単独スレでは話題が続かないようなフランスの作家や、フランス文学史など
について語りましょう。フランス人でなくても、フランス語で執筆している作家や、
批評家の話題も歓迎です。
過去スレ、関連スレは
>>2-4 あたりに。
>>1-6 ( ´ー`)b グッジョブ!
乙でつ
けっこうあるのね。。関連スレ
9 :
吾輩は名無しである:04/08/11 11:40
12?
せっかく素晴らしいテンプレが出来たのに、
スレタイで思いっきり恥かいてるくさい。
11 :
吾輩は名無しである:04/08/18 00:14
>>2の過去スレ見る限り12番目であってると思うけど違うの?
はじめまして、こんばんは。
一週間前、フランス文学コーナーで手に取った
パスカル・キニャールの『さまよえる影』を読んで鱗が落ち
立て続けに『さまざまな空間』を読んで脳に痙攣を感じました。
そして次の日
エルヴェ・ギベールの『幻のイマージュ』を読んで、その赤裸々さに度肝を抜かれました。
これからフランス文学にかぶれをおこすぐらいかぶれたいので教えて下さい。
みなさんの今日フランス文学ベストテン第1位の作品は何ですか?
13 :
吾輩は名無しである:04/08/18 02:27
>12
名前にクロード・シモンって書いてあるんでは?
17 :
吾輩は名無しである:04/08/23 01:09
フェルナンド・セリーヌの名は永遠に不滅
フェルナンド?
19 :
吾輩は名無しである:04/08/23 01:34
あるいはフェルナン・ド?
♪Quand je pense a Fernande
ガオシンジェンも入るのかね?
>>13 インターネット・セキュリティもスルーですた。。。
23 :
吾輩は名無しである:04/09/06 22:14
ウエルベック読むなら素粒子とプラットフォームどっちがいい?
24 :
吾輩は名無しである:04/09/06 23:01
>>23 素粒子がだんぜんいいよ。
素粒子は、現代世界文学の最高作のひとつだとおもうよ。
25 :
吾輩は名無しである:04/09/07 18:20
ありがとう
26 :
吾輩は名無しである:04/09/07 19:58
日本のネルヴァル研究で有名な方って誰ですか?
27 :
吾輩は名無しである:04/09/08 00:29
28 :
吾輩は名無しである:04/09/08 00:33
29 :
吾輩は名無しである:04/09/08 01:05
>>27,28
書き込み方が、至極簡潔で、洒落てます。
ところで、野崎歓とは、素粒子の翻訳者ですね。
30 :
吾輩は名無しである:04/09/08 01:07
>>26 で、なんでそんな質問するん?
東大の田村とかなんとかたっくさんいるけど、全部日本レベルじゃん
31 :
吾輩は名無しである:04/09/17 12:50:27
32 :
吾輩は名無しである:04/09/17 13:07:05
33 :
吾輩は名無しである:04/09/17 22:08:38
34 :
吾輩は名無しである:04/09/18 01:56:22
そういや中村真一郎なんてのもいたな。ほかにもいたような。
ネルヴァルやるなら田村・野崎の東大か、入沢の明治か、ってとこか?
35 :
吾輩は名無しである:04/09/24 23:23:10
あげ
38 :
吾輩は名無しである:04/09/25 12:09:01
フランソワーズサガン死亡
入沢の後釜...誰だっけ、あのセクハラ教授
41 :
吾輩は名無しである:04/09/29 16:17:16
ロラン・バルトを読んだ。エクリチュールの零度。これは原書で読まないと理解できないと
思った。いま、表徴の帝国を読んでいる。
42 :
吾輩は名無しである :04/10/20 11:31:44
コクトーやるならどの大学がいい?
シュール研究していて、かつコクトーに偏見のない香具師がいるところ
(実はけっこう少ない)
あるいはいっそ表象文化論に入って、映画や演劇などの全活動を洗い出す。
> あるいはいっそ表象文化論に入って、映画や演劇などの全活動を洗い出す。
胴衣。仏文ではコクトーはやりにくいと思う。
45 :
吾輩は名無しである:04/10/27 22:57:40
おまいらアンドレ・ジッドを忘れてないかい?
46 :
吾輩は名無しである:04/10/27 23:19:29
>>45 クロード・マルタンの本『アンドレ・ジッド』の翻訳が出たね。
翻訳者は九大の吉井亮雄氏だ。日本のジッド研究の泰斗になりつつあるね。
ジッド株は一時大暴落したけど最近少しだけ持ち直してきたのかな。
でも未だに「有名だけど卒論に選んではいけない作家」ぽ
48 :
吾輩は名無しである:04/11/02 01:03:59
誰かがリシャールのマラルメ本さっさと訳してほしい
じゃないと前に進まん。
日本には挫折したマラルメ野郎が多すぎる。
49 :
吾輩は名無しである:04/11/03 10:19:29
プレヴォのマノンレスコーについてどう思う?
レポートかい?
51 :
吾輩は名無しである:04/11/07 10:27:06
フランス語は勉強しているのだがフランス語の本はどこで買えるのかしらない。
星の王子さまはAmazonの洋書コーナーにあった。でも他のはどうかしらない。
そのへんの詳しいところ誰か教えて。
>>51 fnacから買えるよ。
僕が利用したときは送料が30ユーロくらいかかちゃったから、ある程度まとめて買わないと損だと思う。
あとはフランスに行ったときにまとめ買いしてる。その方が絶対お得。重いけど。
53 :
吾輩は名無しである:04/11/07 14:17:40
Amazon.fr
alapage.com
あたりもポピュラー
fnacと併用をすすめる
54 :
吾輩は名無しである:04/11/07 14:19:46
Amazon.co.jpは、フランス語の本がだめだ。
ドイツ語の本なら案外そろっているのだが。
だからAmazon.comで英語洋書と一緒に買う手もある。
55 :
吾輩は名無しである:04/11/07 15:27:50
>>51 欧明社?@飯田橋
新宿西口の仏書専門店
八重洲BC本店
俺が学生の頃はここいらで買ってたが。今もあるのかな?
57 :
吾輩は名無しである:04/11/07 16:48:06
ドイツ文学スレに比べると盛り上がりに欠けますね
漏れも仏文出身だけど、
最近はドイツ文学ばかり読んでいるよ
59 :
吾輩は名無しである:04/11/10 20:45:39
ジャン・マリ・マティアス・フィリップ・オーギュスト・ド・ヴィリエ=ド=リラダン
某スレでポエジーがどうとか声高に語ってたので
マラルメの語り古された一節をコソーリ置いてみたら
誰も理解してくれなかった。
2chよのお
azur置いたの?
>62
じゃあここでも置いてみろよ、Divagations
ますます2chでつな、cretin
ありゃダメだ
マラルメ全集の次が全然出ない! 筑摩何しとんじゃヴォケ!
>67
マラルメぐらいフランス語で読めよ、ちょっと難しいけどね
>>68 ちょっとどころじゃねーよ
ポルポトぐらいのインテリじゃないとキツイ
70 :
吾輩は名無しである:04/11/19 04:23:14
>>59 あんたのサイト見てみたけど、全くお話になりませんね
ギベール何冊か読んだレベルでしょ?出直してください
Ce jeu insense d'ecrire
>70
とうりすがりのものですが、
ほほー、じゃああなたのニヴォーはいかほどなのですかね
73 :
吾輩は名無しである:04/11/19 04:49:17
>>59 こいつ他のスレにも宣伝カキコしてるね
そんなに見てもらいたいのかね?あんなヘボサイト
>>72 59キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
ジャリん子チエDVD発売!
77 :
吾輩は名無しである:04/11/19 18:24:40
78 :
吾輩は名無しである:04/11/19 18:46:42
「悪の華」の翻訳は何種類も出ていますが、
どれがいちばんいいのでしょうか?
79 :
吾輩は名無しである:04/11/19 20:57:48
>>78 集英社文庫で出てたやつが良かった
でも原語で読む人は阿部訳を座右にすると良し
81 :
吾輩は名無しである:04/11/20 01:55:53
堀口訳はダメですか? ほめる人も多いけど・・・
堀口は澁澤と同じで「翻訳で作家性を発揮」するタイプ。
だから別物と割り切れ
俺はどちらも好きだが、
仏文の連中はこいつら叩くところから始めることが多いな。
83 :
吾輩は名無しである:04/11/20 02:06:45
ああ、なるほど。
ついでながら、「マルドロールの歌」も何種類も訳がありますが、
どれがいちばんいいでしょうか?
白水社版全集
85 :
吾輩は名無しである:04/11/21 07:47:46
>>59 ここでも電波撒き散らしてホント困ったもんだね
86 :
吾輩は名無しである:04/11/21 10:22:49
鈴木信太郎 訳
東大本郷出身の香具師は、鈴木信太郎を批判できないチキンが大杉。
88 :
吾輩は名無しである:04/11/21 13:52:12
>>87 それでは、あなたが批判してください。どうぞ。↓
翻訳ヘボイくせに偉ぶりすぎ
息子の方がマシ
そこの出身者は全員「詩の翻訳は無意味」と思ってっしょ。
だからファンが減る
堀口大學や澁澤の良さを改めて知るべし
今だと野崎とか?
翻訳不可能性の神話が逆説的に翻訳の価値を高めるつー
一種の商法でもあるんだな。
93 :
吾輩は名無しである:04/11/23 18:41:39
>89
息子のほうがましとは、どういう理由で言っている?
プルーストを原文と比較して呼んでみると神業といいたくなるような翻訳だと最初は思ったが
やはりあれは鈴木道彦氏の作品、だと思う
維持って…
96 :
吾輩は名無しである:04/11/23 23:37:40
>91
野崎歓は堀口の「月下の一群」に惚れこんでますよね。
「『月下の一群』を見ると文語から口語まであらゆる日本語の可能性をこころみている」、
コクトーの「私の耳は貝のから/海の響きをなつかしむ」の翻訳には、原文は単に「好きだ」となっているが、
それを「なつかしむ」とした、そこにこそ「非常にエモーショナルなものがみちてくる」と言っとりますな。
(「英語のたくらみ…」から)
翻訳とは別の次元の話ではある
西脇訳の方がずっとよい。
99 :
吾輩は名無しである:04/11/24 19:43:08
モリエールやラシーヌの話はここでは駄目?
100 :
吾輩は名無しである:04/11/24 19:54:11
コルネイユならいい
101 :
吾輩は名無しである:04/11/24 20:26:23
pourquoi?
102 :
吾輩は名無しである:04/11/24 22:52:22
翻訳というのは再創造なのであるから、堀口は立派に翻訳者としての
本分を果たしたと思う。
103 :
吾輩は名無しである:04/11/24 23:17:31
へ?
105 :
フランス語初級入門者:04/11/25 04:26:22
カミュ『異邦人』で主人公が殺人の動機を太陽のせいにしてるけど、何で?
周囲の皆も教官も「そんなの言うまでもなく自明な事柄」みたいにオレのこと
小バカにしてるけど、なかなか教えてくれない。まあ、大学生なら知ってて
当然だろうけど、意外とオレは知らないね。教養のない中学生レベルにも
分かるように説明できる方います?
太陽の所為で暑かったからだよ(笑)。暑いとムシャクシャするだろ?
107 :
フランス語初級入門者:04/11/25 04:30:20
『異邦人』の太陽が分からなくても、主な大学に入学したり、
国家公務員試験T種とか司法試験にパスできる日本だけど、
さすがに西欧人とつきあうとき恥ずかしい気もするから
ちょっと訊いて見た。
よかったな。もうわかっただろ。
109 :
フランス語初級入門者:04/11/25 04:33:48
>>106 いや(笑)、もう少し形而上学的な意味でみんな議論してたな。
オレには意味不明だった。存在論的太陽的な異邦人の読解だと
思うけど。
あのな。
あれは動機無き殺人だから「太陽の所為」とか適当に返答しただけなんだよ。
♪月がとっても青いから 遠廻りして帰ろ
みたいなもんだ。別に月が赤くたって星が暗くたって遠回りするサ。
もちろんあの歌の場合は、恋人と少しでも長く一緒に居たいって真の動機があるけど。
112 :
吾輩は名無しである:04/11/25 04:54:06
とくに動機の無い殺人ね。それはオレも聞いたことある。
ただ、みんなの議論を聞いてると、何かもう少し深い意味
ありげな様子だったな。
深い意味なんてまやかし。
特に邦訳『異邦人』は必要以上に気取った訳文の所為で、原文に無い
意味深な感じを醸し出してしまってる。――と、倉橋由美子も書いてた。
114 :
吾輩は名無しである:04/11/25 05:08:06
立って半畳、寝て一畳、それ以外の世界はすべてまやかしよw
>105
周りの人も教官もわかった振りしてるだけだよ
>>105 サイードが怒ってたけど、
あの殺人描写は、
アルジェリア人と自然現象を等価に扱っているところがポイント。
太陽云々は、そのことをわかりやすく象徴的に示すテクニックです。
意味ありげな説明としては、
第二次世界大戦によって殺人に対する意味づけが変わってしまった事を、
いち早く不気味に示した作品というものがあります。
ただ、『異邦人』の場合、
最後にムルソーが自然に合一するヴィジョンを見て終わる。
そこがちょっと個人的にはくどい。
太陽もそうですが、自然のシンボリズムは消えていないんですね。
最終的に意味ありげなのは自然。
複合過去の衝撃を翻訳で出せと言われてもそりゃ困るよな
モーリス・G・ダンテックの翻訳が来年出るという記事を春頃何かで読んだのだが、
どこの出版社から誰の訳でいつ頃出るのか知ってる人いないかな?
流れを無視してるが許しておくれ。
119 :
吾輩は名無しである:04/11/29 06:52:11
松田○則君の根性悪には目をみはる
プレヴェール詩集の高畑の翻訳ってどうなの?
プレヴェールくらい訳さんでも
ほう
123 :
吾輩は名無しである:04/11/30 21:29:54
小沢書店のマラルメ詩集(西脇訳)が安売りされていたので買った。
注釈が極力少なく抑えられていて、自分としては好感を持った。
学者の解釈は読みたくないし、読まない。
124 :
吾輩は名無しである:04/11/30 21:59:28
サドが好きと言ってみる・・・えっちとかいわないでね
翻訳という行為自体が解釈そのものだが
126 :
吾輩は名無しである:04/12/02 18:37:37
翻訳ってむずかしい。
127 :
吾輩は名無しである :04/12/02 23:11:10
翻訳は一生の仕事
とか言って、翻訳権を抱えたまま何十年も放置プレイするのは
迷惑なのでやめましょう。
129 :
吾輩は名無しである:04/12/26 18:54:44
フランス文学を理解するためには
フランス革命と十九世紀フランスについて知らなければならないと言われたのだけれど、
どんな本を読んで勉強したらいいでしょう?
勉強し出すと一生かかるよ
最低限の常識をということなら、
高校世界史はきっちりやったものと仮定して
(やってないなら今からでも教科書買って来てやろう)
まずはモロワあたりがいいんじゃないかな
131 :
吾輩は名無しである:04/12/26 22:01:42
>>130 これ読んどけ、っての五つくらいあげてくれると嬉しい。
喜ばす気にならんな。自分の足で歩け
133 :
吾輩は名無しである:04/12/26 23:56:15
じゃあ三冊でいいからお願いします。
ユゴー、バルザックは絶対。
『レ・ミゼラブル』はみか5さいが訳の読み比べしてたでしょ。
辻昶がよいと言っていた。信じていいはず。(手に入るの?)
バルザックは、あの『人間喜劇』は大変。まず、『谷間の百合』を。
3人目は難しい。いっそ、どれでもお好きなのを……
ジョルジュ・サンドの『愛の妖精』は小学生の頃読んだけど、
今ではフランス文学へ角度を変えて切り込む糸口になっている。
同じ頃に、『嵐が丘』も読んでいた。
女性作家の作品は胸に突き刺さる。
それはやはり、女性が「弱者」だからだと思う。
知性を備えた弱者=社会的評価を受けにくい→それでも書く、書かざるを得ない→
男のあざとさでは永遠に追いつけない、狂気と諦念の凄絶さ、静謐さがある。
今はそんな作家はいない。
135 :
吾輩は名無しである:04/12/27 00:44:13
マリーって美香?
136 :
吾輩は名無しである:04/12/27 00:54:45
ゲイ作家の作品は胸に突き刺さる。
それはやはり、ゲイが「弱者」だからだと思う。
知性を備えた弱者=社会的評価を受けにくい→それでも書く、書かざるを得ない→
異性愛者のあざとさでは永遠に追いつけない、狂気と諦念の凄絶さ、静謐さがある。
今はそんな作家はいない。
弱者でないなら、書く必要性などないのだ。
弱者は裏返って強者になりうる。
ありふれたマッチョ男にろくな作品は書けない。
シェイクスピアってホモでしょ。
源氏物語は男性の筆致ではないしね。
マリーさんはいいこと言うね。
138 :
ジュディ ◆GhcJabhpcA :04/12/27 00:56:10
むかつく!
おいおい、テーマスレを雑談スレにするなよ(笑
>>136 面白いね。
マリーはそいうことも言ってると思うよ。
スケコマシて乳繰り合って、勝った負けた=「俺は勝った」で面白がってるような薄っぺらい男なんて駄目でしょ。
おまえが雑談してる。
みんなもう寝たら。
おやすみ〜。
142 :
吾輩は名無しである:04/12/27 01:13:51
障害者作家の作品は胸に突き刺さる。
それはやはり、障害者が「弱者」だからだと思う。
知性を備えた弱者=社会的評価を受けにくい→それでも書く、書かざるを得ない→
健常者のあざとさでは永遠に追いつけない、狂気と諦念の凄絶さ、静謐さがある。
今はそんな作家はいない。
>134
> ユゴー、バルザックは絶対。
いや、そういうのを<理解>するための本を訊いてんじゃないの。
発言通り解釈するなら、質問者は19世紀のフランス文学は何から読んだらいいか、って聞いてるんように見える。
なんか、あまりにもわかってないっぽい>質問者
フランス文学以外だと、どういう勉強(文学の)してるんだろう。
> 勉強(文学の)
って何かやだなあ。
仏語でetudierと言えば気にならないんだけど。妙なもんだ
146 :
吾輩は名無しである:05/01/02 08:18:17
>>30
日本におけるネルヴァルの紹介・研究は、
すでに1世紀をこえる歴史を持っていて、
その水準は「国内的レベルにとどまっている」などと
いうものでは、決してありません。
気鋭の研究者たちは、国際的な場で大活躍しています。
ネルヴァル研究に関する世界的に有力なサイトである
http://honuzim.free.fr/index.htm を覗いてみてごらんなさい。
(そもそもそのHPの運営からして、
プレイヤード新版ネルヴァル全集の編纂に
中心的役割を果たしたミシェル・ブリックス氏と、
そしてわが国の研究者水野尚氏によってなされています。)
また、2002年には、パリ第8大学で日本のネルヴァル研究の
現状を軸とした学会が催され、その成果は、2004年に単行本として
出版されて、大いに世界の注目を集めました。
147 :
吾輩は名無しである:05/01/02 13:42:16
日本の外国文学研究で一番レベル高いのは仏文だからな
本国で通用しているし
とはいえ近年人材が枯渇気味
現代文学が死んでいるのが駄目だな
148 :
吾輩は名無しである:05/01/02 14:16:33
在日韓国人作家の作品は胸に突き刺さる。
それはやはり、在日韓国人が「弱者」だからだと思う。
知性を備えた弱者=社会的評価を受けにくい→それでも書く、書かざるを得ない→
日本人のあざとさでは永遠に追いつけない、狂気と諦念の凄絶さ、静謐さがある。
今はそんな作家はいない。
>>148 貴様の見解って、ていのいい差別だよな
ワラタ
150 :
吾輩は名無しである:05/01/02 15:22:26
アフリカ系アメリカ人作家の作品は胸に突き刺さる。
それはやはり、アフリカ系アメリカ人が「弱者」だからだと思う。
知性を備えた弱者=社会的評価を受けにくい→それでも書く、書かざるを得ない→
ヨーロッパ系アメリカ人のあざとさでは永遠に追いつけない、狂気と諦念の凄絶さ、静謐さがある。
今はそんな作家はいない。
社会的弱者と文学的弱者は違うんだよ。
披差別意識についての文学はもうありふれた、終わってしまったものにすぎない。
まぁ無自覚に書かれ続けるだろうが。
高橋源一郎の
「シンタイショーガイシャになりたい!!」つーのを思い出した
153 :
吾輩は名無しである:05/01/03 01:02:59
文学的弱者???
154 :
吾輩は名無しである:05/01/03 03:12:32
造語としては貧弱
あまり面白くないスレだな。
マリーさんが今まで感銘を受けたフランス文学を聞いてみたい。
手に入りにくいものでも探します。
作家・作品別にベスト10。お願いします。
157 :
吾輩は名無しである:05/01/09 00:03:44
ageますね
158 :
吾輩は名無しである:05/01/09 03:18:22
アチュール・ランボーはどうですか?
ちくま文庫から来月ロートレアモン全集が出るらしいが、訳はどうなんだ?
あと『ひとつの町のかたち』グラックの書評がなぜゲンイチロウ?
筑摩版全集の文庫化だったら、そこそこ。
どこどこ?
中条氏がプレヴェール絶賛だね。
ジブリの試写会に招待されたいから?
163 :
東洋:05/01/22 17:39:16
フランスの詩人エリュアールの作品の1つ、「私は獣」について知っているかたがいましたら教えてください
一体何を教えろと?
165 :
東洋:05/01/23 19:15:33
詩の内容とかで、詩のできたときのバックグラウンドとかでよろしかったら教えてください。
166 :
吾輩は名無しである:05/01/23 20:04:37
この時期にありがちなレポート関係だな
東洋史ね
>>147 今現在、活動しているフランス文学の研究者で、一番すごいのって
誰だと思う?専門ごとに色々いるかもしれないけど、仏文ていうジャンルで
くくった場合の話ね。
蓮實とか、松浦寿輝とか中条なんかは、フランス系だけど、
本業よりも映画とかの方にいっちゃってるしね……。
168 :
吾輩は名無しである:05/01/24 03:15:16
>>167 筆頭は阿部良雄と吉田城だろ
前者はそろそろ引退だがフランスで悪の華の教科書まで書いていた
後者はご存じ、プレイヤードのプルースト校訂。
で、ちょい下に、塩川徹也だな
前田陽一学派の流れを組むパスカリアン。
他の外国文学研究だとこういうの有り得ないと思う。
169 :
吾輩は名無しである:05/01/24 19:06:17
ブックオフで『素粒子』買ったよ。500円だった。記念あげ
170 :
吾輩は名無しである:05/01/24 19:10:25
堀口大學『月下の一群』の原詩の出典が
書いてあるような資料ってないでしょうか。
仏語であたって見たいんですが、探せなくて・・・
171 :
吾輩は名無しである:05/01/24 21:50:32
他のスレからここが適スレと言われてここにたどり着きました。
そこでみなさんにお願いがあります。
19世紀頃のフランス文学について自分の体験(読んだ本など)を踏まえて
論理的に書く場合どのようなことを書けばよいと思いますか?
今度の試験に出題されるので何かよいアイデアがありましたら教えていただきたいです。
まずは19世紀頃のフランス文学を読みましょう。
173 :
171:05/01/24 21:58:25
19世紀フランス文学の特徴・概要などを教えていただけると幸いです。
174 :
171:05/01/24 22:08:49
出題「19世紀フランス芸術についての検証をせよ」と言われてみなさんはどのようなことを書きますか?
175 :
吾輩は名無しである:05/01/25 00:19:27
レポート厨詩ね
一通り自力で調べた後で出直せ
ラディゲの『肉体の悪魔』を読んだんだけど、やっぱり仏文学作品って
読み終わった後暗いというかなんとも言えない気持ちになるね。
17歳であれを書いたのは本当にすごいし、心理状況が変化していく様の
描写は度肝を抜かれるものがあるけど、年若いうちから不倫して
子供つくって、怖気づいて、身重なのにひきづりまわして、あげく一緒にいるのを
恥ずかしいなんて自己ちゅうなこと思い、結局死なせるなんて
DQNだなぁ、としか思えない。
描写が細かいおかげで気持ちは伝わってくるんだが、感情移入できなくて
どこか冷めてしまう瞬間がある。旦那と何より子供可哀想だし。
それで仏文のイメージ固められると困る
感情移入が好きならドイツ文学をどーぞ。
Ce qui n'est pas clair n'est pas francais. ってのはそういうことでもありんす。
醒めた言語には醒めた文学が宿る。
ネルヴァルがいるよ
奴一人でドイツロマン派成分を一手に引き受けている
>>177 別に固めてないよ
ただ多いなぁと思っただけ
181 :
吾輩は名無しである:05/01/25 12:21:26
>>176 ラディゲを読んだだけで、フランス文学というものは、と語るバカ
182 :
吾輩は名無しである:05/01/25 12:22:55
>>171 本屋のフランス文学コーナーで立ち読みするくらいの努力はしたまえ
183 :
吾輩は名無しである:05/01/25 12:25:34
>本屋のフランス文学コーナー
そんなのもうほとんどないだろ
184 :
吾輩は名無しである:05/01/25 12:42:44
171に限らず、絶対に読んだ方が良いと思うのは、
大修館書店の「講座フランス文学」。
1970年代後半に出たやつ。
あの時期が一番研究者の層が厚かったし、
一部知見は古くなっているが、そこだけアップデートすれば良し。
もうああいうのは日本の仏文じゃ無理だな。
>>183 本屋行ったことあるのか?
田舎の駅前にある似非本屋ばっかり行ってるんだろ
このスレの人って自分の方が精通してるって自慢したいからって
他人馬鹿にするのやめたら?
揚げ足とりに必死だね
仏語仏文系のスレはどこもなんか風通し悪いのよね。
やっぱり仏文学やると性格歪むのかなあ。気ぃ付けよ。
でも聞いてくる奴が馬鹿すぎるからなあ。
試験にこんな問題が出たので教えてくださいとか。
自分で読もうともしないで聞いてくる奴にも問題あり。
189 :
吾輩は名無しである:05/01/25 20:01:22
岩波文庫のフランス文学案内(?)を読むほうが
2ちゃんで質問するより遥かに有意義だと思うが。
190 :
吾輩は名無しである:05/01/26 15:50:28
東大仏文うけたひと〜?
漏れさっぱりわかんなかったぞ。
191 :
吾輩は名無しである:05/01/26 17:59:34
マラルメとか象徴派・高踏派詩人の専門スレッドってありますか?
来年受験です。慶応と外大、仏語系やるならどっちがいいと思う?
何世紀かによる。
学校より教授で選べ
そして留学をめざせ
194 :
吾輩は名無しである:05/01/28 16:24:14
レスありがとうございます。
興味があるのはボードレール以降の近現代です。
いずれの教授に学ぶかということですが
どなたが有名なのか、よくわからないのですが・。
ちょっとお邪魔します。「魔眼」という本なのですが、
原題をどなたか教えてくださいませんでしょうか?
もう三時間、Webで検索してるんですが、見つけられないのです…
197 :
吾輩は名無しである:05/01/30 01:01:01
>>195 テオフィル・ゴーチエの作品Jettaturaのことでしたら、
Google(日本語)で「魔眼」を検索すれば、すぐに出て来ます。
Google(全体)で「Jettatura」を検索も可能。
198 :
いつを:05/01/30 12:02:47
「しっ 静かに今葬式の行列が過ぎてゆく!」という内容が出てくる詩はたしか
ロートレアモンか、アチュール・ランボーだと思ったんだけど、「出典」
(詩の題)を知っている人は教えてください。
199 :
吾輩は名無しである:05/01/30 12:25:52
>>198 ロートレアモン『マルドロールの歌』「第5歌」の、はじめから4分の3くらいの箇所。
レスありがとうございました。
JettaturaまたはA deux beaux yeux ですね。
フランス語に明るくないもので、助かりました。
ありがとうございました。
201 :
吾輩は名無しである:05/02/02 19:51:07
ネルヴァルのような人生と死に方が、フランス文学の真髄です。
オーレリアもシルヴィも、狂気のなかで書いただけあって、神秘的ですね。
202 :
吾輩は名無しである:05/02/02 22:22:52
小林茂は神秘性のかけらもない下郎だけどな…
203 :
吾輩は名無しである:05/02/03 03:58:57
>>201フランス文学に夢みすぎ。
所詮、フロもろくにはいらんフランス人が、屁こきながら
しのごの言って書いた薀蓄にすぎん。
それがたまたまフランス語で書かれていたっていうだけの話。
204 :
吾輩は名無しである:05/02/03 04:01:25
203は所詮、フロもろくにはいらん日本人が、屁こきながら
しのごの言って書いた薀蓄にすぎん。
205 :
吾輩は名無しである:05/02/03 20:24:15
( ( (
) ) )
,r‐''''"´ ̄ ̄,ヽ
,./ //::゙:ヽ、
〃L__,,.. ェ=''‐':r、:::::::ゝ
!::::::::::::::::::::::::::::::/!:!'|'iヽiヾ!
!:::::::::::::::::::::::::::::i' リ _゙、'
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|:::::::::::::::::::::::::::::::i 〃 __,. l 〜♪
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| `ヽ、 ヽ,
| ヽ 、、、、,l
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206 :
203:05/02/03 22:00:54
>>204 そうだよ。
それがたまたま日本語でかかれてるってだけ。
出版されるようになったら、どっかの国の外人が
必死こいて研究するようになるんだよ。
どーでもいいことばの一つ一つまでもな。w
207 :
いつを:05/02/05 10:53:54
199>>レス有難うございました。ついでにこの部分
を原語(フランス語)で書くとどうなりますか?
「しっ、静かに!今外で葬式の行列が通りすぎてゆく」
というマルドロールの歌には若い頃感動したものです。
208 :
199:05/02/05 11:28:19
>>207 Silence! il passe un corte`ge fune´raire a` co^te´ de vous.
209 :
199:05/02/05 11:32:57
207どの
208ではアクサン記号がちゃんとは入らなかったが、判読せられよ。
210 :
吾輩は名無しである:05/02/05 22:05:19
『偉大なる数学よ!』
あんた、なんで数学をそんなに賛美するのよ。エコール・ポリテクニゥク入学ってのは
分かるけどよ。こちとら、数学ができなくてT大文V諦めたのによお。
211 :
吾輩は名無しである:05/02/07 06:24:41
他スレでも質問したのですが、答えを得られずにここにきました。
アンリミショーの翻訳で、簡単に手に入るものはないですか?
La nuit remue の翻訳って出ているのかなあ。
AMAZONで調べたら、画集しかなかったもので。
212 :
吾輩は名無しである:05/02/07 12:30:54
>>211 『アンリ・ミショー全集』 第1巻
Tr:小海永二(Eiji Kokai) Pb:青土社 1987/1
にだけ、この詩集の全訳がある。古書店でしか入手困難。
同巻内容は
「わが領土」
「夜動く」
「プリュームという男」
「遠き内部」
「試練・悪魔祓い」
「われら今も二人」
「襞の中の人生」
213 :
吾輩は名無しである:05/02/07 14:21:58
>>212 ありがとうございます!
やはり現在出版されているものはないのですね。
地道に古本屋を探してみます。
>>212さんは、お読みになったのでしょうか?
もしそうでしたら、翻訳の良し悪し?など感想をお聞かせ願えますか?
215 :
吾輩は名無しである:05/02/09 01:27:00
レーモン・ルーセルについてはこのスレでいいの?
France Cultureには、他にも色々面白い番組がいくつかある。例えばMesseミサ生中継とかも。
ページ左側のEmissionで番組一覧が出てくるので、色々漁ってみると良いかも。
218 :
吾輩は名無しである:05/02/09 03:26:42
220 :
吾輩は名無しである:05/02/09 04:04:58
役には立つが、スレ違い。
221 :
吾輩は名無しである:05/02/09 04:18:04
>>220 いいじゃん、別に。大したレスがあるわけでもないんだから。
役に立つだけ大したもんだ。他にも有益な情報があったらよろしく。
プルーストの「失われた時を求めて」を読みたいんですけど
日本語版はどれが好きだとか、もし個人的なお気に入りがある人いたら
教えてください。これから選ぶ参考にしたいと思います。
マルセル・プルーストといえば14日から4週連続で、毎週月曜23:00-23:45に
放送大学FM(テレビではない)で「プルースト・失われた時を求めて を読む」という講義がある。
どの程度の内容なのかは漏れもまだ聞いてないから判らないが。
関東なら77,1MHz、それ以外の地域はCSやCATVのラジオ配信などで聞けるらしいので下記参照。
http://www.u-air.ac.jp/hp/system/system03.html それと今夜20:00-20:45、同じく放送大学のテレビの方で
「特別講義:ロラン・バルトと現代」もある。これはどちらかというと哲学の方かな。
225 :
吾輩は名無しである:05/02/13 14:05:12
ボードレールの全集買おうと思ってるのですが、
何年のがお勧めですか?
日本語?
なら阿部個人訳。
他が選択肢に挙がるわけないでしょう。
あるいは普通にフランス語のプレイヤード。
悪の華などは適宜別版使うがよろし。
pufの廉価版が悪くないね。
>>226 そこまでフランス語強くないので、日本語です。。
探してみます。サンクス
>>227 フランス語やらないなら、阿部訳はキツイかも。
悪の華だけ別の版も買うべし。
あとはちくま文庫で十分だろう。
つまり、阿部訳は、単独の詩集として読むのが少々ツライかも、
ということ。
けれど語の選択などは考え抜かれている。
フランス語得意じゃない香具師が分厚い全集買うのはどうだろう?
まず文庫で様子見するべき。
阿部の訳って近年出たちくまか何かのやつって事?
福永とかのは?
古杉
阿倍のも80年代前半のしゅぱーんじゃないの?
>>214のFrance CultureのPoesieは、今日から3月20日までプロテスタント系の別番組のためお休みだそうです。
234 :
むつを:05/02/17 22:39:51
フランス語始めました。次のせりふをフランス語で教えてください。
「私の辞書には不可能という字はない」ナポレオン
「オリンピックは勝つためではなく参加することに意義がある」クーベルダン男爵
235 :
吾輩は名無しである:05/02/18 00:46:36
ラブクラフトの著作と現時点で購入できる出版社ってどこやねん
237 :
吾輩は名無しである:05/02/18 04:11:21
>>235 創元が駄目なら国書刊行会から全集でてるよ
239 :
吾輩は名無しである:05/02/18 21:11:06
コクトーってほんとにおもしろいと思う??
落書きはなかなか面白い
彼女がコクトーで卒論書いたらしい。
付き合い始めたのは社会人になってからだが、
彼女の本棚はすごい。コクトーだらけ。
242 :
吾輩は名無しである:05/02/19 02:00:25
コクトー全集って出てる???
243 :
吾輩は名無しである:05/02/19 02:07:29
平凡社ライブラリーのヴァレリーはどう?
244 :
いつを:05/02/20 22:36:55
241>>
そういう人との性生活ってどんなんですか?コクトー的Hはコスプレ的?
245 :
吾輩は名無しである:05/02/21 21:43:52
246 :
吾輩は名無しである:05/02/22 20:15:33
昨日の放送大学ラジオのプルースト聴き忘れた
再放送なんてないよな?千葉市のライブラリー行けば聴けるのか?
247 :
吾輩は名無しである:05/02/23 05:20:10
q
248 :
吾輩は名無しである:05/02/23 15:37:50
ヴィアンはどう?
>>246 放送大学サイトの年鑑番組表のリンクから特別講義・人文科学で
放送予定一覧が出てくる。ピンクの数字の部分をクリック。
http://www.u-air.ac.jp/hp/program/nenkan/bangumi_2/0210.htm 3月2日より16日までの毎日、全15回 放送大学FM
午前10:30-11:15 フランス文学
現在はイギリス文学を放送中。3月17日から31日までドイツ文学。
3月24日より31日までの毎日
18:15-19:45 フランス語III
(24日のみ18:15-19:00 特別講義 英国桂冠詩人は語る が入り、
19:00-19:45からフランス語III。つまり全15コマ。)
4月以降の年間放送予定は前期のみ公開中。
250 :
吾輩は名無しである:05/02/25 02:26:34
うpしてあげたいところだが、MDに録音しており、NetMDなどの瞬時にPCに落とせる
ハードを持っていないので、45分間アナログで録音せねばならずマンドクセ(´A`)
4月以降も放送するだろうからそれまで待ったら?確か夏の集中期間にも放送していたし、
通常期間にも放送するかもしれない。
252 :
黄門:05/02/25 23:07:00
今放送大学ラジオでプルーストやってるんか?何時から?
今夜は3回目の放送。23:00-45
255 :
吾輩は名無しである:05/03/01 16:23:17
【ジュネーブ1日時事】中毒性があるとして、発祥の地スイスで
約1世紀にわたり禁止されていた蒸留酒「アブサン」が1日、
正式に解禁された。
19世紀から20世紀初頭にかけてフランスを中心に欧州で大流行し、
ランボー、ボードレール、ゴッホら詩人、画家のインスピレーションの
源になったともいわれるが、幻覚症状を起こすなどとして、各国で非合
法化された。しかし近年「科学的に見て問題ない」と結論付けられ、再
び市場に出ることになった。
ちょっと嬉しい。
水島新司が大喜びだな
>>249 今日からフランス文学。
ってマルチになるがここにも話題を展開しているので一応。
258 :
吾輩は名無しである:05/03/02 21:26:54
>255
強いけど、味はパスティスと似たようなもん。幻覚云々はただのアル中。
昔の人もジャックダニエルとか手に入ってたら、こんな旨くない酒わざわざ飲まなかったと思う。
こんなもので喜ぶのは日本人観光客だけ。
259 :
黄門:05/03/02 22:12:43
again request!!
フランス語始めました。次のせりふをフランス語で教えてください。
「私の辞書には不可能という字はない」ナポレオン
「オリンピックは勝つためではなく参加することに意義がある」クーベルダン男爵
フランス語まじめにやってるのお?
だったら、教えてよ!!
260 :
吾輩は名無しである:05/03/02 22:37:09
>>259 黄門さん
ふたつの質問は、質問自体がどちらも誤っていますよ。
ナポレオンは「それ(不可能という語)はフランス語ではない」と、
ある手紙に書きましたが、あなたのおっしゃるようなセリフは口にしていません。
また、クーベルダン男爵という人は存在しません。オリンピック関係の人物は、
クーベルタン男爵です。
語学を学ぶ前に、歴史の初歩を正しく学びましょう。
261 :
吾輩は名無しである:05/03/03 03:43:04
私の趣味は、蚤の市でアブサンようのスプーンを集めること。
264 :
黄門:05/03/05 00:46:02
260>>マイナーミステイクじゃん。
じゃあ、ナポレオンの言葉として、一般に言われている
のは間違っているんだ。勉強になりました。
その言葉でいいから教えてチョ!!
筑摩が文庫で、バルベーの新訳出したが、大丈夫か筑摩?
ちと狂ってきてないか? また潰れるぞw
266 :
吾輩は名無しである:05/03/14 03:07:55
それが筑摩クオリティ!
アンリ・トロワイヤはどうですか?
さりげなくちくま文庫も高くなってきたな。
269 :
黄門:05/03/17 21:41:02
>>260 結局、おめーらフランス文学なんて言ってるけど
フランス語も知らねえーんだ。教えろ!上のフランス語!!
270 :
吾輩は名無しである:05/03/17 23:19:30
>>267 とりあえず「サトラップの息子」は読んだ。
272 :
吾輩は名無しである:2005/03/25(金) 13:33:53
ボードレールを理解するための手引きになるような本はなにがあるでしょうか。
彼の詩がどのようなものとして理解され、
継承されていったのか具体的に知りたいです。
阿部良雄の本がいいのでは?
阿部良雄はいいよね。
じゃあ、わたしは、ジョルジュ・ブランにする。
276 :
吾輩は名無しである:2005/03/31(木) 04:09:39
>>234 どちらも日本語に訳されるさいに若干の装飾がついたようです。
クーベルタンの語った言葉は単に「重要なのは参加することだ」で原文は
L'important, c'est de participer.
日本語訳に近づけるなら,あいだに ce n'est pas de gagner (mais)
をはさむことになるでしょうか。
ナポレオンの言葉のほうは,彼が戦地で語ったものと伝えられていますが,真偽は不明。
原文は「不可能(という概念)はフランス的ならず」の意味の
Impossible n'est pas francais.
どちらもフランス人がよく口にする言葉です。
277 :
むつを:2005/04/03(日) 14:15:29
ありがとうございました。フランス語始めたばかりなので、ついでに読み方
もお願いします。下のようであってますか?
L'important, c'est de participer.
ランポルタン セス ドゥ パルティシぺ
ce n'est pas de gagner (mais)
シ ネ パ ドゥ ガナ (メ)
Impossible n'est pas francais.
アンポシブル ネ スパ フランセ
278 :
むつを:2005/04/03(日) 14:21:38
つでに、もう一つ
Ce mot s'emploie souvent.(読み方と
意味、emploieって我が辞書に出てねえんだよな!)
Il se moque de moi.(このdeというのは英語のofの
ことかあ?)
279 :
吾輩は名無しである:2005/04/03(日) 14:25:31
c'estはセ
ceはス
gagnerはガネ
語学板で聞こうね。
> むつを
ちょっと答えてくれたからって調子に乗るな。
ここは語学板じゃないよ。うざいから来るな。
276が事実上の荒らしだな
282 :
吾輩は名無しである:2005/04/05(火) 01:02:19
どうでもいいけれど,276は私。だがそれ以降の書き込みは他のひと。
わかってるよ。
スレ違いだから誘導の上で放置してあったものを
わざわざ掘り起こしてレスするのは荒らし行為だってこと。
実際、そうなったろ。
284 :
吾輩は名無しである:2005/04/05(火) 01:25:28
だから?
それは282へのレスだね。
286 :
吾輩は名無しである:2005/04/05(火) 01:39:31
あんたへのレスかも
288 :
吾輩は名無しである:2005/04/18(月) 12:27:22
h
289 :
吾輩は名無しである:2005/04/19(火) 06:32:35
このスレ流れ遅すぎ
290 :
吾輩は名無しである:2005/04/20(水) 03:41:03
じゃあヌーヴォーロマンについて語ろうぜ。
291 :
吾輩は名無しである:2005/04/20(水) 20:16:28
フランスの童話で有名どころって何がある?
292 :
吾輩は名無しである:2005/04/20(水) 20:59:47
シャルルペロペロ
ラフォンテーヌ川
ジュリアン・グラック「ひとつの町のかたち」ヨカタ
お値段3300円はキツかったけど(w
すべての海外文学が白水Uブックスの値段で出てくれたらもっと読めるのに
>>291 「むすんでひらいて」はもともとジャン・ジャック・ルソーのオペラのアリアで、日本に輸入されて童謡になった。
フランスの子供が普通に口ずさむのなら「もう森へは行かない、いやな天気だから」
と言う曲が有名かな。
ッドミファソー↑ドー、↓ソラソファミーレードー、ドドドレド↓ソ↑ドー てな曲。
ドビュッシーが「雨の庭」や「春のロンド」など、合計4曲もこの曲をパラフレーズしてる。
あとフレールジャックだっけ?これもフランスの童謡。
ドーレーミードー、ドーレーミードー、ミーファーソーーー、ミーファーソーーー、
ソラソファミードー、ソラソファミードー、ドー↓ソー↑ドーーー、ドー↓ソー↑ドーーー
296 :
吾輩は名無しである:2005/04/25(月) 23:40:11
ラルボー「幼ごころ」ってどうなん?
297 :
吾輩は名無しである:2005/04/26(火) 01:24:24
私の時間をかえせ
これからの時間をかえせ
おめえにし六時中監視されて生きていたくないんだょ
おれは犯罪者じゃない
おまえが檻の中に入れ
棺桶にはいれ
早くしね
さっさとしね
とっととしね
もう終りだ
候癌鞭殺ろう
298 :
吾輩は名無しである:2005/04/26(火) 04:18:11
フィリップ・クローデルの講演聴きに行かされた。
翻訳家の向かいにいたパツ金奥さんかなぁ?
ちくしょーうまいことやりやがって。
マスオさんみてーな面してんくせによー
299 :
吾輩は名無しである:2005/04/26(火) 15:36:24
300をト書きさんへ♪
e-honで「悪魔のような女たち」を検索した。
「この商品を買った人はこちらにも興味をもっています」というコーナーを見た。
「稲垣足穂コレクション4」
「稲垣足穂コレクション3」
「稲垣足穂コレクション2」
まあ判る。
「太平洋探検 5」
…うーん。
「エロイカより愛をこめて」
………… 工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工
>>272 クセジュの「ボードレール」がよいのでは?
ドミニク・ランセ著
303 :
吾輩は名無しである:2005/05/16(月) 12:10:47
y
フランス文学って有名な作家の数は多いけど
イギリスのシェイクスピアやドイツのゲーテに
匹敵するような地位を占める作家はいないよね、多分。
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゚ Д゚) ...
306 :
吾輩は名無しである:2005/05/16(月) 16:10:58
今更ながら篠沢教授の講義録シリーズ読んでるけど
メチャメチャ面白いねこれ。
なんで今まで読まなかったんだ俺
>>306 最初の方の巻はまだましだったけど、後のほうの巻は頭の固さが前面に出てきちゃって
むかつく所も多かった。あと、自分の自慢が多いのもウザイ。
308 :
吾輩は名無しである:2005/05/24(火) 00:14:46
>>307 フランス政府給費留学生の試験に首席で合格しました、とか?
>>308 そうそう。あと、自分はフランス語うまいとか、他にもいっぱいあった。
年をとるにつれて多くなってる気がする。
310 :
吾輩は名無しである:2005/06/05(日) 00:34:53
924 名前:吾輩は名無しである :2005/06/04(土) 04:07:24
ルーセルのスレあったっけ?
立てても需要がねえかな
925 名前:吾輩は名無しである :2005/06/04(土) 23:25:18
ルーセルの単独スレはちとキツイ。
ジャリ、ルーセル、あと誰か一人かませてもニーズは小さいな。
926 名前:吾輩は名無しである :2005/06/04(土) 23:35:42
いや、ペレックをかませればいい。「人生使用法」。傑作だから、読みたまえ。
927 名前:吾輩は名無しである :2005/06/04(土) 23:40:05
ペレックを入れるんならクノーもだな。
928 名前:吾輩は名無しである :2005/06/04(土) 23:49:35
ルーセル、ペレック、クノーは、エコールをつくれるし、実際なんとか工房だったか?忘れたが接点はあったわけでしょ。でも、ジャリは明らかに、このなかでは砂利。毛色が違いすぎる。
929 名前:吾輩は名無しである :2005/06/05(日) 00:00:31
ペレック、クノーらのはウリポ(潜在的文学工房)ね。
パタフィジックのジャリはシュルレアリスムの元祖的存在だが、
世代的にはルーセルとジャリ。
ちとヌーヴォーから外れてきたか。。。
930 名前:吾輩は名無しである :2005/06/05(日) 00:15:12
そそ。ウリポ。ジャリは、シュルレアリスムの元祖と言われるのが定説だけど、おれはイタリアの未来派と重なって、というかマリネッティなんかに近いよ。反動的だしさ。
ペレックとかクノーは20代のときは読めなかったが、いまはなんだか読めるんだよね。なんでだろうか?
311 :
吾輩は名無しである:2005/06/05(日) 00:39:49
このスレはちと流れがおそいようなんで
ヌーヴォーロマンスレより
>>310を転載してみました。
312 :
吾輩は名無しである:2005/06/05(日) 00:42:46
313 :
吾輩は名無しである:2005/06/05(日) 21:43:11
ジャリの馬的思考をもってる香具師はいるかい?
持ってる。古本屋で1500円だった。
翻訳がイマイチなのかあまり楽しめなかった記憶が。
315 :
吾輩は名無しである:2005/06/06(月) 22:46:25
馬的思考は雑文だ。内容評価は300円。
316 :
吾輩は名無しである:2005/06/19(日) 11:26:54
ペレックで未訳の小説はあるのか?
そりゃあるよ。
La disparition と
Les revenentes は
訳ないでしょう?
318 :
吾輩は名無しである:2005/06/25(土) 22:06:39
今日、本屋に行ったら藤原書店というところからバルザック、ゾラ、
サンドの著作集が出版されててびっくり。この読書離れのご時世に
なんというすごい出版社だろう。まあ、フランス語専修の人は既に
知ってるんだろうけど。
319 :
吾輩は名無しである:2005/06/25(土) 23:56:51
吉田城さんお亡くなりになったんだってね。まだ54。すごい人なのに....
320 :
吾輩は名無しである:2005/06/26(日) 00:01:23
えっっ 本当に?
ご病気だとは聞いてたけど、こんな急にとは・・・
>>315 金額で評価かよ。
装丁かページ数くらいしか眼中にないんだろうな。
>>321 確認しました。
まだまだ先がある方だったのに、本当に残念です。
喪に服します。
マラルメ マルメラ リケルメ イルリメ
325 :
何時を利:2005/07/01(金) 18:45:00
フランス語やってます。イル プル トレ ジュール(梅雨だからな)
326 :
itsuwoり:2005/07/04(月) 23:02:53
>>276 の「不可能(という概念)はフランス的ならず」の意味の
Impossible n'est pas francais.
だと
>>260 の、ナポレオンは「それ(不可能という語)
はフランス語ではない」はちょっと違ってるんじゃあねえの?
どっちが正しいんですか?
スレ違いウザ
328 :
吾輩は名無しである:2005/07/07(木) 19:18:43
クノーの文体練習よかったなあ。
ああいうのほかにないんだろうか?
329 :
867:2005/07/08(金) 09:18:21
"Cent mille milliards de poèmes"
という素敵な本があるよ。高いけど。
訳が出てるかどうかわかりません。。。
>329
詳細たのんます。ペコリ。
331 :
ぶ:2005/07/12(火) 20:53:04
やっとでるぜ。
五感で味わうフランス文学。
332 :
吾輩は名無しである:2005/07/12(火) 22:23:19
どなたか自分の文章をわざわざ翻訳したものという形で出版したフランス人作家の名前知りませんか?
そのままなのに翻訳した文章フリをした人らしい。。。
フランス人じゃないやもしれぬ…
ボリス・ヴィアンのことですな。
334 :
吾輩は名無しである:2005/07/12(火) 22:51:43
ありがとうございます!宿題がすこし進みます。。
335 :
吾輩は名無しである:2005/07/12(火) 23:05:46
すんません!>333の方、
ボリスヴィアンは発禁もしくはタタかれる恐れから
こういうことしたんでしょうか?
うーん。利用されるの嫌だなw
「ボリス・ヴィアン 墓に唾をかけろ」でググってみそ。
あとロマン・ギャリ=エミル・アジャってのもありますぜ
338 :
吾輩は名無しである:2005/07/14(木) 12:24:34
あれわ翻訳と違うのでわ・・・。ゴンクール獲ってるし・・・。
聞いてください。
お気に入りのペレックの本のレビューをAmazon.jpで見てたら、
どこかで見たことのある文章。
それは、なんとフランスのアマゾンに載ってるベストレビュアーの訳そのまま。
こんなことで目くじら立てる必要は無いのかもしれないけれど、気分悪い。
ちなみに本は "La vie mode d'emploi" (人生使用法)。
340 :
吾輩は名無しである:2005/07/18(月) 14:35:44
ほんとだ。笑えるwww
同じレビュアーの『ブラジルの赤』も.frからの剽窃だった。
確かめてないが他のレビューも多分そうだろ。
どうしてやろうか……(・∀・)ニヤニヤ
アマゾンってそんなもんでしょ。
>>339 まあ、フランス語が読めないカスタマーのために訳して回ってくれてるのだ
と善意に解釈しておきましょう。
344 :
何時を利:2005/07/25(月) 18:37:36
フランス語やってます。慎太郎知事の言ってることわかった。
70は60たす10、80は4掛ける20、90は4掛ける20たす10。
しかし、この「たす(プラス)」、「掛ける(X)」にあたるフランス語がないねえ!!72は60、12といってるだけだもんな!
345 :
ぶ:2005/07/25(月) 19:09:21
>344
日経の野崎歓のコラム、全文が読みたい。
あれは普段フランス文学・思想系の作家や批評家から
さんざ鼻で嗤われている恨みが出たんだろう。
>>344 でもフランス人は気付かない人も多いらしい。
私のフランス語の先生は、生徒が「えっと、80は4かける20だから…」というまで
カトルヴァンがカトル・ヴァンって気がつかなかったらしい。
まあどこの言葉でもそういうのはあるよね。
348 :
吾輩は名無しである:2005/07/26(火) 17:37:40
ちょっと質問させてください。ここが一番よさそうだから。
当方大学では仏文学を専攻しようと思っているんですが、
フランス語はどのぐらいまでできるようになるんですか?
ランボーの詩を原文で読みたいなと思うんですが。
そりゃ、あーたの努力次第でしょうが。
塾じゃあるまいし
>>349 努力しだいっていうのはわかります。、
教室とか見に行けないので聞きたいのですが、
講義の時はフランス語のテキスト使うんですか?
原文使うよ。
ランボーも辞書使いながら読むよ。
自分は日常会話レベル止まりですが。
>>348 個人差もありますが、一通り初級文法を習得した上で、それから
昼も夜もひたすらフランス語を読む訓練を・・・
という生活を二年間ほど続けていれば、原文で読めるようになります。
フランス語の訓練は仏文科に在籍していれば嫌でもやらされますから、
遅かれ早かれランボーを読めるようにはなるでしょう。
(もちろん、途中で嫌気がさしてドロップアウトしなければ、の話。)
>>353 ああ、それを聞いて安心しました。
さすがにフランス文学科にいってまで堀口大學の翻訳(すごいと思うけど)
ではがっかりしますから。
でも、堀口大學っていう人の翻訳ってとにかく多いんですね。
新潮文庫のフランス人の詩集はほとんどで驚きました。
自分みたいな房は内容よりもまず量に圧倒されます。
プロフィール見ると大学中退って・・・。超人ですね。
今は亡き有名私立W大仏文の末期はその状態だったらしいな
>>356 え!マジですか。
彼の母校はそんなことなってないですよね・・・。
悪訳家を輩出(排出?)したことでも知られるW大仏文は
一文有数の不人気学科で、学生がドロップアウトするんじゃなくて
既にドロップアウトした学生が吹き溜まるところになっていたようだ。
W大だけの特殊事情だからK大やM大は多分大丈夫。
(T大は近年優秀な学生を表象や英文に喰われ気味?それでも凄い人は凄いけど。)
ちなみにW大仏文の惨状は10年以上前に筒井康隆が小説のネタにまでしている。
唯野教授。
真面目にフランス語覚えるなら、
外語大か東大京大がいい。
他とは雲泥の差。
東大京大仏文の学生もダブルスクール率かなり高いよ。
どんな大学だろうが授業だけじゃまずダメっす。
あ、すんまそんホントは京大のことは知らないっす。
京大、まあすぐ前に日仏学館があるからね。
偏差値50台の俺はどこの仏文学科入ればいいんだ・・。
>>361 仏文行き決めてるわけじゃないけど、やっぱり一年のうちに行っといたほうがいいのかな
366 :
吾輩は名無しである:2005/07/27(水) 22:24:00
だが日仏とかアテネとかって会話とかそんなんばっかだろう。
購読とか上級の文法の授業があれば話は別だが、
文学を読む上ではあんまり意味ない気がする。
ダブルスクールが必要だとは思わないけど、授業に頼らずに自主的に勉強することは必要だと思う。
簡単に聞こえるかもしれないけど、やってみると難しい。
しかも継続するとなると。
368 :
365:2005/07/27(水) 23:16:27
d。つか駒場の授業だけで精一杯なんで夏にでも始めてみます
すまん。ちょいtestさせてくらさひ。
駒場でダブルスクールは得策じゃない。中級向けの授業を取りまくれ。
日仏とか逝くのは三年次がおすすめ。
このあたりのことは院生や教官に直接話を聞くといいぞ。
タテマエでないアドバイスをちゃんとくれるから。
駒場には語学教師が掃いて捨てるほどいるからネ
>>366 逆だよ。授業じゃ講読しかやってくれないから
他の部分をそういうところで補わざるを得なくなる。
ある程度の水準に達した人ならわかると思うけど、
文学だけが目的であったとしても
漢文やラテン語を学ぶようにしてフランス語を学ぶのは得策ではない。
>>372 なるほろ。そういうもんか。
俺、ぜんぜんそのレベルにたっしてない。
っていうか英も仏も独も伊もちょっとだけ西も
ぜんぶ漢文・羅語式にやってしまった。
耳できいてもよくわからん。
西にいたっては伊と仏の類推で無理矢理よんでるから
音読すらできない。
それでいちお文学を読めているつもりでいたんだが、
やっぱ駄目だな。
374 :
365:2005/07/29(金) 17:25:32
>>370-371 いろいろありがとうございました。今のところは自分でがんばる程度にしときます
>>372, 373
何を読みたいかにもよるんじゃないの?
たしかに1930年代以降の小説を読みたいなら
簡単そうに見えるからって会話とかを流してしまううちに
??ってことになるけどさ
(・∀・)ニヤニヤ
>>375 うん。たとえば極端な話だけどさ、
ピエル・ベールをやりたいとかって物好きがいたら、
アテネ行けとかいえないよね。
まず死ぬほど読めるように文法と購読の修行をしまくるほうが
優先度は高い。
死ぬほど読めるやつは2、3年留学すれば会話のほうはどうにかなるから。
会話がどんなに器用にできても
古くて何回な仏語をよめるようになるかっていたら
それはないもんな。
(・∀・)ニヤニヤニヤ
379 :
吾輩は名無しである:2005/08/06(土) 08:34:43
大学院は灯台以外なら、京大と外大ならどっちがいいだろう?
何をやりたいの?
381 :
吾輩は名無しである:2005/08/06(土) 09:26:52
フランス語検定の準一級か一級を秋に受けようと思うのですが
レベルはどれくらいですか?。仏文専修で四年生程度?
知ってる方いらっしやれば、教えてください。なんか二次が難しそうなんで。
383 :
吾輩は名無しである:2005/08/09(火) 11:04:28
ソルレスってどうすか?
絵画論がけっこういい
実際は秀才インテリだから、小説はダメ
政治論はもっとダメ
385 :
吾輩は名無しである:2005/08/09(火) 23:57:54
ソレルスって、確かにいわれるほどおもしろくはないよね、特に小説は。岩崎はどこが良くて訳しているのだろう。
政治論は、当時の状況には疎いわけだから何とも言えないが。テルケルである種、下世話で下らん状況にコミット?していったのは、評価してもいいと思う。
というわけで、オレは「MALONE MEURT」を読んでる。おもしろい。
386 :
吾輩は名無しである:2005/08/11(木) 21:16:36
Le peu que nous croyons tient au peu que nous sommes.
>366
アテネの夏期講座で文学のクラスを取っていますが
結構ハイレベルですよ。今読んでいるのはJ.アヌイ
の「アンチゴーヌ」ですが、先生の解説によると、コロ
スのせりふはドラマと悲劇とを比較しつつ、これを風刺
しているそうですが、なかなかそこまで読み込めませ
ん。ちなみに授業はフランス人の先生で、もちろん解
説もフランス語だけです。
amazon.co.jpでも調べましたが、日本語で手軽に読め
る翻訳や解説は全然ないようですね。岩波のフランス
文学案内に少しだけアヌイに関する記述がありますが、
まったく役に立ちません。ご存知の方がいらっしゃいま
したらお教え下さい。
本郷で仏人に教えてもらえるのって週に2〜3コマだもんね。
>>387 アンチゴーヌはもちろん翻訳がある。
白水社の『アヌイ名作集』で読める。
たぶん3巻本の『アヌイ作品集』にも入ってるはず。
解説書ないし研究書だってあるでしょ。
ジョージ・スタイナーの『アンティゴネーの変貌』。
これも翻訳あるよ。
新品で手に入る本は少ないからamazonだけではなく
「日本の古本屋」サイトなども調べるべし。
しかし、翻訳も研究書も読まずそんなクラスに出て
わかるってのはすごいね。
>389
いろいろと教えていただき、ありがとうございました。
たしかに古本屋サイトだとけっこうヒットしますね。
「アヌイ名作集」は白水社のサイトで検索しても出て
来なかったのに・・・もう絶版になっているのでしょうか。
でも、授業はあと2回なので、今回は授業だけをしっ
かり聞いて勉強することにします。
フランス文学を本格的に勉強したことはありませんが
ソフォクレスの「アンティゴネー」は読んだことがある
ので、何とかついて行っています。
> 「アヌイ名作集」は白水社のサイトで検索しても出て
> 来なかったのに・・・もう絶版になっているのでしょうか。
残念ながら絶版。
たしか復刊ドットコムに復刊依頼が出ていたくらいだから
古本でも品薄。古本屋やサイトをよく探すなり、
図書館でコピーするなりして読むしかない。
まあ、とにかく、暑くて大変だけど、授業がんばってね。
392 :
吾輩は名無しである:2005/08/17(水) 17:26:46
渡辺一夫の敗戦日記は元々フランス語でかかれてたらしいけど
それを日本語に訳したのは誰?
本人?
393 :
吾輩は名無しである:2005/08/29(月) 03:16:33
ミシェル・トゥルニエってもう読まれてないのかなぁ
「フライデーあるいは太平洋の冥界」とか面白かったんだけど
>>393 原書で読みました。
終盤がかなり良かったね。
395 :
吾輩は名無しである:2005/08/29(月) 12:44:28
原書は凄いね。
これ文庫化して欲しい。昔に文庫本あったけど
Meteorの原書は圧巻だった。
フランス語ではan,duu,torowaまでしか数えられないけど
>>396 突っ込んでほしいんだろ、つづりが…ってw
398 :
吾輩は名無しである:2005/08/29(月) 17:48:08
レミゼラブルのことが全然話題にならないんだが・・・
19世紀のフランスの雰囲気とかすごい好きなんだけど。
雑談スレでちょっとだけ話題になってたよん
400 :
itsuwoり:2005/08/30(火) 14:24:49
どうして、「パリ フランセ」じゃなくて「アテネ フランセ」なんだ?
ギリシャ語も教えているのか?
確かギリシャ語もラテン語も教えてるはず。
402 :
吾輩は名無しである:2005/08/30(火) 15:59:44
一番下品なのは増田達哉
>>400 フランスの(またはフランス語の)アテネ(女神)
っていう意味だろ
404 :
吾輩は名無しである:2005/08/31(水) 18:18:16
ロートレアモンの「マドレーヌの歌」第5編の冒頭が好きだな!!
この詩人死んでから有名になったんだよな。
>>404 そそ、紅茶にマドレーヌを浸すと記憶が湧き出す歌だよな。
いやいや、前科を隠して市長にまでなったマドレーヌが
ジャベルの前に正体がジャン・バルジャンであることを明かす、有名な話だよな。
ナニ言ってんだか。君らも小さい時に絵本で読んだよな。
ルドウィッヒ・ベーメルマンスのマドレーヌ・シリーズに決まってるだろ。
ま、あれはフランス文学ではなく原本は英語だけどな。
↑
ボケばっかでツッコミが入らんね。
409 :
吾輩は名無しである:2005/09/04(日) 17:24:54
↑おい複数形だろ
もはや、どこまでが天然で、どこまでがネタのボケだか、サッパリ。
それが2ちゃんクオリティ
それにしたって「マドレーヌの歌」(
>>404)はないよな。あんまりだ。
あまりにも
>>404は秀逸だった。
釣りだかマジだか、これほど判別困難なのもめずらしい。
フランス語、今まで大して興味もなかった、むしろ今も学ぶ気はない
ただ、今お前らの力が必要だ、たすけてくれ。
ずっと気まずくなってた彼女との関係
もうだめかとおもってたんだけど、彼女のメッセンジャーのタイトルが
Je Me demande parfois t'es pas la' pourquoi? les jours sans toi tre's defficile pour moi.
に変わった。 友人が言うにはフランス語らしいが詳しい内容はわからないとのこと。
自分も翻訳hpを使うなどしてみたんだが、どれもあやふやでしっかりした内容はつかめず。
ていうかこれが、感情表現なのかどうかもわからなかった俺は
俺にいっているのか?とメッセのタイトルを変えた。
そうすると彼女のタイトルがFor you...に。
いったい何がいいたいのかわからない、フランス語にした理由も。
だけど、なんていっているのか知りたい。
お前ら教えてくれないか。
416 :
吾輩は名無しである:2005/09/05(月) 20:26:52
学ぶ気はないならほっとけば
>>415 Je Me demande parfois t'es pas la' pourquoi?
子供ができたみたい
les jours sans toi tre's defficile pour moi.
産もうかどうしようか悩んでいます
ああ、おしえちゃったw
420 :
吾輩は名無しである:2005/09/06(火) 11:41:57
誰かポールニザンのアデンアラビア読んだ人いる?
>418
こらこらw
嘘を嘘と見抜けない人は(ry
内省的な作品、といわれてどんな小説が思い浮かびますか?
Proust.
Travail d'introspection.
>>415 どうでもいいけど defficile は difficile のことかな?
そんなミスもする可愛い彼女だということかな?
それとも、フランス語の単位を落としそうな危ない彼女ということかな?
スペルミス以前の問題だとおもいますが。単語並べただけ。
てか、語学の話はどうでもいいよ。
430 :
吾輩は名無しである:2005/09/15(木) 13:53:59
ユルスナルの「ハドリアヌス帝の回想」(・∀・)イイ!!
431 :
吾輩は名無しである:2005/09/16(金) 00:23:17
ユルスナールは「老絵師の行方」も良いね。
432 :
吾輩は名無しである:2005/09/16(金) 08:23:35
ユルスナールは「ピラネージの黒い脳髄」もいいね
ユルスナールは「ベルリンの赤い雨」もいいね
435 :
吾輩は名無しである:2005/09/25(日) 21:39:15
オーベルマンってどんな話しですか?
セリーヌ、面白いか?
>>435 絶版の岩波文庫の訳者(市原豊太)の解説によると、
事件らしいものは皆無の書簡体小説。20才の多感で傷つきやすい青年が
気に染まぬ就職を機とし、現実社会に疑惑と憎しみをいだいて、
真の自己の道を見出すまでの精神的な自伝、
だそうです。セナンクール(1770-1846)30代前半の作。
437
dクスです!たしか、このオーベルマンが世に出たときは、あまりの衝撃に自殺を招いたっていうやつですよね。
すごく読みたいけど、近くの図書館には無く、絶版とは…残念(泣)
セリーヌ、ムズカシス
440 :
けん:2005/10/11(火) 22:21:32
ルイ・アラゴンの「エルザの眼」という作品と類似した内容の
作品をどなたかご存知ではないでしょうか。
教えていただきたいのですが。
セリーヌスレ酷いことになってるorz
442 :
吾輩は名無しである:2005/10/19(水) 13:10:11
国書刊行会スレッドに、
バルベー・ドールヴィイ著長編小説『亡びざるもの』本邦初訳
って載ってるけど、ドールヴィイって日本でどのくらい読まれてるの?
亡びさるものです。
悪魔のような女たちは結構読まれてると思うよ
映画の原作なの?
ドールヴィイがまるごとちくま文庫に入ったのには驚きました。
そのうちの一篇(緋色のカーテンだっけ)が映画の原作である
というのを枕にして、訳者の中条さんが紹介文を書いたんだね。
447 :
吾輩は名無しである:2005/10/19(水) 20:56:31
448 :
いつをり:2005/10/25(火) 14:59:45
Silence ! il passe un cort?ge fun? raire ? c?t? de vous.(Les chants de Maldoror, Comte de Lautr?amontより) イジドール・デュカスはComte de Lautr?amontと名乗った。
449 :
いつをり:2005/10/25(火) 15:00:14
Silence ! il passe un cort?ge fun? raire ? c?t? de vous.(Les chants de Maldoror, Comte de Lautr?amontより) イジドール・デュカスはComte de Lautr?amontと名乗った。
450 :
イラストに騙された名無しさん:2005/10/31(月) 00:35:32
w
451 :
吾輩は名無しである:2005/11/03(木) 03:13:55
ユルナールの「ハドリアヌス帝の回想」ってハドリアヌスのことを予備知識ないと
ちんぷんかんぷんのような気がするんだが。
452 :
吾輩は名無しである:2005/11/03(木) 15:34:20
>>442 の情報は(とある理由から)私にとって感慨深いものがある。
以下のサイトで、グールモンのドールヴィイ論が閲読できる。
フランス語が読める人は参照してはいかが?
ttp://www.remydegourmont.org/vupar/rub2/barbey/notice.htm ここに引用されているドールヴィイの短文を訳してみた。
[グールモンが引用したバルベーの一節]
ポトゥリ通り〔土器通り、とでもいったところ〕の広々とした眺めはもはやない。
泉の水のように澄み切った水で泡立っていた二本の川、人々はかつて、その川の中
で川岸の滑らかな石の上に洗い物を叩きつけて洗濯したり、また、ぐらぐら動く
小さな木の橋を伝って川を越えたりしたものだが、あの二本の川は、流れの向きを
変えられてしまった。もはや痩せ細った糸のような水が流れているに過ぎない。
ただその水には、震えながらであるが、流れ方というものがある。またその水は、
私の知っていた澄み具合に非常に似ているので、私は今しがた、その純粋な水が
震えるのを見ようと立ち止まった。私が、この透明な逃げていく水の中で震える
さまを見ていたのは、ほかならぬ私自身の思い出であった。光の弱い太陽と混ざり
合った、穏やかな灰色のとき。昨日、一昨日、怒り狂った雨に気違いじみた風。
自然は叫び声を上げるアマドリヤッド〔木の精〕に似ていた。
私は、宿屋の自分の部屋で、炉辺にとどまり、時に、棒を鷲掴みにしたような
雨に鞭打たれる歩道を見るため、カーテンの裾を上げに行った。すぐ目の前には、
身分の流動的なこの貧しい貴族階級がこの地に所有しているような、魅力的なホテル、
優雅な白い墓が、閉ざされた鎧戸の下に眠っている‥‥ (Disjecta Membra より)
453 :
無名草子さん:2005/11/04(金) 23:11:31
op
454 :
吾輩は名無しである:2005/11/05(土) 12:27:10
貧乏臭いスレッドだなぁw
455 :
吾輩は名無しである:2005/11/06(日) 23:07:12
ウエルベック、ゴンクール賞だめだったね。文体が美しくないから嫌われたか。
456 :
吾輩は名無しである:2005/11/07(月) 20:28:12
はじめまして。
フランス文学に関してはまったくの素人です。
サンテグジュペリの有名な言葉に「愛は互いに見つめ合うことでなく、とものに同じ方向を見ることだ」というものがあると聞きました。
これは一体、何という作品の中の言葉なのでしょう。
諸兄のご指導をいただけたら幸いです。
よろしくお願いいたします。
サン=テグジュペリ・コレクションくらいは一通り読んだけど、
思い出せないや。ヘタレでごめんね。
とりあえず原語にだけ戻してみる。
Aimer, ce n'est pas regarder l'un l'autre,
c'est regarder ensemble dans la meme direction.
458 :
456:2005/11/07(月) 23:20:02
457さん、ありがとうございます!
優しい方がいらして嬉しいです。
ご存知の方、他にもいらっしゃいましたら、どうぞお願いいたします。
>>458 たぶん、vol de nuit(夜間飛行)だと思う。
今年の Prix Goncourt は不評だね
461 :
456:2005/11/08(火) 06:26:21
459さん、ありがとうございました。
さっそく調べてみます。
本当に優しい方が多くて感謝しております。
ありがとうございました。
462 :
吾輩は名無しである:2005/11/16(水) 13:35:21
t
463 :
名無し物書き@推敲中?::2005/11/20(日) 11:40:36
ky
464 :
吾輩は名無しである:2005/11/23(水) 12:08:04
Il pluet dans mon coeur
comme il pluet sur la ville
quelle est cette langueur
qui penetre mon coeur ?
フランス語ちょっと習いはじめたの。この詩の作者は
Arthur Rimbaud なの?Paul Verlaineなの?どっち?
465 :
吾輩は名無しである:2005/11/23(水) 12:35:07
詩の内容の空疎さと、
それに反比例する音韻の美しさから推し量れよ
466 :
張吉山:2005/11/23(水) 19:29:53
>>464 Il pleure dans mon coeur
Comme il pleut sur la ville でしょう? 綴りが間違っています。
最初は「泣く」pleurerで、次は「雨が降る」pleuvoirです。
言うまでもなく、これはヴェルレーヌの作品です。彼の作品の多くは
この詩のようにかなり感傷的な印象を与えます。初期のランボーも
多少は感傷的ですけど(「感覚」など)。
467 :
吾輩は名無しである:2005/11/23(水) 19:44:52
やっぱまちがってるんか。
>>464の意味が分からず
落ち込んでたので安心したよ。
468 :
吾輩は名無しである:2005/11/23(水) 19:47:59
Il pleure dans mon coeur
Comme il pleut sur la ville
quelle est cette langueur
qui penetre mon coeur ?
469 :
吾輩は名無しである:2005/11/23(水) 19:51:24
Io ma seta kerma porta
Selsta elsta kopengolta
Sasamol kentel motar henta
Olga hensta postal konpa
フランス語習い始めたの。
この詩の作者はOppekepeなの?Dolstageltyなの?どっち?
470 :
張吉山:2005/11/23(水) 19:52:26
堀口大学訳だと、こうだそうです。
巷に雨の降るごとく
わが心にも涙ふる。
かくも心ににじみ入る
このかなしみは何やらん?
471 :
吾輩は名無しである:2005/11/23(水) 19:57:50
ちょうきっつぁん ありがとう
472 :
吾輩は名無しである:2005/11/23(水) 21:36:05
It rains in my heart as it rains in the town.
What is this sadness which penetrates my heart ?
街に雨が降るように私の心に雨が降る。
私の心を貫くこの悲しみは何だろう?
>>452 の記述に関して。『亡びざるもの』が書店に並び始めたようだ。
『ジードの日記』は一世代前はある程度読まれたが、最近の改訳は辛うじて
上梓された、というくらいに読まれなくなった。バルベー・ドールヴィイに
ついては、1929年10月25日の日記(旧版)に紹介されているエピソードが面白い。
さて、プレイヤッド版で新しく出た日記の巻には、以前の日記に含まれてい
なかった項目が追加されている。その中の一つに次のような記述がある。
『ジッドの日記』1921年12月11日の項(プレイヤッド新版第1巻1144頁)
<<10日付『アクション・フランセーズ』の、レオン・ドーデの、フロベール
に関する論文−−かなり優れている。私はフロベール問題に関する論文を
新しく書くつもりだ。その論文で以下の点を示そう、(すでにどこかで
述べたように)大作家とは、フロベールではなく、バルベーである−−
(これこそはドーデが言い始めたことだ)だが、それと同時に、
「大人物」とは何か、やはりフロベールだ、ということも示すだろう。>>
474 :
吾輩は名無しである:2005/11/25(金) 16:03:36
「ボヴァリー夫人」は伊吹武彦と生島遼一とではどっちのほうが好きですか?
ボヴァリー夫人、上巻は岩波、伊吹武彦訳で、
下巻は角川、村上菊一郎訳で買っちゃったよ…どうすんべ
476 :
吾輩は名無しである:2005/11/25(金) 17:22:06
生島訳はダメだろ
中村光夫訳もあるよ
479 :
吾輩は名無しである:2005/12/05(月) 16:25:47
「フライデー」原書で読めるヤシ、すごいね〜。
最初のタロットで挫折するって。学部レベルでわ…
満場一致でアカデミー入っただけあって、その内省部分が凄いのに、
デフォーのインスパイヤだから読まれにくいよね。
481 :
394:2005/12/15(木) 20:26:36
>>480 そんなに難しいフランス語じゃなかったよ。
パロディと思って読み始めたんだけど、そうじゃなかったのでちょっと意表を突かれたような感じがした。
内省のしつこさはまさにフランス文学ならではのものだね。
でも読み応えがあって良かった。
482 :
グミ:2005/12/21(水) 00:57:11
初です(__)m高校生なんスけど,今度総合学習とかって奴で、フランス文学調べることになって…。興味はあるけど何から手つければいいんかわかんねです;
先日現代文の授業で、赤い繭習いました。。。それが気になってフランス文学調べることにしたんですけどね。とりあえず何読んだらいいすか?ιアドバイス宜しく。。。
483 :
吾輩は名無しである:2005/12/21(水) 01:57:02
赤い繭?安部公房のか?
>>482 とりあえず日本語版で読める面白いフランス文学といえば「蟻」かな。
485 :
グミ:2005/12/21(水) 11:35:57
>>483 そです。。。安部公房の。
へェ…蟻かぁ(´∀`)
お。「蟻」の著者、おしえてくあさい(__)m
もし他にもいいのあたら、コメントお願いです。。。
>>485 バルザックのゴリオ爺さん→幻滅→ 浮かれ女盛衰記の三部作が良いお
487 :
吾輩は名無しである:2005/12/21(水) 16:06:10
うむむ。赤い繭からフランス文学に向かうんだ・・・よく分からんが
安部公房繋がりならボリス・ヴィアン「日々の泡」読んでみたら。
488 :
吾輩は名無しである:2005/12/22(木) 05:44:32
フランス文学というと、長編やシリーズものの小説を書いた作家が偉大ということになっています。
もちろんそれが全てというわけではありませんが。
現代文学ではマルセル・プルースト(1871-1922)の『失われた時を求めて』が有名です。
現在手軽に読める文庫判では井上究一郎の訳(ちくま文庫)と鈴木道彦の訳(集英社文庫)があります。
後者の文庫判は抄訳版ですが、前者の訳よりも正確になっていて(それでも誤訳箇所はあります)
おすすめできます。
詩ではアルチュール・ランボー(1854-1891)が有名です。
日本語訳は数種類ありますが、青土社から出ている『ランボー全詩集』が一番訳が正確で信頼できます。
現在は絶版(新刊の本屋に置かれていない)ですが、図書館などで読むことができます。
どちらも独特の文体を持つ作家なので、日本語でも読みづらいかもしれませんが、
一度読んでおいて損はないと思います。
ランボーはちくま文庫にも全集あり
490 :
吾輩は名無しである:2005/12/22(木) 19:18:09
488です。
上の書き込みでは、訳の精度を基準にして選びました。
たしかに、冬休みの課題ということならば、文庫版で購入して読んでもいいかもしれませんね。
あとたとえば、フランス文学の概説書なども参考になると思います。
これもたくさんありますが、読みやすさと記述の正確さから選ぶと、おすすめは
『はじめて学ぶフランス文学史』横山安由美編著 / 朝比奈美知子編著
(ミネルヴァ書房)です。
比較的最近出版されたもので、内容も信頼がおけると思います。
491 :
吾輩は名無しである:2005/12/22(木) 19:29:12
>>490 岩波文庫のフランス文学史はどうなのでしょうか?
あまりおもしろくはない気がするのですが・・・
492 :
吾輩は名無しである:2005/12/22(木) 19:33:19
文学の初心者に肩の凝るもん読ませてもなぁ
東大出版会のや岩波文庫のは文学史として読むためというよりは
そこに挙げられた本を片っ端から読むためのものだな。
それが一番正しいあり方だろうとは思うけれど。
>488
ランボー訳は多様に出ていて、どれをとるかは個人の好み。
他人が押し付けるものではない。
青土社つーと中地義和か? 悪くはない。評伝が良い。
495 :
吾輩は名無しである:2005/12/22(木) 21:00:18
関係ないが、筑摩文庫に「素粒子」が加わるな。
496 :
吾輩は名無しである:2005/12/23(金) 07:35:40
>491
岩波文庫のものは改訂はされていますが、現状の研究が活かされていません。
上に挙げたものと、もし院試を受けられるならば、白水社のものをおすすめします。
>492
ランボーやプルーストは「肩が凝り」ますか? ではマラルメなどは脱臼ものですね。
>494
もちろんです。あくまで訳の精度でおすすめしました。
497 :
吾輩は名無しである:2005/12/23(金) 07:49:07
もし好まれるならば、トピックな話題を受け付けます。
どうも19世紀以降の文学を好まれる方が多いようですね。
専門的なお話ができる方があれば、テーマを振ってください。
498 :
吾輩は名無しである:2005/12/23(金) 08:03:08
494は本郷の学部生さんですか?
よろしい、こういう場で後輩と議論するのもまた一興です。
499 :
吾輩は名無しである:2005/12/23(金) 15:45:45
文学入ったばっかりじゃランボーやプルーストでも脱臼するんじゃねw
500ゲト
かすり傷ひとつ負わないようなものを読んでもしゃーないとは思う
501 :
吾輩は名無しである:2005/12/24(土) 03:04:54
なんだ、せっかく待っているのに、質問はないのですのか?
ではこちらから。
第二次世界大戦以後に活躍したフランスの詩人について、何か意見はありませんか?
もちろんフランス人でなくとも、フランス語で書いた作家という枠組みで結構です。
さあさあ、意見を述べてください。
502 :
吾輩は名無しである:2005/12/24(土) 10:14:49
ジッドってマイナーなの?
男のくせに女の心情書くのがもの凄くうまいじゃん。
もっと語られて然るべきの作家だと思うんだけど。
まあノーベルもらってるし、世界的にはそれなりに評価されてんのかな。
ペデでつから
504 :
吾輩は名無しである:2005/12/24(土) 14:02:04
ホモかどうかって、ノーベル賞選考に影響すんのかな?
ヘッセもあれだよね。
>>502 左翼思想に傾倒してたせいでビミョーな存在になってるのかも。
いや、左でも評価が高いままのフランス人作家はいくらでもいるだろ。
# 日本でのフランス文学・思想評価の地盤沈下はそのせいかもしれんが……
ジッドは単純に過大評価だったぽ。世界的に凄い勢いで忘れ去られつつある。
卒論に選んではいけない作家nombre 1.
それにしても、今や新本で手に入る翻訳は『狭き門』だけってのは
極端すぎるとは思うが。
>>506 一応岩波文庫の「法王庁の抜け穴」と、日本図書センター の「ジッドの日記」は
まだ大丈夫なようだ。
あれ、法王庁復刊したんだ。
Les Faux-Monnayeurs(邦題統一できてないね)が手に入らないのはアレだなあやっぱ。
509 :
吾輩は名無しである:2005/12/25(日) 01:35:32
田園交響曲と未完の告白もまだ大丈夫でしょ
石川淳がジッドに傾倒してたのは古典文学をどう20世紀文学の文脈で生かすか
を知るためだって言う説があるよね。
まあジョイスあたりとは比べるだけ間違いだろうけど。
511 :
吾輩は名無しである:2005/12/25(日) 14:48:19
>>506 「世界的にすごい勢いで忘れ去られつつある」は、実際とは少し違う。
「世界的にすごく忘れられていた」が正しい。
少しずつではあるが、再評価が始まっている。
事実、フランスでの新刊の研究書の数は20世紀作家のなかでも最も多いうちの
ひとりであることを忘れてはならん。
日記がおいしいからな#研究書の数
フランス本土以外での再評価ってのは具体的にはどんなこと?
ユルスナールの「源氏の君の最後の恋」ってどんなん?
515 :
吾輩は名無しである:2005/12/25(日) 18:12:42
晩年の源氏と花散里とのお話だよ。
俺のイメージとは全然違う花散里だったりするw
516 :
吾輩は名無しである:2005/12/25(日) 18:40:49
>>513 フランス本土以外というよりは、日本での60年代以降の落ち込みが極端であったというべき。
フランスのみならず英米独では研究者の数は一貫して増加傾向にある。
一般読者の関心という点では、たしかに低落傾向にはあるが、フォリオ版など
廉価版の売れ行きはほとんど変わらないらしい。
>>515 つまり、あの控えめな花散里が大胆になるとか?
>>516 やっぱり、政治的文脈で解釈されすぎたのかな?
519 :
吾輩は名無しである:2005/12/25(日) 19:11:18
>>517 すくなくともそんなに控えめな感じじゃないねw
自然体じゃないっていうか。
源氏物語よんでユルスナル、花散里に悪戯したくなったのかもなw
「じれったいなー、あんたも他の女くらい源氏に甘えなさいよ」って感じだろうか?
ユルスナールも紫式部も同性愛者(式部は両刀使いか?)だったって説もあるし、
興味は尽きないな。
521 :
吾輩は名無しである:2005/12/25(日) 20:33:14
復刊した「法王庁の抜け穴」を買ってきた。
徹夜で読むぞ!!
法王庁はおもしろかったね。
でもフランス以外で最近ジッドが言及されてるのってまず見ないなあ。
ペーパーの数は知らないけど。
523 :
吾輩は名無しである:2005/12/25(日) 22:02:47
同性愛やアンガージュマンといった、いわゆるアクチュエルな
問題のレベルでは、たしかにジッドにはもはや今日の一般読者の
関心を引きつける力はなくなった。
現在の再評価(あくまでも研究上の再評価です)は、彼の活動の
総体を「歴史」の文脈のなかに置きなおして、その正確なイメージ
を再記述・再構築しようという動きにほかならない。
とはいえ、彼の作品、たとえば「パニュード」などを読んでほほしい。
それはそれは驚くほど「現代的」なんですぞ。
524 :
吾輩は名無しである:2005/12/25(日) 23:54:42
すまん。「パニュード」は「パリュード」のミス。
アクチュアリテから古典に移行できるか否か、
まさに現在の研究者たちの仕事如何にかかっているのかもね。
そうか、ジッドは「現代文学」だったんだ...
教えてチャンですみません。
フランス文学の特徴を語っているサイトとかってありますか??
岩波文庫から出ているフランス文学入門にトーマス・マン(だったと思う)とかの言葉が引用されてるよ。
要は、フランス文学とは「人間」を描くことに情熱を注ぎ込み続けたのだ、ということ。
529 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/08(日) 12:32:56
良いんじゃネーノ?
530 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/19(木) 12:51:25
もやしもん
531 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/19(木) 22:43:19
モリエールの『ドンジュアン』の時代背景について
語りませんか?むしろ語ってください。
532 :
関場 ◆dhJAsyE57E :2006/01/20(金) 05:38:09
こんにちは
「日本文学の革命」という文学運動をやっている関場というものです
(「日本文学の革命」というホームページを出してます。「日本文学の革命」で検索すれば一発で出てきますので、見てください)
あんまりフランス文学は読んだことがないのですが…
なんだか「軽い」感じがして
スタンダールの『赤と黒』を読んでもバルザックの『谷間のゆり』を読んでも、あまり感心しなかった
ふざけているような感じがしましたね
でもまあ あまり読んでるわけではないし
これからいろいろ読んでみようと思っています
>>531 レポートは自分で
書きませんか?むしろ書いてください。
レポートって何です?
全部ホームページに書いているはずですが
よく見ればわかるけどあなたへのレスではないみたいだよ
536 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/22(日) 00:15:56
537 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/28(土) 00:01:18
ボードレールの詩で一番好きなのは「人殺しの酒」です。
散文詩では「貧民を撲殺しよう」ですかね。
みなさんはどんな詩が好きですか?
538 :
通りすがりの966:2006/01/28(土) 00:19:35
平凡だけどやはり「旅への誘い」。
ところで、ヴェンヤミンの「ボードレール」論は「旅への誘い」の言及を含め、
読みごたえがあるものでした。興味のある方はぜひ一読をお薦めします。
Benjamin
540 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/28(土) 00:28:50
は?仏文じゃねーじゃん、馬鹿!って思われそうだけどさ、仏文畑の人から見て、
散文家としてのブコウスキーってどうなん?
私的には、ヘミングウエイとかより、ルソーから始まってセリーヌで終わった、も
しくは完成したある種の伝統を受け継いでる、誠実なイミティエーションって気が
するんだが。仏文科の知り合いには「は?」って一蹴されちまったけどw
セリーヌのあとにはヘンリー・ミラーがいるね。
ブコウスキーには詳しくないんだけど、
ビートニクにより近いのでは?
法王庁、復刊されたのか!
150円で手に入れて、悦に入っていたおれ。。orz
543 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/28(土) 01:02:03
>>541 いや、ビートニクとかを持ち出すと、かえって見誤るていうか、本質的にブコウスキーって
文学的にはものすごくまっとうである意味保守的だとおもうんだよね。ってこれ以上はスレ
違いだね。すまんw
こんにちは
「日本文学の革命」をやっている関場です
ハッカーらしき人物が「日本文学の革命を成し遂げます!」スレッドに現れました
突然スレッドの停止を宣言するヘンな書き込みがあり
それからというものスレッドに書き込むことが全くできなくなったのです
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/book/1133064714/l50 「革命」スレにも多くの人たちが集まるようになり、議論も盛んになってきたというのに、こういうことがあって残念です
以前にもこの手のハッカーが現れたことがあるんでしょうか?
またあるとしたらどういう対策を取ればいいんでしょぅか
また被害届を出すつもりですが、この場合どこに出したらいいでしょうか?
ハッカーらしき人物wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ユーモアのセンスだけはあるようだな
本当に被害届だしたら面白い
549 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/29(日) 22:56:37
フランス文学に精通していると思われるみなさまにお願いがあります。
中学生のころ読んだ短編小説がどうしてもまた読みたいのですが、作家も題名もわかりません。
授業で、中学の授業中に先生の独自プリントとしてコピーを配布されたものなんですが、
1.フランスの短編小説(もちろん邦訳されたものを読みました)
2.舞台は南フランス、たしかプロヴァンス地方でした。時代はフランスの産業革命の前期ぐらいでしょうか。
おおざっぱですが物語の内容は、、、
産業革命前、南フランスの○○村(地域は曖昧です)では、風車を使い小麦を製粉することで
豊かな暮らしをし、村人の尊敬(+羨望、嫉妬)も集めていた人(老人?)がいました。
しかし、産業革命により近くに製粉工場ができると誰も風車を使っての製粉をお願いすることはなくなりました。
しかし、その後もなぜかその人は風車を動かし続け、村人が生活を心配して様子をうかがっても、
「得意のお客ができた」という主旨の説明をし、以前となんら変わらない風を装います。
しかし、とある拍子に風車に村人が入ってみると、そこにはなにもありません。
その人は、製粉工場に職を奪われたにも関らず、過去の栄光を捨てきれず、
村人を偽って見栄を張り続けていたのです。その事実をしった村人達は、
以前からその人の生活を心配していたこともあり、感動して(?)以前のように
その人のところに製粉をお願いするようになりました。
その人はその後しばらくして死にました。
以上のような内容でした。その人にはたしか、娘だか孫だかがいた気がします。その様子をとある村人の視点から、過去を回想するような文体で書かれていました。
ほんとに漠然としたないようですが、なにか心当たりがある方は是非教えてください。
たしか、わりと有名な方の小説だった気がします。
本当にまたこの短編小説が読みたくてたまりません。お願いします。
>>549 その作品は知りませんが、
内容的に、「老人と海」でも良いような気がしますが・・・
>>550 ある意味、読書の喜びの根本を壊しかねないラディカルな助言だなw
ワロスww
「わりと有名」どころか超定番でしょ。ドーデの『風車小屋だより』。
553 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/29(日) 23:16:48
>>551 いえ。
実は大雑把に見えて、大きな違いが一つあります。
「老人と海」は、実際に釣ったにも関わらず、鮫に食われて、
獲物は骨だけになってしまった事です。
過去には会ったが、現在ではそれは見栄である事と、
実際に技術的には現在もあるが、人々に経済的効果として、
結果的に目に見える効果は無い。
どっちを取るか。人生と人間性を問う、大きな問題ですw
>>553 いや、551が言ってるのは、作品ってものの単独性、人の心が感じるかけがいのなさを
「だったら他の作品でもいいじゃん」って物言いは損ないかねないってことなんじゃねw
555 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/30(月) 22:12:04
449です。教えていただいて本当にありがとうございます。早速三省堂に買いにいきました。
まったく関係ないですが、みなさんを巻き込んでしまったので、この物語についての思い入れをちょっと、、、
中学、高校、大学と過ごしてきて、みなさんどんな思い出がありますか?
いろんな思い出があると思います。僕も色々あります。でも、学校の授業の思い出ってありますか?先生がした面白い雑談とか、授業中に友達とあそんだ思い出とかでなく、純粋に授業の思い出。僕はほとんどありません。
でも、この物語を授業で扱った時のことははっきり覚えてます。物語の内容も覚えてますし、期末試験の問題も覚えていますし、そのときの成績も覚えています。それだけこの物語とその解釈には思い入れがあります。
なぜ「ノートルダム・ド・パリ」でカジモドは死ぬのか、そして、なぜディズニーの「ノートルダムの鐘」では死なないのか。様々な文学作品を鑑賞するにあたって、この物語を思い出します。
一般にどのような解釈がされているのかわかりませんし、“いい話”として解釈する意見が一般的なのかもしれませんが、この物語にひそむ人間の汚さを教えられたことは中学生の僕には新鮮でした。物事を斜めから見る僕の性格はこの物語の影響かもしれません。
作者や題名など調べていただいて本当にありがとうございました。
557 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/01(水) 01:38:26
La litterature est l'essentiel, ou n'est rien.
Elle exige《hypermorale》.
C'est bien ca.Tout est nul!
>>555 説教すな!w
2chで啓蒙活動でもしてるつもりか… 呆れるw
まあまあ。初々しくていいじゃないの。
小説の〈物語〉に感受性がはたらいた頃が懐しいよ。
うらやましいくらい。
くそ自演のどこが初々しいんだ?w
2chをなめんなよw
2chでほめてもらおうとしなくても
古本屋のじじいとかなら、感心してくれるぞ
狭き門には、はんっ!この基地外女めが!くらいの感想しかありませんが、
田園交響楽にはぼろ泣きした。ほんと目ん玉ひしゃげるんじゃないかっつうぐらい。
ま、設定自体はベタベタなんですがね。
まあまあ。初々しくていいじゃないの。
小説の〈物語〉に感受性がはたらいた頃が懐しいよ。
うらやましいくらい。
565 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/02(木) 22:04:27
フランス文学ってホモがやたら多くない?
話題転換して傷を癒そうってかw
>>563 狭き門は背徳者とセットで読むと良いですよん
569 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/05(日) 09:48:23
すみません
>>210 >偉大なる数学よ!
って誰の何ていう作品ですか?
570 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/05(日) 09:59:35
571 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/05(日) 22:23:32
すみません
>>210 >偉大なる数学よ!
って誰の何ていう作品ですか?
たぶん、ロートレアモン『マルドロールの歌』の
真ん中あたり(全6章中の2ないし5)のある断章の冒頭の句。
>>572 ありがとうございます!早速買ってくるぅー(´ー`)
572です。ごめん。
ひょっとすると、『マルドロールの歌』のは
「厳格なる数学よ!」だったかもしれない。
だとすると、「偉大なる数学よ!」はオレにはわからん。
萩原朔太郎には「数学は最高の美である」というアフォリズムがある。
575 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/10(金) 12:17:23
鈴木 道彦訳『失われた時を求めて』の文庫版が来月から
刊行されるようですね。
576 :
吾輩は名無しである:2006/02/10(金) 12:53:05
>>575 本当ですか????? ちょっと前に単行本を全部そろえたばかりなのに・・・。
ちゃんと読むなら、単行本と文庫本の値段の違いなど問題でなくなる
ほどの満足感が、最終巻を読み終えたときに、得られます。
578 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/10(金) 23:31:00
アレクサンドル・デュマの「モンテ・クリスト伯」を読んだんですが、
よくわからない所が多々ありました。ヴァランチーヌは仮死状態になってそこから
また生き返った、ということでしょうか。モンテ・クリストが何をしたのか
よくわかりませんでした・・。
ちなみに岩波文庫を読みました。
580 :
吾輩は名無しである:2006/02/17(金) 18:22:30
age
582 :
吾輩は名無しである:2006/02/19(日) 01:51:19
ジッド命日アゲ
583 :
吾輩は名無しである:2006/02/19(日) 04:13:00
大学院でフランス文学をやるとしたら、東京外大とお茶の水だと
どっちがいいでしょうか?研究生になってから大学院に進学しようと
思うのですが。
中世と現代が学びたいです。
> 中世と現代が学びたいです。
学部ならともかく、院ならどっちか一つに汁
つかなんで外大と茶水?
585 :
いつを:2006/02/26(日) 17:09:51
カルメンの「ハバネラ」のL'amour est un oiseanのフランス語の歌詞を
どなたか教えていただけませんかあ?
ri
[ぐぐれ]
∧∧ ll
γ *゚ヮ゚∩
o( ∪__ ノ
588 :
????A^?<eth>:2006/03/07(火) 07:22:11
マルセーユ沖のデイフ島に船で行ったが、今にも「モンテ・クリスト伯」
のヴァランチーヌがあの牢獄から出てくるように思えた。
ri
[さよけ]
∧∧ ll
γ *゚ヮ゚∩
o( ∪__ ノ
590 :
吾輩は名無しである:2006/03/08(水) 13:24:19
セナンクール復刊しないかなー
どこにもないんだけど…
オーベルマン読みて〜
みんな読まれました?
591 :
吾輩は名無しである:2006/03/08(水) 15:53:57
ヴォルテールだったかヴァレリーだったかが、
「方法は高くつく」というようなことを言っていたと思うんだけど、
出典はなんだったろう。ヴァレリーのテスト氏かな。
592 :
吾輩は名無しである:2006/03/16(木) 21:13:02
アナトール・フランスの『エピクロスの園』と『少年少女』読んだけど、
すごく面白かった。心があらわれるようだ。
次は、『神々は渇く』いきます。
スレ建てようかな…。
> すごく面白かった。心があらわれるようだ。
でスレ立てても即死間違いなしだよん。
面白さを人に通じる言葉にするにはそれなりの臂力が要る。
>>593 なるほど…。言葉をもっと磨いて出直してきますわ。
以下の話(挿話)が出てくる文学作品をご存じありませんでしょうか?
「戦線で、フランスの兵士が、ドイツの若い16,7歳の兵士を刺し殺そうとすると、
その少年兵が手を差し上げて『母[Mutter]! 母[Mutter]!』と叫んだ」
よろしくお願い致します。
1922(大正10)年、菊池寛が、里見弓享と論争した時の文章(「文芸作品の内容的価値」)に、
作品化(小説として表現)される前にすでに「人を動かす力を持つてゐる」=「ある感動に打たれる」
「話」の例を4つ挙げています。その1つ目として「ロマン・ローランの小説の中にある、一つの挿話、
『仏蘭西の兵士が戦線で、独逸の若い、十六七の兵士を刺し殺さうとすると、その少年が手を差し上げて
母(ムツテル)! 母(ムツテル)! と叫んだ』と云ふ話、かうした話は、小説にかゝれるとかゝれないとに
拘はらず、人を動かす力を持つてゐる」と書いおります。
ただ、別の文章では、この「挿話」をロランの名を挙げずに記しており、
ロランの小説だと断定はできないのです。
ご教授いただければ幸いです。
597 :
名無し物書き@推敲中?:2006/04/05(水) 12:49:39
の物
598 :
モルダー ◆MIYUKIh8MA :2006/04/06(木) 19:50:43
レミゼラブルは名作だね。映画で見たけど
600 :
596:2006/04/08(土) 13:50:50
601 :
いつをり:2006/04/13(木) 23:03:11
フランス文学をやるよか、結婚したほうがよい。出来婚でこども作った方がもっと
よい。
602 :
吾輩は名無しである:2006/04/15(土) 01:56:56
素粒子すごい小説だね
603 :
吾輩は名無しである:2006/04/17(月) 02:45:57
なんでいきなり結婚の話?
604 :
吾輩は名無しである:2006/04/17(月) 02:53:35
結婚して子供作って家建てると一億以上かかるらしいじゃん?
ってことはだ、それをしなけりゃ一億のアドバンテージがある人生
ってことになる。こんなチャンスをみすみす逃すてはないだろう?
>>595 一般のフランス兵は「ムッター」なんて言われてもわからないだろうから、
かまわず抹殺するのでは?
ドイツ兵は「ママン」や「メール」を理解する奴がけっこう多そうだから
フランス兵がこれを叫べば効果があるかも。
606 :
吾輩は名無しである:2006/04/18(火) 00:55:31
>>606 原語で読んでスペルミスを発見した。なんだか驚いた。
ものすごく難しいフランス語で書いてあるのに。
>>605 ドイツの少年兵は、フランス兵に向かって助けて欲しくて叫んだんじゃ
ないんじゃないかな。
死ぬことが分かった瞬間思わず「母さん!」って叫んだ、という話じゃ?
609 :
吾輩は名無しである:2006/04/19(水) 01:08:24
>>606 クロソウスキーのスレ、哲板にはあるのかな、と思ったけど
ないんだね
611 :
????A^?<eth>?e`:2006/04/20(木) 22:37:59
>603
なんでいきなり結婚の話?
->
うら若き女性がフランス文学をおやりになると言うから、それよか結婚、子供作りを
おすすめしてるわけです。はい。
フランス文学なんてサヨクくさいものやめれ
フランス文学がサヨクくさい? 珍説だな
616 :
????A^?<eth>?e`:2006/04/23(日) 17:27:44
最近フランス語の勉強休んでます。
617 :
吾輩は名無しである:2006/04/23(日) 17:32:10
ゴーティエとかメリメの全集ってどこ行けばあるのでしょうか?
619 :
吾輩は名無しである:2006/04/23(日) 18:42:27
フランス文学って何が面白いの?
文学に興味もつのはわかるとして、じゃあ
なぜ日本文学やドイツ文学などでなく、フランスを
選んだのかを知りたい。
今、フランス文学ってはやらないし。
今のはやりって何文学?
もう文学がはやることなんかないんじゃね?
一番可能性が高いのは韓国かもなw
捏造韓流文学かぁ
ドイツ文学のほうが流行ってないだろ。
ていうか文学なんて流行ってるはやってないの問題じゃないし。
624 :
吾輩は名無しである:2006/04/29(土) 09:09:06
625 :
吾輩は名無しである:2006/05/01(月) 20:35:35
井上究一郎訳のプルースト「スワン家のほうへ」と「花咲く乙女たちのかげに」
って新潮社版と筑摩書房版(井上個人全訳)がありますが、全く同じものなんですか?
それとも改訳してある箇所とかあるんでしょうか?
626 :
吾輩は名無しである:2006/05/01(月) 22:08:01
井上究一郎氏は、新版の度に訳に手入れをされました。生前最後の刊本は、ちくま文庫の『失われた時を求めて』個人全訳だったと思います。
627 :
吾輩は名無しである:2006/05/01(月) 23:25:06
わたしは、……「我が世紀は、散文において甚だ佳しとするよう
なもの以外、もはや韻文において佳しとは認めない」という「ダラ
ンベールの定理」を反駁したヴァレリイの規則も知らなかった。
というのが高橋源一郎の『さようなら、ギャングたち』に出て来ますが、
これの典拠をどなたかご存じないでしょうか?
これだけでは「我が世紀は」云々がダランベールの定理なのか
ヴァレリイの規則なのかすらわかりませんが……
作者は仏語は読めなかったはずなので、
これが書かれた1981年の時点で翻訳のあったもの、
もしくは日本人による詩論からの孫引きの可能性が高いと思います。
普通に考えて初めの鍵括弧はダランベールの定理の説明にしかみえない
すみません、中途半端に省略したのが良くなかったですね。
わたしは、詩の冒頭は神の名もしくは神の尊厳を示す別の名によって
始めるという古典派の規則も、「我が世紀は、散文において甚だ佳しと
するようなもの以外、もはや韻文において佳しとは認めない」という
「ダランベールの定理」を反駁したヴァレリイの規則も知らなかった。
これだと「古典派の規則」と「ヴァレリイの規則」が対で主題にになってるようにも見えるので
「ダランベールの定理」は既知として「我が世紀は……」は「ヴァレリイの規則」の方に
かかっているとも読めるかな、と。
ああ、でも考えてみたらヴァレリイは専ら定型詩を書いているので
やっぱり「我が世紀は……」はおっしゃる通りダランベールの方なのでしょうね。
ボヴァリー夫人てどんな話ですか?
ぐぐるって何ですか?
ぐぐ「れ」からぐぐ「る」と出てくる奴が知らないわけないだろww
ところでフランス語でも、ぐぐるってのは動詞として使われてるんだよね
Je google
Tu googles
Il google
Nous googlons
Vous googlez
Ils googlent
みたいな
それってスラングみたいなもんだよね?
焦って辞書で調べちゃった。
googlerってぐーぐれー!!っておもいっきし命令されてる気分…
命令形だとGooglez!か?
接続法半過去je googlasseとかも完備してるんだろーか
ちなみに複合時制の助動詞はetreとなりますので要注意(ウソ)
生死発着往来wwww
すげー!!やっぱそれぞれの国の形になってんだな。
ところで、ボヴァリー夫人のエマって本によっては
エンマだよね?mが重なってるから?
643 :
吾輩は名無しである:2006/05/15(月) 01:41:37
サドなんてもっとスポットライトがあたってもいいと思う。
澁澤タソが突出しすぎてて後続が育たないのが日本でのサドの不幸
でもそういや何年か前に超久々にサドで卒論書いたのいなかったっけ、T大仏文?
645 :
吾輩は名無しである:2006/05/16(火) 01:25:43
お前ら発音に自信がなければ フランス人の前でTu googles は言わない方がいいぞ
どうしてってお前、、、初心者じゃあるまいし俺の言いたい事は分かっているよなw
エロイーズって何
教えてエロイ人
女性名
648 :
吾輩は名無しである:2006/05/20(土) 22:26:49
サド侯爵のジュスチーヌまたは美徳の不幸(植田訳)を読んでいます。
649 :
吾輩は名無しである:2006/05/20(土) 22:44:57
サドも読んでたいけど
暇がない
650 :
吾輩は名無しである:2006/05/20(土) 23:06:15
サドはその退屈さを愉しむもの
それは"暇"違いだな
昔アテネフランスでバルザックの短編を題材にした授業があって、
それが結構面白かった。対話形式で宝物を生めた老人に主人公が
インタビューして、なんかドラマチックな回顧録になるというやつ。
題名わからないよね。
あと、「地下鉄のザジ」「文体練習」のクノーを原語で読んだのは苦労したけど
面白かった。内容より文体。この2つはセットだねと思った。
653 :
吾輩は名無しである :2006/05/25(木) 07:46:27
スポルテスの「Rue du Japon」がどうして訳されないのかと、ある仏人から聞かれた。
誰か読んだ人?
A l'aune du google, il est moyennement connu en France mais pas au Japon.
654 :
吾輩は名無しである:2006/05/25(木) 08:36:29
moyennement>>初めて聞いたw文語か?
>>652 対話形式で宝物を生めた老人に主人公がインタビューして、
なんかドラマチックな回顧録になるというバルザックの短編
たぶん『ファチノ・カーネ』だと思う。
盲目のクラリネット奏者の話だな。
不倫現場を見つかって、恋人の夫を殺っちまったドジなやつさ。
わざわざ「w」なんかつけて恥の上塗りしてるところが痛々しいなw
>>656>>657 そうですか!いや、答えがもらえるとは思いませんでした。
質問してみるもんですね。ファチノ・カーネ。なんかそんなような
題名だった気がする。
ありがとうございます!
661 :
吾輩は名無しである:2006/05/26(金) 00:15:30
東京都新宿区のJR山手線新大久保駅で21日朝、ホームから線路に落ちた女子大学生を韓国人留学生が助け出していたことが24日、分かった。
留学生は、東京都杉並区に住む申鉉亀さん(27)。同駅では2001年1月、線路に落ちた男性を助け出した韓国人留学生李秀賢さん=当時(26)=が電車にはねられ亡くなっている。
申さんは李さんと同じ東京都荒川区の日本語学校に通っており「先輩のことを瞬間的に思い出した。先輩に助けられて普段の何倍もの力が出た」と話している。
申さんらによると、21日午前5時半ごろ、山手線内回りのホームで、トイレに行く途中だった申さんが、線路に転落し倒れている女子大生を発見。ホームには20人ほどの客がいたが、見ているだけだった。
(共同通信) - 5月25日
662 :
吾輩は名無しである:2006/05/27(土) 22:35:28
ディドロの百科全書ってABCの項目だけで3〜4割を占めているようです。後半はエネルギー切れか。
ちなみに初めの項目はブラジルにある木。
今でいう時代別国語大辞典室町時代編状態でつな
petits esprits
667 :
吾輩は名無しである:2006/05/28(日) 16:10:08
危険な関係(Les Liaisons dangereuses/de Laclos)の書簡文学も新鮮ですね。角川文庫(竹村訳)と平行して映画も観てみようと思っています。
書簡文学っていえば、Madeleine Chapsal 編の « Les Plus Belles Lettres d'Amour »
っていう書簡アンソロジーを興味深く読んだ。
そこにはもちろんサルトルとボーヴォワールの手紙もあるし、
ポール・エリュアールがガラに送った萌え書簡もある。
風変わりなところでは、コクトーがジャン・マレーに書いた手紙や、
ヴェルレーヌとランボー間の手紙なんかも収められている。
わたしの好きなセヴィニェ夫人は予想どおり載ってなかったけど、
どうせ学校の教科書みたいだからだろうね。
アナトールフランスのスレないんだね
人気ないね
2001年4月に立って8つレスがついたyo
8つだけか・・・
フランスの文芸誌読んでる人いる?
自分は女性向け文芸誌muzeを読んでるが、なかなか良い。
アナグラムって面白いと思いますか?
ラディゲってもしかして作家としてはB級?
675 :
吾輩は名無しである :2006/06/14(水) 12:40:57
感じじゃない
677 :
吾輩は名無しである:2006/06/28(水) 19:21:59
>>668 私も同じ本買いました。今、書簡文学が一番面白い。
何と言っても、まだまだ訳されてないものが多くあって
新発見の余地が幾らでもある。
少し前から、ラマルティーヌの書簡全集が出ている。
ナポレオン3世に敗れた時の挫折の気持ちとか綴った手紙もあった。
ユーゴーとサント・ブーヴの往復書簡とかも出ているね。
ネルヴァルの自殺2週間前のものも含んだ某作曲家への手紙とか…
あまり訳される可能性はなさそうだけど、だから愉しい。
678 :
吾輩は名無しである:2006/07/03(月) 02:53:47
『O嬢の物語』を今日読み終わった。
なんつーか、そのー…www
Oは最後死ぬんだろうなぁと思いながら読んでたんだけど、そりゃねーよwww
>>667 映画(ビデオ)は、
ジャンヌ・モロー主演の仏画よりも
ハリウッド版の方を面白いと思ったな。衣装&美術がいいし
なによりミシェル・ファイファーがもうエロいのなんのって…
>>677 全集なんかでも、附録のような扱いをされる傾向があるものね。
デカルトとファルツ王女エリザベトの間に交わされた哲学的往復書簡集では、彼の筆が
最も活き活きと踊ってるようにも見える。サドの獄中書簡は、まるで笑劇の科白のごとく
わたしをして笑わせてくれる。ゴーティエがサバティエ夫人に宛てたイタリア便りでは、
彼の奇矯ぶりがいっそう伝わってくる。
書簡集は、たとえ公刊を前提にしていたにせよ、作家の生の息遣いが感ぜられようで愉しいね。
好きな作家だと特に。
>>678 続編『ロワッシイへの帰還』 Retour à Roissy で、O はフォンテーヌブローの森で
死体となって発見される運命みたいよ。(わたしはこの後日談のほうは未読だけど。)
『O嬢の物語』って、ポルノグラフィのわりには瀟洒に仕上げられているようでいて、
まるで湿度の高い密室のなかで育てられた蘭のように、じめじめした作品だと感じる。
たとえいまの自分の立場がどうであっても少なくとも自分は仕合せだから問題はない、
と O はきっぱりといってのける。マンディアルグのようなひとにいわせれば、これぞ
純粋な勇気ということになるらしいけれど、いくら方便とはいえ、あれほどまでに
観念的に物質化してしまえる精神には感服するね。
ちなみにレオノール・フィニ Leonor Fini のオリジナル・カラー・リトグラフおよび
モノクローム挿画入りの版本があって、とても欲しい。
682 :
677:2006/07/04(火) 21:48:15
>>680 私はある作曲家を研究しているので、まあ、当然のことながら、彼はいわゆる
小説のようなものは残していない。普通は彼の言葉を聞くためには音楽を聴くか
スコアに残された作曲家自身による序文を読むかという手段しかない。
まあ、伝記というものもあるけど、あれはたいてい溢れる資料とともに彼らの
肉声をすっかり抹殺してしまっている。しかし、書簡や公開書簡が残されていると、
彼の心の襞を手に取るように味わうことができるのだ。
さらに、いわゆる作曲家という人間は実は文章を書かせても一流であることが多い。
そういう文章はもう卓抜したエッセイであり、紀行文であり文学なのである。
文通相手も画家であったり作家であったり詩人、亡命貴族と様々だ。
そうして、当時の人々の意外な横のつながりに驚かされ、その糸を次々と辿ってゆく。
つまり私は、いわゆる世界の名作文学には決して姿を現さないけれど、
あらゆる分野の芸術家の中に本物の詩人のエスプリを探し、発見し、
文学的価値を見出すことに限りない喜びを抱いているのです。
683 :
吾輩は名無しである:2006/07/12(水) 11:18:29
age
684 :
吾輩は名無しである:2006/07/12(水) 16:12:10
チルチルミチルの青い鳥ってフランスですよね?(・ω・)
いまだにわからないんですけど、青い鳥ってなんで逃げたんですか??
身近な幸せを気付かせるため??(・ω・`)
685 :
吾輩は名無しである:2006/07/12(水) 16:19:27
O嬢の物語がじめじめしてるって?
頭悪すぎだよチミ。もう少し感性を磨かなきゃ駄目よん。
>>681
686 :
吾輩は名無しである:2006/07/14(金) 01:34:15
>>684 「青い鳥」はベルギー象徴派の領袖メーテルランク(メーテルリンク)
の作品。だから正確にはフランス語圏文学。
687 :
吾輩は名無しである:2006/07/17(月) 01:59:25
パスカルのパンセをラフュマ版の翻訳で読みたいのですが、
amazonなどを見てもどの訳書がどの排列を採用しているのかさっぱりわかりません。
ラフュマ版を採用している訳書を紹介していただけないでしょうか?
ちなみに、昔読んだ中公文庫のはブランシュヴィク版でした。
689 :
吾輩は名無しである:2006/07/19(水) 12:55:07
篠沢本で、17世紀古典文学が日本で言えば中世の物語文学・勅撰集みたいなものだってことがよく分かった。
C'est avec une demi-heure de retard et dans une ambiance tendue par l'intervention
des intermittents qu'a commence, dans la soiree du lundi 17 juillet,
dans la Cour d'honneur du Palais des papes, la premiere des Barbares, de Gorki,
mis en scene par Eric Lacascade.
Quand la representation s'est achevee, vers 2 heures du matin, l'ambiance n'etait plus
tendue, mais triste : le rendez-vous n'avait pas eu lieu.
Il etait pourtant attendu, pour de bonnes raisons.
On n'avait jamais entendu Maxime Gorki (1868-1936) dans la Cour, ou Eric Lacascade
a laisse un souvenir magnifique avec Platonov, de Tchekhov (en 2002).
Quant aux Barbares, c'etait une piece quasiment inconnue jusqu'a ce que Patrick Pineau
la mette en scene a l'Odeon, a Paris, en 2003.
Jusqu'alors, Gorki se resumait a deux titres : Les Bas-Fonds et Les Estivants.
Que nous raconte-t-elle, cette piece qu'Avignon decouvre ? Un jour du monde,
quand, au debut du XXe siecle (la piece date de 1905), arrivent dans une ville de
province des ingenieurs charges de la construction d'un chemin de fer.
Beaucoup d'habitants se rejouissent, l'un d'eux s'inquiete : "Ils vont tout gacher...
On va se faire envahir par les etrangers."
Les ingenieurs, eux, debarquent comme s'ils arrivaient chez des sauvages : "On
va vous construire une jolie voie ferree, et on va vous la demolir votre petite
vie bourgeoise, patriarcale et arrieree", dit l'un d'eux. Pas si sur. A la fin,
ils seront sur le carreau au meme titre que les habitants.
En quelques semaines, ils auront fait eclater ce qui agitait souterrainement chacun
dans la ville, et eux-memes.
Personne ne peut dire qui sont vraiment les barbares, dans cette piece qui est
elle-meme barbare, a sa facon : elle ne suit pas le chemin d'une narration incarnee
par des personnages, mais s'offre brutalement, comme une chronique qui montre des gens
tels qu'ils sont, avec leurs pulsions, leurs veuleries et leurs espoirs, leur nostalgie
et leur aprete a vivre.
,
Il y a la une belle matiere, qui ne triche pas avec la realite. Alexei Maximovitch Pechkov
n'avait pas choisi sans raison de prendre le nom de Gorki ("aigre", en russe).
Tchekhov, son aine de huit ans, dont il fut l'ami, lui ecrivait : "Quand vous representez
un objet, vous le voyez et le palpez."
Avec Les Barbares, Gorki palpe la societe et ne se raconte pas d'histoires sur
son etat (il le fera plus tard, avec l'apologie des goulags).
Reste la question de la representation de sa piece. C'est la qu'Eric Lacascade decoit :
il en fait un gala qui hesite entre une ambiance rock et une ambiance a la Tchekhov.
A son habitude, le metteur en scene, directeur en partance du Centre dramatique de
Normandie (a Caen), a travaille avec un groupe d'acteurs qui lui est proche.
Cela donne une unite de jeu qui est le principal atout du spectacle.
Mais cela ne suffit pas a donner du sens a la representation. Au debut, un homme chante
Bob Dylan ou Noir Desir (Le vent nous portera, en anglais).
C'est une facon plaisante de nous signaler que Les Barbares, c'est ici et maintenant.
Mais ce ton-la gagne l'ensemble du spectacle,
ou l'on voit des gens s'agiter (tres bien parfois, la n'est pas la question) et non pas vivre.
Tchekhov vient en contrepoint, dans certaines scenes, comme une ombre dont
Eric Lacascade n'arriverait pas a se defaire.
Mais la aussi, Gorki souffre, comme un homme habille avec une fausse elegance qui
ne convient pas a sa trivialite.
C'est la dure loi de la Cour d'honneur : elle ne pardonne rien.
Mais, a l'epreuve du public, elle peut permettre aux Barbares de se "trouver".
C'est tout ce qu'on souhaite.
今「なしくずしの死(上)」買ってキタ。これから読みます。
703 :
吾輩は名無しである:2006/07/28(金) 14:48:29
保守
704 :
吾輩は名無しである:2006/08/05(土) 09:17:41
「虫けらどもをひねりつぶせ」(虐殺の戯言)、キョーレツ。
何とかセンターがよく黙ってますね。
706 :
吾輩は名無しである:2006/08/06(日) 22:55:27
黙ってる筈はないのだが
707 :
吾輩は名無しである:2006/08/20(日) 03:21:25
ボーマルシェの処女作である『Eugenie』について調べています。
女をだました男が、最後は悔い改める話なのだそうですが、
この話はボーマルシェの人生の中の事実にもとづいています。
ボーマルシェの姉妹と婚約しておきながら、2回ともそれを破棄
した男への復讐をボーマルシェは実行しようとしますが、ボーマ
ルシェは男を殺すまでには至りませんでした。
そして、ドラマ『Eugenie』の中でも、結婚詐欺の男は悔い改める
ことによって命拾いしています。で、私が知りたいのは、ドラマ
『Eugenie』の中で、最後は悔い改める結婚詐欺師の男の職業
が、何なのかということなのです。
『Eugenie』の原書に当たればすぐ分かることなのですが、時間が
限られており、原書を取り寄せて読んでいる暇がありません。
すぐ調べなければならないのです。
また『Eugenie』は、ボーマルシェの処女作なのですが、邦訳は存
在しないようです。
ボーマルシェの処女作『Eugenie』についてご存知の方は、どなたか
いらっしゃいませんか?
>707
フィガロの結婚のBeaumarchaisですよね。
男の職業は、養驢馬業(ロバを専門に育てる仕事)だったはず。
わしも若い頃原書で読んだが、男の職業が奇妙だったので印象に残っています。
間違いない。
レポート提出したらこのスレで報告してくださいね
709 :
707:2006/08/20(日) 10:39:56
>>708 そうです、「フィガロの結婚」を書いた Pierre-Augustin Caron de Beaumarchais です。
ご教示いただきまことにありがとうございます!
また改めて御礼を兼ねたご返事差し上げたく存じます。
取り急ぎ。
710 :
吾輩は名無しである:2006/09/11(月) 17:47:03
アナトール・フランスの「神々は渇く」(岩波文庫)を読んでいるのだ
が、この人の作品って昔は日本でもよく読まれてたんだろ?
どうしてマイナーになっちまったのかな。
主人公ガムランが陪審員になるところまで読んだ。
登場人物が次々とギロチンにかけられるところが早く読みてぇなぁ。ワクテカ
711 :
吾輩は名無しである:2006/09/11(月) 21:21:43
フランス文学スレで訊くのが妥当かどうかは微妙なんですけど、
『ポルトガル文』の入手可能な日本語訳ってありますか?
1669年にパリで出たやつです。佐藤春夫の翻訳はあったはずなのですが…
リルケの翻案はフランス文学の文脈とは外れるのでナシでおながいします。
712 :
吾輩は名無しである:2006/09/11(月) 23:18:56
モリエール大先生のスレ立てても良い?
713 :
吾輩は名無しである:2006/09/12(火) 00:50:47
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ヽ、`||ヾi;'(:::::゙'゙:::/;;i=i;;;ヽ:::゙'゙::::)゙i;/ |l'ノ/ 却 下 する。
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モリエールとかラシーヌとかぶっちゃけ日本じゃ誰も読んでねー
715 :
吾輩は名無しである:2006/09/12(火) 05:35:28
その筋の研究者でいえば
一之瀬正興氏は講義も人格もイイおやじだったが
飽き山伸子とかはホント糞つまんなかったよ
うおー、おまいらここに塩川先生呼んでこい
>>714 ラシーヌはともかくモリエールは普通の大学生なら読んでいるだろう。
理系の俺でも知っている。
モリエールの一読もしていない大人がいたらひくぞ。
シェークスピア→モリエールは王道中の王道。
>>714 ラシーヌはともかくモリエールは普通の大学生なら読んでいるだろう。
理系の俺でも知っている。
モリエールの一読もしていない大人がいたらひくぞ。
シェークスピア→モリエールは王道中の王道。
気持ちはわかるけど、少しは現実も見ようよ
いい若いもんがモリエールなんか読んでたら逆にひく。
そもそもシェークスピアにすら触れない者のなんと多いことか。
>>721 それはない。
4大悲劇を一冊も読んだ事がない人がいたら見てみたい。
本国でもラシーヌはエコールノルマル出身者とか
アグレガシオン持ってるような香具師とかしか読んでないって話だな
まあ源氏物語を原文で通読した日本人がどのくらいいるかを考えてみれば無理もない
>>711 『新訳ぽるとがる恋文』という書名で出ているよ
「恋文」に「ぶみ」ってルビが振ってあるが
このせいで検索に引っかかりにくいのはかなり損してる気がする
726 :
吾輩は名無しである:2006/09/15(金) 00:42:21
源氏物語にたとえるのが何か違う希ガス
727 :
吾輩は名無しである:2006/09/15(金) 01:18:07
『ポルトガル文(ぶみ)』はひどい駄作。期待したらがっかりするよ。
728 :
吾輩は名無しである:2006/09/17(日) 15:49:17
ぽるとがるぶみを文学的に発展させると『情事の終わり』になる。
穴フランスで、おすすめあったら教えてください
全集らしきものがあったので、一つ読んでみようと思っね
730 :
吾輩は名無しである:2006/09/17(日) 20:09:19
着信アリ
731 :
吾輩は名無しである:2006/09/17(日) 21:17:09
>>730 着信アリですね!
ありがとうございます!
読んでみます!
732 :
じゃん:2006/09/19(火) 15:26:11
セリーヌ自分も好きだが
あれは日本語で読むと正確に訳しきれていないから、さぞかし難しがろう。
原文のフランス語で読んでも難しいが、原文で読まないと文章構成の
美しさが分からないだろw!セリーヌは内容より文章構成の美しさに
フランスでは人気があるのだから。
まあ,君らに中途半端な日本人にはとうていセリーヌの良さは難し過ぎて
理解できないだろうが(爆笑)
733 :
セリーヌ:2006/09/20(水) 16:06:13
私はまだ生きているのかね、そしてフランス語も?へえ、信じられん。
一度生きたからには死ぬ運命にある思っておったが。
>>732 のような蛆虫君がいたおかげで遠い国でも翻訳、
延命処置が計られたにかな。こんなときは(爆)っていうの?へえ〜。
勉強になった。原書的死体愛好家、732のシコシコ君。アリガトォ。
4大悲劇だけ避けている僕が登場!
とりあえず日本での仏文学の地位の低さが嘆かわしい
フランス文化の地盤沈下は残念ながら世界共通の現象と思われ
ここ20年以上、何ひとつ見るべきものがないんだもん
むしろ日本の場合、仏文学は一時期異常に地位が高かったという方が実情に近いような。
小林秀雄が仏文出身だったからかね?
738 :
吾輩は名無しである:2006/10/16(月) 12:33:47
英語じゃなかったから。
確かフランス文学だったと思うけど、十代の少女が書いた作品で、綿矢や三並ごときのもんじゃないレベル小説ってのが紹介されてなかった?
>>739 まさかサガンのこと?あまりにも古すぎるか・・・
(18歳でデビューして現在71歳)
>>740 71歳じゃねーだろ。69歳で死んでるって。
742 :
吾輩は名無しである:2006/10/16(月) 17:01:17
まあその遥か前に氏んでたも同然だからね
2004年9月に死んだから、日本風に言えばちょうど三回忌。
日本でも放映された息子に支えられながら
セーヌ河畔?で文学と人生について語るサガン。心臓は病んでたろうが
頭は冴えていたよ。
745 :
740:2006/10/16(月) 21:16:17
みなさんのおっしゃるとおりです。すでに69歳でお亡くなりになっていました・・・
すみません。言い訳すると記憶力が低下する病気なのでわざわざ
ググって確かめたのにも関わらず視覚には生年しか記憶には残らないのでした。
(まあもともと単なる馬鹿なのでしょうけど・・・)
半年以上ROMってちゃんとニュースも見て(読んで)覚えるように訓練致します。
言い訳までして申し訳ございませんでした。
スレ違いすみませんです。
小説家としてどーでも良くなると
没年なんか気にならない方が普通だって
気にしない気にしない
747 :
吾輩は名無しである:2006/10/16(月) 23:05:24
もしかしてメリッサPを勘違いだったりしてw
青い麦、最後がよく分からなかった(´・ω・`)
749 :
いつをり:2006/11/04(土) 08:32:54
フランソワーズアルヌールが知りたい,彼女とイブモンタンの交流が。
750 :
吾輩は名無しである:2006/11/12(日) 23:18:27
リラダンの「未来のイヴ」は、斉藤訳と渡辺訳のどちらがいいのですか?
751 :
吾輩は名無しである:2006/11/14(火) 02:21:26
age
752 :
吾輩は名無しである:2006/11/14(火) 02:21:54
;;
<⌒/ヽ-、___
/<_/____/
754 :
吾輩は名無しである:2006/11/14(火) 21:32:07
hage
755 :
アグネス多喜雄 ◆Z5n/72s1b2 :2006/11/14(火) 21:43:05
カミユ、サルトルとかいるものの、
「赤と黒」のせいで渡辺淳一と同じかという仏文学の総括。
昨日からプルースト読み始めたが、
予想に反して面白くてやめられない。
ああいうくどくどしい心理描写は大好きだ。
>>756 もちょっと詳しく聞きたい
いままでどんな読書しててその感想?
758 :
吾輩は名無しである:2006/11/15(水) 09:41:39
≫755
>>757 10年前に読んだ折にはマドレーヌであっさり挫折したので、
今すいすい読めるのが自分でも不思議。
すいすいでもないな、ページごとに、文章ごとに味わい深くて
数文ごとに引き返しては繰り返して読んでいるので、
もったいなくてなかなか先にすすめない。
似たような趣向の本ばかり読んできたので抵抗がないのか、
逆にシンプルな本しか経験がないからかえって新鮮に感じるのか、
自分も気になったのでいろいろ顧みてみたけれども、
それらを足して2で割ったようなものかと。
長々とした神話物語や哲学書が好きだけど、
ここ数年はバルトやキニャールのような断章形式の
行間を読ませるようなシンプルな文章ばかり接していたので、
その反動か、あれこれ描写を詰め込んだ満腹感が極端に心地よい。
単に修飾や説明に飢えていただけなのかもしれないし、
作者に何もかも解説してもらうのが快感だなんて、
自分で解釈するのが面倒になるほど老いたせいなのかも。
けれども、個人的には読書暦よりも人生経験いかんによる。
あの主人公は笑えるほど、忌々しいほど自分によく似ている。
760 :
吾輩は名無しである:2006/11/19(日) 13:35:45
薔薇物語を通読してみようと思うのですが、
ほぼ同時期に出た篠田訳と見目訳、ズバリどちらがお薦めでしょう?
ユルスナールスレが落ちてしまった…(´;ω:`)
762 :
いつwoり:2006/11/21(火) 05:40:56
フランス習い始めて,1年です。初めて読み物に挑戦したのですが,パスカルの
パンセで早くも倭から楽なった。次の日本語訳
誰か教えて。Mais quand l'univers l'ecraserait, l' homme serait encore plus noble aue ce qui le tue,
puisqu'il sait qu'il meurt et l'avantage que l'univers a sur lui.
763 :
いつwoり:2006/11/21(火) 05:43:13
失礼!!「倭から楽なった」ー>『わからなくなった」
765 :
吾輩は名無しである:2006/11/23(木) 22:15:04
たぶん京大仏文法のテキストの練習問題
次の授業で当てられるとかだろ
うちも京大テキストだったな
767 :
吾輩は名無しである:2006/11/25(土) 01:45:00
>>762 宇宙がそれを押しつぶすとき、しかし、男はより立派なaueでありさえします。そして、何がそれを殺します、彼が彼が死ぬということを知っている、そして、宇宙にはそれの上である利点。
768 :
吾輩は名無しである:2006/11/29(水) 00:14:06
>767
なんか、よくわからない訳だなあ!!お前仏語落としたのか?
769 :
吾輩は名無しである:2006/11/29(水) 05:39:34
うるさいなほっとけ
770 :
いつwoり:2006/12/05(火) 07:03:28
>765
そう、次回の授業で当てられるのだ。挑戦してみるね。「宇宙が押しつぶすとき,人間はまだ依然として
より高貴です。死ぬことを知っているが彼の上の宇宙より、優れている」
771 :
吾輩は名無しである:2006/12/10(日) 19:47:40
test
ミシェル・ウエルベックの新作の邦訳が今年の秋に出るって、かなり前の新聞で見たんだけど、
まだ出ないの? 『素粒子』は傑作だったな。早く読みたいな。
ヾ(o゚ω゚o)ノ゙ プニプニプニ!
ちくしょう
卒論終わったらプルースト読んでやる
774 :
吾輩は名無しである:2006/12/11(月) 08:13:21
フランスではドストエフスキーってどれくらいのランクに位置してるの?
同ランクっている? いたら誰?
まあよくてモリエール
ウエルベックの新作について誰もレスつけてくれないのかよお!
ヾヾ(o゚ω゚o)ノ゙ノ゙ プニプニプニプニプニプニ!!
777 :
吾輩は名無しである:2006/12/11(月) 22:38:12
ウエルベックは邦訳よりも素粒子以外の文庫化して欲しい
779 :
吾輩は名無しである:2006/12/12(火) 17:47:03
マラルメの詩って誰の訳がいいですか?
鈴木信太郎のはどうも好きになれない
780 :
吾輩は名無しである:2006/12/12(火) 18:04:56
現代フランス文学で最上級の作家って誰?
仮にドストがレヴェル5だとしたら、その作家はレヴェルいくつ?
781 :
吾輩は名無しである:2006/12/13(水) 21:04:09
ドストヲタ ウゼェ
782 :
吾輩は名無しである:2006/12/13(水) 21:24:40
>>779 原文眺めながらじっくり読んで、
それでもわけわからんかったら邦訳嫁
別に訳者はだれでもいい そこまでいったら関係無いだろ多分
とにかく原文読まないとマラルメの詩句の脚韻、音韻と語の意味の
すんばらしーオーケストラってのはイメージとして湧いてこん
784 :
吾輩は名無しである:2006/12/14(木) 00:45:53
原文ねぇ
マラルメの安い原書紹介してください
785 :
吾輩は名無しである:2006/12/14(木) 03:01:37
なんでそんな偉そうなの?むかついたから教えてやらん
氏ね
786 :
吾輩は名無しである:2006/12/14(木) 09:38:38
>>780 ドストエフスキーとカフカが5ならサドが5だな。
ちなみにバタイユは3だ。
日本最高は安部と久生の4だな。
787 :
吾輩は名無しである:2006/12/14(木) 17:19:49
あんまりバカが多いのでマジレスしてやろう。
5 バルザック、ユゴー
4 サルトル、カミュ
3 スタンダール、シャトーブリアン
2 ブランショ、パニョール、ゴーチエ
1
788 :
吾輩は名無しである:2006/12/14(木) 17:55:09
↑こいつもそーとー馬鹿だな
なにこれ?
789 :
吾輩は名無しである:2006/12/14(木) 18:04:55
マジレスするとドストエフスキーに匹敵するフランスの作家はいない。
ドストエフスキーに匹敵するのはカフカと井上ひさしだけ。
790 :
吾輩は名無しである:2006/12/14(木) 18:43:13
井上ひさしはギャグでしょ?
791 :
金原啓一郎:2006/12/14(木) 18:49:59
じゃあフランス最上級の現代作家って誰?
792 :
吾輩は名無しである:2006/12/14(木) 19:40:11
まあ何にとっての最上かって定義の仕方で答えは変わってくるだろうけど
フランスの小説家に関して個人的に言えばギョタとルーセルが好みだな
この二人を現代作家って呼んでもいいよね?
793 :
吾輩は名無しである:2006/12/14(木) 21:10:22
ショタとカルーセル麻紀?誰それ
794 :
吾輩は名無しである:2006/12/14(木) 23:09:20
つーかこのスレにドストエフスキーなんか振ってくるなんて
FSSスレでドラゴンボールのキャラを混ぜた戦闘力比較を始めるよーなもん
795 :
787:2006/12/18(月) 16:08:20
は、は、はぁ〜
おまえらあいかわらずバカまるだしだな(藁 恥ずかしいよ、ホント
ブック・ガイドかじって文学談義した気分になっている前に、本読めよ(藁
796 :
787:2006/12/18(月) 16:09:37
ちょっとだけな、バカなおまえらのバカな所以おしえちゃるからありがたくきけ!
文学史や歴史背景の知識がゼロです。
なんか恥ずかしいやつがいるな
798 :
吾輩は名無しである:2006/12/18(月) 22:43:34
平和だねぇ
799 :
787:2006/12/19(火) 19:26:03
んなぁこと、タクシー運転手のおまえにいわれたかねぇーwww
800 :
吾輩は名無しである:2006/12/20(水) 07:37:20
みなさんがフランス文学に興味もたれたきっかけって何ですか?
僕なんかは澁澤のサドと怪奇小説傑作集4でアポリネールやモーパッサン、
メリメやゴーチェなんかを知って白水社のシュールレアリスム文学読み漁っていました。
スタンダールとかゾラ、バルザックなんかは有名ですがあんまり面白くなかったですね。
フランス文学読むためにフランス語勉強する価値ってあります?
>>800 近年の作品は割と邦訳が読みやすくなってきてるので原書で読む必要もないかなと思う。
古い作品は翻訳が悪い(少年たちがお爺さんやおさむらいさんのような口調だったりする)ので原書で読んだ方がいいかも
802 :
吾輩は名無しである:2006/12/20(水) 23:22:29
ゾラ、バルザックがあんまり面白くないのは判るが
スタンダールの面白さが判らないヤツは・・・
たしかにスタンダールはドストのように文学的価値を置いても分かる小説のうちのひとつだと思う
スタンダールなんか古典の世界だろ
今更面白く読んでてどうすんだよ
と思いつつバイトの帰り喫茶店で
『赤と黒』読み耽っていたのが懐かしい
俺も赤と黒は普遍的に読まれる価値がある作品だと思う。
女の類型をこれだけ内面的に深く書けている本はなかなか見つからん。
806 :
吾輩は名無しである:2006/12/24(日) 22:04:57
意見がまとまったところで
ゾラ、バルザックはあんまり面白くないとゆー結論でよろしいですね
谷間のゆりとナナはおもしろかったけどね。
あんなパトロンが欲しいもんだと思ったけど、
結構評判悪い・・・>谷間のゆり
808 :
吾輩は名無しである:2006/12/25(月) 06:21:03
平野くんが小説に書いてたね、谷間の百合
809 :
吾輩は名無しである:2006/12/25(月) 21:48:43
平野って 盗作作家の平野のこと?平野隆文のこと?
810 :
787:2006/12/26(火) 14:15:34
スタンダールは口述筆記なので諸君のレベルには丁度良いでしょう。
バルザック、ゾラを読むには、君たちは教養がなさすぎます。
811 :
吾輩は名無しである:2006/12/26(火) 14:51:56
<平野くん>って言い方は<平野啓一郎>しかないでしょ!
よく寝た、みんなも風邪には気を付けてね、あっそうそう料理なら 一平野レミ一
まあ教養がなくてもスタンダールは面白いよって流れだったしな
814 :
ルモンターヌ:2006/12/31(日) 08:27:43
スタンダールはグルノーブル出身。グルノーブルは日差しが強いのでパリに出てきて下宿した。
815 :
吾輩は名無しである:2007/01/13(土) 12:35:01
質問です。
パルムの僧院を初めて読もうとしているのですが、
訳本はなにがよいでしょうか。
816 :
吾輩は名無しである:2007/01/13(土) 15:27:45
モーリャックはどうよ。
817 :
吾輩は名無しである:2007/01/17(水) 19:41:34
ガストン・ルルーの黄色い部屋の続編って、黒衣婦人の香りまでしか出てないんでしょうか?
つまらないらしいけど、読んでみたい…
818 :
吾輩は名無しである:2007/01/18(木) 02:15:12
ボードレール研究者死去
819 :
吾輩は名無しである:2007/01/18(木) 06:45:21
>>815 大岡昇平がいいと思います。
スタンダールが話題に上がってますが、
皆さんのレスを拝読した限りでは、残念ながら
「この人たち本当にスタンダールのよさがわかってるのだろうか?」
などと思えてしまいます。(失礼なことを言ってごめんなさい)
もちろん作品の何に惹かれるかというのは個人によって違うのかとも思いますが
まさに個人的にはスタンダール作品のよさというのは、エロティシズムをはずしては
語れないように思います。
(登場人物の欲望→絶望、孤独を当時の西欧(フランス)社会にところどころで仮託しながら追体験する
という小説的構想はテーマとしては魅力的ですが私自身はあまりハマることができませんでした。むしろ
それはドラマツルギーとしての機能しか果たしてないのではないかとすら考えてしまいます。)
女の心理ならむしろバルザックだと思いますし。
皆さんは、スタンダール作品の何に惹かれているのでしょうか?
もちろん、作品を真に享受している間はそれを名指して言うことはできないわけですが。
しかし、それにしても作品に対する皆さんの感想が
「おもしろかった」
とか
「普遍的な価値がある」
とか内容に全く乏しいのはどうしたわけでしょうか?
(失礼なことを言ってごめんなさい)
820 :
吾輩は名無しである:2007/01/18(木) 11:06:45
阿部良雄先生・・・・・・
「パリの憂鬱」の講読の頃の記憶がふっと甦りました。
たしか「貧者の玩具」だったか・・・・・・?
ご冥福をお祈りします
821 :
吾輩は名無しである:2007/01/18(木) 18:06:09
822 :
吾輩は名無しである:2007/01/18(木) 18:46:02
スタンダールは何といっても文章の簡潔さ、正確さ。
赤と黒の堅い地の文が好きだ。
823 :
吾輩は名無しである:2007/01/18(木) 21:59:18
>>722 エクリチュールですか。
別に否定はしませんが、
感想がそれだけってのはつまらないと思いますよ。
824 :
吾輩は名無しである:2007/01/18(木) 22:00:49
>>722 エクリチュールですか。
別に否定はしませんが、
感想がそれだけってのはつまらないと思いますよ。
825 :
吾輩は名無しである:2007/01/18(木) 22:03:02
>>722 エクリチュールですか。
別に否定はしませんが、
感想がそれだけってのはつまらないと思いますよ。
826 :
吾輩は名無しである:2007/01/18(木) 22:07:19
>>722 エクリチュールですか。
別に否定はしませんが、
感想がそれだけってのはつまらないと思いますよ。
>>823-826 スタンダール語りたきゃ専用スレで語ればいい。
はっきり言って見苦しいよ。
828 :
吾輩は名無しである:2007/01/19(金) 13:49:15
つうかさっさとウェルベックの新作訳せや白水
829 :
吾輩は名無しである:2007/01/19(金) 14:28:59
>>819=
>>823 なの?
大岡をすすめながら、理由はいわないし。
スタンダールのことも、エロティシズムというだけで具体的な
言及はなし。
エクリチュールですかってwばかではないの?
だれがエクリチュールだなんて言ってますか?
831 :
吾輩は名無しである:2007/01/20(土) 00:40:30
意見がまとまったところで
ゾラ、バルザックはあんまり面白くないとゆー結論でよろしいですね
バルザック好きだけどな〜
特にキャラクターではまるんでは?
言い方悪いけど、自分はラスティニャック萌えから始まりました。
833 :
吾輩は名無しである:2007/01/28(日) 21:51:12
バルトのバルザック論はどうなん?
ってあまり読まれてないか。
>>833 読んだ。S/Zでしょう?面白いよ。
まだ未読なら一読をお薦めする。
835 :
843:2007/01/29(月) 10:34:38
↑
>まだ未読って・・・orz
835 名前:843[sage] 投稿日:2007/01/29(月) 10:34:38
↑
>まだ未読って・・・orz
837 :
吾輩は名無しである:2007/02/04(日) 17:29:54
私もマラルメとか、ボードレールが好きで、原文で読みたくてフランス語の勉強を始めました。
今思うと、「マラルメ」「ボードレール」という権威に幻惑されていただけのように思います。
実際、原文で読んでみると、PAUL ELUARDの "LIBELTE"の、音韻の美しさの方が好きだ、と思いました。
(勿論、"Le vierge, le vivace, et le bel aujourd'hui..."も素晴らしいとは思いますが。)
FRANCIS PONGEも、原文で読むしか本当の素晴らしさはわからないと思います。
小説も、邦訳と言語とでは、感動するツボが全く違うことに驚きました。
(私の場合、それが一番顕著だったのは、Charles Louis Philippeの"ALICE"です。)
で、何が言いたいのかと言うと、フランス文学好きの皆さんには、フランス語を勉強して
原文で読むことをお勧めしたい、ということです。
838 :
837:2007/02/04(日) 17:31:04
言語(×)→原語(○)
839 :
吾輩は名無しである:2007/02/04(日) 19:05:50
フランス語学んだ結果がLIBELTEですかそうですか
840 :
837:2007/02/04(日) 19:51:04
すみません。
"LIBELTE"は"LIBERTE"のミスタイプですが、
そんなにくだらない詩でしょうか。
みんなにフランス語を薦めるよりあなたが学びなおしましょう、って主旨だと思う。
842 :
吾輩は名無しである:2007/02/04(日) 22:15:53
空回りしすぎてて空気読めない奴が多いよな仏文好きにも
女だろーが男だろーがウザッたい暑苦しさだ
氏ね
プルーストのスレがないのか。
プルーストでなくタイトルであったのか。サンクス。
ロマン主義と自然主義でそれぞれ読みやすい作品てなんでっしゃろ?
ゾラとかずれてる気がするし
847 :
吾輩は名無しである:2007/02/08(木) 18:13:49
グラックは地理学者でもあったそうですが彼がやっていた地理学の分野は何だったのでしょうか?
848 :
吾輩は名無しである:2007/02/10(土) 13:09:38
ヴォルテールの「カンディード」に爆笑しますた\(^o^)/
849 :
吾輩は名無しである:2007/03/02(金) 08:54:52
フランス文学の原書でフランスの「○○文庫」みたいな廉価版のシリーズを教えて。
850 :
吾輩は名無しである:2007/03/02(金) 16:38:10
851 :
吾輩は名無しである:2007/03/02(金) 19:54:28
Baudrillard逝きましたな
853 :
吾輩は名無しである:2007/03/07(水) 13:02:50
アレクサンドル・デュマ父のスレって無くなったの?
854 :
吾輩は名無しである:2007/03/07(水) 13:42:49
ピエール・クロソウスキーもフランス文学だよね。以前はスレがあったのだが、
閑散としてて、何時の間にか無くなってしまった。いろいろ質問したところ、親切に教えて
くれる人がいて、ありがたかった。ロベルト三部作が文庫本になったこともあるので
復活すると嬉しいのだが。
855 :
吾輩は名無しである:2007/03/07(水) 15:53:59
石井桃子さん100歳
856 :
吾輩は名無しである:2007/03/07(水) 23:44:39
>>855 あなたは間違っている。
「石井桃子さん99歳」が正しい。
誕生日は確か14日だったか。
数日の内に何が起こるかはわからない。(野崎歓)
フランシス・ジャム「三人の少女」の原文のタイトルがどうしてもわかりません。
ご存じの方、どうぞご教示ください。
ジャムは昔新潮文庫の選詩集を一冊読んだっきりで全然覚えてないなあ
↓はぐぐった知ったか回答なのでそのつもりで
Clara d'Elleebeuse
Almaide d'Etremont
Pomme d'Anis
の3本です。まとめた題名はありません。ジャンケンポン!
859 :
857:2007/03/14(水) 20:48:18
>>858 ありがとうございました。探してみます。
最近お亡くなりになったらしいけど、アンリ・トロワイヤってどうなんだろ。
「大帝ピョートル」を読んでみたけど、翻訳が悪いのか
まったく世界に入り込めず、かといって頭を使うわけでもなくで
途中で投げてしまった。
工藤庸子はコレットの一連の翻訳は悪くないけどね。
862 :
吾輩は名無しである:2007/04/13(金) 05:30:14
流れぶったギりすみません
機会が二度(君の)扉を叩くなどとは考えるな
シャンフォール
この原文ご存じの方いらっしゃいませんか?『箴言集』の一節なのですが・・・
書名まで判ってるんなら読めばいいじゃん
原文探してるんだろ?
原書には原文載ってるんじゃにゃーの、普通
866 :
吾輩は名無しである:2007/04/13(金) 23:49:51
書き方悪かったです。
情けないんですがフランス語は読めません。なので読むとしたら日本語訳の物なのですがあいにく絶版で・・・
その部分の原文だけどうしても知りたいのです。
有り難うございました。探してみます。
869 :
吾輩は名無しである:2007/04/15(日) 00:23:01
フランス語わかる人に聞きたいんだけど、平岡篤頼の実力っていかほどのものなの?
ふと気付くと自分の書棚にこの人の名前が多いことにちょっと驚きます。
870 :
吾輩は名無しである:2007/04/15(日) 18:33:19
ボードレールの『人工楽園』(角川文庫)刊行に際して、フローベルが称賛の手紙に於いて「実は自分も大麻を持っているが、気味が悪くて使う気になれないのが恥ずかしい」と告白しているけど、フランス人てこの種の刺戟剤が好きなのかな?
昔はよくいたろ。
キメて文章書くやつ。
大麻は刺激剤(upper)じゃなくて鎮静剤(downer)だよ
それはさておき、おくすりと言えばなんと言ってもミショーだね
873 :
吾輩は名無しである:2007/04/15(日) 19:13:01
ボードレールが大麻(「挽き肉と混同すべからず」)や阿片やアブサンの害毒を知らしめようとして、ベルギー講演で『人工楽園』の朗読を声高らかに行ったところ、野次が飛ぶなどして大不評に終わり、これが原因でベルギー嫌いになったという逸話には笑えた。
ああ見えて根が生真面目すぎたんだ、アイツ
童貞説もあるくらい
875 :
吾輩は名無しである:2007/04/16(月) 02:36:43
>>869 生真面目すぎるきらいはあるけど、信頼していい訳文ですよ。
シモンやアラン=ロブ・グリエらの訳者がこの人であったことは読者にとって幸福だったと思う。
ストイックなまでに明晰かつ平明な文章ですね。
>>874 酒こそハード・ドラックだって考え方もあるのにな・・・
井の中の蛙だからこその想像力の飛翔ってやつかもしれんね。
ワイド画面でもおさまらねえんだよ
改行しろ
878 :
吾輩は名無しである:2007/04/16(月) 20:43:37
ボードレールのことじゃねーのか?
879 :
吾輩は名無しである:2007/04/17(火) 02:52:52
まあ、ボードレールはその性格故にほとんど相手にされなかったらしいから。
それに、例の判決が下ってからは自分から訣別してるし、要は時代遅れ(当時はブルジョアジーは退廃していて、怪奇文学が大流行していた)なんじゃねーの?
だったら童貞説も納得が行く。
もしほんとに童貞であんな詩を書いてたんだとしたら
すごい素敵だな
いや不能で。
人いるのか?w
デュマの解説本ってウィキに乗ってる一冊しかないんかね
巡回先にはしてるけど最近じゃ滅多に書き込まないな
>>882 >>867もヒントに、も少し自分で探してみたまえ
>>883 おお、すまん
とりあえず清水書院のを買ってきた。
よく考えりゃ、これにその他の文献も載ってるんだなw
芋蔓は全ての基本よね
古い方へしか辿れないのが難点ではあるが
886 :
吾輩は名無しである:2007/04/29(日) 10:53:34
フローベールの新訳は出てこないのか。
生島遼一の翻訳が嫌いで仕方ないんだけども。
887 :
吾輩は名無しである:2007/04/29(日) 12:01:46
そんなに嫌いなら翻訳で読むなよ
888 :
吾輩は名無しである:2007/04/29(日) 17:35:34
rouge et noirのジュリアンソレルが憧れたボナパリストって単なるナポレオン愛好者?この時代どうして
ボナパリストが要注意人物だったのか?読みながら解らなかった。誰か教えてくれ!
そんな基礎知識もなしで題名だけ背伸びして仏語で書いてみても
お里が知れますよジュリアン君
中学か高校で使った歴史の年表とにらめっこしてみなさい
891 :
吾輩は名無しである:2007/04/30(月) 15:07:56
レナール夫人にナポレオンを愛好している事がばれそうになって、凄い心配したという箇所が確かにrouge et noirには登場する
恥の上塗りさせとくのもかわいそうだから一ついいこと教えてあげる
『赤と黒』の原題はLe Rouge et le Noirだよ
893 :
吾輩は名無しである:2007/05/01(火) 14:23:30
baka!
冠詞は省略しただけだ!
894 :
吾輩は名無しである:2007/05/02(水) 15:45:45
eの場合だけどさ、どういう時にaccent aiguになってどういう時に accent graveになるか教えてよ!
>>894 覚えやすい法則としては、語末accent graveはない。必ずaccent aigu。
他にも色々法則あるけど、この点だけ押さえればだいぶいいよ。
いつからここは語学スレになったw
897 :
吾輩は名無しである:2007/05/02(水) 18:30:31
ゾラの「私は弾劾する」を仏語で教えて!
単純にj'accuseじゃないの?確か高校の世界史教科書でみたような気がする。
仏語の知識は当時なかったけど、「仏語でもaccuseなんだ」って感じで。
原型はaccuserだけどな
>>862 >>866 >機会が二度(君の)扉を叩くなどとは考えるな シャンフォール
そのまま仏訳すれば
"Ne supposez pas que l'occasion frappera deux fois a votre porte."
になるだろうが、
そんな文章は,
シャンフォールChamfortの Maximes Et Penseesにも
Caracteres et anecdotes『性格論と逸話』にも見当たらない。
ちなみに
Maximes Et Pensees の邦訳版は「格言と反省」というタイトルで
『世界人生論全集 9』(筑摩書房刊)所収。大島利治訳(412〜459p)だが
この中にも見当たらない。
902 :
吾輩は名無しである:2007/05/03(木) 22:54:40
>>901 続き
シャンフォールの有名な箴言の一つが、
Apprendre a mourir ! Et pourquoi donc ? On y reussit tres bien la premiere fois !
(英訳)To learn how to die! And why thus? Very well the first time there is made a success of!
これは、シャンフォール自身の悲劇的な死ーージャコバン党の恐怖政治に対し拳銃自殺をはかり
右目を撃ちぬくも血海の中で死に切れず、生き延びて苦しんだ後に
結局は傷が元で死んだーーに深く関わっている。
もしもこれを、アメリカ人好みに超前向きに反転意訳したとすれば
”Do not suppose opportunity will knock twice at your door”と言えなくもない。
アメリカにおけるシャンフォールは、
エドガー・アラン・ポーが小説の中でその箴言を使うほど(盗まれた手紙)
馴染み深い思想家で、引用頻度も高いようだ。
おお、知ってる人が現れた
もう死滅したかと思ってたよ
905 :
吾輩は名無しである:2007/05/04(金) 21:30:19
ほしゅ
906 :
吾輩は名無しである:2007/05/04(金) 21:48:02
それはエミネムの思想ですね。
907 :
吾輩は名無しである:2007/05/05(土) 00:58:50
名高いパンジェの作品ってどんなの?
読んだことある人いたら雰囲気を教えてください。
908 :
吾輩は名無しである:2007/05/05(土) 03:38:45
広島すなわちカープみたいな雰囲気・・・
909 :
吾輩は名無しである:2007/05/05(土) 11:32:11
la rosaceとle muguetは何て言う意味ですか?辞書に出てねえんだけど!!
>>909 rosace /rozas/
n.f.
【1】〔建〕 ばら形装飾, ばら模様; (教会・大聖堂の) ばら窓
plafond _ rosace ばら形装飾の天井
【2】〔楽〕 (リュート・ギターなどの) 響口(ひびきぐち), 響孔(きょうこう)
【3】ばら形の掛け具
muguet /myg_/
n.m.
【1】〔植〕 スズラン(鈴蘭)(属)
jour des muguets スズランの日 [春の象徴;幸運のお守りとしてスズランの花を贈る習慣がある]
【2】〔医〕 鷲口瘡(がこうそう)
【3】((古)) だて男
912 :
吾輩は名無しである:2007/05/08(火) 00:58:48
コスタリカの少年がクロコダイルに襲われ行方不明に
[サンホセ(コスタリカ) 4日 ロイター] コスタリカの大西洋沿岸地域のレモン農場で4日
兄と一緒に水遊びをしていた13歳の少年がクロコダイルに襲われ、
水中に引きずり込まれるという事件があった。警察が明らかにした。
目撃者らによると、少年はクロコダイルに水中に引き込まれる前、足をかまれたと悲鳴を上げていた。
また、警察が目撃者らの情報としてロイターに語ったところでは、少年は一度は水面に顔を出し、
兄に対して腕時計を渡して別れの言葉を叫んだという。
その後、少年の目撃情報は寄せられていない。
当局者らは、生存が絶望視される少年の捜索を行ったが、満潮による周辺状況の悪化を受け、
同じ日の午後遅くに捜索を中止した。
軍隊を捨てた国の平和主義もワニには通用しなかったか。
小国の生き方としては悪くないよ。
人口一億人の国にはふさわしくないけど。
915 :
吾輩は名無しである:2007/05/11(金) 01:21:10
いやモーパッサンの短編から少々
916 :
吾輩は名無しである:2007/05/11(金) 01:46:24
モーパッサンにそんな話あったっけ?
917 :
吾輩は名無しである:2007/05/11(金) 20:18:07
フランス文学における懸念材料として、芸術を重視し過ぎることによりロマンス主義傾向に傾き、結果、大衆向けの陳腐な風潮が流布しやすいということがある。
その中で最悪なのがコクトー。
彼は芸術家としても詩人としても無能だ。
919 :
吾輩は名無しである:2007/05/12(土) 02:57:47
彼の作品とコクトーの作品との本質的な違い。
そうとしかいいようがない。
920 :
吾輩は名無しである:2007/05/12(土) 03:13:41
デュマってどっち?
>>917 >芸術を重視し過ぎることによりロマンス主義傾向に傾き
何言ってるのかさっぱり分からん。
>>917 つまり、エロゲは芸術を重視し過ぎた結論ということでおk?
「ロマン主義」ならまだ分かるけどね。
コクトーは悪い意味で「芸術家」を演じたって言いたいの?
わたしの耳は貝の殻 海の響きをなつかしむ
わいの耳は貝の殻 海の響きが好っきゃねん
わたしのマンコは黒あわび 潮の香りを発してる
「潮の香りをなつかしむ」でよくね?
大阪弁は使わないでよ。津軽弁では申し訳ないので遠慮しているんだから。
「イカの香をなつかしむ」
_、 _
( ム`;)そうか。。
⌒
932 :
吾輩は名無しである:2007/08/15(水) 19:52:37
すいません、教えてください。
「レ・ミゼラブル」と「ああ無情」の違いは、端的に言うと何ですか?
若しくは、web上でそのことに関係するのを教えてください。
933 :
吾輩は名無しである:2007/08/15(水) 20:43:58
明治時代に黒岩涙香(漢字は合ってるかな)が「レ・ミゼラブル」を翻案して
「ああ無情」と題して発表したんじゃないかな?
934 :
吾輩は名無しである:2007/08/15(水) 21:46:55
小学生が夏休みに読む本が「ああ無情」じゃないかな?
日本で最初に翻訳された時の題名が「ああ無情」だったんでしょ
「モンテ・クリスト伯」が昔は「岩窟王」って題名だった様にさ
936 :
吾輩は名無しである:2007/08/23(木) 05:59:46
age
モンテ・クリスト伯を読破した香具師いるの?
昔、長すぎて読む気失せたよ
939 :
Tristan et Yseut:2007/09/08(土) 15:40:36
En mettre sa main au feuを訳して!ついでに関連で「主なる神様、私は未だかって我が両足の間にどんな男も迎えたことはありませぬ」
を仏に訳して!
940 :
吾輩は名無しである:2007/09/08(土) 16:07:11
それが人に物を頼む態度か
私の両足の間に迎えてあげるから。
おねが〜い
「モナミーボンソワー」
↑訳したよ!
このスレに仏はいないと思われ。
944 :
Tristan et Yseut:2007/09/09(日) 11:42:57
仏ー>仏語です。
わかってるってw
946 :
吾輩は名無しである:2007/09/14(金) 06:07:10
Que signife minou dans le langage enfant ?は意味すらわかんない。答えはChienですかあ?
にゃあにゃ
東海のん
小島の磯のん白砂に
我泣き濡レテ
蟹とタワムール
東海の
核の雨降る白砂にて
我投げやりに
蟹を貪る
いや訂正。
東海の 黒き雨ふる白砂にて われ投げやりに 蟹を貪る
核食えパ
蟹も泣くナリ
オー、ルージュ
953 :
吾輩は名無しである:2007/09/14(金) 11:28:11
949以外はボツ
954 :
吾輩は名無しである:2007/09/15(土) 21:40:38
Comment applle-t-on le petit du mouton ?は?Le moutard ?
が正解ですかあ?
ローデンバックはベルギー人だけど彼の小説の原文はフランス語?
フランス文学のコーナーに置かれてるんだけど
ベルギーはフランス語でしょ。
ムスィウ・ポアロはベルギー人。すぐフランス人と決めつけられて訂正してる。フランドル地方。
南部がフランス語で北部はフラマン語(オランダ語のフランドル版、または低地ドイツ語の一種).
958 :
吾輩は名無しである:2007/09/29(土) 22:05:27
このまえ(9月22日)パリに行ったけど、汚いねえ。パリの駅はゴミの山。フランス人恥ずかしくないのかな?
汚なさの中に美を見出せばオケー
肥だめに手突っ込んででも石ころを拾えってか
フランスは菓子だけ作っててくれ!
961 :
吾輩は名無しである:2007/10/09(火) 18:03:23
962 :
吾輩は名無しである:2007/10/10(水) 23:17:43
フランス書院の本あまり読まないね
「血走ったモグラ」とかいうぶっ飛んだ表現で文学界の最先端をいくフランス書院をよまないとは、
人生の大部分を損かしているもしれないというのに!
964 :
吾輩は名無しである:2007/10/10(水) 23:35:53
サント=ブーヴの『ヴォリュプテ』が好きな人、いませんか?
965 :
吾輩は名無しである:2007/10/11(木) 04:36:57
『サント=ブーヴに反論する』なら好きだよ
967 :
吾輩は名無しである:2007/10/12(金) 22:48:49
先週パリに行ったけど地下鉄の駅ゴミだらけで汚いね。ぱりっこははずかしmくないのだろうか?
968 :
吾輩は名無しである:2007/10/13(土) 02:16:26
サント=ブーヴは高名だけど、
その作品を読んだことのある人は少ない。
せいぜい『我が毒舌』くらいだろう。
969 :
吾輩は名無しである:2007/10/23(火) 11:35:12
最近のフランスで若手作家の旗手といえば誰ですか?
トゥーサンかな?野崎歓が訳してるよ。
972 :
吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 15:19:52
Entre ses mains (黒い衣の下の欲望)by Marthe Blauのいい場面教えて!何ページ?
973 :
吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 15:25:02
ラブレーの「ガルガンチュア・パンタグリュエル」の新訳って
どうよ?
>>973 個人的には好きじゃない。16世紀研究者が少ないから
宮下史朗は褒められすぎだと思う。モンテーニュの
「エッセー」も昔の松浪信三郎訳の方がいいと思う。
975 :
(´台`) ◆nRHFM1v6Oo :2007/10/28(日) 17:32:20
フローリアン・ゼレールってどうよ?
976 :
吾輩は名無しである:2007/10/30(火) 23:51:28
フックスの「風俗の歴史」って面白いんですか?
けっこう古書店で見かけるけど・・・
読んでみりゃいいじゃないの