1 :
ハニロウたん ◆T61/rdmlFM :
☆★☆金原ひとみ☆★☆「蛇にピアス」 159枚 すばる11月号 (初ノミネート)
ルイはギャル系の娘でピアスを多くけ、アル中気味の日々を送る。同棲している蛇男はスプリットタンを持つ。
舌が二つに分かれているのだ。蛇男に連れられてルイはシバの店に行く。
ルイは自分もスプリットタンにするべく、シバによって舌にピアスを埋め込まれた。
ある日、恋人の蛇男と繁華街を歩いていたルイは、ヤクザに目を付けられて
胸を触られてしまう。起こった蛇男はヤクザを殴り痛めつけた。翌日新聞にはそのヤクザが死んだ記事が載る。
蛇男が失踪する。数日後、蛇男は死体で発見された。
蛇男は男に犯された痕があり、しかも蛇男の陰部にはシバの持っている麻薬が詰め込まれていた。
ルイはシバが犯人なのかわからないままシバと同棲し始める。(了)
☆★☆島本理生☆★☆「生まれる森」 170枚 群像10月号 (2回目)
女子大生のわたしは妊娠してしまった。父は怒ってわたしの頭を坊主にした。
一人暮らしをしている大学の友達が夏休みに帰省するので、その間部屋を借りられることになった。
わたしは予備校に通っていた頃、講師のサイトウさんという四十過ぎの男性と付き合っていた。
高校のときの同級生だったキクちゃんに誘われてキャンプに行った。
キクちゃんのお兄さんと仲良くなり、その後もデートを繰り返す。彼は役所に勤めている。
キクちゃんの家には母親がいない。お兄さんは母が死んだと言う。
しかしキクちゃんからそれは嘘だと告げられる。夏休みが終わりわたしは実家に戻った。(了)
☆★☆中村航☆★☆ 「ぐるぐるまわるすべり台」 150枚 文學界12月号 (2回目)
僕は大学に退学届けを出した。これまでアルバイトでやっていた中学生向けの学習塾を毎日フルに入れた。
僕が個人教授している中学生で、登校拒否を丸一年続けている少年がいた。
僕は彼の名前ヨシモクを名乗って、携帯サイトでバンドの募集をした。
ビートルズのへルターシェルターを演奏してくれる人募集中。
僕はでっち上げたバンドが初めて音合わせをする当日、僕はスタジオには行かずに
塾の屋上に少年を呼び出して、散髪してあげた。明日から中学校に通うことを約束した。(了)
☆★☆前スレ☆★☆
http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/1070219369/l50
2 :
吾輩は名無しである:04/01/11 17:33
候補ってどんな決め方してんのよ
あみだ
4 :
吾輩は名無しである:04/01/11 17:35
文春の社員が決める。
文學界の全編集部員五人にもう五人の社員を加えた計十人が、
候補作を出し合って、投票で最終候補が決まる。
5 :
吾輩は名無しである:04/01/11 17:37
6 :
吾輩は名無しである:04/01/11 17:39
「ぐるぐるまわるすべり台」よりも岡崎京子「へルターシェルター」
つうか、蹴りたい背中が8日から今日までで飛躍的に売上を伸ばし
8万部増刷だそうですが皆様いかがでしょうか
インストールも5万部
だから印税1300万
一体どれだけ稼ぐのでしょうかねこの女子大生は
8 :
吾輩は名無しである:04/01/11 17:45
落ちる可能性が高いので木曜日の夜までに売り切らなくちゃ大変
9 :
吾輩は名無しである:04/01/11 18:08
木曜日の午後七時、NHKニュースにて書店の命運が別れる。
河出も承知の上で大増刷。
本当、選考委員に金を握らせたいだろう。
りさタンにタ○キン握られたい。
いっそ蹴られたら?
高山はさゆみの尻でも蹴ってろ
りさタンの方がいいね。
14 :
吾輩は名無しである:04/01/11 18:39
りたさむ、りおお、かねごん
この三人娘の誰かに祝福を!
たとえ落ちても、書店でずらーっと平積みにしとけば、
「インストール」も「蹴りたい背中」もそこそこ売れるのでは。
もともと売れていた本なのだし。
「芥川賞候補」のポップをつけておけばなお良し。
候補と書いておけば(たとえそれが目立たない小さな字でも)
嘘をついているわけじゃないと言い張れるし。
文学賞なんてお祭りなんだから話題の三人に賞出せ。
該当作なしなんかにしやがったら・・・・・・だからな。
17 :
吾輩は名無しである:04/01/11 18:59
該当なしが一番怖いよ。
ここまで盛り上げといて、そりゃ殺生な。
18 :
吾輩は名無しである:04/01/11 19:10
前スレで1000取った人が、次々回くらいの芥川賞候補になりそうだ。「カメムシの甲羅」といった作品で。
蹴りたい背中、すでに13万部売っているので、
こんな黴臭い賞などいりませぬ。
ちなみにインストールは32万部。
今回は3人が話題になってるからね。
3人のうち誰か1人は出すでしょう。
文藝春秋の売り上げ増確実だもん。
今回はりさタンで決まりだな。
>>20 でもうち二人がすでに単行本発売してて、島本も今月下旬に出るから
単行本発売までの時間差で文藝春秋を売る手段が意味なしになる。
23 :
吾輩は名無しである:04/01/11 19:37
>>22 そういう意味では、こんど文藝春秋社から単行本を出す絲山は有力?
幾らなんでもすぐでる単行本の作品を露骨に受賞させられないから、
単行本とは別の海の仙人を候補にして、文藝春秋のほうでも売る手段。
援護射撃で山田詠美を選考委員にしたし。準備はOK。
アミダくじで決めてる現場を実況中継。
サイコロを転がして決めてるんだよ
26 :
吾輩は名無しである:04/01/11 19:42
ほんとは俺が決めてんだよ
今ごろ三人娘は選考委員のチンポを銜えてるんだろうな。
28 :
吾輩は名無しである:04/01/11 19:46
綿矢は
文 學 界
から執筆を依頼されて、承諾してるよ。
文壇の未来を託された模様。
よって綿矢で根回し済み。
いい加減に島尾敏雄にあげろよ芥川賞!
30 :
吾輩は名無しである:04/01/11 19:54
>>27 りさ以外からは銜えられたくないだろう。ブス好きの古井ジイサン以外は。
あと、女の選考委員にはなんの役得も無いのか?
>>29 故人であげて欲しい人・・・
今さらこの選考委員に選んでほしくはないわな、誰でも。
32 :
吾輩は名無しである:04/01/11 19:56
綿矢が文學界に書くっていってもどうせ一年以上先になるでしょう。
遅筆家であることは周知の事実。
島本は家族設定をこれ以上いじってもつらいわな。
金原の二作目がどうくるのか、一番楽しみ。
中村航と絲山秋子はとれなくても職業作家として立派にやっていけるでしょう。
>>30 若い男友達を紹介し、若いエキスを吸わせます。
34 :
吾輩は名無しである:04/01/11 19:59
>>32 蹴りたい背中は「一ヶ月で書いた」と言ってたけど?
どおりで推敲の跡が見受けられないわけだ。
36 :
あ、一ヶ月半だ:04/01/11 20:02
進藤 デビュー作を書かれてから一年半経って今回の『蹴りたい背中』が出たんですが、
その間、大学受験があったり、上京して生活環境も変わったり、小説を書くのが大変でしたか。
それにデビュー作が20万部を超えるベストセラーだったこともプレッシャーになりましたか?
綿矢 そうですね。いろいろありましたね。
大変といえばそうだったかもしれません。
もっとも丸々一年半かけて新作に取り組んでいたわけではなく、
書いているのは一ヶ月半くらいの短い間ですが。
『インストール』は…売れちゃったんですね。
今度の作品はそういう意味ではどうなんでしょうか、緊張しますね。
37 :
吾輩は名無しである:04/01/11 20:07
> その間、大学受験があったり、
一芸入試なので、一般入試のような学科試験は免除だったでしょう。
> 『インストール』は…売れちゃったんですね。
あんたの懐に4000万近く(それ以上?)転がり込んでいるのに、これだけ他人事って感じなのはどうかと思う。
38 :
吾輩は名無しである:04/01/11 20:11
りさたむって、もしかしてむかつきキャラ?
それとも、むかつきキャラに仕立てようとおじさんたちが演出している?
39 :
吾輩は名無しである:04/01/11 20:13
りさたむは天然ボケで本人は行きたいのに、周りが美少女扱いして困っているのです。
まぁ庶民凡人はいらつくでしょうなぁ。
ちょっとした優越感を持ちたいオタ向けの方用の演出でしょうけど。
徹頭徹尾作らされたイメージ。
41 :
吾輩は名無しである:04/01/11 20:15
同世代で作家志望の人は嫌だろうなあ。
俺みたいに十歳も年が上だと、もう小娘どもがどうなろうが知ったことじゃねえ。
いいじゃない、話題つくりに受賞させれば。
元々小説に優劣なんかないんだし。
42 :
吾輩は名無しである:04/01/11 20:15
>>39 なるほど、これは、完璧むかつきキャラですね。世間的には。
女性陣にはとことん嫌われる恐れがあるので、いまのうち、変なおじさんとは手を切っておいたほうがいいよ。
>>42 もう手遅れ。変なおじさんしか相手にしてくれないし、それで商売するしかないんじゃ…?
>>41 カリスマ的存在に祭り上げて創作活動の励みにする人のほうが多いと思うけど。
という事は、今後数年10代作家はりさクローンばかりの予感がしてならないのですが。
45 :
吾輩は名無しである:04/01/11 20:33
>カリスマ的存在
は無理だと思う。それだけの毒がなくて、しかもおじさんたちのマスコット的なイメージある。
健全というか。
カリスマになるには、ちょっと痛々しいメンヘル要素がないとダメな気がするよ?
>>前スレ953
山田正紀先生がその口です。
これだけ鬱な時代にさらにメンヘルなんて敬遠されるだけでしょう。
スカッと爽やか後に何も残らないのが良いんじゃないの。一般受けするし。
48 :
吾輩は名無しである:04/01/11 20:55
>>43 写真がないと買わない読者が大半だと思われ。
これは若手3人に注目を集めておいて、絲山にあげるという
文春のやり方です。
50 :
吾輩は名無しである:04/01/11 21:21
絲山がわざわざ新潮でノミネートってのも文春の技だな。
文學界八連覇でさすがに気が引けるから
文學界新人賞の受賞者を新潮でとらせる。
文春からもイッツを同時に発売して儲ける。
もちつもたれつで出版社なかよく。
各文芸誌から一作ずつ、三人の少女がそろい踏みの胡散臭さ。
51 :
吾輩は名無しである:04/01/11 21:30
>>50 なるほど。中村はいい立役者なんですね。
男も一人入れとかないといけない、
けど受賞はまずない、落ちても支障をきたさない
のが中村と。
ここ数年で出た新人では、絲山が抜きん出てるだろ。
だからって芥川賞をもらえるとは限らないけど。
53 :
吾輩は名無しである:04/01/11 21:44
第130回芥川・直木賞(日本文学振興会主催)の候補作が8日発表され、芥川賞の5作中3作を19歳、20歳の女性の作品が占めた。
同賞の最年少受賞は石原慎太郎、大江健三郎、丸山健二、平野啓一郎氏のいずれも23歳。候補の年齢に関するデータはないが、これほど若い作家がそろった前例はない。最年少受賞者が生まれるのか。
15日夜の選考会の行方が注目される。
文芸評論家で新人賞の選考委員も務める斎藤美奈子さんは「内容を吟味した上で選ばれた候補作だと思うが、出版界に漂う停滞感をぬぐい、活気づかせたいという狙いもあるのではないか。
実際、各文芸雑誌の新人賞ではこの数年、応募・受賞者の若年化が著しく進んでいる」と指摘する。
これに加え、最近の女性作家の活躍はめざましい。小川洋子、多和田葉子、柳美里、川上弘美各氏は芥川賞受賞者。江國香織さん(39)も今回、直木賞候補に挙がっている。
「蹴りたい背中」(文芸秋号)で候補になった綿矢りささん(19)は早稲田大教育学部2年。現芥川賞選考委員の山田詠美さんらを輩出した文芸賞を2001年、最年少の17歳で獲得。
受賞作「インストール」の単行本は32万部と異例のヒットとなった。
今回の候補作は異性に対する女子高生の微妙な感情を描いた2作目で、すでに13万部が売れている。
島本理生(りお)さん(20)は、立教大文学部1年。都立高3年だった昨冬「リトル・バイ・リトル」で初めて候補になり同作で先月、野間文芸新人賞を最年少受賞した。
候補作「生まれる森」(群像10月号)は、さりげない日常に希望を込めて書く手腕が光る。
「蛇にピアス」(すばる11月号)の金原(かねはら)ひとみさん(20)は昨秋、すばる文学賞を受賞した同作でデビューしたばかり。若者に流行する身体改造の痛みに鮮烈な表現を与えている。
芥川賞の候補は他に絲山秋子さん(37)の「海の仙人」(新潮12月号)と中村航さん(34)の「ぐるぐるまわるすべり台」(文学界12月号)。
54 :
吾輩は名無しである:04/01/11 21:48
==========================================================
源氏物語 愛の秘め事教育編 16話 (ジョアンナ)公開
母は忙しくて真砂子(ましゃこ)に入内教育をする間が無くて
海外より愛の達人ジョアンナを講師として呼び寄せた。
http://www.geocities.jp/bhhcw261/index.html ===========================================================
>>52 まあ、そうだな。
でも、あれで周りより抜きん出ているのか……。
別に優れてるからもらえる賞でもないし。
糸糸山がもらう必然性は無い。
女性の最年少受賞者ってだれ?
小川洋子、松村栄子が二十代だったような気がする。
59 :
吾輩は名無しである:04/01/11 22:35
小川洋子は27歳で受賞して若かったが、5〜6回候補になってダメで、女として候補になってダメだった
という意味でもトップクラスらしい。万年候補だったときの苦しみは小川のエッセイに書かれている。
松村栄子は31歳だったはず。それにしても若い。年齢はともかく松村もなぜ受賞できたかよくわからない。
今にはじまったことではなく、昔も松村のようにヘボい受賞者がいたということだ。
60 :
吾輩は名無しである:04/01/11 22:41
啓タン、辻仁成などが、「なぜこんなのが受賞した」と叩かれることが多いが、ここ2〜30年の受賞者では
荻野アンナ、松村栄子、このあたりが、受賞に疑問がある筆頭だよ。
「啓タンの日蝕はひどい・・・」などと言ってる人は、一度、荻野の「背負い水」や、松村の「至高聖所」
を読んでくれよ。びっくりするぞ。まさに、こんな小説は投げ捨てろ! と思うだろう。
61 :
吾輩は名無しである:04/01/11 22:52
荻野アンナ受賞してたの・・・絶句。
62 :
吾輩は名無しである:04/01/11 22:58
>>61 荻野は、去年か一昨年、読売文学賞まで受賞しちゃったよ。
芥川賞受賞作にはさすがに例のダジャレは出てこないが、それにしても絶対受賞には値しない作品だよ。
綿矢りさのインストールが、すごく良い作品に思えてくるほどだ。
りさたんの駄洒落だったら、腹を抱えて笑ってやるぜ!
64 :
吾輩は名無しである:04/01/11 23:02
このスレを読めば読むだけ太宰先生がかわいそうに思えてきます。
もはや馬鹿パンピにしか通用してない権威なのに
候補作読んでみましたみたいな事をしている奴っておもしろいね
66 :
吾輩は名無しである:04/01/11 23:52
>>65 馬鹿パンピに通用というのはむしろ直木賞じゃないか。
芥川は、その「馬鹿」にすら・・・
67 :
吾輩は名無しである:04/01/12 01:12
前スレから
「3人娘を嫉妬しているでしょう?」みたいなことをおっしゃっている方がいらっしゃいますが、
どうせなら、嫉妬してみたいのです。
その人の才能が羨ましくて妬ましくてその人になってしまいたいぐらいに、嫉妬したいのです。
なのに、「呆れ」と「怒り」のため息しかでてこないのでございます。
モチベーションにもなりゃしない。
嫉妬をモチベーションにする人って、どうなのかね?
自分で恥ずかしくないんだろうか? 嫉妬の感情に依存するのは
他人の価値観に自己の価値観を依存させることじゃなかろうか。
あるいは事情や周囲の環境によって、態度や言う事を変えるような。
僕自身はそういう人のことをあまり信用しませんが。
1月15日締切問題
第130回 芥川賞は?
�e B e t2004-01-15 16:50
����
2812004-01-15 22:00
日本文学振興会主催の芥川賞選考委員会が1月15日夕方、東京築地で催される。
さて受賞はどの作品?
選択肢倍率ベット
複数作品が受賞3.22
綿矢りさ「蹴りたい背中」5.03
絲山秋子「海の仙人」5.36
該当作なし6.44
金原ひとみ「蛇にピアス」10.73
中村航「ぐるぐるまわるすべり台」16.1
島本理生「生まれる森」21.47
��
71 :
吾輩は名無しである:04/01/12 01:49
地球各国全国のインターネットE-mailを持っている御方々全員ひとりひとりに御正月にあなた様の気に入った季節のたより
つまりあなた様のお気に入りのデザインポストカード寒中見舞いに下記のメッセージを入れます。地球各国のその御方の言
語で全国民ひとり一通だけ御送り致します公民の扶助義務協力及び自然人の義務協力を求めます。
国家資格の政府学及び政府法及び情報処理学及び情報処理法及び通信処理学及び通信処理法及び処理情報学及び処理情報法
及び処理通信学及び処理通信法及び情報学及び情報法及び通信学通信法及び情報通信学及び情報通信法及び通信情報学及び
通信情報法奨学及び奨法及び伝えたい学伝えたい法及び謙遜学及び謙遜法及び相手学及び相手法及び挨拶学及び挨拶法及び
謝罪学及び謝罪法及びわび学及びわび法及び言葉学及び言葉法及弾劾学及び弾劾法及び怒号学怒号法及び表現学及び表現法
及び疎通学及び疎通法及びニュース学及びニュース法及び新聞学及び新聞法及びニュース社及び新聞社及び逮捕学及び逮捕
法及び検挙学及び検挙法及び警察学及び警察法等を最優秀に履修し終えた謙遜御方々に助けられたい。あなたさまの国家資
格学術にも助けられたい。魔学及び魔法及び魔法学及び魔法法で法律の自由平等平和に致します。今現在の法律の表現での
自由平等平和に魔学及び魔法及び魔法学及び魔法法で致します。 あなたさまの国家資格学術にも助けられたい。
辞書単語資格学術及び広辞苑も参考にされて下さい。政府及び人権擁護局及び刑務所にも義務連絡履行して下さい。
72 :
吾輩は名無しである:04/01/12 02:12
>>69 >自分で恥ずかしくないんだろうか?
そりゃ、恥ずかしいと思うんじゃない?
でも、恥ずかしい人間が自分の恥部をみせないことには、作品なんか生まれないよ。
つか、恥ずかしい人間だから、小説なん書けるんだよ、たぶん。
×小説なん書けるんだよ、たぶん。
○小説なんか書けるんだよ、たぶん。
お恥ずかしゅうございました。
74 :
吾輩は名無しである:04/01/12 02:38
>>69 >>72 つか、あなたたちにだって嫉妬の感情はあるでしょうw
それに環境によって言うことを変えてるでしょうw
自分のことを棚にあげて他人のことをとやかく言うことこそ、依存だとは
思いませんか?
太宰なんかは嫉妬の塊みたいなもんでしょう
69はちょっと気の利いたことを言いたかった作家志望かなんかじゃないの
それにしても芥川賞は終わったな 金欠になると芸術がどんな動きをするかのよい教訓だ
芸術って上手なお金の消費の仕方を言うのかい?
>>68>>70 そのベットなんだけど、率が低ければ低いほど、受賞すると思われてるんじゃないの。
俺は競馬のことしかわからないけど、
勝つ確立が大きいほど、倍率は低いのだよ。大穴ほど倍率は高い。
それを見る限り、綿矢が受賞すると言っているのだと思う。違う?
81 :
吾輩は名無しである:04/01/12 11:14
綿矢や島本なんて直木賞が無理だから
芥川にエントリーされてるだけだろ。
そんなのにやる必要なし。
朝からまたまた馬鹿が偉そうに。
お前、なにさまよ。
金原ですw
金原と絲山だろ。
綿矢や島本なんてろくに選考もされないで没じゃない。
85 :
吾輩は名無しである:04/01/12 11:34
金原と絲山はテクニックが一桁違う。
もちろん小説家としての意味でだけど。。
しかしこれで若いマンコが話題性だけで獲ってしまうとイトヤンが哀れだ。
作家としては、他の候補者より抜きん出ているのに(と漏れが勝手に思ってるだけかもしれんが)。
綿矢なんかがとったら作家志望の若い女がどっと増えるだろうね。
今度の受賞作は、今後の文学の分水嶺だよ。
若い女の作家志望者が増えるのは出版社的には望むところでしょ?
だったらもっと必死で綿矢に取りにいかせないと。
頑張れよ文春。
吉本ばなながブームになったときも、
みかんだとか、ももだとか名乗る作家志望者が殺到したようだが、
結局なにも残らなかった。
椎名林檎が現れた。
作家志望者なんて増えてもしかたがないでしょ。
オレ、芥川賞の受賞作なんて十年は買ってないよ。
話題先行なのは今にはじまったことじゃないけど、
目先の利益のためにタレント本に群がるような
ミーハーな客相手の商売ばかり相手にしてると、
本当の読書好きに見放されるぞ。
というか、すでに見放されてるか・・・
新人発掘の賞だからレベルが低いのは仕方がない。
それを承知の上で作家の資質を見極めるわけだ。
金原なんて親が文芸評論家でもう十年のキャリアでもって小説を書き続けてる。
家出少女が唯一父親と接点を持つのが、小説を書いて、見てもらいに実家に
帰ることだった。
島本も母親が舞台やってる人だし。
純粋にりさたむがぽっと出の新人だ。
文壇も2世の時代てことだな
政治家の二世はあれだけ嫌うくせに、なんで文壇は二世マンセーなの?
という訳でりさタンにあげようよ。
金原ひとみの親って、翻訳家の金原ナントカだろ、ファンタジーとか
ヤングアダルトあたりの売れ筋本をがんがん出しまくってる奴。
「文芸評論家」じゃないと思うが。
二世作家なんてロクなのいないじゃん。ダメだって。
しかし、いまごろ気がついたんだが、リサタソに受賞して欲しい人は
単に露出が増えるから、ズリネタが増えて、ウマーなんだろな。
おおつるぎだんだん
綿矢って椎名桜子みたいなもんだろ?
賞の権威なんざどうでもいい
きれいな女が優遇されるのは当たり前
というわけで文学におけるフェミ論争キボンヌ
漏れはオパーイの大きい女性がいい
>>99 その論争で評論家先生方は一年は喰っていけるな。
その為にも三人娘同時受賞キボンぬ。
時々、三人娘同時受賞とか言ってる人は出版関係のひとなのか?
どうせなら、もう全員受賞させてやれや。
「トリオ・ザ・最年少」は2年後の今頃だって、
まだまだ最年少記録更新の可能性があるわけでしょ?
イベント的には引っ張ってみるのも悪くないかも。
「次こそ必ずいただきます」と金原が言えば、
「マイペースで」と島本、「直木賞を」と綿矢。
最年少記録更新を妨害した受賞者は悪者扱い。
綿矢りさは元演劇部員です。
そういう芸能の方面に進みたかったようなので、
本人も注目されて(゚д゚)ウマーでしょうね。
107 :
吾輩は名無しである:04/01/12 16:03
というか、文藝賞の最終選考の段階で
綿矢は「本当に現役の女子高生で、顔もかわいい」といわれてたんだから
純粋な「ぽっと出の新人」じゃあないような。。。
108 :
吾輩は名無しである:04/01/12 16:27
>>107 なんで最終選考で顔がわかるんだ。
それじゃモー娘。のオーディションみたいじゃないか。
109 :
吾輩は名無しである:04/01/12 16:30
>>108 選考委員のホムペにそう書いてたよ〜。。。
文藝は氏素性を調べられるんじゃないの?
なら大っぴらに顔で選べば良いのに。何もやましい事じゃないでしょ?
どうせなら人集めてさ、ファッションショー形式でやるとかどうよ。
>>110 原宿歩いてたらスカウトされたのかもしれん。
113 :
吾輩は名無しである:04/01/12 16:35
写メは禁止ね。
筒井先生がどこかで、
文壇にモー娘。つくってどうすんだってお怒りだったよ。
ということで
文学板住人の総意により
美香がワーストNo.1コテに決定しますた
みんなこれから美香をみかけたら
「オバサーーーーーーーン!」と言うように! 以上
写メールはごまかしきかないから不可。
>>104 悪者にするなら中村しかいないような。
糸糸山は流石に悪者にはできないでしょ。かわいそうだ。
イトヤンを悪者って・・・
2chダメ板での振る舞いを知ってる者にとっては、シャレになってない。
120 :
吾輩は名無しである:04/01/12 16:44
>>108 >なんで最終選考で顔がわかるんだ。
他の公募はどうか知んないけど、
江戸川乱歩賞は、最終候補残った人に写真提出させるよ。
何に使用するんだかはわかんないけど。
受賞決定後すぐにプレスリリース出せるようにでしょ。
122 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :04/01/12 16:50
>>120 それはエンタメの賞だからではないでしょうか?
純粋に学問的資料としての価値が問われる純文学は、
作品そのものさえ優れていればそれでいいわけですが、
商品として扱われるエンタメは、売れなければ意味がないのです。
作者のルックスも含めて商品であり、エンタメの一要素ということです。
それでいいと思います。
まさか、
受賞が決まってから写真を提出させて夜のニュースに間に合わせてるとか思ってる奴がいるのか?
>>122 >純粋に学問的資料としての価値が問われる純文学は、
おいおい。
126 :
吾輩は名無しである:04/01/12 16:54
工藤さん愛してます。
>>122 工藤くん甘いな。
純文学こそが、作家のキャラクターで売れるんだよ。
芥川しかり、太宰しかり、三島しかりみんな自己演出していた。
行き過ぎて最後はみんな自殺しちゃったけどね。
オレの作風は純文学かエンタメか微妙なのだが、
オール読物の目次に作者の顔写真が載るのを知って、
純文学志望を鮮明にしたのは有名な話だ。
>>127 でもオレは正直、作品には興味あっても作者には
ぜんぜん興味ないけどなー
みんなそんなに作者のひととなりが気になるのかな?
>>128 そこ、相変わらず「直木賞はどの作品?」となっているので、
「複数作品が受賞」「該当作なし」しか本当は選択肢がない。
132 :
吾輩は名無しである:04/01/12 17:02
>受賞が決まってから写真を提出させて夜のニュースに間に合わせてるとか思ってる奴がいるのか?
提出した写真は一度も使用されることはなかった…という受賞者の声もあります。
だから、『何のために提出させられたのか分からない→審査のツールとして使われているかもしれない』
という感じでした。
ちなみに、2年ぐらい前にホラー大賞で、17歳だか18歳の子が候補の残った。
その子は、歳は伏せて欲しいとお願いしたが、「審査上大切な要素なので、それはできません」と却下されたそうな。
どっちもエンタメだから、容姿、年齢がポイントになることもあるのかもね。
でも、受賞結果なんかを見ると、純文学系のほうが、容姿や年齢にこだわっている気がする。
よって、りさたんも容姿と年齢が、審査のとき、大きなポイントになったのは間違いないでしょ?
>>130 だって純文学って私小説だろ? ナンテネw
134 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :04/01/12 17:03
>>127 漱石・芥川・太宰・三島。
彼らは純文学作家としてもエンタメ作家としても成功した
才色兼備の稀有な存在として、別格と考えるべきだと思います。
年齢は審査上重要。
イトヤンの歳で綿矢のようなものを書かれても吐く。
136 :
吾輩は名無しである:04/01/12 17:06
>>127 作家のキャラクター(生き様)「のみ」を重要視する文壇を背景にして描かれた
「戻り川心中」が好きです。
文壇を歌壇に置き換えてありますが。
そういや、「サラダ記念日」が実在の日付ともサラダとも
関係のない事柄をネタに作られたと知って、ちょいとショックだった。
一杯のかけそばが創作だと知って損した気分だった。
>>138 あらためてみると直木賞の候補て凄いね。
芥川賞だったらスグとれそうw
2001年宇宙の旅が嘘だと知って、かなりショックだった。
142 :
吾輩は名無しである:04/01/12 17:13
歌も本来は創作であって構わないものだけど、
それだと「リアリティがない」とか「技巧に頼りすぎている」とか「生の声が響いてこない」とか言われちゃうのね。
だから、作者も作品にあわせて自己演出しないと。
純文学も、そういう感じがまだ残っているのね。
作者の人生を切り売りしてこそ…みたいな。
>>140 江國はいずれにしても号泣する準備はできているそうですw
144 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :04/01/12 17:17
>>127 エンタメ作家は人生のために作品を演出しますが、
純文学作家は、作品のために人生を演出するのかもしれません。
作家が作品を産み出すのがエンタメであり、
純文学の場合は、作品が作家を産み出すのです。
もし・・・
三島由紀夫が平凡な中小企業の営業マンで、
労働組合に参加せず、さりとて出世もしないような仕事っぷりで、
課長補佐で定年を迎えて、日々おだやかに過ごし、
それから執筆に専念して大往生を迎えていたら。
>>144 京極夏彦の手袋は、作風に合わせたキャラづくりだと思うが。
まあ京極は純文学なのかもな。
147 :
吾輩は名無しである:04/01/12 17:21
>>142 行過ぎた作家至上主義を否定して、
作品における作家性を切り離し一般化してきた結果、
あまりにも地味になってしまい今度は
文壇モーニング娘。計画が発動している罠。
148 :
吾輩は名無しである:04/01/12 17:21
>>144 純文学系の場合、作者本人がキテレツなことをやりつづけないと、作品が注目されませんよね。。。
それができない普通の人は(それでも創作は好きって人は)、結局はエンタメ系に移行するんでしょうね。
オレが書いたピュアな純文学作品が多くの人の心を打ち、
「あんな人が2ちゃんで、りさタソ、ハァハァなんて書くはずがない!」
との声を生むことを期待する。
150 :
吾輩は名無しである:04/01/12 17:24
>>147 なるほど、なかなか難しい局面に立たされているんですね、文壇は。
しかし、作家至上主義を否定したのはいいけど、なんでモー娘。になるのか。
極端だな…
イトヤンがモー娘のようなキャラになる方が、話題性抜群です、ピース!
>>150 編集者が若いから。川端や三島より後の世代だからね。
>>148 もしくは、奇天烈な純文学を書く。
100人に一人も理解できない難解な文と評されることを承知の上で。
>>153 前衛てのはもてはやされる要素ではあるけれど。
今どき前衛てのもの自体が存在するのか疑問・・・。
第三の新人たちは前衛だったのかな?
普通に書いて質の高いのがあればそれでいいんだけど。
157 :
工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :04/01/12 17:36
>>148 売るための作品を書くのではなく、
学術的探究心に基づいて書く純文学作家は、
基本的に読者に迎合して作品を書かないものです。
しかしそれでは、作家として食べていけなくなります。
かといって現代人の傾向に合わせるために作品を改竄してしまうことができるのなら、
学術的探究心がおろそかになってしまいます。
けれども人目をひくために自らの人生を犠牲にさえすれば、
作品までもが注目され、読んでもらえるようになるのです。
これなら、作品そのものは迎合しないままで、売ることができます。
純文学作家は、小説に殉じてしまうものなのです。
158 :
吾輩は名無しである:04/01/12 17:43
>けれども人目をひくために自らの人生を犠牲にさえすれば、
作品までもが注目され、読んでもらえるようになるのです。
金さんとかイトさんには、なんとなく文学に殉じてみようという自己犠牲の姿勢が感じられるんですが(なんとなくですが)、
でもりささんの場合、ほとんど容姿と若さだけが一人歩きしている。それのみとなってしまっている。
これって、もしかしたらものすごくい不幸ですよね?
だって、20歳過ぎたら、かなりキツイでしょう? こういう売り方すると。
芥川賞候補は、3作目を見てからすればよかったのに。
あ、嫉妬じゃないからね。
159 :
綿矢りさ 「蹴りたい背中」 150枚 文藝秋季号 (初):04/01/12 17:59
少女ハツは高校二年生。理科の実験で班を組むときに、中学からの友人である絹代にも見捨てられ溢れた。
仕方なく余り物同士で班を組むことになり、にな川という男子と一緒になった。
にな川は実験など上の空で、女性向けのファッション雑誌を熱心に読み漁っていった。
そこにはハツがたまたま駅前の無印良品で見かけた女性モデルが載っていた。
ハツがその体験を告げると、にな川は詳しく教えてほしいとせがむ。
にな川とハツが無印良品へ行った帰りに、にな川の家にハツは寄る。
にな川の部屋にはその女性モデルの写真の切抜きやらが山のようにあった。
ハツは帰り際、モデルのラジオを熱心に聴くにな川の背中を蹴飛ばす。
にな川が四日連続で学校を休んだ。ハツはお見舞いに行く。
にな川はモデルのライブチケットをとるために徹夜で並んで風邪をひいたのだ。
チケットが余っているといわれ、ハツは一緒に見に行くことにする。
ハツとにな川と絹代の三人はモデルのライブに行った。
その帰りにバスがなくなってしまったため、にな川の家に泊まることになる。
ハツと絹代がにな川の部屋に布団を敷いて寝ると、にな川はベランダに行ってしまった。
ハツはベランダに佇むにな川の背中を蹴飛ばした。(了)
おいらの梗概に
>>159が足されたよ。あとは海の仙人だけ。
161 :
創作ノオト ◆tXJlWVkLzY :04/01/12 18:02
「蹴りたい背中」おもしろいじゃん。
>>158 イトヤンは、仕事も恋人も金もないから、
文学にすがるしかない、
というだけであって、
自己犠牲などというかっこいい響きのものではありません。
テレビと自転車がほしいのに、
それすら買えないのです。
163 :
創作ノオト ◆tXJlWVkLzY :04/01/12 18:05
やっぱり綿屋りさちゃんはメンコイ顔しているだけあって感性が澄んで
いるね。これからいろいろいやらしい事なりきたならしい事も経験する
んだろうけど、スポンジのように吸収していき、いずれ現代の紫式部に
なるんだろうな。
164 :
吾輩は名無しである:04/01/12 18:07
>>162 >テレビと自転車がほしいのに、
それすら買えないのです。
なんか、応援したくなった。作品は読んでないけど。
私も貧乏なんで、ソレだけで、一票w
>>159 少女漫画を愛読する男性が好みそうな内容です。
りささんは、男性の心を掴むのは上手いと思います。
特に、ヲタク系の。
この調子でつづけば、あるいは吉永小百合的なアイドルにもなるかも?
165 :
吾輩は名無しである:04/01/12 18:08
>感性が澄んで
いるね。
梗概だけでは、感性が澄んでるところまでは読めなかったな…
印象としては、おたく君救済小説だと思ったんだけど。
生活かかってるから可哀想だから糸糸山に芥川、というのも
違う気がする。
167 :
吾輩は名無しである:04/01/12 18:10
>>166 だからって、顔がかわいいから、りさたむっていうのも違う気が…
168 :
創作ノオト ◆tXJlWVkLzY :04/01/12 18:12
イトヤマ先生の不自然な自分がモテル小説よりも綿屋先生の方がましです。
読者を楽しませるつもりの無い作家は駄目です。
綿屋先生の小説はモテナイ男性だけでなく一定の女子中高生の支持も受け
そうです。
169 :
吾輩は名無しである:04/01/12 18:13
貧乏vs金持ちしかもかわいい
っていうなら、
私は圧倒的に貧乏を応援するんな。
頑張れ、飛雄馬!
170 :
吾輩は名無しである:04/01/12 18:15
>一定の女子中高生の支持も受け
そうです。
でも、インストールより半減しているでしょ?売り上げ。
あまぞんのレビューとか見ると、「同世代だから買ってみたけど、……どうだろう?」みたいなものが多かった気がする。
171 :
創作ノオト ◆tXJlWVkLzY :04/01/12 18:16
イトヤマ先生はトランキライザーの副作用であのような顔になったので
しょう。素顔はちょいブス程度かもしれません。
イトヤマ先生は父親は早稲田大学政治経済学部の計量経済学の教授です
からお金持ちでしょう。
綿屋先生がお金持ちなのは自分で稼いだからです。
>>171 そのトランキライザーっていうので、ああいう無表情な顔になっちゃうの?怖いなあ。
貧乏なら自分の立ち位置から書け。
中途半端な小粒のバブルシティライフを書いても空っぽだ。
そこにいくら「普通とは違う」登場人物がいたとしても。
それに、ライフスタイルとは関係ない小説だってある。
単なる無職の精神病患者の脳内ライフを見せられても困るんだよ。
174 :
吾輩は名無しである:04/01/12 18:19
>>171 それでも、171さんのように、過剰なまでにうるさく擁護する人がいるかぎり、
私はりさたんは応援しない
つか、はじめはそうでなもなかったのに、どんどんりさたむがうざく思えてきた。
自分でも、よく分からない。
>>170 少なくとも、
若い世代を読書に向かわせたことは評価できると思うのだが。
最初に手にしたものが綿矢でもいい。
そこから小説に興味を持って大海原に出る人だって、
30万のインストール読者のうち、1000人はいるかもしれない。
1000人いれば上等じゃねえか。
177 :
吾輩は名無しである:04/01/12 18:23
しかし、冷静に考えれば、
自分のファン層をちゃんと理解して、そして今回の作品を書いたんだとしたら、りさたむは創作者としては素晴しいと思う。
むしろ、エンタメ系に進むべき。
長編に挑戦して、直木賞の方を狙ってほしい。
ん? だから純文学のファン層を開拓できる人材とも言えるわけだよ。
無理にエンタメに押しやる必要もない。
山田詠美のように文藝賞→直木賞→芥川選考委員というのもあるが。
179 :
吾輩は名無しである:04/01/12 18:27
インストールが売れた売れたというけど、「リアル鬼ごっこ」のほうが売れたんでしょう?
180 :
吾輩は名無しである:04/01/12 18:28
改行や改ページばかりで、真っ白なページがばかりだなあ。
椎名桜子の本がそうだったことを思い出した。
181 :
吾輩は名無しである:04/01/12 18:29
山田詠美の本もそうでした。
182 :
吾輩は名無しである:04/01/12 18:31
>だから純文学のファン層を開拓できる人材とも言えるわけだよ。
でも、そうすると、ヤングアダルトとかコバルトとの境が分かるなくなるな。
純文学がヤングアダルト化するってこと? 開拓って。
184 :
創作ノオト ◆tXJlWVkLzY :04/01/12 18:32
正直いってイトヤマを応援しているのは躁鬱病で悩んでいる人や世の中で
うまくいっていない人だろ。しかしそういった人に対してイトヤマ先生は
救いなりカタルシスを提示していない。
それに対して綿矢先生はモテナイ青年や女子中高生という読者層のハート
を確実につかんでいる。
自分の読者層を的確につかみ創作していく。それがプロの作家ではないか。
185 :
吾輩は名無しである:04/01/12 18:34
私は、りさたん以外なら誰がとってもいいとさえ、思い始めている。
はじめはこんなじゃなかったのに。
金原でもいいんだw
中卒サブカルですよ?
翻訳家の娘ですよ?
作品読みましたか?
美香タンハァハァ
>>182 とっくにそうなってる気もしますが。認めたくないだけかな?
ピアスハアハア
190 :
吾輩は名無しである:04/01/12 18:47
>>186 >金原でもいいんだw
ええ、それでもいいと思いますよ、読んでないけど。
いずれにしても、りさヲタさんたちの熱愛ぶりがあちこちでウザすぎて、こんな捨て鉢な気分になっています。
ジャニヲタを嫌がるテレビ板の人たちの気持ちが
今回でようやく分かりました。
>>175 100人いれば上等に訂正して下さい。
実際は50人いないと思いますが。
J文学でコケたくせに。まだ懲りてない・・・。
りさヲタとジャニヲタとでは、全く別物。
ジャニヲタは一生ジャニヲタ。
りさヲタは他に誰か出てくれば鞍替え。
ただ単にここで盛り上がっているだけで、
生活のすべてが綿矢というわけでもない。
まあ俺は三人娘の中から受賞すればいいと思ってるし、
実際そうなる予感がする。
候補発表のリリースの仕方から見ても。
194 :
吾輩は名無しである:04/01/12 18:50
あらすじ書いてる人、インストールのもきぼん。
今さら恥ずかしくて買えない。
>>194 立ち読みできるように、コミック版も出てますよ。
正直、ブックオフの100円でも高く感じるな。
どっか20円位で売ってないだろうか。綿矢作品。
>>196 全国の公立図書館に納入済みですが、何か?
世の終わりだな。
イ ト ヤ マ ア キ コ が い ま す ね
>>197 図書館なんかで綿矢借りれるかよ。
公共のデーターベースに一生残っちまう。
それが住基ネットにリンクされた日には、
個人情報にインプットされ・・・ブルブル
蹴りたい背中の梗概をさっきUPしたのだけど、大事なシーンが抜けてたよ。
ハツがにな川を最初に蹴ってから、二度目に蹴る間に起こる。
にな川が風邪で学校を休んだお見舞いに、ハツは桃を持っていく。
にな川が桃を食べていると、風邪のせいでかさかさになった唇が割れてしまった。
唇から薄っすら血が流れる。
それをハツは舐めてしまう。
というキスシーンが抜けてたよ。やっぱこのキスシーンって
背中を蹴るシーンについで大事だよね。
一応、ここに書いときます。
ここ数年の芥川賞受賞作と比較しても、
綿矢が劣っているとも思えないんだけど。
なんか綿矢を否定すればいいようなムードがありますね。
小説のプロモーションのひとつなんだから、
それを最も有効に機能させられる作品(作家)に与えるのが筋でしょ。
わたしは女性ですが、綿矢でもいいと思ってますよ。
というより、どれでもいいですけど。
ここの板のコテだと、矢部は島本を推してますな。
204 :
吾輩は名無しである:04/01/12 19:02
>>201 追加、ご苦労様です。
でも、その追加、なかったほうがまだよかったです
なんつうかそれ、
「だめ、誰かに見られる」「見ているのは星だけだよ」
的なへぼん小説に通じる、恥ずかしさを覚えます。
つか、なんだよ、そのキスシーンは。
まるで、ギャルゲーだよ…りさたん、あんた。。狙いすぎ。
一度嫌悪感を覚えたら、すべてを認めなくなるよね、人って。
206 :
吾輩は名無しである:04/01/12 19:06
>にな川が風邪で学校を休んだお見舞いに
801系の小説やロマンス小説では、
「お見舞いチュー」はあまりにも手垢がつきすぎているんで、逆にタブーとなっているのが最近の傾向だそうです。
でも、純文学ではまだイケるんですね。
これは、盲点でした。
むしろ貪欲にネタを摂取し、狙いすぎな程に商売に徹する姿勢に感動すら覚える。
こんな職業人にやらずにどうするよ。選考委員もそこら辺酌んでやれよ。
しかしまぁ、ギャルゲーくらいは必須科目だろ。もう。今さら何だってんだ。
オレなんかラーメン屋でのチャーシューのやりとり、
足が痺れて立てなくなって彼氏に抱きついてしまう、
バナナの皮を踏んだら転んでしまう、
昔つきあった馬鹿女の話をしていたら、目の前の男が亭主だった、
などとお約束なストーリー満載だから期待してくれ。
209 :
吾輩は名無しである:04/01/12 19:13
次回の芥川賞は、
食パンをくわえた女子高生が「ああーん、遅刻、遅刻」と登場する小説と
おでこゴツンで恋が芽生える小説が
受賞を競うような気がします。
嗚呼・・・素晴らしきかな様式美
いっその事、候補者にテーマ与えて50枚位で書かせる。
浅田の爺でも50枚なら読むだろ。幾らなんでも。
それで評価しろ。そうしろ。命令。
212 :
吾輩は名無しである:04/01/12 19:24
>>211 あ、それいいですね。
で、全国的な規模で、そのバトルを中継するの。
そしたら、ばりばり注目さますよ、芥川賞。
次回は、
幼児期に父親が殺されるのをすぐ近くで見てしまいトラウマ、
母親の再婚者に犯されてトラウマ、
小学校に入ると部落出身の男が惚れてストーカー、
別のグループからは陰湿ないじめ、
携帯電話とメールで援助交際、
母親が医療事故で死亡、
義理の父親から毎日犯される日々、
高校中退、家出、風俗、
そこで客として来た韓国人と仲良くなり、
自分よりも深い傷を負っている人を知り、
がんばって生きていこうと決意する。
これが受賞します。
とりあえず今後は
プロ作家の頂点→直木賞(賞賛)
ネタ作家の原点→芥川賞(突っ込み)で
賞イメージ落差がより鮮明に固定されるね・・。
215 :
吾輩は名無しである:04/01/12 19:35
お見舞いチューがあるんなら、
もしかして
朝チュン
もまだ現存したりするんだろうか、純文学
(((( ;゚Д゚))) ガクガクブルブル
しかしなぁ・・・直木賞の候補者にくらべ芥川賞のほうはあまりに悲惨・・。
才能的にも、知名度的にも・・・
萌えに特化しても、突き抜ければそれも純文学。
ギャルゲーのシナリオライターなら楽に受賞するんじゃないの。
おちるとこまでおちたのう。
219 :
吾輩は名無しである:04/01/12 19:39
絲山はネットで石原都知事の悪口言いまくってるので
受賞は無理!!!!!!!!
>>219 俺その文章、文藝春秋と都庁広報にメールで送っちゃったw
>>219 そう思われたくない小心者の石原が絲山を推し、大物ぶりを発揮したがる罠。
芥川は石原が仕切っているという噂は本当なのだろうか。
>>220 ネタでも止めとけよそういうの。それとも誰かの関係者ですか?
225 :
吾輩は名無しである:04/01/12 19:43
身から出た錆ですよ(プ
ネットで石原を批判した絲山がDQN過ぎwww
削除したってネット上には残ることも知らなかったんだろうねwww
なんてったって文學界受賞作が、ネットで発表済みの小説だったんだからwww
それもあわてて削除してたけど、みんな読んだでしょwww
必死だな
石原がいるかぎり絲山は圧倒的不利!!
石原のおっちゃんは、元々押しが強いし
そのうえ魑魅魍魎がばっこする総理大臣(自民党党首)
にも立候補したことがある海千山千の男。
ヤツが自分の気に食わない候補者を受賞させるわけが絶対ない!!!!
絲山がねw
ダメ板時代の被害者としては、
絲山秋子がこれまでやってきたことをすべて晒してほしいくらいです。
234 :
吾輩は名無しである:04/01/12 19:52
つか、なんで突然
アンチイトヤマがわらわら湧き出したの?
批判した文章が、きちんとした論旨と論理を持っていればいいんじゃないの?
俺は読んだことないから判断つかねーけど。
絲山悪いことは言わん、石原にわびいれろ。
詫びるのとかも下手そうだよ・・・
金も名誉もいらないって「天才宣言」で言ってるんだから、
石原批判によってエリート街道を歩めなくても、
それでいいじゃない。
どっちみち病気持ちじゃ長続きできないんだし。
彼女の気の済むような人生をまっとうしてもらおう。
漏れは選考委員の悪口だけは、つつしもう。
海の仙人の梗概を知らないばっかりに、みんな絲山の人間否定に走ってしまっている。
ここはおいらが海の仙人の梗概をUPして、
絲山自身をフォローしなくては。おいらが梗概を書けば作品否定で落ち着くだろう。
手元に新潮の12月号があるから、これから読むね。
>作品否定で落ち着くだろう。
じゃあ別にいらないよ。
新潮12月号には小野正嗣の人魚の唄が一番大きな扱いだ。
選ばれなかったのは悲しい。
犬山丈のアストリッドって短いね。なぜ前評判が高かったのか。
海の仙人もネットで読めますよ!
www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/9882/umisen1.html
完成したのは遅くても2002年10月ですwww
まさか編集は知らなかったのでしょうか?
知らずに取材費を与えたのでしょうかwww
上記に間違いがありました。
遅くても2001年10月にネットで発表しています!
それが2004年に芥川賞を獲るんですね!
>>246 新潮板と読み比べると、絲山の創作の秘密がわかるかもね。
受賞第一作もネットで発表済みの使い廻しだったりして(禿藁
ネット発表した小説が芥川賞受賞!!!
て、すごいじゃん。
その事実こそ通報ものだと思うのだが・・・
252 :
吾輩は名無しである:04/01/12 20:41
ツーホーは受賞後でいいだろ。
2chの小説が芥川賞を受賞!!!て。
>>234 前スレ見てもらえば分かる。
確かに選考委員の悪口を言っちゃうのはまずいな。
営業上がりなのになんであんなに口が悪いんだろ、あの先生。
>>246 ありがd。
人間はみな、俺様のことをファンタジーと呼ぶ。
255 :
吾輩は名無しである:04/01/12 20:52
でも、盗作したんでもなし、
ネットで発表したものを応募してもいいんじゃない?
未発表に限るっていう条件も、
「商業誌やそれに準じる本」でなければ、発表済みのものでもいいと思うんだけど。
ま、出版社によって、細かい決まりがあるのかもしんないけどね。
しかし、人格否定に走っちゃいかんぜよ
タイトルが同じで、中身はけっこう違うんとちがう?
「海の仙人」は新潮への応募作だが、
彼女の文学賞新人賞を受けて審査の対象になってない。
何が問題とされているのか、私にはわからない。
慎太郎の悪口、候補作のうp。。。のダブルパンチ。
いくらネットでも、つつしみは必要だな。
でも、他の候補者がヘタレだから、
結局絲山がとるとおもうよ。
それか該当者なしか・・・。
どこかの新聞ででないかなぁ。
あの2ちゃんで有名な小説が芥川賞候補!
260 :
吾輩は名無しである:04/01/12 21:00
突然のメールで失礼します。
先日発表された芥川賞候補についてですが、
いと山秋子さんの「海の仙人」は、2001年の10月にネットで発表済みのものです。
それが2004年に芥川賞候補になるというのはどういうことなのでしょうか。
文芸誌に掲載されたのが該当期間だからなのでしょうか。
いずれにしても受賞対象ではないと思いますし、同様に感じている者は私以外にもおります。
ちなみにこれはご存じのことと思いますが、御社主催の公募新人賞である文學界新人賞受賞作も、
「海の仙人」の次にネットで発表されたものでした。
未発表のものが対象だったと思っていたのですが、WEB発表は発表に当てはまらないのでしょうか。
すでに多くの人間がネット上で読んでいるのに。
あと、これはささいなことですが、
いと山秋子さんは、同じく過去の自分のホームページ上で石原慎太郎さんの政治手腕を批判しています。
これらの事実がなかったことのように、現在ではホームページのメニューからはたどりつけませんが、例えば下記URLで「海の仙人」を読むことができます。
http://web.archive.org/web/20011004225843/http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/9882/ いずれにしましても、いと山秋子さんが芥川賞を受賞するようなことがあれば、
これまで培ってきた芥川賞の名前に失望する人たちが、
わたしたち文学愛好者から出てくることになりますので、一言申し上げた次第でございます。
261 :
吾輩は名無しである:04/01/12 21:03
「蹴りたい背中」の梗概書いてくれてるけど、
ハツが、陸上部に所属してる体育会なオンナっつーのが抜けてるよ。ここが実は重要!
「クラスで疎外感を感じてる主人公には、部活がある。部活で救われている」
とりさたんが語ってる。
でもこれは、(以下、島本スレより)
45 :吾輩は名無しである :03/11/08 15:06
>>34の部分、「蹴りたい背中」の1シーンみたいだ
腸矢は「それでも、部活がある主人公には救いがある」などと言っとるが
クラスで疎外されてるような人間が
陸上部という一団体に属してるなんつーのは
都合のよい設定でしかないような気がする
というような見方がされてしまうので、安易な設定だとオモタ。
そこだけ他人に聞いた話をそのまま綴ったような感じがしたしね。
263 :
吾輩は名無しである:04/01/12 21:03
受賞第一作は「キス・ミー・デッドリー」です。
264 :
吾輩は名無しである:04/01/12 21:04
>>260 ネタだろうが、シャレにならないからやめておきなさい
はいイトヤン消えた〜
返事すら来ないと思うが。
え? 送ったよ。
何か罪に問われるの俺?
陸上部の中でもハツは孤立していて、先輩や後輩のことは書いてあるが
肝心の同級生たちのことが書かれていない。
でもスポーツウェアの短パンのまま、にな川と駅前の無印良品に
行くシーンはちょっと萌え。
だからメールするなら新聞社にしれ。
2ちゃんの小説だってことにしてw
>>267 サイトからの「ご意見」なので返事は来ないですよん♪
272 :
吾輩は名無しである:04/01/12 21:08
なんか、ますますイトヤマさんを応援したくなってきた、自分。
もしかして、アンチイトヤマが、闇雲にりさタムを持ち上げているの?
イトヤマがとるなら、りさにとらせろ、みたいな、そういう図式?
>>270 朝日と読売でいいかい?
マンドクセーんだよ。
>「海の仙人」は新潮への応募作だが、
>彼女の文学賞新人賞を受けて審査の対象になってない。
ヘェーヘェーヘェー そうなんだ。
275 :
吾輩は名無しである:04/01/12 21:09
結局、「受賞作無し」で、みんなズッこけることになりそう。
ネタの使いまわしじゃあ、先がないね。
278 :
吾輩は名無しである:04/01/12 21:13
>彼女の文学賞新人賞を受けて審査の対象になってない。
エンタメ系では、たとえ同時期に他の賞で大賞とっても、他の賞では予選落ちなんていうのはよくあるのに。
これだから、純文はこの体たらくなんじゃないのですか?
とりあえず朝日に。
でもこれでイトヤンが受賞したらホンモノだね!!!
努力すればできるということを教えてくれた作家。
とてもやさぐれてるのが玉に瑕。
>>278 新潮の〆切は3月末だが、イトヤマは翌月文学界新人賞を受賞している。
おそらく新潮社が応募原稿をチェックしたものと思われ。
イトヤマは7月に芥川候補となったが、
通常通り審査すれば、新潮の発表は9月になのだ。
>>281 絲山は今でもエッセイは下手だよ。
根っからの小説家なんだよ。
9月になるのだ
新聞社じゃつまんねーから、
なんかおもしれーとこないかね?
ウワシンとかじゃ小粒だもんなあ。
芥川を取って、さあこれからというところに入る。
ノノノハヽ
(VvV*从<入れて
/⌒V ゚,,,,゚/⌒ヽっ
と_人_(i)_∧_つ
獲ってからバレるより、
選考中に知られる方が本人のためと思い、
なるべく早く
290 :
絲山秋子 「海の仙人」 185枚 新潮12月号 (2回目):04/01/12 23:56
東京のデパートに勤める僕は、宝くじで三億円が当たった。仕事を辞めて敦賀に家を買って過ごす。
浜辺にいるとファンタジーが現れた。彼は神だが余りご利益はなく、見える人にしか見えない存在だ。
かりんという年上の女性が浜に遊びに来た。ファンタジーは僕に運命の女性だと言う。
僕とかりんとファンタジーで飲み食いしたり僕の家に泊まったりする。
かりんと僕は恋愛関係になり、休みの度にかりんは僕の家に遊びに来るようになる。
ファンタジーは僕の家の居候になった。元職場の同僚の女性である片桐が敦賀に来た。
彼女は僕に惚れているのだ。僕の暮らしぶりを見て、海の仙人だと言う。
彼女にもファンタジーは見えた。三人で新潟に車で向かう。僕にかりんとセックスレスだ。
僕は幼い頃、姉と近親相姦していたためセックスがトラウマになった。
姉には玄関先で門前払いされた。僕は片桐と別れ、ファンタジーも離れていった。
五年間かりんと付き合った。抱きたかったが僕のインポテンツは治らなかった。
かりんが乳がんの手術を受ける。かりんはホスピスに入った。僕はホスピスで一緒に暮らした。
ファンタジーはどうすることもできないと言った。かりんが死んでまた一人で敦賀で暮らす。
三年が流れた。浜辺にいると久しぶりにファンタジーが現れた。
僕は雷に打たれて両目が失明した。片桐が八年ぶりに僕に会いに来た。(了)
最後の候補作、海の仙人を読み終えたよ。
ほろりと涙が出てしまうような切ないお話でした。
優れた小説家は、随筆も絶品です。
エッセイでは、その人の視点や物の見方が如実に現れます。
また、論理的思考を持ち合わせているかも問われる場合があります。
単純に手軽に読めて面白いエッセイを書くことも難しいものです。
そうした資質がなければ、小説も面白くないでしょう。
ラノベやSFやミステリで活躍されたほうがよいかもしれません。
293 :
吾輩は名無しである:04/01/13 00:34
>>290 今までの梗概の中では、一番自分の好みかもしれない。
梗概だけで、読んでみようという気になった。
話は変わるけど、10年ぐらい前に出ていた文章の書き方みたいな本に、「最近の純文学はまるでおにゃんこクラブだ」みたいな文があって、
なんか、笑っちゃったよw
おにゃんこがもーむすになっただけなのかもね、この十数年の文壇は。
そう考えると、樋口一葉や金子みすずが出てきたときもそう言われたのかなw
なんか、気が楽になったよ。
若くてルックスが取りざたされるってのもかわいそうだよな。
まあ今回は糸糸山だと思う。
綿やのルックスでも幾らなんでも。.。
298 :
吾輩は名無しである:04/01/13 00:52
>>295 確かに、直木賞でもいいかもね、長編なら直木賞だったかも。
ってことは、今回の芥川候補の中では一番実力があるってこと?
あらすじだけ見ると直木賞向きだが、
エンタメとしての筆力がない。
300 :
吾輩は名無しである:04/01/13 01:01
最悪じゃん
実力だったら綿谷では無いでしょうか?ルックスも実力の一部ですし
303 :
吾輩は名無しである:04/01/13 01:26
>>299 だとしたら、あとの4作は、あらすじだけを見ると何?
304 :
吾輩は名無しである:04/01/13 01:28
でも、お見舞いチューに芥川賞を上げるんだったら、少女漫画やBL小説にもあげてよね、マジで。
あらすじだけで判断できないのが芥川賞でしょうが
りおおはでも芥川賞的人間だ。
でも、芥川賞の知名度を考えるとただの新人賞にしておくのが勿体無い!
やはり太宰が土下座をしても手に入れられなかった芥川賞、
日本文学の最高権威に与えるのが筋でしょう。となると、今年は春樹あたりで
いいのではないでしょうか?
村上春樹と高橋源一郎と島田雅彦
今回は該当作なし。
今になってそれだったら逆に白けるな。
310 :
吾輩は名無しである:04/01/13 03:50
ついでだから大西巨人にもやってくれ。
そろそろ、島尾敏雄。
微妙な、阿部和重。
スクリッティ・ポリッティを聴いている時点で、
芥川賞は絲山さんだ!
音楽センスが文章には絶対出るのよさ!
島本と綿矢に受賞させるなら、作家としての資質を評価する点のみであって
とてもじゃないが作品には与えられない。
中村航のB級感とライトさを評価するのかしないのか。彼は自分のやり口と
持ち味を充分持っているし、B級感を正式に評価するなら受賞もあるだろう。
絲山秋子はいい作品なのだがエンタメではないのかという意見も最もだ。
金原ひとみが一番受賞に近いように思う。
スプリットタンを特異なものとしてではなく、日常的なものとして描写できている。
315 :
吾輩は名無しである:04/01/13 15:07
金原ひとみ「蛇にピアス」じゃないのかなあ。多分。
316 :
吾輩は名無しである:04/01/13 15:07
>>305 ファーストキスのきっかけが、お見舞いでしかも唇の血を嘗める……なんていうのは、ラノベの新人賞でさえ、粗筋の段階で落とされるほどの手垢ネタなんだ。
他がどんなによくても、このネタだけでアウト。
中堅の売れっ子作家がネタ切れで使うっていうなら、笑われながらもギリギリ許されるかもしれないけど。
少なくとも、これからっていう新人がやっちゃだめだよ。
創作者としての資質以前の問題。
創作する姿勢の問題。
ファーストキスまでのシチュエーションを作り上げるのに、どれだけの新人が悩み倒していると思ってんだい。
もしかしたら、わたやん自身が「へーこんなんで候補になるんだ」って驚いているかも。
318 :
吾輩は名無しである:04/01/13 15:15
展開がご都合主義ってのは感じざるを得ない。
そんな危ない奴の家にどうしてのこのこ行けるのか。
体育会系の躍動感も全く出ていない。
金原の蛇ピのストーリーの都合よさにすばるの選評は厳しいけど
その倍以上蹴りたい背中は都合のよい展開だ。
でも、表現したいことが前面に打ち出されているという点では、
蛇ピや蹴りたい背中がダントツで優れている。
海の仙人やぐるぐるは小説としては丁寧に作られているが
雰囲気だけだといわれても仕方のない作品だ。
島本の身辺雑記は可もなく不可もなくです、はい。
1/13
>>316 >ファーストキスまでのシチュエーションを作り上げるのに、どれだけの新人が悩み倒していると思ってんだい。
そういう問題なのか?と疑問に思った。
ファーストキスという題材自体、特に求められていないのではないだろうか。
そもそも題材に興を求める必要もないのだが。
320 :
吾輩は名無しである:04/01/13 15:20
>>319 >ファーストキスという題材自体、特に求められていないのではないだろうか。
ファーストキスは例えです。
つまり「きっかけ」の問題
ファーストキスをするのに、お見舞いというきっかけは、いまやパロデイでしか使えないほど陳腐ってことです。
どんな新人でも、それを表現するための「きっかけ」を作り出すのに苦労しているはずと言っただけです。
>>320 展開が想像つくのに、なおかつ面白く読ませるのも才能なんだけどな。
お前、純文学舐め過ぎ。
>>322 夢野久作はスゴイ。
あらすじは大したことないのにグイグイと引き込まれる文章を……
∧||∧
あのファーストキスも、なにもお見舞いなんていうきっかけをださなくても、教室でも道端でも帰り道でも、日常の中でよかったはず。
そしたら、血がでた唇を嘗めるという、もうひとつの手垢ネタが、逆に効果になったと思うのです。
しかし、古典ネタをあえて使用したのが効果というなら、話は別なんですが。
325 :
吾輩は名無しである:04/01/13 15:31
>なおかつ面白く読ませるのも才能なんだけどな。
おもしろくなかったよ、だから致命的だと思った。
326 :
吾輩は名無しである:04/01/13 15:36
>なおかつ面白く読ませるのも才能なんだけどな。
おもしろく読ませるのが、『純文学』なのですか?
それはむしろ、エンタメ系ではないのですか?
>>326 「面白い」にも色々あってね……。
アート系の映画とアクション系じゃいわゆる味が全然違うでしょ。
それと同じ。
カモー
>>326 お前、小学生なみの理解力しかないのか?
もしかして、馬鹿?
329 :
吾輩は名無しである:04/01/13 15:44
今更なんだけど、蹴りたい背中は、推敲不足って気がしてしかたがない。
もう少し推敲していれば、ご都合主義も払拭され、それこそ文句のない名作になったかもです。
330 :
吾輩は名無しである:04/01/13 15:45
>>328 馬鹿には純文学は無理
馬鹿は、直木賞候補の作品でも読んでろってことです。
>直木賞候補の作品でも読んでろ
微妙ですな
332 :
吾輩は名無しである:04/01/13 16:40
少し前までは文壇や世間認知なんかでも
セリーグ(直木賞)&パリーグ(芥川賞)くらいだったのに、
最近は確実にプロ野球(直木賞)と高校野球(芥川賞)に
なっちゃったね・・・。
同じプロとしてなら、対象が中堅と新人の違いがあるので
選手の顔ぶれや人気、実績や力量などに差があっても良いけど
高校野球化しちゃうとプロとしての評価や尊敬は永久に得られず、
ただ一過性に消費される偶像としてのアイドルやイロモノを
文壇や世間に提供するだけの幼稚な存在に成り下がる・・・。
333 :
吾輩は名無しである:04/01/13 16:57
例えばカフカの変身がどこかの雑誌の新人賞に応募されるのだが
それを評価出来る人って今いるのかしら?と妙な疑問が頭をもたげる。
>>332 芥川賞がそんな悲惨な状況であるにもかかわらず、
こんなスレにまで来て愚痴を垂れているお前って一体何なの?
昭和の時代の芥川全集でも揃えて、回顧にでも浸ってれば?
自分で新しい文学を作り上げる才能はないのに、
若い才能をこきおろすだけのふてぶてしさは失っていないようだね。
335 :
吾輩は名無しである:04/01/13 17:09
>新しい文学を
('゜c_,゜`)プッ
>>335 いいねえ、そのニヒルな感じ。
文学が余計者の余技であることを痛切に認識させてくれるよ。
>>331 おいら高校野球の地区予選から参加してるもんで、
芥川賞候補作ともなれば読んでいてそれなりに楽しいです。
338 :
吾輩は名無しである:04/01/13 17:22
世間では、表現の自由に関する重大な判決が下ったというのに、
文学は呑気だな。。。
339 :
吾輩は名無しである:04/01/13 17:23
>>334 むしろお前が何なのかと問い詰めたい。
くだらないものを「才能」やら「新しい」やらもてはやすくらいなら、
不毛なままで耐え忍ぶわ。
>>339 だから、そうしてろって言ってんじゃん。
不毛なままで(お前の頭の話か)耐えしのべよ。
>>338 エロ本の転売が出来なくて嘆いているのかい?
342 :
吾輩は名無しである:04/01/13 17:38
>>334 自分で新しい文学を作り上げる才能はないのに、
若い才能をこきおろすだけのふてぶてしさは失っていないようだねw。
343 :
吾輩は名無しである:04/01/13 17:46
>>341 でも、インストールやビアスも、出版元を間違えたら「猥褻」ってことになるかもよ?
やっぱり、デビューは大手出版社に限るな…
344 :
吾輩は名無しである:04/01/13 18:06
散髪文学だな。ぐるぐるまわるすべり台は。
糸糸山は後五年頑張って直木賞狙った方が本人の為だと思う。
この世界で生きていくつもりなら、今さら芥川なんてアクセサリーにもならんよ。
糸の旧字だから変換ででないならわざわざ糸糸山にしなくてもいーのでわw
絲山秋子
349 :
吾輩は名無しである:04/01/13 19:31
ワタヤリサが受賞することになりそうだね。
小説とか文学とか言ったって
所詮商売なんだから
もうかりそうな人に受賞させるのが筋だからな。
朝日新聞の夕刊に三人娘がカラー写真入で出ていたよ。
りおおが化粧濃くなって髪が真っ赤だった。
351 :
吾輩は名無しである:04/01/13 19:57
まじで?見たーい
うp
353 :
吾輩は名無しである:04/01/13 20:13
>>350 >りおおが化粧濃くなって髪が真っ赤だった。
ウエェ、ゲーーーーーーーーーーーーッ!!!
354 :
吾輩は名無しである:04/01/13 20:31
355 :
吾輩は名無しである:04/01/13 21:12
356 :
吾輩は名無しである:04/01/13 21:18
りおおも女らしくなった。赤い髪は情熱の証。
ノーベル賞受賞、21世紀の文豪を自認している絲山秋子。
「いい作品が書ければそれでいいんだけどね」なんてうそっぱち。
2ちゃんねるでの傍若無人ぶりも頷ける。
仕事できる女
360 :
吾輩は名無しである:04/01/13 23:17
現役早大生の才女・綿矢りさが受賞。
そして電通入社。
青年実業家とケコーン。
住まいはNY。
バブル入社→精神病→リストラ
362 :
創作ノオト ◆tXJlWVkLzY :04/01/13 23:36
綿矢りさ先生が芥川賞を受賞して当然でしょう。
綿矢りさ先生はちゃんと読者を意識して物を書いていますし、本の売り上げ
も他の候補者を圧倒しています。
該当者なしならまだしも、仮に他の候補者に賞をやるのならば、それは、ス
ミスの言うところの神の見えざる手に対する冒涜というものです。
イトヤマ先生を応援している方の気持ちもわからないでもありません。だれ
しももう一度人生やり直したいという気持ちはあると思います。しかしそう
いった方はイトヤマ先生自体を応援しているだけであって、その作品から何
らかの救いを得ているとはとても思えません。
確かに我が国は時代閉塞を打開するためには、何度でも様々な事にチャレン
ジできる開かれた社会を目指す必要があります。しかしそういった社会は実
績が正等に評価される能力主義社会であることが大前提なのです。
イトヤマ先生も、もう一度自分自信のオーエル生活を振り返って欲しいと思
います。イトヤマ先生の昔いた会社イナックスはTOTOに大きく引き離さ
れた業界第二位の会社でした。ガリバーTOTOの牙城を突き崩すためには
、徹底的に顧客の意思を汲み取り激しい売り込み攻勢をかけたはずです。イ
トヤマ先生も原点に立ち返って顧客の真に求めている物をまず追求してもら
いたいものです。イトヤマ先生の持つ潜在的市場の方が綿矢先生より大きい
のは自明の理です。今回は綿矢先生の勝利を素直に認めて次の機会を狙って
きちんとした戦略を練ってください。
363 :
創作ノオト ◆tXJlWVkLzY :04/01/13 23:38
綿矢先生が芥川賞を受賞できば本学部初めての快挙になります。
阪神の岡田監督も喜ぶと思います。頑張ってください。
364 :
創作ノオト ◆tXJlWVkLzY :04/01/13 23:45
後、イトヤマ先生とその仲間達は今回明らかな自演をしていますね。
イトヤマ先生が純文学の宝だとか明らかに過剰、いや、異常評価で
す。あまりそういった自演をやりすぎると自分自身の地位を却って
貶める事になります。やめた方がいいです。
芥川賞の最終候補に残った時点で、五人の作家達は充分立派だよ。
特に三人娘が企画物であるなら、残りの二人の実力は折り紙つきだ。
もしくは実力あるものには失礼のないよう今回は見送って
噛ませ犬かもしれない。
都知事は記者会見でわけー衆の作品について問われて
「いずれも肝心な物が欠けている」って言い放ったんでしょ
輝も三島賞で若造の作品に文句たらたらだから、今回は
絲山で決まりそうな気がするんだけどね
368 :
吾輩は名無しである:04/01/14 00:26
>>365 そーいえば、以前、「おれは芥川賞候補になったことがある」といっていたおじさんが、職場にいた。
あれって、結局誰だったんだろう?
369 :
吾輩は名無しである:04/01/14 00:40
石原がすべての候補者に×をつけようとも
他の選考委員の間で無理やり受賞作を出すのは充分可能だ。
ただなあ、若き三人の乙女をひいきしたがる老大家がいるようには思えない。
該当作なしですかな、久しぶりに。
周期としてはここからで該当無しになるのがちょうどいいわけだが。
つまらんよね。そればっかりは。
文藝春秋編集長が名司会者になれるか否か。
370 :
吾輩は名無しである:04/01/14 00:41
該当作無しで落ち着きそうな倦怠した選考会ムードをどうやって覆すか。
手腕が問われる。もうそうなることは文春側でもわかっているだろうしね。
371 :
吾輩は名無しである:04/01/14 00:45
>本の売り上げも他の候補者を圧倒しています。
売り上げが大切な要素というなら、ディープラブとかいうやつがなぜ候補に残らない?
むしろ片山に取らせろ。すばらしい作品じゃないか。
373 :
吾輩は名無しである:04/01/14 00:52
片山の名前をいい加減、文學界新人賞の募集要項に載せてやれ。
374 :
吾輩は名無しである:04/01/14 00:58
糸糸山と綿矢に関しては支持する選考委員がいると思うな。
島本は微妙。
古井先生の選評が一番気になる。
375 :
吾輩は名無しである:04/01/14 00:59
なぜ直木賞のスレはたたないのだろう?
376 :
吾輩は名無しである:04/01/14 01:02
直木賞の話題は一般書籍のスレに行った方がいいかも。
377 :
吾輩は名無しである:04/01/14 01:02
スレじゃなくて板だ
378 :
吾輩は名無しである:04/01/14 01:03
>>376 いや、直木賞に特に興味はないんだ。でもありがとう。
海の仙人がなんで候補作になったのか疑問です。
文春サイドがごりオシしたのか?
それにしてもひどいな今回のは。氏ね。
芥川賞の審査は明日なのだが、
もしそれまでにこの国のどこかで、
女子高生が同級生男子を「蹴・り・殺・し・た」等の事件が起これば、
綿矢の受賞は状況にかんがみ不可能となってしまう。
そんなことのないよう、この国の平和と安全を全力で神に祈る。
該当作無しになるのは本当つまらない。でもそうなりそうで嫌だなあ。
何年か前、芥川賞発表号の文藝春秋が問題記事で回収されたことがあった。
あの時ばかりは、「該当作なし」でよかったなあ、と思ったもんだ。
鈴木弘樹君はもう無理ですか?
新潮の受賞第一作も発表できないくらいだからなあ。
とあるネット通販のページで見たら、
同じすばる文学賞でもダンボールは在庫アリ、蛇ピは取り寄せになってた。
386 :
吾輩は名無しである:04/01/14 11:30
別に誰だっていいよ。
俺がとる来年の賞のために、
せいぜい盛り上げといてくれよ
387 :
吾輩は名無しである:04/01/14 11:59
>>382 それ、たぶん、持っているよ。
サカキバラ事件の供述書を掲載した号じゃない?
供述書目当てで朝イチで買った。
で、その後改めてページ捲ってみたら、芥川賞の発表があって、該当なしだったんだけど、参考作は掲載されていた。
しかし、正直、供述書に比べたら、他の小説はみんなかすんで見えたよ。
やっぱり、真実の生々しさには勝てんのだろうか?
>>386 そう思っている人が全国に3000人いるそうじゃ。
芥川賞っていうのは昨日まで作家志望だった人が一気にメジャーになれるチャンスだ。
だから自分もそうなれるんじゃと思い勝ち。
しかし誰もいいということは、まず自分は選ばれないのだ。
3000分の1に残るだけの必要に迫られなくてはならない。
それを思うと、フリーライター上がりで直木賞の候補に苦節十何年で
なる方が、まだ身近な手段かもしれない。
誰でもいいなら自分は選ばれんぞ。
390 :
吾輩は名無しである:04/01/14 14:47
発表は明日ですか?
明日の午後五時から選考が始まる。
大体NHKの七時ニュースでわかる。
今回は芥川賞に改革を起こす良い機会ですね。
改革にはふたつのやり方があります。
どちらもショボイ改革ですが。
まずは、三人娘が同時受賞。
純文学に大波乱を巻き起こします。
ふたつめは、該当作なし。
文學界のV9がなくなったということで、
ある種のひとたちの不満は解消されるでしょう。
まあ該当作なしが改革とは思えませんが、
真に権威ある賞としての地位を築きたいのなら、
今回はどう考えても該当作なしが個人的に思うところです。
394 :
吾輩は名無しである:04/01/14 16:33
>>389 それは、芥川賞は1/3000のギャンブル(運)で、
直木賞は実力(努力次第)
ってことでしょうか?
わたしもそう思います。
395 :
吾輩は名無しである:04/01/14 16:39
>393
該当作無しに、激しく同意。
先に石原慎太郎がそうコメントしているのが、若干気に入らんが
今回は該当作無し。
396 :
吾輩は名無しである:04/01/14 16:45
>395
あれ石原は「該当作なし」と言ったのか?
三人組のこと言っただけでは?
397 :
吾輩は名無しである:04/01/14 16:45
もうすぐオフ会はじまるな
先の半年間にもいい小説はいくらか発表されている。
それを三人娘の企画のせいで候補を外されたのは可哀想。
でもこれからもコンスタントに良作を発表できないようじゃ駄目だよね。
文學界九連覇も消え、受賞者もいず、ただただ寂しいのみ。
どうせなら金原ひとみが将来への資質を見込むということで
GOサインを出してもいいかもしれない。他は論外。
399 :
吾輩は名無しである:04/01/14 17:01
3人娘が受賞したら文学界がおかしくなると思うなー。
こいつらがいるから高校生のいとこが作家になるとか言い出すんだー!!!
と言うわけで、大穴中村に3000点(笑)
中村はいい作家だよ。
彼には長編を書かせるべきだ。
ライトでポップな作風は文学賞を取れないけど、もっと多くの読者を獲得できるはず。
400
403 :
吾輩は名無しである:04/01/14 17:09
なんだかんだ言いながら
都知事は金原をほめそうですな
ピアスをするような茶髪低学歴はすぐにやらせると思っていそうだw
405 :
吾輩は名無しである:04/01/14 18:15
中村航はよい小説を書きます。
私はリレキショを読んで元気が出てきた。
単純だけど、その後バイトを始め、ヒキから脱した。
406 :
吾輩は名無しである:04/01/14 18:53
7時のニュースでいうかしら
いちばん早いのは○○通信。
前回は6月〆切の文学界新人賞に応募した直後だったから、
「次はオレかも?」と思いながら、ドキドキして発表を待った。
今回は早い時期に脱落したとはいえ、自分も参加したレースだ。
楽しみだ。堪んない気持ちだ。
よしゃあ、別スレでいつものようにハァハァして来るか!
>>409 国内の新聞社やテレビ局にニュースを売っている通信社です。
さくらんぼ通信って何(プ
該当なしな気がする
412 :
吾輩は名無しである:04/01/14 19:54
どう考えても、絶世の美少女・綿矢りさちゃんでしょ☆☆
おまえら明日になって悔し泣きするなよ!?プププ
413 :
吾輩は名無しである:04/01/14 20:16
412は馬鹿
414 :
吾輩は名無しである:04/01/14 20:49
綿矢がとらないとしらけるなぁ
415 :
吾輩は名無しである:04/01/14 20:56
萌えるもよし、叩くもよしってことで
綿矢受賞が一番盛り上がりそうな気がするな。
416 :
吾輩は名無しである:04/01/14 21:01
>>415に同意。
盛り上がってなんぼのところがある。
今更、権威も糞もない
りさタソ、ハァハァ
418 :
吾輩は名無しである:04/01/14 21:07
りさ・絲山でいいよ。決定!
>>417 ここで無駄撃ちしてると、本番で困るぞ!
420 :
吾輩は名無しである:04/01/14 21:15
ああ、受賞作なし、か…。
安易に該当無しにするのはいかがなものか。
50万も貰ってるんだし必死こいて誰か一人でも受賞させるべきではないか。
422 :
吾輩は名無しである:04/01/14 21:29
きんばらだろ
423 :
吾輩は名無しである:04/01/14 21:37
もうここまで来たら芥川賞よ、踊れ。
三人同時受賞でいいだろ。
素敵なお嬢さん方が勢ぞろい。嬉し恥ずかし芥川賞。
裏をかいて4人受賞。中村だけ仲間外れ。
候補にないワシが受賞との番狂わせ。
しかも、作品はこれから発表との新機軸。
427 :
吾輩は名無しである:04/01/14 21:47
まだなの?
明日だよ
429 :
吾輩は名無しである:04/01/14 21:54
今回は五人とも新人でいいじゃねえか。
新人らしからぬ顔ぶれのときが一番嫌だよ。
430 :
吾輩は名無しである:04/01/14 21:54
最後の秘密兵器。黒井千次。
おりゃまだ貰ってねえんだ。
431 :
吾輩は名無しである:04/01/14 21:58
あ、明日かw
おはずかしい
432 :
吾輩は名無しである:04/01/14 22:16
三人娘の作品、三つとも物足りないね、肝心なものが欠けている。
結局、若い男がだめなんだよ、特に2ちゃんねらーたち。
5人全員受賞が正解。
434 :
吾輩は名無しである:04/01/14 22:26
綿矢りさですね。当然。
テレビの取材対策で
エステに通い、ファンデを買い替えましたから!
三人娘の作品の質の低さと、2ちゃんねらーの若い男性との
因果関係がワシにはわからん。
りさタソ、ハァハァがいけないのかなあ?
でも、ワシはもう若くないし。
437 :
吾輩は名無しである:04/01/14 22:31
綿矢りさは
オ ヤ ジ キ ラ ー
でしょうな。
ちょっとレスを遡ってみることを怠っているのか、
それともコンテキストをずらして書き手への攻撃を試みているのか、
これまたワシには見極めがつかない。
440 :
吾輩は名無しである:04/01/14 22:45
意表をついて、候補にもなっていないやつが受賞したりしてな。
441 :
吾輩は名無しである:04/01/14 22:46
りさのマンコの威力はすごいんだよ・・・
442 :
吾輩は名無しである:04/01/14 22:55
根回しで金原の勝利
443 :
吾輩は名無しである:04/01/14 23:08
受賞率
1.金原ひとみ「蛇にピアス」30%
2.該当作なし24%
2.島本理生「生まれる森」16%
3.綿矢りさ「蹴りたい背中」15%
4.絲山秋子「海の仙人」10%
5.中村航「ぐるぐるまわるすべり台」5%
こんな具合だな。
444 :
吾輩は名無しである:04/01/14 23:21
日本経済発展のため、
綿矢りさ「蹴りたい背中」99%
該当作なし1%
445 :
吾輩は名無しである:04/01/14 23:23
りさが取ってくれるなら文句なしだよ。
確かに道具立てが余りに陳腐なのはいなめない。
でも大切なのはそうした使い古された道具の紋切り型の裏に潜む主張でしょう。
十代の切なさを非常にうまく表現している。
446 :
吾輩は名無しである:04/01/14 23:25
蹴りたい背中の単行本は1000円ですが、これは
顔写真950円、中身50円という内訳でよろしいですかね。
447 :
吾輩は名無しである:04/01/14 23:25
絲山秋子の作品も非常にありふれた道具立てのみで構成されているが
今の時代、手法は出し尽くされてしまってそういうものを使わざるを得ない。
海の仙人を通じて読者に伝わる空虚な絲山ワールドは健在だ。
448 :
吾輩は名無しである:04/01/14 23:26
とにかく最終候補の五作に残った時点で、もうこの五人の作家は合格だよ。
何よりも芥川賞を受賞した作家の本の売り上げが、
りさタソの落選作の売り上げを上回ることが考えられない。
りさタソ以外の候補者を選ぶのが酷というもの。ナンテネ
ハァハァ
450 :
吾輩は名無しである:04/01/14 23:27
現役早大生のアイドル作家でき・ま・り☆☆☆
451 :
吾輩は名無しである:04/01/14 23:30
すでに5000万円以上稼いでまっす☆☆☆
親孝行だね!きゅぅぅんv
452 :
吾輩は名無しである:04/01/14 23:31
利左端の本帯は「芥川賞候補」でもOKだと思う。
453 :
吾輩は名無しである:04/01/14 23:43
判断基準ってどうなってんのかね?
相対評価だけならまだしも、該当作なしの可能性があるってことは
ある程度の絶対評価が存在するわけだろ。
今回の作品全部つまんねーけど、もし該当作なしにするなら
過去10数年の作品全部無効にして欲しいね。ツマランのばっか。
454 :
吾輩は名無しである:04/01/14 23:54
芥川も太宰も草葉の陰で泣いてるよ、ほんと
金原ひとみでええやろ。セックス&ドラッグにスプリットタンまで付けてサービスてんこ盛り。
456 :
吾輩は名無しである:04/01/15 00:12
(中略)
だから、本当の小説家になるのに、一番困る人は、二十二三歳で、相当にうまい短篇が書ける人だ。
だから、小説家たらんとする者は、そういうようなちょっとした文芸上の遊戯に耽(ふけ)ることをよして、専心に、人生に対する修業を励むべきではないか。
それから、小説を書くのに、一番大切なのは、生活をしたということである。
実際、古語にも「可愛い子には旅をさせろ」というが、それと同じく、小説を書くには、若い特代の苦労が第一なのだ。
金のある人などは、真に生活の苦労を知ることは出来なないかも知れないが、とにかく、若い人は、つぶさに人生の辛酸を嘗(な)めることが大切である。
作品の背後に、生活というものの苦労があるとないとでは、人生味といったものが、何といっても稀薄だ。
だから、その人が、過去において、生活したということは、その作家として立つ第一の要素であると思う。
そういう意味からも、本当に作家となる人は、くだらない短篇なんか書かずに、専(もっぱ)ら生活に没頭して、将来、作家として立つための材料を、蒐集すぺきである。
(後略)
菊池寛
http://www.honya.co.jp/contents/archive/kkikuchi/kikuchimsg.html
457 :
吾輩は名無しである:04/01/15 00:14
太宰は獲れなかったからなあ。
もう涙すら枯れるほどだろう。
結局、有能なヤシが文学なんぞに関わらんから質の低下はどうにもならん。
生き残りをかけて話題づくりと宣伝のために三人娘やったとしてもだ。
読んだ一般読者は「なんや、これ?」ってな感じで、
ますます文学離れが加速する。
まっとうな社会人が読んだら、子供や神経症のたわごととしか思わんぞ。
文学とはもともとそんなものなのか?
458 :
吾輩は名無しである:04/01/15 00:15
>>456 と、芥川賞を設立した菊池寛先生も、草葉の陰で嘆いております
459 :
吾輩は名無しである:04/01/15 00:16
>>456 つまり絲山センセが受賞でよろしいですか
460 :
吾輩は名無しである:04/01/15 00:18
>若い人は、つぶさに人生の辛酸を嘗(な)めることが大切である。
だから、綿やンは、アパート暮らしで貧乏作家の生活を体験中です。
貧乏作家はアル中になって路上で野垂れ死にが相場ですが。
462 :
吾輩は名無しである:04/01/15 00:25
菊池寛のお言葉は、いまや古いのかもしれない。461のように、負け組みになるのがおち。
つまり、もう芥川賞という賞じたい、終わっているんだ。その冠にあうような作家はもう生まれてこない。
もう、作家の時代は過去のものなんだよ。
だから、芥川賞はやめて、コバルト賞でいいじゃん。
こんだけ豊かな時代に人生の辛酸も何も無いだろと。
464 :
吾輩は名無しである:04/01/15 00:41
>>463 20世紀初頭、バブル景気で沸くアメリカの作家で、
「我々はもうこれ以上のものが望めないんだ」みたいなことを書いた人いたけど、知っている人いますか?
享楽に耽るジャズエイジの絶望感がひしひしと伝わって、印象に残った。
映像の世紀っていう番組で紹介されていたんだけど。
豊かな時代にも、その時代なりの辛酸ってあると思ったよ。
それを表現できる人こそ、本当の作家じゃなかろか?
465 :
吾輩は名無しである:04/01/15 00:47
豊かな時代だからこそ、つい嘗めてしまう辛酸も多かろうに
それに気がつかない不感症の人は、すでに作家の資質はないだろうな…
で、それを表現してる(或いは表現しようとしている)人ってこの中にいるの?
467 :
おさむ ◆UvGJoaFDw6 :04/01/15 00:55
貴族の病、精神病!
468 :
おさむ ◆UvGJoaFDw6 :04/01/15 00:55
ぼくぼく!!
一般人からしてみたら理解不能な辛酸ですけどね。
生きるか死ぬかで辛酸嘗めるんならともかく。
470 :
吾輩は名無しである:04/01/15 01:03
>>469 それは、あなたがちゃんと定職についているか、すねかじっているかで、明日の暮らしの心配しなくていいからですよ。
自分も一般人のつもりですが、職安通いで、年金も払ってなければ、国保もない。
その上、半年前の卵を食べたかもしれない恐怖にマジでおののいています。
辛酸にはほどとおいけど、でも、抜き差しならない感じです。
471 :
吾輩は名無しである:04/01/15 01:07
バブルの崩壊は第二次大戦のときに失った以上の金が一瞬で消失するほどの大崩壊だったわけで、辛酸嘗めた人もたくさんいるだろうに、
意外とこの10年、文学史上に残るような作品って出てこなかった
結構期待していたんですが。
472 :
吾輩は名無しである:04/01/15 01:09
辛酸嘗めすぎて書けないほど精神崩壊しちゃったのかもなー
なにかしらの職についている人でも作家と言う人種がいかに
寄る辺のない未来に慄いているか想像できるでしょ。
ぼくは養ってももらったり、畑で働いたりしたいです。
牛の餌も毎朝、配る心意気もあります。
辛酸舐め具合よりも希望の無さ具合の方が神経にはこたえます。
477 :
吾輩は名無しである:04/01/15 01:15
>>476 その希望の無さを表現して次の次位で受賞しろ。
一気にばら色の未来になるさ。
478 :
吾輩は名無しである:04/01/15 01:26
作家以外では漁師と猟師、農家、大工、コックさんが良いです。
逆に事務系は絶対に嫌だ。営業も嫌です。
でも、猟師も漁師もコックも農家も大工も親がそうでないとなかなかなれなそうで
ぼくはそうでなくてもなれる作家になりたいわけです。
480 :
吾輩は名無しである:04/01/15 01:36
>>479 ワラタ 張り倒すぞこの野郎。農林水産業や大工やコックを嘗めるな。
お腹が昨日からしくしく痛いんですよ。
したら、テレビで、どっかの業者が半年前に産卵された卵を、賞味期限とかをごまかして販売していたと。
そのパッケージが見覚えあるんで、もしかしたら食べたかもしんないと……。
でも、保健もないし、だからといってこういうせっかくのネタを小説にするほど賢くないし
……すみません、ちょっとトイレ行ってきます
ギリシアの芸術は奴隷制度の上に成り立ってたじゃないか。
菊池寛って奴、何でこんな偉そうなんだ?
勝手に決めつけやがって。
だからしみったれた私小説から抜け出せねえんだよ。
現在日本に専業猟師などいるのだろうか。
>>483 つーか、私小説が文学だという前提での発言でしょうから。
こんな説教がまかり通ってるのは日本だけじゃないの。
風土と言ってしまえばそれまででしょうけど。
トイレから戻ってきました。
>>485 でも、菊池寛の言葉には一理あると思います。
若いときに技巧だけでいい気になっていると、あとが続かないんです。
ジャンルは違いますが、自分だって、20才ちょいで、とある賞をいただいちゃいまして、でも、いい気になって、この体たらくです。
今、いちから、人生をやりなおしているところです。
487 :
吾輩は名無しである:04/01/15 01:51
とうとう5人の名前を出すのも嫌になったか。ある意味至極当然の反応だな。