1 :
ウルトラセブン:
明治・大正・昭和はこの七人が文豪の名にふさわしく、
研究本なんかもかなり出ていて興味を引くのだが、
正直、あまり読んでない。
上記七人に造詣の深い方々、いろいろ教えてくらはい。
ちなみにスレタイの不等号は年功序列。
2 :
吾輩は名無しである:03/03/13 14:11
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜終了〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
3 :
この板初カキコ? ◆CvLzVBjPAs :03/03/13 14:12
文学板はなんでこう糞スレばかりなのだろう。
4 :
吾輩は名無しである:03/03/13 14:13
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| 浜ヲタは包茎!!! |
| 浜ヲタは童貞!!! |
| 浜ヲタは知障!!! |
| 浜ヲタは悪臭!!! |
| 浜ヲタは汚物!!! |
|________|
二二 ∧ ∧ ||
≡≡( ^∀^ )⊃ キモイ...
三三〜(, /
| ) )
∪
ちゃんと1は削除依頼出してこいよ
7 :
(o゚◇゚)ノ ァィ:03/03/13 14:21
俗っぽくてごめんやけど、太宰しか読んでないから、それについて少しだけ。
「走れメロスは読むな」
>>7 沈めさせてやれよ、こんな糞スレがあがってるから文学板が寂れんだ
/⌒彡
/⌒\ /冫、 )
/ ∧ `./⌒ i ` /ゝ 堕ちつけ
/ ノ > ( < ( \\
 ̄~⌒ ̄ ̄~ \`つ ⌒ _)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
age
12 :
吾輩は名無しである:03/03/17 01:08
「走れメロス」の真のテーマは、王様の改心だよ。
メロスの赤面でしょ。
14 :
吾輩は名無しである:03/03/17 02:47
走れメロスの真のテーマは不倫
15 :
吾輩は名無しである:03/03/17 04:23
メロスのテーマは、同性愛&近親相姦だよ。
17 :
吾輩は名無しである:03/03/17 09:49
18 :
吾輩は名無しである:03/03/17 19:21
太宰>漱石>川端>谷崎>?外>芥川>三島
19 :
吾輩は名無しである:03/03/17 19:31
>>18 ?外が何故に芥川、三島より上??
川端>漱石>芥川>太宰>谷崎>三島>鴎外だよ。
21 :
吾輩は名無しである:03/03/17 19:38
武者小路>>>>>>>>>>>>>>>>谷崎>漱石>川端>鴎外>芥川>太宰>三島
22 :
吾輩は名無しである:03/03/17 19:39
ちなみにスレタイの不等号は年功序列。
ちなみにスレタイの不等号は年功序列。
ちなみにスレタイの不等号は年功序列。
ちなみにスレタイの不等号は年功序列。
ちなみにスレタイの不等号は年功序列。
順列組み合わせ、5040通りあるね。
でも三島が最下位決定なら720通りに減るけど。
>>20 年功序列ってことか?
芥川>三島、
太宰>三島には同意。
25 :
吾輩は名無しである:03/03/17 19:58
>でも三島が最下位決定なら720通りに減るけど。
ワラタ。
でも年齢関係なく
>>1の順位で良いような気がしてきた…。
27 :
吾輩は名無しである:03/03/17 20:22
バカいうたらいけましぇーん!
ノーベル賞作家・川端と国際的にも有名な三島のバカップル師弟
が最強の作家なのでぇーす!
芥川>太宰>三島
この部分には異論なし。
29 :
吾輩は名無しである:03/03/17 21:20
>>20 何度も読んだよ、洒落でやってんのわかんねぇのかよ。
順位レス書いてからレス増えただろ。もともと糞スレなんだから
そういうこと言うなよ消防
読めてない罠。
31 :
吾輩は名無しである:03/03/22 23:33
三島が川端に譲ったんでしょ、ノーベル賞。
32 :
吾輩は名無しである:03/03/23 03:36
おもしろいのは ぼっちゃんと 人間失格くらい。 三島の作品なんてしらない。
切腹した人でしょ?
33 :
色男no、1:03/04/04 01:41
みなさん、こんばんは、私が色男です。
三島文学の愛読者にとって、ある意味、三島という存在自体が大きな問題になっているという点については、これまでにも指摘されてきたきた事と思います。
行動者三島による作者三島の殺害がなければ、作者の断筆宣言がなされぬ限り、愛読者は三島文学の次回作を待つという楽しみを奪われずに済んだ訳ですから。
三島は作家の老年の形として、次の2つのタイプを挙げています。
根本理念がお金の商人型の谷崎。
根本理念がお金ではない侍型の荷風。
この相反する2つのタイプのうち傾向としては荷風よりになりそうに思われるが、それに徹する心根もないので、精神は荷風、生活の外見は谷崎の折衷型になるだろうと三島は、自らを分析しています。
また三島の作家論中でも白眉といいたいほどの谷崎論において、三島は谷崎が放棄した「金色の死」の方向に自らの告白を仮託しています。谷崎にとって文学的に老年に達する事が必要とされたように、
三島には自己犠牲で完成する芸術というプランがあった事が、この批評から了解されます。
http://laspara.tripod.co.jp/
34 :
吾輩は名無しである:03/04/04 11:50
三島最強!
お前ら新恋愛講座読め!
35 :
吾輩は名無しである:03/04/04 12:05
川端ってそんなにいいかなあ。名前が挙がってる他の作家は大文豪だと思うけどさ。
川端って特殊な作家であって、普遍的な知の人ではないという気がするよ。
36 :
吾輩は名無しである:03/04/04 12:21
>>35 全作品読んで言ってる事?それ
ていうか他の六人のどの点が「大文豪だと思う」わけ?
「普遍的な知の人」=「大文豪」は成り立たないと思うけど。
漱石>鴎外>芥川>太宰>谷崎>三島>川端
だな、やっぱり。ポエジー優先の奴嫌いなんで。
現在では芥川が一番普遍的だと思う。
特別文学が好きでもない奴で他のが好きという奴に会った事がない。
まあ1が不等号つけた時点でこういう羅列スレになるのは目に見えてる。
それに何を教えればいいんだ? 研究本読めよ。
国際的には
村上春樹>ばなな>三島>川端>谷崎>芥川
かな?
上位二人は海外でも一般読者がついてるって話を聞い
たから。
三島から後は、「日本的美」とやらが好きな西洋人に評
価されてそう。
39 :
色男no、1:03/04/08 00:40
いわゆる親日家といわれる一群の外国人がいますよね。彼らはジャポネスクなる日本趣味の様式美を愛でる観察者であって、自ら日本精神を体現するところの存在ではありません。
黒澤明という人物はむしろ彼らのポジションに近いところで万博における日本パビリオンを建設しているかのごとく文化使節として海外マーケットを開拓する尖兵の一人としての側面もあったと思います。
では、日本精神それ自体であるところの三島が海外輸出向けの商品つまりメイドインジャパンをどのように思ったかという事についてですが、三島は大のディズニーランドのファンでありました。
海外向け模造文化を面白いと思える完成の持ち主だった三島にしてみれば「日本的」なるものを否定する理由も見つからないと思われます。
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41 :
吾輩は名無しである:03/04/08 09:59
うーん。きもい
39のヤシは、ネットで三島をネタに自己宣伝しまくるDQNオッサンw
古いネタを知ったかして書きたがる独りヨガりレスが特徴。
リストラでもされたのか・・よほど孤独な初老なんだろうな…可哀相に
43 :
吾輩は名無しである:03/04/09 01:38
S 安部公房 谷崎
A 三島 太宰 鴎外
B 漱石 芥川
C 村上春樹 大江
E 川端 ばなな
川端はノーベル取ってるが
普遍性はない。日本的なモチーフもフェイク
とにかく文章がスゴイヘンチクリンだ。いい意味で
奇妙な作家だ。文章で構造ぶっ壊す感じの。
最も勘違いされてる作家だと思う
>>37 特別文学が好きでもない奴で他のが好きという奴に会った事がない。
…ごく僅かな例を挙げて言い切ることか?説得力に欠ける。
47 :
色男no、1:03/04/10 23:38
こんばんは、みなさん、私が色男です。
長い間一部の好事家にだけ知られていたマイナーな哲学小説の書き手足穂は60年代末期になって、にわかにマスコミの注目するところの存在となったのですが、その発掘と再評価の演出は実に三島自身が手がけたものでした。
サブカルチャーと全共闘全盛のこの時代、三島は一群のサブカル表現者のパトロン的存在だったのですが、文学全集の編集や文学賞の選考など最高の文壇政治力を誇った三島は「少年愛の美学」を日本文学大賞に推して、
最終選考に残った井上靖の「おろしや国酔夢譚」と争って、同時受賞で妥協したというエピソードがあります。非文壇的仙人の足穂は三島演出に利用されては敵わないと思うところがあったのか、
生前、三島の悪口を吐きつつけ、三島も澁澤龍彦との対談でその事に触れ、あの人はテレ性でこちらが持ち上げるほど悪口を言う、実に愉快だ、しかしながら、最終的には僕はあの人しか信じようがない、と語っています。
そして、自分が人生でなにか愚行を犯し、日本中が笑った場合に、あの人だけが自分を分かってくれるという確信がある、としています。つまり、この自意識家は間接的に足穂の思想が自らの行動の形而上学的側面を
保証するものである事を鋭く洞察し、決起に先だって後世にミシマ思想の手引きを残しておこう、という意図が含まれていたように思われます。
ナルシストはやがて、文壇を俗世間と同一視し、自らを弥勒とする事で、最終的完成を目指したのでしょう。
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48 :
色男no、1:03/04/10 23:39
三島は時折、作中に偽者と本物の二元論的対立の構図を持ちこむのですが、これは明かにプラトンのイデア論を敷衍したもので、同時代のサブカルや学生運動あるいは言語表現を一律に葉隠における芸道のうちに包摂して、自殺によって差別化を図り、
相対主義的世界からの飛翔によって、永遠なるものとの同一化を果たしたものと考えられます。
自意識家は常に自らが不在と化した世界を想定して、全てを演出していた訳です。
美エロティシズム死とどこかで言っていたように、彼自身がゾルレンとしての天皇であり、やがて世界単一国家のような状況が到来して、「日本」がなくなってしまったとしても、そこで固有名として想起されるのは自分である、という訳です。
埴谷雄高との対談で、未来の預言者は死なずとも啓示を体現すればよいとしたのに対し、三島は預言者は死ななければならないと語っており、そこでも三島思想をあらかじめ解説していました。
汎神論的自然調和の日本風土において、あるいは三島は武田泰淳も言うように宇宙人だったのかもしれません。生前から、なにかと私小説的文壇から観念過剰だ人工的だ造花だと評されて来たのですが、これが一神教的普遍性の世界文学の文脈に
置き換えた時、価値観の転倒が起こり、何らの違和感なく世界の同時代文学として受容されたのです。弥勒には、日常的な写生一辺倒の私小説的サロンが俗世間に見えたのでしょう。
トーマス,マンがゲーテとトルストイを自然の人、シラーとドストエフスキーを精神の人と分類しましたが、当然、それを三島が知らなかった訳もなく、詩を書く少年などで自己規定もしています。
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49 :
色男no、1:03/04/10 23:41
日本の文芸では古来より万葉調と古今調の形式的美学的対立があり、王朝文学が様式美の洗練へと発達した経緯があったためか、
近代以降は自然主義のヘタウマ的リアルが幅を利かせるようになる訳です。王朝文学の継承を自認する三島にしてみれば文章はうまくなければいけませんし、
そこで文体重視の観点から鴎外と鏡花を双璧として評価しています。風景描写も観念的に再構成しているので、奥野健男などは「潮騒」を読んでも潮の香りがしないし、
銭湯の富士のペンキ画みたいだと評しています。海外マーケット開拓を意識した戦略的オリエンタリズムという評価も根強くささあやかれていますが、世界一週旅行を3度もして、
欧米の文化人と交流しては自邸のパーティーに招いたというエピソードも、この国際人の営業能力の高さを今日に伝えるものです。
文学作品においては同時代的普遍性を持つ三島も、行動者三島の演出においては「日本及び日本人」という限界を意図的に与えていきました。
映画「ターミネーター2」におけるシュワルツネッガー演じるところの旧式が、いわば三島であり、筋肉という形の中に閉じ込められた存在は、液体記憶合金の新型より、
「進歩」していません。変身可能な新型は安倍公房的匿名性でxとでも賞するものです。「日本」のなくなってしまった未来社会で「日本人」の形の中に留まり続ける事、
変身を拒んだ仮面ライダーというのが、三島のサブカル的解釈になるでしょう。
したがって全てが匿名性のxの裡に溶解してしまった世界において、郷愁をもって最後には復活し、ナルシスの願望充足に君臨する事になるであろう事
までも念頭に思い描いて、日本的に切腹におよんだのかもしれません。
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50 :
吾輩は名無しである:03/04/10 23:57
ノーベル文学賞というのも歴史があってな、
やっと極東の小さなしかし独自の文化をもつ国の文学にも目を向けようかと
そんな気運が高まったのが、川端康成が文壇の天皇と言われた頃だった。
無論、当面の対象は川端なわけで、
それにつけてもちゃんと根回しは必要であり、周囲の要請もあって、
ノーベル文学賞選考委員会あてに「推薦文」を提出することになった。
川端はそれを、三島に依頼した。三島は快諾して、懇切な英文の推薦文を
書いた。しかしその時は結局、他の国にもっていかれて
川端は受賞しなかった。
それから数年後、今度はいよいよ日本に回って
くるぞという時機、川端以上に三島の名声は高くなっており、
三島自身も個人的経緯から欲しい気持ちがあった。下馬評でも
三島受賞説の方が強かった。川端自身も『豊饒の海』1,2巻を読んだ直後
でもあり、「もしや…」と思っていたはず。ところが、結果は
初の日本人ノーベル賞作家は川端康成となった。川端の受賞時の弁
「第一に日本の伝統のおかげ、第二に翻訳者のおかげ、第三に三島君の
おかげ(彼がまだ若過ぎたから自分に回ってきたのだというイミ)」
51 :
吾輩は名無しである:03/04/11 10:32
医者>長編>エロ>短編>ロリ>心中>ホモ
52 :
吾輩は名無しである:03/04/11 12:19
まあ、当時の世界基準は川端より三島だろうけどね。
昔の「タイム」の企画「世界の文豪なんたら」の日本代表は三島だったしねえ。
フォークナーといっしょに写ってた。
いろいろあるが、個人的には三島を川端より評価するなあ。
川端は「プロの日本人」として評価されてるのではと思う。ロヨラが「プロのスペイン人」だったように。
53 :
吾輩は名無しである:03/04/12 15:25
……無茶小路>志賀ない>島崎父さん……
漱石>谷崎>鴎外>三島>芥川>川端>太宰
55 :
吾輩は名無しである:03/04/12 23:53
つーか、こうだろ。
太宰>谷崎>芥川>漱石>鴎外>三島>川端
官憲>痔>マゾ>神経症>孤児>カルモチン>ホモ
57 :
吾輩は名無しである:03/04/13 00:07
ヘノモチン
キミタチ東大文学史観に絡め取られすぎ。
志賀>有島>武者小路>里見
学習院卒以外は本当の意味でのエリートじゃないね。
川端は東大卒の経歴はウソとの説あり。
60 :
吾輩は名無しである:03/04/13 16:53
萎縮腎>胃潰瘍>腎孟炎>服毒自殺>瓦斯自殺>入水自殺>割腹自殺
62 :
吾輩は名無しである:03/04/14 20:21
鴎外だって怪しいもんだぜ。少年時代はな。
ホモは別に悪いことじゃないだろ。
64 :
吾輩は名無しである:03/04/15 23:24
芥川が常に中央なのが謎。
>>64 有名作家の中で、飛びぬけて良くもないけど悪くもないという
評価なんでそ。優等生の芥川らしいポジションだと思ふ。
>>58 いや、新潮文庫文学弛緩だらう。
このところ志賀は人気無いね。
67 :
吾輩は名無しである:03/04/16 23:32
志賀直哉ってものすごい壊れ方をしてないか?
心理状態の描写も行動も奇矯すぎる。理解できない。
68 :
吾輩は名無しである:03/04/16 23:35
だって志賀直哉って変だよ。
作中の心理も行動も奇矯すぎ。通説になっている「構成力のなさ」
に因があるとしたって、本質的に壊れてると思わざるをえない。
69 :
吾輩は名無しである:03/04/16 23:36
あ、ごめん。一個目消したとおもったのに・・・
同じようなこと書いちゃった。気にしないでください。
志賀にたいして猛烈な反感をいだいているわけではなく。
鴎外>漱石>志賀>谷崎>芥川>川端>太宰>三島
>>68-69 いや!貴様は俺たち、金持ち作家仲良しクラブに喧嘩を売った!!!
今すぐ貴様の家を農地解放し、美しき村に改造してやるから、覚悟
しろ!!
>>68 残された作品を現代の目で読む限り、当時の評価の高さはまるで理解出来ないよね。
そこをあれこれ考えるのも面白いかもよ。
73 :
吾輩は名無しである:03/04/17 13:05
>71
勘弁して下され。織れは賃貸だ。
美しき村を書いた詩の「農作業の終わりにみんなでクロビールを
飲む」くだりは、なんかうまそうだな。
74 :
吾輩は名無しである:03/04/19 01:50
あげあげ
75 :
吾輩は名無しである:03/04/19 02:51
川端はロリなのか。
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
年功序列かよ!!
見て損した。
>77
釣られちゃったのねん
森鴎外は権威主義の人殺し
結果的に、ロシア人がやったのよりも多く日本軍兵士殺してるしな。
>>1 おい、私が崇める谷崎様をなんという順位。
おまえは谷崎様の偉大さを知らない愚か者だ。
>82
1の順位は生まれた順
谷崎>>>>>>鴎外>漱石>……
とすれば納得するのか。
84 :
吾輩は名無しである:03/04/28 01:38
森鴎外は出世の為に女を捨てた人でなし。
85 :
吾輩は名無しである:03/04/28 01:55
漱石が一番。
86 :
吾輩は名無しである:03/04/28 03:06
こころそれから彼岸過ぎ迄
>>84 世に出た名のある男の99%がそうだ、昔も今も。
妻妾公然だった時代以外は、それしか方法がない。
>1
単純に並べるのなら、個人の好悪に帰するだろう結局は。
それより、それぞれの特徴で見たらどうだ。
天性の文体なら太宰がトップ、エロティシズムなら谷崎か川端かそれとも?
読者の幅は? 浸透度は? 先達として貢献度は? …etc。etc
安部英といい森鴎外といい東大医学部は人よりも理論が大切なんだろう。糞でも食らえ。
かっけに苦しんで死んだ者より。
90 :
吾輩は名無しである:03/04/28 07:31
>88
太宰がトップとかいうと三島ヲタが来そうだな。
91 :
吾輩は名無しである:03/04/28 10:26
文学に序列を付ける勘違いの1とのるバカ
92 :
吾輩は名無しである:03/04/28 21:41
ノーベル文学賞は序列の結果だろ
93 :
吾輩は名無しである:03/04/30 05:00
たいていの文学賞も序列の結果である。
91はノーベル財団や各出版社等に文句をいえばいい。
94 :
吾輩は名無しである:03/05/02 14:45
ばかが2番と3番を教えろや
95 :
吾輩は名無しである:03/05/02 17:59
鴎外>三島>芥川=谷崎>太宰>川端
かなあ。
96 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :03/05/02 18:03
>>1 全員、あまり好きではない。
いかにも王道という感じがうざい。
教科書的な文学というか、
異人さんに紹介する「いかにもさ」が。
でもみんな「ええかっこしぃ」というのは共通している。
文学者のイメージを強く意識していたところ。
宮本輝>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>>>>>>>>越えられない壁>>>>>>>>>
>>>>>>>>>>>超えてはならない壁>>>>>>>
>>>>>>>>>>>ぬりかべ>>>>>>>>>>>>
>>>>>>>>>>>うんこ>>>>>>>>>>>>>>
>>>>>>>>>>>∞>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>>>>>>>>∞>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>>>>>鴎外=三島=芥川=谷崎=太宰=川端=江川達也
漱石>谷崎>鴎外=川端>三島>芥川>太宰
でしょ?どう考えても
99 :
吾輩は名無しである:03/05/02 19:51
>96
「ええかっこしい」って。あんな作品を生み出せるんだよ。
端的にかっこいいじゃない?教科書に使われるのは彼らの関知しないところ。
むしろ同時代の文学の流行という点においては彼らは前衛だったよ。
自分との類縁性を感じられるかどうかで文学の価値をはかるってのはなんだかな。
好き嫌いというよりは達成した地点を評価するのが本来。
コイビト選びじゃないんだからさ。
>>99に怒られてしまったが確かにそうかもしれない100ゲット(w
101 :
本当の話です!読んでください。お願いします!!!:03/05/02 20:15
1989年、美人の女の子が41日間渡って監禁され、計100人ぐらい(少しでも関った人を含めて)に強姦、朝から晩まで超暴力と超陵辱された。(深く関ったのは6人)
ヤクザ顔負けのリンチで、天井に血が飛び散っていた。ss
「なんでもするから家に帰して」という女の子に、オナニーを強制され、裸で「キチガイ」の真似をさせられ、
真冬に裸でベランダに出され、裸で踊らされ、強制され、手足を縛り、お尻の穴に花火を入れ爆発させ、膣やに直系3センチの鉄の棒を何度も強引に突っこみ、性器や尻の穴を完全に破壊する。
(途中、膣をタバコの灰皿代わりにされる。
重い鉄アレイを身体(裸体)を何度も殴られ、まぶたに熱いろうそくをたらされ、(追加●陰毛を剃り、女性器に異物を挿入 ●ライターのオイルで皮膚を焼いた ●肛門に瓶を挿入し思いきり蹴った) 手足を縛り、
膣にマッチ棒を入れられ、点火し、燃やされ、
膣の中のや裸体をライターで火あぶり、苦しさのあまり何度も気絶する。
(この時ストレスと恐怖のあまり髪が全部抜け落ちていく)しかし、
犯人どもは哀れみの情など一切見せず、引き続き、陵辱、暴行を行う
大勢の男にかなり大量の精液を飲まされ(フェラチオで)、500ccの尿を飲まされた。また強いウイスキーや酒を何度も強引に飲ませる!(生きてるか死んでるかわからないが)ゴキブリも食わされたそうである。また女の子の悲鳴や激しいリンチの音は監禁されている
部屋の中で音楽をボリュームいっぱいで流しているため、外に届かない。
恐ろしいころに、監禁されていることを知ってた人は計100以上いるが、誰も通報しない
そして最後はひどく殴られ死んだ。
死体の顔は目の位置がわからないほど、変形し、親でも誰かわからず、原型をとどめてないほどで、性器のほうは顔よりもっとひどく完全に破壊されていた。死体には髪がなくなっていた。死体の陰部にはオロナミンC2本、入っていた。
なお、死体は手足を縛られた状態であった。
被害者は監禁の間何度も、助けてではなく、殺して!殺して!と哀願した。
以下の内容は「全く」誇張されておらず、「コンクリート詰め事件」で検索すればわかります。
これは「裁判記録」に書いてあります。(2ちゃんの少年犯罪版)
102 :
いかいか ◆YffIGX9Bno :03/05/02 20:46
頭のよさでいくと
三島>鴎外=漱石>芥川>太宰>川端
103 :
吾輩は名無しである:03/05/03 01:17
105 :
吾輩は名無しである:03/05/03 01:53
三島が好きだというとゲイと思われるので人前で言えない
太宰が好きだと言うとアンチの香具師と大喧嘩になったことがある
芥川が好きだというと奇人扱い
どうすりゃいいんだよw
106 :
吾輩は名無しである:03/05/03 02:01
>>105 わかる。そんなときは辻仁成が好きって言うんだよw
107 :
吾輩は名無しである:03/05/03 02:12
よかった同志がいたかw
でも知り合いの文学ヲタは辻仁成をミュージシャン崩れとかいって
ばかにしてる・・・・
108 :
吾輩は名無しである:03/05/03 02:16
>>107 肩書きだけで判断するのはいくない。町田康だって良いモノ書くし
清張なんか小卒だよ。良いモノは良いんだ
109 :
吾輩は名無しである:03/05/03 10:06
97はスレタイの7人をイコールで並べているが
その順番に97自身の趣向があらわれているようで面白い。
よくみたら97は漱石を入れてない
111 :
吾輩は名無しである:03/05/03 10:20
平野>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>>>>>>>>越えられない壁>>>>>>>>>
>>>>二笑亭>>>>超えてはならない壁>>>>>>>
>>>>>>>>>>>ぬりかべ>>>イックン>>>>>
>>>勘弁=JPB>>うんこ>>>おさむ=ころにゃん>
>>>>>>>>>>>∞>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>>>>>>>>∞>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>工藤=鴎外=漱石=芥川=谷崎=太宰=川端>三島
>>>>>>>>>>>∞>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>>>>>>>>∞>>>>>>>>>>>>>>>
>>鰯=ごはん>>>>>>>>いんちき信吉>>>>>>
>>>>>>>>>>>∞>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>>>>>>>>∞>>>>>>>>>>>>>>>
>>>ラパイッチ=かをる=束糞=美香論=マダムB=美香
>>>>>>>>>>>∞>>>>>>>>>catest
112 :
動画直リン:03/05/03 10:21
113 :
吾輩は名無しである:03/05/03 10:57
>>111 文学板オールキャストか。とりあえずアンチ三島と。
114 :
吾輩は名無しである:03/05/03 13:22
騙された人も入れてやれよ
115 :
吾輩は名無しである:03/05/03 14:24
>>114 平野>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>>>>>>>>越えられない壁>>>>>>>>>
>>>>二笑亭>>>>超えてはならない壁>>>>>>>
>>>>>>>>>>>ぬりかべ>>>イックン>>>>>
>>>勘弁=JPB>>うんこ>>>おさむ=ころにゃん>
>>>>>>>>>>>∞>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>>>>>>>>∞>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>工藤=鴎外=漱石=芥川=谷崎=太宰=川端>三島
>>>>>>>>>>>∞>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>>>>>>>>∞>>>>>>>>>>>>>>>
>>鰯=ごはん>>>>>>>>いんちき信吉>>>>>>
>>>>>>>>>>>∞>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>>>>>>>>∞>>>>>>>>>>>>>>>
>>>ラパイッチ=かをる=束糞=美香論=マダムB=美香
=騙された人>>>>>∞>>>>>>>>>catest
116 :
吾輩は名無しである:03/05/04 16:09
白石昇は?
117 :
吾輩は名無しである:03/05/04 16:13
>>116 平野>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>>>>>>>>越えられない壁>>>>>>>>>
>>>>二笑亭>>>>超えてはならない壁>>>>>>>
>>>>>>>>>>>ぬりかべ>>>イックン>>>>>
>>>勘弁=JPB>白石昇>>>>おさむ=ころにゃん>
>>>>>>>>>>>∞>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>>>>>>>>∞>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>工藤=鴎外=漱石=芥川=谷崎=太宰=川端>三島
>>>>>>>>>>>∞>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>>>>>>>>∞>>>>>>>>>>>>>>>
>>鰯=ごはん>>>>>>>>いんちき信吉>>>>>>
>>>>>>>>>>>∞>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>>>>>>>>∞>>>>>>>>>>>>>>>
>>>ラパイッチ=かをる=束糞=美香論=マダムB=美香
=騙された人>>>>>∞>>>>>>>>>catest
118 :
吾輩は名無しである:03/05/12 12:12
阪急東宝グループ
119 :
bloom:03/05/12 12:21
120 :
吾輩は名無しである:03/05/18 10:11
文学板だから知的な書き込みがあるかと思ったんだがアホが多いのね
スレ立てがアホだからね
、
122 :
吾輩は名無しである:03/05/18 14:34
なになに>>>>>>>>>>>>>>>>>なになに>>>……
っていうの嫌い。漏れには全部読む根性がないからか?
全部四だってたいてい面白くないし、ひどく損した気分になる。
三島>太宰>川端>芥川>漱石=鴎外
これは少数派? 谷崎はどこに入れるか迷ったからいっそ保留。
123 :
色男NO,1:03/05/23 01:28
124 :
吾輩は名無しである:03/05/24 14:08
125 :
吾輩は名無しである:03/05/24 17:12
鴎外の名作って何ですか? 舞姫は文体がいいが、内容としてはどうってことない。
どうも著者の名前が作品を上回ってないか? 漱石もどこがいいのか。鴎外よりはましだが。
126 :
吾輩は名無しである:03/05/24 19:34
芥川、太宰等も漱石のどこがいいのかわからないと言ってたようだが…。
そのかわり鴎外の作品は贔屓していた。
↑
芥川はマチガイ。三島だったかな?
芥川は弟子みたいだったのでそんなこと言うわけないな。
ただ、内心は思っていたフシがある。
すぐ分からないって言う奴は論外
129 :
吾輩は名無しである:03/05/24 20:04
鴎外は創作力が無い。小説を構想することが出来ない。パクリと文体だけ。
過度に評価されている。
130 :
吾輩は名無しである:03/05/24 20:06
パクリって誰のパクリですか?
鴎外の「高瀬舟」を読んだのだが、史実なのだろうか?
それとも創作なのだろうか? 誰かご存知で?
ああ、つまりそんな囚人護送があったのかどうかって事で…。
132 :
吾輩は名無しである:03/05/24 21:22
>>131 当時の記事からぱくったんですよ。マジの話です。
>132
いや、そんな船があったの? 事件そのものはあるだろう。
>>133 あったと思う。確証なし。でもあったと思う。
てゆーか事件があったなら船もあるんじゃないの?
>134
小説では”江戸時代”だろ? 明治じゃないだろ、いくらなんでも…
あれは、その船がなけりゃ成立しない話だと(以下略
136 :
吾輩は名無しである:03/05/24 21:53
鴎外のほとんどの作品には元ネタがある。芥川もそうだが。
ごめん、当時ってのは江戸時代ってことね。
>137
江戸時代の犯歴みたいなものを調べて、書いたと?
>>137 鴎外の「高瀬舟縁起」に
「徳川時代には京都の罪人が遠島を言い渡されると、
高瀬舟で大阪へ廻されたそうである」と書いてある。
「この話は翁草に出ている」
この話には色々な社会の問題が秘められているとおもって、
「こう思って私は『高瀬舟』と云う話を書いた」らしい。
以上漏れ的ソース
>132
サンクス 今 ぐぐって来た。「翁草」作者は京都町奉行所の与力
らしい。参考になりました。敬具
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
143 :
吾輩は名無しである:03/05/28 23:35
松本清張の両像森鴎外,読んだ人はなんかコメントくれ。
鴎外は権威主義の人でなし
145 :
吾輩は名無しである:03/05/29 03:48
違うだろ!
鴎外>漱石>志賀>芥川>川端>太宰>三島だろうが。
よく流れを勉強しろよ。(鴎外>漱石というのは無理があるが年功序列と言うなら。)
146 :
吾輩は名無しである:03/05/29 15:17
鴎外は醜い自己保身の権威主義者。
147 :
吾輩は名無しである:03/05/29 16:15
俺は今日から玄米しか食わないぞ
148 :
吾輩は名無しである:03/05/30 11:50
>129
君「舞姫」と晩年の歴史小説しか読んでないでしょ?
149 :
吾輩は名無しである:03/05/31 05:04
>>148 その他に、退屈な短編を何冊か読んだが。
150 :
吾輩は名無しである:03/05/31 16:26
>>144 かなり当たっている。脚気の病原体説にこだわって(これもドイツ医学という権威への盲従から)、
陸軍の兵隊に多数の死者を出したことは、彼の最大の汚点。一説によると、実際に陸軍では、戦争で死んだ兵隊の数より、
脚気で死んだ兵隊の数が多いらしい。海軍では、麦飯を採用して、脚気で死んだものは、皆無に近かった。
鴎外は、面子にこだわって、麦飯採用には絶対反対であった。
ビタミンええ
>>150 面子にこだわったんじゃなくて自説にこだわったんだと思うが………
脚気の病原体説は当時の通説だったし、鴎外だけに責任を追わせるのは酷。
153 :
吾輩は名無しである:03/06/01 07:21
>>152 面子も当然あるだろう。麦飯を採用するということは、自説に自信がないことを示すようなものだから。
しかし、これは本当の科学者の態度ではない。科学者というのは、確定的な証拠がみつかるまでは、自説を
盲信すべきではない。まして、人命がかかっていたのだよ。
面子を捨てれば、麦飯を試しに採用してみるぐらい何でもないだろう。
154 :
吾輩は名無しである:03/06/01 07:34
>>152 その後、陸軍の関係者は「米飯説間違ってました。」と謝罪。
頑なに謝罪しなかったのは鴎外一人ですが。
それに鴎外は自分が学んだドイツ医学が最高権威だと思ってたから
イギリス医学派が主張する麦飯を認められなかったんだよ。
もうひどい妨害や意地悪をしてたらしいから。
同じドイツ医学で学んだ北里柴三郎が麦飯説に転向したら
「裏切り者」って罵倒しまくり。
そういうお人です。
155 :
吾輩は名無しである:03/06/01 09:34
156 :
吾輩は名無しである:03/06/10 20:03
でも娘は好きです。茉莉たん。。
( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )
158 :
吾輩は名無しである:03/06/12 09:22
去年の学生演劇(明大螺船)の舞台、
「薔薇と海賊」とっても面白かった。
で、そのあと同じ劇団の「新熱海殺人事件」にはゲンナリ。
三島っていいな、と再確認。
このメンバーの中では三島以外では漱石、芥川、川端が好き。
鴎外はやはり、作風意外のところでチャチャが入るよね、どうしても。
159 :
文学業界もやってますよ:03/06/12 10:51
79 :吾輩は名無しである :03/04/29 15:36
>>76 んなことに驚いているおまえの方がキモい。「文学業界」というのは
君の幻想の中にしか存在せず、実際にあるのは出版界というのよ、
そこでは盗聴、盗撮、盗作、盗妻、盗愛人なんか日常茶飯事、
君が生まれるずっと前から、伝統的に続いてきたことなんだワ。
無邪気な厨房の君が、ふと迷い込んで驚いたのもムリはないが、
この世界の、とりわけ「モノ書き」と呼ばれる連中が溜まる辺りは
真昼間でも何がなにやら文目もわかぬ闇の領域で、とても君なぞが
うろつける場所ではない。
創作に役立つならば、
自分の糞を皿にのせてナイフで切りつつじっくりと観察するなんか
朝飯前の作家が、うじゃうじゃ居る。
ま、世界が違うんだから、悪い夢を見たと思って、おかーちゃんとこへ
帰って、ションベンして寝なさい。
80 :吾輩は名無しである :03/04/29 19:41
>>79 まるでシャブなんぞを燻らせては粋がっているクソガキみたいな物言いだね。
上っ面にどんな御託を配していたところで、その実態は旧態然としたもの。
権力の横暴がまかり通る“サル山”なみの支配原理からいまだ抜け出せずにいる
点においては、理性や知性の先端と思われがちな出版界も例外でないってことが
そんなに新しいことなの?(ぷ
160 :
吾輩は名無しである:03/06/12 11:10
159=糞レス
162 :
色男no、1:03/06/28 02:33
こんばんは、みなさん、私が色男です。
大江健三郎の万延元年のフットボールに見る兄弟対決はそのまま認識と行為の問題へとスライドし、
行為の表象たる鷹四は構造主義的反復の装置であり同時に中心を活性化する周縁であるという山口
昌男的70年代的思想課題をもらさず描破してある点において、三島事件の預言的衝撃の物語であると考えられる。
ダースベイダーは中上健次的父を投影された存在であり、解放されようとする息子から目的を剥奪するように自殺してしまう。
禁断の恋がフォースの暗黒面への引きがねとなっているというエピソード2は、ルーカスの「春の雪」解釈である。
清顕の悲恋がなければ、勲の自刃はなかった。
http://laspara.tripod.co.jp/
163 :
吾輩は名無しである:03/07/04 02:07
あげあげ
164 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/06 21:31
三島>>谷崎>>川端>>太宰>>漱石>>鴎外
これが俺的な評価
165 :
吾輩は名無しである:03/07/06 23:06
↑
海外での売り上げもほぼこの通りのはず。たぶん。
166 :
吾輩は名無しである:03/07/06 23:12
>>161 (小説はダメだが)戯曲いいよね、三島 って聞こえるんだよね。
「肉体の学校」が好きです。あと「夜会服」。
太宰そこそこと三島少ししか読んでないな
谷崎・川端・漱石・鴎外はいつもちょっと読んで、途中で読むのやめる
したがって読んだ順に並べると
太宰>三島>漱石>鴎外>川端>谷崎
になる
168 :
吾輩は名無しである:03/07/11 20:23
さっき芥川の「枯野抄」「或る日の大石内蔵助」「芭蕉雑記」を
読んだ。面白かった。大学で近世文学やってるんで色々興味深い。
しかし上手いな〜。次は戯作三昧読もうっと。
芥川って、
読む気が起こらないんだけどなぜ?
人に聞くな。
171 :
吾輩は名無しである:03/07/11 21:49
>>169 文章が巧い割りに、そこに相応の中毒性が無いから。かも
でも読めよ、面白いから
172 :
吾輩は名無しである:03/07/11 22:41
芥川単独のスレないの?
福田和也の芥川論読んだ人いる?
「甘美な人生」に入ってるやつ。
面白いよ。
173 :
吾輩は名無しである:03/07/13 19:24
私は平成の巨匠、芥川漱石の作品が大好きです。
>>169 読んでみます。
でも、学校でやった羅生門はそんなに
面白いと思えなかったんですよね。
なにを読んだら、いいんでしょう。
よくわからんのだが
>>174は間違いじゃないのか?
とりあえず文春文庫の芥川いっぱい入ってる奴買って、
南京の基督、地獄変、藪の中、河童、歯車あたりを熟読
間違えてます。。
すいません。
鬱だ。。逝ってきます。。
アドバイス有難うございました。
180 :
吾輩は名無しである:03/07/15 09:34
↑しかも、169でつ。。
重ね重ね、スマソ。。
181 :
吾輩は名無しである:03/07/15 13:41
鴎外>漱石>芥川>谷崎>三島>太宰>川端だと思う。個人的好みを抜かして
文学史的なものや、社会への影響度で
四迷(入ってないが)と鴎外がいなかったら日本の近・現代文学は成り立って
ないので。三島は海外の方へ日本文学をひろめた点で高く評価、特に海外の芸術家にファン多し。
一応どの作家も評論・日記・書簡以外はほとんど全部読んでます。三島は
一番新しい全集に掲載されてる物は全て読みました。この人は小説よりも
批評や劇が優れてる。金閣寺は大好きですけど。とりあえず不道徳教育講座は
いい。
芥川って評価高すぎ
神格化され過ぎ
裸の王様
中島敦には遠く及ばない
183 :
吾輩は名無しである:03/07/17 05:42
個人的には、
漱石>谷崎>鴎外>芥川>太宰>三島>川端。
しかし、別の文脈から見ると、
漱石>川端>谷崎>三島>鴎外>芥川>太宰、かな。
確かにこの七人は著名だけど。でも何ゆえ、志賀直哉が入っとらんの?
率直いえば、漱石と谷崎以外、あと要らない。
一葉>二葉亭>漱石>谷崎>直哉>中野、が本音。
>183
>でも何ゆえ、志賀直哉が入っとらんの?
東大じゃないから。
185 :
吾輩は名無しである:03/07/19 22:18
直哉は東大だよ。
186 :
吾輩は名無しである:03/07/20 00:33
個人的には、
谷崎>漱石>芥川>川端>漱鴎外>太宰>三島。
率直いえば、漱石と谷崎以外、あと要らない。
安吾>谷崎>鏡花>>>>>>>>>>>>>>漱石>内田>横光、が本音。
三島>川端>谷崎>太宰>芥川>鴎外≧漱石
です。
188 :
吾輩は名無しである:03/07/20 01:07
考える人最新号で蓮實が鴎外の「かのように」を取り上げて論じている。
189 :
吾輩は名無しである:03/07/20 01:08
太宰>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>クズ作家ども
太宰ヲタって・・・・・・・・・・・・・イタイよね・・・・・・
191 :
吾輩は名無しである:03/07/20 01:17
太宰>>>>>>>>>>>>>>>>芥川>>鴎外>漱石
>川端>谷崎>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>ホモ
192 :
吾輩は玉蜀黍:03/07/20 02:25
鴎外にも漱石にも太宰にも、三島にも思想なんてかんじられない
193 :
吾輩は名無しである:03/07/20 02:43
三島由紀夫はホモなんかじゃない 彼はbi-sexualだ
そこのところを了承してください 屑ども ちなみに太宰は大嫌い 氏ね
>>192 勉強しろ。もっと勉強して、大きくなれ。
195 :
吾輩は名無しである:03/07/20 10:23
>>193 bi-sexualなんて誤魔化しだよ。ホモはホモに生まれてくるのだよ。
お前が男だとして、男とsexする気が起きるか? 気持ち悪いだろう。
それと同じでホモは女とsexする気なんざ起きないんだよ。
だが、世間体を保つために本当に必要とあらば、出来るんだろうな。
196 :
吾輩は名無しである:03/07/20 11:40
谷崎>芥川>太宰>夏目>川端>三島>森
エンタテインメント作品として読んでおもしろかった順。
森鴎外は教科書に載ってた『高瀬舟』と『舞姫』しか読んでないけど
どこがおもしろいのかさっぱりわからなかった。
197 :
無料動画直リン:03/07/20 11:41
198 :
吾輩は名無しである:03/07/20 12:09
綿矢りさ>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>太宰治
199 :
吾輩は名無しである:03/07/20 13:19
姓名判断してみました。
http://www.enjoy.ne.jp/~akiten/seimei.htm 三島 309ポイント☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
鴎外 249ポイント☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
川端 242ポイント☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
谷崎 235ポイント☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
夏目 223ポイント☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
太宰 217ポイント☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
芥川 152ポイント☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
>>196 森が分かって初めて日本文学が読めるらしいよ。がんがれ。
っていうかエンタメ的ってのがよくわからん。
三島なんかエンタメ的でない?
201 :
吾輩は名無しである:03/07/20 15:46
鴎外>漱石>芥川>三島>太宰>谷崎>川端
個人的好みではこう。
202 :
吾輩は名無しである:03/07/20 16:05
鴎外の一体どこがいいのか説明してもらいましょうかね。
文体以外に。文体がいいのは認める。
つーか読めない
204 :
吾輩は名無しである:03/07/20 22:39
鴎外の物事に対する考え方や態度が好きなんだよ。
「余興」なんかはわかりやすいと思うけど。
205 :
無料動画直リン:03/07/20 22:41
206 :
吾輩は名無しである:03/07/20 23:19
順位で言えば
太宰>芥川>川端>鴎外>川端>漱石>三島
が本当だろう
207 :
吾輩は名無しである:03/07/20 23:25
209 :
吾輩は名無しである:03/07/21 04:23
210 :
吾輩は名無しである:03/07/21 08:27
>>204 じゃあ作品より作家が好きってわけか。それはちと邪道だな。建前としては文学者
は作品でのみ判断されるべきなんだが。それと、それを言うなら陸軍における脚気の
件を知っているかな。
211 :
吾輩は名無しである:03/07/21 12:10
>>210 作品より作家が好きというのはちょっと違うかな。
作品の好きな順で並べると鴎外がトップにくるんだから。
作品の中の思想その他で判断して鴎外がお気に入りなのさ。
213 :
吾輩は名無しである:03/07/21 22:37
全くの個人的趣味で言うと
鴎外>谷崎>三島>川端>太宰>芥川>漱石
かなあ。
鴎外の「妄想」は初めて読んだ時、
なぜかすごい興奮してしまったのを覚えている。
正直、漱石の良さが分からない。
煽りでなく漱石好きな人、どこがいいのか教えてください。
206はよほど川端が好きなんだなあ
215 :
吾輩は名無しである:03/07/22 01:17
川端>川端>川端>川端>川端>川端>川端
川端>堂チン
217 :
このスレッド誰か立てて:03/07/22 18:31
百年後の文学
名前: 吾輩は名無しである
E-mail:
内容:
夏目漱石が辛うじて日本史の教科書に残るくらいで、
芥川や太宰や三島の名を知っているのは、一部の学者のみ……。
人は長文を読む能力をなくしてしまいました。
218 :
吾輩は名無しである:03/07/22 18:37
219 :
吾輩は名無しである:03/07/22 18:38
↑
何故、夏目が日本史の教科書に残るんだ?
お前、間違いなく馬鹿だな。
国語の教科書なら、鴎外谷崎三島川端芥川漱石は載るだろ。
>>219 馬鹿はお前。
百年後にはそんな難解な文章は教科書に掲載されません。
ハリーポッタークラスが、高校生の現国の教科書に載るようになります。
221 :
吾輩は名無しである:03/07/22 18:54
>>215 川端>川端>川端<川端>川端≦川端=川端
222 :
吾輩は名無しである:03/07/22 22:06
>>211 具体的に鴎外の思想とか態度のどこがいいのか説明してもらえるかな?
223 :
吾輩は名無しである:03/07/22 22:08
>>213 岩波の文明論集とか読んでみ。
むしろ小説より面白いかもよ。
224 :
吾輩は名無しである:03/07/22 22:45
>>222 知識に裏打された絶対的な自信と、それに見合う見識と、
他人の評価を気にしない態度と、いささか淡白な物の見方と、
まあざっとこんなところが中心かな。
225 :
吾輩は名無しである:03/07/22 22:45
226 :
吾輩は名無しである:03/07/22 23:40
>>224 ちょっと嫌味な人間だな。まあ、大蔵省にごろごろいるタイプだ。
226のおじいちゃん、財務省のことですか?
228 :
吾輩は名無しである:03/07/22 23:52
>>227 どこの小学生だ? こんな夜中まで起きてるとママにしかられるぞ。
おじいちゃん、パテック・フィリップの時計が入ったエルメスのケリー黒ちょうだい!
230 :
吾輩は名無しである:03/07/23 00:22
川端>>>>>>>(越えられない壁)>>>>>>>川端
231 :
吾輩は名無しである:03/07/23 00:58
232 :
吾輩は名無しである:03/07/23 01:08
武者小路>>>>>>∞>>>>>>鴎外>漱石>谷崎>芥川>川端>太宰>三島
233 :
吾輩は名無しである:03/07/23 15:35
武者小路ってなんか読んでて説教臭くてうざい
真理先生とかまだマシだけど
太宰はいいのはあるよねぇ、8割方作品かぶってっけど。
でも断筆多すぎ。行き当たりばったりなのか力が足りないのか。。。
鴎外は読みにくいから嫌い。パリ→巴里っていいけどね。
武者小路の「愛について」は藁たー。読んでみ。5ページ目で多分みんな投げる。
寺山修二はどーですかね。純文学ではないが。
ビートたけしも結構好き。中身薄いけど。
ブギーポップもよろしく。思想たっぷりよ。
235 :
吾輩は名無しである:03/07/23 20:21
オレって、尻の穴の周りに毛がいっぱい生えているんですが、
ヘルスの20歳位の子に尻の穴を5分以上舐めてもらいました。
最後は、素股で、精液発射。
コレで、12000円は安い。
236 :
吾輩は名無しである:03/07/23 21:02
>>229 お前は女か? パテック・フィリップって金持ちのおじんが持つ時計だろ。
237 :
吾輩は名無しである:03/07/23 21:05
238 :
吾輩は名無しである:03/07/25 01:48
240 :
吾輩は名無しである:03/07/27 22:16
志賀>瀧井=尾崎=藤枝=阿川>>>>>>>>>>
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>太宰
241 :
吾輩は名無しである:03/07/27 22:17
綿矢りさ>>>>>>>>>>>>>>鴎外>漱石>谷崎>芥川>川端>太宰>三島
(いろんな意味で)病人系 漱石―芥川―太宰
(いろんな意味で)悪人系 鴎外―谷崎―川端―三島
啓一郎>渡辺淳一>谷崎>川端
244 :
吾輩は名無しである:03/07/28 19:13
龍>春樹
245 :
吾輩は名無しである:03/07/28 20:11
247 :
吾輩は名無しである:03/07/30 13:45
鴎外>漱石>谷崎>芥川>川端>太宰=綿矢りさ>三島
248 :
吾輩は名無しである:03/07/30 13:46
249 :
吾輩は名無しである:03/07/31 20:57
三島>(越えられない壁)>俺
250 :
吾輩は名無しである:03/07/31 22:16
↑君、失恋したのかい?
平野=綿矢>>俺
お前等平野を馬鹿にしすぎ。次世代の文壇を担うのは彼以外いないだろ。
252 :
吾輩は名無しである:03/08/01 12:43
文壇消えてもいいから担わなくていいよ
文壇? ああ、あのプライドだけの不況業界ですかwww
254 :
吾輩は名無しである:03/08/01 18:59
平野は三島の再来とかいわれてるけど、どっちかっていうと芥川っぽいよね。最近は。
255 :
吾輩は名無しである:03/08/01 21:26
>>254 徳重? が裕次郎の再来でないのと同様に、
平野も三島の再来ではない。
金儲けの都合で羊頭狗肉に仕立てられた可愛想な二人!
256 :
吾輩は名無しである:03/08/01 21:46
たとえば50年後、どの程度の知名度があるか…
257 :
吾輩は名無しである:03/08/01 21:51
あと50年経ったら漱石以外残って無いでしょう。
(^^)
日本の文壇が駄目になったのは、昔の文豪を神様みたいに
祭り上げているからだ、というような趣旨のことを平野が文藝
インタビューで言っていた。
このことについて皆さんは、どう思われますか。
260 :
ひかる ◆bodgOoQOHA :03/08/02 09:58
261 :
吾輩は名無しである:03/08/02 10:16
>>259 その割にはフロベールがマンが鴎外がと、文学部の一般教養のレポートレベルのことを得意気に喋っているが・・ まあどうでもいいです。基礎のできた若手がこれからどんどん出るからすぐ埋没します。
263 :
吾輩は名無しである:03/08/04 12:44
>>182 お前、いいヤシだな(笑)。
けど、漏れも中島は好きだが、芥川の上に置くのはちょっと無理があるかな。
芥川は早熟型で、中島は、晩熟の方(初期作品はクズ多いよ)だったから、中島
があと三十年長く生きてたらわからんけどな。
俺=綿矢りさ
谷崎スレが消えたよ!!
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
267 :
吾輩は名無しである:03/08/15 17:42
谷垣スレの過去ログあります?
268 :
吾輩は名無しである:03/08/17 12:47
夏休みの宿題で芥川の鼻の感想をかかないといけないのですが、なかなかかけないのでどっか感想がのってるページがあったらおしえてください・・・1200字程度
269 :
吾輩は名無しである:03/08/17 12:58
270 :
吾輩は名無しである:03/08/18 09:44
稲垣足穂は口が悪い。
彼を世に出した作家・佐藤春夫、言うなれば足穂にとって恩人だが、
彼は佐藤のことを「悪人」と呼んでいた。
足穂の文学に惚れ込んで第一回日本文学大賞に推した三島由紀夫に対しても
「ケンランたる作品が多いけどドキッとするものがないや」と素っ気ない。
小林秀雄のことは「ニセ者」、川端康成のことは「千代紙細工」、
漱石・鴎外のことは「書生文学」、幸田露伴のことは「学者」、
永井荷風のことは「三味線ひき」、吉行淳之介と安岡章太郎のことは「もたれ合いでマスかいてる」、
大江健三郎のことは「自分のものは何にもない」、と片っ端からこき下ろしていく。
271 :
吾輩は名無しである:03/08/18 10:02
大江のは誉め言葉だな。
純恋板より
797 名前:名無しさんの初恋[] 投稿日:03/08/18 13:17 ID:3wdbWiqj
1は「舞姫」のパクリって言われてすぐに解ったみたいだけど、
それこそ舞姫のパクリだからじゃないか?
つーか舞姫って何?エロゲ?? ??
273 :
吾輩は名無しである:03/08/18 14:33
274 :
吾輩は名無しである:03/08/23 06:15
age
275 :
吾輩は名無しである:03/08/31 03:28
>谷崎を語りたいヤシ
ここで語れ。
276 :
吾輩は名無しである:03/08/31 16:54
オーガイの真の魅力は翻訳にあり、って聞いたな。
即興詩人とか。
ちなみに谷崎の魅力がよくわからんぞな。
277 :
ミステリ板住人 ◆C2eJJPwS7M :03/09/01 18:54
原稿を1本上げるネタに、谷崎の「陰翳礼讃」を再読している。
いいねぇ。翳あってこその光という感じが良く書けてる。
「人間」と同じだよな。
文学板に谷崎のスレが見当たらないのは
それはそれで星の見えない七夕のようなもので
佐藤春夫スレがしぶとく残ってるのに、
谷崎スレが消滅してるのが不可解なんだよね。
280 :
吾輩は名無しである:03/09/06 14:45
>>277 >>翳あってこその光
老子みたいだな。
281 :
吾輩は名無しである:03/09/06 17:12
細雪よんどる。おもろい
>>276 翻訳イイね、『即興詩人』イイ!!
…魅力っていうと、文体かなぁ、読み続けさせる力があるし、端正。
洩れは『渋江抽斉』読んで、鴎外は学者的な緻密さと
事象の背後に必ず居る生身の人間への興味とのバランスが
絶妙なオトナの作家じゃないかなーと、感じた。そんだけ
283 :
色男no、1:03/09/07 03:05
こんにちは、みなさん、私が色男です。
日本文学における耽美という問題について考察するならば表現者たる主体は、美をあくまでスタティックな他者として認識するようなところがあって、谷崎や川端は特に美しい日本なるものに主眼があって、
海外市場を意識したオリエンタリズムという批評が、今日的にももっともらしく議論の的になったりしています。
ところで三島の場合、いわゆるギリシア体験以後、死刑囚にして死刑執行人を以って任じ、美を創造するものが同時に美それ自体である、という矛盾を自己の存在論的課題として背負い込むようになります。
祖母、この深情けの恋人との長い蜜月関係が幼い三島に現実にも勝る美的世界の中に自閉する事、
それを耽溺する事の頽廃的な悦楽を教えて、三島にとっての外部=現実に関わる事を困難なものにしたのでしょう。蒼白い貧血気味の子供は祖母の選んだ女の子の友達とだけ遊んで、
絵本などからいつしか同一化の対象として、美しく殺される王子という主題を自らの観念の裡に育んでいきました。祖父を官僚故に
嫌悪したというよりは、兵庫県の成り上がり者であるという出自を忌避したのではないかという説の方が、三島の耽美趣味からは理解しやすいでしょう。60年安保以降の文学外の領域への進出、
肉体改造から政治表現まで、現実にコミットする上でもなお、美は三島自身の問題であり、
「ニヒリストが絶対主義の政治に陥らぬために、「美」がいつも相対主義的救済の象徴として存在する、(略)美は、ともすると無を絶対化しようとするニヒリストの目を
相対性の深淵を凝視することに、連れ戻してくれるはたらきをするのである。」(新ファッシズム論)三島の行動哲学の
役目としては政治を、その本質たるリアリズムへ連れ戻す事にこそあったのです。マゾヒストは権力の玉座ではなく、まさに悲劇の只中において存在論的飢餓は全的に癒され、
陶酔によって鏡を必要とする事なく現実に自足できるのです。
http://laspara.tripod.co.jp/
>281
俺も今読んでます!
いいよね。
すごく普通の小説なんだけど、今は失われようとしている日本の風俗が描かれているところが、おもしろいし、美しいとも感じさせてくれたり、
昔の(今もそうかな?)日本人って、ほんっと気を配りまくりだなぁ、と思ったり。
イイ!
ここまで読んで、
>>234が一番に気持ちわるかった。
一生自分の書き込みを思い返してサブい思いをしろ。ああもう。
286 :
ニーチェ ◆1bBtQE5sBo :03/09/12 23:24
あの終わり方はどうなんだ? 『細雪』。
287 :
吾輩は名無しである:03/09/14 18:47
『細雪』、「ウサギノミミ」のシーンが好き。雪子はすごく魅力的な女性だと思う。
288 :
吾輩は名無しである:03/09/14 20:16
289 :
色男no、1:03/09/15 15:06
終りなき日常における覇者としての官僚性、現実に自足して正確に対処する能率優先主義が政治家に求められる資質であり、
いわゆるニヒリストは現実に価値を見出せない虚無論者として、ロマン主義者とはまた別の意味で反政治的存在と言えるでしょう。
ですから、ここで問題設定する場合、ロマン主義とニヒリズムは反政治的資質において共通項の見出せるものと位置付け、
官僚型秀才はリアリストである故に現世の競争原理の中で支配者階層を形成し得る、と考えればよいでしょう。
「政治的人間とはどうあるべきかといふ考察が、つぎつぎと私の心の中に生まれた。私は何かといふと、私はニヒリストである。
しかし幸ひにして、私は小説家であって、政治家ではない。」これは「美の襲撃」というエッセイの中にある三島自身の言葉ですが、
三島が極端な反政治主義者であると自己規定して慎太郎のように国政選挙に出馬するなどの政治参加をしないのは、
もし自分が政治家となれば岸信介のような、あるいは大きなニヒリストであるヒトラーのようなタイプになるであろう事を
あらかじめ分析し、それを自らに禁じたのでしょう。三島にとって栄光とは破滅の美学以外のなにものでもない訳ですからね。
ところで、慎太郎は三島の死後になって、三島は選挙に出るつもりで、その準備もしていたが、自分が三島より先に空前の得票数
で参院選に当選したので、政治家になる道を断念したという事をいろいろなところに書いていますが、私の知っている限りでは
三島自身のエッセイなど公式の発言としては、そのような事実はないようなのです。もっとも慎太郎は同時代に三島と
交際できた特権で、非公式に三島の本意を聞いたのだと強弁するのでしょうから、私には反論の材料はありません。
http://laspara.tripod.co.jp/
290 :
吾輩は名無しである:03/09/15 22:52
↑この人の存在価値は?
熱烈な三島シンパとして、我らの役に立っております
了解
293 :
純文学団長 ◆4ZyQ37vgo6 :03/09/16 21:51
1さん、太宰より下に三島があるのは納得できない。でも、このメンバーで鴎外がトップって事は間違っていませんな。
鈴木梅太郎>>>>>>>>>>>>>>
>>>>>>>>>鴎外>藪>モルモット
295 :
吾輩は名無しである:03/09/23 00:14
日本映画専門チャンネルで
三島主演のからっ風野郎をやってる…
296 :
吾輩は名無しである:03/09/23 00:47
297 :
吾輩は名無しである:03/09/23 00:56
>295
DVD持ってるよ〜ん。
298 :
吾輩は名無しである:03/09/23 02:44
マニアックDVD
こういう頭の悪い連中は、いったいなにが楽しくて、こういうとこに
きてるんだろうな。可哀相で、笑うに笑えない。
馬鹿はためらわず削除。
マルチポスト
こういう頭の悪い連中は、いったいなにが楽しくて、こういうとこに
きてるんだろうな。可哀相で、笑うに笑えない。
馬鹿はためらわず削除。
302 :
色男no、1:03/09/23 22:03
三島は中村光夫との対談で次のようにも語っています。──荷風の日記は美しい、よい文章であるが、あの現実蔑視というのはモーパッサン以上のものだ。その現実蔑視から荷風は痩せているんだが、自分もそれに共感を感じるから困る。
自分の筋肉は人工的なもので嘘だ。──私が少し編集しましたが、三島はこのような事を語り、自分がニヒリストである事を自白しています。
次に自意識過剰は自己評価の低さからくるか、という話に移りますが、これは完全に三島と太宰を同族として一括する論旨になっていると思います。絶えず他者の視線の中に自らを露出し続けた三島としては、どんなにハードな管理社会が
到来したところで、24時間完璧にスタイリッシュな立居振舞いで応戦した事でしょう。昔から三島嫌いという人の中には、こういったキザな部分が許せないという人が多いんですね。腹が出てくるのは末代までの恥だといい、プール
サイドから中年太りした奥野健男の肉体を見て、豪傑笑いするような人だったようです。自分と同様の資質を持つ太宰に対する嫌悪というのは、太宰が自らを道化にしているところですね。道化というのは、だいたいヒーローの引立て役
で太鼓持ちですよね、太宰は悲壮美の人、イエス、キリストの太鼓持ちです。三島の美意識というのは、自らの肉体から不随意筋及び脂肪を駆逐するかのように、同情を引くような自己憐憫や笑いを駆逐する事にあり、文字通り、
自らの存在にヒーローを体現する事にあるんですね。誰か他者の太鼓持ちなんて死んでもやらないという、強いこだわりがあって、政界なんかに身を置いた日には金に体を縛られて、美意識なんて言ってられなくなってしまう。
江藤淳に無意識過剰と呼ばれた慎太郎は、三島のポートレートに辟易する訳ですが、最後に三島の絶対に美しい写真を見たといいます。それは大自意識家である三島が誰の視線も感じる事なく、その無意識を露見させて、
市ヶ谷の総監室で学生達を指揮しているところを隠し撮りした写真で、慎太郎はそれをさる警察官僚から見せられたといいます。
http://laspara.tripod.co.jp/
ほ〜、谷崎って、芥川より年上なんだ。
意外に明治って近いな〜〜。
304 :
吾輩は名無しである:03/10/05 05:22
age
>>276 >オーガイの真の魅力は翻訳にあり
森茉莉もそう言ってるね。
鴎外の小説は「頭で書いているので詰まらない」って(w
306 :
吾輩は名無しである:03/10/08 00:29
個人的には
漱石>鴎外>荷風>三島>芥川>谷崎>川端>>太宰
307 :
吾輩は名無しである:03/10/08 00:33
荷風はねぇ、歳をとってくると良さがわかるよ。
老後の楽しみに荷風はとっときなさい。
折角だから俺も。
谷崎>荷風>漱石>志賀>鴎外>川端>芥川>三島>太宰
三島って、西武の松井カズオに似ている
オーガイ
「二人の友」いい
311 :
吾輩は名無しである:03/10/08 14:36
鴎外>紅葉>漱石>露伴>>>>>>>>>平野啓
三→島
313 :
吾輩は名無しである:03/10/10 15:30
俺の独断と偏見で
漱石>芥川>三島>川端>宇野浩司>太宰>坂口安吾>大江健三郎>鴎外>谷崎>>>>石原慎太郎
こんな感じ。
三島は小説より評論の方が数段上手い。ちょっと贔屓目にして順位を上げといた。
芥川は短編ばかりでズルイ気もするが、文集を全部読んでみても駄作が少なく優秀作が多い。
鴎外は順位は低くしたけど、小説の先駆者的な意義は評価したい。
314 :
吾輩は名無しである:03/10/10 18:46
川端は海外で人気あるよ。(読書好きのインテリの間では、って意味だが)
川端の小説の美しさを力説する外国人に立て続けにあったことがある。
315 :
吾輩は名無しである:03/10/10 18:50
なんか気持ち悪い気もする。何処の人でしたか?
川端が外人に受けてるってのはあんまし嬉しくないよね。
大江とか太宰とか安吾とかだったらいいけどー。
川端は少女趣味
川端はセカイ系
319 :
吾輩は名無しである:03/10/10 20:49
>>315 例をあげるとロシア人とフランス人。フランス人は医者(男性)でプルーストが神、
ロシア人はメディア系に勤めてる女性で芥川も好きだといってたな。でも川端をベ
スト3にいれてた。
三島と鴎外は頭で小説書きすぎだよ
321 :
吾輩は名無しである:03/10/11 14:51
外人(西洋人)は、文章において、「装飾表現や華麗な比喩に惹かれるそう」って
どっかに書いてあった。その点でいくと川端や三島の作品は好まれるは理解できる。
あと、日本人、日本村の住民しかピンとこないようなマイナー的作家(作品)はもちろん
うけない。つまり漱石はそれ程受けない。
322 :
吾輩は名無しである:03/10/11 15:06
>>321 川端が「華麗な比喩」の作家だとは思わない。「華麗」の定義によるが。
漱石の「こころ」は意外に外国人でファンがいる。「『こころ』ハ良イ
ショウセツデス」としみじみ言ってたイタリア人が昔知り合いにいた。
スレ違いだけど、遠藤周作も一人ものすごく熱心なファンがいて、英訳
されてるものは全部読んでた。「深い河」を外国人に勧められるという
変な体験をした。
323 :
吾輩は名無しである:03/10/11 15:19
http://jbbs.shitaraba.com/comic/467/ 2ちゃんねるを真似た掲示板、しかし2ちゃんねらーは嫌いだそうで
2ちゃんねらーだと分かるとすぐアクキン掛けます。
ひろゆき打倒が目標だそうです。その必死振りがめちゃくちゃ気もいw
本日15時から史上最大級のスレッド乱立祭り開催中!!!!!。
みなさんも振るってご参加下さい。凄いです!!!乱立してます!!!!
325 :
吾輩は名無しである:03/10/11 17:08
芥川、川端、太宰、三島 は
自殺したから美化されている!
326 :
吾輩は名無しである:03/10/11 17:20
鴎外は衒学的
鴎外がハルトマンとかショーペンハウエルを論じてるのを
読んで向こうの人はどう思うんだろうか。
328 :
吾輩は名無しである:03/10/11 20:34
うん、確かに100年後に残ってるのは漱石だけだとも言えなくない。
朝日新聞がバックについてるお陰で。
今現在あるスレッドの伸び
三島5(886)>芥川5(693)>太宰4(869)>川端1(528)>谷崎1(43)>鴎外1(7)
漱石は本スレがないようだ。
とりあえず欧外スレの繁栄を祈る(w
あ、欧→鴎です。スマソ。
>>329 一応、夏目漱石スレのそれから… (part2)
という本スレがあるます。
太宰と川端の間に入ることになるね。
鴎外は軍医としては「?」だけど、(脚気のあつかい)
作家としては勉強になります。とくに古典を題材にした
一連の作品は、随分と参考にした人も多いのでは?
何を? と言う人は、逝って良しです。
>>325 ヤロウ・・・、タブー中のタブーに触れやがった
とりあえず
>>332は鴎外スレにも逝ってあげてください
既に逝ってたらスマソ
ミラクルアーチ
プロ野球ファンが一番読みそうなのは?
谷崎が好きな人って、三島や芥川ってあんまり読まないんじゃないかな。
なんか模造品ぽく感じたりして……
そういえば、最近、おもろい本見つけた。
「谷崎潤一郎と異国の言語」、フランス文学者の野崎歓さんの本。
谷崎の風通しのいい魅力がよくわかるし、芥川との決定的違いもよくわかる。
お薦めです。
三島と谷崎と芥川が好きです。
自分の中では三島=谷崎>芥川って感じだけど。
いろんな作家がいていいと思うのです。
志賀直哉も好き。
ただ、太宰は結構読んで、結局好きではない……
340 :
吾輩は名無しである:03/10/15 19:13
谷崎が生まれた後に太宰が生まれ死んだが、
まったく接点がなさそう。
341 :
吾輩は名無しである:03/10/17 15:59
100年後に残ってるのは夏目に芥川に三島のような気もする。
特に三島は海外で残ってるだろう。
342 :
色男no、1:03/10/19 08:07
みなさん、こんばんは、私が色男です。スポーツ芸能等の他ジャンルへの越境行為についての三島回答は、
「似合っても似合わなくても、流行には従うべきなのであります。それはあなたの最上の隠れ蓑であって、思想よく隠すのは流行の衣装だけだと言ってよろしい。」
(不道徳教育講座より)
同時代人に知識人の道楽と思わせノーマークを得るのに有効性があるみたいです。社会人として生きるうえで「文学」はよけいもの、とはごく常識的な考えで近代的知性は
時代遅れになったとか大学解体とかは、つまり当時のスローガンでした。大学生、院生(ことに文学部)は極言すれば思想犯予備軍、という認識。これについては澁澤龍彦が
「私のなかの文学者は、私のなかの市民とつねに敵対している。」というふうに簡潔に言っています。若い頭の柔らかいうちに抽象的事柄について徹底的に思考しておくのは、
長い人生行路の貴重な宝で役に立つ時がくるよ、という岩波教養主義ですね。70年代以降、若い世代がこれと決別しました。80年代の最初頃、現代思想がファッションに
なりましたけどね。同時代人として三島に出会ってたら嫌いになっていたろう、あるいは世代によって三島像は大きく異なる、という問題。三島とは遠くにありて思うもの
、です。同時代人は三島にとって役者(しかも脇役)であり、後世の世代は観客です。直接関わらなかった世代の方に完成品としての三島があります。
http://www.laspara.net/
まちがいなく、
芥川>川端>太宰>谷崎>漱石>俺>三島>鴎外
志賀直哉と荷風は老後の人生終わりかけに自慰的な悟りと自己肯定のために読むべし。
344さんへ
少なくとも、荷風は、人生終わりかけじゃなくとも、
例えば、若いシングル人間にも有益かもしれません。
海老坂武さんの「シングル・ライフ」(中公文庫)にこうあります。
「彼の文学に表れた生の軌跡は、その俗な部分、脆い部分をも含めて、
この国において独身の原理を立てたときの、一人の自由人の格闘である」、と。
因みに、同書にはこんな言葉もありました。
「私は、シングル人間はあっさり死にうるものだという、楽天的信仰を持っている。
……永井荷風……七十九歳の彼は、入院することもなく、寝込むことさえもなく、
ある朝がた、人知れず息を引き取ったのである」
人生終わりかけで、シングル人間のわたし、
死ぬ前に、荷風を読んで、心残りなく、
死んでゆきたいと思います。
年功序列だったんだ。
345さんへ
例えば、石川淳の敗荷落日にこう書いてあります。
「一箇の老人が死んだ。通念上の詩人らしくもなく、小説家らしくもなく、
一般に芸術的らしいと錯覚されるようなすべての雰囲気を絶ちきったところに、
老人はただひとり、身近に書きちらしの反故もとどめず、
そういっても貯金通帳をこの世の一大事とにぎりしめて、深夜の古畳の上に血を吐いて死んでいたという。
(中略)日はすでに落ちた。もはや太陽のエネルギーと縁が切れたところの、
一箇の怠惰な老人の末路のごときには、わたしは一灯をささげるゆかりも無い。」
石川淳の世界をありがとうございました。
「太陽のエネルギーと縁が切れたところ」へ、日常の延長のようにして、
なんとはなしに到達する、しかも、そのときから、腐敗が進行するのだから、
正確には、太陽との縁は切れていない、そんな曖昧な末路が、そんな曖昧だからこそ、
宇宙サイクルの中で美しく輝くのです。
ところで、30年ほどのむかし。NHKのある番組で、
荷風の最後の写真が大写しとなったのを覚えています。
お茶の間にこんなリアルに死体を出すか、と、
驚きながらも食い入るように見詰めたのでした。
ちゃぶ台だったかに、うっ伏して静物となっていたかれ、
いかにも汚いものでしたが、そこはかとないあわれをも、さすが、
漂わせることを忘れてはいなかったのです。
349 :
トレンチコオト ◆V48onzVAa6 :03/10/25 04:59
谷崎ふっる!
350 :
吾輩は名無しである:03/10/27 13:29
351 :
吾輩は名無しである:03/10/27 17:06
谷崎巌>永井弐風
漱石>鴎外>川端=芥川=太宰>谷崎=三島
よく読み返すのは鴎外と川端。
若い頃好きだったのは太宰(w
とりあえず真ん中に置いておこう、と思ったのは芥川。
俺が高校の時、学校でもらった文学史の本によると、明治以降の7第作家は
このメンバーから三島を抜いて志賀直哉が入ってた。もっとも20年前だけど。
三島ファンの俺的に見て、三島はこの中で4番目くらい。
意外と皆の評価の低いのに驚き。
確かにどっかの外人が書いた三島本にも、「最近の評価はやや低く、谷崎よりも下
とされてるよう」なんて書いてあった。三島の本なのにそう書いてあった。ショック。
三島>川端=谷崎>漱石=芥川=鴎外>太宰
谷崎の評価が低いとか信じられないが
太宰の評価って極端に分かれるよな。
嫌いな人は太宰の厨房臭さとかが嫌いなんだろうか。
そんな俺は太宰から文学を読み始めました。
谷崎>漱石>三島>志賀>川端>鴎外>太宰 (客観的評価)
太宰>漱石>谷崎>志賀>三島>鴎外>川端 (個人的好み)
やべ、芥川抜かして、志賀直哉入れてた…。
ここでは芥川が常に中央に来るのが不思議なんだよな。
ああ、また鴎外スレがdat落ちしとる…(w
>>357 意外だが、七人中最も評価の難しい作家なのかもしれん
360 :
色男no、1:03/11/08 08:23
みなさん、私が色男です。
三島の文学は母子密着のたおやめぶりの文学であります。元来が官僚制に相容れぬ美意識の持ち主なんですね。
「絹と明察」における父の問題は天皇の問題であります。
死体の偏愛が「死は美に通じる」という金色の死に近い思想であるのかという事ですが、
「ナルシシズム論」で三島はナルシズムは男性に特有の精神的傾向であり、女性には見られないものであると
しているように、美との相関関係において、自らが疎外されているとはどうしても考えられない
パーソナリティーを露見させているという意味において、学術論文というよりは三島という天才の謎を
解明する上で病跡学的研究に一資料を提供するものであると言えます。死体の偏愛をネクロフィリアと
規定するならば、溺愛する側はむしろ死体=美から疎外される側にあるものであり、
ナルシズムの問題が抜け落ちてしまいます。三島は、自らが死体=美として偏愛される為に
「他者」を必要としたのであり、ある種の人にとって彼の自殺が演劇的装置に満ちたパフォーマンスと映るのも、
その為であります。
http://www.laspara.net/
361 :
吾輩は名無しである:03/11/08 11:59
なんで荷風と鏡花が入ってないんだ
362 :
吾輩は名無しである:03/11/08 16:38
ネエムヴアリユウ
363 :
吾輩は名無しである:03/11/08 16:55
まぁ、日本文学の天皇は
松尾芭蕉だけどもな
364 :
吾輩は名無しである:03/11/08 16:59
世界的知名度からいっても松尾芭蕉だな。
あと影響力も。
366 :
吾輩は名無しである:03/11/08 17:48
明治・大正・昭和ではないけどな。
367 :
吾輩は名無しである:03/11/08 18:28
英語にするのやめてくれ
368 :
吾輩は名無しである:03/11/08 18:42
芭蕉>紫式部>漱石
これでいいだろ。あとはイラン。
369 :
吾輩は名無しである:03/11/08 19:22
源氏物語は陰口集。週刊誌レベル。
370 :
吾輩は名無しである:03/11/08 19:36
西鶴はどーでっか?
371 :
吾輩は名無しである:03/11/08 21:22
太宰が西鶴やら鏡花を好んでいたような…
372 :
吾輩は名無しである:03/11/08 22:48
「文豪」という言葉が似合うのは谷崎。
ハズレを読まされた! と思う回数が多かったのは鴎外。
>>374 同意
なんか鴎外は肌にあわん。
名文だってのは、なんとなくわかるけど。
とある日記サイト。
白夜書房から「プレイガール完全攻略」/70年代ドラマ保存委員会・編著/が出ていたので購入。
ケーブルやCSでファミリー劇場が見られるひと、全員買いましょう。
中身を読んでびっくりしたのは、最初の企画では(特に東京12チャンネルサイドとしては)、
なんつーか、かなり本気でオシャレで文化的な香りを狙っていたらしく、
当時の番宣ポスターには、「戸川昌子・丸山(三輪)明宏(このふたりは実際に第一話に出てくる)
・三島由紀夫(!)出演」と書かれていたらしい。結局、これはかなり早い段階での番組の路線変更と、
三島がカップクしちゃったことが原因で実現しなかったのだけど、ああ、見たかったなぁ、
三島由紀夫が出てくるプレイガール。
http://www4.justnet.ne.jp/~wachim/199908.htm
俺的には、数十年後に、この中から誰か落ちて、代わりに村上春樹か平野啓一郎
が入る事はあり得るか知りたい。
ありえない、数十年後もこのままである。と誰か言ってくれれば安心するが。
入るためには自殺する必要がある。
379 :
吾輩は名無しである:03/11/14 23:54
あと、教科書に取り上げられる必要も。
380 :
吾輩は名無しである:03/12/02 15:05
ヤフーのスカウターで戦闘力を測ってみた。
村上春樹 37900
夏目漱石 33400
三島由紀夫 24700
芥川龍之介 18800
太宰治 16700
川端康成 16600
森鴎外 15800
大江健三郎 14600
谷崎潤一郎 14400
泉鏡花 12400
島崎藤村 11000
志賀直哉 8340
武者小路実篤6050
永井荷風 5840
平野啓一郎 2770
綿矢りさ 2150
どれどれ
横光利一 2910
稲垣足穂 4440
中野重治 2560
小林多喜二 3150
石川淳 3610
坂口安吾 8700
武田泰淳 2790
埴谷雄高 3070
大岡昇平 4460
安岡章太郎 2160
吉行淳之介 4170
遠藤周作 12700
安部公房 7340
野坂昭如 8490
島尾敏雄 2480
大西巨人 1920
古井由吉 1470
後藤明生 1560
中上健次 4400
丸谷才一 5560
村上龍 27300
島田雅彦 5470
内向の世代、知名度低いな……。平野以下か。
三島より龍の方がヒット数多いな。
大西巨人なんて名前初めて知った。
383 :
色男no、1:03/12/21 04:53
ユーミンについては宗教にまで高められた恋愛至上主義を信条とし、その全楽曲はつまるところ三島へのレクイエムである、という見解を私は持っています。
三島はエロティシズムと単なるフリーセックスを区別し、価値相対主義の社会にはエロティシズムはない、と極限しているんですね。
ですから反体制運動に見られるような、人間性を管理社会から解放するところのセックス、という認識を批判して、絶対者がなければ人間性の救済というのは
あり得ない、と三島は説明している訳です。
ユーミンの場合、バブリーな時代背景の投影としての表層的な恋愛模様のディテールを通して、相対主義的なフリーセックスを賛美しているように
誤解されているのですが、三島の不在を絶対者の喪失と捕らえることで逆説的に価値相対主義社会における恋愛を描写するんですが、
生まれ変わる事で絶対者との再会を果たし、現世的なものを超越していかねばならないというメッセージを30年間変る事なく唄い続けている、
というのがユーミンの本質なんです。したがって、ユーミンに単なる風俗現象を見ようとするところに、
三島を隠蔽しようとする時代の気分が現われているという事ですね。
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384 :
色男no、1:03/12/21 06:38
そして、さらに恐るべき事に、三島は自らの死後に残された全てのナルシストに、慎太郎同様の二番煎じの意味付けを与えようとしたのであり,
それこそが三島によって仕掛けられた罠=呪縛なのです。三島以後、もう我々は凡庸さを生きる事しか許されない。
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃
>>1 君に情熱を教えよう。幸福な日々を┃
┃送るより、苦痛な日々を送ることだ。 ┃
┃私は満足している。或いは絶望しきって┃
┃死にたいものだ。 ┃
┃
>>1よ、書を捨てよ、町へ出よう。ジイド┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
386 :
吾輩は名無しである:03/12/21 18:10
ズレまくり・さらしあげ。
387 :
色男no、1:03/12/29 15:51
みなさん、こんばんは、私が色男です。
三島は45年という短い生涯の中で個人全集として42巻もの膨大な著作を残したという点において、日本近代の他の大作家と比べての差異が顕著であるように思われます。
といいますのも日本においては純文学を私小説と呼ばれる身辺雑記風の心境小説が代表したという特殊な事情があって、その結果、資質的に短篇作家の最も技術的に洗練された一群が文豪とされているようなところがあります。
つまり、ストーリーテリングは大衆文学でこそ問題にされますが、芥川のいわゆる話のない小説というものに、東洋的詩精神のようなものが読解されて、それが文壇的にも半ば制度化されてしまったところに、
日本文学のお家事情があったという事です。ですから長編小説が純文学のメインジャンルのような待遇を得られるのは、戦後派の全体小説の理念によるのであり、三島といえども、昭和20年代には「近代文学」の同人として、
文壇に自らの地位を得たのであって、資質以前の問題として長編小説に手を染める事で、時代潮流におもねるところがあったように思います。日本において、もっと戯曲書きの待遇がよければ、自分は小説家という職業を
選ばなかったであろう、というような事もどこかで言っていました。現在のところ、研究者の間でも「鏡子の家」は失敗作であったとされていますし、好みの問題もあるとは思いますが、三島の短篇のいくつかは、
その文体や技術的洗練において、文豪の列に加えてもいいような完成度を持つものであったのは間違いないことだと、私なども考えています。
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388 :
吾輩は名無しである:03/12/29 15:54
ここで紹介されていたのでシェルダン読んでみようと思い古本屋に行った。
あいにくシェルダンは「顔」ってやつしかなかったが、帯の「冒頭3ページを読んで
読むのやめられたら貴方はすごい!!」ってのが印象的だったんで3ページ立ち読みした。
気が付くと店主の「ここは図書館じゃないよ?(怒)」の一言で我に帰った。
ページは54ページを指していたw
結局買って帰り、さっき家で最後まで読み終えたが、感動してしばらく動けなかった。
文学小説の奥深さと、ミステリーの超絶どんでんがえし、どちらも最高峰のレヴェルでミックスされていた。
読み終わった後の感慨は「人間失格」を読んで以来の衝撃だった。
シドニィ・シェルダン・・・世界一の天才作家に会わせてくれたこのスレに感謝!!
389 :
吾輩は名無しである:03/12/29 15:54
>>388さん
激しく同意です。
俺も今、大学で夏目漱石が研究テーマなんすけど、シェルダンファンの俺にとって
漱石は内容が薄すぎて退屈そのもの。
俺の意見ではシェルダンは太宰と、クリスティを足して2で割って2乗したような存在。
シェルダン原作が映画でヒットしないのも、「あまりにも内容が奥深く壮大すぎて
映像では表現しきれない」のが原因と某映画監督も言っていました。
388=389
>390
レス付けるまで0分か、ワロタヨ
392 :
色男no、1:03/12/31 01:43
佐伯彰一は「新潮」の三島没後三十年臨時増刊に寄せて、「「批評家」三島を批評する」という一文を書いています。
そこで、三島がさるパーティーの席上、俺は第一に劇作家、第二に批評家、第三に小説家だと開高健に言ってのけて、
唖々大笑したというエピソードが紹介されているのですが、
以下、佐伯は三島の資質の問題として、「座談会などでの三島の発言が、いかに冴えて颯爽たるものであったかは、
改めて諸家の証言を徴するまでもない話であるばかりか、文学賞の選者としての三島は、大方の場合、結果が決まるや否や、その場で忽ち、
「選評」原稿をさっさと書き上げてしまうのが通例だったと語り伝えられている。(略)わが身の体験に徴しても、これは相当な離れ業である。
選考プロセスの疲労もあり、やれやれという解放気分が先行して、到底その場で一気呵成になどとゆくものではあるまい。
やはり三島一流の集中力と、速筆そして批評能力の天分と舌をまく他はない。」と、書いています。
http://www.laspara.net/
393 :
吾輩は名無しである:04/01/01 20:54
とりあえず適当な代表作で比べてみる。
こころ>舞姫>春琴抄=人間失格>羅生門>雪国
どれも人間の闇が……
え?三島?そんなクソ作家の作品は読んでません。
ちなみにここに「金色夜叉」を加えると単独トップに踊り出ます。
さらに「たけくらべ」を加えるとその上を行きます。
つまり樋口一葉こそ最強。死に様だって他の自殺者どもとは比べられないね。
佳人薄命。
394 :
吾輩は名無しである:04/01/01 22:42
スポーツ選手じゃないんだから、作家に優劣付けるのはどうかと思う。
個人的には
川端=谷崎>三島>太宰>芥川>漱石>鴎外
の順番で好き
守男蟹
風間杜夫guy
398 :
吾輩は名無しである:04/01/21 18:31
基礎的な評価基準としては以下
海外での評価(オリエンタリズム)
三島>>川端>>谷崎
国内での評価
漱石>>鴎外>>谷崎
西欧基準で言う文学者
(一定基準の思想、哲学の教養の持ち主)
としての基礎教養があるのは
漱石 鴎外 三島
感性はあるか、基礎的哲学教養の足らない作家
太宰 志賀 谷崎
399 :
吾輩は名無しである:04/01/21 18:46
>>398 なるほどそうか。
思想哲学教養
川端、芥川は?
梨沙スレしかあがってないな・・・・
401 :
吾輩は名無しである:04/01/21 21:17
森鴎外ってすげーのか?よくわかんねんだけど
402 :
吾輩は名無しである:04/01/21 23:55
日本文学作ったのはやっぱ鴎外と漱石だからなぁ
403 :
35歳 主婦 ◆baeGuFHffI :04/01/22 14:49
この中で太宰治だけは普通に読める。
でも他はなんかいかにも古典文学って感じで抵抗があるな。
鴎外はまだ一回も読んでないけど本屋で立ち読みしたら読めそうだったので
読んでみる。
404 :
吾輩は名無しである:04/01/22 14:52
漏れの中では、
漱石>鴎外>太宰>芥川>谷崎>川端>三島
だな。
三島の文章のすばらしさは分かる(金閣寺)が、あまりに天才過ぎて、私には理解しかねる。(他の作品)
川端も、すばらしい作品(雪国)なのだが、近づきがたく、読むのが疲れる。
405 :
吾輩は名無しである:04/01/22 14:56
漱石>芥川>鴎外>太宰>谷崎=川端>三島
かなぁ
406 :
吾輩は名無しである:04/01/22 23:27
407 :
吾輩は名無しである:04/01/23 10:47
センター試験の点数順(800点満点)
鴎外=三島(898)>>漱石=芥川(770)>>>>>川端(700)>谷崎=太宰(680)
408 :
吾輩は名無しである:04/01/23 10:49
間違えた、、、
鴎外=三島(798)>>(以下上に同じ
409 :
吾輩は名無しである:04/02/04 21:49
とりあえず漱石が一番であることは間違いない。
けつが太宰だろ。自然主義が腐った日本の私小説のどこが面白いかわからん。
まあ見れるのは魚服記くらいだろ
太宰は自然主義嫌いだよ。
っていうかこの七人は全部平均点以上だからな。
歴史に残るって難しいよ〜まあだからなんだということもあれなんですが
411 :
吾輩は名無しである:04/02/05 16:59
知名度で見るとどうなんだ。普通人は全員知ってるだろうけど、小学生だと
漱石>芥川>太宰>鴎外>谷崎>川端>三島
ぐらいな気がする。漱石はお札効果もあるしトップはゆるぎないな。
新紙幣発行すると一葉の知名度が飛躍的にあがるだろうが。
三島は小学生知らないだろ。少なくとも俺は知らんかった。
小学生に訊くって発想がそもそもどうかと思うが。
芥川はこくご教科書にありそうだから、問答無用でトップだろうよ。
漱石を作家だと把握しているかは怪しいものだと思うがどうだろう。
ノーベル賞の威光に小学生はとことん弱い。川端はよく知られている。
読書に興味もつまで、谷崎を知らなかったな。俺は。
三島は切腹効果もあるし、オトナがネタに名をこぼしそうだ。
芥川>川端>漱石
三島>太宰>?外>谷崎
この順じゃないだろうか。おそらく存命の作家ならば、
大江が一番なんだろう。彼らが読むのか。嗚呼、小学六年生。
小学生から無理に文学触れる必要はないだろ。
文学が人生を豊にするとでもいうんじゃないだろうね。
ただ、太宰の人間失格くらいは高校までに読んでないと
なんかなぁくらいには思う。つってもそんなに読んでるやついないだろうし。
俺が高校生のとき「太宰の人間失格読んだことあるやつ手を上げろ」
って言われて、俺しかあげなかった。
恥ずかしくてあげなかったって感じでもなかったし。なんかなぁ。
別に太宰じゃなくても
漱石の猫とか川端の雪国とか、そこらでもいんだけどさ。
415 :
吾輩は名無しである:04/02/07 22:35
>>410 自然主義嫌いならなんで私小説なんか書いてんだ?
416 :
吾輩は名無しである:04/02/07 22:41
>>416 ちなみに俺の友人、谷崎しらなかったよ。
三島は流石に知ってると思うけれど。
418 :
吾輩は名無しである:04/02/08 02:46
俺も友人三人に聞いてみたら谷崎は知ら無かった。
荷風も志賀も遠藤周作も知ら無かった。
本なんて、読んだら眠くなるそうだ。
420 :
吾輩は名無しである:04/02/08 10:39
谷崎知らない人、結構いるんだ。面白いのに・・・。
『細雪』『蘆苅』『卍』など、ぜひ読んで欲しい。
421 :
吾輩は名無しである:04/02/08 10:50
読まなくて良いんだよ
下らないのばっかりだし
谷崎マンセー
そいつに痴人の愛のあらすじを教えたら爆笑してたよ
424 :
吾輩は名無しである:04/02/09 13:35
普通だな
425 :
吾輩は名無しである:04/02/09 13:45
自然主義といえば田山花袋は大したこと無いですか?
布団が吹っ飛んだ
鴎外の評価がみんな低くないか?
翻訳の「諸国物語」なんかは傑作だと思うけどな。
428 :
吾輩は名無しである:04/02/12 21:27
>>412 三島はずっとノーベル賞候補で、あと数年で受賞すると
思われてたなんて、もうあんまり知られてないね。
恩師川端が受賞したとき「三島君だったら良かったのに」
と言ったが、川端が受賞した以上三島のノーベル賞は
確定的だった。
三島、安部、大江はノーベル賞に値するけど、以後その
レベルの作家は出ていないな。
批評家としては、川端と三島が超絶している。
429 :
吾輩は名無しである:04/02/12 21:38
批評家としての夏目漱石も忘れてはいけないな。
判断がとても正確だった。
430 :
吾輩は名無しである:04/02/12 22:47
これは東大関係の文士のスレか?
鴎外、漱石、芥川、川端、三島=東大卒
谷崎、太宰=東大中退
それ以外にも、
小林秀雄、安部公房、大江=東大卒
死が直哉、吉行淳之介=東大中退など
>>428 文学賞への川端の推薦文を書いたのが彼だというところまでは知っていても、
その推薦文を読んだことがない。どんな推し方をしていたのやら。三島は、
たとえば鴎外(正字でないのかYO文学板w)の歴史小説をかっていた。
なんていうか、海辺のカフカ激賞しちまう沼野充義みたく、ズレているような。
レトリックの才の裏返しなのか、おそろしく勉強家なのはたしかだろう。しかしね、
やっぱり違和感あるかな。三島にノーベル賞。それで川端なのだけれど、
戦前新感覚派から列なる(幻想的な作品多々含め)諸作をうけての受賞
そういうことなら話はわかるんだけれども、だから、どういう推薦文だったのか
気になるところかな。師はこんなにも無頓着じゃないかと言いたい。
「でも彼らは翻訳でしか読んでいないんでしょう。辞退すべきですかね(川端)」
>>430 「文士」が死語認定を受けたのがいつなのか知りませんが、たぶんそうでしょう。
432 :
吾輩は名無しである:04/02/14 02:47
ちょっとスレ違いかもしれないですけど教えてください。
自然主義ってのは人間の醜い部分を書いて人の本質を暴く主義ですよね?違うのかな?
それで私小説ってのは自分の体験を赤裸々に告白して人間の本質を探るものですよね?
日本の場合、自然主義→私小説に変質したってことですよね。
人間失格を含め太宰の個人的体験をもとにした小説は私小説じゃないの?
>>409と
>>410のやり取りが分からなかったもんで・・・
あれが私小説なら何で太宰は自然主義嫌いなのかなって。
誰か分かる人お願い!!
>>432 その、自然主義とか私小説とかいちいち分けて考える意味あるの?
太宰の一番のヒット作は流行語にもなった「斜陽」だろうし
「人間失格」は海外の基準でいえばもろに実存主義的だしね
俺は最初に読んだとき、日記みたいだなと思ったけど。
432さんは近代文学史とか研究したい人?
434 :
吾輩は名無しである:04/02/14 17:21
>>433 近代文学研究するわけではないです。
ただ昔日本の自然主義は私小説に移行した
ってこと聞いて
>>409と
>>410のやり取りに疑問を持っただけです。
それで人間失格は私小説に分類されるんじゃないんですか?
人間失格はロマン主義風の自伝でしょ
太宰、文壇では日本浪漫派に参加してたしね
410の自然主義が嫌いってのは、たんに島崎藤村を嫌っていたのでは?
人間失格を私小説と呼ぶなら他に私小説に値する小説なくなっちゃうよ
人間失格は『マンドロールの歌』とか『マルテの手記』なんかと同じで
特別な青春小説なんじゃないかな
二十歳越えたらちょっと読めない感じの
436 :
吾輩は名無しである:04/02/14 18:32
>>435 ありがとうございます!少しすっきりしました。
あとは自分なりに調べてみます。ペコリ
>>427 鴎外の評価のポイントは「舞姫」や「雁」にあるのではなく、翻訳と歴史小説にあると思うよ。
ちなみに俺は、翻訳は○で歴史小説は×。
「ファウスト」や「恋愛三昧」なんか特に素晴らしい。
読み終えたあと、これぞ読書の楽しみ、という感じがする。
反対に歴史小説は苦手。
「渋江抽斎」なんて300頁中120頁くらいで抽斎が死んじゃうんだもんなぁ。
438 :
吾輩は名無しである:04/02/14 20:48
>>1 ・・・・川端>太宰三島>?
三島で打ち切りなんだよな。
誰も異を唱えないもん・・・
「三島の次」って難しいね。
439 :
吾輩は名無しである:04/02/15 00:35
三島の次も死んだヤシから選抜すべき。
死んで評価が定まる。
死んだ順
漱石→鴎外→芥川→太宰→谷崎→三島→川端
>>437 同感。
歴史物は凄いとは思うが、ちと読むのが辛い。
どうでもいいが、鴎外の小説は食べ物の描写が印象に残る気がする。
「牛鍋」とかね。
高校の頃はここに挙げられてる人は、教科書の中の人、遠い人だったなあ。
谷崎潤一郎とかは、痴人の愛の紹介文読んでうわぁ・・変な人(;´Д`)って思ってたし。
今は自分の中で一番だけどね・・・谷崎。
半分以上自殺・・・
しかも若い4人
ほんとだ・・・
じゃあ続きは干刈あがたで。
445 :
色男no、1:04/03/20 07:33
こんばんは、みなさん、私が色男です。
三島文学とは全く異なるところで三島そのものの伝説があります。この事が三島問題を他の作家論から逸脱させる要素なのですが、
あくまで例外を認めずにテクスト論による文学研究に一貫させようという立場もあります。しかし、言うまでもなく三島の
存在それ自体が一つの作品ですから、これを言及する事なく三島作品だけに当たる事が可能であるかと言えば、やはり不完全に思われます。
三島を解読するために三島文学を読むのか、三島文学を読むために三島を解読するのかは、そのアプローチする個人の内的問題によるものです。
ところで三島には確かに他者を吸収合併して凡庸化=非個性化するところがあります。三島がフォルムこそが永遠である、という時、
個性は時間の持続に耐え得るものではないという認識があります。100年も経てば、個々人の差異はふるいにかけられ、
様式化したもののみが固有名として定着します。アンフォルメルの思想を否定し、人間の形それ自体を志向するのは彼が代表的人間、
ある性格の雛型となり、類似する他者を全て代表しようとする意思があるからです。
http://www.laspara.net/
446 :
吾輩は名無しである:04/03/21 21:44
鴎外>漱石>谷崎>芥川>川端>太宰>三島
447 :
吾輩は名無しである:04/03/21 22:05
鴎外は東大医学部卒なのに・・・すごいな
448 :
吾輩は名無しである:04/03/21 23:15
鴎外は読んだ事ないのですが
漱石・・・優等生。固い感じ。「こころ」の後半は好きだけど。
谷崎・・・かなりのフェミニスト。変質者と紙一重な所があるけど
あの時代にしては、かなりの開けた勇気ある人かも。
芥川・・・生まれながらに天才って感じ。ちょっとサディスティックな
表現があるけど(地獄変など)やはり上手い!
川端・・・うーん。普通。
太宰・・・正直者な上に自惚れ屋。自分に自信があるくせにそんな自分が嫌い。
でも、女性独白の小説は好き。
三島・・・天才。この人が小説を書いてくれて良かった!
私はこの人以上の文学的な人はいないと思う。
「Google」で検索した上での知名度
夏目漱石 69,600
三島由紀夫 50,500
芥川龍之介 40,800
川端康成 36,000
森 鴎外 34,700
太宰 治 34,600
谷崎潤一郎 30,000
450 :
吾輩は名無しである:04/03/22 13:55
芥川漱石 588
がんばれ
451 :
吾輩は名無しである:04/03/22 17:52
いや、がんばるな
しかしこの連中みんな帝大卒だよな。
当時の東京帝大のレベルって、
今の妙に庶民的なクソ東大と比較にならんだろ。
453 :
吾輩は名無しである:04/03/22 20:41
454 :
吾輩は名無しである:04/03/23 16:40
移転age!
AGE!豆腐
↑ageてないのでひややっこ
>>1 年功序列ってあんた、年の順てことじゃあないんだけれど...
たいして意味変わらんと思うが…
森鴎外は日露戦争のA級戦犯だ。
脚気で苦しむ兵士たちを「細菌のせいだ」と誤診した。
そのおかげで何万人もの兵士が病死した。
460 :
吾輩は名無しである:04/04/14 01:23
谷崎、川端、佐藤春夫。
近代文学は、この3人で充分。
外は要らない。
森 ?外
462 :
吾輩は名無しである:04/04/16 23:19
谷崎好きは川端好きか。
三島好きも川端好きのような気がする。
俺は谷崎は大好きだが川端は読んだことがない。
川端は顔が小人物顔なのがやだ。
三島・川端は谷崎ファン
谷崎は荷風ファン
拠って、荷風最強
465 :
吾輩は名無しである:04/04/17 01:21
466 :
吾輩は名無しである:04/04/17 13:43
467 :
吾輩は名無しである:04/04/17 14:18
荷風の名前がさほどメジャーではない訳は?
469 :
吾輩は名無しである:04/04/18 01:08
>468
芥川も永井かと。
>>467 永井は後のほうでとんでもなく中だるみするからなぁ…
471 :
吾輩は名無しである:04/05/19 13:29
俺的にはこういう感じ。
漱石>川端>三島>大江>鴎外>太宰>芥川>志賀>安部公房>谷崎>村上春樹>>>>>石原
漱石は、読書好きの連中にとっては評価が低くなるムキがあるが、読むと、あれだけ情景が浮かんできて
後々までそれがこびりつく、というような作者も珍しいって俺的には感じる。それが一番の読書効果だよ。
472 :
吾輩は名無しである:04/05/20 13:40
age
473 :
吾輩は名無しである:04/05/20 13:53
どうでもいいけど堕罪は外せ
474 :
吾輩は名無しである:04/05/20 13:58
太宰外しですか・・・
で、理由は?
475 :
吾輩は名無しである:04/05/20 13:59
安部公房より上の作家が日本にいるわきゃにゃあで。
あほくさ。
石原慎太郎より下の作家がいないことには同意。
最下位のマークをつけといてくれ。
476 :
吾輩は名無しである:04/05/20 14:13
俺は471だが安部公房を入れた目に狂いは無いだろ?
で、キミ的には安部が一番上なのか?
石原クンは最下位決定という事で。
477 :
吾輩は名無しである:04/05/20 14:17
ここで村上春樹を持ち出すこと自体
オマイら文学をぜんぜんわかってない証拠だなw
春樹は文学者の顔をした哲学者なんだよ
だから哲学をあまりやらない日本人よりはドイツやフランスの方が
春樹の才能を的確に理解しているんだよ
478 :
吾輩は名無しである:04/05/20 14:22
低レベル文豪の順位なんかで争うな
479 :
吾輩は名無しである:04/05/20 14:26
所詮こいつらは西洋文学のパクリにすぎん
480 :
吾輩は名無しである:04/05/20 14:51
>西洋文学のパクリ
意味不明
481 :
吾輩は名無しである:04/05/20 15:46
村上春樹って哲学者なのか?
こいつの「風の歌を訊け」だっけ、処女作の。それ読んだけど、確かに文学っぽく
なかった。というより意味わかんなかった。
482 :
吾輩は名無しである:04/05/22 17:58
[S]ETV特集
2004年5月22日 22:00〜23:30 NHK教育
「夏目漱石・夏目房之介が探す祖父“猫”誕生百年」
発見された文学論・第5編原稿▽なぜ破棄されたか▽留学時に構想された文学論▽“猫”執筆[出]小森陽一
なんにしても、透谷の名が出ていない時点でおまえらが近代を語る資格なし。視ね
484 :
吾輩は名無しである:04/05/23 06:03
早死に
485 :
吾輩は名無しである:04/05/23 08:26
小説は1人称小説と3人称小説に分類されます。
現代日本文学最高峰は1人称小説部門が大江健三郎、3人称小説部門が
中上健次でしょう。
世界文学最高峰は1人称小説部門がマルセル・プルースト、3人称小説
部門がディーン・R・クーンツ(問題発言かな?)でしょう。
↑勝手に決めんな
487 :
吾輩は名無しである:04/05/28 18:11
漱石=鴎外>谷崎>志賀>荷風>芥川>横光>川端>石川淳
488 :
吾輩は名無しである:04/06/05 00:52
>>462 三島好きだが川端嫌い。
三島>漱石>芥川>太宰=鴎外>川端=谷崎
あ、永井荷風は結構好き。
ってか、より過ぎだなぁ・・・。
489 :
くろしろ@社会学白痴断見教教祖 ◆oP1E0fjvmE :04/06/05 00:59
>>485 クーンツのベストセラー小説の書き方
に乗ってる小説を全部読んだ香具師はいるのか?
どんな境地が見えるんだ?
490 :
吾輩は名無しである:04/06/26 00:04
727 :名無シネマ@上映中 :04/06/23 00:01 ID:XpxDWHqD
>>712 いや、市川監督は、百恵に出演依頼してたんだよ。
でも、ホリプロがNG出した。
後に、監督のラブコールが実って「古都」が実現。
インタヴュー本で「100点の演技力」と絶賛していた。
事実、地味な映画だけど、「古都」はすっ・・・ごくいい映画だよ。大傑作!
738 :名無シネマ@上映中 :04/06/25 09:21 ID:50NgYbGz
エヴァ」も真似した「金田一シリーズ」の鉤の手状タイトルは、「火の鳥」「古都」でも健在。
特に「古都」は、日芸映画学科の教材にもなった出色の出来。
やる気が無いなど、言語道断。市川節炸裂のオープニングだ。
人間の孤独を描ききった市川らしい潔いラスト。傑作であることは見ればわかる。
だいいち、「古都」は川端作品の中でもワーストにあげられることで有名な小説。
原作のファンなんているのかね?(ぷっ
あの原作(酷いよ〜・・・まあ、いまから読む人いないと思うけど)をあそこまでの映画に仕上げた市川の手腕はさすが。
中村版傑作説を信じる人は、レンタルででも見るといいです。10分で寝ます。
馬鹿の晒しage
>>490 これなんの意味があるんだ?
川端のとこにもあったけど?
下らんものを読ませるなよ。
馬鹿はお前だ。
文豪って呼ばれてる奴は、この他に誰がいる?
志賀、武者小路、荷風、宮沢、あたりか。
最後の文豪はやはり三島か? それで打ち止めか?
島田雅彦が自称文豪してるが哀しいな。
大江は死後も文豪には入らんだろう。
となると三島で文豪は終わりだな。
日本文学も終わったって事か。
493 :
吾輩は名無しである:04/07/19 22:04
ミヤケンとかは文豪ってイメージないなあ。
三島で打ち止めには納得かも。
>>492 日本文学は終わってない。終わったのは日本の純文学。
日本文学はサブカルとミステリー界が支える。
495 :
吾輩は名無しである:04/07/21 07:12
サブカル・ミステリー…
アニメは日本文化っていうのに近い
>>495 売れない本しか研究しない大学の先生様ですか?
日本には元々庶民的な文化が根付いたとかいう反論はまだですか?
498 :
吾輩は名無しである:04/07/22 04:06
売れる本の研究は経営コンサルタントの仕事
s
500ストレート
501ストレート
502 :
吾輩は名無しである:04/07/23 01:46
そもそも文化とは庶民的なものである。
503 :
吾輩は名無しである:04/07/23 16:25
漱石が作った小説作法に依って後の人たちが作ったんだから、
漱石居なかったら他の人たちは現代の人が小説といってるものは書けない。
それから誰が最高の作家かは人によって違うし、
そもそもそれぞれの文章の特色が違うわけだから比べようが無い。
そういうあたりさわりのない一般的な見解書かれても、つまらない。
七人をグループわけするとしたらどう?
漱石&太宰、鴎外&谷崎、川端(&志賀)、芥川&三島、
と自分は感じている。
グループ間の序列は上に書いた順。
505 :
吾輩は名無しである:04/07/24 12:17
>>504 芥川の知的な文章と三島の文章なんて
一緒にしないほうが・・・(芥川信者にすれば)。
むしろ漱石&芥川で三島&太宰のほうがよくないでせうか?
三島は若い時はいいが、今読むと豪奢でくどい感じがする。
才能うんぬんより受け付けなくなったなー。
あの自意識過剰の文章は好みが分かれるよ。
註/文体によるグループ分けではない。
508 :
吾輩は名無しである:04/07/24 14:42
藤村
509 :
吾輩は名無しである:04/07/25 10:16
おひょいさん
510 :
吾輩は名無しである:04/08/15 07:16
島崎藤村はこの中には入れてもらえないんだね・・・
>>506 修飾に修飾を重ねてるからな。
かなりコッテリした肉みたいなもんだよね。
春の雪の序盤
一瞬見えた妃殿下の顔が、何かの結晶の断片を斜めに透かして見た時に〜
の所で震えた。
三島が書いた、と思わなければまだましなんだけど、
あれが書いたと思うと、どんなに良くてももうダメ。
苗字だらけ対決
島崎藤村vs岡本富士太
514 :
吾輩は名無しである:04/09/03 04:49
鴎外&谷崎はストーリー・テラーという点では同感。
515 :
吾輩は名無しである:04/09/03 05:19
太宰治って人間失格だけで累計700万部なんだってね
もちろん国内一位
あえて決めるとしたらこうか。
川端>三島>漱石>鴎外>芥川>太宰>谷崎
一番始めに川端が来てるのが不満に思う者もいるかもしれんが、ノーベルの冠も外して
総合的に考えたら川端が先頭に来た。
しかしこの7人の順位を比べるのは難しい。例えば、漱石と三島だったら、書かれた原稿
だけで単純に比較したら三島の方が出色だ。しかし漱石は、現代小説の創設期に(以前の
手本が無い状態から)あれだけの物を創作していたのだから並外れている。それも毎日の
新聞連載でそれをやっていた。
鴎外は医者の職業をやりながら、片手間に作品を創作した。しかし、俺の順位はそんな事情
を考慮はせず、実際に残っている作品群だけで決めた。それも「今現在」という観点から見て
楽しめるかという部分で判断した。川端・三島が順位が上になるのはそういう理由もあるだろう。
追加で「安部>大江>志賀>荷風>横光>吉行>花袋」を次点として入れたい。
517 :
ativian ◆29NwUP8IZ6 :04/09/03 14:41
漱石>鴎外>太宰>三島>芥川>谷崎>>川端
ヘルマンヘッセ>ゲーテグリンメルスハウゼン
漱石は心理描写の書き方がすごい!感動した!
鴎外も無駄のない論理構成でよかった。それに陸軍医師のトップだしね
太宰、芥川は今の詭弁作家と違って知性に裏付けられたデカダンだね。
Nよ川端楽しかったのか?
518 :
吾輩は名無しである:04/09/03 20:02
ウルトラせぶん
川端って「私のベスト10」スレでほとんど出て来ないんだけれど
どうしてだろう。
520 :
ativian ◆29NwUP8IZ6 :04/09/03 20:52
それこそが真実
521 :
吾輩は名無しである:04/09/04 12:37
太宰>開高>安部>三島>谷崎
522 :
吾輩は名無しである:04/09/07 16:54
医者>長文>エロ>短編>ロリ>心中>ホモ
>>鴎外は医者の職業をやりながら、片手間に作品を創作した。
でも滅茶苦茶勉強家だったらしいね。授業のノートを写したあと
それをドイツ語に訳してたらしい。
学友が鴎外の真似をしようとしたが夜中まで電気がついてる
部屋をみて諦めたそうだ。
漱石の凄さに異論は無いが「あんなに聡明な人がどうして
こんな思わせぶりな女ばっかりをヒロインに選んで書くのか?」
そこが未だに解せない。本当に賢い女は嫌だったのかな?
漱石クラスならいくらでも才女を目にする機会があったと思うが。
524 :
あまぐり(≧▽≦) ◆rkR5fAFJQg :04/09/15 22:00:10
谷崎人気ないんだね。ちょっとショック。
「文豪」ってイメージだと
谷崎>>>>鴎外=漱石=川端>芥川>三島>>太宰
526 :
あまぐり(≧▽≦) ◆rkR5fAFJQg :04/09/16 09:13:54
527 :
吾輩は名無しである:04/09/16 11:46:02
名簿順
芥川>川端>太宰>谷崎>漱石>鴎外>三島
528 :
吾輩は名無しである:04/09/16 14:22:48
三島>鴎外でしょ?
おもしろい。
このスレを読んでみたが、毎度毎度ながら
なぜ春樹ヲタはこのようなまったく
別の議論をしているスレになりふりかまわず乱入してくるかなぁ。
布教活動も場所を間違えると逆効果だということを弁えて欲しいよな。
531 :
吾輩は名無しである:04/10/16 08:47:17
谷崎>>鴎外、漱石、芥川、太宰(各人の趣味)≧川端≧三島
でファイナルアンサー。
>>531 そうかな?
首席が谷崎なのは当たり前だけど。大谷崎を超える才能はもう現れまい。
533 :
吾輩は名無しである:04/10/17 04:32:52
谷崎より、川端のが好き。
三島の文体が薄いと自称した文章の方があっさりして丁度いい。
谷崎が首席ってのは、例えばドイツ(系)音楽ではリヒャルト・シュトラウスが
首席と言ってるようなもん。それでいいならいいが。
じゃベートーベンとバッハは誰?
537 :
吾輩は名無しである:04/10/20 21:06:04
ヘンデル>バッハ>モーツァルト>ベートーベン>ショパン>リスト>ドビュッシー
以上、鍵盤楽器の名手(生まれ順)
538 :
吾輩は名無しである:04/10/20 22:41:30
漱石>谷崎
この二人が1,2位
539 :
吾輩は名無しである:04/10/21 01:26:00
俺も谷崎が好きだな
三島→谷崎という流れで読んだけどいいね
谷崎さんは豚骨ラーメンみたいにクドイところがあるけど、そこがいい
太宰はユーモアのセンスが好き
でも芥川が天才なのかな?
540 :
吾輩は名無しである:04/10/21 21:17:58
谷崎>三島>鴎外、漱石、芥川、太宰、川端
三島はよく叩かれるけど、作品だけをみて判断するとこんな感じじゃないかな。
541 :
吾輩は名無しである:04/10/21 22:27:44
いやいや、どうしてこう、
もっと川端をさ、ね、わかるだろう。
542 :
吾輩は名無しである:04/10/21 22:29:38
判断つーか、好みじゃん。
文学趣味の人と言う感じの好み。
三島は作品で叩かれてると思うよ。
行動に関しては、今やどうでもいいの範疇だもん。
544 :
吾輩は名無しである:04/10/22 07:08:40
医者>先生>エロ>服毒中毒>薬物中毒>薬物兼アルコール中毒>オナニー中毒
腎臓炎>胃潰瘍>腎孟炎> 服毒自殺 > ガス自殺>入水自殺>割腹中毒
憧れ的に、積極的な人生の選択として「作家」を選んだ人は
それだけでもう、ちょっと勘弁してくれという匂いが行間から。
547 :
吾輩は名無しである:04/10/26 23:06:59
森鴎外>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>その他
548 :
吾輩は名無しである:04/10/26 23:40:32
>>545 あと日本文学界に足りないのはショットガンで頭を吹っ飛ばすぐらいかな。
549 :
吾輩は名無しである:04/10/27 00:12:15
腹上死、獄中死、自爆テロ、飛び降り自殺、飛び込み自殺、事故死、食中毒死…
550 :
吾輩は名無しである:04/10/27 00:52:53
とりあえず切腹と入水して心中と言う
二つの日本伝統の死に方があるのはポイント高いぞ。
551 :
吾輩は名無しである:04/10/27 00:58:20
2chで実況自殺は?
数十万人くらい釣って本当に自殺したら
たぶん伝説になって
田代みたいに一生ネタとして生き続けるだろうし
552 :
吾輩は名無しである:04/10/27 03:29:25
>>550 その二人が歳の順だと、最後なのがおもしろいね。
>>548 ショットガンじゃないが蓮田ゼンメイは頭ぶち抜いたんじゃなかったけ?
554 :
吾輩は名無しである:04/10/27 08:25:15
餓死がないぞ
その前に別の仕事するよ。
556 :
吾輩は名無しである:04/10/31 17:19:17
川端康成評価が低いね〜何故?ロリだから?
「伊豆の踊り子」はつまらない。
でも他の短編は世を見据えた冷たさがあり行間から
彼の眼光の強さが感じられる。
「心中」「保護色の希望」「油」など読んで見てください
557 :
吾輩は名無しである:04/10/31 17:30:32
なぜ志賀直哉が出てこないのだろうか・・・。
日本文学に大きく影響したはずなのに。
太宰と谷崎と芥川以外はカス。
司馬遼太郎が最高だろう
560 :
吾輩は名無しである:04/10/31 19:02:31
なんで安吾の名前がないの?
キャバクラは風俗と違い、
どこまでいってもぼったくり業界ですから。
程度の低いコミュニティですよ。
562 :
吾輩は名無しである:04/10/31 19:10:52
>560
それはイカンゾー。
今宵はダジャレにてゴメンね。
563 :
吾輩は名無しである:04/10/31 19:49:43
坂口安吾>坂口力
坂口力プロフィール
青春時代のすべてを勉学と研究に。医学部大学院時代は僻地医療にたずさわり、
医師としての基礎作りをしながら恵まれない人達の医療に献身した。
また、かつては第二の森鴎外になるのが夢で、医学者で小説家を志したことも。
著書に「あなたも名医」「60兆のエネルギー」「私の軌跡」がある。
昭和47年旧公明党から初当選、細川内閣では労働大臣を務めた。平成6年12月新進党へ。
同党解党により「新党平和」を経て平成10年11月「公明党」へ。
564 :
吾輩は名無しである:04/10/31 20:06:14
>557 太宰の名が出てる以上、志賀の名前は並べられないっしょ。
如是我聞読むと志賀は実際偽善的に見えてくる・・・。
太宰の死後、志賀が太宰について書いた文を読んだけど、ひどい。ひどい因業ジジイだ。
565 :
吾輩は名無しである:04/10/31 20:09:16
>>564 それはなんとなく分かるがなぜ坂口安吾の名が出ないのだ..
単に
>>1が無学なのか
知名度的にじゃね?
567 :
吾輩は名無しである:04/10/31 21:04:54
ネエムヴアリユウ
568 :
吾輩は名無しである:04/11/01 02:42:55
この中に安吾が入ってたら、あきらかに浮いてると思うが。
569 :
吾輩は名無しである:04/11/01 17:42:09
このスレは何を根拠に森鴎外と三島由紀夫を比較しているのでしょうか?
個人の文章の好みで較べているのですか?それとも小説の内容で較べているのでしょうか?
そんなことに真理があるわけはないのではないでしょうか?
570 :
吾輩は名無しである:04/11/01 18:16:25
好みだよ
571 :
吾輩は名無しである:04/11/01 18:27:58
知名度なら
漱石>芥川>鴎外>川端>太宰>三島>谷崎
>>571 太宰、芥川、川端に比べると鴎外は落ちると思う。若い世代周辺なら。
森鴎外なんか谷崎並みに知名度ないよ。
知名度はこうだろ
漱石>芥川=太宰>三島>川端>鴎外>谷崎
んじゃ、志賀の知名度はもっと低い
鴎外・漱石・谷崎・芥川・川端・太宰・三島>>>>>>>>>志賀
でも城の崎にてが教科書のってるし。
うん、志賀直哉は高い。三島と谷崎は圧倒的に低いだろ。
星新一も教科書に載ってたぜ
579 :
吾輩は名無しである:04/11/02 03:52:24
580 :
吾輩は名無しである:04/11/02 04:29:41
本読まない人にとって見れば三島なんて 自殺した作家さん
谷崎は 作家さん? って感じだし
森鴎外? 歴史上の人物? って感じ
太宰、芥川、漱石、川端は別格かな。
けど、その中でも知名度だけなら、芥川と漱石かなあ。
個人的には太宰が最も好きだが。
芥川はあごに手の写真で得してる。
それだけ。
582 :
吾輩は名無しである:04/11/02 11:20:23
pupui
一番好きなのは漱石、もしくは太宰。
584 :
吾輩は名無しである:04/11/03 09:22:18
志賀直哉って歴史の教科書にも載ってますよ。
漢字覚えるのが大変だった。
585 :
吾輩は名無しである:04/11/03 18:14:49
>>565 それは安吾が道化だからだよ
他の先生方に「どけ」って言われたんだ
宮沢賢治は入れたらダメなの?
あいつが一番作品読まれてると思うぜ。
激しく萎え。
588 :
永訣の朝:04/11/03 20:50:44
こちらいい議論しています。
ごらんください。
ニュース「ニュース議論」板
【きみは愚かです】香田の無事を祈ります【生きろ】
589 :
吾輩は名無しである:04/11/04 00:02:13
新潮社により、文豪=漱石、芥川、三島と認定されました。
590 :
吾輩は名無しである:04/11/04 00:24:01
近代文学の文豪ってたら
夏目漱石
森鴎外
島崎藤村
谷崎潤一郎
芥川竜之介
志賀直哉
川端康成
太宰は入れてもいいかもしれないが、三島は論外だろ
夏目漱石は千円札から追い出されたことでマイナー化
592 :
吾輩は名無しである:04/11/04 00:40:28
新潮文庫の101タイトル
【森鴎外(5タイトル)】
雁/青年/ヰタ・セクスアリス/阿部一族・舞姫/山椒大夫・高瀬舟
【夏目漱石(17タイトル)】
吾輩は猫である/倫敦塔・幻影の盾/坊っちゃん/三四郎/それから/門/草枕/虞美人草/
彼岸過迄/行人/こころ/道草/硝子戸の中/二百十日・野分/坑夫/文鳥・夢十夜/明暗
【谷崎潤一郎(10タイトル12冊)】
痴人の愛/刺青・秘密/春琴抄/猫と庄造と二人のおんな/吉野葛・盲目物語/蓼喰う虫/
卍(まんじ)/少将滋幹の母/細雪(上)(中)(下)/鍵・瘋癲老人日記
【芥川龍之介(7タイトル)】
羅生門・鼻/地獄変・偸盗/蜘蛛の糸・杜子春/奉教人の死/戯作三昧・一塊の土/
河童・或阿呆の一生/侏儒の言葉・西方の人
【川端康成(12タイトル)】
雪国/伊豆の踊子/愛する人達/掌の小説/舞姫/山の音/女であること/みずうみ/名人/
眠れる美女/古都/千羽鶴
【太宰治(17タイトル)】
晩年/斜陽/ヴィヨンの妻/津軽/人間失格/走れメロス/お伽草紙/グッド・バイ/二十世紀旗手/
惜別/パンドラの匣/新ハムレット/きりぎりす/もの思う葦/津軽通信/新樹の言葉/ろまん燈籠
【川端康成・三島由紀夫(1タイトル)】
川端康成・三島由紀夫〜往復書簡
【三島由紀夫(32タイトル35冊)】
仮面の告白/花ざかりの森・憂国/愛の渇き/盗賊/禁色/鏡子の家/潮騒/金閣寺/
美徳のよろめき/永すぎた春/沈める滝/獣の戯れ/美しい星/近代能楽集/午後の曳航/
宴のあと/音楽/真夏の死/青の時代/豊饒の海(一)〜(四)/女神/岬にての物語/
サド侯爵夫人・わが友ヒットラー/鍵のかかる部屋/ラディゲの死/小説家の休暇/殉教/
葉隠入門/鹿鳴館/熱帯樹/絹と明察/三島由紀夫 十代書簡集
593 :
白痴:04/11/04 02:14:35
鴎外→つまらん
漱石→つまらん
谷崎→つまらん
芥川→おもろい
川端→つまらん
太宰→おもろい
三島→つまらん
594 :
吾輩は名無しである:04/11/04 10:50:50
つうか,
こういう文豪の本は
安くて 良い
俺の書籍購入基準…100頁あたり200円以下
595 :
吾輩は名無しである:04/11/04 15:22:29
芥川は短編が多いからね。新潮文庫の百冊つったった単純には比較できないけどね。
596 :
吾輩は名無しである:04/11/04 15:40:52
>>593 >>川端→つまらん
面白いです!
===============================
今年の櫻の花は白っぽいという噂が町にある三月の午後だった
「だけどなんだね、不思議なもんだ。お前はだんだん素焼きの瀬戸物に
似てくるんじゃないかね。お前の肖像を描くとしたら白い素焼きの並んだ
棚の背景が一番しっくり似合ひさうな気がするね」
「それで私を見ていらしたの。私はどんな場合にだって似合ひますわ」
===================================
↑こんな文章書ける人いない!川端先生マンセー!
年齢にもよる。
若い頃は大宰好きだったけど今は読まない。
596はいいね。
文学板は「レベル低っ」て思うレスが多いけど、597はめずらしく
根拠をあげてる。こういうレスを期待してるよ。
つまらん、とか、おもろい、とか小学生の感想みたいな書き込みばっかり
だからな、いつも。
訂正
2行目の597も → 596
600 :
白痴:04/11/04 18:28:16
いちいち根拠を提示すると
キミのような人が突っ掛かって来るので面倒なのです
なるほど。面倒、ね。
実は語るべき言葉を持ってないんじゃないの。w
小学生は言い返すのだけは達者だな。w
ここは、じゃあ、つまらん・おもろい、の一行レスだけくり返す
中身のない、すなわち、糞スレ、に決定だな。
600、おまえに似合いのスレだ。w
603 :
吾輩は名無しである:04/11/04 19:33:51
とりあえず598は、「根拠」の意味がわかっていないようだ
だって596のどこにも根拠なんか無いからね
最低限の日本語読解力も無い奴が文学を語るのは無謀だよ
ここにもミステリ板住人が。
605 :
白痴:04/11/04 20:26:54
>>601 おやおや、通りすがりじゃなかったのですね(笑い
606 :
白痴:04/11/04 20:35:59
>>602 私がそうしたからと言って何故スレ全体がそうなるのですか?
余程頭の悪い人のようです
>>603 ふふふ。あげ足取りだけは達者だな。
じゃ、603、おまえ次から文学を語ってくれよ。一行レスじゃなくてな。
このスレで根拠をあげて、文豪の凄さを示してもらおうじゃないか。
ま、どうせ名無しだからこれでトンズラするんだろうがな。
しつこい椰子だな
609 :
吾輩は名無しである:04/11/05 00:47:03
>607
とおりすがりとかいう名前をつけているくせに
ななしさんを批判する人を始めてみました
なかなかウォッチしがいのある愉快な人のようです
>>596 川端と言えば、「掌の小説」の一番最初のやつは読んだかな。
身内の葬式にまつわる話だったと思うが。川端はたしかこれを十六歳ぐらい
で書いたとかなんとか。今手元にないから引用できないが、すごい文章が
ある。三島のやはり若いときに書いた「花ざかりの森」もすごいが、川端の
これのほうがセンスがずば抜けていると思う。
じゃ、608、609、おまえら次から文学を語ってくれよ。一行レスじゃなくてな。
このスレで根拠をあげて、文豪の凄さを示してもらおうじゃないか。
俺は今日はこのへんで寝るけど、楽しみにしてるぜ。
もまいがまず初めにやれ
とりあえず610には何も根拠がないからな。
明日までに書いとくように。
614 :
吾輩は名無しである:04/11/05 06:50:31
そもそも小説を楽しむ時の対象が問題になりますね。
たとえば小説の内容とか文章ですね。
個人的な意見ですが文章では、たとえば鴎外の文章はその簡潔さが魅力であります。
飲み物に例えるなら水のように食通が最後に玩味するような文章ということになるのです。
みなさんも小説の内容ではなく文章を楽しむのもいいと思いますよ。
615 :
吾輩は名無しである:04/11/05 10:37:51
文体だったら川端が好き。
ストーリーだったら、谷崎が好き。
ユーモアだったら、太宰と漱石が好き。
欝になりたかったら、芥川かな。
三島はよくわからない。
↓よろしく。
↑ごめんなさい。三島語れません(苦笑
根拠と言えば・・・川端先生は平易な言葉で世界を美しく語れることかな?
丸谷才一は「(川端は)あまり使い慣れない漢語を使った時の文章が下手」
と言っていたので・・・仮に教養は他の文豪より劣るとしても・・・・とっても
観察眼は鋭い!こういう文章をお手本にすれば今の若い人も(例えボキャ貧でも!)
文章力がつくのでは?と思います。
========================
春の草原の日向、日向の長椅子。
その長椅子に楽々とおさまって小鳥が歌うように
誰にも分からない言葉で心のうちを歌ったら鼓動が高くなる。
================================
いきなり足の先まで化石のような冷たさが伝はってきた。
掌が吸い付いて引っ張っても離れない底知れぬ冷たさだった。
死に顔はただ一度も生きたことがない人形のやうに
無心の美しさをたたえているだけなのだ。
=================================
でも話が面白いか?というとそれは各自の好みですね〜
617 :
吾輩は名無しである:04/11/05 22:57:57
岩波文庫検索結果
【森鴎外】
アンデルセン 即興詩人 全二冊 上[ワイド版]/アンデルセン 即興詩人 全二冊 下[ワイド版]
阿部一族 他二篇[ワイド版]/青年/雁/阿部一族 他二篇/山椒大夫 高瀬舟 他四篇
渋江抽斎/舞姫・うたかたの記 他三篇
【夏目漱石】
こころ[ワイド版]/吾輩は猫である[ワイド版]/坊っちゃん[ワイド版]/吾輩は猫である
坊っちゃん/草枕/虞美人草/三四郎/それから/門/彼岸過迄(在庫僅少)/行人/こころ
硝子戸の中(在庫僅少)/道草/明暗/思い出す事など 他七篇/夢十夜 他二篇
漱石文明論集/倫敦塔・幻影の盾 他五篇 (在庫僅少)/漱石日記/漱石書簡集/漱石俳句集
【谷崎潤一郎】
吉野葛・蘆刈(在庫僅少)/卍(まんじ)/幼少時代/谷崎潤一郎随筆集
【芥川竜之介】
羅生門 鼻 芋粥 偸盗/地獄変・邪宗門 好色・藪の中 他七篇
河童 他二篇(在庫僅少)/奉教人の死・煙草と悪魔 他十一篇(在庫僅少)
歯車 他二篇/蜘蛛の糸・杜子春・トロッコ 他十七篇
或日の大石内蔵之助・枯野抄 他十二篇(重版中)/侏儒の言葉 文芸的な,余りに文芸的な
【川端康成】
伊豆の踊子・温泉宿 他4篇/雪国(在庫僅少)/山の音
【太宰治】
富嶽百景・走れメロス 他八篇/斜陽 他一篇/人間失格 グッド・バイ 他一篇/津軽
お伽草紙・新釈諸国噺
【三島由紀夫】
該当する書籍はありません.
618 :
吾輩は名無しである:04/11/06 09:49:20
増村保造監督作品(一部)
川端康成原作:千羽鶴
谷崎潤一郎原作:卍/刺青/痴人の愛
三島由紀夫原作:音楽
三島由紀夫主演:からっ風野郎
こういうリスト、どうしてほしくて載せてるの?
620 :
吾輩は名無しである:04/11/07 19:42:34
617・618はラスト行がオチと見た
621 :
吾輩は名無しである:04/11/11 14:19:34
谷崎が一番
三島がビリ
以上終了
あいかわらず〜が一番だとか〜がビリだとかしょうもないレスばっかりだな。w
文学板はいつまでも偏差値とか序列が頭からはなれない工房、大学生、院生の巣窟
らしいな。
ランク付けは議論のための議論のネタとして最高だよ。
このスレの内容が最高かどうかは別にして。
ランク付けをそれがランク付けだというだけで毛嫌いする人のほうが
むしろ、ランク付け(弱)者としての強烈な自意識を感じさせる。
624 :
吾輩は名無しである:04/11/12 10:21:45
文学賞はランク付けの結果
>>623 どこに議論があるんだよ。w
>ランク付け(弱)者としての強烈な自意識を感じさせる。
ワロタよ。
>>623 スレタイに
上記七人に造詣の深い方々、いろいろ教えてくらはい。
と書いてあるの読めるか。
それともここは誰々が一番とか一行レスつけるだけのスレなのか。w
じゃ、アンケートスレに今から名前かえろよ。w
>>626 >スレタイに
>上記七人に造詣の深い方々、いろいろ教えてくらはい。
>と書いてあるの読めるか。
スレタイ=スレッドのタイトルのこと。このスレッドのタイトルは
『鴎外>漱石>谷崎>芥川>川端>太宰>三島』。
>上記七人に造詣の深い方々、いろいろ教えてくらはい。
と書かれているのは
>>1の本文。
628 :
吾輩は名無しである:04/11/13 18:46:42
まあまあ、鴎外だけ文豪落ちしてるようですね。
随分と歩く速度の遅い人がいるものだ。
>>627 おやおや。わざわざありがとうよ。
訂正してみるよ。↓
>>623 このスレを立てた趣旨をあらわす本文に
「上記七人に造詣の深い方々、いろいろ教えてくらはい」
と書いてあるの読めるか。
それともここは誰々が一番とか一行レスつけるだけのスレなのか。w
じゃ、アンケートスレに今から名前かえろよ。w
632 :
とおりすがり:04/11/13 23:22:55
おーい。
623、どこにいってるんだよ。
それから608、609もどこにいってるんだよ。
ついでに603。
おまえ、えらい「根拠」という言葉にこだわってるね。w
おまえのその哲学的に深遠かつ厳密らしい「根拠」の定義をぜひ
教えて下さいよ。
で、出来れば、その「根拠」を用いて文豪の凄さを語ってくれよ。
ま、期待してないけどな。
633 :
吾輩は名無しである:04/11/14 00:08:57
新潮社に因りまして、文豪とは
漱石、芥川、三島、太宰、川端、谷崎に加え、
山本周五郎が認定されました(新潮文庫文豪ナビ)
とおりすがりの彼の感じ悪すぎる書きかたは、明らかに
文学を考える以前に彼が考えるべき問題。
635 :
吾輩は名無しである:04/11/14 01:58:28
我々文豪スレ住人としては、鴎外文豪落ちの理由について検討する必要がありそうだな。
教えて、新潮の中の人。
あいつぁ医者だ。
637 :
吾輩は名無しである:04/11/14 05:19:15
638 :
637:04/11/14 05:39:29
つまり
周五郎>鴎外、志賀、武者小路、島崎…
ということか。
オヤジの趣味が入ってるような。
>>635 鴎外は発行冊数が5冊と少ないが、周五郎は62冊と多い。その上、在庫過多なんだろう。
森健>鴎外>漱石>谷崎>芥川>川端>太宰>三島
641 :
吾輩は名無しである:04/11/14 07:28:54
岩波だったら周五郎は入らない
642 :
とおりすがり:04/11/14 23:00:25
>>634 >文学を考える以前に彼が考えるべき問題
ワロタよ。
なんか評論家風の言い方してうれしがってる中学生か、おまえは。w
>>636 >あいつぁ医者だ。
すげえよ。このレスの無意味さ。
このスレはほんとに笑わせてくれるな。これからちょくちょくのぞくことに
するよ。
>>642 >これからちょくちょくのぞくことにするよ。
じゃあ「とおりすがり」じゃなくなるってことね。
644 :
吾輩は名無しである:04/11/15 06:30:44
○鴎外…字面にこだわる、漢字ばかり並べよう、そんな意識がたまにある。
けれども固有名詞とかばっかであんま感心な語彙ない。文章も複雑じゃない。
面子を保とうとして、冷静に冷静にと、自分を隠してやってる。
○漱石…語彙は自分でも作る、文章も相当苦心している。
心理内描写が多く、それがひねくれているため、
斜に構えてる作者が見て取れて、こちらまでゲンナリしてくる。
ただ作品に感情や哲学や滑稽を含ませようとしてるから、やっぱ文豪じゃな!
○川端…時に文章がへたくそだったり、意味不明だったりするが、作者自体が個性的なので、
純文学的見地から、おもしろい存在だ。主人公も、川端本人のことを
思い浮かべてしまうじゃないか。そういったことで、愛着がわく作家じゃないの?
○芥川…あんま詳しくない。どうも、込み入った自意識があって、
読者にこう思われたい、との作者像を設定して、それに合わせて書いてる気がする。
つまり衒学(ペダント)な感じがする。また、漱石の弟子とのこともあろうけど、
漱石の使った語彙など引用し過ぎじゃない?自分で考えるべきじゃないか。
○三島…自意識過剰、感情が盛り上がり過ぎ、語彙に意識が行き過ぎて、
読みづらいときがたまにあるんじゃないか。志の高いところが受けてる気がする。
ただ、こいつはキャラクターがいいだけだと思う。
○太宰…男性読者はばっさり捨てて、女性読者に的をしぼって、センチメンタルを
やってるんだ。自分にしか興味がないから、いやみな奴とうつるわけだ。違うかな…
○谷崎…読む気がしねー。
○志賀…くよくよしてて女っぽい、陶酔気味、のんびりして切迫感ゼロじゃないか。たまにいいんだが。
○大江…外国文学の翻訳調、インテリぶる、かっこつけ?読む気しねーー
○平野…1作目をひたすら続けなくちゃいかんよ
○綿矢…いがいと文学をやろうとしてるんじゃないか??
以上独断主観的はんだんでしたーー
645 :
吾輩は名無しである:04/11/15 06:31:53
文学の評価は、作家の感性を評価するタイプと
知性を評価するタイプに分かれると思うが
そのポイントを意識して作家を位置づけすると
どのようなランキングになるなる??
646 :
吾輩は名無しである:04/11/15 06:42:44
呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪
呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪
呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪
残念ながらこのスレは呪われてしまいました。。。
呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪
呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪
私の次に書き込むと、あなたの身辺に不幸がおとずれます。あなたの
病気は一生治らないばかりか、あなたの肉親にも不幸がおとずれます
呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪
呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪
以前にこの忠告を無視した人は交通事故で亡くなりました。くれぐれ
も絶対に書き込まないようにして下さい。。。。。。。。。。。。。
呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪
呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪
647 :
吾輩は名無しである:04/11/15 06:44:26
知性のある人が感性を駆使してつくる
バランスが重要だ
648 :
吾輩は名無しである:04/11/15 09:01:29
知性なら大江
感性なら太宰
649 :
難波:04/11/15 11:00:51
大江って凄いだろうか?
死んでも文豪には入らんだろう。
神田の書泉グランデかどっかの1Fに、文豪のでかいパネルが10数人程
並んでるが、三島までだったよな。
漱石、鴎外、一葉、芥川、志賀、谷崎、宮沢、太宰、川端、三島ら。
今後も変わらんだろう。春樹などいくら頑張っても文豪の称号はつかん。
>>644 このレス、ほんとに「読む気がしねー」よ。
上の続き。
「自分を隠して」とか「なんとかぶって」とかが
何かに低評価を下す際の第一の根拠みたいだけど、
君の場合、もうちょっと自分を隠したほうが読みやすい文章になると思うよ。
別にむきになって叩くほどの文章でもない気がするがな。
鴎外は、外国語が多すぎて注に目をやるのが面倒になる。のだ。
654 :
吾輩は名無しである:04/11/16 01:10:24
>>649 しかし世界的な知名度が時代のせいもあるが
増殖していて不気味
今日本でいう60年代のアジア諸国で
デビュー作あたりから爆発的に売れてる
馬鹿にしてたけど知り合いの中国人が
やたらに村上春樹のことを聞いてくるので
そんなに人気があるのかと驚いた。
ダンスダンスダンスしか読んだことがないのだが
太宰の影響がちょっとはいってないか?
文豪には名をはせなくても
ぐぐってみたが
圧倒的なネット上のソース数はダントツだな
現代文学で決まって鼻につく「オサレ臭」「スコシフシギ臭」が全く無い作品って無いんですかね?
理想としては漱石先生の作品のような。
>654
確かにそうなんだけど、春樹はさ、現在進行形だから売れてるだけであって、
死語はまるで忘れ去られていく類の作家じゃないか?
俺の単なる想像でしかないけど。
それに比べ、三島とか漱石、芥川は売れてるし、また何時の時代の人にも影響力
がありそう。それに比べ春樹はどう? ノルウエーの森がずっと売れる?
どうもそうは思えないんだよな。これが俺の春樹、大江は文豪に成らずの考え。
>654
確かにそうなんだけど、春樹はさ、現在進行形だから売れてるだけであって、
死語はまるで忘れ去られていく類の作家じゃないか?
俺の単なる想像でしかないけど。
それに比べ、三島とか漱石、芥川は売れてるし、また何時の時代の人にも影響力
がありそう。それに比べ春樹はどう? ノルウエーの森がずっと売れる?
どうもそうは思えないんだよな。これが俺の春樹、大江は文豪に成らずの考え。
659 :
吾輩は名無しである:04/11/17 02:59:04
『友情』よりも『真理先生』がいい。
660 :
吾輩は名無しである:04/11/27 17:48:00
川端>漱石>谷崎>芥川>太宰>三島>鴎外
661 :
吾輩は名無しである:04/11/27 23:33:16
日本を代表する7人のうち、4人が自殺者ってのは
凄いねえ。
詩人を入れると、朔太郎・光太郎・中也・賢治・藤村あたりは
この人達と並ぶんですかねえ。
宮沢賢治は小説家としても凄いとは思うが・・・。
664 :
吾輩は名無しである:04/11/28 08:05:33
春樹はいま中国で爆発的人気
ノルウェイに森はないというパロディ本も出版されたくらい。
665 :
C ◆7sqafLs07s :04/11/28 17:51:34
文豪という言葉自体が変容しているようにも思うな。
一昔前の基準でいいのなら大江は文豪じゃないかな。
こと文学の主要テーマ全てを書きつくし
新しい方向性も打ち出しているもの。
文章自体の癖は好みの別れるところだろうけど。
666 :
吾輩は名無しである:04/11/28 18:37:12
阿部工房が最強
667 :
吾輩は名無しである:04/11/28 19:29:31
やっぱ太宰でしょ。太宰の「皮膚と心」最古ーっす!
668 :
吾輩は名無しである:04/11/29 13:06:30
女は与謝野と一葉くらいしかいない
安部公房は面白いが、文豪という感じではないな。
670 :
吾輩は名無しである:04/11/29 20:31:57
太宰、芥川、漱石、大好き!!!
671 :
吾輩は名無しである:04/11/30 01:44:33
うちは谷崎先生が好きや。
ついさっき「猫と庄造二人の女」(新潮文庫)を読みはじめたとこやで。
終わってたのか、2<
673 :
吾輩は名無しである:04/11/30 21:53:20
太宰が一番上に来る奴はメンヘラーな感じがする
三島が一番上に来る奴はうほっな感じがする
谷崎と三島が一位と二位に来る奴はえっちな感じがする
へ へ|\ へ √ ̄| へ
( レ⌒) |\ ( |\)| |/~| ノ ,__√ /7 ∠、 \ . 丶\ _ __
|\_/ /へ_ \) | | | |∠ | |__ | / ! | | |_〜、 レ' レ'
\_./| |/ \ .| |( ̄ _) | ) | | i | へ_,/ ノ ,へ
/ / ̄~ヽ ヽ. | | フ ヽ、 ノ √| | ! レノ | !. \_ ー ̄_,ー~' )
/ /| | | | | |( ノ| |`、) i ノ | | \_ノ ノ / フ ! (~~_,,,,/ノ/
| | | | / / | | . し' ノ ノ | | / / | |  ̄
\\ノ | / / | |___∠-". | | ノ / ノ | /(
\_ノ_/ / (____) し' ノ/ / / | 〜-,,,__
∠-''~ ノ/ (_ノ 〜ー、、__)
今新潮文庫から出てる「文豪ナビ」だかいう本には、この7人の中から鴎外だけ抜けてるな。
代わりに変な奴が一人入ってるが。誰も予想もしてない奴。あれはないだろ。
>>676 文豪ね
笑っちゃうね
菊池寛ならまだ分かるんだが。
678 :
吾輩は名無しである:04/12/02 18:39:03
>>673 だとすれば一番が川端の俺は勝ち組って感じがするな
新潮社は「文豪ナビ」の刊行順で作家の順位を暗に示しているように思える。
漱石、芥川、三島>太宰、川端>谷崎他
妥当だと思うが
>>679 じゃ鴎外は文豪ではないのか。
悲しいな。
682 :
吾輩は名無しである:04/12/03 14:12:23
俺メンヘラだ逝くよ
683 :
吾輩は名無しである:04/12/04 09:36:32
>>679 単にこれまでの売り上げ順じゃないの?
実力順なら場上一致で谷崎になるだろ。
684 :
吾輩は名無しである:04/12/05 10:12:07
川端は文章が突出してうまいわけではないね。
しかしこれから三島に続く文豪は現れるのだろうか?
日本伝統の和の美意識を感じさせない奴は文豪になれないということなら
今の時代に文豪の誕生を求めても不毛だね。
>>684 ズバリ文豪は当分現れないね。
神田の三省堂書店1Fに、文豪10人程のパネルが掲示されてるけど
三島までだ。
仮に大江が死んでから10年経ったとしても、大江がそのパネル群の中
に追加される事はないだろう。ましてや村上春樹も。
そうなんだよな。日本の伝統というか「正当派純文学」をいってない奴は
文豪になれないんだよな。自称文豪を名乗った開口、島田雅に知っておい
てほしい。
川端は難しく書ける「力量」があるのに、敢えてシンプルな表現で行間を
読ませ、含みを持たせる世にも稀な天才作家だ。一見よくできてる谷崎とか
三島、芥川よりよっぽど上な作家だと俺は思ってる。川端の良さは何度も
読んでわかるんだ。何年もして初めてわかる事もある。凄い作家だぞ。
天才作家は芥川と川端。
三島も天才だが、彼は作家として天才なわけではないと思う。
秀才は漱石と谷崎。
鴎外と太宰は奇才といった感じ。
芥川は秀才だよ。
彼が書いたラブレターを読めば分かるけど、他者への感情が根本のとこで青い。
こないだテレビドラマで流れてた、石原ユウジロウが書いたラブレターにそっくり。
川端や漱石はどんなに年齢的に若くても、ああいう言葉は書かないだろう。
688 :
吾輩は名無しである:04/12/06 10:16:39
689 :
吾輩は名無しである:04/12/06 12:07:01
川端康成は鋭い。恋は古い恋を残したままその枝から咲かせてはならない、
新しい恋は新しい恋として花を開かせなくてはならない、とか
達観してる感じ。
690 :
吾輩は名無しである:04/12/06 13:01:07
奇態な太宰を評価するのは罪ですか?
堕罪
>>689 それって、本人が古い枝からに新しい関係を接ぎ木させるような
恋愛に偏執してることからでた、反語的な言葉のような気がするんだけど。
>>687 その芥川の書いたラブレターって読んでみたいなあ。
石原裕次郎の書いたものもソックリなのかい? なんか笑えるなあ。
ラブレターって性格出るからな。
俺的にはスタンダールとカフカの書いたラブレターが印象に残ってる。
ついでに三島のマジに書いたラブレターなどあれば読んでみたいよなあ。
無いだろうなあ。
694 :
吾輩は名無しである:04/12/09 21:55:44
谷崎潤一郎がこんなに人気あるとはおもわなんだ
いや、俺も好きだけどさ
695 :
吾輩は名無しである:04/12/10 06:48:03
谷崎はすごいが形容詞が多すぎて読みにくい。
形容詞や比喩表現はうまいんだけど、文章は形容詞から腐ると言うし、
比喩表現は多用しないことが美しいとされるから
谷崎はすごいけど、完璧とは言い難いなあ
808 :吾輩は名無しである :04/12/08 14:20:43
僕は太宰さんの文学が嫌いなんです
810 :吾輩は名無しである :04/12/08 15:47:05
>>808は三島由紀夫が太宰に向かって言った台詞(太宰の死の一年前)
「…でもこうやって来てるんだから好きなんだよ、なあ好きなんだよ」
といった反応を太宰は見せたと三島自身は回想しているが、
同席した別の文学者の記憶はやや違い、
「嫌いだったら来なきゃいいじゃないか!」
と憮然として三島から顔をそむけたと回想している。
697 :
吾輩は名無しである:04/12/11 00:32:00
>>696 >「嫌いだったら来なきゃいいじゃないか!」
おそらくこっちが真実
698 :
吾輩は名無しである:04/12/11 01:24:43
三島の回想のほうが俺の中の太宰イメージに合致する。
699 :
吾輩は名無しである:04/12/11 01:52:21
多分こうだろう
「嫌いだったら来なきゃいいじゃないか!」
と言った後、しばらくして自分の発言が急に恥ずかしくなってきて
ぼそぼそと「俺のこと好きなんだよあはは」と誤魔化した
700 :
吾輩は名無しである:04/12/11 15:33:02
太宰が三島をどう思っていたか興味あるけど、
三島が頭角を現す前に死んじゃったからな
>>699 それを補足すると、多分、「嫌いといいながら来てしまう」
子供のひねくれた愛を許容してやれない自分の大人げなさを恥じて、
ということだろう。つーか、ほんと、嫌いなら行くなよ、アホか。
太宰と会うのは念願だったらしいよ、会って嫌いと言うのが。
>>702 嫌いってのは惚れたってことよ、
ああ気持ち割る
704 :
吾輩は名無しである:04/12/11 18:51:31
形容詞や比喩表現はうまいんだけど、文章は形容詞から腐ると言うし、
比喩表現は多用しないことが美しいとされるから
なんで形容詞を使うとくさるんですか?
具体的に。
705 :
吾輩は名無しである:04/12/11 21:00:16
愛憎表裏一体。
706 :
吾輩は名無しである:04/12/11 22:20:31
「嫌い」ということによって自分の存在を誇示したかったのだ。
ふん、太宰なんか世界に全く通用してないじゃん
日本の厨相手にしか通用しない文学なんか糞以下
その信者もあまり偉そうにするなよなww
707 :吾輩は名無しである :04/12/12 00:59:07
ふん、太宰なんか世界に全く通用してないじゃん
日本の厨相手にしか通用しない文学なんか糞以下
その信者もあまり偉そうにするなよなww
709 :
吾輩は名無しである:04/12/12 13:26:03
本当の太宰の才能を見抜けない馬鹿。
世界の評価は関係ない。
世界に通用してないのは認めたんだww
711 :
吾輩は名無しである:04/12/12 14:06:04
世界的にはスレタイの不等式はどう入れ替わるかね?
712 :
吾輩は名無しである:04/12/12 14:07:35
だから世界がなんだよ。日本でもみとめられないばあか
>>711 川端>三島>谷崎>漱石>鴎外>芥川>太宰
715 :
吾輩は名無しである:04/12/12 15:19:22
海外では漱石よりも谷崎の方が上なのか?
春樹は入れちゃダメ? やっぱり・・・
海外じゃ鴎外がビリでしょ。ドナルド・キーンもどこがいいのか分からないと
言ってたし。
717 :
吾輩は名無しである:04/12/12 23:38:16
鴎外はまず軍医としてウンコ、と渡部昇一が言ってた
718 :
T.:04/12/13 00:53:51
東洋のポーと評される、谷崎。
719 :
吾輩は名無しである:04/12/13 01:05:59
三島と太宰を会わせた男の本読んだけど
つまんねかった
720 :
吾輩は名無しである:04/12/13 01:26:31
評価は知らん。太宰@が一番好きだ。
海外的には
三島>川端>谷崎>漱石>太宰>芥川>鴎外
だよな
Amazonの売り上げで見るとこんな感じか。
春樹>三島>川端>谷崎>大江>安部>芥川>漱石>太宰>鴎外
すれとずれるかも知らないけれど穴馬的な人も足してみた。
春樹>三島>川端>谷崎=遠藤>大江>安部>芥川>漱石=紫式部>太宰>鴎外
724 :
吾輩は名無しである:04/12/13 02:49:30
太宰はかわい…かわいぃ…
725 :
吾輩は名無しである:04/12/13 02:54:41
大江は売国奴
春樹はリメイク厨
なので論外
アマゾンの売り上げを見ると
春樹>三島>川端>富野>谷崎=遠藤>大江>安部>芥川>漱石=紫式部>太宰>鴎外
727 :
吾輩は名無しである:04/12/13 03:18:11
遠藤はヤソ坊主
728 :
吾輩は名無しである:04/12/13 06:42:31
psp>>>>>>>>>>]オレンジレンジ>>>西村京太郎>>>春樹
729 :
吾輩は名無しである:04/12/13 17:06:20
>>726 まさに売り上げと俗物性は比例するんだな
太宰オタがウキーーーーーーーーーーーーーーッ
731 :
吾輩は名無しである:04/12/13 20:35:45
アマゾン売り上げって…w
アマゾンがいつから誕生したがご存知?
最近の作家が有利にきまってんじゃんw
新潮文庫のロングセラー
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順 位 タ イ ト ル著 者発 行 部 数
1994年時点1998年時点
1 人間失格 太宰 治 5,901千部 6,439千部
2 こころ 夏目 漱石 5,854千部 6,388千部
3 老人と海 ヘミングウェイ 4,624千部 5,010千部
4 友 情 武者小路実篤 4,478千部 4,821千部
5 異邦人 カミュ 4,294千部 4,648千部
6 破 戒 島崎 藤村 4,238千部 4,492千部
7 悲しみよ こんにちは サガン 4,187千部 4,431千部
8 坊ちゃん 夏目 漱石 3,929千部 4,232千部
9 雪 国 川端 康成 3,883千部 4,190千部
10 斜 陽 太宰 治 3,727千部 4,091千部
まさに売り上げと俗物性は比例するんだな
733 :
吾輩は名無しである:04/12/13 21:18:42
武者小路実篤こそが文豪なんだよ。
圏外編
直哉>実篤>藤村
735 :
吾輩は名無しである:04/12/13 22:23:19
猥雑なくだりがないとおもしろくないんだねえ
それでいいじゃない? そんなものだよ
736 :
吾輩は名無しである:04/12/14 02:56:31
人間失格が一番売れてる国、日本ってどうなのよw
737 :
人間失格:04/12/14 03:48:47
太宰としては、己を貫いてダメになれば自害、
という武士道の終焉を受け止めることが出来ず、
グダグダになって死んだという作品。
師と仰いだ芥川がぼんやりと何やらで逃げた、
恨みつらみを糾弾したい思いがあったはず。
738 :
吾輩は名無しである:04/12/14 05:35:13
>>731 太宰すげー、、、、、、、セカチュウとかより売れてるのに
なんでセカチュウが日本一なの?
太宰読んでると貧乏っぽいけど嘘だったのか
いったい幾ら印税もらったんだろ
海外の評価で「鴎外は低い」などとあるが、
俺ら日本人の場合は、”日本の作家”を評価をする場合、その歴史とか背後の関係
に触れなきゃいけないよな。触れざるを得ないよな。
鴎外の作品を客観的な良し悪し、面白いかどうか、だけで判断しては、俺ら日本人なら
ダメなわけだ。鴎外というのは日本現代文学の「文体」の確立に欠かせない重鎮だ。
「日本語」として読むなら、元祖のような存在だけに、それですごいんだ。
芥川とか三島とかの基礎になってる。
ま、もっとも、上記のようなことは、日本語をを母国語としない外国人連中にはさほど
重要じゃないんだろう。だからそいつらは、作品の単純な善し悪しだけで「翻訳」するか
どうかを決める。
そういった意味じゃ、後発の作家の方が、数々の作品という見本があるので、洗練されて
きて、良い作品を書くのは有利になる。鴎外より三島の方が進歩してるように見えるのは
その部分なんだよな。日本人なら、そういう歴史を見てやらないと。
「人間失格」はタイトルがいいよな。タイトルが一人歩きしてる。
740 :
吾輩は名無しである:04/12/14 17:08:59
太宰みたいな作家は日本人ならではって感じで
他の国の人間じゃ同じ傾向もってる作家でも
あそこまで下降思考で掘り下げて文学できんだろうね
俺は小説ってのは、「学び」ではなく
「人間観察」、標本だと思ってるから
太宰は興味深いよ。
741 :
吾輩は名無しである:04/12/15 01:42:18
英国では日本のCYBER SUICIDE(ネットでの集団自殺)について騒いでいるそうだが
これを切欠に太宰もメジャーになるかもしれない。
シンジュー、ジュスイがハラキリ、カミカゼに並ぶ日は来るのか。
鴎外、海外受け悪いっていうけど、自分もそれほど鴎外好きでもないけど、
アベ一族とか、ちゃんと紹介したら売れそうだけどなあ。
浅薄なエキゾチック趣味としての侍ブームに対して、
その「侍」精神への別アプローチとして。
鴎外に関しては、売りかたが悪いって気がする。国内でもそうだけど、
上手く良さを解説できてないというか。
太宰、お主は誠の武士であった。
・・・と、世代を超えても日本文学の根低には変わらないものがあると
言いたいだけちゃうんかと。
>>738 売れたのは晩年の斜陽あたりから。
その直後に逝くので、金には縁の無い人だったかと。
儲かったのは遺族ぐらい。
生前に迷惑掛けっぱなしの家族へ、きっちり置き土産を残して死ぬなんて
面白い人だと思う。
極貧でも文学に挑む姿勢なんざ泣けるな。もうアフォかと
745 :
吾輩は名無しである:04/12/15 03:48:32
太宰は感傷の赴くままに書き殴ったんではなく
文学を緻密に構築していたんだな。
ひとえに趣あるよ。ざだい。
え?どうして?その根拠は何ですか?あなたはどんな分析や実例に基づいて
そう言うのかな?どうしてその結論になるの?具体的にはどういうこと?
明晰かつ論理的な日本語で書き込みできます?
「どうして? 根拠は何、明せきかつ論理的な日本語で書いてくれ」
と言ってさえいれば、自分が「明晰かつ論理的」である、と
錯覚しているバカ発見。
えーと、とととろじーですな、その言い草は。
>>747 >746はコピペです。無視してください。
750 :
吾輩は名無しである:04/12/16 14:40:22
このスレはおとすなっていてんだろう!
池沼の漏れに鴎外タソの雁の良さを判りやすく教えてくれ。
>このスレはおとすなっていてんだろう!
いてんだろう!
いてんだろう!
いてんだろう!
いてんだろう!
いてんだろう!
753 :
吾輩は名無しである:04/12/18 17:12:50
いてんだよ、ばかやろー
754 :
吾輩は名無しである:04/12/18 22:08:08
ひとつだけ確かなこと
一番可愛い奴は太宰治
755 :
吾輩は名無しである:04/12/18 22:09:56
太宰はかわいい
756 :
吾輩は名無しである:04/12/19 05:03:20
良くも悪くも太宰は目立つ。
757 :
吾輩は名無しである:04/12/19 08:44:25
異端児
758 :
吾輩は名無しである :04/12/20 17:51:28
久米正雄の『風と月と』ってどっかで読めませんか?
芥川とか菊池とかの学生時代ついてるってきいたんだけど・・・
話の腰おってスマソ
759 :
吾輩は名無しである:04/12/21 19:50:55
森健 (もりたけし)
73年愛知県生 慶應大中退 『火薬と愛の星』で第46回群像新人文学賞
単行本発売 『女の子と病気の感染』 角川書店 『火薬と愛の星』 講談社
,.-ーーーー - 、
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l ゝ |
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(6 \
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【文芸誌掲載】 「後藤からの手紙」 「楽園の夜に」 「種を蒔く人」 「アンチ神様」
「もしも願いが叶うなら」 「鳥のようにドライ」 「もう一度だけでいいから」
前スレ
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/book/1093331865
西脇>川端>三島
761 :
吾輩は名無しである:04/12/24 21:45:46
しらん
文豪ナビとかいうのを出すのはいいが、
そのくせ新潮は、川端、谷崎、芥川に限っては相当数絶版にしているだろう。
谷崎は、中公文庫が一杯だしてくれてるが、川端作品は、書店で探そうと思って
も有名作品しか無い。
新潮文庫の発行ナンバー「1」がついてるのが川端の「雪国」だろ。
今回、文豪ナビに当然その川端も入ってる。
それなのに、川端作品は少ししか刊行されてないのは酷いんじゃなのか?
「東京の人」は?「川のある下町の話」は?
「浅草紅団」だって新潮からは無いしな。話にならんよ。
本来なら新潮文庫の棚に三島由紀夫と同じくらいの分量が並んでてしかるべき
なんだが。
かなり不満だな。
763 :
吾輩は名無しである:05/01/03 22:01:02
鴎外、漱石、芥川、太宰の文庫版全集を出したちくま文庫からは
谷崎、川端は出せないのか。
三島は新潮にまかせておけばよい。
>>763 推測だが、ちくま文庫から谷崎、川端の全集が出ないのは、彼らの作品量が
あまりに多いからではないだろうか。
一人につき30巻を超えるわけだからなア。
「全集」と謳うからには、大幅なカットはできんだろうしな。
でも出したらいいと思うんだがなあ。1回だけの印刷という事で試しに。
売れるゾ。
最近ではチェホフ全集や、ドストの作家の日記をたちまち売り切れ品切れに
した経緯があるわけだし。
765 :
吾輩は名無しである:05/01/04 14:16:05
普通レベル→魯迅、甲賀三郎、マラルメ、アポリネール、ピンチョン、ヘンリー・ミラー
いまいち・ダサレベル→バーセルミ、ブルトン、藤枝、タゴール、ボルヘス
やばい(低脳)、近寄りがたいレベル→ドストエフスキー、谷崎、三島、吉増、ベケット、舞城
救いようがないレベル→大江、プルースト、大西、中野重治、高橋源一郎、折原、田口ランディ
ごみくず、大便レベル→村上春樹、馳、中原中也、カフカ、ロブ・グリエ、埴谷、荘子、宇野
>>765 性に対する倒錯嗜好
辞書を引いたことがない
流行は気にする世代
大衆小説好み
って人柄かな。
766
やりますねー。
2番目の辞書を引いた事が無い、以外は当たってます。ははははは。
>>765 宇野って渋い名前が入っていて良し。
「蔵の中」「苦の世界」面白いな。
769 :
吾輩は名無しである:05/01/05 22:09:44
文豪ナビっておもしろいな。こういうのを待ってたんだよな。
770 :
吾輩は名無しである:05/01/06 21:50:47
漱石が文豪?「吾輩は猫・・・」だけ面白いが他は駄作だな。
ヤブ医者森鴎外が偉大な作家とは思えないしなあ。谷崎は最高峰に
位置してもおかしくないな。永井荷風も個人的には入れたいところ
だけどね。
772 :
吾輩は名無しである:05/01/07 15:11:39
太宰は大地主の坊ちゃんですよ。
金に縁が無いとか貧乏そうとか言ってるアフォどもは太宰の作品読んだこと無いだろ。
「人間失格」読んだだけでも金持ちなのもろ分かりじゃねぇか。
一人立ち後の話をしているのでは>借金地獄
借金苦の時期もあったってだけじゃないの?
太宰が芥川賞を欲しがったのは賞金による借金返済のため。(トリビア)
それと親の手前、立派な作家になったって事も示さなければならなかった
だろうしね。何せ大地主の子供だった太宰は都会で出世したって事を
示さなければ立つ瀬が無かったんだろう。都会っ子の三島は太宰の
そういった部分に嫌悪感を示した訳だけども。実際は近親憎悪だろう
がね。
けちくさい都会の小役人と田舎の貴族を一緒にするな。
「近親憎悪」なんて、万一三島が思ってたとしても。
全然勘違い。
太宰は自分では「百姓の出」だって言ってるけどな。別に血統的に太宰の
家系が優秀な訳じゃないじゃん。
778 :
吾輩は名無しである:05/01/08 12:23:57
田舎の貴族
↑
笑笑笑。 だから、太宰は田舎者だっていうの。
まあいいかげんにしろよ、経済と階級の話わ!
「けちくさい小役人」には誰も異論がないということで。
身辺にごたごたのなかったのは鴎外ってことで
身辺にごたごたのない奴は作家になんぞなれん。
>>784 辻邦生
曽野綾子
遠藤周作
北杜夫
なんかはどうだろう?
786 :
吾輩は名無しである:05/01/09 12:56:03
うーん、インパクトに欠けるなあ
え、その辺って作家なの?
宗教家とかエッセイストとか
文学青年とか自己顕示欲の強い女とかだと思ってた。
>>787 ^^;うまい煽りだね。
>784の意見はよく聞くんだが本質的じゃないと思うのでね。
作家は個性的な人が多いと思うけれど。
789 :
吾輩は名無しである:05/01/12 05:43:50
芥川ー三島ーカフカは同系列
あ、そう。
>>788 784に同意してるわけじゃないよ。ごめん。
784的印象については、自分はこれは多分逆なんだろうと思うんだ。
まともに生活してれば誰にでも、どの家庭にもごたごたは出てくるが、
作家というのはそういう諸煩事を普通に処理できないタイプなんじゃない。
だから、すごいごたごたしてるみたいに見える。生活者としての無能力から
ちょっとしたごたごたをすごい煩雑なごたごたにしてしまうのだと思う。
793 :
吾輩は名無しである:05/02/12 20:31:55
age
794 :
吾輩は名無しである:05/02/15 15:09:36
夜の底が白くなった
道修町の佳人
芥川>太宰>漱石>三島>鴎外>川端>谷崎
男前ランク
>>796 漱石と三島を入れ替えたら早死ランクになるね。
798 :
吾輩は名無しである:05/02/24 01:18:25
age
799 :
吾輩は名無しである:05/02/25 03:06:30
読んで無いのに「文豪にふさわしく」てw
高校の国語便覧読んだら?
川端(ストーカー)>谷崎(SM)>三島(ホモ)>漱石(被害妄想)
>太宰(女たらし)>芥川(分裂症)>鴎外(健全な軍人)
変態度ランキング
801 :
吾輩は名無しである:05/02/25 13:29:10
鴎外(娘萌え)> 川端(ストーカー)>谷崎(SM)>三島(ホモ)>漱石(被害妄想)
>太宰(女たらし)>芥川(分裂症)
802 :
吾輩は名無しである:05/02/25 16:50:21
家族、スレの順番に
娘:元祖腐女子>孫:漫画評論家>弟:作家、英文学者>息子:俳優と作曲家>知らない>娘:作家>息子:宝石商
太宰って正妻との間に出来た娘も愛人との間に出来た娘も作家
になったんだよな。そう考えると才能を遺伝させる能力は太宰
が一番優れていたって事か。じゃ斉藤茂吉も偉い奴って事になる
よな。息子は医者と作家なんだからさ。
804 :
吾輩は名無しである:05/02/26 02:10:56
それが太宰の遺伝子のお陰だといいきれるのか
知るか。
冗談で書いているのに一々突っ込むんじゃねえよ、野暮な野郎だな。
何が「いいきれるのか」だ。人間が断定出来る事象なんて数少ない
んだよ。人間って知らない事が多いんだし、だから『文学』が必然性
を帯びるんだよな。
806 :
吾輩は名無しである:05/02/26 07:22:59
谷崎の弟作家って知らなかった
興味を持った宗教や信仰の対象
なし>禅宗>女>キリスト>少女>キリスト>唯識、天皇
興味の対象
鴎外;文学。どうせなら本業の医学に興味を持って欲しかった。そうしたら
兵士の命も多く助けられたのに・・・。
漱石;探偵。何故か彼は被害妄想的に人に尾行されていると強迫観念を
持っていた。
谷崎;女と美食。根っからの快楽主義者だったのだろう。谷崎が言うには
東京の味は濃い味付けと言われるけど、あれは明治維新後大挙田舎者が
押し寄せてきた結果で本来は関西のように淡白なのだそうだ。
芥川;キリストと仏陀。しかし彼はキリスト教に帰依してはいない。あくまでも
聖書を物語を創作するのに使ったと言えるかも。『蜘蛛の糸』という小説が
あるがあれも仏の教えを引用している。
川端;終始一貫して「女」。何と死ぬ間際まで女に言い寄っていたそうだから
彼の興味の対象は女でしか無かったに違いない。文壇での政治力はかなりの
ものだったから女性的な懐柔策を得意とする人だったのかもしれない。
太宰;若き日「共産主義」、年取って「聖書」。あくまでも生きる指針として
聖書を読んだのではなくて物語を創る上で活用したのだろう。芥川とその辺
は似ている。若き日にカール・マルクスを読んだせいか「自分は滅ぼされる
階級の人間」との観念を持ったらしい。そして自分で自分を破壊していく。
三島;文学。若き日の三島は決して『天皇至上主義者』ではなく寧ろ
文学に殉じようとした「芸術至上主義者」で「唯美主義者」だった。
本質は谷崎の路線に近いのだが、この才能ある作家はマスコミを操作する
術にも長けていて世間を騒がせる為に色んな事をしてみせる。『右翼ごっこ』
も当初は冗談のつもりで始めたのだろうが根が真面目な彼はどういう訳か
それにファナティックな情熱を傾けてしまう。そして自分の人生でさえ
文学的な終章で締め括る。まさしく「文学」に殉じたんだろうな。
809 :
吾輩は名無しである:05/02/27 09:59:10
>>808 太宰に関してだけ異論。それは30代にはいる前の太宰のことね。
太宰治 苦悩の年鑑
http://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/288.html この短編で人生を走馬灯のように自分の思想の遍歴をシンプルに描いてるよ。
ーーーーーーー
×
キリスト。私はそのひとの苦悩だけを思った。
×
日本は無条件降伏をした。私はただ、恥ずかしかった。
ものも言えないくらいに恥ずかしかった。
×
天皇の悪口を言うものが激増して来た。しかし、そうなって見ると私は、
これまでどんなに深く天皇を愛して来たのかを知った。私は、保守派を友人たちに宣言した。
×
十歳の民主派、二十歳の共産派、三十歳の純粋派、四十歳の保守派。
そうして、やはり歴史は繰り返すのであろうか。私は、歴史は繰り返してはならぬものだと思っている。
×
まったく新しい思潮の擡頭を待望する。それを言い出すには、
何よりもまず、「勇気」を要する。
810 :
吾輩は名無しである:05/02/27 10:14:02
私は「思想」という言葉にさえ反撥を感じる。まして「思想の発展」などと
いう事になると、さらにいらいらする。猿芝居(さるしばい)みたいな気が
して来るのである。
いっそこう言ってやりたい。
「私には思想なんてものはありませんよ。すき、きらいだけですよ。」
私は左に、私の忘れ得ぬ事実だけを、断片的に記そうと思う。
断片と断片の間をつなごうとして、あの思想家たちは、嘘の白々しい説明に
憂身(うきみ)をやつしているが、俗物どもには、あの間隙(かんげき)を
埋めている悪質の虚偽の説明がまた、こたえられずうれしいらしく、俗物の
讃歎と喝采(かっさい)は、たいていあの辺で起るようだ。
全くこちらは、いらいらせざるを得ない。
「ところで、」と俗物は尋ねる。「あなたのその幼時のデモクラシイは、
その後、どんな形で発展しましたか。」
私は間(ま)の抜けた顔で答える。
「さあ、どうなりましたか、わかりません。」
太宰は戦後の軽薄な風潮にウンザリしてたんだよ。だから自分一人でも
「天皇陛下万歳!」を叫ぶと宣言したんだな。先が読め過ぎる人間って
のは絶望するのも早くてね、太宰は戦後は碌な世の中にならないと見切り
をつけたんだろうな、彼の考えている通りになったがね。
狂信的な「天皇至上主義者」では無かった三島も当時流行していた左翼
思想に反発してか冗談のつもりで「天皇陛下、万歳!」を叫んだんだ
ろうがそれが冗談じゃ無くなったんだよな。元より真面目で軽佻浮薄に
なれない性質の三島も先が読め過ぎたから70年以降の日本の姿を感じ
て絶望したのだとも言える。
と、考えると作家って自殺しない為には「美食」とか「性」とかに
耽溺するしか無いのかもな・・・。川端康成は「女」に執着したが為に
自殺したみたいだけど・・・・。
自分の理解力の範囲で勝手に想像して、それに勝手に
確定事項にしたあげく、妙に一体化して感情移入して
いるやつ↑。
失礼。「それを勝手に」。
でも文学ってのは自分の理解出来る範疇で理解するしか方法が
無いでしょ。
812クンみたいに反論らしい事もせず、悟り切ったように「僕は
お利口だから何でも知ってるんだよん。」って斜に構えたポーズ
を取る事は中学生でも出来るんでねw
まあ文章力が無いんで批判して参加する気も無いのに悟り切った
ポーズだけを取っていたんだろうな。
お子ちゃまの所業だよな、まさしくw
長文ウザとかただ揚げ足とりしかしない奴が一番醜い。
自分の意見を書いてる奴は反論でもなんでも好きだよ。
リアクションしかできない低能が増えたね。
太宰の言うところの俗物。
意見を言えば良いって言うのは、かなりな俗物。
しかも長いし。
817 :
吾輩は名無しである:05/03/02 18:10:54
とりあえずお前らはソープへ行け
why?
フランスでいえば
ソシュール、レヴィ・ストロース、バルト、ラカン、デリダ、ドゥルーズ、ガタリ
星座的に言えば
漱石、鴎外、三島が山羊座・・・人生に諦観を抱いていてメランコリックな
心情を持つ反面、野心家が多い。
谷崎が獅子座・・・王者然としていてプライドが人並み外れて高い反面、
世俗的快楽に耽溺する傾向有り。
芥川が魚座・・・感情と理性のバランスを取るのに何時も苦労する星座。
献身的な愛情を持つが反面怠惰な生活や薬物、酒、情事等に溺れやすい。
川端と太宰が双子座・・・この星座生まれはコミュニケーションを司る
水星に支配される為弁舌爽やかか、巧みな文章力を持つ人が多い。
しかし根本的には嘘つきなので信頼すると酷い目に遭う。
821 :
吾輩は名無しである:05/03/09 00:36:25
漱石鴎外は水瓶座だろ
高校生が文学板に迷い込みました
まぁいいや記念カキコしよ☆
鴎外:舞姫を読んだけど、楽しいと思うまで時間がかかった
漱石:こころを教科書で読んだ
構成もしっかりしていて、内容もいい話だった
谷崎:わからない
芥川:羅生門を教科書で読んだ セリフや気味の悪さが印象に残る
川端:読みやすい 伝わりやすい文章 眠れる美女ではまった
表現が細やかでこの中では一番好きな作家
太宰:たぶん初めて意識的に読んだ作家 まず文体にやられる
彼自身のキャラもなぜか好きになってしまう 女性徒が好き
ひととおり読んだが、もっとしっかり読みたい作家
三島:一ページ目で読んではいけないような気がして閉じる
何かの拍子に読む気がする
とっつきやすさ
芥川>漱石>太宰>川端>三島>鴎外>谷崎
好きなのは川端太宰 レベル高いなと思うのは漱石芥川
難しい(読みにくい)と思ったのは鴎外
ところで文学が廃れるのって、排他的だから?
初心者を鼻で笑う傾向がないですか
どの分野にも言えることかも知れないけど
823 :
吾輩は名無しである:05/03/09 19:15:20
排他的ってより、文学を読む人間が少なくなったから。
それに応じて、出版社もどんどん文学作品を絶版にしている。
それで、ますます若い人は文学を読む機会がなくなる。
この悪循環につきる。
文学作品を読む人は確かに少なくなったよな。
まあ文学愛好家の中に特権階級意識を振りまいてスノッブ化しているのが
多いのも事実だけどね。「お前らなんかに分かる訳無い。」なんて考え
てさ。でも中学、高校くらいの年代ってやはり文学作品を何らかの形で
読むべきだろうな。何故高校の国語の推薦図書に太宰の『人間失格』が
入っているのか理解に苦しむな。太宰程毒のある作家ってあまりいない
と思うけどな。谷崎は逆に読みやすい。彼の世界は受け入れられない人
には気持ち悪いだけなんだろうが、文章としては読みやすいんだな。
825 :
吾輩は名無しである:05/03/10 07:18:36
谷崎で教科書に入ってるのって『陰翳礼讃』だったかな?
あれだと取っ付き難いかもしれない。
まぁ、だからと言って『痴人の愛』を載せるわけにもいかない。
もう文学も権威でサブカルを追い払う力も無いわけだから、
他のメディア馬鹿にしてないで色んな方面に笑顔ふりまくようでないとやっていけないだろうね。
素人目から言わせて貰うと、なんか妙〜な臭いが染み付いてるよね、今のブンガクって。
変わってれば変わってるほどいいっていうか。とにかく「普通」が無いね。灰汁が強過ぎるとも言う。
今のブンガクは「普通」の癖に奇を衒ったのが多い。
一発芸みたいなの。
830 :
吾輩は名無しである:05/03/11 12:40:01
芥川賞をとりたければ
ドラッグとかアブノーマルな性癖の描写とかを入れとくとよい。
まあ「太陽の季節」や「限りなく透明に近いブルー」から生まれた
定理だな。ホモやSMはもう既に古臭くなってるから他にはどんな
性描写が残っているのかなあ?
832 :
吾輩は名無しである:05/03/11 12:59:30
>>831 ゲイはきちんと書かれた作品が無いので、ちゃんとした作品が出て欲しい。
吉田は他人事だし、藤野はトランス。三島は美学と自己愛。
バスタオルくらいじゃないか、ちゃんとしたゲイ文学って。
伏見の魔女の息子を小説とするなら、あれは本物だけど。
レズは割りと当事者がありのままに書いて評価されるのに、
当事者としてのゲイはいまだにタブー。
そういやその昔小説のストーリーを巡って谷崎と芥川が論争になった事が
あったなあ。贔屓目に見ても谷崎の勝ちだったんだけど論争の最中に芥川
は谷崎の歓心を買う為、谷崎が喜びそうな絵画や本を贈ったらしい。まあ
手加減して下さいって暗に込められてたのかもしれないが、意固地な谷崎
はかえって論調を強めたらしいんだな。で、その年に芥川は自殺すると。
当てつけでは無いだろうが死んだ日が7月24日。これって谷崎の誕生日
なんだよね。芥川もおどろおどろしい作品を書いてはいるが上品過ぎるん
だな、何かコクが足りない。美味いスープを作る為には豚骨だとか牛骨だと
かグロテスクな食材が必要なんだが芥川にはこれが足りなかった。谷崎は
コク充分の小説を書けた。
834 :
吾輩は名無しである:05/03/18 09:34:45
太 宰 治 は 池 面 だ 。
,j;;;;;j,. ---一、 ` ―--‐、_ l;;;;;;
{;;;;;;ゝ T辷iフ i f'辷jァ !i;;;;; 太宰治は池面だ・・・
ヾ;;;ハ ノ .::!lリ;;r゙
`Z;i 〈.,_..,. ノ;;;;;;;;> そんなふうに考えていた時期が
,;ぇハ、 、_,.ー-、_',. ,f゙: Y;;f. 俺にもありました
~''戈ヽ `二´ r'´:::. `!
三島由紀夫は太宰の事を「第一にこの人の顔がきらひだ。」と
書いてあったからホモには好かれない顔なんだろうなw
女と心中する人間はもうちょっと厳粛な顔を云々ってやつね。
酒・薬・女で身を持ち崩した中年男では女でも多少抵抗あるのでは。
そうでもない?
でもまあ三島も『思想』と心中するには情けない顔をしていたけどなw
用意周到に身体まで鍛えて武士らしく死ぬ為に予習までしてたのは
立派だとは思うけどさ。太宰と芥川は『女』と三島は『思想(らしきもの)』
と心中したけどやはり究極のニヒリストは川端だろうな、だってガス管
と一緒に死んだんだからw
川端って最期まで人間を信じていなかったんだろうね。
839 :
吾輩は名無しである:05/03/19 11:03:46
↑おまえは嵐山光三郎か。
うん。
不良中年ですw
俺も永井荷風みたいな格好良い老後を送りたいもんだぜ。
ガス管萌え〜 じゃないな、燃えだな…
多少前後してもスレ名と丁度逆だな。
843 :
吾輩は名無しである:2005/03/30(水) 02:48:53
鴎外>漱石>安部>谷崎>芥川>川端>太宰>三島
844 :
C ◆7sqafLs07s :2005/03/30(水) 22:27:46
>>833 >贔屓目に見ても谷崎の勝ちだったんだけど
そりゃ贔屓目に見たら勝つんじゃないの。
芥川は論争と人間関係を切り離したかっただけだよ。
文学上の論争で二人の友情まで壊したくなかったんだけど
谷崎は頑固だからそういう機微をわかってやろうとしない。
話の内容については谷崎のほうが上とは思えないけどな。
なんかのらりくらりかわしてるだけで。
芥川と谷崎の小説の方法論の違いってだけだろ。
芥川の論理を突き詰めていくと結局自己否定になっちゃうんだよな。
聡明な芥川がその事に気付かなかったのかなあ。別に谷崎は芥川に
友情なんて感じていなかったろうぜ。芥川の死後「彼は小説を書くのには
向いていなかった。」って言ってたくらいだからな、谷崎は。
谷崎も芥川も江戸っ子なんだけど喧嘩っ早さが双方とも出たんだろうな。
で、決着が着く前に芥川の方が死んじゃったと。江戸っ子は淡白な奴
が多いが芥川は生に対しても淡白な男だったのだろう。谷崎はその淡白さ
を克服せんが為、関西に移り住み関西出身者の粘り強さを手に入れようと
したんだろう。晩年近くまで創作していたからそれは成功したんだろうね。
>>845 別に谷崎は芥川に
友情なんて感じていなかったろうぜ。芥川の死後「彼は小説を書くのには
向いていなかった。」って言ってたくらいだからな、谷崎は。
に同意。かつ、Cは芥川がすきなのかー、ということに激しく納得。
847 :
吾輩は名無しである:2005/04/11(月) 13:16:57
h
848 :
吾輩は名無しである:2005/05/04(水) 11:52:19
9
849 :
吾輩は名無しである:2005/05/14(土) 00:07:15
この7人の中では太宰が明らかに見劣りしてる。
今でいう所のラノベ作家をこの中に加えるのはおかしいんじゃないか?
850 :
吾輩は名無しである:2005/05/14(土) 00:28:34
↑は太宰嫌いな三島ヲタ。
漱石が一番の俗物。
852 :
吾輩は名無しである:2005/05/14(土) 02:56:16
三島が太宰を嫌悪していたのは有名な話だけど才能を評価していたのも事実。
「稀有の才能」とか「非常に才能のある人」とかいって評価していた。
>>849さんが「太宰嫌いな三島ヲタ」なのかどうかはしりませんが。
853 :
吾輩は名無しである:2005/05/14(土) 03:04:51
太宰も三島も漱石は俗物という事で意見が一致していた。
結局自分に何ら脅威を与えない人間ってのは才能を認めてない場合が
多いんだよな。三島が太宰を忌み嫌ったのは当然その才能に脅威を
感じていたから。
逆に石原慎太郎や野坂なんかを作家として世に推挙したのは自分にとって
は恐れるに足りない相手だからだろう。確かに二人とも文才無いしね。
上手く懐柔するって意図もあったのかもしれんが川端程政治家的な気質
の無かった三島はそれも上手くいかなかったんだろう。
「嫌悪する」って感情は何らかの興味をその対象に対して抱かなければ
起こり得ない感情なんであってさ、三島は太宰をかなり意識していた。
志賀直哉なんかは軽口のつもりで太宰の文章を酷評したらしいが、それほど
太宰に興味は無かったのだろう。太宰がおそろしく立腹して『如是我聞』
で喧嘩を売っていたけどさw
855 :
吾輩は名無しである:2005/05/20(金) 10:55:10
太宰は才能あると思うよ。
この七人の中では一番文章のリズムが良いかもしれない。
特に読みたいわけじゃないのに、文章のリズムが良いからすらすら読めるね。
856 :
N:2005/05/20(金) 11:31:16
>>855 うん。太宰は才能あると俺も思う。リズムというか、グイグイ読ませて
いく不思議な文体と、内容の流れを持っているウマイ作家だと思う。
俺の嫌いな村上春樹も、グイグイと読ませていく流れで書いてる作家だな。
それと、
>>854で書いてるように「三島は太宰をかなり意識してる」との意見
を何度も見た事があるが、本当にそんなに意識してたろうか?
「何故売れるんだ?へぼ作家なのに」という事で腹を立ててたくらいではなかろか?
同様に漱石に対しても、醒めて見てる所が三島にはあった。
よく三島と太宰が「似てる」などとの意見も訊くが、俺は似てないと思うが。
三島は太宰よりも、もっと気にかけてた人物がいて、折口、バタイユ、などがそう。
この2チャンの狭いスペースで説明するのは中途半端なんだが、三島と太宰をこじつけ
たがるのは、俺は読者連中の勝手な楽しみからだと思ってる。ちょっと考えすぎと
いうか、飛躍させすぎの意見だな、と感じる。三島は太宰をそんなに意識してないよ。
857 :
吾輩は名無しである:2005/05/20(金) 13:24:31
グイグイ読ませるのは太宰の手法。いわゆる「太宰節」として周知の書き方。
「ピカレスク」にもあるように三島は、
命と引き換えに成功した太宰がまぶしかった。
「人間失格」で太宰は自らの演技性をつまびらかにしたように、
三島は「仮面の告白」で男色を示した。
三島が気にかけていたのは、折口やバタイユ以上にラディゲだよ。
そして尊敬していたのは川端より寧ろ谷崎であると・・・。
若い頃作家として売り出すのに川端は尽力してくれたけども
資質としては三島と川端って違うと思うんだな。谷崎は作家
として本当に尊敬していたようだけど。
三島と太宰が似ている点を探すとするなら自意識過剰のナルシスト
って事くらいだな。でも多かれ少なかれ作家ってそういう傾向は
あるんだけどね。
文学じゃない、文芸なんだよ。作家は「芸」がなければと思う。
思想性とかでもいいけどさ。俺は「芸」が好き。
漱石>川端>谷崎>太宰=芥川=三島>鴎外
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゚ Д゚) ...
862 :
吾輩は名無しである:2005/05/22(日) 12:53:37
谷崎>太宰>漱石>三島>鴎外>川端>芥川
漱石>鴎外>芥川>三島>太宰>川端>谷崎
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゚ Д゚) ...
865 :
吾輩は名無しである:2005/05/24(火) 00:39:48
ノーベル賞候補と言われていた井上靖はマスコミが盛り上げていただけ??
夏目漱石(夏目金之助)
森鴎外(森林太郎)
谷崎潤一郎(本名)
芥川龍之介(本名)
川端康成(本名)
太宰治(津島修治)
三島由紀夫(平岡公威)
まあ、鴎外は軍人だった事もあり本職に差し支える事もあったの
だろうからペンネームを使ったんだろうけど作家がペンネームを
使いたがるのって照れ性のせいなのかな?
三島は三島由紀夫という役柄を演じた一生という感じで平岡公威の
実態が無いような気がするし、太宰治と津島修治は結構ギャップが
あったような気がする。結局太宰治という名前に津島が引き摺られて
自殺しちゃったんだと思う。芥川は本名なんだけどペンネームとしても
通用しそうな名前だね。
金之助は文豪の名前じゃないな。
(占いで決めたんだっけ?)
鴎外=漱石=志賀=谷崎=芥川=川端=太宰=三島
869 :
吾輩は名無しである:2005/05/28(土) 01:00:44
志賀を入れてないことに憤慨してたヤシは当初このスレに何人かいたが…
志賀さんは『小説の神様』だから比較するなんてとんでも・・・・
871 :
吾輩は名無しである:2005/05/28(土) 06:28:13
志賀さんはオマメです。文壇権威の象徴ですから。
天皇陛下みたいなものです。
872 :
吾輩は名無しである:2005/05/28(土) 11:36:59
志賀オナ哉
873 :
吾輩は名無しである:2005/05/30(月) 00:52:40
志賀さんて昔は流行ったのかもしれないけど
もう淘汰されていってるんじゃないかね。
もっとも谷崎辺りも意識してただろうし影響はでかかったと思うけど。
谷崎の『異端者の悲しみ』って小説は谷崎には珍しい私小説的な
作品なんだけど彼は友人の佐藤春夫に「この小説は志賀直哉の『和解』
と私小説としてはどっちが優れている?」と訊いたらしい。
志賀さんはある意味一時代を代表する作家の一人であり各作家の指標
に成り得る作家ではあった。だけどもその作品が普遍性を持ち得るか
どうかは別問題なんだけどね。太宰に言わせると『詰将棋』なんだそう
だけど。
名前が一番カッコイイのは芥川だな
876 :
吾輩は名無しである:2005/05/30(月) 22:12:10
志賀と藤村あたりも重鎮だったでしょ?
太宰がぶっちぎりで一番
太宰がぶっちぎりで一番良いと思う
879 :
吾輩は名無しである:2005/05/30(月) 23:33:13
鴎外、漱石、谷崎、芥川、川端、太宰、三島
ハリウッドで映画化できそうな(原作にしてもらえそうな)
小説書いてるのは…
皆無だな。
羅城門のリメイクならありそうじゃん。
ハリウッドかはわからんが三島、谷崎は結構映画化されてたはず。
特に谷崎はアメリカじゃなくてヨーロッパのどっかで映画化されてたからあまり知名度ないのかも。
あと遠藤周作の原作を映画化する予定があるらしいよ。
邪宗門も完成していれば立派なエンタメ映画ができたはず
芥川ってゴミ川という意味なんだよね。
今日の読売新聞大阪版
「津島佑子(太宰の長女)さん雪少女を語る」の一部
質問 「快楽の本棚」では谷崎潤一郎を愛読したと書かれていたが、
谷崎賞受賞には特別な感慨が?
津島佑子 散文作家に徹した人という意味で谷崎を尊敬している。近代文学は
ロマンチックな作家像を生み、読者は作家の個性にひかれて小説を読んだが、
谷崎は作品ごとに文体も変えていた。作家像を確立させるなんて古いということを、
私は谷崎から教わった。
>>882 そうともとれないことはないけれど、芥にはからしなという意味がある。
水田の裏作でも作られていた。湿地にも生育するので、
岸辺にからしなのはえている川からきたんじゃないだろうか。
ゴミ川じゃ気の毒だもんね^^;
年を重ねていくと太宰に魅力を感じなくなると聞きました
逆に私はある程度年齢を重ねてから太宰を再読してみたらこの作家の
強かさ、重層的な仕掛けに驚かされました。ガキはこの作家のセンチ
メンタリズムにしか目を向けないのでしょうがそういう表層的な
評価ではとても割り切れない作家である事は事実ですね。
センスが独特なのは川端だな
漱石先生の御本を読んだら他の作家の文章なんてまるで絵本のようで読む気になれません。
889 :
吾輩は名無しである:2005/06/25(土) 21:54:33
確かなことは三島が最下位であることだな。
890 :
吾輩は名無しである:2005/06/25(土) 21:58:37
>>885 逆ならよく聞くけどなぁ
まぁ他人のイメージやレッテルに騙されずに
興味があるなら、読む、ないなら、読まん
それだけだ
おのれの意見もない者が、他人の意見を読むと
害になるばかりだからやめとけ
サタン>志賀(売文業の神)>川端>三島>谷崎>漱石>鴎外>芥川>太宰>キリスト
鴎外>漱石>谷崎>芥川>川端>太宰>三島
なぜここに露伴がはいっていないのか。
893 :
我輩は名無しである:2005/06/26(日) 02:12:30
川端が、一番のド変態で、いいなあと思うんだけど
漱石>芥川>谷崎・近松・有島>太宰>川端>三島>鴎外
895 :
吾輩は名無しである:2005/06/26(日) 03:52:12
近松秋江?
漱石って天才じゃないの?
897 :
吾輩は名無しである:2005/06/26(日) 21:49:28
完全なる天才はこの世には生まれない。
生まれる意味がないからだ。
漱石は文章が上手いな
899 :
吾輩は名無しである:2005/06/27(月) 20:10:45
>>856 >よく三島と太宰が「似てる」などとの意見も訊くが、俺は似てないと思うが。
三島と似てるのは芥川でしょ。
900 :
吾輩は名無しである:2005/06/28(火) 19:04:47
俺も似てないと思う<太宰と三島
むしろ正反対。でも両極端は感応しあうっていうからね。
901 :
吾輩は名無しである:2005/06/28(火) 21:04:16
>>898 そうか?
俺にはごつごつしていて読みにくいけどな
と谷崎信者が言ってみる
902 :
吾輩は名無しである:2005/06/28(火) 23:01:30
>>898 そうか?
屁理屈が、うっとうしい
と、川端の変態小説好きも言ってみる
903 :
吾輩は名無しである:2005/06/29(水) 02:05:50
鴎外ってそこまですごいかね
904 :
うんこおっぱい:2005/06/29(水) 02:06:58
わしはすごいと思い込んでた
905 :
吾輩は名無しである:2005/06/29(水) 08:19:31
このスレにざっと目を通したが、
芥川を一番に持ってくる人はいなかった。
俺には意外に思えるんだけど、どうしてだろう?
906 :
吾輩は名無しである:2005/06/29(水) 08:25:06
短編しか書けないからじゃないの?
外国だったらそれだけで力がない作家と思われちゃうんじゃない。
907 :
吾輩は名無しである:2005/06/29(水) 09:44:21
>>906 いや海外では「短編は誰もが書きたがり誰も読みたがらないもの」と
言われてその分、短編の名手は評価が高いよ。
ヘミングウェイ、ポー、チェーフォフ、キャサリン・マンスフィールド
彼らは短編の方が読まれてるんじゃないの?
908 :
吾輩は名無しである:2005/07/01(金) 19:55:50
羅生門+薮の中=黒澤明
>>905 芥川信奉者は師匠漱石を芥川は超えられなかったと自覚してる
からでしょう。
漱石はなんだかんだ言っても偉大だわ。日本人好みだしね。
鴎外もすごい。
あとは同列だな。
910 :
吾輩は名無しである:2005/07/24(日) 04:50:19
志賀直哉、島崎藤村、幸田露伴、泉鏡花、永井荷風・・・
911 :
↑:2005/07/24(日) 09:55:42
予選もれ
912 :
吾輩は名無しである:2005/07/26(火) 02:45:06
すべったか・・・
913 :
吾輩は名無しである:2005/07/26(火) 02:56:56
鴎外は三島よりよっぽど右だ
左が前衛、右が古典主義で並べてみるとどうなる?
一人の作家でも色々と変遷があるので難しそうだが
若い頃の川端や太宰は左に位置するかな。
915 :
吾輩は名無しである:2005/07/28(木) 10:38:58
森鴎外って名前が素晴らしいよね。
きききくとりたと
木木木區鳥タト
917 :
吾輩は名無しである:2005/07/28(木) 22:50:20
>>914 前衛←←←→→→古典主義 という軸がよくワカランが
漱石←太宰←谷崎→鴎外→芥川
川端、三島は読んだことないので外した。
918 :
吾輩は名無しである:2005/08/07(日) 21:38:15
鴎外がツマラン、って言ってる人は何を読んだんだ?
7人の作家をランク付けしてるということは当然その作家の作品をあらかた読破した上での
ことだと思うが…「舞姫」と「高瀬舟」くらいしか読まずに「つまらん」と言われても…。
919 :
吾輩は名無しである:2005/08/07(日) 21:40:58
鴎外の人気がないのはその作品が「婦女童幼の智能に適さない」からですよ。
920 :
吾輩は名無しである:2005/08/07(日) 21:50:52
軍医だから三島より右だ
921 :
吾輩は名無しである:2005/08/18(木) 21:06:46
今度観潮楼行ってくる。
谷崎、太宰、三島は全集を読破した。漱石は小説のみ読破、鴎外はまだ途中、芥川は全集をもっているだけ、
川端は殆ど未読。
川端みたいなのって欧米に受けるんだろうなぁ。
だからノーベル賞。
924 :
吾輩は名無しである:2005/08/18(木) 21:44:35
>>922 芥川なんて短編ばっかだからあっという間に読み終わるぞ。
>>923 うむ。今アメリカから来てる留学生とよく話すんだけど、やっぱアメリカだと三島・谷崎・川端がメジャーらしい。漱石はあんま読まれてないっぽ。漱石好きの俺は悲しい…。
派手な文体じゃないし、テーマも地味っちゃ地味だしな。
あと鴎外は漱石以上に読まれれてないらしい。まあこれは悲しいけど、なんとなくわかる。
>>924 芥川全集は太宰全集より分量が多いよ。あっという間とはいかんでしょう。
926 :
吾輩は名無しである:2005/08/19(金) 00:27:14
なんやかやいって太宰が一番後世に残ったりするような。
927 :
吾輩は名無しである:2005/08/19(金) 12:27:52
ある意味現代に通じてるからな。
引きこもりの元祖
928 :
吾輩は名無しである:2005/08/19(金) 12:41:23
今で言えば生活力が無くて親の脛かじってるだけの馬鹿を、まるで純粋な心を持っているがゆえに社会で生きていけず犠牲者にならざるを得ないかのように思い込ませる。一種の詐欺師、それが太宰。
社会に出てみりゃ騙されてたことに嫌でも気付くよ。
まあ文章は綺麗だけどさ。
929 :
吾輩は名無しである:2005/08/19(金) 13:26:18
いや、普通ははじめから騙されないから。
930 :
吾輩は名無しである:2005/08/19(金) 13:37:56
文学なんて昔からそんなもんでしょ。
931 :
津島修治:2005/08/21(日) 00:53:26
ちょ、ま、俺を引きこもりなんかと一緒にしてるんじゃねえ。
それより、酒だ!酒!
文章はこの中で一番上手いと思うけどね>太宰
ところでこの中では谷崎だけ浮いてる気がするんだが
933 :
吾輩は名無しである:2005/08/21(日) 03:33:25
>>928 お前、それ言ったら異国で女一人孕ませ狂わせておいてそのことをネタに美しげな小説を書き名声を得た鴎外は(ry
妊娠させた云々は別の日本人留学生だったような。気が狂っちゃったら日本に追いかけて
来れないでしょうw
935 :
吾輩は名無しである:2005/08/21(日) 16:56:28
人格者は漱石くらいでしょ
文鳥のせいで俺の中ではイメージ悪い
>漱石
三島は太宰を毛嫌いしていたというのは実は嘘。
938 :
吾輩は名無しである:2005/08/22(月) 21:37:16
谷崎以外はみんな自殺ネタ持ってるね
939 :
吾輩は名無しである:2005/08/23(火) 06:41:16
三島の良さがわからないです 三島は女性の気持ちをわかってない 心理描写が下手なのか、本当にわからないのか どうせならゲイの男性を主人公にした作品を中心にすれば良かったのでわ 三島が描く人物は、人形みたい 文学って、こんなんでい〜の?みたいな だから読まない
940 :
吾輩は名無しである:2005/08/23(火) 06:46:22
しかし冷徹だったんですね 谷崎は 怖いな〜 精神力なんだな〜 何をするにも・・・・くわばらクワバラ
誤爆した
ごめんなさい
943 :
吾輩は名無しである:2005/08/24(水) 01:11:31
誤爆しないでよ
,. -──- 、
, ‐''´____, -‐' `ヽ、
冫´ ヽ `、
/ ヽ ',
/ l | 天才文学者の森鴎外様が
>>944をゲットしたぞ。
l l _ | 貴様ら、森鴎外文学を全部読んで来いや。
lr ニ 、 ,ィ ニ 、.. l /r‐l
',.,r,ァ、l `イエェ- l / 、i' l| 谷崎潤
>>1郎 エロ文学で文学界に名を残したのか(w
! ̄ / l l ノソノ
>>3島由紀夫 割腹自殺してまで目立ちたかったのか(w
', l 、 ヽ,l __ノ い
>>4川啄木 カンニングばれて退学になったくせに貧乏気取りか(w
ヽ ゙,,‐,,''''゙ |. | 安部
>>5う房 医学部出たのに医者になれなかったのかよ(w
ャォ,,,ミミミミミ、 / |)、 太宰おさ
>>6 同情欲しさに自殺未遂して、本当に死にやがったよ(w
`''''''、'ー‐-''ヾソ / /;;;;;;ヽ
>>7が井荷風 外国で遊びまくって、そのネタで小説書いたのか(w
ヽ , -'´ /;;;;;;;;;;;/;;ヽ 志賀直
>>8 山手線にはねられたなんて、ただのアフォだな(w
_, -‐''`ー─、' //;;;;;;;;ハ;;;;;;;ヽ あ
>>9た川龍之介 貴様の人生、まさに『或る阿呆の一生』だな(w
, -'´;;;;;;;;;;;;;/;;;;| lヽ //;;;;;;;;;/;;;;;;;゙、;;;;/ 島崎
>>10村 明治女学校で教え子に惚れて教員を退職か(w
//´;;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;! | / /;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;У;;;;;
945 :
吾輩は名無しである:2005/09/01(木) 04:33:33
946 :
ザ・ベストテン/日本文学編:2005/09/11(日) 13:24:36
1、夏目漱石
2、三島由紀夫
3、谷崎潤一郎
4、森鴎外
5、太宰治
6、芥川龍之介
7、安部公房
8、川端康成
9、泉鏡花
10、宮沢賢治
947 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 14:47:31
なんでかわばたがはちいなんだばかやろ。
みしまにいありえなさす
949 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 16:25:10
三島ええやん、鹿鳴館アツイやん。戯曲やけど
漱石の直系の玄孫(ひしゃご)である夏目ひみかさんがCDデビュー!
951 :
無名草子さん:2005/10/04(火) 13:18:05
原作に忠実
952 :
吾輩は名無しである:2005/10/05(水) 22:34:16
953 :
吾輩は名無しである:2005/10/06(木) 16:50:14
芥川は長編を完結させていればもっと評価は高かったろうに・・・
個人的に鴎外よりも芥川の方が腕は上だと思います。
評価下がったりして。アンチに短編に編集されたり。
「禅智内供の生涯」とか書けば漱石にまた絶賛されたかな。
955 :
吾輩は名無しである:2005/10/07(金) 15:44:32
漱石>芥川≧谷崎>太宰>鴎外=三島
956 :
吾輩は名無しである:2005/10/07(金) 15:47:46
鴎外>漱石>谷崎>芥川>川端>太宰>三島 か、
オレだったら?外と漱石を入れ替えるよ。
あと、川端、太宰、三島はそれぞれ一長一短だから、
だれが上かなんてわからない。
芥川はその三人よりずっと上だが。
Qestion外
唐突の?はUnicordを入力したんだろ。
「かもめ」で変換しる。
しても文字化けするのかな。
鴎
?<旧字体は本当に文字化けした。
960 :
イラストに騙された名無しさん:2005/10/29(土) 10:08:57
面白いと思う
961 :
吾輩は名無しである:2005/10/29(土) 11:33:06
漱石>谷崎>鴎外>芥川>川端>太宰>三島
で決定だね!
962 :
吾輩は名無しである:2005/10/29(土) 11:46:10
>>961 谷崎が鴎外より上ってのは谷崎ファンのオレでも抵抗がある。
近代文学も何もない時代のパイオニアなんだし。
963 :
吾輩は名無しである:2005/10/29(土) 12:25:29
芥川>>>>>漱石>>鴎外>>>谷崎、川端>三島>太宰
964 :
吾輩は名無しである:2005/10/29(土) 12:38:51
谷崎文学は、明晰な文章のカタルシスを味あわせてくれるけど、
同時にそういう文章の限界も感じてしまうんだよ。
965 :
吾輩は名無しである:2005/10/29(土) 13:24:54
つーか谷崎って頭わるそうだろ。w
966 :
吾輩は名無しである:2005/10/29(土) 13:26:08
お前、谷崎の何を読んでるんだ?
967 :
吾輩は名無しである:2005/10/29(土) 13:47:43
せめて『陰影礼讃』くらい読めよ。
ougaidakeyonndakotonai
森鴎外だけ、一つも読んだこと無い。教科書に出てたかな?
969 :
吾輩は名無しである:2005/10/29(土) 14:21:36
谷崎は神童の誉れ高く、旧制府立一中(今の筑駒みたいなもんだ)
でトップ・クラス、飛び級。文系科目だけでなく、数学も満点だった
とは有名な話。
970 :
吾輩は名無しである:2005/10/29(土) 14:37:07
でもやっぱ頭わるそう
971 :
吾輩は名無しである:2005/10/30(日) 00:37:10
うん。
事実はどうあれ、この面子だと、やっぱり谷崎が一番頭悪そう。
何でだろ。あのモンチッチみたいな顔のせいかな。
972 :
吾輩は名無しである:2005/10/30(日) 00:53:54
お前らばかだなー
漱石>鴎外>>芥川>>川端>>三島>太宰>谷崎
坊ちゃん最高だよ坊ちゃん
974 :
吾輩は名無しである:2005/10/30(日) 00:57:20
文体的には太宰が天才。あとは個性の差
975 :
吾輩は名無しである:2005/10/30(日) 01:39:34
俺も、太宰の書いている内容には虫唾が走るんだけど、
表現力は文句なく天才だと思うよ。
三島は観念的に過ぎてリアリティが足りない。
芥川も同じ。
976 :
吾輩は名無しである:2005/10/30(日) 02:02:00
個人の好き嫌いはあるだろうが、ある意味、売れ行きがその影響力を物語っている
人間失格が800万部!
2位がこころだろ?
太宰>漱石>……>健三郎
977 :
吾輩は名無しである:2005/10/30(日) 02:56:17
それはもしかして、人間失格が日本で一番読まれた本ってこと?
あんな自虐コミックが?!
978 :
吾輩は名無しである:2005/10/30(日) 15:32:37
>>977 だから、個人の好き嫌いは云々と断っている
それに、世界で一番売れているのは、バイブル
世界で一番売れているからと言って、皆が聖書が好きとは限らない
だろ?
近代文学で、最も若者に影響を与えた名作は「人間失格」と「こころ」だ
というのは、俺的に常識なんだ
980 :
吾輩は名無しである:2005/10/30(日) 17:49:29
キリスト教徒10億人の
1割が聖書を持ってるとしても
1億冊の大ベストセラーだな。
それに比して、人間失格なんて
1千万冊も売れてない日本ローカルの
ヒット作に過ぎないかな。
白痴と言えば、坂口安悟だっけ。
昔読んだような気がするが。
俺は伊藤整は好きだったな。
太宰にはまった状態でも、伊藤整のドライな評論を読んだら、
現実的なところに引き戻されたものだ。
聖書だけじゃないぞ、コーランはもっと凄い。
宗教経典と文学を比べるのがおかしい。
982 :
吾輩は名無しである:
そう言われたら、
そりゃそうだな。