文学者としてのジャック・デリダ

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345吾輩は名無しである
http://www.t3.rim.or.jp/~hazuma/postcard/postcard.html

東の公開翻訳ってまだみれたのね。
346吾輩は名無しである:03/03/07 08:31
「フッセリアーナ」のような、まだ本になっていない膨大な遺稿集
が出版されそうだな…。
347吾輩は名無しである:03/03/08 00:46
>>340
これが全部出るのに最低でも10年かかると見た。
348吾輩は名無しである:03/03/08 03:28
東浩紀の「存在論的、郵便的」読んで、デリダに興味持ちました。
ラカンについてもハイデガーについても何の「予備知識」はなかったが、
柄谷の本を読んで一通り「形式」について理解していたから、
かなり楽しく読めた。
349incognito:03/03/08 12:55
>>345
見たよ、さんくす。気の付いた点をいくつか書いてみます。
オープンソースっぽくいきましょう。

第1段落
◆「そう、宛先を書き忘れたのか書きすぎたのか、
その手紙はみんなの手に渡ってしまった」。
ここは”tomber”(落ちる)の原義をいかしつつ、
代名動詞"se preter"(…するのに適している)が現在形であることに注目してみたいです。
だって手紙は未来における未知の読者たちにたいしても開かれているのだから。
→「そう、宛先を書き落としたか沢山書き過ぎたせいで、
それは万人の手に落ちることに適しているのだ」。
350incognito:03/03/08 12:57
もうひとつ、第1段落から
◆「君はその手紙を持っていてもいいし、手渡してもいい、
例えばソクラテスからフロイトへのメッセージのように」。
ここ、物理的な保管や譲渡の意味でとるより、
"tenir qch pour..."とか、
"passer pour..."のような熟語なのでは?
デリダの文脈としては、
「これはラブレターではなくて、
思想史上の読み解きがたい架空の伝言だと見なしてもよい」、
というくらいの論旨だと思うんだけど。
この箇所でオン・テーブルされているのは、
手紙をどう処理するかってことではなく、
手紙というコミュニケーションのタイプの定義であって、
その文脈は明らかに第2段落の一連の問いかけに受け継がれてます。
それと、前置詞"pour"には、「のように」という例示の意味はなかったよね。
→「君はその手紙を、例えばソクラテスからフロイトへの伝言と見なしてもいいし、
人にそう見なさせてもいい」。
351incognito:03/03/08 13:00
第2段落
◆「そしてその絵は、[…]
絵の輪郭を定めるために
君が自分で思いついたと思っているものすべてを手に入れてしまう」。
ここでは、"procurer … a qn. "(=誰かに...を手に入れさせてやる)の構文を
すっかりとり違えていて、意味内容が逆転。
典型的な誤訳だけど、
そもそも東浩紀氏は「誤配」を推奨している人らしいし、
”Traductor, traditor”だもんね(笑)。
→「そしてあらかじめその絵は、[…]
君が絵の輪郭を定めようとして発明しているつもりのすべてのものを、
君に差し出してくれるている」。

とりあえずこんなとこ。

352incognito:03/03/08 13:03
あ、「差し出してくれるている」→「くれている」だ。
やてもーた。
353吾輩は名無しである:03/03/13 04:55
やっぱあずまの語学力はたいしたことないのか
354吾輩は名無しである:03/03/13 17:07
死を贈るって邦訳ないの?
355吾輩は名無しである:03/03/13 18:13
『死を与える』Donner la mort の邦訳はありません。

>>353 なにをいまさら。
356吾輩は名無しである:03/03/13 18:39
東の語学力がないのは定説です。
357吾輩は名無しである:03/03/13 18:42
でもそういう東が翻訳やっちゃったりしてんだから、
東大のコネの力はすごいね。
358吾輩は名無しである:03/03/13 22:23
なんの?
359吾輩は名無しである:03/03/14 15:35
>>358
デリダと肯定の思考のなかの「二重化」つて論文を高桑と一緒に訳してる。
大部分は高桑がやったんだろうけど
360吾輩は名無しである:03/03/14 21:53
いまさらながら、
中山さんのサイトで映画『デリダ』に絡んだデリダのインタビュー読んだけど
良いね。

【問】ところであなたが大人になったのはいつですか。
【答】おもしろい質問ですね。わたしはつねづね、だれもが複数の齢をもつのだ
と、考えてきました。わたし自身は、三つの齢をもっていると考えています。わ
たしが二十歳のとき、わたしは自分を老人で、賢い人間だと考えていました。
しかしいま、わたしは自分は子供だと感じています。これにはメランコリーの
要素も含まれているのです。気持ちでは自分が若いと感じながら、客観的に
は自分が若くないことを知っているからです。
わたしの持っている第二の齢は、72歳という実年齢です。そしてわたしは毎日、
この事実を思い出させる兆候と直面しています。わたしのもつ第三の齢は、これ
はなぜかフランスでしか感じることがないのですが、わたしが本を出版し始めた
ときの年齢、すなわち35歳です。わたしが仕事をしている文化的な世界では、わ
たしは35歳で停止しているような気がします。もちろんこれは事実ではなく、多
くのサークルで、わたしは多数の著作を発表した高齢で高名な教授とみなされて
います。しかしわたしは自分を、著作を発表し始めたばかりの若い書き手で、人
々が、「おや、あいつは有望じゃないか」と言っているように感じるのです。

この辺が感慨深いぜ。
361吾輩は名無しである:03/03/14 21:55
『死の贈与』(デリダ)
http://www.eleutheria.com/philosophia/data/1953.html
『死の贈与』第一章について
http://www.eleutheria.com/philosophia/data/2116.html
『死の贈与』第2章
http://www.eleutheria.com/philosophia/data/2120.html
『死の贈与』第2章英訳からの訳
http://www.eleutheria.com/philosophia/data/2136.html
『死の贈与』第二章の訳について
http://www.eleutheria.com/philosophia/data/2135.html
『死の贈与』第二章訳について
http://www.eleutheria.com/philosophia/data/2143.html
362吾輩は名無しである:03/03/15 02:54
浅田どうせ暇なんだろ。散種でも訳してくれ
363吾輩は名無しである:03/03/15 03:51
↑なんか藁他よ。いい
364吾輩は名無しである:03/03/15 04:56
俺もワラタ。でも浅田はデリダ読めないよ。
構造と力でも豊崎のデリダ本あんちょこに使てた。
365吾輩は名無しである:03/03/15 06:00
おいおいまだ構造と力もってくんのかよ。
366吾輩は名無しである:03/03/16 04:31
つーか浅田の理論書は構造と力で始まり構造と力に終わるんだから仕方ないだろ。
367吾輩は名無しである:03/03/16 15:28
浅田は確かに暇だろうな。経済研にいるけど実際は経済なんか研究してなさそうだし。
批評空間も終ったし
368吾輩は名無しである:03/03/16 17:41
「デリダと宇宙野郎たち」という著作に誰か詳しいかたいます?
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&ie=UTF-8&oe=UTF-8&q=%E3%83%87%E3%83%AA%E3%83%80%E3%81%A8%E5%AE%87%E5%AE%99%E9%87%8E%E9%83%8E&lr=
369吾輩は名無しである:03/03/16 18:19
デリラリラ〜ン
370吾輩は名無しである:03/03/16 22:06
デリダ全然ワカラン。
何となくわかったのは滞留だけ、
371吾輩は名無しである:03/03/16 22:41
浅田は最近あいくりでデリダのle voyouについて論じてるし、
批評空間webでも結構論じてる。
東のデリダ論の方向も浅田の示唆によるのは常識。

構造と力から浅田がデリダを読めるか読めないかを論ずること自体DQN。
つーかいまさら構造と力で浅田評価する自体あほらしい。
372吾輩は名無しである:03/03/16 22:50
ついでに、
浅田がデリダを読めないとは具体的にどういうことなのかわからん。
本人はわかって書いてんだろうか。
373吾輩は名無しである:03/03/16 23:50
ウェブの文章は「論じてる」のではなく紹介してるだけ。
浅田自身がデリダ論として書いているとはとても思えない。
デリダを読めないわけではないだろうが、
能産的な読みを示すほどに読めるわけでもないだろう。
374吾輩は名無しである:03/03/17 00:07
あっそ
375吾輩は名無しである:03/03/17 00:07
能産的な読みね(w
376吾輩は名無しである:03/03/17 10:15
633 :piko ◆FlwTom66rU :03/02/25 22:05
デリダと「ならずもの」  03*02*05
ジャック・デリダの新著『ならずもの』(ガリレー社、2003年)は2002年夏の二つの
講演を収録したものだが、それでも200頁を超えるヴォリュームなのだから、今さらな
がら驚かずにはいられない。
タイトルの「ならずもの」(voyou)というのは、もちろん、アメリカがイラクなど
を指して言う「ならずもの国家」(rogue state)から来ている。
だが、デリダによれば、神や王の生殺与奪の権力を引き継ぐ「主権」というものの定
義からして、すべての「主権国家」は「ならずもの国家」である(当然、アメリカも
「ならずもの国家」であるが、ノーアム・チョムスキーの列挙するような事実関係に
おいてのみそうなのではない)。その意味で「ならずもの国家しかない」。
しかし、どの国家も多少ともならずものなのだとしたら、とりたてて「ならずもの国
家」と言うべきものは存在しないことになるのではないか。
デリダはこの論理を「正当であると同様に安易でもある誘惑」として斥ける。
けれども、冷戦後、絶対的脅威がもはや国家的形態をとらなくなったという意味に
おいて、やはり「ならずもの国家はもはやない」と言わなければならない。それに
もかかわらず、テロを支援しているとされる特定の国家を「ならずもの国家」と呼
び、それを「対テロ国際戦争」の標的とする修辞の濫用(軍事力の濫用は言うに及
ばず)――その虚栄と無益を、デリダはするどく批判するのである。こうして、デ
リダは「ならずもの国家しかない、しかし、ならずもの国家はもはやない」という
結論に到達するだろう。
377吾輩は名無しである:03/03/17 10:16
634 :piko ◆FlwTom66rU :03/02/25 22:05
「主権国家」の時代のリミットにおいて露呈されたこの隘路に直面して、デリダは、
「主権」と(権力なき正義の)「無条件性」の間の脆弱でありながらおそらく不可欠
な区別を提起し、「国家」という制度そのものの脱構築を目指すことになる。
その議論があまりに迂遠で具体性を欠くように見えることは確かだ。
しかし、デリダというひとりの哲学者が、彼の哲学の中心的な問題と現代世界の
アクチュアルな問題を直結させて真摯な思考を展開していることは、やはり注目に
値するのではないだろうか。
いや、それだけではない。
最近邦訳されたエリザベート・ルディネスコ(精神分析家で、『ジャック・ラカン
伝』の邦訳[河出書房新社]があるが、冒頭から誤訳のオン・パレードで、たとえ
ばラカンの所有していたクールベの「世界の起源」が女性器ではなく男性器を描い
たものとされているのだから恐ろしい)との対話(『来たるべき世界のために』岩
波書店)でも新著につながるような議論が展開されているが、そこで九章のうち一
章が死刑廃止論に割かれているのをみても、デリダがある面ではきわめて具体的な
政治課題を考えていることがわかるだろう。
早い話が、アメリカ等と並んでいまだに死刑を行なっている国家(「ならずもの国
家」?)の国民であるわれわれにとっても、それは決して現実離れした抽象論ではない。
378吾輩は名無しである:03/03/17 10:17
哲版のアキラックスからのコピペよん。
379吾輩は名無しである:03/03/17 15:53
エリーちゃん
380吾輩は名無しである:03/03/18 09:28
デリダの邦訳を待つより、仏語をマスターしたほうが早いな
381吾輩は名無しである:03/03/22 22:13
幾何学の起源が復刊されるよ〜。読んでない人必見
382吾輩は名無しである:03/03/23 02:26
テロル買うから無理
383吾輩は名無しである:03/03/23 20:21
>>382
「テロル」て何ですか デリダの本の題名?
384吾輩は名無しである:03/03/23 21:27
ジジェクの本じゃないの?
385吾輩は名無しである:03/03/24 16:34
>>383
ジジェクの「現実界の砂漠にようこそ」のことだよ
386吾輩は名無しである:03/03/24 16:52
ぼくはジジェクみたいな言い方は拒否する。理解することを拒否する。
ジジェクがラカンでヘーゲルを理解するとき、
たんにラカンをヘーゲル化しているだけだ。
ジジェク的な図式でやられたら、どこにでも当てはまるか
知らないけれども、どこにでも当てはまる、ということは、
何か間違っているということです。
387吾輩は名無しである:03/03/24 18:52
柄谷ね
388吾輩は名無しである:03/03/24 18:57
タレス(ソクラテス以前)とデリダの関連性について教えてください。
389吾輩は名無しである:03/03/24 23:45
ある意味原始的である。
……哲学やる奴なんてみんなそんなものか。
390吾輩は名無しである:03/04/08 07:08
 デリダというのは変な人で、初期には形式的、論理的
な文章で書いていたのだが、後期になると書簡体などを
使って「郵便的」だの「幽霊的」などというわけのわか
らないことを書くようになった。脱構築について書かれ
た前期の主張を、後期になって自分で実践しはじめたの
だと言われているのだが、
391吾輩は名無しである:03/04/08 17:03
まんま筒井の文章じゃん
392吾輩は名無しである:03/04/10 18:06
>>340
>『火いまはなき灰』松籟社より4月末
ってことは今月か?
393吾輩は名無しである:03/04/11 15:04
デリダ
394山崎渉:03/04/19 23:20
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
395吾輩は名無しである:03/04/23 16:53
>>392
何か続報あります?
396吾輩は名無しである:03/04/23 21:41
>>395
俺も何も知らん。どこのソースなのかも知らないし
>>340に聞いてくれ
397吾輩は名無しである:03/04/25 18:26
デリダ修論でデリダ論書きます。
398吾輩は名無しである:03/05/11 03:03
結局、『火いまはなき灰』はでなかったな・・・
『マルクスの亡霊たち』はホントに今年末にでるのかどうか・・・
399吾輩は名無しである:03/05/11 03:47
おまいら形式ばるな!
400吾輩は名無しである:03/05/11 13:16
形式作用と意味作用だっけ?
401吾輩は名無しである:03/05/11 14:06
今ロランバルト読んでますが、デリダはバルトより難しいですか
402吾輩は名無しである:03/05/11 18:00
>>401
わからないバルト読んだことないんだ。自分
今ジャックデリダ読んでますが、バルトはデリダより難しいですか
403吾輩は名無しである:03/05/12 07:42
>>401形式がないからな
404吾輩は名無しである:03/05/15 22:59
>403
そしてデリダには形式しか無い。説明しにくいことを説明させたら地球一だと思うが、「天才」が無い。だからブランショを語らせてもブランショ以上には語れない。だからアルトーに憧れる。と。
ぼくは「基底材を猛り狂わせる」が好きだが。
405吾輩は名無しである:03/05/23 23:12
デリダ「アポリア」良いね。
守中高明「たった一つの、私のものではない言葉」良いね。
406吾輩は名無しである:03/05/25 20:33
デリダはデリダの良き理解者でしかない
407吾輩は名無しである:03/05/27 18:04
Paragesの翻訳まだか?
408吾輩は名無しである:03/05/27 18:22
「デリダ」を脱構築しつづけてるデリダはカッコいいのだ。
409吾輩は名無しである:03/05/27 19:30
松籟社デリダ『火ここになき灰』クル━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!
410山崎渉:03/05/28 08:51
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
411吾輩は名無しである:03/05/28 23:32
工房ですが、デリダを英語で読みたいんですけど、何か読みやすいもの知りませんか?
あまり長くない奴お願いします。
412吾輩は名無しである:03/05/29 07:26
この文庫本なんかどう?

On cosmopolitanism and forgiveness / Jacques Derrida ; translated by M
ark Dooley and Michael Hughes ; with a preface by Simon Critchley and
Richard Kearney. London ; New York : Routledge, 2001
xii, 60 p. ; 20 cm. -- (Thinking in action) -- : hbk;: pbk
ISBN: 0415227119(: hbk) ; 0415227127(: pbk)
413411:03/05/29 19:53
>>412
早速レスありがとうございます。値段も手ごろなので早速注文しました〜
でも頼んだあとでちゃんと読み終わるか心配だったり…
414吾輩は名無しである:03/05/31 11:09
>>413
デリダの文章は、
講演が元になっていることを念頭に置きさえすれば、
そんなに難しくないよ
出だしと最後の文章は必ず複雑にしているけど、
本文はたいていテクスト読解だから
元のテクストを知っているとなおよし
415吾輩は名無しである:03/06/01 13:35
6月22日発売
定価(本体3800円+税)四六判
ハーマン・ラパポート/港道 隆・檜垣 立哉・後藤 博和・加藤 恵介 訳
《叢書ウニベルシタス753》
ハイデッガーとデリダ 時間と脱構築についての考察
ISBN4-588-00753-X C1310
ハイデッガーとデリダの関係を「時間」と「言語」に焦点を当て解明する野心作。
両者のテキストの精細な読解を通して、ハイデッガーの思惟の変遷を辿りつつ、
その一方でデリダのハイデッガーに対する評価の妥当性を検証し、西洋形而上学
の「破壊」を試みたハイデッガーの先駆的思考を相続しながらも、デリダが異質
な境位を用いて行く必然的な展開を描き上げる。
〔哲学・思想〕
416吾輩は名無しである:03/06/03 06:38
ヒリス・ミラーってデリダ派?

『アリアドネの糸:物語の線』
J.ヒリス・ミラー著 
吉田幸子(よしだ・さちこ)監訳 
室町小百合(むろまち・さゆり)監訳 
太田純ほか訳 
英宝社
本体4600円  22cm 473p
4-269-82004-7 / 2003.05
417吾輩は名無しである:03/06/10 00:30
マスコミの盗聴、盗撮は許されるのか?  http://natto.2ch.net/mass/kako/974/974478132.html

489 名前: 文責:名無しさん 投稿日: 2001/04/11(水) 17:25
一般人なのに盗聴される、じゃなくて、「一般人だから盗聴される」んじゃないのかな?
基本的にネタ集めのためにやってんなら、有名人のネタを盗むと、有名人は告発できるし、
そんなことされても当たり前だと思われるので告発しても信じてもらえる。
そうでない人は、ここの途中の書き込みにもあったように「電波」扱いされるだけ。

ただで、ネタを仕入れるんなら、一般人に限るでしょう。
マスコミは自分らの無能さを恥じてほしいです。

ちなみに私が盗聴されはじめたのは、芸能人にストーカーされ始めてからでした。
そこからマスコミに広がって行った。
だから余計「妄想」とか思われそう。
友人に話したら完全に病気扱いされた。ストーカーって言葉がない時代だったしね。          
書いておいておいた小説のネタが、他人の原作でドラマ化されたときにはきれまくっ  
たなあ。(一度や二度のことじゃないけど)
418吾輩は名無しである:03/06/11 10:25
>417
こいつマルチか?うぜえな。
419吾輩は名無しである:03/07/08 18:22
レヴィナス論、ブランショ論、カフカ論、ニーチェ論、ポンジュ論、ジャベス論、バタイユ論、アルトー論、ハイデガー論、ヘーゲル論、ベケット論、さて、ないのは?
420吾輩は名無しである:03/07/08 18:25
>>410                   ☆
                        \ .|_|__|__|__
                        .∧_/|__|__|__|_
                  グシャ  (  *;;;;|_|__|__|__
                    =〔~∪ ̄..|__|__|__|_
                    = ◎〜◎|_|__|__|__


421とも:03/07/08 18:26
422吾輩は名無しである:03/07/08 18:44
>>419
レヴィナス論:当然ある
ブランショ論:当然ある
カフカ論:当然ある
ニーチェ論:当然ある
ポンジュ論:当然ある
ジャベス論:当然ある
バタイユ論:わからん
アルトー論:当然ある
ハイデガー論:当然ある
ヘーゲル論:当然ある
ベケット論:わからん
423吾輩は名無しである:03/07/08 18:52
>>422
      ,一-、
     / ̄ l |   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    ■■-っ < んなこたぁーない
    ´∀`/     \__________
   __/|Y/\.
 Ё|__ | /  |
     | У..  |
424吾輩は名無しである:03/07/08 18:58
>>423
レヴィナス論:当然ある
ブランショ論:当然ある
カフカ論:当然ある
ニーチェ論:当然ある
ポンジュ論:当然ある
ジャベス論:当然ある
バタイユ論:当然ある
アルトー論:当然ある
ハイデガー論:当然ある
ヘーゲル論:当然ある
ツェラン論:当然ある
ベケット論:ない?
425吾輩は名無しである:03/07/10 00:01
>424さん正解です。スバラシイ。
では次の問題。
ヴィトゲンシュタイン論、バフチン論、ネルヴァル論、ルイス・キャロル論、ド・マン論、ダンテ論、ベルクソン論、クロード・シモン論、ロレンス・スターン論、カンディンスキー論、ジョン・ケージ論、さて、あるのは?
426吾輩は名無しである:03/07/10 02:54
>>423
 ド・マン論しか知らない…でもベルクソン論とかはありそうな感じがするけど。
427吾輩は名無しである:03/07/10 16:12
こんな辞書きぼん。バルト語←→デリダ語辞典。ラカン語←→フロイト語辞典。6000円以下で。
428吾輩は名無しである:03/07/10 17:48
>>425
ド・マン論:当然ある
カンディンスキー論:当然ある
クロード・シモン論:当然ある
ヴィトゲンシュタイン論:ない
ロレンス・スターン論:ない
ジョン・ケージ論:ない
ルイス・キャロル論:ない
ダンテ論:ない
バフチン論:ない
ネルヴァル論:ない
ベルクソン論:ない
429吾輩は名無しである:03/07/11 09:50
>>428
>カンディンスキー論:当然ある
>クロード・シモン論:当然ある
ホント? オシエテエ!
ベケット論あっても不思議じゃない。
430吾輩は名無しである:03/07/11 11:21
おまえらそれで何を決定したいんだよ。
431吾輩は名無しである:03/07/11 15:37
デリダモノシリ大賞決定!
432吾輩は名無しである:03/07/11 15:37
デリダ不思議発見!
433吾輩は名無しである:03/07/11 15:38
スーパーひとしくん 没収w
434吾輩は名無しである:03/07/12 17:56
ポンジュ論って何処に収録されてるのか?
そもそもポンジュってナニモノか?

フランス人脈のそういう細部って込入っていて
特に専門的知識とかオタ的知識とか、動員されそうな気がするけど

もちろん大した意味も重要性もそれ自体ではないのだろうけど
時々誰か専門家に、詳細のマッピングというのを説明してもらう必要はあるわな

例えば浅田彰とか、そういう解説者の機能としてよくできているけどさ
435吾輩は名無しである:03/07/12 18:00
クロード・シモンって、よう知らんけれども、
けっこー凡庸で一般的な流行作家なんじゃないの?
デリダとかが敢えて対象にしそうな
そういう要素あるの?

アメリカのポールオースターみたいなのとか
なんかそういうのと同列の先入見があるんですけど。。。?
436吾輩は名無しである:03/07/12 18:07
>>434

>フランス人脈のそういう細部って込入っていて
>特に専門的知識とかオタ的知識とか、動員されそうな気がするけど

日本の「文壇」みたいなもんだね
437吾輩は名無しである:03/07/12 18:14
シモンもポンジュも知らなーバカがいるとは。デリダスレッドもバカバッカ。
438吾輩は名無しである:03/07/12 18:32
そんなの知ってるほうがオタ
439吾輩は名無しである:03/07/12 18:33
だからポンジュ論ってどの本に入ってるのYO!
440吾輩は名無しである:03/07/12 18:39
>>428
デタラメ言うな。
カンディンスキー論もクロード・シモン論も存在しない。
>>439
ポンジュ論は Signeponge という本。
441425:03/07/13 00:06
>440さん正解。
>439
Signepongeはシニェポンジュ/サインスポンジ。
>429
ベケット論はないがジョイス論はあるよ。
442吾輩は名無しである:03/07/13 01:38
カンディンスキー論はアンリだったスマソ。シモン論は誰だったかな〜
結局こういうことか
レヴィナス論:当然ある
ブランショ論:当然ある
カフカ論:当然ある
ニーチェ論:当然ある
ポンジュ論:当然ある
ジャベス論:当然ある
バタイユ論:当然ある
アルトー論:当然ある
ハイデガー論:当然ある
ヘーゲル論:当然ある
ツェラン論:当然ある
ド・マン論:当然ある
ジョイス論:当然ある
443吾輩は名無しである:03/07/13 02:53
>>437
間違いなく本当は自分が知らないヤシ
444吾輩は名無しである:03/07/13 08:52
だからポンジュって、なにやってるひとなのYO??
その実績は?
445吾輩は名無しである:03/07/13 08:55
例えば「ジャベス論」というのは「エクリチュールと差異」に収録されている
「本を巡る」論考の対象になっていたひとだと思うけど・
しかしそういうジャベスとか、日本人のレベルで知っていたとしても
おふらんすお宅の所有フ物でしか殆どありえないだろうし
そんなの知っていたところで何のメリットもないし得もないだろうね
446吾輩は名無しである:03/07/13 09:00
吉本隆明が昔、講演会の時に
デリダの書き方というのは、例えば、日本人だったら
いきなり「川崎長太郎があ!!」とか「後藤メイセイがあ!!」とか
まず日本人で日本語できる人でしか理解できないだろう、一部マイナーで
文壇的な記号で勝手に前提をはじめやがって、なにがどこが
自民族中心主義批判なのだ???
と非常に素朴なデリダ批判を捲くり立てていたのを、思い出す。
447吾輩は名無しである:03/07/13 09:10
446
>一部マイナーで
>文壇的な記号で勝手に前提をはじめやがって、

訂正
勝手に前提をはじめるのと同じで
448吾輩は名無しである:03/07/13 12:23
しかしそういうデリダとか、日本人のレベルで知っていたとしても
おふらんすお宅の所有フ物でしか殆どありえないだろうし
そんなの知っていたところで何のメリットもないし得もないだろうね
449吾輩は名無しである:03/07/13 14:48
>>448
なんか馬鹿が入ってる
ウザイよおw
450吾輩は名無しである:03/07/13 14:55
>449
し〜〜〜っ。日曜だから、お散歩のご隠居も通るんだよ、
触らぬカミになんとやら・・・
そっとしとかないと
コワイよぉ
451吾輩は名無しである:03/07/13 15:00
自演はやめよう
452吾輩は名無しである:03/07/13 15:12
>>449-451 
は独りでジエンしました、別スレのジエン魔です、ごめそ
453吾輩は名無しである:03/07/13 15:15
解説:
別スレのジエン魔=別スレを立てて、質問しては答えるジエンを
独りで続けているジエン魔です
454449:03/07/13 15:20
はあ?w
なんか障害的な人格の方ですか?
今やってるの。。

僕はデリダカルトQについては
反面突っ込みを入れたくなりながらも
内心では愉しんでいたほうなのですが。。。

いい加減なことをやるのなら消えてくださいね
意味不明な。。。
455吾輩は名無しである:03/07/13 16:02
ポンジュは詩人、訳書に「物の味方」とかあったはず。

あとジャベスを知っていても何の意味もないと言ってるけど、
それを言ってしまえばデリダを知っていても何の意味もないし…
それ以前にジャベス知ってる事にメリットがあるとか云々と誰も言ってない気がするのだが
456吾輩は名無しである:03/07/13 16:09
オタのオタ的なる機械状のそれ自体のための内在性に因る
分子的運動?
457吾輩は名無しである:03/07/13 16:41
アンチヒューマニズム?
458吾輩は名無しである:03/07/13 18:01
まあみなさん2ちゃんなので。。。 (Be cool)
>442
ほかにフッサール論は「当然ある」だけど
それにしても英米の作家・著者が極端に少ないっw
ジョイス論(とド・マン論)は例外的になるなあ。
「英米文学の優位性」を語っていたドゥルーズとは対照的ではある。
その点で456的コメントは全く意味がないわけではないと思わないこともないような気がしないでもない。
next question
ド・マン、ロラン・バルト、アルチュセール、ブルデュー、ブランショ、クロソウスキー
さて、デリダが(どんな形にせよ)オマージュを捧げていないのは?
459吾輩は名無しである:03/07/13 23:14
ド・マン、バルト、ブランショ、アルチュセールは当然あるwww
と思うけど、クロソウスキーとブルデューはありそうでなさそう。
ヴァレリー論、マルクス論、マラルメ論、プラトン論
なんかもあるね。
460吾輩は名無しである:03/07/14 00:36
>459さん
ヴァレリー論、マルクス論、マラルメ論、プラトン論の補足、うれぴ!
こういうレスがあると助かるなあw
(ジョン・サール論は省いておこうz)
ただし残念ながら正解ではありませんでした〜
461吾輩は名無しである:03/07/14 06:44
458
デリダにとって英米文学って文体が明晰すぎるんじゃないの?
462吾輩は名無しである:03/07/14 17:34
ないのはクロソウスキーか・・・
463吾輩は名無しである:03/07/14 18:23
写真家の篠山紀信論があったw
464吾輩は名無しである:03/07/14 18:29
>462さん正解
ドゥルーズやフーコーなら書いただろうなあz
あと1995年に死去したレヴィナスにはAdieu,Galilée(1997)をささげてるねw
>461さん(もう2、3行おくれえっ)
確かに。英米圏は深みに欠けるっちゅうことかな?
ここでも「表層(後に襞)」の思想家ドゥルーズとは対照的。
彼は「最も深いもの、それは皮膚だ」なんていってた。
英語のテクストは脱構築を見出しにくい?それとも脱構築しづらい?
next question
デリダがある作品を一人の日本人にささげているけど、それは次の中の誰?
高橋允昭、高橋哲哉、豊崎光一、足立和浩、港道隆(これは違う)、白井健三郎、松浦寿輝、小林康夫
465吾輩は名無しである:03/07/14 18:40
>463さん
読んだ? どう?
実はこちらまだ未見なんだあw
(それquestionにしたかったねえ)
466吾輩は名無しである:03/07/14 20:00
豊崎じゃないっけ。アポリア
467吾輩は名無しである:03/07/14 23:26
今までのに比べて遥かに簡単だなww
468吾輩は名無しである:03/07/14 23:47
遅レスだが、シモンってノーベルとってタナそーいや。
469吾輩は名無しである:03/07/15 00:20
それなのに印税が年に数十万というシモンはかわいそう。
470464:03/07/15 00:24
>466さん、ハヤイねええ(次のquestionがまだ。。。)
簡単すぎたかあ、スマソ。でもカルトQを目指してるわけじゃないんで。。。
それにしても『アポリア』の訳者M氏のあとがきでそれについて何の言及もないんだよなあ〜
next question
ついでなんで、献辞のきっかけになった豊崎とデリダの対談の掲載誌と題は?
そんでもって、豊崎がほれてたブランショの国際シンポ(今春開催)でデリダと対話したのは?
>468、469
そう、そう。みなさんノーベル賞作家ですぞぉ。ベケットもね(遅スレ歓迎)。
471山崎 渉:03/07/15 08:46

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
472吾輩は名無しである:03/07/15 15:17
>>470
掲載誌は「パイデイア」か「海」か「ユリイカ」あたりだろうなあ
デリダと対話とくればラクー=ラバルトかナンシーあたりじゃないの
シモンがのーべるとは知らなんだ
473吾輩は名無しである:03/07/15 16:46
ジュネ論が忘れられている・・・
474吾輩は名無しである:03/07/15 18:14
レヴィナス論:当然ある
ブランショ論:当然ある
カフカ論:当然ある
ニーチェ論:当然ある
ポンジュ論:当然ある
ジャベス論:当然ある
バタイユ論:当然ある
アルトー論:当然ある
ハイデガー論:当然ある
ヘーゲル論:当然ある
ツェラン論:当然ある
ド・マン論:当然ある
ジョイス論:当然ある
フッサール論:当然ある
ヴァレリー論:当然ある
マルクス論:当然ある
マラルメ論:当然ある
プラトン論:当然ある
篠山紀信論:当然ある
ジュネ論:当然ある
キルケゴール論:当然ある
ベンヤミン論:当然ある
475吾輩は名無しである:03/07/15 18:55
476吾輩は名無しである:03/07/15 18:58
ナンシー論(Le Toucher, Jean-Luc Nancy,1998)もあるよ。
>470
そんでもって、デリダの対話者はナンシーだよねw
豊崎とデリダの対話は知らないけど。
477吾輩は名無しである:03/07/15 21:52
フロイト、ラカンは、超重要なのに。
478吾輩は名無しである:03/07/15 21:55
レビ=スト論、
479470:03/07/15 23:16
なんかレスが早くなってきたなあ(汗)
>476さん、ナンシーは正解(Le toucherは2000年ガリレ社では?)
なんか文献が出揃ってきたカンジ(ネルソン・マンデラ論は省いておこう)
480吾輩は名無しである:03/07/16 00:16
481吾輩は名無しである:03/07/16 02:04

すっごい綺麗なおっぱい♪ピンク色のお○こも見どころ♪

http://angely.h.fc2.com/page004.html
482突然ですが:03/07/16 02:50
「見た目は違うけど、本質は同じもの」ってなんでしょう・・
唐突ですが、お知恵をお貸しください!
483吾輩は名無しである:03/07/16 08:01
現象学的還元
484吾輩は名無しである:03/07/16 08:02
イタイイタイ・・・
485吾輩は名無しである:03/07/16 09:16
484
また馬鹿が入ってるよw
ウザイねほんと
486吾輩は名無しである:03/07/16 13:59
>豊崎とデリダの対談の掲載誌と題は?
ウ〜ン、何年ごろ? 「海」っぽいけど。
487吾輩は名無しである:03/07/16 20:53
483=485ですかw
488吾輩は名無しである:03/07/16 20:57
487
はやく馬鹿消えてw
489吾輩は名無しである:03/07/16 20:57
★無臭性画像をご覧下さい★有臭作品もあります★
      ★見て見てマムコ★
http://yahooo.s2.x-beat.com/linkvp/linkvp.html
490吾輩は名無しである:03/07/16 21:01
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 被害者の親の顔だけでなく、加害者の親の顔も出すべきやろ!
| 市中引き回しの上、打ち首、晒し首にしなきゃならん??
\________ ____________________
                  |/
    Σ∧ ∧    ∧,,∧∩
     (;゚Д゚) .目ミ ゚Д゚ ミ
      |つ つ  || (ミ  ミ
    〜|  |   .||  ミ  ミ〜
     ∪ ∪  ||  ∪ ∪
      /|
/ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ほ、ほんまのこと言うたらあかんて。でも賛成8割;?
\_____________________


491ななし:03/07/16 21:01
おいおい、自己言及的ジエンかよ
492吾輩は名無しである:03/07/16 21:08
491
だれ?
コイツが荒らしなの?w
493吾輩は名無しである:03/07/16 21:11
なんか時々スゲエ低劣で下らない嫌がらせ
で絡んでるのがいるよね
このスレ
494吾輩は名無しである:03/07/17 00:45
何度も出てきた質問で申し訳ないが、もう一回きかせて
デリダとブランショを読みたいのだが、何から読むのがいい?
邦訳のないものでもOKです
495470:03/07/17 00:54
1.Parages, Galilée (Collection La Philosophie en effet), 1986.
2.Demeure : Maurice Blanchot, Galilée (Incises), 1998.
2は邦訳あり(『滞留』未來社) これは読みやすい
1は4つのテクストが収められていて、いくつかは邦訳あり
496吾輩は名無しである:03/07/17 01:41
>>470
早くもレスが・・・読んでみます。ありがとう。
497_:03/07/17 01:50
498吾輩は名無しである:03/07/17 19:51
「友愛のポリティックス」ってブランショ論じゃないんだ?
てっきり、で、かっちゃったけど、読んでなくてw
499吾輩は名無しである:03/07/17 22:35
>>495
挙げてるけどパラージュ
500500:03/07/17 22:41
デリダ「アポリア」は実は裏ブランショ論だったりする、と考えたりする
501吾輩は名無しである:03/07/18 02:13
>500
表はハイデッガーだけど、裏はブランショってことか。
確かに死がテーマだしね。
502吾輩は名無しである:03/07/18 14:26
デリダが「宇宙法」について書くというのは本当なのですか?
503吾輩は名無しである:03/07/18 18:36
>>500
「アポリア」ではハイデガーの証言論を扱っていて、デリダのブランショ論である
「滞留」のもともとの題名が「虚構と証言」だった。もちろん死への問いかけが
そこではベースになっているので「死と証言」ということでハイデガー論と
ブランショ論がつながる。
504500:03/07/18 22:51
>501、503
レスどうも
デリダのブランショ追悼文「つねに変わらぬ証人」の原文サイト
Jacques Derrida / Un temoin de toujours
http://www.remue.net/cont/blanchot_derrida.html
505吾輩は名無しである:03/07/19 20:06
>>470
>豊崎とデリダの対談の掲載誌と題は?
カメレスですが
『海』1981年3月号(中央公論社)
「誘惑としてのエクリチュール――絵葉書、翻訳、哲学」
でしょ
506500:03/07/22 14:47
>505さん、スバラシイ
デリダ「アポリア」が裏ブランショ論だといえるとすれば
この本が豊崎光一に捧げられているのも何か意味深いような
507吾輩は名無しである:03/07/22 16:53
高橋哲哉のデリダの安い奴買った
508吾輩は名無しである:03/07/22 17:40
講談社ってこれでderrida本1500円の二冊だね。
509500:03/07/23 16:24
『デリダ』(講談社選書メチエ)林好雄/広瀬浩司著と
『来たるべき世界のために』デリダ/ルディネスコ著の書評
http://biblia.hp.infoseek.co.jp/b/0303derrida.htm

下記サイトでは、なんとデリダが野球解説をしてる!?
http://palappa.tripod.co.jp/derida.html
510吾輩は名無しである:03/07/23 18:42
それから
― ジャック・デリダ ロード・ムーヴィ ―
『デリダ、異境から D'ailleurs, Derrida 』
監督/サファ・ファティ  出演/ジャック・デリダ、ジャン=リュック・ナンシー
1999年/68分/カラー/フランス語
を見た方、およびビデオ化の情報をお持ちの方、ぜひレス願います

ちなみに『デリダ, 異境から』のフィルム評は
http://takakuwa.tripod.co.jp/texts/fathy.html
511吾輩は名無しである:03/07/23 18:49
どうでもいいけど、ハードカバーのデリダ関係の書籍って、
何であんなに値段が高いの?
そんなに量的に内容もなさそうなのに、ずっとその事について
奇妙な感じがしていました。誰かその本当の理由を教えてください!
512吾輩は名無しである:03/07/23 19:17
刷らないから。別にデリダに限った事ではないだろ。
513吾輩は名無しである:03/07/23 23:43
内容と値段の比ではドゥルーズの方がお得なのはなぜ?
514吾輩は名無しである:03/07/24 12:54
ドゥルーズのが売れるんだろ、きっと。その分ドゥルーズのほうが多く刷ってる。
515吾輩は名無しである:03/07/24 16:50
デリダも売れるんじゃない?
デリダはみすずと未來社が多いからね
516吾輩は名無しである:03/07/24 18:44
デリダの文学論はけっこう出たので、絵画論?
1『絵画における真理』(上・下)高橋允昭ほか訳、法政大学出版局
2『基底材を猛り狂わせる』松浦寿輝訳、みすず書房
3『亡者の記憶―自画像およびその他の廃虚』、鵜飼哲訳、みすず書房
2は芸術家としてのアルトー論、3はゴッホ論と思わせてハイデッガー論
1は額縁論だったかな?
517吾輩は名無しである:03/07/24 20:09
『視線の権利』(『哲学3』哲学書房)88
(Lecture de Droit de regards de M.-F. Plissart Minuit 1985.)
518シネマ:03/07/24 21:03
>510
映画は見逃したんだけど、2000年に共著で本になってるよね
「言葉たちを撮るTourner le mots:Au bord d'un film」
(avec Safaa Fathy)Galilée 2000
これって映画論になるのかなあ
519吾輩は名無しである:03/07/24 21:10
>>332
確かに民間を見下してる奴は多いだろうし、それ以上に公務員の立場に陶酔してる奴は多いだろうな。
辻本の件とはそれるが学生のお前に一つだけアドバイス。よほどのことがない限り公務員になっておけ。
もし超一流企業等、大物のサラリーマンになって成功できる確実な保証があるんだったら話は別だけど
会社員の90%以上の人間はそんな生まれついたような実力はない。ほとんどがクズだ。
頑張って有名企業に入ったって先はどうなるかわからない。リストラ・倒産だって会社ならどんな所でも起こりうるんだ。
だからこそ努力することでほぼ確実に幸せを手にいれる方法がある。
それが公務員さ。周知の通りリストラがない。ボーナス・退職金からリーマンよりも多い年金生活までの保障。
あと俺の経験から言わせてもらえば、リーマンよりも早く帰れるし残業代はきっちり出る。
有給も比較的取りやすいし(取らないと怒られる場合もある)、自分のやりたいことを若いときに満喫できる。
給料も並みの民間じゃ公務員には勝てんよ。もし1日中きっちり働いて公務員より少し多く給料もらったって何の得になる?
時間単位あたりにすれば公務員のほうが断然上。それに今の時代余暇も必要だよ。仕事ばかりの人生なんて楽しいはずがない。
それにこの先公務員の待遇が悪くなっても公務員>民間人という図式は変わらない。
だって比例するように民間もどんどん悪化していくからね(前述の通り景気は絶対回復しない)。
俺の知り合いの中に「安定が何だ、俺は民間に入っていっぱい稼ぐぞ!」なんて息巻いてた奴が何人もいたけど、
そいつらの今の現実は、しょぼい平社員やセールスマン、レンタルビデオ屋の店員などなど。
その中にはリストラされた奴、ボーナス・退職金カットの奴多数。
サービス残業で好きなだけこき使われて自分の人生を束縛されてるよ。
まあ新入社員で「バリバリ働くぞ」と思ってる奴も数年後には民間の現実を思い知らされるんだろうな。
こういうレスすると、自分にレスされてるわけでもないのに「うちは年収〜千万,民間のほうが断然給料よくてやりがいある」
みたいなネタレスで必死に抵抗してくる奴がいるだろ? 釣り・煽りと言ってはぐらかす奴もいるだろ?
でもそういう奴らの言うことにだまされちゃいけない。図星なのが見え見えで笑えるけどな(w。
520吾輩は名無しである:03/07/24 22:00
しょうもないコピペすんな
521吾輩は名無しである:03/07/26 08:13
大杉重男論あり
522吾輩は名無しである:03/07/26 12:59
アナロジーの罠で批判されてるけど、そこんとこどうなのよ?
523吾輩は名無しである:03/07/26 16:42
デリダは、もう古いです。おわってます。
マジデス。
524吾輩は名無しである:03/07/26 20:13
まあ批判されようが古かろうが終っていようが
そんなことはどうだっていいんだけど
それに神が死のうが人間が終焉を迎えようが
それもどうだっていいことで
きみにとって、彼/彼女にとって、おれにとって
デリダに興味がなければ無視すればいいだけの話
興味があれば読めばいいだけの話
世間の評価、思想界の評価は関係ない
525吾輩は名無しである:03/07/26 20:16
デリダは、詐欺師w
526吾輩は名無しである:03/07/26 20:19
詐欺師の詐欺を暴くには、本人が詐欺師になる必要があるからなw
詐欺師なんだろ、きっと
527吾輩は名無しである:03/07/26 20:38
おそらく、ねw
詐欺師じゃないヤツはいないっつうことか
528吾輩は名無しである:03/07/26 23:04
>>523
自分が消化しきってないのに、周りに終ってるといわれてポイポイ捨ててたら、何一つ消化できない
と思うのだが・・・まぁ一生かかってもデリダは消化できないと思うが・・・
529吾輩は名無しである:03/07/27 15:32
デリダはパルマコン
530吾輩は名無しである:03/07/27 19:52
■デリダ用語集その1「パルマコン」
>529
パルマコンは薬も毒も意味するから
デリダを読むことは喜びでもあり苦痛でもある、
あるいは人によって毒にも薬にもなる、
ってことをいいたいわけだね
531吾輩は名無しである:03/07/27 21:46
デリダはdeconstruction
532吾輩は名無しである:03/07/27 23:49
■デリダ用語集その2「デコンストリュクシオン」
ちなみに英語のディコンストラクション、日本語の脱構築とは少しズレる
構造主義の後で登場したので、その構造を壊すようなイメージがあるが
それともズレる(むしろ現象学と存在論がコンテクスト)
テクスト内の「ズレ」と暗黙の前提を見出す戦略である
>あまり続けてネタふらないでね(原稿の〆切が‥‥)
533吾輩は名無しである:03/07/29 00:18
カルトQからいつのまにか用語集になっていたんですね〜
534吾輩は名無しである:03/07/29 13:35
デリダを読む若槻千夏萠えぇ
535吾輩は名無しである:03/07/30 10:49
デリダはdissemination
536吾輩は名無しである:03/07/30 13:22
>>532
そっか「デコンストラクション」って言葉ないのか
フランス語と英語の合成語だもんね
「シュールリアリズム」もそうだけど
537吾輩は名無しである:03/07/31 00:14
>>516-518
デリダの芸術論まとめとくね
絵画論
1『絵画における真理』(法政大学出版局)
2『基底材を猛り狂わせる』(みすず書房)
3『亡者の記憶―自画像およびその他の廃虚』(みすず書房)
写真論
4『視線の権利』(『哲学3』哲学書房)
映画論
5『言葉たちを撮るTourner le mots:Au bord d'un film』(未訳)
538吾輩は名無しである:03/08/01 10:09
松籟社デリダ『火ここになき灰』もう売ってたね。
160のうち本文80で、訳注+解説80
2400えんなり
539_:03/08/01 10:15
540吾輩は名無しである:03/08/01 10:18
■デリダ用語集その3「散種」
文字通り種をまき散らすこと
ほとんどの男性が実践している
って用語集やってる場合じゃない
松籟社デリダ『火ここになき灰』
>538、情報ありがと
買いに行かなきゃ
541吾輩は名無しである:03/08/01 10:24
>>522
遅レス、ソマソ
「アナロジーの罠:フランス現代思想批判」ジャック・ブーヴレス/著
のことだったんだね。
ワリュイ、まだ読んでないんだ。
542吾輩は名無しである:03/08/01 10:32
「アナロジーの罠:フランス現代思想批判」
ちょっと前に立ち読みしたけどデリダ哲学批判というより、
デリダのエピゴーネンに対するデリダの対応を批判してたと思う。
ソーカルを真面目でないと揶揄する暇があったら、自分のエピゴーネン
の批判でもするべきではないか。だったっけ。
543吾輩は名無しである:03/08/01 14:12
マジか〜うちの方じゃまだ売ってない。
544吾輩は名無しである:03/08/01 14:24
デリダって最近は、なんか詩っぽい詩人=予言しそうでしない予言者って感じにしかみえん。
狂ってないアルトーみたいなもんな。
545吾輩は名無しである:03/08/01 15:48
546吾輩は名無しである:03/08/01 15:54


松籟社のT氏は同時期に、デリダ『火ここになき灰』を出版する。訳者は梅木
達郎氏。原著をお持ちの方はご存知だろうが、この詩集のような本をレイアウ
トするのに苦労したそうだ。A5変形判160頁、本体予価2600円。こちらもT氏
の解説(わざわざ小誌のために用意してくださったのだ)を以下に全文引用す
る。

「そこに灰がある」。このたった一つの文からなる一冊の書物、それが本書で
ある。『弔鐘』と『郵便葉書』にあった「灰」「燃やすこと」「ホロコースト」
を語った文が引用されながら、「そこに灰がある」という一文が、男なのか女
なのか、デリダなのか他者なのか、定かではない、複数の声によって展開され
ていく。「灰」の経験とは、たんなる忘却ではなく忘却の忘却であり、喪失の
喪失、残余なき残余、証人の不在の証人であり、それゆえ最悪のものであると
ともに、チャンスでもある――これが、灰において賭けられていることなので
ある。
547吾輩は名無しである:03/08/01 16:16
で、ドラゴンアッシュの名の由来が人々に知れ渡る
548吾輩は名無しである:03/08/01 19:04
>>546
最近休みがちだよな。本人も言ってたけど
549吾輩は名無しである:03/08/01 22:47
>545、546
紹介あんがと
「たんなる忘却ではなく忘却の忘却であり、
喪失の喪失、残余なき残余、証人の不在の証人」
というあたりは、灰デガー、ブランショを想起させるね
550吾輩は名無しである:03/08/01 22:57
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551FEU LA CENDRE:03/08/01 23:17
ついに出たかあ〜
「FEU LA CENDRE」の訳題だけど何かイイね
ちなみに
英訳「Cinders(諸々の灰)」
独訳「Feuer und Asche(火と灰)」
552吾輩は名無しである:03/08/02 09:59
火ここになき灰2400円は安いのかなー。
確かに凝ったレイアウトだし翻訳も大変そーだから、
これぐらいはしちゃうのかも。詩集買うようなものか。
553ら@:03/08/03 03:05
デリダの論理には破綻もないしスリルもない。
ダツコウチクという響きの割に、秀才の凡庸な読みがあるだけ。
文学者としての才能はないね。
まあ個人的には、死ぬまでに同郷のカミュで一本書いて欲しいところだ。
554_:03/08/03 03:06
555吾輩は名無しである:03/08/03 03:14
博覧強記の気の良いおじいさん。だからねデリダは・・・
556吾輩は名無しである:03/08/03 03:37
>553
そうか?
まず「デリダ」って言葉で全作品をくくってしまうのはどうか
確かに「秀才の凡庸な読みがあるだけ」って感じのものもあるが
特に講演用にかかれたものは小説のように面白いのでは
(カミュについては書かないような気がする)
557吾輩は名無しである:03/08/03 11:18
>556
でもデリダは最初からずっと一貫してないっけ
558吾輩は名無しである:03/08/03 14:19
脱構築することによって晒される盲点
盲点を、痛点と認識し、その痛覚を刻み続けること

脱構築が、その果てで世界の意味の無意味さを僕の前に叩きつける
僕は驚いてのぼり続けてきた階段を転がり落ちていった

しかしながら、倫理という壁にぶつかり、
しりもちをついて階段のどこかに止まったのだ。

僕は、にぶい痛みのする尻をさすりながら、階段を見上げた。
階段は以前とはどこか違ってみえた。
確かに違ってみえたのだ。
559吾輩は名無しである:03/08/03 14:31
>>556
確かに著作より講演のがおもしろいよね。
「法の力」「シボレート」等
560556:03/08/03 22:41
>557
「一貫している」とデリダ自身言うだろうね
でもデリダのそうした自己言及を
ズラしてみてもいいんじゃない?
561556:03/08/03 22:44
>553 (補足)
デリダの論理にスリルはあると思うが、確かに「破綻」は見当たらない
アガサ・クリスティに「破綻」がないように。。。
むしろ刑事コロンボにたとえるべきかナ
犯人が最後までわからないというスリルではなく
犯人は最初からわかっているのだが、
殺人トリックを華麗にラディカルに見破ってゆくスリルに似たものはある
「破綻」をデリダに求める必要はないのでは?
「破綻」を味わうにはアルトーかヘルダーリンかニーチェか・・・
(おそらく553はわざとあんなふうに言ってみたのだろう。。。)
562吾輩は名無しである:03/08/03 23:08
らげだろ。
563吾輩は名無しである:03/08/04 11:13
>>556さん
デリダはやっぱり哲学者じゃないでしょうか
デリダを文学者としてみる視点がよくわからなかったので
教えてもらえると助かります
564Jacky:03/08/04 14:03
ごめん激しくすれ違いなのは知ってるんだけど、
是非俺様のかつての夢を聞いてくれ!!

16歳 童貞変態
17歳 いろいろあってアルジェリア征服完了
18歳 TVでは全chで毎日24時間工夫を凝らしたエロエロ番組を流す
19歳 エロアニメ,エロ漫画,エロゲームをアルジェリアの主要産業とする。高等師範学校に入学
20歳 エロ絵描きを人間国宝とする。フランス征服。
21歳 レイプ・痴漢を合法化する
22歳 小学校から授業にSEXを導入する。アグレガシオンに合格!!
23歳 いろいろあって世界征服完了。
24歳 世界征服を記念して高等師範学校は高等性交学校に名前を改名
25歳 12歳以上で童貞は死刑とする
26歳 世界中の美少女は12歳の時に俺が処女を奪う法律制定
27歳 残り物の女を公衆便所に配置する
28歳 一夫多妻制を全世界で導入
29歳 オリンピックの種目としてSEXを導入
30歳 全人類に一日17回以上のSEXを義務化
31歳 全人類に一日1kg以上の糞尿を食すことを義務化
32歳 ノーベル変態賞を受賞
33歳 24時間1000人切りに挑戦→大成功
34歳 マルチ・まほろ等高性能ダッチワイフの開発に性交
35歳 人類に飽きてきたので昆虫と性交→大成功
36歳 いろいろあって宇宙征服完了
37歳 人類初の地球外生命体との性交に成功
38歳 ブラックホールに挿入→大成功
39歳 ワームホールに挿入→大成功
40歳 108次元に居た神とSEX
41歳 俺様のザーメンを全宇宙にまき散らす研究に着手
42歳 厄年なので靖国神社で巫女さんを犯す
43歳 なんかめんどくさくなってきたのでこの世の全てをオマンコにする
44歳 腹上氏
565Jacky:03/08/04 14:04
だったんだか、アグレガシオンの試験には一回落っこちたし、
37歳のときに三冊しょーもない本(L'ecriture et la difference. La Voit et le phenomene. De la grammatologie)
書いてから、引っ切り無しに本書いて今じゃ、しがない哲学屋だょ。
どいつもこいつもデリダさん、デリダさんっていっつも質問ばっかしてきやがる。
少しは自分でもの考えろつーの!友達もどんどん死んでいくし、俺もう辛いよ。
今年で73だぜ。あぁ鬱、最近体調悪いしさ、評判も悪いし・・・
「deconstruction」なんてもうホントは言いたくないんだ・・・
もうゆっくりしたいんだ・・・
566吾輩は名無しである:03/08/04 18:46
>564、565
激しくスレ違いだ
違うスレで書くんだな
ケッ
567吾輩は名無しである:03/08/04 23:31
>563
個人的見解ですが、、、
デリダをエッセイストだと思って読んでみては
哲学的なエッセイ、文芸批評的なエッセイ、ミステリっぽいエッセイetc
568夢野:03/08/07 09:27

ちょっと質問させて下さい。
デリダは、左翼的だと思いますか、右翼的だと思いますか。
左翼・右翼の観念を脱構築するのは無しで。

569吾輩は名無しである:03/08/07 09:45
left alone
570吾輩は名無しである:03/08/07 11:21
>568
どっちかっていうと左かナ
>567
なるほどネ
>564、565
もしかして「破綻」したデリダを実践?
571吾輩は名無しである:03/08/07 13:06
572吾輩は名無しである:03/08/07 13:17
デリダは左翼だろ。
573吾輩は名無しである:03/08/07 14:13
>>570
なんで語尾が片仮名なの(w
っていうのはおいといて、諸所の活動を見ていると、
間違えなく左寄りだと思う。
574吾輩は名無しである:03/08/07 16:25
革命を志向しないのだから保守派とみなすべき。
575_:03/08/07 16:25
576夢野:03/08/08 02:16
レスありがとうございます。
私は、脱構築が、中心と周縁の境を消失させ、
全ての主義主張をうそつきのクレタ人に持ち込んでしまう
最高・最終の言葉遊びだと理解(誤解?)しています。

この最高の破壊兵器が最後にもたらすものは、世界の意味の、無意味化。
イデオロギーという観念がもたらすサヨク的破壊の果てに、何があるのか。
この脱構築の観念がよく示してくれているように私には感ぜられます。
私はもともとサヨク的な人間ですが、
デリダを機に右派に傾きかけておったものですから
みなさんはデリダにどのような影響を受けているか
どのように読んでいるか知りたかったので
先の質問をしてみました。

577吾輩は名無しである:03/08/08 18:05
>576
個人的見解ですが、、、
私はあまりデリダを政治的コンテクストで読んでないので―
ただ、政治も言葉である以上、「言葉の政治学」という視点はあるんだけど―
以上簡単ながら。
578吾輩は名無しである:03/08/10 09:03
>>546
『火ここになき灰』を読んだ。
これは短いので一日で読める。
主要なプロットは対話形式なので
文学作品として読めるんじゃないかな。

579吾輩は名無しである:03/08/11 13:26
>>576
おまえ自己言及と脱構築の違いだけは学んだ方がいいぜ

ドイツロマン主義の時代に
カントを勘違いして
「物自体は認識できないのか〜じゃあ世界の意味は無意味だ」
とか絶望したヤシみたいだ
まあそいつは超一流の作家だけどな
ハインリヒ・フォン・クライストとかいったかな
580556:03/08/13 02:02
「クレタ人はうそつきだ、とクレタ人が言った」
という論理的パラドックスと
デリダ的なダブルバインドとは少しニュアンスが違うだろうね。
『火ここになき灰』でも灰という忘却の忘却について論じられてるけど
訳者の梅木達郎氏の解説は引用も多く有益。
581吾輩は名無しである:03/08/13 03:04
ごく初歩的にいえればいいかとおもいます。
脱構築とはディコンストラクションの日本語訳@足立さんによる。
破壊、ディストラクションではないということを確認したいですね。
ちょうど、デザインというのに近い。それは既存の形象をずらすことによって
新たな形象を形作ることに近い。
ただ、より形式的にいいますと、二元論批判です。いまだ一元論でもないし
いまだ多元論でもない。ただ、その二元論批判から何か新たな足元が生成されうる
批判、あくまで次に何かが生じる可能性なんです。
そこで問題にされていたのは、さしあたりは、既存の二項はもはや問題外だ、
ということです。その問題を捉えるものは脱構築のあとにくるものだと。
アメリカのアカデミズムのように脱構築なら脱構築を一つの形式的な操作とみなして
なんでもかんでも適用していって論文を生産していくという態度は
そうした操作の歴史性やらなんやらの限定可能性を忘却させました。
その点、デリダ自身はそうした概念操作のいいかげんな適用振り、そして
なんでもかんでも適用可能だとするデリダ読解に異を唱えることになったわけで、
デリダ自身は「法の力」で、正義は脱構築不可能だ、法は脱構築可能だ、
とのべていましたね。
582吾輩は名無しである:03/08/13 14:25
アメリカの連中とデリダは問題意識が違うからな。
583吾輩は名無しである:03/08/14 01:50
アメリカの脱構築批評を軽視するクリシェには疑問。
第一日本には一度もまともな脱構築批評が成立しなかったのだから、
高見に立つことが妥当とはいえない。
さらにそうした態度がポール・ド・マンの業績を覆い隠す。
584吾輩は名無しである:03/08/14 02:03
576みたいななんでもかんでも脱構築そして破壊
という誤解をアメリカアカデミズムがまんえんさせたなら
批判は妥当だな。
土万かくしはまたべつのことだ。むしろ、度マンの戦中の執筆
こそそれを助長している。
ただし、どまんの批評はむかしの自分への自己批判として
読めるわけだがな。
585山崎 渉:03/08/15 09:24
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
586吾輩は名無しである:03/08/15 15:18
age
今度デリダ的ダブルバインドについて補足します。
587吾輩は名無しである:03/08/16 20:15
>>586
よろしくおながいしまつ。
588吾輩は名無しである:03/08/17 20:21
>>586
デリダのダブルバインドとメルロ=ポンティの両義性ってほぼイコールじゃない?
漏れ浅田たちの紹介から入ったから、メルロポンティ=現象学的(?)形而上学者
=乗り越えるべき対象と思っていたけど、哲学のスタイルは
ほぼ一緒だよね?
すなわち、結論が出そうになると、それを新たな問いとして
永遠に問題を進めようとするところとか。
589吾輩は名無しである:03/08/17 21:14
>>588
「両義性」に直接応答しているわけではないが、
そこでデリダが用意している回答が、
多義性と散種の違いについての説明。

デリダが文学に取り組むことで得た認識は、
言ってみれば「意味」についての現象学的な説明の手前で
テクスト性を見出すことなのだと思う。
590吾輩は名無しである:03/08/17 22:07
>>589
うーむ、なるほど。
「多義性」と「散種」の違いに注目しながら、「「意味」についての
現象学的な説明の手前でテクスト性を見出す」仕方をデリダから
読み取ってみようと思います。
その上で、メルロ=ポンティとの比較論にまで進めればいいかと。

哲学畑の人間の戯言でした〜〜。
591吾輩は名無しである:03/08/18 00:46
(山崎嵐でさがってたので、あげるついでに余計な一言を添えてしまった‥)
589さんがかわりに応答してくれたので、以下は断片的な個人的感想。
***
この本でデリダは《灰の経験》という言葉を出してくる。
灰cendreはずらされた中心centreとして、
クリプト、ホロコースト、亡霊といったパスワードに絡められつつ、
《喪の作業》というテーマで展開される。
灰とは、取り返しのつかない消去であると共に
反復を可能にするための条件だとされる。
これが灰のテーマにおけるダブルバインド。
(ああ、やっぱり簡単に要約するのは難しいな‥)
580でも書いたけど、訳者の梅木達郎氏の解説は有益だと思うので、
興味のある方はぜひ参照してください。
***
『友愛のポリティックス』では《友愛》のテーマで
ニーチェの、遠い者の近さという超人の友愛と
ブランショの、結びつきなき結びつきという忘却のなかでの友愛が論じられ、
ここにもダブルバインドが見られる。
『友愛のポリティックス』はデリダの作品の中ではあまり面白くないけど、
ニーチェ、ブランショの好きな方は最後の第十章だけでも読む価値あり。
***
そしてデリダ、ブランショの前に、ハイデガーがいる。
ハイデガーの「不可能性の可能性としての死」というダグルバインドが
デリダ『アポリア』では《死》のテーマにおいて、
ブランショ的な方向へ接ぎ木されている。    (以上不充分ながら)
592吾輩は名無しである:03/08/18 20:09
>>591
サンキュです。
「灰とは、取り返しのつかない消去であると共に
反復を可能にするための条件だとされる。」って難しー。
今度『火ここになき灰』読んでみまつ。
593吾輩は名無しである:03/08/18 20:46
>>591

(・∀・)イイ!
594吾輩は名無しである:03/08/18 22:08
double seance
さっさと訳して欲しいよな
いっそここで?
595吾輩は名無しである:03/09/03 20:02
革命を志向しないのだから保守派とみなすべき。

596吾輩は名無しである:03/09/03 21:35
>>594
二重の会(double seance)はマラルメ論だったよね。
『散種』は原著刊行からもう30年以上経つよなあ。
どうなってんだろ‥
597吾輩は名無しである:03/09/05 15:25
>>596
>>319にも散種は載ってないな
598吾輩は名無しである:03/09/12 04:38
「お厚いのがお好き」のあの脱構築の説明って合ってます?
監修が河合塾の講師だったのが笑えましたが。
599吾輩は名無しである:03/09/12 15:24
>>598
要約してみて
600吾輩は名無しである:03/09/12 17:14
脱-構築についてはろくな説明がなかった。駄目なポストモダンというか、相対主義といった感じ。
差延についてはあれで良いんじゃない。
601吾輩は名無しである:03/09/13 00:18
>>599
「わがはいはねこである」っていう10文字を見たときに「吾輩は猫である」と
漢字を当てはめるのは、作者の夏目漱石を意識してしまっているからで、作者などに
関係なく、たとえば「我肺は猫である」とか「我輩はね、子である」などのように
自由に読むことが脱構築だと。
間違ってますよね……。
602吾輩は名無しである:03/09/13 01:53
最初に脱-構築とはみたいな話をしたときは、真理を求める伝統哲学は無駄骨だから
自由になろうみたいな感じのことを言ってた。で、何故なのかで差延。
603吾輩は名無しである:03/09/13 10:52
フィリップ・ラクー=ラバルト今秋来日の情報モトム
それにあわせて新刊が出るね
604吾輩は名無しである:03/09/13 11:56
>>603
ラクー・ラバルト工作員ですか?
ヘルダーリンのスレにも出没してたし・・・
>>603=ラクー・ラバルト?
ラクー・ラバルト2ちゃんで工作なんかするなよ。w
それにしても日本語お上手ですね。w
605吾輩は名無しである:03/09/13 17:55
>>604
ニホンゴ ベンキョシマシタ。
606吾輩は名無しである:03/09/13 21:04
ラクー・ラバルト日本語勉強したのか
スゴイなフランスを代表する哲学者も2ちゃんか
2ちゃんも偉くなったよ
607吾輩は名無しである:03/09/14 00:33
warota
608吾輩は名無しである:03/09/14 02:14
むしろラクー=ラバルトの弟子が2ちゃんに送り込まれているのだ
609吾輩は名無しである:03/09/20 11:19
デリダスレがラクー・ラバルトにのっとられてる・・・
>>609ホカ
タクサンノレス めるしーぼーくー
イイエ ノットルキハ アリマセン
ムッシュでりだハ ワタシノセンパイデスカラ
タダ ワタシノスレヲタテルマデモナイノデ
スコシ来日マデ オジャマスルダケデス
ドウカ ゴヨウシャヲ

『芸術家の肖像、一般』『政治という虚構』『虚構の音楽』『経験としての詩』『ナチ神話』
ヨロシクオナガイシマツ

ソレカラユウジンノなんしー氏モゴヒイキノホド

アデュー!
611デリダ ◆CRaxoB3keg :03/09/20 16:39
バランスをとるためにわたしの最近の邦訳論文もぅp。

ならずもの in「現代思想」2003.06(Voyous Deux essais sur la raison)

われわれの戦後復興――ヨーロッパの再生 in「世界」2003.08(ハーバーマスと共著)
612吾輩は名無しである:03/09/20 16:57
デリダまでも2ちゃん浸りか・・・
やっぱりって言うのもなんだけど、
ラクー・ラバルトよりデリダの方が日本語上手だな。
613吾輩は名無しである:03/09/20 17:08
そりゃぁコピペだからな。
614吾輩は名無しである:03/09/20 21:09
なんだ。デリダは自分の日本語力のなさをコピペで誤魔化してるのか・・・
なんかがっくし
615吾輩は名無しである:03/09/21 02:25
全ては虚偽に過ぎない。
軽薄なるわが魂よ。

age
616 ◆CRaxoB3keg :03/09/21 18:40
『友愛のポリティックス』について補足

この本でデリダは2つの言葉を引用する。
「ああ我が友たちよ、一人も友はいない!」というアリストテレスの言葉と
(それはまたモンテーニュが引用したアリストテレスの言葉でもある)
「ああ我が敵たちよ、一人も敵はいない!」というニーチェの言葉。
(これは『人間的な、あまりに人間的な』の「友たち」の章からのもの)

「ああ我が友たちよ、一人も友はいない!」
「ああ我が敵たちよ、一人も敵はいない!」
どちらも逆説的な言葉だけれど
ニーチェの、遠い者の近さという超人の友愛と(第3章、第10章など)
ブランショの、結びつきなき結びつきという忘却のなかでの友愛(第10章など)
が論じられ、《友愛》と《政治ポリティックス》の関係が扱われる。
(ただし、分量的にはシュミットについて論じた部分が半分近くを占める)

《友愛》による《政治》というわけでもなく
《友愛》という《政治》というわけでもないが
本来は《政治》を可能にするのは《友愛》なのだ、という視点がある。

ジャン=リュック・ナンシーの『無為の共同体』と
ブランショの『明かしえぬ共同体』への目配せも当然あるのだろう。

ところで今更ながらだけれど
文学板にこのスレを立てた意図を1に聞きたいと思いつつ‥‥
617吾輩は名無しである:03/09/21 18:41
ラクー=ラバルト来るの? あと、もうすぐデュットマンが日本に来るね。
618 ◆CRaxoB3keg :03/09/21 18:47
>>617
藤原書店のHPによると10月上旬とのこと。
ttp://www.fujiwara-shoten.co.jp/index_2.html
619田中香具師お:03/09/21 20:23
>>617
デュットマンの「友愛と敵対」おもしろいけど、
ページ数少ないのにいろんなこと書いてあって難しい。
620吾輩は名無しである:03/09/21 23:43
≫616

1じゃないけど、
1が既存の哲学からのずらしとしてDerridaを捕らえたとしたら
1の意図がわからないわけでもないね。
621吾輩は名無しである:03/09/22 00:19
コピペを史上初めて哲学した男、デリダ
622吾輩は名無しである:03/09/30 22:11
ラクーラバルトの近代人の模倣買ってしまった。詩の政治の方は買ってない
623吾輩は名無しである:03/10/01 01:29
>>617
デュットマンは詳しく知らないけど、シュミットを論じているらしいので
デリダ『友愛のポリティックス』との縁がありそうだね。

>>620
代行レスどうも。文芸批評的な側面もあるしね。

>>622
きっとラクー=ラバルトさんはパソコンの前で喜んでます。

ところで、そろそろデリダの邦訳新刊が欲しくなってきたのだが‥
624吾輩は名無しである:03/10/01 23:24
>>623
今年、とうとう藤原書店から「マルクスの亡霊たち」が出るらしいのだが・・・
ホントかな?
625吾輩は名無しである:03/10/02 11:22
いつまでも出なくてどうしようもないから
英語を勉強して読み終わってしまった
次は散種を読もうと思う
ついでにフランス語学習も開始だ
626吾輩は名無しである:03/10/02 21:14
Baudrillardが大学で講演やるので逝ってくる。
最近、ラッシュだな。
627吾輩は名無しである:03/10/11 22:29
あげまつ。
628 ◆CRaxoB3keg :03/10/11 22:41
>>626
ボードリヤールどうでした?
スレから少しズレるけどいいよね。
629吾輩は名無しである:03/10/11 23:57
ボードリヤールいいか?俺には全然よさがワカラン
630 ◆CRaxoB3keg :03/10/12 00:09
Jacques Derrida
『Marx & sons(マルクスと音)』PUF
岩波が版権獲得して翻訳を進めている模様。
631吾輩は名無しである:03/10/12 09:31
>>630
これタイトル英語よ。
「音」じゃなくて「息子たち」だかんねー
632吾輩は名無しである:03/10/12 11:36
>>630
英語版でなくて仏語版で版権取得?
633吾輩は名無しである:03/10/12 14:22
ところで、「決定不能」って素晴らしいことなの?
634吾輩は名無しである:03/10/12 15:58
デリダを理解するのは、翻訳待って日本語で読むより、フランス語学習して
デリダの生の文章に触れた方が早い。一見迂回的にだけど。
635吾輩は名無しである:03/10/12 16:14
>>634
よくわかりますが、
耳が痛いと言うか…自省しきり
636吾輩は名無しである:03/10/12 17:12
ドゥルーズもほんとそう。
こんなにシンプルなのに。なんで翻訳はああなってしまうのか。
637吾輩は名無しである:03/10/12 17:15
それでもドゥルーズやデリダに関しては
最近だいぶ翻訳レベルが上がってきた
638吾輩は名無しである:03/10/12 17:20
デリダはいい加減『エクリチュ−ルと差異』訳しなおしてくれよ。
法政って酷すぎない?。絶対改訳しないだもん。
よくもまあ宇波訳ドゥルーズのプルースト論そのまま復刊するよなあ。
信じられないね。
639吾輩は名無しである:03/10/12 17:22
安心しる
デリダ再訳ケテーイ
宇波は死ぬまで待て
640吾輩は名無しである:03/10/12 17:25
↑ホント?
どこの情報でつか
641吾輩は名無しである:03/10/12 17:32
>>639
別人ですが俺も知りたい、教えてクンです、よろしく!
642吾輩は名無しである:03/10/12 19:30
Baudrillardはイけてませんでした。
というより、塚原つう訳者の声が聴きづらくて閉口。
会場の狭さと人の大杉に悶絶。

講演のテーマ
GLOBALISM&VIOLENCE
これだけで何を話すかは…。

ということで僕は実存主義者に戻ります。
643吾輩は名無しである:03/10/12 21:51
639は逃げたか。
マジで法政は日本語読者のこと考えてるんだろうか?
研究者はどうでもいい論文なんか書かなくていいから
翻訳に精出してくれ。内田樹がいうには翻訳は実績としては評価が
低いらしいけどさ。まがりなりにもデリディアンを任ずるなら
学内での地位維持・向上ばっかじゃなくてさ、まともにやってくれよ。
いい給料もらってんだろ。
644吾輩は名無しである:03/10/12 22:26
>>630
『Marx & sons』は岩波が取ったのか‥。
>>631
出版は英語版が先だが、例によってデリダ流に
sonsには英語と仏語「音」の両方の意味があるんだろ。
>>638
たしかに宇波訳はちょっとひどすぎる。
大学お抱えの出版社はやはり甘っちょろいのか。
645吾輩は名無しである:03/10/12 22:54
639 じゃないけど、『エクリチュールと差異』の邦訳、現行版は
もう絶版にして、すべて訳し直すことが企画されているらしい。
知り合いの編集者から聞いた話だから、間違いない。
ただ新訳の出版ががいつになるかは分からないそうだが。
646吾輩は名無しである:03/10/12 23:14
グラマトロジーも酷い。時代を考えればしょうがないと思うけど
647吾輩は名無しである:03/10/13 02:26
>>646
あれは注だけが便利
原書以上の無駄なフォローが資料集に使えます
本文は英語の方がいいね
648吾輩は名無しである:03/10/13 02:58
>研究者はどうでもいい論文なんか書かなくていいから
>翻訳に精出してくれ。

全くおっしゃる通りですな。
解説書も入門書も書かないでくれ。
全く感じる義理も必要性もない精神的な負担を感じてしまうよ。
649吾輩は名無しである:03/10/13 03:09
駒場の連中が散種と余白の訳を握りつぶしていると聞く。
名前は忘れたが犯人がいたはずだ。
650吾輩は名無しである:03/10/13 11:12
英語と日本語でしか読まない俺は偽デリディアン
だって語学苦手なんだよ!
651吾輩は名無しである:03/10/13 11:15
>>650
なら文学作品の脱構築をやればOK
アメリカ人もフランス語ができない場合そうしている
652吾輩は名無しである:03/10/13 11:31
>>651
結構、偽デリディアンいるんだ。
ちょっと安心、って群れると安心じゃやっぱ偽デリディアンw
バーセルミの脱構築モドキでもやろうかな
653吾輩は名無しである:03/10/13 11:55
>>652
語学ができた方が論理にアラがあっても言い訳できる

もし語学に依拠しないなら、
論理展開がハードじゃないと許されない空気がある。
654吾輩は名無しである:03/10/13 11:56
日本最高の偽デリディアンは東浩紀
語学屋は彼の論理構築力を持ち合わせていないから。
655 ◆CRaxoB3keg :03/10/13 12:06
>>631-632
『Marx & sons』に関して補足
『マルクスの亡霊 Spectres de Marx』をめぐるシンポジウムの記録。
1999年英語版のあと2002年仏語版が出た。
知人からの情報ゆえ、邦訳の底本は不詳。邦題も不詳。
>>644のいうとおり、sonsには英語「息子たち」と仏語「音」の
両方の意味がかけられているものと思われつつ――。

まずは藤原書店の『マルクスの亡霊』を待ちながら――。
656吾輩は名無しである:03/10/13 12:18
『エクリチュールと差異』の邦訳か・・・
学生には高い本なのに、あの訳・・・
657吾輩は名無しである:03/10/13 12:44
>>653
諦めますw

なんか今日、このスレ活気あるな。
658吾輩は名無しである:03/10/13 13:42
>>656
そうそう。だいたいこの手の思想家の読者は学生が大半だと思う。
それであれだもんね。よく何十年も店頭にならべられるよ。
659吾輩は名無しである:03/10/13 14:35
今度も共訳だろう。
単独訳できる力量を持つ奴は誰だろうか?
660哲学板の通行人:03/10/13 16:08
デリダは哲学板より文学板住人のほうによく読まれてるようだな。
661吾輩は名無しである:03/10/13 16:10
デリダの出発点が文学作品の現象学にあるのだから当然と言える
662吾輩は名無しである:03/10/13 16:25
入門書は東浩紀のがいいの?
663吾輩は名無しである:03/10/13 17:08
あれは文学読みには有害
ジョナサン・カラーの『ディコンストラクション』にしとけ
664吾輩は名無しである:03/10/13 17:14
>>659
スルドい問いであるw
665哲学板の通行人:03/10/13 18:14
>>662
デリダ自身のものがいい。
まずは対談集の『ポジシオン』。
666吾輩は名無しである:03/10/13 18:18
>>662
「言葉にのって」
667吾輩は名無しである:03/10/13 18:23
獣の番号とっちゃったよ。
668watanabe_kenta:03/10/13 18:40
脱構築って何よ?いや、ちょっと必要になったもんでね。
できるだけ簡単に教えて、先生!
669吾輩は名無しである:03/10/13 19:05
脱構築というのは、ハイデガーによる存在の忘却の拡張なのですが、
簡単に言ってしまうと「ガロア表現」の存在論と「保型表現」の存在論の間の
双対性を述べているものらしいです。
670吾輩は名無しである:03/10/15 00:37
agematu.
671吾輩は名無しである:03/10/18 01:57
Marx & sons がむばって読んでみました。全部理解できたわけじゃないが
655 氏の言うように、Spectres de Marx の評者らにデリダが
いちいち応答した論争的な文章だった。
よって Spectres de Marx を読まずにこれを読んでも意味がないかも。
あと、テリー・イーグルトソがクソだということは分かった。
ちなみに sons に「音」の意味はない模様。>> 630, 631, 644
貧弱な理解、スマソ
672吾輩は名無しである:03/10/18 02:15
Werner Hsmacher
って良さげだね
673吾輩は名無しである:03/10/18 05:07
イーグルトソも糞だけど
「文学とは何か」の解説書「新文学入門」も糞だったな
feminism/genderの章はきもくて読めなかった。
いまだにあれを薦めてる大学教授連みてると吐き気がする。

マークポスターの情報様式論読んだ香具師いる?
感想聴かせて欲しいな。
スレ違いではないと思うし。

674吾輩は名無しである:03/10/18 08:34
情報様式論も糞
675吾輩は名無しである:03/10/18 09:31
671氏は謙虚だけど
Spectres de Marxも読まれたのでは?
676671:03/10/19 09:49
>> いや、まだ読んでません。トホホ
フランス語はただいま学習中れす。英語の方が全然得意。
Spectres de Marx はやく邦訳出ないかナー。
677吾輩は名無しである:03/10/19 10:42
>>665
>>666
たしかに『ポジシオン』や『言葉にのって』などは入りやすいね。
あと副読本的な解説書では高橋哲哉氏のものとかがいいんじゃない。
678吾輩は名無しである:03/10/19 11:12
>>677
高橋哲哉は文学音痴すぎる
679吾輩は名無しである:03/10/21 14:56
知の教科書と冒険者ってどっちのが面白い?
680吾輩は名無しである:03/10/21 22:53
デリダ終わってる。
681吾輩は名無しである:03/10/21 23:16
違うな。
デリダが死んだ時、
全く新しい哲学が始められるのさ。
682吾輩は名無しである:03/10/22 00:17
そういうこといってっから誰にもあいてにされないんだよ。
683吾輩は名無しである:03/10/22 00:21
>>676
もうそろそろ出そうだ<邦訳、
て、勝手に期待もたせてはいかんかw
684吾輩は名無しである:03/10/22 02:13
>>672
単純なタイプミスだけど Hamacher ね。
英訳でヘーゲル論の Pleroma ってのをちらっと見たけど、
それ以降、大きな仕事はありますか?
685吾輩は名無しである:03/10/22 02:29
なんで誰も言わないのか不思議なんだけど「このスレ、アホばかりだな」。

686吾輩は名無しである:03/10/22 02:42
既出かもしれんけど、デリダの本で、導入としてもっとも良い著作は何ね?
漏れも読もう読もうと思っているのだが、色々あって
どれから読みはじめるのがイイのか…
687吾輩は名無しである:03/10/22 02:56
>>686
だから『ポジシオン』だって。
『言葉にのって』はあまりに分かりやすくて、つまらないんじゃないかな。
688吾輩は名無しである:03/10/22 02:57
シボレート.
689吾輩は名無しである:03/10/22 09:43
685は有名な自己言及的○○だからスルーで>ALL

『ポジシオン』と『言葉にのって』意外で
日本人の書いた副読本は何がいいですか?
690吾輩は名無しである:03/10/22 13:31
消去法で
『90分でわかるデリダ』ポール・ストラザーン
を何度読んでも永遠にわからない。
691吾輩は名無しである:03/10/22 14:02
日本人の副読本にろくなものはない
692吾輩は名無しである:03/10/22 21:27
>691
外国人のでは誰のがいい?
693吾輩は名無しである:03/10/22 21:43
>>692
英語なら
Geoffrey Bennington and Jacques Derrida.
Jacques Derrida.
が定番。
694吾輩は名無しである:03/10/22 22:43
>>693
英語キビシー。ショボーン。
邦訳のあるものでないですか?
695吾輩は名無しである:03/10/22 22:49
693の本訳してほしいね。
日本人の入門書はもういらね。
696吾輩は名無しである:03/10/22 23:10
入門書よりさ、どれかデリダの著書の一冊を
ひたすら注釈する本とかほしいよな。
697吾輩は名無しである:03/10/23 02:46
デリダっておもろい?
698吾輩は名無しである:03/10/23 09:12
『法の力』は入りやすい。
699吾輩は名無しである:03/10/23 23:31
>>697
友達に薦めたら「まったくわからん」といわれた。
人それぞれで面白かったりつまらなかったりするわけで。
個人的にはすごく面白いが、周りからは変人と呼ばれもする。
700吾輩は名無しである:03/10/24 01:14
ななひゃくげっと

デリダの動画があった。
701ら@:03/10/24 01:35
デリダが変人なもんか。変人のふりしてる常識人に過ぎない。
作品は同工異曲でつまらんし。ハイデガーと同じで
いかにして、未来永劫超えられぬ壁に自分を仕立てるか、
そればかり考えてる思弁的インテリだろう。
702吾輩は名無しである:03/10/24 02:16
激はげどうーい
そのとうり
まあおれはディレッタントはすきだけどね。
703吾輩は名無しである:03/10/24 02:24
ドゥルーズはやや変人
704吾輩は名無しである:03/10/24 02:28
ドゥルーズはサラリーマン

フーコーこそがほんとの変人
705考える人間:03/10/24 06:21
糞臭い。
思考を深めることは叙情を消し去ることだ。未来永劫超えられないとすればその人間が幼いからだ。
706吾輩は名無しである:03/10/24 08:35
>>705
ずいぶんと叙情的な意見ですね。
707吾輩は名無しである:03/10/24 08:58
情(感情)を述べ表す=叙情

私は事実を書いたまでだ。
708人+間:03/10/24 09:00
叙情から悲劇が生まれる。
709吾輩は名無しである:03/10/24 11:55
確かに、フーコーはどこぞで、「お前は変態度が甘い、もっと変態になれ。」と
さる小説家に説教してたそうだからな。
710吾輩は名無しである:03/10/24 22:32
>>701
デリダは変人のふりなんかしてないでしょ
>>709
ギベールのこと?
711吾輩は名無しである:03/10/24 22:41
>>700
教えてくらはい!
712吾輩は名無しである:03/10/28 11:23
713吾輩は名無しである:03/10/31 00:06
刊行予定らしい
P・ド・マン『美学イデオロギー』(平凡社、2003年)*
714吾輩は名無しである:03/11/04 22:07
もりなかさんの脱構築って買う価値ある?
今日とよさきさんの余白本げっとしました。
715吾輩は名無しである:03/11/04 23:57
>>714
損した。守中は嫁さん継承においてのみ豊崎の弟子だよ
716吾輩は名無しである:03/11/05 00:56
>>663
>あれは文学読みには有害

理由が良く分からんが?
717吾輩は名無しである:03/11/05 01:04
>>716
高橋は普通にロゴス中心主義者。
東が中期デリダに注目したのは、高橋が中期デリダに価値を見出していなかったから。
718吾輩は名無しである:03/11/05 21:17
>>715
そうですか、買わなくてよかった。
およめさん継承ってどういういみですか?
719吾輩は名無しである:03/11/05 21:23
>>718
豊崎未亡人が現守中夫人
720吾輩は名無しである:03/11/05 21:24
成就したヘルダーリンといったところか。
721吾輩は名無しである:03/11/06 17:29
>>719
仏文学者が好みなんですかね・・・
722吾輩は名無しである:03/11/06 18:23
>>712
ありがと!
723吾輩は名無しである:03/11/08 21:01
ろーてぃいいでつ。
724吾輩は名無しである:03/11/13 16:05
デリダが変人なもんか。変人のふりしてる常識人に過ぎない。
作品は同工異曲でつまらんし。ハイデガーと同じで
いかにして、未来永劫超えられぬ壁に自分を仕立てるか、
そればかり考えてる思弁的インテリだろう。
725吾輩は名無しである:03/11/13 16:10
激はげどうーい
そのとうり
まあおれはディレッタントはすきだけどね。
726吾輩は名無しである:03/11/13 16:11
ドゥルーズはやや変人
727吾輩は名無しである:03/11/13 16:12
ドゥルーズはサラリーマン

フーコーこそがほんとの変人
728吾輩は名無しである:03/11/13 17:11
で、脱構築ってなんなの?
分かった人いる?
729吾輩は名無しである:03/11/13 17:37
思弁を垂らしながら墓場にいくこと
730吾輩は名無しである:03/11/17 11:28
未来社のHPに近刊予告出てた!

コーラ  プラトンの場

ジャック・デリダ 著
守中 高明 訳
判 型:四六
予定頁数:130頁
ISBN:4-624-93252-8
予定価格:1,800(税抜)
《ポイエーシス叢書52》。「コーラ」──「場」を意味するこの語
が、世界の起源、宇宙の生成をめぐるプラトンの後期作品『ティ
マイオス』において、特異な思考を展開する。感性的なものでも
叡知的なものでもなく、メタフォールでも字義通りの指示でもな
く、これでもなくあれでもなく、かつこれでありあれであるもの。
パラドックスとダブルバインドをいかなる水準でも還元しないそ
のポジションなきポジション「コーラ」を、ジャック・デリダが読み
解く。二項対立を避けつつ否定神学をも斥けるという、困難な
隘路を縫うようにして進むとき、そこに留保なき唯物論の場が
拓かれる……。『パッション』『名には触れずに』と並んで《名につ
いての試論》三部作のひとつとして1993年に刊行された本書
『コーラ』──その射程は、哲学的議論のフィールドを越え、社
会的・政治的思考(近年のデリダによる「歓待論」など)や、フェ
ミニズム(クリステヴァの「コーラ」概念把握との差異)、さらに
は、建築(アイゼンマン+デリダ「コーラル・ワークス」、磯崎新
〈間〉)の分野へも広がりを見せる。プラトン読解において展開さ
れたその鋭角的かつ忍耐強い思索は、〈場〉をめぐるあらゆる思
考と営為に影響を与えて止まない。その事件的哲学書、ついに
邦訳到来!
731吾輩は名無しである:03/11/17 18:19
>>728
テクストの読みを変えることで既成の考えを持つ
勢力を駆逐し、ユダヤ的、隙間(的似非学者)産業を
はびこらせようと画策する根無し草の漂う思考法。
732吾輩は名無しである:03/11/17 18:20
733吾輩は名無しである:03/11/17 18:26
だから、自らの理論を体系化し得ない。
体系化すれば、すぐにそれも脱構築される。

734吾輩は名無しである:03/11/17 19:49
蛸が足を食べるみたいなもんだな
735吾輩は名無しである:03/11/17 19:59
さすがブランショ以後の文学論といった感じですね
736吾輩は名無しである:03/11/17 20:38
最近読んだけど竹田さんのデリダ批判やっぱダメだね。
この人センスない。
737吾輩は名無しである:03/11/17 22:39
言葉の多義性を利用してテクストを意図的に
誤読するってのが脱構築。
738吾輩は名無しである:03/11/17 22:51
>>737
こういう誤解を叩く意図をもって書かれたのが、
『エクリチュールと差異』『余白』『散種』。

多義性ならばニュークリティシズムがとっくに着目していた。
739吾輩は名無しである:03/11/17 23:00
そらっ!
では、ちみ!どのようにそれが誤解であることを証明するのか?
また、どうを叩いたのかを述べよ。
本の名前だけではちみは何も言っていないに等しい。
740吾輩は名無しである:03/11/17 23:03
>>738
コテハンにマジレス禁止です
741吾輩は名無しである:03/11/17 23:08
>>740
ん? 737は名無しでコテハンじゃないだろ?
742吾輩は名無しである:03/11/17 23:13
737=739は某コテハンです
743吾輩は名無しである:03/11/17 23:30
何の言葉遊びやってるの?
744吾輩は名無しである:03/11/17 23:48
>>742 了解。
745吾輩は名無しである:03/11/18 00:07
738はうまく、ごまかして説明責任を逃れようとしている。
で、結論、デリダはニュークリティシズムの亜種である。
746吾輩は名無しである:03/11/18 00:21
何故なら、
デリダが言葉の多義性を利用していないと
言えないからであ〜る。
747吾輩は名無しである:03/11/18 00:24
738は墓穴を掘った。
もうそこから出れない(W
748脱構築者:03/11/18 00:38
>>728「脱構築ってなんなの?」
2ch用にごく簡単にいえば、スパイ作戦。
理論を述べるより実践したほうが早いな。
牛の涎スレ374-375参照。
749吾輩は名無しである:03/11/18 02:12
漏れはまだデリダを読んでないので、なんとも言い様がないが
今村仁司編『現代思想を読む事典』(講談社現代新書)によれば、
あたかも強固な構造物の内部構造に揺さぶりをかけることが脱構築…
というようなことが書かれてあったと思う。

パチンコ屋の新装開店みたいなもんかいな、と思ってしまった
750吾輩は名無しである:03/11/18 14:32
昔の古典を改竄する作業。
それなりの学識要。
それ以上に悪意が必要。
751吾輩は名無しである:03/11/18 22:19
偉大な哲学者や詩人は世界を捕らえる視点を新たにした。
脱ちゃんは本の読み方をユダヤ人に都合の良いように変えた。
偉大な先人を秀才が利用しているのみ。何も根源的なものを
生み出さない。
752吾輩は名無しである:03/11/19 01:37
ドゥルーズの方がいいよな
753吾輩は名無しである:03/11/19 08:22
竹田さんのがいいよな
754吾輩は名無しである:03/11/19 09:31
コーラもつまらなそうだな。
相変わらずって感じか。
時間の無駄でしかない。
755吾輩は名無しである:03/11/19 10:58
プラトンを読むデリダってけっこう萌えるんだけど。
古典しっかり論じれる現代の哲学者って割に少ないからね。
756吾輩は名無しである:03/11/19 13:24
そりゃ君が バ カ だからさ。

プラトン論なぞくさるほどある。
たんにインテリ振りたいならデリダでも読んでな。
757吾輩は名無しである:03/11/19 22:41
デリダ、早くアクィナス論じれ
758ら@:03/11/19 23:56
ダツコウチクの揺さぶりってあれだろ
不感症の女にバイブでウィンウィンって、あれだ。
でも挿入はしないんだよね。インポだなインポ
759吾輩は名無しである:03/11/19 23:58
デリダにエスパー伊藤を脱構築してほしい。
760吾輩は名無しである:03/11/20 00:07
>>758
ソウニュウしたら、ただの人ってわかっちゃうからね。
761吾輩は名無しである:03/11/20 00:20
なんかココ、前よか雰囲気悪くなってきてるね。
762吾輩は名無しである:03/11/20 00:26
アンチが多いね。
おれはデリダのいかさまっぽいとこがサイコ-だと思うのだが。
衒学に惹かれるのは『人間の条件』であって、
そこをデリダは逆手にとってんのかなと思うんだが、
好意的すぎのか。
763吾輩は名無しである:03/11/20 01:30
漏れも詭弁なとこがスキ
764吾輩は名無しである:03/11/20 01:40
東スレにニュー速住人が増えているのと関係ある?
多義性と散種の違いなんて基礎なのに…
765ら@:03/11/20 02:25
衒学趣味は所詮二流の証明に過ぎないんだよね。
デリダにたりないのは、あれだ、無理は承知で、ゼロから始めて、ゼロから書くことだ。
できないからいまだに主著らしい主著がねーんだよね。
766吾輩は名無しである:03/11/20 02:53
自分を現象学的還元するのが得意なんですね。
767吾輩は名無しである:03/11/20 03:23
脱構築が文学に関係あるのは批評に関してだけ?
768吾輩は名無しである:03/11/20 09:32
>>764
[同一の構造しか持たない我々の日常の様々な思考は、

他者から観察すればただ滑稽なだけである。]と誰かがいっている。
結局は貴兄もデリダもそこから真に逃れたといえるだろうか?
言葉の新たな解釈以外にはない。と言うことは再び言葉の多義性の
罠に捕われているのでは無いか?
769吾輩は名無しである:03/11/20 09:41
しょせん読み方だろうが。
770吾輩は名無しである:03/11/20 09:43
典型的な象牙の塔
771吾輩は名無しである:03/11/20 09:49
>>764
散種も多義性も結局同じこと。
772吾輩は名無しである:03/11/20 10:22
官僚の思考=白も黒とするぞ〜
先ず空白を作れ
ついで灰色にせよ
それを黒と定義
773吾輩は名無しである:03/11/20 10:27
>>771
それって竹田の主張?
774吾輩は名無しである:03/11/20 10:37
散種も多義性も結局同じこと。と言う意見と、

現象学って結局独我論なり主観性の哲学じゃん。

は、同じ構造。どこに差異と同一性を置くかで変わる。
775吾輩は名無しである:03/11/20 11:04
鼻の穴をほじっくってる。
まるでそこから世界をほじくりだすように。
776吾輩は名無しである:03/11/20 11:06
出てきた物は
777吾輩は名無しである:03/11/20 11:07
ただの鼻くそ。
778吾輩は名無しである:03/11/20 11:07
779吾輩は名無しである:03/11/20 11:41
翻訳は脱構築?
780吾輩は名無しである:03/11/20 11:46
>>779
脱構築かも?
人によってメソッドがちがうからね。
781吾輩は名無しである:03/11/20 12:58
単なるメソッドかよ(W
782吾輩は名無しである:03/11/20 13:29
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783吾輩は名無しである:03/11/20 16:04
デリダが今のイスラエル政権に
ついて何を言っているか知りたい。
784吾輩は名無しである:03/11/20 18:40
なんでこんなに荒れてるの?
785デリダによる脱構築の説明:03/11/20 19:33
哲学を<脱構築>するとは,歴史的由来をもって構造化されている哲学的諸概念
を用いて最も忠実かつ内在的に仕事をしながら,他方では哲学では名づけること
も記述することもできないある外部の視座にたって,この哲学的諸概念の歴史が,
利益がらみの抑圧をすることによってみずから歴史たらしめたさいに隠蔽しある
いは排除してきたものは何か,それを見きわめることである
786吾輩は名無しである:03/11/20 22:09
>>785
やはり難しいね。私見では脱構築は2つの様相があると思う。
1つは相手の武器を相手自らに向けさせる戦略や手法としてのもの。
もう1つは世界(やテクストの中に)多かれ少なかれ見出せるもの。
787吾輩は名無しである:03/11/20 23:14
>>786
2つめが意味不明。くわしく書いてみて。
788吾輩は名無しである:03/11/20 23:20
786はバカ
789吾輩は名無しである:03/11/20 23:24
煽りは放置でよろ。
790馬鹿の786:03/11/20 23:31
>>787
来週もし時間があったら
>>788
正解
>>789
ウィ
791吾輩は名無しである:03/11/21 01:49
ナチスを生んだヨーロッパ文明を
壊したいのじゃ。
792吾輩は名無しである:03/11/21 02:35
ジャック・ダレダ?
793吾輩は名無しである:03/11/21 03:00
分かり切った路線やね。
その単純さはネオコンと同じ。
794吾輩は名無しである:03/11/21 05:24
デリダが今のイスラエル政権に
ついて何を言っているか知りたい。
795吾輩は名無しである:03/11/21 05:25
何もいってないとすれば、、、、、
796吾輩は名無しである:03/11/21 14:34
フランスは国是としてパレスチナを支持しているから、
イスラエルを批判してもインパクトは弱い。
797吾輩は名無しである:03/11/21 17:33
うけを狙っているのか。
798吾輩は名無しである:03/11/21 17:49
脱構築=受け狙い
799吾輩は名無しである:03/11/21 23:09
ノルかソルかの、一発ギャグみたいなもんか?
800吾輩は名無しである:03/11/22 17:21
我こそは800人目のデリディアン
ここでは少しマジに(^v^)キャハ
本当の脱構築は単なる手法ではなくて
自らをも脱構築にかけるとてもストイックな作業
だから脱脱構築ともいえる(ナンチャッテ
単なるインテリさんやインチキさんは
手を出さないほうが無難です。
791-800の人にはマルクスのほうを薦めます。では。
802吾輩は名無しである:03/11/23 02:19
やっぱりいた〜
インテリと言われたいだけで
高等馬鹿の壁をよむヤシが。
803吾輩は名無しである:03/11/23 03:25
>>801
この言い方はデリダの上っ面しか
読んでいない者の言だと思える。
804吾輩は名無しである:03/11/23 03:32
>>803
デコンストラクションでは「上っ面」が全てだろうが
805吾輩は名無しである:03/11/23 05:02
ポール・ド・マンはデリダの入門書とか書いてないの?
806吾輩は名無しである:03/11/23 05:38
>>804
上っ面だけの脱構築。
こりゃ〜、おもろい。
デリダをナメロ、
紙にのったインクをナメロ(ウワッハッハッ
807吾輩は名無しである:03/11/23 05:43
上っ面だけの脱構築
808吾輩は名無しである:03/11/23 05:44
紙にのったインクをナメロ(ウワッハッハッ
809吾輩は名無しである:03/11/23 05:46
そして、遂に
810吾輩は名無しである:03/11/23 05:47
デリダをナメた。
811吾輩は名無しである:03/11/23 18:39
ダレダ?
812吾輩は名無しである:03/11/24 13:41
オレダ
813吾輩は名無しである:03/11/24 15:27
ダメダ
814吾輩は名無しである:03/11/24 19:04
デリダと関係ないかもしれないけど、他にスレッドがなかったので。
みすず書房のHPから

ロラン・バルト著作集 全10巻

■新版全集(スイユ社、2002年)にもとづき、単行本以外の全文章を編年順に初訳。
■全巻監修・石川美子。気鋭の訳者10人が各巻を担当。清新な訳文、綿密な註釈。
■新訳・完訳で『神話作用』『エッセ・クリティック』『表徴の帝国』を各一巻。

第1回・12月10日「10 新たな生のほうへ 1978-1980」
A5変型 上製・336頁・定価4410円(本体4200円)
815吾輩は名無しである:03/11/24 22:00
相変わらず高い
816吾輩は名無しである:03/11/24 22:12
>>814
ついに来たか。
時すでに遅しって感じもするがな。
817吾輩は名無しである:03/11/24 23:17
篠沢教授の訳ではダメだったのか?
818吾輩は名無しである:03/11/25 00:31
バルトとデリダは少しテクストの読みが違って、
バには何が何でも人と違った見方を無理してまで
披瀝しようとするところが少ない。あれは脱XX
ではないでしょう。単に先見なく読むことだと思うが。
デは意図丸見え。
819吾輩は名無しである:03/11/25 11:28
>>818
けれん味タップリのデリダにくらべて、バルトの筆致は軽快だよね。
かといって単純というわけではないと思うんだが、すっと読める。
なので、デリダにくらべると食い足りない感もある。
820吾輩は名無しである:03/11/25 19:53
バルトには「作家が偉い」ということが基本にある。
対してデリダは哲学者のまま作家性を獲得しようとしたし、
あるていどそれに成功した。

理論をやっていると、どうしてもバルトが甘く見えるんだが、
最近気付いた。やっぱバルトの方が偉いよ。
821吾輩は名無しである:03/11/25 21:02
どっちが偉いとかは別にどうでもいい。
バルトは素直、デリダはひねくれもの。別にデリダを批判してるわけじゃないよ。
822吾輩は名無しである:03/11/25 21:30
「テクスト」も「脱構築」もポスト構造主義なんだっけ?
823吾輩は名無しである:03/11/26 11:18
>>822
ポスト構造主義という言葉で括るのには、少し無理があるかも…。
824吾輩は名無しである:03/11/26 18:31
構造主義四天王にしてポストモダン三銃士のミシェル・フーコー
825:03/11/26 19:27
818,820はバルト派ですかぁ
では、私はデリダ派でいきます。
と言っておいて何ですが、
私はどちらもそれぞれの特徴において
かなり(全面的ではなく)評価します。
両者を比較して優劣をつけることは有益?
まるでランチのパスタとディナーのステーキで
どっちがおいしいか言ってるみたい。
昼にはステーキじゃ胃がもたれそうだし
夜にはパスタじゃ物足りないんじゃないの?
826:03/11/26 19:36
それからデリダの脱構築が「上っ面」ということだけど
「上っ面」=「表面」の思想家といえばむしろドゥルーズ。
蓮實の『表層批評宣言』も彼の影響だしね。
彼はやがて「表面」から「襞」へと言葉を変えていったけれどね。
827:03/11/26 19:41
>>730
デリダ『コーラ』の情報どうもです。
828吾輩は名無しである:03/11/26 23:21
>>825
比較して優劣をつけているのじゃないぞよ。
デリダがダメダと切ったのじゃ。
829:03/11/27 00:06
>>828
どのようにどのあたりをお切りになったので?
830吾輩は名無しである:03/11/27 01:23
>>820
>やっぱバルトの方が偉いよ。

その理由は?
理論的にはやっぱりデリダのほうが綿密な気がする。
バルトの記号論はもう限界って感じ。
831吾輩は名無しである:03/11/27 02:12
>>830
純理論的にはバルトよりもデリダよりも、
ドゥルーズが一番緻密。
けれど作品へのスタンスにおいて、
バルトは「記号論」に還元できない様々な見方を示した。
文学についてのデリダの仕事は、
テーマ批評の批判とブランショ評価に尽きているのでは?
832吾輩は名無しである:03/11/27 03:17
>>829

>>794に返答せよ。なら、教えてつかわす。
833吾輩は名無しである:03/11/27 03:51
デリダ病気だよ。
834吾輩は名無しである:03/11/27 12:55
いや仮病です
835吾輩は名無しである:03/11/27 23:31
今年もまた〇亡霊はでない
836吾輩は名無しである:03/12/03 03:39
解釈学
837吾輩は名無しである:03/12/03 03:42
>>836
さざんがきゅうであり、
みっつのさんはきゅうである。
838吾輩は名無しである:03/12/03 03:44
さんきゅう
839吾輩は名無しである:03/12/03 19:21
量子力学の変形解釈学
840吾輩は名無しである:03/12/04 00:29
>>839
劣化ソーカルな事言って煽るのも良いけど、
どうせブーヴレスの受け売りだろ?
841吾輩は名無しである:03/12/04 15:17
>>840
煽りじゃない
>>836で解釈学って書いてあったから、書いてみただけ。
842吾輩は名無しである:03/12/04 15:35
>>839
「量子力学の変形解釈学」ってどういう意味?
厨っぽいね。
843吾輩は名無しである:03/12/04 20:39
>>842
ソーカルの論文の副題。だからソーカルに訊いてくれ。
844吾輩は名無しである:03/12/05 10:33
作者の死は何故可能なんですか?あくまでも方法的なことですか?
845吾輩は名無しである:03/12/05 12:32
「作者は既に死んでいる」byケンシロウ
846吾輩は名無しである:03/12/05 12:58
死んだ後も言葉が残るということ
847吾輩は名無しである:03/12/06 20:28
意味は先送りされるけれど、
何らかの意味のようなものを了解しているような気がするのは何故ですか?
848吾輩は名無しである:03/12/07 00:46
クリシュナムルティと同じ臭いがする
849吾輩は名無しである:03/12/07 01:34
意味付けを拒否するという意味付け
850吾輩は名無しである:03/12/07 01:52
1+1=2も先送り?
851吾輩は名無しである:03/12/07 02:08
今さらデリダの真似する人もおかしいと思うけど
852吾輩は名無しである:03/12/08 14:40
今もっとも熱い詭弁家は誰?
853吾輩は名無しである:03/12/08 15:54
スローターダイク
854吾輩は名無しである:03/12/08 20:59
スローターダイクすき区内。
855吾輩は名無しである:03/12/09 11:32
つまりデリダは詭弁家じゃなくて、
スローターダイクが詭弁家だということ。
856吾輩は名無しである:03/12/12 16:06
Passages―De France et d'ailleurs 東京大学フランス語教材
□□□□□□■□□□□□□□■□□□□□□□□□□□□□□
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□□□□■□□□■□□□□□□□□□□□■□□□□■□□□
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□□□□□□■□□□□□□■■■■■□□■□□□□■□□□
□□□□□□■□□□□□□■□□□■□□■□□□□□■□□
□□□□□□■□□□□□□■□□□■□□■□□□□□■□□
□□■■■■■■■■■□□■■■■■□■□□□□□□□■□
□□□□□□□□□□ http://www.geocities.jp/avenue_passages/
857:03/12/24 11:31
>>830
>純理論的にはバルトよりもデリダよりも、ドゥルーズが一番緻密
とのことですが、確かにドゥルーズはレジュメしやすいとても論理的な書き方をするけれども
使ってる概念の定義は乱暴なところがあるし、他分野から強引に借用していることもある。
文学批評、哲学を問わず、テクストはかなり実験的な面があるように思われるんだけど。

>>831
>作品へのスタンスにおいて、バルトは「記号論」に還元できない様々な見方を示した。
という点はほぼ同意ながら
>文学についてのデリダの仕事は、テーマ批評の批判とブランショ評価に尽きているのでは?
という点についてはどうかなあ。
デリダの仕事の特異性は「文学」や「文学理論」というジャンル・枠組みそのものについて
これまでにないラディカルな視線を向けた点にあると思われるけれども。
(まあ、そのラディカルさがひねくれているように思われる面があるとはいえ)
アメリカの脱構築批評のようなスキルだけになってしまうと駄目なわけで。

で、現代思想とユリイカの12月臨時号がフーコーとバルトだったんで久しぶりに青土社の雑誌を買った。
まあ2003年のモニュメントとして買ったようなもんか。
858吾輩は名無しである:03/12/24 20:35
コーラいつでるのさ
859吾輩は名無しである:03/12/27 00:07
さて、岩波書店の宣伝が続いてしまうが、来月末に翻訳刊行されるデリダと
ハーバーマスの「共著」、『テロルの時代と哲学の使命』の原典がまもなく
フェアの店頭に並ぶ。

Philosophy in a Time of Terror: Dialogues With Jurgen Habermas and
Jacques Derrida
by Giovanna Borradori, Jurgen Habermas, Jacques Derrida
University of Chicago Press. ISBN: 022606664
この本について私は『インターコミュニケーション』誌46号でも一言書いたの
で、簡潔に済ませよう。共著をカギカッコで括ったのは、正確に言えばこの本
はボラドーリ女史が彼ら二人に別個にインタビューしたものが一冊になってい
るからである。もちろん二人の近年の共闘があった上での同意によって一冊に
収められているので、条件付で「共著」とも呼びうるだろう。

なおデリダは同月に『マルクスと息子たち』が同じく岩波書店から、続いて未
来社から『コーラ』が出版される予定だ。昨年末から今年年頭にかけてのデリ
ダの日本語訳ラッシュほどではないにしても、新刊が続く。
860吾輩は名無しである:03/12/27 00:19
>>859
「[本]のメルマガ」vol.163 からのコピペ。
861吾輩は名無しである:03/12/27 00:38
>>860
それ書くの忘れてた。ありがと。
862吾輩は名無しである:03/12/27 13:29
>>859
誰が訳してるの?
863吾輩は名無しである:03/12/28 15:24
マルクスと息子たち
ジャック・デリダ 國分功一郎訳 岩波書店
前著『マルクスの亡霊たち』への批判にデリダが応答する、待望のマルクス論の邦訳。
46/2,400円 1月27日 ISBN4-00-002158-3

テロルの時代と哲学の使命
ユルゲン・ハーバーマス、ジャック・デリダ他 藤本一勇/澤里岳史訳 岩波書店
9・11に二人の哲学者はどう向きあったのか。テロヘの戦いと、以後の課題に介入する。
46/2,700円 1月28日 ISBN4-00-024009-9
864吾輩は名無しである:04/01/04 23:18
『デリダと歴史の終わり』岩波書店
865吾輩は名無しである:04/01/06 21:29
フランスのamazonでデリダのDe quoi demain ... Dialogues
が読者の評価、星一つだったw

http://www.amazon.fr/exec/obidos/ASIN/2213607079/qid=1073391301/sr=1-75/ref=sr_1_0_75/402-3486202-0168164
誰か訳してください。
866吾輩は名無しである:04/01/07 17:12
『来るべき世界のために』はなんかイマイチだったよなー
対談形式だからかな?
867吾輩は名無しである:04/01/08 01:21
最近のデリダはたいしたことない。
868吾輩は名無しである:04/01/08 16:19
最近のデリダは博学で衒学なじいさんに過ぎない
869吾輩は名無しである:04/01/08 16:57
グラマトロジーとかいってかましていたときが良かった
870吾輩は名無しである:04/01/08 17:36
70過ぎて、学生みたいなこと言ってるところが好き。
あまりに現実感がw ある意味うらやましい。
871吾輩は名無しである:04/01/10 05:34
今年の授業は結局中止?
872吾輩は名無しである:04/01/10 06:59
>>865
二人のズレた知識人
仲良しの二人が僕らのために、世界へ向かう彼らのまなざしを
――知識人のまなざしを――明らかにしてくれる。ありがとう。
でも、そんな必要はなかったのに。紋切り型の数々が、ここでは
奇妙きわまりない憶測とじゃれ合っている。でも実際のところ、
もっといいものを期待していたわけじゃない。つまりはフランスに
おいて、現実との関係を保ちながら哲学するのは依然として
難しいってことの、新しい証拠がまたひとつというわけだ。
873吾輩は名無しである:04/01/10 08:11
翻訳うまいですね。サンクスです。
874吾輩は名無しである:04/01/10 08:29
872を読むと、フランスは進んでいるのか
遅れているのかどっちなのか。
フランスでも日本の重力みたいな動きがあると思うんだけど、
そういうの紹介してくれる人いないのかな。
875吾輩は名無しである:04/01/10 10:45
ウンコースレのイクシオンとスカトロ教授はおもろいでー
http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/1068668521/l50
876吾輩は名無しである:04/01/13 19:27
デリダは古いよ。
だれももう本気でデリダの著作など読まない。
そこになにか決定的なことが書かれているなどと誰も本気で信じてない。
信じようとして努力しても無理な段階に現在はある。
読んだとしても、あいかわらずやってるなぁ、という感じで見てるだけ。
877吾輩は名無しである:04/01/13 19:31
ふ-ん。そ-なんだ-。ヘェー。 so what?
878吾輩は名無しである:04/01/14 00:00
>>876
そんなことは知っとるけぇの。漏れはデリダの文学論が好きなだけじゃけぇ
というかSchibbolethが好きなだけなんじゃが・・・
879吾輩は名無しである:04/01/14 00:04
>>876
あなたのように「古い」とか「新しい」とかの尺度で
判断している限り
永久にデリダを読むことはできないだろうね。
880吾輩は名無しである:04/01/14 00:51
つまりさっさと散種を検証するべき
881吾輩は名無しである:04/01/14 01:05
880氏! 検証してくだせぃ。おねげぇしますだ。
882吾輩は名無しである:04/01/14 12:18
サルトルとデリダ。幅広い活動はとても似ている。
デリダが小説書かないということ以外はとてつもなく似ている。
883吾輩は名無しである:04/01/14 12:31
>>876
さんざん既出なわけだが。
ところで、きみのレスよく見かけるヨ。あちこちで。
>>880
880氏の検証私も期待してます、
884吾輩は名無しである:04/01/15 08:44
>>882
デリダはサルトルと似ても似つかない。
デリダのサルトル批判は
『現代思想』1987.7「サルトル以後のサルトル」
で読めます。
サルトルに比べるとデリダはビビリだと思う。
これは別に貶してるわけじゃないよ。
出発点が現象学ってこと?
現象学でもサルトルとデリダは別なところから出発してるし・・・
>>885
>出発点が現象学ってこと?
>現象学でもサルトルとデリダは別なところから出発してるし・・・

っていうのはサルトルとデリダが似ているという話しについてね。
887吾輩は名無しである:04/01/19 08:27
>サルトルに比べるとデリダはビビリだと思う。
>これは別に貶してるわけじゃないよ。

どういう意味? ビビリって?
888Горький☆:04/01/19 22:55
876氏の「そこになにか決定的なことが書かれているなどと…」に関して。
デリダのみならず誰かの著作に「決定的なこと」を求めては読まないなぁ。
そして、もしデリダの著作に「決定的な」何事かが書かれているとすれば、
それは「決定可能性/決定不可能性」についてのものになるだろうから、
これはパラドキシカルな有効性の薄い言葉になっちゃうね。

デリダはサルトルは読んでたみたいだけどベルクソンはあまり読まなかった?

『コーラ』は2月かぁ。
>>887
ビビリっていう表現は間違いです。すまんです。
デリダにはやんちゃな感じが足りないと思う。(70過ぎのお爺さんに向かって変な言葉ですが)
890吾輩は名無しである:04/01/22 09:39
近刊情報
2004年中刊行予定『エコノミメーシス』未来社『名にはふれずに』(Sauf le nom)未来社
2004年2月刊行予定『コーラ―プラトンの場』未来社 
2004年1月刊行予定『マルクスと息子たち』岩波書店『テロルの時代と哲学の使命』(共著)岩波書店
891吾輩は名無しである:04/01/22 09:46
『マルクスの幽霊』はどうなってるん?
>>891
毎年出ると言いながら、ずっと出ない。たぶん今年も出ないよ。
893吾輩は名無しである:04/01/24 01:23
「コーラ」「エコノミメーシス」とかよりも
「死を与える」「時間を与える」「ならずもの」とかのが面白いのにね。
894吾輩は名無しである:04/01/24 08:54
とりあえず
散種、余白、弔鐘でしょ。あとエクリチュールと差異の改訳。
895吾輩は名無しである:04/01/24 14:34
グラマトロジーも改訳しろ。
散種って何処が版権持ってるの?
896吾輩は名無しである:04/01/24 16:29
『マルクスの亡霊たち』〔藤原書店より刊行予定〕
『余白――哲学について』高橋允昭ほか訳〔法政大学出版局より刊行予定〕
『名前を救う』小林康夫訳〔未來社より刊行予定〕
『コーラ』守中高明訳〔未來社より刊行予定〕
『宗教』〔湯淺・廣瀬訳、未来社より刊行予定〕
『フッサール哲学における発生の問題』高橋哲哉 檜垣立哉ほか訳〔サイエンス社より刊行予定〕
『哲学の権利/法から哲学へ』〔みすず書房より刊行予定〕
『時間を与える―贋金』〔みすず書房より刊行予定〕
『割礼告白』鵜飼哲ほか訳〔みすず書房より刊行予定〕
『ジャック・デリダ』〔みすず書房より刊行予定〕
『ならずもの』〔みすず書房より刊行予定〕
897吾輩は名無しである:04/01/24 18:50
主にみすず、未来社、法政か。
この三社で版権囲いこんでんのか。
898吾輩は名無しである:04/01/25 01:24
とにかく増田一夫は氏んでいいよ
弟子にさっさと翻訳権を譲れ
899吾輩は名無しである:04/01/25 02:08
増田氏が翻訳を遅らせている。
鵜飼を見習え
900Горький☆:04/01/25 14:13
>>893
同意。特に『時間をー与える』、部分的にしか読んでないけどこれはスリリングで面白い!
モースなどの贈与論を引き合いに出しながら《時間ー贈与》をめぐるかなりの力作。
邦訳が楽しみだ。『割礼告白』は『シボレート』のからみがあるんで早く訳して欲しいよ〜。
901吾輩は名無しである:04/01/25 14:27
増田が訳すことになっているのはどれよ?
あきらめるから。
902吾輩は名無しである:04/01/25 17:47
>>901
増田が絡んでるのは『マルクスの亡霊たち』『散種』
あと東が『葉書』を放棄。
903吾輩は名無しである:04/01/25 18:14
『Parages』は何時出るの〜?
904吾輩は名無しである:04/01/25 18:15
郷原あたりにやってもらおう
905吾輩は名無しである:04/01/25 23:53
『有限責任会社』は増田氏じゃなかった?
それとも実際は高橋がほとんど訳してたのか?
906吾輩は名無しである:04/01/26 02:15
>>905
実際は宮崎祐助がまとめたのではないだろうか。
翻訳ができない翻訳屋はヤバイと思うのだが。
907吾輩は名無しである:04/01/26 18:09
『余白』の邦題は『哲学の余白』なんだよな。
普通に『余白』でいいのに・・・しかも上下らしいし・・・
908吾輩は名無しである:04/01/28 17:25
〇さんgetしますた!
ほこりを被ってる亡霊たちと併読しよー
909吾輩は名無しである:04/01/29 14:33
デリダのDVDが発売されてるね。
amazon.co.jp のDVDの検索で
「derrida」と入れると出てくる。
でもリージョナルコードに引っかかって
日本のプレーヤーでは見れないようだ。。。
910吾輩は名無しである:04/01/29 15:19
新刊出たのに反応薄いね。みんなテロルの時代やコーラを待ってるのか?
911吾輩は名無しである:04/01/29 15:37
正直初期の主著以外読みたくない。

余白と散種と弔鐘と葉書
912吾輩は名無しである:04/01/29 15:38
この四冊が出ていないなんて、
どうしようもない状況だろう。
913吾輩は名無しである:04/01/29 15:49
余白はなんかでそうな感じ。
弔鐘は批評空間が復活すればまた連載されるかな?
散種と葉書はでる可能性あるの?
914吾輩は名無しである:04/01/29 16:24
レヴィ=ストロースの『神話論理』
ドゥルーズの『シネマ』『感覚の論理』
これらに並ぶ駄目状態。

しかもデリダの場合、主要著作がろくに出ていない状況で、
もう終わったとか素晴らしいとか言われたい放題。
915吾輩は名無しである:04/01/29 16:35
>>914
『シネマ』は今財津が訳してるらしい
フーコーが羨ましい。主要著作、思考集成、それで今講義録だもんなー
916吾輩は名無しである:04/01/29 17:21
『哲学の余白』本当に今年中にでるのかなー
昔からやってるわけだから何時出てもおかしくないけど、なんか疑ってしまう。
ttp://sc.gaiax.com/user/sc/a/r/agrippa/main.html
917吾輩は名無しである:04/01/31 02:05
デリダのお友達ヴァッティモの本を最近読んでいるんだけど(『透明な社会』と『差異の冒険』)コケッコー面白い。
読み終わったら次ぎはデリダとの共著で未来社から刊行予定の『宗教』読む鴨ロース。
ところでヴァッティモの翻訳ってある?
最近アガンベン、ヴィルノ、カッチャーリ、ギンズブルク、ネグリとイタリア勢は翻訳ラッシュなのにヴァッティモだけないよ。
918吾輩は名無しである:04/02/04 00:40
>>907
『余白―哲学の』として欲しいけどね。
>>908
こちらも今日Bget。
>>917
原書読者ですね。うらやましー。

あと『テロルの時代と哲学の使命』も出たね。
919吾輩は名無しである:04/02/04 09:50
現代宗教思想なら、マリオンとかアンリなんかも・・・
920吾輩は名無しである:04/02/04 14:57
>>917
『現代思想』86.7月号の「イタリアからのメッセージ」という特集で
ヴァッティモが訳されていますよ。古本屋でget。
921吾輩は名無しである:04/02/04 19:07
>>918
原書じゃナイョーんです。英訳だョー。
>>919
『還元と贈与』は読んだことがあるるの女。
>>920
オォーそんな昔にヴァッティモが!情報ありがとうございます。
デリダスレなのにスレ違いdeathね。ごめんな賽は投げらletter。
922吾輩は名無しである:04/02/04 19:17
ジャック・デリダ/ベルナール・シュティグレール
『テレビのエコーグラフィー』(翻訳・西垣通監修)NTT出版
ttp://homepage3.nifty.com/mahamaha/sakusaku/2_1.htm
923吾輩は名無しである:04/02/04 21:55
現代宗教思想関連ならテイラー『さまよう』にデリダは推薦文を寄せて鷹都。
こちらは積読状態で須賀・・・。
924吾輩は名無しである:04/02/05 10:31
何も無い。ただ持続するのみ。脱構築は
弁証法無き、パラダイム変換無きおしゃべり。
それを読むおしゃぶり離れしない大人の子供。
925吾輩は名無しである:04/02/05 13:40
真理や合理性や客観性を求め人類の進歩を信じた謹厳実直な近代哲学・科学 (広い意味での啓蒙思想)をおちょくる軽佻浮薄かつ無責任な思想の総称。
上のような仕方での近代批判はニーチェにすでに見られるが、ポストモダンのランドマーク的著作はリオタール (Jean-Francois Lyotard 1924-1998)の『ポストモダンの条件』(1979年)とされる。
なお、ポストモダンを自称する人の多くは、哲学を「戯れ」だと思っているため、まじめに勉強しないとされる。
926吾輩は名無しである:04/02/05 13:45
>>925
面白くないよ、マジで。
927吾輩は名無しである:04/02/05 15:07
928吾輩は名無しである:04/02/05 16:29
>>925
面白いよ。まぢで。
929吾輩は名無しである:04/02/05 19:35
世間的に(ソーカル的に)ポストモダンと称されてる人は、
だれも自らを「ポストモダンを自称する人」ではない。
デリダ然り、ドゥルーズ然り。

『ポストモダンの条件』なんぞくだらない本。こんなの持ってきても意味なし。
930吾輩は名無しである:04/02/05 22:25
反論になってない気がするんですけど
931未来からの遠隔操作:04/02/05 23:59
ポストモダンという言葉を堂々と使うのは仏ではリオタールぐらい。
アメリカじゃ猫も杓子もって感じだろうけどね。
デリダならばむしろ、亡霊的かつ郵便的ポストなんダモン。
という冗談はさておき、まあ戯れ的な面があることは否めないにしても
デリダ『グラマトロジー』、ドゥルーズ『差異と反復』を読めば
彼らの60年代後半の著作における視点がただの「おちょくり」から遠く、
すさまじくラディカルであるのかがわかるはず。実際に著作を読めばね。
で、彼らは「暗黙の前提」を問いただすことなく進む思考に対して、
そして思考自体を、あるいは言語を、深く問わない思考に警鐘を鳴らした。

あ、ここは文学板だったっけ。以上スルーで。
932悪意のあるレス:04/02/06 02:09
アブデルケビル・ハティビはいいよね。うんいいよ。
933吾輩は名無しである:04/02/08 17:42
ジャック・デリダのフランス語の能力なるスレがあった。
934吾輩は名無しである:04/02/09 19:38
最近出たBについてどなたか感想キボンヌ。
935吾輩は名無しである:04/02/10 17:09
>>934
亡霊を読んでいないと・・・。批判の内容も要約があったり本文にも多少載っているけれども・・・。
936吾輩は名無しである:04/02/13 00:12
某スレでデリダの大学論が面白いと聞きました。
どの本に大学論入ってますか?
937吾輩は名無しである:04/02/13 00:27
>>936
『他者の言語』に入っている「大学の瞳=被後見人」
938吾輩は名無しである:04/02/14 12:31
>>937
ども
939吾輩は名無しである:04/02/15 09:14
3月5日発売
定価(本体3200円+税)四六判
J. ブーヴレス/岡部 英男・本郷 均 訳
《叢書ウニベルシタス785》
合理性とシニシズム 現代理性批判の迷宮
ISBN4-588-00785-8 C1310 C3010
ウィトゲンシュタイン研究の第一人者による現代思想の現状分析。近代合理主義の行き詰り
に異議を唱えるポストモダン思想の自己崩壊的な症状を「シニシズム」として捉え、リオタ
ール、フーコー、デリダらに批判の矛先を向け、さらに保守主義対革命思想といった既存の
対立軸が機能を失い、諦見や無関心に支配されている混沌状態の政治・ジャーナリズムを鋭
く糾弾する。
〔現代思想〕
940吾輩は名無しである:04/02/15 11:30

なんか竹田みたいな人ですか?
941吾輩は名無しである:04/02/15 11:36
フランスでウィトゲンシュタインや分析哲学を紹介した人で
竹田とは問題領域がちがうようにも思うが、
論壇ではたしている機能としては当たらずとも遠からず、といったとこだろ。
942吾輩は名無しである:04/02/15 12:58
>>940
ブーヴレスのがまともだよ。でもブーヴレスって批判するばっかなんだよなー。
943吾輩は名無しである:04/02/15 13:13
ブーヴレスはあの芸でコレージュ・ド・フランス入りしたから…
死後絶対に残らないことは確実。
思えば悲しいキャラだ。
944吾輩は名無しである:04/02/15 13:48
ポストモダン評論家
945吾輩は名無しである:04/02/20 00:10
ラクー・ラバルトわけわかめ。なにを押さえてから読むべき?
ハイデガーとかいったらやーよ。もっと簡単なやつにしてね。
946吾輩は名無しである:04/02/20 00:17
>>945
ラクー=ラバルトの何読んだの?
947吾輩は名無しである:04/02/20 12:52
「経験としての詩」でございます。
948吾輩は名無しである:04/02/20 12:59
フランス文学史。
ドイツ文学史。
949吾輩は名無しである:04/02/20 13:04
>>947
あなたの関心がどの辺にあるのかにもよる(哲学系、文学系、芸術系etc.)けど、
入門としておすすめなのは『虚構の音楽』(未來社)でしょうか。
どれかすきな章を一つ選んで読んでみてください。
ワーグナーについて少し知っていれば入っていけるはず。
それから注意しておくと、ラクー=ラバルトはきちんと論理的に文章を展開する人なので
ゆっくり読んで丁寧に論旨を追ってください。
そうすれば必ず理解できるように書かれています。
ラクー=ラバルトの文章というのはわりと啓蒙的なのですよ。
ラクー=ラバルトが読んでいるテクストも併読すれば、申し分ないでしょう。
950吾輩は名無しである:04/02/20 14:15
>>948
岩波からでてる文庫本のやつなら持ってます。(部分的に読みました)
>>949
レスありがとうです。ちまちま熟読していこうと思います。
やっぱりハイデガーは読んでおいたほうが良いのですね。(当然か)
951吾輩は名無しである:04/02/21 03:03
ラクー=ラバルト読んでからハイデガー、ヘルダーリンダーリンに行く手も蟻。
952ノマド ◆HAAd4wEbmI :04/02/21 21:37
えっと、こちらにもお邪魔しておこう。
デリダは脱構築が語源学的なものとは違うと否定しているけども
いくら戯れだといってもやっぱ語源学的な言葉の多義性をスキルにしてるわけで
その部分は彼の著作活動の最初から最後まであって、
ハイデガーの遺産をしっかりと継承している。
で、それがストラテジー的なスキルだとしても
これだけ語源学的な方向性を随所に見せてしまうっていうのは
やっぱ「原初に真実ありき」みたいなニュアンスを与えられるところがある。
953吾輩は名無しである:04/02/21 21:45
>>952
あなたの主張を明確にしたいのですが、
語源学が、デリダにとっての「原初の真実」に見える、ということ?
それは一つの戦略としてデリダが関わっているということでいいのではないでしょうか。
954ノマド ◆HAAd4wEbmI :04/02/21 22:04
>>953
えっと、補足します。
デリダの思想には「原初に真実ありき」はありませんよね。
彼のグラマトロジーや脱構築は「始原」を脱臼させるのですから。
ただ、言葉の語源を参照しながらの脱構築的読解は
どうしても語源学的な方向性をもってしまうと思うんですよ。
で、デリダのストラテジーはアンビヴァレンツなところがあるなと。
つまり、「始原」を脱臼させつつもその「始原」に囚われているような、
あるいは「始原」を否定しつつも(絶対的な始まりなどない)、
やはり「始原」を求めるデリダの欲望は強いな、と感じてしまう。
955吾輩は名無しである:04/02/21 22:24
>>954
その「アンビヴァレンツなストラテジー」というのは
まさにデリダ自身が主張していることじゃないですか?
あなたはデリダに反論しようとして、デリダの主張
を反復しているにすぎないのではないでしょうか。
956吾輩は名無しである:04/02/21 22:42
>>954
「アンビヴァレンス」ではない「散種」の意義がつかめていないだけ
957吾輩は名無しである:04/02/21 22:51
>>956
アンビヴァレンスを許す多義性と、デリダのいう散種との違いが
分かってないということですか?
958吾輩は名無しである:04/02/21 23:04
そもそもデリダにしては積極的な「散種」という用語は、
こういうお決まりのツッコミを予期して練られたもの。
彼のテクスト読解が語源学に見えるというのは、
そもそもハイデガーの通俗的読みに由来する。

デリダの動機は、
ハイデガーをより「ラディカル」に展開することだ。
精神分析を積極的に取り入れているのもその現れ。
959ノマド ◆HAAd4wEbmI :04/02/21 23:41
955さん、958さんの言うのはその通りだと思いますよ。
954で書いたわたしの印象が紋切型であり、
デリダによってさらりとかわされることは充分に承知しているのです。
そんなスキはデリダにはないこともわかっているのです。
ただ、954で書いたような個人的印象がぬぐいきれないので、
あえてちょっと書いてみた次第なんですよ。
デリダの脱構築的読解が語源学に回収されるとは思いませんし、
従来のロゴス中心主義などなどのズラシに有効である事も疑えません。
それでもなおかつ残り回帰してくる亡霊的印象だといえば、
デリダの愚鈍な悪しき模倣になってしまうでしょうか・・・
960吾輩は名無しである:04/02/22 10:51
「散種」による脱構築的読解がはまったときは恐ろしいほどすごい。
ただ、「これは少しこじつけっぽい戯れではないか?」と思うときもある。
ツェラン論やブランショ論はいいがニーチェ論なんかはちょっとね。
961吾輩は名無しである:04/02/22 13:01
Schibbolethがデリダの最高傑作
962吾輩は名無しである:04/02/22 22:13
デリダの文学論的テクストで私的ベスト3は
ブランショ論『パラージュ』、カフカ論『プレジュジェ』、ツェラン論『シボレート』
『ユリシーズ・グラモフォン』はよく理解できなかったな。
963吾輩は名無しである:04/02/24 20:55
『火ここになき灰』で初めてデリダ読みました。
なんか不思議な本ですね。詩みたいな感じ・・・
よく意味はわからなかったけれども、よかった。
964吾輩は名無しである:04/02/24 22:03
>963
そういう入り方も蟻鴨。確かに『火灰』は文学作品として読める。
ジャベスやブランショのレシなんかを読む感じで。
965吾輩は名無しである:04/02/24 22:43
『火 灰』は短いし、邦訳も流暢だし、
解説もたっぷりついている。おトク。
文学に興味あるならデリダ入門として吉。
966吾輩は名無しである:04/02/25 01:29
火灰はもともと朗読込みの書物。
967吾輩は名無しである:04/02/29 17:13
自称日本最高のデリディアンw高橋氏の新刊がでますね。
968吾輩は名無しである:04/03/01 10:57
Glas読むの諦めた。これどうやって読解していくの?
みなさん助けて!
969吾輩は名無しである:04/03/01 13:57
あの分厚くでかいGlasを読んでる人いたのか!
邦訳を待つしかないんじゃないか・・・。
970吾輩は名無しである:04/03/01 21:00
もしかして無謀なことしてた?・・・やっぱり諦めよ。
971吾輩は名無しである:04/03/02 00:45
『丸3』読了。デリダうける、かなり挑発的。
イーグルトンが石頭マルクス主義者だとか、スピヴァクは馬鹿とか、ザコ扱いしまくり。
もうジジイなのに元気だなー。
972吾輩は名無しである:04/03/02 02:03
Bまだ読んでないや。そんなにデリジイは元気なのか?
で、そろそろ次スレの話題なんかも触れつついくか。
973吾輩は名無しである:04/03/02 02:13
アマゾンで翻訳者がボロクソに言われたらしい。
書評子は貶し屋のようだが、実際どうなんですか?
974吾輩は名無しである:04/03/02 09:44
どんな書評?
975吾輩は名無しである:04/03/02 11:35
レビュアー: マックアンドパーム (プロフィールを見る)   江東区
著書のうち訳者解説部分が2割弱あり、著書の基本的部分をなす。デリダ本人の本論は読まずに 、この解説から入った。
途中で投げ出したのだが、この解説が要領を得ない。何を言っているのか不明なのだ。
論文の構成や論理等が読者を想定して書かれているであろうか。著書の位置づけが見えてこなく、不明な研究ノートを読まされているような感じだ。
翻訳者は院生で翻訳者や解説者としての能力や力量が脆弱なのではないのか。むろん院生が悪いとは言わないが、その力量がである。
その前に、翻訳者はデリダの思想・哲学の学習途中であって、翻訳出版の社会的義務をなしえない理論水準なのではないのか。解説から、そのように感じた。
翻訳者が適切であったのか、岩波の出版企画に疑問が残る。岩波の宣伝文に釣られて購入したが、後悔した。
岩波の編集者はこの解説を理解されたのであろうか。解説の解説が必要ではないのか。
976吾輩は名無しである:04/03/02 18:22
まあざっくりいって嫉妬でしょ
977吾輩は名無しである:04/03/02 19:59
次ぎスレは デリダの余白に(;・(●●)・)ブヒブヒ で決まり!
978吾輩は名無しである:04/03/02 21:56
アマゾンの書評は7割がたあてにしないほうがいい。
979吾輩は名無しである:04/03/05 13:48
スレタイ【戯れ】文学者としてのジャック・デリダ【大好き】でお願い。

前スレ
文学者としてのジャック・デリダ
http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/1030089143/l50

勿論まだスレ立てなくていいす。
980吾輩は名無しである:04/03/06 00:57
『デリダ─脱構築』『デリダ─知の教科書』
『言葉にのって』『滞留』『法の力』『火ここになき灰』
と読んできたわけですが、この次に何読んだらいいでしょう?
ちなみに『火ここになき灰』は全然意味わかんなかったです。
981吾輩は名無しである:04/03/06 01:03
>>980
守中高明訳のが読みやすくていいんじゃないかな。
『シボレート』とか『たった一つの、私のものではない言葉』とか。
982吾輩は名無しである:04/03/06 13:08
>>981
『シボレート』はもう品切れみたいです。
『たった一つの、私のものではない言葉』ですね。了です。
983吾輩は名無しである:04/03/07 01:03
>>980
初期の『エクリチュールと差異』『ポジシオン』はまだ読んでない?
>>979
スレタイだけど下記の案じゃダメかな。
@【差延】文学者としてのジャック・デリダ【散種】
A【脱構築は】文学者としてのジャック・デリダ【いかが?】
@【亡霊的】文学者としてのジャック・デリダ【郵便的】
984983:04/03/07 01:29
983訂正(スマソ
B【亡霊的】文学者としてのジャック・デリダ【郵便的】

あとテンプレ案として
>ヴァレリー、マラルメ、ジュネ、アルトー、ジョイス、カフカ
>ポンジュ、ジャベス、ツェラン、バタイユ、ブランショなど、
>文学者を扱ったテクストもかなりあります。
985吾輩は名無しである:04/03/07 22:55
3は荒れるからやめようぜ
それから丸数字は機種依存(マカーなどが文字化け)だから使わないでね

1でおながいします
986吾輩は名無しである:04/03/08 00:13
近いうちに(といってもいつなのかはわからんが)
ウニベルシタスから『余白』上巻が出るらしいから
スレタイはそれ入れてもよいかも。
987吾輩は名無しである:04/03/08 03:47
じゃあ >>977 で決まりだな。
988吾輩は名無しである:04/03/08 15:17
>>983
まだ読んでないです。なんかものすごく難しそうだし、訳がボロクソ言われているので・・・
989テンプレつくった。:04/03/08 15:55
前スレ
文学者としてのジャック・デリダ
http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/1030089143/l50

テンプレは>>2-4
990テンプレつくった。:04/03/08 15:55
近刊(らしい)
『コーラ―プラトンの場』守中高明訳〔未來社より刊行予定〕
『エコノミメーシス』〔未來社より刊行予定〕
『名にはふれずに』(Sauf le nom)〔未來社より刊行予定〕
『哲学の余白』高橋允昭ほか訳〔法政大学出版局より刊行予定〕
まだ先(ぽっい)
『宗教』〔湯淺・廣瀬訳、未来社より刊行予定〕
『マルクスの亡霊たち』〔藤原書店より刊行予定〕
『テレビのエコーグラフィー』翻訳・西垣通監修〔NTT出版より刊行予定〕
『フッサール哲学における発生の問題』高橋哲哉 檜垣立哉ほか訳〔サイエンス社より刊行予定〕
『哲学の権利/法から哲学へ』〔みすず書房より刊行予定〕
『時間を与える―贋金』〔みすず書房より刊行予定〕
『割礼告白』鵜飼哲ほか訳〔みすず書房より刊行予定〕
991テンプレつくった。:04/03/08 15:56
文学関係テクスト
アルトー論:『デッサンと肖像』所収『基底材を猛り狂わせる』『Artaud le moma』(みすず書房から出てる『デッサンと肖像』所収の論文と同じくみすず書房から出てる『基底材を猛り狂わせる』は同じものです)
ヴァレリー論:『哲学の余白』所収
カフカ論:『カフカ論』『どのように判断するか』所収『Donner la mort』(朝日出版社から出てる『カフカ論』と国文社から出てる『どのように判断するか』所収の論文は同じものです)
ジャベス論:『エクリチュールと差異』所収
ジュネ論:『Glas』
ジョイス論:『ユリシーズ・グラモフォン』
ド・マン論『Memoir』
ツェラン論:『シボレート』
ブランショ論:『Parages』『滞留』
ポンジュ論:『Signeponge』
マラルメ論:『Dissemination』所収
992テンプレつくった。
■デリダ用語集その1「パルマコン」(Pharmakon)
パルマコンは薬も毒も意味するから
デリダを読むことは喜びでもあり苦痛でもある、
あるいは人によって毒にも薬にもなる、
ってことをいいたいわけだね

■デリダ用語集その2「デコンストリュクシオン」(Deconstruciton)
ちなみに英語のディコンストラクション、日本語の脱構築とは少しズレる
構造主義の後で登場したので、その構造を壊すようなイメージがあるが
それともズレる(むしろ現象学と存在論がコンテクスト)
テクスト内の「ズレ」と暗黙の前提を見出す戦略である

■デリダ用語集その3「散種」(Dissemination)
文字通り種をまき散らすこと
ほとんどの男性が実践している