文学者としてのジャック・デリダ

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1吾輩は名無しである
懲りずに創った。
はやく散種でないかね
2おさむ ◆LQPM.CMA :02/08/23 16:55
デリダは結局の所、何が言いたいのか分からない。
日本語じゃむりじゃない。 
3吾輩は名無しである:02/08/23 17:06
Disseminationsが、日本語のデリダサイトでは、
一番文献目録が充実してるね
量がスゴイ 
ほかにもないかな
4吾輩は名無しである:02/08/23 21:15
誰かが言うだろうと誰もが思ってるだろうから言う。

デリダって、だれだ?

そのサイトって更新してる? 最近。
5吾輩は名無しである:02/08/23 21:22



4  は  新  手  の  荒  ら  し  で  す  か  ?
6吾輩は名無しである:02/08/23 21:29

      上、      /⌒ヽ, ,/⌒丶、       ,エ
       `,ヾ   /    ,;;iiiiiiiiiii;、   \   _ノソ´
        iキ /    ,;;´  ;lllllllllllllii、    \ iF
        iキ'     ,;´  ,;;llllllllllllllllllllii、    ナf
         !キ、._  ,=ゞiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii!! __fサヘ.
       /  `ヾ=;三ミミミミヾ仄彡彡ミミヾ=`´  'i、
       i'   ,._Ξミミミミミヾ巛彡////iii_    |
       |  ;if≡|ヾヾヾミミミミヾヾ、//巛iiリ≡キi  |
        |  if!  |l lヾヾシヾミミミ川|ii//三iリ `キi  |
      |  ,if ,f=|l l lヾリリリリリ川川|爪ミミiリ=t、キi  |
        |  ;iナ,サ |l l l リリ川川川川|爪ミミiiリ キi キi  |
        |   iナ ;サ |l l リリリリ川川川川l爪ミミilリ キi キi  |
       |  iサ ;サ, |リ リリ川川川川川l爪ミミiリ ,キi キi  |
       |  iサ ;サ, | リ彡彡川川川川|爪ミミiリ ,キi :キ、  |
        ,i厂 iサ, |彡彡彡彡ノ|川川|爪ミミリ ,キi `ヘ、
      ,√  ;サ, |彡彡彡彡ノ川川|ゞミミミリ ,キi   `ヾ
     ´    ;サ,  |彡彡彡彡川川リゞミミリ  ,キi
         ;サ,  |彡彡彡彡リリリミミミシ   ,キi
         ,;#,    |彡彡ノリリリリミミミシ    ,キi
        ;メ'´    !彡ノリリリリリゞミミシ     `ヘ、
       ;メ      ヾリリリリノ巛ゞシ       `ヘ、
      ;メ        ``十≡=十´         `ヘ、
                 ノ    ゞ
7吾輩は名無しである:02/08/23 23:02
デリダの部屋ってサイトもあるぞ
8吾輩は名無しである:02/08/24 00:12
【おさむは徹底放置!】      *コピペ推奨
おさむは現実生活で誰にも相手にされない
身長160cmのくそちびです。
ネットでしか自分の存在を示すことが出来ません。
たとえ叩かれても無視されるよりはマシとばかり
煽りレスをつけてきます。
一番有効なのは放置することです。
無視し続けるとおさむは寂しくて死んでしまいます。
みなさん、おさむの書き込みに脊椎反射でレスをつけず
徹底的に無視しましょう!   


9吾輩は名無しである:02/08/24 00:14
ランチは週に3回はデリだ。
10吾輩は名無しである:02/08/26 11:59
説明しちくり
11吾輩は名無しである:02/08/26 12:00
おさむはまだいるのか。
12吾輩は名無しである:02/08/26 12:00
おさむよ。
必読書150程度はすべて読破しているのだろうな。
13吾輩は名無しである:02/08/26 12:13
おお脱構築の親玉ですね。
こいつはやっかいですぞ。
読み解くためには
アール、グラネル、マラブー、マジョール、ナンシーラリス、
スティグレール、タミニオー、リオタール、ロロー、ラポルト、
クレール、ブランショ、ベルネット、アガンベン、ブラーグ
などは手元にあったほうがいいね。
とにかくやっかいですぞ。
14吾輩は名無しである:02/08/26 12:55
東の本でも読めば?
15吾輩は名無しである:02/08/26 12:56
>>14
あれは大学院の論文レベル。
16吾輩は名無しである:02/08/26 13:21
>>15
てゆーか、実質修論みたいもんじゃないの?
17吾輩は名無しである:02/08/26 15:50
今時、デリダなんか読んでるの?
18吾輩は名無しである:02/08/26 15:51
>>17
じゃあ今は何読むの?
19吾輩は名無しである:02/08/26 15:59
17は何も読んでない。
20吾輩は名無しである:02/08/26 16:10
日本では数年前に流行ったからね。古いと言われれば古い。
21吾輩は名無しである:02/08/26 16:20
日本で文学の脱構築批評なんて一度も行われたためしがない
浅田が勝手に早わかりで流してしまった
「早わかりは下らない」という言説を使って
22吾輩は名無しである:02/08/26 17:08
マンの邦訳が出ていれば…
23吾輩は名無しである:02/08/26 19:04
ド・マン解説書が先に出てるし
24吾輩は名無しである:02/08/27 15:00
ディファランス!
25吾輩は名無しである:02/08/27 15:20
de・man
26吾輩は名無しである:02/08/27 15:20
死ね
27吾輩は名無しである:02/08/27 15:27
生きろ
28吾輩は名無しである:02/08/27 16:08
いやだ
29吾輩は名無しである:02/08/27 16:10
いいよ
30吾輩は名無しである:02/08/27 16:14
グラマーと路地裏で
31吾輩は名無しである :02/08/28 10:56
え! クリちゃんと妻?
32吾輩は名無しである :02/08/28 11:09
>>7
それは未来社のサイト内では?
33吾輩は名無しである:02/08/28 19:46
思考にねばり強さが欠ける。ちょっとインチキ臭いというのが感想。
答えを出さないのがスタイルなのかもしれないが。
34吾輩は名無しである:02/08/29 00:50
郵便的、決定不可能性。
35吾輩は名無しである:02/08/29 04:52
読まなきゃいけない読まなきゃいけないと思いつつ、
結局ジョイスのしか読んでない
あーどーしよー学生の中に読まないと、絶対一生読まないよ
読みたいんだよ、マジで
でもまだ他に読まなきゃいけない本いっぱいあるしヽ(`Д´)ノウワァァン
36吾輩は名無しである:02/08/29 06:43
結局はNation state批判という印象しか受けないのだが。
37吾輩は名無しである:02/08/29 08:07
キーワード批判およびキーワード批判を批判
38吾輩は名無しである:02/08/29 10:43
『グラマトロジーについて』
『エクリチュールと差異』
だけ読んだ。あと文庫だったのでなんとなく
『言葉にのって』買っちゃったけど、
買わなきゃよかったと帰りの電車で思った。
スレ見たら、久しぶりに別のものでも買ってみようかという気になった。
39吾輩は名無しである:02/08/29 10:46
どうせもう死んだ人よ
40吾輩は名無しである:02/08/29 10:52
文学板なんだから「白けた神話」ぐらい読んでから判断しろ
集英社「世界の文学」の「現代の批評」に入っている
41朝までから騒ぎ:02/08/29 10:53
http://s1p.net/spps

  メル友

 コギャル系出会い
 ギャルギャル大集合

女性の皆さんも訪問
してね、女性も沢山
訪問しています、この
夏一番有名なサイト
です宜しくね皆さんに
紹介してください。
女性に役立つリンク集
も多数有ります!!
42吾輩は名無しである :02/08/29 17:04
>>40
全集の端本ね。100円で買った。
43吾輩は名無しである:02/08/29 18:12
>>40
それ、いろいろ入ってていいよね
ブランショもはいっているしね
44吾輩は名無しである:02/08/29 18:21
こういうすれってなんかいも臭いなあ
45吾輩は名無しである:02/08/29 18:29
>>44
そうだよ。毎日が楽しい人は、名前も知らないだろうね。
46吾輩は名無しである:02/08/29 18:32
なるほど 
47吾輩は名無しである:02/08/29 18:35
どっちの人生がいいのかは、その人次第だYO!
48吾輩は名無しである:02/08/29 18:41
どっちもやだな
49吾輩は名無しである:02/08/29 21:57
あげ
50吾輩は名無しである:02/08/30 02:03
グラマトロジー50。
51吾輩は名無しである:02/08/30 08:57
≫4
その駄洒落、ひさびさに見た。文学部唯野教授。
52吾輩は名無しである:02/08/30 11:19
デリダ板に>>41
>コギャル系出会い
>ギャルギャル大集合

脱構築か?
53吾輩は名無しである:02/08/30 11:41
じらされ差延です。
54吾輩は名無しである:02/08/30 11:48
>>52
なんでもないものに勝手に意味を見出して強引にこじつけ
ようとするところがまさに脱構築チック。

まるで井崎修五郎の競馬予想みたいだす。
55吾輩は名無しである:02/08/30 18:15
>>7
>>32
http://www.miraisha.co.jp/derrida/
>>3 の Disseminations へのリンクもある。
56吾輩は名無しである:02/08/30 19:32
デリダは電波。
意味がない。
57吾輩は名無しである:02/08/30 23:38
文学を論じるデリダのスタンスを手っとり早く見て取るには、近著『滞留』をおすすめいたします。
ブランショの短編を丁寧かつ分かりやすく分析してゆくデリダの読解は、むしろ教育的なまでに律儀です。
(煽りだとはいえ)「電波」だとか「無意味」だとか言っている人は、まったくどうかしていると思います。
邦訳も非常に優れた水準のものなので(未來社より)安心して読めますよ。
58吾輩は名無しである:02/08/31 12:40
>>57
滞留はむつかしかった。
むしろ、『シボレート』のほうがいいかも。
ドイツ語かフランス語、どちらかができる人なら
あるいはツェラーンの詩が好きな人なら、
デリダの文学批評を堪能できる一冊ではないでしょうか。
おれは何度も読み返しました。
59吾輩は名無しである:02/09/01 23:43
「郵便葉書」が見つからない
60吾輩は名無しである:02/09/02 04:20
>>52
まさしく
>>54
このような差異にしか意味なんてててて
61吾輩は名無しである:02/09/02 20:55
ブランショ読みたいが何から手をつければいいのだろう
62sage:02/09/03 01:38
>>61
『真実の探求』
『道徳論』
とか読んどけば。
6362:02/09/03 01:39
サゲわすれスマソ
64吾輩は名無しである:02/09/03 02:46
>>62
visio in deo

ネタウザイ
65らげ@ ◆qoVUMoeA :02/09/03 03:17
デリダは哲学板では不人気。
中身がないので、対象aとしてしか
機能していないということね。
東浩紀の例みたいに有名なるための叩き台
としてしか機能していないのが悲しい。
そんな東も実際頼っているのはデリダではなく
ラカン=ジジェクの精神分析。
使いものにならないデリダ。


66吾輩は名無しである:02/09/03 03:22
65は中途半端な己を晒している。
40,57,58が挙げているテクストを読めば、
そんな考えは起こらないはずだ。
67吾輩は名無しである:02/09/03 03:28
昔デリダ好きのヤツがいて、小難しいことを言うワリにはテメーのことは
全然見えていなくて、最後にはストーカーまでやった。それ以来デリダとか
哲学好きのヤツは軽蔑している。そうじゃない人も沢山いるだろうが、
どうもデリダとか哲学とか言うやつは自分が見えていない気がしてならない。
煽り、スマン
68吾輩は名無しである:02/09/03 03:35
>>67
俺は文学好きのストーカが周囲にいたが、
別に文学好きなど軽蔑しないぞ
お前もけっこう痛いな
69おさむ ◆LQPM.CMA :02/09/03 03:35
デリダは難しいだけじゃないの?

日本人にはとうてい理解不能です。 ハイデガーも。
で、ハイデガーが難しいで、デリダは超難。
70吾輩は名無しである:02/09/03 03:39
>>69
校正×「日本人には」→○「バカな俺には」

お前には無理だわなw
71吾輩は名無しである:02/09/03 03:40
>>69
わからんヤシが無理して書きにくるな、ウザい(藁
72吾輩は名無しである:02/09/03 03:49
プライドの高い馬鹿がうまく生きていく工夫
それは難しそうな物をすべて
「難解なのはそいつが悪い」と逆ギレすることだ。

デリダは愚直だから難解じゃないよ
73吾輩は名無しである:02/09/03 03:52
実際フランス語が堪能な哲学徒で無い限り日本人が
デリダを十分に理解するのは難しいと思います。
74吾輩は名無しである:02/09/03 03:59
>>68
いやー、これがマジでひどい男でさ。強姦まがいのことまでして
最終的には研究室をおんだされたんだよ。それでも自己弁護にしか
聞こえない講釈をしたり顔でのたまう歩く厚顔無恥みたいな奴だったんだ。
そういうのを嫌って程みちまってるから生理的に受け付けないんだろうな。
なんで俺あの鬼畜を殴り殺さなかったのか今でも不思議だ。
煽り悪かった。続けてくれ。
75吾輩は名無しである:02/09/03 04:01
>>73
なわけない
デリダの語彙は相当少ないからたいしたことない
76吾輩は名無しである:02/09/03 04:03
>>75
たしかに。東のフランス語力もたいしたことないらすぃしな。
77吾輩は名無しである:02/09/03 04:04
>>76
だから東はいまいち分かっていないという罠。
78吾輩は名無しである:02/09/03 04:05
むしろ語学力がすごいのは、
アメリカのデリダ派の面々。
文学研究者も数多くいるよ。
79吾輩は名無しである:02/09/03 04:07
デリダとでじこはともに萌え対象
ということで。
80吾輩は名無しである:02/09/03 04:08
ま、日本のデリダ研究なんつっても、東程度のフラ後力で良いんだから、
普通に読書するぐらいなら、翻訳本でいいんでないかい?
81吾輩は名無しである:02/09/03 04:08
日本人の西洋哲学研究書で、ご当地でも好評を得ているものってあるのかな?
82吾輩は名無しである:02/09/03 04:09
ということで今からここはポール・ド・マンスレにかわりました。
83吾輩は名無しである:02/09/03 04:10
柄谷はデリダを見放したよね。
84吾輩は名無しである:02/09/03 04:10
こんな時間にこんなスレでチャット状態かよ(w
85吾輩は名無しである:02/09/03 04:10
>>81
石黒ひで
という分析哲学者のライプニッツ論かな
「ライプニッツの哲学」
原書が英語
けど哲学史家には不評
でも石黒は分析哲学者には珍しく、
サイードを認めるぐらい度量が広いのでよし
86吾輩は名無しである:02/09/03 04:11
>>81
そりゃー石黒ひでの『ライプニッツの哲学』でしょう。
原文英語だが。
87吾輩は名無しである:02/09/03 04:11
前にド・マンのスレッドなかったっけ?
8886:02/09/03 04:12
か、かぶった…
89吾輩は名無しである:02/09/03 04:12
>>85
>>86
ケコーン
けど85のほうが詳しいね
90らげ@:02/09/03 04:13
トランスクリィ−クで事足りるとおもわれ。
91吾輩は名無しである:02/09/03 04:14
>>90
読んでないヤシは物語るな
92吾輩は名無しである:02/09/03 04:15
>>74
あなたの専攻はなんでしか?
93吾輩は名無しである:02/09/03 04:15
岡倉天心は英語で東洋思想を語って、
しかもいまだに読まれてるんだから、
もっと偉いよ。
英語ペラペラのヤシは増えたかもしらんが、
そんな日本人はいねえよな。
94らげ@:02/09/03 04:15
テが抜けた。
95吾輩は名無しである:02/09/03 04:17
らげが単なる文壇政治好きなのはわかった
カエレ

それよりド・マンとデリダの関係ってどうよ?
96吾輩は名無しである:02/09/03 04:20
デリダの
memoire pour paul de man
って日本語の翻訳ある?
9796:02/09/03 04:24
間違えた、
memoires pour paul de man
ね。

あと、ド・マンのデリダに対する言及は、
the resistance to theory
の最後にあるインタヴューにあるよ。
それによれば、デリダは哲学者だから一人で思考できるが、
私(ド・マン)は文献学者だから研究対象となるテクストがないと
思考できないとかいってた。
暗にデリダのテクストの扱い方を批判しているんだろうけど。
98らげ@:02/09/03 04:27
柄谷スレってないよね、文学板に。
哲学板ではパ−ト2まであるのに。
文壇政治抜きにしても、柄谷によるマルクスの価値形態論読解は
優れていると思う。
99吾輩は名無しである:02/09/03 04:30
>>98
柄谷をデリダを読まない理由にするな
別スレ立てろ
100吾輩は名無しである:02/09/03 04:32
http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/1024061180/

ここの人がデリダについて語ってるけど、
これって正しいの?
やっぱりデリダって最近ダメになっちゃったの?
101吾輩は名無しである:02/09/03 04:37
>>100
何番のレスだ?

最近のデリダは普通にジジイ。
年齢を考えると十分すごいよ。
102吾輩は名無しである:02/09/03 04:41
>>101
39,40あたりかな
103らげ@:02/09/03 04:44
とあるデリダ研究者に脱構築って要は背理法のことなんじゃないの?
と聞いたら、その人悩んでしまったんだね。
どうなんでしょう、そこんところ?
104吾輩は名無しである:02/09/03 04:45
>>102
了解。
たしかに近年は初期ほどは精密じゃないよ。
けど、だからこそスルッと読めたりする。

「言葉にのって」なんか文庫だし安いから、
最近の雰囲気がわかると思う。
105吾輩は名無しである:02/09/03 04:48
>>103
むしろハイデガーの言う「哲学史の破壊」そのまんま。
歴史が問題だから背理法とはズレる。
106吾輩は名無しである:02/09/03 08:38
>>96
まだ邦訳は出てない。若き日のド・マンのスキャンダルに関する
デリダの長いコメント「貝殻の奥に潜む潮騒のように」の一部が
『現代思想』1989.4臨時増刊号
でかろうじて読めるだけ。
ド・マンと言えば最近『ポール・ド・マンの思想』っていう入門書が出たけど
あれはかなりツボを押さえてて本。いい訳だし、巻末の「読書案内」もためになる。
ようやく日本でのド・マン受容が始まったという予感。
107吾輩は名無しである:02/09/03 10:20
ド・マンの「読むことのアレゴリー」は、
デリダの「グラマトロジー」への応答として最良のものだと思う。

「グラマトロジー」訳者の足立がド・マンを予め退けたのも、
ド・マン受容の遅れの原因の一つか?
108吾輩は名無しである:02/09/03 13:37
背理法は、公理を前提にそれに反する証明ならば認めないとするやり方。脱構築は、例えばある言説に対しそれと同じ論法を使いながらそれと異なる結論を導き出すという具合に、ロゴスが必然的にもつ中心化構造を脱臼化させることで広く他者へと開いていかんとする方法論。
109吾輩は名無しである:02/09/03 13:39
>>108
校正 ×「開いていかんとする」→○「開いていこうとする」

懸命さはかうが、基本的な文章力だな問題は、いかんせん。
110吾輩は名無しである:02/09/03 13:44
説明するのもあほらしいが、「いかん」というのは「いこう」という意の旧表現な。いかぬ、ではないよ。
111吾輩は名無しである:02/09/03 13:46
>>110=108
説明するのもあほらしいが、こくごをおべんきょしなおしておいでw
112吾輩は名無しである:02/09/03 13:48
110は、
「文壇バー」スレでトンでもなくイタいカキコ(618)をしたヤシと
同一人物、に10000ルピー!
113吾輩は名無しである:02/09/03 13:49
お前さんは相手にしてないよ。
114109:02/09/03 13:54
>>110
んなこたぁ明らか。その上で108の文中においては
>>109のように校正すべき、ということ。
言葉は文脈の中で適切に使用しないと、
小骨が喉にひっかかるのと同じになる。
115吾輩は名無しである:02/09/03 14:00
むずかしい思想はむずかしい言葉で書かなくてはならない
って、実に単純な発想だな
116吾輩は名無しである:02/09/03 17:02
>>107
ああ、あのイタイ訳者あとがきのことね
たしかにド・マン受容の足止めの一因になったかも。
足立和浩の訳業や解説はいまでは読むにたえない点が
多々あるけど、あの当時であれだけフォローできたのは
実はまあ評価できると思っている
それよか、日本の英文学者のダメさと
(独文仏文学者に比べてこれは明らか)
80年代に浅田や柄谷あたりがアメリカのディコンストラクション
をちゃんと紹介する前にまとめて小バカにしてたから
(後に批評空間でド・マンの翻訳載せたりしてたけど時すでに遅し)
その悪影響が意外と大きかったんじゃないか
117らげ@:02/09/03 18:46
デリダの「言葉にのって」入手した。
118らげ@ ◆qoVUMoeA :02/09/04 01:23
背理法とは、ある前提Pを一旦正しいと認め、
そこから極めて演繹的な手法で「矛盾」を導出し、
その矛盾を根拠にして、先の前提Pを否定する
という論法のこと。
「PならばQかつnot-Q⇒not-P」と定式化される。

で、その「矛盾」を「決定不可能性」という用語に置換
すると、あれまぁ、背理法は脱構築の定式に
変身してしまうではないか?、と問うたんだね、
とあるデリダ研究者の人に。
しかし>>105>>108のレスから、背理法と脱構築には
ズレがあるらしいということは解った。
119らげ@ ◆qoVUMoeA :02/09/04 01:32
柄谷は脱構築は形式化できるといっている。
そしてその形式化はド・マン派によってなされた
といっているが、しかしその形式化はド・マン派の
登場を待つまでもなく、古代ギリシャにおける背理法の
発明で既になされていた、というのが俺の見方だったが、
どうも違ったらしいね。
120吾輩は名無しである:02/09/04 02:57
デリダは形式論理の初歩も知りません。
121らげ@ ◆qoVUMoeA :02/09/05 03:19
デリダだろうと何だろうと、哲学を学習することは
有益である。少なくとも寛容になれるからだ。
懐疑論から寛容の精神へ、そして大いなる肯定へ。
これが哲学的な教養小説の筋ってものだが、
デリダの言う「赦し」というやつも、単にこの寛容
のことだといっていいし、というよりそうである限りで
しか意味はないと思う。
122吾輩は名無しである:02/09/05 05:55
     ,,.-‐''""""'''ー-.、
   ,ィ"          \
   /              `、〜プーン       2ちゃんねる 厨房ファイルNO.7 「批評厨房」
  ,i              i〜プーン      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 r'-=ニ;'_ー-、___,,.ィ‐‐-,,_  __|〜プーン
 | r,i   ~`'ー-l;l : : : `l-r'"メ、〜     アニメ、漫画、小説、映画などの板に多数出没する。
 ヾ、       `ー‐'": i!_,l_ノ`〜     良スレでせっかくみんなが楽しく会話、議論しているところに
  |          ,:(,..、 ;:|/ 〜     出没する。
/|         ,,,..;:;:;:;,/ プププ   学生の休み期間に異常繁殖する。
::::::\ `::;;.   '"`ニ二ソ\〜
:::::::::::::\ ゙゙:`-、;:;:;;;:;:;:;;/:::::::\〜      (類)リアル厨房、かまって君
【厨房度】いたたた
【粘着度】いたたた
【荒らし度】いたたたた
【出現頻度】いた
【総合痛い度】いたたたた
自分の意見が正しいと思ってるためかなりの粘着度を誇る。
1匹現れると連鎖反応で出現することもあり、夏季や年末年始は注意が必要。

【行動パターン】
・やたらと(W(ワラ(藁(プを使う。
・偉そうな口を利く。
・おまえらオコチャマ。俺は大人という妄想に取り付かれている。
・無視してもイチャモンをつけてくることが多い
・全員にレスを返す事もある。
123吾輩は名無しである:02/09/06 00:53




                  滞    留




124吾輩は名無しである:02/09/09 00:06
デリダ「マルクスの亡霊たち」読んだ人いる?
邦訳されてないけど、英訳出てたね。
125吾輩は名無しである:02/09/09 01:54
>>124
読んだよ。
フロイトとかフッサール解釈に気合いが入っていた
「ノエマは幽霊」とか。
あとシュティルナーに注目していた
126吾輩は名無しである:02/09/23 06:52
あげとくよ
127吾輩は名無しである:02/09/23 15:20
いやだよぅ
128吾輩は名無しである:02/09/28 08:26



滞                               
                                    
    

                 溜
129吾輩は名無しである:02/09/28 17:28
邪鬼
130吾輩は名無しである:02/10/08 11:13
























         留
131吾輩は名無しである:02/10/15 01:04
デリダは死後、初期の文学論こそが重要だったことになると思う。
132吾輩は名無しである:02/10/15 01:17
だれが、短い論文の精読スレやってくんないかなぁ
133吾輩は名無しである:02/10/15 01:17
ジョイス論は面白いから読んでみればいいのではないでしょうか
日本語訳が出てるのかは知りませんが
134吾輩は名無しである:02/10/15 01:26
訳でてるよ 法政から
133が 「いまここで」 スレ立てしてやっちくり おねがい
135吾輩は名無しである:02/10/15 04:56
>>131 初期の文学論て、どういうの指してるの?
>>132 デリダの論文て、みんな長いよ。
136吾輩は名無しである:02/10/15 12:28
>>135
今もてはやされている道徳哲学路線との対比。ほぼ全部。
代表作『グラマトロジー』も含む。
『声と現象』すらポーがエピグラフですよ?
137吾輩は名無しである:02/10/15 15:42
このスレなんかどう?もう終わってしまったけど、ここで続きやんない?板違いか
http://academy.2ch.net/philo/kako/1023/10236/1023604951.html
138吾輩は名無しである:02/10/15 18:00
>>136
「今もてはやされている道徳哲学路線」つーのがそもそもよく分からないな。
デリダの道徳哲学なんて聞いたこともない(正義論=道徳哲学ってのはナシね)。
デリダの最近の本でも文学を論じたテクストはたくさんあるよ。
アルトーとかツェランとかルソーとかド・マン、ブランショ、などなど。
妙な偏見を振り回すまえに、90年代の代表作の一つとして
『盲者の記憶』というテクストの優れた邦訳が読めるから(みすず書房)
そのへんをまずよんでみて下さい。
139吾輩は名無しである:02/10/15 23:28
>>137
そのスレ立てした者だけど、その時パソコンが使えなくなっちゃったのね
今は違うスレで忙しいのです。
だから、その続き誰かやってくんないかな
140吾輩は名無しである:02/10/15 23:38
>>138
妙な偏見を振り回しているのは漏れの周りなんだよ…
141吾輩は名無しである:02/10/15 23:41
素朴に思うのですが、デリダを読んでる人って、
デリダを読む以前の知識量みたいのはどのくらいですか?
日本人の書いたチャート本を2.3冊読んで、とりあえずはデリダは
読めるようになるんでしょか。
ちゃんと読んでる人の感想が聞きたいです
142吾輩は名無しである:02/10/15 23:42
俺の場合は記号論から読み始めた。
それでバルトにハマッて、
バルトを読んでいったらそんな時代になってた。
143吾輩は名無しである:02/10/16 00:32
>>141
昔大学の友人とフランス語で少し講読してみた経験から答えると、やっぱり
ある程度フランス語の原文が読めないと厳しいかも。とくに初期のテクストは
あまり訳もよくないしね(とくに『エクリチュールと差異』はひどいぞ)。
で、私もいろいろ周りの院生などに尋ねたことがあるのだけれど、デリダは
なにかの別のテクストを読解しながら自分の論を打ち出してくる。だから、
攻略法としては、デリダの読んでいるテクストとデリダ自身のテクストとを
並行してゆっくり読み進めてみると、
驚くほど明快で丁寧に書かれてあることが分かるよ。
たとえば『法の力』という本がある。あれだけバッと読んじゃうといまいち
よく分からない。でも、デリダの読むベンヤミンの『暴力批判論』を一方で
精読した後で、デリダがどういうようにベンヤミンを分析しているのかを
意識しながら読んでみると、たいして前提もなく、
スイスイ理解できるようになるよ。
この快感を一度味わうと、だんだんデリダを読むのがやみつきになってくる!
144吾輩は名無しである:02/10/16 01:58
つうか、『暴力批判論』を読んでないうちに何で『法の力』を読みたくなるのかがわからんけどね。
145吾輩は名無しである:02/10/16 02:02
だね。
146吾輩は名無しである:02/10/16 08:23
『法の力』の訳者あとがき(解説)を読むと訳者自身もわかって訳してんのかなと思えてくるね。
147吾輩は名無しである:02/10/16 17:36
ぜんぜん分かってないね。あの訳者デリダは専門外なのに
むりして訳したんでしょ。日本語もおかしなところ多いし。
訳が下手。フランス語力もあやしい。オレっちははじめ
『批評空間』に載っていた丹生谷貴志訳で読んでいたから、
満喫でけた。浅田の解説もあったし。
148吾輩は名無しである:02/10/17 01:01
「私は法哲学を真面目にやっている」なんて言って、
無意味にフランス思想研究者を仮想敵にしているのは力みすぎ。
射程狭いし。
149吾輩は名無しである:02/10/18 02:04
なんだかんだ言って豊崎光一は偉かったと思う
150吾輩は名無しである:02/10/18 04:27
デリダの『アポリア』は、故豊崎光一に捧げられている
151吾輩は名無しである:02/10/18 07:32
おれ豊崎がなくなった時の新聞の記事もってるよ
他者(として)の忘却を古本で買ったら、新聞の切り抜きが挟まってた
152吾輩は名無しである:02/10/18 08:42
へえ、どんなの? 写真つき?
それにしても、他者(として)の忘却、もってんだ、いいなあ。
いまはもうそれ、古本でもなかなか手に入らないよ。
153吾輩は名無しである:02/10/18 09:34
豊崎光一いいよねえ。
女子学生とかにも目茶もてだったとか、甥御さんから聴きました。
154吾輩は名無しである:02/10/18 11:58
>>150
にもかかわらず、港道氏の解説には豊崎光一の名前は出てこない。
あれは訳者として怠慢だし、思想家としてのセンスのなさが
露呈しているんだと思う。豊崎氏の著作を復刊させるくらいの
名解説を書かなければ、と思わない自らの怠慢さが、邦訳を読んだ
人間から豊崎を読む権利を奪っている、ということがわからない。
たぶん、港道氏本人が豊崎を読んだことがないか、読んでも「文学趣味」
くらいにしか思えなかったんでしょうが。しかし、『アポリア』が原書で
出たときには、蓮實の「デリダは日本に豊崎光一を持ち得たことを誇らねば
ならない」という言葉を思い出した。って、ここ豊崎スレじゃなかったね。
155吾輩は名無しである:02/10/18 12:37
豊崎を文学趣味扱いしたのは某郵便本だと思う。
156吾輩は名無しである:02/10/18 13:39
結論は仏語の出来ないやつはデリダに手を出すなってところか?

ショボーン・・・
157吾輩は名無しである:02/10/18 13:46
違うと思う。
フランス語ができる奴をおフランスと言って逆ギレしなけりゃ良し。
フラ語野郎も権威っぽく語るな。
もちろん語学は出来た方が良いが、それだけのことだ。
158吾輩は名無しである:02/10/18 13:48
もちろん原典の正確な読みは不可欠だけど、
悪い訳を使う人間まで晒すのは最低。
翻訳者を叩けば良し。
159吾輩は名無しである:02/10/18 13:51
原典派なら英語でド・マンを読むと良いのではないか。
160吾輩は名無しである:02/10/18 16:36
フランス語できない奴はデリダには手を出すな、というのは、はっきり
間違っているといいたい。
確かにフランス語ができなければ、読み落とさざるを
えない地口の援用とかあるけれど、他方で、かりにそういう側面を
一切削ぎ落としたとしても読むことのできる主張の「内容」が
デリダのテクストには確固としてある(でなければ翻訳など無意味)。
もちろん主張の「内容」と「表現」とは最終的には切り離すことが
できないという点は無視できないが、それとて「内容」の解読からはじまる。
フラ語野郎が権威ぶるのは、たいていは、はじめにくる「内容」が読めずに、
デリダのフランス語をフェティッシュ化して「表現」そのものを「内容」と
勘違いしているからにすぎない。
(むしろちゃんとフランス語が分かって読んでいる人ほどそう思われないよう
権威ぶったりはしない。豊崎光一はそうだったと思う。)
一番問題なのは「内容」を日本語で読むにしても、
いい邦訳があまりないことだ……。
161吾輩は名無しである:02/10/18 16:49
余白と散種の訳がないまま近著訳すからいびつになる
162 :02/10/18 16:51
163151:02/10/18 16:54
豊崎氏の追悼文は
朝日新聞 夕刊 9/7(木) 何年かは書いていない 写真付き 
に載ってるよ 図書館で探せば見つかるでしょう
書いてる人は (手) となっている。夕刊だからかもしれないが 
そこそこのスペースがとられている。
記事の題名『あるフランス文学者の死 新しい理論の完成半ばに』

164吾輩は名無しである:02/10/20 07:41
>>163
情報ありがとう。今度図書館で探してみます。それにしても豊崎氏って、
有名なのはデリダ業界だけというわけでもないみたいですね。
読み直しがなされるきっかけが広まって行けばいいのですが。
豊崎スレがあるわけでもないので、ここで豊崎話をしばらくやっても
よいのではと思っています。
165吾輩は名無しである:02/10/20 10:36
豊崎さんがお亡くなりになったのは、確か1989年だったかと。
セガレン研究の途中で、また、豊崎さんが訳す予定だった
デリダの『散種』『弔鐘』、『余白』もそうだったのかな、も
結局今に至るまで出ずに、あの頃にくらべれば原書がなんとか
読めるようになった今でも、その早逝は残念でなりません。

昨日都内の書店で氏の『ファミリー・ロマンス』『文手箱』
『クロニック』を見つけ、また、最近復刊された氏と宮川淳氏の
共訳によるクロソフスキーの『ディアーナの水浴』の新しい装丁を
見て、両氏のことをふと思い出し、帰ってから著作を読み返しました。
守中高明氏や吉田加南子氏といった豊崎氏の教え子ら、意外なところでは、
大学で豊崎氏から教わっていたというスガ秀実氏など、それぞれに
豊崎氏の志半ばで潰えた試みを、反復しているのではないか、と思ったり
します。
166吾輩は名無しである:02/10/26 08:01
他者の言語1800円でゲット

誰か読みどころアピールして
167吾輩は名無しである:02/10/26 11:08
「時間を与える」は超重要
それ以外はたいしたことない
168吾輩は名無しである:02/10/26 17:03
167 の「それ以外はたいしたことない」はデタラメ
たとえば「バベルの塔」はベンヤミンの翻訳論分析として第一級。
来日時の講演では素朴な問いかけにもデリダが丁寧にきちんと答えて
いる様が分かって、哲学教師としての優秀さもうかがえて面白い。
あと、本の題にもなっているインタヴューは日本語テクストしか
存在せず、中期デリダの貴重な発言の記録になっている。
169わかったか?:02/10/26 17:05
     ____
    /∵∴∵∴\
   /∵∴∵∴∵∴\
  /∵∴∴,(・)(・)∴|
  |∵∵/   ○ \|
  |∵ /  三 | 三 |  / ̄ ̄ ̄ ̄
  |∵ |   __|__  | < 脱・脱構築。
   \|   \_/ /  \____
     \____/
   ______.ノ       (⌒)
  //::::::::|-、 ,-/::::::ノ ~.レ-r┐
/ /:::::::::::|  /:::::ノ__ | .| ト、
| /:::::::::::::::| 〈 ̄   `-Lλ_レ′
レ::::::::::::::::::|/::: ̄`ー‐---‐′
170吾輩は名無しである:02/10/28 02:24
来日するの?
171吾輩は名無しである:02/10/28 02:29
赤坂ブリッツだってさ。
172吾輩は名無しである:02/10/28 08:30
なにしにくるの?
173吾輩は名無しである:02/10/28 14:03
前座。
174吾輩は名無しである:02/10/28 15:49
くりぃむしちゅーのライブの前座。
デリダが一人漫談してくれるよ。誰も理解出来ないけど
175吾輩は名無しである:02/10/28 16:42
>>174
それマジですか!!!!
日時等詳細きぼんぬ
176吾輩は名無しである:02/10/28 17:18
オーネットコールマンとコラボやった経験もあるしね。
音楽の分野にもこれからどんどん進出していくみたい。
177吾輩は名無しである:02/10/28 20:50
ネタなんじゃないの
いつ来るの?
ホントか 信じられん
どこに載ってる情報?
178吾輩は名無しである:02/10/28 21:08
ネタでしょ。なんでデリダがくりぃむしちゅーの前座するんだよ。
179吾輩は名無しである:02/10/28 22:17
つーかくりうむしちゅうはブリッツなんかでやらないって。
デリダはプライマルスクリームの前座。
180吾輩は名無しである:02/10/28 22:21
そういえばスクリッティ・ポリッティの曲に「ジャック・デリダ」って
そのまんまなやないけ、みたいのがなかったっけ?
181吾輩は名無しである:02/10/28 22:25
詳しくは言わないけど、デリダは来日するよ、あと何ヶ月か後に。 もちろん
くりぃむしちゅーのライブの前座はやらないけどね。 いずれどっかに情報が
出ると思うけど。
182吾輩は名無しである:02/10/28 22:28
レストランの予約は入ってるよ。
東麻布のウナギ屋と、あとなんかあったけど忘れた。

>>180
1st?
183吾輩は名無しである:02/10/28 22:33
>>181
もしそれが本当ならば、ゴダールといい、今年は大物フランス人(文系)
来日ラッシュですなあ。
184スイス人:02/10/28 22:46
ゴダールはスイス人。
お祖父さんは大銀行家のフランス人。
185吾輩は名無しである:02/10/28 22:51
>>182
確か1stです。
186吾輩は名無しである:02/10/28 22:55
>>184
ああ、兵役逃れで国籍を移したってやつだよね?
そういえば、デリダもアルジェリアだかナイジェリアだかで
生まれたんだっけ?
187スイス人:02/10/28 22:56
スクリッティ・ポリッティは麻da彰さんが誉めとったなぁ。
でもシンセの音が安っぽくてワイは好きになれんかったは。
188スイス人:02/10/28 23:04
デリダは北アフリカ出身ですね。
ぼくは北大路欣也のファンですが。
189吾輩は名無しである:02/10/29 01:55
てくすとしてみるてくすと
190吾輩は名無しである:02/10/29 02:18
政治的文章は2ndアルバムよく聴いたよ。
歳ばれちゃうけど。
あの頃はあれが最先端だった。
191吾輩は名無しである:02/11/07 16:41
>>183
これってホントかな?
http://bbs3.otd.co.jp/372886/bbs_plain?base=94&range=1
>>188
デリダはアルジェリア出身だよ。カミュもアルチュセールも確かそうだよね。
惜しい植民地をなくしたね。フランス
192吾輩は名無しである:02/11/14 13:16
193吾輩は名無しである:02/11/15 11:20
グラマトロジーの翻訳っていいっスか?
スピバックの英訳のがいいのかなあ。4000円だし
194吾輩は名無しである:02/11/15 12:05
>>193
律儀に註の原文訳が復元されているのは良い。
本文はまあ昔の訳。
195吾輩は名無しである:02/11/21 20:39
デリダが出てきたらしいです。読んだことあるひといます?
「穢れということ」(ポンピドゥーセンターにおけるシンポジウムで、中上健次との対話)宮林寛訳
『文學界』1987年5月号、『中上健次発言集成』
196吾輩は名無しである:02/11/22 00:57
発言集成第3巻の冒頭にあるから簡単に読めるよ。スレ違いだがその講演を
訳している宮林氏、『千年の愉楽』、、、だっけかな、を仏訳してたような。
197吾輩は名無しである:02/11/24 16:05
あーデリダの本全然でないなー
ドイ語だけで手一杯さー
『マルクスの亡霊たち』増田一夫訳, 藤原書店, 近刊
『コーラ』守中高明訳, 未來社, 近刊
『名を救う』小林康夫訳, 未來社, 近刊
『割礼告白』鵜飼哲ほか訳, みすず書房, 近刊
『余白』高橋允昭訳, 法政大学出版局, 近刊
ってデリダの部屋に書いてあったけどいつ出るんだろう
198吾輩は名無しである:02/11/24 20:58
仏語だめなら英語で読めばいい
日本語でやるのもういいよ
199 :02/11/26 23:45
しかしわざわざ英語で読むぐらいなら、大多数の人は後回しにしてしまい、
結局たんに読まなくなると思われ。
200ixion ◆ySh2j8IPDg :02/11/29 09:30
英語も結構めんどいぞ^^;

『シボレート』はどう?「日付」の問題とか。
201吾輩は名無しである:02/11/29 23:33
たまごやき〜

202吾輩は名無しである:02/11/30 00:18
>200
『シボレート』の邦訳はいいよ。訳註がいっさい省かれているのが
ちと怠慢のような気もしたが。
ちなみに縦横無尽にツェランのテクストを横断するデリダの読解法に
対してラクー=ラバルトが『経験としての詩』で、異議を唱えていたから
参考になるかもね。
203ixion ◆ySh2j8IPDg :02/12/01 11:23
>ちなみに縦横無尽にツェランのテクストを横断するデリダの読解法に
>対してラクー=ラバルトが『経験としての詩』で、異議を唱えていた

知らなかった、読んでみます。
俺も『シボレート』の読みはあまり賛同できない。最近はツェラン漬け^^;
204吾輩は名無しである:02/12/03 11:53
英語ででてるapplied grammatology(づづりわからん)てどうよ
205吾輩は名無しである:02/12/03 11:57
鉄版にデリダスレたったね

こっちのがレベル高そうだ
206吾輩は名無しである:02/12/03 12:04
>>204
その本古くない?
かなり昔に、室井尚か誰かが部分訳してたのチラッと読んだことある。
でも、いまや誰も読んでないと思われる。
207吾輩は名無しである:02/12/03 12:14
だって古本で1000円でみっけたんだもん

デリダの推薦文も裏にのってるんだけど どうかな
208ixion ◆ySh2j8IPDg :02/12/03 12:43
…その古本って、神田の某洋古書店では…

だとすれば、俺こないだ買おうと思ってやめたやつかも。
違ったらごめん。
209吾輩は名無しである:02/12/03 13:06
そのとーり!!!!

おれも 「こないだ」
買ってないけどね
あってるかもしれないね
210吾輩は名無しである:02/12/03 13:20
ここの洋古書店をスキー用品店のほうに少しいくと
また洋古書店があるよね 品揃えは無茶苦茶いいんだけど高い。
みてるぶんには楽しい
211ixion ◆ySh2j8IPDg :02/12/04 01:15
え、そうなの?知らなかった<大島書店(のことだよね?)の先
俺はあそこには大体毎週金曜日に出没してます(笑)

あー、スレ違いだけどもう少し詳しく教えてくださいませんか?>210さん
212吾輩は名無しである:02/12/04 13:19
大島書店のほんのちょっと先ですね。ほんと近いよ。
目がよければ大島書店から見えるかも。
たぶん1.2年くらいまえに新しくできたと思う。
忘れちゃったけどおれは1.2年前に知った。おれは土曜に出没するけど(藁
おれがそこで唯一500円で買ったエドマンド・パークの原書には
崇文荘書店てでてる。ふだん書店名なんか覚えない。
213ixion ◆ySh2j8IPDg :02/12/04 18:02
ありがとうございました、明後日行ってみます!!>212さん
214吾輩は名無しである:02/12/07 15:44
コーラage
215吾輩は名無しである:02/12/07 19:01
>>214
『コーラ』の邦訳でたの?
216吾輩は名無しである:02/12/07 20:13
某デリダの文献目録サイトの情報で
法政から『有限責任会社』の翻訳が出るらしいんだけど本当?
217吾輩は名無しである:02/12/07 20:23
ixion ◆ySh2j8IPDgに会えるかな
218吾輩は名無しである:02/12/07 23:05
>>216
そのサイトって、どこ?
219吾輩は名無しである:02/12/07 23:20
未来社にデリダの部屋ってあるでしょ。
そこの関連サイトからいけるよ。
220吾輩は名無しである:02/12/07 23:35
>>219 ココだね。確認しました。どうもありがとう。
「Pensee du Dieu」
http://sc.gaiax.com/user/sc/a/r/agrippa/main.html

でも法政大出版のサイトには告知はなかったよ。
221吾輩は名無しである:02/12/07 23:42
http://icho.ipe.tsukuba.ac.jp/~s991946/derrida01.htm

こういうのもあるよん。
おれも法政チェックしたんだけど、でてないんだよね。
そのサイトのひとは関係者なのかね。
222吾輩は名無しである:02/12/08 09:35
でも『有限責任会社』の邦訳って『現代思想』のバックナンバーで
読めるはずだけど。新訳かな?
223吾輩は名無しである:02/12/12 16:03
今日の状況にあっては、「左翼であること」すら
簡単なことではないのです。
224吾輩は名無しである:02/12/12 18:01
「私はジャック・デリダではありません」というとき私は誰なのでしょう
225吾輩は名無しである:02/12/13 10:25
保守
226吾輩は名無しである:02/12/13 14:40
基本的にヘーゲル「的」である私たちに
とっては、ドゥルーズよりデリダの方が
とっつき易いのかもしれない、と思った。
227吾輩は名無しである:02/12/13 16:33
むしろマルクス「的」
228吾輩は名無しである:02/12/15 08:35
>>220 のサイト行ってみました。

近刊
『有限責任会社』法政大学出版局、12月刊行予定、
『友愛のポリティクス』みすず書房、1月刊行、
『来たるべき世界のために』岩波書店、1月刊行

わっ、年明けにかけてデリダの邦訳ラッシュだ! やりーっ!!
しかも、Limited Inc.や politiques de l'amitie の超重要本の訳!
しかし『来たるべき世界のために』ってなにを訳したんだろ?
229吾輩は名無しである:02/12/15 14:07
また出費が……
230吾輩は名無しである:02/12/16 05:37
『来たるべき世界のために』をわたしの貧相な仏語で訳してみますと、
Pour le monde a venir
プール ル モンド ア ウ゚ニール

って感じでしょうか。こういう原題の本あるんかいね。
231吾輩は名無しである:02/12/16 10:52
ちょっと調べてみたけれど見つからなかった。
というか、なんだかダサいタイトルだよね。。。デリダはそんなタイトル
つけないと思うよ。
232吾輩は名無しである:02/12/17 02:24
●みすず書房新刊

・『友愛のポリティクス』全2巻 J・デリダ 
鵜飼哲 大西雅一郎 松葉祥一訳 各4,200円

最近のデリダを代表する一冊の待望の翻訳がいよいよ刊行です。
233吾輩は名無しである:02/12/17 04:36
すごい分厚いすね。現物がはやくみたいな。
234吾輩は名無しである:02/12/18 13:43
岩波書店来たるべき世界のために
ジャック・デリダ、
エリザベート・ルディネスコ
3,800円
1月28日
ISBN4-00-022524-3
難解と言われるデリダ哲学を現実問題を通して理解するための、自身による入門書。
235吾輩は名無しである:02/12/18 13:59
叢書ウニベルシタス752
 有限責任会社 ■ ジャック・デリダ/高橋哲哉・増田一夫・宮崎裕助訳 
法政大学出版局 四六判 3700円 11月29日 4588007521

236吾輩は名無しである:02/12/18 14:11
>>228, 230, 231
『来たるべき世界のために』って、
どうやら去年出た De quoi de main... の訳のようだね。
直訳すると「明日はどんな様子だろう」「これからどうなる」みたいな意味
だから、こんなタイトルになったようだ。
これは、ルーディネスコとの共著だし、デリダがつけた題じゃないだろうね。
たしかにダサいタイトルだけど、原題のユルさをうまく訳したともいえる(w
237236:02/12/18 14:22
de main じゃなくて demain です。コマカイけど
238吾輩は名無しである:02/12/18 16:12
宮崎裕助?
新顔か
239吾輩は名無しである:02/12/18 17:21
友愛高いー゜(゚´Д`゚)二冊で8200円。・゚・(ノД`)・゚・。
お年玉あげなきゃダメか息子よ・・・お父さんにお年玉くれ
240吾輩は名無しである:02/12/18 21:17
ぐら、連載終わっちゃったけど、単行本にはならないのかな?
今のところ全く話しを聞かないが、とは言えぐらを訳すのは相当な困難だわな。
241吾輩は名無しである:02/12/18 21:39
連載分でもまだ、全体の五分の一も訳せていないんじゃないかな。
仮にあのまま連載が続いていても十年ちかくかかる計算だったから。
まして単行本になるのはいつのことか、、、、、
242吾輩は名無しである:02/12/19 06:28
ぐら、一回の連載20*13回分=日本語訳でおよそ260ページぐらいすよね。
それでも、まだ全体の1/5なんすか?
そしたら、邦訳では1000ページ越えちゃうよ。凄いね。
243吾輩は名無しである:02/12/19 20:37
日本では『弔鐘』にまともに取り組んだといえるのは
いまのところ、訳者の鵜飼氏と故豊崎光一ぐらいなのかな。
某郵便本でも完全にネグられていたし(第二期デリダなんですが)。
とにかく巨大な迷宮なので、真剣に取り組もうとすれば命を切り縮めかねない。
デリダ自身もこれを書いた後、大患に見舞われたという話だから。
244吾輩は名無しである:02/12/20 22:27
タイトルがタイトルだからな、自分の為に鐘を鳴らすな。
245吾輩は名無しである:02/12/21 20:27
今、私に運命の時を告ぐ
鐘の音が 鳴り響いている。
246吾輩は名無しである:02/12/22 13:34
デリダ来るぞあと一週間だ
247吾輩は名無しである:02/12/22 13:43
デリダって誰だ?
248吾輩は名無しである:02/12/22 17:55
飽きたそのネタ
249吾輩は名無しである:02/12/22 19:00
>>246
おお、はげしく詳細キボン! 
250吾輩は名無しである:02/12/22 19:21
デリダを読むものが「キボン」などというな。
赤面するぜよ。
251吾輩は名無しである:02/12/22 19:28
>>250
なんだこいつ?
252吾輩は名無しである:02/12/27 11:47
>>250
デリダを読む者があの卑猥な『ユリシーズ』を読むとは・・・
って言ってるのとかわらないぞ、それ。

『友愛のポリティクス』は現代思想ニーチェ特集に一部あったよね、そういえば。

253吾輩は名無しである:02/12/27 12:00
>>252
しっかりしろよ。むちゃくちゃな書き込みだぞ、それ。
254美香 ◆FE5qQEQkuY :02/12/27 12:12
あたし、デリダって名前が嫌い。
きっと一生読まないと思うよw
255吾輩は名無しである:02/12/27 12:18
>>254
お前なんかに読んでもらわなくて結構
256美香 ◆FE5qQEQkuY :02/12/27 12:20
>>255
デリダよか、シェークスピア読みなって。
あなた読んだことないんでしょw
257吾輩は名無しである:02/12/27 12:21
>>256
煽りにしてもつまんねー
258吾輩は名無しである:02/12/27 14:06
>>美香
荒らしは辞めて下さい。せっかくの良スレなんですから・・・
259こんどは本当でしょ:02/12/27 17:50
1月6日発売
定価(本体3700円+税)四六判
ジャック・デリダ/高橋 哲哉・増田 一夫・宮崎 裕助 訳
《叢書ウニベルシタス752》
有限責任会社
ISBN4-588-00752-1 C1310
デリダの言語論を知る上で最重要の一冊。デリダは「署名 出来事 コンテクスト」
でJ.L.オースティンの言語行為論を批判、これに対しアメリカの言語哲学者J.サール
が反論して(「差異ふたたび」)、デリダは「有限責任会社abc...」でサール
に徹底的な反批判を展開する。本書は上記の論争に「討議の倫理に向けて」を加え、
デリダ哲学の核心が明かされる刺激的な書である。
〔哲学・文学〕
260吾輩は名無しである:02/12/27 18:05
美香は二度とくんな
261吾輩は名無しである:02/12/27 18:09
『フッサール哲学における発生の問題』J・デリダ著(共訳)サイエンス社
高橋哲哉・檜垣立哉(他)

262吾輩は名無しである:02/12/28 04:58
>>261
それはいつ出るの?
263吾輩は名無しである:02/12/29 19:07
>>262
檜垣立哉氏のHPにでてますた。
檜垣氏のHPには論文が大量にあってお勧めっす。
どれくらい知られてるのかわからんけど。
264吾輩は名無しである:03/01/03 01:30
東ひろゆきの『郵便的、存在論的』読んでるけど
全然理解できない…
やっぱフッサールとかラカンの事知ってからじゃないと無理なのかな
みんなどうやってデリダの論文楽しめる様になったの?
独学者のはデリダ読解は無理なのだろうか…
265吾輩は名無しである:03/01/03 01:41
らかん知ってないとわからないかもね。
266吾輩は名無しである:03/01/03 02:10
羅漢がどうした
267吾輩は名無しである:03/01/03 02:47
東の本は予備知識ほとんどいらんと思うけど。
それでもむずければね『郵便的不安』だっけ、これとか
柄谷の講演集『言葉と悲劇』なんかも読みやすい。
現象学の入門書は谷徹とか山口一郎とかが良い。
あとハイデガーの常識的な知識は必要だよん。
精神分析はチャート本読む前に新潮文庫のフロイトを読んだ方がいい。
単純に読みやすいし、。
ソフォクレス『オイディプス』を読んで置おくとか。

でも東の本てやっぱ現代思想入門書だと思うからそのまま読めると思うんだけどね。
デリダを理解する前提としていろいろ読むんだと大変だけど、
それぞれの哲学者はみんなスゲーおもろいから少しづつ楽しみつつ読んでればいいよ。
268吾輩は名無しである:03/01/06 09:45
ほんと、美香だけはもうこないでくれ!
だいたい、シェークスピアもよんでなけりゃ、「マルクスの亡霊」なんか
読めねえんだよ!
269吾輩は名無しである:03/01/09 15:08
というかマルクスの書いた本自体シェークスピアを読まないと・・・
有限責任〜♪
270dope. ◆69iNTZKmOE :03/01/09 16:13
東のあれはゆっくり読めばわかるように書いてあるよ。
参考文献をあさったり寄り道をしてみるのもいいかもね。
271吾輩は名無しである:03/01/09 18:07
有限責任会社出てたね。
買った人いる?
272吾輩は名無しである:03/01/09 18:55
今更読む必要はない。
273吾輩は名無しである:03/01/09 19:31
有限責任ってデリダの本としての重要性はどのくらい?
274吾輩は名無しである:03/01/09 21:57
それより有限責任会社より、みすずからでる友愛のが大事だと思う
275吾輩は名無しである:03/01/09 22:46
なんで? 
276264:03/01/10 00:14
うわ、いまさらだけど俺の発言に丁寧なレスついてたのね
ありがとう
277吾輩は名無しである:03/01/10 05:21
 
来たるべき世界のために
ジャック・デリダ,エリザベート・ルディネスコ
藤本 一勇,金澤 忠信 訳

■体裁=四六判・上製・カバー・360頁
■本体 3,800円(未刊)
■2003年1月28日
■ISBN4-00-022524-3 C0010
------------------------------------------------------------------------
20世紀後半を代表する哲学者デリダ−現実との格闘から紡ぎだされたその哲学は,
明日の世界になにを語るのか.精神分析家ルディネスコを相手に,「自由」や「
死刑」といった最もアクチュアルな9つのテーマをめぐって繰り広げられるダイア
ローグ.明日の世界のための,あるべき思考の可能性が鮮やかに浮かび上がる.
278吾輩は名無しである:03/01/10 06:58
>>255>>257>>258
僕ちゃんたちトリップって知ってる?
279吾輩は名無しである:03/01/12 01:57
割礼告白が読みたい。
280吾輩は名無しである:03/01/12 03:30
>>279
万引きの告白とか面白いよ
281吾輩は名無しである:03/01/12 13:53
>>279
オナーニの告白
282吾輩は名無しである:03/01/12 14:39
選書メチエ
知の教科書 デリダ

林好雄/廣瀬浩司 著: 本体 1500円

発行年月日:2003年1月10日
サイズ:188×128mm :238ページ
ISBN4-06-258259-7

楽しい「知」の世界へようこそ――
〈超難解〉思想が、わかる!

「脱構築」「エクリチュール」「差延」「赦し」
――新たな概念を創出し、常識に揺さぶりをかける「知の挑発者」=デリダ。西欧哲学2500年の根本的見直しを要求するラディカルな思想世界を、これまでになく平易に解説。

目次
------------------------------------------------------------------------
●デリダの生涯と思想

●デリダ思想のキーワード
エクリチュール/形而上学批判/差延

●知のみなもとへ
「グラマトロジーについて」「ユリシーズ グラモフォン」「他の岬」

●三次元で読むデリダ――「哲学対文学」「デリダと女性」「赦しの世紀――赦しえぬものを赦すこと」

●デリダを読むためのブックガイド

●知の道具箱―――年譜
283吾輩は名無しである:03/01/13 21:05
デリダ、漫画書いてよ。
284山崎渉:03/01/20 07:47
(^^)
285山崎歩:03/01/20 12:47
(^^)
286吾輩は名無しである:03/01/22 17:15
だれもよんでないっぽいね。選書メチエ。
287吾輩は名無しである:03/01/22 17:18
禿シクワロタ
288吾輩は名無しである:03/01/22 17:20
実に情けない
289吾輩は名無しである:03/01/22 23:43
>>286
読んだよ・・・。なんて言うかさ、あの・・・
290吾輩は名無しである:03/01/23 00:27
週刊読書人読みましたか?なんだ〜〜!!
デリダの映画やってたんじゃん!って。
サファ・ファティ監督『デリダ、異境から』
アテネフランセで1月10日〜16日まで。

だって〜〜。なんだよ全然知らなかったじゃんよ。

『有限責任会社』は去年の12月30日に法政出版から出ていたらしい。
『来るべき世界のために』岩波書店から1月28日
『フィシュ』白水社から1月下旬
『友愛のポリティックス(1・2)』みすず書房から2月
『火いまはなき灰』松頼社(?)より4月末
『マルクスの亡霊たち』藤原書店から本年末
291吾輩は名無しである:03/01/30 06:18
age
292吾輩は名無しである:03/01/30 16:23
『有限責任会社』『来るべき世界のために』『フィシュ』
現物見た人。感想&印象&イチャモン希望。

>>290
松頼社×→松籟社○
293吾輩は名無しである:03/01/30 16:36
このスレ見ていると文学板の厨房の度合いのひどさが手に取るようにわかる。
294吾輩は名無しである:03/01/31 15:32
>>292
来るべきしか現物見とらん
295ixion ◆ySh2j8IPDg :03/02/03 03:22
『有限責任会社』と『フィシュ』は少しだけ立ち読みした。

前者は…まぁ「個性(個であること)」と「署名」には気をつけよう、と。
後者は…夢の思考法がどんどん溢れ出して、現実を浸していくさまが浮かんだ。

じっくり読まなきゃいかんよな…。
296吾輩は名無しである:03/02/03 14:43
>>262
『有限責任会社』は読み終わりました。笑った笑った。
サールがかわいそう。しかめっ面して読むと、ストンと外される。
って、デリダを読みつづけてる人には当たり前のことだけど。
翻訳としてはかなりいいものだと思います。
297吾輩は名無しである:03/02/03 15:27
映画はつまんなかったから観なくていいよ。
298吾輩は名無しである:03/02/03 16:22
>>266
誰かサール助けてやれよ、、、というぐらい血祭り状態(w
デリダも真面目すぎるのかたんにヤなやつなのか、「後記」なんかを
読んでると、冷静になって事態を沈静化させよーとはしてるんだけど、
結局は、また怒り心頭に達してしまう(w
「後記」原註にあるデリダの訴えなんかを読むとデリダ自身もどんだけ
ひどいイジメにあってきたかが書いてあって、デリダも大変なんだな、
てのは分かるんだけどね。
299298:03/02/03 16:27
×>>266 → ○>>296
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301吾輩は名無しである:03/02/05 21:02
今月、友愛くるぞ
302きた:03/02/13 21:13
友愛のポリティックス 1

ジャック・デリダ
鵜飼哲・大西雅一郎・松葉祥一訳
A5判・310頁
4200円
ISBN4-622-07023-5 C3010
2003.2.10
Politiques de l'amitie
by Jacques Derrida

「アリストテレスが深く親しんでいた言葉。おおわが友たちよ、
一人も友がいない。」(モンテーニュ「友愛について」より)
ギリシャの賢人による、この最後の言葉、最後の意志、この遺言的格言は、
時間の底からわれわれに到来する。低いため息とともに吐き出され、
伝承され、翻訳され、たくさんの言葉に移送もされて。
しかし、この呼びかけは、おそらく、ある新しい学を求めているのだ。
まるでそれが、ある奇妙な文献学を代価として愛されるにまかせることに
同意するのは、ある、いまだ来るべき哲学のためでしかないかのように。
本書は、この言葉をめぐって変奏曲のように繰り出される、デリダによる
西欧哲学の脱構築である。ニーチェによる転倒(「おおわが敵たちよ、
一人も敵がいない!」)、そしてカール・シュミットによる友/敵の究極
論理としての「政治的なものの概念」、さらにはフランス革命において
キリスト教の兄弟愛=友愛から排除された女性たち。
 冷戦の終焉と呼ばれる事態、世界の政治状況に生じた多くの
危機的な変化を見据えながら、驚くべき密度と速度で展開される
デリダの思考を伝える主要著作。全2巻。
http://www.msz.co.jp/titles/7023.html

303吾輩は名無しである:03/02/13 21:14
友愛のポリティックス 2
ジャック・デリダ
鵜飼哲・大西雅一郎・松葉祥一訳
A5判・300頁
4200円
ISBN4-622-07024-3 C3010
2003.2.20
Politiques de l'amitie
by Jacques Derrida

「おおわが友たちよ、一人も友がいない。」この言葉は、ある巨大な風説の、
暗唱され詠唱される再引用として、われわれの記憶の白昼を、夢を見ながら
横切って行く。例えばモンテーニュからカントへ、ニーチェからブランショへ、
バタイユの友でありこの時代の思考者たちの友である、『友愛』の思考者である
ブランショへ。
 歴史を兄弟化の過程とみなす思想と、そこから排除される姉妹たち、
戦争と平和をめぐる言説、カントの徳論の読解など。なお附論の「ハイデッガー
の耳」は、『存在と時間』のなかの一文を起点に、そのフィリア(友愛)解釈を
検討する。デリダの主著。全2巻。

304吾輩は名無しである:03/02/13 21:16
ジャック・デリダ(Jacques Derrida)
1930年アルジェに生まれる。フランスの哲学者・思想家。
現在、社会科学高等研究院教授.『グラマトロジーについて』(1967)
『エクリチュールと差異』(1967)『絵画における真理』(1978)など、
つねに時代に刺激を与えつづけているデリダは、1990年代にも『他の岬』(1991)
をはじめ続々と問題作を発表している。Du droit a la philosophie (Galilee, 1990)
Jacques Derrida (Seuil, 1991) La Fausse Monnaie(Donner le Temps I)
(Galilee, 1991)は小社より刊行予定。最新著作にVoyous (Galilee, 2003)。
305吾輩は名無しである:03/02/13 21:16
鵜飼哲(うかい・さとし)
1955年東京に生まれる。京都大学大学院文学研究科卒業。フランス文学・
思想専攻。現在、一橋大学大学院言語社会研究科教授。
著書『抵抗への招待』(みすず書房、1997)『償いのアルケオロジー』
(河出書房新社、1997)ほか。
訳書 ジュネ『恋する虜』(共訳、人文書院、1994)
『アルベルト・ジャコメッティのアトリエ』(編訳、現代企画室、1999)
デリダ『他の岬』(共訳、みすず書房、1993)『盲者の記憶』(同、1998)ほか。

大西雅一郎(おおにし・まさいちろう)
1955年大阪府に生まれる。東京大学大学院人文科学研究科仏語仏文学博士課程中退。
パリ第一大学留学。フランス文学・現代思想専攻。現在、成蹊大学教授。
訳書 コフマン『窒息した言葉』(未知谷、1995)ナンシー他『共同‐体』
(松籟社、1996)ナンシー『哲学の忘却』(同、2000)『神的な様々の場』
(同、2001)ルナン他『国民とは何か』(共訳、インスクリプト、1997)ほか。

松葉祥一(まつば・しょういち)
1955年大阪に生まれる。同志社大学大学院文学部哲学・倫理学専攻博士課程単位取得退学、
パリ第八大学大学院文学部哲学科博士課程単位取得退学、現在神戸市看護大学教授。
著書『哲学者たちは授業中』(共著、ナカニシヤ書店、1997)、
Immersing in the Concrete (Co-editor, Kluwer Academic Publishers, 1998)、
『普遍性か差異か』(共著、藤原書店、2001)ほか。
訳書 デリダ他『現象学のデフォルマシオン』(共訳、現代企画室、1988)
ナンシー編『主体の後に誰が来るのか?』(共訳、現代企画室、1996)
ベン・ジェルーン『娘に語る人種差別』(青土社、1998)
バリバール『市民権の哲学』(同、2000)ほか。
http://www.msz.co.jp/titles/7024.html
306吾輩は名無しである:03/02/13 21:59
高い

よって見送り
307吾輩は名無しである:03/02/13 22:34
600ページで8400だもんな。

迷うよな、こりゃ。
308吾輩は名無しである:03/02/13 22:39
買ったぞ。
309吾輩は名無しである:03/02/15 01:10
マジかよ、いいな。
原書と英訳かったけどほとんど読んでねーや
310吾輩は名無しである:03/02/15 05:00
デリダの研究も専門の一部(自称)なんで、買わざるをえなかった。
年明けに出た有限責任とでダブルパンチだ。
もう食費切りつめるしかないな。。。
311吾輩は名無しである:03/02/15 05:58
>>310
いまアカデミックな業界で食っていくのはかなり大変らしいですね
頑張ってください
312吾輩は名無しである:03/02/15 06:20
>ぺんぺん
313吾輩は名無しである:03/02/15 06:28
友愛ってあんな分厚かったのか。
90年代以降、薄いのしか上梓してないと思ってた。
314吾輩は名無しである:03/02/15 06:46
マルクスの亡霊て分厚いのかな?
315吾輩は名無しである:03/02/15 06:57
>>314
友愛ほどではないけど、けっこう厚いよ。
316吾輩は名無しである:03/02/15 10:42
デリダの『散種』って邦訳でないのでしょうか? 
317吾輩は名無しである:03/02/15 14:53
>>316
出るといわれて早、十数年
318吾輩は名無しである:03/02/15 15:19
ウキウキ
(*゚∀゚)アホウはデリダを知ってるかな?
319吾輩は名無しである:03/02/15 15:45
『火いまはなき灰』松籟社より4月末
『マルクスの亡霊たち』藤原書店から本年末
『余白――哲学について』高橋允昭ほか訳〔法政大学出版局より刊行予定〕
『名前を救う』小林康夫訳〔未來社より刊行予定〕
『コーラ』守中高明訳〔未來社より刊行予定〕
『割礼告白』鵜飼哲ほか訳〔みすず書房より近刊〕
『フッサール哲学における発生の問題』高橋哲哉 檜垣立哉ほか訳〔サイエンス社より刊行予定〕
『哲学の権利/法から哲学へ』〔みすず書房より刊行予定〕
『時間を与える―贋金』〔みすず書房より刊行予定〕

あとは『散種』『葉書』『弔鐘』がでれば大体そろうよなデリダ本
ただ『弔鐘』は翻訳不可能だけど
320310:03/02/15 16:28
>> 311さま、
暖かいお言葉、ありがとうございます!

>>319さま
をを、スゴイ。でも本当に出るのかしら。。。
マルクスの亡霊が近刊なんて、5年以上前に雑誌の広告でみたような。。。
321吾輩は名無しである:03/02/15 17:25
>>319
ご苦労様です。
『散種』『葉書』『弔鐘』の三作はやっぱなかなかでないよね。
322吾輩は名無しである:03/02/15 18:38
>>319
どーも、どれも出る出ると言われて出てない本ばっかだよなー
友愛はいきなり出たけど…
にしても鵜飼さんどれだけ仕事掛け持ちしてるんだろう?
323吾輩は名無しである:03/02/15 21:18
ド・マンってどれからが入りやすいすか?
324吾輩は名無しである:03/02/16 15:01
東がサボってるわけで…
325吾輩は名無しである:03/02/16 21:39
友愛読んだ人感想ぷりーず
>>319
マルクスの亡霊の訳は増田さんだよね。確か
火いまはなき灰はだれが訳してるのだろう・・・
>>324
葉書だっけ東がサボってるの?
326吾輩は名無しである:03/02/19 21:49
>>323
入門書だけど、こんなのはどない?
マーティン・マックィラン『ポール・ド・マンの思想』新曜社, 2002
327吾輩は名無しである:03/02/19 21:54
対談本も出てた。3900円だた。
328吾輩は名無しである:03/02/20 20:42
>>326
いやありがとうこざいます。ですが、
ド・マンの理論ってデリダのどの著作からだとわかるのかなと言う意味です。
329吾輩は名無しである:03/02/20 21:25
>>328
意味がまだよく分からないが。323「ド・マンってどれからが入りやすいすか?」
と「ド・マンの理論ってデリダのどの著作からだとわかるのかな」
という文をいくらあわせて読んでも、あなたの質問の意味が分からない。
330吾輩は名無しである:03/02/21 00:59
ここはデリダスレだからじゃないの?
331吾輩は名無しである:03/02/24 17:20
今日、本屋で激キモなオッサンがフィシュを立読みしたあと、パクってた。
332吾輩は名無しである:03/02/24 21:07
友愛の感想うpきぼん
333吾輩は名無しである:03/02/25 16:49
ブランショが亡くなったね。
334吾輩は名無しである:03/02/25 17:05
友愛のポリティークの出版はなんかタイムリーだなあ。
335吾輩は名無しである:03/02/25 17:48
>>334
っことはみすずの社員がブランショを?
ブランショの死についてのデリダのコメントが知りたいな
336吾輩は名無しである:03/02/25 18:34
.     ___    
    /: ’‘ ヽ   どうも、水木しげるです。
    /∵  ニ ヽ  >>32木しげるが>>32getです。
   |∴ /  ヽ |  
   i⌒ー( ´)-(_ソ  >>アリャマタコリャマタ先生
   |∂    ・・ .|   鯛焼き食べますか?
.   ゝ.     | |   京極>>72彦くん
    |    /⌒ |   「怪」の原稿は完成しましたか?
  i―ヽ、.    ,/   >>1
. / |/  'ー―-へ       フハッ
. |  |  ∨^i∨_ i|  
. | / ̄ ̄ ̄|ヽ|| |  
 'ー―――'ヽゝヽ'  
337吾輩は名無しである:03/02/25 21:15
SCRITTI POLITTI の Jacques Derrida について書いてあるよ
http://www3.gateway.ne.jp/~wildcat/study_of_%20the_lyrics6.htm
338吾輩は名無しである:03/03/01 12:32
坂本龍一には「ディファレンシア」という曲がある。
本人が隠したがるデビューアルバム「Disappointment - Hateruma」にも、
「ディファランシー#1」「ディファランシー#2」という曲がある。
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340吾輩は名無しである:03/03/03 18:05
『火いまはなき灰』松籟社より4月末
『マルクスの亡霊たち』藤原書店から本年末
『余白――哲学について』高橋允昭ほか訳〔法政大学出版局より刊行予定〕
『名前を救う』小林康夫訳〔未來社より刊行予定〕
『コーラ』守中高明訳〔未來社より刊行予定〕
『割礼告白』鵜飼哲ほか訳〔みすず書房より近刊〕
『フッサール哲学における発生の問題』高橋哲哉 檜垣立哉ほか訳〔サイエンス社より刊行予定〕
『哲学の権利/法から哲学へ』〔みすず書房より刊行予定〕
『時間を与える―贋金』〔みすず書房より刊行予定〕
『宗教』〔湯淺・廣瀬訳、未来社より刊行予定〕
『ジャック・デリダ』〔みすず書房より刊行予定〕
341吾輩は名無しである:03/03/04 00:53
みすずと未来社が版権取得しまくりだね。
にしてもデリダは著作が多い。全集とかどーすんだろ
342吾輩は名無しである:03/03/05 00:15
あと二十年くらい生きるとして、この人年に3,4冊出すときもあるから、
あと30冊くらい出版するかもしれない。
それに講義録も膨大だろうし、いまでてるフーコーの量より断然多そうだから、
おれか
343吾輩は名無しである:03/03/05 00:33
デリダのコメントもでてるよ、リベラシオンに。 フランス語だけどね。
344吾輩は名無しである:03/03/05 15:38
20年生きるって、デリダ今年で73(2?)だぞ。
長生きするとしても、そんなに出せないでしょ、
必然的に講演とかの数も減るだろうし
345吾輩は名無しである:03/03/07 01:00
http://www.t3.rim.or.jp/~hazuma/postcard/postcard.html

東の公開翻訳ってまだみれたのね。
346吾輩は名無しである:03/03/07 08:31
「フッセリアーナ」のような、まだ本になっていない膨大な遺稿集
が出版されそうだな…。
347吾輩は名無しである:03/03/08 00:46
>>340
これが全部出るのに最低でも10年かかると見た。
348吾輩は名無しである:03/03/08 03:28
東浩紀の「存在論的、郵便的」読んで、デリダに興味持ちました。
ラカンについてもハイデガーについても何の「予備知識」はなかったが、
柄谷の本を読んで一通り「形式」について理解していたから、
かなり楽しく読めた。
349incognito:03/03/08 12:55
>>345
見たよ、さんくす。気の付いた点をいくつか書いてみます。
オープンソースっぽくいきましょう。

第1段落
◆「そう、宛先を書き忘れたのか書きすぎたのか、
その手紙はみんなの手に渡ってしまった」。
ここは”tomber”(落ちる)の原義をいかしつつ、
代名動詞"se preter"(…するのに適している)が現在形であることに注目してみたいです。
だって手紙は未来における未知の読者たちにたいしても開かれているのだから。
→「そう、宛先を書き落としたか沢山書き過ぎたせいで、
それは万人の手に落ちることに適しているのだ」。
350incognito:03/03/08 12:57
もうひとつ、第1段落から
◆「君はその手紙を持っていてもいいし、手渡してもいい、
例えばソクラテスからフロイトへのメッセージのように」。
ここ、物理的な保管や譲渡の意味でとるより、
"tenir qch pour..."とか、
"passer pour..."のような熟語なのでは?
デリダの文脈としては、
「これはラブレターではなくて、
思想史上の読み解きがたい架空の伝言だと見なしてもよい」、
というくらいの論旨だと思うんだけど。
この箇所でオン・テーブルされているのは、
手紙をどう処理するかってことではなく、
手紙というコミュニケーションのタイプの定義であって、
その文脈は明らかに第2段落の一連の問いかけに受け継がれてます。
それと、前置詞"pour"には、「のように」という例示の意味はなかったよね。
→「君はその手紙を、例えばソクラテスからフロイトへの伝言と見なしてもいいし、
人にそう見なさせてもいい」。
351incognito:03/03/08 13:00
第2段落
◆「そしてその絵は、[…]
絵の輪郭を定めるために
君が自分で思いついたと思っているものすべてを手に入れてしまう」。
ここでは、"procurer … a qn. "(=誰かに...を手に入れさせてやる)の構文を
すっかりとり違えていて、意味内容が逆転。
典型的な誤訳だけど、
そもそも東浩紀氏は「誤配」を推奨している人らしいし、
”Traductor, traditor”だもんね(笑)。
→「そしてあらかじめその絵は、[…]
君が絵の輪郭を定めようとして発明しているつもりのすべてのものを、
君に差し出してくれるている」。

とりあえずこんなとこ。

352incognito:03/03/08 13:03
あ、「差し出してくれるている」→「くれている」だ。
やてもーた。
353吾輩は名無しである:03/03/13 04:55
やっぱあずまの語学力はたいしたことないのか
354吾輩は名無しである:03/03/13 17:07
死を贈るって邦訳ないの?
355吾輩は名無しである:03/03/13 18:13
『死を与える』Donner la mort の邦訳はありません。

>>353 なにをいまさら。
356吾輩は名無しである:03/03/13 18:39
東の語学力がないのは定説です。
357吾輩は名無しである:03/03/13 18:42
でもそういう東が翻訳やっちゃったりしてんだから、
東大のコネの力はすごいね。
358吾輩は名無しである:03/03/13 22:23
なんの?
359吾輩は名無しである:03/03/14 15:35
>>358
デリダと肯定の思考のなかの「二重化」つて論文を高桑と一緒に訳してる。
大部分は高桑がやったんだろうけど
360吾輩は名無しである:03/03/14 21:53
いまさらながら、
中山さんのサイトで映画『デリダ』に絡んだデリダのインタビュー読んだけど
良いね。

【問】ところであなたが大人になったのはいつですか。
【答】おもしろい質問ですね。わたしはつねづね、だれもが複数の齢をもつのだ
と、考えてきました。わたし自身は、三つの齢をもっていると考えています。わ
たしが二十歳のとき、わたしは自分を老人で、賢い人間だと考えていました。
しかしいま、わたしは自分は子供だと感じています。これにはメランコリーの
要素も含まれているのです。気持ちでは自分が若いと感じながら、客観的に
は自分が若くないことを知っているからです。
わたしの持っている第二の齢は、72歳という実年齢です。そしてわたしは毎日、
この事実を思い出させる兆候と直面しています。わたしのもつ第三の齢は、これ
はなぜかフランスでしか感じることがないのですが、わたしが本を出版し始めた
ときの年齢、すなわち35歳です。わたしが仕事をしている文化的な世界では、わ
たしは35歳で停止しているような気がします。もちろんこれは事実ではなく、多
くのサークルで、わたしは多数の著作を発表した高齢で高名な教授とみなされて
います。しかしわたしは自分を、著作を発表し始めたばかりの若い書き手で、人
々が、「おや、あいつは有望じゃないか」と言っているように感じるのです。

この辺が感慨深いぜ。
361吾輩は名無しである:03/03/14 21:55
『死の贈与』(デリダ)
http://www.eleutheria.com/philosophia/data/1953.html
『死の贈与』第一章について
http://www.eleutheria.com/philosophia/data/2116.html
『死の贈与』第2章
http://www.eleutheria.com/philosophia/data/2120.html
『死の贈与』第2章英訳からの訳
http://www.eleutheria.com/philosophia/data/2136.html
『死の贈与』第二章の訳について
http://www.eleutheria.com/philosophia/data/2135.html
『死の贈与』第二章訳について
http://www.eleutheria.com/philosophia/data/2143.html
362吾輩は名無しである:03/03/15 02:54
浅田どうせ暇なんだろ。散種でも訳してくれ
363吾輩は名無しである:03/03/15 03:51
↑なんか藁他よ。いい
364吾輩は名無しである:03/03/15 04:56
俺もワラタ。でも浅田はデリダ読めないよ。
構造と力でも豊崎のデリダ本あんちょこに使てた。
365吾輩は名無しである:03/03/15 06:00
おいおいまだ構造と力もってくんのかよ。
366吾輩は名無しである:03/03/16 04:31
つーか浅田の理論書は構造と力で始まり構造と力に終わるんだから仕方ないだろ。
367吾輩は名無しである:03/03/16 15:28
浅田は確かに暇だろうな。経済研にいるけど実際は経済なんか研究してなさそうだし。
批評空間も終ったし
368吾輩は名無しである:03/03/16 17:41
「デリダと宇宙野郎たち」という著作に誰か詳しいかたいます?
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&ie=UTF-8&oe=UTF-8&q=%E3%83%87%E3%83%AA%E3%83%80%E3%81%A8%E5%AE%87%E5%AE%99%E9%87%8E%E9%83%8E&lr=
369吾輩は名無しである:03/03/16 18:19
デリラリラ〜ン
370吾輩は名無しである:03/03/16 22:06
デリダ全然ワカラン。
何となくわかったのは滞留だけ、
371吾輩は名無しである:03/03/16 22:41
浅田は最近あいくりでデリダのle voyouについて論じてるし、
批評空間webでも結構論じてる。
東のデリダ論の方向も浅田の示唆によるのは常識。

構造と力から浅田がデリダを読めるか読めないかを論ずること自体DQN。
つーかいまさら構造と力で浅田評価する自体あほらしい。
372吾輩は名無しである:03/03/16 22:50
ついでに、
浅田がデリダを読めないとは具体的にどういうことなのかわからん。
本人はわかって書いてんだろうか。
373吾輩は名無しである:03/03/16 23:50
ウェブの文章は「論じてる」のではなく紹介してるだけ。
浅田自身がデリダ論として書いているとはとても思えない。
デリダを読めないわけではないだろうが、
能産的な読みを示すほどに読めるわけでもないだろう。
374吾輩は名無しである:03/03/17 00:07
あっそ
375吾輩は名無しである:03/03/17 00:07
能産的な読みね(w
376吾輩は名無しである:03/03/17 10:15
633 :piko ◆FlwTom66rU :03/02/25 22:05
デリダと「ならずもの」  03*02*05
ジャック・デリダの新著『ならずもの』(ガリレー社、2003年)は2002年夏の二つの
講演を収録したものだが、それでも200頁を超えるヴォリュームなのだから、今さらな
がら驚かずにはいられない。
タイトルの「ならずもの」(voyou)というのは、もちろん、アメリカがイラクなど
を指して言う「ならずもの国家」(rogue state)から来ている。
だが、デリダによれば、神や王の生殺与奪の権力を引き継ぐ「主権」というものの定
義からして、すべての「主権国家」は「ならずもの国家」である(当然、アメリカも
「ならずもの国家」であるが、ノーアム・チョムスキーの列挙するような事実関係に
おいてのみそうなのではない)。その意味で「ならずもの国家しかない」。
しかし、どの国家も多少ともならずものなのだとしたら、とりたてて「ならずもの国
家」と言うべきものは存在しないことになるのではないか。
デリダはこの論理を「正当であると同様に安易でもある誘惑」として斥ける。
けれども、冷戦後、絶対的脅威がもはや国家的形態をとらなくなったという意味に
おいて、やはり「ならずもの国家はもはやない」と言わなければならない。それに
もかかわらず、テロを支援しているとされる特定の国家を「ならずもの国家」と呼
び、それを「対テロ国際戦争」の標的とする修辞の濫用(軍事力の濫用は言うに及
ばず)――その虚栄と無益を、デリダはするどく批判するのである。こうして、デ
リダは「ならずもの国家しかない、しかし、ならずもの国家はもはやない」という
結論に到達するだろう。
377吾輩は名無しである:03/03/17 10:16
634 :piko ◆FlwTom66rU :03/02/25 22:05
「主権国家」の時代のリミットにおいて露呈されたこの隘路に直面して、デリダは、
「主権」と(権力なき正義の)「無条件性」の間の脆弱でありながらおそらく不可欠
な区別を提起し、「国家」という制度そのものの脱構築を目指すことになる。
その議論があまりに迂遠で具体性を欠くように見えることは確かだ。
しかし、デリダというひとりの哲学者が、彼の哲学の中心的な問題と現代世界の
アクチュアルな問題を直結させて真摯な思考を展開していることは、やはり注目に
値するのではないだろうか。
いや、それだけではない。
最近邦訳されたエリザベート・ルディネスコ(精神分析家で、『ジャック・ラカン
伝』の邦訳[河出書房新社]があるが、冒頭から誤訳のオン・パレードで、たとえ
ばラカンの所有していたクールベの「世界の起源」が女性器ではなく男性器を描い
たものとされているのだから恐ろしい)との対話(『来たるべき世界のために』岩
波書店)でも新著につながるような議論が展開されているが、そこで九章のうち一
章が死刑廃止論に割かれているのをみても、デリダがある面ではきわめて具体的な
政治課題を考えていることがわかるだろう。
早い話が、アメリカ等と並んでいまだに死刑を行なっている国家(「ならずもの国
家」?)の国民であるわれわれにとっても、それは決して現実離れした抽象論ではない。
378吾輩は名無しである:03/03/17 10:17
哲版のアキラックスからのコピペよん。
379吾輩は名無しである:03/03/17 15:53
エリーちゃん
380吾輩は名無しである:03/03/18 09:28
デリダの邦訳を待つより、仏語をマスターしたほうが早いな
381吾輩は名無しである:03/03/22 22:13
幾何学の起源が復刊されるよ〜。読んでない人必見
382吾輩は名無しである:03/03/23 02:26
テロル買うから無理
383吾輩は名無しである:03/03/23 20:21
>>382
「テロル」て何ですか デリダの本の題名?
384吾輩は名無しである:03/03/23 21:27
ジジェクの本じゃないの?
385吾輩は名無しである:03/03/24 16:34
>>383
ジジェクの「現実界の砂漠にようこそ」のことだよ
386吾輩は名無しである:03/03/24 16:52
ぼくはジジェクみたいな言い方は拒否する。理解することを拒否する。
ジジェクがラカンでヘーゲルを理解するとき、
たんにラカンをヘーゲル化しているだけだ。
ジジェク的な図式でやられたら、どこにでも当てはまるか
知らないけれども、どこにでも当てはまる、ということは、
何か間違っているということです。
387吾輩は名無しである:03/03/24 18:52
柄谷ね
388吾輩は名無しである:03/03/24 18:57
タレス(ソクラテス以前)とデリダの関連性について教えてください。
389吾輩は名無しである:03/03/24 23:45
ある意味原始的である。
……哲学やる奴なんてみんなそんなものか。
390吾輩は名無しである:03/04/08 07:08
 デリダというのは変な人で、初期には形式的、論理的
な文章で書いていたのだが、後期になると書簡体などを
使って「郵便的」だの「幽霊的」などというわけのわか
らないことを書くようになった。脱構築について書かれ
た前期の主張を、後期になって自分で実践しはじめたの
だと言われているのだが、
391吾輩は名無しである:03/04/08 17:03
まんま筒井の文章じゃん
392吾輩は名無しである:03/04/10 18:06
>>340
>『火いまはなき灰』松籟社より4月末
ってことは今月か?
393吾輩は名無しである:03/04/11 15:04
デリダ
394山崎渉:03/04/19 23:20
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
395吾輩は名無しである:03/04/23 16:53
>>392
何か続報あります?
396吾輩は名無しである:03/04/23 21:41
>>395
俺も何も知らん。どこのソースなのかも知らないし
>>340に聞いてくれ
397吾輩は名無しである:03/04/25 18:26
デリダ修論でデリダ論書きます。
398吾輩は名無しである:03/05/11 03:03
結局、『火いまはなき灰』はでなかったな・・・
『マルクスの亡霊たち』はホントに今年末にでるのかどうか・・・
399吾輩は名無しである:03/05/11 03:47
おまいら形式ばるな!
400吾輩は名無しである:03/05/11 13:16
形式作用と意味作用だっけ?
401吾輩は名無しである:03/05/11 14:06
今ロランバルト読んでますが、デリダはバルトより難しいですか
402吾輩は名無しである:03/05/11 18:00
>>401
わからないバルト読んだことないんだ。自分
今ジャックデリダ読んでますが、バルトはデリダより難しいですか
403吾輩は名無しである:03/05/12 07:42
>>401形式がないからな
404吾輩は名無しである:03/05/15 22:59
>403
そしてデリダには形式しか無い。説明しにくいことを説明させたら地球一だと思うが、「天才」が無い。だからブランショを語らせてもブランショ以上には語れない。だからアルトーに憧れる。と。
ぼくは「基底材を猛り狂わせる」が好きだが。
405吾輩は名無しである:03/05/23 23:12
デリダ「アポリア」良いね。
守中高明「たった一つの、私のものではない言葉」良いね。
406吾輩は名無しである:03/05/25 20:33
デリダはデリダの良き理解者でしかない
407吾輩は名無しである:03/05/27 18:04
Paragesの翻訳まだか?
408吾輩は名無しである:03/05/27 18:22
「デリダ」を脱構築しつづけてるデリダはカッコいいのだ。
409吾輩は名無しである:03/05/27 19:30
松籟社デリダ『火ここになき灰』クル━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!
410山崎渉:03/05/28 08:51
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
411吾輩は名無しである:03/05/28 23:32
工房ですが、デリダを英語で読みたいんですけど、何か読みやすいもの知りませんか?
あまり長くない奴お願いします。
412吾輩は名無しである:03/05/29 07:26
この文庫本なんかどう?

On cosmopolitanism and forgiveness / Jacques Derrida ; translated by M
ark Dooley and Michael Hughes ; with a preface by Simon Critchley and
Richard Kearney. London ; New York : Routledge, 2001
xii, 60 p. ; 20 cm. -- (Thinking in action) -- : hbk;: pbk
ISBN: 0415227119(: hbk) ; 0415227127(: pbk)
413411:03/05/29 19:53
>>412
早速レスありがとうございます。値段も手ごろなので早速注文しました〜
でも頼んだあとでちゃんと読み終わるか心配だったり…
414吾輩は名無しである:03/05/31 11:09
>>413
デリダの文章は、
講演が元になっていることを念頭に置きさえすれば、
そんなに難しくないよ
出だしと最後の文章は必ず複雑にしているけど、
本文はたいていテクスト読解だから
元のテクストを知っているとなおよし
415吾輩は名無しである:03/06/01 13:35
6月22日発売
定価(本体3800円+税)四六判
ハーマン・ラパポート/港道 隆・檜垣 立哉・後藤 博和・加藤 恵介 訳
《叢書ウニベルシタス753》
ハイデッガーとデリダ 時間と脱構築についての考察
ISBN4-588-00753-X C1310
ハイデッガーとデリダの関係を「時間」と「言語」に焦点を当て解明する野心作。
両者のテキストの精細な読解を通して、ハイデッガーの思惟の変遷を辿りつつ、
その一方でデリダのハイデッガーに対する評価の妥当性を検証し、西洋形而上学
の「破壊」を試みたハイデッガーの先駆的思考を相続しながらも、デリダが異質
な境位を用いて行く必然的な展開を描き上げる。
〔哲学・思想〕
416吾輩は名無しである:03/06/03 06:38
ヒリス・ミラーってデリダ派?

『アリアドネの糸:物語の線』
J.ヒリス・ミラー著 
吉田幸子(よしだ・さちこ)監訳 
室町小百合(むろまち・さゆり)監訳 
太田純ほか訳 
英宝社
本体4600円  22cm 473p
4-269-82004-7 / 2003.05
417吾輩は名無しである:03/06/10 00:30
マスコミの盗聴、盗撮は許されるのか?  http://natto.2ch.net/mass/kako/974/974478132.html

489 名前: 文責:名無しさん 投稿日: 2001/04/11(水) 17:25
一般人なのに盗聴される、じゃなくて、「一般人だから盗聴される」んじゃないのかな?
基本的にネタ集めのためにやってんなら、有名人のネタを盗むと、有名人は告発できるし、
そんなことされても当たり前だと思われるので告発しても信じてもらえる。
そうでない人は、ここの途中の書き込みにもあったように「電波」扱いされるだけ。

ただで、ネタを仕入れるんなら、一般人に限るでしょう。
マスコミは自分らの無能さを恥じてほしいです。

ちなみに私が盗聴されはじめたのは、芸能人にストーカーされ始めてからでした。
そこからマスコミに広がって行った。
だから余計「妄想」とか思われそう。
友人に話したら完全に病気扱いされた。ストーカーって言葉がない時代だったしね。          
書いておいておいた小説のネタが、他人の原作でドラマ化されたときにはきれまくっ  
たなあ。(一度や二度のことじゃないけど)
418吾輩は名無しである:03/06/11 10:25
>417
こいつマルチか?うぜえな。
419吾輩は名無しである:03/07/08 18:22
レヴィナス論、ブランショ論、カフカ論、ニーチェ論、ポンジュ論、ジャベス論、バタイユ論、アルトー論、ハイデガー論、ヘーゲル論、ベケット論、さて、ないのは?
420吾輩は名無しである:03/07/08 18:25
>>410                   ☆
                        \ .|_|__|__|__
                        .∧_/|__|__|__|_
                  グシャ  (  *;;;;|_|__|__|__
                    =〔~∪ ̄..|__|__|__|_
                    = ◎〜◎|_|__|__|__


421とも:03/07/08 18:26
422吾輩は名無しである:03/07/08 18:44
>>419
レヴィナス論:当然ある
ブランショ論:当然ある
カフカ論:当然ある
ニーチェ論:当然ある
ポンジュ論:当然ある
ジャベス論:当然ある
バタイユ論:わからん
アルトー論:当然ある
ハイデガー論:当然ある
ヘーゲル論:当然ある
ベケット論:わからん
423吾輩は名無しである:03/07/08 18:52
>>422
      ,一-、
     / ̄ l |   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    ■■-っ < んなこたぁーない
    ´∀`/     \__________
   __/|Y/\.
 Ё|__ | /  |
     | У..  |
424吾輩は名無しである:03/07/08 18:58
>>423
レヴィナス論:当然ある
ブランショ論:当然ある
カフカ論:当然ある
ニーチェ論:当然ある
ポンジュ論:当然ある
ジャベス論:当然ある
バタイユ論:当然ある
アルトー論:当然ある
ハイデガー論:当然ある
ヘーゲル論:当然ある
ツェラン論:当然ある
ベケット論:ない?
425吾輩は名無しである:03/07/10 00:01
>424さん正解です。スバラシイ。
では次の問題。
ヴィトゲンシュタイン論、バフチン論、ネルヴァル論、ルイス・キャロル論、ド・マン論、ダンテ論、ベルクソン論、クロード・シモン論、ロレンス・スターン論、カンディンスキー論、ジョン・ケージ論、さて、あるのは?
426吾輩は名無しである:03/07/10 02:54
>>423
 ド・マン論しか知らない…でもベルクソン論とかはありそうな感じがするけど。
427吾輩は名無しである:03/07/10 16:12
こんな辞書きぼん。バルト語←→デリダ語辞典。ラカン語←→フロイト語辞典。6000円以下で。
428吾輩は名無しである:03/07/10 17:48
>>425
ド・マン論:当然ある
カンディンスキー論:当然ある
クロード・シモン論:当然ある
ヴィトゲンシュタイン論:ない
ロレンス・スターン論:ない
ジョン・ケージ論:ない
ルイス・キャロル論:ない
ダンテ論:ない
バフチン論:ない
ネルヴァル論:ない
ベルクソン論:ない
429吾輩は名無しである:03/07/11 09:50
>>428
>カンディンスキー論:当然ある
>クロード・シモン論:当然ある
ホント? オシエテエ!
ベケット論あっても不思議じゃない。
430吾輩は名無しである:03/07/11 11:21
おまえらそれで何を決定したいんだよ。
431吾輩は名無しである:03/07/11 15:37
デリダモノシリ大賞決定!
432吾輩は名無しである:03/07/11 15:37
デリダ不思議発見!
433吾輩は名無しである:03/07/11 15:38
スーパーひとしくん 没収w
434吾輩は名無しである:03/07/12 17:56
ポンジュ論って何処に収録されてるのか?
そもそもポンジュってナニモノか?

フランス人脈のそういう細部って込入っていて
特に専門的知識とかオタ的知識とか、動員されそうな気がするけど

もちろん大した意味も重要性もそれ自体ではないのだろうけど
時々誰か専門家に、詳細のマッピングというのを説明してもらう必要はあるわな

例えば浅田彰とか、そういう解説者の機能としてよくできているけどさ
435吾輩は名無しである:03/07/12 18:00
クロード・シモンって、よう知らんけれども、
けっこー凡庸で一般的な流行作家なんじゃないの?
デリダとかが敢えて対象にしそうな
そういう要素あるの?

アメリカのポールオースターみたいなのとか
なんかそういうのと同列の先入見があるんですけど。。。?
436吾輩は名無しである:03/07/12 18:07
>>434

>フランス人脈のそういう細部って込入っていて
>特に専門的知識とかオタ的知識とか、動員されそうな気がするけど

日本の「文壇」みたいなもんだね
437吾輩は名無しである:03/07/12 18:14
シモンもポンジュも知らなーバカがいるとは。デリダスレッドもバカバッカ。
438吾輩は名無しである:03/07/12 18:32
そんなの知ってるほうがオタ
439吾輩は名無しである:03/07/12 18:33
だからポンジュ論ってどの本に入ってるのYO!
440吾輩は名無しである:03/07/12 18:39
>>428
デタラメ言うな。
カンディンスキー論もクロード・シモン論も存在しない。
>>439
ポンジュ論は Signeponge という本。
441425:03/07/13 00:06
>440さん正解。
>439
Signepongeはシニェポンジュ/サインスポンジ。
>429
ベケット論はないがジョイス論はあるよ。
442吾輩は名無しである:03/07/13 01:38
カンディンスキー論はアンリだったスマソ。シモン論は誰だったかな〜
結局こういうことか
レヴィナス論:当然ある
ブランショ論:当然ある
カフカ論:当然ある
ニーチェ論:当然ある
ポンジュ論:当然ある
ジャベス論:当然ある
バタイユ論:当然ある
アルトー論:当然ある
ハイデガー論:当然ある
ヘーゲル論:当然ある
ツェラン論:当然ある
ド・マン論:当然ある
ジョイス論:当然ある
443吾輩は名無しである:03/07/13 02:53
>>437
間違いなく本当は自分が知らないヤシ
444吾輩は名無しである:03/07/13 08:52
だからポンジュって、なにやってるひとなのYO??
その実績は?
445吾輩は名無しである:03/07/13 08:55
例えば「ジャベス論」というのは「エクリチュールと差異」に収録されている
「本を巡る」論考の対象になっていたひとだと思うけど・
しかしそういうジャベスとか、日本人のレベルで知っていたとしても
おふらんすお宅の所有フ物でしか殆どありえないだろうし
そんなの知っていたところで何のメリットもないし得もないだろうね
446吾輩は名無しである:03/07/13 09:00
吉本隆明が昔、講演会の時に
デリダの書き方というのは、例えば、日本人だったら
いきなり「川崎長太郎があ!!」とか「後藤メイセイがあ!!」とか
まず日本人で日本語できる人でしか理解できないだろう、一部マイナーで
文壇的な記号で勝手に前提をはじめやがって、なにがどこが
自民族中心主義批判なのだ???
と非常に素朴なデリダ批判を捲くり立てていたのを、思い出す。
447吾輩は名無しである:03/07/13 09:10
446
>一部マイナーで
>文壇的な記号で勝手に前提をはじめやがって、

訂正
勝手に前提をはじめるのと同じで
448吾輩は名無しである:03/07/13 12:23
しかしそういうデリダとか、日本人のレベルで知っていたとしても
おふらんすお宅の所有フ物でしか殆どありえないだろうし
そんなの知っていたところで何のメリットもないし得もないだろうね
449吾輩は名無しである:03/07/13 14:48
>>448
なんか馬鹿が入ってる
ウザイよおw
450吾輩は名無しである:03/07/13 14:55
>449
し〜〜〜っ。日曜だから、お散歩のご隠居も通るんだよ、
触らぬカミになんとやら・・・
そっとしとかないと
コワイよぉ
451吾輩は名無しである:03/07/13 15:00
自演はやめよう
452吾輩は名無しである:03/07/13 15:12
>>449-451 
は独りでジエンしました、別スレのジエン魔です、ごめそ
453吾輩は名無しである:03/07/13 15:15
解説:
別スレのジエン魔=別スレを立てて、質問しては答えるジエンを
独りで続けているジエン魔です
454449:03/07/13 15:20
はあ?w
なんか障害的な人格の方ですか?
今やってるの。。

僕はデリダカルトQについては
反面突っ込みを入れたくなりながらも
内心では愉しんでいたほうなのですが。。。

いい加減なことをやるのなら消えてくださいね
意味不明な。。。
455吾輩は名無しである:03/07/13 16:02
ポンジュは詩人、訳書に「物の味方」とかあったはず。

あとジャベスを知っていても何の意味もないと言ってるけど、
それを言ってしまえばデリダを知っていても何の意味もないし…
それ以前にジャベス知ってる事にメリットがあるとか云々と誰も言ってない気がするのだが
456吾輩は名無しである:03/07/13 16:09
オタのオタ的なる機械状のそれ自体のための内在性に因る
分子的運動?
457吾輩は名無しである:03/07/13 16:41
アンチヒューマニズム?
458吾輩は名無しである:03/07/13 18:01
まあみなさん2ちゃんなので。。。 (Be cool)
>442
ほかにフッサール論は「当然ある」だけど
それにしても英米の作家・著者が極端に少ないっw
ジョイス論(とド・マン論)は例外的になるなあ。
「英米文学の優位性」を語っていたドゥルーズとは対照的ではある。
その点で456的コメントは全く意味がないわけではないと思わないこともないような気がしないでもない。
next question
ド・マン、ロラン・バルト、アルチュセール、ブルデュー、ブランショ、クロソウスキー
さて、デリダが(どんな形にせよ)オマージュを捧げていないのは?
459吾輩は名無しである:03/07/13 23:14
ド・マン、バルト、ブランショ、アルチュセールは当然あるwww
と思うけど、クロソウスキーとブルデューはありそうでなさそう。
ヴァレリー論、マルクス論、マラルメ論、プラトン論
なんかもあるね。
460吾輩は名無しである:03/07/14 00:36
>459さん
ヴァレリー論、マルクス論、マラルメ論、プラトン論の補足、うれぴ!
こういうレスがあると助かるなあw
(ジョン・サール論は省いておこうz)
ただし残念ながら正解ではありませんでした〜
461吾輩は名無しである:03/07/14 06:44
458
デリダにとって英米文学って文体が明晰すぎるんじゃないの?
462吾輩は名無しである:03/07/14 17:34
ないのはクロソウスキーか・・・
463吾輩は名無しである:03/07/14 18:23
写真家の篠山紀信論があったw
464吾輩は名無しである:03/07/14 18:29
>462さん正解
ドゥルーズやフーコーなら書いただろうなあz
あと1995年に死去したレヴィナスにはAdieu,Galilée(1997)をささげてるねw
>461さん(もう2、3行おくれえっ)
確かに。英米圏は深みに欠けるっちゅうことかな?
ここでも「表層(後に襞)」の思想家ドゥルーズとは対照的。
彼は「最も深いもの、それは皮膚だ」なんていってた。
英語のテクストは脱構築を見出しにくい?それとも脱構築しづらい?
next question
デリダがある作品を一人の日本人にささげているけど、それは次の中の誰?
高橋允昭、高橋哲哉、豊崎光一、足立和浩、港道隆(これは違う)、白井健三郎、松浦寿輝、小林康夫
465吾輩は名無しである:03/07/14 18:40
>463さん
読んだ? どう?
実はこちらまだ未見なんだあw
(それquestionにしたかったねえ)
466吾輩は名無しである:03/07/14 20:00
豊崎じゃないっけ。アポリア
467吾輩は名無しである:03/07/14 23:26
今までのに比べて遥かに簡単だなww
468吾輩は名無しである:03/07/14 23:47
遅レスだが、シモンってノーベルとってタナそーいや。
469吾輩は名無しである:03/07/15 00:20
それなのに印税が年に数十万というシモンはかわいそう。
470464:03/07/15 00:24
>466さん、ハヤイねええ(次のquestionがまだ。。。)
簡単すぎたかあ、スマソ。でもカルトQを目指してるわけじゃないんで。。。
それにしても『アポリア』の訳者M氏のあとがきでそれについて何の言及もないんだよなあ〜
next question
ついでなんで、献辞のきっかけになった豊崎とデリダの対談の掲載誌と題は?
そんでもって、豊崎がほれてたブランショの国際シンポ(今春開催)でデリダと対話したのは?
>468、469
そう、そう。みなさんノーベル賞作家ですぞぉ。ベケットもね(遅スレ歓迎)。
471山崎 渉:03/07/15 08:46

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
472吾輩は名無しである:03/07/15 15:17
>>470
掲載誌は「パイデイア」か「海」か「ユリイカ」あたりだろうなあ
デリダと対話とくればラクー=ラバルトかナンシーあたりじゃないの
シモンがのーべるとは知らなんだ
473吾輩は名無しである:03/07/15 16:46
ジュネ論が忘れられている・・・
474吾輩は名無しである:03/07/15 18:14
レヴィナス論:当然ある
ブランショ論:当然ある
カフカ論:当然ある
ニーチェ論:当然ある
ポンジュ論:当然ある
ジャベス論:当然ある
バタイユ論:当然ある
アルトー論:当然ある
ハイデガー論:当然ある
ヘーゲル論:当然ある
ツェラン論:当然ある
ド・マン論:当然ある
ジョイス論:当然ある
フッサール論:当然ある
ヴァレリー論:当然ある
マルクス論:当然ある
マラルメ論:当然ある
プラトン論:当然ある
篠山紀信論:当然ある
ジュネ論:当然ある
キルケゴール論:当然ある
ベンヤミン論:当然ある
475吾輩は名無しである:03/07/15 18:55
476吾輩は名無しである:03/07/15 18:58
ナンシー論(Le Toucher, Jean-Luc Nancy,1998)もあるよ。
>470
そんでもって、デリダの対話者はナンシーだよねw
豊崎とデリダの対話は知らないけど。
477吾輩は名無しである:03/07/15 21:52
フロイト、ラカンは、超重要なのに。
478吾輩は名無しである:03/07/15 21:55
レビ=スト論、
479470:03/07/15 23:16
なんかレスが早くなってきたなあ(汗)
>476さん、ナンシーは正解(Le toucherは2000年ガリレ社では?)
なんか文献が出揃ってきたカンジ(ネルソン・マンデラ論は省いておこう)
480吾輩は名無しである:03/07/16 00:16
481吾輩は名無しである:03/07/16 02:04

すっごい綺麗なおっぱい♪ピンク色のお○こも見どころ♪

http://angely.h.fc2.com/page004.html
482突然ですが:03/07/16 02:50
「見た目は違うけど、本質は同じもの」ってなんでしょう・・
唐突ですが、お知恵をお貸しください!
483吾輩は名無しである:03/07/16 08:01
現象学的還元
484吾輩は名無しである:03/07/16 08:02
イタイイタイ・・・
485吾輩は名無しである:03/07/16 09:16
484
また馬鹿が入ってるよw
ウザイねほんと
486吾輩は名無しである:03/07/16 13:59
>豊崎とデリダの対談の掲載誌と題は?
ウ〜ン、何年ごろ? 「海」っぽいけど。
487吾輩は名無しである:03/07/16 20:53
483=485ですかw
488吾輩は名無しである:03/07/16 20:57
487
はやく馬鹿消えてw
489吾輩は名無しである:03/07/16 20:57
★無臭性画像をご覧下さい★有臭作品もあります★
      ★見て見てマムコ★
http://yahooo.s2.x-beat.com/linkvp/linkvp.html
490吾輩は名無しである:03/07/16 21:01
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 被害者の親の顔だけでなく、加害者の親の顔も出すべきやろ!
| 市中引き回しの上、打ち首、晒し首にしなきゃならん??
\________ ____________________
                  |/
    Σ∧ ∧    ∧,,∧∩
     (;゚Д゚) .目ミ ゚Д゚ ミ
      |つ つ  || (ミ  ミ
    〜|  |   .||  ミ  ミ〜
     ∪ ∪  ||  ∪ ∪
      /|
/ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ほ、ほんまのこと言うたらあかんて。でも賛成8割;?
\_____________________


491ななし:03/07/16 21:01
おいおい、自己言及的ジエンかよ
492吾輩は名無しである:03/07/16 21:08
491
だれ?
コイツが荒らしなの?w
493吾輩は名無しである:03/07/16 21:11
なんか時々スゲエ低劣で下らない嫌がらせ
で絡んでるのがいるよね
このスレ
494吾輩は名無しである:03/07/17 00:45
何度も出てきた質問で申し訳ないが、もう一回きかせて
デリダとブランショを読みたいのだが、何から読むのがいい?
邦訳のないものでもOKです
495470:03/07/17 00:54
1.Parages, Galilée (Collection La Philosophie en effet), 1986.
2.Demeure : Maurice Blanchot, Galilée (Incises), 1998.
2は邦訳あり(『滞留』未來社) これは読みやすい
1は4つのテクストが収められていて、いくつかは邦訳あり
496吾輩は名無しである:03/07/17 01:41
>>470
早くもレスが・・・読んでみます。ありがとう。
497_:03/07/17 01:50
498吾輩は名無しである:03/07/17 19:51
「友愛のポリティックス」ってブランショ論じゃないんだ?
てっきり、で、かっちゃったけど、読んでなくてw
499吾輩は名無しである:03/07/17 22:35
>>495
挙げてるけどパラージュ
500500:03/07/17 22:41
デリダ「アポリア」は実は裏ブランショ論だったりする、と考えたりする
501吾輩は名無しである:03/07/18 02:13
>500
表はハイデッガーだけど、裏はブランショってことか。
確かに死がテーマだしね。
502吾輩は名無しである:03/07/18 14:26
デリダが「宇宙法」について書くというのは本当なのですか?
503吾輩は名無しである:03/07/18 18:36
>>500
「アポリア」ではハイデガーの証言論を扱っていて、デリダのブランショ論である
「滞留」のもともとの題名が「虚構と証言」だった。もちろん死への問いかけが
そこではベースになっているので「死と証言」ということでハイデガー論と
ブランショ論がつながる。
504500:03/07/18 22:51
>501、503
レスどうも
デリダのブランショ追悼文「つねに変わらぬ証人」の原文サイト
Jacques Derrida / Un temoin de toujours
http://www.remue.net/cont/blanchot_derrida.html
505吾輩は名無しである:03/07/19 20:06
>>470
>豊崎とデリダの対談の掲載誌と題は?
カメレスですが
『海』1981年3月号(中央公論社)
「誘惑としてのエクリチュール――絵葉書、翻訳、哲学」
でしょ
506500:03/07/22 14:47
>505さん、スバラシイ
デリダ「アポリア」が裏ブランショ論だといえるとすれば
この本が豊崎光一に捧げられているのも何か意味深いような
507吾輩は名無しである:03/07/22 16:53
高橋哲哉のデリダの安い奴買った
508吾輩は名無しである:03/07/22 17:40
講談社ってこれでderrida本1500円の二冊だね。
509500:03/07/23 16:24
『デリダ』(講談社選書メチエ)林好雄/広瀬浩司著と
『来たるべき世界のために』デリダ/ルディネスコ著の書評
http://biblia.hp.infoseek.co.jp/b/0303derrida.htm

下記サイトでは、なんとデリダが野球解説をしてる!?
http://palappa.tripod.co.jp/derida.html
510吾輩は名無しである:03/07/23 18:42
それから
― ジャック・デリダ ロード・ムーヴィ ―
『デリダ、異境から D'ailleurs, Derrida 』
監督/サファ・ファティ  出演/ジャック・デリダ、ジャン=リュック・ナンシー
1999年/68分/カラー/フランス語
を見た方、およびビデオ化の情報をお持ちの方、ぜひレス願います

ちなみに『デリダ, 異境から』のフィルム評は
http://takakuwa.tripod.co.jp/texts/fathy.html
511吾輩は名無しである:03/07/23 18:49
どうでもいいけど、ハードカバーのデリダ関係の書籍って、
何であんなに値段が高いの?
そんなに量的に内容もなさそうなのに、ずっとその事について
奇妙な感じがしていました。誰かその本当の理由を教えてください!
512吾輩は名無しである:03/07/23 19:17
刷らないから。別にデリダに限った事ではないだろ。
513吾輩は名無しである:03/07/23 23:43
内容と値段の比ではドゥルーズの方がお得なのはなぜ?
514吾輩は名無しである:03/07/24 12:54
ドゥルーズのが売れるんだろ、きっと。その分ドゥルーズのほうが多く刷ってる。
515吾輩は名無しである:03/07/24 16:50
デリダも売れるんじゃない?
デリダはみすずと未來社が多いからね
516吾輩は名無しである:03/07/24 18:44
デリダの文学論はけっこう出たので、絵画論?
1『絵画における真理』(上・下)高橋允昭ほか訳、法政大学出版局
2『基底材を猛り狂わせる』松浦寿輝訳、みすず書房
3『亡者の記憶―自画像およびその他の廃虚』、鵜飼哲訳、みすず書房
2は芸術家としてのアルトー論、3はゴッホ論と思わせてハイデッガー論
1は額縁論だったかな?
517吾輩は名無しである:03/07/24 20:09
『視線の権利』(『哲学3』哲学書房)88
(Lecture de Droit de regards de M.-F. Plissart Minuit 1985.)
518シネマ:03/07/24 21:03
>510
映画は見逃したんだけど、2000年に共著で本になってるよね
「言葉たちを撮るTourner le mots:Au bord d'un film」
(avec Safaa Fathy)Galilée 2000
これって映画論になるのかなあ
519吾輩は名無しである:03/07/24 21:10
>>332
確かに民間を見下してる奴は多いだろうし、それ以上に公務員の立場に陶酔してる奴は多いだろうな。
辻本の件とはそれるが学生のお前に一つだけアドバイス。よほどのことがない限り公務員になっておけ。
もし超一流企業等、大物のサラリーマンになって成功できる確実な保証があるんだったら話は別だけど
会社員の90%以上の人間はそんな生まれついたような実力はない。ほとんどがクズだ。
頑張って有名企業に入ったって先はどうなるかわからない。リストラ・倒産だって会社ならどんな所でも起こりうるんだ。
だからこそ努力することでほぼ確実に幸せを手にいれる方法がある。
それが公務員さ。周知の通りリストラがない。ボーナス・退職金からリーマンよりも多い年金生活までの保障。
あと俺の経験から言わせてもらえば、リーマンよりも早く帰れるし残業代はきっちり出る。
有給も比較的取りやすいし(取らないと怒られる場合もある)、自分のやりたいことを若いときに満喫できる。
給料も並みの民間じゃ公務員には勝てんよ。もし1日中きっちり働いて公務員より少し多く給料もらったって何の得になる?
時間単位あたりにすれば公務員のほうが断然上。それに今の時代余暇も必要だよ。仕事ばかりの人生なんて楽しいはずがない。
それにこの先公務員の待遇が悪くなっても公務員>民間人という図式は変わらない。
だって比例するように民間もどんどん悪化していくからね(前述の通り景気は絶対回復しない)。
俺の知り合いの中に「安定が何だ、俺は民間に入っていっぱい稼ぐぞ!」なんて息巻いてた奴が何人もいたけど、
そいつらの今の現実は、しょぼい平社員やセールスマン、レンタルビデオ屋の店員などなど。
その中にはリストラされた奴、ボーナス・退職金カットの奴多数。
サービス残業で好きなだけこき使われて自分の人生を束縛されてるよ。
まあ新入社員で「バリバリ働くぞ」と思ってる奴も数年後には民間の現実を思い知らされるんだろうな。
こういうレスすると、自分にレスされてるわけでもないのに「うちは年収〜千万,民間のほうが断然給料よくてやりがいある」
みたいなネタレスで必死に抵抗してくる奴がいるだろ? 釣り・煽りと言ってはぐらかす奴もいるだろ?
でもそういう奴らの言うことにだまされちゃいけない。図星なのが見え見えで笑えるけどな(w。
520吾輩は名無しである:03/07/24 22:00
しょうもないコピペすんな
521吾輩は名無しである:03/07/26 08:13
大杉重男論あり
522吾輩は名無しである:03/07/26 12:59
アナロジーの罠で批判されてるけど、そこんとこどうなのよ?
523吾輩は名無しである:03/07/26 16:42
デリダは、もう古いです。おわってます。
マジデス。
524吾輩は名無しである:03/07/26 20:13
まあ批判されようが古かろうが終っていようが
そんなことはどうだっていいんだけど
それに神が死のうが人間が終焉を迎えようが
それもどうだっていいことで
きみにとって、彼/彼女にとって、おれにとって
デリダに興味がなければ無視すればいいだけの話
興味があれば読めばいいだけの話
世間の評価、思想界の評価は関係ない
525吾輩は名無しである:03/07/26 20:16
デリダは、詐欺師w
526吾輩は名無しである:03/07/26 20:19
詐欺師の詐欺を暴くには、本人が詐欺師になる必要があるからなw
詐欺師なんだろ、きっと
527吾輩は名無しである:03/07/26 20:38
おそらく、ねw
詐欺師じゃないヤツはいないっつうことか
528吾輩は名無しである:03/07/26 23:04
>>523
自分が消化しきってないのに、周りに終ってるといわれてポイポイ捨ててたら、何一つ消化できない
と思うのだが・・・まぁ一生かかってもデリダは消化できないと思うが・・・
529吾輩は名無しである:03/07/27 15:32
デリダはパルマコン
530吾輩は名無しである:03/07/27 19:52
■デリダ用語集その1「パルマコン」
>529
パルマコンは薬も毒も意味するから
デリダを読むことは喜びでもあり苦痛でもある、
あるいは人によって毒にも薬にもなる、
ってことをいいたいわけだね
531吾輩は名無しである:03/07/27 21:46
デリダはdeconstruction
532吾輩は名無しである:03/07/27 23:49
■デリダ用語集その2「デコンストリュクシオン」
ちなみに英語のディコンストラクション、日本語の脱構築とは少しズレる
構造主義の後で登場したので、その構造を壊すようなイメージがあるが
それともズレる(むしろ現象学と存在論がコンテクスト)
テクスト内の「ズレ」と暗黙の前提を見出す戦略である
>あまり続けてネタふらないでね(原稿の〆切が‥‥)
533吾輩は名無しである:03/07/29 00:18
カルトQからいつのまにか用語集になっていたんですね〜
534吾輩は名無しである:03/07/29 13:35
デリダを読む若槻千夏萠えぇ
535吾輩は名無しである:03/07/30 10:49
デリダはdissemination
536吾輩は名無しである:03/07/30 13:22
>>532
そっか「デコンストラクション」って言葉ないのか
フランス語と英語の合成語だもんね
「シュールリアリズム」もそうだけど
537吾輩は名無しである:03/07/31 00:14
>>516-518
デリダの芸術論まとめとくね
絵画論
1『絵画における真理』(法政大学出版局)
2『基底材を猛り狂わせる』(みすず書房)
3『亡者の記憶―自画像およびその他の廃虚』(みすず書房)
写真論
4『視線の権利』(『哲学3』哲学書房)
映画論
5『言葉たちを撮るTourner le mots:Au bord d'un film』(未訳)
538吾輩は名無しである:03/08/01 10:09
松籟社デリダ『火ここになき灰』もう売ってたね。
160のうち本文80で、訳注+解説80
2400えんなり
539_:03/08/01 10:15
540吾輩は名無しである:03/08/01 10:18
■デリダ用語集その3「散種」
文字通り種をまき散らすこと
ほとんどの男性が実践している
って用語集やってる場合じゃない
松籟社デリダ『火ここになき灰』
>538、情報ありがと
買いに行かなきゃ
541吾輩は名無しである:03/08/01 10:24
>>522
遅レス、ソマソ
「アナロジーの罠:フランス現代思想批判」ジャック・ブーヴレス/著
のことだったんだね。
ワリュイ、まだ読んでないんだ。
542吾輩は名無しである:03/08/01 10:32
「アナロジーの罠:フランス現代思想批判」
ちょっと前に立ち読みしたけどデリダ哲学批判というより、
デリダのエピゴーネンに対するデリダの対応を批判してたと思う。
ソーカルを真面目でないと揶揄する暇があったら、自分のエピゴーネン
の批判でもするべきではないか。だったっけ。
543吾輩は名無しである:03/08/01 14:12
マジか〜うちの方じゃまだ売ってない。
544吾輩は名無しである:03/08/01 14:24
デリダって最近は、なんか詩っぽい詩人=予言しそうでしない予言者って感じにしかみえん。
狂ってないアルトーみたいなもんな。
545吾輩は名無しである:03/08/01 15:48
546吾輩は名無しである:03/08/01 15:54


松籟社のT氏は同時期に、デリダ『火ここになき灰』を出版する。訳者は梅木
達郎氏。原著をお持ちの方はご存知だろうが、この詩集のような本をレイアウ
トするのに苦労したそうだ。A5変形判160頁、本体予価2600円。こちらもT氏
の解説(わざわざ小誌のために用意してくださったのだ)を以下に全文引用す
る。

「そこに灰がある」。このたった一つの文からなる一冊の書物、それが本書で
ある。『弔鐘』と『郵便葉書』にあった「灰」「燃やすこと」「ホロコースト」
を語った文が引用されながら、「そこに灰がある」という一文が、男なのか女
なのか、デリダなのか他者なのか、定かではない、複数の声によって展開され
ていく。「灰」の経験とは、たんなる忘却ではなく忘却の忘却であり、喪失の
喪失、残余なき残余、証人の不在の証人であり、それゆえ最悪のものであると
ともに、チャンスでもある――これが、灰において賭けられていることなので
ある。
547吾輩は名無しである:03/08/01 16:16
で、ドラゴンアッシュの名の由来が人々に知れ渡る
548吾輩は名無しである:03/08/01 19:04
>>546
最近休みがちだよな。本人も言ってたけど
549吾輩は名無しである:03/08/01 22:47
>545、546
紹介あんがと
「たんなる忘却ではなく忘却の忘却であり、
喪失の喪失、残余なき残余、証人の不在の証人」
というあたりは、灰デガー、ブランショを想起させるね
550吾輩は名無しである:03/08/01 22:57
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551FEU LA CENDRE:03/08/01 23:17
ついに出たかあ〜
「FEU LA CENDRE」の訳題だけど何かイイね
ちなみに
英訳「Cinders(諸々の灰)」
独訳「Feuer und Asche(火と灰)」
552吾輩は名無しである:03/08/02 09:59
火ここになき灰2400円は安いのかなー。
確かに凝ったレイアウトだし翻訳も大変そーだから、
これぐらいはしちゃうのかも。詩集買うようなものか。
553ら@:03/08/03 03:05
デリダの論理には破綻もないしスリルもない。
ダツコウチクという響きの割に、秀才の凡庸な読みがあるだけ。
文学者としての才能はないね。
まあ個人的には、死ぬまでに同郷のカミュで一本書いて欲しいところだ。
554_:03/08/03 03:06
555吾輩は名無しである:03/08/03 03:14
博覧強記の気の良いおじいさん。だからねデリダは・・・
556吾輩は名無しである:03/08/03 03:37
>553
そうか?
まず「デリダ」って言葉で全作品をくくってしまうのはどうか
確かに「秀才の凡庸な読みがあるだけ」って感じのものもあるが
特に講演用にかかれたものは小説のように面白いのでは
(カミュについては書かないような気がする)
557吾輩は名無しである:03/08/03 11:18
>556
でもデリダは最初からずっと一貫してないっけ
558吾輩は名無しである:03/08/03 14:19
脱構築することによって晒される盲点
盲点を、痛点と認識し、その痛覚を刻み続けること

脱構築が、その果てで世界の意味の無意味さを僕の前に叩きつける
僕は驚いてのぼり続けてきた階段を転がり落ちていった

しかしながら、倫理という壁にぶつかり、
しりもちをついて階段のどこかに止まったのだ。

僕は、にぶい痛みのする尻をさすりながら、階段を見上げた。
階段は以前とはどこか違ってみえた。
確かに違ってみえたのだ。
559吾輩は名無しである:03/08/03 14:31
>>556
確かに著作より講演のがおもしろいよね。
「法の力」「シボレート」等
560556:03/08/03 22:41
>557
「一貫している」とデリダ自身言うだろうね
でもデリダのそうした自己言及を
ズラしてみてもいいんじゃない?
561556:03/08/03 22:44
>553 (補足)
デリダの論理にスリルはあると思うが、確かに「破綻」は見当たらない
アガサ・クリスティに「破綻」がないように。。。
むしろ刑事コロンボにたとえるべきかナ
犯人が最後までわからないというスリルではなく
犯人は最初からわかっているのだが、
殺人トリックを華麗にラディカルに見破ってゆくスリルに似たものはある
「破綻」をデリダに求める必要はないのでは?
「破綻」を味わうにはアルトーかヘルダーリンかニーチェか・・・
(おそらく553はわざとあんなふうに言ってみたのだろう。。。)
562吾輩は名無しである:03/08/03 23:08
らげだろ。
563吾輩は名無しである:03/08/04 11:13
>>556さん
デリダはやっぱり哲学者じゃないでしょうか
デリダを文学者としてみる視点がよくわからなかったので
教えてもらえると助かります
564Jacky:03/08/04 14:03
ごめん激しくすれ違いなのは知ってるんだけど、
是非俺様のかつての夢を聞いてくれ!!

16歳 童貞変態
17歳 いろいろあってアルジェリア征服完了
18歳 TVでは全chで毎日24時間工夫を凝らしたエロエロ番組を流す
19歳 エロアニメ,エロ漫画,エロゲームをアルジェリアの主要産業とする。高等師範学校に入学
20歳 エロ絵描きを人間国宝とする。フランス征服。
21歳 レイプ・痴漢を合法化する
22歳 小学校から授業にSEXを導入する。アグレガシオンに合格!!
23歳 いろいろあって世界征服完了。
24歳 世界征服を記念して高等師範学校は高等性交学校に名前を改名
25歳 12歳以上で童貞は死刑とする
26歳 世界中の美少女は12歳の時に俺が処女を奪う法律制定
27歳 残り物の女を公衆便所に配置する
28歳 一夫多妻制を全世界で導入
29歳 オリンピックの種目としてSEXを導入
30歳 全人類に一日17回以上のSEXを義務化
31歳 全人類に一日1kg以上の糞尿を食すことを義務化
32歳 ノーベル変態賞を受賞
33歳 24時間1000人切りに挑戦→大成功
34歳 マルチ・まほろ等高性能ダッチワイフの開発に性交
35歳 人類に飽きてきたので昆虫と性交→大成功
36歳 いろいろあって宇宙征服完了
37歳 人類初の地球外生命体との性交に成功
38歳 ブラックホールに挿入→大成功
39歳 ワームホールに挿入→大成功
40歳 108次元に居た神とSEX
41歳 俺様のザーメンを全宇宙にまき散らす研究に着手
42歳 厄年なので靖国神社で巫女さんを犯す
43歳 なんかめんどくさくなってきたのでこの世の全てをオマンコにする
44歳 腹上氏
565Jacky:03/08/04 14:04
だったんだか、アグレガシオンの試験には一回落っこちたし、
37歳のときに三冊しょーもない本(L'ecriture et la difference. La Voit et le phenomene. De la grammatologie)
書いてから、引っ切り無しに本書いて今じゃ、しがない哲学屋だょ。
どいつもこいつもデリダさん、デリダさんっていっつも質問ばっかしてきやがる。
少しは自分でもの考えろつーの!友達もどんどん死んでいくし、俺もう辛いよ。
今年で73だぜ。あぁ鬱、最近体調悪いしさ、評判も悪いし・・・
「deconstruction」なんてもうホントは言いたくないんだ・・・
もうゆっくりしたいんだ・・・
566吾輩は名無しである:03/08/04 18:46
>564、565
激しくスレ違いだ
違うスレで書くんだな
ケッ
567吾輩は名無しである:03/08/04 23:31
>563
個人的見解ですが、、、
デリダをエッセイストだと思って読んでみては
哲学的なエッセイ、文芸批評的なエッセイ、ミステリっぽいエッセイetc
568夢野:03/08/07 09:27

ちょっと質問させて下さい。
デリダは、左翼的だと思いますか、右翼的だと思いますか。
左翼・右翼の観念を脱構築するのは無しで。

569吾輩は名無しである:03/08/07 09:45
left alone
570吾輩は名無しである:03/08/07 11:21
>568
どっちかっていうと左かナ
>567
なるほどネ
>564、565
もしかして「破綻」したデリダを実践?
571吾輩は名無しである:03/08/07 13:06
572吾輩は名無しである:03/08/07 13:17
デリダは左翼だろ。
573吾輩は名無しである:03/08/07 14:13
>>570
なんで語尾が片仮名なの(w
っていうのはおいといて、諸所の活動を見ていると、
間違えなく左寄りだと思う。
574吾輩は名無しである:03/08/07 16:25
革命を志向しないのだから保守派とみなすべき。
575_:03/08/07 16:25
576夢野:03/08/08 02:16
レスありがとうございます。
私は、脱構築が、中心と周縁の境を消失させ、
全ての主義主張をうそつきのクレタ人に持ち込んでしまう
最高・最終の言葉遊びだと理解(誤解?)しています。

この最高の破壊兵器が最後にもたらすものは、世界の意味の、無意味化。
イデオロギーという観念がもたらすサヨク的破壊の果てに、何があるのか。
この脱構築の観念がよく示してくれているように私には感ぜられます。
私はもともとサヨク的な人間ですが、
デリダを機に右派に傾きかけておったものですから
みなさんはデリダにどのような影響を受けているか
どのように読んでいるか知りたかったので
先の質問をしてみました。

577吾輩は名無しである:03/08/08 18:05
>576
個人的見解ですが、、、
私はあまりデリダを政治的コンテクストで読んでないので―
ただ、政治も言葉である以上、「言葉の政治学」という視点はあるんだけど―
以上簡単ながら。
578吾輩は名無しである:03/08/10 09:03
>>546
『火ここになき灰』を読んだ。
これは短いので一日で読める。
主要なプロットは対話形式なので
文学作品として読めるんじゃないかな。

579吾輩は名無しである:03/08/11 13:26
>>576
おまえ自己言及と脱構築の違いだけは学んだ方がいいぜ

ドイツロマン主義の時代に
カントを勘違いして
「物自体は認識できないのか〜じゃあ世界の意味は無意味だ」
とか絶望したヤシみたいだ
まあそいつは超一流の作家だけどな
ハインリヒ・フォン・クライストとかいったかな
580556:03/08/13 02:02
「クレタ人はうそつきだ、とクレタ人が言った」
という論理的パラドックスと
デリダ的なダブルバインドとは少しニュアンスが違うだろうね。
『火ここになき灰』でも灰という忘却の忘却について論じられてるけど
訳者の梅木達郎氏の解説は引用も多く有益。
581吾輩は名無しである:03/08/13 03:04
ごく初歩的にいえればいいかとおもいます。
脱構築とはディコンストラクションの日本語訳@足立さんによる。
破壊、ディストラクションではないということを確認したいですね。
ちょうど、デザインというのに近い。それは既存の形象をずらすことによって
新たな形象を形作ることに近い。
ただ、より形式的にいいますと、二元論批判です。いまだ一元論でもないし
いまだ多元論でもない。ただ、その二元論批判から何か新たな足元が生成されうる
批判、あくまで次に何かが生じる可能性なんです。
そこで問題にされていたのは、さしあたりは、既存の二項はもはや問題外だ、
ということです。その問題を捉えるものは脱構築のあとにくるものだと。
アメリカのアカデミズムのように脱構築なら脱構築を一つの形式的な操作とみなして
なんでもかんでも適用していって論文を生産していくという態度は
そうした操作の歴史性やらなんやらの限定可能性を忘却させました。
その点、デリダ自身はそうした概念操作のいいかげんな適用振り、そして
なんでもかんでも適用可能だとするデリダ読解に異を唱えることになったわけで、
デリダ自身は「法の力」で、正義は脱構築不可能だ、法は脱構築可能だ、
とのべていましたね。
582吾輩は名無しである:03/08/13 14:25
アメリカの連中とデリダは問題意識が違うからな。
583吾輩は名無しである:03/08/14 01:50
アメリカの脱構築批評を軽視するクリシェには疑問。
第一日本には一度もまともな脱構築批評が成立しなかったのだから、
高見に立つことが妥当とはいえない。
さらにそうした態度がポール・ド・マンの業績を覆い隠す。
584吾輩は名無しである:03/08/14 02:03
576みたいななんでもかんでも脱構築そして破壊
という誤解をアメリカアカデミズムがまんえんさせたなら
批判は妥当だな。
土万かくしはまたべつのことだ。むしろ、度マンの戦中の執筆
こそそれを助長している。
ただし、どまんの批評はむかしの自分への自己批判として
読めるわけだがな。
585山崎 渉:03/08/15 09:24
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
586吾輩は名無しである:03/08/15 15:18
age
今度デリダ的ダブルバインドについて補足します。
587吾輩は名無しである:03/08/16 20:15
>>586
よろしくおながいしまつ。
588吾輩は名無しである:03/08/17 20:21
>>586
デリダのダブルバインドとメルロ=ポンティの両義性ってほぼイコールじゃない?
漏れ浅田たちの紹介から入ったから、メルロポンティ=現象学的(?)形而上学者
=乗り越えるべき対象と思っていたけど、哲学のスタイルは
ほぼ一緒だよね?
すなわち、結論が出そうになると、それを新たな問いとして
永遠に問題を進めようとするところとか。
589吾輩は名無しである:03/08/17 21:14
>>588
「両義性」に直接応答しているわけではないが、
そこでデリダが用意している回答が、
多義性と散種の違いについての説明。

デリダが文学に取り組むことで得た認識は、
言ってみれば「意味」についての現象学的な説明の手前で
テクスト性を見出すことなのだと思う。
590吾輩は名無しである:03/08/17 22:07
>>589
うーむ、なるほど。
「多義性」と「散種」の違いに注目しながら、「「意味」についての
現象学的な説明の手前でテクスト性を見出す」仕方をデリダから
読み取ってみようと思います。
その上で、メルロ=ポンティとの比較論にまで進めればいいかと。

哲学畑の人間の戯言でした〜〜。
591吾輩は名無しである:03/08/18 00:46
(山崎嵐でさがってたので、あげるついでに余計な一言を添えてしまった‥)
589さんがかわりに応答してくれたので、以下は断片的な個人的感想。
***
この本でデリダは《灰の経験》という言葉を出してくる。
灰cendreはずらされた中心centreとして、
クリプト、ホロコースト、亡霊といったパスワードに絡められつつ、
《喪の作業》というテーマで展開される。
灰とは、取り返しのつかない消去であると共に
反復を可能にするための条件だとされる。
これが灰のテーマにおけるダブルバインド。
(ああ、やっぱり簡単に要約するのは難しいな‥)
580でも書いたけど、訳者の梅木達郎氏の解説は有益だと思うので、
興味のある方はぜひ参照してください。
***
『友愛のポリティックス』では《友愛》のテーマで
ニーチェの、遠い者の近さという超人の友愛と
ブランショの、結びつきなき結びつきという忘却のなかでの友愛が論じられ、
ここにもダブルバインドが見られる。
『友愛のポリティックス』はデリダの作品の中ではあまり面白くないけど、
ニーチェ、ブランショの好きな方は最後の第十章だけでも読む価値あり。
***
そしてデリダ、ブランショの前に、ハイデガーがいる。
ハイデガーの「不可能性の可能性としての死」というダグルバインドが
デリダ『アポリア』では《死》のテーマにおいて、
ブランショ的な方向へ接ぎ木されている。    (以上不充分ながら)
592吾輩は名無しである:03/08/18 20:09
>>591
サンキュです。
「灰とは、取り返しのつかない消去であると共に
反復を可能にするための条件だとされる。」って難しー。
今度『火ここになき灰』読んでみまつ。
593吾輩は名無しである:03/08/18 20:46
>>591

(・∀・)イイ!
594吾輩は名無しである:03/08/18 22:08
double seance
さっさと訳して欲しいよな
いっそここで?
595吾輩は名無しである:03/09/03 20:02
革命を志向しないのだから保守派とみなすべき。

596吾輩は名無しである:03/09/03 21:35
>>594
二重の会(double seance)はマラルメ論だったよね。
『散種』は原著刊行からもう30年以上経つよなあ。
どうなってんだろ‥
597吾輩は名無しである:03/09/05 15:25
>>596
>>319にも散種は載ってないな
598吾輩は名無しである:03/09/12 04:38
「お厚いのがお好き」のあの脱構築の説明って合ってます?
監修が河合塾の講師だったのが笑えましたが。
599吾輩は名無しである:03/09/12 15:24
>>598
要約してみて
600吾輩は名無しである:03/09/12 17:14
脱-構築についてはろくな説明がなかった。駄目なポストモダンというか、相対主義といった感じ。
差延についてはあれで良いんじゃない。
601吾輩は名無しである:03/09/13 00:18
>>599
「わがはいはねこである」っていう10文字を見たときに「吾輩は猫である」と
漢字を当てはめるのは、作者の夏目漱石を意識してしまっているからで、作者などに
関係なく、たとえば「我肺は猫である」とか「我輩はね、子である」などのように
自由に読むことが脱構築だと。
間違ってますよね……。
602吾輩は名無しである:03/09/13 01:53
最初に脱-構築とはみたいな話をしたときは、真理を求める伝統哲学は無駄骨だから
自由になろうみたいな感じのことを言ってた。で、何故なのかで差延。
603吾輩は名無しである:03/09/13 10:52
フィリップ・ラクー=ラバルト今秋来日の情報モトム
それにあわせて新刊が出るね
604吾輩は名無しである:03/09/13 11:56
>>603
ラクー・ラバルト工作員ですか?
ヘルダーリンのスレにも出没してたし・・・
>>603=ラクー・ラバルト?
ラクー・ラバルト2ちゃんで工作なんかするなよ。w
それにしても日本語お上手ですね。w
605吾輩は名無しである:03/09/13 17:55
>>604
ニホンゴ ベンキョシマシタ。
606吾輩は名無しである:03/09/13 21:04
ラクー・ラバルト日本語勉強したのか
スゴイなフランスを代表する哲学者も2ちゃんか
2ちゃんも偉くなったよ
607吾輩は名無しである:03/09/14 00:33
warota
608吾輩は名無しである:03/09/14 02:14
むしろラクー=ラバルトの弟子が2ちゃんに送り込まれているのだ
609吾輩は名無しである:03/09/20 11:19
デリダスレがラクー・ラバルトにのっとられてる・・・
>>609ホカ
タクサンノレス めるしーぼーくー
イイエ ノットルキハ アリマセン
ムッシュでりだハ ワタシノセンパイデスカラ
タダ ワタシノスレヲタテルマデモナイノデ
スコシ来日マデ オジャマスルダケデス
ドウカ ゴヨウシャヲ

『芸術家の肖像、一般』『政治という虚構』『虚構の音楽』『経験としての詩』『ナチ神話』
ヨロシクオナガイシマツ

ソレカラユウジンノなんしー氏モゴヒイキノホド

アデュー!
611デリダ ◆CRaxoB3keg :03/09/20 16:39
バランスをとるためにわたしの最近の邦訳論文もぅp。

ならずもの in「現代思想」2003.06(Voyous Deux essais sur la raison)

われわれの戦後復興――ヨーロッパの再生 in「世界」2003.08(ハーバーマスと共著)
612吾輩は名無しである:03/09/20 16:57
デリダまでも2ちゃん浸りか・・・
やっぱりって言うのもなんだけど、
ラクー・ラバルトよりデリダの方が日本語上手だな。
613吾輩は名無しである:03/09/20 17:08
そりゃぁコピペだからな。
614吾輩は名無しである:03/09/20 21:09
なんだ。デリダは自分の日本語力のなさをコピペで誤魔化してるのか・・・
なんかがっくし
615吾輩は名無しである:03/09/21 02:25
全ては虚偽に過ぎない。
軽薄なるわが魂よ。

age
616 ◆CRaxoB3keg :03/09/21 18:40
『友愛のポリティックス』について補足

この本でデリダは2つの言葉を引用する。
「ああ我が友たちよ、一人も友はいない!」というアリストテレスの言葉と
(それはまたモンテーニュが引用したアリストテレスの言葉でもある)
「ああ我が敵たちよ、一人も敵はいない!」というニーチェの言葉。
(これは『人間的な、あまりに人間的な』の「友たち」の章からのもの)

「ああ我が友たちよ、一人も友はいない!」
「ああ我が敵たちよ、一人も敵はいない!」
どちらも逆説的な言葉だけれど
ニーチェの、遠い者の近さという超人の友愛と(第3章、第10章など)
ブランショの、結びつきなき結びつきという忘却のなかでの友愛(第10章など)
が論じられ、《友愛》と《政治ポリティックス》の関係が扱われる。
(ただし、分量的にはシュミットについて論じた部分が半分近くを占める)

《友愛》による《政治》というわけでもなく
《友愛》という《政治》というわけでもないが
本来は《政治》を可能にするのは《友愛》なのだ、という視点がある。

ジャン=リュック・ナンシーの『無為の共同体』と
ブランショの『明かしえぬ共同体』への目配せも当然あるのだろう。

ところで今更ながらだけれど
文学板にこのスレを立てた意図を1に聞きたいと思いつつ‥‥
617吾輩は名無しである:03/09/21 18:41
ラクー=ラバルト来るの? あと、もうすぐデュットマンが日本に来るね。
618 ◆CRaxoB3keg :03/09/21 18:47
>>617
藤原書店のHPによると10月上旬とのこと。
ttp://www.fujiwara-shoten.co.jp/index_2.html
619田中香具師お:03/09/21 20:23
>>617
デュットマンの「友愛と敵対」おもしろいけど、
ページ数少ないのにいろんなこと書いてあって難しい。
620吾輩は名無しである:03/09/21 23:43
≫616

1じゃないけど、
1が既存の哲学からのずらしとしてDerridaを捕らえたとしたら
1の意図がわからないわけでもないね。
621吾輩は名無しである:03/09/22 00:19
コピペを史上初めて哲学した男、デリダ
622吾輩は名無しである:03/09/30 22:11
ラクーラバルトの近代人の模倣買ってしまった。詩の政治の方は買ってない
623吾輩は名無しである:03/10/01 01:29
>>617
デュットマンは詳しく知らないけど、シュミットを論じているらしいので
デリダ『友愛のポリティックス』との縁がありそうだね。

>>620
代行レスどうも。文芸批評的な側面もあるしね。

>>622
きっとラクー=ラバルトさんはパソコンの前で喜んでます。

ところで、そろそろデリダの邦訳新刊が欲しくなってきたのだが‥
624吾輩は名無しである:03/10/01 23:24
>>623
今年、とうとう藤原書店から「マルクスの亡霊たち」が出るらしいのだが・・・
ホントかな?
625吾輩は名無しである:03/10/02 11:22
いつまでも出なくてどうしようもないから
英語を勉強して読み終わってしまった
次は散種を読もうと思う
ついでにフランス語学習も開始だ
626吾輩は名無しである:03/10/02 21:14
Baudrillardが大学で講演やるので逝ってくる。
最近、ラッシュだな。
627吾輩は名無しである:03/10/11 22:29
あげまつ。
628 ◆CRaxoB3keg :03/10/11 22:41
>>626
ボードリヤールどうでした?
スレから少しズレるけどいいよね。
629吾輩は名無しである:03/10/11 23:57
ボードリヤールいいか?俺には全然よさがワカラン
630 ◆CRaxoB3keg :03/10/12 00:09
Jacques Derrida
『Marx & sons(マルクスと音)』PUF
岩波が版権獲得して翻訳を進めている模様。
631吾輩は名無しである:03/10/12 09:31
>>630
これタイトル英語よ。
「音」じゃなくて「息子たち」だかんねー
632吾輩は名無しである:03/10/12 11:36
>>630
英語版でなくて仏語版で版権取得?
633吾輩は名無しである:03/10/12 14:22
ところで、「決定不能」って素晴らしいことなの?
634吾輩は名無しである:03/10/12 15:58
デリダを理解するのは、翻訳待って日本語で読むより、フランス語学習して
デリダの生の文章に触れた方が早い。一見迂回的にだけど。
635吾輩は名無しである:03/10/12 16:14
>>634
よくわかりますが、
耳が痛いと言うか…自省しきり
636吾輩は名無しである:03/10/12 17:12
ドゥルーズもほんとそう。
こんなにシンプルなのに。なんで翻訳はああなってしまうのか。
637吾輩は名無しである:03/10/12 17:15
それでもドゥルーズやデリダに関しては
最近だいぶ翻訳レベルが上がってきた
638吾輩は名無しである:03/10/12 17:20
デリダはいい加減『エクリチュ−ルと差異』訳しなおしてくれよ。
法政って酷すぎない?。絶対改訳しないだもん。
よくもまあ宇波訳ドゥルーズのプルースト論そのまま復刊するよなあ。
信じられないね。
639吾輩は名無しである:03/10/12 17:22
安心しる
デリダ再訳ケテーイ
宇波は死ぬまで待て
640吾輩は名無しである:03/10/12 17:25
↑ホント?
どこの情報でつか
641吾輩は名無しである:03/10/12 17:32
>>639
別人ですが俺も知りたい、教えてクンです、よろしく!
642吾輩は名無しである:03/10/12 19:30
Baudrillardはイけてませんでした。
というより、塚原つう訳者の声が聴きづらくて閉口。
会場の狭さと人の大杉に悶絶。

講演のテーマ
GLOBALISM&VIOLENCE
これだけで何を話すかは…。

ということで僕は実存主義者に戻ります。
643吾輩は名無しである:03/10/12 21:51
639は逃げたか。
マジで法政は日本語読者のこと考えてるんだろうか?
研究者はどうでもいい論文なんか書かなくていいから
翻訳に精出してくれ。内田樹がいうには翻訳は実績としては評価が
低いらしいけどさ。まがりなりにもデリディアンを任ずるなら
学内での地位維持・向上ばっかじゃなくてさ、まともにやってくれよ。
いい給料もらってんだろ。
644吾輩は名無しである:03/10/12 22:26
>>630
『Marx & sons』は岩波が取ったのか‥。
>>631
出版は英語版が先だが、例によってデリダ流に
sonsには英語と仏語「音」の両方の意味があるんだろ。
>>638
たしかに宇波訳はちょっとひどすぎる。
大学お抱えの出版社はやはり甘っちょろいのか。
645吾輩は名無しである:03/10/12 22:54
639 じゃないけど、『エクリチュールと差異』の邦訳、現行版は
もう絶版にして、すべて訳し直すことが企画されているらしい。
知り合いの編集者から聞いた話だから、間違いない。
ただ新訳の出版ががいつになるかは分からないそうだが。
646吾輩は名無しである:03/10/12 23:14
グラマトロジーも酷い。時代を考えればしょうがないと思うけど
647吾輩は名無しである:03/10/13 02:26
>>646
あれは注だけが便利
原書以上の無駄なフォローが資料集に使えます
本文は英語の方がいいね
648吾輩は名無しである:03/10/13 02:58
>研究者はどうでもいい論文なんか書かなくていいから
>翻訳に精出してくれ。

全くおっしゃる通りですな。
解説書も入門書も書かないでくれ。
全く感じる義理も必要性もない精神的な負担を感じてしまうよ。
649吾輩は名無しである:03/10/13 03:09
駒場の連中が散種と余白の訳を握りつぶしていると聞く。
名前は忘れたが犯人がいたはずだ。
650吾輩は名無しである:03/10/13 11:12
英語と日本語でしか読まない俺は偽デリディアン
だって語学苦手なんだよ!
651吾輩は名無しである:03/10/13 11:15
>>650
なら文学作品の脱構築をやればOK
アメリカ人もフランス語ができない場合そうしている
652吾輩は名無しである:03/10/13 11:31
>>651
結構、偽デリディアンいるんだ。
ちょっと安心、って群れると安心じゃやっぱ偽デリディアンw
バーセルミの脱構築モドキでもやろうかな
653吾輩は名無しである:03/10/13 11:55
>>652
語学ができた方が論理にアラがあっても言い訳できる

もし語学に依拠しないなら、
論理展開がハードじゃないと許されない空気がある。
654吾輩は名無しである:03/10/13 11:56
日本最高の偽デリディアンは東浩紀
語学屋は彼の論理構築力を持ち合わせていないから。
655 ◆CRaxoB3keg :03/10/13 12:06
>>631-632
『Marx & sons』に関して補足
『マルクスの亡霊 Spectres de Marx』をめぐるシンポジウムの記録。
1999年英語版のあと2002年仏語版が出た。
知人からの情報ゆえ、邦訳の底本は不詳。邦題も不詳。
>>644のいうとおり、sonsには英語「息子たち」と仏語「音」の
両方の意味がかけられているものと思われつつ――。

まずは藤原書店の『マルクスの亡霊』を待ちながら――。
656吾輩は名無しである:03/10/13 12:18
『エクリチュールと差異』の邦訳か・・・
学生には高い本なのに、あの訳・・・
657吾輩は名無しである:03/10/13 12:44
>>653
諦めますw

なんか今日、このスレ活気あるな。
658吾輩は名無しである:03/10/13 13:42
>>656
そうそう。だいたいこの手の思想家の読者は学生が大半だと思う。
それであれだもんね。よく何十年も店頭にならべられるよ。
659吾輩は名無しである:03/10/13 14:35
今度も共訳だろう。
単独訳できる力量を持つ奴は誰だろうか?
660哲学板の通行人:03/10/13 16:08
デリダは哲学板より文学板住人のほうによく読まれてるようだな。
661吾輩は名無しである:03/10/13 16:10
デリダの出発点が文学作品の現象学にあるのだから当然と言える
662吾輩は名無しである:03/10/13 16:25
入門書は東浩紀のがいいの?
663吾輩は名無しである:03/10/13 17:08
あれは文学読みには有害
ジョナサン・カラーの『ディコンストラクション』にしとけ
664吾輩は名無しである:03/10/13 17:14
>>659
スルドい問いであるw
665哲学板の通行人:03/10/13 18:14
>>662
デリダ自身のものがいい。
まずは対談集の『ポジシオン』。
666吾輩は名無しである:03/10/13 18:18
>>662
「言葉にのって」
667吾輩は名無しである:03/10/13 18:23
獣の番号とっちゃったよ。
668watanabe_kenta:03/10/13 18:40
脱構築って何よ?いや、ちょっと必要になったもんでね。
できるだけ簡単に教えて、先生!
669吾輩は名無しである:03/10/13 19:05
脱構築というのは、ハイデガーによる存在の忘却の拡張なのですが、
簡単に言ってしまうと「ガロア表現」の存在論と「保型表現」の存在論の間の
双対性を述べているものらしいです。
670吾輩は名無しである:03/10/15 00:37
agematu.
671吾輩は名無しである:03/10/18 01:57
Marx & sons がむばって読んでみました。全部理解できたわけじゃないが
655 氏の言うように、Spectres de Marx の評者らにデリダが
いちいち応答した論争的な文章だった。
よって Spectres de Marx を読まずにこれを読んでも意味がないかも。
あと、テリー・イーグルトソがクソだということは分かった。
ちなみに sons に「音」の意味はない模様。>> 630, 631, 644
貧弱な理解、スマソ
672吾輩は名無しである:03/10/18 02:15
Werner Hsmacher
って良さげだね
673吾輩は名無しである:03/10/18 05:07
イーグルトソも糞だけど
「文学とは何か」の解説書「新文学入門」も糞だったな
feminism/genderの章はきもくて読めなかった。
いまだにあれを薦めてる大学教授連みてると吐き気がする。

マークポスターの情報様式論読んだ香具師いる?
感想聴かせて欲しいな。
スレ違いではないと思うし。

674吾輩は名無しである:03/10/18 08:34
情報様式論も糞
675吾輩は名無しである:03/10/18 09:31
671氏は謙虚だけど
Spectres de Marxも読まれたのでは?
676671:03/10/19 09:49
>> いや、まだ読んでません。トホホ
フランス語はただいま学習中れす。英語の方が全然得意。
Spectres de Marx はやく邦訳出ないかナー。
677吾輩は名無しである:03/10/19 10:42
>>665
>>666
たしかに『ポジシオン』や『言葉にのって』などは入りやすいね。
あと副読本的な解説書では高橋哲哉氏のものとかがいいんじゃない。
678吾輩は名無しである:03/10/19 11:12
>>677
高橋哲哉は文学音痴すぎる
679吾輩は名無しである:03/10/21 14:56
知の教科書と冒険者ってどっちのが面白い?
680吾輩は名無しである:03/10/21 22:53
デリダ終わってる。
681吾輩は名無しである:03/10/21 23:16
違うな。
デリダが死んだ時、
全く新しい哲学が始められるのさ。
682吾輩は名無しである:03/10/22 00:17
そういうこといってっから誰にもあいてにされないんだよ。
683吾輩は名無しである:03/10/22 00:21
>>676
もうそろそろ出そうだ<邦訳、
て、勝手に期待もたせてはいかんかw
684吾輩は名無しである:03/10/22 02:13
>>672
単純なタイプミスだけど Hamacher ね。
英訳でヘーゲル論の Pleroma ってのをちらっと見たけど、
それ以降、大きな仕事はありますか?
685吾輩は名無しである:03/10/22 02:29
なんで誰も言わないのか不思議なんだけど「このスレ、アホばかりだな」。

686吾輩は名無しである:03/10/22 02:42
既出かもしれんけど、デリダの本で、導入としてもっとも良い著作は何ね?
漏れも読もう読もうと思っているのだが、色々あって
どれから読みはじめるのがイイのか…
687吾輩は名無しである:03/10/22 02:56
>>686
だから『ポジシオン』だって。
『言葉にのって』はあまりに分かりやすくて、つまらないんじゃないかな。
688吾輩は名無しである:03/10/22 02:57
シボレート.
689吾輩は名無しである:03/10/22 09:43
685は有名な自己言及的○○だからスルーで>ALL

『ポジシオン』と『言葉にのって』意外で
日本人の書いた副読本は何がいいですか?
690吾輩は名無しである:03/10/22 13:31
消去法で
『90分でわかるデリダ』ポール・ストラザーン
を何度読んでも永遠にわからない。
691吾輩は名無しである:03/10/22 14:02
日本人の副読本にろくなものはない
692吾輩は名無しである:03/10/22 21:27
>691
外国人のでは誰のがいい?
693吾輩は名無しである:03/10/22 21:43
>>692
英語なら
Geoffrey Bennington and Jacques Derrida.
Jacques Derrida.
が定番。
694吾輩は名無しである:03/10/22 22:43
>>693
英語キビシー。ショボーン。
邦訳のあるものでないですか?
695吾輩は名無しである:03/10/22 22:49
693の本訳してほしいね。
日本人の入門書はもういらね。
696吾輩は名無しである:03/10/22 23:10
入門書よりさ、どれかデリダの著書の一冊を
ひたすら注釈する本とかほしいよな。
697吾輩は名無しである:03/10/23 02:46
デリダっておもろい?
698吾輩は名無しである:03/10/23 09:12
『法の力』は入りやすい。
699吾輩は名無しである:03/10/23 23:31
>>697
友達に薦めたら「まったくわからん」といわれた。
人それぞれで面白かったりつまらなかったりするわけで。
個人的にはすごく面白いが、周りからは変人と呼ばれもする。
700吾輩は名無しである:03/10/24 01:14
ななひゃくげっと

デリダの動画があった。
701ら@:03/10/24 01:35
デリダが変人なもんか。変人のふりしてる常識人に過ぎない。
作品は同工異曲でつまらんし。ハイデガーと同じで
いかにして、未来永劫超えられぬ壁に自分を仕立てるか、
そればかり考えてる思弁的インテリだろう。
702吾輩は名無しである:03/10/24 02:16
激はげどうーい
そのとうり
まあおれはディレッタントはすきだけどね。
703吾輩は名無しである:03/10/24 02:24
ドゥルーズはやや変人
704吾輩は名無しである:03/10/24 02:28
ドゥルーズはサラリーマン

フーコーこそがほんとの変人
705考える人間:03/10/24 06:21
糞臭い。
思考を深めることは叙情を消し去ることだ。未来永劫超えられないとすればその人間が幼いからだ。
706吾輩は名無しである:03/10/24 08:35
>>705
ずいぶんと叙情的な意見ですね。
707吾輩は名無しである:03/10/24 08:58
情(感情)を述べ表す=叙情

私は事実を書いたまでだ。
708人+間:03/10/24 09:00
叙情から悲劇が生まれる。
709吾輩は名無しである:03/10/24 11:55
確かに、フーコーはどこぞで、「お前は変態度が甘い、もっと変態になれ。」と
さる小説家に説教してたそうだからな。
710吾輩は名無しである:03/10/24 22:32
>>701
デリダは変人のふりなんかしてないでしょ
>>709
ギベールのこと?
711吾輩は名無しである:03/10/24 22:41
>>700
教えてくらはい!
712吾輩は名無しである:03/10/28 11:23
713吾輩は名無しである:03/10/31 00:06
刊行予定らしい
P・ド・マン『美学イデオロギー』(平凡社、2003年)*
714吾輩は名無しである:03/11/04 22:07
もりなかさんの脱構築って買う価値ある?
今日とよさきさんの余白本げっとしました。
715吾輩は名無しである:03/11/04 23:57
>>714
損した。守中は嫁さん継承においてのみ豊崎の弟子だよ
716吾輩は名無しである:03/11/05 00:56
>>663
>あれは文学読みには有害

理由が良く分からんが?
717吾輩は名無しである:03/11/05 01:04
>>716
高橋は普通にロゴス中心主義者。
東が中期デリダに注目したのは、高橋が中期デリダに価値を見出していなかったから。
718吾輩は名無しである:03/11/05 21:17
>>715
そうですか、買わなくてよかった。
およめさん継承ってどういういみですか?
719吾輩は名無しである:03/11/05 21:23
>>718
豊崎未亡人が現守中夫人
720吾輩は名無しである:03/11/05 21:24
成就したヘルダーリンといったところか。
721吾輩は名無しである:03/11/06 17:29
>>719
仏文学者が好みなんですかね・・・
722吾輩は名無しである:03/11/06 18:23
>>712
ありがと!
723吾輩は名無しである:03/11/08 21:01
ろーてぃいいでつ。
724吾輩は名無しである:03/11/13 16:05
デリダが変人なもんか。変人のふりしてる常識人に過ぎない。
作品は同工異曲でつまらんし。ハイデガーと同じで
いかにして、未来永劫超えられぬ壁に自分を仕立てるか、
そればかり考えてる思弁的インテリだろう。
725吾輩は名無しである:03/11/13 16:10
激はげどうーい
そのとうり
まあおれはディレッタントはすきだけどね。
726吾輩は名無しである:03/11/13 16:11
ドゥルーズはやや変人
727吾輩は名無しである:03/11/13 16:12
ドゥルーズはサラリーマン

フーコーこそがほんとの変人
728吾輩は名無しである:03/11/13 17:11
で、脱構築ってなんなの?
分かった人いる?
729吾輩は名無しである:03/11/13 17:37
思弁を垂らしながら墓場にいくこと
730吾輩は名無しである:03/11/17 11:28
未来社のHPに近刊予告出てた!

コーラ  プラトンの場

ジャック・デリダ 著
守中 高明 訳
判 型:四六
予定頁数:130頁
ISBN:4-624-93252-8
予定価格:1,800(税抜)
《ポイエーシス叢書52》。「コーラ」──「場」を意味するこの語
が、世界の起源、宇宙の生成をめぐるプラトンの後期作品『ティ
マイオス』において、特異な思考を展開する。感性的なものでも
叡知的なものでもなく、メタフォールでも字義通りの指示でもな
く、これでもなくあれでもなく、かつこれでありあれであるもの。
パラドックスとダブルバインドをいかなる水準でも還元しないそ
のポジションなきポジション「コーラ」を、ジャック・デリダが読み
解く。二項対立を避けつつ否定神学をも斥けるという、困難な
隘路を縫うようにして進むとき、そこに留保なき唯物論の場が
拓かれる……。『パッション』『名には触れずに』と並んで《名につ
いての試論》三部作のひとつとして1993年に刊行された本書
『コーラ』──その射程は、哲学的議論のフィールドを越え、社
会的・政治的思考(近年のデリダによる「歓待論」など)や、フェ
ミニズム(クリステヴァの「コーラ」概念把握との差異)、さらに
は、建築(アイゼンマン+デリダ「コーラル・ワークス」、磯崎新
〈間〉)の分野へも広がりを見せる。プラトン読解において展開さ
れたその鋭角的かつ忍耐強い思索は、〈場〉をめぐるあらゆる思
考と営為に影響を与えて止まない。その事件的哲学書、ついに
邦訳到来!
731吾輩は名無しである:03/11/17 18:19
>>728
テクストの読みを変えることで既成の考えを持つ
勢力を駆逐し、ユダヤ的、隙間(的似非学者)産業を
はびこらせようと画策する根無し草の漂う思考法。
732吾輩は名無しである:03/11/17 18:20
733吾輩は名無しである:03/11/17 18:26
だから、自らの理論を体系化し得ない。
体系化すれば、すぐにそれも脱構築される。

734吾輩は名無しである:03/11/17 19:49
蛸が足を食べるみたいなもんだな
735吾輩は名無しである:03/11/17 19:59
さすがブランショ以後の文学論といった感じですね
736吾輩は名無しである:03/11/17 20:38
最近読んだけど竹田さんのデリダ批判やっぱダメだね。
この人センスない。
737吾輩は名無しである:03/11/17 22:39
言葉の多義性を利用してテクストを意図的に
誤読するってのが脱構築。
738吾輩は名無しである:03/11/17 22:51
>>737
こういう誤解を叩く意図をもって書かれたのが、
『エクリチュールと差異』『余白』『散種』。

多義性ならばニュークリティシズムがとっくに着目していた。
739吾輩は名無しである:03/11/17 23:00
そらっ!
では、ちみ!どのようにそれが誤解であることを証明するのか?
また、どうを叩いたのかを述べよ。
本の名前だけではちみは何も言っていないに等しい。
740吾輩は名無しである:03/11/17 23:03
>>738
コテハンにマジレス禁止です
741吾輩は名無しである:03/11/17 23:08
>>740
ん? 737は名無しでコテハンじゃないだろ?
742吾輩は名無しである:03/11/17 23:13
737=739は某コテハンです
743吾輩は名無しである:03/11/17 23:30
何の言葉遊びやってるの?
744吾輩は名無しである:03/11/17 23:48
>>742 了解。
745吾輩は名無しである:03/11/18 00:07
738はうまく、ごまかして説明責任を逃れようとしている。
で、結論、デリダはニュークリティシズムの亜種である。
746吾輩は名無しである:03/11/18 00:21
何故なら、
デリダが言葉の多義性を利用していないと
言えないからであ〜る。
747吾輩は名無しである:03/11/18 00:24
738は墓穴を掘った。
もうそこから出れない(W
748脱構築者:03/11/18 00:38
>>728「脱構築ってなんなの?」
2ch用にごく簡単にいえば、スパイ作戦。
理論を述べるより実践したほうが早いな。
牛の涎スレ374-375参照。
749吾輩は名無しである:03/11/18 02:12
漏れはまだデリダを読んでないので、なんとも言い様がないが
今村仁司編『現代思想を読む事典』(講談社現代新書)によれば、
あたかも強固な構造物の内部構造に揺さぶりをかけることが脱構築…
というようなことが書かれてあったと思う。

パチンコ屋の新装開店みたいなもんかいな、と思ってしまった
750吾輩は名無しである:03/11/18 14:32
昔の古典を改竄する作業。
それなりの学識要。
それ以上に悪意が必要。
751吾輩は名無しである:03/11/18 22:19
偉大な哲学者や詩人は世界を捕らえる視点を新たにした。
脱ちゃんは本の読み方をユダヤ人に都合の良いように変えた。
偉大な先人を秀才が利用しているのみ。何も根源的なものを
生み出さない。
752吾輩は名無しである:03/11/19 01:37
ドゥルーズの方がいいよな
753吾輩は名無しである:03/11/19 08:22
竹田さんのがいいよな
754吾輩は名無しである:03/11/19 09:31
コーラもつまらなそうだな。
相変わらずって感じか。
時間の無駄でしかない。
755吾輩は名無しである:03/11/19 10:58
プラトンを読むデリダってけっこう萌えるんだけど。
古典しっかり論じれる現代の哲学者って割に少ないからね。
756吾輩は名無しである:03/11/19 13:24
そりゃ君が バ カ だからさ。

プラトン論なぞくさるほどある。
たんにインテリ振りたいならデリダでも読んでな。
757吾輩は名無しである:03/11/19 22:41
デリダ、早くアクィナス論じれ
758ら@:03/11/19 23:56
ダツコウチクの揺さぶりってあれだろ
不感症の女にバイブでウィンウィンって、あれだ。
でも挿入はしないんだよね。インポだなインポ
759吾輩は名無しである:03/11/19 23:58
デリダにエスパー伊藤を脱構築してほしい。
760吾輩は名無しである:03/11/20 00:07
>>758
ソウニュウしたら、ただの人ってわかっちゃうからね。
761吾輩は名無しである:03/11/20 00:20
なんかココ、前よか雰囲気悪くなってきてるね。
762吾輩は名無しである:03/11/20 00:26
アンチが多いね。
おれはデリダのいかさまっぽいとこがサイコ-だと思うのだが。
衒学に惹かれるのは『人間の条件』であって、
そこをデリダは逆手にとってんのかなと思うんだが、
好意的すぎのか。
763吾輩は名無しである:03/11/20 01:30
漏れも詭弁なとこがスキ
764吾輩は名無しである:03/11/20 01:40
東スレにニュー速住人が増えているのと関係ある?
多義性と散種の違いなんて基礎なのに…
765ら@:03/11/20 02:25
衒学趣味は所詮二流の証明に過ぎないんだよね。
デリダにたりないのは、あれだ、無理は承知で、ゼロから始めて、ゼロから書くことだ。
できないからいまだに主著らしい主著がねーんだよね。
766吾輩は名無しである:03/11/20 02:53
自分を現象学的還元するのが得意なんですね。
767吾輩は名無しである:03/11/20 03:23
脱構築が文学に関係あるのは批評に関してだけ?
768吾輩は名無しである:03/11/20 09:32
>>764
[同一の構造しか持たない我々の日常の様々な思考は、

他者から観察すればただ滑稽なだけである。]と誰かがいっている。
結局は貴兄もデリダもそこから真に逃れたといえるだろうか?
言葉の新たな解釈以外にはない。と言うことは再び言葉の多義性の
罠に捕われているのでは無いか?
769吾輩は名無しである:03/11/20 09:41
しょせん読み方だろうが。
770吾輩は名無しである:03/11/20 09:43
典型的な象牙の塔
771吾輩は名無しである:03/11/20 09:49
>>764
散種も多義性も結局同じこと。
772吾輩は名無しである:03/11/20 10:22
官僚の思考=白も黒とするぞ〜
先ず空白を作れ
ついで灰色にせよ
それを黒と定義
773吾輩は名無しである:03/11/20 10:27
>>771
それって竹田の主張?
774吾輩は名無しである:03/11/20 10:37
散種も多義性も結局同じこと。と言う意見と、

現象学って結局独我論なり主観性の哲学じゃん。

は、同じ構造。どこに差異と同一性を置くかで変わる。
775吾輩は名無しである:03/11/20 11:04
鼻の穴をほじっくってる。
まるでそこから世界をほじくりだすように。
776吾輩は名無しである:03/11/20 11:06
出てきた物は
777吾輩は名無しである:03/11/20 11:07
ただの鼻くそ。
778吾輩は名無しである:03/11/20 11:07
779吾輩は名無しである:03/11/20 11:41
翻訳は脱構築?
780吾輩は名無しである:03/11/20 11:46
>>779
脱構築かも?
人によってメソッドがちがうからね。
781吾輩は名無しである:03/11/20 12:58
単なるメソッドかよ(W
782吾輩は名無しである:03/11/20 13:29
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783吾輩は名無しである:03/11/20 16:04
デリダが今のイスラエル政権に
ついて何を言っているか知りたい。
784吾輩は名無しである:03/11/20 18:40
なんでこんなに荒れてるの?
785デリダによる脱構築の説明:03/11/20 19:33
哲学を<脱構築>するとは,歴史的由来をもって構造化されている哲学的諸概念
を用いて最も忠実かつ内在的に仕事をしながら,他方では哲学では名づけること
も記述することもできないある外部の視座にたって,この哲学的諸概念の歴史が,
利益がらみの抑圧をすることによってみずから歴史たらしめたさいに隠蔽しある
いは排除してきたものは何か,それを見きわめることである
786吾輩は名無しである:03/11/20 22:09
>>785
やはり難しいね。私見では脱構築は2つの様相があると思う。
1つは相手の武器を相手自らに向けさせる戦略や手法としてのもの。
もう1つは世界(やテクストの中に)多かれ少なかれ見出せるもの。
787吾輩は名無しである:03/11/20 23:14
>>786
2つめが意味不明。くわしく書いてみて。
788吾輩は名無しである:03/11/20 23:20
786はバカ
789吾輩は名無しである:03/11/20 23:24
煽りは放置でよろ。
790馬鹿の786:03/11/20 23:31
>>787
来週もし時間があったら
>>788
正解
>>789
ウィ
791吾輩は名無しである:03/11/21 01:49
ナチスを生んだヨーロッパ文明を
壊したいのじゃ。
792吾輩は名無しである:03/11/21 02:35
ジャック・ダレダ?
793吾輩は名無しである:03/11/21 03:00
分かり切った路線やね。
その単純さはネオコンと同じ。
794吾輩は名無しである:03/11/21 05:24
デリダが今のイスラエル政権に
ついて何を言っているか知りたい。
795吾輩は名無しである:03/11/21 05:25
何もいってないとすれば、、、、、
796吾輩は名無しである:03/11/21 14:34
フランスは国是としてパレスチナを支持しているから、
イスラエルを批判してもインパクトは弱い。
797吾輩は名無しである:03/11/21 17:33
うけを狙っているのか。
798吾輩は名無しである:03/11/21 17:49
脱構築=受け狙い
799吾輩は名無しである:03/11/21 23:09
ノルかソルかの、一発ギャグみたいなもんか?
800吾輩は名無しである:03/11/22 17:21
我こそは800人目のデリディアン
ここでは少しマジに(^v^)キャハ
本当の脱構築は単なる手法ではなくて
自らをも脱構築にかけるとてもストイックな作業
だから脱脱構築ともいえる(ナンチャッテ
単なるインテリさんやインチキさんは
手を出さないほうが無難です。
791-800の人にはマルクスのほうを薦めます。では。
802吾輩は名無しである:03/11/23 02:19
やっぱりいた〜
インテリと言われたいだけで
高等馬鹿の壁をよむヤシが。
803吾輩は名無しである:03/11/23 03:25
>>801
この言い方はデリダの上っ面しか
読んでいない者の言だと思える。
804吾輩は名無しである:03/11/23 03:32
>>803
デコンストラクションでは「上っ面」が全てだろうが
805吾輩は名無しである:03/11/23 05:02
ポール・ド・マンはデリダの入門書とか書いてないの?
806吾輩は名無しである:03/11/23 05:38
>>804
上っ面だけの脱構築。
こりゃ〜、おもろい。
デリダをナメロ、
紙にのったインクをナメロ(ウワッハッハッ
807吾輩は名無しである:03/11/23 05:43
上っ面だけの脱構築
808吾輩は名無しである:03/11/23 05:44
紙にのったインクをナメロ(ウワッハッハッ
809吾輩は名無しである:03/11/23 05:46
そして、遂に
810吾輩は名無しである:03/11/23 05:47
デリダをナメた。
811吾輩は名無しである:03/11/23 18:39
ダレダ?
812吾輩は名無しである:03/11/24 13:41
オレダ
813吾輩は名無しである:03/11/24 15:27
ダメダ
814吾輩は名無しである:03/11/24 19:04
デリダと関係ないかもしれないけど、他にスレッドがなかったので。
みすず書房のHPから

ロラン・バルト著作集 全10巻

■新版全集(スイユ社、2002年)にもとづき、単行本以外の全文章を編年順に初訳。
■全巻監修・石川美子。気鋭の訳者10人が各巻を担当。清新な訳文、綿密な註釈。
■新訳・完訳で『神話作用』『エッセ・クリティック』『表徴の帝国』を各一巻。

第1回・12月10日「10 新たな生のほうへ 1978-1980」
A5変型 上製・336頁・定価4410円(本体4200円)
815吾輩は名無しである:03/11/24 22:00
相変わらず高い
816吾輩は名無しである:03/11/24 22:12
>>814
ついに来たか。
時すでに遅しって感じもするがな。
817吾輩は名無しである:03/11/24 23:17
篠沢教授の訳ではダメだったのか?
818吾輩は名無しである:03/11/25 00:31
バルトとデリダは少しテクストの読みが違って、
バには何が何でも人と違った見方を無理してまで
披瀝しようとするところが少ない。あれは脱XX
ではないでしょう。単に先見なく読むことだと思うが。
デは意図丸見え。
819吾輩は名無しである:03/11/25 11:28
>>818
けれん味タップリのデリダにくらべて、バルトの筆致は軽快だよね。
かといって単純というわけではないと思うんだが、すっと読める。
なので、デリダにくらべると食い足りない感もある。
820吾輩は名無しである:03/11/25 19:53
バルトには「作家が偉い」ということが基本にある。
対してデリダは哲学者のまま作家性を獲得しようとしたし、
あるていどそれに成功した。

理論をやっていると、どうしてもバルトが甘く見えるんだが、
最近気付いた。やっぱバルトの方が偉いよ。
821吾輩は名無しである:03/11/25 21:02
どっちが偉いとかは別にどうでもいい。
バルトは素直、デリダはひねくれもの。別にデリダを批判してるわけじゃないよ。
822吾輩は名無しである:03/11/25 21:30
「テクスト」も「脱構築」もポスト構造主義なんだっけ?
823吾輩は名無しである:03/11/26 11:18
>>822
ポスト構造主義という言葉で括るのには、少し無理があるかも…。
824吾輩は名無しである:03/11/26 18:31
構造主義四天王にしてポストモダン三銃士のミシェル・フーコー
825:03/11/26 19:27
818,820はバルト派ですかぁ
では、私はデリダ派でいきます。
と言っておいて何ですが、
私はどちらもそれぞれの特徴において
かなり(全面的ではなく)評価します。
両者を比較して優劣をつけることは有益?
まるでランチのパスタとディナーのステーキで
どっちがおいしいか言ってるみたい。
昼にはステーキじゃ胃がもたれそうだし
夜にはパスタじゃ物足りないんじゃないの?
826:03/11/26 19:36
それからデリダの脱構築が「上っ面」ということだけど
「上っ面」=「表面」の思想家といえばむしろドゥルーズ。
蓮實の『表層批評宣言』も彼の影響だしね。
彼はやがて「表面」から「襞」へと言葉を変えていったけれどね。
827:03/11/26 19:41
>>730
デリダ『コーラ』の情報どうもです。
828吾輩は名無しである:03/11/26 23:21
>>825
比較して優劣をつけているのじゃないぞよ。
デリダがダメダと切ったのじゃ。
829:03/11/27 00:06
>>828
どのようにどのあたりをお切りになったので?
830吾輩は名無しである:03/11/27 01:23
>>820
>やっぱバルトの方が偉いよ。

その理由は?
理論的にはやっぱりデリダのほうが綿密な気がする。
バルトの記号論はもう限界って感じ。
831吾輩は名無しである:03/11/27 02:12
>>830
純理論的にはバルトよりもデリダよりも、
ドゥルーズが一番緻密。
けれど作品へのスタンスにおいて、
バルトは「記号論」に還元できない様々な見方を示した。
文学についてのデリダの仕事は、
テーマ批評の批判とブランショ評価に尽きているのでは?
832吾輩は名無しである:03/11/27 03:17
>>829

>>794に返答せよ。なら、教えてつかわす。
833吾輩は名無しである:03/11/27 03:51
デリダ病気だよ。
834吾輩は名無しである:03/11/27 12:55
いや仮病です
835吾輩は名無しである:03/11/27 23:31
今年もまた〇亡霊はでない
836吾輩は名無しである:03/12/03 03:39
解釈学
837吾輩は名無しである:03/12/03 03:42
>>836
さざんがきゅうであり、
みっつのさんはきゅうである。
838吾輩は名無しである:03/12/03 03:44
さんきゅう
839吾輩は名無しである:03/12/03 19:21
量子力学の変形解釈学
840吾輩は名無しである:03/12/04 00:29
>>839
劣化ソーカルな事言って煽るのも良いけど、
どうせブーヴレスの受け売りだろ?
841吾輩は名無しである:03/12/04 15:17
>>840
煽りじゃない
>>836で解釈学って書いてあったから、書いてみただけ。
842吾輩は名無しである:03/12/04 15:35
>>839
「量子力学の変形解釈学」ってどういう意味?
厨っぽいね。
843吾輩は名無しである:03/12/04 20:39
>>842
ソーカルの論文の副題。だからソーカルに訊いてくれ。
844吾輩は名無しである:03/12/05 10:33
作者の死は何故可能なんですか?あくまでも方法的なことですか?
845吾輩は名無しである:03/12/05 12:32
「作者は既に死んでいる」byケンシロウ
846吾輩は名無しである:03/12/05 12:58
死んだ後も言葉が残るということ
847吾輩は名無しである:03/12/06 20:28
意味は先送りされるけれど、
何らかの意味のようなものを了解しているような気がするのは何故ですか?
848吾輩は名無しである:03/12/07 00:46
クリシュナムルティと同じ臭いがする
849吾輩は名無しである:03/12/07 01:34
意味付けを拒否するという意味付け
850吾輩は名無しである:03/12/07 01:52
1+1=2も先送り?
851吾輩は名無しである:03/12/07 02:08
今さらデリダの真似する人もおかしいと思うけど
852吾輩は名無しである:03/12/08 14:40
今もっとも熱い詭弁家は誰?
853吾輩は名無しである:03/12/08 15:54
スローターダイク
854吾輩は名無しである:03/12/08 20:59
スローターダイクすき区内。
855吾輩は名無しである:03/12/09 11:32
つまりデリダは詭弁家じゃなくて、
スローターダイクが詭弁家だということ。
856吾輩は名無しである:03/12/12 16:06
Passages―De France et d'ailleurs 東京大学フランス語教材
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□□■■■■■■■■■□□■■■■■□■□□□□□□□■□
□□□□□□□□□□ http://www.geocities.jp/avenue_passages/
857:03/12/24 11:31
>>830
>純理論的にはバルトよりもデリダよりも、ドゥルーズが一番緻密
とのことですが、確かにドゥルーズはレジュメしやすいとても論理的な書き方をするけれども
使ってる概念の定義は乱暴なところがあるし、他分野から強引に借用していることもある。
文学批評、哲学を問わず、テクストはかなり実験的な面があるように思われるんだけど。

>>831
>作品へのスタンスにおいて、バルトは「記号論」に還元できない様々な見方を示した。
という点はほぼ同意ながら
>文学についてのデリダの仕事は、テーマ批評の批判とブランショ評価に尽きているのでは?
という点についてはどうかなあ。
デリダの仕事の特異性は「文学」や「文学理論」というジャンル・枠組みそのものについて
これまでにないラディカルな視線を向けた点にあると思われるけれども。
(まあ、そのラディカルさがひねくれているように思われる面があるとはいえ)
アメリカの脱構築批評のようなスキルだけになってしまうと駄目なわけで。

で、現代思想とユリイカの12月臨時号がフーコーとバルトだったんで久しぶりに青土社の雑誌を買った。
まあ2003年のモニュメントとして買ったようなもんか。
858吾輩は名無しである:03/12/24 20:35
コーラいつでるのさ
859吾輩は名無しである:03/12/27 00:07
さて、岩波書店の宣伝が続いてしまうが、来月末に翻訳刊行されるデリダと
ハーバーマスの「共著」、『テロルの時代と哲学の使命』の原典がまもなく
フェアの店頭に並ぶ。

Philosophy in a Time of Terror: Dialogues With Jurgen Habermas and
Jacques Derrida
by Giovanna Borradori, Jurgen Habermas, Jacques Derrida
University of Chicago Press. ISBN: 022606664
この本について私は『インターコミュニケーション』誌46号でも一言書いたの
で、簡潔に済ませよう。共著をカギカッコで括ったのは、正確に言えばこの本
はボラドーリ女史が彼ら二人に別個にインタビューしたものが一冊になってい
るからである。もちろん二人の近年の共闘があった上での同意によって一冊に
収められているので、条件付で「共著」とも呼びうるだろう。

なおデリダは同月に『マルクスと息子たち』が同じく岩波書店から、続いて未
来社から『コーラ』が出版される予定だ。昨年末から今年年頭にかけてのデリ
ダの日本語訳ラッシュほどではないにしても、新刊が続く。
860吾輩は名無しである:03/12/27 00:19
>>859
「[本]のメルマガ」vol.163 からのコピペ。
861吾輩は名無しである:03/12/27 00:38
>>860
それ書くの忘れてた。ありがと。
862吾輩は名無しである:03/12/27 13:29
>>859
誰が訳してるの?
863吾輩は名無しである:03/12/28 15:24
マルクスと息子たち
ジャック・デリダ 國分功一郎訳 岩波書店
前著『マルクスの亡霊たち』への批判にデリダが応答する、待望のマルクス論の邦訳。
46/2,400円 1月27日 ISBN4-00-002158-3

テロルの時代と哲学の使命
ユルゲン・ハーバーマス、ジャック・デリダ他 藤本一勇/澤里岳史訳 岩波書店
9・11に二人の哲学者はどう向きあったのか。テロヘの戦いと、以後の課題に介入する。
46/2,700円 1月28日 ISBN4-00-024009-9
864吾輩は名無しである:04/01/04 23:18
『デリダと歴史の終わり』岩波書店
865吾輩は名無しである:04/01/06 21:29
フランスのamazonでデリダのDe quoi demain ... Dialogues
が読者の評価、星一つだったw

http://www.amazon.fr/exec/obidos/ASIN/2213607079/qid=1073391301/sr=1-75/ref=sr_1_0_75/402-3486202-0168164
誰か訳してください。
866吾輩は名無しである:04/01/07 17:12
『来るべき世界のために』はなんかイマイチだったよなー
対談形式だからかな?
867吾輩は名無しである:04/01/08 01:21
最近のデリダはたいしたことない。
868吾輩は名無しである:04/01/08 16:19
最近のデリダは博学で衒学なじいさんに過ぎない
869吾輩は名無しである:04/01/08 16:57
グラマトロジーとかいってかましていたときが良かった
870吾輩は名無しである:04/01/08 17:36
70過ぎて、学生みたいなこと言ってるところが好き。
あまりに現実感がw ある意味うらやましい。
871吾輩は名無しである:04/01/10 05:34
今年の授業は結局中止?
872吾輩は名無しである:04/01/10 06:59
>>865
二人のズレた知識人
仲良しの二人が僕らのために、世界へ向かう彼らのまなざしを
――知識人のまなざしを――明らかにしてくれる。ありがとう。
でも、そんな必要はなかったのに。紋切り型の数々が、ここでは
奇妙きわまりない憶測とじゃれ合っている。でも実際のところ、
もっといいものを期待していたわけじゃない。つまりはフランスに
おいて、現実との関係を保ちながら哲学するのは依然として
難しいってことの、新しい証拠がまたひとつというわけだ。
873吾輩は名無しである:04/01/10 08:11
翻訳うまいですね。サンクスです。
874吾輩は名無しである:04/01/10 08:29
872を読むと、フランスは進んでいるのか
遅れているのかどっちなのか。
フランスでも日本の重力みたいな動きがあると思うんだけど、
そういうの紹介してくれる人いないのかな。
875吾輩は名無しである:04/01/10 10:45
ウンコースレのイクシオンとスカトロ教授はおもろいでー
http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/1068668521/l50
876吾輩は名無しである:04/01/13 19:27
デリダは古いよ。
だれももう本気でデリダの著作など読まない。
そこになにか決定的なことが書かれているなどと誰も本気で信じてない。
信じようとして努力しても無理な段階に現在はある。
読んだとしても、あいかわらずやってるなぁ、という感じで見てるだけ。
877吾輩は名無しである:04/01/13 19:31
ふ-ん。そ-なんだ-。ヘェー。 so what?
878吾輩は名無しである:04/01/14 00:00
>>876
そんなことは知っとるけぇの。漏れはデリダの文学論が好きなだけじゃけぇ
というかSchibbolethが好きなだけなんじゃが・・・
879吾輩は名無しである:04/01/14 00:04
>>876
あなたのように「古い」とか「新しい」とかの尺度で
判断している限り
永久にデリダを読むことはできないだろうね。
880吾輩は名無しである:04/01/14 00:51
つまりさっさと散種を検証するべき
881吾輩は名無しである:04/01/14 01:05
880氏! 検証してくだせぃ。おねげぇしますだ。
882吾輩は名無しである:04/01/14 12:18
サルトルとデリダ。幅広い活動はとても似ている。
デリダが小説書かないということ以外はとてつもなく似ている。
883吾輩は名無しである:04/01/14 12:31
>>876
さんざん既出なわけだが。
ところで、きみのレスよく見かけるヨ。あちこちで。
>>880
880氏の検証私も期待してます、
884吾輩は名無しである:04/01/15 08:44
>>882
デリダはサルトルと似ても似つかない。
デリダのサルトル批判は
『現代思想』1987.7「サルトル以後のサルトル」
で読めます。
サルトルに比べるとデリダはビビリだと思う。
これは別に貶してるわけじゃないよ。
出発点が現象学ってこと?
現象学でもサルトルとデリダは別なところから出発してるし・・・
>>885
>出発点が現象学ってこと?
>現象学でもサルトルとデリダは別なところから出発してるし・・・

っていうのはサルトルとデリダが似ているという話しについてね。
887吾輩は名無しである:04/01/19 08:27
>サルトルに比べるとデリダはビビリだと思う。
>これは別に貶してるわけじゃないよ。

どういう意味? ビビリって?
888Горький☆:04/01/19 22:55
876氏の「そこになにか決定的なことが書かれているなどと…」に関して。
デリダのみならず誰かの著作に「決定的なこと」を求めては読まないなぁ。
そして、もしデリダの著作に「決定的な」何事かが書かれているとすれば、
それは「決定可能性/決定不可能性」についてのものになるだろうから、
これはパラドキシカルな有効性の薄い言葉になっちゃうね。

デリダはサルトルは読んでたみたいだけどベルクソンはあまり読まなかった?

『コーラ』は2月かぁ。
>>887
ビビリっていう表現は間違いです。すまんです。
デリダにはやんちゃな感じが足りないと思う。(70過ぎのお爺さんに向かって変な言葉ですが)
890吾輩は名無しである:04/01/22 09:39
近刊情報
2004年中刊行予定『エコノミメーシス』未来社『名にはふれずに』(Sauf le nom)未来社
2004年2月刊行予定『コーラ―プラトンの場』未来社 
2004年1月刊行予定『マルクスと息子たち』岩波書店『テロルの時代と哲学の使命』(共著)岩波書店
891吾輩は名無しである:04/01/22 09:46
『マルクスの幽霊』はどうなってるん?
>>891
毎年出ると言いながら、ずっと出ない。たぶん今年も出ないよ。
893吾輩は名無しである:04/01/24 01:23
「コーラ」「エコノミメーシス」とかよりも
「死を与える」「時間を与える」「ならずもの」とかのが面白いのにね。
894吾輩は名無しである:04/01/24 08:54
とりあえず
散種、余白、弔鐘でしょ。あとエクリチュールと差異の改訳。
895吾輩は名無しである:04/01/24 14:34
グラマトロジーも改訳しろ。
散種って何処が版権持ってるの?
896吾輩は名無しである:04/01/24 16:29
『マルクスの亡霊たち』〔藤原書店より刊行予定〕
『余白――哲学について』高橋允昭ほか訳〔法政大学出版局より刊行予定〕
『名前を救う』小林康夫訳〔未來社より刊行予定〕
『コーラ』守中高明訳〔未來社より刊行予定〕
『宗教』〔湯淺・廣瀬訳、未来社より刊行予定〕
『フッサール哲学における発生の問題』高橋哲哉 檜垣立哉ほか訳〔サイエンス社より刊行予定〕
『哲学の権利/法から哲学へ』〔みすず書房より刊行予定〕
『時間を与える―贋金』〔みすず書房より刊行予定〕
『割礼告白』鵜飼哲ほか訳〔みすず書房より刊行予定〕
『ジャック・デリダ』〔みすず書房より刊行予定〕
『ならずもの』〔みすず書房より刊行予定〕
897吾輩は名無しである:04/01/24 18:50
主にみすず、未来社、法政か。
この三社で版権囲いこんでんのか。
898吾輩は名無しである:04/01/25 01:24
とにかく増田一夫は氏んでいいよ
弟子にさっさと翻訳権を譲れ
899吾輩は名無しである:04/01/25 02:08
増田氏が翻訳を遅らせている。
鵜飼を見習え
900Горький☆:04/01/25 14:13
>>893
同意。特に『時間をー与える』、部分的にしか読んでないけどこれはスリリングで面白い!
モースなどの贈与論を引き合いに出しながら《時間ー贈与》をめぐるかなりの力作。
邦訳が楽しみだ。『割礼告白』は『シボレート』のからみがあるんで早く訳して欲しいよ〜。
901吾輩は名無しである:04/01/25 14:27
増田が訳すことになっているのはどれよ?
あきらめるから。
902吾輩は名無しである:04/01/25 17:47
>>901
増田が絡んでるのは『マルクスの亡霊たち』『散種』
あと東が『葉書』を放棄。
903吾輩は名無しである:04/01/25 18:14
『Parages』は何時出るの〜?
904吾輩は名無しである:04/01/25 18:15
郷原あたりにやってもらおう
905吾輩は名無しである:04/01/25 23:53
『有限責任会社』は増田氏じゃなかった?
それとも実際は高橋がほとんど訳してたのか?
906吾輩は名無しである:04/01/26 02:15
>>905
実際は宮崎祐助がまとめたのではないだろうか。
翻訳ができない翻訳屋はヤバイと思うのだが。
907吾輩は名無しである:04/01/26 18:09
『余白』の邦題は『哲学の余白』なんだよな。
普通に『余白』でいいのに・・・しかも上下らしいし・・・
908吾輩は名無しである:04/01/28 17:25
〇さんgetしますた!
ほこりを被ってる亡霊たちと併読しよー
909吾輩は名無しである:04/01/29 14:33
デリダのDVDが発売されてるね。
amazon.co.jp のDVDの検索で
「derrida」と入れると出てくる。
でもリージョナルコードに引っかかって
日本のプレーヤーでは見れないようだ。。。
910吾輩は名無しである:04/01/29 15:19
新刊出たのに反応薄いね。みんなテロルの時代やコーラを待ってるのか?
911吾輩は名無しである:04/01/29 15:37
正直初期の主著以外読みたくない。

余白と散種と弔鐘と葉書
912吾輩は名無しである:04/01/29 15:38
この四冊が出ていないなんて、
どうしようもない状況だろう。
913吾輩は名無しである:04/01/29 15:49
余白はなんかでそうな感じ。
弔鐘は批評空間が復活すればまた連載されるかな?
散種と葉書はでる可能性あるの?
914吾輩は名無しである:04/01/29 16:24
レヴィ=ストロースの『神話論理』
ドゥルーズの『シネマ』『感覚の論理』
これらに並ぶ駄目状態。

しかもデリダの場合、主要著作がろくに出ていない状況で、
もう終わったとか素晴らしいとか言われたい放題。
915吾輩は名無しである:04/01/29 16:35
>>914
『シネマ』は今財津が訳してるらしい
フーコーが羨ましい。主要著作、思考集成、それで今講義録だもんなー
916吾輩は名無しである:04/01/29 17:21
『哲学の余白』本当に今年中にでるのかなー
昔からやってるわけだから何時出てもおかしくないけど、なんか疑ってしまう。
ttp://sc.gaiax.com/user/sc/a/r/agrippa/main.html
917吾輩は名無しである:04/01/31 02:05
デリダのお友達ヴァッティモの本を最近読んでいるんだけど(『透明な社会』と『差異の冒険』)コケッコー面白い。
読み終わったら次ぎはデリダとの共著で未来社から刊行予定の『宗教』読む鴨ロース。
ところでヴァッティモの翻訳ってある?
最近アガンベン、ヴィルノ、カッチャーリ、ギンズブルク、ネグリとイタリア勢は翻訳ラッシュなのにヴァッティモだけないよ。
918吾輩は名無しである:04/02/04 00:40
>>907
『余白―哲学の』として欲しいけどね。
>>908
こちらも今日Bget。
>>917
原書読者ですね。うらやましー。

あと『テロルの時代と哲学の使命』も出たね。
919吾輩は名無しである:04/02/04 09:50
現代宗教思想なら、マリオンとかアンリなんかも・・・
920吾輩は名無しである:04/02/04 14:57
>>917
『現代思想』86.7月号の「イタリアからのメッセージ」という特集で
ヴァッティモが訳されていますよ。古本屋でget。
921吾輩は名無しである:04/02/04 19:07
>>918
原書じゃナイョーんです。英訳だョー。
>>919
『還元と贈与』は読んだことがあるるの女。
>>920
オォーそんな昔にヴァッティモが!情報ありがとうございます。
デリダスレなのにスレ違いdeathね。ごめんな賽は投げらletter。
922吾輩は名無しである:04/02/04 19:17
ジャック・デリダ/ベルナール・シュティグレール
『テレビのエコーグラフィー』(翻訳・西垣通監修)NTT出版
ttp://homepage3.nifty.com/mahamaha/sakusaku/2_1.htm
923吾輩は名無しである:04/02/04 21:55
現代宗教思想関連ならテイラー『さまよう』にデリダは推薦文を寄せて鷹都。
こちらは積読状態で須賀・・・。
924吾輩は名無しである:04/02/05 10:31
何も無い。ただ持続するのみ。脱構築は
弁証法無き、パラダイム変換無きおしゃべり。
それを読むおしゃぶり離れしない大人の子供。
925吾輩は名無しである:04/02/05 13:40
真理や合理性や客観性を求め人類の進歩を信じた謹厳実直な近代哲学・科学 (広い意味での啓蒙思想)をおちょくる軽佻浮薄かつ無責任な思想の総称。
上のような仕方での近代批判はニーチェにすでに見られるが、ポストモダンのランドマーク的著作はリオタール (Jean-Francois Lyotard 1924-1998)の『ポストモダンの条件』(1979年)とされる。
なお、ポストモダンを自称する人の多くは、哲学を「戯れ」だと思っているため、まじめに勉強しないとされる。
926吾輩は名無しである:04/02/05 13:45
>>925
面白くないよ、マジで。
927吾輩は名無しである:04/02/05 15:07
928吾輩は名無しである:04/02/05 16:29
>>925
面白いよ。まぢで。
929吾輩は名無しである:04/02/05 19:35
世間的に(ソーカル的に)ポストモダンと称されてる人は、
だれも自らを「ポストモダンを自称する人」ではない。
デリダ然り、ドゥルーズ然り。

『ポストモダンの条件』なんぞくだらない本。こんなの持ってきても意味なし。
930吾輩は名無しである:04/02/05 22:25
反論になってない気がするんですけど
931未来からの遠隔操作:04/02/05 23:59
ポストモダンという言葉を堂々と使うのは仏ではリオタールぐらい。
アメリカじゃ猫も杓子もって感じだろうけどね。
デリダならばむしろ、亡霊的かつ郵便的ポストなんダモン。
という冗談はさておき、まあ戯れ的な面があることは否めないにしても
デリダ『グラマトロジー』、ドゥルーズ『差異と反復』を読めば
彼らの60年代後半の著作における視点がただの「おちょくり」から遠く、
すさまじくラディカルであるのかがわかるはず。実際に著作を読めばね。
で、彼らは「暗黙の前提」を問いただすことなく進む思考に対して、
そして思考自体を、あるいは言語を、深く問わない思考に警鐘を鳴らした。

あ、ここは文学板だったっけ。以上スルーで。
932悪意のあるレス:04/02/06 02:09
アブデルケビル・ハティビはいいよね。うんいいよ。
933吾輩は名無しである:04/02/08 17:42
ジャック・デリダのフランス語の能力なるスレがあった。
934吾輩は名無しである:04/02/09 19:38
最近出たBについてどなたか感想キボンヌ。
935吾輩は名無しである:04/02/10 17:09
>>934
亡霊を読んでいないと・・・。批判の内容も要約があったり本文にも多少載っているけれども・・・。
936吾輩は名無しである:04/02/13 00:12
某スレでデリダの大学論が面白いと聞きました。
どの本に大学論入ってますか?
937吾輩は名無しである:04/02/13 00:27
>>936
『他者の言語』に入っている「大学の瞳=被後見人」
938吾輩は名無しである:04/02/14 12:31
>>937
ども
939吾輩は名無しである:04/02/15 09:14
3月5日発売
定価(本体3200円+税)四六判
J. ブーヴレス/岡部 英男・本郷 均 訳
《叢書ウニベルシタス785》
合理性とシニシズム 現代理性批判の迷宮
ISBN4-588-00785-8 C1310 C3010
ウィトゲンシュタイン研究の第一人者による現代思想の現状分析。近代合理主義の行き詰り
に異議を唱えるポストモダン思想の自己崩壊的な症状を「シニシズム」として捉え、リオタ
ール、フーコー、デリダらに批判の矛先を向け、さらに保守主義対革命思想といった既存の
対立軸が機能を失い、諦見や無関心に支配されている混沌状態の政治・ジャーナリズムを鋭
く糾弾する。
〔現代思想〕
940吾輩は名無しである:04/02/15 11:30

なんか竹田みたいな人ですか?
941吾輩は名無しである:04/02/15 11:36
フランスでウィトゲンシュタインや分析哲学を紹介した人で
竹田とは問題領域がちがうようにも思うが、
論壇ではたしている機能としては当たらずとも遠からず、といったとこだろ。
942吾輩は名無しである:04/02/15 12:58
>>940
ブーヴレスのがまともだよ。でもブーヴレスって批判するばっかなんだよなー。
943吾輩は名無しである:04/02/15 13:13
ブーヴレスはあの芸でコレージュ・ド・フランス入りしたから…
死後絶対に残らないことは確実。
思えば悲しいキャラだ。
944吾輩は名無しである:04/02/15 13:48
ポストモダン評論家
945吾輩は名無しである:04/02/20 00:10
ラクー・ラバルトわけわかめ。なにを押さえてから読むべき?
ハイデガーとかいったらやーよ。もっと簡単なやつにしてね。
946吾輩は名無しである:04/02/20 00:17
>>945
ラクー=ラバルトの何読んだの?
947吾輩は名無しである:04/02/20 12:52
「経験としての詩」でございます。
948吾輩は名無しである:04/02/20 12:59
フランス文学史。
ドイツ文学史。
949吾輩は名無しである:04/02/20 13:04
>>947
あなたの関心がどの辺にあるのかにもよる(哲学系、文学系、芸術系etc.)けど、
入門としておすすめなのは『虚構の音楽』(未來社)でしょうか。
どれかすきな章を一つ選んで読んでみてください。
ワーグナーについて少し知っていれば入っていけるはず。
それから注意しておくと、ラクー=ラバルトはきちんと論理的に文章を展開する人なので
ゆっくり読んで丁寧に論旨を追ってください。
そうすれば必ず理解できるように書かれています。
ラクー=ラバルトの文章というのはわりと啓蒙的なのですよ。
ラクー=ラバルトが読んでいるテクストも併読すれば、申し分ないでしょう。
950吾輩は名無しである:04/02/20 14:15
>>948
岩波からでてる文庫本のやつなら持ってます。(部分的に読みました)
>>949
レスありがとうです。ちまちま熟読していこうと思います。
やっぱりハイデガーは読んでおいたほうが良いのですね。(当然か)
951吾輩は名無しである:04/02/21 03:03
ラクー=ラバルト読んでからハイデガー、ヘルダーリンダーリンに行く手も蟻。
952ノマド ◆HAAd4wEbmI :04/02/21 21:37
えっと、こちらにもお邪魔しておこう。
デリダは脱構築が語源学的なものとは違うと否定しているけども
いくら戯れだといってもやっぱ語源学的な言葉の多義性をスキルにしてるわけで
その部分は彼の著作活動の最初から最後まであって、
ハイデガーの遺産をしっかりと継承している。
で、それがストラテジー的なスキルだとしても
これだけ語源学的な方向性を随所に見せてしまうっていうのは
やっぱ「原初に真実ありき」みたいなニュアンスを与えられるところがある。
953吾輩は名無しである:04/02/21 21:45
>>952
あなたの主張を明確にしたいのですが、
語源学が、デリダにとっての「原初の真実」に見える、ということ?
それは一つの戦略としてデリダが関わっているということでいいのではないでしょうか。
954ノマド ◆HAAd4wEbmI :04/02/21 22:04
>>953
えっと、補足します。
デリダの思想には「原初に真実ありき」はありませんよね。
彼のグラマトロジーや脱構築は「始原」を脱臼させるのですから。
ただ、言葉の語源を参照しながらの脱構築的読解は
どうしても語源学的な方向性をもってしまうと思うんですよ。
で、デリダのストラテジーはアンビヴァレンツなところがあるなと。
つまり、「始原」を脱臼させつつもその「始原」に囚われているような、
あるいは「始原」を否定しつつも(絶対的な始まりなどない)、
やはり「始原」を求めるデリダの欲望は強いな、と感じてしまう。
955吾輩は名無しである:04/02/21 22:24
>>954
その「アンビヴァレンツなストラテジー」というのは
まさにデリダ自身が主張していることじゃないですか?
あなたはデリダに反論しようとして、デリダの主張
を反復しているにすぎないのではないでしょうか。
956吾輩は名無しである:04/02/21 22:42
>>954
「アンビヴァレンス」ではない「散種」の意義がつかめていないだけ
957吾輩は名無しである:04/02/21 22:51
>>956
アンビヴァレンスを許す多義性と、デリダのいう散種との違いが
分かってないということですか?
958吾輩は名無しである:04/02/21 23:04
そもそもデリダにしては積極的な「散種」という用語は、
こういうお決まりのツッコミを予期して練られたもの。
彼のテクスト読解が語源学に見えるというのは、
そもそもハイデガーの通俗的読みに由来する。

デリダの動機は、
ハイデガーをより「ラディカル」に展開することだ。
精神分析を積極的に取り入れているのもその現れ。
959ノマド ◆HAAd4wEbmI :04/02/21 23:41
955さん、958さんの言うのはその通りだと思いますよ。
954で書いたわたしの印象が紋切型であり、
デリダによってさらりとかわされることは充分に承知しているのです。
そんなスキはデリダにはないこともわかっているのです。
ただ、954で書いたような個人的印象がぬぐいきれないので、
あえてちょっと書いてみた次第なんですよ。
デリダの脱構築的読解が語源学に回収されるとは思いませんし、
従来のロゴス中心主義などなどのズラシに有効である事も疑えません。
それでもなおかつ残り回帰してくる亡霊的印象だといえば、
デリダの愚鈍な悪しき模倣になってしまうでしょうか・・・
960吾輩は名無しである:04/02/22 10:51
「散種」による脱構築的読解がはまったときは恐ろしいほどすごい。
ただ、「これは少しこじつけっぽい戯れではないか?」と思うときもある。
ツェラン論やブランショ論はいいがニーチェ論なんかはちょっとね。
961吾輩は名無しである:04/02/22 13:01
Schibbolethがデリダの最高傑作
962吾輩は名無しである:04/02/22 22:13
デリダの文学論的テクストで私的ベスト3は
ブランショ論『パラージュ』、カフカ論『プレジュジェ』、ツェラン論『シボレート』
『ユリシーズ・グラモフォン』はよく理解できなかったな。
963吾輩は名無しである:04/02/24 20:55
『火ここになき灰』で初めてデリダ読みました。
なんか不思議な本ですね。詩みたいな感じ・・・
よく意味はわからなかったけれども、よかった。
964吾輩は名無しである:04/02/24 22:03
>963
そういう入り方も蟻鴨。確かに『火灰』は文学作品として読める。
ジャベスやブランショのレシなんかを読む感じで。
965吾輩は名無しである:04/02/24 22:43
『火 灰』は短いし、邦訳も流暢だし、
解説もたっぷりついている。おトク。
文学に興味あるならデリダ入門として吉。
966吾輩は名無しである:04/02/25 01:29
火灰はもともと朗読込みの書物。
967吾輩は名無しである:04/02/29 17:13
自称日本最高のデリディアンw高橋氏の新刊がでますね。
968吾輩は名無しである:04/03/01 10:57
Glas読むの諦めた。これどうやって読解していくの?
みなさん助けて!
969吾輩は名無しである:04/03/01 13:57
あの分厚くでかいGlasを読んでる人いたのか!
邦訳を待つしかないんじゃないか・・・。
970吾輩は名無しである:04/03/01 21:00
もしかして無謀なことしてた?・・・やっぱり諦めよ。
971吾輩は名無しである:04/03/02 00:45
『丸3』読了。デリダうける、かなり挑発的。
イーグルトンが石頭マルクス主義者だとか、スピヴァクは馬鹿とか、ザコ扱いしまくり。
もうジジイなのに元気だなー。
972吾輩は名無しである:04/03/02 02:03
Bまだ読んでないや。そんなにデリジイは元気なのか?
で、そろそろ次スレの話題なんかも触れつついくか。
973吾輩は名無しである:04/03/02 02:13
アマゾンで翻訳者がボロクソに言われたらしい。
書評子は貶し屋のようだが、実際どうなんですか?
974吾輩は名無しである:04/03/02 09:44
どんな書評?
975吾輩は名無しである:04/03/02 11:35
レビュアー: マックアンドパーム (プロフィールを見る)   江東区
著書のうち訳者解説部分が2割弱あり、著書の基本的部分をなす。デリダ本人の本論は読まずに 、この解説から入った。
途中で投げ出したのだが、この解説が要領を得ない。何を言っているのか不明なのだ。
論文の構成や論理等が読者を想定して書かれているであろうか。著書の位置づけが見えてこなく、不明な研究ノートを読まされているような感じだ。
翻訳者は院生で翻訳者や解説者としての能力や力量が脆弱なのではないのか。むろん院生が悪いとは言わないが、その力量がである。
その前に、翻訳者はデリダの思想・哲学の学習途中であって、翻訳出版の社会的義務をなしえない理論水準なのではないのか。解説から、そのように感じた。
翻訳者が適切であったのか、岩波の出版企画に疑問が残る。岩波の宣伝文に釣られて購入したが、後悔した。
岩波の編集者はこの解説を理解されたのであろうか。解説の解説が必要ではないのか。
976吾輩は名無しである:04/03/02 18:22
まあざっくりいって嫉妬でしょ
977吾輩は名無しである:04/03/02 19:59
次ぎスレは デリダの余白に(;・(●●)・)ブヒブヒ で決まり!
978吾輩は名無しである:04/03/02 21:56
アマゾンの書評は7割がたあてにしないほうがいい。
979吾輩は名無しである:04/03/05 13:48
スレタイ【戯れ】文学者としてのジャック・デリダ【大好き】でお願い。

前スレ
文学者としてのジャック・デリダ
http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/1030089143/l50

勿論まだスレ立てなくていいす。
980吾輩は名無しである:04/03/06 00:57
『デリダ─脱構築』『デリダ─知の教科書』
『言葉にのって』『滞留』『法の力』『火ここになき灰』
と読んできたわけですが、この次に何読んだらいいでしょう?
ちなみに『火ここになき灰』は全然意味わかんなかったです。
981吾輩は名無しである:04/03/06 01:03
>>980
守中高明訳のが読みやすくていいんじゃないかな。
『シボレート』とか『たった一つの、私のものではない言葉』とか。
982吾輩は名無しである:04/03/06 13:08
>>981
『シボレート』はもう品切れみたいです。
『たった一つの、私のものではない言葉』ですね。了です。
983吾輩は名無しである:04/03/07 01:03
>>980
初期の『エクリチュールと差異』『ポジシオン』はまだ読んでない?
>>979
スレタイだけど下記の案じゃダメかな。
@【差延】文学者としてのジャック・デリダ【散種】
A【脱構築は】文学者としてのジャック・デリダ【いかが?】
@【亡霊的】文学者としてのジャック・デリダ【郵便的】
984983:04/03/07 01:29
983訂正(スマソ
B【亡霊的】文学者としてのジャック・デリダ【郵便的】

あとテンプレ案として
>ヴァレリー、マラルメ、ジュネ、アルトー、ジョイス、カフカ
>ポンジュ、ジャベス、ツェラン、バタイユ、ブランショなど、
>文学者を扱ったテクストもかなりあります。
985吾輩は名無しである:04/03/07 22:55
3は荒れるからやめようぜ
それから丸数字は機種依存(マカーなどが文字化け)だから使わないでね

1でおながいします
986吾輩は名無しである:04/03/08 00:13
近いうちに(といってもいつなのかはわからんが)
ウニベルシタスから『余白』上巻が出るらしいから
スレタイはそれ入れてもよいかも。
987吾輩は名無しである:04/03/08 03:47
じゃあ >>977 で決まりだな。
988吾輩は名無しである:04/03/08 15:17
>>983
まだ読んでないです。なんかものすごく難しそうだし、訳がボロクソ言われているので・・・
989テンプレつくった。:04/03/08 15:55
前スレ
文学者としてのジャック・デリダ
http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/1030089143/l50

テンプレは>>2-4
990テンプレつくった。:04/03/08 15:55
近刊(らしい)
『コーラ―プラトンの場』守中高明訳〔未來社より刊行予定〕
『エコノミメーシス』〔未來社より刊行予定〕
『名にはふれずに』(Sauf le nom)〔未來社より刊行予定〕
『哲学の余白』高橋允昭ほか訳〔法政大学出版局より刊行予定〕
まだ先(ぽっい)
『宗教』〔湯淺・廣瀬訳、未来社より刊行予定〕
『マルクスの亡霊たち』〔藤原書店より刊行予定〕
『テレビのエコーグラフィー』翻訳・西垣通監修〔NTT出版より刊行予定〕
『フッサール哲学における発生の問題』高橋哲哉 檜垣立哉ほか訳〔サイエンス社より刊行予定〕
『哲学の権利/法から哲学へ』〔みすず書房より刊行予定〕
『時間を与える―贋金』〔みすず書房より刊行予定〕
『割礼告白』鵜飼哲ほか訳〔みすず書房より刊行予定〕
991テンプレつくった。:04/03/08 15:56
文学関係テクスト
アルトー論:『デッサンと肖像』所収『基底材を猛り狂わせる』『Artaud le moma』(みすず書房から出てる『デッサンと肖像』所収の論文と同じくみすず書房から出てる『基底材を猛り狂わせる』は同じものです)
ヴァレリー論:『哲学の余白』所収
カフカ論:『カフカ論』『どのように判断するか』所収『Donner la mort』(朝日出版社から出てる『カフカ論』と国文社から出てる『どのように判断するか』所収の論文は同じものです)
ジャベス論:『エクリチュールと差異』所収
ジュネ論:『Glas』
ジョイス論:『ユリシーズ・グラモフォン』
ド・マン論『Memoir』
ツェラン論:『シボレート』
ブランショ論:『Parages』『滞留』
ポンジュ論:『Signeponge』
マラルメ論:『Dissemination』所収
992テンプレつくった。
■デリダ用語集その1「パルマコン」(Pharmakon)
パルマコンは薬も毒も意味するから
デリダを読むことは喜びでもあり苦痛でもある、
あるいは人によって毒にも薬にもなる、
ってことをいいたいわけだね

■デリダ用語集その2「デコンストリュクシオン」(Deconstruciton)
ちなみに英語のディコンストラクション、日本語の脱構築とは少しズレる
構造主義の後で登場したので、その構造を壊すようなイメージがあるが
それともズレる(むしろ現象学と存在論がコンテクスト)
テクスト内の「ズレ」と暗黙の前提を見出す戦略である

■デリダ用語集その3「散種」(Dissemination)
文字通り種をまき散らすこと
ほとんどの男性が実践している