前スレは終わってしまったので、マターリと村上氏、およびその作品を語りましょう リンクは誰かわかる人が張ってくれると嬉しいです
3 :
吾輩は名無しである :02/06/25 20:09
よし、本腰をいれて荒らしてやるからな(w
オーケー
6 :
吾輩は名無しである :02/06/26 15:41
age
7 :
吾輩は名無しである :02/06/27 03:02
9月長編小説新刊期待上げ
8 :
吾輩は名無しである :02/06/27 03:08
気の早いことで。
9 :
吾輩は名無しである :02/06/27 18:26
寡作なこった。
10 :
吾輩は名無しである :02/06/28 01:03
陽子夫人について知りたい。夫人は緑なのか?
11 :
吾輩は名無しである :02/06/28 01:23
これくらい寡作なほうが自然だ 猿(もしくはドラ)みたいにカキカキする必要なし 10弱の長編、50程度の良い短編がありゃ 立派な作家だ。
12 :
吾輩は名無しである :02/06/28 19:28
つまりもう引退したほうがいいってことか。
金稼いだやつは寡作になっていくもんだ。 鳥山明なんて事実上引退してるし。
14 :
吾輩は名無しである :02/06/28 20:07
しかし借金のために社会情勢にあわせてルポを書き、 意味の分からない回文なぞを浮かれて出す。 ちゃんと書いてくれよ、引退する前にひとつくらい。
15 :
吾輩は名無しである :02/06/29 03:19
>>15 うPに感謝。久し振りにいいものを読んだ。
>>15 サリン7周年って・・・。ひでえ企画だなおい。
18 :
吾輩は名無しである :02/07/03 20:53
19 :
吾輩は名無しである :02/07/03 21:56
相変わらず冴えない面してるなー。
21 :
吾輩は名無しである :02/07/04 04:28
借金の返済できゅうきゅう言ってるから、 やだけどこんな仕事も受けなければならない。 なのでそんな顔。
22 :
吾輩は名無しである :02/07/04 04:31
春樹=鶴太郎
23 :
吾輩は名無しである :02/07/05 13:06
さえない顔でも高校で彼女できてたらしいし、 今は奥さんいるからなあ。ウラヤマシ。
24 :
吾輩は名無しである :02/07/05 13:08
おい!そんなあたりまえのことをうらやましがるな! 別のところをうらやましがれよ!
25 :
吾輩は名無しである :02/07/05 14:09
春樹=鶴太郎
26 :
吾輩は名無しである :02/07/06 14:22
>2 村上春樹パート4のスレが見れないんですけれど、 どうすればいいんですか? 「浜辺のカフカ」のインタビューってどこにありますか? 教えてください
27 :
吾輩は名無しである :02/07/07 20:09
28 :
吾輩は名無しである :02/07/07 20:10
あるいは、そうかもしれない。
29 :
吾輩は名無しである :02/07/09 17:50
なるほどぉぉぉぉぉーーーーーーーーーーー
30 :
吾輩は名無しである :02/07/10 18:58
村上春樹part3〜あるいは〜 「納屋を焼く」について >私も「納屋」って女の人のことで、「焼く」って殺すってことだと 思って読みました。 彼は本当に納屋を焼いていて、「人間がふだん抱いてるぼんやりとした感情を いくつかの明確な形に反射的に自分でもよくわからないうちに、転換させてしまう」 と僕が感じる彼女に出会ったことで、 彼は納屋を焼くといった行為を彼女を殺すといった行為に変換させられたとも考えられますよね
31 :
吾輩は名無しである :02/07/10 19:03
あるいはぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!
32 :
吾輩は名無しである :02/07/10 19:06
ふうん。新作ネコの話か。 真似した保坂の真似かよ。
33 :
吾輩は名無しである :02/07/10 19:09
悪循環。
34 :
吾輩は名無しである :02/07/10 19:38
羊をめぐる冒険がロシアで10万部のベストセラー
35 :
吾輩は名無しである :02/07/10 20:22
>>34 社会主義が崩壊したからな。敗北した日本の団塊サヨクの心情を代弁した
この作品に流れるメンタリティーを良く理解できるんだろう。
まあ、キ○ガイの気持ちは同じキ○ガイが一番良くわかるってことで。
36 :
吾輩は名無しである :02/07/10 20:32
メロンのためいき
37 :
吾輩は名無しである :02/07/10 21:17
朴訥フェイスage
ラブホテルのネーミング大賞でもやってなさいsage
39 :
吾輩は名無しである :02/07/10 21:21
>>38 家の近所には「dance dance」という名のラブホが
茨城県に「北欧の森」という名のラブホが・・・
41 :
吾輩は名無しである :02/07/12 00:07
Global Media Online INC. whois server 1.0
This server only serves information on GMO-maintained domain names
under the following top-level domains:
[com, org, net, tv, jp, info, biz, name]
For more information, please contact
[email protected] .
Domain Handle:
Domain Name: kafkaontheshore.com
Created On: 20-May-2002 05:38:46
Last Updated On: 20-May-2002 18:33:18
Expiration Date: 20-May-2003 05:38:46
Status: ACTIVE
Registrant Organization: Shinchosha Co.
>>27 のドメインを取得したのは新潮社みたい。
だから新刊は新潮社から出版になるのかな。
42 :
吾輩は名無しである :02/07/12 00:19
43 :
吾輩は名無しである :02/07/12 03:12
団塊世代じじいの戯れ言をまだ聞くか。
44 :
吾輩は名無しである :02/07/12 03:19
「Peart」だろうが、ヴォケ!忘れたのか!
45 :
吾輩は名無しである :02/07/12 03:25
まあ、ロックスターだから。。。。。。。。。
46 :
吾輩は名無しである :02/07/12 16:09
あのですね、たった今ですね、「世界の終りと〜」を 読み終えたばかりなんですけど、 何ともいえない感情がグルグル胸の中でああああああ
やれやれ
48 :
吾輩は名無しである :02/07/12 17:01
49 :
^∇^)∫おいで〜 :02/07/13 02:01
遠い太鼓やっと読み終わったよ(^^; しかしイタリアってのは本当に春樹の言うように酷いとこなのだろうか(謎
51 :
吾輩は名無しである :02/07/14 22:23
今日原宿のBOOKOFFでウォークドントランが500円だった。 感激だった。
>>51 高校の時よんだ。ただの雑談。つまんなかった。
でも希少価値はあるよね。
53 :
吾輩は名無しである :02/07/16 16:35
四国の話らしい。
なるほど。
朴訥フェイスのラニングマシーン
ナルホド君
創価も知れない
58 :
吾輩は名無しである :02/07/17 16:24
村上春樹のエッセイを読んでみようと思うのですが、 お勧めの本を教えてください。
59 :
吾輩は名無しである :02/07/17 22:39
60 :
吾輩は名無しである :02/07/17 22:54
>>59 初めてそのスレを見たわけなのだが、それは僕に軽い興奮と
深い孤独を与えた。そこにはなにかしら重要なモノが欠けているように
感じたからだ。それが何なのか、と訊かれても僕には正確に答えられない。
きっと、トルストイならそれを正しく説明できただろう。
しかし、僕はトルストイでもないし、それを説明するためにこれから明け方
まで刻々と悩む気なんか少しもない。
要するに、どうせもいいのだ。
やれやれ
ウマー。
62 :
吾輩は名無しである :02/07/17 23:38
昔からTVを見ないはずの村上春樹が最近ガチンコにはまっていて、 新作にもガチンコが出てくるという噂を聞いたんだけど本当だろうか?
>38 千葉市に「初恋」というラブホが。
64 :
吾輩は名無しである :02/07/18 08:35
ダンスだか羊だかで出てくる神の電話番号を 教える運転手ってなんだったの?
67 :
吾輩は名無しである :02/07/22 14:21
はるちゃん、借金あるの?
>>67 ファンならそれくらい知っててください。
好きでもなんでもない俺が知ってるくらいだというのに。
だから地震やオウムやシドニー五輪ネタで駄文かつ冗長なものを書かざるをえない。
メディアに出るのは嫌いだったはずなのに、頻繁に出る。
朝日堂のような生活は、ブレイク前なんだよ。
69 :
吾輩は名無しである :02/07/22 21:10
借金て、なんだ保証人にでもなったのか?
70 :
吾輩は名無しである :02/07/23 02:06
71 :
吾輩は名無しである :02/07/23 22:01
72 :
吾輩は名無しである :02/07/23 22:24
不動産投資だったかな。
73 :
吾輩は名無しである :02/07/23 23:07
アメリカで?
陽子夫人の顔って見たことないなー。。。
75 :
吾輩は名無しである :02/07/24 00:02
そういやバブルの頃のエッセーで奥さんがマンションとか株とか買おうとうるさいみたいなことを書いてた気がする。
76 :
吾輩は名無しである :02/07/24 00:05
いま、アメ株すげー下げてるけど、 破産か?ハルキ・・・
77 :
吾輩は名無しである :02/07/24 00:11
>>76 破産しても村上春樹なら出版社が助けてくれるよ。
ただ出版社の都合で書きたくもない本でも書かざるを得なくなるだろうけどね。
79 :
吾輩は名無しである :02/07/24 00:16
借金を返すためにテレビに出まくるハルキ。 さんま御殿でいじられる。 ウィーケストリンクで草々に追放。 タイムショックでぐるんぐるん椅子が回る。 ミリオネアで(以下略
>>79 TV出演は逆に出版社が許さないと思われ。
82 :
吾輩は名無しである :02/07/24 08:47
83 :
吾輩は名無しである :02/07/25 00:45
『スメルジャコフ対織田信長家臣』購入 きびきび話すよね 安西のイラストにそぐわない>春樹
84 :
吾輩は名無しである :02/07/25 10:13
「街とその不確かな壁」のうpどこいった?
85 :
吾輩は名無しである :02/07/25 10:18
>>68 作家は芸能人じゃねえんだ。
下らんゴシップ誌読んでる暇あったら小説読め。
うさぎ亭の場所わかった!
87 :
吾輩は名無しである :02/07/25 14:17
>86 どこ?
88 :
吾輩は名無しである :02/07/25 14:50
村上春樹が高校2年のとき 3人の子から本命チョコもらったとか なんかのエッセイにかいてたんですけど、 あれホント?誰か知ってる人いませんか?
>>88 死ぬほど下らない話だな
そんな質問して恥ずかしくないのか
90 :
吾輩は名無しである :02/07/25 16:57
>>85 芸能人化した作家が目立つ気がするが・・・
>>90 それは逆だぁな。たまたまゲイノー人が間違って何か書いて
それをバカな編集者が儲かるという理由だけで、出版企画にノセちまった。
昔から、タレント本は売れるんだヨ、ミーハーに(w
そのノリで売れちまったから、しょーがない、そのまま売り続けて。
ドバカなヤシが作家ぶってデカい面ひろげるようになった。
だが、だ〜〜〜れも問題にしてない、騒いでいるのはミーハーだけ。
本筋の流れからすれば、奴ら鼻もひっかけられない(w
目立つんじゃない、露出してるだけ(w
あるいは君の目が、そういう奴等に向いているということか・・・
92 :
吾輩は名無しである :02/07/25 17:53
芥川賞やったりするからね。
うさぎ亭って兎屋のことらしい。
94 :
吾輩は名無しである :02/07/26 11:06
>93 兎屋?それってどこにあるの?
95 :
吾輩は名無しである :02/07/26 11:34
メディアが先導 日韓学生意識
サッカー・ワールドカップ(W杯)の共催で身近になった日本と韓国。両国の次代の一
翼を担う大学生の意識や生活は、どう違い、どこが似ているのだろう−。こんな視点から、
首都圏の七大学、ソウル・釜山両市圏の六大学、計千五百十人の学生に限定した初の調査
研究がまとまった。膨大な資料の中から、興味深い結果をピックアップしてみた。
「韓国の大学生が知っている日本の著名人には、村上春樹さん、塩野七生さん、吉本ば
ななさんら、作家が多い。でも、日本の学生は金大中大統領やサッカーの洪明甫(ホン・
ミョンボ)選手ら、テレビによく出る人が多く、作家はいなかった。韓国の方が、より深
く日本を意識していると思いました」
(…以下略、「日韓学生が知る著名人上位15人」は
>>2-10 あたりに)
※東京新聞より一部引用、全文・詳細はリンク先を参照
http://www.tokyo-np.co.jp/00/thatu/20020726/mng_____thatu___000.shtml
96 :
吾輩は名無しである :02/07/26 11:37
続き 【韓 国】 (1)小泉純一郎 政治家 (2)中田 英寿 サッカー (3)村上 春樹 作 家 (4)イチロー 野 球 (5)安室 奈美恵 歌 手 (6)X−JAPAN 歌手 (7)木村 拓哉 歌 手 (8)宮崎 駿 映画監督 (9)岩井 俊二 映画監督 (10)宇多田ヒカル 歌 手 (10)深田 恭子 タレント (10)野茂 英雄 野 球 (13)塩野 七生 作 家 (13)吉本 ばなな 作 家 (15)YOSHIKI 歌手
97 :
吾輩は名無しである :02/07/26 11:44
うなぎ亭なら教えたげるけど。 知りたくない?うなぎ亭。
98 :
吾輩は名無しである :02/07/26 12:26
>>96 村上春樹がイチローより上で3位ってマジですか。
日本で「あなたが好きな日本の有名人は?」なんて調査やったら、
もう春樹なんてベスト50にも入らないだろうに。
あと塩野七生なんて日本じゃ知名度低いのに韓国じゃ13位ですか。
99 :
吾輩は名無しである :02/07/26 12:34
>>98 アエラのムックだったかに載っていたけど、韓国で一番売れてる作家らしいよ。
なんか「よるのくもざる」みたいなものまで翻訳されてるらしいし
100 :
吾輩は名無しである :02/07/26 13:56
>>99 村上春樹が日本人だってことは知ってるんだ。
勝手に韓国人にされてるかと思ったよ。
【SUDDEN FICTION】的なものを彼自身は書かないのかな?
102 :
☆村上春樹新作長篇情報 :02/07/29 18:02
★村上春樹新作長篇新情報 新潮社「波」2002年8月号の9月刊行予定本の筆頭に、 「海辺のカフカ」(上・下)とあった。 2冊本とは大いに楽しみだ!
103 :
だそうですよ! :02/07/29 20:01
104 :
かえるさん :02/07/30 03:35
村上春樹の一番いい作品はなんだと思います? 僕は「神の子たちはみな踊る」の「蜂蜜パイ」だと思うのですが・・・
「1973年のピンボール」かな 寝る前とか、ボーっとしてるときとかに、 適当にページを開いて読んでたりするし。
106 :
吾輩は名無しである :02/07/30 20:51
短編なら「ファミリーアフェア」が好きかな。 短編集「パン屋再襲撃」のはじめの3つ、 「パン屋再襲撃」、「象の消滅」、「ファミリーアフェア」 はどれも傑作だと思う。
『4月のある晴れた日に100パーセントの女の子に出会うことについて』 なんてどうよ。
108 :
吾輩は名無しである :02/07/31 02:06
昨日ノルウェイの森を読了したんですけど、 結構よかったです。 村上春樹の作品は初めて読んだんですけど、 他におすすめってあります? みなさんすごい量を読んでそうなので教えてください。 よろしくお願いします。
109 :
吾輩は名無しである :02/07/31 04:10
すっごい奇遇だけど俺も今読み終わったとこ。 同じころに同じことしてる人っているんだな。
110 :
乙葉 ◆wljPk1.c :02/07/31 04:31
>>106 わたしも「パン屋再襲撃」が好き。
独身男の「パン屋襲撃」と、夫婦者になった男の「パン屋再襲撃」。
この距離っていうか、時間の隔たりが泣かせるんだな。
111 :
吾輩は名無しである :02/07/31 05:41
カンガルー日和
私の場合「納屋を焼く」とか「踊る小人」等が 個人的に好きです。
113 :
吾輩は名無しである :02/07/31 20:43
>>108 個人的には、
「風の歌を聴け」、「1973年のピンボール」、
「羊をめぐる冒険」、「ダンス・ダンス・ダンス」を順に
読むことをお薦めします。
そうですね「風の歌を聴け」は村上春樹の 原点と言える作品ですから必読!
>>109 全く奇遇ですね。
何だか良いことがあったみたいにいい気分です。
>>113 >>114 ありがとうございます。
さっそくその順番で読んでみようと思います。
117 :
吾輩は名無しである :02/08/01 00:42
118 :
吾輩は名無しである :02/08/01 16:33
おれ羊の前にダンス読んだけど。
119 :
吾輩は名無しである :02/08/01 19:31
おれも羊の前にダンス読んだ
120 :
吾輩は名無しである :02/08/01 19:51
おれ3部作の前にダンス読んだ
121 :
吾輩は名無しである :02/08/02 00:52
そう言えば、「世界の終わりと・・・」とつながる物語を いつか書きたいと前に春樹さんがどこかで書いていたのですが、 まだでないのですかね?それとももう出てるのですかね?
>121 まだ出てないよね。 一体いつ出るんだろう?
123 :
吾輩は名無しである :02/08/02 11:48
>>122 新作「海辺のカフカ」がそうなるんじゃないの?
続編とはいってもストーリー的につながるものではなく、
作品のテーマや精神みたいなものを受け継いだ続編みたいに言ってたし。
124 :
吾輩は名無しである :02/08/02 17:46
実は、気付いていなだけでもう出ているってことははい?
126 :
吾輩は名無しである :02/08/02 19:56
ネコの話らしい 15歳の話らしい
127 :
吾輩は名無しである :02/08/02 22:22
四国の話らしい 図書館の話らしい
128 :
吾輩は名無しである :02/08/03 00:21
130 :
吾輩は名無しである :02/08/03 09:16
100%の女の子・パン屋襲撃のDVD購入しました。100%の女の子は室井滋でした。 短編はで凄くすきなのは、「めくらやなぎと、眠る女」「五月の海岸線」かな... やはり、人物に名前が無い方が読みやすい気がする....
とりあえず、ねじ巻き鳥までの長編はすべて読んだ。ダンス...で一連の僕 についての話は終わったように思う。しかし、その後を知りたいと思う気も する。私自身が僕の年齢を超えたようだから。 世界の終わり、国境の南、ねじ巻き鳥、読後の淋しさに耐えるのが辛くなってきたのか、スプートニクは読んでいない。 私の青春も終わったのだろうか...
133 :
吾輩は名無しである :02/08/03 14:24
スプートニクから、先へと通路がある
134 :
吾輩は名無しである :02/08/03 16:02
>>133 漏れもスプートニク読んでない。
やはり、重要か!?
135 :
吾輩は名無しである :02/08/03 17:35
村上春樹読んでるやつ一回自衛隊入れ
>135 どうして自衛隊に入隊しなきゃいけないの? 春樹ワールドを語るには、やはり「世界に終わりと ハードボイルドワンダーランド」は外せないと思う。
137 :
吾輩は名無しである :02/08/03 22:09
>135 自衛官は村上春樹好きがおおくて語り合いたいってか?(w
139 :
かいつぶり :02/08/04 00:12
春樹の作品を初めて読んだのは「世界に終わりとハードボイルドワンダーランド」 それまでほとんど読書が嫌いだったのに、これは二日もかからずに読み終えてしまった。 文章が独特で、雰囲気もびしびし伝わってきました。その後、全部の作品を 片っ端から読みまくり...
140 :
吾輩は名無しである :02/08/04 00:17
まあ、よくあるパターンだね
翻訳した作品で好きなのはありますか?
142 :
吾輩は名無しである :02/08/04 03:08
「悪霊」もちろん江川訳
そんな事より1よ、僕は吉野家の話をすることが病的に好きだった。 この前僕が吉野家に行ったのはロナルド・レーガンが凶弾に倒れた年だ。 店はまるで沈没寸前の豪華客船3等客室のようにどこにも逝けない人達で 溢れんばかりだった。鼠の肩越しに見える垂れ幕には、ロールシャッハ・ テストにでも使われそうな図柄の絵が描かれている。150円引き?混沌と した僕の意識がつぶやいた。やれやれ。 ふと気が付くと感じの良い身なりをした4人家族がその不思議な垂れ幕の 前に立っていた。彼らは絵の解釈について逡巡しているようだったが、 やがて未亡人の装身具に使われる黒真珠のような瞳をした娘が 「150円引きの特盛を頼むのよ」 と父にささやいた。150円引きの特盛り?このことは僕をひどく不安にさせた。 なぜあの子は僕の心が読めたのだろう? 吉野家は小春日和のような心地よい 無関心さで満たされているべきなのだ。たとえUの字テーブルの向かいに 座った人と目が合っても 「僕はあなたを見ているのではないのです。虚空を睨んでいるのです」 そんな雰囲気がふさわしいのだ。勘の鋭すぎる女子供は受け入れられるか いじめられるかのどちらかだ。 僕が席に着いたのは4時過ぎだった。隣の羊男が唐突に言った。 「おいら大盛つゆだくで」 大盛りつゆだく(傍点)? 少なくとも大盛り「つゆ」だくはトレンディ じゃない。 羊男はかなり老いているのだ。風邪をこじらせて疲れてもいる。 「つゆだくで」 羊男は左手をさすりながら小さい声で繰り返した。僕は気の毒なことだと知りながら 羊男を訝った。僕の知っている刑事ならこう言って小1時間問い詰めるところだ。 「インテリなんですな。人権だのなんだのと仰る。でもあんたたちと追いかけっこ する時代は終わったんですよ。つゆだくって言いたいだけでしょう?」 吉野家に通いつめた僕はトレンディかそうでないかの区別ができる。 マセラッティとスバルを見分けるようなものだ。誰にだって簡単にできる。 「ねぎだく」 あるいは 「大盛りねぎだくギョク」 と言えばいい。これは高度に発達した資本主義体制下における経済的雪かきなのだ。 「あたしが一盛投げると、あんたが代金を投げてよこす」 僕はジェイの言葉を思い出した。 「ねぎだくてのはねぎが多めに入ってる。その代わり肉は少なめ。これだね」 鼠はカウンターに両手をついたまま僕に向かって憂鬱そうにそうどなった。 「はっきり言ってね、大盛りギョク」 注文を聞いた店員は少しまぶしそうな目をした。 「これからマークさせてもらいますよ」 鼠はやはりねぎだくを注文すべきだったのだ。大盛りギョクではつゆだくほど ではないにしろ張り巡らされた調和性を乱してしまう。 まあ、1は主を失ったくもの巣のようにがらんとした2ちゃんねる文学版における 牛鮭定食のレゾン・デートルを村上春樹的に考察する必要があるってこった。
>143 村上春樹的吉野家コピペ よく出来とる
>>143 はじめて見ました。よく出来てますね。書き出しで大笑い。
スプートニクを読み終えた。 終わりの何ページかの部分が、これまでのものとの違いなのか? これはこたえなのか? 私には少しばかり、とってつけたような終わりかたにも思えるが。それ以外はいつもの村上春樹のパターンであるように感じた。 ワープロ、CD、パワーブックの登場と携帯電話の不在である程度の時代 設定が推測できるが、ケルアック、カッチエン、シュワルツコップは少し 浮世離れしているような。 村上の作品も今の時代に近づくとやや乖離が目立つように思うのは私だけか?
>>144 ,145
恐縮です。長文かつ駄文失礼しました。
148 :
吾輩は名無しである :02/08/05 22:32
この作家のいい所は 好かれる理由が即嫌われる理由だという所 これ以上にマンセーな事は無い。
この人、奥さんが買い物依存症で家計が火の車って本当でつか?
ていうか、この板、あまりに閑散としててビクーリ CCさくら板の方がまだ賑わってる
151 :
吾輩は名無しである :02/08/06 00:32
>>149 そうだとしたら、南青山から長野の田舎に引っ越したりしない
と思うのだが。
152 :
吾輩は名無しである :02/08/06 00:43
奥たんを買物をしようにもする場所がない田舎に強制隔離だったりしてな。
よるのくもざるが奥さんを唆してるのだろう....
154 :
吾輩は名無しである :02/08/06 02:05
文学とはぜんぜん関係ないのですが、 「ダイエットなんて簡単、魚をたべて毎日10K走れば一ヶ月で10Kgやせる」みたいな 記述のあるエッセーってなんでしたっけ? #記憶に頼って肉やめて魚にし、夜ランニングを始めて早1ヵ月。 #2キロ弱しか減ってない。
155 :
吾輩は名無しである :02/08/06 05:24
奥さんの性かどうかは知らぬが、 借金で首が回らず駄文タレ流し。 ルポ物の方が多いのでは? 90年代。 なんだっけ? あの回文。バカ丸出し。 返済するためにいろんな仕事して大変ですね(w
156 :
吾輩は名無しである :02/08/06 05:25
同じモチーフの繰り返しが多くない?あれ、これ他の作品にも出てきたぞみたいなの。 大きな世界観とかならいいけど、登場人物のキャラクターが同じとかだと、 手抜きか?才能の枯渇か?等と思ってしまいます。 でも、高温で乾燥したアリゾナのプールで、ヒスパニックの親子に囲まれて、 村上春樹(今回は『ねじ巻き鳥』)を読んでると幸せな気分になりますね。 『やがて哀しき外国語』は最高の現代アメリカ論ですね、『スプートニク』は 失敗作じゃ・・・。しかし、何で日本に帰ってくると読む気がしなくなるのだろう。
157 :
吾輩は名無しである :02/08/06 05:31
>>156 ヲタは同じモチーフ探しに躍起なんだよ。
春樹の縮小再生産が嬉しくてたまんねえんだろうな。
158 :
吾輩は名無しである :02/08/06 05:43
嬉しくないどころか、これってノルウェイの森の(言葉を借りれば)再生産 じゃんと思うようなのに続けて当たると、萎えます。せっかく好きな作家 なのに、ベストセラーの書き換えで稼いでる(こなしてる)と思ってしまう のです。でも、好きだけどね。辻ジンセイのエッセーと並べて読んだら、や っぱ作家としての格が違うと思ったね。自己愛が強そうだけど。
159 :
吾輩は名無しである :02/08/06 06:54
へぇ、下見てどうすんの? 引き合いに出すのが辻の、しかもエッセイ。 アホライターにアホファン。
さて、あまり文学的であるとは言えない者の意見として。 一人の作家が書く作品の多くに共通するテーマがあるというのは、悪いことではないのでは。勿論、どの作品を読んでも、皆おなじに感じさせてしまうのは 違った意味で問題かもしれないが。 村上の作品については、羊...が出た頃に、おすぎかピーコのどちらかが、 かつてそういうものがあったが、今は失われてしまった、という事を書いてばかりいる、というような趣旨の発言でまとめていたと思う。
>>160 たぶんおすぎでしょ。ピーコとの差別化をはかるために書評をはじめたオッサン。
全然信用できないが。
162 :
吾輩は名無しである :02/08/06 10:55
村上春樹は、本人も言っているように、珍しい体験を沢山した わけではない。ただ、あるいくつかの重要な経験の記憶を、 色んな角度から眺めることで、小説を書いているのだ。 (本来の記憶の通りに書くのが紀行文・私小説で、本来の 記憶に別の解釈を与えて小説化するのが彼のやり方) だから、テーマが共通するのは当然。彼の小説の方法論に ついては、『アンダーグラウンド』のあとがきに詳しい。
163 :
吾輩は名無しである :02/08/06 10:57
quote 「人間の記憶というものは、あくまでひとつの出来事の〈個人的な解釈〉に過ぎない」 たとえば記憶という装置を通して、我々はときとしてひとつの体験をわかりやすく 改編する。不都合な部分を省き捨てる。前後を逆にする。不鮮明な部分を補う。 自分の記憶と他者の記憶を混同し、必要に応じて入れ替える。このような作業を 我々はごく自然に、無意識的に行ってしまうことがある。 極端な言い方をすれば、「我々は自分の体験の記憶を多かれ少なかれ物語化する のだ」ということになるかもしれない。多い少ないの差こそあれ、これは人間の 意識のごく自然な機能である(要するに私たち作家はそれを意識的に、職業的に 行っているわけだ)。(755ページ) unquote
164 :
吾輩は名無しである :02/08/06 22:36
165 :
吾輩は名無しである :02/08/06 22:40
ガイシュツ。 ファソもだらしねえな春樹は。 やれやれ。
166 :
吾輩は名無しである :02/08/07 00:23
>>165 春樹にファンは選べない。
子供に親は選べないように。
167 :
吾輩は名無しである :02/08/07 04:03
いやね、僕が言いたいのは、文学がどうとかいう高尚な事じゃないんだよ。 W杯での韓国の躍進を、純粋に「サッカー」だけから分析はできないように。 つまり、例えば単純に編集者から「(ある程度売れる)安心できるものを」的な事を 要求されるといった、綱引きの中で生み出されたと思えてしまう作品に、名作の名残を 強く感じるんだよね。いや、実際。 フィッツジェラルドの訳本の前書きに書いてるけど、何もでかいものを相手にした作家 (ドストえふすきーとヘミングエイを例に引いてたと思う)が一流で、小さいものを描 いた作家が優れていないという訳ではない、というのには全く賛成で、僕がそう感じた 作品はそういう「芸術」的な何かと関係ない「何か」の力で書いたように思えるんだよね。 逆に、もし作家として本気で書いたなら、才能の枯渇(書くべき事が無くなる的な)としか 思えない種類のね。
168 :
吾輩は名無しである :02/08/07 04:47
>165つまんね
169 :
吾輩は名無しである :02/08/07 09:34
170 :
吾輩は名無しである :02/08/07 10:41
四国の話か。。。恐るべき讃岐うどんは小説中にでるのだろうか。
172 :
吾輩は名無しである :02/08/07 21:18
173 :
吾輩は名無しである :02/08/07 21:23
中野区 ネコ 四国 15歳 図書館 「海辺のカフカ」予想 中野区在住の15歳の少年が図書館でバイトをしている。 カフカの本と出会う。 ある日、図書館に向かう電車のなかにネコが乗ってくる。 後を付けてみると、そこは四国だった・・・・
村上春樹の言葉使い、表現の仕方、雰囲気などは他の作家とは だいぶ違いますね。すごい....
175 :
とりあえず「Win」 :02/08/08 04:07
お初です。いきなりだけど、156以降のレスを読んでいて思ったことがある ので書きます。 なんで一連の作品が「モチーフの繰り返し」とか「再生産」に見えちゃうの? 確かに登場人物に類似性がある点は指摘できるよ。でも、春樹さんはもともと 「日本の一人称小説」に強い不信感を抱いて小説を書き始めた作家だし、自分を 細分化して登場人物を造型する手法をとってるよね?例えば紅葉や谷崎、はては トレンディードラマの脚本家みたいに、いわゆる「天の視点」から自由にキャラクター を創造して動かすタイプじゃない。だから「似ている」ってのはしょうがないんじゃ ないかな。それが彼の文体・カラーにもなっている訳だし。 で、ここからが本題。「再生産」に対するアンチテーゼ。(長くてごめん) 初期の春樹さんって、自分を(つーか主人公を)主体者でなく客体として 置いてたじゃない。一人称なのに語り手に終始していた(それも一つの構造 方法、って話は置いといて)。 いくら「僕は・君達が・好きだ」(だっけ?)とか言っても、主体者じゃない。 それは他人を損なうことを極端に恐れていたからだと思う。だから自閉してた。 ほら、春樹さんてひどく繊細な人だから。 だけどいくら他人と距離を置き、他人を、そして自分を損なわないようにクールに 振る舞っても、それじゃ人を愛せない。むしろ損なわせてしまう。取り返しが つかなくなる時点まで。 そうした“客体のままではいられない”という心理が描かれたのが『ノルウェイの森』だよね。 で、『世界の終わりと―』では他人を傷つけるのを恐れるどころか、歪んだ力を 持つもの(システムとかファクトリー)と闘う、主体者としての姿が垣間見られるし、 壁の中にも自閉してしまわない。 それでさ、「ねじまき鳥」では表面的なクールさ(これは“客体”という要素に通じて いるよね)とか自閉的な閉塞感は、それまでの作品に比べれば影を潜めて、 その替わりに圧倒的な暴力が幾つも登場し、それに抵抗する主人公の姿勢が描かれている。 おいおい、傷ついてる場合じゃないだろ。愛するものがあるんなら闘えよ、ってな感じで。 だから「今度はどこにも逃げないよ 僕は君を連れて帰る」になるわけじゃん。 モチーフ、全然違うっしょ。 モチーフに人の成熟みたいな一貫性と発展性はあるけれど、少なくとも「繰り返し」ではないし、 「再生産」でもない。 みんな、どう思いますか。 ときにかえるくん、どう思う?(あっ、はじめまして、よろしくね) あんまり 寝てるとみみずくんが地震起こしちゃうぞ。たまには書き込んでよ。 ほんじゃこのへんで失礼します。長々とごめんね! PS (まだいた) 158さんへ。 自己愛は辻の方が遥かに強いんじゃない? あの年になってまで「愛をください♪」って歌っちゃうんだもの。 お前が愛せよ。
>客体のままではいられない”という心理が描かれたのが 『ノルウェイの森』だよね。その前に,「羊」も戦って いたと思う。「羊」の時代は戦うことが当たり前だった。 しかし、結局戦いには敗れる。それで、戦わない「ダンス」 の時代が来る。戦う代わりに「壁」をぬけてあちら側と迎合 してしまう。(迎合できないのが「羊男」)「ノルウェイ」 では「迎合したはず」が、「立ち位置を見失って」しまっている。 「世界の終わり」では、戦うために、その準備として 「壁の内側に戻っている」。で、「ねじまき鳥」。主人公は 絶えず「井戸」にもぐって、そこから世界の成り立ちを探っている。 戦いのまえ準備として。「スプートニクの恋人」では「ノルウェイ」 で失敗した「立ち位置の獲得」に成功して安心して女の子を迎えに いけるわけ。でも、こんどは「ノルウェイ」でそこにいた女の子が、 「ダンス」では壁を抜けてしまい、その結果、「スプートニク」 では女の子の方が立ち位置を見失っている。 まるで同じトラックの中を一周ごとに走者とバトンを取り替え ながら走っているように思える。モチーフは同じでも、アプローチ は違う。あああああ、駄文失礼。
177 :
カエルくん :02/08/08 10:40
>175さんへ ひさしぶり。 それにしても、ちゃんとした読み手はいるんだな。すごく嬉しいよ。 僕には、これに何も付け足すことはないな。 「自分を細分化して登場人物を造形化する手法」を 村上春樹が用いているのかどうかは僕にはわからないけど・・・。 そんなことはどうでもいい。PS.まで僕と同じ感想だ。
178 :
吾輩は名無しである :02/08/08 17:21
>>175 >『世界の終わりと―』では他人を傷つけるのを恐れるどころか、歪んだ力を
>持つもの(システムとかファクトリー)と闘う、主体者としての姿が垣間見られるし、
>壁の中にも自閉してしまわない。
えっ?影だけ外に逃がして自分は壁の中の森に自閉するんじゃなかったの(w
179 :
吾輩は名無しである :02/08/08 20:26
カフカってチェコ語で「カラス」の意味だってフランツ・カフカの本に書いてあったよん。 あるいは、邦題「海辺のカラス」 ・・・つまんなそ。
180 :
吾輩は名無しである :02/08/08 21:38
>>175 あんた野暮だ。野暮すぎる。
俺は村上春樹が好きだけど、あんたの主観混じりの
意見なんて誰も求めてないよ。
美味い料理はただ美味い。誰だって好き嫌いはあるし、出来不出来もあるけど。
他人の評価がどうあろうと、自分の好みは影響しない。
自分が良かった、と思えばそれで良いのに。
説得する必要なんて、どこにもないのに。
評論家気取りのファンをみてると、ひどくせつない。
自分の好きなものにさえ理由付けが必要なのか?
「こんなにも私はわかってる。村上春樹のことを」
同意してる
>>177 の口ぶりには嫌悪感しか感じない。
ちゃんとした読み手って、なんだよ。
自分の言葉の使い方にさえ無自覚な人間。いや、カエルくんだったっけ?
やれやれ。
181 :
ちょっと変えて「ウィン」 :02/08/08 22:08
こんばんわ〜。コードナンバー175です。今夜もひとつよろしく! >カエルくん(さん)へ 書き込みありがとう。待っとったんよ〜。 やっぱりカエルくんがいないと面白くないよね。 「ねじまき」の方だけじゃなくてこっちにもたまには書いて下さいね。 テーマ出してくれたらおいらも書きますから。 >176さんへ レスありがとう。けっこうおもしろかったです。 「迎合」ってのは興味深いね。緑→すみれ、立ち位置の消失ってのもおもしろかった。 「モチーフは同じでも」ってところも、たぶん176さんの言っているのは構造設定 のことだと思うから異論なし。 また書いてね。 >178さん そうそう! これが『世界の終わりとー』の面白いところだよね。 確かに「僕」は壁の外に出ない。でも壁の中の世界は決して楽園ではなく、 「流動的で総体的」な「動きながら完結している世界」で、気の毒な獣達はしわ寄せ をくらって焼かれ、その上「僕」は労働の厳しい森に追放されて生きることになる (と推測できる)。 なんでそんなところに残ったのか? それは「僕は自分の勝手に作り出した人々や世界をあとに放り出して行ってしまう わけにはいかない」からで、「自分のやったことの責任を果たさなくちゃならない」から。 これって自分を守るために壁の中に自閉したわけじゃないよね。 むしろ“自分のケツは自分で持つ”っていう“自分自身に責任を持つ自己”、 もしくは“アイデンティティーの確立”っていう側面が読み取れると思う。 とすると影は? 影は「筋」を通して「古い世界」「現実」に帰っていく。これって“社会的責任を負う 自己”なんじゃないかなあ。(脱出口が南のたまりってのも面白いよね) こうしてみてくると、春樹さんの多くの作品で取り上げられている「少年期の憧憬」とか 「大人になる」っていうテーマが見えてくると思うよ。 今日も長くなっちゃっいました。このへんで失礼します。 チャオ
182 :
吾輩は名無しである :02/08/08 22:10
「羊をめぐる冒険」「ダンス×3」 に出てくるひつじおとこと、 「シドニー」「図書館」に出てくる ひつじおとこはぜんぜん別物ってことでいいんだよね?
183 :
ちょっと変えて「ウィン」 :02/08/08 22:35
>>180 カエルくんに嫌悪感は感じないけど、俺もそう思う。
ちょっと調子に乗って書きすぎたかな。
でもね、むやみやたらに春樹を批判されるのはおもしろくない。
批判するんならそれなりに筋道を立てろよ、と言いたい。
まあ、2ちゃんでそれを言うのはタブーかもしんないけど。
同じいちファンとしてどうよ?
やれやれ。
羊か...どーだろな....悪いけど、俺達にはこれが相応なんだよ.....
185 :
吾輩は名無しである :02/08/08 23:17
「僕は・あなたたち龍ヲタが・大嫌いだ。」
すみません質問です。「世界の終わり〜」の参考文献の バートランド・クーパー著 牧村拓 訳とありますが、 「ダンス〜」に出てくる牧村拓とは、何か関係があるのですか?
187 :
吾輩は名無しである :02/08/08 23:41
評論家気取り、大いに結構。 ただ、春樹に限定して言えば、評論家気取りのファンよりも、 評論家気取りのアンチの意見の方がアホっぽい。
188 :
吾輩は名無しである :02/08/09 02:05
ナニィー
>>180 >自分の好きなものにさえ理由付けが必要なのか?
君は、自分がなぜそれを好きなのか、というのが自分自身で分からないの?それとも向上心ないだけ?
キ○ガイじゃない限り、人の行動・思考には理由付けがあるんじゃないかな。
それに
>>175 は一意見を書いてるだけだろう?皆にも意見を求めてるし。
君にとって、春樹の作品についてディスカスするのはタブーなわけ?
僕は難しいことが分からない。いきなり『ダンス…』を手に取ったものの 頭から「いるかホテル」「でーた」そして「羊男」。放り投げてしまった。 気を取り直して初期三部作に取り掛かかるも再び「羊男」が現れ断念する。 数年後、知人から『ノルウェイ…』を勧められて読む。感銘のうちに読了。 次いで著作集を読み通した。長編・短編とも面白く読みました。 カキコに2種あり。「面白い」と「なぜ面白いか」。僕は難しいことが分からない。 故に前者のみのカキコです。後者のカキコ興味深く読みました。読み解くということ は奥深いことなのですね。
>>175 ,177
ふーん、まあそういう見方も可能かもしれないね。基本的に思ってることは
一緒なのかもしれないけど、言い方を変えるとこんな感じの違いになるのかと
思ったよ。もしかしたら、立場の違いが感想の違いになってるっていう事も
あるかな(学生でしょ?)。
ps 因みに、村上春樹は大好きでほとんど読んでますが、ジンセイ辻はその時
たまたま連れが持っていたので、借りて初めて読みました。つまらんね。話も
膨らまないよ奴じゃ。中山美穂と結婚できるのは、掛け値無しに羨ましいけどね。
192 :
カエルくん :02/08/09 10:51
まあ、俺も少し身構え過ぎたところはあるな。 ここへくると、どうも血が荒れるんだよ。
193 :
吾輩は名無しである :02/08/09 10:59
194 :
カエルくん :02/08/09 11:18
しつこいですけど >180の批判は古典的なもので、理屈言うなよ、面白ければいいだろ、 というものだろう。それも一つの意見であって、君も人のこと野暮と 言いながら、野暮なことしてるよ。そして、それはけっこう楽しいこ とだと思うよ。野暮な話をしようぜ。 俺に嫌悪感を持ったとしたら、それは仕方がないけど、俺自身は君に 嫌な気はしない。俺があんな言い方になったのは、知っている人は知 っているんだけど、自分の意見は言わずに、批判ばかりする奴等がい るからなんだ。
195 :
吾輩は名無しである :02/08/09 13:59
牧村拓(MAKIMURAHIRAKU)を並べかえると 村上春樹(MURAKAMIHARUKI)になるって誰かが言ってた。
正しいことなど何もないのに、それでも探すんだなあ……
>>181 言ってる事がさっぱりわからんなあ(w
>「自分のやったことの責任を果たさなくちゃならない」
のだったら、あくまで影と共に外に脱出し、現実の敵や己の引きずってきた様々
な問題と正面から立ち向かうべきじゃないのか?所詮壁の中の人物なんて深層心
理学的な虚構に過ぎないし、突き詰めれば自分自身でしかない。そんなものだけ
と“永久に生きる”なんていうことは、決して他者の為に主体者としてかかわる
事でもないし、アイデンティティーの確立でもないと思うが。
それと、影=“社会的責任を負う自己”という見解はどう見ても無理があるね。
あくまで、影はその主体と一体の時、初めて実体的な意味を持つという設定だか
らね。所詮その“影”も現実世界に戻ることはできず(戻ったところで、どうい
い形で存在し続けるのか?まさか“やみくろ”になるんじゃあるまい)、主人公
の第一回路と第二回路とやらの間をさまようことになるだけではないのか?
198 :
180ですが :02/08/09 19:30
久しぶりに覗いてみたらレスがついてたので。
いまさらですが。
>>183 180で書いたとおり、俺自身村上春樹の読者ですし(それもかなり熱心な)
好きな作家は、と尋ねられて答える名前も同上です。
確かにむやみやたらと、批判される事については良い気持はしません。
>>189 の言うような意味での理由づけ、もしくは自分なりの解釈というのは
読書をする人間であれば、誰しも持っているものだと思いますし、
好きな作家であればなおさらでしょう。
しかし、それをこの場で開陳する気にはなれない。少なくとも僕は、ということです。
ディスカスすることもタブーだとは思っていません。そのための2chですから。
向上心はあんまり無いですけど(w
おそらく、キ○ガイではないとは思います。
ただ、その一方で、雨の日の匂いとか、自分の恋人とか、
なぜ好きであるのか、自分にとって特別であるのかを考える必要も無いものもある。
それが自分にとっての村上春樹だったし。その点で175の書き込みに対して野暮だな。
と感じたのかもしれません。
長いので、一度切ります。
199 :
180ですが :02/08/09 19:30
(続き)
>>194 確かに俺も野暮でしたね。読み返して、反省すべき点は多々あります。
ただ、
>>175 の解釈は、大筋で同意できますが、意味が通らない箇所や、
もしくは、書き手が思う結論に向かうためだけにつけられた意味付けが
見受けられたように思います。
(世界の終わりと・・・のあたりとか、短編が考慮されていないこととか)
それを読んで、なんか違うな、と思ったあとに
>>177 のレス。
議論の余地は無く、完全に世界が閉じられたような印象を受けました。
でも、そもそも、
自分が
>>180 のレスを書いた事にそんなに意味はありません。
ただなんとなく
>>175-177 の流れをみて、単純に野暮だと思い、書いたまでです。
もっともらしい理由をつけることは簡単です。
・自明の事を得々と語る175が見ててなんか恥ずかしかった。
・他の作家を持ってきて、村上春樹を持ち上げるやり方もなんか嫌だったし。
(辻の2ch的な評価はともかく、個人的には良い作品も書いてると思います)
・そういう人が「ちゃんとした読み手」かよ。と思ってしまった。
でも、それさえもあとづけの理由なのかもしれません。
180の書き込みのあとにも
>180の批判は古典的なもので、理屈言うなよ、面白ければいいだろ、 というものだろう
という、解釈がありましたが、少なくとも僕の180の書き込みに
そのような意図は全くありませんでした。「ちゃんとした読み手」には伝わらなかったみたいですが。
つまりはそういうことです。
また僕は野暮な事をしてるみたいなんでROMに戻ります。
性懲りも無い長文スイマセン。こんなこと書いてると叩かれそうな気もしますが。
いち村上ファンの180拝
200 :
199を読まずにカキコ :02/08/09 20:31
やたー! 200 げとぉぉぉぉぉ!!  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (´´ ∧∧ ) (´⌒(´ ⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡  ̄ ̄ (´⌒(´⌒;; ズザーーーーーッ ドッコイショ・・・・・・・・・  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ∧∧ (´;; (゚Д゚ ,)⌒ヽ (´⌒(´ U‐U^(,,⊃'〜... (´⌒(´⌒;; ・・・・・・・・・・・・・・・・  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ポ ∧∧ ポ ン (゚Д゚ ,) . ン (´;) U,U )〜 (;;). (´)〜(⌒;;UU (´ )...〜⌒(`)
201 :
吾輩は名無しである :02/08/09 20:34
ついでに201ゲト。 悪いが俺も読んでいなかったりする。
あんまり長いとさ〜、読む気失せるよね。目がチカチカする。 5行位で上手くまとめてくれると嬉しいんだけどね。
203 :
175に改名 :02/08/09 22:31
みなさんこんばんは。175です。性懲りもせず今夜も来てしまいました。 なんか、盛り上がってまいりましたね。嬉しいです。 また遊んでやってください。 ちなみに当方、学生ではありません。当然、研究者でもありません。 その証拠に怪しげな造語を連発しています。 単なるいちファンですので、よろしく。
>>178さん そうなんだよね。これってハードボイルドワンダーランドと絡めて考えると 一気に破綻する解釈なんだよね。白状してしまうと『ハードボイルワンダーランド』 と『世界の終わり』の結末における関連が、僕にはイマイチよくわからない。 「私」はやはり自閉しているのだろうか? あなたの意見を聞かせてください。 ちなみに「」内の文章は本文からの引用なので、そのへんもよろしく。
>>180 さん
いいですね。あなたかなりいいです。このくらい綺麗に批判してくれると
されている方も納得できます。ちょっと思ったんですが、あなたが180を書いた
時の気持ちと僕が175を書いた時の気持ちは、根っ子の部分では同じなのかもしれない。
辻を引き合いに出したのは申し訳なかったし、また、自分のレスを読み返してみて
「何で俺、こんなに偉そうなのかな〜」とも思いました。反省します。以後気をつけます。
180さんの言っていることは良くわかるし共感もできます。ただ僕は、主観混じりの意見
もアリだと思う。欲を言えば、あなたが春樹さんの作品にどんな感想を抱いているのか知りたい。
『スプートニク』でぼくがにんじんに話していたみたいに、「長いあいだ一人でものを考えていると、
結局のところ一人ぶんの考え方しかできなくなる」というのを、僕は最近、切実に感じるようになりました。
(あなたを批判しているのではありません。本当にそう感じているだけです)
だから、同じ春樹ファンの人達の感想・意見を聞きたいんです。
180さんには不本意かもしれませんが、良かったら書いてください。
206 :
吾輩は名無しである :02/08/09 23:20
>180 よおよお、自閉してカッコつけるなよ!お前が一番偉そうなんじゃ。
>>カエルくんとみんなへ カエルくん、こんばんは。お元気ですか? 194には強い共感を覚えました。おいらも野暮な話がしたいです。 それに匿名で他人を批判しまくるのはズルイよね。あとひょっとして 語弊があったらまずいんで補足しますが、183で「俺もそう思う」と書いた のは僕に対しての批判と大まかな要旨についてです。おいらはカエルくん のしようとしていることに賛同しています。 みんな、もっと自由に感想や意見を書きませんか? 単に「感動した!!」 とかでもいいんじゃないかな。それが出発点になるわけだし。春樹さんの 作品の性質上、どうしても“謎解き知識ゲーム”みたいになっちゃう時も あるけど、それはご愛嬌。2ちゃんて世間の縮図みたいなところがあるから、 誹謗・中傷・ゴシップ・ネタ等々ありだと思うし、それはそれでおもしろい けれど、そればっかりだと飽きるよね。たまにはマジなのもほしい。 また長くなってしまってすみません。どうしても書きたかったので。今度は短くします。 とにかく、フォレストガンプさんがおっしゃっているように、チョコレートは 箱の人生です。みんなでこのスレを盛り上げましょう。貴重なスレだから。
208 :
カエルくん :02/08/10 00:29
んだ、んだ。新作が楽しみじゃ。 ちょっと盆休みに入ります。 「ねじまき鳥」もよろしくね。
209 :
吾輩は名無しである :02/08/10 01:35
なげえよ。うだうだ書き込むな。センス問われるぞ。 春樹読んでおきながら冗長な文章書く人間は不毛。 スタイルを真似るだけでなくて、意思の簡潔な伝達という原点を考えてください。
ごめ〜ん。気をつけます。
175と180の議論は久々に読み応えがあって面白かった。 私は全然冗長とは思わなかったけどなぁ。 でも、どっちも良い人そうだ。
212 :
吾輩は名無しである :02/08/10 03:08
213 :
吾輩は名無しである :02/08/10 09:25
>>212 カバーイラストは佐々木マキにしてほしかった
214 :
吾輩は名無しである :02/08/10 10:05
初期の村上春樹と初期の大江健三郎って似てるね。 似てないんだけどさ、似てる。
215 :
吾輩は名無しである :02/08/10 13:24
>>212 ありがとう。すごく楽しみになってきた。
216 :
吾輩は名無しである :02/08/10 16:57
NORU
218 :
吾輩は名無しである :02/08/10 20:33
サイト開設感激age
219 :
吾輩は名無しである :02/08/10 21:06
サイトより。この著作者ってハールーン・アッラシードじゃないの? >バートン版『千夜一夜物語』 > >ごぞんじ『アラビアンナイト』のこと。いつ誰が書いたかわからないけれど、 >アラブ圏では既に1000年以上前には伝えられていたそうです
220 :
吾輩は名無しである :02/08/10 22:38
>>219 違う。ハールーン・アッラシードはイスラムの王様。
とある雑誌で『2002年のピンボール』という記事を発見。 現在ピンボールを製造しているのはシカゴにあるスターン社 だけだそうです。ヒットしているのは「プレイ・ボーイ」とのこと。 コレクターが所有している数十台のピンボールを写した写真は圧巻でした。 「僕」とピンボールの再会の場面を映像化したらああいう感じなんだろうな。
222 :
都合よく世界史いたから来ました。 :02/08/11 02:12
>>219 お馬鹿。
ハールーン・アッラシードはアッバース朝第5代カリフ。
いちばん栄えたんだよん。
223 :
吾輩は名無しである :02/08/11 02:58
>>214 似てるね。
万延元年のフットボールと1973年のピンボール
ピンチランナー調書と羊をめぐる冒険とか
村上春樹が意識しすぎって感じがする。
>>223 フットボールとピンボール。
それってすごくおもしろそう。魅力を感じる感想ですね。
例えばどんなところが似ていると思いますか?
良かったら、コメントください。
イブン・ハルドゥーン
>>180 そもそも批評というのは自分が感動した理由などをいかに文章化しようとするものでしょう。
ただ、180の感じたであろう嫌悪感は同意できる。批評というのは内容がチープであるほど他人に嫌悪感を生じさせるものだから。
228 :
吾輩は名無しである :02/08/12 18:53
>226 同意 2ちゃんで長文は他人にとって有益であるとか 他人を感心させられるレベルのものじゃないとまず叩かれる >175は読書感想文レベルのものを長文で垂れ流してるから 嫌悪感をもたれる。
229 :
カエルくん :02/08/12 19:10
>180よ 僕が言った「ちゃんとした読み手」というのは、自分の読みが出来る という意味だ。これが実は難しいのだ。 175はそういう意味で「ちゃんとした読み手」なのだ。 >226=228の頓珍漢とは、やはり違うんだよ。 それは、はっきり言っておきたい。
230 :
吾輩は名無しである :02/08/13 00:46
村上春樹の長野への引っ越しのソースきぼん
村上春樹って独身みたいな生活してるよね 一人行動多すぎだし、奥さんと生活リズムかなり違うだろうに。夫婦のそろった生活はあるんだろうか?
232 :
吾輩は名無しである :02/08/13 01:49
>>230 『またたび浴びたタマ』
「田舎の生活にあこがれて、南青山のマンションを処分して、春先に
長野県に引っ越した。職業は小説家だから、ファックスとインターネット
さえあれば、東京にいなくたって、いくらでも仕事はできる。」
234 :
吾輩は名無しである :02/08/13 16:28
235 :
吾輩は名無しである :02/08/13 16:30
消 全 耗 て 品 の で ス あ レ b ッ y る 村 ド 上 。 龍 は
>>180 におおむね同意だけど
こういう人が公式HPにメールとか出してたら萎える。
>>236 オマエのそのカキコの方が、よっぽど萎える(w
(書かんでいいことをわざわざ書く=自己肥大の変形)←覚えとけ>all
238 :
吾輩は名無しである :02/08/13 20:32
>>237 におおむね同意だけど
こういう人が公式HPにメールとか出してたら萎える。
>>237 っつーかそれって君の事でしょ?少しでも他人に対して優位に立とうとするところとかさ。
春樹オタの自意識過剰ぶりがよくわかる展開だな
241 :
吾輩は名無しである :02/08/14 00:20
>>240 胴衣。
意図してか、無意識か、春樹もどきの悪いトコばかり目につく鼻につく。
242 :
我輩は名無しである :02/08/14 06:00
酒に酔った時とか何でもない時にふと春樹作品の自意識について考える。 多分それは誰にでもあることなんだろうけれどそれと意識しなければ 考えるところまで至らないものだと俺は思う。 その点で春樹には影響を受けたと思し、世間一般に影響を 与えられる作家だと感じるよ。
よくわからない
244 :
吾輩は名無しである :02/08/14 18:20
全然わからない。
わかりませんね・・・
246 :
吾輩は名無しである :02/08/14 23:47
春樹の作品は謎だらけ。
247 :
吾輩は名無しである :02/08/15 01:32
まったく・・ やれやれ
春樹読んでるならもっとわかりやすい文章を書け!
sage
250 :
吾輩は名無しである :02/08/15 08:51
何で、「春樹」って言うの?友達かよ。正直、キモイよ。 マイケル・ジョーダンの事、「いやあ、マイケルはさ〜」って 言ってる奴が居たけど同じくらい怖い。
251 :
吾輩は名無しである :02/08/15 09:59
>>250 文学者をファーストネームで呼ぶのは漱石・鴎外の伝統。
252 :
吾輩は名無しである :02/08/15 11:37
>>250 村上とお前は逝っいたら
村上姓の文学者は3人入ると思うけどな
253 :
吾輩は名無しである :02/08/15 11:42
「やれやれ、あるいはそうかもしれない。 でも僕にはよく分からない」 「どうしてあなたはそんなに分からないふりをするのかしら? あなたはただ分からないふりをしてるだけなのよ」 「なるほど」
254 :
吾輩は名無しである :02/08/15 12:02
255 :
吾輩は名無しである :02/08/15 12:26
>>250 名前で呼ぶのは友達だけと思っているお前の世間知らずな低脳ぶりの方が
はるかに怖い(プ
まあ暑いかもしれんが、引きこもってないで外へ出て世間を知ってみろよ(藁
村上春樹作品の自意識とその閉塞、そして自意識を無自覚に意識するという パラドクスについて書きたかったんだが自分の中でまだ理解できてないから あんな文章になったんだと思う。皆ならどう考える?
作家を名前で呼ぶことも知らないヤツが文学板とは、これいかに?
春樹作品の閉塞感って初期中期の話じゃない? 最近のは、自己という存在の限界からいかにそれを乗り越えるのかというのが根底にあると思う。
時々思うこと。 現役の作家に初期、中期って結構失礼だよなあ…… どうなるのかわかんねーのに……
260 :
吾輩は名無しである :02/08/15 18:09
ティムオブライエンはかこいいと思う
>>250 はカコイイ!!
スポーツニュースでアナウンサーが「イチロー」と言う度に、
「イチローじゃなくて鈴木だろ!」ってつっこむんだから。
>258 そうですね。初期、中期の作品中心ですが。 最近の作品には閉塞感は確かにないですね。 初期の作品の方が自分は好きなので。
263 :
吾輩は名無しである :02/08/16 01:52
いや、しかし楽しみですよね。
264 :
吾輩は名無しである :02/08/16 03:56
とりあえず、日々の生活の中に楽しみを見つけてみよう。
265 :
吾輩は名無しである :02/08/16 09:12
しかし、村上春樹ファンは多いな。何がそんなにいいのかね(半分質問)。 少しスケールが小さい様に思うけど(良くも悪くも)。 こういっちゃ、なんだけどここにいる人達みたいに。
またまたよくわからない。
初期と最近のどっちが好き?
268 :
吾輩は名無しである :02/08/16 12:49
>>267 最近のです
どうも煽っているのは平野けいちゃんのファンのような気がするんだが
どうよ?
>>265 こういっちゃなんだけど、君もここにいるのだよ?
そうか、煽ってたのか。それさえもわからなかった。
271 :
吾輩は名無しである :02/08/16 12:58
>>265 スケールの大きなもの(歴史やら政治やら)を拒否して小説を書いてきた
のが村上春樹なんだと思う(80年代までは)。
だから、ねじまき鳥を経て今の村上春樹がどうなってるのか、『海辺のカフカ』
はすごく楽しみなんだけど。
272 :
吾輩は名無しである :02/08/16 13:10
平野サイコー 春樹ゴミ
273 :
吾輩は名無しである :02/08/16 13:25
ヒラノ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
274 :
吾輩は名無しである :02/08/16 14:23
平野。語彙も少なすぎ。今更エリアーデ?
275 :
吾輩は名無しである :02/08/16 14:25
昔の春樹の方が好き
276 :
吾輩は名無しである :02/08/16 14:37
角川春樹のほうがスキ
277 :
吾輩は名無しである :02/08/16 16:02
春樹は鶴太郎
>>271 それ新作? いつ頃出る? ガイシュツならスマそ!
2)J・D・サリンジャー『キャッチャー・イン・ザ・ライ』(白水社)
おなじみ『ライ麦畑』を僕がこのたび翻訳することになりました。ずっとやりたかった仕事でもあり、
燃えています。「え、いまさら『ライ麦畑』?」と言う人が中にはいるかもしれませんが、
じっくり読み込むと深くて恐い小説なんだ、これが。おそるべし、『ライ麦畑』。いろんな訳し方、
アプローチが可能な小説なので、今ある訳書とはひと味違った村上的『ライ麦畑』をお届けすることができたらと思っています。
じっくり細部に凝って仕事を進めていますので、刊行は来年の春以降になる予定です。
coming soon. しばしお待ちください。
http://www.kafkaontheshore.com/author/voice02.html
>>279 売れそうだねこれ。っていうか読みたい。でもこのタイトルだと解らない人がいそう。
というか、 「ザ」をつけて欲しい。
1)アンソロジー『バースデイ・ストーリーズ』(中央公論新社) これは村上が「誕生日」をテーマにした英米の短編小説をせっせと探し集め、自分で翻訳した ものです(探すのはけっこう大変だったです。いっぱい短編集を読まなくちゃならなかったし��ぶ つぶつ)。ラッセル・バンクス、イサーン・ケーニン、ポール・セロー、レイモンド・カーヴァー、デヴ ィッド・フォスター・ウォレス、デニス・ジョンソンなどなど、興味深いバースデイ・ストーリーズがず らりと揃っています。自分で言うのもなんだけど、面白いですよ。それからおまけとして(蛇足か もしれませんが)、僕がこの本のために書き下ろした新作短編小説もついています。もちろん誕 生日をテーマにしたものです。11月刊行予定です。 これはどうなのかな。英米文学の短編小説に翻訳者(日本人)の短編小説が載るというのは。 もちろん売らんがための方策なんだろうけどさ。
>>282 「ぶつぶつ」とか、「蛇足かもしれませんが」とか言ってるし、
なんだかやらされてる仕事っぽいね。
>283 そうか?口癖だと思ってた。
285 :
吾輩は名無しである :02/08/17 01:40
ちょっかい出しているやしらに問いたい。 で、村上がなんで売れてると思うわけ?
さっきの『愛なんていらねえよ、夏』で リコがノルウエイの森を読んでた。 ただそれだけ。以上。
>>286 俺のほかにも気付いてるやつがいてよかった。
みんな見てないのかと思った。
ただそれだけ。以上。
288 :
吾輩は名無しである :02/08/17 04:52
ライ麦畑の翻訳って「やりたいけれど翻訳の権利の関係で無理」 って言ってなかったっけ?白水社が野崎訳以外出したがらないとかなんとか。
権利の関係の問題がなくなったんだろ。
290 :
吾輩は名無しである :02/08/17 04:58
いや…確かにそうなんだろうね。
291 :
吾輩は名無しである :02/08/17 04:58
>>288 だって日本で250万部出てるんだよ?
白水社も随分助けられていることだろう。
白水社はいい出版社だと思うので、
春樹の訳が売れるより白水社が生き残るほうが
出版界にとって大事なことだと思うよ。
要するに野崎の賞味期限が切れたんだよ
、、、、。
村上訳のタイトルが「キャッチャー・イン・ザ・ライ」なのが 白水社の「ライ麦畑」への配慮なんじゃない?
295 :
吾輩は名無しである :02/08/17 17:30
村上春樹の「ライ麦畑」も白水社から出るのです。
296 :
吾輩は名無しである :02/08/17 18:18
>>295 ほんと?いいね。それで儲けた金を資本に
これからもいい本をどんどん出していってもらいたい。
297 :
kjffg;6えr :02/08/17 23:18
かえるくん、東京を救うを読みました。 俺が頭悪いのかもしれないけど正直よく分からなかった。ファンタジーってあんなもんなのかな? ていうかジャンルがわかんないけど・・・。変に哲学を織り交ぜてるし。 一つわからないのは『非かえるくん』のくだりでした。あれってどういう意味?
298 :
吾輩は名無しである :02/08/17 23:54
>>297 村上作品を他にあまり読んだことない人?
>299 いえ、とくにバカにしてるつもりはないんだけど 多少読んでる人ならそういう質問は無いかなと。 教えてあげるってほど偉くないんだが かえるくんもみみずくんも内的現実であって 少なくともファンタジィではないやね。 非かえるくんについては「こういう意味」って はっきり説明できるものじゃない気がするので (出来る人がいたらお願いします)何度か読んで 考えてみることをオススメする。
302 :
講演記録より :02/08/18 17:40
「…ともかく、僕が生まれ育った土地が全く姿を変えていた。 それは自然の力だけど、やはり暴力なんです。僕は物を書く 人間として、そういう悪意とは戦うべきだとそのとき思った。 決して自然を相手にという意味じゃなくてね。かえるくんと いうキャラクターは、言わば僕達の世界を取り巻く悪意に対 して、こちら側にだって戦う準備があるんだぞ、という意志 表示なんです」 だってさ。
304 :
吾輩は名無しである :02/08/18 19:08
春樹のちんちんおいしいよ。
>>303 作品自体電波だろ。井戸だの、やみくろだの……
306 :
吾輩は名無しである :02/08/18 21:49
「やがて悲しき外国語」の中で言っていた、春樹が好きな日本の作家って誰だったけ? わかる人あったら教えてください。
307 :
吾輩は名無しである :02/08/19 00:59
>>306 「やがて悲しき外国語」で名前を挙げているのは、
吉行淳之介、庄野潤三、小島信夫、安岡章太郎、遠藤周作
です。
308 :
吾輩は名無しである :02/08/19 02:10
>>305 足から水が出てきたり、蛇を踏んだりするのも電波ですか?
壊す人とか、無名大尉とかは?
>>308 ほっときな。単なるルサンチマンだからw
310 :
吾輩は名無しである :02/08/19 19:12
電話男とか二百回忌とかは電波?
>>307 「小島信〜」とは覚えており
「小島信彦」の小説「イエスタデイワンスモア」を読んでしまって
「村上春樹ってこんなのが好きなのか?」と当惑してたところでした・・
因みに、小島信夫の作品の中でオススメはあるますか?
313 :
吾輩は名無しである :02/08/19 21:07
春樹の小説つまらんよー どこがいいのよ 顔きもいし
314 :
吾輩は名無しである :02/08/19 21:08
∋oノハヽo∈ (´D` ) これ見てまたーりするのれす (⊃⌒*⌒⊂) /__ノ''''ヽ__)
315 :
吾輩は名無しである :02/08/19 21:10
×小島信彦 ○小林信彦
うげ〜。 まだ出てないのにAmazonで売り上げ1,2位独占なりー。 15歳の誕生日、少年は夜行バスに乗り、家を出た。 一方、猫探しの老人・ナカタさんも、 なにかに引き寄せられるように西へと向かう。 暴力と喪失の影の谷を抜け、 世界と世界が結びあわされるはずの場所を求めて。
317 :
吾輩は名無しである :02/08/19 22:13
>>312 アメリカンスクール。
「やがて悲しき外国語」の中でもこの作品にちょっと触れてる。
昨日夜一気に書店用見本誌を読んだ。頂いた時手が震えた。帰りの通勤電車の中から始め、駅についてベンチでまた1時間。雑多な用事をこなさなくてはいけない家に帰り着く前にもう少し本の世界にひたりたかった。 風が涼しい駅のベンチにに座りながら、少年が夜行バスを降り、四国で居場所を探すその背中をおいかけた。 ナカタさんの、奇妙で独特のしかし温かみのあるしゃべり方、その台詞ひとつひとつをじっくりと楽しんだ。ナカタさんは猫としゃべる。ナカタさんの前に登場する猫たちのひとつひとつの個性を楽しんだ。
319 :
吾輩は名無しである :02/08/19 23:47
海辺のカフカごみ
まだ出てないのにこれだもんなあ…… 影響力があるのは間違いない。
321 :
吾輩は名無しである :02/08/20 00:28
海辺のカフカはごみ
322 :
吾輩は名無しである :02/08/20 00:31
出版されたらさらなる批判がでるだけじゃん
323 :
吾輩は名無しである :02/08/20 02:02
ジブリかと思った
324 :
吾輩は名無しである :02/08/20 03:02
325 :
吾輩は名無しである :02/08/20 10:48
新作で四国に逝くって・・・いよいよ大江化してないか村上さん? 大江ファソとしては嬉しくもあるけどね。
>323はジジの声で。
327 :
吾輩は名無しである :02/08/20 13:39
海辺のカフカ読むまでヒッキーしてよ
ささ、春樹がお嫌いな方はどうぞ一般書籍板へ! 良い具合にマターリしてますぞ。
329 :
吾輩は名無しである :02/08/20 15:07
ぬおおおおおおおお、ついに新作出るのか。 海辺の光景?いやいや、カフカか。四国って……。 まあでも、楽しみだ(w
新潮文庫を買ったら 「図書館の話らしい」 ってかかれた赤い紙が入ってた。裏に公式サイトのURL。 海辺のカフカが出たら、これを栞にしよう。
海辺のカフカよりライ麦の方に期待してるんだな。 何度挑戦しても野崎訳が気持ち悪くて挫折してしまうんだな。 ほんとは原書読めれば済むんだけどな。
332 :
吾輩は名無しである :02/08/20 23:22
どうもイヤな予感がする。 神々みたいだったらどうするよ?>カフカ 世界の終わりの続編が読みたい。
333 :
吾輩は名無しである :02/08/21 01:07
>>332 たしか、前公式サイトでファンからの問いかけに、次の長編は(筋はともかく)内容的には
『世界の終わりと……』の続編に当たるものになるだろうって、村上氏は言っていたけど。
今度の長編は、僕が森へと入っていった「その後」について書かれたものだと思われ。
『ねじまき鳥』以来に、かなり読み応えのあるものとなっているんじゃないかな。
そうなんだよねー
335 :
吾輩は名無しである :02/08/21 02:17
もう、期待でうずうずしてくるね。たしかに村上春樹は批判されるべきところも多々あるし、 実際に批判されてもいるけど、彼ほどまでに、「小説を読む喜び」を感じさせてくれる 作家はいまんとこ日本にはいないです。「小説を読んで喜んでるんじゃねーよ!、 読む喜びなんていうからおまいらオタなんだよ!」って言われればそれまで だけどさ。同じ時代に生きててよかったよ。まじに。
336 :
吾輩は名無しである :02/08/21 13:50
たいして本よんでないくせに
337 :
吾輩は名無しである :02/08/21 17:16
サリンジャ―やボネガットじゃ駄目なの?
338 :
吾輩は名無しである :02/08/21 17:18
読む喜びなんて春樹ヲタには5億年はやいと思うます。
340 :
吾輩は名無しである :02/08/21 17:25
どうも〜村上春樹です。 「海辺のカフカ」をお楽しみに! みなさんからのメールをお待ちしております。
村上春樹ってノルウェーの森しか読んで無いけど、 なんか日本語ヘッタクソなヤシっていう印象しかない。
>>341 読んでしまってからなに言っても読まされたあなたの負けです。
343 :
吾輩は名無しである :02/08/21 17:39
335はとりあえずキモイ
344 :
吾輩は名無しである :02/08/21 17:40
342意味不明 へたはへた 読まなきゃへたっていえないじゃん
>>344 言う必要ないと思うんですけど……なんにしろ読んでんじゃん。
作家は読ませるのが(あるいは売るのが)目的だから、
村上春樹は目的達してんじゃん。
俺は夏休みの宿題がノルウェーの森の要約だったから読んだんだけどね。 まぁどっちにしろ手を付けたらとりあえず全部読むようにしてるけど。 途中で止めるのって作家に失礼だから。
>>342 つーか勝ち負けって何よ?
アフォですか?
348 :
吾輩は名無しである :02/08/21 17:55
>>345 きみねぇ。。。
恥じ晒しになってるよ
春樹ヲタって結局この程度。。。
349 :
吾輩は名無しである :02/08/21 17:57
春樹ヲタは真性バカだね
350 :
吾輩は名無しである :02/08/21 17:58
上手く文体を変えてるつもりなのだろうか……
ちなみに347と348は違うよ 349は知らん
352 :
吾輩は名無しである :02/08/21 18:01
342はバカ 春樹ファンはあんなバカじゃありません
353 :
吾輩は名無しである :02/08/21 18:02
354 :
吾輩は名無しである :02/08/21 18:03
341と346と347は俺。 強制IDじゃないと春樹信者には自演に見えちゃうのか。 まぁ歯がゆいのは確かだよね。お互いにね。
>>342 こんなんといっしょにしないでよ
春樹の作品は読んだ/でないじゃなく
作品の中身で評価してよ
356 :
吾輩は名無しである :02/08/21 18:16
342と352の違いを教えてください……
>>355 春樹の作品って中身で評価できないと思うのだが。
感じるもの。
358 :
カエルくん :02/08/21 21:04
ウゲッ。
最初に読んだのがノルウェイの森かどうかで 印象・評価がまったく変わってこない? 個人的にはこれ以外のものを最初に読んで欲しかったり。
360 :
吾輩は名無しである :02/08/22 15:33
>>359 ノルウェイの森って特殊なの?
それとも単純に評価が低いの?
361 :
おさむ ◆LQPM.CMA :02/08/22 18:30
ねえ、春樹は反戦論者なの? アメリカナイズされてるの?
362 :
おさむ ◆LQPM.CMA :02/08/22 18:44
>360 ラヴコメ。 折れ的にはねじ巻取りが一番かな。
363 :
吾輩は名無しである :02/08/22 18:52
ノルウェイの森はレベルアップのために書いたと言ってたな。 ちゃんと現実感のある「まとも」な小説も書けるようにしとこうと。
364 :
おさむ ◆LQPM.CMA :02/08/22 18:58
>363 ん? 折れの読んだ本だと村上龍に100部ねらえ!と言われて書いたと言ってた きがしたぞ。
>>364 >村上龍に100部ねらえ!と言われて書いた
同人誌の話ですか?
>365
367 :
366失敗すまそ :02/08/23 18:14
>365 微妙に違うような・・・。 それって、そうだ村上さんに聞いてみよう!だよね? 確か、「春樹さんも一度は100万部を超える小説を書くといいよ」 みたいなことを、龍に言われたけれど、 実際そうなってみるとうんぬん・・・ みたいな内容じゃなかった?
368 :
吾輩は名無しである :02/08/23 18:48
たのむからおさむでてって。まだアンチのほうがましだ。
369 :
吾輩は名無しである :02/08/23 20:13
いや、どう見てもおさむは、馬鹿を装ったアンチだ。
370 :
吾輩は名無しである :02/08/23 20:17
いや、どう見てもおさむは、馬鹿でしかないウンチだ。
371 :
吾輩は名無しである :02/08/23 20:24
いや、どう見てもおさむは、馬鹿でかいウンコだ。
ロングインタヴューが更新されているよ。 三人称になるみたい。
「めくらやなぎと、眠る女」、好きなんですけど、特に雰囲気が...
レイモンドに影響されて書き直してたね 何が変わったのか正直よく解らなかったけど
でも龍はノルウェイの森が売れた後で, 「男女二人組みがいて男のほうが 「この赤と緑の表紙がいいんだよな」と言っているのを聞いて、 そんな評価をされるような小説じゃないんだ、売れたのは逆に よくなかったかもしれない」みたいなことを言ってた ような気がする。もうずっと前だからうろ覚えだけど。
訂正:男女二人組みがいて 書店に男女二人組みがいて
褒め言葉なんだろうな……たぶん……
379 :
おさむ ◆LQPM.CMA :02/08/24 17:23
まあ、ねじ巻取りはいいよ。きにいっっtるよ。
小説読む前にこんな記事読む奴の気が知れない。 映画の宣伝といいなんだって事前に情報仕入れたがるのかね?
楽しみで待てないから。前夜祭状態。 でも、正直あらすじはいらない。 キーワードも要らない。
>>380 なんでおまえがそんなにひねくれてるのかわからない
383 :
おさむ ◆LQPM.CMA :02/08/24 18:23
た し か に 。 そ う だ 。
384 :
吾輩は名無しである :02/08/24 19:15
海辺のカフカ読んだけど、最後ナカタさんが結婚して終わるのは どうかと思った。
385 :
おさむ ◆LQPM.CMA :02/08/24 21:36
カフカってところがそそられるな
「カフカ」ってところに読む気をそがれます。
387 :
おさむ ◆LQPM.CMA :02/08/24 21:48
ほんをうりたいっていう春樹のせつなるねがいがでてるよ。 >386
388 :
吾輩は名無しである :02/08/24 22:38
カフカの海辺
389 :
吾輩は名無しである :02/08/25 00:16
海人のトマト
390 :
吾輩は名無しである :02/08/25 01:37
海峡のサルサ
391 :
吾輩は名無しである :02/08/25 01:38
浜辺でアナル
392 :
吾輩は名無しである :02/08/25 02:10
渡辺のカリブ
393 :
吾輩は名無しである :02/08/25 02:11
春樹の臀部
394 :
吾輩は名無しである :02/08/25 02:13
>>388-393 おもしれーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
395 :
吾輩は名無しである :02/08/25 02:50
村上春樹ぱーと5?あるいはそうかもしれない。 それでも僕はもう行かねばならないのだ。ここにとどまりつづけるわけにはいかない。 やがて降りはじめた雨が時間をそっと湿らせていく。 そして8月がもう終わろうとしているのだ。
396 :
吾輩は名無しである :02/08/25 04:44
てすと
春樹さんの作品の書かれた順序を教えてもらえませんか?
398 :
吾輩は名無しである :02/08/25 12:10
>>397 「村上朝日堂」
「村上朝日堂の逆襲」
「村上朝日堂 はいほー!」
「村上朝日堂超短編小説 夜のくもざる」
「村上朝日堂はいかにして鍛えられたか」
っていうことじゃないよね。でも書いた順番なんて本人しか知らない。
発表順。
「風の歌を聴け」1979.6
「1973年のピンボール」1980.3
「アメリカン・ホラーの代表選手」1980.3
「親子間のジェネレーション・ギャップは危険なテーマ」1980.3
「中国行きのスロウ・ボート」1980.4
「街と、その不確かな壁」1980.9
「貧乏な叔母さんの話」1980.12
「カンガルー日和」1981.4
「4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」1981.5
「ニューヨーク・ステイト・オブ・マインド」1981.5
「鹿と神様と聖セシリア」1981.6
「眠い」1981.6
めんどくさいからやめた。
399 :
吾輩は名無しである :02/08/25 12:51
>>398 は親切なのか嫌がらせなのか・・・。
補足しておきましょう。
1981年6月までには
「マイケル・クライトンの小説を読んでいると『嘘のつき方』から『エントロピーの減少』まで思いめぐらしてしまう」
「中年を迎えつつある作家の書き続けることへの宣言が、『ガープの世界』だ」
「ピンボール後日譚」
も有りマス。
400 :
吾輩は名無しである :02/08/25 16:37
本屋の店員はもう海辺のカフカを読んだそうです
シドニー!
402 :
吾輩は名無しである :02/08/26 12:38
海辺のカフカ、ひさびさの長編だな。タイトルもいいし。何年ぶりかで買ってみるか。
403 :
吾輩は名無しである :02/08/26 12:41
「チベットのモーツアルト」を思い出したよ。 ポストモダンを理解できず、 安保はどっちにもつくことのできない宙ぶらりんハルキ。 こんどは何のコンプレックスが裏返ってるんだろ。
404 :
吾輩は名無しである :02/08/26 15:02
アンチにすら見放されたヤシの本を楽しみにしてるヲタがいるとは、、、
405 :
吾輩は名無しである :02/08/26 15:11
ヽ(`Д´)ノ ゴルァ
407 :
おさむ ◆LQPM.CMA :02/08/26 22:59
ぽすともだんなんて、はやりだよ。 りかいじゃなくてふぁっしょんだろ。 かふかよんでみるy
408 :
吾輩は名無しである :02/08/27 00:48
ポストモダン? いったいいつの時代の話をしてるんだ? お前は「泳げタイヤキくん」 か?w<ばか=407=おさむばか=ばか工藤
409 :
おさむ ◆LQPM.CMA :02/08/27 00:49
おれのは403へのれすだよ 408
同じことだよ思うよ<409
411 :
吾輩は名無しである :02/08/27 00:58
それは泳げタイヤキくんに対して失礼だと思う。408
じゃあ、「いっぽんでもニンジン」に言い換えよう。
413 :
吾輩は名無しである :02/08/27 02:12
文学を読みこなせないアフォが、 どうにか純文学を趣味にしていると他人に言えるボーダーライン。 それがハルキ。 好きな奴らに何言っても無駄だが、かわいそうな奴らだ。
違いのわかる男キタ━━━(゚∀゚)━━━!!
415 :
吾輩は名無しである :02/08/27 03:05
416 :
吾輩は名無しである :02/08/27 03:36
愚にもつかぬ回文を商品として流通させるおこがましさ。 そんなことをする人間を愛好するとは。 ファソは「純文学好き」と内輪でオナニーしてなさい。
417 :
吾輩は名無しである :02/08/27 06:06
文学は“読みこなす”ものではないと思う。 それをやるのは学者連中で、僕たち大衆はただそれを感じ取ればいい。 “純文学”という用語に高尚なイメージを抱くのは誤りだと思う。 純文学というのは単なる1カテゴリーに過ぎない。 村上春樹はそんな忌むべき慣習に固執してはいないと思う。
418 :
吾輩は名無しである :02/08/27 06:08
>>417 まさか鈴木光司ファンじゃないだろうなw
419 :
吾輩は名無しである :02/08/27 06:09
ちがう
420 :
吾輩は名無しである :02/08/27 06:25
そうだ
421 :
吾輩は名無しである :02/08/27 10:38
422 :
吾輩は名無しである :02/08/27 11:17
417みたいなのが、典型的な「純文学」理解の典型 こういうバカはいつまでも生産され続けるけどね こういうバカがいる限り文学は安泰ですな
423 :
吾輩は名無しである :02/08/27 11:24
>>417 みたいに「読みこなす」と「感じる」
また「学者」と「大衆」という図式を持ち出しせば、
なにか言えるとおもってるバカ。
それらの言葉の中身を吟味せず、自分にとって有利に使っていること
自体がとてつもない権威主義ということに気が付かないバカ
424 :
吾輩は名無しである :02/08/27 11:29
春樹のメッセージを体で感じるんだ。
425 :
美香 ◆5qBZxQnw :02/08/27 11:59
昼食にスパゲティーをゆでるけど電話はかかってくるかな? ロッシーニの『泥棒かささぎ』はかかっていないけれども。
426 :
吾輩は名無しである :02/08/27 12:06
>>423 そうそう、僕らは完璧に文学を読みこなす
努力をするべきだし、ぶんがくからはなにもかんじない。
文学とはとても高尚なもので417のようなバカのうえに
成り立っているものだと思う。
しかし、「じゃ、どういうのが文学か?」という意見を言わず、
417をバカとだけいうなら、僕も文学など知らず1バカで
ありたいと思う。
427 :
美香 ◆5qBZxQnw :02/08/27 12:15
「僕は特別ではないけれども少なくとも僕は僕であるはずだし、 僕は僕であることを君が君であることを主張するのと同レベル、 いやそれよりはかなり低いと思ってはいるのだが、 とにかく僕は僕であることに満足しているのがどうして気にいらないのだろう」 ――という春樹の僕イズムって一度イヤになると、 とことん嫌いにならない? 以前は陶酔できたんだけどな・・・
428 :
吾輩は名無しである :02/08/27 16:07
研究者及びその予備軍はいつになったら気が付くのだろう? 自分たちが社会とコミットしていないということに・・・ 文学への執着がコンプレックスの裏返しにしか過ぎないということに
429 :
2チャンねるで超有名サイト :02/08/27 16:08
430 :
吾輩は名無しである :02/08/27 16:13
>研究者及びその予備軍はいつになったら気が付くのだろう? >自分たちが社会とコミットしていないということに・・・ >文学への執着がコンプレックスの裏返しにしか過ぎないということに ここに文学が文学として現れる「秘密」があるんだな これをいかに文学ヲタが心理的に隠蔽しているかがおもろいところ
431 :
吾輩は名無しである :02/08/27 16:17
>>430 あんたえらい!! このスレで久し振りに好感をもてる人にあった
でも、この「秘密」は2ちゃんねらーには暴けないんですな 彼らは「現実」(=秘密)に直面する必要がないからだけどね 文学ヲタが即に悪いことではないしね
433 :
吾輩は名無しである :02/08/27 16:30
彼ら=文学ヲタ
434 :
吾輩は名無しである :02/08/27 16:33
>>432 あなたホントに偉い 現実を生きていますね
なにをひとりでやってるんだ?
436 :
美香 ◆5qBZxQnw :02/08/27 16:34
まさかこれが噂に聞く自演というやつですか?
春樹ファン≠文学ヲタだと思うけどね・・・
>>432 春樹ファンのほうがまだ文学ヲタよりもマシっぽい。
ちなみにわたしは後者ですけど(w
比較的コンプレックスの少ないひとが春樹好きそう。
わたしはコンプレックスやらルサンチマンやらでドロドロしてるから。
437 :
吾輩は名無しである :02/08/27 16:35
自演じゃないよ たぶん微妙に意見違うと思うよ
439 :
吾輩は名無しである :02/08/27 16:39
>>413 私すごい春樹信者なんだけど
あなたの言ってることあたってると思うよ。
440 :
吾輩は名無しである :02/08/27 16:45
>>436 美香ちゃん、元気出せ!!
コンプレックスやルサンチマンになんて飲み込まれるな!!
がんばれ
441 :
吾輩は名無しである :02/08/27 16:50
美香、ハルキ以外の作家を楽しく読んでる輩まで一緒にしないでくれよう。
442 :
美香 ◆5qBZxQnw :02/08/27 16:51
>>440 春樹がどこかのインタビューか何か忘れたけど、
「作家デビューするまえにどん底を味わいました」
てな感じのことを言っていた記憶があるけど、
それって何のことなの?
たしか苦労知らずと思われていることへの反駁という雰囲気だったけど。
これって既出かな?
春樹さん喫茶店をやっていて、急に小説を書きたくなったんだよね。
仕事が終わって深夜原稿用紙に向かうことが何よりも楽しかったとか・・・
443 :
吾輩は名無しである :02/08/27 16:54
春樹は自己神話化の大天才です。 作家は概して嘘つきですが
444 :
美香 ◆5qBZxQnw :02/08/27 16:59
>>441 太宰が生きていたころは太宰を読むのがファッションだったように、
現代では春樹をため息まじりに読むことがある種のポーズになっているよね。
春樹が好きなんだけど、春樹を読む自分も好き!みたいな。
それが悪いのではなく、かえって古風な文学臭さがないぶん、
社会的な風当たりがいいよね。春樹が好きな若者に「きもい」とか
言われるひとって少なそうだし。
まあ、わたしはきもくてがつがつした変人が好きなんですけどね(w
春樹ファンって常識人が多そう。マジメに働いていて文学は趣味。
特別ではない自分をひっそりと静かに愛している・・・やれやれ。
445 :
吾輩は名無しである :02/08/27 17:01
春樹のいかにもって感じの話は全部、眉に唾つけて聞いたほうがよい。 この人ぐらい自己神話化に成功したやつは知らない。
446 :
吾輩は名無しである :02/08/27 17:01
本を読まない人「ねえあなた読書好きっていってたけど、誰の読むの?」 春樹ファン「村上春樹」 本を読まない人「・・・・・・・」
447 :
吾輩は名無しである :02/08/27 17:05
>>444 でも、そういう人に限って柳とか鈴木コージみたいな文学観を持ってると思う
まぁそういうやつらのおかげで文学の売上が支えられてると思うけどね
448 :
2チャンねるで超有名サイト :02/08/27 17:07
449 :
美香 ◆5qBZxQnw :02/08/27 17:10
春樹をまとめて読んだのはもうかれこれ5年も前になるか。 今でも記憶に残っている短編がひとつある。 『回転木馬のデッドヒート』に入っている「野球場」。 素人の小説を作家の「僕」が読むという物語。 とんでもなく残酷だと思った。自分の才能への確信と他者への厳しさ。 春樹のなかでいちばん不快に感じた小説。 しかしそれゆえにか記憶に残っているというのは皮肉。 自己神話=ギミック=ネタだったのか、わたしが読んだインタビューも・・・ 『ノルウェイの森』にモデルがいたとか検証していた本があったよね。
450 :
美香 ◆5qBZxQnw :02/08/27 17:14
>>447 >そういう人
とは、イケてる春樹ファンを指しているの?
それともキモイ文学ヲタを?
柳美里好きは春樹を読まなそうだけど、リング好き春樹も読みそう。
春樹ってなんだかんだ、さも難しいことを書いている素振りを見せながらも、
結局は鈴木光司とかとおんなじ物語作家だよね。あ、怒らないでね。
春樹先生とホラー作家を一緒にするなって(w
451 :
吾輩は名無しである :02/08/27 17:15
ダカラ自己神話化はいまだに成功しつづけてるわけよ 当分そうでしょ。春樹の小説になんかしらんが大事なことが かいてあるとか思ってるやつ多いじゃん。 自分のかっこ悪いとこ全部隠して成立してるんだけどね やっぱり字の力はスゴイ。あんなキモイやつなのに そのギャップを乗り越えちゃうんだから嘘でも書いちゃえば
452 :
美香 ◆5qBZxQnw :02/08/27 17:17
まず春樹の顔が問題にされなくてはならないんですけどね
>>451
453 :
吾輩は名無しである :02/08/27 17:18
福田和也も自分の過去について嘘ついてると思うけどね
454 :
吾輩は名無しである :02/08/27 17:19
●よくある展開 ●消費記号の羅列 ●徹底したポーズづくり ●何か意味ありそうに隠蔽
455 :
吾輩は名無しである :02/08/27 17:20
春樹って絶対もてなかったし性的弱者なのに。 絶対そこに触れないんだよな。
456 :
吾輩は名無しである :02/08/27 17:22
「全国の婦女子を泣かせまくる」と予告してノルウェイ大ヒット。 「いい作品だから広まった」のではなく 「売りたい商品に乗せられた」だけ。 ビジネスマンとしては優秀だったが、 今は借金だらけでどんな糞仕事も断れずに駄文と顔を垂れ流し。
457 :
吾輩は名無しである :02/08/27 17:22
>>454 春樹はそれについてとてつもなく知悉してるよ
で、それに騙されるやつは必ず一定数いると踏んだはず。
徹底的なマーケティングだね
世の中に対する悪意だと思うけど。
458 :
吾輩は名無しである :02/08/27 17:24
彼が私小説が嫌いなのは、身につまされるから。 そして自分で書けるわけがない。 第三の新人しか熱心でないのも当然。
459 :
吾輩は名無しである :02/08/27 17:26
>>457 最近の江國もその傾向が強いような気がしないでもない。
460 :
吾輩は名無しである :02/08/27 17:28
春樹の自己神話化の核心は あの本人のキモイ顔と主人公のスマートな生活 のギャップにあるんだな
なんだか、真実を書かないと駄目みたいな話の流れになってるな。 嘘つきで徹底的にズルイ奴が作家になるんだと思うんだが。
462 :
美香 ◆5qBZxQnw :02/08/27 17:29
>>456 『アンダーグラウンド』で大もうけしたという話を聞いたことがあるけど。
それで家を新築だか改築だかしたとか。犠牲者に1円でも寄付するわけでもなく(w
『アンダー』は春樹が書いたからオッケーなんだよね。
重複が多くて、もっときちんと構成をしろ、とノンフィクションのライター
だったら編集者に怒られてたでしょ、あれ?
>>457 うん、たしかに春樹の小説を読んだら、相当のモテモテくんだと錯覚する。
先に文章を読ませて顔写真を当てさせるゲームをしたらおもいろそう。
463 :
吾輩は名無しである :02/08/27 17:30
何か意味ありそうに思わせてるだけで、意味なんてないから 批評とは距離を置いている。 彼の作家の解説もちょっとおしゃれなだけ。 SFヲタ少年だったから、背伸びっつーか殻をまとうっつーか、 自信ないんだろうね、なんかで隠しておかないと。
464 :
吾輩は名無しである :02/08/27 17:33
>>461 みたいなのは意味ない。
そんなのいくらでもいえる。
平気で一般化するバカ
465 :
吾輩は名無しである :02/08/27 17:33
虚構の構築は好きだよ俺も。 私小説はあまり読まない。自然主義とかも。 でも春樹の場合は態度が気にくわない。 気にくわないって理由かよ! でもここ30分で頭がすっきりした。 みんなありがと。
466 :
吾輩は名無しである :02/08/27 17:36
顔が悪い→骨格がいびつ→声が悪い→性格が歪む→ろくな人間にならない かなり強引だけど医学的には定説になりつつあるよ! まあそんなことよりも、「いい顔」をしているかどうかがけどね。 春樹は表情からして駄目。
467 :
吾輩は名無しである :02/08/27 17:38
美香ちゃん、すね毛のお手入れしなさい。ボウボウよ。
468 :
吾輩は名無しである :02/08/27 17:39
なんか長々とやってたけど、要するに癪に障るってことね。
469 :
吾輩は名無しである :02/08/27 17:40
春樹の人気はかれの過去の隠蔽に支えられているからね。 容姿とか性について強者ぶる事で、 「僕は僕であること出発点として」 みたいな駄洒落の信憑性を 確保してるだけ。だって容姿とか性にコンプがあるのバレタラ おまえの小説への執着はただの容姿・性コンプだって言われちゃうからね。
470 :
吾輩は名無しである :02/08/27 17:41
エッセイはいいわけがましい。 そうでなければアフォが浮かれてるだけ。
471 :
美香 ◆5qBZxQnw :02/08/27 17:42
売れてる作家は叩かれるのが宿命。 春樹ファンって宮本輝とかはどうなの? 中上スレではバカにされまくったけど(w あんなものは文学じゃないって・・・
472 :
吾輩は名無しである :02/08/27 17:43
>>468 なぜ癪に障っていたのかが分かったから満足。
473 :
吾輩は名無しである :02/08/27 17:47
>>471 「風の歌」群像に掲載されたときに読んだが、
単なるアメリカ文学の切り貼りをしているとしか思えなかった。
いちば〜ん似てる作家が、彼のフェイバリットに入ってないのもおかしい。
だが日本的なイメージを払拭しようとすればするほど、
春樹は日本人以外の何ものでもないことが見えてくる。
そんなわけで俺は売れるというより刊行する前に、こりゃ駄目だと思った。
はいそうです美香よりもかなり年上です。
474 :
吾輩は名無しである :02/08/27 17:51
美香ちゃん、鼻毛も抜きなさい。 それとオナニーのしすぎは駄目よ。
475 :
吾輩は名無しである :02/08/27 17:51
春樹は鶴太郎顔だよな
476 :
吾輩は名無しである :02/08/27 17:57
鶴太郎顔かどうかは分からんが(w、 上のほうのレスでしきりに言われてる顔を雑誌「TITLE」の連載で さらけ出してます。たぶん過去にないほどのどアップで。
477 :
美香 ◆5qBZxQnw :02/08/27 18:00
>>473 ありゃ? わたしは春樹ファンの輝パパへの評価を聞いていたのですけど・・・
中上ファンには輝パパは文学じゃない、文学趣味だと言われ失笑。
>「風の歌」群像に掲載されたときに読んだが
すごいオールドファンですね。20年ぐらい前の話でしょ。
そのころは文芸雑誌を買うのって恥ずかしくなかったのですか?
ドラが群像の賞をとったときの受賞者の声(?)は読んだことがあるけど、
春樹のはないです。どんなこと書いていたのだろう・・・
20歳のときに「風の歌」を読んだけど、古臭いという印象だった。
へえ、こんなのが受けた時代があったのかと・・・
そんなわたしが時代的にぴったり来たのが柳美里の『水辺のゆりかご』。
笑ってくらさい。なれていますから(w
でも「風の歌」って20年もまえの小説なのに今の若者にも好かれている。
これってどういうこと? 文化wが進歩しなかったのか、
現代にろくな作家がいないせいか、ま、まさか春樹の小説が普遍的ということ?
478 :
吾輩は名無しである :02/08/27 18:01
ファンは先に安西のイラストが刷り込まれているから、 もう正常な判断ができない。 春樹本人も「水丸さんのイラストのせいで、街を歩いてもすぐにばれてしまう」 などと……。
479 :
吾輩は名無しである :02/08/27 18:03
春樹というよりamerican way of life の影響とみるべき。
480 :
吾輩は名無しである :02/08/27 18:03
>でも「風の歌」って20年もまえの小説なのに今の若者にも好かれている。 >これってどういうこと? 薄くて読みやすいから。有名だから。安いから。
481 :
吾輩は名無しである :02/08/27 18:06
「村上朝日堂の逆襲」に収録されていた、 芥川賞なんていらないの回、 文庫化で削除されてたね。巻末に説明もなかった。 彼もポーズをとってるだけならいいのに。 掲載されてからいろいろ言われて怖くなったんだろうな。
482 :
吾輩は名無しである :02/08/27 18:08
春樹って絶対、安全地帯からしか発言しないしね
私の発言が、安全地帯の総意です。
484 :
美香 ◆5qBZxQnw :02/08/27 18:13
>>479 いまの日本(語)ブームはその反動なの?
こっちも逆に怖いよね・・・
メリケン文化ごときに大和魂は去勢されぬ!みたいな(w
かといって自衛隊本部に刀をもって乗り込む勇気もないくせに。
485 :
吾輩は名無しである :02/08/27 18:14
>>482 それを「ぼくは誰にも迷惑をかけたくないんだ」といった一連の科白で隠蔽。
切り返しされて大事な自分のスペースに入ってこられるのがイヤなんだろう。
あそこまで触れられたくない中は、すごく醜悪なものが含まれている。気がする。
あとは学生運動とポストモダンブームにおいて何もできない、
どんな立場もとることができない空っぽだということが、
ばれたくないから何も言えない。
486 :
美香 ◆5qBZxQnw :02/08/27 18:18
>学生運動 『ノルウェイの森』の「おにぎり論争」を 全共闘世代のひとがどう読んでいたのか知りたい。 仮定法過去が必要ないのはわかるけど(w
487 :
吾輩は名無しである :02/08/27 18:18
>>484 そのほかに
日本回帰はコヴァとかもいるし、
あとふくだっちもそうでしょ
サワラギの「日本現代美術」とかね
狭いサークルの話だよね こういうのは。人畜無害だし
みんなamerican way of lifeには、
まずかなわないでしょ
それが春樹を普遍的に見せてると とりあえずはいえるでしょ
どうでもいいけど
488 :
吾輩は名無しである :02/08/27 18:21
>>482 だから春樹は、適当に知的に思われてかっこいい生活してると思われたい
だけなんだよ。
489 :
吾輩は名無しである :02/08/27 18:21
スレ違いだけどさ、どうして田口スレで頑張ってる奴ら、 いつまであんなこと続けてるんだ? なんかキモイし。 あそこに書くと田口だと思われるだろうからここに書いたw
490 :
吾輩は名無しである :02/08/27 18:23
あの情熱は不思議だね やめるにやめられないのかな?
491 :
吾輩は名無しである :02/08/27 18:23
売れたらマスコミ攻勢などの代償を背負わなければいけないのに、 海外逃亡。流通経済の駒ということをわかっていないわがまま。 そこまで蓋を開けると何も語ることができないのか。
492 :
吾輩は名無しである :02/08/27 18:25
>>490 本気で糾弾したいならこんなとこに書くなよなw
歪んだ正義感が、見境をなくしている。
おれはただの野次馬
494 :
吾輩は名無しである :02/08/27 18:28
本は商品なんだからマーケティングに沿って販売されるのは当然。 その方面から春樹を揶揄するのは当たらない。やるんならマーケティ ングにかまけて小説のレベルを落とした、という具体例を挙げるべし。 但し例の回文を持ち出すのはどうかと・・・あれは遊びでしょう
495 :
吾輩は名無しである :02/08/27 18:29
496 :
吾輩は名無しである :02/08/27 18:30
まあここでは結論でなそうだし・・・そうだ! 村上さんに聞いてみよう!
497 :
吾輩は名無しである :02/08/27 18:31
498 :
吾輩は名無しである :02/08/27 18:33
なんでこんなバカが多いのか ベタな一般化してなんか言った気になってるし アフォだ。。。。
499 :
吾輩は名無しである :02/08/27 18:33
遊びをマーケティングにのせるな
500 :
吾輩は名無しである :02/08/27 18:35
>>494 は真性バカだね
そういうことはいくらでもいえるのに
春樹ヲタは醜いしバカ
やっぱ神話化が効いてるのね
501 :
吾輩は名無しである :02/08/27 18:36
自分と、気に入った(自分を傷つけない)ものに囲まれて、 何にも立ち向かうことなく生きていってください。 ただし現代日本文学の最高峰などとは間違っても思わないでください。 あなたがたファンは春樹を好きになってしまう欠陥者なのですから。
502 :
吾輩は名無しである :02/08/27 18:37
春樹の人気はかれの過去の隠蔽に支えられているからね。 容姿とか性について強者ぶる事で、 「僕は僕であること出発点として」 みたいな駄洒落の信憑性を 確保してるだけ。だって容姿とか性にコンプがあるのバレタラ おまえの小説への執着はただの容姿・性コンプだって言われちゃうからね。
503 :
吾輩は名無しである :02/08/27 18:37
うだうだ言ってないで具体例挙げてみろよ
504 :
吾輩は名無しである :02/08/27 18:39
2chには不必要な小説家。 YAHOO! BBSがお似合い。
505 :
吾輩は名無しである :02/08/27 18:40
506 :
吾輩は名無しである :02/08/27 18:40
どこがいいのか教えて欲しいよ。
507 :
吾輩は名無しである :02/08/27 18:40
おまえがあげろ バーカ 宇多うだいってんのはお前だよ ちゃんと議論できんのか? かってに提示してんじゃないよ 春樹をた
508 :
吾輩は名無しである :02/08/27 18:41
自分と、気に入った(自分を傷つけない)ものに囲まれて、 何にも立ち向かうことなく生きていってください。 ただし現代日本文学の最高峰などとは間違っても思わないでください。 あなたがたファンは春樹を好きになってしまう欠陥者なのですから。
509 :
吾輩は名無しである :02/08/27 18:42
春樹オタはだめだね バカすぎて
510 :
吾輩は名無しである :02/08/27 18:43
439 :吾輩は名無しである :02/08/27 16:39
>>413 私すごい春樹信者なんだけど
あなたの言ってることあたってると思うよ。
とのことです。
511 :
吾輩は名無しである :02/08/27 18:45
なんか気に障ること言われるとすぐ具体例挙げろという春樹オタ 誉められる分には、具体例などといわないのに
512 :
吾輩は名無しである :02/08/27 18:47
具体例など持ち合わせていないよヲタは。 単なる印象批評を一滴海に垂らしたくらいの濃度。
513 :
おさむ ◆LQPM.CMA :02/08/27 18:47
はるきはかっこよくないし、もてないとおもうけど、 しょうせつのなかでもててもいいじゃん。 さくひんはいいとおもうよ。
514 :
吾輩は名無しである :02/08/27 18:49
春樹の自己神話化の核心は あの本人のキモイ顔と主人公のスマートな生活 のギャップにあるんだな
515 :
吾輩は名無しである :02/08/27 18:51
早くどこがいいのか教えてくれYO! 一応言っておくが小説は全部読んだぞ。 ユリイカ特集号も読んだぞ。 竹田青嗣と笠井潔の評論も読んだぞ。
516 :
おさむ ◆LQPM.CMA :02/08/27 18:53
おしえてやるよ。 いっぱいよんでもあんまりつかれないとこがいいんだよ
517 :
吾輩は名無しである :02/08/27 18:55
また違った意味で疲れる。 精神衛生的にも毒。
518 :
吾輩は名無しである :02/08/27 19:02
結局傷つきたくないし何も持ち合わせていないから逃亡か。
519 :
吾輩は名無しである :02/08/27 19:03
さあ、誰が一番臭くて大量のウンチするか競争だ!
520 :
おさむ ◆LQPM.CMA :02/08/27 19:05
なんかてきどにがんばらないでよめるところがいいんだろ。 春樹もてきどにがんばらないでかいてるみたいだし。 しぜんたい」
521 :
吾輩は名無しである :02/08/27 19:05
>515 お前には無理。春樹だけじゃなくて、本読むな!
522 :
吾輩は名無しである :02/08/27 19:19
面倒臭ぇなぁ。なんか、面倒臭ぇ。
523 :
おさむ ◆LQPM.CMA :02/08/27 19:23
んなこというな
524 :
吾輩は名無しである :02/08/27 19:47
ここは中傷屋の集まりだな
525 :
吾輩は名無しである :02/08/27 19:49
>>551 その程度の自慢しているようなヤツは
たかがしれている
526 :
吾輩は名無しである :02/08/27 19:51
515の間違い
527 :
吾輩は名無しである :02/08/27 19:55
春樹を人気という観点からしか読めないような低脳は ク・ル・ナ!!
528 :
吾輩は名無しである :02/08/27 19:59
なんか知らんが盛り上がってるな、このスレ。 新作の宣伝がきいたのか? それとも皆そろってヒマなのか?
529 :
吾輩は名無しである :02/08/27 20:05
503ですが 結局、具体例を挙げて批判できる人はいないんですね?
万人に受ける作家、作品なんて存在しない。 逆にそんなものに意味があるとも思えない。 春樹を理解できない人は、永久に理解できないだろう、と思う。 逆に僕は三島を全く理解しないが(できない) 宮本輝は大好きな作家だ。 批判の論点が借金だとか、人間性とか、あやふやな (それこそ噂の真相で語られるようなゴシップレベルの) ものである事に、逆に僕は落胆する。面白くない。 >503=529のいうように、アンチは具体例をあげることをしない。 多分、彼等は出来ない。(僕だって具体的に三島批判は出来ない) 嫌いなものを冷静に見つめるのはなかなかに苦労するから。 しかし、読んでさえいないのに批判している人間には単純に首をかしげる。 売れている作家への嫉妬だろうか? まあ、いいけどね。 しかし、今はただ9月を待つ。海辺のカフカを待つ。
三島も春樹も同じくらい好きですが何か?
532 :
吾輩は名無しである :02/08/27 22:54
533 :
吾輩は名無しである :02/08/28 01:55
ねじまき鳥は歴史になんて手をつけるから、 そうして築いてきたものが崩れてハチャメチャ作品になった。 529の春樹作品に対する理解を聞きたいものだ。
534 :
おさむ ◆LQPM.CMA :02/08/28 02:05
ねじは実験小説だがそして、はちゃめちゃだが 村上春樹が何かを追求した痕跡なのだとよめばわかるはず。 それがゆういぎなものかそうでないかは個人の問題。
535 :
吾輩は名無しである :02/08/28 02:08
ようするに村上春樹からは学ぶ事が何にも無いんだよ。 頭を使う必要も無いし辞書引く必要も無い。 暇つぶしに読むなら良いけどさ。 通して読めちゃうだろ?春樹の小説は。そんなんばっか読んでんじゃねーよ。
536 :
吾輩は名無しである :02/08/28 02:10
439 :吾輩は名無しである :02/08/27 16:39
>>413 私すごい春樹信者なんだけど
あなたの言ってることあたってると思うよ。
537 :
吾輩は名無しである :02/08/28 02:10
>>535 俺の読書は暇潰し以外の何物でもないので、異論はないなあ。
>>533 歴史といっても満州にまつわるくだりは基本的な史実をのぞいてほぼ捏造でしょう。
作品の最後に白々しく参考文献が並んでたけどね。
「ねじまき」の中において、満州での出来事はすべて作中の登場人物による「語り」
として、言いかえれば「脳内歴史」つーことて提示されていたんじゃなかったっけ?
砂漠の井戸のことも、動物園での出来事も、実際にあったこととしてではなく、
そういうことがあったと語っている人間がいる、っていうふうに理解すべきような
気がするな。偽史ですね。
っていうか、語られた歴史は偽史でしかないんだけど、じゃあ、「正史」ってのを
可能にするのはいかなる方法で?って話になるんだろうと思うけどね。むにゃむにゃ。
539 :
吾輩は名無しである :02/08/28 02:22
>>537 他人の趣味をとやかく言うことなどできないが、
ならば一般書籍板に逝ってください。
540 :
吾輩は名無しである :02/08/28 02:23
>>535 そもそも小説から何かを学ぼうとかさ、辞書引くとかさ、そーゆー
やしは小説読まなくてもいいよ。たとえ村上春樹じゃなくても同じ。
もうちょっと前頭葉鍛えた方がいいよ、お前w
541 :
吾輩は名無しである :02/08/28 02:26
まあ、「インディヴィジュアル・プロジェクション」でも読んで勉強しるってことよ、ふふふ。
542 :
吾輩は名無しである :02/08/28 02:27
「暇つぶしの読書」という方は、甚だしく板違い。
543 :
吾輩は名無しである :02/08/28 02:29
>>535 そこが春樹の凄いところだ。誰にでも、スッと「読み通させてしまう技」
これは、生半可な才ではけっして到達できない域。
春樹は、最初から、本人すら意識しない具合に、それができている作家。
稀に見る存在。
しかも、本人も無意識に辿る物語の通路は、
不可思議な次元に通低していて、いつか歴史と人間の迷路を縦横につなぎ、
思いもかけない井戸から井戸へとぬけて、
その連作をも連繋しながら、いつの間にか同時代の深層を
深く抉り出している・・・。
作家が、民族の文化の本流であるかどうかは、まさしくその点にある、
本人も無意識の「体現性」。春樹は、良くも悪くも、同時代を露わす宿命
を負った作家。他とは、全くちがう。
>543 じだいうんぬんはそうでもないよ。 よみとおさせてしまうわざがすごいのはみとめが
545 :
吾輩は名無しである :02/08/28 02:31
なんか誉め殺しっぽいなあwww<543
アメリカンな読みやすさといえばぼくだった。 ぼくには、日本語と英語の比較についての著書もある。 ぼくに足りなかったのは、安西水丸でした。
547 :
吾輩は名無しである :02/08/28 02:35
うーん、いまいち。
548 :
吾輩は名無しである :02/08/28 03:07
まあ、あんまりムズカシイこと書いてもレスはつかないってことよ。
549 :
吾輩は名無しである :02/08/28 03:09
海辺のカフカを読むよりも、 海辺でカフカを読みたい。
550 :
吾輩は名無しである :02/08/28 03:10
まあ、中上健次が生きてりゃあなあってことよ。
551 :
吾輩は名無しである :02/08/28 03:46
売れてる妬みとかぬかすヤシがいるが、 いまこいつ売れてんの? 「村上ラヂオ」とか出すなよ(藁 今のハルキには70年代以降のストーンズを連想するよ。 あ、でも本人はヒューイ・ルイス好きなんだよね。 ヒューイ・ルイス!!!!!! まさにそんな感じだよこいつの作品。
552 :
吾輩は名無しである :02/08/28 06:23
ダカラ自己神話化はいまだに成功しつづけてるわけよ 当分そうでしょ。春樹の小説になんかしらんが大事なことが かいてあるとか思ってるやつ多いじゃん。 自分のかっこ悪いとこ全部隠して成立してるんだけどね やっぱり字の力はスゴイ。あんなキモイやつなのに そのギャップを乗り越えちゃうんだから嘘でも書いちゃえば
553 :
吾輩は名無しである :02/08/28 11:00
軽い方から行く。まず言いがかり(1)「大杉が「さも重大そうにあげ つらっている」という『早稲田文学』の小文は、辻仁成の短編「君と僕のあ いだにある」(『新潮』2001年11月号)が、村上春樹『神の子どもたちは みな踊る』の第一話「UFOが釧路に降りる」の限りなく「盗作」に近い 作品であることを指摘し、この作品を称賛する高橋源一郎を批判したもの だが、大杉は実際に問題の二作を読み比べた上で、この言をなしているのか 。読んだうえでわたしの「こそ泥」指摘を肯定しているのか、否か。かりに 肯定したとすれば、そのうえで、わたしの指摘をなお、「さも重大そうに」 と書いているのか。かつての立松和平の依然として釈然とせぬ現状ほどでは ないにせよ、この種の「パクリ」を黙って通用させて(目下のところ、辻か らも高橋からも、小文への反応を見ない)しまうことのほうが、わたしとの 「論争」以上に「重大」ではないのか?」について。 大杉の文から抜粋
554 :
吾輩は名無しである :02/08/28 12:03
みんな暇そうでいいなあ
555 :
吾輩は名無しである :02/08/28 12:21
556 :
吾輩は名無しである :02/08/28 13:10
どうでもいいんだけど「自己神格化」だの「神話化」だのというのは大袈裟だね 春樹を買いかぶっているよ。っていうか自己造型なんて誰でもやっている ことだし、それが有名人だったらなおさらだろ? そのへんを差っ引いて評価できる器はあんたにはないのか?
557 :
吾輩は名無しである :02/08/28 13:17
論点ずらすだけ みんなやってるじゃん てか
558 :
吾輩は名無しである :02/08/28 13:19
海辺のカフカを読むよりも、 海辺でカフカを読みたい。
559 :
吾輩は名無しである :02/08/28 13:20
なんか気に障ること言われるとすぐ具体例挙げろという春樹オタ 誉められる分には、具体例などといわないのに 512 :吾輩は名無しである :02/08/27 18:47 具体例など持ち合わせていないよヲタは。 単なる印象批評を一滴海に垂らしたくらいの濃度。
560 :
おさむ ◆LQPM.CMA :02/08/28 13:21
作品だけを語れよ。 不細工とか、そんなにもてないだろ、ってのは どおでもいいだろ。
561 :
吾輩は名無しである :02/08/28 13:21
論点はずれてないよ あんたは本当に「神話化」なんていうゴタイソウなものだと 思っているわけ?
562 :
吾輩は名無しである :02/08/28 13:24
>>175 あんた野暮だ。野暮すぎる。
俺は村上春樹が好きだけど、あんたの主観混じりの
意見なんて誰も求めてないよ。
美味い料理はただ美味い。誰だって好き嫌いはあるし、出来不出来もあるけど。
他人の評価がどうあろうと、自分の好みは影響しない。
自分が良かった、と思えばそれで良いのに。
説得する必要なんて、どこにもないのに。
評論家気取りのファンをみてると、ひどくせつない。
自分の好きなものにさえ理由付けが必要なのか?
「こんなにも私はわかってる。村上春樹のことを」
同意してる
>>177 の口ぶりには嫌悪感しか感じない。
ちゃんとした読み手って、なんだよ。
自分の言葉の使い方にさえ無自覚な人間。いや、カエルくんだったっけ?
やれやれ。
563 :
おさむ ◆LQPM.CMA :02/08/28 13:28
たしかに
564 :
吾輩は名無しである :02/08/28 13:30
>>559 あなたはアホですか?
肯定論より批判論の方が本当は難しいんだぜ?
しっかりとした資料・論理を提出できない限り他人を説得すること
なんてできないし、周りからの嘲笑をかうだけだ。
565 :
吾輩は名無しである :02/08/28 13:31
典型的なハルキファソですな。 そういやブルキナファソって国があるね。 こういう連想もファソは嫌いじゃないんだろうな。 なんつってもハルキは、 「上を向きながらスキヤキを食べたら、しらたきが口からはみ出る」 とかなんとか書いてるようなつまんないヤシだからな。
566 :
吾輩は名無しである :02/08/28 13:31
●よくある展開 ●消費記号の羅列 ●徹底したポーズづくり ●何か意味ありそうに隠蔽
567 :
吾輩は名無しである :02/08/28 13:32
そんなに春樹が嫌いならこなきゃいいのに・・・
568 :
吾輩は名無しである :02/08/28 13:33
自演ではないので念のため。
570 :
吾輩は名無しである :02/08/28 13:36
>>567 そんなに不快になるならこなきゃいいのに・・・
571 :
吾輩は名無しである :02/08/28 13:37
543は全然具体的じゃないのに 平気でいいきっちゃうのね こういうのは許しちゃうんだ 春樹オタ 恣意的だなぁ
572 :
吾輩は名無しである :02/08/28 13:40
ボンヤリ「イイネ」って読むのは一般書籍板で十分。 この板にはイラナイ! 567は勘違い甚だしいんだYO!
573 :
吾輩は名無しである :02/08/28 13:44
春樹オタは、具体的じゃない543を批判すべきだな 証拠をあげろと ね
575 :
吾輩は名無しである :02/08/28 13:58
そうだぞ!554 もっとちゃんと書いてくれ
576 :
吾輩は名無しである :02/08/28 14:08
543の間違いだろ
577 :
吾輩は名無しである :02/08/28 14:14
ごめんなさい 543のまちがいでした
578 :
吾輩は名無しである :02/08/28 14:29
気にすんな。間違いは誰にでもある。
579 :
吾輩は名無しである :02/08/28 14:44
最初から読んでみました。 ファンはふぬけでスカスカだということしか感想はないです。 ファン同士のやりとりが、なにこれ、という感じです。 「ああわたしもその作品だいすき!」 どう好きなのか教えて欲しい。ちゃんと。 けっこうこの板の中でもふぬけた輩の集いではないでしょうか。 ヤフーの掲示板で十分。
580 :
吾輩は名無しである :02/08/28 15:55
581 :
吾輩は名無しである :02/08/28 16:01
>>579 胴衣。小学生。「いいよね」「うん。いいよね」って……。
582 :
吾輩は名無しである :02/08/28 16:18
借金王は事実無根。真実は、借金大魔王。 あんな奥さんじゃだめだって。 写真撮らせた印税で補填しても、一旦覚えた贅沢は レベルを下げることができないからねー。陽子さん。 銀行も貸してくれないから、旦那が生きているうちに量産してもらわないと。
583 :
吾輩は名無しである :02/08/28 16:37
>>543 >しかも、本人も無意識に辿る物語の通路は、
>不可思議な次元に通低していて、いつか歴史と人間の迷路を縦横につなぎ、
>思いもかけない井戸から井戸へとぬけて、
>その連作をも連繋しながら、いつの間にか同時代の深層を
>深く抉り出している・・・。
>作家が、民族の文化の本流であるかどうかは、まさしくその点にある、
>本人も無意識の「体現性」。
一体、どこをどう読んだらそういう解釈が出てくるのかマジで教えてくれ。
今まで一度もその具体例を見た事がないからな。
結局、俺には春樹ファンというのは、例えば“エッシャーの騙し絵”を見て、
そういう空間が具体的に存在すると信じ込んでる連中のようにしか見えない
んだな。
584 :
2ちゃんで超有名 :02/08/28 16:41
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585 :
吾輩は名無しである :02/08/28 17:56
しつもん。 小学生は書き込んだらダメデスカ?
586 :
吾輩は名無しである :02/08/28 18:09
いいよ。みんな小学生みたいなもんだ。
587 :
吾輩は名無しである :02/08/28 18:17
588 :
吾輩は名無しである :02/08/28 18:34
586がいいこと言った!!
589 :
吾輩は名無しである :02/08/28 18:38
歳をとるほど馬鹿になるって言うからね
590 :
吾輩は名無しである :02/08/28 18:38
ぼくもよみやすくておもしろいのがすきです。 なにもふかいいみがないほうがらくです。 だからむらかみはるきはだいすきです。 くろうしてなくて、おしゃれなせいかつをする、 せいじやてつがくになんてなにもきたいしないかっこいいおとなになります。
591 :
吾輩は名無しである :02/08/28 18:39
592 :
吾輩は名無しである :02/08/28 18:42
>>590 よちよち かっこいいおとなになってね
こういうことするからファンは嫌われるのかなぁ
593 :
吾輩は名無しである :02/08/28 19:38
592はアンチ小学生
594 :
吾輩は名無しである :02/08/28 19:40
アンチ小学生はカエレ!!!!
595 :
吾輩は名無しである :02/08/28 19:43
>>587 あのスレこそ、春樹の罠に嵌り、深い意味を探ろうとしている。
だがお粗末。
ああいう態度をとるならば、なぜ自分がそう思ったかの考察をしなければならないのでは。
ちょっと他の作家スレとは議論の場所とレベルが違いすぎる。
596 :
吾輩は名無しである :02/08/28 20:04
>>595 そっか 他の作家スレにいってみます
・・・とはいってもあなたの示唆するような立派なスレを、わたし知らないんです
あなたのオススメのスレを教えてほしいです
あとああいう態度って何ですか?
597 :
吾輩は名無しである :02/08/28 20:32
>>593 悪かった。ジョークのつもりだったんだが思いっきしすべっちまった
らしい。漏れも小学生だ。ちなみに588も漏れだ。
598 :
吾輩は名無しである :02/08/28 20:35
597ってほんとはいいやつなんだな。
599
600 :
吾輩は名無しである :02/08/28 22:00
600ゲットズザーーーーッ ∩) (´´ (´⌒(´ ∧∧ノ つ ズザーーーーーッ(´⌒(´ ⊂(゚Д゚⊂ ノ ∧∧≡≡)ズザーーッ(´⌒;;;≡≡ ∧∧(゚Д゚⊂⌒`つ∧∧≡(´⌒;;;≡≡≡ ∩) ⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡⊂(゚Д゚⊂⌒∧∧≡≡)(´⌒;;;≡≡ ∧∧ノ つ ズザーーーーッ∧∧(´⌒(´ ⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡(´´ (´⌒(´ ⊂(゚Д゚⊂ ノ ∧∧≡≡)⊂(゚Д゚⊂⌒`つズザーーッ(´⌒;;;≡≡ ∧∧(゚Д゚⊂⌒`つ∧∧≡(´⌒;;;≡≡≡ ⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡(´⌒;;;≡≡≡  ̄(´⌒(⌒;;∩) (´´ ∧∧(´⌒)ズザーーーーッ ∧∧ノ つ ⊂(゚Д゚⊂⌒`つズザーーーーーッ(´⌒(´ ⊂(゚Д゚⊂ ノ ∧∧≡≡)ズザーーッ(´⌒;;;≡≡ ∧∧(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡ ⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡  ̄ ̄ (´⌒(´⌒;; ズザーーーーッ
はいほー! マラソンしようよ600マイル。 ヒューイ・ルイス聴きながら。
602 :
吾輩は名無しである :02/08/28 22:41
「スプートニクの恋人」は、カフカのHPで、これまでのいろんな文体をつかったうんぬんと言っていたが、そんなことちっとも気づかず、 自分にとって、この小説はひたすら寒かった。 そこで、読んで面白かった、読んでよかったという人いたら、その魅力を教えてください。
603 :
吾輩は名無しである :02/08/28 23:15
>>602 スプートニクはかなり好きです。前半はユーモアでひっぱられました。
一番好きなのは「そうよね? そのとおり」ってところです。フロッピー
に残されていたスミレの気持ちと、ラストシーンでの彼の想いが上手く
繋がっていたと思います。互いに求めているのに届かない、なんていうか、
切なさみたいなものが伝わってきました。
こういうのが寒いのかもしれませんね。乱筆、失礼しました。
604 :
吾輩は名無しである :02/08/28 23:36
>>603 悪くない。もうひといき。
えらそうだったらスマソ。
605 :
吾輩は名無しである :02/08/28 23:42
スプートニクはサムい比喩のオンパレードだったな。 でも単独で見るとサブ異母でる文章も、全体では妙にしっくるはまってる、 これが春樹節かと。
606 :
吾輩は名無しである :02/08/28 23:42
>>604 ありがとう。もうひといき、もうひといき・・・・・・えーっと
次の人、お願い!!
607 :
吾輩は名無しである :02/08/28 23:50
605はうまいこと言うな〜 激しく同意
>>603 ありがとうございます。
恋愛的な要素、春樹氏独特のユーモアがよかったというのはなんとなく理解できます。
そうじゃない部分、たとえば、
ミュウが分裂したとか、ピアノ一筋だったけど若い人にサラっと抜かれたとか、
スミレがある時期を境に文章を書けなくなったとか、ある日消えたとか、
最後のところの主人公と警備員の会話とか、犬をのせたスプートニクが象徴しているものとか、
そういう「恋愛的じゃない部分」でなにか思うところ or よかったところはありましたか?
春樹氏は、なんかの記事で、「この小説は恋愛小説ではない、みんな読み方を間違っている」
と言っていました(朝日堂で ”もちろん小説はどう読もうと自由、話すの苦手で口が滑った”とこの発言を撤回しましたが)。
ということは、恋愛的な要素の外部にけっこう力を入れていたわけです。
自分には寒くてわからなかったが、きっと何かあるはず(好奇心)。ひきつづき魅力を教えてください。
610 :
吾輩は名無しである :02/08/29 01:26
>>608 レスしてくれてありがとー。602さんも熱心に読んでいるんですね。
少しずれてしまうかもしれませんが例えばこんなのはどうでしょう。
文芸書版でいうとP303〜304にかけての部分。全てを失っても生きて
いけてしまう哀しみが書かれていますよね。スプートニクの主題って
これなのかなーとか思います。ミュウは最後、不在の象徴みたいになるけど
いつも通りジャガーを走らす。スミレはひっちゃかめっちゃかになっても、
たぶんあちらとこちらの中間で生きている。スプートニクはあっち側とこっち
側を繋げる呪術的な犬を乗せていつまでも宇宙を漂っている。空っぽになっても
生きていけてしまうというところに魅力を覚えました。
きっとまだ何かあると思います。お互いに楽しみましょう。 乱筆、失礼しました。
擁護にしてもアンチにしてもレベル低いねえ。もうちっと具体的に作品について 煽りあってみてよ。おれ? ふふふ。
612 :
吾輩は名無しである :02/08/29 02:26
ちゅうちゅう・・・。
613 :
吾輩は名無しである :02/08/29 02:41
『スプートニク』は『国境』から続く「心焼き尽くすものに惹かれること」 というのが主題のひとつなのではないかなーと思います。 それは602さんのいう「恋愛」なのかもしれません。 それからすごく気になるのが、ラストの僕の「血がしみこんで見えなくなった」 「いつでも向こう側に行ける」という意の文章。 『ダンス』では「壁にすいこまれて」向こう側に行く。意志的な行為ではありません。 『ねじまき鳥』ではクミコを救出する為に、自分の意志で壁抜けをして向こう側に行く。 『スプートニク』だと、僕は(これまでの作品の主人公と比べると) 深い喪失感を感じているふしもなく、救出しようという意志もあまり感じられない。 キーワードは「夢を見つづけること」と円環の比喩。(スプートニク、月、観覧車etc) 『カフカ』の舞台である四国も『スプートニク』にちらっとでてきますよね。 四国といえばお遍路、四国をぐるっとまわるあれです。 このキーワードふたつが何を意味するのか私にはまだよくわからないのですが、 これからの作品の大きな主題になってくることは確かだと思います。 てゆうか、何言いたかったのかわからなくなってきました… 疑問を投げかけるだけ投げかけて、すみません。
補足。 「喪失感」と「救出しようという意志」、 反論もあると思いますがあくまで他作品と比べての話です。 それにしても『スプートニク』、 ある意味『ねじまき鳥』より難解というか、わかりにくいですよね。 それとすごく緻密な小道具の使い方してると思います。 作品に出てくる固有名詞とか調べていくと、すごいことになります。 すみれパパが似ているという『白い恐怖』の頃のグレゴリー・ペック、 『白い恐怖』は精神病院を舞台にした話だし、 (ペックといえば『ローマの休日』あげたほうがわかりやすいのに) すみれパパ・フェルディナンド共通の鼻は性器の象徴? フェルディナンドといえば言語学・記号学の始祖のフェルディナンド・ソシュール。 ここらへん「文体のエクササイズ」と通じているし、 ゲーテの『すみれ』の歌詞、 ケルアックの『ロンサム・トラベラー(孤独な旅人)』 チェーホフ『かもめ』とテレシコワの「私はカモメ」、などなど。 それから今思い出したんですけど、 ラストのすみれが帰ってきたくだり、 そこまではわりと「八月の始め」「その何週間後」といった記述があるのに、 そこに限って日付を特定できるような記述はありません。 ここらへんも読み解くヒントになるような… またもや長文レス申し訳ないです。
615 :
吾輩は名無しである :02/08/29 03:27
613さん、レスありがとー。すごくおもしろかったです。 ひょっとしたら613さんとは前にも意見交換をしたかもしれませんね。 あのときもかなり興味深く読ませてもらいました。 「心焼き尽くすものに惹かれる」とか個性豊かな言葉使いがいいです。好きです。 ダンス→ねじまき→スプートニクと壁の関係も参考になりました。そうかー、 ダンスでは吸い込まれていくんですね。見落としてました。 「夢を見つづける」というのは、あちら側とこちら側ってことですね。そして 円環の比喩。これも素敵な表現だと思います。観覧車が良く分からなかったんですが、 そうかー、円じゃなくて円環だと解説されれば納得できます。 ふたつのキーワードについてはこちらも時間をかけて考えてみます。 それに613さんが現時点でどんなふうに考えているのかも聞いてみたいです。 よかったらお願いします。 とても貴重なレスをありがとうございました。また色々お話ししてみたいです。 これからも宜しくお願いします。 乱筆多謝
>>613 さん
申し訳ないですがもう一度書きます。614読みました。
613さんの熱心さとメタファーを辿ってゆく思考の柔軟さには真剣に
驚かされます。すごいですね。確かにスプートニクは小道具が多い。
ベタですみませんが、やっぱりゲーテのすみれはかなり引っ掛かってます。
テクストにある要旨だけではないですよね、たぶん。比喩の内容・・・
わかんないんです。
>すみれパパ・フェルディナンド共通の鼻は性器の象徴? >フェルディナンドといえば言語学・記号学の始祖のフェルディナンド・ソシュール。 >ここらへん「文体のエクササイズ」と通じているし、 読解、というか解読は自由だろうけど、余りにも牽強付会に偏した解釈は 作品自体をゆがめることにもなりかねないと思う。 「行きて帰りし物語」を書きたいが、それがまた書き尽くせないような感じを 受けたけどなぁ<『スプートニク』
615さま、わたくしここに書きこみするのは初めてです…。 615さまも何か意見がありましたらぜひ教えてくださいね。 617さま、おっしゃる通りだと思います。 言い訳ですが、村上春樹を大学で研究しているので、 論文に起こす為にはある程度の「きめつけ」というか 読みのための「仮定」が必要なので、どうしてもそういう癖がついています。 こうなると純粋に作品を楽しむということがなかなかできませんね・・・
619 :
吾輩は名無しである :02/08/29 11:55
深い意味もなく散りばめられた記号に翻弄される罠。 それぞまさに春樹の思惑。
>>619 (しつこいですが)自分でもそう思います…
でも、そのモザイクみたいな緻密な組立て方とか、
ハルキワールドの定番の小道具とかが、わたしにとってはかなり魅力です。
魅力的ならいいけど。 でもそこを掘り下げても何も出ないよ。
622 :
吾輩は名無しである :02/08/29 12:40
623 :
吾輩は名無しである :02/08/29 12:47
出て来るんだよ。バカ。説得力さえあるなら。
624 :
吾輩は名無しである :02/08/29 12:48
じゃあ出してみて。
625 :
吾輩は名無しである :02/08/29 12:49
うーん こうやってみて見ると小説の解釈って考古学と通じるものがあるんですね。 何か出るかもしれない、何もでないかもしれない、実際に掘ってみないと分からない。 何もでなくても信じて掘る人、俺は好きだけどな。 平賀・キートン・太一、夢を掘る人みたいで応援したくなる。
626 :
吾輩は名無しである :02/08/29 12:52
春樹が記号を散りばめるのはイメージ醸成のため。 掘るなら別の視点で掘った方が有益な気がしないでもないとも言い切れないとも限らない。
ユーリー・スコット先生はおっしゃった。 学者に必要なのは直感に導かれた大胆な発想だ。 613、がんがれ
628 :
吾輩は名無しである :02/08/29 15:03
629 :
吾輩は名無しである :02/08/29 15:05
630 :
吾輩は名無しである :02/08/29 16:29
すみれの、才能はあるがまだ開花していない文章が具体的に書かれていますが、誰かその文を批評できるひといますか? 自分には無理です。
春樹らしくて駄目だね。
>>615 すみれは小説のことしか興味がなかったけど、ミュウと出会ってから、人を本気で好きになったり、そういう本能的で動物的な経験をしたら、文章が書けなくなった。
プラス、ミュウは小さいときからピアノ一筋で、ピアノの努力はしてないが他の経験をしている若者にサラっとぬかれた、
みたいな部分から「真に人の心を打つものは、技術よりも、本能的で動物的な実体験からつくられる」というメッセージ?を感じた。
これくらいしかひっかからなかったなぁ。浅い。エッセイでもこんなこと書いてあったような。
>>613 >モザイクみたいな緻密な組立て方とか、ハルキワールドの定番の小道具とかが、わたしにとってはかなり魅力です。
同感。これがあるから、文句を言いながらも、つい新作を読んでしまう。
ううむ。どこまでも耳あたりのいい表現が連発ですな。
634 :
やわらかウンチ :02/08/29 19:19
下痢気味
>>618 すみません。ずっと前に613さんと似た人と話したことがあったので、すっかり
勘違いしてしまいました。失礼しました。
>>602 レスありがとうございます。602さんの文章を読んで久し振りに懐かしい和やかさ
を感じました。荒削りな瑞々しさに溢れていて一本気な心情が伝わってきます。
不愉快に思われたらごめんなさい。でも真面目に羨ましかったです。
「真に人の心を・・・」という一文を読んで、あっそういえばと思い当たりました。
ノルウェイの永沢はあなたの言う技術、「行動規範」を信奉していて(第4章)
ハツミを幸せには出来ない。対称的にハツミはあなたの言う本能に傾倒している。
そこでスプートニクの中国の門と犬の血の話(P23-24)に思い当たりました。
ひょっとしたら602さんの言う技術と本能という視点からもこの一説を読めるかもしれま
せんね。刺激になりました、ありがとう。
違う感想や意見も楽しみに待っています。 長文多謝
>>633 何気に好感の持てる新しいアンチですね。
コメントが不思議とおもしろかったです。
ねじまきスレにも昨日はおじゃましました。今はパスタをゆでています。
実はこのスレと前スレに、名無しで書いていました。例えば
>>626 きつい言葉で叩いても、拒絶反応するのは人としてあたりまえ。
やわらかく、なまぬるく指摘していきたいと考える所存でございますがいいですか?
土日はでかけます。とんがり焼きを烏にあげてきます。はいほー!
638 :
吾輩は名無しである :02/08/31 01:09
やわらけえアンチだなw
一瞬アンチって判らなかったぞ(w
640 :
吾輩は名無しである :02/08/31 05:22
とんがり焼き喰いてえ
かいつぶり、気になる....
ノモンハンを訪れたことを書いたエッセイって何に収録されてましたっけ?
辺境・近境
644 :
まむ〜コロン◇ ◆czcDinEo :02/08/31 13:06
ハルキの長編には期待してないな ひたすら翻訳と短編の世界に生きてくれ
>>143 微妙やな
上手いのか上手くないのか・・・
実際の文章に 適当に脚色しただけみたい
そういうわけで再提出! といことで
春樹好きな皆さんの、おすすめする他の作家を教えてください。
649 :
吾輩は名無しである :02/09/01 21:45
村上龍
私は太った女とセックスしたのかどうか? それとも冷凍にされてしまったのか? 結局意識の中の世界に住む事を選んだという事は どういう事なのか? みんなの解釈を教えて。
651 :
吾輩は名無しである :02/09/02 00:54
やっぱさあ、パロディにされるだけ春樹の文体は際立ってるってこったな
模倣しやすいだけかもしれない。
島田雅彦
654 :
吾輩は名無しである :02/09/02 04:10
つーか「太陽」読んでる15歳なんていねーよ。
655 :
吾輩は名無しである :02/09/02 08:44
656 :
吾輩は名無しである :02/09/03 06:12
やたらとたべものとかについて詳しく書く人いるけど、 これって村上春樹のモノマネっぽいよね。 恥ずかしくないのだろうか?
話の真ん中には触れないで周りのことばっかり細分化する 結局自分の知識と技術を自慢したいだけでしょ? いいたいこと伝えたいことなんてないんだよなあみんな・・・
658 :
吾輩は名無しである :02/09/03 06:21
まあ、あまり関係ないけど、村上春樹の 中心をめぐって旋回しながら徐々に核心に近づいてゆく、 そのリズムがすきなんですよ、ぼくは。
核心て物語の核心でしょ? その作家自身の核心が(言い方は変だけど)ないんだよね 安保も体験してない反体制の精神にも触れたことが無い日常が大きく変化 したことがない・・・
言うなれば小説を書く人間として必要なものがないってかんじ。
661 :
吾輩は名無しである :02/09/03 06:44
例)春樹龍両氏
あの・・・ いつの世代のことについて言っているんでしょうか? 村上春樹は49年生まれだから、70年安保の時には ちょうど大学生だったわけだし・・・積極的にはかかわっていない としてもその当時の雰囲気は感じ取っているわけでしょう?『ノルウェイの森』の中で そんな風な描写が出てきたような・・・ その後の世代については知りませんよ。僕も知らないし。たとえば 吉本ばななや吉田修一が何を拠り所にして小説を書いているのか、とか
>662 いや656がいってるような作家について言ったんです。 村上春樹もどうだかなあとは思いますけど。
あと 吉本ばななや吉田修一が何を拠り所にして小説を書いているのか、とか って笑いました。
あの、何を言わせたいんですか? ご自分の世代論をぶちかましたいならどうぞ。 “「いいたいこと伝えたいこと」を持たないボクら”についてですか? 正直自分にはどうでもいいです。自分たちが他人にどう見られているか等について。 それと、われわれの世代はそれだけで独自性を主張するには あまりにもくだらなすぎる気がする。前世代に抑圧されっぱなしですね。付属品のようなものなのかも
666 :
吾輩は名無しである :02/09/03 07:40
>665 独自性を主張してるわけじゃなくて反体制のよりどころになる場所から 国家を攻撃してたのが近代文学でしょ? もう最後のレスにするけど、じゃあ近代文学が終わったあと 技術ばっかり学んで描写で主題を隠すことばっかりうまくなってって そんな小説なんでもないじゃない 上の世代が考えつかなかったような展開を見せるべきだしそのタイミング だと思うんだよ、今って。 村上春樹なんか読んでんのは落ちぶれサラリーマンあたりで十分だって。 村上龍の時みたいにまたみんな自由に書けばいいんだよ そうしないと文学ってジャンル自体終わっちゃうような気がするよ
668 :
吾輩は名無しである :02/09/03 07:56
デタラメ ベンキョブソク
669 :
吾輩は名無しである :02/09/03 08:34
>独自性を主張してるわけじゃなくて反体制のよりどころになる場所から >国家を攻撃してたのが近代文学でしょ? そりゃ一部の作家でしょ? 国家権力との対決(あるいはその賛美と掲揚)から 生まれてきた文学というのはある。けれど今は国家権力はむき出しの威勢を 顕在させることなく隠蔽され、不透明で相対化されてしまい 小説の主題とはなりにくいほど狡猾で退屈なものになってしまっている。 いまは大量のデータを持った陰湿な官僚たちが世の中を 支配している時代なんですよ。 >そうしないと文学ってジャンル自体終わっちゃうような気がするよ 別に「文学」というジャンルがなくなってもいいような気がするんですよね・・・ つまり667さんが言っている意味での「近代文学」というのは。世の中もそういう流れですし いっぺんすべてをチャラにしてしまえば、人間はかならず文学的な創造行為の 本性を失くすことはないだろうから、新たな文学創造の潮流が生まれるんだろうけど・・・ (今は無理)
670 :
吾輩は名無しである :02/09/03 08:55
667は逃げたのか つまらん
671 :
吾輩は名無しである :02/09/03 17:21
村上春樹の声ってどんなのです?
>>671 緊急マジレス。ピンクの電話のみっちゃんみたいな声
673 :
吾輩は名無しである :02/09/03 17:45
村上龍が自開症なら僕は自閉症です。
674 :
吾輩は名無しである :02/09/03 18:47
春樹さんですか?
675 :
吾輩は名無しである :02/09/03 19:29
>>672 ホントかどうかしらないが「緊急マジレス」ワラタ
通常時は全部ネタかよ!
676 :
吾輩は名無しである :02/09/03 20:39
ドストエフスキーと村上春樹ならdochi
677 :
吾輩は名無しである :02/09/03 20:41
>669 >反体制のよりどころになる場所から >国家を攻撃してたのが近代文学 訳:反体制のよりどころになる場所(国家的なシステムから比較的自由に なりやすい所)から国家を攻撃(システムや定型から自由でいること によって結果国家を否定することになる、あるいはシステムと個人と の葛藤を描くことによって孤立し言葉をもたなかったヒトたちに解釈 を与え、彼らをシステムから自由にする)してたのが近代文学。 OK?もうシカトしてくれてかまいません。
>>671 以前村上ラジオとかいうホームページで声聴けたよ。
「こんにちは、村上春樹です」とか言ってた。
普通のおっさんの声だった。
CDとかって発売日の前日に売ってたりしますよね。 本とかってどうなn?
発売日の前日に買って優越感にひたろうなんてガキのやることだな
あ、でも俺も12日から海外だから、前日に手に入れたかったりするなあ。 本屋に頼めば大丈夫だろうね
んで結局どーなのよっ?
685 :
吾輩は名無しである :02/09/04 17:12
偶然本屋を通りかかったら売ってたんで買っちゃった、
ってのはすてきだけど、わざわざ探して前日に手に入れようとは思わないなぁ。
>>684 本屋に電話で訊くのが早いと思われ。
こんにちは、皆さん元気にしてますか?ぼくは、あいかわらずですねぇ。 最近は、レディオヘッドを聴いてます、久しぶりに小説みたいなものを 書いたんですが、もし良かったら立ち読みでもかまわないので読んでください。
687 :
吾輩は名無しである :02/09/04 17:22
>>686 インタビューで「レイディオヘッド」書いてただろ。
誤植は直したの?
インタビュアーの間違いかな。
688 :
吾輩は名無しである :02/09/04 17:25
確かめたら「レイディオ・ヘッド」になってた。
689 :
吾輩は名無しである :02/09/04 17:28
レイディオ・ヘッドを聞いているおっさんか
690 :
吾輩は名無しである :02/09/04 17:31
TシャツはREM
691 :
吾輩は名無しである :02/09/04 18:45
スルメジャコフ対織田信長家臣団の付録CD-ROMで水丸さんと ばかっぱなししてるよ。 「ゴルフやってる奴にはろくなのがいないよね〜」としゃべってて めちゃくちゃ笑えた。
692 :
吾輩は名無しである :02/09/04 19:10
「春樹さんは2チャンネルとかってご存知なんですか?」 知ってますよ、まったく見たことないけど(笑) 僕はああいう形の発言の場は完全にナンセンスだと思ってるのね。 僕が若い頃にああいうのがあったらどうかなぁ、 しょうもない発言に対してめちゃくちゃ突っ込み入れてるかも(笑)
693 :
吾輩は名無しである :02/09/04 19:26
やっぱ村上春樹読んでると話し方とか似てくるよな。 レスみててホントの村上春樹かと思ったよ。 自分は一時はまってて、ヨーロッパをひと月ほど周った時 ダンキン見つけると必ず入ってました。先進国一歩手前の国にあるね。 プラハ、クラクフ、バルセロナ、ワルシャワとか。 独、仏、英では見なかったな。 あとバンコクにもあった。
694 :
吾輩は名無しである :02/09/05 01:46
「それって春樹さんの批評的なものに対するスタンスですか?」 まぁそうだね、表現の自由は本当に神聖なものだけれど、 言いたい放題、言いっぱなしってのはフェアじゃないです。 まぁ僕は作家・村上春樹と個人・村上春樹を上手に切り分けられるようになったから こういうことも言えるんだけど。 うまく区別できない人はあっち向いたりこっち向いたりいろいろ大変なんじゃないかなぁ。
695 :
吾輩は名無しである :02/09/05 02:08
「『海辺のカフカ』出ますね、2チャンネルでも話題にのぼってますよ(笑)」 あ、そうなんですか、嬉しいですね(笑) 今度のぞいてみよっかなぁ(笑) 「春樹さん自ら書き込んでみたらどうですか?」 そうかそういうこともできるんだよね(笑) でもそういうのって「ちゃんちゃらおかしい」よねぇ(笑)
ドキドキ・・
『風の歌をきけ』で、女の子が「うそつき!」っていう シーンあるよね?あれってなんでなの? どこで嘘ついてんの? ずっとひっかかってます。
698 :
やわらかアンチ :02/09/06 10:13
春樹はレディヘを愛聴しているとは思えない。 単にバンド名が春樹のツボにはまっただけではないかと思われる。 ダンス×3で、トーキングヘッズについてしつこく書いていたから、 それと同じく「レディオヘッド……ラジオ頭……ぷっ」って一人で嬉しがってただけ。 「クリープ」の頃ならまだしも、薄っぺらいポストロックもどきになった 「KID A」と「KID A その2」なんて春樹の趣味じゃないし、 あれを好きと言うのは馬鹿だと自分で言ってるようなものだし。
699 :
吾輩は名無しである :02/09/06 12:41
DORS聴いてんだから「KIDA」ぐらいわかるだろ。
701 :
吾輩は名無しである :02/09/06 15:43
701ゲット、と
702 :
吾輩は名無しである :02/09/06 18:07
「KID A」聴きながら「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」を 読むといいよ。
703 :
吾輩は名無しである :02/09/06 21:00
おれは「世界の〜」はマイブラのラブレス聴きながら読んでた。 はっきりいってあんまり合わないけどそれ以来マイブラ=世界の〜になってる。
705 :
吾輩は名無しである :02/09/06 23:49
>>697 >どこで嘘ついてんの?
「僕はひとつしか嘘をつかなかった。 」ってとこだよ。
706 :
吾輩は名無しである :02/09/07 00:23
>どこで嘘ついてんの? マスタードの塗ってないサンドイッチを 「上等さ」っていったことじゃないの? だとしたら春樹っぽいじゃん。
707 :
吾輩は名無しである :02/09/07 00:40
>697 女の子のことを愛してる、って言ったことだと思ってた
708 :
吾輩は名無しである :02/09/07 00:54
>>697 と、いうように、人によって様々な読み方ができるのが、小説の優れたところですよ。
709 :
吾輩は名無しである :02/09/07 01:01
きのうはじめて「風の歌を聴け」を読んでみたけど いい作品だなあと思う反面、いちいち気障というか 鼻につくところがあるような感じだった。 書かれた時代のせい??
710 :
吾輩は名無しである :02/09/07 01:36
>>709 俺もそう思った
時代もあるかもしんないが、作者の年齢の影響じゃないかと
時代といえば「パン屋再襲撃」はコンビニやファミレスが ある現在ではもう書けないよな。 あと携帯があるとほとんどの小説が成り立たないような。
712 :
吾輩は名無しである :02/09/07 02:39
あとキザな小説を書こうとしたのも多分少し。
713 :
吾輩は名無しである :02/09/07 02:43
>>711 そういえば、
単なる背景の枠組み程度とはいえ
携帯問題は大きいと思う。
春樹と直接関係ないけど。
714 :
吾輩は名無しである :02/09/07 03:23
携帯電話なんて、電源を切っちゃえばいいのよ。
715 :
吾輩は名無しである :02/09/07 03:49
推理小説なんかは、携帯のあるなし大きそうだね。
716 :
吾輩は名無しである :02/09/07 06:18
春樹って携帯とか嫌いそう・・・ 電話ってどこか強迫的だと何かに書いてなかったかな?
717 :
吾輩は名無しである :02/09/07 08:12
>>709 もうそこが私もダメで。
喋りや比喩の仕方が翻訳小説の匂いに近い。
海外文学の(特に欧米系)気取った言い回しに
拒絶反応が出るのでなかなか読む気にならない。
ルポルタージュ(オウムの)は全然平気だったんだけど。
あとエッセイも面白いし。
718 :
吾輩は名無しである :02/09/07 13:05
良い指摘だにゃあ ねじ鳥くらいからはキザさも薄くなってきたと思うけどにゃ アメリカで生活して米に対するコンプレックスがなくなったかと
>良い指摘だにゃあ つーか作者自身がそれを目指してたって言ってるじゃん。
720 :
吾輩は名無しである :02/09/07 13:26
そうにゃの? トロごめんにゃあ
721 :
やわらかアンチ :02/09/07 21:22
携帯なんかあると、のんびりパスタを茹でてなどいられませぬ。
723 :
吾輩は名無しである :02/09/07 22:20
トム・ヨーク>>>>>>>>>村上春樹
724 :
吾輩は名無しである :02/09/07 22:29
725 :
吾輩は名無しである :02/09/07 22:56
インターネット好きとは言ってないだろ。 メールにしても読者とのやり取りは本書く為の訓練だったんじゃないのかな。
顔出しNGの人だからTVと違ってインターネットみたいな顔の見えない媒体が良いのだろう。
727 :
吾輩は名無しである :02/09/08 00:07
>>717 同意だー。
それならいっそ、アメリカの作家のものを読んだほうが
いいのでは、と思ってしまう。
強烈なテーマを持っているような話でもないので
気障さが気になってしまうと辛いと思った。
全体に流れる雰囲気みたいなものは嫌いではないだけに
自分の中では、なんかもー惜しい!って感じだわ。
上のほうにも出てるけどノルウェイの森や 風の歌を聴けで終わってしまうのはもったいないよ。 長編なら世界の終りとハードボイルドワンダーランド、羊をめぐる冒険 短編なら納屋を焼く、パン屋再襲撃 を読んで欲しい。(短編はちょっと絞るのが難しいけど) ダンス・ダンス・ダンス以降の作品についてはノーコメント。
春樹を貶めて上級者ぶる輩がいるようですな
春樹の真骨頂はねじまき鳥だと思われ。
731 :
吾輩は名無しである :02/09/08 15:09
おとしめてなんかいないよ。 素直にそう感じるんだもん。 嫌いな人はとことん嫌いな雰囲気をもってる作品だと思う。 ねじまき鳥がヨイとのことなので、そっち読んでみよー。
732 :
吾輩は名無しである :02/09/08 15:46
ねじまき鳥No.1を主張したい
733 :
吾輩は名無しである :02/09/08 15:50
海辺のカフカNo.1を主張したい
734 :
吾輩は名無しである :02/09/08 15:57
過去の短編の寄せ集めぐらいにしか思えないんですが>ねじまき鳥
735 :
吾輩は名無しである :02/09/08 15:57
736 :
吾輩は名無しである :02/09/08 19:35
737 :
吾輩は名無しである :02/09/08 19:51
>>735 まだ間に合うから行ってきたら。
100ページほど読み終えたよ。
738 :
吾輩は名無しである :02/09/08 20:04
739 :
吾輩は名無しである :02/09/08 20:05
740 :
吾輩は名無しである :02/09/08 20:35
いよいよ新作ですね。1冊1600円は高いけど、2部だから、 ねじまきの3部よりかは、ま、マシ。
スプトニクみたいな裏切り方はイヤんよ。春チャマ。
>>741 構想を思いついたら第3部をだしますよ。もちろん。
>>743 それはそれで読み応えがあるけど、お金かかる・・・。
ま、数年に一度の長編と考えれば、たいしたこともないのかもしれないけど。
15歳の少年が主人公だと、セクスがらみはあるのかしら〜ん。
オナニとかしちゃうのかしら〜ん。
エヴァンゲリオンみたいだったりして・・・。
「国境の南、太陽の西」とか、ちょっと思い出してみたりする。
ひさしぶりに読んでみるみる。
746 :
吾輩は名無しである :02/09/09 00:17
大衆ってそんなもんだと思うけど、日本人は特に「空気」とか「気分」で動くので 大衆が「やれやれ!」と言うときにはどんなに過激にしても、どんなにヒドイ書き方しても 問題ないんだけど、「叩かれている人に対して同情的な空気」が流れ出すと今度は 書いているヤシが無慈悲で非道な連中にされてしまう。
>>705 ,706,707,708さん
ありがとう。
私も「愛してる」っていうところだと思ってました。
もう一度読み直してみます。
作品中に太字の部分あるけどこれなんですか? たしか『風の歌…』では最後のラジオパーソナリティの 「僕は君たちが好きだ」という意味の言葉が太字だった ような気がする。これって特別な技法か何かですか?
749 :
吾輩は名無しである :02/09/09 17:37
750 :
吾輩は名無しである :02/09/09 17:38
>>749 なにいってんの?
{bold}でしょ。あ、でも翻訳のときにイタリックがボルドに
帰られることが多いか、、
>>748 「僕は君たちが好きだ」の「たち」ってところが好きです。
レスありがとうございます。 『風の歌…』では強調かと思われるのですが 『ダンス…』での「データ不足のため…」の件は単なる強調 とも考えにくいし。主題に係る事柄とか作品を貫くキーワード とかそういうことでしょうか…
754 :
吾輩は名無しである :02/09/09 17:53
>>753 春樹自身が「売るために時代にあわせてああいう風に書いた」って
いんたびゅーで答えているよ
>>754 そうでしたか…。太字にする必然性が強く感じられない
のはそのせいかな。
756 :
吾輩は名無しである :02/09/09 18:05
太字にする必然性が強く感じられないのは 割と本当だけど。。。
758 :
やわらかアンチ :02/09/09 20:55
たぶん強調したかっただけ? 本来ならば文章力でクリアしなきゃいけないこと。 その安易な処理方法はいただけないですね。
759 :
吾輩は名無しである :02/09/09 21:27
愛してるだけが嘘で子供云々がほんとってのは Jとの会話からしてまずないだろ。
>>760 愛してる以外は結構どうでもいい会話だったような……
うろおぼえだけど。
762 :
吾輩は名無しである :02/09/09 21:41
そもそもひとつしか嘘をつかないから 嘘つきは間違いってどゆこと?
クレタ人は嘘つきだ、みたいな流れになってますね。 ……加納がいるからいいのか……。
764 :
吾輩は名無しである :02/09/09 22:09
海辺のカフカ そそられないタイトル。
中野にデリダ 厚木の町田 夜店の綿矢 ホテルに田代 畑のサルトル 代々木のハイデガー ロマンスの神様 涙のリクエスト あなたにサラダ
766 :
吾輩は名無しである :02/09/09 23:33
735 :吾輩は名無しである :02/09/08 15:57
>>733 吉祥寺の本屋でもう売ってたYO!
漏れも買ってきたです。あの本屋で売ってるとは、、、
767 :
吾輩は名無しである :02/09/09 23:39
海辺のカフカ、おもしろいよ。 特にナカタさんと猫さんが話すシーンが好き。 ミミさんとゴマちゃんが助かってよかった〜。 まだ上巻しか読んでないけど ナカタさんは四国へ突入寸前だし、カフカとどんな関係性があるのか 早く知りたい。みなさん、お楽しみに!
あぼ〜ん
769 :
吾輩は名無しである :02/09/09 23:52
>>767 まじかよ、もう売ってるってほんとだったのかYO!
どこだか教えろYO!
770 :
吾輩は名無しである :02/09/10 00:14
関係者には出まわっているな。ネタバレ怖いからこのスレ封印っと。
ネタバレで読めないような中身なら、最初から読まんでええちゅうことやぞw
772 :
吾輩は名無しである :02/09/10 01:10
TITLEという雑誌(スーツ特集号)を読んでいたら 名古屋の食文化を語る村上春樹(楽しそう)を発見。 長編書き終えて、小説OFFモードに入ったんだな〜と しみじみ思いました。
773 :
吾輩は名無しである :02/09/10 01:23
774 :
吾輩は名無しである :02/09/10 09:46
>>758 風の歌に関しては太字もそうだけど、
たしかTシャツの絵も出てくるでしょ。
これこそ本来ならば文章力でカバーしなければならないところ。
1度でも絵が出てきたなら(しかも挿し絵ではなく完全に作品の一部になっている)、
これは純粋な小説であるとはいえない。
群像新人文学賞を取り、芥川賞候補になったのもおかしいと思う。
>>774 なに! そうなのか!
いますぐ「スズキさんの休息と遍歴」を回収せねば!
太字はその時代に存在した空気を嘲笑っているんだと思うけど。 「僕は・君達が・好きだ」 この台詞が無責任にラジオで不特定多数に向かって確信を持って 吐き出されることの胡散臭さ。それを感じさせるための太字だと思う。 Tシャツの絵にしても「本気かよ、こんなにダサいんだぜ?絵にすると こんなふうにダサいんだぜ?」ってことが言いたかったんだろうけど。 本当は、「やれやれ」ってことがいいたかったんだと思うけど、 「風の歌」の頃には「やれやれ」と言っても理解してもらえなかった んじゃないだろうか。そこを細かく説明してしまうと、主人公が 変にインテリっぽくなるか、反社会的になるかして軽さがなくなってしまう。 苦肉の策って言う気がする。 「軽くあること」の必然性を考えると、それはそれで…まあいいや。
777 :
吾輩は名無しである :02/09/10 10:03
>>774 マジレスですまないが、
あれ、わざとだよ。絵と太字。
知ってて、わざと禁を破ってみせたんだよ。
大げさに言うと旧態依然とした従来の文学の形式を否定してみせたんだよ。
一見、すごくカジュアルに見えるかたちでね。
まあ、露骨にヴォネガットの影響(からのパクリ)って言う人もいるけどね。
それから、デビュー作の最大の難は
気取った文体などにあるわけじゃあないと思うけどねえ。
文体は好き嫌いに分かれるとして、もっと致命的な難があると思うけど。
ただ、それも嗜好の問題って言われるかもしれないが。
778 :
吾輩は名無しである :02/09/10 10:06
>>777 下から2行目 >好き嫌いに→好き嫌いが です。
779 :
吾輩は名無しである :02/09/10 10:13
あっ、知らないうちに777取ってる。 今日は久しぶりにパチンコでも行くことにすっか。
780 :
吾輩は名無しである :02/09/10 10:15
ここで出しちゃったらパチンコでは出ない。 君はここで888をとって確変終了。
781 :
吾輩は名無しである :02/09/10 10:18
782 :
吾輩は名無しである :02/09/10 10:18
おお、貴重なアドバイスをありがとう。 この板での今までのレスの内で最も素直に感謝できたよ。
783 :
吾輩は名無しである :02/09/10 17:49
そろそろネタバレOKの海辺のカフカ専用スレ立てた方がよくない?
784 :
吾輩は名無しである :02/09/10 17:51
785 :
吾輩は名無しである :02/09/10 17:55
786 :
吾輩は名無しである :02/09/10 20:12
Amazonから本日発送したってメール来た。 早く来て〜!
787 :
吾輩は名無しである :02/09/10 22:03
>15のリンク先で初めて春樹さんの写真みた・・・ まったくイメージと違ってた・・・
渋谷南口をでて歩道橋登ってガード下を出たとこにある本屋にもう売ってました!!
「そして」が多いね、春樹さん。 でも好き。 「風の歌を聴け」が村上春樹作品で最も輝いていると思うのは俺だけでしょうか?
790 :
吾輩は名無しである :02/09/11 01:46
S省堂はフライングして売ってますた。 こういうのってフツー? 確実に売れる率130%の本だからなあ。 皆も読みたいと思うし。それも人より早く優越感・・・ キャンプファイアーの組木みたいな本を酷使したバカでかいディスプレイに唖然。
>>787 俺も最初みたときビクーリしました。
でもまぁこんなのよくある事・・・と思ってたら、声を聞いてぶっとびました。
少年っぽい人かと思ってたら、どっかの部長みたいなぶっとい声でイメージがガラガラと・・・
即座に脳内あぼーんしてしまった。
>>791 失礼な奴だな。
作家の評価はあくまで作品のみで決められるべきで
作家自身の容姿・生活スタイルなどはまったく関係ない。
という思いを最初に写真をみたとき強くしました。
793 :
やわらかアンチ :02/09/11 05:17
そろそろ読了した方の感想などを聞きたいですね
794 :
吾輩は名無しである :02/09/11 06:57
新作発売がカブってしまった大江大先生がお怒りです!!
795 :
吾輩が名無しである :02/09/11 07:17
マジですか? 大江大先生の新作が出るって。作品名キボン
796 :
吾輩は名無しである :02/09/11 07:18
大江千里?
797 :
吾輩は名無しである :02/09/11 07:26
>>795 「憂い顔の童」
講談社VS新庁舎・・・勝負になんねえな
798 :
吾輩は名無しである :02/09/11 07:29
童→童子
799 :
吾輩は名無しである :02/09/11 07:31
何を根拠に勝負にならないと? 誰もが納得できる説明ができない奴は、 低能での決めつけを偉そうに書くなアフォ。
800 :
吾輩が名無しである :02/09/11 07:35
>>797 thx! 本当だったんだ。どこかのスレで書かれていたように、
四国の谷間で安保闘争をやり直す話なのですかね?
「カフカ」は新潮社だから、大江のは講談社とういうことか…。
講談社と春樹は関係も深いはずなのに、講談社も阿漕なまねをするもんだなあ。
いや、阿漕ではないのか?(汗
801 :
吾輩は名無しである :02/09/11 07:49
797=800
802 :
吾輩が名無しである :02/09/11 07:53
えーと、何か勘違いがあるような…。 795=800ですよ。 おお! それはともかくキリ番ゲットだあ!(w
803 :
吾輩は名無しである :02/09/11 08:03
804 :
吾輩は名無しである :02/09/11 09:48
806 :
吾輩は名無しである :02/09/12 03:17
「逐一、意味付けしないで、読んでみてください。」
807 :
吾輩は名無しである :02/09/12 03:36
今冬、KEYが送る限り無い喪失と再生の物語 「ノルウェイの森」 このゲームは100パーセントのエロゲーです <キャスト> 直子 堀江由衣 緑 宮村優子 ハツミさん 皆口裕子 石田玲子 川澄綾子 突撃隊 山寺宏一 レズ少女 林原めぐみ キズキ 緒方恵 永沢さん 掘内賢雄 伊藤 関智一 オープニング・テーマ フーガ・ト調長(バッハ) エンディング・テーマ エリナー・リグビー(ビートルズ) 定価6800円 12月1日発売予定 赤と緑のパッケージが目印です。
808 :
吾輩は名無しである :02/09/12 08:59
It is a curious thing to be entranced by such an enigmatic writer as Haruki Murakami. Since the very moment 'A Wild Sheep Chase' was translated into English almost a decade ago, or longer, I wait each year for a new book from him. Sometimes it is a very long wait indeed, two, three years and then suddenly several come along in the space of a month. Last June in the UK ‘Norwegian Wood ’ and ‘Underground’ were released and a revised version of ‘A Wild Sheep Chase’ issued. Murakami is in danger of becoming ‘popular’.
809 :
吾輩は名無しである :02/09/12 09:01
My interest with this author began on the recommendation of the scholar John Lewell who spent years putting together an anthology of Japanese fiction in translation published in Japan and New York near the beginning of this decade. He would say read so and so it would be different, always interesting and some of the stories still haunt me, but Murakami was immediately different. He caught my imagination and soul in much the same way that Kafka once spoke to me when I was young or in particular Albert Camus with 'L’Etranger' and 'La Peste.'
810 :
吾輩は名無しである :02/09/12 09:03
この程度の英語は読めるようにしてね
811 :
吾輩は名無しである :02/09/12 09:12
>>810 おまえがなー。
つまり、アメの何とかっちゅう作家が、
春樹はカフカっぽいのう、つっただけだろ、
どうでもいいよ、んなこと、阿呆か!
812 :
吾輩は名無しである :02/09/12 09:21
あっそ
813 :
吾輩は名無しである :02/09/12 09:23
春樹オタ
814 :
吾輩は名無しである :02/09/12 09:23
どうでもいいよんなこと!
815 :
吾輩は名無しである :02/09/12 09:24
オマエモナー 暑くなんな(W
816 :
吾輩は名無しである :02/09/12 09:29
カフカスレ異様に伸びてるな 怖くて開けん・・・
>春樹さんはVAIOを使い始めたのです! …だそうです、車の免許も取ったしね…。
マーン ネイチャア テクノロジー
さすが大衆作家。お前如きはVAIOがお似合いだぜ!ばーかばーか裏切り者ー
822 :
吾輩は名無しである :02/09/13 03:05
VAIOか〜 たぶんFXじゃないか? 春樹さんのそういう、なんつーか、いい加減というか適当なとこが どうにも好きなんだよなー マイペースだよな、あの人。
823 :
吾輩は名無しである :02/09/13 14:43
>>807 エンディングはやはりNORWEGIAN WOODを希望
プレイヤーを深い森の中に誘いましょう
824 :
何度も言うが :02/09/13 15:02
「ノルウェイの家具」だYO! もう!
825 :
吾輩は名無しである :02/09/13 15:07
826 :
吾輩は名無しである :02/09/13 15:13
>>824 春樹はそれも考慮してあの曲を取り入れたんだYO! もう!
827 :
吾輩は名無しである :02/09/13 15:22
朝起きたらノルウェイの森の上・・・それじゃホントにトリップしてるYO! 春樹が言い訳したのは相当後になってからだYO!
828 :
吾輩は名無しである :02/09/13 15:41
829 :
吾輩は名無しである :02/09/13 15:43
踊りまくりですなw
830 :
吾輩は名無しである :02/09/13 16:37
朝起きたらって何時だYO!もう! 言い訳なんかしてたのかYO!もう! 出典をおしえてくれYO!もう! つーか直子がNWについて持ってる感想とかラストの雰囲気とか歌詞の内容とか 曲調とか鑑みれば、ノルウェイ材の家具だなんて突っ込みいれる評論家は ずれてると思うわけYO! もう!エリナリグビーじゃ曲調がエンディングに 合わないと思ってレスしちまったんだYO! もう! わるかったYO!もう! YO!もう!気に入っちまったYO! もう! さて、いいかげんカフカ読むか・・・
831 :
吾輩は名無しである :02/09/13 20:33
遅いレスで、申し訳ないが、15の春樹の写真、父親に、似てる。ビビッタ。
832 :
吾輩は名無しである :02/09/13 22:13
当然テロネタで一冊くるかと思ったけどこなかったね。 細かいのはたくさん書いてそうだけど。
833 :
吾輩は名無しである :02/09/14 09:19
>>833 よー知られているPHやさけ、アチコチ貼るな、ウザいw
835 :
吾輩は名無しである :02/09/14 20:23
Amazonのレビューに「日本で最も読まれている作家」とか書いてあるけど、 そんなに凄い作家だった? たしかに優れた作家ではあると思うけど… そもそもどういう基準で「最も読まれている」なんだろ。
836 :
吾輩は名無しである :02/09/14 20:54
数年ぶりに村上春樹の小説を読んでみたけど なんだかだいぶ変わったね。 高校に入る直前にかな、没頭して読んでたいたのを覚えてるし 入試の面接で「好きな作家は?」と質問されて「村上春樹です」 なんて答えたのも覚えている。 面接官にどの本が良かったかと聴かれて 「ノルウェイの森が面白かったです」と答えた。 どこが面白かったのかと聞かれても、「とくわからない」と 言ったのも覚えている。面接官は「うん、そうなんだよね」 といって笑っていたよ。その面接官は国語の先生だったんだどね。 もちろんそれを知ったのは入学した後のことだけど。 今「ねじ巻き鳥クロニクル」読んでるんです、今さらながらだけど。 小説ってここ数年読まなくなってたもんで。。 ぼくが変わったのか、村上春樹がかわったのか、お互いに変わったのか 分からないけれどもなにか違う感じがする。読んでいても鳥瞰モードから抜けれない。
海辺のカフカ、とりあえず2章くらい読んだけど いやあなかなかつかみは良いね。 これからが楽しみ。
838 :
吾輩は名無しである :02/09/14 21:48
ナカタは頭が悪いのでムラカミさんのおっしゃることが よくわかりません。
839 :
父の顔が春樹に似ている831です :02/09/14 22:01
春樹は井戸がすきだけど、井戸ってイド(id)の事だって予備校の先生が言ってたけどホント? ホントかどうかは春樹自身にしか分からんと思うけど、他の人がどう思っているのか知りたい。 イドって分かるよね。エス(es)のことでエゴより深い部分にある深層心理の事だよ。
840 :
吾輩は名無しである :02/09/14 22:05
>>839 そういうとこrを全面に押し出してくるようになって
素直に読めなくなった。
デリダのタームとか、安直すぎませんか?
841 :
吾輩は名無しである :02/09/14 22:07
ノルウェイとかはそうじゃないかと思って読んだ ねじまきやスプートニクは違うんじゃないかと
「ねじ巻き〜」辺りから、なんとなく変わり始めた感じがする。 登場人物に何故、名前を持たせたのでしょうか?
変わり始めたのはTVピープルからでしょ。 このころから文体から艶と潤いが消えてしまった。
>>843 そうだね。
俺は表題作まではOKなんだけど、そのあとに続く短編がもうひどいの
なんのって・・・
この人はノルウェイの大ヒット&カーヴァーの文体の真似をし始めてから
どんどんおかしくなったね
>>839 俺そんなの知らなかったよ。
みなさん物知りなんですね。
845 :
吾輩は名無しである :02/09/14 23:48
ノルウェイ以降、匿名性によるシステムへの抵抗は不可能になった。
846 :
吾輩は名無しである :02/09/14 23:50
839的言及があるのは構わないしある程度「なるほど」 と思えるんだけど、それでばっさり解釈できると言い切られると 「えー、そうか?」と言いたくなる
847 :
吾輩は名無しである :02/09/14 23:51
848 :
吾輩は名無しである :02/09/14 23:53
べつに846にケンカを売っているわけではない。 たんなる偶然
849 :
吾輩は名無しである :02/09/14 23:53
15年ぶりに村上春樹の小説を読んだが、 進歩してないねぇ、この人。
>>845 ん?すんません。それは何故ですか?
よく分らないので、教えてください。お願いします。
852 :
父の顔が春樹に似ている831です :02/09/15 17:04
予備校の先生が言うには 春樹はこういった言葉遊びが好きで、他にもいろいろ掛詞(って言うのかな?)が多く見られる。 だそうだ。 掛詞を探しながら読んでいるのだけれども、どうにも見つからない。 象の話がよく出てきているけど、スプ〜恋人の象徴という言葉にも象が入っとんな、ぐらいしか分からない。 「まぁ言われてみれば」レヴェルで構わないので、そういう掛詞の様なものはありませんか?
>>839 そんなまんまフロイトみたいな解釈どこいっても通用しないよ
854 :
吾輩は名無しである :02/09/15 18:14
>>853 そういう言い方はないんじゃないかな?なんかトゲがあるよ。
839は高校生くらいでしょう?そーゆー若い人が春樹の作品に興味をもって
せっかく読んでくれているわけだし、ホント?って聞いているんだから
もう少し詳しく説明してあげたらいいんじゃないかな。通用しないのは
何故なのかとか。
よけいなお世話だったと反省。 つーか漏れが説明できればいいんだけどなぁ・・・・・・
857 :
吾輩は名無しである :02/09/15 20:27
僕も井戸=idとは安直に結び付けられないと思います。もちろん村上春樹が掛 け言葉としてその二つの言葉が結びついているのを気付かないはずが無いし、 ある部分小説的な道具としてそのように捉えられる意味付けを持たせているの ではないかと思いますが、それは作者の巧妙な罠だと思います。 たぶん井戸=idという言説を聞くたびに村上春樹は「ああ、やっぱりそう読み ましたか、ぷっ。」とほくそ笑んでいるのではないかと思うのです。しかしこ れは単なる被害妄想である可能性もあります。 ただひとついえることはそもそもは井戸を深層心理のメタファーとして登場さ せたのではないということです。井戸=idだとしても、それはあくまで後付け の意味付けであり作者の明確な意図によって井戸が持ち出されたのではないと いうのだけは確かだと思います。というか、そこまで頭の悪いことはしないだ ろうと僕は信じたいと思います。
>>857 安直に結びつけられないっていうのには賛成。
でも、後からの意味づけっていうのは、どうかな〜?
あまりに好意的に解釈しすぎてるような気がしないでもないです。
どこかで(たしか「A2」についてのコメントかなんかで)村上春樹自身が
言ってたけど、彼にはある意味愚直な自己探求というテーマが
あるんだというのを考えると、時流にのってフロイトをけなしとけば安心、
なんてのも、どうなのかなーと思うな。
856です。説明、ありがとう。
>>858 ひょっとして僕の方が誤読をしているのかもしれませんが、僕はフロイトをけ
なしたりはしていません。僕がけなすとするならば井戸=深層心理のメタファ
ーとして小説に持ち出す小説家です。その仕掛けはあまりに安直だし、凡庸で
あると言わざるをえません。
それからもちろん、自己探究と言うテーマ云々に文句をつけるつもりもありません。
>>860 あー、二段落目は、857さんに対するものじゃありません。
わかりにくくてスマソ。
>>861 やはり僕の誤読でしたか。こちらこそ失礼しました。
?
突然ですがちゃちゃ入れさせて下さい。 井戸は深層意識のメタファーではないんじゃないでしょうか? むしろイドにより近い根源的な性衝動のメタファーなんじゃないかと ノルウェイの直子は性的に開けないという問題を抱え、井戸に落ちて 死ぬのを恐れていた。そしてキズキとワタナベの間で揺らぎ、それこそ 井戸に落ちるみたいに、じわじわと病み死ぬ。 これは直子がイドに落ちたというふうに解釈できないでしょうか? つまり、死者のキズキに囚われつつもワタナベに生きた性的な惹かれ方を してしまったという意味で。 もちろんねじやスプを同一視しようとは思っていません。井戸ってなんなん だろうね。
864ですが、これも好意的な解釈でしょうか? 反論、お待ちしています。
864ですが再び反省。自分が浮いているという状況に今さらながら 気付き肩を落とす。おとなしく退散します。ごめんちゃ。 でも、イド=井戸はともかくとして、イドという概念(思想)を深層心理 というようにガバッと大きく捉えてしまうのは危険ですよ。 また、フロイトが20世紀を代表する思想家であること、春樹は繰り返し 性的な問題を取り上げていることも重要なのではないかと・・・ それでは退散します。
>>864 ?
根源的な性衝動も深層意識(イド)なんではない?
俺は高い塔に登るものだとばっかり思ってたんだけどな。
869 :
吾輩は名無しである :02/09/15 23:06
おいキスギ、ここは本当にひどいスレやなぁ。
先日、52歳のロック好き、Nさんと飲みました。 Nさんは昔々上野の蓄光堂というレコード屋でバイトをしていました。 その後Nさんはレコードコレクターの編集になりましたが、 蓄光堂のバイト仲間の村上は、その後国分寺で店を開いたそうです。 ロックは全然詳しくなく、ジャズを少し知っているくらいだったそうです。 暗くて変な奴が、まさかこんなに有名になるなんてなー、と言ってました。 ヒューイ・ルイスなんかをはいほーはいほー聴いてるのは、 それだけの音楽レンジしかないということだったんですね。
871 :
吾輩は名無しである :02/09/16 21:18
精神分析の廃墟
>>747 「・・言い忘れてたんだ。」に決まってるだろ。
どうしてそれがわからん?
>>849 この人がものを書くのは「魂の救済」のため。
癒されない自分と、そしてたぶんお父さんと奥さんのために
同じテーマの変奏曲を一生繰り返すんだよ。
今回の作品も今までの作品の延長線上にあるが、年をとるにつれ
表現がより具体的になってきているのは興味深いと思う。
おれ、こいつの書いたもの大嫌いなんだ。 こいつの文章読んでると吐き気がするんだよ。 ついさっき某板の某スレで(ここに紹介はしないよ、 ここの住人がみにくるからね)こいつの文章がまるまる引用されてあった。 なんだろう、どっかでみたな・・というかんじがしたのでググってみたんだよ。 そんだら、こいつのダンス×3だった・・ショック。 その根底にあるなすがままに、リベラル思考、無責任さ。 おれみたいなのにはとてもジリジリくるんだよ、勘弁してくれ。 こいつが好きなやつは根底に狂気を抱えてるとしか思えない。 おれの人間不信は案外こいつの文章の影響だったりするかも。 若いやつが「なにか面白い本ある?」ときかれたら とりあえずノルウェーをすすめとく、迷わずにね。 でもね、有り難がり過ぎちゃいけんよ、こんなもの。 通る道ではあるし、一度はみておいても損はない、みておくべきだ、 位のものだよ。実生活でいえばトルコに通ってみたり 援交してみたり、例えは悪いがそういうものがこいつの文章だよ。
つづき でもね、そんなもの、否定しなきゃだめだ。 あっちゃいけない。こんなものから卒業できないで 閉じこもっちまうようなやつは大人になれない。 社会人になれない。社会人になろうとしろ! おれはそういう意味でこいつの小説を若いやつに読ませる。 えらそうに聞こえたらあやまります。 ただ、こんなやつの文章をそこら辺にぽんとばらまかれちゃ 困る。こんなものを有り難がる風潮だけはやめてほしい。 きっと、こいつの文章を引用して貼付けたやつは たいした理由じゃなかったかもしれない。 しかし、そんな簡単なもんじゃすまされないんだよ、 こいつの文章は。気をつけて下さい。 すごく不愉快でした。読んで下さってありがとうございます。 長文失礼しました。
>>873-874 さっそく釣られてみる。w
あなたはこの作家のどの作品を読んだのかな。
ひょっとしてノルウェイだけじゃないの?
あれを最初に読んだら嫌いになるよね。
まともな神経を持った人間なら。
877 :
吾輩は名無しである :02/09/20 01:25
根底に狂気を抱えていない人間がいるとは思えない
>しなきゃだめだ、あっちゃいけない、ようなやつは大人になれない、 なろうとしろ! ばらまかれちゃ困る、やめてほしい、 すまされないんだよ、気をつけて下さい、 文化とは、統制が必要なものらしい… φ(..)メモメモ
>>873-874 です。
その引用したものをみつけググってみた時にこいつの文章だと
わかったときにはほんとうに気持ち悪くなったよ。
こいつの文章をすべて読んでいなきゃなにもいう資格がないと?
私はあんまり本自体読みませんよ、すいませんバカです。
というか、本読むのあんまり好きじゃないですね。
根底に狂気を抱えていない人間がいるとは思えない という確信は
あなたがたのような村上好きの読者だけじゃないんでしょうか?
わたしは全然そう思いませんが。というか、いちいちそう思うだのなんだの、
言葉でいう必要があるんでしょうか?ってことなんですよ。
だんだん、ここにいるってだけで吐き気がするかんじがしてきました。
わたしは自分の本性なり、自分の仮面なりの存在を否定するつもりは
ないですよ、けど、考えたくないんです。あなたがたのように。
そういうものを面白がってヘラヘラしているあなたがたのような非生産的な
人間はイヤなんですよ。すいません、思いきった事書いて。
でも、こいつの本はもう読みたくないし、あなた方も嫌いです。
失礼します。
気持ち悪くなったよ、好きじゃないですね、思いません、 吐き気がする、考えたくないんです、イヤなんですよ、 読みたくない、嫌いです、 文化は無根拠、穴ーキーであり、そこで統制… φ(..)メモメモ
882 :
吾輩は名無しである :02/09/20 12:22
ノルウェイにしろ今作にしろエロすぎると思うです テコキに持っていく流れなんて小学生の妄想じゃないか
884 :
吾輩は名無しである :02/09/20 20:23
ノルウェイのドコが面白いのか本気で分からない。 ラストの場面とかマジ最悪。 あれさえ何とかなればもうちょっとマシなんだけどさ。
おい厨房、わざわざ嫌いな作家のスレにきて吐き気催すのもいいが、、 叩きスレ行けば?
>>884 あれは三部作の裏返しの世界なんだよ。
「風」と「ピンポール」を先に読んでない香具師に
ノルウェイを理解できるわけがない。
887 :
吾輩は名無しである :02/09/20 22:11
hituji ha?
888 :
吾輩は名無しである :02/09/20 22:33
>>882 若い頃貯めすぎた反動と思われ。w
ノルウェイの森以前は絶対にセックスと死だけは書かない作家だったから。
ノルウェイ以前ってセックス描いてないっけ?
890 :
吾輩は名無しである :02/09/20 23:43
セックスも死も書いていた まあ間接的にかもしれないけど
891 :
吾輩は名無しである :02/09/21 00:25
セクースと氏は諸刃の剣だからな。
893 :
吾輩は名無しである :02/09/23 01:11
からあーげくん
894 :
吾輩は名無しである :02/09/23 01:16
あるよ>叩きすれ
なけりゃ作れよ! =============終了!===============
896 :
吾輩は名無しである :02/09/23 03:06
=============復活!=============== 「村上春樹罵倒スレッド」 レッツゴー!!!!!!!!!!!!
せっかくだが =============終了===============
お前ら氏ね。キモイ。ヤクチュウ以下。
899 :
吾輩は名無しである :02/09/23 09:06
引用されただけで、ヒス起こす人が出てくるなんて、村上春樹も大物になったなあ。 マジで。 今までは太宰治あたりがそのポジションだったと思うのだが。
900 :
吾輩は名無しである :02/09/23 09:30
太宰、三島そして春樹か。 でも、自殺はしないな。
901 :
吾輩は名無しである :02/09/23 10:26
804 :美香 ◆5qBZxQnw :02/09/01 00:22 >をさむくん 協力ありがとう。 駆動のバカが調子に乗っているから、 ガツンと食らわせてやりたかったのですよ・・・ じつはをさむも駆動は嫌いでしょ? 805 :おさむ ◆LQPM.CMA :02/09/01 00:29 ん? 工藤は馬鹿にしてるだけだよ。 ホントに。 嫌いというか観察対象でつ
902 :
吾輩は名無しである :02/09/23 11:21
しかし、彼のちょっとスタイリッシュで分裂的なところは それだけで現代小説のモチーフになるでしょうね。 ぼくはそこにとても興味を感じます。 ガンバレ、工藤くん!(村上)
工藤君ジエンはやめなさい
905 :
吾輩は名無しである :02/09/23 11:28
工藤きえてください。ここは春樹スレです まじで キモイ
906 :
吾輩は名無しである :02/09/23 11:29
工藤のどこがスタイリッシュなんじゃい! あんなのほぼ田舎町の広報誌の投稿文章(by じじい)じゃねえか! ま、田舎もひとつのスタイルであるつえば、そうかもしれないけろなあ。 けろけろ。 工藤しね。
はは、ウージーの乱射が始まったようですね だけどさ、憎しみが地球を覆ってるとは思わないか …などと無力な馬鹿を口にしては、うんざりしてるけど
908 :
吾輩は名無しである :02/09/23 11:48
工藤もしつこいね ほんとナル 春樹スレからきえてくれ 下げでしかカキコできないきもおとこ
909 :
吾輩は名無しである :02/09/23 12:20
>>907 馬鹿が2chを覆ってるんだよ、工藤たん
次スレ立ててね↓
911 :
吾輩は名無しである :02/09/23 13:15
次スレはこのスレを使い切ってからね
春樹ヲタってのはほんと自分が気に入らないものは排除したがるだけなんだなあ。 実生活はがんばってね。
また利口ぶった馬鹿が一人。 テメーの劣等感ひけらかしてどうする?―などと煽ってみる。
>>907 くつひも君は工藤たんじゃありません
そこんとこ、はげしく誤解といっときますね
♂♀さえ異なるかもしれないのに…
916 :
吾輩は名無しである :02/09/24 06:54
ノルウェーの森まんせー
917 :
吾輩は名無しである :02/09/24 07:18
河合隼雄との対談おもしろかった。 「小説はけして終わっていない」という春樹の意見は真実味があった。
918 :
吾輩は名無しである :02/09/24 11:13
工藤ノジエンシツコイ ナルキモイブサイクきえてくれ しんでくれ
919 :
吾輩は名無しである :02/09/24 11:14
804 :美香 ◆5qBZxQnw :02/09/01 00:22 >をさむくん 協力ありがとう。 駆動のバカが調子に乗っているから、 ガツンと食らわせてやりたかったのですよ・・・ じつはをさむも駆動は嫌いでしょ? 805 :おさむ ◆LQPM.CMA :02/09/01 00:29 ん? 工藤は馬鹿にしてるだけだよ。 ホントに。 嫌いというか観察対象でつ 工藤しね せめて名無しでレスしろ
工藤ってヤツのことあまり知らんけど、薄っぺらな気位の高い 奴らが互いにけなしあってるだけじゃねーか―などと煽ってみる
921 :
吾輩は名無しである :02/09/24 12:48
なんか、女とられた怨みじゃねーか? (w
922 :
吾輩は名無しである :02/09/24 14:22
ノルウェイの森を読んだよ。 なんか、村上春樹ってさらりとした好青年だったのではないかと想像するなぁ。
923 :
吾輩は名無しである :02/09/24 14:27
村上が好青年だったはずがない。
924 :
吾輩は名無しである :02/09/24 14:29
>>923 どういう意味で?
ノルウェイではなんか女たらしぽいからねぇ。
写真見たんですか?
925 :
吾輩は名無しである :02/09/24 14:30
>>922 えらい。実際に読み、想像し、感想を持つのは大事。
926 :
吾輩は名無しである :02/09/24 14:31
たしかに春樹の写真をみればブサイク振りがわかるな 春樹がもてるはずないじゃん
927 :
吾輩は名無しである :02/09/24 14:32
804 :美香 ◆5qBZxQnw :02/09/01 00:22 >をさむくん 協力ありがとう。 駆動のバカが調子に乗っているから、 ガツンと食らわせてやりたかったのですよ・・・ じつはをさむも駆動は嫌いでしょ? 805 :おさむ ◆LQPM.CMA :02/09/01 00:29 ん? 工藤は馬鹿にしてるだけだよ。 ホントに。 嫌いというか観察対象でつ 工藤しね せめて名無しでレスしろ
928 :
吾輩は名無しである :02/09/24 14:32
>>924 若い頃の写真見たことないの?
スタジオボイスでもなんでもいいから自分で探してくれ。
それか今の顔から想像してよ。あのままだよ。
ちなみに私生活はそんな女たらしでもないらしいよ。実際はどうか知らんけど。
村上春樹最近読みはじめたの?
929 :
吾輩は名無しである :02/09/24 14:33
そうなんだ・・・ ショックでつ。 写真見たいんですけど、どうやったら見れますか? 検索してもいいのがひっかからないし・・・
930 :
吾輩は名無しである :02/09/24 14:33
931 :
吾輩は名無しである :02/09/24 14:35
>>929 見ない方がいいよ。「想像上の村上春樹」で止めといたほうがいいよ。
932 :
吾輩は名無しである :02/09/24 14:36
あんなキモおやじがモテタはずないじゃん それなのに なぜ小説の主人公はみんなイケテルのか? ここに春樹の小説の秘密=コンプレックスがある
933 :
吾輩は名無しである :02/09/24 14:37
934 :
吾輩は名無しである :02/09/24 14:38
秋葉原の同人ショップにいても違和感がない春樹
935 :
吾輩は名無しである :02/09/24 14:38
>>929 オッサンでし。若い頃は、オタクっぽいでし。
あんまし、つか全然ヴィジュアル系ではないことは確かな事実でし。
作品を、顔を思い浮かべて読むのは有害でし。
936 :
吾輩は名無しである :02/09/24 14:38
>>933 マジだよ。村上春樹は架空の生き物として考えたほうが自分にとっても楽になるよ。
ペガサスとか人魚みたいなもん。
937 :
吾輩は名無しである :02/09/24 14:38
いわれてみればオタク顔だね 春樹って
938 :
吾輩は名無しである :02/09/24 14:40
井上ひさしのほうがわかりやすいブサイクなのでまだ救いがある。 村上春樹はわかりにくいブサイク中途半端なヴサイクなので、救いようない。
939 :
吾輩は名無しである :02/09/24 14:41
つかキモイ春樹
940 :
吾輩は名無しである :02/09/24 14:43
ブサイクもここまで反応されるとすごいなw
941 :
吾輩は名無しである :02/09/24 14:43
若かりし日の吉本ばななはどうか
942 :
929.933 :02/09/24 14:44
ワラタ わかりました。想像にとどめておきます。 といいつつ、我慢できなくなるかも(笑 見たくなったら、どうしたらいいですか?
943 :
吾輩は名無しである :02/09/24 14:45
春樹男前だったら小説かかなかったと思うよ だからブサイクでいいよ よかったよブサイクで
944 :
吾輩は名無しである :02/09/24 14:46
>>942 そもそもなぜ今ごろノルウェイの森を読んだのか気になる。
まぁ小説なんていつ読んでもいいんだけど、
きっかけを教えてほしいです。
945 :
吾輩は名無しである :02/09/24 14:47
ブクオフで100円だったから
946 :
吾輩は名無しである :02/09/24 14:49
服もオタクっぽい春樹
947 :
吾輩は名無しである :02/09/24 14:49
100円小説にしてはいい出来だしね。
948 :
929.933 :02/09/24 14:50
>>944 私は今まで小説(に限らず活字自体)が嫌いだったので、
小説など指で数えるほどしか読んだことがなかったんです。
で、いい年して活字嫌いなんて恥ずかしいからなんか読んでみよう、
小説といえば村上春樹、春樹といえば「ノルウェイ」てな具合です。
949 :
吾輩は名無しである :02/09/24 14:51
なよなよしてるよな 背中にリュックしょったオタ春樹 ケミカルとか好きそう
950 :
吾輩は名無しである :02/09/24 14:53
>>942 「群像日本の作家 村上春樹」っていうの見てみ。
小学館から出てるやつ。
951 :
吾輩は名無しである :02/09/24 14:53
べつにはずかしくないよ 好きじゃないなら読む必要なんかないよ そういうのはまずい
952 :
吾輩は名無しである :02/09/24 14:53
>>948 そうですか。どうも。
もし顔を見る機会があっても幻滅せず読み進めてくださいませ。
953 :
吾輩は名無しである :02/09/24 14:54
一度幻滅して免疫をつけて再挑戦
954 :
吾輩は名無しである :02/09/24 14:56
804 :美香 ◆5qBZxQnw :02/09/01 00:22 >をさむくん 協力ありがとう。 駆動のバカが調子に乗っているから、 ガツンと食らわせてやりたかったのですよ・・・ じつはをさむも駆動は嫌いでしょ? 805 :おさむ ◆LQPM.CMA :02/09/01 00:29 ん? 工藤は馬鹿にしてるだけだよ。 ホントに。 嫌いというか観察対象でつ
955 :
吾輩は名無しである :02/09/24 15:02
804 :美香 ◆5qBZxQnw :02/09/01 00:22 >をさむくん 協力ありがとう。 駆動のバカが調子に乗っているから、 ガツンと食らわせてやりたかったのですよ・・・ じつはをさむも駆動は嫌いでしょ? 805 :おさむ ◆LQPM.CMA :02/09/01 00:29 ん? 工藤は馬鹿にしてるだけだよ。 ホントに。 嫌いというか観察対象でつ
956 :
吾輩は名無しである :02/09/24 15:03
工藤しつこいなぁ なんだよこれ 春樹スレなのに ほんとやなやつ
>>956 いや、このスレの目的はとりあえず、今この板ではこういう要望が
複数住民から提起されていますよ、ということを初心者(新住人)に
知らしめる為に機能していると考えるだけでも、
まんざら悪い気はしないよ。
それにこのスレ、最初から一気通読してみると、随分と議論が
こなれて来たようにも見受けられる。馬鹿な連続ΑΑ荒らしにも
見事に耐えているし、それに感情的に反対を叫ぶカキコも減少している。
ま、このペースでのんびりと今後もやっていきましょうよ。
するとそのうち、新たなアイディアも湧くかもしれません。
958 :
吾輩は名無しである :02/09/24 16:18
kopipe uza i
959 :
吾輩は名無しである :02/09/24 16:19
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960 :
吾輩は名無しである :02/09/24 22:31
ノルウェーの森もねじまき鳥も好きだが スプートニクの恋人だけは楽しめなかった
961 :
コギャルとH :02/09/24 22:32
962 :
吾輩は名無しである :02/09/25 00:45
ボクは、ファミリーアフェアが好きですな.....
963 :
吾輩は名無しである :02/09/25 07:07
957=工藤 ジエンナルキモブサイクしね
964 :
吾輩は名無しである :02/09/25 09:52
>>938 春樹の場合は別にブサイクというわけでもないから性質が悪い。
(って本人のせいじゃないですが)
なんとも文章では表現しづらい顔をしている。
春樹の顔を的確に描写できる文章力があったら、
その人は作家になれるかもしれない。
春樹自身は自分の容姿について文章で表現したことはあるのかな?
test
967 :
吾輩は名無しである :02/09/25 21:44
つかさ、50歳のおっさんとしては普通の顔じゃん? 「ブサイク」と主張する輩には 「あんた中年男の顔に何を期待してたの?」と訊きたい。 それとも単に売れてる作家への僻みっすか?
968 :
吾輩は名無しである :02/09/26 07:50
マジデスガ 春樹の全集8巻が全部で800円でうってました。 買うか迷ったけど持ち帰れないので断念した。 短編で全集にしか入ってないのが気になるけど 今日も一度いってみよかな
969 :
吾輩は名無しである :02/09/26 07:51
春樹は若い頃からブサイクです。 今にはじまったことじゃないよ
970 :
吾輩は名無しである :02/09/26 07:52
春樹って53でしょ?ブサイクじゃないでしょ、 髪型なんとかして欲しいが。ただでさえ丸顔なんだから。 しかし10年経ったら春樹も龍も60越えてるってことで、 まぁ時代は変わるな。
971 :
吾輩は名無しである :02/09/26 07:58
若い頃はブサイク いまは年齢に救われてるな
972 :
吾輩は名無しである :02/09/26 11:36
村上春樹って、若いころはそれなりにモテたと 思うよ。ああいうタイプは見かけ理髪的ではないので パッとしなくて受け身的、と思われるけど どこか覚悟ができているというか肝が据わっている という感じがして一度知り合えば合う子には合うだろう。 …けっこうクラスによくいるタイプじゃないの?
↑ すみません。利発的、でした。
974 :
吾輩は名無しである :02/09/26 11:37
ちみはブサイクだね
975 :
吾輩は名無しである :02/09/26 11:57
フェロモン出してなさそうだから魅かれない。
976 :
吾輩は名無しである :02/09/26 12:18
ブサイク=春樹 ブサイクのヒーロー 春樹 あの顔みれば、おれも小説家になってもいいんだ と全国のブサイクを勇気づける
ピストルズ観て俺でもバンドできるって思ったのと同じか? そういや90年前後は書こうとする奴が多かったねえ。 ピストルズは伝説になったけど、春樹は……。 俺ならノルウェイの金で海外生活するけど、 まあ金ってやつはいくらあってももっとほしいんだろうな。
978 :
吾輩は名無しである :02/09/26 13:21
なおこタン・・・ 何で死んだりしたの?ウワァァァァァァァァアン!!!!!
979 :
吾輩は名無しである :02/09/26 19:06
以前このスレできいて、「ノルウェイ」の後、 「風」「ピンボール」「羊」「ダンス」の順番で読んだんですけど、 他に、こういう順番で読んだ方がいい、みたいなのはありますか? 無ければ、適当に読んでみようと思うんですけど、なんかお勧めってありますか?
980 :
吾輩は名無しである :02/09/26 19:43
>>979 世界の終わりとハードボイルドワンダーランドやねじまき鳥クロニクル
読む予定があったら、その前にレキシントンの幽霊を読むといいかもよ。
その方がきっと楽しめると思う。
そろそろ1000取り合戦?
981 :
吾輩は名無しである :02/09/26 20:03
>>979 発表順に読むべし。(できれば短編も)
作家の成長と変化を知るにはそれが一番。
983 :
吾輩は名無しである :02/09/26 20:32
>>982 漏れももう一度読みたい。
ノルウェイ以降、特に「世界の終わり」や「カフカ」の原点になる作品だから。
しかしあれはどうして単行本化しないんだろうね。
本人としては読まれたくないのかな?
984 :
吾輩は名無しである :02/09/26 21:17
村上春樹って地図好きなのかな。 ねじまき鳥の地図作成担当の軍人て陸軍参謀本部陸地測量部の人だし、カフカにもアメリカ軍の報告書の冒頭に内務省地理調査所が出てくる。これらの機関はノルウェイの突撃隊が入りたがってた国土地理院の前身機関です。 かくいう私は地理院の職員だったりして。
985 :
吾輩は名無しである :02/09/27 00:19
>>983 あの作品は、『1973年のピンボール』が芥川賞の最終選考に残ったときに、
、芥川賞を受賞したら受賞後第一作ということで文芸誌に掲載する作品を、と編集者に勧められ
て、かなり急いで書いたものだったみたい。(結局ピンボールは芥川賞は
取れなかった。)そのために、村上春樹自身は作品の出来に対して、かなり後悔
したみたいで、だから単行本に収録しなかったみたい。
>>985 だったら彼のマイブームなリライト一発かまして欲しいね。
今なら良く売れるでしょ。
987 :
吾輩は名無しである :02/09/27 00:32
988 :
吾輩は名無しである :02/09/27 03:13
最近また「ねじまき鳥」読み返してます。 当時読んだ時は皮剥ぎのシーンなんか本当におぞましく感じたけど 今読むとそんなでもないな。 ヘンにリアルかと思えばそうでもない。 グロシーンの描写は龍の方が格段に上だ。 春樹タン、実際に井戸に潜ってぼけーっとしたんだろうな。
989 :
吾輩は名無しである :02/09/27 03:22
>>988 字数的には、そんなに多くないからだね。かわはぎ。
990 :
吾輩は名無しである :02/09/27 06:02
壁が最高傑作といってみるテスト。
991 :
吾輩は名無しである :02/09/27 06:03
やれやれ
>>984 そんなトリガーを見つけると、自分が歩く町まで小説の世界に変わって
しまいますよね。ちょっとうらやましい…
993 :
吾輩は名無しである :02/09/27 06:35
↑ ピース
995 :
吾輩は名無しである :02/09/27 06:47
↑ピース
>980,981 ありがとうございます。 さっそく発表順等探してみます。
997 :
吾輩は名無しである :02/09/27 12:05
おや?一般書籍向けのスレがあるなぁ。やれやれ。
>>997 こいつらに何言ってもムダ。
80年代を引きずっている。
もし90年代から読み始めているとしたら、それもまたイタイ。
ヲタ氏ね
いや、むしろ逝きろ
1001 :
1001 :
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