村上春樹風に今日の愚痴を語るスレ

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396おさかなくわえた名無しさん:02/08/06 10:35 ID:XN6jZ2uO
ko;
397おさかなくわえた名無しさん:02/08/06 11:51 ID:YZM0ma2S

      
        今、僕はオナろうと思う
398おさかなくわえた名無しさん:02/08/08 22:08 ID:3AlLc7if
大体晴れた日にノンビリ歩いてる猫のことなんて気にしなければよかったんだ。
僕はそのとき小さな黒猫を無視するべきだった。
399age:02/08/12 20:49 ID:x9lB9Pl0
>>395
何がおきた。
400おさかなくわえた名無しさん:02/08/12 22:58 ID:DeZpg3Re
やはりコットンパンツはベージュではなければいけない。
誰が決めたわけではいが僕にはどうしようもないことなのだ。
401おさかなくわえた名無しさん:02/08/12 23:34 ID:WmgXy2Qq
やれやれ。ひどく憂鬱な気分だ。
402おさかなくわえた名無しさん:02/08/13 20:52 ID:8yLPxNp1
その日僕は今まで一度もしゃべったことのなかった上司を説明できないようなささいな理由で殴った。
僕が部屋に戻ると回りの連中は白い目で僕のほうをじろじろみて、足早に席に戻り仕事をはじめるふりをした。
僕は、誰とも目をあわさず、やりかけの仕事をはじめた。
もちろん、手につくはずもなく、僕はいったい今何をしようとしているのか、わけがわからなくなってしまった。
403おさかなくわえた名無しさん:02/08/13 21:48 ID:ex6trnlj
ダウンタウンで殴り合いのけんかをしていた。
やれやれ。
僕はこころの中でそうつぶやいた。
404おさかなくわえた名無しさん:02/08/17 13:52 ID:ZaeurDah
338、381時分的に好きっ
^0^

405 :02/08/19 22:14 ID:QqarpnBK
怒鳴る人に電話をしたのは6回目だった。
1回目はその人は怒鳴らなかった。
2回目以降の電話でその人は必ず怒鳴った。電話で怒鳴ることが
まるで陽だまりの猫が伸びをするのと同じくらい当然と思っているようだった。
あまりにも怒鳴る人のどなり話が長かったので僕は受話器を耳からはずして
考え事をしていた。携帯の通話時間を表す表示が45分20秒となっていた。
やれやれ、僕は頭の中で月に言ったウサギとその家族のことを考えていた。
月ウサギが餅つきに取り掛かろうとしたところでふと気づくと受話器は
静かになっていた。やっと終わった。僕は電話を切ろうとした。
「だからどうして黙っているのですか?!大体聞いてるのですか?!」
怒鳴る人の話はまだ終わっては無かった。
406おさかなくわえた名無しさん:02/08/19 22:43 ID:EjyBUdr3
テレビでは台風に注意しろと涼しげな顔でアナウンサーが繰り返し伝えていた。
ぼくは窓を開けて外を見た。空はすっかり開き直り、家の中と同じようにがらんどうだった。
台風は東京に来るのだ。大阪にはこない。ぼくはコンビニへ行って食料を買いこんだ。
空と家が同じ状態だと自分が雲なのか人間なのかわからないからだ。これで少なくとも
ぼくはがらんどうではない。インスタントラーメンをゆでながらぼくは思っていた。
407  :02/08/20 23:23 ID:alCYMPBZ
そのとき突然秋がやってきた。
お盆という物が終わったそのすぐ後に当然のように秋はやってきた。
あまりにも突然来たので僕は上手く振舞うことが出来なかった。
そのときの僕はどうしていいかわからない子供のように戸惑っていた。
408おさかなくわえた名無しさん:02/08/20 23:27 ID:d9ahpV12
やれやれ、偽者横行か。放置しておくか。
409おさかなくわえた名無しさん:02/08/21 00:18 ID:CtC/p3l9
今日もマクドナルドでは微笑みとポテトが作られ続けていた。
ぼくはカウンターに少し指を置いて考えるふりをしてから言った。
「ハンバーガー10個ください。あ、あとポテトのLも」
前髪がまるでつまようじのように揃った女の子が威勢良く叫んだ。
「バーガー10個でーす」
ぼくは背中に汗が滴るのを感じていた。ハンバーガーを10個注文
したのはぼくなのだろうか。それとも彼女なのだろうか。ぼくは混乱していた。
そしてひどくうんざりもしていた。おまけのように一時貸与された「お待ちください」
のプレートも、店の隅に雑然と並んでいるプロパガンダ・パンフレットも、そして
このつまようじの彼女も、何もかもがぼくをひどく疲れさせた。
410おさかなくわえた名無しさん:02/08/23 07:33 ID:w4FX6+1I
みんなウマイ
411おさかなくわえた名無しさん:02/08/24 01:00 ID:HFBljG9X
みんなもっとガンバレーもっと読みたいよー‐‐―
412おさかなくわえた名無しさん:02/08/25 15:02 ID:MrDCU48Q
書き込み着たいあげ
413おさかなくわえた名無しさん:02/08/26 08:02 ID:EGLnftof
>>409
今まででイチバン面白かった!
ハンバーガー頼んだのが自分か彼女か分からなくなってる
あたりがなんともいえず春樹風なにほいが漂っています(笑)
414おさかなくわえた名無しさん:02/08/26 08:05 ID:EGLnftof
ドラえもんのすごくよかった〜>>298

文章力のある方々、愚痴じゃないけどよろしければ
「サザエさん」も春樹風にしたためてみてください。

♪明るい笑いを振り撒いて〜お料理片手にお洗濯〜♪
♪お魚咥えたドラ猫♪おおっかけて〜♪

どちらでもいいです。楽しみにしてます。
415おさかなくわえた名無しさん:02/08/26 22:01 ID:1RIpmydW
age
416211 ◆cS76pw2A :02/08/28 17:27 ID:CN8mjola
僕が374を見つけたのは、ある昼下がりにこのスレッドを読んでいた時だった。
それは374が、顔も知らない僕のために書いてくれた文章だった。
僕がこの数ヶ月間にわたって垂れ流した想いと結末についての、簡潔に綴った
見事な書き込みだった。
僕はある種の感動を感じない訳にはいかなかった。
本当はもっと前に見つけていたのだけれど、
思いがけない出来事に僕は激しく混乱し、すぐにレスがつけられなかったのだ。
僕の鬱屈した若者への想いは若者に届かないかもしれないけれど、
それが結果的に374を生んだのだとしたら、悪くないと思う。

僕は目を閉じて、曇った梅雨の午後に降る雨を思った。
降っているのかどうかもわからない細かい雨だ。
生まれた町は梅雨がないと若者が言っていた。
若者の町にはゴキブリすらいなかった。
梅雨がないのにどうやって夏を迎えるのだ?
ゴキブリが怖くて東京の夏が超えられるのだろうか?
僕は決してゴキブリが得意ではないけれど、
(世の中にゴキブリが得意な人がどこにいる?)
若者と僕が一緒にいるときにそれに遭遇したとしたら、
僕が退治するはめになるだろう。ある種のとばっちりは
必ず僕にふりかかってくる。皆、それを当然のように
僕に押しつけたがる傾向にあると言っていい。
僕のために気を遣うのが面倒になってくるのだ。
それは僕という存在が不完全過ぎるせいかもしれない。
僕は僕の宿命的に欠落している部分について考えた。
それは夜の海に降る細かい雨を思わせた。

そしてついに、今週の金曜日に若者は会社を去っていく。
374が綴ってくれたような毎日が、次の週も次の月も次の季節も
続いていくことを思うと、頭の奥がぎりぎりと痛む。
おい、どうしてこう物事がうまく進まないんだい?
僕だけがそうなのかい?

+++
>374
レスが遅れてごめんなさい!ありがとうございました。
すっごく嬉しかったです。
終焉にむかってもうひと頑張りしますね。
417おさかなくわえた名無しさん:02/08/28 19:53 ID:L4Pd3Gc2
僕はたくさんの種類の本を読んでみるというよりは、気に入った一冊を何度も繰り返し読むタイプだった。
何気なく手にして読んでみようなんてことはめったになかったし、それは音楽にもいえることだった。
人の感性やなんてどうでもよかったし、人生なんてまるで興味がなかった。

そう、あるレスを読むまでは。

僕は、今まで人を4度好きになったことがある。
1人目は、地元が一緒の背が高い同級生で高校卒業するまでつきあったが、僕は進学を目指し、彼は就職をきめなんとなく気まずくなって別れてしまった。
その後、一度だけあって、かるく握手をした。
2人目は、あまりいい思い出はない。
ささいな理由で別れてしまったが、もう2度と会いたくないし、会うこともないだろう。
いってはいけないようなひどいことも口にしてしまった。
3人目は、心がやすらぐ相手でたいしたとりえはないのだけれど、誠実であり仕事も真面目にこつこつするタイプだった。
彼といると落ち着いたし、優しい気持ちになれた。

もう一人は、年下で、短い恋だった。
つきあったわけではないのだけれど、同じ職場で、テニスが好きなさわやかな青年だった。
飲み会の時には、何故か僕の隣に座り彼女はいないだの、どうして今の仕事を選んだかなど、とりとめもなく話しつづけた。

しかし僕は仕事をやめそれ以来2度と彼に会うことはなかった。
何故なら僕はその時結婚を控えていて仕事を止めることが既にきまっていたのだ。
運命なんてそんなものさ。そう僕は言い聞かせ、新しい土地での新しい仕事に打ち込んだ。
何人かの友達はできたし、仕事にもなれた。
結婚生活もうまくいっている。そう、それでいいじゃないか。

僕はこのレスを目にした時、忘れかけていた、4番目の彼の事を思い出し、なんだか胸が熱くなった。



211さん、頑張って下さい。
楽しみにしています。

418417:02/08/28 19:57 ID:L4Pd3Gc2
長いし、愚痴とはちょっと違う。
ごめんなさい。
419レイコさん:02/08/28 21:59 ID:9K1sMnKp
あの子は何かを求めていたのよ。
近所の顔見知りの子猫がそれを持っていってしまったの。
その猫は普段はおとなしくって、よく一緒に遊んだのよ。
あれは五月だったかしら。天気のいい日で、お日様もかんかん照ってて、
私たちみんなで縁側に出て日向ぼっこをしていたわ。
そこにその猫がやってきて、でもどこか普通じゃなかったのよ。
変な鳴き声あげたりしてね。あれ、おかしいなって思ったの。
そうしているうちに彼女は気づいたのよ、
その猫が彼女の求める何かを持っているということに。
その後の彼女の行動は早かったわ。
その子猫のあとを追いかけまわしてなんとかとか捕まえようとしているの。
それも裸足でよ? 信じられる?
でもあの子、そんなことちっとも気にかけていないようだった。
あの子にとってそれぐらい切実だったのよ。
それぐらい深く何かを求めていたのね。
420海辺のカプカ:02/08/30 02:04 ID:5tnOx9ms
春樹氏の新刊がもうすぐ(9月12日予定)出るよage。
海辺のカフカ 上・下  だそうな。
421おさかなくわえた名無しさん:02/09/01 12:56 ID:cnm/sgOu
age
422おさかなくわえた名無しさん:02/09/01 20:49 ID:tp8WyFgJ
高松が舞台なんだってね、香川出身として嬉しい
やっぱりうどん出てくるのかな
423おさかなくわえた名無しさん:02/09/02 23:17 ID:UxLpNrwx
「わりかしきちんとしないと気がすまないのよ。」
彼女は少しイライラしているようだった。
手にもっていた書類の束を机の上で整えて器用に小さなハンドバッグの中に
直し込んだ。
「端のほうが折れていたりそういうのはあまり好きではないの。こういうのわかる?」
そういって小さなハンドバッグを肩にかけ僕のほうを振り返った。
「なぜ黙ってるの?もう行く時間よ。」
僕は少しイライラしている彼女を見るのが好きだった。
眉間のしわがとても魅力的だった。僕はこうやってずっとイライラする彼女を見ていたかった。
424おさかなくわえた名無しさん:02/09/02 23:35 ID:QXhDiaue
>423
うまい。
そう言う表現よくあるよね >イライラしている彼女は魅力的
でも、何故か、いま、423ぱるきー(春樹)をぶん殴りたくなった。
「イライラさせやがって、眺めてないで謝れや、ゴルァヽ(`Д´)ノ」と。
425374:02/09/04 01:19 ID:EV/i7WcH
僕は正直驚いていた。
彼女は僕の手紙に対して特別な感情を抱いているいるようだったから。
確かに自分宛の手紙を読んで何らかの感情を抱かない人間はいない。
それは人間として当然のことだしそうあるべきだと思う。その感情の種類に関わらず。
しかし感情というのは主観でしか計り知れない。どんな些細な心の襞も他人には理解し得ない。
理解するしないの話は・・・永遠のループに陥るからやめておこう。
今彼女に伝えるべきではない。

さて。さてさてさて・・・。
僕は炒れたてのコーヒーを一口飲んてから腕組をした。
さて。さてさてさて・・・。
その後が続かない。
今彼女にどんな言葉をかければいいのか僕はモニターを見つめながら考えていた。

426おさかなくわえた名無しさん:02/09/08 03:35 ID:z4oWX/Yo
やれやれ、僕はまたオフ会をドタキャンしてしまったようだ。
427おさかなくわえた名無しさん:02/09/12 23:21 ID:XFyNNjh6
アザラシのヤロウは今日もやってきた。
大体アザラシは強引な手口でやってくる。
あの日もそうだった。
428おさかなくわえた名無しさん:02/09/14 11:24 ID:nt9HYKVx
age
429mo:02/09/14 13:15 ID:LwqPbYW1
 338(続
僕はその時、酷く静かな部屋で本を読んでいた。
まるで、世界からこの部屋が消えかけてしまいそうだった。
唯一、この部屋で世界と繋がっている自信を持てるものは
携帯電話だった。
しかし、この一週間携帯電話は一度も僕に対して何かを伝えなかったし
僕も携帯電話に何も伝えなかった。
そんな時、また彼からのメールを受け取った。
携帯電話がまたけたたましい音を立てる・・
頭が痛い・・・
「至急連絡下さい。」
僕は、携帯電話をゆっくり閉じた。
パタンと小気味のいい音をたてた。
430おさかなくわえた名無しさん:02/09/15 21:59 ID:BVEabP01
猫集会はこのところ前ほど頻繁には開催されていなかった。
というのはこのあたりも都市化が進んで猫集会が開けるような
土管が置いてある空き地が少なくなってきているからだろう。
僕は缶ビールの最後の一口を飲み干して階段から腰をあげた。
僕にはやるべきことがたくさんあった。ただ、身体がそれに
付いていかないだけだ。でもそうも言ってられない。
時間は確実にたっている。夏が終わって秋が始まろうと
している9月のように。
僕はイルカに触ったあの、硬く湿った感触を思い出して
自分を奮い立たせて歩き出した。
431おさかなくわえた名無しさん:02/09/15 22:06 ID:yP7s3Gwp
私はトイレに駆け込みドアを閉めると、
おもむろに踊りを踊りだした。
そう、日本名物ちんこ音頭だ。
この手のひねりぐあい、足のまげる角度、さりげない屁…。
すべてにおいてパーフェクトであった。
そして、私の自慢の奇行と呼べるぐらいの、最高の音頭だった。
432おさかなくわえた名無しさん:02/09/15 22:33 ID:j75LZSqA
433おさかなくわえた名無しさん:02/09/15 22:46 ID:z8YbCrT7
>>431
町田康だよ(w
434おさかなくわえた名無しさん:02/09/22 09:23 ID:YQF0reBW
私は久しぶりにこのスレを探してみた。
スレ一覧の上の方には見当たらず、ずっと下の500以下に下がっていた。
最後の書き込みは1週間前だ。
当然このままではしばらくするとdat落ちしてしまう。
僕はかたかたとキーを打ち、書き込みボタンをクリックした。かちっ。
435おさかなくわえた名無しさん:02/09/22 09:28 ID:YQF0reBW
僕は>>434の自分の書き込みを見直してみた。
ひどいな、「私」と「僕」の使い分けができてないじゃないか。
こんな事じゃあ村上春樹失格だ。
少しだけうんざりした気分になり、小さくため息をついた。
やれやれ。
436おさかなくわえた名無しさん:02/09/22 09:42 ID:GWI8bVlb
「村上春樹の新刊が出たんだけど」
彼女はポテトチップスを食べながら僕に告げた。
「そのようだね」
海辺のカフカか。なぜカフカなんだろう。きっとカミュではだめなんだろう。
ツルゲーネフでも、何かが足りないのだろうな。
437おさかなくわえた名無しさん:02/09/27 20:15 ID:FgO/vCOw
「村上春樹風に失恋話をするスレ 」

http://life.2ch.net/test/read.cgi/break/1030292381/
438おさかなくわえた名無しさん:02/09/29 22:56 ID:sdXphGsg
age
439おさかなくわえた名無しさん:02/09/30 18:45 ID:4Ld3Wah1
>>438
sageってる罠。
440おさかなくわえた名無しさん:02/09/30 22:37 ID:oNYCT0I7
佐伯さん。
441おさかなくわえた名無しさん:02/10/02 21:47 ID:4WwxV8iT
サエキトオル・・僕は頭の中で何度もその名前を繰り返した。
その名前は忘れるわけがなかった。あのときのことを忘れられるはずなど
なかったのだ。
そこにいたのはサエキトオルのようでサエキトオルではないようだった。
とにかく彼はふけていた。
442おさかなくわえた名無しさん:02/10/04 11:45 ID:PuDpun2a
やれやれ
443おさかなくわえた名無しさん:02/10/05 00:03 ID:xvnfrNq7
パソコンの前に座って一呼吸おいてワインを一口飲んだ。
さあ、はじめるぞ。
僕はネタ職人としてチョット名が通っていた。
時には激しくときにはまったりと。また時には素人のフリをして
僕の作ったねたはたくさんの人を楽しませていた。あるいは怒らせていた。
2002年の秋はパソコンとビーチボーイズと作られたネタですぎていった。
444おさかなくわえた名無しさん:02/10/05 00:06 ID:3UfJbYT8
そんなにみんな村上春樹を読んでるのか
445おさかなくわえた名無しさん
(ΦДΦ)上へ参りまーす♪