◆「ねじまき鳥クロニクル」を中心に語るスレ◆

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932堕天使:03/04/18 22:39
933山崎渉:03/04/19 22:45
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
934吾輩は名無しである:03/04/22 15:15
>>913
確かに綿谷ノボルが何かのドラッグを使ったっていうのはあると思う。
クミコが寝たのがドラッグディーラーだったというのはちょっと「深読み」すぎると思うけど。(w
でも寝た内の何人かはそうだったのかもしれない。気づきませんでした。(遅レスでごめん。)
935吾輩は名無しである:03/04/22 20:03
> 村上春樹=シナモン

この公式は浮かんでこなかった・・・
だってシナモンはハンサムだから
936ライトノベル板住人:03/04/22 20:58
あの世界は、全てシナモンの物語だったという説も。
視点としては
 
読者

シナモン

ねじまき鳥の登場人物

(読者からみれば「シナモン=春樹」であることは明白だが…)
937吾輩は名無しである:03/04/22 21:58
>>936

いやいや、それではなぜシナモンが焦るシーンがあるのかな?
井戸から水が溢れ出してトオルが溺れじにそうになった時
シナモンが焦ったとナツメグが言ってたよね。
「あのこが焦るなんて始めてみた」みたいな感じだったと思う。
938吾輩は名無しである:03/04/23 00:21
>>935
それはお前、お前がバカだよ。
「ねじまき鳥」という作品のテーマを考えれば、顔なんて関係ないことはわかるだろ。
少し想像すればわかるよね。
もうちょい気の利いたこと言って欲しいもんだね、お前にも。
お前は本当にバカだからなぁ〜。 はぁ、ま、しょうがないか、バカなんだから。
939吾輩は名無しである:03/04/23 01:47
前編しか読んでないけど間宮中尉の話の上官の殺され方が
とにかく残酷で忘れられません・・
940ライトノベル板住人:03/04/23 04:19
>>937
あれは主人公がシナモン(神)の予想を越えた
行動を取ったから、と解釈してます。
そういう意味からも「ソフィーの世界」に
話の構造が似てるかなと…
まあ、簡単に言えば、入れ子構造ですね。

例えば、自分が小説家だったと仮定して
自分が書いた小説の結末が勝手に変わっていたら
焦りますよね。シナモンの焦りもそんな感じかなと
勝手に解釈しています
 
では、あの小説の世界が本当にシナモンの世界かというと
それは「絶対にそうだ!」とは言えず、要は、解釈は読者に
委ねられていると考えたほうが無難ですね。
941:03/04/23 15:59
話はそれるが、間宮中位の話が唐突に出てきたみたいだけど、『羊をめぐる冒険』
の先生なんか、瀬島龍三を意識させるし、きっと第二次世界大戦の満州あたりの
問題には昔から意思かがあったと思うのは僕だか?
942吾輩は名無しである:03/04/23 22:15
>>938
> 「ねじまき鳥」という作品のテーマを考えれば、顔なんて関係ないことはわかるだろ。

じゃあなんでシナモンは「超ハンサム」って説明されるの?
必要ないじゃん。
バカなのは認める。
943吾輩は名無しである:03/04/23 22:51
>>941
はい、あなただけです。
944吾輩は名無しである:03/04/23 22:55
>>942
シナモンがハンサムなのはパーフェクト=神を象徴していると言って見るテスト
 
945JJ:03/04/24 04:06

「ねじまき鳥クロニクル」は三つある。

と考えている。
946吾輩は名無しである:03/04/24 14:06
>>945
ああ、うちにも三つあるけど?
947JJ:03/04/24 16:43
>>946

ううん、違う違う。
三部あるのは知ってるけど。「三つ」ね。
948吾輩は名無しである:03/04/24 18:36
村上春樹ってでこから上が狭すぎだ
949(・e・):03/05/02 21:20
>>945
1つめ:「ねじまき鳥と火曜日の女たち」
2つめ:クロニクルハードカバー版
3つめ:クロニクル新潮文庫版

この3つのことを言われてるんだと思ったんですが、ハードカバー版と
文庫版は春樹さん自身が改訂している箇所がある、とどこかで発言してるのを
読んだ憶えがあります。
どなかその改訂箇所ってわかりますか?
950JJ:03/05/03 17:59
>>949

いや、本の種類じゃなくて物語の内容。
「ねじまき鳥クロニクル」は三つあると考えてる。
951need no money:03/05/03 19:40
俺、鰆が帰って来た時泣きそうになった、マジで。
952吾輩は名無しである:03/05/03 19:53
ねむい・・・・
953吾輩は名無しである:03/05/04 09:19
正確に言うとねじまき鳥の見つけかたではなく、
「うずまき猫の見つけかた」だろう。たぶん。
「ねじまき鳥クロニクル」が正解。
954aaa:03/05/04 19:32
このハナシのどこがよいのかまったくわからん。面白くない! 感動しない!
長すぎる!
これ読んで連休の時間を損した気分!
ノモンハンのことと妻が浮気することに関心がある作者のきまぐれな空想につ
きあって大損こいたよ、ったく!
いくつかの笠原メイの章は読む気がなえてとばした。カフカからハルキに入っ
たけど、カフカには感動もしたしよいと思った。彼もここからはずいぶんと成
長したってことかね。しかしこんな駄作が賞をとっているなんて信じられない。
これからハルキは?つきで読むことにしよう。
955吾輩は名無しである:03/05/04 20:27
>>954
坊やだからさ
956吾輩は名無しである:03/05/04 22:36
>>954

暮雨爺だからさ。
957aaa:03/05/06 22:59
?つきで読むとは、
ハルキ本の読後感がすっきりしないのはどうしてか、考えてみました。
基本的に人間様は、趣味がいいとか、上質なものとか、品のあることを快く感
じるようにできています。ハルキ本はそれらにどうも欠けるようです。
微に入り細に入るエロ描写はどうころんでも下卑たものになる。女性をたくさ
ん登場させるのも読者に媚びているのかと疑いたくなる。そんなにしてまで売
上を伸ばしたいのかと。ロッシーニの序曲なんか出してきて通ぶっても浮いた
感じで、ぴったりおさまっていない。教養の押し売りのように感じる。

海カフで大公トリオに涙して内省的になる所があるが、大公トリオが名曲だと
認めても、あんなにぎやかな曲を内省的で涙が出るような曲とはとても思えな
い。水村美苗の「本格小説」にMozartの14番ピアノ協奏曲をかける場面がある。
大公トリオよりもそうとうマイナーな曲だけど、出てくる場面にぴったり収ま
ってなんともいえない説得力がある。教養に重みを感じるような選曲だ。水村
はハルキほど作り話がうまくないけど、読後感はずっと上だ。ああいい本を読
んだと心底思える。
ハルキくん!もっともっと精進したまえ!

追記:満州のことでは、石原莞爾をどう評価するかを書ききれていないから、
しょうもない読後感になってしまったと思いますです。
958吾輩は名無しである:03/05/07 20:49
>>957
石原莞爾の評価なんて本編と関係ないじゃん。
959aaa:03/05/07 21:27
>>958
だから、あんな評価の分かれる超大物の名を、不用意に出すべきじゃないので
すよ。ノモンハンが大きな比重をしめてるのに、わかっていってるの。
960吾輩は名無しである:03/05/07 22:31
>>959
まあ、要は作品にリアリティを持たせるための小道具でしょう。
あんまり気にするな。
俺個人としては、戦犯・辻政信を出して欲しかったけどな。
961吾輩は名無しである:03/05/08 00:09
>>960

すみません、ねじまき鳥ってリアリティありました??

どうも村上春樹はリアリティを求め出してから中途半端になったような気がする。
個人的にはむしろ、あくまで寓話として書いていた初期の作品の方が
リアリティ(というか作品としての力強さというか)を感じる。
(作家論ぽくなってしまった。。。スマソ)
962吾輩は名無しである:03/05/08 08:14
>>961
ねじまき鳥はおもいっきり萬話だが。
>>960のいうリアリティっていうのはまた別だろう。
963吾輩は名無しである:03/05/09 05:09
>>959
辻政信のメタファーなら出てくるよ。
964吾輩は名無しである:03/05/09 13:39
>>963
そういえば、綿谷ノボルは辻政信に似てるな。
965吾輩は名無しである:03/05/18 15:22
>>964


辻政信?ってだれだよ!?
966吾輩は名無しである:03/05/18 15:25
967吾輩は名無しである:03/05/18 16:37
つまらん本だった
968吾輩は名無しである:03/05/18 16:40
>>965
半藤一利著『ノモンハンの夏』を嫁。
969吾輩は名無しである:03/05/18 22:07
辻バカ日誌2〜学業優等実戦劣等
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/history/1039686761/
970吾輩は名無しである:03/05/20 08:36

新スレを立てるか否か。

それが問題だ。
971吾輩は名無しである:03/05/20 20:12
村上春樹統一スレを立てたほうがいいんじゃないの?
972吾輩は名無しである:03/05/23 05:07
ふと思ったのですが。
現実世界と異界(ホテル)を行き来する人間は皆二人の人間に分裂してるのでは
ないでしょうか?

クミコは特に説明は必要としないでしょう。
シナモンは言葉を話せないハンサムな男と言葉は話せるが顔の無い男に分裂。
岡田亨は自分にそっくりな、顔にアザを持つ男(ノボルをバットで殴った犯人)が
その分身。

いかがでしょう?
973吾輩は名無しである:03/05/24 18:12
>>972


う〜ん。たしかに面白い意見だね。でもなんか『分裂』はどこか
違和感があるな。。。むしろ違う表現の仕方があるのではないのでしょうか?
974山崎渉:03/05/28 09:00
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
975UAYE ◆uaYejoOYtk :03/05/28 19:25
カエルくん、大上段に立ちすぎ。
976吾輩は名無しである:03/05/31 19:05
>>973

なかなか興味深い意見だね。
977吾輩は名無しである:03/05/31 21:24
ねえこれさ、綿谷ノボルがそんなに悪い奴に見えなかったというか
主人公が妄想に駆り立てられて冒険してる気になってるキチガイに見えたんだけど、
その辺はある程度狙ってやってるんだよね?
978吾輩は名無しである:03/05/31 23:52
>>977
そういうことをこのスレで質問する行為は、
もちろん狙ってやってるんだよね?
979972:03/06/02 01:23
>>973
分裂って表現は確かにしっくりこないですね。
もっと他の表現があったらいいと思いますが、思い付かないんで勘弁して下さい。

で、続きなのですが、このように考えると他の作品についても謎が解けるというか、
辻褄が合うと思います。

@ダンス・ダンス・ダンスの五反田君がキキを殺したのは、異界においてもう一人の
五反田君がやったことなので現世の五反田君には殆ど記憶がない。

A海辺のカフカで影が薄い人間の分身は異界に存在する。(多分もう一人のナカタ
さんは字を読むことが出来るのでは?)

どうですかねぇ?
980吾輩は名無しである:03/06/04 05:08
分裂?人間誰でも潜在意識と呼ばれているものを
持ち合わせていてそれが何かの拍子に表に首をもたげる感じじゃないのでは?
「世界の〜」でも回路が分かれてるみたいに。
博士は普通なら切り離せないと言ってるし。
意識の表裏。自覚できるところとできないところ。
井戸の中と地上。痛みと無感覚。妊娠と堕胎。
魔笛だと光と闇。
これはノボル君のカキコをみたから思いついた。
最近、かえるくんも鰆さんもその他深く突っ込んだ意見がないので
初めて参加してみました。
このスレもう終わるんだから最後に出てきてくれないのかな?
981吾輩は名無しである
>>981

そうだね、最後に全員集合といこうか!!!!!!!!!!!!