あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あーあ、タイフォ志願者ハケーン!
あぼーん
>霧さん
やっぱ俺的にロスだめっす。
ユダヤ人だぞ〜って決め付けての読書がいかんのかな?とか
思います。
結局ユダヤ系アメリカ人って純粋ユダヤ教徒じゃないでしょ?
「ユダヤ」って切り分けて読むと宗教的ベースが曖昧になってくる。
ま、それが現在のユダヤ系アメリカ人の孕んでる問題点でも
あるのでしょうが。
彼らを分かろうと思うと無理があるんで、彼らの口八丁手八丁リズムに
乗る感覚で読むほうが確かに楽しいですね。
>>128 えっ、何か手にしたのかな?
ロス自身は、ユダヤ教の抑圧性とアメリカ社会のリベラリズムの中で生きる軋轢みたいなものを
絶えず取り上げてるけど・・・。
(ユダヤ教云々にこだわって読み込む必要はないとは思うけど。文学研究なら別だけど。
もっと深い"人間存在に共通の痛み"にその文学的ヴィジョンが届いてると思うよ。)
ちなみにユダヤ教徒リベラリズムの対立をもっとも先鋭化した作品が、『ポートノイの不満』!
ユダヤ人であることの悲鳴のような感じだよ。なんせ全編えんえんマスターベーションとポルノシーンなんだもん。
実際ラストで悲鳴あげてるし。人間存在の汚れを、とりすましたユダヤ性の顔面に叩き付けたみたいな感じ。
(『アンチ・オイディプス』の遥か先を走ってるイメージの力あるよね。自己破滅的ではあるけど。)
もしまだ呼んでないなら『素晴らしいアメリカ野球』なんかオススメだけどなぁ。
(ちなみに先に書いた天才プレーヤーをタダで譲っちゃう禁欲主義者はユダヤ人の父親。ロスの激辛の皮肉なんだよね。
この長編は、ホントに前編爆笑シーンの連続だよ。)
訂正→ちなみにユダヤ教徒VSリベラリズムの対立でした。
あと漏れ誤読してて、「結局ユダヤ系アメリカ人って、(隠れ)純粋ユダヤ教徒でしょ?」
だと思ってた。ま、レス的には問題ナシかな
すみません、今書くとすんごいグチが出そうだからもう少し色々な
作品読んでから書きます。でも対立するのもいいかもですね。
基本的にアフリカ系とユダヤ系、韓国系のアメリカ人は対立しちゃう
みたいですから(笑)
やっぱり書いてしまおう。
暫く変なコピペが続いてたのを見て最初は「タイトルに
アメリカ入ってるもんな・・・」と気にしなかったんだけど、アメリカじゃなくて
「ユダヤ系」に反応してるのなら・・・と考えたらえらく自分の中で止められない
感情が芽生えてきた。
「ユダヤ系」とか言ってるけど歴史的にホンモノのユダヤ人じゃないでしょ?
勝手に作り上げた「ユダヤ人」じゃないのか?と・・・。歴史的なことはWebでも
探せば読めるので割愛するけど、この人たちの「選ばれた民」という言葉が
一体どれくらいの人間を殺してるんだ?と。
で、『さよなら、コロンバス』で主人公が黒人の少年と自分は同じだと
見ておきながらロイ?が黒人を使ってる仕事を見ながら、「僕がロイなら
癌になる」って言ってる。俺的矛盾っすね。
ユダヤ教徒であることは主人公の環境の構成要素的に使用されていて、
同等に黒人という人種もその中の一部になっている。カレンダーに印される
マークぐらいの価値観でしかない・・・。
『背信の日々』は作品として実験的で面白いです。
漏れはそこまでユダヤ問題に関して突っ込んで読み込んだことはないんで、
そのこだわりに関しては良く分からなかったヨ。スマソ。
選民思想嫌いなのかな?
でも多くのユダヤ作家は、そんなもの背負い込んでないと思うけど。ロスもベローもオースターもサリンジャーも。
あとコロンバス読んだの随分前なんで、そのシーンがどこだか忘れたけど、「僕がロイなら癌になる」って黒人に関していうのは、ひとつのブラック・ユーモアだと思うな。
ちなみに『背信の日々』は、『男としての我が人生』の焼き直しの感じがした。
たしかに、面白かったけどさ。メタフィクションの方は、バースあたりにまかせておいて欲しかった・・・。
「チェンジング・レーン」見た?ビデオを借りてきたんだけど
なんか今回とオーバーラップしてしまった(笑)
ロスはどぎつい・・・『背信の日々』でも愛人を12,3歳の黒人の女の子に
見立てるシーンがあった・・・過剰反応と言われればそうかもしれないけど
なんだろ?「対立」するものを際立たせる為なのか、問題提起にすぎない
のか自分の中でこのシーンを消化するには時間がかかりそうです。
ま、最初の章のインポテンツと最終章の割礼は繋がってて「うまいなぁ〜」
って思った。和訳を読んだだけなんだけど、この人の文章ってリズム感が
ありそうですね。どんどん読めて面白い。
青山南のエッセイによると、ロスの文章はなかなか曲者らしい。一筋縄ではいかないって感じらしいよ。
ちょっとパラノイアっぽいもんね。
(『人生はクレージー・サラダ』か『ピーターとペーターの間で』だったかな?青山さん英文載せて、具体的にどう日本語に翻訳するのが難しいのか述べてた。)
ロスはどぎつい・・・確かに!取り澄ました偽善性がキライなんじゃないかな?
道徳的に振舞うべく呪われているユダヤ人コンプレックスの裏返しかも知れない。
『背信の日々』は、大分前に読んだので大方忘れてしまった。でもザッカーマンのヤツだよね。
ドンドン読めて面白い『素晴らしいアメリカ野球』(差別シーン多いけど・・・。(^_^;))もよろしく!
ソール・ベローの『埋み火』読み始めて、たぶん今夜じゅうに
読み終わると思うけれど、恐ろしく知的で鋭い感性に支えられた
作品で驚いている。ヨーロッパでよく読まれているというのが
よく分かります。この人がほめたというロスの作品も読まないと…。
霧の乙女号さんて、マルチ有識者Y氏かと思ったけれど、
英語がダメなんですか。…違うんだな。
でも、文体がチャーミングで「ああ、それ読みたい」と
ROMっていて楽しく期待していますYO〜。レス103の書き出しが
いい味出しているなあ…と。
ダイアン・キートンのファッションは今でもお手本(^O^)です。
>137
ほんとはまりますよね?霧さんの書き込みって(笑)
ついつい甘えた書き込みをした自分を反省です。
なんかちょっと無駄にした生き方してたっす。次の
『素晴らしいアメリカ野球』は楽しむぞ〜っ
>>137-138 どーもですぅ。でもロスの小説の方が、遥かにオモロイよ。
(でもそれを言うと、ますます漏れの手元にロス古本がゲットしにくくなることに、さっき気付いた。ま、いっか。復刊してよ、集英社さん!)
あと『ゴーストライター』の登場人物の"先輩作家"はベローをモデルにしたって聴いたことあるよ。
ん、キートンのファッションって女性の方?いいよね、『アニー・ホール』の洗練されたあのファッション♪
そういえば前にCNNインタビューでキートンが出てた時、撮影クルー全員が独身で、そのことに大笑いして止まらなくなったのを見たこと有る。
「全員独身なのぉ?ヘンじゃない!?」だって。ツボにハマっちゃった感じで、マジメなインタビュー台無し。漏れ的には、キートンのユニークな感性のハマリ方に受けたけど。(^_^;)
あと翻訳説明してた青山南氏のエッセイは、『ホテル・カリフォルニア以後』かも知れない・・・。
良スレと見せかけて実は文学的なことは書かれてなく雑談スレと等価。
ここらで〆にイックン来ないかな?
>霧の乙女号さん
『ゴーストライター』『解き放たれたザッカーマン』は、日本の古本屋とか
スーパー源氏などのオンライン古書店でぽつぽつ出ていますね。
800〜1000円ぐらい。
>>140 だって作家や潮流スレって、それについて雑談するものじゃない?
文学論を戦わせたり、それぞれの「読み」の優劣を問うのが好み?
映画との絡みや、絶版本入手の情報の話は、しちゃだめ?
『埋み火』はやはり良かった。
原文と対照してじゃないけれど、翻訳者が優れていそうだってことも
あるのかな(あとがきで受けた感じと、訳語の選択からそう思った)?
主人公が、自己韜晦癖の強い変わり者、まわりの人間を観察するのが
楽しみの「観淫者(こんな言葉あるんだね)」という点が気に入ったと
いうこともあるけれど、その設定を支えるさりげない描写の見事さ。
――天候と場所のもろもろの影響下で、わたしはエイミをあらためて
見直し、長年なじんだ見方を修正した。たとえば、目は元どおり丸かったが、
それが今はどことなく子どもっぽい生真面目さがうかがわれた。中年に
なってこういう子どものような感じが現われるというのも妙な話で…
日常の観察と、それをとっさにスケッチする営みを重ねてなければ、
こうも実在感をともなって書けない。読み手を息苦しくさせない
程度の緻密さ、そして簡潔でありながら緩急の利いた文章。
箴言のような表現もさらり取り込みながら、オースティンや漱石を
思わせる会話のドライブ感。
ユダヤ人の話になりませんがw、この端正、簡素で丁寧な表現というのは、
ありきたりだけれど、作庭とか茶道とか日本の伝統文化の陰翳に通ずる
ものがある。作家本人もそれを意識していたふしがあって、その韜晦的
主人公は、慧眼の人物に「日本人的風貌」と指摘される設定がある。
山本ベンダサンじゃないけれど、この二つの人種には共通するものが
多いという認識が作家にあったのではないかと推察。
ああ、141のように書いてしまうと、また「雑談コテV.S.教養派コテ
(含:ixion氏)」みたいなスキームになってしまうとつまらないから
書いておくと、ixion氏は文学板史上最強の雑談コテだと思うw、私は。
教養が血肉になった人でないと面白くないんだよね<雑談ここにいるコテの人たちと雑談してくれると確かに面白いかもしんない。
改行が……(^_^;
>>140 おいおいそれ自体、クレタ人のパラドックスに陥ってるって。多分漏れへの批判でしょ?じゃ、まず塊より始めてよ・・・。(^_^;)
この場合、流れ断ち切るには、自分がロールモデルになるより他ないんだよね。恐らくご自身が文学齧ってる知的スノッブであることに気付かれてナイト思われ・・・。
ようはプチ・ナルシスト。"俺って凄いよな"って感じがプンプン。(しかも肝心な話は人に振るって、どうなのか・・・、もしかして兄者?)
"文学的なコト"なんて、一見高尚に見えるものが、恐ろしく"空虚な記号"に過ぎないのをロスは笑ってるって。
(というかその本質を抑えてる人なら全ての人がね。あなたのカキコに苦笑いしてる筈。ウディ・アレンの『アニー・ホール』観た人なら、映画館の上映待ちの人の列の中で
聞こえよがしにマクルーハン理論振り回してる知的スノッブに、マクルーハン本人連れて来て"突っ込ませる"シーン思い出すと思うよ。あはは。)
だからロスが「弟二次世界大戦がいつかあったかも知らない連中にフーコー教えてる」って憤ってた訳。お分かりかな?
あとixion氏は、春樹タンのライ麦スレでかなり煽られてたね。漏れはあまり知らんけど。
それからキートン*ファンさん、古本情報ありがとう!どうしようかなぁ?購買迷ってます。あと『解剖学講義』が最高なんだけど。
もう何も書けなくなったザッカーマンが、産婦人科医になろうとする壮絶なエンディングなんだけど・・・。
それとベロウの『埋み火』漏れも持ってる筈だけど、未読です。なんせあれこれと新旧三千冊位本あるもんで・・・。汚宅っぽかったりして・・・。(^_^;)
↑
第二次世界大戦が・・・・。2ちゃんらしい、凄いバカ変換。兄弟喧嘩かって・・・。(^_^;)
147 :
吾輩は名無しである:03/06/29 13:05
下辺では結構白熱スレがあるんだね、今の文学板でも・・・
149 :
吾輩は名無しである:03/06/29 13:28
キートンってユダヤ系なの?違うからアレンとうまくいかなかったの?
>149
キートンがアレンと別れた直接の理由は、インド系の養女に
アレンが手を出してしまったからで、人種・宗教的問題では
なかったように記憶します。
そういうの、映画板でやった方がいいかも。あそこの住人は
多いし、結構書き込みもマトモだし。
インド系・・・知らぬならレスすんなって。
手を出した養女は韓国系でしかも奥さんはミア・ファローだし
>>151 ああ、ごめん、ごめん。そうだったねw。……もうあまりに遠すぎて。
いずれにせよ、ユダヤには関係ないってことでいいのかな?
うーん、誠意が足りない書き込みだったなあ、上。
気に入らないので、やり直しw。
申し訳ありませんでした。
今後、情報は本やソースを確認したものについてのみ
書き込むことにします。
キー坊めげんなよ。あなたは古本情報教えてくれたイイヒトやし。
"2ちゃん"なんだからその辺あやふやでよろし。突っ込んだ方が言葉キツイね。ちなみに娘の名はたしかスン・イ。
たしかアレンはミアとは正式な結婚はしてなかったと思う。セントラルパーク隔てて、別々に住んでたはずだし。
(だから"奥さん"ってのはヘンな感じ?知らぬならってレス云々ってのは、ご自分はどうなんだろ?)
二人の間に子供はいるけどね。
いかにもアレンらしいのは「みんな子供を作ることなんかより、養子を貰った方がいいね」なんて
言ってた直後にミアの妊娠が発覚したんだよね。あはは。
あとミアとの別離劇は、ロスの小説ばりの壮絶な最期だったみたい。アレンの元にミアからバレンタインだかの
プレゼントが贈られてくるんだけど、家族の写真のアレン以外の全員にナイフとかフォークが突き立ててあったんだよね。(CBSで観た。背筋が凍りつくよ。)
"あなたは私たち家族を深く傷つけた"ってメッセージらしい。コワーッ。(((;゚Д゚))ガクガクブルブル
ちなみに、キートンとはその後『マンハッタン殺人事件』で再び名コンビ組んでます。
あとあやふやな記憶と言えば、漏れが読んだロスのカキコなんて、10年以上前の記憶掘り起こしてんだから・・・。
正確な情報なんて言われたら、漏れなんか何も書けない・・・(^_^;)
そしてあれからずっとロス本を探してる漏れなのだ・・・。
155 :
tar baby ◆7pcTvobAhE :03/06/30 23:29
もうだめぽ。
俺別板に亡命する・・・平和になれば戻ってくるからね。>キートン・ファン
ageちゃった・・・ごめんなさい
157 :
吾輩は名無しである:03/06/30 23:39
『さようならコロンバス』
つまんねかった。
あぼーん
>158
っていうか、ログ見たら自分が細胞分裂してそうだからf^^;
>160
祖国再建の夢を捨てての亡命じゃないのね?
『背信の日々』少し読み進めてみているけれど、
5行おきにユダヤという言葉が出てきて、何とも…。
読み易いですけど、今んところ今後読んでいくなら
ベローの方が肌になじむ感じがしています。
なんか漏れのカキコのせいか、フィリップ・ロスを語るスレになりつつあるような・・・。ま、いいか。(^_^;)
あれっ?、キートン・ファンサン、HNまで変えちゃったね。ザッカーマン情報ありがとう、キー坊!
前に、漏れポール・オースター(本人)に2ちゃんでロスのことについてインタビューしたことある。尊敬する作家だとか。・・・爆笑した。
→
http://book.2ch.net/test/read.cgi/books/1037964897/116-127 >>157 そうかなぁ?漏れは四回位読んでるよ。昔は夏になると、読んでた。
(あと寝苦しい夜にはハルキさんの『風の歌を聴け』かな?これはちょうど一時間で読める。)
>>161 ベローは『宙ぶらりんの男』途中で投げ出しちゃった。
ヒマ有れば『オーギーマーチの冒険』あたり読んでみたいんだけど。
>>160 何ゆえに細胞分裂?ビリー・ミリガンの暗喩?
ログに目を光らせのカキコです。
>漏れポール・オースター(本人)に2ちゃんでロスのことについてインタビューした
すげー(笑&羨望)、あの時オンタイムで俺もロムってました。本人にはもっと
抽象的に日本語訳を意識した言葉でカキコして欲しかったな(w
>ビリー・ミリガン
24人はいないことを祈ってる状態ですf^^;
>161
俺はどっちかっていうとベロー派なんですよ。小声でしゃべってもらう
方がきちんと聞けるタイプなもんで。
メイラーの鹿の園(新潮文庫)を古本屋で買いました
以前からメイラーを集めているのですがどうしても「ラシャと死者」が見つかりません
やはり原書しかないんでしょうか
>>163 漏れは『偶然の音楽』の死を暗示させる結末に続きがあって、ナッシュのドライブのシーンから再び物語が始まると聴いて、
すごーくうれしかったよ。あっ、二人生きてたんだぁ・・・みたいな。冷静に考えると、可笑しいんだけど。(^_^;)
だから漏れの中では、あの絶望的な悲劇を生き延びて、二人がまたずっと旅を続けてるんだよね。(シンミリ・・・(・_・))
あとこんなネタも書き込んだことある。見事にネグられた・・・。(ジョン打ち間違えが致命的!)
→
http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/1008229037/462-476 カフカの日記下敷きにした、オースターの贋作(プロレスラ讃歌!)はかなりお気に入りなんだけど・・・。バカバカしくて・・・。(^_^;)
>ビリー・ミリガン
ニーチェは歴史上全ての人物は"私"だと言ってる。十字架の上で貼り付けになったこともあると・・・。
あっ、この板でニーチェは禁句かな?ユダヤ的に・・・。(でもニーチェ自身は、反ユダヤ主義者どもが大嫌いだった。)
>>164 メイラーといえば、代表作は即『裸者と死者』という感じもするけど・・・。
神田あたりにないかなぁ・・・。よく見かける気もするけど。でも有名すぎて、中古市場には出てこないのかもね。
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
167 :
吾輩は名無しである:03/07/18 19:46
乙女号、あげとくよ。
どもども、ありがとさん♪
でももうワンテーマとしては、ネタ切れ気味なんだな・・・。(^_^;)
イーサン・ケイニンあたりはどうか?と思ったんだけど、どうも彼はユダヤ人ではないみたいね。(ザッカーマンのファーストネームがネイサンだから、どうかと思って。)
でもググッたら、ある人が自分の読んだ短編のベスト8の中に「頭の中で何かがかちんと鳴る」(from『エンペラー・オブ・ジ・エア』)を入れてて、
あー漏れも漏れもと思った。どっかであの短編集文庫化してくれないかなぁ・・・。すごいいいんだけど。
でもスレ違いなんだよね・・・・。
あとイーサンと言えばイーサン・ノーフォークの分厚い小説『ジョンランプリエールの辞書』もすごく面白かった。ま、これもスレ違いなんだけど・・・。
この間から、書店に行くたび『オギーマーチ』を引っ張り出しては、
いつ読もう、いつ読もうと買わずに帰って来ています。積読が増えるのも
意気沮喪ですからねー。
ところで「霧の乙女号」というHNって、ぐぐるとナイアガラの観光船が
でてきますが、隠語か何かで別意味ってないんですか?
スレ違いで申し訳ないですが、「夜と霧」っていうのが隠語だったじゃ
ないですか。「霧」つながりで、何かユダヤ民族に関連するのかな、
などと思っていたもんで。
ピンポーン!
霧の乙女号はナイアガラの滝の観光船そのものです♪お土産のチョコの缶なんかに書いてあるよね。
元々このHNは"大瀧詠一よ、仕事してくれ!"って懐メロスレに書いてた時のものです。
なんか気に入ったもんで、そのまま使ってます。(哲学スレなんかにも周遊してます。ところで大瀧師匠は、近頃過労死寸前の仕事っぷりとか。)
別にフランクル絡めた深い意味なんてないです、ハイ。でもわざわざ調べてくれてありがとう。
(そういえば関係ないけど、ザンパノってHNをあるファン・サイトで名乗ってて、その深い意味をズバリ言い当てた人がいた時にはさすがに感動した。)
漏れは基本的にその時手に入れられる本は手に入れちゃうことにしてる。すぐに読む/読まないに関わらず。
ロス本買い逃してからの教訓かな。金あっても、版元になきゃ手に入れられないから。
でもアップダイクのうさぎシリーズの一冊本『ラビット・アームストロング』と、他の分冊の最後のヤツ以外の両方持っているのは、
さすがに"どうでしょー?"とも思うけど。そこまで持ってりゃ最後だけ買えば同じ訳だし。ま記念本なんで、勢いで買っちゃったのが本音かな。
またスレ違いの予感・・・。(^_^;)
ご存知ないかもしれないので、スレ違いで補足すると、大瀧詠一=ナイアガラ・レーベルのオーナー。
(フィル・スペクターのウォール・オブ・サウンドを継承しているのが、大瀧のナイアガラ・サウンド。
霧の乙女は「ナイアガラ・ムーンがまた輝けば」という唄にワン・フレーズ登場します。)
「君は天然色」ざんしょ?<大瀧さん
そういうナイアガラでしたか。
ニッポンも自分もまだ青春だったような記憶。
ザンパノは、思いを言葉で上手に表現できない「道」の
あの悲しい男性だということぐらいしか浮かびませんが。
フェリーニが好きだっていう人、雑談スレでちょいと接触したことがある。
…どうユダヤ・ネタに戻そうか困って戻せないけど、フェリーニ、
「君は天然色」を聴いていたころに劇場で見まくりました。大好きです。
>>173サン
おおっ、かなりシンクロ率高め!レスどうもです!大瀧さんのナイアガラ・レーベル説明するまでもなかったか・・・。(^_^;)
しかもザンパノまで言い当ててるし。再び感動しました。たいていRPGのキャラと間違われるんだよね。
でもあの悲劇的な結末が、永遠に失われてしまった聖女ジェルソミーナを思うファンの慟哭と重なり合うのですが・・・。まだ失われてないけど。でもいつの日か、ファン一同は暗い海で涙に咽ぶのだと・・・。(ToT)
あと大瀧さんで思い出したけど、昨日河田町の駅文庫にジム・ダッジの『ゴーストと旅すれば』があったのは笑った。
オールディーズファンにはたまらないエピソードが下敷きになってる現代版の"路上"ってトコかな?なんであんなトコに置いてあるんだろ???(^_^;)
・・・と、またしてもスレ違い。(だ、誰か本流に話を戻して・・・。(^_^;))
(^^)
↑オリジナル・山ちゃん出現したのはいいけど、本流に戻ってないって・・・。(^_^;)
177 :
吾輩は名無しである:03/08/11 20:40
>169
イーサン・ケイニンって改宗したのかもしれないけど、血はユダヤ系
じゃないかな。小説に過ぎ越しの祭りとか出てくるし、僕の両親は
改宗してクェーカー教徒になったなんていう記述も出てくる。
描かれている人物像も極めてユダヤ的。
>>177 おおっ、そうなの!ちょっとだけ本流にもどったかな。
『エンペラー・オブ・ジ・エア』はとてもいい短編だったので、埋もれさせずどこかの出版社で
文庫化して欲しい。柴田先生、売り込んでよ!
>>179 情報どうもありがとう♪
でも漏れ英語ダメっぽでした。自動翻訳はとんでもない訳出してくるし。(^_^;)
医者になったくらいだから、昔からsmartな人だったんでしょうね。
ちなみに柴田先生はこないだ出た文庫の『宮殿泥棒』が、現在の彼の中では一番いいと言ってました。
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
そういえば、ソール・ベロウはウティ・アレンの『Zelig』(邦題:カメレオンマン)にも出てましたね。
確か偽の記録映画の異能体質人間ゼリグについて、スーザン・ソンタグと共に、大真面目のコメントしてました。(^_^;)
あっ、そういうのも"あり"の人なのかと思いました。
テに濁音入ってなかった。ウディ・アレン・・・。(^_^;)
『誘惑のアフロディーテ』DVD化して欲しいんだが・・・。
あとこの間TV見てたら、爆笑問題の太田が自分の恋愛映画のベストに『カイロの紫のバラ』を挙げていた。
当然おすぎ&ピーコには突っ込まれた訳だけど。インテリぶってるみたいな・・・。でもスクリーンの中の人間と観客が罵りあうのは笑えるけど。
>>170 今日「オーギー・マーチの冒険」を読了しました。
禁酒法時代のシカゴを舞台にした痛快ピカレスク小説、と思ってましたが
ある意味大間違いでした。
確かに主人公のオーギーは客観的に見ればいろいろ「冒険」をしますが、
もっぱら作者の主眼は状況に於けるオーギーの精神の有り様にあります。
この本は言ってみれば「オーギー・マーチの心の冒険」です。
その精神の目指すことをオレなりに言えば「自分が自分の主人になる」
という事だと思いました。
また最初の1行目に「ばくはシカゴ生まれのアメリカ人だ」とあるように
この本はユダヤ人のオーギーの、そして作者の、アメリカ人宣言の書でも
あります。
>>93 それ、知らなかった。 今度見てみる。
>>183 『カイロの紫のバラ』はオレも好き。
ベロウを読んだのでものすごく久しぶりにカキコしてみました。
186 :
吾輩は名無しである:03/08/25 11:27
あげとこうね
落ちたかと思ったら・・・復活してましたね、ココ。(^_^;)
アレンは、『スターダスト・メモリー』を自分のベストと思っているみたい。
僕も大好きなんだけど、DVD出てないみたいね。
『オーギー・マーチの冒険』読んでみたいな。でもあの厚さだと、時間が・・・。
この夏は、ヨーロッパ方面のユダヤ&ナチ関係の本がいろいろ話題を
呼んでいるんですけどねー。児童文学も含めて。
>LH氏
オーギーの分かり易いテーマ解説ありがとうございました。
やっぱり面白そうだけれど…
>乙女号
そうだよね。その厚さなんだ、問題は。厚いと途中で浮気して、
他の本をとんとんと読んでいるうちに、いつしか筋を忘れて
しまって、そして、そして…
漏れの場合、2ちゃん中毒と某姫の追っかけで、本読む時間ますますなくなっている・・・。
こころも壊れ気味で・・・。(-_-;)
ハートブレイクを吹き飛ばすジョークでも…と思ったけど、
相当前に処分してしまったな、ユダヤ人ジョーク集。
>>190 じゃあオレが。
ある大富豪のユダヤ人が死の床にあった。
彼は無心論者だったが死を前にして俄かに信仰心に目覚め、
カトリック、プロテスタント、ユダヤ教それぞれの団体に
全財産を3等分にして寄贈するという遺言状を作成した。
ただし、あの世で困らないように棺の中に各団体が1000ドル
納めるという条件で。
大富豪が死ぬとさっそく3つの団体の代表が来て棺にお金を入れ埋葬した。
数日後、遺産の分割が済んだあとで3人の代表は顔をあわせて
それぞれどんなお金を棺に入れたのか話し合った。
神父は、
「金貨を1000ドル分入れました」
牧師は、
「お札で1000ドル入れました」
ラピは、
「わたしは額面3000ドルの小切手を入れて
2000ドルお釣りをもらってきましたよ」
>>191 OK!金が絡むなんて、さすがジューイッシュですな。藁タよ。
漏れは『ハンナとその姉妹』の中で、死の強迫観念に取り付かれたアレンが大真面目に救いの道を求めて
「スイスの僕名義の隠し口座に、100万ドルこっそり振り込んでくれたら、神を信じるのに・・・」
ってのにいつも笑ってしまう。
いや、そんなことしてくれるんなら、僕も明日から有神論者になりますがな。
ちなみにLHさんはひらがな打ちでしょ。オレもよくやるミスタッチ見つけたから。(^_^;)
>LHさん
面白いジョークありがとさんです。ひねりがありますね。アタマ使った。
これ、自嘲ってやつかな? 自分たちはお金にこだわりがあるっていう。
某姫の追っかけ>恋愛は生きているという実感があるし、それもまた花…。
ユダヤ人、同胞意識が強いから家族の話は多いけど、恋愛感ってどんなもん
なんでしょね。
>>193 ユダヤ人の恋愛観
@ストイック、保守的(すべてはエホバの眼差しの中にある・・・。)
A非ユダヤ人との交際は、親の世代には好まれない。
これは、ロスとアレンからの作品『ポートノイの不満』『アニー・ホール』などから得た恋愛観かな?
(ただすでにどちらもモダン・クラシック的なモノなので、今のユダヤの若者たちは違ってるんでしょうね。(^_^;))
しかしサラリーマンやりつつの追っかけは疲れます。へとへとだもの。
>A非ユダヤ人との交際
たしか「異教徒との結婚」を意味する言葉があったような…。何だったか。
ん、非ユダヤ人女性を意味するシクサ(あれシクセだっけ?)ではなくて?
教えて、ラビ!
>シクサ
あ、それと混同していたのかもしれません。
何の小説か忘れちゃったけど、異教徒との結婚の話を両親にしたとき
反対されるという、よくありがちな設定で出てきた言葉だったので…。
そんなような響きだったと思います。
自分はサラリーマンやっていたとき、部下の人たちに恋愛を勧めて
いました。恋していると、早く仕事を片付けてデートしよって思う
から能率が上がるんだ、キミたち恋をせーよ…とか何とか言っ
ちゃって。けど、夢中になったら仕事どこじゃないですね。
姫はシクサですかw?
>姫はシクサですかw?
もちろんです。ここは日本だもの・・・。
明後日から来週一杯、関東から九州に追っかけツアーにでてます。
擬似恋愛的な、これでもやはり大変。まして恋愛をや。仕事どこじゃないです、ハイ。(^_^;)
>>93 アリーの愛読書は「雨の王ヘンダーソン」だったよ。
オレが観た「アリー・myラブ」、第1シリーズの第3話では。
>>192 ミスタッチには気をつけます。
誰か新潮の「裸者と死者」売ってくれ どこにもうってない
>>199 別に突っ込んだ訳ではないので、OKです。(^_^;)
(ちなみに追っかけ中に、このスレは落ちるものと思ってましたけど。)
では、ウディ・アレンのトリビア・ネタで。
追っかけ中にホテルのBS深夜放送で「ワイルドマン・ブルース」とかいうアレンの演奏ツアーのドキュメント映画をやってて
途中から観たんだけど、奥さんのスン・イが『アニー・ホール』を見てないというのが以外だった。
アレンがしきりに、「あれは面白いからぜひ見てごらん」と薦めていたのが微笑ましかったけど。
ちなみにスン・イが観た『インテリア』は、とても退屈だったとか。(さもありなん!)
それに答えて「あれは客を退屈させるために作ったんだよ」だって。
>乙女号
以外→意外(くすくす
指摘する私もひらがな入力ですが…。
「インテリア」は結構印象に残っている映画で、自分ちの白い壁を
見つめていると、あの無機質な家の内部のしつらえと登場人物たちの
無機質な内面をよく思い出します。
ユダヤ人絡み、この夏は本当にかなり読んで、今読んでいる『名もなき
アフリカの地で』――これもユダヤ人迫害の結果の話ですが、ユダヤ系
アメリカ作家という本スレには関係なし。
>以外→意外(くすくす
これは2ちゃんねら変換つーコトで見逃して薫路!(^_^;)
『インテリア』の"無機質さ"って、あの作品の本質を言い当ててますね。
ところで漏れは『スターダスト・メモリー』が早くDVD化されて欲しいと思っているのであった。
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
209 :
吾輩は名無しである:03/10/08 23:29
ジョン・アップダイクってユダヤ系アメリカ作家ですか?彼の描く父子関係について
の論文や参考図書を教えて下さい。
迫害を受けたユダヤ人、て図式のユダヤ人論を聞かされるのは
もううんざりだ
アップダイクはワスプなんじゃないの?(顔から判断。(^_^;))
小説なら『走れウサギ』から始まる、ウサギシリーズが有名。
親子関係は、『帰ってきたウサギ』になかったかなぁ・・・。
ちなみに僕は、完結記念本『ラビット・アームストロング』持ってます。
212 :
吾輩は名無しである:03/10/10 01:19
age
>209
さん、このスレの
>>2 を見てごらん。
オランダ系ユダヤ人と書いてあるよ。資料は本屋さんに
聞いてみるのも手です。
村上ハルキって日系ユダヤ人ってどうゆう事ですか?
日系ユダヤ人って聞いた事無いです。
顔は確かにユダヤ顔かもしれませんが・・・・・?
最近、新潮文庫のマラマッド短編集を読んだ。
全体的に湿ってていい。ゴッドファーザーUのニューヨークの町並みを思い出した。
ところで、解説に『魔法の樽』の娘が幽霊だと書いてあったんだが、
私にはそう読めない。
216 :
◆1bBtQE5sBo :03/10/20 03:47
>>214 イザヤ・ペンダサン…、あれ、本当に日系ユダヤ人だったのか?
217 :
吾輩は名無しである:03/10/20 19:37
ノーマンメイラーの近作、なんていうんだっけ。
あの神についての小説。ブックオフによく売られてるんだけど、おもしろいですか?
>>216 一般には、山本七平の創作ということになっている。(^_^;)
本人は実在するといってたらしいけど・・・。
>>218 あ、そうなのか。
で、マラマッド読んだ人いない?
漏れは読んでないナァ。
たしか野球小説あったと思ったけど・・・。
ロス『父の遺産』が全米図書賞を受賞していたことをさっき知りました・・・。(^_^;)
222 :
吾輩は名無しである:03/11/28 20:20
ひと月以上ぶり保守あげ。
エイデルマン『夜を抱いて』っていうの読んだ。
クリムトの絵が表紙で、年配のユダヤ人と若い女性の性愛の話。
小池真理子が絶賛あとがき書いていたけれど、のれなかったな。
223 :
吾輩は名無しである:03/12/04 22:17
アップダイクの『ケンタウロス』って面白いですか?僕はバカだから意味がよく
理解できない箇所が多々ある。
シンガーの『介護者』が出た。初訳ですよね?
吉夏社という初めて聞いた出版社から。
225 :
吾輩は名無しである:03/12/18 12:06
突然ですが先日JDサリンジャーのライ麦畑を読みそれについて色々調べようと思いました
特にサリンジャーと主人公のホールデンの関係に惹かれ、
ホールデンを創りあげることによってサリンジャーの後生に何か影響はあったのか
ホールデンはサリンジャーを反映させて創ったものかなど色々とご意見お聞かせください
よろしくお願いします
ゴールデンレター
このスレを見た人はコピペでもいいので
30分以内に7つのスレへ貼り付けてください。
そうすれば14日後好きな人から告白され、17日後に
あなたに幸せが訪れるでしょう
>225
2ちゃんを参考文献にするおつもりですか??
228 :
吾輩は名無しである:03/12/30 20:58
ベローの『この日をつかめ』ってどんなお話ですか?
229 :
吾輩は名無しである:04/01/02 20:37
ある男の1日を追ったお話です。
230 :
吾輩は名無しである:04/01/11 22:39
なるほど、そいつはわかりやすいや。
231 :
吾輩は名無しである:04/01/16 21:35
ノーマン・メイラーは個人的には現代アメリカの作家でベスト。
どうして日本では冷遇というか、無視されてるのかが不思議。
最近でも「Why are we at the war」という米国批判の書を出していた。
五十年代からアメリカの荒廃を静かに見つめてきたメイラーは残る作家だね。
232 :
吾輩は名無しである:04/01/16 21:39
エルロイのほうがおもしろいからじゃない?
233 :
吾輩は名無しである:04/01/16 21:58
おもしろいとはどういうことだ!
234 :
吾輩は名無しである:04/01/16 22:13
ユダヤ系作家に共通の特徴。
それは上昇志向の文学。
意味分かるかな?
意味分からないよ。
ウディ・アレンなら、2,3時間はグチってるところかな?
いかにもユダヤ的なイメージのレッテルだし。『アニー・ホール』見れは分かる。(^_^;)
村上春樹は、以前からメイラーの「もはや文学の対象は、死とセックスしか残されていない」
という言葉を取り上げていた。
それの『ノルウェイのモリ』以降は、それの実践編かな?
大江もよく引いていたし、少なくとも冷遇ということはないんではないの?
>>235 春樹の引用は知らなかったが、大江はメイラーから相当影響受けてるね。
「なぜ選ばれねばならないか?」に詳しく書いてあるけど。
ところでその春樹の取り上げた言葉は本当にメイラーの核心的な心情なのかな?
彼は決してそういう内にこもった要素だけでなく現実に対しても積極的だと思うんだが。
数年前もアフガン戦争の際にぶっしゅ政権を痛烈に批判していたし、処女作から一貫して
民主主義国家アメリカに根付くファシズムを扱っているんだから(これはありがちな解説)
影響力が大きいにも関わらず、翻訳がすずめの涙程度で、ネット状でも論文はほとんど落ちてない。
同時代のバロウズやアップダイクと比べるとあまり注目されてないのでは。
(もちろんアメリカは別)
>>236 そうでしょうかね、メイラーの政治的言動なんてとってつ
けたようなもんでしょ。中心的なテーマが性と死なのだか
らとりあえず政治についてちょっと口出ししておこう、と
いうレベル。これは今の大江の音痴な政治行動に直接受け
つがれていますよね。
村上春樹さんはそのメイラーの偽善性を排除し、本来的な
テーマだけを継承した理想的な作家だと思います。メイラ
ーのファシズム批判もよくわかりません。むしろブッシュ
批判じゃないんですかねえ?ファシズム=ナチスドイツと
闘ったのがアメリカでしょ?それで「アメリカのファシズ
ム」って何?
238 :
吾輩は名無しである:04/01/17 11:17
>>237 春樹が理想的だ?寝言は寝てから言えよ。たこチュウが
239 :
吾輩は名無しである:04/01/17 11:24
折れもそう思うし、春樹はずるいところもあってピンチョン
とかをスルーしてるんで理想的なんてとんでもです。
ユダヤ系アメリカ人の作品(エンタメ)は自分の人生を中心の渦にした
竜巻を作り出して、結局巻き込んだものを外にはじき出してる
感じがいいんだ。
作品と読者の間合いがいいなと思う。ま、人それぞれだとは思うけど。
>>236のレス読んでアマゾンのレビュー読んでみたが
メイラーをかなり嫌ってる奴が多いね
特に妻をナイフで刺したことが槍玉に挙げられている
漏れの記憶じゃ春樹がジョン・アーヴィングにインタビューした時に、日本で人気のアメリカ作家の名前に
(後期の)バースやピンチョンを上げていた?
漏れ的には、バースやピンチョンなんか読んでる毒書人(!)なんて、そんなにいるかぁ〜ってな感じでした。(^_^;)
その頃はたしか『重力の虹』すら出てなかったし・・・。
バースの『酔いどれ草の仲買人』にしたって、全集でしか読めない筈だし・・・。
って、また亀レスで話題それまくり。(^_^;)
↑前文、上げていた。の平叙文がなぜか?付きの疑問文になっていた。(汗)
ちなみにバースやピンチョンの名前を聞いたアーヴィングも、
「ええっ、そうなの?」って感じでした。(多分春樹の勘違いだと漏れも思うのである。)
フツーのアメリカ人でもUnreadableな作家なのに、どーして日本人がぁ・・・みたいな。
わけあって、ソール・ベロウを集中的に読むことにしました。
キーボードの横には文庫本、単行本混ぜ合わせて12冊の翻訳が積まれています。
あと数冊で、翻訳されているすべての小説が揃います。
全作品を短期間で読み通そうと思っています。論文を書くとか、
評伝を書くとかいった、そんな功利的な理由ではありません。
もっと内面的な要請に従ってのことです。
意志の弱い俺のことなので、読み続けるために、
このスレに感想を書いていこうと考えています。
一人語りは嫌われる2ch、迷惑なことかなとも思いましたが、
下の方でこっそりやります。お許しを。
まったくのすれ違いでもないし、
皆さんにベロウの作品を紹介をすることにもなります。
もちろん俺の読み方に批判でもくれたら、それは嬉しいことです。
実は俺は、ユダヤ系ドイツ語作家なら少し読んだことがあるのですが、
ユダヤ系英語作家はほとんど読んでいません。いまワクワクしています。
ベロウの翻訳リストで良いものがありますので、リンク貼っておきます。
http://www.nagasaki-gaigo.ac.jp/ishikawa/amlit/b/jp/bellow21_j.htm
245 :
吾輩は名無しである:04/02/16 00:52
消すには惜しいage
>244
リストサンクス!
感想期待しています。
247 :
吾輩は名無しである:04/02/16 15:43
年代順で追うのか?
248 :
吾輩は名無しである:04/02/17 23:39
249 :
吾輩は名無しである:04/03/11 17:05
>>244 感想まだー
因みにどんなに探しても「フンボルトの贈り物」上が見あたらい。
こんな田舎では一生めぐりあうことできないだろうなー。
ところで、ソール・ベロウはまだ生きてるの?
250 :
ファロスマン ◆FTa/HQEoL2 :04/03/23 18:23
鯖移転にともない、スレのならびが不規則になったようで、このスレが下から50に入っています。
たぶん大丈夫だとは思いますが、念のため、あげておきます。
251 :
吾輩は名無しである:04/05/20 06:27
意味なく保守。
鯖移転とは知らず専用ブラウザ入れないとダメかと思ってアクセスしてなかった。
『ヒューマン・ステイン』の感想書いてる方いるかと思ったんだけど・・・。
相変わらずロス・ファンは少ないようで・・・。映画の方の出来は、とても評判イイみたいだけど。
またしてもザッカーマンが登場するみたいね。(^_^;)
253 :
保守します:04/08/08 22:43
オースター『空腹の技法』
文庫本、買いました
『ルル…』『スモーク…』が
入手し辛くなっているのに
驚き
254 :
吾輩は名無しである:04/08/09 01:49
「ヒューマン・ステイン」・・・。。。
売れてないね・・でもさ、なんでロスの作品は文庫化にならないの?
未熟な質問age
257 :
吾輩は名無しである:04/10/05 18:09:20
マラマッドの短編は不思議な味がある。
あと、なんだか現在と妙に通じるような話が多い気がする。
「夢に描いた女性」は出会い系でよくある話だし、「夏の読書」はプーの話。
保守
259 :
ジョー・レックラー:04/11/03 02:16:46
これいただくわ
ポール・ラドニック
ユダヤ人おばさん3姉妹とその息子が
ニューイングランドでガンガン買い物しまくる旅の記録
ユダヤ人の習慣がわかるし
なにより愛すべきキャラクターたち
大好きな本
これはほしゅ!
アレンは「体制とは肌が合わない(fromアニー・ホール-戸田奈津子訳)」からね。
うわっ、土俵際いっぱい!
こりゃスゴイね。
本日アレンの最新作『さようならハリウッド』についてのインタビューが朝日新聞夕刊に掲載されてた。
映画を撮ることは、彼にとって治療のようなものだとか。
シオン修道会!と叫んで下げ止め!
アレンの話題ばっかだな。文学盤なのに。
ちなみにマイベストはeveryone says i love you
霧はカルスタ志向なんだよ・・しょうがない
しかも底辺の
久々にスレが動いたらと思ったら漏れ絡みか・・・。(^_^;)
アレンは、『羽根むしられて』『ぼくの副作用』『これでおあいこ』etc.などの小品をもつ立派なパスティーシュ作家ですヨ。
近年はもう映画製作を引退して、作家業に専念したいと漏らしてるし・・・。ちなみに漏れのベストは『スターダスト・メモリー』!
カルスタってどことなくラテン語っぽい響きだから何かと思ったけど、例のその成果があやふやな融合理論の方ね。
で、底辺と!・・・あらら、こんなあられもない二項対立のシーニュを目にしたら、ディコンストラクショニズムの雄J.デリダ(ジューイッシュ!)が墓の下から這い出してくるよ。
せめて『文化と両義性』あたりを踏まえて、周縁とでも言って欲しかったな。底辺を侮蔑してちゃ、ピンチョンあたりは当分読めない鴨!
では皆さん、
>>269氏のコアにして高尚な文学理論に耳を傾けましょう!さあどうぞ!
ところで君たちはイスラエルに行ったことはあるの?
272 :
吾輩は名無しである:皇紀2665/04/01(金) 17:39:16
すぐにそれかw
かわいいよ霧かわいいよ
エイプリール☆フールにそう言われてもナァ。(^_^;)
イスラエルには行った来ないけど、"イスラエルにポルノ帝国を!"ってスローガン思いついて独りで爆笑したことはある。
で、文学的テクストへと晩年そのパロールの効果を移行させたジャック・デリダの本名が、
ジャッキー・デリダ(!)というのはご存知?
なんかトークショーのホストとかスタンドUPのコメディアンみたいな名前じゃないっスか!(^_^;)
ソロモンになりたいだろ?
275 :
吾輩は名無しである:2005/04/06(水) 19:20:05
276 :
吾輩は名無しである:2005/04/06(水) 23:23:20
あぁ・・
亡くなってしもうたか。合掌。
279 :
吾輩は名無しである:2005/04/09(土) 08:44:32
前から思ってたが、変な顔だよな
おまえが言える立場か
ごめん、親しみを感じてさ この前ちょうどdangling man読んだばっかりなんだ
喋るベローは、アレン(←またかヨ!)の偽ドキュメンタリー映画『カメレオンマン』にて見ることが出来ますネ。
なんか前から『オーギー・マーチの冒険』読んでみたいと思ってたんだけど。
合掌。
283 :
吾輩は名無しである:2005/06/19(日) 15:54:57
私はユダヤ系アメリカ人(文学、文化)については全くの素人で無知なの
ですが、来月ちょっとニューヨークを旅行しますので、ユダヤ人がたくさん
住んでいる(あるいは住んでいた)場所を訪れてみたいと思っています。
マラマッドの小説などの舞台になっているような、ユダヤ人の居住地とは
どこを指すのでしょうか?どこに行けばよいのか検討がつきません。
284 :
吾輩は名無しである:2005/06/19(日) 17:33:06
ユダヤ人?ユダヤ教徒?
おまえ、かなり怖いこと考えてるんだがな
285 :
283:2005/06/20(月) 20:56:06
Jewish-American Literatureに興味があると言っているだけだけど
何が怖いの?>284
286 :
吾輩は名無しである:2005/06/21(火) 16:04:54
自分で足を運んでから考えてください
287 :
tarbaby ◆7pcTvobAhE :2005/06/23(木) 18:10:51
>283
マンハッタンならブルックリンの方へ行ってみたら?現地の
ツアーコンダクターに聞けばいい。
あとは49番街あたりもユダヤ人がオーナー。
で、Hassidicは街で良く見かける。
ただ話しかけてもすごく横柄だよ。すごく閉鎖的で、
言語もYiddishだから通じない。
>284の怖いはきっとこの閉鎖的な部分を指してると思われ。
てか、虹が答えろよ、こんなもん(笑
288 :
283:2005/06/23(木) 23:58:37
ありがとうございます。今Yiddishを習っているところです。
289 :
吾輩は名無しである:2005/07/07(木) 21:52:24
NHKラジオAM第二で マラマッドやってるな
290 :
吾輩は名無しである:2005/07/08(金) 19:27:46
サリンジャーは?
291 :
吾輩は名無しである:2005/07/13(水) 19:38:47
<アメリカ帝国> <欧州>
ユダヤ ユダヤ
ロックフェラー←―――――――→ロスチャイルド,ハプスブルク貴族、その他の金持ち
↓
共和党←――→米民主党=====ハリウッド,リディアグループ,KLA
| (癒着関係)
| モルモン教
|(奴隷化) |(信徒俳優・トライ等を通じ宣教)
| ↓
| 統一教会――――→<日本>
↓ | <巨大宗教団体>
自 民 党=======バーニング(周防郁雄)=======創価学会(池田大作)
(小泉)↑ | ‖ ‖ (公明党)
|‖ | | ‖ 山口組 |
|‖(官僚)| 芸能界―|―――――――――─┬久本雅美
|‖ | | | |
|日本会議| |(暴力) | |(信徒送り込み)
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
2ちゃん=ネット右翼―――――――→庶 民←――――――
292 :
吾輩は名無しである:2005/08/01(月) 19:23:03
ユダヤ系はなんぱ師が多い バラードのコカインナイト途中です 読むのなぜか疲れる にゃんで? 日本語訳下手じゃないですか? 読んだ方感想きかせて下さい
293 :
吾輩は名無しである:2005/08/04(木) 01:41:19
集英社の文庫、フィリップ・ロスの本絶版扱いかぁ
残念だな
294 :
吾輩は名無しである:2005/10/09(日) 14:32:31
295 :
吾輩は名無しである:2005/10/30(日) 19:08:57
「ユダヤ人」と言っても色々種類があるだろう。
ユダヤ(シャルコウ)
ユダヤ(ドイツ)
ユダヤ(ジャシイジェシイ)
ユダヤ(ポーランド)
所謂、頭が良いとされているのは「ドイツ系ユダヤ人」だろ?
296 :
糞シャロン:2005/11/06(日) 18:45:38
ユダヤ人を地球から根絶させねばならん。
297 :
吾輩は名無しである:2005/12/14(水) 03:07:02
298 :
吾輩は名無しである:2005/12/14(水) 03:28:45
ついでに我が同胞も頼むよ。日本人を。
299 :
無名草子さん:2005/12/26(月) 13:55:47
逃げ出しました
300 :
吾輩は名無しである:2005/12/26(月) 13:59:06
γ⌒/^^ \
γ⌒/^^/^-
ゝ`/~ /~ /~ /)
'"ゞ, <●> |
| |
| ,-'ニニニヽ |
\ ヾニ二ン"/
301 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/08(日) 15:50:03
保守
302 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/09(月) 21:19:08
そもそも定義付けが出来ていない。空回りだ。
303 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/23(月) 12:29:41
触れんとする
304 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/05(日) 11:20:21
ヒロインだ
ノーマン・メイラーの事か?それともアーサー・ミラーか?
サリンジャーだってユダヤ系だしな。ユダヤ系って言っても
大勢いるから誰について書けばいいの?
306 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/05(日) 13:14:27
>>305 自分の関心のあることについて書いてください。
307 :
ユダヤ:2006/02/14(火) 09:32:46
ジョージ・キューカー 映画監督。「スタア誕生」「マイ・フェア・レディ」など
ウィリアム・ワイラー 映画監督。「嵐ケ丘」「ローマの休日」「ベン・ハー」など
ビリー・ワイルダー 映画監督。「昼下がりの情事」「アパートの鍵貸します」など
ロバート・ワイズ 映画監督。「ウエストサイド物語」「サウンドオブミュージック」
エリア・カザン 映画監督。「紳士協定」「欲望という名の電車」「エデンの東」など
カレル・ライス 映画監督。「熱い賭け」「フランス軍中尉の女」など
ミロシュ・フォルマン 映画監督。「カッコーの巣の上で」「アマデウス」など
ロマン・ポランスキー 映画監督。「ローズマリーの赤ちゃん」」「テス」など
ロバート・アルトマン 映画監督。「ザ・プレイヤー」「ショート・カッツ」など
マイク・ニコルズ 映画監督。「卒業」「心の旅」「ウルフ」「バードケージ」など
バリー・レビンソン 映画監督。「レインマン」「わが心のボルチモア」「トイズ」など
スタンリー・キューブリック 映画監督。「2001年宇宙の旅」「時計じかけのオレンジ」など
スティーブン・スピルバーグ 映画監督。「ジョーズ」「ET」「シンドラーのリスト」など
スティーブン・ソダーバーグ 映画監督。「セックスと嘘とビデオテープ」など
シドニー・ポラック 映画監督。「トッツィー」「愛と哀しみの果て」など
コーエン兄弟 映画監督。「バートン・フィンク」「ファーゴ」など
オリバー・ストーン 映画監督。「プラトーン」「7月4日に生まれて」「JFK」など
フィリップ・カウフマン 映画監督。「存在の耐えられない軽さ」「ライジング・サン」など
ブライアン・シンガー 映画監督。「ユージュアル・サスペクツ」「ゴールデンボーイ」など
アイヴァン・ライトマン 映画監督。「ゴーストバスターズ」「ツインズ」「ジュニア」など
エドワード・ズウィック 映画監督。「レジェンド・オブ・フォール」「戦火の勇気」など
308 :
ユダヤ系:2006/02/14(火) 09:33:42
ウディ・アレン 出演するだけでなく、脚本も書き監督もこなす才人
マルクス兄弟 トーキー初期のドタバタ喜劇映画で活躍
チャールズ・チャップリン 「黄金狂時代」「ライム・ライト」など
ダニー・ケイ 「虹を掴む男」など、TV番組「ダニー・ケイ・ショー」
トニー・カーティス 「お熱いのが好き」「パリで一緒に」「グレート・レース」など
ポール・ニューマン 「明日に向かって撃て!」「ハスラー」「スティング」など
エリザベス・テーラー 「家路」「クレオパトラ」「じゃじゃ馬ならし」など
ナタリー・ウッド 「理由なき反抗」「ウエスト・サイド物語」など
ジューン・アリスン 「若草物語」「グレン・ミラー物語」など
ドリス・デイ 「知りすぎていた男」「夜を楽しく」など
リタ・ヘイワース 「ギルダ」「上海から来た女」「血と砂」など
ディーン・マーティン 「キャノンボール」「ザッツ・ダンシング」など
チャールズ・ブロンソン 「機関銃ケリー」「ブレイク・アウト」「狼よさらば」など
ウォルター・マッソー 「恋人よ帰れ!我が胸に」「おかしな二人」「JFK」など
ジェームズ・カーン 「雨の中の女」「遠すぎた橋」「イレイザー」など
ハーヴェイ・カイテル 「バグジー」「アサシン」「フェアリーテイル」など
リチャード・ドレイファス 「グッバイガール」「陽のあたる教室」など
309 :
ユダヤ系:2006/02/14(火) 09:34:35
ダスティン・ホフマン 「クレイマークレイマー」「パピヨン」「卒業」など
ビリー・クリスタル 「恋人たちの予感」「地球は女で回ってる」など
エイドリアン・ブロディ 「わが街セントルイス」「エンジェルス」など
ジーン・ハックマン 「フレンチ・コネクション」「許されざる者」など
ピーター・フォーク 「刑事コロンボ (TVM)」「カリフォルニア・ドールズ」など
ジェリー・ルイス 「底抜け大学教授」「キング・オブ・コメディ」など
ハリソン・フォード 「スター・ウォーズ」「インディ・ジョーンズ」など
ジェフ・ゴールドブラム 「ザ・フライ」「ジュラシック・パーク」など
デイヴィッド・ドゥカヴニー 「Xファイル ザ・ムービー」など
レナード・ニモイ 「スター・トレック」「SF/ボディ・スナッチャー」など
ベン・スティラー 「メリーに首ったけ」「ケーブル・ガイ」など
アダム・サンドラー 「ビリーマジソン」「ハッピーギルモア」など
ロブ・シュナイダー 「ジャッジ・ドレッド」など
スティーブン・セガール 「沈黙の戦艦」「暴走特急」「グリマーマン」など
メリル・ストリープ 「クレイマークレイマー」「ソフィーの選択」など
ゴールディー・ホーン 「永遠に美しく」「世界中がアイ・ラヴ・ユー」など
ベット・ミドラー 「フォー・ザ・ボーイズ」「殺したい女」「ステラ」など
バーバラ・ストライサンド 「ファニー・ガール」「マンハッタン・ラプソディ」など
アリシア・シルバーストーン 「ダリアン/美しき狂気」「クルーレス」など
ローレン・バコール 「プレタポルテ」「マンハッタン・ラプソディ」など
サラ・ジェシカ・パーカー 「エド・ウッド」「マーズ・アタック」など
310 :
ユダヤ系:2006/02/14(火) 09:35:32
キャリー・フィッシャー 「スター・ウォーズ」「メイフィールドの怪人たち」など
ナタリー・ポートマン 「レオン」「ビューティフル・ガールズ」など
ウィノナ・ライダー 「恋する人魚たち」「エイジ・オブ・イノセンス」など
ソーラ・バーチ 「パトリオット・ゲーム」「今そこにある危機」など
クリスティーナ・リッチ 「アダムス・ファミリー」「キャスパー」など
311 :
ユダヤ系:2006/02/14(火) 09:36:35
ジョゼフ・ヘラーの「キャッチ22」を読んだ
作家で友人がドイツ系のヴォネガットだけ
趣味が昼寝という人らしいけど
同じユダヤ系のマイク・ニコルズが映画化してるけが
映画のほうは原作の深さを生かしきれていなかったな
313 :
吾輩は名無しである:2006/04/08(土) 21:41:44
なんといってもレナード・コーエン!
314 :
吾輩は名無しである:2006/04/08(土) 22:51:58
「裸者と死者」の訳をいま読んでるけど、かなり長い
サリンジャーは母親がユダヤじゃないから
317 :
吾輩は名無しである:2006/04/10(月) 06:39:16
age
ロスとバースが好きだ
319 :
吾輩は名無しである:2006/04/11(火) 16:46:42
俺はフィリップ・ロスが好きで、アカデミックな学会を探しているんだけど、
マラマッド協会とかソール・ベロー学界はあるけど、ロスの名前を冠した
学会はなさそうだな…
アーウィン・ショウも入れない?
常盤新平訳の『夏服を着た女たち』は講談社文芸文庫入りしてるし。
321 :
吾輩は名無しである:2006/04/16(日) 11:27:57
322 :
吾輩は名無しである:2006/05/06(土) 16:22:49
ソール・ベローの小説って、読んでてわかりにくいというか、難しいと思う
のは私が勉強不足だからでしょうか?フィリップ・ロスやマラマッドの方が
読んでいてスッと頭に入ってくるのに、ベローの小説は何回も同じところを
読み返して初めて頭に入ってくる、といった感じです。もちろん翻訳で読んで
いますが。
323 :
吾輩は名無しである:2006/05/06(土) 18:08:53
324 :
322:2006/05/07(日) 00:13:02
>>323 『犠牲者』も『オーギーマーチ…』も翻訳で読んだけど、マラマッドやロスを
読んだときのような「納得」感がなかった。なんか一生懸命理解しようと
思いながら読んだから、疲れた…っていう感じだけ残った。
325 :
吾輩は名無しである:2006/05/11(木) 20:04:47
ソール・ベロー、死んだのか!大学時代に読みまくった作家の一人だ。
「ハーツォグ」や「宙ぶらりんの男」や「犠牲者」は傑作だと思う。
「オーギー・マーチ」や「フンボルト」は死ぬほどつまらなかったが。難解で退屈なだけ。
「モア・ダイ・オブ・ハートブレイク」の翻訳、出ないかな。
326 :
吾輩は名無しである:2006/05/11(木) 20:07:36
ボブディランの自伝はなかなかオモシロイ
327 :
吾輩は名無しである:2006/05/12(金) 03:41:12
「ハーツォグ」はつまんなくて、読み通せなかった学生時代。
今なら、読めるかな?「オーギー」や「サムラー氏の惑星」は面白
かったけどね。
329 :
吾輩は名無しである:2006/05/28(日) 11:37:29
ロスのポートイの不満は傑作だね。
330 :
吾輩は名無しである:2006/07/31(月) 01:31:19
日本で、ユダヤ系アメリカ文学の研究者として優秀な人は誰?
研究してる人いるのかな?
ユダヤ系というだけで、作家の同質性とかはあまりない気もするし。
332 :
吾輩は名無しである:2006/07/31(月) 20:19:15
>>331 では、だいたいどの研究者でも、ユダヤ系アメリカ文学の研究指導はできる
と考えてOKですか?
333 :
吾輩は名無しである:2006/08/03(木) 00:38:45
文系博士、特に、博士(文学)は希少価値高いけど、取得大学名は問われない
ものですか?三流大学や二流半大学で博士号を取得しても、暖かく迎えてくれる
大学もありますか?
誤爆か?
335 :
吾輩は名無しである:2006/08/07(月) 17:56:49
菫コ縺ッ縲碁岑縺ョ邇九・繝ウ繝繝シ繧ス繝ウ縲阪′螂ス縺阪□縺ェ
336 :
吾輩は名無しである:2006/08/07(月) 17:59:17
最近の作家でいうと、誰がユダヤ系なの?
337 :
吾輩は名無しである:2006/08/08(火) 00:09:55
338 :
吾輩は名無しである:2006/08/08(火) 18:48:03
>>34 目の覚めるような鋭利なレスだな。
尖端恐怖症の私には凝視出来ない。
芸もへったくれもないバカだなぁ…
340 :
吾輩は名無しである:2006/08/11(金) 12:38:14
サリンジャーもユダヤかよ・・・
ユダヤ人を大きく分けるとこうなる。本当はもっと複雑だろうが基本的にはこの構図だと思う。
アシュケナジー。イスラエル右派の体制派に多い、アメリカではネオコン系がそう。
ザイオニストが多く反リベラルで、そこまで反日ではない。(親日でもないが)
東欧やロシア系移民に多い。アメリカでのユダヤ系マフィアと言ったらだいたいがアシュケナジーの東欧系。
右派的帝国主義(保守思想立脚の軍事主義グローバリスト。
セファラディー。イスラエルの反体制に多い。ヨーロッパの金融貴族や、アメリカではリベラル派に多い。
第二次大戦の恨みで反日が根深い。レイシスト。 中東系もいる。
左派的帝国主義(リベラル的(科学的、ソフトパワー的=洗脳グローバリスト
もちろんこれに宗教上の改革派、保守派、正統派なども混ざってくるんでこのとおりではないと思うが。
アメリカでは先行移民で既に成功者の多かったドイツ系ユダヤ人は、ロシア系ユダヤ人の みすぼらしさとがさつさに、
かつての自分たちを見る思いがし、「カイク(kike)」と呼んで蔑んだ。
ドイツ系と違い、東欧系は語尾が「〜ky」「〜ki」で終わる名前が多かったからだ。
日本の左翼がパレスチナ人に同情してるのは、アメリカやヨーロッパのセファラディー系のユダヤ人が流した
反イスラエル(体制派アシュケナジーを攻撃)報道によるため。
アメリカやヨーロッパがパレスチナ人の同情をひく記事を書くのはイスラエル国内のセファラディー系のためである。
アラブ人のためではない。パレスチナ人以上にイスラエルの記事のいい所書くから別にユダヤ人は嫌いにはならない。
日本の左翼は表面だけ書くからイスラエルには同情しないようになってるっぽいけど。
343 :
吾輩は名無しである:2006/09/16(土) 02:18:44
ソール・ベロウ
アイザック・B・シンガーの短編おもしろい
でもイディッシュ語→英語→日本語となると
ちょっとへんな感じになる
最初、日本語訳を読んで「?」となってしまった
あまりにも素っ気無い文章になってしまう
日本でそれほど読まれていないのは
日本語に訳すと違和感が出てくるからというのもあんのかなと思った
345 :
吾輩は名無しである:2006/09/28(木) 22:53:32
ソール・ベローの雨の王ヘンダーソンは面白いね。
中年男の人生。アフリカ。奇想天外だ。
346 :
吾輩は名無しである:2006/10/07(土) 13:59:43
http://snsi-j.jp/boards/bbs.cgi?room=sample1 私は、フランシス・フクヤマの本を読んでいて、これだけは、書き留めておきたくなったなあ、ということがある。
それはネイティビズム対ビヘイビアリズムの巨大な対決ということだ。 ネイティビズム「固有主義あるいは生来
主義」とビヘイビアリズム「(アメリカ)行動(科学)主義」の対決ということだ。
このネイティビズムとビヘイビアリズムの対決は近代(現代)学問500年の、成否を決するぐらいの大きな大決だ。
このことを日本の知識人のほとんどが知らない。
このネイティビズム対ビヘイビアリズムの対立というのが西洋学問で、一番大きな対立図式だ、ということを、
日本の知識人でしっているのは、私の他に、この国に何人いるだろうか。
(中略)
私は日本の知識人で、世界基準だと考える優れた学者には、すでに弟子入りしている。 だからそれ以外は、
みんな、アホ扱いすることになる。本当にそう思っている。私は好き嫌いの感情で動かされる人間ではない。
世界水準に達して優れている学者と、そうでないもの、は、はっきりと点数がつくぐらいに区別がつく人間だ。
(中略)
ネイティビズム対ビヘイビアリズムの対立、というきわめて簡単な図式が分かると、 もしかしたら私の読者
でも、一気に、ひらめくように、この世界がどのようになっていて、どのように人間(人類)は考えてきたのか、
とか、この近代500年の西洋学問(サイエンス)の全体像が、ハッと分かるかもしれない。
副島隆彦「属国日本論を超えて」P51〜52
347 :
吾輩は名無しである:2006/10/16(月) 00:38:35
サリンジャーはユダヤ系?
349 :
吾輩は名無しである:2006/11/02(木) 00:19:03
サリンジャーにユダヤ性ってあるの?
350 :
吾輩は名無しである:2006/11/18(土) 22:32:13
ユダヤの日本における利益代理人=帰化、在日朝鮮人
351 :
吾輩は名無しである:2006/11/19(日) 00:52:27
ソール・ベロウもフィリップ・ロスも何か似てる。
くどくどねちねちしたようなところ。
これってユダヤ性なんだろうか?
352 :
吾輩は名無しである:2006/11/19(日) 07:21:10
ここだけの秘密だけど平野啓一郎はユダヤ系だよ
353 :
吾輩は名無しである:2006/11/20(月) 22:20:02
おれにとつては、ベロー、ロス、マラマツドが御三家だな。
保守
355 :
吾輩は名無しである:2007/02/03(土) 00:23:05
age
356 :
吾輩は名無しである:2007/04/12(木) 20:07:23
ユダヤの代理人=在日朝鮮人(帰化)
357 :
吾輩は名無しである:2007/04/14(土) 15:02:54
ユダ公が持ってるのはシニシズムとコケオドシだけ
音楽、絵画、文学と何をやろうが
そこには厭世的で下らん幻想しか無い
358 :
吾輩は名無しである:2007/04/14(土) 21:38:05
加藤葉子はおっとりとした性格のくせに、
きっちり黒の下着を腰パンしてる。しかもセックス嫌い。
貧乳、でも揉んだら乳首がビンビンに立ってた。
359 :
吾輩は名無しである:2007/04/14(土) 22:12:46
加藤葉子はおっとりとした性格のくせに、
きっちり黒の下着を腰パンしてる。しかもセックス嫌い。
360 :
吾輩は名無しである:2007/05/19(土) 00:06:58
ポール・オースターってインド系だと思ってた
361 :
吾輩は名無しである:2007/08/10(金) 02:02:31
とりあえずあげときますね
362 :
吾輩は名無しである:2007/08/18(土) 13:52:21
ウッデイ・アレンの翻訳小説が文庫になってるけど、
彼もユダヤ系アメリカ人作家に入れてもいいんじゃね?
「ぼくの日記」を読んでカフカのパロディーってすぐわかるひとは、
味がわかるだろうね。
>360
顔だけで判断かよ!
364 :
吾輩は名無しである:2007/10/06(土) 22:30:24
365 :
吾輩は名無しである:2007/10/17(水) 14:40:41
フィリップ・ロス研究の学会組織がないのは、存命の作家だから。
よほどのことがないと、存命の作家は学問研究の対象としては敬遠される。
366 :
吾輩は名無しである:2007/10/18(木) 09:57:49
陰毛論か
367 :
吾輩は名無しである:2007/11/11(日) 10:09:13
フィリップ・ロスはもうノーベル賞は取れないのではないか。
93年に同世代のトニ・モリソンが取った時、間違いなく有力な対抗馬だっただろう。
モリソンは黒人女性という強みがあった。ソウル・ベロー、アイザック・シンガー
とユダヤ色を強く出す二人が取った時点で、ロスには大幅に不利になっていると思う。
数年以内にアメリカ人に回ってくるだろうが、コーマック・マッカーシーかピンチョン
ではないか。
368 :
吾輩は名無しである:2007/11/12(月) 05:43:45
369 :
吾輩は名無しである:2007/12/27(木) 13:54:07
オースターのスレってないのか。
文学性高い割にはすごく読みやすいし
(原文もかなり簡単です)もっと人気あるのかと思ってた…
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
∧__ __∧ | オッホッホッホッ
,ゝ、)`Y´(_ノ / 私を女王様とお呼びなさい
∠XoノハヽXフ  ̄\___________/
从 `▽´)||
<^(_●Y●_> /))
< < 〉】爻【ヽヽ,/ ((
. (_ノl^~▼〕 じ ))
/ /|´ | ((
イ / | l ))
し! ヾ_) ν