【極東】北朝鮮総合スレ(旧北朝鮮実況)part931
http://tmp5.2ch.net/test/read.cgi/asia/1131141014/300 タイ人女性の家族と面会・増元さんら連携模索 日経(共同) 11/10 12:55
ttp://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20051110STXKE007710112005.html 【チェンマイ(タイ北部)=共同】タイ国籍の女性が北朝鮮に拉致された可能性
があるとされる問題で、拉致被害者家族会の増元照明事務局長と支援団体「救う会
」の西岡力副会長が10日、救出問題などでの連携を話し合うため、タイ北部チェン
マイで女性の家族と面会する。
家族は拉致被害者とされる女性アノーチャー・パンチョイさんの兄スカムさん(5
9)。拉致被害者の曽我ひとみさん(46)が、マカオで拉致されたタイ人女性につ
いて証言し、夫ジェンキンスさん(65)も手記「告白」で言及。スカムさんが「自
分の妹では」と名乗り出ていた。
増元さんらは、テレビで放映されたスカムさん所蔵のアノーチャーさんの写真を
見た曽我さんが「初めて会った時の顔にそっくり」と話したことなどから、アノー
チャーさんと曽我さん証言のタイ女性は一致するとの見方を伝え、その上で、救出
に向けた連携方法などについてスカムさんと協議。
増元さんらは11日にバンコクの日本大使館を訪問後、タイ外務省を訪れる予定。
2人は9日にチェンマイ入りした。
拉致被害者全員の帰国を 安倍長官、特定失踪者も究明 産経(共同) 11/10 13:45
ttp://www.sankei.co.jp/news/051110/sei057.htm 安倍晋三官房長官は10日午前の記者会見で、日本人拉致問題に関し「北朝鮮に
よって拉致された方々すべての帰国を粘り強く要求していかなければならない」と
述べ、拉致被害者全員の帰国を求めていく考えを強調した。
その上で拉致の疑いが指摘されている特定失踪(しっそう)者について「特定失
踪者の中でも拉致された可能性が高い人について北朝鮮に問い合わせている。(政
府が)今の段階でその人たちは(拉致被害者とは)別だというのは適切でない」と
述べ、徹底究明の必要性を指摘した。
また、日本側が6カ国協議で提案している2国間関係・地域安全保障など3部門
での協議について「ゴールのためには拉致問題の解決がなければならない」との認
識を示した。
様々な機会を利用し拉致問題を話し合っていく必要=6カ国協議再開で小泉首相
ロイター 11月10日 06:21
ttp://news.goo.ne.jp/news/reuters/kokusai/20051110/JAPAN-193439.html [東京 9日 ロイター] 小泉首相は、9日に北京で再開した6カ国協議の中
で、拉致問題の解決に向けた2国間協議が開かれる可能性について「いろいろな場
面を利用して話し合っていくことが必要だ」との考えを示した。官邸内で記者団に
語った。
また、北朝鮮がまず完全に核放棄することが必要だとの考えを米国が強調してい
ることについて「核放棄を強力に各国と求めている」として、米国の考えを支持し
た。
一方、18、19の両日に韓国・釜山で開かれるアジア太平洋経済協力会議(A
PEC)首脳会議の際、日韓首脳会談が開かれることについて「日韓の友好、協力
の重要性を認識しながら、いろいろな問題を話し合っていきたい」と語った。
http://tmp5.2ch.net/test/read.cgi/asia/1131141014/253-254 日中韓、未来志向の対話を ブッシュ米大統領が会見 共同 11月09日 13:17
ttp://news.goo.ne.jp/news/kyodo/kokusai/20051109/20051109a3640.html 【ワシントン8日共同】ブッシュ米大統領は8日、ホワイトハウスで日本、中国
、韓国の一部メディアと会見。小泉純一郎首相の靖国神社参拝による日中、日韓関
係の悪化について「過去の出来事の結果として大きな緊張があることを理解してい
る」と述べ、週明けからのアジア歴訪で各首脳に未来志向の対話を促す考えを表明
した。
米国の対東アジア戦略において日本と中韓両国との関係安定化が極めて重要である
ことをあらためて明確にした。
在日米軍再編の中間報告では「前向きな進展。日米同盟の強さを示している」とし
「沖縄の人々が不満を抱いているのを知っている」としながらも米軍普天間飛行場
移設に理解を要請。北朝鮮核問題では、軽水炉協議前の核放棄を迫った。
中国の台頭など同地域の安全保障環境が大きく変化する中、米軍再編を着実に推進
、「朝鮮半島の非核化」の実現に向け全力を挙げる決意を示した。
普天間移設 沖縄「理解を」 米大統領会見 産経(共同) 11月10日
ttp://www.sankei.co.jp/databox/n_korea/nkorea_4_1.htm 【ワシントン=共同】ブッシュ米大統領は八日、週明けからのアジア歴訪を前に
ホワイトハウスで日本、中国、韓国の一部メディアと会見し、在日米軍再編の中間
報告について「前向きな進展だ。日米同盟の強さを示している」と述べ、米軍普天
間飛行場移設に反対している沖縄県など地元に理解を要請。北朝鮮核問題では、完
全核放棄を確認した後に軽水炉提供を協議できると指摘、これが第四回六カ国協議
の共同声明に対する「われわれの解釈だ」と述べ、核の先行放棄を北朝鮮に強く迫
った。
中国の台頭など東アジアの安全保障環境が大きく変化する中、大統領は米軍再編
を着実に推進すると同時に、地域安保の最重要課題である「朝鮮半島の非核化」の
実現に向け全力を挙げ、地域の安定化に関与していく決意を示したといえる。(つづく
>>6 つづき
◇
≪米大統領会見要旨≫
ブッシュ米大統領の八日の会見要旨は次の通り。
一、(在日米軍再編の中間報告は)前向きな進展。日米同盟の強さを示している
。沖縄の人々の不満を知っている。私のメッセージは、これは誠実な努力の結果と
いうことだ。
一、日中韓の首脳に対話で過去から離れて前進するよう呼び掛ける。過去の出来
事の結果として大きな緊張があることを理解しているが、敵同士だった日米は今は
友人だ。過去を忘れることは難しいが可能だ。
一、北朝鮮を除く五カ国は核兵器計画の廃棄で具体的な結果を生み、適当な時期
に軽水炉について協議する立場だ。それがわれわれの(第四回協議共同声明の)解
釈だ。朝鮮半島非核化という目標達成のため、対話を続け、首尾一貫したメッセー
ジを送る。
一、北朝鮮での飢餓、強制労働キャンプ問題を憂慮している。飢餓への対処は指
導者の責任だ。
一、米中関係は知的財産権の保護や通貨、市場開放で課題が残る。胡錦濤主席に
は市場実勢を反映した為替制度に向けた改革を続けるべきだと伝える。
一、人の間での鳥インフルエンザの世界的大流行を懸念している。訪中でも取り
上げる。どこで流行しても協力して封じ込める必要がある。
−以下はNHKとの会見。
一、食品安全委員会が米国産牛肉を安全と判定したことを歓迎する。日本政府が
これを受け入れて行動することを望む。
一、拉致問題解決への日本の立場を支持する。しかし、六カ国協議の焦点は朝鮮
半島から核兵器をなくすことだ。
>>6-7 米大統領「過去を忘れるのは難しいが、韓中日は未来へ向かうべき」 中央日報 11.09 19:26
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=69473&servcode=200§code=200 ブッシュ米大統領は8日(現地時間)、ホワイトハウスで韓中日3カ国のメディ
アと30分間ほど会見した。 来週に釜山(プサン)で開催されるアジア太平洋経
済協力会議(APEC)首脳会談への出席、韓中日・モンゴルなどアジア国家歴訪
を控え、訪問の効果を高めるためだ。 ブッシュ大統領は「韓半島の非核化は北東
アジア地域全体の利害関係がかかわっており、共同の努力で解決できると考える」
とし、「このように難しい問題の交渉にはある程度の忍耐が必要」と語った。 以
下は分野別の発言内容。
◇韓米関係=今回の訪問を通じて、共同の機会と問題を議論すること自体が、両
国関係と同盟強化に役立つはずだ。 われわれは韓国国民に、複雑な軍事基地問題
を思慮深く扱えることを見せた。 米軍兵力・基地の再編は韓国民の意思を反映し
、これを尊重する形で行われている。 韓国政府がイラクに派兵し、民主主義を促
進し、住民を助けたことに対して深く感謝している。 韓国内の世論調査をすべて
見たわけではないが、私が下した難しい決定に同意しないという点は理解している
。 しかし韓国国民と同じ意見を願うのは米国という友人がいるためだ。 われわれ
は長い間の友人であり、今後も友人としての関係が続くはずだ。
◇6カ国協議=今週に3日間開催される6カ国協議は、来月に開かれる、もっと
長い会談に向けた準備になるはずだ。 北朝鮮と韓半島非核化を実現させるために
努力するのは米国だけでなく、当事国すべての立場だ。 核プログラム廃棄という
顕著な結果を得ることができると期待している。 そして適切な時期に軽水炉問題
を議論するというのが合意文の内容だ。 韓半島非核化は領域内のすべての利害関
係がかかわる問題だ。 当事国との対話を継続することを望む。 (つづく
>>8 つづき
◇金正日(キム・ジョンイル)委員長=良い指導者は何よりも国民の生活を考え
なければならない。 飢餓があれば支援を求めてでも住民を助けるのが指導者の義
務だと考える。 こうした脈絡から、米国政府は一貫したメッセージを送ってきた。
◇在韓米軍の役割=米軍の役割は安定維持だ。 北朝鮮は非武装地帯付近に兵力
を集中させている。 米軍兵力・基地再編作業が進行中だが、盧武鉉(ノ・ムヒョ
ン)大統領との協議を通じて、軍事力が縮小されない方法で進められている。 在
韓米軍の2つ目の役割は地域安定を助けることだ。 韓半島での米軍の役割は、今
後も意味あるモデルにならなければならない。
◇靖国神社参拝=私ができることは、中国と日本、韓国の指導者に、過去を置い
て未来に向かって進むことを促すことだ。 過去に敵だった米国と日本が今では友
人になったように、過去を忘れるのは難しいが可能なことだ。 私の役割は、当事
国が過去の問題を解決し、未来を議論できるように助けることだ。
>>8-9 「北は言葉でなく、行動をもって核放棄を明らかにすべき」 東亞日報 11/10 03:34
ttp://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2005111049888 ブッシュ米大統領は8日、「北朝鮮はこれまでの外交的修辞を現実に変える努力を
すべき」だと強調した。
ブッシュ大統領は、釜山(プサン)で開催するアジア太平洋経済協力会議(APE
C)首脳会議への出席に先立ち、この日、ホワイトハウスで公営放送KBSテレビ
(韓国放送公社)などと会見し、「これまで、北朝鮮の核問題をめぐる6者協議で
進展があったが、北朝鮮は核解決のために、いまや言葉ではなく行動をとるべき」
だとし、このように話した。ブッシュ大統領の同コメントは「北朝鮮は具体的な行
動を通じて、核放棄の意思をはっきりと示すべきだ」という米国のこれまでの政策
を再確認したもの。
北朝鮮は今年9月19日、北京での合意のさい、核放棄の意思を明言したが、まも
なく「軽水炉の提供を受けるまでは核を放棄しない」とし、合意内容に反するよう
な態度をとってきた。ブッシュ大統領はこれに先だち、朝鮮(チョソン)日報・朝
日新聞・新華社通信との会見でも、米国が北朝鮮に軽水炉を提供する問題について
「北朝鮮の核放棄についての具体的な結果が出てきた後の『適切な時期』に話し合
う考えだ」と話した。
ブッシュ大統領はまた、「むずかしい交渉では、ある程度の忍耐が必要とされる」
と強調した。ブッシュ大統領は同日、中国北京でスタートした第5回6者協議につ
いては「3日間開かれた後、休会し、来月、さらに長い期間にわたって協議が開催
されるだろう」と話した。
一方、ブッシュ大統領はKBSテレビとの会見で「小泉首相の靖国神社参拝に対す
る韓国人の感情と憤怒を理解している」とし、「神社参拝が招いた韓国・日本・中
国の間の対立を治癒するうえで、有益な役割を果たしたい」と述べた。ブッシュ大
統領のこの日のテレビ記者会見は、APEC会談への出席に前後して歴訪する国家
のKBS(韓国)、NHK(日本)、フェニックステレビ(中国)、イーグルテレ
ビ(モンゴル)に、それぞれ5、6分ずつ割り当てる方式で行なわれた。
11 :
参考:2005/11/10(木) 17:16:50 ID:z6Fzrysk
>>6-7>>8-9>>10 ブッシュ大統領「米中関係は重要かつ良好」 朝日(人民日報) 11月10日
ttp://www.asahi.com/international/jinmin/TKY200511100234.html ブッシュ米大統領は8日、米中関係について「重要かつ良好」と述べ、訪中への
期待を表明した。ブッシュ大統領は11月中旬に日本、韓国、中国、モンゴルを訪問
し、韓国・釜山で開かれるアジア太平洋経済協力機構(APEC)非公式首脳会議など
に出席する。これに先立ちブッシュ大統領は8日、ホワイトハウスで新華社など中
日韓3カ国のメディアから取材を受けた。ブッシュ大統領は新華社の取材で次のよ
うに語った。
▽中国との首脳会談について
米中両国の貿易は発展し、対話や協力は強化されている。一方で、知的財産権の
保護や人民元為替制度、市場参入許可などでは、すべきことが少なくない。このた
め、両国の関係は、重要でもあり複雑でもある。胡錦濤国家主席と再び会見し、こ
れらの非常に重要な問題を話し合うことに期待している。
▽9月にニューヨークで行われた胡国家主席との会談について
知的財産権保護の強化に関する胡国家主席の談話や、人民元為替制度の改革にお
ける中国政府の立場を称賛する。中国は市場に基づく為替制度の方向に、しっかり
とした一歩を踏み出したと思う。訪中期間中、知的財産権の保護と人民元為替制度
のほか、両国間の貿易均衡の問題についても話し合うつもりだ。
▽台湾問題について
米国の政策は一貫している。すなわち「1つの中国」「3つの共同コミュニケ」「
『台湾独立』の不支持」だ。(台湾)海峡両岸間の対話開始は、積極的な進展だと
思う。この対話を引き続き励ましていく。
▽米中協力について
両国間には確かに良好な協力関係がある。将来的にはドーハ・ラウンド多国間貿
易交渉、鳥インフルエンザ対策、テロ対策、エネルギーの効果的利用などの分野で
両国が協力できるだろう。
日本、拉致を際立たせず打開模索 外務省の独走懸念 産経朝刊 11月10日
ttp://www.sankei.co.jp/databox/n_korea/nkorea_3_1.htm 【北京=笠原健】北朝鮮の核問題をめぐる六カ国協議で、日本政府は対北朝鮮関
係打開に向けた動きを鮮明にしている。佐々江賢一郎・外務省アジア大洋州局長は
同協議の基調演説で、「北朝鮮に懸案の具体的進展を図るべく積極的な対応を行う
よう期待する」と述べたが、拉致問題を際だたせることはしなかった。
伏線は、八日夜に開かれた佐々江局長と金桂寛外務次官との日朝首席代表による
夕食会にあった。日本政府は北朝鮮の政府高官を日本大使公邸に招くという「異例
の厚遇措置」(交渉筋)に打って出て、北朝鮮側も招きに応じたからだ。二時間半
にわたった夕食会で金次官は、「日本の提案は、今後を考えるうえで非常に重要だ
。お互いよく考えようではないか」と柔軟な姿勢をみせた。
日本側がさきの政府間対話で(1)拉致事件(2)核・ミサイル開発などの安全
保障問題(3)過去の清算などを含む国交正常化−の三テーマについて同時並行的
に協議していく考えを表明したことを北朝鮮側が「歓迎」したともいえる。
しかし、「同時並行方式」は、拉致問題の解決が形だけで終わり、過去の清算や
経済協力など国交正常化の協議が先行する可能性が強い。安倍晋三官房長官は「拉
致問題解決先行」を強調しており、外務省の“独走”を懸念する声も出ている。
>>13 6カ国協議 北、原子炉建設を再開 米専門家指摘、進展に悲観論も 産経朝刊 11月10日
ttp://www.sankei.co.jp/databox/n_korea/nkorea_2_1.htm 【ワシントン=樫山幸夫】北朝鮮がなお活発に核開発を継続していることが、さ
きに北朝鮮を訪問した米専門家の証言で明らかになった。少なくとも核兵器九個程
度の生産が可能な量のプルトニウムの製造を終え、停止していた黒鉛減速炉も稼働
が再開されているという。一九九四年の米朝核合意で建設が凍結されていた新たな
黒鉛減速炉も再設計されているといい、米国内では九日から始まった六カ国協議で
、解決に向けた進展を見るのは困難との悲観論が高まってきている。
今年八月に北朝鮮を訪問、寧辺の核施設を視察した米国立ロスアラモス研究所の
シーグフリード・ヘッカー元所長は八日、ワシントン市内で開かれたセミナーに出
席。燃料棒取り出しのために今年春、稼働が停止していた黒鉛減速炉(出力五千キ
ロワット)は、いまや完全にフル稼働で、今後二十六カ月間の運転が可能という。
一方、核合意で建設が凍結されていた五万キロワットの黒鉛減速炉は再設計が終
了、工事再開を待つばかりの状況になっており、作業員も待機中。工事が再開され
れば二年以内に完成、稼働する可能性がある。
やはり九四年の核合意で建設が凍結された泰川の二十万キロワットの黒鉛減速炉
については、工事を再開するかどうか検討中という。
北朝鮮が実際に、これらの工事再開に踏み切れば、各国間に新たな緊張をもたら
すことになり、六カ国協議の行方にも大きな影響を与えることになる。
北朝鮮はこれまでの一連の核開発で、九個以上の核兵器が製造できるプルトニウ
ム五十三キロをすでに生産しているという。 (つづく
>>14 つづき
ヘッカー元所長は昨年一月にも寧辺の核施設を視察しているが、一連の視察を通
じて得た感想として「北朝鮮はフルスピードで、核兵器開発に進んでいるようだ。
今後もプルトニウムを生産、抑止力を強める考えのようだ」と語った。
北朝鮮は前回の六カ国協議で、すべての核開発放棄を約束しているが、実際には
活発に核開発を継続している疑いが濃くなったことで、九日からの六カ国協議につ
いても悲観論が台頭。「北朝鮮が核開発を続けているのは常識。米政府は今回の協
議で北朝鮮から核放棄の宣言を引き出したいようだが、困難だろう」(マンスフィ
ールド・センターのゴードン・フレーク所長)との見方が強まっている。
ブッシュ大統領も八日、日中韓の一部メディアとの会見の中で「今後も忍耐が必
要」と述べ、交渉の困難さを指摘している。
>>13>>14-15 北朝鮮が2年内に原子炉完工、米専門家が報告書 聯合ニュース 11/10 10:17
ttp://japanese.yna.co.kr/service/article_view.asp?News_id=712005111000100 【ワシントン9日聯合】北朝鮮が50メガワットの原子炉建設工事を再開して
おり、約2年後に完工する計画だ。この原子炉が稼動すれば毎年10基の核兵器製
造が可能な量のプルトニウムを生産できるようになる――。米スタンフォード大学
のヘッカー教授が8月に訪朝した結果をまとめた報告書で明らかにした。米ロスア
ラモス国立核研究所の所長を務めるヘッカー教授は報告書で、この原子炉が完工す
れば北朝鮮の核兵器の生産能力が10倍に拡大することを意味し、今後の核協議に
おいて北朝鮮の立場を大きく高めるものと予想している。
ヘッカー教授は8月の訪朝で寧辺原子炉のリ・ホンソプ所長に会った際、50
メガワット原子炉に対する再設計が完了しまもなく工事が再開されると聞いており
、完工時期は明らかにしなかったものの1〜2年以内との見解を示唆されたと説明
した。
一方、ワシントンポスト紙はヘッカー教授が昨年1月に訪朝し原子炉現場を直
接訪れた際には、ほとんど荒廃し放置された状態で、これまで一部の専門家らは完
工時期を5〜6年後と推定していたと伝えた。
ヘッカー教授によると、リ所長は50メガワットの原子炉が完工すれば電力を
供給するとしながらも、電力生産の効率性よりは兵器レベルのプルトニウム生産に
適していることを認めたという。
6者協議記事整理中後刻うp
6者協議記事:
http://tmp5.2ch.net/test/read.cgi/asia/1131141014/287のつづき 核廃棄など3部門設置提案 拉致解決促す、佐々江氏 共同 11月09日 18時59分
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051109-00000193-kyodo-pol 【北京9日共同】9日始まった北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の基調演説で
、日本政府首席代表の佐々江賢一郎外務省アジア大洋州局長は、核放棄への「ロー
ドマップ(行程表)」作成に向け(1)核廃棄・検証(2)経済・エネルギー支援
(3)2国間関係および地域の安全保障協力−の3部門で今後の協議を進めること
を提案した。
核廃棄、エネルギー支援の2部門についてはそれぞれ作業部会を設置し、6カ国
の参加を想定。拉致、ミサイル問題など日朝間の諸懸案を念頭に置いた2国間関係
の部門は、各当事国間で行程表を策定するよう求めた。
北朝鮮 段階的な核放棄を提案 NHK 11/09 19:35
ttp://www3.nhk.or.jp/news/2005/11/09/d20051109000191.html 9日から北京で始まった北朝鮮の核開発問題をめぐる第5回の6か国協議で、北朝
鮮が示した提案が明らかになり、この中で、「まず、核兵器を凍結するという宣言
を行い、最後に、NPT・核拡散防止条約に復帰する」など段階的に核の放棄を実
行するとしています。
6か国協議は、9日午前、北京の釣魚台迎賓館で、代表団全員が参加して全体会合
が開かれ、各国は9月に開かれた前回の協議で、北朝鮮が核の放棄を確約した共同
声明の内容をいかに具体化していくかについて、それぞれ意見を表明しました。協
議筋によりますと、この中で北朝鮮は、▽まず核兵器を凍結するという宣言を行い
、▽そののちに既存の核兵器を放棄する、▽続いて国際的な査察団を受け入れて核
兵器の製造を放棄し、▽最後にNPT・核拡散防止条約に復帰する、などとした段
階的な核の放棄に向けた提案を行ったということです。ただ、計画を実行に移すに
あたっては、アメリカが、韓国に核兵器がないことを確認することや、朝鮮半島周
辺にも核を持ち込まないことなどを条件としています。これに対してアメリカは「
(つづく
>>20 つづき
北朝鮮が先に核を放棄すべきだ」との従来の立場をあらためて示しました。一方、
中国は、作業部会もしくは専門家グループを設置することを提案したほか、日本代
表の佐々江アジア大洋州局長も、核問題と経済・エネルギー支援をめぐる問題の2
つの作業部会を設け、具体的な手順を検討すべきだという考えを示しました。協議
は11日でいったん休会となり実質的な話し合いは年内に再開する会合で行われる
公算が高くなっていますが、各国は現段階で少しでも意見の差を埋められるよう、
10日以降も2国間の会談を通じて調整を進めることにしています。
段階的核放棄の用意 共同声明履行へ北朝鮮 共同 11月09日 21:24
ttp://news.goo.ne.jp/news/kyodo/kokusai/20051109/20051109a3820.html 【北京9日共同】北朝鮮核問題をめぐる第5回6カ国協議は9日、北朝鮮首席代
表の金桂冠(キムゲグァン)外務次官が全体会議の基調演説で、9月の第4回協議
で合意した共同声明履行のため、核兵器の放棄と製造中止、核拡散防止条約(NP
T)復帰などを段階的に進める用意があると表明、米国による「安全の保証」も要
求した。タス通信が伝えた。
核放棄優先を迫る米をけん制、見返りとの「同時行動」を求める姿勢を鮮明にした。
日中はそれぞれ共同声明履行に向け、ロードマップ(行程表)づくりと、懸案別の
作業部会を設置することを提案。核放棄への手順や査察・検証措置の具体化を図る
道筋をつけるのが狙い。
全体会議終了後、午後には米朝などの2国間協議が行われた。
>>20-21 6カ国協議:北朝鮮、段階的核廃棄に応じる用意あると表明 毎日 11月09日 22:06
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/asia/news/20051110k0000m030130000c.html 【北京・西岡省二】9日始まった北朝鮮の核問題解決を目指す第5回6カ国協議
の全体会合で、日本首席代表の佐々江賢一郎外務省アジア大洋州局長は、9月の第
4回6カ国協議で発表した共同声明を履行するため、テーマ別の作業部会を設置す
ることを提案し、各国も設置自体には基本合意した。
また、韓国外交筋によると、北朝鮮首席代表の金桂冠(キムゲグァン)外務次官
は全体会合で、核兵器開発計画の凍結(モラトリアム)など段階的な核廃棄に応じ
る用意があると表明し、米国にも相応の措置を求めた。別の協議筋によると、金次
官は米国と北朝鮮の信頼の証しとして改めて軽水炉の提供を要求したという。「核
の完全廃棄」を前提とする米国との隔たりは縮まっていない。
日本代表団によると、佐々江局長は(1)核廃棄・検証(2)経済・エネルギー
支援(3)2国間関係と地域安保協力−−の3分野で今後の協議を進めることを求
めた。具体的には、「核廃棄」と「エネルギー支援」について、6カ国が参加する
作業部会を設置する。また、拉致やミサイル問題など日朝間の懸案を念頭に置いた
「2国間関係」では、当事国間で行程表(ロードマップ)を策定するよう提案した。
中国外務省の秦剛(しんごう)報道副局長は協議後の会見で「各国の意見交換で
作業部会は一つの適切な選択だという認識を得た」と基本合意に達したことを明ら
かにした。ただ「具体的方式については今後、協議を進めなければならない」と述
べ、なお調整が必要との認識を示した。
一方、金次官は核兵器開発凍結に加え、所有する核兵器の廃棄や新たな製造の放
棄に応じると表明。核拡散防止条約(NPT)と国際原子力機関(IAEA)の査
察体制への復帰の用意も表明した。同時に米国が段階的な核廃棄に同時並行で行う
義務として、(1)韓国に核兵器がないと確認する検証(2)米国が北朝鮮への核
攻撃を行わない保証−−などを要求した。 (つづく
>>22 つづき
米首席代表のヒル国務次官補は9日夜、北朝鮮の金次官と夕食を共にしたが、そ
の後、記者団に「北朝鮮は迅速に非核化をしなくてはならない」と述べ、北朝鮮の
提案に応じない考えを示した。
一方、日本の提案については「非常に意義ある提案だ」と評価。行程表の作成に
ついては「非常に困難である」と述べ、3日間では作成に至らないとの見方を示し
た。(最終更新時間 11月10日 1時39分)
6カ国協議:日本が2作業部会設置とロードマップ策定提案 毎日 11月09日 22:24
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20051110k0000m010138000c.html 【北京・高山祐】日本政府は9日の第5回6カ国協議の基調発言で、前回協議で
合意された共同声明を実施していくため、北朝鮮の「核廃棄・検証」と「経済・エ
ネルギー支援」の二つの作業部会の設置と、「2国間関係・地域の安全保障」の「
行程表」(ロードマップ)策定を提案した。
日本首席代表の佐々江賢一郎外務省アジア大洋州局長は9日朝、記者団に「積極
的な考え方を示して、会合をリードしていきたい」と意気込みを示したが、協議で
主導的役割を果たそうとの強い意欲の表れが基調演説にも表れた。そこには協議の
進展を日朝関係を進める「テコ」にしたいとの思いも込められている。
今回の日本提案は、「核廃棄」とその見返りとしての「経済・エネルギー支援」
の順序をめぐる米朝の対立で、協議が行き詰まるのを避けることに目的がある。核
と支援をいったん区分して「協議全体を壊さずに確実に進めたい」(政府筋)とい
う狙いだ。
政府は8日夜、北京市内の日本大使公邸に北朝鮮代表団を招いた夕食会を開催し
たが、ここでもこの提案を繰り返し説明した。ただ同案は、核廃棄と支援の順序を
めぐる対立の事実上の「先送り案」(政府筋)でもあり、本質的な解決に結びつく
かどうかは不透明だ。 (つづく
>>23 つづき
一方、日朝、米朝の2国間関係と北東アジアの安全保障について「当時国の協議
においてロードマップを策定する」と提案したのは、「2国間関係は他とは区分し
て、手順を当事者間で詰める」(政府筋)ことを狙ったものだ。
基調発言で佐々江氏は拉致問題について3、4両日に行った日朝政府間対話の内
容を簡単に説明しただけで「北朝鮮には、引き続き行われる日朝政府間協議で、懸
案の具体的進展を図るべく積極的な対応を期待する」と述べるにとどめた。拉致問
題は日朝2国間で集中的に議論していく立場を打ち出したものと言える。
6カ国協議:参加各国にそれぞれの思惑 米、中の戦略 毎日 11月09日 23:48
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/asia/news/20051110k0000m030151000c.html 9日、北京で始まった第5回6カ国協議は3日間の短期日程で大きな進展は難し
そうだが、参加各国にはそれぞれの思惑がある。米国、中国の戦略を探った。
◇態勢再構築迫られ
【北京・笠原敏彦】米国は「軽水炉提供」を核廃棄の前提と主張している北朝鮮
の真意を見極めた上で、交渉戦略を再検討しようとしている。10日の全体会合で
北朝鮮側が表明した段階的な核廃棄案も軽水炉提供を前提としており、代わり映え
しない提案と受け止めているとみられる。
米国務省高官は毎日新聞に対し、「核廃棄には核計画の公表がまず必要だ」と指
摘した上で、今後の交渉の焦点について▽北朝鮮による核計画の自主申告▽核関連
活動の停止▽核放棄と見返りの手順を示す「ロードマップ」(行程表)の作成−−
などを挙げ、個別の問題を協議する作業部会が少なくとも2〜3は必要になると語
った。 (つづく
>>24 さいご
しかし、今回協議では実質的な交渉に入る気配はない。米朝協議筋によると、米
国は今回、具体的な提案には力点を置かず、「共同声明採択後の現状の評価」(ヒ
ル米首席代表)などに主眼を置いて協議に臨み、帰国後に交渉戦略を再検討する模
様だ。
米国では強硬派を中心に北朝鮮による引き延ばし戦術を警戒する声が消えない。
議会筋は「声明に軽水炉の言葉が盛り込まれたことで『パンドラの箱』が開いてし
まった。北朝鮮は事あるごとに軽水炉問題を持ち出し、事態を混乱させるだろう」
と指摘する。
軽水炉を持ち出す北朝鮮の真意が単なる引き延ばしにあると判断した場合には共
同声明採択時に示した柔軟姿勢が変化することも予想される。
◇存在感誇示の好機
【北京・大谷麻由美】中国は協議を地域の平和と安定に貢献する外交姿勢をアピ
ールする場と考えている。実質的成果がなくても、12月にクアラルンプールで開
かれる第1回東アジアサミットなどをにらみ、存在感を示すことができる。
中国の胡錦涛国家主席は10月末の北朝鮮訪問以降、精力的な首脳外交を続けて
いる。訪朝を終えると、すぐにベトナムを訪問。今月8日からは欧州を歴訪してい
る。今後は韓国を訪問し、釜山で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)
首脳会議に出席。さらにブッシュ米大統領を北京で迎えるという集中的な外交日程
をこなす。
唐家セン国務委員(副首相級)は胡主席の一連の外遊を前に、毎日新聞などに「
中国は継続的に全方位外交を展開し、世界の平和と発展に新たな貢献をしていく」
と強調した。今回協議も、中国にとっては東アジアの不安定要因である北朝鮮の核
問題解決に向け、積極的努力を示し、アジアの発展に不可欠な存在であることを誇
示する機会だ。(最終更新時間 11月10日 1時10分)
>>22-25 外交威信かけ、議長役・中国が積極性アピール 読売 11月09日 23:56
ttp://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/kokusai/20051109/20051109i117-yol.html 【北京=竹腰雅彦】中国は、核廃棄プロセスの具体化を目指す「新段階」(武大
偉・外務次官)に入った6か国協議で、議長国としての新たな役割発揮に腐心して
いる。
10月末に訪朝を実現した胡錦濤国家主席は、今回の協議直後、北朝鮮を除く参
加国首脳が集まるアジア太平洋経済協力会議(APEC)出席、ブッシュ米大統領
の訪中を控えており、協議運営に外交威信がかかっているためだ。
初日の協議では、中国の実務姿勢と積極さが際立った。協議はお決まりの「儀式
」となっていた各国首席代表による握手を省略してスタート。議長の武次官は冒頭
、「共同声明はこれまでの協議に区切りをつけた」と強調した上で、議事の大枠決
定、作業部会や専門家グループでの検討、全体協議再開――という具体的な流れを
即座に提案した。
また、中国外務省は9日夜、中国がすでに9回の2国間会談を行ったと明らかに
した。
中国は、過去の協議では、決裂回避を優先する「行司役」に徹してきたが、米国
などからは北朝鮮に核廃棄を迫る「プレーヤー」としての一層の役割発揮も求めら
れている。中国は当面、協議の効率化や議長国としての関係国間の調整に力を注ぐ
ものとみられる。
しかし、核廃棄プロセスをめぐる今後の議論は難航が確実だ。第4回協議で採択
された「共同声明」は、協議を継続する当面の目標や動機付けになったほか、目に
見える形の「成果」となり得た。中国はこれまで以上に、協議の枠組み存続に神経
を使わざるを得ない。中国外務省の劉建超・副報道局長は8日の定例会見で、「必
ず何かを達成することが成果を上げたことになるとは考えない」と協議懐疑論をけ
ん制している。
>>26 北朝鮮、軽水炉前提に段階的核放棄=米は否定的−作業部会設置で合意−6カ国協議
時事通信 11月10日 1時1分 3時0分更新
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051110-00000002-jij-int 【北京9日時事】北朝鮮の核問題をめぐる第5回6カ国協議は初日の9日、全体会合
を開き、各国首席代表が9月の第4回協議で採択された共同声明をどう履行するかに
関して立場を表明した。北朝鮮の金桂冠外務次官はこの中で、核放棄プロセスを4
段階に分けて行う用意があると強調した。ただ、非核化に向けた前提条件として軽
水炉提供を強く要求するとともに、米国に対して攻撃しないとの安全の保証なども
求めた。ヒル米国務次官補は同日深夜、北朝鮮の段階的核放棄に「非核化を早期に
進める必要がある」と否定的見解を示した。
中国外務省の秦剛副報道局長は同日の記者会見で、中国の提案した専門家グルー
プまたは作業部会について「各国は適切な選択だとの基本的認識を得た」と述べ、
設置で基本的に合意したことを明らかにした。韓国の宋旻淳外交通商次官補も「作
業部会に反対している国はない」と語った。
6カ国協議、日韓「行程表作成を」 日経 11月10日 01:04
ttp://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20051110AT1C0900F09112005.html 【北京=加藤秀央、峯岸博】北朝鮮の核問題を巡る第5回6カ国協議は9日開幕、
前回協議で採択した共同声明の具体化に向け日韓が専門家会合の設置と、核放棄と
支援の道筋を定める行程表の作成を提案した。北朝鮮は米国による安全の保証など
を条件に段階的な核放棄に応じる用意があると表明、核先行放棄を求める米国をけ
ん制した。米朝は今協議初の個別会合を開いたが、核放棄の手順などで歩み寄りは
みられなかった。
約2カ月ぶりに6カ国の首席代表が一堂に会した第五回協議の初日は握手や記念撮
影がなく、全体会合は実務的な雰囲気に覆われた。 (つづく
>>27 つづき
冒頭、議長国の中国は今後の段取りについて、全体会合で大枠を決めた後、実務
レベルの専門家会合か作業部会に分けて具体策を検討、その結果を再び全体会合で
協議する方法を提示した。これに関連して日本の佐々江賢一郎外務省アジア大洋州
局長は、共同声明の内容を分野別に分け、「核放棄・検証」「経済・エネルギー支
援」は6カ国が参加する作業部会で、「二国間関係と地域安保」は当事国間でそれ
ぞれ行程表を策定する構想を表明。
軽水炉提供なら核放棄 北朝鮮、NPT復帰も 共同 11月10日 1時22分
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051110-00000003-kyodo-int 【北京9日共同】北朝鮮核問題をめぐる第5回6カ国協議は9日、北朝鮮首席代
表の金桂冠(キムゲグァン)外務次官が全体会議の基調演説で、9月の第4回協議
で合意した共同声明履行のため、軽水炉提供をすべての前提として、核兵器の放棄
と製造中止、核拡散防止条約(NPT)復帰などを段階的に進める用意があると表
明した。協議筋などが明らかにした。核放棄優先を迫る米をけん制、見返りとの「
同時行動」を求める姿勢を鮮明にした。
米は譲歩の姿勢を見せておらず、協議の難航は必至だ。
日中はそれぞれ共同声明履行に向け、ロードマップ(行程表)づくりと、懸案別
の作業部会を設置することを提案。中国外務省の秦剛副報道局長は9日、各国は作
業部会設置が「合理的選択」との認識で一致したと述べた。
>>27-28 「NPTに復帰する準備ある」と北朝鮮が表明 6者協議 朝日 11月10日 01:23
ttp://news.goo.ne.jp/news/asahi/kokusai/20051110/K2005110904180.html 北朝鮮の核問題をめぐる第5回6者協議で、北朝鮮代表の金桂寛(キム・ゲグァ
ン)外務次官は9日、段階的に核を放棄し、その後に核不拡散条約(NPT)など
に復帰する準備があると表明した。同時に、韓国を米国の「核の傘」から外し、在
韓米軍に対しても査察することなどを要求した。一方、日本や韓国は、前回の第4
回協議で採択した共同声明の実現に向けた道筋を示す「行程表」(ロードマップ)
づくりを提案。中国は、今後の道筋を記した「議長声明」をまとめる考えを示した。
核の早期放棄を求める日米などに対し、北朝鮮は自ら核放棄の順序を示した。た
だ、米国への要求はいずれも米側にとって受け入れがたい内容で、「協議の難航は
米国の責任だ」とアピールする狙いとみられる。米代表のヒル国務次官補は9日夜
、「北朝鮮の提案は緩慢なプロセスになっている。北朝鮮が最初にやらなければな
らないことは、核の放棄だ」と批判した。
協議関係筋や、インタファクス通信が北朝鮮外交筋などの話として伝えたところ
を総合すると、北朝鮮は(1)核兵器の凍結(2)今後の核兵器製造中止(3)N
PT復帰(4)国際原子力機関(IAEA)の査察受け入れ、を段階的に行う。そ
の代わりに、在韓米軍の査察など韓国内にも核兵器がないことを確認するよう要求
。米国の「核の傘」を韓国から取り除くことも求めた。
北朝鮮はこれまでにも在韓米軍の査察を要求したことがあったが、米国は「現実
離れした提案。検討の余地もない」(政府当局者)と否定してきた。ただ、9日の
協議で米側は北朝鮮の要求を即座に拒否はしなかったという。
さらに協議関係筋によれば、北朝鮮は全体会合や米国との二国間協議の場で、「
米朝の信頼の証し」だとして、核廃棄と引き換えに、改めて軽水炉型原発の提供を
米側に求めた。 (つづく
>>29 つづき
日本代表の佐々江賢一郎・外務省アジア大洋州局長は、9日の全体会合で「ロー
ドマップ作成への作業指針に合意することは可能だ」としたうえで、議論を(1)
核廃棄とその検証(2)経済・エネルギー支援(3)二国間関係と地域の安全保障
――の3分野に分けることを提案。核廃棄と経済支援については専門家らを交えた
作業部会を設け、二国間関係については当事国同士の協議の中で行程表をつくる、
との考え方を明らかにした。
韓国も同日の協議で同様の提案をし、ヒル代表も評価するなど、日米韓は行程表
づくりについて、基本的に同じ構想を持っている。中国も基本的に賛成する意向を
示している。
6カ国協議:北朝鮮の「凍結対補償」 対米不信感を反映か 毎日 11月10日 1:46
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/asia/news/20051110k0000m030173000c.html 【北京・西岡省二】9日に開幕した第5回6カ国協議で北朝鮮は核兵器開発計画
のモラトリアム(凍結)など段階的な核放棄に応じる用意を表明したが、北朝鮮が
過去の協議で持ち出してきた「凍結対補償」の主張と大きな違いはないとみられる
。従来と同様、軽水炉提供を前提とし、米側に「韓国からの核の傘の撤去」など「
安全の保証」につながる義務を同時並行で進めるように求めているからだ。
北朝鮮は03年8月の第1回協議で▽エネルギー・食糧支援と核計画放棄の意思
宣言▽米朝不可侵条約と核施設の凍結・査察−−など核開発の段階的放棄と見返り
措置を同時に進め、最終的に軽水炉提供と核施設の解体を実行に移すとの提案を行
ったことがある。
また、04年6月の第3回6カ国協議では「凍結対補償」として、寧辺(ニョン
ビョン)の5000キロワット黒鉛減速炉などの核兵器関連施設や、使用済み核燃
料棒8000本の再処理で生産したプルトニウムの凍結を提案。この時も核の平和
利用の権利を前面に押し出していた。 (つづく
>>30 さいご
北朝鮮がこうした「同時行動原則」を求める背景には対米不信から核放棄に相応
した見返りが得られるかに確信がもてないことが背景にある。北朝鮮としては、い
ったん従来の主張に沿った提案を示すことで各国の反応を見極め、年内にも再開が
予想される本格協議に備えたい考えのようだ。
「核放棄4段階で」 6カ国協議開幕 北朝鮮が新提案 西日本 11月10日 02:05
ttp://news.goo.ne.jp/news/nishinippon/kokusai/20051110/20051110_news_001-nnp.html 【北京9日傍示文昭】北朝鮮の核放棄をめぐる第五回六カ国協議が九日、北京の
釣魚台迎賓館で開幕。九月の第四回協議で合意した共同声明をどう履行するかにつ
いて、午前中の全体会議で各国首席代表が立場を表明し、北朝鮮は「段階的に核兵
器と核計画を放棄する用意がある」と新たな提案を行った。
第五回協議は午前十時(日本時間同十一時)すぎに開幕。開会式に続き、全体会
議が開かれ、各国首席代表がそれぞれの立場を表明した。
タス通信によると、北朝鮮首席代表の金桂冠(キムゲグアン)外務次官は、(1
)すべての核兵器計画の凍結宣言(2)今後の核兵器製造中止(3)査察を受け入
れながらの核兵器放棄(4)核拡散防止条約(NPT)や国際原子力機関(IAE
A)への復帰―の四段階に分けて核を放棄する用意があると表明。同時に、韓国へ
の核査察も行うよう要求した。
日本首席代表の佐々江賢一郎・外務省アジア大洋州局長は(1)核放棄・検証(
2)経済・エネルギー支援(3)二国間関係と地域安全保障協力―の三部門で今後
の協議を進めることを提案。行程表(ロードマップ)を策定し、作業部会を設置す
るよう求めた。中国、韓国も同様の提案を行ったという。
全体会議は約二時間で終了し、午後は断続的に米朝などが二国間協議を行って意
見を調整した。
協議二日目の十日は、午前九時から全体会議を開いて議論を再開する。
>>20-21>>22-25>>26>>27-28>>29-31 6カ国協議 北「段階的に核放棄」 米は「無条件」要求 産経 11月10日 02:58
ttp://news.goo.ne.jp/news/sankei/kokusai/20051110/m20051110002.html 【北京=笠原健、名村隆寛】北朝鮮の核問題をめぐる第五回六カ国協議は九日、
北京市内の釣魚台迎賓館で全体会議を開いた。このなかで北朝鮮は九月の第四回六
カ国協議で採択された共同声明の履行について、核兵器を凍結するとの宣言を行っ
た後、既存の核兵器を放棄する−などとした段階的な核放棄を行う用意があると表
明。見返りとして、韓国の非核化の検証と米国が対北攻撃を行わないとの保証と軽
水炉の建設などを求めた。これに対し、米国は無条件の核放棄を要求した。
複数の協議筋によると、北朝鮮首席代表の金桂寛外務次官は、既存の核兵器の放
棄に続いて、国際的な査察団を受け入れて、核兵器の製造を放棄。最後に核拡散防
止条約(NPT)に復帰するなどの考えを示した。一方、条件として、在韓米軍に
核兵器がないことを確認することや、米国が朝鮮半島周辺にも核兵器を持ち込まず
、「核の傘」を提供しないことを示したという。
これに対して、米国首席代表のヒル国務次官補は「北朝鮮に対して核兵器を放棄
し、朝鮮半島の非核化を実現するよう要求する」と述べ、北朝鮮がまず核放棄を行
うべきだとの考えを示した。 また、全体会議では議長を務める中国の武大偉外
務次官は共同声明で確認された事項を履行するため、核放棄などの課題ごとに作業
部会を設置するよう提案し、各国が基本的に合意した。
日本側首席代表の佐々江賢一郎・外務省アジア大洋州局長は行程表(ロードマッ
プ)の策定で合意を目指すべきだと主張。(1)核放棄・検証(2)経済・エネル
ギー支援−の二つの作業部会の設置と、日朝や米朝などの二国間関係や地域の安全
保障協力に関する行程表の策定を提示した。 (つづく
>>32 つづき
このあと、九日午後に米朝二国間協議が行われ、さらに同日夜には引き続き米朝
のワーキングディナーが行われた。
ヒル次官補は同日夜、記者団に「核放棄が明確にならなければ今のままでは同意
できない」と述べた。ただ、日本が提案した作業部会の設置については評価し、協
議を続ける考えを示した。
米朝は軽水炉提供問題のほか、高濃縮ウラン型核開発の存在についても見解が対
立しており、十日以降の協議は難航が予想される。
◇
【前回採択の共同声明(骨子)】
一、北朝鮮はすべての核兵器、核計画を放棄。核拡散防止条約(NPT)への復
帰などを約束
一、米国は北朝鮮に対し攻撃、侵略を行う意図がないことを確認
一、北朝鮮による核の平和利用の権利を尊重。適切な時期に北朝鮮への軽水炉提
供問題を議論
一、北朝鮮と日米は国交正常化のための措置を取る。日朝関係では日朝平壌宣言
に従って懸案事項を解決
一、五カ国は北朝鮮に対しエネルギー支援。韓国は北朝鮮へ電力供給
一、約束対約束、行動対行動の原則に従う
>>32-33 北朝鮮が「核の4段階放棄案」 読売 11月10日 03:00
ttp://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/kokusai/20051110/20051110it01-yol.html 【北京=穴井雄治、吉田健一】北朝鮮の核問題をめぐる第5回6か国協議は初日
の9日、北京の釣魚台国賓館で開かれた全体会合で、北朝鮮が核活動の凍結、既存
の核兵器廃棄など4段階に分けて核放棄を実施するとの新提案を行った。
関係筋が明らかにした。
これに対し米国首席代表のクリストファー・ヒル国務次官補は同夜、記者団に対
し、「(9月の第4回協議で採択された)共同声明にはないものがある」と否定的
見解を示した。米国は核の凍結ではなく、廃棄をただちに行うよう要求しており、
凍結は受け入れられないとの立場を示したものと見られる。
全体会合では、議長国・中国に続いて日韓両国が、共同声明の履行に向け、作業
部会を設置して手順を詰めることを提案、設置が事実上決まったが、核放棄をめぐ
る論議が難航するのは必至の情勢だ。
同筋によると、北朝鮮首席代表の金桂寛(キム・ケグアン)外務次官が基調演説
で明らかにした新提案は、核放棄の手順を〈1〉核活動の凍結〈2〉既存の核兵器
の廃棄〈3〉検証に基づく核兵器生産の放棄〈4〉核拡散防止条約(NPT)と国
際原子力機関(IAEA)保障措置(核査察)への復帰――の4段階に分けて実施
するというもの。
同時に、米国に対し▽北朝鮮に対する不可侵▽韓国に核兵器が存在しないことの
検証▽韓国への「核の傘」提供中止▽朝鮮半島における核兵器通過禁止と核活動停
止――を求めている。
金次官はまた、核放棄に関する措置を取る前提条件として強硬に主張してきた軽
水炉提供を改めて要求。さらに、タス通信によれば、ブッシュ米大統領が金正日(
キムジヨンイル)総書記を「暴君」と呼んだことに対し、「相互信頼醸成に寄与し
ない」と非難した。 (つづく
>>34 つづき
日本の首席代表を務める佐々江賢一郎・外務省アジア大洋州局長は〈1〉核廃棄
・検証〈2〉経済・エネルギー支援問題〈3〉2国間関係と地域安全保障協力――
の3分野に分け、〈1〉〈2〉は作業部会で、〈3〉は当事国間でそれぞれロード
マップ(行程表)を策定するよう提案した。
作業部会設置をめぐっては、中国首席代表の武大偉外務次官が「協議を段階に分
けて行い、各国首席代表が大きな枠組み案を定めた後、作業グループまたは専門家
グループで具体的な細則を定め、再び首席代表に戻して話し合う」と提案したほか
、韓国の宋旻淳(ソンミンスン)外交通商次官補も日本案とほぼ同じ3分野に分け
て討議することを提案した。
10日は午前9時半(日本時間同10時半)から全体会合を開く予定。
北の段階的核放棄案に否定的見解=原子炉稼働継続を非難−米次官補・6カ国協議
時事通信 11月10日 3時0分
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051110-00000007-jij-int 【北京9日時事】ヒル米国務次官補(東アジア・太平洋担当)は9日深夜、北京市
内のホテルで記者団に対し、北朝鮮が同日始まった6カ国協議で示した段階的核放
棄案について、「われわれは非核化を早期に進める必要がある」と述べ、否定的な
見解を示した。同次官補の発言は、北朝鮮に対し即時に全面的な核放棄を行うよう
求めたものだ。
同次官補はまた、北朝鮮が寧辺の黒鉛減速炉の稼働を継続し、「問題を悪化させ
ている」と非難した。
>>34-35 6カ国協議 作業部会必要性で合意 東京朝刊 11月10日
ttp://www.tokyo-np.co.jp/00/kok/20051110/mng_____kok_____003.shtml 【北京=白石徹、中村清】北朝鮮の核問題を話し合う第五回六カ国協議が九日、
北京の釣魚台迎賓館で開かれ、議長を務める中国の武大偉・外務次官が、前回協議
で採択した共同声明を具体的に実行するため、作業部会や専門家グループの設置を
提案し、各国ともその必要性で合意した。同日午後には米朝の二国間協議を実施し
、さらに同夜にも米朝の首席代表が食事会を開催。北朝鮮の核放棄の手順や軽水炉
提供問題などをめぐって突っ込んだやりとりをした。
中国外務省の秦剛・副報道局長は九日、記者会見し、「各国とも専門家グループ
または作業部会の設置が適切な選択であるとの認識がある」と述べ、六カ国がほぼ
合意したことを明らかにした。ただ、作業部会などをどう構成し、どう運営するか
についてはさらに協議が必要という。
九日午前に開かれた全体会合では、各国が共同声明履行に向けた基本的な姿勢を
表明。中国側の提案を受け、佐々江賢一郎アジア大洋州局長も▽核放棄と検証▽経
済・エネルギー支援の二分野について作業部会を設置し、二国間関係などについて
は別に議論するよう提案した。米首席代表のヒル国務次官補は日本の提案について
「非常に興味深く、役立つと思う」と高く評価した。
タス通信などによると、北朝鮮の金桂冠(キム・ゲグァン)外務次官は全体会合
の席で(1)核開発の凍結を宣言して核兵器を廃棄(2)国際機関による査察を受
け入れる(3)核拡散防止条約(NPT)へ復帰し国際原子力機関(IAEA)の
査察を受け入れる−などと表明し、軽水炉の提供を前提としながらも、段階的な核
放棄を主張。
それと同時に韓国に核兵器がないと確認する査察の実施、米国による朝鮮半島周
辺への核持ち込み放棄などを求めたが、ヒル次官補は「まず(北朝鮮の)非核化が
必要であり、同意することはできない」と述べ、米国の基本姿勢に変化がないこと
を強調した。
>>36 核心 思惑絡み先行き不透明 第5回6カ国協議 東京朝刊 11月10日
ttp://www.tokyo-np.co.jp/00/kakushin/20051110/mng_____kakushin000.shtml 北朝鮮の核問題をめぐる第五回六カ国協議は九日、前回採択した共同声明の具体
化に向けた論議を開始した。議長国中国は原則論の対立を避けるため、専門家によ
る作業部会の設置を提案。北朝鮮も核放棄の手順で新たな提案をしたと伝えられる
など、各国間の駆け引きが続いている。三日間と短い協議の先行きはまだ見えてこ
ない。 (北京・五味洋治、岩田仲弘)
「共同声明で協議は一区切りがついた。さらに新しい段階に入ろうとしている。
成果は簡単ではないが、積極的に討論に参加してほしい」。釣魚台迎賓館での開会
式で、議長国中国の武大偉外務次官は、抑えたトーンでゆっくりと切り出した。
武次官のあいさつ後、そのまま全体会合へ。各国首席代表が手を合わせる恒例の
写真撮影は省略され、中国側が作業部会の設置を提案した。対立点に深入りせず、
まず議論の進め方を決めようとする中国側の工夫だ。
六カ国協議の初めての成果となった共同声明は、朝鮮半島の非核化実現をうたい
(1)北朝鮮の核放棄検証(2)北朝鮮と日本、米国との国交正常化(3)エネル
ギー、経済支援(4)地域の安全保障−の四分野にわたる。ただ、合意を優先した
ため、対立を引き起こす“地雷”が文章のあちこちに隠れている。
その筆頭が、北朝鮮の核放棄の代償である軽水炉型原子力発電所の提供問題。共
同声明は「適当な時期に論議する」とあいまいな表現にとどまったため、米国は北
朝鮮の核放棄が先決とし、北朝鮮は米国から軽水炉の提供を受けた後、核放棄を行
うと、主張は真っ向からぶつかっている。
この半面、各国が今回注目しているのは北朝鮮の柔軟な姿勢だ。金正日(キム・
ジョンイル)総書記自ら「期日通りの協議参加」を表明し、その通りに協議が始ま
った。 (つづく
>>37 つづき
八日夜には、日本と北朝鮮の首席代表級会合が早々と実現。二時間半にわたる会
合で金桂冠(キム・ゲグァン)外務次官は、拉致事件の解決による日朝関係の進展
と、核放棄に向けた六カ国協議プロセスの進展を「車の両輪」とする日本の考え方
に、一定の理解を示している。日朝は前回六カ国協議でも五日連続で会談し、今月
三、四日に約一年ぶりの政府間協議を実現させただけに、日本側にもそれなりの「
成算」がある。
日本の首席代表、佐々江賢一郎・外務省アジア大洋州局長は九日の協議開始前、
「合意を着実に実施していくために何が必要かについて積極的な考え方を示し、会
合をリードしていきたい」と発言。いつにない自信をのぞかせながら、全体会合で
は早速、核放棄・検証などに関する作業部会の設置など、具体的な提案をした。韓
国も作業部会設置に共感を示した。
一方、タス通信によれば、北朝鮮は全体会合で、韓国への核査察などを条件とし
て、核放棄を段階的に進める提案を行った。作業部会が発足し、細部の議論が進め
られることに懸念を抱いた北朝鮮が、“くせ球”を投げてきた可能性もある。
今回協議の会期は、アジア太平洋経済協力会議(APEC)が今月中旬に控えて
いるため、三日間で終わる見通し。中国側は「(今回は)プロセスの始まりで、成
果を期待するのは早い」(武次官)としているが、残り二日で各国の意見をまとめ
るのは容易ではなさそうだ。
>>37-38 中国、「議長声明」で調整=米が北に原子炉停止を要求−6カ国協議
時事通信 11月10日 7時1分 13時1分更新
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051110-00000016-jij-int 【北京10日時事】北朝鮮の核問題をめぐる第5回6カ国協議は10日、2日目を迎え
、議長国・中国は会期が11日までとされていることから、第4回協議で採択された
共同声明の履行に向け、今後の方向性を示す議長声明に関する調整を急ぐ方針を固
めた。各国は10日午前、全体会合を開催したが、同会合後には2国間協議を行い、
作業部会の枠組みを具体化するため詰めの協議に入る。
ヒル米国務次官補(東アジア・太平洋担当)はこの日、記者団に対し、北朝鮮は
寧辺にある5000キロワットの実験用黒鉛減速炉の稼働を直ちに停止すべきだと述べ
た。一方、北朝鮮の金桂冠外務次官は9日、軽水炉提供を前提条件として、核計画
の凍結、核兵器の放棄、核拡散防止条約(NPT)復帰などを段階的に進める用意が
あると提案し、双方の溝は依然として埋まっていない。
作業部会めぐり協議 6カ国協議2日目 共同 11月10日 07:47
ttp://news.goo.ne.jp/news/kyodo/kokusai/20051110/20051110a3880.html 【北京10日共同】北京で開かれている第5回6カ国協議は2日目の10日午前
、全体会議を開き、9日に各国が「合理的選択」との認識で一致した懸案別の作業
部会設置を中心に協議を続ける。
しかし、北朝鮮は9日の協議で、軽水炉提供をすべての前提とした段階的な核放棄
を主張している。第4回協議の共同声明でも米朝間の争点としてくすぶっている軽
水炉提供について、対応をめぐる攻防が米朝を中心に展開されることも予想される。
9日の協議では、日本など複数の国が作業部会で取り上げる議題や方向性を提示し
たが、具体論まで踏み込んでいない国もあり、10日の協議で提示する可能性があ
る。
>>39 6カ国協議、専門家会合設置・行程表で合意探る 日経 11月10日 11:01
ttp://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20051110AT1E1000410112005.html 【北京=河合圭】北朝鮮の核開発問題を巡る第5回6カ国協議は10日午前、全体会
合を開き、2日目の討議に入った。前回協議で採択した共同声明履行のため、初日
の会合で日韓などが提案した専門家会合の設置や、核放棄や対北朝鮮支援の段取り
を定める行程表の作成に向けて参加国が合意を探る。
米首席代表のヒル国務次官補は同日朝、記者団に「今回は道筋を描くことに費や
すことが必要だ。よい道筋を描いて数週間後に再開できるようにしたい」と述べた
。北朝鮮・寧辺の実験用黒鉛減速炉が9月の共同声明採択後も稼働していると指摘
。「兵器級プルトニウムができるような再処理可能な物質の製造を止めるのは今だ
」と述べ、直ちに核施設の運転を停止するよう要求した。
全体会合の後、米韓など各国が2国間協議を断続的に開き意見を調整する。議長
国・中国が参加国の意見を集約し、共同声明実施に関する新たな案を提示する可能
性もある。
6カ国協議、専門家会合設置・行程表で合意探る 日経 11月10日 11:38
ttp://www.nikkei.co.jp/news/main/im20051110AS1E1000410112005.html (ry:上と同文
全体会合の後、米韓など各国が2国間協議を断続的に開き意見を調整する。議長
国・中国が参加国の意見を集約し、共同声明実施に関する新たな案を提示する可能
性もある。
日韓などは9日、核放棄・検証や経済・エネルギー支援などテーマ別の専門家会
合(作業部会)設置と、核放棄の行程表作成を提案した。中国は6カ国による専門
家会合で具体策を検討し、全体会合で決定する段取りを示した。10日の会合では、
各国がそれぞれの立場を表明し、調整を進めるとみられる。
日本首席代表の佐々江賢一郎外務省アジア大洋州局長は同日朝、記者団に「昨日
の会合で各国が立場を表明したことを踏まえ、今日はその各論について議論するこ
とになると思う」と語った。
>>40 作業部会めぐり議論 6カ国協議2日目 共同 11月10日 11:06
ttp://news.goo.ne.jp/news/kyodo/kokusai/20051110/20051110a3960.html 【北京10日共同】北京で開かれている第5回6カ国協議は2日目の10日午前
、全体会議を開き、9日に各国が「合理的選択」との認識で一致した懸案別の作業
部会設置を中心に協議を続けた。
日本首席代表の佐々江賢一郎外務省アジア大洋州局長は10日朝、記者団に対し、
作業部会設置の見通しについて「今日まで議論してみて、どの程度意見が収束して
いくかによる」と述べた。
北朝鮮が9日の協議で、軽水炉提供を前提にした段階的核放棄を主張したことに関
し「核廃棄に向け再度、その意思を確認したことは結構なことだ」とする一方、前
提条件を付けるなど「障害物を置くことは好ましくない」とした。
6カ国協議:2日目開始 作業部会などで各国が意見表明 毎日 11月10日 11:09
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/asia/news/20051110k0000e030033000c.html 【北京・高山祐】北朝鮮の核問題解決を目指す第5回6カ国協議は2日目の10
日午前、全体会合を開いた。9月の第4回協議で採択した共同声明履行のため、各
国が設置自体に基本合意した作業部会での議題などについて、韓国などから意見の
表明があった模様だ。
米首席代表のヒル国務次官補は10日朝、記者団に北朝鮮が共同声明採択後も寧
辺(ニョンビョン)の実験用黒鉛減速炉を稼働し続けていると指摘、「稼働を止め
れば、北朝鮮が核計画を自主申告することに期待でき、危険な物質を取り除く作業
に着手できる」と述べ、原子炉を直ちに停止するよう求めた。
北朝鮮首席代表の金桂冠(キムゲグァン)外務次官は9日、軽水炉提供をすべて
の前提として核兵器開発計画のモラトリアム(凍結)など段階的な核廃棄に応じる
用意があると表明し、米国にも相応の措置を要求していた。(つづく
>>41 つづき
また、日本首席代表の佐々江賢一郎外務省アジア大洋州局長は「問題は(北朝鮮
が核廃棄を)素早く実施することだ。そのために(前提条件をつけるなど)『障害
物』を置くことは好ましくない」と語った。日本代表団筋は9日夜、北朝鮮の提案
を「原則論を述べたに過ぎない」と評価しない考えを示した。
議長国・中国は11日に、今後の道筋を記した「議長声明」をまとめたい考えだ
。10日は全体会合のほか、各国が個別の2国間協議を続け、作業部会の枠組みを
具体化するための話し合いに入っているとみられる。(11月10日 12時43分更新)
「北」案に米、核施設の即時停止要求…6か国協議 読売 11月10日 11:35
ttp://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/kokusai/20051110/20051110i203-yol.html 【北京=穴井雄治、末続哲也】北朝鮮の核問題をめぐる第5回6か国協議は10
日午前9時40分(日本時間同日午前10時40分)過ぎから、北京の釣魚台国賓
館で2日目の全体会合が開かれた。
9月の第4回協議で採択された共同声明の履行に向けて、議長国・中国や日本が
前日提案した、分野別に作業部会を設置して具体的な手順を詰める案などについて
意見を交わした。また、北朝鮮が明らかにした、核凍結など4段階の核放棄提案に
ついても論議したと見られる。
米国首席代表のクリストファー・ヒル国務次官補は10日朝、宿舎のホテルで記
者団に対し、「履行計画を定める努力を続ける。日本は良い案を出している」と述
べ、「核廃棄・検証」と「経済・エネルギー支援」については作業部会で、「2国
間関係と地域安全保障協力」については当事国間でそれぞれロードマップ(行程表
)を策定するとの日本の提案を評価した。 (つづく
>>42 つづき
一方、北朝鮮の段階的核放棄案に関連してヒル次官補は、「共同声明採択後も北
朝鮮・寧辺の核施設は稼働し、プルトニウムの原料を生産し続けている」と指摘。
その上で、「使用済み燃料の再処理と原子炉の稼働を停止するのは今だ。そして(
廃棄対象となる)核計画について申告することを期待している」と述べ、北朝鮮に
対して凍結による時間稼ぎは受け入れられないとの立場を示した。また、5000
キロ・ワットの実験用黒鉛減速炉の即時稼働停止など核廃棄に向けた措置を直ちに
取るよう要求した。
日本首席代表の佐々江賢一郎・外務省アジア大洋州局長も同日朝、記者団に、「
北朝鮮が核廃棄に向けた意向を確認したことは結構なことだが、問題はそれを素早
く実施することだ」と指摘。韓国首席代表の宋旻淳(ソンミンスン)外交通商省次
官補も、「核施設の稼働継続は適切な方法で中断されるべきであり、廃棄に至る過
程をどうすれば加速化できるかについて話すべきだ」と述べた。
日本代表 北朝鮮提案をけん制 NHK 11/10 11:52
http://www3.nhk.or.jp/news/2005/11/10/d20051110000088.html 北朝鮮の核開発問題をめぐる6か国協議で、北朝鮮が段階的な核の放棄を提案した
ことについて、日本代表の外務省の佐々江アジア大洋州局長は、10日朝、記者団
に対し「今の問題は、北朝鮮がそれをすばやく実施することだ」と述べ、北朝鮮側
の対応をけん制しました。
6か国協議は9日、全体会合が開かれ、北朝鮮は、まず核兵器を凍結するという宣
言を行い、そのあとに、既存の核兵器の放棄や、NPT・核拡散防止条約に復帰す
るなど、段階的な核の放棄に向けた提案を行いました。これについて、日本代表を
つとめる外務省の佐々江アジア大洋州局長は10日朝、記者団に対し、「北朝鮮が
核の放棄に向けて再度、その意向を確認したことは結構なことだが、今の問題は、
(つづく
>>43 さいご
それをすばやく実施することだ」と述べ、北朝鮮側の対応をけん制しました。その
うえで、佐々江局長は、北朝鮮が計画を実行に移すにあたって、アメリカが、韓国
に核兵器がないことを確認することや、朝鮮半島周辺にも核を持ち込まないことな
どを条件としていることについて、「核の放棄を実現するために、障害物を置くこ
とは好ましいことではない。きょう(10日)その点について、じっくり議論した
い」と述べました。
6か国 作業部会設置など協議 NHK 11/10 12:35
ttp://www3.nhk.or.jp/news/2005/11/10/d20051110000091.html 北朝鮮の核開発問題をめぐる6か国協議は、2日目の10日、中国や日本などが提
案している作業部会の設置などについて、意見が交わされています。北朝鮮は、段
階的に核を放棄するとしたみずからの提案の正当性を主張するものとみられ、米朝
の激しいやりとりも予想されます。
北京で開かれている6か国協議は、日本時間の10日午前10時半すぎから各国が
集まって話し合いが再開され、午後には、各国の間で2国間の話し合いが断続的に
行われる見通しです。9日の協議では、9月に行われた前回の協議で、北朝鮮が核
を放棄することを確約した共同声明を、どのように履行していくか、各国がそれぞ
れの基本的な考え方を示し、議長国の中国に加え、日本、韓国が、北朝鮮の核の放
棄に向けた具体策を話し合うための作業部会の設置を提案しました。これを受け、
10日は、作業部会を設置する場合、どのような形でつくるかなどについて、意見
を交わすものとみられます。協議に先立ち、アメリカ代表のヒル国務次官補は、1
0日朝、記者団に対し、北朝鮮国内の核関連施設で核兵器製造に使われるプルトニ
ウムの生産が続いていると指摘し、まず、これを即時停止し、核開発計画の全容を
申告するよう求めました。アメリカは、10日の協議の中でもこうした立場を主張
していくものとみられます。一方、北朝鮮は、9日示した、段階的に核を放棄する
としたみずからの提案の正当性を主張するものとみられ、米朝の激しいやりとりも
予想されます。
>>41-44 北朝鮮は原子炉即時停止を=プルトニウム増産と批判−米次官補
時事通信 11月10日 13時1分
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051110-00000067-jij-int 【北京10日時事】6カ国協議の米首席代表、ヒル国務次官補(東アジア・太平洋
担当)は10日午前、北京市内のホテルで記者団に対し、北朝鮮は寧辺にある5000キ
ロワットの実験用黒鉛減速炉の稼働を直ちに停止すべきだと述べた。
ヒル次官補は、「朝鮮半島非核化」に向けた共同声明で北朝鮮の核兵器・計画の
完全放棄が明記されたにもかかわらず、北朝鮮は原子炉の稼働を継続し、核兵器の
原料となるプルトニウムを増産していると批判。「(使用済み核燃料棒の)再処理
と原子炉の稼働を直ちに停止すべき時だ」と強調した。
6者協議2日目 議長声明へ各国が調整 朝日 11月10日 13:04
ttp://news.goo.ne.jp/news/asahi/kokusai/20051110/K2005111001550.html 北朝鮮の核問題をめぐる6者協議は10日、全体会合を開いた。前日に日本など
が提案した核廃棄の「行程表」(ロードマップ)づくりや、専門家らによる作業部
会の設置について、各国間で調整が進む見通しだ。
北朝鮮は9日、段階的な核放棄の後に核不拡散条約(NPT)などに復帰する意
思を示すと同時に、在韓米軍への査察なども求める提案をした。これを受け、日本
代表の佐々江賢一郎・外務省アジア大洋州局長は10日朝、「北朝鮮が核の廃棄に
向けて再度、その意向を確認したことは結構なことだ。問題はそれを素早く実施す
ることで、障害物を置くのは好ましくない」と記者団に述べた。
韓国代表の宋旻淳(ソン・ミンスン)・外交通商次官補も記者団に「(北朝鮮が
主張する)段階的な進め方は必要だろうが、その段階の時期をどう調整するのか、
これから話し合わないといけない」と語った。
また、米国代表のヒル国務次官補は同日朝、記者団に、北朝鮮が寧辺にある黒鉛
減速炉の稼働をすぐに停止するよう求める考えを示した。
>>45 核施設の即時停止要求 北朝鮮提案で米代表 共同 11月10日 13:23
ttp://news.goo.ne.jp/news/kyodo/kokusai/20051110/20051110a3040.html 【北京10日共同】北京で開かれている第5回6カ国協議で、米首席代表のヒル
国務次官補は10日の協議前、北朝鮮の「寧辺の核施設は(9月の共同声明採択後
も)稼働しており、今すぐに停止すべきだ。信頼は行動で築かれる」と述べ、核施
設の即時停止を求めた。9日の協議で軽水炉提供を前提に段階的核放棄を行う用意
があるとした北朝鮮の提案を明確に拒否、核放棄優先を迫る米の立場をあらためて
強調したとみられる。
北京の宿舎ホテルで記者団に語った。
次官補はまた協議2日目となる10日も、共同声明履行に向けたロードマップ(行
程表)策定への見極め作業を続けると言及。懸案別の作業部会設置の時期など今後
の方向性に一定のめどを付けたいとの考えも示唆した。
>>32-33>>34-35>>36>>37-38>>39>>40>>41-44>>45>>46 作業部会の設置で詰め 6カ国協議 産経 11月10日 15:07
ttp://news.goo.ne.jp/news/sankei/kokusai/20051110/e20051110002.html 【北京=笠原健、福島香織】北朝鮮の核問題をめぐる第五回六カ国協議は十日午
前、前日に引き続き北京市内の釣魚台迎賓館で全体会議が開かれた。議長国の中国
は、会期を十一日までとしていることから、第四回六カ国協議で採択した共同声明
の履行に向けて、今後の方向性を示す議長声明に関する調整を急ぐ。十日は全体会
議に続いて、二国間協議を開き、日本や中国が九日に提案した作業部会設置に関す
る作業を詰める。
米国首席代表のヒル国務次官補は十日朝、北朝鮮が寧辺にある五千キロワットの
実用黒鉛減速炉を稼働させていることについて、「寧辺の核施設は(先月の共同声
明採択後も)稼働しており、今すぐに停止すべきだ。信頼は行動で築かれる」と北
朝鮮を批判。核兵器と既存の核計画を申告し、具体的な廃棄措置を進めるべきだと
の考えを示した。
北朝鮮側は九日、韓国に核兵器がないことを確認する査察などを条件に、段階的
な核放棄に応じるとの考えを表明した。
ヒル国務次官補は核放棄が先行すべきだとの考えを強調。日本首席代表の佐々江
賢一郎・外務省アジア大洋州局長も十日朝、「北朝鮮が核放棄に向けた意向を確認
したのは結構だが、いろいろな障害物を設けるのは好ましくない」と述べ、米国と
歩調を合わせた。
>>47 米「核施設即時停止を」 6カ国協議 北朝鮮に要求へ 西日本 11月10日 15:22
ttp://news.goo.ne.jp/news/nishinippon/kokusai/20051110/20051110_evn_002-nnp.html 【北京10日傍示文昭】北朝鮮の核放棄をめぐる第五回六カ国協議は二日目の十
日午前、北京の釣魚台迎賓館で全体会議を開いた。米国首席代表のヒル国務次官補
は協議前、「(北朝鮮の)寧辺の核施設は(九月の共同声明採択後も)稼働してお
り、今すぐ停止すべきだ」と述べ、北朝鮮に核施設の即時停止を求めていく考えを
示した。北京の宿泊先のホテルで記者団に語った。
ヒル次官補はまた、「信頼は行動で築かれる」とも強調。九日の全体会議で、軽
水炉提供を前提に「段階的に核放棄を行う用意がある」と表明した北朝鮮に対し、
核放棄優先を迫る米国の姿勢をあらためて鮮明にした。
一方、日本首席代表の佐々江賢一郎・外務省アジア大洋州局長は十日朝、記者団
に「九日に各国が立場を表明したことを踏まえ、きょうは各論についての議論が行
われると思う」と語り、各国が「合理的選択」との方向性で一致した作業部会設置
などを中心に議論が進むとの見通しを示した。
ただ、作業部会設置の見通しについては「きょう議論してみて、どの程度意見が
収束していくかによる」と述べた。
九日の全体会議で日本は、九月の第四回協議で合意した共同声明を履行するため
、(1)核放棄・検証(2)経済・エネルギー支援(3)二国間関係と地域安全保
障協力―の三部門に分けて今後の論議を進めることを提案。作業部会設置とロード
マップ策定に向け、今回の協議で「作業指針」の作成を求めた。中国、韓国も作業
部会設置を提案した。
>>48 北朝鮮の核段階放棄案を非難=「建設的でない」と日本−6カ国協議
時事通信 11月10日 17時0分
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051110-00000107-jij-int 【北京10日時事】第5回6カ国協議は10日、全体会議を開き、各国首席代表が第4
回協議で採択された共同声明履行の具体的方法に関する見解を表明した。日本の首
席代表を務める佐々江賢一郎外務省アジア大洋州局長は、北朝鮮が9日、核放棄を
段階的に進める用意があると表明したことについて、「建設的でない」と非難した。
佐々江局長は「幾つもの段階に分けることは建設的でない。これでは交渉の収拾
がつかず、計画の合意や実施が不可能になる」と主張した。
軽水炉前提は建設的でない 日本が北朝鮮を批判 共同 11月10日 17時41分
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051110-00000149-kyodo-pol 【北京10日共同】北朝鮮の核問題をめぐる第5回6カ国協議2日目の10日、
日本首席代表の佐々江賢一郎外務省アジア大洋州局長は全体会議で、北朝鮮が9日
に軽水炉提供をすべての前提とする段階的核放棄の用意を表明したことについて「
共同声明合意の過程で一定の決着をした内容について、再度要求として蒸し返して
いることは建設的とは言えない」と強く批判した。
北朝鮮が言及した核兵器の放棄、製造中止、核拡散防止条約(NPT)復帰−な
どの段階的放棄についても「これでは交渉の収拾はつかず、実施計画の合意および
実施は不可能」と受け入れ難いとの立場を表明した。
>>49 北朝鮮は原子炉閉鎖で核放棄の決意示せ=6カ国協議の米代表 [AFP=時事] 11/10 17:47
ttp://news.goo.ne.jp/news/jiji/kokusai/20051110/051110042918.vqtwfzjl.html 【北京10日】北朝鮮の核兵器開発問題をめぐる北京6カ国協議のヒル米首席代表
は10日の協議開始前に記者団に対し、北朝鮮は兵器級プルトニウムの生産が可能
な寧辺の原子炉を直ちに閉鎖すべきだと主張した。ヒル代表は北朝鮮が今、(核燃
料棒の)再処理を停止し、原子炉を止めることによって、自ら核兵器放棄の決意を
示すよう呼び掛けた。(1枚目の写真は6カ国協議に出席している各国代表。左か
ら宋韓国次官補、ヒル米代表、武中国次官、佐々江局長)
ヒル代表は、北朝鮮は原子炉を停止したあと、どんな核計画に従事していたかを申
告するよう期待すると述べた。ヒル氏は9日、北朝鮮の金桂冠外務次官と夕食をと
もにしながら一対一で話し合っている。
ヒル氏はまた、9月の核放棄合意のあと交渉がはかばかしく前進していないことに
不満を表明、段階的に核廃棄を進めるとの北朝鮮の提案は十分でないと述べるとと
もに、北朝鮮は交渉遅延戦術に出ていると批判した。
作業部会の方向性論議 米朝対立解けず難航 共同 11月10日 18:16
ttp://news.goo.ne.jp/news/kyodo/kokusai/20051110/20051110a3080.html 【北京10日共同】北朝鮮核問題をめぐる第5回6カ国協議は2日目の10日、
午前の全体会議に続き、午後は2国間協議をそれぞれ行い、第4回協議の共同声明
履行のためのロードマップ(行程表)や作業部会の方向性について意見交換を続けた。
協議筋によると、早期に核放棄のプロセスを開始させたい米国と、軽水炉提供を条
件にした段階的な核放棄を主張する北朝鮮との対立は解けず、難航している。
議長国中国は、今回の協議を11日でいったん休会することを想定し、協議内容を
整理した議長声明の取りまとめを進めているもようだ。(つづく
>>50 つづき
日本代表団によると、全体会議では、中国の武大偉外務次官のあいさつに続き、日
本、北朝鮮、米国、ロシア、韓国の順で共同声明履行に臨む立場などを表明した。
日本首席代表の佐々江賢一郎外務省アジア大洋州局長は、北朝鮮が9日の基調演説
で、軽水炉提供や韓国からの「米国の核の傘」撤去を求めたことは「共同声明合意
の過程で既に議論されており、建設的とは言えない」と批判。
「軽水炉前提」建設的と言えず 日本、強く批判 産経(共同) 11/10 19:17
ttp://www.sankei.co.jp/news/051110/sei082.htm ≪6カ国協議≫
北朝鮮の核問題をめぐる第5回6カ国協議2日目の10日、日本首席代表の佐々
江賢一郎外務省アジア大洋州局長は全体会議で、北朝鮮が9日に軽水炉提供をすべ
ての前提とする段階的核放棄の用意を表明したことについて「共同声明合意の過程
で一定の決着をした内容について、再度要求として蒸し返していることは建設的と
は言えない」と強く批判した。
北朝鮮が言及した核兵器の放棄、製造中止、核拡散防止条約(NPT)復帰―な
どの段階的放棄についても「これでは交渉の収拾はつかず、実施計画の合意および
実施は不可能」と受け入れ難いとの立場を表明した。
さらに北朝鮮に対し、核放棄して核拡散防止条約(NPT)復帰に至る経過に関
し「6―9カ月といった具体的な形」での期限設定を要求。同時に「時間稼ぎをし
ているとの疑念を払拭(ふっしょく)すべきだ」と強調した。
この日の全体会議は約2時間開かれ、日本、北朝鮮、米国、ロシア、韓国の順で
、各国が共同声明履行の具体的方法について意見表明した。
>>50-51 6カ国協議:作業部会の設置で意見集約が難航 毎日 11月10日 19:31
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/asia/news/20051111k0000m030064000c.html 【北京・堀信一郎】第5回6カ国協議は10日、各国が基本合意した作業部会の
設置について話し合ったが、実際にテーマ別にどのような部会を設置するかで認識
の違いがあり、意見集約が難航した。さらに北朝鮮が9月の共同声明で決着したこ
とを「蒸し返している」(日本代表団)ため、具体的な議論が進まない状況で、作
業部会の実現までには曲折がありそうだ。
今回の協議は11日までの3日間とされているため、9月の第4回6カ国協議で
発表した共同声明をいかに履行するかについて参加各国が集中的に意見交換を進め
ている。
その中で日本は「核廃棄」と「エネルギー支援」という二つのテーマについて作
業部会の設置を提案。韓国も「核廃棄」と「エネルギー支援」に加えて「関連国間
の国交正常化」という三つの枠組みを提示し「その枠組みの中で具体的な措置を検
討しよう」(韓国協議筋)と提案した。議長国・中国も基本的に賛成の立場で、専
門家、実務者の参加を求めた。
だが、難航するとみられるのはエネルギー支援の作業部会の設置だ。韓国は北朝
鮮への電力供給計画をすでに表明し、北朝鮮支援に積極的だが、米国は核の完全廃
棄なくしてエネルギー支援は認めないとの立場で、各国の基本姿勢に大きな違いが
ある。
米国首席代表のヒル国務次官補は9日夜、日本の作業部会提案について「非常に
興味深い」と評価したが、一方で「賛成するか否かは触れたくない」とも述べた。
これはエネルギー支援が先行することに懸念を表明したものとみられる。
9月の共同声明は北朝鮮の核問題の「完全で包括的な解決」を目指すことを盛り
込んだが、作業部会を設置すれば、部会ごとに進ちょく状況に差が出る恐れもある
。エネルギー支援が先行し、核廃棄が遅れることになれば「包括的な解決」にはな
らない。(つづく
>>52 つづき
今回の6カ国協議は韓国・釜山で開くアジア太平洋経済協力会議(APEC)を
挟んで12月の再開を目指すが、作業部会や行程表(ロードマップ)作りなどで最
終合意ができるかはなお予断を許さない。
韓国協議筋は10日の全体会合について「重い雰囲気だった」と語り、なお各国
の意見の隔たりが大きいことを示唆している。11日に議長国・中国がどういう形
で「議長声明」を取りまとめるかが再開後の論議の行方を占う焦点となっている。
(最終更新時間 11月10日 19時39分)
中国が議長声明発表へ 作業部会盛り込みか 共同 11月10日 19:41
ttp://news.goo.ne.jp/news/kyodo/kokusai/20051110/20051110a3100.html 【北京10日共同】北朝鮮核問題をめぐる第5回6カ国協議で、米首席代表のヒ
ル国務次官補は10日、今回の協議が11日午後に終了するとの見通しを示し、議
長国中国が協議内容をまとめた議長声明を用意していると述べた。各国は既に、前
回協議の共同声明履行に向け、北朝鮮の核放棄と見返り措置など懸案別の作業部会
設置が必要との認識で一致しており、何らかの形で盛り込まれる見通しだ。
協議2日目の10日も全体会議や2国間協議が行われ、ロードマップ(行程表)や
作業部会の方向性について意見交換。協議筋によると、早期に核放棄のプロセスを
開始させたい米国と、軽水炉提供を条件にした段階的な核放棄を主張する北朝鮮と
の対立は解けず難航している。
中国は休会を想定しているが、休会とするのか、第5回協議を閉会するのかは各国
間で調整中とみられる。
>>47>>48>>49>>50-51>>52-53 6カ国協議:北朝鮮の段階的な核廃棄を批判 佐々江局長 毎日 11月10日 19:49
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/asia/news/20051111k0000m030070000c.html 【北京・大谷麻由美】北京で開かれている第5回6カ国協議は2日目の10日、
全体会合と2国間協議を続行し、各国首席代表が第4回協議で採択された共同声明
履行の具体的方法について見解を表明した。
日本首席代表の佐々江賢一郎外務省アジア大洋州局長は、北朝鮮が軽水炉提供を
前提に核兵器開発計画の凍結(モラトリアム)など段階的な核廃棄に応じる用意が
あると表明したことに関し「建設的ではない」と批判、反対の立場を明確に示した
。米国なども日本と同様の意見を明らかにしたとみられる。
議長国・中国は協議を11日でいったん休会し、それまでの論議を「議長声明」
の形で集約する方針だ。各国が設置で基本合意した作業部会について意見調整を進
めるが、調整は難航しそうだ。
佐々江局長は北朝鮮が表明した案に反対する理由として(1)共同声明合意の過
程で一定の決着をみた内容を再度、要求として蒸し返した(2)いくつもの段階に
分けるのは適切でなく、計画の合意や実行が不可能になる−−点などを挙げた。
北朝鮮の金桂冠(キムゲグァン)外務次官は9日、核兵器開発凍結に加え、所有
する核兵器の廃棄や新たな製造の放棄に応じると表明。核拡散防止条約(NPT)
と国際原子力機関(IAEA)の査察体制への復帰の用意も示す一方で、米国にも
相応の措置を要求していた。
また、10日の全体会合で韓国の宋旻淳(ソンミンスン)外交通商次官補は「共
同声明履行のための包括的構想」(韓国代表団筋)を提示した。同筋によると、米
国のヒル国務次官補は「核放棄に向けた行動を優先すべきだ」との原則的な立場を
改めて主張したという。
ヒル次官補は同日の会合前、北朝鮮が共同声明採択後も寧辺(ニョンビョン)の
実験用黒鉛減速炉を稼働し続けていると指摘、「稼働を止めれば、北朝鮮が核計画
を自主申告することに期待が持て、危険な物質を取り除く作業に着手できる」と述
べ、原子炉を直ちに停止するよう求めた。(最終更新時間 11月10日 19時51分)
>>2 http://tmp5.2ch.net/test/read.cgi/asia/1131141014/300 拉致被害者家族ら タイで面会 NHK 11/10 17:17
ttp://www3.nhk.or.jp/news/2005/11/10/d20051110000147.html 拉致被害者の家族らが、10日、北朝鮮に拉致された可能性があるタイ人女性の家
族とタイ北部のチェンマイで面会し、すべての拉致被害者の帰国に向けて連帯を呼
びかけました。
タイを訪れているのは、家族会事務局長の増元照明さんと、支援団体の「救う会」
の副会長、西岡力さんです。2人は、アノーチェ・パンジョイさんというタイ人の
女性が北朝鮮に拉致されていたと、曽我ひとみさんの夫ジェンキンスさんが指摘し
たのを受けて、アノーチェさんの兄、スカムさん(59)と面会するため、10日
、タイ北部のチェンマイを訪れました。増元さんは出迎えたスカムさんに、「いっ
しょに頑張りましょうと呼びかけに来ました」と話していました。1時間半にわた
る話し合いのあと、増元さんは、「アノーチェさんが北朝鮮で曽我さんに話してい
た家族構成が一致することもわかった。家族を必ず取り戻さなければいけない」と
話していました。また、スカムさんは、「家族会の方たちに会えて言葉にならない
ぐらいうれしい。27年間、妹の帰りを待ってきたし、必ず生きていると信じてい
ます」と話していました。増元さんたちは、アノーチェさんをよく知る曽我さんに
も直接会ってほしいとして、スカムさんを来月、日本に招待したいと伝えたのに対
し、スカムさんも「わかりました」と応えていました。増元さんたちは11日、タ
イ外務省の幹部と面会し、問題解決に向けた協力を求めることにしています。
>>55 タイ女性家族を日本へ招待 面会の拉致被害者家族会 共同 11月10日 17時29分
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051110-00000143-kyodo-int 【チェンマイ(タイ北部)10日共同】タイ国籍の女性アノーチャー・パンチョ
イさん(50)が北朝鮮に拉致された可能性があるとされる問題で、タイ北部チェ
ンマイ近郊で10日、アノーチャーさんの兄スカムさん(59)らと面会した拉致
被害者家族会の増元照明事務局長は、東京で12月22日に開く北朝鮮への制裁発
動を求める集会にスカムさんを招待したことを明らかにした。
増元さんは支援団体「救う会」の西岡力副会長とともに、スカムさん宅で1時間
半近く面会。
拉致被害者の曽我ひとみさん(46)が証言したタイ人女性は、アノーチャーさ
んと同一人物かどうかスカムさんが尋ねたのに対し、増元さんは家族構成などが一
致しており、「間違いない」と回答。スカムさんは救出などについて支援を要請し
たという。
拉致疑惑タイ人女性の兄と増元さん「救出」呼びかけ ANN 11/10 18:13
ttp://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/inte_news2.html?now=20051110195907 拉致被害者家族会の増元照明さんが、北朝鮮に拉致された疑いが浮上しているタ
イ人女性の兄と面会し、「連携して家族を救出しよう」と呼びかけました。
増元さんが面会したのは、北朝鮮によって拉致された疑いが持たれているアノー
チェさんの兄・スカム・パンジョイさんです。国こそ違いますが、兄弟を取り戻し
たいという2人の思いは同じです。ジェンキンスさんの告白によって浮上したアノ
ーチェさん。ジェンキンスさんの妻・曽我ひとみさんは、アノーチェさんの家族構
成や人柄などの情報を、タイを訪問する増元さんに託したということです。スカム
さんは、今後、一緒に連携して活動していくことに賛成の意向を示しています。
スカム・パンジョイさん:「タイまでわざわざ足を運んでくれて、表現できない
くらいうれしい」
増元照明さん:「一緒に(家族)救出の輪を広げていくのは大事なことだと思っ
ている」
北朝鮮に太いパイプを持つタイ政府に、スカムさんと増元さんの思いは届くのか
。増元さんは11日、タイの外務省関係者とも面会する予定です。
>>56 増元さんら、拉致疑惑女性の家族と面会 TBS 11月10日 18時37分
ttp://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3157250.html タイ国籍の女性が北朝鮮に拉致された疑いが出ている問題で、拉致被害者家族会
の事務局長を務める増元照明さんらが10日、タイ北部で女性の家族と面会しまし
た。
増元さんらは、タイ北部のチェンマイにある女性の実家を訪れ、女性の兄や甥と
およそ1時間半にわたって面会し、行方がわからなくなった経緯などについて聴き
ました。
「一緒に救出の輪をひろげていくのは大事なこと。来て良かったと思っています
」(拉致被害者家族会・増元照明 事務局長)
タイ人女性のアノーチェ・パンジョイさんは27年前、滞在先のマカオで行方が
わからなくなっていて、ジェンキンスさんが持ち帰った写真などから北朝鮮に拉致
された疑いが出ています。
タイでは一部メディアがこの問題を大きく報じ始めていて、市民も拉致問題に徐
々に目を向けつつあります。しかし、貧しい農村を中心におよそ120万人が海外
に出稼ぎに行っているタイでは、故郷を出たまま消息を絶つケースは決して珍しく
ありません。
「私のいとこにも、外国に行ったまま行方がわからない人がいます」(近所の女
性)
「今回の疑惑が報じられるまで、タイ国民は拉致問題のことを全く知りませんで
した」(地元テレビ局の記者)
増元さんらは来月、女性の家族を日本に招き、日本の拉致被害者と面会してもら
うことで、まずは「拉致」という犯罪に対する理解を深めてもらう考えです。
家族会では、タイ政府にも働きかけて北朝鮮に対する国際的な圧力を強めていき
たい考えですが、タイ国内で今後この問題がどのような広がりを見せるのかはまだ
不透明です。(10日15:21)
>>2>>55>>56>>57 http://tmp5.2ch.net/test/read.cgi/asia/1131141014/300 拉致:家族会、タイ人の被害者家族と面会 救出で協力 毎日 11月10日 18:44
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20051111k0000m040036000c.html 【チェンマイ(タイ北部)藤田悟】拉致被害者家族連絡会の増元照明事務局長と
「救う会」の西岡力副会長が10日、タイ北部チェンマイ近郊を訪問し、曽我ひと
みさんの夫ジェンキンスさんが著書の中で拉致被害者と指摘しているタイ人女性に
関し「妹のアノチャ(50)に違いない」と名乗り出ているスカム・パンジョイさ
ん(59)と面会した。3人は家族の帰国実現に向けた協力を誓い、スカムさんは
「希望がわいた」と語った。
増元さんらは、アノチャさんの写真を見た曽我さんが「北朝鮮にいた女性に間違
いない」と証言したと説明。互いの家族救出を目指した連携を申し出、12月22
日に東京で開く集会にスカムさんを招待した。
スカムさんは「妹だという確信が強まった」と話し、「曽我さんに会って北朝鮮
での妹の様子を聞きたい」と招待に応じた。
約1時間半の面会を終えた増元さんは「家族を早く取り戻すためには他国の人々
との連携も重要だ。救出活動の輪を広げられて良かった」と語った。スカムさんは
「日本の家族会が協力を表明してくれ、『妹が生きて帰国できるのでは』と希望が
膨らんだ」と笑顔を見せた。(最終更新時間 11月10日 19時27分)
拉致被害者家族会・増元氏 被害者とされるタイ人女性の兄と面会 NNN 11/10 19:18
ttp://www.nnn24.com/46580.html タイ・チェンマイで10日、拉致被害者家族会・増元照明さんらがタイ人拉致被
害者とされる女性の兄、スカム・パンジョイさんと面会した。
スカムさんは、拉致されたとみられる妹の話を曽我ひとみさんから聞きたいと語
ったという。家族会では、来月、日本で開く集会にスカムさんを招きたいとしてい
る。
おち。明日夕方まで休みます。前スレは貼り落とし記事用に梅未完。
「めぐみさんたちは生きている」――拉致被害者家族連絡会が道民決起集会
BNN 11月11日 17時57分
ttp://www.bnn-s.com/bnn/bnnMain?news_genre=17&news_cd=H20021022883 文: 東
横田夫妻らが登壇。
6カ国協議はもとより、日朝政府間交渉でも進展が見られない拉致問題。
こうした折、「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」「北朝鮮に拉致された日本
人を救出するための全国協議会」「北朝鮮に拉致された日本人を救出する北海道の
会」が、11月24日午後6時から「道民決起集会」を開く。
当日は家族連絡会の横田滋・早紀江夫妻、中山恭子前内閣官房参与らが登壇する
予定。
会場は札幌市中央区南7条東1丁目の「札幌ロイヤルホテル」。入場料は1,000円
で定員は1,100人。問い合せは「救う会北海道」(011−622−7191)まで。
>>58 拉致被害者家族会、タイ女性拉致疑惑で兄を日本に招待 日経 11月10日 23:00
ttp://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20051110AT1G1003710112005.html 【バンコク=長尾久嗣】北朝鮮によるタイ人女性アノーチャー・パンチョイさんの拉致
疑惑に関連し、日本の拉致被害者家族連絡会の増元照明事務局長は10日、タイ北部
チェンマイでアノーチャーさんの兄スカムさんと面会、12月22日に東京で開催する北朝鮮
への制裁発動を求める集会に招待した。スカムさんも出席に前向きという。
増元さんと支援団体「救う会」の西岡力副会長はスカムさんの自宅で約1時間半会談。
増元さんは拉致被害者の曽我ひとみさんが証言するタイ人女性とアノーチャーさんが
一致するとして「妹さんに間違いない」と伝え、東京で曽我さんに直接会って詳しい話を
聞くよう勧めた。スカムさんは「妹はまだ生きていると思うか。どんな暮らしをしているのか」
などと尋ねたという。
増元さんらは11日にタイ外務省を訪れ、拉致問題解決に向けた支援などを要請する。
タイ人女性拉致疑惑、「兄」と家族会面会 朝日 11月10日 23:08
ttp://news.goo.ne.jp/news/asahi/shakai/20051110/K2005111003540.html タイ人女性が北朝鮮に拉致された可能性が指摘されている問題をめぐり、「北朝鮮
による拉致被害者家族連絡会」の増元照明事務局長らが10日、タイ北部のチェンマイ
を訪れ、兄と名乗り出た男性と面会した。増元さんらは、拉致被害者、曽我ひとみさん
らから得た女性についての情報を伝え、拉致問題の解決に向けた連携を呼びかけた。
女性はアノーチャ・パンジョイさん。曽我さんや夫のジェンキンスさんが、78年にマカオ
から北朝鮮に拉致されてきたと証言し、スカム・パンジョイさん(59)が「妹では」と名乗
り出た。
増元さんらは、スカムさん所蔵のアノーチャさんの写真を日本のテレビで見た曽我さん
が、「初めて会った時の顔とそっくり」と話したことなどを伝え、「家族の救出に向けて
一緒に活動を」と呼びかけた。12月下旬に東京である集会への参加も要請した。
面会後、スカムさんは「日本の人たちの活動は心強い。日本に行って曽我さんから
も話を聞きたい」と述べた。
>>61 拉致疑いのタイ人家族と面会、解放へ連帯提案 読売 11月10日 23:22
ttp://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/shakai/20051110/20051110ic25-yol.html 【チェンマイ(タイ北部)=太田誠】タイ人女性アノーチャ・パンジョイさんが
北朝鮮に拉致されたとされる問題で、家族連絡会の増元照明事務局長と支援組織「
救う会」の西岡力副会長は10日、アノーチャさんの兄と名乗り出たスカムさんと
面会した中で、拉致被害者の解放に向け、連帯していくことを提案した。
拉致被害者の家族がタイを訪れ、拉致が指摘されている女性の家族と面会
FNN HEADLINES 11/10 23:37
ttp://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00080315.html 北朝鮮による拉致被害者の家族が10日、タイ北部のチェンマイを訪れ、北朝鮮によ
り拉致されたと指摘されているタイ人女性、アノーチャ・パンジョイさんの家族ら
と面会し、問題解決へ向けた協力と連帯を求めた。
アノーチャさんの兄のもとを訪れた家族会の増元照明事務局長は「北朝鮮に拉致さ
れた家族を取り戻すため、ともに力を合わせましょう」と呼びかけた。
チェンマイを訪れたのは、拉致家族会事務局長の増元照明さんら2人。
増元さんらは、北朝鮮による拉致被害者とみられる、アノーチャ・パンジョイさん
というタイ人女性の兄、スカム・パンジョイさんと面会し、救出へ向けて協力と連
携を求めた。
増元さんは「わたしたちの家族を助けるために活動をしているんですけれども、こ
れがわたしたち日本人被害者だけでなく、一緒に救出の輪を広げていけることは、
やはり大事なことだというふうに思っております」と話した。
アノーチャ・パンジョイさんの兄、スカム・パンジョイさんは「もちろん、アノー
チャは生きていると信じています」と話した。
増元さんらは「アノーチャさんをよく知る曽我 ひとみさんも会いたがっている」
とスカムさんを日本に招待し、スカムさんも「ぜひ行きたい」と応じていた。
増元さんらは11日に、タイの外務省の幹部と面会し、事実関係の調査や問題解決へ
向けた協力を求めることにしている。
>>2>>55>>56>>57>>58>>61>>62 拉致被害者家族会・増元氏 被害者とされるタイ人女性の兄と面会 NNN 11/11 2:41
ttp://www.nnn24.com/46607.html タイ・チェンマイで10日、拉致被害者家族会・増元照明さんらが78年に拉致
されたとみられるタイ人女性の兄と面会し、拉致問題について情報交換を行った。
増元さんらはチェンマイ領事館の職員らと共に、ジェンキンスさんが北朝鮮に拉
致されたと指摘するタイ人女性・アノーチャーさんの兄、スカム・パンジョイさん
を訪ねた。アノーチャーさんは78年にマカオで北朝鮮に拉致されたとみられ、曽
我ひとみさんもアノーチャーさんの写真を見た瞬間、「『懐かしい』と感じた」と
話していたという。
面会で増元さんが、ジェンキンスさんや曽我さんの記憶などからアノーチャーさ
んは拉致された疑いが非常に強いこと、さらに、アノーチャーさんがよく曽我さん
に「帰りたい」と漏らしていたことなどを伝えると、スカムさんは「曽我さんと会
って、もっと話を聞きたい」と応じたという。
スカムさんには、拉致被害者救出活動のシンボル「ブルーリボンバッジ」が贈ら
れた。増元さんら家族会では、来月に行われる拉致被害者の集会にスカムさんを招
き、拉致問題解決への理解を国際社会にアピールしたいとしている。
タイ女性家族を日本に招待 拉致被害者家族会 産経 11月11日
ttp://www.sankei.co.jp/databox/n_korea/nkorea_13_1.htm 【チェンマイ(タイ北部)=共同】タイ国籍の女性アノーチャー・パンチョイさ
ん(50)が北朝鮮に拉致された可能性があるとされる問題で、タイ北部チェンマ
イ近郊で十日、アノーチャーさんの兄、スカムさん(59)らと面会した拉致被害
者家族会の増元照明事務局長は、東京で十二月二十二日に開く北朝鮮への制裁発動
を求める集会にスカムさんを招待したことを明らかにした。
米国、「北への食糧支援中断」警告 中央日報 11.10 17:26
ttp://japanese.joins.com/article/article.php?aid=69498&servcode=500§code=500 米国際開発庁(USAID)は、9日(現地時間)「北朝鮮が世界食糧計画(W
FP)の食糧配給活動を強制中断させたり、監視活動を保障しない場合、米国も北
朝鮮に支援するための食糧の購買などを中断する」との立場を示した。
同庁はこの日、声明を発表し「米国は依然として、北朝鮮内の人道主義の状況を
深刻に憂慮している」とし、このように警告した。米国は今年6月、食糧5万トン
をWFPを通じて支援すると発表して以降、これまで約2万5000トンを北朝鮮
住民に配給したり、現在、北朝鮮に輸送中だ。同庁は「北朝鮮への食糧支援を中断
するようになる場合、残りの半分ほどが中断対象になる」とした。
米政府、北朝鮮への食糧支援停止を発表 読売 11月10日 19:09
ttp://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/kokusai/20051110/20051110i311-yol.html 【ワシントン=五十嵐文】米国際開発庁(USAID)は9日、北朝鮮に対する
食糧支援を停止すると発表した。
米国は1995年以降、世界食糧計画(WFP)を通じて支援を行ってきた。し
かし、北朝鮮が今年9月、国連に人道支援打ち切りを求めたため、北朝鮮がこうし
た方針を変えない限り、支援継続は困難と判断したものだ。
同庁が発表した声明は、WFPが北朝鮮から撤退すれば「食糧が必要な人に行き
渡るか確認する手立てがなくなる」とし、配給の監視が不可能になることを支援停
止の理由にあげた。
ただ、米国務省のエレリ副報道官は9日の会見で、米国の食糧支援停止が6か国
協議には影響をおよぼさないとの見方を示した。
>>64 米、北朝鮮への食糧支援打ち切りも TBS 11月11日 01時15分
ttp://news.tbs.co.jp/headline/tbs_headline3157210.html アメリカ政府は9日、北朝鮮に対する今年の食糧支援を打ち切るかもしれない、
と発表しました。ただ、アメリカ政府は、この発表は北朝鮮の核問題を話し合う6
か国協議とは関係ない、と強調しています。
北朝鮮政府は今年9月、国連に対し食糧事情が改善したとして食糧支援の停止を
求めていましたが、アメリカ国際開発局のナツィオス局長は9日、「国連による配
給が中止を余儀なくされるか、配給先への監視が更に妨げられるようなら今年の支
援を打ち切る」との声明を発表しました。
北朝鮮が食糧支援の停止を求めた理由ははっきりしませんが、背景には配給がき
ちんと行われているか監視される事を嫌っている、との指摘がされています。
一方、この発表が北朝鮮の核問題を話し合う6か国協議の期間中に行われた事に
ついて、アメリカ国務省は協議とは無関係だと強調しています。
(6か国協議への影響は?)
「影響はないはずです。それはまったく別のことです」(米国務省・エレリ副報
道官)
ブッシュ政権内では、北朝鮮に対して対話路線で行くべきか、圧力を強めるべき
か、2つの意見が対立していると指摘されています。(10日14:30)
>>64>>65 米の対北食糧支援 全面中止の可能性 産経 11月11日 02:51
ttp://news.goo.ne.jp/news/sankei/kokusai/20051111/m20051111011.html 【ワシントン=樫山幸夫】米政府は九日、北朝鮮に対する今年の食糧支援の未供
与分について、実施を見送る方向であることを明らかにした。北朝鮮がさきに世界
食糧計画(WFP)に対し、支援の打ち切りを要請したことを受けての方針。これ
によって、過去十年間以上継続してきた米国の食糧支援が将来とも中止される可能
性がでてきた。開会中の六カ国協議で北朝鮮に圧力をかけようとの思惑もある。
米国際開発局(USAID)のナツィオス局長は九日、声明を発表。「WFPが
北朝鮮によって食糧配分の中止、監視体制の縮小を強制されるならば、米国として
は今年の食糧支援の未供給分について凍結せざるをえない」との見解を示し、「W
FPの活動が継続されなければ、食糧が必要な人々の手に正しく渡っているかどう
かの監視が不可能になる」と強調した。米国は今年、北朝鮮に対し五万トンの食糧
支援を決定。USAIDによると、半分以上が供与済みで、残りは今月中に船積み
される予定。
北朝鮮は今年八月末にWFPに対して、食糧収穫の「劇的な改善」を理由に、支
援の中止と監視体制の縮小などを要請。併せて北朝鮮は国連に対して、食糧支援を
開発援助に切り替えるよう求めている。
http://tmp5.2ch.net/test/read.cgi/asia/1131141014/248-249 宗教の自由報告書:北朝鮮などを「懸念国」に指定 米国 毎日 11月10日 21:38
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/news/20051111k0000m030122000c.html 【ワシントン和田浩明】米国務省は8日、世界197カ国の宗教の自由に関する
報告書を発表した。昨年に続き、北朝鮮やサウジアラビアなど8カ国を「特別な懸
念がある国」に指定、状況改善を強く求めた。イスラム系青少年らの暴動が長期化
しているフランスについては、イスラム教徒やユダヤ教徒に対する攻撃が見られた
ことに言及した。
同報告書は今回が7回目で今年6月末までの1年間が対象。各国政府に加え、人
権擁護活動を行う非政府組織(NGO)からの情報も盛り込んでいる。特別な懸念
国として今年も指摘された北朝鮮については「極めてひどい状態に変化はない」と
非難、キリスト教団体の弾圧が続いているなどと指摘した。
対テロ戦争の同盟国であるサウジアラビアに関しても、宗教的自由の法的保障が
全く存在しないと断言。イスラム教徒に対する宗教警察の摘発も増えていると指摘
した。
フランスについては、公立学校の生徒や職員に、イスラム教のスカーフなど宗教
色の濃い服装を禁じた法律が昨年導入されたことに関し、各宗教団体の指導者らか
ら「宗教的自由を侵害しかねない」との懸念が出ていることを紹介。イスラム教徒
がユダヤ教徒に差別的な行動を取る事例などにも言及した。
韓国で偽札両替、男を逮捕=カジノで420枚−警視庁 時事 11/10 18時1分 19時1分更新
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051110-00000115-jij-soci 今年1月、ソウル市内のカジノで偽1万円札420枚を両替しようとしたとして、警
視庁捜査2課は10日、偽造通貨行使容疑で東京都目黒区三田、韓国籍で金融業鄭圭
三容疑者(48)を逮捕した。同容疑者は「全く身に覚えがない」と容疑を否認して
いるという。
偽札の記番号は5種類で、うち3種類が元日に台東区の浅草寺などで使われたもの
と一致。浅草寺の事件では、元指定暴力団稲川会系組幹部(34)らが実刑判決を受
けており、同課はこの幹部らを通じ入手した可能性もあるとみて追及している。
韓国で偽一万円札使用男 逮捕 NHK 11/10 21:06
http://www3.nhk.or.jp/news/2005/11/10/d20051110000178.html 韓国・ソウルにあるカジノで4000枚余りの偽の旧一万円札が使われた事件で、
警視庁は在日韓国人の金融業の男を偽造通貨行使の疑いで逮捕し、ことしの正月、
日本国内各地に出回った偽一万円札と関連があるとみて入手先の捜査を進めていま
す。
逮捕されたのは東京・目黒区の金融業鄭圭三容疑者(48)です。警視庁の調べに
よりますと、鄭容疑者は、ことし1月、韓国・ソウルのホテルにあるカジノで偽の
旧一万円札あわせて420枚を両替しようとしたとして偽造通貨行使の疑いが持た
れています。警視庁は、韓国の警察当局と連携して捜査を進め、偽造通貨行使の国
外犯規定を適用して逮捕しました。調べに対して鄭容疑者は、「まったく身に覚え
がない」などと容疑を否認しているということです。これまでの調べによりますと
、鄭容疑者が使っていた偽札の記番号は、あわせて5種類ありましたが、これらの
記番号はいずれもことしの正月、日本国内各地に出回った偽一万円札と一致してい
るということです。さらに、このうち3種類は偽造通貨行使の罪に問われた稲川会
系の暴力団幹部が、傘下の組員らに売り渡していた偽一万円札と同じだということ
で、警視庁は、これらの偽一万円札と関連があるとみて入手先の捜査を進めていま
す。
>>70 ソウルの偽札で逮捕 在日韓国人の男、容疑否認 共同 11月10日 22:18
ttp://news.goo.ne.jp/news/kyodo/shakai/20051110/20051110a4790.html 今年1月、韓国・ソウルで偽の旧1万円札420枚が見つかった事件で、警視庁
捜査2課は10日、偽造通貨行使の疑いで在日韓国人の東京都目黒区三田、金融業
鄭圭三容疑者(48)を逮捕した。「全く身に覚えがない」と否認している。
偽札420枚は記番号が5種類あり、「KZ669327B」など3種類が、今年
1月1日に東京都台東区にある浅草寺境内の露店で使用されたものと同じだった。
捜査2課は浅草の偽札事件で実刑判決を受けた指定暴力団稲川会系元幹部らから入
手したとみて、詳しく調べる。
ソウルの偽札事件で逮捕 在日韓国人の男、容疑否認 共同 11月10日 19:56
ttp://news.goo.ne.jp/news/kyodo/shakai/20051110/20051110a4660.html 今年1月、韓国・ソウルで偽の旧1万円札420枚が見つかった事件で、警視庁
捜査2課は10日、偽造通貨行使の疑いで在日韓国人の東京都目黒区三田、金融業
鄭圭三容疑者(48)を逮捕した。「全く身に覚えがない」と否認している。
調べでは、鄭容疑者は1月中旬、ソウルのホテルにあるカジノの両替所で、154
0万円をウォンの小切手に換金する際、偽造の旧1万円札420枚を混ぜて従業員
に渡した疑い。
地元の警察当局の取り調べを受けた後、日本に戻った。警視庁は同容疑で自宅を家
宅捜索していた。
>>70>>71 旧1万円偽札:ソウルのカジノで420枚換金容疑で逮捕 毎日 11月10日 22:51
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20051111k0000m040139000c.html 韓国ソウル市のカジノで今年1月、旧1万円の偽札420枚を換金しようとした
として、警視庁捜査2課と月島署は10日、東京都目黒区三田1、韓国籍で金融業
、鄭圭三(チョンキュサム)容疑者(48)を偽造通貨行使容疑で逮捕した。偽札
のほとんどは年末年始に東京・浅草寺の露店などで使われたものと記番号が一致し
ており、入手経路を追及する。
調べでは、鄭容疑者は1月11日夜、ソウル市内のホテルのカジノで両替する際
、偽札420枚を使った疑い。ほとんどの記番号が日本の暴力団幹部のルートでさ
ばかれたものと一致していた。鄭容疑者は「全く身に覚えがない」と容疑を否認し
ている。【三木陽介】
韓国カジノで偽1万円札420枚両替 容疑の男を逮捕 朝日 11月10日 23:26
ttp://news.goo.ne.jp/news/asahi/shakai/20051110/K2005111003610.html ソウル市内のカジノで今年1月、偽1万円札420枚を両替したとして、警視庁
は10日、東京都目黒区三田1丁目、金融業鄭圭三容疑者(48)を偽造通貨行使
の疑いで逮捕した。「全く身に覚えがない」と否認しているという。
捜査2課によると、鄭容疑者は1月11日、ソウル市内のホテルのカジノで、偽
造1万円札420枚を真正なものと装って従業員に渡した疑い。
記番号は5種類で、うち3種類は今年元日に台東区の浅草寺などで使われた偽1
万円札と一致。この事件では指定暴力団稲川会系幹部らが実刑判決を受けており、
同課は鄭容疑者がこの幹部らのルートを通じ偽札を入手した可能性が高いとみてい
る。
『追跡!北朝鮮の偽一万円札 〜狙われた去年発行の新札〜』 報ステ 11月3日放送 11/09うp
ttp://www.tv-asahi.co.jp/hst/contents/special/051103.html 今、北朝鮮国内で偽の一万円札が大量に出回っているという。それを裏付ける映像
を入手した。
映像に映っているのは北朝鮮の両替商と偽1万円札が20枚。中国人の貿易商が偽
の1万円札があると聞き北朝鮮に潜入し撮影した。20枚の偽1万円札の番号はす
べて「BF017」で始まっていた。
北朝鮮国境の中国・延辺朝鮮族自治州でも偽の1万円札を撮影した映像があった。
この映像の偽1万円札の番号も「BF017」から始まる。北朝鮮国内で撮影され
たものと一致する。
韓国滞在中の中国朝鮮族の貿易商から偽1万円札を見せてもらった。
触った感じは本物に近いが、透かしのようなモノは透かしではなく、偽造防止用の
ホログラムも角度を変えても何も変わらなかった。
しかし「紙質が本物に近いので識別が困難です。これを北朝鮮に持ち込めば皆本物
だと思って受け取ります」とある脱北者。
インフレが酷い北朝鮮ではお金が貯まると外貨に換える傾向がある。偽1万円札が
氾濫するのは、そうした傾向につけ込んだものだ。
鑑定にあたったのは偽札鑑定の第一人者・松村テクノロジーの松村喜秀社長。偽1
00ドル札「スーパーK」を見破った人物。
偽札を拡大してみると、使った印刷機の種類が分かった。(つづく
>>73 つづき
「偽札はコンピューター用のプリンタを使っていますね。凸版印刷ではない」。偽
1万円札はパソコンとプリンタで作られていた。
「滲んでいないんです。ということは紙そのものも良い紙を使っているのと、滲ま
ない様に何か処理をしてからやったのかも知れない。かなり研究を重ねて作られた
物だと思います」と松村氏。
パソコンを操り特別な紙と大量のインクを入手できるのは、どんな人物なのか?偽
札を作っていたという脱北者は「北朝鮮で個人がパソコンやプリンタを持つのは厳
しく制限されています。ですからそれなりの地位の人でないと無理です」という。
偽札製造に関わっていた別の脱北者は「今までに見た中では相当水準が高い。国家
機関に勤務していてやめた人、そういう人がプライドを持って作ったのかも知れま
せん」という。
「次のステップとしてはホログラムを考えていると思われます。このホログラムが
もしも破られてホログラムらしくものがついたら、非常に危ないと思います」と松
村氏は警告する。
オチ
>>54 6か国協議が休会、作業部会盛り込めず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051111-00000006-yom-int 【北京=穴井雄治、末続哲也】北朝鮮の核問題をめぐる第5回6か国協議は3日目の11日、北京
の釣魚台国賓館で全体会合を開き、議長国・中国の首席代表を務める武大偉・外務次官が、3日間
の討議内容をとりまとめた議長声明を発表して休会入りした。
議長声明は、9月の第4回協議で採択された共同声明の完全履行を再確認し、履行方法について、
包括的で迅速な実施など事実上の指針を挙げた。しかし、日中などが提案した履行手順を詰めるた
めの作業部会設置は盛り込めなかった。さらに、協議の再開時期も「できる限り早い期日に再開す
る」としただけで、成果に乏しい協議となった。
3日間の討議では、各国が、分野別に作業部会を設置して具体的手順を詰めるとした日本案など
について意見交換した。議長声明はこれを受け、北朝鮮による核放棄を確約した共同声明について、
各国が<1>信頼醸成を通じ、包括的に履行<2>様々な分野の約束を実施<3>迅速に調整され
た形で実施<4>利益の均衡を図る――を強調したと表明した。
ただ、北朝鮮に核放棄を早期実施するよう求める米国と、段階に応じて見返り措置を求める北朝
鮮の対立が解けない中、議長声明は「共同声明を実現するための具体的な計画、措置、手順につ
いて作成することに合意した」と述べるにとどまり、作業部会設置には触れなかった。
(読売新聞) - 11月11日21時32分更新
米の制裁が核放棄の障害=「声明の精神に背く」と北朝鮮代表−6カ国協議
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051111-00000099-jij-int 【北京11日時事】第5回6カ国協議の北朝鮮首席代表を務める金桂冠外務次官は11日、北京の北
朝鮮大使館で記者会見し、米国による対北金融制裁が「(第4回協議の)共同声明の精神に反して
おり、共同声明履行に向けた約束の実現を妨げている」と主張し、制裁措置の撤回を要求した。撤
回されるまでは核放棄に向けた進展がないことを示唆することで、協議停滞の責任を米国に転嫁す
る狙いがあるとみられる。
(時事通信) - 11月11日21時2分更新
米国、北朝鮮側からの6カ国協議開催中の核プログラム凍結提案を拒否
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051111-00000701-reu-int [北京 11日 ロイター] ヒル米国務次官補は11日、6カ国協議開催中の3日間は核プログラム
を凍結するとの北朝鮮側の申し出を拒否したことを明らかにし、完全な核プログラムの断念しか受け
入れられないとの立場をあらためて明確にした。
同次官補は、6カ国協議が有益な足掛かりになっているとしながらも、最終合意に向けた前途が
困難であることも強調した。
同次官補は3日間の協議終了後に記者団に対し、「核プログラムの中止は北朝鮮がとにかく実現
しなくてはならない問題、というのがわれわれの見解だ」と述べた。
(ロイター) - 11月11日20時50分更新
>>63 <家族会>タイ外務省に拉致問題で協力要請
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051111-00000156-mai-int 【バンコク藤田悟】タイを訪問している拉致被害者家族連絡会の増元照明事務局長と「救う会」の
西岡力副会長は11日、バンコクでタイ外務省のシハサク報道官と面会し、拉致問題解決への協
力を要請した。
報道官は、曽我ひとみさんの夫のジェンキンスさんが著書で拉致被害者と指摘したタイ人女性に
ついて、北朝鮮に調査を求める一方、東京のタイ大使館を通じて曽我さん夫妻から聞き取りをして
事実確認を進める方針を示した。
増元さんは今回の訪タイについて「(拉致されたとされる)女性の身元がほぼ確認でき、メディアな
どを通じてタイ国民にも拉致問題が理解されたことは意義があった」と述べた。増元さんらは12日
に帰国し、拉致議連などに訪タイの結果を報告する。
(毎日新聞) - 11月11日22時1分更新
集団的過熱取材 28都道府県で対応策 新聞協会報告書
2005年11月11日21時24分
http://www.asahi.com/national/update/1111/TKY200511110333.html 日本新聞協会は、大事件・事故の取材の際に、多くの記者らが被害者など関係者のもとへ殺到し
て人権などを侵害する集団的過熱取材(メディアスクラム)を防ぐため、自主的に対応してきた活動
内容を報告書にまとめた。
メディアスクラムに対する社会からの批判が高まり、日本新聞協会は01年12月、「いやがる当事
者らに強引な取材は行わない」などの対応策をまとめた見解を発表。これを受けて全都道府県で、
新聞、放送、通信各社によって協議機関が設けられた。今回の調査は02年以降の各地の取り組み
をまとめた。
報告書によると、北朝鮮拉致被害者の帰国やイラクでの日本人人質事件、JR宝塚線脱線事故な
どの取材に際し、28都道府県で対応策が講じられた。
内訳は、(1)節度・良識ある取材を申し合わせた(9都府県)(2)代表取材の形式をとった(6県)
(3)本人や代理人(家族、親族を含む)に定例会見を開催してもらうか、コメントを発表してもらった
(12道県)
(4)被害者宅の張り込み取材を中止したなどその他(7都県)、となっている。
対応の端緒は、家族・親族からの要請が15都道県。自治体・警察による仲介が7都県、近隣住
民・弁護士・関係者からの要請が8道府県。報道側の自主的な取り組みも8県であった。
こうした対応に対する取材対象者からの評価では、被害者の両親から感謝のコメントが寄せられ
たなど肯定的な反応がある一方、被告の初公判で遺族がメディア批判のコメントを出すといった批
判的な声もあった。
>被害者の両親から感謝のコメントが寄せられたなど肯定的な反応がある一方
割合を出さないとねw 感謝されてると思いたいんだろうな。客観的で冷静な情報提供をしてくれる
だけでいいよ。マスコミさん
日韓FTAの交渉再開図る 二階経産相、APEC中に
2005年11月11日21時59分
http://www.asahi.com/business/update/1111/143.html 二階経済産業相は11日、韓国・釜山で15日から開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)
の閣僚会合にあわせ、韓国の金鉉宗(キム・ヒョンジョン)・通商交渉本部長と会談する方向で調整
していることを明らかにした。金氏は韓国側の自由貿易協定(FTA)交渉担当で、昨年11月以降協
議が中断している日韓間のFTA交渉再開の可能性を探るのが狙いだ。
二階氏は11日の閣議後の記者会見で「(会談は)やった方がいい。当然先方からもFTAの話が
出ると思う」と語った。日本側は今回の会談で協議再開の必要性を確認し、事務折衝のきっかけに
したい考えだ。
>>78 6者協議、再開日程決めず休会 作業部会設置に含み
2005年11月11日22時03分
http://www.asahi.com/special/nuclear/TKY200511110345.html 北京で開かれていた北朝鮮の核問題をめぐる第5回6者協議は11日、議長国・中国が前回協議
で採択された共同声明の履行を再確認する議長声明を出し、3日間の日程を終えて休会した。共同
声明の履行方法などをめぐって米朝は対立しており、日本が提案した作業部会の設置などには踏
み込めなかった。
議長声明はまた、協議の再開時期について「できる限り早い期日」とした。だが、米国代表のヒル国
務次官補や韓国代表の宋旻淳(ソン・ミンスン)・外交通商次官補は、外交日程が立て込んでいるこ
となどを理由に、年内の再開は難しいとの見方を示した。
今回は、北朝鮮の核放棄などを盛り込んだ共同声明の履行に向け、具体的な方法を話し合う協議
だった。議長声明は「6者は具体的な計画、措置及び手順について作成することで合意した」とし、今
後の作業部会の設置などに含みをもたせた。
協議で日本は、テーマごとの作業部会や二国間協議を並行して進め、個々の段階では北朝鮮に
「見返り」を与えずに一定の期間内に核廃棄を目指すという「行程表」(ロードマップ)づくりを提案。佐
々江賢一郎・外務省アジア大洋州局長は11日、「その考え方は議長声明にも反映されている」と語った。
だが、北朝鮮代表の金桂寛(キム・ゲグァン)外務次官は休会決定後、「重要なことは『行動対行動』
の原則で同時行動で措置をとっていくということだ」と報道陣に強調。核放棄のプロセスとその見返り
措置を段階ごとに交互に進めるよう改めて求めた。
金次官はまた、北朝鮮による偽ドル札疑惑で、米国がその資金洗浄にかかわった疑いでマカオの
銀行を制裁したことを「共同声明違反」とも批判。この問題を巡って「朝米で会談を開くことになった」
とも述べた。
一方、ヒル次官補は11日、「核活動を凍結することは北朝鮮に課せられた義務の一環だ。北朝鮮
は凍結の見返りを期待しているが、我々がそのために何か別の合意をすることはない」と語った。
現代グループの金剛山観光事業が正常化へ
【ソウル=鈴木壮太郎】韓国の現代グループの玄貞恩(ヒョン・ジョンウン)会長は11日、北朝鮮と
の関係悪化により観光客数が大幅に制限されている金剛山観光が18日から正常化されると明らか
にした。聯合ニュースが同日伝えた。
玄会長は10、11日の両日に北朝鮮の開城を訪問。朝鮮アジア太平洋平和委員会の李種革副委
員長と会談し、合意したと語った。現代グループは北朝鮮観光事業を手掛ける傘下の現代峨山の
人事を巡り北朝鮮と関係が悪化。北朝鮮は9月以降、金剛山の観光客数を1日600人に制限していた。 (22:03)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20051111AT2M1102A11112005.html (´-`).。oO (好きにしてくれや・・・)
>>75 空いた時にまとめ読み状態であまり手伝えなくてスマンです。ボチボチやってください。
いつもお疲れさまです n(_ _)n
>>85 タイ外務省に連携要請 拉致被害者家族会 共同 11月12日 00:05
ttp://news.goo.ne.jp/news/kyodo/kokusai/20051112/20051112a3510.html 【バンコク11日共同】タイ国籍の女性が北朝鮮に拉致された可能性があるとさ
れる問題で、調査のためタイを訪問している拉致被害者家族会の増元照明事務局長
らは11日、バンコクのタイ外務省でシハサク報道官と面会。拉致被害者救出のた
め日本とタイが連携し、北朝鮮に国際的圧力をかけるよう求めた。
シハサク報道官は面会後、共同通信に「日本側の要請は理解できる」とした上で、
「(タイ、北朝鮮の)2国間の問題」と指摘し、北朝鮮に国際的な圧力をかけるこ
とには消極的な姿勢を示した。
また、拉致被害者の曽我ひとみさんらから事実関係を聴くため、東京駐在のタイ大
使館員を11日、曽我さんの住む新潟県に派遣したことを明らかにした。
北朝鮮への圧力 タイ政府に要請 拉致被害者家族会 産経 11月12日
ttp://www.sankei.co.jp/databox/n_korea/nkorea_13_1.htm 【バンコク=岩田智雄】北朝鮮に拉致された可能性が浮上しているタイ人女性の
家族と面会するため訪タイしていた拉致被害者家族会事務局長の増元照明さんと、
支援団体・救う会の西岡力常任副会長は十一日、バンコクでタイのシハサック外務
報道官と面会した。
記者会見した増元さんらによると、シハサック報道官は、拉致被害者とされるタ
イ人女性のアノーチャー・パンチョイさん(50)について、北朝鮮政府に事実関
係を確認中であることを強調したうえで、同様の問題で交渉に当たってきた日本政
府に協力を求める考えを示した。増元さんらは、拉致問題で北朝鮮に国際的な圧力
をかけるため、タイ政府に協力を要請した。
一方、シハサック報道官は産経新聞に、曽我ひとみさんと夫のチャールズ・ジェ
ンキンスさんから事情を聴くため、在日タイ大使館員が同日新潟入りしたことを明
らかにした。
南北離散家族再会 「拉致」韓国人 北が取材妨害 産経 11月12日 03:03
ttp://news.goo.ne.jp/news/sankei/kokusai/20051112/m20051112011.html 記者のメモ奪う/衛星送信ストップ
【ソウル=黒田勝弘】北朝鮮の金剛山で行われた南北離散家族再会の場で、拉致
された韓国人を報道しようとした韓国記者団が北朝鮮当局によりメモを奪われたり
、映像の衛星送信ができないなど取材妨害を受ける事件があり、北朝鮮の態度が問
題になっている。韓国記者団は抗議声明を発表したが、北朝鮮の横暴の背景には「
北を刺激してはいけない」として強く出られない韓国政府の弱腰があると批判の声
が強い。
今回の南北離散家族再会は八−十日、南北境界に近い観光地・金剛山で行われた
。その際、北朝鮮側は拉致した韓国人漁船員一人を“離散家族”として出席させ、
韓国から来た母親と面会させた。このため、同行した韓国のテレビ取材陣が関連の
原稿で「拉北者(北に拉致された韓国人)」という表現を使ったところ、これをケ
シカランとする北朝鮮当局によって現場でカメラ取材を妨げられ、衛星送信の電波
も止められたうえ、取材のメモ帳を奪われた記者もいたという。
最近、南北離散家族再会や開城工業団地建設など南北交流で韓国報道陣の北朝鮮
での取材が増えているが、北朝鮮当局は北朝鮮に批判的な新聞社の入国を拒否する
など、“取材妨害”が見られる。取材陣に対し、今後の取材拒否を脅しに記事内容
に圧力を加えるケースも多い。これに対し、統一省など韓国側当局は「体制が異な
るから仕方ない」として積極的には動いていない。北朝鮮に拉致された韓国人は漁
船員を中心に約五百人に上るが、韓国政府は送還問題には熱心ではない。逆に北朝
鮮側は“拉致”ではなく“南北離散家族”として時折一部の漁船員を宣伝的に再会
場面に連れてきている。
>>87 中央日報社説:離散家族行事での北朝鮮の横暴、なぜ抗議しないのか 11.10 19:19
ttp://japanese.joins.com/article/article.php?aid=69515&servcode=100§code=110 金剛山(クムガンサン)離散家族再会行事の南側記者に対する北朝鮮側の横暴が
相次いでいる。 SBS(ソウル放送)記者が作成した記事の「拉北者」という表
現をにケチをつけ、送出を許さなかった。 この記者には「ホテルの外に出るな」
と脅し、YTN女性記者の取材手帳を取り上げたりもした。 どんな弁解も通じな
い暴力的脅迫だ。
北朝鮮が問題視した部分は、北の最高統治者や政治体制に関する内容ではなく、
厳然たる事実である拉致被害者問題だった。 にもかかわらず南側記者が「拉北者
」と表現したことにケチをつけるのは、脅迫で南側メディアを操ろうという態度と
しか見ることができない。北朝鮮は以前から自分たちに都合の悪い記者の訪朝を認
めないなど、同じような手法を使ってきた。
北朝鮮がこうした行動をとるのは、それなりの「自信」があるためとみられる。
自分たちがどんな行動をとろうと、南側政府は「強力な対応」ができないという
判断だ。 今回もこうした判断は効果を生んでいる。 統一部の当局者は「もう少し
真相を調べる必要がある。 体制と文化の差があるのは事実」とのん気なことを言
っているためだ。北朝鮮の妨害でニュースに支障を生じ、取材記者らが侮辱を受け
たのははっきりしているが、何をまだ調べるというのか理解できない。南北間に文
化の差があれば、北朝鮮がこうした無礼なことをしても構わないということなのか
。 一言で、北朝鮮の気に障ることはしないという無責任な処置だ。
再会行事のために当然、双方は行事規則を作ったはずだ。その規則で北朝鮮のこ
うした行動を許したのか、それとも北朝鮮が突然勝手な行動に出たのか、政府が明
らかにしなければならない。
政府は何も言えず、北朝鮮側を理解しようとしている姿を見るともどかしい。
今年だけで1兆ウォン(約1000億円)以上を支援しながら、韓国メディアがこ
うした目にあうのは話にならない。統一部は北側責任者に対する問責の要求ととも
に、再発防止策を引き出さなければならない。
>>88 北朝鮮、韓国記者の離散家族再会取材を阻止 金剛山の再会会場 東亞日報 11/11 07:51
ttp://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2005111169048 金剛(クムガン)山で開かれた第12回南北離散家族再会の第2陣再会期間(8〜
10日)中に、北朝鮮政府がSBS放送記者の取材リポート内容に対して問題提起
し、送信と取材阻止の手段をとったことが明らかになった。
10日、離散家族の再会を取材するために北朝鮮入りしている記者団によると、S
BS記者は8日、「政府は、ひとまず離散家族再会のさいに(韓国人)拉致被害者
の離散家族を含ませる方式を維持しながら、北朝鮮側に前向きな姿勢の転換を要求
する計画だ」との記者リポートを収録していたが、それを見た北朝鮮の行事支援要
員が、それを問題視した。
同関係者は、「拉致」、「前向き」という用語が不当だとして、音声の衛星伝送や
現場取材を阻止した。同関係者は、「(韓国)統一部が同様の報道指針を出してい
る」とも言っていたという。
北朝鮮関係者たちの阻止過程で、韓国記者たちの手首を押さえるなど、もめる場面
もみられたという。
その後、現場にいた南北の赤十字社関係者たちは実務接触を行い、「なかったこと
」にしようと合意をみたが、SBS記者は9日も取材を阻止された。
また10日午前には、離散家族のお別れ再会場でYTNの女性記者が、北朝鮮の行
事支援スタッフの名前を取材手帳に書き留めたところ、北朝鮮スタッフに手帳を奪
われた。手帳は、その後、韓国政府関係者を通じて返してもらった。
>>87>>88>>89 北、離散家族再会現場の取材活動を妨害 ライブドア(朝鮮日報) 11月11日10時27分
ttp://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1484965/detail 北朝鮮が金剛(クムガン)山で、今月8日から10日に渡って開かれた第12次離散
家族再会行事を取材している南側の記者らの記事内容を問題視し、現場で取材活動
を阻止したり取材手帳を奪ったりした。
8日昼、離散家族再会の現場を取材していたSBSの記者が「政府は離散家族の再会
の際、拉北(北朝鮮に拉致された韓国人)者の離散家族を含める方式を維持し、北
朝鮮側に前向きな姿勢転換を要求する計画」という場面を収録すると、「拉北」と
「前向き」という用語を問題視して収録を阻止した。
これに対し記者が「統一部の方針を伝えているだけ」というと、北朝鮮側は統一
部が拉北者という用語の使用を指示したと韓国当局の謝罪まで要求した。
同日午後7時頃、北朝鮮の関係者たちは、KBSとSBSがニュースを衛星で送信しよ
うとすると、再び記事内容のうち、「拉北」「人民軍捕虜」「北朝鮮に連れ戻され
た」などの表現を問題視し、衛星による送信を阻止した。これによってSBSは送信
をあきらめ、KBSは表現を修正して送信した。
これに対し、共同取材団は「北朝鮮が衛星送信の内容を事前に把握し、これを問
題視するのは事実上事前検閲」と抗議したが、北朝鮮は再会行事に支障を来たすこ
ともありうると脅かした。(つづく
>>90 つづき
また、北朝鮮は9日朝、SBS記者の取材制限を通報し、離散家族再会現場でSBS取
材カメラを締め出し、SBSは同日関連ニュースを現地で製作できなかった。北朝鮮
側が10日午前、拿捕されたトンジン号の乗組員チョン・イルナムさんの親子再会を
取材していたYTN記者の取材手帳を奪い、その3時間後に謝罪して返すという事件も
あった。
統一部の記者団は、離散家族再会行事におよぶ支障を懸念し、関連報道を再会行
事が終わるまで留保した。統一部の?鳳朝(イ・ボンジョ)次官は「遺憾に思う。
真相を把握し再発防止措置を取る」とし、「南北間の違いから、取材のやり方も柔
軟に対応する必要がある」と述べた。
北、離散家族再会現場の取材活動を妨害 2005/11/11 10:27
ttp://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/11/11/20051111000025.html
>>92 脱北者は国際法上の難民 中央日報 11.11 12:02
ttp://japanese.joins.com/article/article.php?aid=69529&servcode=500§code=500 ビチット・マンターポーン国連北朝鮮人権特別報告官は10日「朝鮮戦争以後、
北朝鮮が行ってきた複数の韓国人拉致問題について北朝鮮政府の解明と平和的な言
及が必要だ」と述べた。
2日から8日間の訪韓を終え、記者会見で同氏は「韓国の脱北者に会った結果、
食糧難より政治的理由で北朝鮮を脱出したケースが多く、国際法上難民になるとい
うことを確認した」とし「具体的な人権改善に協力できるよう訪朝を許容してほし
い」と北朝鮮政府に促した。
タイのチュラロンコルン大学法学部教授出身である同氏は昨年北朝鮮人権特別報
告官に任命され、国連人権委と国連総会に北朝鮮人権関連報告書を提出している。
同氏は今回の訪問の結果をもとに報告書を作成、国連に報告する予定だ。
マンターポーン報告官はこの日▽南北政府による拉致被害者問題の解決▽対北朝
鮮救護物資支援主体に対し、分配実態を知るための接近権の保障▽脱北者に対する
韓国政府の継続的な支援▽北朝鮮政府が経済開発計画に人権的要素を含ませること
−−などを勧告する内容の「人権6案」を提案した。
しかし同氏はこれまでの状況を意識してか北朝鮮人権に対する韓国政府の消極的
態度に対する立場表明はしなかった。
光化門で灯された「北朝鮮人権のキャンドル」 ライブドア(朝鮮日報) 11/11 07時12分
ttp://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1484691/detail 韓国政府の国連総会北朝鮮人権決議案の賛成を促すキャンドル祈祷会が、10日午
後6時、ソウル・光化門(クァンファムン)で開かれた。
キリスト教のNGOであるキリスト教社会責任が主管し、24団体が共催したこの日
の祈祷会には、700人余りが参加した。
祈祷会で、キリスト教社会責任のソ・ギョンソク共同代表は「われわれとは無関
係な欧州連合が北朝鮮人権決議案を提出したにも関わらず、韓国政府が沈黙してい
るのは、残念で恥ずかしいこと」と述べた。
韓国、国会で「北朝鮮人権法採択要求大会」 大紀元日本 11/09 15:03 11/11うp
ttp://www.epochtimes.jp/jp/2005/11/html/d19396.html 【大紀元日本11月9日】ハンナラ党研究団体である「ヨイド研究会」主催で「北朝
鮮人権法国会採択要求大会」が10月14日韓国国会で開かれた。
去る 6月から北朝鮮住民及び脱北者、拉致被害者の人権に係わる十法案が議員
たち100余人によって発議され、これらの法案はこれから国会通過のための手続き
を控えている。
しかし, 政府とウリ党が南北関係を緊張させる可能性があるという理由で北朝
鮮の人権問題に言及を憚り、北朝鮮人権法の国会通過は順調ではない見込み。
今度行事に参加したハンナラ党パク・グンヒェ代表は「ハンナラ党では北朝鮮
人権法を始め, 今後の拉致被害者、脱北者、 国軍捕虜を助けるための法案を準備
している」と明らかにした。(つづく
>>94 つづき
また, ファン・ジャンヨプ前労働党秘書は「北朝鮮には人権に対する概念自体
がない。これは独裁と人権蹂躙はは不離の関係だからだ。人権蹂躙をなくして独裁
は安定せず、独裁は暴力と欺瞞だ。北朝鮮の暴力的人権蹂躙は類例なく苛酷だ。し
かし、これに劣らない人権蹂躙は欺瞞による精神的人権蹂躙だ。北朝鮮住民たちは
耳を阻んで目を覆った状態で精神的に欺かされ、すっかり個人の精神を剥奪された
」と北朝鮮の人権状況について説明した。
この間、米国では北朝鮮人権法が採択されたが、韓国ではまだ北朝鮮人権法が
通過していない。過去3年間、国連に北朝鮮人権決議案が提出されたが韓国政府は
不参加もしくは棄権して来た。これは現政府が南北関係を緊張させる可能性がある
という理由で北朝鮮人権についての言及を忌避して来たからだ。
この日、国会議員会館での行事後, 参席者たちはソウル市内の中国大使館に移
動して中国の脱北者強制送還を糾弾する集会を行った。中国は現在強硬な脱北者強
制送還政策を拡大しており、国際社会の指弾を受けている。
http://tmp5.2ch.net/test/read.cgi/asia/1131141014/143 韓国、北朝鮮人権問題めぐる国連決議を再び棄権か ロイター 11月06日 19:48
ttp://news.goo.ne.jp/news/reuters/kokusai/20051106/JAPAN-193076.html
>>8-9 米大統領「北人権への関心は宗教的背景によるもの」 中央日報 11.11 17:01
ttp://japanese.joins.com/article/article.php?aid=69543&servcode=200§code=200 ブッシュ米大統領は10日(現地時間)、「北朝鮮の人権に対するわれわれの関
心は、キリスト教徒という宗教的背景によるものだ」と述べた。
ブッシュ大統領はこの日、ホワイトハウスで、李泰植(イ・テシック)駐米大使
から信任状の提示を受けながら、「私が北朝鮮人権に関心を傾けるのは、敵がい心
とは全く関係ない」とし、このように述べたと、駐米大使館側が伝えた。
ブッシュ大統領はまた「私はキリスト教徒なので北朝鮮の住民を痛ましく思って
いるという点を理解してほしい」と付け加えた。
ブッシュ大統領は北朝鮮核問題に関し、「私が北朝鮮に軍事攻撃をしようと考え
ているのではないかと、誤って理解されている点が多いが、全くそうではない」と
し、平和的解決の原則を再確認した。
ブッシュ大統領は「北朝鮮については、核問題を含むあらゆる問題を平和的に解
決しようというのが私の考えであり、これには全く疑問の余地はない」と強調した。
ブッシュ大統領は「韓米同盟をさらに発展させよう」という意向も表明した。
ブッシュ大統領は「その間、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領と協力して同盟を発展
させようと努力してきた。今後もそうなるだろう」とし、「来週に韓国で、盧大統
領と同盟関係強化案について対話することを期待している」と語った。
これに対し、李大使は「その間、同盟関係をよく維持してきた。今後さらに強化
・発展させていきたい」という盧大統領の口頭メッセージを伝えた。
>>84 dクス 昨夜は眠くて中途半端なうpになりました。
まぁ、ボチボチとやりますです。まとめて読むと過去から
現在までの流れが冷静に見れる気もす。いったん、おち。
米下院のハイド委員長、北朝鮮大使に拉致問題解決うながす書簡 東亞日報 11/12 08:49
ttp://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2005111284688 米議会の下院国際関係委員会のハイド委員長は、朴吉淵(パク・ギルヨン)駐国連
北朝鮮代表部大使に対し、韓国人と日本人拉致被害者問題の解決を改めてうながし
た。
ハイド委員長は、朴大使宛に発送した4日付の書簡で、北朝鮮に拉致された韓国の
トンジン号船員チェ・ジョンソクさんの娘、崔ウヨンさん(35)が、お父さんの
送還を訴えた痛切な手紙を最近、金正日(キム・ジョンイル)北朝鮮総書記宛に送
ったことを取り上げつつ、対北朝鮮太陽政策の南北和解精神に基づいて同情心を示
すことを求めた。
委員長は、拉致被害者問題が解決されなければ、将来の米朝関係正常化、テロ支援
国リストからの削除、エネルギー及び金融支援など米議会の調査と承認を必要とす
る問題で進展がないだろう、と警告した。
北朝鮮国連大使「日本の常任理事国入り絶対反対」 ANN 11/12 07:43
ttp://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/inte_news3.html?now=20051112095525 日本が目指している国連の安全保障理事会の常任理事国入りについて、北朝鮮の
大使が演説し、強く反対の姿勢を示しました。
北朝鮮・朴吉淵(パク・キルヨン)国連大使:「北朝鮮政府は日本の常任理事国
入りに反対する。日本は、過去に犯した重大な犯罪を、誠意を持って清算していな
い」 さらに、北朝鮮の朴大使は「こうした立場は、アジアの近隣諸国や世界各国
からも支持を受けている」と日本を非難しています。また、日本やドイツなど4カ
国が前の総会に提出した常任理事国に関する決議案についても、「議論を複雑にし
た」などと述べています。安保理の常任理事国拡大をめぐっては、アナン事務総長
が年内の決着を目指していますが、日本にとっては厳しい情勢となっています。
------
テロ朝、上記事を報道すべきだろ!
>>85-86も報道せずに。
上記事内容は救う会ニュース11/9で公表されている。
>>85>>86 拉致被害者家族会がタイ外務省を訪問 北朝鮮に圧力を求める NNN 11/12 9:24
ttp://www.nnn24.com/46674.html ジェンキンスさんが証言した、タイ人女性の拉致疑惑で、拉致被害者家族会の幹
部らは11日、タイ外務省を訪れ、北朝鮮に国際的圧力をかけるよう求めた。
応対したシハサック報道官は「事実関係を調査中だが、情報の提供に感謝したい
」などと話したという。
増元さんら、タイ外務省訪れ協力求める TBS 11月12日 09時24分
ttp://news.tbs.co.jp/headline/tbs_headline3158380.html タイ人の女性が、北朝鮮に拉致された可能性が指摘されている問題で、拉致被害
者家族会の増元照明さんらが、11日、タイの外務省を訪れ、協力を求めました。
増元さんらは11日夕方、タイ外務省を訪れ、シハサック外務報道官と面会しま
した。
この問題は拉致被害者の曽我ひとみさんや夫のジェンキンス氏らの証言から、2
7年前、マカオで行方不明になったタイ人女性が北朝鮮に拉致された疑いが出てい
るものです。
増元さんらはタイ側に対して曽我さんから聞いたこの女性についての情報を提供
したうえで、拉致問題解決のためにタイ政府も北朝鮮に対して圧力をかけるよう要
請しました。
タイ側は「現在、事実関係の確認に全力を挙げている」と説明したということで
す。(12日04:43)
>>100 もう一つあり
日朝協議での日本側提案、早期回答を要請 日経 11月11日 00:30
ttp://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20051110AT1E1000W10112005.html 【北京=河合圭】北朝鮮の核問題を巡る第5回6カ国協議の日本首席代表である佐々江
賢一郎外務省アジア大洋州局長は10日、北朝鮮首席代表の金桂官(キム・ゲグァン)外務
次官と北京の釣魚台迎賓館で会談した。
約1時間にわたる2国間会談では日本人拉致問題や核問題などについて意見交換。
佐々江局長は3、4両日の北京での日朝政府間協議で日本側が提案した日本人拉致問題
や核・ミサイル問題などテーマ別に3つの協議会を設ける案に関し「よく検討してほしい」と、
早期の回答を求めた。北朝鮮側は具体的な回答を避けたという。
日本側によると、両代表は日本人拉致問題など日朝間の懸案を解決し両国関係を前進
させることが6カ国協議の進展にもつながることや、核問題の進展が日朝関係改善につな
がるとの認識では一致した。
>>100>>101関連
>>12の続報記事?
拉致問題/米朝関係を配慮… 産経 11月11日
ttp://www.sankei.co.jp/databox/n_korea/nkorea_14_1.htm 日韓「次」にらみ調整奔走
六カ国協議は、当然のように米国と北朝鮮の交渉に注目が集まっているとはいえ
、日韓両国もこれまでの成果を維持し、さらに次回以降の協議につながるよう関係
国間での調整に奔走している。
日本首席代表の佐々江賢一郎・外務省アジア大洋州局長は十日、北朝鮮首席代表
の金桂寛外務次官と会談、核放棄に関する提案について詳しい説明を受けた。その
後、米首席代表のヒル国務次官補と会談、「米朝間の協議が進むよう調整を行った
」(交渉筋)という。
佐々江氏は九日の全体会議で、作業部会の設置と米朝や日朝の二国間関係や地域
の安全保障協力に関する行程表の策定案を提示した。狙いは、核放棄・検証と経済
・エネルギー支援を同時並行的に議論して、交渉の行き詰まりを避けようというも
のだ。佐々江氏は八日夜、金桂寛外務次官と会談し、日本のこうした提案内容を事
前に説明した。
日本は六カ国協議と日朝政府間対話を車の両輪と捉え、「六カ国協議を前進させ
ることが拉致事件など日朝関係にも好影響を与える」(日本側同行筋)と判断して
いる。
佐々江氏は「行程表の詳細まで合意するのは困難でも、行程表の作業指針に合意
するのは可能だ」としており、次回協議をにらんで、日朝対話の機運を維持してい
く必要性を強調している。
一方、韓国代表の宋旻淳外交通商次官補は十日、ヒル米国務次官補が前日、「北
朝鮮が共同声明以降、寧辺の核施設を稼働させ、状況を悪化させた」と非難したこ
とについて、「核放棄に向かう過程で、ためにならないことはしてはいけないとい
う意味だ」と、米国の発言を“解説”した。(つづく
>>102 つづき
さらに、北朝鮮の金桂寛外務次官が提案した段階的核放棄については、その必要
性を認めて、「段階の時期や性質を継続協議しなければならない」と補足説明まで
行った。
宋次官補の一連の発言には、米朝関係を再び悪化させたくないという気配りが見
え隠れする。
韓国政府関係者によれば、韓国は今回の協議での劇的な展開は望んでおらず、次
回協議への着実な環境整備を念頭に置いており、前回採択した「共同声明」という
成果が水泡に帰するようなことは絶対にできないという判断がありそうだ。(笠原健、
名村隆寛)
>>87>>88>>89>>90-91 http://tmp5.2ch.net/test/read.cgi/asia/1131141014/78 「拉北」発言にあわてた統一部関係者 東亞日報 11/12 08:49
ttp://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2005111283738 8日から10日まで、金剛山(クムガンサン)で開かれた第12回南北離散家族再
会の期間に、統一部関係者が韓国側記者たちに、北朝鮮側に対する不当な謝罪をう
ながすなど、不適切な言動があったことにより、論議が起こっている。
離散家族再会共同記者団によると、再会行事で北朝鮮側は、1987年に北朝鮮に
拉致されたトンジン号船員の家族再会に関する報道について、「拉北(北朝鮮への
拉致)」という表現を問題視して、放送の送信や取材を阻止した。
統一部のホン審議官は8日、同事件について韓国側記者団に、「韓国の記者団が謝
罪したほうがいいだろう」という考えを伝えた。
共同記者団関係者は、「ホン審議官が、『韓国の記者団が拉北という表現を使い、
北朝鮮側を刺激したので、円満な解決のためには譲歩する必要がある』として、事
実上、韓国側の謝罪をうながした」ことを明らかにした。
ホン審議官はまた、9日午前、共同記者団の一部関係者に、「北朝鮮側は、このよ
うなやり方で韓国が乗り出せば、行事を進行させる何の理由もないという立場だ」
とし、「取材ができなければ、韓国記者団だけが損をする」と述べたりもした。
これに対し、一部の記者たちは「問題となった『拉北』という表現は、韓国政府の
一貫した公式的な立場であり、謝罪する理由はない」とし、「政府関係者が、政府
の公式用語である『拉北』という表現の使用について、上層部に確認の電話をかけ
て時間を浪費するなど、北朝鮮側に都合のいい口実を作っただけだ」と指摘した。
(つづく
>>47>>48>>49>>50-51>>52-53>>54 6か国協議 日米が厳しい意見 NHK 11/10 19:26
ttp://www3.nhk.or.jp/news/2005/11/10/d20051110000177.html 北京で開かれている6か国協議は、10日も各国による全体会合や2国間の会談が
行われ、北朝鮮が9日示した段階的に核を放棄するとした提案に対し、日本が「建
設的でない」と批判するなど、日米からは厳しい意見が相次ぎました。
10日の協議では、▽まず核兵器を凍結するという宣言を行い、▽最後に、NPT
・核拡散防止条約に復帰するなどとした北朝鮮の提案に対し、各国が意見を述べま
した。このうち、日本の佐々江外務省アジア大洋州局長は、「軽水炉型原子力発電
所の建設などの条件がつけられており、建設的とはいえない。北朝鮮は、核の放棄
やNPT復帰を、6か月から9か月といった速いペースで実施し、時間稼ぎをして
いるとの疑念をふっしょくすべきだ」と主張しました。また、アメリカ代表のヒル
国務次官補は、夕方、記者団に対して、「北朝鮮が、この提案を通して核兵器を取
り除くという責任を果たせるのかどうか、懸念を抱いている」と述べて、北朝鮮の
提案は受け入れられないとする考えを改めて示しました。議長国・中国の劉建超外
務省報道官は、10日の定例記者会見で、今回の協議だけで、北朝鮮に核を放棄さ
せる道筋を決めるのは困難だとして、議論には相当な時間がかかるとの見通しを示
しました。中国は、日本や韓国が提案した作業部会の設置など、これまで出された
各国の意見をとりまとめたうえで、11日でいったん休会する方向で調整を進めて
います。
>>109 米朝相互批判で協議難航 中国が議長声明準備 共同 11月10日 21:53
ttp://news.goo.ne.jp/news/kyodo/kokusai/20051110/20051110a3120.html 【北京10日共同】北朝鮮核問題をめぐる第5回6カ国協議で、米首席代表のヒ
ル国務次官補や日本首席代表の佐々江賢一郎外務省アジア大洋州局長は10日、北
朝鮮が行った軽水炉提供を条件とする段階的核放棄の提案を批判。北朝鮮は米国に
よる資産凍結措置などに反発、米朝間の対立が鮮明化し協議は難航している。
次官補は、今回の協議が11日午後に終了するとの見通しを示し、議長国中国が協
議内容をまとめた議長声明を用意していると言明。各国は既に、前回協議の共同声
明履行に向け、北朝鮮の核放棄と見返り措置など懸案別の作業部会設置が必要との
認識で一致しており、何らかの形で盛り込まれる見通しだ。
米朝相互批判で協議難航 中国が議長声明準備 共同 11月10日 22:28
ttp://news.goo.ne.jp/news/kyodo/kokusai/20051110/20051110a3140.html 【北京10日共同】北朝鮮核問題をめぐる第5回6カ国協議で、米首席代表のヒ
ル国務次官補や日本首席代表の佐々江賢一郎外務省アジア大洋州局長は10日、北
朝鮮が行った軽水炉提供を条件とする段階的核放棄の提案を批判。北朝鮮は米国に
よる資産凍結措置などに反発、米朝間の対立が鮮明化し協議は難航している。
次官補は、今回の協議が11日午後に終了するとの見通しを示し、議長国中国が協
議内容をまとめた議長声明を用意していると言明。各国は既に、前回協議の共同声
明履行に向け、北朝鮮の核放棄と見返り措置など懸案別の作業部会設置が必要との
認識で一致しており、何らかの形で盛り込まれる見通しだ。
>>110 日米、北朝鮮が批判応酬 6カ国協議11日休会 共同 11月10日 23:42
ttp://news.goo.ne.jp/news/kyodo/kokusai/20051110/20051110a3200.html 【北京10日共同】北朝鮮核問題をめぐる第5回6カ国協議で、米首席代表のヒ
ル国務次官補と日本首席代表の佐々江賢一郎外務省アジア大洋州局長は10日、北
朝鮮が行った軽水炉提供を条件とする段階的核放棄の提案を批判。北朝鮮は米国に
よる資産凍結措置などに反発、米朝間の対立が鮮明化し協議は難航している。今回
の協議は11日に中国が議長声明を発表して休会する見通しだ。
前回協議の共同声明履行に向け、北朝鮮の核放棄と見返り措置など懸案別の作業部
会設置が必要との認識で既に一致、何らかの形で声明に盛り込まれる見通しだが、
設置合意には至っていない。
次官補は10日の全体会議終了後、今回の協議が11日午後に終了するとの見通し
を示した。
6か国協議、作業部会の設置足踏み 読売 11月10日 23:43
ttp://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/kokusai/20051110/20051110it16-yol.html 【北京=穴井雄治、竹腰雅彦】北朝鮮の核問題をめぐる第5回6か国協議は2日
目の10日、北京の釣魚台国賓館で全体会合に続いて、2国間会合や夕食会が開か
れ、9月の第4回協議で採択された共同声明の履行に向けて日本が前日提案した、
分野別に作業部会を設置して具体的手順を詰める案などについて意見を交わした。
だが、核廃棄の手順をめぐる米朝の対立が解けなかった上、北朝鮮が新たな対米
批判を展開し、打開には至らなかった。
米国首席代表のクリストファー・ヒル国務次官補は同夜、議長国・中国が11日
午後に討議内容をまとめた議長声明を発表して休会となる見通しを明らかにしたが
、作業部会設置問題は次回協議に持ち越される可能性が強まっている。
全体会合で日本首席代表の佐々江賢一郎・外務省アジア大洋州局長は、北朝鮮に
よる4段階の核放棄提案について、軽水炉提供などを条件にしているのは「建設的
でない」と批判した。 (つづく
>>111 つづき
北朝鮮首席代表の金桂寛(キム・ケグァン)外務次官は、米当局による北朝鮮系
企業の資産凍結や偽ドル札製造への北朝鮮の関与断定をめぐり、「米国には信頼醸
成の意思がない」と非難した。
ヒル次官補は10日夜、記者団の前で、資産凍結などは「法執行の問題だ」とし
た上で、「北朝鮮には、寧辺の核施設をいつ停止するか明らかにする用意がないよ
うだ」と批判した。
中国、議長声明を用意 作業部会の設置など盛る 産経(共同) 11/10 23:48
ttp://www.sankei.co.jp/news/051110/kok095.htm ≪6カ国協議≫
北朝鮮核問題をめぐる第5回6カ国協議で、米首席代表のヒル国務次官補や日本
首席代表の佐々江賢一郎外務省アジア大洋州局長は10日、北朝鮮が行った軽水炉
提供を条件とする段階的核放棄の提案を批判。北朝鮮は米国による資産凍結措置な
どに反発、米朝間の対立が鮮明化し協議は難航している。
次官補は、今回の協議が11日午後に終了するとの見通しを示し、議長国中国が
協議内容をまとめた議長声明を用意していると言明。各国は既に、前回協議の共同
声明履行に向け、北朝鮮の核放棄と見返り措置など懸案別の作業部会設置が必要と
の認識で一致しており、何らかの形で盛り込まれる見通しだ。
次官補は10日の全体会議終了後、北朝鮮の段階的核放棄提案について「われわ
れの主要な懸案は核兵器を除去することだ」と批判。協議筋によると、北朝鮮側は
協議の中で、米国が10月に北朝鮮企業の在米資産を凍結したことなどに反発、「
交渉する意思がない」と米国を非難した。
協議2日目の10日も全体会議や2国間協議でロードマップ(行程表)や作業部
会の方向性について各国が意見交換。中国は11日の協議終了について休会を想定
しているが、休会とするのか第5回協議の閉会とするのかは調整中とみられる。
次官補は、今回協議の目的は行程表作成ではないと強調し、核廃棄の道筋をめぐ
る「最終的な決定」は次回協議以降に先送りされると指摘した。
>>111-112 在米資産凍結に反発 北朝鮮、偽札関与断定にも 共同 11月10日 23時56分
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051110-00000285-kyodo-int 【北京10日共同】北朝鮮が第5回6カ国協議で、米当局が10月に北朝鮮企業
8社の在米資産を凍結するなどの制裁措置を講じたり、偽ドル製造への北朝鮮の関
与を断定したことに反発、「米国には交渉する意思がない」と強く非難していたこ
とが10日分かった。複数の協議筋が明らかにした。
米首席代表のヒル国務次官補も、北朝鮮がこうした問題を提起し「懸念」を表明
したと話し、「司法捜査当局の問題で6カ国協議とは関係ない」と反論したことを
明らかにした。
協議筋によると、北朝鮮は10日の全体会議だけでなく、米韓などとの2国間協
議でも、北朝鮮企業への制裁措置などを取り上げ「対話相手への耐え難い冒☆(ぼ
うとく)」などと不満を表明、「第4回協議の共同声明の趣旨に背く行為」と対米
非難を展開した。
(注)☆はサンズイに賣
米朝、核放棄巡り非難の応酬 日経 11月11日 00:12
ttp://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20051110AT2M1002G10112005.html 【北京=加藤秀央、峯岸博】6カ国協議は10日、米朝双方が互いに不信感をあら
わにして非難の応酬となった。核放棄の段階ごとに見返りを求める北朝鮮。前回協
議で合意したはずだとして核施設の無条件停止を要求する米国。北朝鮮による核放
棄の進め方を巡る具体的な議論は入り口から難航している。
「北朝鮮が原子炉を止めるのは今なのだ」。ヒル米国務次官補は10日、珍しく強
い口調で寧辺にある実験用黒鉛減速炉の即時停止を要求した。次官補はさらに「減
速炉停止→核計画の全容公表→核放棄の開始」が北朝鮮に課せられた義務だと踏み
込んだ。核放棄の段階ごとに米国から対価を求める北朝鮮の9日の提案に対抗する
発言だ。
これに対し北朝鮮は10日、実験用黒鉛減速炉を停止する用意がないことを明らか
にするとともに、米国による北朝鮮企業の在米資産凍結問題まで持ち出し対米批判
を強めた。米朝の仲介役を自認する韓国の政府高官までが「会合の雰囲気が悪くな
った」と漏らすほどの内容だったようだ。
>>113 6カ国協議、中国が議長声明を提示へ・次回開催時期など明示 日経 11月11日 00:31
ttp://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20051110AT2M1002S10112005.html 【北京=桃井裕理】北朝鮮の核問題をめぐる第5回6カ国協議は、議長国の中国が1
1日に協議内容を総括する議長声明を提示する見通しとなった。米首席代表のヒル
国務次官補が10日、記者団に語った。次回協議の開催時期も盛り込む方針。ただ核
放棄の手順などで米朝の意見対立が続くなか、核放棄の行程表の詳細を盛り込むの
は難しい情勢だ。
協議2日目の10日は午前の全体会合に続き、午後からは中朝や日米などが2国間協
議を開いた。
参加国は同日までに核放棄や対北朝鮮支援などの専門家会合の設置や、共同声明
の履行に向けた行程表などを提案。中国はそれらの提案を総括し、議長声明を提示
する方向だ。だが、専門家会合の構成や行程表を巡る具体的な議論には米国が「時
期尚早」(ヒル次官補)と消極的。声明の内容は今後の議論の大枠の方向性を定め
たものにとどまる可能性もある。
日米、北朝鮮が応酬 6カ国協議11日休会 共同 11月11日 00:35
ttp://news.goo.ne.jp/news/kyodo/kokusai/20051111/20051111a3220.html 【北京10日共同】北朝鮮核問題をめぐる第5回6カ国協議で、米首席代表のヒ
ル国務次官補と日本首席代表の佐々江賢一郎外務省アジア大洋州局長は10日、北
朝鮮が行った軽水炉提供を条件とする段階的核放棄の提案を批判。北朝鮮は米国に
よる資産凍結措置などに反発、米朝間の批判応酬で対立が鮮明化し協議は難航して
いる。今回協議での作業部会設置は先送りされ、11日に中国が議長声明を発表し
休会する見通しだ。
前回協議の共同声明履行に向け、北朝鮮の核放棄と見返り措置など懸案別の作業部
会設置が必要との認識では一致、何らかの形で声明に盛り込まれるとみられるが、
日本代表団同行筋は今回協議での設置合意は困難との認識を示した。
>>114 日米、核段階放棄案を拒否=北も応酬、作業部会で調整難航−6カ国協議
時事通信 11月11日 1時0分
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051111-00000001-jij-int 【北京10日時事】北京で開かれている第5回6カ国協議は2日目の10日、全体会合
を開き、各国首席代表が第4回協議で採択された共同声明履行の具体的方法に関す
る見解を表明、討議が行われた。ヒル米国務次官補(アジア・太平洋担当)と佐々
江賢一郎外務省アジア大洋州局長は、北朝鮮の核放棄を最優先させる立場から、同
国が9日、軽水炉提供を前提に核放棄を段階的に進める用意があると提案したこと
を非難し、受け入れを拒否した。さらにヒル次官補は、寧辺の実験用黒鉛減速炉の
稼働を停止する用意ができていないと北朝鮮を批判。一方、北朝鮮も米国による北
朝鮮企業の在米資産凍結措置などに強く反発しており、米朝双方が相手側への非難
を強める展開で、共同声明履行に向けた調整は難航している。
作業部会設置先送り 6カ国協議11日休会 共同 11月11日 01:00
ttp://news.goo.ne.jp/news/kyodo/kokusai/20051111/20051111a3240.html 【北京10日共同】北朝鮮核問題をめぐる第5回6カ国協議は10日、今回協議
での作業部会設置が先送りされる見通しとなった。米首席代表のヒル国務次官補と
日本首席代表の佐々江賢一郎外務省アジア大洋州局長は同日、北朝鮮が行った軽水
炉提供を条件とする段階的核放棄の提案を批判。北朝鮮は米国による資産凍結措置
などに反発、米朝間の批判応酬で対立が鮮明化し協議は難航している。11日に中
国が議長声明を発表し休会する。
前回協議の共同声明履行に向け、北朝鮮の核放棄と見返り措置など懸案別の作業部
会設置が必要との認識では一致、何らかの形で声明に盛り込まれるとみられるが、
日本代表団同行筋は今回協議での設置合意は困難との認識を示した。
>>115 6者協議、日米が北朝鮮提案を批判 議長声明を調整 朝日 11月11日 01:03
ttp://news.goo.ne.jp/news/asahi/kokusai/20051111/K2005111003330.html 北朝鮮の核問題をめぐる6者協議は10日、全体会合や2国間協議が開かれた。
北朝鮮が前日に示した段階的な核放棄案について日米両国は「内容が適切でない」
などとして受け入れない姿勢を示した。米国代表は、協議がいったん11日で終わ
る見通しを示したうえで、日本などが提案している専門家らによる作業部会の設置
について「次回協議で設置に向け行動する」と語った。
中国は、11日に議長声明を出す方向で調整を進めている。
北朝鮮は核兵器の凍結を第一歩とする核不拡散条約(NPT)復帰までの段階的
な行動案を示したが、日本代表の佐々江賢一郎・外務省アジア大洋州局長は全体会
合で、「個別の措置を結びつけたり、いくつもの段階に分けたりすることは適切で
ない」と批判した。
さらに、北朝鮮が米国の「核の傘」から韓国を外すことなどを求めた点に関して
も「(9月の)共同声明合意の過程で一定の決着をみた内容について、要求を蒸し
返すのは建設的とはいえない」と述べた。
米国代表のヒル国務次官補も10日、北朝鮮案を受け入れる考えがないことを記
者団に表明。北朝鮮が黒鉛減速炉の稼働停止の用意を表明しなかったことを明らか
にし、「北朝鮮は時間稼ぎをしている」と非難した。
一方、佐々江氏は全体会合で日本が示している行程表案に触れ、北朝鮮の核廃棄
までの期間を「6〜9カ月」と例示し、時期を具体化するのが望ましいとの考えを
示した。また、日朝両国は2国間協議を行った。日本政府関係者によると、日朝政
府間交渉と6者協議をともに進展させることが重要だという認識には北朝鮮も異論
がない模様という。
>>116 「まず核施設停止を」北朝鮮に米が要求 西日本 11月11日 02:18
ttp://news.goo.ne.jp/news/nishinippon/kokusai/20051111/20051111_news_008-nnp.html 【北京10日傍示文昭】米朝対決の構図が再び鮮明になった。第五回六カ国協議
二日目の十日、米国は北朝鮮に「稼働中の核施設の即時停止」を要求。九日、軽水
炉提供を前提にした「段階的核放棄」を表明した北朝鮮に対し、核放棄優先の姿勢
を強調した。「核放棄が先か、軽水炉提供が先か」。米国の要求は、第四回協議の
共同声明が先送りした最大の焦点をあらためて浮き彫りにした。
「言葉対言葉」「行動対行動」―。朝鮮半島の非核化を目的とした六カ国協議は
、過去四回の協議で段階的プロセスの必要性を確認した。前回協議で合意した共同
声明は、いわば「言葉対言葉」を「行動対行動」に移すための指針であり、北朝鮮
首席代表の金桂冠(キムゲグアン)外務次官が九日表明した「段階的核放棄」は、
共同宣言履行に向け言葉を行動に移す用意があることを示す発言として注目された。
北朝鮮は一方で、軽水炉提供は「米朝間の信頼醸成の証し」とも指摘。米国をは
じめとする各国が軽水炉提供という行動を示さない限り、核放棄には応じない姿勢
をあらためて強調した。
さらに十日の全体会議では、北朝鮮企業に対する資産凍結問題などを例に「米国
が共同声明の精神を損なう言動をしている」と言及。六カ国協議とは直接関係のな
い問題まで持ち出して米国を非難したほどだ。
これに対し、米国首席代表のヒル国務次官補は、核放棄に向けた第一弾の行動と
して「核施設の即時停止」を要求。「信頼は行動で築かれる」とも述べ、核放棄に
向け具体的な行動を起こさない限り、軽水炉を提供するための信頼の土壌は築けな
いと指摘した。「どちらの行動が先か」との最大の対立点をあらためて明確にした
格好だ。
今回の協議日程は三日間。議長国・中国が各国の立場、主張を整理した「議長声
明」をまとめた上で、予定通り十一日午後に終了する見通しとなったが、米朝がそ
れぞれ対決姿勢をより鮮明にしたことで、年内にも再開される見通しの次回協議の
論戦が紛糾するのは必至となった。
>>117 6カ国協議 議長声明11日採択 休会の見通し作業部会、方向性盛る
西日本 11月11日 02:18
ttp://news.goo.ne.jp/news/nishinippon/kokusai/20051111/20051111_news_009-nnp.html 【北京10日傍示文昭】北朝鮮の核放棄をめぐる第五回六カ国協議は二日目の十
日、北京の釣魚台迎賓館で午前の全体会議に続き、午後は二国間協議や夕食会を行
って意見を調整した。日本首席代表の佐々江賢一郎・外務省アジア大洋州局長は同
日夜、議長国・中国が十一日午後、各国の立場を整理した議長声明をまとめて休会
に入るとの見通しを示した。
佐々江局長はまた、共同声明の履行に向け、北朝鮮の核放棄などを項目別に議論
する作業部会などが必要との方向性で各国が一致していることから、議長声明に「
その考え方が盛り込まれるだろう」と述べた。
全体会議で、佐々江局長は、北朝鮮が核放棄の前提として軽水炉提供を求めたこ
とについて「決着した内容を蒸し返しており、建設的とは言えない」と批判。段階
的に核放棄する用意があると表明したことについても「これでは交渉の収拾はつか
ず、計画の実施は不可能だ」と述べ、受け入れられないとの立場を示した。
北朝鮮の金桂冠(キムゲグアン)外務次官は「米国は共同声明の精神を損なう言
動をしている」と批判。その例として、米司法当局が十月、大量破壊兵器拡散を支
援した容疑で北朝鮮の八企業の米国内の資産を凍結した問題などを取り上げ、実態
解明と再発防止を求めた。聯合ニュースが伝えた。
一方、米国首席代表のヒル国務次官補は協議前、九月の共同声明採択後も北朝鮮
・寧辺にある実験用黒鉛減速炉が稼働しているとして「即時中止」を北朝鮮に要求
。さらに、核兵器と既存の核計画を自主申告し、これに基づいて具体的な廃棄措置
を進めるべきだとの考えを記者団に示した。
>>109>>110>>111-112>>113>>114>>115>>116>>117>>118 6カ国協議 きょうで休会 中国、議長声明を用意 産経 11月11日 02:51
ttp://news.goo.ne.jp/news/sankei/kokusai/20051111/m20051111010.html 【北京=笠原健、野口東秀】北朝鮮の核問題をめぐる第五回六カ国協議は二日目
の十日、市内の釣魚台迎賓館で全体会議や二国間協議が行われた。米首席代表のヒ
ル国務次官補(東アジア・太平洋担当)は同日、議長国の中国が協議内容をまとめ
た議長声明を用意しており、今回の協議が十一日午後に終了するとの見通しを示し
た。前回採択した共同声明の履行に向け各国が合意している作業部会の設置などが
盛り込まれる見込みだ。ただ、米朝両国の対立は根深く、協議の具体的な進展は難
しい状況だ。
交渉筋は十日夜、第五回六カ国協議はいったん休会とし、次回の開催時期は改め
て調整するとの見通しを明らかにした。十日の協議では、日中が提案した行程表(
ロードマップ)や作業部会について意見交換した。北朝鮮が前日、軽水炉型原発の
提供などと引き換えに核の生産停止や査察を受け入れることを提案したのに対し、
日本首席代表の佐々江賢一郎・外務省アジア大洋州局長は「決着をみた内容につい
て蒸し返すのは、建設的とはいえない」と述べた。
ヒル次官補は「寧辺の核施設は(先の共同声明採択後も)稼働しており、今すぐ
に停止すべきだ。信頼は行動で築かれる」と即時運転停止を要求。北朝鮮の核放棄
案についても「主要な懸案は核兵器を除去することだ」と述べ、核放棄を先行すべ
きだと批判した。
北朝鮮代表は全体会議の席上、米国が北朝鮮企業の資産凍結措置を取ったことや
偽ドル紙幣を問題視している点を挙げ、「米国は共同声明の精神を棄損する言葉や
行動を取っている」と非難したという。韓国の通信社、聯合ニュースが伝えた。
>>119 <6カ国協議>北朝鮮、米国による資産凍結を問題提起 聯合ニュース 11/10 22:14
ttp://japanese.yna.co.kr/service/article_view.asp?News_id=200511102059441 【北京10日聯合】第5回6カ国協議2日目の10日、北朝鮮が第4回協議で
発表された共同声明に盛り込まれていない問題を提起し、参加国を動揺させている。
北朝鮮が提起したのは、米政府の北朝鮮企業に対する資産凍結措置やドル偽造
疑惑の主張など。北朝鮮の強い反発に対し、参加国5カ国は「意外」との反応を示
すとともに、第5回協議が目指す共同声明の履行案作りに悪影響を及ぼすのではな
いかとの懸念を露わにしている。
現地の外交消息筋は、「北朝鮮の意図に対し正確な分析が必要だが、強く反発
しているのは確かだ。北朝鮮が参加国らの外交日程を妨げるつもりなのかどうかが
ポイント」と話した。北朝鮮を除く参加国の首席代表らは18日に釜山で開催され
るアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に向けた外交日程を控えており
、今協議は11日にいったん休会する。北朝鮮の言動はこの日程に大きな影響を及
ぼす可能性があることから、首席代表らは北朝鮮の意図を性格に把握しようと分析
に努めている模様。
ただ、表面的にはすでにその兆候があった。北朝鮮外務省の報道官は先月24
日に、「米国は北京での共同声明発表後1カ月余りで声明精神に背く言葉と行動を
ためらいもなく行っている。声明履行に対する米国の意志を疑わざるをえない」と
述べている。米国が北朝鮮企業の資産を凍結するなどの措置に反発したもの。さら
に協議開幕直前の8日、北朝鮮の金桂寛(キム・ゲグァン)外務省次官は共同声明
を「灯台」に、米政府の行動を「霧」にたとえ、先行きが順風ではないことを示唆
している。一方で、今後本格化する米朝の信頼づくりに向けた初期の行動措置の話
し合いで、北朝鮮が交渉の主導権を握るためカードを切ったという指摘がある。(つづく
>>120 つづき
今協議は当初、参加国それぞれが示した履行案を中国がまとめ11日に議長声
明形式で発表してから休会し、APEC首脳会議終了後に協議を再開する計画にな
っていた。これに少なからぬ狂いが生じたことになるが、北朝鮮が提起した問題は
結局は米朝2国間の懸案で6カ国協議という枠組みで争点化しようとすること自体
が適切ではないことから、北朝鮮が主張の度合いを弱め、本来の目的に向けた日程
に積極的に応じるのではないかとの見方も出ている。
米国務次官補、北朝鮮に原子炉の稼動中止を要求 ロイター 11/11 06:32
ttp://news.goo.ne.jp/news/reuters/kokusai/20051111/JAPAN-193594.html [北京 10日 ロイター] 北京で開催中の6カ国協議で米国の首席代表を務
めるヒル国務次官補は10日、北朝鮮に寧辺(ヨンビョン)の原子炉稼動を中止す
るよう求めた。
同次官補は記者団に、「信頼醸成には、合意事項の履行が必要だ」とし、「(北
朝鮮は)今、再処理を中止すべきだ。原子炉の稼動を中止すべきだ」と述べた。
>>120-121 6カ国作業部会設置持ち越しへ 東京朝刊 11月11日
ttp://www.tokyo-np.co.jp/00/kok/20051111/mng_____kok_____004.shtml 【北京=岩田仲弘、中村清】北朝鮮の核問題をめぐる第五回六カ国協議は二日目
の十日、午前中の全体会合に続き、午後からは二国間協議、首席代表を中心にした
夕食会を行った。日米両政府は北朝鮮が軽水炉の提供などを条件に段階的な核放棄
を主張していることを強く批判。これに対して北朝鮮も米国の敵視政策に反発し、
十一日に議長国・中国がまとめる方向になった議長声明に、日本などが提案した作
業部会設置を盛り込むのは困難な情勢になった。
日本首席代表の佐々江賢一郎外務省アジア大洋州局長は全体会合で、北朝鮮の核
放棄を達成するプロセスについて、「六カ月から九カ月といった具体的な形で示せ
ば、(第四回協議で採択した)共同声明全体の実施ペースを前向きな方向で設定で
きる」と指摘し、北朝鮮に迅速な対応を促した。
佐々江氏はさらに、北朝鮮が軽水炉の提供などを条件に段階的な核放棄を主張し
たことについて「(第四回協議の)共同声明合意の過程で一定の決着をみた内容を
再度要求として蒸し返していることは建設的とはいえない」と批判。米首席代表の
ヒル国務次官補も十日夜、記者団に「北朝鮮はまず現行の核計画を中止して、でき
るだけ早く核放棄すべきだ」などと強調した。
ヒル氏は作業部会設置について、「三日間の会合で(核放棄に向けた)履行計画
を完成することは難しい」とした上で「次回会合でできるだろう」との見通しを示
した。
>>122 6カ国協議 日米両国が北朝鮮の核廃棄早期実施を要求 毎日 11月11日 10時33分
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051111-00000011-maip-int 【北京・大谷麻由美】北京で開かれている第5回6カ国協議は10日、全体会合
に続き、2国間協議や夕食会を開いた。北朝鮮が軽水炉提供を前提にして核兵器開
発計画の凍結(モラトリアム)など段階的な核廃棄に応じる用意があると前日の会
合で表明したことに対し、日米両国は核廃棄の早期実施を要求し、議論は前進しな
かった。
議長国・中国は協議3日目の11日午後、討議を「議長声明」の形で集約する方
針だ。各国が設置で基本合意した作業部会について何らかの表現で盛り込まれる見
込みだが、米朝間の対立で作業部会の設置は12月以降の次回協議に持ち越される
可能性が強まった。
米首席代表のヒル国務次官補は10日夜、記者団に「いかに作業部会を組織する
かで結論に達していない」と述べ、作業部会に関する具体的合意は次回協議になる
との見方を示した。
日本首席代表の佐々江賢一郎外務省アジア大洋州局長は同日の全体会合で北朝鮮
案に反対を表明した。その理由として「共同声明合意の過程で一定の決着をみた内
容を再度、要求として蒸し返したのは建設的ではない」ことなどを挙げた。
また、佐々江局長と北朝鮮の北朝鮮の金桂冠(キムゲグァン)外務次官が同日、
約1時間会談し、今後の日朝政府間対話の進め方について意見交換した。17時37分更新
議長声明の草案提示 6カ国協議、休会へ 共同 11月11日 12:03
ttp://news.goo.ne.jp/news/kyodo/kokusai/20051111/20051111a3300.html 【北京11日共同】北朝鮮核問題をめぐる第5回6カ国協議は11日(日本時間
同)、釣魚台迎賓館で全体会議を開く。同日中に休会する見通し。協議筋によると
、議長国中国は10日深夜から11日未明にかけ、各国に対し、今回の協議内容を
整理、再開時期などを盛り込んだ議長声明の草案を提示した。各国の意見の取りま
とめを図るとみられる。 (つづく
>>123 つづき
別の協議筋によると、草案は4項目からなるという。
草案には、今回の協議では設置が先送りされるものの、必要との認識で各国が一致
している作業部会の方向性や性格付けが盛り込まれているとみられる。中国として
は議長声明を休会後に再開される協議でのたたき台としたい意向。
午前中に休会となるかどうかは流動的で、米首席代表のヒル国務次官補は「おそら
く午後まで続く」との見通しを示している。2国間協議が行われる可能性もある。
議長声明の草案提示 6カ国協議、休会へ 共同 11月11日 12:18
ttp://news.goo.ne.jp/news/kyodo/kokusai/20051111/20051111a3370.html 【北京11日共同】北朝鮮核問題をめぐる第5回6カ国協議は11日(日本時間
同)、釣魚台迎賓館で全体会議を開く。同日午後に休会する。協議筋によると、議
長国中国は10日深夜から11日未明にかけ、各国に対し、今回の協議内容を整理
、再開時期などを盛り込んだ議長声明の草案を提示した。各国の意見の取りまとめ
を図るとみられる。
別の協議筋によると、草案は4項目からなるという。
草案には、今回の協議では設置が先送りされるものの、必要との認識で各国が一致
している作業部会の方向性や性格付けが盛り込まれているとみられる。中国として
は議長声明を休会後に再開される協議でのたたき台としたい意向。中国は年内の協
議再開を目指し調整している。
>>123-124 <6カ国協議>11日午後に議長声明発表 毎日 11月11日 12時22分
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051111-00000050-mai-int 【北京・高山祐】北朝鮮の核問題解決を目指す第5回6カ国協議は11日午後に
中国が3日間の協議内容や再開時期の目安をまとめた議長声明を発表し、いったん
休会する見通しだ。
日本協議筋によると、中国は10日深夜、議長声明案を各国に提示し、日本代表
団は11日未明にかけ、内容を討議した。中国は全体会合で各国の意見を調整し、
声明を取りまとめる。
議長声明は年内にも再開する次回会合への方向性を盛り込むものの、「抽象的な
内容になる」(同協議筋)公算が大きい。第4回協議で採択した共同声明履行のた
め、個別テーマを議論する作業部会の設置で各国の認識が一致したものの、正式決
定は先送りされるとみられる。11月11日 14時1分更新
議長声明提示、休会へ=作業部会枠組みは先送り−6カ国協議
時事通信 11月11日 13時0分 15時0分更新
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051111-00000043-jij-int 【北京11日時事】北朝鮮の核問題をめぐる第5回6カ国協議は3日目の11日、2国間
協議や首席代表会合、全体会合を相次ぎ行い、第4回協議で採択された共同声明履
行に向けた議論のたたき台となる議長声明の最終取りまとめに入った。協議筋によ
ると、議長国・中国は各代表団に草案を既に提示したが、作業部会の枠組みなど具
体論は次回協議以降に本格的な議論が行われる。今回の協議は同日中に同声明を発
表して休会する。
>>125 6者協議、中国が議長声明案を提示へ 午後には休会 朝日 11月11日 13:25
ttp://news.goo.ne.jp/news/asahi/kokusai/20051111/K2005111101590.html 北朝鮮の核問題をめぐる第5回6者協議は3日目の11日、北京の釣魚台国賓館
で全体会合が開かれた。議長国・中国が、北朝鮮の核廃棄実現へ向けて議論をどう
進めるかなどを盛った議長声明の文案を示す見通し。同日午後に今回の協議はいっ
たん休会する方向で調整が進められており、中国は年内にも再開したいとの意向を
示している。
全体会合に先立ち、各国代表による少人数の協議が開かれた。また、中朝両国が
2国間協議を行った。中国は声明作成の最終的な詰めを進めている。
今回の協議で日本は、専門家らによる作業部会を設置したうえで、北朝鮮の核廃
棄と見返り措置をパッケージとして実施するなどとした「行程表(ロードマップ)
」案を示した。だが、米国代表のヒル国務次官補が10日夜、作業部会について「
我々は設置のための十分な準備ができていない。次回協議で行動する」と語るなど
、議長声明に具体的な文言が入るかどうかははっきりしない。
日本代表の佐々江賢一郎・外務省アジア大洋州局長は11日朝、議長声明の内容
について「前回の共同声明を具体的にどう進めるかについての基本的な考え方、概
念が重要だと思っている」と記者団に語った。
6カ国協議:ヒル国務次官補、柔軟性発揮できず 毎日 11月11日 13:25
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/news/20051111k0000e030080000c.html 【北京・笠原敏彦】北朝鮮の核問題をめぐる第5回6カ国協議では、米首席代表
のヒル国務次官補が十分な柔軟性を発揮できずにいる。協議筋などによると、ヒル
代表が意向を示してきた訪朝計画も米政府中枢から“凍結”された。9月に採択さ
れた共同声明で譲歩を強いられた結果、ブッシュ政権が慎重になっているためだ。
ヒル代表は9月の前回協議終了後、早ければ今回の協議前までに平壌を訪問した
い意向を表明した。北朝鮮政府首脳と直接会談することで共同声明の履行に弾みを
つけたいとの狙いだった。 (つづく
>>126 つづき
米朝協議筋によると、10月中旬のブッシュ大統領ら最高幹部による会議で訪朝
問題を協議した結果、北朝鮮の核拡散防止条約(NPT)復帰などの成果を生むこ
とが許可の条件になった。国務省は北朝鮮国連代表部を通して調整したが、返答は
「無条件の訪問なら歓迎する」というもので、協議前の訪朝は実現しなかった。
ヒル代表は10日、報道陣に対し、自らの訪朝について「6カ国協議の前進に役
立つなら、行きたい」と述べるにとどまった。その実現の可能性について、国務省
高官は「難しい状況にはあるが、断念はしていない」と内情を明かした。
共同声明には「適切な時期に軽水炉提供問題を議論」するなど、ブッシュ政権強
硬派には受け入れがたい合意も盛り込まれた。「核の平和利用」を認めたくない強
硬派からの抵抗もあって、今回協議の交渉指針について政権内のコンセンサスがま
とまらなかった。
今回協議では日本や韓国が共同声明の履行に向けて包括的な提案を行う中、米国
は具体的な提案を持たずに参加した。その理由を、ヒル代表は「3日間の協議は短
すぎる。今回はアイデアを集めるのが目的だ」と説明している。
しかし、ある協議筋は「ウラン濃縮問題をどう扱うかなど、政権内のさまざまな
人がさまざまな意見を持ち出し、米国として(北朝鮮に核放棄を迫る)攻め方が定
まらなかった」と事情を明かす。
>>126-127 議長声明に核放棄への方針を NHK 11/11 13:29
ttp://www3.nhk.or.jp/news/2005/11/12/d20051111000078.html 北朝鮮の核開発問題をめぐる6か国協議で、日本代表を務める外務省の佐々江アジ
ア大洋州局長は、11日朝、記者団に対し今回の会議の議長声明には、北朝鮮の核
の放棄に向け、今後どのように作業を進めていくかという基本的な考え方を盛り込
むべきだという考えを示しました。
北朝鮮の核開発問題をめぐる6か国協議は、9日から北京で行われていますが、来
週、APEC・アジア太平洋経済協力会議が、予定されていることから11日でい
ったん、休会するものとみられます。これに関連して佐々江局長は11日朝、記者
団に対し「各国の立場に違いはあるが、議長国の中国を中心に、とりまとめの作業
が行われると思う。よい議論が行われるよう、日本としても努力をしたい」と述べ
ました。そのうえで、佐々江局長は、今回の会議の総括としてまとめられる見通し
の議長声明について、「前回の会議で合意した共同声明の内容を、具体的にどう進
めていくかという、基本的な考え方が重要だ」と述べ、北朝鮮の核の放棄に向け、
今後、どのように作業を進めていくかという基本的な考え方を盛り込むべきだとい
う考えを示しました。
議長声明の草案提示 6カ国協議、休会へ 共同 11月11日 13:35
ttp://news.goo.ne.jp/news/kyodo/kokusai/20051111/20051111a3390.html 【北京11日共同】北朝鮮核問題をめぐる第5回6カ国協議は11日(日本時間
同)、北京の釣魚台迎賓館で首席代表協議や中朝などの2国間協議を断続的に行っ
た後、全体会議を開いた。協議筋によると、議長国中国は10日深夜から11日未
明にかけ、各国に対し、今回の協議内容を整理、再開時期などを盛り込んだ議長声
明の草案を提示。各国の意見集約を図り、同日午後に休会する。
別の協議筋によると、草案は4項目で構成されている。中国は今回の協議では設置
が先送りされるものの、必要性の認識で各国が一致している作業部会の方向性や性
格付けを盛り込み、休会後に再開される協議でのたたき台としたい意向だ。しかし
、作業部会の在り方にどこまで踏み込んで言及できるかどうかは流動的。
>>130 6か国 議長声明発表し休会 NHK 11/11 15:23
ttp://www3.nhk.or.jp/news/2005/11/11/d20051111000104.html 9日から北京で行われていた6か国協議は、11日、北朝鮮による核の放棄を盛り
込んだ共同声明を履行していくことを各国が確認したうえで、議長国・中国が、「
次の会合をできるだけ早い時期に再開する」などとした議長声明を出していったん
休会しました。
6か国協議は、日本時間の11日午後1時すぎから全体会合が開かれ、午後2時す
ぎに、議長国・中国の武大偉外務次官が議長声明を出して終了しました。議長声明
で、各国は、「検証可能な形で早期に朝鮮半島の非核化を実現する」ために前回の
協議で北朝鮮の核の放棄を盛り込んだ共同声明を、各国が履行していくことを確認
しています。そのうえで「次の会合をできるだけ早い時期に行うことで合意した」
としています。この議長声明発表により、今回の6か国協議は、11日で休会に入
り、再開の詳しい時期については、各国間で改めて調整することになりました。今
回の協議では中国や日本、韓国が、北朝鮮の核の放棄を実行に移すための具体策を
話し合う作業部会などの設置を提案しましたが合意に至らず、議長声明では、「共
同声明を実行に移す具体的な方策や措置、それにステップを制定することで合意し
た」という表現が盛り込まれるにとどまりました。
中国、議長声明を発表 6カ国協議、次回は未定 共同 11月11日 15:28
ttp://news.goo.ne.jp/news/kyodo/kokusai/20051111/20051111a3410.html 【北京11日共同】北朝鮮核問題をめぐる第5回6カ国協議は11日(日本時間
同)北京の釣魚台迎賓館で全体会議を開き、中国が議長声明を発表した。3日間の
協議を終え休会した。各国は協議の早期再開で合意したが、具体的日程は決まらな
かった。
声明は5項目から成り、第4回協議で合意した共同声明を包括的に実現し、バラン
スの取れた利益と、すべての当事者が勝者となる結果を得ることを目指すとした。
さらに、早期に検証可能な朝鮮半島非核化を目指すとした。
同日は午前から首席代表協議や中朝などの2国間協議が断続的に続けられた。
>>133 つづき
議長国・中国は、釜山市で15日から開くアジア太平洋経済協力会議(APEC
)終了後の再開を目指しているが、米朝の対立構図は解消されておらず、年内再開
は困難との見方が広まっている。
議長声明は「朝鮮半島の検証可能な非核化を早期に実現する」との目標実現に向
け、9月の第4回協議で採択された共同声明を完全に履行することを再確認し、「
建設的な議論が行われた」と総括した。
作業部会の設置を提案した日本首席代表の佐々江賢一郎外務省アジア大洋州局長
は記者会見で「日本が提案した多くの考え方は議長声明に取り入れられた」と評価
した。
一方、米国首席代表のヒル国務次官補は11日、作業部会について記者団に「声
明に盛り込むことも検討されたが、名前をつけることができないため、声明に入れ
ないことにした」と述べた。米国は「エネルギー支援」などのテーマ別に作業部会
を設置すると、核廃棄よりも支援が先行することになりかねないと懸念していると
みられる。
また、同代表は閉幕後、「我々は多くの専門的な問題を話し合う必要がある」と
語り、次回協議再開までに実務者による会合を開き、核廃棄にかかわる技術的な問
題などで細部を詰めたい、との意向を示した。次回は共同声明の履行に向けた米国
の提案を行うとも表明した。11月11日23時1分更新
>>133-134 朝鮮半島非核化を再確認 6カ国協議、12月再開困難 共同 11月11日 19:44
ttp://news.goo.ne.jp/news/kyodo/kokusai/20051111/20051111a3450.html 【北京11日共同】北朝鮮核問題をめぐる第5回6カ国協議は11日、北京の釣
魚台迎賓館で全体会議を開き、議長国中国の武大偉外務次官が「朝鮮半島の検証可
能な非核化」の早期実現に向け、前回協議の共同声明履行を再確認した議長声明を
発表、休会した。焦点だった懸案別の作業部会設置は合意に至らなかったため明記
されず進展はなかった。協議の早期再開で合意したが日程は明記されず、年内再開
は難しい情勢だ。
3日間の協議で、北朝鮮が軽水炉提供を条件とした段階的核放棄を提案したものの
、日米両国があくまでも北朝鮮の核放棄が先決として強く批判、難航した。ヒル次
官補は、北朝鮮側がウラン濃縮型核開発計画について今回の協議でも認めなかった
ことを示唆した。
6か国協議 再開時期示されず NHK 11/11 19:53
ttp://www3.nhk.or.jp/news/2005/11/11/d20051111000179.html 北京で行われていた6か国協議は11日、北朝鮮の核の放棄を目指すことを確認し
た議長声明が出されて休会しましたが、協議再開の時期については明確に示されず
、日本や中国などが目指していた作業部会の設置も合意に至りませんでした。
6か国協議は11日、議長国・中国の武大偉外務次官が議長声明を出して終了し、
休会に入りました。議長声明で、各国は北朝鮮の核の放棄に向けて、前回の協議で
合意した共同声明を履行していくことを確認しましたが、協議の再開時期について
は、「できるだけ早い時期」とされ、年内の再開を目指すとした中国の目標は盛り
込まれませんでした。また、日本や中国が提案していた、作業部会などの設置につ
いては、アメリカが作業部会は北朝鮮に核の放棄を迫るものでなければならないと
慎重な立場を取ったため、「共同声明を実行に移す方策を定めることで合意した」
(つづく
>>135 つづき
という表現にとどまりました。一方、北朝鮮のキム・ケグァン外務次官は記者団に
対し、アメリカ財務省がマカオの銀行について、北朝鮮による資金洗浄に関与した
疑いがあると指定したことを取り上げ、「アメリカによる制裁のため、われわれは
共同声明履行ができないでいる」などと述べて、アメリカが敵対的な姿勢をとり続
けている現状では核の放棄には容易に応じられないとする姿勢を強調しました。こ
のように米朝の対立が浮き彫りになったことで、今回の協議は核開発問題解決への
道のりがいかに遠いかをあらためて示すものとなりました。
6カ国協議:自己主張強める中国に米では反発も 毎日 11月11日 19:54
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/news/20051112k0000m030075000c.html 6カ国協議:自己主張強める中国に米では反発も
【北京・笠原敏彦】第5回6カ国協議は、議長国・中国のシナリオに沿った「外
交ショー」の色彩が濃厚だった。10月末の胡錦涛・中国国家主席の訪朝と11月
19日からのブッシュ米大統領の訪中との間で、無難に協議をこなすという思惑だ
。議長国として自己主張を強める中国に米国内では反発も出始めている。
協議筋によると、米国は当初、今回の日程に異議を唱えていた。ヒル米首席代表
は11日の閉会後、「次回は3日では終わらない。もっと長い時間が必要だ」と述
べ、今回の日程への不満を示唆した。「(15日から釜山で開かれる)アジア太平
洋経済協力会議(APEC)の前に押し込まれた」(ヒル代表)短期間の日程では
実質的な交渉は望めないからだ。
米国内には、9月に採択された共同声明に軽水炉問題が盛り込まれたことへの反
発もある。交渉の最終局面で、武大偉・外務次官がヒル代表に「(草案を)受け入
れるか、それとも去るか」と「圧力」をかけたとの報道も拍車をかけた。
下院外交委員会の公聴会(10月6日)では、ハイド委員長が「軽水炉提供問題
が最終文書に奇跡のように現れた」と中国への不信感をあらわにした。ニューズウ
ィーク誌(10月3日号)は「米国が初めて中国に屈した。中国はついに大国とし
て自己主張を始めた」と報じている。 (つづく
>>136 さいご
中国の積極姿勢の背景には北朝鮮の「核保有宣言」(今年2月)などへの危機感
があることも事実だ。米政府高官も「中国は中立的な仲介者として参加国にお茶を
振る舞うだけではすまないことを明確に理解している」と語り、表面的には中国を
評価する。
しかし、中国が議長国として影響力を発揮すればするほど、米国は6カ国協議を
コントロールする余地を奪われるというジレンマに直面し始めている。
(最終更新時間 11月11日 20時11分)
6カ国協議:北朝鮮 核放棄進めたくない本音浮き彫り 毎日 11月11日 20時00分
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/photojournal/news/20051112k0000m030076000c.html 釣魚台迎賓館での協議を終え北朝鮮大使館に戻り、報道陣に声明を述べる北朝鮮の
金桂冠外務次官=11日午後4時20分、北京で 【北京・西岡省二】第5回6カ
国協議で、北朝鮮は軽水炉建設要求に加え、共同声明には盛り込まれていない過去
の主張を持ち出し、「既存の核施設凍結」と「韓国の非核化」などを同時行動で実
施するよう主張した。米国の圧力が解消されない限り、核放棄の履行を進めたくな
いとの本音が浮き彫りになった形だ。
共同声明では米韓両国とも韓国内に核兵器が存在しないことを再確認した。しか
し、北朝鮮はこれだけでは満足せず、検証可能な形で示すことを求めている。それ
が満たされなければ、「約束対約束」「行動対行動」という宣言の原則に反すると
いう主張だ。
さらに、北朝鮮は10日の全体会合で、米財務省がマカオの銀行をマネーロンダ
リングの主要懸念先に指定したことや、大量破壊兵器拡散への関与で北朝鮮企業の
資産を凍結した問題を取り上げた。協議とは直接関係のないテーマで、議論を混乱
させることにつながった。
北朝鮮首席代表の金桂冠(キムゲグァン)外務次官は11日、こうした制裁措置
を「共同声明違反」と非難し、声明を履行できない理由に挙げた。米国の信頼度を
測る狙いとも受け取れるが、韓国外交筋は「(制裁対象が)北朝鮮中枢部の資金源
に関連している可能性があるからではないか」と指摘し、指導部からの直接の指示
で取り上げたとの見方を示している。
>>135-137 6カ国協議:北朝鮮の核問題解決 長い道のりに 毎日 11月11日 20:18
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/asia/news/20051112k0000m030083000c.html 【北京・飯田和郎】11日に休会した第5回6カ国協議は、実質的な前進がなく
、北朝鮮の核問題解決の難しさを改めて浮き彫りにした。長く険しい道のりが今後
続くことを関係国に再認識させ、多くの課題を抱えた各国代表団は「北京に来た時
より重いカバンを手に帰国する」(韓国代表団筋)ことになった。
短い議長声明は、9月の第4回協議で採択した「共同声明の履行・実現」の重要
性を4カ所で強調した。明文化できる合意がなく、各国の共通認識である声明が核
問題解決の支柱であることを確認することに落ち着いたようだ。日本や中国が提案
したテーマごとの作業部会の設置すら駆け引きの材料となり、合意が先送りされた。
本来、今回協議は共同声明を土台に、北朝鮮の核廃棄への具体的手順づくりに向
けた一歩を踏み出す場と位置づけられた。だが、核廃棄を最優先させるべきだと主
張する米国と、軽水炉提供に固執する北朝鮮の対立の構図に変化はない。
中国は協議に北朝鮮を引っ張り出すことを優先させ、「交渉の枠組み維持そのも
のが重要だ」(中国外務省筋)と協議が約束どおり開催されたこと自体を「成功」
と位置付けている。意義付けが変質した感は否めない。
休会後協議でも意見集約が困難さを増すことが予想され、日程の長期化も見込ま
れる。仲介役の中国をはさんだ米朝の駆け引きはさらにし烈になりそうだ。
米国、北朝鮮側からの6カ国協議開催中の核プログラム凍結提案を拒否
ロイター 11月11日 20:24
ttp://news.goo.ne.jp/news/reuters/kokusai/20051111/JAPAN-193701.html >>79
>>138 6カ国協議、議長声明発表し休会・作業部会など盛れず 日経 11月11日 20:31
ttp://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20051112AT2M1102711112005.html 【北京=桃井裕理】北朝鮮の核問題を巡る第5回6カ国協議は3日目の11日、北京
の釣魚台迎賓館で全体会合を開き、議長国の中国が9月の第4回協議で採択した共同
声明の履行を確認する議長声明を発表し、休会した。声明には作業部会設置や核放
棄に向けた行程表などの具体策は盛り込まれず、問題解決に向けた実質的な議論は
再開後に持ち越された。
協議の再開時期についても「できるだけ早い時期に開催することで合意した」と
し、具体的日程には言及しなかった。協議終了後、米首席代表のヒル国務次官補は
年内の再開は日程的に難しいとの認識を示した。
議長声明は5項目からなり「各国は全面的に共同声明を履行し、朝鮮半島の非核
化目標を検証可能な形で早期に実現することを確認した」と指摘した。ただ日韓な
どが提案した作業部会の設置や行程表作成は参加国の調整がつかず「共同声明を履
行する具体的な計画や措置、手順を定めることに同意した」との表現にとどまった。
6カ国協議、中国が議長声明を提示へ・次回開催時期など明示 日経 11月12日 00:31
ttp://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20051110AT2M1002S10112005.html 【北京=桃井裕理】北朝鮮の核問題をめぐる第5回6カ国協議は、議長国の中国が1
1日に協議内容を総括する議長声明を提示する見通しとなった。米首席代表のヒル
国務次官補が10日、記者団に語った。次回協議の開催時期も盛り込む方針。ただ核
放棄の手順などで米朝の意見対立が続くなか、核放棄の行程表の詳細を盛り込むの
は難しい情勢だ。
協議2日目の10日は午前の全体会合に続き、午後からは中朝や日米などが2国間協
議を開いた。
参加国は同日までに核放棄や対北朝鮮支援などの専門家会合の設置や、共同声明
の履行に向けた行程表などを提案。中国はそれらの提案を総括し、議長声明を提示
する方向だ。だが、専門家会合の構成や行程表を巡る具体的な議論には米国が「時
期尚早」(ヒル次官補)と消極的。声明の内容は今後の議論の大枠の方向性を定め
たものにとどまる可能性もある。
>>139 6者協議、再開日程決めず休会 作業部会設置に含み 朝日 11月12日 00:39
ttp://news.goo.ne.jp/news/asahi/seiji/20051112/K2005111103450.html >>83 議長声明を発表 6カ国協議休会 西日本 11月12日 02:15
ttp://news.goo.ne.jp/news/nishinippon/kokusai/20051112/20051112_news_002-nnp.html 【北京11日傍示文昭】北朝鮮の核放棄をめぐる第五回六カ国協議は十一日午後
(日本時間同)、北京の釣魚台迎賓館で全体会議を開き、議長国・中国の首席代表
、武大偉外務次官が「共同声明を実現するため具体的な計画、措置、手順を作成す
る」などと今後の方向性を盛り込んだ議長声明を発表、三日間の協議を終えて休会
した。各国は協議の「早期再開」で合意したが、具体的な日程は明記されなかった。
議長声明は、前文を除いて四項目から成り、「早期に朝鮮半島の検証可能な非核
化を実現するため、九月の第四回協議で合意した共同声明を完全に履行していく」
と強調。「信頼醸成を通じて包括的に共同声明を履行し、共に勝者となるような結
果を達成する」とした。
日本など複数の国が提案した懸案別の作業部会設置や行程表(ロードマップ)策
定などは合意に至らず、具体的な明記は見送られたが、「さまざまな約束を分類し
て実施する」「具体的な計画、措置、手順を作成する」などの表現に反映された。
協議再開の時期について、中国は年内の再開を目指す意向を示しているが、米国
首席代表のヒル国務次官補と韓国首席代表の宋旻淳(ソンミンスン)外交通商次官
補は「十二月開催は難しい」との見通しを示した。
休会後、記者会見した北朝鮮首席代表の金桂冠(キムゲグアン)外務次官は、米
国が十月に行った北朝鮮企業に対する資産凍結問題について「共同声明履行の妨げ
になっている」と非難した上で、休会中に二国間協議を開いて同問題を論議するこ
とで合意したことを明らかにした。
>>130>>131>>132>>133-134>>135-137>>138>>139>>140 6カ国協議休会 作業部会設置先送り 共同声明の履行再確認 産経 11月12日03:03
ttp://news.goo.ne.jp/news/sankei/seiji/20051112/m20051112005.html 【北京=笠原健】北朝鮮の核問題をめぐる第五回六カ国協議は十一日、市内の釣
魚台迎賓館で全体会議を開き、議長国・中国の武大偉外務次官が「朝鮮半島の検証
可能な非核化の早期実現に向け、共同声明の完全履行を再確認した」などとする議
長声明を発表し、休会した。次回会合の日程を確定できず、共同声明の履行に向け
た具体策を検討する作業部会の設置も直接の言及がなく、次回会合以降に議論を先
送りした。
九日から開かれた今回の協議は、北朝鮮が軽水炉型原発の提供などを条件に段階
的な核放棄を表明したが、米国が核放棄の先行や実験用黒鉛減速炉の即時稼働停止
を強く求めて北朝鮮を批判、対立が改めて顕在化した。
議長声明では、六カ国は朝鮮半島の検証可能な非核化の早期実現に向け、「約束
対約束、行動対行動の原則に従って共同声明を完全に履行していく」ことを再確認。
そのうえで、「共同声明を実現するための具体的な計画、措置および手順につい
て作成することに合意した」と指摘し、次回会合以降で作業部会設置に関する議論
を本格化することを示唆した。
これに関連し、米首席代表のヒル米国務次官補は十一日、記者団に対し、次回協
議までに、専門家会議を開き、北朝鮮の核兵器・計画の申告や検証措置などを話し
合う必要があるとの考えを示した。ただ、次回会合の開催時期については年内は難
しいとの認識を明らかにした。
今月十八、十九日には韓国・釜山でアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳
会合が開かれるほか、十二月中旬にはマレーシアで東アジアサミットが予定されて
いる。
>>141 新たな争点 米朝対立激化 産経 11月12日
ttp://www.sankei.co.jp/news/051112/morning/12pol003.htm 【北京=久保田るり子】第五回六カ国協議は議長声明で「共同声明の履行」の各
国の意思を確認したが、作業部会の設置や、次回日程さえ決められず、成果はほと
んどなかった。原因は「軽水炉が先か」「核廃棄が先か」との対立だけでなく、北
朝鮮が核問題以外の新たな争点を持ち出し、対米批判を激しく展開、一方の米国も
北朝鮮の核活動継続にいらだちをぶつけるなど、相互不信が激化したからだ。
今回の協議で日中韓各国は、作業部会案など共同声明の履行のための方策を携え
て参加した。一方、北朝鮮は軽水炉建設を前提に凍結から廃棄までの順番を示した
「段階的廃棄案」を提案。さらに見返り措置で、在韓米軍を含む韓国への核査察や
、米国の「核の傘」から韓国が離脱することなど、米韓関係にくさびを打ち込むよ
うな要求を次々に出した。
この提案を日米が批判すると、北朝鮮は米国が先月行った大量破壊兵器拡散疑惑
の北朝鮮企業への資産凍結措置や、米国が主張するマカオのマネーロンダリング疑
惑を取り上げ、「共同声明の精神に反する」と強く反発。対立の火に油を注いだ。
一連の流れは北朝鮮があおっているかたちで、「戦術的攪乱(かくらん)」の可
能性がある。つまり、対米姿勢を硬化することで、協議の長期化を望まない米ブッ
シュ政権へ圧力をかけ、譲歩を引き出すことを狙っているようだ。
>>142 6カ国協議 中国の「懐柔」裏目 北、原則論蒸し返す 産経 11月12日
ttp://www.sankei.co.jp/news/051112/morning/12int001.htm 【北京=伊藤正】北京で開かれた北朝鮮の核をめぐる第五回六カ国協議は、九月
の前回協議で発表した共同声明履行のための作業計画はむろん、次回協議の日程も
決まらないまま終わった。北朝鮮が原則論を蒸し返すなど強い姿勢に出たことが主
因と協議筋は指摘する。その背景には、中国との関係緊密化があるとみられ、中国
の「北朝鮮懐柔戦略」が裏目に出たようだ。
外交筋によると、中国は「各国との事前の根回しが不十分」としながら、「次回協議は
十一月上旬」とした共同声明を守る意義を重視、九日開催を決めた経緯がある。
しかし、直後のアジア太平洋経済協力会議(APEC)、来月中旬の第一回東アジア
首脳会議を控え、核問題を解決に向け前進させる必要があったと同筋は指摘する。
両会議とも将来の共同体結成を念頭にした地域協力強化が主要議題だが、中国は
東南アジア諸国連合(ASEAN)と日中韓を中心にした東アジア共同体構想に積極的な
ほか、北朝鮮も含めた北東アジア共同体も視野に入れだした。その最大の障害が
核問題であり、一貫して六カ国協議に多大の労力を投入してきた理由の一つだった。
前回協議で北朝鮮の核放棄への基礎ができた後、中国は十月に呉儀副首相を団長
にする代表団を北朝鮮に派遣したのに続き、胡錦濤国家主席が就任後初めて訪朝、
「伝統的友誼(ゆうぎ)を新情勢下で全面発展させる」ことで合意した。経済支援
強化だけでなく、社会主義体制の「同志」として政治的緊密化が特徴だ。 (つづく
>>143 つづき
中国は六カ国協議を通じ米朝をはじめ北朝鮮と各国の対話が行われ、北朝鮮の体
制維持への不安は軽減したとみている。胡錦濤氏の訪朝は、中国側の物心両面の支
援強化で北朝鮮の不安を解消し核問題の早期解決を促す意味があったと、中国の専
門家筋は分析する。
この中朝の「新時代」は北朝鮮に自信を強めさせたようだ。六カ国協議に先立つ
日朝協議も、北朝鮮のイニシアチブが目立ったが、六カ国協議では、核放棄への「
四段階」提案をする一方、韓国および地域(日本を指す)の米国の「核の傘」廃棄
から北朝鮮系企業の資産凍結問題などまで持ち出し、議論を振り出しに戻した印象
を与えた。
北朝鮮の金桂寛首席代表が日本大使公邸での会食に応じたのも、中国の支援をバ
ックにした北朝鮮側の自信の表れにほかならず、北朝鮮が核を放棄する日は来るの
かに疑問を抱かせた。次回協議の日程がいつまでも決まらない事態になれば、中国
の北朝鮮懐柔戦略は見直しを迫られよう。
◇
【議長声明の要旨】
一、六カ国は朝鮮半島の検証可能な非核化を早期に実現し、「約束対約束、行動
対行動」の原則に従い、(前回合意した)共同声明の完全な履行を再確認。
一、六カ国は共同声明を包括的に履行し、すべての約束を実施。共に勝者となる
ような結果を達成する用意がある。
一、六カ国は共同声明を実現するための具体的計画、措置、手順を作成すること
に合意。
一、六カ国は第五回六カ国協議の第二セッションをできる限り早い期日に開催す
ることに合意。(中国総局)
>>143-144 休会中に米と協議 北が表明 産経 11月12日
ttp://www.sankei.co.jp/news/051112/morning/12int002.htm 【北京=名村隆寛】六カ国協議の北朝鮮代表である金桂寛外務次官は十一日、協
議終了後、北京の北朝鮮大使館で記者会見し、同協議休会中に米国と二国間協議を
行うことを明らかにした。
金次官は今回の協議で米国による対北朝鮮金融制裁の問題を提起したとし、「金
融制裁は共同声明の履行に反するだけでなく、われわれがその履行のために行った
公約の実践も不可能にしている」と米国を非難した。
「米国が敵視政策を放棄し平和共存を実行するというので、われわれはそれを信
じて核放棄を宣言した」とも述べ、「(六カ国協議)休会中に朝米双方が接触を活
性化させることにし、今後、二国間協議を開いて金融制裁について論議することに
なった」と語った。
日本 次回本格論議へ期待 産経 11月12日
ttp://www.sankei.co.jp/news/051112/morning/12int003.htm 【北京=笠原健】日本政府は、今回の協議で対話継続の機運を維持するため、米
国、北朝鮮、中国などとの調整に努力したが、米朝の対立は根深く、当初想定した
共同声明を履行する行程表の策定、核放棄・検証と経済・エネルギー支援に関する
作業部会の設置を議長声明に盛り込むことはできず、仕切り直しとなった。
このため、次回会合で本格的な論議に結び付けたい考えだ。
日本首席代表の佐々江賢一郎・外務省アジア大洋州局長は十一日夕の会見で、「
(議長声明を)土台に次回会合で具体的な成果につなげていきたい」と述べたが、
同時に「いくつかの論点で各国の中に立場の隔たりがある」として、米朝の溝は埋
めきれなかったことを示唆した。
日本政府は六カ国協議と日朝政府間対話との連携を重視しており、佐々江氏も会
見で「拉致問題が解決すれば、わが国が六カ国協議でより積極的に対応でき、国交
正常化の展望も開ける」と改めて強調した。
日朝政府間対話が十二月にも再開されることから、日本政府は当面、北朝鮮との
対話路線を維持する構えだが、核放棄をめぐる米朝の対立は、容易には解消しそう
もないことから、今後、難しいかじ取りを迫られそうだ。
>>145 6カ国協議休会 次回日程決まらず 東京朝刊 11月12日
ttp://www.tokyo-np.co.jp/00/kok/20051112/mng_____kok_____001.shtml 【北京=五味洋治、中村清】北朝鮮核問題をめぐる第五回六カ国協議は三日目の
十一日、北京の釣魚台迎賓館で議長国中国の武大偉外務次官が議長声明を発表、休
会した。声明は前回協議で採択した共同声明の履行を再確認したが、個別の懸案解
決のための「作業部会」には直接触れず、設置を先送りした。次回協議の日程も「
早期再開」との表現にとどまり、確定できなかった。
次回日程について米国首席代表のヒル国務次官補と、韓国首席代表の宋旻淳(ソ
ン・ミンスン)外交通商次官補は、外交日程が詰まっていることなどを挙げて、年
内再開は困難との見方を示した。
議長声明は五項目で、「朝鮮半島の検証可能な非核化の早期実現」のため「約束
対約束」「行動対行動」の原則に基づいて「共同声明の完全履行を確認した」と強
調。共同声明を実現する過程については「迅速かつ、調整された形で開始し、終了
」すると、各国の主張を併記した。
北朝鮮代表団、帰国の途に=6カ国協議 時事 11/12 13時1分
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051112-00000056-jij-int 【北京12日時事】第5回6カ国協議に出席していた北朝鮮代表団が12日午前、北京
発の高麗航空便で帰国の途に就いた。空港に着いた首席代表の金桂冠外務次官は「
また会いましょう」と報道陣に笑顔で語った。
>>141>>142>>143-144>>145>>146 第5回6カ国協議休会 中国落胆隠せず 胡主席、訪朝むなし 中日 11月12日 2時間前
ttp://www.chunichi.co.jp/niccho/051112T1324.html 【北京=白石徹】北朝鮮の核問題をめぐる第5回6カ国協議は11日、議長を務
める中国の武大偉・外務次官が短い議長声明を読み上げ、再開の日程を決められな
いまま休会になった。中国は北朝鮮の核放棄を実現するため、より実務的な話し合
いの場となる作業部会や専門家会合の設置を提案したが、声明に盛り込むことはで
きなかった。
中国の落胆ぶりは、休会後、武次官や外務省報道官の記者会見を開かなかったこ
とにも表れている。議長国の役割を国際社会にアピールする絶好のチャンスだが、
今協議では自ら成果が乏しいと判断したとみられる。
胡錦濤国家主席は先月末、北朝鮮を公式訪問し、金正日(キム・ジョンイル)総
書記と会談。中国の最高指導者として4年ぶりとなる訪朝の目的の一つは、トップ
交渉による6カ国協議の進展であり、9月に採択された共同声明の具体化に向け北
朝鮮の柔軟姿勢を引き出すことだった。
しかし、胡主席の訪朝から10日後に始まった今協議で、北朝鮮は「段階的な核
放棄」を主張しながらも、軽水炉の提供問題や金融制裁解除を持ち出して米国の反
発を招き、議論は行き詰まった。
米首席代表のヒル国務次官補は、胡主席訪朝による協議への影響について「特に
関係はない」と一蹴(いっしゅう)。中国は中朝トップ交渉の成果を示せなかった。
今後、中国は協議再開に向け各国と日程調整を進める。だが、米朝の意見の食い
違いが埋まらない限り、協議が難航するのは必至で、日程調整にも手間取りそうだ。
>>98 日本は罪を清算せず=常任理入りに反対−北朝鮮 時事 11/12 11時0分
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051112-00000044-jij-int 【ニューヨーク11日時事】北朝鮮の朴吉淵国連大使は11日、総会で行われた安保
理改革に関する集中討議で、「過去の甚だしい人道に対する罪を誠実に清算してい
ない」として、日本の常任理事国入りに反対する姿勢を改めて示した。
国連改革で北朝鮮と日本が激しく応酬 TBS 11月12日 13時48分
ttp://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3158476.html 安全保障理事会の改革を話し合う国連総会の場で、11日、日本と北朝鮮が激し
く応酬しました。
応酬のきっかけは北朝鮮のパク国連大使による演説でした。
「北朝鮮は日本が常任理事国になることに反対する。日本は人類に対して侵した
過去の犯罪の清算を行っていない」(北朝鮮 パク国連大使)
さらに、パク大使が「この意見はアジアの近隣諸国や世界各国の支持も得ている
」と主張したことから、総会が終わった後、日本側が強く反論しました。
「日朝2か国の代表は(拉致や核問題を)未解決の問題とともに、不幸な過去の
問題についても、すでに徹底的に意見を交わしてきた」(日本 北岡次席大使)
最近、国連の場で北朝鮮が日本を名指しで非難するケースが増えていますが、今
月にも採決にかけられる北朝鮮に対する非難決議案へのけん制とみられています。
(12日10:28)
>>98>>148 北朝鮮、日本の国連安保理常任理事国入りに反対・国連総会 日経(共同) 11/12 15:43
ttp://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20051112STXKG013012112005.html 【ニューヨーク11日共同】北朝鮮代表は安全保障理事会改革問題に関する11日の
国連総会討議で、小泉純一郎首相らの靖国神社参拝を念頭に「日本は平和への貢献
を約束するが、真意がその通りかどうか保証できない」と述べ、日本の常任理事国
入りに反対を表明した。
この問題では、朴吉淵国連大使が午前の討議で「日本は真摯に過去の清算を行っ
ていない」と日本を批判。北岡伸一国連次席大使が午後の討議で「常任理事国入り
の資格は国際の平和と安全への貢献によって判断されるべきだ」と反論した。
しかし、別の北朝鮮代表は「(日本の政治家らは)戦争犯罪者を(祭る施設を)
引き続き参拝している」と主張した。
北朝鮮との交渉に立ち会った米国務省の元通訳官が6カ国協議の問題点などについて証言
FNN HEADLINES 11/12 12:43
ttp://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00080397.html 2005年夏まで、アメリカ国務省の通訳官として北朝鮮との交渉に立ち会ってきたト
ン・キム氏が、FNNのインタビューに応じ、11日に休会に入った6カ国協議の問題点
などについて証言した。
インタビューの中でキム氏は、先にまとめられた共同合意文書の中に、アメリカと
北朝鮮でそれぞれ異なる解釈ができる言葉が多数含まれていることが協議進展の妨
げになっていると指摘している。
キム氏は「言葉の解釈で混乱があった。北朝鮮が『放棄 = 完全廃棄』と理解し
ていればよかったんだが...」と述べた。
キム氏は、共同文書にアメリカが目指す「Dismantle(完全廃棄)」という言葉の代
わりに朝鮮語で「そのまま放置する」という意味がある「Abandon」という言葉が
盛り込まれたことや、「朝鮮半島の非核化」という表現で、北朝鮮に韓国からの核
排除を主張するすきを与えたことなどが、協議難航の一因と指摘した。
また、キム氏は、11日に休会した6カ国協議で次回の日程が示されなかったことで
、北朝鮮が再度、時間稼ぎ戦術に出る可能性が高いとの見方も示した。
キム氏はさらに、信頼関係構築が今後の鍵になると分析している。
安倍晋三官房長官、「人を使って大を成す」か 日経BP 11月11日 00時00分
ttp://nikkeibp.jp/wcs/show/leaf/CID/onair/jp/biz/411728 前首相の森喜朗は「体は大きいが、気は小さい」。民主党副代表で元自民党幹事長
、政界の壊し屋として恐れられてきた小沢一郎は「表と裏の落差が激しい」…。
長年、自民党の大物たちのそば近くで働いたある人物から、こんなメモをもらった
ことがある。だが、とかく否定的な見方をされがちな実像と表の印象との落差は、
政治家にとってはある意味で「芸」でもある。
「自分にできなければ、能力のある者を使えばいい。そうして例えば幹事長として
選挙に勝てば、もうそれは自分の実績として周りから見られるようになる」(元防
衛庁長官の松野頼三)のが政治家、という面があるからだ。
政策より理念や姿勢に評価
人を使うには人間的魅力か理念か、あるいは、「そばにいれば得になる」といった
時の勢いのようなものが必要だとすれば、こうしたタイプはいずれも、かつての党
人派政治家に近い。
この対極には、政策通と呼ばれる、政治の実務に長けた一群の政治家がいる。政治
家として大を成すのが、このいずれかのトップクラスであることは間違いないところだ。
さて第3次小泉改造内閣で官房長官となった安倍晋三(51歳)はどうか。
官房副長官時代の2002年9月、首相・小泉純一郎の電撃的な北朝鮮訪問の随行を機
に国民的人気を得たことは知られる通り。母方の祖父が元首相の岸信介で、その実
弟が同じく元首相の佐藤栄作。父親は元外務大臣、安倍晋太郎で、父方の祖父も元
衆院議員の安倍寛、といった華麗な系譜もよく知られる。
しかし、政治家としての専門分野での評価はそれほどには聞かない。年金などに関
心を持ち、党社会部会、厚生委員会、外交委員会に属した経験もあるが、党内で厚
生、外交の政策通と見られているわけではない。(つづく
>>151 つづき
むしろ安倍への評価は、政治家としての理念や姿勢に近いところにあるのだろう。2
002年の電撃訪朝で、「5人生存、8人死亡」を知らされるや、謝罪がなければ平壌
宣言への署名を拒否すべきと首相に進言。被害者の帰国後は、北朝鮮へ戻す方向を
探ろうとした外務省に徹底して反対した。
一方で憲法改正には早くから取り組み、有事法制も積極的に制定に動くなど、国家
論、国益の護持に弁を振るい続けてきた。
拉致問題への関わりは晋太郎の秘書時代、初当選の1993年以前からであり、憲法改
正は「学生時代からのもの」(成蹊大学時代の友人)。その思想には、60年の日米
安全保障条約改定を遂行した祖父、岸の影響が見て取れる。
と、安倍の来歴を眺めてみれば内閣のスポークスマンであり、とりまとめ役の官房
長官という役どころはなかなかに意味深い。
人気者の調整役という難しさ
政治家として人を使って大を成す側にいるだろう安倍が、果たして閣僚のまとめ役
になり、小泉改革の推進力になり得るのか…。人を動かせる器量かというその点で
、小泉後継としての力量を試されていると見えるからだ。
後継レースのライバル、麻生太郎は外務大臣、谷垣禎一は財務大臣留任。それぞれ
政策の指揮者として難題を背負わされるが、「勢い」を含めた人気にポイントがあ
る分、安倍自身の舵取りは相当に難しい。
組閣直後の就任会見で、安倍は靖国神社参拝を続ける意向を示した。実際に行えば
曲折もあり得る。いよいよ厳しい戦いの日々が始まる。=文中敬称略(編集委員
田村 賢司)
「粘り強い努力、必要だと思う」 6者協議で小泉首相 朝日 11月11日 22:14
ttp://news.goo.ne.jp/news/asahi/seiji/20051111/K2005111103460.html 小泉首相は11日、同日休会した北朝鮮の核問題をめぐる第5回6者協議につい
て「すぐ解決はしなかったが、粘り強い努力が必要だと思う」と述べた。首相官邸
で記者団の質問に答えた。「北朝鮮の時間稼ぎだという声もあるが」との記者団の
問いに「早くお互いの利益のために努力することが必要じゃないですか。時間稼ぎ
して何か北朝鮮に得があるんですか。ないと思う」と語った。
安倍官房長官は11日の記者会見で「議長声明が出され、今後の進め方の基本的
な考えについて合意がなされた。できる限り早い時期に次回の会合をセットするこ
とが決まったことにおいては意味があった。ひとつの成果だったと思う」と述べた。
核査察強化策を議論 IAEA諮問委が初会合 共同 11月12日 10:06
ttp://news.goo.ne.jp/news/kyodo/kokusai/20051112/20051112a3600.html 【ウィーン12日共同】北朝鮮やイランの核開発、「核の闇市場」の問題などで
核不拡散体制が揺らぐ中、国際原子力機関(IAEA)の保障措置(核査察)強化策
などを検討するIAEA理事会(35カ国)の諮問委員会初会合が11日、ウィーンの
IAEA本部で開かれた。
会合ではエルバラダイ事務局長が保障措置強化の重要性を強調。参加各国はIAEA
に事実上の抜き打ち査察などを認める追加議定書の普遍化の必要性などを表明した。
同委員会は今後2年間をめどに新たな査察技術導入などを含む強化策をまとめ、理事会
に答申する予定だが、具体策をめぐっては先進国と途上国の間などで思惑に相違もあり、
議論の難航が予想される。
第2回会合は来年1月半ばの予定。
>>85>>86>>99 北朝鮮に拉致された可能性があるタイ人女性の家族を訪問していた増元照明さんらが帰国
FNN HEADLINES 11/12 11:53
ttp://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00080393.html 北朝鮮に拉致された可能性があるタイ人女性の家族を訪問していた拉致被害者家族
会の増元照明さんらが12日朝、タイから帰国した。
増元さんは「必ず生きていると思いますと、それを聞いて喜んでいた」と話した。
この問題は、曽我ひとみさんや夫のジェンキンス氏らの証言から、27年前にマカオ
で行方不明になったタイ人女性が、北朝鮮に拉致された疑いが出ているもの。
増元さんらは、タイ側に対して曽我さんから聞いたこの女性について情報を提供し
たうえで、拉致問題解決のためにタイ政府にも北朝鮮に対して圧力をかけるよう要
請した。
>>155 拉致被害者家族会「救出で連携を」 TBS 11月12日 12時23分
ttp://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3158478.html ジェンキンスさんが明らかにした北朝鮮に拉致されたタイ人女性の兄と面会した
増元照明さんらが、12日朝、タイから帰国し、連携して救出活動を行っていくと
述べました。
「(アノーチェさんは)『必ず生きてると思います』と申し上げたら、それを聞
いて(お兄さんは)喜んでいたというか、うれしそうだった。早く取り戻さないと
いけないし」(増元照明さん)
「お兄さんが知っているアノーチェさんの思い出と、曽我さんが10年間いっし
ょに暮らした彼女の姿が、今もたくさん一致しているわけですけれども、具体的に
あっていただければ、もっともっとたくさん一致することが出てきて北朝鮮に(彼
女が)いるんだということを客観的に示す一番強いアピールになるので」(救う会
西岡力・副会長)
タイで、増元さんらは、アノーチェ・パンジョイさんの兄やタイ外務省報道官と
面会。救う会の西岡副会長は、「タイの外務省は、拉致は間違いないと思っている
ようだ」と述べました。
増元さんら家族会は来月、都内で開く国民大集会にアノーチェさんの兄を招待し
て曽我ひとみさんと会ってもらい、拉致の事実を世論に訴えともに救出活動を行う
方針です。(12日10:39)
オチ
脱北者支援を訴え…NGO代表「日本人まだ出る」 ZAKZAK 2005/11/12
ttp://www.zakzak.co.jp/top/2005_11/t2005111211.html 「態勢整えておくべき」
北朝鮮からの脱北者の救出活動を続けている非政府組織(NGO)「北朝鮮帰国
者の生命と人権を守る会」の山田文明代表が12日までに夕刊フジの取材に応じ、
脱北者の保護・支援を訴えるとともに、日本の拉致被害者が脱北する可能性を指摘
、「迅速に救い出す態勢を整えておくべきだ」と呼びかけた。
1999年ごろから脱北者の救出活動にかかわってきた山田氏。2年前には中国
・上海で脱北者を韓国に亡命させようとして中国公安当局に拘束されたが、人道的
視点から活動を継続してきた。
最近、中国政府が拘束した脱北者を続々と北朝鮮に強制送還していることについ
て、山田氏は「胡錦濤国家主席が訪朝するなど、中国が北の金正日体制維持を望ん
でおり、体制崩壊につながる脱北を阻止する構えのようだ」と指摘。「送還された
脱北者はむごい拷問や死刑など深刻な処罰を受ける。何とか助けなければ」と語る。
脱北者の中に日本人妻がいることは知られているが、韓国の拉致被害者のうち数
人が脱北して帰国していることから、「日本の拉致被害者も脱北してくる可能性が
ある。その時に迅速に救出する態勢を整えておくべきだ」と語った。
米国下院は昨年夏、脱北者を保護、支援する「2004年北朝鮮人権法案」を通
過させた。日本もこれを受け、民主党が今年の通常国会に「北朝鮮人権侵害救済法
案」を提出。自民党も「北朝鮮人権法案」を作成したが、6カ国協議への影響など
を懸念し、国会提出が見送られている。
「脱北者や拉致被害者を救済するためにも、日本政府は法案整備してほしい」と
訴える山田氏。13日午後2時から、さいたま市大宮区のJACK大宮ビルで「拉
致問題を通じて日本のあり方を考える〜恐怖の北朝鮮、驚愕の人権抑圧の実態」と
いう講演会を開く。
詳しくは、日本再生フォーラム事務局の竹本氏(TEL090・8815・49
86)まで。
ほんとにおち
拉致被害者家族会代表 横田夫妻が本県初講演 産経山梨 11月13日
ttp://www.sankei.co.jp/edit/kenban/yamanashi/051113/kiji01.html 拉致被害者の横田めぐみさんの両親で、家族会代表を務める横田滋、早紀江さん
夫妻が県内で初めて講演会を開く。30日に韮崎市藤井町の市文化ホールで行うも
ので、2人は「できるだけ多くの人に早期救出を訴えたい」と講演を待ち望んでいる。
拉致問題の早期解決を願う「ブルーリボンの祈りの会」の県内メンバーが東京で
早紀江さんを支援した際、早紀江さんが「山梨で講演をしたことがない」と話した
ことをきっかけに、講演会が企画された。
当日は2部構成で、1部では特定失踪(しっそう)者問題調査会の荒木和博代表
が講演。続く2部で、横田滋さんがこれまでの経緯を説明し、早紀江さんがめぐみ
さんら拉致被害者の早期救出を訴える予定。
県内では、昭和59年に甲府市で行方不明になった山本美保さんが特定失踪者に
認定されており、県警が昨年3月、山形県内で昭和59年に見つかった遺体を美保
さんと断定した。だが、拉致被害者救出を進める「救う会山梨」や美保さんの友人
らが、発表には疑問点が多いとして救出のための署名活動を続けている。
講演会は午後7時から(開場は午後6時)。入場は無料(客席は1000席)。
駐車場が少ないため、公共交通機関の利用を呼び掛けている。問い合わせは「祈り
の会」木下和好さん(電)0551・35・3621。
>>160 元工作員が「救う会石川」訪問 きょう野々市で全国集会 読売石川 11月13日
ttp://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news004.htm 北朝鮮による拉致被害者家族連絡会(家族会)と支援組織「救う会」全国協議会
の合同全国集会が13日、野々市町で開かれるのを前に、集会に出席するため来日
した元北朝鮮工作員の安明進氏が12日、白山市内の「救う会石川」事務所を訪れ
た。
安氏は、1963年に日本海で出漁中に行方不明になった寺越昭二さん(当時3
6歳)の三男内田美津夫さん(52)と会談。内田さんが「寺越事件を石川県警に
告訴した時や、衆議院拉致問題特別委員会での証言など、真相解明に向けた後押し
を頂いている。今後とも力になってもらいたい」と述べると、安氏は「日本の海で
いなくなった人を北朝鮮が救助したことはありえない。この事件は残念に思う」と
答えた。
また、安氏は「北朝鮮にこん棒を上げる必要がある」と経済制裁を発動すべきと
の考えを示した。
集会は午後3時〜5時、野々市町本町の文化会館フォルテで開かれ、横田滋さん
夫妻や増元照明さんら全国の家族会メンバー14人も出席する。入場無料。
>>147 6者協議、中国が議長声明案を提示へ 午後には休会 朝日 11月12日 18:24
ttp://news.goo.ne.jp/news/asahi/kokusai/20051112/K2005111101590.html 北朝鮮の核問題をめぐる第5回6者協議は3日目の11日、北京の釣魚台国賓館
で全体会合が開かれた。議長国・中国が、北朝鮮の核廃棄実現へ向けて議論をどう
進めるかなどを盛った議長声明の文案を示す見通し。同日午後に今回の協議はいっ
たん休会する方向で調整が進められており、中国は年内にも再開したいとの意向を
示している。
全体会合に先立ち、各国代表による少人数の協議が開かれた。また、中朝両国が
2国間協議を行った。中国は声明作成の最終的な詰めを進めている。
今回の協議で日本は、専門家らによる作業部会を設置したうえで、北朝鮮の核廃
棄と見返り措置をパッケージとして実施するなどとした「行程表(ロードマップ)
」案を示した。だが、米国代表のヒル国務次官補が10日夜、作業部会について「
我々は設置のための十分な準備ができていない。次回協議で行動する」と語るなど
、議長声明に具体的な文言が入るかどうかははっきりしない。
日本代表の佐々江賢一郎・外務省アジア大洋州局長は11日朝、議長声明の内容
について「前回の共同声明を具体的にどう進めるかについての基本的な考え方、概
念が重要だと思っている」と記者団に語った。
>>163 北朝鮮代表 米の対応見守る NHK 11/12 17:35
ttp://www3.nhk.or.jp/news/2005/11/12/d20051112000081.html 11日まで北京で開かれていた6か国協議に出席していた北朝鮮代表のキム・ケグ
ァン外務次官が、12日帰国し、休会期間中にアメリカが核問題についての直接対
話に応じるのかなど、対応を見守る姿勢を示しました。
核開発問題をめぐる6か国協議は、11日まで3日間行われ、北朝鮮の核の放棄に
向け前回の協議で合意した共同声明を履行していくことを各国が確認したものの、
作業部会などの設置は合意に至らず、次の会合に持ち越しとなったまま休会しまし
た。北朝鮮代表をつとめるキム・ケグァン外務次官は、12日、北京空港から帰国
する際、「休会中、アメリカに何を期待するか」と記者団がただしたのに対し、「
見てみましょう」と述べました。キム次官は、11日の協議終了後、核の放棄に容
易に応じるわけにいかないという姿勢を強調するとともに、休会中もアメリカと個
別に接触を図りたい考えを示しています。キム次官の11日の発言は、アメリカ側
が休会期間中に直接対話に応じるかどうかや、今回の協議で北朝鮮が条件を付けた
うえで出した、段階的に核を放棄しうるという提案にどう対応するのかなどを見守
る姿勢を示したものとみられます。
>>164 6者協議、日朝の対話姿勢鮮明に 米朝の「橋渡し役」も 朝日 11月12日 23:22
ttp://news.goo.ne.jp/news/asahi/kokusai/20051112/K2005111202630.html 北朝鮮の核問題をめぐる第5回6者協議は休会に入ったが、今回の協議では、核
問題で溝が埋まらない米朝間の橋渡し役を日本が務める場面もあるなど、これまで
より日朝の対話姿勢が目立った。協議直前に日朝政府間交渉が実現し、拉致や「過
去の清算」問題などを含め、対話継続で合意したことが背景にある。一つの問題の
進展次第で日朝間のパイプが詰まることがないよう、分野を分けた協議方式の提案
がひとまず奏功した格好だ。
「(6者協議と日朝交渉を)車の両輪のように関連させて進めることが重要だと
、北朝鮮側と意見が一致した」。日本代表の佐々江賢一郎・外務省アジア大洋州局
長は、今回の6者協議中に行われた北朝鮮との2国間協議を、こう説明した。
今回の特徴は、北朝鮮との協議が「核問題」を中心に進んだことだ。
日本側は開会前の8日、阿南惟茂・駐中国大使公邸に北朝鮮代表の金桂寛(キム
・ゲグァン)外務次官らを招いた。2時間半に及ぶ夕食会では、「核問題の協議を
どのように進めていくのか、率直に意見交換した」(代表団筋)。
10日も、日朝が釣魚台国賓館で約1時間会談。北朝鮮が、米国による金融制裁
に反発を強めていたことから、日本側は会談後すぐに米国大使館に向かい、米朝間
の意見調整に努めた。(つづく
>>165 つづき
こうした立ち振る舞いが出来たのは、11月初めに1年ぶりに日朝政府間交渉が
実現し、進展はなかったものの拉致問題で突っ込んだやりとりをしていたからだ。
日本側は、この交渉で(1)拉致(2)核・ミサイル(3)国交正常化に関する
問題の3テーマ別の協議を持ちかけたうえで、協議の継続で合意した。このため、
6者協議での日朝協議は核問題に集中して議論する条件が整った。
日本側は、6者協議では、北朝鮮の核廃棄に向けて(1)核廃棄・検証(2)経
済・エネルギー支援(3)2国間関係・地域の安全保障――の3分野を包括的に実
施する「行程表(ロードマップ)」づくりを提案するなどした。
6者協議と日朝交渉を「両輪」とする方法は転がり始めたが、6者協議が行き詰
まると日朝交渉にも影響するという可能性もはらんでいる。
>>94>>156 http://tmp5.2ch.net/test/read.cgi/asia/1131141014/247 毎日社説:拉致問題 国際社会の圧力追い風にせよ 11月13日 0時14分
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/eye/shasetsu/news/20051113k0000m070119000c.html 日本人拉致を含めた北朝鮮の卑劣な人権侵害に対し、国際社会の批判が一段と高
まってきた。
欧州連合(EU)が国連総会で人権問題を扱う第3委員会に北朝鮮の人権状況を非難
する決議案を提出した。
拉致被害者の曽我ひとみさんの夫ジェンキンスさんが手記で北朝鮮で暮らすレバノン、
タイ、ルーマニアの女性の存在を指摘した。拉致されたというタイ人女性については母国
で調査が始まった。
こうした動きは、拉致が国際的に広がりを持つ問題になったことを意味する。
日本人拉致に関しては、2度の小泉純一郎首相の訪朝によって蓮池薫さん、地村保志
さん一家と曽我ひとみさん、ジェンキンスさん夫婦と娘2人の計13人の帰国や訪日が実現した。
しかし、何人かの拉致被害者の生存情報があるにもかかわらず、北朝鮮の対応には
全くといっていいほど誠実さが見られない。
北朝鮮が横田めぐみさんのものだと言っていた遺骨が日本で鑑定したところニセ物で
あることがわかり、日本人の北朝鮮への風当たりは厳しさを増している。
拉致被害者の家族などからは、北朝鮮への経済制裁を求める声が高まっている。背景
には事態が進展しないことへのいら立ちがある。今月初めに約1年ぶりに行われた日朝
の政府間対話で拉致問題に前進が見られなかったことにも落胆したはずだ。
EUの非難決議案は、日本人拉致を「強制的失踪(しっそう)という形の外国人拉致に
関する未解決の問題」と指摘し、強制収容所や女性の人身売買、脱北者への虐待など
を「組織的、広範で深刻な人権侵害」と指弾している。決議案は日本を含め35カ国で
共同提案された。 (つづく
>>168 つづき
北朝鮮の人権問題については、ジュネーブの国連人権委員会で3年連続で非難決議が
採択されている。人権委員会の加盟国が53カ国なのに対し、国連総会には全加盟国の
191カ国が顔をそろえる。多国間で議論されれば、「拉致は日朝間の問題」とする北朝鮮
の主張は崩れ、問題解決のため正面から国際社会と向き合うことを迫られるはずだ。
第3委員会では21〜23日に採択され、国連総会の本会議でも年内には採択されると
みられる。決議の採択は、国際社会で北朝鮮包囲網が構築されるようなものだ。こうした
動きが6カ国協議や日朝協議にいい影響を及ぼしてほしい。
一方、拉致問題に関して政府はタイ政府に積極的に協力すべきだ。タイ人の女性の
拉致が確認されれば、日本と連携して救出運動を進める必要がある。
気がかりなのは、韓国の盧武鉉(ノムヒョン)政権が拉致問題の解決に消極的なことだ。
韓国には500人近い拉致被害者がいるのに、政府が救出に積極的に動いているようには
見えない。問題解決には日韓の連携が不可欠である。韓国政府の積極的な対応と関係国
との協力を求めたい。
国際社会の関心の高まりを、問題解決の追い風にすべきだ。
>>141>>142>>143-144>>145>>146>>163>>164>>165-166>>167 今朝、日経、朝日が書いたのでようやく主要紙の6者協議社説揃う。
以下、全文掲載。
------
産経社説:【主張】6カ国協議 あくまで原則を堅持せよ 11月12日
ttp://www.sankei.co.jp/news/051112/morning/editoria.htm 北朝鮮の核開発などをめぐる第五回六カ国協議が三日間の協議を終え、予定通り
いったん休会に入った。しかし、協議では北朝鮮が予想通り、時間稼ぎとみられる
戦術に出て、協議再開の具体的日程も決められないなど、前途多難を思わせる結果
となった。
今回の協議では、九月に終わった第四回協議の「北朝鮮の核放棄の約束」を柱と
する共同宣言の合意をいかに確実、かつ早期に実行していくかの手順作りが焦点と
なっていた。
しかし、北朝鮮は、協議前から「核の放棄は北朝鮮への軽水炉提供が先」などと
主張、協議では、時間がかかる「段階的な核放棄」案を提示、段階ごとに見返りを
得ようとしているとも疑える提案をしてきた。
北の主張に対し、米首席代表のヒル国務次官補は、「北は前回合意後も、(核兵
器につながる)寧辺の黒鉛減速炉の稼働を続け、危険をさらに増している。原子炉
の稼働を直ちに停止し、核をすべて放棄するのが先決だ」と強く反発したが、当然
である。
それにしても、今回の北朝鮮の非協力的な態度を見ると、六カ国協議への積極的
参加を促したとされる先月末の胡錦濤・中国国家主席の訪朝はいったい何だったの
か、と疑いたくなる。議長役、中国のメンツがつぶされることにはならないだろうか。
中国は近年、北朝鮮との貿易を急拡大させ、先の胡主席の訪朝でも経済協力の強
化を打ち出したが、中国と北朝鮮の関係強化が、北に核放棄を促すより、北朝鮮を
強気にさせているだけではないかとの懸念も抱く。 (つづく
>>170 つづき
中国の六カ国協議とりまとめにかける努力は各国代表が認めているところだが、
今後は、北朝鮮に大きな影響力を持つ中国の責任を問う声が各国から高まることに
もなろう。
北朝鮮は、今後もあらゆる策を使って、約束は実行を可能な限り遅らせるか実行
せず、見返りは最大限引き出す作戦に出ることが予想されるが、参加各国はあくま
で、「北の核放棄なしに北への経済支援なし」の交渉原則を堅持することが大事だ。
日本も「拉致問題の解決なしに国交正常化なし」の大原則を貫くことが、日本に
とっての六カ国協議成功につながることを忘れてはならない。
>>170-171 読売社説:[6か国協議]「核開発戦略に固執する北朝鮮」 11月12日
ttp://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20051111ig90.htm 核放棄という約束を、北朝鮮は本気で実行するつもりはあるのか。北京で開かれ
た6か国協議での態度を見れば、改めて疑問符をつけざるを得ない。
前回採択された共同声明で、「すべての核兵器と既存の核計画を放棄する」と約
束したはずの北朝鮮が、履行への積極姿勢を示すどころか、協議の進展を阻む構え
を見せたからだ。
北朝鮮は、核廃棄の前提として、改めて軽水炉の建設を求めた、という。
共同声明は、日米中韓露の5か国が、北朝鮮への軽水炉提供問題を「適当な時期
に」議論することで合意した、と明記しているが、供与は約束していない。
議論する時期についても、日米は、北朝鮮の核廃棄が検証され、核拡散防止条約
(NPT)に復帰するなどして北朝鮮が国際的信頼を得た後、という立場を明確に
している。北朝鮮が核平和利用の権利を行使できるにしても、それは核廃棄後のこ
とである。
北朝鮮は、決着ずみの問題を再び蒸し返した形だ。日本側が「建設的とは言えな
い」と一蹴(いっしゅう)したのは当然だ。
しかも、北朝鮮は、今も核兵器用のプルトニウムを生産する原子炉の運転を続け
ている。再処理施設も閉鎖せず、大型原子炉の建設再開の動きも見せている。「核
放棄」は口先だけで、実際は核開発の時間を稼いでいる。核廃棄という戦略的決断
をしていないのは明白だ。
北朝鮮が核を捨て、国際社会との共存を選択するつもりなら、ただちに核施設の
稼働を一方的に停止する措置を取るべきだ。経済支援の話はそれからだ。
今回、北朝鮮は、協議と無関係の話まで持ち出した。米政府が、北朝鮮政府を偽
ドル紙幣の製造元と断定したことや、北朝鮮の不正資金洗浄に関与したとしてマカ
オの銀行と米国企業の金融取引を禁止した措置に反発した。協議進展を妨害し、時
間を稼ぐ狙いだったのだろう。(つづく
>>172-173 つづき
6か国協議は、北朝鮮の核廃棄への手順など、共同声明の具体的な履行計画を作
る段階に入った。だが、来週、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議が
控えているため、今回の協議はわずか3日間で終わった。行程表の策定を含めた本
格論議は、先送りされた。
日本は「核廃棄・検証」「経済・エネルギー支援」など三つの分野別に実務協議
を進める構想を示したが、今後の展望は明るいとは言えない。
6か国協議と並行して、各国は北朝鮮との個別協議を進めることになる。核とミ
サイル、邦人拉致の三つの懸案の包括的な解決がなければ、日本と北朝鮮の国交正
常化は不可能である。
>>172-173 日経社説:日米と中韓の“溝”に付け入る北朝鮮 11月13日
ttp://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/20051112MS3M1200D12112005.html 北朝鮮の核問題をめぐる第5回6カ国協議は11日、次回協議の日程も決められない
まま休会した。北朝鮮が核放棄の前提として軽水炉の提供や在韓米軍の査察などを
求め、核の先制放棄を求める日米と真っ向から対立したからだ。このため核放棄や
、見返りのエネルギー支援などの具体策を話し合うための「作業部会」の設置も先
送りされた。
中国と韓国が経済支援などを通じて北朝鮮との関係拡大に拍車を掛けていること
が、北の“粘り腰”を支えている側面も否定できない。日米と中韓が北朝鮮の核廃
棄を最優先する方針で結束しない限り、6カ国協議は北朝鮮の核開発の時間稼ぎに
利用されかねない。
北朝鮮首席代表の金桂官(キム・ゲグァン)外務次官は開幕日(9日)の全体会
合で、9月の第四回協議で合意した共同声明履行のためには、軽水炉の提供がすべ
ての前提と強調。この条件が満たされれば、核兵器の放棄や製造中止、核拡散防止
条約(NPT)復帰などを段階的に進める用意があると表明した。
同次官はさらに在韓米軍への査察、米国が北朝鮮を攻撃しない保証、朝鮮半島で
の核使用の放棄などを要求した。
日米は翌日の全体会合で北の要求を拒否。米首席代表のヒル国務次官補は北朝鮮
が寧辺(ヨンビョン)の実験用黒鉛減速炉の稼働を停止する用意をしておらず、核
開発の時間稼ぎをしていると非難した。
9月の共同声明はまず「北朝鮮がすべての核兵器と既存の核計画の放棄やNPT
復帰を約束」し、「適切な時期に軽水炉提供問題を議論する」と明記していた。あ
くまでも核放棄が先で、「軽水炉提供問題の議論」が後であることは誰の目にも明
らかだ。 (つづく
>>174 つづき
日中韓三国が9日の全体会合で共同声明履行のための作業部会の設置と、核放棄
と経済・エネルギー支援の道筋を定める行程表の作成を提案したのも、こうした共
通認識に基づくものだ。しかし北朝鮮が軽水炉の提供を核放棄の前提と主張する現
状では、行程表の作成も作業部会の設置も先送りせざるを得なかった。
問題は中韓、ロシアの三国が北朝鮮の違約行為を批判せず、あいまいな対応に終
始した点だ。とりわけ中韓は核放棄を待たずに北への経済・エネルギー支援の動き
を本格化し始めている。これでは北が軽水炉の提供を盾に核開発の時間稼ぎをする
ことを助長するようなものだ。両国には北の核放棄を最優先する明確な姿勢を示し
てもらいたい。
>>174-175 毎日社説:6カ国協議 実務的な詰めの態勢を築け 11月10日
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/eye/shasetsu/news/20051110ddm005070026000c.html 北朝鮮の核問題をめぐる第5回6カ国協議が9日、北京で始まった。9月の前回
協議で、北朝鮮は「すべての核兵器と既存の核計画の放棄」を確約したものの、そ
の対象や時期、査察・検証の方法などは手つかずのままだ。具体的手順をどこまで
詰められるかが最大の課題となる。
前回採択された共同声明の中で北朝鮮は核放棄に加えて、核拡散防止条約(NP
T)への復帰や国際原子力機関(IAEA)の査察受け入れも認めた。日米韓を含
む他の5カ国は、その見返りとして適切な時期に軽水炉の提供を含む経済支援の検
討を約束した。
ところが、北朝鮮はその手順について「先に米国が軽水炉を提供しなければ、核
放棄に応じない」と主張し、「核放棄こそ先決」とする日米韓などの立場と正面か
ら対立している。
だが、核問題のそもそもの発端は、94年に結ばれた米朝枠組み合意を踏みにじ
る形で北朝鮮の濃縮ウランによる核開発疑惑が表面化したことだ。疑惑発覚後も、
プルトニウムの増産、IAEA査察官の追放、核保有宣言などと、世界の信頼を次
々に損なう行動をとってきたのは北朝鮮である。
北朝鮮は米国の「誠意と信頼」を示す証拠として軽水炉提供を求めているが、過
去の経過を見るならば、北朝鮮こそまず国際社会に誠意と信頼を示すべきだ。
そのためには、まず核兵器の有無や関連施設の詳細など核放棄の具体的対象を正
直に申告することが先決だ。濃縮ウラン疑惑についても、本当に存在しないならば
、率先して国際査察に委ねるのが筋だろう。 (つづく
>>176 つづき
アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議が韓国で来週開かれることもあ
って、議長国の中国は今回の協議を3日間程度でしめくくり、来月にも再開する方
針を示した。このため、協議では共同声明に沿って(1)核問題(2)経済協力(
3)安全保障など分野別の作業部会を設置し、詳細な手順や論点の整理は専門家や
実務者の検討に委ねる方向が有力という。
作業部会を通じて技術的な問題点を詰めたり、廃棄と検証の手順や見返りのタイ
ミングなどを検討し、核廃棄実現への確かな行程表(ロードマップ)を描いていく
作業は大切だ。その場合でも、間違っても協議の場を北朝鮮の時間稼ぎに使われな
いようにする工夫を参加国に求めたい。
6カ国協議が軌道に乗り始めた背景には、米中間の協力と日米韓の結束が大きい
。だが、米中関係の現状や日米韓の協調・協力態勢は以前と比べて十分とは言えな
い面もある。経済支援の分野では、中国、ロシアの思惑が今一つ明確でない点も要
注意だ。
協議の最終目標は、朝鮮半島の非核化を達成することにある。核廃棄の着実な履
行に向けて、日米韓の結束と、中国、ロシアとの連携を揺るがせないようにすべき
であることは言うまでもない。北朝鮮には今度こそ、国際社会の信用を自ら回復す
るための誠意ある対応を示してほしい。
>>176-177 道新社説:6カ国協議*時間稼ぎは許されない 11月12日
ttp://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&d=20051112&j=0032&k=200511122688 北京で開かれていた第五回六カ国協議は三日間の日程を終え、休会した。
北朝鮮の完全核放棄を明記した九月の共同声明の合意履行について話し合ったが
、残念ながら具体的な進展はみられなかった。
日本が提案した、核放棄・検証、経済支援などの課題ごとの作業部会設置も必要
性では一致したものの、具体案は先送りされた。
核放棄に向けた行程表(ロードマップ)も日本や北朝鮮などが示したが、隔たり
が大きかった。
つなぎ的意味合いの協議だっただけに、成果がないのはやむをえないとも言える
。ただ、次回の協議日程が決まらなかったことは不安を残した。
韓国・釜山で来週、開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)には北朝鮮
以外の協議参加国の首脳が顔をそろえる。ぜひ協議の早期再開と進展に弾みをつけ
てほしい。
六カ国協議の米首席代表、ヒル国務次官補は北朝鮮・寧辺の黒鉛減速炉の即時停
止を求めた。当然の主張だ。核放棄についての協議を行う一方で核開発を続けるの
は認められない。
協議では、核の先行放棄を求める日米韓などと軽水炉提供が先という北朝鮮との
対立が解けなかった。
しかし、北朝鮮がすべての核計画を明らかにし、核拡散防止条約(NPT)に復
帰して国際原子力機関(IAEA)の査察を受け入れるのがやはり大前提だ。軽水
炉は北朝鮮が国際社会の信頼を回復してからの話だろう。
ただ、軽水炉要求は実現性からみても問題だ。 (つづく
>>178 つづき
北朝鮮・琴湖には一九九四年の米朝枠組み合意に基づく朝鮮半島エネルギー開発
機構(KEDO)の軽水炉が建設されていたが、北朝鮮の核開発疑惑で二年前から
中断されている。
日韓で約十五億ドルもの巨費を投じた事業が廃止寸前にあるのだ。
こうした状況下で新しい軽水炉を求めたとして、合意される可能性がどれほどあ
るというのだろうか。
米国の対北強硬派は、軽水炉要求について北朝鮮の引き延ばし戦術とみている。
米政権内では対北強硬派と柔軟派がせめぎあっているとされ、当面は柔軟派の意見
を尊重して六カ国協議による解決を模索している。
だが、米国がいつまでも柔軟姿勢を続けるとは限らない。
時間稼ぎは許されない、ということを北朝鮮は認識する必要がある。
一方、今回の協議で日本の積極姿勢が目立った。日朝政府間協議を一年ぶりに再
開したことが後押ししたのかもしれない。
核問題の前進が日本人拉致など懸案事項を抱えた日朝協議にも好影響を与えよう
。今後も日本が六カ国協議を主導することを期待したい。
>>170-171>>172-173>>174-175>>176-177>>178-179 朝日社説:6者協議 日本案踏まえて前進を 11月13日
ttp://www.asahi.com/paper/editorial20051113.html 北朝鮮の核問題をどう解消していくか。それを話し合う6者協議は、大きく歩を
進めることもなく休会に入った。
9月に開かれた前回の会合では、最終的な解決の姿を示す共同声明がまとまった
。北朝鮮は核を放棄する。日米は北朝鮮との国交正常化を進め、韓国、中国、ロシ
アも含めて経済支援をしていく。そうした約束が盛り込まれている。
焦点は、その実現に向けた手順に移ったはずだ。しかし、包括的に実行すると再
確認し、次回の協議をできるだけ早く開くことで合意するにとどまった。
いまも北朝鮮は核兵器の開発を続けているとされる。私たちは核活動の凍結を最
優先で求めてきた。当然のことが実現しないまま時間が過ぎていくことには、いら
立たしい思いだ。
とはいえ、今回の6者協議に「さしたる進展が見えなかった」と悲観ばかりする
こともないだろう。
共同声明が掲げたゴールに向けて、それぞれがどう行動していくか。率直に主張
し合って理解を深め、そこから解決への糸口を探り出す。いま必要なのはそのこと
だ。今度のわずか3日間でそれができるはずもない。
それにしても痛感させられるのは、米朝の不信の強さである。
北朝鮮は、自らの核の段階的な放棄に、その見返りの要求をからませた主張を譲
らない。米政府が、マカオの銀行や北朝鮮の貿易会社に制裁を科したことも強く非
難した。
米側の措置は、それぞれ北朝鮮当局による資金洗浄、大量破壊兵器の拡散に関与
したとの判断からだった。
もし不法な振る舞いがあったのなら、まず批判されるべきは北朝鮮ではないか。
6者協議の席に持ち出して話し合いの足を引っ張るべきではない。 (つづく
>>180 つづき
しかし、それが北朝鮮の対米不信の表れであるのも間違いない。米国もまた、今
回は北朝鮮の核凍結と放棄を求めるだけで、硬い姿勢を通した。
何とも根の深い対立である。とはいえ、そんな不信の連鎖を解く努力を続け、協
議の実を上げていくしかあるまい。それが、最終的に北朝鮮の核放棄につながる。
その意味から、日本がこの協議で見せた動きは前向きなものだった。協議の進め
方として示した新提案である。
「核放棄とその検証」「経済・エネルギー支援」「2国間関係と地域の安保協力」の
それぞれについて、話し合いを並行して進める。交渉の期限を合わせ、それもでき
るだけ短期間にする。厄介な課題を、ひとまとめにして解いていこうというのだ。
ゴールに至る行程表を作るうえで日本案は合理的であり、十分に議論の土台とな
りうると思う。
次回の日程を早く詰めるとともに、協議が始まるまでの間も、関係国は下準備を
入念に進めるべきだ。
------
拉致に触れていないのは、朝日、毎日、日経。
東京(中日)、西日本は書いていない。主要紙かどうかしらんけど・・・道新は載っけ。
おち、時間切れ。日曜は朝寝族が多く、うpがきつい。
>>160>>162 「寺越事件」真相解明を 野々市で国民大集会 テレビ金沢N 11月13日 18:32
ttp://tkt.cyberone.jp/news/admin/news.cgi?mode=view&view=21&fl=200511 北朝鮮の拉致問題についての全国集会が
野々市町で開かれ、寺越事件の拉致認定と
経済制裁の発動をあらためて訴えました。
「家族会」と「救う会全国協議会」が主催する
この集会は石川を皮切りに全国12ヵ所で開かれるもので、
野々市町の会場にはおよそ800人が参加しました。
北朝鮮の元工作員・安明進氏が招かれ、
42年前に能登沖で行方不明となった
寺越昭二さんら3人について
「拉致認定されていないのは残念。
石川は拉致現場であり、県民は拉致が認められるよう
声を出すべきだ」と述べました。
集会では寺越事件の真相解明といち早い経済制裁を求める
声明を出し、参加者に問題解決への協力を求めました。
寺越事件の真相究明求める 石川テレビF 11月13日 19時12分
ttp://www.ishikawa-tv.com/news/news_file/200511131912.html#news1 42年前に志賀町の寺越昭二さんら3人が能登半島沖で消息を絶ったいわゆる寺越
事件の真相究明を求める全国集会がきょう、野々市町で開かれました。集会では寺
越事件の拉致認定と北朝鮮への経済制裁の発動を求めました。救う会と家族会が開
いた国民集会には横田めぐみさんの父滋さんら家族会のメンバーと、およそ110
0人の一般市民が参加しました。集会の中で講演した北朝鮮の元工作員安明進氏は
寺越昭二さんらが殺害された当時の状況など工作員から聞いた話を説明した上で、
拉致事件の舞台となった石川県の人たちには北朝鮮に拉致を認めさせるため立ち上
がるべきだと強調しました。また、寺越昭二さんの息子昭男さんらも昭二さんの遺
骨の返還が真相解明の手がかりになる。寺越事件が拉致認定されない中での国交正
常化は許されないと訴えました。集会では最後に、寺越事件の拉致認定と政府に対
し北朝鮮への経済制裁を求める声明を出しました。
>>184 経済制裁と拉致認定求める 救う会と家族会が集会 産経(共同) 11/13 19:30
ttp://www.sankei.co.jp/news/051113/sha054.htm 拉致被害者家族会と支援団体「救う会」が13日、北朝鮮への経済制裁と、石川
県出身の寺越昭二(てらこし・しょうじ)さんらの拉致認定を求める集会を同県野
々市町で開いた。被害者救出を訴え、年内に全国12カ所で予定している集会の第
1弾で、約1100人が参加した。
家族会代表の横田滋(よこた・しげる)さん(72)は「北朝鮮が、今後も拉致
問題は解決済みという態度を取り続けるなら、経済制裁で解決するしかない」と強
調。事務局長の増元照明(ますもと・てるあき)さん(50)は、タイ国籍の女性
が北朝鮮に拉致された疑いがあるとされる問題について報告し、「国交があるタイ
の国民を拉致して返さないのだから、国交正常化で問題は解決しない」と述べた。
1963年に日本海で失跡し、北朝鮮で死亡したとされる寺越昭二さん=失跡当
時(36)=の長男の昭男(あきお)さん(55)は「国交正常化の障害になるか
らといって、(昭二さんらの)拉致認定をしない政府の姿勢を許してはならない」
と訴えた。
北朝鮮側はこれまで、昭二さんについて、おいの武志(たけし)さん(56)=
平壌在住=らとともに救助したと主張。昭男さんは、北朝鮮工作員が昭二さんを漁
船上で射殺したとして、石川県警に告訴している。(共同)
経済制裁と拉致認定求める 救う会と家族会が集会 共同 11月13日 19:17
ttp://news.goo.ne.jp/news/kyodo/shakai/20051113/20051113a4950.html (ry:"解決しない」と述べた。"まで上記事に同じ。
>>160>>162>>184>>185 寺越事件で“全国大集会” 北陸放送T 11月13日 19:39
ttp://www.mro.co.jp/news/newscontents.html?newsdate=20051113&sno=5 42年前、日本海沖で志賀町出身の寺越昭二さんら3人が行方不明となったいわゆ
る「寺越事件」について、真相究明を求める集会が13日、野々市町で開かれまし
た。
家族会と救う会では北朝鮮による拉致事件の解決を求め全国で集会を開いていて、
石川県では初めての開催となります。
集会では家族会代表の横田滋さんが「日朝の政府間による交渉が続いているがいま
だ状況はよくならない。経済制裁の発動など政府を具体的につき動かすためにも世
論の後押しが必要だ」と挨拶し、拉致事件の早期解決を訴えました。
そのあと北朝鮮の元工作員安 明進氏が、寺越昭二さんと弟の外雄さん、おいの武
志さんの3人を拉致したとされる大学の教官の話をもとに講演を行いました。
会場は立ち見がでるほどの人が詰め掛け拉致問題への関心の高さをうかがわせてい
ました。
中国系女性2人も拉致か 北朝鮮、香港紙が報道 共同 11月13日 19:32
ttp://news.goo.ne.jp/news/kyodo/kokusai/20051113/20051113a3790.html 【香港13日共同】タイ国籍の女性が北朝鮮に拉致された疑惑で、拉致被害者と
されるアノーチャー・パンチョイさんがマカオから失踪(しっそう)した1978
年の同じ日に、別のマカオ在住の中国系女性2人も行方不明になっていたことが分
かった。13日付香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストが報じた。
当時は北朝鮮に拉致された可能性を疑う声は全くなかったが、曽我ひとみさんの夫
ジェンキンスさんの著書や関係者の証言から、北朝鮮による拉致の可能性が強まっ
てきたとしている。
同紙によると、3人が失踪したのは78年7月2日で、フコダ(漢字不明)という
名の日本人を名乗る男性に食事に誘われていた。男性の旅券は後に偽造と判明した
が、警察の捜査は80年代前半に打ち切られた。
マカオの2女性、北朝鮮が拉致か・香港紙 日経 11月13日 19:41
ttp://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20051113AT2M1300413112005.html マカオで北朝鮮による新たな拉致疑惑が大きな関心を呼んでいる。きっかけは11
日付の香港紙、サウスチャイナ・モーニング・ポスト。ポルトガル統治下のマカオ
で1978年、宝石店で働いていた当時20歳と22歳の女性2人が北朝鮮に拉致された可
能性があると報じた。
同紙によれば、2人は曽我ひとみさんの夫ジェンキンスさんの著書で拉致被害者
と指摘されたタイ人女性と一緒に連れ去られた可能性があり、いまもマカオに住む
女性の家族が北朝鮮に一時拉致されていた韓国人女優に88年の段階で確認したとこ
ろ、北朝鮮でその女性を目撃したことがあると答えたという。マカオ警察当局も事
件発生後、いったんは捜査に乗り出したものの、進展がなく3年後に打ち切ったと
している。(香港=佐藤一之)
追悼施設議連 山崎氏ら16人「反対」 衆院選、推薦団体に公約 産経 11/12 03:03
ttp://news.goo.ne.jp/news/sankei/seiji/20051112/m20051112006.html 新たな戦没者追悼施設建設を目指し、九日に発足した超党派の「国立追悼施設を
考える会」(山崎拓会長)に参加した自民党衆院議員のうち、山崎氏ら十六人が、
先の衆院選で政治団体「神道政治連盟」との間で「新施設構想に断固反対」とする
「公約書」を取り交わしていたことが十一日、分かった。選挙後わずか二カ月での
豹変(ひょうへん)ぶりに、選挙で山崎氏らを支援した神道政治連盟側は不信感を
募らせている。
「考える会」の名簿によると、自民党からは四十六人が参加している。このうち
公約書に署名・捺印(なついん)していたのは、山崎氏のほか、事務局長の渡海紀
三朗、森山真弓氏ら。山崎派が半数の八人を占めている。
神道政治連盟は全国の神社関係者で構成され、公約書には「衆院選において神政
連の推薦を受けるにあたり、特に左記の点につき、積極的に協力することを公約致
します」と明記。具体的には、(1)新追悼施設構想への反対(2)皇室典範改正
への慎重対応(3)教育基本法改正の推進(4)外国人地方参政権付与法案への反
対−など、七項目があげられている。
新たな追悼施設について公約書は、「戦没者追悼のための新施設構想に断固反対
し、靖国神社公式参拝を含め、靖国神社をめぐる問題の早期解決に向けて積極的に
努力します」と明確に反対をうたっている。これに対し、「考える会」の設立趣意
書は、「追悼施設のあり方について提言したい」となっている。
マニフェスト(政権公約)の普及などによって、政治家と選挙公約をめぐる国民
の関心が高まっているが、公約の順守や責任に対する政治家側の意識は、まだまだ
低いようだ。
◇
≪公約書に署名した「考える会」のメンバー≫
【山崎派】山崎拓、保岡興治、亀井善之、木村義雄、渡海紀三朗、林幹雄、田中
和徳、石田真敏
【伊吹派】河村建夫、谷公一
【谷垣派】佐藤勉、原田令嗣
【森派】塩谷立
【高村派】森山真弓
【無派閥】梶山弘志、御法川信英(敬称略)
PAC3、124発を調達 MD計画で防衛庁 共同 11月12日 14:08
ttp://news.goo.ne.jp/news/kyodo/shakai/20051112/20051112a4600.html 弾道ミサイルを迎撃する防衛庁のミサイル防衛(MD)計画で、2010年度ま
でに航空自衛隊に配備する地対空誘導弾パトリオット(PAC3)ミサイルの調達
数が、計124発に上ることが12日、明らかになった。
配備先として選定を終えている全国3高射群内の部隊や教育訓練部隊ごとに、8発
ずつを基準とする計画。米国メーカーからの輸入で調達を開始後、国内でライセン
ス生産する三菱重工業製に切り替える。価格は1発5億円を見込む。
空自幹部は「防護範囲は(関東圏などに)限られており、それ以外ではイージス艦
による迎撃が頼り」と、体制の不備を指摘している。
http://tmp5.2ch.net/test/read.cgi/asia/1131141014/331-333 原子力空母 昨夏から受け入れ検討 東京朝刊 11月12日
ttp://www.tokyo-np.co.jp/00/sei/20051112/mng_____sei_____004.shtml 米海軍が打ち出した横須賀基地(神奈川県横須賀市)への原子力空母配備は、米側
の非公式な打診を受けて、昨年夏から外務省と防衛施設庁で受け入れ準備の検討を
開始していたことが分かった。米側は進入路の浚渫(しゅんせつ)と給電設備の改修を
求めており、日本側は二〇〇八年の配備までの工事終了を迫られている。
外務省と防衛施設庁による検討は数人ずつの限られた幹部に限定して極秘裏に行わ
れた。米海軍は十月二十七日、原子力空母の横須賀配備を発表したが、日米間で一年
以上前から調整が進んでいたことになり、米軍再編の中間報告同様、「地元の頭越し」
との批判が出てきそうだ。
関係者によると、米側は横須賀基地でキティホークが停泊する十二号バースを使用し、
寄港時には原子炉を停止すると説明した。十二号バースは来年三月には延長工事が
終わり、原子力空母が停泊できる全長四百十メートルの岸壁が完成する。
ただ、延長工事はキティホークの使用が前提。原子力空母は原子炉を止めると艦内
の電力供給が止まるため、現在の約十倍に当たる四千ボルト以上の給電設備を新設
する必要が出てくる。
また、予定されるニミッツ級原子力空母の喫水はキティホークと大差ないが、万一、
座礁すると冷却水が取り込めず原子炉が緊急停止する恐れがあり、十二号バースへ
至る進入路の水深を現状より二メートル以上、掘り下げなければならないという。
原子力空母の配備は〇八年にキティホーク退役と同時期を予定しており、浚渫には
約二年を要することから〇七年度には着手することが不可欠。港湾管理権を持つ
横須賀市の同意が必要になるが、蒲谷亮一市長は原子力空母の配備に反対しており
、難航は必至だ。
しかし米側が費用負担すれば日米地位協定上、工事を強行できることから、地元
の意向を抜きにして原子力空母配備の環境が整う可能性もある。
救う会鹿児島が署名活動 鹿児島テレビF 11月13日 19時55分
ttp://www.kts-tv.co.jp/news/index.php?idnumber=8014 北朝鮮に拉致された市川修一さんや増元るみ子さんらの救出活動を行っている救
う会鹿児島は、曽於市で署名活動を行い、拉致問題の全面解決を訴えました。
ふるさとまつりが開かれた財部町運動公園では、救う会のメンバーや地元の高校
生が増元さんの姉、平野フミ子さんとともに拉致問題の解決を訴え、署名活動を行
いました。
北朝鮮問題問題を話し合う6カ国協議は、度重なり不調に終わっていますが、救
う会鹿児島では、拉致問題を風化させないため、各地のイベントで積極的に街頭活
動を行うことにしています。
オチ
>>194 拉致家族会 石川県で国民集会 NHK 11/13 20:48
ttp://www3.nhk.or.jp/news/2005/11/14/d20051113000126.html 北朝鮮による拉致被害者の家族会のメンバーらが13日、石川県で集会を開き、代
表の横田滋さんが、タイ人の女性が北朝鮮に拉致された可能性が出てきたことに触
れ、国際的な協力で拉致問題を解決することが必要だと訴えました。
集会は、拉致被害者の家族会と家族会を支援している「救う会」の全国協議会が石
川県野々市町で開き、横田めぐみさんの両親の横田滋さんと早紀江さん夫妻をはじ
め、家族9人が出席しました。会場にはおよそ800人が集まり、まず、横田滋さ
んが「今月の日朝政府間での協議でも具体的な進展はなかった。政府は、拉致問題
の解決に先立って国交正常化を進めることはないとしているが、世論の後押しが必
要だ」と述べました。そのうえで、「最近、北朝鮮がタイ人の女性を拉致していた
可能性が出てきたが、日本だけでなくこうした国の世論も加えて一日も早く解決し
たい」と述べ、国際的な協力が必要だと訴えました。集会には昭和38年に日本海
に漁に出て行方不明になった石川県出身の寺越昭二さんの家族らが出席し、北朝鮮
に拉致されたと政府が認定することと北朝鮮が遺骨を返還することを求めました。
集会では、最後に、政府に対して北朝鮮への経済制裁の発動を求める声明を全員で
確認しました。家族会と救う会では、来月22日まで全国の12か所でこうした集
会を開くことにしています。
>>197 「寺越事件」拉致認定を 家族会・救う会が野々市で全国集会 読売石川 11月14日
ttp://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news001.htm 北朝鮮による拉致被害者家族連絡会(家族会)と支援組織「救う会」全国協議会
による「寺越事件の拉致認定と真相解明を求める国民大集会in石川」が13日、
野々市町本町の文化会館フォルテで開かれた。家族会代表の横田滋さん夫妻や同会
事務局長の増元照明さんら全国の被害者家族が参加し、集まった約1100人を前
に、寺越事件の解明や拉致被害者の早期帰国実現を訴えた。
集会ではまず、1963年に日本海で出漁中だった寺越昭二さん(当時36歳)
ら3人が行方不明になった「寺越事件」に関して、元北朝鮮工作員の安明進氏が講
演。日本海で3人を見つけ、大人1人を殺し、子どもを含む2人を拉致したという
、工作員養成機関で聞いた話を改めて紹介し、「証拠がそろっているのに拉致認定
されていないのが残念だ。日本国民が一層団結すれば解決できる力がある」と述べ
た。続いて、昭二さんの長男昭男さん(55)ら親族が、昭二さんの墓石に彫られ
ている生年月日が違うことなどを挙げて「(3人を救助し、昭二さんはその後病死
したという)北朝鮮の説明には疑問点が多く信じられない。寺越事件の解決無くし
て拉致問題の解決はない」と訴えた。
また、日朝政府間対話が再開されながら拉致問題に進展の兆しが見えない現状に
、被害者家族が順にマイクを取って「政府を動かすには皆さんの力が必要」と支援
を呼びかけた。めぐみさんが拉致されてから15日で28年になる横田滋さんが「
死亡が確認されるまで、生きていると信じ、娘たちが帰ってくるまで戦う」と話す
と、会場からは一段と大きな拍手が送られた。
集会後の会見で昭男さんは「拉致認定されていない寺越事件解明のためにこれほ
ど多くの人が集まり、心強い支えになった」と話した。全国集会は今後、熊本、大
阪、東京など年内に全国5か所で開催する。
>>198 拉致解決「石川から後押しを」 家族会、救う会が野々市で大集会 北國新聞 11/14
ttp://www.hokkoku.co.jp/_today/H20051114002.htm 拉致被害者家族会と救う会全国協議会が全国十二会場で予定している国民大集会の
第一弾が十三日、野々市町文化会館で開かれた。日本海で漁船に乗った三人が忽然
(こつぜん)と姿を消した寺越事件から四十二年、横田めぐみさんが失踪(しっそう)して
十五日で丸二十八年。寺越事件の舞台となった石川から、残された家族らが「真相を知り
たい」「娘は生きている」と悲痛な声を上げ、進展しない拉致問題の解決に向け、県民の
後押しが世論の大きなうねりとなるよう願った。
会場を埋めた約千百人の聴衆に対し、家族会代表の横田滋さん(72)は「石川の皆さん
の拉致問題に対する関心の高さの表れ」と謝辞を述べた上で、北朝鮮への経済制裁を
求め、「世論の後押しがなければ政府は動かない。力を貸していただきたい」と深々と頭
を下げた。
寺越事件の「真相」を証言した元北朝鮮工作員の安明進さん(37)は、「石川は拉致が
起きた場所であり、その被害者がまだ北朝鮮にいる。救い出すために立ち上がる責任が
ある」と訴えた。
引き続き、寺越昭二さんの長男昭男さん(55)=宝達志水町=、二男北野政男さん(54)
=志賀町=、三男内田美津夫さん(52)=羽咋市=がマイクを握った。三人は北朝鮮に
あるとされる昭二さんの墓は偽りと断じ、拉致問題を棚上げしての国交正常化に強く反対し
た。内田さんが女手一つで兄弟を育て上げ、二〇〇二年に死去した母親の思い出を語る
と、会場には涙をぬぐう女性の姿も。内田さんは「親父の遺骨を母親と一緒にさせたかった。
子どもとして最後の親孝行のつもりで声を上げた」と語った。(つづく
>>199 つづき
寺越事件の拉致被害者認定、北朝鮮に対する経済制裁発動を日本政府に求める声明を採択
した。
声明発表に先立ち、拉致被害者で北朝鮮が死亡したとしている横田めぐみさん、増元るみ子さん、
有本恵子さん、市川修一さん、松木薫さんの家族が支援を求めた。いずれの家族も北朝鮮での
生存を信じ、横田滋さんは「親とすれば、死んだということが確認されるまで救出活動を続ける」
と胸の内を吐露。妻の早紀江さん(69)は「命ある限り、めぐみを、すべての人を(日本に着く
飛行機の)タラップから降ろすよう頑張る」と声を震わせた。
家族会事務局長の増元照明さん(50)はタイ国籍の女性が北朝鮮に拉致された疑いがある
問題について報告、「国交があるタイの国民を拉致して返さないのだから、国交正常化で問題は
解決しない」と訴えた。増元さんは来月二十二日に東京で開く国民大集会に韓国、タイの拉致
被害者とみられる家族も招き、国際的に連携して救出活動を展開していく方針を明らかにした。
>>160>>162>>184>>185>>186>>194>>197>>198>>199-200 被害者救出と経済制裁訴え 家族会ら集会 産経(共同) 11月14日
ttp://www.sankei.co.jp/databox/n_korea/nkorea_13_1.htm 拉致被害者家族会と支援団体「救う会」が十三日、北朝鮮への経済制裁と、石川
県出身の寺越昭二さん=失踪(しっそう)当時(36)=らの拉致認定を求める集
会を同県野々市町で開いた。被害者救出を訴え、年内に全国十二カ所で予定してい
る集会の第一弾で、約千百人が参加した。
家族会代表の横田滋さん(72)は「北朝鮮が、今後も拉致問題は解決済みとい
う態度を取り続けるなら、経済制裁で解決するしかない」と強調。事務局長の増元
照明さん(50)は、タイ国籍の女性が北朝鮮に拉致された疑いがあるとされる問
題について報告し、「国交があるタイの国民を拉致して返さないのだから、国交正
常化で問題は解決しない」と述べた。
昭和三十八年に日本海で失跡し、北朝鮮で死亡したとされる寺越さんの長男、昭
男さん(55)は「国交正常化の障害になるからといって、(寺越さんらの)拉致
認定をしない政府の姿勢を許してはならない」と訴えた。
-----
最後の一節を除き
>>185に同文。再掲。
>>188 マカオから拉致?中国系女性も失踪…香港紙報道 読売 11月13日 21:09
ttp://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/kokusai/20051113/20051113i412-yol.html 【香港=吉田健一】13日付の香港の英字紙「サウスチャイナ・モーニングポスト」は、
マカオから北朝鮮に拉致された疑いが持たれているタイ人女性アノーチャ・パンジョイ
さんが消息を断った同じ日に、中国系女性2人もマカオから失踪していたと伝えた。
同紙によると、アノーチャさんと同時に失踪したとされる2人の中国系女性は、マカオ
の宝石店に勤務していたソー・ミオチュンさん(当時22歳)とホン・レンインさん(同20歳)。
3人が失踪したとされるのは1978年7月2日。ソーさんとホンさんは同日、「フコダ」と
名乗る自称日本人男性とマカオ市内のホテルの喫茶店にいるところを目撃されたのを
最後に行方不明になった。アノーチャさんも同夜、この男性に食事に誘われていたという。
男性のパスポートはその後偽造と判明した。
マカオの女性、北朝鮮に拉致か=不明タイ人と同時に?−香港紙 時事 11/13 23:01
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051113-00000064-jij-int 【香港13日時事】13日付の香港英字紙サウス・チャイナ・モーニング・ポストは、マカオ
の女性2人が1978年に北朝鮮に拉致された可能性があると報じた。北朝鮮に拉致された
といわれるタイ人女性アノチャ・パンジョイさんも同じ日にマカオで姿を消したという。
家族の話として同紙が伝えたところによると、行方不明となったのは、ともに宝飾店で
働いていた当時20歳と22歳の女性。2人は地元の有名ホテル内でフコダと名乗る自称
日本人の男性と食事をした後、消息を絶った。別のホテルで働いていたアノチャさんも
同じ日、この男性から食事に誘われていた。
>>202 拉致:マカオ人女性2人も失そう 北朝鮮関与か? 毎日 11月14日 3:00
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20051114k0000m030118000c.html 【香港・成沢健一】北朝鮮による拉致被害者、曽我ひとみさんの夫ジェンキンス
さんが著書で「タイ人女性も拉致されていた」と指摘したことを受け、タイ人女性
と同じ日に中国系のマカオ人女性2人がマカオで失そうしていたことがわかり、北
朝鮮に拉致されたとの見方が強まっている。
2人は、マカオの宝石店に勤めていた孔令オウ(こうれいおう)さん(当時20
歳)と蘇妙珍さん(同22歳)。ジェンキンスさんが指摘した「アノチャさん」と
みられるタイ人女性とともに78年7月2日に失そうし、当時、地元紙で謎の失そ
う事件として取り上げられた。
消息筋によると、3人は「福田」と名乗る男に誘われ、外出したまま行方が分か
らなくなったとされる。男は日本のパスポートを所持していたが、簡単な日本語で
話しかけても反応がなかったとの証言があることから、日本人ではなく、パスポー
トも偽造されたものとみられている。
ジェンキンスさんは著書で、拉致された際に別のアジア人女性2人も船に乗せら
れていたとする「アノチャさん」の証言を紹介している。13日付の香港英字紙「
サウスチャイナ・モーニング・ポスト」によると、孔さんの弟(45)は「姉が北
朝鮮にいるのは明らかだ。だれの責任を追及するつもりもない。姉に会えるか、せ
めて姉の生活ぶりを知ることができればそれでいい」と訴えた。
78年に夫の映画監督とともに北朝鮮に拉致され、その後に脱出した韓国の女優
、崔銀姫さんが88年に出版した著書で、79年に北朝鮮で孔さんとみられる女性
と出会ったと明らかにしたが、マカオ警察の捜査は打ち切られ、事実関係は解明さ
れないままだった。
>>168-169 踏みにじられた北朝鮮同胞の人権に背を向けるな 東亞日報 11/14 03:07
ttp://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2005111498458 「政府は、踏みにじられた北朝鮮同胞の人権に背を向けるな」
史上初めて国連総会に上程された北朝鮮人権決議案が、17〜23日に表決に付される
見通しだが、韓国政府は棄権することが伝えられた。国連人権委に決議案が上程された
時も、政府は棄権したことがある。しかし、「死線」を越えて北朝鮮から帰還した元国軍
捕虜たちは、「棄権は卑怯な行動だ」と述べ、政府を批判している。
1994年に帰還した趙昌浩(チョ・チャンホ、74)氏は、「北朝鮮の人権問題は、他人が
行動しなくても、韓国は主導的に乗り出すべき民族の問題なのに、必死に避けようとする
政府の姿が情けない」と話した。
趙氏は、北朝鮮で13年間炭鉱で働き、けい肺症にかかってからは、子どもたちが密かに
掘り起こした焼畑で食いつないだ。
趙氏は、「13年間、政治犯収容所で人間以下の生活をした。人権じゅうりんは、北朝鮮
をめぐる多くの問題の中で最も核心的な問題だ」としながら、政府が表決に出席して明確
な立場表明をすることを求めた。
また、「国家人権委員会も、堂々と北朝鮮側に人権改善を求める姿勢を示してほしい」と
述べた。
昨年5月に脱北した李(77)氏は、「政府が国連総会の表決を棄権することは、北朝鮮
同胞たちに死ねというようなものだ」と話した。
北朝鮮に家族を残した李氏は、激怒した口調で、「1ヵ月に2、3回、安全員たちが懐中
電灯を持って、味曽のかめのふたまで開けて見た」とし、「私が脱北したのではなく、
一挙手一投足を監視していた彼らが、私を追い出したのだ」と述べた。 (つづく
>>205 つづき
李氏は、「北朝鮮にいる元国軍捕虜の99%が、採掘作業で肺病にかかって死んでいる。
政府は、元国軍捕虜と拉致被害者の送還に積極的に乗り出すべきだ」と求めた。
彼らは、最近の国家アイデンティティ論議を触発した東国(トングク)大学の姜禎求(カン・
ジョング)教授の発言に対しても声を高めた。このような発言は、北朝鮮の現状への無知
から出た発言だということ。
00年に脱北したユ(78)氏は、「権力のある人々は豊かな暮らしをしているが、労働者や
農民は窮乏するのが北朝鮮だ」とし、「北朝鮮の人々は、韓国の事情をよく知らないため、
そこで教育を受けたとおり北朝鮮体制を称賛するが、韓国の知識人が北朝鮮をかばうこと
は、到底理解できない」と話した。
1953年7月に国軍捕虜として北朝鮮に連行され、45年ぶりに帰還した張茂奐(チャン・
ムファン、79)氏も、「姜教授が北朝鮮に行って、本当の北朝鮮を経験すれば、絶対に
そんな発言はできないだろう」と話した。
欧州連合(EU)の25の加盟国は2日、「北朝鮮で拷問や公開処刑、不法拘禁などの広範
囲な人権侵害が行われており、強制送還された脱北者たちにも拷問、死刑などの処罰が
加えられている」という決議案を国連総会に提出した。
207 :
参考:2005/11/14(月) 06:22:53 ID:IiMYJ9P4
>>189 「強硬論では解決しない」と山崎氏 北朝鮮拉致問題 朝日 11月13日 21:08
ttp://news.goo.ne.jp/news/asahi/seiji/20051113/K2005111301100.html 自民党の山崎拓前副総裁は13日、民放のテレビ番組に出演し、北朝鮮による拉
致問題で経済制裁も必要などと訴えてきた安倍官房長官の対応について「対話と圧
力の圧力の部分を今まで代弁してきたが、圧力だけでは解決しない。強硬論で人気
を博したと思うが、強硬論で解決しないことは間違いない」と述べた。
また、小泉首相の3度目の訪朝は「日朝国交正常化の調印式となる」との見通し
を示したうえで、任期中に正常化が実現し、訪朝する可能性については「五分五分
」との見方を示した。
野中氏「山崎・加藤氏、連携の可能性」 TBS 11月12日 20時03分
ttp://news.tbs.co.jp/headline/tbs_headline3158698.html 野中元官房長官はTBSの番組「時事放談」の収録で、ポスト小泉に向けた動き
で、自民党の山崎前副総裁と加藤元幹事長が連携する可能性を指摘しました。
「山崎・加藤氏は、小泉さんとは違って、本当にどんな苦労も共にしてきました
。そして、山崎さんは『私はどういう時期が来ても加藤を超えることはありません
』と、僕に言いましたよ」(野中広務 元官房長官)
野中氏は、山崎氏と加藤氏が年金や国立の追悼施設の問題で相次いで議員連盟を
立ち上げたことに触れ、両氏が連携する可能性を指摘しました。
また、福田元官房長官も依然ポスト小泉の有力候補であるという考えを示しまし
た。(12日16:58)
208 :
参考:2005/11/14(月) 06:53:28 ID:IiMYJ9P4
日韓協約交渉、日本側が武力で圧力 シンポで発表 朝日 11月12日 20:34
ttp://news.goo.ne.jp/news/asahi/shakai/20051112/K2005111202350.html 朝鮮半島の植民地化の布石になった1905年の第2次日韓協約の締結交渉に当
たり、韓国に駐留する日本軍の長谷川好道司令官が、軍事力を背景に伊藤博文・特
派大使を支援した経過を陸軍に報告していたことがわかった。荒井信一・駿河台大
名誉教授(国際関係史)が東京都内で12日に開かれた集会で発表した。
当時の国際法でも国の代表者に強制して結ばせた条約は無効とされていたため、
日本が軍を動員して受け入れさせた同協約の有効性については議論を呼んできた。
日韓の交渉関係者が残した記録などに基づく論争が90年代に再燃。当時の駐韓米
国公使の報告書も最近見つかったが、日本軍幹部の記録が明らかになるのは珍しい。
荒井名誉教授によると、報告は陸軍省の「明治三十七八年戦役陸軍政史」に収録
されている。
報告によると、長谷川司令官は条約に反対する韓国の閣僚らの動きを封じるため
、憲兵に動静を厳しく監視させた。韓国の軍部大臣を呼び、「最後の手段が何か、
あえて詳しく言わないが」と告げると、大臣は恐れおののいて立ち去ったという。
ソウルに歩兵部隊や砲兵大隊などを配置した目的に、治安維持のほか、閣僚の逃走
防止や示威を挙げている。
過去の研究によれば、交渉会場にも憲兵らが配置されていた。荒井名誉教授は「
事実上の監禁。拳銃を突きつけたのと同じだ」と同協約の無効性を指摘した。
日韓協約交渉、日本軍が韓国側の行動制約か 米公使指摘 朝日 11月10日 18:35
ttp://news.goo.ne.jp/news/asahi/shakai/20051110/K2005111002200.html 日本による朝鮮半島の植民地化につながった1905年の第2次日韓協約の締結
交渉で、韓国の閣僚らの行動を日本軍が制約していた可能性を、駐韓米国公使が本
国への報告書に明記していたことが荒井信一・駿河台大名誉教授(国際関係史)の
研究で分かった。国の代表者に強制して結ばせた条約は無効との説が当時からあり
、同協約の正当性をめぐる議論に影響を与えそうだ。(つづく
209 :
参考:2005/11/14(月) 06:55:30 ID:IiMYJ9P4
>>208 つづき
報告書は05年11月20日付でエドウィン・モーガン公使からルート国務長官
あて。米外交官と本国がやりとりした公式文書を集めた米国の研究書「コリアン
アメリカン リレーションズ」の第3巻(89年)の中で荒井名誉教授が見つけた。
報告書によると、交渉が最終段階に入った11月17日、日本の特派大使・伊藤
博文が韓国駐留軍の長谷川好道司令官らとともに、米公使館から低い壁を挟んで2
0メートル余の位置にある交渉会場に入った。内部の様子は正確には分からないが
、日本の憲兵らが会議室のベランダや一つしかない裏口への通路を固めているのが
見えたと記した。
韓国内では条約への反対論が根強かった。文書は「憲兵らは表向き伊藤らの警護
のために配置されたが、韓国皇帝に日本の要求を拒むことは不適当だと思わせるた
めにも使われた」と記した。
ソウル市内で日本軍が繰り広げた示威行動にも触れ「物理的な暴力が行使された
とは考えにくいが、閣僚らが条約調印を承認する際、まったく自由に行動できたと
も思えない」とも書いている。
荒井名誉教授は12日午前9時から東京都千代田区神田駿河台の中央大駿河台記
念館で報告書について発表する。問い合わせは朝鮮人強制連行真相調査団(03・
3262・7111)へ。
【正論】ノンフィクション作家・クライン孝子 情報戦略なき日本の危機意識欠如
産経 11月14日
ttp://www.sankei.co.jp/news/051114/morning/seiron.htm 急がれる情報担当官の海外配備
≪舌を巻く近隣諸国の演出≫
中国を含め、韓国、北朝鮮が、いかに海外宣伝という名の情報戦にたけているか、
その典型的な事例を最近の出来事から指摘してみたい。
一つは、北京で約一年ぶりに日朝政府間対話が再開された十一月三日、二年前に
北への亡命後、帰国を求めていた日本人女性を、北朝鮮が急遽(きゅうきょ)送還
したことである。
実はこの前日、EU(欧州連合)は日米両国とともに、北朝鮮に対する人権非難
決議案を国連総会に提出しているが、その途端の出国許可である。当の女性は、「
北朝鮮政府から人道的にしてもらい、何不自由なく過ごせた」と語り、平壌放送は
「人道主義の見地から送還措置を取った」と伝えた。さも北朝鮮は、人権に腐心し
ていると言わんばかりの演出である。
いま一つは十月十七日、小泉総理が靖国神社を参拝した折、ドイツで日本批判が
噴出したことである。なぜドイツが、と訝(いぶか)る向きもあったろうが、これには訳
がある。
この時期、ドイツのフランクフルトでは国際書籍見本市が開催中で、今年は韓国が
ゲスト国として招かれていた。韓国は百五十万ユーロ(約二億一千万円)を投じ、
自国の文化紹介で成果を挙げたが、ひときわ目を引いたのは、小泉総理の参拝翌日
に開催されたオープニング・セレモニー席上での、李海●・韓国首相の痛烈な日本
批判であった。 (つづく
>>210 つづき
「ベルリンの壁」による東西分断を経験したドイツだけに、同じ冷戦の犠牲となった
南北朝鮮の悲劇は関心を引かぬはずがない。しかも、世界各国から自著の宣伝も
兼ね、著名な文化人や政治家が数多く参加していたから効果はてきめんで、多くの
ドイツメディアが、この日本批判を取り上げるところとなった。
さらに十一月七日には、国連人権委員会の特別報告が日本の在日朝鮮・韓国人へ
の差別問題や同和問題にも言及したことを受け、中国、韓国、北朝鮮の各代表が国連
の場で、こぞって日本批判の大合唱を展開、さも日本が差別大国でもあるかのような
印象づくりを行っている。
それにしても、手法はともかく、この巧みな両国の海外宣伝戦略には舌を巻く。
≪翻弄される「情けない国」≫
一方、日本はどうであろうか。確固とした情報戦略などあるやなしやの状態で、海外
向けに自国のPRを行うことすら、なぜか及び腰だ。
在外公館をはじめ海外出先機関の重要な任務の一つは、徹底的な専門教育を受けた
優秀な情報担当官(あえてスパイと言ってもよいが)による現地での情報収集活動に
ある。ところが、こうした活動は、わが国の場合なぜか機能してこなかった。
誹謗(ひぼう)中傷、あるいは明らかに捏造(ねつぞう)と思われる情報であれ、他国
は日頃から丹念に収集・分析し、いざというときの“切り札”に保管している。出先機関
が現地の政治にも深く関与すべく動き、時と場合によって、クーデターにだって手を貸す
こともある。それが世界の現実なのである。 (つづく
>>211 さいご
もしも日本が、こうした危機管理術、情報収集能力にたけていたらどうだったか。少な
くとも、拉致被害者の横田めぐみさんらは、とっくに奪還されていたに違いない。
これまで、その危機管理、いうなれば現地における情報活動や海外宣伝活動をなお
ざりにしてきたために、日本はいまだに北朝鮮から翻弄(ほんろう)され続けている。
世界の多くの国は、日本を危機管理が欠落した「情けない国」とみているのではないか。
報道によれば、遅まきながらも外務省は、対外情報収集の能力強化を図るため、在外
公館での情報収集活動に専念する「情報担当官」を来年度に新設する方針を固めた
という。向こう五年間で百人という配備体制が十分かどうかは別として、英断ではある。
日本も、ようやく認識を新たにしたかと拍手を送りたい。
≪問題は人材の発掘と育成≫
もっとも、箱は用意したものの、後れを取り戻すに急なあまり、中身がお粗末と
いうのでは元も子もない。この新たな態勢を機能させる上で重要なのは、いうまで
もなく優れた人材の発掘であり、育成だ。情報担当官に必要不可欠な資質は、何を
さておいても愛国心に裏打ちされた、いかなる危機的境遇にも怯(ひる)まない強
靭(きょうじん)な信念である。
だがそれにしても、こうした人材は一体誰がどうやって発掘し、育てていくかだ。戦後
六十年、平和とは命を懸けて戦いとるものだという原点をきれいさっぱり忘れ去り、
「水と安全はタダ」という能天気な思想にどっぷり浸りきってきた日本人である。その辺
は気掛かりでならない。単なる取り越し苦労であればいいのだが。(ドイツ在住)
●=王へんに贊
>>213-215 米大統領、きょうアジアへ…支持率低下・試練の旅に 読売 11月14日 00:45
ttp://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/kokusai/20051114/20051113i114-yol.html 【ワシントン=五十嵐文】ブッシュ米大統領は14日、日本、韓国、中国、モン
ゴルのアジア4か国歴訪の途につく。
イラク戦争や中央情報局(CIA)工作員情報漏えい事件で支持率が低迷する中
、首脳外交で得点をあげられるか、試練の旅となる。
最初の目的地・京都は、「最もリラックスできる訪問」(日米関係者)となりそ
うだ。米海兵隊普天間飛行場の移設先を含む在日米軍再編案が10月末にまとまり
、米国産牛肉についても日本が年内に輸入再開を決定する見通しとなり、懸案がほ
ぼ決着したためだ。
小泉首相と秋の京都を散策し、60年前の「敵国」から、テロとの戦いなどで欠
かせない同盟国となった日本との関係を「モデル」として、他のアジア諸国に印象
づけるとみられる。
韓国では、在韓米軍の再編などを巡りぎくしゃくした2国間関係の修復が課題と
なる。盧武鉉大統領との会談では、北朝鮮の核問題などで共通路線を打ち出すこと
で「同盟関係の強化」(ブッシュ大統領)を狙う。
釜山でのアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の場では、ロシアや東
南アジア諸国連合(ASEAN)首脳との会談も予定される。
19〜21日の中国訪問は、貿易赤字の縮小や人民元の為替問題に絡み国内の関
心が最も高まっている。ハドリー大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は、「大
統領はアメリカの労働者の利益を推し進めるためアジアを訪問する」と強調、経済
が前面に出る見通しだ。
ブッシュ大統領は、小泉首相の靖国神社参拝に象徴される歴史問題で日中韓の足
並みの乱れが起きている事態を憂慮、「中国、日本、韓国の指導者に対話を促す」
と、従来より踏み込んで日中韓の関係改善に関与する姿勢を示している。
>>216 米大統領のアジア歴訪 中国に「人権」圧力へ 日本・モンゴルと対比
産経 11月14日 03:06
ttp://news.goo.ne.jp/news/sankei/kokusai/20051114/m20051114007.html 【ワシントン=有元隆志】ブッシュ米大統領が十四日からアジア歴訪に出発する
のに際し、米政府関係者は十二日、大統領が京都やモンゴルで行う演説で、日本を
「成熟した民主主義国家」、モンゴルを「新生民主主義国家」と位置づけ、米国と
の連携を強調することを明らかにした。対照的に中国に対しては首脳会談で、信仰
の自由などの重要性を強調する。日本などと対比することで、中国の人権改善に圧
力をかけるねらいがあるとみられる。
ハドリー大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が十日に発表した日程によると
、大統領は京都でアジア政策に関する演説を行う。このほか、韓国の米軍基地とモ
ンゴルの政府施設でそれぞれあいさつする。
米政府関係者によると、大統領は京都での演説で、日本を「成熟した民主主義国
家」と位置づけ、世界の平和と民主主義の発展のために協力していきたいとの考え
を示すという。
また、米大統領としては初めて訪問するモンゴルでは、「新生民主主義国家」と
して評価し、その発展のため米国として支援していく考えを示す。
しかし、ハドリー補佐官の説明では、大統領が中国で演説を行う予定はない。
同補佐官は大統領が中国首脳との会談で、人権問題を取り上げる方針を示したが
、歴訪する四カ国のなかでただ一カ国、非民主主義国である中国の人権状況に対し
て、米政府には強い不満がある。
米政府が八日に発表した世界各国の信教の自由に関する年次報告書でも、中国を
北朝鮮やミャンマーとともに、宗教弾圧を行う「特に懸念のある国」に指定した。
ベトナムについては改善がみられると評価したが、中国は「人権問題で前進がみら
れない」(米政府関係者)としている。 (つづく
>>217 つづき
大統領は中国の反対を押し切って九日に、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラ
マ十四世をホワイトハウスに招いた。
米国は中国と経済面では結びつきを強めているものの、「民主主義の拡大」を掲
げる大統領としては、今回の歴訪で自らの立場をアピールするものとみられる。
◇
【アジア歴訪の日程】
▽14日 ワシントン発。対テロ戦に関して演説(アンカレジ)
▽15日 京都着
▽16日 金閣寺を訪問。小泉首相と会談。外交演説。韓国の釜山へ
▽17日 韓国・慶州で盧武鉉大統領と会談。釜山へ
▽18日 東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳と会談。アジア太平洋経済協
力会議(APEC)首脳会議に出席
▽19日 APEC首脳会議。烏山空軍基地で演説。北京へ
▽20日 胡錦濤・中国国家主席と会談
▽21日 モンゴルのウランバートル訪問。エンフバヤル大統領らと会談。帰国へ
>>213-215>>216>>217-218 拉致問題 大統領に協力要請へ NHK 11/14 04:45
ttp://www3.nhk.or.jp/news/2005/11/14/d20051114000012.html 小泉総理大臣は、16日行われるアメリカのブッシュ大統領との日米首脳会談で、
北朝鮮による拉致事件の解決に向けて、アメリカ政府の協力を要請することにして
います。
政府は、先週北京で開かれた北朝鮮の核開発問題をめぐる6か国協議や、先々週の
日朝の政府間対話で、北朝鮮に対し拉致事件の全容解明や生存者の帰国、それに拉
致事件の容疑者の引渡しを求めましたが、北朝鮮側から前向きな回答を得ることは
できず、年内にも再開される次の日朝間の協議の場で改めて、話し合うことになり
ました。こうした中で、小泉総理大臣は16日京都で行われるアメリカのブッシュ
大統領との日米首脳会談で「北朝鮮による拉致事件は重大な人権侵害であり、問題
の解決は国際社会の課題だ」として、拉致事件の解決に向けアメリカ政府の協力を
重ねて要請することになりました。小泉総理大臣としては、ブッシュ大統領が北朝
鮮の人権問題に強い関心を持っていることから、拉致事件を「重大な人権侵害」と
位置づけ、日米が問題の解決に向けて、同一歩調を取っていることを内外に印象づ
ける狙いがあるものと見られます。
220 :
参考資料:2005/11/14(月) 08:58:10 ID:IiMYJ9P4
Wの衝撃 萬晩報通信員 園田義明 萬晩報 11月13日 11時間前
ttp://www.yorozubp.com/0511/051113.htm ■北朝鮮の鉱物資源に群がる米中韓
今年7月、1年1カ月もの間中断していた北朝鮮の核問題をめぐる第4回6カ国協議が
再開され、現在は第5回6カ国協議の休会中となっている。
拉致問題解決に向けた期待も高まるが、悲しくも国際政治の冷酷な現実がある。
ヨミウリ・ウィークリーの2005年7月31日号の『「北」の鉱物資源狙う米・中・韓』と題す
る記事の中で、2003年から北朝鮮問題の班長(アジア大洋州北東アジア課)を務め、
今年3月末に同省を退職したばかり原田武夫が、「北朝鮮がレアメタル(希少金属)の
国というのは米国ウォール・ストリートの常識だ」とした上で、「米国が資源外交を展開
しているのは確かであり、この鉱物資源をめぐる米中韓と北朝鮮当局との“裏取引”が
成立したことが7月の協議再開に結び付いたのではないか」との見解を述べている。
これを裏付けるように今年5月に韓国政府系機関の大韓鉱業振興公社が北朝鮮最大
の鉄鉱石鉱山の開発に中国と共同で乗り出すことが明らかとなる。
さらに7月に第10回南北経済協力推進委員会が発表した12項目からなる合意文に
は、韓国側のコメ50万トンを借款の形で支援する見返りに、北朝鮮の地下資源の開発
・投資を韓国側に保証し、実質的な共同開発を進めることも含まれている。
米国の狙いを知るためには時間を遡ればいい。1999年2月に行われた北朝鮮の
地下核施設疑惑をめぐる米朝高官協議で、米側が提示した制裁緩和措置である。この
措置には在米資産の凍結解除、経済制裁の一部緩和と並んで、亜鉛、金、タングステン
などの鉱山開発や農業分野で投資を希望する企業へのライセンスの発行などが柱と
なっていた。
特にタングステンにはドロドロとした日本をも巻き込む歴史的な因縁がある。実は北
朝鮮はこのタングステンの潜在的埋蔵国として知られている。 (つづく
221 :
参考資料:2005/11/14(月) 08:59:51 ID:IiMYJ9P4
>>220 つづき
■1950年のタングステン危機と「W計画」
1950年6月25日、朝鮮戦争が勃発、そのわずか2,3ヶ月で戦争に要する物資の
国内備蓄量が危機的な状況になった。これがタングステン危機の始まりである。トル
ーマン政権は国家緊急事態を宣言し、タングステンの入手に奔走することになる。
スウェーデン語で重い石の意味を指すタングステンは、貫通力を高めるための弾芯
として1940年代半ばから戦車砲や戦闘機の機関砲などに使われてきた。1949年
までの米国は、時には日本軍の目をかすめながら、蒋介石の友人であるK・C・リー
率いるワーチャン貿易を通じてタングステンを入手してきたが、中国共産党の勝利に
よって中国の輸出先は米国からソ連へと変わる。米国は新たな供給国として韓国を
選び、ソウル南東にある上東鉱山に触手を伸ばすが、朝鮮戦争勃発直後にこの鉱山
が北朝鮮軍の手に落ちたためにタングステン危機が起こったのである。
このタングステン危機の短期的な解決策として国防総省が目を付けたのが日本で
あった。「陸軍のダミー会社であった昭和通商に頼まれて、昭和15年、16年の2回
にわたって、当時の金で70ー80万円に相当するヘロインをヤミ価格で買い入れた。
このヘロインは後に中国大陸に運ばれて南シナでタングステンと物々交換された。」
これは、1945年12月、A級戦犯容疑で巣鴨プリズンに拘束され、48年12月に
岸信介、笹川良一らとともに巣鴨拘置所を出所した児玉誉士夫の47年7月21日及び
23日の調書内容である。
児玉は、陸軍主導で1939年に三井物産、三菱商事、大倉商事の3社の出資によっ
て設立された昭和通商や海軍管轄の児玉機関上海事務所を通じて、戦時中にタング
ステンやダイヤモンド、プラチナなどを調達し、終戦直後には闇市で売りさばき、その
売上の一部が自由党の設立資金にまわされていた。 (つづく
222 :
参考資料:2005/11/14(月) 09:01:05 ID:IiMYJ9P4
>>221 つづき
この児玉調書からタングステン・ルートの情報をつかんだ国防総省と米中央情報局
(CIA)によってタングステンの元素記号Wを取った「W計画」が開始される。このW
計画には戦前の米駐日大使ジョゼフ・グルーの部下だったユージーン・ドーマンを中心
とするドーマン機関人脈やCIAの前身のOSS(米戦略局)のケイ・スガハラなどが関与
した。そして、児玉と協力しながら中国本土に隠されていた500トンのタングステンを
市価の6割で国防総省に売却した。この代金と利益について、米ニューヨーク・タイムズ
紙は、53年の選挙資金として日本の保守政治家に渡されたと伝えている。
彼らは、理想主義のニューディール派が取り仕切る日本の民主化路線を激しく非難し、
日本の再建には天皇制が精神的支柱として必須であり、財閥解体を即刻やめるべき
だとする「逆コース戦略」を押し進めた。
結果としてこの戦略が成功し、経済大国としての今日の日本につながるが、この背景
にあったのは、冷戦時代の到来を象徴する朝鮮戦争勃発そのものであり、ジョージ・
ケナンのソ連封じ込め政策によって日本がアジアの反共防波堤として位置付けられた
ためである。
なお、このW計画は氷山の一角に過ぎず、CIAによる対日秘密資金工作は、冷戦が
激化していく50年代初めから60年代まで広範に行われ、数百万ドルが保守政党へ、
55年の保守合同以後は自民党に集中的に供与されていた。
かつての旧ソ連が主導する各国共産党の国際組織コミンテルンを彷彿させるが、当時
ソ連や中国のH2機関も日本共産党や社会党を通じた対日工作を行っており、これに
対抗する狙いもあったものと思われる。
■タングステンから劣化ウラン弾へ
タングステンに話を戻そう。現在の米国は弾芯に何を使っているのだろう?
米国はタングステンから新たな弾芯へと切り替えるために、1950年代から軍事利用
を目的とした実験を開始する。そして、その特性から戦車や装甲車に撃ち込むと、分厚
い装甲を突き破り、車中を焼き尽くす威力を見出す。1978年頃にはこの新弾芯の生産
・配備に入るが、これは戦車を主力とする北朝鮮の機甲旅団の韓国侵略のシナリオに
対応するのが主な理由だったと言われている。 (つづく
223 :
参考資料:2005/11/14(月) 09:02:18 ID:IiMYJ9P4
>>222 つづき
この新弾芯が大量に実戦使用されたのは1991年の湾岸戦争である。以後、95年
のボスニア紛争、99年のコソボ紛争、2001年のアフガニスタン攻撃、そして03年の
イラク戦争でも使われる。
これが劣化ウラン弾誕生の裏側である。劣化ウランは、タングステンと比べて「核の
ごみ」という性質上、極めて低コストである。そして、何よりもタングステンの資源埋蔵量
の約4割が中国に偏在していることから、米国の潜在敵国である中国への依存を避け
たいとの戦略的理由がある(W鉱石の埋蔵量参照)。
劣化ウランには放射能、金属的毒性から人体、環境への深刻な影響があることは、
「湾岸戦争症候群」のデータから、米国こそが熟知している。従って、米軍産複合体も
劣化ウランから再びタングステンへという世界的な潮流に逆らいながら、使用し続ける
リスクも当然計算に入れていることだろう。
中国は最新のイラクデータなどを活用しながら、世界の左派勢力を巻き込んだ劣化
ウラン弾使用禁止の一大キャンペーンを行いつつ、北朝鮮を丸飲みすることでタング
ステンを手中に収め、米国を牽制しながら石油・天然ガス交渉に乗り出すのであろう。
これに対して米国は劣化ウラン弾への非難の声を黙殺し、朝鮮半島の再民主化を
大義名分にレジーム・チェンジ(体制変更)に向けた対北朝鮮工作を行いながら、新た
なW計画を発動するのである。
■「新たなW計画」の実行部隊
先月10月25日から2日間の日程でアメリカン・エンタープライズ公共政策研究所
(AEI)主催の「日米同盟の変遷 防衛協力と統合の深化に向けて」と題するシンポ
ジウムがキャピトル東急ホテルで行われた。
ここに前原誠司やプロテスタントの石破茂らとともに登場したのがニコラス・エバー
スタットと安倍晋三である。ここに更なる因縁も見出せる。
以前にも紹介したように、米軍産複合体の権化とも言うべきフェルディナンド・エバ
ースタットという人物がいた。フェルディナンドは終戦直後の1945年9月にエバース
タット・レポートを作成、戦争動員の迅速化と兵器開発の中枢としての国防総省、
国家安全保障会議(NSC)、CIAの創設を提案した。つまり、この3機関の生みの親
でもある。 (つづく
224 :
参考資料:2005/11/14(月) 09:04:12 ID:IiMYJ9P4
>>223 つづき
W計画をきっかけにフェルディナンドが生み出したCIAを中心に、ドーマン機関人脈
に児玉、岸、笹川などの巣鴨組が加わり、日本の裏と表を陰に陽に支配していくシス
テムが完成する。同時にこの人脈はブッシュ家をも巻き込みながら、勝共を合言葉に
文鮮明率いる統一教会などとともに世界反共連盟(WACL)に結集、グローバルな
反共ネットワークが出来上がる。今やこの反共ネットワークが原理主義的な宗教組織
に匹敵する存在になっていることが、日本の保守系オピニオン誌の一部から読みとれる。
このフェルディナンドの孫こそが、『北朝鮮最期の日』の筆者であり、AEIの客員研究員
を勤めるニコラス・エバースタットである。
そして、官房長官に就任した安倍晋三は、巣鴨組の岸信介の孫である。この二人が、
冷戦終結の今も日米のネオコンやキリスト教右派を器用に操りながら、世代を越えて
対北・対中強硬派人脈の中核として海洋勢力強硬派を構成する。
彼らが目指す民主化とは、米中衝突に備えてタングステンを米国に送り届ける北朝鮮
の豪腕フィクサーを育て上げることかもしれない。しかし、後にロッキード事件でバッサリ
切り捨てられた児玉誉士夫の生涯から、彼らの恐ろしさが見えてくる。
彼らと足並みを揃えるかのように、石原慎太郎・東京都知事は今月3日にワシントン
の戦略国際問題研究所(CSIS)で講演し、米中間で紛争が起こった場合に「中国に
とって一番目障りな日米安保をたたくために、もし核を落とすなら沖縄、あるいは東京を
狙うだろう」と指摘した上で、「市民社会を持つ米国は戦争で生命の価値観に無神経な
中国には勝てない。中国に対抗する手段は経済による封じ込めだ」と主張し、インドや
ロシアと連携を強化するよう提言している。
一方でプロテスタントを中心とする海洋勢力強硬派の反共ネットワークとは距離を置き
ながらも、その動向を注視する集団が大陸勢力の中心に存在する。反共の本家本元
として、神なき共産主義に宗教の自由を迫るカトリックの総本山、ヴァチカンである。
(つづく
225 :
参考資料:2005/11/14(月) 09:24:18 ID:IiMYJ9P4
>>224 つづき
吉田茂の孫として英米の海洋勢力本流人脈を受け継ぎながらも、カトリックとして大陸
勢力につながる麻生太郎外務大臣誕生は、海洋勢力と大陸勢力とがぶつかる地の
波乱の幕開けを暗示しているかのようだ。
かつて、この二つの勢力に翻弄され、挫折したのが靖国神社にA級戦犯として祀られ
ている松岡洋右である。日独伊三国同盟にソ連を加えた四国協商で米英に対抗する
という野望から、スターリンに対して「政治的、社会的」ならぬ「道徳的共産主義」にまで
踏み込んで、「日本には、道徳的共産主義がある。日ソでアングロサクソンの影響力を
アジアから排除しよう」と懸命に訴えたことがある。この神なき共産主義への接近が
ヴァチカンをも刺激し、二つの勢力に加えユダヤ勢力をも結集させ、日本は太平洋戦争
へと追い込まれていくのである。
この歴史の教訓から、「敵」と「敵の敵」を冷静に見極めながら、「敵」への安易な接近
や小泉首相や石原都知事のように表立って敵を刺激する行為は当面控えるべきであ
ろう。むしろ、水面下で「敵の敵」を奮い立たせる工作に知恵を絞ればいい。さもなくば、
石原都知事の語る核の惨劇が現実になる。あるいは、中国全土に劣化ウラン弾の雨
が降り注ぐことになるのだろうか。
(本稿は、増田俊男氏が編集主幹を務める月刊『力の意志』2005年10月号掲載の
「北のタングステンをめぐるWの衝撃」に加筆修正を加えたものである。なお松岡洋右
の物語は、まもなく再開する予定のビッグ・リンカー・シリーズにて取り上げてみたい。)
●参考グラフ
W鉱石の埋蔵量(出典:ITIA、タングステン・モリブデン工業会HPより)
http://www.jtmia.com/J/J_statistic1.htm (つづく
226 :
参考資料:2005/11/14(月) 09:25:12 ID:IiMYJ9P4
>>225 さいご
●主要参考文献
「ジャパニーズ・コネクション 海運王K・スガハラ外伝」
ハワード・B・ションバーガー/著 (文芸春秋)
「阿片と大砲 陸軍昭和通商の七年」
山本常雄/著(PMC出版)
「インサイド・ザ・リーグ 世界をおおうテロ・ネットワーク」
ジョン・リー・アンダーソン、スコット・アンダーソン/共著(社会思想社)
CIA Spent Millions to Support Japanese Right in 50's and 60's
New York Times, October 9, 1994
Shintaro Ishihara, governor of Tokyo spoke at CSIS on "Japan's Future Potential."
http://www.csis.org/index.php?option=com_csis_press&task=view&id=1462
米議会報告:中国、北朝鮮に大量破壊兵器を提供 大紀元日本 11/11 07:00
ttp://www.epochtimes.jp/jp/2005/11/html/d17265.html 【大紀元日本11月11日】テロによる破壊活動を批判する声が強まる中、米議会は9
日、中国の一部の企業が続けて北朝鮮、イラン、パキスタンなどに対して大量破壊
兵器及びミサイル関連の技術を提供している証拠を手に入れたとして、提示した報
告書の中で公表した。韓国聯合通信社が報道した。
中国はこれらの国に対して大量破壊兵器及びミサイル技術を提供することで利益
を獲得すると同時に、外交的影響力を高める狙いがあるとされる。また、北朝鮮に
提供した大量破壊兵器を運搬するため、北朝鮮に中国本土の空港の利用権を許容し
た可能性が高い。さらに、もし中国による支援が停止されると、北朝鮮の経済は六
ヶ月以内に崩壊することが予想されることから、中国が北朝鮮に対する財物支援が
頻繁に行われている可能性が高いと、報告書は指摘した。
>>64>>65>>66 米、北朝鮮のWFP排除に警告・今年の支援中止も 日経 11月13日 22:36
ttp://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20051113AT2M1000913112005.html 【ワシントン=秋田浩之】米政府は北朝鮮が世界食糧計画(WFP)の活動を認
めない場合、年内に予定している2万5000トンの食糧支援の供与を取りやめる方針
だ。米国はWFPを通じて北朝鮮に食糧支援を配給しているためで、必ずしも制裁
を目的とした措置ではないが、北朝鮮にWFPの活動を認めるよう迫る意味合いが
ある。
米、北朝鮮への食糧援助停止へ WFPに連動 朝日 11月10日 11:34
ttp://news.goo.ne.jp/news/asahi/kokusai/20051110/K2005111001540.html 米政府の援助機関、米国際開発局(USAID)は9日、北朝鮮に対する国連世
界食糧計画(WFP)の食糧援助が打ち切られれば、米国も援助を停止せざるを得
ないとの声明を出した。北朝鮮は「食糧事情が改善した」として人道援助から開発
援助への転換を求めており、WFPは援助国に北朝鮮での配布活動を11月中旬に
終えると通告しているという。
米政府は今年6月、WFPを通じた5万トンの北朝鮮への食糧支援を表明。これ
までに約半分が北朝鮮に届けられたか輸送過程にあるという。声明は「WFPの活
動がなければ、必要とする人たちに食糧が届くかどうか最小限の保証さえもできな
い」としている。
米国務省のエアリー副報道官は9日の記者会見でこれに関し、「決定は政治的な
ものではない」などと説明。北京で始まった6者協議に対する影響はないとの見方
を示した。
胡主席、北に“芸術的”支援 ピアノ寄贈 東京朝刊 11月14日
ttp://www.tokyo-np.co.jp/00/kok/20051114/mng_____kok_____005.shtml 十月下旬に北朝鮮を公式訪問した中国の胡錦濤国家主席が、北朝鮮に中国製グラ
ンドピアノ二十台を贈っていたことが分かった。中国は友好関係にある北朝鮮に対
し、食糧やエネルギーなどを現物支援してきたが、時代に合わせて支援内容を多様
化させているようだ。
このピアノは、遼寧省の「東北鋼琴(ピアノ)社」が製造している「ノルディス
カ」。スウェーデン生まれのブランドで、生産拠点を中国に移した。グランドピア
ノでは世界十大ブランドの一つとも称されている。
二十台の価格は計六十万元(約八百四十万円)。東北鋼琴は、ピアノ設置のため
北朝鮮に専門職員も派遣した。同社によると、北朝鮮のピアニストたちは、試し弾
きをして「とてもいい」と満足していたという。 (北京・五味洋治)
>>87>>88>>89>>90-91>>104-105 朝鮮日報社説:北拉致被害者家族の苦痛に目をそむける自称進歩主義者 11/14 08:47
ttp://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/11/14/20051114000004.html 北朝鮮拉致被害者家族協議会の崔祐英(チェ・ウヨン)会長(35)は、18年前トンジン号
の乗組員だった父が拉致された北朝鮮拉致被害者(北朝鮮に拉致された韓国人)家族だ。
崔会長は、自分のように家族が拉致された北朝鮮拉致被害者家族の苦しみを和らげるため、
政府当局に働きかけている活動家だ。崔会長は、全国民主労働組合総連盟(民主労総)
の組合員でもある。崔会長が所属する職場の労組の上級団体が社会保険労組で、また
その上部組織が民主労総だ。
崔会長は、最近民主労総が主催した労動者集会に出席した。民主労総が作った政党で
ある民主労動党の代表が、演壇で非転向長期囚(韓国に身柄を拘束されながら、イデオ
ロギーの転換を拒否し、長期間服役している北朝鮮出身の者)出身者を「統一の担い手」と
紹介すると、出席者から大きな拍手が送られた。崔会長は、「長期囚にはあれほど誠意を
持って接するのに、北朝鮮拉致被害者家族にはどうして無関心なのだろう」という気がした。
崔会長が民主労働党の代表に近付いて「民主労総組合員」と名乗ると、党の代表は暖かく
迎えた。しかし、崔会長は「北朝鮮拉致被害者家族協議会長」と書かれた名刺を手渡すと、
党代表は顔色が変わり席を離れた。「あまりにも悲しかった…」。崔会長は着ていた(労組
の)赤いチョッキを脱ぎ捨てたかったという。(つづく
>>230 つづき
崔会長は、先日民主労働党の前スポークスマンである朴用鎭(パク・ヨンジン)さんに会
った。崔会長は「(民主労働党発足後)5年間、民主労働党の連絡を待ちながら、いつか
私たちを助けてくれると信じてきた。朴前スポークスマンが会いたいと連絡をした」と述べた。
崔会長は、「民主労働党、民主労総、他のさまざまな団体が、私が近寄ると後ずさりする
ため、待つしかなかった」と話した。朴前スポークスマンは崔会長に会って、自らのインター
ネットホームページに崔会長の事情を説明しながら、(北朝鮮拉致被害者問題にそっぽを
向いてきたことについて)自分がいやになるほど恥ずかしかった。進歩陣営の恥ずかしい
集団的忘却」と語った。
北朝鮮拉致被害者たちのほとんどは、北朝鮮でももっとも人権を踏みにじられる人々だ。
にもかかわらず、人権状況の改善や疏外された階層のために働くという政党と団体が、
北朝鮮拉致被害者家族の苦痛には目と耳をわざとふさいできた。民主労働党と民労総総
の組織員たちは、「北朝鮮を困らせるような問題と見なし、北朝鮮拉致被害者問題の公式
化に冷ややかな視線を送る勢力は、進歩主義者になるにはあまりにも残酷な人間性を持
つかわいそうな人々」とした朴前スポークスマンの言葉を、肝に銘じてほしい。
オチ
>>160>>162>>184>>185>>186>>194>>197>>198>>199-200>>201 拉致被害者家族会 『対北朝鮮 経済制裁を』 第1弾 野々市で全国集会
北陸中日新聞 11月14日 3分前
ttp://www.hokuriku.chunichi.co.jp/00/ikw/20051114/lcl_____ikw_____000.shtml 拉致問題の早期解決を目指し、拉致被害者家族会と支援団体「救う会全国協議会
」による全国集会が十三日、石川県野々市町の文化会館フォルテで開かれ、北朝鮮
に対する経済制裁の発動や、「寺越事件」の拉致認定を求めた。政府が制裁発動を
示唆してから一年を迎える十二月下旬までに、全国十二カ所で開催する集会の第一
弾で、約千百人(主催者発表)が参加した。(報道部・寺岡秀樹)
家族会の横田滋代表(73)は「拉致問題に対する石川の皆さんの関心の深さが
身に染みる」と謝辞を述べ、新たにタイ国籍の女性の拉致が濃厚となったことに触
れて「国際世論を結集して一日も早い解決を願う」と世論の後押しに期待を寄せた。
拉致被害者の横田めぐみさん=当時(13)=、有本恵子さん=同(23)=の
家族らが北朝鮮に残された子やきょうだいへの思いを吐露し、政府に制裁発動を求
める場面もあった。
一九六三(昭和三十八)年に能登半島沖で寺越昭二さん=当時(36)、外雄さ
ん=同(24)=、武志さん(56)=平壌在住=の三人が失跡した「寺越事件」
の関連では、昭二さんの長男昭男さん(55)が「拉致認定を求めて三年たった今
、何一つ解決していない。(北朝鮮で眠るとされる)父の遺骨返還は真相解明の手
がかりになる」と主張。「国交正常化の障害になるからといって、(昭二さんらの
)拉致認定をしない政府の姿勢を許してはならない」と訴えた。 (つづく
>>233 つづき
北朝鮮元工作員の安明進氏(37)は「事件が拉致なのは明らかなのに認定され
ないのは残念」。「県民には立ち上がる責任がある」と呼びかけた。
最後に、拉致被害者の救出には圧力が必要▽小泉純一郎首相に制裁発動を求める
▽寺越事件の拉致認定を求める−などの声明を採択した。
ほんとにおち
横田めぐみさん:突然の失跡から28年 親友も待ち続け… 毎日 11月14日 10:43
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20051114k0000e040026000c.html 「めぐみ拉致28年」用 仲良し3人組みの(左から)横田めぐみさん、山田くに恵みさん、
真保恵美子さん=真保さん提供
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/images/20051114k0000e040014000p_size6.jpg 横田めぐみさん(行方不明時13歳)が新潟市で下校途中に拉致され、15日で28年を
迎える。突然の失跡は、仲良しだった友人の心にも大きな悲しみを残した。めぐみさんが
交換ノートに残したイラストを今も持ち歩く。「ヨコ、会いたかったよ。お帰り」。そう言える
日を親友は待ち続ける。
めぐみさんは、父滋さん(73)の転勤で、76年7月、小学6年の時に広島から新潟へ
転居。市立新潟小で出会ったのが真保(しんぼ)恵美子さん(40)=千葉市花見川区
=と山田くに恵さん(40)=千葉県船橋市=だった。めぐみさんは2人がいた合唱部に
入部、仲良くなった。
交換ノートはすぐに始まった。それぞれが思い思いのことをつづった。会社員の真保さん
がバッグにしのばせているのは、めぐみさんが描いた女性の横顔。唯一手元に残った
ノートにあった。「会いたくても会えないけど、どこへ行くのも一緒」。そんな思いから、
真保さんはイラストとめぐみさんの写真をケースに入れ、持ち歩いているという。
3人は、市立寄居中でも一緒にバドミントン部に入部した。「めぐみは来てませんか」。
それぞれの自宅に、めぐみさんの母早紀江さん(69)から電話が入ったのは77年11月
15日夜。その日、真保さんと山田さんは部活を休んでいた。真保さんは体育の授業で
突き指、山田さんは歯医者に行くためだった。2人は「被害者は自分だったかもしれない」
との思いを抱き続ける。
「多くの人に事件を知ってもらい、忘れないでいてほしい」と真保さんは街頭に立って
訴える。山田さんは「ヨコ、きっと助け出すから希望を捨てずに待っていてほしい」と、心の
中で呼びかける。【西脇真一】(11月14日 12時54分更新)
>>158 政府に強い姿勢求める 拉致問題で講演会 さいたま 埼玉新聞 11月14日
ttp://www.saitama-np.co.jp/news11/14/04x.htm 北朝鮮問題について考える講演会「拉致問題を通じて日本のあり方を考える・第五弾」
(日本再生フォーラム主催)が十三日、さいたま市大宮区で開かれた。「北朝鮮帰国者の
生命と人権を守る会」代表で、大阪経済大学経済学部助教授の山田文明氏や「北朝鮮
による拉致被害者家族連絡会」副会長の飯塚繁雄さん(上尾市)らが講演し、北朝鮮の
せい惨な生活状況や、拉致問題などについて熱演した。
主催した日本再生フォーラム(竹本博光代表)は、「子供たちに誇れる日本を創ろう」を
合言葉に二〇〇一年三月に発足した市民団体。日本に山積している諸問題を理解し解
決していこうと、第一線で活躍している政治家や評論家などを講師に招き、講演会を開
いている。今回は十六回目で、北朝鮮問題をテーマにしたものは五回目。
会場のJACK大宮ビルには、約百三十人が参加。上田清司知事をはじめ、衆議院議員
の武正公一氏(民主党)や金子善次郎氏(自民党)らも応援に駆け付け、「国や県を挙げ
て、北朝鮮問題に取り組んでいきたい」と述べた。
講演の中で山田氏は、脱北者からの聞き取り調査で「ネズミの足を焼いたものが今まで
食べた中で一番のごちそう」「人間らしく生きられる地があるなら、この世の果てでも探し
ていきたい」など、信じられないような事実や悲痛な訴えを聞いたという。
最後に「日本政府は北朝鮮に対して経済制裁をし、問題解決に向け断固たる態度を示
すべき」と強調すると、会場からは拍手が起こった。
二十七年前に妹の田口八重子さん=当時(22)、川口市=を北朝鮮に拉致された飯塚
さんは「全国には約四百人ほど拉致された被害者がいる。皆さんのおかげでこの問題が
クローズアップしてきたが、長い時間がかかっており、私たち被害家族ももういい年になっ
てしまった。日本政府には、生きている日本人をすべて返せという強い姿勢で臨んでほ
しい」と訴えた。
>160>162
>>184>>185>>186>>194>>197>>198>>199-200>>201>>233-234 寺越さんの拉致被害者認定求める 家族会の集会 ANN 11/13 24:29
ttp://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/soci_news13.html?now=20051114124606 拉致被害者の家族会は石川県で集会を開き、43年前に行方不明になった寺越昭二
さんらを拉致被害者として認定するよう政府に訴えました。
寺越さんは北朝鮮の元工作員の証言などから、拉致された時に殺されたとみられ
ています。今月初めの日朝協議では、日本政府が寺越さんの遺骨の問題を取り上げ
ましたが、進展はありませんでした。家族会などは政府に対し、北朝鮮による拉致
と認定するよう求めるとともに、早期の経済制裁の発動を求めました。
また、13日にタイから帰国した増元照明さんは「北朝鮮に拉致された女性のアノ
ーチェさんの兄と今後、連携していく」と話しました。
増元照明さん:「直接、お兄さんに事情を聞いてもらって、アノーチェさんと確
定できて良かった」。 (
>>194の更新記事)
拉致被害者家族 全国集会 鹿児島讀賣テレビN 11月14日 11時51分
ttp://www.kyt-tv.com/news/news_disp.php 北朝鮮の拉致問題についての全国集会が、きのう石川県で開かれました。集会には
、鹿児島の拉致被害者家族、市川健一さんも出席し、北朝鮮への経済制裁を訴えま
した。この全国集会は、「家族会」と「救う会全国協議会」が主催したもので、お
よそ800人が参加しました。集会には、北朝鮮の元工作員安明進氏が招かれ、「
42年前に石川県の能登沖で行方不明となった寺越昭二さんら3人について拉致認
定されていないのは残念。拉致が認められるよう声を出すべきだ」と述べました。
集会では、寺越事件の真相解明といち早い経済制裁を求める声明を出し、参加者に
拉致問題解決の協力を求めました。
>>239 拉致早期解決へ 家族会など集会/野々市 朝日石川 11月14日
ttp://mytown.asahi.com/ishikawa/news01.asp?kiji=10260 「寺越事件」の認定訴え
「寺越事件」の拉致認定を――。野々市町であった、北朝鮮による拉致被害者家族
連絡会(家族会)と支援団体「救う会全国協議会」(救う会)による集会には1100人
(主催者発表)の市民が集まった。政府による経済制裁を求めるとともに、63年に能登
半島沖の日本海で、寺越昭二さん(当時36)らが行方不明となった「寺越事件」の拉致
認定を求める声明を採択した。
集会には寺越さん家族のほか、家族会の横田滋代表や、増元照明事務局長、救う会
の西岡力副会長が出席した。
元北朝鮮工作員の安明進(アンミョンジン)氏は、寺越事件について、「(金正日政治
軍事大学の)教官から、能登半島沖で寺越さんを殺害、一緒にいた子どもら二人(寺越
さんの弟外雄さんと、おい武志さん)を拉致した、と聞いた」などと改めて証言。寺越さん
の長男、昭男さん(55)ら家族が「寺越事件が拉致であることは明確」と拉致認定を強く
訴えた。
その上で、家族会や救う会のメンバーから、日朝正常化交渉について、「拉致問題を
解決しなければ、正常化すべきでない」といった意見が相次いで出され、寺越事件に
ついても「拉致認定されないまま、国交正常化となってしまうと、『寺越さんらを救助した』
とする北朝鮮の主張を認めてしまうことになる」といった訴えが出された。
集会ではほかに、横田さん夫妻や増元さんらが、北朝鮮が「死亡した」と報告してきて
も、「(拉致された家族は)絶対に生きていると思っている」との思いを訴えた。
>>194>>197>>198>>199-200>>201>>233-234>>239>>240 北朝鮮・拉致問題:寺越事件の認定を 被害者家族らが集会−−野々市町 /石川
毎日石川 11月14日
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/ishikawa/news/20051114ddlk17040314000c.html 拉致被害者家族連絡会と、救う会全国協議会が主催する「寺越事件の拉致認定と真相
解明を求める国民大集会in石川」が13日、石川県野々市町の町文化会館フォルテであっ
た。1963年に能登半島沖の日本海に出漁し消息を絶った寺越昭二さん(当時36歳)の
長男昭男さんたち兄弟や、家族会代表の横田滋さんらが出席。寺越事件の拉致認定と、
拉致被害者救出のため、北朝鮮に経済制裁を発動するよう政府に求める声明を採択した。
元北朝鮮工作員の安明進氏が基調講演し「昭二さんたちは北朝鮮に救助されたのでは
ない。拉致であり、石川県の人たちはもっと声を上げなければいけない」と話した。
また、昭男さんや二男の北野政男さん、三男の内田美津夫さんらは「父は北朝鮮に上陸
後、病死して墓に遺骨があるといわれている。しかし、送られてきた写真の墓には、父の
生年月日が間違って刻まれていた。自分の生年月日を間違える者はいない。北朝鮮はうそ
を言っているに違いない。真相究明に向け、協力してほしい」と訴えた。
この後、タイ人女性が北朝鮮に拉致されていたと指摘されている問題で、家族会事務局長
の増元照明さんが、タイの家族から事情を聴いた状況を説明した。 両会は、12月末までに
全国12カ所で同様の集会を計画している。【山中尚登】
>>188>>202>>203>>204 拉致疑惑、マカオでも再燃 ジェンキンスさん「証言」で 朝日 11月14日 12:21
ttp://news.goo.ne.jp/news/asahi/kokusai/20051114/K2005111401040.html 拉致被害者曽我ひとみさんの夫ジェンキンスさんが先月出版した著作で「マカオから
拉致されてきたタイ人女性が(北朝鮮に)いた」と指摘した問題で、マカオで78年にこの
タイ人女性と同時に行方不明になった地元女性2人の行方に関心が集まっている。女性
の家族が香港の英字紙の取材に応じ、解決に向けた国際的な取り組みを求めた。
マカオの地元紙などによると、北朝鮮に拉致された疑いが持ち上がっているのは、マカオ
の宝石店従業員だった孔令●(●は「貝」が2つ並んだ下が「言」、ホン・レンイン)さん
(当時20)と蘇妙珍(ソウ・ミウザン)さん(同22)。マカオのホテルで働いていたタイ人女性
「アノーチャ・パンジョイ」さんと同じ78年7月2日夜に行方不明になった。同僚の証言など
から、3人はいずれも日本の偽造パスポートを持つ「福田」という男に誘い出された疑いが
強まっている。
マカオの警察当局は当時、日本やタイの警察とも連絡を取り捜査したが、手がかりのない
まま打ち切られていた。88年、北朝鮮から逃れてきた拉致被害者の韓国人女性が韓国紙
に「北朝鮮北部で孔令●という女性に会った。マカオの海岸で拉致されて北朝鮮に来たと
話していた」と証言している。
ジェンキンスさんの証言で、マカオでは2人の拉致疑惑が再燃。孔さんの弟は13日付の
サウスチャイナ・モーニングポスト紙に「証言は詳細。女性たちは北朝鮮で生きているはず
で、国際的な取り組みによる早期解決を求めたい」と述べた。
>>242 マカオ在住の女性2人、北朝鮮に拉致? TBS 11月14日 12時23分
ttp://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3159937.html 北朝鮮による拉致被害者・曽我ひとみさんの夫、ジェンキンスさんの証言から、
また新たな拉致疑惑が浮上しました。マカオ在住の中国系女性2人が1978年に
北朝鮮に拉致された可能性があると、香港英字紙が報じました。
13日付けの香港英字紙「サウスチャイナ・モーニング・ポスト」によりますと
、マカオの宝石店に勤めていたホン・レンインさんとソー・ミウチュンさんの2人
が、1978年7月2日、「フコダ」という名の日本人を名乗る男性から食事に誘
われた後、行方不明となったということです。
北朝鮮による拉致の可能性が強まっているタイ国籍のアノーチャ・パンジョイさ
んも、同じ1978年にマカオで失踪しています。
ジェンキンスさんは、その著書の中でアノーチャさんの証言として、「同じボー
トには別のアジア系女性2人もいた」と紹介していて、この2人も拉致された可能
性が高まっています。(14日10:58)
北朝鮮の銃殺シーンを放映 米CNNが特集番組 産経(共同) 11/14 13:12
ttp://www.sankei.co.jp/news/051114/kok052.htm 米CNNテレビは13日、北朝鮮国内での銃殺シーンや行き倒れた住民が路上に
放置された様子など、秘密裏に撮影されたとするビデオ映像を中心に1時間の特集
番組を放送した。
米国で北朝鮮の人権侵害の詳細な映像が放送されるのは異例。議会で北朝鮮の独
裁体制への批判が一層、高まりそうだ。
映像は、北朝鮮国内の弾圧の実情を暴露するために活動する反体制組織が撮影。
同組織は北朝鮮から脱出してタイに滞在する男性が中心となっているという。
CNNは「秘密国家でのスパイ活動」と題した番組の冒頭で、住民の脱出を助け
たとして捕まった住民が公開で銃殺されるシーンを2場面にわたり放映した
核実験保留や移転禁止 北朝鮮が段階的放棄提案 共同 11月14日 13:28
ttp://news.goo.ne.jp/news/kyodo/kokusai/20051114/20051114a3910.html 【ソウル14日共同】韓国の鄭東泳統一相は14日、第5回6カ国協議で、北朝
鮮が5段階にわたって核放棄を進める案を提示したことを明らかにした。北朝鮮が
同協議で表明した軽水炉提供を条件とした段階的核放棄の提案を指すものとみられ
、核実験の保留や核移転の禁止が含まれていることが新たに分かった。
ソウルでの韓国放送記者クラブ主催の討論会で述べた。
鄭統一相は「北が核放棄に関連した5段階からなるロードマップ(行程表)を提
示した」とし、北朝鮮が核放棄の意思を明確にしたと強調。
5段階は(1)核実験の保留(2)核移転の禁止(3)核の追加生産禁止(4)
検証を通じた核活動の中断および廃棄(5)核拡散防止条約(NPT)および国際
原子力機関(IAEA)への復帰−という。
北朝鮮、6カ国協議で核実験延期を提案=韓国統一相 ロイター 11月14日 15:04
ttp://news.goo.ne.jp/news/reuters/kokusai/20051114/JAPAN-193831.html [ソウル 14日 ロイター] 韓国の鄭東泳・統一相は14日、先週北京で開
催された第5回6カ国協議で、北朝鮮が、核放棄計画の第1段階として核実験の延
期を提案したことを明らかにした。
6カ国協議は11日に休会。米国は、北朝鮮への補償に応じるには、検証可能な
即時非核化以外の提案は受け入れられない、との立場をとっている。
鄭東泳・統一相は、テレビ中継された委員会で、北朝鮮が非核化に向けた独自の
工程表を提示したことを明らかにした。
工程表では、核実験延期に加え、核物質の生産・移転の停止、核施設の凍結を提
案。最終的には、核計画を放棄し、核不拡散に関する国際協定に復帰するとしている。
同相は「北朝鮮が工程表を提示したことに意義がある」と述べた。
>>245 北朝鮮の核放棄提案は5段階 NHK 11/14 16:08
ttp://www3.nhk.or.jp/news/2005/11/14/d20051114000111.html 韓国のチョン・ドンヨン統一相は、北朝鮮の核開発問題をめぐる6か国協議で、先
週北朝鮮が行った提案は、5段階に分けて核の放棄を行うという内容だったことを
明らかにしました。
チョン・ドンヨン統一相は14日、ソウル市内で行われた討論会に出席し、先週、
北京で開かれた6か国協議の中で、「北朝鮮みずからが核の放棄についての行程表
を提案した」と述べました。チョン統一相によりますと、提案は5段階に分かれて
おり、まず核実験を凍結し、次に核兵器や核の製造技術を他の国に移転することを
禁止したうえで、核兵器の製造を放棄するとしています。その後、検証によって核
関連活動の中止と核兵器の廃棄を実施し、最終的にNPT・核拡散防止条約に復帰
するということです。これについて、チョン統一相は「北朝鮮が核を放棄する意思
を確認してくれたことは今回の成果だ」と述べて、北朝鮮の姿勢を評価しました。
また、チョン統一相は「北朝鮮の核開発問題は、韓国にとって経済的にも大きな打
撃となるおそれがあるだけに、できるだけ早く解決することがわれわれ自身の利益
になる。韓国政府は自負心を持って臨まなければならない」と述べて、問題解決の
ため、韓国が主導的役割を果たしたいという姿勢を強調しました。
>>246 統一部長官「北、核放棄のための5段階ロードマップ提示」 朝鮮日報 11/14 14:06
ttp://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/11/14/20051114000035.html 鄭東泳(チョン・トンヨン)韓国統一部長官は14日、北朝鮮が先週、6か国協議
で北朝鮮が核を放棄するための5段階計画を提案したと伝えた。
鄭長官はこの日、韓国のメディア関係者と会った席で、「この計画によると北朝
鮮はまずすべての核実験計画を中断し、2番目に核技術と核物質の移転を中断、3番
目に核兵器の生産を中断、4番目に検証可能な方法で核プログラムを廃棄した後、
最後に北朝鮮が核拡散禁止条約(NPT)に復帰する一方、国際原子力機関(IAEA)
の安全措置を履行するという内容」と伝えた。
鄭長官は北朝鮮が核放棄のためのロードマップを提示したという点で、今回の6
か国協議は重要な意味があったと述べた。
また、北朝鮮が果たして核プログラムを放棄するかどうかに関する根本的な疑問
を提起する人もいるが、6か国協議に参加しているすべての当事者らは、韓半島が
非核化されるべきだということで意見を共にしており、北朝鮮もこれを確認したと
話した。
>>247 鄭長官「北朝鮮が6カ国協議で段階的核廃棄の意思」 聯合ニュース 11/14 16:08
ttp://japanese.yna.co.kr/service/article_view.asp?News_id=200511141155321 【ソウル14日聯合】鄭東泳(チョン・ドンヨン)統一部長官は14日、先日
閉幕した第5回6カ国協議について、「北朝鮮が核廃棄に関する5つ段階的なロー
ドマップを提示した」として、核放棄の意思を明確に示したことを明かした。放送
記者クラブの招きで開かれた討論会の席で述べた。
段階的廃棄の内容とは、核実験の保留、核移転の禁止、核の追加生産禁止、検
証を通じた核活動の中止と核廃棄、核拡散防止条約(NPT)とIAEA(国際原
子力機関)への復帰。鄭長官は、第5回協議で包括的ながら共同声明の履行を再度
確認した点で成果があったと評価した。
また、鄭長官は第2回南北首脳会談の実現に関しても強い意欲を見せた。20
00年6月の第1回会談では金大中(キム・デジュン)元大統領が訪朝し、その際
に発表された共同宣言で次回の会談開催地は韓国とうたわれていることに触れなが
らも、「場所よりも開催することが重要」と強調。必ずしも北朝鮮の金正日(キム
・ジョンイル)総書記の訪韓を求めるわけではないことを示唆した
>>245>>246>>247>>248 鄭統一相「北が5段階核放棄を提案」 中央日報 11.14 17:04
ttp://japanese.joins.com/article/article.php?aid=69608&servcode=200§code=200 統一部・鄭東泳(チョン・ドンヨン)長官は、14日「第5回6カ国協議で、北
朝鮮が5段階にわたって核放棄を進める案として、非核化に向けたロードマップ(
工程表)を提示した」と述べた。
鄭長官はこの日、韓国放送記者クラブ主催の討論会で「北朝鮮のロードマップは
▽核実験の保留▽核移転の禁止▽核の追加生産禁止▽検証を通じた核活動の中断お
よび廃棄▽核不拡散条約(NPT)および国際原子力機関(IAEA)への復帰」
だと説明した。続いて「北朝鮮が段階的ロードマップを提示したことに、6カ国協
議の意義がある」とした。
しかし、同案は、米国が求めている即時の「核の追加生産禁止」や「核活動の中
断」などを先送りするものであることから、米国の立場とは大きな隔たりがある。
北朝鮮は、軽水炉を提供してこそ寧辺(ニョンビョン)核施設の稼働を中断できる
、としてきた。鄭長官は、北朝鮮が同案とともに求めた段階別の「北朝鮮に対する
保障措置」については公開しなかった。
同長官は、第2回南北(韓国・北朝鮮)首脳会談に触れ「韓半島の状況から考え
て、首脳会談を通じて解くべき問題が多い」とし「適切な時点に同会談を実現でき
るよう努める考え」だと述べた。
>>242 拉致疑惑、マカオでも再燃 ジェンキンスさん「証言」で
人民日報(朝日) 11月14日16:30 (北京時間)
tp://www.people.ne.jp/2005/11/14/jp20051114_55107.html
(ry:
>>242と同文
オチ
>>187>>236 拉致から28年、父が撮った「めぐみ」 TBS 11月14日 19時42分
ttp://news.tbs.co.jp/headline/tbs_headline3160143.html 横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されてから15日でもう28年になります。ジェンキンスさん
が証言した新たなタイ人女性の拉致など、拉致被害が国際的な広がりを見せる中、この秋
も全国各地で訴え続ける横田滋さん、早紀江さん夫妻の今の思いを見つめます。
海を見つめる横田めぐみさんの写真。めぐみさんはまさに写真のこの海岸から北朝鮮に
拉致されました。あれから15日で28年、その当時の心境を母の早紀江さんはこんな言葉
で振り返ります。
「『もう死にたい』と・・・、こんなかわいそうな思いをさせるために産んだのではない。私が
産まなければ、こんなかわいそうなことにならなかったに・・・。新潟にいた時期は悲しみと
苦痛と恐ろしさと、どうしたらいいかわからない悲しみの中にいた・・・」(早紀江さん)
先月下旬、群馬県我妻町での講演で、めぐみさんより1つ年下で新潟市に住んでいた女性
と13歳の中学1年の娘に出会いました。
「(めぐみは)中学生の時の姿しかイメージがない。めぐみと同世代だった人が母親になっ
ている。(めぐみは)『拘束されたままなんだ』という時間の長さを感じた・・・」(滋さん)
この講演の際、我妻町の小中学生たちから横田さん夫妻に歌のプレゼントが贈られました。
何度も涙をぬぐう横田さん夫妻・・・。
めぐみさん救出を願い、早紀江さんや友人たちが開く「祈り会」は毎月欠かさず行われ、
先月で57回目を数えました。
「日本以外にも韓国・タイ・ルーマニア・レバノンと、多くの国で拉致された人が次第に明ら
かになった」(救う会 西岡力副会長)(つづく
>>252 つづき
ジェンキンスさんの著書によって、めぐみさんの新たな情報がもたらされた先月、早紀江さん
はこう訴えました。
「今まで知らなかったことがわかるのは、びっくりして『ああ、そうだったのか』と思うが、
今現在の(めぐみの)ことが何も絶対にわからない。『ここから先はわかりません』と(帰国し
た5人も)皆言う。そこがつらいところです・・・」(早紀江さん)
バレエを習っていて、いつもつま先立ちの練習をしていためぐみさん。「北朝鮮側が出して
きた写真の足と全く同じだ」と早紀江さんは断言します。
滋さんが撮り続けためぐみさんの姿。今月18日から東京で、横田さんの住むマンション
住民有志「あさがおの会」が主催して、めぐみさんの写真展が開かれます。横田さん夫妻は
この冬も全国での訴えを続けます。(14日17:26)
>>188>>202>>203>>204>>242>>250 中国系女性も拉致濃厚 マカオから北へ 被害11カ国に 産経 11月15日 02:44
ttp://news.goo.ne.jp/news/sankei/shakai/20051115/m20051115002.html 拉致被害者、曽我ひとみさん(46)の夫、チャールズ・ジェンキンスさん(65)が手記で
明らかにした「アノーチェ」というタイ人の女性拉致被害者が仕事先のマカオから失跡した
のと同じ日に、同じマカオから中国系女性二人も消息を絶ったと香港紙が報じたが、この
二人も北朝鮮に拉致されていた疑いが強いことが十四日、分かった。中国系の被害者が
浮上するのは初めて。拉致被害国は少なくとも十一カ国に及ぶことになる。
ジェンキンスさんの手記や証言などによると、タイで育ったアノーチェさんは十代後半だっ
た一九七八年夏、仕事先のマカオから、無理やりボートに乗せられ、北朝鮮に拉致された。
アノーチェさんはジェンキンスさんと同様に南北の非武装地帯を越えて北朝鮮側に渡った
元米兵と結婚した。
アノーチェさんが乗せられたボートには同じくマカオで拉致されたアジア系女性二人も
乗せられていたという。
十三日付の香港英字紙「サウスチャイナ・モーニング・ポスト」によれば、アノーチェさんら
三人が消息を絶ったのは七八年七月二日。中国系の二人は地元宝石店に勤めていた
ホン・レンインさん=当時(20)=と、ソー・ミウチュンさん=同(22)。
ホンさんは当時、マカオのリスボア・ホテル内の「大豊宝石店」に勤務していた孔令●さん
とみられる。七八年一月、香港から北朝鮮に拉致され、八年後にオーストリア・ウィーンで
脱出に成功した韓国の女優、崔銀姫さんは、平壌市内の招待所近くで孔さんと会話を交わ
したエピソードを手記「闇からの谺(こだま)」(文芸春秋)で紹介している。
孔さんは崔さんに「中国人」と自己紹介した。両親と弟の四人家族で、父は中国本土で
教鞭(きょうべん)をとっていた。孔さんは七八年夏、勤務先の宝石店に「日本人」を名乗る
男二人が来て、観光案内を頼まれた。金払いもよかったので、勤務時間外でガイドを引き
受けたという。(つづく
>>254 つづき
ある日、「海岸を案内してほしい」といわれ、海岸からボートに乗った。そして「海岸を何回
か巡っているうちに沖の方へ出てしまって、そこに待機していた、大きな船に無理やり乗せ
られて、ここ(北朝鮮)にくることになった」(「闇からの谺」から)。
崔さんの証言は、氏名や年齢、失跡の状況が香港紙と一致しており、孔さんが拉致被害者
であることはほぼ間違いない。また、孔さんと一緒に失跡したのは蘇妙珍さんとみられ、蘇さん
も同じ手口で男二人に誘い出され、消息を絶ったことがマカオ警察当局の調べで分かっている。
崔さんのように、北朝鮮から脱出した被害者の証言などによると、拉致被害は日本、韓国、
タイ、レバノン、マレーシア、フランス、オランダ、イタリア、ルーマニア、ヨルダンに及んでおり、
今回の中国系女性を加えると判明分だけで十一カ国になる。
●=嬰の女を言
>>188>>202>>203>>204>>242>>250>>254-255 拉致被害11カ国 北犯罪また明らかに 家族会「国際社会に強く訴える」 産経 11月15日
ttp://www.sankei.co.jp/databox/n_korea/nkorea_14_1.htm 北朝鮮による外国人拉致が、また一つ明らかになりつつある。マカオから中国系女性が
拉致された疑いが強まり、被害国は少なくとも十一カ国に及ぶ。欧州連合(EU)や日米など
は、拉致問題などに関して北朝鮮を非難する決議案を国連総会第三委員会に提出、月内に
採決される見通しで、“国際包囲網”が敷かれようとしている。日本の拉致被害者の家族も
こうした流れに乗って、国際社会に「北」の犯罪を訴えていく方針だ。
北朝鮮による拉致被害者は日本人以外では、韓国人やレバノン人が有名。韓国では漁船
の拿捕(だほ)や、海岸で高校生が連続失跡するなど四百八十六人の拉致被害者がいると
される。映画監督と女優の夫婦が香港から拉致されたケースもあった 一九七八年一月、
香港からボートや船に乗せられ拉致された女優の崔銀姫さん。夫の申相玉氏もその約半年
後、香港から北朝鮮に拉致された。二人は「北」で、金正日総書記が好きな映画作りをさせ
られるなどして約八年間を過ごしたが、ウィーンに出国した際、米国大使館に逃げ込み脱出
に成功した。
二人の手記や証言などによると、崔さんは今回拉致された疑いが浮上した中国系の孔令●
さんと会ったほか、招待所で「先生」をしているヨルダン人女性とも会話を交わした。このほか
拉致された若いフランス人とマレーシア人、日本人の女性がいると聞いたという。
レバノン人女性の拉致事件も七八年に起きた。日本企業が現地で従業員を採用するという
うその話にだまされた四人が空路、平壌に連れ去られた。四人はレバノン政府の外交圧力で、
約二年後に解放されるが、そのうちの一人は脱走米兵と結婚しており、子供を身ごもっていた
ため、北朝鮮に戻った。
解放された三人の証言などによると、フランス女性三人とオランダ女性二人、イタリア女性
三人を含め計二十八人の外国人が工作員の訓練を受けていた。 (つづく
>>256 つづき
拉致被害者、曽我ひとみさん(46)の夫、チャールズ・ジェンキンスさん(65)の証言で、タイ
人女性とルーマニア人女性が脱走米兵の妻になっていたことが判明している。
日本人の拉致被害者は工作員の教官や翻訳の仕事、あるいは工作員が身分を盗用する
ために利用されたことが指摘されているが、外国人は実際に工作員としての訓練を受け「現地
化」させられたり、北朝鮮に入ってきた外国人の結婚相手、酒席をもてなす仕事など幅広く
利用されていたようだ。
また、日本政府が認める拉致被害者のうち曽我さんら十人を含め、七八(昭和五十三)年に
世界各国で拉致が多発していることも分かっている。
拉致被害者の「家族会」事務局長の増元照明さん(50)は「北朝鮮の拉致という犯罪につ
いて、これを機に国際社会に強く訴えていきたい」と話している。
●=嬰の女を言
>>187>>236>>252-253 めぐみさん拉致から28年 横田夫妻「今年こそ解決を」 朝日 11月15日 03:05
ttp://news.goo.ne.jp/news/asahi/shakai/20051115/K2005111402820.html 横田めぐみさん(不明当時13)が北朝鮮に拉致されてから15日で28年がたつ。拉致被害者
の救出運動の先頭に立つ父滋さん(73)と母早紀江さん(69)は「今年こそは解決を」と願いな
がら、今年もこの日を迎える。
「いつ話そうかとずっと思っていた。なかなか話せず、ごめんなさい」
今秋、曽我ひとみさん(46)から横田夫妻の川崎市の自宅に手紙が届いた。
「めぐみさんから『お別れに』と、バッグをもらいました」。2人は北朝鮮の「招待所」で生活して
いたが、80年に曽我さんはジェンキンスさん(65)と暮らすことに。その際、めぐみさんから赤い
スポーツバッグを渡されたという。ジェンキンスさんも自伝「告白」で「買い物袋がわりに卵や砂
糖を入れていた」と記述している。
バッグは、めぐみさんが新潟市の中学でバドミントン部に入った時に、両親に買ってもらった
ものだという。
めぐみさんの北朝鮮での生活については、家族を北朝鮮から取り戻した曽我さんら拉致被害者
の証言で徐々に詳細が明らかになっている。
めぐみさんは84年秋、平壌近郊の「チュンリョン里(リ)」と呼ばれる集落に移されたという。当時、
既にそこに暮らしていたという蓮池薫さん(48)らが証言した。またそれによると、めぐみさんは当
時、バドミントン部で使っていたワイン色の練習着をよく着ていたという。アニメ「101匹わんちゃん」
の絵柄が入った弁当箱、早紀江さんが誕生日にプレゼントした赤いつめ切りなども使っていたという。
(つづく
>>258 つづき
「日本の家族を思ってずっと大事にしていたのだろう。本当にかわいそうだ」と早紀江さんは言う。
集落でめぐみさんは、後に夫となる男性工作員への日本語教育を担当させられていたという。
蓮池さんらによると男性は「キム・ヨンス」と名乗り、北朝鮮側が説明した「キム・チョルジュン」とは
違っている。
曽我さんは横田夫妻に、めぐみさんから「新潟市の自宅近くの曲がり角近くで男に捕まり、そばの
空き地に連れ込まれた」と聞いたとも証言。70年代後半に2人に朝鮮語や思想、数学、物理を教え
ていたのが北朝鮮の元工作員の辛光洙(シン・グァンス)容疑者だったことも明かした。
北朝鮮との交渉はなかなか進まないが、横田夫妻は「何も見えなかったことが、おぼろげながら
も分かってきた。だが、肝心なのはめぐみが今、どうしているか、ということ。希望を持ちながら、
頑張りたい」と決意を改めて語った。
>>98 ハイド委員長、北に韓国軍捕虜・拉北者の送還求める 中央日報 11.14 16:47
ttp://japanese.joins.com/article/article.php?aid=69607&servcode=500§code=500 ハイド米下院外交委員長(共和党)が4日、北朝鮮の朴吉淵(パク・キルヨン)
国連大使あてに手紙を送り、韓国軍捕虜と北朝鮮へ拉致(らち)された人(拉北者)
の送還を求めた。
北朝鮮を脱出した脱北者らがソウルで運営している自由北朝鮮放送が14日報じ
たものによると、ハイド委員長は「国連の旗のもとで戦友として一緒に戦った同志
らが、依然として北朝鮮に抑留されており、強制労働に苦しめられている、と聞い
ている」とし「即時に韓国の家族のもとへ帰らせるべき」と呼びかけた。
ハイド委員長は「米政府が行う北朝鮮へのエネルギー・財政支援は、米議会の同
意なしには不可能だとの点を肝に銘ずるように」とし「拉北者問題が解決されなけ
れば、(北朝鮮への支援)問題は実現されがたい」と明らかにした。同委員長は「
拉北者問題など関心事についての率直な対話を期待している」とし「返事を待って
いる」と付け加えた。
[オピニオン]ハイド委員長の手紙 東亞日報 NOVEMBER 15, 2005 03:09
ttp://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2005111517688 「国連旗の下で、私たちと戦友として戦った同志たちが、1953年の捕虜交換を含む
(韓国戦争)休戦合意にもかかわらず、いまだに北朝鮮に抑留され、強制労働に苦し
んでいると聞きました。ただちに、彼らを韓国に暮らす愛する人々のもとに帰してくだ
さい!」ヘンリーハイド(共和党・イリノイ州)米下院国際関係委員長が4日、国連駐在
北朝鮮代表部の朴吉淵(パク・キルヨン)大使に送った書簡の一部だ。 (つづく
>>260 つづき
◆ハイド委員長は、北朝鮮拉致問題に最も関心を寄せる米政治家の一人だ。ハイド
委員長は、今年初めにも、脱北者たちを助けて拉致された在米韓国人の金ドンシク
牧師の行方を問う手紙を北朝鮮に送ったことがある。ハイド委員長は今回の書簡でも、
拉致被害者家族協議会長のチェ・ウヨン氏の父親チェ・ジョンソク(拉致当時トンジン号
漁労長)氏、日本人拉致被害者の横田めぐみ、増元るみ子氏などを具体的に挙げて、
送還を求めた。これらの問題が解決しなければ、米朝国交正常化や北朝鮮に対する
テロ支援国解除なども容易ではないという警告も忘れなかった。
◆ハイド委員長は、「拉致被害者問題は、日本や韓国といった当事国の問題である
だけでなく、米国を含む全世界が注目する基本的かつ世界的な人権問題であること
を肝に銘じなければならない」と力説した。米国社会が拉致問題をいかに深刻に考
えているかを示す一例である。単純な対北朝鮮圧迫の手段ではなく、普遍的な人道
レベルでアプローチしていることがわかる。CNNも昨日、北朝鮮当局の住民公開処刑
の映像を放送した。
◆ハイド委員長は、元韓国軍捕虜を「戦友であり(ともに)戦った同志」と言った。韓国
戦争と韓米同盟についての米主流社会の認識を読みとれる表現である。そのような
「同志」が、当の祖国ではどのように扱われているのか。政府は、国軍捕虜問題が出た
だけで背を向けてしまう。対北朝鮮包容政策の役に立たないというのだ。いっぽうで、
パルチザン出身の長期囚たちは、遺体を収拾して北朝鮮に送っている。一部の北朝鮮
関連団体の「統一烈士」というスローガンのもとに。何かが、大きく間違ってはいないか。
宋文弘(ソン・ムンホン)論説委員
>>244 北の銃殺シーン CNNも放送 産経 11月15日
ttp://www.sankei.co.jp/databox/n_korea/nkorea_44_1.htm 米CNNテレビは13日、北朝鮮国内の強制収容所や公開銃殺刑のシーンなど秘密裏に
撮影した映像を、1時間の特集番組「秘密国家でのスパイ活動」で放送した。日本国内で
はすでに民放が放映している映像だが、米国で北朝鮮の秘密映像の特集が放送される
のは異例。議会での北朝鮮批判がさらに高まりそうだ。CNNは北朝鮮当局に番組への
コメントを求めたが、回答はなかったという。
映像は北朝鮮から脱出した反体制組織のメンバーが小型のデジタルカメラや携帯電話
を使って撮影したものとされる。脱北者の支援をした容疑で捕まった住民に対する公開銃
殺刑の模様や、強制収容所での過酷な労働の実態、行き倒れになった住民が路上に放置
されている様子などがとらえられている。(ニューヨーク 長戸雅子)
>>262>>18 CNN、脱北者を処刑する北朝鮮の実像を放送 中央日報 11.14 18:58
ttp://japanese.joins.com/article/article.php?aid=69622&servcode=500& sectcode=500
北朝鮮と中国の国境都市である咸境北道会寧(ハムギョンブクド・フェニョン)付近の野山
に子供を含む数千人の住民が集まっている。 判事とみられる男性が、脱北者を手助けした
という罪で逮捕された1人の男性に死刑を宣告する。 北朝鮮の社会安全員(警察)3人が
杭に縛られた男性に向けて銃を撃つ。 男性はうな垂れて倒れる。
米CNNがゴールデンタイムの日曜日(13日)午後8時、北朝鮮の人権惨状を扱ったドキ
ュメンタリーを放送した。「秘密国家の隠された惨状(Undercover in the Secret State)」
というタイトルで、公開処刑場面や政治犯収容所場面などを1時間ほど放送した。 処刑場面
は3月初めに国内でも公開された映像で、一部の内容は7年前のものもあった。 しかしこうした
場面を初めて見た米国人は衝撃を受けている。
政治犯収容所では、人糞が入ったバケツを棒にかけて運ぶ姿も見られた。 市場で食料を
盗んで捕まり殴られる子供、路上に放置された女性の遺体のそばを平気で通り過ぎる住民の
姿も放送された。 CNNは「北朝鮮ではよくある風景」と説明した。 世界食糧計画(WFP)
マークが入ったコメの価格を交渉する場面も映し出された。 救護品も密売の対象になると
いうことだ。
ドキュメンタリー映画を制作したセラ・マクドナルド氏は「強制収用所にいた脱北者とのイン
タビューは内容があまりにも残酷だったため放送できなかった」とし、「収監者の95%が死亡
している」と語った。
265 :
参考:2005/11/15(火) 06:40:27 ID:TZkPQ0d4
盧政府の外交成績「4.3満点に2.5」 米国の専門家グループが評価
東亞日報 NOVEMBER 15, 2005 03:08
ttp://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2005111516858 盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は先月21日、デイリー・サプライズのインタビュ
ーにこたえ、「自画自賛のようだが、外交問題は期待以上の成果をあげたのではな
いかと考える」と述べた。先方はどう考えるだろうか?東亜(トンア)日報は、盧
大統領の発言後、ワシントンのシンクタンクで活躍する韓半島専門家15名に、「
大学成績表スタイル」の評価を依頼した。電子メ−ルのアンケ−トは、7〜13日
に実施された。アンケ−トに応じた15名の専門家は、韓国の対米外交政策の点数
を4.3(A+)満点で、平均2.51をつけた。B−とC+の中間だ。しかし、回
答はA(4.0)からD?(0.7)まで偏差があり、ワシントンの韓半島専門家た
ちの間でも、見解の相違が大きいことがわかった。対中国外交は平均B(2.94
)で、相対的にいい点数がつけられ、対日本外交はC(1.9)で低かった。
盧大統領やブッシュ大統領は、いずれも「インナー・サ−クル」の話しか聞かない
ため、助言すること自体が無意味だ(pointless)という回答もあったが、大半は
、韓米間の率直な対話チャンネルの構築と同盟の具体的利益についての共感づくり
、そして、国内政治用の発言の排除を注文した。また、反米感情やワシントンの反
韓気流が存在することは認めるが、同盟の根幹を揺さぶるほどではないという見方
が優勢だった。ただ、米国防総省が韓国を見る目が以前にまして悲観的だという複
数の回答が出たという点が目につく。
▲政策評価〓点数をつけなかったダートマス大学のデービッド・カン教授を除く1
4人が、35.2点をつけた。平均2.51点。盧大統領の自己評価とはかなりの距
離がある。
韓米コンサルティング代表で戦略国際問題研究所(CSIS)客員研究員のポール
・チェンバレン氏が唯一、Aを与えた。 (つづく
266 :
参考:2005/11/15(火) 06:41:43 ID:TZkPQ0d4
>>265 つづき
B−をつけたブルッキングス研究所のマイケル・オハンロン上級研究員は、「北朝
鮮との間で突破口を見出せず、ワシントンは遠ざかった。中国とだけ関係がいい」
と評価した。ヘリテージ財団のバルビナ・ファン研究員は、「韓国政府が言う韓米
協力、価値共有という言葉が空虚に聞こえる」と述べ、「韓国と米国、いずれもが
同盟から得る国益を公けに述べて、国民の支持を求める努力をしなければならない
」と注文した。
同財団のラリー・ウォーツェル副会長は、「いかなる対価を払っても統一するとい
う韓国の態度が不信を買っており、『北東アジアバランサー論』は、米国よりも中
国に未来をかけるという意味としてワシントンの目に映った」と述べた。同氏はB
−を与えた。
ハドソン研究所のロバート・ドゥジャリク上級研究員は、最低のDをつけた。彼は
、「韓国がブッシュ大統領の政策に反対することと、北朝鮮の崩壊を阻止するとい
う趣旨は理解する」としながらも、「しかし、北朝鮮の人権や核拡散抑制のための
米国の努力を十分に理解していないようだ」と述べた。
デ−ビッド・カン教授は、構造的アプローチを試みた。教授は、「中国の浮上と、
北朝鮮の包容に乗り出した韓国、そしてテロ防止を最優先する米国の観点は根本的
にずれていた」とし、「冷戦式の同盟は流れ去っただけに、新しい現実に見合った
同盟関係づくりを恐れてはいけない」と述べた。
太陽政策支持者だと述べたプログローバルのスティーブン・コステロ代表は、「参
加型政府発足当時、ブッシュ政府が示した敵対的ムードを考慮すれば、今の韓国外
交は、よく防戦したと評価できる」とし、B+をつけた。CSISのチェンバレン
客員研究員は、「どれほど効果的だったかは未知数だが、盧大統領が国民感情を政
策に反映しようとした点は評価すべきだ」としてAを与えた。しかし彼も「国内政
治の要素を対外政策から排除しなければならない」と注文した。 (つづく
267 :
参考:2005/11/15(火) 06:44:03 ID:TZkPQ0d4
>>266 さいご
▲反米感情、反韓感情〓韓国内の一部の反米感情の存在は新しいニュ−スではない
が、半数以上の回答者が、反米気流の否定的効果に憂慮を示した。
特に、米国防総省の韓国観は憂慮に値する。ジョージタウン大学のデービッド・ス
タインバーグ教授は、「国防総省は、韓米同盟はもはや重要ではないと考えている
」とし、「このような同盟疲労現象は不幸であり破壊的だ」と述べた。CSISの
デリック・ミッチェル上級研究員も、「国防総省は、韓国の同盟維持の意思に疑問
を持っている」と診断した。
反米気流が誇張されたという指摘も多数あった。匿名のB氏は、「反米感情は、反
米運動を生業とする人々が浮上して膨らんだ」とし、「韓国の与野党いずれも政治
論理を介入させてはならない」と述べた。国際危機機構(ICG)のピーター・ベ
ック北東アジア事務所長は、「反米感情は、韓国のマスコミによって誇張された」
とし、「主に、ブッシュ大統領やブッシュ政府の政策に対する反感だから、欧州や
ラテンアメリカの反米感情と違いがない」と解釈した。
▲対日外交は「最悪」、対中外交は「無難」〓風がないだ日のなかった対日外交は
、最低点を受けた。C−。回答者7名のうち最も高い点数がB−だった。スタイン
バーグ教授は、「韓国が国益をかえりみず、歴史問題でアプローチした」と指摘し
た。
むろん、「ブッシュ政府の日本優遇政策が、韓国の民族主義感情の一要因になった
」(コステロ代表)という評価もあった。
中国との関係は、おおむね肯定的だった。しかし、ドゥジャリク研究員は、「中国
が韓国にとって必要なのと同じくらい、中国も台湾問題のために韓国の支持が必要
だ。韓国が過度に中国に弱腰になる必要はない」と指摘した。
http://tmp5.2ch.net/test/read.cgi/asia/1131141014/204 >>67>>228 北朝鮮、9月1日から市場統制に本格的突入 大紀元日本 11/14 14:49
ttp://www.epochtimes.jp/jp/2005/11/html/d89795.html [緊急特派員対談] 北朝鮮の食糧配給体系改編は、どこに行くか?
【大紀元日本11月14日】北朝鮮が現在、緊急救援方式の国際機関による食糧支援
を拒否し、開発復旧の方式に変更するよう要請したことは既に伝えられているとお
りであるが、世界食糧機構(WFP) 平壌事務所の閉鎖と食糧配給モニタリング要員の
撤収も要求したと伝われている。
一方北朝鮮は 10月 1日から新しい食糧配給体系を取り入れた模様である。その
方式が食糧を国家で独占販売する方式なのか、過去のような食糧配給体系に完全に
復帰することなのかは、まだ一致した証言はない。明らかなことは、どんな方式に
なったとしてもこのような制度を実施するためには北朝鮮が十分な食糧需給計画を
持っていなければならない。
しかし北朝鮮内部消息に精通した専門家たちは北朝鮮の今時点での食糧是正を懐
疑的に評価している。また性急にこのような制度を実施することに対してもいぶか
しがっている。この問題に対して DailyNKは、中朝国境地域で取材活動をしている
特派員たちへのインタビューを通じて各種証言を整理し、今後の展望を試みた。
DailyNKは北-中国境の東部地域に金・ヨンジン特派員、西部地域に権・チョホン
特派員を派遣して、常住取材活動をしている。北朝鮮関連の取材活動の特性上、二
人の特派員は仮名を使っていることを明らかにしておく。インタビューは 9月 8日
夕方と 9月 9日午前にかけて行われ、郭・デチョン記者が司会を引き受けて内容を
整理した。
食糧需給体系に変化が生じたことは確実
郭・デチョン:先に最近の食糧配給体系の変化に対して証言が食い違っているの
で正確に整理をしてください。(つづく
>>268 つづき
権・チョホン:私は 8月 27日頃に初めて証言に接しました。当時本社の指示で
別件を取材中でしたが、中国の行商人と米を取り引きする北朝鮮の商人が 、「こ
れからはこの商売もできなくなる」と執拗に言っていました。それで聞いてみると
、「9月から市場での米の売買ができなくなり、国家が個人から米を買い上げて販
売する」と言いながら、「住民たちは喜び、商人たちには怨嗟の声が挙がっている
」と、北朝鮮の内部状況を伝えてくれました。
郭:9月に実施される制度が、8月 27日まで外部にリークされないことがあるで
しょうか?
権:北朝鮮は突如として電撃的に政策を実施する癖があります。2002年 7月1日
の経済管理改善措置も、半月前までは誰も予想できませんでした。その前日になっ
て、やっと各市・郡の行政単位で指示が下り、「密封伝達された通知書を必ず 7月
1日朝に開けるように」との指示が伝達された、という噂までありました。
金・ヨンジン:私は権記者からの電話を聞いて分かりました。ところで内容があ
んまり荒唐で信じられませんでした。私が接触している取材源たちも初耳だと言い
ました。権記者にも “証言の信憑性がない”と伝えました。
権:私も新義州地域の商人たちには確認できましたが、他地域の商人たちには確
認できない状態だったので報道をためらいました。ところで 8月 31日付け東亜日
報に報道されました。
郭:東亜日報の報道は『国家独占販売』ではなく『食糧配給再開』ですが?
権:とにかく食糧需給体系に何か変化が生じたことは確かでした。
金:私も東亜日報記事を読んで変化があることは確かだという考えで、北朝鮮の
内部消息筋に聞いてみました。すると茂山、穏城郡の党幹部たちからこれからは国
家で米を販売する、市場で米販売は禁止するという情報が聞こえてきました。
郭:どうして初めから聞くことができなかったですか?
金:(笑い) 荒唐無形で、「まさかそんな事が?」と思いました。
権:私は、北朝鮮政府も完全な馬鹿ではないのに、どうしてそんな政策を展開で
きるのか? まことに首を傾げています。 (つづく
>>269 つづき
"南韓も、私たちが『先軍の盾』で守ってやっている"
郭:北朝鮮政府がそんな仕業をしたことは、一、二回ですか?(皆笑い)。金記者
が昨年8日に送った記事には東亜日報記事内容と似ている配給制への復帰内容を記
しているのに?
金:そうです。ところで私が記事に書いたように、配給制の復帰を話してくれた
人は、外貨稼ぎの行商人でした。北朝鮮政府は海外旅行者たちに、“外国で話す内
容”を暗記するように教育しています。北朝鮮の偉大性を宣伝する内容です。配給
制復帰も 「もう共和国が元に帰っている」ということを誇示するために作った希
望事項の宣伝内容の可能性があります。
その人と1時間話しましたが、40分余りの間、米国とハンナラ党(韓国与党)を
非難し、北朝鮮の核保有は正当であると熱心に主張していました。とりつく島があ
りませんでした。
郭:どんな話でしたか?
金:特にハンナラ党に対する非難が多かったです。ハンナラ党は統一の障害だ、
腐ってしまった人間たちの集団だ、米国人どもよりもっと悪い、祖国統一の決定的
局面を塞いでいる…… なんか、このような話でした。特別に具体的な事例を話す
のではなく、無条件に悪いとばかり言って、私の手をしっかり握っては、ハンナラ
党に反対して、きっぱり戦ってくれるよう頼まれました。
郭:北朝鮮の核兵器については?
金:それもお決まりの内容です。「私たちはもう核を作った。米国人ともが私た
ちを見下すから、先軍の威力を見せつけてやるために作った。南韓も私たちが ‘
先軍の盾’で守ってやっている」このような話です。
郭:『平和的核利用』や『六カ国協議』に対する話はなかったのですか?
金:具体的な話はありませんでした。ただ、米国人どもは世界最大の核保有国な
のに、私たち共和国の核問題だけを問題視するという話をしました。6者会談が今
休会中である、という事実も知りませんでした。 (つづく
>>270 つづき
郭:それではまた食糧問題に話を移しましょう。今、北朝鮮の一連の行動を見れ
ば食糧問題にある程度自信を持っているようですが、内部事情はどうですか?
権:信義州は元々豊かな町内であったから除いて…… 食糧難の時も信義州で死
んだ人は本来信義州の住民ではなく食糧を求めるために信義州まで来て飢えて死ん
だ外地の人たちが大部分です。信義州以外の平安道地域は完全に米飯を食べる家が
10~20%位、3:7ご飯や 5:5ご飯(米とトウモロコシの割合)を食べる水準の家が 50%
位です。残りはトウモロコシのお粥でどうにかして凌いで暮して、とにかく完全
に飢える家はほとんどありません。2~3年前と比べて随分良くなったと思います。
金:咸境道地域も同じです。もう飢え死にする人々はいないですね。切ない話だ
が “死ぬ人はもうすべて死んだ”と言うのが北朝鮮住民たちの話です。しかし絶
対に食糧が豊かとか残るということではありません。今年 7月から南韓から入って
来た支援米が開放されて、米価格が下がる珍な現象が見えていますが、配給を再開
できる程ではないと思います。
豊年だが配給再開の情況ではない
郭:去年と今年、北朝鮮が豊年だったという話でしたが?
金: そうです。しかし豊年だったとしても食糧の不足分を充足することはでき
ないでしょう。北朝鮮政府や国際機関は北朝鮮の食糧不足分を約 80~120万トン位
と推算し、今年おおよそ 90万トン位が支援されたようです。しかし不足分が支援
食糧ですべて満たされると言っても、それは北朝鮮食糧の最小必要限です。
今、北朝鮮の収穫高は米とトウモロコシのみならず、じゃがいも、きび、小麦、
麦などすべての雑穀を含んでいるとのことですが、この状態で配給制に復帰する
ことはできないです。豊年になったと言っても、お米とトウモロコシに50% 以上の
生産増があると完全な配給が可能ですが、それは北朝鮮で農業革命が起きない限り
不可能だといえます。 (つづく
>>271 つづき
権:今年新年の共同社説で、農業を“人民経済建設の第一線”と宣言し、田植え
の季節には商売を一切禁止して全住民を田植に動員するなど露骨な動向が確認され
ました。しかし北朝鮮の集団農業体系の本質的問題点、土壌の酸性化などによって
生産量増大に限界があるのは明らかです。このような問題に対する改革なしに‘80
年代以前の配給水準に復帰することはもう不可能だと思われます。
郭:北朝鮮の気候条件が、元々米作に適合しないと言う人々もいます。
金: (笑い) 北朝鮮よりもっと北の地域であるこちら中国満洲地域でも米はよく
できています。今は中国米が北朝鮮に入っていますが、個人農業だけ許可されれば
北朝鮮のおいしい米が中国に輸出されるでしょう。
郭:配給体系の変化に対する結論は?
金:8日夕方に咸境北道・清津市から入って来た商人の女性に会いました。彼女
は「 9月から米商売ができなくなる。中国から持ちこむこともできなくなるし、工
産品の販売もできなくなる」と言いました。咸境道地域から入手した情報は、概し
て“商売の禁止”です。市場で米の販売を禁止した所は、清津、茂山、京城、など
の三ヵ所でした。
ところで国家が米を買い占め始めたという消息はまだ具体的に入って来ていませ
ん。それで確かな政策運用方向に対しては、今言う時点ではないようですが。
権:今入って来る情報を総合して見ると、工場稼動が完全に成り立っている主要
企業所に対しては食糧配給を再開して、市場を統制しながら国営商店を通じて食糧
を販売するのです。したがって出勤する人は食糧を受け取れて、そうではない人は
買って食わなければならないでしょう。このようにして漸次、過去の社会主義運営
システムに復帰しようとするのではないか思われます。
ところでこのような措置も深刻な問題点があります。第一は工場稼動率が法外に
低いということ、二番目は市場を統制すれば職場に出ない人は一体どうやって生計
を立てて暮らすのかということです。 (つづく
>>272 さいご
労動党創建 60周年を迎えた誇示用政策であるよう
郭:過去にもこんな事がありましたね。
権:北朝鮮政権は周期的に市場を統制して来ました。2002年 7月1日経済管理改
善措置以後でも月給を与えると言って与えない、配給を与えると言って与えないと
いう措置を繰り返して来ました。今度にも豊年と支援食糧増加によって食料事情が
ちょっとよくなるようだから一度強気に出るようです。10月 10日が『労動党創建 6
0周年』という事実も念頭に入れる必要があります。
金:私の考えも同じです。今年 9・9節(共和国創建日)は静かに過ぎ去りましたが
10・10節は派手にやるでしょう。そこに何らかの対内外的イベントが必要です。6
者会談がどんな方向に流れるかは分からないが、その頃なら何らかの結論が導き出
されているでしょう。
北朝鮮が何らかの譲歩を引き出したら祝宴の雰囲気で、米国と決裂したら決戦の
念をおす雰囲気で行事が行われるでしょう。とにかく『苦難の行軍』を勝利的結束
して、“かなりうまく行った過去に帰る”と言う雰囲気を鼓吹させる次元で社会主
義の象徴と言える食糧配給を再開するジェスチャーを取るといえます。
郭:とにかく金正日が経済門外漢であることはもう一度証明されますね。7月1日
経済管理措置以後おびただしいインフレーションで人民たちが苦痛に遭っているじ
ゃないですか。今度もう一度無茶な政策によって人民が苦痛を経験することを思っ
たら息苦しくて堪忍袋の緒が切れますね。くれぐれもお二人様の元気で、 活発な
取材活動期待します。
権、金:有難うございます。
対談、整理:郭・デチョン記者
>>187>>236>>252-253>>258-259>>260-261 めぐみさん拉致から28年 NHK 11/15 06:14
ttp://www3.nhk.or.jp/news/2005/11/15/d20051115000027.html 横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されてから15日で28年がたちました。問題解決
に依然進展がみられない中、両親は15日、めぐみさんが拉致された新潟市を訪れ
て早期救出を訴えます。
横田めぐみさんは28年前の昭和52年11月15日、中学1年生の時に拉致され
ました。今月、日朝の政府間対話がおよそ1年ぶりに再開されましたが、問題解決
に進展はみられず拉致から28年がたった今もめぐみさんの安否は依然わかってい
ません。父親の滋さんは「めぐみは人一倍望郷の念が強く北朝鮮でノイローゼにな
り入院したこともあると聞いている。いつまでも帰れないと本当にダメージを受け
ると思う。めぐみのことを思うと穏やかな気持ではいられないので一刻も早い救出
を訴えたい」と話しています。また、母親の早紀江さんは「政府に訴えたり、他の
国に協力を求めたりと家族としてできるかぎりのことをやってきました。年老いた
家族がずっと『助けて下さい』と言い続けていること自体が異常だということに気
づいて、政府はもっと積極的に動いてほしい」と訴えています。その上で、早紀江
さんは「めぐみは絶対に生きている。私たちと再会できる日が来るまで頑張ってい
てくれると信じているので、めぐみと会えるその日まで私たちも頑張り続けます」
と話しています。両親は、15日、めぐみさんが拉致された新潟市を訪れて集会に
参加し、めぐみさんら被害者全員の早期救出を訴えることにしています。
今朝は比較的楽。祭でもあったのかいな? おち。
>>276 横田夫妻に支援金50万円寄贈/川崎の商店街 神奈川新聞 11/14 21:30
ttp://www.kanalog.jp/news/local/entry_15081.html 川崎市川崎区の川崎銀柳街商業協同組合(天野貴由理事長)は十四日、北朝鮮に
拉致された横田めぐみさん=失跡当時(13)=の父親で、拉致被害者家族会代表の
横田滋さん(73)と妻早紀江さん(69)に支援金五十万円を寄贈した。支援金は十
月に行ったチャリティーイベントの収益金の一部。同組合は、横田夫妻が川崎市在
住でゆかりが深いことから、二〇〇三年と今春にも支援金を贈っている。夫妻は「
家族会の活動資金として活用させていただく」と謝意を示した。
この日が誕生日の滋さんは「十五日でめぐみがいなくなってから二十八年になる
。『北朝鮮に誠意ある態度が見られなければ、厳しい対応を取らざるを得ない』と
の官房長官発言から一年近く経つが、北朝鮮の態度は変わらない。経済制裁は総理
の決断一つでできるわけで、政府間協議をしている中でも、発動を検討してほしい
」と訴えた。早紀江さんも「拉致問題が一刻も早く解決され、被害者全員が元気で
帰ってくる日が近いと信じて頑張りたい」と話した。
>>279 横田夫妻に支援金 川崎銀柳街 『拉致を再認識して』 東京神奈川 11月15日
ttp://www.tokyo-np.co.jp/00/kgw/20051115/lcl_____kgw_____004.shtml 川崎銀柳街商業協同組合(天野貴由理事長)は十四日、川崎市川崎区の同組合事
務所で拉致被害者の横田めぐみさんの両親で、同区在住の横田滋さん(73)、早
紀江さん(69)夫妻に支援金五十万円を贈った。支援金は、滋さんが代表を務め
る拉致被害者家族会の活動費に充てられる。
同組合はJR川崎駅東口前の商店街「銀柳街」の五十一商店が加盟。「同じ区内
に住んでいるわれわれにも何かできないか」と、一昨年から秋のバーゲンの際のチ
ャリティーイベントで集めたお金の一部を横田さん夫妻に贈り、同会の活動に生か
してもらっている。
この日は同組合関係者ら約十人の前で天野理事長は「支援金を贈ることで市民、
さらに国民にも拉致を再認識してもらい、国を動かせれば」と述べ、滋さんに支援
金を手渡した。
横田滋さんは「(JR川崎駅前で五日に行った)署名活動でも四時間で約五千二
百人の方から署名が集まった。川崎の皆さんの関心の深さの表れに感謝しています
」と話し、早紀江さんも「浄財をいただくのは三回目。支援金としていただけるの
はありがたい」と感謝していた。
今日十五日は、一九七七年にめぐみさんが拉致されてから丸二十八年を迎える。
早紀江さんは「めぐみが生きていると今も信じている。一刻も早く救出してほし
い」と語り、拉致問題の早期解決を願っていた。
(鈴木 洋生)
>>279>>280 めぐみさん拉致きょうで28年 朝日神奈川 11月15日
ttp://mytown.asahi.com/kanagawa/news01.asp?kiji=7464 横田滋さん(73)、早紀江さん(69)夫妻ら、北朝鮮による拉致被害者家族連絡会
(家族会)の活動を支援するため、川崎市川崎区の川崎銀柳街商業協同組合が14日、
夫妻に50万円の支援金を贈った。支援金は、家族会の活動資金にあてられる。横田
夫妻の娘めぐみさん(不明当時13)が北朝鮮に拉致されてから、15日で28年になる。
JR川崎駅前にある商店街の銀柳街が先月開いた秋祭りで集めた支援金の一部
。組合の天野貴由理事長(70)が、横田夫妻に支援金を手渡した。
銀柳街は「(夫妻の住まいと)同じ川崎区にある商店街として、何か手助けをしたい」
と、03年秋から横田夫妻を支援しており、支援金の寄付は3回目になる。
滋さんは「これだけ多くの人が支援してくれているのだから、絶対に解決につなげて
いきたい」と話していた。
>>98>>260-261 ハイド米下院国際関係委員長「拉致被害者の即刻帰還を」 朝鮮日報 11/15 11:39
ttp://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/11/15/20051115000020.html 米下院の国際関係委員会のヘンリー・ハイド委員長は今月4日、朴吉淵(パク・
ギルヨン)国連駐在北朝鮮代表部大使に手紙を送り、「当方は日本人、韓国人拉致
被害者問題が即刻かつ完全に解決されることを強く要求する」と明らかにした。
14日、自由北朝鮮放送によると、ハイド委員長は、「国連の旗の下で闘った戦友
たちは、1953年に捕虜交換を含む休戦合意を結んだにもかかわらず、依然として北
朝鮮に抑留されており、強制労動に苦しめられたと聞いた」とし、「直ちにその人
々を韓国の家族のもとに送り返すように」と促した。
また、「最近韓国で、拉致被害者の娘である崔祐英(チェ・ウヨン)さんが、ミ
スター金正日(キム・ジョンイル)に父の還暦の祝いを頼むという切なる願いが込
められた手紙を送ったというニュースも聞いた」とし、「拉致被害者問題は、日本
や韓国の問題だけではなく、全世界が注目すべき基本的かつ国際的な人権問題とい
う点を肝に銘じなければならない」と述べた。
ハイド委員長は、「この問題が解決されない限り、米議会の承認が必要な米朝国
交正常化やテロ支援国リストからの除外問題には進展がないだろう」としながら、
「これから米国が、北朝鮮にエネルギー支援を行なったり、財政支援を行なう場合
、米議会の同意を得なければ不可能という事実も肝に銘じてほしい」と述べた。
ハイド委員長は「北朝鮮がキム・ドンシク牧師を2000年1月、拉致した事実は、
私たちが座視できない問題」とし、「われわれは、依然としてキム牧師の行方に関
する回答を受けていない」とも述べた。(つづく
>>283 つづき
ハイド委員長は、「最近下院の建物のなかで、北朝鮮の政府関係者が、北朝鮮人
権政策に懸念を表明した人々に『敵対的』な態度を取ったという報道を目にし、改
めて驚かざるを得なかった」と述べた。
韓成烈(ハン・ソンリョル)国連代表部次席大使は先月末、米議会の聴聞会で証
言するため米国入りした脱北者同士会のキム・ソンミン会長らが「韓半島平和の道
は、金正日政権打倒」というと、「お前は死にたいのか」と暴言をしたと伝えられ
る。ハイド委員長は、「仮にキム・ソンミン会長に何らかの事件が起きれば、これ
は米朝関係に重大な影響を及ぼすだろう」と警告した。
>>275 北「核爆弾2、3個作った」 中央日報 11/15 12:05
ttp://japanese.joins.com/article/article.php?aid=69644&servcode=500§code=500 北朝鮮が核爆弾2、3個を完成させていたことを明らかにしたと日本経済新聞が
、ビル・リチャードソン米ニューメキシコ州知事側補佐官の話を引用し、15日、
ワシントン発で報道した。
先月、北朝鮮を訪問したナムクン・同州知事上級補佐官はこの新聞との会見でこ
のように明らかにし、北朝鮮側が4月、寧辺(ニョンビョン)実験用黒煙減速炉で
も新しい使用済み核燃料棒を抽出、再処理を終わらせたとも主張したと付け加えた
。
新聞は2002年、北朝鮮の核開発計画が明らかになって以来、北朝鮮が核爆弾
保有数を明らかにしたのは初めてとし、このような主張の背景には6カ国協議の際
、米国との交渉で有利な立場を作りたいとする考えがあるものと分析した。
現在、米国は北朝鮮が核爆弾6〜8個を作ることができるプルトニウムを抽出し
たと把握している。新しく使用済み核燃料棒を抽出したという主張が事実なら北朝
鮮がプルトニウム保有量も増やしたとみられると新聞は指摘した。
同補佐官は北朝鮮が6カ国協議の争点である軽水炉提供問題と関連し▽管理、運
営は米国人を最高経営責任者(CEO)とする合併会社に委託▽核燃料棒の抽出作
業などは外部機関に任せること−−を提案したと明らかにした。
また稼働中の核実験炉を直ちに止めよという米国などの要求に対しては一方的な
凍結、閉鎖には応じないという立場を強調したということだ。
北朝鮮が高濃縮ウラン型核計画を推進しているという指摘に対しては肯定も否定
もしなかったと補佐官は伝えた。
きょう日米首脳会談 首相、同盟の重要性強調 産経(共同) 11/15 18:17
ttp://www.sankei.co.jp/news/051115/sei070.htm ブッシュ米大統領は15日夕、ローラ夫人とともに大統領専用機で大阪空港に到
着、2003年10月以来2年ぶりに来日した。16日午前、京都迎賓館で小泉純
一郎首相との首脳会談に臨む。在日米軍再編や自衛隊のイラク派遣延長、米国産牛
肉輸入再開などをめぐり協議、会談後に両首脳は共同記者会見を行う。
首相は15日午後、首脳会談について、記者団に「世界の中の日米同盟という視
点から率直な意見交換をしたい」と述べ、日米同盟の重要性を強調した。
会談で首相は、12月14日に期限切れを迎えるイラクの自衛隊派遣に関し、派
遣延長の方針を事実上表明する見通し。在日米軍再編では、米側が日米間で合意し
た中間報告実現に向けて関係自治体の説得など迅速な対応を求めるとみられる。米
側は牛肉輸入問題でも早期再開を要請する方針だ。
拡大が懸念される鳥インフルエンザの感染対策で両国が緊密な連携を図ることで
一致するほか、日米関係以外では北朝鮮の核開発問題、対中国政策などで意見交換
する。
大統領は16日朝、首相と金閣寺を視察。首相主催昼食会後は、京都市内で米国
のアジア外交に関する政策演説を行う。一方、ローラ夫人は京都の伝統的家屋「町
家」を見学するほか、同市内の高校を訪問。
大統領は16日午後、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議出席のた
め、韓国に向かう。
露大統領来日を正式発表 21日に首脳会談 産経(共同) 11/15 11:57
ttp://www.sankei.co.jp/news/051115/sei041.htm 外務省は15日、ロシアのプーチン大統領がリュドミラ夫人とともに20―22
日の日程で日本を訪問し、21日午後に小泉純一郎首相と首脳会談を行うと正式発
表した。懸案の北方領土問題打開に向けたきっかけがつかめるかが焦点となる。
プーチン大統領の来日は2000年9月以来、約5年ぶり。平和条約締結問題の
ほか、エネルギー分野を中心とした経済協力策などについても協議する。
オチ
>>276>>281>>282 あれから28年・・・ 新潟総合テレビF 11.15 18:41
ttp://www.nsttv.com/news/default.php 横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されてから今年の11月15日で28年です。めぐみさん
は13歳だった28年前の1977年の11月15日、新潟市の中学校から帰宅する途中、北朝
鮮の工作員に拉致されました。めぐみさんを巡っては去年「北朝鮮から持ち帰った
遺骨がDNA鑑定の結果、めぐみさんと別人のもの」であることが分かっています
。めぐみさんの母・早紀江さんは「政府がもっと本気にならなければ拉致被害者は
助からない」と話しています。めぐみさんの両親は拉致を風化させないとして、15
日午後6時から県民集会に出席し拉致問題の全面解決を訴えています。
「国民の関心が最大の力」 拉致で横田滋さん夫妻講演 共同 11月15日 20:47
ttp://news.goo.ne.jp/news/kyodo/shakai/20051115/20051115a4800.html 横田めぐみさんが新潟市で北朝鮮に拉致されてから丸28年となる15日、同市
で開かれた「忘れるな拉致 11・15県民集会」(新潟日報社主催)で、めぐみ
さんの両親、横田滋さん(73)夫妻が講演し、拉致問題の解決を訴えた。
滋さんはこれまでの経過を説明し「最近タイの拉致問題が分かり、世の中の動きが
変わってきた」と述べた。「国民の皆さんに関心を持ち続けてもらえることが最大
の力になる」と訴えると、会場に集まった約430人は大きな拍手を送った。
妻早紀江さん(69)は28年間を振り返った。聴衆からすすり泣く声が漏れ、早
紀江さんは「私たちは年をとって体力がなくなっているが、一生懸命になって(拉
致問題の)解決に向けて頑張りたい」と涙ながらに声を上げた。
めぐみさん拉致から28年、横田夫妻が解決を訴え 日経(共同) 11/15 21:05
ttp://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20051115STXKC074415112005.html (ry:上と同文
>>291 めぐみさん拉致28年で集会 NHK 11/15 21:23
ttp://www3.nhk.or.jp/news/2005/11/16/d20051115000192.html 横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されてから28年となる15日、めぐみさんの両親
も参加して、被害者全員の早期救出を求める集会が、新潟市で開かれました。めぐ
みさんは、昭和52年11月15日、中学1年生の時に新潟市内で拉致されました。
15日夜は、めぐみさんたち北朝鮮による拉致被害者全員の救出を求めて、新潟市
内で集会が開かれ、この中で、めぐみさんの父親の滋さんは、「めぐみは28年前
のきょうこの時間、部活動からの帰宅途中にいなくなりました。拉致の完全解決と
は、北朝鮮が被害者全員を帰した時です。国民の皆さんが関心を持ち続けることが
、拉致問題の解決につながります」と訴えました。また母親の早紀江さんは、「北
朝鮮が出しためぐみの写真を見た時はものすごいショックで、涙が止まりませんで
した。北朝鮮は、冷酷なことを平然とする国で、何としても助けなければいけない
と思いました。拉致された若い人たちが、こんな人生を与えられ続けていいのでし
ょうか。どんなことをしても子どもたちを助け出さなければ」などと、めぐみさん
をはじめ被害者への思いを述べました。
拉致から28年、解決に心一つ 新潟日報 11-15-21:52
ttp://www.niigata-nippo.co.jp/news/index.asp?id=2005111529168 「忘れるな拉致 11・15県民集会」が15日夜、新潟市の新潟ユニゾンプラザで開
かれた。28年前、横田めぐみさんが同市で北朝鮮に拉致された日に、父横田滋さん(
73)、母早紀江さん(69)夫妻は、拉致問題解決のために国民の心の結集が必要だと
訴えた。
集会で滋さんは「国民のみなさんが関心を持ち続けることが最大の力になる。よ
ろしくお願いしたい」と述べ、早紀江さんは「子どもたちを助けなければ死ぬこと
はできない。日本中の人たちと一緒になって拉致問題の解決のため頑張っていきた
い」と訴えた。
>>292 「皆さんの関心が最大の力」=めぐみさん拉致28年で両親−新潟 時事 11/15 23:00
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051115-00000173-jij-soci 北朝鮮に横田めぐみさん=失跡当時(13)=が拉致されてから28年となる15日、
地元の新潟市内で「忘れるな拉致 11.15県民集会」が開かれ、約450人が参加し
た。両親の滋さん(73)、早紀江さん(69)夫妻が講演し、「皆さんが関心を持ち
続けていることが最大の力になる」と問題解決への協力を呼び掛けた。
めぐみさん拉致から28年 被害者家族らに新潟で集会 ANN 11/15 23:03
ttp://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/soci_news4.html?now=20051115255025 15日、横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されて28年目を迎えました。両親の滋さん
と早紀江さんが、故郷の新潟で、めぐみさんの救出を訴えました。
横田早紀江さん:「(行方不明になった)あの寄居浜を、何度、泣き叫んで歩い
たか分かりません」、「私たちは、まるで物語のような考えられないショックを、
何度、味わわされてきたことでしょうか」
当時13歳だっためぐみさんは28年前の11月15日、中学校から帰る途中に、新潟市
の海岸で北朝鮮の工作員に拉致されたとみられています。集会には、めぐみさんの
中学校の同級生も駆けつけ、中学校の教師をしている間英法さんは「今の教え子を
見ていると、めぐみさんを思い出す」と話しました。
>>293 横田めぐみさん拉致から28年 新潟テレビ21A 11/16 00:10
ttp://www.nt21.co.jp/cgi-bin/news/news.cgi 横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されてから11月15日で28年が経ちました。横田
さん夫妻は訪れ心境を語りました。早紀江さんは「新潟の空気っていうか電車下り
て入ってくると今日も曇ってまして」「懐かしいと思うのと、やりきれない思いと
いうのがいつも交錯しています」と話しました。今月の日朝交渉の再開や、六カ国
協議など事態の進展が期待されましたが、北朝鮮側は未だ、「拉致は解決済み」と
いう不誠実な対応を続けています。父親の滋さんは「ここで北朝鮮が次回の政府間
協議で何もないということであれば、我々として改めて経済制裁をお願いして、一
日も早く解決して欲しい」と語りました。
横田 めぐみさん拉致から28年 横田夫妻があらためて娘の帰国実現を訴え
FNN HEADLINES 11/16 00:46
ttp://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00080567.html 横田 めぐみさんが拉致されて28年目の15日、新潟市でめぐみさんの両親が帰国実
現を訴えた。
また、横田夫妻はアメリカや韓国で拉致問題解決に向けた動きが出ていることに触
れ、「日本で起きた問題は日本で解決すべき」として、被害者の救出を求めた。
横田 滋さんは「北朝鮮に残っている人は、いつ助けに来てくれるのかということ
で、救出を待っていると思いますので、1日も早く救出してほしいと思ってます」
と話した。
>>294 横田めぐみさん拉致28年目「一日も早い解決を」 読売新潟 11月16日
ttp://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news005.htm 横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されて28年目となる15日、新潟市の新潟ユニ
ゾンプラザで「忘れるな拉致11・15県民集会」が開かれた。横田滋さん、早紀
江さん夫妻が講演したほか、めぐみさんの同級生も「1日も早い解決を」とメッセ
ージを寄せた。
めぐみさんは1977年11月15日夕、新潟市の中学校から徒歩で帰宅途中、
拉致されたとみられている。
早紀江さんは「28年前のこの時間(午後7時過ぎ)、めぐみは連れて行かれて
いる最中です。曲がったらすぐ家のある角で、めぐみのにおいは消えた」と切り出
し、「(拉致被害者の)家族がここまでやっても、政府は取り戻そうとしてくれな
い。大勢でタラップを降りて帰ってくることを祈っています」と結んだ。
滋さんは、タイや米国も拉致問題に関心を持っていることを引き合いに、「状況
は変わってきた。国民が関心を持ち続けることが最大の力となる」と訴えた。
特定失踪(しっそう)者の大沢孝司さんの兄、昭一さんも壇上に上がり、救出活
動への支援を呼びかけた。
>>291>>292>>293>>294>>295 拉致から28年、横田さん夫妻が新潟で救出訴え 朝日 11月16日 03:03
ttp://news.goo.ne.jp/news/asahi/shakai/20051116/K2005111504360.html 新潟市の市立中学1年生だった横田めぐみさん(不明当時13)が北朝鮮に拉致されて28年
となる15日、父滋さん(73)と母早紀江さん(69)が同市内で講演し、「国民が関心を持ち続け
ることが救出への最大の力になる」と訴えた。
めぐみさんは77(昭和52)年11月15日、バドミントン部の練習後、下校中に拉致され、行方
不明になった。
滋さん、早紀江さん夫妻は「忘れるな拉致 11・15県民集会」に出席。滋さんは「タイ人が
拉致された疑いが強まり、めぐみの夫とされる人物も韓国の拉致被害者の可能性が出てきた。
韓国が北朝鮮と交渉する期待もある」と述べた。
早紀江さんは「28年前のこの夜、拉致されためぐみちゃんは41歳になった。今も悲しい目を
して『ここにいるのよ』と待っている。帰ってくる日が来ることを信じています」と呼びかけ、北朝鮮
への経済制裁を求めた。
めぐみさん救出を涙ながらに訴え 拉致から28年 産経 11月16日
ttp://www.sankei.co.jp/databox/n_korea/nkorea_13_1.htm 横田めぐみさん=拉致当時(13)=が新潟市で北朝鮮の工作員に拉致されて丸二十八年
にあたる十五日、新潟市内で「忘れるな拉致 11・15県民集会」が開かれた。集会には、
めぐみさんの両親の滋さん(73)、早紀江さん(69)夫妻も参加し、「政府は経済制裁など強い
態度で臨んでほしい」などと、拉致問題の早期解決を訴えた。
早紀江さんは「大切に育てためぐみを残酷な形で連れ去られ、今まで悲しみの中
で生きてきた」と二十八年を振り返り、「何としても助けたい」と涙ながらに訴えた。
>>64>>65>>66>>228>>268-273 食料加工工場への支援停止 WFP、北朝鮮で 産経(共同) 11/15 22:40
ttp://www.sankei.co.jp/news/051115/kok096.htm 世界食糧計画(WFP)北京事務所は15日、北朝鮮での支援活動の一環として
行ってきた食料加工工場19カ所への支援を同日で停止したと明らかにした。人道
支援の形態をめぐりWFPと北朝鮮が14日に平壌で行った協議で調整がつかなか
ったためで、再開のめどは立っていない。
工場では、WFPが供給する小麦粉などを原料に、技術指導を受けながらビスケ
ットやパンなどを生産、主に幼稚園や学校に送っていた。昨年と今年は、それぞれ
約5万8000トンを生産したが、今回の支援停止で工場の運営は北朝鮮側に任さ
れることになるという。
北朝鮮はWFPをはじめ国際援助団体に、1年ごとの人道支援から長期計画に基
づく開発型支援への転換や、北朝鮮で活動する人員の削減などを要求、合意できな
ければ年内に退去するよう求めている。
WFPは今後も北朝鮮と協議を続けるが、12月中旬までに合意できない場合、
北朝鮮からの撤退は不可避な情勢となっている。
韓国 対北対応では警戒 中国主席10年ぶり訪韓 産経 11月16日 03:14
ttp://news.goo.ne.jp/news/sankei/kokusai/20051116/m20051116008.html 【ソウル=黒田勝弘】中国の胡錦濤国家主席が十六日、韓国を訪れる。釜山での
APEC(アジア太平洋経済協力会議)出席のためだが、国家主席としては江沢民
前主席以来、十年ぶりの訪問だ。十六日にはソウルで韓中首脳会談が行われ、十七
日に韓国国会での演説も予定されている。
胡主席は韓国訪問に先立ち平壌を訪れており、北朝鮮の金正日総書記への気配り
は忘れていない。韓国はこのところ“自主外交”を主張する盧武鉉政権下で、ある
種の日米離れの傾向を見せ、さらに「東アジアの均衡者を目指す」(盧大統領)と
して、これまでより中国に接近するかのような姿勢を見せている。
中国が朝鮮半島への影響力を強めつつあるなか、韓中関係の今後は日米など周辺
国としては気になるところだ。
最近の韓国で韓中関係に関する最大の話題は“キムチ戦争”だ。中国産の不良・
有害キムチをめぐって輸入禁止やその報復措置などが外交摩擦にまで発展している
からだ。首脳会談に先立ち十五日、釜山で行われた外相会談でも韓国マスコミはキ
ムチ問題が最大関心で「食品検査強化のための共同機構設置で合意」が主なニュー
スになっている。
韓中間では昨年は古代・高句麗の歴史は中国史なのか韓国史なのかその帰属をめ
ぐって“歴史戦争”があり、韓国では「歴史侵略」などといって反中感情の高まり
があった。この歴史問題は未決のままだ。さらに両国とも外交的には沈黙している
が、朝鮮戦争(一九五〇−五三年)の際の中国の大規模軍事介入に関する「過去清
算」も本当はできていない。(つづく
>>299 つづき
韓国にとって今や中国は対日、対米を上回る交易国で経済関係は強まる一方だ。
将来を見越した韓国人の対中進出も活発で、中国での韓国人留学生は三万人を超え
日本人の倍以上になっている。伝統的(?)な反日に加え、新たに反米的な雰囲気
が広がっているとき、「日米はもういい。これからは中国」といった気分になって
もおかしくない。
十年前の江沢民訪韓の時は金泳三大統領(当時)との間で“反日・歴史共同戦線
”のような日本批判の雰囲気があり、話題になった。今回も外相会談では小泉純一
郎首相の靖国神社参拝に対する批判で双方は共感し合ったという。歴史問題をめぐ
る対日圧力で当面、双方が歩調を合わせる気配はある。
しかし一方で、韓国には対中警戒感もある。たとえば対北朝鮮問題では「中国の
一方的な対北影響力拡大を阻止するためにも韓国の対北支援・協力が必要」(統一
省幹部)などといった対中牽制(けんせい)論は結構、根強い。核問題をめぐる六
カ国協議でも、北朝鮮の核放棄に向け中国の説得力に期待しながらも「中国の“対
北独り勝ち”はまずい」(外交通商省筋)というのだ。韓国は対中外交推進の中で
あらためて対日・対米関係の意味を考えさせられることになろう。
先週〜今週の拉致集会など報道 【11/09〜11/15】 Rev.0 @11/16
前報
http://tmp5.2ch.net/test/read.cgi/asia/1131141014/292-297 ○:報道済、×:スルー (注:Web上で確認済のもの、スレうp問わず)
テレビ局名付加記号は系列
N:日テレ、T:TBS、F:フジ、A:テレ朝、複数:クロスネット局、i:独立系
※:参考情報記事
拉致タイ女性、家族と面会へ 増元さん現地入り 11/09
○読売、毎日、産経(時事)、ANN
安倍官房長官:拉致全面解決が日朝国交正常化の条件と強調 11/09
×読売、共同、NNN、TBS、FNN、日経、ANN
○NHK、毎日、朝日、産経
拉致家族連絡会とタイ女性「兄」が面会 11/10
×:スルーなし
○読売、日経(共同)、NHK、共同、産経(共同)、ANN、TBS、毎日、NNN、日経、
朝日、読売、FNN、NNN、産経
拉致被害者全員の帰国を 安倍長官、特定失踪者も究明 11/10
○産経(共同)、日経
国連調査官、北朝鮮に人権機関の訪朝受け入れ促す 11/10
○聯合ニュース、中央日報
「めぐみさんたちは生きている」道民決起集会 @11/24 11/11
○BNN
家族会 タイ外務省に拉致問題で協力要請 11/11
×↓以外
○毎日、NHK、共同、産経、NNN、TBS
米下院のハイド委員長、北朝鮮大使に拉致問題解決うながす書簡 11/12
×国内メディア
○東亞日報、中央日報、東亞日報、朝鮮日報
>>301 つづき
拉致被害者家族会「救出で連携を」増元照明さんら帰国 11/12
×↓以外
○FNN、TBS
脱北者支援を訴え…NGO代表「日本人まだ出る」 11/12
○ZAKZAK
拉致問題 国際社会の圧力追い風にせよ 11/13
○毎日社説
拉致被害者家族会代表 横田夫妻が本県初講演 @11/30 韮崎市 11/13
○産経山梨
18日からめぐみさん写真展 11/13-
○新潟日報、TBS
元工作員が「救う会石川」訪問 きょう野々市で全国集会 11/12-13
○石川テレビF、北陸放送T、読売石川
拉致被害者家族会『対北朝鮮 経済制裁を』第1弾 野々市で全国集会 11/13
×北陸朝日放送A
○ANN、テレビ金沢N、石川テレビF、共同、産経(共同)、北陸放送T、NHK、ANN、
読売石川、北國新聞、北陸中日、朝日石川、鹿児島讀賣テレビN、毎日石川
マカオの2女性、北朝鮮が拉致か・香港紙 11/13
×NHK、ANN、FNN、NNN
○共同、日経、読売、時事、毎日、産経(共同)、朝日、TBS、産経
救う会鹿児島が署名活動 曽於市 11/13
○鹿児島テレビF
政府に強い姿勢求める 拉致問題で講演会 さいたま 11/13
○埼玉新聞
※踏みにじられた北朝鮮同胞の人権に背を向けるな 11/14
○東亞日報
※拉致問題 ブッシュ大統領に協力要請へ 日米首脳会談 11/14
○NHK
※北拉致被害者家族の苦痛に目をそむける自称進歩主義者 11/14
○朝鮮日報社説
>>302 つづき
横田めぐみさん:突然の失跡から28年 親友も待ち続け… 11/14
○毎日、毎日新潟
拉致から28年、父が撮った「めぐみ」 11/14
○TBS
横田夫妻に支援金50万円寄贈/川崎の商店街 11/14
×読売神奈川、毎日神奈川、産経神奈川、テレビ神奈川i
○神奈川新聞、東京神奈川、朝日神奈川
拉致被害11カ国 北犯罪また明らかに 家族会「国際社会に強く訴える」 11/15
○産経
めぐみさん拉致から28年 横田夫妻「今年こそ解決を」 11/15
○朝日
めぐみさん拉致から28年 11/15
○NHK
タイ大使館員、曽我さんと面会=拉致疑惑女性の情報収集 @11/10 11/15
○時事
「忘れるな拉致 11・15県民集会」新潟日報社主催 11/15
×
○新潟総合テレビF、共同、日経(共同)、NHK、新潟日報、時事、ANN、新潟テレビ21A、
FNN、読売新潟、朝日、産経
注記:「拉致から28年」記事(新潟集会除く):×読売、産経、東京(中日)、ANN、FNN、NNN
関連記事:第5回6か国協議 再開日程決めず休会 11/09-11/11
金泳三元大統領、96年に北朝鮮攻撃計画 中央日報 11/09
追悼施設議連設立総会 11/09
米大統領、ダライ・ラマと会談 11/09
米政府、北朝鮮への食糧支援停止を発表 11/09
>>303 さいご
ジェンキンスさん、運転免許取得 11/09
「出雲産」アサリ、実は中国・韓国産 改善指示 農水省 11/09
18日に釜山で日韓首脳会談 11/09
ソウルの偽札事件で逮捕 在日韓国人の男、容疑否認 11/10
日本首席代表「拉致」解決迫る…北朝鮮代表と会談 11/10
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北朝鮮国連大使「日本の常任理事国入り絶対反対」 11/11
日韓の議連が追悼施設検討 共同声明を採択 11/11
日韓外相会談 11/14
「強硬論では解決しない」「首相の再訪朝、五分五分」山崎氏 11/13
北朝鮮の銃殺シーンを放映 米CNNが特集番組 11/14
北朝鮮、9月1日から市場統制に本格的突入 大紀元日本記事 11/14
北朝鮮の核放棄提案は5段階 鄭東泳韓国統一部長官 11/14
靖国参拝反対で一致 中韓外相会談 11/15
北朝鮮「核爆弾2―3個を完成」・米知事に言明 11/15
ブッシュ大統領2年ぶり来日 16日首脳会談 11/15
情報院元トップ2人を逮捕 韓国前政権下盗聴事件 11/15
6カ国協議の進展要請へ APEC首脳会議 韓国文書検討 11/15
>>289>>297 日米首脳会談 同盟関係確認へ NHK 11/16 04:35
ttp://www3.nhk.or.jp/news/2005/11/16/d20051116000012.html 小泉総理大臣は16日、日本を訪れているアメリカのブッシュ大統領と日米首脳会
談を行います。会談で小泉総理大臣は、アジア太平洋地域の安定のため、日米の同
盟関係をいっそう強化する方針を確認するとともに、イラクの復興支援に引き続き
取り組む考えを明らかにすることにしています。
小泉総理大臣とブッシュ大統領は、16日午前、京都の迎賓館で、去年の11月以
来およそ1年ぶりに首脳会談を行います。会談で小泉総理大臣は、日米関係につい
て、民主主義や人権の尊重といった基本的な価値を共有する同盟国として、アジア
太平洋地域の平和と安定のため、いっそうの協力を進める方針を確認したいとして
います。また、小泉総理大臣は、イラクへの復興支援に関連して、「民主化の進展
のためには、国際社会が一致して取りくむ必要がある」として、引き続き日本も積
極的な役割を果たす考えを明らかにすることにしています。さらに、北朝鮮問題に
関連して、拉致事件の解決に向けたアメリカ側の協力を要請するとともに、核開発
問題に対処するため、日米が緊密に連携していく方針を確認したいとしています。
一方、アメリカ産牛肉の輸入問題について小泉総理大臣は、年内の再開を求めるア
メリカ側の要請を踏まえ、日本政府としても、アメリカ側の検査態勢を確認したう
えで、早期の再開に向けて努力する考えを伝える方針です。また、在日アメリカ軍
の再編問題や国連改革などをめぐっても、意見が交わされる見通しです。
306 :
参考:2005/11/16(水) 08:03:12 ID:7Kjnr984
隣国の嫌がること控えるのがつきあい 駐日中国大使に聞く 朝日朝刊政治面 11月16日
ttp://www.asahi.com/paper/politics.html 冷え込んだままの日中関係に、好転の兆しが見えない。小泉首相の靖国神社参拝
、東シナ海のガス田開発、初の東アジアサミットをめぐる連携など、抱える課題は
多い。中国の考え方を、王毅(ワンイー)・駐日中国大使に聞いた。(聞き手 編
集委員・加藤千洋)
●日中関係
――小泉首相が5回目となる靖国神社参拝を行いました。
確かに双方の立場の対立が続いているが、協議を通じて善処策を見いだす必要が
ある。中国側は日本の一般の国民が家族をしのびに行くことについて異議を唱えな
い。BC級戦犯の合祀(ごうし)も外交問題にしない。問題を解決するため、焦点
をA級戦犯だけに絞っている。
A級戦犯は対外侵略を引き起こした象徴的存在で、ほとんどが対中侵略に加担し
た。その取り扱いは、日本の戦後処理、国際社会への復帰、中日国交正常化の原点
にかかわる問題で、一国の文化を超える部分がある。
そこに日本の最高指導者が「敬意」を表しに行くことに対して、戦争被害国の国
民は理解しにくい。内政干渉のつもりはない。(中曽根首相が参拝した)85年以
降の歴代内閣のやり方に戻れば解決になる。隣国のほとんどの民衆が嫌がることを
控えるのは、隣人同士のつきあい方ではないか。
確かに参拝問題が全部ではない。しかし善処がなければ全般に影響する恐れがあ
る。言い換えれば、この問題を乗り越えれば中日関係全体が新たな局面を迎える。
――先の内閣改造で、首相参拝を支持する安倍晋三氏が官房長官に、麻生太郎氏
が外相に就任しました。大使は以前、日中間に「首相、外相、官房長官は参拝しな
い」という「紳士協定」があったと発言しています。
紳士協定とはもともと書面で結んだものではない。日本の友人の言葉を借りると
、暗黙の了解だ。事実として85年以降は、橋本首相の1回を除けば参拝はなかっ
た。 (つづく
307 :
参考:2005/11/16(水) 08:04:27 ID:7Kjnr984
>>306 つづき
――日本側には「いつまで謝罪すればいいのか」といった国民感情もあります。
95年の村山談話、今年の8月15日の小泉首相の談話は大いに評価する。ぜひ
実際の行動に移されることを期待している。
――来月の東アジアサミットなどを機に、日中首脳会談の可能性はありますか。
中国も首脳会談は望んでいる。しかしそれなりの雰囲気と条件が必要。特に国民
は、会談をするのならそれが問題解決になるのかを注目する。
――新しい国立追悼施設については、どう考えますか。
日本自身の判断で、隣国としては、どうすれば戦争被害国の国民と真の和解がで
きるか、賢明な判断を期待する。
――今春の反日デモでも、日本国内には、中国側がデモや破壊行為を放置したで
はないか、との印象があります。
デモ自体は自発的なもので、中国政府が容認したのではない。ごく少数の違法行
動に対し明確に反対し、公安当局も法的な措置を取ってきた。一方で、なぜ多くの
者が街に出て日本に不満を表したのかということも、見過ごすことができない。
――愛国主義的な反日教育が問題だ、との見方もありますが。
そうではないと思う。中国政府は一貫して対日友好政策をとっており、これと矛
盾する教育はできない。情報化が進み、日本国内の言動はメディアを通じてたちま
ち中国に伝わり、若者はそこから日本を意識する。
――日本の国連安保理常任理事国入りはどう考えますか。
日本が国際舞台で積極的な役割を果たしたい気持ちは十分理解する。そのために
隣国の理解と信頼を得ることは急務だろう。選挙と同じように、まず地元を固め、
近所の支持を得るのが筋だ。
――憲法改正をめぐる動きをどう見ますか。
日本の内政問題だが、関心はある。戦後60年の平和発展の実績は貴重なもので
、それを堅持することが日本の利益になるし、近隣諸国も望むところではないか。
(つづく
308 :
参考:2005/11/16(水) 08:05:36 ID:7Kjnr984
>>307 さいご
●東アジア
――東アジアサミットをどうとらえますか。
東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス日中韓(10+3)の連携を推進する
ため、それ以外の国々の理解が必要だ。今回は10+3と隣国の意思疎通の場だ。
そして東アジアからアジア全体の協力につなげたい。
――日本は米国の参加を意識しています。
米国のこの地域での影響と利益が存在し、互いに尊重する必要がある。米国をは
じめ域外の国と対話しながら、地域協力を推進するという「開放的な地域主義」を
堅持すべきだ。
――東アジア共同体構想に対する立場は。
ロードマップが必要だ。一つは、ASEANの共同体構想が先行すること。二つ目は、
みんなの共通利益がある経済問題から始めること。三つ目は、まず貿易から資本や
金融の協力になっていくということだ。日本の積極的な役割を大いに期待する。
――日米間で「台湾問題の平和的解決」が戦略目標に掲げられました。
台湾問題の性格は、内戦によって生まれた中国の内政問題だ。日本や米国がそれ
ぞれ「平和統一して欲しい」と中国側に要望すれば理解できるが、日米共通の戦略
目標に入れると問題になる。もともと日米間の問題ではない。
――中国の将来について、バラ色の未来を語る人もいれば、「いつ崩壊するかわ
からない」という人もいます。
ほかの国より、日本の中国を見る目はやや厳しい。事実としてここ20年余、中
国は大きな進歩を遂げ、周辺国にも利益をもたらしてきた。問題も前進の過程にお
いていろいろ出たが、いずれも解決の方向を示している。隣国の日本には、やはり
温かい目で中国を見守っていただきたい。(インタビューは日本語で行われた)
◇ ◇
1953年生まれ。82年、北京第二外国語学院卒業。アジア局長、外務次官な
どを経て04年9月から現職。北朝鮮の核問題をめぐる6者協議では第1回協議か
ら第3回協議まで議長を務めた。
>>3>>69>>297>>305 米の協力得て拉致問題解決を NHK 11/15
ttp://www3.nhk.or.jp/news/2005/11/16/d20051115000163.html 安倍官房長官は、横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されてから15日で28年たったこと
に関連して、アメリカ政府の協力も得ながら、拉致問題の解決にあたりたいという考え
を示しました。
この中で安倍官房長官は「おそらくブッシュ大統領も28年前のきょう、横田めぐみさん
が拉致されたことはご存じだと思う。拉致問題について日本とアメリカ、小泉総理大臣
とブッシュ大統領の考え方は一致している」と述べました。そのうえで安倍官房長官は、
「ブッシュ大統領も、拉致問題が解決しなければ、日本と北朝鮮の間のすべての問題
が解決したことにならないのと同時に、アメリカと北朝鮮の間の問題も解決しないという
認識をすでに示している。そういう意味では、拉致問題について日本とアメリカはまっ
たく同じ立場に立っていると言ってよい」と述べ、アメリカ政府の協力も得ながら拉致問
題の解決にあたりたいという考えを示しました。
カトー工作員の会見記
>>306-308は朝から貼るのもなんだが、消えるので。
明朝まで読めますが・・・・ オチ
>>310 乙であります 反日工作活動の痕跡は残さないといけませんものねw
>>195 「拉致被害者救出を」曽於の中高生 支援続々 南日本新聞 11/16 07:37
ttp://www.373news.com/2000picup/2005/11/picup_20051116_7.htm 市郡全域で署名活動 “先輩”の帰国訴え
県内の北朝鮮拉致被害者市川修一さん、増元るみ子さんの一刻も早い救出を実現
しようと、市川さんの出身地・曽於地区で、高校生ボランティアグループなどによる署名
活動の輪が広がっている。一緒に活動する被害者家族や支援団体も「若者たちの勇
気ある行動は大変ありがたい」と喜んでいる。
市川さん、増元さんの同級生らでつくる「救う会鹿児島」(旧卒業生救う会、花牟礼薫
会長)は昨年11月、大隅町で行われた恒例の「弥五郎どん祭り」で、市川さんの母校
である岩川高校のボランティアグループ「ぴかり」に呼び掛け、「先輩の一日も早い帰国
を」と賛同した生徒たちと一緒に、会場で署名活動をスタートさせた。
その活動を皮切りに、各種イベントなどにあわせ曽於全域に活動を拡大。13日に曽於
市末吉地区と同市財部地区であった「秋祭り」では、末吉地区在住の高校生でつくる
ボランティアグループ「つくつくぼうし」、同地区中学生ボランティアグループ「プログレス」、
財部高校生クラブが参加し、各会場で来場者らに署名を呼び掛けた。この日で、曽於市
郡内での活動が一巡したことになるという。
末吉高校2年の安藤友里さんは「拉致問題については、これまで実感があまりわかな
かったが、救う会の方々の話を直接聞いて、地元の人が大変な事件に巻き込まれたこ
とを再認識した。機会があれば、今後も活動を続けたい」と語った。
市川さんと岩川高校時代同級生の花牟礼会長=輝北町=は「被害者家族の方々の
27年間の苦しみはいかばかりか。市川君たちが帰る日まで続けたい」。増元さんの姉
平野フミ子さん(55)=熊本県八代市=も「拉致では横田めぐみさんのように子どもの
ころに連れ去られたケースもある。生徒たちが活動に賛同してくれるのは何よりうれしい。
早期解決が恩返しだと思って頑張りたい」と話していた。
>>296 「早くめぐみを返して」横田さん悲痛な叫び 朝日新潟 11月15日
ttp://mytown.asahi.com/niigata/news01.asp?kiji=8075 新潟市内で開かれた集会で400人以上の市民を前に語りかけた横田滋さん(7
3)と、妻の早紀江さん(69)。我が子を思う痛切な言葉の数々に、来場者は涙
をぬぐい、じっと聴き入った。
「めぐみは今から28年前のきょう、寄居中学校からバドミントンの練習を終え
て帰宅中に、自宅のすぐ近くでいなくなりました」
滋さんは、当時を思い返すように話した。
突然いなくなったこと、拉致被害者が帰国した飛行機からめぐみさんが降りてこ
なかったこと、「遺骨」が届いた日のこと……。
滋さんは、28年前からこれまでの出来事を詳細に語り、「北朝鮮の対応は決し
て許されることではない」と力を込めた。
早紀江さんは時折、こみ上げてくる感情を抑えきれず、声を震わせた。
拉致から間もなく撮影されたと思われる、白いブラウス姿のめぐみさんの写真。
それを見たとき、家族は動揺を抑えきれず、「めぐみちゃんの弟2人は男泣きして
いました」。
「大切なのは命を守ることではないのですか。どうしてこんなに大事なことがな
いがしろにされているのですか」と、経済制裁に踏み切らない政府にいら立ちを隠
さなかった。
>>249 韓国統一相「北朝鮮、5段階の核廃棄行程表案を提示」 日経 11月14日 19:25
ttp://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20051114AT2M1401014112005.html 【ソウル=池田元博】韓国の鄭東泳(チョン・ドンヨン)統一相は14日、先週北
京で開かれた第五回6カ国協議で、北朝鮮が核廃棄を5段階で実施する行程表案を提
示したことを明らかにした。協議については「9月の共同声明での合意に基づく核
廃棄の意思を北朝鮮も確認したことが今回の成果だ」と述べた。
ソウルで開かれた韓国放送記者クラブの討論会で語った。鄭統一相によると、北
朝鮮が提示した行程表案は(1)核実験の保留(2)核移転の禁止(3)核の追加生産禁止(4
)検証を通じた核活動の中止及び核廃棄(5)核拡散防止条約(NPT)と国際原子力
機関(IAEA)への復帰――の五段階だという。
協議関係者によると、北朝鮮の行程表案は見返り措置として米国による「安全の
保証」なども求めており、「目新しい内容ではない」。鄭統一相も北朝鮮案の評価
は避けつつ、「共同声明の合意で『出口』は確認したが、核問題の解決には時間が
かかるだろう」と予測。今後も6カ国協議を通じて各国が粘り強く解決策を模索す
る必要があるとの認識を示した。
>>245>>246>>247>>248>>249>>316 北提案の核放棄案、実は5段階だった…韓国側が明かす 読売 11月14日 22:44
ttp://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/kokusai/20051114/20051114id24-yol.html 【ソウル=平野真一】韓国の鄭東泳(チョン・ドンヨン)統一相は14日、韓国
記者団との会見で、先に北京で開かれた北朝鮮の核問題をめぐる第5回6か国協議
で、北朝鮮が提案した段階的核放棄案は4段階でなく5段階から成り、「核凍結」
に当たる段階を三つに分割していることを明らかにした。
鄭統一相によれば、5段階は〈1〉核実験の留保〈2〉(第三者への)核移転の
禁止〈3〉さらなる核兵器生産の禁止〈4〉検証を伴う核活動の中止及び核廃棄〈
5〉核拡散防止条約(NPT)と国際原子力機関(IAEA)保障措置への復帰。
北朝鮮は同案を「ロードマップ(行程表)」と呼んでいるという。
北朝鮮首席代表の金桂寛(キム・ケグァン)外務次官が今月9日の協議初日の基
調演説で提示した案はこれまで、〈1〉核活動の凍結〈2〉既存の核兵器の廃棄〈
3〉検証を伴う核兵器生産の放棄〈4〉NPTとIAEA保障措置への復帰――の
4段階とされていた。「核凍結」に当たる部分を細分化し、実際の核廃棄以前に3
段階を設けるもので、早期核廃棄を求める米国などには受け入れ不可能だ。
>>317>>318 韓国と北朝鮮、2020年までに経済同盟実現へ=韓国統一相 ロイター 11/16 15:13
ttp://news.goo.ne.jp/news/reuters/kokusai/20051116/JAPAN-194152.html [ソウル 16日 ロイター] 韓国の鄭東泳・統一相は16日、ロイターとの
インタビューに応じ、韓国と北朝鮮は2020年までに、少なくとも経済同盟を形
成する可能性が高い、との認識を示した。
韓国政府が、北朝鮮に無償の電力供給を提案していることについては、6カ国協
議で合意が成立すれば、北朝鮮は軽水炉が完成するまでの間、一時的に韓国側の提
案を受け入れるだろう、と発言。
6カ国協議については、年内再開の可能性は低いとした上で、韓国・釜山で開催
するアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議では、6カ国協議への支持が
表明される公算が大きい、との見通しを示した。
同相は、北朝鮮の核廃棄に3年以上かかる可能性がある、とも指摘。
2020年の五輪開催地に北朝鮮と共同で立候補する案については、良いアイデ
アだと思う、と述べた。
北朝鮮は韓国提案に前向き NHK 11/16 17:52
ttp://www3.nhk.or.jp/news/2005/11/16/d20051116000171.html 韓国のチョン・ドンヨン統一相は、北朝鮮の核開発問題の打開策として、北朝鮮に
対して電力を提供するという韓国独自の提案について、「北は受け入れる準備がで
きている」と述べて、北朝鮮が提案を前向きに検討しているという見方を示しました。
これは、16日、チョン・ドンヨン統一相がロイター通信のインタビューに答えた
ものです。この中でチョン統一相は、200万キロワットの電力を北朝鮮に直接提
供するという、韓国政府の提案について、「北は核開発を放棄する対価としてでは
ないが、われわれの計画を受け入れる準備ができている」と述べて、北朝鮮が韓国
側の提案を前向きに検討しているという見方を示しました。今回のチョン統一相の
発言は、6か国協議で韓国が主導的役割を担いたいとアピールするねらいがあった
ものとみられます。また、6か国協議の日程については「関係国の日程が忙しいた
め、年内は動きがないだろう」と述べて、現在休会中である6か国協議の再開は年
明け以降になるとの見方を示しました。
>>319 金委員長「6カ国協議の共同声明、前向きな意味」 中央日報 11.16 18:04
ttp://japanese.joins.com/article/article.php?aid=69700&servcode=500§code=500 北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)国防委員長が先月末、北朝鮮を訪問した中
国の胡錦濤・国家主席に対し、「韓半島非核化の努力を続けていく」という立場を
伝えたことが16日、明らかになった。
盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領はこの日午後、青瓦台(チョンワデ、大統領府)
で胡錦濤主席と首脳会談を行った後、共同記者会見を開き、胡主席の訪朝結果に関
する記者の質問に対して金委員長のこうした発言を紹介した。
盧大統領は「金委員長は胡主席に対し、『韓半島非核化原則、対話による平和的
問題解決という立場をはっきりと確認した。第4回6カ国協議が発表した共同声明
は非常に前向きな意味がある。成果は容易に得られたものではない』と話した」と
明らかにした。
盧大統領はしかし「金委員長から私に伝えろというメッセージはなかった」と語
った。
-------
酋長をはじめ、口が軽いのがそろっている。
321 :
参考:2005/11/16(水) 18:36:03 ID:1lOhb7ML
海外での「醜い韓国人」、政府が対策会議開く 聯合ニュース 11/15 20:47
ttp://japanese.yna.co.kr/service/article_view.asp?News_id=432005111502500 【ソウル15日聯合】韓国人が海外で酒酔いや売買春、暴力行為などの問題を
起こし犯罪に発展するケースが増加していることから、政府は14日に対策会議を
開いた。
外交通商部の張哲均(チャン・チョルギュン)在外国民領事担当大使の主宰で
開かれた対策会議には、外交通商部、法務部、文化観光部、労働部、教育人的資源
部、国政弘報処、警察庁から課長クラスの実務者が出席した。政府関係者は15日
「このような行為は韓国人や韓国の対外イメージを傷つけ、国益に悪影響を及ぼす
恐れがある。14日の会議は、対策の必要性を訴えるための場だった」と説明した。
この日の会議では、海外でのケースだけでなく、国内の不法滞在者や外国人労
働者に対する賃金支払いの遅延、差別行為など、人権侵害についての指摘もあった
という。政府は、今後も話し合いを続けた上で、結果を来月までに首相主宰の国政
懸案政策調整会議に提出する方針。これに先立ち外交通商部は、韓国人観光客がモ
ンゴルで醜態をさらしているという一部メディアの報道に関連し、来月モンゴルに
調査団を派遣するほか、在外公館にも該当地域の実態を把握するよう指示している。
韓国人の問題行動としては、9月にロンドン行きの航空機内で韓国人乗客が暴
れ、英国に到着した後現地警察に逮捕されたほか、今年初めには、韓国人観光客が
香港の空港内で免税店のコニャックのサンプルを盗んで摘発されるケースなどが相
次いでいる。
どうしちゃったの、、、韓国人。外に出るとそんなに嬉しいんか。。
それもそうと、、コニャックのサンプルっていうしょぼいことをするんか、、、。
だから韓国人お断りっていう札、貼られるのか。
323 :
参考:2005/11/16(水) 18:57:13 ID:1lOhb7ML
韓国:違法盗聴事件で元国家情報院長逮捕 ソウル中央地検 毎日 11月16日 11:44
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/asia/news/20051116k0000e030046000c.html 【ソウル堀信一郎】韓国の情報機関・国家情報院による違法盗聴事件を調べている
ソウル中央地検は15日深夜、通信秘密保護法違反の疑いで林東源(イムドンウォン)、
辛建(シンゴン)の両元国家情報院長を逮捕した。
地検は情報機関による政界、マスコミ関係者への組織的な違法盗聴事件を調べる
過程で、情報機関トップの関与、指示があったと判断した。
林元院長は99年12月から01年3月まで、辛元院長は01年3月から03年4月まで
トップを務めた。両元院長は容疑を否認している。
調べによると、両元院長は金大中(キムデジュン)政権時代、金泳三(キムヨンサム)
元大統領を含む政界の実力者、マスコミ関係者ら計1800人を対象に、毎日、無差別
に違法盗聴を続けていた疑い。
林元院長は金大中前大統領の側近で、00年6月の南北首脳会談の立役者だったが、
首脳会談を準備する過程で、北朝鮮に秘密送金をした疑いで起訴、収監された。04年
5月に恩赦を受けている。
韓国:違法盗聴事件で前駐米大使を事情聴取 毎日 11月16日 11:57
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/asia/news/20051116k0000e030049000c.html 【ソウル堀信一郎】韓国の情報機関・国家情報院による違法盗聴事件を調べている
ソウル中央地検は16日朝、洪錫ヒョン(ホンソクヒョン)前駐米大使を事情聴取した。
地検が押収した盗聴テープには97年の大統領選に絡んで中央日報社長だった洪
氏が、政治資金の提供をサムスン幹部と協議している内容などが記録されていると
いう。地検は洪氏が、財閥サムスンの違法政治資金の「伝達役」をしていた疑いが
あるとみて調べている。
洪氏は盧武鉉(ノムヒョン)大統領の信頼が厚く、今年2月、駐米韓国大使に抜てき
された。だが、事件発覚の責任を取る形で大使を辞任。最近、帰国したため、地検が
出頭要請をしていた。
324 :
参考:2005/11/16(水) 19:04:02 ID:1lOhb7ML
>>320 北朝鮮核問題を論議 中韓首脳が会談 共同 11月16日 16:11
ttp://news.goo.ne.jp/news/kyodo/kokusai/20051116/20051116a3420.html 【ソウル16日共同】中国の胡錦濤国家主席と韓国の盧武鉉(ノムヒョン)大統
領が16日、ソウルの青瓦台(大統領官邸)で首脳会談を行い、北朝鮮の核問題や
6カ国協議での協力、今後の対応策などについて意見交換した。中韓両国は小泉純
一郎首相の靖国神社参拝への反発を強めており、対日政策に関してどのような論議
が行われるかも注目される。
両首脳は会談後に共同記者会見。中国国家主席の訪韓は1995年の江沢民主席(
当時)以来10年ぶり。
胡主席は10月末に北朝鮮を訪問、金正日(キムジョンイル)総書記と会談してお
り、盧大統領に訪朝結果や金総書記の意向などを直接説明。先に北京で開かれた第
5回6カ国協議で核問題解決に向けたロードマップ(行程表)づくりなどが話し合
われたことを受け、協議での中韓連携の重要性を確認する見通しだ。
>>325 「靖国参拝」へ共同歩調=6カ国協議の声明履行で努力−中韓首脳
時事通信 11月16日 17時1分 19時1分更新
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051116-00000080-jij-int 【ソウル16日時事】韓国訪問中の胡錦濤中国国家主席は16日、ソウルの青瓦台(
大統領官邸)で盧武鉉大統領と会談した。会談後の共同記者会見で盧大統領は、歴
史問題に関して「北東アジアに否定的な影響を与えてはいけない」とした上で、「
域内の国家が正しい歴史認識で未来志向に進むよう共に努力することで合意した」
と表明。小泉純一郎首相による靖国神社参拝を非難するとともに、問題解決に向け
共同歩調を取ることを確認した。
また、双方は北朝鮮の核問題について、朝鮮半島非核化への目標を定めた6カ国
協議の共同声明履行に向けて努力することで一致した。
正しい歴史認識要求 靖国参拝受け中韓首脳 共同 11月16日 18:19
ttp://news.goo.ne.jp/news/kyodo/kokusai/20051116/20051116a3460.html 【ソウル16日共同】中国の胡錦濤国家主席と韓国の盧武鉉(ノムヒョン)大統
領が16日、ソウルの青瓦台(大統領官邸)で首脳会談を行い、小泉純一郎首相の
靖国神社参拝を受け、歴史問題が地域の協力と発展に否定的影響を与えてはならな
いとし、正しい歴史認識を基礎に未来志向的関係発展に共に努力していくことで一
致した。会談後の共同記者会見で明らかにした。
両首脳は、北朝鮮の核問題をめぐる第4回6カ国協議の共同声明履行に向け緊密に
協議していくことでも合意した。
中国国家主席の訪韓は1995年の江沢民主席(当時)以来10年ぶり。
胡主席は10月末に北朝鮮を訪問、金正日(キムジョンイル)総書記と会談してお
り、盧大統領に訪朝結果や金総書記の意向などを直接説明したとみられる。
いったん、おち。
日米外相会談、北朝鮮の核・拉致解決で連携を確認 日経 11月16日 13:24
ttp://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20051116AT2M1601916112005.html 【釜山=石沢将門】アジア太平洋経済協力会議(APEC)に出席するため韓国
の釜山を訪問している麻生太郎外相は16日午前、ライス米国務長官と会談し、北朝
鮮の核問題や日本人拉致を含む人権問題で日米が緊密に連携して、早期解決を目指
すことで一致した。ライス長官は米国産牛肉の輸入の早期再開に期待を示した。
北朝鮮問題について麻生外相は「6カ国協議の進め方を含めた核問題で日米間で
緊密に協議したい」と表明。ライス長官は「核問題だけでなく北朝鮮がどういう国
になっていくかが重要だ」と応じた。
日本の米国産牛肉輸入問題に関して麻生外相は「食品安全委員会の答申を受けて
関係省庁がしかるべき措置を取る」と説明するにとどめた。国連改革ではライス長
官が日本の国連安保理常任理事国入りを改めて支持した。
麻生外相、来月にも訪米=北の核で連携確認−ライス長官と会談
時事通信 11月16日 15時1分
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051116-00000066-jij-pol 【釜山16日時事】アジア太平洋経済協力会議(APEC)閣僚会議出席のため韓国を
訪問中の麻生太郎外相は16日午前、釜山の国際会議場でライス米国務長官と会談し
た。会談では、日米を取り巻く諸問題について連携強化を図ることを確認。その一
環として麻生外相が来月にも訪米する方向で、日程調整を進めることで一致した。
麻生外相が就任後、直接ライス長官と会談するのは初めて。席上、外相は、来年
3月の在日米軍再編の最終報告書の取りまとめに向けて努力するとともに、米軍駐
留経費に関する両国間協議を急ぐ姿勢を表明。ライス長官も同様の認識を示した。
また、北朝鮮の核問題や日本人拉致を含む人権問題での協調でも改めて一致した。
>>328 対北で緊密連携確認 日米外相、韓国釜山で会談 産経(共同) 11/16 15:23
ttp://www.sankei.co.jp/news/051116/sei038.htm 麻生太郎外相は16日午前、韓国の釜山で就任後初めて、ライス米国務長官と会
談し、北朝鮮の核問題などで引き続き日米が緊密に連携していく方針を確認した。
同時に来月、麻生氏がワシントンを訪問する方向で日程調整することで合意した。
麻生氏が北朝鮮の核問題について「日米で6カ国協議の進め方を含め緊密な協議
をしていきたい。拉致問題は日本にとって極めて重要だ」と指摘したのに対し、ラ
イス氏は「緊密に議論したい」と応じた。
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の新たな移転案を含む在日米軍再編協議を
来年3月までに決着させるため、作業を加速させることも確認した。ライス氏は、
日本の国連安全保障理事会常任理事国入りを引き続き支持する考えを表明した。
現在、478KB。日米首脳会談関係をうpするには容量足りないようなので、
スレ建てトライしてみます。無理だったら、自粛。
>>332 乙です。では新スレのほうへうp。首脳会談整理中で少し後に。
>>334 ジェンキンスさんに英語ガイドの誘い テレビ新潟N 11/0818:46
ttp://www.teny.co.jp/news/2005/11/08.html 車の免許取得を目指している、拉致被害者、曽我ひとみさんの夫のジェンキンス
さんに、英語のガイドなど、いくつか仕事の引き合いがきていることがわかった。
これは8日の定例会見で、佐渡市の高野宏一郎市長が明らかにした。ジェンキン
スさんは、運転免許を取るため10月に上京し、都内の教習所で運転の練習を続け
てきた。仮免許を取得した後、現在は聖籠町の免許センターで筆記試験に挑戦して
いる。 ジェンキンスさんは先月、北朝鮮での生活の様子を詳細に綴った「手記」
を発表したが、この中で「北朝鮮にタイ人の女性の拉致被害者がいた」ことを証言
し、波紋を広げている。高野市長は、タイで拉致問題への関心が高まっていること
から、「今後、ジェンキンスさんに対し何らかの要請があるのでは」と話している。
>>94-95 http://tmp5.2ch.net/test/read.cgi/asia/1131141014/147-148 http://tmp5.2ch.net/test/read.cgi/asia/1131141014/205 2005年
新保守派 政治勢力化の兆し−韓国 全国規模の大衆運動団体発足 世界日報 11月11日
ttp://www.worldtimes.co.jp/w/korea/korea2/kr051111.html 韓国社会の急速な左傾化に警鐘を鳴らす新保守勢力「ニューライト」が政治勢力
化に向け動き出した。これまでの知識人中心の活動の限界を克服し、全国規模の大
衆運動を目指す市民団体「ニューライト全国連合」(常任代表=金鎭洪ドゥレ教会
牧師)がこのほど発足し、二〇〇七年の次期大統領選挙での保守陣営勝利を誓った
。その創立大会には野党ハンナラ党の大統領候補らも出席、与党側は警戒感をあら
わにしている。
(ソウル・上田勇実)
次期大統領選勝利に総力 政府・与党は警戒感あらわ
7日、ソウルのプレスセンターで開かれたニューライト全国連合創立大会で、ハンナラ
党の朴槿恵代表(左)と握手する金鎭洪常任代表(韓国紙「世界日報」から)
韓国のニューライト運動は昨年十一月、自由主義連帯など一部の保守系市民団体
を母体として産声を上げ、その後、大学教授ら知識人を中心としてその理念固めを
進め、先月は教科書フォーラムなどニューライト系列八団体で構成された「ニュー
ライトネットワーク」が設立された。今回発足したニューライト全国連合(以下、
全国連合)は、その流れを引き継ぐと同時に、単なる理念団体の枠を超え、大衆運
動として発展させることに力を入れていく。具体的には二年後に迫った大統領選挙
で、過去二回連続して敗北を喫している保守陣営が推す候補を当選させることを最
大の目標に掲げている。
「歴史に対する報復政治に大韓民国の可能性と潜在力が消尽されていく姿をわれ
われはこれ以上座視できない。大韓民国は新しいビジョンで武装し、これを実践す
る能力を備えた先進化勢力が主導しなければならない。左派の時代が引っかき散ら
した葛藤(かっとう)と反目の傷を癒やし、先進・統一韓国へ進むことができる社
会統合の指導力が切実だ」 (つづく
>>343 つづき
全国連合は創立宣言文の中でこのように指摘し、「短期的には盧武鉉政権の『左
寄りの偏向改革』を自由主義的な改革に転換させ、〇七年の大統領選で現政権の再
執権を阻止することに総力を挙げる考え」(諸成鎬・全国連合スポークスマン)を
明らかにした。
仁川市の自由公園にあるマッカーサー銅像を撤去しようとする左派系市民団体の
動きや国家保安法違反の疑いのある大学教授に対する捜査に法相が指揮権を発動し
て身柄を拘束しないよう指示したことで広がった波紋など、このところ左派陣営の
「攻勢」が活発化していただけに、全国連合の誕生は押され気味の保守陣営に活力
を与える効果もあった。
今月七日にソウルのプレスセンターで開かれた全国連合の創立大会には、野党ハ
ンナラ党の朴槿恵代表、李明博ソウル市長、孫鶴圭・京畿道知事ら「ハンナラ党大
統領候補ビック3」(韓国紙・中央日報)のほか、金大中元大統領の最側近で現民
主党代表の韓和甲氏らも出席し高い関心を集めた。特に次期大統領候補として有力
視されているハンナラ党のメンバーが勢ぞろいしたことで、全国連合が保守陣営の
求心力の一つとして位置付けられる可能性が出てきた。
創立大会のあいさつに立った朴代表は、「ハンナラ党が迎え入れる能力ある人材
がまさにこの場にいらっしゃる皆さんではないかと考える」と早くもラブコール。
李市長と孫知事も、「国を心配する方々が集まって道を開いてくだされば、人はそ
の後を付いていく」(李市長)、「社会が行くべき道の新しい地平をニューライト
が開いてくれるものと信じる」(孫知事)など賛辞を送った。
ハンナラ党との協力体制が現実味を帯び始めてきたことで、政治勢力化の行方に
関心が集まっている。ニューライト勢力の中には、「急速な政治勢力化は旧来型の
保守陣営の欠点をそのまま抱きかかえた格好になる」として慎重論もあるが、活発
化する左派運動と大統領選挙まで残された時間などから判断し、大衆運動化、政治
勢力化に踏み出したようだ。 (つづく
>>344 さいご
こうした動きに対し政府・与党は警戒感を強めている。李海●(王へん贊)首相
は八日、ソウル大学での講演会で、「ニューライト(が主張する)方向に行けば社
会は保守化され、葛藤が激しくなり、歴史的に後退する」と発言。開かれたウリ党
の閔丙ドゥ議員も「当初、ニューライトに期待されたのは彼らが従来の保守とのつ
ながりを断ち、ハンナラ党を健全な保守に引っ張っていくことだったのに、今彼ら
はハンナラ党の紅衛兵・学徒護国団の役割をしているにすぎない」と痛烈に批判し
ている。
ニューライト運動の政治勢力化が本格化すれば、与党側が「次回も自信がある」
としている次期大統領選の形勢にも大きな変化をもたらすことは間違いない。
朴槿恵代表、大統領選世論調査で初めて第1位 中央日報 11.13 17:33
ttp://japanese.joins.com/article/article.php?aid=69575&servcode=200§code=200 朝鮮(チョソン)日報・電子版「朝鮮ドットコム」が12日報じたところによる
と、野党ハンナラ党・朴槿恵(パク・クンヘ)代表が大統領選候補の選好度調査で
、初めて第1位になった。
朴代表は、CBSラジオの番組「時事ジョッキー今日と明日」が、世論調査専門
機関「リアルメーター」と共同で行った世論調査で28.7%の支持を得た。第2
位は26%の支持を得た高建(コ・ゴン)前総理、第3位は李明博ソウル市長(イ
・ミョンバク、23%)。朴代表が次回大統領選候補の選好度調査で第1位になっ
たのは初めて。
第4位は鄭東泳統一相(チョン・ドンヨン、8.2%)、第5位は金槿泰福祉相
(キム・クンテ、3.8%)、第6位は李海チャン総理(イ・ヘチャン、3.4%
)、第7位は権永吉・民主労働党議員(クォン・ヨンギル、3.2%)、第8位は
康錦実元法相(カン・クムシル、2.3%)、第9位は孫鶴圭京畿道(ソン・ハッ
キュ、1.3%)。
世論調査には、質問項目別に最大3167人、最少778人が参加した。誤差範
囲は95%の信頼レベルで1.74%〜3.51%。
インターネット中央(チュンアン)日報
中国軍機への緊急発進 急増 NHK 11/09 06:55
ttp://www3.nhk.or.jp/news/2005/11/10/d20051109000012.html 日本の領空に近づく中国軍とみられる軍用機に対する航空自衛隊の緊急発進、スク
ランブルの回数がことし4月から9月までの半年間で30回と、昨年度1年間の1
3回を2倍以上、上回るなど急速に増えていることがわかりました。
航空自衛隊によりますとことし4月から9月までの半年間で中国軍とみられる軍用
機に対して自衛隊機が緊急発進したのは30回だったということです。これは昨年
度1年間の13回を2倍以上、上回り、過去10年で最も多かった平成10年度の
30回にすでに並んでいます。緊急発進の方向は東シナ海の上空がほとんどで、防
衛庁の関係者によりますと自衛隊が使っているレーダーの周波数などの電波情報を
調べる偵察機が多いということです。東シナ海では中国が日本の排他的経済水域の
近くでガス田の開発を進めており、ことし9月にはガス田の周りに中国海軍の軍艦
5隻が航行しているのが初めて確認されました。防衛庁は中国が東シナ海上空で偵
察活動を活発化させているものとみて動向を注意深く見ています。
伊勢新聞(大観小観) 11月12日
ttp://www.isenp.co.jp/taikan/taikans.htm 新聞の社説担当記者らの会議に出席したら、話題がたまたま先の総選挙での小泉
首相圧勝の原因におよんだ。発言者はほとんどが中央紙だっが、いわく都市と農村
の意識差。郵便局がなくなるという反郵政民営化派の訴えに、農村は同調したが、
都市は反発したという▼都市対農村の構図で今後さらに地方切り捨ての傾向が強ま
るという説は大いに傾聴したが、県民の声として寄せられたのは改革、民営化賛成
が驚くほど多かった。兼業農家が圧倒的の県では農村といえども構図は鮮明でなか
ったとみえる▼景気好転が勝因という説もあった。デフレ懸念が去り、次は、思い
切った改革という国民的合意が形成されたという。先だって、県で営業する生命保
険会社の支社長らと懇談した時、国と裏腹に、県内ではどこが景気がいいんだろう
と顔を見合わせていたのを思い出した。これも県内に当てはまる分析ではなさそう
だ▼逆に、いつまでも続く景気低迷が自民圧勝をもたらしたのではないかと考えた
ことがあった。先の有権者の声に、民営化論浮上で、郵便局のサービスが良くなっ
たという意見が複数みかけたからだ。企業に万事ゆとりがなく自分らは雇用不安に
おびえているのに、公務員はいいわなあ、という日ごろの視線を感じたのだ。羨望
がもたらした自民勝利というのはうがち過ぎか▼テレビ主導だったと、世論形成へ
の無力を嘆く声も多かった。大衆迎合、煽動ジャーナリズムとみまごう報道から少
しでも距離があったことは、新聞としては誇りにも思えたが、し烈な競争の中央で
は、生ぬるい感想なのだろう。
次スレ
【極東】北朝鮮総合スレ(旧北朝鮮実況)part932
http://tmp5.2ch.net/test/read.cgi/asia/1132139980/