【極東】北朝鮮総合スレ(旧北朝鮮実況)part932

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9日出づる処の名無し
>>7-8
首相、米大統領と会談 イラク派遣延長を表明    産経夕刊 11月16日
ttp://www.sankei.co.jp/news/051116/evening/17iti001.htm
 小泉純一郎首相は十六日午前、来日中のブッシュ米大統領と京都市の京都迎賓館
「水明の間」で約一時間半にわたって会談した。首相は会談後の共同記者会見で、
来月十四日に派遣期限切れを迎えるイラクへの自衛隊派遣の延長問題にふれ、派遣
延長を事実上表明。また、「日米関係が緊密であればあるほど、対中国、韓国、ア
ジア諸国、国際社会においても良好な関係を築ける」と述べた。大統領も「日米は
死活的な強固な関係で、協力して平和を維持する作業にあたることができる」と応
じるなど、日米関係の強化が国際社会のメリットになることをアピールした。
 会談では、日米同盟強化の観点から在日米軍再編を加速させる方針を確認。先月
末に両国の防衛担当閣僚がまとめた在日米軍再編に関する中間報告を「大きな成果
」と位置づけ、最終報告取りまとめに向け、事務レベルの協議を加速することを確
認した。首相は会見で、地元自治体が再編案に反発していることを念頭に「日米安
保条約を締結することによって日本の平和と安全を確保している。そういう状況を
考えてもらって粘り強く、解決に向かって努力する」と述べた。
 イラク情勢では、国際社会による復興支援の重要性を確認。イラクへの自衛隊派
遣の延長問題では、首相は会見で「イラク復興支援のために日本が何ができるか。
国際社会の一員として日本も一緒にやっていく。さらに日米同盟の重要性もよく考
え、総合的に判断する」と述べた。
 米側が早期輸入再開を求めていた米国産牛肉の問題では、小泉首相が、内閣府食
品安全委員会のプリオン調査会が条件つきながら輸入再開を容認する答申案をまと
め、年内にも輸入再開が可能となった状況を説明した。
 一方、大統領は日本の国連安全保障理事会の常任理事国入りを支持する考えを表
明した。
 また、小泉首相は、北朝鮮との間で政府間対話を再開したことを説明し、拉致問
題解決に向けた米国の理解と支持を改めて要請。大統領は会談後、「拉致問題では
われわれも懸念を共有している」と述べた。(つづく
10日出づる処の名無し:2005/11/16(水) 20:45:58 ID:1lOhb7ML
>>9 つづき
 世界的な流行が懸念される鳥インフルエンザ対策も話し合われ、日米間で情報を
共有するなど協力して対応することで一致した。
 両首脳の会談は約一年ぶりで十二回目。ブッシュ大統領は同日夕、専用機で次の
訪問国、韓国に向けて出発する。
 ■両首脳会見の骨子
 一、小泉純一郎首相は「過去も現在も将来も日米関係の重要さは変わらない」と
日米同盟の重要性を強調
 一、首相はイラク支援での自衛隊派遣延長を事実上表明
 一、首相は在日米軍再編の中間報告実現に最大限努力すると強調、ブッシュ米大
統領は首相のリーダーシップに期待感を表明
 一、大統領は日本の国連安全保障理事会常任理事国入りを支持する考えを表明
 一、大統領は北朝鮮による拉致問題について懸念を共有していると強調
 一、大統領は米国産牛肉輸入の早期再開を要請
 一、大統領は小泉首相の構造改革路線を評価、任期中は支持する考えを強調
≪秋の金閣 深まる仲≫
 小泉純一郎首相とブッシュ米大統領は十六日午前、日米首脳会談に先立ち、そろ
って京都市内の金閣寺を訪問、紅に色づき始めた古都の秋を楽しんだ。
 両首脳は有馬頼底住職の案内で境内を散策。ブッシュ大統領が「今日という日を
、こんな美しい景色を見ることから始められた」と感激の言葉を述べると、小泉首
相も「大統領が来た日に、このような素晴らしい天気に恵まれて本当に良かった」
と応じた。
 また、有馬住職が「お父さんのブッシュ元大統領もこの寺に来たのですよ」と説
明すると、大統領は「私も金閣寺でいい時を過ごしたよ、と父に自慢します」と返
した。
 同行したローラ夫人も、紅葉を見て「美しい」を連発、感銘を受けた様子だった。
11日出づる処の名無し:2005/11/16(水) 20:48:01 ID:1lOhb7ML
>>9-10
「不変の日米同盟」軸にアジア外交展開    産経夕刊 11月16日
ttp://www.sankei.co.jp/news/051116/evening/17iti002.htm
 十六日の日米首脳会談は、「世界の中の日米同盟」の重要性を改めて確認し、小
泉純一郎首相とブッシュ大統領のきずなの固さをアピールした。それは経済、軍事
分野で急速に台頭する中国の存在を強く意識したものでもある。
 両首脳は在日米軍再編問題、テロとの戦い、イラク復興支援、北朝鮮の核開発、
日本の国連安全保障理事会の常任理事国入り問題など、さまざまな分野で意見を交
換した。
 首脳会談後の記者会見で首相は、「『世界の中の日米同盟』という視点で会談し
た」と強調。さらに「『日米関係が緊密化すると日本としての方向性を失う』とい
う声があるが、そういう考えはまったくとっていない。私の立場は一貫している」
と述べ、国内の一部にある中国などとの関係に軸足を移すべきだ、との考えを明確
に否定した。
 一方、大統領は「日米関係は死活的に強固な関係であり、協力して平和を維持す
るという作業にあたることができる」との考えを強調。郵政民営化など首相の構造
改革路線に対する支持を改めて表明した。
 大統領は今回のアジア諸国歴訪の最初の国に日本を選び、首脳会談後には京都市
内でアジア政策に関して演説。対日重視政策を改めて打ち出すとともに、同盟国・
日本を軸に今後のアジア外交を展開していく姿勢を示した。こうした両首脳の共通
認識を支えているのが、「盤石な日米安保体制に基づく日米同盟だ」(外務省幹部
)といえる。
 両首脳は、対中国を軸にアジア外交でも連携を深めていくことを確認したが、日
米同盟の強化をどう肉付けしていくかが問われる。(笠原健)
12日出づる処の名無し:2005/11/16(水) 20:51:08 ID:1lOhb7ML
>>11
金閣「ビューティフル」 米大統領夫妻に小泉流もてなし   産経夕刊 11月16日
ttp://www.sankei.co.jp/news/051116/evening/17nat001.htm
古都外交
 「古都の秋はビューティフル」−。日米首脳会談のため京都を見学しているブッ
シュ米大統領とローラ夫人は十六日、早朝から金閣寺を訪問するなど分刻みのスケ
ジュールをこなした。京都は“パパブッシュ”も大統領当時の平成四年に訪れたゆ
かりの地。一方、大統領と別れて単独で市内の京町家や同志社女子高校を訪れたロ
ーラ夫人は、書道にチャレンジ。「和」の文化を通して市民とふれあうなど“ファ
ーストレディー外交”を展開した。
 最低気温八・〇度と初冬の冷え込みとなったこの日、小泉純一郎首相らとともに
京都市北区の金閣寺をそろって見学した大統領とローラ夫人。夫妻は庭園を眺め「
ビューティフル」を連発、寺や紅葉の美しさを満喫していた。晴天の下、大統領は
境内の静けさに「実に平和だ」とすっかり感動した様子。有馬頼底住職が「世界が
平和でなくてはいけませんね」と向けると、大統領は「そうだ」と深くうなずいた
という。
 首相は金閣寺総門前で大統領夫妻を出迎え、境内では住職の案内で金閣や鏡湖池
周辺を散策した。首相が色づいた木々を指さしながら身ぶり手ぶりで説明すると、
大統領夫妻は熱心に聞き入っていた。
 金閣寺内で靴を脱ぐ際、大統領は「靴下に穴が開いてなければいいが」と夫人に
向かってジョークも飛ばし、首相の見まねで合掌もした。
 最後に有馬住職が三人にそれぞれ一筆を添えた朱扇を贈呈。小泉首相には「不動
心」、大統領には「志心達(あらゆる困難を乗り越えて目的を達する)」と書き添
えたという。
 金閣寺は大統領の父親ブッシュ元大統領も訪れたことがある。日本側が推薦し、
米側も「大統領がきっと気に入る」と承諾した。会談直前の「小泉流」もてなしは
、取りあえず成功したようだ。(つづく
13日出づる処の名無し:2005/11/16(水) 20:51:53 ID:1lOhb7ML
>>12 つづき
≪ローラ夫人 町家で書道≫
 ブッシュ大統領と別れて行動したローラ夫人は、京都市上京区の同志社女子高校
を大使館関係者とともに訪問した。
 和室で茶道クラブの生徒のお点前を視察、机と椅子(いす)で座った形でお茶を
たてる「立礼(りゅうれい)」で、三年生の部長と副部長から「お薄(うす)」の
接待を受けた。夫人は「とてもよくやられた」と感想を述べ、生徒は「一生の思い
出になります」と感激していたという。
 続いて参加した三年生の英語の授業では、グループで単語を並べ替えて文章を完
成させる試みに率先して加わった。担当教諭のジャン・スティールさん(29)が
「私と代わって、と言いたくなった」というほど自然な教師ぶり。最後は全生徒と
記念撮影し、生徒たちは「今すぐ両親に電話したい」と興奮した様子だったという。
 夫人は同校を訪れる前にも、京都市下京区の築約百年の京町家を訪問。京都市内
の書道団体「平安書道会」副理事長の書道家、澤田實さん(77)を師範に書道を
初体験した。
 夫人は、書道の基本とされる「永」の字を三枚の半紙で練習。澤田師範が朱筆で
直した部分を夫人がさらに書き直すと、師範も三枚目には三重の花丸を付けた。色
紙にも挑戦し、手本を見ながら呼吸を整えて勢いよく書き上げ、右下に自らのイニ
シャルのサインを添えた。
 夫人は「とても楽しかった」と語り、おみやげの書道セットを受け取るとにっこりほほえ
んで「家に帰ってから再びやるのが楽しみです」とお礼の言葉を述べていた。
14日出づる処の名無し:2005/11/16(水) 20:56:58 ID:1lOhb7ML
>>7-8>>9-10>>11>>12-13
アジア安定へ自由拡大 「拉致」懸念を共有 米大統領演説   産経夕刊 11月16日
ttp://www.sankei.co.jp/news/051116/evening/17int001.htm
日米首脳会談
 ブッシュ大統領は十六日午前、小泉首相との会談後の記者会見で、日米同盟につ
いて、「最重要な強固な関係」との表現で、重要性を協調した。米政府が公表した
ブッシュ大統領が午後に京都で行う外交演説に関する事前草稿でも、大統領は日米
同盟が、「アジアにおける安定と安全保障の柱」であることを強調する方針で、中
国の軍事、経済上の台頭を念頭に日米同盟を対中国牽制(けんせい)の要とする意
向を色濃くにじませる見通しだ。(気仙英郎)
 大統領は会見で、まず、「日本と協力して平和維持に当たることができる」と発
言。日本のイラク、アフガニスタンでの貢献に感謝の意を示した上で、「米国は日
本の国連安保理常任理事国入りを一貫して支持している」と日本の世界における役
割の重要性を強調した。
 大統領は午後の演説でも、日米同盟について、「共通の価値、共通の利益、共通
の自由を希求する対等のパートナーシップ」であると発言。そして、「自由が、日
米を緊密な同盟国にしている。この地域における他の国との結びつきにおいても自
由が基本だ。二十一世紀は、ニュージーランドから朝鮮半島まで、すべての男女、
子供たちに自由がもたらされることになるだろう」と自由の拡大がアジアの安定に
とって重要であることを訴える。そして、テロとの戦い、自由貿易について、アジ
アのリーダーらと話すことが今回の訪問の目的であることを強調する。
 さらに「アジアにおける自由の拡大は、半世紀以上前に日本で始まり、いま日本
国民は世界で最も自由な国民になった」と主張。小泉純一郎首相がすすめてきた構
造改革について、「極めて重要な改革推進で指導力を発揮してきた」と評価する。
 こうした日本に関する発言は対中国を意識したものと見られ、演説でも、経済膨
張に伴う対中貿易赤字、台湾問題に絡む中国の軍事的拡張に対して懸念を表明する
一方、アジアにおける「責任ある大国」としての行動を求める方針だ。(つづく
15日出づる処の名無し:2005/11/16(水) 20:57:55 ID:1lOhb7ML
>>14 つづき
 その上で、北朝鮮問題では、改めて「朝鮮半島非核化」が最終的な目標であるこ
とを示し、六カ国協議を通じて北朝鮮の核廃棄の実現を目指す方針を再度強調する
。その上で、北朝鮮が要求する軽水炉建設は、核計画放棄が前提になるとの認識を
示す見通しだ。
≪セグウェイ出迎えに「グッド」≫
 ブッシュ米大統領は16日、日米首脳会談の会場となる京都迎賓館の玄関に小泉
純一郎首相が到着した際、1人乗り充電式2輪車「セグウェイ」に乗って出迎えた
。大統領は驚いた表情の首相に乗るように促した。これを受けて、首相は1メート
ルほど試乗し、「おおっ。ベリーグッド」と歓声をあげた。この後、両首脳は笑顔
で館内に入り、会談に臨んだ。
≪日米首脳の共同会見要旨≫
 小泉純一郎首相とブッシュ米大統領の共同記者会見の要旨は次の通り。
 【日米関係】
 首相 日米関係が良ければよいほど中国、韓国をはじめ世界各国との良好な関係
を築ける。過去も現在も将来も日米関係の重要性は変わらない。
 大統領 日米関係は死活的で、強固な関係だ。自由と民主主義を広めるという意
味で、良き友人で、協力し平和を維持する作業に当たれる。日本が国連安全保障理
事会常任理事国になることに賛成しており、(米国の)終始一貫した真意だ。
 【在日米軍再編】
 首相 平和と安全という恩恵を受けるためにはしかるべき代価を払わないといけ
ない。反対している自治体には日本の置かれた立場と状況をよく考えてもらい、今
回まとめられた案が実現できるように政府一体となって最大限の努力を払っていく。
 大統領 誠意を持って対応してきた。小泉首相のリーダーシップの下で国民の意
思に従って解決していくと思う。 (つづく
16日出づる処の名無し:2005/11/16(水) 20:58:34 ID:1lOhb7ML
>>15 さいご
 【イラク情勢】
 首相 日本は国際社会と協力して安定した民主的な政権づくりに努力していかね
ばならない。イラク、アフガニスタンでも、国際社会の一員としてしっかりした支
援をしなければならない。
 大統領 私たちはイラク軍を訓練し独自に敵と戦えるようにする。イラク人が自
分たちで立ち上がれれば、私たちは少しずつ退いていく。
 【自衛隊イラク派遣】
 首相 多国籍軍をはじめ多くの国がいま復興に汗を流しており、国際社会の一員
として日本も一緒にやっていく。さらに日米同盟の重要性を考えながら総合的に、
イラクの人道支援、復興支援のために何ができるか考え、状況を踏まえて判断した
い。
 大統領 民主主義国家は政府が決断を下す。私の決断ではなく、皆さんが受け入
れられる最善の決断をしてほしい。
 【構造改革路線】
 大統領 成長させるための首相の経済改革は機能している。私と首相の任期中、
ずっと協力していきたい。
 【台湾問題】
 大統領 この問題は平和裏に完結しなければならない。双方とも対話を通じてい
ろいろな違いをこれから解消していくことが必要だ。
 【北朝鮮問題】
 大統領 北朝鮮による拉致問題では懸念を共有していると言いたい。
 【鳥インフルエンザ、牛肉輸入再開問題】
 首相 牛海綿状脳症(BSE)、世界の災害、鳥インフルエンザの問題も日米間
で協力しなければならない。
 大統領 鳥インフルエンザ問題は、非常に重要。大流行に備え(ウイルスの)検
出を急ぎ、情報を共有することだ。(BSE問題で)日本は、調査会も設けて研究
し、アメリカの牛肉は安全だと判断してくれた。