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ュ大統領自身が中国の宗教の自由について大きな関心を抱いており、これまでにも
中国の指導者に対して信仰の自由を尊重するよう指摘してきたと述べ、ブッシュ大
統領が今月中国を訪問する際にもこの問題が取り上げられるという見通しを示しま
した。ブッシュ大統領は、9日には、ワシントンを訪れているチベット仏教の最高
指導者、ダライ・ラマ14世と会談することにしており、中国訪問を前に宗教の自
由や民主主義の促進を訴える姿勢を示すねらいがあるものとみられています。
中朝など「特に懸念」 宗教弾圧 米年次報告 8カ国に改善要求 西日本 11月09日 14:47
ttp://news.goo.ne.jp/news/nishinippon/kokusai/20051109/20051109_evn_002-nnp.html 【ワシントン8日青木忠興】米国務省は八日、宗教の自由に関する世界各国の現
状をまとめた二〇〇五年版報告書を発表した。宗教弾圧を行っている「特に懸念の
ある国」として昨年と同様にミャンマー、中国、イラン、北朝鮮、スーダン、エリ
トリア、サウジアラビア、ベトナムの八カ国を指定した。
国務省は「宗教自由法」に基づき世界百九十七カ国・地域を調査、報告書を毎年
作成している。今年が七回目。ライス国務長官は記者会見で「あまりに多くの国や
政府が宗教の保護を怠っている」と批判、改善を求めた。
報告書は昨年初めて指定したサウジについて、イスラム教スンニ派を強く支持し
、シーア派やほかの宗派を差別するなど「宗教の自由は存在しない」と非難した。
ライス長官は今週末からの中東訪問でサウジを訪れる予定だが、宗教問題をめぐっ
て緊張が生じる場面もありそうだ。
中国は認可した宗教団体の活動を管理し、認可していない団体に対しては干渉を
続けているとした。北朝鮮については、宗教の自由が存在せず、改善も見られない
と批判した。
また、ライス長官はベトナムに関しては改善が進んでいるとして「懸念国」指定
から外れる可能性を指摘した。