>216
軍事音痴を安心させるためだけに無用の長物を作るほどこの国の経済は薔薇色ではないよ
武蔵の話は水密区画に海水が流れ込んでいないから海中で浮かんでいるのでは?
と言う話ですが、実際に見つからない理由としてシブヤン海が深すぎるというのもあります。
信濃の場合は沈没先の潮岬沖で調査してないような覚えがあります。
私事ですが爺さんが横須賀で信濃作っていました。
>>223 横浜生まれの漏れのじーちゃん、信濃にも乗ってた。
とーちゃんは横須賀の海軍官舎で生まれた。
信濃ってほとんど写真も残っていないし、謎めいていて惹かれます。
隼鷹風の巨大な艦橋と斜め煙突が未来的でした。
潮岬沖というのがあまり水深が深くないのなら、調査して欲しいですよね。
派手な爆発がなかったなら艦内に無傷の艦載機が多数残っているんでは…。
歴史にもしはありませんが、日本が講和かなにかで戦争を終わらせていたら、
大和は山下公園に氷川丸の代わりに保存されてたのかも知れないですね。
いや、ミズーリのように巡行ミサイル積んで紛争に出かけていたかな…。
実は大和型の戦艦より扶桑や陸奥型のが神社仏閣っぽくって好きです。
特に扶桑山城の奇形的な艦橋だけでご飯三杯喰えます(´Д`;)
226 :
れんみ ◆eKPdmpFBCk :04/09/18 16:52:06 ID:cEypI+Hw
あと、紹介されてるかも知れませんが…
軍事板「泣ける話」過去ログより
私がホテル勤めをしていた頃の話。ある披露宴、新郎が海自の方でした。
同僚上司達は制服で出席。披露宴も御披楽喜に近づき、新郎のおじいさんの挨拶がありました。
一通りの祝いの言葉の後に、自分が海軍にいた事。孫が艦に乗っている事を誇りに思う事。
自分達の世代の不甲斐なさのせいで今の海上勤務の方達には苦労を掛けていると思う事。たとたどしくですが話されました。
同僚達は知らなかったらしく酔っ払っていたのが、段々背筋が伸びていき神妙に聞き入っていました。
挨拶が終わり高砂の席の一人が「何に乗っておられたのだ」と尋ねると、新郎は小声で
「大和です」
それを聞いた海自組一同すっ転ぶような勢いで立ち上がり直立不動で敬礼を送りました。
おじいさんも見事な答礼を返されました。私はその後は仕事になりませんでした。
ウェイトレスの女の子達は不思議そうな顔をしておりましたが。
いい話だけど、ちょっともやもやするんだよね。
じゃあ何か?矢矧や浜風や冬月の乗員だったら最敬礼せんのか?
雪風だったら?戦時貨物船の船員だったら最敬礼はナシか?
・・・まあ、伝説のフネだっていうのはわかるけどさ。
228 :
日出づる処の名無し:04/09/18 17:17:10 ID:edw7Gny+
>227
まあ帝國海軍で戦艦に配属される者はエリートでそれが大和ともなれば
エリート中のエリートだから扱いもやっぱり違うんだろうよ。
229 :
ケンペーくん:04/09/18 17:19:13 ID:wpvzjG9J
大和をガス油田の掘っているところに常に常駐させておいて欲しい。
それと、空母とゼロ戦。支那なんて、これで充分。
230 :
日出づる処の名無し:04/09/18 17:29:48 ID:LeM6JCFE
>>227 海は階級社会なんだが。将官は当番兵付きで個室でベッド。兵は船底でハンモック。
将官は貴族、兵は労働者階級。
大和は大和ホテルと当時から揶揄されていたが。冷暖房完備。
日本のように身分制社会が壊れてしまった国では分かりにくいが。
今でも船に乗ってみればわかるぞ。とくに世界周遊豪華客船で顕著だが、そのへんの
フェリーでも。特等室、1等室、2等室の差は列車のグリーンと普通席の比ではない。
上級クラスは船長と豪華レストランで食事。下等はカフェテリア。
航空機も船を踏襲している。国際線のエコノミーのゴミクラスとそれ以外の間には、
カーテンの仕切りを入れている。サービスも食器もメニューも到着時の優先順も違う。
>230
階級社会ってのは知ってるよ。
だが、それをいうんだったら
大和の士官だったのか、水兵だったのかで敬礼の仕方が違うってことにならんか?
士官だったから最敬礼したわけじゃないっしょ?
乗っていたフネが大和→とたんに最敬礼、ってのは
主力兵装偏重ってーか、戦艦しか戦力とみてなかったような旧海軍の亡霊だなあ、ってのを
思わせてなんかイヤだったのさ。
まあかく言う俺も大和のもと乗員、って爺様がいたら直立不動になっちまう気はするが(w
確かに海軍嫌いの伝統ってのはありましたよね^^;
ちょっとまずいのコピペしちゃったかな。
でもこのお爺さん、自分で大和だと言ったわけじゃないので…。
233 :
日出づる処の名無し:04/09/18 20:05:04 ID:/68e0Vaq
>>226 そのコピペは何回か呼んだ事あるけど、嫌な気分はしないよ。
もし真実なら感動ものだよ。
「雪風に乗ってました」と言うと「おー! あの幸運艦に!」となるし、
「矢矧に乗ってました」と言うと「おー! 大和と沈んだ巡洋艦か!」となる。
しかし「大和に乗ってました」となると、驚きだけではなく、やっぱり感動がある。
時代遅れだったとはいえ、世界最大の戦艦であり、帝国海軍の象徴でもある。
そして、あの沖縄海上特攻・・・零戦と共に日本人の心の琴線に触れるものがある。
乗っていた船や肩書きで対応を変えることに反感を持つのは、戦後民主主義の悪弊だと思う。
やはり肩書きや社会的地位には、それ相応の敬意を払うべきだと思う。
漏れは万年平社員だから、軽く扱われる事もある。 ま、仕方ないと思っている。
悔しかったら努力して這い上がるべきだと思う。
日教組やプロ市民の言ってる平等なんて「悪平等」でしょう。
ま、やつらの場合は、「革命の前段階」なんでしょうけどね。w
234 :
日出づる処の名無し:04/09/19 09:36:12 ID:hyJPgjkb
巨砲を9門備えた戦艦は、大阪城や姫路城に匹敵する「文化遺産」
だと思う。もちろん大砲は「模造砲」でいいから、文化遺産として
復元するのには大いなる意味があると思う。
世界軍艦博物館で復元した、「大和、長門、ビスマルク
プリンスオブウェールズとか見てみたいな。」
実物大「大和」建造のための募金なら俺も協力したい。
235 :
日出づる処の名無し:04/09/19 10:40:05 ID:DNzq++QE
海上防衛力の象徴として大和を建造し、佐世保か呉を
母港として睨みをきかせておく。たまに、日本界を遊
弋させてシナ、北朝鮮、南朝鮮、ロシアを恫喝。ハワイ
沖にもコンニチワ。
装備もCIWS、ハープン、イージスシステム搭載。対潜システム
も自前で装備。ただし、悪名高い副砲は搭載せず。
でも、大和の乗員を確保するだけで2個護衛艦群潰さなくて
はならなくなる恐れがあるから、徴兵制が必須。
>235
マジれすすると戦艦ってのは無用の長物なんですな。
大砲で直接砲弾をぶち込むよりも、ミサイルを飛ばしたほうがもっと遠くから攻撃できるし。
敵の主砲弾に耐える装甲も無意味。
んだもんで、あんな馬鹿でかい非効率的なフネを作ったところで世界の笑いものになるだけ。
にらみをきかすどころか侮られるだけですな。残念。
237 :
papa:04/09/19 13:46:59 ID:vHZJEChL
非効率な代物とかゆう次元でなく、日本人が作った事実だけでとにかくすごい
戦艦は必要なくなり、戦後世界で1隻も戦艦は1隻も作られていません
大和はいまだに 人類が作った最大の戦艦なのです
238 :
papa:04/09/19 13:50:04 ID:vHZJEChL
大和の砲術士は46cm砲を撃つとき
地球の自転を計算にいれて撃っていた
大和なんて古い上に既存技術の塊だろーが。
>237
時代が変わっちゃったからね。大砲で砲弾を飛ばすよりも、飛行機で爆弾を運んだほうが
遠くまで正確に運べることがわかったし。
恐竜のように、時代の変化に取り残された生き物なんですな。
>240
でもね、今作ろうと思ってもそうそう簡単じゃないらしい。
砲身の製造技術は今の製鋼とは違った製造法で、しかもノウハウが途切れてしまってるから
まったく同じものは作れないらしいね。
まあ、別の方法でもっと良いものが作れるから問題はないっていえばないんですが。
過去の伝統工芸品みたいなもんか。
>>241 WW2は様々なそれまでの戦術の考え方が変化したから仕方がない。
地上の戦車として考えられた多砲塔戦車や重武装でバタバタと敵機を撃墜する予定だった双発戦闘機などもある。
使えないものでも使える場所を見出すのが軍隊と言うものだけどね。
日本の場合は陸奥から20年近く戦艦を作ってなかったと言うことも忘れてはいけない。
大和級は陸奥以降の軍艦研究の集大成でもあり象徴だったという事。
>>225 信濃は建造途中での出航でしたから艦載機は積んでいませんよ。
>>243 艦載機じゃなくて桜花積んでたらしいですね。
>>223 彩雲さん
いくら武蔵の水密区画が頑丈だったといっても1MPa以上の水圧に耐えるような設計
ではないよ。潜水艦じゃないんだから。洋上水圧+安全率。
信濃の方は、軽質油タンクという特別な事情がある。耐圧隔壁が破れても、破れ方
によっては依然浮力を持ち得る。
で、シブヤン海って深いの? 地図見る限り深そうでないけど。
潮岬沖は深いです。物理探査も比較的密に行われているが、信濃と特定される沈船
は見つかっていない。
>>225 れんみさん
信濃の写真は日米1枚づつが現存。いずれも東京湾。米のものは航空写真で、かろ
うじて空母と判る程度。
日のものは、東京湾での旋回公式試運転中のものと言われている。一応シルエット
風だが全身写っている。
で、環境の話だが、日本空母としては大きい方であるが、巨大というほどでもない。
沈没時は艦載機はほぼなし(未組立のものが数機か? 機種まではしらない)。
桜花は相当数(100機程度?)搭載していたようだが、全て海没。
>>228 名無しさん
戦艦なんて乗組員が多いだけで、エリートもいればぺーぺーもいる。
本社配属がエリートかっているとそうでもない現在と一緒。
>>230 名無しさん
大和級は士官候補生以外は全てベッド。
身分制社会を言うのであれば、設備は同じでも1等、2等の区別があるどこぞの
地下鉄を引き合いに出すべきでは?
>>238 papaさん
遠距離砲の射撃で地球の自転を考慮するのは当たり前。大和級に限らない。
ちなみに地球の自転を計算にいれるのは射撃盤であって、砲術士ではない。
大和の射撃盤の性能ではタスマニアやアラスカの精密砲撃はできないって知ってた?
>>243 名無しさん
信濃は書類上竣工はしていたが、完成状態でなかったのは事実であるが、それと
艦載機を搭載していなかった理由は異なる。
信濃固有の飛行隊は戦闘機隊のみで、未編成状態であった。
>>245 そういう話もあったということです。
シブヤン海辺りって結構深いですよ。
しかも海流の関係上泥が被さってしまうし中々見つからないかと。
>>247 彩雲さん
手元には東南アジアの(石油ガスの)鉱区図しかないので正確の所は判りません
が、シブヤン海は全て一番薄い色ですので、一番深いところでもせいぜい2〜3百
メートルではないでしょうかね。
いろいろ調べたこともありますが、武蔵がいまだ発見されていないのは、まとも
な調査がなされていない=資金がないってことみたいです。
たとえ泥に埋まっていても、デイレート5万ドルの物探船で探査すれば一発で判る
でしょうけど。
あと、武蔵は沈没に際し、転覆したのは確実なようですが、爆発したかどうかは
不確実ですね。爆発していなければ、転覆時に重量物である砲塔が脱落し船体
自体は沈底するまでに、相当流された可能性はあります。でも太平洋に出るのは
無理でしょう。艦隊本体でさえ太平洋に出るのに相当苦労しましたしね。
武蔵の沈没地点はシブヤン海でも1300Mくらいの所だったと思いますが。
探査できないのはあの辺りの領海のもんだいもあったような。
太平洋に出ているというのは本に載っていた話ですので
私自身は信じてませんよ。
う〜ん皆さん教養がありますなー、感心してばっかりです。
ロマンの無い世の中、なにかこう熱いものを感じます。
もう極東板で武蔵探しに行けないっすかね〜。
信濃でもいい、スポンサー探して。
笹川良一氏が生きていれば話を聞いてくれたかも知れない。
なんてのはデムパなのでスルーしてくださいねw
タイタニックが流行った時、確かにいい映画だったけど、
なんでこれが大和じゃないの?とちょっと淋しかった憶え
がありますから……。
>>250 れんみさん
ほれ、タイタニック沈没は悲劇で、大和沈没は喜劇だから。 いや、逆かな。
>251
少なくとも、中の人は大真面目でし・・・
どうだろう?マジで沖縄に着けるとはさすがに思ってなかったよな。
253 :
れんみ ◆eKPdmpFBCk :04/09/20 16:36:53 ID:7XKRNRbs
>>251 以前沈んだ大和を探す番組で立花隆と松本零二がゲストで出てて、特攻していく
乗員の気持ちを語る松本が泣き出したら立花まで嗚咽を始めたのが意外でしたね。
1人で死地に赴く特攻機と違い、大勢で死んでいく状況はとても想像できないです。
東宝映画の「連合艦隊」でしたっけ?
あの映画はあまり迫力を感じませんでした。
イギリス映画の「戦艦シュペー号の最後」なんかは感情を排してたんたんと戦闘
を追っていってて、逆に凄さを感じました。
あれ「ビスマルク号を撃沈せよ!」だったっけなw?
東宝の海軍物では「日本海大海戦」がベストなような気がします。
254 :
日出づる処の名無し:04/09/20 17:02:31 ID:QZIVa7PU
>>252 特攻な出撃だからと言って、「初めから沈む覚悟」で
あの艦を出すほど馬鹿でもなかったと思うけどね。
まぁ、断じるのは人それぞれだけど。
255 :
日出づる処の名無し:04/09/20 18:50:13 ID:1Vjkmn/2
波動砲が出来るまで放っておけって。
最初の命令では「片道分の燃料」ってことじゃなかった?
(現場の人間がそれじゃ忍びないってんで、往復分入れてやったそうだけど)
で、その作戦の訓令文が
「・・・ここに海上特攻隊を編成し、壮烈無比の突入作戦を命じたるは、
帝国海軍力をこの一戦に結集し光輝ある帝国海軍水上部隊の
伝統を発揚すると共に、その栄光を後世に伝えんとするに外ならず」
・・・・水上部隊の伝統を発揚するためで、戦果なんてのは期待しとらなかったそうです。
で、これにつながる訳ですな。
「進歩のない者は決して勝たない。負けて目覚めることが最上の道だ。
日本は進歩ということを軽んじすぎた。私的な潔癖や徳義にこだわって、
真の進歩を忘れていた。敗れて目覚める。それ以外に、どうして日本は
救われるか。
今、目覚めずしていつ救われるか。俺たちは、その先導になるのだ。
日本の新生に先駆けて散る。まさに本望じゃないか。」
>>256 名無さん
総合的に判断すれば、大和に命令以上の燃料を積んだために、事実上本土決戦用
の燃料が欠乏したわけだから、大罪である。 という見方もある。
本土決戦がなくて、ほんとうによかったとは思う。
沖縄突入の機会は無くもなかった。当時の航空機は昼間でしか攻撃できなかった
から、夜間全速(約10時間として500kmの進撃が可能)で一直線に沖縄に向かえ
ば空母群や戦艦群に出会い頭に遭遇したりよほど幸運に占位した潜水艦にあたら
なければ、輸送船群を射程にとらえるところまでは充分に行けたと思われる。
もちろん、今だから言えることであり、それでも投機的な作戦ではある。
ところで、大和級の射撃速度は1分あたり2斉射くらいか。となると、全弾撃ち尽くす
のに1時間かそこらか。後から追いかけてきた戦艦群や航空機に袋だたきにあう
まえに、やるだけのことはやれたかも知れない と思ったりする。
スプルーアンスも最初戦艦で戦おうとしたんだけどね。
第二艦隊が進路を西方にとった時に佐世保に逃げ込まれると思った為に
最初から航空攻撃をするように具申していたミッチャーに攻撃命令を出した。
260 :
日出づる処の名無し:04/09/21 16:15:58 ID:3czuPfAo
261 :
日出づる処の名無し:04/09/21 17:31:38 ID:EQPEBweD
いやぁ、おれも昨日戦艦三笠を見ながら、大和みてぇなぁ。。と思ってたところよ。
一般人が普通に見られるバトルシップが三笠だけ、というのはある意味不幸だと思った。
>>261 >>バトルシップが三笠だけ
それだけでも超ウルトラ級に幸せだと思え!!
贅沢者!!
他にはアイオワとかぐらいしかバトルシップは現存してないぞ。
ありぞなは、まだ現役艦です。うごきませんけど。
この話をにほんじんはあめりかじんにしてはいけません。なぐられます。
大和の諸君、また会えて光栄の至り・・・
>>264 名無しさん
誰だ、てめぇは。肌色になったり、青色になったりするカメレオン総統か>
戦艦の記念館だとアイオワ級、サウスダコタ級、あとアーカーソー級あたりもあったような。
アーカーソじゃなくてニューヨーク級でした。
三笠が貴重な記念艦って言われるのはワシントン軍縮条約によって艦船の保有枠が制限された結果、
英米日仏伊の各国は旧式戦艦を廃棄処分せざるおえなかった中、唯一例外として三笠だけが陸にあげて
記念艦とするだけで廃棄処分完了と認めてもらえたため、海の底以外に存在する前ドレットノート級戦艦は
三笠しか存在しないからです。
真・スレッドストッパー。。。( ̄ー ̄)ニヤリッ