このスレは妹萌え萌えな虹板文士さんと虹板読者さんが集うスレです。
虹板絵師さんも常時 щ(゚Д゚щ) カモーン!! で、降臨して頂けますと即時ネ申決定です。
「兄攻妹受」、「兄受妹攻」、どちらでも萌えればヽ(*´ 3`*)人(*´ε`*)ノ ベリギュー!。
さらに愛のある妹系SSなら何でもアリ!幼なじみ、従兄妹、御近所のお兄ちゃん欲しいっ子、
幼少時別離数十年ぶり再会娘、果てはドジ性格プログラムド妹メイドロボットまで何でもどんと恋!
基礎ルール
1:煽り&荒しは放置もしくはネタ化の方向でシクヨロ。
2:基本はsage進行で。メール欄にsage・孕age・不age等の記載をお願いシクヨロ。
3:SSの途中放棄は厳禁。最後まで責任をもって(;´Д`)ハァハァシクヨロ。
4:
>>950者が次スレを立てます。と言うか責任押しつけますw
但しスクリプトによる広告や荒氏が当たった場合はその次のカキコさんに一任。
SS書きにトライする際のコツなど。(文責:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ)
・誰でも初めは初心者です。上手く書こうとばかり考えているとなかなか先には進めません。
まずは自分の本能の赴くままに書いてみましょう。
・そして推敲しましょう。でもほどほどにしとかないといつまで経ってもポスト出来ません。
・本を読みましょう。他人の技術を真似するのはスキル向上のために重要です。
オリジナリティはそこから生まれます。と思います。
・ぶっつけ本番ポストも面白いですが、まずはテキストエディタ使用を推奨しておきます。
本スレでの公式ソフトはマイクロソフト謹製WinOS添付のメモ帳です(笑)
・というわけで書きたくなったら即トライです。
どんな話を書けばいいのかって? それは貴方だけが知り得ることです。
・あくまでどの作品もフィクションです。妄想は妄想の中だけにしといた方が吉です。
でもどうせ妄想なんですから思いっきり膨らませたほうが皆さんに愛されます。
|_
l ヽ-、 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|ノノ))) \ | ボクたちみんな…
l ー゚ノ人 < お兄ちゃんが…
⊂)] | 大好きなんだよ…♥
|」〉 \________
|'
注意事項
1:一作品を投下終了後はロダに一括纏めzipをきぼん
2:前スレは足切り食らったんで400以下に下がったら定期ageする(か?)
3:新規参入乱入、試作案、実話、妹関係ならなんでもщ(゚Д゚щ)カモォォォン
4:パスは生殺し妹文学館
5:生殺し上等
----------このスレについて--------
このスレは、妹系SSと絵を楽しむためのスレです。
ナイス!激ナイス
>>1!よくやりました!凄く素敵です!
そんな貴方には、イチゴ二つ乗せのショートケーキを差し上げましょう。紅茶と一緒にドゾーw
他の文士さん、早く気付いて…(;´∀`)
>>1のお兄ちゃん、復旧スレ立て有難うなの〜!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ _ ___ ____
;; `);; ヽ ー ‐‐ ―‐ ――― _,.'⌒
);; ⌒)‐‐ ―‐ ズザー―――. '´, `ヽ
;) ;;) ;;;`ヽ⌒`)⌒ _ __ _. i i lノノ))i i
;) )´⌒;;)´⌒;;)⌒;;);; )_ ___ _(ヽ,ヘ从l !゚ ヮ゚ノ§
⊂〈___(_(つ―iノつ
>>11 眼留欄に孕age記載している時点でまさかとは思ってましたが…(・∀・)ニヤニヤ
それでは今から新作読ませて貰います…。
>>11 スレ復旧、感謝です。それにしても変なタイミングの圧縮だなぁ‥‥
それと『見せつけられて(その3)』頂きました。
‥‥知らず知らずと誘ってますね。『その4』ではさっそくアクセル全開で来ますかね? 来ますよね?
通りすがりの辻文士でござる。圧縮にてお困りの様子とお見受けいたす。なればささやかに手伝いなど参上つかまつり候。
ぬ、拙者が誰かと似ておると?気のせいでござるよゴホゴホ。カーッ(゚Д゚)、ペッ
我は一度名を捨てた身。例えて言えばケ○ロ軍曹に出てくるドロ○のような存在うわ何をするやめ (´д`)
さて手持ちの三文小説を何か上げようと思う所存だったで御座候えども、いかんせんこちらも完結ものは無いのでござる。
といった次第なので以前カキコしてた…否、そんな事実は無かったでござるなゲフゲフ。
この藩に身を置く、「利是留」なる御仁をネタ…いやいやモチィフにした書きかけを一筆記そうかと思う所存。
しかしなにぶん書きかけなもので半端物ですなわち未完も未完と言いますか途中で終わっちゃうので
まあなんちゅーか許してね。 ,、'`,、'`(´д`),、'`,、'`
では煙玉投下と参ろう。しつこいけど書きかけですからそこんとこ夜炉死苦。
遅くなりましたけど孕嬰児殿、擦れた手、乙で御座る。
擦れた手って手淫みたいでなにかゑろいで御座るなフフフイヤーン。
ボクの名前はリゼル。趣味は、小説を書くこと。
それも…すっごく、エッチなやつ。
ボクが好んでポストしているサイトでは、いろんな"文士"って呼ばれてる人たちが、
個性的で(*´Д`)/lァ/lァな小説を夜ごとに提供してくれてる。
「萌え小説」ってみんな呼んでるんだ。
「萌」って書くだけで、なんかこう、うずうずくるよね。
最初はボクもただの読み手だったんだけど、内に秘める何かっていうか、
ほら、ボクも実は文学大好きっ子だろ?そんなのが、こうムクムクと沸き上がってきて…。
きゃ、な、何が「ムクムク」なんだろうね。書いてて赤面しちゃうよ。(笑)
それでまあ、いろいろ書いてポストしてるんだけど、それなりに評判悪くないんだ。
でも、誰も気付いてないであろう「秘密」が、ボクにはある。
それは、ボクが…実はオンナだっていうこと。
それと、ボク自身が実はお兄ちゃん持ちで、ホントの妹の身の上だっていうこと。
お兄ちゃんと妹のエッチな話なんて、普通、現実にはそうそう無いよね。
もし実際にあったら、それはそれで問題だと思うし。
現実にあり得ないからこそ、いろいろ想像できて面白いんだ。
だってほら…またそんなことを考えてたら…。
ボクのアソコ…じっとりしてきちゃったし。
小説を書いてるときはすっごく楽しいけど、一つ悩みがある。
それは、書いてて自分で…興奮?しちゃってきて、
一人で、その、つい…したくなっちゃうこと。
え?本当のお兄ちゃんのことを考えて、そんな気分になっちゃうのかって?
無い無い。そんなこと絶対にあるわけ無いよ。(きっぱり)
だってさ、あんな兄貴、甲斐性無いし、バカだし、はっきり言ってオタクだし。
でも、ボク見ちゃったんだよね。
兄貴が、一人エッチしてるとこ…。
なんかパソコンに向かって、暗がりではあはあ言ってんの。
ボクは風呂上がりで、ちょうど兄貴の部屋の前を通りかかったんだ。
そしたら中から…兄貴の変な声が聞こえてきて…。
そーっとドアを開けて覗いてみたら、ヘッドフォンしたまま、一心不乱に股間に伸ばした手を…動かしてたんだ。
パソコンの画面に映ってたのは…ハダカの女の子の絵。
その時ボクはまだ知らなかったんだけど…あれが「ギャルゲー」ってしろものだったんだよね。
次の日、ボクは早めに帰宅して、兄貴の部屋に忍び込んでみた。
そこで見つけたのが、ROMが入った怪しいパッケージだった。
タイトルが…うーんなんていったっけ。たしか…
「お兄ちゃん、看病してね」
とかそんな感じの。
で、裏の説明書きを読んでみたら…これがびっくり。
「あなたは優しいお兄ちゃんになって、風邪をひいて寝込んでしまった大事な妹を看病してください。
妹の喜ぶことをしてあげるとどんどんポイントが溜まっていって、妹がいろんなことをしてくれるようになります。
大好きな妹に何をしてもらうか、それはあなたの望むままに…」
それで、肌も露わな妹キャラが、いろんなことをしている画像がいっぱい描かれてるわけ。
あのね…。
兄貴ったら、なんてゲームで遊んでんの…と半ば呆れ気味のボクなわけで。
おまけに、というか本当は、そっちが本音なんだけど、
兄貴ってばこんなので…一人エッチしてるわけですよ!
だから高2にもなって彼女の一人も出来ないんだっつーの!
え、ボク?
そ、そりゃあボクだって彼氏とかいないけどさあ…。
それはそれ、これはこれ。
でね、話はまだ続きがあって…。
その日、兄貴は部活があって遅くなるの知ってたから、そのゲームをボクの部屋に持っていって、
ええとね、その…
ボ、ボクのパソコンにも、そのゲームを速攻インストしました。はい。
…笑うなよお。
ROMが無いとプレイ出来ないのも解ってたから、それもきちんとコピーで。
…用意周到とか言わないでください。はい。
それでパッケージを返してきてから、とりあえず遊んでみることにした。
それが、ボクがこんな、兄X妹話萌えになってしまったきっかけというわけ…。
あーあ、あんなゲームで遊んだりしなかったらなあ…。
…別に後悔とかしてるわけじゃないんだけど(笑)
そのゲーム、実はすっごくムズかった。
一回目のプレイなんか妹が言うこと聞くどころか、全然ポイント溜まんなくて、結局バッドエンド。
「こんなわがままな妹、いるかよお!」ってムカついたぐらい。
実際には…ボクみたいにリアル妹の方が、全然わがままだけどね。えへへ。
でも辛抱強く遊んでたら…やっといい展開になったんだ。
全部で5人くらい登場キャラがいるんだけど、
(どんな兄妹構成なんだよ、とツッコミを入れることしばし)
そのうちの一人を、やっと攻略できるようにフラグを立てられた。
それが…。
…その妹の設定、すごくわがままだけど、感情表現がすっごくヘタで…。
本当はお兄ちゃんが大好きなのに、逆にいつも邪険にしてしまう。
その子が最後にお兄ちゃんとうち解けて…その、つまり…
セ、セックスする場面になったら…。
なんていうか、その、か、感動しちゃったんだよね…。
…それ以来、ボク正直に言うと、
あ、兄貴を妙に意識するようになっちゃってさ…。
兄貴にわざと意地悪したくなったり、突っ慳貪な態度を取ったり。
でも逆に…わざと兄貴の前で、その…
下着姿ではち合わせしたり、とかさ…。
ボ、ボクって変かな…やっぱり。
でもそんなふうにして、兄貴が怒ったり…照れたりするのを目の当たりにすると…
な、なんて言うか、兄貴ってけっこう可愛い…とか思っちゃったりするようになったんだよね…。
…まあ、こんなことがボクの、創作意欲をかき立ててるのかな?
なんて、最近は思うようになった。
リアルで兄貴と…まかり間違っても、そ、その…
エッチなことなんて…あり得ないとは思うけど、
でもね、やっぱり…興味が無いって言い切っちゃうと、
…嘘になるかも、ね。
糸冬で御座る。そして 未完糸吉なので候。
オチも考えておらんしホントにここまでの書きかけだったんですよハハハ。
即死回避の手伝いにも少しは成っただろうか。
では拙者はこれにて。お目汚し済まんかった。些細にも手慰みにでもなれば幸いで御座る。
では去らば。
縁があればまた何処かで会えるかもしれぬな。 |д`)ゞ
三m…じゃなくて素人…でもなくて
素浪人文士キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
リゼルたんですか(*´Д`) しかもエロゲのタイトルがどこかで聞いたような…(w
即死回避のためにもガンガン書き込み夜露死苦
三も…ゲッフンゲッフン…謎の新規文土が…
キタ━━━━☜=(゚∀゚)=☞━━━━ !!!!!
,、-―-、
丿 <`) __
,、- ''' "二ヽ_(ヽ'`(二ニ・ | \_
/ 、 !__'、_┌´ │ / `' ー┐
/ ヽ | ` | | |
___ | ヾ__| | _,、r‐'',ニ=- | / _,、-‐'゙
_| '、| ミ/ ゙、 |_,∠-''´ ̄`'ー、  ̄|-''" |
\|. | l___l / ̄ヾ`´` | ̄ ̄ ̄`'''iー、
. |/゙|  ̄ ヽ_,、-''´`ヽ _,、,、,、,、_|______|_
謎の素浪人さまありがとーw
謎の素浪人さま(w 即死回避ネタありがとうございます。いずれ続きは書いて頂けるんですよね?
とりあえず私もなんとか投下分が出来上がったんで投下いたします。
それでは前スレ321の続きから‥‥
「お兄ちゃん‥‥私の事、好きだったら‥‥いっぱいキスして‥‥」
妹になりきって俺の上に覆い被さってくる姉。躊躇うことなく返事のキスを返す。
でもそれは、最初の時の味わうようなキスなんかじゃない。お互いをむさぼるような激しいキス。
舌を絡めながら左手で姉の細い体を抱きしめ、後ろから廻した右手で既に潤い始めた割れ目に指を這わすと、
姉のお尻がピクンと跳ねる。小柄な姉だから余裕で『女』の部分に俺の手が届くのだ。
指先に感じる、温かく溢れ続けるぬめり。時折、細かく震える体。重ねた唇から直接伝わる微かなうめき声。
‥‥間違いなく姉は感じている。が、気持ち良さに身を任せるのを堪え、俺に必死でしがみついている。
それでも姉は、俺と重ねた唇を離すことはなかった。まるで重ねた肌が少しでも離れる事を、快感に溺れるのを
恐れるかのように‥‥俺は姉に気持ち良くなって欲しい。そして、そんな姿を見たいのに何故、姉は
耐えているんだろう? 浅ましく乱れる様を曝したくないからなのか? 確かめたくて、自分から唇を離した。
「ちぃ、ガマンしなくていいよ‥‥俺、ちぃに気持ち良くなって欲しいよ」
「‥‥やだ‥‥私だけなんて、やだ‥‥」
「‥‥何が嫌なの?」
「私だけ‥‥気持ち良くなるの、やだ。ナオ君と一緒に‥‥気持ち良くなりたい‥‥」
それはつまり‥‥まぁ、そういう事だ。
だけど、果たして童貞の俺が、セックスで姉を喜ばせてあげる事ができるのだろうか?
いきなりプレッシャーをかけられて、知らずと喉が鳴る。緊張で胸がドキドキしてきた‥‥
でも、やらなきゃならない‥‥姉を『愛してる』って、言葉だけじゃなく行為で伝えなきゃ。
|
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|゚∀)
| )
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「それじゃ、ちぃ‥‥しよう。一緒になろ‥‥」
姉は俺の上から降りて、さっき取って来たコンドームの箱を手に取る。
「それ、貸して。自分で付けるよ」
あぐらをかいて手を伸ばした俺に、再び首を振る姉。
「ナオ君は寝てて‥‥私が‥‥付けてあげるから」
あえて姉の言葉に逆らわず、ベッドに横になる。姉はその横にペタリと座り、小さな包みを開けた。
「それじゃあ、付けるね」
姉は真剣な表情を浮かべ、細くしなやかな指を俺の分身に絡めてくる。
でも、慣れない行為がそうそううまく出来るはずもなく、逆に柔らかな指の動きとヌルヌルする
ローションの刺激でこっちが先に限界に達しそうになってしまい、俺は慌てて声をかける。
「ちぃ、ちょっと‥‥ちょっと待って!」
いきなり大声を出す俺を不思議そうな顔をして見つめている。そんな表情でさえ憎らしいほど愛らしい。
「ちぃの手が気持ち良くて‥‥俺、出ちゃうよ‥‥」
目を逸らし小声で呟くと、姉はその意味がわかったらしく顔がみるみるうちに真っ赤になっていった。
「‥‥男の子なんだからガマンして‥‥」
姉も恥ずかしそうに呟いて、俺の分身に向き直り続きを再会する。そのひたむきで、真剣な表情はいつもの姉の顔。でも、今は一糸もまとわない美しい姿で、俺の傍にいる。そんなギャップが更に興奮をかきたてる。
知らずと与えられる刺激が微妙に心地よく、もうこれだけで達してしまいそうだ。
だけど、こんなところでイク訳にはいかない‥‥耐えろ‥‥もう少し‥‥もう少し我慢しなくちゃ‥‥
ゆるゆると時間が流れ、可愛い手が分身の根元まで届いた瞬間、形のいい唇から安堵の吐息が漏れる。
「出来たよ、ナオ君‥‥」
俺もつられて大きく息を吐き、体を起こして姉の細い肩をそっと抱いて唇を重ねる。
‥‥ようやくこの瞬間がやってきた。いけない事だと知りつつ、二人が『兄弟』から『恋人』に変わる時が‥‥
キスをしたままゆっくりと姉の体をベッドに横たわらせ、膝を割り、脚を大きく開かせて体を潜り込ませる。
唇を離して見下ろすと、姉の美しい裸身が目に飛び込んでくる。
恥ずかしそうに俯く顔。呼吸に合わせて大きく上下する形崩れしない胸。大胆に開いた脚の付け根に覗く
幼い子供のような『女』の部分。細い割にとても柔らかそうな太もも。その全てがやけに艶かしい。
‥‥頭がくらくらする。体中の血液が全部俺の分身に集まって、脳が酸欠になってるんじゃないかって思う位だ。
目を閉じて、二人が一つになる瞬間を待ちわびる姉の耳に、そっと囁く。
「ちぃ、するよ‥‥愛してるよ‥‥」
震える呼吸。小さく頷く姉。意を決してはちきれそうな己の分身に手を添え『女』の入り口に先端をあてがった。
(いくぞ)
心の中で気合いを入れて、腰を突き入れた。その瞬間‥‥思わぬ事態に陥った。
ΣΣ(゚Д゚;)
己の分身の先端に鈍く伝わるぬめる感覚‥‥姉の中に入れない。
姉の『女』の割れ目に沿って、大きく跳ねて逃げていく分身。クリトリスをこすったらしく、姉の腰も一瞬跳ねる。
何度繰り返してもうまくいかない。だんだん焦りが募ってくる。さっき、さんざん眺めて確かめたはずなのに‥‥
(そんな‥‥何でうまく入れないんだ‥‥)
焦りが焦りを生み、だんだんパニックに陥っていく俺‥‥どうすれば‥‥どうすればいいんだ‥‥
徐々に混乱している俺に、姉は文字どおり、そっと救いの手を俺の分身に差し伸べてくれた。
「あわてないで、ナオ君‥‥私の入り口は‥‥ここ‥‥」
そう言って俺の先端を自分にあてがい、支えてくれた。少し腰を進めると、先端が姉の中に吸い込まれていく。
「あ‥‥そこ‥‥そう‥‥ゆっくり、来て‥‥」
姉の言われるままに少しづつ、少しづつ動きながら自分を姉に埋め込んでいく。ゆっくり、ゆっくりと‥‥
そうして長いような、短いような時間が過ぎていき、遂に己の分身が根元まで姉の奥に包まれていった。
「入った‥‥ちぃと、一つになれたよ‥‥」
本日は以上です。PC・Drinkerさま、支援感謝いたします。
あぁ‥‥木曜から一週間の出張、ヤダなぁ‥‥あんまり畑違いの仕事、いいつけないで欲しいよな。
行く先は田舎の山の中の現場なんで回線が確保できるかどうかもわからない。
ネットカフェなんて勿論ある訳ないし‥‥困ったな。
とりあえずiBookだけは持っていって、シコシコと続きを書くことにします。
それではおやすみおなさい。
>>39 藻やしゅみ〜…そして(*´Д`)ハァハァハァハァl \ァ l \ァ
>出張
あぁ…俺も先週は出張(保安講習)で二日間座りっぱなし…普段との
ギャップがキツかった… _| ̄|○
とりあえず がんがれ〜!
|
| ∧
|∀・) ダレモイナイ・・投下スルナラ イマノウチ
|⊂
|
「改めて聞こう…大河…さっきの言葉に…偽りは無いんだな?」
「あぁ…ソレより…ココで何をするつもりなんだ?公開処刑か??」
「えぇ…そ…そんな…みんな…お兄ちゃんに何するの!」
動揺したフランが俺を庇うようにして抱きついてきた。
だが…予想外の出来事が俺達を待ち受けていた。
「それじゃあ…前祝いという事で…。」
「へ?」
「え?」
その言葉と同時におじさんが後ろに隠し持っていたモノを取り出す。
「二人の婚約祝いだぁ!」
「お…おい何だ…あ痛っ…うわっ…ちょっと…ぅぶわぁ!!!」
「うわぁ!ちょっとまさか…きゃあ!!!」
俺の顔目掛けてコルクが飛んできた。
その痛みを堪えながら咄嗟にフランを庇い身体を丸める。ソコを
目掛けて吹き上げるシャンペンが俺達に容赦無く降り注ぎ呼吸を
妨げる。
「お…おい…まさか…げほっ!」
「み…耳に入る…きゃああ!ちょっとお父さん止め…わぁ!!!」
「フランシーヌを頼んだぞ!」
「お前…こんな可愛い嫁さんを貰えるなんて羨ましいぞ!」
お互いに身を縮めるが勢いは留まらない。
「まさかこんなに早く話が進むなんて…。」
「あ〜あ、コレなら余計な計画立てなくてもよかったわね…。」
その合間に片隅で会話する二人の言葉に俺は確信した。
実は今日全員集合したのは明日から四人揃っての長期旅行の為だ。その
間は二人で留守番させられる予定だったのだが…。
「まさか…四人で…クソッ…は…謀ったなぁ!!!」
「何を言うんだ!お前達の後押しをしただけだ!」
衝動的に飛び掛かろうとしたが無駄だった。
「立派な確信は…ぶぁ!は…鼻に…うぶぁあ!!もう…止め…わぁ!!!」
「あぁ〜ん、せっかく風呂に入ったのに…もう…止め…きゃあ!!!」
「コラ不良外人!近所迷惑…わぁ〜また来たぁ!!おぉい、誰かこいつら
を止め…ぎゃあぁあ!!!」
騒ぎを聞きつけ近所の住人が何人か道路からコチラの様子を伺っている。
「よぉし丁度いい!二人の婚約祝いだ!!ご近所の皆様拍手〜!!!」
こうして俺達は惜しみない拍手で祝福された。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「もうちょっと奥…ソ…ソコ…んぁあ…」
「あぁん…動かないで…」
騒ぎが収まり中年男性二人は仲良く居間で寝ころんで高鼾。
残る二人は台所で洗い物。
そして俺達はこの日二度目の入浴を済ませて風呂上がりの耳掃除。
どうやら未だシャンペンが残っているらしいのでお互いに綿棒での
後処理をしている。
「あら二人とも…もう立派な夫婦になったみたいね…」
「う…うるせぇ…ぇあっあぁんっ!」
「ほほぉ…ココがお兄ちゃんの性感帯なのかな?」
「お前まで…あぅ…んぁ…あ…」
「おぉ!これ…結構面白いかも…」
「お…俺の耳で…あ…遊ぶな…ぁあぅん!!!」
その後四人で少しばかりの会話が続き夜も更けていった。
最も…俺は一人で自棄酒を煽りあまり会話には加わらなかったが…。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「お兄ちゃ〜ん、お腹減ったぁ〜!」
激しく揺さぶられ俺は強引に起こされた。
「お…おはよう…あれ…もうこんな時間…。」
「そうよ…みんな行っちゃったよ!」
「何だよ…さっさと起こせばイイのに…。」
「そうは言うけどさぁ〜…うわっ、もぉ…酒臭いよ!」
確かに…自分でも良く判る。
自分自身の放つ臭気がコレだけ自覚出来るとは…。
二日酔いするほど飲んだ経験自体あまり無いので親父達のような迅速
な回復はどうやら期待できそうにない。
「とにかく起きて!ほら少しは動かなくちゃ!!」
「初日から手厳しいのぉ…あ痛てて…頭と身体が…」
「とにかく…朝食はしっかり摂らなきゃ!」
「どうあっても一緒に食わなきゃ駄目なのか?」
「もちろん!」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「くぁ〜…効くぅ〜!!美味ぇ〜!!!!」
「う…お……お兄…ちゃん……下手なコマーシャル見てるより美味しそうに
飲むのねぇ…」
「当たり前だ!やっぱり二日酔いには…熱ちちっ…しかし…よりによって今日
は滑子入りかよ…キツいな…。」
「うぅ…ボクの特製味噌汁に何か不満でも?」
「いや…コレ…なかなか冷めないんだな…。」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「少しは落ち着いた?」
「あぁ…もう大丈夫だ…」
強引な朝食も終わりテレビを観ていた俺にフランが話しかけてきた。
「それじゃあ…改めて…。」
「おい、何をするつもり…」
よく見ればフランは正座している。
「お兄ちゃん…昨夜は…あんな事になっちゃって…」
「あぁもうイイ!今更お前に謝って…」
「ちゃんと聞いて!」
「んん?今度は一体…あ…止せ…何のつもりだ??」
突然そのまま俺に向かってフランが頭を下げる。三つ指なんて丁寧な
モノでなく土下座と表現した方が的確だ。
「今度はちゃんと頼みます…ボクを…貰って下さい…お願いします…。」
「おい、何を馬鹿な真似…」
「ちゃんと答えて!嫌ならいまのうちに断って…そうじゃないと…もう
引き返せないよ!ねぇ…お兄ちゃん…どっちなの?」
久し振りに見せる真剣な表情でフランは俺を食い入るように見つめて
いる。そのまま両脇に手を差し込むようにしてゆっくりと持ち上げギュッ
と抱きしめる。
「わざわざ聞く事か?じゃあ俺からも言わせて貰う。これからも宜しく
頼むな。」
「ね…ねぇ…本当に…イイの?」
「深刻に考えなくてもイイだろ?今まで通り二人でやっていけばイイだけ
じゃないのか??」
「お兄ちゃん…あ…有難う!」
そのまま俺は暫く声を殺して泣いているフランが落ち着くのを待つ事しか
出来なかった。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
夕方になり食事の準備を検討し始めたころフランの携帯電話が鳴り響いた。
「あ…お母さんからだ…もう着いたのかな?」
そのままフランはソレを持ち出し廊下に出て行った。
暫くして少し騒がしい口調で会話が始まる。
「お父さん…やっぱりこんなの酷いよ…。」
「えぇ…そうじゃなくて…もちろん…お兄ちゃんは大好きだよ…」
「何だか一人だけ騙されているなんてさぁ…」
立ち聞きするつもりはなかったが…何やら様子がおかしい…会話の
内容で俺の中に一つの疑惑が浮かんだ。
「もうちょっとスマートなやり方は…」
う〜ん…俺の疑惑は深まるばかりだ。
電話が終了すると同時に俺はフランに背後から忍び寄る。
「おい…。」
「きゃあ!な…何よ…ビックリするじゃない!!」
「お前…もしかして…」
「え…あ…な…何?」
「惚けてもらっても困るなぁ…。やっぱり…知ってたのか?」
「ひえぇ!!!」
慌てふためくフランを目の当たりにして俺は確信した。
「なるほど…お前も一枚噛んでいたワケか…。」
「え…そ…そんな…つもりは…」
「それなら…何でそんなに取り乱しているんだ?」
「うぅ…」
「ココまで来て隠し事する理由は有るのか?さぁ正直に答えろ。」
暫く黙り込んでいたが…さすがに観念したのか少しずつ話し始めた。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
この計画は元々フランの自宅で話が始まったそうだ。
当初はあくまでも俺達御の両親が“そうなればイイ…”と思い冗談交じりに話し
をしていた程度だったが、偶然にもフランが全て聞いてしまったそうだ。おかげで
ソノ気になった連中がフランを唆し、表向きは断り続けたがチャンスが訪れると
同時にあんな行動に走ってしまった。
ソレがフランの言い分だった。
「なるほど…お前自身は…計画的じゃなかったワケか…。」
「そ…そういう…事なの…判ってくれた?」
「あぁ…安心しろ…例えお前がそうだったとしても…俺はお前を嫌うつもり
は無いからな!」
ホッと安堵の表情と共にフランは大きく溜息をつく。
「けれどなぁ…」
「え?」
「このまま騙されっぱなしってのも…問題だよなぁ?」
「え?えぇ??」
会話を続けながら俺はフランの上着のボタンを丁寧に外し始めていた。
「ちょ…ちょっと…一体…何を…」
「いやぁ…少し…ペナルティを支払ってもらうだけ…」
「ΣΣ(゚Д゚;)」
何も言わず走り出したフランを素早く俺は押さえ込む。
「あっ…コラッ…何暴れ…おっと…逃がすか!」
「わゎ…やだ…何するの…あんっ!」
お互いの動きが収まった瞬間に俺は答える。
「さぁ…練習の続きをするぞ!」
そのまま俺は素早く下着に手を突っ込みフランの股間を弄る。
「んぁ…駄目…あん…」
「おぉ!昨夜の練習の成果かな?」
フランの股間が湿り気を帯びるまでそれほど長く時間を掛ける必要は
無かった。
「ん…くっ…あぁん…そんなぁ…駄目…イヤ…」
力無く倒れ込むフランに念の為一つ質問しておく事にした。
「もう…傷は大丈夫なのか?」
「ソ…ソレは…未だ何か挟まってる感じはするけど…もう平気。」
その言葉に俺は安心する。そして調子に乗って“練習”を続ける。
「よぉし!じゃあ続けるか…。」
「きゃあ!お兄ちゃん…ズルい…あ…指入れないで…あぁ…」
「アソコが濡れて力が出ない…ってところかな?」
「ア○パ○マ○かい!」
フランは俺の頭と顔面を掴み必死に引き剥がそうとするがマトモに力が
入らないらしく全く苦にならない。
「いやいや…お前は肌が白いから…さながら食パ○マ○…」
「そんな細かい事…あ…もう…んぁあぁ!ソコ駄目…あ…」
馬鹿げた会話を繰り広げつつ俺はフランの膣壁を攻め続ける。
「あぁ…もう…え?今度は…イヤ…ソコは…」
逃げ出せないのを見込んでもう一方の手でクリトリスを攻める。
「そらっどうだ?どうなんだ??ほらっほらぁ!!!」
「い…いやぁあぁあぁ!!!」
ガクガクと激しい痙攣が始まる。収まると同時に床に二人でゆっくりと
沈み込む。
「フラン…お前…イッたのか?」
「こんなの…ズルいよ…。」
拗ねた表情で俺から視線を反らしたまま動かない。
我慢できない…俺は改めてフランを抱きしめ転げ回る。
「きゃあぁあ!わ…わぁ!!」
「たまんねぇ!何で今日はお前がこんなに可愛く見えるんだぁ?」
「え?お…お兄ちゃん…どうしちゃったの??」
俺は浮かれて服を脱ぎ捨てる。
「さぁ…全部払ってもらうぞ!」
「えぇ?まだなの…そんなぁ…きゃあ…痛たた…ちょっと…止めて…」
再び逃亡を試みたフランの足首を掴み再度取り押さえる。
「当たり前だ…俺は未だイッってないぞ!」
「わぁ!わ…判ったから…あっそうだった…ア…アレ…。」
「ん?何だ??」
フランが指さしたのは床の間。ソコに何やら見覚えのない風呂敷包みが
鎮座していた。
「に…逃げないから…せ…せめて…アレを…」
「一体…何なんだ?」
フランの様子を伺いつつ俺はソレを開いてみた。
「あの馬鹿共…ご丁寧に…」
ソコには手紙と共に避妊用具が各種勢揃いしていた。
なるほど…昨夜四人で唐突に買い出しに出掛けたのはコレか…。
「お…お兄ちゃんは…どれがイイかな…。」
辿々しい会話と作り笑いで必死にフランが取り繕う。
「あぁちょっと待て。」
一旦手紙に目を通す。
拝啓 大村 大河様
貴方なら私の一人娘フランシーヌを任せて安心なのは重々承知していました。
しかしながらこのような手段を選んだ事は非常に無礼極まりないですがお許し
下さい。コレも娘を思う親の気持ちと察して頂ければ幸いです。もしも私自身が
許されなくてもフランシーヌには全く罪は有りません。ソコを取り違えずにこれ
からもあの子の事を守って下さい。宜しくお願いします。
追伸:コレはほんの心遣いです。未だフランシーヌは就職していません。つまり
社会人としての苦節を味わっていません。その前に妊娠・出産・育児を経験
するのは時期尚早です。是非ともコレを使って下さい。足りなくなった場合
は直ぐに我々が随時補充致します。
ロジャー・西堀
「成る程…それにしても…妙な所で…用意周到だな…。」
「ね…ねぇ…コレは…どうかな?」
何時の間にやらフランは勝手にパッケージを破って俺に突きつけていた。
差し出されたコンドームのパッケージを眺めてサイズを確認する。
「あいつら…舐めとんのかぁあぁあぁ!!!」
「きゃあ…ビックリしたぁ!」
「俺はそんなに小さくなぁい!!!」
身を縮こまらせたフランを尻目に俺は風呂敷を閉じる。
「フラン…ちょっと窓を開けてくれるか?」
「え?…あ…ちょっと待ってね。」
ゆっくりと窓が開く。
「コレでイイの?」
「あぁ…コレで…充分…だぁ!」
同時に俺は風呂敷包みを懇親の力を込めて放り投げる。
「わぁあぁ!そ…そんなぁ!!」
「俺は…早く…子供が…欲しいぞぉ!」
「工エエェェ(゚Д゚;)ェェエエ工」
「それに…もっとお前と…練習しなくちゃなぁ!!」
支援
「お…お兄ちゃんの…馬鹿ぁあぁあぁ!!!」
虚しくフランの絶叫が響いた。
俺は…最高に楽しい留守番が始まるのを確信した。
−−−THE END−−−
はい完結しました。
本当ならココで過去キャラがチョットだけ絡むシーンが有ったのですが
気が付くとカットされてやがんの… orz
それから
>>65氏・支援感謝します。
感想・リクエストお待ちしています。
完結なんてものたりんわばかぁ
乙でした
>>39 姉だけど妹キャラキタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
なんかいいなぁ 俺は姉萌え属性0だけどなんかいいなぁ(;´Д`)ハァハァ
>出張
でわその間お暇にならないように(その4)をあげます。 …とりあえず寝てから(爆
>>67 祝福キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
企みキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
小作りキタ━━ヽ(゚∀゚)ノ━( ゚∀)ノ━( ゚)ノ━ヽ( )ノ━ヽ(゚ )━ヽ(∀゚ )ノ━ヽ(゚∀゚)ノ ━━ !!!!
このド明るい感じはある意味見習うべきですなぁ…
完結おめでとうございますm(_ _)m
>>67 私も叫ばせて下さい‥‥完結なんてものたりんわばかぁ !!
やっぱり明るいエッチっていいですね。私も出張中に修行してみようかな‥‥
>>70 『見せつけられて…』(その4)早々に頂きますた。
しかし、こんなの暇つぶしに読んでたら余計に溜まってしまいそうですよ。
あとリアル妹さんには今からでもいいので、コンビニのケーキ買ってきてあげて
「誕生日おめでとう」と是非言ってあげて下さい。
>>68-69 >>70 レス サンクスです!
>ものたりん
ほうほう…興味深い発言(書き込み)ですな…ソレは俺のストーリー構成の
甘さを指摘してなのか…そうじゃなければ…お二方、生殺されましたか?( ̄ー ̄)
それなら文士として幸いですが。
>>70 頂きますた。
それから日付変わってしまいますたが妹者の誕生日おめ。FXD氏の受け売り
になってしまいますがどんなモノでもイイから手渡ししてやるのが宜しいかと。
煩悩深夜特急便、三文です。(´д`)ゞ
なんかワタクシのドッペルゲンゲルなヒトが出没していたようですがw
さて「帰郷」そのCをいつもの所に。日付はメンドなんでパス。探してくださいw すぐめっかります。
というか楠斗君が今回(;´Д`)ハァハァなことになってますが…あくまで作中のキャラですのでw
FXD殿、くれぐれも怒らんでくだすぃね。そのぶん生殺しを加味してますので。
あっでもひょっとするとFXD殿…これゲト出来ないかもですね。そんときゃまた言ってください。
そして相変わらずちぃ姉の息遣いに…グラグラ来てますですよフフフ。
ピシドリンカ殿、孕嬰児殿も乙華麗様です。余さず読んでますし頂いてますよー。
明るいエチーもまた良き哉です。ついムズい展開を考えてしまう困ったちゃんなオイラには、すこぶる魅力だったりします。
ではまた。ヾ(´д`)
え〜と、素…じゃなくて、
三文dキタ━━(゚∀゚)━━( ゚∀)━━( ゚)━━( )━━( )━━(゚ )━━(∀゚ )━━(゚∀゚)━━━ !!!!
ますます炉にハマっていくFXD氏、じゃなくて楠斗… どおなることやら(;´Д`)ハァハァ
>プレゼント
いやはや… 遠く離れた×阪へ○島からどう行けと…
8月に帰ってきたらDQXやらしてやるから勘弁してくれ(w
三文さま、帰郷(4)とりあえず頂きました。
今読んでる時間ないんで、仕事終わってからよませてもらいます。
>>72 勿論、(;´Д`)ハァハァしましたですよ。
それでは行ってきます。
ども。
三文先生&孕嬰児先生、頂きました。ダブルで生殺されてます
で、やっとこさSS一つ書けましたので、三文センセと同じところにうpっときました。
up0893.zip パスは例のアレ
では皆様、くれぐれもお体には気をつけてくださいね
>>73 長かった…新着書き込み発見直後の時点でうpろだに繋がらないでやがんの…
そして生殺されますた…
>>76 頂きますた。ぬをぉ…コレは…もっと展開出来そうな予感が…
さて…こうして新スレ(復旧スレ?)に文士が全員揃いつつあるなか…馴れ合いと
叩かれるのを覚悟で当スレ立て人に(過去にコチラのリクエストに答えて貰った御礼
も兼ねて)一度リクエストを聞いてみたりする…と言っても今直ぐ着手出来るのは
過去キャラベースのSSなのだが。もちろん他の方からのリクエソトも随時募集中。
ってなワケで↓からドゾ
1:文士デビュー作のお気楽妹再び“EBIOS(仮題)”
2:悪魔のような妹&天使のようなお嬢様再び“激突(仮題)”
3:武闘派三兄妹再び“Avenging Angel(仮題)”
誤:リクエソト
正:リクエスト
だからぁ…飲んでる時はミスタイプに気を付けろって俺…
il||li _| ̄|○ il||li
79 :
呉兄:04/07/16 07:44 ID:b/HZsNGh
>>76 なんかキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
むふふ見えますよ…大地に倒れ伏すお兄ちゃんの姿が…(w
ワガママだろーけどあと20倍くらいエロが欲しいなぁ。
>>77 スレ立て人…? て俺かぁ!!ΣΣ(゚Д゚ )
>リクエソト
う〜ん…… 3かな。
唯一の武器であった竹刀を取り上げられ、兄と姉に為す術もなく責められる妹。(たしか歌織タンだったけ?)
>>79 キタキタキタ━━ヽ(゚∀゚)ノ━( ゚∀)ノ━( ゚)ノ━ヽ( )ノ━ヽ(゚ )━ヽ(∀゚ )ノ━ヽ(゚∀゚)ノ ━━!!
( ゚д゚)・∵.カハァ
無気力な表情と微妙な陰影に…撃沈…!!
>>79 頂きました。素晴らしすぎます。ありがたや〜
>>孕嬰児先生
修行が足りずに申し訳ない。エロイの書こうとすると
3流エロマンガみたいになっちゃうのw
何とかレベルアップしたいもんですな・・・
>>79 をぉ今スレ初の呉兄氏の書き込み・初のCGが…
キタ━━━ヽ(゚∀゚)人ノ━━━くぁwせdrftgyぬるぽlp;@:
仄暗くそして絵炉意…ところで笑顔でのえちぃシーンってのは
描かないのですかな?チト気になったので聞いてみたりする。
>>80 でわ後日また二人を暴走させてみます。
保守ガッ
保守書き込みの直後にSSを投下しに来た、非常にタイミングの悪い香具師がここに(;´∀`)
気にせず投げ込みますよ。そういや、dat落ちした前スレのラストもフロンダルだったっけなぁ…
・王道に感涙
------------------
く〜きゅるきゅる…。
「…ユイネ」
「はい?何ですか?」
「お腹、空いてるのか?」
く〜きゅるるる…。
「…分からないです。けど、さっきからお腹が鳴ってます」
「…その口の端から漏れている、よだれは何だ?」
「え?あ、ああっ!こ、これは別に何でも…」
ぐぅ〜。
「…パン、食べるか?」
「あ、はい。食べてみます。食べてみたいです」
「っていうか、最初からそう言えよ…」
服を作り終えた男は、いつもの朝食を摂っていた。
トーストにコーヒー。よくあるメニューだが、王道とも言える。
それを食べ始めたときに、あの音が響きだしたのだった。
「あの、私、今まで何も食べたことがなかったので…」
「今は人間の身体してるから食えるだろ、多分」
ちょこんと椅子に座ったユイネの前に、同じメニューが差し出される。
ただし、コーヒーもトーストも少し冷ましてある。
最初から熱すぎるのはびっくりするだろうという心遣いだ。
「じゃ、じゃあ、いただきます…」
恐る恐るトーストに手をつけ、口元へ持ってくる。
手で触って問題ないという事は、多分口に含んでも大丈夫だろう。
しばし間をおいた後、ユイネはパンの角っこをぱくりと口に含んだ。
「……」
「…どうだ、食えるか?」
「……」
目を瞑って、はむはむと口を動かしている。
多分、口の中で柔らかくしてから食べているのだろう。
そんな小動物的な動きがしばらく続いたと思うと、パンが口から離れた。
「…いです」
「え?どうしたんだ?」
「美味しいです!すっごく美味しいです、これ!」
嬉々とした表情で、右手にトーストを持ったままバンザイをするユイネ。
(ちなみに、このトーストはバターもマーガリンも塗っていない、素のトーストである)
何がそんなにヒットしたんだろうと思いつつ、自分も食事を続ける。
直後。
「きゃーーーーーーーーーーーっ!!」
びっくりして視線をユイネの方に戻すと、案の上。
コーヒーをこぼして大騒ぎしていた。
折角の服も染みて、挙句には頭の上にコーヒーカップが乗っかっている。
そのまま大泣きして、地面にしゃがみこんでしまった。
「…やっぱりっつーか、当然の結果っつーか…はぁ」
溜息を吐いて、用意しておいたタオルでユイネの世話をする。
えぐえぐ泣きながら、ユイネは任されるままにタオルで拭かれていた。
(最初からこうなると思ってたんだよ、俺は…)
…以上です。宣言通り「食事」ネタで行きました。ちなみに私は朝食はケロッグ派ですが何か?w
次はお待ちかね(?)の「お風呂」ですね。どうせ得ろくないんだろ、とか言わないで(つД`)
ちょこっとネタバレをしておくと、彼女は今まで「水」に対して良い思い出がありません。こんだけ(何
…あれ?何か見慣れたトリップの素浪人さんがいらっしゃいますね(・∀・)ニヤニヤw
他の文士さんたちもGJです。もちろん呉兄様もGJです。グッジョブというよりむしろゴッドジョブって感じですがw
前スレの悪夢を引き起こさぬことを祈りながら、今宵はこの辺りで。(゚д゚)シメジウマー
'`,、('∀`) '`,、
相変わらずの支援芸ですね(;´∀`)
_| ̄|○
前スレが飛んで以来お気に入りに入れるのを忘れて今来ればコレだ・・・
_
_ト |○
不躾覚悟でどなたかアーカイブの再うpをお願い出来ますでせうか・・・
>>94 前スレ/up/53eda44d9b86.lzh
htmlファイル
>>91 初めての捕食キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
次はお風呂ですか… ネコみたいにプルプルしてる感じかな(*´Д`)ハァハァ
>悪夢
今度こそ音速保守でdat落ちさせぬように……
>>93 生`
>>94 え〜と…
FXD氏が帰ってきたら(その5)をあげる予定なんで、その時に全部纏めたヤツ(オリジナル)もあげます。
コソーリと拙作を落としていっていいですか?
カモーン!!!
ていうかお願いw
Page 1
酷い頭痛を覚えて目を覚ました。
「うっ…」
槍か何かで頭を串刺しにされて抉られるような鋭い痛みに、思わず吐き気を催す。
焦点の合わない瞳にコンタクトをつける手間もなく、俺はよろよろと…それでも
可能な限り迅速に…トイレに駆け込んだ。
「うぇっ…うげぇっ…」
腹に何か吐ける物があるならいいが、ただ純粋に、黄色い胃液しか出てこない。
それでも吐いた。一通り吐き終えるとようやく落ち着いて、肩で呼吸しながらよろ
よろと立ち上がった。救急箱を探せば、確か吐き気止めと鎮痛剤があるはずだ。
壁伝いにリビングに向かうと、そこには先客がいた。そして、テーブルにはトレ
イがあり、氷水がコップ1杯、錠剤が2錠、カプセルが1錠、顆粒の袋が1包。
「大丈夫? お兄ちゃん…」
Page 2
「…何してるんだ…? 深琴…」
「酷いなぁ、『何してるんだ』はないでしょう? お薬用意してたのに」
「ああ、いや、それは見れば、わかるんだが、おまえって、そういう、細やかなこ
とが、できる、妹だったか?」
本来口から胃へという一方通行を無理に逆行させたおかげですっかり息が上がっ
て、俺の話し言葉は、さながら西村京太郎の小説だった。
「だって…さっきのお兄ちゃん、普通じゃなかったんだもん。頭痛持ちで、たまに
吐いて、それくらいなら別に私だって、気にせずに寝てたよ。…だけど…」
深琴は壁に掛かっている鳩時計に視線を送った。
「30分もトイレから出てこない日なんかなかったよ、今まで」
「そんなに、長いこと、吐いてたのか? 俺…」
「そんなに、だよ。…だから、これは普通じゃないなって思ってお薬用意してたの
Page 3
に、酷いよ、お兄ちゃん」
「…ごめん、悪かった。ありがとう」
「じゃあ…はい」
深琴は俺に手を差し出させると、左手にコップを握らせ、右掌の上に個包装され
た錠剤とカプセルをプチプチとその上に転がした。
「飲んで」
「ん…」
錠剤を飲み下しているその合間に、深琴は顆粒の袋の端を摘んで振っている。
そしてその袋を破った。
「じゃあ、今度はこっち」
「わかった…」
俺は少しの水を口に含んで、深琴が破った袋を受け取ろうとしたが、何故か深琴
Page 4
はいやいやをするように首を振った。
「上向いて、口を開けて。お兄ちゃん」
飲ませる気らしい。さすがに子供じゃないので、俺としては反抗したかったが、
口の中に水が入っている状態では喋ることもできない。やむを得ず、従わざるを得
なかった。
「気分はどう?」
薬を飲んで頭痛や嘔吐感が劇的に改善される薬などあるのなら、ノーベル医学賞
モノだと思うが…。あるいは麻薬・覚醒剤の類か。事実、実際問題として、せっか
く空になった胃袋に『吐ける物』が充填されたせいか、俺の嘔吐感は吐いた後より
も強くなった。
「馬鹿。薬なんて、飲んですぐに、効果が出る、わけがないだろ」
言い残すやいなや、俺はソファから立ち上がって、一目散にトイレに駆け戻った。
Page 5
洋式便器の前に膝を折って、水面をみつめる。
「…うっ、うげっ…」
唐突に背後のドアが開いた。そういえば鍵を掛ける余裕もなかった。
「お兄ちゃん…」
深琴の手が、俺の背中をさする。それは嗚咽の波が治まっても、なお続いた。
「…大丈夫?」
「…なんとか、な」
「…お兄ちゃん、顔青い…」
「そりゃ、そうだろうよ。これで血色の、いい顔色してたら、仮病以外の、何者で
もない、んじゃないか?」
俺は微笑んでみせた…つもりだったが、それは唇の端をかすかに引きつらせる程
度に終わった。
Page 5
洋式便器の前に膝を折って、水面をみつめる。
「…うっ、うげっ…」
唐突に背後のドアが開いた。そういえば鍵を掛ける余裕もなかった。
「お兄ちゃん…」
深琴の手が、俺の背中をさする。それは嗚咽の波が治まっても、なお続いた。
「…大丈夫?」
「…なんとか、な」
「…お兄ちゃん、顔青い…」
「そりゃ、そうだろうよ。これで血色の、いい顔色してたら、仮病以外の、何者で
もない、んじゃないか?」
俺は微笑んでみせた…つもりだったが、それは唇の端をかすかに引きつらせる程
度に終わった。
Page 6
「お兄ちゃん…。もう寝たほうがいいよ」
「ん、そうする…」
階段を昇る俺の2段下を、もしバランスを崩したときに受け止められるようにで
もしているつもりなのか、深琴は一緒に昇ってくる。確かに俺は小柄で痩せぎすだ
が、さりとて、深琴がそれをしなやかに受け止められるほどの体力の持ち主だとも
思えない…が、その配慮と心意気には素直に感謝した。
俺がベッドに横たわるまで、深琴は俺についてきた。子供じゃないんだから部屋
の中までついてくるなとは言ったのだが。
横たわったら横たわったで、俺にタオルケットをかぶせて、風呂場から持ってき
たらしい洗面器にスーパーマーケットのビニール袋をかぶせた物を持ってくる。ま
た吐きそうになったらここに吐けということか。
「悪かったな、深琴。夜中の3時だってのに、こんなことで起こして、世話掛けて」
Page 7
「そんなことないよ。起きたのは私の勝手だし、世話焼いたのも私のお節介。お兄
ちゃんのせいじゃないから」
深琴はガラステーブルの脇にあったクッションを引き寄せると、俺のパイプベッ
ドのそばにちょこなんと座り込んだ。
「おい、何してるんだ。おまえも寝ろよ」
「お兄ちゃんが寝たら、私も寝るから。…ほら、お兄ちゃん入退院繰り返してて、
こうして一緒にいるの、久しぶりだし…」
言われてみれば確かにそうなのだが。
「…ごめんねお兄ちゃん。お兄ちゃんが持って生まれてくるはずだった『健康』を、
みんな私が取っちゃって」
「何言ってんだ。その分、深琴が持って生まれてくる『頭』はみんな俺が取ったか
らな、おあいこだろ?」
Page 8
「あ、酷い。私だって数学と理科と国語と英語と社会と家庭科と芸術を除けば成績
いいんだからね」
「…つまり保健体育だけだろ?」
「…お兄ちゃんの馬鹿」
「馬鹿の兄は馬鹿ってだけのことだろ?」
そう切り返すと、深琴は悔しそうにボフボフとマットレスを叩いた。かと思えば、
不意に変な質問が飛んできた。
「…ねえ、お兄ちゃん。お兄ちゃんって、将来何になりたいの?」
「は? …そう言う深琴は?」
「私? 私は、えっと…お嫁さん」
「ぶっ!」
切り返されるとは思っていなかったのか、時代錯誤な回答に、俺は吹き出した。
Page 9
「な…なによぉ…。そういうお兄ちゃんは?」
「あ〜。頓珍漢な妹を草葉の陰から見守れる存在であれば、それでいいかな」
「え…?」
「自分の身体のことくらい、自分が知らなくてどうするんだよ。…成人式を乗り越
えられるかどうか。そのくらいなんだろ?」
「…お兄ちゃん…」
「せめて、妹の振袖姿くらい見てから…とは願うけど、こればっかりは神様の思し
召し、だからな」
「なんで…」
「ん?」
「なんで、そんなに無関心でいられるの? お兄ちゃんがいなくなるなんて、やだよ、
私…」
Page 10
「人間、自分の限界を知っちゃうと、多くを願わないもんなんだよ」
「馬鹿、馬鹿、お兄ちゃんの馬鹿。もっと生きたいって欲はないの!?」
「ないと言ったら嘘だろうね。でも、かといって『ある』というのも正しい答えじゃ
ない。正直、『どっちでもいい』よ」
「お兄ちゃんは一人で旅立つだけだからいいよ! でも、後に残される人がどんなに
辛いか、考えてないでしょう!」
「…」
「何が『どっちでもいい』よ! この利己主義者っ! だったら今すぐ私たちの目の
前から消えてよ! 目障りだよ!」
「こうなることが最初からわかっていたら!」
思わず、俺は声を張り上げていた。
「…俺だって、生まれてきた時点で冷たくなっていたかったよ」
Page 11
無言の時が刻まれていく。
やがて、意を決したように深琴がつぶやいた。
「私が、欲張らせてあげる」
やおらクッションから立ち上がると、深琴は俺を見下ろした。
「お兄ちゃんが、もっと生きたいと思うように欲張らせてあげる!」
深琴は自分の胸元に手を宛うと、半ば引きちぎるように自分のパジャマの前をは
だけさせた。
「…! おい、深琴っ、おまえ何やってんだ!」
「うるさいうるさい! お兄ちゃんは黙ってて!」
悲壮な目をして、深琴は俺のベッドに潜り込んできた。俺のパジャマにも手を掛
ける。
今まで、双子の妹に対して、むろん異性としての認識を持ったことなど一度たり
Page 12
ともなかった。が、しかし、その妹の一糸纏わぬ姿は、紛れもなく異性の身体で、
度重なる入院生活で一緒にいる時間を断絶させられていた俺にとっては、それが血
の繋がりのある妹であることすら記憶の彼方にかき消されてしまいそうだった。
「ちょ…待て! 早まるな! 俺達兄妹だぞ!」
「知らない知らない! お兄ちゃんが馬鹿だからこんなことになるんだよ! 自業自得
でしょう!」
強引に無理を押し通す。…なるほど、『無理が通れば道理が引っ込む』という諺
はこういう意味か…と納得している悠長な時間はない。俺は何とか深琴の手から逃
げようと身体をひねり、後退りした。
「無駄だよ、お兄ちゃん。そっちは壁」
距離にしておよそ70センチ。そこで俺は追いつめられた。
深琴の手が、俺の股間に伸びた。
Page 13
「だから深琴! 今なら間に合う! 考え直せ!」
「ここをこんなに硬くして、説得力ないよ、その科白」
両手でそれを握り締められて、俺は思わず壁を蹴った。
「私が準備を整えるまでもなかったんだ。…お兄ちゃんも、本心では望んでいたん
だよね…いいよ。叶えてあげる」
もどかしげにトランクスを剥ぎ取ると、深琴は既に濡れそぼった自分の『女』に、
俺の『男』を導いていた。
最後の再考を要求する言葉より先に。
俺は深琴に潜り込んで。
「ひっ…うあぁっ!」
一度きりしか護れない純潔を奪っていた。
「深琴…おまえって奴は、どこまで馬鹿なんだっ!」
Page 14
「馬鹿でいいもん! 私が馬鹿になってお兄ちゃんが生きるんなら、どこまででも馬
鹿になるもん!」
深琴は泣きながら闇雲に腰を動かした。脂汗を浮かべ、逃げられない痛みの代償
を求めて、自分の唇を噛み締めて、タオルケットを掻きむしっている。
「深琴、もういいから、やめろ。頼むからやめろ!」
「だめっ! 絶対に、やめないっ!」
「やめてくれ…でないと、俺、このままじゃ…」
「いいから! そのまま出して! 私、お兄ちゃんの子供妊娠するから!」
「ばっ…馬鹿かおまえはっ!」
「さっきから私は馬鹿だって言ってるでしょ! 子供を育てるのは親の責任なんだか
らね! それを放棄するなんて許さないんだからね!」
「馬鹿っ! そもそも兄妹で夫婦になれるか! いいからやめろ! 抜け!」
↑↑↑↑↑↑
馬鹿はお前だ
死ね
↓↓↓↓↓↓
Page 15
「いやっ!」
既に高速運動といっても過言ではなかった上下運動に、更に加速が加わった。さ
すがにもう…俺が耐えられない。
「深琴…頼むから…」
聞き入れて貰えないことを予測しながら、最後の懇願を試みたが、予測はやはり、
外れることはなかった。
深琴の最深部で、俺は出していた。
その量じゃ尋常ではないことが、体感的にわかる。
「…お兄ちゃん、私、妊娠する…。絶対に。だから生きてよ…」
--------
ここまでで幕引きも可、中・長編に発展も可という風に。
SS…の割にここに書き込んでみると以外とレス数を取ってしまい、申し訳なかったです
116 :
名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/07/18 12:25 ID:3VCnb3zr
117 :
名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/07/18 15:40 ID:aeb6LYLv
age
GJ!!
気が向いたら続きを下さいオネガイシマス
(゚д゚)ウマ-
>>115 新着が24もあったので何かと思えば… あっちでSS書いちゃった人ですね?
初SS(?)にしてはかなり(・∀・)イイ!! でももうちょっと書き足せばもっともっと良くなるとも思います。
これだけに留まらず、これからも書いて欲しいですよ。
GoodJob&お疲れさまでした。m(_ _)m
ありがとうございます。この手のモノは初めて手をつけたんですが
いろいろ言っていただいて感謝します。
(最初は「あちら向き」だったので一人称もあちら好みにしてましたが)
ただ、>114の人のように嫌がる向きもあるみたいなので、続きに手をつけると
すれば、どこか適当なURIでも見繕います。
ここは割と過疎地wだから、普段は荒らしはほとんど来ないんだけどね。
まぁ、時期が時期ということで。
相変わらず似たり寄ったりな雰囲気の短編を抱えて、こんばんはw
という訳で、今から投げ込みますね。
桜が舞い、街路が華やかに染まる季節も。
陽が照り、向日葵が笑いかけてる季節も。
葉が枯れ、北風が地を冷ましゆく季節も。
雪が降り、街灯がぼやけて見える季節も。
ずっと、あの窓から。
外を、眺めていた。
そして、想い描いていた。
大切な人と。
二人きりで過ごせる風景を。
愛しさに溢れ。
切なさに染まり。
貴方のことばかり考えてしまう。
その想いは、いつしか血の呪縛をも越えて。
そうして結ばれる夢を見続けた、私。
結局。
お兄ちゃんは、私のことを。
愛しきれないままだったみたい。
でも、それが普通なんだよね。
お兄ちゃんは、私の我侭に付き合ってくれただけ。
それだけでも、十分嬉しかったよ。
ありがとう。
貴方と一緒にいた時間は。
とても心地良かったよ。
…もう、いくね。
息が、出来ないんだ。
「さよなら、お兄ちゃん」
…以上です。得意な分野でSSを書くと、どうしても似たり寄ったりな展開になっちゃうんですよね(;´∀`)
しばらくSS書けなかった(前のPC故障)ので、もう感覚がめっきり鈍ってます。
それでも少しずつ書いていくつもりなので、今後とも生暖かく見守ってやってくださいw
そうかぁ…もう
>>114みたいなのが沸く季節なんですね。虫除けスプレーの準備でも(ry
>>99-115 初作にして長編投下乙です。Puzzle(樽木栄一郎)を聴きながらカフェオレをまったりと味わい下さいませw
ですから、その長編を書けるスキルを私に下sうわなにをするやm;y=ー( ゚∀゚)・∵.
>>115 ぬをぉ新規文士がキタキタ━▒▓█▓▒━ハァハァハァハァ…GoodJob…
>続きに手を
_, ,_
(`Д´ ∩ < オ兄チャン、マタココデ書イテクンナキャヤダー!
⊂ (
ヽ∩ つ ジタバタ
〃〃
>>131 やっぱり…死ん(以下略
コレに今度はお兄ちゃん視点のモノを対にして発表するのなんて面白い
かも…って駄目ですかそうですか…。
キタ━━━━━━。・゚・(ノД`)・゚・。━━━━━━ !!!!!
なんかまた氏んでるし… 得意分野って殺しちゃう系…?
俺こういうの苦手なんだよぉ。・゚・(ノД`)・゚・。(書くのは、の意味。読むのは○)
参考までに先輩文士各位にお伺いして宜しいですか?
皆さん、どのくらい構想を練ってからストーリー書きます?人物・舞台設定はどのくらい固めます?
ちなみに私が
>>99-113,
>>115を書いたのに使ったのは、アウトライン構成でおおよそ4日、
実際に執筆するのに30分、推敲に3時間(向こうのスレからこっちへ移すために一人称を
「僕」から「私」に変えるとかの編集も含む))くらいだったと思うですが…。
アクセントつけようと思って、博多弁・讃岐弁・広島弁を試したりもしましたけど
数ヶ月〜数年暮らした程度の生半可な方言だとむしろその地域の方に申し訳が立たんように思って、
結局標準語になったですけど。関西弁は専売の方が向こうにいらっしゃるし。で、標準語になったんで、
首都圏近郊(埼玉県の草加〜春日部くらいの伊勢崎線沿)の住宅都市で、とか、二卵性双生児だから名前は
「真琴:深琴」でいっか、とか、そのへんはいい加減な感じで決まったですけど…。
続き書くにしても原文練り直すにしても、今の設定が適切なのか不足なのか多すぎるのかもわからんもんですから。
お知恵を借りられたら幸いです。
別に一人称がボクでもこっちは全然構わないが
>>134 思いっきり短編厨な私の場合ですが…
メインシーンを思いつく→それに似合う話の流れを考える→メインシーンから逆辿りに台詞・行動をあてはめていく
→一応出来上がったものに「音楽」のイメージを重ねて脚色→推敲・誤字脱字の確認→投下(*´∀`)
…という感じですね。大体1作品に30分〜1時間程度ですね。長編はそれの繰り返しで作ってます。
全てを想像に任せようとせず、音楽や画像からイメージを吸い出して糧にするのも良いと思いますよ。
>>132-133 いっつも頃してばかりでごめんなさい_| ̄|○||
ごめんなさいごめんなさい反省しますからフランシスカを投げつけようとするのはやm(ry
すっかり無沙汰をしておった。素浪人でござる。儂は忍者などではござらんので、変わり身の術など使えん。
何を申したいかは察して頂きたく候。頼むぜベイベ。ゆずゆ;y=ー(´д`)・∵. ターン
さて新しい文士の来訪とお見受け致す。なかなか小粋な江洲江洲を書かれてるようで、具丈夫!と申し上げよう。
参考にはならんかもしれぬが、儂の場合はこうじゃ。
壱、思いついたら→弐、一気に書き上げる。参、疲れたら休むのも尾桶井、じゃ。
これだけである。コツも何もござらん。ただ本能の赴くまま。それが漢なり文士なり。
おっと推敲は忘れずにな。程々にな。
まあこんな偉そうに柿子だけするのも何なので、書き立てホカホカの短編など持って参った次第。
題目は 超短編 「いもうとのなまあし」 じゃ。
しつこいが儂は分身の術など使えんので他の続きはどしたヽ(*`Д´)ノゴルァ!!とか言われても(ry
帰宅してみると妹がソファーで足をさすり上げている最中であった。
「なにしてんの?」
「学校から帰るとき足くじいちゃった」
「痛い?」
「すっごく」
「ふーん…」
俺ははす向かいのソファーにどっかりと腰を沈めつつ、そんな妹のしぐさをぼんやりと見ていた。
「ううーん、あし曲がんないよう」
「びっこ引いて歩いたりすんなよ。クセになるから」
「…人ごとだと思って。怖いこと言わないでよ」
「人ごとだもーん」
「その言いかた、ひどーい」
ぷぅとほっぺたを膨らます妹。
「ははは」
俺は無責任に笑ってみせる。
「湿布とか貼ったら?」
「あれかぶれるからわたし嫌なんだよね。かゆくなるの」
「わがままだな」
「そういう問題じゃないと思う」
「そうか」
ちら、と妹が俺を見る。
俺にはわかる。これは可愛い妹が俺に何かを頼みたいときにやる目配せだ。
「ねえお兄ちゃん」
ほら来た。案の定だ。
「なんだよ」
「お兄ちゃん…マッサージ上手だったよね」
「おう」
「骨接ぎがうまい…っていう変な特技もあるよね」
"変な"ってのは余計だ。だがその通りだ。
「エグザクトリィだ。任せろ」
「じゃあこれも…治せる?」
そう言って妹は自分の足首を指さした。
(・∀・)イイ!展開じゃないか、と俺。
「治して欲しいのか?」
「だから…そう言ってるでしょ」
なんだコイツの態度は。ヒトにものを頼む時の態度じゃないな。
そういうときには意地悪な態度をとるに限るよな。
「…任せろ。朝飯前だ」
プライド?知らないね。
「じゃあ…おねがい」
「うし」
そう言って俺は腰を上げた。自分で言うのも何だが今ばかりは軽やかな腰だ。
そして妹の前にひざまずく。
おおっ、なんか女王様って感じだ。そうさ、俺は妹の下僕なんだ。下僕サイコー!。
「どれ、足出してみ」
「うん」
ひょい、とその通りに。
さっそく俺はその足にさわる。む、なかなかぽちゃぽちゃしていい生足だ。
やっぱり女子高生はこうじゃなくてはな。
「ここどうだ?」
指先に力を入れ、ほんの少し足首の間接を曲げてみる。
「いい、痛い」
「めんご」
けっこう…捻ってるなこれは。
「これは…どうだ?」
今度はちびっと左右に、ぐいぐい。
「痛い、痛いって」
「ありゃ、これもか」
むう…と考え込むフリをする俺。
「…わざとやってない?」
「そんなわけないだろう」
よく解ったな。ふはは。
「まあけっこう…重傷だってことは解ったぞ。これを治してやる方法は、一つしかない」
「どうするの?」
妹は何の疑いもない表情で聞いてきた。ううむいいぞその素直な顔。
結局こいつは俺がいなきゃなんにもできない奴なんだ。
うん、俺が自分の存在意義をひしひしと感じる瞬間だ。
「こうなったら…奥義を使うか」
「扇って?」
「バカ、奥義だ。まったくおまえは国語万年赤点だからな」
「関係ないでしょ」
そう言ってぷい、と横を向く。まったく…
だからお前は可愛いっつんだよ。もうお兄ちゃんはそんなおまえを溺愛だよ。悪いか?
「ツボを利用するんだ」
「…壺?」
「ツボだ。まったく万年赤点(略)」
「関係な(略)」
俺は妹の足首を指先ですすすとたどった。
経絡は血液の流れとともにあり。つまり血管をたどるのだ。
そしてお目当ての場所をほどなく見つける。
"感汁妹(かんじるいもうと)"という名の経絡秘穴だ。
(注:本当はそんなものありません)
ここを強く押してやれば…
世の妹という妹はすべて、お兄ちゃんにされるがままに従ってしまうという…
究極の"妹手なずけ"のツボである。
(注:本当に本当はそんなものありません)
そして俺は迷うことなく…そこに当てがった指に力を込めた。
「ちょっと痛いけど…我慢しろよな」
「う、うん。あんまり…痛くしないでね」
ドッギューン。いいぞそのセリフ。もうお兄ちゃんの心はドッキンドッキンだ。
すぐにお前の心も俺様にドッキンドッキンさせてやるからな。
「よっ…」
ぐりり…。
「痛ったあいぃぃぃぃぃぃ…」
「我慢しろ。すぐ…気持ち良くなるから」
さらに俺は力を込めて突いた。
「いやっ…ああっ…もう…もうやめてお兄ちゃん…」
「ううっ俺も…もう…いきそうだ…」
(注:↑お兄ちゃんの心の声です)
「いやっ、いやあっ…お兄ちゃん、なんか来る…なんか来るよお…」
「いくぞっ!俺も、もう…ああっ!」
(注:しつこいですが↑お兄ちゃんの心の声です)
その瞬間。
ピカーン。
「あっ…あれ?痛く…なくなっちゃった」
そして妹はぴこぴこと足首を動かしてみせた。
「ふふふ」
指を離しながら、俺は勝ち誇ったような笑い声をたてる。
「すっごーい…お兄ちゃん、ほんとにすごいよ」
「あっはっは…」
「すごいすごいすごい。ほらほらお兄ちゃん、見て見て」
足をさらにくいくいと動かす妹。
「ま、俺が本気になればこんなのアサメシ前だがな…」
くっくっくと俺は笑い続ける。
「ありがとー」
そう言って妹は足を引っ込めかけた。
が、その瞬間、腰掛けた妹のソファーとスカートの間から…
なにか透明な液体が、とろーりと染み出し始めてきた。
「あ、あれ?あれれ?」
驚いた妹は身体をおこし、即座にスカートを押さえる。
「な、なにこれ…。や、やだ…」
「んー、どうしたのかな?」
確信犯的に、俺は笑いをこらえて妹の慌て具合を傍観する。
「ちょっとー!な、なにこれー!さては…お、お兄ちゃん、なんかしたでしょ!わたしのからだにー!」
「んー、なんのことかなー」
俺は顎を触りながら口の端を曲げてニヤついてみる。
「も、もうひどいお兄ちゃんたら!あ、あん…からだがへん…」
苦悶とも恍惚ともどっちともとれる表情を、妹は浮かべていた。
見れば押さえたスカートの手の辺りにも、ねずみ色の布地を黒くする染みが浮かび始めていた。
「あっれー。いい歳して、お・も・ら・し・ですかー妹よ」
「ち、違う…。これ、おしっこなんかじゃなーい…あうう」
「ほう小水ではないと。ではいったい何なのだと小一時間問いつめてみようかな」
そうだろ。意地悪な態度はこういうときにとるべきなんだよな。そう思うだろ?世のお兄ちゃん諸君!
「いやあああ…。やめてそんなこと言うの…。おね、おねがいだから止めてえ…」
「知りませーん。存じませーん」
「おに、お兄ちゃんおねがい…。あっ…ヘンなお汁がいっぱい、いっぱい出てくるよお…」
「んー、聞こえんなあー」
「いや…もう止めてえ…おねがい、おねがい…」
「どれ、俺は腹減ったからカップラーメンでも食べようかな」
「いやああああん…。助けてよおおおおお…」
恥ずかしさのせいか、はたまた情けなさのせいか。妹の瞳の端に、玉の涙が浮いていた。
…なんか可愛そうになってきたな。
しかしなんだ。いつも俺にクソ生意気なことばかり言いやがるコイツには、ちょうどいい薬さ。
ちびっとばかし後ろ髪引かれる思いを抱きつつも、俺は邪険にその場を立つフリをしてみせた。
だがしかし。俺の嗜虐の心に残った最後の理性を問う、妹の言葉がそのとき。
「うあああん…お兄ちゃんがいじめるう…」
「お、おい…」
「ふえええええん…お兄ちゃんの、お兄ちゃんのばかあ…うああああん…」
「あ、あのな…」
「えぐっ…えぐっ…」
「ご、ごめんよ俺が悪かった…」
すぐに近寄ってあやしてやる。
ああそうさ、プライドなんてハナっからありゃしねーんだよ俺には。
やっぱコイツ可愛いーしもう俺が守ってやんないとさあそうだろみんな?
(注:いじめたのは他でもないアンタですお兄さん)
「ふは、ふは、あふ…」
んで俺の目に飛び込んできたのは、涙をポロポロ流しつつ…
スカートの上からその汁を分泌している場所をただひたすらに、
こしこし、こしこしと…さすり続けている妹の姿態、だったわけですよ。
今やスカートどころかソファーの布地までぐっしょぐしょに濡れまくって、それでもまだ分泌が止まらない様子だ。
ええと実は本当のこと言いますと…このツボの効用を止める方法は一つしかねぇんです。
しょうがないからそれを実践することにします。
「あ、あのな…実は…」
「うあ、あう…いや、いや…」
ふるふるといやいやを続ける妹。口を半開きで…艶っぽいことはなはだしい。
「こ、これ止める方法って…一つしかないので、そこんとこ…了承して欲しいんだけどな?」
コクリ、と首を縦に振る妹。
「あとで文句とか言われても当方関知せずですが、よろしいか?」
コクコク、と妹。
「じゃ、じゃあ…」
俺はギョクリと喉を鳴らした。断っておきますが決して自分の欲望からなんかではありません。
「あ、あのな、俺が押したツボの反対のツボっていうのがあって…
そこを押さないとな、これ…治らないんだよ。ってことで、そこを…押していい?かな?」
「うん…うん…うん…」
開いた口から漏れる荒い息。
「じゃ、じゃあスカート…たくし上げて」
え…?といった目で、一瞬俺を見る妹。
けれどすぐに、俺の言葉のままにする。
べっしゃりと濡れたスカートが、重そうに引っ張られてゆく。
姿を現したのは水色と白のストライプ縞パンツ。うーんいかにも女子高生だ。
その縞パンが水気をたっぷり含んで妹の腰にぴったりと張り付いている。
妹の両の腰骨が、くっきりとわかるほど。
「ぬ…脱がすけどいいか?」
そして妹は…また頷く。
はい了解とれました。そして意気込む俺。
両手の指を引っかけて、膝まで一気に下ろす。
「ぐあ…」
一言で言うと、妹の"分泌"はスゲーものであった。
ぴったりと閉じたクレバスの間から、まさしくおしっこのように…
ちょろ、ちょろちょろと…流れ続けていたのだ。
いや、これほんとは…おしっこデスカ?
パンツから指を離して、その粘度を確かめてみる。
ぬちゅり…と確かに、卵の白身のような粘っこさ。
愛液に…間違いねーよなコレ。ぱるとりんだよ間違いなく。
…恐るべし奥義の経絡秘穴。
「お兄ちゃん…もお止めてえ…おねがい…」
妹はそう言ってから、ずず、ずず、とソファーから滑り落ちた。
とすん。
カーペットの上でも、はあ、はあ、はあ…と荒い息を続ける。
「待ってな…もちっと足開かないと…」
俺はそう言ってから、妹のパンツを完全に足から抜いた。
気がつけば…俺も息が荒くなっていた。
「…」
下半身を覆う物がなくなって、妹は自分から足を開いた。
がばっと下品に…なんかではなく、控えめに。
影が落ちる妹の秘部は、それでもぬらぬらと、光沢を放っていた。
「あ、あのな…ツ、ツボは、この中に…あるんだ」
そして俺は、妹のその場所に…指を伸ばした。
くちゅ…と奏でられる音。
耳にこだまする、妹のいい響き。
「あっ…」
「い、いやか?」
すぐに指を引っ込める。
けれど妹は俺の問いかけに、すぐに否定の態度をとった。
ふるふると首を横に振り、それから…
哀願する目で俺を見つめた。
それから俺の手に優しく触り、そして自分の秘所に先導する。
「お、おい…」
「…治して」
「え?」
「お兄ちゃんの指で…治してえ…」
ドッドッギューン!
妹に目の前でこんなふうに懇願されて引き下がるのは、真のお兄ちゃんではない!
お兄ちゃんたるプライドを証明するため、俺は妹の秘所に…指を伸ばした。
断っておくが自分の欲(略々)
妹のその部分はとてつもなく温かかった。
ぴったりとした肉のサンドイッチをかき分け、その中にある具材に指を進入させる。
「あっ…」
「い、痛くないか?」
「ううん…」
涙目で俺を見つめつつ、首を横に振る。
「じゃ、じゃあ…もっと奥に…ツボがあるから…」
くい。
指を半曲げしつつ、ゆっくりと進める。
俺の指によって秘肉がこじ開けられ、中からもっともっとぱるとりんが染み出してくる。
ちょろ、ちょろ…。
「うわ…」
ねっとりとした汁が俺の指から手首まで伝ってくる。まるで生き物のように。
ねちゃねちゃと音を半ば楽しみつつ、俺は中指を押し進めた。
「あうっ…はああ…」
妹が身悶えする。た、たまらない光景だ…。
指先で、膣壁のヒダの感触も楽しむ。
こ、これが妹のアソコの中か…。
思いのほかざらざらしていて、なんちゅーか新しい発見だ。
もし俺の猛り狂う分身を…ここに押し込んだら…。
いやいや、それだけはダメだ。
なんでかっていうと、俺自身で…妹を汚してしまうことになるからだ。
それだけはダメなんだ。なぜなら、俺の考えるもっとも理想的なシチュは…。
Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)
パンパカパーン。パンパカパーン。
「…おめでとう、妹よ」
「ありがとうお兄ちゃん…今まで育ててくれて…ぐすっ」
「いいんだ、俺はお前の幸せだけを願ってきたんだ…」
「お、お兄ちゃん…わたし幸せになるから…」
「そうだ。アイツ(妹の結婚相手のどっかの馬の骨)とうまくやれよ…」
「お兄ちゃあん…」
「妹…」
抱き合う二人。
「お兄ちゃん、最後にわたしのおねがい、聞いてくれる…?」
「ああ何だい?何でも言ってごらんよ」
「わたし、結婚するまで…バージンって決めてたの…」
「うん、まあそりゃあ正しいよな」
「それでね、その…」
「うん?」
「その…は、初めてのひとは…お兄ちゃんって…」
「バ、バカッ。何を言ってるんだよ。お前にはどっかの馬の骨っていう大事な相手がいるじゃないか!」
「う、うん。でも…どっかの馬の骨の人より、お兄ちゃんがいいの…」
「ダ、ダメだよそんなの!」
「だってわたし…ほんとうに好きな人は…子供の頃からずっと守ってくれた…お兄ちゃんだもの…」
「ず、ずるいよ…」
「え…?」
「そういうことは…お、俺が先におまえに…言おうと思ってたんだぜ…(*'-'*)」
「お、お兄ちゃんも…わたしのことが好きだったの…?(*'-'*)」
「そ、そうなんだ。ずっとおまえと…(;´Д`)ハァハァしたいって…決めてた」
「わたしだって…おんなじ気持ちだよ?お兄ちゃんと…(;´Д`)ハァハァしたいって…」
「…なんだ、じゃあ俺たち、ずっと…遠回りしてたんだな」
「そうだね…どうしてひとを好きになるって…こんなにむずかしいんだろうね」
「いや…もう難しくなんかないさ。これからはずっと…おまえと一緒だ」
「うれしい、お兄ちゃん。ずっと…ずっといっしょにいるから…」
「妹!」
「お兄ちゃん!」
そしてウェディングドレスのままエッチだろう…
などと妄想に耽りつつ、俺の指はやることをやっていた。
くちゅくちゅくちゅくちゅ。
「ああっお兄ちゃんダ、ダメえ!」
「もう少し…我慢するんだ。あとちょっとで…ツボに届くから…」
まるで洪水のように、妹の秘所からはぱるとりんが溢れ続けていた。
「いやっ…はあっ…だめえ…やあっ…ああ…いいっ…」
「気持ち…気持ちいいのか?」
「うん…うん…気持ちいい…いいよおっ…!」
「ここは…ここはどうだ…?」
特にザラついたその部分。俗にGスポットと呼ばれる上襞の部分をこすり上げる。
「やあっ!そこいい…そこいい…!」
うっとりとした目に変わり、その中に恍惚さも加味しながら、妹は嬌声を上げ続けた。
俺は手首、いや腕まで妹のぱるとりんで染め上げながら、とにかく行為を続けた。
空いている左手で、いつのまにか取りだしたジュニアをしごき立てていたのは言うまでもない。
「お兄ちゃん…もうダメえ…」
はっ、はっ、はっ、と妹の息継ぎの間隔が短くなっていた。
もう…限界だな。
「いいか…もうそろそろ…秘穴を押してあげるからな…」
「うん…うん…もう…もう…止めてえ…おねがいいいい…」
俺も…限界だった。
そして。
「来ちゃう…!お兄ちゃん…来ちゃうよお…ああっ!」
「俺も…俺も…もうダメ…」
ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ。
しこしこしこしこ。
「ああ…ああああああああ!」
「うお…おおおおおおおお!」
ぐっしょりに濡れたカーペットの上で、半裸の俺たちはただぐったりとなっていた。
最後の瞬間、俺はきっちりと仕事を成し遂げていた。
妹のクレバスからのぱるとりん流出はすでに止まり、ただほかほかと湯気が立ち上っているだけだった。
いまだその亀裂の中に埋没させたままの俺の指を、ゆっくりと引き抜く。
ちゅぽん。
その一瞬だけ、妹は寒気のように身体を震わした。
俺も俺のジュニアがちょっとだけまた震えたような気がした。
いやほんとに震えたんだけど。
「ほら…これ飲めよ」
なおもくってりとしている妹の身体を抱き起こし、コップを口元にあてがう。
冷蔵庫から持ってきたミネラルウォーター。
妹の流したあまりのぱるとりんの量に、脱水症状を危惧する俺の配慮だった。
「はあ…」
目をつぶったまま、俺の腕に身を任せたままでいる。
余韻に浸っているのだろう。
それから口を開いて…こんなことを言った。
「お兄ちゃんたら…新しいプレイ思いついてるんだもん…。おどろいちゃった」
「へっへっへ」
「まったく…いったいどこでこんなの覚えてきたの?もう…」
「まあ図書館で中国四千年の奥義とか調べてな。針治療とかツボとか。
でも、気持ち良かったろ?」
「えへへ」
はにかんで笑う妹。可愛いったらありゃしない。
「また…おんなじことしてね」
くーっ、可愛い。こんな妹を持って、俺は世界一の果報者兄貴だろう。
「ん、まあ…いいけどね。でもさ、やっぱり他にいろんなことした方が、楽しいじゃない」
「…そうだね」
いまだ下着も付けないままの姿で、妹はただ幸せそうにしていた。
「ほかにも…いろんなこと考えてるんでしょ」
「まあな」
妹の目が俺を真っ直ぐに見つめていた。問う目だ。
俺は観念して、ストックネタを答えてみることにする。
「えっとな…結婚前のおまえが…俺に告白するっての、どう?」
「それってどういう…ふうに?」
「んとな、まあおまえが結婚前夜に、俺にウェディングドレス姿を見せてくれるんだ。それでな…」
…俺たちが男と女の関係になってからもうすでに何年も経つ。
一般的な夫婦で言えば、倦怠期って奴だろう。
妹は相変わらず可愛いけど。まあでも、いい関係を続けるってのは…
何かとコツがいるんだよ。
そうだろ?世のお兄ちゃん諸君…?
ゴホゴホ、以上で 完糸吉 でござる。途中でちと悪死伝斗があったで御座るがうわははははは。(高らか)
支援してくださった諸氏に感謝で御座る。m( _ _ )m 有り難きはいつの時代も同士で御座る。
今作は比較的短時間で書いたので在るが(正味一日・今日の朝から夜まで。あ、もう昨日か)
けっこう自分で気に入った作品と成り申した。一部某拳法漫画ネタが入ったのは愛嬌で御座る。
コンセプトは菱戸梨花氏を見習って「明るい英知」で在り申した。
こういう馬鹿っぽさが其れがしの本性かもしれぬで御座る。
では縁が在ればまた何時か会えるで御座ろう。どちらさんも達者でな。
@益@ノ
キタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
明るいエチですか(*´Д`) このくらいのノリとテンポでサクサク書いていければ楽なんだろうけどねぇ…
にしても>155!
素浪人文士サン!あんた一体何者なんだ!?
三文dと何の関係が…
もしかして、もしかして…
あんたは三文dの…………妹?
. ,ィ〜r、 ,ィ〜、 ,ィ〜、 ,ィI ,ィ〜r、 ,Ir、 ィ〜、, ,ィ〜、 ィ〜r、,
. 、ー0 ´ ⌒`ヽ--、ー0 ´ ⌒ヽ-; ー0 ´⌒ヽ ,´ィ.-0`ヽーr´ ⌒`0--; '´ィ0-;ヽ ,'´⌒` 0ー;.ィ-´ ⌒ `.0 ィ--´ ⌒ `゙0ー;
. `ヾj(イノハノ)))シ `ヾj(イノハノ)) ノ`ヾjノハノ)) | `ヾjノ))ヾj ! シ((〈( j.シ . | ((ハ))))jシ、`(((ハ))))シヾ(((ハ))ソ)j゙シ
キタ━i l,リ^ヮ゚ノリ━. ノil,リ.^ヮノリ━i !ノリ^ヮノ━i_ ,!ノリ ノ━.从、 ノリ´━"、リ从ヽノ━、ヮ^リ从ノ━从ヮ^リ从━从゚ヮ^リ从ヽ━ !!
,、_[]⊂){∞}つ_[|⊂){∞)つ、_〔]´f⊂)!{),、_〔X〕ニ!(_)つ⊂)ヾ_ソ(つ⊂(_)!ニ〔X〕 . (}!(⊃h[〕 ⊂(∞}(⊃|]、⊂{∞}(⊃[]
て(´ く/ヽニ'> て(´く/ヽニヽて(´ く/゙ニ〉て(´く/ノ_〉 く/〔X〕)i> 〈_|iヽノ(ゝ .〈ニ'/゙>)ソ /゙ニ/ヽ> ソゝく'ニ/ヽ>ノ(ゝ
~じ'フ~ . ~(./J~ (./J´ じじ' (./ ノハ)ヽ.) . `じじ" .. `じヽ)"` `じヽ)~ ゙". `じヽ)~
…って送信されてなかった… orz
GJ!!!
三m・・・・ぢゃなくてw素浪人殿、また来てくだされ
今晩は。某高速化フラッシュで3分ほど問い詰められてきました。リアルで10分とかやめて下さいw(;´Д`)
>>174 (・∀・)ニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニy(ry
またも短編を投げ込みます…っと、その前に一言。
ゴメンナサイ、マタデス_| ̄|○
何がまたなのかは言うまでもなく。ではれっつごー。
その手を取れ。
動かなければ、何も変わらない。
もう分かっているんだろう?
全ては自分次第だということを。
忘れたというなら、思い出せ。
お前はあの日、誓ったはずだ。
「タスケテ…タスケテヨ……ネェ…」
その声が、どれほど痛々しかったか。
その瞳が、どれほど涙を流していたか。
その躯が、どれほど脆く無力だったか。
あの日あの時あの場所で、お前は一体何をしていた?
何も出来ず、ただ指を銜えて見ていただけ。
助けを呼ばず、自らもまた動かず…いや動けず。
―イモウトガオカサレルノヲミテイタダケ―
一瞬の勇気。
それが無かったばかりに、彼女の全てを散らせてしまった。
散り逝く姫を見つけたのも。
逝き咲く姫を見つけたのも
俺が最初だった。
青痣に見舞われたその躯を。
一本の細い紐に預け。
静かに、揺れ続けていた。
その手を取れ。
動かなければ、何も変わらない。
臆病な心が、逃げろ隠れろと警鐘を鳴らす。
だからどうした。
お前はもう、間違えないんだろう?
ならば、迷うことも恐れることもない。
その手を取り、動け。
…以上です。やっぱりあれですね、誰か氏んでると話が作りやすいですよねっ。
ゴメンナサイゴメンナサイ甘い話も書きますからフライパンで後頭部とかやm(ryu
例によって、孕の中の人にゴメンナサイ。わざとじゃないんです。本当にわざとじゃないんです_| ̄|○
ですから次は兄貴でも頃して…いえ、何でもないですよ、ええ。ただの空言です(;´∀`)
||
∧||∧
( / ⌒ヽ
| | |
∪ / ノ
| ||
∪∪
. ||
. ||
, -── !|
,´ ヽ
.i レ-レイ-ル i
!.i.゚ _ ゚ リ ! オニイチャン…マタ…ヤッチャッタノネ…
レ`'ー,,,,,イルノ ))
〈イY イ ヽ,
i〈人_ゝイ
[/' ̄ [_]、
./ 'ー' '.,
(( ,く、__,__,,,.イ>
`~ヒ_i~ト_i´
'ー' 'ー'
─━━─
GJっす!!
思えば、ここでSS書くきっかけになったアレも、
妹ちゃん、天に召されちゃってましたねぇw
やっと出張から帰って来れたですよ‥‥したら某氏の妹さんがいきなり吊ってるし(w
いなかった間の各作品のレスはうざくなるので略させてもらいますが、各文士の皆さんお疲れさまでした。
ホントは続きを投下したかったのですが、バタバタしてて投下できるほど続きが書けてないです。
なんとか今週中にはお届けできるように致します。
をっFXD氏、帰還乙です。ゆっくり休んでまた俺達を(;´Д`)ハァハァさせて
下さい。
あと亀レスを1つ
>>134 俺の場合、閃くとあっと言う間に構成が出来上がりますな。あとは書き
ながら微調整…と言った感じ。出来れば自分の欲望全開で仕上げれば
高品質な作品が…。
あと人物・舞台設定は書かないにしても多ければ多い程カッチリして
執筆し易いかと。よくAfter(又はAnother)Storyを追加する俺の場合は
特に必須になりつつありますな。但し容姿・年齢・衣装等の描写は読者
の脳内で最適化して貰うつもりで可能な限り削ります。
長くなってきたので分割します。
また自分が特に長けている無駄知識を組み込んでリアリティを出すのも
案外宜しいかも。
完成(投下)後に気に入らない部分や誤字・脱字が有るなら加筆・訂正して
後日zipでうpするつもりで無闇に恐れず挑戦して下さい。
意外に執筆促進に有効なのは高品質なアルコール飲料・特に副原料無し
のビール。但しコレを乱用すると素面の時に筆が進まない・ミスタイピングが
増える等の副作用を伴うという諸刃(以下略
ってよく見ると自分の恥部を晒しまくりなアドバイスかも…
参考にならなくてスマソ _| ̄|○
>>179-185 忍者乙。
あれからSPもウナギのぼりで、つい先日、目標の650を超えました!
まぁ、その次のプレイでカード破損&DQNに絡まれてしばらくやる気無くしてましたが…。,、'`,、'`(´д`),、'`,、'`
>>134 んでわ私からもアドバイスなぞを…
私の場合ネタを思いついてからは少し置きますね。
まずは最初の展開と結末(オチ)を決めておく。 んで程良く煮詰めて脳内フォルダに納めておく。
いざ書き出す&書き終わるまでに若干時間が掛かるんで忘れないうちに
題名だけ付けてデスクトップにtxtを作っておく。とか。
んで私のポリシーとして『完結を書き上げるまでうpしない』っつーのがありまして、
コレのおかげで安定的な投下が出来ると。
んでもその途中でゲームとか始めちゃうとそっちに集中しちゃうんだよね…
(いまFF4してるし……_| ̄|○)
上達のコツは… とにかく漫画でも小説でも読むこと(エロなら尚更)
んでとにかく書きまくること。 そのうち表現とかは上手くなります。
ああ書き漏らし
>>193 おかげでデスクトップには中身のないtxtが1、2、3、4、5、6…_| ̄|○
>>194 あと『夢メモ』もしてる。(ときメモに非ず)
面白い夢を見たらメモっておくのだ。
(手書きのメモを妹者に見られたら、「よくわかんない」って言われた。
たしかに自分がわかればいいだけのものだから意味不明の単語の羅列はかなり電波を発していた。
しかも俺は字が汚いw)
準備なしにアナルセックスをするのは止めておきましょうw
>>186+
>>192→新しい短編(;´∀`)
第三弾。少し開き直り気味。でもキニシナイ。いや気にしろと。
白黒キネマに踊る影。
ひゅうるりひゅるり、ひらりらり。
右手に握る仄かな灯火。
ころりころり、たんたんとぅ。
左腕に抱く壊れた人形。
ぴちゃん、ととっとぅ。
潰れた瞳のお嬢さん。
貴女は一体誰を待つ。
狂おしき肌の白きに。
人形を頬ずり愛でて。
歌を謳うは祝いの歌。
この子の七つのお祝いに。
母様は待てど帰らず。
漆黒の冥府に消え去りて。
父様は散り敷く露に等し。
遠き誰彼で今を待つ。
揚羽が夜空を舞い駆ける。
新月に吸い込まれるように、消える。
兄様は何処かと?
何を言っているのか知ら。
今もこうして「抱いて」いるじゃない。
ずっと、ここにいるわ。
ずっとずっと、一緒に。
…ああ、兄様。
今日も元気でございますか。
彼岸に咲けるは白き花。
墓碑に刻まれし彼の影。
波が、花を攫っていく。
そこから、また花は咲く。
彼女は、もう二度と咲かぬ。
…以上です。よもや脳内異界化。フロンダルそっちのけで書き上げたりと。
. __∧__
\.・∀・ /
|/\|
オホシサマニナッテニゲヨウカナーアハハー…
_| ̄|○
>>205 怖ヒデスヨ…イクラ夏ダトハイヘド…(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
>オホシサマニ
あの…逃げるのはフロンダルを完成させてからにして下さい。
>>205 壊れた妹タン…… 。・゚・(ノД`)・゚・。
>>199 次にヤられるのは、俺…?(((((((( ;゚Д゚)))))))ガクガクブルブルガタガタブルガタガクガクガクガクガク
208 :
名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/07/22 23:55 ID:vj4R6TGQ
>>195 すいません、パスがわからない新参者に救いの手を差し伸べていただけませんか(・ω・`)
ぐあ、ageてしまった…スマソ
>>205 r-──-. __
/ ̄\|_D_,,|/ ヽ
l r'~ヽ ゝ__.ノヽ/~ヽ l
| | l ´・ ▲ ・` l | | ドアラ──!!
ヽ::--ゝ,___∀___ノヽ--::ノ'
/ 、`\
/ _ ドラゴンズ /´> ) ←殴りますか?
(___) 000/ (_/ (はい/いいえ
| /
| /\ \
| / ) )
∪ ( \
\_)
213 :
呉兄:04/07/23 03:51 ID:97Uxov/A
>>213 キタキタキタキタ━━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)゚∀゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)−_)゚∋゚)´Д`)゚ー゚)━━━!!!!
血液が沸騰しそうです…(*´Д`)=3
>>213 GJいえーい!!
ん〜、少しワキが甘いですねぇ〜(ミスタータイガース口調で)
お行儀が悪いアイスの食べ方…脇の下からチラリと(以下略…
俺達を堕とす術を心得た素晴らしい作品…恐るべし呉兄氏!
_,,,,._ 、-r r--, 、-r
,.','" ̄',〈... _,,,_ _,,,_ _,,,,,| | ~`l | _,,,_ | |,,,,,_
{ { ,___ ,'r⌒!゙! ,'r⌒!゙! ,.'r⌒| l .| | ,'r⌒!゙! ..| |⌒','i
ゝヽ、 ~]| ,i i i l i l i i .i i .i .i .| | i i i l .| i .i |
`ー-‐'" ゞ_,.'ノ ゞ_,.'ノ ゞ__,.',、'ュ ..l l ゞ_,.'ノ.. .L、-_,'ノ
(~'-'ノ
`~~
>>213 呉兄氏の『暑中見舞い』頂きました(;´Д`)ハァハァ
妹の脇の甘さが素晴らしい‥‥この絵を元についSSを書いてしまう私‥‥
いつもの調子で書いてるとつい長くなってしまうんで、とりあえず短編に仕立て、
明日までに完成させて投下することをここにお約束します(w
いかん、三文氏のSS以降みんなチラリズムに奔っているような・・・・w
もちろん漏れも/ヽァ/ヽァなわけですが・・・・w
と、とにかく呉兄氏GJ!
>>213 ネ申業。もはや文句無しですね(*´∀`)
アイスも好きです。けど、かき氷(みぞれ味)の方がもっと好きですw
お約束通り、
>>213の絵を元にSSを書き上げてきました。
別にイラネとか言われても、呉兄氏に敬意を表して強引に『 H o t S w e a t 』投下します(w
家のドアを開けると、中は熱気に満ちていた。冷房が切ってある。家でそんな事をするのは約一名‥‥
「お兄ちゃんおかえりー!」
短めの髪から汗をしたたらせ、ゆるやかなタンクトップとパンツ一枚の妹が嬉しそうな声で出迎えてくれた。
汗に濡れた薄い布地に、乳首が浮き上がっているのがはっきりと見える。俺を挑発するような眺めだ。
妹はもどかしげにタンクトップを脱ぎ捨て、飛び込むように同じく汗まみれの俺に抱きついてくる。
いかにも愛おしそうに俺を抱きしめ、妹はしばらく俺の匂いを堪能している。
『汗臭くないか?』と問うと、大きくかぶりを振って否定する。
「そんなコトない! お兄ちゃんの匂い、大好きなんだもん‥‥」
まだ幼いくせに艶かしく囁いて、俺のネクタイを引き抜き、まるで果物の皮を剥くように俺を裸にしていく。
その間中、お互いの肌からはとめどなく汗が流れ続けていく。
俺を裸に剥いた妹は、サイドを紐で結んだ淡いピンクの、およそ少女らしからぬセクシーな一品に
手をかけて、汗とそれ以外の液体にまみれた最後の一枚を見せつけるように脱いでいく。
ハラリと落ちる小さな布切れ。成長途上にもかかわらず、美しい裸体が目の前に曝される。
そこには本来あった生えかけの茂みは見当たらない。本人曰く『アセモになるから剃っちゃった』だそうだ‥‥
『準備』を終えた妹は俺に小さく飛びついて、しっかりとしがみついてくる。
二人の汗が混じり合い、肌がぬめる感覚は意外に気持ちがいい。
妹は大きく息を吸って俺の匂いを思う存分堪能し、俺の首筋に顔を埋めて舌を這わす。
力が抜けそうになる甘い痺れが背筋を走り、思わず妹を落としそうになった。
妹へのお返しに、汗の浮いた小さな顔を丹念に舐め廻す。額、瞼、頬、首筋、そして唇。
甘くてしょっぱい妹の味。妹は顔を舐め廻され、かなり興奮している。
「お兄ちゃん‥‥早く、遊ぼうよぉ‥‥」
幼い顔立ちの妹が誘惑する。それは正しく俺だけに見せる男を誘う『女』の顔だ。
「‥‥お前、約束通り宿題、少しづつやってるだろうな?」
「うん、ちゃんとやったよ。見てみる?」
挑発するように裸で抱きついたまま、俺をチロリと舐める妹。ほっそりした体をダッコしたまま居間へ行く。
畳には妹の青いミニスカートが脱ぎ捨てられ、居間の机にはノート類や文房具、そして妹が食べたであろう
アイスの棒が乗ったままになっていた。俺はパラパラとノート類を素早くチェックする。
「‥‥よし、ちゃんと今日の分、やってあるな」
「でしょ? 毎日やらないと、お兄ちゃん‥‥遊んでくれないんだもん‥‥」
「そういう約束だからな‥‥ん、よし。やってあるな‥‥それじゃ、しようか」
「うん‥‥いっぱい‥‥してね、お兄ちゃん‥‥大好きだよ」
嬉しそうに、細っこいくせに柔らかい体を押し付けて密着してくるカワイイ妹。
「俺も大好きだよ‥‥それじゃ、行こう‥‥」
|
|
|゚∀)
| )
|
居間と玄関に脱ぎ捨てた服をなんとか拾い集め、妹を抱いたまま俺の部屋へと移動して、ベッドに
そっと小さな体を降ろしてその横に寝転がる。この瞬間は何度迎えても、いまだに俺はときめいてしまう。
‥‥いつ頃からお互いを異性として意識したかなんて、今さらどうでもいい。
意識しだしたら‥‥兄妹だって所詮『男』と『女』だって気付いたら‥‥もうどうにもならなかった。
妹は初めての痛みさえも愛された証と喜んで、体の奥深くまで俺を受け入れてくれた。
そして俺も、今までつき合った娘たちとは違う深い愛情と快感を妹に感じ、身も心も溺れていった‥‥
「ハァ‥‥あ‥‥んふっ‥‥ん‥‥あぁ‥‥お兄ちゃ‥‥ぁん‥‥」
‥‥ベッドに寝そべった俺の上を、妹が膨らみ始めた胸をこすりつけ、喘ぎながら泳いでいる。
汗で濡れた肌は程よく滑り、妹の固くなった乳首が俺を撫でる感触が心地よい。
ここ最近の暑さの中で抱き合って憶えた汗まみれのセックス。むせかえるような妹の薫りと
熱くぬめる肌の抱き心地は、また違う興奮と刺激を与えてくれる。
程よく出来上がった妹は、今度は俺の腹の上に跨がって腰をこすりつけてくる。短めの髪を振り乱し、
熱い汗を飛び散らせて動き続ける細くてしなやかな体。微かに盛り上がる乳房に手を伸ばし、固くなった
ピンク色の乳首をくすぐってみると、妹の感じ方がさらに大きくなる。
「イヤぁ‥‥そこ、ダメぇ‥‥ダメ、いっちゃうよぉ‥‥」
そう喘ぎながらも俺の手を拒もうとせず、幼い『女』は腰をくねらせ続け、やがて細い体を振るわせて
俺の胸に倒れ込んできた。どうやらイったようで、激しく荒い息をついている。
腰をこすりつけた部分がやけに生暖かい。多分、妹からこぼれた愛液だろう。敏感だからすぐこうなってしまう。
イった余韻で体をふるわせながらも、すがりつくように俺の胸板に浮かぶ汗を舐め始める妹。
そして飽く事なく、胸から腹、そして俺のモノをさも美味しそうに唇をつけて味わっている。
すっかり『男』を責めるコツを憶えた妹に、このまま黙ってしゃぶられたらすぐイかされてしまう。
そうなる前に声を掛けて交代させる事にした。
「ほら、今度は俺の番だよ」
細身の肢体をうつぶせにして、間接照明の下で妹をじっくりと眺める。
スクール水着の日焼け跡と、白く艶かしい肌のコントラストがとても眩しい。
そして汗で濡れた髪が、艶やかに光る肌が大人になる前の未成熟な体の美しさを一層深めてくれる。
なんてキレイな眺め‥‥早く妹を『食べて』しまいたい。
小さく柔らかい唇を吸い、温かな口中を思うままにかき混ぜ、首筋に舌を這わせ、汗の浮いた
可愛い胸に唇は近付く。成長途中の妹の胸は、寝そべってしまうと殆ど平らになってしまうけど、
乳首だけが固く盛り上がっていて、その部分が『女』である事をしっかりと主張している。
その小さな粒に吸い寄せられるように、固く立った乳首に口をつけると、敏感に反応を示す幼い肉体。
「あはっ、くすぐった‥‥あんっ‥‥ふぁ‥‥ぁ‥‥」
愛らしく、甘く喘ぐ声をもっと聞きたくて、指を妹の股間に導いて優しく撫でる。
|
|
|*´Д`)
| )
|
無毛の割れ目はすでに溢れた愛液で熱く濡れそぼっていたので、さっそく中指を妹の中に忍び込ませ、
親指で皮をかぶったまま膨らんだクリトリスを刺激すると『ひっ』と息を飲み、妹は細い体ををよじらせた。
妹の中は中指をしっかりと咥え込み、締め付けてくる。
「ひっ‥‥お兄ちゃん、そこ、ダメぇ‥‥あ‥‥また‥‥いっちゃ‥‥くぅぅ‥‥」
「ガマンしなくていいから、イっちゃえ」
一回イった体に油を注ぐように妹を吸い、こすり、かきまぜる。
ピチャ‥‥クチュ‥‥ヌチュ‥‥ジュブ‥‥チュパ‥‥妹を責める湿った音が熱を孕んだ部屋に響き渡る。
「や‥‥だぁ‥‥いい‥‥よぉ‥‥あ、あ、ぁ‥‥」
再度大きく体をのけ反らせ、恍惚の表情を浮かべて妹は果てた。
快感の波に飲み込まれ、脚を大きく広げたまま横たわるしどけない姿。その脚の間に俺は顔を埋める。
幾度も俺を包み込んでいても、今だに少女らしい形を留める妹の可愛い『女』の入り口。
汗より艶やかな液体にまみれた毛のないそこに口をつけ、妹の味を心行くまで堪能する。
「‥‥ダメぇ‥‥洗ってない‥‥から、汚いよぉ‥‥」
妹は力無く腰を振るけど、俺はしっかり腰を押さえつけて妹の蜜を啜り続ける。
「お兄ちゃんやめ‥‥てぇ‥‥もう‥‥気持ちよ‥‥くて‥‥ダメぇ‥‥」
あんまり可愛がりすぎるのも何なので、弱々しく涙声で懇願する妹から口を離し、上からそっと覆いかぶさる。
「今日はもう気持ちいいの、いらない?」
「ううん‥‥もっと、お兄ちゃんが欲しいの‥‥でも、もうちょっとこうしてて」
細くしなやかな腕を俺の背中に廻し、肌を重ねてお互いの汗を混ぜ合わせる。
「お兄ちゃんの裸、ヌルヌルしてて気持ちいいよぉ‥‥」
「‥‥どこが気持ちいいの?」
「おっぱいの‥‥先っぽ‥‥」
そう言って、ゆるやかに体をこすりつける妹。満足そうなため息が形のいい唇から漏れる。
しばらくして、妹が恥ずかしそうに俺を見つめて言う。
「ねぇ‥‥今日は大丈夫な日だから‥‥このまま、お兄ちゃんを‥‥ちょうだい‥‥」
「わかった‥‥じゃあ、このままするよ」
そして俺は一瞬だけ体を柔らかな肌から離した。
|*´∀`)
妹の膝を立て、大きく開いた脚の間に体を割り込ませて、固くそそり立つ俺のモノを妹の入り口にあてがう。
「それじゃ、入れるよ」
目をつぶり、コクンと可愛らしく頷く俺だけの大切な妹。
腰を押し出し、ゆっくり妹に埋もれる俺のモノ。狭い妹への侵入を、たっぷり溢れる愛液が助けてくれる。
根元までしっかり繋がったのを確かめて、次に妹を抱き上げてから、今度は俺が下になる。
再び重なり合う汗まみれの肌と肌。妹が汗で滑らないように、細い背中に両手を廻して抱きしめる。
「あ‥‥わたしの中、お兄ちゃんが入ってきて、温かくなってきたよぉ‥‥」
「お前の中も‥‥すごく温かい‥‥」
でもそれだけじゃない。妹は意識してないようだけど‥‥妹の中は俺を優しく締め付けてくる。気持ちいい‥‥
そうしてしばらくお互いの抱き心地を堪能してから、少しずつ腰をストロークさせていく。
クチュ、クチュ、クチュ、クチュ、クチュ‥‥妹に出入りする規則的な粘った音。それが徐々に早まっていく。
「あぁ‥‥いいよぉ‥‥‥お兄ちゃ‥‥ん‥‥んっ‥‥んっ‥‥んぁ‥‥ふぁ‥‥」
快感の残り火がくすぶっている妹は、早くも感じ始めている。俺も妹の締め付けで早くもイキそうになっている。
それでも俺は耐える。もっと妹と繋がったまま愛し合う事を楽しみたい。妹をイかせてあげたい。
さらに腰を突き動かし妹の中を激しくかき回すと、細い体が一瞬、硬直する。
‥‥これが妹がイク寸前のサイン‥‥もう一息だ。
「あ‥‥あ‥‥あっ‥‥待っ‥‥てぇ‥‥離して‥‥おかしく‥‥なっちゃうよぉぉ‥‥いぃ‥‥よぉ‥‥」
抱きしめた腕のなかで震える愛しい恋人。俺の妹。俺と一緒に気持ち良くなってくれ‥‥
「ダメ、ダメ、ダメぇ! 来ちゃう、来ちゃうよぉ! あ‥‥あっ‥‥あっ、あ!」
ブルブルと震えながら最後の喘ぎ声をあげ、妹は激しくイった。俺もほぼ同時に妹の奥深くへ精を放つ。
自分の手や、妹の口じゃ味わえない最高の痺れが体を走り抜けていった。
二人して荒い息をつき、ぴったりと抱き合いながら快感の余韻を噛み締める。
体がモゾモゾと動く度に、激しく動いた体からはさらに汗が吹き出し、濡れた肌がこすれて気持ちいい。
妹のキレイな額に浮いた甘い汗をチロリと舐める。いつ舐めても、妹の肌は美味しい味がする。
しばらくその柔肌を楽しんでいると、今度は妹が逆襲を仕掛けてくる。
まだ固いままの俺が抜けないように体を動かして、かわいい舌を伸ばして俺の肌をなぞる。
「んふ‥‥お兄ちゃんの体、美味しい‥‥」
飽く事なく胸や首筋に舌を這わせ、いつまでも俺を味わい続ける妹。本当にキリがないので、妹を促す。
「ほら、もうそろそろ体、洗おう。そしたら晩ご飯、食べに行くよ」
「‥‥うん」
寂しそうに頷いて、妹は渋々と俺の上から降りた。
風呂に入り、まず先に妹を洗う。それこそ頭の先からつま先まで、手で撫で回すように丁寧に洗う。
特にアソコは念入りに、妹の奥に出した精液を洗い流してあげないといけない。
そして泡まみれになったまま、今度は妹が俺を洗ってくれる。妹の場合、背中と胸板は小さな胸を
こすりつけて洗うという技をどこからか憶えたようで、最近の彼女のお気に入りになっている。
俺も気持ちいいけど、どうも妹もかなり気持ちいいようで、黙っているといつまでもやっていたりする。
‥‥いつまでもキリのない体の洗い合いが延々と続く楽しい時間。でも、もうそろそろ切り上げよう。
湯船に浸かる時もやっぱり二人一緒。後ろから妹を抱きしめて、ちっちゃな乳首を弄りながら耳元で囁く。
「さて、何食べに行こうか? 好きなもの、何でもいいよ」
「お‥‥お兄ちゃんが好き‥‥お兄ちゃんを‥‥んっ‥‥食べたい‥‥あっ‥‥」
「‥‥はぁ?」
大胆な言葉にちょっと驚いたけど、それでも妹を弄る指を止めない俺。
「んくっ‥‥お腹いっぱい‥‥大好きなお兄ちゃん‥‥食べたいよぉ‥‥んぁ‥‥ん‥‥」
兄妹で、本気で愛し合う俺達。心も体も結ばれた事は嬉しいけれど、果たしてこれで良かったのだろうか‥‥
俺をここまで求めてくれるのは嬉しいけれど、まだ幼い妹をこんなに狂わせてしまった事が
今さらながら悔やまれる。『好き』というだけじゃ越えられない壁が、確実に俺達の前に
立ちはだかっているというのに‥‥だから、後ろから抱きしめたこの腕を、重なった肌を離せないでいる。
俺自身も妹の笑顔に、優しい心に、柔らかな肌の温もりに魅せられて、この想いが止められないでいる。
そして俺は小さな胸を弄る指を止め、妹を抱きしめたまま思考の迷路に迷い続ける。
でも、今さら『妹が好き』というこの事実を消し去り、忘れる訳にはいかない。本当にどうしたらいいんだろう。
知らずとため息が出るけれど‥‥まぁ、今はとりあえずここを出て晩飯を食べに行こう。考えるのは後だ。
「‥‥それじゃ、そろそろ上がろうか。早くおいしいもの食べて‥‥帰ったら、また一緒に‥‥」
「うん! 今日はずっとお兄ちゃんの傍にいていいんだもんね。嬉しいよ〜」
元気に、勢いよく湯船を飛び出す俺の愛するかわいい妹。
「ほら、早くいこうよぉ〜! 今日も明日もお兄ちゃんと一緒、お兄ちゃんと一緒〜♪」
嬉しそうに洗い場でピョンピョン飛び跳ね、変テコな節で楽しそうに笑い、歌っている。
その無邪気さに思わずこぼれる笑み‥‥そうだよな、やっぱりこの笑顔をずっと見ていたいよ。
妹の体をバスタオルで包みながら、この想いを貫き通したいなと、今さらながら思った。
そんな事を考えながら体を拭いていると、妹は細い体をすり寄せて、可愛らしい唇で耳元に囁いてくる。
「ねぇ、お兄ちゃん‥‥また後で‥‥いっぱいエッチなコトしてね‥‥お兄ちゃん、大好き♪」
俺だってお前が大好きだよ。だから‥‥ずっと、ずっと一緒にいような‥‥
|
|
|Д`) <ハァハァ
| )
|
以上で『 H o t S w e a t 』終了です。PCさま及び孕嬰児さま、230さま。毎度の支援、感謝いたします。
それにしても書き込み時の『本文が長過ぎ』の表示がウザイなぁ‥‥
しかし、絵から話を書いていくの結構面白いものですね。
ついでですが、住人の皆様、よろしければ絵や、一言でもいいのでご感想をお聞かせ下さい。
ところで『年上の妹』はどうなったって? あんまり長引かせるなって?
‥‥申し訳ありません。必ず近いうちに‥‥申し訳ありません‥‥(以下無限リピートw)
それでは230氏の作品は風呂の後に楽しませてもらう事にします。
Σ( ̄□ ̄; ‥‥伝統芸、発動‥‥ゴメンナサイ。
伝統芸を炸裂させて_| ̄|○になってる方をよそに、続けて投げ込んでみましょう。
…だいじょぶですよ、今回は。次回は知りませんが(ぇ
私はいつも追いかける。
でも追いつけない。
それは当然で、仕方のないこと。
朝が来て、夜を迎えるのを拒めないように。
花が咲き、枯れるのを見送っていくように。
先に成長していく、その背中を追い続ける。
お兄ちゃんの背中。
優しくて、力強くて、大きい背中。
ずっと追いかけてる。
でも、私は疲れて途中で止まってしまう。
そうしたら、向こうも休んでくれる。
私がまた動いたら、向こうもまた駆けていく。
桜並木の街路を駆け。
向日葵畑を潜り抜け。
銀杏の落葉を避けて。
粉雪を舞い散らして。
眩しい日光を手で遮り。
澱んだ雲を睨みつけて。
髪に絡む散雨を振るい。
雷鳴に身体を竦ませて。
再起動
二人は、いつまでも駆けていく。
それは、終わりのない一本道。
果てなく続く戯れ。
届きそうで届かない、その背中。
ずっと、追い続けていく。
レインレイル。
青空に掛かる、七色の雨の軌跡。
…以上です。
>>249が伝統芸2回目にならなくてよかった、などと言ってみたりw
SS書き始めて丁度40作品目(「睡蓮」除く)という、プチ記念作品だったりします。
まぁそれまでの作品がゴミのようだったり40秒で廃棄処分するような作品もあったりした訳なんですが。
そろそろまとめてドカン!と上げてみようかしら。翡翠とか無魂とか砂姫とか色々と。
>>242 ですから何度も言うように、そのアマイアマイ話を書けるスキルを(ry
,ィ〜r、
、ー0 ´ ⌒`ヽ--; 両者共々 力作投下 乙です
`ヾj(イノハノ)))シ
i l,リ ^ヮ゚ノリ シュッ まぁとりあえずお茶でもどうぞ
(つ 文 と彡 /
/ /
/ /
/ /// /
/ 旦 /
/ /// / ツツー
/ 旦 /
/ ./
イロイロキタ━━ヽ(゚∀゚)ノ━( ゚∀)ノ━( ゚)ノ━ヽ( )ノ━ヽ(゚ )━ヽ(∀゚ )ノ━ヽ(゚∀゚)ノ ━━!!
>>242 いいねぇ… ラブラブでベタベタで汗まみれな妹…(;´Д`)ハァハァ
>行数制限
10行くらいを目安に改行すればよろしいかとー
>>251 兄を追い続ける姿… 俺はもう追い越されて(ry
>>241 ( ̄ー ̄)ニヤリ
さーて27時間見ながらなんとか仕上げないとシャレにならんな…
, -─── 、
/##二二__ヽ、
/##/ 、 ヽ ヽ
,'## / /_/」_ハ `、 `、 伝統芸ってみんな言うけど…
|ヘ、#_lノ ;≠、'ノ 刈 l l!
{ (( ッ'ト-リ ゙ ,、リソハ |' あのね…お兄ちゃん…ボク…ちゃんと
ヽヽ o゚ ´ /ソ}'ノ ノノ リロードしたんだよ…それなのに…
Y ° - ' `゚イイ
/⌒ ( Y)` ;‐‐ ' ゚( i )
|:::::::::::〉i/^^ゝ-、 (y )
l++::::(/\ ,ミ}::ハ:ヽ〉i(
l::::::/:::::::::::/::::::/::::)i〈
l:::::;++、::/::: !::::{l|ll}
ハ(___ ノ:::::;++|l::::::::ハ
/ ̄キ:::::::::メ メ::|ヽ、::: ゝ、
,'+++' :++' \ヽ、 キ ヽ
>>254 はいはい、わかりましたよ
そんなこという悪い妹ちゃんは直々にハァハァ
………ぁッ何するんだ別にまだ何もしt
>>251 夢幻の如き虹を果てしなく追い求める姿が儚いなぁ〜。
でも、たまにはリアル描写の短編も読んでみたいですね。230氏ならうまく纏められそうだと思うんですけどねぇ。
>>253 アドバイス、サンクスです。でも十行だと私の書き方では少々尻切れトンボになっちゃうんで‥‥迷うところです。
>>254 ホント、ごめんなさい。今後、投下終了時は『END』とか『第○話 了』とか入れますね。
甘━━━━━━( ´゚д゚`)━━━━━━い!!!!
曙太郎のトレーニングより甘いよぉ━━━!!!
暑いですねぇ。
SS書いちゃいました、ってたまの休みになにやってんだかw
49の10MB 490.zip パスは例のアレ
夏バテしてませんか?夏はこれからが本番ですよ〜
>>259 頂きますた。
これは…まさに夏にぴったりですね(;´∀`)
>>259 阿部定キタ━━━━━━(((((((( ;゚Д゚)))))))ガクガクブルブル━━━━━━!!!!!
ちょっと関係ない話をひとつ。しかしバイクのタイヤって、なんであんなに減りが早いんだろ。
15000キロしか走ってないのにもうリアの溝がなくなりましたよ。
>>259 頂きましたわ…ふふふ…あはははっ…。
貴方もいい感じに侵されてきてますね…このまま脳内を異界化してしまいましょう。
で、今から「SSを」投げ込みますよ。
いいですか、これは「SS」なんです。それ以外の何物でもないんです。いいですか?
で、野球部の方に悪意があるわけでも鍵ヲタでも何でもないんです。分かりましたね?
…と、散々釘を刺してから冬華、じゃなくて投下しますね。
そんなことより聞いてくださいよ。
昨日ね、近所の吉野家行ったんです、妹と。
そしたらなんか制服姿の工房が席を占領してて座れないんです。
で、よく見たらカバンに、○×高校野球部、とか書いてあるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、部活帰りに吉野家占領してんじゃねーよ、ボケが。
野球部だよ、野球部。
なんか監督までいるし。部員総出で吉野家か。おめでてーな。
横にいた妹が「お兄ちゃん、お腹すいたぁ…」とか言ってるの。もう見てらんない。
お前らな、飯代払ってやるから全員今すぐどっか行けと。
吉野家ってのはな、もっと廃墟であるべきなんだよ。
Uの字テーブルの向かいに座った奴とアイコンタクトで「了承。(一秒)」
そんな奥ゆかしさがいいんじゃねーか。リア厨は、すっこんでろ。
で、やっと座れたかと思ったら、隣の客が、大盛りねぎだくギョクで、とか言ってるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、大盛りねぎだくギョクなんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
得意気な顔して何が、大盛りねぎだくギョクで、だ。
お前は本当に大盛りねぎだくギョクを食いたいのかと問いたい。
問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
お前、単に某掲示板の有名コピペの真似したいだけちゃうんかと。
お兄ちゃんの俺から言わせてもらえば、この状況でのベストメニューはやっぱり
つゆだく、これだね。
特盛りつゆだくに味噌汁。これが最強の頼み方。
つゆだくのお陰でご飯だけでもいける状態。それに加えて味噌汁。これ。
妹のねぎと自分の肉を適度に交換しつつ、妹のペースにあわせてがっつく。
で、それに味噌汁とお茶。これ最強。
しかしこれを頼むと妹が食べるノルマのねぎまで取ってしまう危険も伴う、諸刃の剣。
素人のお兄ちゃんにはお薦め出来ない。
まあお前らド素人は、某Mの店でマックシェイクでも飲んでなさいってこった。
…以上です。分かってます、分かってますから、何もつっこまないで下さいw
(゚Д゚)ヨシギュー
三国氏と同じろだに、今までの作品をまとめて置いてきました。
49の10MB 548.zip コメントはrestrein、パスは現在のメル欄です。
もはや禁書扱いのデビュー作からゴミ作品までたっぷり詰まってます。
未発表の作品、あの作品の「裏」の話なんかも入ってたりするので、気になる方は是非。
(ちなみに今回は三国氏を引きずり込んだ話の「裏」が眠ってたりします。今更って言うな)
短編ならトコトコ書くので(長編は諦めてw)、リクエスト等をお待ちしておりますですよ。
アメリカなんて今すぐ滅びろ
乙w
>>264 玉ではなくて半熟で。
>>265 横取りますた。
いや〜結構書いてますね〜
……俺って香具師は……_| ̄|○
頂いちゃいました
>>阿部定
ええ、ネタ元ですw
49繋がらん…
!||i|! !||i|!
○
\_ ノ)
 ̄
すいません、誰か
>>76と
>>79を再うpしてもらえませんか・・
取り逃がしてしまってた・・orz
>>265 リクありですか。
したっけ、LA ARENA ROJAなんかをベースに・・・。
>>270 そんな大したもんじゃないですよ?w
49の10MB 652.zip パスはいつもの
その気があるなら、エロエロもとい色々膨らましてSS書いちゃってください
274 :
呉兄:04/07/26 13:41 ID:EoKWwNPW
* .※ ※ ※. *
* ※ ☆ ☆ ☆ ☆ ※ *
* ※ ☆ ※ ※ ☆ ※ *
* ※ ☆ ※ ※ ※ ☆ ※ *
* ※ ☆ ※ ※ ☆ ※ ※ ☆ ※ *
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* ※ ☆ ※ ※☆ ☆※ ※ ☆ ※ *
* ※キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ !!!※ *
* ※ ☆ ※ ※☆ ☆※ ※ ☆ ※ *
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* ※ ☆ ☆ ☆ ☆ ※ *
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* *
仕事上がりにIrvineチェック…
無事
>>259 &
>>265 ダウソ終了してる…
ε- ○ ホッ …
\_ ノ)
 ̄
カチャ カチャ
○ さて今度はスレの新着チェック、と …
\_ ノ)
 ̄
呉兄氏の新作が…
┃ ━━ /\ /:\ ■
━━ ┃━┃ /::::::::ヽ ━━━━━ /:::::::::ヽ━━━ ■
┃ ┃ /:::::::::::::::ヽ______/ : :::::::::: ヽ ■
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// /|:: i し / | |::::::::::/::::::|. | | : |.;*;;∵+・;;\
////|: ノ ( | |::::::::|:::::::::| | | :|∵ \\;*;\
//// | '~ヽ | ┐┐┐┐┐┐
>>274 ( ̄□ ̄;
思いっきり鼻血吹きますたよ。エロ過ぎです犯罪ですよこれは。
呉兄さまの描かれたオニャノコを勝手にエロSSに仕立ててマズイかなと少々反省してたんですが、
よりグレードアップしてるし‥‥スバラシスギデス。
279 :
270:04/07/26 17:57 ID:h6kImjBz
>>272 そんなことはないです、ありがとうございます。SSは無理です・・
>>274 新作乙です。すいません、213は持ってます…
申し訳ないですが79を再うpお願いしますorz
妹が孕んだ───
この事実を知った俺は、目の前が真っ暗になる、ということを正に身を持って体験した。
当然、お腹にいる子供の父親は、兄である俺以外にありえない。妹がまだ小学生だからという短絡的な思考と、
安易な欲望に突き動かされて散々膣内射精を行った結果がこれだ…。
後の祭り、後悔先に立たず、覆水盆にかえらず。先人はどうしてこうも的を射た表現を残していったのか。
それが腹立たしかった。
どうする。どうすればいい。俺はこれからどうなってしまうんだ。そんなこと───決まっている。
堕ろす。
これが最も最適な選択肢だろう。だが、その費用は? アルバイトで貯めた多少の小銭はあるが、
それでも手術の費用とするには全く足りない。第一、秘密裏に小学生の女児に堕胎手術を行ってくれるような医院など、
どこにあるというのか。
突如電子音が耳を打つ。気づけば白い日の光が、カーテンの向こうから部屋をぼんやりと照らしていた。
「朝、か」
どうやら自室で悩んでいるうちに夜が明けてしまったらしい。時間の経過を感じなかったところを見ると、
それだけ深い思考の
内にいたのだろう。
目をやることなく、目覚まし時計の電子音を止める。日々の行動に照らし合わせれば、このあと俺は母が
仕事に出る前に用意した朝食の準備を
仕上げてしまわなければならない。
全く動く気にはなれなかった。だが、そうも言っていられない。時間はどれだけ望んでも止まってはくれないのだから。
座っていたベッドから腰を上げた時、俺はようやくその手にずっとスティックの形状をした妊娠検査薬を
握っていたことに気づいた。それを備え付けのゴミ箱へ放る。カラン、と俺の心内とは対照的な軽い音が、
やけに大きく響いて聞こえた。
朝食の仕上げはあっと言う間に終った。料理など準備がしてあれば、あとはそれを決められた方法で
加工すればいいだけだ。
思考から逃れるための術にもならない。
「お兄ちゃん…おはよ〜ぅ」
ぎくり。身体の中から軋めいた音が響く。錯覚なのだろうが、俺には確かに聞こえた。
「あ、ああ、おはよう。千穂」
キッチンの入り口に、まだ眠そうな眼をこしこしと擦る妹が立っていた。
熱帯夜の暑気に耐えかねてそうしたのだろうか。小柄な体格と比べて大きめのパジャマは、
お腹の辺りまでボタンが外されていた。
「今日は早いな。ラジオ体操に行くにしても、まだぜんぜん余裕があるだろう?」
「うん…。あのね、今日はミキちゃんと一緒に行こうってやくそくしたから。おくれないように早起きしたの」
「あはは、そうか。偉いな千穂は」
俺はうまく笑えているだろうか。
「そう? えへへ…ありがと」
くすぐったそうに身をよじりながら、俺の言葉に素直に喜ぶ千穂。まったくもって幼いしぐさ。
しかしその身体には、さらに幼い命が宿っているのだ。
「さ、顔を洗っておいで。せっかくはやく起きたんだから、ゆっくりと朝食をとろう」
「うんっ」
とたたたた、と軽快な音が廊下を遠ざかっていく。
疲れた…。
ただの少し言葉を交わすだけでも、これほどまでに気を使うのか。今まで何気なく妹と会話をしてきたことが、
まるでとてつもない偉業だったかのように思える。この先、ずっとこんな苦労をしていかなければならなのか。
耐え切れない…。楽になりたい…。いっそ───
思考の袋小路に自ら行き詰まっていることを感じ、寸でのところでシャットアウトする。
待て。それは待て。そんなことをしたら、それこそ一生罪過に苛んで生きていかなければならない。
それは───ダメだ。
足音。千穂が戻ってくる。
「お兄ちゃん、顔洗ったよ〜」
「そうか。んじゃ席に……って、こら。お前いつまでお腹出してるつもりだ。出かける時になって
ゴロゴロと痛くなっても知らないからな」
そう言って千穂が着ているパジャマの胸元に手を伸ばす。と、ボタンを掴んだ拍子に、
隙間から小さな淡い桃色が目に入った。それは朝であるせいか、小さいながらも先がつんと勃っている。
幼い乳頭からは、とても母乳が出るようになるとは思えない。例えこの真っ平らな乳房を絞ったとしても、
無理ではなかろうか。
|・)
「ぁ…っ」
───篭った声に我に返る。気づけば、そこに手を這わせていた。
「えと、ぇと……する…の?」
耳元が僅かに湿っている顔を真っ赤にして、千穂が尋ねる。その言葉は大きな槌となって、俺の頭を殴りつけた。
炎で炙った鉄にでも触れたかのように、瞬時に手を引っ込める。
「ッ! …い、いや、とにかく前を閉じて。朝食に…、しよう」
「う、うん…」
幾分か下がり気味な返事は、落胆、なのだろうか。顔はまだほんのり赤く、
それでも千穂はボタンに手をかけて服装を正す。
朝食は、かちゃかちゃと食器が鳴る音だけを響かせて、何事もなく、終った。
後片付けを終え、リビングに入る。千穂は着替えを済ませ、ソファに座ってぼんやりとテレビ眺めていた。
約束の時間がせまるまでの、暇つぶしなのだろう。
俺が来たことに気が付くと、小さな手でぽんぽんと隣を示し、優しく微笑んだ。傍に来て欲しいという合図。
いつもなら、隣に座る俺に寄りかかって、全てを委ねきった顔で弛緩する。その幸せな一時の始まり。
だが。
俺は動けなかった。何故か千穂が───妹が怖かった。
これ以上、これ以上は無理だ。いまの俺にはさきほどまでのが精一杯なんだ。怖い、妹が怖い。
俺がどうなるかわからない近しい未来への恐怖。その体現。それがいまの千穂だ。
怖い、怖い、怖い、怖いよ。怖いんだ。怖いんだよっ!
「お兄ちゃん…?」
今の俺は千穂の目に、どのように映っているのだろうか。噴き出そうとする感情を堪えることに必死で、
それを考える余裕がない。
そうした見詰め合いが少しの間続く。やがて千穂は、悲しそうに眉を歪め、俯いた。
俺にかけてやれる言葉はなかった。千穂に怯えているいまの俺には…。
「あのね…、お兄ちゃん」
千穂がゆっくりと顔を上げて口を開く。それをただ、白痴のように見つめることしか出来なかった。
「…私ね……」
「───」
「お腹に、赤ちゃんがいるの」
世界が、俺と千穂を残して、崩壊した。
「えっと、この前…お兄ちゃんとするとき、ね。……その…血が……セイリが来ないって言ったでしょ?
あのあと、いろんな本読んでしらべたんだけど……それってね、女の子のお腹に赤ちゃんが出来た、
お知らせなんだって」
まるでイケナイ秘密を打ち明けたあとの、照れ隠しのように、一気にそう続ける。
「赤ちゃんって、二人が愛し合ってできるんだよね? だから…」
──────
「だから、千穂…」
──────
「お兄ちゃんと愛し合ったショーコの赤ちゃんが出来て嬉しいなっ。えへへ」
そう言って千穂は。
優しくお腹に手を置いて。
嬉しそうに。
本当に嬉しそうに。
眼の端に涙すら浮かべ。
微笑んだ。
( ゚д゚)ポカーン
ああ───なんと言うことだ。なんと言うことなんだろう。
小さな、こんなに幼い小さな身体は、それでも母性というものを知っていた。
幼いが故に、知識ではなく、本能がそれを理解していたのだ。
何故なら千穂の表情。それは正しく母親の慈しみに他ならない。
ああ───ああ───………
脚の力が抜けて、がっくりと膝を着く。
命を宿した女性というのは、こんなにも強く神々しく見えるものなのか。
俺はそんな千穂を見て、美しいと思ってしまった。
だから、俺はあの問いの答えを出してしまわなければいけない。
「お兄ちゃん…」
「千、穂───」
「泣いてる…の?」
「千穂…」
這うように、のそり、のそりと近づいて、彼女の前に。
「千穂ぉ…」
その身体をかき抱いて。
「俺っ…」
みっともなく。
「俺、頑張る」
みすぼらしく。
「一杯一杯頑張るよ…っ…!」
まるで幼子のように。
──────
「うん」
──────
「お兄ちゃん、大好きだよ」
むせび泣いた。
それは、命が命として確定した瞬間だった。
そして同時に、小さな夫婦と、未来の家族の始まりでもあった。
ごめん、エロ書けんかったw
あと支援ありです。
んではノシ
なんか新しい人キタ━━ヽ(゚∀゚)ノ━( ゚∀)ノ━( ゚)ノ━ヽ( )ノ━ヽ(゚ )━ヽ(∀゚ )ノ━ヽ(゚∀゚)ノ ━━!!!!
ペースも改行も分割もノープロブレム=パーフェクトです!
展開も萌える感じでGOOD!
あとはエ…ゲフンゲフン
さて、今あるストックは…zip用の中編が1つと短編が2つ、書きかけの長編とボク妊のボツ…_| ̄|○
>>293 うーん……
いや、いい話だった。
乙。
ショウジキイッテツギハエロヲオネガイシマゲフンゲフン
テイウカハラゲタソトネタカブッテタ_| ̄| ...●
>>293 乙です。
この後訪れる修羅場を想像すると・・・ガクガクブルブル
あと、呉兄氏、GJでございます!!
宇宙の人工衛星が
私たちを映すときには
あの
酔っ払いも
女子高生も
迷子の子供も
私も
あなたも
みんな一緒に映るのでしょうね
この街はこんなに広いのに
ここからこうして見下ろしていると
いつでもあなたに会えそうな気がして
窓を開け放ちたくなります
いま、私の心は宇宙の虚空に
あなたを探しに参ります
同じ血をたよりに
え、えー。テステス。
あ・・・その、えと・・・・・・ただいま。
なんか三文タンの引退声明からこっちストレスのあまりギター弾きまくった挙句
ハイポジなんかキメようとして指が赤くなったりぜるです。
そんでもって追い討ちをかけるようにスパイウェア感染。阿呆か。
そうして何をする気も起きないまま時間だけが経っていき、Cドライブ吹っ飛ばして
このスレの過去ログを読む・・・・・、と。
ボク犯されてるよぉ・゚・(ノД`)・゚・。
↓へ。
お兄ちゃんのバカぁ・・・・・
などと言いつつほくほく顔の自分。以外に興奮す(ry
あーもう相変わらず素晴らしいよ貴様ら。
どさくさに紛れてちゃっかり復帰してる三文・・・ゲフゴフ素浪人タンとか。
いつだったか「りぜるSS書きます」って言っておいてぽしゃったと思ったら
こんな形でやってくれちゃう三文・・・ゲフゴフ素浪人タンとか。
ともあれ、りぜるは帰ってまいりました。これで古参が出揃いましたねw
それと絵+詩は無謀にもひとりハイブリット作品になっちまったぃ(;´∀`)
(ドン!ドン!)イッツマイラーイフ♪
リゼルたん帰ってキタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
スジいいねスジ(;´Д`)ハァハァ
わーい、リゼルタンお帰りなさいませw
いいなぁ、切なげで。230氏の『無魂真言』といい、
俺ぁこういうのに弱くてねぇ・・・
♪ヒーカリートカゲーヲーダキーシーメターマーマー♪
この間「田村直美のCD買ったんだけど〜」って言ったら
「 誰? 」
って言われちゃった・・・・゚・(ノД`)・゚・。
>>293 新しい人キタ━━(゜∀゜)━━( ゜∀)━━( ゜)━━( )━━(゜ )━━(∀゜ )━━(゜∀゜)━━!!!
黄泉霧さま。エロはなくとも、かなり読みやすくて萌える話ですばらしいですよ。
次作は是非、エロシーンも織りまぜながら書いて下さい。
>>302 リゼルさま、お帰りなさいませ。やっぱ絵もSSも両方描けるといいですね。
特にリゼルさんの絵は表情がなんか好きだな〜。
ということで
>>38からの続き、投下します。
「‥‥嬉しい‥‥嬉しいよぉ、ナオ君‥‥」
俺を見つめる大きな瞳から一筋、こぼれ落ちる涙。姉は華奢な両手を伸ばし、俺を下へと抱き寄せる。
繋がりながら、しゃくりあげて泣く姿は今まで以上に愛おしさを感じさせる。
そして恋人としてようやく結ばれた事が何より嬉しかった。姉を好きになって、本当に良かった‥‥
それにしても‥‥なんて気持ちいいんだろう。
姉の中は俺を温かく、隙間なく包み込み、姉が少し動くだけでも俺を刺激するように蠢いている。
このまま動かないでいるのもいいけど、姉の中を思う存分動いてみたかった。でも腕を、脚を絡められて動けない。
「ちぃ、動くよ‥‥」
しかし、姉はさらにしがみつく力を強めてきた。
「やだ。まだナオ君を感じてたい‥‥いいでしょ」
俺の体重を下で受け止めたまま、半ば押しつぶされた形の姉は少し苦しそうな声を出しながらも俺を
求め続けていた。慌てて俺は繋がったまま、姉を抱き起こしてそっと抱きしめる‥‥対面座位ってやつだ。
「ゴメン、重たかったろ‥‥」
「ううん、大丈夫。でも、こっちの方が‥‥ナオ君に抱かれてる方がいい。キスもできるし‥‥」
俺を奥まで入れたまま腿の上に乗ったおかげで、小柄な姉との目線が殆ど同じ高さになっていた。
「‥‥私の中、ナオ君がいっぱい入ってて、すごくあったかい‥‥」
「ちぃの中もあったかくて、気持ちいいよ‥‥」
そして、どちらからともなく唇を重ねあい、上も、下も繋がったまま徐々に動き出す。
エロビデオみたいな激しい動きは無理だけど、不器用に腰を動かして軽い姉の体を上下に揺らす。
息づかいは徐々に乱れ、こすれ、絡みあう舌と肌の感触はさらに増し、姉も俺を緩やかに締めつけてくる。
どんどん体が熱くなってきて、気持ち良さが次々と押し寄せてくる。
なんとか堪えて姉と一緒に『イキたい』のに、これじゃあまり長く保たないかも‥‥
もっと長く姉と繋がっていたい。それだけを考えて、動くペースを落とす。
今度は姉の中をかきまぜるように、前後にゆるやかに腰を動かす。先にイカないようにゆっくり、ゆっくりと‥‥
しばらくそうしていると、姉の動きに変化が現れた。時々、体を振るわせたり、腰をくねらせたりしている。
姉も気持ち良くなって来ているのかな‥‥そう思った矢先、突然唇が離れた。
「あ‥‥んっ‥‥ん‥‥なんか‥‥来る‥‥んっ!」
小さな手がキュッと俺を抱きしめ、耐えるように震え出す。
「やだぁ‥‥落ちる‥‥落ちちゃうよぉ‥‥あ‥‥あっ‥‥あぁ‥‥」
その瞬間、姉の中が熱く蠢いて俺の分身を締め付けてくる。急に与えられた刺激に俺の体も震え出す。
「うぉっ‥‥俺も‥‥来るよ‥‥」
小さな体をきつく抱きしめて、腰を揺らすスピードを一気に早めていく。二人の呼吸も浅く、早くなっていく。
|
|
|゚∀)
| )
|
俺の腕の中で、姉も気持ち良さに悶え始めている。確実にもうすぐ姉はイク。だけど‥‥
‥‥俺が爆発しそうで頭がクラクラしてきた。もう、これ以上保たない‥‥そう思った瞬間、いきなり姉は叫んだ。
「イヤ、イヤぁ!‥‥落ち‥‥落ちるぅ!‥‥ぅあ‥‥あ‥‥あぁ‥‥!」
姉の中でこすられるのと、締め付けられるタイミングがシンクロして、俺はとうとう一気に弾けた。
放出される快感が連続で襲ってきて、コンドームを突き破らんばかりの勢いで大量の精を『女』の中に放つ。
そして殆ど同時に姉も喘ぎ、のけ反って快感に身を委ね、何度も大きく体を震わせていた。
‥‥爆発した快感が徐々に薄れていく。姉は俺の腕の中でぐったりとしたまま、まだ震え続けて喘いでいた。
「気持ち、いい‥‥よぉ‥‥嬉しい‥‥よぉ‥‥」
俺達は肌を重ね、繋がったまま固く抱き合って、しばし快感の余韻に浸っていた。
この小さくて、柔らかくて心優しい女の子を、何があっても絶対離さない。そんな決意を固めながら‥‥
‥‥首筋にかかる柔らかい吐息。肌から立ち昇る甘い匂い。こんなに細いのに触り心地のいい体。
このままずっとこうして抱いていたい。抱きしめた腕を離したくない。一つのままでいたい。
だけど、とりあえずは早くコンドームを外さないと‥‥そう思い、姉をそっと揺り動かす。
でも、姉はしがみついたまま動かない。しっかり手足を絡めて抱きついたまま、離れようとしない。
「ちぃ、ちょっと離して」
「‥‥イヤ」
俺を見つめる愛らしい顔が突然歪み、涙がこぼれ落ちる。いきなりの事についうろたえてしまう。
「コンドーム外すだけだから。すぐ済むから、ね」
「それでもイヤ! もう、ナオ君と離れたくない‥‥」
幼い子供みたいに泣きじゃくる姉をあやすように延々と説得しても、まったく言う事を聞いてくれない。
そう、姉は普段おとなしいくせに、妙に強情なところもあるので、一旦言い出したら聞かない事があったりする。
現に今だって『このままじゃ妊娠する事だってある』って脅しても『それでもいい』と開き直ってしまった。
こうなると姉は梃子でも動かない。仕方なく、俺は小さな体をずっと抱きしめ続けていた。
それも、まだ俺の分身が姉の奥深くまで入ったまま‥‥実は物足りなさそうに固く張りつめたままなのだ。
もうどうなってもいいや‥‥それよりもずっとこうして抱いていたい。抱かれていたい。
そう思っていたけれど、姉に包まれたままの感覚が余りにも良すぎて、また興奮してきてしまった。
「ごめん、ちぃ‥‥俺、またしたくなっちゃった‥‥だから、コンドーム替えさせて」
姉はちょっとびっくりしたような表情をしたけど、すぐ嬉しそうに、甘えるような顔で微笑んでくれる。
「‥‥うん‥‥だったら、いいよ‥‥」
固く抱きしめた腕をようやくほどき、ようやく俺は解放された。
そして姉に背を向けていそいそとコンドームを外し、新しい封を切る。
「‥‥また、私がしよっか?」
「い‥‥いいよ。今度は自分でやるから‥‥」
ちょっと意地になって言い返す。よく聞く話だけどこの瞬間って、けっこうマヌケな感じがするもんだ。
‥‥次回に続く‥‥
少々、中途半端なところですが本日は以上です。PCさま、毎度の支援ありがとうございます。
それではおやすみなさい‥‥
l. ,' i ___,,iレ'´l|. l }!/ //レ /|,! リ ! ,! /
! i | i !| /! l' /イ / 弋フ~厂/' /'/ 新規文士黄泉霧氏キタ━(゚∀゚)━!!!
l | i|!. ! l.!_レっ´厂 ´ `¨, , 'イ、イ'′
ll |lハ ', l|^ー-‐' jィl りぜる氏復活キタ━(゚∀゚)━!!!
. . | !| ヽ.r‐v ' ' r―1 / .|l
. |l | .{´(ゝ_ l. j ,.イ! ‖
. |. | l lー‐‐ .__ ヽ_'_,. ィl l!. | メ / )`) ) FXD氏の続編キタ━(゚∀゚)━!!!
.l | !ハ ヽl 、}` ̄ ̄ | l! l| | | メ ////ノ
l! | 〃|.ヽ ヽヽ !_l! l| |. l メ /ノ )´`´/彡
! /,r''´:.l ヽ. ', iー---‐'' >―‐- 、 ! / ノゝ / 今日は一杯キタ━(゚∀゚)━!!!
く:...:...:...! ', i l` ̄ ̄'´:...:...:...:...:...:.ヽl /| 、_,,ィ '__/,;'"´``';,.
>>316 みゆキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
FXDさん、相変わらずエロイですねぇ
俺の、あの世逝きな話ばかり思いつく脳を何とかしてくださいw
>>316 誰かわかんにゃい・・・
|д`*)ハァハァハァアハァ
ネ申が常時降臨中の良スレはここですか?(*´∀`)
>>316 (;´Д`)
>>318 ( ´∀`)人(・∀・ )
ちょっと前に「230氏によるリアル描写作品キボン」とかいう声が上がってたので、現在執筆中です。
ただ、これは短編には出来る量でないので、中編扱いで一日ペースでここに投下していこうと思います。
これに伴い、フロンダルの投下は一時休止します。でもまた書きます。というか途中放棄は(ry
次の中編「セミノネ」は、明日から投げ込もうと思います…いや別に期待を求めている訳では(ry
>>320 >リアル描写‥‥
はい、私が
>>256でそんなリクエストしましたね。是非お願いします。
ところで、私にしては異様な短編を書いてみましたんで投下します。
騎乗位で下から突き上げられ、男の肉棒が私を激しく揺らす。小振りな胸を手が揉みしだく。
「あぁ‥‥いいっ! お兄ちゃん、もっと‥‥もっと‥‥」
‥‥私は本気で感じている。体が快楽を欲しがっている。私もリズムに合わせて腰を振る。
そしてこの男の精を、私の奥深くに叩き付けて欲しいと願ってる。
「由真、中が‥‥気持ちいいよ‥‥」
呻きながら私の幼い体をさらに激しくかき混ぜる。ラストスパート。
私の中も自分の意志とは関わりなく、愛液を漏らしながら男の肉棒をギュッと締め付ける。
ほら、肉棒が中でビクビクし始めた。私の体も一気に燃え上がる。
「うぉっ! ヤバっ‥‥イク、イキそう!」
「あっ、あっ、あ‥‥いい! イク! 出して! 私の中に、いっぱい!」
男は一気に弾け、私の中に熱い精を大量に注ぎ込んだ。私も我を忘れ、快感に震え、叫んだ。
‥‥体の奥が熱い。気持ち良さに体が震えてる。
肉棒はまだ固さを保ったまま私を串刺しにしているが、もう男の精が薄くなってきた。
これ以上、ここから搾り取るのはやめておこう。味が落ちてしまう‥‥
この一週間、夜も昼もなくこの男と交わり続けてきた。
街を彷徨い、性欲の有り余っていそうな男に当たりをつけた。
家出娘を装って『拾われた』振りをして男の元へ潜り込み、思う存分貪った。
これで暫くは保つだろう‥‥男の胸に抱かれて、そんな事を考える。
「お兄ちゃん、すごく気持ち良かった‥‥『最期』にもっと気持ちいい事、してあげる‥‥」
「‥‥『最後』にこれ以上、もっといい事してくれるんだ、由真?」
由真なんて教えた名前は嘘っぱち。下品なニヤけた顔をして、男は私の下で待ち構えている。
私は立ち上がって自分を貫く肉棒を抜き、自分の愛液と精液にまみれたそれを唇に咥える。
喉の奥まで届く太く、長い肉棒。息を詰まらせながら、顔を上下させて目一杯しごく。
‥‥それにしてもこの男は大当たりだった。私の飢えを久々に満たしてくれた。肉欲だけじゃなく‥‥食欲も。
こんな肉棒は暫く楽しめないかもしれない。そう思うと少々、残念ではあるが‥‥
「一週間前まで処女だったってのに、上達が早いよ‥‥うおっ!」
口の中で男が跳ねる。当たり前だ、セックスの技なら今まで幾多の男を相手に磨いてきたのだから。
それに、毎日この太いので貫かれてたら『処女』が破れた傷が再生する暇がない。
‥‥しかし、今も昔も、『初めて』から感じまくる処女を、男が喜ぶのは変わらないのだな‥‥
男の腰が跳ねる間隔が短くなってきた‥‥もうそろそろ、イクかな‥‥と思ったら男は呻き出した。
「おおっ! いいぞ! いく! いくぞ!」
勢い良く喉の奥に叩き付けられる精液。当然全て飲み干す。やっぱり、味が薄い‥‥
肉棒を唇でしごき、絞り出すように最後まで男の精を味わってから、ようやく唇を離す。
「お兄ちゃん、おいしかった‥‥」
そう言って、男の腹から胸に向かってゆっくりと舌を這わす。
「そうか、満足した?」
「ううん、まだ‥‥」
そう、まだ足りない。最後のご馳走はこれからだから‥‥男の乳首に軽く歯をたてる。
「由真はやらしいなぁ‥‥痛っ、噛むなって‥‥こら、舐めるな。くすぐったい」
「だってぇ‥‥お兄ちゃん、美味しいんだもん。もっと食べたいよぉ」
「なら、いっぱい食べていいよ」
私は答えるまでもなく、胸から首筋へと唇を滑らせ‥‥牙をそっと突き立てる。
痛みに気付かないように男の肌に小さく穴を穿ち、一気に赤い雫を飲み干していく。
「いっ‥‥おい、何してんだ‥‥あれ、体‥‥なんか‥‥おかしいな‥‥」
「お兄ちゃん、いっぱいしてくれたから疲れちゃったんだよ‥‥このまま、私と寝ようね‥‥」
「ああ‥‥そうだ、な‥‥あぁ‥‥由真が‥‥あったかい‥‥な‥‥」
口の中に広がる鉄の味。温かい血が私の命を満たしてくれる。そして、男の体は冷えていく。
「ダメだ、俺‥‥もう‥‥眠いよ‥‥」
「‥‥ゆっくり眠ってね‥‥『お兄ちゃん』‥‥」
そうして私は『お兄ちゃん』を思う存分味わった。それこそ最後の一滴まで‥‥
‥‥私はいつ生まれたのか、もう憶えていない。私は何者なのか、わからない。
幼い少女のまま永遠の刻を過ごし、数多くの『お兄ちゃん』の命を糧に生きてきた。それが私‥‥
唇に突いた血を舌なめずりして、股間から太ももにこぼれる男の精を指で掬い、ねぶるように舐める。
「美味しかった‥‥愛してるよ、お兄ちゃん‥‥ありがとう‥‥」
END
以上で『淫魔---succubus---』終わりです。
‥‥なんか、サキュバスっていうより、吸血鬼も入ってなんかごっちゃまぜですね。
やっぱ私はこういうの、苦手かも(作品的に)‥‥230氏や三国氏、又はリゼル氏の方が
こういったSS、上手そうだなぁ‥‥
何か夏向けの怖い短編キタぁあぁああああ〜!!
=∧∧_∧= :,∴・゜・゜・:,∴・゜・゜・
. ≡(( ;´Д`))≡= :,∴・゜・・∴~・:・∴・・・
≡ノ人 Y //= ,.:∴~・:,゜・~・:,゜・ ,゜・~・:,゜・・∴・゜゜・
=≡(( ヽ▒▓█▓▒) ~~‘∴・゜゜・・∴~・:,゜・・∴・゜゜・∴~゜゜゜
. =((_)_))=
FXD氏って複数のジャンルをこなせるのか…
それにしても…ゑ呂ヰ…
>FXD氏
読ませてもらいましたー。
エロくてイイですね。
漏れこういうの好きなんで、
イメージが沸いてきます。
GJっス!
いかん!新作RPGしてたら音速し忘れてたぜ!!!
>>315 一回戦終わり!二回戦即開始!! ハァハァ
>>320 期待。 今度は死人とかは…いやあってもいいんですけどね(w
>>327 妹キャラの魔物キタァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
あなた達も妹に胸を甘噛みされたら注意するように。(そうなったときにはもう遅いと思う。
数時間分の奮戦が一撃の下に撃滅されたんで寝。
331 :
呉兄:04/07/29 08:20 ID:g6WsLjMG
呉兄氏GJ!!!
ホント、絵心のある人がうらやましひ・・・
必殺ド短編投下!
兄さん・・・・・
兄さんが 私の前からいなくなって もう一年です
何度も何度も忘れようとして その度に思い出して
寂しいです 兄さん
神様 お願いします 兄さんに 会わせてください
もう 想いが膨らみすぎて 爆発寸前です
会いたい 会いたい 会いたい・・・
会 っ て セ ッ ク ス し た い で す 兄 さ ん
神様『だから会わせねーんだよ』
え〜、何というか・・・ゴメンナサイw
構想10分、執筆7分。デビュー作以来の直打ちでした
ちなみに、お兄ちゃん死んでません。
ていうか誘惑攻撃から逃げましたw
(´д`)ノ 三文です。最終カキコが7月15日ですから実に2週間ぶりなわけですが。
誰ですかそこ!違うだろゴルアとか文句垂れてる人はッ!w
というわけで久しぶりに「帰郷」シリーズ、今回はそのDをいつものところに。
全然萌えない話が続いてますけど、まあストーリーを楽しんで頂ければ幸いです。そのうちドカーンときますから(予定)
毎回連番パート式でポスッてますが、通しで書いてる本編はすでに120KB超えてますw またしても無駄に長い… _| ̄|○
呉兄殿の絵はいつ拝見してもスバラスイです…溜息が出ます。塗り方がですね、すんごい好きなんです。
ぜひいつか漫画的な作品を…と願うのはワタクシだけでは無いでしょう。とさりげなくお願いしたりしてクフフ。
それとあれです、FXD氏がますますゑ炉くなってきてる…。もしや…ワタクシのせいでは… ( ゚Д゚)ハッ! なんちて。
新規文士の方も来場されてて賑わってますね。もっともっと盛り上げてください。
あと、リゼル殿もお帰りなさい (´д`)ノ 去ってたのはワタクシが原因でしたか… (´д`)ゞゴメンネ
ではまた続きが書き上がり次第、御邪魔することにします。ヾ(´д`)
>>336 何故か(一部ネタバレ略)と思っていたら…ついに
キタ━━(^ิ∀^ิ)━( ^ิ∀)━( ^ิ)━( )━(^ิ )━(∀^ิ )━(^ิ∀^ิ)━━!!!
もしかして…やっぱり攻めキャラになるのですか?
布団で(ネタバレ略)するわ(ネタバレ略)を勝手に見るをのいけない絵毬たんも
気になるがコッチも気になるのぉ…。
>>331 三文氏の未月タソといい、『 H o t S w e a t 』の娘(そういや名前ないや。230お兄ちゃん、名前つけて!)といい
(;´Д`)ハァハァさせられっぱなし。構図やデッサンがしっかりしてるから、非常〜にエロいったらありゃしない。
ホントお見事です。
>>335 そのネタとオチいいな〜。ワロタ。
ああいったのはマネできない‥‥三文氏じゃないけど、私もつい話が長くなっちゃうんで‥‥
>>336 『帰郷・5』頂きました。エロはなくとも精神的生殺しは健在ですね。続きが激しく気になります。
しかし、幼馴染みのあの娘は『あのお方』でしたか‥‥(w
>FXD氏がますますゑ炉く‥‥
まぁ短編なんでエロ分を濃縮してみました。
なんせここで書くようになったのは三文氏の影響ですからねぇ。エロくもなりますです。ハイ‥‥
まだ書き終わっていないので、
>>271のリクエストに応えた短編で間を繋がせてもらいますね(;´∀`)
ではいっきまーす。各人へのレスは投下後に。
赤い砂漠の結界陣。
砂嵐を遮って出来る弧月。
さあさあ、皆で踊ろうじゃないか。
主役は二人、男と女。
似ていて違う、同じ顔。
それは、不可思議な夏の夢。
四つの足が、砂を散らす。
赤い砂と寄り添って踊る。
月は赤く、舞台を照らす。
軽やかな刻み、重い二連。
遅延で絡む、吐息の音色。
ちぐはぐでいて、面白い。
男と女、黒と白、紅と蒼。
二人が描く、愛の舞踏。
同じ顔が口付けを交わす。
トワイライトシンドローム。
酔った二人は互いに寄って。
二人を護る、赤い満月。
翳ることの無い空。
雲は無く、蒼は遠く。
仙人掌の白が密やかに咲く。
いつまでも足音は止まず。
砂漠の宴はいつまでも続く。
枯れた花に、雫が落ちるまで。
|д`)ゞ
…以上です。小野秀幸「LA ARENA ROJA」を文章化した短編「赤い砂」、如何だったでしょうか?
また今度、どこかでうぷしてでも聞いてもらいたい曲です。ブラスが心地よい曲ですから。
>>331 火を噴く神業。
>>335 最後の一言で、飲んでたリアルゴールド吹き出しましたんですがw
>>336 キッタ━━━━━(*゚∀゚*)━━━━━ !!!
…あら?なにやらトリップに見覚えgうわなにをするやめr(ry;y=ー( ゚∀゚)・∵.
長くなりそうなので次のレスへ↓
って、
>>345でナイスタイミングの伝統芸がw
ミスター、私の作品は4〜5レスしか使いませんから短編で支援すると自爆しますよw
>>339 そこで私に振りますかw(;´∀`)
そうですね…穂夏(ほのか)なんていうのはどうでしょうか?
元絵が暑中見舞い、作品の季節も夏。それに加えて、溢れる若さの象徴で「穂」を持ってきました。
あまり軽い名前にならないように考慮してみましたが、いかがでしょうか?
こういう書き方をするとらしく聞こえますが、実際インスピレーションに近いんですけどね'`,、('∀`) '`,、
それでは皆様、次のポストでお逢いしましょう。
婿230殿コムバムワ。(´д`)ノ
オイラには珍しくリアルタイムで見てました。ていうか間の悪い支援芸…ピシドリンカ氏のオカブ、オイラもとうとうやっちゃいましたねw
何はともあれ グジョ━━━(´д`)´д`)´д`)━━━ブ!!!です。相変わらず詩的ですね…。ウットリ
リアルで見てた理由がありまして、実はちとファイルを上げ直しました。
先ほどまでのものは削除済みで、今は加筆修正を加えてあるものをupってます。
細かい修正なんですけども、「ふさ」の「メール文」の内容を直したものです。
これにより更にもの哀しさを誘える展開に(ほんの少しでも)出来たかな、と思ってるんですが…。
修正前を落としちゃってた方も、ぜひこちらをあらためて落とし直してください。手間おかけします。m( _ _ )m
前ファイルゲトできてた方、(ピシドリンカ氏とFXD氏のみだったりしてw)
良くなってるかどうか感想など頂ければ、今後の参考にさせて頂きますのでぜひ。
と言いますか「ふさ」の手直しをしてたら婿230殿のポストに出くわすとは…縁は異なものですねw
(読んでくれてる方しか解らんネタですがw)
349 :
270:04/07/29 23:42 ID:R86QKY+Q
>>331 わざわざありがとうございました。
あと2つも素晴らしい出来です(*´д`)ハァハァ
>>346-347 赤い月の光に照らされる求愛のダンス。熱くもつれて絡み合う‥‥いつまでも、いつまでも‥‥
う〜ん、ロマンティック‥‥
ホントは呉兄氏ご本人に命名してもらおうかと思いましたが、意表をついて
詩的センスをお持ちの230さんに振ってみました‥‥って、勝手にこんな事していいのかな‥‥
呉兄様、すいません。
>>348 ‥‥とうとう三文氏もこのスレの伝統芸を継承してしまいましたねw
それではこれから加筆修正分、とってきます。
>>346 イイですな…関係ないが“仙人掌”を読むのに一瞬間が有ったのは内緒です…
>>348 頂きますた…コレは…確かにコチラは感情移入し易いかも…GoodJobですな。
>自爆…オカブ…伝統…
__ __ __ __ __ ___
,_'-_'-_'-_',_'-,_'-_,''.l __,..,_
,.'-,_'-,_'-,_'-,_'-_,','_l'.| _,_',ニ,ニ'-,
.| ̄|_|_|_| |,!'_l'.l ,_'.l__l__l,_'_,l'l
,-_-| ̄| l-j | ̄|.l .|'j |__l__l__l__l.j'.l
,--,'-'., -| ̄|'l". | ̄|'l ̄ .|__|__|__|__i,i'
| ̄| ̄| ̄| ̄|'j | ̄|'j '-l__l__l,'-'
 ̄. ̄  ̄. ̄  ̄
今夜は忙しい夜だぜ…
>>331 キタキタキタキタ━━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)゚∀゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)−_)゚∋゚)´Д`)゚ー゚)━━━!!!!
やはりナイチチはええですなぁ(;´Д`)ハァハァ
>>335 あははは でもこんな妹ちょっと欲しいかも(何
>>337 誰が兄受け好きのドMですか!?(言ってません
>>346 この流れるようなセンテンス… ボクニハトテモデキナヒ…
↓
>>348 続きキタ━━ヽ(゚∀゚)ノ━( ゚∀)ノ━( ゚)ノ━ヽ( )ノ━ヽ(゚ )━ヽ(∀゚ )ノ━ヽ(゚∀゚)ノ ━━!!
じつは
>>336も取ってたり。 何処がどう違うか見比べてみますか…
>>345 支援芸乙w
>>351 とりあえずビールドゾー
,,,...--─'''''"" ̄ ̄""''''─--...,,,
:{ _ )
| ~U ~'''"uU~~~`'''"""cU "`}
| ll l ;;;;;::::::l::::::::::::: |
| l ;;;;;::::::l::::::::::::: |
| ll~''"''。;'"。゚::;~~O'"゚。。''':;o.|-‐−- 、
| 。゚。゚。; o。∵。゚o。:l∵・; l ヽ
| l ・ l; 。 .。。 。!q゚ ' l'"⌒・、 ¥
| ll 。゚ 。・ 。 . l | )) )
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| ll l 。 l |- "
>>352 いやいや…リクしたとはいえ…妹攻めを二連続投下(アッチも含む)している
でしょう?
それに…オチが“妹攻め”ってのも時々…すいません…忘れて下さい。
>>348 頂きました。
いや、いいですね〜。文学館の文士面々勢ぞろいw
まじめな話、長い文を書けるのは尊敬します。羨ましいです。
(多分)人がいないであろう週末にこんばんは。
先日投下しました『 H o t S w e a t 』の娘の名前、
>>347で230氏に付けて頂いたのに
お礼を忘れてました。本当にありがとうございました。穂夏 (ほのか)ちゃん、いい名前だと思います。
暑い夏に、稲穂をすくすくと伸ばす若々しいイメージが素敵です。
という訳で呉兄さま、勝手ながら命名させてもらった事、平にご容赦願いたく思います。
そういう事で、ついでに
>>314からの続き、投下します。
手間どりながらも、ようやく新しいコンドームをつけて姉に向き直る。
女の子座りをして待っている姉をそっとベッドに押し倒し、軽くキスをする。
「ダメだな、俺って‥‥もっとちぃが欲しくて、したくなっちゃう」
「‥‥私だってナオ君をいっぱい‥‥欲しいんだよ。だから‥‥たくさん、していいよ‥‥」
ほんのりと頬を染め、俺を見つめる顔が色っぽくて、他のどんな娘よりもかわいい。
やっぱり、姉は『姉』である前に『女』なんだなって強く思った。
膝を立てた姉の脚を大きく開き、入り口に分身をあてがって再度、姉の中に入る。今度はすんなりいった。
今度はそのまま正常位。小さな体に覆い被さって、やっぱり唇を重ねながら腰を使って突き入れる。
よほど相性がいいのか、それとも何度かイって体が敏感になっているのか、姉は俺の下ですぐ喘ぎ出した。
「んぁ‥‥いや‥‥そんなに、早くしないで‥‥また‥‥いっちゃう‥‥」
「ハァ‥‥いっぱいイっても‥‥ハァ‥‥いいよ。ちぃのイクところ、もっと見たい‥‥見せてよ」
「ナオ君の‥‥あふぅ‥‥エッチぃ‥‥ん、んっ‥‥」
ちょっとトーンの上がった声で恥ずかしそうに喘いでいるけど、俺の背中に廻した腕を決して離そうとはしない。
それどころか、むしろ自分から大きく脚を開き、腰を動かし、くねらせ、押し付けてくる。
恥ずかしがりの姉が、ここまで俺を求めてくれてるんだって思うと素直に嬉しい。
そして俺は腰を動かす速度を早め、温かな姉の中をかき乱す‥‥グチュ、クチュ‥‥ペチ、ペチ、ペチ‥‥
繋がった『男』と『女』の部分から、また卑猥に絡まる濡れた音、肉が柔肌を叩く音がしている。
‥‥こうして抱き合っていると体だけじゃなく、心まで裸になって
お互いを『愛してる』って伝えあっているみたいで、もっと姉を好きになっていく。
「ちぃ‥‥ハァ‥‥ハァ‥‥好きだよ‥‥大好きだよ‥‥」
「‥‥んっ‥‥私の方が‥‥もっと‥‥もっと、大好き‥‥あんっ‥‥」
|
|
|゚∀)
| )
|
熱に浮かされるように喘ぎ、悶え続ける姉。そして、先に快感の波に襲われたのは、姉の方だった。
俺にしがみつく手に力がこもり、徐々に体を震わせ始める。
「あ、あ、あ‥‥また‥‥来る‥‥いいっ‥‥うぁ‥‥お、落ちる‥‥落ち‥‥ちゃうよぉ‥‥」
か細くてかわいい声で鳴いている。もっとこのかわいい声を聞いていたい。そう思ってさらに腰を
激しく突き入れる。でも、それが逆に裏目に出てしまい、俺の方もいきなりイキそうになる‥‥
‥‥部屋に響く二人の呼吸。激しい行為を終えたまま、しっかり抱き合って動けないでいる。
結局、幸か不幸か二人同時に果ててしまった。これはこれで、まぁ、良かったんだけど‥‥
でもこのまま姉の中に入ったままじゃいられない。さっきみたいに離れてくれないと困るから。
名残り惜しいけど、素早く分身を姉から引き抜き、姉の横に寝そべってもう一度抱き直す。
しっかり密着すると、柔らかい胸の弾力が心地よい。肌触りもしっとりとしていて、もっと触りたくなる。
「ナオ君‥‥」
「‥‥何?」
「ナオ君とエッチするの‥‥クセになりそう‥‥もっと欲しくなっちゃう」
甘い誘惑。つい誘われそうになるけど、今はただ抱き合っていたい。でも、つい聞いてしまう。
「だったら、もう一回‥‥する?」
「ナオ君がしたかったら、いいよ‥‥でも、ホントはこうして抱かれていたいな‥‥」
「うん、俺も‥‥今はちぃに抱きしめて欲しいな」
そう言うと姉は俺の胸に埋もれて、これでもかという位、頬をすり寄せてくる。
「‥‥胸、広くて大きいよね‥‥私だけがこうしてて、いいんだよね」
「勿論、ちぃだけだよ。他の男なんかにこんな事するなよ」
「絶対しないよ。私の好きなのは、ナオ君なんだもん‥‥」
そんな会話の合間に、俺は姉のきれいな黒髪を手櫛で梳いたり、肌を撫でたりする。
姉の方は俺にギュッと抱きついたまま頬擦りしたり、胸板や乳首にキスを繰り返している。
その合間に他愛のない会話を交わして、二人っきりのベッドで思う存分愛し合った余韻を楽しむ。
‥‥夜は少しづつ更けて行き、いつしか会話は途切れ、ただお互いの温もりだけを求めて
俺達は抱き合ったまま動かない。もうずっと、このままでいたい‥‥誰にも邪魔されずに‥‥
小さな体に包まれて二人抱き合って眠る夜。柔らかな胸に耳をあてると、穏やかな心臓の音が聞こえる。
姉と抱き合った後悔なんかより、姉と愛し合えた喜びを尚更感じてしまう。
‥‥そういえば、こんな風に寄り添って寝たのは初めてじゃなかった‥‥姉が小学校に入った頃の話。
「やだぁー! ちぃちゃんといっしょに学校いくー!」
姉の小学校入学式の前日、俺は泣き喚いて親や姉を困らせた。そんな俺に姉は一緒に寝ようと言ってくれた。
布団の中でキュッと抱きしめられ、俺は胸の中でワンワン泣いていた。
「ごめんねナオくん、来年になったらまたいっしょにいけるから、それまでガマンしようね」
「‥‥やだ、ちぃちゃんといっしょじゃなきゃ、やだ‥‥」
「だったら、これから毎日いっしょにねてあげるから。ね、それでいいでしょ?」
「‥‥うん、だったら‥‥ガマンする‥‥」
結局、姉とは10歳位までずっと一緒の布団で寝ていた。そして今、また姉と抱き合って眠れる日が訪れた。
‥‥ずっと、こんな日々を過ごせたらいいのに‥‥
毛布を被って、抱き合ったまま目を見つめる。姉は嬉しそうに微笑んでいる。
俺だけに向けられた笑顔。つられて俺の顔も緩んでくる。そっと頭を撫でると、もっと嬉しそうな顔になっていく。
本当に『姉』というより『妹』みたいにかわいい。この笑顔をずっと見ていたい。守ってあげたい‥‥
「‥‥俺、ずっとちぃの傍にいたいよ‥‥」
幼い頃からずっと優しかった姉の傍で、こうして甘えていたい。守ってあげたい。そう思っていたのに‥‥
「‥‥ごめん、ナオ君、実は私‥‥来年、○○大に行こうと思ってるの」
いきなりの言葉にもの凄い勢いで体を起こす。○○大って‥‥国立大じゃないか。
勿論、家から通える場所なんかじゃない。って事は家を出て‥‥俺から離れる? 嘘だろ‥‥
「ちょっと待って、それって‥‥何でだよ! 何でいまさら!」
「待って‥‥話、聞いて‥‥」
姉はパニック寸前の俺に両手を伸ばして、そっと抱き寄せ、耳元で囁く。
「私だって、ナオ君から離れたくないもん‥‥だから‥‥」
‥‥姉の話をまとめると、こういう事だ。
このまま家にいては、いつかは俺たちの間が怪しまれる。そのためには大学進学を機に家を出る方がいい。
でも、年子の俺たちが立て続けに進学するのは親の負担が余りにも大きすぎる。
そのためにはどうしたらいいか‥‥姉の出した結論は、二人で家から離れた国立大を狙い、その上で同居する‥‥
姉の話を聞いて唖然とした。ついさっき、ようやくお互いの心が通じ合ったばっかりだというのに
もうそこまで考えていたなんて‥‥
「だから、ナオ君にも頑張って欲しいの。私も頑張るから。ね?」
そうして姉は、愛おしそうに俺の胸に頬をすり寄せる。
ふと思った。姉がしょっちゅう俺の袖を握るのは心細いからじゃなくて、本当は俺を導くためではないのかと。
思い出せば、いつだって俺は姉に導かれて今日まで過ごしてきた。実際、この高校を選んだのだってそうだった。
受験の時も親身になって教えてくれ、塾へも行かずになんとか合格できたのも姉のおかげ。
今までずっと姉を守ってきたつもりだったのに、本当は俺が姉に守られてここまで来たんだ。
そう、今だって俺は姉に導かれ、タブーを超えて愛し合う。
そして今も、姉は俺と一緒にいる道を考えていてくれた。
厳しいハードルだけど、最低でも一年は離れて暮らさななきゃならないけど‥‥
( ´∀`)
「ちぃ、好きだよ‥‥もう、離さないよ‥‥」
「私も大好き‥‥絶対離しちゃ、やだよ‥‥」
目を見つめ、唇を重ね、舌を絡め合う。そうして固く抱き合って、いつしか俺たちは眠りについていた‥‥
‥‥目が覚めた時、自分が今、どこで何をしているのか一瞬、わからなかった。
柔らかくて温かい何かを抱きしめている‥‥そうだ、昨日‥‥姉としたんだ‥‥
おまけに今まで、姉の胸に顔を埋めて眠っていたようで‥‥寝る前は逆だったはずなのに。
「ナオ君、起きた?」
愛らしい姉の声がする。むちゃくちゃ恥ずかしい。でも、この感触は‥‥もっとこうしていたい。
「ん‥‥もうちょっと、このままでいさせて‥‥」
半分寝ぼけたままかわいい乳首を口に含み、吸ったり、舐めたりを繰り返す。
「あんっ、ダメぇ‥‥」
ダメと言いつつも姉は抵抗することなく、俺に肌を許してくれる。
そして昨日の出来事が夢じゃないことを確かめるように、俺たちは再度、早朝の淡い光の中で愛し合った‥‥
‥‥続く
本日は以上です。
孕age改め孕嬰児さま、毎度の支援ありがとうございます。
それではおやすみなさい‥‥
>>369 愛し合う兄妹…じゃなくて姉弟かw こう、もったりした感じがいいなぁ(;´Д`)ハァハァ
>>355 >オチが妹攻め
Σ( ´∀`) バレてる!
明日は…いやもう今日か…妹が夏休みで帰郷してくるんです。 別に何にもしないけどさ…
なにかを期待されてる!?
( ゚∀゚)
372 :
呉兄:04/07/31 04:12 ID:2griv2dk
股間のAは
わふわふっ♪わふわふっ♪…ハッ、私としたことがついこんな場で(ry
(間を取り直して)はい、今日は。昨日はポケモソカードGB2で一晩中遊んでました(*´∀`)
ちなみに音量は0。代わりにDir en grey「鬼眼〜kigan〜」をエンドレスで。電波だデンパだーあははー←徹夜でテンション異常
>>369 ですから身長140cm↓は反則だと(ry
>>372 「ほのか」に思い出…まさか、某いたいけなゲームとkうわなにをするやめ(ry;y=ー( ゚∀゚)・∵.
で、股間のAは一体何なんでしょうか…?(;´∀`)
お兄ちゃんと一緒に、ウルトラマンに変身します
何バカなレス書いてんだ俺は
FXD氏、GJ!エロリーですなw
超短編投下!!
スミマセン。スミマセン・・・あっ、いいですか。ちょっと聞きたいことがあって・・・
実は、妹を探しているんです。・・・ええ、もう10年以上会ってなくて・・・
・・・名前ですか?江利花です・・・ええ、「えりか」です。
・・・顔、ですか?ちょっと待ってください、たしか写真が・・・・・
あった!コレです、これが江利花です!ご存知ありませんか?
ttp://www.gaea-inc.com/prfl/aja.html
というわけで・・・・・・・・・・スマン
呉兄さん、絵書いてくれ・・・・・・るわきゃないなw
>>372 おぉぉぉ!穂夏ちゃんの何てエッチなポーズ!
私のこんな駄文に、毎度あのような素晴らしい絵をつけてもらえるなんて‥‥
おまけに名前の件もお許し頂けたようで本当に感謝です。これからもよろしくお願いします。
>>374 230さまにも私の無理なリクを聞いて頂き、良い名前を付けて下さった事を重ねてお礼申し上げます。
ところで、ちぃちゃんの身長設定は148cmとなっております。そこまでちっちゃくないです。
でも胸はCカップです(w
>>379 三国さま、すぐネタバレですぜ‥‥
さて、貴殿に命令をお伝えします。次回は必ずエロシーンを書くように。以上!(w
それではこれから、バイクのオイル交換でもするか‥‥
>>372 キタキタキッタY⌒Y⌒(゚∀゚)⌒Y⌒(。A。)⌒Y⌒(゚∀゚)⌒Y⌒Y!!!
やはり浮き出るアバララインと絶妙な修正がたまりまへん(;´Д`)ハァハァ
>>379 URLで先読みできますね( ̄ー ̄)
>>380 >Cカップ
てことは小さいなりにも揉めるだけの胸があるんですね(w
妹者の帰郷は台風接近のために明日に延期だそうです。(´・ω・`)
みんなのテンションが壊れていく・・・・・゚・(ノД`)・゚・。
てか呉兄氏、独壇場。やばい。一気に流れを引っ張ってってる。強え。
>>378 せ・・・・精神的・・・ブラクラっorz
「なあ、ちょっと学校でわからへんことがあってんけどな、それ教えて欲しいね
んけど構へんかなぁ?」
ベッドを背もたれ代わりにして文庫小説を読んでいると、突然扉のノックもな
しに部屋に踏み込んできた沙耶が、学校帰りのままの格好で、唐突にこう切り出
した。
「ええけど、数学はあかんで。わかってるやろけど」
言いながら文庫から視線を上に向けると、沙耶の手には教科書らしきものも参
考書らしきものも、ノートも筆記用具もメモ用紙も何もない。一体全体、何の教
えを請うつもりなのか。
首を傾げて思案しながら沙耶の次の言葉を待っていると、予想外の言葉が飛び
出してきた。
「あんなぁ、今日の道徳の授業、性教育やってんやんか。ほんで、まあ、子供が
できるまでのプロセスとか、どないして子供を作るかとか、一応習ったんやけど、
板書だけやからいまいちようわからへんねん。…なんか、『わかったようなわか
らへんような』って感じでしか授業の中身が理解できへんかったから、ほんなら
お兄ちゃんに教えてもらおかと思って」
「あ…アホやろ、おまえ」
よくもまあ、そんなことを平気な顔で言えるものだ。むしろそんなことを聴か
された俺のほうが赤面ものだ。
しかし、当の本人は至って真顔である。いや、真顔だからこそ、こんなことが
言えるのだろうが。
「アホって言うけど、そう言うお兄ちゃんは中学んときの性教育の時間だけで一
から十まで全部わかったん? 後々になって経験科学的に覚えたこととかもあるん
ちゃうん?」
「も…もぉええ。やめてくれ、聞いてるこっちがこっ恥ずかしいわ!」
「私かってこんなん訊くのん恥ずかしいわ。せやけど、『いざ』っていうときが
来たときにわからへんほうが恥ずかしい思ってこうやって訊きに来たんやんか、
お兄ちゃんのアホ」
「……」
もう、何も言えない。昔からそうなのだ。沙耶がある程度満足に言葉を使える
ようになって以来、俺は沙耶との口げんかで勝った試しが一度もない。
「…ほんで? ぶっちゃけ、俺は何したらええねん?」
「さすがお兄ちゃん、話がわかるわ」
…力ずくでわからせているのは沙耶、お前だろう…。
「まあ、ほんまに子供作られたら困るから、その手前まで。要するに、お兄ちゃ
んが彼女の葵さんとやってるようなこと」
「『ええねん』って気軽に言うな〜!」
俺は文庫本をかなぐり捨てて立ち上がり、頭ごなしに沙耶を怒鳴りつけていた。
が、その気勢もすぐに削ぎ落される。
「倫理的な問題が、とか何とかって言うつもりなんやろ?」
「う…っ」
まったく、こいつは、俺の思考の先読みができるのか。今まさに『倫理的に兄
妹でエッチができるわけないやろ!』と言おうとした矢先に、そう釘を深々と打
ち込まれていた。
「ほんならお兄ちゃんに訊くけど、お兄ちゃんと葵さんの間には『倫理的な問題』
はないって言い切れるん?」
…問われてみると…山積みである。
そもそも『倫理的な問題』という言葉自体が非常に曖昧で、それに俺が苦手と
する数学のように、唯一絶対の解答があるものでもない。しかも、いくつか仮に
出ている解答さえ、俺と葵との関係は到達していない場合だってある。…たとえ
ば、賛否両論はあるだろうが、『結婚するならセックスしてもいい』という解答
もその候補に挙がる。…で、それをクリアしているかといえば、まあ、相手方の
葵はともかくとして、俺がクリアしていない。確かに今、葵のことは好きだが、
数年後…社会人になるなりして年齢的・経済的に家庭を築けるようになったとき
に、俺は葵と結婚するとは確信を持って答えられない。そういう風に見れば、俺
と葵の間にあるのは倫理的に破綻した肉体関係ということになるわけで。
「…ほら。ないとは言い切られへんねんやろ?」
「そ、そらまあ、言い切られへんけど…せやからって沙耶とエッチをすることが
できるっていう理由にはならへんぞ」
「お兄ちゃんも国語とか得意やったら『五十歩百歩』の意味くらい知ってるやろ?」
「それとこれとは話が…」
「違わへん。もう、お兄ちゃんは四の五の言わんと私とエッチしたらええねん。
男やったら腹決め。『据膳食わねば男の恥』っちゅうんやろ?」
もう無茶苦茶な理屈である。将来的に結婚するかどうかなんてわからないとは
先刻言いはしたが、それでも今現在恋愛関係にある葵に申し訳が立たないという
『倫理的な問題』がある。仮に葵に妹を抱いたという情報が漏れ出したりしよう
ものなら、それこそ『倫理的な』尺度にこの件が諮られ、『倫理的に』変態とい
う認定を受けるに違いない。あまつさえ、『あの男は自分の妹さえも毒牙にかけ
る色情魔』などという『倫理的な』レッテルを貼られることも容易に予測される。
「大丈夫やて、お兄ちゃん。そんな難しい考えんでもいけるって。私かて口堅い
つもりやで? 兄妹でエッチなことするんが『倫理的に』あかんことやっていう常
識は知っとぉし、そんなこと誰にも言わへん。安心し。…あ、そや。授業のとき
に一人一個ずつこれ貰ってん。これ使ったら妊娠せんでエッチできるんやろ?」
手の中に握らされた小袋。その、アレだ。望まない妊娠を回避するときに男性
側が用いる方法としては、おそらくもっとも効率的であろうゴム製品である。
「…あんな、これ使ったからって、絶対妊娠せえへんってわけやないねんで?
ただ、男のほうには『俺はちゃんと避妊したやんか!』っていう大義名分は立つ
けどな」
「…そうなん?」
「そうなん。せやから、絶対に妊娠したくなかったら、女のほうでもそれ相応の
避妊はせんとあかんねんで?」
苦し紛れに最後の抵抗を試みてみる。…もっとも、別に嘘八百を並べているわ
けでもないが。
「う〜ん、せやけどそれも大丈夫やわ。生理終わったばっかりやもん」
……はい、終了。最後の抵抗も呆気なく攻略されて。
「とりあえず、服とか全部脱いだらええんかな、お兄ちゃん」
「…な、なあ、沙耶。もういっぺん考え直せへん?」
「もう充分に考えた。その上での結論やから。私、お兄ちゃんのこと嫌いとちゃ
うし。…それとも、お兄ちゃんのほうが、私なんかやったら、あかんの…?」
「いやその、あかんっちゅーか、なんっちゅーか…」
俺は沙耶から視線を外した。
「…とりあえず、スカート穿き直してそのタイもちゃんと結び直せ」
「…やっぱり、私やったらあかん?」
「ちゃうねん。そやなくて、男にはそれぞれ好みがあってやな、俺にも俺の流儀っ
ちゅうもんがあんねん。まあ、そんなんは、学校の性教育の授業なんかでは教え
てくれへんやろけど。人形やないんやから、裸になって男の前で股広げてたらそ
れでええっちゅうもんでもないねんで?」
「なんやようわからへんけど…要は女も男の好みに合わせなあかん、っていうこ
と?」
「まあ、だいたいそういうことやな。…ん、ちゃんと直したな。…ほんなら、こ
れが最後の確認や。ええねんな?」
「…うん。お兄ちゃんやから、ええよ」
「もう後戻りは許さへんで? 『やめて』言うてもやめへんで? 覚悟できてるね
(´д`)
んな?」
「えっと…わかった。うん…」
俺は沙耶に近寄ると、軽く肩を掴んだ。驚いたように弾かれたように、ビクッ
と沙耶の身体が跳ねる。さっきまでの威勢はどこへやら。ここに来て、少々怖気
付きはじめた感がある。
「ご、ごめん。ちょっと吃驚しただけ…。大丈夫やから、大丈夫…」
…おいおい、本当に大丈夫か?
小さく呪文を唱えるように『大丈夫』を繰り返す沙耶を見て、俺は苦笑した。
「沙耶」
耳元で穏やかに名前を囁くと、俺は沙耶を両腕で抱き上げた。いわゆる『お姫
様抱っこ』というやつだ。
そのまま沙耶の身体をベッドの縁にそっと降ろすと、その隣に腰掛けた。
「変わってないなぁ。昔からの沙耶の悪い癖やで。『思い立ったら即実行』って
言うたら聞こえはええけど、沙耶の場合は往々にして『無謀』やねん。中学生に
なったらちょっとは落ち着くか思ってたけど、全然やなぁ…」
うぎゃあ…。
ここまでうpしたところで唐突にブレーカーがdだ…。
しかも間の悪いことにフロッピードライブ起動中に。
お約束通り、フロッピーディスクはご昇天あそばれました。
この続きも、一緒に逝きました。
orz
続きは思い出して、いずれ…。
ガ━━━(゚Д゚;)━( ゚Д)━( ゚)━( )━(゚; )━(Д゚; )━(゚Д゚;)━━━ン!!!!!
あ〜晩メシのカレー、旨かった。
お、新人さんが来てる‥‥ふむふむ‥‥おぉ、これは(・∀・)イイ! 続きが気になる。
>>392 ‥‥( ̄□( ̄□( ̄□ ̄;)!!ガーンガーンガーン…そんな、ホントに生殺しだ‥‥
続き、思い出せたらまた、是非お越し下さい。お待ちしてます。合掌‥‥
誰かいないのか?また落ちちゃうぞ。
ええと…
おお!440番目か… どうしよ? 浮上すべきかな?
保守はsageでおっけーです。
むしろ頻度。やばげなときは12時間に1回はホスィところ。
じゃあ今からいきますよー。
直打ちで。
ナ,(;゚д゚)(゚д゚;)(゚д゚;)ナンダッテー
長さは短編、支援は不要。それではやってみよー。
緋色ノソラ。
散る桜、風に踊って大地を沿う。
狂おしきまでの情景に、躍らせるは心のみならず。
天を疾走、彼を失踪。
運命の赤い糸。
小指に輝く、誓いの指輪。
細くて頼りない、この糸を辿っていく。
「一人でも、大丈夫だよ」
やはり信じるべきではなかった。
いくらしっかりしてるとはいえ、彼はまだ幼かったのだから。
其の向かう地は遠く、彼の流した血は深く。
シミテイク。
桜の、根へと。
風に揺れるのは、梢と貴方。
果て無き虚空。
居ると信じていた貴方は、ここには居ない。
赤い糸は、桜に絡み。
桜から、天上へと続き。
私は、それを辿り逝き。
糸は、下へと伸び続けていた。
地獄。
業火に焼かれる声は、聞きたくなかった。
桜吹雪。
サクラチル。
揺れる梢。
翳る雲。
雨が、ぽつぽつと。
霧が霞み、辺りが見えなくなる。
もう、何も見えなくなる。
そう、何も―――。
一つの物を二人で分け合い。
思い出を二人で共に紡ぎ。
愛情すらを交し合った二人は。
一つの紐を、二人で仲良く首に捲いて。
朱い紐に括られた梢が、軋む。
朱い紐、赤い桜、紅い空。
雑草の花だけが、蒼い。
…以上です。あはは、直打ちって言っても普段とあまり変わらないんですねー。
_| ̄|○ 激しくゴメンナサイ
これっぽっちも推敲せず、インスピレーションだけでぽんぽん投げ込んでみました。
普段どんなことを考えてるのか疑われそうですが、直打ちという事で誤魔化すことにします。逃げって言うな。
>>392 そこから先はインスピレーションで(ry
後追いですか… ・゚・(つД`)・゚・
一つ言っておくと首吊りは醜く死んじゃうそうですよ。
圧力で眼が飛び出すわ失禁するわ…
飛び降りや飛び込みも後処理が非常に面倒なのでよろしくない。
一番はやはり毒物かな。 種類にもよるけど苦しくならないのもあるし。
ってこれじゃあ自殺を喚起してるみたいじゃん!!!!!
ダメですよ!!絶対に自殺なんてしちゃあ!!!!!!!!!!!!!
私は自殺を薦めているわけじゃあないです!本当なんです!
っていうかリアルで氏んじゃ嫌ですよ!楽しいことも何にも出来なくなるんですから。
人間は死に際が一番美しい、っていう自論はありますが←それが全ての問題
>>369 実は弟は絶倫?等とホザいてみたりする…GoodJob!いやそれにしても
オチが読めなくなってきたな…って先読みしてはいけませんが。
>>372 質問其の一:股間のAは一体…?
質問其の二:貴方はまさか…俺達のロリ属性を強化する気ですか?
ともあれGoodJobです!
>>378 まさか…そのURLは…怖くて踏めない…(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
>>392 は…早く続きを…(*´Д`)ハァハァ
>>404 また頃しましたね…
>>374>>407 いや、Aでなくてですね…あぁ〜もう説明めんどくさいからいいや。
ドウニデモナレーヽ(`Д´)ノ ウワァァン!!
ttp://maichy.s1.x-beat.com/up/data/oo4253.jpg つか、もしかして「消しなんぞいらんのじゃボゲェェ!!」と言う暗喩ですか?
>>某いたいけなゲーム
って何でしょう…?因にギャルゲとかだったら全くやらん人間なので…。
なんかロリ体型な絵が続いた所為か微妙に勘違いされている方がいらっしゃる様ですが…w
次回辺りで軌道修正しときますかね。
てゆかそうなるとどの作品を元にすりゃいいんだ…
A解除キタ━(゚∀゚)━ !!
いや、てっきり('A`)のAかとw
たーんえーたーん
>>408 Q. >つか、もしかして「消しなんぞいらんのじゃボゲェェ!!」と言う暗喩ですか?
>なんかロリ体型な絵が続いた所為か微妙に勘違いされている方が(ry
A. はい、その通りです(w
って言うか、そう言われた原因を作ったのは多分、私なんでしょうね。‥‥なんせ重度ロリ患者ですから ‥‥_ト ̄|○
さて、230氏の作品も読んだし、私もこれからバイク乗って、吊る場所でも探しに行こうかな(w
>>408 A無しキタ━━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)゚∀゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)−_)゚∋゚)´Д`)゚ー゚)━━━!!!!
いやいや、HP等で公開される場合は修正は必須。 でもココにageるときは無臭でね♥
>どの作品を
むしろ完全オリジナルでも全然かまいませんよー
>>408 / > ´  ̄ヽ  ̄ `丶、
, ' / \ た…多分…ココの…事なの…
/ , ' ヽ
. / / , ' l ヽ
ttp://zero.product.co.jp/products/itaike/ / / / /l i ! . ',
,' ,' //イ´ il /ヽ. / ,' .i
. 川 ! l irr=ト.リ、 /! 、 ト、 / / i
川 il.|i |:::| V 7:;ヾi/ヽ. /ハ / .|
/从ハ| ー' /::::::::》 // V / !
/ / //八 ヾ.rイ //)〈Y.〉 |
/ / ///i i\ ゜ / / / i´ 〈Y〉 ハ
/ // ////7 7ーr‐./ / / .ハ 〈Y〉 .i ',
レレ1 i ハk!/´`Y〉 _乂彡イ/イハ i} 日 i ハ
/ ./´ ̄i/く//ハ ___ >、ハ トノ ハ i
i ∧ --} .}/it__〉 / _Vレ' / ! !
どっちもソッコー保存しますた。
>>380 命令されちゃった・・・・・・・・・・どうしようw
何とか頑張ってみます、はい。
何ちゅうか・・・・バレバレだったみたいですねw
ま、小ネタですから
エロシーンか・・・う〜む・・・・・
こんばんわ。久々に絵を投下させて頂きます。
あまり季節ネタが無かったようですので、夏の風物詩をテーマに描いてみました。
tp://maichy.s1.x-beat.com/up/data/oo4277.jpg
誰かこの絵で萌えなショートショート書いてくれないかなぁ……(無茶だ
ちゅうわけで、書いてみました。
49 10MB 1762.zip パスは例のアレ
一応エロシーン入れてみました。
やっぱエロいのは苦手です、はい
>>417 SS投下したら、GJな絵が!!!!
うきょー!(萌)
『僕は 夜空に咲く美しい花と 光に照らされる妹の横顔に いつまでも 見とれていた』
ふっ、とこんな一節が浮かびました。
>>417 花火ワショーイ(*´∀`)
>>419 (*゚∀゚*)ソレダ!!
と言うわけで、リアルタイム第2回目。やってみよー(*´∀`)
夏の終わりを告げる、花火大会。
黒を裂いて鮮烈に広がる色が、地上の人々を照らす。
打ち上げ音が鳴るたびに、周りの人々が大はしゃぎしている。
そんな中、僕はと言えば。
夜空に咲く美しい花と、光に照らされる妹の横顔に。
いつまでも、見とれていた。
視線に気付いた妹が、顔をこちらへ向ける。
「どうしたの、お兄ちゃん?」
化粧も何もしていないというのに。
他を圧倒するように目立つのは、きっと可愛いから。
保護欲と共に、誰にも渡すものか…という独占欲が芽生えている。
しかし、花火の音が煩悩をかき消していく。
妹は、俺の腕に寄り添うようにしている。
人混みの中で離れないためなのだが、どうにも意識がいってしまう。
…兄だって、所詮は男なのだ。
瞬間、一際大きな花火が、夜空に咲いた。
周囲の歓声に耳を響かせつつ、声をかける。
「…キレイだな」
「うん…」
ありふれた言葉で、心を触れ合わせる。
「夏」は、もうすぐ終わる。
数多くの思い出と共に、セピア色の海へと流れていき。
そうして来年には、また新しい「夏」を紡いでいく。
来年の夏は、もう少し一生懸命になってみよう。
もしかしたら、一緒になれるかもしれないから。
そんな想いを心に込め、二人は夜空を眺めていた。
花火の中に混じって、流れ星が流れていた。
壁│゚∀゚*)
…以上です。リアルタイム短編第2作でした。インスピレーションをくれた
>>417氏と三国氏に激しく感謝。
花火大会です。私の中では「夏の終わりを告げるもの」っていうイメージがあります。
学生の頃、夏休みの終わりになると田舎へ花火大会へ行っていたからでしょうか…?
>>417氏、イマイチ萌える作品でなくてゴメンナサイ。
…得ろ?あぁ、それは私でなくて他の文士さんに頼んで(ry
支援芸、また誘発してしまいましたね…(;´∀`)
リゼルさん乙w
>>417 先日妹系同人ノベルを完成させた神キタ━━ヽ(゚∀゚)ノ━( ゚∀)ノ━( ゚)ノ━ヽ( )ノ━ヽ(゚ )━ヽ(∀゚ )ノ━ヽ(゚∀゚)ノ ━━!!
>萌えなショートショート
それはつまり文士に対する挑戦ですね( ̄ー ̄)ニヤリ
>>418 一応エロいのキタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
イイヨイイヨー これが第一歩であとはひたすら堕ちるのみ(?
>>426 リアルタイム書き出しキタ━━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)゚∀゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)−_)゚∋゚)´Д`)゚ー゚)━━━!!!!
いくらネタが浮かんでもこんなに速くは書けないなぁ_ト ̄|○
>>425 支援芸……
>>417 エロ絵初心者さま、お久しぶりです。
これだけでも十分に萌えます。ご飯三杯いけますです、ハイ。
それではまた、絵師様の作品を元に短編でも書いてみようか‥‥ってもう230氏が書いてるし!早っ!
おまけに胸がときめくような素敵な話だし。こんないい短編の後に私の駄エロ作品なんか書けないよー
‥‥それではまた暇がありましたら、新作絵の投下をお待ちしております。
>>418 三国さま、いただきましたよ。やればできるじゃないっすかぁ〜エチシーン(w
私が同じ様なネタで書いたら、この十倍は書かなきゃ足らないでしょうね。
師匠!どうやったらこんなに短くまとめられるのか教えて欲しいです。
妹者帰ってキタ━━━━━━('A`)━━━━━━ !!!!!
>>426 あら。拙文なんぞ使っていただきまして、有難いやら面映いやら
相変わらず、いいですな〜
>>429 ええもぉ、必死でしたよw
俺の場合、長くなるとどうしてもクドくなっちゃうもんで。
直接的な描写を避けつつあまり下品にならないように、と心掛けながら書いてたら
こんな感じになったのですが。どうなんでしょ?
>>425 こうして確実にウイルスは伝染していくのであった・・・・・w
>向こうの230サマ
レスポンス早すぎ!(笑) しかもこんなに美しい、詩のようなSSを付けていただけるとは……。
とっても萌えますた。ありがとうございます!(このSS貰っていいですか?
>三国サマ
心に染みる一節です。うーん、絵のタイトルにしたいくらいです。(長いってば
小説も読ませていただきました。 妹には優しくしてーヽ(`Д´)ノ
>428サマ
なぜ同人の事を知っているのですか(;´Д`)ハズカシイ…
>FXDサマ
覚えていただいていて光栄です。
このあと無理やりエロシーンになっても構いませんけどw 夜の神社の裏でギシアンとか。
あ、一枚の絵をお題に複数の方が書く、っていうのも面白いかもしれませんね。
ステキな絵師の方も在中されているようですし(*´Д`)
あ〜あ〜あ〜〜〜・゚・(ノД`)・゚・。
もう・・・なんつーか伝統芸能ですから。気にしてませんよ?ええ。
>>417 ヒサシビリ━━ヽ(≧∇≦)ノ━━!!!!!
相変らず素晴らしいCG…コレは早速SSを…って思った途端に
>>421-424が…
>>426 仕事早過ぎ!先を越されちゃったよ…_| ̄|○
しかしCGとSSの融合は角煮の理想的スタイル・最高ですぜ(*^ー゚)b
>>418 ぬをぉ…コレは…この調子ですよ!
>>430 フラグは立ってますか?さぁ実行…って すんません、嘘です…。
>>432 それでは調子に乗って、私もその挑戦(?)受けましょう!
なるべく短くまとめたのを2、3日中に仕上げてみます。
もちろん、三国氏の名コピーも作中に入れるってことで。
同人の件は、確か5スレでエロ絵初心者さまのサイトの話が少々話題になってたんで、
ここの住人さんはたぶん存じてるのではないかと思いますよ。
「シンシアちゃんにおやつをあげよう!」のコーナーで小一時間ほど戯れてきました(*´∀`)
知ってる人いたらショックだけど、それはそれでまたネタが広がって(ry
しかし何と言うか…リアルタイムで書いても普段とあまり変わらないじゃないか_| ̄|○
>>432 ドゾー。もうどんどん持っていっちゃって下さい。私の短編なんてワゴンセールされてるゲームみたいなもんなのでw
>「シンシアちゃんにおやつをあげよう!」
ググりました
(*´∀`)
438 :
名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/08/02 02:36 ID:MMko4ybo
500過ぎてるのに圧縮が来ない。
不安に駆られてちょっと保守兼age入れときます。
>>438 保守自体は(皆)感謝しますがスレの位置より最終書き込み時間が優先
されるので無理に上げる必要は有りませんよ。次回からは孕ageで宜しく
…って誰かさんの受け売りしてどうする俺。
さっき
>>77 &
>>80の宿題がPCの長時間稼働のせいで一部飛んでチト
ヘコんだ…
_¶ ̄|○
>>440 キタキタキタキタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
んもう、ドジな妹ちゃんだなぁ(;´Д`)ハァハァ
>文章じゃなくてすみません。
いえいえむしろ大歓迎ですよ。これからもガンガン描いてくれると嬉しいです。
学校から帰ってきてすぐ夕飯の支度、かな?
何にせよ、GJ!
保守&妹者の生活報告〜
寝てる間に化粧ポーチに入れてたアメにアリがたかってたそうな。
この辺って外国から混入してきた(南米産?)の小さいアリがいるのよね。
(しかも小さいクセにスゴイ数が繁殖してる)
早くも帰りたいと…… いま横でビーマニをして指を殺してるw
こんな状況でエロを書けというのかヽ(;´Д`)ノ
>こんな状況でエロを書けというのかヽ(;´Д`)ノ
こんな状況だから妹に手を出しt‥‥うわなにをするやめろはなs‥‥(ry
>>440 妹萌えの怪しい文学館へようこそです(w
おぉ、いい電波を受信したようですね。微笑ましい日常って感じでいい味出てますよ。
また気が向いたら絵をお待ちしております。
445 :
392:04/08/03 01:05 ID:3rga0nHQ
今なんとか頑張って思い出しつつ、ついでに推敲かけながら、ストーリー膨らませながら
書き直してるです。仕事の合間を縫っているので遅筆でつが。
が、まだこれからエチシーンに入るかな、というところで既に素テキストで10KB…。
出来上がったときは、ここにちまちまうpするよりは、zipとかで凍らせて
ロダにやったほうが、あるいは正解かなとか。(つか、分割してうpする手間が
相当なものになりそう←むしろそっちが本音)
もう少しお待ちくださいです。
よーしパパ三国氏を真似て
>>440氏の絵でライト系のSS書いちゃうぞー。
直打ちで。
ナ,(;゚д゚)(゚д゚;)(゚д゚;)ナンダッテー!! (2回目)
相変わらずの短編直打ちアタック。それではいってみよー。
朝、目覚ましの音で目が覚める。
しかしまだ眠い。
とりあえず時計を遠くに投げて、もう一度寝る。
それでも鳴り続ける時計。
仕方がないので、身体を起こして時計を止めにいく。
完全に止まったのを確認して、もう一度布団に入ろうとした、その時。
階下から、聞き慣れた絶叫が。
リビングに向かうと、案の定。
黒い煙が、全力稼動の換気扇に吸い込まれている。
ガスコンロの前には、黒焦げのフライパンを持った少女が。
「…あのなぁ、お前が料理すんのはやめとけって言っただろうに」
「だってだって、お腹空いたんだもん」
台所を見渡すと、卵、牛乳、砂糖、それに耳を切り落とした食パン。
フレンチトーストでも作ろうとしたのか。
妹の料理の下手くそさは、家族の中でも群を抜いている。
火を使わせた料理で、妹が完成品を作ったのを見たことがないくらいだ。
『彼女を台所に立たせるな』は、我が家の鉄則の一つだったりする。
「お兄ちゃん、お腹空いたぁ」
「あーもう、分かった分かった。じゃあ俺が作るから、お前は皿の用意しろ」
腹が減るたびに炭を作られては、食材がいくらあっても足りはしない。
起きざめで朦朧とした意識のまま、俺はフライパンに油を引き直した。
のんきに焼けるのを待っていると、妹が横に戻ってきた。
「お兄ちゃん、私も料理勉強したほうがいいかな?」
「…せめて炭以外のものを作れるようにはしておけ」
「あー、ひっどーい!私だってそこまでじゃないよ!」
…何においても、自覚症状がないのが一番恐ろしい。
「そういうからには、何が出来るんだ?」
「えと、えっと…ハンバーグ、とか」
「なら今晩作ってみろよ」
…特に、好奇心のせいで自覚症状が薄れる場合が。
同日、夕方。
「うわぁーーーーーーーーーーーっ!!」
朝と全く同じ光景が、台所に広がっていた。
違う所といえば、並んでいる食材が肉類なのと、煙が換気しきれていないことか。
―――後悔先に立たず。
先人もうまく言ったものだ。
お陰さまで、今夜の夕食のメニューは炭の塊になりそうだ。
思わず失笑した俺の顔を見て、妹が怒鳴ってきた。
「もう、お兄ちゃん 笑ってないで手伝ってよ!」
…以上です。リアルタイムで投稿しまくっているせいか、どんどん精度が上がってきている気が…(;´∀`)
>>440 もうあれです、私の作品は萌えも得ろもないんで他の文士さんに期待してください_| ̄|○
>>443 ビーマニは疲れません。ギタフリは曲によっては指が吊るという現象が多発しますw
>>445 10KBっていったら私でいう所の長いはn(ry
>>437 わふわふっ(*´∀`)人(´∀`*)わふわふっ
>>451の後、変な感じがしたので支援しなくて良かった・・・。
>>452 GJ!もっと続きが見たいので出来るならお願いしますよ
>>440 新規絵師様いらっしゃいませ〜♥♥♥
是非常駐して下さい。
>>443 是非書いてください!そして見つかった暁にはフラグ…くぁwせdrftgyぬるぽlp;@:
>>445 是非お待ちしております。
>>452 仕事ハヤ━━━(゚Д゚)━━━イ!!!!
それでいて、ほのぼのムードで(・∀・)イイ!次はお兄ちゃんが直々に妹を
料理… - .∵・(゚Д゚) ーt( ̄♯) フッ
ここも腐女子にry
456 :
440:04/08/03 03:17 ID:ZZWt9rwn
>446-452 ΣΣ(´∀`;)アワワワ
命を与えて下さってありがとうございますありがとうございます。
ちょっと冷た気だなお兄ちゃんとか妹のダメっぷりとかホワワワワでございます。
更に続けてみたりして
ttp://akm.cx/2d/img/4945.jpg 「…で、何やってるわけ?」
「フレンチトーストリベンジ……」
「おにぃっおにぃっ、おふろはいろー」
夕食も終わり、時計の長い針が8の数字を指した頃、
バスタオルを両手で抱えた、妹の優がオレの部屋にやってきた。
最近、優は母ではなく、オレと一緒に風呂に入りたがる。
それというのも偏に───
「そんで、そんでぇ………また、『ぺろぺろ』してくれる?」
───まぁ、そういうことだった。
「ほれ、ばんざーい」
言って、脱衣所で妹の上着をシャツごと脱がす。すると、小さな桜色の小粒が
外気に触れて刺激されたせいか、ぷくんと勃起していた。
「下も脱がすぞ。足あげれ」
ゴムでウエストを締めるタイプの子供用のプリーツスカートに手を掛けて降ろす。
「っと、とぉ」
バランスが崩れて倒れないように、優が屈んだオレの肩に両手でしがみ付く。
何かのアニメキャラクターがプリントされた木綿のパンツは、少しよれて股間に食い込んでいた。
股間の辺りには、薄い黄ばみが見え、それがこれからの行為に対する興奮を煽る。
いつまでも眺めているわけにはいかないので、それも脱がして洗濯カゴの中に放り込む。
「おにぃもはやくぬいでー」
短い髪を結わえる、サクランボの形をした装飾の髪留めを外しながら優がせかす。
「ああ」
返事を返してぱぱっと脱ぐと、優がふわぁ、と声を漏らした。
「もう、おっきぃね…おにぃのおちんちん」
億面なく感想を言う優に苦笑し、風呂場へのガラス戸を開け、中に入る。
オレのモノはこの時既に半勃ちだった。
身体と髪も洗い終わり、湯船で身体を暖めていると、優がもたれかかってきた。
「もうからだあらったよ? ねぇ、はやくしようよぉ〜」
甘えた声でねだる。
子供は幼いが故に欲望に忠実だ。その愚鈍ともいえる素直さで迫られると、
それを利用した自分の行いが、如何に卑怯で下劣なものであるかということを見せ付けられ、
それがまた背徳感を煽り、劣情をそそる。
「んじゃ、そこに座って足ひらいてみ」
壁を背にした湯船の縁に腰を掛けさせ、両足をM字とはいかないまでも、大きく開かせる。
股間にはひきつれた幼い無毛のすじが、それでもぴっちりと閉じていた。
肌の張りというのは、幼さに比例して上質なものであるのだろうか。
すじの周りのふにふにと柔らかい恥丘をこねるように、右手の人差し指と親指で揉む。
「ん…く…」
優の顔はようやく触ってくれたという喜びと、もっともっと気持ち良くして欲しいという
快感を求める、幼くも淫らな表情を浮かべている。
両手を股間に当てて、すじを開く。
「あ…」
小さな両手を握って口元に手を当て、俺を見る優。
すじの中身は簡素なつくりで、クリトリスらしき突起と小陰唇のぴらぴらが濡れており
風呂場の電気をてかてかと反射している。
クリのやや下の辺り、陰唇の奥には少し肉が盛り上がっており、中心に小さな穴が開いている。
優がおしっこをする穴。そこを舐めまわしたいという欲求を抑え、さらにその下へと視線を落とす。
上の穴よりもわずかに大きいだけの膣口は、近くで覗き込む俺の吐息があそこに吹きかかるたびに、
ひくっひくっ、と蠢いていた。
「おにぃ…」
期待に満ちた声。
舌をまずは恥丘の内側に這わせる。
「はぅ……ん、んぅ、くぅ…ん」
ぺろぺろ、ぺろぺろしてくれる。舌を触れさせた途端に、ぴくっと痙攣した身体はそういっている
ように見えた。
やわらかく、少ししょっぱい優のそこを、固く尖らせ届かない隙間がないようにしつこく
ほじって擦り、または舌から力を抜いてねろねろと全体的にマッサージするように舐める。
「あ、ん…あ、あぁ…ッ……はぁ…ぁん、ふぅ〜………おにぃ、おく、おくもぉ〜…」
小さな両手でオレの頭を抱えて、股間にぐいぐいと押し付ける。
無邪気ないやらしいお願いに答えるべく、小陰唇の向こう、尿道口を尖らせた舌で何度も突く。
「んッ、んっんンっんぅ…ッ…んぅ〜」
刺激が少し強いのか、固く目と口を閉じた優は、一突きのたびに股間からおなかの辺りにかけてを
細かく痙攣させている。
突くのをやめ、舌は尖らせたまま、今度はかするぐらいの強さで弾く。
「んぅっ…ん、あ…っ…ふぁ……はぁ…はぁん……いいよぉ…キモチ…っ…いいぃ……」
とろりと。見れば、膣口から粘り気のある、しかしさらりとした液体が、お尻の穴を通って、
ぽたぽた湯船に垂れ落ちていた。
それを掬って舌に塗し、今度は直接膣口に口を当て、啜る。
じゅる、じゅぷ、ちゅ、ちゅうぅぅぅ、ちゅ、くちゅ。
「んあぁぁ、おにぃっ…おにぃぃぃ」
声が高い。大きく息を吸って、この小さな膣口の、奥の、奥の、奥にまで溜まっている幼い淫水を
飲み干そうとする。
ちゅぴ、ちゅううぅ、じゅる、ちゅるぅ、くち、じゅぅぅぅぅ。
「だめぇ、だめぇぇぇぇぇ、あっあっあっあああ、あぁぁぁぁ!」
生々しい水音と快感に身を振るわせる声が、風呂場のタイルに反響して耳を打つ。
熱気でむわりと薫りたつ、アンモニアの混ざった性臭が、鼻から脳を蕩けさせる。
興奮が、高まる。
「んあぁぁあぁぁ! おにぃっ、ゆぅね、ゆ、うぅぅ、でるよッ、なんかれるぅっ」
舌ったらずな口調で激しい嬌声を上げながら、両側から小さな足がオレの頭を挟む。
身体を折り曲げ、その足を抱えるように腕を廻して、オレを抱きかかえる優。
そろそろか。
酸欠になるぐらいのディープスロート。
密着する優の身体を隙間を縫って、右手を“そこ”に当て───
包皮の上から押し潰す。
「あッ──────!!」
かはっ、という呼吸音。
一際大きな痙攣。
膣口が何度もきゅんっきゅんっと、閉じたり開いたりを繰り返す。
そして
ぷしゃあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
ひくひく喘ぐ尿道口から、金色の小水が、オレの口にばしゃばしゃと降り注いだ。
「うぅ〜…、ごめんなさい…」
しょぼん、とうな垂れる優。
あれからオレと優は、再び水道のお湯で身体を洗って、早々に風呂を出た。
ついでに浴槽のお湯をかき混ぜて、カモフラージュすることも忘れない。
いまは脱衣所で、濡れた優の身体をバスタオルで拭っているところだ。
「だけど…」
「ん?」
優はオレの股間をちらりと見てこういった。
「まだ、おにぃのをぺろぺろしてあげてないよ…? しろいおしっこがぴゅーってでるの」
「………あー、まー、その、なんだ」
無論、オレのイチモツは優の幼い痴態を目にしてから、ずっと激しく勃起したままだ。
「また今度、な」
しっとりとした髪を拭きながら言うと、優はそれをぷるぷると首を振って振り払い、
「うんっ、明日いっぱいしてあげるね!」
無邪気な笑顔でそう言った。
(・∀・)キタ?
30分経過したんで終了と見てレスします。
>>445 ガンガレー
>>-451
ええなぁ… ああた甘いの書けるんじゃ、あーりませんか(;´Д`)ハァハァ
>>443 あの速度でボードを打つのは(一応)物書きには危険だと思う…
>>456 リベンジキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
これは風呂に入れないといけませんな。 お兄ちゃんも巻き添えで汚れちゃったんで一緒に…(;´Д`)ハァハァ
↓
>>457-464 ロリ妹風呂場で放尿キタ━━ヽ(゚∀゚)ノ━( ゚∀)ノ━( ゚)ノ━ヽ( )ノ━ヽ(゚ )━ヽ(∀゚ )ノ━ヽ(゚∀゚)ノ ━━!!
これはFXD氏直撃弾ですな。もちろん私も(何
>>465 支援芸… お気に障られたのなら
(´Д`;)、 ゴメンナサイ
ノノZ乙
いま妹者が起きてきた。 暑かったのかパンツにYシャツ一枚で……
これってハァハァすべきなのか…?
>>467 うあ、またまた支援どもですw
一応おしまいのレスしたつもりだったんですが、
どうも投稿されてないようでした。
タイトルは「風呂場遊戯」。
前回エロなしだということで、今回はエロだけで
その他の要素は殆ど排除しました。
それでも中途半端ですが(´Д`;)
>>468 おお、漏れの稚拙な妄想文にイラストなぞ描いていただいて恐悦至極。
感謝感激雨霰““ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ””
脳内イメージと、まったく同じなのでで驚きましたw
やっぱ、絵師と呼ばれている方々は違いますね。
>>468 絵化キタ━━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)゚∀゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)−_)゚∋゚)´Д`)゚ー゚)━━━!!!!
とってもGOODJOBです! でも今から寝ます!!(爆
>妹者無防備すぎ
妹者は(女を捨ててる部分があるので)ガードが甘いです。
先ほども目の前で堂々とブラ晒してました。
>>456 わはははは、リベンジ失敗かよw
>>黄泉霧様
このエロ兄妹め!成敗!w
>>468 はぅあっ!GJ!!
>>470 写真とって送ってくださいw
SS書いたけど、ろだにうpしたら「0b」になっちゃうの(泣
理由が分からん、この間まではうまくいってたのに・・・
とりあえず、ちまちま投下します
タイトル「エガオヲミセテ」
出来ることなら 記憶の奥に ただしまっておきたいことがある
例えどんなに時間が過ぎようとも、心の傷は、癒えることはあっても消えることはない。
生きるということ。生き続けるということ。
愛するということ。愛されるということ。愛されたいと思うこと。
当たり前のように思えるそんなことを、あいつはただ願っていた。
でも。
その願いを、神は聞き入れてはくれなかった。
「ご両親を呼んでください。おそらく、もう・・・」
淡々と語る主治医の言葉が、僕の胸に突き刺さる。
無力だった。あいつに、何一つしてやれない自分を、ただ責め続けた。
僕に出来たことは、あいつの手を握り、ありったけの愛を込めてキスすることだけだった。
そして 僕の大切な妹は あまりにも早すぎる 永遠の眠りについた
泣き崩れる母と、涙に濡れながら母を抱きしめる父の横で、
僕は、ベッドに横たわる妹の顔をただただ眺めていた。
辛かった。父と母の姿が。眠っているかのような妹の死に顔が。
そして、こんなに辛くて悲しいのに、泣けない自分が・・・
『お兄ちゃんが笑ってるのを見るとね、私も何だか元気になるんだ。』
『退院したら、デートしようね。約束だよ、お兄ちゃん。』
『辛いけど、苦しいけど。私、大丈夫だよ。だから、お兄ちゃん、笑顔を見せて。』
あの日から 僕は 笑い方を 忘れてしまった
この三年間、僕は墓参りどころか、仏壇に手を合わせることすら一度もしなかった。
ただ、心のスキマを広げるだけのような気がしたから。
何もなかったように、ただ時をやり過ごす。そんな僕から離れていく友人は少なくなかった。
数少ない親友たちが、それでも俺のことを気にかけてくれるのが、有難くもあり、辛くもあり。
それでも、僕が心の底から笑うことはなかった。
とりあえずここまで。また明日。
>>456&
>>468 こうやって幅広くこなすとは…さてティッシュは何処だったかな…
>>467 ココにロリ属性文士がまた一人…早速メモ…φ(。。)
>暑かったのか
をぉフラグは立っているじゃないですか!あとは実行(以下略
>>469 書き込み前後はしっかりリロードしましょう。もしIE等でココを読んでいるなら直ぐに
2chビューアー導入ですよ。良く"アレ”をやっちまう俺がこんなこと書き込んでも全然
説得力が無いんですけどね…………_¶ ̄|○
いやそれにしてもロリエロ全開で(;´Д`)ハァハァ…Σ(゚Д゚)ウッ……ピュッ ですな。純情
無垢な妹を陥れる兄…なんて羨ま…いや、けしからん!次回もこの調子でお願いします。
>>476 い…いきなり氏んでる…でも未だ何か有りそう…。
∧_∧
( ・∀・) <ヒッソリ続きを待たせてもらいますよ…。
( ∪っ∪
と__)__)
孕嬰児さんの妹萌え〜〜(*´Д`)
妹さんの容姿キボンヌ(絵を描くつもりらしい)
>>479 工エエェェ(´д`)ェェエエ工っと〜
髪は天然パーマが酷かったが今は押さえつけてソバージュっぽいのを後ろで纏めてる。
胸はおそらくD。揉める。
しかし顔は… 眉がない。目は切れ目。
でも化粧して黒基調の服着るとクール&ビューティって感じ。
イメージだと……中島みゆき嬢ですかね。 本人大好きだしw
>>452 んな事ありません。エロは無くとも萌えは立派にありますよ。それにしても最速だ‥‥
>>456 絵の素晴らしさに会話の続きを強引にプレゼント(w
「…だから、何をどうやったら頭にボウルをかぶるんだ?俺にもその笑いのコツ、教えてくれよ」
呆れるような口調にムッとしたけど、文句を言う前にお兄ちゃんは優しく頭を拭いてくれた。
ちょっとイジワルだけど、やっぱりお兄ちゃんは優しいな‥‥ついそんな事を思った。
>>469 なかなかフェチ度が高くてハァハァ…って思ってたら
>>467,477で変なカキコしてる人々がいるし(w
>>476 ‥‥まさか今回はエロは無しですか‥‥ってなくてもOKですが。こういうシリアスも好きですしね。
>>481 お察しの通り、エロなしですw ていうかこの間書いたのは・・・・・
まぁあれだ、気の迷いだw
>>482 GJ!!
>つか最近の皆様の作品、炉利度高ぃょ…。
まったくです。ちなみに、俺は炉利属性ではないです。 嫌いじゃないけどなw
>特に黄泉霧氏破壊力ありすぎですw
あなたこそ、破壊力満点じゃないですかw
では、昨日の続きをサクッと
もうすぐ三回忌が迫ろうとしている、そんなある日。
まだ妹が外で遊んでいられた頃、あいつと一緒に行った公園に、僕は一人たたずんでいた。
何かを変えたくて。失った何かを取り戻したくて。
見知らぬ母と娘が楽しそうにボール遊びをしているその光景を、ベンチに座り見つめる。
まぶしいくらいに輝く笑顔。その顔は、どこかあの頃のあいつによく似ていた。
と。
コロコロコロ・・・・・
僕の足元に、ボールが転がってきた。手に取り、じっと見つめる。
「おにいちゃん?」
ハッとして顔を上げる。ボールの持ち主である女の子が、不思議そうに僕の顔を覗き込む。
「おにいちゃん・・・どうしてないてるの?」
知らぬ間に、僕の目から涙があふれていた。あの日、泣きたくても泣けなかった、僕の目から。
そんな僕に、少女は優しく語りかける。輝くようなその笑顔で。
「ないたらだめだよ、おにいちゃん。ほら、なきやんで。えがおをみせて。」
『お兄ちゃん、そんな顔しないで。 笑顔を見せて。』
凍り付いていた僕の心が、少しずつとけていく。そして・・・
「うん・・・そうだね。ありがとう。」
僕は笑っていた。本当に、心の底から。
「よし。えらい、えらい。」
少女は僕の頭を撫でると、ボールを受け取り、待っている母の元へ走っていった。
「ありがとう、ホントに。」
僕は、やっと笑顔を取り戻した。忘れていた、笑顔を・・・
帰宅し、仏壇に手を合わせる僕を、両親はそっと抱きしめてくれた。
「父さん、母さん。今までゴメン。でも、もう大丈夫だから。」
心の傷は消えない。いや、消す必要なんてない。
あいつのことは、記憶の奥にしまっておこう。そして時々、あいつの笑顔を思い出そう。
止まっていた時間を、失ってしまった時を取り戻すため、僕は笑顔で前に進む。
遺影の中で笑っているあいつに、僕は、ありったけの愛を込めて微笑んだ。
終
以上です。相変わらずろだにうpして自己落とししてもファイルが見つからんっていわれる。
どうして・・・CCCDをPCで聞いてWMPに録音してからおかしいんだが、これが原因?
こういうことは詳しくないもんで分かりません・・・
いつのまにか直ってるといいなぁ〜・・・w
なんだかいつになく盛況ですなぁ…圧縮期間?(;´∀`)
そんな事を言いつつも短編投下。今度は直打ちじゃありませんよ?w
空を見上げて。
彼方に浮かぶ、白雲を眺める。
子供の頃、触れたいと思ったそれは。
今になっても、まだ叶っていない。
届かないからこそ、ずっと追い続けられる。
そんな事を考えながら、空を仰ぐ。
「兄さん。」
傍らに、小さな影が寄ってくる。
「また、空を眺めてたの?」
頷いて返事を返すと、彼女は微笑んだ。
「夢を追い続けるのは、いい事だと思うよ。」
彼女の声に耳を傾けながら、ふと過去を思いやった。
いつも不安で。
あの雲は、無くなってしまうんじゃないかって。
そう思った時期もあった。
今となっては、それも単なる笑い話だけど。
あの時、俺を不安から救ってくれたのは。
妹の何気ない一言だった。
『兄さんが追い続ける限り、雲は無くならないよ』
全ては誰かのためにあって。
誰のためでもないものなんて、存在しない。
はっきり見えなくても、どこかで一つに繋がっている。
それは千切れることなく、引き寄せあうこともなく。
さながら、運命の赤い糸のように。
「…そろそろ行かなきゃ、兄さん。」
言われて腕時計を見ると、もう時間だ。
名残惜しいが、今は旅立たなければならない。
「また、一緒に見に来ようね。今度は私も一緒に。」
―――ああ、そうだな。
微笑みと共に、俺はその場を後にする。
空は青く、雲は白く。
どこから眺めても、それは変わらない。
また、一緒に見に行こうな。
二度と叶わぬ約束を、今一度交わし。
丘の上にある、小さな十字架へ別れを告げた。
…以上です。そこはかとなく三国氏と雰囲気かぶったか知ら…(´・ω・`)
∧ ∧ ゝ、 丿 (( ) ) 丿
( ´・ω・) ( )( )/⌒ヽ ( (丿
/ \ ( )((/ ;`Д´ )丿 ) )
| r r.\__ n 。(,..。.| ゚。 / o.._ノ
l | 孕 |\___⊂(⌒)二| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| | |  ̄ 从\从从从从从 /从
スミマセンスミマセン次は甘いの書きますからもう許しt熱いアツイあちちちうぎゃー!!
キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!
ほろ苦SSが立て続けにキタ Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!
そんな皆さんに続いて・・・直打ち投下、行きます。
「キャァ――――!!!」
痛々しい妹の絶叫が俺の部屋まで届いてきた。
しかし俺は何をするでもなく雑誌なぞ読みふけって、たまに背中を掻いたりしている―――
というのも愚かな我が妹はレンタルビデオ屋で「仄暗い水のなんたら」を借りてきて
一人で鑑賞中なのだ。俺の知ったこっちゃない。
さて、風呂でも入っか。
そういやあのビデオって溺れ死んだ子供の話なんだよな・・・・
「待てぇいッ!!!」
ビクッ。
「な、なんだよ!?」
「・・・・・・・・・」
「なんなんだよ!?」
「お風呂は一緒に入って」
「怖いわけね」
「怖かないわよ」
「じゃあ一人で入れ。俺は先に入ってるから怖くなったら来ていいぞー」
「あ、ああ薄情者!!」
わめく妹を残して、ひとり風呂に向かう。
いやしかし・・・ビビりまくってたなあいつ。中学生にもなって一緒に風呂入れとは。
最後に一緒に入ったのは・・・俺のシモの毛が生えてきた位かな・・・・
やっぱあいつの身体も成長し・・・・じゃない、何を期待してるんだ俺は。
だがこれは妹の成長を見守るべく・・・・って詭弁だろコレ・・・・って、ええい!!
もういいや、今日くらいは一緒に・・・と風呂場のドアに手をかける。
と、
ゴンっ!!!
・・・・向こう側から扉が開き、俺の顔面に直撃した。
「あ・・・・・ヤベ」
ヤベじゃねぇ殴るぞこの―――
「一緒に入って・・・いいよね?お兄ちゃん」
やめとこう。
「いいけどさぁ・・・・」
そう言いつつ、ムスコを隠すように湯船につかる。
「それじゃ、お邪魔します」
え・・・一緒に入るって、そういう意味!?
妹が俺の上に座るようにして・・・って、これじゃまるで
後 背 座 位 ・・・・・
「ん?なんか硬いのが・・・・・」
「・・・・・・!!!」
「・・・・・・・!!!」
や、やべぇ・・・・勃っちまった・・・・・
なんともならないのも男としてどうかと思うが、仮にも妹だし。
妹は俺の上で、もじもじと身体を動かしている。
「あぅッ」
滾りきった棒の先に、柔らかい肉を感じる。
もしかしなくても・・・・妹の・・・・その、アソコに当たってるんだろう。
「ねぇ・・・・」
後ろ向きに俺の目を見ながら、少しずつ腰を下ろしてくる。
このままじゃ・・・・入って・・・・・・
妹の大陰唇が押し広げられるのが分かった。
それでも妹はゆっくと、焦らしているのか恐る恐るなのか分からない位ゆっくりと
自分の膣内に導いていく。
「入れたい・・・・・?」
「言うなよ・・・・そんな・・・・」
「私は・・・・いいよ」
また少し、中に進入していく。
・・・・・もう、俺の本能が抑えきれなくなってきた。
入れたい。妹と・・・・セックスがしたい・・・・
ぴろぴろぴろ ぴろぴろぴろ ぴろぴろぴろ
ガクッ・・・・・
なんとも間抜けな音が、電話から流れてきた。なんだってこんな時に・・・・
「わ、私出てくるから」
妹も妹で腰砕け気味に風呂から這い出ていく。
・・・・・・・・。
「ん、分かった〜。じゃあね」
電話は終わったようだ。話し口調からみると親からか。
「お兄ちゃん、お母さん明後日帰ってくるって〜」
「随分かかるな・・・・明日も留守か」
「明日も一緒にお風呂入る・・・・・?」
――――え。
はい終―――了―――――ッ。
いやぁ疲れたw
問題点を羅列すると
・ホラー映画が伏線でもなんでもなかった。
・この兄妹、名前ないや。
・生殺しにも程がある。
・書いてた時のBGMが何故かレイジ・アゲインスト・ザ・マシーン。
(;´∀`)ミタイナー
230さん&りぜるタン、GJ!
>230さん
お互い、どれだけの屍を超えてきたんでしょうね・・・w
>りぜるさん
俺、名前考えずに書くことのほうが多いです。
さっきのSSも名前決めてませんw
違和感なく兄妹の名前を出すのって難しいんですよね。
>>487 システムの復元でもやったらどうでせう?
>>507 あー、あれだ。生殺し杉。続きキボンヌ
>>482 過去スレCG化キタ━━━━━━ヽ(゚∀゚)ノ ━━━━━━!!!
>炉利度
やばい…一つプチ炉利作品ネタが浮かんでしまった俺って一体…ほとぼりが
冷めるまで書くのを待とうか…。
>>487 待望の後編がキタ━━━━━━ヽ(゚∀゚)ノ ━━━━━━!!!
コレはコレでいいん作品ですが出来れば回想シーンででも妹出して欲しかったな
…とブチ壊しな発言(書き込み)をしてみたりする。
>>495 をぉ…コレは…と思っていたら…
やっぱり妹、氏ンデタ━━━━━━ヽ(゚Д゚)ノ ━━━━━━!!!
>>507 凶悪な生殺しキタ━━━━━━ヽ(゚∀゚)ノ ━━━━━━!!!
コ…コレは…続きは俺達の脳内で自動補完しろって事ですか?
>名前
コレは無理する必要は無いと思いますが…。そういえば俺も“Q熱”の
時には名前付けていない…。あと関係ないですが、「仄暗い…」の話が
出てきたので…この夏に向けて
( ・∀・)つ■「狼の血族」
( ・∀・)つ□「ザ・チャイルド」
( ・∀・)つ◆「サンゲリア」 お好きなモノをドゾ〜!
日付変更を見計らって、宣言通り投下しにまいりました。
中編(?)こと「セミノネ」、今から投下しますね。
夏の始まりは、蝉が鳴き始めてからだと言われる。
「暑さ」の代名詞としても時折用いられる彼らは、夏だけの人生に
己の全てを託し、夏の終わりと共に消え逝く運命にある。
そこに世の無常を見出す者もいれば、見出さない者もいる。
そこに夏の風流を見出す者もいれば、見出さない者もいる。
感じ方は人によって違うが、その中には共通点はある。
それは―――、
「…え、こずえ、梢。とっとと起きなさい」
朦朧とした意識が視界を取り巻き、俺は目を覚ました。
開いたばかりの明るい視界に写るのは、原稿用紙と万年筆。
それと、電灯が点いたままの電気スタンドと、空っぽのコーヒーカップ。
「朝飯だよ。とっとと着替えて出といで」
「ん、ああ……」
「ふぅ…まったく、盆休みくらい夜はゆっくり寝なさい」
溜息交じりで俺を起こしたのは、母・紅葉。
起こされた場所は、母側の祖父母が住んでいた田舎の一軒屋。
ちなみに、時刻は七時半を指していた。
「ごめん…一度考え出したら止まらなくて」
「それは分かるけど、何事にも限度ってもんがあるでしょうに」
「うん…すまなかった」
もう一度、母の口から大きな溜息が吐かれた。
「明後日に帰るから、今日は墓参りに行っといで」
「俺一人でか?」
「葉と一緒よ。さぁ、母さん先に行ってるからね」
そういって部屋から出て行った母親の足音が聞こえる。
俺は大きく背伸びをし、布団代わりの机から離れて居間へと向かった。
「お早う、兄貴」
「お早う、葉」
食卓につくと、隣に座っていた妹が声をかけてきた。
名前は葉(よう)という。俺の名前と同じく、樹の関連から付けられた名前だ。
コンプレックスを感じはするものの、両親を嫌悪するほど嫌な名前ではない。
それは妹も同じのようで、学校では「ようよう」というあだ名までついているらしい。
「今日、お墓参りだって」
「さっき聞いた」
「車の運転はお願いね、兄貴」
「…ん、母さんが運転するんじゃないのか?」
台所から食事を持ってきた母が、俺の前に食器を置きながら話す。
「母さんね、今日は近所の人に挨拶に行かなきゃいけないのよ」
「ふぅん…分かった」
「昼は葉と一緒に食べてね。夕食は用意しておくから」
俺は食事を食べながら、頷いて返事を返した。
朝食のメニューは白ご飯に味噌汁、海苔に醤油といったところだ。
「そうだ、兄貴」
「なんだ?」
「今度の作品書けたら、私にも読ませてよね」
「書けたらな。あと少しだからのんきに待ってろ」
「楽しみにしてるよ」
俺の職業は「小説家」である。
大学受験の時期、推薦入試のために始めた小論文の勉強にはまってしまい
その勢いで小説を書いて投稿したら、運よく入選出来たのだ。
ちなみに題名は「無魂真言」。魂の輪廻をモチーフにした恋愛を描いた内容である。
当時は「そのままそれで食っていけ」などと囃し立てられたが、俺はその道を蹴った。
自分が入選したのはまぐれだろうという気持ちもあったし、何よりも気が進まなかったからだ。
それが二年前の話で、今は大学に通いながら小説を書いている。
世間では名こそ売れていないが、インターネット上などでは評価されているらしい。
そういった事もあり、今は遅々ながらも小説を書き続ける日々を送っている。
「あとちょっとだから、一気に考えないと構成が鈍りそうでな」
「だからと言って、徹夜ばかりしてちゃ身体壊すよ」
「ああ、気をつけるさ」
「ま、好きでやってるから止めはしないけどね…勉強も頑張りなよ?」
耳の痛い母の小言を聞きつつ、俺は一足先に食事を終えた。
「じゃあ、十時過ぎくらいに出掛けるぞ、葉」
「分かった」
「線香の用意とかしといてくれよ」
俺は部屋に戻って、時間まで小説の続きを書くことにした。
…今日は以上です。普段の作品とは違い、比喩とかそういったものを削りまくってみました。
これで前編です。後日に中編、後編という形でポストをする予定でございます。
「リアル描写」というのが今回の課題な訳ですが、こういうので上手くいってるのでしょうか…?(;´∀`)
>>508 生殺しワショーイ(*´∀`)
>名前
私の短編に出てくる妹には、ちゃんと名前がついてますよ(裏設定ですが)
ちなみに「無魂真言」のあの妹は「命(みこと)」といいます。作品の内容に裏付けされた名前になっております。
>>519 …乙w
||
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____ ||
,/´ `丶、 ||
/ `爪
/ , ',/ハヽ
! i l i//、 |.|ヽ
| l i l ,' // \! ',
| ! l l | /´\!,!-‐'´ ̄`ヽ-、
| ! ! , | / ヽ ̄`ー‐--! !
| ! ! ! !| ',. ',. ',
|.,l | l l,/ ', l ',
リ | l|.l|/ _,.ゝ / .,!
|ル' \ __,. =‐ ,ゞ , , /=,'´
`! '´l /,' , ノ /,. '!
(|| ゚Д゚)<秘女一夜の南司菜穂タンかよ!
今からやってきます←ゲーム持ってるのかよ
, -‐ ‐- 、
, ' ,.-===、)
(_x (((ノ))) さて…ココで
>>78の宿題を忘れていない事を証明する
. (V).i|゚ ヮ゚ノ(V) 為に未完成ながら序章を投下してみたりする。
Z!ヽ)_}天l"ノ
从.く/_lj〉
........... (_/ >_)
---Sudden Impact---
「重い〜!」
「お兄ちゃん、もうちょっとだけ…。」
「全く…しょうがないな…。」
今、俺は炬燵に足を突っ込み貴重な休日の昼下がりを自堕落に
過ごしていた。帰宅した妹・歌織が便乗してその横で俺に打ち掛けて
寝そべり始めていた。
「このまま寝ちゃっていい?」
「あのな…イイ歳して恥ずかしくないのか?」
「イイの…誰も見ていないし…。」
反論も意味無くますます俺に身体を密着させて甘えてくる。
まぁ…こういうのも悪くないのだが。通常イイ歳になった妹にココまで
される事自体考えられない…良く考えれば凄く贅沢なのかもしれない。
しかし…この貴重な静寂は直ぐに破られた。
玄関が荒々しく開く。
「歌織〜!いるんでしょう?」
激しいトーンでもう一人の妹・向日葵が家の中を早歩きで動き始める。
「わぁ!お姉ちゃん…帰ってくるのが早いよ…」
そう言い残して歌織が炬燵に潜り込む。
「んん?何だ一体??」
「お…お願い…匿って…。」
同時に向日葵が登場・俺は取り敢えず身を起こす。
「随分騒がしいなぁ…。」
「アノ子ったら…あぁ恥ずかしい!」
「おいおい…説明しろ。」
宥め賺してから詳細を聞くと…
1:向日葵、友人数名と共に昼食へ。
2:話し合いの結果、とあるカレー屋に到着。
3:店内に飾ってある“大食い記録達成者”の写真を発見。
4:ソコに二人並んで写っていた内の一人は歌織。
5:当然友人にばれる。
と、こんな感じ。
「とうとう…やりやがったのか…あぁ…」
「もぉ恥ずかしいったらありゃしないわ!よりによって二人仲良く
写ってるから目立つのよ!!」
もの凄い剣幕で向日葵は俺に捲し立ててきた。
「まぁまぁ…って…例のハーフの同級生と?」
「そうそう、ソレよ!えぇい、くそぉ…歌織〜、何処に隠れたぁ!!」
見つけられない悔しさに更に大きな声で絶叫する。
それにしても…何も二人ともソレ位でここまでしなくてもイイのに…。
ココで俺はちょっと閃いた。
さり気なく俺は炬燵の奥深くに両手を伸ばす。程なくして歌織の両胸に
到達した。
「ひゃあ!」
押し殺した悲鳴が一瞬聞こえた。気にせずにそのまま緩やかに
ソレをまさぐる。
「いやぁ…ズルいよ…ちょっと…そんなの…」
小声で懇願するが俺は続ける。
「おぉ…コレは…やべぇ…俺も勃ってきた…。」
少しずつ勃起してきた乳首を見つけグリグリと指先で弄ぶ。全体のサイズ
は未だ小ぶりだが二人とも綺麗なフォルムなのを熟知している。ついつい
手の動きが激しくなる。
「ん…く…」
「あ痛て…く…やりやがったな…ぐぁ…クソッ…」
反撃の拳が小刻みに俺の太腿に何度も食い込む。
だが俺は今度は下半身に手を伸ばし下着の間に指を割り込ませる。
「ひっ!」
巧い具合に割れ目に指がスルリと吸い込まれた。
「そんなぁ…あん…んぁ…きゃ…止めて…お願い…あぁん!」
歌織は小声で懇願するが聞き入れるつもりなど最初から無い。
次第に指に伝わる湿り気が増え、同時に小刻みに身悶えする振動が
伝わり炬燵全体を揺らす。
「もう少しかな…。」
グイグイと指を奥深くまでねじ込もうとした。
「ち…調子に…乗るなぁあぁ!!!」
遂に限界を超えたか…。
転げながら外に飛び出し俺に飛びつく。
「わっ止せ…悪かった…あぁ…離せおい、ヤバいって!」
「なぁにがヤバいんだぁ!もぉお兄ちゃんの馬鹿ぁ!!」
歌織の両腕を抑止しながら俺は続ける。
「後ろを見ろ…あ痛てっ!」
「その手に乗ると思ったかぁ!」
「いや…本当に…。」
俺達二人を遮る人影・やっと動きが止まる。
「え…あっ…お姉ちゃん…。」
「ほうほう…こんな所に隠れていたかぁ〜。」
緩やかに微笑みながら向日葵が歌織の襟首を掴んで押さえ込む。
「うわっ…ちょっと…離せ…ボク未だ何にも…」
「じゃあ…何で隠れてるのかなぁ〜?」
「あっ…いや…つい…」
「全く…ソコに隠れていたなら聞いたんでしょ?アンタって子は
恥を知らな…ん?コレは…もしかしてあんた…。」
何かに気付いたのか…今度は片腕をねじり上げて注意深く指先を
眺めている。
「おいおい…無闇に合気道を乱用するな。」
しかし俺の忠告を無視して向日葵は続ける。
「ちょっと…痛い…ねぇ…お姉ちゃん…どうしたの?」
「食べたな…。」
「ひっ!な…何の事?」
孕age氏へ:次回まで若干時間かかりますがご了承下さい。
感想・リクエストお待ちしています。
, -‐ ‐- 、
, ´ , - )
:、 、__ __,ィニ" フォッフォッフォッフォッ
(V| 》《 |(V)
ヽ! んJ |ノ
从lノ从ノj〉
........... (_/ >_)
妹者にPCを占拠されてるあいだに
イロイロキテル━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
>>482 レイープ妹キタ━━━━━━(;´Д`)━━━━━━ !!!!!
>>486 哀しみに捕らわれたままよりも、少しでも前に進んだ方が…(つД`)
>>495 オチで死んでた━━━━━━。・゚・(ノД`)・゚・。━━━━━━ !!!!!
>>507 一緒にお風呂→微挿入
いいコンビネーションだ(*´Д`)
↓
1024ナマゴロシ…
>>521 リアル系キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
こずえ…? 女の名前かと思ったら、なんだ男か……
>>534 リクエソトキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
怒り心頭な横でイチャつくとはなかなか度胸のあるお兄ちゃんですな。( ̄ー ̄)ニヤリ
ふと思ったんだが、文士たるもの返レスやキタではなく、文で語るべきだよね!(遅
つーワケで朝昼派を狙撃すべくあと十分したら
新作SS『やさしさでSAYONARA』投下します。
誰かいるのかなー(*´∀`)
>>536 いたよ…
んではエチ無し短編投下開始
---------------------------------------------------------
異常気象のせいか、外の風景は揺らめいているかのように暑そうであった。
しかし文明の機器の恩恵で、ここは寒気がするほどに冷え切っている。
汗をかいているのは、まだあまり手が付けられていない大きめな二人分のグラスだけだった。
「目は覚めてる?」
「正直、まだ少し眠気があるな。」
「やっぱり夜更かしはしない方がいいよ。」
「もはやこれが普通なんだよ。」
リズムの合わない二人が唯一会えるのは日が沈んでからお互いが一緒に眠る直前の間だけ。
しかし今は真っ昼間。燦々と輝き続ける日差しは、夜行性な目と脳には少しキツイ。
「……ココに行くことになったら、ますます兄さんに構う時間は無くなる。
いいかげん兄さんも一人で生きていけるだけの力ぐらいは出来てるでしょ?」
「……兄さん、か。
『お兄ちゃん』とは言わなくなったんだな。」
「……。」
俺が一口含むと、つられるように口を付けている。
苦く、冷たい感覚が、額を通過していく。
「まあ別に、俺はお前のやることを止める気はない。
お前だってこんな弱い人間にはいつまでも付き合ってはいられないよな。
世の中に価値を見いだせず、かといって絶望もしていない。
のめり込める夢もなければ自殺するほどの絶望もない。
ただ肉体と精神だけが
無駄遣いのように物資を浪費しながら生きてるだけの、情けない人間には…」
自虐的で客観的な論理は否定も肯定もされない。
また一口飲み込まれる。
「別に今生の別れでもないし、ただ…時間が減るだけ。
少なくとも今までのようには…
でも、兄さんが変えてくれたら少しは…」
「そうそう楽に変えられるものではないよ。ダイエットと同じ。」
冷房に反応した体が、自らの体を暖めようと身震いを始める。
その熱は頭に集まって今度は汗を流し始めさせた。
まったく、ここは健康には悪い空間だ。
「とにかく、朝に響くのよ。
兄さんはそのまま寝てしまえばいいけど、私はそれから頭を使わなくてはいけないのよ。」
「わかってる。 俺だって、抑えるぐらいの自制心はある。」
「そう?」
そう言って少しだけ笑った顔はいつもと変わりない。
しかしその心は、俺から離れようと言っているのだ。
「じゃあ、私は時間だから。 兄さんはどうせこの辺で遊んでいくんでしょ?」
「……主夫業は俺に任せてしっかりやりな。」
「そう? じゃあ夕食、よろしくね。」
「ああ。 妹のワガママを聞くのも兄の務めだよ。」
「ワガママ…?」
「いや、言葉の綾だ。 気に障ったか?」
「……いいえ。」
二人、別の方向に歩き出す。
脳は理解しているのに、一方でまったく観念していない感情が溜まっていく…
眩むような熱さの中で、言葉だけが、良い思い出だけがリピートされている。
『お兄ちゃんだけが、愛してくれる……』
(それは、お前だけしかいなかったから)
『優しいね…… でも、私は弱いから……』
(俺はもっと弱い。 だから優しくなれた)
『ゴメン…… すがれるのはココしかない……』
(人は、お互いに頼り合って生きていくから)
『出来ちゃってたら、困るね。』
『こうやって寝てるだけなのも…悪くないかな…』
『…………私も、大好き…………』
しかし、解かれていく楔を留めることは出来ない。
もはや巣立っていくというのなら……
俺の目の前には、何故か鋭く光る冷たい銀色の輝きが見えていた……
以上です。
少しはブルブルしていただけたでしょうか。こんなお兄ちゃんにはなりたくないですねー(;´∀`)
おまけつきのzipを寝てからあげるつもり。
>230氏
こ、こういうのが読みたかった・゚・(ノД`)・゚・。
悲願叶ったり。
>>522 もう・・・・ねぇ、うん。諦めてください。
>PC飲氏
オボエテタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!
しかもダブル妹キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!
>孕嬰児氏
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
失礼な話、この冷血っ娘が○○○られてしまうのかと思いまひた。違うぽ?
よーしパパ季節外れのネタで書いたSS投下しちゃうぞー。
最近ポストの頻度が上がってきているような…あ、直打ちアタックのせいかw
昔から、男の子に憧れていた。
性欲などではなく、純粋に。
「一緒にいたい」ではなく「男の子になりたい」という。
だから、鯉幟が好きだった。
どこまでも飛んでいけそうな、その姿を見つめ。
いつか、私も大空へ飛びたいと思った。
俺が連れて行ってやるよ。
私と三つ年の違う兄は、私にそういってくれた。
当時の私にはそれが嬉しくて、思わず泣いてしまった。
大好きな兄さんと一緒に。
あの大空へ飛び立てるなら。
この上ない幸せだと、私は思った。
数年後、その誓いは。
いともあっさり、兄の方から破られる結果となった。
俺、彼女と結婚してアメリカに住むんだ。
兄の口から出た、別離の言葉。
相手はアメリカ人で、私と同じ年だった。
何故か、無性に腹を立てた記憶がある。
それから、さらに数年後。
彼らに、子供が出来た。
初めて飛行機に乗り、雲と海を越えて。
現地に着き、ベッドで眠る赤子を見た瞬間。
私は気付いた。
ああ、この兄はもう、私だけの兄ではないのだ、と。
ふと空を見上げると。
そこには、鯉幟が風にはたはたと揺れている。
…そうか、もうそんな季節なのか。
彼を見つめ続けていたせいで、全然気付かなかった。
私の中の、終わった恋心。
今、あの鯉と一緒に、大空へと昇っていけ。
…以上です。思いつきで書いた短編「こいのぼり」、いかがだったでしょうか?
ちなみに「鯉幟」と「恋昇り」をかけてます…っていうかそこから書き出した作品でございます。
>>537、
>>546 そういって頂けると幸いです(*´∀`)
>>545 こんなお兄ちゃんです。orz
さあ、そろそろ寝るか。('A`)
>>509 うpできるようになりました。正直システム復元でOKになったのかどうかすら
俺にはわからんのですがw、とにかく、アドバイス感謝します。
で、「エガオヲミセテ」まとめたやつうpっときましたんで、
よろしければどうぞ。
49 10MB 2585.zip パスはアレ
ゴメンナサイ。うpするファイル間違えた
49 10MB 2587.zip パスは例のアレです
そして気だるい午後のひと時に短編投下!
ガチャ・・・・・パタン
『・・・もうこんな時間か〜。そろそろ起きなきゃ。』
ちょうど私が目を覚ます頃、兄は仕事に出掛ける。いつもと同じパターンだ。
「ホント、いい目覚まし時計だ・・・ふぁ〜ぁ ん〜・・・」
もぞもぞと起きだす。顔を洗って、歯を磨く・・・・・と、その前に。
カチャ・・・
す〜っと、兄の部屋に侵入する。相変わらずきれいに整頓されている。
「とおっ」
ボフッ
倒れこむようにして、兄のベッドへ身を投げる。
すぅ〜〜〜〜っ
思いっきり空気を吸い込む。大好きな、兄の匂い。
「はぁ〜〜〜〜っ」
枕を抱えて、ちょっと頬ずり。チュッとキス。
起きぬけの心と体が、小さな幸せで満たされていく。
一通りの儀式を終え、ベッドから抜け出す。
ふと鏡を見ると、我ながら清々しいくらい、にやけた顔の自分がいた。
「よし、今日も一日、頑張っていきましょ〜」
こんな感じです。微萌えのつもりで書いてみましたが、どうでしょう?
高校野球始まるー!燃え!!メガネッシュ萌えw
皆さんGJです。やたら暑いってのになんで皆さん、こんなにテンション高いんだろう‥‥
私なんかな〜んも筆が進まないですよ。
>>533 鯉キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
コイはね、特別な意味があるのですよ。特に野球(オイ
>>560 ニオイ好き妹キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
こんな現場を目撃されたら襲われちゃうぞー(*´Д`)ハァハァ
>>561 無理矢理テンションを上げているのですよー⊂⌒~⊃。Д。)⊃
孕age氏の妹想像図(ネタにしてスマソ)
tp://anu.s7.x-beat.com/up/src/up1174.jpg
FXD様へ。個人的話ではありますが感謝感激であります(*´Д`)アリガトン
そして
>>482 呉兄様
絵師としてめちゃくちゃ尊敬しております。
私も貴殿のようなそそる絵を描きたいです。これからも楽しみにしています。
>>440 (*´Д`)可愛らしい妹さん……。
>>563 兄貴!パスがわかりません!>6のアレじゃないし、孕ageでもないし・・・
エークセレンッ!!
なんだか妙につやつやなお肌を撫でつつ、「セミノネ」中編をお送りいたします。
これで支援芸誘発したら「支援芸メーカー」という称号が入って衣装が(ry
田舎での車の運転は、対向車が滅多に来ないから楽だ。
もし車が来たとしても、そこそこ広い車道があるから余裕を持って交差することが出来る。
しかし山道が多い故、車で立ち入れる場所は限られてくる。
今向かっている墓地も、その例に漏れない。
麓にある砂地の駐車場に車を停め、長い参道を登っていかなければならない。
その距離は、見上げたらぎりぎり屋上が見える、としか言いようがない。
「ほらほら、へたってるんじゃないよ兄貴」
「……」
「そんな調子じゃ、午後から行く墓地はやってられないよ?」
「……」
「兄貴?」
「…聞こえてるよ。暑いから返事をするのが億劫なだけだ」
汗まみれの顔をTシャツの袖で拭いつつ、俺は上を見上げた。
逆光に映る妹の向こうには、まだ数え切れないほどの階段が続いている。
道が曲がっていないから、余計に頂上が見えてしまうのが辛い。
「ほら、上まで行ったら休めるからさ、頑張れ」
「出来れば今休ませてくれ…」
「駄目。一旦休むとだれるんだから」
情け容赦ない葉の言葉に鞭打たれながら、俺は重い一歩を進めた。
気休め程度に、風が一瞬だけ吹いたが、すぐに止んだ。
頂上の墓地には、小さな休憩所があった。
そこの椅子に座って墓地を眺めると、所々に添えられた花が見える。
今日は自分たちが初めての参拝客なのだろう。線香が一つも焚かれていない。
「はい兄貴、水」
「…これ、墓地の?」
「家から持ってきたやつ」
「こんなもんあるなら早くよこせよ…」
悪態をつきながらも、その水で乾いた喉を一気に潤す。
染みる、という表現が良く似合う音を鳴らして、ペットボトルは急速に空になった。
「兄貴、私の分まで飲んだね…」
「え?これ、お前の分もだったのか。すまん」
「いいよ別に。代わりに後でジュース買ってもらうから」
「マジか…」
「マジよ。全部飲んだんだから、それくらいはしてよね」
葉は空っぽのペットボトルを水道に持って行き、中に水を入れて洗った。
錆びた蛇口から出る水は透明だったが、やはり飲む気はしない。
そんな水で参拝するというのもどうかと思ったが、俺は黙っておいた。
百もない墓石の中から、一族の墓を見つけるのは簡単だった。
花を添え、線香を焚き、静かにお参りをする。
香の煙が顔に絡む感じがするが、瞬間の事だと思って無視する。
一分弱ほどの瞑目の後、俺が目を開けると、葉はまだ瞑目していた。
「…葉」
「っ!」
反射的に顔を上げた葉の顔は、まるで俺に気付かなかったようだった。
それに何故、驚いた顔で固まっているのかが分からない。
「帰るぞ」
「あ…うん」
「どうした?」
「いや、何でもない」
かぶりを振った妹を見て、俺はそれ以上を追及しなかった。
杓子の入ったバケツを元の場所に戻し、休憩所に置いた荷物を取る。
そのとき、荷物を置いていた椅子の下に珍しいものを見つけた。
「おい、葉」
「どうしたの?」
「見てみろよ」
蟻地獄である。
乾燥した砂地に擂鉢状の巣を作り、そこを通る蟻を誘い込んで食べる者。
「弱肉強食」という自然の摂理を、身近な生命で分かりやすく示した例。
今もまた、一匹の蟻が巣に落ちている所だった。
蟻は必死でもがくが、抵抗の少ない砂の上ではかえって逆効果となっている。
擂鉢の底では、今か今かと牙を噛み合わせる主の姿が見える。
「蟻地獄なんて初めてみたよ」
「…帰ろう、兄貴」
「待てよ、もう少し」
「兄貴!」
突然大声を出した葉を見ると、怒ったような泣いているような顔だった。
理由は分からない。ただ、自分が原因なのは確かだ。
「あ、ああ…帰ろう」
「…先に下りてるから」
そう言って、葉は来た道を駆け出していった。
「どうしたんだ、一体…」
その後を追うように、同じ道をゆっくりと歩いていった。
背後から、くしゃり、という小さな音が聞こえた気がした。
…以上です。慣れてないせいか、書けば書くほど泥沼にはまっていく自分が…(;´∀`)
というかあれですか、一日に2作ですか。はっちゃけすぎ=□●_
>>560 作品の題名にそこはかとなくサウダージを感じた私はどうすれば?w
>>564 ワショーイワショーイワショーイワs(ry
「Hなのはいけないと思います!」
(´・ω・`)
>>576 230さま、ハイペース過ぎです。それでもレベルが落ちず、話につい引き込まれてしまうなぁ。
やっぱ短編の師匠はさすがだ‥‥
ところで‥‥
>>417のエロ絵初心者氏の絵を元に
>>421-424の230氏とは別バージョンの作品、書いてみました。
対抗しようなんざぁ百万年早いわゴルァ!!とか言われそうですが、書くって言っちゃいましたしね。
という訳でこれから10レスばかり使って投下します。
「お兄ちゃん早く!花火始まっちゃうよ」
「わ、わかったから引っぱんなって‥‥!」
夏祭りの夜。水浴びを終え、浴衣に着替えた妹は嬉しそうな笑顔で僕の手を取り歩き出す。
人混みをくぐり抜け、向かうのは花火大会の会場。
‥‥暗い夜空に咲く、大輪の光の花は華やかで美しい。
でも、それ以上にその光に照らされる浴衣姿の妹はもっと愛らしくて、美しい‥‥
長い髪を三つ編みにした襟足と、うなじからほつれる後れ毛に『女』を感じてドキリとする。
------僕は 夜空に咲く美しい花と 光に照らされる妹の横顔に いつまでも 見とれていた------
「‥‥キレイだな」
「うん‥‥」
>>565 >>6で合ってるよー 半角とか入ってませんか?
>>576 なんか母者の田舎の墓地思い出しちゃった。(´・ω・`)
↓
花火見物の人混みの中、僕の腕にしがみつき密着する妹。腕に当たる胸の感触はフワフワとして柔らかい。
‥‥ブラ、付けてないのかな。わかっててやってるのかな‥‥もしかして、誘ってるのかな‥‥
そんな不埒な事を思い、胸の鼓動の高鳴りを抑えられないまま、つい試してみる。
掴まれた腕を素早く振り払う。一瞬、怯えたような表情を浮かべたまま僕を見上げ、凍り付く妹。
そして素早く細い肩を優しく、そっと抱き寄せると『あ‥‥』とか細い声をあげて僕に身を預けてくる。
気付いた時には妹の両腕は、すでに僕を抱きしめていた‥‥
肩に置いた手が熱い。微かに汗に濡れた浴衣から伝わる、妹の甘い熱。
もっと密着するように肩に置いた手を腰に廻してさらに引き寄せると、細い腕も僕の体を抱き返してくる。
「お兄ちゃん‥‥」
「‥‥何?」
間をおいた返事の後、背伸びをした妹は僕の耳元で小さく、恥ずかしそうに囁く。
「お兄ちゃん‥‥胸‥‥触って、欲しい‥‥」
ほっそりとした腰を抱いた手を、ゆっくりと小振りな膨らみへと伸ばし、包み込むように手を置く。
薄い布地越しに伝わる感触はひたすら柔らかかった‥‥やっぱり、ブラ付けてないんだ。
妹の体が小さく震えている。二人とも花火なんかとっくに観ていなかった‥‥
もう我慢なんかできない。今すぐ妹を抱きしめたい。妹に抱かれたい‥‥
妹を守るように抱きしめて、人の流れに逆らって僕の足は人気のない神社へと向かう。
そこは誰の目にも曝されない場所。神社の裏手はすぐ切り立った崖。
前触れ無しでいきなり唇を奪い、浴衣の隙間から手を差し込んで柔らかな体をまさぐってみる。
その手に伝わる感触は、浴衣の下には何も着けていない事を伝えていた。
「‥‥悪い娘だね。何で浴衣一枚で来たの?」
「だって‥‥下着の線が出るの、嫌だったし‥‥」
「‥‥ホントに?」
「ホントだよぉ‥‥でもさ、お兄ちゃんにくっついてたら、そのね‥‥触って、欲しくなっちゃって‥‥」
あまりにカワイイ物言いに、ついいじわるをしたくなる。
「それだけ? 触られるだけで満足なの?」
「‥‥それで、触られたら‥‥エッチ‥‥したくなっちゃった‥‥の」
花火の光に照らされた妹は、恥ずかしそうに顔を真っ赤に染めていた。
「わかった‥‥じゃあ、ここでする?」
一瞬、驚いたような表情を浮かべたけれど、妹は素直に頷いてくれた。
浴衣の合わせを軽く広げて、ちょっとしゃがんで形のいい胸をさっそく吸ってみる。
もちろん、妹を立たせたままで‥‥乳首を咥えただけで、ふるふると波打つ柔らかな肌。
妹は僕の体につかまって、快感に耐えている。
紫煙
妹と『愛し合う』ようになって一年経つけど、外でセックスするのは初めてだ。
やたら興奮はするけど、誰かに見られないか不安もあって、つい急いだ荒々しい愛撫になってしまう。
いつもならそんなセックスを嫌がる妹だけど、今だけは違っていた。
立ったまま激しいキスを交わし、股間の敏感な部分をまさぐられ、思いっきり感じている。
「なぁ、そろそろ‥‥入れていい?」
「うん‥‥今日は‥‥早くお兄ちゃんが、欲しい」
「だったら‥‥そこの木に手をついて、お尻こっちに向けて‥‥」
素直に言う通りのポーズを取る妹。浴衣の裾を大きくたくしあげて、茹で卵のような
艶やかなお尻をむき出しにする。その中心はいつもより溢れる愛液が太ももを伝っている。
僕を誘うその眺めは、いつもなら恥ずかしげに僕を受け入れる姿とはまるで違って‥‥
そう、まるで男に犯される事を望むような、卑猥なポーズ。
僕は異常な興奮に駆られたままジーンズを降ろし、妹の中に一気に突き入れた。
大事な部分を躊躇なく貫き、クッションの効いたお尻に腰を思う存分叩き付ける。
いつもなら、こんな激しいセックスはお互いしたがらない。でも、今は一気に興奮しているからなのか
妹は早々と喘ぎ出した。しかし、それはいつもと違って声を殺した、苦しそうな悶え方だった。
「‥‥声、出してもいいんだよ」
「イヤだよぉ‥‥誰かに聞こえたら、恥ずかしい‥‥」
「なら、これ、咥えてなよ」
それは、妹の浴衣に合わせて持ってきた手拭い。後ろから繋がったまま小さな口にそれで猿轡をかます。
「‥‥これでよしと‥‥どう、痛くない?」
少々怯えたような顔で小さく頷く妹。でも、その目は何故か期待に満ちてるように感じられた。
「それじゃ、動くよ‥‥」
返事の代わりに顔を伏せ、妹はさらにかわいいお尻を突き出して僕を誘ってきた。
遠くで光る花火の煌めきが、時たま僕らを照らし出す。
遠くで人々のざわめきが聞こえてくる。
そんな夜の神社の裏手で、獣のように交わる男と女。
猿轡をかまされた妹のくぐもった喘ぎ声も、まるで唸る獣のように激しくなっていく。
「うぅ‥‥んっ、んっ、ん‥‥んぐぅ‥‥ふっ、うぅ‥‥」
妹の腰を抱え、思いきり貫いていると、僕も本当に妹を犯してるような気分になって、激しく興奮してきた。
「おぉっ‥‥気持ちいい‥‥もう、いきそう‥‥」
「ううっ‥‥んっんっ‥‥んんっ‥‥」
頭を後ろに反らし、体を硬直させて震えている小さな細い体。妹もいつもより早くいきそうだ。
「ぐっ‥‥もう、いく‥‥このまま中でいく‥‥いくぞ」
「ううーっ、うっ、ふっうぅー! うっ、うっ、んっ!」
‥‥そして、大輪の光と音が夜空に広がると同時に、僕らも弾けた。
快感の余韻に崩れ落ちそうな妹を抱きかかえ、口を塞いだ手拭いを外す。
下半身を剥き出しにしたまま、僕の腕に抱かれる妹。焦点の合わない瞳と表情がやたら色っぽい。
「‥‥お兄ちゃんに、犯されちゃった‥‥嬉しいな」
そんな事を言いながら、妹は僕の唇を求めて首を巡らしてきた。僕は躊躇う事無くその求めに応じる。
強姦ごっこに興じ合った後のキスは、いつものソフトなキス。
外にいる事も忘れ、いつまでも唇を重ね合った。だけど‥‥
「んふぅ‥‥ん?‥‥あーっ!」
「え?‥‥ど、どうした!」
妹は顔を真っ赤にして、恥ずかしそうに俯いている。
「どうしよう‥‥お兄ちゃんの‥‥こぼれてくる‥‥浴衣、汚れちゃう」
「ありゃ、それは‥‥まずいな‥‥」
とりあえずティッシュで、妹からこぼれる精液を拭き取ってあげたけど
その後も少しづつ、途切れる事なく溢れ出してくる。
「どうしよう‥‥これじゃ帰れないよぉ‥‥」
せめて妹がパンツぐらい履いて来てくれたら‥‥そう思った瞬間、僕の頭にアイデアの花火が咲いた。
「ちょっと待ってて、何とかするから」
そう言って僕は、猿轡に使った手拭いの端を歯で引き裂いて、一本の細い紐を作った。
それを手拭いの端に結びつけ、紐を妹の腰に廻して反対側の端に結び付ける‥‥即席の褌だ。
妹の女の部分に妹のハンカチをあてて、垂らした布の部分で股間を包んで縛り付ける。
‥‥これで、なんとか家までは保つだろう
浴衣の裾を広げ、下半身を剥き出しにしていた妹は感心したようにそれを見ている。
「はい、出来たよ。どう? 痛くない?」
「うん、大丈夫‥‥みたい‥‥ありがとう、お兄ちゃん」
「さ、それじゃぁ帰ろう」
妹は黙って僕の手を取り、僕はその手を引いてゆっくりと家路へと歩き出す。
まだ花火は真っ盛り。夜空を華々しく舞っている。そしてその光が妹を一層、美しく見せてくれる。
------僕は 夜空に咲く美しい花と 光に照らされる妹の横顔に いつまでも 見とれていた------
本日は以上です。
ところで
>>564 エロ絵初心者さま。あちらでの丁寧なご返事、ありがとうございました。
それにしても妹想像図、いいですね〜。孕age氏がどんな点数をつけてくれるか楽しみです(w
それと三国氏、孕age氏及びPC氏の支援、感謝いたします。それではおやすみなさい‥‥
エロイ。あんたエロすぎるよ・・・w
>>593 キタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
野外で獣みたいに襲うお兄ちゃん→褌妹……(*´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア
そして
>>564 キタキタキタY⌒Y⌒(゚∀゚)⌒Y⌒(。A。)⌒Y⌒(゚∀゚)⌒Y⌒Y!!!
ヤッベこれまじでキタ。ヤベ!
風呂上がりの香具師に見せてみたところ、かなり恥ずかしがっておりました。
『却下』だの『こんなん描いてもらってどーすんだ』だの言ってますが、動揺隠しきれてませんよ。ムフフ
違う点を あ!え!て!言えば、想像以上に目は細く、鼻はデカイです。あとストレートパーマでモナリザみたいな髪型になっちった。(´・ω・`)
でも体型はかなりイイ感じで似てます!(美化あり)
GOOD JOB! &ありがとうございましたm(_ _)m
香具師の部屋でアリが大発生したらしく汗だくで処理に追われてました。(;´∀`)
みんな連休突入したのか爆発的進行ですな…
とりあえず何時もの奴を…
人
(( (___) (´´
今日ハ一杯 (( (__) (´⌒(´
キタ━━━━(゚∀゚ )━━━━!!! ´⌒;;;≡≡≡
⊆⊂ ̄ ⊂ソ (´⌒(´⌒;;
 ̄ ̄ ̄ ズサーーーーーッ!!
>>595 Σ(゚Д゚;)妹者に見せたんかい!真の漢がココに一人…。
コレでまたフラグが(以下略
それにしても
>>564の妹者・俺の友人の妹に激似…。少しだけ両者の心境が
判ったような気がする…。
あ〜このCGを元にSS書こうかな?
>>595 それじゃ次は自分たちを元にエロSSを作成
妹者に見せて感想を聞きだしましょう
そしてあわよくば妹者と(ry
ナイトオブザリビング煩悩な文士、三文です。意味不明。(´д`)ノ
なんかスゲーレス量でみなさん頭の中まで暑いのね、とか思いつつ来てみたわけですがw
帰郷そのEをまたいつものところにポスってありますのでどうぞです。
今回はいよいよ…いや語るなオレw
リゼル殿の復活SS、それからお久しぶりのゑ炉A初診者殿の超萌絵が激嬉しいですね。
もちろんコンスタントに書いてる御三家殿(言わずもがなFXD氏と菱戸梨花氏と孕嬰児氏ですがw)の活躍もナイスです。
あと黄泉霧氏(よみきり、と読まれるのでしょか?)のSSもいきなり本物でスバラスィーです。
ああん全ての文士殿にコメント差し上げられないのが悩ましいですねえウワウヘヘヘヘヘ。
みなさんの努力の苦節一年半、ホントにいいスレになったと思いますです… 。・゚・(ノ∀`)・゚・。
褒めすぎ?w 何も出ませんねきっとw
ではまた次のポストの際に御邪魔します。ヾ(´д`)
>>599 すいません、帰郷のCを取り逃したのですが、再うpしてもらえませんか…
お願いしますorz
>>564 有り難う御座います。なんか描いてて良かったな〜って思いました。
ただの汚い落書きでも「そそる」とか言って頂けるとやっぱ嬉しいですね…。
毎回萌え皆無な絵ばっか投下しているので、多分もう飽きられてるかな〜とか
思ってたんですが(半ば確信)、おかげ様でやる気出てきました(笑
これからも皆様の投下を糧に描き続けていきたいと思います。
ところで最近レスの伸びが凄いですね…。皆様、無理だけはなさらぬ様お気をつけ下さいませ。
そして懲りずに投下
前回と同じく7スレ目の101あたりから
ttp://maichy.s1.x-beat.com/up/data/oo4413.jpg お兄ちゃん描いてないのは個人的な都合からですw
>>597 あ〜、言っときますが香具師は俺が2ちゃんで文士をしているのを知ってますよ。
ただ内容が妹系であるのを納得はしているけ理解はしてない…みたいな。
>>598 そういや最近のSSは見せてないな… どんな反応返すか楽しみではある(w
>>599 三文dキタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
そうか○○○と×××は□□□だったのか……(なんのこっちゃ
↓
>>601 キタキタキタキタ━━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)゚∀゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)−_)゚∋゚)´Д`)゚ー゚)━━━!!!!
絶妙な陰影の具合、そしてABARAにもうクラクラです(;´Д`)ハァハァ
>多分飽きられてる
そんなことは絶っっっ対に無いんで!!これからもよろしくおねがいします!!!
>>602 「お兄ちゃ〜〜ん、やっぱりダメだったみたい〜〜〜(泣)」
「と、とにかく家帰るまで我慢な、我慢。」
「う゛え゛〜〜〜ん……」
てなかんじでしょーか(*´∀`)
>孕嬰児氏
本人に見せたあるか!?
つかお兄ちゃんそれってセクハ;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
ぐ っ じ ょ ぶ !
今夜は妹者が「チャットで朝方まで盛り上がる予定だから」と乗っ取り宣言されたんで
早めに作品投下して仮眠します。
短編『もっと早くに…』
↓
いつもはそんな、軽〜いナンパとかにはのらない。
ましてや気分が悪くなるほどに飲んだり、まさかまさか一緒にホテルに入ったりなんかはしない。
……はずだったのにな〜〜
「じゃあなんでこうなってるのさ。」
裸で抱かれる彼が聞いてくる。
「それは〜〜…… やっぱり、感じかな。 なんか、気が合いそうっていうか……」
「で? 体に聞いた相性は?」
「にゃはは、バッチリだね。」
というわけですでに一回戦を終えて、イチャイチャするように寝ころんでいた。
「ちなみにどういう風にイイと思った?」
囁くように聞いてくる。 それがまたゾクゾクさせる気持ちよさを感じさせた。
「んふ〜〜…… こう、エッチが上手いって言うか、感じるところがわかってるって言うか…」
「それは光栄だね。」
「遊び人、じゃないよね?」
「うん。普段はナンパなんかしないんだよ。」
「じゃあ、なんでこんな気軽に誘ったのよ。」
「……こう言うと受け売りみたいだけど、俺も『あ、なんか気が合いそう』って思った。」
「へ〜〜……」
「もちろん体の相性もね。」
そう言ってさらにキスをしていく。 甘い感覚が、また繋がることを欲求させていた。
「君も、普段はこの辺で遊んだりとか、ナンパにのったりなんかはしないんだろ?」
「うん……」
「……なんか、あるの?」
「……明日ね、両親が、よりを戻すんだ。」
「へぇ… 離婚してた?」
「さあ… 別居してて疎遠だったのは確かだね。」
「……で?」
「なんかね、私にはお兄ちゃんがいるんだって。」
「ふーん… 実の?」
「うん。」
「それでさ… なんかプレッシャーって言うか、ストレス感じちゃってさ……」
「……それで街に出て遊んでたワケだ。」
「ね、あなたは兄妹とかいるの?」
「う〜〜ん…… 知らない。」
「知らない?」
「うん。 家には親父しか居ないし、家族関係とか話そうとしないの。」
しばらくして彼が切り出してきた。
「あのさ、明日の予行演習とかしてみない?」
「予行演習?」
「君が妹で、俺がお兄ちゃん。」
「それでヤることするワケ?」
「そ。 そういうのもなんか燃えるだろ?」
「近親相姦プレイ? ……うん。いいよ。」
「どう? ヌルヌルするの気持ちいい?」
「ああ、いいよ。 そっちもたっぷり濡れてきてる。」
風呂にあったローションを使ってお互いにお互いを愛撫する。
肌を擦り合わせ、手を這わし合い、性器を触り合う。
バスタブにお湯を溜めて一緒にお風呂。
温かいお湯と温かい胸板に挟まれ、包まれる。
「なんか、こういうのいいね。 お、おにい……」
「むむ、まだ照れがあるぞ。もっと勇気を出して。」
「だって、そんなの呼んだこと無いし…… そっちは別に呼び方とか変わらないじゃん。」
「あはは。 俺はあまり関係無いから気にしないで。」
汗を拭ったところでベッドに戻ってプレイ再開。
「私ね、やっぱり…… お兄ちゃんとか、欲しかったんだ。」
「こんなエロいお兄ちゃんが?」
「あはは、それはどうかな…
物心付いたときには一人だったし、お兄ちゃんがいるってわかったときから……」
「ま、とにかく今は俺をお兄ちゃんだと思って。」
「……うん。」
ゴムに覆われた性器が進入してきた。
その大きさは、大きくて痛いことも無く、小さくて物足りないことも無い。
ちょうど私の性器にぴったりとハマって、なんとも気分が良かった。
「うん…… やっぱり、イイね……」
「むふふふ… 本当のお兄ちゃんとはこんなことしないようにな。」
「やぁ、そんなイジワル言わないでよ。」
「じゃあその分をいまのうちに甘えておくんだね。」
暖かい気分が体中に拡がっていく。
「あ、あ…」
「ほら、『お兄ちゃん』って呼んでみな。」
「え、お、お兄ちゃん……」
「そうそう、その調子だよ妹ちゃん。」
体を突き動かされるのにつられるように、言葉が漏れ出る。
「お、お兄ちゃん… お兄ちゃん…!」
「あ〜… なんかカワイイな〜… 俺も妹とか欲しかったかも。」
「……いまは、私が妹、でしょ?」
「あはは、そうだったね。
うん… 可愛がってあげるよ。」
「にゃ、にゃぁぁ… お兄ちゃん、気持ちいいよぉ…」
一番敏感な部分を触られて、軽い絶頂を感じる。
「ん… そう、そうやって動かすように……」
「お兄ちゃん… 気持ちいい?」
「うん…… なんかね、相性ピッタリで……」
「兄妹、だから?」
「ははは、そうだね。」
そうではないのになぜか興奮する。
ホントに……気も合うし、体の相性もピッタリで……
ぐちゅぐちゅと激しく掻き回されて、意識が吹っ飛びそうになるのを必死で堪えて、
「お兄ちゃん… もう、イっていい?」
「うん。 俺もイきそう。」
「じゃあイって… 妹の膣内にイッパイ出してぇ…!」
思わず飛び出た言葉がトドメになったのか、熱い感覚をゴム越しに感じる。
「イ、く… お兄ちゃん…」
本当にお兄ちゃんに、抱かれてるみたいに、思って、抱きついていた。
「……これで明日の予行演習はバッチリだな。」
「……うん。」
「ケータイの番号、聞かないの?」
「いいよ。 次に会ったときに、な。」
「うん。 次に、ね。
……その時は、生でしてもいいよ。」
「ははは。 大きく出たね。」
そんな冗談みたいな約束をして別れた。
またすぐに会えそうな、予感で……
当日… お母さんと一緒に、待ち合わせの場所へと向かう。
「それがケータイの番号だって。」
「うん。 登録した。」
『お兄ちゃん(はぁと)』って。
「かけないの?」
「どうせすぐに会うんだし。 あっちからかけてくるよ。」
「ほら、あれがお父さんとお兄ちゃんよ。」
「あれ、が……?」
呆然と相手を見つめ合う。 まるで辺りの空気が凍ってしまったみたいに動けなかった。
電話がかかってくる。 相手は『お兄ちゃん(はぁと)』
「……おにい、ちゃん?」
「……そうだよ。」
「こんな…… こんなのって……」
「…………。
もっと前に、もっと早くに会えていたらな……」
その顔は笑っていたけど、声は少し震えていた。
それは昨日感じていた声と顔……
「ねぇ……
約束だから…… 生でしても……いいよ。
お兄ちゃん。」
もう、止まらない……
終わり
619さん支援どうもです。
しかしオチの前に半分くらいオチがばれてるってどうよ。⊂⌒~⊃。Д。)⊃
GJ!
>>599 続きキタ━━━━━━ヽ(≧∇≦)ノ━━━━━━!!!
少しずつ詳細が明らかになってきましたな…そして二人をよそに(ネタバレ略)な絵毬
たんに(;´Д`)ハァハァ
>>601 >飽きられてる
少なくとも俺はそう思いませんが。是非コレからもがんがって下さい。SSベースでも
よしオリジナルCGで我々に書かせるでもよし。
そういえば以前の御礼が未だでしたね…もし何かリクエストが有ればドゾ!
>>602 ぬをぉ…コレは…素晴らすぃ!
そろそろ生殺しフォルダが必要かも…。
>>603 >兄妹文士
な、なんだってー(AA略
また一つフラグが(以下略
>>607 予想通りですな(*´∀`)連休中は我々と違って受難の日々ですか…と言いつつ
俺も早速姪が乗り込んできてチト作品進行に影響が出そうな悪寒_| ̄|○
>>622 ソコでもう一捻りですよ…。この内容ならAfter・Storyを投下してみるなんてのは
どうでしょうか?
>>599 三文氏の続きキタ━━━━━━ヽ(≧∇≦)ノ━━━━━━!!!!!
毬絵タソの○○○ーシーンに萌え。そして二人の意味深な会話にドキドキ…
この後、私(?)は一体どうなるんでしょうか‥‥
>>601 呉兄氏の絵がキタ━━(゜∀゜)━━( ゜∀)━━( ゜)━━( )━━(゜ )━━(∀゜ )━━(゜∀゜)━━!!!
>これからも皆様の投下を糧に描き続けていきたいと思います。
SS書きにとっては絵を付けてもらえるのって嬉しいものですよ。
私も絵師さま方の絵を糧にいいものを書いていきたいと思います。
>>602氏の褌&浴衣 (;゚∀゚)=3ハァハァ
あの絵は犯罪ですよ(w エロ絵初心者さんにおこられますよ‥‥ってその原因の元は私だった‥‥_| ̄|○
切腹してお詫びします‥‥
>>622 孕age氏も キテタ━━━(゚∀゚)(∀゚ )(゚ )( )( ゚)( ゚∀)(゚∀゚)━━━!!
‥‥でも実は似たような話、私も書いてる途中なんですよ‥‥かぶったなぁ‥‥
三文です。(´д`)ノ
>>600さんへ。 (´д`)つC いつものところに再ウプしてあります。Eと合わせて明日にはデリますのでお早めにドゾ。
今回の作品はとにかくお世話になってきた皆さんをネタ…いやいやゲフゲフ、登場人物に見立てて、
感謝の気持ちを込めて一本書いてみよう、というのがコンセプトなんでした。
まあヒロイン絵毬だけは特定のモデル無しで、それこそFXD氏に喜んで頂きたくて創造したキャラではあります。
というわけでこの子を自由にしていいのはFXD氏だけなので、どちらさんもそこんとこよろしくですw
さて、あまりにも美しい呉兄殿の作品群なのでA4版フルカラー高画質紙印刷してみたわけなんですよハイ。
そしたら…なんちゅーかもう '`ァ (;'д`) '`ァ ですよ '`ァ (;'д`) '`ァ w
ちなみに一番のお気に入りは
>>482レスでの胸元露わで泣いてるショットの作品です。俺PCの脇の壁に貼ってありますw
ちゅーかワタクシは イ イ 歳 こ い て 何 を や っ て る ん で し ょ う か w
皆さんもぜひお試しあれです。(懲りてない
ではまたです。ヾ(´д`)
>>627 プリントしたんですか…(゚д゚;)
三文文土氏恐るべし!!!
>自由にしていい
FXD氏が羨ましい人挙手!
ノシ
| |
|生| ∧∧
|殺|(´・ω・`)
|ι|o ヾ ダレモイナイ…コソ〜リと続編投下
| |―u' 旦 <コトッ
""""""""""""""""
|妹|
|文| ピャッ!
|学| ミ
|館| 旦
""""""""""""""""
「はいはい、トボけないの!」
「痛たたた!ぼ…暴力反対…あぁ…わぁ!!」
「家の中で竹刀を振り回すあんたがそんな事言えるの?」
そのまま床に押さえ込まれる。しかし向日葵は笑顔を絶やさない。
「ねぇねぇ…正直になろうよ。あんた…アタシのエクレア…食べた?」
成る程…余罪を追及してますか…。
「え…そんな…事…な…い…。」
「じゃあ…何でそんなに辿々しいの?もっと正々堂々と答えればイイんじゃ
ないの??ソレに…この爪に残ったチョコレートは???」
「ひえぇえぇ!そ…そんなの…う…嘘だぁ!!」
「えぇ嘘よ。じゃあ何でそんなに取り乱すのかなぁ〜?」
相変わらず嘘が下手だな…。
「判ってるわよねぇ?」
「うわぁん!そんな…前借りしただけなのに…お…お兄ちゃん助けてぇ!!」
「諦めろ…今回はお前に落ち度が有る。ソレに我が家じゃ摘み食いは重罪と
昔から決まっている。」
「そ…そんなぁ…ねぇ、ちゃんと買い直すから…ぎゃあぁあぁ!」
ついに両手が歌織の胸に伸びてきた。二人は床を転げ回る。我が家では今
までに何度も見かけた光景だ。
「酷い〜!食い逃げするつもりじゃ…いやぁあぁ!!」
「歌織、アタシが食べたい時に無かったら一緒よ。ソコまで言うなら直ぐに
エクレアを用意しなさい!場所はココ・時は今・さぁさぁ早く!!」
「無茶言わな…んあぁ…お姉ちゃんの変態!」
さすがに今回は加勢しないつもりだ。しかし、このまま放任するのではなく
適度に歌織が罰を受けた所で向日葵を止めるのが妥当だろう。
「さて…と…ん?」
頃合いを立ち上がると同時に俺の防衛本能がソレを察知した。
俺は一旦離れる。
同時に裏庭の扉が静かに開いた。
---Wrath Of God---
「歌織…竹刀は何処?あぁ…それから向日葵…正座しなさい。」
「お…お母さん…た…助かったぁ…。」
「えぇ…な…何で…正面から入らないの…。」
戸惑う二人に更に静かな口調で母は語る。
「ちょっと洗濯物が気になったので裏から入ったの。それより歌織、竹刀を
持ってきて貰えるかな?」
「え…あぁ…竹刀ね…ア…アタシが代わりに取って…」
「聞こえなかったの向日葵?さっさと…正座しなさい。」
「ひえぇえぇえぇ!!!わ…判りました…。」
どうやら逃亡を試みたらしいが…あっさり一蹴されましたか。
しかし…母よ…人の笑顔がこれほど恐ろしく感じることは有りませんよ…。
「全員揃ったわね…じゃあ…あなた達も…。」
「えぇ?」
「ひえぇ!そんなぁ…。」
戸惑いつつも言いつけには逆らえない。
「ちょっと待て!何で俺が…」
「そう思うなら状況を説明してもらえる?それに…兄なら妹の暴走を食い
止めるのが務めじゃないの?」
「うぅ…そう言われると…」
そして一通りの説明が終わると共に長い説教が始まろうとしていた。
先ずは俺の番・定番の台詞を幾つも聞き流し、じっと我慢する。
「さっきも言ったけど…今度からは傍観せずにちゃんと止める事!」
終了と同時に竹刀が俺の頭頂部に食い込む。
「ぬわぁ!が…あ…痛てて…んん?」
激痛が徐々に治まると同時に異様な刺激が伝わる。それに気付く前に
歌織は無事解放されようとしていた。
「歌織は…今日中に約束を守る事!それから…我が家での摘み食いは
重罪よ!!」
「は…はい!」
嗚呼…母よ、何故同じ台詞を…やはり俺は同じ遺伝子を受け継いでいる
のか…一瞬目眩がする。
幸いにも歌織は一撃を食らう事は無かった。しかし…問題は次だ。母を
制止すべく俺は立ち上がる。
「向日葵!幾ら相手に落ち度があるとはいえどソレに付け込んで甚振る
なんてそれでもアンタは武道家の端くれなの?」
「あ、あの…アタシはソコまで合気道に入れ込んだ覚えは…」
「問答無用!」
間に合わない。
咄嗟に俺は飛び込んで背中で一撃を受け止める。
「ぬわぁ!!!」
「きゃあ!お…お兄ちゃん…」
戸惑う三人に向かって俺は悶えながら必死に訴える。
「待て…そ…その竹刀を…良く見…あ痛ててて…」
「えぇ?あ…コレは…」
「か…歌織…何で気付かないんだ…あぁクソッ…効いたぁ…。」
実は竹刀はかなり激しい痛みでささくれが立っていた。迂闊に振り回せば
飛沫が散って目に入る危険を伴う。近年剣道の面はアイシールドが標準
装備になっているのがソレを物語っている。
「せ…説教は…後だ…ソレを貸せ…。」
俺は辿々しい足取りで竹刀を持って裏庭に出る。
「今回は…特別よ…向日葵、お兄ちゃんに後で御礼を言っておく事!」
「はぁ〜い。」
「だらしない!返事はハッキリと!!」
「は…はい!」
やれやれ…騒ぎは収まった所で竹刀を研ぎますか…。そういえばコイツ
は俺の仕事だったが…最近ご無沙汰になっていたっけ…今回は職務怠慢
の罰を受けたと思えば背中の痛みもそう苦にはならないか。
俺は物置から愛用している硝子の欠片を探す。
---Mind Bend---
「そろそろ…行くか?」
竹刀の研磨も恙無く終了・買い物の為に俺は二人を促し車の鍵を手に取る。
「じゃあ…お兄ちゃん…」
恒例行事が始まる。
「ふ〜…」
「ふぅ〜」
お互いに気合いを入れてポーズを取る。
「ふっ!」
「ふっ!!」
「ふっ!!!」
勝負あり
「ふ〜!!!」
高らかにガッツポーズを取る向日葵
「ふぅ〜…。」
落ち込む俺
「ねぇ…普通に喋ろうよ…何でいつもジャンケンするとこうなの?」
歌織は終始遠い目で俺達を見つめていた。
「澄まし〜た顔で〜決めってぇ〜戸惑う振〜り〜は〜ヤダよ〜♪」
「随分嬉しそうだな。」
「そりゃあ…最近なかなか運転出来なかったもんね。」
何処で仕入れたか判らない妙な歌を口ずさみながら向日葵は意味も無く
交差点でガチャガチャとシフトノブを前後させてハシャいでいた。
「はぁ〜…早く自分の車が欲しいなぁ〜!」
「そう言うが…コレ以上庭が狭くなってもなぁ…。」
「ソレよりお姉ちゃん、あんまり張切りすぎてまた赤切符…」
「歌織…何か言った?」
「ひえぇ…何でもなぁい!」
「宜しい…。」
「もう家庭裁判所なんて行きたくないからな。」
「あぁんもぉ!お兄ちゃんまでそんな事言わないでよ!!」
否定しがたい事実。あの時は両親が多忙なので警察署・家庭裁判所共に
俺が付き添う事になった。当初は二人だけで秘密裏に処理しようと思って
いたが、出頭要請日に歌織が剣道の稽古に来ていたせいで即座にバレて
エラい事になったのは言うまでもない。
「それよりもさぁ〜…さっきから…」
「あぁ…俺も気になっていた。」
「え?何??」
二人同時に後方を指さす。
「尾行されてるかも…なんてね…。」
「えぇえぇ!!!」
「しかしあの車じゃ…」
「そうそう、目立ちすぎよね〜。まぁ…何か有ったらアタシ達三人でどうに
でもなるでしょ?」
「お姉ちゃん、さり気なく物騒な発言してる…。それにしても…確かに変な
色のパジェロだ。」
「惜しいな歌織、アレは73式小型トラック…一般入手出来ない軍用車両だ。」
事実、先ほどからカーキ色の車が俺達の後方を走っていた。それも後方
に付くまでは少し荒めの車線変更で接近してきたのが現在はおとなしい。
「少し飛ばそっと…あれあれ?三速が繋がらない??」
「だからソレは俺のシフトノブ…あぁ止めろ!!!」
「冗談はさておき…じゃあ…いくよ!」
「ぬがぁあぁ!おっおい!!自分一人じゃ…のわぁあぁ!!!」
「ひぇえぇえぇ!!!」
俺達の阿鼻叫喚も何のその、愛車ストラーダは爆走する。
あっという間に後続車は俺達の視界から消え去った。
---Vampire Hounds---
行き着けのショッピングモールに到着
食品売り場入り口に向かう。
「さぁさぁ…約束は守って貰うからね。」
「もちろん!ボクはその場限りの嘘なんか付かないからね。」
「おぉ…偉いぞぉ〜お姉ちゃん関心しちゃうなぁ〜♪」
「わぁ…ちょっと…人前で…」
嬉しそうにハシャいで向日葵は歌織に抱きついていた。
一見既成事実を見つけては毎日妹を甚振ってばかりのようだが実際には
こうやって巧くやっている。
こういう光景を眺めていると改めて二人の絶妙な関係を実感出来る。
「さてと…大事な用事を済ませますか…。」
俺はトイレに向かう。
「ふぃ〜スッキリしたぁ〜♪」
誰もいないトイレで開放感に浸りついつい独り言を呟く。
「やっぱり…この時間は人気が無くて楽ねぇ。」
「あぁ…買い物にはうってつけ…ってぇ!な…何でおまえが…?」
向日葵の存在に気付くと同時に俺は大便用の個室に放り込まれた。ご丁寧
にも迅速な勢いで施錠されあっさりと俺は捕獲された。
「馬鹿…誰か来たら…」
「大丈夫!入り口には“清掃中”の看板掛けておいたから。」
「い…一体何を…まさか…いや待てこんな場所で…」
「さすがお兄ちゃん、よく判っているじゃない。あのね…速めに昼間の御礼も
しておきたかったの♪」
何時もの笑みを浮かべて顔を擦り寄せてきた。間違いない、また何か企んで
いる。それも多分…いや、幾らコイツでもこんな場所でそんな事は…。
「ヌいてあげる…。」
今夜はココまでにします。
感想・リクエストお待ちしています。
ギャザ…?
Rout/Wrath of God→Serra Angel→Oarim's chants→Absorb/Counter Spell/Disenchant/Fact or Fiction/Defrection/etc...
あの頃の青白は良かった…今は無き「吸収」「総くずれ」「嘘か真か」とか使えたから強かったなぁ…何もかも皆懐k(ry
…と、
>>648のネタに濃いネタでレスしてみました。やってない人には本当に分からないネタですね(;´∀`)
他の文士&絵師の皆さん、足りない分の得ろ分補給乙ですw
>>649 知っている人間に対しては真剣に萎えるので、
もう二度と使って欲しくない。
小説もつまらんので、ぶっちゃけ消えてもらっても良い。
651 :
600:04/08/07 16:11 ID:AoT1bAuk
>>627 ありがとうございます。これでDもEも読めます。・゚・(ノД`)・゚・
>650
そういう萎えることを言うおまいはどうなんだ、ああ?
○y一~~
(|,へ
」 ○| ̄|_
そろそろ出るかな…と思っていたら、お約束通りに出てきましたね。
>>650よ、貴方のお陰で50作目の作品が出来ましたよ。ネタ運びに付き合ってくれてご苦労様です。
そんな彼をネタにした短編「Agnus Dei」を投下します。支援は不要です。
世の罪を除き給う天主の小羊、
我らを哀れみ給え。
世の罪を除き給う天主の小羊、
我らを憐れみ給え。
世の罪を除き給う天主の小羊、
我らに平安を與え給え。
「やめて!お兄ちゃんが一体何をしたっていうの?!」
―――罪状:愚弄、冒涜、背徳、恐喝、強姦、殺人、詐称。
「なんで、私のお兄ちゃんだけなの?」
上を潰せば、下も崩れる。
「貴方たちに、一体何が分かるっていうのよ!」
何も分からない。だからこそ分かる。
十字架に張り付けられる、君は異端。
『天草四郎時貞』をご存知だろうか。
数万の民を率い、国を相手に果敢に戦った者。
結果、民は殺され、彼は異端として祭り上げられることとなった。
…だがしかし、誰が彼を「異端」と決めた?
世の理の全ては、多数決の原理に基づく。
揺ぎ無い正論も、少数では皆無に等しい。
ただ、潰えてゆくのみ。
奴の身体に槍を刺せ。言葉という名の槍を刺せ。
二度と蘇らないように。
奴の精神に茨を捲け。孤独という名の茨を捲け。
二度と逆らえぬように。
奴の家族を切り刻め。親も子も妹も、切り刻め。
二度と救われぬように。
ノコルハキミノザンサツシタイ。
Agnus Dei.
神の小羊。/祝福されし異端よ。
qui tollis peccata mundi:
世の罪を除きたもう主よ。/見逃されてきた幸運の者よ。
dona eis requiem.
彼らに安らぎを与え給え。/安息につくが良い。
...sempiternam.
永久に。
…以上です。テンプレに沿って荒らしをネタにしてみました。
世の理は常に多数決です。たとえ少数派が正論であっても、社会では揉み消されるだけです。
その程度の常識も分からない夏厨さんは、こういう大人の板に来ちゃ駄目ですよ?
どうやら最近の若い人は「禁止」という言葉の意味を取り違えているようですね。
作品への感想は辞退しておきます。ネタにされた
>>650が図に乗るのが予想できて哀れなんで。
つまらんものをつまらんと言うこともできん板か…
正直、キチガイが逆切れしてキチガイ小説をアップしたようにしか
見えんよ。もう来ないけどね。
はいはーい230氏も誘導です誘導。僕らの園に。
引き抜きキター?
向こうの1って‥‥あれ?誰だっけ?(w
>>665 読めないことはないんですが、改行が
↑で表示されて
1行で表示されるため、非常に読みづらくなってます。
さて、改行コードの違いなわけだが、
Windowsでは、CR+LF
Macでは、LFのみ
UNIXでは、CRのみ
であるそうな。
668 :
667:04/08/08 01:08 ID:9W1eMiDR
>>666-647 誠に申し訳ありません。私も調べてみたのですが、こちらから改善する方法がよく
わかりませんでした。やはりよく検証してからうpするべきでしたね。
という事で、勝手ではありますが、
>>665のリンク先は消させて頂きました。
>>668でなんとかなったんだけど2だけ変換されない…(´・ω・`)
>>669 って消しちゃったのか(´・ω・`)(´・ω・`)
671 :
667:04/08/08 02:00 ID:9W1eMiDR
FXD氏おつかれさまです。
〉668のリンク先の、QKCというツールを用いて、改行コードをLFからCR+LFに
変換すればよいかと思います。
また、2.namonai.txtのみ、文字コードが
「Unicode(UTF-16 Big Endian)」
になっている模様。
〉670氏
上記理由だと思われ。
次作もウプせんと連日御邪魔の三文です。(´д`)ノ
ぐっはー!FXD殿のファイルがもう無いーッ!
どゆことなんですかイヤガラセですかオイラとFXD氏の仲なのにーッ!(そうか?
あの熱く愛し合った日々は夢まぼろしだったのですかーッ!(そんな事実はありまry
というわけでですね、ぜひ再pはワタクシのいつも利用してるところでおながいします。てゆうか強制?(モア風
>>651さん。喜んで頂いて光栄です。これからも三文小説をよろしうに。m( _ _ )m
>>婿230殿
これはあれですね、そろそろゑ炉い小説書きなさい子羊よ…という神の啓示ですねフフフ。
もういっそのこと我々萌ゑ炉な文士群と一緒にブレイクスルーパラダイムシフトしちゃいましょうよ(・∀・)ニヤニヤ
手をー取ーりあってこのまーま逝こうーw (フレディマキュリ
ではまたです。 ヾ(´д`)
>>672 ほんっっっとに申し訳ありません!
677さま(感謝!)のアドバイスに従って、この時間まで色々調べてMac用の改行コード変更の
ツールを探してました。なんとか使えそうなものがあったんで、朝になったら試してみます。
うまくいきましたら、また詳細をお伝えいたします。
あと、再うpの件については了解いたしました。
それにしても、こんな落とし穴があったなんて‥‥マカーはこういう時、変な苦労するなぁ‥‥
674 :
667:04/08/08 03:46 ID:9W1eMiDR
>FXD氏
>668のQKCはWin用でしたね…申し訳なかったです。
でも>670氏のお役になったようで救われた気分です。
てか、漏れ+10されてるよw…ここで677氏に期待w。
さあ、音夢ります。みなさんおやすみなさい。
>FXD様
マカー( ´∀`)人(´∀` )ナカーマ
改行コード変換ツールより、テキストエディタを模索されたほうが楽かもしれません。
シェアですが、Jedit超おススメです。複数ファイル一括変換できますし。
どうも、なんだか二日酔いの人です。結局夏厨の相手してただけかぁ…('A`)
>>675 まだまだ余裕で居ますよ(*´∀`)
流石に私もグロ専門ではないので…というかあちらは本格的にグロっぽくて(ry
…
>>662のあれは引き抜きの勧誘だったんでしょうか?w
でも、ああいう場所もあるんだと思って有効活用させてもらいます。特に残虐系の作品で。
昨日は結局「セミノネ」が進まなかったので、代わりに短編投下です。
その歌は、海を越えて。
その愛は、時を越えて。
やがて結ばれる運命の二人。
君となら、どこへでも行ける。
貴方となら、何だって出来る。
この繋いだ手だけは離さないで。
水面に響き渡る声。
紡ぎ続けられる詩。
大地が鳴らす、自然の旋律。
とめどない胸中の愛を詠い。
今もまだ、温もりを求めて。
届かぬ手を、空へと伸ばす。
二人は巡り合う。
潮騒の音が鳴り響く地で。
彼は、笑って私を抱き上げてくれた。
声無き声の奥に潜む恋慕。
届かぬ恋ほど辛いものはなく。
結局、私は泡になっていった。
「彼を殺せば、お前は助かる」
手渡されたのは珊瑚の短剣。
柄を握り、振り上げ、振り下ろす。
それだけで、これから先も生きられる。
出来るわけがなかった。
彼が死ぬくらいなら、私は生きるつもりはない。
たとえ血が繋がっていようとも。
もう、この恋は誰にも邪魔させない。
繋いだこの手を離さない。
二度と、貴方と離れたくないから。
人魚姫の歌。
それは、海を越えて、時を越えて―――。
…以上です。「睡蓮(Short Ver.)」ということで、ひっそりと内容をばらしてみますた。
進んでないことはないんですよ、ええ。フロンダルと時期が被っちゃっただけで(´・ω・`)←無計画すぎ
とりあえず、昨晩は酔いに任せてグロSSを書き上げてみました。
今晩は向こうにそれを投げ込みます。明日はこちらにセミノネ:後編を投げ込む予定です。
内容が結構グロになってますが、見たい方は向こうの作品も覗いてみてください。
でも後でまとめて上げる際に同封するので、今無理に見る必要はありませんよ。
GJです
相変わらず綺麗な文ですね
ところで230さん
一作につき一人死んでるような気がしますが、
あなたいままで(作品の中で)何人殺したんですかw
いっそ今度は心中ものとかを希望
685 :
名無したん(;´Д`)ハァハァ:04/08/08 16:30 ID:Hldf+8ls
kimoi
昨晩はご迷惑をおかけしました。私のSS集のファイル、三文氏ご用達のいつもの場所の
up1211.zipで、先程、うpしておきました。今度こそ、うまくお届けできると思います。
ちなみに今回は、『MacNKF_OSX』という変換ツールを使用しました。
667さまの情報提供のお陰で、なんとか解決できそうです。
>676
マカー( ´∀`)人(´∀` )ナカーマ
jeditですか。名前は知っていましたが、そういった機能もあるんですね。
たいした金額じゃないから、近いうちに買って試してみますね。情報提供ありがとうございます。
>>683-684 いや、230氏には今度こそ甘々で、エロエロなSSを書いて頂きますよ(w
もう少ししたら向こうに投下を行う準備をしております。必死だなって言うなよ?
>>684 妹:「無魂真言」「影と鈴」「稲穂の海」「termination.」「さよなら。」「one more brave」「遠い空の向こうで」「逝色」
兄:「導きの樹」「Moon…」「グリセィル」「無明之花」「Agnus Dei」「逝色」
公開分だけで妹が8人、兄が6人ですか…自分で言うのも何ですが、やりすぎ(;´Д`)
頃したくて頃してる訳じゃないんですけどね…気付けば逝かせt(ry
>>686 (;´∀`)
が、頑張ってみます…でも得ろは期待するほどのものは出ませんよ?w
>>FXD殿
今度はゲトできました。今日はもう書くのやめてじっくり読ませて頂くことにしますぃ。
レス追っていって読むのもいいですけど、エディタ開いてじっくり腰据えて読むのもまた乙哉です。
つかFXD殿のファィルウプはずっと待ちこがれてたんですけど…なんで今まで無かったのかと小(ry
readmeにあったホメパゲの件はぜひ前向きにw (´д`)フ
頂きました〜。
寝られない・・・w
保守孕
>>686 (σ・∀・)σゲッツしました。 作品ごとにコメントがあるのが几帳面さを感じさせます。
……俺もこういうの出した方がいいのかな?
>FXDさま
私もゲトしますた。今からじっくり読ませていただきます。
あ、あと、浴衣妹SSありがとうございました。
ってかエロっ! エロすぎ! 俺の妹に何を……ワナワナ(嘘です
>602さま
フンドシ妹……(*´Д`)ハァハァ
FXD氏の作品を読みつつにやけてる自分を発見。でもいいものはいいんです(*´∀`)
宣言通り、「セミノネ:後編」をお送りします。
余裕で10レス以上使うので、気付いたら支援してやってください。
「梢、あんた葉に変なことでもしたのかい?」
夕食の場にて、俺は母親に問われた。
この場に妹はいない。帰ってきてからずっと、部屋に篭っているのだ。
結局、あの時に葉が蟻地獄を見るのを嫌がった理由は分からないままだ。
別に生き物が嫌いな訳でもないし、死ぬのを見るのが嫌いな奴でもない。
なのに、どうしてあんなに嫌がったんだろうか…。
「…ずえ?」
ふと意識を戻すと、母親が怪訝そうな顔でこちらを見ていた。
きっと、手を止めてうわの空な状態だったのだろう。
「あ、いや、何でもない」
「ふぅ…じゃあとっととご飯食べなさい。
で、後で葉のところにおにぎり持っていって」
そう言って、母親は台所へ向かっていった。
俺は、黙々と飯を食い続けた。
妹が使っている部屋は、母親の子供部屋だった場所だそうだ。
襖式の家の中で、その部屋だけがノブの付いたドアになっていて
廊下からそのドアを眺めると、一つだけ妙に浮いていて少し滑稽に見える。
おにぎりを乗せた皿を右手に持って、俺はドアをノックした。
「葉、メシ持ってきたぞ」
「…空いてるから入ってきて」
ドア越しにくぐもった声が聞こえ、俺は部屋の中に入った。
彼女は、窓の外にあるコンクリートの段差に腰掛けていた。
「はい、おにぎり」
「ありがとう」
「それにしてもお前、どうして晩飯の時も来なかったんだ?」
「…空を、見てたんだ」
見上げると、夜空が絵に描いたように星で散りばめられている。
都会ではすっかり見ることの無くなった星が、こういう場所では
今までと変わらず、ずっとこうして輝いているのだろう。
(得るものを得れば、何かを失う…)
「得るものを得れば、何かを失う」
ふと思ったことと、葉が口にした言葉は同じだった。
驚いて見つめると、手に持っていた紙束を差し出してきた。
「それ、兄貴の没原稿の束」
まだ高校生の頃、俺は自宅で寝る間も惜しんで作品を書いていた。
少しでも納得のいくものを作りたかったから。
そうやって、徹夜を繰り返しては学校で眠る生活を過ごしていた。
当時から、葉には作品の品評をしてもらっていた。
ある程度まで進めた原稿を見せ、ひたすら意見を交わし合った。
その際に没になった部分を、彼女に処理するように頼んでいた。
「ずっと溜めてたんだよ」
「どうしてまた、こんなもんを…」
「付箋が付いてる三つ目のとこを見て」
言われるままに、俺は三つ目の付箋を辿った。
そこには、自分の字でこんな文が書かれていた。
支援
得るものを得れば、何かを失う。
蟻地獄にはまった蟻は、必死でもがくだろう。
しかし、蟻地獄も餌を求めて動いているのだ。
蟻が助かれば、蟻地獄は餌を失う。
蟻地獄が蟻を食べれば、その蟻の命を失う。
犠牲無しで、得られるものなど有りはしない。
生命も、恋愛も。
こうして読み返してみると思い出せる。
これは、葉が一番嫌った文章だった。
「兄貴の書いた文章の中で、それが一番耐えられなかった」
空を見上げたまま、遅い夕食を口にしていた。
「自分は蟻地獄なんだって思った」
「どうして?」
「私、人を殺したから…」
葉は、空を向いたままぽつぽつと話し出した。
「中学校を卒業する前に、告白されたんだ。
でも、私はそれを振った。他に好きな人がいたから。
…そしたら、卒業式の前の日に、彼は手首を切って自殺した」
「前に一度、聞いた事があるけど…」
「彼が自殺した部屋に遺書があったらしくてね。
僕はこんな苦しい恋心に縛られるくらいなら死にます、って書いてあったって。
お母さんづてにその話を聞いた時、私、家出しそうになったんだ」
三分の一程度になったおにぎりを、一気に口に含んだ。
しばらく咀嚼して飲み込んでから、話の続きが始まる。
「でも、結局家出はやめた。
逃げてもばれると思ったし、逃げてても何も変わらないと思ったから。
それに…」
今まで空を向いていた葉が、俺の方へ向き直った。
「兄貴がいたから」
「俺?」
「そう。兄貴がいなかったら、とっくに家出してるね」
「俺は何もしてないぞ」
「いるだけで十分なんだよ、私にとっては。
兄貴がいたから安心だった。兄貴なら、私を助けてくれると思った」
段差から立ち上がると、葉は俺の胸にぽすんともたれかかってきた。
俺は頭をぽふぽふと撫でながら、何もない皿の上に視線を乗せた。
ご飯粒の欠片に、蚊が興味深そうに近寄っているが、留まることはなく。
「蟻みたいにちっぽけな私には、兄貴だけが頼れたんだ」
「何も出来ない、ただのしょぼい物書きだがな」
「いいんだよ。兄貴は兄貴なんだから。」
飛び回る蚊の高度が落ちてきている。
近くに焚いてあった蚊取線香の香に当てられたからだろう。
「…すきだよ」
「ん、何か言ったか?」
「ううん、何も」
腕を背中に回し、ますます胸にしがみついてくる。
Tシャツの襟口が軽く引っ張られ、軽い締め付けを感じる。
「おい、男臭くなるぞ?」
「いいよ、別に」
「いいよって言ったって、お前…」
胸元に水の感触を感じて、俺は言葉を止めた。
顔は見えないが、どんな表情をしているのかは察しがつく。
髪の毛を撫でてやると、ぐずった声で何度も繰り返した。
「怖かった…こわかったよ……ずっと…」
そのまま泣き止むまで、俺はこの胸を貸してやっていた。
黙々と流れていく時間を憂いながら、夜空を見渡す。
星と月以外は何もない、綺麗な綺麗な夜空だった。
夏の始まりは、蝉が鳴き始めてからだと言われる。
「暑さ」の代名詞としても時折用いられる彼らは、一夏の人生に
己の全てを託し、夏の終わりと共に消え逝く運命にある。
そこに世の無常を見出す者もいれば、見出さない者もいる。
そこに夏の風流を見出す者もいれば、見出さない者もいる。
感じ方は人によって違うが、その中には共通点はある。
それは―――いずれは全てが消えるものだと、知っていること。
…以上です。三回に渡ってお送りした「セミノネ」、如何だったでしょうか?
FXD様、丁度良い場所での支援ありがとうございましたw
今回は「リアル描写」というテーマを元に書き上げてみました。リアルに見えるかどうかは分かりませんが(;´∀`)
以前に公開した「砂と波と姫に愛を」という作品から最初を切り進めていったので、比較的楽な進行ではありました。
前編:>>513-
>>519 中編:>>568-
>>575 後編:>>693-
>>706 全29レス…いつの間にか、私が書く作品では長編クラスの長さになってました。中編じゃなかったのかよ(;´Д`)
恥ずかしながらも、作品への感想をお待ちしております(煽りな感想は辞退させて頂きますが)
さっそく感想をば‥‥相変わらずエロがない!どうなってんだ、責任者出て来い!(w
まぁそんな事はおいといて‥‥
人は生きている限り、常に誰かを、何かを犠牲にしていく。辛い傷を負って得たモノも、いずれ自分と共に
消えてしまうと知っていても‥‥それでも何故、人は常に何かを求め続けるのだろう‥‥
‥‥う〜ん、何言いたいんだか、自分でもわかんないなぁ‥‥ (´・ω・`)アタマワルイカラ…
それにしても、変な所で支援したから話の流れが切れてしまった気がします‥‥スマン_| ̄|○
あ〜ちょっとしたオマケのつもりだったのに夏厨を呼ぶ結果になってしまった
とは…皆様大変申し訳ない次第です。_| ̄|○言っておきますが“アレ”は今回
限りなのでご了承下さい。
>>686 若干遅れましたが無事(σ・∀・)σゲッツしますた。イイですねキチンと
整理整頓されていて。しかも改めて見直すと作品数の多い事…230氏
と並んでバイタリティー溢れる文士って凄いですな。
>>707 一足先にFXD氏が吠えていますがソコは俺も同じですな。とはいえど
こういう雰囲気を作れるって正直言って羨ましい今日この頃。人それぞれ
得意分野が有りますがコレは俺が一番不向きかも…。
FXDさん、DS_Storeってなんですか?
FXDではないが
>>710 Mac OS Xではファイルの中に.DS_Storeとという名の書類が付いてくる
(普段使っているときは見えない)
システムが使ういろんな情報が入っているらしいけど、特に意味はないので気にしない!
ちなみにFXD様
圧縮ならばこちらのサイト参考にドゾ
tp://www.ctt.ne.jp/~nashorn/terminal/zip.html
"cigarette"
ちょっと前まで、煙草なんて、と思っていた私が、週に一箱を空けるように
なってしまった事に驚いているのは、誰より私だと思う。変な言い方をするけ
れど、好きで吸い始めた訳じゃないし、今だってこの臭いは好きになれない。
好きになれないのに、もう、手放せない。染みついてしまった。私の肺の中ま
で、アタマの奥のところまで、入り込んでしまった灰色のケムリ。
あいつのせいだ。結局のところは、あいつが悪いのだ。あんな女のことを自
慢げに、嬉しそうに、愛しそうに、優しそうに、私に向かって喋るあの馬鹿が、
悪いのだ。
(今度の彼女、タバコ吸うんだよ)
嫌いだって言ってたくせに。
(抱きしめるとこう、甘い匂いと、煙草の臭いが混ざってな)
あんな麻薬禁止しろって言ってたくせに。ああもう、
「バカヤロウ。」
呟いた自分が虚しくなることくらいわかっているのに。三階のベランダは中
途半端な高さで、遅い夜でも地面がおぼろげに見える。手すりに寄りかかって、
体重を預けて、私が最近ずっとそうしているのに、ちっとも手すりが壊れない
ものだから、飛びおりることもできないまま、目眩を起こすこともできないま
ま、私は今夜も安いメンソールをふかしている。そろそろ灰皿を買った方がい
いかな、と、思う。
がらり、ガラス戸が引かれて、私はその開け方で、誰が空けたかくらいわか
るのだ。あいつは最初は乱暴に力を込めるくせに、戸を全部開けきることをし
ないで、半開きを過ぎたあたりでゆっくりと止めるのだ。
「佳奈子」
どうして、変わってくれないんだろう。こいつは、この男は、家を出てもう
二年も経つのに、二年前と同じ開け方で窓を開けて、二年前と同じ歩き方で寄
ってきて、二年前と同じ言い方で呼びかけてくるのだ。
私はそれが嬉しくて、嬉しくて、それは本当に嬉しくて、嬉しいはずなのに、
今それが、たまらなく嫌だ。
だから私は、振り向いてやらないのだ。この男が、私の隣へやってきて、だ
けど兄妹に然るべき距離を保って、こちらの顔をのぞきこんだりしても、私は
振り向いてやらないのだ。
「煙草、吸うようになったんだってな」
見ればわかるくせに、この男はわざわざ言うのだ。話題の一つもつくれない
様な、イケてない、ダサい男なのだ。
私はこの男が来てから、煙を吸いこんでいなかった。ふかしている振りばか
りして、ただ拗ねている振りをしてみせているのだ。もっと困ればいい。私に
突然相手にされなくなって、理由もわからずに悩めばいいのだ。こんな男は。
「まだ早えーんじゃねーのか」
男は、ヒデオは、私から視線をそらして言った。ヒデオが上目に見上げた空
に、いびつな円が浮かんでいて、紫煙がその輪郭を朧(おぼろ)にしていた。
「うっさい」
言ってしまったことに、自分の声を聞いてから気付いた。一言も言わないは
ずだったのに。言わされてしまった。
ヒデオに言われて見上げた空は私が思っていたより明るくて、それは星の光
で明るいのじゃなくて、町の灯りが空にまで染みているのだった。私がつまん
だ煙草の煙も、部屋の中からの光を吸って、うす白く光っていた。煙は煙草の
それとは違って、自分では輝けないのだった。
「あのな、佳奈子」
「黙れ」
あんたの言おうとする事くらい分かる。私には、それくらい、わかるのだ。
あんたみたいな単純な男が、わざわざ私に言いに来る事なんて予想がつくんだ。
まして私は、あんたを誰よりもよく知ってるんだ。誰よりも。誰よりも。
誰より、も?
「聞けよ」
「嫌」
聞きたくない訳じゃないんだ。十回も百回も、同じ事を言われるのをシミュ
レートしてたんだから。あんたの口から千回聞いたって私は平気だ。聞きたく
ない訳じゃないんだし。聞きたくないんじゃない。
私は風が吹くのを待っているのだ。正面から風が吹いて、そうしたら、口実
ができるのだ。私が弱い女だなんて、思いたくない。思われたくない。今日煙
草をふかしているのは、そのためでもあるのだ。
「あーもー、この馬鹿」
「っや、ちょ、あんた何す……!」
ヒデオは突然私の肩を掴んで、無理に自分を向かせた。代わり映えのしない、
冴えない目尻。形のいい鼻。少し薄い唇。目立たなくなったニキビの痕。アゴ
先に二つ並んだホクロ。そして、二年前までなかった、ジェルで整えた短い髪。
切り整えた顎髭。
こんなにも変わっていないのに、変わり果てたヒデオの顔。あの女が変えた
ヒデオの顔。
見たくない。見たくないのに、顔を背けられない。目も閉じられない。だっ
て、今目を閉じたら、
「そんな顔、すんなよ」
困ったようにヒデオが言う。
「泣きそーな顔すんな」
こぼれて、しまった。私の精一杯の矜持が、こぼれ落ちてしまった。
「あ……」
堰が切れたら、もう、止まらない。
胸にすがりついた私を、ヒデオはゆったりと腕で支えて、胸を叩かれても、
肩を叩かれても、私の涙で胸が濡れても、少しも動じずにじっとしていて、
私はそんなヒデオが口惜しくて、苦しくて、恨めしくて、憎らしくて、とても
嫌で、大嫌いで、それはもう本当に、憎悪なんていう言葉では表せない様な気
持ちのはずなのに。何でかな。
私こんなにヒデオ愛してる。
背中を叩かれている事に気付いたのが、それからどれくらい後だったのか。
私の計画は私の心と同じくらい千々に乱れて、それはもう、修復しようもない
くらいに、バラバラで、ズタズタの、コナゴナで、本当にもう、情けないった
らない。ヒデオは相変わらず男のように親のように私を抱きしめて、無意識の
うちにも私の劣等感を刺激するのに余念がない。
「佳奈子、俺な」
「……うん」
素直になった、訳じゃないけど、この男は絶対そう思ってるんだ。口惜しい。
今言ったところで、言い訳にしかならないのが、すごく口惜しい。
「結婚すんだ」
「……知ってるよ、馬鹿」
私はヒデオの背中に片手を回して、私の体をヒデオの方に抱き寄せる。もう
私のヒデオじゃない。知っていた。知っている。分かってる。それでも。
「馬鹿兄(あに)」
抱きしめていたかった。ヒデオはそれを拒まない。知っていた。
「ヒデオ」
「ん」
「これ、もー無いから吸っちゃってよ」
私は自分がふかしていた煙草を見せた。ほとんど火が消えかかっていて、だ
けどまだ、くすぶっていた。吸えばまた燃える熱さだった。
「お前、俺が煙草嫌いなの知ってんだろ」
「いーから吸えよ、馬鹿」
強引に口に押し込もうとすると、ヒデオは案外早く折れた。
そうか。あの女も、似たようなことをしたのだ。あの女も、ケムリでヒデオ
を自分のモノにしたのだ。何度も何度も、繰り返して、肺の中、脳の奥まで、
臭いと快感を染みつけて、そして。
「あんたなんか」
死んでしまえ。と、思う。けれど。こんな時にまで、プライドは私の邪魔を
する。
「幸せに、なっちゃえ」
それは私の、万感の思いを込めた、呪いの言葉だ。
「熱っちッ」
「うわすげー馬鹿」
ヒデオが短くなった煙草を吸いすぎて、指を焼いていた。
「ざまあみろ」
呟いて、私は部屋に入った。私は煙草の箱を、まだ半分は残っているのを、
握り潰してゴミ箱に捨てた。
結婚式には、絶対、出てやらない。
"cigarette" finished.
あ。全然、生殺してないや orz
ご無沙汰しております。
ずいぶんと賑わいだしたようで、嬉しい限りです。
文士方絵師方揃い踏みといった感じですね。
というか 皆様エロいです。私も見習わなくては。
ペース的にup組に回るべきか。
キ…キタッ(;´Д`)
やべ涙出そうになった。眠いせいか?畜生w
ドリエルに頼ってもまだ眠れん・・・
現実が夢を引き留める悪夢だぁ(ラリ気味
梟氏が久し振りにキタ━━(━(━(-( ( (゚∀゚) ) )-)━)━) ━━ !!!!!
泣けるぜコン畜生…しかも一番嫌われそうなタバコなんて小道具を活用
出来るとは…。
230氏、梟氏、ともにGJっす!
そーか、「セミノネ」ダッタノカ・・・オイラずっと「セノミネ」だと思ってましたw
梟さま、お久しぶりです。それにしても、あなたも住人を生殺し忘れてますね(w
冗談はさておき、梟氏独特のクールな筆致に、こぼれんばかりの溢れる思いを綴るSS。
話の運びの上手さといい、全てにおいて真面目に憧れますね。
連続カキコすいません。今、他のスレも巡回してきたら、こんなの見つけました。
656 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ メェル:sage 投稿日:04/08/10 20:28 ID:W0CVJnUb
元々角煮は字数制限&改行制限が合って、ほかの板より結構きつい設定になってる。
だから、でかいAAはぶったぎってみたりほかの板に投下したりしてる。
ここのスレに投下してあって、1レスの中で納まってるやつは結構字数ギリギリが多いんだろうと思う
なので、たくさん字を増やすと字数オーバーになるんじゃん?
657 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ メェル:sage 投稿日:04/08/10 20:36 ID:tyW1svg6
ここは16行1024バイトまで。
AA板じゃない平均的な板の半分くらいだな。
今まで正確な数字知らなかった‥‥虹板って、ホント字数制限厳しいんですね。
>>728 マカー用の2chブラウザってどうなってるのかな?
俺はJaneViewで読み書きしているのでちゃんと書き込み時に
各板に合わせて表示されます。文士の立場だと非常に便利ですよ。
保守孕
いまから寝るとこなんでコメントは割愛。グジョーブとだけ(スンマセン
いかん。いいかげん作品あげよう。(いまいち出来が悪いんでzipでだけど
とりあえず寝てから…=□○__
私は お兄ちゃんが 嫌いです
お兄ちゃんの笑っている顔を見ると、何だか少しイライラする。
あまり知性の感じられない、へらへらとした笑顔。
さわやかさの感じられない、その笑い方。
でも・・・一日一度はあの笑顔を見ないと、物足りない気分になるのは何故なんだろう。
お兄ちゃんは、私に優しくしてくれない。
友達とかは、「アンタのお兄さんって、優しそうな目してるよね」って言うけど。
あくまで、お兄ちゃんの目は「優し『そう』」なだけ。
かわいい妹の私に、ちっとも優しくしてくれない。
でも・・・その優し『そう』な目で見つめられると、私まで優しい気持ちになれるのは何故なんだろう。
お兄ちゃんは、私を褒めてくれない。
テストでいい点をとっても、おいしいデザートを作っても。
その口から、私を褒める言葉が出てくるのを聞いたことがない。
かわいい妹の努力を認めないなんて、なんてひどい男なんだ。
でも・・・その口でキスされると、信じられないくらいドキドキするのは何故なんだろう。
お兄ちゃんと一緒にいると、落ち着かない。
わたしより五つも上のくせに、何となく頼りない。
もう成人式も済ませたのに、まるで子供みたい。背はそこそこ高いから、大きな子供、かな。
まったく、お兄ちゃんの世話をしてると、気が休まらない。
でも・・・お兄ちゃんにギュッて抱っこされると、心が安らぐのは何故なんだろう。
お兄ちゃんに、笑顔で見つめられたいのは・・・
お兄ちゃんに、優しくされたいのは・・・
お兄ちゃんに、キスされたいのは・・・
お兄ちゃんに、ギュッてされたいのは・・・・・何故なんだろう
私 は お 兄 ち ゃ ん が 嫌 い で す か ?
誰か・・・教えて・・・・・
朝の早よから、短編投下してみました。
ちなみに、タイトルは『うらはら』
あぁ、また先輩文士の皆様から
「だからエロいの書け言うとんのが分からんのかゴルァ!」
などと言われてしまうのでせうか・・・
「生殺し妹文学館」という言葉を分解してみると、
生(きた兄を)殺し(ている)妹(を描いた)文学館
とも取れませんか?取れませんか、そうですか。
書いた作品が鬼グロになっちゃって…こんなのここに上げたら頃されそう…(((;゚Д゚))))
という訳で、代わりの短編を持ってきました。今から投げ込みますぽん。
時が動かない。
いや、時は動いている。
動かないのは、二人。
リビングに二人きり。
時計の針は真上から右寄り。
外は暗く、部屋は明るく。
会話は皆無、行為は微々。
男は椅子に腰掛けて読書。
女は台所で黙々と皿洗い。
無言の圧力。
明暗の境目。
外を走る車の音も、また静か。
どうして何もしてこないんだろう?
私はずっと、待ってるのに。
お兄ちゃんになら、いつ襲われたっていいのに。
何も、してこない。
やっぱり、自分から動かなきゃ駄目なのかな?
でも、それで嫌われたら全てが終わっちゃう。
どうしようか。動くか、待つか―――。
犯したい。
後ろから襲って、その全身を味わい尽くしたい。
身体も心も奪ってしまいたい。
読んでいるこの本を仕舞えば、今すぐにでも出来る。
だが、そんな事をすれば全てが終わる。
この平穏な生活も、かけがえのない妹も。
どうするんだ。耐えるか、襲うか―――。
陶器の擦れあう音と、紙をめくる音だけが響く。
他には何もない。
時間も、音も、人も、邪魔になるものは全て。
紙をめくる音は止まず。
水が流れる音も止まず。
混沌色の空気が、黙々と過ぎてゆくのみ。
…以上です。平行して「ありがとうって言いそびれたヤツいる?」のフラッシュ見てたら涙が・゚・(ノД`)・゚・
こういうのに弱いんですよ、私…そういうのが得意分野な分だけ感情移入するんでしょうか?
でも頃しすぎだって?いやですからわざと頃している訳では(ry
そこはかとなく生殺してみました。生殺しになってないって?ゴメンナサイ_| ̄|○
こう、ね…手を伸ばしたくても伸ばせない、そういうのって苦しくないですか?
「セミノネ」も終了したので、すっかり休んでいた「フロンダル」も遅々ながら進めております。
いい加減甘い話を書かないと三文氏とか孕の中の人に物陰から撃たれそうなんでw
三国&230両氏の本領発揮作品キタ――――( ゜∀゜)――――!!
両作に共通のキーワード『もどかしさ』ってのも、立派な萌え要素ですよね。
投下をいい所で『次回に続く』にするばっかりが生殺しじゃないのです。
ところで230さま、物陰から狙ってる椰子は他にもいますよ ‥‥( ̄ー ̄)ニヤリ(嘘)
>>729 私はマカエレを使用してますが、そのような機能はないようです。
他の2chブラウザも閲覧だけは確認したんですが、カキコの確認まではしなかったんで
よくわからないですね‥‥どなたかご存知の方、いらっしゃいませんか?
>>730 是非ともщ(゚Д゚щ) カモーン!!
>>735 この苛立ちが何時か…と思わず後日談を期待してみましたが駄目ですかそうですか。
>>742 ネタが被った感じですがコチラはヒッソリと某氏お得意の“視点切り替え”が混じって
いますな。(・∀・)イイ!
>>735 嫌だけど奥底に引っかかってる微妙な気持ちの妹キタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
微カブリ…? いや、これくらいなら、大丈夫、うん。
>>736 生殺しにはそんな意味が…ヒィィィィ
>>742 微妙な距離、か……
>フラッシュ
ググってみた。
。゚(゚´Д`゚)゜。ファオオオ
萎えちまったからSS書くために復活させないと……
「お兄ちゃんボク妊娠しちゃうぅぅ」「お兄ちゃんボク妊娠しちゃうぅぅ」「お兄ちゃんボ(スレ違い
↓
意気揚々とリクエストを請け負いつつも…やべぇ…だんだん長くなってきた OTZ
続きを投下します。
その一言と同時に仕舞い忘れていたモノをガッチリと掴まれた。俺の
悪い予感は見事に的中した。
「ぬぐぁあぁ!」
「う〜ん…未だ半勃ちなのね〜。」
「当たり前だ!俺はのべつ幕無しに発情…ぐ…う…」
言葉を遮り俺の顔に胸をグリグリと押しつけてきた。
その攻撃に俺は勝てない。意志に反して生理機能が反応する。
「はいはい…コレで良し…と。もうお兄ちゃんの弱点はお見通しなの!」
「く…クソッ汚い真似を…ぉあぁ!止め…ろ…おぁ…あ…」
先端を銜えられ俺は身を縮まらせて悶える。
支援
「…ん…ぷはっ!お兄ちゃん…最近ご無沙汰で溜まってるんでしょ?もう
知っているのよ。アタシ達の為にズッと我慢しているんでしょ??」
「そ…ソレは認める…だ…だからってこんな場所で…あぁ止せ!」
「そういうけど…こういう場所でヌくのって…スリルが有って一層興奮しない?
アタシもちょっとドキドキしちゃうなぁ〜♪」
久し振りの暴走・始めての時以来の一方的な攻め・そして家の中とは違い
何時見つかってもおかしくない場所・確かに俺の身体は過剰に反応していた。
だが安易に許すワケには行かない。俺は振り解こうと藻掻く。
「はいはい、暴れないの!」
「は…離せ…あっ…あぁ…くそぉ…そんな…」
駄目だ…徐々に力が抜けていく。
「ば…馬鹿…今は汚いんだから…」
「えぇ?そうなの??」
「当たり前だ…あ…今…用を足したばかりだろ?」
まともに機能しない思考回路で唯一閃いた言い訳・幸いにも動きが止まる。
「う〜ん、じゃあ…」
「やっと…判ってくれたか?」
「アタシが綺麗にしてあげる!それじゃあ…ん…くぅ…ぐ…」
「わぁあぁ!結局一緒じゃねぇか!!」
儚い抵抗は無駄に終わった。
「あっ…もう…止め…んぅ…あぁ…」
動きが一層激しくなる。既に身動き出来なくなり俺は喘ぎ声を漏らす。
「んぅ…ぐっ…今度は何…ぐぁ…んぉ…」
唐突に俺の口が向日葵の掌で塞がれる。
「ねぇねぇ、幾ら人が来なくても外に聞こえちゃマズいんじゃないの?」
「く…くそぉ…」
もはや身を委ねる事しか出来ない。
快楽に圧倒され再び俺は崩れ落ちてゆく。
「はいはい、座って!」
便座に座らされる一瞬だけ解放される。だがすかさず付け根まで銜え込まれ
俺は声を押し殺して身悶えする。
「んふふ…ん…お兄ちゃん…気持ちイイんだ…。」
例の如く会話中も手でシゴかれ俺は快楽を否応無しに味わう。
「そろそろかな…じゃあ…」
一気に動きが加速する。
「もう…駄目だ…あぁ…よりによって…何でこんな所で…あぁ…あぁあぁ!!!」
俺の溜め込んだモノが一気に向日葵の口腔内部で弾ける。
暫しの痙攣が収まると同時にチュウチュウと下品な音が周囲に響き渡る。
以前同様に尿道口に残った最後の一滴までも吸い出している。
「ん…ぐ…あぁ…やっぱり不味い…。」
「この…大馬鹿…」
「気にしないで…アタシは二人が気持ち良ければイイの。」
コレ以上は返事出来ず俺達は素早く便所を後にした。
---Overrun---
「あれあれ?未だ戻ってないのかな??」
「でもクーラーボックスには…」
|;´Д`)ハァハァ
「あぁ本当だ…。」
車内には歌織の戻った形跡は有った。
昼間の騒ぎの元凶になったエクレアも備え付けのクーラーボックスに
収納され買い物袋もしっかりと後部座席に鎮座していた。
しかし当の本人が見あたらない。
「しょうがないな…だから勝手に…」
「まぁまぁ…別に慌てる理由も無いし…それに…今更迷子になる年頃でも
ないでしょ?」
「まぁそうだが…よし俺が探す。向日葵はココで待機。」
「はぁ〜い!」
さて先ずはこのだだっ広い駐車場だが…。
程なくしてその片隅にて歌織を発見。しかし…
「はぁい、たくさん食べてください♪」
「おぉ…お母さん、軽いですなぁ〜♪はい、もっと食べて!」
「君…お母さんより重いなぁ…凄いですねぇ…何かお腹に違うモノが詰まって
いるのですかぁ?もっと大きくなって親孝行しましょうね〜♪」
野良猫相手に餌付けですか…しかし…愛玩動物相手に幼児言葉は巷で良く
見かけるが何故お前は敬語なんだ?
まぁイイ…俺は歌織を呼び止める。
「コラァ!勝手に彷徨くな!!」
「わぁ!お…お兄ちゃん…」
「全く…ソレに…野良猫に中途半端は同情はかえって…」
「イイの!ちゃんと交代で面倒見てるんだから!!」
詳しく聞くと以前からこの野良猫は同級生と面倒を見ていたそうだ。一応
飼い主が見つかるまでのつもりだったが…結局現在に至るとか。
「それにしても…ココの守衛に…」
「大丈夫…動物は縄張りを汚さないってちゃんと説明したから。」
「糞尿はそうかもしれないが、食い残しは…」
「毎日ボク達が片づけるって約束したの!」
「随分徹底してるなぁ…ソコまで出来るならウチで…」
「えぇ?お兄ちゃん…一緒にお母さんを説得してくれる??」
「まぁソレ位なら…。」
「やったぁ〜♪」
歌織は夢中で俺に飛びついて来た。
「良かったぁ!もう直ぐだぁ!!」
嬉しそうに歌織は手持ちの煮干しを追加する。
「今日はとりあえず帰るぞ。向日葵も待ってるからな…。」
「あ?あぁ…そうだった…じゃあ…またね…。」
名残惜しそうに手を振り親子猫に別れを告げる。
しかしソレだけでは収まらなかった。
暫く歩いた所で柄の悪そうな坊主頭の学生とすれ違う。
一瞬悪い予感がした。
直後に後ろで猫の悲鳴が…。
「邪魔なんだよ!」
俺が振り向くと同時に視界に映ったのは蹴飛ばされた猫とソレに向かって
走り出した歌織。
「調子に乗るなぁ!!!」
大振りなキックが大柄な学生の尾てい骨に食い込んだ。
「ぬわぁ!て…てめぇ…何する…うぉ…おぉ?」
「猫に謝れ!さぁ今すぐ謝れ!!」
「な…何だこのチビ!」
「誰がチビだって?」
「てめぇに決まってるだろ!」
「うるさい!お前こそナリはでっかいくせにやってる事はちっちゃい
んだよ!!」
「何だぁ?やるのか??」
「おぉ上等だぁ!!!」
やれやれ…相変らずの過剰な正義感だな…。
昔からよく喧嘩して帰ってきた事は有ったが…。歌織は外では以外に我慢
強い。しかし…弱い者虐めと下ネタに限っては話は別だ。今のは誰がどう
見ても前者に抵触する。
そんな事を思い出しているウチにもうお互いに掴み合って相手を睨んでいる。
さて…ココで止めてもまた歌織が暴れるのは目に見えている。一対一の対決
を邪魔すれば今度は俺に食ってかかるのは明らか。
どうしようか迷っていると学生の取り巻きと思しき連中が現れた。
「おい、何なんだぁ…」
「いやこのチビがよぉ…」
あっという間に歌織は六人掛かりで押さえ込まれる。
「うわっクソっは…離せ…汚いぞ…」
「へへへっ…喧嘩なんて、勝ちゃあええんだよ…」
「何ぃ!てめえ…ジャ○様か…きゃあぁ!!!」
「おぉ?一丁前に可愛い声で叫ぶじゃねぇか。」
出番だ…俺は身体を解し準備を整える。
「ちょっとお兄ちゃん!」
その声に振り向くと既に俺の後ろに向日葵がいた。
「おぉ…気付いたのか?」
「あれだけ喚いていれば誰だって気付くでしょ!ソレよりお兄ちゃん何で
黙って…」
「心配するな、今からだよ!俺が何の為に空手を…」
「じゃあ…一緒に…」
「おいおい、俺一人で充分だろ?」
「嫌!アタシだって何の為に…」
「仕方ないな…それじゃあ…でも無理するなよ。」
「はいはぁ〜い!それじゃあ…」
俺達は背中を合わせて構える。
「レッツ・ドゥーイットゥ!」
「イエス・サ〜♪」
駆け足で俺達は近づき素早く歌織を取り押さえていた連中を薙ぎ払う。
「ぎゃあっ!」
「う…うわ…なん…だぁ!!」
「てめぇ…ぅがぁ!!!」
向こうが状況を把握する前に一撃を決める。向日葵も咄嗟に伸ばしてきた
腕を手堅く掴み投げ飛ばしていた。
「あぁ…そんな…お兄ちゃん…コレはボクの喧嘩…」
「うるせぇ!一対一なら考えるが…コレじゃもう勝負になってないぞ!!」
「はいはい…歌織は退場…っと!」
すかさず向日葵が歌織の背中を押し隅に追い遣る。
「うわぁ…お姉ちゃんまで…ちょっと…あぁ…」
「まぁまぁ…たまにはアタシ達に活躍させてよ〜ねぇ〜お願〜い。」
もちろん連中も黙っていない。
「向日葵、後ろだ!」
「はいはい、気付いてるよ〜!」
「ぎゃあ…痛てて…クソォ!うっ…わぁ!!!」
「はいお兄ちゃんパス!」
「あらよっと!」
向日葵が投げ飛ばした相手に俺が一撃を決める。
「くそぉ…がっ!」
「大振り過ぎないか?全然当たらないぞ。」
「油断するな…ぎゃあぁあ!!」
「左手の退きが遅い!」
「何だこいつ等…ぅわぁあ!!!」
「下半身が不安定だぞ!」
残りの連中も俺が丁寧に一人ずつ駄目出しをしながら片づけていく。
---Righteousness---
やっと騒ぎが収まる。
「みんなタフだね〜。あれだけ決めてなかなか終わらないなんて凄いわ。」
「まぁ…俺達じゃ相手が悪すぎたな。」
「そうね。ところで…歌織は…あぁコッチだ…。」
肝心の歌織は負傷した野良猫を介抱していた。
「ど…どうしよう…。」
「またぁ〜メソメソしないの!未だ死んだワケじゃないでしょ?」
「向日葵の言うとおりだ。しかし…獣医が必要だな…。」
そんな俺達をよそに先ほどの連中が再び近づいてきた。
「おい!コッチだ…う…何だ?」
応戦しようと俺達が振り向くと見知らぬ外人女性が立ちはだかっていた。
「先ほどから傍観していたが…六人掛かりでの傍若無人な振る舞い…どうやら
私の出番のようだな。」
まさか…俺は止めようとしたが…。
「お…おいおい…あんた…まさか…」
「心配するな…。それにしても…貴方達は優しい。こんな馬鹿共でも急所を
避けて攻撃するとは。」
「ありゃ?バレてたか…。」
「うわぁ…凄いな…。この人もしかしてお兄ちゃんより…」
「向日葵!余計な事は言うな!!」
会話を終えると同時にその女性は六人に問いかける。
「一度だけ忠告しよう。今すぐこの三人と猫に詫びろ。そうすれば少しは
手加減してやる。」
さすがに連中が大笑いを始める。だがこの女性はソレが収まるまで全く
動かない。
「もういいのか?後で声も出せなくなるから今のうちにもっと笑っておけ。」
「わっわっ挑発してる!ね…ねぇねぇ…大丈夫なの?」
「手出し無用。それよりその子達を下がらせてくれるか?」
「あっ…じゃあ…」
今晩はココまでにします。
一度“妹、DQNと激突”をやってみたかったので今回混ぜてみました。ついでに
またゲストキャラをちらりと混ぜてみました。
おかげでめっさ長くなった…OTZ
孕みage氏、割り込み申し訳ありません。そして支援感謝します。
感想・リクエストお待ちしています。
うわ、変換ミスっった
呉:孕みage氏
正:孕age氏
よりによって人名を間違えるとは…鬱山車脳…
>>768 フェラで一発解消→ネコと和み→戦闘勝利 なんかジャン○みたいだ。(w
それにしてもちょっと動物虐待しただけでとことんボコられる運命にある6人組に合掌〜(-人-)
つーわけで新作投下
ttp://anu.s7.x-beat.com/up/src/up1260.zip 中身は生殺し用の新作『あぶら固プル』 ボク妊で発表できなかった『42スレ393イズム』(おまけ付き) とあとがき
パスはいつもの共通パスで。
ろくに校正してないんでその辺はご勘弁……
しかしエロさはかなりイイはず! ……はず……_| ̄|○
>>769 生`
>>770 ありゃ…御礼&お詫びの支援スタンバイしていたのに今回はzip投下
ですか…(´・ω・`)
早速頂きますた。でわ読ませて貰います。
良く見りゃ
>>769でもミスタイプ&ミス変換…orz
>>770 頂きました
リンカーン!!!
いや、個人的には趣味ではないんですがw
ちょっと聞いてよ奥さん!
>>486で書いたSSのアフターストーリーと言うか、
『死ぬ直前に、妹が兄に宛てて書いた手紙』なんてネタを思いつきましてね。
大体の輪郭というかそういうのは出来てたんですよ。
でね。
>>742で230氏が言ってた「ありがとうって言いそびれたヤツいる?」のフラッシュ
見たんですよ、ええ。
思いっきり被っとるじゃないですか・・・_| ̄|○
方向転換して違うSS書きました、はい。
いや、ベクトルの向きは似たようなもんですがw
では、GO!
伝えられない 思いがあります
伝えたくても もう 伝えられない この思い
輝くような瞬間を 瑞々しい時代を
あなたは 知らないままでしたね
狂おしいほどの切なさも 燃えるような熱い気持ちも
あなたには もう届かないのですね
私は 知っています
あなたの優しさを あなたの強さを あなたの弱さを
訪れる人達に見せる明るい笑顔を 人知れず流し続けた辛苦の涙を
心の奥にしまいこんだ恐怖を それでも捨てなかった生きようとする力を
そして 私への 大きな愛を
↓
伝えたい 思いがあります
たとえ 伝わらなくとも 伝えたいこの思い
愛 し て い ま す 今 ま で も こ れ か ら も
以上でございます。連投規制ゆえにケータイから自己支援w
あれ。やっぱり頃(ry
>>742のフラッシュ見て泣いちゃった気だるい夏の午後w
>自己支援
危ねぇ…やっちまうトコロだったじゃねぇかぁヽ(`Д´)ノ
で…やっぱり氏ん(以下略 。゚(゚´Д`゚)゜。
でもGoodJobです。
その気だるい夏の午後、ここにもまた頃した香具師が一人。
いや、ほら。
>>684で心中ものキボンとか言われてたからつい(ry
ちなみに作品のベースになった曲はポルノグラフィティ「アゲハ蝶」です。
ナ,(;゚д゚)(゚д゚;)(゚д゚;)ナンダッテー
では投下いってみましょうか。心中というか後追いというか何と言うか(ry
この腐りきった世界で。
やっと見つけた、貴方の面影。
それは曇った視界を照らし。
それは澱んだ空気を晴らし。
絶望を希望へと変える光。
それは、漆黒の燐粉を纏うハネ。
いつか、傍にいた貴方に聞いたことがあった。
世界の終わりは来るのかな?
貴方は笑ってこう応えたね。
そんなものは来ないよ。
うそつき。
貴方が居なくなって、私の世界は終わったもの。
この世に生まれた私を祝ってくれて。
幼なかった私を大切に育ててくれて。
心の蛹に篭ったときも助けてくれて。
やがて飛び立った私を褒めてくれた。
貴方がいたから、私は生きられたのに。
―――どうして先に逝ってしまったの?
心の荒野にあるオアシス。
そこでは、いつも貴方が笑ってる。
あの頃と変わらぬ笑顔で、いつまでも。
でもそれは幻。
もう二度と、貴方は私の手を引いてはくれない。
もう二度と、世界が再生することはない。
視界が浄化されていく。
白く、明るく、目も開けられないほどに。
その閃光の先に見える、見慣れた影。
お兄ちゃん。
漆黒の揚羽蝶が、羽を休める。
水面に浮かんだ、少女の肩で。
…以上です。やっぱり曲をベースにすると文章の浮かびが早くなりますね。
これを書き上げるので、構想を曲から吸い出しながら脚色して文章化して約30分ですね。
得ろ?なんのことだk(ry;y=ー( ゚∀゚)・∵.
最近「昔の作品を書き直してみようかな…」とか考えてみたりしてます。
特に「翡翠の夢」を書き直したくて書き直したくて。今書いたらどんなのになるんだろうかと想像中w
>>779 (;´∀`)人(・∀・;)
はいは〜い密かに空手有段者のりぜるでぃす。
フリースタイルのヤンキーを相手にすると・・・空手って思うように戦えないんだよなぁ(青春を思い出したり
なんか「ありがとう(ry」のFLASHが話題みたいですが・・・・
ボロ無きするのが目に見えてるので踏ん切りがつきません・゚・(ノД`)・゚・。
て、てか三国氏・・・230氏が乗り移ってる!?
誰かリッチー・サンボラの「ファーザー・タイム」をモチーフにしてSS書いてください。
なんて無理を承知で言ってみるテスツ。
ごめんなさい。
パートタイム・ラヴァーだって?
>>788 何やらヒッソリと指摘が…
一応三人は実戦経験豊富という設定だったんですが…駄目ですかそうですか(´・ω・`)
さて誰もいない今の内にコソ〜リ続きを投下。
歌織達が退いた時点で連中の怒りの矛先は既に変っていた。
「くそぉ…舐めやがって…鹿国高校空手部…がはっ…」
何か言いかけた一人があっさりと鳩尾に正拳突きを叩き込まれ沈み込んだ。
「次は…誰からだ?」
さすがに残りの五人から焦りの表情が伺える。
「くそぉ!このままやられっぱなし…ぎゃあぁあぁ!!!」
あっと言う間の出来事だ。
残る連中も飛び掛かった所を全て迎撃され、全員気絶する事になった。
「さて…と…最寄りの警察の電話番号は…」
「ん?あぁ待った!」
あまりの見事な勝負に暫し呆気にとられていたが“警察”の一言に俺達は
やっと正気を取り戻し、外人女性の携帯電話を遮る。
「ソコまではイイ!後は俺が始末を付ける!!」
「しかし…イイのか?アレだけの事をすれば立派な犯罪…」
「もちろんぺナルティは課すつもりだ!おい、さっさと起きろ!!」
俺は全員を叩き起こして一列に正座させる。
「お前達の顔は覚えたからな…チキン・ジョージに全て報告させてもらう。」
「な…何でその名を…うわぁ!!!」
「はいはい、ちゃんと先輩には敬意を〜♪」
「あ痛たた…そ…そんな…」
「それで…こんなに強…痛っ!」
驚いて立ち上がった連中を改めて向日葵が一人ずつ押さえ込む。
ちなみにチキン・ジョージとは空手部顧問・つまり俺の恩師の渾名だ。
「なるほど…そう言う事か…。」
「あぁコレで警察は不要…ってぇその前に!」
御礼の言葉さえも忘れていた俺は慌てて頭を下げ同時に二人の妹の頭も
下げさせる。
「あぁ礼はいらん。それより…私はちょっと前に追突事故に遭ってな…」
「ま…まさか!あ…あの時の…」
「あ…あれはアタシがお兄ちゃんに…」
「お前は黙ってろ!!」
「違うの!ボクが席を譲らなかったから…」
「イイから二人とも静かにしろ!!」
動揺する俺達を見て外人女性が笑い出した。
「あっははははは…全く…素晴らしい…兄妹愛だ…ははは…」
「あの〜…それで…一体…」
「い…いや失礼!もし悪意が有ったなら私も少し忠告するつもりだったが…
心配なさそうだな。幸い怪我人もいなかったし、逆に御礼がしたい位だ。」
「はぁ?何で事故のきっかけを作ったのに…」
「いや…私の雇い主に当たるお嬢様はあの事故のお陰で親友と出会う
きっかけが出来てな…是非貴方達を捜すように頼まれたワケだ。もしも
悪意が無いなら何か御礼をするようにとも言われ…」
ここで意外にも身を乗り出したのは歌織。
「じゃ…じゃあ…ボク達に御礼がしたいなら…この子達を…」
「おっと…そうだった!直ぐに掛かり付けの獣医を手配しよう。それから
共同宿舎の管理人に連絡して飼育用の道具を一通り揃えてもらうか。」
「え?それじゃあ…」
歌織の頭を撫でながら女性の言葉は続く。
「お嬢さん…良かったな、この子達の飼い主が見つかったぞ。」
「あ…ありがとうございます!!!」
「ところで…お名前は…」
「私はアレクサンドラ…次に会う時はアレックス若しくはサンディーと
呼んでくれ。」
そして一頻りの遣り取りが完了して俺達の前を先ほどの73式小型
トラックが立ち去っていった。
「あのお姉さんカッコいいなぁ〜。」
「俺にとっては…何だか美味しい所を持って行かれたような…。」
「まぁまぁイイじゃない。ほらほら、こうして歌織もピンピンしているし。」
「あぁんお姉ちゃんのエッチ!」
「おい人前…って…てめえら!見てないでさっさと荷台に乗れぇ!!」
半ば八つ当たりのように俺は先ほどの六人を愛車の荷台へ押し込む。
行き先はもちろん懐かしの我が母校だ。
---Hidden Horror---
「相変らず元気だったな、あのオッサンは。」
「そうそう、何だかあんな馬鹿でも少し同情しちゃうわね。」
「それにしても俺達の頃は多少悪さをしても、あんな弱い者虐めなんて
しなかったのに…全く情けない後輩共だ…しかしイイ薬だ、コレで久し振りに
大会の成績も少しは…」
「えぇ?あそこの大会成績が悪くなったのは、お兄ちゃんが現役の頃、毎回
イイ所で途中放棄…」
「二人でスロットに行こうって誘ったのはお前だろ!!!」
嫌な思い出だ。
社会人空手でも懲りずに似たような事をしているから余計に思い出したくは
ないのだが…。
いかん…話を変えよう。
「ソレよりも…どうも歌織が…。」
「そうそう、自分一人で背負い込んじゃってる…どうしよう?」
「まぁ今夜中に俺が忘れさせてやるよ…中途半端に言葉で慰めてもアイツ
には逆効果になりかねんしな。」
「まぁ…お兄ちゃんって…けだもの♪」
「うるせぇ!」
急な職場からの呼び出しのお陰で今夜も両親不在。
本来なら久し振りに三人で楽しめるのだが、落ち込んでいる相手に無理強い
なんてしたくない。
当の本人は現在入浴中・もし誘っても駄目なら素直に諦めてソッとする
つもりだ。
「ありゃ、ビールが…しまったぁ!!!」
「あらあら…アタシのチューハイじゃ駄目?」
「残念…俺は純粋なビール党だ。」
「お兄ちゃんって…だんだんオッサン臭くなっていくのね。」
「だから遠い目で見るな!って言うかそんな冷めたツッコミは止せ!!」
俺は車の鍵を探す。
「とりあえず先に風呂に入ってろ。あぁ…鍵は持ってるから閉めておけ。」
「早く帰って来てね〜浮気しちゃいやよ〜♪」
「あほぅ…。」
ビールの買い出しも無事終了・つまみも抜かり無し。
帰宅の挨拶もせずに慌てて俺は風呂場に向かう。
入浴終了・先ずはビールをクーラーボックスから移動しよう。
「あれ?」
様子がおかしい。
先ほどから二人が見あたらない。
台所が恐ろしく散らかっている。チューハイの空き缶がテーブルから
床まで散乱していた。
「何でこんなに散らかってるんだ…まさか歌織に無理矢理飲ませたのか
…それにしても…何か引っ掛かるなぁ…。」
疑問は募るばかり。
二人を捜すため二階の部屋に向かう。
「お…お兄ちゃん…んぁ…助け…あぁあぁ!!!」
向日葵の辿々しい言葉と喘ぎ声。
「な…何だぁ…がっ…は…。」
すかさず部屋の扉を空けたが視界には何も映らなかった。
突然、後頭部に喰らった打撃のせいで急激に意識が途絶えたせいだ。
「邪魔しちゃ駄〜目!」
直前に何やら怪しげな声が聞こえたような気がした。
とりあえずココまでにします。
感想・リクエストお待ちしています。
⊂⌒~⊃。Д。)⊃アチー
>>779 自己支援とわ… 高等支援芸をしてますな。( ̄ー ̄)ニヤリ
>>787 ポルノは妹者が好きですよ。 同郷なこともあ(検閲
>>804 助っ人外国人tueeee
もしや、今度は歌織タンが攻めうわなんだおまやめ(ry
ボク妊娠しちゃ(ry
暑い日々には残酷な物語を…という訳で、向こうにSS落としてきますた。
グロ系文章に耐性のある方はあちらへどうぞ。具体的に言うと内臓調理とか皮剥ぎとかその辺。
「得ろ」「萌え」「生殺し」「グロ」「詩」…これらを一緒にしたらどうなるのかな?(;´Д`)
>>788 私は幽霊?(;´∀`)
ちなみに私は少林寺拳法の有段者だったりします。厨房の相手は逆手投で。
>>804 ゲージンキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ !!!
>>805 (・∀・)ニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤn(ry
……保守孕
>>PC・Drinker氏
ここであの三人の話と微妙につながるんですね
ということは次の話の主役はチキン・ジョージだったりして
>>向こうの230氏
なんだか向こうに投下したときのほうが生き生きして見えるのは私の目が曇っているせいでしょうかw
突然ですがアンケートです
皆さんは妹からなんて呼ばれたいと思います?
実妹持ちの方は、実妹からなんと呼ばれているのかも含めてお答えください
>>809 ん〜、やっぱ「お兄ちゃん」かな。
個人的には、大阪弁で『な〜な〜、お兄ちゃ〜ん』とか言いつつ甘えられると蕩けますw
実妹どころか、女姉妹は所持しておりませんが。
やぁみんな!元気でハァハァしてるかい?
お兄さん暑いの嫌いだから、もうダラケまくってるよハッハッハ〜!
そんな気だるい夏の午後に、お兄さんSS書いちゃったぞ!
49 小物 3692.zip パスはいつものアレだ!
というわけで、今日はもうお別れの時間がきちゃったぞ!
みんな、夏バテなんてしないようにな!最後に、言っちゃっていいですかー!
すりー!つー!わん! ハッスルハッスルー!!
⊂⌒~⊃。Д。)⊃ エネルギーキレマシタ・・・・・
>>811 49って…消えるの早過…orz
せめて“しおから”とか駄目ですかそうですか…
>>811 なんか、明るくて軽い兄妹だなぁ…(*´Д`)
俺が書くのは陰鬱なのが多くて……
>>812 Drinkerd!小物ですよ小物!!
>>804 戦闘パートが物語を酷く薄っぺらいものに仕立て上げていますね。
例えば:妹が取り囲まれてから動き出す兄
:初対面で「急所を云々」としたり顔で語り出す外国人
:チンピラの上と知り合いの兄
:自身の強さを驕りを持っているような言動
等、妹との掛け合いなどが面白いだけに残念。
最低系ファンタジーならそれでもいいのかもしれませんが、空手などの格闘技を持ち出しているだけにどうしても薄っぺらな印象が拭えない。
要・構成力の精進の必要有りとお見受けします。
Σ(゚д゚lll)!!
まあ、それは…今後の書き足しで、どうにかしてくれると…
=□○__マアソレヨリモイモウトニモエテヨウゼ
>>813 はい、勘違いしてますた…orz ってなワケで…
>>811 頂きますた。
>>814 こういったまともな批判・指摘は大感謝ですハイ。若干強引な
追加要素が悪影響を与えた点は否定出来ませんですな…orz
以後も宜しくお願いします。
お盆も終わりを告げ、ようやく平穏が戻ってきました。
しばらくサボっていた『年上の妹』を投下します。
それでは
>>368の続きから‥‥
それは昨夜みたいにいきなり舌を絡め合う激しいキスではなく、ついばむような柔らかなキスから始まった。
ベッドの上でお互いの肌を優しく撫で合っていると、徐々に気持ちがたかまってくる。
「‥‥ちぃ、いい?」
姉はコクンと頷いて、黙って新しいコンドームを手に取り、俺にかぶせてくれる。
そして、自ら上に乗って俺を奥深くまで包み込んでから、覆い被さってきた。
‥‥そう、今はこんな風に姉と一つになりたかった。
たった一晩でお互いの思いがここまで伝わるようになっている。やっぱ姉弟だから、黙ってても通じ合うのか‥‥
そんな事を思いながら、俺は下からゆっくりと腰を動かし、温かな姉の中を泳ぎ始める。
穏やかな朝に、ゆったりとした気持ちで肌を重ねる慈しみあうようなセックス。
俺達はそうしてまた快感の波に流されていった‥‥
‥‥やっぱり、愛し合う事を知った後の俺達に言葉は不要だった。
ただひたすら抱き合ったまま髪を、肌を撫で、唇を重ねる。それだけで会話が成り立つような気さえする。
ボディ・ランゲージ。
うっとりと満ち足りた表情の姉。大好き・愛してる・ずっと抱いていて・幸せだよ‥‥そんな思いが伝わってくる。
俺の顔もほころんでいる。俺も愛してる・もう離さない・ずっと傍にいるから‥‥肌を通して思いを伝える。
本当ならこのまま肌を重ねて抱き合ったまま、ずっと姉と裸で語り合っていたかった。
だけど、俺の体はそんな思いとはうらはらに、ロマンの欠片もなく反応する。今度は‥‥食欲の方だった‥‥
いきなり鳴る腹の虫にムードも何もぶち壊し。気まずい思いをする俺をよそに、姉は優しく微笑んでくれる。
「ごめんね。ナオ君‥‥おなか、減ったよね。すぐ朝ご飯作るから」
気怠そうにベッドから降りた姉はごく自然に、俺が昨日脱ぎ捨てたシャツをキレイな裸の上に羽織っていた。
ダブダブの大きなシャツに包まれた小さな体。そのアンバランスさが、姉の可愛らしさを尚更際立たせる。
姉は襟を顔に近付けて、シャツに染み込んだ匂いを恍惚とした顔で吸い込んでいる。
「‥‥ちぃ、それ昨日、俺が着たやつだよ。汗臭いんじゃないの?」
焦ってそう言うと、姉は可愛らしく首を左右に振って嬉しそうな顔をしている。
「臭くなんかないよ。ナオ君のいい匂いがする‥‥ナオ君に包まれてるみたいで‥‥好き」
朝の光を背にした姉の細身のシルエットが、白いシャツに透けて見え隠れしている。
そしてダブダブのシャツに浮かび上がる胸のふくらみが‥‥スラリと伸びる白い太腿が眩し過ぎる。
「ちぃ、そのカッコ‥‥すごくエッチだよ‥‥」
俺もベッドから起き上がり、トランクスをはいてTシャツを纏おうとしたが、姉がそれを止めるように
抱きついてきた。ちょっとすねたような顔で、上目遣いで俺を見つめている。
「ダメ、ナオ君もそのまま‥‥」
そう言ってピョンと俺に飛びつき、しがみついてくる姉。裸の胸とシャツのはだけた胸が隙間なく密着する。
(*´Д`)=3
「ご飯、作るから‥‥下まで連れてって」
耳元にそっと、甘えるように囁く小さな声。俺は愛おしさを込め、姉を優しく抱いて階段を下っていった。
‥‥台所では姉が軽やかな動きで朝食を作っている。そして俺は居間でぼんやりテレビを見ている。
『手伝うよ』と申し出たけど、姉は『ダメ‥‥』と言って俺を押し止めるように抱きついてくる。
「ナオ君はあっちで待ってて‥‥私が作るから‥‥」
ホントは片時も傍を離れたくないけど、邪魔になりそうだからちょっとだけガマンすることにした。
ダブダブのシャツの背中で揺れる艶やかな黒髪。そして、そこからスラリと伸びるきれいな曲線を描く素足。
そんな姿を俺は飽きる事なく見つめながら、また夢を見る。
‥‥五年先、十年先も、こんな風に二人っきりで暮らしながら、当たり前のように愛し合う毎日を‥‥
そんな思いは昨日までは単なる俺の妄想でしかなかった。でも、今では叶うかもしれない夢になった。
「はい、朝ご飯できたよ」
テーブルに料理を置き、俺の横にすました感じでピッタリくっついて座る姉。そんな姿がやたらと愛おしい。
もっと姉を感じたい。もっと姉に触れていたい。そんな俺の頭に閃くアイデア。
「ちぃ、こっちにおいで‥‥」
姉の腰を抱いて引き寄せ、あぐらをかいた俺の上に横向きに座らせる。座ったままお姫さまダッコ。
膝の上で嬉しそうに、それでいて恥ずかしそうに俯いている。ホント、自分の姉ながら可愛すぎる‥‥
羽織っただけのシャツをそっと脱がせ、毛を剃った股間と脚を隠すようにふわりとそれを掛けてあげる。
「それじゃ、食べよう」
姉を膝の上に乗せ、裸で朝食を摂るなんて考えた事なかったけど、今はそれがふさわしいような気がした。
具をたくさん詰めたホットサンドウィッチと牛乳だけの簡素な朝食。
お互いの手で食べさせあったり、口移しで牛乳を飲みあったりの甘々な朝。
こりゃやり過ぎかなとも思ったけど、姉の甘える顔を見ていたら、ついそんな事をしてしまう‥‥
結局、俺は姉の傍から離れたくなくて、土曜日は服を着ることもなく姉をずっと抱いたまま、
一緒にテレビや雑誌を眺めたりして家を一歩も出ずに過ごした。
そして、ふとした瞬間にお互いの気持ちが盛り上がり、その度に体を重ね合った。
姉は愛し合う度に必ずイった。それこそ嘘みたいに。よほど肌が合うんだろうか‥‥疑問に思ってつい聞いてみた。
「ちぃ、女の子って‥‥そんなにいつも気持ち良くなれるものなの?」
姉は俺に抱かれながらふるふると首を振る。そして嬉しそうに答えてくれた。
「よくわからないけど、好きな人と‥‥ナオ君とだと‥‥私、いっぱい幸せになれるの」
そして不意打ちの軽いキス。幸せいっぱいな明るい笑顔がとてもまぶしい。
「‥‥女の子だって、好きな人となら‥‥」
そこで口ごもる姉。何を言いたいのか何となくわかるけど、そのかわいらしさについ虐めたくなってしまう。
「好きな人だったら、何? ちぃは今‥‥どうしたいの?」
「そんな事‥‥言うの‥‥恥ずかしいよぉ‥‥」
それでも姉は俺の胸に顔を埋めて、飽く事なくさらに俺を求めてきた。
本日は以上です。孕ageさま、毎回の支援感謝です。
長々続いたこの話も、あと一回ほどで終わらせる予定です。
本当は他の皆様の作品にも感想を書きたいけど、長くなるんで今回は割愛させて頂きます。
ついでに
>>809さんの問いにお答えしておきます。
やっぱりストレートに『お兄ちゃん』ですね。これしかありえません(w
>>825 キタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(*´Д`)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
愛の溢れる関係っていいよねぇ…
……俺は肉欲ばっかだなぁ_ト ̄|○
>>809 『○○!』(本名)と呼び捨てされる。
『お兄ちゃん♥』なんて心理ダメージを誘うためだけに使われるものなんですよ。(w
>>809 しまった…レスが抜けてた…大変失礼しますた。
やっぱり「お兄ちゃん」かな。コレだけは呼ばれた記憶が全く無いから
チト憧れちまいますな。逆に「あんちゃん」はどうしても職場のオサーン共
と会話している気分になって萎えます。
今すぐ隣の部屋で爆睡している姪二匹も向こうの婆の影響で未だに
俺を「○○○くん」って呼びやがんのさ…'`,、'`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、'`,、
_| ̄|○
>>825 FXD氏帰還&続編投下が
)
⌒ヽノ
・∵。ノ ○∵ ・<キタキタ━━━ !!!
’ ”
○
∠〆〜)-ワ
☆《*)ゞ≦0《*) ≡=−
あぁ何て羨ましい弟…完結編にもこうご期待ですな。
いや〜、エロイ姉弟ですな〜
やっぱり作者がエ(ry
実のところ一番ムスコが反応しやすい作品の続きが
キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!
やっぱ炉利に敵うものは無いと確信しましたw
・・・・ところで彼女(150cmない)が俺へのあてつけで
街中で棒読みで「お兄ちゃーん」って呼びやがります。結構な大声で。
次やったらシバくか強制SMか孕ませるかしたいと思います。
>830
>孕ませる
実はそれが彼女の思う壺とかw
したたかな彼女の罠にはまりそうなリゼル氏はさておきw
49 小物 4041.zip パスは目参照
ちなみにパスの意味は・・・馬w
このSS,なんだか無駄に長くなりそうな気がします。
ほしゅ
おかまいるか?
今「翡翠の夢」をここに上げるために書き直してるからちっと待ってろやモレァな気分でこんばんわw
ええ、いい加減得ろいシーン入りのSS書かないと闇討ちされそうなんで。必死ですとも、ええ。
原文を読み返して一言「…何、このSS?」
自分で書いた文なのにまるで他人の作品みたいだーよ _| ̄|○ カキナオシアタック
>>809 貴方の瞳は曇っているんです。そうに違いありません。つかそう思わせて下さい(´・ω・`)
>呼び方云々
妹が二人いますが、どっちも普通の呼び方をしますね。
呼ばれたい言い方…じゃあここはダディとでmうわなにをするはなs(ry;y=ー( ゚∀゚)・∵.
続き書きました。多少は萌え要素を入れたつもりですw
49 小物 4323.zip パスは例のアレです
>>836 今までのやつも全部入っておりますので、よろしければお納め下さい
暑い・・・・・
やっと『年上の妹』、最後までこぎつけました。その前に一言。
>>830 私の作品と彼女さんがだぶっているから反応しやすいんでしょうね。
多分、私の筆力との因果関係はないでしょう。(w
>次やったらシバくか強制SMか孕ませるかしたいと思います。
その際は是非、某スレタイのタイトルを言ってもらうってのはどうでしょう?(w
>>837 230氏の書く江路シーン‥‥ハァハァ‥‥早くしないと明日の朝、玄関にスレ住人が待ち受けてるかも‥‥
>>838 微笑ましい兄妹漫才についにやけてしまう私。
やっぱり最後は兄の鋭いストロークのツッコミでしょ‥‥うわなにをする木刀はやめれコラ本気で殴るな(ry
ということで
>>824からの続き、最終話を投下します。
吸い付くように重なって離れない肌と肌。絶対に離すまいと体の奥深くまで俺を包み込む姉。
そして、姉ともっと深く繋がっていたくて、姉の中を熱い塊で埋め尽くす俺。
感じ合う粘膜をこすり合い、欲望と快感が満たされるまで果てなく交わり続ける。
激しく絡み合い、吹き出す汗を肌で混ぜ合いながら、お互いが与えてくれる喜びへと昇り詰めていく。
「はぁ‥‥ぁ‥‥ナオ君‥‥好き‥‥ふあぁ!‥‥ダメ、落ち‥‥落ちちゃう‥‥あぁっ!あっ!ぁ‥‥」
幼く、愛らしくも性の喜びを知った姉のうわずった『女』の声
姉がイクとほとんど同時に、俺も姉の中に快感の証とありったけの『愛してる』想いを注ぎ込んだ‥‥
‥‥行為の後始末を終え、愛し合った後も飽く事なく抱き合う俺達。俺の腕の中で姉はもう小さな
寝息をたてて眠っている。そして心地良い疲れが、慣れ親しんだ姉の匂いと肌触りが、俺を眠りを誘っている。
小さな優しい温もりに抱かれ、意識が徐々に消えていく‥‥消えて‥‥いく‥‥
‥‥意識が夢の世界から現実に戻っていく‥‥もう朝‥‥夢うつつの意識の中に、心地良い声が注ぎ込まれる。
「おはよう、ナオ君‥‥」
「ん‥‥あぁ、おはよう‥‥」
お互いの思いを、お互いのぬくもりを果てなく求め、交わり続けた土曜日が過ぎて訪れた日曜の朝。
ベッドの中で寝ぼけている俺に抱きつかれたままの姉は、寝起きから嬉しそうに微笑んでいた。
遊園地へ行く約束を待ち望む小さな子供みたいな、無邪気で屈託の無い笑顔。
でも、そんな姉の姿は一糸まとわぬ美しい『女』のまま。当然、昨日も愛し合い、そのまま眠っていたのだ。
「早くご飯食べて、デート‥‥しよう‥‥」
「ん、わかった‥‥今起きるから」
今日は約束通り、ちょっと離れた街まで二人で出かける予定。
もうこれからは、仲の良い姉弟のお出かけなんかじゃなく、恋人同士のデート。
姉を待たせる訳にはいかないので、ベッドからゆっくりと上半身を起こす。それを妨げないよう
俺の体から姉が離れ、触れあっていた肌から柔らかななぬくもりが一気に逃げていった。
その途端、姉が目の前から消え去っていくイメージが脳裏に浮かぶ。
えも知れぬ悪寒に捕われ、まるで俺は襲いかかるかのように姉を強く抱きしめていた。
「ちょっ‥‥ナオ君、待って!‥‥なに‥‥!」
何故かわからないけど、体が震えて止まらない。失いたくない。離したくない。離れないで‥‥恐い。
「ゴメン‥‥なんか今‥‥ちぃが俺の前から‥‥消えちゃいそうな気がしちゃって‥‥」
震える俺を守るように姉は俺の体に腕を伸ばし、再び優しいぬくもりを与えてくれた。
「大丈夫、消えたりなんかしない‥‥私はずっと‥‥大好きなナオ君の傍にいるよ‥‥」
‥‥今までは、いつも俺の傍に姉がいるのは良くないと思った事さえあった。
でも今は、その肌に触れていないと‥‥手の届くところに姉がいないと何故か激しく不安になってしまう‥‥
|
|
|゚∀)
| )
|
あれ以来、俺達は人目を憚りながらも、できる限り二人っきりで過ごす毎日を送り続けた‥‥
‥‥そして、今は夏休み真っ盛り。
母はパートの仕事に行き、休み中はほとんど二人っきりで過ごす毎日。
冷房の効いた部屋で俺達は今‥‥勉強に勤しんでいる。本当なら一日中、思う存分愛し合いたいところだが
今の姉には、厳しい現実が立ちはだかっている。そう、姉は受験生なのだ‥‥
参考書に向き合う真剣な横顔。いつも俺に甘える妹の表情とはまた違った、凛とした姉の顔。
そのギャップについ見とれてしまうけど、ふと我に返り俺も問題集に集中する。
実は俺も受験に備え、本気で勉強に勤しんでいる。何しろ大学進学は、俺達の未来がかかっているのだ。
親元から離れ、二人っきりで暮らすという野望(?)がかかっているから、いきおい真剣に成らざるを得ない。
ノートに筆が走る音。教科書をめくる音。そんな微かな音だけが静かな部屋を支配する‥‥
「ふぅ、疲れた‥‥ねぇ、ナオ君‥‥ちょっとお休みしよう‥‥」
姉が座ったまま両手と背筋を、まるで子猫が伸びをするように元気良く伸ばす。
真面目でしっかり者の姉から、甘えん坊のかわいい妹になる瞬間。
そんな姿もかわいらしく、あぐらをかいて座る俺の傍にすり寄って
膝の上にちょこんと座ってくる。まるで何かをおねだりするみたいな仕種。
「そうだね、ちょっと休もう‥‥」
俺は姉を抱き締めて絨毯に寝転がる。そして、もうお約束になったキスを交わす。
「‥‥早く、こんな風にずっと‥‥ナオ君と二人っきりで暮らしたいね‥‥」
「そうだね‥‥誰の目も気にしないで、ちぃと‥‥こんなコトしたいよ」
姉のスカートに手を潜り込ませ、薄い布をかき分けて敏感な部分を優しく撫でる。
「やだぁ‥‥んっ‥‥まだ、ダメぇ‥‥んくっ‥‥ふあぁ‥‥」
それでも俺の手を妨げる様子もなく俺を求め、受け入れてくれる愛しい人。
受験の為に今まで勉強漬けだった夏休み。お互いの事を思い、愛し合えなかった日々の反動が一気に爆発する。
「ハァ、ハァ‥‥ちぃ、好きだよ‥‥愛してる‥‥」
全てを脱ぎ捨て、正面座位で姉を抱きしめ小さな体を突き上げる。
「あふぅ‥‥ん‥‥私も‥‥ナオ君が‥‥好き‥‥大好き‥‥!」
‥‥正直な話、将来の事なんて俺はさほど考えた事はなかった。でも、今は違う。
愛する姉とずっと一緒にいたい。そのためなら俺はどんな努力も惜しまない。どんな苦労も厭わない。
姉のためなら、俺は何だってできる。どんな事だってしてみせる。だから、今はそれこそ必死で勉強に励んでいる。たまには羽目を外して、勉強そっちのけでつい姉と抱き合ってしまう事だってあるけれど‥‥
人間しっかりした目標があると、ここまで本気になれるんだなって、つくづく思う。
裸の姉をギュッと抱きしめながら、もう何度となく確かめた問いを再度、姉に投げかける。
「‥‥ちぃ、これからもずっと‥‥俺の傍にいてくれるよね」
「うん。私はずっと傍にいるよ‥‥これからも大変だけど、一緒に頑張ろうね‥‥ナオ君、愛してるよ‥‥」
END
以上をもちまして『年上の妹』は終わりです。PC・Drinkerさま、毎度の支援ありがとうございます。
だらだらと長いばっかりのSSで申し訳ありませんでした。
SSの纏めたものは、明日の夕方あたりにどこかにうpしたいと思います。
それではおやすみなさい‥‥
>>849 回線復帰と同時にFXD氏のSS最終回が…
キタ━━━━━━m9(゚∀゚ )━━━━━━!!!!
駄々甘ムードなでハッピーエンドで…(*´Д`)=3
お疲れ様ですた。
>>838 また繋がらない…やべぇ…
約束通り、(私の中では)禁断の作品を書き直してまいりました。
以前にうぷした作品集の中に入っている作品なので、内容を知っている方も多いとは思いますが
かなり加筆修正を加えたので、原文とはまた少し違った表現・展開になっている部分もあります。
原文をお持ちの方は、照らし合わせながら(・∀・)ニヤニヤして読んでくださいw
お持ちでない方も、新しい作品だと思って(・∀・)ニヤニヤして読んでくださいw
レス数は少ないので支援は不要です。では参ります。
…最後の記憶にあるのは、夕焼けに染まる部屋と、優しい微笑みと、翡翠のペンダント。
夢にうなされて、俺は薄がりの中で目を覚ました。
まだ鈍い瞼をこすって時計を見れば、短針はまだ右半分の位置にある。
アラームもかけてないのに目が醒めてしまい、少しやるせない気分になる。
普段からこの時間に目が醒めるなら、どれほど出勤が楽なことか。
そんな皮肉を浮かべつつ、アラームの予約を取り消す。
俺はおもむろに冷蔵庫からコークを一本出して、それを一気に飲み干した。
瞼にこべりつく眠気と、耳に障る秒針の音を意識から外に吹き飛ばした。
空っぽになったペットボトルを流しに投げ捨て、リビングの椅子に腰掛ける。
…あの綺麗だった声色、輝きに満ちた眼差し、愛しい肌の温もりは何処へ往くというのか。
ダイニングの机の上には、数冊のアルバムとビール缶が無造作に散らかっていた。
青色の灰皿に溜まった煙草の吸殻は、昨晩の目覚めていた時間を物語っている。
テーブルに広がる色とりどりの写真を一通り眺め、そのうちの一枚を手に取って見る。
そこには、やや無作法な感じのする男と、白いワンピースの笑顔の少女が写っている。
公園のベンチに座ってはにかむ少女と、その肩に後ろから手を添える男。
…もし、取り戻せないと思っていたものが今一度戻ってきたなら、それはきっと―――。
あの日の朝はよく晴れていた。
空には純白の雲が浮かび、清々しいまでの太陽の光を綺麗にちらつかせていた。
小鳥の美しい囀りが、爽やかな朝の風に乗ってどこまでも響いてゆく気さえする。
緑が香り、まさしく最高級の安息が求められそうな予感がして心を浮かせていた。
目覚めも快適で、目覚ましのアラームが鳴る前に目が覚めるほどだった。
普段からこうだといいのに、などと不満を感じつつも、窓の外に広がる輝かしい光景と
今日一日は仕事から解放されるんだ、という高揚感ですこぶる機嫌は良かった。
その数分後にインターホンが鳴って、彼女が来るまでは。
「おはようございます…ここ、お兄ちゃんの家…だよね?」
本気で驚いた。なんでこんな所に彼女が居るのか、と。
「瀬梨菜(せりな)じゃないか!お前、体は大丈夫なのか?」
「うん、もう大丈夫だから…」
少女はやわらかな微笑を浮かべて頷いた。
「お母さんがね、お兄ちゃんに逢いに行って来なさい、って」
「そうか…とりあえず上がりな。まだ飯食ってないから相手できないけどな」
「大丈夫、食べ終わるまで待ってるから…」
生まれつき胸を患っているこの妹は、俺が幼い頃から(といっても小学生くらいの頃なのだが)
一ヶ月間の入院と、数日の退院を繰り返す生活を送っていた。
なので、思うように学校にも行けなく、友人も皆無に等しかった。
医療費の支払いのために両親が共働きになった事も重なり、病院での妹の相手は専ら俺の役割だった。
やはりというか何と言うか、読書が好きな妹だった。
小遣いなどない俺は、小説や漫画の代わりに、もう使わない去年の国語の教科書をあげていた。
それでも彼女は喜び、こっちが飽きてくるほど何度も何度もそれを読み返していた。
他にしてやったといえば、外での出来事を話してやる程度ではあったが
家族の中では、おそらく俺が瀬梨菜とは一番近い位置にいたと思う(自惚れなのかもしれないが)
「お父さんもね、お兄ちゃんがふぬけてないか見て来い、って言ってたよ」
「ははっ、親父もひどいな。こんなに良く出来た息子を捕まえて疑るなんて」
テーブルの向かい側では、瀬梨菜がとても嬉しそうに、くすくすと微笑んでいる。
「ん?そのカチューシャって、もしかして…」
ふと視線を配った瀬梨菜の頭には、緑色のやや小さめのカチューシャがあった。
瀬梨菜は右手を頭の上にそっと伸ばすと、カチューシャを外して俺に渡してきた。
「そうだよ、お兄ちゃんが出て行く前にくれたカチューシャ。まだ使えるんだよ」
それは数年前、俺が故郷から旅立つ際に、瀬梨菜への慰めとして買ったカチューシャ。
大人しい性格からであろうか、緑色のそれは彼女にとても良く似合っていた。
未だに塗装が剥げていないところを見ると、よほど大事に使ってきたのだろう。
聡い妹は察していたのかもしれない。
いつか、俺が遠い地へ行ってしまうであろう事を。
別れの言葉も、辛そうな表情をしていたものの、最後には受け入れてくれていた。
だが…今でもまだ、あの泣きそうな顔ははっきりと覚えている。
「…なぁ、瀬梨菜。買い物に行こうか?」
「お買い物?うん、いいよ」
俺はとある思いを胸に秘め、瀬梨菜を誘って一緒に外に出掛けることにした。
瀬梨菜の確認を取ると、クローゼットから適当にズボンとシャツを出して準備する。
「お買い物かぁ…えへへ…」
「ん?何で笑ってるんだ?」
「えへへ…あのね、嬉しいの。お兄ちゃんとのお出かけなんて初めてだから…」
―――ああ、そういえば。自分で言っておきながら全然意識してなかったな。
思わず失笑した俺をくすくすと笑った瀬梨菜を見て、元気になったな、と思った。
…今回は以上です。うわぁ、書き直したらかなり量が増えてる…もう原文見てらんない。
スミマセン、結構量が多くなっちゃってるので、次回から支援してやってください。
これも「セミノネ」と同じく、3回に分けて投下したいと思っています。
噂の「全然得ろくないえちぃシーン」は次回投下の予定です。期待しちゃ駄目ですよ、本当に得ろくないから。
エンディングを変えようか変えまいか、その辺を考案中だったりします。リクエストがあればドゾー。
では今宵はこの辺りで。今からリネTやってk(ry;y=ー( ゚∀゚)・∵.
真・支援芸炸裂っ!
'`,、('∀`) '`,、
もうねぇ…どうなってるんだか…
_ト ̄|○
ヽ
.∵ ○ ノ
':. | ̄
_| ̄|○/ >
眠れない‥‥んでもって来てみたらいきなり支援芸炸裂ですかPCサマ‥‥
私のときは抜群の支援だったのに(w
865 :
836:04/08/19 02:01 ID:kSrW6mGn
>>838 続きはGJ!なんですが、それは832だと思います・・
たびたびすみません、811をお願いしますorz
>>865 またもや三国氏に無断で申し訳ないが麦の1453でドゾ!但しご本人からの
抗議が有れば即座に削除しますので。
そんな俺は
>>838のモノを取り損ねたモヨン orz
あと亀レスを幾つか…
>>809 気付いてくれますたか…よかった…(・∀・)
>>830 >炉利
メモしとこ…φ(。。)
−−= 癶(癶゚∀゚)癶 …続編投下
---Flux---
後から向日葵に聞いた所によると俺がビールを買いに外に出ている間に
とんでもない事が起こっていた。
「ふぃ〜さっぱりしたぁ〜!」
さてと…風呂上がりの一杯…って、お兄ちゃんの事言えないな…。
まぁ冷えたチューハイで楽しむ事自体は悪いことじゃないし…イイか…。
先ずは歌織の様子を伺って…って…あぁ未だなの…。
「あれあれ、歌織…ねぇねぇ…何時まで落ち込んでるの?」
「ボク…二人に迷惑ばかり…こんなのもう嫌…もっと強くなりたい…。」
「まぁまぁ…そんな深く考えない!」
「だって…今日も…」
「気にしないの!」
とりあえず一喝してアタシは冷蔵庫に向かう。
歌織ったら…未だ子供だなぁ…。
一対一で負けたのなら落ち込んでも仕方ないけど…あぁもぉ今晩は
お兄ちゃんに今まで以上に頑張ってもらわなくちゃ駄目だな。
「あんた…本当は喧嘩強いじゃない…それに今日は空手経験者が
六人掛かりだったから仕方ないでしょ?」
「やっぱりボクも…空手か合気道を…駄目ならせめて居合道…」
「ソレだけは止しなさい!!!」
さすがにコレだけは許すワケにはいかない。
怒りにまかせて家の中で日本刀を振り回す歌織・想像しただけでもゾッと
する。アタシの“楽しみが減る”だけでは済まない。
「打算的に考えても…ウチの経済状態で真剣の購入・維持なんて…ん?」
良く見れば冷やしてあったチューハイが明らかに少ない。そして現在、歌織
が握りしめている缶は明らかに見覚えの有るデザイン。
「飲んだな…。」
「あぁ…ごめ〜ん…間違えちゃったぁ〜。」
「あんたったら…昼間の一件に懲りず…わ…あ…何?」
意外にも先手を取って歌織が抱きついてきた。
「お姉ちゃ〜ん、そんなに怒っちゃ…いや…。」
様子がおかしい…しかしココで退くわけにはいかない。
「え…えぇい!学習能力を無くしたかぁ!!」
何時も通りに押さえ込んでみた。しかし…。
「ぎゃははははは…お姉ちゃん…くすぐったいよ…」
「えぇ?そんな…こんなのって…わっ…ちょっと…」
「お返ししちゃえ!」
歌織のもう片方の手がアタシの股間に侵入する。
「きゃあ!こ…小癪な真似…あぁ…開いちゃ…いやあぁ…」
慌てて腕を解き一歩退く。しかし足下がふらつき迂闊にも転倒する。
「痛たた…くぅ…小癪な真似を…」
「抱っこ〜!」
「わっ…しまった!」
飛び掛かると同時に素早く片腕を取られた。ヤバイ…この体勢じゃもう
片方の腕を取るのもままならない…早く放り投げなくては…。
「この…調子に乗るんじゃ…あ…きゃあぁ!」
「ほらほら…こうかなぁ〜?」
割れ目を荒々しく弄られまともに反撃出来ない。
「そ…そんな…何で…」
「決めたの〜!ボクがお姉ちゃんを気持ちよくしてあげるのぉ〜!!そして
今度はボクが二人をリードする、ソレが今日の御礼、決ったぁ!!!」
「そんなの…イイから離しな…あっあぁん!」
迂闊にも大きな声が出てしまう。
何でこんな…立場が完全に逆転している。
「どうして…こんなに巧い…い…いやぁ止めて…ぇあぁんっ…駄目ぇ!!!」
「お姉ちゃん…教えてくれたでしょ?ボク達の感じる所は一緒だって…。」
何故こういう事に限ってしっかり覚えているの…安易な発言に後悔するがもう
遅い。
どんどん深みに嵌って行く…。悔しいが歌織に抵抗出来ない。
「お…お願い…もう…許して…ぇあぁあ…んぁあっあんっ…」
「またまたぁ〜何で遠慮するのかなぁ〜?ほらほら…ココも…」
「え…遠慮なんて…あっ…んぁ…あんっ…助けて…お…お兄ちゃん早く
帰って…ひゃう…んぁうっ…」
「えへへ…じゃあコッチも…どうかなぁ〜?」
今度は器用に親指と人差し指でクリトリスを攻められながら同時に残りの
指で膣壁を不規則にそして荒々しく掻き回される。
もう駄目…この攻撃には勝てない…。
「く…悔しい…ぃんぁ…あ…あ…あぁあぁあぁ!!!」
あっと言う間に果ててしまう…同時に意識が遠のく。
そして気が付くと今度は部屋の中・しかも両腕を縛られていた。
「お姉ちゃん…気が付いた?じゃあ…今度は…」
「あ…コレは…って…あんた何でソレを…」
「知ってるよ〜…お姉ちゃん…ボクの為に用意してくれたんでしょ〜?」
アルコール臭を吐き散らしながら歌織は赤ら顔でアタシが予め購入して
おいたバイブレーターを握りしめていた。
「そんな…ちゃんと隠し…い…いや…お願い、寄らないで…駄目だって…
い…いやぁあぁあぁあぁ!!!」
今晩はココまでにします。
感想・リクエストお待ちしています。
カサカサ
癶(゚∀゚癶)癶 =−−
深夜の徘徊廃人孕age参上!('A`)ノ
>>839 ところでこの兄妹はどうすれば孕んだり孕ませたりするの(ガッ
>>849 完結編キタ━━ヽ(゚∀゚)ノ━( ゚∀)ノ━( ゚)ノ━ヽ( )ノ━ヽ(゚ )━ヽ(∀゚ )ノ━ヽ(゚∀゚)ノ ━━!!
へふぅ…(*´Д`)=3 とりあえず完結おめでとうございます。m(_ _)m
>>860 書き直しキタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
ラスト変えるって……頃す方向……??(((((((( ;゚Д゚)))))))ソレハチョットイヤン
>原文見てらんない。
それはきっとそれだけ貴方の文章が上達したってことですよ。( ̄ー ̄)
↓
>>861 支援芸キタ━━━━━━('A`)━━━━━━ !!!!!
>>863 チソコ斬られてるYO
>>876 リクエソトの続きキタ━━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)゚∀゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)−_)゚∋゚)´Д`)゚ー゚)━━━!!!!
歌織タンはDrinkerdと違って酒乱なんですね。
そして向日葵タンは意外に受けに弱い…とφ(..)
さて、文士たるもの文で語れッ つーワケで新作短編投下ー −−= 癶(癶'A`)癶 モウアサダヨ
題 『偽り』
ビビビっと勢いで書いたんで題と中身に整合性が無い……
アテネを見つつも、こんな時間に支援は期待せず、朝昼組にロンリー爆撃開始
↓
月明かりは雲間に暗く 街灯が道路を少しだけ照らしている夜道の中を 少女が一人歩いている。
『……なんか、こうも暗いのって、不気味っていうか……
やっぱり、お兄ちゃんに迎えに来てもらってた方がよかったかな……
最近、この辺も物騒だって言うし……』
とはいえ もう家にも近いし この公園を抜ければもうすぐだ。
そう思って 木々の影がさらに暗さを増している公園に踏み入った。
思った通り 公園の中は樹木のせいで 僅かな月の光すら減っていてさらに薄暗く
薄汚れた街灯のまばらな光のみでは 足元ぐらいしか見えない。
しかし迂回するにはもう遅く 不安を抱きながらも その中を孤独に歩くしかない。
気のせいか 何かに見られているような感じがして 怖い考えが頭に浮かんだ。
『……もし、誰かに襲われたりなんかしたら、どうしよう……
護身用品なんて持ってないし…… で、でも、こんな所に誰もいないよね……』
しかしその考えは 最悪の形で的中してしまった。
木陰の暗闇から現れた太い腕が 口に布を押し当てて 体をその暗闇へと引きずり込んでいく。
『!!!!』
布はそのまま猿ぐつわになり 両手もあっという間に縄らしき物で縛られる。
光も無い暗闇の中では相手の顔かたちすら見えず そのまま強引に服がたくし上げられていった。
必死にもがく足の力すら押さえ込まれて 足が開かされる。
恐怖で少し漏らしてしまったパンツが脱がされて 直接秘所に相手の指が触れた…
『イヤ! イヤァァ!!』
しかしそのまま入ってくるかと思った指が なぜかそのまま離れていた。
『え? え??』
次の瞬間 感じた感覚は 触られたところから湧いてくる強烈な痒みだった。
「ん、ぎぃぃぃぃ……」
口の隙間からうめき声が漏れる。
痒い 痒い かゆいかゆいかゆい カユイカユイ カユイカユイ……
いっそ血が出るほどに 掻きむしってしまいたい。
自分ではどうにも出来ない 両足を開かされたまま腰を揺すってみても何の足しにもならない。
か か か カ カ か か か 痒 痒
もう 相手に 頼む しか ……
そう思った瞬間 私の顔に月の光が一瞬射し込み 暗闇の中で相手の顔の輪郭だけが見えた。
もちろんそれだけで 誰であるかなんてわかりはしない。
けど相手からは きっと恐怖の涙でぐしゃぐしゃな私の顔が見えただろう。
『!!!!』
次の瞬間 なんの躊躇いも間も無く 秘部に重い衝撃が走った。
「んく、ふぅぅぅぅ…!」
猛烈な痒みが 痛みで解消されていく 快感が体を襲った。 そして膣を擦られる 快感も……
……初めてだったけど 痛くはなかった。 何回も体を揺すられて 力が抜けていく……
快感と痛みの感情の発露のために 轡の間から相手の肩を噛み
縄の戒めから逃れた両手で 相手の背中に爪痕を残していく。
気が付くと 一人で茂みから出た所の道に倒れていた。
……アソコからは血と精液らしきものが混じった液体が零れ、
服もカバンも破れて全身泥まみれ。 もう散々な状況で ようやく家に帰れた。
家に帰ると、真っ青な顔をしたお兄ちゃんが介抱してくれた。
膣内の出血はもう止まっていたけど 体のあちこちには生々しい痣が残っていた。
そして心の傷は 治しようがない……
暖かい体が 慰めるように 守るように 横に居てくれている。
でももうそんなのじゃあ この恐怖は拭えない。
私はお兄ちゃんに襲いかかるように 覆い被さっていた。
涙を流しながらする口づけ 突き上げて揺する腰の動き
撫で回り 抱きしめ合う手の動き 伝わってくる荒い吐息と汗の匂い
月明かりに 少しだけお兄ちゃんの裸体が見えた。
その首筋にある生々しい歯形と 背中に滲む 付けられたばかりの引っ掻き傷。
そしてその全てを 私は抱きしめていた。
以上です。
なんつーか…… 書いといて何だがレイプ(・A・)イクナイ!!
愛してこそ女、愛でてこそ妹。 そして孕ましてこそ(ry
そろそろ甘くて明るいのネタだししないとなぁ
サーテネルカ
癶('A`癶)癶 =−−
HEY!YO〜!・・・ゴメン、無理w
49 小物 4521.zip パスはいつものアレ
>>ドリンカ氏
@〜全部入れてます。今回はこの形式でいくつもりです。
他も方も含め、うっとうしかったら一つずつバラでいきますんで、おっしゃってください。
ていうか、何気にちょびっと手を入れたりしてるトコもあるんですがw
>>孕嬰児氏
レイプマン、イクナイ!wあと、孕んだり孕まされたりな展開には多分なりません
そういうのは俺や230師匠以外に頼んだ方が・・・w
・・・ハッ!もしや、リレーコラボSS第二弾!?w
>>230氏
ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメ(ry
ちゅうわけで、師匠のエロイやつ期待してますw
ていうかさ、836氏の言ってた>811のSSってどんなんだっけ?
自分でうpしといて覚えてませんw
>>860@230さま
お願いだからエロなしでもいいから大甘なエンディングのが欲しいです(w
>>876@PCさま
ここでは珍しいレズプレーイキタ━━━━━━ヽ(≧∇≦)ノ━━━━━━!!!!!
さらにエロエロになるのかな‥‥ドキドキワクワク。
>>888@孕ageさま
レイープヽ(`Д´)ノいくない!(w
しかし、どうしてネタがかぶるかなぁ‥‥
次作は「お兄ちゃんに襲って欲しいと思ってる妹」をネタに書こうと考えていたのに‥‥ (´・ω・`)
感想はこんなところにして、『年上の妹』をメル欄のところのup1344.zipにうpしておきました。
パスはいつものやつですので、宜しかったらどうぞ。
893 :
836:04/08/20 02:27 ID:D6K0J8wr
>>888 レイープものが
o
キタ━━━━━━o_ /)━━━━━━!!!
/<<
死人が出なくてよかった…何せ始めて角煮で読んだレイープものは(以下略
>>889 了解しますた。そして頂きますた。
>>892 頂きますた。
>ネタがかぶる
ナカーマ ガ イパーイ━━ヽ(´・ω・`)人( ´∀`)人( ;´Д`)ノ ━━!!
どーも。すっかり夜勤体質です。てへw
49 小物 4783.zip パスはいつものアレです
こんな長いの書いたの初めて・・・・・イヤン♥
>FXD氏
頂きました
ところで、氏の作品で唯一読んでなかった、9番のやつ。
勇気を出してw読んだですよ。
何というか・・・・・変な気分・・・悪い意味じゃなく。
娘を嫁に出した父親のような・・・違うか・・・まぁいいや。
ていうか・・・・・ゴメンね、エロくなくてw<皆様
897 :
94:04/08/20 17:48 ID:seZO1r0G
1ヶ月遅れで非常に心苦しい面持ちですが、
>>95>>96以下諸氏に御礼申し上げます。
本当なら礼と一緒に何か書くべきだったのかも知れませぬがウァァァァ・・・
>>892>>894 >かぶった
Σ(゚д゚lll)ガーン
ええと、いまある使えそうなネタは……
:お兄ちゃん嫌い妹
:壊れ系入院妹
:アルビノ妹
どれかがもしかぶってたら自粛しますんで…
>>895 惜しいぞお兄ちゃん(w
そしてガンガレ もっとエロガンガレ
>>897 無理せずレスして 時々名無しが皆無に見えるんだヽ(´ー`)/
>>896@三国さま
やはり私のSSだけ浮いてましたかねぇ‥‥
私の作風とお二方のそれとはまったく違うので、イメージを壊してしまったかも知れません。
>>898@孕ageさま
かぶってもいいかなと思いなおす今日この頃‥‥
同じネタでも書き手の優劣ではなく、どのように話にもっていくかといった視点で
読み比べてみるのも、面白いのではないかな‥‥と思う次第であります。
浮いてるとは思いませんよ。違う人間が書いてるんですから、イメージも作風も違って
当然でしょう。
さ、続きでも練るか・・・
練ってきました。
49 小物 5026.zip パスはいつものアレです
エロが足りねぇ!とおっしゃるあなた!
妄想するのも、エロいの足して投下するのもあなたの自由です!w
ワタシニャー コレイジョウ ムリデスゼ ダンナ・・・・・
保守孕
おにいちゃん・・・・・さみしいよぉ・・・グスン
お兄ちゃん遅いなぁ・・・・早く帰ってこないかな・・・・(´・ω・`)
まぁ待て、今短編書いてるから。
今から1時間以内に投下しに来ますよ。だからちょっと待って…いや、期待はしないでね?
49、変なパスワード画面が入るようになったけど何あれ。
はい、宣言通りに投げ込みに来ましたよー。
ではれっつごー。しかし皆どうしたんだろう…?
両手を組んで。
強く握って。
顔の前に構えて。
祈りを捧げる。
私の目の前には、何もないのだけれど。
祈りを、捧げるの。
小さな声で、たった一言。
告げたくても、告げられない願いを。
言いたい。でも、言えない。
誰も盗み聞く人はいないのに。
誰も覗き見る人はいないのに。
何故か、声が出なくて。
胸の奥が燃えて。
我慢しきれないほど熱いのに。
どうしようもできない。
夢と、救いを求めて。
少女は手を組み合わせ。
蒼白を仰いで、涙を流す。
彼女を縛る、その一言。
「愛してください、お兄ちゃん」
束縛は、いつか解かれるのだろうか―――。
…以上です。それにしてもホント、皆どうして来ないんでしょうね…?
時期的に忙しいのもあるんだろうけど、がんがって足りない得ろ分を補給してくだしぃw
長編はまた今度モッテキマス。では今宵はこの辺りで。くまー!
>>901 頂きますた。アットホームなファミリードラマ風なムード実に(・∀・)イイ!
あとはゑ炉素を(以下略
>>912 “叶わぬ想い”に特化しますたか…コレも(・∀・)イイ!
それにしても続きが遅くなって非常に申し訳ない次第ですorz
でも途中放棄はしませんのでご安心を。
話のネタに、まぁ聞いてくれよ。今思えば、なんて凄い歌なんだと思うね
父兄参観で、妹がこの曲あわせてHなお遊戯を強要されてる様を、考えただけで
お兄ちゃんの、股間は、爆発しそうだよ
結んで、開いて。手を打って、結んで
マタ、開いて。手を打って。その手を上に。
お日様キラキラ お日様キラキラ お日様キラキラ また明日
(意訳)
いきなり拘束、胸をはだけさせる。大声を出されないように、猿轡を絞める
股を開かせ、陵辱行為開始。抵抗するので、腕をねじり上げ言う事を聞かせる
口では嫌がっても、体は反応してしまい、ついに絶頂を迎えてしまう。
薄れる意識の中、明日も続きをヤル事を告げられ、気絶
最近の教育の現場は歪んでますな!!!
ボクモツレテッテクダサイ
>>向230氏
今回は逝っちゃわなくてよかったですw
>>901@三国さま
おぉ、なんとかゲトできた。やっぱ胸チラは萌えの基本です(w
>>906 私は普通にDLできましたよ。もしかしてZipのパスワードの事ですか?
それでしたら、ここのスレタイですんで試してみて下さい。
>>912 う〜ん。この雰囲気は230さまじゃないと出せないなぁ(・∀・)イイ!
この切なさを生み出すコツをぜひ伝授して欲しいと思うのは私だけじゃあるまい。
>>914 к1さまお久しぶりです。そういや工房時代にこんな風に歌ってた椰子がいました。
結んで、縛って、ローソクたらして鞭で打つ。
股開いて、腰振って、女の中に〜♪
‥‥下品でゴメン_ト ̄|○
>>908-911の作品書いてたら、衝動的にインスピレーションが湧き上がってきますた(・∀・)
連投になってしまいますが、冷めないうちに今から投げ込みたいと思います。
どうして、今まで。
気付かなかったんだろう。
傍にあった、この優しい光に。
手を伸ばせば届く距離で。
ずっと見守ってくれていた。
この、壊れそうなほどささやかな光に。
今までは、何の考えもなしに。
ただ強い光を追い求めてきた。
輝くものほど、遠すぎるというのに。
きっと、あまりの光に目が眩んでいたんだろう。
あれしか見えていなかった。
そして、僕は道を間違えた。
光を掴み損ねて、肩を落とし。
憂鬱な時間を過ごしたとき。
君は、傍で微笑んでいてくれた。
その儚げな輝きが。
何故か鬱陶しくて。
振り払った日のことは、今でも覚えている。
でも、その光は逃げなかった。
振り払っても、こっちが逃げても。
ずっと傍にいて、微笑みをくれた。
本当は、気付いていたんだ。
あの光から逃げたかったのは。
真実の輝きをしていたから。
僕のためだけの、光。
僕にだけ輝いてくれる、君。
僕の傍でいつも微笑んでくれた、妹。
求めてもいいのかな?
儚くて壊れそうな、その想いを。
今、愛しき光を求めて手を伸ばして…。
…以上です。本当は直打ちアタックをしようと思ったんですが、ちょっと練ってみました。
前の作品は妹サイドでしたが、今回は兄サイドで話を展開してみました。
イメージの原型は
>>712-720「cigarette」(五日野梟氏 作)ですね。今更そこからイメージかよって感じですが(;´∀`)
氏の作品は結構好きなタイプだったりするので、いつか忠実に短編化したいなーとは思ってます。
>>914 (;´Д`)
>>915 「逝く」って言い方をカタカナで書くとえちぃですよねっ!
だから私の作品は実は全部えt(ry
>>923 相変わらずエロはなくともほのかな暖かさと優しさに溢れてるなぁ‥‥こういうのに弱いんですよ、私。
しかし、私の下品なカキコの後にこんな爽やかなSSを投下しなくたって‥‥
||
∧||∧ アイキャンフラーイ・・・
( / ⌒ヽ
| | |
∪ / ノ
| ||
∪∪
:
-====-
⊂⌒~⊃。Д。)⊃ネムー
>>908-911 >>918-922 即興でこれだけ書けるとは…… ボクニハトテモ(ry
>914
工エエェェ(*´Д`)ェェエエ工
よし! 起きたらエロ分投下しよう!!
というわけで
>>926さん!
『銀月』か 『病院』か、 どっちを先に投下するかを選んでくれい。(2つとも仮題。結局両方投下予定。
わーい、選んじゃうぞ〜w
んじゃ『銀月』で
やっぱそっちか…
では『銀月』…正式タイトル『銀ノ月ハ 闇ノ中デコソ 輝ク』です。
↓
彼女が、唯一その心と体を休められる場所…兄の居る家…に帰ってきてまずする事は、
その身を被う仮面と化粧を剥ぐことだった。
「ん、おかえり。」
「あ゛〜 ただいま〜」
ぼふっ と音を立ててカバンと何かの固まりが机に放り投げられる。
「……コレも冬ならまだいいけど、さすがに夏は暑いね。
つーか今年のは異常気象でしょ。」
「そうだな。」
返事をしつつも目の前に拡がる銀色に思わず目を奪われる。
彼女は…妹は、銀の輝きと、赤い残光を振りまきながら、目の前を通り過ぎていた。
普段の、一見ごく普通の茶色がかった髪は、実は先ほど放り投げられたカツラであり、
その下には透き通る銀色の綺麗な髪の毛が拡がっている。
瞳もカラーコンタクトで隠しているが、本来は血が薄まった赤色をしていた。
妹はいわゆるアルビノ…自然界では白虎などに代表される、色素欠乏症なのだ。
「あ〜 それより冷房かけて早く!!」
「はいはい。」
「シャワー浴びてくる! カーテン閉めて部屋を冷やしといてね!!
ホントに今日って暑〜〜!!」
……いまはすこぶる元気そうだが、幼い頃の妹は本当に病弱だった。
遺伝子の異常が原因で、光が透き通るような銀髪と紅の眼を持って産まれた妹は、
何度も内臓の病気を発症しては、その命の危機に会っていた。
ようやく家で過ごせるようになっても、
夜な夜な苦しむ妹を朝まで励ました事も数え切れないほどにある。
「か〜〜 冷房、涼しい〜〜〜!!!」
「そんな格好で出てくるなよ。 ちゃんと体拭いたか?」
「大丈夫だよ〜 それにどーせカーテン閉めてるから見えやしないし。」
その染みも色素の一つすら無い、純白の雪ような肌は太陽光線に弱い。
ちなみに昼間に学校に行っているときは完全UVカットのクリームで防御している。
全裸で水分補給をしている姿に、まるで女神の沐浴を覗いているかのように見とれてしまう。
その肌に、拭き残しか汗かの滴が、さらに光を纏わせていく。
「ん? ……お兄ちゃんのH。」
「……なんだよ。 いまさらそんなので恥ずかしがるようなキャラじゃないだろ?」
「はぁ? 何その言い方。ちょっと心外。」
「んじゃせめてなんか着ろっての。ちょっと目の毒だ。」
「なによ。せめて『眼福』と言いなさいっての。」
とりあえずシャツを着込ませる。
……なんでそこで俺のを着るのよ。
「裸よりもこっちのが萌えるでしょ?」
「……お前の裸なら見飽きてるよ。それこそ穴の開くほどにな。」
「……そりゃそうだよね。毎晩、だもん。」
妹と『そういう関係』になったのはわりと最近になってからだ。
しかしそれよりも以前に、俺は妹に家族としての愛情以上の物を抱いていたようだった。
あの輝く銀色の髪を、紅く映える瞳を見る度に、恋し、愛するようになっていた……
「ん……」
「ん〜〜」
口づけるときは妹の方から積極的に舌を入れてくる。
そういえば、誘ったのも妹の方からだった……
支援w
その日の妹は、珍しく一人で寝たいとか言って布団に潜り込んでいた。
その時にはあまり変には思わなかったが、
夜半になって、どこからともなくすすり泣きが聞こえてきた。
妹だ。あいつが泣いている。
俺は迷わず部屋に行って、その理由を聞いてやった。
『……私がね、違うから、ヤなんだって……』 『?』
『……この髪も、この目も、病気でなったのに…… みんなと違うから…嫌われるの…?』
その頃にはすでに自らを偽り、装うことをしていたはずなのに……
『誰かに、話したのか?』
『……友達になりたいって、言ったから…… だから、話したのに……
やっぱりみんなと違うから……
私は、そういう……バケモノだから……』
『!! そんなこと言われたのか!?』
『…………。』
妹は、ただ泣き続けるだけだった。
『あのな、少なくとも俺はそんな風には思わないぞ。
お前の髪も目も、確かに病気のせいでそうなったけど、ホラ、こんなにキレイじゃないか。』
どこからか漏れている月明かりを受けて輝いている銀髪。それを一束手にとって見せる。
『……お兄ちゃんは、慣れてるからそういうことが言えるんだよ。
知らない人たちには…それはやっぱり受け入れられない…』
また泣き伏せるように胸に顔を埋められる。
『そんなこと無いって。 な。』
しょうがなく、銀色に輝き続けている頭を優しく撫で続けるしかなかった。
『……お兄ちゃん、だけが、わかってくれてる……
……だったら、お兄ちゃん、だけで、いい……』
甘えから、だけとは思えないその言葉が、何だか危険に思えた。
『大丈夫。お前をわかってくれる人は他にもいるって。』
『……私は、お兄ちゃんが、いい……』
『そうか…… じゃあ今はそれでいいから、元気出せよ。 な。』
そう言って離れようとした体を、妹の手は離そうとしていない。
『……どうした? 一緒に寝て欲しいのか?』
『……うん。 けど……』
さらに体が引き寄せられて、ピンポイントで唇と唇が触れ合った。
『な! なにすんだよいきなり!!』
(*´∀`)
『……お兄ちゃんは、私の事、好きなんでしょ?』
『……そりゃ、まあな。』
『……わかってるよ。 妹だからじゃなくて…… 妹なのに、好きなんでしょ?』
『……。』
『私、も… お兄ちゃん、好き……
だから…… お兄ちゃん… おね、がい……』
紅い瞳で見つめながら、銀の光に包まれた体が擦り寄ってくる。
『私を…… お兄ちゃんのものに…… して……』
俺は、その小さく震える肩を抱き寄せ、力一杯抱きしめていた……
あの時と同じように、二人の体が重なり合う。
一つ違うことと言えば、今は妹の方が上になって動いているという事ぐらいか。
「ねぇ…ねぇ!お兄ちゃん!
ハァ、ハァ… 私の体、キレイよね?
お兄ちゃん、私のこと好きだよね!?」
「……ああ、お前のこのキレイな体は、全部…大好きだよ。」
「嬉しい!うれしいぃぃ…」
いつの間にか日は沈み、どこからか照らされる月明かりが、二人の体を浮かび上がらせる。
その光は、妹の肌に反射してさらに白さを際だたせ、
落とした影が、俺の体を黒く染めていた。
「お兄ちゃん、もうイクよ…! 出して… イッパイ中に出して!!」
その深紅の目の輝きが、さらに快楽を引き出させ、精神を爆発させるかのように弾けさせた。
「んぁぁぁあああぁぁぁぁ……」
「……やっぱり、膣内で出されるのが良くないかなぁ……」
「……まだ生理来てないのか?」
「うん。 でなきゃ妊娠したってウソつくし。」
「……物騒な事言うでない。」
「……でもまだ生で出来るからいいでしょ?」
「そういう問題でもないよ……」
二人の体が、眠りにもつかずにまた絡み始める。
「……お兄ちゃん、もう一回……」
「……毎日それだけして、よく朝起きれるな……」
そして体力の尽きるまで、妹に、全てを……
(;´Д`)ハァハァ
「あ、は…… お兄ちゃん、まだ、出てる……」
……俺の中の『白』が妹の中に入り込んでいく……
……そして、妹の中の『黒』が俺の中になだれ込み……
……彼女は、月の光の如く、ますます白く輝いていく……
……それは、影が少しずつ消えていく、満月に似て……
終わり
以上で糸冬
FXD氏と向こうの230氏は支援乙です。
『病院』こと『白いオリの中』はもうちょい後で。
禁酒ならぬ禁ゲームしてSSに集中するか……
孕ageさま、おつかれでした。
出だしから銀髪+紅い瞳ってことでで吸血鬼ネタ?と思った私はあさはかでした(w
月の光に照らされる淡雪の肌とシーツの上で乱れる銀髪の妹の姿を妄想してみる。
⊂⌒~⊃。Д。)⊃‥‥萌えた‥‥
アルビノ妹
─┼─ /\ ───┐ /^ ゝ/^ ゝ
─┼─ ノ\ \──┐ ∧_∧ ─-┐ | / / // /
.| ヽ/ |/ アアァァ| ・∀・ |ァァアア |/ |/ // //
| / 丿 丿 / ο ο
こういう独特の雰囲気を醸し出す背景こそ誰かにCG化してもらいたいもんですな…。
そして何やら
>>942-943が非常に気になったのは内緒…いや決して炉(以下略
関係ないが本日は右腕石灰上皮腫摘出・さっきから麻酔が切れて痛ぇ…。
よーしパパ恐ろしいことしちゃうぞー。
>>934-944(『銀ノ月ハ 闇ノ中デコソ 輝ク』)を短編化。
直打ちで。
ナ,(;゚д゚)(゚д゚;)(゚д゚;)ナンダッテー!!(3回目)
それじゃあ、今からいってみようか。
いたん 【異端】
正統から外れていること。
また、その時代に多数から正統と認められているものに対して、例外的に少数に信じられている宗教・学説など。
人間とは、かくも弱くある。
自分たちと同じものに対しては媚び諂うくせに。
違うものには、ありとあらゆる負を感じるもので。
黒の中の白。
同類から弾かれた少女が、一人。
色が足りない。
ただ、それだけで。
ノゾンデコウナッタノデハナイノニ。
傷んだ少女の心を癒せるものは。
暖かな抱擁と、失くしたものを埋める「何か」
足りない色を補おう。
欲望、願望、羨望、展望、希望。
君の望む色を、気の済むまで与え続けてあげる。
俺の色が枯れ果てるまで。
ずっと。
…以上です。うーん、どうにも難しいですね。やっぱり練ってきたほうが良かったかな…?
>>945 グジョーブ。個人的に大好きですよ、こういう系列の作品。
やはりというか、得ろ分もしっかり入ってるし…越後屋、御主もなかなかにゑ炉よのぅ(w
あ、あと勝手に短編作ってごめんなしぃ。出来悪いですが(´・ω・`)
触発されて、オッドアイ妹でも書いてみようかな…上手く出来るかは知りませんが(;´∀`)
>>947 日帰り手術してたんですか… お大事に……
>>948-952 直打ちキタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
なんとまあ早いこと……
ヤベ!書きかけの長編なんて一ヶ月経ってるのに全然出来てねえ!!(なのに次の長編が頭にあるし……
>エロ
21禁板でエロくないなんてうわなんだおまえらやめ
孕ageさまの『銀月』に触発されて、サイドストーリー的な短編を書いてたんですが‥‥
230氏に先を越された‥‥_| ̄|○
それでも折角なんで、強引に投下します! 題して『白いカラス』
泥にまみれる真っ白カラス。
姿形は同じでも、白いカラスはつま弾き。
だから汚して自分を隠す。
ワタシハ ミンナト オナジナノ。 ハネガ チョット シロイダケ・・・・
泥にまみれた真っ白カラス。
同じ振りして近付くけれど
紅い瞳が邪魔をする。
オマエナンカハ ナカマジャ ナイヨ・・・・
泥のはがれた真っ白カラス。
ひとりぼっちで家路を急ぐ。
早く帰ろう、お家へ帰ろう。愛しい人が待っててくれる。
ワタシヲ アイシテ クレルノハ イエデ マッテル アナタダケ・・・・
泥を落とした裸のカラス。
優しい兄に愛されて
カラスの涙がようやく止まる。
オニイチャン ワタシヲタクサン アイシテクダサイ・・・・
END
今回は少々、韻を踏んだ文章にしてみました(踏めてねーよ‥‥)
そしてキーワードは‥‥異端の証。白いカラス号。ハカイダー。カワサキ・マッハ・?。(スリー)‥‥
わかる人にしかわからないキーワードとネタでごめんなさい。
孕ageさま、勝手にネタにしてすいません。それにしても‥‥230さん、早っ! 早過ぎっ!
おまけにネタがかぶってるし、当然、私の方がヘタレなSSだし、さらにエロもなかった‥‥ 逝ってきます‥‥
;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
ところで、もうそろそろ次スレ用テンプレ案とか考えませんか?
それで970あたりで建てるってのはどうでしょうか。ご意見、お聞かせください。
よーしパパこっそりいくつかスレタイ案だけ出しちゃうぞー。
・【届かない】【この想い】
・【手と手】【背と背】
・【兄貴と】【ワタシ】
…うん、3つ目は冗談ですよ?
_| ̄|○ ゴメンナサイ
>>959 そうか、鴉と来ましたか…って、私の作品より余裕で(・∀・)イイ!!と思うんですが。
先に謝っときます。ごめん。呉兄様も真似してゴメンナサイ。
tp://anu.s7.x-beat.com/up/src/up1397.jpg
>>961 イイヨーイイヨー(・∀・)
孕age氏の作品の雰囲気を上手く捉えた逸品だと思います。
>>954-959 銀月…ブーム?(´д`)
ここまで萌えを喚起させられるとは、いいネタ書けたと思えます。
>>960 【隣から】【うめき声】
アンアン
>>961 。 。
/ / ポーン!
( Д )
* * * *
* * * * * *
* * * *
パーン!
( Д )
皆様、GJ!
>>952 >>959 >>961 連携作品が立て続けに
キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)人(;´Д`)ノ━ハァハァ━━ !!!
乗り遅れた…って俺には書けませんが…OTZ
いやぁこうやって皆様が奮起してくれる作品が出来るって羨ますぃのぉ…
>>959-960 次スレですが“
>>1の4: ”に従えば向こうの230氏の出番なんですが
作品投下中もカウントしてイイのかどうか…あともしもスレ立てでハジかれた
場合は随時代行します。