1 :
立教大 :
2001/04/21(土) 01:48 最近、大学で戦争に関する講義が多いと思います。 えーと、うちの大学の法学部だと、2ちゃんでは「サヨ」なんてたたかれるような 先生ばかりのイメージがありますが、 去年は臨時で、なんと戦時国際法の授業がありました。 僕は学年の関係上履修できなかったんですが、履修した人によると 先生は防衛大からきた非常勤の先生で、そのコネで、みんなで富士総合火力演習を 見にいったそうです。うらやましい。 ここにいる大学生2ちゃんねらーの学校では、軍事に関してどんな授業や 研究がありますか?
2 :
名無し三等兵 :2001/04/21(土) 07:16
>コネで、みんなで富士総合火力演習を 見にいったそうです。うらやましい。 ちくしょう、いいなあ。 俺なんか、抽選に申し込んだけどはずれたよ。
3 :
名無し三等兵 :2001/04/21(土) 09:22
普通、どこでも軍事や自衛隊は「最低」と見下されます。 だから、軍事は自分でこつこつ独学してます。軍事教えてくれる親切な 「先生」なんて防衛大学だけでは。 まして、研究なんてどこもやってないはず。
4 :
名無し三等兵 :2001/04/21(土) 09:24
うちの大学で西洋史と称してナポレオン戦争史をやっていた。 それで締めのレポートが近代以降の戦争会戦などについて調べ それについて自分の考察を述べよというもので、最低枚数が A4紙40枚というボリューム、ナポレオン戦史好きにはたまらないが、 大部分の人間はアウトで、今年はなんか19世紀フランスの マスコミメディア?とかいうつまらない講義に変わっちまった。 残念だ・・・・・去年は必修が入っていて取れなかったの・・・・・
5 :
名無し三等兵 :2001/04/21(土) 10:07
/ ̄ ̄ ̄ ̄\ / ● ●、 |Y Y \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | | ▼ | <独流経済学って軍学からの派生じゃなかった? | \/ _人.| \__________ | ___ノ \ ./ | | | (__)_)
6 :
名無し三等兵 :2001/04/21(土) 10:23
大学時代、欧米経済史のゼミにいたけど、ドイツの農業がらみの経済史が 専門の先生にもかかわらず、一人が軍需産業史、一人が戦時中心の自動車 産業史をやったな。 軍事そのものではないけど、そういう周辺の研究は多いと思う。 なんだかんだ言って、特殊で面白い事例だし。
7 :
名無し三等兵 :2001/04/21(土) 10:24
8 :
名無し三等兵 :2001/04/21(土) 11:13
どっかの大学で国際政治学部の中でなんかやってなかったっけ?
9 :
名無し三等兵 :2001/04/21(土) 11:15
10 :
名無し三等兵 :2001/04/21(土) 11:16
史学で十分
11 :
名無し三等兵 :2001/04/21(土) 11:20
人類の歴史は戦争の歴史〜♪
12 :
名無し三等兵 :2001/04/21(土) 11:53
哲学科で、卒論のテーマを「戦争論」にしてしまいました。 教授からは、「面白そうだからやれ」と期待されてるので、 退くに退けません。 何か、この分野で良い資料や論文をご存知の方いらっしゃったら、 教えてもらえないでしょうか。
13 :
名無し三等兵 :2001/04/21(土) 12:01
14 :
名無し三等兵 :2001/04/21(土) 12:07
>>13 12が言ってるのは元祖のことじゃないのか?
15 :
>13 :2001/04/21(土) 13:17
ギャグだとしたら面白かったよ。
16 :
名無し三等兵 :2001/04/21(土) 14:23
>>13 まさか・・・コヴァが書いたのしか知らないとか・・・?
17 :
1 :2001/04/21(土) 21:20
>12 それって、クライゼヴィッツの『戦争論』について書くの? 哲学に役立つかわからないけど、猪口孝子「戦争と平和」はよい。 戦争を人類史のなかで巨視的に分析してる。
18 :
1 :2001/04/21(土) 21:28
>3 どうかな?俺も前はそう思ってたけど、最近はそうでもないと感じる。 昨日もゼミの先生に、「原爆と水爆の違い、戦術核と戦略核の違いを ちゃんと説明できるか?」ってつっこまれたよ。 少なくとも国際政治やるのに、軍事常識は必須だもんな。
19 :
cue :2001/04/21(土) 21:56
>18 自分も似たようなことを、質問されたことがある。 「外に向かう爆発、内に向かう爆発、、、、、」と説明していった。。
20 :
ナナシニコフ :2001/04/21(土) 22:17
アタクシも立大法科出身(’99卒)だけど、 いつの間にそんな凄い講座が出来てたんスねぇ・・・ 政治学系の教授じゃあ、T畠はじめその系統は概して左がかってたし、 比較的保守のK岡(読売新聞ウラ論説委員)は東大に引き抜かれたし、 かつての”マル経の牙城”経済学部とともに”第2のH大”(M大のほうが近いか?もっともうち学生はノンポリ多いし)化すると思ってたんだが。 ま、もっとも戦時国際法抜きの国際法なんて、契約関係抜きの民法みたいなモンですからねぇ。 それにしても時代は変わった。・・・
21 :
名無し三等兵 :2001/04/21(土) 22:25
K岡せんせー尊敬してたのに・・・ 灯台にいっちまった。残念だ。
22 :
B :2001/04/21(土) 22:36
帝京大学の志方俊之ゼミでは、教授が仕事で使った「本物」の資料 が使用されました。ちなみにゼミでは「中台紛争前夜までの状況」の 資料を使い、日米中台露韓・ASEAN・EU各国の対応の予想と討論を行い ました。濃い内容だった。 >18 同意。政治経済軍事は切り離して考えてはいけませんね。
23 :
>18=1 :2001/04/21(土) 22:42
>猪口孝子「戦争と平和」はよい。 そんな知識レベルでは、この軍事板では笑われるだけ。 猪口邦子は相互確証破壊理論のイロハも分かっていないし(58〜59ページ)、 「パール・ハーバー攻撃のときの日本軍部の戦局の予想も三ヵ月という 楽観的なものであった」(91ページ)なんて書いているイタい本だぞ。 他にも笑える記述は多数ある。 猪口邦子は、祖父が超大物学者(横田喜三郎)だから、 大学の世界では誰も批判できないだけだよ。
24 :
B :2001/04/21(土) 22:44
22で書き忘れました。 日米中台露韓・ASEAN・EUを各人に割り当てて予想・討論しました。 しかも政治・経済・軍事担当と分けて分析させました。 >20 「戦時国際法抜きの国際法なんて、契約関係抜きの民法みたいなモン」 上手い言い方ですね。でも、法学部以外の人には分かり難いですね。
25 :
名無し三等兵 :2001/04/21(土) 22:49
>かつての”マル経の牙城”経済学部 そういやチュチェ思想研究会のドン、井上周八がいましたな。
26 :
ナナシニコフ :2001/04/21(土) 23:58
>>25 さん
>井上周八
あひゃひゃひゃひゃ・・・
そうそう、なんせ”国際金日成平和賞”受賞者!!(爆笑)
27 :
禁断の名無しさん :2001/04/22(日) 00:06
そんなイカス講義をやるような大学にいけばよかった・・・(泣)
28 :
名無し三等兵 :2001/04/22(日) 00:09
>帝京大学の志方俊之ゼミ 帝京の志方教授と言えば、元陸自の北部総監だった人ですね。 まさに”本物”の講義が受けられるとは羨ましい。 そういや、今は石原知事の参謀もやっているようだけど、教授稼業と一緒だと多忙だろうなあ。
29 :
12 :2001/04/22(日) 10:29
>17さん はい、もちろんクラウゼヴィッツの方です。 正確にはクラウゼヴィッツ中心に色々、と言う感じでやるつもりなんですけどね。 猪口孝子「戦争と平和」ですか、読んでみます。 23さんのおっしゃられてるような間違いには十分注意して。
30 :
B :2001/04/25(水) 23:09
>28さん 多忙も多忙。教授と防災担当参与(副知事と同格らしい)の他に10以上の仕事 を持っているので講義の後はすぐに帰ってしまう。 志方先生曰く 「富士総合火力演習なら向こうから招待状が来るように手配してやるよ」 ・・・仕事を無理にでも休んで行くべきか。それにしても凄い先生に師事し たもんだ。自分の運に感謝するべきかな。 >27さん 志方教授の講義なら他大学の人でもOKですよ。帝京大学学生のふりして 教室に入れば大丈夫。証拠に「登録人数より教室にいる人数が物凄く多い」 事が頻発しています。どうやら近所の都立大・中央大・明星大から来ている らしいです。
31 :
大●文●大学 :2001/04/26(木) 01:29
軍事とは直接関係ないけど… 今日の「西洋史」の講義、1時間半たっぷりつかって歴史教科書の悪口言ってた。 批判じゃなくて、悪口。 なんでこんな授業とっちまったんだろ、鬱だ… 漏れも帝京にもぐりこむか…(w
32 :
28 :2001/04/26(木) 16:51
>31さん うちは法学講義が酷くて、教授が書いた”裏切ったな社会党!(自衛隊容認したことね)” 的な愚痴ばかりの教科書買わされました(涙) 歴史教科書をどうこういうより、頼むから自分の書いた教科書まともにしてくれ。
33 :
京大・ケンブリッチ留学 :2001/04/26(木) 16:55
頭の悪い者同士何話てんの?
34 :
31 :2001/04/26(木) 23:01
今日の「憲法」も酷かった!! 最初に配られたプリントに、幾つか新聞の切抜きが。 「掃海部隊海外派遣…」「小泉氏、靖国参拝…」「歴史教科書…」 もちろん朝●新聞。誰かどうにかしてくれ…
35 :
名無し三等兵 :2001/04/26(木) 23:06
>>1 自分の大学では国際法の講義で、満州事変、日華事変、ノモンハン事件などが
今週出ました。
来週もこのような興味のある軍事関係の講義ができるのでは・・・
と、わくわくしています。
36 :
東大生 :2001/05/05(土) 03:15
他の科目の一環で軍事を扱う程度じゃ甘い甘い。
1999年度夏学期、東大教養学部前期課程「近現代史」なんて、
サブタイトルが「日本近代軍事史」、正面から軍事を扱っている。
教官も軍事史学会の理事をされている鈴木淳助教授(現文学部助教授)。
内容は幕末から終戦までの日本陸海軍の変遷。面白かったよ。
アプローチとしては戸部良一・著「逆説の軍隊」(中央公論社)に近いかも。
授業では海軍も扱ったけど。
>>20 T畠さんもK岡さんも2人とも元は東大法学部出身だよ。
T畠さんは多分東大を定年になって立教に移ったんじゃないかな?
K岡さんは逆に立教で教鞭を取ってから母校に帰ったんでしょう。
東大法学部の政治学って概して左がかっているんだよね。
国際政治学/史にしてもヨーロッパ政治史にしても計量政治学にしても。
まともなのは日本政治外交史と教養学部の国際関係論ぐらい。
T畠さんは左がかった計量政治学の出身じゃないかな?(記憶があやふや)
K岡さんがリアリストなのは日本政治外交史の出身だから。
最近の東大法学部は政治過程論がアメリカ帰りの蒲島さんになったりと
政治色が薄まっているけど、やっぱり京大法学部の現実主義的政治学と
比べると左寄りなのは否定できないね。京大と政治学者を入れ替えて欲しい。
37 :
名無し三等兵@アメリカ留学中 :2001/05/05(土) 03:22
今、留学先の大学で「World War U」という授業取っているよ。 内容は第二次世界大戦の戦史。ホロコーストとか戦争責任とか、 日本の学者が好きそうな左翼的トピックじゃなくて、正当な軍事史。 うちの大学にはこの他にも、 「ヨーロッパ戦争史T(ルネッサンス〜普仏戦争)」 「ヨーロッパ戦争史U(普仏戦争〜第二次世界大戦)」 「アメリカ軍事史T(植民地時代〜第一次世界大戦)」 「アメリカ軍事史U(第一次世界大戦〜ポスト冷戦期)」 「冷戦期とポスト冷戦期における安全保障政策」 と軍事系科目が目白押し。いい大学に留学しました♪
38 :
ヴァカダ生 :2001/05/05(土) 04:36
>>37 それはどこの大学でしょうか? アメリカですか?
英語圏の大学なら私も留学したい・・・
>>24 「ロールプレイ」ってやつですか?
シミュレーションゲーマーにはよだれが出るほど羨ましい授業だ…
40 :
42式 :2001/05/05(土) 07:25
>>39 ロールプレイ=演技(そりゃかなり意訳してるけどさ)なので
「シミュレーション」とか「図上演習」の方が適当と思われ。
秦先生って日大じゃなかったっけ? 誰か情報もってない?
>>40 確か秦先生は日大の法学部。
この人も東大の出だから、そのうち東大逝くかも。
42 :
ヴァカダ生 :2001/05/05(土) 18:01
>>40 確か、アメリカのどっかの大学では国際関係論の入門ゼミで「ディプロマシー」
を使って授業をしたことがあったみたいだね。
>>39 >「ロールプレイ」ってやつですか?
おそらく「テーブルトーク」ではないかと思います。
44 :
海の人 :2001/05/05(土) 18:04
湾岸戦争のときに、SIMULATOR誌が戦役の趨勢予想をだしていたけれど、 あのレベルのって国内の民間では、その後存在しないんだろなぁ。
45 :
G_Tomo :2001/05/05(土) 18:17
46 :
名無し三等兵@アメリカ留学中 :2001/05/06(日) 03:23
>>38 アメリカ中西部の某州立大学です。
ちなみに「ヨーロッパ戦争史」「アメリカ軍事史」は歴史学の科目で、
「冷戦期とポスト冷戦期における安全保障政策」は政治学の科目です。
#ちなみに今週は「World War U」の第2回中間試験。
#でもまだ全く教科書読んでないんだよねぇ。(苦藁
>>42 「ディプロマシー」を使うかどうかは別として、
こちらの大学では国際関係論や外交政策形成論の授業で
シミュレーションをするのは別に珍しいことではないですよ。
現にうちの大学の「外交政策意思決定論」でもシミュレーションするし。
特にシミュレーションを多用するのは外交・国際関係系の
いわゆるプロフェッショナル・スクールの授業でしょう。
外交官とか国際公務員、軍人、シンクタンク研究員などを鍛える
大学院だけあって国際危機のシミュレーションをバンバンやってます。
47 :
G_Tomo :2001/05/06(日) 03:52
>>45 しっしまった、前レスにつられた。
○「ロールプレイ」で正しいと思われ・・
ブレインストームだろうその手の討論は…
49 :
名無し三等兵 :2001/05/08(火) 00:17
age
>>36 殿
T畠師に関しては、うち(立教)の教授の定年は65ですけど、
国立大教授の定年はいくつなんでしょうか?
ちなみに自分が卒業したのと同じ年(‘99)に定年でしたね。
>計量政治学
なんでも”ラズウェルの愛弟子”(自称)だったとかで、
二言目には”ラズウェルが〜”とか”イェールでは・・・”
とか云ってましたね。あの親爺は(笑)・・・。
>母校に戻った
そんな、うちみたいに法学部が昭和30年代頃にできた学校じゃぁ
まだまだ自前の教授なんぞ数えるほどしかいませんよ。
東大や京大出身の教授なんて何処の学校にも結構いるんだから
それがみんな”母校に戻”られた日にゃぁ、ねぇ・・・
51 :
36 :2001/05/08(火) 13:03
>>50 さん
>定年
東大の定年は今まで60だったけど、最近65にするという方針が決定されました。
#ちょこっとニュースにもなったけど、誰も気にも留めてないでしょう。(藁
だから60になったら(年金の問題もあって)別の大学に移籍するというのが
今までの東大教授のパターンだったようですよ。
>計量政治学
法学部出身でその後助手・院生時代にアメリカ留学を経験した教授は、
もう学部生時代に小夜な傾向が固まってしまっているので、せっかく
アメリカに行っても思想が「矯正」されることは少ないようです。(藁
だからこそ学部からアメリカの大学出身の蒲島さんなどの登場によって
東大政治学の「政治的」中立性が実現されることを祈ってるんですが……。
あとは日本政治外交史専攻のK岡さんに期待ですね。
友人がK岡ゼミだし。<関係ない
>母校
学者を養成できる大学が偏ってるのは問題ですねぇ。
アメリカみたいに小規模な私立大や地方州立大でも立派な学者を養成できて、
なおかつ一流校の学者が母校出身者に偏らない(他校との交流が盛ん)
状況が生まれないと日本の学問の発展もなかなか進まないんじゃないでしょうか。
特に今みたいな大学のヒエラルキー構造は前近代的に思えてならんです。
本題から逸れたけど、マジレスなのでage。
あと東大に安全保障学ないし軍事史の講座が生まれる日を祈ってage!
52 :
age :2001/05/08(火) 16:52
国際関係は点数足りないからいけないよー。でも そんなにすごいところか?安全保障とか 軍事とかやってるの?よくわからんが
55 :
ジョージ森下 :2001/05/08(火) 22:34
56 :
出入業者 :2001/05/08(火) 22:44
>55 校内に月刊『生理』が山積みだったよ。
58 :
ヴァカダ生 :2001/05/08(火) 23:23
>>53 東大の国関って、どうなの?
やっぱり国際と言う言葉に惹かれて入ってきたオコチャマばかりなの?
59 :
↑ :2001/05/08(火) 23:47
東大で最も国1合格率が高いところがそう言う所だと思ってるとは さすが森君の母校だけはあるな(藁
>やっぱり国際と言う言葉に惹かれて入ってきたオコチャマばかりなの? それはない。教養の国際関係をどっかのアホ私大と比べてはいけないよ。 ある意味法学部よりすごい連中ぞろいだ。外国語ぺらぺら
文系の教養は進振りの底点高いからね。 猫文Iだし...最近は
62 :
51=36 :2001/05/09(水) 02:54
>>53 東大の国関には安全保障論がメインという研究者はいないよ。
そういう面では2ch軍事板的にはあまり面白くないと思う。
Y本さんは安全保障「も」手がける研究者、って感じだし、
防大以外で安全保障プロパーな学者は青学のT山さんぐらいじゃない?
東大にはいないと思うよ。
>>58 内情を知っている人間としてはそういう雰囲気があるのは否めないなぁ。
でも「どっかのアホ私大」みたいに完全に上っ面だけってわけじゃないけど。
ハードな安全保障論をやろうって学生はあまりいないみたい。
63 :
名無し三等兵 :2001/05/09(水) 03:06
>59 国際関係の国T合格率が最高って本当なの? 毎年2人前後外務省に行ってるのは聞いたことがあるけど。
64 :
↑ :2001/05/09(水) 03:16
学歴板で聞いて来い
d
東京大学教養学部総合社会科学科国際関係論 が正式名称です。長い!!
67 :
ヴァカダ生 :2001/05/10(木) 02:46
>>62 結局、日本だとまだ殆ど先生がいないんだね・・・
やっぱり安全保障論をやろうとするなら海外に行かなきゃ駄目なのか。
#防衛大の院はどうなのだろう??
やっぱりそれなりの先生は揃っているのかな?
68 :
62=51=36 :2001/05/10(木) 14:12
>>66 惜しい!
「東京大学教養学部総合社会科学科国際関係論<分科>」が正式名称だよ。
>>67 安全保障論の研究者は殆ど防大か防衛研究所の学者じゃないかな?
#防大も防衛研究所もなかなかの学者が揃っているよ。
#でも残念なことに外部の人は授業取れないけど。
一般大学だとまだまだプロパーで研究している人は少ないみたい。
やっぱり安全保障論ならアメリカの大学だろうね。
>>46 のように専門職業人養成系の大学院とかがいいと思う。
有名どころでは、
ColumbiaのSIPA(School Of International & Public Affairs、国際関係・公務大学院)
http://www.sipa.columbia.edu/ Johns HopkinsのSAIS(School Of Advanced International Studies、国際関係高等大学院)
http://www.sais-jhu.edu/ TuftsのFletcher School Of Law & Diplomacy(フレッチャー法科・外交大学院)
http://fletcher.tufts.edu/ GeorgetownのSchool Of Foreign Service(外務大学院)
http://www.georgetown.edu/sfs/ とかがあるよ。どこも専攻科目として安全保障論を設けている。
内容は専門職業人養成の実学だね。
69 :
凄い :2001/05/10(木) 15:13
こんなスレが
70 :
ヴァカダ生 :2001/05/10(木) 18:24
防衛大の院は一般学生は受け入れて無いのですか・・・ それは残念。 院を独立させて大学院大学みたいにすれば、日本でも 海外に負けない教育機関ができるのに・・・ ところでそれらの、アメリカの大学院に留学を希望する場合は、日本での出身学科は 選考の際には問われないんでしょうかね? #当方は文学部日本史専修なのですが・・・・・
71 :
凶徒大学生 :2001/05/10(木) 18:30
そういや、うちの大学でも今年から 「日本近代史なんとか」とか称して、15年戦争扱う講座開かれてたよ。
72 :
68=62=51=36(長い・・・) :2001/05/11(金) 05:37
73 :
名無し三等兵 :2001/05/11(金) 14:13
優良スレage!
74 :
名無し三等兵 :2001/05/11(金) 14:20
>>71 「15年戦争」というタームからして、モロに左翼じゃん。
安全保障学ぶには防衛庁はいるしかないのかなあ。 でもむちゃくちゃ大変そうだ。とりあえず院に逝って から考えます。国際関係のね。学部からは進振りで無理だから 地域文化研究逝こうと思うけど院からは国際関係って大丈夫かしら。
76 :
名無しさん :2001/05/11(金) 23:56
77 :
72=68=62=51=36 :2001/05/12(土) 03:46
>>75 防衛庁で安全保障を学べるかどうかはともかく、防衛庁キャリアになれば
アメリカの大学院や防大の総合安全保障研究科に派遣してもらえる可能性が高いと思うよ。
国際関係の院には外部の人も入っているようだけど、どうかなぁ……。
日本の大学院って基本的に自主的に学術研究を進める場所であって、
アメリカの大学院みたいに実践的に現実の課題に取り組む場所じゃないからね。
やっぱり院に行くならアメリカの方がいいと思うよ。(特に安全保障の場合)
ちなみに東大生2さんは科類はどちら?
文Tなら国際関係にこだわらず法学部にそのまま進んでもいいと思うよ。
文Uだったらちょっと努力すれば国際関係に進めると思うし。
文Vの場合、国際関係は難しいけど代わりに文学部日本史専修で
日本軍事史を学ぶという手がある。
>>36 で書いた鈴木淳先生だけでなく、
やはり日本軍事史を研究している加藤陽子先生もいる専修だから濃いはず。
78 :
ヴァカダ生 :2001/05/12(土) 06:28
>>74 教徒がサヨなのは仕方ないんじゃない。
昔からサヨの学校だし。
そういえばうちの文学部にも由○なるサヨ教師いたっけ・・・
>>72 まぁ、もともと文学部死学科なんて行ったら、道は研究者か教員になるほか
ないんで、教官になれれば御の字なんですけどね・・・
それにしてもここの「Military History Courses」って濃そうな授業が
揃っているなぁ・・・
日本にもここまで講座が揃った大学ができないもんか・・・・・
#って、軍事アレルギーの日本では無理な相談か・・・・
79 :
東大生2 :2001/05/12(土) 15:36
僕は文2ですよ。成績的に国関は無理でしょう。全然勉強しなかったからねえ。 将来どうしようか本当に悩んでます。とりあえず経済学部逝くか教養逝くか 決めねば。
80 :
ZU :2001/05/12(土) 15:41
そういや、私のいた大学には「特高警察の権威」の助教授がいたな。 そんなすげー先生だとは、在学中はちっとも知らなかった。 ちなみに「歴史学」の授業をしてたのだが、戦前の左翼活動家の「歴史」 がメイン。後期試験のタイトルは「昭和天皇の戦争責任について論ぜよ」(笑
81 :
名無し三等兵 :2001/05/12(土) 15:47
加藤陽子は師匠の伊藤隆と違ってサヨだよ。
82 :
ヴァカダ生 :2001/05/13(日) 00:32
>>79 後の就職のことを考えたら経済ではないでしょうか?
もし国際政治をやるんだったら院から針路変更しても問題は
無いんじゃないですか?
83 :
名無し三等兵 :2001/05/13(日) 00:38
大学の航空宇宙工学科に入ったけど全然そういうのやらないんだよなあ
84 :
東大生2 :2001/05/13(日) 01:52
あまり経済学のこと興味もてないんですよね。 文2に入ったのは経済に興味があったからで経済学ではないのです。 わけわからない実社会とかけ離れた理論(ミクロとか)をやってると あまりのつまらなさで教養学部への憧れが募る一方。 地域文化でも国関的なことはできるだろうし、 院逝くならどうせ国関のほうですから。 公務員試験うけるか院逝くかも悩んでいるところです。 防衛庁に逝くのは至難の業。院逝っても就職先なし。 鬱駄汁脳。
85 :
公認会計士受験生 :2001/05/13(日) 03:56
灯台に会計とか経営学は無いの? 司法試験とまでは言わんが結構受かってるやん。
86 :
東大生1(77=……が長くなったので) :2001/05/13(日) 04:10
>>78 ヴァカダ生さん
京大は経済学部はマル経だけど法学部は保守だよ。
かつて東大法学部を中心にマルクス主義が全盛の時代に
唯一まともな政治学を講じていたところだから。
文学部についてはわからないけど。
軍事史の研究者になりたいのなら
本当にここの大学に留学することをお勧めするよ。
アメリカでもこれほど軍事史が充実している大学は珍しいと思う。
充実しているのは授業科目だけじゃなくて、研究者もそう。
同大歴史学科の教員一覧:
http://people.history.ohio-state.edu/faculty.htm これを見れば分かるけど、軍事史学者だけで3人もいる。
Guilmartin準教授・Grimsley準教授・Millett教授の3人ね。
あと近世軍事史の世界的な権威であるG. Parker教授もいるし。
全米の軍事史学者の権威がこれだけ集まっている大学は他にはないよ。
>>81 へぇ、加藤さんって左なんだ。
でも日本史専修に進んだ軍事史通の知人の評価は高かったよ。
>>79 >>84 東大生2さん
教養学部は「自分で学んで卒論を書く」ってスタンスなので、
授業は(国際関係の必修3科目を除いて)あまり勉強にならないよ。
本当に前期の延長そのままで「教養」を身につけるだけって感じ。
経済学は面白くないかも知れないけど、学術的な安全保障研究だと
経済学を応用した理論が多いらしいので勉強して損はないと思う。
#国際関係の必修科目だって抽象的な理論ばっかりで面白くないよ。
でも本気で国際関係に行きたいなら今からでも大丈夫だと思うよ。
確か去年の文Uからの国際関係の底点(第2段階)って68じゃなかった?
それなら行けないことはないでしょう。もし今年が高かったとしても、
地域文化に行って副専攻で国際関係の専門科目を取るって手がある。
副専攻は16単位までしか取れないけど、ないよりはましでしょう。
大学院でアメリカに留学するって方法もあるし、
あまり鬱になる必要はないと思う。
話が少し脱線したのでsage。
89 :
名無し三等兵 :2001/05/13(日) 14:10
加藤陽子は、サヨでない軍事史研究者の評価は低いよ。 っていうか、博論にした「徴兵制と近代日本」があまりに低レベルだったので、 相手にされなくなった。 この本以降、加藤陽子を持ち上げるのは歴研なんかのサヨばかり。 なんせ「赤旗」の書評で絶賛されましたから。
今年の国際関係の底点(第2段階)が低かったのはたまたまですよ。 例年は85くらい。みんな駄目だと思って志望しなかったのかな。 やっぱり順当に経済学部逝くのがいいのかなあ。確かに教養学部って 花嫁修業みたいだ。食えなさそうだし。 院から路線変更も出来るわけですから。 東大生1さん、ヴァカダ生さん、サンクス。
91 :
名無し三等兵 :2001/05/14(月) 00:40
a
92 :
ヴァカダ生 :2001/05/14(月) 04:34
>>84 そうですよねぇ・・・ 国T経済だと防衛庁に入れる可能性は
あまり無さそうですね。
予備校で頑張って行政受けて、防衛庁狙いますか?
>>83 航空系の学科にはあまり軍ヲタはいないようですね。
私の友人で都立科学技術に行っているやつがいますが、そいつ曰く
「まわりはガンヲタやアニヲタばっかり」との事。
>>87 アカいのは経済だけなんですか?
法学部が保守派なのは知りませんでした。
93 :
東大生1 :2001/05/14(月) 07:46
94 :
1 :2001/05/14(月) 22:54
田中明彦せんせいってどーなの? たしか東大だよねえ?授業はもってないのかな 「新しい中世」って本えらいおもしろかったんだけど・・・ もともと、安全保障畑の人じゃなかったっけか?
95 :
ヴァカダ生 :2001/05/14(月) 23:51
このまま大学にいると卒論指導教授がサヨになりそうな予感・・
鬱だ・・・
>>93 行政の方が防衛庁に入るには難関なんですか・・・
それは以外でした・・・ 失敬失敬。
96 :
1 :2001/05/15(火) 01:13
97 :
東大生1 :2001/05/15(火) 06:16
>>94 田中先生は東大内の東洋文化研究所に所属していると思ったよ。
教養学部(院含む)の国際関係論で少し授業を教えているけど、
ほとんど研究ばかりであまり学生がお目にかかる機会はないみたい。
彼の専門は国際関係論だけど、その一環として安全保障も扱っているみたいだよ。
>>95 ニュートラルな近代史の教授とか選べないのかな。無理?
俺は行政職で受けるつもりだから
>>96 を見るとかなり鬱。
98 :
名無し三等兵 :2001/05/15(火) 16:08
age
99 :
東大生2 :2001/05/16(水) 00:02
結構防衛庁は経済職とってますね・・・。あと行政職はやめたほう がいいと思いますよ。ほとんど採用されないらしいし・・。防衛庁に限りません。 さあ英語1の予習しなきゃ。
100 :
ヴァカダ生 :2001/05/16(水) 18:13
>>97 無理なんですよ〜。
一文には近現代史はその人しかいないので、自動決定です・・・
ちなみにその人がどんな人間かは、岩波ジュニア新書の「大日本帝国の時代」を
読めば一発でわかります。
101 :
科技大生 :2001/05/16(水) 19:05
>ヴァカダ生さん
当方電子システム工の者です。都立科学技術大の名を見て書き込ませていただきました。
>>92 のご友人は今何年生ですか?
>>83 からの流れからすると航空宇宙の方のようですが。
電子シスには私の同期に軍事に踏み込んだ人がいますが、かなり薄めで語り合うことができません。
>>92 のご友人によろしくお伝えください。
102 :
名無し三等兵 :2001/05/16(水) 19:09
>>100 由井正臣ってゴリゴリの共産党員ですよね。
そんな指導教授の下で「防衛庁のキャリア官僚を目指している」と知れたら、
卒論の単位をもらえず卒業できないかも・・・
103 :
名無し三等兵 :2001/05/17(木) 23:18
age
104 :
名無しさん :2001/05/18(金) 01:07
105 :
:2001/05/22(火) 11:12
age
106 :
東大生1 :2001/05/25(金) 03:24
政治学や国際関係論が専攻の人にちょっとした文献を紹介するよ。 「レヴァイアサン」という政治学の学術誌があるんだけど、 それの26号(2000年春季号)に面白い論文が掲載されていた。 【川崎剛「吉田路線の一般理論的根拠を求めて」(132-149頁)】 吉田路線の理論的根拠をポストクラシカル・リアリズムの立場から 探るのが本稿の目的である。具体的には以下の議論を展開する。北東 アジアにおける地政学的条件の下で、「安全保障のジレンマ」の激化 回避ならびに自国の経済的国力の温存・発展をはかることにより安全 確保を日本が図っていると想定するならば、米国との同盟とコンパク トで防御的な軍事の充実という二つの政策は日本の合理的選択の結果 として理解できる。 この要旨を読む限りではごく当たり前のことを言っているよう なんだけど、この当たり前の理屈を一般的な言葉で他者に 説明するのは今までなかなか為されてなかったことなんだよね。 この論文に書かれているように、海外ではパワーポリティクスの論理に 基づいて日本はいずれ核を含む軍拡に乗り出すだろうという議論が 蔓延っている。一方、日本は軍拡に乗り出さない主張する側も、 日本の国内政治が特殊である(cf.平和憲法や非核三原則)ことが 主な根拠になっている。「日本軍拡論」は日本人からすれば ナンセンスな議論だし、「日本国内政治特殊論」は吉田路線の 根拠として説得力が弱すぎる。 この論文が面白いと思った理由は、上の2つの議論に拠らずに、 吉田路線を「日本の合理的選択の結果」と導き出したところにある。 長くなるから論旨は割愛するけど、国際政治の一般理論をもとに 現実の外交・安全保障政策をうまく説明した内容になっている。 学術的な安全保障研究を目指す人には(自分を含めて)かなり参考になる 論文だから興味がある人は一読することを強くお勧めするよ。
107 :
>40 :2001/05/25(金) 05:18
秦郁彦日大教授は「日本政治史」って講義を持っているそうだが、自身は 「日本政治外交軍事史」だって言っているらしい。
日大法学部・秦ゼミは軍事オタクの巣窟か?
109 :
東大生1 :2001/05/25(金) 08:28
110 :
名無し三等兵 :2001/05/27(日) 20:22
hage
111 :
名無し三等兵 :2001/05/28(月) 04:46
日本の大学って・・・
112 :
名無し三等兵 :2001/06/01(金) 00:16
ねたぎれか?あげ
秦ゼミ・・ ちょっと羨ましい・・
114 :
名無し三等兵 :2001/06/01(金) 02:39
茨城大の大江志乃夫はどうよ?
I'm the one that wrote
>>37 and
>>46 .
Yesterday I took part in a role-play of "Japan's Decision to Surrender
(Gozen-kaigi, Aug. 10, 1945)" in my World War II class.
It was extremely well-received by my professor and TAs.
I played the role of Emperor Showa, and made some contribution
in adding real Japanese "flavor" to the role-play.
I'm glad that the role-play helped the understanding of
American students in Japan's decision-making process during WWII.
Just reported some maybe-interesting stuff.
116 :
名無し三等兵 :2001/06/03(日) 00:22
>>114 4年もいたのに、こんな人がいたなんて気づかなかった。俺は理系とはいえ鬱だ…
117 :
B :2001/06/03(日) 01:48
ちょっと息抜きの話題を。 帝京大学志方俊之ゼミでは6月(詳しい日付は勘弁して)に横田基地の見学を行い ます。予想としてはゼミ生とOBが見学をしている間、先生は司令官あたりと会談 しそうです。富士学校見学の時にゼミ生が見学中に校長(元部下)と会っていた事 があったのでありえます。旧交を温めるのかそれとも・・・ 普通では見せてくれない所まで見る事ができると思われるので、楽しみです。 超遅レスですが、39と40さん 「ロールプレイ」と「シミュレーション」を足して2で割ったようなものでした。 けっこう皆楽しんでいて、北朝鮮担当のお嬢さんが1番のっていたな。そういう 私はASEAN担当で「あんなロケット花火や腐れ爆竹を作る金があったら米の代金 を払え」(当時、タイから米を買ったが代金を払っていなかった記事があった) と文句を言っていたな。 あと、「ディプロマシー」は提案だけはしましたが・・・
118 :
名無し三等兵 :2001/06/03(日) 23:44
age
119 :
名無し三等兵 :2001/06/06(水) 07:33
age
115のコテコテの文部科学省英語は何か意味があるのか?
121 :
名無し三等兵 :2001/06/06(水) 09:05
名前がカコヨイ
某画家のノーベル平和賞受賞への布石のひとつとして 古美術研究で、中国の集安という、 北朝鮮との国境の町に行かされた 高句麗の古墳の調査 河の向こう側が北朝鮮というとこまでいった 対岸で歩いている人も見えた 何故かその時銃声が聞こえた。 猟銃の音は聞きなれてるので、あれはきっと銃声だったと思う 中国側の山は緑で、畑も豊かなのに、 河ひとつ隔てただけの北朝鮮は、はげ山ばかりで、工場と 見張りの詰め所、金日成を讚える看板が見えたきりだった
123 :
Private 3rd Class Nanashi@自宅 :2001/06/06(水) 10:11
>>120 コテコテの文部科学省英語で悪うございましたね。
せっかく米国の大学のWWII授業がどういうものかレポートしたのに・・・。
軍事板の真面目なスレなのにこんな煽りがいるなんて最低だね。
>>123 まあまあ・・・あまりきにしないで
英語で書いたからひがまれたのさ(笑)
125 :
名無し三等兵 :2001/06/06(水) 12:14
全然話もどすけどロンメルも軍の大学に入れなかったらしい。入りたくても入れなかった。 だから普通の大学で「地政学」学んだらしい。
126 :
美校 :2001/06/06(水) 15:40
アア……画家志望でこんなとこにいるなんて オレは、そのうちおちぶれて いずれヒトラーのようになってしまうんだろうか
128 :
みどり :2001/06/06(水) 20:50
129 :
みどり :2001/06/06(水) 21:04
はいはい、東大生のぼくちゃんたち! 知識のお勉強だけではなく、脳幹も鍛えましょうねエ!!
せっかく上がっているからって見てみたら厨房のゴミレスだった・・・(;´Д`)
131 :
名無し三等兵 :2001/06/06(水) 23:04
昔、上智に小林宏晨(こばやしひろあき)ってドイツ法とか防衛法とかの 教授がいたんだけど、今は日大法学部にいるそうだ。
>123 別に煽っていないよ、「何か意味があるのか?」問いただしたのよ しっかり次回は日本語しているし… もしかして自分を凄そうに見せたかったわけ?"edu"とか見せつけているし…
志方ゼミええのぉ・・・ 志方先生、うちでも授業持ってくれないかなぁ・・
134 :
Private 3rd Class Nanashi@自宅 :2001/06/07(木) 08:17
>>132 >>120 は大学(Global IME不調)から書き込んだから
仕方なく英語だったの。で、
>>123 は自宅(日本語IME機能中)。
アメリカの大学でどのような軍事史の授業をやっているのか、
参考までに純粋に善意でレポートしただけであって、どうして
「自分を凄そうに見せたかった」とか悪意で解釈するのかねぇ。
#もしそうだったら「文部科学省英語」なんか使わないって。
せっかくの良スレなんだからもっと中身のある話をしません?
135 :
名無し三等兵 :2001/06/07(木) 17:10
>>134 まったく同感。
私は、Society for Military Historyの雑誌などは講読していますが、
現実にアメリカの大学でどのような授業がなされているのかは、論文など
からはわからないので、とても参考になっています。
これからもアメリカからの便り続けてください。
>134 いえ、駄スレです 戦史、国際政治くらいで「軍事」とのたまうレベルではお話になりません。 勿論、兵器云々で「軍事」てのもカス。 まさしく学校から書き込む位暇な人間レベルですね、まったく。 専攻は別分野みたいだけど、在米して暇でいるなら学問の「軍事」の深さを模索してみて下さい。 レベルの低い方々には私のメッセージが悪意に捉えられるみたいですね…
137 :
名無し三等兵 :2001/06/07(木) 22:01
>136 自分を凄そうに見せてるって、あんたじゃないか? なんでそんなムキになるんだ・・・ 悪意が無いんなら『「軍事」とのたまうレベル』がどんなもんなのか教えてくれよ。
>>137 あいつ厨房だから気にしないほうがいいよ(w
あいつの「軍事」は「軍事行動」以外にないんだから(w
139 :
名無し三等兵 :2001/06/07(木) 22:14
それにしても、134さんはアメリカでそんな勉強されてるなんてうらやましい・・・ 卒業後はどうされるんですか?差し支えなかったら教えてください。
140 :
名無し三等兵 :2001/06/08(金) 00:04
>>128 中佐萌え萌え
セクースの訓練してくんろ
しゃぶってくんろ
141 :
名無し三等兵 :2001/06/08(金) 00:05
せめて、国際法くらいは勉強しようぜ。
142 :
名無し三等兵 :2001/06/08(金) 00:08
オブラードに包んで文部省英語と言われてのにいじけているね コミュニティカレッジの聴講生レベルだよあの英語は ところでPvt.3rd=138?
143 :
名無し三等兵 :2001/06/08(金) 00:13
138=139(W ワザとsageてるのがミソ
144 :
143 :2001/06/08(金) 00:21
137=138だった 鬱だ氏のう 日本の大学に行けない低脳が親のスネかじりでアメリカに行って 唯一自慢ののヘッポコ英語をひけらかせたけど、自尊心を根本から崩されて ヒスっているだけだろ? それとも夏休みだけどどこへも行けない貧乏人が暇つぶしに2chに書き込んだのか? 去年の今ごろも自称ROTC生徒とかが書き込んでいたけどそれに比べれば内容カスだよな、 今回の自称留学ちゃんわよ。
146 :
Private 3rd Class@今日期末が終わった :2001/06/08(金) 04:37
>>136 v-2さん
なるほど、Undergradレベルの軍事史の授業で「軍事」を語るのは
生意気なことかもしれません。では貴方が仰るところの学問としての
「軍事」というものについて浅学な私にご教授して頂けませんか?
いや、べつに嫌味や皮肉ではありませんよ。
2chやYahoo!掲示板だと偶にアメリカの国防大学か何かに留学中と
思われる現役の防衛官僚に思しき人物が書き込んだりするので、
普段は聞けないような貴重な話をして下さって勉強になるのです。
#Yahoo!掲示板で遭遇した人はv-2さん同様手厳しかった。
v-2さんがどういう軍事研究をされているのか気になるところです。
147 :
Private 3rd Class@今度は嫌味 :2001/06/08(金) 04:44
>>139 荒れる前だったら言ってたけど、今はちょっと勘弁。
>>142 言われっぱなしだと悔しいので1つ反論を。
では英語が堪能と見受けられる貴方なら
>>115 の文章をどう書かれますか?
コミカレ程度の英語力しかない私には大変興味のあるところです。
#最近はCBTで287取ってもコミカレ程度の英語力にしかならないんだ。
#知らない間にコミカレの英語力水準も上がったねぇ・・・(負け惜しみ)
>>144 駒場(本郷にあらず)にある某大学から短期留学中だよ。
#ここまで言うと身元がバレたも同然だな・・・
で、貴方はどちらの大学なんです?
軍事板とはいえ煽りは2chの付き物なんだろうな・・・。
>>147 にゃるほど本郷じゃなくて、駒場なのね(^^;;
149 :
名無し三等兵 :2001/06/09(土) 07:28
煽りのクセに厨房なミスをしている
>>144 を晒しage
その後の煽り文句も自分のミスを必死にフォローしている
様子が窺えて笑える (ププ
150 :
名無し三等兵 :2001/06/09(土) 07:32
でもおれさまがだれかをとうていすることはふかのうだウヒャヒャヒャヒャ!
152 :
:2001/06/09(土) 17:55
age
153 :
名無し三等兵 :2001/06/09(土) 17:59
154 :
名無し三等兵 :2001/06/09(土) 18:18
155 :
名無し三等兵 :2001/06/09(土) 21:01
AIKOMとかゆーやつだっけ。あれ逝くと卒論とか時間的にやばくなるとか聞いた
156 :
:2001/06/10(日) 13:40
age
157 :
名無し三等兵 :2001/06/11(月) 04:01
>>147 なんだか、すごく効果的な反撃だったみたいね。
愉快愉快。
怒りのv−2さん書かないね。
158 :
:2001/06/11(月) 16:17
age
159 :
名無し三等兵 :2001/06/13(水) 02:59
はげ
再びねた切れで静かになった?
162 :
名無し三等兵 :2001/06/14(木) 13:13
>>161 かなり本格的な安全保障論だね。Iは入門的でいいかも。
でもIIは教官の思想がかなり強く出ていると思う。
確かに右だねぇ。(ウヨではない、まともな右だけど。)
163 :
名無し三等兵 :2001/06/14(木) 14:08
>>161 俺サヨだからこの人嫌いなんだけど、授業は素直に面白そうだと思った。
どんな授業なのか知りたいねぇ
164 :
1 :2001/06/14(木) 19:12
>161 PARTU(一学期)英米系地政学(政治地理学)と国際政治だって? すげぇ。地政学がふつーにはいってるよ・・・ 日本じゃ稀有な授業だね。うらやましい。
165 :
名無し三等兵 :2001/06/14(木) 22:10
>>161 国立なのに地政学が入ってるとは、
・・・筑波、あなどれん。
自分の書き込みを名無しの第三者が賛同しているかのような自作自演はやめようよ 悔しいとか私情を持ち込むな
>>161 ほぉ、この人って筑波の教授だったんだ。
168 :
名無し三等兵 :2001/06/15(金) 00:34
>166 あんたまだいたのか・・・
169 :
Private 3rd Class Nanashi :2001/06/15(金) 06:20
>161 おいおい、中川先生を気軽に右とか位置付けるなよな… 90年代頭に北朝鮮に取材に行ったり(本当に右の活動している者は入国できない) 物の見方は柔軟な先生なんだぜ。
171 :
:2001/06/16(土) 04:14
age
172 :
:2001/06/16(土) 04:18
あ、v-2が復活している。 結局煽るだけ煽っといて反論へはレスらなかったね。
173 :
名無し三等兵 :2001/06/16(土) 15:51
>>169 うらやましいくらい充実したカリキュラムだねぇ……。シラバス読んでる
だけで溜息が出るよ。
174 :
:2001/06/17(日) 14:27
age
175 :
History 281 :2001/06/19(火) 13:54
1 Tuesday 24 June Nationalism, the New Diplomacy and the Unfinished Business of World War I Discussion Topics Peace, war and the morality of war Policy, strategy and tactics Technology, science and economics The political and strategic impact of Versailles 2 Thursday 26 June Totalitarianism, the Great Depression, Appeasement and the Road to War Discussion Topics Japanese imperialism: Economic and social background; from Manchuoko, 1931, to the Marco Polo Bridge incident, 1937. The Spanish Civil War, 1936-39 3 Tuesday 1 July Crossing the Threshold: The Dissection of Poland, Allied Failure and the Sitzkrieg 4 Thursday 3 July The Breaking Wave: The Blitzkrieg in the West, May-June 1940 5 Tuesday 8 July Technology and Economics: War in the Air, at Sea, and on the Home Front. Discussion Topic Aircraft engines, aircraft design and aircraft performance. 6 Thursday 10 July Mediterranean and Middle Eastern Complications: The Importance of Oil 7 Tuesday 15 July QUIZ 8 Thursday 17 July Barbarossa: Initial Onslaught to the Gates of Moscow 9 Tuesday 22 July The Centrifugal Offensive from Pearl Harbor to Midway 10 Thursday 24 July The Hinge of Fate, 1942: Stalingrad, The Battle of the Atlantic, North Africa and Guadalcanal 11 Tuesday 29 July MIDTERM
176 :
History 281 :2001/06/19(火) 13:55
12 Thursday 31 July Summer 1943: The Tide Turns Discussion Topic Signals intelligence, photo intelligence and strategic intelligence 13 Tuesday 5 August The Holocaust and the Horrors of Japanese Imperialism 14 Thursday 7 August The Combined Bomber Offensive 15 Tuesday 12 August D-Day and the Second Front, June-December 1944 16 Thursday 14 August Closing the Ring: America on the Offensive in the Pacific 17 Tuesday 19 August The End in Europe, December 1944-May 1945 18 Thursday 21 August The End in the Far East. 19 Tuesday 26 August Aftermath A World at Arms, Conclusions. FINAL EXAM Wednesday 27 August
177 :
:2001/06/21(木) 04:36
age
178 :
Private 3rd Class Nanashi :2001/06/21(木) 15:28
>>135 亀レスですが、最近学科のHPを見て分かったことがあったので報告します。
http://people.history.ohio-state.edu/millett.htm 私が受けたWorld War IIの教官は上のMillett教授だったのですが、
HPによれば彼はSociety for Military Historyの会長だったようです。
どうりでユーモアの中に博識さが感じられる講義をしていたわけですね。
Millett教授といいGeoffrey Parker教授といい、うちの大学には
軍事史界の大物が揃っているようです。
179 :
名無し三等兵 :2001/06/21(木) 20:12
すみませんが、お教え頂ければ幸いです。 「軍事学」とは、具体的に何を学ぶのですか? 「国際政治」とはどう違うのですか? 当方『厨房』な為、優しくご教授下さい。
180 :
名無し三等兵 :2001/06/21(木) 20:21
>>178 Private 3rd Class Nanashi
いいなあ・・軍事学いいなあ・・
日本じゃまず本職じゃないと聴講できそうにないから、うらやましいぞぅ!
181 :
名無し三等兵 :2001/06/21(木) 23:04
私も知りたいのでage
182 :
179 :2001/06/22(金) 00:19
西村進先生の「兵学入門−兵学研究序説」を読みましたが、いまいちピンと来ませ ん。「軍事学」とは何なのですか?
183 :
名無し三等兵 :2001/06/22(金) 00:37
>179 かや書房から防衛大学校・防衛学研究会が出している 『軍事学入門』という本をお読みになっては?
184 :
1 :2001/06/22(金) 01:25
>179 183のいう『軍事学入門』という本によると・・・ 学問-+哲学=戦争哲学 -科学-先験科学 +経験科学+自然科学的軍事学=軍事地理・気象学・兵器学・・・ +社会科学的軍事学+普遍化的+=軍事力の建設・維持・育成の研究 | +=軍事力の運用(戦略・戦術)の研究 | +=リーダーシップの研究 +個別化的=戦史の研究 つまり軍事学=軍事にかかわる学問の総称ってことでいいのかな? いちばん狭義の意味では上の軍事力の運用(戦略・戦術)の研究になるんじゃないかな
185 :
184 :2001/06/22(金) 01:26
うわ、ずれまくり。。。 イミワカラソ
186 :
183 :2001/06/22(金) 01:39
1さん、フォローサンクス。 この本は内容もさることながら、参考文献の紹介も充実しているので 芋づる式に良い文献が見つかるでしょう。 2500円と少々値は張りますが(でも専門書にしちゃぁ安い)読む価値は 有ると思われます。
187 :
12 :2001/06/22(金) 01:40
12
┏哲学━軍事(戦争)哲学 学問━┫ ┗科学┳経験科学━┳自然科学的軍事学━軍事地理・気象学、兵器学.... ┃ ┃ ┗先験科学 ┗社会科学的軍事学┳普遍的 ┃ 軍政学、用兵学、リーダーシップ.... ┃ ┗個別化的 軍事史(戦史)
189 :
名無し三等兵 :2001/06/22(金) 01:55
179の言ってる本の中身が188なんじゃないの? 179の答えになってないよ。
190 :
名無し三等兵 :2001/06/22(金) 02:07
要するに、今の日本で「軍事学」が何なのか判ってる奴はいないって事だよ。 鬱出氏脳
「軍事学」を分類すると
>>188 になるって事。
「軍事は、外交・経済・運輸・教育などと並ぶ国家行政機能としての要素を持ち、
軍隊(軍事力)を維持・管理し、戦争に際しては、政治が命ずる使命に対して
その保有する力をどのように行使するかという作戦・用兵機能としての要素を
持っている。
単純にいえば、軍事学とは、これらの要素(分野・機能)を持つ軍事に関する
学問と言う事になる。」 『軍事学入門』より
>179 ジェイムズFダニガン著「戦争のテクノロジー」が 役に立ちます。自衛隊関係者が出した本は、自衛官を軍 事専門家たらしめている肝心の部分を何も書いていない 本が多く、読んでも何の意味もない場合が多いです。
193 :
名無し三等兵 :2001/06/22(金) 02:43
>192 >>自衛隊関係者が出した本は、自衛官を軍事専門家たらしめている肝心の部分を何も書いていない ん。どーゆーこと?くわしくおしえてくれ
たとえば、隣国の韓国と北朝鮮が戦争したらどういう結果になるかと いうことを素人が推測するのに必要な基礎データが何も出ていないと いうことです。 大体、ただ戦車とか戦闘機の数とか書いてあるだけ。 あれだと第2次朝鮮戦争がおこると北朝鮮が勝つんじゃないかと誤解し ますね。それとか現代における各兵種ごとの運用とか補給とか戦闘に 置ける損耗とか自衛官が独占している知識の部分は、秘密でなくても 絶対に自衛官は素人向けの本に書きません。
195 :
Private 3rd Class Nanashi :2001/06/22(金) 08:26
>>179 「軍事学」の分類方法としては、
>>188 のように学問としての性質に
注目して分類する方法の外に、どのような上位分野の一部として
教授されているかに注目して分類する方法があると思います。
言い換えるなら大学の何学科で開講されているか、ということです。
またアメリカの例で申し訳ないんですが、
こちらの大学では「(広義の)軍事学」は3つに区分できるようです。
(1)士官養成を目的としたROTCの「(狭義の)軍事学=military science」
(2)政治学科で開講される、国際政治学の一部としての
「安全保障論=security studies」
(3)歴史学科で開講される「軍事史=military history」
これを元に考えると、「(広義の)軍事学」が「国際政治」と近い
(重なっている)という認識は間違っていません。
>>188 の「軍事学」の分類を上の方法に当てはめてみると、
「科学」としての軍事学は軍人養成用の実学という
色彩が強いですね。つまり(1)の「(狭義の)軍事学」です。
「哲学」としての軍事学、及びに「科学」としての軍事学のうちの
軍事史・戦史は(3)の歴史学科が扱う「軍事史」に入ると思います。
(2)の「安全保障論」は
>>188 の軍事学には入らないようで、
むしろ政治学(特に国際政治学)の一部という気がします。
#ただ核戦略理論などは「社会科学的軍事学」に含まれるでしょう。
以上のような分類方法が理解に役立ったか分かりませんが
(自分で読み返してみても煩雑な気がしなくもない)、
「軍事学」と「国際政治」の関係は少し明らかになったのでは?
分かりにくいところに関してはまた聞いてください。
196 :
179 :2001/06/22(金) 19:34
Private 3rd Class Nanashi さん、ご親切にありがとうございます。何となくです が判って来た様な気がします。 今度は、角度を変えてまた質問させてください。 もしあなたが帰国後、どこかの大学で(防衛大は除く)「軍事学部軍事学科を設立せ よ。」との命を受けた場合、どのようなカリキュラムを立ち上げますか?細部にまで 意見できるとしたら、どの様な資料・文献を使って教授させますか?
197 :
1 :2001/06/22(金) 23:50
>>196 ううむ。なかなか面白いこと聞きますね!
がんばってPrivate 3rd Class Nanashi !
期待あげ
198 :
名無し三等兵 :2001/06/23(土) 01:55
軍事学ばんざーい
199 :
名無し三等兵 :2001/06/23(土) 12:02
ageないとこの板のレベルが・・・
200 :
Private 3rd Class Nanashi :2001/06/23(土) 13:17
>>196 179さんの理解の役に立てたようで何よりです。
「日本の大学で軍事学を講ずるとしたら?」との質問ですが、
まだ私はUndergraduate(学部生)の身分に過ぎないので
そんな大層な質問に答えられる資格があるか分かりません。(苦藁
とりあえず個人的な意見ということで述べてみますね。
まず最初に思うのは、私なら「軍事学部軍事学科」という学科編成には
しないということです。(179さんの質問をパラフレーズしたのはこのため。)
理由は2つありまして、軍事は応用的な分野であるという理念的なものと、
軍事学科じゃ卒業しても職がないという現実的(藁)なものです。
まず1つ目について。
>>195 で整理したように、軍事学は職業教育としての側面と
教養教育(即ち人文学・社会科学)としての側面の2つがあります。
一般大学で軍事学を教えるという仮定なので、必然的に教養教育
としての軍事学ということになるんでしょうが、この場合、他の伝統的な
学問分野の基礎なしに軍事という複雑な分野を学生に教授できるのか
という疑問を私はもっています。つまり、歴史や政治などに関する
深い理解なしにいきなり軍事を学生に詰め込んだとしても軍事偏重型の
アンバランスな学生を育てる結果になってしまうということです。
これは誰が見ても望ましいことではありませんよね。
次に2つ目について。
仮に軍事学科を設けたとしても卒業生が就職できないようじゃ
せっかく独立した学科を開設した意味がありません。(藁
自衛隊に行くといっても、軍事学科生は職業教育ではなく教養
教育としての軍事しか学習していないわけですし、防衛産業だって
そんな学生よりは工学部出の人間を採りたがるでしょう。(^^;)
#アメリカのROTCは独立した学科じゃないのか?と思う人がいるかも
#しれませんが、あれは日本の教職課程と同じで正規の課程では
#ありません。ROTCとは別に正式の専攻が必要とされてます。
これはただの笑い話のように聞こえるかもしれませんが、実を言うと
かなり重要な示唆を含んでいることなのです。というのも、就職先がない
ということは、一般大学で職業教育でもない、伝統的な学問分野の
一部でもない軍事学を講ずる意味があるのか?という問題を
反映しているからなのです。
私が思うに、シビリアンが軍事を学ぶ意義というのは、歴史や政治を
軍事の視点から見られるようになるため、別の言い方をすれば歴史的・
政治的な文脈の中で軍事を捉えられるようになるためではないでしょうか。
軍事に専従するのはそれが自らの職業である軍人だけですからね。
シビリアンはむしろより大きな視点から軍事を見るべきであって、
その方が市民として国家や政治のあり方を考える際に有益でしょう。
というわけで私は軍事は歴史学・政治学などの一部として
教授されるべきだと思ってます。
201 :
Private 3rd Class Nanashi :2001/06/23(土) 13:18
前置きが長かったですね。(^^;)
で、以上を踏まえて自分なりに日本の大学における
軍事教育のカリキュラムを考えてみましょう。(妄想タイム!)
まず史学科に軍事史講座を、政治学科に安全保障講座を設けますね。
軍事史講座には、
・日本軍事史(これは今でもかなりの研究者がいますね)
・西洋軍事史
・軍事・戦略思想史
・個別の戦争史(第2次世界大戦など)
――など、合計で5、6科目ほど設けたいところです。
安全保障講座には、
・国際政治学−冷戦期・ポスト冷戦期の安全保障、
安全保障の国際政治理論、諸外国の外交・安全保障
・外交論−日本外交論、日本の安全保障、外交政策過程論
外交史・国際政治史
――など、やはり合計で5、6科目くらい欲しいですね。
他にも「軍事力分析(Force Analysis)」「軍事組織のデザイン(Force
Planning)」「核戦略・核拡散」「軍縮・軍備管理論」「軍事力と外交」
「技術と軍事」「政軍関係論」など色々と魅力的な分野はありますが、
これらはUndergraduate段階で必要とは私には思えません。
これほど高度な科目となるとアメリカでも外交・国際関係の
プロフェッショナル・スクール(
>>68 )でしか開講されてませんし。
むしろ歴史や政治といった全体の構図を見失わない程度に
軍事を学ぶためには要点を絞って教授した方がいいと思います。
あと、これは史学科・政治学科に限らず日本の大学全般に
言えることですが、学科の壁を取り払い自分の専攻に関連した科目は
他学科のものでも専攻科目扱いで履修できるようにすべきですね。
さもなくば軍事史と安全保障論という軍事学の両輪の片方しか
勉強できないという困った事態になってしまいますから。
202 :
Private 3rd Class Nanashi :2001/06/23(土) 13:18
資料・文献については私自身も勉強中の身なので
とてもじゃないけど偉そうに指示など出来ません。(苦藁
ただ初学者として私が勉強になったと思った学術書は、
亜紀書房の「安全保障学入門」「日米安保Q&A100」「新時代の
安全保障環境」、かや書房の「軍事学入門」といったところです。
#他にも私の知らない名著はきっと数多くあることだと思います。
また現代の安全保障を考えるには防衛白書や米国防総省の報告書
(EASRやQDRなど)は欠かせませんね。軍事史なら一次史料も
必要でしょう。(まぁこれら一次的な資料はゼミ用でしょうが。)
あと軍事史の文献で残念なのは、日本にはアメリカのように
軍事史・戦史のスタンダード・テキストがないことですね。
第2次世界大戦史ならWeinbergの「A World at Arms」や
Millett & Murrayの「A War to be Won」(私のWWIIの教官が
執筆して、授業でも使った教科書)、アメリカ軍事史なら
Maslowski & Millettの「For the Common Defense」など。
私が日本にいて困ったのは第2次大戦史についてのコンパクトで
信頼性の高い概説書がなかったことですので、この手の
教科書は初学者のためにも出版されるべきだと思います。
以上が私のカリキュラム案です。
作成に当たっては次の大学(院)の実例を参考にしました:
・防衛大学校、本科防衛学教育質およびに総合安全保障研究科(
>>72 )
・アメリカの外交・国際関係プロフェッショナルスクール(
>>68 )
・Ohio State University(留学先)(
>>72 >>169 )
それにしても長かったなぁ。(^^;)
ここまで読んでくれた方、ありがとうございます。
あと勉強不足のくせに生意気なことを書いてすみません。
あくまでも私見なんで大目に見てやって下さい。>v-2さんとか
ちなみにお知らせ。
今度「米国の大学における軍事教育」というテーマで
この夏に会報記事という形で某所で発表するので興味ある方は
良かったら読んでみてください。某研究会の会報第38号です。
あと関連スレを見つけたので参考までにどうぞ。私も書き込んでます。(藁
「自衛官と大学生”歴史的”討論会開かれる」
http://kaba.2ch.net/test/read.cgi?bbs=army&key=993037288&ls=50
203 :
179 :2001/06/24(日) 02:32
「軍事学」についての疑問が吹き飛んで行く感がありました。本当にありがとうご ざいます。お忙しい中、詳しく教えていただいて誠に感謝しております。 このスレが下がっていく事が憂慮に堪えないのでありますが、御紹介下さった文献 を読み、研鑚したいとおもっております。また疑問がでましたら、御教授お願い致 します。
204 :
1 :2001/06/24(日) 06:46
うーん。すごいっすねPrivate 3rd Class Nanashi さん。
ところで、
>私なら「軍事学部軍事学科」という学科編成にはしないということです。
とありますが、ロンドン大学キングスカレッジにはその名も「戦争学部Department of War Studies」なるものがあるようです。
なんでも、創設者はあの戦略家リデル・ハートで、「平和を欲せば戦争を知れ」とのモットーから生まれたとか。
この学校、防衛当局者を養成するってわけでもなさそうだし・・・
どんな人が行ってるんだろう?
http://www.kcl.ac.uk/depsta/warstu/index.html ↑英語が分からんので、細かいとことはわかんなかった(w
日本にもそろそろ、こんな学部ができてもいいのになぁ。
そうとうキワモノ扱いされるだろうけどね・・・
205 :
名無し三等兵 :2001/06/24(日) 07:31
アメリカよりイギリスのほうがいいかもね
206 :
名無し三等兵 :2001/06/24(日) 18:47
定期age
207 :
Private 3rd Class Nanashi :2001/06/25(月) 06:45
>>204 1さん
そう、
>>200-202 でロンドン大の話を取り上げようかどうか迷ったんですが、
話が煩雑になりそうだったんで割愛しました。指摘が来るとは思ってましたが。
私はアメリカの大学制度には多少の理解があるのですが、
イギリスの制度に関しては無知なので具体的な話はできません。
ただ、HPを見て思ったのは、Dept. of War Studiesは「戦争学部」ではなく
「人文学部・戦争研究学科」と訳すべきではないのか、ということです。
U. of London>King's C.>School of Humanities>D. of War Studies
という組織構成なので、決して独立の学部ではないと思うのですが。
人文学部にあることから分かるように、軍事学と言っても
人文学系のカリキュラム(軍事史・思想・哲学)を取っているようです。
ただ範囲はアメリカの歴史学科にある軍事史講座より広いようで、
歴史学・国際関係論から社会学・心理学、更には哲学まで動員して、
戦争と言う現象を学際的に教授・研究すると書いてありました。
人文学を軸にした総合的な軍事学ですね。
>防衛当局者を養成するってわけでもなさそうだし
とのことですが、イギリスの外交・国防当局とのつながり自体は
あるようです。授与する学位を見てみると、BA/学士(戦争研究)の他に、
実学系のMA/修士(戦争研究、国際安全保障論、国防研究)と、
学問研究系のM.Phil./修士とPh.D./博士(共に戦争研究)があるので、
専門家養成と学問研究の両方に対応した体制と取っているようです。
ただ、学士レベルのカリキュラムを見てみたのですが、人文学部なので
アメリカのプロフェッショナル・スクールのような現代の喫緊の課題を
扱った科目は少なかったです。完全な実学系だとは言い切れませんね。
208 :
Private 3rd Class Nanashi :2001/06/25(月) 06:46
最後にまとめを。
アメリカの例にしろイギリスの例にしろ、改革のモデルとして
参考にする場合は日本の大学制度との違いを考慮しないといけません。
アメリカの場合、プロフェッショナル・スクールという専門家・実務家を
養成する制度が確立されており、なおかつ需要があるからこそ
安全保障論の分野での軍事教育が盛んなのです。また、学部・学科制
ではなく専攻制という柔軟な制度があるおかげで、(職業的需要のない)
教養教育として軍事史や安全保障論を開講しても、歴史学・政治学
専攻の学生と他専攻の学生を掻き集めることができるわけです。
ROTCの特殊性については言うまでもありませんよね。
イギリスについては自信を持って言えないのですが、
1つ注意しなくてはならないのが、イギリスの大学には
一般教育課程が無くいきなり専門課程に入ってしまうということです。
それは高校までの段階で人文学を中心とした教養教育が
行われているために、大学ではいきなり専門を教授するのです。
だから「戦争研究学科」という軍事学に特化された学科があっても、
学生は既に様々な分野に関する幅広い教養を有しているので
いわゆる軍事偏重型の「専門バカ」にならずに済むわけです。
#実学よりも人文学を重視したカリキュラムになっているのも
#「専門バカ」を養成しないための工夫かもしれません。
あとイギリスの場合、需要がないせいなのかKing's College
以外で軍事学を教授している大学というのがないのでは?
ということはKing's Collegeの例をもって「イギリスはこうだ!」と
考えてしまうのは、例外的な事実を以て一般論を述べているようで
あまり日本における軍事教育の参考にはならないと思います。
>>200-202 で提示した日本の大学における軍事教育案は
多くの軍事通にとって生ぬるいものに見えるかもしれません。
ただ、米英の大学制度との違いや、日本の悪癖である
「専門バカ」の養成を避けることなどを考慮した結果、あのように
教養教育の一環としての軍事学という考えに至りました。
その点を理解して頂けたら幸いです。
209 :
名無し三等兵 :2001/06/25(月) 08:30
巾広い総合的な講座の方が専門バカができなくていいな。
210 :
某古都 :2001/06/25(月) 16:27
>ななし三等兵どの
私の知り合いが、War Studies, KCL に行ってましたが、なんかBrian Bond以下教官
三人に生徒二人で第一次大戦におけるドイツ軍の作戦指導に着いて延々とゼミがあったそうですが。
この日、ドイツ軍は何マイルすすんだ?とか問い詰められたって行ってました(笑)。
あと、イギリスの大学はまずカレッジに別れて、その後学部に別れますので、大雑把な
カレッジごとの傾向はあるにせよ(何々方面に強いとか)、国際関係学部が複数の学部にあったりとか
しますので、必ずしも
>>207 のような綺麗な階層構造にはならないと思います。教官には結構まともな
外交史の人とかも多いので(Michael Dockrill とか)必ずしも軍事専門研究者ばかりでもないので、
人文学部の中にあるのかもしれませんが。(KCLの内部構造に付いて聞いとくの忘れた(^^;))
そういや、あそこにはリデルハート軍事アーカイブがあるので、英国関係の軍事史研究者にはいいところみたいです。
211 :
名無し三等兵 :2001/06/26(火) 02:13
確かにホームページ見た限りではスタッフは充実していそうだな。 人文学部の中にあるのはかえっていいんでないの。
>>210 某古都さん
貴重な情報を提供してくれてありがとうございます。
War Studies, KCLに在学している知り合いがいるのですか。
「WWIにおけるドイツ軍の作戦指導」とか、随分濃い内容の授業を
しているようですね。良かったら他にも何か面白い話をお聞かせください。
#同様にアメリカのSIPAやSAIS等に知人がいる方がもしいらしたら
#その話も聞けると米英の大学における軍事教育の比較ができて
#面白いかもしれません。
イギリスの大学のカレッジって、アメリカの州立大学における
キャンパスのようなものでしょうか。(UCLAやUC Berkeleyのように)
アメリカでも歴史の長いIvy League校はイギリスのようなカレッジが
あるようですが、そっち方面には詳しくないので何とも言えません。
閑話休題、「
>>207 のような階層構造にはならない」との指摘、
あちらの大学制度について無知だったので参考になりました。
ただ主旨としてはWar Studiesが独立の学部ではないということを
述べたかったのです。
何かスレの本題からずれた内容になってしまいましたね。sageます。
213 :
名無し三等兵 :2001/06/27(水) 04:46
優良スレage
214 :
某古都 :2001/06/27(水) 19:54
KCL(King's College, London)に行ってた知り合い(現在LSEにいます),から聞いていた話は 結構細かいネタが多いので(Bond先生のキャラネタとか)、余りここで述べるのにふさわしい ネタが少ないのですが、いくつか使えそうなネタを拾ってみます。 講義の組み合わせという点では、「なぜ兵士は敵を殺すのか」といったことを哲学的に議論・考察する授業が 必修のような感じであるそうで、そうした哲学的な考察を軍事研究に際しても加えるのは英国の伝統だそうです。 その辺りは人文的教養を重視する英国らしさみたいなものを感じますね。 英国における人文教養の重視というのはPrivate 3rd Class Nanashi さんが述べられているように 専門馬鹿の回避という目的でなされてるという風にも言えますが、多分底流としてあるのは あの国特有のアマチュアリズムの様なものだと思います。その一つが将来的な専門とは全く異なる、中世史とか 哲学とかを深く研究することによって視野とか判断力を涵養するという伝統で有るように聞いています。 ただ、最近は英国でもそうした伝統はかなり失われてきているのか、KCLでも歴史研究より、 現代的な軍備管理とかのテーマの方に人気が集中しているようだとその知り合いの人は言っていましたが。 カレッジに関しては私も詳しく知っているわけではないです。イギリスの大学制度はややこしく、 特にオックスブリッジはかなり特殊なようですので(典型的にはすべての教官・学生は 大学に中心の教会から、3マイルとか5マイル以内への居住が義務づけられているとか、カレッジと 学部の教育の分担とか)一般化しにくいのですが、ロンドン大とかウェールズ大などの カレッジ構成を見ていると、UCLA、UCSD、UCB などのカルフォルニア大学群のあり方と 似ている感じはしますね。 ・・・なんか途中から話がそれてるような気もしますが、まあ、そんなところで。
話がずれたのにsage忘れ、スマソ
216 :
名無し三等兵 :2001/06/28(木) 22:47
age----------------------------------------------
217 :
名無し三等兵 :2001/06/29(金) 13:29
age
駒場の森井教官の授業で最前列に座ってるヲタ野郎ウザイ。 授業中に戦車の名前とか叫ぶな。
219 :
名無し輜重兵 :2001/06/30(土) 02:42
よっこらせ
>>214 某古都さん
KCLのホームページを見て関心したのですが、「戦争の哲学」とでも
言うべき授業を必修にしている点はいかにもイギリスらしいですね。
こういう分野まで人文的教養を重視するのはさすが教養教育の伝統が長い国です。
また、アマチュアリズムという指摘には「なるほどな」と思いました。
私自身はアメリカの非常に実践的な高等教育しか知らないので、
イギリス式の教育はそれはそれで面白そうに見えます。
カレッジの話も興味深いですね。
あまり深入りすると軍事板なのか学歴板なのか分からなくなるので
やめますが、オックスブリッジが他とは異なる制度や慣習を持っている点も
伝統の長いイギリスの大学教育を表していて面白いです。
当たり前のことなんですが、イギリスの事例を見るに、アメリカ以外にも
個性的な大学教育のモデルは幾らでも存在するのだなと感じます。
このスレの本題に限って言えば、これから日本の大学でも(時代の流れで)
安全保障や軍事史などを教育・研究することが増えるのでしょうが、
その際どのような在り方を目指すのか―実践的な専門教育か、
教養としての人文教育か、など―が必ず問われるでしょう。
その時、日本の大学はどんな理念を示せるのか、仮に外国の例を
参考にするとしたら、どのような目的の下どの国を参考にするのか、
といった課題に対し日本の大学が答えを見つけられるのか、
気になるところです。
うーむ、2回連続でsageとは・・・。
ちょっと宣伝。
>>202 で触れた某会報の出展場所が決まりました。
「3日目・東S-34a」なので、分かる方は良かったら見て下さい。
ちなみに委託です。<よりによって今回落ちるとは・・・(;´Д`)
>>218 今駒場で軍事系の授業をやっているのですか?
それに森井教官とは何の分野の方でしょう。
しばらく駒場を離れている間に知らないことが
色々と起きているようです・・・。
222 :
名無しさん :2001/06/30(土) 12:08
森井教官は元琉球大。ヨーロッパ統合+安全保障 みたいなことをやってる人。
223 :
Private 3rd Class Nanashi :2001/07/01(日) 04:42
何の科目ですか?地域文化論?
224 :
名無し三等兵 :2001/07/02(月) 13:52
定期age
わっしょい。
226 :
名無し三等兵 :2001/07/02(月) 23:01
拙の卒業した某国立大学では、生産工学の授業で、経営の成功例としてB-29を、 失敗例としてB-36を挙げていた。 「先生、B-24の方が・・・」とつっこみたかったが、言えなかった。
227 :
名無し三等兵 :2001/07/04(水) 03:19
ネタきぼんぬあげ
軍事関係だと「中国抗日史」っていう教科書使った講義単位取ったなぁ。 10数年前・・・はて何という授業だったか。 ソヴィエト政治論も取ったなぁ。どうしておられるのか先生。 ロシア政治論になったのかな。あ、こっちは軍事じゃなかったな。
229 :
Private 3rd Class Nanashi :2001/07/04(水) 10:53
私もネタ切れ気味なんでネタきぼんぬってところです。 ていうか私の書き込みに対する感想を書いてくれるだけでも 随分と助かるんで、誰かレスしてくれませんか? やっぱりどう受け止められているのか気になるし。
230 :
名無し三等兵 :2001/07/05(木) 06:02
age
231 :
B :2001/07/05(木) 12:37
帝京大学志方ゼミで横田基地を訪問してきました。 意見交換は司令部内の専用室で。中にマッカーサーの胸像があったのが「米軍 らしい」と感じました。で、メンバーは、 米軍側:副司令官(少将)、広報部部長(大佐)・副部長(中佐)、他各種専門家7人 ゼミ側:将軍2名、学生22人 で行われました。私は聞く事が山ほどあったのですが、内容が政治的・軍事的に危 険過ぎるものばかりだったので、前置きのジョークとして使ったぐらいで断念さ せられました。残念。 その後、下士官クラブで副司令・広報部部長・副部長と会食。 その後、C-9ナイチンゲールの見学。 といった感じでした。 先生曰く「ものすごく贅沢でよかったな。普通、司令部なんて入れないぞ」 まったくもって良い経験でした。 >Private 3rd Class Nanashiさん 非常に興味深く参考になりました。ゼミの後輩にログを見せる事を検討中です。
232 :
名無し三等兵 :2001/07/05(木) 12:57
>聞く事が山ほどあったのですが、内容が政治的・軍事的に危険過ぎるものばかり >前置きのジョークとして使ったぐらいで断念させられ ワラた。ここで公表きぼん
233 :
Private 3rd Class Nanashi :2001/07/05(木) 14:35
>>231 へぇ、司令部にまで入れさせてもらったのですか。
しかも副司令官など豪華なメンバーとお話しできたなんて羨ましいです。
私も似たような経験はありますが、そこまで豪華ではありません。
東大のサークルの関係で防大のあるサークルと交流があるのですが、
その一環で毎年、防大生の案内で横須賀軍港訪問が行われてます。
これは東大だけではなく、一橋・慶応・早稲田・日大なども参加してます。
ドックを見るだけでなくオフィサーズクラブに入ってみたり、
去年の場合は偶々キティホークが入港中だったので艦内を
見せてもらったり、という内容です。(余談ですが私はその時
別グループにいたため空母の中に入れませんでした。モッタイナイ・・・)
#一部別スレのコピペです。スマソ
Bさんの参考になったようで私としては光栄の限りです。
後輩さんのお役に立てたら尚ありがたいですね。
234 :
1 :2001/07/05(木) 23:04
>Private 3rd Class Nanashi さん ちゃんとレスしてなくて、ごめんなさい。最近ゆっくりネットする時間がなかったもので。 決してシカトしてたわけじゃないですよ。 あんなに長い説明をきちんとしてくれるなんて、スレ設立者、そして一住人としてほんとに感謝してます。 あなたはこのスレの財産です(まじで。) んで、Department of War Studiesは、独立の学部っていうわけじゃないんですね。 先の「軍事学入門」にも『戦争学部』って書いてあるし、 他でもイギリスには戦争学部がある!と言っている人がいたので、てっきりそうだと思いこんでました。 「外国では軍事はちゃんと語られてるんだぞー。独自の学部まであるんだぞー。反軍思想の日本とはちがうんだぞ!」 というような気持ちの表れから「イギリスのは戦争学部がある」という表現になったのでしょうか。 >今度「米国の大学における軍事教育」というテーマで >この夏に会報記事という形で某所で発表するので興味ある方は >良かったら読んでみてください。某研究会の会報第38号です。 と、ありますが、これっていわゆる夏混みってやつですな。 あれってアニメ好きのつどいだと思ってたんですが、それだけってわけではないんですか? あまり詳しくないので・・・スミマセン どんな団体から出版なさるんですか? 某研究会となってますが、構わない範囲で教えてください。 あと一つ、厨房質問で申し訳ありませんが、 ROTCってなんですか?ぼそ・・・
235 :
名無し三等兵 :2001/07/06(金) 04:04
age
236 :
名無し三等兵 :2001/07/07(土) 01:29
age
237 :
ナナシニコフ :2001/07/07(土) 01:46
>>1 さん
(横レススマソ)>ROTC=Reserb Officer Training Course(だったっけか?)
=予備役将校養成課程
大学生に奨学金を与える代わり、軍事訓練を施し卒業後に予備役少尉に任官させる制度
湾岸戦争当時の米統合参謀会議議長パウエル大将(現国務長官)は
たしかニューヨーク市立大のROTC出身
238 :
Private 3rd Class Nanashi :2001/07/07(土) 02:51
>>234 1さん
あ、何かレスの強要みたいになってゴメンなさい(^^;)
ただ長文を書いて反応が少ないと寂しいんですよ(藁
Department of War Studiesを「戦争学部」とするのは
誤訳だと思いますね。独立の学部って印象を与えるから。
一つには米英の大学制度への無理解というのがあって、
「学部」は本来College/School/Facultyなのに、「学科」を
意味するDepartmentを「学部」と訳しているのが問題かと
思います。まぁ厳密には米英の制度と日本の制度とでは
完全には対応してないので難しいことではあるんですが。
1さんの
>「外国では軍事はちゃんと語られてるんだぞー。
>独自の学部まであるんだぞー。反軍思想の日本とは
>ちがうんだぞ!」というような気持ちの表れ
という指摘も合っていると思います。日本の軍事通の
悪い癖だと思うんですが、日本人の軍事に対する無理解に
憤慨するあまり、極論というか、語調が強まり過ぎることが
よく見受けられます。これは直した方がいいと思うなぁ……。
一般人に引かれてしまうし、日本には日本のやり方があっても
いいと思いますし。やっぱり漸進的に行くしかないのでは?
あと某所というのは夏コミです(^^;)
あれは馬鹿デカいイベントなんでメカ・ミリタリーという
セクションもあるんですよ。超マイナーですが(藁
その夏コミ3日目(8月何日だったっけなぁ?)に
「T大学戦史研究会」の会報第38号が出るんです。
今回、うちは落ちてしまったので別サークルに委託してますが。
>>237 基本的にそれで正しいです。
ただ、略称はReserve Officer Training Corpsですね。
う〜む、そんなものが...>「T大学戦史研究会」 時間があったら逝って見るよ。
>>239 ちなみにHPも持ってます。
ただ荒らされると困るので見つけてもURLは晒さないで下さい(藁
241 :
じゃあ、よー :2001/07/07(土) 05:14
グランエコールみたいなもんでも、こさえろよ。
242 :
1 :2001/07/07(土) 15:12
>ナナシニコフどの レスありがとうございます。 ROTC・・・なんてステキな制度だ・・・ >Private 3rd Class Nanashi どの レスありがとうございます。 日本の軍事通のそういった態度・・・ たしかによくないですね。かえって軍事がキワモノ視されてしまう。 イベントはやはり夏こみでしたか。 アニメ好きな友達は多分いくんだろうから、お願いして買ってきてもらおうかな。
>>1 さん
どういたしまして。
ちなみに
>>237 ですが
Reserb→Reserveでした。すいません。
確か同様の制度は韓国にもあったと聞いております。
>>238 さん
あ、「正式名称」の正確なご訂正して頂いてましたね。
どうもありがとうございます。
245 :
名無し三等兵 :2001/07/09(月) 01:57
age
246 :
名無し三等兵 :2001/07/10(火) 01:38
Let's age!
247 :
マッ○イ :2001/07/10(火) 09:30
ノートが一個も集まらない。暗記学習はもうやめだ。 今の日本軍では物足りない。 いつかはフランスへ。
248 :
名無し三等兵 :2001/07/10(火) 09:41
今、日本軍って存在しないから、そりゃ物足りないだろう。
生まれ変わったら、ここの人たちと 平等に話せるくらいの知識が欲しいな・・・
250 :
888get :2001/07/12(木) 04:51
ほんとに欲しいのか?
251 :
めりるすとりーぷ :2001/07/13(金) 17:33
ICUにも安全保障論と軍縮論あるヨ。 内容は・・・・・超DQNあるヨ。 平和研究所もあるヨ。
252 :
Private 3rd Class Nanashi :2001/07/13(金) 17:48
>>251 ICUには欧州の安全保障に詳しい研究者がいると
聞いたんですが、どうなんでしょう?
国際情勢板の「日本の国際政治学者」スレにも
あったんですが、今日本で国際政治を学ぶのに
一番いい大学は青学の国際政経らしいです。
優秀な学者(安全保障論の土山教授など)を
揃えているかららしいのですが、誰か在学生
ないし卒業生はいません?
253 :
:2001/07/14(土) 01:05
age
254 :
某古都 :2001/07/14(土) 06:19
やっとPC復活。ふう。 ・ICUの先生誰がいたっけなぁ、百瀬宏くらいしか記憶にないですねぇ。植田隆子っていまどこだろ。 ・青山のスタッフはすごいですねぇ、永井陽之助さんも最近まで(今も?)現役だったし、 渡辺昭夫さんとか・・・・充実してますな。残念ながら、知り合いはいませんが。
255 :
Private 3rd Class Nanashi :2001/07/14(土) 07:19
>>254 青学の国際政経は、一昔前までは東大国関を定年退官した
大物研究者(永井教授とか渡辺教授とか)を集めている感じでしたが、
最近は若手研究者を自前で揃えているようで、「実績のある重鎮も
気鋭の若手も」という姿勢で覇気があっていいですね。
256 :
名無し三等兵 :2001/07/16(月) 14:56
The Club for War History Research at the University of XXXXX age
257 :
名無し三等兵 :2001/07/17(火) 18:15
ちょっと気になったんだけど、大学で軍事を含めた国際関係を学んで、それ を生かせる職場って日本にあるのかなぁ。市ヶ谷ぐらいしか思い浮かばない や。今の所就職活動中なので気になりました。
258 :
オ○○イ :2001/07/17(火) 23:34
みんなで、これを問いーてみよう。 1)平和とはどういう状態か、戦争と開発との関連を考え、諸説を比較しながら論じなさい。 2)戦争の原因い関して、諸説を批判的に対比しながら、考察を加えなさい「。 3)冷戦下の核抑止体制をささえていた合理性について、批判的検討を加えなさい。
259 :
名無し三等兵 :2001/07/18(水) 17:04
260 :
名無し三等兵 :2001/07/18(水) 17:25
>>257 軍事に限らず国査国際関係がメシのタネになるような
社会じゃないよね、日本って。鬱駄
261 :
257 :2001/07/18(水) 20:22
>>260 アメリカでならいくらでも飯の種になりそうなんですけどねぇ。
ちょっと調べましたが日本で調査系(国際関係だと出なかった)で調べたらマーケ
ティングの会社ばかり。そりゃマーケティングは重要ですがこれだけと言うのは
ねぇ。
結局、第2時大戦から進歩していないのか、それとも情報はタダだと思ってるのか
どうなのでしょうね。嘆息。
262 :
名無し三等兵 :2001/07/19(木) 08:41
263 :
Private 3rd Class Nanashi :2001/07/20(金) 18:44
>>262 晒されてるし・・・。
まぁいいや、皆さんHPも会報も見てやって下さい。
以上、宣伝でした(藁
264 :
名無し三等兵 :2001/07/21(土) 21:46
age
265 :
○イポ○ :2001/07/22(日) 22:19
1へ。 おめでとう。長い道のりだったね。 これからは中国文化に慣れ親しめますね。 いらやましひせすね。 こんどお祝いしませうね。
266 :
名無し三等兵 :2001/07/23(月) 06:46
267 :
B :2001/07/23(月) 12:42
>>257 ゼミの内容と関係がある所に就職したかったのですがねぇ。本当にどこにもあり
ませんね。理想と現実は離れているものと相場が決まっていますが、それでも未
練がかなり残りますね。まったく北朝鮮のIT技術者(10%の人間しかIT関連に就職
できないらしい)じゃあるまいし。鬱
>>Private 3rd Class Nanashiさん
買いにいきます。どのようなものか楽しみです。
>>267 ありがとうございます。
私は当日会場にいませんが(そもそも国内にすらいない・藁)、
ご感想などをお聞かせ頂けたら幸いです。
Private 3rd Class Nanashi さん、お久しぶりです。 「軍事学入門」及びそこに記載された参考文献を読み、日々研鑚に励んでおります。 そこで、また疑問が出ました。この質問は、「軍事板」で活躍していらっしゃる現役 の方ではなく、あくまでも民間人であり、且つ軍事を学んでいらっしゃるあなたにこ そさせて頂きたいとおもっております。 >>まず最初に思うのは、私なら「軍事学部軍事学科」という学科編成には しないということです。(179さんの質問をパラフレーズしたのはこのため。) 理由は2つありまして、軍事は応用的な分野であるという理念的なものと、 軍事学科じゃ卒業しても職がないという現実的(藁)なものです。 >>私が思うに、シビリアンが軍事を学ぶ意義というのは、歴史や政治を 軍事の視点から見られるようになるため、別の言い方をすれば歴史的・ 政治的な文脈の中で軍事を捉えられるようになるためではないでしょうか。 軍事に専従するのはそれが自らの職業である軍人だけですからね。 シビリアンはむしろより大きな視点から軍事を見るべきであって、 その方が市民として国家や政治のあり方を考える際に有益でしょう。 というわけで私は軍事は歴史学・政治学などの一部として 教授されるべきだと思ってます。 現在、日本はその軍隊制度において「職業軍・傭兵軍」を持ち、維持運営しています。 しかし、カステランの「軍隊の歴史」や佐藤徳太郎の「軍隊・兵役制度」を読み私が感 じた事は、将来、日本においても、また世界においても、「市民軍」が喜ばれる時代が また来るのでは?ということです。また、大学教育とは、ある種、社会的エリートを 育て、指導者足るべき人材を育てる事を目的とする教育機関では?という事です。なら ば、「実学としての軍事学」を教授する事に、なんら不可思議な事はないのでは? 国家という共同体のなかで、戦争という一大事に備える為には、なにも「職業軍」にこ だわる事も無く、また、一朝有事においては、「指導者」足るべき大卒者が率先して事 にあたる必要があるのではないでしょうか? で、あるならば、一般大学に軍事学部軍事学科があり、そこで戦闘訓練をも含めた教育 ・研究がなされても良いのではないでしょうか? もちろん、現在の日本の大卒者がその様な社会的エリートである訳でもなく、その様な 教育・研究をする事に認可が出るとは思えませんが、純に必要性の有無だけ言えば「必 要だ」という事にはならないでしょうか?
270 :
名無し三等兵 :2001/07/29(日) 15:27
>>269 現実問題として、戦闘訓練を受けていない市民にいくら
優秀な指揮官がついても結果はたかが知れています。
それよりも、市民にはそれぞれが最も得意とする経済的
な分野で貢献してもらった方が国として総合的に見た
場合には効率的であると考えます。
しかしながら、市民軍というか一般の人の中に軍事的
知識と経験のある人を一定数還元し、有事の際には役に
立てるというのは重要でしょう。これが予備自衛官制度
ではないでしょうか。駐屯地、後方、市内の警備等を
これらの者にまかせ、現役の者が前線に配置されること
は実に効率がよいと考えます。
271 :
名無し3等兵 :2001/07/29(日) 16:57
おれたち農民に種の善し悪しはわかっても、侍の善し悪しはわからねーだ。 こんなことにならないように、するにはどーすればいいの?
272 :
名無し三等兵 :2001/07/29(日) 20:54
>>270 正規戦をやるならね。
軍事学部軍事学科でゲリラ戦、正規兵及びその戦略・戦術への対処法を
学んだ奴がある程度いて、そいつらが技術・知識を有事の際に伝えていけば
ゲリラ戦は可能だよ。
あくまで実学的な戦争学部の話が出たから言うだけで、時間稼ぎにしかならない
のはよーく判ってるよ。
273 :
濱 :2001/07/29(日) 21:19
私の母校の世界史論では、初回からイキナリ、真珠湾攻撃はだまし討ち などではなーい、と度肝を抜いた。
274 :
名無し三等兵 :2001/07/29(日) 21:25
そういえば私の母校の世界史論は、現代の問題に関する教授の意見と世界史に対する 教授の意見はあんまり一致してなかったようなきがするな... ちょうど例の銀行員によるハイジャック事件が起きたんだが、警察の対応が手ぬるい、 世界に馬鹿にされる、と力説していたのが印象的。
275 :
名無し三等兵 :2001/07/31(火) 22:18
ところで防大の総合安全保障研究科の評価は どんなものなんですか?
sage
277 :
名無し三等兵 :2001/08/04(土) 12:12
age
278 :
名無し三等兵 :2001/08/04(土) 16:31
age
279 :
名無し三等兵 :2001/08/04(土) 22:08
常磐大学の樋口恒晴氏って、どう? すごい軍事おたくだけど。
280 :
名無し三等兵 :2001/08/06(月) 10:30
いいか?おまえら、驚くなよ。 おれっちの大学で平和軍事研究ってのがあるんだが、 その講義は、なんとカンコック人が行っているのだあ〜。 どうだ?参っただろ? 当然、自衛隊を糞みそのように言っている。
>280 法政だな? 俺は権の前の廣瀬(だっけか?)の時に受けたよ。 当然、A(笑)。
282 :
名無し三等兵 :2001/08/06(月) 11:20
将来の納税者として、国家が安全保障に適切に費用を支出しているか知るため、 あるいは、政治の主体として、政治の不可欠な一分野としての軍事についての 知識をもつため、だけのためでも軍事学もしくは安全保障について大学で学ぶ 価値はあると思うんだが。 専従者としてではなく「市民」として一定の軍事的常識を身につけておく必要 があるんじゃないか、ってことね。わたしも人のことは言えないけど、軍事的 な常識を身につけてない人が多すぎだと思う。ここで言ってる軍事的常識って 細かい兵器のスペックのことではないですよ。
283 :
Private 3rd Class Nanashi :2001/08/07(火) 14:58
他スレで、ここのことが「自慰スレ」だと叩かれていました。鬱駄……
閑話休題。
>>269 179さんのご意見を要約すると、「将来的に『市民軍』の一員として
行動できるよう、社会的エリートに実践的な軍事教育・訓練を施す
学科を大学に設けるべきではないか」ということかと思われます。
これに関しては、「市民軍」の時代が再びやってくるという前提そのものが
どうも現実的ではないように思えるので、私としては何とも言えません。
戦争がますます技術的に高度化し、その結果軍隊の専門化もより一層
促進されるという傾向は、今後も強まりこそすれ弱まることはないと思います。
従って古典時代のように財産と責任感を有する市民が自ら武装し、
己が所属する国家を防衛するという事態は有り得ないのではないでしょうか。
#今後「戦争」という概念の範囲が拡大し、電子的なネットワークを通じた
#「破壊行為」も戦争のうちに含まれるようになるのであれば、パソコンで
#「武装した」市民による「市民軍」という考えも可能になるでしょうが、
#現時点ではそれは「サイバーテロリズム」という域を出ないようです。
ただ、現状の「職業軍」制度の下でも市民社会と職業軍の間で
人材交流(とそれを通じた相互理解)を図ることは可能だと思います。
軍から市民社会への転出については、予備役・退役という形で
正式な軍の肩書きを残したまま軍出身者に民間企業や教育機関で
働いてもらい、間接的に軍隊という組織の実情について知ってもらう。
(実際、軍隊経験者が現場で働いていた、戦後間もない頃の国鉄は
演習などに伴う自衛隊の移動に対して協力的だったそうです。)
この場合の日本の課題はやはり退役自衛官に法的な地位を与えること、
また予備役自衛官が普段の稼業と予備役の役務を両立できるような
法制度の充実というところでしょうか。(月並みなアイディアですが。)
284 :
Private 3rd Class Nanashi :2001/08/07(火) 14:59
一方、市民社会から軍への転出については、やはり大学制度を 利用するのが一番効率的だと思います。ただ、179さんが仰るような 戦闘訓練を含めた軍事教育を行う独自の学科に設けるのは疑問です。 そのような本格的な学科は即ち、防大における正式な士官養成教育と さして変わらないので、あえて一般の大学に設ける意味がないでしょう。 一般大学と同じ敷地にあるというだけで、専門職の軍人(自衛官)を 育てていることには変わりがありません。 むしろ「市民出身の軍人」を育てるという面では、一般大学の正規の 学科の枠外で、予備士官の養成を目的とする資格課程を設ける方が ベターかと思われます。要するに日本版ROTC制度の導入ですね。 ROTCに参加する学生は一般の学科に所属して普段は通常の 大学教育を受ける一方、毎週何コマか士官養成用の講義や実習に 参加したり、長期休暇の際には自衛隊の施設に出向いて数週間ほど 本格的な訓練を経験する。もちろん課程在籍中は奨学金が支給される。 そして無事課程を修了した際には、幹部候補生学校への無条件入学の 権利(義務ではない)が保証される。 この方法なら一般の大学生としての教育や経験と、専門職の軍人 としての教育を両立することが出来るので、「市民出身の軍人」を 養成することが可能になると思います。また幹部候補生学校側も、 昨日まで一般市民だった人間を1年で士官に育て上げるという 負担から幾らか解放される筈です。最後に一番大きな利点として、 ROTCを修了したが幹候(自衛隊)に敢えて進まなかった学生が、 その後「軍人」としての感覚を幾らかなりとも有する「市民」として 一般社会の中に巣立っていくことが挙げられます。これが現時点で 考えられる一番現実的な「市民軍」の代替案ではないでしょうか。
かなり話がずれますが、この議論を読んで日本における科学や技術について考えてしまいました。 平和主義、科学技術大国を標榜しているこの国では科学と軍事の地位には大きな落差があります が、専門化が高度に進んでしまい、一般市民とその道の専門家との知識の断絶が問題になってい るところは同様だなと。 あんまり関係ないのでsage
>>285 非常に的確な指摘だと思いますよ。
ただ日本の場合、先の大戦に対する反動という側面の方が
一般市民と軍人・軍事専門家の間の断絶を大きくしていると思いますが。
私のレスも関係ないのでsage
287 :
名無し三等兵 :2001/08/09(木) 15:16
age
sage
289 :
名無し三等兵 :2001/08/11(土) 06:33
age
290 :
名無し三等兵 :2001/08/11(土) 06:38
あげ
sage
Private 3rd Class Nanashiさんご丁寧に有難うございます。 「職業軍」を維持・運営するという、現在の日本の軍事制度を前提に考えるならば Private 3rd Class Nanashiさんの仰る事に頷けます。ただ、一つ頷首できない のは >>戦争がますます技術的に高度化し、その結果軍隊の専門化もより一層促進され るという傾向は、今後も強まりこそすれ弱まることはないと思います。 従って古典時代のように財産と責任感を有する市民が自ら武装し、己が所属す る国家を防衛するという事態は有り得ないのではないでしょうか。 という点で、私は、技術が益々高度化し、兵器のロボット化の次は、手軽に扱える 兵器の誕生により、軍隊の主だった構成員が専門家でなくともいい時代が意外に早 く到来し、「市民軍」復興の一因になると思います。また、日本が、民主主義体制 でこれからもやっていくんだ、と考えるならば、武士団でも、天皇の軍隊でも、占 領軍により創られた軍隊でもなく、市民自らの手で軍隊を創り、市民の権力の一翼 を担わせる社会を、一度経験しておくべきであるとも思います。 しかし、このような反体制的(現在の日本の軍事体制に反対し、新たな軍事体制 を築いていこう、という意味)な軍事教育を夢見るよりも、軍隊の存在自体が疑問 視されてしまう現状を憂うべきですよね。 軍事に関する知識の必要性が高まれば、そのうち軍事を学べ得る講座ができるだ ろうと淡い期待を抱きながら待つか、Private 3rd Class Nanashiさんの様に、国 外にて学ぶしか、民間人が進む道は無いのでしょうか? ところで、「自慰スレ」とどこのスレで叩かれていたのですか?
Private 3rd Class Nanashiさん、買ってまいりました。 まだ中身は読んでいないのですが、Private 3rd Class Nanashiさんも執筆されているようですね。 これからゆっくりと読ませて頂きます。 現地では、大きな紙に手書きで、 「2ちゃんねる軍事板 軍事@大学スレで宣伝された〜戦史研究会の本」 と書かれた看板(?)があったのですぐ分かりました(藁
sage
295 :
名無し三等兵 :2001/08/14(火) 22:39
age
296 :
888get :2001/08/14(火) 22:48
みんなに下痢ひっかけたい。シャーっ
297 :
Private 3rd Class Nanashi :2001/08/15(水) 13:26
>>292 179さん
叩かれていたのはここのスレです。
「自衛官と大学生”歴史的”討論会開かれる」
http://kaba.2ch.net/test/read.cgi?bbs=army&key=993037288&ls=50 >技術が益々高度化し、兵器のロボット化の次は、手軽に扱える
>兵器の誕生により、軍隊の主だった構成員が専門家でなくともいい
>時代が意外に早く到来し、「市民軍」復興の一因になると思います。
これは解釈次第で既に実現しているとも考えられます。
「手軽に扱える火器(物理的破壊力)」であれば、今のアメリカのように
市民が銃で武装さえ出来ればいいのですから、さほど難しいこととは
思いません。ただこの方法の問題点は、国家の統制を離れた武器の所有が
対外安全保障に向かわずむしろ国内の安全を脅かす可能性があることです。
近代国家は暴力の独占を通じてその力を確立させていった訳ですし、
このような形で火器(物理的破壊力)を市民に開放するのは
私には現実的だとは思えません。
「手軽に扱える非物理的破壊力」も既に実現されていると思います。
それは
>>283 でも言及した市民がPC等の情報ツールで「武装」することです。
今後の戦争では情報(収集・管理・伝達・分析など)のウェイトが
どんどん高まっていく筈ですから、市民の手による「情報戦争」は
今後無視できない戦争の一要素となるでしょう。ただこの方法だと
旧来の戦争を前提とした軍事教育はあまり効果的ではないと思います。
298 :
Private 3rd Class Nanashi :2001/08/15(水) 13:27
>日本が、民主主義体制でこれからもやっていくんだ、と考えるならば、 >市民自らの手で軍隊を創り、市民の権力の一翼を担わせる社会を、 >一度経験しておくべきであるとも思います。 ということですが、私には「市民軍」という前提自体がどうしても現実の 可能性として考えられないため、上の意見には懐疑的になってしまいます。 もちろん市民軍の経験はあるに越したことはないのですが、それは 古典時代ないし初期近代の自治的な共同体国家の時代に経験しておく べきだったのであって、現代においては叶わない理想だと思います。 以前の議論を蒸し返すことになってしまうかもしれませんが、 やはり近現代の民主国家においては国民は自らが選出した 政治指導部を通じて軍隊を統制する訳ですから、 ・国民がより賢明な政治指導者を選出できるような教育 ・選出された政治指導者がより効果的に軍隊を統制できるような教育 そして何よりも ・国民と政治指導者双方が国際社会の中で自らの現在位置と これから向かう方向を見定められるような教育 という3点が国民中心の「軍事教育」に欠かせないのではないでしょうか。 より詳細で技術的な軍事教育に関しては、(純粋な学術研究を除けば) 以上の3点を実現するために必要な範囲内で行えば良いと思います。 >軍事に関する知識の必要性が高まれば、そのうち軍事を学べ得る >講座ができるだろうと淡い期待を抱きながら待つか 私見ですが、この傾向は90年代に入ってから強まったと思いますよ。 徐々にですが軍事的要因も視野に入れつつ国際政治を教授する大学が 日本でも増えてきていると思います。問題は増加のペースがあまりにも 緩やか過ぎて、我々が大学に在学している間にその成果に与れない だろうということですが。 どうも179さんが望んでいる議論から外れてしまって申し訳ないです。
299 :
Private 3rd Class Nanashi :2001/08/15(水) 13:53
>>293 239さん
会報を購入いただき誠にありがとうございます。
私の記事はまだイントロダクションということで
概略的なことしか書いていませんが、今後は授業の
体験レポートを始め各論を充実させていきます。
それにしても2chの看板を立てるとは、
私のサークル仲間も粋な計らい(?)をするもので(藁
300 :
888get :2001/08/15(水) 13:57
/ ̄ ̄ ̄ ̄\ 言っておくけど俺はイケテル男だよ。 ( 人____) 多分、俺に実際に会ったら、君らは俺を |ミ/ ー◎-◎-) オタクとは思わないだろうね。 (6 (_ _) ) 俺の友人はけっこうワル入ってる奴ばっかりだし、 _| ∴ ノ 3 ノ 俺もちょっとワルっぽいかもな。 (__/\_____ノ 髪はロン毛だけど、前髪だけ茶色にしてる。 / ( || || 服は、最近流行のファッションとは一味 []__| |ラブひめヽ 違ってて、独自のスタイルを作ってるぜ! |[] |__|__ ___) まあ、周りに流されてるだけの馬鹿が \_(__)三三三[□]三) してるファッションではないわけだ。 /(_)\::::::::::::::::::::::::::| サングラスかけて街あるってると、 |よどばし|::::::::/::::::::/ 友人に、悪党って良く言われるしな。 (_____):::::/::::::::/ アメリカの不良みたいな感じだ。 (___[]_[] ロック系とも言うかな?
301 :
名無し三等兵 :2001/08/16(木) 01:32
age
302 :
B :2001/08/16(木) 06:53
Private 3rd Class Nanashiさん宛 購入しました。読んで後悔 「バックナンバーも買っておくべきだった」 「2ch」看板ですが、私が行った時には無かったような気がしましたが。多分私が 早く行きすぎただけなのかな?
303 :
名無し三等兵 :2001/08/16(木) 06:55
結局高級な軍オタになりたいだけだろ?
304 :
名無し三等兵 :2001/08/16(木) 18:03
age
sage
306 :
名無し三等兵 :2001/08/19(日) 12:11
唐age
307 :
B :2001/08/19(日) 21:24
>302 誤解する人がいるかもしれませんが、誉めています。 ついでにあげ
>>307 バックナンバーって一杯あった?
関ケ原(前号?)くらいしかなかったような...
>どうも179さんが望んでいる議論から外れてしまって申し訳ないです。 Private 3rd Class Nanashiさん、とんでもないです。「軍隊制度」について話し合い しようと思ったわけでなありません。何と言ってもここは「軍事@大学」スレですからね。 職業軍人ではなく民間人が行う軍事研究について考えてみたく、Private 3rd Class Nanashiさんの御意見を伺ってみたかったのです。その方向性の一つとして「職業軍制」と いう今の日本の軍事制度とは異なる制度をも考慮に入れた軍事研究についての必要性を称 えてみました。あくまでも、民間人が軍事研究を行うのであれば、極端に言って、自衛隊に 弓を引く目的であっても良いはずです。軍事研究は何も御用学問でなければならない理由は 無いと考えます。(何も、Private 3rd Class Nanashiさんの軍事研究が、御用学問である と批判しているわけではありません、念のため。) ところで、Private 3rd Class Nanashiさんは、民間人が実学的な軍事研究を行う事に批判 的ですが、それには頭上戦術・現地戦術・兵棋演習といったものも当て嵌まるのでしょうか?
間違えました。 頭上戦術→図上戦術
うんこage
マルチメbストレス
メbスト
314 :
名無し三等兵 :2001/08/22(水) 09:50
age
さげ
316 :
名無し三等兵 :01/08/29 22:18 ID:GOvqjQC.
age
317 :
Private 3rd Class Nanashi :01/09/01 12:20 ID:XyFdaQWw
>309
まあ、私も「職業軍制」以外の軍事制度が想定できないという理由から
>>297-298 の結論に至っただけなので、将来的に「市民軍制」の展望が
開けてきた場合はそれに相応しい軍事教育制度を設計すべきだと思っています。
>民間人が実学的な軍事研究を行う事に批判的ですが、それには
>頭上戦術・現地戦術・兵棋演習といったものも当て嵌まるのでしょうか?
ええ、それらも含まれます。
私が「民間人が実学的な軍事研究を行う事に批判的」なのは、
本来「実学」は課程修了後の職業と直結していなくてはならないのに、
現状の日本で実学的な軍事研究を講じた場合、実学を修めたにも関らず
その職に就けない学生を大量に作り出してしまうことになるからです。
こうなってしまった場合、せっかく学んだ実学の知識や技法は
活かされないまま、単に終了生の自己満足に留まってしまうでしょう。
法曹になれないロースクール修了生や、教員になれない教員養成系の
教育学部出身者などを思い浮かべると分かりやすいと思います。
従って、もし民間で実学的な軍事研究を行うとしたら
>>284 に
書いたようなROTC制度の導入とともにでしょうね。
また、日本における軍事研究の優先順位を考えた場合、実学的かつ
技術的な軍事研究よりも、政治学の一部門としての安全保障研究の方が
需要の面でも状況的な必要性の面でも優先されるべきだと思います。
日本の政治家・官僚・研究者・ジャーナリストなどが広い政治的文脈から
安全保障の理解を深めることの方が、民間の趣味者(失礼!)が
狭く技術的な軍事研究を行うことよりも優先度は高いでしょう。
大学という限られた学術的資源を有効に使うためにも、優先度が高い
目標に資源を集中させることが必要だと思います。
318 :
Private 3rd Class Nanashi :01/09/01 12:23 ID:XyFdaQWw
ただ民間人であっても、純粋な学術研究としての軍事研究、すなわち 人文学の一部としての「軍事史学(含む軍事思想史)」は実学的必要性に 関係なく進められるべきでしょう。戦争という現象や、軍隊という組織の 理解は学術上も多くのメリットがありますし、その辺の本質的な理解抜きに 戦争の是非(特に先の大戦の是非)を論じても意味がありませんから。 また最近の技術史の興隆を見れば分かるように、軍事史からも技術的な アプローチは可能ですので、179さんが望まれるような研究も出来ると思います。
319 :
Private 3rd Class Nanashi :01/09/01 12:45 ID:XyFdaQWw
320 :
名無し三等兵 :01/09/02 03:18 ID:pLrDE7jc
あげます
321 :
名無し三等兵 :01/09/06 15:14 ID:qHOJOZRY
あげ
322 :
佐藤徳太郎 :01/09/07 00:19
図上演習もしないでよー、ナニが軍事学じゃー。 めっけるさんが、泣いてるよー。
イオンド大学どうですかね? 大学で軍事を学びたいよ。ハァ。
>323 韓国資本のIIONグループにより開設された、ドレッドノート級大学。 ド大学の名に恥じぬ、過激な思想教育が特徴。
あのイオンド大学をネットで検索したらかなりすごーーい大学つーことは 解りました。 ここやばいですかね。
326 :
名無し三等兵 :01/09/08 01:49
age
>突然のメール失礼します。 >うれしいお知らせがあります。 >UFO.未知現象に興味のあるかたにはすばらしいことがあります。 >実はIOND大学では未知現象研究学部が矢追純一教授のもとに 以下略
328 :
ジョージ森下 :01/09/08 05:46
329 :
名無し三等兵 :01/09/08 05:47
平和神軍の巣窟だぞ、イオンドは
ここで学位をとったことを恥ずかしくて人様に告げられないことが欠点ですな。
331 :
名無し三等兵 :01/09/08 13:04
>323 単なる趣味レベルではなく、きちんと専門的に学ぶ意志があるのなら、 アメリカ留学をお勧めする。詳しくはスレを最初から読まれたし。 >328 非常に電波な香りが漂っているのだが……。 日本だと大学の設立には文部科学省の認可がいるから「なんちゃって大学」は作れないが、 アメリカの場合は地方ごとにaccreditation association(大学認定委員会)という 民間の機関(諸大学の共同機関)が大学としての地位を認定をしているに過ぎないから、 「なんちゃって大学」が勝手に認定委員会を自分ででっち上げて自らを認定してしまう ということが起こりうる。>328の大学も「国際学位認定機関」とやらが認定してるだけだし、 ハワイ州の「認可」も単にregister(登記)しているだけであって、学位を認定されたわけじゃない。 アメリカでも日本でもここの学位は正式なものとして認められないだろうね。
なんちゃって軍事学博士(藁)
333 :
フランス外人部隊 :01/09/11 23:07 ID:lIelm6AI
ごちゃごちゃ言ってないで開戦の準備をしろや。はじまるぞ。
335 :
名無し三等兵 :01/09/13 12:41 ID:Fw2hC7qM
こんなにさがっていたとは・・
336 :
名無し三等兵 :01/09/13 12:48 ID:3CURxOu6
やっぱオハイオ州立大学逝って軍事やるしかないわ。 就職辞退しよう。
黙って膨大に逝け!
保全さげ
339 :
名無し三等兵 :01/09/21 09:11 ID:O1I9AN66
age
340 :
名無し三等兵 :01/09/22 01:22 ID:8S6AhkHg
日本人が国防総省など米の施設で働くことのできるルートはあんのだろうか?
セキュリティクリアランスに通れば誰でも働けるでしょうが、 まず通らないから無理でしょう。 基地内の従業員程度なら平気ですが。
342 :
名無し三等兵 :01/09/25 21:57 ID:SFBXWFr.
アメリカ人になれ
343 :
名無し三等兵 :01/09/30 02:24 ID:CvtWYo4s
すいません、セキュリティクリアランスって…? (初心者スレの方が良いでしょうか)
放置されているsageスレageるよりも質問スレに逝っとけ
345 :
Private 3rd Class Nanashi :01/09/30 06:07 ID:QEAd.CMU
国内の大学も後期が始まったけど なんか授業取った奴いるか?
>>345 いえいえレスありがとうございます。(336です)
ちなみに、シンクタンクで働くのであればオススメは何大でしょうか…?
すいません、軍事やるぞという意気込みだけが先走りしてしまって、情報なんか
も引っかき集めているのですが断片的にしか集まらず…。ホントに軍事って、
難しい。どこで何をやってるのか情報もらうのに一苦労。自分の今逝ってる大学
なんか政治学ではかなりいい教授揃えてるとか聞きますが、軍事学やりたいなど
といってもみなさん?って感じでした。
膨大いける年でもとっくにないし。
>>347 安全保障政策を学びたいのであれば、
>>68 の4大学ですね。
国際関係や外交に関わるプロフェッショナル(外交官・国防関係者・国際公務員・
シンクタンク研究者・ジャーナリスト・NGO職員など)を養成する実学系大学院です。
専攻の1つに安全保障論があり、修了者の多くが安全保障に関わる専門職に就いてるようです。
349 :
名無し三等兵 :01/10/03 23:37 ID:1Jh0sNvY
軍事学を留学してやってみたいが、一体その後どういう職業につけるのだ????
350 :
B :01/10/07 12:39 ID:7r8mlFuE
>349 兵站関係つながりで運送業 知識が役に立たない 国際情報を生かして情報系 マーケティング会社ばかり 政治家の諮問機関へ 元から数が少ないので入れるか怪しい。ウチの先生(志方先生)のコネを使用 すれば可能かもしれないが、ゼミ1期生同士の協定により使用禁止。まあ、当た り前ですが。 学者になる 日本で軍事学OKな大学は少ない。政治学の一種としてなら何とか大丈夫かな? 結局日本国内では自衛隊ぐらいしか思いつかない。何年も海外で留学できる資金 と頭脳と根性があるのなら海外で就職するしかないと思う。
351 :
>349 :01/10/08 00:13 ID:tJoMWuAo
「軍事を学んで、日本政府を倒す!!」 「軍事を学んで、自衛隊を倒す!!」 「軍事を学んで、革命を起こす!!」 「軍事を学んで、徳川幕府の復興を図る!!」 「軍事を学んで、営業マンになる!!」 「軍事を学んで、パチプロになる!!」
352 :
名無し三等兵 :01/10/09 02:11 ID:No0.YUPw
>>349 >学者になる
いくら何でも帝京大卒で学者というのは・・・
353 :
名無し三等兵 :01/10/09 22:46 ID:TI9o6oxg
あげ
354 :
名無し三等兵 :01/10/09 23:03 ID:eQkIM4ds
京産大には昔国防学の講義があったけど今はどうなんだろう。 ゲーミングは立命の国際関係でやっているけどそもそもが関寛治 一体どんなことになってるのだろう。
355 :
B :01/10/10 01:53 ID:kD7jvr4Q
>>352 わかってますって
学者云々は冗談です。ウチの大学を出て学者になれると考えている人間はウチの
ゼミにはいません。
356 :
名無し三等兵 :01/10/11 00:14 ID:YJ/OBfzo
>>355 そのまま帝京にプロパーで残る人もいないの?
357 :
名無し三等兵 :01/10/11 00:18 ID:Oixx84Zw
>>350 >兵站関係つながりで運送業
>知識が役に立たない
むしろ、民間の運送業で経験をつんだ人の知識と経験が軍の兵站に
有益かもしれないね。
358 :
B :01/10/11 00:48 ID:0hL42SOw
>>356 院に進む人は少数いるけど、法学系のみだからなぁ
>>357 役に立てばいいんですけど。それじゃ次の就職先として自衛隊でも考えるか。
359 :
1 :01/10/11 01:19 ID:IIzPMwkk
ボウケンって採用少ない上にコネでないの? ウチの教授がんなこといっとったが。
>343 セキュリティ-クリアランスは秘密に接する資格のことです。 軍事に限らず政府関連の職ではこれにパスする必要がある ものが少なくありません。 秘密の程度によって要求が異なるようです。
362 :
名無し三等兵 :01/10/20 02:01 ID:nfNL3X4r
age
363 :
ヴァカダ人 :01/10/20 03:44 ID:l/w2JbMl
>>359 防研は博士卒じゃないと無理。
しかもよほど優秀でコネがないと研究職は無理だよ。
#最低限学部で東大クラス出てないときついと思う。
しかし、軍事やるなら文学部よりか法学部に行けばよかった
と痛感・・・
364 :
名無し三等兵 :01/10/23 00:53 ID:V8OJbNe2
やっぱり自衛隊入って、使えないと烙印押されてから 防研の戦史部が狙い目
365 :
名無し三等兵 :01/10/27 04:28 ID:HPrA7IR9
アメリカで博士号とってくればOKだ!
366 :
立教法 :01/10/27 05:43 ID:EK8Q14FH
うちの政治学って、社会に出て何の役にもたたなそう。 軍事学も、学問としては面白いと思うが実益が全く無い。 みなさんもよくこんな勉強するヒマ、精神的余裕があるね。 信じられんわ。
>>366 いや、俺の場合、軍事なんぞは片手間の趣味だよ。
好きだからやってる。仕事だったらやってられんよ。
資料は少ないし、日本じゃこの分野は民間で通用しないしね。
元々は電子屋で今は法律屋。
ちょっと、スレ違いかもしれないけど…、 角川書店の新しい新書レーベル、「角川oneテーマ21」より 『誰も知らない防衛庁』という本が出版されたのですが、 これがなかなか…、というか非常に面白い本でした。 最初「女性キャリアが駆け抜けた輝ける歯車の日々」という副題を見て 「ん〜、どんなもんかな?」という妙な先入観もあったのですが、 (変なイデオローグが入ってるのか?とか…、ね) 読み進めるうちにそんなものは、吹き飛んでいきました。 さて本題(か?)、 著者である佐島直子さんは、防衛庁にキャリアで入庁。 行政職を10年勤めた後、いろいろあって研究職へ転任(かなり異例)。 防衛研究所で9年間研究員として勤務後、今年4月退官され、 現在は専修大学経済学部の助教授をされているそうです。 う〜ん。ほんとにスレ違いだ(w。
369 :
369 :01/10/28 00:28 ID:MpFWOjJv
370 :
名無し三等兵 :01/10/28 16:06 ID:pvaNtcTE
>>366 大学の学問なんてどれもこれも社会では直接は役に立たないとおもうけど。
実益あるかないかでやる勉強なんか選んでたらそもそも本末転倒だしね。 でも留学経験もなく、ずっと日本にいることを前提に軍事を仕事に したいなんつってもそらできるわきゃないと思うけどこの国じゃ。
372 :
名無し三等兵 :01/10/31 17:29 ID:OSTQyK2d
age
373 :
B :01/11/01 10:20 ID:pByei6bi
何だかここ最近のカキコが泣き言になりつつあるので反省しているBです。 先日、志方先生の講義とゼミを(社会人なのに)見学してきました。 講義のネタはテロ関連でした。ゼミもテロ関連。やはり皆興味があるようで。 先生があの「運命の日」以前から生物・細菌テロについての論文を書いていたので 対テロの会議などには必ず引っ張り出されるそうです。他にも権威と呼ばれる方 がいるのですが、皆医者なのであまり発言できないので結局仕方先生に回ってく るそうです。なお、発言できない理由は「詳しい解説などをすると勘ぐられたり 研究している建物から追い出されるから」だそうです。 後もうひとつ、「運命の日」にフジテレビが志方先生を早期に確保&出演させる 事ができたのは、その時フジテレビ局内に別件でいたからだそうです。運が良い のか悪いのか。 ほとんど独り言ですいません。
374 :
名無し三等兵 :01/11/03 19:27 ID:LriF5fAQ
あげ
375 :
卍○○○○卍 :01/11/05 21:09 ID:wIKqdcdv
中国と台湾の関係について、過去現在未来における軍事の面から見た 諸君達なりの意見が聞きたい。
376 :
名無し三等兵 :01/11/05 23:04 ID:V+T7COn9
>375 すれちがい
さげ
378 :
名無し三等兵 :01/11/18 08:36 ID:3/yAOj4E
age
久々の書き込みになりますが、ちょっと宣伝になってしまいます。
sageで書き込みますのでどうかご容赦を。
今年の夏のコミケで発売したサークルの会報の続編が出ます。
11月23日〜25日に開かれる某大学駒場祭(バレバレ)にて、
私の所属するサークルが新しい会報を出すことになりました。
前回私が書いた「アメリカの大学における『軍事教育』」という
レポートの続編も掲載されています。
私のサークルは冬のコミケは通らなかったそうで、
また会報の委託先も見付からなかったとのことなので
恐らく駒場祭が唯一の発表機会となると思います。、
興味のある方、前回の会報を気に入られた方はぜひお越し下さい。
詳しくは次のサイトをご参照ください。
http://tokyo_univ_whr_club.tripod.co.jp 宣伝になってしまって本当に申し訳ありません。
また暫くROMに戻りますゆえ……
380 :
名無し三等兵 :01/11/19 12:37 ID:LCALYYwg
あげ
あげんなぼけ
こまばさいいってみようかの
>Private 3rd Class Nanashiさん 駒場祭で、会報買わせて頂きました。 Private 3rd Class Nanashiさんのレポートも楽しませていただきました。 大学卒業されてアメリカの大学へ入られたのかと思っておりましたが、 まだ在学されていたんですね。 お元気でしょうか? テロ事件をうけて、そちらの学校の様子はいかがでしょうか?
>>384 駒場祭にお越しいただきありがとうございました。
会員不足のなか残存人員の総力を結集して出した会報ですが、
お楽しみいただけたようで幸いです。
そうです、日本の大学に籍を残したままアメリカの大学に留学しています。
幸いというべきか、中西部の地方都市にあるためテロの初日以後は
大学は普段と変わらない状態です。(初日は施設閉鎖や
警察の暴徒鎮圧態勢での非常召集などで大騒ぎでしたが。)
ただアメリカの大学らしいなと感心したのは、
テロ以後外国人学生には副学長や国際教育オフィスなどから
頻繁に外国人学生を安心させるためにメールが送られてくることです。
「我が大学は寛容と多様性をモットーとしている。よって偏見に基づく嫌がらせ等は
断固として排除する。何か問題があったらオフィスにすぐ相談してほしい」
「テロの心理的ショックを緩和するために専用のカウンセラーや
同じ外国人学生同士の集団対話療法の場を用意している」
「アメリカ政府の対テロ措置でビザの審査が厳しくなっている。
一時帰国や旅行を予定する人はオフィスに相談してほしい」
などなど。この木目細やかな配慮から、アメリカの大学らしい
外国人学生を大切にする姿勢が窺えてしきりに感心する今日この頃です。
このスレに相応しい内容としては、政治学や歴史学の
国際・外交・軍事系科目でテロ関連のディスカッションが増えたことですかね。
あとうちの歴史学科のMillett教授(軍事史・WWIIの担当教官)、Guilmartin教授(軍事史)、
Hahn教授(外交史)が地元のラジオに出演して今後のアメリカの軍事行動について
解説するということもありました。政治学科のHerrmann教授(湾岸戦争時に
国務省政策企画局で中東担当のスタッフだった)も地元テレビに出たと言ってましたね。
スレの趣旨からずれているのでsageます。
#最近この手のレスが多いような……。反省。
不覚。「ロボフェスタ2001神奈川」を見に行っていて駒場祭があった事を今知っ た。介護用パワードスーツを着用した女性にお姫様抱っこされて驚いているんじ ゃなかった。 次のチャンスは夏ですか。残念。
>386 >介護用パワードスーツを着用した女性にお姫様抱っこ 気・・・気になる・・・・・・。 いや、お姫様抱っこじゃなくて介護用パワードスーツの方だけど。 うちの大学のロボフェスタには来てなかった。 スレ違いスマソsage
>387 神奈川工科大学山本研究室が製作したものです。 正式には「介護用パワーアシストスーツ」ですが、パンフレットにはでかでかと 「介護用パワードスーツ」と書いてありました。 身長160センチ推定体重50kg前後の女性が60kgの野郎をお姫様抱っこ(一番安全 な運び方らしい)してベッドから車椅子まで運びました。 まだまだ発展途上でシステムが剥き出しでしたが、数年後が楽しみでした。 これを必要としている人間が友人にいるので。 同じくスレ違い
389 :
名無し三等兵 :01/11/28 22:13
age
390 :
名無し三等兵 :01/12/01 19:41
age
391 :
名無し三等兵 :01/12/02 00:28
sage
392 :
名無し三等兵 :01/12/04 18:39
393 :
名無し三等兵 :01/12/06 16:38
>>386 俺も見た。着用者が眼鏡っ娘で思わずハアハア
とれたまでしおたまをだっこしてた
公安に一応チェック入れられている研究会だね
1 名前: 名無しさん@1周年 投稿日: 2000/06/11(日) 15:02
個人名特定されちゃうかもしれんけど、あっしはB衛庁の元
キャリアっす!同期の一身の期待を背負ってわずか半年で下野
しました(笑)。みなに下野したらこの役所を糾弾してくれと
頼まれてるのでとりあえず2ちゃんに来ました。
何でも聞いてちょ。たった半年しかいなかったからよく分か
んない面もあるけど、知ってる限りのコトをお答えしま-す。
http://mentai.2ch.net/koumu/kako/960/960703367.html
SAGEてみる
sage
sage
さげ
401 :
Private 3rd Class Nanashi :01/12/28 06:40
保全ageを兼ねて小ネタを1つ。 先日、留学先の大学図書館で日本語の政治学文献を探していたら、 なんと近くの棚に「戦史叢書」が束になって並んでるのを発見しました。 ぱっと見たところ、40〜50冊くらいはあったでしょうか。 もともと東アジア語(日中韓)の文献専用の階を設けている図書館なので 外国ではお目にかかれないような日本語の文献が置いてあっても 別におかしくはないのですが、さすがに戦史叢書となると驚きです。 これならオハイオ州立大の歴史学研究科で日本軍事史の論文を書いて 学位(Ph.D.)をもらうのも不可能ではないかも……。 この方面で研究者になりたい方、一度検討されてはいかがでしょう。
自分には無理ということか(藁
403 :
名無し三等兵 :01/12/30 22:00
405 :
名無し三等兵 :01/12/30 22:04
うちの大学、わけのわからん哲学者が『タイムマッシーンは存在できない!』って言ってるよ。 空気力学の助教授は軍用機の話題嫌うし・・・(教員が全般的に軍用機を嫌う) 軍用機の研究するために入ったのにそりゃないよなぁ・・・
軍用機の研究するための学科なの?
405さんはどこの航空学科の人?
| \ |Д`) ダレモイナイ・・オドルナラ イマノウチ |⊂ | ♪ Å ♪ / \ ランタ タン ヽ(´Д`;)ノ ランタ タン ( へ) ランタ ランタ く タン ♪ Å ♪ / \ ランタ ランタ ヽ(;´Д`)ノ ランタ タン (へ ) ランタ タンタ > タン
うーむ。戦史叢書とは・・・・巻数が巻数だけに偉いなぁ(^^;。まぁ、うちの学校にも UKのMOD編のWW2対日戦史(比較的最近になって何故か出版)なんてものがあったりしますが。 でも何でGrandStrategy シリーズが一冊しかはいってないんじゃい、わーれー・・・。 保全age
410 :
Private 3rd Class Nanashi :02/01/10 18:55
留学先では新しい学期に入りました。これで最後の学期です。 最後ということで、今学期は自分の専門の政治学科目は取らずに 趣味で「History 582.02 American Military Policy, 1914-Present」 という科目を取ってます。20世紀のアメリカ軍事史ですね。 教授は去年の春にWWIIを担当していたMillett博士。 内容はWWI・戦間期・WWII・朝鮮戦争・冷戦政策・ ベトナム戦争・湾岸戦争、と満遍なくカバーするようです。 ただ高レベルの授業だけあって課題文献が多い……。 1学期で本7冊です。そのうちの3冊は自分で選べるのですが、 軍隊と大学の相互関係にしようか、冷戦期の兵器調達政策 (TFXと戦略爆撃機)にしようか、テーマで悩んでます。 また何か面白いことがあったらレポートします。
411 :
Private 3rd Class Nanashi :02/01/11 02:36
続報。
>>410 の20世紀アメリカ軍事史の科目ですが、
なんと同じ授業に日本の防衛研究所戦史部から
オハイオ州立大に留学に来ている方がいました。
色々と防衛研究所のお話を聞かせていただけましたが、
行政改革の煽りで今大変な状況にあるとか。
ああ。もしかしてボストンへいってた人かな? もしそうなら、お元気そうで何よりですね
413 :
茶飲みましーん :02/01/15 09:18
法学部へ行くとすれば政治学科と法学科どちらの方がこういう学問にふれられるのでしょうか 大学によって違うのは解っていますが一般的に ちなみに受ける予定は 明学・成蹊・立教・青学・学習院です どなたかお答えください
ラッキョウ大学の諸君! 君達の先輩はミリタリー界で活躍しているぞ! 脅迫や暴力行為で業界から総スカン喰らっている疚し他君(喰らうぜ!)や、 その後輩で売上部数の減少に悩むO川偏執長(アー○ズマッガズィーン)だ。 さあ、君達も続け!
415 :
名無し三等兵 :02/01/15 11:39
>>413 政治学科でしょ。
いちばん直結するのは国際政治学。
国際政治学がうまれたのはもともと安全保障研究のため。
政治史的な授業なら、たとえば、戦前の日本陸軍の研究なんてのもできる。
また、軍事、防衛といった見方とは対極にありますが平和研究なんてのもあります。
成蹊に「紛争研究」ってーのがあったような?
反対に法学科では、あんまりそっち系の勉強はできないでしょう。
関連するトコで言えば、国際法の戦時国際法ぐらい。
ただ、大学によっては、「学科」が単なる区分けにしかすぎず、
どちらの学生も学科の壁を越えて履修できる場合があるので気をつけましょう。
また、大学の授業の「イロ」は、たとえば同じ「国際政治」でも先生によって大きく異なります。
実際に教えている先生の名前を調べて、その人がどんな学問的志向なのかよく調べてから
大学を選んだほうがいい。
416 :
名無し三等兵 :02/01/15 11:41
金正日政治軍事大学ってどうなの?
417 :
茶飲みましーん :02/01/15 19:19
迅速かつ丁寧な回答ありがとうございます イロについてはそういうところは避けたつもりですが はいらないとやっぱり分からないところがありますね 本当にありがとうございました
418 :
Private 3rd Class Nanashi :02/01/17 12:59
>>413 茶飲みましーんさんがどういう「学問」を期待しているのか分かりませんが、
一般的に言って日本の大学では狭義の軍事学は学べないと考えた方がいいでしょう。
「戦略」「作戦」「戦術」「戦史」といったキーワードを扱う学問は、
日本では防大でしか勉強できないと思ってまず間違いありません。
これを踏まえた上で、広い意味で軍事関連の勉強をしたいのであれば、
>>415 さんも仰っているように「政治学科」に進むことをお勧めします。
そもそも国際政治学は戦争と平和の問題を考えるために生まれた学問ですし、
その中でも安全保障研究は直接軍事を扱った政治学の分野と言えるでしょう。
他にも国際政治史(特に冷戦史)は過去の戦争や軍事的対立の政治的背景を
知るのに欠かせませんし、日本政治外交史の研究において
戦前の日本陸軍は主要な研究テーマの1つです。
具体的な大学としては、明学・成蹊・立教・青学・学習院を
受験するとのことですが、この中で一番お勧めするのは青学ですね。
青学の国際政経学部(法学部ではなく)は日本国内でもトップクラスの
充実した国際政治プログラムを擁しており、教授陣も一流です。
中でも土山実男教授は日本でも数少ない安全保障を専門としている研究者で、
日米同盟の研究などで有名です。他の研究者も気鋭の若手が多いようです。
他の大学については寡聞にしてあまり詳しいことは分かりません。
立教には昔、「日本陸軍と大陸政策」などを著した北岡真一教授
(日本政治外交史)がいたのですが、今は移籍してしまったため(
>>20 参照)
立教でどれほど軍事関連の勉強ができるか分かりません。学習院も
政治学そのものはいいのですが、軍事関連となるとどうでしょうね。
成蹊については情報がないのでよく分からないです。明学の国際学部は
左翼系の研究者がいたような気がしますが、詳しくは存じません。
また何か質問があったら聞いて下さい。
たしかに、青学の国際政経すごいよね〜。 おもしろそうな授業ばかりだね。 さして興味も無い法律系科目に時間をつかわんで、俺もあんなプログラムを受けたかった・・・ 残念ながら立教大学法学部には国際政治はひとこましかありません。 国際政治を担当しているのは李鍾元教授です。 専門は冷戦期の韓米日関係史です。 先生はリベラリストですので、安全保障を軍事戦略としてだけではなく 地域協力などもっと広い意味でとらえています。 青学の国際政経にはいわゆる「リアリスト」の先生が集まっているみたいですね。 よって素直に「軍事板的感覚」でおすすめするとすれば、やっぱ青学ですかね・・・ ですが、李先生がリベラル寄りだからといって、 決して戦略論や狭義の安全保障をおろそかにしているわけではありませんので。 李先生自身、「軍備廃絶」なんて一言もいったことありませんしね。 どうも、日本国内の議論の中で「リベラル=軍事を真っ向から否定」という行き過ぎたイメージが作られすぎだと思います。 かく言う自分も以前までそう思ってましたが。 ほかに、このスレを立てた理由の一つでもあるのですが、 一般教養科目(立教では全学共通カリキュラムと言う)に、『戦争を考える』というものがあります。これはおもしろかったですね。 これは、立教の先生をはじめ、東大(藤原帰一氏)や成蹊大(遠藤誠治氏、光田剛氏)などから先生がいらっしゃって、 複数の講師がそれぞれの専門分野から見た「戦争」を論じるというものです。 たとえば、「国民国家と戦争」であるとか、「全体戦争と全体主義の関係」とか、「国際法と戦争」といった具合です。 最終回には総括として複数の先生が集まってシンポジウムが行われました。 どうせなら、膨大の先生もよんでくれればいいんですけど。 あと、平和研究というのもありますが、これは・・・
近未来型大戦争が おきるので 研究しる。
成蹊大学 ラーメン二郎学部 ましダブル学科 カラカラ野菜ましゼミ所属 にんにくあぶらとうがらし専攻 研究テーマ 「なぜ雨の日はブタがこんなにもうまいのか」 論文 「卒業式における生卵の無料の是非について」
>>419 確かそれ他大学との交流科目になっていたやつですよね。
私の先輩でも取っていた人がいましたよ。
救済age
424 :
名無し三等兵 :02/01/25 07:56
学習院の政治を受けたいんですけど 軍事を学べる講座とかってあるんでしょうか? どなたかわかればお願いします。
425 :
名無し三等兵 :02/01/25 20:58
昨日、近所の防衛大学校行ったんです。防衛大学校。 そしたらなんか受験生がめちゃくちゃいっぱいで合格できないんです。 で、よく見たらなんかパンフレットがおいてあって、学生手当毎月107,600円とか書いてあるんです。 もうね、アホかと。馬鹿かと。 お前らな、学生手当毎月107,600円如きで普段来てない防大に来てんじゃねーよ、ボケが。 毎月107,600円だよ、107,600円。 なんか親子連れとかもいるし。一家4人で防大か。おめでてーな。 よーしパパ週末無許可外泊しちゃうぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。 お前らな、毎月107,600円やるからその席空けろと。 防大ってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。 上級生のいじめに耐えられず1年生の脱柵がいつ始まってもおかしくない、 腕立てか腹筋か、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。女子供は、すっこんでろ。 で、やっと入学できたかと思ったら、隣の奴が、防衛学概論、とか言ってるんです。 そこでまたぶち切れですよ。 あのな、防衛学概論なんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。 得意げな顔して何が、防衛学概論、だ。 お前は本当に防衛学概論を履修したいのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。 お前、防衛学概論って言いたいだけちゃうんかと。 防大通の俺から言わせてもらえば今、防大通の間での最新流行はやっぱり、 勤労感謝の日、これだね。 勤労感謝の日に上級生をパシリにさせる。これが通の頼み方。 勤労感謝の日ってのは上級生と下級生の立場が入れ替わる。そん代わり仕返しはナシって約束。これ。 で、それに4年に掃除当番。これ最強。 しかしこれをやると次の日から上級生に更にシゴかれるという危険も伴う、諸刃の剣。 素人にはお薦め出来ない。 まあお前らド素人は、棒倒しでもしてなさいってこった。
ガンプは玩具に 顔射で感謝
427 :
名無し三等兵 :02/01/29 14:05
>>424 ちゃんと調べたことはないので憶測でしか言えませんが、
普通の日本の大学で軍事を学べる所はまずないと言っても過言ではありません。
安全保障論の科目があれば良い方。
428 :
名無し三等兵 :02/01/29 19:48
筑波にあったような気が>>安全保障論
429 :
名無し三等兵 :02/01/29 20:30
>>427 そうですか、まずないですか。
どうもありがとう。
アメリカできちんとした実学の軍事学を学べる大学を 教えて下さい。
アメリカできちんとした実学の軍事学を学べる者は とっくに自分で見つけているでしょう。
たしかに。
434 :
Private 3rd Class Nanashi :02/01/31 13:55
今日、アメリカ軍事史のクラスの面々と「Black Hawk Down」を見てきました。
色々と個人的に考えさせられる映画でした……。
>>428 私の知る限り、日本の一般大で安全保障論がある有名大学は
慶応(法学部・SFC)、青山学院(国際政経)、筑波(国際総合)
等のごく少数に限られるようです。
>>431 >>68 >>72 を参照されたし。
435 :
名無し三等兵 :02/01/31 14:01
hard big dickが正解だろ(藁。 ネイティブイングリッシュスピーカーはたかだか3〜4億人 白人でもオーストラリアはなまりが強いし 欧州人だってバリバリなまってる ある意味、米人だってなまっているわけよ 米人って欧州人の移民の子なんだぜ? 黄色人がなまっててあたりまえ 英語を話せない欧州人は沢山いる 日本人が英語が苦手なんてコンプレックスを持つ必要はまったく無い 日本にいる白人男は圧倒的に日本娘を軟派するじゃん 同じように欧州白系娘は意外と日本男と文化に興味をもっているんだぜ 白人男は変な金髪の南アメ娘を相手にしない なぜなら彼女たちのことを他国の人(外人)ではなく ただのロコ(土人)だと思っている 南アメはプライベートではおなじロコの薬の売人中近東男の玩具 そんなおそろしいところに入れてる暇があったら 欧州人いうところの由緒ある外人、日本男児が 英語・白人コンプレックスなんか捨ててがんがんいけばいいじゃんか
436 :
名無し三等兵 :02/01/31 16:42
イオンド大にも有るぞ>軍事(藁
437 :
名無し三等兵 :02/01/31 18:22
「日本人男は白人女に興味がない」って言ってんのもいるし、「白人の彼女が欲しい」って言ってんのもいるだろ? あんた、ず〜とその論調で押してない?? 粘着質だね。 性格ですか?? あと「白人女は日本人男性に興味がない」ってのは間違いだから反発があるんだよ。 ものすごい興味がある人もいるし、無い人もいるってのが真相。 こん辺のところは最近出版された「being a broad in japan」って本読むとよくわかるよ。 日本に住む日本人男性と結婚したイギリス人女性が書いた本です。 こういう本が出てくるところ見ても、状況はちゃくちゃくと変わってんじゃないっすか? 「日本人男は白人女に興味がない」って言ってんのもいるし、「白人の彼女が欲しい」って言ってんのもいるだろ? あんた、ず〜とその論調で押してない?? 粘着質だね。 性格ですか?? あと「白人女は日本人男性に興味がない」ってのは間違いだから反発があるんだよ。 ものすごい興味がある人もいるし、無い人もいるってのが真相。 こん辺のところは最近出版された「being a broad in japan」って本読むとよくわかるよ。 日本に住む日本人男性と結婚したイギリス人女性が書いた本です。 こういう本が出てくるところ見ても、状況はちゃくちゃくと変わってんじゃないっすか? 「日本人男は白人女に興味がない」って言ってんのもいるし、「白人の彼女が欲しい」って言ってんのもいるだろ? あんた、ず〜とその論調で押してない?? 粘着質だね。 性格ですか?? あと「白人女は日本人男性に興味がない」ってのは間違いだから反発があるんだよ。 ものすごい興味がある人もいるし、無い人もいるってのが真相。 こん辺のところは最近出版された「being a broad in japan」って本読むとよくわかるよ。 日本に住む日本人男性と結婚したイギリス人女性が書いた本です。 こういう本が出てくるところ見ても、状況はちゃくちゃくと変わってんじゃないっすか?
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439 :
名無し三等兵 :02/02/01 18:47
ココのような優良スレにコピペ荒らし出来る奴の神経が知りたい。 国際情勢板の地政学スレでもそんなことを嘆いてる奴がいた。
440 :
兵学者志望 :02/02/03 12:26
「雇用能力」を得ようと考えれば、自衛隊だろうと、米軍だろうと、北朝鮮軍だろうと、 どこぞの過激派だろうと、そこで能力を発揮できるくらい「軍事研究」をしたい。
441 :
Private 3rd Class Nanashi :02/02/08 12:42
救済age #アメリカ軍事史の授業で最初の中間試験がありましたが、 #さすがに学部上級の科目だけあって試験がムズい……。
443 :
名無し三等兵 :02/02/08 23:50
>441 どんな問題がでたんですか?
最近つくづく思う。 なんでオレは政治学科に行かなかったんだろう・・・・ 史学科っていうのはなんか肌に合わないな・・
447 :
名無し三等兵 :02/02/16 21:35
age
448 :
名無し三等兵 :02/02/21 13:23
dat落ち防止age
449 :
名無し三等兵 :02/02/21 13:58
砲声大学政治学科には「平和軍事研究」という授業がありますが、平和も軍事の話もしないクソ授業でしたね。教授、韓国人で日本語不自由だし。
450 :
名無し三等兵 :02/02/21 14:03
ヤポン大学ヴンリ学部では、「歴史と社会T」という講義で 朝鮮戦争について勉強しました。 総合科目なので、どの学科の学生でも時間が合えば受講できます。
451 :
Private 3rd Class Nanashi :02/02/23 12:58
>>444 1さん
レスが遅れてしまって申し訳ありません。
前回の中間試験の問題用紙を紛失してしまって掲載できませんでした。
今日2回目の中間試験があったので代わりにそちらを載せます。
(前回のは問題用紙を手に入れ次第こちらに掲載しますね。)
ちなみにやや難解だった前回に比べ今回の方が簡単だった気がしました。
範囲は前回がWWI・戦間期・WWII、今回は冷戦初期(1945〜65年)です。
History of American Military Policy, 1900-2000
Professor Allan R. Millett
Second Hour Exam, Winter, 2002
I. Identification
What is the significance of the following to the history of American
military policy, 1945-1965? (Choose four; each term worth five points.)
a. the Mutual Defense Assistance Program (1949)
b. NSC 68
c. MC 14/1
d. "Flexible Response"
e. the Lisbon Agreement
f. "the Triad"
g. NSC 162
h. Chinese intervention in Korea, 1950
II. Mindtwister (Choose one; ten points.)
a. What do you suppose Paul Nitze thought of the "New Look?"
b. What do you suppose James V. Forrestal would have thought of
the 1949 and 1958 amendments to the National Security Act of 1947?
c. What do you suppose Douglas MacArthur thought of the North Atlantic
Treaty AND the creation of an integrated NATO command system?
452 :
Private 3rd Class Nanashi :02/02/23 12:59
III. Major Essay (Choose one; seventy points.) a. The Korean War stands as a major watershed in the early years of the Cold War and the history of American military policy since 1945. Compare and contrast American military policy before the war, during the war, and for the first seven years after the war. b. Since World War II, the questions of strategy and defense spending have influenced each other and have dramatized the critical choices in defense planning. Explain the relationship of defense organization and defense planning, 1945-1965. c. The Korean War is often described as the "first" American limited war, at least during the Cold War epoch (1945-1991). How and why and by whom was the Korean War "limited?" Consider the war aims and strategic priorities of all the belligerents. "It is too simple an answer...." --Robert S. McNamara (1968) ちなみに私はI.のb, d, f, h、II.のb.、III.のc.を選択しました。 でも1時間の間にこれら全てに解答するのは至難の技で、 最後の大論述問題の途中で時間切れとなってしまいました。 ただ問題自体はドクトリンの発達や戦時動員体制など高度なトピックを 扱った前回に比べ、一般的な内容であった分易しかったように思います。
454 :
名無し三等兵 :02/02/26 03:43
おー
455 :
茶飲みましーん :02/02/26 21:00
ずいぶん前にここで質問したものです レスした後にも答えてくれたか他がいるみたいで 遅ればせながらありがとうございました 青山学院は残念ながら落ちてしまいました 成蹊は受かっているのですが 浪人するかどうか迷っているところです では
>455 国際いきたければ浪人するべし。でも浪人すれば早慶も余裕だろう。
>Private 3rd Class Nanashi さん うっ。久し振りに長い英語をよんでめまいがしてきました。 翻訳ツールとかつかっちゃったし・・・ いかんいかん。勉強しなおそう。 打つ山車脳・・・ それにしても、わざわざ長い問題を載せてくれてありがとうございます。 こんなのを1時間で論述するなんて、すごすぎます。 (それでも前回よりやさしいとは!) 良い結果が返ってくると良いですね! >茶飲みましーんさん 大学に入ると、一浪も現役も全く関係ありません。 ですので、もし茶飲みましーんさんが本気で国際政経に行きたければ浪人しても全然OKだと思います。 他に、経済的な事情や、保護者の方の意見等も考える必要はあるけどね。 そこらへんをよく考えて、決断してみてください。。。
458 :
茶飲みましーん :02/02/27 02:46
励ましの言葉ありがとうございます 実はもうすでに二郎なので実質無理なのですが 浪人するかしないかとか書いたのは今考えるとただの負け惜しみでした 院はがんばって上で紹介されているようなところに行きたいです
459 :
名無し三等兵 :02/02/27 02:59
うちの大学の教授が元堀越二郎の部下だったそうな。 他の学科では雷電の設計に携わった先生もいたそうな。
>>458 成蹊でもいいのではないかなあ。
もし君が外交や安保がらみの仕事を得るための努力を惜しまないのなら、
大学はどこでも構わないと思うよ。
結局は自助努力。
大学・院で優れたコース教育を受けながら脱落した人たちは、山ほどいる。
学外の研究者とのアクセスを意識しつつ、計画的に人一倍勉強すれば
何ら問題はないよ。(人並みではダメかもしれない)
ただし院受験は死ぬ気で頑張ったほうがいいかもしれない。
ここでしくじると、未来は無いといえば言い過ぎだが
将来の選択はかなり狭まる。
ごく個人的には海外を、強くお薦めするけれど・・・・。
大変だとは思うけれど、受験の緊張感を維持したまま、どうか頑張って。
応援するよ。がんばれ。
462 :
Private 3rd Class Nanashi :02/03/01 15:17
>>457 1さん
おお、翻訳ツールをお使いになったんですか(^^;)
最初から和訳して掲載すれば良かったかな?
とりあえず下に抄訳を載せておきます。
アメリカ軍事政策の歴史,1900-2000年
アラン・R・ミレット教授
2002年冬学期、第2回中間試験(60分)
1. 用語解説―次の用語の歴史的意義を述べよ。(4つ選択、各5点)
a. 相互防衛援助プログラム(1949年)
b. 国家安全保障会議文書68
c. NATO軍事委員会文書14/1
d. 「柔軟対応戦略」
e. NATOリスボン協定
f. 「核の3本柱」(トライアッド)
g. 国家安全保障会議文書162
h. 中国の朝鮮戦争参戦(1950年)
II. 「捻り」問題(1つ選択,10点)
a. ポール・ニッツェはニュールック政策をどう思っただろうか?
b. ジェイムズ・V・フォレスタルは国家安全保障法(1947年)に対する
改正(1949年と1958年)をどう思っただろうか?
c. ダグラス・マッカーサーは北大西洋条約およびにNATO統合軍事機構の
創設をどう思っただろうか?
III. 大論述(1つ選択,70点)
a. 朝鮮戦争以前、戦中、以後のアメリカ軍事政策を比較対照せよ。
b. 1945〜65年の防衛体制と防衛計画の関係を説明せよ。
c. 朝鮮戦争はどのようにして「限定戦争」だったのか、全ての参戦国の
戦争目的と戦略目標を考慮しつつ説明せよ。
「あまりに単純な答えだね」(ロバート・S・マクナマラ,1968年)
463 :
Private 3rd Class Nanashi :02/03/01 15:48
>>455 >>458 茶飲みましーんさんが将来どういう方向に進みたいのか分かりませんが、
もし研究者になりたいのであれば
>>460 のMk-46さんも仰るように
海外の大学院をお勧めします。私は現在アメリカの大学で勉強して
いるのですが、やはりこちらの大学は軍事研究(安全保障学にしろ
軍事史にしろ)が非常に進んでますし、何よりも研究者を育てるための
プログラムが日本とは比較にならないくらいしっかりしています。
本気で軍事研究の世界で仕事をしていくのなら最高の環境となるでしょう。
そこで私から1つ提案があるんですが、
大学在学中に一度短期留学をしてみてはいかがでしょう?
いきなり海外の大学院に行くのは(無理でないにしろ)大変だと思うので、
学部生のうちに1回海外の大学を経験しておくといいと思います。
軍事が勉強できる大学となると、Ohio State University(私の留学先)、
University of North Carolina at Chapel Hill、University of
Nebraska、Oklahoma State University、Georgetown University
などですが、別に軍事に限らず一般の交換留学でも得るものは多いと思います。
経済事情、保護者の意見なども考えてみた上で検討してみてはどうでしょう?
464 :
ヴァカダ人 :02/03/01 16:40
>>451 うーん、一時間で解答を製作するのはなかなか
大変そうですね。
#解答を日本語で作れても、なかなか英語におこせない・・・
>>458 まぁ、文系で3浪だとちょっと就職が大変だろうから
妥協するしかないよね。
まぁ入ってしまえば、他の大学の授業なんかも取れるから
興味のある先生がいたらコンタクトを取ってみたら
いいんじゃないかな。
465 :
茶飲みましーん :02/03/04 00:47
みなさんお返事ありがとうございます そう、努力次第なのです 高校受験終了の時に今までの緊張感が一気に抜けすぎて(5年間も! 引きこもり状態になってしまっての2浪ですのでみなさんの言葉はかなり重く感じています みなさんのアドバイスしてくれた海外留学や他大学講座の受講も きちんとした成績と意欲に基づいたものです なので今は気を引き締めることを念頭においてひたすらにいろいろ基本になりそうな 資料を読みあさったり、学際的な英文章を読む練習をしようとしています とにかく春が楽みです では
>茶飲みましーんさん >とにかく春が楽みです がんばれ、その意気だ! 大学生になると自由度が高いので、ヒッキーになってしまう危険も高いのもまた事実。 緊張感を保ってがんばってください。 もしかしたらそういう勉強を本気でしたい人もいるかもしれないから 学術系のサークルを作ってしまってもいいかも。 俺は今就職活動ですが、俺も春に笑えるようにがんばります・・・
467 :
Private 3rd Class Nanashi :02/03/07 18:46
>>465 茶飲みましーんさん
私も「頑張って下さい!」と声を掛けたいところなんですが、
大学入学直後に頑張りすぎて疲れてしまうこともあるので
自分のペースでゆっくり着実に前進していってください。
途中で期待とは違う出来事が待ち受けていたり、
思わぬ遠回りを余儀なくされることもありますが、
長い目で見たら全て自分の糧となるものです。
焦らずにやりたいことを好きなだけ追求してください。
月並みな励ましですが、全て私の経験に基づくものです。
私も色々と遠回りを余儀なくされたので。(2つ余計に年取ってるし。)
そんな人間からのちょっとしたエールでした。
468 :
Private 3rd Class Nanashi :02/03/07 18:52
もうすぐ私のOhio State University留学も終わるので、 昨日、留学の記念にとここの大学で教鞭をとっているジェフリー・パーカー教授に 会ってきました。パーカー教授は近世ヨーロッパ史および軍事史の大家で、 「The Military Revolution: Military innovation and the rise of the West, 1500-1800」 (邦題「長篠合戦の世界史」同文舘)など数多くの著書がある方です。 イギリスのケンブリッジで歴史学の博士号を取得した碩学なのですが、 一度お会いしてみたいというメールを送ったら快く承諾の返事を頂けたのです。 そして昨日、大学の研究室にて実際にご本人と対面しました。 非常に気さくな、そして紳士的な、いかにも英米の大学教授という雰囲気の方でした。 イギリスのヴェテラン教授というとちょっと近寄り難い人なのではないか という先入観がありましたが、そんな心配など全くの杞憂に終わるような方で、 友人から頼まれていた「長篠合戦の世界史」にサインをして頂いたり 気軽に談笑に応じてくださったりと、非常に気さくな方でした。 そのパーカー教授がなんと4月から5月にかけて日本を訪問することになり、 その際、私の大学を訪れてサークルのメンバーとお話してみたいと仰っていました。 こんな機会はまたとないので今から非常に楽しみにしています。 その時の様子をここでご報告できたらいいなと思っています。
>>466 あ、チト言いすぎたかなあ。ごめんね。
緊張感は維持するべきだけれど、ガリ勉一直線(我ながら古い表現だなあ)もまずい。
まあいろいろ人あってと高級雑談を楽しむ機会などがあればいいね。
耳学問も、相手が良い研究者ならかなり勉強になるものだしね、
(俯瞰的な視野というものは、書物を読むだけでは、なかなか得られないからなあ)
人との縁というものは、チャンスを運んでくるものだよ。
学内でも学外でもいいから、良いお師匠さんがたくさん見つかることを心から祈るよ。
君の努力が報われることを、祈りまた期待しているぞ〜。
ジェフリー・パーカーがくるのか。どこの大学によるのか知らないですか? 4月から5月じゃ講演とかはああってもいけそうにないから関係ないか。 「長篠合戦の世界史」の訳の大久保さんとことかはいくかな? このひとはオランダスペインの16・7世紀の政治史でもよくでるんだよな。
472 :
茶飲みましーん :02/03/10 09:09
>Mk−46さん 励ましありがとうございます ヒッキー時代の一番の後悔はあまり多くの人と交わらなかったことなので
救済age
474 :
名無し三等兵 :02/03/19 19:26
あげ
475 :
名無し三等兵 :02/03/19 20:03
>>449 遅レスだが、今のG先生の前はH瀬先生だった。
この人は行政学の人だから、俺が受講してた時は軍事というよりシビリアン・コントロールの話がメインだったよ。
もう、内容は忘れたが(w
経営学科いってりゃ、 戦略やら組織論やらできて 何気にすごくおもしろかったかもとか言ってみる・・・
477 :
Private 3rd Class Nanashi :02/03/22 05:52
私事で申し訳ありませんが、明後日ついに帰国することになります。
あっと言う間の1年でしたが、OSUでは濃密な授業を受けられて
非常に勉強になりました。楽しく、そして充実した1年でした。
それまで軍事史に関しては全くの無知で軍事板に書き込むのも
いつも恐る恐るでしたが、OSU留学によって少し自信がつきました。
今後も軍事板および当スレにはちょくちょくレスしていきたいと思います。
まだまだ皆さんに報告してないことも沢山残っていますので。
>>476 1さん
アメリカのビジネススクールにはMBA取得を目的とした軍人が結構いるようですね。
確かブッシュ現大統領もテキサス州空軍からハーバードMBAだったような気がします。
組織論などの科目は退役軍人が教えられそうですね。OSUのCollege of Businessにも
退役軍人の会計学講師がいるのですが、この人は能力がちょっと……(友人談)
>477 おつかれさまでした。 果たして現在の日本の状況がPTCNanashiさんの目にどう映るのかも 楽しみにしておりますです:-)
>>478 ああ、海の人さんじゃないですか!初めまして!
私にとって海の人さんは軍事板の憧れのコテハンさんです(笑)
海の人さんの博識さと冷静な判断、そしてユーモアは
私のような駆け出しの軍事学徒には是非お手本にしたい目標です。
今後も海の人さんのご活躍をお祈りしています。
>479 あ、いあ、その、過分のお褒めに与り、光栄至極です(///) 私からもPTC Nanashiさんのご活躍をおいのりいたします:-)
おそレススマソ。 Private 3rd Class Nanashi さん1年間本当にお疲れ様でした。 海の人さんもおっしゃっているように、日本の歩み出した道は、 帰ってきた貴殿にとってどう映るのやら? 日本の安全保障政策が変わりつつあることは、米国では報じられているんだろうか? それとも、あいかわらず放置プレイ?
482 :
良スレにつき :02/03/30 03:27
ageてみる
おおおお。 今日学校に行ったら、 どうやら、>>1で言った 「戦時国際法」! ことしは開講されるようです。 防大の真山教授というかたが非常勤講師として いらっしゃるみたいですね。
484 :
名無し三等兵 :02/04/06 20:00
H大学でG先生の授業を受けていたことがあります。 女性の既卒です。(煽られるかな?ビクビク) 皆さんのレスを読んで、やはり留学して軍事を学ぼうと思うようになりました。 でも就職先なんてあるのかな? 色々不安ですがやってみたいと思います。留学相談センターや窓口に行っても 軍事とかいうとハア?って対応(資料がない)なので非常に勉強になるスレです。 良ければ皆さんの進路とか就職についても教えていただけないですか?
485 :
Private 3rd Class Nanashi :02/04/06 23:33
お久しぶりです。
ようやく日本での生活も軌道に乗り始めたPTC Nanashiです。
今後も宜しくお願いします。
>>481 1さん
アメリカのメディアの悪い点に、日本の安全保障政策を断片的にしか報道せず、
全体的な文脈が掴めないという問題があります。だからここ数年の大規模な政策転換も
個々の事実の報道に留まり、これが一体どのような意義を持っているのかについては
十分な解説が行われているようには思えません。もっとも、日本に関するニュースの
量と内容(経済ニュースばっかり)を考えると、文脈が伝わる程度の記事や解説を
期待すること自体そもそも難しいのかもしれませんが。
ここ数年の日本の安全保障政策には正直目を見張るものがあると思います。
ただ、厳しい見方をすれば冷戦期以来のイデオロギーや政治的要請による技術的制約を
解消しているだけであるとも言えますので、今後はより実質的、つまり安全保障の
「中身」に注目した議論が進むことを望んでいます。個人的には、留学先で学んできた
アメリカの軍事・安全保障政策の歴史が応用できそうな環境が出来つつあるなと思ってます。
・民主主義社会の中で軍事的安全保障と市民的自由をどう両立させるか、
・効果的でかつ民主的、そして執政府・議会・官僚機構・三軍(四軍)を有機的に
統合できる意思決定プロセスをどう構築するか、
・市民社会と軍隊をどう相互交流させるか(i.e.徴兵制や士官養成、高等教育など)、
などの問題は、今日の日本が抱えている喫緊の課題のようにも見えますが、
実を言うとアメリカが建国以来ずっと試行錯誤してきた問題でもあります。
だから今後、日本における安全保障論議が実質的なものに変わっていくに連れ、
私が学んできたアメリカ軍事政策の歴史が日本でも政策的なインプリケーションを
持つようになると思うので、そういう意味では密かに期待の念を抱いてます。
(あまりまとまりのない文で済みません。)
486 :
Private 3rd Class Nanashi :02/04/06 23:33
>>484 さん
そうですね、軍事を学ぶために留学しても就職先があるかという問題があります。
これは大まかに言って2つのルートが考えられると思います。
歴史系(軍事史)と政策系(安全保障論・戦略研究)ですね。
政策系は
>>68 に挙げられているような実学系大学院を通じて、
官庁・軍隊・国際機関・官民のシンクタンクなどへ就職することが出来ます。
冷戦時代に比べてポストは相当減っている筈ですが、全くない訳ではありません。
ただし日本で就職先を見つけるとなると無理に近いものがあると思います。
歴史系は一般の大学院で歴史学の博士号を取るのが普通なので、
当然就職先も大学(あるいは軍関係の学校)になります。
ところがアメリカでも軍事史講座のある大学は片手で数えられるほどしかなく、
軍事史専攻で大学院に進学する者は「就職活動は相当しんどいぞ」と注意されるそうです。
>>現在関東で大学生・大学院生をされている方
個人的な話で恐縮なんですが、私が所属しているサークルが現在廃部の危機にあります。
明日・明後日(7・8日)とサークルオリエンテーションを行うのですが、
興味がある方は是非お越し下さい。今切実に新会員を探しています。
詳しくはこちらへどうぞ。
ttp://tokyo_univ_whr_club.tripod.co.jp/
487 :
名無し三等兵 :02/04/07 02:09
age
488 :
名無し三等兵 :02/04/07 22:56
age
489 :
名無し三等兵 :02/04/12 16:42
age
うむむ。 うちの大学に戦史研究会があれば入ってるのになあ。 戦国のならあるのだが(w
491 :
名無し三等兵 :02/04/12 19:56
う〜む、俺んとこにはないからなぁ。 俺も入ってみたいけど、今4年だし、おまけに現代航空戦略と戦術関係だから 戦史ではないよなぁ(苦笑。
492 :
名無し三等兵 :02/04/12 20:30
入りたいけど浪人生だしなあ
さげ
>>491 院生やOBも現役で活動しているサークルなので4年生でも問題なしです。
あと分野に関しても皆バラバラなのであまり気にする必要はありません。
#WWII後の航空機専門の人や冷戦期のアメリカ軍事政策専門の人もいます。
この勢いだと3年連続で新入生ゼロになりそうなので、是非ご検討を……。
>494 入ってあげたいけど今年卒業しちゃったんですよねえ… 既卒でもよければ入りますが。
>>494 うーん、活動時間何時からですか?
なんか土曜日にゼミやることになったんで、時間が合えば是非いきたいんですけど
497 :
Private 3rd Class Nanashi :02/04/19 02:32
まだ3年生ですが最近卒論のテーマが決まりました。
「90年代の日本の政党制の構造的変化が安全保障政策の形成にもたらした影響」です。
噛み砕いて言うと、湾岸戦争・PKO法・改正特措法・周辺事態法・武力攻撃事態法と
90年代の日本は安全保障政策上、戦後始まって以来の大きな変化を経験しましたが、
これには国際的要因もさることながら国内政治的要因も大きく影響している筈です。
即ち、社会党の没落と政策転換、旧中道野党の政権政党化、新進党の結成と崩壊、
民主党の野党第一党化などを抜きにして90年代の変化は語れないと思います。
その点についてこれからボチボチと資料を集つつ考えていきたいところです。
もともと大学での専攻は現代先進国の比較政治なので、自分の学問的関心と
軍事への関心をつなぐテーマとしていいかなと思っています。
>>495 既卒でも是非!
学部生よりも院生・社会人の方が活動人数が多いようなサークルですので(w
>>496 普段は土曜の正午から夕方まで長時間やってますので、お好きな時間にどうぞ。
また今度の日曜に新歓ハイキングとして三笠記念館に行くことになっています。
更に来週の土曜日(27日)には私が「アメリカの大学における軍事教育」という
テーマで例会発表を行うことになっています。詳細は
>>486 のURLをご参照下さい。
498 :
491(496) :02/04/19 12:45
メールいたしました。 是非、入会したいと思いますのでよろしくおねがいします。 ちなみに、2chが嫌いと言う人もいる世の中に入るみたいなので あるBBSでここがかきこまれたので興味を持って〜〜〜 と書きましたが、ここのことです。よろしくおねがいします。
499 :
491@大学 :02/04/20 14:09
>>Private 3rd Class Nanash殿 行ってみましたけど、どこが、そうなのか、わかんなくて帰っちゃいました。 どこなのでしょうか? なんか入り口がふたつあるっぽいですけどどっちも違うみたいで
初めまして 今年の5月祭を楽しみにしております。大学時代、ゲームサークルに 入ってましたが、TRPGばかりで、ボードゲームは全然しませんでした。 ちょうど、アーケードではストUにはじまる格闘ゲーム全盛期で ございました。 まじめに、ボードゲームと戦史と探求されている団体さんがいるのを 知って心強いです。 #ご紹介のURLの活動報告のところは拝見できなかったです。
501 :
Private 3rd Class Nanashi :02/04/26 10:25
明日27日、「アメリカの大学における軍事教育」というテーマで
私の留学体験を基にした発表をサークルの例会にて行います。
このスレをご覧になっている方で興味がある方は是非お越し下さい。
駒場キャンパス「キャンパスプラザA棟」ロビーにて午前11時開始予定です。
http://www.c.u-tokyo.ac.jp/map/campusmap-j.html >>486 のURLも併せてご参照下さい。
>>499 ご迷惑をお掛けしてすみません。先ほどメールしました。
>>500 暖かいお言葉ありがとうございます。
ここ最近はサークルで戦史研究を行ったりボードゲームで遊んだりすることは
流行らないようですね。3年連続で新1年生が入ってこない有り様ですので。
活動報告が見られなかったのは恐らくサーバーの不調かと思われます。
現在は復旧したようです。
502 :
名無し三等兵 :02/04/27 00:29
age
503 :
名無し三等兵 :02/05/01 02:17
おい1よ 早く野球すんべ
504 :
名無し三等兵 :02/05/08 14:37
505 :
dat落ちしそうなので :02/05/13 06:04
age
そういえば、今年うちの大学に設立された独立研究科(大学院)に、 21世紀社会デザイン科というよくわからないものがありますが、 その専攻内容に「危機管理」があるようです。 軍事的なものというより、NGO等の活動をあつかってるみたいですが・・・ 講師の中には元PKO隊員の方もいるみたいです。 「危機管理」を謳っているならもっとハードな危機管理も含めて扱えばいいのにねぇ。 ずっっと前にこのスレであった軍事学科設立案? あれ実現しないかなぁ・・・ いまほど国民が安全保障を議論しなければならない時は戦後ないのに、 大学が市民社会にそのスペースを提供していないのはいかがなものか? 狭い意味での軍事学オンリーでは難しいかもしれないが、 学際的に「戦争」を包括的アプローチで捉える学部が出来てもおもしろいと思うんだけど。 政治学科卒業生が政治家になるわけではないのと同様に、 なにも軍人を養成すると言うわけでなく、戦争、安全保障を考えたい市民に教養を提供するという意味で、 十分設立は可能だと思う。 設立当初は怪しげな目で見られるだろうが潜在的ニーズは確実にあると思う。 以上、ネタ切れながら久し振りにageてみますた。
>>506 文学や哲学並に就職先に困ることになるんじゃないかなぁ。
508 :
Private 3rd Class Nanashi :02/05/19 06:25
>>506 1さん
面白い大学院だなぁと思い、ちょっと調べてみました。
http://www.rikkyo.ne.jp/~z3000142/sd/index.html 要するに英語名の「MBA in Social Design」の通り、比較組織論ということですね。
ただ「危機管理学」と謳いながらも講師がセコム等の民間企業の元安全担当者や
元自治官僚というのはどうも……。せめて拓大の森本敏氏あたりを招けばいいのに。
有事法制や日米中戦略バランスと言った喫緊の問題が山積している今だからこそ、
日本でも本格的に安全保障の学術研究・専門職養成を行う大学院を設けるべきでしょうね。
一番手っ取り早いのは防大の総合安全保障研究科を外部にも開放することなんですが。
http://www.nda.ac.jp/cc/syakai/anpoken/anpoken.htm こんなに充実した大学院を内部専用にするのはあまりに勿体ない!
自衛官・防衛庁職員以外は毎年ジャーナリスト1名って……。
潜在的な入学志望者は結構いると思うんですが。
新規の学科創設は(気持ちは分かるんですが)少子化のせいで厳しいでしょうね。
むしろ既存の大学組織の中で安全保障講座を作ったり拡張するのが現実的ではないかと。
例えば大阪大学国際公共政策研究科とか。元々国際的な実務家を養成する院ですし。
http://www.osipp.osaka-u.ac.jp/info.html ここに国際安全保障専攻を作ったら面白いのではないかなぁと。
専門職大学院なので修了後の就職先にも困らないでしょう。
ああっ、2chなんてやってないで早く五月祭用の原稿を書かないと……。
>>509 大学間の単位交換制度が利用できる場合もあるので、自分の大学の履修要項をよ〜く
確認するとうれしいことがあるかも。
511 :
名無し三等兵 :02/05/27 22:08
age
>>501 流行らないのは同じです。
うちの大学にも戦史研究会はありますが、どうも新人勧誘には
苦労してます。
>>508 Fーcampusうまく利用してみると取れる可能性はあるよ。
#ちなみに自分は学習院は蹴ったが・・
Private 3rd Class Nanashiさんへ スレ違いの話題で申し訳ありません。ここでなら捕まえることができると思ったものですから・・・ スレではお世話になりました。試験がだいたい終了したので、すこし米国のドクトリン関係を 調べているのですが、基礎知識が不足しているためにいまいち・・・ もし米国核戦略関連でよい著書があれば教えていただけないでしょうか?どちらかというと 洋書の方が安くはいるので、教えていただければ幸いです。
514 :
名無し三等兵 :02/06/02 22:31
メインタンクブローage
あれー、倉庫に落ちてしまったと思っていたら、
まだ大丈夫でしたか。ヨカッタヨカッタ。
>>512 F-campus科目ではないみたいです・・・
今回は無事コミケに当選しました。
留学先の大学の軍事系科目(WWIIの授業など)について文章を書いてます。
>>513 NPRの1さん
某スレで「11」と名乗ってませんでしたか?(w
まぁ、最近この板にも核太郎や脅威過敏厨が多いようで。
ちなみに某スレの493は私です。
アメリカの核戦略については私も勉強中なんで十分な解答が出来るか
分かりませんので、自分が読んでいる文献を挙げておきます。
・防衛大学校安全保障学研究会・編『新版 安全保障学入門』(亜紀書房,2001)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4750501107/ref=sr_aps_d_1_1/249-4101455-7053948 の第5章「核兵器と安全保障」は簡潔かつ的確なサーベイなのでお勧めです。
・防衛研究所安全保障研究会・編『これからの安全保障環境』(亜紀書房,1999)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/475059914X/qid%3D1023118835/249-4101455-7053948 の91〜101頁と併せ読むと理論的考察と最近の展開が分かって良いです。
冷戦時代のアメリカ核戦略については
・岡崎久彦『戦略的思考とは何か』(中公新書,1983)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/412100700X/qid=1023118922/sr=1-2/ref=sr_1_2_2/249-4101455-7053948 の第8章「核の戦略」が非常に読み易いです。
洋書では、
・Peter Paret, Felix Gilbert, Gordon Craig, eds., _Makers of Modern Strategy
from Machiavelli to the Nuclear Age_, (Princeton Univ Press, 1986).
http://www.amazon.com/exec/obidos/ASIN/0691027641/qid=1023119086/sr=2-1/ref=sr_2_1/103-0097860-4090235 の第25章が冷戦期の核戦略について詳細にサーベイしています。
・Robert Doughty and Ira Gruber, et al., _Warfare in the Western World:
Military Operations Since 1871_, (D.C. Heath & Co., 1996).
http://www.amazon.com/exec/obidos/ASIN/0669209406/qid=1023119724/sr=1-2/ref=sr_1_2/103-0097860-4090235 ・Peter Maslowski and Allan Millett, _For the Common Defense: A Military History
of the United States of America_, rev. & exp. ed., (Free Press, 1994.)
http://www.amazon.com/exec/obidos/ASIN/0029215978/qid=1023119908/sr=1-1/ref=sr_1_1/103-0097860-4090235 この2冊はそれぞれ西洋戦争史とアメリカ軍事史の概説書ですが、
章末の文献案内が参考になるのではないかと思います。
あと、核戦略には直接関係ないのですが個人的にお勧めしたいのが
・Joseph Nye, _The Paradox of American Power: Why the World's Only Superpower
Can't Go It Alone_, (Oxford Univ Press, 2002).
http://www.amazon.com/exec/obidos/ASIN/0195150880/qid%3D1023120253/ref%3Dsr%5F11%5F0%5F1/103-0097860-4090235 です。冷戦後、9・11後のアメリカの国際政策を考える上で欠かせない本だと思います。
Nyeの書いた本だけあって、非常に鋭い洞察をとても読み易い文体で書いており
1日で読める(読まされてしまう)でしょう。
他にも質問等ありましたら捨てアドを載せておきますので気軽にメールして下さい。
517 :
名無し三等兵 :02/06/04 23:39
age
518 :
名無し三等兵 :02/06/09 01:09
沈没防止age
519 :
名無し三等兵 :02/06/13 00:25
最近レスないなぁage。
520 :
名無し三等兵 :02/06/18 03:43
521 :
名無し三等兵 :02/06/18 04:01
そういえば防衛大の大学院に朝日新聞の記者が防衛大留学記を 昔のアサヒコム〔朝日新聞のHP〕に連載していましたね 面白かったですよ
522 :
名無し三等兵 :02/06/21 07:41
ところで俺は朝日と日経だけしか読まないよ。
523 :
名無し三等兵 :02/06/21 10:11
ここ最近は読売の安全保障に対する考え方がいい感じ。
524 :
名無し三等兵 :02/06/21 22:23
>523 たとえば?
なにはともあれ、富○大の軍事嫌いをなんとかしてくれ。 人文学科ゼミでクラウセヴィッツの戦争論読んでるだけで白い目で見るな!!
良スレ保守
祝 ドイツ勝利!
529 :
名無し三等兵 :02/07/02 17:56 ID:UYiYup3x
良スレ保守
530 :
駄明大生@文系活字中毒 :02/07/02 22:57 ID:0bl9h3bL
スレ復活万歳!
>Private 3rd Class Nanashiさん
以前
>>200-202 の軍事学科導入の見解のなかに、経済学に対するアプ
ローチがなかったので、それについての見解を伺いたいです。
というのは、「外交・安全保障」としての軍事も確かに現在の日本に必要
ですが、それにもまして、産業における軍事的リスク(政情の変動・戦争
の勃発)の分析も必要に思えます。
当方は商学部に在籍しているのですが、経済学における戦争の要素は
需給バランスの調整だけではないように思いましたので。
531 :
Private 3rd Class Nanashi :02/07/03 22:59 ID:pcYRmTZn
スレ復活マンセー!Ура!
>>530 駄明大生さん
なるほど。経済学的アプローチですか。すっかり失念していました。
確かにこれだけグローバル経済と相互依存が発展している状況では
経済抜きでは軍事は語れませんね。問題は私が経済学に詳しくないことですが(苦笑)
アメリカの安全保障系大学院のカリキュラムを見ていると、
「防衛の経済学(defense economics)」なんて科目があります。
シラバスをよく読んだことがないので詳細は分からないのですが、
おそらく軍事費や戦争が国民経済にもたらすマクロな影響や、
国防予算が政府財政にもたらすミクロな影響などを検討する科目でしょうか。
(この辺りは日米の経済学部でも経済史の一分野として研究されているようです。)
他にも産業事情の1ケースとして国防産業が取り上げられたりもするようです。
また、分析対象としての経済ではなく分析手法としての経済学を
軍事学に応用する科目もあるようです。合理的選択論・ゲーム理論などですね。
いわゆる「政策科学」や「戦力分析(net assessment)」などの科目です。
経済学の厳密かつ数理的な手法は安全保障政策や軍隊のマネジメントなどの
企画立案・費用対効果分析・政策評価などに有効なのでしょうね。
で、私の意見なんですが、学部レベルでやるには高度すぎるのではないかと。
軍事学教育が進んでいるアメリカでも大学院で講じている科目なんで、
基本的な安全保障論の科目にすら事欠くことが多い日本ではどうかと。
まずは基礎を固めることが先決ではないのかな、と思うんです。
もちろん防大の総合安全保障研究科などでは講ぜられるべきですが。
(確か「防衛の経済学」などが開講されていたはず。)
532 :
Private 3rd Class Nanashi :02/07/03 23:15 ID:pcYRmTZn
暫定スレでのコメントへもレスします。
>10 :前スレの1 :02/06/30 02:59 ID:HdJ7mAhr
>
>>1 Private 3rd Class Nanashi さん
>
>スレたておつーです(遅くてスマソ)
>学校から見ていたのですが、学校からではカキコできませんでした。
>
>とりあえず、復旧待ちってとこですね・・・
>
>僕は今、前に言った戦時国際法の授業に出とります。
>講義の合間合間に先生が軍事話やら、自衛隊よもやま話、さらには裏話を聞かせてくれるので、
>軍ヲタ的にかなりマンセーな授業です(笑)
>前回はドイツポケット戦艦、アドミラル・グラーフ・シュペーについて話してくれました。
>
>この間、背中に「パトリオット」が描かれたTシャツを着た奴が最前席で受講していたが、
>彼は軍ヲタに違いない(笑)
いいなぁ、マニアな先生(w
今学期は学科の必修で国際法を受けているのですが、
時間の都合上「安全保障の法」と「武力紛争法」は範囲外なんですよね。
来学期の国際機構の授業である程度は触れられるそうですが、
はたして週1回の授業でどれほどマニアック(藁)に話してくれるのだか。
そもそも防大の先生じゃないと自衛隊よもやま話なんて聞けないし(w
ちなみに2年生の頃、国際関係論の授業に厚木航空祭で買った
F-14だかF-18だかが描かれた如何にもアメリカンなTシャツで出席したら
「某軍オタサークルの方ですか?」って聞かれてしまった(w
#でもいつも米軍関係のTシャツ着てるんだよなぁ。着易いから。
533 :
491 :02/07/04 00:18 ID:8gFGGW+c
おお、いつの間にか復活してますね。 復活オメ〜 >>Private 3rd Class Nanashi殿 ご無沙汰してすみません。 自動車教習と学会(音響、電気関係)のトリプルコンボで殺されています。 また、9月あたりそちらに行きたいと思います。 そのときはよろしくおねがいします。
534 :
駄明大生@文系 :02/07/04 02:02 ID:5/Nkx2KQ
>>531 Private 3rd Class Nanashiさん
リプライ有難うございます。
言われてみれば、学部生の履修すべき範囲を超えてますね。
当方まだ昔で言うところの「大学予科」に在籍しているので、そもそも
およびでないですね(笑)
書いていて思いついたのですが、いわゆる一般教養として軍事学という
学問をやるのはどうなんでしょうか?
アメリカの大学だと、一般教養の中にもありそうな感じがするので。
535 :
Private 3rd Class Nanashi :02/07/04 02:42 ID:z8r3qmuu
見たい番組が始まるまで少し時間があるのでレスします。
>>491 さん
いえいえ、こちらこそご連絡せず申し訳ないです。
あの日の発表は面白かったのでまた機会があれば集まりましょう。
8月の某夏祭り時とかどうでしょうか?いっそこのスレのOff会をやってみるとか(w
>>534 駄明大生さん
うーん、一般教養としての軍事学ですか。難しい質問ですね。
そもそも日本の「一般教養科目」とアメリカの「一般教育科目」って
位置付けが異なるんで、単純な比較は難しいんです。
敢えて簡単に説明すると、
【日本の大学】
・1年次から既に専門学部に所属
・学部学科ごとに異なるカリキュラム/科目群を履修
・1〜2年次の一般教養科目を履修、3〜4年次に専門科目を履修
【アメリカの大学】
・1年次から4年次まで「文理学部」ないし「教養学部」という巨大学部に所属
・カリキュラム/科目群は基本的に全員共通
・専攻が決まるのは基本的に3年次から
・専攻は「所属学科」という固定的なものではなく、「履修コース」という扱い
・「履修コース」の必要要件に含まれていない科目が一般教育科目扱い
という感じになります。
例えば「国際関係論」専攻なら、
必要要件に含まれている科目(国際政治・国際法・国際経済など)が専門科目、
含まれていない科目(日本文学・物理学・生命科学など)が一般教育科目になります。
だから政治学や歴史学に含まれている軍事系の科目でも、どういう立場の人が
履修するかによって専門科目か一般教育科目か分かれてしまうんですよね。
強いて言うなら学部初級用が一般教育科目で学部上級用が専門科目か。
私が留学していた大学では、第2次世界大戦史が歴史学(学部中級)、
ヨーロッパ戦争史とアメリカ軍事史が歴史学(学部上級)、
安全保障政策が政治学(学部上級)という扱いでした。
他の大学では「戦争と平和」という入門セミナー的な授業が
歴史学や政治学の学部初級用の科目に指定されていたりします。
こんな説明で分かるかどうか不安ですが……。
うちの大学の法学部の名物教授が有事法制関係の研究でゼミ生つれて 自衛隊で泊まり込んだり、現役自衛官の講演とかしてもらうらしい。 想定状況は半島有事から米中間の紛争勃発、その時日本はどうするか? みたいな感じらしい。俺も参加してえ。 参加者いたら詳細キボンヌ、某関西の国公立大の奴 あと学生運動の方々が反対運動してるよ、「国費を無駄遣いするな」だとさ。
558 :帝京堕易学生 :02/05/27 09:10 消防の頃サバイバルバイブルを本屋で立ち読みして気がついたらミリオタに 以来柘植信者だったんだけれど、洗脳が解ける出来事が有ったのよ! 俺は嘘だと思いたかったから元・自衛隊北部方面指令の志方さんに直に例の認識票ナンバーの話を聞きに行ったのさ! 内容は・・・ここではあえて伏せましょ。 それより何で自衛隊のお偉いさんにただのミリオタ学生がコネがあるのかって? 志方教授の「危機管理論」の講義は明日の2限・・・・・。 潜りたい奴は遅刻するなよ!あの元自の教授、遅刻には厳しいから!(w 追伸・八王子校舎だからな〜!板橋の本学じゃないぞ〜! 559 :名無しさん :02/05/28 23:53 >558 「内容は・・・ここでは・・」って今までと同じじゃん。(W) その「内容」が、はっきりしないから、このスレが続いてるんでは? 560 :名無しさん :02/05/28 23:56 >559 まあまあ、良いじゃないですか。帝○大でしょ。 高○不動駅から、右へ行くのが中○大生、左へ行くのが帝○大生。 561 :名無し三等兵 :02/05/29 00:00 話題のその人はともかく、周りの取り巻きや信者、 取り巻き志望者の低能振りには挨拶に困りますなw 562 :558 :02/05/30 14:14 んじゃはっきり書きますか、偽者だと断言されておりました。 来週の火曜日、休校にならなければ9:00〜9:20の間に多摩モノレール 大塚帝京駅の近くのセブンイレブン前をジャングルファティーグを着た奴が 通ります、多分それが私です。「558さんですか?」とでも声をかけて頂け ましたら一緒に講義を受けましょう♪ ミリオタにはかなり物足りない内容の講義ですが、終了後に生で某氏の話を 聞けることをお約束しますよ!!(w
538 :
駄明大生@文系 :02/07/05 01:35 ID:4cZ2BSZR
>>535 Private 3rd Class Nanashi さん
リプライ有難うございます。
うーむ、アメリカと日本ってこんなにシステム違ったんですね。
アメリカの場合テーマの難しさと専攻の要件に入っているかどうかで
一般教育科目かそうじゃないかが決まるなんてはじめて知りました。
正直なところ、政治学にしても経済学にしても歴史学にしても、戦争に
ついての研究ってかなり応用色が強いように思います。
そう考えると、どうしても中−上級になってしまうんですね。
やっぱり一般教養に組み込むのは難しいようです。
>Off会
いいですね。バイトとの日程の都合がつけば「夏祭り」には行く予定です
ので。もちろん、「戦史研」の新刊も買います。
(最近気が付いたんですが、高校一年のときどっちか忘れたんですが
「祭り」に行って「戦史研」の本買ってました。34-36号と増刊3号、
替え歌集wwをもっています)←スレ違いすいません。
では、長文失礼。
539 :
右右☆国際政治学☆右右 :02/07/05 07:08 ID:iRdVtfn7
保守本流右翼学者マンセー 左翼大学京大系の中のマイノリティー右翼学者 猪木正道+→高坂正尭+→中西寛(京大)←本家本元保守右翼 ****|*****|→中西輝政(京大教養)←傍流 ****|*****|→坂元一哉(大阪大)←←傍流 ****|*****|→岩間陽子(政策大)←←傍流 ****|*****+→田所昌幸(防衛大)←←傍流 ****+→五百旗頭真(神戸大)←←←←←←←傍流
540 :
名無し三等兵 :02/07/05 19:27 ID:R+gimA7F
テルちゃん以外、中道じゃん。
541 :
Private 3rd Class Nanashi :02/07/09 18:35 ID:dfC+P3u3
>>538 駄明大生さん
ええ、アメリカの大学はかなり自由度の高いカリキュラムを擁しているので、
向こうの軍事系科目を単純に日本の大学に当てはめることは難しいんですよね。
その点は某38〜40号の拙稿をお読み頂ければご理解できるかと思います。
ちなみに複雑になってしまうので
>>535 では述べなかったのですが、
アメリカの大学を卒業するためには「専攻(major)カリキュラム」に加えて
「一般教育(general education)カリキュラム」を修了している必要があります。
「専攻カリキュラム」というのはその名の通りで、
例えば「国際関係論」専攻なら必修の国際政治・国際法・国際経済に加え
政治学・経済学・歴史学・外国地域研究などから所定の単位数を満たせば
学位に「国際関係論専攻」と記されます。
一方、「一般教育カリキュラム」というのは
大学生として必要な知識と視野の広さや批判的・分析的思考能力など、
これから市民社会の一員になる当たって必要なスキルを身に付けさせる課程です。
これも「専攻カリキュラム」と同じで構成要件が指定されているだけの
「履修コース」的なものなんですが、専攻に関わらず全員に同じものが
課されている点が特徴です。つまり文理(人文・社会・自然)などの区別がない。
「市民」「社会人」としての共通の教養と技能を皆に持たせようという訳です。
542 :
Private 3rd Class Nanashi :02/07/09 18:36 ID:dfC+P3u3
具体的には、 ◇知識の幅広さを確保するための要件として、 ・外国語(中級レベル相当の1ヶ国語) ・人文学/芸術系科目から数科目(※実技科目を必須とする場合が多い) ・歴史学から西洋史・東洋史・アメリカ史など、1つの文明圏の通史 ・社会科学から数科目 ・自然科学から数科目(※実験を伴う科目でなくてはならない) ◇視野の広さを確保するための要件として、 ・アメリカ国内の多様なエスニシティについて触れている科目 ・非西洋世界の文化や社会について触れている科目 ・現代の世界と社会が抱えている問題について考える科目 ◇批判的・分析的思考能力を養うための要件として、 ・学術的(場合によっては実務的)なライティングの授業を数科目 ・データの処理や分析を学ぶ科目=統計学 ・論理的思考を身に付けるための科目=数学(微積分・線形代数) というような内容である場合が多いようです。 卒業時までに「一般教育カリキュラム」を満たしていないと、 仮に「専攻カリキュラム」を満たしていても学位はもらえません。 かなり話が逸れましたが、軍事系科目を このような「一般教育カリキュラム」を組み込むのは難しそうです。 ただ、個々の要件を満たすための選択科目としての存在意義は十分あるでしょうね。
>>538 「夏祭り」時に本当にオフ会を決行しましょうか?
それなりに参加者は見込めると思えるので。
興味ある方は(暫定的な)参加表明をお願いします>All
>>539 京大は経済学部こそ○系だけど、
法学部の政治学は昔から保守(というより現実主義)でしたよ。
国際政治学以外でも、現代政治分析の大嶽秀夫とか行政学の村松岐夫とか。
それにしても京大学派の国際政治学者・外交史家は優秀ですね。
猪木・高坂門下、そして最近では五百旗頭門下の若手の研究者など。
(もちろん関東勢も優秀な方ばかりです。念のため。)
専修大学の安全保障論に忍び込みたい。今度下見に逝ってみるです。
545 :
1 :02/07/10 00:02 ID:???
「夏祭り」にはあまり興味ないのですが、
オフ会は参加してみたいですねー。
>>544 専修にも安全保障論あるですか?
547 :
1 :02/07/10 10:33 ID:???
>>546 ありがとうございます。
あれ、この人も元防衛庁キャリアじゃないっすか。
たしか防衛研究所に異動した人ですよね。
548 :
名無し三等兵 :02/07/12 01:18 ID:XfEkWdwK
>Private 3rd Class Nanashiさん 戦史研って何日目でしたっけ?(爆) 現在、資格予備校通学費を稼ぐためバイト中の身なもので、日にちだけ確認して 休みを取らないと行けないです。 スレ違いsage
>>550 駄明大生さん
<8月11日(日)東「ヒ」51a>です。
>>551 うーみゅ、了解です。一応参加の方向で。
しかし、コミケに逝ってOFF会に参加するからバイト休むとは言えないからなぁ・・・
(お盆で実家に行くとでも言っておけばいいかな)
↑
会場で社員と鉢合わせの罠ww
発狂軍事学
554 :
Private 3rd Class Nanashi :02/07/18 15:33 ID:T3EFfSOS
555 :
駄明大生@文系 :02/07/20 23:15 ID:+4lFrNR2
試験の山を越えて久々にカキコ
>>554 のPrivate 3rd Class Nanashiさん
情報thx !
扱う範囲はやっぱりマクロ系の分野なんですね。
「個々の企業にとっての戦争とその対策」みたいなものもあるかと思ったのですが・・・
まぁ、これはどちらかといえば経営学の範囲ですしね。
あ〜、うちの大学では今度特別講座かなんかで「撫順の奇跡」と称して 撫順帰りのご老体の感動的なお話を聞かせてくれるそうです。 ところでWW2の存在すら知らんうちの大学にそんな話なんかしてわかるのかね。
557 :
名無し三等兵 :02/07/21 02:19 ID:RGklCPuO
早稲田の社学なんけど、ゼミ困ってる。軍事っぽいことやらせてくれそうな教授って 1.今村 2.田賀 しかいないじゃん?でも 1.いまいちうさんくさい 2.サヨ ってゆう深刻な問題がなあ。。。授業受けてる感じでは2.のほうがいいかな、って思ってるけど。。。 誰か田賀ゼミのヤシしない?または早稲田でそういうことやらせてくれる先生教えれ!
558 :
ヴァカダ人 :02/07/21 06:46 ID:8GiC06ZK
559 :
557 :02/07/21 18:31 ID:OD8mONCc
>>558 武ちゃんね。先輩が山本ゼミだけど、確かに熱いらしいな。政経いいな〜
560 :
名無し三等兵 :02/07/22 00:49 ID:OBBdlICa
>>557 サヨを論理的に打ち負かしてこそ軍事板住人。
561 :
ヴァカダ人 :02/07/22 01:25 ID:ICVrngpi
>>559 興味があるなら先生にコンタクトとってみたら?
先生によってはOKのこともあるみたいよ。
562 :
名無し三等兵 :02/07/22 02:01 ID:JD2uKwLn
ウヨよりかはましだがな。
563 :
名無し三等兵 :02/07/22 02:25 ID:dXSar41M
>>561 マジすか。それは卒業単位に入るのだろうか。。。ちと楽しみ。試験終わったら聴いてみるわ
産休!
564 :
ヴァカダ人 :02/07/22 03:18 ID:ICVrngpi
>>561 いや、卒業単位関係なく、個人的にゼミに参加するってこと。
たぶんゼミは他学部聴講認めてないから、単位への参入は無理だと思う。
565 :
名無し三等兵 :02/07/22 19:55 ID:MnJtROej
566 :
ヴァカダ人 :02/07/23 00:36 ID:Gnz4cyNy
>>565 あと政経に日本軍の宣伝戦略についてやってる先生がいる。
山本直利だっけな?
ともかく政経には山本が3人いるからわけわからん。
567 :
名無し三等兵 :02/07/23 03:55 ID:Tz7+Us/T
地方の国立大学はうんざりするよ。教授の人数も政治観の多様性もたりないし。 声がでかいのやつは運動家みたいのばっかりだよ。。。
568 :
Private 3rd Class Nanashi :02/07/26 14:58 ID:9w6XDU3q
先日電車の吊り革広告を見ていたら興味深い記事を発見しました。 『スクープ!自衛隊と大学が「有事」を共同研究』(サンデー毎日7月28日号) というものなんですが、まさにこのスレにぴったりの内容でした。 大阪大学の国際公共政策研究科(いわゆる国際関係の専門職大学院ですね)にて 自衛隊と共同で有事のシミュレーションが行われたという要旨なんですが、 全体の論調はまぁ、予想通りというか何というかトホホなものでして。 特に最後に東大法学部の名誉教授によるトンデモな発言が印象的でした。 扱っている内容としてはよく書かれたルポだと思うんですが……。 出来たら記事をどこかにUpして皆さんにもお見せしたいのですが、 生憎私はスキャナーを持っていないので図書館などで読んで頂けたら と思います。このスレの住人なら確実に面白い記事ではあるので。
569 :
Private 3rd Class Nanashi :02/07/26 14:58 ID:9w6XDU3q
で、ちょっとした連絡なんですが。 某夏祭り時のオフ会ですが、そろそろ具体化しようと思います。 日時は8月11日の夕方あたり、場所は揃った面子次第でその場で決める (何せ参加人数も参加者の皆さんにとって都合の良い場所も分からないので) というかなり適当なものですが、皆さんとしてはこれで宜しいでしょうか? これ以上は2chで話すのも良くないんで、続きは私のサークルのHPでしたいと 思います。皆さんのご理解をお願いする次第です。
570 :
:02/07/28 17:33 ID:???
保守
基地泊まり込みの勉強会は女子学生へのセクハラ がすごいってきいたんですが、本当ですか?
さげ
sage
sage
577 :
:02/08/14 16:54 ID:???
保全
今どうなってるかわからんけど、俺が在学当時(5〜6年前)にいた田嶋信雄教授の欧州政治外交史の授業のテキストは「ナチズム極東戦略」って自著だった。 ゼミでも日中戦争、太平洋戦争、欧州戦線それぞれの外交史を3年ローテでやってたらしい。 今になって考えればもっとマジメに出ておけばよかったと思う(1限なんか出てらんねーよ)。 当時は軍事より現代政治情勢の方が好きだったからなあ・・・ あと大隈と言う教授の国際関係論の授業の後期一発の試験の時は「『凝ったアプローチで』国際関係論について論ぜよ」というものだった。 何を思ったか俺は「信長の野望」という表題で信長の野望と三国志と提督の決断をテーマに書いたらAAもらえた。 かない厳しい教授と言うことで有名だっただけに以外だった。 話がそれたからsage
579 :
名無し三等兵 :02/08/14 22:02 ID:TcG5pYmE
>>578 ワラタ
大戦略も加えればAAAだっただろう。
高3ですが、やっぱり日本じゃ軍事学を学べる 大学って無いんですかね。
581 :
580 :02/08/15 01:14 ID:???
既出でした。すみません。
582 :
:02/08/19 21:53 ID:q2hJ/pxh
ちょっと閑散としているのでネタふりもかねて質問です。 軍隊の労務システムってどういう風になっていますか? (昇進などではなく給与体系などです)
あぼーん
585 :
582 :02/08/20 00:35 ID:QKUZtN4d
586 :
名無し三等兵 :02/08/22 23:54 ID:p3coeSwp
age
軍事関係の雑誌(論文集)で有名なのってなんでしょう?
590 :
名無し三等兵 :02/08/23 00:08 ID:ky6UeCiW
法政の防衛学はどうなの? 法政関係者レス頼む。
591 :
名無し三等兵 :02/08/25 00:26 ID:OxTQLhaN
ウチの大学ではなぜか帝国陸軍の最後4が研究資料扱いで貸し出されてました。 返却期限は2010年…理工系単科大なのに何研究してんだw
age
594 :
名無し三等兵 :02/08/30 18:18 ID:Qukq6+jB
>>587 国際安全保障学会の季刊誌「国際安全保障」というのもあるよ。
(2000年までは防衛学会・「新防衛論集」という名前だった。)
著名な国際政治学者から自衛隊の現役幹部まで幅広く投稿してるみたい。
残念ながら学会のHPはないようだ。ライバルの平和学会は持ってるのに(苦笑)
595 :
名無し三等兵 :02/09/02 20:32 ID:wmpUXlXz
>>591 ,594
すっかり遅レスになったけどサンクス。
私の大学でも軍事学関係の雑誌を購入しているようなので(タイトル忘れた…Oxfordの奴だったか)
いろいろ探してみます。
sage
597 :
名無し三等兵 :02/09/15 20:11 ID:8nue4QE2
保守
598 :
Private 3rd Class Nanashi :02/09/23 21:40 ID:M/cb/9iS
599 :
Private 3rd Class Nanashi :02/09/23 21:44 ID:M/cb/9iS
そして今、両者の関係に“異変”が生じている。昨年から、大学と自衛隊の交流 が活発化しているのだ。前出の関係者の感慨はそうした変化を目の当たりにして のことだ。 昨年6月、慶應大学の阿山川尚之(総合政策学部)、島田晴雄(経済学部)両教授 がゼミ生約60人とともに神奈川県横須賀市の海上自衛隊基地を訪問し、護衛艦に 乗船、若手の幹部自衛官らと討論会を行った。阿川教授は、 「防衛の前線でこうしたことをやったのは、この時が初めてでしょう」 と語る。こうして、この交流を、全国紙が 「自衛官と大学生“歴史的”討論」 と一面の企画記事で取り上げた。阿川教授は言う。 「いつまでも『制服(自衛隊)は危険だ』と考えて実態を知らないのでは話にな らない。現場を見て、税金がどういった装備になり、どんな人たちが国を守って いるのかを知ることが重要だと考えた。学生たちは率直な話し合いもでき、多く は感謝と感激の念を抱いて帰ってきた」 さらに、同大の試みよりも一歩進んだ形で、自衛隊と大学の「有事」の共同研 究も始まっているのだ。 その研究とはどんな内容なのか――。 右の図を見てほもい。大阪大学大学院の国際公共政策研究科の院生と陸上自衛 隊中部方面隊(総監部・兵庫県伊丹市)の自衛官6人が、昨年末に共同研究とし て行ったロールプレーゲームの状況設定だ。読者はその生々しい想定に驚くので はないだろうか。詳細を紹介する前に、まず共同研究の全体像をお伝えしよう。 共同研究は昨年10月から12月にかけて、同大学院と自衛隊施設で交互に、計4 回行われた。「国際安全保障と我が国の防衛政策」などをテーマに、大学院の助教 授や自衛隊の幹部がそれぞれ講義をし、参加者同士で討論。また、自衛隊の輸送 へりに乗っての部隊見学や火器などについて研修を行つた。 担当の星野俊也助教授(国際政治・国際安全保障論)は言う。 「安全保障を論議する上で、自衛官と自然な形で論議することは不可欠と考えた。 自衛隊の意見を一方的に拝聴するという形にはしないようにプログラムした」
600 :
Private 3rd Class Nanashi :02/09/23 21:46 ID:M/cb/9iS
「首相、フェリー撃沈の許可を」 そして、研究の集大成とも言えるのが、危機的事態への対処戦略をシミュレー ションするロールプレーゲームなのだ。 ゲームは、伊丹駄屯地の厚生センターで、2泊3日の泊まりがけで行われた。 危機の設定はこうだ。 架空の中東産油国Aに隣国のテロ支援国家Bが侵攻。D国(仮想・アメリカ)が 同盟国であるC国(仮想・日本)に駐留させた軍を含む軍隊を、侵攻地域に派遣 した。その状況下で、大陸の独裁国家E国が隣接するF国に侵攻する動きがあり、 C国へもミサイルなどでの攻撃の危険が発生した――。もうお分かりのように、湾 岸戦争をモデルに東アジアの情勢を絡めたものだ。 参加者は2グループに分かれ、いずれもC国の政府危機管理チームとして、予 想されるさまざまな危機への対処方針作りに取り組んだ。両チームは深夜まで議 論を続けて結論をまとめ、閣僚役の自衛隊幹部に報告した。 その時、にわかに新たな条件が付け加えられた。 「自国籍のフェリーが国際テログループに乗っ取られた。約1時間で自国沿岸に 接岸する模様」 さらに、 「国籍不明機が領空侵犯」 と続く。 フェリーには多数の民間人が乗船、接岸地には遊園地や原発施設がある。乗客 を巻き込んでの自爆テロの可能性も示唆された。対処時間は30分とされた。 どんなやりとりがなされたのか。自衛隊・防衛庁の部内新聞『朝雲』にその時 の様子が詳しい。 「ホワイトボードに書きなぐった項目を前に、緊迫した言葉が飛び交う。『撃墜 のために必要な手続きはどうする』『潜水艦を準備』『間に合うのか』『レンジャーを 突入させよう』など。『やらなくてどうする』といった声もブースに響いた」(02 年2月1日号) 現実さながらの興奮状態が見て取れる。出た結論は@テログループに対する軍 の治安出動A原発の緊急停止――など。それを首相役の星野助教授に報告。星野 助教授は治安出動を認め、自衛権行使に同盟国の了承を得たとし、記者会見設定 を指示した。この時、自衛官の一人が付け加えた。
601 :
Private 3rd Class Nanashi :02/09/23 21:49 ID:M/cb/9iS
「首相、最悪の場合フェリーの撃沈も許可していただかなくてはなりません」 シミュレーションとはいえ、ショッキングな対応策ではある。星野助教授はこ う言う。 「撃沈の許可をと言われた時は、ハッとした。実際には他にも選択肢があったと 思うが、検討の時間が短かった。安全保障の研究には実務的な側面や現場感覚を 重視すべきで、互いに発見があり有益だった」 この共同研究は、今年も行われる。昨年は、課外授業だったが、今年は単位と して認定されるという。いずれにせよ、交流に取り組んでいる大学は、自衛隊へ の理解を深めることをその理由に挙げている。 「戦争に巻き込まれないために」 両大学の他にも、神戸学院大学が共同研究を行った。愛知県では、幹部自衛官に よる「安全保障講座」が企画され、いくつかの大学で開催が決まったという。 この間、自衛隊が活発に大学側に働きかけているのだ。神戸学院大に共同研究 を呼びかけた自衛隊兵庫地方連絡部の今岡勝利渉外広報室長は言う。 「全国で地連が大学への働きかけを行っている。安全保障問題を一つの切り口に、 自衛隊への理解を深めてほしいという狙いです」 働きかけを受けた関西の大学教授は自衛隊の狙いをこう見る。 「有事法案で関心が高まり、アピールを強めているのもあるが、目的は学生のリク ルート。不況で有名大学からも自衛隊に入る学生が増えた。より良い人材を確保 したいのだろう」
602 :
Private 3rd Class Nanashi :02/09/23 21:49 ID:M/cb/9iS
一方、共同研究の閲健が学生の反発を招いているケースもある。神戸大学法学部 の五百旗頭眞(蓑原俊洋助教授が代行)、吉川元両教授のゼミ。今年川月から12 月まで、大阪大大学院と同じように講義と自衛隊駐屯地でのシミュレーションを 合わせたスタイルで4回の共同研究を行う予定だ。 吉川教授は、 「日米安保体制の下で、ガイドライン法、周辺事態法と、アメリカの戦争に巻き 込まれる恐れのある状況が着々と進んでいる。プロ集団の自衛隊は、現行法をど う駆使して戦争に参加しようとするのか、そのプロセスを知る良い機会だと考え た。平和憲法を維持して戦争に巻き込まれないことを真剣に考えるためにも、現 状を把捉したい」 と目的を語る。大阪大学大学院とは違った視点からの企画だった。 両ゼミでは、共同研究に先立ち、シミュレーションの予行演習を6月26日に同 大学で行った。その状況設定は「すべて登場国などは仮想の国」としながらも、 こうだった。 「アメリカ」が「イラク」と「朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)」に同時に軍事 行動をする。「日本」は米軍を後方支援。その状況下で、「台湾」が独立を宣言、「中 国」が台湾への軍事攻撃を準備した。台湾海峡の緊張状能に、米国が日本へ軍事 協力を要請した、というシナリオだ。 「平和憲法否定を前提の研究は疑問」 これに対し、共同研究を知った学生が反対運動を始めた。学生らは学長や法学 部長に抗議文を出すなど抗議活動を強めている。「神戸大学の有事研究を許さない 会」の代表で法学部4年の蛭子浩靖さんは憤る。 「有事を想定し、しかも自衛隊参加の下で、国家戦略や軍事戦略のための実戦的 な研究を行うというのは、大学が政府の有事研究の下請け機関として活用される のと同じだ。学問の自由といっても、やってよいことと悪いことの倫理覿は当然 あるべき。平和憲法の否定を前提とした研究は納得できない」
603 :
Private 3rd Class Nanashi :02/09/23 21:53 ID:M/cb/9iS
予行演習に出た同ゼミの学生は言う。 「吉川教授の意図は理解できるし、研究には参加するつもりだ。ただ、自衛隊員 と共同研究を行うことにはやはり違和感を感じる。一緒に研究すれば非常事態に なった時に批判できるのか、不安もある」 吉川教授はこう反論する。 「今回の舞台設定は、紛争を回避する選択肢のないプログラムになっており、改 善したい。合宿も場所を変えたい。だが、学生が自衛官と協力して戦争作戦を研 究するわけでは決してない。研究には倫理が必要だ。大前提はいかに戦争に巻き込 まれないようにするかを学ぶことだ」 憲法が専門の奥平康弘東大名誉教授はこうした自衛隊と大学の接近について、 「自衛隊の職員がさまざまなシナリオで対応を研究するのは、その結果が憲法違 反かどうかは別として、組織として期待された仕事であろう。しかし、大学、特 に税金で運営される国立大学で国家の枠組みである憲法を否定することを前提と した研究を行うことが期待されるかは深間だ。研究者は学問の自由を言おうが、 その研究が学問の自由にふさわしいかどうか議論、批評することは言論の自由だ。 学者は学問の自由に逃げ込むべきではないし、この問題は議論されるべきだ。む しろ批判もなく研究が行われている大学のケースに時代の流れを感じる」 と指摘する。 昨年9月の米国同時多発テロ以降、不気味な何かが動き始めているのかもしれ ない。 本誌取材班 以上です。長文を転載して申し訳ありません。
五百旗頭先生ってどうなんだろ? 親子揃って学士助手っていうのは、むちゃくちゃ頭のいい家系なんだろうけど・・・ 研究者としてはどうなのかな?
>>603 この論拠にしたがえば,かつて国立大学で天皇制廃止とか社会主義体制の実現を主張した連中は
何なんでしょうかね.
「国立大学」で「国家の枠組みである憲法を否定すること」を主張することは
まずいことになりませんか?(憲法1条および29条の否定ですから)
左の連中のダブスタ万歳!!
ともあれ,すれ違いなので下げときます.
606 :
605 :02/09/23 22:35 ID:???
だいたい602のシナリオに対する研究が,「平和憲法否定」というのが 脳みそにうじがわいている証拠で, 堂々と日本国憲法を守って,こうした情況の下で予想されるすべてのコストを見越した上で 日本は後方支援をしませんって主張すればいいわけじゃないですか. 現実の状況に照らすと,いかに彼らの主張が日本の国際的な立場を危機に陥れるかが 明らかになってしまうからこそ,彼らが研究そのものに反対なわけで.
>>605 社会主義建設や天皇制打破は「人類の進歩に寄与する」からOK
国や資本主義の枠組みを当然としそしてその軍隊の事を考えるのは反動だ
…と妄想蛆の湧いたことを考えていると思われ
>601 Private 3rd Class Nanashiさん 時代は変わりつつあるようだなあ。 数年前のハナシだけれども、 DoDがファンドしている米某研究機関が、 日本の研究者を招聘して日米共同研究を行ったことがある。 目玉はハワイはCINCPACの施設を使ったウォーゲーム。 参加者を募集してみたものの、後難を恐れたのか 日本の大学教員で、コレに応じたのはわずかに私大教員一名のみ。 (募集方法に問題があったのかもしれないが・・・・) くだんの教員に 「センセ、こりゃ皆さん意気地がないですなあ」と言ったら 「そのウチ変わるっしょ」と冷静に返された。 センセ、アナタ慧眼だわ。
609 :
1 :02/09/24 02:30 ID:Soh+aXxa
>Private 3rd Class Nanashiさん
お久しぶりです。
掲載おつかれさまでした。長い文で大変だったと思います。
大変興味深く読ませていただきました。
単に大学側がこうした講義を開設しているのではなく、
自衛隊側からの働きかけもあるというのは知りませんでした。
大学も変わったんだから、次はマスコミに変わってもらいたいものですねぇ・・・
スクープ!と言いながらも、結局もう何度も聞き飽きた構図の中でしか伝えられないマスコミに。
>>605 氏も触れている東大名誉教授の言。
605氏の指摘したダブスタももちろんですが、僕は違った意味でもおかしいと思いました。
「自衛隊職員が研究するのは組織として期待された仕事だが、大学では×」?
うーん。
むしろそういったことを密室に閉じ込めて、市民社会と隔絶された一部の官僚だけに任せるほうが、
防衛行政の民主的統制という見地から見て甚だ不健全だと思うんですがね。
それにしても法学部四年のえびすさんはこわすぎる・・・そして悲しすぎる・・・
>598-603 打ち込みお疲れさまでした:-) この経験を持った人が、防衛庁ではなく有事の際の市民の避難誘導に当たる警察庁や 消防庁、国内物流管制に当たる国土交通省や通産省、避難民の保護にあたる厚生省 などに散らばっていくことがタネになるとよいですなぁ。 ただ、むかしの大学を第三者の目からみた印象が強いせいか、この教授や学生達が 極左暴力集団とつながりのある不良学生から何らかの物理的・身体的な暴力や嫌がらせ を受けるのではないかと少し心配だったりします。
>>598-
>>603 面白い試みですね。どんな選択があるのか、選択への障害が何か、知るにはよい方法ですが、ケンポー家とかには、都合悪いんでしょうかね?
>>610 そういえば、昔、職務の一部として大学へ入学した自衛官が、信じられない嫌がらせをされて、追い出されてしまいましたね。
学生運動華やかなりしこととはいえ、大学とはそういう場所だったんですな。当時は(オルグに最適の場所だったのかも)
>>611 >ケンポー家とかには、都合悪いんでしょうかね?
戦後50年以上掛けて築き上げた憲法九条”信仰”を
根底から否定されるのが怖いから
それだけでしょう
614 :
名無し三等兵 :02/10/01 15:00 ID:/Sg4GP4D
age
615 :
名無し三等兵 :02/10/07 01:46 ID:cKfMdzW4
Private 3rd Class Nanasi さんは経済学部で岡崎教授の「日本の戦時経済」受講しますか? 金曜の4,5限にあるようですが?
>>615 時々、工房時代にきちんと勉強して灯台目指しておくべきだったと思う事があるが…
今、また思ったよ。何だかんだ言って東大・京大は学部レベルの授業も別格だよなぁ…
617 :
名無し三等兵 :02/10/07 05:13 ID:RZIhI1tW
618 :
Private 3rd Class Nanashi :02/10/09 11:50 ID:Qh8QMxfx
皆さんこんにちは。今
>>598-603 を読み返すと結構誤植が見付かりますね。
スキャナー・OCRで手抜きしたのがいけなかったのか(苦笑)
>>604 ヴァカダ人さん
五百旗頭真は占領期日本の政治外交史の第一人者ですね。リアリストな歴史家で
バランスの取れた外交時評を書けるという点で我らが北岡先生に近いです。
>>608 Mk-46さん
お久し振りです。日本の国際政治学者ってあまり実務に携わりたがらない気がします。
いえ、外交史系の高坂正尭や北岡真一は熱心なんですが理論系は政治的な色が
付くのが嫌なようで。(田中明彦だけは別格ですね。彼は現実政策にも強い。)
>>609-610 1さん、海の人さん
この学生団体、名前からして共産党ないし極左系のような気がするんですが、こういう
明らかに出自が怪しい団体をさも通常の学生サークルのように描いているのは……。
うちの大学にはこういう手合いが多いので、その胡散臭さ(と周囲からの浮きっぷり)は
手を取るように分かりますね。まだ共産党ならマシですが、革○とかの極左系だと
仰る通り怖いです。(さすがに最近は内ゲバ以外の暴力は振るわないようですが。)
>>611 さん
そういう話はよく聞きますね。防大(理系)出の自衛官が国立の(理系)院に進もうとしたら
学内から猛反発があったとか。特に東大・京大はダメだったようです。逆に阪大・筑波大は
自衛隊に好意的で、自衛官で学位を持っている人はその2校から授与されているケースが
多いと聞きました。
関連した話では、NATO研究・欧州安全保障論の第一人者である佐瀬昌盛・元防大教授は
元々東大の院にいたそうなんですが、NATO研究をやると言った途端周囲の猛反発をくらい
結局東大を出て行く羽目になったとか。「学問の自由」って何なんでしょう。
619 :
Private 3rd Class Nanashi :02/10/09 11:51 ID:Qh8QMxfx
>>612 さん
法学部にいる友人に聞いたのですが、現在の憲法学ってかなり無茶な法理を前提に置いて、
そこから各条文ごとの解釈を導き出しているそうなんです。いわゆる「8月15日革命説」と
言って、敗戦とともに戦前の憲法体制が完全に無効化し、その「更地」の上に現憲法体制が
成立したと。そう解釈しないと(制定過程にかなり無茶があった)新憲法へのドラスティックな
転換が法理的に説明できないようで。9条の解釈もそこから演繹して導き出したもので、
それに基づいて戦後60年の間に多くの法理論や法解釈が営々と築き上げられてきたそうです。
だから9条を改正されると前提の部分やらそれまで蓄積してきた9条解釈やらが一気に
無意味になってしまうので、自分たちの営みを否定されたくがない故に反対なんだとか(藁
>>615 さん
以前レスがあった文IIの方かな?残念ながらその時間は必修が入ってますです、はい。
法学部のアメリカ政治外交史や国際政治史は冷戦を扱うこともあるので熱いです(w
620 :
名無し三等兵 :02/10/09 19:59 ID:QqvnVbVv
615に書き込んだ者です。 文Uですが以前レスをした者ではありません。 文Uでここにいる人間は限られるわけで レスをした人も想像つくわけですが(w アメリカから無事帰っていらっしゃってなによりです。 駒祭の時、また戦研の本買わせていただきます。 レーションの話は興味深かったです。 去年は同じ建物でサークル企画やっていて、寄らせてもらいました。 その時はまだ留学中だったみたいです。 今年はお会いできると良いですね。
>五百旗頭真は占領期日本の政治外交史の第一人者ですね。リアリストな歴史家で >バランスの取れた外交時評を書けるという点で我らが北岡先生に近いです。 オマエさんはバランスの取れた人を気に入ってるんじゃなくて、自分の気に入ってる人を バランスの取れた人とみなしているんだよ。
>619 いわゆる「八月革命説」と「憲法九条の解釈」との間には、大した関係は ないと思うんですが。 「八月革命説」は、日本国憲法の効力の有無に関わるもので、そこから 第九条の解釈が演繹的に導かれるようなものではありません。そもそも、 「八月革命説」は、日本国憲法が有効であるとする解釈のうちの一つに 過ぎず、これに頼らなくても憲法九条の解釈を行うことは可能です。 # まぁ、一時期大流行だったらしいですが。 ##と、概説書レベルの知識で言ってみます。 それに、憲法が改正されれば、憲法解釈が一気に変わってしまうのは 当然のことで、困るどころか大抵の法学者は喜んで新しい解釈を行うべく 努力するでしょうね。困るのは、内閣の法制局の方かもしれない(藁 ところで、五十旗氏についての見解には同意します。何冊か読んだこと ありますが、実証的に論を進めてあり、読んでて気持ちがいいですね。
623 :
1 :02/10/10 20:33 ID:DIhRbiUL
ニューズウィーク最新号に、例の神戸大の自衛官を呼んだゼミのことがのってた。
ほ
625 :
名無し三等兵 :02/10/18 00:10 ID:elkGZl95
>>1 の経歴
_________________
|
|19XX年 高等文官試験行政科合格
|19XX年 東京帝国大学法科卒業
|19XX年 農商務省 入省
|19XX年 商工省 次官に就任
|19XX年 陸軍省 司令長官に就任
|19XX年 軍需省 総動員局長に就任
|19XX年 軍需省 次官に就任
|終戦後 公職追放
|_________________
626 :
名無し三等兵 :02/10/18 05:06 ID:q8me6ksz
627 :
名無し三等兵 :02/10/18 13:18 ID:46mHuqLm
椎名じゃなくて岸に近いと思われ どのみち陸軍省司令長官なんて珍妙な経歴が入ってるが
629 :
名無し三等兵 :02/10/19 18:47 ID:AWjAWcFa
1の経歴 ______________________________ | |1917年 熊本県に生まれる |1940年 慶應義塾大學 卒業 |1940年 海軍経理学校 入校 |1941年 同校卒 |終戦時 海軍経理将校 |1947年 第23回総選挙に初当選 |1958年 国務大臣 総理府総務長官 (第2次岸内閣) |1959年 国務大臣 労働大臣 (第2次岸改造内閣) |1965年 国務大臣 防衛庁長官 (第1次佐藤第1次改造内閣) |1966年 国務大臣 農林大臣 (第2次佐藤第2次改造内閣) |1974年 自民党政調会長に就任 |1976年 自民党総務会長に就任 |1979年 ダグラス・グラマン事件で議員辞職 |1990年 政界引退 |______________________________
松野頼三かYO
631 :
1 :02/10/20 13:30 ID:???
なんじゃこりゃ・・・
632 :
名無し三等兵 :02/10/20 15:54 ID:2cqZZcVP
1さんは85歳なんですか・・・。 おじいさんですね・・。
633 :
名無し三等兵 :02/10/20 20:50 ID:7Fhh7y/6
このスレ見て、青学の政法うけたくなりますた。 んで、要項みたら定員10人・・・・。 英語苦手で社会を地理とってたからBしか受けれない罠
>>633 国際政治学科でしょ?
実際は定員よりかなり多くの合格者だすはず。
ガムバレ!!
635 :
ヴァカダ人 :02/10/21 23:42 ID:+YNH4vJX
>>633 私大の定員なんぞは相当多く出すモノ。
諦めずがんがれ
636 :
Private 3rd Class Nanashi :02/10/23 04:23 ID:4efwF99v
>>615 >>620 先日、前期課程の履修案内をパラパラめくっていたら歴史Tで
「総力戦と戦略爆撃」というマニアックな講義があるのを見つけました。
半分は思想史のようなんですが、残りは軍事史という熱い授業のようで。
1・2年の時に開講されていたら絶対に取っていました(w
今度の駒場祭では1322教室を使うようです。お会いできるのを楽しみにしています。
>>622 あう、仰る通りですね。耳学問で大層なことを言うんじゃなかった。
冷静に考えてみれば憲法の効力の法理と条文解釈の間には直接の関係なんて
ありませんよね。出直してきます……。
#改憲されると憲法学者が困るという話自体は実際にあったようです。
普通の大学で軍事学の講義があるのは非常にいいこと。別に大学だけにとらわれず、 希望者に対しては中学、高校から選択科目としてやってもいいと思う。
638 :
1 :02/10/24 01:50 ID:???
何ヶ月かまえの『ビジネススタンダード』という雑誌に、 「近未来大予測!」という企画があった。 それによると、2010年あたりには、国防・警察などに国民の奉仕が義務付けされ、 その後「大学に軍事学科誕生」らすぃです・・・
>638 2010年?!そんなに待たないとだめなの!!
そういえば、大学の戦史研究会ってどうなの? なんか、早稲田と立正と東大にあるらしいけど・・・
641 :
1 :02/10/30 01:36 ID:???
>>640 東大の戦史研は上で何度か挙がっている、
Private 3rd Class Nanashi さんのサークルがそうです。
あげ
うちの大学では教授が授業中にいきなり独ソ戦のifについて語り出します。 いや、自分としては別にいいんだけどね、戦史好きだし。…でも機械工学の授業なんだよなw ほかにも我が闘争も読んだことがない程度の知識でナチスの人種差別について語ってる倫理の教授とかいるし…鬱だ。
うちの教授は、かなりリベラルなほうだと思うけど、 「政治学やるひとは幼い頃は軍ヲタだったヤシが多い」って言ってたYO!
>>644 幼少のころから丸を読んで育ち、政治学部志望ですが何か?
647 :
645 :02/11/04 08:34 ID:???
>>646 青山学院国際政治経済学部国際政治学科希望でございます
648 :
名無し三等兵 :02/11/04 14:57 ID:pJE3wGtm
日本軍好きな俺は石原莞爾が教授やってたってことで 立命館逝きたいんですが、そんなんじゃ駄目っすか?
>>649 戦後180度方針を転換し立命館は現在つむじが左巻き…というか日本有数の極左な大学なので軍ヲタは肩身の狭い思いをすること必死。
大学選択は全てとは言わないまでも将来を大きく左右する要素の一つです。自分が本当にやりたい研究をしている大学に行ったほうがいいですよ。
>>650 つうか、学部レベルじゃそこまで差がない。
とりあえず東大に行っておくのが吉。
>>652 いやいや、敵を知り己を知ればなんとやらというでわないか
654 :
1 :02/11/08 02:50 ID:???
大学の西洋史の講義で、古代ギリシャ文明についてのレポートにイージス艦の事を少し書いて (説明不要だと思うが、イージスの語源は女神アテナの盾)提出したけど、特に何も言われなかったな・・・。
こちらではお久しぶりです。 この前の週末は防大の開校祭に行ってきました。ちょうど創設50周年ということで かなり盛大に行われたようで、小泉首相や石破長官も来賓として来ていました。 私は今まで一度も開校祭に来たことがなかったのですが、実際にこの目で 学生の観閲式や儀丈隊の展示を見ると凄いですね。様式美に見惚れていました。 あと伝統の棒倒しは見ている方まで闘争心が燃えてくるほど熱い行事でした。 同時に上から俯瞰してみると戦術の勉強にもなってなかなか防大チックですね。 学園祭シーズンも今週末でほぼ終わりですが、この金土日に行われる駒場祭に 私のサークルも出ますんで興味のある方はぜひ覗いてやって下さい。 (´・ω・`) センデンシテゴメンヨウ
>>656 久しぶりにこのスレ確認したら… 駒場祭終わってるじゃん… しまった、しくじった…
ってことで保守。
明日は用があって目黒の自衛隊幹部学校に行ってきます。
12月14日に防大創設50周年学生シンポジウムというのが開催されるのですが、
日本の安全保障について学生同士で議論するというイベントなので
私も興味があって参加することにしました。明日はその事前勉強会とのこと。
いずれこのシンポジウムについてもここで報告しますね。
>>657 冬のコミケにも参加しますのでそちらはいかがでしょう?
サイトの方に情報を載せています。(今回は2日目のようです。)
ttp://tokyo_univ_whr_club.tripod.co.jp/ あと20年間のサークル活動で発行してきた全会報の目録もアップ。
659 :
名無し三等兵 :02/12/01 16:24 ID:9kHZ+B63
保守age
そうかなるほど
昔パソ通方面でインテリ軍事マニアが無茶な政治理論を振り回して 猛威を振るってました。以来、この手の研究をしたがる連中には 偏見を抱いてましたが、ここの人たちはわりかし良心的ですね。 (そいつは、例によって現行憲法無効論を唱えておりました)
>>661 パソ通全盛時代だと、まだコヴァは出てきてないと思うが・・・
(勿論其れに類するような連中は存在するわけだろうが)
>>658 ガンガレ。学生時代に自分自身で主体的に活動するのは大切なことだったんだと、学生という
身分ではなくなってから気付きましたです。
PS コミケは怖いところだから逝くな、と知人友人から聞かされています。行って、とって食われる
危険はありませんか?
>>654 遅レスですが、秦教授は今年で定年退官されます。
恐らく、秦ゼミは今期で解散(退官された場合、ゼミってどうなるんだっけか)ではないでしょうか。
>>664 温かいお言葉、大変ありがたく思います。
人より余計に時間を掛けているせいで、自分のやっていることが果たして本当に正しいのか、
正しくても今必要なことであるのか、不安で不安で仕方なくなることが時々あるのですが、
先を進まれている方からそういうお言葉を頂くと安心します。
コミケは確かにちょっと異様な雰囲気があるかもしれません。
ただ変な人に絡まれたり物を売りつけられたりすることはないので危険ではないと思います。
私自身は「厚木のWingsよりは来場客が少ないから大丈夫だ」と自分に言い聞かせてます(笑)
コミケのお作法を知らない人は、コミケに参加しちゃダメですからね。 詳しくはコミケ板に行って聞いてみましょう。
668 :
1 :02/12/07 22:15 ID:iM+2/dCD
>>Private 3rd Class Nanashiさん 駒場祭ではお会いできず残念でしたね(´・ω・`) っていうか書きこみすんの遅すぎでスマソ・・・ こちらも論文やら発表やらでほんとテンテコマイですた。 ですが、買わせて頂いた会報楽しんでます! とくにPrivate 3rd Class Nanashiさんのレポート、本編もさることながら、 「補遺 軍事教育の知識社会学的再検討大学で軍事を講ずるということ」が大変興味深いです。 貴兄の平和ボケを揶揄するばかりに閉ざされた「自家中毒軍事研究」にたいする批判には共感しました。 自分も含めて、日本の軍事通には日本の軍事教育の現状を否定するあまりに、 米国のシステムをさも真っ当なもの、絶対的なものと考えるきらいがあったと思います。 でも米国の軍事教育は「冷戦を勝ちぬく」という一大国家プロジェクトの一環だったわけですもんね。 そう考えれば、昨今の日本の「軍事非タブー化」という方向性は節度あるものにとどまるべきだなあと思いました。
669 :
1 :02/12/07 22:27 ID:iM+2/dCD
>>669 個人の主義主張を他人に無理矢理押しつけようとするから嫌われるのであって
ウヨとかサヨとかあまり関係ない気がするのだが・・・・・・。
671 :
名無し三等兵 :02/12/15 20:45 ID:RRFU/SQA
age
>>658 おながいします。私社会の先生に煽られて、「大量破壊兵器概論」ってなレポートを
書いてるんですが、ここのスレは凄く参考になります。うまくすれば学園長賞くらい
はいけるかな…
しかし来年受験なのに何してんだか。
>>673 課外活動ですよ(w
水泳部の顧問もしてもらってる先生の煽りだったので、つい口車に乗せられてしまいまして。
3月まで部活が無く、時間もありますから(我が校には屋外プールしか無いので)。
>>665 嘘っ!日大受けようとおもってたら・・・・(つд`)
676 :
名無し三等兵 :02/12/25 03:20 ID:oftWu8vN
>>某高校生 頑張れ、期待してる
>>675 この時期にそれは辛いな…。
ガンガレ。
>>677 今更変えるのも何だし、ガンばってみますです(つд`)
励ましサンクス
・・・やっと読み終わった。 いや、このスレ凄い。本物の良スレでした。 PTCさんのなにがすばらしいって、日本語ですよ。 漏れもアメリカにいるけど、PTCさんのような美しい日本語はもうかけません。 昨期アメリカ外交政策史という授業で若干軍事に触れたものの、 漏れの大学にはそれほど軍関係のものは無いです。 安全保障のクラスもあるけど、定員オーバーで取れませんでした。 いま、院の専攻どうしようか考えてるけど、このスレとても役に立ってます。 さて、韓国政治にするか、安全保障にするか・・・・。 あと半年以内に決めねば・・・。
680 :
1 :02/12/30 00:20 ID:iWxgxIYT
>>679 さん
お、留学生さんふたたび、ですね。
ぜひそちらの状況等で有意義なことがあればカキコしてください。
>さて、韓国政治にするか、安全保障にするか・・・・。
ほおほお。
なぜこの2つで迷うんですか?朝鮮半島をめぐる安全保障にご関心があるとかですか?
よかったらお聞かせください。
有明より帰ってまいりました。 東大戦史研の新刊は私が行ったときには売り切れでしたので(´・ω・`)ショボーン。、 まだ在庫があるということでしたので、次回を楽しみにしております。 ところで、「WWUの中小国」というと、やっぱりブルガリアとかなんでしょうか。
>>681 某雑談スレでは、東大戦史研の小冊子を買うために静岡から自転車で上京を試みるも、
失敗した人がカキコしてますた。
…ところが、実は漏れの友達から29日に電話があって、「いやあ、自転車が壊れて東京
に行けないから、小冊子2冊貰ってきて」と言われたんだな。本人かも…
683 :
名無し三等兵 :03/01/03 21:50 ID:3bnLKANP
東京大学大学院 総合文化研究科 国際社会科学専攻って 他大からはいける可能性あるの?
684 :
名無し三等兵 :03/01/04 11:27 ID:scNumDUx
俺は文系私立大から国立大の院にいった、いわゆる「学歴ロンダリング組」だが、 指導教官の選考をよく分析して攻撃を仕掛ければ結構入れる。 ちなみに東京大の院は他大学から入りやすいことで有名。 つーか他の学校は内部優先指向が強いのだが、東京大はあんまないのよ。
685 :
名無し三等兵 :03/01/05 07:09 ID:kyBcScKc
うーん、このスレは文系の講義がほとんどのようだが、 理系の軍事関係の講義をやっているところはないのかなあ。 ランチェスターモデルとか、捜索理論、射爆撃理論、誘導 システム理論、M&Sとか。いろいろ面白いんだけどなあ。 自分は社会人で、その手のことやってるんだが、新卒が その手のこと知っていたら教えるのが楽になるな。
>>685 そういえばこのスレではORやシステム工学の話もほとんど出てきませんね…
スレ違い気味ですが、他に質問できそうなスレが見当たらないので質問させてください。 私は戦史戦術の勉強を始めたばかりの者なのですが、 クラウゼヴィッツの『戦争論』を買おうとしたところ、翻訳・出版社に色々あると分かり、 どれを買えばよいのか分からなくなってしまいました。 日本クラウゼヴィッツ協会というところが出しているものをペラペラとめくってみましたが、 略されている箇所が多く、これでしっかり内容を把握できるのかと不安になったもので…。 どなたかおすすめのものを教えていただけないでしょうか?
689 :
687 :03/01/06 22:23 ID:???
>688 ご親切にありがとうございました。
690 :
名無し三等兵 :03/01/07 13:12 ID:X2fefNxT
軍事@理系はないのか?
>>685-686 >ランチェスターモデルとか、捜索理論、射爆撃理論、誘導
>システム理論、M&Sとか。いろいろ面白いんだけどなあ。
>ORやシステム工学の話もほとんど出てきませんね
この辺を学問としてやるとなると今は経営学なんかになってしまうからでしょう。
軍事の面からランチェスターの法則とかオペレーションズリサーチやってるようなのは
本職のひとくらいかと。
>>691 ランチェスターの法則やそれに基づく戦略なんて、
「ランチェスターの経営戦略」って題して解説しているコンサルのサイトもありますからなあ。
693 :
名無し三等兵 :03/01/08 02:21 ID:m9q9bIna
経営学が暑い!!!
まあ、軍隊も組織には違いがないんで、 経営学の組織系の理論はかなり当てはまるし、 逆に軍隊組織をモデルとした組織理論だってある。 『失敗の本質』のように、経営学者を入れてものにした著作だってある。 軍オタでも、経営学を勉強しておいて損はないと思うぞ。
695 :
名無し三等兵 :03/01/09 12:48 ID:a1sGQzmu
興味深くスレを拝見しました。 漏れは趣味で軍事に興味があるだけなんで大学で学びたいという欲求はないです。 でも日本語で読める軍事・戦史の良書が沢山出版されるようになると嬉しいので 国内の研究機関における軍事研究・教育の隆盛に期待してます… あと納税者の視点(苦笑)からだと 国の安全保障・防衛政策が適正かどうかを考察する機能としての大学軍事研究・教育 の位置づけもあるかと思いますが、軍事情報の秘密性を考えるとあまり期待できない のでしょうか… 要は、例えばある安全保障上の問題について きちんと解説やオプションの提示をニュース解説等のゲストとしてできる オピニオンリーダーがどれだけ養成されるかということですが…(ということなんかな?)
696 :
山崎渉 :03/01/12 21:14 ID:???
(^^)
697 :
名無し三等兵 :03/01/12 23:35 ID:y67OhBH4
去年英国の某大学で安全保障学やってたんですが、 必修のDefence Analysisが経営学、管理行政学的アプローチの 授業だったんでその方面に疎い私にはキツかったです。いかに効率良く国家の 防衛行政を行うかというのがテーマで。 そういえばDefence Equationを日本語になおすとどうなるのか 知ってる人いませんか?
キングスカレッジですか?
底の方まで下がっていたので保全ageしときます。 ここんとこ書き込めなくてごめんなさい。 面白いレスがたくさんあるので一つ一つ返信したいのですが……。
いい加減に「一番下に逝ったらdat落ちとか」 しょーもない理由でageるなよ。 sageて何か書いておけばいいじゃんかさ。 バカチン。
しかしそのおかげでこの素晴らしいスレにめぐり合いました。思わず一気に読んでしまった。
702 :
山崎渉 :03/01/22 11:33 ID:???
(^^;
703 :
名無し三等兵 :03/01/23 22:29 ID:fr+YI26Z
University @2ch Army
704 :
名無し三等兵 :03/01/24 17:54 ID:qXHNT9U9
前半に出ていた米大学院で共和党系のところってどこ?
MIT
sage
>>685-686 束大の土木だけど
ここの教官ってぜんぜん軍事にアレルギーがない
資源小国であったが故に、素材に関する技術発展があったと熱く語るコンクリート工学の教授
防大から人呼んでリスクマネージメントをする予定だった建マネの教授(大学上層部の反対で没に)
民間・公共・軍事とインフラを分類すべしとのことでした
プロ市民が来たらブチ切れだろうなあ
>>PTC殿
戦史研会報は毎号買ってますが、最近の分は未読ですので近々読んで
みようと思います。しかしK岩氏が未だに執筆されているとは(驚
#彼には度々入会誘われてたっけなぁ・・・他で手一杯なので断ったけど
>>707 今日の日記のトップはここへのリンクですか(藁
保全sage
711 :
名無し三等兵 :03/02/08 00:09 ID:nR5QZUNo
めいんたんく、ぶろー
スレ読み終わったけど、ジジイになっても大学入る奴の気持ちが分かるわ・・・。 本当、地方大に入ってサヨ教授に囲まれたって文句も言えない。 楽に逃げた自分が悪いって分かってる。
スレ全部読んじゃいました。
>>711 さんに感謝しておきます。
東大で航空工学やりたいと思ってる軍ヲタの高校生なんですけど、趣味じゃなくて本当に軍事を学びたいと思えてきました。
しかし今さら理系>文系の転換するわけにも逝かないし・・・
>>685 からのコピペですが
理系の軍事関係の講義をやっているところはないのかなあ
>>713 君が軍事の何を学びたいと思ってるかでも違ってくるでしょ。
飛行機一つとっても空力(ドンガラ)やりたいんなら機械だし、電装系なら電気電子、誘導等のアルゴリズムなら数理とか情報か?
でも業界狭いし軍事で食っていくのは結構辛いと思うよ。そういう訳で軍事の講義やってる所も殆ど無い。儲からないし。
でもうちの大学には水中弾道学とか生物化学兵器概論等どう見ても怪しい専門書類があるんだよなぁ。何処の大学もそうなんだろうか…。
715 :
713 :03/02/09 22:58 ID:???
やっぱり航空工学、空力をやりたいようです、自分は。
でも現実は厳しいよ、と改めて現実で苦労されてるかたに言われるとちょっと凹みますね・・・
解ってはいるつもりなんですけど・・・
でも諦めずに頑張ってみようと思います。
>>714 さんありがとうございました。
>>713 理T入っても進振りがあるからね。
航空宇宙はなかなか入るのが厳しいよ。
まぁ、工学部に行っておけば管理工学とかの勉強もできるわけで
今は理系を選んでおいて損は無いと思う。
717 :
714 :03/02/10 14:28 ID:???
>>715 うんうん、頑張れ。
努力は成果が出てくるのが遅い事はあっても決して自分を裏切らないよ。
ちなみに漏れのオヤジも、若き日YS-11の雄姿に感動して某大学の航空を目指したらしい。結局医学部並みに浪人したみたいだが。
帝京、受かったは良いが親がゴネだした・・・・・・。 どうしよう
>>718 やめとけ。
浪人してもいいからもう少し上のとこいけ。
720 :
1 :03/02/15 21:30 ID:???
>>718 あんまり責任無い事は言えないけどあそこはあまりいい評判は…ね。親御さんが敬遠するのも多分その為だと思うが。
明日は青学国際政治経済学部の入試です。 どうにか親を説得して、政治関係の学部をひとつだけ受けさせてもらい青山を選びました。がんばってきまつ
>>722 がんがってください。まぁ、理想と現実は違うけど。。。
>>722 ガンガレ。
無事入学が決まったら土山ゼミを目指しましょう。
本格的な核戦略とか出来るよ。
>>726 ツキデティスってことは元は古代史出身の人なのかな?
>>728 いや、学部は青学の国際政経、PhDはメリーランド大の政治学だそうで。
トゥキディデスは安全保障論の古典ということで関心があるとのこと。
やっぱり永井陽之助の弟子なのかな。
>>729 つっちーは青学卒の青学の院でだよ。
まぁ話を聞いてる分にはおもろいけど。。。
730 :
名無し三等兵 :03/02/24 11:58 ID:dHy9OTFu
青山受けるって言ってた者です。今、合格通知来ました。がんばって安保論学びたいと思います。
おめでと!
閣下からお祝いの言葉を頂けるとは、幸福の極みでございます。
733 :
ふー。 :03/02/24 13:14 ID:???
今年一浪して中央に決まりそうな感じの者です。 このスレにもっと早く気付けば良かった…(涙) 中央って安全保障関連の講義あるのかな…。ハァ。
>>730 がんがって。入ってみると実情は違うかもしれんが。。。
735 :
1 :03/02/25 01:44 ID:hvElXaZZ
>>730 おお!やったじゃん!おめでとう!!大学をエンジョイしてくれー。
安保研究サークルとか立ち上げたら、けっこう参加したい人あつまるかもな。
おいらはもう4月から就職です・・・
軍事@会社スレをつくりたいとこですが、
防衛産業でもなんでもないので無理ですねw
>>731 自営業先生がこのスレに!
早稲田の社学で多賀ゼミに入ってみた。なかなかいい感じだと思う 軍事について教えてくれるわけではないが、軍事の勉強を自分でする文には思う存分できるという感じ インチキな今村のゼミよりはよさそうだ
>>730 とりあえず東大や早稲田あたりの戦史研究会とか国際関係系の
サークルに関わってみるのも面白いかも。
>>736 ローカルなネタやなぁ.
早稲田だと本格的に安全保障やってるゼミは政経の山本
くらいしか無いからねぇ。
#ただあんまりレベルは高くないらしいけど。
738 :
名無し三等兵 :03/02/26 03:35 ID:qrTVF+Yv
age
ふう
741 :
1 :03/03/03 23:28 ID:DjJNeKzF
742 :
736 :03/03/03 23:35 ID:???
>>737 折れの先輩が戦史研だが。折れとその先輩で某飛行機系サークルを総合軍事サークルにしてしまい、幹事長を激怒させた
>>740 とりあえず履修登録して荒らし(w
に行きます。
>>742 ばるほど、戦史研に飛行機系サークルって事は
自称福田和也のあいつか・・・・
sage
保守、中道、革新
受験シーズンも終わって静かになったね。
747 :
age :03/03/13 15:46 ID:???
唐揚げ
730です。以後、アフォガク人のHNでいかせてもらいます。 青学の書類が届いたんですが、入学式の少し前にディベートをするみたいです。 お題は、イラク攻撃について、だそうです。
だろうか(苦笑
752 :
:03/03/18 00:37 ID:???
15世紀や16世紀辺りのヨーロッパの文献とかどうやって見るんでしょうか。 防衛大の人の記事でときどき参考文献であがったりするんですが。 防衛大とかでそこらへんの文献も閲覧できるの? この板にいらっしゃる海外で軍事学を専攻した人はそういう文献を読んだ ことがあるのでしょうか?
>>752 軍事史と言うより西洋史専攻の人に訊いた方が
早いと思われ。
保守。
755 :
保守 :03/03/22 05:06 ID:???
保守
立教大のイメージはTDN
TDUですが、何か?
保守
760 :
名無し三等兵 :03/04/04 00:28 ID:1yYZMKhP
>>752 あるいは世界史板の有志に聞いてみるのもよいかも。
ついでに、めいんたんく、ぶろー
>>4 亀レスすまん。
> 残念だ・・・・・去年は必修が入っていて取れなかったの・・・・・
今年はやるみたいだよ。
(* ´Д`)ハァハァ…文系学部は良いなぁ。面白そうな講義の話ばかりだ。 軍事の技術的な面に興味を持って別分野を専攻してしまったけど今更ながら少し後悔。
志方ゼミの香具師に聞きたいが、どうよ?
>>762 社会工学とか、経営工学とか、取れるなら取っとけばいい。
社会学や経営学に近い話は聞ける。
軍事に直接響くわけではないが、軍事を考える上で、実はそれらの発想は重要。
特に、組織ってやつを考える上でね。
sage
766 :
山崎渉 :03/04/17 11:27 ID:???
(^^)
sage
どうも、お久しぶりです。 今年からアジア圏概論の講師が、高木誠一郎という方になりました。 昨年まで、防衛庁の防衛研究所?とかいうところの二部所長? をしておられた方で、専門が中国の安全保障らしいです。 講義のほうも、アジア圏概論なのに東アジアの安全保障をすることになりました。 本格的な講義は今週からなので、詳しい内容書ければいいなと思ってます。
769 :
山崎渉 :03/04/20 05:43 ID:???
∧_∧ ( ^^ )< ぬるぽ(^^)
保守
>>768 アフォガク人さん
お久しぶりです。1年次から濃密そうな授業を受けられて羨ましいですね。
ttp://www.nids.go.jp/ で調べたところ、防衛研究所の第2研究部は
「国際関係及び地域情勢に関する調査研究」を担当しているらしいので、
授業もかなり期待できるのではないでしょうか。今後のリポートを楽しみにしてます。
アフォガク人さんを始め、このスレを見ている新1年生(または新2年生)は
サークル活動に興味ありますか?私の入っている東大戦史研究会の方で
毎週土曜日に新歓活動(今週末は新歓コンパ)をしているのですが、
もし良かったら覗いてみて下さい。詳細は
>>658 のサイトにあります。
>>768 当方国際政経3年で青キャン生でつ。
こちらでも高木先生のうわさをしてます。『なにやらすごい先生がきたらしい』と。
上のほうのレスにもでてた某土山先生の『安全保障論』の授業でも、
『高木先生は東アジアの安全保障の専門家』と言ってますた。
自分もアジア圏概論とりたかったのでつか、時間的に無理なので
授業の様子を教えてくだされ!
>>771 なにやら立正大は人数が少なくて、戦史研は休部状態になった
ようですが、東大の方は如何ですか?
友人の話によると、早稲田の戦史研も人数が少なくて
やばいそうですが・・・
>>771 戦史研、楽しそうですね。時間があれば行ってみようと思います。
>>772 先輩、どうもです。
授業ですが、本格的なものは火曜からです。
使用テキストが、「防衛庁防衛研究所編『東アジア戦略概観2003』」
講義一回目の題は「小泉訪朝と北朝鮮の核問題」になってます。
ICレコーダー買ったけど、うpするのはまずいだろうな。。。
>>774 >ICレコーダー買ったけど、うpするのはまずいだろうな。。。
教授本人に許可を得ればうpしても無問題だと思われ。
>>774 >使用テキストが、「防衛庁防衛研究所編『東アジア戦略概観2003』」
講義一回目の題は「小泉訪朝と北朝鮮の核問題」になってます。
この本読んだよ〜昨年度までは高木先生ご本人も執筆なされてたみたいだから
授業は本格的に安全保障が中心になりそうだね。
来年時間が合えばとってみたいでつ。
あともし興味があるなら今まで自分が受けてきた授業で軍事・安全保障に
関係あるものを紹介してみようと思いますが…。
内輪ネタみたいになりそうですが他の皆さんも知りたいですか?
すんごく知りたいです。
ではでは… 「中東アフリカ圏概論」…講師は東洋英和の池田先生。 この前のイラク戦の時よくテレビに出ていました。 主にパレスチナ問題を扱い中東戦争の話なんかは濃かったです。 地域ごとに「〜圏概論」・「〜政治論」といった授業があるのですが、 安全保障学的な観点からも話をしてくれてます。 「国際政治学」…上のほうのレスにもでてきた土山先生の授業です。 基本はリアリズム等の理論の解説ですが、先生は安全保障がご専門 なので、核抑止や相互確証破壊などなど。漏れにはハァハァな授業でした。 今年はそのままズバリの「国際安全保障論」なる授業をしてくれてます。 まぁ、国際政治系の授業ならば一回は戦争や軍事・安全保障に 関する話題があると思います。専門科目に(3・4年次)になればなるほど って感じですね。またゼミによっては防大の方との交流や 護衛艦を見学しに行ったりしてるようです。
779 :
名無し三等兵 :03/04/23 23:36 ID:F1vS8p7G
age
780 :
1@社会人 :03/04/27 19:23 ID:V6KZMYg5
みなさん、おひさしぶりです。
>>1 です。
なにぶん今は、平日はここにこれない環境なもんで・・・
いやあ、やっぱ青学あつい!
ぜひ詳しいレポートを待ってます。
国際情勢がこんなだから、こういった授業は増えて行きそうですね。
sage
>780 今週も防大からいらしている先生が、授業中に脱線して 現代のRMAについてあつく語っておりました。 こんな話を授業として聞けるのはシアワセでつ。
783 :
名無し三等兵 :03/05/09 23:47 ID:WkEtj9ZM
age
私は駿河台の政経学部の3年で外交史で三宅正樹先生の授業をとっています。 外交史といっても中身は「政軍関係研究」中心です。 まだ授業が始まってから4回しかたってませんから何ともいえない部分が多いですけど、 今までで、イラク占領と関連してマッカサーの占領政策のビデオを見たり、 ネオコンと軍事産業の関係を授業で取り上げたりしました。 どうも内容は、時事的なことが半分、理論的なことが半分みたいです。 この先生に関して重要なことは先生が今年度で退官されると言うことです。 この先生の著作を読んで感銘した人で、授業を聞いてみたい人は 先生の授業を聞けるのも今のうちです。 大して役に立たない情報でスイマセン。
はじめまして 帝京大学3年の者です。 漏れは志方先生のゼミ生です(名前は勘弁して…)。 ゼミの内容はそれぞれ米・日・中・韓・朝・露各国にわかれて討論、発表のようです。 あっ、ちなみにこのスレの最初の方にあるように志方先生が教えていらっしゃる 国際政治学、危機管理論Tは潜りしてもかまわないそうです。 それと最近やけに授業中うるさくて志方先生怒るんですよね〜。 どこの大学でもそうだと思うんだけど最近の学生はだめぽ。
>>785 40代軍オタです。
基本的にリーマンなんですが、故あって、大学にて非常勤講師をすることがあります。
全然、軍事とか国際政治とか無縁の講座ですが…。
階段教室を使った、どっちかという専門つーよりも専門がかった講座です。
つまり、普段の出席人数は少なく、履修者・試験の受験者は多いというやつね(苦笑
>どこの大学でもそうだと思うんだけど最近の学生はだめぽ。
一部と二部、で同じ内容の講座をやってるんですが、
一部は、ダメとはいいませんけど、ざわつき、飲食、携帯電話が目立ちます。
二部のほうが少ないです。そういうのは…。
何でかって考えてみたら、出てくる人間の年齢層が高いんですな。
社会人入学者が多いんです、今の二部は。
生涯学習なのか50、60つーお方もいる。
相対的にまじめに聴講してくれるんで、二部の方の講義のほうが熱が入ります。
テストも、二部の方ができが良いです。
若い人たちには、是非とも奮起していただきたいものです。
>>786 >一部は、ダメとはいいませんけど、ざわつき、飲食、携帯電話が目立ちます。
ざわつきと携帯電話は論外だけど、ディスカッションではなくレクチャー形式の事業なら
飲食はありでしょ。水分補給をしながら授業を受けるのはありかと。
>787 当方、学生時代はかなり過去になってしまったが、 「授業中に飲食しちゃいけません」ってのは基本中の基本じゃないのか? 何のために休憩時間があるの? …ジェネレーションギャップっていうのかなこういうの?
>>788 >…ジェネレーションギャップっていうのかなこういうの?
年配の方には抵抗感のある話のようですね。
海外の大学院出ている先生だと年配の方でも飲食OKな方が多いですけど。
>「授業中に飲食しちゃいけません」ってのは基本中の基本じゃないのか?
授業中は集中するためのけじめとして… という事なのでしょうけど、水分補給を行うことで
授業に集中できるのであれば、いっこうに問題ないと思いますよ。
形式よりも実質のほうが重要だと思われ。
>>789 飲食してるやつには、講義よりも飲食に熱中してるやつが多いということではないか?(w
791 :
789 :
03/05/13 21:19 ID:??? >>790 そういう奴は論外でしょ。飯食いたいのであれば授業でなきゃいいんだから(苦笑