SBCTについて　その9

ついに駐留協定のイラク側手続きは終了。大型武器売却も開始。
イラク戦争はイラク化しつつもSBCTは以前として駐留。
アフガニスタンでは来年春の兵力水準引き上げは3個旅団。
州兵で唯一ストライカー装甲車化された第56旅団の派遣も近い。

前スレ
SBCTについて　その8
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1211975338/
過去スレ
SBCTについて　その7
http://hobby11.2ch.net/test/read.cgi/army/1196432892/
SBCTについて　その6　http://hobby10.2ch.net/test/read.cgi/army/1175960323/
SBCT　http://hobby3.2ch.net/test/read.cgi/army/1063772016/
SBCTについて　その2　http://hobby3.2ch.net/test/read.cgi/army/1064799818/l50
SBCTについて　その3　http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1076904716/l50

参考ブログ ここんところずっと更新してませんが。
SBCT太郎のブログ　
http://vortex.blog2.fc2.com/

前スレは512KBを突破したため書き込み不可となりましたので新スレへ移行。

http://www.longwarjournal.org/
カラチ港→ペシャワル→カイバル峠→カブールへのルートでの攻撃について
などニュースが取り上げられているブログ

Task Force becomes part of AfriCom
Staff report
Posted : Saturday Dec 13, 2008 7:00:10 EST
http://www.armytimes.com/news/2008/12/army_taskforce_121308w/
南欧任務部隊、12月9日にイタリア、Vicenzaにてアフリカ米陸軍へ衣替え
・第173空挺旅団は欧州米陸軍隷下となる
・人員は250名、やがて300名に拡大
・アフリカ軍は10月1日に完全能力獲得　司令部所在地はドイツノシュッツガルト

式典にはアフリカ軍司令官William E. Ward大将、欧州米陸軍および第7軍司令官Carter Ham
大将が出席

Dire sunrise at Wanat
Fierce firefight defending Afghan post claimed nine soldiers, wounded 27
By Michelle Tan - Staff writer
Posted : Sunday Dec 14, 2008 11:13:19 EST
http://www.armytimes.com/news/2008/12/army_WanatMain_121408/
2008年7月13日、アフガニスタン東部Wanatでの戦闘についての詳報
・中尉をはじめ軍曹、伍長など9名が戦死

オタワシチズンの軍事ブログ
http://communities.canada.com/ottawacitizen/blogs/defencewatch/default.aspx
MGS（ストライカー装甲車の機動砲）について書かれたエントリーがある。

FRONT LINE VIEWS ON THE MOBILE GUN SYSTEM IN COMBAT
By DAVE PUGLIESE 02-14-2008
http://communities.canada.com/ottawacitizen/blogs/defencewatch/archive/2008/02/14/front-line-views-on-the-mobile-gun-system-in-combat.aspx
MGS小隊の小隊軍曹を務めた者からのメール内容の紹介。

Iraqi journalist throws shoes at Bush in Baghdad
http://edition.cnn.com/2008/WORLD/meast/12/14/bush.iraq/index.html#cnnSTCVideo
ブッシュ米大統領、バグダッドを任期中に最後の訪問
駐留協定と戦略枠組み協定に署名
・記者会見で記者に靴を投げつけられ身を屈めて避ける場面あり
・投げつけた記者は直後に制圧されている

November 17, 2008
Navy Announces Preference To Homeport Aircraft Carrier In Mayport
http://www.defenselink.mil/releases/release.aspx?releaseid=12354
米海軍、フロリダ州メイポートに原子力空母1隻を配備する案を環境アセスメント報告書で推奨
・2007年の通常動力型空母ケネディの退役にともないメイポートでは空母がいなくなっていた。

No. 846-08
October 06, 2008
Defense Department Activates U.S. Forces-Afghanistan
http://www.defenselink.mil/releases/release.aspx?releaseid=12267
国防総省、駐アフガニスタン米軍を発足させる
・ISAF司令官のマキャナン大将が司令官を兼任
・OEFとISAFは依然として別組織、別系統のまま
・対テロと拘束者収容は中央軍が監督し続ける
・アフガン治安部隊の訓練、育成を担うCombined Security Transition Command- Afghanistan
を傘下に置く
・ISAFに参加していない米軍人員、資産の大半は訓練、育成任務に携わっている
・今回の発足にともないOEFの一環で活動している米軍2万名がUSFOR-Aの傘下に入る

December 11, 2008
DoD Announces Force Adjustment
http://www.defenselink.mil/releases/release.aspx?releaseid=12390
ミネソタ陸軍州兵第34歩兵師団本部、2009年春にイラク派遣される
・人員はおおよそ1千名、保安作戦の一環で指揮統制、情報、捜索および偵察を行う

#イラク南部英軍のバスラ州からの大規模撤退のあとを引き継ぐ司令部だろうか？

Yakima Training Center: Little-known, really big operation
The military reservation is one of the county's top employers,
contributing millions to the local economy, but few locals know much about it.
By Mark Morey
Yakima Herald-Republic
YAKIMA
http://seattletimes.nwsource.com/html/localnews/2008513836_trainingcenter14.html
ヤキマ訓練場の話
・所長はLeo Pullar中佐
・人員550名　陸軍現役部隊では第53弾薬中隊（爆発物処理）と航空救急分遣隊がいる
・郡では10本の指に入る雇用主
・給与総額は推計で2千万ドル、他に契約業者分で1200万ドルと地元経済への影響は大きい

かつては感謝祭から2月までは閑散期だったが、現在ではクリスマスから新年までと
短くなり、年中使用されている

Pentagon approves Iraq sales worth up to $6 billion
Wed Dec 10, 2008 7:52pm EST
http://www.reuters.com/article/ousiv/idUSTRE4BA06E20081211
米国防総省は議会にイラクへの大型武器売却を通告
・内訳はM1A1　140両、M88A2回収車　2両、装甲ハマー　64両
ストライカー装甲車（M1126)400両、練習機、沿岸警備艇20隻など

December 10, 2008
British forces to start leaving Iraq in March: down to 400 by summer
Michael Evans, Defence Editor
http://www.timesonline.co.uk/tol/news/world/iraq/article5315269.ece
2009年3月に英軍はイラクから大部分の兵力を撤退させ、夏には400名が残るのみ
・代わりに数千名の米軍旅団がバスラ空港の英軍基地へと移動
・バグダッドを拠点に対テロ作戦をしているSASはアフガニスタンへ移動し、タリバンと戦う
・撤退の正確な時期は米軍の少将階梯司令部の到着時期次第で、この司令部は
バスラ市北西の空港に立ち上げられる

撤退は3月に少数の部隊で始まり、米軍部隊の南部への展開にあわせて加速していく
イラク陸軍第14師団の訓練を英国は担っているが3ヶ月以内に完了の見込み
残留する400名にはバグダッドでの支援人員を含み、SAS部隊は含まぬ
ウムカスルでイラク海軍を訓練する要員は残る予定

天幕などは英国へと送り返されるが、マーリンヘリ、デザートホークUAV
などはアフガニスタンへと移動

撤退はイラク南部の治安状況による。
2009年1月31日には州選挙が予定されているが、イランの支援を受けているシーア派過激派
が活動を活発化する見込みは低い。多くはイランへと去ったと考えられている。

英陸軍第12機械化旅団はイラク派遣の可能性に備えて訓練しているが派遣される見込みは
低い。

アフガニスタンへ大統領選挙時の治安向上のため一時増派を閣僚は検討中。
英国とイラクは駐留協定を協議中

Britain: Most troops will leave Iraq by June
By Robert Barr - The Associated Press
Posted : Wednesday Dec 10, 2008 10:12:48 EST
LONDON
http://www.navytimes.com/news/2008/12/ap_britain_iraq_121008/

>>12の報道の通信社電版

イラクで戦死した英兵、英国民間人はこれまでに177名
最も最近では12月4日、Lance Cpl. David Wilsonが銃撃を受けて戦死している。

新スレ乙です。

>>14　ありがとうございます。

火力の歴史的発展と現代のRMA―間接アプローチを超えて―1
http://d.hatena.ne.jp/furukatsu/20081213/1229168946

週刊オブイェークトで発見。81式さんの卒論とのこと。

護衛艦しらね、横須賀出港直後に作業船と接触
2008年12月15日11時32分
http://www.asahi.com/national/update/1215/TKY200812150050.html

#田母神論文で懸念されていた組織の萎縮、官僚的前例踏襲硬直処理なのか
それとも通常の手続きなのか、旧軍と当時の社会といった関係には戻れぬ
にしても合理的で納得できる手続きが他に無いんだろうか。

Brazilian Nuclear Submarine on Track, President Says
Friday, Dec. 12, 2008
http://www.globalsecuritynewswire.org/gsn/nw_20081212_6112.php
ブラジルは原子力潜水艦を数年内に調達予定
・沿岸資源の保護、沖合いに発見されている海底埋蔵油田の存在
・フランスから通常潜を購入し、原潜の原型とする動き
・原子炉の燃料棒のウランの濃度とウラン濃縮計画

In Iraqi’s Shoe-Hurling Protest, Arabs Find a Hero
By TIMOTHY WILLIAMS and ABEER MOHAMMED
Reporting was contributed by Riyadh Mohammed, Atheer Kakan, Suadad al-Salhy,
Mudhafer al-Husaini, Alissa J. Rubin and Eric Owles from Baghdad;
Iraqi employees of The New York Times from Mosul and Samarra;
Robert F. Worth from Beirut, Lebanon; Roula Nasrallah from Damascus, Syria;
and Michael Slackman from Cairo.
Published: December 15, 2008
BAGHDAD
http://www.nytimes.com/2008/12/16/world/middleeast/16shoe.html
ブッシュ大統領とマリキ首相の共同記者会見の場で、大統領に靴を投げつけた記者
へのアラブ世界での反響
・きわめて好意的な意見が多いが、イスラムの賓客を厚遇する伝統に反するという声もあり
・アンバル救世評議会（部族自警団のはしり）のAhmad Abu Risha会長は
米大統領はイラク人全員の賓客であるから、許されない行為と非難している

Secret Service Defends Shoe Response
By Dan Eggen
Washington Post Staff Writer
Tuesday, December 16, 2008; Page A16
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2008/12/15/AR2008121502723.html
靴投げを阻止できなかった点について、大統領の警護態勢は万全であったが
一定の限界はあるという話
・報道陣は事前に磁気チェックし、身体検査、背景調査もして入室させている

Gates: Procurement System Must Be More Responsive to Current Requirements
By Donna Miles, American Forces Press Service
14:50 GMT, December 15, 2008 WASHINGTON |
http://www.defpro.com/news/details/4414/
ゲイツ米国防長官（次期オバマ政権でも留任）のフォーリンアフェアーズ寄稿論文
・兵器装備調達制度外で装甲ハマー、MRAP、UAVなど捜索偵察装備を緊急調達した
ことをあげて、何故今の戦争で必要な装備を正規の手続き外で調達する必要が生じたのか
通常兵器調達に偏重しすぎ、現在の必要に即応できない点を指摘しているというまとめ

Posted : Tuesday Dec 16, 2008 16:49:27 EST
MAHMOUDIYA, Iraq
http://www.airforcetimes.com/news/2008/12/ap_iraq_warrants_121608/
国連決議の失効期限と、駐留協定への切り替えに伴い
イラクの米軍は家宅捜索と拘束にイラク裁判官の令状が必要となる
・部隊ではイラク治安部隊と手配者情報と令状対象リストを交換、令状の事前準備で
書類仕事を進めている
・イラク治安部隊では既に令状を用意して捜索、逮捕をしている
・切迫した脅威を受けているとき（自爆攻撃の疑いある）などの場合は令状無しに
逮捕、捜索可能だが、証言者などが必要とされる

C-130 helps damaged British jet land in Iraq
Staff report
Posted : Tuesday Dec 16, 2008 12:49:11 EST
http://www.airforcetimes.com/news/2008/12/airforce_c130_emergencylanding_121508w/
米空軍のC-130、11月30日の夜、イラク上空にて
雹で損傷をこうむった英空軍のホーカー800ジェットの飛行を支援
・雹で気象レーダの損傷したホーカー800は無事、バグダッドに着陸

F-22s to temporarily deploy to 2 Pacific bases
The Associated Press
Posted : Tuesday Dec 16, 2008 22:01:24 EST
HICKAM AIR FORCE BASE, Hawaii
http://www.airforcetimes.com/news/2008/12/ap_hickam_raptors_121608/
米空軍、ヴァージニア州ラングレーとアラスカ州エルメンドルフからF-22部隊を
それぞれ沖縄の嘉手納とグアムのアンダーセンへ約3ヶ月間展開予定
・ラングレーから嘉手納へは十数機
・エルメンドルフからアンダーセンへは12機がそれぞれ展開

last updated at 08:03 GMT, Saturday, 6 December 2008
Iraq translators' mask ban dropped
By Humphrey Hawksley
BBC News, Baghdad
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/7768041.stm
米国防総省、イラク駐留米軍のイラク人通訳に対するマスク着用禁止令を撤回
・自身や家族の安全のため、米軍部隊の通訳はバラクラバを着用して身元を隠している
・国防総省は治安の改善にともない、これを禁じたが米連邦議員の抗議などをうけて撤回
・現地の米軍部隊長の話では、部隊レベルの判断で覆していたとのこと

米国とイラクの駐留協定　条文
http://www.mnf-iraq.com/images/CGs_Messages/security_agreement.pdf

>>21 駐留協定の第22条にこの点が明記されている。

>>26
MNF-I司令官オディエルノ大将の各員宛メッセージ
https://www.mnf-iraq.com/images/CGs_Messages/cg_letter_on_the_security_agreement.pdf
駐留協定締結に伴うもので、新たなROEが通知されると書いている

日米共同演習ヤマサクラに関するブロガー向けチャット録の模様　未読
http://www.defenselink.mil/dodcmsshare/BloggerAssets/2008-12/12100813393320081209_LTCMixon_transcript.pdf

http://www.defenselink.mil/dodcmsshare/BloggerAssets/2008-12/12100813393320081209_LTCMixon_audio.mp3

>>28　ボイスチャットだったことが判明。プロシーディングやmilitary comの者が出席
している。

LCS 1 arrives in Hampton Roads
By Andrew Scutro - Staff writer
Posted : Wednesday Dec 17, 2008 18:16:21 EST
NORFOLK, Va.
http://www.navytimes.com/news/2008/12/navy_LCS_121508w/
LCSフリーダム、ノーフォークに到着　
2010年まで滞在しその後母港のサンディエゴへ向かう
・11月8日にミルウォーキーで就役し、クリーブランド、バッファロー、モントリオール
ケベック市、ハリファックス、ノヴァスコシア、ボストン、アナポリスと経由
・ブルーとゴールドの両乗員組は4ヶ月毎に交替

船の乗員は40名+航空分遣隊20名+戦闘任務モジュールで15名

Unmanned carrier bomber jet unveiled
By Gidget Fuentes - Staff writer
Posted : Wednesday Dec 17, 2008 14:28:49 EST
PALMDALE, Calif.
http://www.navytimes.com/news/2008/12/navy_x47b_121708w/
艦載無人攻撃機X-47Bの実証機の一号機完成し披露される
・メーカーはノースロップグラマン
・飛行は来年を予定
・実際にニミッツ級の上で試験を行うのは2011年11月　艦載航空100周年にあわせる
・空母はトルーマンになる見込み

Kerry: Dump Blackwater
By William Matthews - Staff writer
Posted : Wednesday Dec 17, 2008 20:07:50 EST
http://www.navytimes.com/news/2008/12/defense_blackwater_121708/
次期上院外交委員会長のケリー、国務省に対しブラックウォーターとの契約を打ち切るよう
求める構え
・次期国務長官ヒラリー・クリントンも今年2月にイラクとアフガニスタンで民間警護事業者
の使用を禁じる法案を共同提出している

#MRAPでブラックウォーターは受注ならず。しかし、アフガニスタンでの航空輸送部門
などもある。

Wednesday 17 December 2008
UK forces to leave Iraq in 2009 - PM
http://www.number10.gov.uk/Page17821
英国のブラウン首相、イラクのマリキ首相と共同声明で英軍の撤退を正式発表

Wednesday 17 December 2008
Transcript of Q & A with journalists in Basra
http://www.number10.gov.uk/Page17835
記者団からはきつい質問を投げかけられている

last updated at 21:18 GMT, Wednesday, 17 December 2008
UK troops to leave Iraq 'by July'
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/politics/7787103.stm
5月31日までに任務を終了し、そのご2ヶ月以内に撤退
・現在の4100名から数百名へと大幅に削減される

英議会では野党・保守党や自由民主党から開戦に至った経緯を公に調査すべきと
追及する声が再度あがっている。

Richard Topus, a Pigeon Trainer in World War II, Dies at 84
By MARGALIT FOX
Published: December 13, 2008
http://www.nytimes.com/2008/12/14/us/14topus.html
第二次世界大戦当時、軍で伝書鳩の飼育や取り扱い方法をスパイなどに教授した者、亡くなる

動力に太陽光　世界初の大型船完成　三菱・神戸造船所
（内田尚典）
(12/19 13:46)　
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0001620981.shtml
日本郵船と新日本石油が共同開発した甲板に太陽光パネルを並べた
自動車運搬船で通電式開かれる

MILITARY
South Pacific Strategy
The U.S. Navy shifts its emphasis to cooperating with other nations.
Will China be among them?
By Greg Bruno, Council on Foreign Relations
Dec 16, 2008 | Updated: 3:26 p.m. ET Dec 16, 2008
http://www.newsweek.com/id/175312
米太平洋軍司令官キーティング提督に聞くアジア太平洋戦略

中国の空母導入の話もでてくるが、今後の新政権移行にあたっての米軍の
戦略の話が主か。

#米太平洋陸軍のMixon中将のチャット録でもフィリピン南部での米軍の支援の
程度が取り上げられている。そういえば在韓米軍、米陸軍ではなにか最近
発信していただろうか。チャット録の質問だけでも訳出して関心動向を紹介
すべきか。

メディアの未来
第4回　私たちは読者が行くところに行かなければならない
CSM紙　ジョナサン・ウェルズ氏へのインタビュー
聞き手　堀内京子
http://globe.asahi.com/article/side/081208/04.html
クリスチャン・サイエンス・モニターがネット主軸で、紙媒体は
週末のみ発行する態勢へ移行する理由と今後の展開を聞いている

#コピーペーストが効かないようになっている模様。
ネットに情報を出す方向を模索しているということか。
インタビューでは軸となる質問が幾つか有り、各対象にぶつけて
いるところもある。

Gates approves CAB deployment to Afghanistan
By Lolita C. Baldor - The Associated Press
Posted : Saturday Dec 20, 2008 7:40:39 EST
WASHINGTON
http://www.armytimes.com/news/2008/12/ap_CABdeployment_121908/
アフガニスタンへヘリ旅団1個増派
・時期は来年春早く、3個‐4個戦闘旅団増派とは別枠
・戦闘旅団増派が完了すれば駐アフガニスタン兵力は最低2万名増加し5万名を超える
・ゲイツ米国防長官の発言では増派が完了するのは来年春遅くから夏の早い時期

増派部隊は南部を中心に展開するが、ヘリ旅団についてはアフガン全土で活動する見込み

Gates asks anew for plan to close Guantanamo
The Associated Press
Posted : Thursday Dec 18, 2008 15:19:15 EST
WASHINGTON
http://www.armytimes.com/news/2008/12/ap_closinggitmo_121808/
ゲイツ米国防長官、グアンタナモ収容所の閉鎖計画策定を命じる
・オバマの公約であり、政権就任後をみてのこと
・前にも閉鎖案は検討したが、収容者の移送先、手続きなど成案がえられなかった

December 12, 2008
Taleban tax: allied supply convoys pay their enemies for safe passage
Tom Coghlan
http://www.timesonline.co.uk/tol/news/world/asia/article5327683.ece
パキスタンやアフガニスタン領内でISAFや米軍への補給を下請けしている
地元会社は勢力圏を道路が通過する各タリバン勢力に税を支払って運行しているという記事

>>41　他スレで初出。

また、近い内容のもので別に一本あり

December 12, 2008
Taleban extract heavy tribute to let vital Nato supplies pass
Jeremy Page in Lahore
http://www.timesonline.co.uk/tol/news/world/asia/article5327618.ece

Driving around Iraq in a tank
http://jp.youtube.com/watch?v=lkhDD9u63Bw

豪州軍のLAV-25（名称はASLAV-25）がイラク国内を走行している動画

#コメント欄でカナダ軍のコヨーテだと主張する者と豪州軍と説得する者登場。
動画の途中で路肩の羊飼いに手を振るシーンがある。武器で狙いをつけていない
ことを伝える意味合いがあるんだろうか。

http://en.wikipedia.org/wiki/ASLAV

The Evil Solution
Young and desperate, Somali pirates aren't afraid to commit heinous acts of destruction,
says one of their leaders.
By Rod Nordland | Newsweek Web Exclusive
Dec 18, 2008
http://www.newsweek.com/id/175980/page/1
T-72戦車33両などを積載のウクライナ船舶ファエナ号を乗っ取ったソマリアの海賊に
直接インタビュー
・海賊行為は邪悪だが、唯一の生き延びる手段だと語っている

いつも行っていた米海軍関連のブログが閉じちゃって…
ココは助かります。

http://usn.blog62.fc2.com/

米海軍の現況（艦船配置発表）を追っていたブログですね。
閉鎖は残念ですがお疲れ様でした。

12-21-2008 19:05
1st Aegis Destroyer to Begin Service
By Jung Sung-ki
Staff Reporter
http://www.koreatimes.co.kr/www/news/nation/2008/12/116_36478.html
韓国海軍、初のイージス艦世宗大王、12月22日に就役す
・海上公試は19ヶ月間に及ぶ
・7600トン　建造費用10億ドル　イージスシステムはロッキードマーチン製
レーダーはSPY-1D、SM-2ブロック�VA/B対空ミサイル、海龍対艦巡航ミサイル、
赤鮫長射程対潜魚雷、海星対艦ミサイル、RAM、30mmゴールキーパー
Mk45Mod4 127mm砲などを装備、搭載
・11月には二番艦が進水済みで、3番艦は2012年就役予定

>>36　ヘリから空撮動画

太陽光発電を動力の一部に使う貨物船が完成
2008年12月19日
http://www.asahi.com/video/eco/TKY200812190322.html

#艦橋のすぐ後ろ、上甲板にある黄色い点と点線の円は
ヘリの着陸スポットだろうか。通風筒はどこにあるんだろう。

Last of 3 Japanese planes departs Iraq
The Associated Press
Posted : Wednesday Dec 17, 2008 9:09:36 EST
KUWAIT CITY, Dec. 17
http://www.airforcetimes.com/news/2008/12/ap_japan_Iraq_121708/
空自C-130　イラク派遣3機の最後の機体、クウェートを17日に飛び立つ
・22日に日本に到着予定
・クウェートの基地には輸送部隊約200名の一部がしばらく残る。
また、空自では70名が残っている。撤収は来年3月に完了予定

Are enlisted airmen next to pilot UAVs?
By Michael Hoffman - Staff writer
Posted : Sunday Dec 21, 2008 13:18:36 EST
http://www.airforcetimes.com/news/2008/12/airforce_enlisted_uas3_122108/
米空軍、UAV操縦要員増勢で兵を充てる可能性？　未読。

Staff writers Andrew Tilghman, Sam LaGrone and Ben Iannotta contributed to this story.

>>50

陸軍では既に下士官兵が操縦要員となっており、海軍でもその方向の計画あり
空軍では資格を有さぬ士官にまで対象層を拡大したが、下士官兵を操縦要員とする
ことには文化的に否定的。

空軍は陸軍と違い、戦域など大きな階梯を志向しており、他国軍との共同任務も有り
規模の拡大には迫られているものの陸軍ほどには即座に成果を出す必要に迫られて
いないし、文化として士官が担当するものとして組織が作られているなどが理由と
なっている。

だが、空軍でも下士官兵のセンサー要員4名と操縦担当士官2名の組で複数のUAVを
操作するステーションが実現しており、普段の操縦はセンサー要員が担い、武器発射時
のみ士官が操作する態勢となっている。また、技術が発達し人間一名で多数のUAVの
操作が可能となればこの下士官兵によるUAV操縦という議論は意味を失うという話も
出てくる。

December 22, 2008
DoD Announces Afghanistan Force Deployment
http://www.defenselink.mil/releases/release.aspx?releaseid=12406
第82空挺師団第82戦闘航空旅団、2009年春にアフガニスタンへ派遣
・ヘリ旅団で兵員2800名程度　ISAF支援
・現地司令官の要請によるもので、国防長官は承認済み

#二つ目のヘリ旅団増派。空挺師団だけどヘリもある。第10山岳師団はどうだったろうか。

>>49
イラク支援：活動終了の空自２番機が愛知・小牧基地に帰還
【花井武人】
毎日新聞　2008年12月22日　1時37分
http://mainichi.jp/select/world/mideast/news/20081222k0000m010117000c.html
3番機が故障のため経由地に留まるも、2番機と支援機、帰国
・派遣部隊140名は政府専用機で23日に帰国
・撤収部隊130名は来年3月までに作業完了し帰国予定

>46
先ほど見たら、来年再開予定とありました。
ホっとしています。

>>52

二つ目ではない。>>39で事前に流れたか流して、具体的な部隊名が発表されたもの。

#ノースカロライナ州フォートブラッグ付近でアフガニスタンと同様の高度高山地帯
というのはあるんだろうか。ヘリの飛行は高度と地形の影響が大きいのだが、
王立海兵隊のようにノルウェーで演習させてもらったりするんだろうか。アパラチア山脈
あたりで演習するんだろうか。

>>54

再開予定があることを知り、こちらも嬉しく思っています。
情報ありがとうございます。

http://jp.youtube.com/watch?v=Q6l1rwQJjYg

米空母フォレスタル、艦上での火災のドキュメンタリー

#ベトナム戦争中に第二次世界大戦当時に生産された爆弾を使ってる話が
出てきます。

Leadership Speaker Series: Gen. Eric Shinseki
http://jp.youtube.com/watch?v=4ZLeaVJLxP8

シンセキ大将が統率について対談している動画

#英語力が低いため聞き取れず。オバマ次期大統領のサイトに
指名受諾について話す動画もある。

Russia launches rocket with three new Glonass satellites
15:06　25/ 12/ 2008
MOSCOW, December 25 (RIA Novosti)
http://en.rian.ru/russia/20081225/119169033.html
ロシア、プロトン‐Mロケットでグロナス航法衛星3基を打ち上げ
・軍民共用のGPS航法衛星
・打ち上げはカザフスタンのバイコヌール
・今年のグロナス打ち上げはこれで2回目　1回目は9月25日に3基を打ち上げている
・2008年中のロシアのロケット打ち上げはこれで27回　プロトン‐Mでは10回
・2009年には39回の打ち上げを予定　射場はバイコヌールと、Plesetsk宇宙センター

グロナスについて
・現在19基が軌道上にあり16基が稼動、2基は整備中、1機が用途廃止予定
・ロシア連邦全域を常時カバーするには18基、全世界では24基必要

#朝日か毎日のニュースサイトで発見

Little Blue Pills Among the Ways CIA Wins Friends in Afghanistan
By Joby Warrick
Washington Post Staff Writer
Friday, December 26, 2008; Page A01
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2008/12/25/AR2008122500931.html
アフガニスタンで族長の歓心を買い、情報を得、村の縄張りで活動を認められるために
CIA工作官は様々な贈り物をしているという話
・族長の一家で病のある者への手術、治療薬、おもちゃ、ナイフツールなど
・現金は使うと出所不明の収入があったことがばれてしまうし、武器は好ましくない相手に
渡る可能性がある
・AFPとこの記事ではバイアグラを渡したケースがあるとしている
・記事ではバイアグラを知らぬ族長に対して、地元の文化規範に触れぬよう苦心しながら
効能を通訳を通じて伝えたと書いている

・族長はコーランで認められている妻4人を持っているのが通例らしい。

#バイアグラはアフガニスタンのカブールでも市販されているとのこと
盛んに無許可販売のスパムメールが来るが、衛星携帯電話には届かないの
だろうか。アフガニスタンではまだ無いんだろうか。

Russia's Yury Dolgoruky submarine to start sea trials by yearend
20:43 18/ 12/ 2008
SEVERODVINSK, December 18 (RIA Novosti)
http://en.rian.ru/russia/20081218/118935708.html
ロシア、ボレイ級戦略原潜1番艦の海上公試を年末に開始予定

Three Suspected Insurgents Flee Jail in W. Iraq
By Ernesto Londono
Special correspondents Dalya Hassan and K.I. Ibrahim contributed to this report.
Washington Post Foreign Service
Saturday, December 27, 2008; Page A10
BAGHDAD, Dec. 26
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2008/12/26/AR2008122600977.html
アンバル州の州都ラマディで収用されていた武装勢力の者3名が看守を襲い脱獄
警官6名、武装勢力と思われる者7名が死亡
・午前3時30分に、尋問室から監房へ戻る途中、収容者の一団が護送していた看守を襲撃
・収容所所長のLt. Col. Abdul Ghani al-Duleimiyが銃撃戦で死亡
・イラク治安部隊は徒歩で逃走中と見られる3名を米軍とともに捜索中
・ラマディでは車両、徒歩ともに通行禁止令

米軍は収容施設を閉鎖し数千名の拘束者を釈放中
・アンバル州でも存在感を著しく弱めつつある

Hiring Window Is Open at the Foreign Service
Daniel Rosenbaum for The New York Times
Salman Khalil, hired in May, took a pay cut to join the Foreign Service.
By EILENE ZIMMERMAN
Published: December 20, 2008
http://www.nytimes.com/2008/12/21/jobs/21officers.html
米外務省とUSAID(援助庁）、増員に転じる

Questions linger in deadly F/A-18 crash
By Elliot Spagat and Michael R. Blood - The Associated Press
Associated Press Writer Erica Werner in Washington, D.C., contributed to this story.
Posted : Tuesday Dec 23, 2008 18:50:00 EST
LOS ANGELES
http://www.marinecorpstimes.com/news/2008/12/ap_f18_crash_questions_122108/
ミラマー海兵隊航空基地の滑走路延長上の民家に双発停止で墜落したF/A-18Dについて
エンジンの片発停止後の対応に疑問の声があるとの記事
・事故が起きたのは12月8日で、家2軒が燃え、3軒が損傷、一家4名が亡くなっている
所属は第101

ミラマーから10マイル以内には南からならば海の上を飛んで着陸できる
海軍航空基地（Naval Air Station North Island）がある
・軍当局者は片発停止時点でミラマーに行くのが最も妥当だったと主張している
・事故機は当時、沖合い50マイルにいる発艦した空母に帰還中であった

Corps spending millions to up-armor Cougar MRAPs
By Dan Lamothe - Staff writer
Posted : Saturday Dec 27, 2008 7:16:48 EST
http://www.marinecorpstimes.com/news/2008/12/marine_mraparmor_122708w/
米海兵隊、フォースプロテクションIncにEFP（爆発形成貫通体）対応の増加装甲を
3千万ドルにて発注
・発表は12月17日付けで192個がクーガー6輪向け、4個がクーガー4輪向け
・6輪向けは約5000ポンド　4輪向けは3500ポンド
・材質は金属と非金属の積層装甲で一平方フィートあたり102ポンドでコストは2千ドル
今年秋にアバディーンで試験されている

米海兵隊のMRAP発注総数は当初3600両だったが、2007年におおよそ2200両へと
削減されている
・11月にアフガニスタンに小型のMRAPが配備開始されている
・クーガー（カテゴリー2、大型）は車重19.5トンで搭載重量6.5トン　増加装甲を
とりつけてもなおも6.5トン以内に納まると当局者は述べている

国防総省は今年4月に小型MRAPの大半を供給しているNavistar Internationalと
増加装甲供給（2億6100万ドル）の契約を結んでいる。

アフガニスタン、首都カブールからすぐ西のワルダク州で地元武装民兵を
開始するとのこと

#佐々木春隆の華中戦記シリーズの最後の巻で中国人に擲弾筒と擲弾を
せがまれた話を思い出す。記事は様々な懸念の声を紹介している。

Reaction: Shinseki nominated to VA
http://jp.youtube.com/watch?v=Bx1RXhTN2V8&NR=1
UPI通信の動画　シンセキの復員省長官指名について感想を聞いているもの

http://www.foreignaffairs.org/19930601faessay5188/samuel-p-huntington/the-clash-of-civilizations.html
サミュエル・ハンチントン、12月24日に死去。冒頭500字と概要しか読めないが
文明の衝突（単行本）の元ととなったフォーリンアフェアーズ論文

December 27, 2008, 2:25 PM
Samuel P. Huntington of Harvard Dies at 81
By SARAH WHEATON
http://thecaucus.blogs.nytimes.com/2008/12/27/samuel-huntington-foreign-policy-theorist-dies-at-81/

#死去でアクセス数がアップしているはずだが無料公開はしないものらしい。

>>68　同じくブログのリンクからハーバード大学サイトでの訃報

Samuel Huntington, 81, political scientist, scholar
'One of the most influential political scientists of the last 50 years'
By Corydon Ireland
Harvard News Office
http://www.news.harvard.edu/gazette/2009/02.05/99-huntington.html

文明の衝突は日本ではイスラム（イスラーム）学者や政治学者など幅広い層から
反発があり、新聞の論評などでも盛んに論じられていた。
ほかに、兵士と国家　も有名で最近、再刊されていた記憶がある。

>>69　訂正　軍人と国家　が正しい。
http://www.amazon.co.jp/ハンチントン-軍人と国家-上-サミュエル・ハンチントン/dp/4562041919

Mismanaging Iraq: No Cash To Carry
By RANIA ABOUZEID / DIYALA Monday, Dec. 29, 2008
http://www.time.com/time/world/article/0,8599,1868863,00.html
イラクのディヤラ州など数州で現金紙幣が不足。国の金融機関などの連絡調整ミス
・イラク紙幣は国外で印刷しているとのこと
・第2ストライカー連隊からディヤラ州政府に連絡将校が出ている。少佐。

開催日時 2008年12月4日（木）
タイトル タリバン勢力の復活（最近のアフガニスタン、パキスタン情勢）
講師 進藤雄介氏
外務省　大臣官房考査・政策評価官、前国際情報官（安全保障、国際テロ等担当）
参加者数 36名
http://www.jccp.gr.jp/biz/hr_dev/study_16.html
アフガニスタン情勢スレでロボさんが発見

概要での疑問点
・部族について
ムジャヒディンの組織は部族由来から聖戦を媒介とする政党組織へと
発展している。部族についてはその後の内戦などどうなったのか。
・タリバンとの対話について
タリバンは一枚岩でなく、事実昨年には英外交官が武器と訓練と引き換えに
指揮官の離脱を誘っていたがカルザイから追放を受けた事件がある。
また、ワルダク州では武装民兵育成が開始している。戦後の構想をもとに
分断、取り込む戦略は始動しているとみるべきだろう。
タリバンの起源について
難民キャンプによる媒介と聖域化、部族地域での伝統などが強く影響している。
ことに聖域をアフガニスタンのみならず、パキスタンに拡大する動きについて
アフガニスタンへの補給経路を締め付ける狙いもあるが、この点について話は
無かったのだろうか。

ast updated at 14:23 GMT, Tuesday, 5 August 2008 15:23 UK
Did Britain make Mehdi Army pact?
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/7543187.stm
2008年3月･4月のイラク中央政府主導のバスラ平定作戦で、バスラ空港駐留英軍の
支援介入が1週間遅れたのは、マフディー軍団との極秘協定があったためという
Timesの報道を検証
・ありえると結論しつつ、英政府が訓練支援任務に切り替えて市外撤退したため
犠牲者を出すのを躊躇った可能性もあるとしている。
・一方、米軍の反応は素早く48時間以内に千名が送られ、記事時点で市内に米軍
部隊が活動、1.5万名を送る可能性があると書いている。

last updated at 16:17 GMT, Sunday, 21 December 2008
Iraq compromise on non-US troops
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/7794646.stm
現在のイラク駐留多国籍軍は米軍を除き
英軍4100名　豪州軍1000名　ルーマニア軍500名　エルサルバドル軍200名
エストニア軍40名

イラク議会で米軍以外との各国軍との駐留協定を個別に結ぶのを可能とする決議が
提出され、投票に掛けられるという話（当時）。
それよりさき、法案が否決されたことで反対を回避するための動きだったとのこと。

イスラエル、ガザ自治区でハマスを空爆続く。報道される死者数は増大中。

The Times
December 27, 2008
Battle to save marriages of soldiers in Iraq
Returning home is sweet for some, but many soldiers face marital strife
Oliver August in Baghdad
http://www.timesonline.co.uk/tol/news/world/iraq/article5400681.ece
バグダッド国際空港そばのビクトリー基地（サダムフセインの宮殿を転用）にて
米軍兵の精神面での支援を行うセンターを取材
・戦闘によるPTSDが発症した兵士のもとに直ちに駆けつけて話を聞けるよう
緊急車両も有している
・センター長の名前がKevin Gormley

#ひょっとして米海兵隊の第二次世界大戦当時の将官が先祖にいないだろうか？
ゴームレーという名は一般的なんだろうか。

December 24, 2008
Mass grave plundered at site of Taleban prisoners’ massacre
http://www.timesonline.co.uk/tol/news/world/asia/article5391550.ece
ドスタムが2001年11月にタリバン戦士を大量殺害したとされる件で埋葬地の発掘が
行われている

ドスタムは今月に入り、トルコに亡命したとの報道が流れるも、同氏の政党は
一時的な訪問だと否定するコメントを出している
・今年2月まで国軍の参謀総長を務めていたが逮捕状が出て、政敵の自宅を襲撃、
カブールのTV放送局を兼ねる邸宅に篭っていた

http://jp.youtube.com/watch?v=3fd4BW_gAes
ガザ境界にイスラエル国防軍の機甲部隊が集結する模様を撮影した動画とのこと

In Basra, political skirmishing heats up as elections near
By Ned Parker and Raheem Salman
December 28, 2008
http://www.latimes.com/news/nationworld/iraq/complete/la-fg-basra28-2008dec28,0,6126027.story
バスラで3月の騎士の突撃作戦後のシーア派諸政党の動きを直接取材
・マリキ首相のダワ党は州議会を経由せず復興予算投下し、繋ぎ止めと地盤拡大を狙う
部族指導者を束ねる部族評議会を作り、シーア派武装勢力を狩り出し、復興計画での不正を暴く
などしている

・SIICは南部9州を束ねて自治区とする構想を捨てず
・サドル師派は逮捕者、逃亡者多数。表通りからスラムへ事務所を移し国家の統一維持を
支持する発言がインタビューでは出る。
・ファドヒラ党はマリキ首相への非難を弱め、知事を次回選挙候補から外すも
バスラ単独での都市国家的構想を保つ

Pakistan shuts down a key U.S. supply line
Associated Press
December 31, 2008
Reporting from Peshawar, Pakistan
http://www.latimes.com/news/nationworld/iraq/complete/la-fg-pakistan31-2008dec31,0,5641908.story
パキスタン軍、カイバル峠経由のアフガニスタンへの補給路を遮断
・武装勢力に対する掃討作戦のための一時的措置とされる

アフガニスタンへの補給
燃料、食料その他の75％は陸送
武器弾薬は空輸とのこと

アフガニスタンの連合軍は他の補給路について交渉中

#アフガニスタン国境からインド国境への2万名の移動に続き
米国との駆け引き？　12月にはマレン統合参謀本部議長がパキスタンを訪問している。

Generals Propose a Timetable for Iraq
By ELISABETH BUMILLER and THOM SHANKER
Helene Cooper contributed reporting.
Published: December 17, 2008
WASHINGTON
http://www.nytimes.com/2008/12/18/us/politics/18military.html
オバマ次期政権に現地司令官の策定した米軍のイラク撤退案が説明される
・オバマが公約とする16ヶ月間での撤退とは異なり、駐留協定の期間にあわせた
内容
・2009年の最初の6ヶ月間で2個旅団が撤退し、6月末時点で12個旅団態勢となる案
とのこと　
・2009年6月末までの都市部撤退後も、名称は異なるが都市部で米軍は共同
パトロールを継続、また都市内部の基地も多数保ち続けるとしている
・オバマがオディエルノ大将の案を覆し16ヶ月間での撤退を進めるかは不明

Army to meet goal, but it’s not enough
By Gina Cavallaro - Staff writer
Posted : Friday Dec 19, 2008 17:42:35 EST
http://www.armytimes.com/news/2008/12/army_moretroops_121708w/
米陸軍現役兵員数54.7万名への拡張を予定より3年早く達成するが
現在の戦力需要ではさらに少なくとも3万名が必要とNelson Ford陸軍次官が話す
・同次官は1月に退任予定

陸軍で動員されている兵士数は現役、予備役、州兵あわせて69.5万名
うち25万名は海外で勤務している
・2003年に54.7万への拡張の認可をえ、当初目標では2012年に達成だったが
ケーシー陸軍参謀総長が2007年4月に就任してから加速。2010年までへと早められた。
2008年12月早くで目標まであと4千名にまで近づいている。

・第3歩兵師団第1旅団は本土防衛待機任務についている
（homeland security standby mission)

December 30, 2008
Navy to Commission Aircraft Carrier George H.W. Bush
http://www.defenselink.mil/releases/release.aspx?releaseid=12418
2009年1月10日に、原子力空母ジョージ・H・W・ブッシュ、ノーフォークにて就役
・子息のブッシュ大統領が演説、元大統領の息女も出席し、号令を発する
・ニミッツ級10番艦
起工は2003年9月6日、命名が2006年10月7日　原子炉2基
母港はノーフォーク
艦長は1981年アナポリス卒のKevin O'Flaherty大佐

ブッシュ元大統領
1924年6月12日生まれ　18歳のとき海軍に志願、水兵となる
19歳を前に海軍で当時最年少のパイロットとなり、士官に任官
空母サンジャシントでアヴェンジャー乗り。

1944年9月には父島で爆撃行程中に対空砲火で撃墜される。
機体は激しく損傷したが地上掃射をし終えてから脱出し、海中へと降下。
海軍潜水艦フィンバックに救出される

http://www.defenselink.mil/pubs/pdfs/MAP12-08.pdf

2008年12月17日に大統領が承認したunified command plan2008（年次改訂）での
各戦域統合軍境界図。

#気になるところは
インドは太平洋軍、パキスタンは中央軍
ソマリア領土はアフリカ軍、ソマリア領海は不明、ソマリア沖公海は中央軍
と分かれている。

http://www.asahi.com/video/news/TKY200812300110.html
東京タワーのそばを飛行するツェペリンNT号をヘリで空撮

#飛行船はホバリングしているんだろうか？
30日であればコミケをやっていただろうから、屋外で長時間待つ人は
お台場に多数いた時間帯もあったはず。

Marine Corps Lieutenant General Victor H. Krulak, 1913-2008 (web exclusive)
Chas Henry
http://www.usni.org/magazines/navalhistory/story.asp?STORY_ID=1726
3ブロック戦争、戦略階梯伍長を唱えた米海兵隊司令官クルラック大将の父である
クルラック中将、12月29日に逝去
・ゲイツ米国防長官の演説でヒギンズボートを日本軍の中国大陸での上陸作戦で学び
取り入れたとして称賛されていた人

Russia, China, and the Sinking of the Thousand Ship Navy
DECEMBER 2008
http://blog.usni.org/?p=554
プロシーディングスのブログ
1千隻海軍構想は、集団安全保障各国それぞれの利害により破綻と断じて
米国単独での海軍戦力充実を訴える
・機雷戦、両用戦、補助艦艇が充実していた冷戦終結直後、湾岸戦争終結時の
勢力は529隻、これが現在では半減して280隻少々となっている

>>87　ロシアのグルジア侵攻にみる欧州各国の対応や中露の海軍拡張を
根拠としているが、前者については日本ではグルジアの冒険主義、NATOを
当て込んでの瀬戸際政策だとグルジア側を非難する声がある。

中国についてはワリャーグが来年、訓練用に就役。中型空母2隻の建造に入り
海南島の南海艦隊に配備されると朝日は年末の報道で伝えている。

http://www.defense-update.com/directory/typhoon.htm

イスラエル海軍艦艇がハマスの陸に揚げてある艦艇や建造物を攻撃する
動画が公開されているが、その際に出てきた自動安定砲座

#上記ブログのリンクから辿る。

http://gannett.a.mms.mavenapps.net/mms/rt/1/site/gannett-militarypubs-21772-pub01-live/current/launch.html
にて米海軍の無人戦闘飛翔体の想定動画あり。音声無し。

#空母の飛行甲板上の、赤枠で縁取られた蓋は各種装置の制御盤が
入っているらしい事に気づく。

URLは直接動画にリンクできず。動画ランチャーのもの。

http://www.westpointcoh.org/

army timesの記事にて知る。兵士から国防長官に至るまで聞き取った歴史を
集積するものらしい。記事は未読。

>>91　動画が大変丁寧に金をかけて作られている印象。声をうまく処理して
響くようにしてあるほか、台詞もうまく繋いであり、ウェストポイントへの入学勧誘
の役目もあると思われる。

#しかし、ROTC関係が見過ごされてしまいがちになると思うのだが、どうなんだろう。
出て来る人のほとんどはキャプションでウェストポイント卒業生や校長などばかり
であることが分かる。

History from its source
USMA readies archive of soldiers’ combat experiences
By Brendan McGarry - Staff writer
Posted : Sunday Dec 14, 2008 12:12:51 EST
http://www.armytimes.com/news/2008/12/army_westpoint_history_121408/

>>92続き　リック・アトキンソンも参加しており、1967年卒業生の話も盛り込むとのこと。

#long grey lineでとりあげられている期で、卒業生はベトナムに送られた。
crusadesではチェイニーとパウエルのやりとりがでてきたり、ロバート･ゲイツが議会対策で
駆け回ったり、ウォルフォヴィッツがイスラエルとイラクのスカッド攻撃で外交に飛びまわったり
といろいろ今知られている話からすると興味深い内容が多い。ストライクイーグルの
操縦員二人がシリア国境でイラク側の手に落ちる話はブラヴォー・ツー・ゼロの描写を
思い起こさせる。

Afghanistan and Pakistan take center stage in 2009
Under Obama, the US may send 20,000 more troops and encourage talks
with the Taliban in an effort to reclaim the upper hand in Afghanistan.
By Anand Gopal | Correspondent of The Christian Science Monitor
from the January 2, 2009 edition
KABUL, AFGHANISTAN -
http://www.csmonitor.com/2009/0102/p05s01-wosc.html
オバマ政権の対外政策の課題を概観するシリーズ
・アフガニスタン南部の指揮権はNATO各国の交代制から米国のみへと一本化される
と書かれている

Unlikely ambassador: Iraqi border chief Brig. Gen. Khaled Suleiman,
a veteran of the Iran-Iraq War, watches over Iranian pilgrims
on their way to Shiite holy cities in southern Iraq.
At Iraqi border outpost, signs of improving ties with Iran
As US forces pull back, Iran is expected to widen its influence in Iraq,
despite the two countries' history of war and mistrust.
By Scott Peterson | Staff writer of The Christian Science Monitor
from the December 22, 2008 edition
ALMUNTHERIA, IRAQ
http://www.csmonitor.com/2008/1222/p07s02-wome.html
イラク＝イラン国境でのイラク治安部隊の話。
・1日500名の巡礼がシーア派聖地のナジャフとカルバラ目指して国境を越えている
・米国の民間契約業者が通過するイラン人から選んでは網膜スキャンと指紋登録を
しており、イラン側は違法であり、巡礼に対する不法行為だと抗議している

・国境を警備するイラク治安部隊准将はイランイラク戦争に戦車部隊指揮官として参加
イラン人を信用しておらず、好いてもいないが、イラクの尊厳のためイラン巡礼の検問
では気を配っていると語っている。

・付近に米軍基地あり。記者は訪れてページにて音声で報告している。

RAF Reaper deploys ground attack munitions - Friday 6 June 2008
http://www.raf.mod.uk/news/archive.cfm?storyid=5DC13BC6-1143-EC82-2E885837D31A0610
英国空軍のUAV飛行隊である第39飛行隊の話
・米国ネバダ州にて米軍の第432航空団の一部となっている。
・2008年1月に改編されたばかり
アフガニスタンにてリーパー3機（調達3機、1機墜落、1機追加調達）を運用
・空軍のみならず陸軍、海軍、海兵隊からも飛行隊に人員を出している
・隊長はWg Cdr　Andy Jeffrey
・地上管制局で操縦クルーと配置につく任務調整官は陸軍や海兵隊の人員が
務めることがしばしば

Crisis of Confidence
By Rear Admiral William Houley, U.S. Navy (Retired)
and Rear Admiral James Stark, U.S. Navy (Retired)
http://www.usni.org/magazines/proceedings/story.asp?STORY_ID=1735
米海軍の建造計画で今後、イラク戦争とアフガニスタン戦争、さらに
陸軍と海兵隊の装備再生に予算が向けられる中、海軍の艦艇建造予算が
圧迫されるとみて、実情に合わせた建造計画の再検討を提案し、幾つかの
方策を書いている
・LCSは高価となりすぎたとして、オリバー・ハザード・ペリー級の後継を検討すべき
としている。

#付属の画像では米沿岸警備隊の哨戒艇をLCS代替に魅力的と書いている。
#半ば読み

last updated at 22:48 GMT, Friday, 2 January 2009
Suicide bomb kills many in Iraq
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/7808354.stm
バグダッドから南方20kmのYusufiyaにて自爆、少なくとも23名死亡、約110名負傷
・スンニ派部族指導者が集会を開いているところに入り、自爆
・部族指導者多数が死傷者に含まれているとの事
・集会はSheikh Mohammed Abdullah Salihの邸宅にて、
屋外の大きなテントで開かれていた。自爆者は招かれた客の親族とのこと
・イラクのマリキ首相の進める取り組みの一環で開かれていた集会

・イラク内務省によると死亡者は30名、イラク警察によると23名
・今月末には選挙あり

January 1, 2009
US moves from Saddam Hussein's palace to new embassy
Oliver August, in Baghdad
http://www.timesonline.co.uk/tol/news/world/iraq/article5425738.ece
米国、イラク大使館が新施設に移転
・当初予定よりも人員が増えたため居住部分は手狭
・元のフセイン時代の宮殿と比べると監獄のようなものだと描いている

January 01, 2009
The blue (from cold) zone
http://timesonline.typepad.com/inside_iraq_weblog/2009/01/the-blue-from-c.html
米国、グリーンゾーンをイラク側へ委譲
・当日は大変寒かったとのこと
・ロスアンジェルスタイムズ、ニューヨークタイムズなど、式典を当日取材した記者らの
画像がある

#外国人記者の画像は以前もMNF-I記者会見の動画などで出ていた。

>>98　AP通信
Suicide bomber kills 23 in Iraq
By Jim Heintz, Associated Press Writer
Saturday, 3 January 2009
http://www.independent.co.uk/news/world/middle-east/suicide-bomber-kills-23-in-iraq-1223062.html
死傷者数はまちまち
・かつては死の三角地帯とされたYoussifiyahにて発生
・米軍が治安権限をイラク側に委譲してから1日後の出来事
イラク警察筋によると死亡30名、負傷110名
現場にいたイラク陸軍大佐によると死亡24名、負傷38名
米軍によるとイラク側の通知では死亡23名、負傷32名

2008年12月11日にキルクーク郊外の市内からクルド人が良く訪れるレストランでの
爆発で55名が亡くなって以来の規模
・発生した場所はSheik Mohammed Abdullah Salih（スンニ派のAl-Garaqul部族）の
邸宅に隣接する客を迎え入れるホール
・招かれていたのは部族指導者や市民自警団のメンバー
・族長自身は爆発で軽度の負傷、目撃者によると族長と友人が入り口から数メートル
のところに立っていたとき、自爆があったとのこと
・地元当局筋によると、自爆したのは州評議会候補の甥とのこと

British troops hand Basra Airport to Iraqis
Friday, 2 January 2009
http://www.independent.co.uk/news/world/middle-east/british-troops-hand-basra-airport-to-iraqis-1221273.html
英軍、バスラ空港の権限をイラクへ1月1日に委譲

報道時点での英軍死者は178名、うち戦死は136名

Marines closer to choosing next-generation rifle
By Kevin Baron, Stars and Stripes
European edition, Saturday, December 27, 2008
ARLINGTON, VA.
http://www.stripes.com/article.asp?section=104&article=59653
米海兵隊、SAW（分隊自動火器）の後継を選定へ
・当初は10モデルで開始したが、3社の4モデルに絞り込まれている
・参加しているのはＦＮハーセル、ＨＫ、コルト（2モデル）
・試作の提出期限は2009年半ば、部隊配備開始は2010年
・口径は5.56ｍｍ
・調達予定数は4476丁で、6500丁まで追加の可能性あり（ここ原文解釈できず
4476+6500なのか、合計で6500なのか読み取れず）
・現行のＳＡＷはＦＮが生産している。

>>103
Corps moves to replace M249
Staff report
Posted : Saturday Jan 3, 2009 8:01:21 EST
http://www.marinecorpstimes.com/news/2009/01/marine_rifle_010109w/
調達数は追加調達をした場合に最大で6500丁であることがこちらの記事から判明

Boomer CO fired over personnel problems
By Andrew Tilghman - Staff writer
Posted : Saturday Jan 3, 2009 8:32:20 EST
http://www.navytimes.com/news/2009/01/navy_firedskipper_123008/
米海軍戦略原潜の艦長、2008年12月29日に解任される

・解任されたのはウェストバージニアのゴールドクルーの艦長
Charles “Tony” Hill中佐（45歳）　1990年Ａｕｂｕｒｎ大学の海軍ＲＯＴＣから任官
1998年から2001年には攻撃原潜シャイアンに乗り組み、2003年から2005年には
ロードアイランドに乗り組んでいる。2006年6月に中佐に昇進し、2008年6月に
ウェストバージニアに配属。

・ゴールドクルーは現在、ジョージア州Ｋｉｎｇｓ Bay基地にて11月に航海から戻り訓練中
・解任の理由として特定の事件が原因ではないが、統率上の問題が時が経つにつれ
浮上してきた。潜水戦隊の参謀や外部機関の人員による初見、
幹部（senior personnel)の再任を巡る問題などの徴候があり、中佐の指揮に対する信頼
が失われたとのこと
・ウェストバージニアのゴールドクルーの艦長にはＳｔｅｐｈｅｎ Gillespie大佐が当てられた。
同大佐は戦略原潜ロードアイランドの艦長経験があり、ウェストバージニアが所属する
第16/第20潜水戦隊の訓練担当副司令を務めていた。


米戦略原潜の艦長が解任されるのは稀。Ｎavy Timesの過去記事では1997年にも
一度あったとのこと

U.S. Seeks More Supply Routes for Afghanistan
By Gerry J. Gilmore
American Forces Press Service
WASHINGTON, Dec. 31, 2008
http://www.defenselink.mil/news/newsarticle.aspx?id=52525
米輸送軍司令官、中央アジア諸国を回り、アフガニスタンへの代替ルート開設を打診
していた模様

>>80についてＩＳＡＦと在アフガニスタン米軍は報道声明でパキスタン軍の攻勢を
歓迎している。また補給路閉鎖は一時的なものであり、備蓄はあるため支障は無い
とか。

#キルギスタンは既に航空基地があるが米軍撤退を求めているという報道が
あった。またＣＮＮで閉鎖は既に解除されたとのこと。

http://caib.nasa.gov/news/report/default.html

スペースシャトル”コロンビア”号の墜落事故調査報告書、公表される。

サルベージ

All-quadrant gun set for Osprey installation
Marine version of tilt-rotor will get turret later
By Michael Hoffman - Staff writer
Staff writer Bryan Mitchell contributed to this report
Posted : Sunday Jan 4, 2009 9:24:35 EST
http://www.airforcetimes.com/news/2009/01/airforce_osprey_gun_010409/
米空軍特殊戦軍のCV-22オスプレイ7機、胴体下面にリモート機銃取り付け
・第413実験飛行隊が試験中で、2008年8月にはホバリング中の実射も行っている
・試験前はナセルやプロペラを撃ちぬいてしまうことが懸念されていたとのこと
・機銃は7.62ｍｍガトリングで、機内でモニターできることから、搭乗の歩兵らが
機外の様子を把握するのにも役立つ

Carrier numbers, budget issues await Obama
By Christopher P. Cavas - Staff writer
Posted : Sunday Jan 4, 2009 9:15:38 EST
http://www.navytimes.com/news/2009/01/defense_navy_obama_010409/
海軍の艦艇建造計画の見直しを予期し、空母の必要隻数の論争が再燃するとみている
・論者の中には7隻で十分とする者あり
・LCSについて早期に両メーカーのいずれかを選定し、費用を削減するという主張をする
議員があるとのこと

#サウジアラビアに海軍建造案としてLCSを提案しているとの報道あり

The Air Campaign
Planning for Combat
by
Col John A. Warden III
National Defense University Press Publication, 1988
http://www.au.af.mil/au/awc/awcgate/warden/warden-all.htm
航空戦力による戦争遂行について論じたものらしい。戦力の重心は指揮層にありと
書かれているとか。筆者はcrusadesにも度々登場する。

Ｔhe Sunday Times
January 4, 2009
Dominic Lawson
http://www.timesonline.co.uk/tol/news/world/iraq/article5437950.ece
ペトレイアス米陸軍大将にインタビューしてベタ褒めの記事

米国がイラクから撤退する日 〜 プロローグ　＜大野元裕コラム＞
2009年1月6日（火）15:40
http://news.goo.ne.jp/article/gooeditor/world/gooeditor-20090106-01.html
イラクを通じて米国の中東政策の変遷を追うコラムになるんだろうか。

http://tikrit.cocolog-nifty.com/

>>113　そのブログ。最近のエントリーではグリーンゾーンについて
詳しくかつ分かりやすく書いている。

#コックバーンの占領では売春宿があり、アラビア語で米軍を嘲る
落書きがされていたとか書かれていたのを思い出す。
ブラックウォーター社の武装警護員も国務省との契約が続いている
はずだからいるはず。

>>111　パウエルとチェイニーの関係について、ワシントンの政治決断で
度々会話が紹介されるほか、ウォルフォヴィッツが明晰に判断を下してみせたり、
ロバート・ゲイツもsmall group（各省などの次官級）の一員として関与している。

湾岸戦争の政治意思決定過程と、現場での戦術上の様々な課題と解決を
分かりやすく紹介している。

シュワルツコフ大将や第�Z軍団長フランクスなどの性格も非難するのではなく
周囲の評価を取りまとめて示し、跡づける挿話を積み重ねる形で書いている。

パトリオットのスカッド弾頭撃破率について、湾岸戦争中からイスラエル首脳部および
軍、政権首脳部は知っていたという下りあり。ミサイル防衛の課題は当時から
明らかだったということか。

ノーベル賞を勘違いした日本人
情報の生活習慣病を考える
2008年12月2日　火曜日 伊東 乾
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20081201/178731/?P=1
前半は厚生省元事務次官連続殺害事件の犯行にいたる動機の仮説
後半は核と日本人を再考させる話になっている。

#ワシントンの一般公開が12月6日で、ヤマザクラが11月30日あたりから12月10日あたり
まで行われている時期に書かれ発表されている。偶然だろうけども付き合わせると
意味深かもしれない。情緒的な反核運動が脱皮する契機になるんだろうか。
　恐怖の均衡、核抑止関係の評価には踏み込んでいないけども。

>>115　フランクス大将も義足でベトナム戦争での戦傷。
湾岸戦争当時、第24機械化歩兵師団長のマキャフリー少将も腕に大怪我を
負っている。湾岸戦争当時の将官はベトナム従軍し、戦傷を負った者が少なからず
いたらしい。

>>115 F-15Eのパイロットでアルカイム付近でスカッド狩り中に撃墜されて
捕虜となった大佐。アルカイムは対空砲火が密で、スカッドのランチャーが
周辺で活動していたと書かれている。

http://www.pownetwork.org/gulf/ed011.htm

#アブグレイブ捕虜虐待でシールに尋問中に殺害されたとされるイラク軍将官は
アンバル州で対空部隊指揮官だったとかいう話を読んだ気がする。

Purple Heart Is Ruled Out for Traumatic Stress
By LIZETTE ALVAREZ and ERIK ECKHOLM
Published: January 7, 2009
appeared in print on January 8, 2009, on page A1 of the New York edition.
http://www.nytimes.com/2009/01/08/us/08purple.html
戦傷者を対象とするパープルハートはPTSD(事後ストレス症候群)を対象としない
ことに2008年11月決定されたとのこと
・星条旗紙にて明らかになり、その後追い報道
･この決定については賛否両論あり
･基準としては、客観的に敵の攻撃により傷を受け血を流すことが条件とされたとのこと

January 8, 2009, 1:12 AM
Predictions for Obama’s Iraq
By ERIC OWLES
http://baghdadbureau.blogs.nytimes.com/2009/01/08/predictions-for-obamas-iraq/
イラクの今後を占う専門家の予想を紹介

From Times Online
January 4, 2009
Female bomber kills Iranian pilgrims at start of Shia festival in Iraq
Deborah Haynes, Baghdad
http://www.timesonline.co.uk/tol/news/world/iraq/article5445678.ece
バグダッド北東部のアダミヤ地区にあるシーア派聖廟で女性が自爆

#この聖廟は2008年末にも自爆があったはず。たしかスンニ派地区の中に
シーア派聖廟があるとか読んだ覚えがある。コックバーンのサドルだったか。

グアムと沖縄を巡る米軍戦力再編について幾つか報道あり

Guam, focus of new U.S. strategy, faces hurdles
By Eric Talmadge - The Associated Press
Posted : Sunday Jan 4, 2009 10:15:05 EST
ANDERSEN AIR FORCE BASE, Guam
http://www.airforcetimes.com/news/2009/01/ap_guam_strategy_010409/

民主「普天間見直し」　どうなる日米同盟
2009.1.6 01:33
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090106/stt0901060137002-n1.htm

2009年01月08日 【夕刊】 政治
軍事委、沖縄視察の意向/知事訪米　普天間「合意通り移設を」
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-01-08-E_1-001-2_002.html

Obama's war
Mon, 01/05/2009 - 11:52am
http://ricks.foreignpolicy.com/node/14892
ニューヨークタイムズの軍事専門記者だったThomas E Ricksが転職し
書いているブログ
イラクの国内問題は依然として解決しておらず、選挙が3つある2009年は
不安定、米軍の撤退は容易なところは終わり、今後は危ういところもある。
オバマ政権2期目が終わりに差し掛かる2015年にいたってもイラク駐留米軍は3.5万名
を数える

としている。

Pentagon readies 3 anti-IED UAVs
By Kris Osborn - Staff writer
Posted : Tuesday Dec 16, 2008 17:41:51 EST
http://www.airforcetimes.com/news/2008/12/defense_IED_UAVs_121608/
ＩＥＤ対策で新型ＵＡＶを開発中

Yellow Jacket（アメリカに生息する蜂の一種）は2009年に運用開始
・制御車両を自動追尾する機能あり、制御圏内に常に留まれる
・JIEDDO（仕掛け爆弾対策チーム）でこれまで980万ドルかけている

Copperhead(おなじくアメリカに生息する毒蛇の一種））
・Ｔｉｇｅｒ Sharkという小型機を利用したUAVの翼が合成開口レーダ（1フィート）
となっている。
・これまで2310万ドルかけている
・Sandia National Laboratoriesも開発に加わっている
・運用評価は2009年早く

またJIEDDOではSentinel Hawkには1200万ドル掛けて開発しており
2009年に運用開始予定

>>122
ニューヨークタイムズに勤めたことはない。直近はワシントンポスト、
2000年以前はウォールストリートジャーナル

>>124　訂正有難うございます。>>119でワシントンポストと書かれているのを
混同しました。

The Sunday Times
December 21, 2008
Defence chiefs plan to deploy 3,000 more troops in Helmand
Three British battle groups are currently operating in Helmand -
an area roughly the same size as Switzerland -
but commanders say their numbers are too few to clear out insurgents
Michael Smith
http://www.timesonline.co.uk/tol/news/politics/article5375669.ece
昨年2008年の記事
英軍はヘルマンド州へ3000名の一時的増派を検討
・陣容は歩兵、工兵、砲兵、特殊部隊からなる
・記事時点ではブラウン首相の承認は得ていない
・英国防省ではオバマ大統領が1月の就任後ブラウンに増派要請するとみて準備している

米国はアフガニスタン南部に海兵隊2400名を送っており、5000名を追加
すると発言、さらに増派すると見られる。これにともない記事時点でのヘルマンド州の
英軍5000名を米軍が上回り、同州での指揮権を英軍が今後も握れるか疑問が生じている

>>117　読み終わる。

パウエルとチェイニーの関係が注意深く描かれているのはcrusadesが執筆された
時点でサダムフセインが政権を握ったままという状況で、戦争に政治的な勝利を
おさめたのは米国とイラクといずれだろうかという疑問が強かったことが背景にある。

バスラ包囲環完成以前に戦闘状態の終結を宣言した決断ではパウエルと
ブッシュの直接のやり取りが出て来る。結果としては、共和国防衛隊（大統領警護隊）
の機甲師団重装備の半数、同じくアドナン歩兵師団などを取り逃す結果となった。

73Eの戦いや、バグダッド市内の女性や子供が避難していた公共防空壕への誤爆、
イスラエルとのスカッド狩りを巡る応酬、地上戦開始後にサウジでスカッドが予備役部隊
の宿舎に命中した事件など日本でも聞こえてきたものは全て網羅されている。

第�Z軍団を90年11月に第X�[空挺軍団に加えて追加派遣した意味、政治決断
に与えた影響などはこの本ではじめて知った。

アラブ諸国との外交、日本などへの負担金要請などや、第�Z軍団のドイツから
中東への輸送などはごく短く触れている程度に留まる。

Nice War. Here's the Bill.
By DONALD HEPBURN
Published: September 3, 2003
http://query.nytimes.com/gst/fullpage.html?res=9A03E4D91238F930A3575AC0A9659C8B63
湾岸戦争当時の負担金要請外交行脚、Tin Cup One、について書かれた記事

この他PBSにてリック・アトキンソン自身がインタビューに答えたものがヒット。

>>128　イラク戦争での戦費および復興負担について米国が巨額を負担せざるをえない
少なくとも当初言われていたようにイラク自身の石油収益は当てにできないことが
判明した時点で書かれている記事。

日米関係についてこの点では12月にイラクのムサンナ州サマワ（だと思う）にて
借款か供与による火力発電所落成式が行われ、日本から野田聖子か誰かが
出席している。

昨日だったかにはジョゼフ・ナイ元国防次官補が駐日大使となるなど、次期政権の東アジア
外交態勢が報道されている。

#日米関係で何か動きがあるのは確かだが、それが具体的にどのような軍事面での
動きに繋がるのか不明。ブロガー（実際には軍事専門報道サイト）向けのミクソン中将
のインタビューもこの点でやはり繋がっているんだろう。

Donald Hepburn, former chief executive of the Bahrain Petroleum Company, is an adviser to the Middle East Policy Council.

>>129　記事ではなくて寄稿、投稿。

離任のシーファー駐日米大使、日本の政権変動しても同盟堅持に期待
(09:11)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20090110AT2M0903709012009.html
・日本で民主党への政権交代の可能性
・その場合の日米同盟の継続、方向について
・まもなく離任する共和党政権から任命された大使の発言

#国防総省などでも離任を控えた高官が課題、置き土産を語ったとみられる記事が
12月くらいから増えたように思う。

>>131　久しぶりに同盟漂流（船橋洋一）を出してきて読み始める。
また、long gray lineかdark victoryか悩むが後者にする。

#上のナイ大使内定報道は船橋洋一かその人脈をもとにした取材チームの
記事だと思われる。船橋洋一は昨年末にも一面で報道の今後を考える論を
出しており健在のはず。

last updated at 17:41 GMT, Friday, 9 January 2009
Google search finds missing child
http://news.bbc.co.uk/2/hi/technology/7820984.stm
米国で祖母が連れ去った女児を探すのにGPS携帯とグーグルストリートビュー、マップが
使われたという話
・米国では2005年以降、法の定めにより携帯事業者は
発信者の67%は100ｍ半径、95%は300ｍ半径で位置を局限させることとなっている
・このため新規の携帯の大半がGPSを備えている

携帯キャリアに携帯がONとなるごとに位置を通報してもらい、得た諸元で
マップをみ、付近のホテルをストリートビューで発見し、捜索したとのこと

last updated at 23:34 GMT, Tuesday, 6 January 2009
Blackwater men plead not guilty
http://news.bbc.co.uk/2/hi/americas/7814747.stm
2007年バグダッド西部のＮｉｓｏｏｒ広場での銃撃事件、ブラックウォーター元武装警護員
5名は無罪を主張
・罪に問われているのは6名だが、1名は減免と引き換えに検事に協力。元の同僚に
対する証言をするとのこと

last updated at 01:43 GMT, Thursday, 8 January 2009
Canada expels US woman deserter
http://news.bbc.co.uk/2/hi/americas/7817078.stm
イラクへの再派遣を拒みカナダに亡命を求めた女性兵士、カナダ政府から退去命令を受ける
・期限は1月末
・女性兵士の氏名はKimberly Rivera、3児の母　人道上の見地から滞在を求めていたが
却下された
・米国では最大で5年の刑を受ける可能性あり
・これまでに男性兵士のRobin Longが強制退去を受けており、米国に戻って15ヶ月の刑を宣告されている
・カナダには現在、200名ほどの逃亡兵が住んでいると見られる
・カナダ議会では昨年、非拘束決議でイラク戦争からの逃亡兵に滞在を認めるとしたが
政府与党は米政府を刺激するリスクをとりたがらない

#この数字にはベトナム戦争当時の逃亡兵を含んでいないと思われる。

>>120
last updated at 03:15 GMT, Wednesday, 7 January 2009
Women banned from Baghdad shrine
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/7814751.stm
アダミヤ地区のシーア派聖廟へ女性の立ち入りを禁止する非常措置
・アーシュラを迎えて警備部隊に女性がおらず参詣の女性の身体検査が
できず素通りさせては自爆者が通り抜けてしまう可能性があるとのこと

カルバラでは巡礼者推定で200万、警備は3万

Last updated January 1, 2009 10:26 p.m. PT
Local Iraq war deaths fell to their lowest number last year
By MIKE BARBER
P-I REPORTER
http://seattlepi.nwsource.com/local/394466_wardead02.html
2008年のワシントン州出身者や勤務者の死亡者数は15名とイラク戦争開始以来最低
アフガニスタンでは8名が死亡
・イラクでは10月以降同州関係では1名も死者無し
・年齢は19歳から38歳
・2007年にはイラクで110名が亡くなっている。
・同紙の集計ではこれまでのワシントン州の死亡者は273名　米国全体では4220名
・アフガニスタンでは630名が死亡　うち155名は2008年の死亡者。

現在、イラクには州兵の第81戦闘旅団が派遣中。人員規模4千名。
(81st Combat Brigade)

Craddock: Keep force levels steady in EuCom
By William H. McMichael - Staff writer
Posted : Friday Jan 9, 2009 15:34:41 EST
http://www.armytimes.com/news/2009/01/army_craddock_forces_europe_010909w/
EUCOM（欧州軍)司令官、クラドック陸軍大将、在欧兵力の現状維持を求める
・欧州に現在陸軍は4個旅団駐留　うち2個は現行の計画では米本土へ帰還予定
・2007年にクラドック大将と在欧州米陸軍司令官マキャナン大将の要請で欧州部隊の削減に
待ったが掛かっていた

EUCOMの現在兵力は4万6千名だが、計画の2万8千名では不足と大将はワシントンで
軍事記者らに語っている
・陸軍は現在の4個旅団を維持し、陸軍拡張による増員分の部隊を欧州に置くことも視野に
・空軍は変更無し
・海軍はプレゼンスを増強

Navy Names Virginia Class Submarine USS John Warner
Story Number: NNS090108-13
Release Date: 1/8/2009 8:42:00 PM
From the Department of Defense
http://www.navy.mil/search/display.asp?story_id=41713
国防総省、バージニア級原潜にワーナー上院議員の名をつけるとのこと
・同議員は2009年1月3日に30年の上院議員生活を終えて引退
艦番号はSSN 785　艦名はJohn Warner

1945年、17歳で海軍に志願　准士官(petty officer third class)となる
1949年秋、米海兵隊予備役に
1950年、朝鮮戦争勃発で現役志願　海兵隊で士官となり第1海兵航空団の
地上通信将校として朝鮮半島で勤務
1969年、海軍長官次官(under secretary)
1972年、海軍長官　ベトナム戦争中のこと
1978年、上院議員に選出
上院軍事委員会委員を長く務め、委員長やranking memberも長い
上院選抜情報委員会委員も長年務めた

Commander, 2nd Brigade Combat Team, 4th Infantry Division Col. Butch Kievenaar
January 05, 2009
DoD News Briefing with Col. Kievenaar From Iraq
Forward Operating Base Echo Diwaniyah付近
http://www.defenselink.mil/transcripts/transcript.aspx?transcriptid=4335
第4歩兵師団第2旅団長の記者会見
・2008年9月に12ヵ月間の予定で派遣され、ポーランド軍を引き継いでイラク中部に旅団は展開。
イラク中部担任師団の第10山岳師団に配されている。
・旅団は諸兵科連合大隊2、騎兵大隊1、砲兵大隊1、本部大隊1、旅団支援大隊1の6つから
なる。人員4千名。
・諸兵科連合大隊1は多国籍北部師団に、騎兵大隊1はカルバラで第172歩兵旅団に配されている。
・旅団の担任はQadisiyah州、Najaf州、およびBabil州南部

大佐自身はイラク派遣3度目
1度目：第3機甲騎兵連隊大隊長（アンバル州）
2度目：第4歩兵師団作戦参謀（バグダッド）

旅団の活動
・イラク陸軍第8師団本部に共同作戦および情報センターを設けている　米兵が日常的に
イラク兵と活動し、情報を共有し、共同作戦の計画と統制を行っている
・拘束施設を有さず、拘束者は18時間から24時間以内にイラク警察や陸軍に引き渡している

USS Tortuga officers relieved of duty
By Teri Weaver, Stars and Stripes
Pacific edition, Sunday, January 11, 2009
TOKYO
http://www.stripes.com/article.asp?section=104&article=59917
佐世保の強襲揚陸艦トルトガの艦長と副長が解任される
・理由は個人的なもののため発表されず
・解任されたのは艦長のJohn Zuhowski大佐と副長のＤｅｎｎｉｓ Burke中佐（Lt. Cmdr.)
・第11両用戦隊副司令官(deputy commodore)のMark Weber大佐が暫定的に
指揮をとり、副長には第76任務部隊参謀のJeff Grant少佐（Lt. Cmdr)がついている。

http://www.tortuga.navy.mil/default.aspx

http://ja.wikipedia.org/wiki/トーテュガ_(ドック型揚陸艦)

>>141　艦名はトーテュガの模様。

http://maps.google.com/maps?hl=en&q=Grafenw%C3%B6hr&ie=UTF8&split=0&ll=49.721594,11.904373&spn=0.061261,0.11055&t=h&z=13

EBG construction program continues at Grafenwohr
By Seth Robson, Stars and Stripes
European edition, Saturday, January 3, 2009
GRAFENWOHR, Germany
http://www.stripes.com/article.asp?section=104&article=59759
グラーフェンヴェーアの基地施設建設の状況の記事
2006年に第2ストライカー騎兵連隊が移駐してきたのに続き、
2009年には第172歩兵旅団が移転してくる

January 02, 2009
P-8A Multi-Mission Maritime Aircraft Homebasing Announced
http://www.defenselink.mil/releases/release.aspx?releaseid=12420
米海軍省はP-8多目的哨戒機の配備基地を発表
配備は2012年までに開始され、2019年に完了予定
配備数は訓練用途(FRS)をのぞき84機

フロリダ州ジャクソンビル海軍航空基地
5個飛行隊と1個訓練飛行隊

ワシントン州ホイットビーアイランド海軍航空基地
4個飛行隊

ハワイ州カネオへベイ海兵基地
3個飛行隊　ここからカリフォルニア州ノース隘路ランドへ定期的に飛行隊を分遣

Updated: 19-Dec-2008
19 Dec. 2008
SACEUR address to the NATO Parliamentary Assembly
18 November 2008
http://www.nato.int/shape/opinions/2008/s081219a.htm

>>138　クラドック陸軍大将、EUCOM司令官のNATO最高司令官の立場での演説
2009年にNATOは発足60周年を迎える。

#アフガニスタンへの兵力供出を求める発言が紹介されることが多い立場。

Panther w/ turret first drive!!!!
http://jp.youtube.com/watch?v=KauAxwx-MpU
ドイツの第二次世界大戦中の中戦車パンターの復元　砲塔を載せて自走

Nato commander: Britain's extra troops will not do the trick

Nato's senior general has warned that the extra reinforcements Britain
is sending to Afghanistan is not enough, increasing pressure
on Gordon Brown to dedicate even more troops to the campaign.

By James Kirkup, Political Correspondent
Last Updated: 7:40PM GMT 18 Dec 2008
http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/asia/afghanistan/3834811/Nato-commander-Britains-extra-troops-will-not-do-the-trick.html

>>145のクラドック大将発言の例。英国がアフガニスタン南部の指揮権限を失う可能性
を報じている。

Strengthening Our Japanese Alliance
By Dan Blumenthal
Posted: Thursday, January 8, 2009
The Daily Standard
Publication Date: January 8, 2009
http://www.aei.org/publications/filter.all,pubID.29160/pub_detail.asp
日本との同盟関係強化のため、F-22の売却をすべきとオバマ新政権に提言

#dark victoryとcrusadesとあわせ読むとネオコン台頭の背景にあるのは
軍事的勝利をなぜ政治的な目標達成に繋げられなかったのかという湾岸戦争の
経験があるのかもしれないと思えてくる。フセインの呪いとでも言うべきだろうか。

ネオコンは北朝鮮に関してはどう発言していたんだろうか。大中東の民主化構想に
関する発言がdark victoryの1章でかいつまんで紹介されているが。

>>148　見つけた経路
環球時報→Yahooなどニュースサイト→AEI

中国の反応があって、それがニュースサイトで反映されて、AEIに行って拾ってきた。

#ライセンス生産まで踏み込んであればなおのことよかったんだが。
中国的天空の教訓で、自国に生産整備能力の無い戦闘機は維持できず、従って
制空権を争い、拒絶することもできず、戦力はたちまち消耗していく。

JANUARY 6, 2009
Ozawa and Obama
The U.S. can't afford to ignore Japan ? especially this year.
By MICHAEL AUSLIN | From today's Wall Street Journal Asia
Mr. Auslin is a resident scholar at the American Enterprise Institute.
http://online.wsj.com/article/SB123118585045654787.html

>>149　AEIの別の論説。小澤民主党が与党となった場合、どのような政策を
取るのかについてざっと触れたもの。末尾でオバマ新政権との共同歩調への
期待が触れられている。

Israel: Stop Unlawful Use of White Phosphorus in Gaza
Chemical ‘Obscurant’ Poses Serious Risk to Civilians
JANUARY 10, 2009
“White phosphorous can burn down houses and cause horrific burns
when it touches the skin. Israel should not use it in Gaza’s densely populated areas.”

Marc Garlasco, senior military analyst
(Jerusalem)
http://www.hrw.org/en/news/2009/01/10/israel-stop-unlawful-use-white-phosphorus-gaza
イスラエルのガザ侵攻にて、人口密集地での白燐弾の使用、ことに空中炸裂させて
飛散範囲を拡大するのは住民と建造物への被害が大きく戦争法の精神に反する、
よって使用を中止すべきという論陣を張っている

#DPICMの子弾とキャニスターに蓋の飛散範囲をレバノンで確認し、子弾の信管起爆プロセス
と不発弾となる危険性を論証したのもNGOだっただけに、この動きも大きくなるかもしれない。
　イスラエル、レバノンは西側ジャーナーリズムが入りやすい土地だけにNGOの活動余地も
広く、中東紛争の焦点であるだけに発信されるニュースも伝播力が強い。

　しかし、軍事力の優越をもって国防の基本とするイスラエルの姿勢からすると
結局、こういうのはどうなんだろう。

2009年01月11日 【朝刊】 社会
Ｆ２２、嘉手納に飛来/先遣６機　空自と訓練へ調整
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-01-11-M_1-001-1_002.html
後続の6機は12日に飛来する予定

F-22 Raptor News
Raptors return to the Pacific
January 10, 2009 (by Maj. John S. Hutcheson)
http://www.f-16.net/news_article3185.html
ハワイ州ヒッカム空軍基地から10時間の飛行で嘉手納に飛来
・所属は米本土東海岸ラングレーの第27戦闘飛行隊
・飛来に先立って整備と戦闘支援要員おおよそ250名が到着している
・今回の派遣では州兵59名が含まれる。中にはパイロットのDavid Nardi中佐
も含まれる

>>93訂正
long gray lineは66年卒業生を扱ったものなので、その翌年度卒業生の
話ということになる。

U.S. Rejected Aid for Israeli Raid on Iranian Nuclear Site
By DAVID E. SANGER
David E. Sanger is the chief Washington correspondent for The New York Times.
Reporting for this article was developed in the course of research for
“The Inheritance: The World Obama Confronts and the Challenges to American Power,”
to be published Tuesday by Harmony Books.
Published: January 10, 2009
WASHINGTON
http://www.nytimes.com/2009/01/11/washington/11iran.html
イスラエル、イランの原子力開発施設を爆撃するための援助を米国に求めるも
米国は与えず、代わりにイランの核開発努力に対する秘密作戦を活発化し、情報交換
・イスラエルは新世代の地中貫通爆弾、空中給油装備、イラクの上空通過、そして
Xバンドレーダーを求める
・米国は前二者については応じず、イラクの上空通過については断固拒否し、
Xバンドレーダは応えた
・イラクの上空通過はイラクを刺激し駐留米軍退去に繋がることを米政権は恐れた

・イランの核兵器開発は4年前に停止したという米国情報機関の国家情報評価報告書
についてイスラエルは不満を示し、イランの核兵器開発努力が継続している証拠を示した
とのこと。この報告書についてはゲイツ米国防長官も批判的な発言をしている。

・イランの核開発妨害については現に進行中であるため詳細は伏せられているが
引き入れた技術者に仕込んだ機器を入れさせて遠心分離機を破壊するなどしたとの
話が出て来る。

Obama’s Worst Pakistan Nightmare
By DAVID E. SANGER
Published: January 8, 2009
http://www.nytimes.com/2009/01/11/magazine/11pakistan-t.html

>>154の続き
パキスタン政府と米政府との間で相互不信が募っている。米側が懸念としているのは
パキスタンの保有する核弾頭、核兵器の保管能力
・2008年9月のパキスタン国内での米軍地上作戦に対するパキスタン側の強硬な
反応には部族地域での特定の者を目標とする行動から、パキスタンの核兵器を奪取
する行動へと拡大する恐れを抱いたのも一因としている
・パキスタンの核兵器そのもののみならず、核開発の知識が研究組織への過激思想
に傾倒する科学者の浸透などによってテロ組織へ伝播する懸念も米側は有している
・パキスタン側は米側の懸念に疑問を抱いており、核を守る能力は万全で国際水準に
達しているとし、米側でも核兵器保全にミスがあったことなどを取材で指摘している

#米国防総省で核兵器の保全体制の見直し報告書が出ているが、これも関係する
んだろうか。

Few in U.S. See Jazeera’s Coverage of Gaza War
By NOAM COHEN
Published: January 11, 2009
http://www.nytimes.com/2009/01/12/business/media/12jazeera.html
イスラエル軍のガザ侵攻では西側報道陣はガザへの立ち入りをイスラエル国防軍に
阻まれているが、アルジャジーラは英語版で2名、アラビア語版で4名が侵攻前から
おり報道している
・だが、米国内で同放送局が視聴できるところは極めて限られている
バーモント州Burlington、オハイオ州Toledo、ワシントンDCでケーブルTVでのみ可能　

アルジャジーラではネットを活用している
・放送したガザ侵攻ニュースをクリエィティブコモンライセンスで流通を認める
・ツイッターでニュースを流す
・Youtubeに公式チャンネルを持ち動画をあげる

一方アルジャジーラはアラブよりの報道姿勢がイラク戦争の侵攻段階でチェイニー米副大統領
やラムズフェルド国防長官に批判された過去があり、これが米国内での視聴が困難な現況
に繋がっている

Raptors from Va., Alaska deploy to Pacific
By Erik Holmes - Staff writer
Posted : Friday Jan 9, 2009 10:51:36 EST
http://www.airforcetimes.com/news/2009/01/airforce_raptor_japan_010909/
バージニア州ラングレー空軍基地からは7日に6機、8日に6機が出発
ヒッカムを経由して嘉手納にそれぞれ10日と11日に到着予定

アラスカ州エルメンドルフ空軍基地からは1月半ばに12機、2月初めに2機が出発し
グアムのアンダーセン空軍基地へと到着予定

展開中は各隊は遠征戦闘飛行隊、遠征航空機整備隊とそれぞれ呼ばれる。

2007年2月の初の展開では太平洋上の日付変更線を越える際、GPS航法装置が故障し
ヒッカムに引き返し、ソフトウェア改修後5日後にあらためて出発している。

#ラプターの嘉手納派遣って一昨年になるのか？

13th MEU departs San Diego for deployment
By Gidget Fuentes - Staff writer
Posted : Sunday Jan 11, 2009 17:26:02 EST
SAN DIEGO
http://www.marinecorpstimes.com/news/2009/01/marine_esg_depart_010909mar/
第13MEU、サンディエゴからボクサー遠征打撃群として出港
・西太平洋を経てアラビア海へ　戦域予備となる
・イラクかアフガンかなど任務は明らかにされていない
・同打撃群の編成はボクサー、サンアントニオ級のニューオーリンズ、ホイットビーアイランド級
カムストックの3隻

Corps bids farewell to Krulak
By Gidget Fuentes - Staff writer
Posted : Sunday Jan 11, 2009 10:24:35 EST
MARINE CORPS AIR STATION MIRAMAR, Calif.
http://www.marinecorpstimes.com/news/2009/01/marine_krulak_funeral_010909w/
クルラック中将の葬儀の模様と業績、人となりを伝える記事
・第二次世界大戦直後、米陸軍から海兵隊を統合する動きがでてとき反対し
Chowder Society（将校12名の集まり）として議会に働きかけ1947年度国家安全保障法
で海兵隊の任務と存在を法制化
・1966年、ジョンソン大統領にベトナム戦争打開の策として北ベトナムのハイフォン港
の機雷封鎖と爆撃を直言し、容れられず。海兵隊司令官につけず大将となれなかった
一因とされる
･1968年、退役
・1984年、First to Fightを出版。海兵隊司令官の定める必須読書リストの定番

http://www.globalsecurity.org/military/systems/munitions/dime.htm

ガザでイスラエル国防軍が使用としているとされる新兵器
DIMEと略されている。未読。

>>160　
弾殻を一部金属のカーボンファイバー製にし、破片効果を削減
炸薬の代わりにタングステン粒子をいれて、近距離での衝撃効果を高めつつ、殺傷範囲を
限定したもの
SDB（小型貫通爆弾）で試験されている
　

Israel using Gaza as 'test laboratory' for new weapon: medics
16 hours ago
OSLO (AFP)
http://www.google.com/hostednews/afp/article/ALeqM5jLfdWctpr2BuBzTdSi3oks4THJxg
破片はないが、高圧により四肢が吹き飛ばされ、独特の傷を負うとのこと
また、致死性のガンを4ヶ月間から6ヶ月間に発症するとも訴えている
2006年のレバノンでも使用したほか、ガザでも以前に使った例があるとしている

Lockheed Martin likely to win the Saudi Navy frigate programme (100 $)
Posted on: Wed, Jan 07, 2009
http://www.tacticalreport.com/articles.php?country=weekly&art_id=462
全文は有料につき読めず
サウジアラビアが米国から2009年にLCSを購入するとしている
メーカーはロッキードマーチンになる可能性が高いとしている

末尾のFREMM級フリゲートとは仏伊共同開発の多目的フリゲートを指すもの
らしい

F-22 Raptors Arrive At Andersen Wednesday
Written by PNC News
Tuesday, 13 January 2009 12:19
Guam
http://www.pacificnewscenter.com/index.php?option=com_content&view=article&id=5541:f-22-raptors-arrive-at-andersen-wednesday-&catid=34:guam&Itemid=141
>>157
アラスカ州エルメンドルフからのF-22、12機は14日に到着予定

Counterinsurgency Field Manual: Afghanistan Edition
By Nathaniel C. Fick, John A. Nagl
January/February 2009
http://www.foreignpolicy.com/story/cms.php?story_id=4587&page=0
治安戦について、教範執筆者がアフガンの現状に照らして原則を解説したもの
末尾にペトレイアス大将インタビュー録が入っている。

January 10, 2009
‘I’m hit,’ I shouted, amazed by the fact I had been wounded
http://entertainment.timesonline.co.uk/tol/arts_and_entertainment/books/book_extracts/article5485005.ece
Timesのイラク特派員による2004年11月のファルージャ包囲掃討戦の取材体験記
第7騎兵連隊第2大隊に同行取材し、作戦開始の夜が明けて、大隊本部が進出した地点で
RPGの弾片を腕に受けて負傷した下り

Contractor dies from Afghanistan burn injuries
By Matthew Barakat - The Associated Press
Posted : Friday Jan 9, 2009 13:15:17 EST
McLEAN, Va.
http://www.armytimes.com/news/2009/01/ap_armycontractor_010909w/
2008年11月4日、アフガニスタンで米国の女性人類学者が米陸軍の人文情報チーム
（human terrain team)の一員として情報収集中、話していた男性に火の付いた油を
掛けられて大火傷。2ヶ月後、亡くなる。
・油を掛けたアフガン男性は拘束されるが、武装警護員に頭を撃たれて殺害される
・この武装警護員は米国に帰還し裁判を待っている

亡くなったのはPaula Loyd（36歳）　
陸軍予備役でボスニア勤務経験あり文民計画に携わる
アフガニスタンの経験は長く、国連援助活動で文民担当（civilian military officer)
米国援助庁（USAID)の現地担当（field program officer)
BAEシステムズの軍属として、軍に同行する社会科学者や人類学者チームの一員
11月4日、カンダハルの西で男性と燃料の値段に
ついて話していたところ、火の付いた油を掛けられ体表の60%に二度と三度の火傷を負った。
サンアントニオのBrook Army Medical Centerにて2009年1月7日に亡くなった。

火の付いた油を掛けたのはアフガン人男性のAbdul Salam

武装警護員はDon Ayala(46歳)　BAEの下請けであるStrategic Analysis Inc.に勤務していた。
Salemを取り押さえプラスチック手錠で拘束し、およそ10分後兵がLoydの負傷を報告しに
いったすきにピストルでAyalaの頭を撃ち、殺害。
・アフガニスタンのカルザイ大統領やイラクのマリキ首相の身辺警護を勤めた経歴あり

Major combat ops to return in training
New manual goes full spectrum
By Gina Cavallaro - Staff writer
Posted : Friday Dec 19, 2008 12:01:13 EST
http://www.armytimes.com/news/2008/12/army_fm7_doctrine_121708w/
正規軍を敵とする旅団階梯での図上演習を行う
・全様相作戦の概念を入れて改訂されたFM3-0作戦、Fm3-07安定作戦に基づき
攻勢、守勢に留まらず支援・安定作戦も同等に重視した内容となる
・2008年12月に公開されたFM7-0、全様相作戦に向けての訓練　の実地試験ともなる

演習を行う部隊は戦地派遣ローテーションにある旅団1個以上だが、どの駐屯地の部隊
かは未定
・想定では都市地形で、武装勢力ではなく正規軍（戦闘車両、降車歩兵、対機甲、
UAV、攻撃機（armed aerial vehicles、武装UAV?）を相手とする

米陸軍参謀総長Casey大将は部隊の本国滞在期間が18カ月以上に戻ったら
全様相作戦に基づく想定で訓練するよう各旅団規模仮想敵演習場
（Combat Training Center)に指示している。

Troops get dress rehearsal for Iraq
Stryker Unit will deploy in 2009
SCOTT FONTAINE; [email protected]
Published: November 4th, 2008 12:35 AM | Updated: November 4th, 2008 01:29 AM
http://www.thenewstribune.com/news/military/stryker/story/527794.html
第2歩兵師団第3旅団第23歩兵連隊第1大隊トマホークの演習
フォートルイス近辺をイラクにみたてている

記事から演習の進行を組み立てると以下のようになる。順序や実際などは
推測交じり。

夜明け前に3mのコンクリ壁に囲まれたイラクの村落を急襲、建物数軒を捜索し確保。
武装勢力の指導者を拘束し証拠を入手

タコマナローズ橋（強風で崩落したことがある吊り橋）がみえる水道処理施設にて
武装勢力がサボタージュするとの情報が明らかとなる

急行し、待ち伏せを撃退し、計画した化学者を拘束、すると通りに女性達が出てきて
抗議し始め警告射撃したところ女性1名が倒れる。男性も抗議に加わり、混乱の中、
拘束者が逃げ出し、制止するも聞かず背中を撃つにいたった。

この過程でTVクルーが現場に到着、撮影、取材し放映されて大隊はプロパガンダで
一敗地に塗れる

http://www.c-span.org/
シンセキ大将の指名公聴会、14日午前に開催予定

http://www.c-spanarchives.org/library/index.php?main_page=product_video_info&products_id=283292-1
ヒラリー・クリントン女史の国務長官指名公聴会

Presenter:
Commander, First Stryker Brigade Combat Team, 25th Infantry Division, Multinational Division-North
Col. Burt Thompson
January 12, 2009
DoD News Briefing with Col. Thompson from Iraq
http://www.defenselink.mil/transcripts/transcript.aspx?transcriptid=4338
第25歩兵師団第1旅団（以前は第172歩兵旅団の名称）
・ディヤラ州に2008年9月に派遣され第2ストライカー騎兵連隊から10月27日に権限引継ぎ
・前回の15ヶ月間のイラク派遣から今回の派遣までの本国滞在期間は22ヶ月間、6ヶ月間を
過ぎたところでディヤラへの派遣となると判明し担任の第2歩兵師団第4旅団、その次の
第2ストライカー騎兵連隊と緊密に情報交換をしてきた
・イラク警察や軍を含む治安部隊や政府と直ちに関係を確立
・旅団本部はバクバ（人口50万）北北東のFOB Warhorseにあり

ディヤラ（人口120万）は農業主体で農業支援（点滴灌漑など）をしている。また他の産業には衣料や
電子部品などあり
・失業率は50%から80%
・作戦線のうち統治については副旅団長が主となり州知事や州評議会と協力

>>171　続き
旅団の作戦内容

部族和解の推進　イラク政府、イラク陸軍の各階梯との共同
自警団のイラク政府移管　登録作業を進めている　9062名を移管する
地位協定の施行　制約としてではなく、イラク政府と協働の機会と捉える
戦闘外哨の閉鎖
選挙（投票日1月31日）への対応　現在の活動の中心

選挙については治安部隊、州政府、州評議会と細部にわたる計画、調整会合をもっている
今週は事前予行をイラク治安部隊、政府当局と行った　

続き
治安状況　毎週なにかしら事件あり　道路では仕掛け爆弾がなおもある
バクバ、ムクタディヤの市場など建造物密集域で市民を狙う時限爆弾などもある　
イランイラク戦争時代のイラク製地雷が使われた例あり
国境地帯から回収してきて市場で高値をつけた者に売っているものらしい

活動している武装勢力はアルカイダ、マフディー軍団、マフディー軍団の特別集団、
犯罪集団

アルカイダ
州北部、クルド人地域に近いHamrin地域に細胞あり、20名から30名
バクバに支援、関連組織網あり
バクバ南南東のBlad Ruzに地盤あり　およそ100名

同旅団の第1騎兵連隊第5大隊は同州イラン国境の警備帯にて活動　密入国を警戒
大規模な車列ではなくロバを使った古来の密輸が主

>>171　訂正　現地入りは10月

地元アラスカの夫人の間で、旅団は6月に帰還、7月に30日間の休暇をとり
8月にアフガニスタンへ派遣されるという噂が飛び交っているが、大佐は否定。
ディヤラ州は14ヶ月間の間に旅団が4階交替しているが、同旅団は12ヶ月間居続ける
と明言している。

旅団は18ヶ月間にわたる計画、つまり後継の旅団6ヶ月間を含めた計画を
作成したとのこと

イラク陸軍については個人装備では米軍と多くの点で同等、中隊諸兵科連合実射演習
や作戦も同等だが、航空兵器、砲兵、直射兵器などの統合ではまだ懸隔がある。

#この旅団は前回のイラク派遣では12ヶ月間の予定を帰還直前に3カ月間延長された
旅団。

Top Afghan general dies in helicopter crash
Twelve soldiers are also killed. Afghan officials blame the weather,
but Taliban insurgents say they brought down the chopper.
By Laura King
Special correspondent M. Karim Faiez contributed to this report.
7:21 AM PST, January 15, 2009
Reporting from Kabul, Afghanistan
http://www.latimes.com/news/nationworld/world/la-fg-afghan-crash16-2009jan16,0,4862445.story
アフガニスタン西部ヘラート州でMi-17ヘリが墜落。搭乗していたアフガン軍将官1名
を含む軍人12名が死亡
・亡くなったのはFazl Ahmad Sayar、アフガニスタンの4つの地域軍司令官の一人
・軍側は悪天候が原因としているがタリバンは撃墜したとしている
・墜落したのはヘラート州のAdraskan地区　搭乗していた全員が亡くなり、遺体は
全て回収されたとのこと

米軍増派3万の多くはタリバンの地元である南部へと派遣される

カルザイ大統領は武器を置いたタリバンとの和解の意思ありと発言

サウジアラビアは両者の間接対話を仲介する努力をしている
・サウジの情報機関長、Prince Mugrin bin Abdul Aziz Al- Saudが
カルザイ大統領ら政府高官と面会したとのこと

>>174　dwell time（本国滞在期間）、つまり原屯地で家族らと過ごし部隊を鍛える時間が
長いほど、戦地派遣では酷使される傾向にあるのかもしれない。
　仮りにそうだとすれば、前回の派遣で酷使され、かつ師団再編で派遣が伸びた結果
本国滞在期間が長めとなった。そのため部隊練成に長時間かけられたのは良いのだが
今回の派遣でまた酷使されることになるのかもしれない。

アラスカの場合は、厳冬期に派遣が重なると米大陸本土48州へ家族が戻って冬を
過ごすことがあると大佐は記者会見で部隊の隊員の事情に触れている。

夫人の間での噂で旅団長の妻が旅団長に電話して問い質したというのは
かなり根が深い問題なのだろう。

#ラムズフェルド前米国防長官がアラスカで家族集会に出て質問にあってる動画が
でていたのを思い出す。

Obama faces decision on how to deploy troops in Afghanistan
With 20,000 more to be sent this year, officials differ over how best to use them:
to secure the population, as was done in Iraq,
or to focus on sealing the border to curb flow of militants and drugs.
By Julian E. Barnes
January 13, 2009
Reporting from Washington
http://www.latimes.com/news/nationworld/world/la-fg-usafghan13-2009jan13,0,6153630.story
アフガニスタン増派2万名の運用について、軍内部で論争あるとのこと
・イラクと同様に民心収攬を目的とし治安回復のため都市や町に部隊を入れる考え
・アフガニスタンとパキスタン国境に配置し武装勢力の人員、武器、麻薬の出入りを絶つ考え
の二つがあるとのこと

CENTCOM司令官のペトレイアス大将は前者を推進している
しかし、アフガニスタンの国土面積に比してISAFと米軍の派遣兵力は過少であり、
アフガン治安部隊も人員規模は依然として大きくないことからイラクでの成功を繰り返せるか、
長期にわたる駐留となるのではないかという疑問がある模様

軍内部の論争であり、国境警備推進派の者の名前は出てこない。

オバマ政権は発足後、アフガニスタン戦略を検討する作業に入る。現在、3つ同様の試みが
行われているが、それらも参考にされるとみられる

#foreign policyに寄稿したNaglの名前が記事中に登場。

Marine suicides in 2008 at a yearly high since Iraq invasion
Forty-one active-duty Marines are possible or confirmed suicides for the year.
The rate per 100,000 troops remains about the same due to the Corps' increased size,
a report says.
By Tony Perry
January 14, 2009
http://www.latimes.com/news/nationworld/iraq/complete/la-na-marine-suicides14-2009jan14,0,266740.story
米海兵隊での2008年、一年間での現役兵自殺者総数は41名　10万名あたり16.8名
自殺者はほぼ全員が兵で24歳以下、三分の二が海外派遣経験あり

2007年の10万名当たり自殺者数は16.5名で総数は33名
米海兵隊は人員規模を拡張中なため総数では増えたと海兵隊発表の報告書は述べている

米陸軍では2007年で10万名あたり18.1名　2008年の数字はまだ発表されていないが
当局筋によると2007年を総数、率ともに上回る見込みとのこと

白燐弾の解説
煙幕や、焼き払われるのに使われるとのこと
http://extras.timesonline.co.uk/pdfs/phosphorus.pdf

イスラエル軍のガザ侵攻で、市内にあった国連援助機関施設が白燐弾により
炎上、人道支援物資や食料が焼かれる

January 12, 2009
Gaza's burn victims add to pressure on army over phosphorus
Sheera Frenkel in Jerusalem and Michael Evans, Defence Editor
http://www.timesonline.co.uk/tol/news/world/middle_east/article5497338.ece
ガザ地区内で実際にWPの弾殻と製造ロットを確認している

New Paths to Power Emerge in Iraq
Cleric's Ascent to Local Strongman Illustrates Shift Underway
Nadhim Khalil is the authority in Thuluyah. (Anthony Shadid - Twp)
By Anthony Shadid
Washington Post Foreign Service
Tuesday, January 13, 2009; Page A01
THULUYAH, Iraq
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/01/12/AR2009011203295.html
イラクのバグダッドから北方、チグリス川河畔の町にて、宗教指導者がアルカイダ地元指導者
を経て地元の顔役となっていく話。未読。

Air Force to invite some officers to return
By Bruce Rolfsen - Staff writer
Posted : Saturday Jan 17, 2009 7:26:21 EST
http://www.airforcetimes.com/news/2009/01/airforce_rated_officer_return_011609/
米空軍はパイロットや航法士、air battle managerなどへ復役を呼びかける取組みを
来週に発表する見込み
・背景の一つとしてUAVの操縦要員の不足があげられている
・また、民間の求人は冷え込んでいることから士官の中には戻るのを希望する者も
いると軍ではみている

U.S. Says It's Not Closing Its Military Base In Kyrgyzstan
January 17, 2009
DUSHANBE (Reuters) -
http://www.rferl.org/content/US_Says_Its_Not_Closing_Its_Military_Base_In_Kyrgyzstan/1371229.html
キルギスタンは同国マナスにある米軍基地を閉鎖する意向と報道されている
・一方、マナス米軍基地を訪れたペトレイアスCENTCOM司令官は使用を取りやめる計画は無いと
語っている
・同大将はタジキスタンも訪れている
・ロシアでの報道ではキルギスタン大統領Bakievは来月のモスクワ訪問
に先立ち、マナス米軍基地の閉鎖を発表するとのこと
・キルギスタン政府は公式の談話を発表していない

#読売で報道されているので知る。中央アジアは以前にも
米軍航空基地が閉鎖されたことがある。

http://news.bbc.co.uk/2/hi/7834499.stm

米ニューヨーク、マンハッタン島の脇を流れるハドソン川に
不時着する模様を再現した動画

この他多数動画あり

last updated at 16:05 GMT, Wednesday, 14 January 2009
US general in Central Asia visit
By Rayhan Demytrie
BBC News, Almaty, Kazakhstan
http://news.bbc.co.uk/2/hi/asia-pacific/7829015.stm
>>183　ペトレイアス大将はCENTCOM司令官就任後、初の中央アジア歴訪
・カザフスタンに基地を開設するとの報道、キルギスタンから撤退との報道、ともに否定
している

Kyrgyzstan profits more not closing U.S. Manas air base
17.01.09 11:58
Azerbaijan, Baku, Jan. 17/ Trend News, V. Zhavoronkova, E. Tariverdiyeva/
http://news-en.trend.az/important/exclusive/1400126.html
マナス米軍基地閉鎖について、キルギスタン経済が苦境にあることを指摘している記事
・毎日12時間の停電があると書かれている
・ロシアは20億ドルの借款をキルギスに供与する計画で、キルギスは2月早くの
Bakiyev大統領のモスクワ訪問に際して基地閉鎖をカードとするつもり

U.S. denies closure of its military base in Kyrgyzstan
14:13 | 17/ 01/ 2009
DUSHANBE, January 17 (RIA Novosti)
http://en.rian.ru/world/20090117/119644467.html
ロシアの通信社での報道
2008年12月にもマナス米軍基地閉鎖の報道あり、キルギスと米国ともに否定
マナス米軍基地はキルギスの首都ビシュケクからおおよそ30kmに位置し、
米軍人千名と貨物・給油機9機が駐留

もともとはソ連時代のGasni基地だと基地の歴史的経緯に触れてる

#貨物・給油機というのは兼用なのか、両者合計でか不明

Last update - 13:28 16/01/2009
Is Israel using illegal weapons in its offensive on Gaza?
By Amira Hass
http://www.haaretz.com/hasen/spages/1055927.html
ヒューマンライツウォッチの軍事専門家Marc Garlasco、ガザへの立ち入りを認められず
見渡せる丘からイスラエル軍の攻撃を観察

イスラエル国防軍は複数の新型兵器を投入している模様
・DIME（炸薬は微細粉末加工し混合されたタングステン75%、TNT25%で、炸裂で気化し爆発）
・GPS誘導迫撃砲弾
・GBU-39　いわゆるSDB、小口径爆弾　2008年12月に米側から千発供与されたもの
・スパイク誘導ミサイル

また戦車砲弾で使われているのではないかと懸念されているのが
APAM (Anti Personnel/Anti Materiel)
子弾6発を内蔵したもので、敵の頭上で子弾を撒布

ハマス側は従来のカッサムにくわえてGradを投入。3m長のロケットで軍の制式兵器
でありガザで密造されてきたカッサムとは異なるもの

Cargo drops on rise in effort to avoid IEDs
By Bruce Rolfsen - Staff writer
Posted : Sunday Jan 18, 2009 9:14:25 EST
http://www.airforcetimes.com/news/2009/01/airforce_cargo_011609w/
米空軍、アフガニスタンで物資の空中投下を活発化
2008年は合計で1660万ポンドを投下、これは2007年の二倍以上に当たる

一方、爆弾の投下数は2007年の5019発から4220発へと16%の低下

・兵らによるとイラクでの空中投下は稀で、アフガニスタンが主な模様

理由として
前線の基地に配置されている陸軍兵士、海兵が増えたこと
武装勢力が路肩爆弾を使うことが増え、空投なら安全であること
地上部隊の指揮官らが空投は険阻な地形にある前線基地でも可能だと理解したこと
などが挙げられている。

空中投下の要請は15日前もあれば、数分以内の場合もある
・毎日の航空任務命令に組み込まれて中央軍連合航空作戦センターで
C-130部隊とC-17部隊に半々に割り振られている

C-17の場合、湾岸地域を飛び立ちアフガニスタンで投下、場合によっては着陸して
帰路も投下して帰還
1機で空投パレット40個を搭載し、投下帯は5箇所　通常の輸送任務ではパイロット2名
機上ロードマスター1名だが、空投の場合、パイロット3,4名、ロードマスター2名以上で
行う。増員は数分間隔で行われることもある空投に対応するため

C-130はアフガニスタンのバグラム航空基地が主な拠点
搭乗員によるとかつては週に1,2回だったが現在は3,4回へと増えている。
投下高度は25000フィートもありえるが、投下帯を視認するため雲底下を飛ぶことが
もっぱらで、アフガニスタンは高山地帯で天候も予測が付かぬほど気まぐれで
あるため、稜線より下の高度を飛んで投下することも日常的にある。

投下では従来の方法に加えてGPS誘導降下パラシュートが登場している
搭乗員は座学と地上訓練および1,2回の実地訓練で認定を得られるとのこと
空軍の最大のC-130の拠点であるアーカンソー州リトルロックでは派遣前に
全搭乗員がGPS投下を学ぶこととなっている。

GPS Joint Precision Aerial Delivery Systemはパレット毎に5万ドルし、投下してから
空中輸送拠点に戻ってくるまで数カ月掛かることもありえる。
用いられるのは比較的稀。

>>181 19日にもこの特派員はA01面掲載で長文ルポ出している。

2003年に熱狂的な反米武装蜂起を促す説教で台頭し、武装勢力を率い、
やがてアルカイダイラクに加わり、その後、米軍側に転じ、自警団を率い、
今では米軍とのコネをテコに自警団（警察、陸軍よりも町では数が多い）を
地盤として部族や部族評議会よりも権力を振るっている姿を描いている。

日本での報道によるとABCテレビで、オバマ新大統領のアクセルロッド外交顧問、
オバマは就任翌日に16ヶ月以内のイラク撤退計画策定を命じる意向とのこと

#ゲイツ、ペトレイアスの説得に翻意せずということなんだろうか。
いずれにせよ、訓練支援要員は残ると思うのだが。

週刊オブイェークト、イスラエル国防軍のガザ侵攻関連で新兵器騒動について
キャンペーンを続けている。

通常爆弾、砲弾とDIMEや白燐弾との比較については
想像力を刺激するものを背景とした反戦運動、NGO活動があるわけで
説得力はあるものの、この手のニュース報道やブログ言論活動が
姿を消すことは無いと思う。

DIMEについては四肢の欠落もあるだろうが、体表全体に粗いヤスリを掛けられた状態、
最近の日本で分かりやすくいえば、車に撥ねられてしばらく道路を引きずられた
状態になるのではないかと思う。危害半径から言えば金属製の弾殻破片が飛散しない
から狭まるものの、精密火力による外科手術的攻撃という幻想を強める意味では
危険かもしれない。
　内臓を焼くうんぬんについては、高熱の気体を呼吸器官に吸い込む可能性が
どれだけあるかだろう。

Worlds Largest Model RC Plane
http://jp.youtube.com/watch?v=KmKdA6L_MWk&NR=1

B-29を選択するところがなんとも考えさせられる。

>>193
DIMEに限った話じゃねえし＞高熱の気体を呼吸器官に吸い込む可能性

>>195 それは間違いありません。ナパームであればより可能性は高いと思います。

>>191 米軍は背景に引き、米軍後のイラクの行方をみるという意識があるように
感じられる。

米国ワシントンDCにてオバマ新大統領、就任式。空前の人出で厳戒態勢とのこと。

http://www.whitehouse.gov/agenda/defense/
航空関連
C-17とKC-X

海洋関連
海上事前集積船隊
沿岸に接近して活動できるより小型で有力な艦艇
海兵隊を迅速に世界各地の危機に応じて投射する能力

ミサイル防衛
支持するが見直しありえるか？

宇宙空間利用の自由
宇宙空間での軍用・商用衛星を妨害する兵器の禁止を求める
脅威評価と防護、軍事力のみならず外交力をも使い対抗

サイバースペース
民間との協働

州兵と予備役
州兵のトップを統合参謀本部参謀総長の一員に加える
州兵に外国および国内の緊急事態で必要とされる装備を与える

文民援助軍団の創設
規模2.5万名で医師、法曹、技術者、都市計画、農業専門家、警官など
国内外での必要時に派遣できる専門技術あるボランティアを蓄積

伝統的な同盟の再強化
共通の安全保障上の懸念に対応しNATOなどの変革と強化を図る


民間契約活用の改革
国防総省と国務省において透明性、責任ある統治、契約業者の法的地位の確立
と個人軍事契約者の犯罪について法的責任を問えるようにする

調達、契約において公明性、公開性、常識を確保
調達を改革し非競合、入札無しの契約の慣行を終わらせる
補正予算による戦費調達をとりやめて通常予算なみの監視下におく

http://www.cnn.com/2009/POLITICS/01/20/obama.politics/index.html

オバマ新大統領の就任演説

http://edition.cnn.com/video/#/video/politics/2009/01/20/obama.inauguration.speech.cnn?iref=mpvideosview

>>201　動画

http://usn.blog62.fc2.com/
Status of the U.S. Navy （米海軍艦位置情報）

知らない間に再開していました。

>>202　日本語訳
http://news.goo.ne.jp/article/gooeditor/world/gooeditor-20090121-03.html?

イラクについて撤退プロセスを開始し、アフガニスタンで平和を築き上げると
謳っている部分がある。

>>203　情報有難うございます。

Shinseki confirmed as new VA secretary
By Rick Maze - Staff writer
Posted : Tuesday Jan 20, 2009 16:29:22 EST
http://www.armytimes.com/news/2009/01/military_shinseki_confirmed_012009w/
シンセキ陸軍大将（元参謀総長）の復員省長官就任、上院本会議にて承認される
・他の閣僚もヒラリークリントン国務長官が記名投票を要求する声が議員からあったため
水曜になったのを除き、発声で承認されている
・ゲイツ国防長官について留任は議会手続きを必要としない

復員省では
障害を負った退役軍人の障害度認定改革
9･11後GI法（退役軍人の教育費用、生活、書籍代などを全額支給）の8月1日からの施行
の二つの課題が控えている

The Times
January 22, 2009
Names of commanders to be kept secret as Gaza weapons inquiry begins
James Hider in Jerusalem
http://www.timesonline.co.uk/tol/news/world/middle_east/article5563082.ece
イスラエル国防軍、ガザ侵攻で白燐弾を使用した予備役空挺旅団の調査に着手
・同軍は当初、白燐弾の使用を否定
・関係している大隊長の氏名は非公表、海外に旅行時に逮捕や訴追の危険があるため
・調査には砲兵将校のShai Alkalai大佐が任命されている
・国連機関は1月17日にBeit Lahiyaにある国連の学校に降り注いだ白燐の写真を公開
・国連事務総長は火曜にガザの国連施設を訪問し、攻撃を非難し司法制度による責任究明
を求めた

使用された白燐弾は155mm榴弾のほか、81mmと120mm迫撃砲弾とのこと
前者は白燐はさほど含んでいないが、後者は多量とされている
・今回の作戦では200発ほどが発射され、うち20発ほどが市民のいる地域目掛けて撃たれた
とされる

今回の侵攻でパレスチナ人の死者はおおよそ1300名

http://timesonline.typepad.com/photos/uncategorized/2009/01/20/us_soldiers_in_diyala2.jpg
http://timesonline.typepad.com/photos/uncategorized/2009/01/20/soldiers_in_diyala.jpg

最近のストライカー装甲車の様子。後部上面ハッチを覆うかまぼこ形のフレームが
取り付けられてバラクーダが掛けられている。

＃金網になっているような気もするがバラクーダだけかもしれない。

Last update - 14:11 22/01/2009
Sources: Hamas arms smuggling never stopped during IDF op in Gaza
By Anshel Pfeffer and Barak Ravid, Haaretz Correspondents
Tags: Israel News, Gaza, Egypt
RAFAH, EGYPT
http://www.haaretz.com/hasen/spages/1057769.html
ガザ自治区とエジプト側のラファ（ラファは境界を跨いでいる）を結ぶ密輸用地下トンネル
はイスラエル軍の航空攻撃にも関わらず遮断されておらず、未だに機能しているものが
あるとのこと。
・ドイツ人医師がIDFの攻勢中にガザ入りしたのは密輸トンネルを使ってのことだった。
・密輸にはシナイ半島のベドウィンも介在

シナイ半島のベドウィンについて
エジプト政府の国境付近からの移住計画に反発し、暴動を起こし、警察施設を
襲撃したことあり

Patrick Cockburn: In Israel, detachment from reality is now the norm
All these years on from Sabra and Chatila, has anything changed?
Thursday, 22 January 2009
http://www.independent.co.uk/opinion/commentators/patrick-cockburn-in-israel-detachment-from-reality-is-now-the-norm-1488583.html#secondaryColumn
イスラエルのガザ侵攻について、イスラエル社会は内折し被害者意識が先行していると
書いている模様
・1982年のレバノン侵攻でベイルート郊外の難民キャンプでの民兵による
虐殺事件をイスラエル軍が黙認した事件をあつかったアニメドキュメンタリー映画で
実写撮影が使われている部分があるが、在りし日の自分が西側記者団の一員として
キャンプ内を歩いている姿が出て来るとのこと

last updated at 18:40 GMT, Tuesday, 20 January 2009
Coping with a traumatised nation
By Martin Patience
BBC News, Kabul
http://news.bbc.co.uk/2/hi/south_asia/7838270.stm
アフガニスタンの精神医療の話　全土で精神病院はたった一つきり
カブール郊外にある40床のもののみ
・過去30年に及ぶ戦争で精神面で問題を抱えている者が66%
・精神疾患に対する理解が広まっておらず、患者は悪霊が払われる
まで鎖で洞窟や一室につながれたりする
・家族が患者の治療を負担しきれず放置されることもままある

imes Online
January 12, 2009
Iraqi fear of Iran on the rise, despite new airport link
Oliver August in Najaf
http://www.timesonline.co.uk/tol/news/world/iraq/article5501829.ece
イラクのシーア派聖地ナジャフとイラン国内を空路で結ぶ直行便が開設される
・イラク国内ではイランの容喙を嫌う雰囲気が醸成されており、イラクのアラブナショナリズム
が復活してきたと記者はみている
・SCIRIなどイラン国内で設立された組織もイランと距離を置きだしている

航空路の開設は30年で初の出来事
ナジャフとイラン国内5都市を1日2便で結ぶ
これはイラン革命（1979年）以来の出来事
就航している航空会社はイランの民間であるMahan Air
式典に出席のイランのKhan Lari交通副大臣は合計で6社が乗り入れる
こととなると語っている

イランは武装勢力を支援したとして猜疑の目でみられており、米国と同じくらい人気が
無い
・これは政治家、宗教指導者、一般市民と広い層で見受けられる　ナジャフは伝統的に
イランに親しみのある都市であるにも関わらずである

だが具体的にイランがどのような干渉をしているかといえば定かではない
ナジャフにあるThe Imam Khomeini Associationでは孤児2万5千名に毎月手当を支給し
結婚時には1千ドルの補助金を出している。この協会は政治的な役割を担っておらず
ナジャフの住人もそれに異存はない

・イランからの巡礼は今年300万名になると見込まれる
・登場するシーア派僧侶はイランは宗教指導者による統治を輸出する望みを抱いている
と警戒
・サドル師の親族であるDr Al-Yasinはナジャフで定期的に反イランデモを組織している

Published January 19, 2009 01:09 am
Bulk of local Stryker unit to land in Iraq by next week
By Penni Schaefer
CAMBRIDGE SPRINGS
http://www.meadvilletribune.com/local/local_story_019010907.html
ペンシルヴァニア州兵の第56ストライカー旅団、来週末にはイラク入り

＃装備をいつ、どこの港から送り出したか調べるのを忘れていた。

Obama to Meet on Afghanistan, Iraq Moves
January 21, 2009
DoD Buzz|by Greg Grant
http://www.military.com/news/article/obama-to-meet-on-afghanistan-iraq-moves.html
オバマ大統領、ゲイツ国防長官、マレン統合参謀本部議長、ペトレイアス中央軍司令官と
面会
・イラクからの撤退を迅速に行う方策について話しあう
・David Axelrod顧問は公約の16ヶ月間に近い線での撤退を推す構え

Center for American Progressでは10ヶ月間での撤退が可能との主張あり

先週、AP通信が伝えたところによるとマキャナン在アフガニスタン米軍司令官兼務
ISAF司令官はストライカー旅団1個の増派を求めている
・カナダ軍がストライカー装甲車（おそらくLAV-3のこと）をカンダハルで使用して好成績
であることが理由
・アフガニスタン国内環状路のカブール以南や、カブール＝ジャララバード間の幹線道路の
警護に適しているとの見方がある

現在、今年(6月、7月）に派遣可能なストライカー旅団は2個でいずれもイラク派遣の予定。
うち第2歩兵師団第3旅団は2008年秋に欧州に部隊を派遣し、ISAF参加各国と
タリバンを仮想敵として演習を行っている
・演習に参加したのはイギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド
・旅団長のDavid Funk大佐は聡明かつ経験に富み、陸軍の有望株で、イラク派遣経験2回あり

http://www.americanprogress.org/issues/2008/08/how_to_redeploy.html

>>213　続き　迅速撤退案を説明する動画あり
オバマ政権要職に多数の人が送り込まれたシンクタンクとのこと

How to Redeploy
Implementing a Responsible Drawdown of U.S. Forces from Iraq
By Lawrence J. Korb, Sean Duggan, Peter Juul | August 11, 2008
http://www.americanprogress.org/issues/2008/08/how_to_redeploy.html
昨年2008年8月時点での案で、8ヶ月から10ヶ月で撤退可能と主張している
・イラクの治安改善はアンバル州においては2006年中間選挙で撤退賛成派が
躍進したことでスンニ派族長らが米軍は無期限に駐留し続けるわけではないと
考えて姿勢を転じたこと、サドル師派の政治的行動としての一方的停戦による
ものであり、増派が一時的なものに留まったのは20個旅団態勢を持続させる
には派遣期間を15ヶ月以上に延ばさざるをえないがゆえであると断じている。

その上で治安改善という現況を最大限に生かすには撤退期限を定めることで
イラク側に政治過程での決断を促すのが良いとする。

＃駐留協定で都市部撤退(2009年6月末）、イラクからの撤退期限が明示
される以前の主張

DoDの記者会見、ソマリア沖の対海賊活動について、米中央軍海軍司令官が
語っている。

＃三つの司令官職を兼務。つまり上官が3人いる。国際活動を束ね、米軍の当該作戦を
束ね、海軍の組織を束ねている。

中国やロシアとの調整についても語っている部分があり、中国との調整については
日本でも報道されている。
また22日に米国防長官、新政権で初の記者会見を国防総省でしている。

駐イラク米国クロッカー大使、退任（引退する）前の最後の記者会見。
中東の大使経験が長く、パキスタン大使を2001年の以降に務めている。

ザルメイ・カリルザードはそういえばどうしているんだろうか。

AERAで田岡俊次、シンセキ大将とネオコンの因縁と異例の退任式への長官、副長官
の欠席と復員省長官への指名を機に語っている。

PANZER　陸自の編成、軍隊区分と建制の違いについてのコラムが面白い。
陸自各師団の概観については短い字数で師団の形容を質実剛健とかそのような
装飾を使わず端的に纏めている模様。各師団の連隊・中隊数の比較などがあり
本来はコラムも原稿の一部だったのを独立させたのかもしれない。
DVDはシムファイアを使っての戦車の演習の模様を撮影した動画とのこと。

>>216　オバマ政権では軍の同性愛者に対する人事政策、
”軍からは尋ねない、同性愛者側は名乗り出ない”が変更されるとの
発言があったとのこと。

日本でも問題になっている海賊を拘束した場合に対応や法的権限など
についてDoD番記者も質問していたりする。

>>215　ともかくクウェートに旅団を重要装備だけ持って撤退させるという内容。
空輸も活用し、場合によってはイラクとクウェート間は軍用機、クウェートからは
民間機と使い分ける、或いは民間即応予備役の機体を動員することも視野に
いれるべきとする。

ちなみにストライカー装甲車はC-17に4機載ることになっていた。そう書かれている
資料のページがある。

クウェートでの船積みペースについては1月に1個旅団が現在の水準だが
クウェート政府に交渉して港湾を借り受けても良いし、ともかくイラクからの迅速かつ
計画的な撤退が米国の国益にかなうと主張。

military comの記事ではイラク国内などに事前集積装備、訓練支援要員なども
視野に入れていた。

Times Online
January 23, 2009
President Obama 'orders Pakistan drone attacks'
Tim Reid in Washington
http://www.timesonline.co.uk/tol/news/world/us_and_americas/article5575883.ece
オバマ政権下で初の空爆。
パキスタン領内での無人機による航空攻撃は新政権でも行われ続けるのでは
とみている記事
爆撃があったのは2箇所で合計で少なくとも15名が死亡
・北ワジリスタンのMir Aliの家屋で8名　複数のミサイルが着弾
・南ワジリスタンのWanaの家屋で7名　ミサイル2発が着弾
タリバンのシンパの部族の者が有する客滞在用の家屋だったと地元当局
この部族の者の親族に加えて、子ども3名が亡くなったとの情報有り

パキスタンは航空攻撃に反対、領土に対する侵害であり、武装勢力への取組みが
損なわれるとしている

2008年9月以降で米国はおおよそこのような航空攻撃を30回しており、220名以上を
殺害している。

January 23, 2009
US envoy Richard Holbrooke should tread carefully in Afghanistan
Richard Holbrooke, shortly after being announced by President Obama
as a special envoy to Afghanistan and Pakistan
James Bone, New York
http://www.timesonline.co.uk/tol/news/world/world_agenda/article5573332.ece
オバマ政権、アフガニスタン・パキスタン特使にリチャード・ホルブルックを任命
・記事は昨年、英国の元王立海兵隊で外交官がカルザイに国連特使となるのを
阻まれたことを触れつつ、カルザイ大統領にとって最大の難局となるとみている
・米国と英国ではカルザイ大統領はむしろお荷物となっているという見方が広まっている
・ザルメイ・ハリルザードは米国の国連大使を退任し、西アジアに関するコンサルタント企業
を設立するとのこと
　記者は今年のアフガニスタン大統領選に出馬するとの噂に触れ、ホルブルックが
交渉する相手はハリルザードになるかもしれぬと書いている。

>>220
すると、次のアフガニスタン大統領夫人はこの人かもしれんのですね
ttp://www.rand.org/media/experts/bios/benard_cheryl.html

>>221　なるのかもしれません。イスラム世界における女性解放と国家建設は
昨年から女子の学校教育に対するタリバンの攻撃という形で取り沙汰されている
ように思います。

dark victory 6章
日本の敗戦後の占領による民主主義社会の建設について何故成功したのか
論じている部分があり。敗北を抱きしめて　の影響が強いかも。読む必要を感じる。
1925年治安維持法と同時に普通選挙法が制定、施行されて普通選挙が実現していた
あたりや、今の憲法が議会で承認を得たことなどあたりが取り込まれておらず、
このあたりは日本での考えと米国など英語圏での認識と大きく違うのかもしれない。

だが日本にとってのアイリス・チャンのような人物がいない以上やむをえぬのだろう。

また、東アジアにおける米国の駐留戦力について、瓶の蓋論が使われている。
このあたりは同盟漂流で瓶の蓋論から、同盟再定義へとつなげる努力があったのだが。

Two Brockway men part of Stryker Brigade deploying to Iraq
01/03/2009
BROCKWAY -
http://www.leader-vindicator.com/site/news.cfm?newsid=20233878
ペンシルバニア州兵第56ストライカー旅団のイラク派遣は2009年9月まで
2008年9月に1年間で動員され訓練を受けてきた

Bear returns to combat after Ranger graduation
By GUY RHODES
Editor
Updated Jan 08, 2009 - 06:15:43 EST
http://www.thetuskegeenews.com/articles/2009/01/08/news/doc4964f69911c9c962952070.txt
米国に後送されるほどの負傷を負った兵がレンジャー訓練を2008年に修了し、
レンジャー大隊の一員として再度イラクへ派遣される話
レンジャー訓練は
ジョージア州フォートベニングで行われたが
フロリダのＷａｌｔｏｎ Beach付近のエグリン空軍基地でも訓練があり
山岳および沼沢地訓練をジョージア州Ｄａｈｌｏｎｅｇａで行ったとのこと

http://maps.google.com/maps?sourceid&q=Dahlonega,+Ga.

アパラチア山脈の麓にある町らしい。近くにグリーンビルがある。

http://en.wikipedia.org/wiki/Dahlonega,_Georgia

東海岸でもゴールドラッシュが過去にあり、その舞台となった地。
チェロキー族はこれがため、涙の踏み分け道を辿り移住するはめとなったとある。
風光明媚でワインの名産地。引退者にとって憧れの地。

地理関係はあまりかかれていない。

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/en/f/fa/Map_of_Georgia_elevations.png

Ｌｕｍｐｋｉｎ郡は図上。赤色のあたり　標高350ｍから700ｍ

脱「軍事一辺倒」集団の素顔
菅原　出　【プロフィール】
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20090122/183559/
オバマ政権の国防政策について大まかな予測
スマートパワーという言葉を紹介する面と政治任命者の出身について触れている
・Center for a New American Security:CNASから15名が任命されているとのこと
2007年2月にフローノイとカート･キャンベルが設立した30名ほどの小所帯のシンクタンク

騒音：前橋で騒音被害、米軍戦闘機か　県、市に苦情１９件　／群馬
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20090127ddlk10040145000c.html
2008年のこの時期にも前橋サージがあったが、今年も米海軍艦載機が
前橋上空で訓練している模様

http://www.c-span.org/Watch/watch.aspx?MediaId=Iraq-A-14124
フリージャーナーリストが2008年秋にバグダッド東部にて米軍部隊に同行取材した動画

Gates says more troops for Afghanistan by summer
By ANNE FLAHERTY
Associated Press Writer Anne Gearan contributed to this report.
12 hours ago
WASHINGTON (AP)
http://www.google.com/hostednews/ap/article/ALeqM5jr_hUF93lotB30yKO2kX1n6RoxLQD95VKSG00
ゲイツ米国防長官、上院軍事委員会にて証言
・アフガニスタン増派は春遅くに2個旅団、夏半ばにさらに1個旅団の派遣が可能
・オバマ大統領は水曜日に各軍首脳と会う予定
・増派に伴い、米兵の損害は増すと見込んでいる

アフガニスタン戦略の見直しにあたっては現実的な目標を据えることを求め、
マキャナンが要請している以上の兵力増派については否定的だったと報道されている

イラクについて、国防総省は様々な撤退案を策定中で
その中には公約の16ヶ月案が含まれる　それ以上の長期案についても検討しており、
オバマ大統領にそれぞれの選択肢とそのリスクを説明する予定

2009年9月には派遣12ヵ月間、本国滞在15ヶ月間のサイクルになる
2010会計年度にはさらに本国滞在期間を伸ばせ、派遣1年、本国滞在2年となる
2011年には本国滞在期間は30ヶ月に伸びるとのこと

http://www.thedonovan.com/archives/gunstuff/12_fa02.pdf

米陸軍機関誌のInfantry 2006年5月・6月号に掲載された5.56mmNATO弾
の次となりえる弾について得失双方に触れて紹介している記事

イラク情勢を語るスレにて
イラク情勢を語る 6
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1224236248/

装甲強化ハマーのイラク政府への売却計画が進行しているとのこと
週に50両、月に400両のペースで2009年末までに8千両を引き渡す計画

U.S. Transfers Tactical Vehicles to Iraqis
Friday, 16 January 2009
3rd Sustainment Command (Expeditionary) Public Affairs
CAMP TAJI
http://www.mnf-iraq.com/index.php?option=com_content&task=view&id=24941&Itemid=225

>>233　訂正
8千両　→　8500両超　
2009年7月までに引き渡す予定
引き渡す相手はイラク治安部隊、つまり軍と警察

引き渡されるハマーはバグダッドから北数マイルのCamp Tajiにて作業を
受ける
　清掃、検査、整備、イラク陸軍や国家警察の仕様に従い塗装、イラク政府と米政府が
合同で最終検査して受領となる

初期検査を行っているのは第1538輸送中隊、第165戦務支援大隊、第10支援旅団
エンジンやトランスミッションの交換などは第536整備中隊が行っている
(同中隊、第419戦務支援旅団、第10支援旅団は第165戦務支援大隊への直接支援）

空軍の装備再分配支援チーム（RPAT）は週50両のペースでハマーを査証し
イラク国防省への移管のため車体番号(batch number)を付与している。

これまでにイラク側に3千両引渡し済みで月平均4百両のペースで進んでいる。

Iraq's Provincial Elections: The Stakes
Middle East Report N°82
27 January 2009
http://www.crisisgroup.org/home/index.cfm?id=5883&l=1
繰上げ投票が開始されているイラク全18州のうち14州で行われる地方選挙について
一定の評価をしている報告書
・2005年の州議会選挙はスンニ派がボイコットし、その後の治安悪化、宗派対立激化
の要因となったとしている
・これに対して今回の州議会選挙では民主化プロセスがある程度機能しており
民意の代表という点では進展があるとしている。
・だが過度な期待は禁物で現在は治安は表層的に改善されたものの、公共サービス、
統治や司法などはまだまだ悪いと釘を刺している。

STRATFOR、読者特典で加入を呼びかけている
・特典はサイト創設者の新著を1冊無料で
・2009年の予測がメールで今週中に届く

というもの

http://www.uniraq.org/electoral/ElectoralSupport.asp
イラク州議会選挙について、国連のページ

http://historiae.org/
イラク南部について分析しているサイトの模様

>>237-238はICGの報告書で出典として引かれているもの。

http://www.mcclatchydc.com/

>>238の続き　同じく出典として引用されている。

http://www.niqash.org/

>>239　同じく出典の一つ。アラビア文字表記もあるが、英語表記も有り。イラクの政治について論じるサイトらしい。未読。

>>240　全体として2008年8月以降あたりからイラク国内で各政党の関係者（各州の議員や事務局員など）に話を聞き、
氏名を明記してソースとして使っている。

#氏名を出せるほどには治安が回復しているということだとおもわれる。

だが、内容では
モスルを州都としトルクメン、カルディアキリスト教など少数派が存在し、スンニ派アラブ人とクルド人が角逐するニネヴェ州
クルド人地域が北部のクルド人自治区に接するあたりにありスンニ派、シーア派の混淆するディヤラ州
ファドヒラ、サドル、ISCIの三勢力にマリキ首相肝いりのIsnad評議会（部族評議会）が恐らく絡むバスラ州
イラクイスラム党が2005年1月のスンニ派選挙ボイコットを利して州議会を制したアンバル州
そして宗派の分化が進んだとはいえ、本来的には宗派にこだわらぬ中産階級が多かったバグダッド州
などが今後、各政党の台風の目となるという見方。

マリキ首相について地歩を固めた上で各政党のバランスをとりつつ、ダワ党の勢力拡大をはかり、
ナショナリズムを掲げているとみて、一定の評価をしている。
逆にアラウィ、ジャファリなどは脇役としてそれぞれ退いた扱いで、チャラビはでて来ない様だ。

>>241　ソース出典にあるインタビュー日時と相手を時系列で纏めれば面白いかもしれない。
2008年6月･7月にはヨルダンのアンマンで集団インタビューを行っている。

56th Stryker Brigade begins moving into Iraq
Tuesday, January 27, 2009
BY MONICA VON DOBENECK
Of Our Lebanon County Bureau
http://www.pennlive.com/news/patriotnews/index.ssf?/base/news/1233019514272920.xml&coll=1
ペンシルヴァニア州兵第56ストライカー旅団は一部人員がイラク入り　残る大半も2月後半までに入る
・駐留先はTaji付近、バグダッドからおおよそ60マイルにある
・駐留期間は2009年9月まで

#TajiはCamp Tajiだと思うんだが、この基地は位置を取り違えられることがままある。
バグダッドからの距離がいろいろ変わる。なぜだろう。

Stryker brigade is returning from Iraq
By Gregg K. Kakesako
POSTED: 01:30 a.m. HST, Jan 27, 2009
http://www.starbulletin.com/news/20090127_Stryker_brigade_is_returning_from_Iraq.html
第25歩兵師団第2旅団（ストライカー旅団）、イラクでの15ヶ月間の駐留期間終わり間近、帰還開始
・人員4500名　これまでの14ヶ月間で11名が亡くなる
・ストライカーは330両　ただし18輪と書いている（間違いだと思う）
・同旅団のイラク派遣はこれで二度目

バグダッドから北西20マイルのCmap tajiにて旅団長のTodd McCaffrey大佐が帰還前最後の
国防総省記者会見している

DoD News Briefing with Col. Mccaffrey from Baghdad January 26, 2009
U.S. Army, Multinational Division-Baghdad Col. Todd Mccaffrey
http://www.defenselink.mil/transcripts/transcript.aspx?transcriptid=4344
派遣期間中、最後の記者会見
・担任地域はバグダッド北西の農村地帯で、Tajiからアブグレイブに及ぶ
・共同するイラク陸軍旅団は3個
・引き継ぐ部隊の規模は旅団以下で可能かという質問については明言を避けるも
イラク陸軍の能力は向上していると回答

#第56ストライカー旅団が引き継ぐことになると思われる。

Exclusive: CIA Station Chief in Algeria Accused of Rapes
'Ugly American'? Spy Boss Allegedly Drugged Muslim Women, Made Secret Sex Videos
By BRIAN ROSS, KATE McCARTHY, and ANGELA M. HILL
Jan. 28, 2009
http://abcnews.go.com/Blotter/Story?id=6750266&page=1
CIAのアルジェリア支局長がアルジェリア人女性（イスラム教徒）を
自宅でのパーティーで薬物を混ぜた飲み物で意識を朦朧とさせ強姦、模様を
密かに撮影したとして米国に召喚され、司法省の取調べを受けているとのこと

#日本でも報道済み。LATimesでは2001年9月11日以後に入局した者で
現地のモスクに溶け込んで情報を取れる人物だったとのこと

Pointing to a New Era, U.S. Pulls Back as Iraqis Vote
By ALISSA J. RUBIN
Riyadh Muhammed contributed reporting from Baghdad.
Published: January 31, 2009
BAGHDAD
http://www.nytimes.com/2009/02/01/world/middleeast/01withdraw.html
イラクは31日、州議会選挙
イラクでは昨年11月の駐留協定成立以来、米国とイラクの立場に大きな変化があり
両者は新たな関係を模索している
・トルコ国境からバスラの先まで米軍車列を見ることなく、安全に通行できたと書いている
・グリーンゾーン入り口の各検問所にはイラク兵が詰めており、内部にあった米国のPXは撤収する予定
・米軍は兵力削減を開始するとMNF-I司令官オディエルノ大将の言を引用
・イラク人の間では問題は自身のものであり、米国では解決できず、ことをむしろ悪化させることも
しばしばだとの見方が広まっているとしている

Early Voting in Iraq Is Mostly Smooth
By TIMOTHY WILLIAMS and STEVEN LEE MYERS
Reporting was contributing by Suadad al-Salhy, Atheer Kakan and Mohammed Hussein from Baghdad,
and an employee of The New York Times from Hilla.
Published: January 28, 2009
BAGHDAD
http://www.nytimes.com/2009/01/29/world/middleeast/29iraq.html
警察、軍、病院患者、拘束者などの期日前投票はほぼ滞りなく進んだとの記事
・投票可能であったのはおおよそ61.5万名　イラク全体の有権者数は約1400万名

・キルクークの投票所で通りすがりの車両から銃撃があり、警備していた警官2名が死亡

January 23, 2009, 2:39 PM
S.U.V.’s and Rifles
By SAM DAGHER
RAMADI, Iraq
http://baghdadbureau.blogs.nytimes.com/2009/01/23/suvs-and-shotguns/
ブッシュ大統領から2007年9月にアンバル州で装甲SUVを贈られた族長5人らのその後
ある者はその10日後に自爆車爆弾で殺害され、ある者は米国の寵を失い取り上げられて
SUVはライバルに渡された

イラクでは装甲SUVが新興の権力者らに人気とのこと

http://baghdadbureau.blogs.nytimes.com/2009/02/01/election-turnout-early-figures/

イラク全18州のうち14州（紛争があるキルクークと、独自の選挙日程があるクルド人自治区を除く）
での州議会選挙（州知事を決める権限、州予算を定める権限あり）の投票率速報。

全有権者数1490万名　投票者数750万名　投票率は51%　とのこと

>>249　
装甲SUVを奪われた族長の話は、米海兵隊の大隊長がアンバルで自爆攻撃により戦死し、
アンバル州の治安権限移管がその後遅れたことがあったが、その後日譚といえる。

はっきり大隊長とは書いていないのだが、恐らくそうだと思われる。

Challenges on Iraq's Election Day
By Staffan de Mistura
The writer is special representative of the U.N. secretary-general for Iraq
Saturday, January 31, 2009; Page A15
BAGHDAD
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/01/30/AR2009013003263.html
イラク選挙について、国連のイラク特使寄稿している

http://googleblog.blogspot.com/2009/01/this-site-may-harm-your-computer-on.html
http://blog.stopbadware.org/2009/01/31/google-glitch-causes-confusion
グーグルの検索結果で有害サイト警告がでてきた件についての説明。
人為ミスとしている。

Air Force C-17 mishap at Bagram Airfield
http://www.centaf.af.mil/news/story.asp?id=123133453

30日、アフガンでC-17が離陸中の事故にあう、負傷者ナシ。
mishapだから墜落じゃないな。

MSS 3 provides force protection for Tippecanoe
http://www.msc.navy.mil/N00p/pressrel/press08/press53.htm

アデン湾で活動するMSC（軍事海上輸送軍団）の米補給艦にMobile security squadronなる部隊が乗艦して護衛に就いているとのこと。
民間船でもPMCの護衛を受ける場合があるようだけど、護衛を受けていることが船舶保険の必須要項になる日でも来たら輸送費に影響するだろうか。

>>254　
C-17が着陸中に事故
現地時間で午後10時20分に事故発生、同機は着陸中、乗員に負傷無しとあります。

ソ連のアフガニスタン侵攻だとフレアを撒きながら着陸しているのを見た覚えが有ります。
螺旋を描いてフレアを撒きながら着陸しているんでしょうか。

下のMSS 3の話
乗船警護隊といったところでしょうか。給油のほか、人員、郵便、貨物、弾薬なども補給。
船員は民間人。

>>252　イラク州議会選挙について、事前の期待ほどに投票率が伸びなかったことに
ついて
From The Times
February 2, 2009
Confusion over registration restricts turnout in Iraq poll to 51%
Deborah Haynes in Baghdad
http://www.timesonline.co.uk/tol/news/world/iraq/article5632929.ece
・政党への幻滅が広がっており、無投票者が増えた
・食糧配給カードに基づく投票手続きが混乱のもととなっている
現在住所付近の投票所に出向いて投票できなかった者あり
・車両使用禁止令が布かれており、食料配給カード登録の住所に対応した遠くの投票所まで
いけなかった。政府は午後になって禁止令を撤回し、投票できた例あり

などと書いている。

Obama says most U.S. troops in Iraq home within a year
Sun Feb 1, 2009 6:01pm EST
By Ross Colvin
Additional reporting by Andrew Sullivan; editing by Chris Wilson
WASHINGTON (Reuters)
http://ca.reuters.com/article/topNews/idCATRE50T6R520090201?sp=true
オバマ大統領、来年のスーパーボウル（米アメフト、アメラグのプロリーグ優勝決定戦）までに
イラク駐留兵力のかなりの人員を撤退させるとNBCでのインタビューで発言
・正式な形でアフガン、イラク戦略を発表するとのこと

>>234　1月25日、イラク政府に4000両目のハマーを引き渡し

Coalition transfers 4,000th Humvee to Government of Iraq
Wednesday, 28 January 2009
Multi-National Security Transition Command ? Iraq
Public Affairs Office, Phoenix Base
TAJI, Iraq
http://www.mnf-iraq.com/index.php?option=com_content&task=view&id=25167&Itemid=21
ハマーの型式はM1114で2008年3月12日にイラク陸軍に初の配備、同月は200両、その後は毎月400両
のペースを目標として進行。2009年末には計画全体の目標である8500両に達するとしている。

8500-200=8300 これを400で割ると20.75ヶ月。

Colville soldier dies in Kirkuk chopper crash
Posted: Jan 30, 2009 01:18 AM
Updated: Jan 30, 2009 06:30 AM
SPOKANE
http://www.kxly.com/Global/story.asp?S=9753937&nav=menu683_2
1月26日、イラクのキルクーク付近で米陸軍のOH-58Dヘリ2機が墜落。搭乗していた乗員4名が戦死。
・所属は全員とも第10山岳師団第10戦闘航空旅団第6騎兵連隊第6大隊

White House
‘You’re now a part of some sobering moments’
Transcript of President Barack Obama’s interview with NBC News
NBC News
updated 6:58 p.m. ET Feb. 1, 2009
http://www.msnbc.msn.com/id/28967411/

>>257続き
来年のスーパーボウルまでにかなりの人員を撤退させる　は聞き手の質問で
オバマはそれに同意し、正式にアフガン、イラク戦略を打ち出すと答えている。

http://www.nicovideo.jp/watch/nl5993878
衛星”いぶき”打ち上げ動画。準備から発射までかいつまんで場面構成

NATO: Members may use Iran for Afghan supplies
By Slobodan Lekic - The Associated Press
Posted : Monday Feb 2, 2009 13:50:44 EST
KABUL
http://www.armytimes.com/news/2009/02/ap_nato_iran_afghanistan_020209/
NATO最高司令官のクラドック大将、加盟各国が個別にイランと補給路開設するのを容認する発言
・イランと関係良好なNATO加盟国としてフランス、ドイツ、イタリアなどがあり
イラン南東のChar Bahar港を経由してアフガニスタン西部への経路を開く試みがありえる
と専門家の中には話す者あり
・米国は従来、イラン製の武器や爆発物がアフガンの武装勢力に渡っていると非難していたが
オバマ政権はイランとの関係で新たな方向を模索している。

The Sunday Times
February 1, 2009
Iraqi fighters swap bullets for ballots
Hala Jaber, Baghdad
Additional reporting: Adam Lewitt
http://www.timesonline.co.uk/tol/news/world/iraq/article5627523.ece
今回のイラク州議会選挙にはかつての武装勢力の指導者で米軍と戦闘した者が
政党を組織し立候補している

Report released on suicides of 4 recruiters
The Associated Press
Posted : Thursday Jan 22, 2009 11:37:32 EST
http://www.armytimes.com/news/2009/01/ap_recruiter_suicides_012109/
ヒューストンの募集大隊（266名）で2005年以降に4名の募集官が自殺した問題の報告書まとまる
・原因は一つでなく、統率の不十分、ストレス、各人の事情が関係していたとのこと
・全国で募集大隊は38あるが、近年で1件以上の自殺があったのはこの大隊のみ
・2003年以降、募集官の自殺は15件

Discovery of British Shipwreck Solves Centuries-Old Mystery
By Kevin Sullivan
Washington Post Foreign Service
Tuesday, February 3, 2009; Page A08
LONDON, Feb. 2
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/02/02/AR2009020201947.html
トラファルガーの海戦でネルソン提督の旗艦だったビクトリー号の先代の残骸、発見される
・沈没は1774年　これまでチャネル諸島の岩礁に乗り上げたのが原因とされてきたが
発見位置は従来の通説より60マイルは遠い位置で、発見者は沈没原因を嵐のためとしている
・この戦列艦はポルトガルから金塊4トンを輸送中で、大砲を100門以上搭載していた

・発見したOdyssey Marine Explorationはフロリダの企業で現在スペイン政府と
2007年5月に発見を発表した金貨や銀17トンを搭載していたスペイン船の所有を巡り
法廷闘争している。

FEBRUARY 3, 2009, 7:00 P.M. ET
U.S. Base in Kyrgyzstan in Dispute
Associated Press
MOSCOW
http://online.wsj.com/article/SB123368207469444087.html
キルギス共和国のバキエフ大統領、モスクワを訪問しマナスの米軍基地を閉鎖すると発言
・ロシアはキルギスに20億ドルの借款と1.5億ドルの経済援助を火曜日に約束

2009年1月に米中央軍司令官ペトレイアス大将はキルギスを含む中央アジア諸国を訪問し
ロシアや中央アジア諸国数カ国と米国は交渉をとりまとめたと話していた
・米国はマナスの基地借用料として6300万ドルを含む1.5億ドルを毎年キルギスに注いでいる

水曜午前にキルギスの米大使館は記者会見を予定

http://bishkek.usembassy.gov/

>>266　マナス航空基地の今後についてキルギス当局と協議中。協議は今後も続く。
キルギス政府側が閉鎖を決定したとの正式の通知はうけていないとの報道声明あり

邦紙サイトにてキルギスのバキエフ大統領がロシアのメドベージェフ大統領と会見後
閉鎖を発表したことは報道済み。

Kyrgyzstan Threatens To Close U.S. Base
Airfield Provides Access to Afghanistan
By Philip P. Pan
Staff writer Karen DeYoung contributed to this report from Washington.
Washington Post Foreign Service
Wednesday, February 4, 2009; Page A12
MOSCOW, Feb. 3
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/02/03/AR2009020303459.html
米側の反応　国防総省報道官や中央軍高官の談話で補強しているほか
ロシアがオバマ政権へのジェスチャーとしてキルギスへの圧力を弱めるのではという観測が
あったとしている
・ペトレイアス中央軍司令官の2週間前の中央アジア諸国歴訪についても関連付けている
・ロシアのキルギスへの援助は
借款20億ドル、財政援助1.5億ドル、債務免除1.8億ドル、水力発電所建設17億ドルとのこと

Russia says it wants to help US in Afghanistan
By VLADIMIR ISACHENKOV
Associated Press writer Pauline Jelinek in Washington contributed to this report .
The Associated Press
Wednesday, February 4, 2009; 3:56 PM
MOSCOW
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/02/04/AR2009020400511.html

>>268の続き
ロシア側の狙いを伝える通信社電　中央アジア諸国とロシアが結成した集団安全保障機構で
共同部隊の設立を発表し、メドベージェフ大統領はアフガニスタンで包括的な協力の用意があると
述べている。

Obama Seeks Narrower Focus in Afghan War
Situation Is Much Worse Than New Administration Realized and Will Take Time to Address
By Karen DeYoung
Washington Post Staff Writer
Wednesday, February 4, 2009; Page A12
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/02/03/AR2009020302858.html

>>269の続き

オバマ政権はアフガニスタン戦略の検討に着手しているものの、課題は多く現状は就任前に
予想していたよりも悪化しているとのこと
・パキスタン戦略、軍事力と外交のバランス、ロシアやイランなど周辺国との協力などが絡んでいる

米陸軍増派は4月遅くに2個旅団が現地入り、8月に1個旅団が出発と書いている

The Times
February 5, 2009
Al-Qaeda damaged by arrest of 'rape and suicide bomb' woman
Samira Ahmed Jassim is suspected of recruiting more than 80 female suicide bombers
Deborah Haynes in Baghdad
http://www.timesonline.co.uk/tol/news/world/iraq/article5661466.ece
イラク治安当局は21日にこの女性（51歳）を拘束
・テレビにて告白の模様が放映される
28名の女性自爆攻撃に関与したとし、うち2件について
年配の女性がバス停留所で自爆した件
夫の家族との不和に悩む女性教師が自爆した件
が書かれている
活動範囲はディヤラ州とバグダッドだったとのこと

イラク情勢スレにて知り、検索。強姦の下りについてはイラク治安当局の主張と
記事は断っている。武装勢力の告白動画の放映は宗派内戦と伝えられる以前にも
行われているのを伝える新聞記事があった。

＃ブッシュ大統領に靴を投げたイラク人記者はイラクの孤児と未亡人のためだと
口にしていたと報道されていた。イラクでも松本零士がいう両三軒隣未亡人の家庭が
あちこちにあるのだろう。投げつけられた靴の像がティクリートの孤児院に建てられたが
すぐ撤去されたとか。

アンサールスンナの名前は久しぶりにみた。

In Afghanistan, Terrain Rivals Taliban as Enemy
Mountainous Region in East Especially Challenging
By Candace Rondeaux
Washington Post Foreign Service
Saturday, January 24, 2009; Page A10
KHUGA KHEYL, Afghanistan
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/01/23/AR2009012303505.html
米軍に同行取材した記事で、執筆時点でまもなく信頼できる部族指導者に武器を与えての
民兵育成がアフガン南部やカブール周辺で開始されると書いてある

その一方で、部族同士のもめごとが暴力で解決されたことはこれまでもあり、今後は
供与した武器が使われる可能性もあると指摘している

Military: Improved body armor is too heavy
By Richard Lardner - The Associated Press
Posted : Wednesday Feb 4, 2009 20:02:39 EST
WASHINGTON
http://www.armytimes.com/news/2009/02/ap_body_armor_020409w/
防弾着のセラミックプレート関連で色々ニュースあり
XSAPIは6ポンドで兵がバックパック、小銃、弾薬など一式身につけると重量過多となるため
装着は義務づけられない。部隊指揮官の判断により至急される。
・陸軍では今年12万着分を購入予定。クウェートに保管し、部隊指揮官の要請で支給される

ESAPI（現行のセラミックプレート）の納入業者のうち一社について試験が不適切だったとの
国防総省監察官報告書が公表され、陸軍は同社製のプレートをリコール
・メーカーはArmor Works(アリゾナ州Chandlerに所在）
・引き上げられるのは3.3万セット
・ESAPIはこれまで約200万着分、およそ十数社が生産している
・Armor Works製品のリコール以外でも昨年12月に8000セットを試験の不備ゆえに引き上げている

ESAPIはサイズにもよるが平均5.5ポンド、XSAPIは6ポンド。XSAPIの軽量化は容易でないと
メーカー談話あり

前線の指揮官、ことにアフガニスタンにいる部隊の指揮官からの要請の大半は
兵の携行重量の軽減を求めるものだと海兵隊将官は下院軍事委員会の公聴会で証言している

Marines' New Ride Rolls Out Years Late
The Growler, the Marines' answer to a transportation question first posed in 1999,
costs more than twice what the contract envisioned. (U.s. Marine Corps)
By Walter Pincus
Washington Post Staff Writer
Tuesday, February 3, 2009; Page A04
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/02/02/AR2009020202969.html
MV-22オスプレイの機体内部に積載できるITV、配備開始される
構想は1999年に始まる。当初は迫撃砲牽引と偵察・強襲は同一型で済ませる予定だったが
全長を短縮した迫撃砲・弾薬トレーラー牽引型も作ることとなった。

一両当たりの価格は当初計画よりも大幅上昇
・迫撃砲（120mmRT）か弾薬トレーラーを牽引する型で一式が57.9万ドルが107.8万ドルへ
・偵察・強襲型が9.4万ドルから20.9万ドルへ

#迫撃砲牽引型の一式価格は
迫撃砲、弾薬トレーラー、牽引するITV2両を含んでいるものと思われる。

海兵隊には迫撃砲のセット6組、ITVおよそ20両が引き渡されている
陸軍では81両契約済みで、さらに70両の入札待ち

開発が長引いたのは契約発注後の仕様変更でエアサスペンション、パワーステアリング、
パワーブレーキなどが盛り込まれ、エンジンも強化されたためだと海兵隊の計画責任者
は語っている。

>>222 dark victory ウィキのリチャード・パールの項目を読みdark princeの意味合いは
地獄の大公であるのを知る。となればdark victoryとはいかに。

第7章
通常戦段階終了時点での開戦当初の大義名分を達成できたか、また大量破壊兵器
による脅威という主張が誤りであったことの影響などについて書いている。

8章はじめで取り上げられているイラク再建を巡る論文見つける
開戦前に再建の困難さを想定していたものらしい。未読。
http://www.strategicstudiesinstitute.army.mil/pubs/display.cfm?pubID=182

USAirways 1549 (AWE1549), January 15, 2009
Updated: 2:29 pm ET February 5, 2009
FAA Air Traffic Control communications
http://www.faa.gov/data_statistics/accident_incident/1549/

ハドソン川に不時着した旅客機パイロットと管制官らの交信音声、公開される

U.S. on track for Afghan troop deployments: Pentagon
Fri Feb 6, 2009 6:22pm EST
WASHINGTON (Reuters)
http://www.reuters.com/article/topNews/idUSTRE5156GZ20090206
アフガニスタン戦略の発表は政権内部の戦略指針を巡る議論で遅れるが
部隊増派自体は進められるとの話
・イラク撤退とのリンクが無い場合、部隊の本国滞在期間が短縮されることとなり
国防総省としては好ましくないとしている

＃本国滞在期間という言い方はおかしいのだがいまのところ別な言い回しを
考えられず。海外派遣の間の休息、訓練、転属、教育などに当てられる期間のことなのだが。

ROSA BROOKS:
'Finish the job' in Afghanistan? Where do we begin?
Obama faces a complex, perilous situation in which it's no longer clear what the 'job' is,
or what it will take to 'finish' it.
Rosa Brooks
February 5, 2009
http://www.latimes.com/news/opinion/sunday/la-oe-brooks5-2009feb05,1,335836.column
アフガニスタンとパキスタンについて、短期に片付くとの見通しを捨て長期的で多面的な取組み、
軍事のみでなく文民活動も含めた方向へ進むよう提案しているコラム
・オバマが2002年にアフガニスタンでの仕事を終わらせるべきと主張していた当時は正しかったが
今となってはアフガニスタンの状況は悪化しており、核兵器を有するパキスタンの政府も危うく
なりかねない。従って、短期的なやりかけで放り出された仕事を片付けるという心構えではなく、
アフガニスタンとパキスタン両国との包括的な長期指針こそが必要と説いている

＃失敗国家となるのを避け、確実な援助を引き出すには核兵器が役立つという結論を
引き出しちゃったりしないんだろうか。いや、手に入れるまでの道中で体制転覆の可能性があり
核兵器開発に注ぐ予算（隠匿、情報活動、地下施設化、分散化、国内の科学者資源の振り分け）
などを考えれば到底割に合わないし、なにより安全保障の一環であり、体制転覆とまでは
いかずとも手を縛られた状態には確実になるし。

taly sends more troops to Afghanistan
Government answers Barack Obama's Nato request by increasing deployment
by 800 soldiers to 2,800
Julian Borger, diplomatic editor
guardian.co.uk, Friday 6 February 2009 17.11 GMT
http://www.guardian.co.uk/world/2009/feb/06/italy-troops-afghanistan-taliban-obama
イタリアは現在、ISAFで2000名をアフガン西部ヘラート州を中心に派遣しているが
まもなくさらに800名の増派を表明するとのこと
・イタリアは今年のG8議長国、6月にアフガン支援国会議を開催する予定
周辺国としてパキスタン、サウジアラビア、UAE、エジプト、トルコが参加する
イランを招く予定は目下のところ無いが今年6月にあるイラン大統領選の結果次第では
イタリアは姿勢を変え、米国を始め他の貢献国と協議することもありえる

カナダは2011年までに南部から戦闘部隊を撤退すると表明している

FEBRUARY 7, 2009
The Bomb Squad
As Roadside Explosives Shatter Afghanistan's Dusty Highways,
Sgt. Spencer's Team Plays a Deadly Game of Hide-and-Seek
By YOCHI J. DREAZEN
ALONG ROUTE 515, Afghanistan
http://online.wsj.com/article/SB123397062617659323.html
アフガニスタン南部で米海兵隊の仕掛け爆弾捜索班に同行ルポ
・MRAPの一つバッファローに搭乗し、車列を組んで幹線道路で仕掛け爆弾の捜索と
除去に当たっている。

February 6, 2009, 12:55 PM
Election Results: Who’s Up, Who’s Down
By RIYADH MUHAMMAD
http://baghdadbureau.blogs.nytimes.com/2009/02/06/election-results-whos-up-whos-down/
イラク選挙結果。各州で単独与党は無し。ISCIは退潮。マリキ与党躍進。2005年不参加、ゼロ議席が台頭
した州あり。今後議席配分が行われ、政権協議となる。

Falluja’s Strange Visitor: A Western Tourist
By STEPHEN FARRELL and ALISSA J. RUBIN
Mohamed Hussein contributed reporting from Baghdad,
and an Iraqi employee of The New York Times from Falluja.
Published: February 6, 2009
BAGHDAD
http://www.nytimes.com/2009/02/07/world/middleeast/07falluja.html
かつて武装勢力が盛んに活動していたアンバル州ファルージャに初の西洋人観光客訪れる
その顛末
・訪れたのはイタリア人のLuca Marchio、33歳　Como出身
・エジプト→トルコ→陸路で越境、10日間ビザ取得→クルド人自治区アルビル
タクシーで200マイル移動→バグダッド（コーラル・パレスホテルに投宿）
→ホテルスタッフによりバグダッド市内観光
（ティグリス川河畔でシェヘラザード像、バグダッド大学そばの人工湖、マンスール広場、ザウラ遊園地・動物園）
→公共ミニバス→ファルージャと移動

ファルージャで検問にかかり警察本部にて保護され米海兵隊やイタリア大使館や報道機関に連絡がゆく
聖戦士ではないことを確認のうえ金曜日午後なおも保護中

February 7, 2009, 5:39 PM
My Italian Job
By BAGHDAD BUREAU
http://baghdadbureau.blogs.nytimes.com/2009/02/07/my-italian-job/

>>282に関するブログ
ファルージャ市民はバッジ着用が必要で、外部から来客ある時は市境の検問所まで
行き送迎し、来客の責任をもたねばならないとのこと
従って、そもそもイタリア人観光客がなぜ市内に入れたのか不思議だとしている

http://www.navy.mil/media/multimedia/kh/kh.htm

米海軍のCV-63キティホーク回顧動画

Army creates electronic warfare career field
Feb 06
By Jamie Findlater
WASHINGTON (Army News Service, Feb. 6, 2009) -
http://www.army.mil/-news/2009/02/06/16536-army-creates-electronic-warfare-career-field/
米陸軍、職域、職種特技に電子戦を追加
・今後3年間で各階梯に1600名近くがこの職種となる
さらに2300名増員を近い将来に行うことも検討されている

現在フォートシルで試験養成課程を進めている
・准士官と兵士向けの試験養成課程は2009年春季に開始予定
士官向け課程の第三期は6月29日に開始予定

画像はノキアの携帯が仕掛け爆弾の起爆装置に使われている例

Seven Questions: Georgia's Special Relationship
Posted January 2009
Georgia's new foreign minister tells FP what his country needs from the United States.
http://www.foreignpolicy.com/story/cms.php?story_id=4624
グルジアとロシア関係の今後とオバマ政権について、グルジア外相に聞くインタビュー

ブッシュ政権末期にグルジアとアメリカは戦略パートナーシップ協定を締結
http://www.google.com/hostednews/afp/article/ALeqM5iZOoTZIn9ue-4nWp1vyU85ZNoArQ

しており、その際に訪米した外相に聞いたもの

Army sees significant rise in January suicides
By Michelle Tan - Staff writer
Posted : Friday Feb 6, 2009 10:23:31 EST
http://www.armytimes.com/news/2009/02/army_suicides_020509w/
2009年1月の米陸軍兵士自殺者数、確定が7名、調査中が17名とこれまでの年と比べて増えている
・2008年1月の場合、確定が2名、調査中が2名
・2004年1月の場合、確定無し、調査中が3名

最近になって米陸軍は従来の1年毎にかえて四半期毎の自殺者数を公表し始めたが、
月毎の数字を出すのは例外的。

U.S. commanders favour slower Iraq pullout
Sun Feb 8, 2009 7:54am GMT
By Andrew Gray
Additional reporting by Jeff Mason; editing by Eric Beech
http://uk.reuters.com/article/worldNews/idUKTRE51629M20090208?sp=true
イラクからの米軍撤退案として16ヶ月案、19ヶ月案、23ヶ月案が検討されている
・オバマの公約は16ヶ月
・MNF-I司令官オディエルノ大将と中央軍司令官ペトレイアス大将は23ヶ月案を支持

撤退後もイラク治安部隊の訓練のため残る部隊があるとのこと

Obama weighs 23-month Iraq withdrawal option
By Robert Burns - The Associated Press
Posted : Friday Feb 6, 2009 18:10:49 EST
WASHINGTON
http://www.armytimes.com/news/2009/02/ap_iraq_withdrawal_020609/
3つの案のうち16ヶ月案と23ヶ月案が主な焦点となっている
23ヶ月案の場合、2010年末までとなる

残留する部隊は、イラク治安部隊の訓練を行う多目的部隊で、
旅団を編合（reconfigure)して当てる

The Generals' Insurgency Odierno's Surge
The Dissenter Who Changed the War
As the No. 2 Commander in Iraq, Raymond Odierno Challenged the Military Establishment,
Pressing for More Troops and a Long-Term Strategy to Guide Them
By Thomas E. Ricks
Special to The Washington Post
Sunday, February 8, 2009; Page A01
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/02/07/AR2009020702153_5.html
2007年1月発表のイラクへの5個旅団増派を推進した原動力はオディエルノ（当時、MNC-I司令官）と
キーン元陸軍副参謀総長の連携だったとのこと
・オバマ政権1期が終わる2014年ごろの駐イラク兵力は3万から3.5万と考えているとの発言が引かれている

シリーズ物で同じワシントンポスト記者のBob Woodwordの最近の著作での増派戦略の立役者は
ワシントンの政権スタッフらとの説を覆す内容

#アフガニスタン増派の前提がイラク駐留兵力の削減だけに現任のMNF-I司令官のイラク戦略に関する
発言が紹介されることは大きい。ましてオバマ政権でアフガニスタン、パキスタン戦略の検討が行われている
中とあってはなおさらのこと。

Key Documents
Saturday, February 7, 2009; 2:31 PM
2006 Anbar Intelligence Assessment
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/02/07/AR2009020701189.html
これまで報道されたことがあったが全文公開されなかったものも含めて関連資料

>>289の続き　シリーズ物でThomas Ricksの新著の前宣伝、お披露目を兼ねている。

書名は
The Gamble: General David Petraeus and the American Military Adventure in Iraq, 2006-2008"
(Penguin Press), by Thomas E. Ricks.

>>290　続き

2007年2月7日付のMNC-IのペトレイアスMNF-I司令官向け説明スライドらしい
http://www.washingtonpost.com/wp-srv/nation/thegamble/documents/Odierno_Briefing_Petraeus_February_2007.pdf

>>290にはTravis大尉のスライドも含まれている。棒人形で要点を分かりやすくまとめてあるもの。
作成者は戦死している。

>>291　8枚目が面白い。シーア派対シーア派の対立について政治レベルでシーア派を分断する機会
と書いている部分がある。マリキとダワ党、SCRI、ファドヒラやサドル派などの現在の状態を考えるに
一つ視点となるかもしれない。

Logistics command will be first in Afghanistan
By Michelle Tan - Staff writer
Posted : Wednesday Feb 4, 2009 5:54:29 EST
http://www.armytimes.com/news/2009/02/army_143deployment_020209/
陸軍予備役の第143遠征兵站群、2月遅くにアフガニスタン派遣へ
Expeditionary Sustainment Command(司令官は准将、一つ星）がアフガニスタンへ派遣されるのは
これが初めてとのこと
・アフガニスタンでは在アフガニスタン米軍（U.S. Forces-Afghanistan)の直接支援となる

・同群はフロリダ州Orlandoに司令部所在。かつては輸送群でクウェートで任務を行っていた
・2007年8月に遠征兵站群へ改編され、現在では需品、弾薬、輸送、とある程度の人事まで担える
・兵員数は250名から300名
・当初はイラク派遣の予定だったが2008年クリスマス直前にアフガニスタンへ振り返られたことが
伝わった
・現在ノースカロライナ州フォートブラッグにて訓練中

イラクで兵站群は第1戦域兵站司令部（the 1st Theater Sustainment Command)に配属され
ている。同司令部はイラク全てとアフガニスタンの一部および中央軍戦域の他の国々での
兵站活動を監督している。

米陸軍では既に第10山岳師団第3旅団をイラクからアフガニスタンへ振り替えて派遣している

In Iraq, one man's Mission Impossible
A former Silicon Valley exec turned Pentagon boss wants to put Iraq back to work.
But he's run into many roadblocks - including his own government.
By Barney Gimbel, Fortune writer
September 4 2007: 1:54 PM EDT
(Fortune Magazine)
http://money.cnn.com/2007/08/31/magazines/fortune/iraq_inc.fortune/index.htm

>>292 スライド16枚目　イラクの国営企業復興、再生の項目で登場するBrnkley Group

＃ちなみにイラク復興に特化したファンドの募集広告を米紙サイトのどれかで見かけた。

Iraq's roads wear on military vehicles
SCOTT FONTAINE
Published: 02/09/09 12:10 am | Updated: 02/09/09 12:29 pm
BAGHDAD
http://www.thenewstribune.com/news/military/81st/story/621082.html
第81旅団は2008年10月にイラクに展開
これまでに路肩爆弾は13回、このほか爆発前のもの6発を発見している

同旅団第303騎兵連隊第1大隊B中隊はバグダッドのグリーンゾーンにて
米国務省の護衛についている
・車両数はおおよそ50両（MRAPと装甲ハマー）　週に1回点検と年1回の点検がある

記事は週に1回の点検を取材したもの

＃ブラックウォーター社はイラク国内での国務省との契約を続けられなかったはず
なのでその後を州兵が継いでいるということなんだろうか

Feb-05-2009 07:32
Blackwater Banned from Iraq
Salem-News.com
Founded in 1996 by Erik Prince, who had ties within the Republican Party,
Blackwater soon became the largest private army in the world with 21,000 men
and a budget over $1 billion under the Bush administration.
(BAGHDAD, Iraq)
http://www.salem-news.com/articles/february052009/blackwater_ban_2-4-09.php
2008年11月に米国とイラクが合意した駐留協定によりイラク政府はブラックウォーター社の
国内活動を認める免許更新せずと発表

＃この他、米国で同社の国務省とのアフガニスタン国内での活動を巡り見直しが
行われているというニュースあり　wiredのブログでは低高度空中投下をアフガニスタンで
同社が行っていることも書かれている

THURSDAY, AUGUST 21, 2008
New Video Explains Low-Altitude Air Drop Service
http://blackblawg.blogspot.com/2008/08/new-video-explains-low-altitude-air.html

>>296　低高度空中投下の動画あり

Iraq governor looks back on troubled tenure
Ned Parker / Los Angeles Times
Duraid Kashmoula, who survived multiple attempts on his life, is leaving Mosul,
the provincial capital, in chaos. Branded a turncoat by militants,
he will go into exile when he steps down.
By Ned Parker
January 22, 2009
Reporting from Mosul, Iraq -
http://www.latimes.com/news/nationworld/world/la-fg-iraq-governor22-2009jan22,0,2035245.story
イラクのニネヴェ州知事は今回の州議会選挙後、クルド人自治区のアルビルへ引退するとのこと
・記事はただ知事として生き延び続けることが政治課題とならざるをえなかった任期を振り返っている
・自身は暗殺を何度も生き延びたものの、親族やボディガードは多数が犠牲となっている

February 9, 2009, 7:00 AM
Coat? Hat? Kalashnikov?
By MARC SANTORA
Kalashnikovs are at checkpoints in Karbala, and here in Baghdad.
(Photo: Max Becherer/Polaris, for The New York Times)
KARBALA
http://baghdadbureau.blogs.nytimes.com/2009/02/09/coat-hat-kalashnikov/
イラクのシーア派聖地カルバラでは市境に警察検問所が設けられており、市内に入る者から
銃器を預かり帰路に引き渡すようになっている
・イラクでは一家に一丁銃が認められていたが、実際には複数の武器を戸棚や庭に埋めて
隠すのが常態だった
・現在ではより厳しい銃規制を試みており、銃器の携行には許可が必要な建前

http://icasualties.org/iraq/pdf/20090209-05.pdf

2月9日発表。
モスルで自爆車爆弾攻撃。その場で米兵3名死亡。さらに1名が負傷により後に死亡。
また、通訳1名も負傷により後に死亡。

iraq casualty orgによると先月2009年1月のイラクでの米兵死者数は16名　うち戦死が4名で
戦死者数では過去最低となったと報道されていた。

February 10, 2009
Afghanistan: it will be tougher than we think
As America's envoy prepares to confront the ‘mess', a former soldier draws
some hard lessons from his experience in Northern Ireland
Allan Mallinson
http://www.timesonline.co.uk/tol/comment/columnists/guest_contributors/article5696713.ece
北アイルランドでのモーターマン作戦での兵力増派を教訓に英陸軍の人員規模維持を訴える寄稿
・英陸軍は北アイルランドから撤退し4個大隊を削ったが、これでは米陸軍がしたような
増派は不可能であり、事実バスラの治安悪化に対応する兵力が無かったと述べている
・迅速に投入し、迅速に撤退するは前半はテクノロジーの問題だが後半は敵がそれを許す戦い方をし、
かつ盟邦がその後を引き受ける（泣き喚く赤子を任せられるのを肯んじる）かによると指摘

>>300
Northern Iraq Suicide Blast Kills 4 American Soldiers
By ALISSA J. RUBIN
Published: February 9, 2009
BAGHDAD
http://www.nytimes.com/2009/02/10/world/middleeast/10iraq.html
2月9日、モスルで警察の臨時検問所付近でパトロール中のハマーが自爆車爆弾の
攻撃を受けたとのこと。
イラク警察筋によるとイラク人警官2名と通行の市民1名が負傷している。

モスルとその周辺では2月9日、これを含めて4件の攻撃あり
・正体不明の者に休暇中の警官2名が射殺される
・イラク陸軍車列を狙ったものとみられる路肩爆弾で、車列の兵1名と通行人1名が死亡
・正体不明の者に17歳の少女が撃たれて死亡

Claims swamp Army adjudicators
TOM PHILPOTT
Published: 02/07/09 12:05 am
http://www.thenewstribune.com/news/military/story/619474.html
退役軍人省長官、審査過程の電子化を下院退役軍人委員会で訴える
・委員長は民主党（ハワイ選出）のアカカ議員

退役軍人省では現在、1万1100名で仕事しており過去2年で4千名の増員をした。
滞留している申請を処理するためさらに今年1100名を雇用する予定。

February 6, 2009
Palestinians dumped by road in no man's land, their plight ignored by all
The Syrian authorities stopped the UN from improving life in the camp
where 900 Palestinians live. Families stay in tents by the roadside
and have to endure sandstorms, floods and fire. Two children were killed by lorries
Catherine Philp in al-Tanf
http://www.timesonline.co.uk/tol/news/world/iraq/article5671797.ece
シリアとイラクの国境検問所の中間にイラクでの迫害を逃れたもののシリアに入国を
許されなかったり、シリアに逃亡したものの苦難に耐えかねて自発的に移ったり、
シリア当局から放逐されたパレスチナ人900人が難民キャンプを作って住んでいる

スイス(13名）、スウェーデン(1818名）、チリ（113名）などがそれぞれ受け入れたものの
人口は900人にまで膨れ上がっている。英国はこれまでにイラクからは30名を受け入れたが
Al-Tanf難民キャンプからは受け入れていない

Tank round guides self to target during test
By Kris Osborn - Staff writer
Posted : Tuesday Feb 10, 2009 5:23:40 EST
http://www.armytimes.com/news/2009/02/military_tank_round_020909w/
エイブラムスの主砲発射型誘導砲弾、2008年12月に試射され5000mでT-72に命中し撃破
・誘導モードはレーダー照射と、弾頭に備え付けた赤外線シーカーによるものとの二つがある

12月の試射では赤外線シーカー（3インチのカメラ）によるもので、レーザー照射は
行っていない

2009年秋に空力構造と誘導装置および制御部の評価のため試験する予定

開発は63ヶ月の予定で現在13ヶ月目。2012年に初期生産が予定されている。開発企業は
レイセオンとGDで開発契約額は2億3200万ドル。

Iraq's voters show faith in Maliki regime
Provincial election results put Prime Minister first and weaken religious opponents
By Patrick Cockburn
Friday, 6 February 2009
http://www.independent.co.uk/news/world/middle-east/iraqs-voters-show-faith-in-maliki-regime-1547676.html
イラク州議会選挙結果の分析
マリキ首相への支持は増えたものの、宗派の影響はなおもありトップを獲得したのは
バグダッドとバスラの二大都市のほかはシーア派南部諸州だった
・首相の与党勝利はイラク人の殺害件数の低下（かつての毎月3千名から1月は199名）など治安の
好転がある
・モスルのあるニネヴェでは前回スンニ派が選挙不参加であったことから圧倒的多数であった
クルド人が議席を大きく減らしていることや、ディヤラ州のクルド人の町Khanaqinでの自爆攻撃
にみられるアラブ人とクルド人の対立、アンバル州での不正な操作を対立するスンニ派政党が
訴えていること、などを挙げている
・マリキ首相は世俗主義で選挙戦を進めたが、重要な事項についてはシスタニ師の意見を仰いでいる

A Military Tactician's Political Strategy
In Defending the Troop Increase, Commander Paved Way for a 'Long War'
By Thomas E. Ricks
Special to The Washington Post
Monday, February 9, 2009; Page A01
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/02/08/AR2009020802321.html

>>294　続き
二日目は増派戦略の遂行、続行を巡るペトレイアスとファロンの確執と、2007年9月の米連邦議会
証言での米世論の転換を描いている。ペトレイアスはブッシュ政権と直接繋がっており、
中央軍司令官ファロン提督のみならず統合参謀本部も迂回し、増派戦略を推進、維持した
という見方。海兵隊出身のペースから海軍でファロンの友人であるマレンへの統合参謀本部議長
引継ぎもイラク戦略を巡りファロンを制するためという話が出てくる。

ロスアンジェルスタイムズにgambleの書評掲載されている。爆弾的な内幕物という扱いで評されている
模様。

BOOK REVIEW
Steely look at Iraq policy The general and the surge in Iraq
An explosive, revealing account of the U.S. military in Iraq
under Gen. Petraeus and the efforts to develop a better strategy there.
By Tim Rutten
February 10, 2009 in print edition E-1
http://articles.latimes.com/2009/feb/10/entertainment/et-rutten10

>>307　その書評。2015年まで米軍はイラクにて戦闘を継続する必要があるというのが
イラクの経験ある多数の者の間でのひそかな了解事項となっている。つまり、イラク戦争
はまだ折り返し点にすら達しておらず、イラク戦争というと後世思い出されることとなる出来事
はまだ起こってすらいないという趣旨の下りが引用されている。
政軍関係での増派戦略に至る動きと実際の戦略の遂行と両面から描いているとのこと。

Presenter: Secretary of Defense Robert M. Gates and
Vice Chairman of the Joint Chiefs of Staff Marine Gen. James E. Cartwright
February 10, 2009
Secretary of Defense Robert M. Gates and Gen. James E. Cartwright
at the Pentagon Briefing Room, Arlington, Va
http://www.defenselink.mil/transcripts/transcript.aspx?transcriptid=4350
アフガニスタン戦略を4月のNATO首脳会議までに纏めるが、数日内に増派について
オバマは決断を下すであろうとのこと

アフガニスタン戦略について、中央政府以外に州政府、地区行政府との接触を増やす
ことについて、中央政府を迂回するものではないかと聞かれている

ワシントンポストにてF-22の生産継続を訴える全面広告出たとのこと
これについて2010会計年度予算策定作業中であるのと絡めて質問あり

イランとの対話、アフマデネジャド側から高官に接触があったかについて知らぬと答えている
イランの衛星打ち上げについてまだ初歩的なものではあるが警戒はしているとのこと

長期戦争に伴う軍の疲弊について、一度の出征期間の長さばかりでなく回数なども
問題であり累積しての効果をみていく必要があると答えている　一挙に1年出征、2年本国滞在
へは移行できず徐々に本国滞在期間を延ばしていくつもりとのこと

ゲイツは外科手術を受けたばかりで体調について尋ねる質問あり

Obama team to overhaul policy on Afghanistan, Pakistan
Before the reassessment is to be completed in April, the president is likely
to decide on the details of a U.S. troop increase in Afghanistan, Gates says.
By Julian E. Barnes
February 11, 2009
Reporting from Washington
http://www.latimes.com/news/nationworld/world/la-fg-us-afghan11-2009feb11,0,1063621.story
オバマ政権、アフガン･パキスタン戦略検討のとりまとめにBruce Riedelを指名
4月のNATO首脳会議までに策定
・Bruce RiedelはCIA出身で、クリントン政権時代に国家安全保障会議に勤務
ブッシュ政権のアフガニスタン戦略を厳しく批判した者で現在はBrookingsに籍あり
・オバマ大統領と安全保障担当補佐官ジェームズ･ジョーンズに仕える立場で取りまとめる

現在、米政権から軍にいたるまで各所で戦略の検討が行われており、Riedelはこれらを
とりまとめるものとなる

Bruce Riedel
Senior Fellow, Foreign Policy, Saban Center for Middle East Policy
http://www.brookings.edu/experts/r/riedelb.aspx
政治移行、テロ、紛争解決を専門に取り組む。中東と南アジアについて
3代の大統領の上席顧問（senior advisor)。現在、ブルッキングスでは休暇中

Tuesday, February 10th, 2009 at 11:00 am
Press Gaggle by Press Secretary Robert Gibbs
THE WHITE HOUSE
Office of the Press Secretary
Aboard Air Force One
En Route Ft. Myers, Florida
10:53 A.M. EST
http://www.whitehouse.gov/the_press_office/PressGagglebyPressSecretaryRobertGibbs/

機上での随行する記者団との会見にて冒頭声明で発表している
・リチャード・ホルブルック（アフガン・パキスタン特使）とMichelle Flournoy国防次官政策担当
（Under Secretary of Defense for Policy)が共同でRiedelとともに座長をつとめる

http://www.cfr.org/publication/17474/indiaafghanistan_relations.html

>>312　続き　Brookingsのサイト>>311にて最近の発言記録にある背景説明
インドとアフガニスタンの関係について、パキスタン側はインドがアフガニスタンを
傀儡、従属国家としパキスタンを包囲することを企てていると疑念を持っていると
語っているのだが、その事情に触れているもの

＃シンクタンクの研究員として発言、研究を発表する者が政権要人となり
政策遂行に当たるのは、これまでの研究業績が施行される政策の予告、下地
となることを予め公表しているということでもある。つまり、アメリカの国益に適う
範囲での各国との政策調整が予めシンクタンクのレベルで行われるということで
あり、シンポジウムでのやりとりなどはこの点からでも考えるべきかも。

一方、ペンタゴンの軍事記者団は説明側が聞いて欲しいが自分からは言えないこと
言うと効果が薄れること、関心がどの程度あるのか図りかねていることを質問で聞き出し
ある程度、翌日の記事の調子をまとめあげる効果がある。さすがに日本の立場にたって
F-22の海外売却の話を持ち出す人はいない。だが、日本人記者と思われる者も参加
していることがある。また、外国人記者、特派員協会はアメリカにもありここでの講演の
質疑応答は各国メディアの関心を反映してかなり興味深い内容になる。

>>313　ストライカー旅団は今後もイラク派遣が中心のはずだが、パキスタン戦略の成り行き次第では
分からない。ロシアは上の国防長官記者会見でも質問されていがキルギスにマナス基地閉鎖を
巨額の経済援助で迫る一方で陸路輸送に協力するとも発言し、硬軟取り混ぜた信号を送っている。
一方、アフガニスタンへパキスタンを経由しない海上輸送路→陸上輸送路を提供できるイランとの
関係改善は双方が対話の端緒を探り始めているらしき段階で急展開があるとは思えない。

パキスタン国内の安定、政権の存続にアフガニスタン国内からの米特殊部隊の地上侵攻は
大きな影響があるらしく反発が極めて大きかったが、米、パキスタン、アフガニスタンの三カ国検討
により場合によっては米側がカンダハル経路やペシャワル‐カイバル峠‐カブールまでの経路で
民間のジングルトラック（デコレーショントラック）を護衛する可能性もあるんだろうか。

過去にはパキスタン側はルートの閉鎖を米側に対するカードとして使っているから
経路護衛という形で1個旅団の部族地域での活動を認める可能性は無いように思えるが。

アフガニスタン国内の環状幹線道路での護衛に限って使われる可能性も勿論あるのだけども。

パキスタンの安定を図りつつ、アフガニスタンで治安の当座の好転を目指す戦略になるとして
イラク増派の場合は2001年1月発表で全部到着が6月、トマス･リックスによるとペトレイアスが
増派戦略が効を奏していると実感したのは米兵の損害者数が減少に転じた8月あたりのこと
だという。従って数日内に増派を発表したとして成否が分かるのは9月ごろだろうか。それまでは
米兵の損害数は増加する可能性が高い。これはアフガニスタンの春季、雪解けの時期とも
関係するが。

>>315　しかし、パキスタンの政府準軍事組織、部族民兵、警察、軍などに協力する形で
教育・支援という形で合同で車列護衛や要所に外哨を置く可能性などはあるのかも。

だが、パキスタン国内では昨年は軍相手の爆弾テロなども複数回発生しているし、ブットも
暗殺されている。政権は不安定で交代前後には大規模な騒乱が起きる可能性は高い。

たとえばカラチの港湾で騒乱が起きればいくら内陸の連邦直轄部族地域で車列護衛
をしても意味が無いことになる。

空輸で湾岸地域から武器弾薬最低限の食料は送るにしても、燃料や築城資材などまでは
到底送りきれないのではないだろうか。まして増派でヘリや装甲車両の数も増えれば
補給すべき物資量は増大する。

>>315　しかし、パキスタン支援国会議にみるように民生面での政府を介しての支援が
主になるのではないか。だとすれば軍事面についてはブッシュ政権のときのように
少数の特殊部隊による訓練支援や、装備供与という形に留まるはず。

手厚い航空支援で車列を幹線道路で突っ走らせるとはいっても、今の世の中
道路両側の家屋を全て吹き飛ばして、怪しい藪は眼に入り次第弾を撃ちこんで
先制するというわけにもいかないだろう。ガントラックにも限界がある。

http://www.pak.gov.pk/Friends.pdf

>>316　リーデルはパキスタンで経済支援に重点を置くだろうという観測が報道で主流の模様。
上リンクはNYTimesでのCFR(外交評議会）インタビューでとりあげられていたパキスタン支援国会合、
会議の資料。

January 26, 2009, 11:55 AM
How Not to Lose Afghanistan
By THE EDITORS
http://roomfordebate.blogs.nytimes.com/2009/01/26/how-not-to-lose-afghanistan/
朝日新聞でいうと論壇、対論に相当するコラム　識者複数に同一テーマで方策を聞くもの
リーデルやナグルが登場している。

Managing Nuclear Proliferation in the Middle East
http://www.brookings.edu/~/media/Files/rc/papers/2008/12_nuclear_proliferation_riedel/12_nuclear_proliferation_riedel.pdf
イランの核兵器開発を抑止する方策、および開発抑止に失敗した場合のその先の手について
論じたもの
　軍事力の行使はリスクが大きいとみているが、イランに核兵器開発を断念させる、ウランの遠心濃縮
能力獲得を止める説得力は軍事力行使のカードがあったほうが増すとする
　
　中東における米国の核兵器拡散抑止はイスラエルの核兵器能力に対する政策が一方にあるため
効果が損なわれているものの、イランが核兵器を獲得した時は米国の核の傘を保障し、湾岸諸国が
核開発に乗り出しても10年は能力獲得に要するからその間に仕組みを整えられる機会はあるとみる。

以上、要旨のみ読んでのまとめ　オバマ政権の対イラン政策について語っているもの

今の米軍、連合軍はパキでAir escortを常時展開出来る環境にあるのかな、そもそも。
CASさえ足りない・間に合わない状況で、タリバンがCAS対策を学習しているなんて話も出てるし。

http://www.af.mil/news/story.asp?id=123134804
米空軍がイラク復興支援派遣撤収業務隊の業務集結について取り上げているけれど、彼らが他空軍を持ち上げるなんて珍しい話だね。
撤収業務の徹底さに感心している印象。

http://www.cusnc.navy.mil/articles/2009/027.html
11日、CTF-151が初めて海賊を拘束。
USS Vella Gulfによるもの、この巡洋艦って先日USS San Antonioから旗が移ったんだね。
San Antonioで起きた落水事故は、司令部移乗の時に起きたんじゃないかな。


http://www.navy.mil/view_single.asp?id=68745
USS Port Royal座礁。
ドック明けで公試中にハワイ沖で座礁、救援を受けて離礁した後に艦長は解任された。
Navy Times見ると、艦首ソーナーとスクリューが逝ったみたいだね。

http://en.wikipedia.org/wiki/USS_Port_Royal_(CG-73)#Grounding

>>321 ポートローヤルはメンテナンスを終えて海上試験に出たところ、ハワイの空港沖合いで
座礁したということのようです。離礁作業中に汚水を流したことを環境当局に報告しなかったこと
などがNavy Timesで報道されています。

BMD改修をした船のはずですが、今はホッパーが引きついでいると書かれています。

Port Royal grounded off Hawaiian coast
By Philip Ewing - Staff writer
Posted : Saturday Feb 7, 2009 16:55:08 EST
http://www.navytimes.com/news/2009/02/navy_portroyal_grounded_020609/
座礁したのは2月5日夜の9時ごろ　場所はハワイのホノルル国際空港滑走路沖合い

これがNavy Timesでの第一報

http://en.wikipedia.org/wiki/Ticonderoga_class_cruiser
ではタイコンデロガ級の最終艦　同級は全27隻中すでに5隻が退役している

http://maps.google.com/maps?hl=en&ie=UTF8&ll=21.293853,-157.928295&spn=0.092447,0.11055&t=h&z=13

たしかグーグルアースで海底地形も閲覧できるようになったという報道がありました。

Schwartz not afraid of Army airlifters, UAVs
By John T. Bennett - Staff writer
Posted : Wednesday Feb 11, 2009 17:39:58 EST
http://www.airforcetimes.com/news/2009/02/military_airlifters_schwartz_021109w/
米空軍参謀総長のシュワルツ大将、陸軍の中型輸送機やUAV保有・運用に反対しない旨を発言
・前任のモーズレー大将は陸軍のUAV保有、運用に活発に反対していた

米輸送軍司令官、空軍大将の Duncan McNabbはキルギスをはじめとする中央アジア諸国
へと派遣される。アフガニスタンへの輸送路を築くのが狙い

February 12, 2009
Britain ready to send 300 more troops to help 'surge' in Afghanistan
Sam Coates, Chief Political Correspondent
http://www.timesonline.co.uk/tol/news/uk/article5712146.ece
英国、オバマ政権の要請の前に先手を打ってアフガニスタンへ300名を追加派遣
・路肩爆弾の処理に特化した部隊とのこと
・派遣規模は現在の8300名態勢から8600名へと増大
・これまで1500名の追加派遣を米側から要請されるとみられており、
英側には2個歩兵大隊（各700名）の案を描く向きもあった
・今回の300名は増派の最大上限となるとの見方あり

米国はアフガニスタン南部の基地2箇所で兵力増強の兆しをみせている

イタリアはG8議長国でG8の他、中国、インド、サウジアラビア、エジプト、UAEとトルコを
招きアフガン新戦略を打ち出し、アフガンに治安・安全保障で自助努力を求める
会合をG8サミットで持つ意向

Petraeus to meet with NATO, EU officials
By Slobodan Lekic - The Associated Press
Posted : Wednesday Feb 11, 2009 16:18:24 EST
BRUSSELS
http://www.airforcetimes.com/news/2009/02/ap_petraeus_eu_nato_021109/
米中央軍司令官ペトレイアス陸軍大将、欧州諸国を巡りアフガン戦争の現状を説明中
木曜日にNATO Councilのほか、EUの政治安全保障委員会にも出席

月曜にパリで当局と面会しさらなる貢献を求めたとのこと
フランス側は地上戦闘部隊の追加派遣に否定的で政治解決に向けた取組みを
再度行うことを望むシグナルを送っている

>>320　CAS対策を学習しているというのは米国防総省報道官が記者会見で
答えたんだったかなと思います。記者会見の議事録を調べないと自信がないですが。

その前に空中投下の回数、重量は大幅増加している一方で直協支援回数が減っている
という記事がありましたからそれがらみかと思う。

車列の上空護衛についてはどうなんでしょう。ヘリなりA-10なりを増派する
ことになるんでしょうか。

last updated at 11:37 GMT, Thursday, 12 February 2009
Russian and US satellites collide
http://news.bbc.co.uk/2/hi/science/nature/7885051.stm
アメリカの衛星携帯会社イリジウム社で運用中のイリジウム33号とロシアの機能停止した
軍用衛星が火曜日、シベリア上空800kmで衝突　デブリと化す
・この種の衛星同士の衝突では過去最大とされる
・ロシアの専門家によるとロシアの軍用衛星はコスモス2251号

イリジウム社は軌道上予備を動かして30日以内に代替させる予定
・顧客は短期間の不通となりえるが金曜までに暫定復旧するとしている
・イリジウム33号は1997年打ち上げ、560kg
・イリジウム側は自社のミスではないと強調

発生したデブリは追跡中で国際宇宙ステーション、まもなく打ち上げられるスペースシャトル
ディスカバリー号への影響は少ないとのこと
ハッブル宇宙望遠鏡や地球観測衛星への危険性は多少大きい模様

last updated at 14:52 GMT, Wednesday, 11 February 2009
Kyrgyz base move 'not political'
http://news.bbc.co.uk/2/hi/asia-pacific/7883670.stm
キルギス大統領はマナス航空基地閉鎖は使用料増額に米側が応じないためだと発言
・基地閉鎖には議会での法律通過が必要だが、採決は3月まで延期されている
・ロシアからの経済援助はまだ正式決定されていない

バキエフ大統領によると米側に繰り返し使用料引き上げを求めてきたが
取り合わなかったためだという。現在の1700万ドルを1.5億ドルへ増額すれば使用継続
できると話している

ロシアは米側との広範な関係で改善があれば、ロシア領内を米国やNATOが兵器を輸送
するのを認めると示唆している
・既に兵器以外の輸送については認めているとロシアのSergei Lavrov外相は話している

タリバンのアフガニスタン首都カブールの官庁襲撃について

BBCの報道
last updated at 14:39 GMT, Wednesday, 11 February 2009
Deadly attacks hit Afghan capital
http://news.bbc.co.uk/2/hi/south_asia/7882795.stm

Timesの報道
The Times
February 12, 2009
28 die after bombers and gunmen launch daring attack on Afghan government
Tom Coghlan in Kabul
http://www.timesonline.co.uk/tol/news/world/asia/article5709588.ece

自爆ベストをつけた者を含み自動小銃などで司法省、教育省、刑務局を襲撃した模様
タリバンは声明で攻撃を認めている

アメリカのアフガニスタン・パキスタン特使ホルブルックは今週にアフガニスタンを訪問予定
現在パキスタンを訪れている

＃ムジャヒディンもカブール市内で夜間に国防省建物にRPGを打ち込んでいたりしたが
自爆攻撃が組み合わさっているのがここ数年の特徴に思える。

http://www.forbes.com/2008/09/08/pakistan-bhutto-zardari-oped-cx_br_0908riedel.html

>>319　リーデルがパキスタンのザルダリ政権への支援強化を訴えている寄稿

#となるとやはり、経済面での支援強化が主体となるのだろう。部族地域にPRT
（地域復興チーム）を派遣するとかになるんではないだろうか。

http://www.gao.gov/new.items/d09267.pdf

アフガニスタンで治安部隊に供与したはずの米国予算購入やNATOからの小火器の
管理が不十分で、盗難紛失などがあっても分からない状況とのこと

イラクでも過去に同様の事態が起きたことあり

CASと言うか航空支援全般を見ないと駄目だと思う。
実際にAFCENTが発表する日々の航空作戦概要には爆撃よりも"show of force"の方が多い訳で。

show of forceは実に便利な言葉で、彼らは敵に対するアクションすべてを内包する単語として使う。
フレアや低空飛行での威嚇だったり、失敗した爆撃だったりね。なんでも良い。
だから出動理由がdiscourage, disperse, deter, prevent....
その中でも威嚇としてのソレは爆弾を落とさないと言うだけで出動には違いない。

見るべきは爆撃回数やCASソーティ数ではなく、全航空支援ソーティ数ではないかな。
とは言え前述の作戦概要を見る限りでは、やはりイラクでの航空支援は減る傾向にあるみたいだね。

知りたい人はairpower summaryを読んでカウントしてみよう！（俺はイヤだけどな

Afghanistan: signs of progress in Jalalabad
By Anand Gopal | Correspondent 02.12.09
http://features.csmonitor.com/globalnews/2009/02/12/afghanistan-signs-of-progress-in-jalalabad/
カブールとカイバル峠の間にあるアフガン東部の都市ジャララバードは市場に活気あり、武装勢力の
影響は無いと見受けられたと書いてある

>>334　海上の空母からの支援とISAF派遣国の航空機なども入れてあるはずなので
具体的に戦域に派遣されている機体総数が分からないと難しいかも。

もう一つがUAVと民間軍事会社です。ブラックウォーターの小さめの輸送機による空中投下の
実施回数などは入れるんでしょうか。

やっぱり色々読まないといけないんだけど読んでないものが多いことが分かります。

>>333　アフガン治安部隊での武器管理について、識字率の低さ、つまり文字を書け
基本的な計算ができる者がいないことがネックの一つとなっている。

また、管理技能のある者はソ連式の管理・会計手順を用い、それに基づいて監査を
することも米側と摩擦の原因になっている模様がうかがえる。

＃ここらは大規模な管理組織が過1979年のアフガニスタン侵攻以来成立しておらず、
米経済に馴染んだ者はインドの大学で学びインド企業を通じて米企業の実務に触れた者
あたりしかいないんじゃなかろうか。或いは米国へ難民として渡り、実業家となった者でも
良い。
　米側の態勢不備もさることながら、アフガニスタン側の体制も多々欠けるところが多い
という印象。兵・士官対象の成人識字教育から始めるべきなんだろうか。

調査の対象となった武器は米陸軍と海軍が調達した武器が主で、ISAF各国が米側に寄託した
武器については些か信頼性に欠けるデータのみとして巻末に補遺で並べてあるに留まる。
アフガン国内で武装解除により回収された武器については含めていない。

Airbus's A400M May Face Design Overhaul To Meet Performance Targets
Jan 25, 2009
By Jens Flottau and Robert Wall
http://www.aviationweek.com/aw/generic/story_generic.jsp?channel=awst&id=news/aw012609p2.xml
エアバスで開発中の新型中輸送機A400M、難航していることを伝えている
機体が当初予定より重くなりそうで、軽減の努力をしているとのこと

週刊オブイェークトにて発見。

＃一応、予定より重量が上回った場合でもストライカー装甲車ならば運べる数字だが
ドイツの装軌歩兵戦闘車プーマの基本形態の重量を下回ってしまい搭載した場合
航続距離にかなりの影響があるとのこと

>>336　調査については全量を追跡調査したのではなく、2008年8月の現地調査などで
サンプルについて追跡調査し、そこから全体の何割が所在をきちんと確認できない状態で
あるかを推計する手法をとっている。従って、報道にあるように三割丸まる行方不明と
なっているわけではなく、三割程度はそもそも管理が不十分で盗難紛失しても分からない
状況にあるという話。

MPRI社の現地軍事顧問（アフガン治安部隊の訓練にダインコープとともに従事）の
報告書のほんの触りが紹介されているが、そちらの中身のほうが深刻かも。

供与された武器については、AK-47が大部分で、M-16がそれに次ぐ規模。
具体的な内訳は種別にまとめた表のみで、型式毎まで分けたものは無かった。

U.S. eyeing plan for fifth brigade in Afghanistan
Fri Jan 30, 2009 9:45pm GMT
By David Morgan
WASHINGTON, Jan 30 (Reuters)
http://uk.reuters.com/article/featuredCrisis/idUKN30373652
オバマ政権は5個旅団の増派を検討しているとの報道
・5個目はイラク治安部隊の訓練に使われる

＃5個投入すると旅団の本国滞在期間はどうなるんだろう。
統計をとっているわけではないが、兵舎での殺人、基地での火災、兵の肥満、
大尉や下士官の除隊、兵の基地外での重大犯罪、交通事故、自殺などの報道は
多くなっているように思える。

アフガニスタンに現在派遣されている米軍部隊
http://www.globalsecurity.org/military/ops/oef_orbat_isaf.htm
http://www.globalsecurity.org/military/ops/oef_orbat_toe.htm

ISAF(国際治安支援部隊）と米軍独自の部隊の二本立てで、その上に在アフガニスタン米軍が
乗っかり、ISAF司令官と在アフガニスタン米軍司令官が兼任で纏める形になっている。

N.C. Marines begin training on new vehicles
By Dan Lamothe - Staff writer
Posted : Thursday Feb 12, 2009 22:15:22 EST
http://www.marinecorpstimes.com/news/2009/02/marine_ITVs_021109w/
米海兵隊、ITV（CH-53やMV-22の機内に搭載できるオープントップ車両）配備を受けて
訓練開始
・アフガニスタンに初めてMV-22がMEUとともに派遣される予定とのこと

China is winning trade war, and it could cost U.S. dearly
By Grover L. Porter, Ph.D. ? February 11, 2009
http://www.tennessean.com/article/20090211/OPINION03/902110397/1008/OPINION01
ウォルマートに対して米国産品を調達せよ、中国への製造業移転を推し進める購買指針を
切り替えよと求める寄稿
・後半で今世紀中に米中の軍事衝突がありえるとし、その際、製造業が衰退していればハンデ
となると述べている箇所あり
・筆者は1950年代、兵役につき朝鮮戦争を経験。中国軍の介入により勝利は敗北へと転じたと
している。
・これが環球時報→邦字ニュースサイトの経路で転載され、原文をチェックしてみた次第

#CIAの世界予測ほどではないけど、関心のあるところが抜き出されて一人歩きしやすいのは
ニュースサイトを間に挟んでも変わらない。というよりニュースサイトが林立しつつあり、ニュースソース
として外国の通信社を選びまずは丁寧に翻訳、内容を紹介するレベルから事業を始めているのだろう。
それゆえ、外国の通信社ひいてはその情報元のスピンをそのまま伝えてくる結果となっている。
この点でいえば、アジアプレスは現地に生活する者が日本語ではじめから伝えてくる点で一歩
先んじている。

02/07/2009 10:35:31 PM EST
Soldiers taking place of Hawaiian troops
By BRAD RHEN
Staff Writer
http://www.ldnews.com/news/ci_11654923

ペンシルヴァニア州兵第56旅団はイラクのCamp Tajiにほぼ全員が到着
2月24日に正式に第25歩兵師団第2旅団から引継ぎを受ける予定
・前任旅団との移行は2週間ほどかける予定

前任旅団は
戦闘パトロール3万回（イラク治安部隊と同行してのが大半）
イラク側とともに武器隠匿1100箇所を発見
学校プロジェクト150件
イラク市民に小額助成金(micro-grants)1067件、総額200万ドル超を実施

10月から12月の間の攻撃は156回で1年まえの295回から47%の減少

#micro-grantは調べる必要あり　貸与なのか供与なのか助成金、交付金なのか不明

1st Cav. takes MND-B reins from 4th Inf.
Tuesday, 10 February 2009
Multi-National Corps ? Iraq
Public Affairs Office, Camp Victory
CAMP LIBERTY, Iraq
http://www.mnf-iraq.com/index.php?option=com_content&task=view&id=25340&Itemid=128
第4歩兵師団から第1騎兵師団へバグダッド多国籍師団引継ぎ
・2007年12月に第4歩兵師団はバグダッドを承継して以降、
担任地域は倍増し、連合軍の戦闘大隊数は44個から21個へと減少している

micro-grantsについては雇用を作り出したとあり、他の広報でも小規模な実業が対象とある。

Micro-Grants Put Iraq Small Business Back on Track
By Fred W. Baker III
American Forces Press Service
WASHINGTON, Dec. 14, 2007
http://www.defenselink.mil/news/newsarticle.aspx?id=48425

>>344続き　小額助成金が正しい模様。小規模の実業家に具体的な計画とその進展にあわせて
資金を供給するもの　この記事ではPRTチームの中佐が登場して管理しているとのこと

資金源はCommander’s Emergency Response Programで
記事時点で中佐のチームは57件で助成を行い、一件平均400ドルから500ドル

例として出てくるのはArab Jabourの肉屋で店舗を新装し、今後はレストランを出す計画を立てている
とのこと

Military uses social networking to reach public
By Audrey McAvoy - The Associate Press
Posted : Friday Feb 13, 2009 6:15:59 EST
HONOLULU
http://www.navytimes.com/news/2009/02/ap_social_networking_021309/
太平洋軍がFacebookにページを開いたとのこと
また北方軍とNORADではサンタ追跡でtwitterを使ったが、災害時の情報伝達に
活用することもありえると報道官が発言　ハリケーンカトリーナのとき携帯は不通となったが
ブラックベリーでテキストメッセージは送れていたという

ネット上で批判を受ける可能性についてはありうるが、批判に答える場ともなるとしている。

DDG 1000's Top Defender Speaks Out
By CHRISTOPHER P. CAVAS
Published: 5 Feb 22:25 EST (03:25 GMT)
http://www.defensenews.com/story.php?i=3935896&c=AME&s=SEA
DDG-1000ズムウォルト級建造を推進する国防総省高官の主張
・DDG-1000は沿岸でXバンドレーダーを使いLCSの防空をする
DDG-51はXバンドレーダーを積んでおらず、改装が必要となる
・建造費用については一号艦は設計コストで割り増しとなるが、二号艦以降は
安価となる

といったことを主張し、3隻でなく10隻建造すべきとしている。

Azerbaijan Air Force Chief is Assassinated
By AGENCE FRANCE-PRESSE
Published: 11 Feb 13:50 EST (18:50 GMT)
BAKU
http://www.defensenews.com/story.php?i=3943415
アゼルバイジャンの空軍参謀総長、首都バクーの自宅を出勤のため出たところで射殺される
亡くなったのはLt. Gen. Rail Rzayev（64歳）

last updated at 15:49 GMT, Wednesday, 11 February 2009
Azerbaijan air force head killed
http://news.bbc.co.uk/2/hi/europe/7882911.stm

>>348　暗殺の動機は不明で諸説が紹介されている

http://www.aei.org/events/eventID.1890,filter.all,type.upcoming/event_detail.asp

AEI、ワシントンのThomas Ricksの著作でイラク増派戦略構想を推進したシンクタンク
アフガンで戦略選択肢を探る講演会を開催する模様。現在鯖に繋がらず

Iraqi Interpreters May Wear Masks
Pentagon Gives Battalion Commanders Discretion to Disregard Ban Policy
By Ernesto Londono
Special correspondent Qais Mizher contributed to this report.
Washington Post Foreign Service
Friday, February 13, 2009; Page A12
BAGHDAD, Feb. 13
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/02/12/AR2009021203504.html
米軍、イラク人通訳に覆面をかぶるのを認める権限を大隊長に与える決定
・2008年11月に覆面をかぶるのを認めない決定が下されていたがこれを打ち消すもの
・イラク国内の各4司令部のうちバグダッドのみは覆面を認めていない
・イラク国家警察や陸軍は米軍との合同パトロールでは覆面で顔を隠すことがある

覆面を認めない決定が出てイラク人通訳の多くは米国への定住権申請を出している

イラクで通訳を雇用し国防総省に役務提供しているダインコープの子会社Global Linguist Solutionsでは

イラク人通訳の所得税を雇用者側で一括して支払う予定。イラク政府側へ通訳の個人名を通知
していない

米駐イラク大使館ではサイトの写真画像でイラク人の顔をぼやかして掲載するのが通常とのこと

The Times
February 13, 2009
British to play smaller role as US troops fight ‘losing battle’
US soldiers on patrol in Paktika along the Afghan-Pakistan border.
A new US troop surge means that more than 100 transport and attack helicopters
will be deployed in the troubled south
Tom Baldwin in Washington and Tom Coghlan in Kabul
http://www.timesonline.co.uk/tol/news/world/us_and_americas/article5721192.ece
米国のオバマ大統領の増派規模は3500名から7000名となるとの話

アフガニスタン南部で米軍は基地を二箇所に新設している
・ヘルマンド州のカンダハル州との境にあるMaiwand（1881年の第二次アフガン戦争で英軍壊滅の地）
・Zabul州（タリバンと犯罪集団が広く支配している州）

アフガン南部に米軍はヘリ100機以上を装備した航空旅団を派遣するとのこと
・現在、英軍、オランダ軍、カナダ軍が派遣しているヘリは20機程度と5倍の規模

これにともないヘルマンド州での英軍は名目的に司令官を出し続けるものの、米軍側は
別にカブールとカンダハルとの間に新たな階梯を設ける、平行して司令部を置くなどする
可能性がある
・ヘルマンド州には2008年3月に一時的の予定で米海兵隊がGarmsirに展開
その後、継続配備となり、Nawzadへと作戦を拡大、またMusa Qalaでもアフガン警察に人員を派遣
両地域ともかつては英軍の担任地域だった

>>302　モスルでの自爆車攻撃で亡くなった米兵のうち1名は大隊長。

Battalion commander killed in Iraq
By Michelle Tan - Staff writer
Posted : Friday Feb 13, 2009 13:08:10 EST
http://www.armytimes.com/news/2009/02/army_carbomb2_021309w/
Garnet R. Derby中佐(44歳、モンタナ州Missoula出身）
所属は第1騎兵師団第3旅団戦闘団第8騎兵連隊第3大隊

経歴　
1985年、モンタナ州兵に騎兵斥候として入隊
1989年、機甲将校に任官
第3歩兵師団第1旅団第64機甲連隊第3大隊（ドイツ、シュバインフルト）
にて戦車小隊長、中隊副長、大隊整備将校
カリフォルニア州のサクラメント募集大隊にて活動主任（operations officer)
第3歩兵師団第1旅団第69機甲大隊第3大隊にて中隊長（ジョージア州フォートスチュアート）
カリフォルニア州フォートアーウィンのNTCにて教官（staff trainer)
カンザス州フォートレーベンワースにて指揮幕僚課程
第4歩兵師団第2旅団戦闘団第67機甲連隊第1大隊に大隊S-3（2003-4年イラク、バクバ派遣）
旅団副長（2004-5年）
2005年から2006年には第4歩兵師団および多国籍師団バグダッドの作戦主任（chief of operations)
第4歩兵師団副参謀長

賞
銅星章（柏葉1枚付）、パープルハート、陸軍殊勲章（柏葉3枚付）、陸軍褒章、イラク遠征章、
テロ戦争遠征勤務章、戦闘行動章

聖ジョージ騎士団、聖モーリス銅章、タランチュラベルト章（#358)

>>353　州兵で入り、大学に4年通い、将校に任官して現役に転じ機甲将校として
昇進を重ね参謀職も経験し、大隊長に上番した人。

記事によるとイラク戦争で大隊長の戦死はこれで3名目
イラク戦争では大佐9名、中佐25名がこれまでに亡くなっている
うち大佐8名、中佐18名は陸軍所属で、陸軍中佐のうち12名が戦死。

アフガンなどOEFでは陸軍大佐1名、陸軍中佐6名、他軍種の中佐2名が戦死している

Blackwater dumps tarnished brand name
By Mike Baker - The Associated Press
Posted : Friday Feb 13, 2009 13:47:24 EST
RALEIGH, N.C.
http://www.armytimes.com/news/2009/02/ap_blackwater_namechange_021309/
民間軍事会社のブラックウォーター、グループ各社の社名を変更
ブラックウォーターを捨ててXe(Zと発音）へ
・2007年9月のバグダッドでのイラク人射殺事件と結びつく名を捨てて
ブランド確立が狙い

CSISのサイトにあったABCテレビ、BBC、ドイツのARDテレビ共同のアフガン世論調査
http://abcnews.go.com/images/PollingUnit/1083a1Afghanistan2009.pdf

>>356　7枚目あたりが面白い。州によってかなりの違いがある。北部諸州は南部諸州と比べて
タリバンの勢力も浸透していないことが伺える。

http://www.csis.org/media/csis/congress/ts090211cordesman.pdf
アンソニー・コーズマンの12日付議会証言　アフガンでは敗北しつつあるとの認識をもとに
米国自身の資源を投じて現実的な治安戦戦略により短期的な目標を目指すことを提唱している模様

>>357　州別の数字は巻末の結果には出てこず

#アフガニスタン・パキスタン戦争という語は使わなくなっているようだがどうなんだろう。
クリントン国務長官来日。海兵隊移転で正式合意。日本側の費用上限は25億ドルとの報道あり。

http://www.csis.org/component/option,com_csis_pubs/task,view/id,5278/type,1/

>>358　いや、アフガニスタン・パキスタン戦争という言葉は相変わらず使っている。

イラク派遣：空自の撤収部隊全員が帰国
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090216k0000m010093000c.html
小牧基地にて15日に報告会が開かれたとのこと
・イラク派遣はすべて終了

>>358　日本側の費用負担上限は28億ドルとのこと　記憶違いか。

＃グアムの港湾浚渫、埠頭整備などはどうなるんだろう？　海兵隊の移転に限るとしても
海兵隊の足は海軍艦船で海兵隊が持つ大型装備は航空機や揚陸戦向けの装甲車両
なのだが。

イギリス海軍とフランス海軍の弾道弾潜水艦が大西洋の海中で今月に衝突していたとのこと

http://www.blogs.mod.uk/
英国防省は衝突があったことを第一海軍卿の発言を引用する形で認めている。
2月14日にHMSバンガードはファスレーンに帰港。

第一報はデイリーミラーとサン。

>>362　
最新のエントリは面白い。
ブログでの言説に英国防省公式ブログが反論し、ブログへの広報対応について
説明している。

例えて言えば、週刊オブイェークトがそのまま防衛省公式ブログになるようなものか。

>>363
オブイェクトは揚げ足取りとか、哄笑とかのケが強いから例としては違う気がする。

>>362　続き
http://www.defense.gouv.fr/marine_uk/enjeux_defense/marine_et_culture/the_submarine_forces

フランス海軍の核抑止。弾道潜は4隻で常に1隻、場合によっては2隻が定期哨戒しているとのこと。
衝突したとされるのはトリオンフォンでTimesによると艦首のソナードームに損傷あり。

英バンガードは複数紙で特派員が艦体にへこみを視認している。
英国も弾道潜は4隻で常に1隻が定期哨戒している。

衝突が起きたのはTimesによると2月3日か4日。

背景には
母港から一定の距離にある哨戒に適した深海は狭いこと
原潜は海域と深度ですみわけしているのが通例だが、フランスとの間の調整が不十分であった可能性
などが挙げられている。

#両艦とも定期パトロール中か母港との往復中だった模様だから交代の船を出すのに
1週間くらい10日くらい掛かったということだろうか。海域からの帰還に仏艦は3日か4日掛かったとある。
思わぬ事故で弾道弾潜の哨戒海域の推測がついたってところだろうか。

>>364　揚げ足取りもありますし、筆の調子によっては哄笑とも慇懃無礼とも読めますが
事実を丁寧に伝え、政治論争には距離を置くというのは変わりありません。英国だと議論の積み重ね
の歴史があるんでしょうか。日本だと防衛省がブログをもって他ブログへリンクを張って反論する
というのは、そういう方向へ進みそうにはありませんし、それはそれで良いことですが。

>>365　訂正

トリオンフォン　→　ル・トリオンファン　のほうが正しい模様。新聞によっては前者になっている。

last updated at 16:05 GMT, Monday, 16 February 2009
Nuclear subs collide in Atlantic
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/7892294.stm

>>366　BBCの報道

>>365
何と言うかな、誰かの批判に終始しても仕方ないだろ？と言えば判るかな。
自ら調査、発信しないのかなと。まぁ、俺もしないけどね(笑)
ヨソ様の話はこの辺にしましょ。

防衛省がブログやサイトへのリンクを（どの程度真剣だったかは知りませんが）検討していたと言う噂は聞いたことがあります。
日本人の運営するサイトがリンクに値すると評価されるかは甚だ疑問ですけどね。

No. 102-09
February 17, 2009
DoD Announces Afghanistan Force Deployment
http://www.defenselink.mil/releases/release.aspx?releaseid=12493
オバマ米大統領、アフガン増派を発表
・第2海兵遠征旅団（ノースカロライナ州Camp Lejeune)　兵員約8千名　2009年春遅く
・第2歩兵師団第5旅団（ワシントン州フォートルイス）　兵員約4千名　2009年夏半ば

目的
ISAFの能力増強

このほか、さらに支援部隊として5千名が今後派遣命令を受けることとなる

#合計で1.7万名　これまでの報道では3個旅団3万態勢の増派ということだったけども。

>>368　調査、発信はなかなか難しい面があります。自分にしても欧米の英字紙を引いて並べて
余裕があれば元ネタの通信社電やらシンクタンクの報告書を探して読む程度ゆえ。
具体的な政策立案や予測はまだまだ知らないことが多いです。

Tuesday, February 17th, 2009 at 5:07 pm
Statement by the President on Afghanistan
THE WHITE HOUSE
Office of the Press Secretary
http://www.whitehouse.gov/the_press_office/Statement-by-the-President-on-Afghanistan/

>>369　ホワイトハウスの発表。海兵旅団1個、ストライカー旅団1個と支援部隊と発表している。
アフガニスタン戦略については検討を進めており、今回の増派は検討をあらかじめ
定めるものではなく、包括的な検討を可能とするものだとし、友邦や同盟国と協調して
戦略目標を構築し、成功するに必要な資源を見出していく、と述べている。

Don't Dumb Down Afghanistan
By Gary J. Schmitt, Daniel Twining
Posted: Tuesday, February 17, 2009
ARTICLES
The Weekly Standard
Publication Date: February 23, 2009
http://www.aei.org/publications/pubID.29394,filter.all/pub_detail.asp
オバマ政権に対して、アフガニスタンを民主国家とする目標を捨てぬよう求め、
その戦略目標実現のため、増派陣容を削らぬよう主張しているもの

AEIのサイトは2月下旬に一新されるとのこと　2月18日にアフガニスタンについての
パネルディスカッションを開催するとのこと

http://www.aei.org/publications/pubID.29346,filter.all/pub_detail.asp

同じくAEIの研究員の論説　アフガニスタン戦略策定で2009年の大規模増派は兵站基盤
上で無理があり、戦略も策定されていない。よって2009年は2010年の増派に備えて
地ならしをする年と位置づけるべきと述べている。

イラクとアフガニスタンの比較では独自の意見あり。特に都市での火力支援と付随被害に
ついてイラクでは反発が低く、アフガニスタンでは高いとしているのは意外な見解。

パキスタンについては補給路としてカラチからのルートはいかに空輸経路を整備しようと
規模的に不可欠であることと認め、パキスタン側の立場では米国のアフガンへの
関与、タリバンを駆逐する姿勢を維持できるかに疑問があるとしている。

F-22増産について動きあり
米空軍参謀総長シュワルツ大将、60機の追加生産を
ゲイツ国防長官に求める意向を明言

Reuters, Tuesday February 17 2009
(Adds Schwartz not keen on F-22 export version)
By Jim Wolf
WASHINGTON, Feb 17 (Reuters)
http://www.guardian.co.uk/business/feedarticle/8362767
末尾でF-22の購入に関心を寄せている国々としてイスラエル、オーストラリア、
日本があるがシュワルツ大将は輸出型の開発には消極的な反応だった模様

>>373　60機追加生産については明言というまとめは正しくない。増産を求める意向を
明言し、今後3年間で60機生産するというとらえ方に反対しないという言い回しだった模様。

Schwartz to ask Gates for more F-22s soon
By Michael Hoffman - Staff writer
Posted : Tuesday Feb 17, 2009 21:15:08 EST
http://www.airforcetimes.com/news/2009/02/airforce_schwartz_F22_021709w/
こちらの記事ではF-22の任務可能率の低さ、62%を取り上げているくだりあり
・シュワルツ大将は他のステルス機と比べて低いものではないとしている
・現在予定されている183機揃ったとして一度に投入できるのは100機ということになる

2008年12月に統合参謀本部議長マレン提督とシュワルツ大将は60機の追加調達で
話し合ったとのこと

米空軍は当初381機が必要と主張していたが183機＋今回の追加生産60機で合計243機
となる

2008年11月に国防総省の兵器調達担当のJohn Youngは現行のラプターの能力向上に
80億ドル必要と述べており、62%のmission capability rateは悩みの種だとし、運用は
高くつくことが明らかとなったとしていた。

The Times
February 17, 2009
Secrecy and denial as Pakistan lets CIA use airbase to strike militants
Tom Coghlan in Kabul, Zahid Hussain in Islamabad and Jeremy Page in Delhi
http://www.timesonline.co.uk/tol/news/world/asia/article5755490.ece
パキスタン国内のShamsi飛行場から米国CIAのプレデターが活動しているとのすっぱ抜き
・米国防総省のThe Defence Energy Support Centreに同飛行場でジェット燃料JP8を73万ガロン
納入する契約があり、Nordic Camp Supplyが受注していることがタイムズ紙の調査の突破口
となった模様

Defense　Energy Support Centerのサイト
http://www.desc.dla.mil/default.asp

>>369
凄く難しいと言うのは判ります。
以前、ある方が整理・集積された情報を再構築して提供し続けていたのですが、
ある日ぱったりと止めたので伺ってみると「睡眠時間減り杉」とだけ返事が来ました。

考えてみれば、どんなに優れた個人だろうと病気になれば終わりな訳で…
そこにこそメディアと言うか、組織の価値の一つがあるんだろうと思う。

>>366
ル・トリオンファンのルは英語で言うTheだそうで。
トリオンファンの意味は勝利とか、勝利することだそうです。

http://web.mit.edu/mitir/2009/online/finding-bin-laden.pdf

アフガニスタン情勢スレで発見。オサマ・ビン・ラディンの現在位置を生物地理学の理論と
衛星画像から推測したもの。

#ラディンはサウジ出身でアフガンやパキスタンまで出かけて聖戦に加わろうとしていた人物。
アルカイダは緩やかなまとまりの組織とはいえ、名前を冠する傘下団体ならば北アフリカにまで
ある。この論文自体は正しいとは思えないのだが、連邦直轄部族地域を衛星でみた場合、
ことに夜間照明から電力量を推定し、人工透析（ラディンは糖尿病とのこと）に必要な電気が
あるかなどをみていく方法や、居場所とみなされる町の描写などは面白い。

>>377　英語だとトライアンフになるのですね。トラファルガー級の艦名にあったような気がします。

Pakistan Makes a Taliban Truce, Creating a Haven
By JANE PERLEZ
Reporting was contributed by Ismail Khan from Peshawar, Pakistan;
Pir Zubair Shah and Salman Masood from Islamabad; and Helene Cooper from Washington.
Published: February 16, 2009
ISLAMABAD, Pakistan
http://www.nytimes.com/2009/02/17/world/asia/17pstan.html
パキスタン政府、Swat地区でイスラム法の施行を認め、タリバンと和解

和解の相手はパキスタンタリバンの指導者Baitullah Mehsudの腹心であるMaulana Fazlullahの
義父であるMaulana Sufi Muhammadとのこと
・義息よりも穏健だと評されるが、支持層と指揮系統は重なり合っており、変化がある
・2001年には数千の青年を率いてアフガンへ越境し米国相手に聖戦
・帰還後、パキスタン当局に拘束される
・2008年4月に暴力を否定し、平和をもたらすようつとめることに同意し釈放

The Times
February 16, 2009
Lieutenant-General John Cooper: death of 179 troops is price worth paying for our success
Michael Evans, Defence Editor, in Baghdad
http://www.timesonline.co.uk/tol/news/uk/article5741840.ece
英軍、2003年以来の戦死者は136名、その他の原因が43名
・5月末にバスラでの任務は終了

記事は英軍のイラク撤退を前にMNF-I副司令官の英軍中将John Cooperがバグダッドの米大使館で
取材に応じたもの（記事中にその表現あり）

2007年9月のバスラ市街からの撤退後は強い批判があったが、マリキ首相による騎士突撃作戦で
治安は好転。
・同首相は英軍はマフディー軍団と交渉したことを知り怒ったと伝えられている

>>375　パキスタンの英字紙NewsにてShamsi飛行場のエプロンに駐機するプレデターと思われる
飛行機の画像が掲載されたとのこと

February 19, 2009
Google Earth reveals secret history of US base in Pakistan
The Shamsi airbase in 2006 with three drones apparently visible
Jeremy Page
http://www.timesonline.co.uk/tol/news/world/asia/article5762371.ece
画像の出所はグーグルアース　現在は見えないとのこと

パキスタン軍は米軍が補給のために同飛行場を使用していることを認める発言
・この飛行場は2001年10月に米軍支援に使われ始まったが、2006年には米軍は撤退した
というのが従来のパキスタンの主張だった

>>381　付近の別な米軍が使用としているとされる飛行場

Dalbandin
http://maps.google.com/maps?f=q&source=s_q&hl=en&geocode=&q=shamsi&sll=28.666491,63.962402&sspn=2.785681,3.537598&ie=UTF8&ll=28.877297,64.403443&spn=0.021721,0.027637&t=h&z=15

>>382　ついにshamsi飛行場はグーグルマップで見つけられず。幹線道路40号周辺から
取り付け道路が延びるか、あるいはその沿線でクエッタの南西、イラン国境とアフガニスタン国境
から近く382のDalbandinよりは西側にあると思われるのだが。

>>370　第2歩兵師団第5旅団のアフガニスタン派遣　地元紙の好意的な反応
＃タコマニューストリビューンはもともと軍に好意的な報道が主流

Stryker unit will be tested in Afghanistan
Obama to send 4,000 soldiers from Fort Lewis
SCOTT FONTAINE AND MATT MISTEREK;
http://www.thenewstribune.com/news/military/stryker/story/630201.html
ストライカー旅団の特徴として歩兵大隊が他旅団と比べて一つ多いこと
ストライカー装甲車による迅速な部隊の振り回しをあげている

同旅団はイラクとアフガニスタンの双方に備えて訓練を進めてきており、現在は
2月末までカリフォルニアのモハーベ砂漠（NTCを指すと思う）にて訓練中

Presenter: Commander, U.S. Army Europe and 7th Army Gen. Carter Ham
February 17, 2009
DoD News Briefing with Gen. Ham from the Pentagon
http://www.defenselink.mil/transcripts/transcript.aspx?transcriptid=4352
カーター・ハム大将、国防総省記者会見にて欧州から本国帰還予定の
米陸軍2個重旅団についてBRACでの決定を早期に差し戻し、欧州に残すことを訴える

・現在は2012年と2013年に各1個米本土に帰還する予定だが、差し止めている
・すでに欧州軍司令官クラドック大将にも意見をあげてある
・欧州での戦力の必要性として盟邦諸国との共同演習での演練などをあげている

＃記者会見議事録にロシアの単語はグルジア関係の質問で記者が切り出している箇所のみ
シュワルツ大将のF-22発言の記者会見議事録があるかと思って見に行ったのだが見当たらず。

Presenter: Commander,
U.S. Forces Afghanistan and NATO's International Security Assistance Force,
Gen. David McKiernan
February 18, 2009
DoD News Briefing with Gen. McKiernan from the Pentagon
http://www.defenselink.mil/transcripts/transcript.aspx?transcriptid=4354
マキャナン大将、DoDにて記者会見
北西辺境州スワト地区（FATA、連邦直轄部族地域にあらず）での政府とタリバンの和解についても
質問あり

・ワシントン滞在は陸軍で会同があるとのこと　これは1年前から予定されていたもので今回の増派発表と
重なったのは単なる偶然だと述べている

・増派について当初求めていた兵力の3分の2と重なる追及で答える箇所あり　ただ夏の大統領選までに
投じられる兵力としては2個旅団ということであり、その後さらに増派の決定をする可能性の含みは
残す。しかし、別な箇所ではさらなる兵力増派はおそらく来年との発言もある。

・南部の司令権などについての話は南部で米軍が過半となることに触れた質問があるが直接は無し

・ストライカー旅団については率直にいって歩兵が多いのが魅力だと回答している。

・国境警備と住民の治安向上いずれに部隊を注ぐかについて、国境警備に分散している小隊哨所を
引き上げるかについて、やりとりをまとめると両面を追求していると回答している

＃時間は50分以上に及んでいる。他の記者会見をみると大体30分前後で終わることが多い。

>>385補足

アフガン国軍の規模拡大について2011年までに13.4万態勢を目指す目標に変わり無し。
これは2008年秋時点の二倍の規模となる。

3個目の旅団はアフガン国軍の訓練向けとなる。

#まとめるとアフガニスタン南部への増派は
ストライカー旅団1個、海兵遠征旅団1個、ヘリ旅団1個（第82空挺師団の戦闘航空旅団）となる模様。

このほか第10山岳師団第3旅団がアフガン東部へ派遣されている。

>>386　続き

AP通信がマキャナン記者会見にホルブルック・パキスタンアフガン特使の発言を入れて
まとめたもの

来週、ISAF派遣国？などの外相がワシントンでクリントン国務長官と会うとのこと
＃文脈があいまいでISAFばかりでなくアフガニスタンやパキスタンなどのほうかもしれない
PBSでの同特使の発言

4-star: Southern Afghanistan a stalemate
By Lara Jakes - The Associated Press
Associated Press writer Robert Burns contributed to this report.
Posted : Thursday Feb 19, 2009 16:21:14 EST
WASHINGTON
http://www.airforcetimes.com/news/2009/02/ap_mckiernan_afghanistan_021809/

航空攻撃の回数、頻度が増派に伴い低下する可能性のくだりについては可能性を記者が問うて
きたので正面から否定せず、かわりにその後の質問で24MEUが昨年ヘルマンド州南部Garmisir
に派遣されたとき最初の3週間から4週間は敵との交戦が著しく多かったことを話している。
MEUは海兵大隊を中心に直協のヘリや固定翼や砲兵などを組み合わせた単位なので当然
航空攻撃も増加していたものと思う。

また、先週のアフガニスタン主要官庁への周到に計画されたとみられる自爆ベストを含む攻撃について
閣僚二名が実際に武装勢力が立てこもる官庁ビルに入り、現場で戦術級の指揮をとったことを明かしている。

＃白将軍の師団長の突撃を思い出す話。米軍との調整、とくに砲兵火力による督戦があったらしき
状況での話ゆえ、同等視できるものでもないけど。

>>387　訂正
ホルブルック特使のインタビュー録
アフガニスタンとパキスタンの両外相が来週ワシントンを訪れる。両国は戦略検討に参加
という話。ISAF各国ではない。

Originally Aired: February 18, 2009
Renewed Focus on Afghan-Pakistan Region Includes Broad Policy Review
http://www.pbs.org/newshour/bb/asia/jan-june09/holbrooke_02-18.html

>>388　スワト地区での停戦と和解についてラホールでは衝撃だったとのこと
ラホールの住民にとってはリゾート地だとか。

インドとパキスタンの関係、カシミール問題についてインドの米側の容喙を牽制
する閣僚発言が紹介されて質問があったが、特使の任務に含まれていないと
答えている。しかし、パキスタンが西部により取り組むにはインドとの関係改善が
必要との認識は示している。

カルザイとオバマ政権はブッシュ政権と違い親密なものではないとの見方について
は否定。両者の電話会談が政権発足後、世界の他の指導者より後回しであった
ことについて問題とする見方が理解できないと応じている。

last updated at 22:35 GMT, Monday, 16 February 2009
Suits follow soldiers in Iraq's south
By Jim Muir
BBC News, southern Iraq
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/7893789.stm
イラク南部の経済復興で外国企業の投資を促進するため、英軍が護衛を出して
南部ツアーを行っている模様
・日本のJICA代表団がバスラ石油精製所を訪問したのを取材している
・英軍はマーリンヘリに代表団を乗せMNF-I副司令官のJohn Cooper中将が付き添っている

同中将によるとこれまで19社を案内したが、英企業の反応はまだ鈍い

日本はイラクに返済条件のゆるい借款を15億ドル（利率0.75%で40年間　10年間の支払猶予期間）
提供を申し出ている。ひも付きではなく世界の企業が参加可能とのこと

>>390
イラク国内での2008年10月1日にで進行中の案件
http://libportal.jica.go.jp/fmi/xsl/library/Data/PlanInOperation/MiddleEast/Iraq.pdf
クルド地域電力セクター復興事業（ダフーク、アビール、スライマーニーヤ）
バスラと水道整備事業（バスラ）

の二つがあり

＃外務省の系列なんだろうか。地名が新聞でみるのと異なるものを使っている。

ast updated at 06:54 GMT, Tuesday, 27 January 2009
Iraq golden shrine being rebuilt
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/7851858.stm
イラク、バグダッドから北のサマラにて爆破された黄金廟での復興工事の模様を取材
・モスク内にカメラが入っている

米空軍のairpower summary読んでも、ヘリの動きは判らないんだよね…救難ヘリは時々載るんだけど。
国防省の報告は話の流れでCASにも触れるけど、発表の性格上なのか敵拠点攻略戦でのCAS要請が目立っていて米空軍の日々の発表とは内容が異なり面白い。
ブッシュ前大統領の中間選挙の頃だと米空母戦闘群の成果報告が盛んでしたね。

時期や立場で得られるネタが異なるので、整理するのは大変なところ。
それにしてもヘリの活動が判らない〜

Kyrgyz Parliament Approves Plan to Close U.S. Air Base
President Signs Bill; Gates Says Talks Continue on Key Transit Point
By Sarah Schafer
Special to The Washington Post
Friday, February 20, 2009; Page A14
MOSCOW, Feb. 19
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/02/19/AR2009021900303.html
キルギス国会78対1でマナス航空基地の閉鎖を可決、バキエフ大統領も基地貸与を撤回する
法案に署名。政府は退去通知米側に伝えることが可能となった。通知後撤退まで6ヶ月の猶予が与えられる。

ロシアとキルギスは鉄路による武器以外の物資のアフガニスタンへの輸送を認めており
ウズベキスタンも同様の取り決めを米国と交わしている。またタジキスタンとも交渉中

ロシアの動きは中央アジアを勢力圏として暗黙のうちに認めさせ今後米国が地域で軍事行動を起こす
場合はロシアと協議する形に持ち込みたいのだと分析している

>>383
南アジア軍事情勢スレにてロボさんが見つけて貼っていたのを転載
http://maps.google.com/maps?t=k&key=ABQIAAAAk4p98BkobsKD2_zBFGJ-RRQvRi9-ox03KPmDbuA4yRBHmUiP2BTb8NbAb7gJxl5mXO-4EPA6-dfOJw&ie=UTF8&ll=27.855212,65.167873&spn=0.004809,0.005118&z=17
滑走路はかなり長く、格納庫周囲にはヘスコノバスティオンらしき大型土嚢めいたものが積まれて
防壁になっている。シェルターのドアがクラムシェルというのか特徴的。

エプロンに駐機している機体は見当たらず。位置は幹線道路40号の南側で二つの山脈に挟まれた谷。
幹線道路25号のほうが近い。

>>392　米空軍などがヘリの燃料に使っているのが何か分かれば、あるいは他の潤滑油や
整備部品などを調達情報サイトから丁寧に拾えばある程度跡付けられることは今回の
Timesによるプレデターの発進基地スクープで分かったかと思います。

航空機の場合はフェンスウオッチャーもいますし、CIAの尋問のための囚人極秘輸送なども
判明していますし、なにより地元では周知の事実だったんでしょう。

もっとも調達関係については主婦がネットで調達したのを国防総省と取引して利益をあげていた
とか、中国から素性の知れぬ部品を仕入れていたとかの騒ぎがありましたからかなり変わっている
はずなのですが。

思うにinfantryやCALLの戦訓をネットで公開しなくなるくらいなら調達情報の公開範囲を絞ったほうが
よほど防諜の実はあがると思う。

Botnets outmaneuvered
Georgia’s cyberstrategy disproves cyberspace carpet-bombing theory
BY COL. STEPHEN W. KORNS
http://www.armedforcesjournal.com/2009/01/3801084
軍がDDoS用のボットネットを整備し、サイバー攻撃に対して反撃すべきという主張を巡り
論争が繰り広げられている。主張者の反論も掲載されている。

このリンクは反駁する側の投稿。

Carpet bombing in cyberspace
Why America needs a military botnet
BY COL. CHARLES W. WILLIAMSON III
http://www.armedforcesjournal.com/2008/05/3375884/

>>396　発端となった論文。反論は2008年8月のグルジア政府サイトに対するDDoS攻撃に対して
グルジア側が米国やポーランド、エストニアにサイトを退避（機動）して回避したことをもとに
DDoS攻撃は無意味であり、抑止力としても相互の能力を双方が検証できないゆえに機能しないと
論じ、サイバー戦での防衛における概念をいくつか提示しているもの。

http://wikileaks.to/leak/nato-afghan-metrics-2008.pdf

アフガニスタン情勢スレでみつけたNATOのアフガニスタン情勢についてまとめたもの

＃NATO国防相理事会会合がポーランドのクラクフで開かれていたのとほぼ時期をあわせて
でてきた。

質問版で聞こうと思いましたが、多分コアな質問になると思うので、
ここで質問させていただきます。

編制表を見ていて疑問に思った事なのですが。
http://en.wikipedia.org/wiki/File:Stryker_Brigade_Combat_Team_Organization.svg

現在、他の旅団戦闘団は軽、重問わず基幹の各大隊を前線支援中隊で
増強していますが、SBCTのBSBには前線支援中隊が存在しないようです。
その辺がどうなっているのか、出来ればSBCTの特殊性なども含めて、
教えてください。

よろしくお願いします。

>>399 てっきりあるものだとばかり思っていました。ちょっと力不足ですぐには答えられません。
たぶん私がはっきり答えられるには数年以上掛かります。スレにきてくださる方の知恵を待つ次第です。

SBCTの歩兵大隊の場合、治安戦で他地域に急を要する事態が発生した場合、すぐに各大隊から
歩兵中隊を引き抜いて歩兵大隊本部とともに急派できるだけの能力があるというのが売りと
なっていた時期がありますから、補給面でなんらかの手当てはされているはずです。

Stryker Brigade Combat Teams
Need Forward Support Companies
by Lieutenant Colonel Danny F. Tilzey, Major Gary Kasavicha, and Major Charles X. Rote
http://www.almc.army.mil/alog/issues/JulAug08/sbct_fwrd_spptco.html

と思ったんですがちょっと調べたら該当しそうな記事が出てきました。
とりあえず部隊の創設を必要とする側の主張はこの記事で整理されているはずです。

>>401　意味があるのは確かなんでしょうけど、整備や輸送などの職種は人不足が著しい分野と
聞きます。戦地派遣が今後も続くことがほぼ確定している部隊で前線支援中隊を新たに設けて
人員を充てるとすれば、その分だけさらに人手不足が加速するように思います。

　ですがSBCTの場合、戦域予備あるいは師団予備として1個大隊程度は常に旅団と別に
行動しているようですから、全歩兵大隊3個ごとに支援中隊がつけられるかはともかくとして旅団支援大隊
の中で人員をやりくりするような形はありえるのかな。

　もう一つこの話で分からないのはコンボイを支援する兵站基地、たとえばスカニアなど
トラックメーカーの名前のついた基地がイラク南部の主要ルート沿いにあるんですが、そういった施設
からの支援ですね。うたい文句どおり、補給に使うトラックとエンジンが共通ならば整備所要は軽減
されているはずです。

どうもありがとうございます。
大変感謝します。
かなり良くまとまっているサイトがあるのですね。

つまりまだ審議中という事ですか。
お偉いさんがケチろうとしたのでしょうか？

>>403　サイトのURLから分かるように軍の兵站関係の公式雑誌です。
そこで第2ストライカー騎兵連隊の関係者が主張を寄せているということなので
その後のニュースを追わないとちょっと今がどうなっているかは分かりません。

ケチろうとしているというより、整備関係などは専門性が高く戦地へ出征したらば
その後の回復期間などを含めて人手を多く食うことなどが問題になるかと思います。

あともう一つが戦闘外哨（Combat Outpost)や共同保安基地（Joint Security Station)
といったものを多用する任務の形態です。一般にストライカー歩兵大隊は機動予備として
新たに住民の民心を収攬するため掃討作戦を開始するときの兵力として投じられる話が
多かったのですが、一方では地域で住民の間で過ごして社会経済、行政統治、捜索掃討、
治安部隊訓練に従事していた部隊もあったはずです。

となれば小隊ごとに都市内の街区や都市郊外の村落などの拠点に分散して週単位で
交代しているかもしれませんが起居して活動することが多かったでしょう。
となれば、支援中隊を必要とするような整備所要はFOB（大型の拠点、飛行場あるもの多し）で
まとめて行っていたと思います。ならば各大隊に分散させるより旅団で一括したほうが
効率は良いでしょう。

>>402
>>404
なるほど！そういう理由があったのですか。

資源が限られているなんて基本的なことが思い浮かばす申し訳ないです。
うろ覚えですが、前に中隊毎に要求し大隊のS4がまとめて調整するような事が
書いてある資料を呼んだことがありますが、そういうことでしたか。

重ねての質問で恐縮です。
現在、各旅団戦闘団は２個の混合兵科の大隊に改変されて
従来のIN・ARが９個中隊から８個中隊に変わってきているようですが、
この場合は両混成大隊から１個中隊ずつとかって、やり方でしょうか？

http://www.18inf.org/118desc0808.pdf

>>405　補給関係の場合、士官から兵下士官にいたるまで女性兵士の比率も高いことも
配置や部隊の直接支援か配属かの関係で制約があるそうです。

下については混合兵科大隊、combined arms battalionについての資料です。
機械化中隊2個と機甲中隊2個ずつで合計4個中隊で1個大隊、この大隊が2つに旅団の
捜索大隊、砲兵大隊とあわせて4個大隊＋前方支援中隊で1個旅団ですね。

混成大隊をとっているのは機械化歩兵大隊と機甲大隊で治安戦で歩兵として使える
人員数が段違いですから平均化するためだと思うのですが、一方では機動戦として
兵科の実施学校を統合するとか、少なくとも駐屯地をあわせるという話もありよく分からない
です。

また、報道発表をみているとcombined arms battalionと言っている場合と特に触れない場合が
あり、どれだけ改編しているのか正直分かりません。ここらはもう少し丁寧に追っていけば
分かるはずなんですが。

Analysis: Military split over Iraq pullout
By Robert Burns - The Associated Press
Editor’s Note: Robert Burns has been covering national security affairs for the AP since 1990.
Associated Press writers Robert Reid, Jennifer Loven, Pam Hess and Lara Jakes
contributed to this report.
Posted : Saturday Feb 21, 2009 9:22:45 EST
WASHINGTON
http://www.armytimes.com/news/2009/02/ap_iraq_pullout_differences_022109/
イラク撤退のペースを巡り軍内部でも意見が分かれている模様

>>407　2008年中の2個旅団のイラクからアフガニスタン転用で現在のイラク駐留14個旅団が
12個になるのは織り込み済みとして、オバマ政権が選挙公約の16ヶ月間撤退の路線を進めて
迅速な撤退をするか、撤退後のイラクへの軍事的関与をどうするのかが関心の的となっている。

オディエルノMNF-I司令官は撤退を緩やかにすべきとの考えで、ぺトレイアス中央軍司令官も
傾きつつあるとされる。

＃トマス・リックスのギャンブルの主要人物でもある。

2004年に米陸軍州兵部隊による囚人虐待写真が流出し問題となったアブグレイブ刑務所、
イラク側に引き渡されて、改装後、バグダッド中央刑務所として使われるとのこと
内部が報道陣に公開されている。

last updated at 12:26 GMT, Saturday, 21 February 2009
New jail opens at Abu Ghraib site
By Jim Muir
BBC News, Baghdad
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/7903052.stm

キルギス大統領、マナス基地撤退を米大使館に正式通知した模様

>>389
タリバンと政府の停戦および和解、正式に合意されたと政府側が発言

last updated at 14:59 GMT, Saturday, 21 February 2009
'Permanent Swat ceasefire agreed'
http://news.bbc.co.uk/2/hi/south_asia/7903453.stm

STRATFORを取り上げた方がいますが、内容の信頼性はどんな塩梅でしょう。

>>410　どうなんでしょう。アメリカの立場からニュースを取りまとめて発信するという意味では
別にシンクタンクや、ニュース速報重視だけど通信社と変わらないと思います。
丁寧に政権高官や各研究員の主張を追跡して、比較していくと面白いはずなんですが
なかなか手が回りません。

SITEinstituteやSTRATFORみたいなものから、strategy pageみたいな趣味よりのものまで
軍事情報、安全保障情報を取りまとめるサイトは多数あるようです。g2milも主張が強いですが
その一角かと思います。

>>407 Pam Hessが記者に戻ったんだろうか。ブッシュ政権当時のDoD記者会見で
必ず登場して見通しの長い質問をする人だった。

>411
STRATFORのFORはForecastだそうですが、戦況の把握や推移に関しては如何ですか？
つまり彼らが標榜する根幹に関わる部分ですが。

それらは主張と言うよりは丹念な調査（アングルは個々にあるでしょうが）が齎すもので、個人でネタを整理しようとしても限度はありますから
良いものなら、ちょっとだけ手を出してみたい。

>>412 私が評価するのはおこがましいです。購読者ではなくニュースレターを読んで
主張を知る程度なので発表しているものをすべてみてるのには程遠いです。

公開資料のとりまとめという点ではクリスチャンサイエンスモニターの関連記事取りまとめ
やBBCの解説記事などが短くて参考になりますが、stratforのニュースレターだと
冒頭で短文で見解を示してその後各論に入る形式です。

last updated at 00:14 GMT, Thursday, 19 February 2009
Viewpoint: A word of caution to Obama
http://news.bbc.co.uk/2/hi/africa/7897206.stm
ツツ大司教、ブリティッシュカウンシル75周年で記念講演
・オバマ政権誕生に寄せる期待を表したもの

Press conference
by NATO Secretary General Jaap de Hoop Scheffer
JAAP DE HOOP SCHEFFER (NATO Secretary General):
http://www.nato.int/docu/speech/2009/s090220c.html
ポーランドのクラクフで開かれていたNATO国防相非公式会議での事務局長記者会見
・グルジアとウクライナそれぞれと会合がもたれており、
ウクライナはアフガン派遣部隊の陣容強化の可能性、グルジアはISAFに部隊派遣の
可能性を検討しているという話が出ている

このほか、両国のNATO加盟問題、NATOとロシアの対話とグルジアとの関係、
フランスのNATO一体化への展望などの質問が寄せられている

#時事通信ででた加盟26カ国のうち20カ国が軍事、文民、その他でのアフガン支援、貢献
を言明したとの通信を見に行ったのだけどちょっと場所が分からず

http://www.nato.int/isaf/docu/epub/pdf/isaf_placemat.pdf
現在のISAF参加国と拠出兵力一覧、および簡単なアフガン国軍の地域区分図

アフガニスタン東部はチェコ、トルコとオランダがそれぞれPRTを1つ出しているが
それ以外のPRT10個も含めて米国のみ

アフガン南部はカナダ、オランダ、イギリスで司令部持ち回り制
西部は司令部がイタリア、PRTはヘラートにイタリア、Farahに米国、Qala-e-nowにエストニア、
Chaghcharanにリトアニア
北部は司令部がドイツ、PRTはスウェーデン、ハンガリー、ノルウェーも各1

現在、グルジアは1名、ウクライナは10名をISAFに派遣
このほか1桁はオーストリア1名、アイスランド8名、アイルランド7名、ヨルダン4名
ルクセンブルク9名
二桁はアゼルバイジャン45名、エストニア90名、ポルトガル30名、シンガポール20名、スロヴェニア70名
アラブ首長国連邦25名

#日本はエストニアのPRTに外務省が人員を派遣するという話あり

February 20, 2009
Iranian builders win contracts in city that Shias helped to wreck
Michael Evans in Basra
http://www.timesonline.co.uk/tol/news/world/middle_east/article5769328.ece
イラン企業Karam、バスラで都市総合開発プロジェクトを落札
・契約規模は15億ドル　住宅5000軒、ホテル3軒、学校、公園、店舗2000軒、スーパーマーケット
などを含む
・Karamは発注元のBasra Investment Commission　に対して建設場所として
バスラ市内の中心部のほか、郊外2箇所を提案

バスラの治安は復興したが英企業はイラク国内への投資に慎重
・フランスのサルコジ大統領のほか、ドイツなど各国要人のイラク訪問が相次いでいる
背景にはイラク投資参入があると記事はみている

イランはナジャフで多数の建設事業に資金を提供しているほか、イラクの建設事業では
圧倒的。バスラやクルド人地域ではイランの豪華な造りが好評

February 21, 2009
Emma Sky, British 'tree-hugger' in Iraq who learnt to love US military
http://www.timesonline.co.uk/tol/news/world/iraq/article5776397.ece
トマス・E・リックスのギャンブルから英人女性でオディエルノの政治顧問となった
Emma Skyに関するくだりの抜き出し

>>413
アリガトウ、自分でもいろいろ調べてみます。

>>416
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/saiyo/ninki/afghan_prt.html
リトアニアじゃないの？

February 21, 2009
The Gamble: How Sean MacFarland's tactics turned Iraq's tide of violence
http://entertainment.timesonline.co.uk/tol/arts_and_entertainment/books/book_extracts/article5776368.ece

同じくギャンブルからの抜粋で、第1機甲師団第1旅団の2006年におけるラマディでの治安戦の話
・2005年のタルアファルと2007年のバグダッドとをつなぐ成功例として位置づけている

>>419 訂正ありがとうございます。リトアニアですね。

Leading article: Renewed bloodshed shows peace remains elusive in Iraq
Killings and kidnappings in the Kurdish region threaten future of country
Monday, 23 February 2009
http://www.independent.co.uk/opinion/leading-articles/leading-article-renewed-bloodshed-shows-peace-remains-elusive-in-iraq-1629351.html
アラブ地域で治安が好転したことを受けて、イラク陸軍部隊がクルド人が過去6年間に進出した地域へ
転用されるなど、アラブとクルドの紛争が再燃する可能性、およびクルド人の分布はイラン、トルコ、シリア
とまたがることから国境を越えて波及する可能性を指摘した論説

Iraq faces a new war as tensions rise in north
Violence between Iraqi Kurds and Arabs is threatening an all out conflict that could complicate US plans to withdraw troops
By Patrick Cockburn in Mosul
Monday, 23 February 2009
http://www.independent.co.uk/news/world/middle-east/iraq-faces-a-new-war-as-tensions-rise-in-north-1629343.html
モスルからの現地ルポ

#民主化の里程標として選挙施行と公平な選挙管理を掲げるのはよいが、そのまえに政治和解過程、
選挙を組み込む政治機構が整っていないとかえって宗派民族対立を固定化、激化させるということか。
ただ、どのような制度であっても勝者と敗者が生まれやすく治安が悪化し自力救済のみの環境では
さらに生存競争となりかねない。

A brief window opens into rarely seen Iraq Museum
The museum that was looted after the US invasion will open for a few hours Monday
to highlight recovered pieces.
By Jane Arraf | Correspondent of The Christian Science Monitor
from the February 23, 2009 edition
BAGHDAD
http://www.csmonitor.com/2009/0223/p04s01-wome.html
イラクの首都バグダッドで2003年の米軍占領直後略奪にあった国立博物館、一部の展示室を公開
・ただし、警備システム、火災警報装置、空調など未整備多し
・スタッフは連日働いて再開作業を進めていた
・イラク観光省は再開を働きかけたが、文化省は待ったをかけるなど省庁間の争いもあり

挿話で、50年以上も博物館に勤め掃除などしてきた者が退職後も無給で出勤し、
館長に茶を給仕する話が紹介されている。博物館の生き字引で1940年代、50年代の考古学者
（アガサクリスティーの夫など）とも面識があったとのこと

Gaza crisis: key maps and timeline
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/7812136.stm
2009年1月19日撮影のUNOSATによる衛星画像を用いて、ガザ地区における建造物破壊を
地図上に図示したもの

A peace sign: Iraq's Sunnis joining Shiite pilgrims
After three years of violence, pilgrims return to Karbala's shrine.
By Jane Arraf | Correspondent of The Christian Science Monitor
from the February 17, 2009 edition
BAGHDAD
http://www.csmonitor.com/2009/0217/p01s01-wome.html
バグダッドからシーア派の聖地カルバラへの巡礼にスンニ派がお接待をしたり、
祭日にあわせて近所に宗派をこえて料理を振舞ったりといった例が紹介されている記事

http://www.jhuapl.edu/POW/calendar.htm
Jack Keane関係の話をちょっと調べて出てきたサイト
セブロウスキ、スケールズ、マレーといった面々が講演してる。

Gamble届いてやっと>>420の抜粋箇所まで読み進める。58ページから73ページあたり。
いくつかエピソードは落としてある（上院議員選挙に海兵隊ベテランが現役の子息が
イラク派遣のとき履いていた軍靴で駆け回ったとか）。

マッチ人形のパワーポイントによる治安戦の説明で有名なトラビス大尉は
海兵少佐（女性で、アナポリス卒で初のイラクでの戦死者）とともにハンビー
に乗っていて仕掛け爆弾でやられたとのこと。

＃部族族長との連絡を勤めていたという。階級が上の者の殺害、戦死は治安戦では
武装勢力側からの信号のような面があるらしい。

Pact with Taliban calms violence in Pakistan but at what cost?
Critics say the accord could give brutal militants new safe havens.
Terms of the controversial deal remain sketchy as Pakistani officials
push for more U.S. military assistance.
By Laura King
12:23 PM PST, February 23, 2009
Reporting from Islamabad, Pakistan
http://www.latimes.com/news/nationworld/world/la-fg-pakistan-swat24-2009feb24,0,4127783.story
パキスタン北西辺境州スワト地区でのパキスタン・タリバンと政府当局の和解と停戦について

具体的な合意内容では双方の言い分に食い違いあり
たとえば女子の学校通学を認めるかなどの点で相違あり

今週、パキスタン外相と陸軍参謀総長が訪米する
パキスタン側は米国に捜索手段など軍事支援の強化を求めている

Bajaur地区ではタリバン側が一方的な停戦を宣言している

Iraqi M1A1 Tank Program Managers visit Besmaya Range Complex
Tuesday, 24 February 2009
Multi-National Security Transition Command ? Iraq
Public Affairs Office, Phoenix Base
APO AE 09348
January 23, 2009
BESMAYA, Iraq
http://www.mnf-iraq.com/index.php?option=com_content&task=view&id=25548&Itemid=128
イラク陸軍にM1A1戦車を引き渡す計画で、現在イラク陸軍内の教官を育成する課程が進んでいる
教官養成課程のイラク人学生は30名でやがては教官となり乗員養成に加わる

・訓練に使われているエイブラムスは現在4両で、来月に18両届き22両態勢となる
・訓練課程は45日間で13回、11組ずつ行う
・イラクの調達したエイブラムスは140両で2010年8月に引渡される予定

#場所はcamp tajiとは違うんだろうか。

U.S. Military Keeps Faith With Iraqi Forces, Congress Doesn't
Posted by Bill Roggio on April 23, 2007
http://www.weeklystandard.com/weblogs/TWSFP/2007/04/facts_do_not_support_the_claim.asp
バグダッドから南東方向の都市付近にある訓練施設

http://www.c-span.org/executive/stateoftheunion.asp

オバマ上下院の合同会議にて演説予定。一般教書演説という名前は避けるとのこと。

Tuesday, February 24th, 2009 at 7:20 pm
The President's address: Excerpt
http://www.whitehouse.gov/blog/09/02/24/The-Presidents-address-Excerpt/
オバマ米国大統領の議会演説の抜粋

>>429　就任初年度は一般教書という名称は使われないと書かれている。
AP通信の記事では使った大統領も過去にいるようなことが書かれていたと思ったが
読み間違いだったか。

>>430 国防関係ではイラクでの非競争入札を廃し、国防予算を改革し、使うことのない冷戦時代の
兵器に予算を割くのをやめる　と明言してるくだりがある。

>>431　演説全文
http://www.whitehouse.gov/the_press_office/Remarks-of-President-Barack-Obama-Address-to-Joint-Session-of-Congress/
教育と健康保険関係などでは多少語句を端折った箇所もあるが、イラク戦争。アフガン戦争、国防関係
については字句どおり　以下は国防関係について触れている部分

戦費について予算の説明責任の観点からまもなく発表する本予算に全額を織り込んだ
・これまでは補正予算、追加予算で戦費を調達するのが通例であった

イラク戦争、アフガン戦争での指針を見直し中であり、イラク人に自国をまかせ責任もって戦争を
終わらせる方策をまもなく発表する

アフガニスタンおよびパキスタンで盟邦や同盟国と新たな包括的戦略を策定し、アルカイダを打倒し
過激主義と戦う。世界の半周先にある安全地帯から米国人にテロをたくらむことを許さぬ

陸軍と海兵隊の人員規模を拡大する。また昇給し、軍経験者対象の健康保険と恩典を拡大

>>432　クラクフでのNATO非公式国防相会議が終わり、4月のNATO首脳サミットでの
アフガン戦略発表という流れだと思っていたけど、どうやら近いうちにアフガン戦略を
打ち出すか、アフガンへの増派を可能とするイラク撤退計画を公表するらしいと報道は
受け止めているようだ。

アメリカの国内政治動向はザカウィが死亡時ニューズウィークを持っていたことで示される
ようにイラク国内各勢力に確実に伝わっているわけで、今回の演説も影響があるはず。
駐留協定で定める6月末のイラク国内都市部からの撤退期限は近い。だが、イラク側が合意
すればさらなる駐留も可能という条項もあるゆえここらは良く分からない。

>>428　イラク国軍のM1A1調達総数は現在140両であることを確認。
また、古い記事にはT-72とM1を並べて実射をしていたりするものがあった。

#DoDの四半期毎報告書を読めば分かるはずなのだが、読んでいなかった。

>>430に演説の動画が上がっている。最初の16分間は演壇まで向かう道中や議事堂内の様子を
俯瞰している。

>>432　最後については訂正

陸軍と海兵隊の人員規模を拡大する
↓
軍の人員規模を拡大する

陸軍兵、空軍兵、水兵、海兵と並んでいる言い方ではない。
soldiersの訳語を誤った。soldiers, airmen, sailors and marines（並び方は軍の序列があるので
これでいいかは忘れた）ではない。

Officials: Most forces out of Iraq in 18 months
By Pamela Hess and Anne Gearan - The Associated Press
Associated Press writers Jennifer Loven, Robert Burns, Lolita C. Baldor,
Steven Hurst, Anne Flaherty, Richard Lardner and Pauline Jelinek contributed to this report.
Posted : Tuesday Feb 24, 2009 21:55:55 EST
WASHINGTON
http://www.armytimes.com/news/2009/02/ap_iraq_withdrawal_022409/
米国のオバマ大統領、早ければ今週中にイラクから18ヶ月以内の撤退案を発表
・3万から5万規模がイラク治安部隊の訓練と支援のため残る見通し

現在、イラクに駐留しているのはおよそ14個旅団14.2万で2007年1月の増派発表時点よりも1.1万名
多い
・このほか、民間契約業者14万8050名（うち米国人39262名）がいる。

イラク国内の米軍施設は200箇所以上あり、戦闘外哨のような小さいものは閉鎖に2ヶ月、
バラド航空基地のような大きなものは18ヶ月かかるとのこと

イラクでの2003年3月以降の戦死者総数は4250名、負傷者は3.1万名超。さらに
敵の攻撃以外の原因での負傷による空輸後送が3万5841件。

議会がこれまでに承認した戦費は総額で6570億ドルを上回る

Train to cross Russia with U.S. cargo for Afghanistan leaves Riga
16:38 19/ 02/ 2009
RIGA (Latvia), February 19 (RIA Novosti)
http://en.rian.ru/world/20090219/120221767.html
ラトビアのリガ港貨物ターミナルにてアフガニスタンの米軍向け物資（兵器を除く）が
列車に積まれている
・ロシア領内を通過してアフガニスタンへと向かう

2008年4月にロシアとNATOは非軍事物資の通過について枠組み協定を取り決め、
2009年1月に米国とロシアの間でも締結されている

フランス、ドイツ、カナダを含むNATO諸国は二国間協定により兵器以外の物資を
ロシア領内を通過させてアフガニスタンに輸送している

米当局者によるとラトビアからアフガニスタンに週あたり20から30編成を運行する
ことがありえるとのこと

Turkmenistan to open airspace for U.S. supplies to Afghanistan
17:58　25/ 02/ 2009
http://en.rian.ru/world/20090225/120303895.html
トルクメニスタン、米軍のアフガン輸送上空通過を認める
・兵器を除く物資のアフガン輸送に空域を開放

アフガンへの北部回廊はロシア、カザフスタン、ウズベキスタンを含んでいる

上の記事の列車はロシアとカザフスタンを通過したと報道されている

>>437　stratforでの例　google newsで掛かってくる。内容はRIA NOVOSTIの紹介で
ソースを港湾当局者として拾っている。

http://www.stratfor.com/sitrep/20090219_u_s_military_supply_train_leaves_latvia_afghanistan

Sunday, February 22, 2009
By by Dr Farrukh Saleem
The writer is the executive director of the Centre for Research and Security Studies (CRSS).
http://www.thenews.com.pk/print1.asp?id=163870
ラトビアと米国のぺトレイアス大将は1日あたり軍事コンテナ100個と取り決めた
というくだりあり

記事はロシアと米国の関係について今年の焦点は4つ
NATO拡大（ウクライナ）、戦略兵器削減交渉条約の期限切れ（12月）、ミサイル防衛、アフガニスタン
でミサイル防衛の早期警戒レーダーと迎撃ミサイル配備を取りやめる代わりにアフガニスタンへの
補給ルート開設を認めることとなるとみている

パキスタンについて、米国のアフガン戦争の目的はアルカイダの米国本土でのテロの脅威を
取り除くことにあるとし、その結果、タリバンがアフガンからパキスタンに移り火に油が注がれる懸念
を強調している

アフガンでのミサイル防衛？

2009年2月イラクでの米軍と英軍死者数はこれまで15名
http://icasualties.org/Iraq/prdDetails.aspx?hndRef=2-2009
米軍は戦死10名　事故死などが4名（銃によるもの1名を含む）
英軍は銃による自殺が1名

先月、2009年1月は死者数16名で
うち戦死は4名だった

>>441　ご指摘ありがとうございます。

記事はロシアと米国の関係について今年の焦点
NATO拡大（ウクライナ）、戦略兵器削減交渉条約の期限切れ（12月）、ミサイル防衛、アフガニスタン
の4つで、

ミサイル防衛の早期警戒レーダーと迎撃ミサイル配備を取りやめる代わりにアフガニスタンへの
補給ルート開設を認めることとなるとみている

と訂正します。

56th Stryker Brigade works in Iraq
by MONICA VON DOBENECK, Of The Patriot-News
Wednesday February 25, 2009, 1:21 PM
http://www.pennlive.com/midstate/index.ssf/2009/02/56th_stryker_brigade_takes_ove.html
ペンシルバニア陸軍州兵第56旅団は24日に権限引継ぎを受けたとのこと
これまでに戦死者1名、重傷者少なくとも2名がでている
・戦死者は路肩爆弾に部隊が応じている際、銃撃をうけたもの

重傷者は手りゅう弾による攻撃で負傷したもので
1名が手と足を失い現在ウォルターリード陸軍病院に入院
もう1名は眼を失っておりドイツ国内にて入院中

さっぱり

The Situation in Afghanistan
Senator John McCain on How to Win the War
By John McCain
Posted: Wednesday, February 25, 2009
SPEECHES
AEI Online
Publication Date: February 25, 2009
http://www.aei.org/publications/pubID.29452,filter.all/pub_detail.asp
米共和党のマケイン上院議員、ネオコンの牙城であるAEIにてアフガン戦略演説

＃オバマの施政方針演説の翌朝にぶつけてきたんだろうか？

>>446
かなり適当な要約
アフガニスタンで治安戦と切り離した対テロ作戦は目標を達成できぬことはイラクで
ザカウィを殺害するのに成功しながらアルカイダイラクを壊滅できなかった過去を振り返れば
明らか。対テロ作戦は治安戦の成功による民心の収攬と情報提供が前提である。

アフガニスタンではかつて原則にかなう治安戦をBarno中将とカリルザード大使の緊密な
連携により進めており2005年初期まで成功しつつあった。だが、その後この戦略が放棄され
アフガン全体での包括的な指針が無くなり各地域毎に司令部が鼎立するなどしたため
現状へ繋がっている。

そこで治安戦の原則に基づく人民の安全確保を行い、合わせてアフガン政府、同盟、地域で
以下の方策を実施すべきである。ただし、イラクのように1年以内に好転したのと異なり、アフガン
では年単位での出血と米国社会での世論の意志のゆらぎに備える必要があるだろう。

１　アフガン国軍の大幅拡充　20万態勢とそれを支える財源として国際信託基金の創設
２　同盟にそれぞれの国情に合った貢献を求める　部隊増派一本槍ではなく軍民両面や財源拠出
などNATO、NATO域外などの諸国からの貢献を募る
３　アフガン政府の文民支援を拡充　法治、組織強化、経済などで政府のの権威と立場を強化する
４　麻薬問題を制する　代替作物の市場流通や特別法廷による密輸組織起訴など
５　地域で米国および国際社会の長期関与を保証し、ライバルから協力関係へとつなげる
パキスタン戦略をアフガン戦略に単に従属させない、イスラマバードの文民政権を支援し
開発、衛生、教育などで支援を拡大し原理主義との戦いでの力を強化する

The Last Ace
Mark Bowden
http://www.theatlantic.com/doc/200903/air-force
F-22の調達継続を巡り議論が交わされている。これは調達継続を主張するエッセイ。

＃ブラックホークダウンの著者
http://www.theatlantic.com/doc/by/mark_bowden

10,000 British troops to be fighting Taliban in Afghanistan within 12 months
More than 10,000 British troops will be fighting the Taliban in Afghanistan within 12 months.
By Sean Rayment, Defence Correspondent
Last Updated: 9:40PM GMT 21 Feb 2009
http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/asia/afghanistan/4741032/10000-British-troops-to-be-fighting-Taliban-in-Afghanistan-within-12-months.html
英軍、現在の8300名からさらに1個戦闘群を追加派遣の可能性
・1500名から1800名で1個歩兵大隊を歩兵中隊少なくとも1個増強し、通信、衛生、工兵、王立砲兵隊を
配属

February 25, 2009
DoD Identifies Army Casualty
http://www.defenselink.mil/releases/release.aspx?releaseid=12524
2月24日にモスルでイラク警察との会合中に警官の制服を着た2名に殺害された米兵の身元、発表される
第117憲兵大隊第269憲兵中隊のWilliam E. Emmert中尉（36歳、テネシー州Murfreeboro出身）

#問い合わせ先はテネシー州兵となっているから陸軍州兵で普段は警官か刑務官などを
勤めている者だと思う。

U.S. Soldier Killed as Two Iraqi Policemen Fire on Troops in Mosul
By Sudarsan Raghavan
Washington Post Foreign Service
Special correspondents Zaid Sabah in Baghdad, Qais Mizher in Damascus, Syria,
and Washington Post staff in Mosul contributed to this report.
Wednesday, February 25, 2009; Page A11
BAGHDAD, Feb. 24
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/02/24/AR2009022401468.html

>>450
午後2時に、モスル西部の橋梁脇の警察施設にて会合中、米兵4名とイラク人通訳2名に
警官2名が発砲して逃走。米兵1名とイラク人通訳1名が死亡、米兵3名とイラク人通訳1名が負傷。
また、現場にいたイラク人警部も軽傷
・通訳1名はその場で死亡
・発砲後、犯人は橋梁を階段であがり待っていた車両で逃走
・犯人の自宅を警官が調べたところ家族も姿を消していた

マリキ首相とイラク内相のJawad al-Bolaniは省職員に浸透した武装勢力を駆逐しようと努力しており
昨年は6万名を越える職員が放逐された
・月曜に元警官12名の逮捕が発表されている。スンニ派副大統領のTariq al-Hashimiの姉妹を
殺害した容疑で、シーア派犯罪集団だとのこと

2007年のイラク国会議事堂内での爆弾事件の嫌疑をかけられたスンニ派国会議員をスンニ派政治家が
擁護する発言
・容疑をかけられているのはMohammed al-Dainiで身辺護衛がグリーンゾーン内での一連の攻撃を
首謀したことを告白する映像を政府が発表している
・擁護する発言はSaleh al-Mutlaq（今回の州議会選挙で躍進した政党指導者）で
政府は宗派内戦のときにシーア派の行為についてほとんど調査していないと難じ、政府の圧力を受けぬ
特別議会委員会で他の議員に対する件全てについて調査すべきと話している

http://downloads.newyorker.com/downloads/TheKingandI.pdf

Let's Win the Wars We're In
John A Nagl
http://www.ndu.edu/inss/Press/jfq_pages/editions/i52/7.pdfにて登場する
米砲兵の支援能力の低下を憂う文書らしい
Naglは治安戦、内乱戦の専門家で現在は退役してシンクタンクの研究員になっている
JFQのこの記事は生起する可能性が低い大規模な通常戦に備えるよりも、今後も敵が
米国に仕掛けてくるであろう非正規戦に備えるべきという主張で顧問軍団（advisor corps）の
創設に触れている下りがある

＃Gambleに登場する2006年のラマディーにおける治安戦を成功させた大佐が名前を連ねている

http://r-s-g.org/kriegspiel/

戦争ボードゲームらしい。以下にて紹介されていて知る。フランスの哲学者で映画監督が
考案したゲーム。フリーソフト。

DEPT. OF ISMS
WAR GAMES
by Ben McGrath
MAY 5, 2008
http://www.newyorker.com/talk/2008/05/05/080505ta_talk_mcgrath

>>452　扱っている記事を検索で探してみたが見当たらず　資料だけDLできるよう置かれている
んだろうか。師団砲兵が消えてFSE（fire support element)だけでは砲兵の直接協同支援能力が
衰えるし、次の人材が育たないからこれまでの制度で育ってきた大佐がいるうちに部隊、組織、訓練
を見直すべきという内容

>>453　スクリーンショットからみてHUNTER×HUNTERで登場した軍儀盤に似ているようだ。
原典かもしれない。

last updated at 06:48 GMT, Friday, 27 February 2009
Obama to reveal Iraq pullout
http://news.bbc.co.uk/2/hi/americas/7914095.stm
19ヶ月撤退案、3.5万から5万の残留兵力を27日中にオバマ大統領発表するとの報道


>>454　CPUとの対戦モード無し

http://en.wikipedia.org/wiki/Alan_G._Rogers

下の記事に出てくるイラクで戦死した陸軍情報将校のウィキの項目
3ページ目に死後、この項目が立てられて陸軍情報システム群（command)のアドレス
を含む者らの間で編集合戦があったと書いている。

同性愛者で牧師で優秀な軍人だったとのこと。米軍では「問わない、公言しない」指針が
クリントン政権以後しかれており、少佐のジョージタウン大学公共政策での修士論文は
この政策が軍の募集や任期継続に与える影響を論じたものだったらしい。半ば読み。

A SOLDIER’S LEGACY
Don’t ask, don’t tell, but Alan Rogers was a hero to everyone who knew him.
by Ben McGrath
AUGUST 4, 2008
http://www.newyorker.com/reporting/2008/08/04/080804fa_fact_mcgrath?currentPage=1

>>455　ノースカロライナ州の海兵隊基地キャンプレジューンにてオバマ大統領演説し
2010年8月31日にイラクでの戦闘任務は終了すると明言している。未読

iday, February 27th, 2009 at 12:42 pm
Remarks of President Barack Obama ? Responsibly Ending the War in Iraq
Remarks of President Barack Obama ? As Prepared for Delivery
Responsibly Ending the War in Iraq
Camp Lejeune, North Carolina
Friday, February 27, 2009
http://www.whitehouse.gov/the_press_office/Remarks-of-President-Barack-Obama-Responsibly-Ending-the-War-in-Iraq/


#冒頭でsoldiers, sailors, airmen and Marinesと並べている。陸軍、海軍、空軍、海兵隊の順序で
話すものらしい。演説した相手は海兵隊なのだからたぶんこれが慣例なのだろう。
イラク戦略についても詳しく話している模様。

>>457　イランやシリアとの対話についても可能性を退けずに中東地域でのイラクの地位確立の話で
触れている。2011年末までの全部隊撤退の部分と残留兵力3.5万から5万（装備、訓練、顧問）との
関係をつかめず。2011年以後は駐留協定でイラク側の合意があれば別途協議となることから
触れなかったんだろうか。

軍の規模拡大については公約とあわせみると陸軍と海兵隊の人員規模とみるのが妥当と思える。
今日の演説でもsoldiers and marinesと言って触れている。

イラク国民に直接話しかけている箇所があるなどイラク国内も意識した内容。

ツツ大司教が求めたようにイラク国民に謝罪こそしなかったものの、（宗派）内戦については米国の
南北戦争の歴史に触れるなど共感を示している。

イラクに関する戦略指針の検討、見直しは完了し、本日新戦略を発表したという位置づけで
アフガニスタン戦略や外交の話にも触れている。

またライアンクロッカー大使の退任や、イラク戦略の策定に当たりより長期の駐留を求める者も
早期の撤退を求める者も演説の当日に至るまでいたと内情を明かしてもいる。

>>458 ゲイツ国防長官による補足説明

Presenter: Secretary of Defense Robert Gates
February 27, 2009
Press Conference Call with Secretary Gates on President Obama's Troop Withdrawal Plan
http://www.defenselink.mil/transcripts/transcript.aspx?transcriptid=4362
2009年中はsubdistrictやdistrictでの選挙、年末の国政選挙を控えており、具体的な兵力撤退は
オディエルノ大将の進言を待つとしているが、旅団が削減されるとも語っている

航空資産のアフガン転用については目下行われていない

2011年以降の駐留兵力については現行の駐留協定によらぬイラク側との新たな取り決めが必要だが
現在のところイラク側から交渉の申し入れは無い

3.5万から5万の駐留兵力について戦闘能力はあるが、任務がはっきりと変わる

イラクの事態悪化の場合の再増強については現在論じられていない

#オバマの演説では国外難民、国内避難民の帰還支援もあげられていた。

F-22 Retirement and SLEP
2/27/2009
http://www.airforce-magazine.com/DRArchive/Pages/2009/February%202009/February%2027%202009/F-22RetirementandSLEP.aspx
F-22の機体寿命延長について、翼や機体表面に積層構造材が多用されているため
従来のような部材交換が可能かを検討しているとのこと

以下にて発見

FEB 27, 2009
If the F-22 Is the Fighter for the Future, How Long Does the Future Extend?
Mandy Smithberger
http://pogoblog.typepad.com/pogo/2009/02/if-the-f22-is-the-fighter-for-the-future-how-long-does-the-future-extend.html

Small Troop Drawdown Will Leave 'Robust Force' for Iraq's Elections
February 27, 2009 7:00 PM
http://blogs.abcnews.com/politicalradar/2009/02/small-troop-dra.html
イラク駐留兵力は2009年一杯は2個旅団を削減後はそのままを維持
2009年末のイラク国政選挙後に2010年8月末に5万となるよう撤退する

MNF-I司令官オディエルノ大将はアフガニスタンへ転用されたストライカー旅団の代わりに
別のストライカー旅団を配属されるとのこと
・これにともないイラク駐留のストライカー旅団は2個を維持

Basra bid for autonomy falls short of required vote
By Basil Adas, Correspondent
Published: February 26, 2009, 20:52
http://www.gulfnews.com/region/Iraq/10289667.html
バスラ州の自治区化、否決される
・イラク選管が発表

反対していたのはマリキ首相、Abdul Aziz Al Hakim、およびサドル師のシーア派諸政党
バース主義者（原文：Batthists)も反対に加わっていた

Military Contractors Await Details of Obama’s Budget
By CHRISTOPHER DREW
Published: February 27, 2009
http://www.nytimes.com/2009/02/28/business/28defense.html
2010会計年度予算の総額は発表されたものの、兵器調達について
冷戦時代の遺物から現在の戦争へと回すオバマ政権の姿勢ゆえ
軍需企業は憶測をたくましくしている
・打ち切りあるいは縮小が懸念されているのはF-22、DDG-1000、陸軍のFCSなど
が挙がっている
・ゲイツ国防長官は統合参謀本部など予算策定に携わっている者から
情報を漏洩させない誓約をさせるという異例の手段をとっている
・詳細が明らかになるのは4月とのこと

With Pledges to Troops and Iraqis, Obama Details Pullout
By PETER BAKER
Published: February 27, 2009
CAMP LEJEUNE, N.C.
http://www.nytimes.com/2009/02/28/washington/28troops.html
オバマ大統領のイラク撤退戦略演説について反応を紹介
・米国政界では民主、共和ともおおむね受け入れている

マリキ首相にはレジューンに向かう機中で連絡、基地についてブッシュ前大統領
にも連絡

2007年1月の増派戦略がイラク治安好転の契機となったという見方は演説に盛り込まず

#TBI（脳外傷症）について戦争との因果関連をみとめ調査と対策を明言した部分なども
邦紙ではとりあげられている。

Facing Language Gaps and ‘Flying Trucks,’ U.S. Trains Afghan Pilots
By ELISABETH BUMILLER
Published: February 27, 2009
KABUL, Afghanistan
http://www.nytimes.com/2009/02/28/world/asia/28copter.html
アフガン国軍航空軍団の育成に携わる米空軍准将を長とする訓練部隊の話
・アフガン国軍のヘリパイロットはMl-17の操縦経験はあるが英語は解さない
・一方、米軍のヘリパイロットはテキサス州フォートブリスの4週間の課程で
旧ソ連圏のヘリの操縦を学んで教官となっている

育成計画の予算は50億ドルで期間は2016年まで
部隊規模は
空軍准将Walter D. Givhanを長とするパイロット8名でアフガン人訓練生が80名前後
機材はMｌ-17が33機（常に稼動可とは限らず）
米側部隊名は第438航空遠征航空団（the 438th Air Expeditionary Wing)

訓練飛行のうち、機上銃手の射撃訓練でカブールの郊外で行われたものに
記事は触れている

訓練生の一人Bakhtyar Bakhtullah大佐は1981年から飛行経験あり

訓練生の月給はおおよそ200ドルから300ドルでアフガン航空軍団が支給
パイロットのEhsan Ehsanullahによると1990年代タリバンのため飛んでいたときのほうが給与は
高かったとのこと

>>464　今朝の朝日と以下の記事をみて訂正

THE IRAQ WAR / Q & A
Iraq withdrawal plan in factors and figures
Answers to some questions about President Obama's proposal
to reduce the number of U.S. troops in Iraq.
By Michael Muskal
February 28, 2009
http://www.latimes.com/news/nationworld/world/la-fg-iraq-qna28-2009feb28,0,545089.story
民主党のペロシ下院議長や上院院内総務のリードは旅団の撤退後も5万名も残る必要があるのか
疑問視する発言を公にしている

>>451　地元紙で確認　ただしAP電なので他の地元紙が出典だと思う。

Guard soldier killed in Iraq was TBI agent
By Juanita Cousins
Associated Press
Posted Feb 26, 2009 @ 09:10 PM
NASHVILLE, Tenn.
http://www.oakridger.com/breaking/x594726717/Guard-soldier-killed-in-Iraq-was-TBI-agent
テネシー州捜査局の犯罪捜査部の特別捜査員で2007年以来、Lincoln郡およびMoore郡の捜査員
として勤務
イラクには第117憲兵大隊第269憲兵中隊の小隊長として派遣される

モスルの重要な橋梁を守るイラク警察部隊を査閲中にイラク人警官2名に撃たれたとのこと

イラク警察報道官のSaeed al-Jubouri准将（Brig. Gen.)は武装勢力の者が
警官の制服を着用して銃撃したとの報道を否定し、警官だと断言。

http://www.tbi.state.tn.us/　テネシー州捜査局

Originally Aired: February 27, 2009
Newsmaker: Obama Outlines Goals for Afghanistan, Iraq
After a major policy announcement that the U.S. combat mission in Iraq will end next year,
President Obama spoke with Jim Lehrer about Iraq, Afghanistan and the challenges of his new office.
http://www.pbs.org/newshour/bb/politics/jan-june09/obamainterview_02-27.html
ノースカロライナ州キャンプ・レジューンでの演説後のインタビュー　アフガン、イラク戦略について
語っているとのこと　未読

#LATimesにて民主党重鎮のナンも2010年8月以降も残る兵力の大きさを疑問視する発言をしている
とのこと。マリキ首相、サドル師は撤退日程案の公表を歓迎。スンニ派政治家には撤退による変化を
懸念する声あり。
同じくLATimesにて米海兵隊第5連隊戦闘団の帰還を歓迎する家族や恋人の話。
1年以上イラク派遣されていた部隊。海兵隊の派遣期間は7ヶ月間だと思っていたら伸びている部隊が
あったらしい。

last updated at 22:47 GMT, Saturday, 28 February 2009
Veteran mental care 'a disgrace'
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/7916221.stm
ビクトリアンクロスを受けた英陸軍兵士、精神面の障害に悩む元兵士への支援が
不足と発言
・発言しているのはJohnson Beharry伍長勤務上等兵（Lance Corporal)
・アマラにおける二回の伏撃で冷静にウォーリア装甲車を操縦し、一度は
頭部に重傷を負いつつも危地を切り抜けて負傷した味方を救ったことで授章

Israel's death squads: A soldier's story
A former member of an Israeli assassination squad has broken his silence for the first time.
He spoke to Donald Macintyre
Sunday, 1 March 2009
http://www.independent.co.uk/news/world/middle-east/israels-death-squads-a-soldiers-story-1634774.html
2000年11月22日、ガザ自治区にてイスラエル国防軍が行った暗殺作戦の詳細を参加した元兵士が
語っている
・インディペンデント日曜版のほか、Breaking the Silenceという元兵士団体に証言したもので
この兵士は実際にM-16で狙撃したことを告白

March 2, 2009
The human cost of war is hidden from us
Statistics for the number wounded in the line of duty have been buried. We need to know more
Magnus Linklater
http://www.timesonline.co.uk/tol/comment/columnists/magnus_linklater/article5827389.ece
>>469　ビハーリー伍長勤務上等兵の訴えるPTSDや欝といった精神疾患を抱える兵士の治療なども
含めて退役軍人の負傷について政府は事実を伝えるべきであり、社会はそれを聞くべきだという論説

Statement on President Karzai's Decree
Robert Wood
Acting Department Spokesman, Office of the Spokesman
Washington, DC
February 28, 2009
http://www.state.gov/r/pa/prs/ps/2009/02/119893.htm
アフガニスタンのカルザイ大統領が大統領選を8月ではなく4月に行うよう大統領令を出したことについて
米国務省の見解。アフガン選管が予定している通り8月に行うべきだとしている。

#本日の朝日国際面で既に出ている。

March 2, 2009
US rejects Karzai's ploy to call snap elections in April
Tom Coghlan in Kabul
http://www.timesonline.co.uk/tol/news/world/asia/article5827880.ece
カルザイ大統領の狙いは5月21日の大統領任期切れ後も地位にとどまり再選の可能性を大きくすること
との見方を紹介。政敵は任期切れに伴い選挙管理政権に引き継ぐことを求めている。

・8月20日の予定を4月21日へ前倒しすることを求めている
・カルザイの任期切れは5月21日で、憲法では任期末日の30日から60日前に選挙を行うことを
定めてある
・選管は治安上の懸念、準備の問題や高地帯での天候などから4月は不可能としていた

AF tapped to fly 300 Strykers to Afghanistan
By Bruce Rolfsen - Staff writer
Posted : Sunday Mar 1, 2009 8:45:42 EST
http://www.armytimes.com/news/2009/03/army_mcnabb_strykers_030109w/
第2歩兵師団第5旅団（ストライカー旅団）のアフガニスタン派遣に際してストライカー装甲車は
アフガンへ空輸されると米輸送軍司令官で空軍大将のDuncan McNabbが発言

大将の発言は水曜日に下院軍事委員会でのもの
空輸の理由は高度な機材であり、パキスタンからの陸送に対する脅威ゆえ

・C-130だと1両、C-17では4両、C-5ならば5両を搭載可能
・フォートルイスはマコード空軍基地（米本土西岸でのC-17の輸送ハブ）に隣接
・昨年MRAPをアフガニスタンへ輸送するにあたっては空軍の輸送機および民間貨物機が
用いられている

#従来は船舶で1ヶ月程度で運び、兵員は空輸だったけど今回はどうなるんだろう。
本土から直接アフガニスタンまで運ぶんだろうか。それともカタールやクウェートまで海輸して
そこからC-17で運ぶんだろうか。

'Meet the Press' transcript for March 1, 2009
Exclusive! Robert Gates joins us for his first television interview
as President Obama's Secretary of Defense. He'll discuss the administration's
new Iraq withdrawal plans; troop levels in Afghanistan; U.S. defense spending;
and our nation's military interests around the globe. Plus,
a political roundtable with Fmr. Rep. Harold Ford, Jr. (D-TN);
GOP Strategist Mike Murphy; Vanity Fair's Dee Dee Myers;
and MSNBC's Joe Scarborough.

Gates outlines Obama’s Iraq plan
updated 12:23 p.m. ET March 1, 2009
http://www.msnbc.msn.com/id/29453052/
2010年8月以降にイラクに駐留する兵力は戦闘旅団ではなく顧問・支援旅団(advisory and
assistance brigades)だとゲイツは語っている。半ば読み。

>>474　アメリカとメキシコ国境のメキシコ側で麻薬カルテルと治安部隊が衝突しており
麻薬戦争の様相となってることについて、メキシコに情報や捜索などの支援の可能性が
あると語っている部分がある。

後半は経済、共和党の今後などの話題でゲイツが退場し論者が変わるため読まず。

#メキシコ国境に密入国者捜索のためストライカー旅団のRSTA大隊、つまり騎兵大隊が
演習をかねて派遣されていたことを思い出す。また州兵も派遣されて警戒に当たっていたことが
ある。

The War Within
by bob woodward
Brady Dennis and Evelyn Duffy contributed to this report.
ABOUT THIS SERIES
Wednesday, September 10, 2008; Page A07
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2008/09/09/AR2008090903530.html
ギャンブルに先行して増派戦略の前後におけるブッシュ政権内幕物の内容紹介シリーズ
・ボブ・ウッドワードのブッシュ政権物としては4冊目（だと思う）
・”ギャンブル”との違いは
2006年夏から秋にかけてのブッシュの決心に至る過程
国家安全保障会議内でのイラク戦略見直し作業との関連　などらしい。
ギャンブルでは2007年1月の戦略見直しと増派発表にいたるまでブッシュがはっきり決心したのは
12月頃としているように思える。この辺は詳しく線表を作ってまとめないとちょっとわからない。

ジャック・キーンがMNF-I司令官ｋら統合参謀本部議長にいたる指揮系統の外で増派戦略を
MNC-I司令官オディエルノ大将とともに推進していたことは書かれている模様

#このシリーズは邦訳がこれまで出ているのでこれも出るか既に出ていると思われる。
どちらかといえばブッシュ大統領を擁護する筆調が強いと思える。

Michael L. Burgoyne and Albert J. Marckwardt
The Defense of Jisr al-Doreaa
With E. D. Swinton's "The Defence of Duffer's Drift"
With a Foreword by John A. Nagl
http://www.press.uchicago.edu/presssite/metadata.epl?mode=synopsis&bookkey=400779
愚者の渡しのスタイルで内乱戦における想定をした本が出版されたとのこと

筆者のサイト　本の内容をさらに掘り下げた想定あり
http://www.defenseofjad.com/opd_materials.php

#小隊の戦闘外哨の守備の話のように思える。

>>477　第一夜　の抜粋

http://www.press.uchicago.edu/Misc/Chicago/080932.html

>>477 掘り下げては居ない。本を教材として図上想定を行う場合の資料と教官への指示。
項目は戦闘外哨防御、交通検問、対狙撃、巡察、現地指導層との交渉、現地軍との合同巡察、統率
などに分かれている。

共著者2名へのインタビュー　3枚目が面白い
http://www.defenseofjad.com/images/platoon_leader_interview.pdf
一人は対内乱戦では新たな敵を作り出さぬようにせよという教訓が身にしみると自身のイラク派遣経験を
振り返って襲撃（包囲と掃討、強制捜索など？）をしたことはあったが中には反イラク勢力の不意を
ついたというよりは住民を離反させるのに一役買ったものもあったかもと述懐し、住民への影響を行動を
起こす前に考えるのが重要と話している。

もう一人はなんでも自分だけで解決しようとせず、地域の全員と関係を築き、万事、話し合いで
協働することと話している。自身のみで全てこなすのではなく仕組みを造り解決せよとも言い換えている。
関係を築けば情報提供者網を作れて敵の情報を入手でき、発電機の持ち主からなる電力協議会を
作り電力（#不足）問題に対処でき、小口融資により市場協議会を作り経済を向上させ、重要な交差点や
基盤施設を守るには有志市民からなる自警団を作れば治安が改善されると、列挙している。

#ここにきてimperial policingを読んでいないことを思い出す。

>>479　著者の経歴も面白い。1999年に機甲将校として戦車小隊長→偵察小隊長と勤めてゆき
イラク戦争でがらっとやることが変わってイラク派遣を二度（だったか）経験。その後は
NTCで内乱戦の教官だったり、国防言語研究所で教育中だったりしている。

出版された本自体は多色ではなく白黒らしい。サイトはカラーの地図を提供する意味合いもある
とのこと。

419です。
少し前にStatus of the U.S Navyの運営者の方もSTRATFORの米海軍の追跡マップについて触れらていたので
メールで伺ってみたのですが、相手の癇に障ってしまったらしく怒られてしまいました。（何度もくどく聞きすぎてしまった…）

それでも２月２８日分の投稿と言う形で返答（と補足のメール）を頂きました。
STRATFORのソレは基本的に殆ど米海軍の公式サイトやウェブで確認し得るレベルの
内容であり、自分のブログに載せた記事だけでマップを描いたのが何よりの証拠になるだろうとのことでした。

但しそれはSTRATFORの記事の再現を意味しても必ずしも信頼度とは直結しないとも述べていました。
いまいち意味を呑みこめないでいるのですが今は満足としておきます。

>>464
TBI（脳外傷症）を取り上げたのは毎日新聞でしたね。
IEDなどへの対策が進む一方での状況ということなのでしょうか。

http://informationdissemination.blogspot.com/2009/02/5th-fleet-focus-order-of-battle_28.html
エラい数の軍艦が中東に集まってる（汗

>>481 IEDについてはギミックというか機械、ハードによるものもあるんでしょうけども
発生件数自体を抑制するのは結局、仕掛けている者との関係構築のようです。

TBI（脳外傷症）の扱いは自殺率や無許可離隊や基地内での不審死（自殺、他殺）などと
あわせて軍の空洞化をみる兆候になるのかもしれません。湾岸戦争症候群と異なり
戦争を遂行している政権が戦争との因果関係を認めた点を取り上げていましたが
治療方法やケアなどは確立するんでしょうか。

STRATFORについては相変わらず何も調べていないです。軍やCIAがやっていたことが
役務の民間発注、活用により次第に民間でやる素地が整ったということなのか、
それとも戦略情報活動のようなものなのか、まったく不明です。

#そういえば週刊新潮の朝日新聞阪神支局襲撃事件の実行犯の手記とそれに対する
朝日、文春の反応などは面白かったです。大使館を囲む集団が形成されるという話を
佐藤優がしていました。

http://www.navytimes.com/news/2009/02/navy_port_royal_022809w/
ハワイで座礁した米イージス巡洋艦は結構香ばしい損害を受けているようです。

防衛省の平成２１年度予算概要を見ていて思ったのですが、海上航空作戦指揮統制システム（ＭＡＣＣＳ）なる
哨戒機の指揮機材の可搬化が盛り込まれているそうです。今までは…展開することを考えていなかったんですかね（汗

そうでなくても、これからソマリアにP-3Cを出す際の指揮統制はどうするんでしょう？

>>481
記事のURLの提示を忘れました。
http://usn.blog62.fc2.com/blog-entry-893.html

http://www.marinetraffic.com/ais/
さすがに絶句、やっぱり世界は広い。途方もないことをやる連中がいる。
以前に誰かがAIS（船舶自動識別システム）が軍艦に装備されているか否かのような発言をされていた記憶がありますが、これは装備しているとマズいんじゃなかろうか。

http://www.icc-ccs.org/index.php?option=com_fabrik&view=visualization&controller=visualization.googlemap&Itemid=219
国際海事局(IMB)の海賊マップもそうですが、情報の視覚化（それ以前に情報の集積・整理がされていることが大事なのだろうか）の力を思い知った気がします。

Can the EFV survive?
The Corps’ dream amtrac is still afloat ? for now
By Dan Lamothe - Staff writer
Posted : Monday Mar 2, 2009 7:05:57 EST
http://www.marinecorpstimes.com/news/2009/03/marine_efv_030209w/
米海兵隊の水陸両用強襲装甲車の開発を継続できるか、開発のこれまでを振り返る記事

>>483　珊瑚礁の上で3日半の間波に揺られたのと救出作業などで船体下面のスクリュー羽根や
ソナードームばかりでなく、推進軸、推進軸防水シール、VLSハッチなどや振動によりイージスの
レーダー発信アンテナの調整などにまで影響が出ているんですね。ずいぶん広範に被害が
及んでいるようです。

海上航空作戦指揮統制システムは初耳です。潜水艦の音紋データベースや機上処理装置の支援や
日本との秘匿通信能力など一そろいでしょうか。

>>484　漁船への搭載を義務付ければ、昨年のあたごと漁船の衝突をいくらかでも予防できたと
思います。自衛隊艦船や軍艦についても一定水域内（水道、領海など）ではトランスポンダをつけて
おくのが良いのではと思います。

ギリシャの大学が始めた試みでAISトランスポンダを港湾に設置するか船舶に乗せるなどして
情報をグーグルマップ上で視覚化できるものなんでしょうか。

MarSOC marks its 3rd anniversary
By Trista Talton - Staff writer
Posted : Tuesday Mar 3, 2009 6:43:13 EST
CAMP LEJEUNE, N.C.
http://www.marinecorpstimes.com/news/2009/03/marine_marsoc_030209w/
米海兵隊の特殊作戦コマンド、現在は人員規模2100名（目標まで後400名）

最初の個人訓練課程を現在、海兵60名が受けている
・課程は7ヶ月間で開始は2008年10月、現在、4分の3を消化
・課程は海兵特殊作戦コマンドの者がおおよそ1年をかけて設計

NATO may ask China for support in Afghanistan
By Slobodan Lekic - The Associated Press
Posted : Monday Mar 2, 2009 21:34:01 EST
BRUSSELS
http://www.marinecorpstimes.com/news/2009/03/ap_nato_china_afghanistan_030209/
NATO内部でアフガニスタンへの補給路開設に中国の支援を求めるか検討する動きがある模様
・中国側に接触はまだしていないとのこと

アフガニスタンと中国は細いWakhan回廊（かつてのシルクロードの一部）で接しており、タジキスタンと
パキスタンを中国領の回廊が隔てている。

中国は国内西部にイスラム過激派を抱えており、これまでのところアフガン政府と米国主導の
アフガン戦争には総じて支持する姿勢。ただし深入りはさけている

ブリュッセルで今週木曜日にNATO外相会議が開かれる。クリントン国務長官にとっては就任後初の
欧州訪問となる。

March 02, 2009
DoD Announces Units For Next Afghanistan Rotation
http://www.defenselink.mil/releases/release.aspx?releaseid=12531
部隊ローテーションで
第82空挺師団本部（ノースカロライナ州フォートブラッグ）
第4歩兵師団第4旅団（コロラド州フォートカーソン）
をアフガニスタンへ春遅くからISAF（国際治安支援部隊）として派遣　人員規模はあわせて4700名

#第82空挺師団はヘリ旅団が南部に派遣されることが既に伝えられている