1 :
名無し三等兵:
2 :
名無し三等兵:2005/11/21(月) 04:49:27 ID:vHprn/VF
一等自営業阻止
3 :
名無し三等兵:2005/11/21(月) 08:25:42 ID:???
3なら柏原芳恵とセックスできる。
4 :
名無し三等兵:2005/11/21(月) 12:51:47 ID:???
乳の話ですか?
5 :
名無し三等兵:2005/11/21(月) 21:17:24 ID:???
_,,, -――- 、
__,,,,,_ /、,:.-‐:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
/:::::::: :::::` 、 'ノ:.`‐-:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:__ |
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ _i:._:., - ‐‐::::':::::::: ̄:::: ̄:::::` 、
,':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l , -‐ '::::::_:: -ー''" ̄ ̄ ̄ヾ;;;;;;;;!:::::::::::::::::::::)
|:::::::::::::_ ,==ニニニ_=_=(::::::::::::::::_r¬、( ̄~il ̄ ̄ ̄; ̄`i::::__;;, '" 新スレ乙!
( `丶、 _,!-‐'";;;;/′ ___,,- ,,/.  ̄ ̄ ヾ/__,`''‐" ! )ノ ´
ヽ、 ヽ、 `ヾ;;{_ ,_ゝ ヽ___、 `l´ 祝いがてらに
>>4をナパームで焼き払え!
_ヽ__ ` ‐-、/i\` ==/ _ l〈ノヽ | _)ヾ` 、
.(____(__; ̄ ̄ヽ| ` 、__ __i: : `゙ 、 )___,, -‐''''' " /: : \`: : '' ―-
ヽ,______) ̄ l /: : : : : : : : : `ヽ、 __, '"ヽ: :\ , ': : : : : :ヽ: : : : : :
.ヽ__ノヾ 彡ヽ /: : : : : : : : : :, -'´: : : : : : /: : : :\ /: : , -‐ '"`: : : : :
`' 、__ 丿ヽ、/: : : : : : : :_ /: : ::、: : !: : : :\: : : : \ / /´: : : : : : : : : : :
`‐--'" \: : _ _,'__: `ヽ、: : ヽ,|', l二二 ヽ、: : /'": : l二二二: : : : : :
\ ゙`ヽ\: : : `ヽ: : : : : : : : : : : : : : :ヽl: : : : : : : : : : : :
あぼーん
7 :
名無し三等兵:2005/11/21(月) 23:52:34 ID:???
あぼーん
9 :
名無し三等兵:2005/11/22(火) 16:43:40 ID:???
10 :
名無し三等兵:2005/11/22(火) 20:58:13 ID:???
11 :
名無し三等兵:2005/11/22(火) 23:47:28 ID:???
発:
>>11 宛:
>>9 この手の輩は放置しておくに限るかと…
お姉さ(ry スレにも似たようなモンが湧いていたな
12 :
名無し三等兵:2005/11/23(水) 22:16:14 ID:???
13 :
名無し三等兵:2005/11/23(水) 22:17:24 ID:???
>>11 糞スレばっか立てるな!早くVIP板に帰れ!
14 :
名無し三等兵:2005/11/23(水) 22:30:11 ID:???
>11はVIPPERなのか?
15 :
名無し三等兵:2005/11/24(木) 00:09:41 ID:???
此れの所を厳イツの磐境イハサカと斎イハイ定めて招オキ奉る
掛けまくも
畏き産土ウブスナ大神を始めて
大地主オホトコヌシ大神
埴安姫ハニヤスヒメ大神
また屋船ヤフネ大神
等の御前に恐み恐みも白モウさく
この度壱>1なる者新しき須礼スレを建てむとして
此の所の荒草木根アラクサネキノネを刈除き大石小石を拾ひ均ナラして
今日の生日イクヒの足日タルヒにしも地鎮トコシズメノ祭マツリを慎み敬ひ執行トリオコナはむ
種々クサグサ物を献り御祭仕奉ツカヘる事を平らけく安らけく聞食キコシメして
今ゆ行先此の事に関係アヅカれる住人スミビト等に
返信カエリ打つの速けく事成コトナさしめ給ひて
鯖落サバオチの災害ワザハイは更なり荒津神アラツカミの損害ソコナヒ無く
弥遠永トホナガに些イササかの異ケしき事危き事も有らしめ給はず
安ヤスラけく平タヒらかに常磐堅磐トキハカキハに
返信カエリの八百続ヤヲツヅきと共に立栄えしめ給へと
恐み恐みも称辞タダヘゴト申マヲシ鎮納シズメヲサめ畢ヲへ奉らくと白す
二拝二拍手一拝
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧ ◇
( ´∀`)_ /◇◇ 防女系スレの伝統として序盤は自治厨とかなんだか分からない
/__|]⊃y__|]⊃ ◇ ◇ 生モノに必ず荒されるのでかの板で霊験あらたかな地鎮祭
/`ー==キ| 彡 してきますね
⊂ニ/_つつゝ
16 :
名無し三等兵:2005/11/24(木) 00:28:03 ID:???
17 :
名無し三等兵:2005/11/25(金) 01:59:12 ID:gWeWbukP
残念なことに、前スレが落ちてしまった。
SS書きさんはこちらに投下してくれるとありがたい。
あと、無関係な書き込みに対しては完全無視ということで。
18 :
名無し三等兵:2005/11/25(金) 04:55:45 ID:???
ヲチはうんこで。
19 :
名無し三等兵:2005/11/25(金) 17:19:53 ID:???
20 :
名無し三等兵:2005/11/25(金) 23:26:59 ID:+g45zjKL
これで、この週末にキャットファイト編が投下されれば・・・
設定として前スレで少しでた「学生寮監督生」ネタは中々面白そうだ。
多分、各学年の委員長達の権限を、学寮に限っては無視できるのだろうな
21 :
名無し三等兵:2005/11/26(土) 05:36:18 ID:r85YIi3k
ナイフコンバットが大得意な眼鏡っ娘とか、
狙撃科二人娘のSSをお待ちしています。
できれば、山の怖い話で。
刃物が魔除けになるとか、お守りに入れてる
隠し玉とかの話が結構あったので。
22 :
名無し三等兵:2005/11/27(日) 23:32:23 ID:???
狙撃分隊の二人は、幽霊に対してどんな反応をするだろうか?
特にクールな方
それによってはSSが書けるかも…
23 :
名無し三等兵:2005/11/28(月) 00:09:52 ID:???
PSO-Pに映る不気味な陰!
沈着冷静な彼女は、ロシア製スコープの故障だと確信した!
「…国産にしよ」
24 :
名無し三等兵:2005/11/28(月) 00:43:47 ID:???
PSO-Pに映る不気味な陰!
沈着冷静な彼女は、ロシア製スコープの故障だと確信した!
「…国産にしよ」
一方、ロシアは
……………アメリカ製を使った
25 :
名無し三等兵:2005/11/28(月) 01:28:36 ID:VRN5xcB9
>>22 幽霊というより「山ノ神」「山の精」だろうな。
老獪なマタギが危機を脱する話が結構あったぞ。
そして、その話群に山の素人が助けられる話もあった。
26 :
名無し三等兵:2005/11/28(月) 12:30:29 ID:???
祠に封印されていた鬼姫がダメ生徒を励ます話とか
27 :
名無し三等兵:2005/11/28(月) 12:44:50 ID:???
鵺姫の方がよさげ
鵺姫真話
28 :
名無し三等兵:2005/11/29(火) 00:22:50 ID:???
>>26 ウホっ、いい素材書かないか?
………でも着手すると確実に現在の戦線が崩壊するな('A`)
29 :
名無し三等兵:2005/11/29(火) 07:00:11 ID:rxFJnVUt
卒業までに、英語とそれ以外の外国語をネイティブレベルとあるが、
やっぱり最近の流行は中国語(普通語)もしくは台湾系広東語だろうか?
それとも、伝統としてラテン語系ロマンス語であるフランス語。
中東のアラビア語とかスペイン語の需要は高まっていると思うんだが
日本の国益と正面衝突してないせいか、専門部局が少人数で大量養成しないんだよな・・・
30 :
名無し三等兵:2005/11/29(火) 11:30:57 ID:???
山の怖い話から
綺麗な星だなー
川のせせらぎを聞きながら炊火して飯を食う気分は最高だ
パシャ・・・パシャ・・・
なんの音だろう?
パシャパシャパシャ
どうやら向こう岸の上流のほうで子供が遊んでいるようだ。
そういえばさっき上流のほうでテントが張ってあった
パシャパシャパシャパシャパシャパシャ
しゃがんで細長い棒で水面を叩いているようだ、
よく見るとすっぽんぽんだ
すっぽんぽんで川叩いてやがる。
31 :
名無し三等兵:2005/11/29(火) 11:31:46 ID:???
ずっと観ていたらそいつと目が合った。あれ?
おかしい、顔が見えない、というよりも顔が無い、髪の毛も無い、
するとそいつはスクッと立ち上がった
キエーーーーーーーーーーー!!バシャバシャバシャ
いきなり奇声を発し水面をたたきながら夜の暗い川を渡りだした
やけに川を渡るのが早い、やばい逃げなきゃ。
バシャバシャバシャ
うわ!もうあんなところまで
バシャバシャバシャがこ・・・がらがらがら
そいつはもうこっちの岸に到着。
あれ?上流のあのテントに向かって歩き出したぞ。
なあんだ、やっぱりあのテントの人だったんだ、
そいつはテントのまわりをぐるぐる回り始めた。
入り口を見つけると中に入った。おどかしやがって
しばらくすると
ギィャャーーーーーーー!!いたぃ
人の悲鳴と
メリメリメリメリーーーービチャビチャビチャ
とても嫌な音がした
俺は今度こそ逃げ出した。
32 :
名無し三等兵:2005/11/29(火) 12:38:40 ID:rxFJnVUt
知り合いの話。
彼のお爺さんが、連れと一緒に山で猟をしていた時のことだ。
いきなり遠くから「助けて!」と甲高い女性の悲鳴が聞こえた。
慌てて答えようとするお爺さんを制した連れは、ひどく緊張した顔をした。
強引にお爺さんを連れて、すぐさま走って山を下り始めたそうだ。
背後からは引き続いて「助けて!」という声が繰り返し聞こえてきた。
助けを求める人を見捨てるのかと、お爺さんはしばらく葛藤したというが、
山を下るうちに奇妙なことに気がついた。
助けてという叫びが、段々大きくはっきりと聞こえるようになっていたのだ。
自分たちが走る以上の速さで、叫び声の主は自分たちに近づいてきている!
二人は必死に足元の悪い山道を走ったのだそうだ。
唐突に開けた場所に出た。
誰が安置したのか、そこにはお地蔵様が何個も並ぶ小さな祠があった。
どうやら連れの猟師は、最初からここを目指して走っていたらしい。
彼らが足を止め一息入れた途端、背後の茂みから、奇妙に間延びした声が聞こえた。
たぁぁすぅぅけぇぇてぇぇぇぇ・・・
思わず銃を握り締める二人の耳は、何かが遠ざかって行く音を捕らえていた。
それ以降、助けてという叫びは聞こえなくなった。
33 :
名無し三等兵:2005/11/29(火) 12:40:06 ID:rxFJnVUt
(続き)
連れがぽつりと言う。
あれは鬼だ。
この山に伝わる昔話で、助けに来た人を襲って喰らう鬼の話があった。
声が聞こえた途端、これが熱くなったんで危ないとわかったんだ。
そう言って連れが出したお守りは、かすかに焦げて燻っていたという。
無事に山を下りられるように、その祠に祈った。
言い伝えによるとそこは、その山の鬼を鎮めるために建てられたのだという。
そのおかげか、それ以上の怪事には遭わず下山できた。
二人ともしばらくは、その山に近寄らなかったということだ。
彼の息子(知り合いのお父さん)が町に出て定職に就くと言った時、まったく反対
しなかったのも、この経験のためだったらしい。
あんな物に捕まったら洒落にならないからな。
そう言ってお爺さんは煙草をふかしたのだそうだ。
私は、私のお姉様と硝子越しに対峙する。
「菜緒子、わたしは退屈なの」
「当直司令が退屈を感じるのは結構なことだと思いますが?」
私はできるかぎり嫌味に聞こえるように、言った。
そうでもしないと、心が、折れる。
次々と入電する巡回班の位置報告に合わせて情況表示板に書き込んでいくのは、まったくもって退屈を感じるには縁遠い役目だ。
ただでさえ多いユニット数を掌握するのに手一杯なうえに、当直司令から見て正常にみえる情況表示板は、書き手からすれば左右逆である。それこそ位置を置いていくだけでも脳髄から嫌な痛みが走ってきそうだ。
なおかつ、当直司令に適切な意見具申を期待されている副官役としては、《起こりうるべき事態》を想定を常に試されるのである。
まったくやり切れない。
「反抗的な目をしているわね」
お姉様が言った。
「まあいいわ。菜緒子も進級すればわかるでしょうけれども、当直司令って一晩中空気の濁った指揮所にこもっていなければならないの。できることなら夜風を浴びられる一隊員としての昔に戻りたいわ」
「ご冗談でしょう?」
私の問いに、お姉様は瞳を閉じた。
このようなやりとりが一晩中続くのだ。
他の当直司令とその妹の場合についてはあまり詳しくないが、無線手の4号生徒の複雑な表情の動きを横目にみるにつけ、夜間当直の上級生のなかでは、私のお姉様は相当に仕え辛い部類に入っているのは想像に難くない。
できれば嫌な当直司令のナンバーテンではないことを祈りたい。
妹として。
「ときに菜緒子、前回の抜き打ち訓r」
「いけません!!」
お姉様の言葉をさえぎり、私は声を荒げた。
「過度な訓練出動は兵をいたずらに消耗させます!」
「なにも大きな声を出さなくていいじゃない」
オペレーターのみんなも怖がっているでしょ、とお姉様はしれっと言った。
それはあなたのせいだと心の中で毒づく。
うかつに声にだせば、お姉様を喜ばせるだけなのだから。
「憲兵の錬度を維持するには緊急訓練が一番なの」
「はい。全然同意します」
ですがしかし、それによって士気は最悪になります。
「だからこそ、だからこそなの。菜緒子」
いいや、私にはわかっている。
お姉様は退屈しのぎに、緊急事態訓練を告げるベルのボタンを押したいだけなのだ。
無線手の子の居住まいを正す後ろ姿に、私にどうにかしろと訴える切ない願いをひしひしと感じた。
「ですが、前回、前々回と、先輩が当直司令の夜に全憲兵に緊急待機訓練を命ぜられました」
「あら、そうだったかしら?」
「不肖ながら私が当直司令の補佐に当たっておりましたので、間違いありません」
ですから当分は自重してください、と意見すると、お姉様はニヤニヤと私をねぶり見ながら具申を受け入れた。
「そうね、今夜は止めにしましょう」
「ありがとうございます」
私は礼を述べつつ、とある空想にとりつかれた。
もし、私が無事に進級して憲兵当直司令の任に当たったとして。
非常ベルのボタンを押すという衝動を抑えきれるかどうか…
36 :
名無し三等兵:2005/11/29(火) 20:38:33 ID:???
>>34-35 うわ・・・切れ味すごく(・∀・)イイ
ショートショートキター!
37 :
名無し三等兵:2005/11/30(水) 03:03:11 ID:AyFbJf60
憲兵ものをまたお待ちします。
しかし、防女卒業生は卒業後の進路が警察であっても
交通警察や刑事警察でなく、外事警察や公安、機動隊行きなんだろうな
38 :
名無し三等兵:2005/11/30(水) 12:08:18 ID:???
そういうのは警察板でやってくれや。
39 :
名無し三等兵:2005/11/30(水) 16:10:04 ID:???
40 :
名無し三等兵:2005/11/30(水) 19:41:34 ID:???
中高一貫の警察女子校創立スレをたてれば?
41 :
名無し三等兵:2005/11/30(水) 20:16:56 ID:???
>>40 一応、ここは隔離スレなんだから増殖はやめようぜ
まあ在外基地みたいなもんはフェチ板にあるから
それで我慢汁
42 :
名無し三等兵:2005/11/30(水) 23:19:03 ID:???
警察に行くのは憲兵のうちの一部で
中堅幹部養成校である防女内では傍流もいいとこ。
それより、防衛省昇格がほぼ決まったと言う事だが
ネタがでないね。
防女絡みでなんか有りそうなものだが。
警察ネタも、国家警察が復活したら盛り上がるかもな
43 :
名無し三等兵:2005/11/30(水) 23:22:38 ID:???
うんこ
44 :
名無し三等兵:2005/11/30(水) 23:48:04 ID:???
>>42 いろいろと考えてはいるが、筆(キーボード?)が動かん…
45 :
名無し三等兵:2005/12/01(木) 01:05:25 ID:???
>>41 >一応、ここは隔離スレなんだから
マジで聞くが、ほんとうか?
ほんとうにこのスレは隔離スレなのか?
46 :
名無し三等兵:2005/12/01(木) 01:21:58 ID:???
海軍メイドさん事件とか
ありとあらゆる並行世界からとか
自衛隊がファンタジー世界に召還とか
あるんだが、前すれの最後から
ここが気に食わない輩から荒らされている。
同士諸君は無視の方向でよろしく
47 :
名無し三等兵:2005/12/01(木) 22:01:20 ID:???
48 :
名無し三等兵:2005/12/02(金) 01:44:07 ID:???
>>46 SF板やライトノベルズ板にあってもおかしくないのが
スレを何周も更新してるな。
それに比べれば、今世紀中に創立される可能性が
無きにしも非ずの防衛女子校スレなど立派な軍板のスレと言える。
軍板大学スレもそれなりに栄えていることだし。
49 :
名無し三等兵:2005/12/02(金) 11:24:37 ID:???
5スレ目まで来て今更板違いって言われてもナ
50 :
名無し三等兵:2005/12/02(金) 16:46:15 ID:Q+OxSD1Y
途中、南北朝期があったから実質5スレ以上だしな。
しかも、初スレから削除依頼が無視されまくったという過去がある。
それに、このスレ、結構色んな人間が書き込んでいて極一部の
趣味人サロンとまで廃れていないし、読んでるだけの人間もそれなりに
いるだろ。
どことは言わんが、軍板スレで個人が半数のレスをあげて
それ以外の人間のやる気が無くなって隔離板を作られたところもある。
このスレに文句があるなら、これぞ軍板的なスレを立ててここ以上に
繁栄させれば良いのに。
51 :
名無し三等兵:2005/12/02(金) 17:37:26 ID:???
防女学生の軍板大学進学について
52 :
名無し三等兵:2005/12/02(金) 18:19:56 ID:???
>>1を読み直せ
基本は中堅幹部養成校
成績優秀者は帝大、防大に進学
昨今、名門化が進み大学進学者の増大、
箔付けとして入学・卒業後学費給付金一括返済→見合い、
等々が増えており問題となっている。
部隊入隊組も某狙撃科TOPみたいに警察・海保と陸自が
奪い合い・・・他のように高レベル人材育成機関として評価が高い。
軍大に進学するなど、東大進学コースが整備されている
名門女子校の学生が日大に行くようなもんだ。
↓
修正 帝京大
53 :
名無し三等兵:2005/12/02(金) 22:40:08 ID:???
54 :
名無し三等兵:2005/12/02(金) 22:56:50 ID:???
防衛女子校 ./ ;ヽ
l _,,,,,,,,_,;;;;i
l l''|~___;;、_y__ lミ;l
゙l;| | `'",;_,i`'"|;i | いくっ、いきます、いっちゃう!いぐぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!
,r''i ヽ, '~rーj`c=/
,/ ヽ ヽ`ー"/:: `ヽ
/ ゙ヽ  ̄、::::: ゙l,
|;/"⌒ヽ, \ ヽ: _l_ ri ri
l l ヽr‐─ヽ_|_⊂////;`ゞ--―─-r| | / |
゙l゙l, l,|`゙゙゙''―ll___l,,l,|,iノ二二二二│`""""""""""""|二;;二二;;二二二i≡二三三l
| ヽ ヽ _|_ _ "l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |二;;二二;;二=''''''''''' ̄ノ
/"ヽ 'j_/ヽヽ, ̄ ,,,/"''''''''''''⊃r‐l'二二二T ̄ ̄ ̄ [i゙''''''''''''''''"゙゙゙ ̄`"
/ ヽ ー──''''''""(;;) `゙,j" | | |
55 :
名無し三等兵:2005/12/02(金) 23:06:08 ID:???
貴殿の頭では『軍事的』とはそのようでものおじゃるかW
ほっほっほ、さもありなん さもありなん
貴殿はもっと唐土の書を読むべきでおじゃろうW
高家から鮮卑
>>53に『資治通鑑』が遣わされました
鮮卑
>>53の教養が5⇒18へ上がりました
鮮卑
>>53は『慎み』を覚えました
今月のターンを終了しますか
ニア はい
いいえ
56 :
名無し三等兵:2005/12/02(金) 23:39:49 ID:???
二つ目のスレは歴史的考察がなされてて、
なんかこのスレより高尚だね。
57 :
名無し三等兵:2005/12/02(金) 23:41:03 ID:???
>>52 そういう設定の強制みたいのは、やめれ。
スレが廃れる。
さまざまな設定があるから、面白いんじゃないかな。
人のかずだけ防女の設定がある。
萌えだけじゃつまんないし。
58 :
名無し三等兵:2005/12/03(土) 02:16:32 ID:???
射撃教官AAをおいておきますね
622 名前: 日出づる処の名無し [sage] 投稿日: 2005/11/29(火) 23:48:26 ID:4xd3Ycgg
>>608 /彡ミ__ノヽ
i 彳 −−`ヾ|
| _| /\ y/ レ
.(6! ⌒´_i`⌒|)
γiヽ´.rヘ、` /
/ | ヽ ヽ. ̄ /、⌒\
./ |___\  ̄ |/ ヽ
i/ ⌒ヽ, ∠\ |> | _i_ .ri ri
ll ヽr‐─ヽ_|_⊂////;`ゞ--―─-r| | / |
ll l,|`゙゙゙''―ll___l_l_|_iノ二二二二│` ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|二;;二二;;二二二i≡二三三l
|ヽ ヽ _|_ _ "l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |二;;二二;;二=''''''''''' ̄ノ
/"ヽ j_/ヽヽ, ̄ ,,,/"''''''''''''⊃r‐l'二二二T ̄ ̄ ̄ [i゙''''''''''''''''"゙゙゙ ̄`"
/ ヽ ー──''''''""(;;) `゙,j" | | |
623 名前: 日出づる処の名無し [sage] 投稿日: 2005/11/29(火) 23:54:04 ID:upuCtLiG
>>622 いいぞ ベイべー!
所属と名前を言わないのはただの記者だ!
靖国神社参拝に関して聞いてくるのはよく訓練された記者だ!
ホント 記者会見は地獄だぜ! フゥハハハーハァー
59 :
名無し三等兵:2005/12/03(土) 08:32:29 ID:yDDLiOHM
>>52 もうすぐクリスマスだが例年、学期末試験で合格点を取れなかったら
冬季休暇無しで訓練に励むんだったよな。
校長の訓示
初日の出を拝んで、餅が一個だけ入ってる雑煮を食べて訓練開始!
・・・ああ 嫌!
私は、帰省して男の子と初詣に行くの・・・・・
と、いうネタなら思いつきますが
60 :
名無し三等兵:2005/12/03(土) 21:27:04 ID:M79v1ruY
防衛女子は教育機関と進路の性格上、あまり外部に内情の宣伝を行う事はなく
学生の父兄にも通り一遍の情報しか知らされないが、帰省から帰校した学生が
暗い顔で「お母さんから、”あずみ”って言うマンガを見せられて「「あんた、大丈夫?」」って
心配された」と、もう少しそこらへんがなんとかならないかという意見も最近出てきている。
退学、転学は自由だから今更怒鳴り込んでくる親はいないのだが、人権団体とかがな・・・・
61 :
名無し三等兵:2005/12/03(土) 22:41:55 ID:???
おんなはかちく
62 :
名無し三等兵:2005/12/03(土) 22:51:17 ID:???
|┃三 人 ガラッ
|┃ (__) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|┃=(__) < ヘイ!ウンコーおまち
____.|O、(,, ・∀・) \________
|┃ヽ ⊂彡 ミ シュッ
|┃ ) ,ヘ ) ●
 ̄ ̄ ̄"
63 :
名無し三等兵:2005/12/04(日) 16:57:17 ID:68Mah6s7
ところで、前スレ最後に投下計画があったキャットファイト編の
続きはまだですか?
お待ちしています。
64 :
名無し三等兵:2005/12/04(日) 21:24:52 ID:???
何気なしにONE☆BOKUというゲームを昨日買ったのだが、
これいいよ、マジいい。愛おしくて笑えて切なくなりたい人にお勧め
65 :
名無し三等兵:2005/12/04(日) 21:26:08 ID:???
66 :
名無し三等兵:2005/12/04(日) 21:26:44 ID:???
67 :
名無し三等兵:2005/12/04(日) 21:27:20 ID:???
富士見 紗由美
CV:北都南
買いだな。
68 :
名無し三等兵:2005/12/04(日) 21:27:55 ID:???
>>66 恭子ねえに篁瑞帆を採用したかぐやをなめるな!!12!!
69 :
名無し三等兵:2005/12/04(日) 21:29:08 ID:???
<= ( ´∀`) ウ、…ぼくは生粋の軍板住人だけど
12月16日に出るこれなんかどうかな?
http://www.p-x.jp/ ここにぴったりのエロゲーだと思うニダよ
(*'A`) 秋葉で店頭デモやっていたけどちょっと欲しくなった
ま、軍事的内容は火葬にも劣る事100lだけど
70 :
名無し三等兵:2005/12/04(日) 21:29:54 ID:???
>>66 むしろ犠母姉妹に海原エレナが出ているのに七分勃起
71 :
66:2005/12/04(日) 21:30:56 ID:???
秋菜シナリオ、美鶴シナリオ、夏子シナリオ終了
>>67 秋菜さんに萌え狂ってまつ(w
しまったなこれ夏にやればよかった
姉とボインに続いて、姉、ちゃんとしようよっ!と姉、ちゃんとしようよっ!2の両方とも終わったので、
家庭教師のお姉さんを買いに行ったらこのゲームのパッケージに魅かれて買ったんだよな。
72 :
名無し三等兵:2005/12/04(日) 21:31:36 ID:???
>>70 詩乃先生の誘惑授業の櫻井詩乃を思い出してちんちんおっきおっき
73 :
名無し三等兵:2005/12/04(日) 21:32:29 ID:???
フローラリアは確かに良かった…
74 :
名無し三等兵:2005/12/04(日) 22:52:25 ID:???
厨がコピペで荒らしているこのドサクサなら言える!!
∩(・∀・)∩いあ!すとらま!すとらま!
|彡 防女憲兵隊が来ないうちに素早く戦略的転進
75 :
名無し三等兵:2005/12/04(日) 23:53:27 ID:???
>>74 あんたなんかしんじゃえばいいのよ!by芙蓉楓
76 :
名無し三等兵:2005/12/05(月) 07:20:53 ID:9K8/hRCI
ゲームで最後に嵌ったのが。シムシティとプリンセスメーカー3だったので
何言ってるのか全くわからん・・・・
ただ、防衛女子はゲームなりラノベのネタにはなりそうだ。
軍事ネタで盛り上がってくれ
77 :
名無し三等兵:2005/12/05(月) 11:03:18 ID:???
シムシティで防女建設
プリメで塹壕の女神育成
78 :
名無し三等兵:2005/12/05(月) 17:29:46 ID:smM5NLbv
前スレで、両用三人娘が出てくる詐欺的18禁ゲーのネタが
続いてたよな。
79 :
名無し三等兵:2005/12/06(火) 19:19:04 ID:???
80 :
名無し三等兵:2005/12/06(火) 22:11:05 ID:???
犬絡みの怪談話を書いてみた
人の少ない時はSSアップするのに都合が良かったりする…
というわけで投入
81 :
忠犬:1:2005/12/06(火) 22:13:06 ID:???
前方10mも見えない猛吹雪の中、彼女は一人残された
簡単なミスだった。地図の読み間違い、天候の悪化、単独行動…
まさに「教科書に載る」ような単純なミス、しかしそれが彼女の命を奪おうとしていた
分隊の雪中行軍訓練、北陸の霊峰である白山一帯を踏破している最中の出来事だった
82 :
忠犬:2:2005/12/06(火) 22:15:07 ID:???
吹雪はすでに3日間続いていた
雪の斜面に横穴を掘り、体力の消耗を押さえるためにじっと身を固くする
最後に残ったチョコレートを囓り、ひたすらに救助を待つ
一つ200円の安物腕時計はすでに機能していない、今が何時なのかもわからない猛吹雪…
防女学生の例に漏れず彼女も貧乏な家庭の出だ。身につけた唯一の高級品はすでに亡くなった祖父から譲り受けた毛皮の防寒着
コレがあったからこそ、この3日間耐えられたとも言える…しかし、すでに体力の限界は近づいていた
(…もう、これ以上は保たないかも…)冷え切った体、朦朧とする意識
思い出されるのは自分のミス、地図を見誤り単独で経路偵察を行い、悪天候に巻き込まれ自分と仲間の位置を見失ってしまった
分隊の仲間たちはどうなっただろうか…そう考える余裕も無くなってしまった
(もういいか…けっこう頑張ったしね…)絶望、そして諦観
薄れゆく意識の中、彼女はゆっくりと目を閉じた…
83 :
忠犬:3:2005/12/06(火) 22:17:27 ID:???
次の瞬間、右腕に鋭い痛みが走った
「痛っ!」目を開ける彼女、そこに一匹の犬がいた。どうやらこの犬が腕に噛みついたようだ
ワン!と一鳴きしてその犬が彼女の顔を舐める。大きな体を持つ日本犬…秋田犬のようだ
「…レスキュー犬?この吹雪の中を…?」それにしてはこの犬には首輪が付いてない。不思議に思う彼女だったが…
その犬が服の袖に噛みついた、そして彼女を雪穴の外に引っ張り出そうとする
「え、な、何?」当惑する彼女だが、その犬は袖を放そうとしない
低く唸りながら強い力で彼女を引っ張り出そうとする
雪穴の外は猛吹雪だった。まだ前が見えるという事は、雲の上には太陽があるのだろう
体力を振り絞り、犬に引っ張られるまま100mほど歩く
大きな木の下に着いたところで、その犬は袖を口から放した
84 :
忠犬:4:2005/12/06(火) 22:19:49 ID:???
次の瞬間、山に轟音が響いた
大きな雪崩が起こり、雪穴のあったところは完全に覆い隠されてしまっていた
「…知ってたの?」彼女は犬の方を振り向く。ワン!と一声だけ吠えてその犬はまた歩き始めた
彼女の方に顔を向け「付いてこい」と言った…かのように顔を振った
犬に付いて歩いてすでに数時間、もともと限界に近かった彼女の体力も尽き果てようとしている
雪に足を取られてその場に倒れ込んだ彼女、すでに意識は朦朧としている
またしても犬が袖を掴む、しかし彼女の体はすでに動かない…
くーん…と悲しそうに一泣きする、しばらく考えるように辺りを歩き…そして、4本の足を広げ顔を上に向けた
わおーん!!!…遠吠えが吹雪にかき消される…その瞬間、薄れゆく意識の中で彼女は驚くべき光景を目にした
85 :
忠犬:5:2005/12/06(火) 22:22:43 ID:???
突如巻き起こった突風が、吹雪と辺りを覆っていた霧を吹き飛ばした
まるで衝撃波が広がるように、分厚い雲と霧が彼方に押しやられた。真っ青な空と数日ぶりに見る太陽が雪山を照らす
(これは…いったい…)ぼやける視界の中、遠吠えの姿勢からクビを下ろした犬がこちらを向く
次の瞬間、その犬の姿がかき消されていった…
次の瞬間、ヘリの爆音が響いた。戦闘救難科のUH-60が空の端から姿を現した
二人のパラジャンパーが降下してきた。そして彼女を担架に乗せる
「もう大丈夫よ、よく頑張ったわね」応急処置を施しながらパラジャンパーの一人が言った
「あの…犬は…」彼女の言葉に首をかしげるパラジャンパー「犬?そんなのいないわよ。今はとにかくゆっくり休んで…」
体が浮かび上がる感触、同時に彼女は意識を失った…
86 :
忠犬:5:2005/12/06(火) 22:25:13 ID:???
「あちこちに凍傷を負ったけど、命に別状はないね。手足の指も全部異常なしだ、運がいいね」初老のドクターはそう言って笑った
運ばれた防女管轄の病院で処置を受けた彼女は、数日間入院する事となった
「そういえば動物に噛まれたような傷跡が腕にあったが、服には穴が空いてなかったんだよね。何か心当たりはあるかい?」
「あの…実は…」彼女は不思議な秋田犬に遇った事をドクターに話した
「…ふむ、秋田犬か…」そう言ってドクターは彼女が寝ているベッドの脇にある毛皮の防寒着に注目した「それは?誰かからもらったモノかね?」
「これは亡くなった祖父からもらったんです。旧軍時代に使ってたとかで…」「ふむ…」
ドクターは毛皮を手に取ると言った「これ、秋田犬の毛皮だね」
87 :
忠犬:6」:2005/12/06(火) 22:27:15 ID:???
「第2次大戦中、防寒着や防寒帽を作るために秋田犬が供用された事があったんだよ。この防寒着もそういったモノかもしれないね」
「…え、じゃあこの毛皮になった犬が…」
「まぁ、科学的じゃないかもしれないがね。ここ防女ではそういった話もよく聞くからね〜」そしてドクターはそっと毛皮を置く
「人間の都合で毛皮にされ、それでもなお人を守ろうとする…秋田犬は忠誠心が強いと聞くがね」そう言ってドクターは病室を後にした
「…」彼女は雪山での、あの犬の事を思い出した
人に殺され、それでも霊となってまで人を救おうとする忠犬の事を…
毛皮を胸に抱く彼女、その瞳から涙がこぼれていた
〜完〜
88 :
名無し三等兵:2005/12/06(火) 22:29:28 ID:???
結末を二つ用意したが、どちらがいいか自分では決められなかった
どっちがいいかスレ住人の意見が聞きたいのだが…
89 :
忠犬:結末A:2005/12/06(火) 22:32:05 ID:???
「いいの?これはなかなかいい物だと思うけど…」資料館の館長は彼女が持ってきた毛皮を手にそう言った
「いいんです、この子はずっと人のために頑張ってきて…もう休ませてあげたいんです」「?」館長は首をかしげる
「さっきお寺で供養してきました。後はここでゆっくり休んでもらいたいな、と…」
数年後、航空自衛隊の基地で勤務する彼女の姿があった
傍らには警備犬として訓練を受けるシェパードの子犬たちがいた
後に彼女が犬の訓練士として自衛隊〜自衛軍のみならず日本でも屈指の存在となった、というのはまた別の話である
〜完〜
90 :
忠犬:結末B:2005/12/06(火) 22:34:06 ID:???
数週間後、ふたたび吹雪の中を歩く彼女とその分隊
遭難した時よりもひどい条件だが、一度死線をくぐった彼女には通用しなかった
白い防寒迷彩服の下には、例の毛皮がしっかりと彼女の体を守っていた…
数年後、北海道の演習場でスキーを駆る彼女の姿があった
陸上自衛隊初の女性冬季レンジャー隊員が誕生しようとしていた
後に彼女は冬季戦のエキスパートとして米軍はじめ世界の軍隊に呼ばれる事となるのだが、それはまた別の話である
〜完〜
91 :
名無し三等兵:2005/12/06(火) 22:36:10 ID:???
最近読んだ4コママンガで秋田犬の話をやっていて思いついた
怪談話…と言えるのかどうかは微妙なので、スレ住人には不満かもしれませんが…
92 :
名無し三等兵:2005/12/07(水) 00:24:29 ID:???
トリビア。
スク水の上に出すと水分だけが染み込んでタンパク質と分離する。
93 :
名無し三等兵:2005/12/07(水) 00:25:02 ID:???
25日発売分終了。
姉汁 ヌキゲーとしては良かったが、かぐや物に飽きたのか今回それほどでもと感じた。
車輪の国 ダメ人間には痛い話し。じんわり来るので結構良いかも。
智代アフター よくも悪くも鍵ゲー。ブランドに先入観がないならお勧め。
モノごころ モノむすめ 軍板的には一番笑えるかも。群青もこんな話しなら神だったのに。w
中出し痴漢列車 コストパフォーマンスは最高。すぐ飽きるけど値段分はある。
クライミライ3 陵辱調教・バットエンドが嫌いならダメ。好きなら・・・中途半端?
94 :
名無し三等兵:2005/12/07(水) 01:31:27 ID:???
>>88 乙であります(・∀・)ゝ
犬ものは考え付かんなんだ
漏れもイヌミミものでも書k
(∪・ω・)ワンワン!
やべっ、防女の軍用犬が来やがった
95 :
名無し三等兵:2005/12/07(水) 03:41:34 ID:???
>>88 面白いし、読みやすいわ。
フォーサイスの短編怪談「シェパード」を思い出した。
短くうまくまとめておられるので、
「SS」に不慣れなのワタクシとしては、書き方の勉強にもなったよ〜。
サンキュでGJ!!
96 :
名無し三等兵:2005/12/07(水) 03:50:11 ID:???
>>63 お待たせして、申し訳ない。
第一波は、いつでも投下できる。
ご愛顧いただけるかどうかは、まるで自信がないけれど。
マンネリ羞恥ものだから。
すまぬ。
すこし間隔をあけたいから、明日にでも。
97 :
名無し三等兵:2005/12/07(水) 04:04:14 ID:???
>>96 神キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
漏れのおひんひんもおっきっきして狙撃2人娘のSSも捗りそうです。
たぶん。あるいは。
98 :
名無し三等兵:2005/12/07(水) 08:14:44 ID:ZsUmhWy/
GJ!
怪談と言うより、不思議なちょっと良い話ですな。
怪談というなら
「避難した小屋の周りを何かが一晩中名前を呼びながらうろついている」
「旧軍装備の一団が迎えに来る」
「防女食堂に毎日ご飯を貰いに来る猫達だが、一匹尾っぽが二股に割れてるのがいる」
かな
99 :
名無し三等兵:2005/12/07(水) 11:44:29 ID:???
「自分より遥かに出来が悪くこちらが気にする必要が全く無い
同級生と風呂時間が一緒になったり、着替えの時に隣にいるだけで
女として負けた気がするとか」
「外出日に、可愛い男の子を見かけたら真っ赤な顔で両用の天然に
手紙を渡していたのを目撃したとか」
>>88 GJ!
やっぱり88は最高の戦友(カメラーダ)だぜ!
防衛女子校大食堂、本日の昼食は「真珠湾攻撃記念メニュー」です
おにぎり、海苔巻き、かまぼこ、サイダー、デザートにキャラメル…
「美少女ファイトクラブ・激闘、美少女相撲編」
若干にせよ、エロっぽい表現がある。
また、事情により、桃編を省略。
かわりに、無理は承知で田沢編のまえに富樫編を挿入した。
これに限らず、ほかにも、いろいろなムリがある。
あらかじめ、ご承知おかれたい。
*************************************************************
<美少女ファイトクラブ・最凶のバトルフィールド>
美少女ファイトクラブ最凶最悪のファイト、といえば相撲である。
相撲と聞いて、いぶかしげに思う方もおられよう。
たしかに、相撲と美少女ファイトクラブは、いささか結びつきにくい。
女性の相撲といえば、いっぱんに新相撲(いわゆる女子相撲)が想起される。
チカラ自慢のワザ自慢。
恰幅のよい女性たちが、フィットネスウエアに、マワシ姿で「はっけよい、このった、のこった」。
土俵狭しと展開されるのは、肉体とワザを駆使した真剣勝負である。
心身の限界を土俵で試す女性競技者の姿は、美しくも神々しい。
たとえステロタイプの女性美が、不在としても。
新相撲の土俵には、みる者の心をうち、感動させる何かがある。
むろん、美少女ファイトクラブの客どもに、そんな新相撲の魅力など、分かりはしない。
彼らが求めるのは、エロとグロにくわえて、いくばくかの嗜虐心だ。
要するに、美少女ファンクラブにおける相撲とは、「女子相撲」ではなく「女相撲」。
客の歪みきった欲求を満足させるためだけの、地下エンタメなのである。
ほんらい女相撲とは、お座敷芸の一種を意味する。
その端緒はさだかではない。
が、近代日本におけるその歴史は、明治初年の東京にたどれる。
かの『帝国風俗史大観』によれば、東京某地の新興貸座敷が、新政府の田舎侍向けに始めたのが、最初という。
内容は、その名の如く。枕芸者どうしで相撲をとらせるのである。
往時にあっても、「お座敷芸」と言うにハバカる珍芸趣向だ。
東京発のモノとはいえ、江戸情緒の繊細さとは、縁遠い存在であった
が、「勝ち組」系藩閥の官僚・政商・軍人は、女相撲に大コーフン。
女相撲は、バクハツ的な人気を博し、日本全国へ広がるトコロとなる。
戦後も、赤線地帯の遊郭で盛んに行われた、と記録されている。(東京都編『江戸東京文化風俗史料集成』)
ただし、正確な消滅時期はハッキリしない。
関係者の証言によれば、昭和40年代にはすでに廃れていたらしい。
娼妓売春を前提にした「珍芸」という性格からして。
売防法制定が、衰退の契機になったと考えるべきであろう。
そして、美少女ファイトクラブに、「美少女相撲」として復活した女相撲。
いつの時代も、勝ち組連中の悪趣味は、かわらないらしい。
だが平成の御世にあって、さすがに枕芸者はありえない。
きょうび、金銭を媒介した未成年者との性的交渉は、重罪である。
そのかわり、エゲツナイ趣向だけは、かつての女相撲の十割増だ。
二年の一度のスペシャル・イヴェントだから、趣向も「スペシャル」。
数々の特殊ルールが導入され、コスチュームも下品そのもの。
選りすぐりの美少女たちを、半裸で土俵にたたせるのだ。
それも、マワシとは名ばかりの、細布フンドシひとつで、である。
恥辱の土俵で繰り広げられるのは、恥辱のガチンコバトル。
尻肉にクイこむのは、Tバック・フンドシ。
いちど立ち会えば、もう手で胸を隠すこともできない。
エロオヤジどもの目の前で、青い肉体を晒す美少女力士たちの心中は、いくばくか。
取り組み中ともなれば、屈辱的な姿勢を強いられる。
美少女力士たちのあられもない姿に、客連中は大喝采である。
それでも、美少女力士たちは、顔を真っ赤にしながら耐える。
半泣きになりながらも、思春期のナイーヴをかなぐり捨てて、戦う。
事情はさまざまだが、勝たなければならない。
自分と家族のためだ。
どんなブザマな醜態を演じても、勝利をつかまなければならないのである。
しかも、勝者に栄光はない。
「まんぐり返しで、東・乳頭山の勝ち」
といった残酷な勝ち名乗りに、勝った美少女力士は、あらためて気づかされる。
いかなる醜態を演じた末に、勝利をつかんだのかを。
ワケアリとはいえ、全裸同然の姿で、あさましく能を競い利を争ったのだ。
行事から渡される祝儀(報奨金)の薄さに、勝者は、失ったものの大きさを痛感し、涙する。
この涙で、客連中はまたまた大喜び、という寸法だから、救いがない。
勝者敗者の隔てなく。
女相撲の土俵には、乙女たちの涙が染みこんでいる、という。
言うまでも無く、戦う美少女力士たちに、罪は無い。
品性下劣な人格、というワケでもない。
「自己責任によるエントリー」が、美少女ファイトクラブのモットー。
とはいえ、美少女力士たちは、なにも好んでエントリーしているワケではないのだ。
あくまで事情があって、エログロバトルに参加を余儀なくされているに、すぎないのである。
が、富裕層の客にしてみれば、ますますもって、そこがいい。
わずかなゼニカネ目当てに、弱者同士が見苦しく争い、もがきあえぐ。
その浅ましい姿を、上から見下ろして、ご満悦となるのだ。
客どもは、口をそろえて言う。
「好きでやってる露出狂のガイキチ女や怪力デブに、用はないね。
銭をエサに、ノンケの美少女に、羞恥バトルをさせるのが、楽しいんだ。
でも人間って、スゴイなぁ。
カネのためなら、なんでもできるんだネ。グヘヘヘヘ…。」
「金儲けのチャンスをあげましょう」と、猫なで声で吊り上げて。
不幸な美少女たちを、さらなる不幸へと追いやる美少女相撲。
人の弱みに付けこんで、恥辱バトルをカネで買う、客連中こそ
正しく品性下劣な存在なのである。
*************************************************************
<富樫・女相撲に挑戦す>
美少女ファイトクラブの悪行を、ヨリ具体的にみるべく。
ここでは、富樫のケースに立ち入ってみよう。
かつて、この美少女ファイトクラブで、恥辱の敗北にまみれた富樫。
あの事件でショック状態に陥っていたが、ここで富樫を休ませる両用分隊ではない。
突撃一番槍のヘータイは、死んでから休めばイイのである。
また、苦手分野こそ、もっとも克服を要する分野、というのが両用式発想法だ。
そこで「逆療法」と威力偵察を兼ねて、いやがる富樫をむりやり再投入。
なかば強制的に、美少女ファイトクラブへと、送りこんだ。
「こんどは、マワシがあるから、万全だ」と、ズゴックに励まされ、
哀れ富樫は、恥辱の土俵にたつトコロとなった。
いったい、どこをどうやって。
イヤがる富樫を、再び美少女ファイトクラブに潜入させたのであろうか。
詳細は不明である。
というか、そもそも何のために潜入するのか。
書いている小生(注・筆者)自身も、サッパリ分からない。
が、そういう些細なコトはどうでもヨロシイ。
両用ワールドは、全てが、いきあたりばったり、ご都合主義だ。
やや強引だが、瑣末主義にとらわれることなく、先に進むことにしよう。
長すぎる前置きに、小生はむろん、住人諸賢もウンザリのハズである。
*************************************************************
なんやかんやで、美少女力士控え室。
「よっしゃー!!」と控え室に、威勢のよい富樫の気合節が響いた。
任務だと勇を鼓して、イザ挑まんぞ、女相撲。
自分の頬に、まずはパシリとひとうち。
高見盛よろしく気合をいれる。
分隊と己の名誉にかけて、前回の雪辱を期するののだ。
幸いにして、今回は試合前のトラブルはなかった。
控え室のイジワルな面々も、女相撲の場所中だけは、意気消沈の戦々恐々。
富樫にチョッカイとかけてくるものはいなかった。
というか、控え室は会話すらまばらなアリサマで、シンと静まり返っていた。
幸先順調、これならイケる。
富樫は、いくぶん自信を深めた。
もちろん、あの恥辱の記憶は、いまだ鮮明。
スケスケ水着の醜態は、富樫の脳裏に、アリアリと刻みこまれていた。
それに、モトモトはお嬢さん育ちの富樫だ。
ヘータイとしてはむろんのこと、オンナとしても、まだまだ年季が足りていない。
だから、年頃の女の子らしい恥らいの心(?)は、ヒトイチバイ。
半裸の肢体を、大勢の観客の前で晒すなど、まったくの論外。
露出狂のマネをするぐらいなら、死んだほうがマシである。
じっさい、初めてマワシを装着してみたとき、富樫は死んでしまいたいような気分になった。
マワシ一本だけをつけて、ファイトする。
そのことは、富樫も十分に承知していた。
だが、鏡に映る自分の姿は、予想をはるかに上まわっていた。
というか、全裸に、極細フンドシひとつは、想像を絶するヒワイさだ。
ズゴックが太鼓判を押してくれたマワシは、大事な部分を申し訳ていどに隠すだけ。
ひどく頼りない布切れにすぎなかった。
(またかよ…また…こんな色キチみたいな格好で…ファイトするのかよ…?)
極細フンドシひとつだけで、戦えばどういうことになるのか。
前回と同じく、ヒサンな羞恥地獄が待っている。
一度ならずも二度までも。
人前で、生き恥を晒すなら、いっそ、この場で自刃して果ててしまいたい。
潔癖な富樫は、なかば本気で自決を考えた。
それほどまでに、富樫のマワシ姿は、タイヘンなコトになっていたのである。
とはいえ、富樫も精鋭・防女水陸両用分隊員の一員だ。
逃げ出せるものなら、逃げ出したい、とココロで思うにせよ。
ミッション第一、自分は第二。
任務イズムが、分隊員のカラダには染みついている。
両用分隊では、戦死すら上官の許可なしには出来ないらしい。
覚悟を決めれば、あとは早いのがプロのヘータイだ。
叩き込まれた両用スピリットで、恐れる気持ちをねじふせる。
恥じらいの心は、とりあえず心の奥底にしまいこむ。
女々しい後悔の念は、戦う女の潔さで、バッサリ切捨てる。
度胸試しとヤセガマンが、ヘータイ人生の宿命だ。
「ここでやめたら、女がすたる!! オレがやらなきゃ、誰がやる!!」
勇気をもって、一歩前へ。
富樫は、特設会場への扉を開けた。
*************************************************************
ドアを抜ければ、そこは戦場。
観客どもの煩悩ウズ巻く、美少女相撲のバトルフィールドだ。
飛び交う好色な視線。
美少女力士たちが繰りひろげる醜態に、わきあがるヤジと怒号。
敗者にぶつけられるのは、ゲスな罵倒の一斉射撃。
あいも変わらぬ美少女ファイトクラブの下劣さである。
たちこめる淫猥な熱気に、富樫は気後れする思いだった。
「今回も…ちょっとキツそうなコトに…なりそう…かな?」
冷たい汗が、富樫の背筋を滴りおちていく。
入場する富樫と入れ違いに。
小走りで、控え室へと駆け込んでいった敗北力士は、素っ裸だった。
間違いなく、敗北のペナルティなのだろう。
が、敗者の運命に思いをはせるヒマは、富樫に与えられなかった。
観客どもの嗜虐心は、常に新たな犠牲者を求めている。
全裸美少女が退場すると、こんどは富樫が「被害担当艦」だ。
さっそく始まるのは、エロい視線の集中砲火。
粘つくように淫らな集団視線に、たちまち富樫は捉えられた。
身体中に感じる客の視線が、ひどくおぞましい。
富樫は、唇をかんで耐えた。
(チクショウ!!みるな…みるなよ!!)
むろん、胸とマワシの前は、入場したときから、手でしっかりとガードしてはいる。
それでも、恥ずかしいコトは、恥ずかしい。
たとえ、大事な部分はガードされているにせよ。
エロ視線に晒されていることじたい、潔癖な富樫には耐え難いのだ。
自分が下劣な性のハケ口になっている。
そう思っただけで、富樫はいたたまれない気持ちになってしまう。
くるおしいまでの恥ずかしさが、カラダの芯から、ジンジンとこみ上げてくるのである。
こわばる掌の内側で、火照った胸の鼓動が、高まっていった。
恥らいに喘ぐ富樫に、客のコーフンは高まるばかり。
容赦のないヤジが、観客席から飛んできた。
「オラッ、手ぇどけろーっ!!見えねーだろ!!」
「貧乳のクセして、隠してんじゃねーぞ!!」
「せめて尻でも振って、サービスせいっ!!サービスをよおっ!!」
「投げられるときときは、せいぜい、大股開きで頼むぜーっ!!」
口アワを飛ばしながら、客どもは、口々にワイセツなヤジをとばしてきた。
獣心を隠そうともせずに、言いたい放題のヤジり放題。
「勝ち組」富裕層の常として、連中には、慎みというモノが欠けていた。
*************************************************************
スマンがまだまだ引っ張るよ。
軍板に18禁SSとは・・・
114 :
名無し三等兵:2005/12/08(木) 12:50:24 ID:J0Z2rs+1
GJです!
田沢の前に富樫を念入りに・・・・
表も裏もこってりと・・・を希望します。
ああいう娘が女の娘するのが可愛いので。
しかし、桃子はやっぱりネタが思いつきませんでしたか。
さて、すっかり忘れていたが今日9日は公務員にボーナスが支給される日だ
防女も例外ではないでしょう
ネタにするにはちとキツイが仕送りにする者、将来のために貯金する者、
借金他で即日消える者、いろいろ想像できますネ
とゆーか公務員じゃ無い俺にはカンケー無い話か orz
118 :
名無し三等兵:2005/12/09(金) 19:23:10 ID:tIIZfBp1
借金があるわけじゃないけど、お父さんが長期入院してるから
全額送金して派遣で働くお母さんの給与とあわせて
生活費の足しと貯金に回してもらいます。
周りの娘たちも似たような境遇だから、惨めな思いをすることも
無いしね。
在学中に出きるだけたくさん娑婆でやっていける資格を取って、
除隊したら夜間大学にでも通おうかな・・・・
あぼーん
121 :
名無し三等兵:2005/12/10(土) 12:33:09 ID:X4SQP9mV
今更ながらだが、防衛女子卒業生で始めて幕僚配置に
ついたのは兵站幕僚だった。
あぼーん
あぼーん
あぼーん
子供を狙うような奴はチンカス以下です。さっさと駆除しましょう。
>>117 ボーナスがあろう事か軍票で払われ
思わずorzなメイ・・・もとい防女生。
納得いかない防女生
教官に直談判で抗議!
じゃなにがいいんだ?と教官に聞かれて
「ミスターサトー$ガイイ」
と言ったばっかりに鉛弾での現物給与
となってしまった不幸な防女生。
>>126 実際は鉛弾ではなく麻酔弾で気がついたらイラクに運ばれてて
黒水社に研修名目で放り込まれて半年ほど働かされたりして。
そのまま高給支払うから正社員にならないかと引き止められたりしてw
その誘いに後ろ髪引かれつつ帰国してみれば教官のミスターサトー(仮名)に
研修中の給料を全て巻き上げられ(卒業時に返還されるのだが)、
報告書を山のように書かされる不幸な防女生。
SSのネタにするならどうぞ。
>>112のつづき
富樫イジメはまだ、つづく。
*************************************************************
エロ視線攻撃にあいながら、待つこと十数分。
おそらくは、富樫の一生のなかで、もっとも長い十数分ののち。
ようやく、富樫に番がまわってきた。
取組である。
「ひが〜し〜、貧乳力ぃ〜」と呼出が声をあげるは、富樫のこと。
だからといって、富樫の胸は、まったくのペッタンコ、というワケでもない。
田沢の爆乳スイカップに比べれば、なるほど、貧しく見えるにせよ。
それなりの隆起が、ついている。
サイズは標準以下ではあるけれど。
ともあれ、このテの身体的特徴が妙に気になるのが、お年頃の少年少女だ。
あからさまな、「貧乳」よばわりは、けっこうキツイ。
「発展途上」と自分を納得させるのも、あと二年ぐらいだろうか。
迫る成長のリミットを、内心かなり気にしている富樫だ。
「貧乳力」には、かなりグサっとくるモノがあった。
顔を歪める富樫に、とうぜん、観客席は大ハシャギ。
またまた、心無いヤジを飛ばして、思春期コンプレックスに追い討ちをかけた。
取り組みまえから、富樫はすでにダメージを負っていた。
が、それでも、富樫は戦う。
そして、勝たなければならない。
最低でも十戦六勝の成績でないと、幕内に勝ちあがれないのだ。
これをクリアできない美少女力士は、容赦なく追放される。
そこでズゴックからも、最低六勝が厳命されている。
幕内にあがれなければ、潜入の意味がないからである。
他にも、勝たなければならない理由は、あった。
不運にして、十戦勝越あたわずの場合、幕下力士は否応なく競技追放となる。
このことは、すでに述べたとおり。
が、ただ追放されるのでは、「面白くない」。
そこで、考え出されたのが、スペシャル・ルールその1.
ペナルティとして、追放力士からマワシを没収するのである。
土俵上でマワシを没収したうえ、控え室までそのまま帰れ、というのだ。
むろん、衆人環視のなかを、である。
先に富樫が目にした全裸美少女は、このスペシャル・ルールの犠牲者に、ほかならない。
恥辱のガントレットは、距離およそ五〇メートル。
土俵から控え室までの距離を、全裸で走り抜けるのだ。
エロ視線と罵声の十字砲火に耐えながら、である。
もちろん、両手で大事なところはガードできる。
それにせよ、全裸で内股、身をすくめて前かがみ。
ブザマな疾走姿をさらけ出すところとなる。
あの恥辱の敗北を喫した富樫だからこそ、身に染みて、そのミジメさを知っていた。
だからこそ、恥辱のガントレットはマッピラゴメン。
意地でも避けたいトコロである。
勝たなければならない。
決意を固める富樫が見つめる先は、審判委員長席後ろの巨大ボード、通称「敗者の殿堂」だ。
そこに掲示されているのは、敗北力士たちの顔写真と戦績表。
写真と表の下には、それぞれ没収されたフンドシが、ハタハタとはためいていた。
まだ、つづく。
GJ!です。
富樫がイジメラレレバイジメラレル程、その後の田沢編が
輝くと思うので。
20件の放火自供、少女暴行の軍ヲタを再逮捕…死者も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051118-00000113-yom-soci 東京都墨田区で2002年2月、民家など3棟が全焼し、無職小西アイさん
(当時80歳)が焼死する火事があり、警視庁捜査1課は18日、大阪地裁で
強姦致傷罪で公判中の男による放火だったと断定、住所不定、無職軍ヲタ
尾上力被告(37)を現住建造物等放火容疑で再逮捕した。
尾上被告は、都内で01年〜02年に行った放火計約20件を自供しており、同課で余罪を
追及している。調べによると、尾上被告は02年2月10日未明、墨田区京島3の空き家を
ライターで放火。隣接する小西さん宅など計3棟、延べ約345平方メートルを全焼させた疑い。
小西さんは全身やけどで死亡した。
尾上被告が認めている放火事件のうち、01年9月25日、同区八広3の木造2階建てアパートが
全焼した火事では、2階に住んでいた無職植田敏夫さん(当時60歳)が、逃げるために飛び降り
死亡していた。
調べに対し、尾上被告は「やじ馬が集まったり、消防隊員が必死に火を消したりしている様子を見て、
軍ヲタとしての満足感を得た」などと供述。放火を自供した理由について、「出所したら再び放火する
という軍ヲタ的欲望を抑えられない。死刑にしてもらいたかった」と話しているという。
尾上被告は03年7月に強姦致傷容疑で岡山県警に逮捕された後、東京、大阪など5都府県で00年
11月〜03年6月、小中学生を狙った軍ヲタ的な強姦、強姦未遂事件などを約30件繰り返したと
自供。その後、大阪地裁で公判中に連続放火も自供した。
◇
墨田区に住む小西さんの長女、礼子さん(55)は「怒りを軍ヲタにぶつけてやりたい、
軍ヲタをみんな死刑にして欲しい。これでは仏前に報告できない。」と涙を流した。
(読売新聞) - 11月18日21時1分更新
よくわからんがVIPは、みな帰れ!
軍事板スレ建てするときの注意事項 (簡単なまとめです。詳しくはローカルルールや削除ガイドラインなどを参照)
・スレ建てするときは、スレッド一覧で複数の類似キーワードで検索して、
重複したスレ建てをしないように気を付けましょう。
もし、重複しちゃったら次スレとして再利用するか、削除依頼を出しましょう。
・スレタイには 空 白 や★■◆●などによる装飾は極力控えてください。
・ここは軍事板です。2ch入り口の案内文にあるように
>軍事に関係するなら時代を問わず、戦略・戦術・軍制・兵器・装具なんでもありの板。
古代ローマや源平合戦など、いつの時代でも、どこの国の話題でもかまいませんが、
軍隊、兵器技術、戦略・戦術、偵察・諜報・防諜、指揮命令、戦史、軍制、防衛問題など
あくまでも軍事や戦争に関係する内容でスレ建てする必要があります。
・スレ建て時、1の本文には、スレの内容は出来るだけわかりやすく。どのような方向で話がしたいかも
書き添えてください。また、旧スレッド、関連スレッドがある場合は、そのスレッドへのリンクもつけてください。
・単発ニュースでのスレ建てはご遠慮願います。
軍事に関係するニュースの話題は、速報・雑談スレでお願いします。
・単発質問でのスレ建てはご遠慮願います。
ふと疑問に思った事があったらスレを立てる前に、初心者質問スレで質問しましょう。
・アニメ・映画などの話題は単独スレを建てず、できるだけ総合スレを利用してください。
どうしても単独スレを建てたい場合は、アニメ・映画関連の板を利用しましょう。
・自身の政治信条を押しつける、または政治運動・印象操作を目的とした
スレ建てはご遠慮願います。話題にしたい方は政治板や政治思想板へどうぞ。
事板では、以下のスレ建て行為は禁止されています。
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・コテハン叩きを目的としたスレ
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・軍事板の趣旨に関係があっても、軍事板利用者の気分を害する、または軍事板利用者を
揶揄するために作られたスレ
・スレの立て直し行為(スレタイや1の本文が気に入らないというのはダメです。ただし、一部例外あり)
コピペの連貼りも禁止事項だろ
VIP板に帰れ
自治厨にコピペ荒しにVIP・・・
が入り乱れて一つのスレを荒廃される
アフリカの内戦状態を彷彿させるスレ
はここでつか?
多分荒らしは一人だけ。ご苦労なことだ。
同志諸君
徹底的に無視して相手にしなければ、そのうちどこかに行くだろうから
我らは、防女スレに相応しいレスを綴っていこうではありませんか!
これが初スレならともかく、5スレ目という伝統と設定の積み重ねがあるのですから。
VIPVIPとホントにVIPなのだろか
まあアレだ
他板でよく「俺軍板住人なんだけど」って言ってる奴がいるだろ
そんなもんだ
防衛女子が軍板におけるスレ違いと文句が出ている反面、
特に文句が出てない仮想戦記スレ。
しかし、仮想戦記小説で防衛女子と大して変わらん内容のものが
結構売れてると言う事実。
しかも、書いてるのは、ぽっと出の新人ではないそれなりのベテラン。
こういった事実に論理的な反論ができずに、ただ、レスコピ荒らしを
行う輩は無視するのが一番。
ところで、そろそろクリスマスだが防女のクリスマスネタの
投下をしようではないか。
ツンデレ系話を絡めると面白そうだ
兵士「隊長、総統命令
>>147です」
隊長「……!よしこれで我が軍は行動の自由を得る事が出来るぞ
これより2戦線を放棄。総統命令
>>147の実効を最優先とする」
兵士「隊長!」
隊長「なんだ?」
兵士「今度こそ完成しますかね・・・SS」
隊長「('A`)・・・」
兵士「('A`)・・・・・・」
クリスマスまでには、といわれて完成したSSはない…
150 :
名無し三等兵:2005/12/13(火) 17:19:50 ID:cDjEG8Pt
クリスマス話といえば、貧しい家庭の出の
薄幸姉弟か薄幸姉妹だろ。
他にも、育った施設の子供達にプレゼントを
持ってく話とか・・・
誰からも一目置かれる優等生が、その日だけは
古いぬいぐるみを抱きしめて寝てるとか
やっぱり、好んでここにくるのは少ないだろう
151 :
名無し三等兵:2005/12/13(火) 21:36:02 ID:cDjEG8Pt
防女内では珍しく、進学組が多い傍流として、衛生科がある。
衛生科といえば、医官・歯科医官・看護師・薬剤官等が主体の近代軍隊における
兵站の主力を構成する勢力であるが、とりあえず「最も娑婆で潰しが利く課程」でもあり
かつ、意欲と能力と成績水準をクリアした学生は防衛医大に進学という
目立たないが他の科に劣らず厳しい鍛錬を受ける課程である。
濃緑色の隊種標識は、彼女達の誇りの印。
医官として現在、海外で活躍する先達や、除隊後、NPOに所属して
第三世界に赴いたり、地方の無医村に赴任する卒業生も多い。
Live2chというのを使っているのだが、
とつぜん、このスレが表示されなくなってしまった・・・。
スレ違いでまことに申し訳ないが…タスケテ…。
153 :
名無し三等兵:2005/12/15(木) 00:51:38 ID:/EJrTud7
ギコナビでは表示も書き込みもできますが。
>>151 ど田舎で小さな診療所をやってる、腕は良いが偏屈そうな婆さんが
防女卒だったりするのかね。
・・・ちなみに、昔、外国で働いてたそうで、時々こんな村には
珍しくエアメールが届いたり、役人っぽいスーツ姿の男がやってくる
>>154 r ‐、
| ○ | r‐‐、
_,;ト - イ、 ∧l☆│∧ そこのGJ?社員
(⌒` ⌒ヽ /,、,,ト.-イ/,、 l 『七人のオンラインゲーマーズ 〜オフライン〜』
|ヽ ~~⌒γ⌒) r'⌒ `!´ `⌒) が面白そうなのは認めてやるが
│ ヽー―'^ー-' ( ⌒γ⌒~~ /|
│ 〉 |│ |`ー^ー― r' | このスレまで出張宣伝とは頂けないぞ!
│ /───| | |/ | l ト、 | 素直に巣の お姉(ry に帰りたまえ
r ‐、 で、お前そのエロゲー買ったん?
| (| ..r‐‐、
_,;ト - イ、 ∧l☆│∧ 1980円まで値崩れまで待ってから
(⌒` ⌒ヽ /,、,,ト.-イ/,、 l 買う予定
|ヽ ~~⌒γ⌒) r'⌒ `!´ `⌒)
│ ヽー―'^ー-' ( ⌒γ⌒~~ /|
│ 〉 |│ |`ー^ー― r' | =以後、何事もなかったように続きドゾー=
157 :
名無し三等兵:2005/12/15(木) 23:37:53 ID:sHUGRTQJ
不審者情報マップ
不審者が目撃された場所や特徴を表したマップを千葉県警察本部が作って、
9日からホームページ(HP)で公開する。マップにアクセスして地域を
指定すると、目撃情報があった場所が丸印で示され、丸印をクリックする
とそれぞれの不審者がやったことや身長、服装などの特徴も分かる。広島
市に続いて、今度は栃木県今市市の小1女児が2日、殺害されて茨城県内で
発見されるという事件が起きた。下校途中に行方が分からなくなっていた。
千葉県警は「不審者が子どもに声をかけることが、事件に発展する可能性が
ある。事件防止にマップを活用してほしい」と呼びかけている。同様の取り
組みは既に全国8警察本部で導入しているという。千葉県警のHPは
http://www.police.pref.chiba.jp/safe_life/gis/loiterer/ 毎日中学生新聞 2005年12月5
163 :
417:2005/12/16(金) 00:26:59 ID:???
ちんちんおっき
>>159 あらカワイイ☆
ウフフ♪また次も貼ってちょうだいねノシ
勃起したかね諸君
>>163 悔しかったら自分で画像を探してきたまえ
>>170 おねだりはダメよ?結構大変なんだから。。
さあ、もうこんな時間だからあなたもおとなしくベットへ行っておやすみなさい?
明日…っても、もう今日ね、、はまだ学校行くんでしょ?
私もあと少ししたら寝るからねノシ
ネカマうざ
皆我慢汁出たか?俺も精進して画像をまた漁って来るからな。ノシ
ここはそういうとこじゃねぇぞ。
厨房は消えろ。
いいんじゃない?ちょとくらいわさ?
自治厨氏ね
|┃三 人 ガラッ
|┃ (__) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|┃=(__) < ヘイ!ウンコーおまち
____.|O、(,, ・∀・) \________
|┃ヽ ⊂彡 ミ シュッ
|┃ ) ,ヘ ) ●
 ̄ ̄ ̄"
182 :
名無し三等兵:2005/12/17(土) 15:49:55 ID:2UkRpAZB
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2005/12/16/03.html ・・・この記事ではないが、除隊後、格闘訓練を積んだ女性退役自衛官として
民間警備会社や大手興信所からスカウトが来る話もあるだろう。
学費、他の各種支給金が返済免除される強制服務帰還は3年。
6年間、語学、礼法、各種武器そして格闘術と様々な特殊技能を
叩き込まれ、自衛隊での活動を経験した21、22の女性。
特に国外で日本人は若く見られるから小柄、童顔の卒業生なら
上流階級子弟のシークレットサービスや内偵、そして「問題源の排除」に
引く手数多だろう。
当然、自衛隊や卒業生が進んだ各種国家機関が3年での退職を
簡単に認めるとは思えないが、無理に引き止めるわけにはいかない・・・
(当然、ヘッドハンティング先が優秀な弁護士を立てるだろう)
現役防女生でなく、強制服務期間が終わりに近づき、海外から
強いヘッドハンティングの話が出てきたOBの話が読みたいですな。
上司の引きとめと家族にもっといい暮らしをという感情の板ばさみになって
古巣の防女にやってきた・・・というような
>>182 防女OBに関しては事情が複雑だからな。
社会に広く人材を提供するというタテマエもあるので在校生青田刈りも学校としては禁止できんし、かといって野放しにすると、永久服属組の恨みを買うという諸刃の剣。
毎年、一般高校の就職活動解禁にあわせて、OB組織内での暗闘が始まるのですよ。
マオタンの様に華麗に戦場を駆け回る防女学生きぼんう
>>184 マオタン????
ああ人民解放軍の女性兵士のことですね
防衛結界で予算喰いまくり小学生防衛隊なんて
ワタクシは知りませんよ クイッ
>>182-183 ・・・・で、海外で死体となって、だが引き取る家族もおらず骨を防女OB会で
引き取る事となった卒業生も居るのだろうか?
数人の同期と当時の教官、助教で行った寂しい葬式
思い出すのは「私は絶対幸せになるんだ!」と歯を食いしばり涙をこらえてつぶやいていた
有りしの姿。
「・・・・・馬鹿やろう」
遺骨を一部でも回収出来た者はまだ幸せである。突然消息を絶ちそのままの者も数知れない。
>>183 >毎年、一般高校の就職活動解禁にあわせて、OB組織内での暗闘が始まるのですよ。
その中に、自衛隊体育学校もある。
何といっても、メダル確実といえる逸材を毎年排出するのが防衛女子
現在、狙撃科の某学生(特に名を秘す)が複数の競技でメダルを狙えそう、と判明した際
陸自・警察、他機関と奪い合いになったが、初期防女卒業生を冷遇し逃げられた過去から
早期に脱落。
学校関係者が過去まで遡って責任追及が行われた事実がある。
現在、卒業生確保の為、中等部から無料指導・合宿他の各種優遇策を取り
卒業後の進路として食いこもうと涙ぐましい努力をしているが、既に各機関が
「伝統」としてOB派遣、他を行っている為、さしたる成果を上げていない。
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
ヘ(`・ω・)ノ
≡ ( ┐ノ
:。; / ●
ムシャムシャ
(`・ω・´)
(ノ●\)
190 :
名無し三等兵:2005/12/18(日) 14:48:09 ID:lQMI20aY
>>182 妻子ある上司との不倫がばれて除隊せざる得なかったOBの
話が過去スレにあったよな・・・
確か、上司が病死してしまって。
そんで、傷心旅行に行った発展途上国で内戦に巻き込まれて
現地で部隊指揮をする羽目になってという話だった
>>148 クリスマス編投下準備完了!
しかし問題は、すでに登場してるキャラを使うんだよなぁ
勝手に設定変更とかしたりしていいだろうか…?
192 :
名無し三等兵:2005/12/18(日) 22:14:03 ID:sLWJ7/A4
いつでもOKだ!
速やかな投下を頼む!
>>191 >しかし問題は、すでに登場してるキャラを使うんだよなぁ
行動の制約は一切なしです。
学校なんだからいろんな生徒いるはずですので、
>>191 の好きなキャラでいいんではないでしょうか?
ワクワクテカテカ
投下を楽しみにお待ちしております
また、美少女相撲の続きもお願いします。
富樫は突っ張ってるよりイジメラレテ女の娘してるのが可愛いので
・・・そして、本命は田沢ですな
イブの話はイブに投下するが吉…などと思う今日この頃
イブ話を実験投入してみる
ちょっとフライング気味だし、ムリのある話かな〜とも思うのだが…
ま、年末という事で勘弁してもらいたい…orz
彼女はちょっと夢見る13才、防衛女子校に入学してまだ1年未満の6号生徒
そんな彼女の秘密…それは「サンタクロースを信じている」事
(っていうかいるんだけどね、でもそれを言うとヘンな子扱いされちゃうんだよね〜)
なんで彼女はサンタクロースを信じているのか?実は8歳の時(つい最近だ!)に見た事があるのだ
女性ばかりの修道院に作られた孤児院、イブの夜はミサやら何やらで大忙し
そしてベッドに潜り込んだ彼女は、そこにサンタクロースがいるのを目撃したのだ!
そのサンタさんは彼女だけにプレゼントを渡して、音もなくそっと去っていった
そんな出来事があって以来、彼女はサンタクロースの存在を信じるようになったのだ
もっとも、そのサンタクロースが修道院にこっそり侵入した彼女の父親だという事は、当の本人以外誰も知らないのだが…
さてそんな彼女だけど、今日はちょっと不機嫌。せっかくのイブなのに…何でかって?
せっかく終業式もその後の大清掃も終わって、中等部主催の大クリスマスパーティーが始まろうとしたその時!
「非常呼集!第3種警戒態勢!」
憲兵隊からの無情な呼び出し。たまたま待機要員だった彼女は、ここNo34ポストでガタガタ震えながら警戒任務に就いているのだ
なんでも珍しい事に「侵入者」らしい
「じゃあここに来るわけ無いジャン!」楽しいパーティーを邪魔されてプリプリ怒る彼女
それもそのはず、ここNo34ポストは防女大演習場に面した警戒ポストだからだ
うっすらと雪が積もるこの季節、1号生徒でさえ入る事を嫌がるこの演習場に逃げ込むバカな侵入者なんているはずがない
上もそう判断したのか、彼女一人だけしかこのポストには付いていないのだ
イブに複数部隊の集中投下で混雑するよりも
数日かけて念入りに投下してくれた方がありがたいのだが。
ところで、数レス前に上げた貧しい少女の夕食絵だが皆さんが
感想を上げてくれたら嬉しい。
・・・いや、防女入学世帯設定にフィットしたもんで
「あ〜つまんないつまんないつまんないっ!」静かな山の中に彼女の絶叫だけが響く
明るい照明がフェンス沿いに付いているため、夜とは思えない明るさだ
動物の気配さえ感じられない、しかし無線機から「撤収!」の声は聞こえてこない…
動いて寒さを紛らわせよう…と考えて警棒を振り回す彼女。ところが、急にフェンスの上から何かが降ってきた!
「!」身構える彼女「あ…痛たた…」何とそこに降ってきたのは、真っ赤な服を着たサンタクロースだった
腰を押さえつつ立ち上がるサンタ、ふと振り返り彼女と目が合う「…あ」と声を出して固まる
そんな沈黙を破ったのは彼女だった「サンタさん…?サンタさんだ!」
唖然とするサンタクロース、しかし急に背筋を伸ばして言った
「いかにも、私がサンタクロースじゃ!おっほん」その言葉を聞いて彼女は大喜び
「うわ〜お久しぶりです!ねぇねぇ、今日も何かプレゼント持ってきてくれたの〜?」その言葉に弱った顔をするサンタ
「え…あ、実はね」何か言葉を出そうとするが、次の瞬間には彼女が背中に背負った袋に手を伸ばしていた
「あ〜これこれ!」慌てるサンタだが、彼女は袋に手を突っ込んで何かを取り出した
その手にはちょっと派手な黒のブラジャーが握られていた
「…あ、いやこれはね〜…」慌てるサンタ、しかし…
「ありがとサンタさん!やっぱり私の欲しいモノわかっちゃうんだ〜」そう言って彼女が首に抱きついてきた
「…やっぱりぃ、安物のスポーツブラだけじゃなくてぇ…こ〜んな派手なのも付けてみたいと思ってたんだ〜」キャッ、と恥ずかしがる彼女
「でもちょっとサイズが大きくなぁい?」
「え、あ〜いや、君もあと数年したら、それくらい胸が大きくなるよ。私が、保証しよう!」うぉっほん!と胸を張るサンタ
「そっかぁ〜ありがとサンタさん!」そう言って胸に大事そうにブラジャーを抱え込む
「さて、私はそろそろおいとまするよ…あ、そうそう、私に会った事を誰にも言っちゃダメだよ」「なんで〜?」
「私はいい子にしかプレゼントをあげないのだ。他の子がうらやましがるといけないからね。いいね?約束だよ!」そう言うとサンタは森の奥に向けて駆け出していった
「あ、待ってサンタさん!トナカイさんは〜?」「森の奥に待たせてるんじゃよ〜」そう言ってサンタは姿を消した
またしても一人になる、でももうさっきまでの不機嫌はどっかに飛んでいった
「…へへ〜ありがとサンタさん」プレゼントを懐にしまい込む彼女には、無線機から流れる報告要請の声も聞こえない…
-----------
発:風紀委員会委員長
着:防衛女子校校務運営局総務部長(警備担当官気付)
件名:12/24下着窃盗事案について、警備改善要請
今月24日夕刻に高等部女子寮で発生した下着窃盗事案について、風紀委員会の見解として改善点を申し入れたい
クリスマスイブのイベントスタッフとして入り込んだ男が、実は下着窃盗犯だったという事実に関して、イベントの開催を許可し参入業者の選定を行った総務部の見解をお聞きしたい
(中略)
…確かに歳末であり厳重な警戒態勢とは言えない部分もあったとはいえ、国内有数を誇る我が防衛女子校の警備網を突破した犯人は何者であったのか
我が風紀委員会も総力を挙げて調査しており、高度な潜入技術を持った変質者の割り出しを急いでいる
なお犯人は大演習場の森を抜けて逃走した可能性があり、この点だけを見ても犯人の高度な技術が容易に推測できる
(中略)
…せっかくのクリスマスイブそして貴重な冬期休暇を見事にぶっつぶしてくれた犯人を見つけ次第、我が憲兵隊が総力を持って尋問に当たろうと考える次第である
休みを潰された憲兵隊の恨みを思い知らせてやる!この変質者が!絶対にゆるさNeeeeeeeeeeeeeeeeee
----------
そこまで打ち込んで、憲兵隊長は気が付いた
激しく叩きすぎたキーボードが壊れている事に…
〜完〜
やはりムリがあったか?
いくら何でも中1になってまだサンタを信じてる少女はいるまい
…いや、いないとも言い切れないか…
>>200 どうにもそのイラスト、コメディーっぽく見えるんだよなぁ
位牌といい食事といい、不幸は不幸なんだろうけど…
人
● (_)
●● (__)
●●● ( ・∀・) ウンコー
| ̄ ̄ ̄|─□( ヽ┐U
` ̄◎ ̄ ◎−>┘◎
ヽ( ・∀・)ノ
>>197さん 乙オブジイヤーです
犯人が盗んだのが委員長の派手な黒のブラジャー
だったのが不幸中の幸いだったかもしれない
これが防女鬼教官のくまさんがプリントしてあるショー
ツだった日にゃ……
目鼻耳がそぎ取られた身元不明のバラバラ死体が
どっかの竹林に発見される事に(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
209 :
名無し三等兵:2005/12/21(水) 20:09:29 ID:w/ne2mnp
下着は支給品と、私物の「ちょっとお洒落」とか勝負系で
「予選」「本戦」・・・「決戦」とどちらが多いのだろう。
最も、一番輝くのが
「カレシからの贈り物」であろうことに異を唱える人間はいないだろうが
(以前あった「山での怖い話」と「逆一角獣ネタ」で思いついたのが、部隊全員が
山で遭難しかけたとき、”なにかわからない四足の獣”が送り狼してきて
小隊長が「「自分が犠牲になって」とまで思いつめたとき部隊でも
クラスでも目立たない娘が立ち向かって追い払ってしまう。
で、救助後、帰校前に一時的に収容された麓の村でなにか知ってそうな
おばあさんにそれとなく聞いたら「ああ、ありゃ生娘を狙うが男を知ってる女にゃ
弱いからの」と教えてもらい、田舎出身の地味娘、実はいいなずけと済ました後だった
ということが暴露され、以後周囲に一目置かれるようになりました、とか)
下着をプレゼントする彼氏っつーのも希少だしな。
同世代の彼氏だったら買えないぞwww
買ってもかなりおとなしいデザインじゃないか。
それとも通販ですんげーアダルトな奴をプレゼントしたりしてw
そして彼女の方も案外そっち系の知識が足りないから何の疑問も持たないで
素直にセクシーアダルト系勝負下着を着けてクリスマスに外出してきたりしてなw
211 :
名無し三等兵:2005/12/22(木) 17:45:02 ID:UVtxydOF
>>1の基準設定の「6年間男不可」というのを忘れちゃいかん
当然、開校は昭和でも現在の学生は平成生まれの女の娘たちであるからして
有名無実化しているが、削除された訳ではない。
少なくない昭和期卒業の防女OBの教官・助教も居ることだし・・・・
で、極少数派の幸運なカレシ持ちがこーいった”娑婆”のイベントで
幸せになろうとすると何故かいつも(あくまでも偶然、と言っておこう)
「緊急訓練」があったり「当直」の順番で潰れたりするんだな、これが。
こういった、教官や先達達の親心?に護られて、防衛女子の乙女達の
”純潔”ブランドと「6年間男不可」の伝統は続いていくのであります。
(故に、どー見ても男と縁の無さそうな学生程密かにカレシ持ちだったりする)
212 :
名無し三等兵:2005/12/24(土) 07:01:01 ID:EXGT0dlI
なんか、今日の防女では当番組と外出許可組で
明暗が判れている気がする・・・が、
外出許可組でも、いく所も娑婆で会う相手も、華やいだ雰囲気の中
外出時着用の制服姿が惨めに感じる為かさっさと帰校する人間も
いるのだろうな・・・・。
え?カレシ持ちがどうするかって?
制服で外出して速攻で私服に着替え
制服その他はコインロッカーに預けて・・・に決まっておろうが!
今日の天気予報は大雪
点呼時に間に合わないで懲罰を喰らう学生が何人でることか。
このときだけは、同期も助けてくれんしなぁ
213 :
191:2005/12/24(土) 11:41:50 ID:???
Merry Xmas!
というわけで、イブSSを投下します
といってもデキは正直言って自信がない…orz
神様の降臨があるかもしれないので、今のウチに投下しておきます
タマの様子がどうもおかしい…と気づいたのは、彼女の相棒である莢だった
12月に入ってどうもそわそわしてる…外しようがない的を外したり、暗視眼鏡の電池を入れ忘れてたり、ミル計算を間違えたり…
どうやら月初めに届いた手紙を読んでから、様子がおかしくなったようだ
「…というわけで、いったい何が原因なのか…知りたいと思わない?」狙撃分隊の寮にある一室、莢は他の分隊員と額を寄せ合って密談中…
「人のプライバシーに踏み込むのは反対だな」
「え〜でもタマがあんな調子だと気になるなぁ」
「心配事やったら、ウチらが助けになるかもしれへんやん」
とヒソヒソ話しているところに、もう一人の学生が部屋に飛び込んできた
「ねぇねぇ、タマが24日に早退するんだって〜」
12月24日は言わずと知れたクリスマスイブ、そして防衛女子校の2学期終業式。式は午前中に終わり、昼からは各部の清掃がある
そんな日に早退とは…「…何かあるね」「あるな」「あるやろね」…思案顔の分隊員たち
そして突然、ガバッと莢が立ち上がった
「尾行しちゃおう!」
というわけで24日、ここは京都・祇園…チラホラと雪が舞い散る寒い中、莢はタマの姿を探していた
情報科の同級生に学票(校内でのみ使えるお金)を握らせて、携帯会社のコンピューターに侵入…
タマの携帯を追跡させた結果、ここ祇園周辺にいることが明らかになったのだ
「でも800mの範囲内のどこにいるかはわからないのよね〜」と莢は肩をすくめる
終業式が終わり、昼からの清掃を速攻で終わらせた分隊員たち。尾行に参加しているのは莢を含め4人の分隊員だ
多数決で尾行する事は決定したものの、みんな予定がないわけでもない。結局は予定のない暇人ばかりが集まったとも言えるのだが(泣
狙撃要員といえど尾行はできる。むしろ、追跡術(トラッキング)を応用すればプロ顔負けの尾行ができるはず…
とはいえ、相手が見つからない限りはどうしようもない。八坂神社の鳥居が見える東大路通で、莢はいったん足を止めた
「ふぅ…でも何でこんなところに?」顔を上げて辺りを見渡す。四条河原町からもう2往復しているが、タマの行きそうな場所は無い
そもそも高級な料亭や飲み屋の多い繁華街の祇園に、現役の高校生がいったい何の用なのか…
「もしや、いけないバイト!?」その想像に顔を赤らめる莢
しかし次の瞬間「…まっさかぁ〜タマちゃん客商売には向いてなさそうだもん」と苦笑いする
「…うん、やっぱりいない?そっかぁ〜わかった…」携帯を切り莢は辺りを見渡す
さすが繁華街だけあって、派手な格好のお姉さんや酔っぱらいのオジサンなどの姿が目立つ
夜も8時を過ぎ、これからが繁華街の時間…こんな時間に高校生が出歩いてるといろいろ目立つんじゃないかな?と思った瞬間だった
「ねぇ〜ちゃん、こんな時間に何してんの?」若いホスト風の男が声をかけてきた
「ねっねぇって〜今日は寒いんだしちょっと遊んでかへん?な、1時間4千円ぽっきり!」鬱陶しい客引きを無視して足早に去ろうとする…
すると「…てめぇ!無視すんなやこのクソアマぁ!」ホスト風が肩を掴んできた
「えぇい、うっとぉしぃ!」狙撃分隊とはいえ莢も防女学生、捕まれた肩を捻りホスト風の腕を取って…
「…ぐはぁっ!」背中から叩きつけられたホスト風がうめき声を上げる「相手見てから喧嘩売ってよね〜」乱れたコートの襟を直す莢
しかし…
「オイこらぁ!何しとんねん!」後ろを振り向くと、同じようなホスト風が何人も走ってきた。どうやら足下でうめいている男の仲間らしい
(ヤバっ!)さすがにこの人数は手こずるだろうし、何よりも尾行中なのに目立つ事はしたくない…ここは逃げるが勝ち、だろう
「えぇ〜い!」足下の男に蹴りを一発食らわせて、莢は祇園の町中に向けて走り出した
不摂生の代名詞のようなホストに比べて、優秀な兵士を養成する防女の学生が駆け足で負けるはずがない
たっぷり1kmは走って、莢はその足を止めた
「…ふぅ、ここは…ドコ?」大きな通りが目の前を走っている。どうやら三条まで来たようだ
目の前には路面電車が走っている…という事は、ここは三条通りか
路面電車が走るだけあって、三条通りはかなりの道幅がある。これから先は祇園…と呼ぶにはちょっと遠い
「…戻ろうかな」と振り返ろうとした瞬間、通りの向こうに知った顔を見つけた
「…タマちゃん!」慌てて物陰に隠れる莢
タマは防女の第1種礼装に身を包み、その上から大きめのダッフルコートを着込んでいた
どうやら通りに面した店から出てきたようで、周りには上等そうな服に身を包んだ人々が集まっている
莢は物陰に隠れつつ、携帯で分隊の仲間を呼んだ
一人、また一人と店の前から高級車のハイヤーで去っていくと、店の前にはタマと中年夫婦、中学生風の子供、そして若い男性だけが残った
いつもと変わらないタマの無表情だが、今日だけは少し柔らかく見える。莢はこっそりと集音マイクを取り出して、耳にイヤホンをねじ込んだ
車の通りが多くイマイチ音は聞き取りにくいが、なんとか声を拾う事ができた
「今日か…長い休…だ……、鍛錬…毎…続け…い…いか…ぞ」「ハ…オトウサ…」中年男性がタマに話しかける
「兄上の…うに姉…も習志野…行かれ…のですか?」「孫六サ…ソ…ロカエリ…ヨ」隣にいる婦人はタマによく似ている、そして男の子…
どうやらタマの両親と弟らしい
「で…村上く…珠子を送っ…やっ……れ」「ヨ…クネ、シンジ…ン」両親が側にいた若い男性に声をかけた
「ハ…旦那…ま」村上と呼ばれた若い男性が頭を下げる。そしてタマとその男性は歩き始めた
鴨川を渡り三条通りを西に歩き続けるタマと村上、莢はこっそりと後をつける
分隊の仲間はまだ合流してこないので、彼女一人で尾行しているのだ
いつもと違い、ちょっと大人系の地味なファッションに身を包んでいる莢。手に持ったハンドバッグに集音マイクを隠し持ち、二人の後方20mをつかず離れず歩いている
障害物はもう無いので、二人の会話もよく聞こえる
「今日はお疲れ様でした、珠子さん。せっかく親戚一同が集まったのに、お兄様が来られなかったのは残念ですね」
「仕事、デスカラ」
「靖市さんも珠子さんの制服姿を見たがってましたよ。この前習志野に行った時にお会いしまして…S部隊は発足したばかりで、何かとお忙しいようです」
「デスネ」
ほとんど村上の一人語りのようだが、一応会話は成り立っているらしい
村上と呼ばれた男は身長175cm弱のやや短髪、取り立てて美男子ではない。特徴といえば人の良さそうな細い目、そして背広の上からでもわかる細くてがっしりした肩の筋肉だ
歩き方からすると何らかの訓練を受けた者…会話の内容からしても、おそらく自衛官だろう
「ここからJRに行くには…烏丸から地下鉄に乗った方が近いですね」「…少シ…歩キマス」「そうですか?じゃあ四条烏丸まで…遠いですよ」「食ベ過ギテ…」
そう言うとタマは左に曲がり、新京極のアーケード街に入った
京都はそれなりの都会だが、この時間の新京極は半分以上の店がしまっている。イブなのに(イブだからこそ?)人通りもまばらだ
人が少なくなると、さすがに尾行もやりにくくなる。距離を30m以上に離して、莢は二人の後を追う
しかしいつものタマなら、自分が尾行されてる事に気づくだろう…と莢は思う
(なんか様子が変なのよね〜)
少し歩いたところで、タマが急に足を止めた「…どうしました珠子さん?足が痛みますか?」村上が心配そうに尋ねる
莢も少し離れた物陰に身を潜め、集音マイクの音量を最大限にした
「…アノ」それでも小さなタマの声、些細な変化だが、表情もいつもより赤くなっている。まるで…恋する乙女のように
(…え〜っ!そうなのタマちゃん?)驚く莢、と次の瞬間「…莢!見つけた!」「なんでこんな所におるんや〜?」分隊の仲間たちがやってきた
「…!しーっ!隠れて隠れて…」慌ててみんなを物陰に引き寄せる「…タマちゃんが大変なのよ…!」
「?」皆も物陰から顔を出して、タマの方を見る。しかし彼女たちにはただ男性と話しているようにしか見えない
「どしたの?誰?あの人」「え〜何々?なんかふつーの人だね」「あのオッサンがどないしたん?」
「だ〜か〜ら〜、あの人は…」莢が説明しようとしたその時
「あなた達、何してるの?」後ろから声をかけられて、ビックリする分隊員たち「きゃぁ!」「うわぁ!」「わ、ま、松原教官…!」
狙撃分隊の女性教官、松原教官がそこに立っていた
その声に気づいたタマがこちらを振り向く「…莢…!」少し驚いた表情(つまり、かなり驚いている)を見せてタマがこちらに走ってきた
「…や、やはタマちゃん偶然だねぇ…ハハハ(汗」「…ナンデココニ?」
「え、まぁその…みんなと京都に遊びに来たら、偶然タマちゃんを見かけてね…」
「そうそう!そしたらや〜なんかいい雰囲気やん?だから声をかけられへんかって」適当に話を合わす分隊員たち
「…ソウ」まだいまいち納得してない顔のタマだが、一応は信じてくたようだ
「珠子さん、どうしました?…松原教官、お久しぶりです」ビシッと直立不動の姿勢を取る村上「あら、村上3曹…今日は本家の集まりでも?」
「お知り合いですか教官?」「えぇ、自衛隊時代の教え子よ」
立ち話も何なので、みんな揃って新京極のマクドナルドに入った
「…つまり、村上さんはタマの遠縁の人?」
「僕は末席の分家なので、雑賀の本家と血のつながりはないんですけどね」そう言って村上はコーヒーをすする
タマの実家は戦国時代から続く名家、鉄砲撃ちで有名な雑賀孫一の家系なのだ
「習志野で訓練を受けて、今は大阪の信太山に配属されているのよね?」とこれは松原教官「習志野ではお世話になりました」ぺこり、と頭を下げる
「なんだ〜親戚の人か」「いい雰囲気やったから、てっきりナイショの恋人かと思ってたわ」「よく見るとちょっと格好よくない?」
若い娘さんたちに言い寄られ、顔を赤くする村上
「いや、本家の珠子さんに僕などもったいないですよ」
照れながら言う彼の顔を、ちょっと複雑そうな顔で見るタマ…その表情に気づいていたのは、莢だけだった
「と言うかね…あなた達はイブの夜に何をやってるの?いくら校則で『男不可』になってるからって、それを律儀に守るあなたたちじゃないでしょ?」
松原教官が呆れたように、分隊員たちに言った
「!…それを言わないでください…orz」「でっでも教官だって一人でフラフラ…」
「私はこれからデートなのよ、いろいろ教えてあげたアメリカの若い子とね」フフン、と笑う教官に
「お〜」「ひゅー!」「すっげぇ〜おっとなぁ〜!」と盛り上がる分隊員たちだった
JR京都駅
「では僕は駐屯地に帰ります。では珠子さん、また…年が明けたら本家の方に顔を出します」「…ヨイオトシヲ」そう言うと村上は駅のホームに入っていった
「あ〜あ…私もイケメンの彼氏と遊びたかったなぁ〜」「貴重な16才のイブがつぶれちゃったね」「ま、ええやん。来年こそは!」
わいわいと盛り上がりつつ舞鶴線のホームに向かう分隊員たち、その後を追うタマと莢
「ね〜タマちゃん」「…?」「あのさ…タマちゃん、あの村上さんの事好きでしょ?」「!」ビクッと立ち止まるタマ
目が泳ぎ、耳までほんのり赤くなっている
「最初はさ〜あんまりイケメンじゃないなぁ〜って思ってたんだけど、タマちゃんの顔を見てピン!と来たわけよ!」「…」
「あの人のどこがいいの?…って、そんな事聞くだけ野暮かなぁ〜」一人で言って一人で受ける莢
「…アノ」「いいっていいって〜黙っててあげるからさ。実家には年末に帰るんでしょ?ね、年が明けたらすぐに告白しちゃいなよ〜」と嬉しそうな莢
「…デモ、アノ人ワタシノ事ヲ…」「そんなのわかんないって!当たって砕けちゃいなよ!あ、砕けちゃダメか…でも大丈夫だって!」
そう言ってタマの背中をバンバン叩く莢
「楽しみだな〜ね、タマちゃん!」
「…ソウネ」そう言うと、タマは少しだけ、ほんの少しだけ、にっこりと微笑んだ…
10年近く前に京都近郊に住んでいた記憶を総動員して書いてみた
実際、祇園あたりにホストクラブがあるとは思えないし、京滋電鉄(だったっけ?)は廃線になったっけ?
新京極あたりもイブの夜に人が少なくなるかどうかなんか知らん
…と細かい設定に突っ込まれそうな前に自分で突っ込んでおこう
テラモエス。GJGJGJGJGJ!
GJ!
神!
漏れもガンガリマスorz"
228 :
名無し三等兵:2005/12/25(日) 03:04:11 ID:uS7fHe7J
GJです!
ところで、同じクリスマスの過ごし方でもメイド科と両用では
方向性が平面上ではなく3次元方向に異なるのだろうな。
両用三人娘のようなメイド(諜報・防諜過程)キャラが登場してほしいです。
古のメイド教官のような。
229 :
名無し三等兵:2005/12/25(日) 19:07:46 ID:4vLpQ1/b
GJでした。面白かったです
ところで・・・
>>222 >いくら校則で『男不可』になってるからって、それを律儀に守るあなたたちじゃないでしょ
これを律儀に守ってしまった防女娘の話があれば面白そう。
学業と勤務に精勤して過ごすうちに、ふと気がつくと
同期は元よりバディだけでなく後輩にもカレシ未満の
気になるオトコがいたり見合い相手の撃墜数を誇っていたりする。
地元では当たり前であって誰も特に気にも留めず
全国レベルでは知る人ぞ知る事実だが、
青森や岩手等の北部東北地方源流の日本人には
瞳の色が緑やハシバミ色だったり、髪の色が薄い茶髪や紅っぽい髪、
そして顔の彫りが深い、肌がコーカソイド並みに白く、かつ体毛が薄い、等々の
人種的に標準日本人の範疇から多少ずれた特徴と持つものが多い。
それでも、昭和中期までは骨格が日本人していたが、平成生まれとなると全国的に
昔の日本人とは身長や腰の高さ、そして手足の長さを含めてかけ離れた数値が
スタンダードとなっており、戦時中の欧米反日宣伝のカリカチュアのような
「日本人的特徴」は既に過去のものとなった。
そして、6年間、娑婆の同世代育成環境とはかけ離れた
緻密な栄養設計が行われた食事を定時に3食摂取し、体育理論に沿った身体訓練を
毎日行い、定期的な健康診断で状態をチェックされ、そして防女カリキュラムである
各種戦闘技能を始め、身だしなみ立ち振る舞い、医療エステによる肌のメンテナンスまで
磨きぬかれた防衛女子卒業生。
世界でも、ここまで手をかけられた女性兵士はまず無いと評価される、
科学的・医学的基盤の上に日本人特有の凝り性と関係者の情熱が結集した
教育・育成システムによって養成された彼女らの評価は、国内関係者以上に
海外で高い。
その為、強制服務期間である三年の終了時に
>>182-188のような、高待遇の
スカウトが集中する事となる。
スカウトやヘッドハンティング自体は「永久服役」を選んだOBも含めて
珍しくはないが、最初に集中するのはこの時期である。
当然、彼女らの職場でも必死の引きとめ工作が行われ、またその為だけに
作られた恩典も公にされないが存在している。
だが、民間機関だけでない他国の「同業他社」の影がちらつく場合もあり
問題となっている。
さて、その中でも「人気」が集中するのは上の「日本人離れした」人種的容姿を
持つOBたちである。
日本人の国際的イメージとしては、いまだに
「胴長・短足・小柄・めがね・染めなければ黒髪・黒目・黄色い肌」という中
中央アジア系やコーカソイドの血が混じった北方ツングース系に見える彼女たち。
そして、防女卒業生は最低一ヶ国語はネイティブ並みに操れる語学訓練を受けている。
貧困家庭出身者が多い防衛女子OBのうち「出稼ぎ」と呼称される除隊後スカウト組だが
職務の内容上OB会と連絡が切れることも多く、その後の消息が知れない者もいるため
「良い家のオトコと結婚させてしまえ」と言う意見からOB会が見合いの斡旋を行う機関を
創設することが(当然、防女だけでなく卒業生が所属する各種国家機関も一枚かんでいる)
現在検討中である。
233 :
名無し三等兵:2005/12/28(水) 11:20:40 ID:7OlQA3yy
防女名物、卒業資格認定の単独踏破訓練だが
いかな防衛女子であろうといきなりやらしたりはせんだろう。
それなりにサヴァイヴァル実習経験を各環境で積ませてると思う。
冬山とか離島とか文化圏の違う土地とかが考えられるが
他にどんなところに単独/グループで放り出されるんだろう?
ちょっと知りたい。
某キートン先生のように砂漠を横断とか…
ムリか
>>234 おっぱいに栄養をため込んだ娘が勝ちでつね
しわしわになると思いきや
ぺったんこスキルに鞍替えして帰還するミラクル
237 :
名無し三等兵:2005/12/28(水) 21:09:11 ID:PCcEb/oL
運動量が運動量だから、引き締まった脚と腰つきで
スレンダーな体型が防女生のデフォだろ。
胸に脂肪を溜め込めにくいから、お胸はささやかな
学生が多いと思う。
だからこそ、規格外「田沢」が学校内外で目立ちまくるわけで。
>>236 そしてついたあだ名が「砂漠のカーリマン」
239 :
名無し三等兵:2005/12/29(木) 10:07:02 ID:fwgjYSQ3
今日と明日は「人の海を泳ぎわたるもの」の方が多そうだ。
防衛女子に腐女子はいてもイベント参加はいないだろうけど
遅レスだけど「No34ポストの喜劇」(・∀・)イイネー!
米兵の捕虜になってヤオイ穴を嬲られる五十六美少年とか平気で書きそうだな 防女腐女子。
242 :
名無し三等兵:2005/12/29(木) 21:31:46 ID:fwgjYSQ3
年末だというのに、助教に渋い顔をされながら
屋外訓練場で泥まみれになって補講を受けてる娘もいると見た。
”落ちこぼれ”や”未修得”を許さないのが校風だもんな・・・
最近の膨大は、任官拒否はどれくらい案だろ?('A`)
244 :
名無し三等兵:2005/12/30(金) 15:19:54 ID:5OU67NxW
それは知らんが貧困家庭出身者が多数派な防女で
学校認定の大学進学組と極一部の箔付けの為の富裕家庭出身者
以外で任官拒否をする人間がいるとは考えがたい。
除隊が集中するのは、給付金や学費等の返済義務が消滅する
強制服務期間経過後の卒業後3年を過ぎた時だと思う
>>230-232にあるようにスカウトやヘッドハンティングが集中するだろうし
それ以外にも、娑婆に転職したり、大学進学を希望するOBは出てくると
思う。
元々、中堅幹部養成校である防衛女子の卒業席順から
自らの自衛隊での将来性に見切りをつけるのも出てくるだろうし。
それに、除隊しても21、2歳でとりあえず高卒学歴とそこらの
大学出に引けを取らないハイスペックな各種技能と知識を誇る
防女卒ブランドを持つのだからよっぽど娑婆で仕えない技能ばかりを
身に着けた卒業生以外はそれなりに将来に展望を持てるんじゃないかなぁ・・・
今年中にネタスレに100カキコするぞ!003
>>244 >娑婆で仕えない技能ばかりを 身に着けた卒業生
行かず後家の防女教官達のことかーーーーーーーーーーーー!(AA略
あっピザ屋きた
???、頼んでないのに……
>>244 >それ以外にも、娑婆に転職したり、大学進学を希望するOBは出てくると ・・・
お嫁さんという選択肢はどうなってるのだろう?
年内中に在庫処分。
「たゆんたゆんなHUMINT」(完結ズミ)。
以下より始める。お間違えなきように。
************************************
”作戦立案の任にある者にとって、いっぱんに海や河川は障害物である。
しかし、われわれSEALにとって水は障害ではない。
水中こそが、最良の隠れ家にして、最良の侵入経路であり脱出経路。
SEALは水の中にいるときほど、安心するのだ。
追い詰められた危機的な状況にあって、あるいはきわめて困難な行動が要されるとき、
我々は、まずもって水面を探す。”
―マイケル・ウォーシュ合衆国海軍少佐(退役)
*************************************
―とある都内高級ホテル。
「清掃中」の看板で人払いをした女子トイレのなか。
アッケラカンとする田沢を前に、ズゴックは全力で平静を保とうとしていた。
「田沢…ワシは怒っていないぞ。ウム、怒ってはおらん。
だから正直に答えるんだぞ…正直に…。」
―怒ってはいけない。
ズゴックは、そう自分に言い聞かせてはいた。
けれども、ズブ濡れになった田沢をみていると、抑えがたい怒りがこみ上げてくる。
かろうじて、平静を装ってはみてはいた。
が、その内実は爆発寸前。
ズゴックの握りしめられた拳は、ワナワナと震えていた。
「だから…もう一度聞く。
なぜ、いきなり水に飛び込んだんだ?」
「え〜、だってぇ〜、私の尾行がぁ〜「目標1」に感づかれたぁ〜みたいだったんですぅ〜。
ミラーごしにぃ、私のことをぉ〜チラチラ見てたんですよぉ〜。
それでぇ〜イケナイって、思ってぇ〜
追跡を中止してぇ〜隠れようと思ったんですぅ〜、とりあえずぅ〜。」
そこまではいい。
ズゴックも、そこまでは理解できる。
たとえわずかでも、尾行が監視対象から察知された形跡があるとき。
追跡を中止するのは基本中の基本である。
露見しそうな追跡要員は、すみやかに監視対象から離れ、予備員と交代するのだ。
そこから言えば、田沢の追尾中止は、全く正しい判断だったといえる。
だが問題は、田沢が実施した離脱/回避のやりかた。
田沢のやらかしたことは、監視オペレーション全体を、破滅に追い込むものであった。
***********************************************
さて今回。
田沢とズゴックが参加したのは、大規模な秘密監視作戦だった。
ターゲットの「目標1」は、ムスリム原理主義運動の活動家。
それも、ムスリム系在日テロ・ネットワークにかかわる大物活動家だった。
わが国におけるムスリム系テロ・ネットワークの全貌は、いまだ把握されていない。
当局にとっては、意地でも見逃せない相手といえよう。
とはいえ、逮捕は論外だった。
「目標1」のような相手に、逮捕なり誘拐といった手段は、あまり意味が無い。
ネットワーク型テロリズム組織は、ときにギリシャ神話の怪物「ヒドラ」にたとえられる。
その由来は、分散的な組織のありかたにある。
一つアタマが潰されても、すぐに別のアタマが取って代わってしまうのだ。
いかにハイレベルの幹部を捕まえても、「お代わり」はいくらでも出てきてしまう。
いくら暗殺しても、逮捕しても、キリがないのである。
くわえて、尋問情報も、なかなか活用しにくいモノがある。
ネットワーク型テロ組織において、セル個別の独立性は、きわめて高い。
正しくは、各セルはほとんど独立している。
セル相互の関係は、ほぼ対等でリジットな上下関係は存在しないのだ。
多数の弱小セルが、たえず離合集散しながら内へ外へと権力闘争をくり広げる。
これが、「テロ・ネットワーク」の実態なのである。
そんな分散的で、流動的な内情だから、
内部の人間すらも、外部の人間と同じく、ネットワークの動向が読みにくい。
そこで、尋問情報の「鮮度」は短くなる。
もって、せいぜい72時間程度にすぎない。
分析・評価・配布を経て、インテリジェンスが、あらたなインテリジェンスを創造する。
この情報の拡大再生産サイクルこそが、現代インテリジェンスのキモである。
しかし残念なことに、現代のインテリジェンス・サイクルは、実に「大メシ喰らい」にできている。
「鮮度」短いの情報資料なら、四六時中喰わせてやる必要がある。
絶えず情報を食わせないと、この貪欲なバケモノは、うまく機能してくれないのだ。
だからこそ、単発の大物逮捕は、さほどの意味がないとのである。
だが、監視を続ければ、いつかは工作ネットワークの全貌把握に、つながるだろう。
そうなれば、浸透や欺瞞といった、有効な対抗手段がとれるハズ。
ネットワーク型テロリズムの弱点は、政治共同体としての脆弱性だ。
団結力に乏しく、個々のセルはエゴのカタマリ。
単純な物理攻撃には強いが、心理的、政治的オペレーションには、意外ともろい。
せん滅は困難にせよ、その活動を極小化させることは、ときに容易ですらある。
そういう意味で、男は逮捕よりも継続監視の成果が、期待される人物だった。
が、この「目標1」、警戒心がじつに高く、滅多に姿を現さない。
たまに現れても、すぐに行方をくらましてしまう。
どうやら、追跡回避については、ある種、天才的な才能があるらしい。
さらにイマイマしいことに、パキスタン陸軍情報部での訓練が、この才能に磨きをかけていた。
米のISAに英のSIS、そして育て親のパキスタン陸軍情報部にいたるまで。
じっさい、多くの情報機関が「目標1」を取り逃がしていた。
ともあれ、監視しようにも、姿を現してくれなければ、話しにならない。
が、姿を見せぬのなら、意地でも引きずり出す
…というのが、インテリジェンスやI/Oの世界である。
そこで当局は、念入りなフォイル・プロットを試みた。
当局側の偽装は、日本最強最大の某広域指定暴力団。
肝心のエサは、安くて安心確実な不正送金システムであった。
偽装には、徹底的なコダワリが貫徹された。
在日ハワラや暴力団の関係者を協力者にしたてあげ、じっさいに送金を実施する念の入れよう。
これで、「目標1」が喰いついてくれなければ、目も当てられない。
何が何でも結果オーライにもっていかないと、タイヘンなことになってしまう。
けれど、こうしたフォイルプロットの常として、相手はなかなか食いついてこなかった。
焦れに焦れた三ヶ月。
担当局長・担当審議官が、
「そろそろ天下りでもして、高禄をはもうかな」
とばかりに、業界の省庁OBめぐりを始め、
「有望な」中堅若手のキャリア連中が、国際機関や外国大学への「国外逃亡」の手配に着手し、
制服組やノンキャリの実務担当者たちが、
ツメ腹を切らされる悲哀のウサを、居酒屋で晴らすようになったその頃、
ようやく「目標1」は、現れた。
コトの真偽を見極めたのか。
当局の偽装事務所に、連絡をとってきたのである。
現れたからには、逃がさない。
「目標1」は、あらかじめ準備された「狩場」へと誘導された。
監視・追跡部隊が、てぐすね引いて待ち受ける、都内某高級ホテルへと。
**********************************
さてさて、場面は再び女子トイレ。
何度尋ねても、田沢の説明はサッパリ要領を得なかった。
なんといっても、分隊きっての不思議ちゃん相手の尋問だ。
ほんらい、かなりの時間と忍耐力が必要となるハズ。
だが、焦れたズゴックは、さしたる時間も忍耐力も、持ち合わせていなかった
「おおばかものーっ!!」
ズゴックは、ついにキレた。
「だから…なぜ水に飛び込んだんだ?
よりによって、ロビーのド真ん中のクソ水槽にっ!!
離脱するなら、なぜもっと目立たないやり方をせんのだ!!
なんで、水族館のテラピアみたいなマネをせにゃいかんのじゃーっ!!」
田沢を怒鳴りつけたその瞬間。
ズゴックは、苦々しく思い起こしていた。
ほんの十分前、ホテル正面ロビーでおきてしまったあの「惨劇」を。
あのとき、監視対象「目標1」にもっとも接近していたのは、田沢だった。
巧みな足運びで、うまく距離をとりながら、「目標1」を追尾していたのである。
それが、いったい何を思ったのか。
とつぜん、飛び込んでしまったのだ。
ホテルの目玉ともいえる、巨大な「ウォーター・ディスプレイ」のなかに。
衆人環視のなか、意味不明なバックエントリーで、ザブンと水中へ。
色鮮やかな魚類に混ざって、ゆうゆうと泳ぐ田沢。
いかに「分隊お荷物」の田沢でも、やはり水陸両用要員だ。
着衣泳法はお手のもの。潜水は得意ワザである。
水中照明の妖しい光のなかを泳ぐ田沢の姿は、じっさい人魚そのものだった。
しかし、平服で泳ぐ巨乳人魚というのも珍しい。
どうみても、アトラクションには見えなかった。
透明アクリルの内側で悠然と泳ぐ美少女に、ギャラリーは大驚愕だった。
これで、ホテルがいちばん賑わう時間帯だったから、たいへんだ。
ロビーにはヤジ馬もあつまり、大騒ぎとなってしまった。
飛び込みのはずみで、開いてしまった田沢の胸元が、ロビーの混乱をさらに助長した。
かくして、携帯タンクのエアを使い切るまで、タップリ五分間。
大混乱をヨソに、田沢は泳ぎ続けたのであった。
この混乱の喧騒のなか、監視部隊は「目標1」との接触を失った。
大いそぎで、予備部隊が投入されたが、成果ゼロ。
あらかじめ、ホテル周辺に展開していたの外周監視班も、発見できない。
監視映像の解析がすぐさま実施されたが、足取りはまったくの不明。
「目標1」は、まんまと監視網の外へと脱出したようだった。
どこをどうやって、あの「ウォーター・ディスプレイ」から田沢を「揚収」したのか。
ズゴック自身も、よくは覚えてはいなかった。
ともあれ、問いただすべく、とりあえずは女子トイレへ田沢を連行。
私的な尋問にとりかかったのであった。
田沢を監視要員へと推薦したのは、ほかならぬズゴックだ。
このままでは、ズゴックの顔は、丸潰れ。
イヤ、メンツどころのハナシではないだろう。
田沢の異常行動で、監視が失敗したのだ。
本人はむろんのこと、推薦者のズゴックもタダではすまされまい。
累は、さらにたどって、上官の豪田3佐にまで及ぶに相違ない。
だからこそ。
ズゴックは、公式なデイブリーフィングが始まる前に、知っておきたかった。
なぜ、田沢があんなバカをやったのか。
その理由を、是非とも知りたかった。
ズゴックが気がつくと、田沢は完全におびえきっていた。
「エグエグ…ひどいですぅ〜、そんな怒んなくてもぉ〜、いいのにぃ〜エグエグ…。」
顔をシワクチャにして、しゃくりあげる田沢。
こうグジュグジュ泣かれては、どうにもならない。
ズゴックは、再び落ち着いた口調で、語りかけた。
「なあ、田沢…クドいようだが、いまいちど聞くぞ。
今度はぜったいに、怒らない。
貴様の失敗は、教官たるワシの失敗でもあるからな。
だから、正直に言ってくれ。
なんで、あのとき水のなかに隠れようと思ったんだ?
ワシは貴様に、そんな異常行動をせいと、教育したか?」
田沢はすすり泣きながら、こたえた。
「だって…だってぇ…私もぉ…コンバット・スウィマーですからぁ〜。
隠れる場所っていったらぁ…水中に決まってるじゃないですかぁ〜」
「……。」
―ああ、なぜ自分は、こんなバカを情報要員に推薦してしまったのだろうか。
「…性格上ならびに外見上、情報要員には見えにくく、偽装には最適である。」
「…説明不能なある種の直感に優れ、数的センスにも卓越しており、
インテリジェンス業務に対する適性がみうけられる。」
ズゴックの脳裏を駆け巡るのは、自分が書いた推薦文句の数々。
我がことながら、メガネ違いにも程があろう。
もはやズゴックに、田沢を恨む気持ちは、まったくない。
悪いのは、自分自身。
こうなると、失敗に対する責任がズゴックの胸をつく。
田沢を選んでしまった自分の愚かさが、あまりに呪わしい。
出来ることなら、いっそ拳銃で、自分の頭をブチ抜いてしまいたい。
だが、自決してもなお、失敗の責任はあがなえまい。
なんといっても、かけがえの無く重要な「目標1」を逃してしまったのだ。
「ワシは、取り返しのつかないコトを仕出かしてしまった…」
ズゴックは、ヒザをついて天をあおいだ。
************************
打ちひしがれたズゴックに、指揮班の豪田3佐から通信がはいった。
田沢の件で、豪田3佐のカミナリが落ちるのは必定だ。
ズゴックは、おそるおそる応答した。
だが、豪田3佐は、意外なことを言ってきた。
「あー、ズゴック、ホテル内で『目標1』を発見した。
変装しておるが、間違いない。
画像解析でも確認した。
いま予備のズールー班が、監視にあたっておる。」
思いもかけない知らせに、ズゴックは驚愕した。
ふつう、監視網から逃れた対象を再探知することなど、めったにないこと。
こんな幸運は、ぜったいに逃がせない。
汚名挽回のチャンスでもある。
「コリャ、まさに天佑ですな!
で、いったい「目標1」はどこにおるのですか?
さっそく、自分もバックアップに向かいますっ!!」
喜び勇んだズゴックは、「目標1」の位置情報を要請した。
が、豪田3佐の返答は意外なものだった。
「まことに言いにくいんだがな…「目標1」は、そちらの女子便所のすぐ前だ。」
「え?『そちらの女子便所』って…何階のトイレのコトですか?」
「だ・か・ら、いま貴様と田沢がおる女子便所のことだっ!!」
「ヘッ?!」
あっけにとられるズゴックをよそに。
豪田3佐は、焦れたようすで、先を続けた。
『目標1」は、トイレ前の廊下におるんだ。
移動しておらん。
ただ突っ立って、貴様らがいるトイレの入り口を見張っておるようだ。
ヒゲはないが、派手な赤シャツを着ておるからすぐ分かるハズだ!!」
あれほど探していた監視対象が、自分のすぐそばに来ている。
トイレのドアを開けて廊下に出れば、もうそこに、「目標1」がいるである。
これには、経験豊かなズゴックも、ア然とするばかりだった。
「しかし、なぜ「目標1」は、この女子トイレを監視しておるんでしょうか?
自分にはまるで見当がつきません…。」
混乱するズゴックに、豪田3佐のカミナリが落ちた。
「馬鹿者っ!!ズゴック、貴様はまだ修行が足りんっ!!」
豪田3佐の怒鳴り声に、ズゴックは思わず縮みあがった。
「まだ分からんのか?
目標1は、どうやら田沢にご執心のようじゃ。
失探前の最後の報告によると、アヤツは、ジーとみていたそうだぞ。
水槽のなかを泳ぐ田沢の姿をな。
飛び込んだ拍子に半乳になっていたから、アレが「目標1」の関心を引いたのかもしれん。
あのときは、この豪田もイカンと思ったものだが…
イヤ世の中、何が幸いするか分からんもんだ。ガハハハハ。」
―イヤ、そうではないだろう。
ズゴックは、ココにいたって、ようやく気がついていた。
水中にダイブするまえ。
すなわち尾行中から、「目標1」は田沢が気になっていたのだろう。
気になるといっても、むろん監視要員と疑っていたわけではない。
やはり、あの「不思議ちゃん」の正体が見破られるハズがない。
なんといっても、見た目だけではなく、中身も不思議ちゃんなのである。
―「目標1」が気になったのは、あのムダにデカい田沢乳ではなかろうか。
たゆんたゆんと、あるくだけで揺れるスイカップ。
アレが、どうにも気になって、仕方が無かったのであろう。
同性のズゴックにしても、ひと並外れたサイズの胸には、目を引かれるモノがある。
いったい、どうすればスイカサイズにまで、胸が成長するのだろうか?
頭にいくはずの栄養が、すべて胸にいったのではなかろうか?
これからも、成長を続けるのであろうか
ビアンではないズゴックですら、そんな風に気になってしまう田沢のスイカップである。
「目標1」が関心を寄せたところで、なんら不思議はない。
(アイツも気の毒に…)
ズゴックは、心ならずも「目標1」が気の毒になった。
男の性とはいえ、田沢乳に魅入られてしまったのが、運の尽き。
ワザワザ変装までして、追跡から脱出したのにもかかわらず。
濡れネズミとなった田沢を追跡して、自ら監視の網にかかってしまったのだ。
恐るべき田沢巨乳の魔力、というべきか、オッパイ星人の悲しき性というべきか。
いずれにせよ、この状況を利用しない手は無い。
ズゴックは、田沢のほうに向き直った。
みれば、田沢は早くも機嫌をなおしていた。
不思議ちゃんだけあって、気分転換が早い。
「田沢よ、ちと「目標1」と遊んでこい。」
「え〜?」
「野朗はドアの外で、オマエを待っているそうだ。
だから、一緒にいてやれ。
適当に話あわせて、楽しくやっとれ。
機会をみて、迎えにいってやる。
だから、それまではギリギリまで、ヤツと一緒におれ。」
「え〜、すぐですかぁ〜?
でも〜、お着替えとかもぉ〜したいんですけどぉ〜」
たしかに田沢は、いまだ濡れネズミ。
服の布地がピッタリと肌に張りついていたりする。
スイカップの形が見事にうきぼり。
下手な全裸よりもイヤラシイかんじで、まさに着エロ状態だ。
そこで、ズゴックは猫なで声で、ささやいた。
「着替えなら、ヤツから買ってもらえ。
どんな服になるかは、知らんがな。
とりあえずは、そのままで、行ってこい。」
*******************
おしまい。
不良在庫ということで、チョン。
神キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
嗚呼、かわいそうな「目標1」…
極東の島国でどんな目に遭わされるやら…
何はともあれGJ!
( 'A`)> あけおめことよろ 防女スレ
連続投稿スマン
>>263氏 ( 'A`)b 今年初めての一番槍 GJ!!
自分が書いたののも入っていたのでワラタW
266 :
263:2006/01/01(日) 00:10:04 ID:???
>>265 あけおめ〜ことよろ!
漏れは無いはずなんだけどね
実は自分で書いた話を多めに入れた…という事実はありませんw
あけおめ〜で
新年早々イイモンを読ませてもらいました
>>248-260 GJです
今年こそメイド教官が投下されますように
GJ!
以前、同ネタで
「田沢嬢 無線資格会場で受験生を瞬殺するの巻き」
を書いた者です。
面白かったです。
たゆんたゆんネタ同志の更なる投下を希望します。
漏れもなんか考えます。
>>262 「目標1」もオッパイ星人として本望だったでしょう。
私なら本望ですな。
ところでもう元旦ですし、正月ねたが欲しいですね。
何方かSSを投下する勇者はおられませんかな?
270 :
名無し三等兵:2006/01/01(日) 04:11:23 ID:R1te44y8
「なんか変なフェロモンでも撒き散らしてるんじゃないのか?」と
誘蛾灯のように善悪・社会的反社会的はさておき、
少なくとも一芸に秀でたオトコに「一目ぼれ」されまくりの田沢学生。
当然、近隣・近県の名門男子校はもとより、一度大学進学組OB訪問で
旧帝国大学に行った後、当のOBから
「あの娘は悪くないんだけど二度とうちの大学に寄越さないで!」と連絡が来たと
いう逸話も”何件か”持つくらい幻惑されたオトコは多い。
乳の巨きさと形と張りの良さ・・・以外でも、べびーふぇいす系のかわいい顔と
長い手足と高い腰で「しぐさがなんとなく艶っぽい」という、防衛女子の平均的
学生から逸脱した規格外品である。
これで、諜報・防諜過程を教育する通称メイド科ではなく、”あの”両用科所属で
しかも、なんとか転科にならずについていっている(専任助教の努力の賜物であるが)
のが不思議ちゃんである本人以上の不思議な現象を密かにささやかれており、
また、その得がたい特質と運も含めた任務成功率の高さからメイド科から再三に渡って
転科養成が来ているが、両用科長レベルで止まっており本人は元よりズゴックもその事実を知らない。
>>270 田沢という学生は両用の名簿には存在しないのですよ。
あれ、なんでだろう?
>>263が激しくGJなのは俺だけか!?
皆保存しとけよ!
>>260 >「田沢よ、ちと「目標1」と遊んでこい。」
>「え〜?」
>「野朗はドアの外で、オマエを待っているそうだ。
> だから、一緒にいてやれ。
> 適当に話あわせて、楽しくやっとれ。
> 機会をみて、迎えにいってやる。
> だから、それまではギリギリまで、ヤツと一緒におれ。」
・・・なんか、ズゴックが偽装して迎えにいってサヨナラするとき
対象1とメールアドレスの交換をやりそう。
どんな服かわ知らないが、靴も含めた一式買ってもらって
美味しいご飯をおごってもらいながらタノシクお話して、オトコが
「さあ これから」となった時に迎えにこられて、田沢から
「ど〜も 楽しかったですぅ〜 あ、これ私の電番とメル番です〜
あなたのも教えてくれます〜」と、相手の連絡先と現住所も
”教えて”もらえそうだな・・・・
田沢 大手柄! 結果とペーパー資料だけで田沢に人となりを
知らないメイド科教官とからむ話を熱望してしまいます。
>>270 >大学進学組OB訪問で
>旧帝国大学に行った後、当のOBから
>「あの娘は悪くないんだけど二度とうちの大学に寄越さないで!」と連絡が来たと
>いう逸話も”何件か”持つくらい幻惑されたオトコは多い。
この話を見たいですな。
どんな状況だったのか?
大学進学ということで、富樫や桃子とではなく一人で行ったのだろうけど。
外見的特長が、たゆんたゆんの爆乳、身長の割りに高い腰の位置、
長い手足、しぐさがどことなく艶っぽい・・・べびーふぇいす系美少女が
可愛いと評判の防衛女子制服でほとんどの学生が青春時代を受験勉強に
費やした旧帝国大に行ったなら・・・・
防女OBと二人っきりの時はさておき、田沢が帰ってからのOBさんが
どれほどめんどくさい状況に追い込まれたかを考えると・・・
多分、田沢も受け答えや立ち振る舞いは身内相手ではなく、色々叩き込まれた
「余所行き」の世間一般が妄想するレベル高めの防衛女子学生を装っただろうし・・・
275 :
名無し三等兵:2006/01/02(月) 17:03:19 ID:k8ReX8yz
276 :
名無し三等兵:2006/01/04(水) 17:48:30 ID:8WPA8KH6
279 :
名無し三等兵:2006/01/05(木) 06:45:38 ID:LU4gQAVI
281 :
名無し三等兵:2006/01/06(金) 06:54:57 ID:gag/O6K+
架空とはいえ、軍事学校ネタスレが軍板に不適切という
考え自体がわからん。
それを言うなら「自衛隊がファンタジー世界に〜」とか
書き込み内容がSF・マンガネタばかりの「あらゆる平行世界から〜」
の方がよっぽど、ではなかろうか?
ここのレスはほとんど全てがオリジナルネタであり
削除対象にはならないことが初代スレから証明されている。
>>281 学内のパソコンから2chに書き込み、fusianasanに引っかかってパニックになってる防女学生みたいだ
>>283 防女から2chへ投稿したとなると
確実に取り調べ室(ぷれぜんつ BY 風紀委員)送りだな
次の土日は校庭内の山本長官の像を自分の顔が
映るくらい磨くはめになりそうな悪寒
Σ('A`) でも陸さんで山本長官は不自然か……
誰だろ? 辻でないことは確か
乃木将軍 もしくは 楠木正成かもね
近代日本の軍人は政治的にまだ生臭すぎるから
初代学長の像かと思われる。
・・・もしくは、防衛女子初代卒業生をモチーフにした
「明日へ進軍する乙女たち」とかいうネーミングの像があったりして。
287 :
名無し三等兵:2006/01/06(金) 20:49:19 ID:MCvdLDs+
旧軍の遺品も多数収納・展示されている
旧展示館の掃除を命じられた学生が体験する恐怖の心霊体験。
と、いうネタなら考えつくが。
明石大佐とか柴中佐とかならOKでは?
またマルチ荒らし自治厨が活動し始めたようだ。全面スルーよろ。本職もこれ以降スルーする。
>>287 >旧軍の遺品
米軍経由で返還された玉砕した師団の隊旗とか、
誰のものとも知れない軍人手帳とか、
下士官刀とかですかな?
297 :
名無し三等兵:2006/01/07(土) 15:21:54 ID:1SUCo28u
防衛女子の毎年の卒業生がだいたい百人前後。
単独踏破訓練終了証を得られず、3月卒業出来ないものも
それなりにいるが、概ねこの時期に卒業している。
ちなみに、現在の陸海空自衛隊の女性自衛官は約一万人で
4%強の割合。
中堅幹部養成校である防衛女子だが、防大も含む
一般大学進学率もそれなりに高く(一般大学卒業後入隊組もいるが)
また、一部富裕層出身者の卒業後除隊や警察学校組を除けば
卒業後入隊組は50%強。
彼女らを三自衛隊で取り合う訳であるが、専門教育を受けた専攻課程から
そのまま進むのが普通である。
故に、防衛女子出身者の有能さが各自衛隊に認識されてからは、
防衛女子一括ではなく、各教育課程を専任部隊の教育機関と考える幹部も
出てきており、一線級の人材を教官・助教として派遣してくる反面、卒業後
入隊しない学生が多い年度では文句をつけてくることも多く、防衛女子上層部で
問題となっている。
自分が名作劇場好きなのは、汚れを知らない少女たちを自分の手で陵辱
したいという願望からきています。昨今の「萌え〜」なアニメキャラたちは
薄汚く、そして汚れているようにしか自分には見えません。そのような中にあって
名作劇場の少女たちは限りなく気高く、そして純粋無垢で汚れなき存在なのです。
そのような少女を自らの手で陵辱し、絶望を快楽に変えてやいたいと切に
願うのです。
299 :
名無し三等兵:2006/01/08(日) 09:24:07 ID:1ciujAfB
>軍人手帳
防衛女子学生証がどんなものなのかを考えたい。
自衛隊生徒の学生証とかと絡めて。
私用・公用を含めて滅多に校外に外出しない防衛女子学生であるからして
そんなに使う機会は無いかもしれないが、私服姿で外出したときは
携帯が必須で、ある意味、「財布を落としても防女学生証は落とすな」と
言われているとか。
>>299 軍人にとって手帳は大事な物だからね
参謀モールも元々は鉛筆をぶら下げるためのヒモだったというし…
指揮演習で
「0700時に戦車部隊前進開始」とか「座標223485に10分間砲撃」
とかいう上官からの指示命令を書いたその横に
「○日は××君とデート(はぁと)」
とか書いてある手帳はある意味シュールだな…
今風ならPDAなんだろうが、戦場だと壊れるからな。
手帳に鉛筆が基本だろうか。
現場勤務の多い技術屋にとってメモ帳を
凌駕する携帯端末は無いそうだぞ。
と、言うわけで身分証を兼ねた手帳だと思う。
所属科によっては私費で「システム手帳」に金をかける
学生もいると思うけど。
中等部と高等部では手帳の機能だけでなくデザインからして
異なってるだろうし。
>>300 『0700時に戦車部隊前進開始』の意味が『「○日は××君とデート♥ 』
ジャマイカ?
なんか、このノリだとクラスに級旗もありそうな勢いだな
高等部進学以降は、クラスが専攻課程そのままだから
専攻科旗(所属科旗)はともかく、礼装にマークはつけられてると思う。
(作業服については、課程毎に異なるだろうし)
と、いうか以前に医療科所属学生の制服にワッペンがついてるって
無かったっけ?
上着の内ポケットに入るシステム手帳もあるから普及率高いかも。
つーか普通の手帳よりもシステム手帳の方が便利。
【韓国】韓国が2010年から建造する次期潜水艦は原子力潜水艦か ★3 [01/07]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1136686891/l50 韓国が今後、「原子力潜水艦」を開発・保有することになるのかをめぐって、新年初頭から論議
が起きている。
原子力潜水艦論議は、今月1日に発足した防衛事業庁が4日に公式サイトで事業内容を紹介
する中で、2010年から2022年まで総額3兆744億ウォンを投じて3隻の潜水艦を導入する次期
潜水艦事業(SSX)をすると明らかにしたことに端を発する。
防衛事業庁は結局、1隻あたり1兆ウォンを上回る潜水艦は4000トン級以上の原子力潜水艦
の可能性が高いという推論が提起されると、サイトから関連文書を一斉に削除した。更に防衛
事業庁は5日に緊急記者会見を行なって、「実務者の単純な間違いによって関連文書がサイト
に掲載された。原子力潜水艦説は全然根拠ない風説だ」と表明した。
軍当局は次期潜水艦開発を目標に、現在基本構想の研究中だが、推進方式とその規模につい
ては現時点で何らの決断を出していないと明らかにした。SSXは、現在保有中の209級潜水艦
(KSS-I)と2010年の戦力化を目標に現代重工業が建造中の214級潜水艦事業(KSS-II)を引き継
ぐKSS-III(3,000トン級、ディーゼル動力)に過ぎないというのだ。
国防部高官は、「機密保持が生命である兵器導入事業の推進計画を、それも一番隠密でなけ
ればならない潜水艦関連事業の内容をサイトに掲載したのは常識的に理解できない。防衛事業
庁がこれ以上荒唐な機密流出事故に巻き込まれないように、責任の所在を明らかにしなければ
ならない」と述べた。<後略>
▽ソース:Korean National Security Net (韓国語)(2006-01-07 12:02)
http://www.konas.net/article/article.asp?idx=7912
基本的に学生なんだから、あまり大きくて持ちにくいのより
小型でポケットに入れやすい大きさの手帳が中心だと思う。
その代わり、防水仕様であるとか、ぬれても書き込めるとか
破れにくいとか目立たないところが高性能ではないだろうか?
見かけは、地味な単なる手帳で。
表に「国立防衛女子校学生手帳」と金で校章と共に印字されていて
表紙の裏のは個人情報保護のため「年度と配布番号」だけが記されている
(学籍番号で個人情報特定が可能なため)
これで悪意のある人間が拾っても問題を最小限にすることができるのだが・・・
以前、警察から防女に学生手帳が届いたという連絡があった際
手帳の折込に「避妊具」が挟み込まれており、紛失した学生は
紛失したという事実と共に「ものすごく」怒られた、という事件があった。
多分、個人情報や世間に知られない防女の「色々」が全く判らなかった腹いせであろうと
考えられている・
>>306 海洋部所属の攻撃型原潜はまなす(形式上、第七艦隊所属)の音紋コレクション
が一つ増えるだけです
まあ海洋部教官連中の間では、それ以前に韓国原潜が海に出られるかどうかが
賭の対象になっている次第でして……
それでも海洋部一同、韓国原潜(のようなもの)をワクテカしながら待っている今日この頃
無視よ。無視!
>>307 自衛隊の身分証のように脱落防止の鎖かヒモが付いていると予想
でもって、折込にプリクラが・・・
とりあえず女子高生なんだし。
ところで、学生手帳と「防衛女子校学生証」(身分証)は別物なんだな?
>>307 手帳の折込に「避妊具」が挟み込まれており、紛失した学生は
紛失したという事実と共に「ものすごく」怒られた、という事件があった。
多分、個人情報や世間に知られない防女の「色々」が全く判らなかった腹いせであろうと
考えられている・
それサヨクのでっちあげな
そしてそれを広めたのは朝日新聞な
社会面にでかでかと載せて、しかもその日の社説まで防女攻撃してたよ
その後、その記事を書いた記者は中東での取材を最後に行方不明になった訳だが
学生手帳を入れるのにちょうど良い大きさの
胸ポケットがワイシャツにある。
学生でスカートにしまうより、胸ポケットに入れることのほうが多い。
さて、ある時、両用の田沢が制服上着を脱いだまま、校外にちょっとした買い物に
行った際、立派に突き出た、たゆんたゆんの胸元の上に、
あまりにハッキリと手帳の形が浮き出たのだが、同じく胸ポケットに入れていた
富樫学生は、手帳が入っているか外部から視認しずらい形状だったという。
>>308 なんといおうと、速度で劣る通常潜水艦に勝ち目は無さそう。
いくら音紋とっても、浮上の瞬間を狙い撃ちされて負けるよ。
やっぱ、日本も原潜が必要だね。
上レスに、「田沢MMK伝説」が色々あるけど、正直な話
どれくらいもてるのだろう?
そして、自分がもてているという事実を田沢は認識しているのか?
通学というものが無く、かつ、ほとんど校外に出ない防女で
そこまで顔がわれてるとも思えない。
もしかすると、素人アイドルマニアが流した
「この場所で巨乳美少女が出現する」という話に尾ひれがついてるだけなのか?
詳細を頼む
>>316 そこで政財界に散らばった防女OBと防女の技術教官達でつよ
荒らしにはスルーで。
原潜関係も荒らしっぽいんでスルー推奨よろしく。
これで、海外、戦前のの学制とか特殊部隊の話を自分の書き込みで
行うならともかく、コピペしかできないんだからな。
初代スレでは、教育機関論争や古代ギリシアの社会まで話題が広がる
アカデミックなスレだったのに。
>>321 まぁ時代は変わる、という事で
SSネタは多いのに、なかなか形にならないなぁ
こうして廃棄SSばかりが増えていくオレの防女関連フォルダ…
>>321 懐古厨に化けた自治厨でつか
次にくるのは「板違いだから出て行け」とは進化が無い頭ですな
ごちゃごちゃ言ってないで、低レベルな住人は出てって欲しい。
>>321 うーん。昔は専門知識を持つ奴等が多かったけど、
いまはただのネタ好きばっかだよな。
ここで田沢のおっぱいネタを投下してギスギスした
雰囲気の緩和ですよ。
別に、ズゴッグのおっぱいネタもアリですが。
>>328 質問。ついていけたのは、どのあたりまで?
わたしは「萌え」文化や「軍事オタク」文化の外部にいる人間。
だから、微妙な変化がわからない。
1スレから現在まで、さほど変化していないようにみえてしまうんだ。
良かったら、教えていただけないだろうか?
伏してお願いする。
もちろん、悪意ある引っ掛けを試みているのではないぞ。
ただ知りたいだけなんだ。
もし、匿名での質問がアレなら、当方もハンドルネームを使用する準備がある。
330 :
名無し三等兵:2006/01/10(火) 14:04:30 ID:oDNRlaEU
最近の「学生手帳」ネタなんかは結構初代防女スレっぽかった
ただ、田沢たゆんたゆん話も物凄く面白いかったし、最近の傾向自体
別につまらなくないんだが。
初代から、潜入メイドの悲恋話なんてのもあったし。
あぼーん
333 :
名無し三等兵:2006/01/11(水) 09:58:23 ID:HPCM0MqE
防衛女子生徒の外見上の特徴の第一は「規律」だろう。
多分、私服外出をしても、背筋の伸び方と年頃の娘らしからぬ
行軍のような歩幅と速度の歩き方で、近在の人々には
「ぼうじょの学生さんだね」と一目でわかると思われ。
だが、立ち振る舞いの訓練もあるから、歩き方で学年が知れるかもしれない。
最高学年になると「舞妓さんみたい」な立ち振る舞いで「防女学生」と知れるとか。
そういえば、軍事学校なのに今まで独房ネタとか
営倉入りとかの懲罰話が出てきてないな。
反省房というのかもしれないけど。
体罰厳禁だから懲罰は訓練時間や学習プログラムの
追加中心かね。
>>334 虎丸たんノコトカー!
閉所耐久訓練(ロッカーに鍵かけて24h直立不動、おむつに点滴有り)とかなんかもあくまで『訓練』とか。
>>334 自衛隊でも教育は「出来るようになるまでやる」形式が多いし、
余程ひどいことでなければ、補習や時間外奉仕ですませるのではないだろうか?
そして、あまりに度を超してひどいときは退学になるし、長期間同じメンバーで居ることになるし、
元々、営巣入りというのはほとんど無いってことでは駄目かな。
「退学」前に「事務官養成コース」への転科勧告があります。
だが、転科させられそうとかそれ以外でもどうにも
危うそうな学生は、同室のバディとか同じ科の同期とか上級生とか
助教とかがよってたかって何とかすると思う。
あの田沢だってズゴッグやいつもつるんでいる桃子や富樫がいなければ
両用を放り出されて、良くて諜報・防諜課程であるメイド科へ転科
もしくは事務官養成課程を経て防衛施設庁に就職、
最悪・・・・ちょっと思いつかん
だったかもしれない
汚れ仕事専門エージェント?
無言のうちに女を使うことを強要されてたかもしれんな
外見は上レスにあるみたいに”極上”っぽいし。
だが、防女でそれは無い筈だから、卒業後に民間に
スカウトされて・・・・だと思われる。
そーいえば、民間転出組のネタや話が続きませんね。
いや、田沢たゆんたゆん物語(コメディ系)も期待してますけどね。
341 :
名無し三等兵:2006/01/12(木) 12:00:48 ID:F0d2STC7
初期卒業生でない20年くらい前の卒業生には
流れ流れて、地方の小都市で小料理屋をやってるのも
いるかもしれない。
日本海沿岸の港町で。
・・・防女時代に習得した言語はロシア語と朝鮮語。
同期は、警察庁と防衛庁勤務。
あぼーん
あぼーん
そろそろ、小学校を卒業する児童や保護者・親権者に対する
入学説明会が各地域で開かれるが、日教組とか反戦団体とかの
妨害やクレームは現在はどうなっているのか?
以前は会場外から響き渡る怒号とシュプレーコールの中
残って説明を受けていたのが、本当に他に行き場の無い子供たちだった、
という記録がある。
昨今は知名度が部分的に偏っているけど名門校化が著しいから
お受験を経て小学校に進んだ児童を親が入れそうだ。
347 :
名無し三等兵:2006/01/13(金) 22:00:21 ID:bPgaere9
入学したら、まず、行進と姿勢と口の利き方から
指導されるのでしょうな。
寮では、掃除や時間の使い方なんかを教え込まれる。
最初の半年は、こういった生活態度や時間感覚などと
あとは、ひたすら体力トレーニングと中学校授業カリキュラムの
集中授業であけるでしょう。
語学や軍事学校の基礎は2年に進級した「基礎体力」と「学ぶ準備」が
できていないと教えてはくれんでしょうな。
あぼーん
あぼーん
人によって嗜好に違いがあるからねぇ。
スレに合わない人をどうするかが問題。
そういう人間は見なければいいのだがな。
2chの全スレを見てる人間などいないのだから。
故に、単なる嫌がらせを行っているだけだろう。
これについてはもう書き込みはしない。
完全に無視します。
SSスレを荒らしているヤツって、何度も賞に応募してるけどいつも落選してる小説家志望じゃないか?
小説家になりたくて必死に話を書いてるのに、2ちゃんのSS書きの方が自分より才能があるんで嫉妬してるんかもね
354 :
名無し三等兵:2006/01/14(土) 23:53:04 ID:IKbbuZ4B
そろそろ、誰かSSを投下して欲しいです。
伝統的に、このスレではネタや設定やSSの大量投下と
投下無しが互い違いに発生する。
過疎スレというわけではないんですけどね・・・
今はちょっと忙しくて…
ネタはあるんだよね
ごめ、とあるスレで戦闘中につき当面むりぽ
あぼーん
358 :
名無し三等兵:2006/01/15(日) 11:12:12 ID:ugGs0U/x
おっぱい!おっぱい!
360 :
名無し三等兵:2006/01/15(日) 23:10:14 ID:um0oxEcZ
大和メイドでも湧いたか?
たしか男とエロいことをすると乙女の資格を失うんだよね?
363 :
名無し三等兵:2006/01/16(月) 13:35:21 ID:1q8pcJxH
>>230-232で、人種的特長が世界で知られる一般的日本人のそれと
異なる防女学生について記したものだが、ソースを発見したので
添付します。
東北地方に多いという青い瞳の日本人の不思議
http://www.gji.jp/tsugaru/hitomi.htm こういう話は、地元や特徴を持つもの以外あまりしられていないが
(ちなみに、私のルーツは岩手で瞳の色は緑系で髪の色も日差しの下では
赤っぽく、幼児期は金髪がよく生えて困ったことがある。
父親の血統の特徴で、兄弟も同じだった)
さて、瞳の色以外でも髪の色が茶系統だったり赤っぽい日本人もまた
珍しくない。
防衛女子に、上の特徴を持つ学生がどれくらいいるのかが気になる。
特に、東北系は貧しい地域が多く、九州と並んで防衛女子に志願する人間が
多いところとして知られている。
そう言えば福島県出身の同期がどう見てもロシア人にしか見えなかったな…
365 :
名無し三等兵:2006/01/17(火) 00:26:23 ID:ziU0RvHu
http://life7.2ch.net/test/read.cgi/utu/1128510477/271 271 優しい名無しさん sage 2006/01/16(月) 17:22:44 ID:fVi+6yAK
女性不信・女性憎悪の男性は、女性を憎みながらも何故か求めている。
(女死ねと言う一方で「肉便器になれ」と支配する形での接触を望んでいる)
が、男性不信の女性は男性という存在をストレートに憎んだり恐れたりすることが多い。
(「男いなくなれ」という意見に比べて「男は全員奴隷にすべき」という意見が少ない)
本当の女性不信って、男性不信と同じように
「女は『キモイ』と罵って来るから怖い、近寄りたくない」と思う人のことであって
支配・暴力といった歪んだ接触を求めたがるタイプではないような気がする。
そういう偽者が、いかにも本物ぶって女性不信を気取ろうとしゃしゃり出て来る辺りが
私が男性を信用ならないと思う所以の一つだ。
275 優しい名無しさん sage 2006/01/16(月) 19:15:37 ID:Og309G4n
>>271 そうそう。女嫌いとか言いながら性欲だけはしっかり女で処理するんだよ。
しかも男の女性不信は特定の例外的な女を例に出してくる。
一部の女限定で女全般を否定してくる。
男はどう考えても良い人の方が例外。大抵がクズ。
私は男とは表面上は笑って話せるけど心の中ではコイツこの世から消えろよ!って思ってる。
本当、女だけで世界はまわるから。
近い将来女だけで子供作れる様になるかもっていわれてるし。
その方が地球のため。
男は頭悪すぎて争いや戦争で滅茶苦茶やる害虫。
なんか変な奴が来てるなw
最近、2chの新機能の人工無能コピペ君でつよ
368 :
名無し三等兵:2006/01/17(火) 23:32:29 ID:XbMJefBp
多分、このスレの内容を読まずに機械的にコピペしているだけだろうから
無視して、スレ住人が今までどうりに盛り上がるのが吉かと。
なるほど、無能な働き者なのねw
有能な働き者= 上級将校
有能ななまけもの=下士官
無能な怠け者=最前線の兵士
無能な働き者=銃殺か追放
とかゆーのがあったな
>>363 このネタを使った「青い瞳の防女生」とゆー話を
書ける才能が漏れにあれば・・・・
何科の学生になるんだろう?
とりあえず、私用外出時のナンパ他のうざいお誘いは
田沢並なんだろうな
透けるような白い肌、青い瞳で金髪の秋田出身防女生っつーのはいいなw
秋田というのに特に意味は無いよ。東北全般ならどこでも。
ちょっと電波だが青森?にキリストの墓があるって話あったな。
それはナニとしても大陸から白人が流れてきてそのまま土着したのかもしれんし。
瀬戸内海の方にある鬼が島の伝説も実は南蛮船が漂着してそのまま居着いた乗組員という話もある。
北部東北土着の日本人に、金髪はいませんよ。
そして、肌の白さより顔の彫りの深さや瞳の色が
緑系というのが一般的です。
青い瞳自体は家系的なものなのかほとんどおりません。
髪は・・・日光の下では赤っぽい茶色でしょうか。
コーカソイドというより、ツングース系の容姿に近いようです。
津軽美人というのがそういう系統ですし。
南九州出身の防女生が、南洋美人のようなものかと。
374 :
101空挺師団@We are 2 ◆CHANELAMeo :2006/01/18(水) 07:14:37 ID:UJjGSHl2
亡命・帰化した白系ロシア人の曾孫とか
防女の中では差別はないだろうけど一般社会では
防女の学生=黒髪黒眼な大和撫子ってイメージがあるからねぇ
外ではいろいろ苦労してそうだ(´・ω・`)
377 :
名無し三等兵:2006/01/18(水) 21:54:15 ID:ZikosRMR
378 :
名無し三等兵:2006/01/18(水) 23:51:21 ID:3AJHbExH
>防女の中では差別はないだろうけど一般社会では
>防女の学生=黒髪黒眼な大和撫子ってイメージがあるからねぇ
入学直後、寮で同室 になった上の、蒼い瞳の津軽少女と
南洋美少女系の鹿児島南端の少女が、リラックスした状態で
私語を交わそうとしても、お国訛りがきつくて途中で標準語に変えたとか。
しかし、日本人っていろんな顔があるよな。
俺は瞳が緑色だけど、高校で仲の良かった連れはポリネシア系の容姿だったぞ。
四国がルーツだったなぁ・・・
確かに言葉の問題はあるな。
俺の母方の実家は鹿児島だけど年寄り連中の言葉は全く判らなかった。(俺は神戸生まれ)
北と南では方言きつくて訳判らんぞw
明治維新後の国民徴兵制度で、標準語が広まった、という
側面もあったからね。
あと、時間厳守の習慣と。
しかし、防衛女子最上級生である一年生で
蒼い瞳で黒髪の美女(美少女)がいたら目立つでしょうな。
防女制服での公用外出なんかしたら(今はコートを羽織ってるだろうけど)
翌月の投稿雑誌の「街で見かけたイケテル女」コーナーに
隠し撮り写真が載りそうだ。
で、肌が白くて手足が長くて腰の位置が高い
均整の取れたスタイルで、日本舞踏の名取クラスのように
立ち振る舞いで動くと。
・
・
・
・
・
・
でも、志望は裏方の整備科で油まみれになって各種機械の
面倒を見たり、電装系のチェックをしたりするのが大好き。
休みの日も、校外や同期を通じて配転の誘いをかけてきたり
コンパに三十分だけの参加の懇願をきれいに断って
電気系資格試験や内燃機関の勉強に余念がなかったりする。
高等部進級直後から陸海空、そして在日米軍の整備系現場に入り浸り
年季の入った職人である整備のおっちゃん’sに可愛がられており
故に、隊内と米軍ではその容姿に反して誰もちょっかいをかけることが
出来ない「鋼鉄の箱入り娘」と影で呼ばれている。
>>297の状態と、外部スカウトが集中しそうな容姿の学生の関係は
どうなのだろう?
やはり、最上級生になってから卒業までの間に色々進路決定時に
横槍が入るのだろうか?
防女内部は、ある意味、世間の喧騒から隔離されているようなものだけど
卒業後の進路については、どこでも優秀な人材が喉から手が出るほど欲しい。
本人も、希望先も「そこに行くのが当然」と思っている学生に、情報本部から
横槍が入ったり、公安警察と自衛隊で暗闘があったりもするのだろう。
決して娼婦にはなってほしくはないですね
いろんな意味で
384 :
名無し三等兵:2006/01/20(金) 12:21:57 ID:HRjAhrGr
>>381 少し前なら秋葉の裏通りの部品屋通りをうろついて・・・というネタが使えそうだったんだけどな。
やっぱり、防女敷地内の修理工房で機械いじりと溶接ですか・・・
386 :
名無し三等兵:2006/01/21(土) 13:56:28 ID:Yb72/BJd
ここを卒業して家政大学に進学する輩は
よもやおるまい。
・・・・が、紆余曲折の末、水産大学→農林水産省に技官として入省
と、ゆーのは防衛女子の長い歴史の中で一人くらいいるかもしれない。
で、若いときの”色々”を忘れて某国で水産技術指導を行っていると
・
・
・
「姪」とか「お友達」とかが尋ねてきて・・・・・
387 :
名無し三等兵:2006/01/21(土) 17:11:29 ID:Yb72/BJd
389 :
名無し三等兵:2006/01/21(土) 19:17:38 ID:FfHmWryK
>>390 URLの最後に395って数が見えるだろ?
これがレス番号。
その上がスレ番号。
その上が板情報。
レス番号なしでスレ番のみの時、あるいはl50とついているときは最新50レスが表示される。
オンナハカチク
|┃三 人 ガラッ
|┃ (__) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|┃=(__) < ヘイ!ウンコーおまち
____.|O、(,, ・∀・) \________
|┃ヽ ⊂彡 ミ シュッ
|┃ ) ,ヘ ) ●
 ̄ ̄ ̄"
誤爆しちゃった。
395 :
名無し三等兵:2006/01/23(月) 00:58:15 ID:NESlUW+x
そろそろ、防衛女子高等部への編入試験願書受付時期だが
ネタ頼む。
とんでもなく狭き門であることしか知らない
>>395 入学式前のガイダンスで撥ねられるのも考慮に入れて生徒募集かけてるから、公表定員に対する倍率は1倍に限りなく近いかと。
充足数が学年1中隊でしたか。
定員はどんぐらいだろう。500人ぐらいか?
397 :
名無し三等兵:2006/01/23(月) 14:25:53 ID:U9zU+KNF
一学年は百人前後。
その少ない学生たちに対して、多くの教官と助教たちが
時には、付っきりのマンツーマンで「出来ないことを出来るまで」教育する。
それでこそ、防衛女子卒業生の高いスペックと世間の高評価を維持出来る訳で。
・・・初期卒業生たちも同じ教育・訓練を受けたんだけど
当時は、実績が無かったので彼女らの出自(行く場所の無い女子を収納する為の
児童保護施設的な機関だと思われていた)と伴わせてとてつもなく苦労したと聞いている。
主席卒業した学生が庶務課に配属されたり。
そういった中、意志と実力で偏見を跳ね返し防衛女子の足場を一歩ずつ築いてきた
初期OBたちはやはり凄い。
最近の卒業後即見合い除隊する学生(しかし、別ルートで再入隊するのがほとんど)も
同じ防衛女子OBだけど。
398 :
名無し三等兵:2006/01/23(月) 14:48:18 ID:OBqRf+u+
男=OB
女=OG
ですよね? 揚げ足スマソ
気にするな
オレなんか前にOGをODと書いたことが…orz
今更ながら幽霊モノが完成した。他人のキャラを勝手に使ったりオチが付いていないのは勘弁して orz
とりあえずupしてみます
暗い。途方もなく暗い。暗視ゴーグルを使わねばロクにものが見えない。あとついでに寒い
『は〜い、異状ナシっと』
「コレで全部終わりだな?」
パトロールを終えた風紀委員―つまり憲兵―がのそのそと歩いてくる。1人がサイドカーに乗り込み、もう1人がバイクに跨る
ドオンという音と共に勢いよく走り出す。今日の巡視はもう終わり、後は報告して、宿舎に帰って寝るのみ
明日は日曜だ。心なしか表情が明るいのもそのせいだろう。乗っているのは「鬼の王仁沢」こと王仁沢リンとその相棒、桐島カレン
『ところでリン、知ってる?』
バイクに乗っている方、カレンが話しかける。
「何だ?」
側車にチョコンと座っているほう、すなわち王仁沢が返事する
『このヘンよく出るんだってネ〜』
「何がだ?」
『幽霊に決まってるでしょ、ユ・ウ・レ・イ!」
やや強調して言い放つ。風が冷たい
「…非科学的だな」
『ホントだって。憲兵のサイドカーに乗った幽霊が夜な夜なこのあたりを走ってるんだってサ』
軍隊に限らず学校、企業、道路における幽霊関係の話は古今東西一瞬たりとも消えたことは無い
大半は小さい話に尾びれ背びれが付いたりしたものだし、根も葉もないウソだったりもする
しかし、幽霊そのものの存在を巡る議論は21世紀になっても未だ続いており、オカルトという分野があることも事実だ
「まさか」
『あ〜っ信じてナイでしょ〜!』
軽快な音を立てて走るサイドカーの上で、これまた軽快に愚にも付かないおしゃべりが繰り広げられていた
「…カレン、私は防女に入ってもう6年だが今まで幽霊なんて見たことが……」
その時、明らかに彼女らのサイドカーとは異なる音を立てて何かが近づいてきた!
「!」
『キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!!』
2人とも後ろを振り返って確認する。ところが姿は見えない。ところがところが音は確実に近づいてくる
相手のライトの明かりも見えない。
(これはアタシ達のサイドカーの音じゃナイ。ソコに居るのか!?)
「そうだ、ゴーグル」
王仁沢が思い出したように呟き、暗視ゴーグルの準備をし出した。次の瞬間、
何かが凄まじいスピードで左脇を通り過ぎていった。間違いなく防女の、風紀委員のサイドカーだ
「何ぃ…?」
ゴーグルを被りきったところでぽつりと言った。60q/hは速度差があっただろう
『つかまって!』
「は?」
『追うよッ!』
アクセル全開。加速で身体が後ろに動く。まるで見えない手で引っ張られているようだ
750ccのエンジンがうなりを上げて吠える。まだ目に見える所にヤツはいる、追いつくことは十分に可能だ
道は緩やかに左へ曲がっている、減速する必要はない。アクセル全開でパス、次は右コーナー、道路の真ん中にギャップがある
軽くブレーキをかけて侵入。さすがに何度も走っているだけのことはある
「足は付いてるみたいだな…む、バッテリー切れか」
『ユウレイのくせに足が〜?』
「幽霊ではない、と言うことだ」
『そんなことナイもん!』
それにしても速い、相手も全力で走っているのだろう。が、じりじりと差が縮まる。もうハッキリと見える
横に並んだ。手を伸ばせば捕まえることも出来そうだ。
『さあ、その顔拝ませてもらいましょうネ!』
そう言って振り向いたが…幽霊はソコには居なかった。減速した!? そう思い後ろを振り返る
「ちょっとカレン、前見て前!」
再び前を振り返る、すぐ目の前が地形のくぼみで、丁度崖になっているところだ
フルブレーキング。しかし間に合わない、サイドカーごと2人は崖下に投げ出された!
「きゃああぁぁああっ!」
「記録を調べた。8年くらい前にあのあたりで似たような事故があったらしい。雨が降っていたから急いで戻ってこようと
していたそうだ。地形のくぼみとは言うが、ほとんど崖みたいなトコロだからな…。側車に乗ってた学生は…亡くなったらしい』
『……』
ここは防女の医務室、桐島学生がベッドに寝かされている。側車に乗っていた方、
つまり王仁沢は奇跡的にも擦り傷切り傷で済んだが、彼女は身体を強く打ち意識を失っていたのだった
それでも打撲で済んだのだから幸運と言える。あの晩、崖下に落ちた彼女らは無線で助けを求め、なんとか帰ってこれたのだ
『バイクに乗ってた方は、どうなったの?』
「怪我は軽かったが…自分に責任を感じて…、」
そこでいったん言葉を止める王仁沢
「投身自殺、したそうだ。その日以来、雨が降る前後で【幽霊のようなもの】が度々目撃されている」
『そう…』
言ってからのっさりと起きあがる。
「ドコへ行く?』
『服着替えて、ちょっと散歩カナ』
「私も行こう、体が心配だ』
身体をゆっくり伸ばす、節々に痛みはあるが問題ない。壁に掛かっている時計は既に昼過ぎを指していた。服を着替えて外に出る。
さすがに日曜で、日頃は忙しい防女もゆったりとした空気が流れている。そんな中を2人でとぼとぼと歩く、ただ歩く、ひたすら歩く
ただの散歩と言っていたがホントはそうではない。彼女は明確な意志を持って歩いているのだ。倉庫のような所の前で歩みを止める、
風紀委員会専用の車庫だ。車庫と言うより格納庫と言った方が理解しやすい。躊躇せず中に入るカレン、ソレを見てマユを寄せる王仁沢
車庫の中に入ると、真っ先にスクラップが目に入ってきた。スクラップ、昨日まではサイドカーと呼ばれていたモノだ。
完全にひしゃげ、折れ曲がってしまい、へこんだ車体。ここまで壊れたら修理するのは不可能だ、我ながらよく生きていたと思う
ソレを片目にそのへんのサイドカーへ近づく、キーが無い。その隣も、そのその隣もキーが無い。
ジープの類も確認したがどれもキーが無い。当たり前と言えば当たり前だが…。
「何をする気?」
『もう一回ユーレイに会って…成仏させてくるヨ』
「(゚Д゚)ハァ? どうやって?」
『分かんないけど、とにかく行きたいノ』
「今度は怪我だけじゃ済まんぞ!何を考えている!?」
分かってる、誰がどう見ても狂ってる行為だ、損はしても何の得もしない。それでもあの幽霊にもう一度会いたい
惹かれている?そうかもしれない。ある種の魅力に取り憑かれたのだから…もう、行くところまで行くしかない
目的と手段がごっちゃになっていようが構いはしない。
ふと、隅っこに一台ホロが被せられている車両があるのを見つけた。大きさから見るとバイクらしい。ホロを捲って確認する
キーは付いている、燃料も問題ない。多分修理か何かで持ち込まれたのだろう
『コレだ』
「止めなさい、カレン」
腕を掴んで懸命に制止する王仁沢。天井を仰ぎ見てカレンが呟いた。
「痛い目見るまで…降りられない女なの、アタシ」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
再び走り出した桐島、昨日とまったく同じ道だ。バイクの調子はすこぶる良好、何も問題ない。興奮と緊張が混じってる
(さあ来なさい…今度こそ前に出てみせるわよ〜)
手ぐすね引きつつ舌なめずりして待ちかまえる。背後から異音が向かってきた。
『来た!』
前回同様左側から抜かれた。アクセル全開、一気に加速する。彼女が乗っているバイク―――
ホンダXLR250R 俗に偵察用オートバイと呼ばれるシロモノだ。何を隠そう本家自衛隊でも使用している。
空冷4サイクル単気筒エンジンが吠える。8500回転、最もオイシイ回転域を使ってからシフトアップ
ズコーンという音と共に再び加速が始まる
(アンタは何をしたいッ?アンタは何を求めているッ?)
それでも距離はドンドン離れていく。もともと排気量からして違う。その名が示す通りXLR250Rの排気量は250cc
馬力に至ってはわずか28馬力でしかない。それでもリッター100馬力以上なのはホンダのなせる技か。
大演習場をかすめるように未舗装路に入っていく二台。このままでは永遠にラチが開きそうにない。
アクセルのフカし合いでは何時までたっても追いつけるはずがないのだ
(あとちょっと、ありったけのパワーを…)
とっくに限界に達しているはずなのに、それでもジリジリと加速し続けるXLR。道は200m先で鋭角的に曲がっている。
路面はでこぼこ、昨日の雨はまだ乾いていない。それでもクリアできる自信がある。
『ここだーッ!』
体を傾け、一気にコーナーの内側へ食い込む。相手との距離が少しずつ縮まる…並んだ。ユウレイの顔を見る。
細い目と眉、自分とは対極的な黒い髪、真っ白い肌。いかにも防女の学生らしい風貌だが、目だけは魚のように死んでいる…
昨日自分が落ちた崖付近に近づく、相手がゆっくりと減速する、こちらもブレーキ……が
『ブレーキが効かない!?』
瞬間的に背筋が凍り付いた。泥濘のせいではナイ、ブレーキがほとんど効いていないのだ。よく考えればそう風紀委員会専用の
格納庫に偵察用バイクが放置されているなんてフツーあり得ない。オマケに自分はチェックし逃した、
いや確実にチェックしたハズなのに…。後悔している間にも崖は見る見るうちに迫ってくる。
つい十数分前に親友が言った言葉がプレイバックされる、もう間に合わない…
ドン!という衝撃が体に伝わる、が痛くない。不自然な姿勢で何かに捕まっている。おそるおそる目を開けると
「よかった……」
幽霊に抱きかかえられている自分が居た。ユウレイって触れるのか?等と考えている間に再び口を開いた。
「こんどは…ちゃんと…たすけられたよ……」
『な、んですってぇ』
次の瞬間、カレンは地面に張り付いていた。立ち上がりながら服に付いた土をハラう。XLRは崖下にブッ飛び大破。
『このために、ずっと走っていたの…?』
不思議と、ユウレイがもう出てこないんじゃないかと思う。しかし、そんなコトはどうでもイイ
『忘れないでネ、少なくとも1人、アンタが何をしたいのか分かった人がいるってコトを。
この雨上がりの道で、限界まで突っ走ったヤツが居るコトを』
スッっと顔を上げ、満面の笑みで再び喋る
『さぁて、早く帰ってリンに自慢してこなくっちゃネ☆』
雨上がりの防女、義理堅いユウレイは舞い降りる‥‥
いかかでしょうか、出来るだけ短く纏めたつもりですが纏めすぎて何がなにやら なモノになってしまいますた(´・ω・`)
>>400-405 GJ!
いや、なかなか上手くまとまっていて…
自分が最初に書いたSSの登場人物なんです>憲兵隊長たち
何かこう…いい話に登場させていただいて感謝感激雨霰、といった感じですm(_ _)m
娘を嫁に出す父親の心境ってこんな感じなのかなぁ…
GJです!
ちなみに、私が最初に「ちびっ娘憲兵隊長 癒し系」ネタを振ったものです。
中々、よろしい作品でした。
次回作も期待しております。
何となく
「もう誰も残っておらんか」の運用員長を思い出した。
409 :
名無し三等兵:2006/01/24(火) 20:34:34 ID:XQp7RKN2
御大が防衛女子校で話を書いたら、薀蓄と趣味と萌えに
彩られたとんでもない話を書くような気がする。
410 :
名無し三等兵:2006/01/26(木) 00:10:12 ID:JMjPiQKd
↑
そこで、スレが閑散としている今こそ、キャットファイト編の続編を!
せめて富樫潜入編だけでも終わらせてください・・・
過去スレに姉妹で防女に入学、ってのがあったけど逆に
兄が自衛官で妹が防女の学生ってのは無理かな?
合同訓練でバッタリ出くわすとか言うのもあり得ない話ではなく、
何年か前に兄が在韓米軍のF-16乗り、妹が嘉手納のF-15乗り
と言う話があったらしい。DACTで兄に勝てなかったそうな
412 :
名無し三等兵:2006/01/26(木) 19:39:07 ID:n6BJD0oH
現役防女学生の妹を持つ自衛官のお兄さんは、部隊の同期、
先輩、後輩、上官、その他からの「見合い話」とか「紹介懇願」とかで
えらいことになりそうな気がする。
ず〜っと、周囲に内緒にしてたのに演習か何かで防衛女子の娘たちが
見学にやってきて「お、あの娘可愛いな」とか演習参加者全員がひそかに
鑑賞兼点数付けをやってたところに、可愛い娘が「あ、お兄ちゃ〜ん」と。
・・・お兄さん大変だ
全部キモイ
演習中の某連隊CP
「すいませぇ〜ん。無線機貸してくださ〜い」男ばかりの天幕に響く黄色い声
小さい体にいっぱいの戦闘装備とパラシュートを身につけた少女が入り口に立っている
「おや?どうしたお嬢ちゃん…防女の学生さんかね」と付准尉が尋ねる
「そうです〜落下傘降下したら、急な突風で流されちゃって…教官に連絡したいんです〜」
「そうか、無線機はそこに…周波数とかは自分で入れてね」「は〜い」
テコテコとCP内に入っていく、とそこで少女はピタリと足を止める。そして一人の隊員に近づき…
「お兄ちゃんっ!偶然だねぇ〜」「ばっ、バカ!おまえこんなところで…」と口を塞ぐが時すでに遅し
「お兄ちゃん?」「どういう事かね班長」「詳しく話を聞かせてもらおうか…」
連隊長以下幕僚と連隊本部の古強者たちに囲まれ、脂汗を流す隊員だった…
415 :
名無し三等兵:2006/01/27(金) 14:26:37 ID:3Kf5jnwk
「あ、パパぁ〜」とか
「あ、おじさまぁ〜」とか
いろんなパターンで話が出来そうだなwwww
この店はどんなシステムだい?。ぼったくりは無いよね?
ぼったくられない代わりに憲兵にみっちり絞られた後で警察に下着泥棒の濡れ衣を着せられて引き渡される
>>416哀れw
無視よ、無視!
エロゲスレを削除させるには、
まずキモヲタを減らさないと駄目らしい。
お前らもそろそろ消えろよ。
「きもい」で勘違い…中1女子を金づちで殴った男逮捕
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060124-00000303-yom-soci 埼玉県新座市のスーパー駐車場で、中学1年の女子生徒(13)を金づちで
殴るなどして軽傷を負わせたとして、新座署は23日、東京都西東京市下
保谷、無職石田正行容疑者(28)を傷害容疑で緊急逮捕した。
調べによると、石田容疑者は23日午後8時20分ごろ、新座市池田の
スーパー駐車場で、同級生の女子と話をしていた女子生徒の左肩を、
持っていた金づちで数回殴り、髪の毛をつかんで引っ張り回すなどして、
足などに軽いけがを負わせた疑い。
女子生徒が同級生との会話で、駐車場にいた別の男性を「キモい」など
と話したのを聞いた石田容疑者の知人女性(21)が、自分のことを
言われていると勘違いし、携帯電話で石田容疑者を呼び出した。石田
容疑者は中学生が男と一緒にいると思い、護身用に金づちを持参したという。
(読売新聞) - 1月24日15時48分更新
粘着荒らしは無視が吉
425 :
名無し三等兵:2006/01/28(土) 17:03:29 ID:fO+1xNRQ
最近、田沢SS,ネタはさておき
防衛女子学生手帳
北部東北出身の青い瞳の防女生、
三自衛隊と在日米軍の現場で可愛がられている美少女整備兵、
(鋼鉄の箱入り娘)
高等部中途入学選考
兄自衛官妹防女生
・・・と、ネタが続いたからな
そろそろ、なんか作品が投下されそうだ
>>425 今さら怪談モノや「ドラグノフ・ガール」の続編を考えている俺は逝ってよしですかorz
大歓迎!
いつでも投下ドーゾ!
兄が在韓米軍のF-16乗り、妹が嘉手納のF-15
米軍キャンプ生まれで母親の方が日本人
兄はそのまま米軍に行ったが
妹の方は防女経由で那覇基地配属???
冬休みの女子高、上履き77足が盗難…西東京市
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060128-00000003-yom-soci 東京都西東京市の文華女子高校(栗林健校長)で、生徒の上履き77足が
玄関のげた箱からなくなっていたことが28日、わかった。警視庁田無署は
窃盗容疑事件として調べている。
調べによると、冬休み明けの始業式だった今月10日、生徒が登校してきた
ところ、上履きが大量に無くなっていることに気付いた。終業式が行われた
先月20日には異常はなかったといい、同署では、冬休みの間に何者かが
同校に侵入して盗んだとみている。
(読売新聞) - 1月28日11時19分更新
430 :
名無し三等兵:2006/01/29(日) 04:05:24 ID:9SD5GAlF
>>428 >兄が在韓米軍のF-16乗り、妹が嘉手納のF-15
>米軍キャンプ生まれで母親の方が日本人
>兄はそのまま米軍に行ったが
>妹の方は防女経由で那覇基地配属???
米軍の話だろう。
ただ、兄自衛官は入隊ルートによっては
防衛女子妹の方が出来が良いかもしれんから
将来、妹の方が階級上になるかもしれない。
上官命令で兄貴にパフェをおごらせる妹 (;´Д`)ハァハァ
>>433 とある師団司令部
連隊4科勤務の若手陸曹「…というわけで、我が連隊の高機動車用タイヤが無くなってきたので補給したいと…」
師団補給幕僚「ちょっと難しいわね、以前も調達をかけてませんでした?」
若手陸曹「そこを何とか…」
補給幕僚「…1800時に正門前に来なさい」
1830時、駐屯地近くの喫茶店
「おいし〜このパフェ!お兄ちゃ〜ん、追加していい?」
「ん、あぁ…(これで5杯目orz)しかしもう20才越えてるんだから『お兄ちゃ〜ん』は止めなさい」
「いいじゃん♪タイヤ欲しくないの〜?(ジー)」
「…だからオレが来たんだよ…連隊長からの特命でな(ここの支払い、出してくれるかな…?)」
二十歳超えてるんなら防衛女子は卒業しとるな・・・
卒業して補給幕僚に任官してるんだろ。
437 :
名無し三等兵:2006/01/30(月) 19:53:01 ID:PnvnlA/a
防女時代の補給科の話を!
438 :
名無し三等兵:2006/01/30(月) 20:16:55 ID:fGy4G9G+
てかかわいいのは自衛隊はいって日が浅い頃だけでそれからあとはどうしようもない女になるっていう噂はどうなった?
中学からああいうきょういくだと高校になるころには・・・誰も見向きもしません・・・Mを除いては
あれだな。最近流行りのツンデレでひとつ
↑
貴兄、初心者ですな?
前スレをお読みになりなされ
いや、ツンデレは新鮮だ!
誰に対してツンデレなんだか?
前スレの同時期に(<ツンデレ)投下されたネタである
寮監督生の方が萌えるな。
しかし、データーベースの神様は再降臨してくれないのだろうか
帰ってきてほしいですなぁ
ツンデレage
カゼの看病してくれる幼なじみのツンデレ防女生の話が見たいです><
>>445 明日まで待ってて
前スレかどっかに上げた今までの話のまとめ、アップするから
たしかその話もあったような…
最近続いている「萌え」も良いけど、課業ネタも欲しいな。
授業中でも寮生活でも目立たない娘が、ストーキング実習で
とんでもない評価をたたき出すとか。
模擬ナイフ一本だけを持たされて安売り店で売ってるスエットスーツに
身を包んだ姿で科同期全員が演習場内の模擬林内でバトルロワイヤル。
「ゆらり」と知らない間に背後から口を押さえられ喉に模擬ナイフを当てられ
「さようなら」
周りを注意深く警戒しているつもりなのに、ふと前を向いたらいきなり前に
立っていて反応する暇もなく心臓の上に模擬ナイフの先端がヒット。
各種監視カメラと参加学生たちのヴァイタルサインを監視してた教官・助教たちが
「・・・・参加学生の心理メンテナンスの申請と今回の演習結果を他科へ送達するように」
ツンデレブーム到来!!!
452 :
446:2006/02/02(木) 20:17:40 ID:???
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─ /:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ 「貴方の事なんとも思ってないんだから!」
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__ヽ /::|`ヽvv, |::\ |\__ (⌒ ⌒ヽ
── ./::::/⌒ヽ' ̄ `\|. |\|| ̄ (´⌒ ⌒ ⌒ヾ
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| |ヽ/ / *≡≡≡≡≡三(´⌒;: ::⌒`) :; )
| | | / ノ \ (⌒:: :: ::⌒ )
(,⌒ 丿 |/ / \ \ ( ゝ ヾ 丶 ソ
 ̄ / ( ̄) \ ( ̄) ヽ ヾ ノノ ノ
ノ ( ノ ( |__| |
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UUUU UUUU シュッ l|i|! !丿 |
シュッ i||!|i|!i|!,____|
.( ̄ ̄|:::::::::::::::::::::ノ
`-─└───
>>448を書いたものだが、なんか「規格外品」という
単語が脳裏をよぎった。
防衛女子で訓練を受けたからではなく、生まれたときから
並でなかった・・・少女の話を。
防衛女子以外で思春期を過ごしていれば、それでも
さほどの逸脱はなかったかもしれないが、ある意味
”その時点の人体としての能力”を限界まで振り絞る防女の
育成カリキュラムを経て、ますます規格外品としての特性が
拡大している。
最も、それは、現代日本女性としての規格外ということで
海外では、そう逸脱した存在ではないのかもしれないが。
↑
これを、前レスの「蒼い瞳の防女生」と絡めてなんかつくれないかな?
容姿的規格外と気質的規格外・・・そして、防衛女子OGは全員能力的な規格外ということで。
456 :
名無し三等兵:2006/02/03(金) 10:55:11 ID:A75luh0H
質問ですが
>>1を踏まえて
>>431-432の女子高経験者実録を読まれた
SS書きの皆さんはどういったご感想を持たれましたか?
なにやら
>>431の書き込みや、前スレからの国立名門校化が著しいという
記述からネタにならないでしょうか。
>>457 ??
さっそくググッテみた<西条玉藻
くっそ〜!俺と同じこと考えてる〜
西尾維新か〜
今度読んでみよう
設定
寮内娯楽室では基本的にバカラ派とブリッジ派と麻雀派に分かれるとかいうのはアリだろうか?
460 :
名無し三等兵:2006/02/03(金) 22:48:37 ID:iPutMl62
おにゃのこなのに、あまりにも男言葉なのは萎え。
それがイイという向きもあろうが……。
・・・貴兄は男の目が無い場所でのリアル女子高生を知らぬと見える。
防女の場合は、猫の被り方も訓練・指導されてるのであるが。
それと、防女内部でも傍流であるところの両用がスタンダードとは思わぬように。
花右京メイド隊のコノエさんが理想だろ。
このスレ、アニメねたは不可だったような。
ただ、萌えだけじゃなくて、きっつい女も沢山いるでしょうな。
個人的に、フェミニスト主張に賛同して論客になったようねOGも。
反面、幸せな結婚した同期も沢山いるんだろうけど。
>>456 リンク先の管理人は、ほとんど確実に俺の後輩と思われる。
だが、かなり大げさに書いている。
つか、ほとんどウソと思っていい(とくに寄付金の話はひどすぎる)。
本気にしないように。
よくいるんだよ。ああいう困ったヤツが。
スレ違いスマソ。
ち、ちよっと待て!!
>リンク先の管理人は、ほとんど確実に俺の後輩と思われる
中高一貫の私立お嬢様学校だぞ!
あんた、いや・・・貴女は女性なのですか?
話せば長い話になるし、ジェンダーをウリにする気はないっす。
スマソけど、何も言わずに流しくりぃ…。
ブチきれてレスした俺が悪いんでなんなんだが。
追伸:「あんた」でいいよ。
防女OB降臨 記念真紀子……田中。
>>466 どーか、私的な経験や知識を防女設定やSSに反映してください
ババァの集う糞スレ
470 :
名無し三等兵:2006/02/05(日) 00:15:49 ID:Bby/l+0o
前作から一ヶ月が過ぎたことですし、そろそろ田沢ものの
追加投入を!
あと、キャットファイト編の続編もお待ちしています。
471 :
426:2006/02/05(日) 10:59:06 ID:???
>>466 女性がこのスレにいるとはちょっとビックリ
ぜひともいろいろ話を聞かせてほしいですな
やっと「ドラグノフ・ガール」の続編が完成した…
細かい設定間違いは多いかもしんない、資料を全然漁ってないからなぁ…
それでも良かったら見てってくださいな
あたりに漂う甘い香りをいっぱいに吸い込み、防衛女子校狙撃分隊1号生徒・川内リナはその細い目をさらに細めた
「ん〜おいしそ〜」にへら、といった表現がピッタリの笑顔を見せる
「甘い物は好きだけど…火薬の臭いも混ざってるような気がしない?」怪訝な顔を見せるのは彼女の相棒・相沢早苗
「ん〜べつにいいよぉ」超の付く甘党のリナは意に介さない
ここはベルギー・ブリュッセル
彼女たちはこの町で開かれている国際武器見本市に、コンパニオンとして参加しているのだ
自衛隊の高級幕僚たちが退官して作った国際的な地雷処理NGOと、ロボット技術で有名な某企業が共同で地雷処理用のロボットを開発
武器輸出三原則が緩和される可能性が高くなり、人道目的のロボットということもあって、この見本市参加となったのだ
「日本人で美人」なコンパニオンは山のようにいるが、さらに「英語が話せて軍事知識を持つ」となると、これはかなり少なくなる
困り果てた企業の広報担当者が最後に頼ったのが、防女の外郭団体「舞鶴ひめゆり会」だ
防女側は生徒に海外研修をさせることができて、しかも企業側から件の地雷処理ロボットを借り受けることが出来る
企業側は(一般に比べると)安い給料で最高のコンパニオンを雇うことが出来るうえに、商品テストまでやってくれる
派遣された生徒はバイト代が手に入り、おまけにタダで海外旅行も出来る…
三者とも損をしないという資本主義社会ではかなり珍しい取引の結果、リナたちを含む十数名の防女学生たちがここブリュッセルに派遣されたのだ
基本的に施設科の学生が多く派遣されているが、リナと早苗は先日に行われた射撃大会の結果が良かったご褒美としてやってきたのだ
日本企業のブースは連日大盛況だった
エキゾチックで少し露出の多い衣装に身を包んだ日本の乙女たち
口を開けば流ちょうな英語が飛び出し、各国の軍人たちとも話が通じる知識の深さに、ブースを訪れた人々は驚嘆した
そして地雷処理ロボットの性能にさらに驚きの声をあげ、すでにEUのNGO団体などから数十台単位で契約の話が来ているという
ご機嫌な企業関係者がくれた臨時ボーナスを手に、明日と明後日は自由時間だ
ブースから更衣室へと向かう道すがら、早苗がリナに話しかける
「施設科のみんなは明日、グラン・サブロン広場に行くんだって…リナはどうする?」「ん〜」
「ちなみにグラン・サブロン広場には骨董市と…個性的なチョコレートショップがあるんだって」ぴく、と反応するリナ
「ゴディバとかもいいけど、ちょっと飽きたかな〜『個性的』ってところに惹かれるよね」「ん〜そうね〜じゃ、アタシも…」
そこまで言った時、不意に誰かに声を掛けられた
『(英語)リナ・カワチ!あなたはミス・カワチではアリマセンカー!?」
訛りのきつい英語で話しかけてきたのは、ロシア陸軍の制服を着た若い白人男性だった。肩の階級章には青の線一本、少尉のようだ
細くまだ幼さの残る顔は、とてもロシア軍の軍人には見えない。アメリカのホームドラマに出てくる高校生のようだ
『あなたは誰?何でリナのことを知ってるの?』と聞いたのは早苗、当のリナはキョトンとした顔をしている
『ワタシはロシア国営企業ブースのイワノフ少尉と言いマス。ミス・カワチ、アナタの助けが欲しいのデス!』
立ち話もなんなので、近くのカフェで話を聞くことになった。イワノフ少尉の話を要約すると…
ロシアのとある国営企業が開発した新型狙撃銃「ドラグノフ・ベーチェル(風)」その実力を証明するトライアルが明日行われる予定だった
しかし…
『トライアル担当の狙撃手が昨日、怪我をしてしまったのデース…』落胆の表情を見せる少尉
『で…リナさん、ぜひアナタに助けてホシイのデース!』「…あたし?」キョトンとした顔で自分を指さすリナ
『そうデス!先日、ニッポンでやってた射撃の大会で大活躍したのを知ってマスよー。ドラグノフをあんなに上手く使える人は、我が国にもあんまりイマセーン』
『ちょっと待ってイワノフさん、私たちは明日は休みなんで…』『ソコをナントカ…明日はワタシの上官や将軍たちがたーくさんクルのでス!』
よほど上官が怖いのか、白い顔が青く見える『う〜ん…』考え込む早苗、とその時
「取りあえず実物を見よっか〜?」今まで傍観者を決め込んでいたリナが早苗に声を掛けた
装甲車や無人偵察機などが並ぶロシアブース、その片隅にひっそりと「軽火器ブース」はあった
丈夫さが売りのロシア製軽火器だが、どうも最近は人気が今ひとつだ。他のブースに比べて客の入りも今ひとつ…怪しげなアフリカやアジアの武器商人がウロウロしているだけだ
ずらりと並んだAKやAN、VSSなどなど、西側とはひと味違う軽火器が並んでいる。そんな中を進む少尉とリナたち
そして奥のドアを開けて中に入っていった
倉庫兼待機場になっているらしいそのスペースには、ブースに入りきらなかった武器、車両、航空機などが乱雑に置いてある
その中の一角、たくさんの木箱が置いてある場所に着いた
周りには数名の軍人、制服や迷彩服など様々な格好をしている。弾薬箱を組み上げて椅子や机にして、その上で暇な隊員が何人かウォッカを口にしている
『まぁ見てくだサイ。これが我がロシアが誇る狙撃銃ドラグノフの進化形、ドラグノフ・ベーチェルでス』そう言って木箱の中からドラグノフを取りだし、リナに手渡した
全長がやや短縮され、フォアグリップは木製からシンセテック素材に変えられている。質実剛健な作りはそのままに、反動を押さえるピストンやシリンダーの構造など、最新技術が盛りだくさん…らしい
使用する弾丸もAKシリーズの7.62mm×39弾と共有させ、コスト削減も可能になった。弾倉も装弾数を20発に増やしている
もともと突撃銃に近い扱いを受けてきたドラグノフだが、この最新型はその突撃銃としての性能を追求した物だそうだ
『これで西側の、特にドイツの連中を見返すコトが出来マス!あいつラH&K・MSG−90の改良型を明日のトライアルで使うそうデス』
『H&K相手に勝つつもりですか?ドラグノフが?基本的なコンセプトも設計も値段も違うのですから、競うことに意味を感じませんけど…』冷静に分析してみせる早苗
そんな二人をよそに、ドラグノフのコッキングレバーを引くリナ。細い目がさらに細く、真剣な顔つきになっている
<(ロシア語)少尉、この子たちはなんだ?明日のトライアルはダンスショーでもするのか?>3人に声を掛けてきたのは、熊のような大男だった
彫りの深い顔の右側に大きな傷跡、鍛え上げられた体、空挺軍の迷彩服に身を包んだ彼は、右腕を三角巾で吊っている
どうやら彼がトライアルに参加する予定だったスナイパーのようだ
<明日はこの子に出てもらうつもりだ。当然、トライアルに…>と少尉が言う、と途端に大男が烈火のごとく怒りだした
<なんだと!ふざけてんのかこの青瓢箪!我が偉大なるロシアの銃をこんな小娘に撃たせるってのか!?>と言って少尉の胸ぐらを掴む
<く、口を慎み賜え同志軍曹!またチェチェンに送られたいのか!>精一杯の反撃を試みるも、少尉と軍曹では20p近い身長差がある
<それに元はといえば、君が酒場で大喧嘩をするからじゃないか!7人も相手にすれば怪我することくらいわからなかったのか!?>
<我が祖国を『酔っぱらいしかいない田舎』呼ばわりした無礼者を許せというのか!内務省のエリートの座はプライドを売って手にするモノらしいな!>
端から見てるとまるで大人と子供の喧嘩のようだ
「あらーなんかご立腹…」あっけにとられたような顔で二人の争いを見る早苗
言葉はわからないが、相当激しく言いあっているようだ
「…」リナは相変わらずマイペース。立ち姿のままドラグノフを構え、引き金にそっと指を置く
<そこの小娘!オレの銃に触るんじゃ…>とリナに掴みかかろうとする軍曹、しかし…
自然な立ち姿、ピクリとも動かない銃口、そして細くてよく見えないが真剣な眼差し…
ドラグノフを構える彼女から正体不明のオーラを感じた軍曹、言葉を失い彼女を見る。彼女の指が引き金をゆっくりと、そして優しく引いた…
カチン!撃鉄の落ちる音が響き、リナは満足そうにドラグノフを肩から外した
「いいね〜この子、ちょっと引き金が軽すぎるかなぁ?」と語るリナ
「制圧の目的もあるから、速射しやすいようにじゃない?それより…」早苗が視線を向けた先には、険しい顔をした軍曹が立っていた
<…>『彼が本来の狙撃手だったグレゴリー・ヤシン軍曹…デス』軍曹の表情に気づいた少尉が当惑したような顔をする
軍曹がリナに近づき、彼女の手からドラグノフを奪い取った
「あ…」ポカンとするリナ、しかし…
<お前が何者かは知らん、だが我が祖国に恥をかかさないと誓えるなら…>そう言って彼女にドラグノフを差し出した
少し考えるような顔をするリナ、しかし…
「ん、わかったよ〜」そう言ってドラグノフを受け取った
<おい少尉!彼女に射撃場を準備してやれよ。練習無しでトライアルに参加させるつもりか?><あ、あぁもちろんだとも>
そう言い残して軍曹はその大きな背中を見せて去っていった
「リナ、ロシア語を話せるの?」驚いたように聞く早苗「ん〜ん」首を横に振るリナ
「なんとなく、言ってることがわかっただけ〜」「軍曹さんなんて言ったの?」「『任せる』だって」当たらずしも遠からず、といったところか…
『リナさん、ジャあ引き受けてくれるのデスね!?』と少尉は満面の笑みを浮かべた『さっソク射場の手配を…』そう言ってどこかに携帯をかけ始めた
「リナ、せっかくの休みなのに…」「まだ明後日もあるよ〜」「そりゃそうだけど…」チラ、と少尉の方を見る早苗
「明後日はあの人に奢らせちゃおっか?」「そうね〜」そう言ってニヤリと笑う二人だった
翌日…屋外のトライアル会場には、各国の狙撃手が勢揃いしていた
(おい、見ろよアレ…)(何で女が?)(舐められたもんだな…)(ヌードダンスでも披露すんのかね)
リナと早苗、そしてヤシン軍曹が射撃場に向かっている。イワノフ少尉は本国から来た将軍たちの接待に忙しい
リナが着る空挺軍の迷彩服はサイズが大きく、ズボンは無理矢理ブーツの中に織り込み、袖は何重にもまくっている
「なんか雰囲気悪いわね…」と早苗「ん〜?」と全く意に介さないリナ
トライアルは各種状況を一通り実施し、総合的な「中・近距離狙撃銃」としての実力を見せるというものだ
まず最初は800mレンジの固定標的に対する射撃、続いて500mの移動標的、300mの移動標的(数が多く、撃ってはいけない標的も混ざっている)最後に市街地射場を前進しつつ、各標的を狙撃する
参加国はアメリカ、フランス、イギリス、韓国、そしてドイツとロシアだ
各国とも一流の狙撃手を揃えたらしく、ドイツなどは元オリンピック選手を派遣している
<お前の実力、見せてもらうぞ>ドラグノフを持ち、射座に向かおうとするリナに軍曹が話しかけてきた
「おっけ〜」いつもと同じ顔で、リナは答える
「じゃ頑張ってね〜リナ、終わったら豪遊しちゃお!」と早苗も手を振った
…300mの移動標的に対する射撃が終わった時点で、観客の興味はリナに集中していた
ボルトアクションの狙撃銃より早く、そして正確に800m先の標的に弾丸を叩き込み
500mの移動標的に対して全弾ど真ん中に命中、300mの移動標的に対しても民間人を模した標的に一発もかすらせなかった
互角の性能を見せるのはドイツだけ…さすがは工業国ドイツ、そしてオリンピック代表だけある
(…何者だあの女?)(ロシア人には見えんが…)各国の軍人、PMC関係者たちがざわめく中、最後のトライアル会場にやってきた
さきほどからポツポツと雨が降ってきた。標的が見えにくくなるのが不安だが…やはり先に撃っている各国の狙撃手も手こずっているようだ
『くそっ!標的がよく見えん!』帰ってきたアメリカ人が毒づいている。さんざんな結果にかなりご立腹のようだ
残るはロシアとドイツだけになった。今までの結果はほぼ互角のまま、トップの座をキープしている
「ん〜さて、行きますか」どんな状況でも天候でも、マイペースなリナ。これが彼女の強みなのだ
タン…街角にある廃車に銃を依託し、窓から出てきた標的に一発命中させる。そのまま周辺を監視、標的の形派が消えたことを確認して前進…
同じように窓や車から出てくる標的を次々に倒していく。銃口付近のマズルブレーキに当たった雨の滴が、一瞬にして蒸発する
しかしさすがはドラグノフ、そのような状況で故障も不具合も起きていない
次は廃墟の陰に隠れる。すると、1個分隊程度の標的が200mほど先の道路をこちらに向かって進んできた
「…アレは多くない?機関銃の制圧射撃じゃないんだから…」様子を見に来た施設科の同期が会場のモニターを見る早苗に聞く
「う〜ん確かに…最近の狙撃銃は、速射能力も大事だからかなぁ?それにトライアルだしね」実際、今までトライアルに参加した狙撃銃は、この分隊を全滅させることはできなかった
速射できず、銃が詰まり、もしくは全弾を命中させることができなかった。そこでトライアルは終了しているのだ
だが…リナは標的を確認した瞬間、舌なめずりをした。そして…
タンタン!ほとんど連発のような速射の音が聞こえた。分隊規模の標的が次々と倒れていく
わずか2秒で9個の標的のうち7個に穴が空いた、しかも全て頭のど真ん中だ
モニター室でざわめきがおこる『oh!ジーザス!』『なんて腕だ…』
先ほどまでトライアルに参加していたアメリカ人や韓国人なども、口をポカンと開けてモニターに見入っていた
残った2個の標的はそのまま物陰に隠れた。すぐさま立ち上がり移動するリナ
近くの建物の屋上に上がり、残り2個の標的に弾丸を叩き込む。これでトライアルは終わりか…と思いきや
「…装甲車〜!?」街角から出てきたのはリモコン操縦された旧式の装甲車だ。その後に1個小隊ほどの標的が前進している「これは…無理でしょ」早苗も呆れたように言う
トライアルとはいえ、ここまで来ると狙撃手の仕事ではない。さすがの彼女ももう諦めるだろ…と誰もが思った
しかし…彼女は口元に密かに笑みを浮かべた
装甲車の運転席に向けて3発速射、脆くなった防弾ガラスを突き破り、ドライバーの頭に7.62mm×39弾が突き刺さる
すぐさま装甲車が動きを止めた。後に続く歩兵が左右に隠れる…が、リナの速射の方が早かった
次々と頭を打ち抜かれて倒れていく標的たち。20発弾倉の全弾を撃ちきり、弾倉交換をしながら次の狙撃位置に向かい駆け出した
そして10分後…
『まさか全標的命中とはな…』『絶対無理だと思ったのですが…』ずぶ濡れになりながら帰ってきたリナに、感嘆の声と大きな拍手が送られた
<すばらしい!彼女はどこの隊員だ?空挺軍か?内務省か?><アジア系の顔立ちだが、見たことがないな…><よくやったイワノフ少尉!>
ロシアの将軍たちも大絶賛だ
いつもと変わらない飄々とした表情で、頭一つ分以上大きい外人たちの間を悠然と歩くリナ
「お疲れ〜リナ、早く着替えないと風邪引いちゃうよ」早苗が着替えを持ってやってきた「さ、更衣室はどっちかな…」とその時
目の前にヤシン軍曹が立っていた
<…>軍曹が何か言いたげに立っている
『あの、軍曹?早く彼女を着替えさせたいのですけど…』英語が通じるかどうかわからないが、早苗が言う
しかし軍曹は無言、そしてゆっくりと手を差し出した。そして口を開く…
「…Спасибо(ありがとう)」
「ん」そう言ってリナも手を差しだし、二人はがっちりと握手を交わした
踵を返し去っていった軍曹と入れ替わりに、イワノフ少尉が満面の笑顔でやってきた
『リナさん!ありがとゴザイます!将軍たちも大喜びデス!』そう言ってリナに抱きつこうとする少尉
「ん〜」スッ、と身をかわすリナ『少尉、彼女を着替えさせたいのです』早苗が怒ったように言う『ohわかりましタ、また後ほど』
そう言って少尉はスキップしながら将軍たちの元に向かっていった
モニター室ではドイツのトライアルが始まっていた。こちらも奮闘して、何とか分隊までは全滅させることができたが…
続く装甲車に対応できず、トライアルはそこで終了となった
速射に耐えきれなかった銃が弾詰まりを起こしたのが原因だった。雨で冷やされた銃身・銃本体と、加熱された中の部品が不具合を起こしたのだ
結果としてドラグノフの丈夫さを証明する事となった今回のトライアルだった
翌日、ブリュッセル市内…
「あーこれかわいい!ねぇ少尉さん、これ買って〜!」「これおいし〜…少尉さ〜ん」「おみやげはこれとこれ…これも!」
日本の女子高生たちに振り回されるロシア軍少尉の姿がそこにあった
『もう勘弁してくだサーイ…orz』
しかし話はこれで終わらなかった
新学期が始まった防衛女子校、ここ強襲科狙撃分隊先任教官室で先任教官は机の上に山と積まれた手紙を前に途方に暮れていた
ロシア極東軍、空挺軍、海兵隊、非常事態省etc…その全てがロシアの軍関係者からのものだった
「防衛大学校舞鶴女子分校…国防女子大学校…女性士官学校…なんかいい加減だなぁ」
手紙の宛先はどれもバラバラ、共通していることは「狙撃」という言葉だけだ
内容は「訓練視察をしたい」「共同訓練をしないか?」「分隊一同ぜひロシアに来てほしい…」などなど…
「どういうことだ?」と頭を捻る先任教官、とその時、机上の電話が鳴り響いた
『いったい何事だ!?お前さんトコにとんでもない大物から手紙が来てるぞ!』電話の相手は防衛庁情報本部に勤める友人だった
「とんでもない?ロシア人か?なんかたくさん届いてるからよくわからんのだが…」
『ロシア内務省、ガラーホワ少将って人から来てないか?』
「ガラーホワ?あぁ、これだな…」
いい加減な宛先の手紙の中では珍しく、その手紙は「防衛女子校高等部、陸上要員強襲科狙撃分隊」と正しく、しかも日本語で書かれていた
「さすが内務省だな、日本語が上手いヤツが書いたのかね?」と呑気な先任教官
『…そのガラーホワ少将ってのは、内務省の軍事部門と情報部門の全てを陰で握っている大物だぞ?91年のクーデター鎮圧の陰の功労者といわれているんだ』
「…マジか?」
『少将の写真だけでも1万ドルの価値がある、っていうくらいだ。手紙にはなんて書いてある?』
「訓練視察がしたいと…なんで?」
『オレが知るか、とにかくこれから公安とかCIAとかいろいろ来るだろうから覚悟しとけよ』
がちゃん、と電話が切れた
「…何で?」何が何だか判らない、といった顔をする先任教官
その原因が階下で後輩たちとおみやげのチョコを頬張っている事をまだ知らない…
〜完〜
ずいぶん久しぶりなSS投下だったような気が…
細かい設定はあんまり考えてないので、皆さんで脳内補正してくださいorz
Dガールキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
GJ!
素晴らしい!
面白かったです。次作を楽しみにしています。
上の話の活躍を読んで、ますます
>>182-183 >>186-188 >>230-232 が、真実味を上げてきたな。
今回のトライアル参加国は”当然”ロシア選手?の素性を調査するだろうし。
で、日本企業のコンパニオンが片手間にやって負けました。と、いう結果から
各国選手や責任者が詰め腹を切らされるのは決定的だが、それ以前にも
海外での評価が高かった「防衛女子」の学生やOGにスカウトやヘッドハンティングの
手が伸びるのは避けられないと思う。
特に、北部東北地方出身者や「蒼い瞳の防女生」に対しては、内外から熾烈な
争奪戦が繰り広げられてもおかしくはない。
・・・そこいらへんを全て無視して専業主婦に納まるのもいるかもしれんが。
495 :
名無し三等兵:2006/02/06(月) 02:48:01 ID:tx1UdQYW
前スレから続いている「山の怖い話」と強襲科狙撃分隊員の話をリンクさせて
何か書けないかな?
狙撃分隊特有の訓練で、プレ卒業単独踏破訓練的な、銃と玉と水と地図だけを持たされて
期限までにゴールに辿り着く、というような。
食料は、銃やナイフを使った罠などで自力調達!
(要領のいい奴は先輩から聞いて密かに塩・胡椒・醤油を前もって隠し持っている)
で、昼なお暗い鬱蒼と繁る密林の中を独りで歩いていると・・・・
廃棄された廃村で夜を明かすとか、朽ちかけた祠でとか、色々妄想してしますのだが
狙撃分隊員は、マタギの爺さんから直接色々聞いた話が伝承されているわけで・・・・
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| ○荒らしは放置が一番キライ。荒らしは常に誰かの反応を待っています。..||
|| ○重複スレには誘導リンクを貼って放置。ウザイと思ったらそのまま放置。||
|| ○放置された荒らしは煽りや自作自演であなたのレスを誘います。 .||
|| ノセられてレスしたらその時点であなたの負け。 .||
|| ○反撃は荒らしの滋養にして栄養であり最も喜ぶことです。 .||
|| 荒らしにエサを与えないで下さい。 Λ_Λ シャキーン ..||
|| ○枯死するまで孤独に暴れさせておいて \<Ф♯Ф> 頭のおかしい人は相手しない。
|| ゴミが溜まったら削除が一番です。 \⊂⊂ | これキホン。 .||
||___ ∧ ∧__∧ ∧__ ∧ ∧____ | ̄ ̄ ̄ ̄|_______||
( ∧ ∧__ ( ∧ ∧__( ∧ ∧  ̄ ̄ ̄ ̄
〜(_( ∧ ∧_ ( ∧ ∧_ ( ∧ ∧ は〜い、先生。
〜(_( ,,)〜(_( ,,)〜(_( ,,)
〜(___ノ 〜(___ノ 〜(___ノ
なるほど・・・タクティカルロアとかの市場はこういうところか
>>497 方向性は近いが深度が足りない。
比較対照としての軍組織が酷いことになっているとか、
ステルス巡洋艦みたいな可潜艦とか、突っ込みどころはいっぱいあるけど、
どうしても許せないのは今のところ一つ。
頼むから「右舷」を「みぎげん」と読むのはかんべんな。
みぎげんひだりげんのほうが本式だろうが。
とりあえず、防女は「中堅幹部養成校」であって士官学校ではないということでよろしく。
防大に進学するのもいるが、大勢は熟練した現場担当者を目指す、と言う部分から
始まるんだよな。
上の話で疑問なんだが、仮想敵国指定は外れたかもしれんが
間違っても友好国でないロシアの軍人・政治家が国立軍事学校の
視察に来て良いのか?
歓迎する外務省と反対する防衛庁というお決まりの政治的暗闘が
起こるような気がするのだが・・・
>>501 チェルナビン元帥が1護群を視察する時代だ。
安定した安全保障環境の構築ってコトでイイんじゃないか。
海幕と幹校が、ロシアをふくめて周辺諸国の外国軍人の見学ツアーに熱心だしな。
国際会議開催の目玉イヴェントにしているのからね。
陸と空はどーだか、知らないが。
>>470 不良在庫でよければ、投下するぞ。
が、再就役に若干の時間を要す。
相撲モノも在庫はある。
しかし、投下時期は適切に判断したい。
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| ○荒らしは放置が一番キライ。荒らしは常に誰かの反応を待っています。..||
|| ○重複スレには誘導リンクを貼って放置。ウザイと思ったらそのまま放置。||
|| ○放置された荒らしは煽りや自作自演であなたのレスを誘います。 .||
|| ノセられてレスしたらその時点であなたの負け。 .||
|| ○反撃は荒らしの滋養にして栄養であり最も喜ぶことです。 .||
|| 荒らしにエサを与えないで下さい。 Λ_Λ シャキーン ..||
|| ○枯死するまで孤独に暴れさせておいて \<Ф♯Ф> 頭のおかしい人は相手しない。
|| ゴミが溜まったら削除が一番です。 \⊂⊂ | これキホン。 .||
||___ ∧ ∧__∧ ∧__ ∧ ∧____ | ̄ ̄ ̄ ̄|_______||
( ∧ ∧__ ( ∧ ∧__( ∧ ∧  ̄ ̄ ̄ ̄
〜(_( ∧ ∧_ ( ∧ ∧_ ( ∧ ∧ は〜い、先生。
〜(_( ,,)〜(_( ,,)〜(_( ,,)
〜(___ノ 〜(___ノ 〜(___ノ
基本設定で防衛女子の学生はそのカリキュラムの特性から美人が多い、となっているが
美人は女性的美人や美少女以外にも「一目で女性と判るが、凛々しい美形タイプ」も
いるだろう。
自分より年下の少女に憧れられたり、密かにファンクラブを作られる様なタイプが。
・・・ただ、こういった学生が目立たない科、専攻ならともかく、「防衛女子」の看板を
背負って世間に露出すると彼女の性格によっては面倒くさいことになりそう。
防女一級礼装で式典参加とか、海外からの要人家族の護衛チームの一人とか、
スポーツの大会で脚光を浴びるとか、偶の校外外出時に名門お嬢様女子中学生を助けるとか・・・
507 :
名無し三等兵:2006/02/09(木) 01:35:08 ID:GewlB/vF
↑
容姿が中性的や少年っぽい、というより、女性として十分に美女なんだが
凛々しい、と言ったタイプなんでしょうな。
背は高めだけど、ちゃんとスタイルも十分以上に女らしい、という。
>>488-489 >>494 ・・・トライアル翌々日以降(リナ他、防衛女子の面々帰国後)
将軍たちに、「あの隊員はどこだ?美味い料理に招待しょう」とか
「昇進させないといかんな。帰国後盛大に式典を開こう。家族も呼ばんとな
どこの隊員だ?」等と聞かれた少尉の対応を考えると少し笑えます。
結局、日本人コンパニオンに頼んでバイトで来てもらった、と白状したのはいつなのでしょうな?
そして、それを聞いた将軍たちの反応も!
こうして専門家の間では名声が高まり、
一般人の間では防女カレンダーの倍率が高まる結果になるわけだな。
510 :
名無し三等兵:2006/02/10(金) 09:48:51 ID:wHXStk05
防女カレンダーは一部の関係者・関係機関に配布されるだけで
特に一般に販売はしてないから噂だけが先行する「知る人ぞ知る幻の逸品」と
なってる気がする。
そして、実際手にしてみると元気そうな芋ねえちゃんばかり。
個人情報保護のため、当然、これくらいの偽装工作はやってるだろう。
>>510 >実際手にしてみると元気そうな芋ねえちゃんばかり
それ三国人が作ったイミテーション。
近所の地方連絡部の事務所に貼ってあったが、
普通のJ隊カレンダーの防女バージョンって感じだったな。
女の子が小銃構えてたり、防女所属の74式戦車だったり。
他にも種類が有るかも知れんが。
>>512 うお、地方連絡部に張ってあるということは防衛庁&自衛隊だけに出回るヤツか?
確か市販のと比べると何枚か写真が違っているという…
514 :
名無し三等兵:2006/02/11(土) 17:24:25 ID:7wNIRUAR
防女があまりに名門校化すると、「お姉さんは防衛女子に進学したのに
妹OR弟は、実家で不良債権」と言われる弟妹が必ず出てくると思う。
学力や評判だけでなく、腕っ節も姉ちゃんに太刀打ちできない、と言うのが。
いま、くうぼひりゅうにはすうじゅっきのあらわしがじょうかんしています。
そのころ、にほんはあめりかとせんそうをしていました。せんそうがだんだんはげしくなって、ミッドウェイでけっせんすることになりました。
やまもとちょうかんは、きどうぶたいでミッドウェイをせめたてれば、はんげきにでてくるあめりかきどうぶたいをほそく
できるとかんがえて、つよいなぐもきどうぶたいをおくりました。
でも、とねよんごうきはやくたたずだったので、りくようばくだんかこうくうぎょらいかかいへんするのにうおうさおうしました。
いよいよ、じょうくうけいびのあらわしも、てんやわんやでげいげきすることになりました。
けれども、ぐうぜんにもばらばらにこうげきしてきたあめりかがわこうげきぶたいによってていくうにおびきだされたため、ちかよっ
てきたどんとれすきゅうこうかばくげきたいによってぼかんがつぎつぎにげきはされてしまうのです。
今までどのくうぼも、自分の子どものようにかわいがってきた、きどうぶたいの中の人は、
「ああ、かわいそうに、かわいそうに」とせんとうしつの中を、いったりきたりして、うろうろするばかりでした。
どのさんぼうも、じょうくうをみあげたまま、
「きゅうこうかを やめさせろ」
「きゅうこうかを やめさせてくれ、やめさせてくれえ」
と、心の中で さけびました。
ついにどのこうくうぼかんもしにました。
「あかぎが しんだあ.かがが しんだあ、そうりゅうが しんだあ.ひりゅうが しんだあ」
なぐもきどうぶたいの人がさけびながら、れんごうかんたいしれいぶにとびこんできました。
げんこつでつくえをたたいて、なきふしました。
そのあらわしも、今はちゅうぶたいへいいようのうみの下に、しずかにねむっているのです。
>>508 ( ・∀・)<イワノフ少尉、彼女の家族を招待してパーティーでも開きたいのだが…
そ、それはけっこうな事で…>(´д`;)
( ´_ゝ`)<取りあえず2階級くらい特進させるべきかね?彼女の階級は?
え、あ、おそらく伍長くらいかと…>(´д`;)
( ´┏┓`) <我が空挺軍最高のスナイパーよりも彼女を選ぶくらいだ。いったいどこの所属の何者かね?
じ、実は彼女は日本の軍事学校の生徒でして…>(´д`;)
( ゜д゜ )( ゜д゜ )( ゜д゜ )
517 :
名無し三等兵:2006/02/12(日) 01:47:10 ID:gMubnTfh
>>494 トライアルで負けた各国の銃器メーカー担当者を交えた会議にて
「あの女何者だ?」
「ロシアの軍、民間含めてリストに対象はありません。おそらく幼少時より特殊教育を受けた
秘密部隊要員かと」
「ロシア人ならやりかねんな・・・あの女の素性を最優先で調査する!」
・
・
・
会議終了後、別部署の同僚が残念会を兼ねてバーに誘ってくれたとき
「今回は残念だったな。俺はブースに張り付いていたけど事情は聞いたよ」
「・・・・ああ」
「・・う〜ん よし、良いものをやろう。あちこちのブースのコンパニオンの写真を撮ったんだが
今回は日本のコンパニオンが質で頭一つ上だったぞ。
日本娘は若く見えるしなぁ。英語も上手で衣装も、あれを”萌え”とかいうんじゃないか」
「・・・どうも」
「写真はこれだ。やるよ」
・
・
ちらりと見て、いきなりがばっと反応し
「おいおい、いくら”やまとなでしこ”がアニメみたいな格好してるからって・・・・」
「これはどこで撮った!」
「え・・・・・」
「この女の写真はどこで撮ったんだ!」
「・・・日本企業のコンパニオンだ」
・
・
いきなり携帯で「メンバーをすぐに集めろ!あの女の重要な情報を入手した!・・・お前も来てくれ!」
「俺はワイフに門限を決められていて・・・」
「いいから来い!」
|
| 中略
|
1001 :1001:Over 1000 Thread
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。
総レス数 1001
>>516-517 笑・・・ありえる。
責任者の処遇はともかく、海外でない国内のあれやこれやが気になる
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+:=*撮撮盗代田代田撮撮盗田田∀∀∀田盗撮∀∀田撮田代代代代田代盗田田撮田
++**田撮撮代田田田田代撮撮撮撮撮盗盗田代田田撮撮撮盗代代盗田撮撮田撮∀∀
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++++++===田撮代代代田盗盗田盗撮撮田盗撮撮撮撮代代代田田代∀==::
521 :
名無し三等兵:2006/02/13(月) 22:41:59 ID:XrIZnBVi
防女内部にテレビは何台くらいあるのだろう?
寮内に一台はあるのだろうか?
教官室にはあってもおかしくないが。
何故こんなことを言うのかだが
20年くらい前の、当時の学生でさばけた教官が内緒で見せてくれる
土曜お昼の「女の六十分」を楽しみにしてたのがいたから。
あの学生、今は何やってるんだろうなぁ・・・
当時、16.、7だったから今は三十代後半かぁ・・・
「クリスマス・ドロップ」
見てのとおりの在庫品(激不人気分野の特殊作戦モノ)。
事情により7回に分割して、一日毎に投下す。構成は下にみるとおり。
0.HAHOとは
1.厚木で
2.戦術輸送機で
3.後部ランプで
4.高高度で
5.低高度で
6.ドロップゾーンで
7.舞鶴で
522より始める。お間違えなきように。
と書いたら、自分が間違えた。あらためて、以下より始める。お間違えなきように。
************************************
0.HAHOとは
HAHOとは、自由降下の一種で、”High Altitude-High Altitude”の略称。
すなわち、高高度降下-高高度開傘である。
高高度で開傘し、パラシュートをグライダーのように操って、離れたドロップ・ゾーンに着陸するのだ。
特殊作戦において、滑空降下の長いストライク・レンジは、ひとつの長所である。
一種のスタンドオフだから、母機をターゲットに接近させる必要が無い。
母機は敵性国家の領空を侵すことなく、部隊を降下させることができる。
その点、秘密作戦(clandstine operation 作戦の存在そのものを隠匿する作戦)に適合的な侵入手段といえよう。
もっとも、悠然と空を滑空していくのだから、被探知性が高い。
探知を回避するための、夜間降下・海面降下も可能ではある。
ただし、HAHOで夜間海面降下を実施できるのは「ウルトラ高錬度部隊」に限られる。
被探知性の問題は別にしても、、高高度における長時間滞空には、それ相応のリスクがある。
そこで、同じ高高度降下のHALO(高高度降下・低高度開傘)に比して、一段高いリスク管理が必要となる。
要すれば、HAHOは便利な反面で、実施がひじょうに難しい航空作業といえる。
西側特殊作戦部隊に限っていえば、やや廃れつつあるスキルである。
特殊作戦が要求する確実性を、クリアしにくいのだ。
クリアしようとすれば、かなりの錬度維持が必要となる。
それでもなお、高高度における長時間滞空のリスクは、許容リスク内に、おさまりにくい。
知られる限り、所属隊員全員にHAHO教育を課する特殊部隊は、世界的にも稀である。
その稀なケースが、極東某島国の女子軍事機関。
かの教育機関では、海洋特殊作戦コースの生徒全員に、HAHO教育が義務づけられている。
そこでは、普通の特殊作戦部隊とは、かなり異なった作戦リスクの管理基準があるらしい…。
************************************
1.厚木で
クリスマスイヴの日の早朝。
C-130戦術輸送機が、海自厚木航空基地で足止めを食ってからウン時間。
よどんだ空気が、分隊を支配していた。
転地訓練先の硫黄島を飛び立ってのは、昨日朝のこと。
小牧経由で、舞鶴に帰る予定だった。
が、ときならぬドカ雪で、小牧がクローズ。
乗機は,はるか東の厚木へと、ダイバートを余儀なくされた。
西日本一帯が、大寒波に襲われていたのである。
厚木のハンガーで過ごしたクリスマス前夜は、ミジメそのものだった。
だだっ広いハンガーは、寒く、PXは遠く、温食は無く、便所は足りない。
とにもかくにも、サンザンな夜であった。
明けて24日早朝。
ついに訪れたこの日になっても、天候はいぜん回復しなかった。
予定通りなら、とっくに防女へ帰って解散。
ひさびさのシャバで、クリスマス休暇を楽しんでいるハズのこの時間。
分隊員たちは、いまだ入間の格納庫で、立ち往生したままだった。
朝になっても、好転してくれない天候に、分隊員たちはウンザリであった。
「何がホワイト・クリスマスだ!!メーワクにもホドがあるわい!!」
というのは、イヴに予定アリの富樫。
「ひしさぶりにぃ〜ヒーコキでぇ〜帰れると思ったのに〜、
はやくぅ〜帰隊して〜、ちゃんとしたぁ〜ハンモックで寝たいですぅ〜。」
というのは、フネも落下傘降下も大嫌いな分隊お荷物田沢。
「あー、良く寝られたな。」
と、フテブテしいのは、要領よく断熱シートを携行していた桃である。
富樫の弁が、もっとも分隊総意に近かった。
めったにない、休暇なのだ。
一日千秋の思いで待ちに待った、クリスマス休暇。
公休日へと食いこんでいく一秒一秒が、ひどく惜しい。
まして今日には、一年に一度きりのクリスマス・イヴがある。
分隊員たちは、おおいにクサりまくった。
「早よ、小牧の天候が回復せんかのぉ」
「小牧につけば、舞鶴までヘリでひと飛びじゃ。」
「オレ、夜予定いれてんだよ〜。頼む〜早く飛んでくれ〜。」
拝むように、エプロン地区の空をあおぐ、富樫はじめ分隊員たち。
冬晴れの抜けるような青空が、ひどく憎たらしい。
が、とりあえずは、待つほかない。
待つのもヘータイの仕事である。
昨夜いらい、皆それぞれのやりかたで、時間を潰そうとはしていた。
将棋にチンチロ、週刊誌にバカ話。
いったい、どこから「調達」してきたのだろうか。
卓を広げて、ジャラジャラやり始める連中もいた。
が、焦れた気持ちは高まるばかり。
こういうときは、バクチもバカ話も、いまひとつ盛り上がらないモノ。
ハンガー内のイライラ状態は、ピークをむかえていった。
前にも、触れたように。
水陸両用分隊の日常は、月月火水木金金。
四号生徒ともなれば、その忙しさは、ほとんど殺人的だ。
教育内容が、基礎から応用へと移行するからである。
潜水、落下傘降下、舟艇運用、射撃、爆破、偵察、情報戦、インテリジェンスそして「特別警備」。
今まで学んできた個別スキルが、想定訓練を通じて、叩き込まれる。
シナリオは、いかにも海洋特殊作戦コースらしく、多彩をきわめる。
海上阻止、カウンター・テロリズム、水中偵察、戦略偵察、停泊艦船攻撃などなど。
陸に、海に、空に。
両用分隊の戦闘人魚たちは、さまざまな「状況」をこなしていく。
想定訓練の内容に応じて、日本全国を、渡り歩く。
饗庭野演習場や若狭湾北方海面などは、マダマダ近いほう。
日向灘はリマ海面に、房総沖のチャーリー海面。
むつ湾に硫黄島、そして日出生台演習場。
チョイト足を伸ばしてブルネイ、グアム、韓国、なんて機会もたまにはある。
グアムではSEALと、ブルネイではSBSと、チェジュ島では韓国海軍SEALと、交流訓練である。
このように、めまぐるしい両用の全国ツアー。
むろん、舞鶴に帰れば座学(昼寝)もやるし、敷地内の環境整備(草むしり・ドカチン等)もやる。
(防女にあっても、環境整備は「隊力活用」が原則である。)
これで、小火器射撃のノルマは十万発だから、ひどく忙しい。
しかも年度下半期になると、秋は海演。
冬には、「冬季」ではなく「極地」戦教育(於グリーンランド)が、両用分隊員を待っている。
常人ならば、到底たえがたい水陸両用教育。
異能の才人ぞろいの両用分隊員ですら、根をあげがちだ。
こういうときこそ、モノをいうのが、分隊幹事のサジ加減。
過酷なスケジュールをこなすときこそ、緩急が重要となる。
シメるときはシメる。
が、緩めるときは緩めなければならないのである。
とりわけ、疲労がピークに達する12月。
海演と極地戦教育に挟まれたこの期間には、格別の配慮がなされていた。
ってなワケで。
「クリスマスあたりは、自由にさせてやろう」
というのが、歴代分隊幹事の方針である。
過酷な水陸両用戦教育に、涙は無いが、情はある。
きわめて異例だが、冬休みを24日からスタートさせるのが、不文律となっていた。
そこで、今回の硫黄島転地訓練にしても、
23日までに帰校できるスケジュールが、組んであった
ふだんなら、硫黄島への移動は海路、輸送艦を使う。
「ネイビーらしい潮っ気が抜けてはイケナイ」とのアリガタイ配慮から。
平底LSTならではの「ゲロゲロクルージング」を、タップリ堪能させられるのである。
それが、クリスマス間近の今回は、C−130輸送機と掃海輸送ヘリによる空中輸送。
聖夜に間に合うよう、万全を期した温情配慮だった。
今回は、これが裏目にでた格好となった。
格納庫に分隊幹事・豪田3佐が帰ってきた。
航空集団司令部で、善後策を協議した帰りである。
整列する分隊員のまえで、豪田3佐は口を開いた。
「諸君、小牧が再開された。」
わきあがる拍手と歓声。
が、豪田3佐の顔は、晴れない。
喜びにわく分隊員たちを手で制しながら、重々しくつけ加えた。
「再開したが…111空のヘリはこない。
こんどは岩国がクローズした。
徳島、小松島も閉鎖中。
現在、近畿・中国方面における航空作業は全て中止である。
なお、名神高速道路は雪のために全面通行禁止。
復旧のメドはたっていない。」
ハンガー内は、シーンと静まりかえった。
小牧ー舞鶴間輸送を実施するヘリがこない。
「ヨソからヘリを呼べばいい」というのは、戦争映画のオハナシだ。
要務連絡飛行すらケチる海自で、そんなゼイタクは許されない。
となれば、夜まえに舞鶴へ帰隊するは、もはや不可能。
陸路もダメとなれば、もはや打つ手なしである。
いいようのないガッカリ感が分隊員たちを、おそってきた。
このままでいくと、今夜もココで迎えることになろう。
女ばかりで、コンクリ床に、寝袋ひいて過ごす聖夜。
チキンも、プレゼントも無ければ、酒も無い。
イヴのメシは、やはりバッカンで運ばれてくるのであろうか。
悪ければ、昨夜と同じく、缶メシの「戦闘配食」となろう。
想像しただけで、誰もが、やるせない気持ちになってくる。
とりわけ、クリスマスに予定を入れていた分隊員にしてみれば、たまったものではない。
…天は我らを見捨てたか。
と、分隊員たちが、虚空を仰いだとき。
豪田3佐が再び口を開いた。
「ただし、東舞鶴乙女台着陸場は、快晴、風は西北西20ノット。
降下可能である。
舞気は、不安定ながら日没までギリギリもつだろうと予報しておる。
しかし!!」
ここで一拍、言葉を切ると。
分隊幹事は、居並ぶ少女たちを、眼光鋭く見回した。
「海幕も空団も、公式には落下傘降下による部隊移動を認めてはおらん!!
見てみぬフリをしてくれるだけじゃ。
だから、DZへの低空進入は禁止。
空路からの逸脱もできん。
したがって、降下はHAHOで実施する。
明るいウチに帰りたい者は、一歩前へ!!」
分隊員の大半が、志願した。
後ろに残った田沢も、遅れて一歩前へ。
志願を望んでのコトではない。
桃が、ムリヤリ志願者の列へと、ひっぱりこんだのだ。
「何すんですかぁ〜、HALOはいいけど、HAHOはイヤですぅ〜。」
田沢の抗議に、桃は静かに応えた。
「富樫もオレも跳ぶんだから、オマエも跳ぶ。
いっとくけど、残ったら、スッテンテンにされるぜ。」
桃に促され、田沢が振り返ってみると、そこに整列するは残留組。
皆が皆、赤い目をはらしながら、田沢と桃のことを、恨めしそうににらんでいた。
「あれぇ…皆さんってぇ…徹マン組の皆さん…で…す…よ…ね…。」
射るような視線で、田沢を震え上がらせた残留組。
そろいもそろって、防女麻雀校長杯戦の常連である。
昨日いらいのハイレート麻雀で、全員アドレナリンが出っ放しの状態。
文字どおり、雀鬼と化していた。
もはや、彼女ら雀鬼たちの頭に、クリスマスのことなど、ありはしない。
大人レートで真剣勝負だ。
沸き立つ銭闘意欲だけが、完テツで疲弊した体を支えている。
しかし、しょせんは未成年者の浅知恵。
団結固き「両用同志愛」に頼った、テッポー勝負が不味かった。
なかには、取り返しのつかないコトになった少女もいた。
帰隊後は、「払う」「払わない」で、きっと血をみる騒ぎになるであろう。
やはり、バクチは現金でやるべきモノである。
ともあれ、もしココで、ひとり田沢が残れば、どうなるか。
強制参加は、必定。
因幡の白ウサギよろしく、ムシリつくされるであろう。
省鬼たちをまえにして。
ニブい田沢も、ようやくコトの重大性に気がついた。
「残りたきゃ残れ。あとは自分で自分の面倒をみろよ。」
と突き放す桃に、すがりつく。
「こ…困りますぅ…また同人誌だすんでぇ…おカネがいるんですぅ…
跳びますぅー!!いっしょに跳びますぅー!!見捨てないでぇー!!」
けっきょく田沢も、HAHOに志願するコトとなった。
*******************************************
「1.厚木で」おわり。
明晩の「2.戦術輸送機で」に続く。
なかなかGJです
でももう少し萌え成分が欲しい所ですな
明日に期待します
GJ!
HAHO…高々度で長時間外気に晒される非常に体に悪い降下方法ですな
特殊作戦モノは個人的には大好きなので、続きを楽しみにしています!
大変おもしろいが、一つ突っ込みを。
>いったい、どこから「調達」してきたのだろうか。
>卓を広げて、ジャラジャラやり始める連中もいた。
こういう時は、マージャンカードだろう!
持ち運びに便利だし。
学生時代、休み時間や放課後や修学旅行でやったなぁ・・・
>>535 やったんかい!
ウチではUNOがオキマリだったが
537 :
名無し三等兵:2006/02/15(水) 22:22:38 ID:XIRRhwk1
狙撃科学生を警察と陸自が取り合う話があったが、両用以外の海系学生を
海自と海保(SSTとか)が取り合う話も在りそうだな。
防女は学生を結構「オールラウンドプレイヤー」として養成しているから
どこに行っても重宝されそうだが、事実上の国境警備隊である海保が
防衛女子の優秀な人材をより切実に求めていると思う。
OB人脈や教官・助教人脈、そして私用外出時に目をつけた学生に対する
青田刈りまで・・・
防衛女子内部は一種の聖域で外部の雑音はシャットアウトされているが
色々と関係機関が暗闘をくりひろげていそうだ。
・・・しかも、最近は海外の同業他社や民間まで食指を伸ばしてきているからな
いよいよ今週よりつよきす『椰子なごみフィギュア』予約を開始致します!
乙女フィギュアは裸エプロンで「お帰りなさい♪」でしたが、
今回の「椰子なごみ」は、なっ、なんと!ストッキング姿で脱衣中!?
その表情はまるで貴方を誘惑しているかのような仕上がりです。
なごみファンもそうでない方にもご満足頂けること間違いなし!
今回もアクセス集中が予測される為、あえて時間は非公開とさせて頂きます。
彩色原型アップし次第公開!! 乞うご期待!!
2.戦術輸送機で(
>>531のつづき)
雲を突き抜ければ、そこは高度3万フィートの世界。
みあげれば、成層圏の群青。
みおろせば、はるか下の雲の切れ間から、下界がみえる。
素晴らしい眺望である。
もっとも戦術輸送機の乗客は、これを楽しむ環境にない。
与圧されていても、快適とはホド遠いのが、輸送機のキャビンである。
耳をつんざくエンジンの轟音。
トコトン無愛想な空中輸送員(ロードマスター)。
臭ってくるのは、汗と吐しゃ物とオイルが、混ざり合った独特の臭気。
俗に言う空挺臭というヤツである
富樫は、この空挺臭が大嫌いだった。
とりわけ今日の空挺臭には、ガマンならなかった。
今吸い込んでいる臭いの粒子に、田沢の胃の内容物が含まれているのだ。
搭乗前に、田沢がドカ食いしていた焼肉アーモンドクッキーが…。
これには、想像しただけで、ウッとくるモノがあった。
しかし、富樫は吐けない。
でたとしても、せいぜい黄色い胃液だけ。
吐けるものは、なにも胃に残っていないからである。
制酸剤の服用で、なんとか持ちこたえながら、富樫は思う。
空挺臭とは、すなわちストレスの臭気なのではなかろうか、と。
クリスマス・イヴには帰りたい。
その一念で、クリスマス・ドロップに志願した富樫ではあった。
HAHO降下の覚悟も、それなりに決めてきたハズ。
だが、イザ輸送機に搭乗すると、心の、スキマに恐怖が忍び寄ってきた。
なんといっても、高高度降下・高高度開傘である。
平時でも、たいへん危険なシロモノだ。
いかなるプロも油断できない。
わずかなミスが死に直結し、微妙な判断の違いが生死をわける。
むろん、富樫も水陸両用分隊のれっきとした一員。
HAHOもHALOも、高高度降下は、ワザがカラダに染みつくまでに、叩き込まれている。
それでもなお、富樫はHAHOが怖かった。
事前の「安全教育」は、イヤガラセそのものだった。
脳死、墜死、窒息死。
高高度における死にザマを、ズゴックはイヤになるほど教えてくれた。
スライドに映し出される犠牲者の画像は、ムザンそのものだった。
「なぁに、空で死ぬときはアッという間だから、ダイジョウブだ」と、ズゴックはいう。
いったい何が、ダイジョウブ、というのか。
酸欠で意識喪失に陥るまでの、数秒間。
ムザンな死を目前にした数秒間は、さぞ長かろう。
富樫には、ズゴックのバカ単純さが、うらやましかった。
「生存者」のスライドも、ひどかった。
高度3万フィートから生還した米軍女性搭乗員の資料写真に、富樫は吐き気を覚えた。
英語で「フロストバイト」とは、よく言ったもの。
凍傷の痕跡は、なるほど噛み跡に似ていた。
突起した部位から、噛み千切られるのである。
くだんの搭乗員の場合、吹き飛んだバイザーの代償は、十数回にわたる顔面再形成手術。
予期せぬ高高度開傘の結末は、おしなべて悲惨であった。
思い出すだけで、いまなお富樫の背筋を凍らせるグロ写真の数々。
(潜水事故もヒドイけど、高高度降下もヒドイ…。あんな姿になるなんて…。)
救いなのは、事例の大半が海外のモノであったこと。
だが、悲惨な降下事故は、けっして他人ゴトではない。
わが身に置きかえるたび、富樫はあらためて、高高度の怖さを思い知る。
齢十七にして、全身麻痺やバケモノになるなら、死んだほうマシ。
「ああいうコトにはなりたくない」と、富樫は、心の底から願い祈る。
―事故は滅多に起きない。
と自分に言い聞かせたいトコロだが、コレはそうもいかない。
HAHO降下における事故発生率は、自動索降下とはケタ違い。
軽微なアクシデントを含めれば、事故は「起きて当然、起きなきゃ奇跡」なのである。
すでに降下処女でない富樫は、身にしみて、このことを知っていた。
そんなHAHOだからこそ、念入りな安全管理が実施されている。
装備機材の点検は、落下傘整備中隊・教官・生徒が、それぞれダブルチェック。
状況に応じた緊急手順も、徹底的に教え込まれている。
だからといって、安心できないし、また安心すべきでもない。
しょせん安全管理は、安全管理。
いくぶん、危険は小さくなるにせよ、けっして無くなりはしない。
そもそも高高度の大空で、「管理」できる「安全」は、そう大きくはない。
自然の猛威は、やはり人智を超えている。
またバッド・ラックというヤツは、悪いときに限ってやってくる。
機上で装備の点検をしているとき。
富樫は、いつも、ズゴックの口癖を思い出す。
「高高度で、万策尽きたなら、あきらめろ。
そのときは、大いに泣き、大いに喚き、大いに運命を呪いながら、最期の空の旅を楽しむように。」
いたって他愛もない、ズゴックの軽口ではある。
だがそこにある一つのリアリズムを、富樫は嗅ぎ分ける。
いかにもヘータイらしい、明るくて残酷なリアリズム。
年季不足の富樫には、まだまだ受け入れにくい、すぐれてさばけた現実認識である。
エンジンの轟音に混ざって、田沢の歌声が聞えてきた。
田沢も、田沢なりに、精神一統。覚悟を決めようとしているらしい。
「空中散歩も〜、オツなもの〜♪傘がしぼめば〜、天国よ〜♪
極楽浄土へ〜、超特急〜♪キップは〜、六千五百円〜♪
空にはお日様〜、地面に大穴〜♪みんなみんな〜、駆け寄る〜♪
やっとアンビが〜、来てくれた〜♪」
やはり、分隊お荷物は、分隊お荷物であった。
幸いなことに、二番は聞えてこなかった。
同期の誰かが、すみやかに田沢を「黙らせ」てくれたようだった。
降下時間が近づくにつれ、富樫は落ち着きを失っていった。
体のどこかを、せわしなく動かしてしまうのだ。
ひっつめ髪をいじり、鼻をつまみ、あげくの果てはビンボー揺すり。
意味無くグビグビ飲んで、水筒一個をすでにカラにしていた。
こみあげてくる恐ろしさに、いてもたってもいられない心境だった。
あきれた桃が、横からつっついてきた。
「富樫、なんかウザい。」
「いやスマン。どうやらヒコーキに酔ったようでな。」
「ふだんは、乗り物酔いと無縁の貴様がか?」
「…」
富樫はほんとうのコトを言うことにした。
「じつは高高度降下が苦手なんじゃ。」
怪訝そうな顔をする桃に、富樫はあわててつけくわえた。
「っていっても、全部が全部嫌いってワケじゃないんだぞ。
HALOは好きだし、傘の操縦も大好きだ。
ただHAHOみたいに、長いこと空で足をブラブラさせてんのが…なんか…その…
気持ち悪いんだよ…。」
「HAHOが怖い」とは、桃にも言えなかった。
どんなに怖くても、ヘータイだから富樫にも意地というモノがある。
が、桃はそれとなく、事情を察したようだった。
「なあ富樫よ、気にするな。オレもHAHOだけは苦手でな。
CQB(接近戦闘)やロックアウトんときより、心臓がバクバクするぜ。
ホレ、試してみろよ。」
そういうと、桃は富樫の手を、自分のフトコロに導きいれた。
暖かい柔らかい桃の胸の上。
富樫の手に感じる鼓動は、たしかに大きく、しかも早い。
いつもクールな桃が、ここまで心臓をバクつかせているとは。
富樫は素朴に驚かされた。
着衣を直すと、桃は言った。
「HAHOも、命の洗濯、女の修行さ。
オレも、怖いことは怖い。
そのかわり、生きて降りられたときは、うれしいな。
人生が、すげえイイモンにみえてくる。
生きてるアリガタ味ってヤツが、実感できるぜ。
これで、カネもらって跳ばせてもらうんだ。
オレら、シアワセすぎて、バチがあたっちまいそうだな!!」
豪快に笑う桃に、富樫は心の中で呟く、「やはり桃には、かなわんなあ」と。
むろん、桃の言う「命の洗濯」云々で、不安が払拭されたワケではない。
しかし、屁理屈まで持ち出して、自分を安心させようとしてくれるのだ。
これは何とも、ありがたい。
ここまでしてくれる仲間と一緒に、降下する。
そう思うと、富樫の心は、ふしぎと軽くなっていった。
そこで、マスク着用の指示が出た。
高高度降下のまえに、タップリ酸素を吸っておくのである。
キャビン減圧への準備でもある。
全員がマスクを装着する喧騒にまぎれて、桃が一枚の写真を、富樫によこしてきた。
「お守り代わりにとっておけ」
みれば、市内でデートする富樫とブリーフ少年の写真。
Intel研修のとき、高倍率光学監視システムで、桃が撮像したものらしい。
さすがは、DEの艦橋用に開発されただけあって、性能はバツグン。
はるか舞鶴市内を歩く富樫の表情が、克明に写しだされていた。
焦りに焦る富樫に、桃はつけくわえた。
「あのE/Oシステムは、お利口でな。
条件を入力したら、すぐにロックオンしてくれたよ。
でも、気をつけろよ。
オトコづれで制服だったのは、貴様だけだったぞ。」
富樫の顔が、カッと赤くなった。
こうなると、ブリーフ少年の制服フェチ趣味が、疎ましい。
またそれ以上に、二つ返事で承知してしまった、自分が呪わしかった。
突っ返してしまおうか。
富樫は、一瞬そう思った。
そんな写真、受け取るには照れくさすぎる。
からかわれているような気もした。
が、面白がっているにせよ、桃の顔に邪心はない。
迷ったすえ、富樫は受け取っておくことにした。
「うむ、ほんらい不要なものだが…貴様がせっかく撮ってくれたモノだからな。
いちおう、うけとっておくか。」
いま自分がどんな顔して、写真をうけとっているのか。
富樫は気になって、しかたがなかった。
イソイソと、写真を胸ポケットにしまいこんだところで。
ズゴックのカミナリが落ちてきた。
「オラっ富樫っ!!
色ボケしているヒマがあったら、サッサと酸素を吸わんかい!!
貴様に脳死する脳があればのハナシだがなっ!!」
ズゴック語では、ボヤボヤしている生徒=色ボケ娘、ということになっている。
富樫は苦笑しながら、機側のエアにホースを装着した。
乾いたエアで、カラカラの富樫の喉が、さらに乾燥していった。
********************
「3.後部ランプで」に続く。
>>533-535 自分からドロ沼に頭を突っ込んでいるような気がする…。
でも、面白いと言って頂くと、救われるよ。
本当にありがとう。
>特殊作戦モノは個人的には大好きなので
どういうネタがお好き?
子供ダマシ程度の海ネタだったら、できるかも。
>>537 >>547 >>1設定で、防衛女子標準カリキュラムでは卒業までに、英語、他一ヶ国語を
ネイティブレベルまで操れるように、とあるが、ふと思いついた「耳の良い学生」
絶対音感の持ち主で”音”に対する感覚が群を抜いている為か規定の語学習得実習終了後
更に特別教育として複数の言語か、単一言語の各種方言のどちらかの訓練を選ぶ際
彼女が選んだのは、英語と中国語。
クイーンズからアメリカ、オーストラリア、日本人英語、そして各社会階層スラングまで自由に操り、
また、中国語は普通語、広東語、台湾訛り、香港言葉、内陸訛りまでほぼ完璧に話せ、
読み書き、文化的背景も習得。
なんと言っても、潜入訓練という名目で横浜の華僑が経営している中華料理店のウェイトレスをやってて
中国からやってきた苦学生、というカバーが最後までばれなかった、という経験をもつ。
(そして、すらりとした手脚が長く腰の位置が高い体型はチャイナドレスがひっじょ〜に似合い
にこにこ良く働くことから、防衛女子潜入訓練一般のややこしい事態(男・養女関係)で最後に
置手紙だけおいて給料も受け取らずに行方をくらましたのだがこれは別の話。
その後、防衛女子では偽装を完璧にする為、入国管理局職員を派遣、聞き込みさせた。
・・・その入管職員は白い目で見られ、色々不幸になったようだが)
問題は、彼女が所属する専攻過程が、諜報・防諜を司る通称「メイド科」ではなく
海上自衛隊・海上保安庁に主に進む過程だったことで、能力査定を行った海自・海保が
担当官レベルを超えて取り合いになりかけた所に外務省、警察庁、情報本部も横槍を
入れてきた為いっそう話がややこしくなった。
本人は、海上勤務を希望しており、本来、海自か海保のどちらかに収まる筈だったのが
インテリジェンスに多大な能力と適正を示したことが彼女の不幸で、外務・警察からの
家族も絡めた執拗な要請に防衛女子校、海上自衛隊、海上保安庁が結束してガードを行い
とりあえず、卒業後は海自か海保に行くことを認めさせた話がある。
前スレにあったツンデレものを発掘
これは結構萌えますな
ツンデレものとか
校外で行った公開模試会場であったのは、幼馴染で幼稚園から小学校卒業まで
なにかといじめていた男の子
たとえば、私がいるのにぃクラスの女子のお誕生会に呼ばれたり、
クリスマス会のプレゼント交換で隠れて何かもらっていたり、
給食のプリンを二つも三つももらったり(後で取り上げて食べてやった!)
・・・等とむかつく思い出の相手。
自分が家庭の都合で小学校卒業後、防女に進学してからしばらく手紙のやり取りを
していたが「バレンタインでチョコレートたくさんもらったから今度お小遣いもらったら
送るね」という手紙に切れて「だいっきらい!もう手紙をよこさないで。送ってきたら
ストーカー罪でけいさつにうったえるからね!」と手紙を出して号泣した13歳の冬。
そんな彼女も17歳、成績優秀者として入隊組ではなく大学進学組として
毎日の訓練と受験勉強に明け暮れる毎日。
当然、防女生として磨き上げられた容姿とスタイルは群を抜き、校外外出時にスカウトの
声をかけられなかったことが無いと言うクールビューティ
そんな彼女に「もしかして・・・○○ちゃん?」と声をかけたかつての彼。
全寮制名門男子校に進学したとかで、長期休暇もすれ違いの6年だったのが
今、また、あの、理由も無くむしゃくしゃし、夜も眠れず、かと言って相手に
されないのもムカつく焦燥の日々が!
ついでに、民明書房から出ている本で同じ系統を説明しているものがあったので
リンクを張っておこう
http://blog.livedoor.jp/warata2ki/archives/50025003.html
>>547 GJですがゲロはやりすぎかと。
>搭乗前に、田沢がドカ食いしていた焼肉アーモンドクッキーが…。
後半は良いのですが。
>>547 GJでした、こういうの自分も好きですよ〜
自動開傘装置の作動でたゆんたゆん所望
553 :
名無し三等兵:2006/02/16(木) 18:26:37 ID:F8rlNQZn
555 :
534:2006/02/16(木) 20:16:32 ID:???
>>547 う〜ん、特殊部隊の出てくる話全般が好きで…
特に最近の「ハイテク装備」と「万全のサポート態勢」に守られた作戦の話よりは
「薫空挺隊・義烈空挺隊」「D-446」「シルミド」といった泥臭い特殊部隊(むしろ精鋭部隊系?)の方が好きなんで
ズゴック作者氏はやはりプロの物書きさん?
オレはまだまだ未熟だなぁ…と実感する次第
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ニック・ストーン並に苦労しまくる防女OBの話とかw
>>557 ニック・ストーンって?ググッてみたけどわからんかった…
変な「幸運の石」みたいなHPばっかりヒットして…orz
>>558 アンディ・マクナブの小説。元SASの貧乏な子持ちの契約工作員ニック・ストーンが酷い目にあいながら任務を遂行するシリーズ。
ちなみに小説にちりばめられているテクニックには驚かされる。
しかし「幸運の石」かぁ、随分皮肉な名前を主人公につけたなマクナブw
561 :
名無し三等兵:2006/02/18(土) 23:16:14 ID:cJFGs8KY
スレ違いかもしれんが、今日喫茶店で読んだ週間ヤングサンデー今週号の
キクニが描いてる「日本一の男の魂」の今回のネタが女相撲だった。
富樫編が終わったら田沢編もまた女相撲なのだろうか?
これが、熱く語ってるんだ。
女相撲の良さを。
563 :
558:2006/02/19(日) 01:33:33 ID:???
>>563 子供は元々はニックのSAS時代の戦友の娘
家族を殺されてニックが保護したがPTSDを発症、
ニックはその治療費で更に貧乏になっていくのだったw
だからたまにロシアンマフィアのバイトもやってるw
しかも雇い先のSISの上司には駄目工作員と思われている。
クライシスフォアでドジったせいだっけ?>駄目工作員
ニックと防女OB、どっちが優秀だろうか…
ニックは猛烈にツキが無いだけじゃないかな。どん底を知ってる分タフで諦めを知らない敵に回したら厄介な相手だと思うぞ。
味方にしたらしたで運が遠のくような貧乏神みたいな奴だがw
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リベンジャーZERO〜OL淫花誘惑編〜の発売が楽しみだけどおまいらは買う?
防女OB(OGじゃないのか?)で契約工作員やってるの居るのかね?
結束強そうだから個人的に活動してる奴よりも民間軍事企業設立して活動してる方が多いような気もするけど。
もしかしたら将来を嘱望されていたものの突然出来ちゃった結婚してしてしまって
あっちこっちに迷惑掛け捲って引退、専業主婦になったものの旦那が外に女作って逃げられ、
子供を抱えた状態で仕方なく底辺の仕事を生活費稼ぎにやらされてる防女OGがいたりして。
「3.後部ランプで」(
>>546の続き)
両用分隊員たちは、開放された後部ランプ直前に立っていた。
数歩進めば、青い空。
凍てつく高度三万フィートの空が待っている。
減圧されたキャビンには、酸素マスク着用時の静かな呼吸音が響いていた。
全員が、高高度降下用の特別装備。
といっても、宇宙服のような仰々しいモノでもない。
防寒衣料を着込んだ上に、ジャンプスーツ、そして酸素供給ユニットである。
あとは、普通の降下装備とほぼ同一だ。
降下用ヘルメットに装着した酸素マスクとゴーグルも、一万三千フィートでの降下時とほぼ変わらない。
ただし、滑空距離が長いHAHOでは、コンパスボードが必携となる。
ここ二十年、ラム・エア・キャノピーの発達は著しい。
HAHOのストライク・レンジは20マイルをこえ、着陸のアキュラシーも飛躍的に向上した。
そのいっぽうで、特殊作戦の許容リスクは、タイトになるばかり。
被探知回避のために、「全天候HAHO」というまことに物騒なアイデアすら、導入される有様である。
降下要員のカンと暗算に依存する戦術航法では、もはや、いかんともしがたい。
そこで現在の特殊作戦部隊では、GPSを駆使したハイテクの「ナヴィゲーション・ボード」が導入されている。
ただし、防女水陸両用分隊が装備するのは、あくまで「コンパスボード」。
名前のとおり、コンパスに高度計がついただけの代物だ。
テクノロジーを、心とワザで凌駕するのが、伝統墨守の海上自衛隊である。
「技、神に通ず」の高錬度を目指して、月月火水木金金。
「既存装備を更新したいんで」と、海幕担当部員が、財務省担当官を説き伏せるその日まで。
両用分隊は、古びたコンパスボードを、ひたすら使い続けるのである。
それにしても、高高度降下用装備は、簡素である。
大気圧潜水は別格として。
SDV(潜水員輸送潜航艇)や半閉式潜水器に較べても、呆れるほどカンタンな装備といえよう。
酸素呼吸器の単純さに、富樫は、いつもながら驚かされた。
(9150メートルも下りるのに、こんなカンタンなモンでいいの?)
オタマジャクシとはいえ、富樫もいちおうコンバット・スウィマー。
メートルきざみの圧力環境管理になれた身である。
厳しい潜水訓練で、圧力変化の怖さは、身にしみている。
しかし、空では純酸素だけで九千メートルも降下させられるのだ。
理屈は分かっているにせよ、ヒヨコな戦闘潜水員の感覚からすると、いささか違和感があった。
背負うラムエア・キャノピーも、どこかしら頼りない。
いたって単純なモノだから、命を預ける「システム」というよりは、素朴な「道具」に近い。
むろん、高高度用の諸装備は、高度な完成をみた「経空浸入システム」である。
そして、装備の単純さは、ひとつの強み。
バカ単純な作りこそが、高高度を乗り切るキーとなる。
なんといっても、高高度開傘の衝撃に耐えなければならないのだ。
たとえば高高度で、酸素呼吸器が止まれば、まともに生還できる公算は、ほとんどない。
幸運にもカッタウェイ、つまり傘の切り離しに成功しても、そこでオシマイ。
酸素が期待できる高度一万八千に降下するまでに、脳が損傷してしまう。
だいたいの場合、脳損傷は回復不能のものとなる。
バカ単純さの重要性は、富樫も十分に承知してはいる。
だが、理屈で恐怖を押し殺すには、それなりの年季が必要だ。
「頼むぜ、俺を殺さないでくれよ。」
腹部に固定した小さな酸素ビンを、富樫はいたわるように撫でやった。
降下口の点検を終えたズゴックが、西の空を指差した。
西の空は渦巻く雲でおおわれていた。
ときおりウ雲中でチカチカ光るのは、カミナリであろうか。
いささか不気味であった。
(あのなかには、入りたくないな…)
カミナリはともかく、雲の吸い上げ効果は恐ろしい。
富樫の拳が握りしめられた。
そこで、ズゴックの声が、各自のVHF秘話通信機にはいってきた。
「現在、DZ乙女台は天候いささか不安定。
地上風は20ノットを越えた。
また西の雷雲が、東進中。
追いつかれることはないだろうが、注意を要す。
安全確実な降下でいくぞ!!
チャンとオレについて来い!!
いいな!!」
ズゴックのやや硬い声が、富樫のイラズラ心を刺激した。
「安全が好きなら、海保女(海上保安女子校)に行ってるっすよ!!」
湧きあがる爆笑に、おもわずズゴックもつられ笑い。
別に海保がヤワなトコロだから、というワケではない。
ヘータイらしいカラ元気が、心地よかったのである。
降下作業中の「おふざけ」は厳禁だが、こういうポジティヴなネタは大歓迎。
ズゴックは、あらためて声をはりあげた。
「今回の降下作業は秘密行動である。
民家に落ちて新聞沙汰なんてのは、死んでもゴメンだ。
確実に目標DZへ降下する。
だから、勝手に傘を切るヤツは、ぜったいに許さんっ!!
はぐれるヤツも許さん!!
そういうヤツは、オレが責任をもって海女へ送ってやる!!
基本に忠実に、安全確実でいくからな!!」
分隊員たちの気合のはいった返事は、爆音と風に消えていった。
緑灯がともった。
すぐさま始まるのは、ロードマスターのカウントダウン。
ロードマスターの合図で、降下は開始される。
HAHOの場合、隊員はひとりずつ、順番に降下する。
これは、高高度での開傘・編隊滑空を実施するうえで、必要な手順である。
「後流にもっていかれるなよ!
つねに正しい姿勢を維持し、定められた秒時に開傘するんだぞ!」
リード・ジャンパーのズゴックが、先頭きって降下した。
富樫の順番は三番目。
桃の次に、ジャンプする。
飛び出してから8秒後に、リップコードを引くことになっている。
ここまでくれば、もはや富樫に迷いはない。
あれよあれよ、というウチに進んでいくのが、降下作業。
良くできたもので、迷うヒマもなく、降下の順番が回ってくるのだ。
あとは、カラダが覚えた手順が、ほとんど全てとなる。
富樫はランプを蹴って、高度三万フィートの大空へ身を躍らせた。
降下速度、およそ時速一八〇ノット。
大気が希薄だけあって、降下速度がおそろしく速い。
人間が直に体験できる、ほとんど最速のスピードである。
その高速で降下する富樫の体を、たちまち輸送機の後流が捕まえた。
渦巻く風が、ゆっくりと、富樫の体を引っくりかえしていく。
天と地が転回していくなか、飛び去る輸送機の腹がみえる。
不思議なパノラマに、富樫はあえいだ。
「チクショウ!!」
しかし、全身に感じる大気の流れに、自然と体が動いた。
自由降下じたいは、富樫の得意とするところ。
腰が融けてしまいそうな落下感覚は、むしろ好むところですらある。
大きく開いた手足が、流れる空気を押さえこみ、エビぞった胴体が、余分な気流を逃がす。
回転運動は、次第にとまっていった。
ようやく、視界にはるかな下界が広がった。
だが、地平線は揺れていた。
垂直スピン運動からは脱したものの、いまひとつ安定しないのだ。
高高度では、空気の粘り気が少ない。
空気抵抗が小さいがゆえ、恐ろしく不安定なのである。
指一本動かしただけで、微妙なバランスが崩れてしまいそうだ。
いっそ、風の流れに身を任せたいトコロだが、ここはガマン。
正確に八秒間。
開傘秒時まで、ただしい降下姿勢を維持しなければならない。
体を大の字にした降下姿勢で、胸を地面に向けていなければならないのだ。
恐ろしく、長い長い数秒間。
もし姿勢が崩れると、一気にフラットスピンへともっていかれる。
体が水平方向に回転してしまうのである。
このキリモミ状態で、リップコードを引けば、それでアウト。
傘と索巻が、体に巻きついてしまうのだ。
そうなれば、頼みの予備傘も、もはや役立たず。
地面へむかって、まっさかさま。
大地に、正しく「墓穴」を掘ることになる。
時速一八〇ノットで降下しながら、富樫は思った。
(あたしは、クリスマスになんてことをしてるんだ…)
誰もが楽しいクリスマスの日に、薄い大気を相手に悪戦苦闘。
空の死神は、すぐそばで、てぐすね引いて待っている。
すすんでこんな危険を冒す自分が、ひどくうとましい。
HAHOなんてアブナイ戦技を考えだしたヤツが、なんとも憎たらしい。
下界で安穏とクリスマスを楽しんでいる連中を、絞め殺してやりたい。
マスクのなかで、富樫はくちびるをかんだ。
だが、それでもやらねばならない。
ここでやらなきゃ、女がすたる、というものである。
いつのまにか、マスク中で富樫は叫んでいた。
「ぜったい、クリスマスは舞鶴にいなきゃなんないの!!」
とはいっても、高高度での姿勢制御は辛いモノ。
そうこうしているウチに、頭のなかから悪魔のササヤキが聞えてきた。
スピンしてもいいじゃないか、と誘惑するのだ。
なにせ高度だけは、タップリあるのだから、姿勢を回復するゆとりも、タップリある。
空気抵抗の強い高度になってから、姿勢回復を試みればヨロシイ、と。
だが、編隊から外れるのは、ヘータイとしてのプライドが許さない。
だいいち、高高度開傘を逃がせば、目標DZのかなり手前に降下することになる。
「だめ!!もう遅刻ギリギリなんだからっ!!」
克己心をもって、富樫は恐怖の八秒間を乗り切った。
リップコードをひくと、バサっと長大なキャノピーが開いた。
ほとんど同時に、途方もない衝撃がやってきた。
時速180ノットからの急減速だ。
いきなり、ガクっと後ろに引っ張られ、富樫の体が「くの字」に折れ曲がった。
ほんの一瞬だが、頭がほとんど、脚につくような感覚。
マイナスGによる、強制前屈運動である。
「…やっぱ、姿勢が悪かったかな。」
痛めた首は、開傘時の衝撃に備えていなかった証拠。
だが、そんなことにかまっているヒマはない。
富樫はいそいで、安全を確認した。
とりあえずは、問題なし。
傘は正常開傘、酸素供給も正常、マスクもゴーグルも、しかるべき場所にある。
周囲を見渡せば、だいぶ合間のあいた落下傘の一列縦隊。
衝突の恐れはないし、緊急降下の必要もない。
思わず、フゥと安堵のため息が出た。
だが、富樫はいまだ高度二万六千フィートの空にいた。
(「4.高高度で」に続く。)
不出来でまことに申し訳ない。
が、もう少し続けさせていただきたい。
スマソ。
>>569 防女卒業のハイスペックなのだから、単純に生活費稼ぎの為の
底辺任務はないだろ。
あるとすれば、旦那が死亡で子供が障害をおってしまって
臓器移植や障害完治に大金がかかる、というような状態か。
・・・花とゆめ連載の「ジェニーシリーズ」だな、こりゃ。
あと、上の話に「海保女」(海上保安女子)という単語が出てきたが
あくまでも、そういった学校があるのではなく、同じ防衛女子校内の
別の課程ということでどうだろう?
伝統墨守・精神主義的な両用と静かに反目している、本家意識・合理的・最前線のプライド
を持つ海上保安庁・警察庁に進むOGが多い課程であると。
防衛女子のような学校を各組織毎に作っていたら、早晩破綻が続出すると思うので。
>>577 乙ー
さて、富樫はブリーフ少年との待ち合わせに間に合うのか?!
583 :
ミラクル:2006/02/20(月) 18:30:39 ID:SLHkkuba
スパイ戦術で拉致監禁された時の訓練をさせなければ。両手を後に縛り三人の男性教官が組みついて泣いてはいけない。
584 :
銃:2006/02/20(月) 18:35:01 ID:Q6NOtnRX
学園の名前を、皆殺し学園に変えれば?
>>557 うはぁ…この緊張感がたまらんねー
GJ!
だが、ニック・ストーンが貧乏と言っても、名門校化が進む昨今はともかく
防衛女子に進む女子は最近まで極貧層がほとんどであったのも事実。
ありきたりの貧乏ではさして堪えない気がするのだがどうだろう?
あと、防衛女子出で三年間の強制服務期間満期除隊組で結婚もせずに
「自立した女」まっしぐらがどれくらいいるのかね。
四十代でマンションを買うようなのが。
>痛めた首は、開傘時の衝撃に備えていなかった証拠。
このへんが痛いぐらいにリアルなんですけど。
いや、自分ひとりの場合の貧乏は平気だろうが、子持ちで貧乏となるとこれがなかなかキツイんじゃないかと。
しかも子供は難病で医療費が高くつくとなると厳しいぞ。
誰も入学しねーよ。
OGが中国人に暴行された時点で、
志願者0人だわ。
>>572-573 >>579 帝国海軍的な両用に対して、海保女(海上保安女子)と(影で)呼ぶ輩がいる
課程はどこだろう?
両用があれだけオールラウンドプレイヤーを目的とした人材を造り上げてるのだから
(海兵隊だな ありゃ)同じ防女の専行課程である海保女も押して知るべし。
両用はやらない「各種航空機の操縦」や「対密漁船対策」から国内法、国際法の系統学習、
英語以外の近隣諸国の語学訓練、それ以外にも、ほとんど両用と変わらない各種の”色々”と
防衛女子共通の一般訓練もこなさせられる。
何と言っても、「単独踏破訓練終了証」を持つ海上保安庁職員がどれだけいるか!
「両用」より確実に範囲は広く、しかし「両用」ほど特殊化や深化していない彼女たち。
その進路は、海上保安庁だけでなく、警察庁、国際法・海外法・語学能力から
外務省ノンキャリア、そして法知識を深める為、大学進学を行うものもいる。
J隊ではありませんが、開傘の時はかなり首にきますよ。
持ち上げられる感じなんで。
スカイダイビングとかやってる人だったのですかね。
リアルさも納得。
4.高高度で(
>>576の続き)
空中点呼では、幸い全員が応答してきた。
驚いたことにに、後流にもっていかれた生徒は、ひとりもいなかった。
開傘の衝撃で、意識を失う者もいなければ、ゴーグルや酸素マスクを吹っとばされた者もいない。
ただし、雑嚢の中身を、空にブチまけた者がひとりいた。
が、それ以外は、装備も健康状態も、すべて「異常ナシ」。
「分隊お荷物」の田沢すらも、脱落せずについてきていた。
メガネがどうのこうのと報告してきたが、ンなのは当然黙殺である。
ともあれ奇跡、といってよい出来だった。
どーしてこれが、普段の訓練で出来ないのか。
クリスマス・ドロップのという「実戦」の威力に、富樫はあらためて驚かされた。
さてさて、全員無事でゆるやかな編隊を組めば、チョイト一息。
次の旋回点までには、まだまだ時間がある。
ビュウビュウいう風の音を聞きながら、富樫はわずかに緊張をといた。
といっても、、空中散歩はやはりキモチ悪い。
ナイロン索に命を預けて、足をブラブラというのは、なんとも落ちつかないモノがある。
コンパスボードをみるたびに、みえてしまう下界は、あまりに遠い。
目が回るような高さである。
キモチ悪いといえば、鼻血も不快であった。
開傘のとき、鼻をうったのだろうか。
いつのまにやら、わずかな鼻血が流れていた。
大したことはないが、血が鼻から顎に伝わっていくのは、あんがいガマンならんもの。
そうそう出血するとは思えないが、マスク内に血がたまるのも、イケナイ感じがする。
(一瞬、マスクをとって、グローブで拭いてしまおうかな…。)
そうは思ったが、やはり危険すぎるような気がした。
鼻血は不快だが、ここで余計なコトをすれば、もっと不快なコトになりかねない。
意識喪失は数秒のうちに起きるものだし、顔の凍傷は怖すぎる。
大丈夫かもしれないが、高高度では、なにかあれば、取り返しがつかないコトになる。
富樫はあきらめて、塩辛い鼻血をすすることにした。
年頃の乙女がしてイイことではないが、仕方が無い。
鼻血と冷たく乾いた酸素のミックスで、富樫の喉は、ヒリヒリのガサガサになった。
(ああ…はやく降りたい…HAHOは、もーコリゴリ…。)
ウンザリするような空の旅に、富樫はヘキエキしていた。
だが、ひとつ慰めもあった。
いちばんキツイ時間は、すでに終わったのだ。
あとは、このまま空中散歩。
緩やかな降下率のまま高度をさげ、螺旋降下でDZにドンピシャリ。
つつがなく降下が終了することを、富樫は心の底から願っていた。
だが、何がおきるのか分からないのが、空のうえ。
いきなりVHF戦術系に、田沢の声が飛び込んできた。
「右っ、右ぃーっ、右になんかいますぅー!!」
「その報告はなんじゃ!?、やり直せっ!!
コンパスボードを使って…」
叱責するズゴックの声が、いきなり途切れた。
南の空に、とつぜんポッツリと、黒い点が現れたのだ。
点は、みるみる大きくなっていった。
間違いなく、航空機。
分隊員たちは、呆気にとられて、迫りくる航空機をみつめた。
不思議である。
降下部隊と航空機の針路交差は、じつに怖いもの。
だから、厚木の空団司令部では、念入りな情報収集と連絡調整を実施してきた。
降下直前には、レーダーサイトに照会して、ストレンジャーの不在も確認している。
この高度では有視界飛行の民間機は、まずありえない。
誰かが、恨みをこめて叫んだ。
「チクショウ!!米軍特別任務機だ!!(※)」
※「米軍特別任務機」とは、海自・空自の防空システムが「国籍不明機」と識別した米軍機の総称。
わが国航空管制当局のみならず、防衛当局にすらも通報せずして飛行する。
空団や空自航空総隊から照会をうけた米軍連絡将校が、頻繁に使う常套句でもある。
が、アメちゃんのいう「特別任務飛行」の大半が、じつは単なる怠慢の結果。
というか、わが国航空法の適用除外に、あぐらをかいているだけ。
ほんとうの「特別任務フライト」は、それなりに通報してくるのだから、不思議といえる。
ときに人は、他者との恐怖の共有に、極限下での救いを見いだす。
他の分隊員たちの声も、通信に割りこんできた。
「ぜんぜん、動いてないみたいだぞ!!」
「でも、だんだん、大きくなっているような…」
「こら、あかん!!」
方位変わらず、距離近づく。
とすれば、衝突コースである。
たとえ衝突しなくても、後流の影響をうけるかもしれない。
パニックが編隊全体に広がっていった。
「ぜんぜん、避けようとしないぞ!!」
「あのボケ、ウチらがみえとらんのとちがう!?」
「くるなーっ!!」
富樫は、ただ黙って、胸ポケットのうえに手をやった。
なかには、あの写真がはいっている。
桃のいったとおり、いまや写真は富樫の「お守り」となった。
かろうじて恐怖を押し殺しながら、富樫は肩に手を伸ばした。
いちおう、カッタウェイハンドルの所在を、確かめるだ。
いざというとき、離脱器と酸素ホースを間違えるようなことは、避けたかった。
戦術通信系に悲鳴と絶叫が錯綜するなか、ついにズゴック、バクハツした。
「黙れっ!!周波数を空けろ!!」
各員のレシーバーに、ズゴックの落ち着いた声が響いた。
「総員、カッタウェイに備えよ。
イザというときは、傘を切り離して、予備傘で降下する。
ただし、カッタウェイの判断はオレがやる。
勝手に傘を切るヤツは許さん!!」
カッタウェイは、最後の回避手段。
主傘を切り離して、急速降下を試みるのである。
目標DZへの降着は不可能となるが、死ぬよりはマシといえる。
とはいえ、せっかくのクリスマスドロップである。
いまだDZは、はるか彼方。
ここでカッタウェイとなれば、たいせつな聖夜も、台無しである。
聖夜ウンヌンを別にしても、未知の場所への降着だ
それなりの危険は、覚悟すべきだろう。
降下に適した地形に着地できるとは、限らない。
それどころか、下界の地形の大半は、降着向けの地形ではないのである。
とりわけ、民家やクルマの屋根などに突っ込んだら、目も当てられない。
「自衛隊、無謀な無許可訓練で農機具小屋大破」
「静かな集落に、とつぜんの大惨事」
「なぜ、こんな無謀な訓練を?、怒りを訴える住民たち」
そんな見出しが、朝日新聞のトップを飾るだろう。
「軍事評論家前田某」のいかにもなコメントの下に、
「防女生徒十七名死傷」の記事が、それはそれは小さく掲載されるに違いない。
この点は、分隊の誰もが確信していた。
だからこそ、カッタウェイには、誰にも迷いがあった。
難しい判断だからこそ。指揮官・ズゴックの判断に期待がよせられた。
分隊員は耳をすませて、レシーバーに神経を集中させた。
米軍特別任務機を間近に、分隊員全員が手に汗握る、クロッシングまでの十数秒。
けっきょく、ズゴックがカッタウェイを、令することはなかった。
巨大なEC-135が、編隊下方を通過するとき。
ズゴックを含めて全員が、おもわず足をあげた。
だが素人目でみるより、高度差があったのだろう。
後流の影響も、ほとんどなかった。
さすがは、ズゴック。
年季のはいったマスター・パラシューティストである。
というか、ズゴックならではの野生のカンがモノをいったのか。
ともあれ、ふだんは憎いズゴックも、今日ばかりは分隊のヒーローだ。
なんだかいっても、距離方位の判断が難しい空中で、みごと米軍機の進路を見切ったのだ。
「お見事です、教官!!」
誰もが、ズゴックの眼識に拍手を送った。
だが、珍しくズゴックは、図に乗らなかった。
いつものお調子者ぶりは、どこへやら。
「なに、ラッキーだっただけさ…」と、いつになく謙虚である。
そこで富樫は、ふと思いついた。
あの見切りは、単にカットオフの最適タイミングを逸しただけ、だったのではないかと。
高高度の怖さに、富樫はあらためて戦慄した。
**********************************
(「5.低高度で」に続く)
おっかねぇ…
逃げようが無いな
開傘してから蒸れて気持ち悪いから、ちょっとだけマスク外したりしてたな>ニック
603 :
名無し三等兵:2006/02/24(金) 10:17:35 ID:pAvbxHuz
GJ!です。
ただ、約一名、男のことを考えて恐怖を押さえ込んでるのがいるようだが
他にも、よくご飯をもらいにくる外猫に早くご飯をあげなきゃ!と思いながら
飛んでるのもいそうな面々だな。
先の両用と海保女(と、影で称される)課程のネタを読んで
>>297を連想した。
・・・でも、両用から海保に行く学生もいるだろうし
逆もしかりなんだろうな。
内部ではともかく、一歩外に出た防女学生とOGの結束力の高さは
下手な犯罪結社以上といわれてるし・・・
606 :
名無し三等兵:2006/02/24(金) 22:01:41 ID:JHVQgMaR
>兄自衛官妹防女生
一本思い着いた。
兄:海自の通信科の新米三尉
妹:防女通信科の学生
海自の艦で実地研修とかで防女に出迎えに来た兄と再会って、話を書こうかと思います。
お待ちしております。
>>599 すげっ・・・!傑作だよコレ・・・!
続きを楽しみにしてます♪
ツンデレあげ
HAHO続きまだぁー?
荒らしが巧妙になってきたのか、単なる礼儀知らずか判断に迷う
礼儀知らずじゃないけど、HAHOの続きは読みたい。
投下をお待ちします。
613 :
名無し三等兵:2006/02/26(日) 19:47:12 ID:qDakMuxJ
隣国同士は仲が悪いのが普通、北は度を超越してるが、他の2国は外交戦術としては正しい。
むしろ付け込まれる日本が悪い。相手にしないだけで外交カードに使えないからな、
日本は首に大袈裟なキブス巻いたチンピラに「誠意を見せろ」と言われ示談が済んでるのに金を払う世間知らずの鴨ネギ
【地政学名言集】
一、隣接する国は互いに敵対する。
二、敵の敵は戦術的な味方である。
三、敵対していても、平和な関係を作ることはできる。
四、国際関係は、善悪でなく損得で考える。
五、国際関係は利用できるか、利用されていないかで考える。
六、優れた陸軍大国が同時に海軍大国を兼ねることはできない。その逆も然り。
七、国際政治を損得で見る。善悪を持ちこまない。
八、外国を利用できるか考える。
九、日本が利用されているのではないか疑う。
十、目的は自国の生存と発展だけ。
十一、手段は選ばない。
十二、損得だけを考える。道義は擬装である。
十三、国際関係を2国間だけでなく,多国間的に考える。
十四、油断しない。
十五、友好,理解を真に受けない。
十六、徹底的に人が悪い考えに立つ。
十七、科学技術の発達を考慮する。
「国家に真の友人はいない」
−キッシンジャー
「隣国を援助する国は滅びる」
−マキャべリ
「我が国以外は全て仮想敵国である」
−チャーチル
「怪物と闘う者は、その過程で自らが怪物と化さぬよう心せよ。長く深淵を覗く者を、深淵もまた等しく見返す」
−フリードリヒ・ニーチェ(1844〜1900)
ttp://plaza.rakuten.co.jp/bosc1945/3003
614 :
名無し三等兵:2006/02/27(月) 13:42:24 ID:EljYFyjt
防衛女子校カリキュラムネタが続いているが、学ぶ内容はともかく
女子校の三文字を無視できるものではない。
しかも、今時珍しい、完全拘束体制を誇る全寮制の学校である。
・・・寮生活ってどうなってるのだろう?
早寝早起きと食事や入浴時間は決まってるだろうが、それ以外は
想像できない。
外に遊びに行けないし、予習復習は必然だろうが、やっぱり
「麻雀とか、ブリッジとか、バカラとか」をやるのだろうか
ゲーム機は不可だろうしなぁ
来月は姉ゲーの発売ラッシュだね
楽しみだな。おまいらも買う?
617 :
名無し三等兵:2006/03/02(木) 06:52:28 ID:B/TI1FvH
バレンタインとかもうあれだよ
友人同士で渡し合ってるんだよ
チョコ
そんなことより雛祭りですよ雛祭り。
雛壇に迷彩服着た乙女達が並ぶんですよ。
620 :
名無し三等兵:2006/03/02(木) 21:51:48 ID:2DEZt1rg
・・・・ハァ
貴兄は防女に進学した学生の大多数が貧困家庭出身者である事実を忘れているのではないだろうか?
お雛様も晴れ着も無い小学生時代を過ごし、幼い日々の思い出は、その日、母親が作ってくれたケチャップご飯と
せめてもの心づくしの料理や手作りの菓子で過ごしたささやかな幸福。
そして、その母も今はこの世の人ではない。
国立名門校だの、富裕家庭が娘の箔付けに進学させるなど言われているが、「他に行く場所が無い」子供の吹き溜まり、と
言う側面が消滅した訳ではない。
いや、この失われた十年において、家庭を失った児童が最後に辿り着いた場所が防衛女子なのかもしれない。
能力が高いと評価されているが、全てを吹っ切ろうと課業に邁進した結果がそうなのかもしれない、という事実を忘れてはいけないと思う。
軟弱な野郎よりも
戦友を選ぶわけですね
えーと、防女学生は美人だったり、美少女だったりがデフォルトであるわけだが、
昨今、母がOGだったり姉妹で在学という話が聞こえてくる。
もしくは姉が卒業生であるとか。
また、上で防女入学組は貧困世帯出身者が多いともある。
で、思いついたのだが、姉二人が防女生である今時の平凡な学生である弟の話。
彼が幼い時、父親が失業したか会社が倒産とかで色々苦しく、頭が良かった姉二人は
防女に進学したのだが、彼が中学に上がることには人並みにまで回復している・・・のは良いのだが
現在防衛女子に在学中の美人な上姉と美少女な下姉。
末っ子の男の子ということで、姉’s的には可愛がっていたのだが(本人がどう思っていたかはさておき)
防衛女子に入学し、滅多に帰省できないためか帰省時の可愛がり方がひたすらエスカレート!
弟君にしても中学生というビミョーなお年頃で色々あるのだが、「体力的にも」「腕っ節でも」「頭の良さでも」「悪知恵(笑)でも!」
姉’sには何をやっても太刀打ちできない今日この頃。
しかも防衛女子が国立名門校として評価が高まってきてる為か、はたまた、見た目、美人/可愛い容姿で弟君以外に対しては
猫を一個大隊かぶっている為か、彼の苦悩と悲嘆と他色々を理解してくれる人間は少ない。
身内に姉がいる同類を除いて。
今は三月、もうじき春休み。
滅茶苦茶可愛いと評判の防女制服を身にまとって、姉ちゃんたちが帰ってくる・・・・・
俺、その間だけ家出しようかな
(たぶん、短期間で発見され連れ戻され、愁嘆場の展開というひっじょ〜に居心地が悪い事態に陥るという事実を彼は予想していない)
今日、リベンジャーZERO〜OL淫花誘惑編〜の発売だね。
ちょっと期待。
マイカの絵柄は微妙だろ
予約してあるけど
>>624 >マイカの絵柄は微妙だろ
あの微妙な絵がいいんだってw
結局予約してたのねw
漏れは会社の帰りに買う予定。
新たなSSを書こうと思うのだが、ネタが無い…
今日は防女は半チャンだね
午後〜夜にかけてはお楽しみ会という名の党大会が……
甘酒という名で平然と大吟醸が平然と振る舞われたりしたり
教官による禁忌破りの公開討論とか
明日が土日と言うこともあり、今年の夜の部はOBの乱入も激しそう
628 :
名無し三等兵:2006/03/04(土) 11:33:11 ID:PCuS2wV8
防女に入学したけど、安定した公務員と言う部分だけに興味がある会計隊志望の娘
それなりに努力も勉強もしたが、何の因果か高等部進級時に配属されたのが両用課程。
「あたしって、ここ一番で運が無いのよね・・・」と嘆く彼女の明日はどっちだ!
>>628 特殊戦兵科は完全志願制じゃないかと思う
そうじゃないとテンション低いのが混ざってたら危ないからなぁ
普通科とか機甲科なら可能性はあるかな?
つ「両用の気風は防衛女子の中でも傍流」
つ「両用出身であっても3年の強制服務期間満了後に退職するものはいる」
つ「高等部進級時の専攻割り振りだが、大抵は適正・能力・希望が一致するが
人間集団であるからして、100%はありえない」
つ「特殊戦兵科とはいえ、平和な平成日本。
訓練後、即実戦はありえず「訓練の為の訓練」をやってるのも少数は存在する」
特殊戦カテゴリでもメイド科なんかは完全に引き抜きのみなんだろうな。
狙撃科は絶対数が少ないから適正のみで可とか。
>メイド科
こらこら、ちゃんと正式名称である「諜報・防諜課程」と言わないと
本当に「ハウスキーパー養成課程」と受け取られかねんぞ。
むかし、まだ防女が国立花嫁養成学校と揶揄されてた時代があったんだ・・・・
(今もそこらへんは払拭されていない。富裕層が娘を受験させてるし)
>特殊戦カテゴリでもメイド科なんかは完全に引き抜きのみなんだろうな。
>>548を連想したな
あと、田沢ものSSとか。
634 :
名無し三等兵:2006/03/04(土) 21:31:53 ID:6TyHwLuL
娘(小3)を防衛医大に入れたいのだが、
防女から防衛医大に進む者もいるのだろうか?
HAHOの続きが気になって、夜も眠れず昼寝しています…
637 :
名無し三等兵:2006/03/05(日) 17:55:54 ID:C5/UPkmm
そだね。
ところで、データベースの神様。
いましたら生存報告をお願いします。
結局リベンジャーZEROだれも買っていない?
639 :
名無し三等兵:2006/03/05(日) 20:56:51 ID:zaiwG6ZH
>>635 ありがとう。娘は防女→防衛医大コースに向けて教育します。
640 :
名無し三等兵:2006/03/06(月) 18:18:48 ID:D6yF1Sta
防女の入学選考に落ちてやさぐれた少女の話プリーズ!
>>640 貧乏どん底組としては、最終防衛線突破されちゃった訳ですか…。
名家の花嫁修業組は海外留学とか逃げ道の方が嬉しかったりってのも多いようだがw
642 :
名無し三等兵:2006/03/07(火) 10:04:06 ID:3sRvroR9
これが極貧少女でなく、富樫みたいな「お嬢様学校逃走画策少女」だったら笑えるな
643 :
名無し三等兵:2006/03/09(木) 03:41:24 ID:li4xqzxG
646 :
名無し三等兵:2006/03/09(木) 22:46:41 ID:cjFK8Je2
単独踏破訓練という単語は軍事に関係ないのか・・・
647 :
名無し三等兵:2006/03/10(金) 22:39:12 ID:tRd1xA2f
で、質問なんだが射撃訓練はいつごろからやるんだ?
初期は基礎体力作りからやるだろうけど、軍事学校なんだから
徒手格闘や解剖学の知識と一緒に銃器の分解組み立てもやらせてると
思うけど。
毎年、一人何発くらい撃たせてるんだろうか?
気になる。
>ロシア版リアル防女
これで、防女スレがスレ違いということで削除要請される心配は
消滅したわけで。
652 :
名無し三等兵:2006/03/11(土) 11:26:28 ID:vTaQMkdr
国産があればそうかもね。
しかし、見れば見るほど防女だな。
>>472-と
>>648で何かネタが作れそうだ
狙撃分隊と教官連中丸ごと呼んだり。
訓練内容も女子軍事学校のノウハウも学べて一石二鳥、と
そこで交換留学生ですよ!
それだ!
マジもんのドラグノフガールがいる予感!
分隊内の射撃の上手い奴にDMやらせるだけだがなw
各分隊の火力支援として1名ずついる感じ。
658 :
639:2006/03/12(日) 00:07:03 ID:Xhci/tME
>>652 うわ、ほんとだ!
「日本にもはやく作んなきゃね」とは家内の言葉(^^)
交換留学生はともかく、蒼い瞳の防女生の話を読んでみたい。
留学したら黒髪の純粋日本人なのに瞳が並のスラブ人少女より蒼いとか。
SSに外国人少女を登場させるアイデアはあるのだが…
663 :
名無し三等兵:2006/03/13(月) 21:28:48 ID:F8Jnjjq7
座学で寝てる学生のペナルティはやっぱり走り込みですかな?
666 :
名無し三等兵:2006/03/15(水) 09:03:55 ID:YzGfNmad
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| ○荒らしは放置が一番キライ。荒らしは常に誰かの反応を待っています。..||
|| ○重複スレには誘導リンクを貼って放置。ウザイと思ったらそのまま放置。||
|| ○放置された荒らしは煽りや自作自演であなたのレスを誘います。 .||
|| ノセられてレスしたらその時点であなたの負け。 .||
|| ○反撃は荒らしの滋養にして栄養であり最も喜ぶことです。 .||
|| 荒らしにエサを与えないで下さい。 Λ_Λ シャキーン ..||
|| ○枯死するまで孤独に暴れさせておいて \<Ф♯Ф> 頭のおかしい人は相手しない。
|| ゴミが溜まったら削除が一番です。 \⊂⊂ | これキホン。 .||
||___ ∧ ∧__∧ ∧__ ∧ ∧____ | ̄ ̄ ̄ ̄|_______||
( ∧ ∧__ ( ∧ ∧__( ∧ ∧  ̄ ̄ ̄ ̄
〜(_( ∧ ∧_ ( ∧ ∧_ ( ∧ ∧ は〜い、先生。
〜(_( ,,)〜(_( ,,)〜(_( ,,)
〜(___ノ 〜(___ノ 〜(___ノ
667 :
名無し三等兵:2006/03/16(木) 11:04:24 ID:VulcaPsj
あ〜、「クリスマス・ドロップ」の再投下をお願いします。
自分は、先日「耳の良い防女生」ネタを投稿したものですが、SSには
できそうにありません。
皆さんで好きに使ってください。
668 :
名無し三等兵:2006/03/17(金) 04:10:12 ID:4HKGXmVg
>>639 >ありがとう。娘は防女→防衛医大コースに向けて教育します。
適正と学力が無いと望んで進めるコースではないぞ。
中等部は体力と学力を身につける為の基礎カリキュラムがメインだし
この隙に、投下しまふ
----------
明日に希望の橋を架けろ!〜施設科小喜譚
五代恭子と親友の姫宮まりなは次の四月で高校三年生になる。
民家の軒先から桃の花びらが風にのって舞う。気の早い桜の木は梢の先の蕾をふくらませる。三学期末のテスト前に設けられた全国模試の帰り道だった。
明らかにおかしい。
毎日顔をつき合わせている五代恭子にはよくわかった。
午前中の試験までは良かった。
姫宮まりなの変調は昼休みに始まった。午後の試験が終わった後にはむっつりと黙り込むようになり、試験会場を出るときは悪化して不思議なうわ言を繰り返すようになった。
たまりかねて恭子が、
「まりちゃん、どうしたの?」
どこか悪いのかと訊ねれば「それは違う」とだけ答える。何か嫌なことでもあったのかと訊ねても、むっつり口も開かない。
白く端正な顔立ちは墨染めの衣よりも暗く沈みさらには、
「ああーー! ああーー! ああーーっ!!」
十分に一度、間欠泉のように断末魔の叫びがあがる。
その度に恭子はおたおたと母親のように、
「まりちゃん。うんとね、試験が上手くいかなくてつらいのかもしれないけれど、ほらここもう学校のすぐ近くだし、まわりに人も歩いているし」
「ああーーーーっ! もおおーーーー!!」
けなげな諫めも叶わず、危険な嘆声はやまない。
それでも恭子は、駅を出てからはじめてア行以外の叫びを聞いたと思い、
「ほらまだ三年にもなってないし、まだ春先のテストだし、たかだか一回のテストだし、なにが上手くいかななったの? 英語?」
と、まりなは突然立ち止まった。
眉毛の端がぴくぴくと震える。
「なに?」
戸惑う恭子に向かい、まりなはワイパーのように両手を振って腰に当てると、訓練教官のごとくいきなり怒り出した。
「テスト!? テストのできは完璧だったわよ! 英語? 英語なんてたぶん九割は取れてるわ。数学は八割。古文はわからないところが多かったけれど、物理だって八割は取れているはずよ。試験結果はいいわ。良好よ。学業の前途は有望。そう、有望。
学校で受けた人のなかでも、たぶんいいとこ行っているとおもう。
それはいいの。問題は・・・・・・いや・・・・・・ごめん。恭子、心配かけちゃって」
手を上げて謝ると思い出したように、
「あっ、言っとくけどお腹も痛くないわよ」
付け加えた。
今日のまりなはへろへろだ。
恭子は春の海よりも深くため息をついた。
姫宮まりなは才媛である。眉目秀麗、品行方正、運動中庸の、進学志望。百七十センチに届きそうなスラリとしたボディに、均整の取れた見事なでっこんぼっこんがついている。Eカップ、60、88、と恭子は知っていた。
深い栗色をしたきめ細かなロングヘアー、魅惑的な厚めの唇はリップクリームなしでもつやつやと赤い。試験会場を出てから続いている素っ頓狂な叫び声がなければ、道行く男の子が何人も振り返ったに違いない。
まあ、いまも別の意味で振り返られてはいるわね。
と、恭子は妙なところで納得する。
ふたりは二年続けてのクラスメイトだった。もともと一年の頃から仲の良かったふたりは、二年次の選択必修にそろって施設科を選択した。友達関係はそこでさらに結束が強まり、今では何でもわだかまりなくお互いに打ち明けられる関係になった、と恭子は思っていた。
だが、今のまりなは明らかに何かを押し隠している。
それが恭子にはちょっと悔しい。
ここははっきりと言おう。
恭子は心のなかでうなずくと、強い口調でまりなに訊ねた。
「まりちゃん、なにか辛いことを溜めこんでいるようだけど、それって話せないようなことなの。わたしたち友達だよね!・・・・・・まりちゃんが打ち明けてくれればぜったい力になるし、わたしはいつだってそうしたいの。
もし、イヤなら仕方ないけど・・・・・・親友だと思うなら、きちんと話してくれないかな!?」
逆にキレられたらどうしよう。
内心はらはらしている恭子に、まりなは彼女らしからぬ怯えた表情で応えた。
いけるかもしれない。
両腕を引き絞り、
「まりちゃん! 信じて欲しいの!!」
裂帛の気合にさすがに学年有数の才媛も、やんわりと力なく微笑み、続いて、どうしようかという風に首を傾げた。
「大丈夫だから!!」
観念した子供のようにまりなは頷いた。
しかし、それでも迷っているらしい。
勢いをつけるためだろうか、まりなは立ち止まってパンパンパンと膝小僧を叩く。
立位体前屈の姿勢から急に元へと戻り、
「わかったわ。今晩、恭子の部屋に行くわ」
力を込めて言うと、再び心細そうに眉をたわめた。
とりあえず今日はここまでにしまふ。
>>549をヒントに書いてしまいました。ちょろいし
未完だけどかまわなければ、また投下にきまふ
おお、GJ!
ここってネタスレだったのか・・・残念。
しかしスレタイ見た時は心底ワクワクしたぞ。
>>675 どんな風にワクワクしたか書いてくれ
何かSSが浮かぶかも…
(byネタ切れ気味のSS書き)
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| ○荒らしは放置が一番キライ。荒らしは常に誰かの反応を待っています。..||
|| ○重複スレには誘導リンクを貼って放置。ウザイと思ったらそのまま放置。||
|| ○放置された荒らしは煽りや自作自演であなたのレスを誘います。 .||
|| ノセられてレスしたらその時点であなたの負け。 .||
|| ○反撃は荒らしの滋養にして栄養であり最も喜ぶことです。 .||
|| 荒らしにエサを与えないで下さい。 Λ_Λ シャキーン ..||
|| ○枯死するまで孤独に暴れさせておいて \<Ф♯Ф> 頭のおかしい人は相手しない。
|| ゴミが溜まったら削除が一番です。 \⊂⊂ | これキホン。 .||
||___ ∧ ∧__∧ ∧__ ∧ ∧____ | ̄ ̄ ̄ ̄|_______||
( ∧ ∧__ ( ∧ ∧__( ∧ ∧  ̄ ̄ ̄ ̄
〜(_( ∧ ∧_ ( ∧ ∧_ ( ∧ ∧ は〜い、先生。
〜(_( ,,)〜(_( ,,)〜(_( ,,)
〜(___ノ 〜(___ノ 〜(___ノ
678 :
名無し三等兵:2006/03/18(土) 12:24:41 ID:hcLLQ+bt
680 :
675:2006/03/18(土) 19:52:35 ID:???
>>676 妄想っつうか具体的な事情が聞けるかと思ったんだよ。
若い娘がどうして国防意識を持つようになったのか?とか
旧軍やレトロ兵器についてどのくらいの知識があるのかとか、
あとは恋愛沙汰あるのかとかね・・・軍服レズは美の中の美だよ・・・。
681 :
名無し三等兵:2006/03/19(日) 17:49:33 ID:ohAgxrIz
682 :
名無し三等兵:2006/03/20(月) 07:17:15 ID:IG7j9ExP
>>680 防衛大学の女子卒業生の増加について追った方が・・・・と
書き出して、一般中高卒で防大卒業の女性士官と防衛女子卒で
自衛隊に進んだ人材の確執、とかに注目すると面白いかもしれないと
思いついた。
将校を養成する士官学校出と中堅幹部養成校出身者の齟齬とか。
同じ年度で部隊配属されても、何事もそつなくこなし「ヘータイの常識」も踏まえている
防女出身者と、対照的に失敗が目立つ防大卒業女性士官。
毎年、少なからぬ人数が防衛大学に進んでいるとはいえ、防女の本流は
卒業後の部隊配置。当然、それを踏まえた教育とOBからの要領を教えられている訳で・・・。
そして、最近増えてきているが、まだまだ少数派である防大卒女性士官に対し、延々と卒業生が
任官し、自衛隊でそれなりの勢力を持つ防衛女性卒業生群。
おまけに、防大卒がほとんど自衛隊か防衛関係に進むのに対し、最優秀な学生には奨学金による一般大学進学
の道が開け、国家中枢に食い込む人材を排している防衛女子。
おまけに、卒業生の結束力の強さは犯罪結社並みと囁かれている。
・・・これは問題になりそうだ。
>>672の続き。
----------
抜き打ち点呼はないらしいと担当の友達から確認した恭子は、その晩息を潜めてまりなの来訪を待った。定刻どおりの午前一時、大部屋の扉近くでまりなを迎え入れた恭子は、頭からかぶった蒲団のしたで驚くべき事実を知らされた。
「ともかくね。嫌なやつなのよっ。小三のときは筆箱にナメクジを入れられたこともあったし、シャーペンの先で頭をつっつくなんて朝飯前。小六のときだって少し発育がよかったからってデカパイ呼ばわりするし、冴えないくせにクラスの女子とはへらへらしゃべる。
一緒に帰ってる途中でもかわいい子が通れば話しは途切れ、中三の春休みに小学校のみんなで集まったときも最初はすっかり知らんぷり。わたしをさしおいて他の人ばかり構ってて、そのくせ帰り道では女子高生が通るとやっぱり心を奪われてるし!・・・・・・ああもうっ!
ヤなやつでしょ? だからね、いいかげん腹が立つのに疲れ果てたからとにもかくにも絶交したのッ!」
まりなは赤い唇をかわいらしく突きだす。恭子は、
「好きなんでしょ」
にやけた顔で訊くと顔は耳の先、体は指の先まで真っ赤にし、
「ちー! がー! うーーーっ!!」
とポカポカと恭子を叩く。促すようにつっつかれると、まつ毛に零れそうなほどの涙目になって、
「そうかもしれない」
と言ってそのまま明け方まで突っ伏していた。
つまりはこういうことだ。
昼食後、恭子を残してトイレに立ったまりなは、戻る途中の廊下で東高校二年在籍宝直之に呼び止められた。一度目は辛うじて無視し得たものの三度目の誰何で退路を断たれ、簡単な自己紹介と現況報告の後、まりなとの連絡方法を確認された。
まりなは当方全寮制携帯禁止のため連絡は困難との説明をするものの、宝直之より携帯電話番号を渡され「あとで電話してよ」との要請を受け、返答に窮していると「いつでもいいから」と肩を叩かれ直之は駆け去る。
まりなはそのままその場所に五分以上も呆然と立ち尽くしていたというのが状況の推移だった。万歳。
翌日、昼休みに校舎前のトレーニングベンチでオロナミンCを飲みながら、前の晩、
「全面的に支援するわ!」
と約束を交わした恭子は、授業中に考えた作戦を嬉々として披瀝した。
「大切なのは事前偵察よ! いい? 直之さんと発展的かつ建設的な関係を、長期に渡って取り結ぶのが、この場合の政治的目標ね。その手段となる実力行使を、まりちゃんは取る必要があるのだけど、実行にあたっては平時の情報収集がかかせないとおもうの。
とくに丸二年間も連絡の途絶があったのだから、現在の状況を適切に把握することが、先ずまりちゃんに求められることね。敵を知れば百戦危うからずよっ!」
まりなが己を知っているかということについては、疑問の余地があるかもしれないと恭子は思ったが、
「迅速な行動が必要ね。じつは坑道班のメンバーには、もう話しをつけてあるの」
「脱柵するの?」
「夜間外出よ。リスクをかけなければいけない時期だとおもう。最初の架電は一週間がデッドポイント。それ以上は引き伸ばせないわ。相手の記憶や印象が弱まってしまうもの。それまでに可能な限りの情報を収集することが、今のまりちゃんに必要なことだわ」
「無理」
いつものクールビューティーも、直之の話しになると形無しである。
「大丈夫! まりちゃんが無理ならわたしがやるから!」
防衛女子学園の寮舎は古い。特に高等部の寮などは、一九六〇年代に建てられた木造三階建てのオンボロ寮舎だった。壁には古蔦が絡まり、下水道敷設のときに必要がなくなった浄化槽が撤去もされずに放置してある。
その浄化槽の下に、防女施設科員が代々管理してきた極秘の隧道があった。最深部三〇メートル、全長三キロにも及ぶそのトンネルは、十数年前、うら若き乙女のパワーに任せてわずか一週間で掘り抜かれ、以来施設科専用の脱出抗として秘密裏に利用されている。
その日の深夜、旧道脇の道祖神に隠された抜け穴から、恭子とまりなは顔を出す。住宅街近くの公園のトイレで水商売風の服に着替え、駅前でタクシーを拾ってふた駅先の目標へ向かった。
「怪しまれないように」
恭子の意見で化粧は濃くスカートは短く、香水はたっぷりと吹きつけてウイスキーでうがいをする念の入れようだったが、大きな荷物を引きずるその姿はハタからは不良少女の家出にしか見えない。
直之とは幼馴染でもあるまりなの実家最寄り駅でタクシーを止めると、賢明なドライバーの沈黙に見送られながら徒歩で宝家へ向かった。まりな本人は近所の人に見つかったら困ると、大きなメガネまでかけている。
「やすぶしんだわ」
直之の家を見上げた恭子が呟くと、まりなはメガネの奥で不機嫌な目をする。直截なまりなは気分がすぐ顔に出る。そんなところがかわいいと恭子は思っていた。
好きな人のことはささいなことでも、けなされたくないのだ。
「ごめんねゴメンネ。早くやってしまいましょう」
電話線の引き込みを確認するとブロック塀に取り付いて、引き込み線の軒先近くをバイパスし、火事場ごしらえのイケナイ装置を取り付ける。息を潜めて壁を回り込み、まりなの指示する壁の付近にハンドドリルでそっと穴を明ける。
ここには情報科の友人を説き伏せて借りてきた大事なマイクをもう一個。
壁から飛び降りると二人は走る。幼い頃直之と秘密基地を作ったという雑木林に入り込み、一番大きな木に登って中継所を設置する。樹間にアンテナを渡して無線機を引き上げる。
道沿いの外灯から電源を拝借して丁寧に縛着し木から降りると、空のむこうが明るくなり始めていた。
急いで駅前に戻り、居眠りしているタクシー乗り場の運転手を起こし帰途についた。トンネルを抜け、坑道班の担当の子にお土産を渡し、息を潜めて蒲団に戻ったときは、朝の点呼の三十分前。
眠い目をこすりながら翌日の教練をこなし、その夜は寮の雨どいにケーブルを巡らして受信側を整えた。全ての調整が終わりレコーダーのスイッチを入れた時には、また朝日が昇ろうとしていた。
ふらふらの翌日を過ごし、さらにそれから四日間、眠い目をこすりながら手作りエシュロンが送る情報の解析に没頭した結果、得られた成果は、
・彼女はいないらしい
・女友達はけっこういるらしい
というような平凡なものだった。
「なにも変わってないじゃないの」
口を尖らすまりなに、恭子は、
「趣味とかその辺の基本情報はわかったけど・・・・・・意中の人がいるかどうかまでは判らなかったわねぇ。赤裸々なウェブ日記でも書いてくれてると助かったんだけど」
土曜日の午後、施設科の雑品庫、別称私物庫の床に広げたパソコンの前で、ため息をついていた。
「ごめん、これじゃ直之さんに直接聞いたほうが早いぐらい」
謝る恭子に、まりなは疲れたなかにも充実した表情を覗かせ、画面を見つめていた。
大きく息を吸い込むと、何かを決心したように頷いて恭子を見据える。
意地悪く目を光らせた満面の笑みで、
「いいえ、恭子。感謝するわ。すくなくとも重要な情報のいくつかは入手できたもの」
と言い、
「電話してくる」
すっくと立ちあがる。
決めたのね。
装置はあまり役に立たなかったものの、まりなが決心できれば本望だった。
雑品庫の扉を開け、外へ歩み出したまりなに、
「わたしもつきあう!」
追いかける恭子を従え、二人は学寮内の電話室へ向かった。
投下終了。ロシアの軍事学校、かわいいな。バレエの授業がたまひはへふ・・・・・・
689 :
名無し三等兵:2006/03/20(月) 16:40:16 ID:Nhh2RpI0
GJです。
ところで、
>>685の
>恭子の意見で化粧は濃くスカートは短く、香水はたっぷりと吹きつけてウイスキーでうがいをする念の入れようだったが、大きな荷物を引きずるその姿はハタからは不良少女の家出にしか見えない。
この娘、メイド科からの引き抜き対象にはならないだろうな・・・
あと、防衛女子学園ではなく防衛女子校ですぞ。
GJでした
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| ○荒らしは放置が一番キライ。荒らしは常に誰かの反応を待っています。..||
|| ○重複スレには誘導リンクを貼って放置。ウザイと思ったらそのまま放置。||
|| ○放置された荒らしは煽りや自作自演であなたのレスを誘います。 .||
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〜(_( ,,)〜(_( ,,)〜(_( ,,)
〜(___ノ 〜(___ノ 〜(___ノ
GJです!
>>687のつづき。あとちょとだけやらせてください。
-------------
昼過ぎの電話室は閑散としていた。十二畳ほどの室内の両側に、事務机に据えられた公衆電話が十台ほど、パーテーションで区切って椅子と共に並んでいる。まりなは窓際の一台に席を取り、恭子も椅子を取って傍に座る。
電話番号を書いたメモを取り出し、受話器を取ってカードを入れたまりなは、プッシュボタンに手をかけるとそのままの姿勢で止まった。
「まりちゃんガンバ」
恭子の応援に指先がのろのろと反応する。
「ガンガンガンバレ姫宮まりな!」
ゼロのボタンを押し、キュウのボタンを押し、また次のゼロのボタンを押してからは、諦めたように強く指が動いた。
まりなのきれいな顔からは血の気が引いている。
おもわず恭子も息を呑んだとき、電話がつながったのか、まりなの唇が震えた。
次の瞬間、恭子はあっけに取られた。
「直之! 一週間もほったらかしにしてどういうつもり!! 学校の名前は教えてあげたし、六日もあればお土産の一つでも持参して挨拶にくるものでしょう! わたしはあなたのそーゆー非常識なところがダイッ嫌いなの! いったいあんた何様のつもり?
どーせくだらないアニメでもパソコンで見ていたんでしょう。いいご身分ね。こっちは徹夜明けの訓練で死にそうになっているのにっ!」
まずい。
盗聴を悟られるようなことを目標に漏らすのは厳禁だ。
「まりちゃん。直行さんのP2Pとかエロサイト巡回のことは言っちゃダメ」
「それとも金髪の無修正のお姉さんでも見て喜んでたの? あーら何慌ててんの? 憎たらしいわねっ! とにかく! あなたとは二年前に絶交してるんだから、たとえ偶然会ったとしても、へらへらした顔で気安く話しかけてこないで! メーワクなの。
もし許してほしいなら、それなりの態度の取り方ってもんがあるでしょう。と・に・か・く、直之! これだけはゆっとくわ! コンリンザイ二度と話しかけないで。二度と連絡なんてしてこないでちょうだい!!」
電話を叩き切ろうとしたまりなを取り押さえ、恭子は落ちそうになる受話器を両手で抱え込む。
「ごめーん! まりちゃん、今ちょっとおかしくて・・・・・・ああっ、わたしは友達の恭子っていうんだけど」
「アハハ」
受話器の向こうの声は、軽やかに笑っている。
よかった。いい人そうだ。
胸をなでおろした恭子は、
「ねえそれでさあ、久しぶりに会ったまりちゃんが喜んじゃって、こんどまた会いたいっていうんだけど、暇な日あるかなぁ?」
さっと背後の気配が青ざめる。
「違う! わたしは断じてッ!!」
叫ぶまりなの両腕を背中で振り払い、
「来週の日曜日ね。ならこっちもテストが終わってるから大丈夫よ」
机の下にしゃがみこみみ、ポカポカが当たりづらい小さな的になる。素早く時間と場所を決めてメモすると、かねてから暖めていた腹案をそっと持ち出した。
「それとさ、わたしも一緒していいかな? どうせ終了式までヒマしてるし。宝くんも一人ぐらいだったら友達連れてきていいから」
「いいよ。大歓迎」と柔らかな声。
「やったあ! それとうちの学校、家族親戚以外の男の人から電話かかってくると、いろいろとウルサイから。何かあったらこっちから連絡するよ。うん。また前日にでも確認で。それじゃあ楽しみにしてる!」
カチャンと受話器を掛けた。
やった!
胸のなかで小躍りし、吐き出したテレフォンカードをまりなに返そうと振り向くと、そこには両肩で息をし、凄惨な表情をしたまりなが立っていた。
「恭子。あなたって人は・・・・・・あなたって人は・・・・・・」
「よかったでしょ?」
恭子は軽やかな微笑みで返す。
姫宮まりなはそれを見てじわりと目に涙を浮かべ、小刻みに体を震わせる。
まずかったかしら?
いきなり両腕を広げたかとおもうとガバリと抱きつき、
「ありがとう・・・・・・感謝するわ」
恭子の肩で女泣きに泣いた。
――未完
--------
つづきもいろいろと考えたんだけど、収集がつかなくなりそうなので、これまでってことで。
クリスマスドロップの続きはわたしも気になります。続き出るといいな。ノシ
GJ!お疲れ様でした
よろしい、GJ!
GJ!
オレはスランプだぁ〜orz
全然話が浮かんでこん…
仕事が一段落したらガンガリマツ
699 :
名無し三等兵:2006/03/22(水) 07:23:24 ID:XQfG8qZV
GJです。
しっかし、施設科の大学進学予定者にここまでのスキルがあるのだから
専門課程在籍者の能力の高さはおしてしるべし、だな。
GJ!!
書きたい話はあるのに、別スレので時間とられて書けないorz
上の話、面白かったが、こういう特殊な女子校だけあって
「男に(当然女にも)全く!興味が無い」学生もいるのではなかろうか?
友人がいない訳でも少ないわけでもないが恋愛やお遊び関係に感情も興味も持たない少数派。
当然、人に言いふらす訳ではないが独身主義者。
昔なら家の為とかで強制見合いで嫁に出されるか、尼寺とか修道院で生涯を過ごす道があったのだろうが
昨今社会問題化している少子化対策のためか20世紀の同類よりは居心地が悪くなりそうな十六歳。
さて、これで容姿が並や並以下なら本人も周囲も問題はないのだろうが、某両用学生と同レベルの
立派なバストの持ち主で、かつ、引っ込むところは引っ込んでいる見事なくびれを誇る体型と
高い腰の位置、滑らかでしみ一つ無い肌、天使の輪が輝く黒髪、そして理知的な”鋭いたれ目”の
たぬき系美少女という昨今あまりいないタイプ。
全体の体型からバストサイズが違和感を感じさせないのは「基本ぽっちゃり系」がトレーニングで引き締まった体型のためか。
休日も外出するわけでもなし、長期休暇も防女施設で過ごす為、滅多に娑婆に出ることの無い彼女だったが、
公用外出で所轄官庁や駐屯地に行くこともある。
あまり表ざたにはならないが、防衛女子の学生がそういった所に赴くと、メル番を聞かれたり、食事のお誘いがかかることが
珍しくない・・・若手だけでなくおじさま世代からも。
当然、一大勢力である防衛女子OGから目を付けられない範囲で。
そういう場合、偶に甘いものを奢って貰う学生もいる中で全くそういうことが無い彼女。
その容姿と防女学生というステータスと、その態度から「真面目で堅い」と高評価を得た為、
見合い話が”お偉方”から束になって押し寄せてきそうな彼女の明日はどっちだ?
703 :
名無し三等兵:2006/03/24(金) 10:22:06 ID:DrdfCnYz
どんな集団にも落ちこぼれはいる。
底辺校であっても名門校であっても席順最下位は必ず存在する。
防女のぎりぎり進級娘ってどんな娘なんだろ?
田沢は、あれで学科だけはトップクラスだしな・・・
「出来なければ出来るようになるまでやる」ってのが基本スタイルだから…
マンツーマンで寝る間も惜しんで特訓! とか?
でも席順最下位は絶対にいるだろ?
>>705 相対評価で低い奴はいても、
絶対評価で一定ラインより下は居ない。
その判断方だと「オリンピックでも最下位だ。」というのに文句付けるのと同じ。
上位グループの最下位でも一般から見て高レベルというのは普通にあることだ。
707 :
名無し三等兵:2006/03/25(土) 09:48:44 ID:y86EHvSm
防女にハンモックナンバーは無いのか・・・・
>>707 こんな所で現実の話持ち出すなよ。
誰もついて行けないんだから。
>>707 OB内の序列にしかならないからな〜。
その序列だって年功の前にはごみ同然な訳でw
結局の所総合得点で決まる序列より、実技の腕前や資格取得が余程気に掛かる所では?
専攻課程によって序列があるのだろうが・・・判定基準が複数なんだろう。
ペーパーテスト基準、実技基準、・・・お胸の巨きさ基準とか。
712 :
名無し三等兵:2006/03/27(月) 11:07:50 ID:Y0Y7hXKV
昨今、一部の携帯電話でTVを受信する機能を持つものがあるが、
防衛女子で携帯電話の個人所有が許可されるのは高等部に進学してから。
当然6年から4年までの中等部学生は、電話連絡は公衆電話か教官・寮母室からで
かつ、入学してから約一年半後の5年生の夏季休暇までは原則外出不能という
シビアな環境で生活することとなる。
ちなみに、寮にTVはあるが談話室に一台。
当然下級生にチャンネル権は無い。
さて、テレビと言うものは、無ければ無いで特に困らないものであるが、習慣化すると
見れない、ということがストレスにつながる依存性の高いメディアである。
入学直後からしばらくは体力と知力の限界まで毎日絞られ、なによりも睡眠を欲していた
彼女たちも、防女に入学してほぼ一年。そろそろ身体が出来てきて、かつ生活にも余裕が生まれてくるのだが
同時に娑婆に対する飢餓感も一度目の最高潮に達する時期。
そういう学生は、話の判る助教や教官室でたまにTVを見せてもらったり学寮内で各部屋毎で購入している
まわし読み用雑誌を読むわけだが、一部要領の悪いのは先輩に頼み込んで携帯電話でTVをみせてもらったりしていたりする。
テレビ機能付き携帯はすぐに消えそうなのだが…
技術系の学生なら自作しちまいそうだな>携帯テレビ
714 :
名無し三等兵:2006/03/28(火) 00:39:33 ID:iLrUDsZu
>技術系の学生なら自作しちまいそうだな>携帯テレビ
でも、下級生の話だからな。
自作出来そうなのは2年か1年だろ。
1980年の共産国家
欧州
ソ連、東ドイツ、ポーランド、チェコスロバキア、ハンガリー、ルーマニア
ブルガリア、ユーゴスラビア、アルバニア
アジア
中国、北朝鮮、ベトナム、ラオス、モンゴル、南イエメン
アフリカ
アンゴラ、エチオピア、モザンビーク、ベナン
北米
キューバ
現在の共産国家
アジア
中国、ベトナム、北朝鮮、ラオス
北米
キューバ
1980年の西側諸国
欧州
イギリス、フランス、西ドイツ、イタリア、スペイン、ポルトガル、ギリシャ
デンマーク、ノルウェー、ベルギー、オランダ、ルクセンブルク
北米
アメリカ、カナダ、メキシコ、パナマなど
南米
ブラジル、アルゼンチン、チリ、ペルー、コロンビア、ベネズエラなど
アジア・オセアニア
日本、韓国、台湾、フィリピン、タイ、マレーシア、インドネシア、シンガポール
オーストラリア、ニュージーランド
717 :
名無し三等兵:2006/03/28(火) 12:38:58 ID:u184tYm1
防衛女子卒業後進学組では
防衛大学>一般大学>海上保安大学校の順番で数が多いのかな?
これで、目を付けていた人材が海保に持ってかれたら担当官は左遷だろう。
718 :
名無し三等兵:2006/03/31(金) 20:09:12 ID:LIvHUrTI
なんか一気に廃れたな
平日のアクセスが少ないということは、ここは社会人専用スレか?
年度末だから忙しいんだよ…
720 :
名無し三等兵:2006/03/32(土) 12:29:43 ID:iNYFtppf
最近でこそ海外では珍しくない国家指導層養成の登竜門の一つ、もしくは
国費での人材養成機関と見なされているが開校当初はある種の「予防犯罪」政策を
目的としていたことはあまり知られていない。
事実、新入生の生い立ちと経歴が女子少年院とさほど変わらない年度もあり、また
「安全保障」に対する社会的偏見や女性専門職に対する要請が少なかった時代
いくら優秀な成績で卒業しても彼女らの受け入れ先は官公庁しかなく、世間的には自衛官
養成学校出身と見られていた為、出世の機会も無かった。
(女性進出について法曹界は別だったが左翼勢力全盛期に防衛女子卒業生が食い込める余地は無かった)
努力の結果が反映されない事実は士気の低下に直結する。
極貧層や児童保護施設、もしくは「鑑別所」代わりに放り込まれた初期入学生たちに対する
教官、助教陣の指導理念と方針はシンプルなものだった。
「実力に裏打ちされたプライドを持つこと」
「あらゆる意味での体罰と理不尽な懲罰、そして学生間のいじめの根絶」
この2点である。
721 :
名無し三等兵:2006/03/32(土) 12:30:53 ID:iNYFtppf
その為、教官と助教となる人材選抜では、単純に防衛・警察関係者だけでなく
あらゆる層から集められたといえる。
その中には、旧中野学校関係者や公職追放で逼塞していた旧軍将校、下士官等だけでなく
学校というものに絶望して退職した元教師や過去に春をひさいでいた女性、元やくざまで
存在した。
彼らもまた、その能力と精神はともかく学生たちと同じく「他に行き場のない人間たち」だった。
そうして始まった訓練だったが、合理的、科学的手法で練り込まれた育成計画に対して
当初、問題は山積みだった。
完全拘束体制の元、心身共にある意味極限までの鍛錬を要求される防衛女子カリキュラムに対し
学生たちは、控えめに言っても「問題児」と「親無し子」の集団である。
事実、初期学生に対しては現在のような数人に一人ではない、「一名に付き一人」の助教が付けられていた。
何があったのかは当事者だけが知っている。
だが、教官学生共に「行き場の無い奴ら」の吹きだまりだった防衛女子の気風はその中で培われていった。
結局、卒業まで退学した学生は一人としておらず、全員がカリキュラムを全て終了した「卒業要件」を満たしての
卒業で、彼女たちが現在の防衛女子の社会的評価を作り上げていった事が全てを表しているのだろう。
すまん
>>720の前にこれを読んで
昨今の格差社会、女性の社会的進出と登用の一般化、そして若年層の
専門職指向、それらを踏まえた上で「国立防衛女子校」について語ってみよう。
現在、文部科学省でも防衛庁でもない、内閣府傘下であるこの学校は
最近でこそ海外では珍しくない国家指導層養成の登竜門の一つ、もしくは
国費での人材養成機関と見なされているが開校当初はある種の「予防犯罪」政策を
目的としていたことはあまり知られていない。
723 :
名無し三等兵:2006/04/03(月) 21:36:43 ID:jErgxXkz
両用の面々は落下傘につり下げられたままいつまで漂ってるのだろうか?
マリみてのネタスレだと思ってやってきました
725 :
名無し三等兵:2006/04/05(水) 23:35:58 ID:H9GT+WgU
カレンダーもなくなるのか…… orz
マジですか… orz
728 :
名無し三等兵:2006/04/06(木) 11:57:31 ID:cgsuBjMh
まだ本決まりじゃないみたいだから、関係各庁と防女の調整という名目の
暗闘が繰り広げられるだろうな。
なんと言っても、ロシア外交で防女カレンダーはある意味不可欠らしいから
729 :
名無し三等兵:2006/04/08(土) 08:55:57 ID:+QcNNm5x
国立花嫁学校と揶揄される前は国立女子鑑別所と言われていた時代があったのか・・・
どうせ機密費使ってでも刷るんだろうがなw
>>725の発言のせいか知らないが……
闇オークションで防女カレンダー(2003年度)が10万の大台に ('A`)タカスギ
あああと、ラーゲリのおぢさんが
>>730に会いたいって
, -.―――--.、
,イ,,i、リ,,リ,,ノノ,,;;;;;;;;ヽ
.i;}' "ミ;;;;:}
|} ,,..、_、 , _,,,..、 |;;;:|
|} ,_tュ,〈 ヒ''tュ_ i;;;;|
| ー' | ` - ト'{
>>730、ちょっと話があるのだが
.「| イ_i _ >、 }〉} いやなに、すぐ終わるよ
`{| _.ノ;;/;;/,ゞ;ヽ、 .!-'
| ='" |
i゙ 、_ ゙,,, ,, ' {
丿\  ̄ ̄ _,,-"ヽ
''"〜ヽ \、_;;,..-" _ ,i`ー-
ヽ、oヽ/ \ /o/ |
2003年度版って・・・・
あの、8月の演習後休憩光景と5月の校内の日常写真がネ申の?
どこの科かは識別ワッペンが見えないから判明しないけど
とんでもなく大きなお乳の美少女が写ってる奴。
あれ、持ってるみんなネットに流さないから見たこと無いのが多いんだよな。
>>731 そういや毎年、岡田真澄の講演があるとか何とか。
734 :
名無し三等兵:2006/04/10(月) 21:22:24 ID:KBfTVu48
最近、誰もSSを投稿してくれないのだが、古の名作「メイド教官物語」を執筆中だと
考えて我が身を慰めております。
あと、キャットファイト「田沢編」とか。
すまん、最近忙しいんだわ
736 :
名無し三等兵:2006/04/11(火) 00:29:42 ID:KdMyX7vW
738 :
名無し三等兵:2006/04/12(水) 06:39:16 ID:NSD2T23O
740 :
名無し三等兵:2006/04/13(木) 17:36:12 ID:5qeOYo8B
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| ○荒らしは放置が一番キライ。荒らしは常に誰かの反応を待っています。..||
|| ○重複スレには誘導リンクを貼って放置。ウザイと思ったらそのまま放置。||
|| ○放置された荒らしは煽りや自作自演であなたのレスを誘います。 .||
|| ノセられてレスしたらその時点であなたの負け。 .||
|| ○反撃は荒らしの滋養にして栄養であり最も喜ぶことです。 .||
|| 荒らしにエサを与えないで下さい。 Λ_Λ シャキーン ..||
|| ○枯死するまで孤独に暴れさせておいて \<Ф♯Ф> 頭のおかしい人は相手しない。
|| ゴミが溜まったら削除が一番です。 \⊂⊂ | これキホン。 .||
||___ ∧ ∧__∧ ∧__ ∧ ∧____ | ̄ ̄ ̄ ̄|_______||
( ∧ ∧__ ( ∧ ∧__( ∧ ∧  ̄ ̄ ̄ ̄
〜(_( ∧ ∧_ ( ∧ ∧_ ( ∧ ∧ は〜い、先生。
〜(_( ,,)〜(_( ,,)〜(_( ,,)
〜(___ノ 〜(___ノ 〜(___ノ
拉致問題なんてなかったんだよ。
こないだの「北朝鮮非難」の国連決議で明らかだろ?
東南アジア南アジアまで全部含めても、賛成だった国は日本以外にはわずかブータン1カ国しかない・・・。
タイもベトナムもマレーシアも中国もロシアも韓国もシンガポールもラオスも 、
ビルマもインドネシアも、インドもネパールもフィリピンもパキスタンも、とにかくすべてが反対か棄権。
これが現実なんだよ。拉致ヒステリーなんて所詮その程度。
ゴミウヨニートは底辺の馴れ合い掲示板で「特定アジア」 なんて
妄言オナニー吐いてるけど、いい加減、現実を直視した方がいいよ。
ばら撒くカネの資金力もだんだん弱くなり、日本の残酷な行く末が姿を現してきた。
残酷な日本の現実 国連の公式ページ(一番下が各国の表決)
http://www.un.org/News/Press/docs/2005/gashc3840.doc.htm ↑北朝鮮がカウンターで出した”日本の民族差別非難決議”も同時に載っていますが、
こちらはなんと賛成97/反対4のぶっちぎりの可決・・・・全アジアから険悪な視線が日本に注がれています。
742 :
名無し三等兵:2006/04/14(金) 09:26:50 ID:5H4dpx+/
防女で仕込まれる格闘術は、色々な意味で実践的だろうけど
どちらかというと、流れを追う体術だと思う。
根本は古流だろうなぁ・・・
743 :
名無し三等兵:2006/04/14(金) 09:51:18 ID:IAu9IWw1
746 :
名無し三等兵:2006/04/14(金) 21:58:18 ID:VRfLeKK+
システマって何?
ところで、以前「耳の良い学生」が語学特化教育を受けてるネタがあったが
それなら、現代戦の根幹である「情報処理系」や「数学」をスキップで受けてる学生が
いてもおかしくはない。
「数学」なんかは、普通校の学生も対象にしているし。
さて、そういった「傑出した個人能力」を持つ学生が周囲から反感を買うことなく
一目置かれるのは防女の美風の一つである。
某鉄砲上手とか、ナイフ使い一等賞とか、整備技能の向上に命をかけているとか
地味だけど彼氏持ちだとか、天然だけどなんだかんだいってインテリジェンス任務の手伝いで
手柄が多い胸の大きな某嬢とか。
で、数学に天分を発揮している彼女。
例に漏れず貧乏な家庭の出身なのだが、何事にも平均的防女生である彼女が
示した才能は「数学センス」
本人の好みもあったのだろうが、高等部進学後、同期が「加法定理」や「極限」の問題に
頭を悩ましてる時に「微分方程式」「ラプラス展開」をあっさり解いていた頭脳の持ち主。
特例として大学の数学講義も受講している。
「暗号」の作成、解読に絶対必要な数的センスと知識であり、才能を伸ばす方向に対しては
色々優遇されている彼女だが、最近、同じく数的能力を必要とされる経済学、その中でも
投資戦略に興味を持ち始め、ケイマン諸島に口座を開くことを(当然、英語はネイティブである)
画策中である。
748 :
名無し三等兵:2006/04/15(土) 22:30:22 ID:sOvrUif6
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| ○荒らしは放置が一番キライ。荒らしは常に誰かの反応を待っています。..||
|| ○重複スレには誘導リンクを貼って放置。ウザイと思ったらそのまま放置。||
|| ○放置された荒らしは煽りや自作自演であなたのレスを誘います。 .||
|| ノセられてレスしたらその時点であなたの負け。 .||
|| ○反撃は荒らしの滋養にして栄養であり最も喜ぶことです。 .||
|| 荒らしにエサを与えないで下さい。 Λ_Λ シャキーン ..||
|| ○枯死するまで孤独に暴れさせておいて \<Ф♯Ф> 頭のおかしい人は相手しない。
|| ゴミが溜まったら削除が一番です。 \⊂⊂ | これキホン。 .||
||___ ∧ ∧__∧ ∧__ ∧ ∧____ | ̄ ̄ ̄ ̄|_______||
( ∧ ∧__ ( ∧ ∧__( ∧ ∧  ̄ ̄ ̄ ̄
〜(_( ∧ ∧_ ( ∧ ∧_ ( ∧ ∧ は〜い、先生。
〜(_( ,,)〜(_( ,,)〜(_( ,,)
〜(___ノ 〜(___ノ 〜(___ノ
750 :
名無し三等兵:2006/04/17(月) 03:20:03 ID:PzTzCDLR
昔のカレンダーで、演習休憩中の無防備な薄着がそのまま掲載されて
グラビアアイドルの写真集のような生意気そうな顔つきとわがままな身体つきから
「あれは誰?」と海外国内問わずに質問が殺到した娘がおったよな・・・
あれからだっけ?
カレンダー廃止論がでてきたのは。
あの娘、あれからどうしたのかなぁ・・・
751 :
名無し三等兵:2006/04/17(月) 08:27:32 ID:H4Wct6AH
ああ、その娘ならいまうちの台所で朝食の準備をしているよ。
ちなみに、あのときのカレンダーは手持ち分の破棄を要求されたけど
未開封の物を内緒で持っている。
はっ、殺気!!
753 :
名無し三等兵:2006/04/18(火) 00:34:25 ID:fjGpxcdl
防女のブランド校化の話が出ているが、その始まりは
某大手予備校が行っている、全国総合模試の成績上位校に
防衛女子校の名が掲載され始めた80年代中期からと考えられいる。
しかも、その年からいきなりであったため関連業界にかなりの衝撃を与えた。
それまでも、大学進学組が上位校に合格していなかった訳ではなかったのだが
あくまでも、校内での学習で合格しており、全国展開している大手予備校が
主催する全国模試を受ける学生がいなかっただけなのだが
(それに、学校の性格上、浪人は存在しない)
その年に赴任してきた「元・一般進学校教諭」の教官会議での熱弁と
その教官の個人的人脈で「新規校開拓の為の試験代金無料サービス」を決断した
予備校担当者による、大学進学クラス全員が校内で受けた数回の全国総合模試の結果は
各地の名門進学校の学生・担当教諭に「防衛女子校」の名を知らしめた。
当時のあれやこれやは、「サンデー毎日」のバックナンバーを見てもらえれば判るが
「中高一貫校」「全寮制の国立校」「入学金、寄付金、授業料、寮費、そのほか必要経費無料」
「特別公務員として給料支給」「大学進学生に対する恵まれた奨学制度」「卒業生の能力の高さと就職率100%」
そして、「生活保護家庭出身者や身寄りのない児童も名門家庭出身者も分け隔てしない教育・指導」・・・等々が一般に
知られるにつれ、それまで左翼教師が積極的、消極的に妨害してきた「防衛女子校」の情報開示要求と
進学希望者の増加という結果になったが、同時に一部のマスコミが数回目に当たる「反・防衛女子キャンペーン」を
行い、現在のステータスを得るためには、些かの回り道が必要だった・・・
754 :
名無し三等兵:2006/04/18(火) 00:42:25 ID:wjDOCfd0
ここエヴァスレでつか
軍事と間違いましたすいません
755 :
名無し三等兵:2006/04/20(木) 09:05:09 ID:GQzfXOGI
何回目かの衰亡期に突入してるな
再び興隆することを願っています。
カレンダーが闇オークションで20万突破しますたよ!
よぉーしパパ、防女いってる妹部屋漁ってカレンダーをオークションに出しちゃうぞぉ!
2004年度版なら2本あるから50万は硬いな
そう言い残して妹部屋から「出てこれなくなった」
>>756は
夏休みに帰省した妹に「救出」されるのであった…
夏休みって…今は4月だぞ!
とりあえずゴールデンウィークまでガンガレ
4月と言えば、新入学生達はついて行けてるだろうか…
759 :
名無し三等兵:2006/04/21(金) 21:19:18 ID:phR/sivS
先月まで小学生だった娘たちだからな・・・・
最も、初期の卒業生の中には、鑑別所から直行したようなのも
珍しくは無かったようだけど。
760 :
名無し三等兵:2006/04/24(月) 04:48:23 ID:5KSZgZnQ
入学したばかりの6年生とある意味世間的な防女生が完成している1年生では
如何ばかりの差であろうか
いや、本当に。
で、思いついたネタ
今まで、色々と一芸の持ち主ばかりが取り上げられていたが、やっぱり同期とか
助教、教官の尽力で進級を重ね卒業にこぎ着けるOGもいると考えられる。
で、そこそこベテランの助教の話。
手間のかかりまくった学生をメデタク追い出して(無事卒業させて)やれやれと
肩の荷を下ろしたら、また新入生にそれ以上の人材が居るというある種、シジフォスのような
職務である。
それなりに娑婆で経験を積んで防女に戻ってきたが、しんどしんどいと思っていた学生時代より
はるかに手間と気苦労が多いこの職場。
新入生や訳ありにはベテランが付くがそう言ったわけではない「ちょっと能力不足」には
彼女のような新人が専任でつくことになる。
とにかく、手がかかり、失敗が多く切れそうになったり酒量が増えたりと散々なのだが、
何段階か上の上司が自分の学生時代の専任助教で「あんたもああだった」と言われるのが
一番堪える
・・・見合いして嫁に行こうかしら
久々にSS制作を始めたが、書き始めるとどんどん長くなるんだよな…
他のSS書きさんたちは、どれくらいで書き終えるんだろう?
お待ちしています!
763 :
名無し三等兵:2006/04/25(火) 17:01:40 ID:pTZZBw9X
入学初日から強制服務期間が終わって自由になる9年先(21歳)までの
残存日数を数え始めるのもまれに居ると見た。
>>764
kwsk!
削除しろっつってんだよ!
いい加減自治厨の仕事減らせ!氏ね!
767 :
764:2006/04/26(水) 20:12:48 ID:???
>>765 陸教入校中
「あと○日で週末だ〜」から始まって
「あと○週間で連休だ〜」「あと○ヶ月で教育終了だ〜」
と毎日のようにカウントしてました
しかし終わってみると少し寂しい気もしたな…
768 :
名無し三等兵:2006/04/27(木) 05:14:24 ID:Jxs9ubyg
母一人、子一人とか、祖母or祖父一人孫一人という身の上が
珍しくないだろけど、病気になって長期治療しなければならない
保護者を自衛隊病院に防衛女子学生枠で入院させるために
入学したのもいると思う。
休暇のたびに見舞いに行っているとか。
卒業までに亡くなってしまうこともあるんだろうな・・・
SSは完成したが、皆さんのお口に合うかどうか…
人のいない今だからこそ投入できる程度のレベルのモノだが、よかったらどうぞ〜
前スレにあった「夏休みに帰省した防女学生の姉に振り回される弟」ネタを使ってみました
うだるような暑さ、蝉の声、真上にさんさんと輝く太陽、薄着の女子etc
終業式を迎えた某地方都市の中学校。明日からの夏休みにウキウキの生徒たちの中、一人浮かない顔をした男子生徒がいる
「うぉ〜い、白峰クン。なんでそんな浮かない顔してるんですかぁ?」そう声を掛けられて白峰武志は窓の外に向けた顔を振り向けた
やや「アキバ系」が入った丸眼鏡を怪しく輝かせるのは同級生で幼なじみの加賀聡だ
「…帰ってくるんだってよ」「誰がデスかな?」「ん、いや…」言いたくなさそうに口を濁す武志
「もしかして白峰クンのアネキさんたちですかな?」キラーンと加賀の丸眼鏡が光った、と同時にその言葉を聞いたクラスの何人かが二人の方に顔を向けた
「白峰クン、お姉さん帰ってくるの〜!?」「紹介してくれよ!な、宿題手伝ってやるから!」「いつ?いつ帰ってくるの?」
何人もの同級生に詰め寄られ、うんざりした顔を見せる武志
「だ〜か〜ら〜!オレはアネキたちのマネージャーじゃねぇって!だいたいあんな連中のどこがいいんだ?」
一瞬の沈黙、そして…
「おま、何言ってんだ!」「あんな美人の姉貴がいて不満かよ?!」「オレの姉ちゃんなんかなぁ…ホモマンガ書いてるんだぞ(泣」「アタシもあんな風になりた〜い!」
非難と怒号と賞賛が入り乱れる
「人気者だな、武志」同じく幼なじみの美川正太郎が言った。サッカー部のキャプテンで県代表のGK、容姿端麗で勉強もでき、性格もいい彼はクラスの中でもリーダー格だ
美川が声を掛けると皆の怒号も止んだ。しかし武志は顔を上げて複雑な顔をして首を振った
「…?」不思議そうな顔をする美川、実は武志にはあまり美川と話をしたくない理由があったのだ…
と思考をいろいろ巡らせているその時、外から空気を斬る異質な音が聞こえてきた
「あれ、なんだぁ?」「すっげぇ!ヘリだ!」平べったく速そうな形をした機体、普段見かける警察のヘリや報道ヘリとは全然違う形だ
「な、加賀。アレってなんてヘリ?」誰かが加賀に聞いた「おぉ!アレはUH-60ですぞ!米軍や自衛隊が採用している優秀なヘリで…(以下略」
マニアックな解説が流れる内に、ヘリはどんどん中学校に向かってきた
ゆっくり旋回して校庭の上にやってきたヘリはそのままホバリングを始めた
生徒たち、そして教師たちが校舎の窓に張り付いている
最初から開かれていた(ホバリング前に開いた?)ドアから1本の太いロープが投げ出された…
次の瞬間、ヘリの開かれたドアから人影がロープに飛びつき、両手両足でロープを挟み込んで20mほどの高さを数秒で滑り降りた
着地してヘリに手を振る人影…それを確認してヘリはゆっくりと上昇を始めた。そして前進を開始し、機体を左右に振って校庭から飛び去っていった
ヘリから飛び降りた人影は背負っていたバッグを下ろし、迷彩柄の上着を脱いで腰に巻き付けた。赤いタンクトップには形のいい胸とすらりとした腰がクッキリ写し出されている
身長は170p前後、頭には野球帽、WILEY-Xのゴーグル、首には2枚の金属片…ドッグタッグ、下は淡い色のカーゴパンツに戦闘用ブーツ
革の手袋をポケットに突っ込み、その人影は顔を上げた…そして
「お〜い、武志!帰ってきてやったぞ!」
浅く焼けた肌にキリリとしまった端正な顔、左目の下に絆創膏が一つ、髪は短く後ろを数pだけくくりつけているその女性…
防衛女子校陸上要員強襲科本科3号生徒、白峰アヤは校舎にいる弟に向けて大きく手を振った
「…でさ、また行軍が半端じゃ無いワケよ。カロリーメイト1本で50qとかでさ…」「へぇ〜」「すっげぇ!」
学校からの帰り道、先ほど降下してきた服装のままのアヤを囲んでいるのは美川、加賀、そして線の細い女性だ
武志はというと…姉から逃れるかのように4人の10m前方をせっせと歩いている
「いや、伝説の帰来に我が校は湧いておりますぞ!」と興奮気味に語るのは加賀だ
「小6の時に不良高校生10人を叩きのめし、中学1年のときにはセクハラ体育教師を馬乗りになってKO!中2で防女に行ってしまったときはどんなに悲しかったか…」おいおい、と大げさに泣いてみせる
「武志くん、お姉さんと話さないの?」不機嫌そうな顔で前方をせっせと歩く武志に声を掛けてきたのは、同じく幼なじみの珠洲ハルカだ
細い顔にサラサラの黒髪、ブラウスの袖から出る二の腕は細くて白く、儚げな感じが漂っている
「…別に話すことなんてねーよ」ブスッとむくれたように言う武志「せっかく帰ってきたのに…」そう言ってハルカは武志の顔をのぞき込む
儚げながらも奥に強い意志を示すハルカの瞳を真っ直ぐ見ることが出来ず、武志は目をそらした
ふぅん、と頷いてハルカは前を向く、その横顔を武志は覗き込んだ
すらりとした形のいい鼻、細い眉、髪をかき上げると見えるうなじに思春期の男子らしく目を奪われる
「私は体が弱いから、アヤさんとか強い女性には憧れるんだよね〜」こっちを振り向くハルカから慌てて視線をそらした
この素直な反応が示すように、武志はハルカのことが好きなのだ
物心付くか付かないかの時にこの町に引っ越してきて以来、美川、加賀、ハルカ、そして武志はいつも一緒だった
いつから好きになったのはよく覚えていないが、武志はこの想いをもう数年間隠してきた
そして、もう一生話す機会はないだろうと実感している…
クラス内でもっぱらの噂「ハルカと美川が付き合っている」と聞いたのは3年生に進学してすぐの頃だった
元々小さい中学校、中3のクラスも2つしかない。そんな中で実際に彼らが仲良くしているのはよく見ていた
いつの間に…という気持ち、美川ならしょうがないか…という思い、それでも…グルグル回る思考を止めたのはハルカの一言だった
「武志くん、進学はやっぱり東高?」「うん、オレの頭じゃ北高は無理だろうしな」「ふ〜ん、残念…また4人揃って通学できたら良かったのに」
この街にある二つの高校…街の北西にある北高と東の外れにある東高、武志の中学校の生徒はよほどのことがない限りこの二つのどちらかに進学する事が多い
偏差値は北高の方がかなり上、幼なじみ4人のうち3人は北高を受験する予定なのだが…武志は東高に進学することにしている
学力がちょっと足りないという事情もあるが、これ以上ハルカの顔を見るのが辛いのも事実だ
などと考えていたら、後ろから突然首に手が回された
「た〜け〜し!お姉様の相手しなさい!」アヤの強烈な裸締めに「ぐぇっ!」とつぶれた蛙のような声を出す武志
ハルカたちは笑っているが、本気で締め上げられている武志はすぐに赤い顔になる
「…っ!アヤねぇ…!!ホントにぐるじぃ…」「せっかく帰ってきたのにな〜んでこんな冷たい態度取るかな〜この子は」そして姉の筋肉付き細腕が武志の首から離れた
「うぅ…ゲホッ…何すんだアヤねぇ!」
「せっかく可愛い弟の顔を見ようと、訓練へ向かうヘリに同行させてもらって、申請を出してないから着陸が出来ないってんでファストロープで降下してきた姉に対して冷たくない?」
そう言ってアヤは口をとがらせる
「何であんな目立つやり方すんだよ!おかげでオレがどんなに…」「いじめられた?」「いや…」「じゃ、いいじゃん」「…」またもブスッとする武志
確かにいじめられることはないが「美人で格好いい姉」とまったくの凡人である自分が比較されるのはあまりいい気分じゃない
「校長も驚いてたけど、あの人も防女OGだしね〜これくらいでガタガタ言わないって!」バンバンと武志の肩を叩くアヤ
交通量の少ない国道に面した通学路、簡素な住宅街は日本のどこにでもある光景…そんな中を歩く制服姿の4人とタンクトップの美女1名
とその時、黒塗りの高級車が彼女らを追い越して路肩に停車した
「あれ?なんかナンバーが変…」「外交官ナンバーね。外国の大使とかが乗ってるハズよ」地方都市では滅多に見ない外交官ナンバーの高級車から降り立ったのは、防女の夏制服に身を包んだ知的な女性だった
「см вас.хорошо мимо」「да.Спасибо」
顔を出した口ひげの白人と頬にキスを交わし、屈強なドライバーからトランクを受け取ったその女性は、走り去る高級車を尻目に武志たちの元へやってきた
「…サキねぇ…」「ただいま武志。あら、アヤ…早かったわね」防衛女子校統合要員情報科1号生徒、白峰サキはそう言って手にしたトランクを武志に差し出した
「…なんだよ」
「女性にこんな重たい荷物を長いこと持たせる気?」
「重たくしたのはサキねぇじゃ…」
「女性には多くの荷物が必要なの。詳しく知りたいならハルカちゃんに…」
「いいよ、わかったよ!」ひったくるようにトランクを受け取る武志
「よろしい」そういってサキは微笑んだ
細い眼鏡に大人の風格を漂わせ、少しくせっ毛な髪は肩の線まで伸びている。その髪からはいい香りが漂ってきた。夏場なのに一分の隙もないほどキッチリと制服を着ている
「ロシア領事館で研修と会食があってね、領事に『実家まで電車で3時間かかる』って言ったら送ってくれたのよ」
アヤより少し小さい身長は165p、道行く人が振り返るのは制服のせいかその雰囲気のせいか…それとも有名人だからか
「情報科はいい目見てんね〜ウチなんか一昨日まで水路潜入でずっと護衛艦の上だったってのに…」アヤの非難するような目にも動じないサキ
「会食中に得た情報をまとめて2時間で提出、とか、領事館内であった人の顔と名前を全て覚えろ、とかね。まだ水につかってる方がマシかもね」サキの言葉に顔をしかめるアヤ「うげぇ…たまんねぇな」
「いや、我が町の伝説がまた帰って参りましたな〜!」とやや興奮気味の加賀
「小学生の時点で日教組の教師をコテンパンに論破して、商店街のリニューアルで卓越した企画力を発揮!肉屋の父も感心しておりました〜」
「ありがとう加賀くん、また店に寄らせてもらうわね」と微笑むサキ「ウチにも来てください、今度の大会で対戦相手の分析を…」とこれは美川
「サキちゃん、お帰り!」「野菜持っていくかい?」「お、アヤちゃん!相変わらずいいケツしてんね〜」「ししょ〜!」通りかかる人や道ばたの商店、果ては小さな子供に至るまで街のほとんどの人に声を掛けられる二人の姉
それぞれに挨拶をして笑う二人の姉を見て、重たいトランクを持った武志の足はますます重くなっていった…
武志の両親は彼が幼い頃に事故で亡くなった。その後、二人の姉と一緒にこの街で駄菓子屋を営む祖母に引き取られた
しかし老女一人の収入で子供3人を育てることは難しい…特に学費のかかる中学からは途端に厳しくなる
そこで聡明だった長女のサキはお金のかからない進学先を探し、優秀な人材を求める防女リクルーターの目に止まった
一人でも学費が減る上に給料も出る…これで大丈夫と思ったのも束の間、近所に出来た大型店舗が原因で駄菓子屋の売り上げが落ちてしまったのだ
そこでもまた防女リクルーターが登場、姉の話も聞いて中1だったアヤも防女に入学することになったのだ
その後、大型店舗側が母体の会社が経営不振で倒産。商店街上げての大リニューアルの結果、駄菓子屋の売り上げも以前と同じくらいの水準まで回復した
しかし二人の姉は帰ってくる気配はない。給料が出るということもあるが、なんだかんだで防女生活を楽しんでいる…というのは長い休みで帰省してくる姉たちを見ているとわかる
そして元々近所でさまざまな伝説を作っていた「優秀」なアネキたちが、防女で鍛えられてさらに優秀になって帰ってくる…
これが、武志にとって頭痛のタネなのだ
「ただいま〜」所狭しと駄菓子が並ぶ店の奥にずんずんと入っていく二人「じゃあな」「また来ますぞ!」「またね、武志くん」そう言って美川と加賀とハルカは帰っていった
翌朝…朝6時。朝日が武志の顔を照らすが、せっかくの休みなので当然もうしばらく寝ることにする
店の手伝いもあるし、宿題もあるのでそうそうのんびりはできないが(初日くらいいいじゃん…)と自分を納得させて寝返りをうった
するとそこに、1組の足があった
「起床〜!起きろ武志!いま何時だと思ってんだ〜!?」部屋に乱入してきたアヤに首根っこを捕まれ、無理矢理起こされる武志
「ちょっ…な、何すんだアヤねぇ!まだ6時じゃん!」「もう起床だよ、ラジオ体操に行くぜ〜」
とそのまま首根っこを捕まれて、近所の公園まで引っ張られてきた
「ラジオ体操第1〜腕を大きく…」近所の公園には小学生が十数人、係の人は…「あ、おはよ武志くん」珠洲ハルカがジャージ姿で公園のベンチに座っていた
「…あ、お、おはよ。何でハルカがここに?」「当番なの」「体…大丈夫か?」「うん、夏場は朝とかの方が調子いいの。寒くないからかなぁ?」
何気ない会話も武志には嬉しい、でもこんな会話も後どれくらいかと思うと…とその思考を遮り、アヤが武志の頭をむんずと掴んだ
「おはよ〜ハルカちゃん、約束通り来たよ。こいつも連れて」とアヤ「ホントに来たんですね〜早いのにお疲れ様です」ハルカはペコリと頭を下げる
「約束?オレ聞いてないよ」「そりゃそうだ、アンタには言ってないもん」「…(知ってたらもっとマシな格好で来たのに…)」不本意そうな武志
その顔に気づいてか気づかずか「さぁ〜体を動かさねぇとな!」と物凄い勢いでラジオ体操を始めるアヤだった
体操が終わりアヤがハルカのところに寄ってくる「ハンコちょうだい」そう言ってアヤは手製のスタンプカードを差し出した
「ハイ」苦笑しながらもハンコを押すハルカ。すると子供たちが二人の周りに集まってきた
「アヤせんせ〜またかくとーぎおしえてよ」「ししょー、セミ取り行こうよ〜!」「缶蹴りしよ〜」と大人気だ
「おぅ、ちょっと待ちなって。夏休みは長いんだからさ…」と子供を引き連れて遊ぶ算段をするアヤ、後に残ったのは武志とハルカだけになってしまった
「…まったくアヤねぇは…」「ふふ、でも羨ましいなぁ〜私は一人っ子だから…」「そ、そうかな…」何気ない日常会話でも少しハッピーな気分になれる
こんな時間が持てたんだから、アヤねぇに少しだけ感謝かな…と思う武志であった
「たっだいま〜お、朝飯できてるね」子供たちと一通り打ち合わせ(?)が終わったあと、アヤは「軽く5q(本人談)」のランニングをすませて帰ってきた
当然「…○<-<」ほとんど屍状態になっている武志も一緒だ
「朝から元気ね」台所で食器を並べているのはサキ、ネギを刻んでいるのが祖母だ
「サキねぇも走りなよ。いっくら情報屋でも体力無いとやってけねぇべ?もうすぐ卒業だしさ」アヤはそう言って冷蔵庫から牛乳を取り出し、腰に手を当てて一気飲みする
「アヤちゃんは相変わらず元気だねぇ」とニコニコ顔の祖母「さ、いっぱい食べんね。ご飯大盛りにすっからさぁ」「ありがと婆ちゃん」
家族が増えて嬉しそうな祖母、いつもは炊飯器に半分くらいしか炊かない米も、今日は上限一杯まで炊いている
「…はぁ…ひぃ…」玄関先で屍状態になっていた武志も入ってきた「武志、濡れた服くらい着替えなさい」と怒るサキ
「…ひどいサキねぇ…」いまだに肩で息をする武志「まったく…もっと体鍛えなさいよ」
(規格外の姉ちゃんたちと一緒にしないでくれ)とノドまででかかった武志だった
「武志、お茶」「自分で入れろよアヤねぇ、手届くだろ?」「喰う方で忙しいの」そう言うアヤの目の前には空になったどんぶりが一つ
手にはご飯一杯のどんぶり、目の前には海苔の佃煮「いや〜やっぱりウチの飯もおいしいわ」と物凄い勢いで食べ続ける
「相変わらずよく食べるねぇ〜婆ちゃん嬉しくなるがいね」
「あんまりがっつかないでよ…舞鶴でろくなモノ食べてないように思われるじゃない…」
と、こちらは嬉しそうな婆ちゃんと呆れ顔のサキ
「ふ〜ごちそうさまでした!」おかわりを含めて朝からご飯3杯を完食したアヤ「…朝から5qも走るワケだ」とこちらも呆れ顔の武志
「それより武志、成績表見たけど何なのアレ?」食後の一服の時間、麦茶をすすりつつサキが言った。婆ちゃんは店を開ける準備をしに行っている
「何なのって言われても…アレがオレの実力だよ」「ちょっと手を抜きすぎじゃない?しっかり勉強しないと北高には行けないわよ」
「いや、オレ東高に行くから」「何で?ハルカちゃんも美川くんも加賀くんも北高でしょ?」「みんなが行くからってオレも行かなきゃいけないってわけじゃ…」
「でも武志、ハルカちゃんの事が好きなんじゃなかったっけ?」そこまで話を聞いていたアヤが口を挟んだ「ちょっ、あ、アヤねぇ…」狼狽する武志
「えっ、アンタまだ告白も諦めもしてなかったの?」驚くサキ
「もう10年近い片思い〜だもんね」
「あっきれた…そういうのってストーカーって言うのよ?」
「『秘めた恋こそ美しい…』って、どっこの詩人よ」
「言わなきゃ気持ちなんて伝わらないわよ…」
ダン!と食卓を叩き武志が席を立った「オレのことなんだからほっといてくれよ!!」
ポカンとする2人を残し、武志はさっさと自分の部屋に帰ってしまった
「…ダメねぇあの子」とサキ「しょーがないじゃん、昔っからハルカちゃんを意識しまくりだったし」爪楊枝をシーシーしながらアヤが言う
「でももう10年よ?いい加減告白するか諦めるかしないと…」「ま、誰かが背中を押したらいいような気もするけどね。落下傘降下と一緒で、最初の一歩が肝心なのよ」
そう言いつつ何やら考え込む二人「あのさ…」とサキが口を開いたその時「サキちゃ〜ん、お客さんだぁよ」店の方から婆ちゃんの声が聞こえた
「客?」「ま〜た例の『お見合い』か『スカウト』じゃね?」「…面倒な」そう言って席を立つサキだった
そんなこんなで数日がたったある日の夜…
夕食後ののんびりした時間、風鈴の音が響く居間にサキと武志がテレビを見ていた
アヤは「食後の軽い5q走」に出ている
「武志、あんた本当に東高に行くの?」さっきまでバラエティ番組を退屈そうに見ていたサキが唐突に口を開いた
「またその話かよ…もう決めたんだって。それに今さら勉強したって手遅れだよ」うんざりしたように武志は言った
「何でそう後ろ向きなのよ、武志はホントは賢いんだから…」「やめてくれよそういうの。母親みたいな言い方すんなよ」「…」
束の間の気まずい沈黙、それを破ったのはサキだった
「いいの?ハルカちゃんともう一緒に登校することも無いのよ。ハルカちゃん可愛いから、きっとすぐに彼氏できるんだろうなぁ…」
反論するかと思いきや、口をとがらせて一言「もうできてるよ」
「へっ?そうなの?誰?」驚くサキ「…美川」「美川くん?まさか〜勘違いでしょ。この前一緒に帰ったけど、そんな雰囲気は無かったわよ」
ずい、と身を乗り出すサキ「勘違いじゃない?本人たちから聞いたの?」「いや、クラスの噂だけど…」
「噂なんて無責任に流れるものよ。私たちの課目にも『偽情報の流布』とか『群衆の扇動』なんてのがあって、噂の効力や真実とかを…」
「そんな理屈なんてどうでもいいよ!」突然立ち上がる武志
「オレの気持ちなんて知らないだろ!あぁ、オレはハルカが好きだよ!でもオレなんかに好きになられてもアイツが迷惑するんだ!美川みたいなできるヤツが彼氏の方がいいんだよ!」
激昂する武志にあっけにとられるサキ。とその時、部屋の入り口の前に誰かが立っていることに気づいた
「…あの…」そこには目を丸くした珠洲ハルカが立っていた
「…ハルカ!」驚き、顔を真っ赤にする武志「ハルカちゃん!?何でここに?」とサキ
「あの、さっきアヤさんに会って…『ちょっと寄ってけ』って…」戸惑うハルカ
「あの〜さっきの話、聞いてた?」おそるおそるといった感じでサキが聞くと「…」無言のままコクンと頷いた
がたん、という音とともに武志が部屋を飛び出したのはその直後だった
「いや〜偶然ハルカちゃんとそこで会っちゃってさぁ〜ちょっと飲み会でもして親睦を深めようと…アレ?何コノ空気?」
酎ハイが入った袋を手にアヤが居間に入ってきた。汗で濡れたTシャツが体の線をクッキリ際だたせる
「武志が飛び出していったけど、何か酒のつまみでも買いに行ってくれたのかな〜?」「あのねアヤ…空気呼んでね」
涼しい風が吹く河原に武志はいた。家を飛び出した後、自転車に乗ってここまで一気にやってきたのだ
「最悪だ…」堤防の斜面に腰を掛けて頭を抱える
(なんであんな時に来るんだよ…やっと諦められそうだったのに…)一番知られたくない相手に、一番知られたくない事を知られてしまった
明日からどんな顔をしてハルカに会えばいいのか…もう今まで見たいに話すことはできないのか…マイナス思考が頭の中をグルグル駆けめぐる
(これもみんな姉ちゃんたちのせいだ!あいつらが帰ってこなかったら…)と考えてみてもどうにもならない
「はぁ〜…どうしよ…」ますます頭を抱える武志、しかしいつまでも考えこむわけにはいかない
よろよろと立ち上がり、自転車を止めてある橋の下までやってきた
「加賀の家にでも泊めてもらおうかな…」携帯を取りだしキーを押した。液晶から漏れる灯りが薄暗い空間を照らす
その瞬間、液晶の画面に何かが映った「!」次の瞬間、首筋に強烈な一撃を食らい、武志はそのまま深い闇の中へと落ちていった…
(柔らかい…何か心地よい感触…このままずっとこうして…)そこまで考えて武志ははたと気づいた
(あれ?オレ、どうしたんだっけ?たしか橋の下で加賀に電話しようとして…何かが見えて…なんか衝撃が…)
「アヤねぇだ!」目を覚まして武志はガバ、と身を起こした
「わ、ビックリしたぁ」と優しい声。公園のベンチで目覚めた武志。そこに今一番会いたくない相手であるハルカがいた
「あ…ハルカ…」「おはよ、まだ夜だけどね」どうやらアヤの一撃を食らって、今まで気を失っていたようだ。さっきの柔らかい感触は…
「あの、もしかしてヒザまくら…いや、何でもない」照れたように手を振って顔をそらす
「も、もう夜も遅いから早く帰れよ。じゃ…」そう言ってベンチから立ち上がり逃げる武志、が「うわっ!」見事に転んだ
「なんだこりゃ!?手錠かよ!」銀色に輝く手錠…いや、足錠が足首にしっかりかかっていた
「誰がこんな事を…」「サキさんだよ」「…先、帰れよ。もう夜遅いだろ?」「残念…あのね」そう言ってハルカは少し足を上げた
「私も繋がれちゃった〜ほら」細い足首には同じような足錠がしっかりかかっている
「…何考えてんだサキねぇ」ロングスカートから伸びる生足にドキドキしながら武志は呟いた
「あのね、真実を話さないと外れないんだって」そう言ってハルカは武志に顔を近づけた
「…真実って、何を話せば…」「わたし、美川くんと付き合ってないよ」「へ?」目を丸くする武志
「美川くんはね、明美ちゃんと付き合ってるんだよ」「明美って…『呪い師』野々市明美か〜!?」
同じクラスの野々市明美は、一週間に1度口を開くか開かないかの陰気な少女なのだ
誰も笑顔を見たことがない事から「誰か呪ってそう」という事で『呪い師』のあだ名が男子の間で広まっているのだ
「そんな事言っちゃダメ、明美ちゃんはホントはかわいいんだから。無口なのだって恥ずかしがり屋だからなのよ?」と怒ったように言う
「そうだったのか…」衝撃の事実に呆然とする武志「内緒よ?クラスでも2〜3人しか知らないんだから…さて」座り直して体を向けるハルカ
「今度は武志くんの番よ?」「えっ…な、何が?」しらばっくれる武志
「私に言いたいこと…あるんじゃない?」「…」真っ赤になった顔を伏せる
「オレなんかじゃもったいないんだよ。ハルカはその…キレイだし…頭もいいし…性格も…オレなんか姉ちゃんたちにも勝てない…」絞り出すような声で続ける
「北高だったら、もっといい男だっているだろうしさ…別にオレみたいなのと付き合わなくても…」そこまで言ったとき、顔にそっと両手が添えられた
ほてった顔にハルカの少し冷たい手が気持ちいい。そのまま持ち上げられ、抵抗せず顔を上げた
「私には世界で一人だけの武志くんよ」
その言葉に思わず涙ぐむ武志「あ、あのオレ…」ゴクリと唾を一飲み、そして意を決したように口を開いた
「どう?告白した?」「うん、したした。『10年間好きでした、付き合ってください』だって…月並みよねぇ」近くの茂みから集音マイク付きの双眼鏡で観測を続けるのはサキとアヤだ
公園に出没する覗きやヤンキーも今日はいない。近くの茂みの中に20人ほどがのされて横たわっているが…
「おまけに噛みすぎ!学芸会じゃないんだから」「サキねぇ、妬かない妬かない」
逃亡した武志の居所をお得意の『行動予測』で発見したのはサキ、一撃を食らわせて運んできたのはアヤだ
「しっかし手錠なんて何で持ってたの、サキねぇ」「私に『拘束されたい』男の人はたくさんいるのよ」フフフと笑うサキ
「それ、ちょっと引くわ…」しかめっ面をするアヤだった
「ま、頑張ったご褒美に…」手元にある小さなスイッチを押すと、武志たちの足にかかっていた足錠が外れた
もっとも本人たちは気づいていないが…
「あ、なんかキスする雰囲気」
「なに〜!?私たちだってまだなのに!」
「『たち』にしないでくれるアヤ?」
「え、まさかアヤねぇ…って今はそれどころじゃない。ちょっと見せてよ」
「ちょっと、情報科の備品なんだから乱暴に…」とドタバタ劇を見せる姉妹だった
「ただいま」居間に上がった武志に意味深な笑顔を見せる姉二人
「初恋の味は〜何味かな?」「キスの味って甘酸っぱいのよねぇ」「…あのね二人とも」武志が二人の前にやってくる
「アヤねぇ!本気で一撃喰らわすの止めてくれよ!まだ首が痛いよ!それとサキねぇ!手錠ってなんだよ!二人とも乱暴すぎるよ!」激昂する武志にも二人は動じない
「いいじゃん、結果オーライ」と軽いアヤ「それより武志、高校進学はどうするの?」とサキ
「…北高、目指してみるよ」その言葉を聞きにんまり笑う二人「あ、いや、勉強は自分でやるから…」後ずさりする武志
「甘い甘い、独学には限界があるのよ?今なら防女式の学習術で一夏の間に偏差値20アップくらい楽勝よ。まぁその代わり、普通の人がやると廃人になるかもしんないけど…」
「そこでコレ、強襲科伝来のマムシで作った栄養剤!まぁ死ぬほどまずいけど、死んだヤツはいないから大丈夫大丈夫!」
嬉しそうな姉二人に迫られ、我が身の不運を呪う武志くんであった…
〜完〜
短くまとめようとしたのに、今までで一番長くなってしまったような気がする…orz
オレには兄はいるけど姉がいないので、実際の姉弟関係がどんなモノなのかは想像するしかないわけで
実際に姉のいる人からの感想も聞きたいところ…
リアル姉には萌えない。以上w
リアルで姉も妹もいるがGJです。
何だかんだ言っても姉はこういうことを平気でする。頼りになるのもまた然り。
敵浸透部隊と交戦中
現在射撃不可能
発信を確認
「我 ヲ 撃テ」
GJ!
798 :
名無し三等兵:2006/04/28(金) 17:28:31 ID:EPqpAQfJ
前スレでなくて
>>622だよね?
とりあえず面白かったです。
ただ、リアル姉を持つ身としては、弟の悲哀はあの程度ではない!と
主張したいです。
799 :
名無し三等兵:2006/04/29(土) 01:03:40 ID:l8cNvJmC
知的な上姉はお約束だがワイルドな姉は中姉だよな。
あと一人、美少女な下姉が欲しかったです。
でもって、美少女な下姉が両用だったりするんだ これが
800 :
名無し三等兵:2006/04/29(土) 05:09:34 ID:ze9kbfcE
800
801 :
名無し三等兵:2006/04/29(土) 19:41:40 ID:70PupYZB
身寄りの無い姉弟二人だけの家族で、美人で優秀な防女生である姉に
べったりの年の離れた弟。
が、姉に彼氏ができたとか、見合い話の絨毯爆撃とかあったら・・・ぐれさせてはもらえないだろうが
凹むだろうな
姉は姉で弟のことが気にかかって仕方なくて
彼氏といるときもどこか上の空なことが多いから
あまり長続きしないんだけどな
803 :
793:2006/04/29(土) 23:45:58 ID:???
>>794 彼氏あり21歳黒髪の姉がどうかしまして?
それとも16歳女子高生の妹が?
どうせなら防女生の姉か妹が欲しいです。
本当にありがとうございました。
遅ればせながら「走るそよ風たちへ」聞きました。
もっと唱歌っぽいのを想像してたのでZABADAK風味でびっくらした。
しかし思うに「活躍する日は来なくてもいい」というのは
自衛隊の人たちにとっては(一部を除き)当たり前で普遍的な考えなんではないだろうか?
防女にしても、日々磨かれるたゆまぬ訓練の成果は、
帰省時の兄弟へのちょっかい等で活用しまくって欲しいかな。
805 :
名無し三等兵:2006/04/30(日) 13:38:15 ID:IyiOilOX
中等部では、毎年、暗号作成・解読の授業と実習をやった後
訳のわからん「仲間内暗号」が流行るそうだ。
あと、射撃について正規の知識と実習を経た学生は、アクション映画を見ても
突っ込みどころが多すぎて見る気にまらんとも言っている。
ただ、この話が校外に漏れたらまた妙な輩が忍び込んでくることになるのだろうな・・・
807 :
名無し三等兵:2006/05/01(月) 10:25:45 ID:1NWQsKTS
学校の制服を着た小娘たちが、銃の分解・整備・組み立てを授業で行っている光景が
新聞に掲載されて大問題になった過去もあったな。
ま、それ以後にそういうデリケートな写真が流出することはないみたいだけど。
最近マスコミに載る防衛女子は、超体育系か折り目正しい授業風景のどちらかしかない。
表に出せない面白い事たくさんやってるはずなのに。
ageんなアホ 深く静かに沈降してろ
日本経済新聞2006年4月18日夕刊
「ロシアの女子学生たち」 熊谷達也(作家)
↑
この内容だが、サハリン州州都ユジノサハリンスク(旧豊原)を訪れた熊谷は、
ロシアの現役女子学生と、市内の取材と観光をご一緒させてもらうことになった。
三年連続でミス大学に選ばれたとびきり美人の女子学生も来ると聞き、
期待していたが、彼女は旅行中で無理だった。冬休みを利用してカナダにスキー旅行。
通訳兼ガイドのサーシャ(本業は大学の日本語学科の学科長)に聞くと、彼氏に連れて
いってもらっているとのこと。その彼氏というのが「カニ親父です」。
カニで大儲けした歳が倍以上の男。
サーシャによれば、自由経済になって以後、ロシアの女子学生たちは自立を目指して
勉学に励む一方で、金持ちの男をいかにしてうまく捕まえるか、これもまた重要な
関心ごとのひとつになっているとのこと。
モスクワとかでもそういう状態なんだろ?そういう話を別のところで読んだことがある。
最近のサハリンでは日本語を学ぶ女子学生がとても増えているが、サーシャによれば、
彼女たちの将来の目標は、卒業してから日本に渡り、ホステスさんをして、たっぷり現金を
稼いで帰ってくることだという。サハリンのロシア人は、日本人はとても騙されやすいから
大好きなんだって。
そういえば、イスラエルには世界各国からユダヤ系が移民してくるわけだが、
ロシア系ユダヤ人は蔑視されているそうだ。ロシア系はすぐ売春を始めるから。
要するにそれがロシア文化。
日本の援助交際少女と買春スケベ親父みたいな奴らの固まりみたいな国民なんだよ。
イスラエルの買春産業
人身売買を行っているのは、ロシア系のイスラエル人がほとんどであるということです。
http://www.bfpj.net/news_46.html
質問ですが、キャットファイト(富樫、田沢編)の続きは
スレ伝統に則って、900以降に投下されるのですかな?
あと、リナの話だけどロシアが動くんならNATO加盟国も動きそうな気がする。
NATOに日本を加盟させようという動きが国外で高まっている昨今だが
防衛女子は知られているのでしょうか?
>>810 NATO加入
「名前的に入れません 」という落ちが付くワケか?
北大西洋 条約機構 には関われないだろ?
太平洋と日本海とオホーツクには関われるけど。
不適切メール:女性教諭が小6児童と携帯で 北九州・処分
北九州市教委は2日、児童から寄せられた性的内容の携帯メールに不適切な
内容を返信したとして、市立小学校の女性教諭(42)を6カ月の停職処分に
していたことを明らかにした。教師としての立場を超える内容だったと判断し、
教諭も「調子に乗りすぎた」と話しているという。
教諭は昨年2月上旬から約1カ月間、担任をしていた小6(当時)の男子児
童と携帯メールをやり取りした際「女性の胸を触りたい」というメールに「触
りたいの?」と返信。また、乱暴な内容のメールには「〇〇君はサドだね」な
どと書き送っていた。男児の保護者がメールを見て学校に連絡し、教諭も事実
を認めたという。
教諭は04年年末ごろから、クラスの児童6人と勉強に関する質問に答える
約束でメール交換をしていた。不適切なメールはこの男児とだけだったという
。
昨年度に懲戒処分を受けた教職員2人のうちの1件で、もう1件は体罰を加
えた男性教諭(43)が戒告を受けた内容だった。【入江直樹】
813 :
名無し三等兵:2006/05/03(水) 22:36:45 ID:d+I2n69i
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| ○荒らしは放置が一番キライ。荒らしは常に誰かの反応を待っています。..||
|| ○重複スレには誘導リンクを貼って放置。ウザイと思ったらそのまま放置。||
|| ○放置された荒らしは煽りや自作自演であなたのレスを誘います。 .||
|| ノセられてレスしたらその時点であなたの負け。 .||
|| ○反撃は荒らしの滋養にして栄養であり最も喜ぶことです。 .||
|| 荒らしにエサを与えないで下さい。 Λ_Λ シャキーン ..||
|| ○枯死するまで孤独に暴れさせておいて \<Ф♯Ф> 頭のおかしい人は相手しない。
|| ゴミが溜まったら削除が一番です。 \⊂⊂ | これキホン。 .||
||___ ∧ ∧__∧ ∧__ ∧ ∧____ | ̄ ̄ ̄ ̄|_______||
( ∧ ∧__ ( ∧ ∧__( ∧ ∧  ̄ ̄ ̄ ̄
〜(_( ∧ ∧_ ( ∧ ∧_ ( ∧ ∧ は〜い、先生。
〜(_( ,,)〜(_( ,,)〜(_( ,,)
〜(___ノ 〜(___ノ 〜(___ノ
814 :
名無し三等兵:2006/05/05(金) 21:48:48 ID:84AVYY9L
あくまでも教育機関だからなぁ・・・
基礎とスキルは高くても、現場に配属されると最初のうちは
想定されない失敗が多いとか、カタログデータが高スペックでも
あんまり役に立たないとか。
もしくは、役に立ちすぎるくらい役に立つけど、思考が軍属すぎて
組織の柔軟性の維持や抜本的改善に必要な「素人の視点」をもてないとか・・・
組織の骨組みである「中堅幹部候補生学校卒業生」に期待される機能では
ないかもしれんけど。
このスレのネタで小説書いて投稿して採用されたらどうなるんかな?
いや、投稿する気は無いんだが…
こちらに投稿を!
817 :
名無し三等兵:2006/05/08(月) 11:52:29 ID:0dwjTesK
防衛女子が高校インターハイ女子部門で優勝のかなりの数を
持って行ってしまうと「優秀な体育科」を生徒募集の目玉にしている
高校から文句が来そうな気がする。
818 :
名無し三等兵:2006/05/09(火) 22:52:33 ID:MQHCvM3P
卒業要件である単独踏破訓練修了証習得だが、6年生から基礎訓練は積んでると思われ。
5月のハイキング(初校外実習)はどんなもんなんだろ?
防大は泳げない奴でも特訓して貫徹させる遠泳があるそうだが。
こういう実習を経て、塩とナイフと氷砂糖があれば大抵の山なら生還できる女子高生が
形成されるのだろうな
貞操の防衛はお粗末だったりして
裸一貫の防衛女子校設立
822 :
名無し三等兵:2006/05/12(金) 15:09:40 ID:hV0mOC9z
語学教育を重視している学校みたいだから、スピーチコンテストや
言論大会参加者もいるでしょう。
「防衛」の二文字がつく学校だからと聴衆の予想に反して出自が不幸な娘が
高等教育を受けているから、自分の経験や身の上を題材にからめた感動的な
スピーチが多く、防女の対外評価を間接的に高めていると思われる。
|┃三 ガラッ
|┃ 、))
|┃, --" - 、
|┃〃.,、 ヽ
|┃ノ ノハヽ、 i
|┃l'┃ ┃〈リ
|┃|l、 _ヮ/从 私をどこかのスレ(病室)に送って。
|┃/∀_ヽ. お別れの時はお見舞いを持たせてね。
______.| (ゝ 〈、つ
|┃/___ゝ
|┃/-/-|
|┃二) ニ)
現在の.お見舞い品
ヴァルキリー・レイピア ・ラプター・∩(・∀・)∩いあ!すとらま!すとらま!・竹島・M14
824 :
名無し三等兵:2006/05/14(日) 08:55:46 ID:9tp8GYDN
女子校出身者がネタを出してくれれば色々と参考になるんだけどな・・・
824・・・趣旨はわかるが、よく考えてから・・・
女子高生ってさ、ベンチとかに腰掛けると、よくお互いのスカートに顔をうずめて
髪を撫でてもらうじゃん?
ああして同性にグルーミングして貰いながら、目と鼻の先にあるあいてのパンツの
匂いをかぐらしいんだけど、こう何とも言えずエッチな匂いがするらしいの。
「ね・・・おま●こ、キスしていいかな・・・?」
「うん、いいよう」
仲良し同士、おまんこにキスしあうのが最近の女子高生のトレンドらしいね
電車通勤の時、冬眠ならぬ夏眠(かみん)する女子高生ってよく見るよね。
暑いさなか、汗一つかかずによくやるなと感心するけど、
お互いの髪や胸に顔をうずめて、二人して一緒に夢を見るんだって。
夢の中で2人は、遠くに電車のガタンゴトンという走行音を子守唄に聞きながら、
どこか涼しい高原の青空の下で、手を取り合って、のんびり歩くんだって。
「・・・君が好き」
「ふーん」
とか他愛も無い会話をしながら、本当は、女の子同士で一緒にいる時が一番心ときめくとか。
心臓の音がひとつになって、このまま口付けしあってもいいかなと思うくらい、心安らぐらしいんだけど、
キスは邪道とか。
降着駅について、夏眠は終わるんだけど、大抵、降りるときにはパンツがしっとり濡れてるとか聞いた。
夢見るような眼差しで、手を取り合って、駅の階段をぼんやり歩いている女の子がいたら
夏眠明けと見て間違いない
次回、女子高生の仲良し同士のおしっこの仕方。
んじゃ、削除依頼よろしくな!
小銃の組み立てをしているとき、後ろからクラスメイトに
「だーれだ」ってされる。しかし小銃を組む手は止まらずに、
「うーんっと…マキちゃんでしょー?」
ガチャガチャ。
「当たりー!」
ってそんな防女。
830 :
名無し三等兵:2006/05/15(月) 21:20:19 ID:d2EJwZXf
教官、助教だけでなく、上級生に見つかったら気合いを入れられること必至。
832 :
sage:2006/05/15(月) 21:50:37 ID:q1KFqUHa
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| ○荒らしは放置が一番キライ。荒らしは常に誰かの反応を待っています。..||
|| ○重複スレには誘導リンクを貼って放置。ウザイと思ったらそのまま放置。||
|| ○放置された荒らしは煽りや自作自演であなたのレスを誘います。 .||
|| ノセられてレスしたらその時点であなたの負け。 .||
|| ○反撃は荒らしの滋養にして栄養であり最も喜ぶことです。 .||
|| 荒らしにエサを与えないで下さい。 Λ_Λ シャキーン ..||
|| ○枯死するまで孤独に暴れさせておいて \<Ф♯Ф> 頭のおかしい人は相手しない。
|| ゴミが溜まったら削除が一番です。 \⊂⊂ | これキホン。 .||
||___ ∧ ∧__∧ ∧__ ∧ ∧____ | ̄ ̄ ̄ ̄|_______||
( ∧ ∧__ ( ∧ ∧__( ∧ ∧  ̄ ̄ ̄ ̄
〜(_( ∧ ∧_ ( ∧ ∧_ ( ∧ ∧ は〜い、先生。
〜(_( ,,)〜(_( ,,)〜(_( ,,)
〜(___ノ 〜(___ノ 〜(___ノ
俺は放置スキー
おまえら反応しすぎw
>>820 最後から2番目の娘にかは秘書スー似合いそう!
軍事板住人は下記の言葉を心に叩き込め。
一、隣接する男は互いに挿入する。
二、男にとって少年は理想的な恋人である。
三、同性でも、セックスで快感を得ることはできる。
四、肉体関係は、善悪でなく受け攻めで考える。
五、肉体関係は快感があるか、快感が無いかで考える。
六、「優れた責めが同時に受けを兼ねることはできない(その逆も然り)」
七、恋愛関係を信頼で見る。性別を持ちこまない。
八、大人の余裕を利用できるか考える。
九、愛情が利用されているのではないか疑う。
十、目的はお互いの精神的充足と快感だけ
十一、プレイは選ばない
十二、服装を考える。性別は擬装である。
十三、恋愛関係を二人の間だけでなく、複数プレイで考える。
十四、脱糞しない
十五、誘惑を真に受けない
十六、徹底的に理解されない罪悪感が快感を増すという考えに立つ
十七、性交技術の発達を考慮する
十八、ロシア娘は30過ぎると魔法使いにジョブチェンジする
「成人男性と美少年の恋愛マジ最高」…… ゴルギアス
「俺の名は人呼んでシビレエイ」………… ソクラテス
「我が穴以外は全て801穴である」……… チャチール
「ホモが嫌いな女子なんかいません!」… 大野加奈子
840 :
名無し三等兵:2006/05/17(水) 16:46:01 ID:PSrSuzti
以前、海系専攻群にて両用に対して海保女と称される訓練課程があるような話が出てたけど
昨今の中国・韓国との間で激化している領土問題と、密輸・不法入国取り締まり等で海上保安庁の
知名度が上がっており、名実共に国境警備隊化しつつある現在、同課程の人気も上昇していないだろうか?
根本が警察だから防女内では今まで傍流だったのだが。
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| ○荒らしは放置が一番キライ。荒らしは常に誰かの反応を待っています。..||
|| ○重複スレには誘導リンクを貼って放置。ウザイと思ったらそのまま放置。||
|| ○放置された荒らしは煽りや自作自演であなたのレスを誘います。 .||
|| ノセられてレスしたらその時点であなたの負け。 .||
|| ○反撃は荒らしの滋養にして栄養であり最も喜ぶことです。 .||
|| 荒らしにエサを与えないで下さい。 Λ_Λ シャキーン ..||
|| ○枯死するまで孤独に暴れさせておいて \<Ф♯Ф> 頭のおかしい人は相手しない。
|| ゴミが溜まったら削除が一番です。 \⊂⊂ | これキホン。 .||
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842 :
名無し三等兵:2006/05/18(木) 17:07:20 ID:O2utVrnH
海系と陸系は設定やSSが蓄積されているけど(あと、多少のインテリジェンス系も)
空系は”ちっとも”話題にならないのは運用に金のかかる航空機であることと
学生時代はひたすら座学中心だからなのか?
防女なら現場より戦略思考の伸張を目指すからかな。
それか、戦術空軍として陸系に統合されているせいなのか
気になる
>>842 単純に「自衛隊」で有るが故に「打って出られない」
故に護衛、邀撃、輸送に限られ、しかも機材の都合で航続距離が異常に短い。
だから、防女に絡む話は
護衛…空挺、輸送等
邀撃…レーダーサイト内
輸送…空挺(訓練?)、定期便
辺りになるのかな。
他のものは直接戦闘に関わるため、「学生」は出せないだろう。
関わるとすれば訓練内容としてか、「実戦の時、偶々、見学で居合わせる」位しか。
845 :
名無し三等兵:2006/05/19(金) 09:18:02 ID:fo+FpxUc
貧困家庭出身者が多数を占める防衛女子。
当然、問題家庭出身者も多い訳で・・・
帰省時に、昔から酒を飲んでは自分と母親に暴力を振るう父親を
半殺しにした学生とか。
事情が事情なんで退学にはならないだろうが。
と、いうより学校が隠蔽工作をしなくても地区の民政委員や役所の担当が
「無かったこと」にしてくれそうだ。
>1が求めるものは、偉大な首領様が自国の愛国女子小学生〜中学生組織に求めるもので
あの頬紅、口紅、書き眉で若い肌も荒れ気味に、懸命に心からの笑顔で踊り狂う
園児たちを、このスレを読むと、連想するんだが
>>842 前にヘリ関係のSSを投入したけど…
まぁアレは陸のヘリ要員の話だったしな
装備はどんなもんでしょ>固定翼
T-3、T-7くらいはあると思いますが…
「10代のガキのタメに百ン十億の戦闘機を譲れるか(゚Д゚)ゴルァ!」と言われ
バリバリ飛んでる回転翼の連中を尻目にひたすら
座学とシミュレーター、そして時たまの実機を繰り返す毎日。
それでも何よ、私達は私達よ。と誇りを捨てず逆境と戦い続ける彼女ら
…ってチョイマテ、今の空自に女性パイロットって居るんですっけ?
>>848 数年前にC-1が島根沖で落ちて、女性パイロットを含む数名が亡くなってる
850 :
名無し三等兵:2006/05/20(土) 19:45:29 ID:il4qmygF
>>847 >前にヘリ関係のSSを投入したけど…
>まぁアレは陸のヘリ要員の話だったしな
あれは空でなく、特殊作戦群系だと思ってた。
233 名前:現職(陸自)投稿日:03/02/10 10:59
自衛隊のレンジャー訓練に参加していたときの事を、お話させていただきます。
その訓練は、2名一組となりコンパスと簡単な地図をもって、あらかじめ定めた
要所を徒歩で巡回していくというものでした。まず最初に、コンパス上の方向と
距離を記入したメモが渡されます。そして、その案内に従って進んだ先の地点に、
次なる目標の方向と距離を書いたメモが隠されている、という内容の訓練でした。
最後の要所に到着した時は、昼前に開始したにもかかわらず、もうすっかり日が
落ちて午前1時をまわっていました。 近くまで来たものの、迷ってしまい近所の
灯りが点いている家に訊ねたり(ご迷惑をおかけしました)して、なんとか辿り
着きました。
そこは神社でした。
手前に大きな池があり、時計回りに続く参道を通って入口の鳥居の前まで行きました。
ふと、左横を見ると奥行き10メートルくらいの行き止まり(車が反転するためのもの)
がありました。私は、その奥にも何かしらの祠があるような気がして(メモが隠されて
いるため)立ち止まって薄暗いその道にむかい目をこらしていました。
つづきます
234 名前:現職(陸自)投稿日:03/02/10 10:59
233のつづき
すると、突然、5メートルほど前方の何も無い空間から、「ちがうちがう…」と
幼い子供の声がしました。もちろん、周りには私達以外、誰もいません。
『?』と思っているのも束の間、「怖い怖い…助けてぇぇぇぇ…」という声とともに
見えない声の主(強烈な存在感)が、私達の方に迫ってきました。
「身の毛もよだつ」とは、まさにこの事でした。
私は、一緒にいたバディーの腕を掴んで、一目散に神社の鳥居に向かいました。
疲れている彼は、「どうしたん?」と迷惑そうでしたが、どんどんと迫り来る声が
私を急きたてました。鳥居をくぐった瞬間、後ろのほうで「ううぅぅ……」と
なんとも恨めしいような、寂しいようなうめき声がしていましたが、中へは入れないようでした。
結局、帰りにそこを通るのは、非常に躊躇われたため反対側の斜面から抜け出ました。
今でも、あの時の寂しそうな声が、耳について離れません。
以上、長文及び乱文、失礼しました。
なお、この話には後日談もあります。それはまた今晩にでも書かせていただきます。
>>845 見た目、小柄で華奢(チビで痩せた貧相な容姿)でも鍛え上げられているということで。
>>848 型落ち品を騙し騙し使ってるとかなら有りそうな気も。
(セイバー?。まあ練習機にスターファイターはキツイかもね。面白い選択だけど。)
856 :
名無し三等兵:2006/05/22(月) 23:33:27 ID:CepMDEfx
防衛女子独自で練習機を持っていなくて、空自の術科学校とかに
時々行っているとか。
制服も着ている学生も可愛い為、防衛女子学生訪問時には現役若手パイロットとか
在日米軍の腕利きとかが、なんのかんのと理由をつけてたむろしてたりする。
建前上は陸海空の三自+αの統合人材教育機関なんだから陸の航空科が練習機持ってて
空を飛ぶ本職の空が実戦機はともかく練習機持ってなかったらいくらなんでも本末転倒だし
組織としての面子が立たんのでわ?初等練習機と高等練習機はあってもいいと思うんだが…
むしろ骨董品的複葉機のレストアがズラズラとか。
文化祭のアクロバットは入場チケットを持っていない人間でも目にする事ができる唯一のネタ。
整備部はさすがに時々ジェット触りに空自へ出向とかしてそうだけど。
861 :
名無し三等兵:2006/05/24(水) 04:14:07 ID:Y42mygAs
防衛女子OGや上級生が「落ち着いた物腰」「常に丁寧な対応」をする等
世間で評価が高いが、その理由の一つには「腕っ節に自信がある」からだと思う。
知的能力もさることならば、物理的な暴力沙汰に対する能動・対応能力を
実地でたたき込まれており「暴力の用い方」を知っているからこそ静かな対応ができるのだと。
実際、防衛女子の制服を着ている娘に対して喧嘩を売ったり絡んだりするのに地元のなにやらは
おらんしな。
色々な意味で静かに荒れていた学生が多かった初期防女OGの武勇伝には
あまり表沙汰にはできない「凄惨」なものもある。
ただ、そのOGが今何をやっているかというと「国家警察」所属の公務員だったりするのだが。
スケバン刑事だな
863 :
名無し三等兵:2006/05/26(金) 10:06:47 ID:4Dm58j8A
学力レベルも高いけど、下手な体育学校以上に”体育系”だから表に出ない弊害も在ると思う
たとえば、誰からも慕われる人格者で美貌の最上級生だが、実は脂足で強力活性炭入り靴敷きを
使っても中々臭いがとれなくてこれからの梅雨と夏を憂鬱な思いで過ごすとか。
先日退役したF-1がこっそり防女に運び込まれて
運用されたりしてるんでしょうか?
むしろ練習機くらいなら海外から購入した方が良いのかも…
ホーカー・ハンターとかアルバトロスなんかなら保守部品の入手も楽だから
そっち方面が多いかもな。
866 :
名無し三等兵:2006/05/28(日) 22:43:36 ID:XwC/Yh1w
でも、防女は学生の給与や社会保証その他に予算が最初に回されるからな・・・
装備については見劣りするかもしれん
867 :
名無し三等兵:2006/05/30(火) 09:02:39 ID:hrC/yxl0
防衛女子校狙撃分隊1号生徒・川内リナの勇姿と活躍はSSで
よ〜く判り、防衛女子校狙撃分隊の能力の高さが国内だけでなく
海外にも知られることになったわけだが、下級生はどうなのだろうか?
特に、腕は非常に良いが市井の商業科女子高生に見える娘と
もっと腕は良いが寡黙でリナよりも更に国外での対人関係構築に
難がありそうなこの二人。
ロシアからの「ラブコール」の声が大きければ大きいほど
太平洋の向こうの同盟国とか、今度オリンピックをやる予定のユーラシア東の某国からも
”色々”出てくるわけだが。
さて、筆頭のリナだが、国内からのあれやこれやで海外に出すわけにはいかなくなり
かといって、リナより腕の落ちるのを派遣すれば防女の名折れになるばかりでなく
外交上の問題に発展するおそれもある。
で、上記の二人を・・・と相成った訳であるが「わ〜い ただで海外旅行だ」と浮かれてるのと
「・・・・・・」とトコトン無口なこのコンビ。
防衛女子の狙撃科生ということで、今までにない注目を集めるであろうこの派遣研修で何をやらかすか?
OK
ネタが浮かんだ
でも今ちょっと忙しいんで、ちょっと待ってて
次スレまで待つかな?
869 :
名無し三等兵:2006/05/30(火) 23:03:47 ID:hyTfxA8p
>>868 期待してます!
タマちゃんの「半角つぶやき」大好き^^
楽しみにしております。
ところで、富樫がイジメラレル、「キャットファイト 涙の女相撲編」の
続きと田沢編の投下はまだですかな?
自分としては、田沢はなんか楽しく過ごして重要情報と抱えきれない土産と
持って組織と観客に惜しまれながら帰ってきそうな気がするんですが。
珠「チェブラーシカ同志ニ合ウニハ、ドウスレバ・・・(テレテレ」
莢「教官〜、週間オブイェクト買うとおこづかい間に合いましぇん(泣」
教官「人選間違えたかも」
>>868 SS、待ってるからっ!
>週間オブイェクト
某教壇の機関誌かw
873 :
名無し三等兵:2006/06/01(木) 13:04:13 ID:qNHEoWYR
以前、中国との交渉にお茶くみ要員で連れて行った
防衛女子1年生が、会議後の会食で先方に滅茶苦茶気に入られて
「卒業したら是非とも我が国に留学に来なさい」と最終的に
断ることに成功した高価な土産と一緒に猛烈なアピールにさらされたことが
あったよな。
と、いうことは上記の二人も・・・・
腕は人民解放軍兵士より上かもしれん・・・
外見も磨かれているかもしれん・・・
無口な方は、一見「古風な、やまとなでしこ」
もう一方は「私服がミニスカで長く形の良い脚が自慢の娑婆の女子高生風美少女」
んでもって、現代日本人女子校生であるからして、確実に東のお国の同世代よりも
垢抜けている・・・・
あの国は、メンツ重視だからなぁ。
けちょんけちょんに「党の軍隊」の筆頭が負けてどんな反応をするかが心配だ。
1 名前:諸君、私はニュースが好きだφ ★[] 投稿日:2006/05/28(日) 19:25:15 ID:???0
英紙タイムズ(電子版)によると、英西部ウェールズの自宅裏庭で全裸
で日光浴をしているのを隣人にとがめられ、公然わいせつ罪で起訴された
女の子(5)に対し、地元裁判所は無罪の判決を言い渡した。
隣人は「こんな環境で子どもを育ててほしくない」と主張、検察側も「女の子が
下半身を露出していれば一般人にとって著しく不快」と非難した。
女の子は「何も悪いことはしていない。大人は上品ぶっている」と反論
していた。
ttp://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1148811915/
875 :
名無し三等兵:2006/06/03(土) 06:05:16 ID:3AmSW/wk
上位成績者はオリンピック選考対象にもなる狙撃科は花形だろうけど
自分で銃を撃つより、整備したり情報を集めたり、古銃のカタログを
眺めてるだけで幸せを感じる輩もいるのだろうな
俺は防女で入学者の選抜業務にあたっている。
もちろん、入学候補者にはバッチリと俺様的審美眼に適う顔面フィルターを
かけてあるぞ。
それ以前にどういうわけか、優秀な候補者は容姿においても恵まれている
割合がすこぶる高い。
単純な推測として……
容姿の美しい女⇒財力や権力、社会的地位の高い男達に嫁ぐ割合が高い⇒
その子供は程度の高い教育を受けられる割合が高い⇒
高い能力と立場で社会に出る割合が高い……
こんなとこなのかな?
まあ、不細工や醜女が学生にいれば学校の格にもかかわるし、
国際社会の目もあるし。
選別という名の区別は必要だよね
>>875 sage進行で行きませんか?
下手にageると荒らしの目につきますし
>>877 || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| ○荒らしは放置が一番キライ。荒らしは常に誰かの反応を待っています。..||
|| ○重複スレには誘導リンクを貼って放置。ウザイと思ったらそのまま放置。||
|| ○放置された荒らしは煽りや自作自演であなたのレスを誘います。 .||
|| ノセられてレスしたらその時点であなたの負け。 .||
|| ○反撃は荒らしの滋養にして栄養であり最も喜ぶことです。 .||
|| 荒らしにエサを与えないで下さい。 Λ_Λ シャキーン ..||
|| ○枯死するまで孤独に暴れさせておいて \<Ф♯Ф> 頭のおかしい人は相手しない。
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もう徹底的に放置するべし。
880 :
名無し三等兵:2006/06/06(火) 10:36:24 ID:nVZSh8hr
でも、日本社会では通常、銃もナイフも簡単な武器の携帯も一般市民は許されないのだから
職務上、一般市民に混じる事が多い課程では「素手」で対象を瞬殺したり
無力化したり、”歌わせたり”する色々が伝授されるんだろうな・・・・
戦前の憲兵・特高からだけじゃなく、ソ連崩壊後に雇った「専門家」から得た
色々とか。
でも、こういうのを習う学生は、目立たない「三年たったら辞めるコース」と
思われてる専攻で静かに修練を積んでいると思う。
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ちょっとしたSSを考えているんだが、軍事知識も不足してるし、
なかなかまとまらないんだよね……。
885 :
名無し三等兵:2006/06/07(水) 20:40:49 ID:QJjbORgH
物事にはすべからく光と影が存在する。
昨今、内外でその能力の高さが賞賛される防衛女子学生とOGだが
彼女たちの多く・・・学生は全て、OGもかなりの数が「公務」についていることを忘れてはならない。
防衛女子学生の能力の高さが世間で賞賛されるのは、”それ”が国家に対して危険ではないからだとも言える。
彼女らのほとんどは実質「軍人」として任官し、それ以外もほとんどは「警察」「海保」等の治安維持機関構成員となる。
それは、この社会と体制の防衛と維持を目的とする機能だが、彼女らがその事に疑問を持つことはない。
・・・在学中の訓練と教育で、そのようにマインドセットされる。
「中高」一貫体制の完全拘束教育は、そうしなければ、卒業要件を達成する事が不可能であるからでもあるが
思春期を迎え、自我が固まり出すその時期に心身に及ぶ集中教育と集団生活が「思考の方向」に枠をはめると考えられないだろうか?
事実、防女在学生とOGの犯罪発生率は自衛隊・警察内部平均に比しても著しく低い。
実際、行き場のない優秀な素質を持つ人材の掬い上げとして高い評価が与えられている防衛女子であるが
反防女宣伝がその影なる部分を指摘していることも認めなくてはならなない。
故に、”ここ”はあくまでも「中堅幹部候補生養成校」であり、また「最優秀な現場隊員」を排出するファームであっても
矛盾する事象から最適解を瞬時に見いだすことを要求される組織のトップの育成はできないだろうと言われている。
「敵駆逐艦、本艦から離れて行きます」
見張り員の報告を、半ば魂の抜けた状態で藍紅は聞いていた。
たった十数分の戦闘で、プリンツ・オイゲンは大破。多量の重油が流出したためこれ以上の作戦行動は不可能。浸水によって、最高速力は15ノットにまで低下。応急班で死者が1名。敵を追うことも出来ない。
もう、お終いだ。
藍紅は椅子に深く腰掛けると両手で顔を覆った。素直に泣いてしまえたら、どれだけ楽なことだろう。
敵の損害は皆無。あの駆逐艦の艦長達には勲章が授与されるだろう。重巡相手にたった2隻で、輸送船を無事に守り通したのだから。
このまま終わる訳にはいかない。
椅子から立ち上がると、よく通る声で見張り員へ尋ねた。
「敵輸送船との距離はどれだけだ?」
「28000」
「わかった」
少しだけ考える。多分駄目だろうが、上手くいけば面目ぐらいは回復するかも。
艦内電話を取ると、射撃指揮所へ繋いだ。憔悴しきった砲術長が出た。散々撃って、一発も当てられなかったのだから仕方がない。藍紅は命令を下した。
「砲術長、敵輸送船の手近な奴をやれ」
砲術長は怒ったような、泣いているような声でわかりましたと答えた。
主砲発砲。
一斉射、二斉射、三斉射。当たる気配は全く無い。遠すぎるのだ。
やはり駄目かと藍紅が気落ちしていると、突然、見張り員が歓喜した声を上げた
「敵輸送船に命中一! 艦橋に直撃した模様、速度低下中!」
艦橋内がざわつく。全員、信じられないといった様子だ。藍紅は真実かどうか確かめるために双眼鏡を手に取り、窓際まで寄る。双眼鏡越しに見る輸送船には、確かに黒煙が上っていた。
「本当だ……当たった……」
黒煙を上げた輸送船は止まりかかり、残りの駆逐艦と輸送船は何事も無かったかのようにそのまま進み続けている。プリンツ・オイゲン以外の艦艇を警戒しているのかもしれなかった。
艦橋内の誰かが、万歳と叫んだ。それはあっという間に伝染し、艦橋は万歳の声で満たされた。その中には藍紅も混ざっていた。
SSを投下しても良いでしょうか。
続きものなのですけれど。
観測態勢準備良し!
いつでもどーぞ
889 :
名無し三等兵:2006/06/10(土) 14:05:52 ID:VD85X+T3
防衛女子校図書室(図書館?)の規模はどのくらいかな?
自衛隊学校の現状を誰かしりませんか
すみません、遅れております。
日曜の夜までになんとかいたす所存です。
892 :
名無し三等兵:2006/06/11(日) 14:46:26 ID:Kg/+G3OP
初期設定では二輪と四輪の免許も取らされるみたいだから
高等部では全員二輪免許取得済みで、卒業時は四輪の免許も取ってるだろうけど
そのうち何割くらいが国際免許を取るのかね。
簡単な修理技術くらいは仕込まれるんだろうな
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| ○荒らしは放置が一番キライ。荒らしは常に誰かの反応を待っています。..||
|| ○重複スレには誘導リンクを貼って放置。ウザイと思ったらそのまま放置。||
|| ○放置された荒らしは煽りや自作自演であなたのレスを誘います。 .||
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|| ○反撃は荒らしの滋養にして栄養であり最も喜ぶことです。 .||
|| 荒らしにエサを与えないで下さい。 Λ_Λ シャキーン ..||
|| ○枯死するまで孤独に暴れさせておいて \<Ф♯Ф> 頭のおかしい人は相手しない。
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894 :
名無し三等兵:2006/06/13(火) 22:23:27 ID:EWAdH2dO
895 :
名無し三等兵:2006/06/15(木) 18:58:24 ID:CjIcI9YJ
ところで、もうすぐこのスレ、レスが900に達する訳だが
「キャットファイト 涙の女相撲編」の続きは投下されるのですかな?
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|| ○荒らしは放置が一番キライ。荒らしは常に誰かの反応を待っています。..||
|| ○重複スレには誘導リンクを貼って放置。ウザイと思ったらそのまま放置。||
|| ○放置された荒らしは煽りや自作自演であなたのレスを誘います。 .||
|| ノセられてレスしたらその時点であなたの負け。 .||
|| ○反撃は荒らしの滋養にして栄養であり最も喜ぶことです。 .||
|| 荒らしにエサを与えないで下さい。 Λ_Λ シャキーン ..||
|| ○枯死するまで孤独に暴れさせておいて \<Ф♯Ф> 頭のおかしい人は相手しない。
|| ゴミが溜まったら削除が一番です。 \⊂⊂ | これキホン。 .||
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>>895
やります。やらせて頂きます。
ただいま、もどってまいりました。
ニーズがあれば、クリスマスドロップも続けます。
ニーズありまくりですので投下をお願いします。
キャットファイトに関しては、富樫編をきっちりと終わらせた後に
どうか田沢編を!
オレが演習に行ってる間に埋まってしまいそうな悪寒…
900 :
名無し三等兵:2006/06/16(金) 19:45:51 ID:KaZHwZnZ
データベースの神様の再降臨を!
ま、どうしてもとゆーなら圧縮かけてうPするけどさ
901 :
899:2006/06/17(土) 22:08:44 ID:???
>>900 スマヌがその時はお願いしまつ…
26日までには帰れる予定
902 :
名無し三等兵:2006/06/19(月) 10:16:03 ID:wVxDcmoG
昨日が、ちちの日だったので田沢学生ネタが投稿されるかと思っていましたが
何も無かったのが残念です・・・
いや、なんとなくですが
903 :
名無し三等兵:2006/06/22(木) 11:03:10 ID:lHDRrsfb
以前から疑問だったのだが、なんでこの学校の卒業生で皇宮警察ネタがないのかと・・・
英訳ではImperial Guad(皇帝親衛隊)だろ
進むのは絶対いるとおもうんだが。
警察庁SP経由以外も。
初期教官に近衛連隊出身者はいたのかね?
じつをいうと、「防衛」女子校スレで、警察ネタが出てくることに、違和感を覚えている。
もちろん、趣味は人それぞれ。
とやかく言う気はないのだが、素朴に不思議でならない。
やっぱり「萌え」みたいのが、関係してくるのかな。
よろしければどなたか、ご教示いただけないだろうか。
>じつをいうと、「防衛」女子校スレで、警察ネタが出てくることに、違和感を覚えている。
申し訳ない。
私自身は萌えとかはあまり理解できない人間で、設定と思考実験としての
おもしろさでこのスレを読んでいるのだが(あと、たまに書いたり)
こういった学校(訓練機関)が存在したら、当然、卒業生の大多数は
自衛隊に行くだろうが、こういった高機能人材を「日常の業務」で
必要としている治安機関も卒業生を熱望するだろうな・・・と考えたもので。
多分、防女のような学校は教育人材や予算だけでなく、創立はかなりの政治的豪腕と
社会の瞬間的な”寛容”、そして情熱と執念を持つ基幹人材群、という「まぐれ」から
一校しか作れないだろうし。
そう言う意味で、既存教育機構が生み出せない人材の輩出、を目的としている防女なら
地域警察、市民警察でない、国家警察からの人材養成・拠出要請があるのでは、と考えたからです。
906 :
名無し三等兵:2006/06/23(金) 21:18:56 ID:9Zgt5CWD
>>905 905さんの創造した世界について、異議を申し立てる気はない。
もし、「違和感」にご不快をお感じとしたら、お詫び申し上げる。こちらこそ、申し訳なかった。
ただ、思考実験をやるならば
>多分、防女のような学校は教育人材や予算だけでなく、創立はかなりの政治的豪腕と
>社会の瞬間的な”寛容”、そして情熱と執念を持つ基幹人材群、という「まぐれ」から
>一校しか作れないだろうし。
が、ちょっと、アレかもしれない。
905さんご自身、無意識のうちに、隠された条件づけを行っている可能性がある。
頭のイイ人がよくおちいる陥穽、といえばいいかな。
なぜ905さんの世界が「まぐれ」を必要とするのか?
もう一歩踏み込んで考えると、905さん防女世界をあらしめる「隠れルール」が、あきらになってくるのではないかな。
思考実験の面白さが、もっともっと増してくると思うよ。
908 :
905:2006/06/24(土) 00:24:33 ID:???
了解しました。
考えてみます。
>>908 907だが
>>907は全文取り消し。
エラソーで無礼な言い方してしまった。
悪かった、すまん。良かったら忘れてくれ。
910 :
伝令:2006/06/24(土) 03:29:25 ID:???
年に一度行われる、海と空を除いた防女全校生徒参加の行軍演習。
炎天下のなかで私は途方に暮れていた。
本管いずこにありや、いずこにありや。
国道に沿って自転車を駆けること数十分、そこにあった(と伝えられていた)本営は跡形もなく消え去り、人っ子一人いない。
「おーい、貴様」
側道から声がけられた。
みるとそこには統裁の腕章を付けた、おそらくは助教だろう、迷彩装の女がいた。
わたしは駆け寄って、そして尋ねた。
「統裁員ドノ、本管はどちらに移動したのでしょうか?」
「聞きたいか」
助教が微笑んだ。
鉄帽で目は隠れている。
わたしも必死で、頭も陽射しに焼かれて相当参っていたので、どうしてもと懇願してしまう。
「そうかそうか」
そういって、助教はふたつ返事で本管の現在地を問い合わせてくれて、ついでにわたしの戦死判定もしてくれた。
「な、なんでっ」
「いま現在、この国道は敵機械化部隊の勢力下になっとるもんでな。台本にそう書いてある」
「じゃあわたしの小隊は…」
「状況が変化したんだ、きっと本管から伝令が出ておるだろう。貴様と入れ違いになったかもしれんがな」
だから大丈夫心配するなと助教はいった。
安堵と徒労と遣り切れなさと任務からの解除に、わたしはその場に尻餅をついてしまった。
アスファルトで舗装された路面は、熱い。
「飲むか?」
手渡された缶ジュースははじめ冷たかったのだろうが、既に温くなっていた。
プルトップを開ける音がひびいた。
>>910 日常の一コマ、みたいな感じが出てますな。GJ!
912 :
名無し三等兵:2006/06/24(土) 19:56:06 ID:mCeF+Gii
海と空を除いた、とあるが、同時期に海は海で演習があるかもしれないが
空は何をしているのだろう?
それとも、防衛女子で一番人数が少ない空系は、戦術空軍として陸系に統合されて
いるのだろうか?
ヘリSSでもあったように、統合されたけど残ってはいる、と漏れは考えている
空モノのネタを考えてるんだが統合性が難しい…
>>842- から察するに中等練習機、もうちょい背伸びして高等練習機まで
持ってるのではないかと…
何故に高等練習機にこだわるかって?先日世傑のT-2を買(ry
916 :
名無し三等兵:2006/06/27(火) 23:44:53 ID:sy8z5NyY
鍛えられてるんだけどお胸がささやかな某学生が、非公式の合同格闘訓練で
相手の男に「お前、胸の脂肪全部筋肉に喰われてるんだろ!」と罵られて
思わず病院送りにしてしまった・・・という話があるかもしれない
917 :
名無し三等兵:2006/07/01(土) 04:14:37 ID:S9bEwceu
どなたか、どうかSSの投下を・・・・
飢餓線上をさまよっています・・・
この程度、御大に比べれば・・・orz
>>918 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
/ \
/ ヽ ちゃんと文庫出してるだろ!
l::::::::: \,, ,,/ .|
|:::::::::: (●) (●) | なにもしてない訳じゃない
|::::::::::::::::: \___/ |
ヽ:::::::::::::::::::. \/ ノ
SSを書いてたらこんな時間になってしまった…
18KBくらいあるから、次スレで投下した方がいいかどうか迷うところ
921 :
名無し三等兵:2006/07/02(日) 03:17:38 ID:OQJyOBJm
・・・確かに。
残りレスがこれだけで、SS投下は躊躇するでしょうな。
ここは、スレ伝統に従ってキャットファイト(もしくは類するちょっとH系)
の投下が期待されるとこですな
>>918-919 御大が防女ものを書いたら、萌えと蘊蓄とびみょーなエロが装飾された
未完のシリーズが”また”一本。
読んではみたいが。
とりあえず、スレ伝統の「色々」を希望します。
>>922 >萌えと蘊蓄とびみょーなエロが装飾された
>未完のシリーズ
どういうSSですか?
書いてる最中なんだけど、ぜひ参考にしたいです。
せめてタイトルだけでも・・・。
>>924 え・・・!!御大ってガンダムの冨野監督じゃないの!?
ええガノタですよ。すみませんね。
926 :
名無し三等兵:2006/07/03(月) 14:29:30 ID:KzDG1VYC
訓練とはいえ、学生に高価な装備を容易には使わせないだろうから
大部分は座学と肉体トレーニングなんだろうな。
その内容が多岐にわたっていて、かつ高度なんだろうけど。
927 :
名無し三等兵:2006/07/03(月) 21:43:13 ID:Z8GaVIea
>>925 佐藤大輔氏の著作を読むことをお奨めします<ガノタであるなら
御大が防女ものを書いたなら・・・ラストまでに何人殉職するだろう。
>>924 読んでみましょう。
ご教示ありがとうございました。
御大の著作を「見つけられればな。」
見つけて読んだら読んだでまた一人、御大の毒牙に掛かり飢餓戦線を彷徨うのか……orz
930 :
名無し三等兵:2006/07/05(水) 01:01:26 ID:VZ+2zaI4
我等がクラブにようこそ
また一人煉獄へ堕ちるのか
つか御大の本新刊(文庫だが)で買わせちゃダメじゃん
で、そろそろ防女話に戻りたいのだが。
とりあえず、スレ伝統の”あれ系SS”の投下を願います。
>>932 >>381>>384ネタで空モノSSが一応出来たんですけどどうしましょうか?
今の容量が424KBなので2つ3つなら投下できると思いますが、残レスが…
やっぱこのまま
>>950まで流して様子見るのが良いんでしょうね
作品投下について遠慮は必要ないと思われるが
海兵隊並の勢いで宜しいかと
936 :
名無し三等兵:2006/07/05(水) 16:59:59 ID:YX8NCOGh
同感
即時投下されたし
それじゃ投下します。参考になるものがヘリSS位だったので
結局「オレ設定」だらけになってますが、ご容赦を
焼けた金属と燃料の匂い。ココは防女、固定翼機用ハンガー。
ある者は「地獄の一丁目」と言い、またある者は「この世の最底辺」と表現する。
挨拶も出来ないほど殺伐とした雰囲気の中、今日も乙女達の罵声がこだまする。
「バカァッ!なにやってんのよォッ!」
一際カン高い声を出して後輩を指導するのは、スラッとした体と白くて長い手足を持つ彼女。
「ヒコーキは生きてるのよっ、人間と同じで息をしてるのよぉっ!」
『す……スミマセン』
肩の下まである黒髪をなびかせながら、一気にまくし立てる。
統合要員整備科1号生徒、岩崎静菜。『鋼鉄の箱入り娘』の異名を持つ少女である。
「ヒコーキの声を聞きなさい!鼓動を感じ取りなさいっ!」
『は…ハイッ!』
整備のためハンガーで弄られているT−3の前で、眼鏡の奥の鋭い瞳で威喝するよう
ひたすら抽象的な言葉を投げ続ける。
「ん、分かればよろしい♪」
そう言って、先ほどまで怒鳴っていた相手の頭を撫でる。怒った後はフォローを忘れない、コレが彼女の持論だ。
撫でられたのが恥ずかしいのか、怒鳴られていた2号生徒は思わず髪をかきむしる。
3時間後、整備科教官室。別の女性が、別の理由で頭をかきむしっていた。先ほどから机の脇に山と積まれた封筒を前に
「あ〜」とか「うー」とか言っている。ガチァ、と言う音と共に部屋のドアが開いた。
ジャングルと化した机から頭を上げ、入ってきた相手の方を向く。
「岩崎静菜っ!ただ今参上仕りましたっ!」
『お〜来たか、まぁ座れ』
どこかオカシイ日本語を華麗にスルーし、整備科教官が答える。
『先週言ったことだが、そろそろ決めたか?』
急に真面目な顔をして菜穂に聞く。
「え〜っと…ですね」
右を見て、左を見て、最後に上を見てハッキリと答えた。
「決まってません」
やっぱりか、と言ってグッタリとうなだれる教官。隣にある封筒の山を指差し
『お前さん、いい加減にしとけよ〜。ラブレターはこんなに来てるんだぞ!』
そう言って一枚一枚見せていく
『陸自、海自、空自、TRDI、ナニをどう間違えたのか海保。そして何と在日米軍!
そろそろ先のことも考えてだな…』
「え〜っ、でもあたしは別にどこでも…」
去年の話だ。未来の有能な人員に印を付けておくため、防女は3自衛隊のノゾキ、もとい視察を受けた。
そこで彼女は目を付けられたのである。容姿端麗、成績優秀、そして何よりメガネッ娘。
整備という裏方の仕事において、信じられないほどのカリスマ性を持っている。
花形であるパイロットの陰に隠れていた職種が、彼女がいれば人引きが出来る!
そう考えた3自衛隊は我先にと彼女を青田買いしようとしたのである。
ウワサは背びれ尾びれがついて広がり、いつの間にか在日米軍等にも注目されることになった。
が、話はコレで終わらない。ココまでなら防女全体において時々ある話だ。
彼女はその誘いをことごとく断り続けたのだった。幾ら有利な条件を付けても絶対に首をタテに振らない。
防女の外に出て実習を受けるときはごく普通の態度なのに、就職関係になると核シェルター真っ青の強度を誇る。
「彼女は防衛関係には就職したくないのでは?」という考察から「きっと○○の連中が脅迫してやがんだ!」
という被害妄想まで繰り広げられ、付いたあだ名が「鋼鉄の箱入り娘」、だ。
『何処でも良いんならさっさと決めちまいな〜、こっちだって結構迷惑してるんだからナ』
「すいません」
そう言って教官は封筒を輪ゴムで縛り、机の下の段ボールに放り込んだ。
パサッという音と共に手紙の束が吸い込まれていく。
『ともかく、明日例の用事で岐阜に行くんだろ?飛行開発実験団の人に一応顔出しするからな』
「むむ……、わかりましたぁ」
そう言って教官室から出る静菜。背骨をバキバキ鳴らしながらノビをする。
正直、あの牢屋のような教官室の空気には馴染めない。
(じゃあ彼処に何時もいる教官達は囚人かしらん?)
相変わらずテンションが高い。
「ふ〜、やれやれ」
明日の「お出掛け」のため準備をしに寮へ戻る。と、視界に人影が入ってきた。
『あ……先輩』
「ん?」
ふと見ると、昼間自分が叱っていたヤツが立っていた。菊原武美、静菜の1つ下だ。
手には紙パックのジュースを握っている。大方購買か自販機で買ってきたのだろう。
視線に気づいた武美が言う。
『…あげませんよ』
「要らないってば。あ、そうそう。あした岐阜に行くんだけど、一緒に来ない?」
『は…良いんですか?』
「いーのいーの、あたしが何とかするって」
武美の肩をポンと叩き、ニッコリと笑う。
「じゃ決定。別段荷物とか要らないからね〜」
そのまま小走りで行ってしまった。1人残された武美が呟く。
『まだ何にも返事してないのにぃ〜。でもまァ、先輩と一緒だって言うんなら……』
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
航空自衛隊、岐阜基地。
その名の通り岐阜県南部の各務原市にある基地だ。日本の飛行場としては最も古い歴史を持ち、
現在では10を超える部隊や機関が活動している。
その一角、飛行開発実験団の庁舎、
『どうも、飛行開発実験団の近藤です』
細身の男性が名刺を渡す、受け取る白い腕は岩崎静菜。
『わざわざ来ていただかなくてもコチラから舞鶴へ伺いますが……』
「い〜え〜、ついでですかr」
言おうとしたのを、隣にいる防女先任教官が咳払いで止めた。
殴って止めようとしたがソコはソレ、大人の判断である。
(今回は楽に断れそうだナ)
(デスネ)
さてさて、いつも通りに勧誘を断り、担当者を真っ白な灰にしたところで
本日の目的、第2補給処へ向かう。薄暗い倉庫の中で、既に武美が作業していた。
『もう話終わったんですか、先輩?』
「まぁね」
そう言いながらブツを見定める。彼女の目は既に猛獣の目と化している。
『このT−2、何かおかしいんですよ。主翼の下に変な出っ張りが付いてるし
それにフィレットが付いてません』
「そりゃそーよ、これはT−2CCVってやつだから」
話は防女草創期まで遡る。旧軍風に言うと防女航空隊とでも呼ぶべき存在は、そもそも初等練習機による
教育を目的としていた。このころは具体的な計画も目標もなく、よく言えば暗中模索、悪く言えばダラダラ
とした時期が続いていた。60年代に入り、間接的なライバルたる陸組航空科(軍事的には変な言葉だが
便宜上こうする)が本家自衛隊に並び、ある部分では先駆けて機材と人材の入手に走ると、空組航空科も
負けじとそれに続いた。
ところが、ここに来て空組航空科にとって大きな問題が起こる。
陸組航空科がUH−1を武装して使用し始めたのだ。実戦機の使用を暗黙の了解で禁止されていた防女において
コレは大きな事件だった。元が汎用ヘリである。ポンと機銃を付ければソレでガンシップになり、
外せば練習機にでも輸送機にでもなる。最初から武装して使うつもりだったらしいが、
名目上は汎用ヘリとして配備されたのだ。たとえて言うならドイツが戦車をトラクターと偽ったように。
焦った空組航空科は高等練習機と戦闘機の入手に奔走したが、初等練習機しか持たず、また中等練習機による
訓練をすっ飛ばすのは危険であったために叶わなかった。現在と違いろくなシミュレーターが無かった時代だ。
また、戦闘機に対する頑固な考えが残っていたこともその理由である。
モ−リス・ファルマン機による航空隊が出来てからこっち、日本では戦闘機は男の乗り物だった。
20になっていない娘に数十億の戦闘機を飛ばさせる、端から見れば十分狂った行為だと言える。
それでもT−33の導入に成功し
(奇遇にも富士重工業がUH−1のライセンス生産を始めた1962年に航空自衛隊はF−104を導入、
教育体制が変更されT−33は中等練習機となった)
実戦機の使用をまがりにも認めさせ、女性パイロットの育成に励むこと十数年。
こと練習機に限っては本家と同等の質を持つに至った。
しかし、再び衝撃が走る。空組航空科と陸組航空科が「飛行要員の教育科として」再編・統合された。
不安定に揺れる情勢の中、上手く予算をせしめた回転翼分隊が次々と新装備を導入する一方、
固定翼分隊は機体を維持し続けるので精一杯だった。ここに来て完全に競争に負けたわけである。
しかししかし、再編に伴い遂に、やっとこさ、ようやく待望の高等練習機の配備を開始することとなる。
当初は戦闘機の配備も考えられたが、やはり高価であること、3年間(専門の教育を受けるのは1号生徒からなので、
わずか1年!)では十分な教育を行えないことから見送られた。
さて、自分でも嫌になるくらい長文だが、あと少しなので頑張って欲しい
肝心の機体であるが、当初はアルバトロスやT−38などが考えられていた。
が、いずれも本家で使用していないこと、新機種を導入すると、まず教官になるパイロットの教官
を生み出す事から始めなければならないことから、最終的にはお馴染みT−2が選定された。
全国からT−2をかき集めたものの、やはり古い機体である。
21世紀に入り数年、遂に本家でも引退し、今やこうして研究機ですら部品調達のため求める始末だ。
『T−2CCV……、じゃあ研究機じゃないですか。
なんでそんなものが岐阜の補給処でホコリ被ってるんですか!?』
「知らないわよ〜、たしかワンオフのパーツばっかりだから、替えが効かなくなってリタイアしたって聞いたけど」
『ふーん。で、どうするんですか。練習機として使うんですか?着いたときから何にも聞かされてないんですけど』
武美の質問に首をかしげる静菜。
「う〜ん。飛ばせるんならそれも良いかもしれないけどね〜。多分ムリ。
最悪エンジンだけでもかっぱらうらしいけど」
T−2のエンジンはご存じの通りアドーアである。この英仏共同開発のエンジンに
防女もまた手を焼かされている。替えは多ければ多い方が良い。と言うよりも、扱い切れてないというのが本音だ。
「じゃ、とりあえず点検だけしよっか」
『ハイ』
ドンと座っている機体を2人でチェックする。
静菜の長い髪が武美の顔に触れた。
「……ナニ赤くなってんの?」
『い、いえ、そんなことありません!』
「いくら多趣味のあたしと言えどソッチ方面はさすがに……」
『せ、先輩ッ!』
からかわれ耳元まで真っ赤にする武美。
「ジョーダンだって、冗談」
手をパタパタさせながら、静菜が呆れたように答える。
しかし一度火照った顔は簡単には戻らない。恥ずかしさを隠すため何とか別の話題に持って行こうとする。
が、彼女の焦った頭はいくらかの時間を必要とした。
『あのう…先輩はどうしてこの道に入ったんですか?』
「ん?整備科のコト?」
『はい』
手を止めて考える静菜。
「聞いても面白くないよ?」
『いえ、教えて下さい』
「ん〜やっぱ彼氏の影響かな?」
『は?』
いきなりな言葉を言われると得てして聞き取れないものだ。
「だから、彼氏の影響」
『カレ氏?外国人ですか?』
「……みっともないぞぅ」
彼女は今、防女の人間が言ってはいけないことのベスト10に入る言葉を言ってしまった。
「彼氏」防女生徒の間ではその存在を疑われている謎の生命体だ。「男性」と深く関わっている、
というのが唯一知られている事実である。
……まぁ誇張は置いておき、武美は相当のショックを受けた。
憧れの先輩はスタイル良し学業良し、オマケに彼氏持ちだ。もう一生掛かっても追いつけそうにない。
『はぁ。それで彼氏も飛行機好きで、そのせいだと』
「あ〜ちょっと違う」
言ったまま、いつものニコニコ顔で止まってしまった。
『頭がFODしましたか?』というギャグも思いついたがあまりにも下らないので言わないでおく。
「飛行機事故に出くわしてね……さすがのあたしも泣いたよ……」
『!…すみませんでした……』
とっさに謝る武美。ソレを無視して話し続ける。
もう笑い顔では無くなっていた。
「自分の好きなノリモノがこれ以上事故起こすのは嫌じゃん。だからこの道に入ったの。でもね……。
武美ちゃんは、まだヒコーキ好き?あたしは、もう、そんな気は、全然無いよ。
好きなものを仕事にしちゃいけなかったね…」
『どうして…どうして、そんなコトを言うんですか先輩…。私は、先輩のことをソンケーしてるんです…。
凄い技術と知識があるのに…、まだ教えてもらってないコトだっていっぱいあるのに。
自分で決めたコトじゃないですか、だったら…うぐっ、それで、ひっく、良いじゃないですかっ!』
顔をくしゃくしゃにしながら泣き出す武美。言葉の論理は破綻している。
頼もしい先輩の痛烈な一言は、テストの点数より堪えるのだ。
一方静菜は幽霊か鬼でも見たかのような顔をしていた。
泣きじゃくる彼女に向かい、一言。
「え〜っと、一応冗談のつもりなんだけど……あははは」
『……』
「純情系の武美ちゃんにはキツかったかな…なんて」
静菜の顔はいつも通りのニコニコ顔。それを半ば殺意のこもった目で見る武美。
演技に引っかかった自分を悔やみながらも、ぶすっと一言だけ言って涙を拭いた。
『……泣き損じゃないですか』
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
そんなこんなで帰途につく。
結局、エンジンとその他いくつかの部品だけを譲り受け、機体そのものは使わないことにした。
ヘリの中で、武美は物思いにふけっていた。
さっきの話は何処までウソなのか?
どうしても彼女には全てが嘘だと思えない。あんなに簡単に冗談を作れる人間が居るのだろうか?
……多分、半分くらいは本当なんじゃないかと思う。隣を見れば静菜の寝顔。
そう言えば以前雑誌だったか新聞だったかで読んだことがある。
曰く、人間の言動にはその時の心理状態が反映されているらしい。
それに関係があるのかもしれない。実は悩みの相談…とか?
そんな思考ゲームをやっているうちに、瞼が重くなってきた。抗いもせずに瞑る。
舞鶴へ帰ってきたときには、既に日が傾き始めていた。
滑走路を大きく回り込むようにして学舎へ戻る。7月に入り、いよいよ西日がキツイ。
本日の最高気温29度。雲量1。
『暑いですね…』
「まったく」
眼鏡を外し額を拭いながら答える。こういう日はエアコンの効いた部屋で
不健康に過ごすのが一番だ、というのが正直な2人の気持ちだ。
『ん?フェンスの向こうに誰か…』
「え……ドコ?」
滑走路の外を見ていた武美が声を上げる。よく見れば、自転車を脇に止めた男性が
夕暮れ時の空を見上げている。肩から掛けたカメラが目につく。それに気づいた静菜が猛然と走り出した。
『ちょっ、先輩!』
「ごめーん、すぐ戻る!」
『スグ…って、あ〜もう!』
それを追いかける武美。フェンスに食らいつくようにして静菜がその男性を呼んだ。
「おぉ〜い!コウちゃーん」
『…んん?』
コウちゃんと呼ばれた青年が振り向いて近づいてくる。
『お〜シズナ、元気してた?』
「まぁぼちぼち」
『…こっちの人は?』
追いついた武美に目を向けて聞く。
「こっちはあたしの有能なる後輩の武美ちゃん。武美ちゃん、この仏頂面はコウちゃん。あたしの友達」
『仏頂面は余計だって…。初めまして』
『えぇ!?…じゃこの人が…』
驚いた顔で2人を見比べる。短く刈り込んだ頭と175cmはある体格。オタクっぽくは無いが体育会系には思えない。
『…ミスマッチ…奇形…不釣合…』
ぶつくさと呟く武美。しかし重要なことを思い出し顔を上げる。
『って、先輩の彼氏は飛行機事故に巻き込まれて死んだんじゃ!?』
「あ〜やっぱり本気にしてる……」
頭を抱える静菜。一方コウちゃんは腕組みをしたまま絶句していた。
『……さすがシズナの後輩。初対面の人間をいきなり死人扱いとは…。後輩にどういう教育をしてるんだヨ!』
「あは、あはは…」
『確かに飛行機事故に出くわしたけど……巻き込まれたんじゃなくて目撃したってのが正しいかナ』
真面目な顔をして聞く準備をする武美。フェンス越しのまま話し始めた。
『忘れもしない…99年のリノ・エアレースだ。親がそ〜ゆ〜の好きでサ、気前よくシズナも誘って行ったんだ。
そこで……とある機体がオレの見てる目の前で空中分解しちまったのヨ。』
『……』
『目の前で事故起こされるのなんて初めてだったし、パイロットも死んじまった…。
小学生だったオレ、シズナと2人で泣いちゃったヨ。パワフルな飛び方にただ単純によろこび
その裏にある「悲鳴」が聞こえかった。あんなデカクて速い飛行機が、1つ間違えば
ただのジュラルミン屑になっちまうんだ―――って』
ああ、やっぱり自分の考えは当たってたんだ。胃が詰まるような気分になりながらもじっと聞き続ける武美。
『まぁ、そんなこんなでドツボにはまって2人してヒコーキ馬鹿になって、オレは…』
言いかけたところで、カン高い音が言葉を遮った。
『ヤバっ!おいでなすった!』
ぽかーんとしたまま立っている2人を残し、コウちゃんはダッシュでフェンスから離れていった。
見上げれば、T−3が今まさに着陸しようとアプローチに入ってきた。
カシャカシャとシャッターの切れる音とともに、見事な着陸を決める。
撮るだけ撮ったコウちゃんが戻ってくる。
『いや〜4日も粘った甲斐があったヨ。ここんとこ雨ばっかでサ』
『写真が趣味なんですか』
『ん〜まぁ趣味と言えば趣味やね』
『撮るんだったらT−4とかT−2のほうが良いんじゃないですか?』
『そんなことナイヨ。T−3はあれはあれで味があるし、オレは好きだね』
そう言ってカメラを自転車の隣に置いてあるバッグへ詰め込む。
そしてそのバッグを肩から下げる。
『じゃ、オレもう帰るヨ。またナ』
「あれぇ、サヨナラのキスは?」
人前で恥ずかしがりもせず言い出す静菜。驚く武美。
一方、ため息をつきながら自転車のスタンドを倒し、サドルに跨るコウちゃん。
『そう言う誤解されるようなこと言わないの。武美さんも、また今度』
『はい……また』
自転車をこぎ出す。ものの数十秒で視界から消えていった。
2人は再び滑走路脇を歩き始める。
『先輩』
「ん?」
辛そうな顔で話を切り出す武美。
『やっぱ、私飛行機が好きです。さっきのT−3、昨日先輩に怒られながら整備したヤツですよ。
シリアルが一緒でしたから』
「ふぅん」
『その……、毎日辛いですけど、コウちゃん…さんですか、ああいう風に喜んでくれる人がいるなら
私は幾らでも頑張れますし、嫌いになることもないと思います。だから、もっと喜んで…露骨に言うなら
自分の整備した飛行機を確実に飛ばしてもらうために…もっと多くのコトを教えて欲しいんです、先輩に』
「……」
『だから、嫌いだなんて言わずに、時間と愛情の注ぎ方を教えて下さい』
「フフン」
クスクスと笑い始める静菜。笑ったまま顔を向ける。
色眼鏡を掛けてもクサ過ぎる。しょーもないことを言ったとな、という自覚もある。
「『時間と愛情の注ぎ方』か、カッコイイね……。そ〜ゆ〜台詞を待ってたんだよ。
あんなコト言ったけど……心配しなくてもあたしは一生ヒコーキの虜だよ」
『先輩…』
「じゃ、明日からビシバシしごいてくよ。…覚悟してね?」
『は…ハイ!』
「じゃ、まずは滑走路の向こうまで競争!」
2人とも一斉に走り出す。暑さで汗が噴き出そうだがそんなことはどうだっていい。
結局のところ、彼女たちは飛行の魔力に魅せられている。
果てない大空を飛ぶという魔力に…
如何でしたしょうか。
>>381の設定を生かし切れていないのが
ヒジョーに悔しいんですが、自分の脳味噌ではこれが限界でした('A`)
GJ!
お疲れ様です。
設定を生かし切れていないとのことですが、同じ設定でいくつSSを書いても良いと思いますよ。
一つの設定が一つのSSしか生まないと言うわけでは無いですし。
次回作もお待ちしています。
GJ!!お疲れ様です!!
ふと思った。防女卒のおんにゃのこはどういった男と
付き合うのだろうか・・・・?
957 :
名無し三等兵:2006/07/06(木) 22:38:55 ID:T/oPkRjO
・・・・色々でしょう
某キャットファイト潜入要員みたいに。
ところで、950を突破しましたので投下を願います。
959 :
名無し三等兵:2006/07/07(金) 18:46:48 ID:QMtTA6Jg
ハァハァ(*´Д`)=з
960 :
名無し三等兵:2006/07/07(金) 22:47:19 ID:2RtxBPbw
/ / ,. -r―-- 、 __ ヾ、
/ / / / |:::::::::\::::`ヽ ̄``iー-、 ヽ!
. / / / / !``丶、:::ヽ丶、``丶、__ ノ
/ ,ィ´ / / l\__ `ゝ-、、ト 、::<`/
/ !/ / !\\ ,r=、l::ヽ\::ヽ
/ l / |,.--``ヽ、 f、::} !:::ヽ´\ヽ
ヽ r' 〈| l,r=' 、゙'-'‐ ',\::ヽ ヽ!
ヽヽ ! l 〉 !ヽlヽ:::', いぇぃ
--、、 ヽ l !\ _ l:',::\ヽ!
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アニメ・漫画のヒロインはおっぱおでか杉でかんしゃくおこる
次スレは980を突破してから立てようと思いますが皆さんよろしいですか?
あと、スレ伝統のキャットファイト編の続きを待っていますが、書き手さんは
もう居ないのでしょうか?
あと、上のSSご苦労さまでした。
>>938-954 GJ!
キャットファイト編の作者氏は
残りのスレ数、KBとも危険域だから投入を控えているのかな?
今帰宅した。そんな面白いモノではないし、背伸びしすぎて文章メチャクチャなんだけど…
とりあえず
>>130の続き(美少女ファイトクラブ・激闘相撲編だったかな?)を投下させて頂く。不出来は予めお詫び申し上げる。
赤、青、黄に、緑と橙。
色鮮やかな小旗はためく「敗者の殿堂」。
だが目を凝らしてみれば、布切れが旗でないとすぐ分かるだろう。
あのはためく布切れたちは、美少女相撲お馴染みの極細フンドシ。
つい数刻前まで、美少女たちの大事な部分をガードしていた生フンドシである。
フンドシの横には、さわやかに微笑む美少女たちの生写真がズラリ。
生フンドシと生写真を見比べて、悦に入るのが「敗者の殿堂」の趣向なのだ。
悪趣味といえば、これほどの悪趣味も少なかろう。。
富樫からすれば、気を失いたくなるような、おぞましさであった。
(なんてことを…こいつら、ホンモノの変態だわ…)
今にしてみれば、エントリー直前の写真撮影は、「恥辱の殿堂」のためのもの。
「とっておきの笑顔」で、撮影にのぞんだことが、悔やまれてならない。
あの笑顔の生写真と、フンドシがセットで「敗者の殿堂」に晒される。
想像するだけで、おぞましい。
性的に潔癖な富樫にとって、死にもまさる恥辱である。
(あんな風に晒されるなんて…死んでもイヤっ!!)
こうなれば、意地でも勝ち越さなければならない。
たとえ極細フンドシひとつのエロ相撲にせよ、「敗者の殿堂」行きよりはマシである。
とはいえ勝負は水モノである。
いかにエロ相撲でも、勝負は勝負。
秀でたファイターでも、百パーセント確実な勝利などありはしない。
特殊戦要員として、富樫はレディ・ラックの恐ろしさを、身にしみて知っていた。
(何とかなるとは思うけど、万が一勝ち越せなかったら…)
そこで富樫の脳裏に蘇るのは、前回の悲惨な記憶である。
たとえ記憶が風化しても、あの恥辱の味を身体は忘れないだろう。
忍び寄るおぞましさに、富樫はどうにも震えがとめられなかった。
(晒されないためには、とりあえず、勝つしかないわ…)
富樫は悲壮な決意をかためて、土俵にあがった。
対戦あいての「細腰山」は、いたって華奢な美少女だった。
理知的な顔だちもあって、相撲をとるようなタイプには、チョットみえない。
だが「細腰山」は、野獣の目。
血走った目つきに、富樫は一瞬たじろいだ。
(かわいそうに…この娘は負けるともう後がないから…)
この一局で負ければ、「細腰山」は、「恥辱の殿堂」行き決定である。
5勝4敗のせっぱつまった状況が、美少女を野獣へと変えていた。
もっとも同情する富樫にも、他人に勝星をくれてやる余裕はない。
大事な部分を隠しながらの立ち合いである。
胸を腕でガードしながら、グッと腰を落とすのだ。
土俵に拳をつけるのも、苦しい姿勢である。
(あんまり動き回っていると…ハミ出しちゃう)
「細腰山」には気の毒だが、この状態では下手な手加減などできはしない。
一撃でケリをつける。
そのつもりで富樫は、「細腰山」と立ち合うことにした。
勝負はアッという間に決まった。
「細腰山」が、正面からガチンコ勝負に出たとき。
富樫の大胆な回し蹴りが、見事に美少女力士の側頭部を捕らえたのである(※)。
腕を胸にピッタリつけたままにしては、じつに鮮やかなワザのキレ。
狙いすましたインパクトに、たまらず「細腰山」は崩れ落ちた。
長身アジリティを生かした、富樫ならではの一撃必殺といえよう。
めったにない開脚秒殺劇に、観客席は異常なまでにわきたった。
(※)美少女相撲のルールは、何でもアリ。
ただし、目潰し、髪ツカミ…(中略)…噛みつき等々の攻撃は、禁止されている。
が、違反行為をもって、反則負けとするかどうかは、行事・審判団の胸ひとつらしい。
まったくのご都合主義とお考え頂いて、さしつかえない。
いささか、大胆すぎる蹴りではあった。
が、具はハミでてはいないだろう。
とりあえずは、いろいろな意味で、無傷のまま一勝だ。
冷や汗を拭いつつ、富樫は大いに安堵した。
(この調子で勝ち進んで、早く幕内に昇進したい…)
幕内にいけば、胸を隠すブツが貸与される、というのが美少女相撲のルール。
美少女ファイトクラブの性格からして、おそらくはチッポケな布切れか何かだろう。
だがそれでも、胸に何もないよりはマシである。
胸のガードに腕をとられている現状は、いっこくも早く解消したいトコロ。
さすがの富樫にも、ケリ技だけで勝ち進む自信は、まるでなかったのである。
そこでとつぜん、富樫にキツい言葉が飛んできた。
「あなた、そこまで勝ちたいの?」
「えっ?」
言葉の主は、敗北した「細腰山」だった。
いままさに、「恥辱の殿堂」へと連行されるところ。
美少女は、恨めしそうな顔で、富樫を睨みつけていた。
「別に私は…」
「いっとくけど、フンドシから何かハミでているわよ。」
「!!」
みれば、捩れたフンドシの脇から何かイケナイものが。
お手入れしても、油断大敵とはこのことか。
大慌てで股間を隠す富樫に、「細腰山」の容赦ない口撃が始まった。
「わざとらしいわね!!なにいまさら隠してんのよ!!
あんな大股開きで蹴ってきたクセに!!
アンタには恥ってものがないの!!」
「…」
敗者の恨み節に、富樫は一言も無かった。
恥じらいがあるからこそ、足ワザを使った。
そう言いたかった。
が、言えば言うほど相手を傷つけてしまいそうだった。
黙り込む富樫に、「細腰山」は言いたい放題。
半泣きになりながら、失うモノの無い強みで、富樫を責めたて続けた。
「股ひらいて、客たちに自分のエッチな姿を見せつけたいんでしょ?
だったら、せいぜい毛でも具でも、見せつけてやればいいじゃない!!
私には、ぜったいマネできないけど。
せいぜい頑張ってね、ヘンタイさん。
アンタみたいな色キチガイには、女相撲がお似合いだわ!!」
「細腰山」の一言一言が、富樫の胸に突き刺さった。
潜入任務とはいえ、「細腰山」を「恥辱の殿堂」に送り込んでしまったのだ。
残酷な運命をたどる敗者に、かける言葉を富樫はもたなかった。
それにしても、恨み節は残酷だ。
イロキチ扱いというのは、性的には潔癖な富樫には、とりわけよく効いた。
エロフンドシひとつで、開脚回し蹴りの大ハミ毛だ。
「恥知らず」といわれば、富樫にも反論しがたいものがあった。
現実に、客は大喝采の大喜び。
富樫のフンドシ大開脚は、あきらかに客どもの劣情を刺激していた。
(ちがう…そうじゃないの……わたしは……わたしは…….)
唇をかみしめながら、見おくる敗者の姿。
哀れな「細腰山」は、フンドシすら奪われ、恥辱のガントレットへと引きたてられていった。
「細腰山」が走りだすと、観客席は大コーフンの大熱狂だ。
わきあがる下品なヤジと罵声が、富樫の心をうちのめした。
(ごめんね…でも仇はぜったいにとるから…。)
耳を塞ぎながら、富樫は足早に土俵をあとにした。
対細腰山戦のあとも、富樫は順調に勝ちすすんでいった。
勝ち越しどころか、全勝優勝を決め、すぐさま幕内へ。
幕内となれば、待遇は一変する。
控え部屋も、衣装も、食事もなにもかも。
「すべてがグレードアップする」、というのが事前の説明だった。
なかでも富樫を喜ばせたのは、衣装のグレードアップであった。
なんと上の衣装もつくというのだから、ありがたい
(やっと胸を隠せるわ…脚ワザだけでバトルするのも限界だし…
こんな恥ずかしい格好でいるのはもうイヤ…。)
極細フンドシひとつの羞恥バトルに、どうにも慣れない富樫である。
任務第一で、かろうじて耐えてはきた。
が、注がれるあの好色な視線は、耐えがたい。
鼓動は早まり、身体は火照り、脳は沸騰すんぜん。
恥ずかしさのあまり失神しそうになってしまうことも、しばしばだった。
しかし、幕内力士となれば、そんな悶絶羞恥ともサヨナラである。
美少女ファイトクラブのことだからして、きっとエロ系衣装であろう。
察しがつかない富樫ではなかった。
が、エロ衣装でも、まったく無いよりはマシというもの。
胸を隠す衣装をもらえるだけで、富樫は天にも昇る心地であった。
心機一転。
これで心置きなく、任務にまい進できる。
手が自由になれば、さらなる快進撃も可能であろう。
その過程で、「細腰山」の仇もとれるに相違ない。
富樫はかたく信じていた。
幕内控え室は、どことなくスレッカラシな雰囲気だった。
渦巻く新参者への敵意のなかを、勇躍前進。
富樫は衣装の貸与を、牢名主とおぼしき少女に頼んだ。
「ハイ、これだよ。」
「え?」
牢名主嬢から渡されたのは、一個の小さな金属缶だった。
「もう一度言うわね。私は衣装が欲しいの。
幕内力士用の衣装なんだけど。」
「だ・か・ら・これが幕内力士用の衣装なんだよ。
ジョンソン・アンド・ジョンソンのバンドエイド30枚と紙絆創膏一ロール。
イヤならいいよ。裸でファイトすれば?」
たちまち、富樫の顔から血の気が引いた。
そんな小さなバンドエイドで、いったい何を隠せるというのか。
不安を押し殺しながら、いまいちどニタつく牢名主嬢へ声をかけた。
「待って!!こんなモンでぜんぶ隠せる訳ないじゃない…」
「いいや、工夫すればなんとかなるよ。
とりあえず、試してみたら?そこにある姿見のまえでさ。」
ガックリするような残酷な現実。
だが、あるもので何とか工夫するより、他はない。
富樫は、裸になってバンドエイドと紙バンを「試着」することにした。
「試着」の結果は、想像通り。
鏡に映った姿は、男どもの獣欲をかりたてるだけのものだった。
キワドイにもキワドすぎる自分の姿に、富樫は甲高い声をあげた。
「ひどい…これじゃフンドシの方がまだマシじゃないっ!!」
喰ってかかる富樫だったが、牢名主嬢はまるで取りあってくれなかった。
それどころか、ほかの力士連中と顔を見合わせながら、クスクス笑い。
あげくの果ては、ひとつ強烈な追い討ちをかけてきた。
「あーあ、もう使っちゃったんだ…衣装は一場所につき一缶だけなのに。
補充はいっさい無いから、そのつもりでね。
あとそのバンドエイド、耐水性がぜんぜんないから、せいぜい気をつけるんだね。」
控え室は、爆笑の渦につつまれた。
そのなかで、富樫はただ呆然と立ち尽くすのみ。
わずかなバンドエイドと紙バンで、戦い抜くは夏場所十五日の長丁場だ。
迫り来る過酷な運命に、圧倒的な絶望が心を覆い、カラダにワナワナと震えてしまう。
滴り落ちる冷や汗で、早くも一枚のバンドエイドがとれかけていた。
途方も無く貴重なバンドエイドが…。
以降は桃編と田沢編で。
972 :
名無し三等兵:2006/07/10(月) 02:11:29 ID:IoVH2EC8
GJです。
ただ、最後まで読んで一言
「え!これから、みなもちゃん一体どうなるの?」
そこら辺を追加してくだされば・・・・
桃、田沢編お待ちしています。
冗長でメリハリが無くエピソードを追うだけでキャラに個性が無い。
以上
つか、防女じゃなくていいじゃんこの話。
実は同時に諜報部の子も潜入してて、両用の連中をブラフに目的を達成、
ぐらいやらないとらしくない。
>>973 >>974 おいおい、それはあんまりですぜ(苦笑)
作者氏、おつかれさまでした。また期待していますです。
>>973-
>>974 自演乙。自分でも書いてみろアホが。
確かに、諜報系(インテリジェンス系)の話(明、暗共に)が投下されても良いですな。
一番最初に、原案(プロット)としてメイド教官物語があったんだし。
ところで、キャットファイトものはスレ最初か最後にしか投下されないのですかな?
この分だと、田沢編が終了するのはイツニナルコトカ・・・
再考を願います
SS書けもしないアホは出ていけよ。
980 :
名無し三等兵: