中高一貫の防衛女子校　その６

制服可愛くて、進学レベルが高くて、イジメは絶対許さない姿勢で、
卒業までに普通校課程の他に、英語、他一カ国後ネイティブレベル、
看護婦並みの医療技術（理論、実践共に）、婦人警官並みの護身、格闘術、
二輪、四輪限定解除、マナー、礼儀作法も修得・・・で、6年間　男　不可　
と、いうのはどーでしょう。
卒業時、内部試験で防大、旧帝大進学可
予備士官として登録
学費、諸経費無料　給料支給

卒業試験は上記技能、単位修得済みの上　
富士の樹海、もしくは日本アルプスから地図無しで生還すること

・・・けっこう、人集まるんじゃないかな

前スレ
中高一貫の防衛女子校設立五校目
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1132516004/
まとめサイト
防衛女子校過去スレデータベース
http://www.geocities.co.jp/Playtown/2330/bojo/index.html

中高一貫の防衛女子校設立は可能か？　（初代スレ）
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1061499381/
中高一貫の防衛女子校設立その2 【マリみて】
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1064645215/
中高一貫の防衛女子校設立　PART2 【正統】
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1064676506/
中高一貫の防衛女子校設立　三校目
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1093796954/
中高一貫の防衛女子校設立　その４
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1116619338/

あぼーん

あぼーん

あぼーん

あぼーん

あぼーん

あぼーん

スレタイを見て、ああ中井貴一の姉は中井貴恵だったなと
思い出した俺がいる。

あぼーん

>>1乙！
近いうちにSS投下させていただきます

にしても頭の悪い荒らしだな。

>>2-8までが荒らしというのもスレ伝統ですかね・・・
ところで、前スレがあと２０くらい残っているけど、こう言う時にこそ
普段投下しにくいＳＳを・・・と望むのはおかしいでしょうか？

>>1
乙

＞６　時折発生する荒らし、誹謗中傷には反応しないようお願いします。基本はスルーで。

ではそうさせてもらおう

荒らしが自分をスルー扱いとはかたはら痛いですなぁ

ttp://kasamatu.o0o0.jp/pochi/src/hajime0391.zip.html

前スレ>>263氏のうｐしたＳＳまとめです。５スレ目分を追加しました。
パスはbojo
です

>>12
エロ系とか？今からだとちょっと時間的に無理かな…

その代わり、でもないけど新スレ記念でSS投下します
前スレに出た「狙撃分隊の二人組、ロシアで合同訓練」ネタでいってみます
正直デキは自信がないのですが…

＜（ロシア語）ボリス！ボリス！応答しろ！まさかお前まで…＞骨伝導式のイヤホンからは誰の声も入ってこない
モスクワ郊外、数キロ四方の大きさがあるここ市街地戦訓練場で正体不明の仮設敵と相対して半日
６人いた分隊員たちも遂に最後の一人になってしまった
ロシア陸軍所属ユーリ・スワロフ上等兵は焦っていた
１９歳にして狙撃兵の訓練コースを優秀な成績で修了し、特殊部隊スペツナズへ志願して入隊が決定するか否かという大事な時期なのに…
正体不明の敵相手に「全滅」という無様な姿を見せるわけにはいかないのだ

＜ムラノフ伍長！イリヤコフ！誰かいないのか！＞ビルの一室で必死に分隊に呼びかける、が…
＜＜ガタガタ騒ぐんじゃねぇスワロフ！死体は喋らん＞＞教官であるグレゴリー・ヤシン軍曹の太い声がイヤホンから入ってきた

＜死体？全滅ですか！？＞＜＜それ以上は言えんな＞＞
教官の声には少しからかうような調子があった。普段は冗談の一つも言わない人なのに…
侮辱された！と感じたスワロフ上等兵の顔が赤く染まる
（クソっ！誰だか知らないがオレ一人で仕留めてやる！）ボルトアクション式の狙撃銃、SV-98を構え直し窓から外を警戒する
動くモノ、衣擦れの音、スコープから反射する光、あらゆる兆候を捕らえるため精神を集中する…と、視界の端に黒い人影を捕らえた

銃を向けてスコープを覗き込む、するとそこには…（女！？）アメリカ製のＭ４カービンを持った少女がスキのない動きで歩いている
服装は見たことのないまだら模様の迷彩服、黒いベストに軽量化されたヘルメット、銃も様々な改造が施されているようだ
（どこの連中だ…いや、今は仕留めるのが先だな）まだこちらには気づいていない少女の頭に照準を合わせる…

その瞬間だった
ドスっ！心臓付近に強烈な衝撃が走る、と同時に「ターン」と銃声が鳴り響いた
＜ぐわっ！＞軽い悲鳴を上げてスワロフ上等兵はその場に突っ伏した
命に別状はないモノの、訓練用ペイント弾が命中するとかなりの激痛が走る
＜＜状況終了、ロシア側は全員死亡だ＞＞教官の無情な声が耳奥で鳴り響いた

胸を押さえながら窓枠にしがみつき、外を見るスワロフ
＜いったいどこから撃ったんだ…＞そう言って周囲を見渡した彼の目に、１キロ近く先のビル屋上に立つ人影が写った

＜おめでとう死体諸君、テメェらに２階級特進はもったいないな＞スワロフ以下６人の隊員たちが整列する前で、ヤシン軍曹が話し続ける
列に並んだ隊員たちの体にはあちこちにペイント弾の赤いシミができている
分隊長でもあるムラノフ伍長など、手足が真っ赤に染まっているほどだ
＜さて、ここで質問だスワロフ上等兵。君たちを全滅させた相手はどんな連中だと思う？＞突然、軍曹が問いかけてきた
＜…女がいました＞＜なんだ、発見できていたのか…つまらん＞残念そうに言う軍曹、そしてトラックの方に向かって手を振った
＜紹介しよう、君たち全員を死体に変えた二人だ＞トラックの陰から出てきたのは、アジア系の顔立ちをした二人の少女だった

＜日本の防衛専門学校から来たタマコ・サイカとキョウ・オガワだ。二人ともまだ１６歳とのことだ＞
『（英語）キョウ・オガワでっす！よろしく☆』
『…ﾖﾛｼｸ』
英語で挨拶する二人を見て驚きの表情を隠せない分隊員たちだった

『あの『ドラグノフ・ガール』が来られなかったのは残念ですが、彼女たちもなかなか負けず劣らずの腕前ですな』
基地内にある将校用のバー、上機嫌でウォッカを口にするのは、今回の合同訓練を担当するロシア陸軍のハリコフ大佐だ
『タマコは超長距離狙撃、キョウは中距離での速射能力に優れています。得意分野ならあの子たちはリナ…いや『ドラグノフ・ガール』にも負けませんよ』
同じくウォッカを口にはするが、チビチビと舐めるように飲むのは狙撃分隊の先任教官だ

『大佐、明日のスケジュールです』スーツに身を固めた妙齢の女性秘書が大佐に書類を手渡した
『明日は基本射撃、野戦訓練場での狙撃、暗視装置を使用しての夜間狙撃…若い娘さんたちには酷ですかな？』
『いやいや、我々としてもこれだけ広い訓練場は滅多に使えませんでな。ありがたい事です』
そう言って談笑するジジィ二人だった

なぜ、防衛女子校陸上要員強襲科狙撃分隊のこの二人がロシアに来ているのか…話は数ヶ月前にさかのぼる
夏休み中にバイトで訪れたベルギーでの兵器ショーで、ロシア人をいたく感激させた狙撃分隊１号生徒の川内リナ
新学期になってロシアの各機関から彼女を『招待したい』との打診が相次ぎ、「外交上の面でメリットがあるかも…」と外務省が防女に彼女のロシア派遣を要請した
しかし、それに待ったをかけたのが防衛庁と陸上自衛隊だ。かつての仮想敵国に対する警戒感か
「我が隊が待ち望む最高の人材をロシアなんかに送るなどと言語道断！」といつになく猛烈に抗議、しかし外務省側も負けてはいない
「お前らに外交がわかんのかこの３流官庁！」と一触即発の雰囲気にまで陥ったという
仕方ないので「彼女に匹敵する腕前の学生たちを派遣する」と防女側が提案、結果として彼女たちが派遣されることになったのだ

＜クソッ、女だぞ女！しかもガキだ！ふざけやがって…＞
同じく基地内のバー（兵隊用）でカウンターに座り愚痴をこぼすのはスワロフ上等兵だ
＜お前もやられたじゃん。ヤポンスキーだからって侮れんなぁ＞さして悔しくない、それどころか嬉しそうな口調で話すのは、アレクセイ・ボリス上等兵
スワロフとボリスは同期入隊の腐れ縁なのだ
＜分隊長のムラノフ伍長が真っ先に足を撃たれてな。助けようとした瞬間に頭にヒット！しかも一瞬で３発だぜ＞そう言って首を回すボリス
軽薄そうな笑顔はとても軍人には思えない。その笑顔でモスクワの女性をナンパし続けているという
＜なんでそうニヤニヤしていられるんだ！＞四角四面の優等生、といった感じのスワロフの顔が赤く染まる
＜何でって…カワイイじゃんあの子たち＞そうムキになるなよ、とボリスはスワロフの肩を軽く叩いてバーを後にした

＜クソっ…！マスター、もう一杯！＞カウンターをグラスの底で叩き、カウンターの向こう側にいるマスターを呼ぶ
＜あんまり飲み過ぎるんじゃないよ。明日も訓練だろ？＞そう言いつつもマスターはスワロフの前にグラスを置いた
＜日本に女性専門の軍事学校があるって噂は聞いてたが…まさか本当に戦闘技術を教えているとは思わなかったな＞
マスターも元軍人だ
＜狙撃技術なら女性も男性に引けを取らないもんさ。我がロシアにも伝説があるだろ？ゾアイ･ミスケビッチ、アンナ･ペトロバ…＞
＜リュドミラ･パブリチェンコ…確かに女性でもすごいスナイパーはいるさ。でもオレはロシアの男だ！極東の島国の小娘たちに負けるわけにはいかん！＞

スワロフはそう言うとウォッカを一気に飲み干し、勢いよくバーを飛び出していった
＜おい、勘定…またツケかね＞ため息をつくマスターだった

やる気充分のスワロフ上等兵だが、翌日からの訓練でまたも挫折を味わうこととなった
タマと同じようにボルトアクションライフルを使用した長距離狙撃を得意とするスワロフだが
＜…どうだ！ほぼど真ん中だぜ！＞８００ｍ先の標的に対する狙撃、一発で的のほぼ中心を射抜いたスワロフ、しかし…
「…」タマの弾は標的の中心を見事に射抜いていた

＜…正確性も大事だけど、やっぱり「ここ」ってタイミングで撃てないと意味がないよな！＞野外訓練場でリモコン操縦の車に乗った的を狙う
いつ出るかわからない標的をタマとスワロフが狙う
（ケッ、格の違いを見せつけてやる）銃を構えつつ横目でチラリとタマの方を見る、しかしタマの方は「我関せず」といった感じだ
その態度がまたスワロフを苛つかせる
「標的現出！」＜出たぞ！＞観測手についている莢とボリスが同時に叫んだ
（…よし、今だ！）引き金を絞ろうとしたスワロフ、しかし一瞬早く「ターン」タマのレミントンＭ７００が火を噴いた

＜スワロフ、標的の腕を撃ってどうするんだ＞的に空いた穴を指さし、ヤシン軍曹が呆れたように言った
口径の違いから、タマとスワロフのどちらの弾が当たったのかは一目でわかる。タマの銃弾は見事、標的の頭に命中している
＜クソ…負けてられるか！昼間だけ撃てても意味無いんだ、夜間射撃でギャフンと言わせてやる！＞と気合いを入れるスワロフ
力が入れば入るほど射撃は当たりにくくなるのだが、そんな常識も今の彼の頭からは抜けているようだ

モスクワ郊外とは言え、街の灯りはほとんど届かない。ほぼ漆黒の闇に包まれた市街地戦訓練場に二人の姿があった
標的の出る場所は指定、狙撃ポイントは各自で設定…観測手無しの単独任務だ
タマがどこにポイントを設定したかはわからないが、スワロフは標的から約６００ｍの地点を選択した
建物が邪魔をして狙う場所が大きく見渡せないのが難点だが、暗視装置の性能や距離を考えるとここしかない
（足りない分は腕でカバーするさ）と自信ありげなスワロフ、さっそく銃を構えて標的の現出を待つ

星は多く出ているが、月はまだ出ていない。微光暗視装置だけでは今ひとつ映像の写りが悪い
赤外線を照射すればその部分は明るくなるが、敵も同じように暗視装置を使っていればこちらの位置がバレる
（ま、一瞬だけなら構わないだろ…）と考え、スワロフは暗視装置のＩＲスイッチを入れた
その瞬間、標的が現出した（！）慌てて銃を構え直すスワロフ、しかし標的はすぐに移動して死角に入った
（クソッ！）心の中で毒づいて狙撃ポイントを変えようと立ち上がる、がその瞬間…

「ターン」忌々しいレミントンの銃声、しかもスワロフのいる位置からさらに遠く離れたところから聞こえた
＜＜スワロフ！なにしてんだテメェは！＞＞次の瞬間、ヤシン軍曹の怒声がイヤホンから聞こえてきた…

それから３日後の夜…
＜クソッ！クソッ！クソッ！何だって勝てないんだ！＞カウンターでへべれけになっているスワロフ、周りにはカラになったグラスが転がっている
＜そう力んでるからじゃないか？＞とこちらは相変わらずのボリス＜もっとリラックスしろよ、オレはもう一人の子と仲良くやってるぜ＞
＜自分の頭に３発も叩き込まれたのにか？＞＜訓練だからな、割り切れよ＞
＜…＞わかってはいるが、プライドが邪魔をしている
＜実戦なら…実戦なら勝てるさ。あんな女なんかに負けるかよ…＞

確かに彼女の腕は凄まじい。ここ数日の合同訓練でイヤと言うほどわかった
銃の性能差もあるだろうが、それを考えてもタマの腕前は自分より上だと思う
だが、プライドがそれを認めることを許さない…
＜明日は最後の訓練だぜ、国防省のブレヤコフ中将が視察に来るんだってよ＞
＜中将の視察は隣の兵器開発センターでの防空レーザー砲を見にくるんじゃなかったのか？＞
＜こっちの訓練もついでに見るとか何とか…ま、雲の上の話だから関係無いな＞

訓練最終日、今日は初日にやった対抗形式での訓練だ
市街地戦訓練場の両端からそれぞれ出発して交戦する「遭遇戦」の要領だ
＜…今日まで負け続けだったお前らに与えられた最後のチャンスだ、まぁ勝てなかったらどうなるか…＞整列した分隊員たちの前で語るヤシン軍曹
しかしその時、青ざめた顔をしたハリコフ大佐がやってきた
＜大佐、何事ですか？＞＜軍曹！大変なことになった…ハッキングだ！＞

市街地戦訓練場の隣にある兵器開発センターで実験中の防空レーザー砲、このシステムがハッキングを受けたらしい
半径３００ｋｍ以内にある飛行物体の全てを狙い撃つことが可能なこの兵器が今狙っているのは…
＜ブレヤコフ中将の乗った飛行機が狙われている…こっちに向かっている最中なのだが…電源のチャージがあと数分で終わる。そうしたら…＞
＜あと５分２２秒です＞冷静に語るのは大佐の秘書だ
＜砲を破壊しては？＞
＜ダメだ、要塞並みの施設で地雷原のある半径８００ｍ以内に近づけない。ミサイルも一番近い施設から２０分はかかるし、そもそもミサイル迎撃用の施設だから…＞
＜中将の飛行機が避難しては？＞
＜すでにＵターンしているが間に合わない…＞

＜話はわかりました。しかしなぜ我々に話を？＞ヤシン軍曹がもっともな疑問を口にする
＜あのレーザー砲、発射の寸前にレンズを一瞬だけ晒し出すんだ。その瞬間に狙撃してもらいたい！＞
＜…レンズの大きさは？＞
＜約５�pです＞秘書が答える
＜つまり８００ｍ先にある５�pの標的に、１発で命中させなければいけないと…＞
＜しかもレンズが出てからレーザー発射まで２秒しかない…可能か？いや、もう君たちしかいないんだ！議論の暇はない！命令と考えてもらおう＞
命令となれば異論はない、後は最善を尽くすのみ。その点、優秀な軍人でもあるヤシン軍曹は気持ちの切り替えが早かった
＜スワロフ！ボリス！お前たちが行け＞＜了解！＞指名を受けた二人はさっそく準備を始める
観測用の装置と実弾を準備して、狙撃ポイントに向かおうとする…その時、防女狙撃分隊先任教官が口を開いた
『ちょい待ち、ウチのタマも向かわせるよ』


話を大佐の秘書から聞いた先任教官とタマ＆莢
「タマちゃんが行った方がいいんじゃないかな〜だってこの中で長距離の狙撃が一番上手いのはタマちゃんだよね？」
「まぁそうだな…連中の面子もあるだろうが。タマ、行けるか？」「…」こっくりと頷くタマ
「よし、じゃあ莢は観測手で同行だ」「了解！」「…ﾘｮｳｶｲ」

狙撃ポイントに到着したタマたちは、さっそく狙撃の態勢を取る。レーザー砲のレンズ部分はまだしっかりと覆われている
「充電完了まであと３分２２秒だって。飛行機がこっちの方にあるから、レーザー砲もこっちに向くだろう…だってさ」「…ﾜｶｯﾀ」
観測用の望遠鏡を覗き込む莢、狙撃態勢を取るタマ、その隣ではスワロフとボリスのコンビが同じように準備を進めている
＜力むなよ、ユーリ＞＜あぁ、わかってるさ…約１００名の命が懸かってるからな＞そうは言ってもやはり気になるのか、チラリとタマの方を一瞥する
＜…わかってる、平常心だな…＞そう呟き、スコープを覗き込んだ


「あと１分」＜あと１分だ＞二人が同時に声をあげ、タマとスワロフの顔が引き締まる
＜落ち着け…大丈夫だ。この距離なら外さない…実戦での緊張下ならオレの方がこの女より上のハズだ…＞そう呟いても緊張は取れない
呼吸がだんだんと乱れてくるのがわかる、手に無駄な力が入っている、わかってはいてもリラックスはできない…１００名の命が己の指先に懸かっている
１０ｍほど離れたタマの方をチラリと見る。いつにもまして無表情な彼女は緊張しているかどうかもわからない
＜時間だ…＞ボリスが呟いた。これから先はいつ、レンズを覆う蓋が開くかわからない
脳に直接響くような心臓の鼓動、渇くのど、手の平には汗…実際はほんの数秒だったが、スワロフには数分くらいに感じられた
突然、前触れもなくレーザー砲が微動した。そして次の瞬間、レンズを覆う蓋が開いた
（よし！今だ…）スワロフは狙いを付ける、しかしなかなか定まらない。緊張で固くなった指先が引き金を絞った…

同時に鳴り響く銃声
レーザー砲のレンズが砕け散った
「命中！」＜命中した！＞日本語とロシア語が同時に飛び交い、莢とボリスが目を合わせて笑った
＜やったなユーリ！＞ボリスに肩を叩かれて起きあがるスワロフ、しかし表情は冴えない＜…どうした？＞
＜…オレの弾は、当たってない＞＜な、なに？いや、しかし…＞＜…当たってないんだ、自分でわかる＞
そう言うとスワロフは立ち上がり、同じように立ち上がったタマの元に歩いていった

＜…オレの負けだ、完敗だ。見事だった＞タマの側に来たスワロフは言った「…？」二人はキョトンとした顔をしている
二人ともロシア語は全くわからない事に気づき、スワロフは慣れない英語で話し始めた
『完璧にオレの負けダ、見事だ、ミス・サイカ…目の敵にシテすまなカッタ』訛りの強い英語だが、一応は理解できる
『オレはfrog in the well（井の中の蛙）だった。マサカ極東の島国から来タ女に負けルトハ…』
『そーそー、タマちゃんすごいでしょ！女だからって甘く見ないでよね〜…て何すんのよ〜！』＜はいはい、邪魔しないであげてね＞
横から口を出す莢の襟首をボリスが掴み、二人から引き離す

『ミス・サイカ、お詫びとお礼ダ。何かオレにデキル事があったラ言ってクレ』頭半分ほど高いスワロフの顔を見上げ、タマは少し考える風を見せる
『…ﾌﾀﾂ…ｵﾈｶﾞｲ』そう言って指を二本立てるタマ
『何だい？できるコトならなんデモするヨ！』
『ﾖﾌﾞﾄｷﾊ…ﾀﾏ、ﾃﾞｲｲﾃﾞｽ』『ＯＫ、タマ…後の一つハ？』
『ｿﾚﾊ…』

翌日、モスクワ中心部にある赤の広場に来たタマとスワロフ
『ここガ有名な『赤の広場』ダよ』『…ｱｶｸﾅｲ』『イヤ、赤いカラ『赤の広場』になったワケじゃ…デハ行こうカ』
少し歩いた先にあるデパート『グム』…ここが今日の目的地だ
最近のモスクワは意外と物が充実しており、このデパートも吹き抜けの長い廊下にずらりと専門店が並んでいる
二人はその中の店に入った。そこには…
「ﾁｪﾌﾞﾗｰｼｶ…!」ロシア映画に出てきたマスコット、チェブラーシカのグッズが一杯並んでいる
タマの無表情が少しだけゆるみ、グッズを熱心に見始める。それを見たスワロフも顔をほころばせる
＜やっぱり女の子なんだな…＞

『ｺﾚﾆｼﾏｽ』たっぷり小一時間はかかって、タマはスワロフに小さな人形を差し出した
『こんな安いモノでいいのカ？もう少し高くテモ…』そう言うスワロフに対し首を振るタマ
『ｺﾚｶﾞ､ｲｲﾃﾞｽ』『そうカ…では』
勘定を済まし、店を出てからスワロフは手に持った人形をタマに手渡した
タマは人形を受け取り胸に抱いた、そしてスワロフの目を見てほんの少しだけ微笑んでから言った

「…ｽﾊﾟｼｰﾊﾞ」

普段の無表情を見てきただけに、その笑顔はかなりの威力があった
初めて会ったときに喰らったペイント弾以上の衝撃が、スワロフ上等兵の胸を直撃した
＜…あ、い、いやどうも…＞『？』動転して英語も忘れてしまうスワロフであった

モスクワ郊外にあるシェレメーチエヴォ国際空港
サービスの悪さでは定評のある空港だが、さすがに軍の客でもある防女の３人はすんなりと出国カウンターを通過した
見送りに来ているのはハリコフ大佐と秘書、ヤシン軍曹と教え子の分隊員たちである
『有意義な訓練でしたな、余計なトラブルもありましたが…』『いやいや、日本には『終わりよければ全て良し』という諺もありまして…』
大佐と先任教官が話す横で、スワロフ上等兵が何か言いたそうにしている

＜スワロフ？どうした？＞ヤシン軍曹が尋ねる
＜は、いえ、何でも…＞そう言うスワロフの視線の先には、にこやかに談笑する莢と傍らに立つタマの姿があった

日本航空のボーイング７７７が飛び立ち、彼女たちは日本に帰っていった
＜…＞何か不完全燃焼な顔をしたスワロフに、ボリスが声をかけた
＜よう、スワロフ。タマに告白はしたのか？＞＜！？な、何を言ってんぁｗせｄｒｆｔ！？＞動転して何を言っているかわからなくなっている
＜お前さん、ずっと彼女の方ばっかり見てたじゃないか、バレバレだよ。で、メルアドくらいは聞いたのか？＞
＜い、いや、まだそんな親しくないし、つか日本人だし、遠いし…＞そう言いつつも未練があるのか、飛行機が飛び去った空の方を見る
＜まぁそんなお前さんに、いいモノを見せてやろう＞そう言ってボリスは一枚の紙切れを取り出した
そこにはＥメールアドレスが書かれてある。末尾は『〜ｊｐ』だ＜それは？＞
＜あの小さい方…キョウのメルアドさ。タマの親友らしいから、彼女のアドレスも聞けるかもな…さ、どうする？＞ニヤリと笑うボリス

たっぷり１分は悩んだスワロフ、そして…
＜…………………………………………………………………………………………………………ｵﾈｶﾞｲｼﾏﾂorz＞

〜完〜

空港の端にある軍専用のハンガー、そこに大佐と女性秘書が入ってきた
ハンガーに先に入ったのは大佐だったが、その後ですぐ大佐は歩調を緩め女性秘書を前に出す。そして口を開いた
＜トラブルはありましたが、それなりに有意義な訓練でしたな＞
＜件のハッカーの正体は？＞女性秘書が今までと違った強い口調で話し始めた
＜おそらく内部の者の反抗かと…狙いは中将ではなく、あなただった可能性もあります。偽情報に乗ったようです＞
＜犯人を発見してしかるべき『処置』を＞
＜わかりました＞そう言って大佐は軽く頷いた

ハンガーにはエンジンを暖めてあるハインドが２機、駐機してある
周りには少数ながらもスキのない警備兵が警戒を続けている
大佐は警護の兵からコートを受け取り、女性秘書の肩にかけた。コートに付いているのは星が二つ…陸軍少将の階級章だ
＜日本の女性兵たちはいかがでしたか？ガラーホワ少将＞大佐が尋ねる
＜よく鍛えられている、軍隊を持たないと言いつつあれだけの兵士を育成し続けてきたとはな…恐ろしい国ね、日本は＞
ロシア内務省を影で支配すると噂される女性、ガラーホワ少将はそう言って唇に指を当てて考えるそぶりを見せた

＜あの国を敵に回すのはあまり得策ではないわね…大統領にはそう伝えたほうが良さそうね＞
そう呟きながら彼女はハインドに乗り込んだ
兵たちが一斉に動き始める。ある者はもう１機のハインドに乗り込み、ある者はそのままハンガーを後にして外に停めてある車に乗り込んだ
２機のハインドはモスクワに向けて飛び去っていった…

〜完〜

いかがでしょう？
ど〜も個人的には不満が残るSSでしたが…

今度はもう少し練ってから投入するか

　　　　　　　　　　　　_ . .ー. .、
　　　　　　 , -‐ ´￣: :, :ﾆ､丶､｀:ｰ. .＿　　　　　 ＿＿＿
　　　　 , -': : : :/⌒:く: : : : ｀:ｰ｀ｰ- ､: : :￣￣￣　: : : : : : ￣
　　　 //＿ﾉ￣!: : : : : : : : : : :ー ､＼ヽ-:..＿: : : : : : : : : : : : :
　　　j:.ハ: : : : : : : : : : : _: :＼-: : _＼ヽ::＼: : ￣ー--::::::::::＿
　 　 l:.|: :|: {: : : : : : :‐ 、､｀ヽ､ヽ-ヽヽlヽ: :::丶: : : : : : : : : : : :
　　　V: :j: :ヽヽ､｀ヽ､_:_＼＞‐≧l ト丶 : ＼::::ヽ::::.... : ::::.... : : :　　　　あらあら〜
　　　 !:./{: : ::ﾄ､:ﾄ＞‐　￣l｀〃￣ |ﾉ::::＼: : :丶､＼-::::::::::::::::::: 　　　　酷いできですねー
　　　 V|ハ:トヽｰ＞＝ 　 ヽ 　 　 |ヽ::::::::::丶､: : :｀: ｰ￣:::::::ｰ:
　　　　ヽ rﾄﾍ-ﾐ ´　　　　　'　 　 ﾊ＿::-:::::＿::｀:::ー---:::｀ヽ:
　　　　　 ﾄlヽ＼＼　　　 r　´}　/　ヽヽヽー―‐ 　 7⌒ヽ::::::::
　　　　　 ヽヽ＼＼｀ヽ､ ＿ｰ_ノ/　　l　ヽヽ　　 　 /　　　ヽ:::::
　　　　　　 ヽ.＼｀ 　 　 ヽｰ､_/＿＿j＿_ヽヽ　 　 !　 　 　 l::::
　　　　　,.　-ﾍ　'＼　　 　 Vｰ|、　　　 //｀i ヽ 　 l　　　ｰ-ヽ
　　　 ／ 　 　 ＼　ヽ　　　 ヽ _Vｰ-　_j l　 |〉_´_　l　　　ヽ __}
　　　l｀ヽ、　　　 ヽ　 ＼　　 　 !　　　/｀　┴- Lj_ヽ　　　＿
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>>39GJ!

ＧＪです。
ところで、ふと思った事。
このＳＳ、ロシア兵視点で話しが進んでいるが、同じ事象を防女側（キョウ側とか）で
語ると、かなりコメディ色が強くなるかと。
ご一考願います。

>>41
荒らしをスルーできないお前も荒らしだバカ。

最近SSスレをあちこちで荒らしてる基地外がここにもやってきたか。

>>40
どの辺が酷いのか言えば？作者にもその方がいいだろうし。

上のＳＳ面白かったです。
願わくば、ドラグノフガールがロシアからラブコールされてることに対する
太平洋の向こう海岸の同盟国と今度五輪を開催する大陸国家の反応ＳＳを
読みたいです。

さて、諸兄は「ガラスの天井」という言葉をご存じだろうか？
防衛女子校は中堅幹部養成校として発足し、各界に有為の人材を輩出してきた国立名門校であるが、
防衛に付いている「女子」の二文字の為か、はたまた男性社会である国家公務員組織の中でも、
更に男性優位の防衛・治安関係コースの学校であるためか、「ガラスの天井」の存在は表沙汰になることはなくとも
歴然と防衛女子卒業生の前に立ちふさがっていた。
最も、開学の目的が「中堅幹部候補生養成校」である。
上級士官が出なくても当たり前、と最近まで周囲だけでなくＯＧ本人たちも考えてた様なのだが「均等法」世代以降
「将官にさせろとは言わないが、有能で成果を上げた者に対してはせめて一佐までは」というぼやきも出てくる。
初期は、予防犯罪・貧困児童救済と圧倒的に頭数が足りなかった自衛隊の員数揃え、兼、自衛隊活動に理解のある隊員嫁さん候補と
考えられていた節がある防衛女子校卒業生。
あらゆる困難を実力と行動力でねじ伏せてきた彼女らの明日はどっちだ！

グッジョブ！

>>47
佐官目指す香具師は普通に防大進学というコースを辿るとおもうが。

現場一筋でやってきた人材について語ったんだが・・・
生臭い話かもしれないが、退職金の額とか、除隊後の再就職口のランクとか
色々格差があるだろうから。
それに、こういう「現場一筋で成果をあげてきた女性」は独身が多いと思う。

戦車、潜水艦などに女性配置検討＝男女共同参画計画−防衛庁
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060712-00000184-jij-pol
　防衛庁は12日午後、男女共同参画推進本部（本部長・木村太郎副長官）の会合を開き、
男女共同参画基本計画を策定した。戦車や潜水艦、戦闘機など「戦闘職種」への女性自
衛官配置を検討することが柱。同庁は「母性の保護」などを理由に女性を戦闘職種に就か
せていないが、海外派遣で女性自衛官の活躍が見られたことなどから改めて検討することにした。　

（時事通信） - 7月12日21時0分更新

前スレ残にエロＳＳ投下希望

出身地がマイナーだが忍群の根拠地で先祖は多分忍者だったのだろうが
会計隊志望の娘。
ご先祖さまは帝国陸軍で結構な手柄を立てており勲章や感状が残っているが
死去した両親は公務員で本人は専業主婦を希望。
助教曰く「毎年何人かはこんなのがいるんだ」

>>53
どっかの極上な生徒会みたい

スパイ育成組織中野学校
ここでは、鍵あけや、潜入、音だけで兵器の種類を判別したり、目隠しをして引き回されても、
距離と方位がわかるようにする等等の訓練が行なわれた。
（作業中人が突如室内に入ってきた時、忍者の如く天井に飛び上がり隠れる。 なんて訓練も有ったんだとか。）
が、日本以外の、他の主要交戦国が、国をあげて育てたスパイは、敵国に乗り込んで現地の人を懐柔し、
一大諜報網を作り上げる、いうなればゾルゲのようなのや、本国に有って、各種情報を分析し、
有意義な情報を拾い上げるアナリスト等であり、日本のように、国が全力を挙げて、大学出のインテリを、
いうなれば下部諜報員のような物に、育て上げた国は日本以外にはなく、戦後中野学校について調査した米軍人が
「諜報という物をまったく理解していない」とあきれ返ったんだとか。

が、国が全力を挙げて育て上げた、インテリ下部諜報員の能力はすさまじく、戦後彼らはGHQやアメリカ軍の暗躍に
現場要員として大活躍したとかしないとか。

・・・んでもって、初期防女の教官、助教だけでなく「教育カリキュラム設計者」に中野学校卒が結構いたりするんだな　これが。
本当に！現場指揮官（中堅幹部）養成校として設計されているのだな。
まぁ、別の「設計者」が構築した専攻では別タイプの人材養成プログラムが組まれているだろうけど。

>>53-55
んでもって、本人やる気が無いだけで成績は良かったりする。

>>55
＞ここでは、鍵あけや、潜入、音だけで兵器の種類を判別したり、目隠しをして引き回されても、
＞距離と方位がわかるようにする等等の訓練が行なわれた。
＞（作業中人が突如室内に入ってきた時、忍者の如く天井に飛び上がり隠れる。 なんて訓練も有ったんだとか。）
＞が、日本以外の、他の主要交戦国が、国をあげて育てたスパイは、敵国に乗り込んで現地の人を懐柔し、
＞一大諜報網を作り上げる、いうなればゾルゲのようなのや、本国に有って、各種情報を分析し、
＞有意義な情報を拾い上げるアナリスト等であり、日本のように、国が全力を挙げて、大学出のインテリを、
＞いうなれば下部諜報員のような物に、育て上げた国は日本以外にはなく、戦後中野学校について調査した米軍人が
＞「諜報という物をまったく理解していない」とあきれ返ったんだとか。

＞が、国が全力を挙げて育て上げた、インテリ下部諜報員の能力はすさまじく、戦後彼らはGHQやアメリカ軍の暗躍に
＞現場要員として大活躍したとかしないとか

プラス
これらをベースに裏芸として、長期潜入工作員技術が研究され「メイド科」が設立されたと考えられる。
何と言っても、「初期」に現在防女の特徴の一つである「見た目」が重視されてたとは思えない。
「初期設定」が時代と共に「深化・変化・」発展」を続け現在防女に至ったと思われる。

あぼーん

>>55
戦前、女性軍人が一般化していた、とする。
あるいは、女性の社会進出が進んだ異世界の20世紀日本を、想定する。
で、こんなのを考えてみた。

戦後裏面史のひとつとして、旧軍インテリジェンス要員の米情報機関に対する協力は有名である。
たとえば朝鮮戦争後の一時期。
米軍SIGINT活動には、何人かの旧海軍関係者が参加していた。
何人かは、金銭動機であった。
だが、そうでない者もいた。
早期の占領終結を願い、また海軍復活を願い、あえて旧敵・米軍インテリジェンス活動に協力したのである。
そうした人々の中に、防女創設メンバーがいた。
彼女たちは、「タイピスト」にみる「米軍役務従事者」の名目で、再び海外へ「出征」していく。

なんてのはどうですかね。
ある程度実話を元にするのだけれども。

女性軍人は無理だろうが、女性軍属や補助要員なら可能性がありますな。

可能性からいうと、防女はありえないな。

メイド科・・・効率の良いハウスキーピング業務と兵隊教育でたたき込まれる
　　　　　　　整理整頓の重要性は結構重なるからな

時々、首輪をつけてご主人様と近所をお散歩したいという衝動が
押さえきれなくなるメイドさん。
「一人で行ってもつまんないんですぅ」
それに引き替え、始終ごろごろしているメイドさんは勝手に遊びに行って
おなかが減ったら帰ってくる・・・・が、春先にコタツをかたづけたらしばらく
口をきいてくれなくなる

「・・・・人間のメイドが欲しいなぁ」

↑
すいません、誤爆しました。
本来「こんなメイドさん　嫌だけど萌える」スレの動物メイドレスの
流れに投下するものだったのですが、不幸なミスにより貴スレに投下されてしまいました。
これは、決してテロ行為ではなくあくまで事故であることを表明いたします。
近日中にレス削除の申請を行いますのでスルーして下さい。

>>63-64さん。
別に削除する必要までは無いんじゃね?
かなり書き込みが無いんで保守。

前スレにＳＳ投下されませんねぇ・・・

あぼーん

あぼーん

あぼーん

あぼーん

あぼーん

　||￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣||
　|| ○荒らしは放置が一番キライ。荒らしは常に誰かの反応を待っています。..||
　|| ○重複スレには誘導リンクを貼って放置。ウザイと思ったらそのまま放置。||
　|| ○放置された荒らしは煽りや自作自演であなたのレスを誘います。 　 　　.||
　||　　ノセられてレスしたらその時点であなたの負け。　　　　　　　　　　　　　　.||
　|| ○反撃は荒らしの滋養にして栄養であり最も喜ぶことです。　　　　　 　 　 .||
　||　　荒らしにエサを与えないで下さい。 　　　　　　　Λ_Λ ｼｬｷｰﾝ　　　　　　　..||
　|| ○枯死するまで孤独に暴れさせておいて　　＼<Ф♯Ф>　頭のおかしい人は相手しない。
　||　　ゴミが溜まったら削除が一番です。　　　　　 ＼⊂⊂ | 　これｷﾎﾝ。　　 　 .||
　||＿＿＿ ∧ ∧＿＿∧ ∧＿＿　∧ ∧＿＿＿＿　|￣￣￣￣|＿＿＿＿＿＿＿||
　　　　　　(　 ∧ ∧__ (　　 ∧ ∧__(　　 ∧ ∧　　　　 ￣￣￣￣
　　　　〜（＿(　　∧ ∧＿ (　 ∧ ∧＿ (　　∧ ∧ 　は〜い、先生。
　　　　　　〜（＿(　 　,,)〜（＿(　 　,,)〜（＿(　 　,,)
　　　　　　　　〜（＿__ﾉ　　〜（＿__ﾉ 　　〜（＿__ﾉ

自衛隊ファンタジースレと同時刻に書き込まれていてﾜﾛﾀ

>>73
痛厨、ここでも必死だよなｗ

あぼーん

あぼーん

あぼーん

あぼーん

あぼーん

あぼーん

あぼーん

あぼーん

あぼーん

あぼーん

もういいから、巣に帰れ

>>85
自演乙

>>86
病人？

荒らしは病人とか負け組と言われるのが嫌いです

>>87
自演乙

アホに構うなよ。南北朝鮮の妄言にマジレスするようなもんだ。
安部さんの如く一々コメントしない方向で。

>>90
それがこいつの狙いだろ。アホか。

>>90
荒らし乙

なんか低脳集団に侵略されてるような。
今後は無視の方針で。

>>93
それが、痛厨だよ。

痛厨(別名病原菌)

学園島戦争スレを、迷惑行為、嫌がらせ、及び多数派工作で荒らす人物。
主に古参住人のレスに反応、間髪置かずの連投で多人数に見せかけている。
他人のレスをスレ違いであると勝手に指摘するが、その理由を問うと意味不明な回答や
住人に対するスレ違い発言等を行い、以前タイフーン氏及び住人から問われた際は
｢理解できない方が悪い｣、｢スレ違いに決まっている｣などと書き込み理由を説明せず
(できない可能性大)、案の定自作自演で多数派を装った。

痛厨というあだ名は知性を感じられない書き込み内容やバレバレの自作自演、まともな議論が
できないことから付けられたもので、本人も了承していると思われる。
加えて精神年齢も非常に低いらしく、一つ否定的な意見を述べられると十数件の連投を行う。
自分のやっている事が荒らし行為だと理解できていない事も特徴の一つ。
常に他の住人を痛厨扱いする。ニート。

最早注意を喚起するレスも不要…

それは必要だろ。

荒らしの自作自演ってバレバレだから面白い

>>97
お前のやっている事が荒らしなんだよ！

だったらスルーすればいいじゃない

オマエガナー
で100Get

橋頭堡の確保が困難なのは今も昔も同じ
よく分からないから


+　　　+
　 ∧＿∧ 　+ 　荒らしが殲滅されるまで
　（0ﾟ・∀・）　　　ちっこい先輩とﾜｸﾃｶしながら
　（0ﾟ∪ ∪ + 　　待ってますね　　　　　
　と＿_）__）　+

とうとう、ＳＳが投下されないまま前スレが落ちてしまった・・・・
残念！

一時休暇と小学校のクラス会が重なった為参加したが、どうにも周囲と話が合わず
次回からの参加を見合わせようと決意した４年生（中学三年相当）
・・・そういえば、最後にニュース以外のテレビ見たの何時だったけ？

>>53-57
＞本人やる気がないが成績は良かったりする。
こーいうのがメイド科に行くのですかね？
諜報専攻と防諜専攻、あとその他と。
専門教育を受け始めた後に、どう見ても”失敗だった”人材が確実に存在すると思いますので。
そう言った”その他組”（真のメイド養成組、もしくは他専攻課程教育隊）
中には、能力不足と性能は良いが適正不可と性格に問題あり、等色々多様な人材が吹きだまっている。

防衛女子を卒業して、三年間の強制服務期間終了後の
福利厚生で大学進学し、その後、外資系の会社に就職して
海外で働いているＯＧは、現地では軍の奨学金で大学に行ったと説明
しているのだろうな。
アメリカあたりだと「日本にもあるんだ」と納得されそうな気がする。
だから、北朝鮮ミサイル問題のニュースが流れたとき上司と重役に呼ばれて
「君、予備役で招集がかかってもポストは残しておくから」と深刻な顔で言われてそうな
気がする。

271 名前： あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日：2001/05/16(水) 14:38
　自衛隊にも精鋭部隊がある。レンジャー部隊っていうんだけど、その訓練が実に
ハード。生きたままの蛇を食ったりする（しかし、何のため？）。
　でも、一番に過酷な訓練は、富士の樹海の突破だ。最低限の食料と休憩で、あの
樹海を歩いて突破するのだ。
　で、この訓練だけど、「出る」んだってね〜。
　訓練の途中での話。いきなり雰囲気が張りつめたものになり、隊長が最後尾の新
任隊員に「絶対に後ろを振り向くんじゃないぞ」と釘を刺した。けど、そう言われ
ると、どうしても後ろが気になってしまう。で、誘惑に負けて後ろを見ると・・・
疲れた表情の背広姿の男がついて来てたんだって。
　現場は、その手の装備と類い希なる体力があって、初めて歩くことのできる環境
だ。背広姿の、それも、こんなに疲れきった男がついてこれるはずがない。なのに、
いつまでもピッタリとついてくる。けど、森を出る頃には消えていたとか。
　レンジャー部隊の訓練では、途中で自殺者の死体に会うことも珍しくない。そー
ゆー場所なんだろう

そろそろ、ＳＳの投下が欲しいです。
クリスマス・ドロップはどうなりましたか？

>>1
■スレッド作成のお約束■
（１）軍事に関係のない話題、【削除ガイドライン】に抵触するスレッドの作成は禁止です。
すみやかに当スレの削除依頼を出して下さい。

・削除依頼先　→　army:軍事[スレッド削除]
http://qb5.2ch.net/test/read.cgi/saku/1128864613/
・入力フォーム
http://qb5.2ch.net/saku/index2.html

ところで、防衛女子の学寮ってクーラーあるのかね？
この時期、どう過ごしてるんだろ

全教室クーラー完備は当たり前。
だが、一つ壊れ二つ壊れ……
修繕をしようにも糞野党のおかげでロクロク予算がつかない。
一つ直すと２つ壊れて、２つ買い換えると５つ壊れる……

照り返しのキチイ、西側校舎での専科の講義はみんな、ブルマ体操
着（上着は胸下までたくし上げ）のクールビズでの受講ですよ！


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　……て、じっちゃんが言ってた。

完全整備／修理はともかく、なんとか夏を乗り切るぐらいのやっつけ修理くらいは
できる人材が居ると思う。
しかし、新品購入の予算は無いところが多いのではないだろうか。
新品購入予算申請もＯＧ連の「あたしらの頃は水を入れたバケツに足を入れて座学を・・・」
と、言った小言の壁に跳ね返されていると見た。

そこで、夏のバイトで稼ごうという声が出て来るわけだが・・・
両用には、「高く売れる」天然スイカップがおるではないか！

と、いうＳＳお願いします。

見た目と立ち振る舞いの優雅さが必須のメイド科
未来の高官を輩出する大学進学課程
寝不足や不注意による事故が個人だけの問題ではすまない航空系
・
・
・
・
・
・
ずっと下がって
いつもこういった「生活環境」に対する予算配分の割り当てが後回しになる「両用科」
「現代日本の若い娘にさせる暮らしじゃね〜ぞ」と文句の一つもでるが、「予算」の二文字に
勝てる防衛関係者はトップから末端に至るまで日本には存在しない。
「こうなったら、あたしらで稼いで、夢の熱帯夜でも健やかな睡眠を・・・」と考えるのも無理のない事と言えよう。
そこで、各々なんやかんやと得意技能を活かしたバイトを探してくるのだがここで出て来るのは
”娑婆で稼げそうな技能”を全く持たないお荷物、田沢の存在である。
下手したら失敗による損害賠償で赤字の可能性も十分高い
で、「てめぇの無駄にでかい乳で稼いでこい！」と泣いて嫌がる田沢を放り込んだのは・・・・

ここで、ネタが尽きた
続きをどなたかお願いします。

>>109-111
暑い夏を乗り切るため、整備科では
９０式戦車の電子装備を冷却するためのエアコンを改良して冷房とした。

…一方両用は天然スイカップを使った。


とゆー感じでしょうか。ガンバレ両用！

http://deaikei.biz/up/index.html
１２５２に過去の防衛女子イラスト
DL pass
boujyo

ＹＯＵ　ＴＵＢＥにて、訳のわからん電波ソング（ほめ言葉）を見つけたので
キャットファイト（田沢編）執筆の応援歌として。
http://www.youtube.com/watch?eurl=&v=zLVaDlm2fdM

>>111-112
アルバイトと言っても、娑婆の女子校生とは立場が違う。
まず、教官に話しを通し、専攻科長の許可を得てから防女が斡旋する仕事に就くことになる。
毎日の課業で給料を貰っている特別職公務員である彼女たちがやることであるため、表向きかつ書類上では
「校外特別研修」もしくは「校外実技研修」
故に給料が彼女らに直接渡ることはまず無く、一旦各専攻毎にプールされ審査後に渡されることとなる。
が、何にでも抜け道というものが存在する。
給料が各個人に渡される為に審査が必要であるのなら、個人で給料を貰うことをあきらめ専攻科科長が管理する段階で
「受領放棄」すれば、審査を受ける必要は無い！
元々、個人の小遣い稼ぎが目的ではなく、自分たちが毎日過ごす生活環境の改善が目当てである。
ぶっちゃけ、夏の熱帯夜と冬のすきま風無しで卒業まで過ごせるなら一夏の無休労働くらい笑ってこなしてみせるわい！
・・・・普段、如何に両用が防衛女子平均を下回る生活をおくっているかが判る発言である。
最も、それは両用が特に差別されている訳ではない。
事実は逆であり、両用科学生の給与は様々な手当が上乗せされている為防女生の中では高給であるし、習得できる技能、知識、資格も
防女各科でも上位である。
両用卒業生一人分の６年間の給与と社会保障費そして各種訓練・学校負担での資格習得費用の総額は、・・・・ま、あまり聞かない方が良いくらいかかっている。
つまり、それくらいかかっている金喰い虫の両用学生（当然ながら本人たちは全くそれを知らない）と彼女達を育成するための両用科予算だが、予算も無限に有るわけでは無いため
大事な（これも現役両用学生たちが聞くとブーイングの嵐であろう）学生たちにたっぷりかけている分、それ以外の部分には足りなくなっているのである。

・・・・まぁ、全ては彼女たちが両用での毎日を懐かしく思い出し、助教や教官に感謝するくらいの大人の女になってからそれに気づくのだろうが。

さて、そう言うわけで居住環境改善資金稼ぎ計画であるが、問題は誰がいくら稼ごうと給料は全てプールされるということである。
つまり、誰か（ここで、何人かの顔が思い浮かぶ）がドジを踏んで賠償とか弁償とかなったら全員の一夏の稼ぎが消える可能性大であると。

とりあえず、法に触れず、防女（我らが両用）の名に泥を塗らず、バランスシートがぎりぎりでもプラスになる場所に放り込めないか？
両用科学生一同は真剣に検討することとなる。

三校目から

445 名前： 436 投稿日： 05/01/20 07:41:30 ID:hugQaTuP
>>443
どーも
>>441-442が読みたいです
「おまえの事だから何の拍子で潜入がばれるかわからん！
　あまり口をきくな！」と言い含まれて潜入した田沢
とりあえず、考えてることを表に出さずに両様仕込みの手際の良さと
段取りで”無口でおとなしいがいつもにこにことよく働く真面目で有能なメイド”と
周囲に認められる。
おまけに、日本人美少女！爆乳！（部分的に精神年齢が重なるのか）お屋敷や
客の子供たちに思いっきり懐かれ、しかも、防女カリキュラムで取得した
医療技術と本人趣味のナチュラルドラッグ作り（周囲にはハーブ、漢方と説明）
で何度か「緊急事態」にさりげなく対処し旦那様一家と彼女を知る上流階級の
人間から絶大な信頼を得る。
おまけに日本人なもんだからそれなりに家系をさかのぼれることから
「１２世紀くらいまでなら判ってますけど」と（何も考えずに）発言し
「没落した名家の娘か！」と本人が知らんうちに歴史コンプレックスを
持つかの国の人間たちが縁談を進め始める・・・・・

と、ここまでは考えつくんですがね
自分じゃ書けない・・・・
どうぞ好きに使ってください

また、何回目かの停滞期に突入したようだな。
何か考えなければな

毎年富士の総火演にあわせて行う防女大演習
例によって、真夏のクソ暑い屋外で二組に分かれ数日間に渡り
行われるのでテンションは末期のソ連並み

しかし、その年は学長の「勝った組の学舎に冷房を導入する」との
鶴の一声により、過去十数年間で最も激しい演習になったという

希望と絶望をミキサーでかき混ぜたような状況下、快適な生活を求め、
今日も乙女達は戦場を駆ける！


などというネタを妄想してみる

それって、陸系だけで海系や情報系に恩恵ないやん！

そーいやそうだった　orz

情報・諜報系を司令部として扱ったりしても、
海系は参加しようがないから絶対に得が無い

唯一参加できそうな両用は……('A`)

現時点で出てるネタって何がある？

前スレ５４８の耳の良い学生の話とか
海自と海保が取り合いしていたのに、外務省と警察が絡んでくる話。
あと、青い瞳の防汝生とか
他、前スレ５９０の海上保安女子と防汝内で言われている、専攻科とか
７０１の、鋭い垂れ目のグラマー美人の独身主義者とか
７６０のＯＧの助教物語とか
狙撃科のリナに対する次期五輪開催予定の東の国と太平洋の向こう岸の同盟国とか
同じく東の国の会議に連れてったお茶くみ要員少女が大人気を博したとか
８８０の素手での戦闘技能が傑出したコースの存在とか
今スレの会計隊志望の先祖が忍者っぽい娘とか
メイド教官物語とか
田沢メイド物語とか

すぐ思いつくのはこれくらいかな

クリスマスドロップとキャットファイトものが途中ですけどね。

両用のアルバイト（田沢アルバイト）物語もあるね。

次のクリスマスには間に合うと良いですね〜

しかし、両用なんて年中臨海学校みたいな学科なんだから海の上で授業をすれば涼しかろうにｗ
確か去年か一昨年の学園祭の出し物でガレー船やった筈だ、あれ改修したら良い洋上教室に。。。

涼しいのは甲板の上の日陰だけだがな。

あぼーん

あぼーん

あぼーん

あぼーん

あぼーん

あぼーん

あぼーん

荒らし寄っておいで

　||￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣||
　|| ○荒らしは放置が一番キライ。荒らしは常に誰かの反応を待っています。..||
　|| ○重複スレには誘導リンクを貼って放置。ウザイと思ったらそのまま放置。||
　|| ○放置された荒らしは煽りや自作自演であなたのレスを誘います。 　 　　.||
　||　　ノセられてレスしたらその時点であなたの負け。　　　　　　　　　　　　　　.||
　|| ○反撃は荒らしの滋養にして栄養であり最も喜ぶことです。　　　　　 　 　 .||
　||　　荒らしにエサを与えないで下さい。 　　　　　　　Λ_Λ ｼｬｷｰﾝ　　　　　　　..||
　|| ○枯死するまで孤独に暴れさせておいて　　＼<Ф♯Ф>　頭のおかしい人は相手しない。
　||　　ゴミが溜まったら削除が一番です。　　　　　 ＼⊂⊂ | 　これｷﾎﾝ。　　 　 .||
　||＿＿＿ ∧ ∧＿＿∧ ∧＿＿　∧ ∧＿＿＿＿　|￣￣￣￣|＿＿＿＿＿＿＿||
　　　　　　(　 ∧ ∧__ (　　 ∧ ∧__(　　 ∧ ∧　　　　 ￣￣￣￣
　　　　〜（＿(　　∧ ∧＿ (　 ∧ ∧＿ (　　∧ ∧ 　は〜い、先生。
　　　　　　〜（＿(　 　,,)〜（＿(　 　,,)〜（＿(　 　,,)
　　　　　　　　〜（＿__ﾉ　　〜（＿__ﾉ 　　〜（＿__ﾉ

>>116-118ネタの続編や派生の投下が欲しいな

>>124
ロシアの軍事学校からの留学生、というネタも考えられますね
でも資料少なすぎ、学校の名前も分からないし……

交換留学生の申し込みはあると思うが、士官学校でないし
国防上のあれこれがあるから、断っていると思う。
もしくは、防衛大学に振るとか。
実際は、中学高校の教育カリキュラムにプラスした基礎教練と専門教育を
圧縮してたたき込まれるところだから、娑婆の学校のような六限プラス部活なんかと違って
早朝から夕食まで十二時間は拘束されてるだろう。
高等部入学組がほとんどいないのも、入学選考のレベルの高さ以外に、入学後に娑婆から来た
元女子中学生がやっていけないというのもあるからだと思う。

ロシアの女子軍事学校って、あれは軍が運営している孤児院だと思う。
まぁ、防女も最初の予算獲得名目はそうだんっただけどさ・・・

日本が防衛女子を創立したらアジア各国はとりあえず真似るんじゃないか？
お隣の半島国家はやりそうな気がするな。

昔あった薄幸姉弟ってこんな感じではないかな
http://nijinochocolate.homelinux.net/niji/updata/115418534632556.jpg
あの話のリメイクとか追加設定をどなたかプリーズ

今まで色々出てるけど電子戦オペレーターとか、内局の雑用統制とか
従来の女性職を更に究める方向に進む学生もそれなりにいるのではないだろうか？
三年の専門教育課程では、ほとんど座学でしかし各種資格を取らされまくり、かつ
軍事系論文言語である英語、ロシア語、フランス語・・・イって中国語を叩き込まれ
数学と物理学、それと情報技術を繰り返し繰り返し学ばされるところが。
こういった専攻系と現場系の学生では、生活習慣どころか見た目も違ってくるのだろうなぁ・・・

最近、レス削除依頼の仕方が酷いから
夏休みを前にテンプレ貼りなおしておきます。

・レス削除依頼例
http://qb5.2ch.net/test/read.cgi/saku/1127674719/29　での削除人からのアドバイス取り入れ版

削除対象アドレス：
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/*********/
337,339-344,348-352,358,361,365

削除理由・詳細・その他：
　第５項：スレッドの趣旨と違う投稿。故意にスレッドの運営・成長を妨害している行為。
　　　　　(337,339-344,348-352,358,361,365)
　第８項：客観的な説明が無いURL表記、趣旨に合った情報価値が無いURL表記。（337,339-343,348,350-352,358,361）
　　　　：エロ・性的画像へのリンク。 　　（344,349,365）

・主なレス削除理由
　第３項：コテハン叩き。
　第４項：議論を妨げる煽り。第三者を不快にする暴言や排他的馴れ合い。同一の内容を複数行記載。
　　　　　エロ・下品ネタのレス。地域や地方が限定されて第三者に情報価値の無いもの。
　第５項：スレッドの趣旨と違う投稿。故意にスレッドの運営・成長を妨害している行為。
　第６項：連続投稿・コピー＆ペースト。必然性のない文章レス。
　第７項：過度なエロ・性的煽り・性的妄想・下品ネタのレス。過度なエロ・性的煽り・性的妄想・下品ネタの画像リンク。
　第８項：荒らし依頼目的、客観的な説明が無い、板の趣旨に合った情報価値が無いURL表記。
　　　　　著作権の発生するデータ、エロ・性的画像・グロ画像・倫理的に問題のある画像へのリンク。
　　　　　宣伝や罠（ブラクラ）を目的としたリンク。クリックや訪問で課金が発生するもの。

スレ削除依頼の注意点


削除依頼を出すときは、依頼スレ内で検索して
重複した依頼を出さないようにしましょう。

板違いと重複スレを理由にするときは、ちゃんと誘導レス番号を表記しましょう。
板違いのときは、本来どこの板が相応しいのか板名も表記しましょう。

それと誘導表示はスペースを入れましょう。
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/*****/ 　　(誘導**) 　○
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/*****/(誘導**) 　　　　×

削除はガイドラインの第何項でどのような削除理由なのか
依頼時にちゃんと明記しましょう。

l50表記はちゃんととりましょう。
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/*****/l50　←l50表記を取る

なお、削除対象以外（補足情報添付等）のリンクには、先頭のｈを抜き、括弧などをつけて必ず区別してください。
（ttp://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/*****/）

削除依頼に必要な誘導行為(板違いスレ・重複スレ・実況スレ)をするときのポイント


削除依頼が通りやすくすることまで考えて、削除要件を満たす誘導を行ないましょう。

一番大切なことは、誘導はできるだけ早め（30レス未満の段階）に行なうことです。
早く誘導を行なえば、削除依頼せずにスレを落とすことができ、削除人や削除依頼の負担が減ります。
また、100レス程度付いて落ちる気配が無くても、この誘導レスを明記して削除依頼を出すことができます。

誘導するときは、立てた１に対して罵声を浴びせることなく、丁寧な口調で誘導しましょう。

板違いのときは、本来ふさわしい板のURLを貼って誘導します。

重複スレのときは、本スレのURLを重複スレに貼って誘導します。本スレにはageレスを付けて浮上させます。
このとき、本スレよりも重複スレのスレ建て日時が後であることが必要になります。
誘導中に本スレが1000に達したときは、次スレに移行した本スレのURLを貼って誘導します。
このときは、新しくなった本スレのスレ建て日時が、誘導中の重複スレのスレ建て日時よりも後になりますが、
前スレの段階で誘導済みなら大丈夫です。

単発質問スレの場合は、ただ初心者質問スレへ誘導するだけでなく、
>「ふと疑問に思った事があったらスレを立てる前に」
の文言を貼って、スレ建てした１が繰り返さないように注意するなど工夫をしましょう。

単発ニューススレの場合は、速報・雑談スレへ誘導します。戦争など大きなニュースの場合は、状況が変化するごとに
ニューススレが建ち続けます。早めに総合スレを用意して、そこに誘導しましょう。

実況スレが建った場合は、実況板へ誘導、スレ削除依頼を出しておきます。
実況が止らない場合は運営系の板のしかるべきスレに申請します。

大きな地震・災害が発生した場合は、軍事板内に地震・防災スレがあるのなら、ageレスを付けてスレ乱立を予防します。
（運営から負荷予防のために、地震の際には各板で地震ネタのスレ立て、または活用して欲しいとのこと）

軍事板　実況誘導用テンプレ

軍事板では実況禁止です！

Q.実況ってどうして禁止なの？
A.短期間に大人数が集中してリロードしてサーバに大きな負荷をかけるから

Q.実況の定義とは？試合のハーフタイムの書込みやスタメン書込みは？
A.実況とは「テレビ、ラジオ、ネット等を見聞きしながら板に書き込む行為」
　全てを含む。レスの量に関係なく、見聞きした事柄をリアルタイムに書き込むことは実況にあたる。

Q.試合のハーフタイム(途中の休憩時間)の書込みやスタメン書込みも実況なの？
A.厳密に言えば実況になる。

Q.実況しているとどうなるの？
A.チームの本スレだろうと、歴史のある長寿スレであとうと移動や停止される。
　また、掲示板が、隔離や制裁されて制限の厳しいサーバに移動される。
　最悪の場合は掲示板全体の閉鎖も有り得る。

Q.どこでなら実況できるの。
A.なんでも実況板、ニュース実況板、番組ｃｈ板など各種実況専用板が用意されています。
　該当する実況板をご利用ください。


ここに実況板へのリンクを貼る。
>実況板名
>誘導先ＵＲＬ

軍事板では、以下のスレ建て行為は禁止されています。


・マルチポスト行為（複数の板での同一内容のスレ建て行為）

・１の本文に宣伝目的もしくは荒らし目的などでＵＲＬ表記がされているスレ

・実況目的のスレ

・コテハン名がスレタイに含まれているスレ（一部例外あり）

・コテハン叩きを目的としたスレ

・エロや下品ネタのスレ

・軍事板の趣旨に関係があっても、軍事板利用者の気分を害する、または軍事板利用者を
　揶揄するために作られたスレ

・スレの立て直し行為（スレタイや１の本文が気に入らないというのはダメです。ただし、一部例外あり）

・軍事板の趣旨に関係のないスレ　（初心者はスレ立て前に雑談スレ・質問スレで相談推奨）

・２ｃｈ削除ガイドラインに違反するスレ

軍事板スレ建てするときの注意事項　 （簡単なまとめです。詳しくはローカルルールや削除ガイドラインなどを参照）

・スレ建てするときは、スレッド一覧で複数の類似キーワードで検索して、
　重複したスレ建てをしないように気を付けましょう。
　もし、重複しちゃったら次スレとして再利用するか、削除依頼を出しましょう。

・スレタイには　空　白　や★■◆●などによる装飾は極力控えてください。

・ここは軍事板です。２ｃｈ入り口の案内文にあるように
　>軍事に関係するなら時代を問わず、戦略・戦術・軍制・兵器・装具なんでもありの板。
　古代ローマや源平合戦など、いつの時代でも、どこの国の話題でもかまいませんが、
　軍隊、兵器技術、戦略・戦術、偵察・諜報・防諜、指揮命令、戦史、軍制、防衛問題など
　あくまでも軍事や戦争に関係する内容でスレ建てする必要があります。

・スレ建て時、１の本文には、スレの内容は出来るだけわかりやすく。どのような方向で話がしたいかも
　書き添えてください。また、旧スレッド、関連スレッドがある場合は、そのスレッドへのリンクもつけてください。

・単発ニュースでのスレ建てはご遠慮願います。
　軍事に関係するニュースの話題は、速報・雑談スレでお願いします。

・単発質問でのスレ建てはご遠慮願います。
　ふと疑問に思った事があったらスレを立てる前に、初心者質問スレで質問しましょう。

・アニメ・映画などの話題は単独スレを建てず、できるだけ総合スレを利用してください。
　どうしても単独スレを建てたい場合は、アニメ・映画関連の板を利用しましょう。

・自身の政治信条を押しつける、または政治運動・印象操作を目的とした
　スレ建てはご遠慮願います。話題にしたい方は政治板や政治思想板へどうぞ。

★２ちゃんねる軍事板ローカルルール★
まず初めにこちらをお読みください。【２ちゃんねるガイド】
■スレッド利用のお約束■
（１）簡単な質問は【初心者歓迎スレを立てる前にここで質問を】スレッドへどうぞ。
（２）軍事以外の質問、雑談は【最初に読もう！軍事速報＆雑談スレ】スレッドへどうぞ。
（３）中傷を目的とした挑発・罵倒・連続コピペなどの荒らし行為、コテハン叩き、荒らし依頼
　　 などの書き込みは厳禁です。【削除ガイドライン】に抵触しないようにお願いします。
（４）自衛官の職名、所属、氏名の書き込みは、住所・氏名を名指しするのと同じですので
　　 出来るだけ書き込まないようにお願いします。
（５）荒らしは自分のレスへの反応を見て楽しむ愉快犯ですので、完全無視をしてください。
（６）重複スレッドには既存スレッドへの誘導レスをつけた後は放置してください。
■スレッド作成のお約束■
（１）軍事に関係のない話題、【削除ガイドライン】に抵触するスレッドの作成は禁止です。
（２）レスが９００を超えた場合そのスレッド内で新スレッドについて話し合ってください。
　　 くれぐれもフライングしてスレッドを作成しないようにお願いします。
（３）既存スレッドとの重複は禁止です。スレッドを作成する前に【過去ログメニュー】を検索してください。
　　 ブラウザによる検索は「CTRL+F」又は「コマンド+F」（Macの場合）です。
　　 作成前に【軍事板の過去ログ】スレッドも目を通しておいてください。
（４）マルチポスト（他の掲示板にすでにあるスレッドと同一趣旨のスレッドの作成）は禁止です。
（５）他にふさわしい板があると判断されたスレッドは、移動されることがあります。
（６）スレッドタイトルは検索しやすい名前に。検索しにくいスレッドタイトルは重複スレッドの元です。
　　 ★■◆●などによるスレッドタイトルの装飾は極力控えてください。
（７）内容は出来るだけわかりやすく。どのような方向で話がしたいかも書き添えてください。
　　 また、旧スレッド、関連スレッドがある場合そのスレッドへのリンクもつけてください。
※　その他、わからない事は【最初に読もう！軍事速報＆雑談スレ】で質問してください。

そーいえば、前スレで紹介されてた佐藤大輔の作品を読み始めた方は
おるのかいな。
あのあたりから読み始めたのなら当分読む本には不自由していないだろうけど。
それと、そろそろ盆が近いが防女の怪談とか今年は投稿されるのかね。
ずいぶん前にそれ系のレスが結構あったように記憶している。

　　　　／￣￣￣￣￣￣＼
　　／　　　　　　　　　　　　 ＼
　/　　　　　　　　　　　 　 　 　 ヽ　 わかったなら
　l:::::::::.　　　　　 　 　 　 　 　 　 |　 　さっさと本屋に新刊買いに行けよ
　|:::::::::: 　　（●） 　 　 （●）　　 |　 　　　　オメーらＷＷＷＷＷＷ
　|::::::::::::::::: 　 ＼＿＿_／　　 　 |　
　ヽ:::::::::::::::::::.　　＼／　　　　　ノ　

猛暑の防女クーラー話はどうした

イジメとかは教官、助教レベルは元より、先輩、寮の同室、学年レベルでの
監視と何かあった際には「問題の根絶」が徹底的に行われるのが防女の校風と
暗黙のルールだが、思春期の小娘の群れであるからして、どうしてもソリの合わない奴、と
言うのは存在する。
そう言う場合もう少し年がいっていればお互い必要最小限のビジネスライクな付き合いに留めるのだが
お互い小娘であるからして、そういった年季の入った芸当を身につけるのにはもちっとかかる。
ある程度は、助教や周囲が気にかけるが、それだけで済まないことも・・・それなりにある。
娑婆のヤンキー女の喧嘩とは次元の違う、管理抑制された暴力のプロとして日夜鍛えられている
小娘たちである。
たとえ素手であっても私闘などしたら下手したら死亡、傷害持ちになっても不思議ではない。
そして、ある意味そこまで行ったらどんな方法であろうと全力でやらせるのが本人達の為でもある！
そこで、使用されるのが道場や体育館の一角であるが、どんな場合であれ私闘は厳禁。
故に助教か先輩（複数）立ち会いの下、当事者双方が別々に許可を直接各教官にもらって
「格闘訓練」を行うことになる。
とりあえず、”最後”までエスカレートはしないし考課に傷もつかない。（骨くらい折るかもしれないが）
不思議なことに、ここまで関係が悪化するのは両用を筆頭とする現場系では滅多になく
諜報系もまた少なく、管理、戦略・・・・他、色々が多いそうである。

海自の隊員が中国女性に機密を漏らしたというニュースを見たが
防女のメイド科（通称）ではそういった任務をどう処理してるのだろう。
今までのＳＳは防諜ものばかりだったが。
中国では気性の荒い女性が多いので、「やまとなでしこ」である
日本人女性は中国男のあこがれの的だという話も聞いている。
日本にやって来た駐在武官とか党高官子息の大使館員とかを
たぶらかす話はあるのだろうか？

なにこのキモスレ

中々面白いHPを見つけたので
狙撃科に実家が代々マタギだったという娘がいたはず。
彼女の設定補足になればと思って。

　http://www.hcn.zaq.ne.jp/ganso/neta/matagiXXa.htm
　http://www.hcn.zaq.ne.jp/ganso/neta/matagi01.htm

今頃、防女では２年から５年生までで夏期休暇の許可がおりた学生達がそわそわ。
１年生は卒業後のあれこれについての雑用か、間近に迫った単独踏破訓練の準備とか
大学受験の勉強に追われている。
入学したばかりの６年生の夏期休暇に帰省は無く校外外出も許可制。
そして、各学年の成績不良組と訓練スケジュール遅延組は休暇を返上して遅れを取り戻すことになる。
それはおおむね、ひたすら訓練に励む者とひたすら座学で補習を受ける者とに分けられるが、
合格ラインに達するか、追試をクリアするまで彼女らに休みは無い。
そこまで、能力と要領が足りないのはせいぜい４年までで、３年以上で休暇に食い込む事は滅多に無いが
訓練スケジュールがやむを得ない理由で遅延した場合、専攻科員全員がいつもより人口密度が低い
校内で楽しくぶつくさと呟きながら訓練を受けることとなる。
ちなみに、要領が足りない５年生だが、毎年それなりの人間がスケジュールと成績のボーダーラインに
団子になるが、入学後の初帰省であるためこの時ばかりは教官、助教共に下駄を履かせるか目をつぶる為
夏期補習組は、ほとんど４年生で構成されている。

ここは約束違反のスレだから荒らされても文句は言えないよね

>>159
全くこういうスレがあるから軍板がイメージダウンするんだ。少しは他人の迷惑考えてほしいよな。

SS書きさん達みてる〜？

あと、こんなの見つけました。
参考にでも
http://plusd.itmedia.co.jp/games/articles/0608/04/news003.html

>>161
見てます
しばらく忙しい＆ネタが思い浮かばない…
なので、ちょっと待ってて

>>160
そういう自治厨が沸かなければ常に平和だ。

諜報科もののＳＳを考えてるんだけど…

諜報科がメイド科と呼ばれる所以は、スパイとして潜入した先で
たまたまメイドとして潜入したから…、で良かったんでしょうか？

＞たまたまメイドとして潜入したから…、で良かったんでしょうか？
タイピストとか賄いとかあらゆる職業に偽装して工作やスリーパーをやってたのが
防衛女子カリキュラムに、「見た目」とか「立ち振る舞い」とかが基礎訓練に導入されてから
そういった方向に特殊化していったのではなかったか。
別にメイド科と言われていても全員が全員メイドをやってるわけではないだろうに。
ただ、海外で目標の生活空間に入るにはメイドと言うのが最も無理がないのだろうな。

成る程、よく分かりました

諜報、防諜SSは学生でなくて、教官や助教が現場勤務だった時代の話にする方が
リアリティが増すと思います。
もしくは、校外訓練で無害な対象相手にあれこれするとか。
あとは、校内で別の専攻群に何かしかける話とか。

ハニートラップ科のＳＳキボン

そーいや過去スレに防衛女子学生が、学校に巣くう犯罪組織摘発のために
警察と文科省の要請で潜入捜査するという話があったな。
SSもあったよな？

あれ？アフリカの面白い話が消えたぞ？

>>165
＞諜報科もののＳＳを考えてるんだけど…

>>53-57とか過去スレのメイド教官設定とかズゴックメイド物語とか参考にすれば？
あと、田沢が活躍した話もあったよな

諜報、防諜専攻の半分は大学に進学してもおかしくはない。
ただ、大学進学組は全員留学すると思う。
でも・・・・防衛女子卒業というのが丸わかりだからな。
成績優秀者は、あえて中途退学して娑婆の学校から大学進学して、という
進路も考えられる。

>>171
あれ、本当だ。
なんであぽーんなんだよ！
ふざけんな！俺のレス返せ！

　||￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣||
　|| ○荒らしは放置が一番キライ。荒らしは常に誰かの反応を待っています。..||
　|| ○重複スレには誘導リンクを貼って放置。ウザイと思ったらそのまま放置。||
　|| ○放置された荒らしは煽りや自作自演であなたのレスを誘います。 　 　　.||
　||　　ノセられてレスしたらその時点であなたの負け。　　　　　　　　　　　　　　.||
　|| ○反撃は荒らしの滋養にして栄養であり最も喜ぶことです。　　　　　 　 　 .||
　||　　荒らしにエサを与えないで下さい。 　　　　　　　Λ_Λ ｼｬｷｰﾝ　　　　　　　..||
　|| ○枯死するまで孤独に暴れさせておいて　　＼<Ф♯Ф>　頭のおかしい人は相手しない。
　||　　ゴミが溜まったら削除が一番です。　　　　　 ＼⊂⊂ | 　これｷﾎﾝ。　　 　 .||
　||＿＿＿ ∧ ∧＿＿∧ ∧＿＿　∧ ∧＿＿＿＿　|￣￣￣￣|＿＿＿＿＿＿＿||
　　　　　　(　 ∧ ∧__ (　　 ∧ ∧__(　　 ∧ ∧　　　　 ￣￣￣￣
　　　　〜（＿(　　∧ ∧＿ (　 ∧ ∧＿ (　　∧ ∧ 　は〜い、先生。
　　　　　　〜（＿(　 　,,)〜（＿(　 　,,)〜（＿(　 　,,)
　　　　　　　　〜（＿__ﾉ　　〜（＿__ﾉ 　　〜（＿__ﾉ

防女生の夏休みと言うネタで、その昔
１，公共企業の防女枠でバイト
２，見合い攻勢
３，家でゴロゴロ
４，コミケに行く
と、ゆーのがあったがなにやってるんだろうね
初代スレはそこらあたりで盛り上がっていたな。

5,幼馴染みと海に行く

ああ行きてぇなぁ海

デート先で絡まれても、彼女の方が腕っ節が強いとか、実家か里親の家の
近所のヤクザの若衆にちょっかいをかけられたのを毎日実力で排除して
夏休みが終わりに近づいた日に組長が養女に欲しいと尋ねてくる
１５才の防女4年生。
他に、5年生になって初の帰省休暇で家に小学校時代の担任が尋ねてきて
スポーツ特待生費用を全て負担すると言ってきた学校がいくつもあるから
防衛女子なんて辞めて転校しなさい、と説かれるとか。

私なんて徒手格闘も銃剣道もヘタクソで下から数えた方が早いし、
行軍も重い物持ったら長距離はとっても大変だし、小銃射撃も中隊で真ん中より下位だし…
そんな、全然、全然すごくなんかないですからっ！

>>174
俺らのレス削除された理由を説明して欲しいよな。

今度来た削除人は、空気読めてないな。

>>180
スレ違いだからだろ馬鹿ｗ

文句があるなら運営に言えよ

　||￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣||
　|| ○荒らしは放置が一番キライ。荒らしは常に誰かの反応を待っています。..||
　|| ○重複スレには誘導リンクを貼って放置。ウザイと思ったらそのまま放置。||
　|| ○放置された荒らしは煽りや自作自演であなたのレスを誘います。 　 　　.||
　||　　ノセられてレスしたらその時点であなたの負け。　　　　　　　　　　　　　　.||
　|| ○反撃は荒らしの滋養にして栄養であり最も喜ぶことです。　　　　　 　 　 .||
　||　　荒らしにエサを与えないで下さい。 　　　　　　　Λ_Λ ｼｬｷｰﾝ　　　　　　　..||
　|| ○枯死するまで孤独に暴れさせておいて　　＼<Ф♯Ф>　頭のおかしい人は相手しない。
　||　　ゴミが溜まったら削除が一番です。　　　　　 ＼⊂⊂ | 　これｷﾎﾝ。　　 　 .||
　||＿＿＿ ∧ ∧＿＿∧ ∧＿＿　∧ ∧＿＿＿＿　|￣￣￣￣|＿＿＿＿＿＿＿||
　　　　　　(　 ∧ ∧__ (　　 ∧ ∧__(　　 ∧ ∧　　　　 ￣￣￣￣
　　　　〜（＿(　　∧ ∧＿ (　 ∧ ∧＿ (　　∧ ∧ 　は〜い、先生。
　　　　　　〜（＿(　 　,,)〜（＿(　 　,,)〜（＿(　 　,,)

>>179でときめきました。
SSか設定かネタをお願いします

>>179
割礼はしたの？

夏期の帰省休暇と言っても帰る家が無い学生もいるんだろうな。
５年生で級友だけでなく学校全体がなんとなく浮ついた雰囲気になる
座学実技共に期末考査が修了した学期末。
助教が「浮ついてると事故で休暇中を医務練のベッドで過ごすはめになるぞ」と
怒鳴っても、もう危険な訓練は無く毎日の体力トレーニングと校外での過ごし方についての
座学が中心。
携帯電話が認められない学年であるため、学寮の公衆電話に列ができ、PXでの宅配便の申し込みが
激増するのもこの時期。
そんな中、クラスに何人か休暇外出届を出す訳でもなく、クラブ活動の合宿準備をするわけでもない
手持ちぶさたな娘たち。
帰る家も無く、行きたい場所も無い彼女ら。
その中でも、墓参りに行ける娘たちを無言で見送り、ぽっかりと空いた暇な時間に訓練訓練の毎日で
押し込んでいた気持ちがわき上がってくる。

・・・・一人だけで残っている寮の相部屋だけど、今は人目を気にせずに泣けるわ

イラクはパラダイス

兵士らは少女の自宅に押し入り、少女を押さえつけて代わる代わるレイプした上で射殺、家
族も殺害した。

http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1155269021/l50

夏期帰省休暇でとりあえず両用三年生も特に落ちこぼれることもなく
留守番部隊を交代でこなしながら帰省するだろうが、あの三人娘が
誰かの実家に集まることはあるのかね？
東京都下の田沢
首都圏が実家の桃子
そして、一人離れた四国出身のみなもちゃん。

行き場所は決まったな

ところで、防女生の一部だが全寮制の女子校ということで男の目が無い日常を
おくっているためか、装いが無防備な部分がある。
特に田沢とか。
そして、桃子も田沢もとりあえず見た目はグラビアアイドル並の容姿とスタイルを誇っている（中身は地雷だが）
そして、猛暑のなかを更に西へ。
田沢の私服がどんなものになるか心配だ。
桃子と一緒だから危険は無いだろうけど。

防衛女子の女の娘って、美人だったり可愛かったりしても
なんか、姿勢が良すぎるというか、かっちりしすぎて何となくビミョーな
違和感があると思う。
それに、全寮制でケータイを持ってない娘が多いから付き合うのはやっぱ
むずいよね。

某ガンスリスレで発見
ドラグノフ長いなｗ
ttp://www.image4u.jp/ro/src/1155477678049.gif

この子が小さいだけじゃないか？とマジレス

上のおにゃの娘を見てとりあえず青い瞳の防女生を思い出したので。
http://www.gji.jp/tsugaru/hitomi.htm
http://saint-andrew.cocolog-nifty.com/kesen/2005/01/post_8.html
http://shinobu.cocolog-nifty.com/apty/2004/08/post_41.html

今日、靖国神社に行けば防女学生服の少女が何人かに分かれて参拝しているのだろうな。

防衛女子の女の子ってこんな感じだと思う。
スリムで可愛くて胸もあって・・・・
でも、腹も割れてるという。
http://ranobe.com/up/src/up130225.jpg

何このナイフコンバットの達人

そーいやそーだね
ただ、コンバットナイフで一撃必殺できないところを見ると
達人ではないと思う。

可愛くて周囲の評価も高い優等生なんだけど、腹の中では何を考えているのか判らんタイプ。
いざというとき、手を汚すこともためらわない
メイド科てすか？

あぼーん

>>195-196
スマン、詳細を…

誰かは知らんが、アニメ涼宮ハルヒの憂鬱に出て来る朝倉遼子に似ているからきた発言だと思う。
だが、それとは無関係に可愛くて胸もあるけど鍛えられていて腹が割れてる女子校生というのは良いものだと思う。
防女の生徒はこんな感じかな。

レスも２００を超えたので、両用キャットファイト編（あるいは涙と笑いの女相撲編）の
続きを投下していただきたいものです。

>>200
サンクス！

「防女の施設が風光明媚な観光地に在って、そこで素敵な男性と出会って・・・・」


「おい、またあっちの世界に逝ってるぞ」
「こいつ、実技はともかく座学の出来がこれだからな
　補習が終わった頃には夏期休暇もおわりじゃないのか」

そういえば、過去スレデータベースの整備が停滞しているな。
前スレ設定が読みたいが読めない人もいると思う。
再開して欲しいと心底思う。

きんもー★

>>204
ssだけなら>>15がまだ生きてるんだけどね…

防女が女子校と言っても、教官、助教、事務官と全員女性で構成されているわけではなかろう。
それなりの歴史を持つ防衛女子なんだし、中年独身男性の校内関係者と、身寄りが無く、無意識に”父親”を
求めていた学生。
年が離れ、また、決してふれあってはいけない関係とはいえ男と女。

そして、出来ちゃった退学した学生も居たと思う。

防女とガルデローベどっちがレベル高いんだろ

衣装ダンス？
何言ってるんだ？

>>209
舞-乙HiMEでぐぐれ

アニメネタ禁止が暗黙の了解だったと・・・・
それがあったから今までの執拗なスレ削除要求を悉く退けてこれたのでは？

知らんがな

で、両用のバイト話はどうなったんだ？

何とか諜報科のSSが出来ました。
ただスレの諸兄が望むであろうライトノベル的（？）話ではなく
無意味に重い話になってしまいましたが……

とりあえず投下します

昔は、空ばかり見ていた気がする。何故なら自分の周りを見たくなかったから。
今では空を見るのも億劫だ。誰が好き好んで８月の空を炎天下の大地から見上げるものか。

１９８４年、首都圏の某所、古めかしいアパートの屋上。大の字になって少女が空を見上げている。
耳を澄ませば、どこからかセミの声。見上げた先には入道雲。
屋上に出るドアのすぐ隣で横たわっているので日向ではないものの、それでも夏の熱気が全身に汗をかかせる。
課外授業をサボった悪ガキではない。彼女、防衛女子校諜報・防諜科所属１号生徒、
青木美沙子は今も作戦遂行中である。

目が焼き付きそうに成るほど眩しい視界が、突然暗くなる。誰かが影になったらしい。
真上を見上げると少女が日傘を付きだしていた。

『あらあら、大和撫子たる防女の学生がそのような格好で何をしていらっしゃるのですか？美沙子さん』
「……遅かったね」

ゆっくりと起きあがり、二人して座り込む。
今し方やってきた彼女、これまた諜報科の生徒、鳥飼春奈が言う。

『少々準備に手間取られまして……予想外でしたわ』

手元のカバンから様々な部品を取り出し、手際よく接続していく。

「どーせまた買い食いでもしてたんでしょ」

アンテナを伸ばしている春奈にむかってポツリと言った。

『あンだよ！準備に時間掛かったって言ってるじゃねェか！』

これなのだ。元が荒っぽい性格だったため諜報科に入ったとき徹底的に丁寧語を叩き込まれたのだが、
それでも激高すると口調が変わってしまう。本人は気にしているのだが。

『……』
「……」
『あ〜、この［作戦］の目的は分かっておりますわね？』

とある衆議院議員が裏でソ連と繋がっており、コネで入手した防衛機密をリークしているという。
彼とソ連の間には暴力団が仲介役として存在しており、ソ連へは情報を、自分らと議員は金を受け取っているらしい。
諜報科ＯＧからなるといわれる組織は調査を開始、情報と金の受け渡しがとある店舗で行われている事を掴んだ。
その、店舗、なのだが……

「分かってるわよ。情報を本当にリークしているか否か。していた場合、証拠の入手、あるいは
　写真の撮影と音声の傍受……でもさぁ〜なんで只の定食屋と暴力団が繋がってるわけ？」
『定食屋じたいはシロですわ。その経営者が暴力団と繋がっているのかと』
「こんな事ばっかやってるからメイド科なんて言われるのよ……ったく、時々自分が何をやってるのか
　分からなくなるわ」
『……宝物のために』
「何それ？」

場所を特定した以上、調べないわけにはいかない。「組織」は彼女ら２人組を派遣した。
美沙子が店員として潜入、春奈がバックアップだ。

「そもそもこ〜ゆのって警察の仕事じゃないの？ＯＧだって結構居るんでしょ？」
『事が事だけに警察は及び腰なのですよ。それに警察も全員が味方とは考えない方がよろしいかと
　……よっと、出来上がりましたわ』

春奈の手元を見ると、ゴテゴテと部品が付いた奇妙な物体が出来ていた。
その気持ち悪さはＥＲＡを山のように付けたロシアやイスラエルの戦車に通じるところがある。

『どうぞ、無線です。周波数は合わせておきました。何かあったらこの「野外指揮所」からサポート
　します。目標の店舗からもごく近いですし。』
「はいはい、立派な指揮所で……万が一スパイだってバレたらどうすればいい？」
『自決するか強姦されるか、好きな方をお選び下さい』

言葉は軽やかだが目は本気だ。それだけの意志が春奈からは感じられる。

『ふふ、冗談ですわ。美沙子さんがそんな失敗をしないというのは、わたくしが一番知っておりますから。
　不安なら幾らでも無線を使って下さい。話し相手にはなれますわよ。それに別のグループがいざというときのため
　準備してますから』

ドコまで冗談でドコまで本気かは分からない。だけどその一言で落ち着ける。

「……ありがと。じゃ、行ってくる」
『ごきげんよう』

問題なく店舗に「アルバイト」として潜入を果たした。しかしここからが問題だ。
議員は毎週この時間帯にやってくると言うが、まさか正面きって入ってくるとは思えない。
多分どこかに裏口やらなんやらがあると思われるのだが……。
また会談場というか、受け渡しの場所も確認しなければならない。

（まずはそこから始めないとね）

地下の更衣室に入って着替える。指定された番号のロッカーを開けると、この店の制服が置いてあった。

「はぁ……もぉ〜」

感情を抑える技術は有るものの、乙女としての羞恥心くらいは持ち合わせている。
……何が悲しくて変装なぞせねばならんのだ。
仕方なくずるずると着替える。ドバァっと勢いよく扉が開いた。

『青木サン、手伝いましょうか？』

胸の名札に黒田、と書いてある女性が入ってきた。ここのリーダー格だそうだ。

「いえ、大丈夫です……着られますから」
『へぇ、前にも着たこと有るの？』
「……一応」
『？』

言えない、まかり間違っても学校で教養の１つとして習いました、などとは言えない。
本当ならここで無理にでも手伝ってもらうべきなのだ。怪しまれる要因は無い方が良い。
しかし、ピュアな（死語だ）心がそれを拒んだ。

『んー分かった。着替えたら店の方に出てきて』
「はい」

そう言ってまたもぞもぞと着替えにかかる。

「……違和感があるわね」

呟きながら部屋を見回す。先ほどから感じていた違和感。それは……

（監視カメラ、いや隠しカメラ？）

部屋の壁に埋め込まれるようにして小型カメラが仕込まれていた。
店内には隠しカメラはおろかスーパーのような監視カメラすらなかったのに、だ。

（はん……どうせ盗撮ね）

カメラから死角になる場所で着替える。素肌をタダで見せてやるつもりは毛頭無い。

（何かと繋がってるってのも、まんざら嘘じゃ無いみたいね……）

着替えてから店の方に出る。そこそこ客が入っているらしい。
前にも別の店で働いていたと言ってあるため研修は余りなかった。
マネージャーが出てくる、髪を染めたいかにも軽そうなヤローだ。

『美沙子ちゃん、詳しいことは黒田サンに聞いてもらえばいいから、頑張ってね』
「はい」
『それにしてもホント美沙子ちゃんてカワイイよね〜。今度一緒に遊びに行かない？』
「良いんですか？考えておきますぅ〜」
『んじゃヨロシクね』

よくもこんな台詞を吐けたものだ。いや、私以外の誰かが私に言わせたんだ。満足しながら店の奥に
入っていくマネージャーを尻目に、軽い目眩を覚える。そう、彼女は知っている。
こういう台詞を言えば男は満足することを。そして、かつて自分にはその台詞を言うしか
選択肢が無かったことも。だけど今は違う。

アルバイトとして働くこと数時間。ようやくチャンスが来た。
マネージャーがごにょごにょと黒田サンに話しかける、飲み物を持ってこいというのだ。
店内へではなく、地下へ！
入手した建築図面から、店のスペースを広げるため地下に複数の部屋が用意されている、と言うことは
分かっていたが、そのどれが「当たり」なのかまでは分からない。
だからといってアルバイトの身分でうろつくわけにも行かない。

「黒田サン、何やってるんですか？」
『なんか地下の会議室に飲み物持ってこいって』

そう言いながら厨房からグラスと盆を受け取る。

「私が持って行きましょうか」
『え……まぁ良いけど、場所分かる？』
「更衣室と反対側の突き当たりでしたよね」
『そうそう、お願いね』

盆を持って地下に降りる、しかしいったん更衣室に入る。
前々から、会談の時には必ず飲み物を持ってこさせることは分かっていた。
通気性など微塵もない地下室だから、当然といえば当然だろう。
素早く荷物の中から別の盆を取り出す。盗聴器があらかじめ仕込まれている盆だ。
少々形が変わっているが、店の人間でもそう簡単には気づかないだろう。
その盆にグラスを載せ替えてから、改めて会議室に行く。
会議室の前には、いかつい顔をした大男がパイプ椅子に座っていた。

（バカみたい……部屋の前にわざわざ人を置くなんて、ココで悪巧みしてますって
　言ってるようなもんじゃない）

精一杯の笑顔を作って男に話しかける。

「お飲み物をお持ち致しました」
『そうか、寄越してくれ』
「出来るなら部屋に入って直接お渡ししたいんですけど……」
『ダメだ』
「でも仕事ですしぃ」
『いいから帰れ』

心の中で舌打ちする。仕方なく引き下がり、そのままトイレの中へ入った。
個室に入り、鍵を掛ける。電波が上手く届くことを祈りつつ、無線のスイッチを入れた。

「春奈、聞こえてる？」
『ちょっとノイズが入りますけど、聞こえていますわ』
「盗聴器を仕込んだ盆を持って行ったわ。確認して」
『……雑音が入ってますけど、大丈夫、問題有りません』
「写真は撮れなかったわ」
『もともと写真なんていうのはオマケですから、お気になさらず』
「大体何で写真なんか撮らなきゃ行けないのよ、週刊誌じゃないんだから」
『……組織は議員を消すつもりですから、でも反対も多くて』
「そのための動かぬ証拠、か」

そう、この「作戦」の終末は最初から決まっているのだ。
――――議員の死

店の外、野外指揮所では会話の様子を春奈が録音しているはずだ、コレで一安心
ホッとしたその時、無線の向こうで春奈が叫んだ。

『部屋に誰か入ってきましたわ……男の声』

今部屋にいるのが４人だから、これで５人目か。そう春奈が頭で計算したとき
バキッという音と共に、急に部屋が慌ただしくなった。盗聴だ！という声がする。
マズイ、と思った次の瞬間には、盗聴器からの音が途絶えてしまった。

「どうしたの？何かあった？」
『美沙子さん、よく聞いてください。盗聴機が壊されました。気取られたようです
　おそらく部屋に運んできたあなたを真っ先に疑うはず……今すぐ脱出してください』
「そんな！？」
『相手に悟られた以上、何をしてくるか分かりませんわ、急いで！』

叫ぶだけ叫んで、無線が切れてしまった。

「不味いわね……」

ココは地下だ、とりあえず上に行かなくては。盗聴を逆手に取られなかっただけマシではある。
相手も焦っていると言うことだが、逆に言えばそれだけ本気なのだ
バレた以上、議員やソ連の関係者も一目散に逃げ出すだろう。状況は悪化し続ける一方だ。
自分が降りてきた階段は使えない、真っ先に狙われているはずだ。
頭に叩き込んだ建築図面を思い出す。考えろ、考えるんだ。
―――非常階段。それだ、それを使えば外に出られる

急いでトイレから出た瞬間、先ほどの大男が廊下の角から凄まじい勢いで出てきた
手には拳銃を握っている。美沙子に向けて構えたが、遅すぎる。懐に飛び込んだ
防女仕込みの格闘術で腕を捕らえ、逆方向に折る。おそらく肘が骨折しただろう……
痛みでうずくまる男にさらに一撃。完全に気を失った。振り返り逃げようとした矢先
倒れた男の背後から今度はあのマネージャーが出てきた、完全な不意打ちだ
しまった、と思った次の瞬間、彼女の鳩尾に重い拳が食い込んでいた

「痛っ……」

そのまま壁に押しつけられる。抵抗しなければ、と焦る頭を尻目に体からは力が抜けていた

『オカシイと思ったんだよ、やけに厚い盆だと思ってなァ！このくらい見抜けネェと思ってたのか？』
「……」
『オメェ、ドコの人間だ！ケーサツか、えぇっ！』
「……」
『そうかい、ダンマリかい』

殺るなら殺れ！と念じたが、通じるはずもない。睨み付けるが、もちろん効果はない
何を思ったか、マネージャーはどす黒い笑みを浮かべた。
そして乱暴に美沙子の体に手を出してきた

「きゃああぁぁああっ！」

猛烈な既視感が襲ってくる。と同時に彼女は運命（さだめ）を見た。彼女をこの世界に叩き込んだ運命、
そして未だ逃れられない運命である……。火事場の馬鹿力を発揮し、男を蹴り飛ばす。

『ッ！てンメェッ！』

相手もキレたようだ。数十センチはありそうなナイフを取り出す。万事休す、か

『美沙子！伏せろッ！』

伏せろ？ドコに？考えるより先に体が動いた。パンパンという破裂音
グッタリと倒れ込んだマネージャー。重い頭を動かし見上げれば、相棒の姿
ボロアパートから急いで駆けつけた、春奈がそこにいた

『美沙子！オイ、大丈夫か？しっかりしろよッ！』
「……ナイスタイミングね、春奈」

体を春奈に任せる。肩から力が抜けるようだ

『立てるか？』
「立たなきゃならないんでしょ」
『無事でよかった……ケガでもされると困るからな……』
「どういう意味よ？」
『バッ……そのまんまの意味だよ！どうせ殺しても死なないだろーけどな』

頬を赤く染める春奈に肩を貸してもらい、美沙子が立ち上がろうとしたその時、

『え……？』

春奈の胸が赤く染まった。振り返れば、大男の拳銃、ヤクザ御用達のトカレフを構えたマネージャー……
寝そべったまま二発目を撃とうとしたが、それより早く、美沙子は男の額に銃弾を叩き込んだ

「嘘…こんなの嘘だよ」

応急処置をしようとするが、既に意味をなしていなかった

『もういいよ、美沙子』
「ダメ……血が止まらない……」
『良いんだよ、これで』
「良いワケ無いでしょッ！」

床と両手が真っ赤になっても、彼女は諦めていなかった

『ちょっと恥ずかしいけどさ……聞いてくれっかな
　さっき、宝物のためにこんな事やってるって言ったよな
　アタシの宝物は美沙子、あなた』

ゴホゴホッと咳き込んでから続けた

『もう忘れたかもしんないけど、防女に入学した時、あなたが初めて声を掛けてくれたんだ
　アタシみたいな人間にさ……嬉しかった。友達にもなってくれた。小学校の時は只の１人もいなかったのに
　世の中で初めて甘えられる人が出来たんだよ』
「そんな……」

たったそれだけのことで？と聞こうとしたけれど、これ以上口に出せなかった
彼女の過去の事を詳しくは知らない。ただ、自分と同様に幸薄な人生を歩んできたらしいということは確かだった。
８０年代後半から始まるバブル経済が、微かに見え始めたこの時代、防女に来る人間は非常に限られていた

『だから、さ。美沙子が居なくなるなんて耐えられないから……』

血でぬれていない左手で美沙子の髪を梳く。美沙子はもう何も言わず、ただ春奈を抱きしめる。

『帰ったら、アタシの遺書、見といて、くれよな』
「……春奈ぁ」

あまりにも早い幕切れ。糸が切れた操り人形のように、ではなく、まさしく体から生気が抜けたように、
春奈の首がガックリと垂れた

「嫌……そんなの嫌だよ、冗談止めてよぉ……ううっ……」

春奈の鼓動は、もう、聞こえなかった

あれから、どこをどうして帰ってきたのか分からない、春奈が呼び出した、別行動のグループと合流した所までは
覚えている。非常階段のドアノブは錆び付いて回らなかったようだ。春奈はそれを拳銃で吹っ飛ばして入って来た
もし彼女が来てくれなければ、例え非常階段に行けたとしても私は外へ出られなかっただろう。
そう考えると、今でも背筋が凍る。アパートにおいてきた無線機の回収、血痕や銃弾の隠匿、遺体の確保。
誰がやったのかも覚えていない。錯乱していた私は、１週間ほど舞鶴の病院に入っていた。
今で言うＰＴＳＤらしい。彼女、鳥飼春奈は訓練中の事故で死亡したことにされた。
死因を偽った上で葬式が行われたが、彼女に家族、親戚の類はなく、諜報科の中だけで静かに行われた。
国のために殉じた。聞こえは良いかもしれないけれど、当時の私達には理解できない価値観でしかなかった。
作戦の前に全員が書くことになっている遺書。彼女の遺書の宛先は私になっていた。
中には、彼女の生い立ち、防女に入学した過程、防女での楽しい日々、が綴られていた。
春奈の名誉のため記すことは出来ないけれど、私など足下にも及ばない人生を歩んできたようだ。

風の噂に寄れば、私達の作戦から数週間後、その衆議院議員は辞職したらしい。
末期のガンが発見されたから、だそうだ。さらにその数週間後、亡くなった。
ガンのせいなのか、何者かが手を下したのか、今となっては分からない。
翌、１９８５年、ミハイル・ゴルバチョフがソ連共産党書記長に就任。
ペレストロイカおよび新思考外交を掲げて、国内体制の改善と大胆な軍縮提案を行い、
西側との関係改善に乗り出す。――――冷戦終結への始まりだった
彼女はまさしく、激動の時代を生きていたのだ

「あれからもう、２０年か。私も４０歳に手が届いたし……」

四国のとある県、ココに、彼女の墓がある。
あれから毎年、夏になるとここに来ることが習慣になっている。
彼女の墓を見つけた、周囲を綺麗に掃除してから花を飾る。
ひめゆりの花だ。墓の前にしゃがみ込み、ゆっくりと手を合わせた。
その後、私は防女を卒業したが、なんだかんだあってまた戻ってきてしまった。
そして今は諜報科の教官となり、日夜若者達の教育に励んでいる。

「もう、あんな思いはしたくないから。いいよね
　私、宝物を見つけたの……」

そこに春奈が居る気がして、何となく呟いた。彼女の分まで生きる。等とカッコイイことを言うつもりはない。
ただ、死んだ者への手向けとして、生きている私がしなければ、生きている私しか出来ないことがある

『きょーかーぁーん！』
「やれやれ……」

声のする方を向くと、そこには５人ほどの乙女達。

「春奈、見えるかな？あの子達が私の宝物、何があっても、絶対に守り抜いてみせる……
　そのために、私の知っている全てを教えてる……。センチな気分だけじゃ、何も出来ないしね」

取り囲むように集まってきた少女達が、私に次々と口撃を始める。

『教官、勝手にいなくならないで下さいよ！もぉ〜』
『この暑い中探し回ったんですからね！』
『一応野外演習なんですよォ！』
『汗でベトベト…はぁ〜』
「御免御免」

笑いながら言葉を返す。

『誰の墓参りをしてたんですか？』
「語るは無用、聞くは不作法、でしてよ」
『す、すみません……』
「じゃあ、行きましょうか」

そう言って皆が揃って歩き出す。ふと気になって墓の方を振り返ってみた。

『教官？』
「ん？ああ、何でもないわ」

墓の上に蝉がとまっていた。蝉。なんとなく、私と彼女と、そしてあの夏を繋ぐもののように思えた。

以上です。

最初は現代が舞台だったんですが「スパイ」ならやっぱり冷戦時代だろ！
ということで半分以上書いたSSを大幅に手直ししました、読みにくいのはそのため

ホント申し訳ない　orz

>>213
両刀のことか？

ＧＪ！
そういや生徒さんが死ぬ話は初めてですな

ＧＪ！
いや、こういった話を求めていました。
次作を期待します。
ご苦労様でした。

上のＯＢ教官の話を読んで防女のクラス会がどんな風なのか気になった。
卒業後、学費その他の諸経費返済が免除になる３年を過ぎた後や、女の大台に乗った
三十才。
そして、家庭を持ち子育てにおわれる者と独身で暮らす者との差が出る四十代。
人生の黄昏が見え出す五十代・・・・
それぞれの人生を映し出す懐かしい一夜。
教官になった者は、現代の学生に対する苦言
母となった者は、貧しかった自分と比べての子供に対する愚痴
そして、それぞれの現場で地位を固めた者は、上の盆暗さを嘆く。
いろんなものを諦めて防女にやってきて、毎日こんな日が早く終われと思って過ごしたあの日々。
でも、今思えば全て懐かしい・・・・
防女でのあの毎日があったから自分達は苦言や愚痴をこぼせるくらい余裕にある生活を持てた。
もし、防女に入れなかったなら・・・・考えたくもない人生をおくっていただろう。

過去スレデータベースの再整備を希望します。
読めるだけでも！

約束違反スレage

こういうスレがあるから軍板が変な目で見られるんだよ

厨房の駄文読んで何が楽しいんだか

>>238
ちゃんと国語の勉強してほしいよね

　||￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣||
　|| ○荒らしは放置が一番キライ。荒らしは常に誰かの反応を待っています。..||
　|| ○重複スレには誘導リンクを貼って放置。ウザイと思ったらそのまま放置。||
　|| ○放置された荒らしは煽りや自作自演であなたのレスを誘います。 　 　　.||
　||　　ノセられてレスしたらその時点であなたの負け。　　　　　　　　　　　　　　.||
　|| ○反撃は荒らしの滋養にして栄養であり最も喜ぶことです。　　　　　 　 　 .||
　||　　荒らしにエサを与えないで下さい。 　　　　　　　Λ_Λ ｼｬｷｰﾝ　　　　　　　..||
　|| ○枯死するまで孤独に暴れさせておいて　　＼<Ф♯Ф>　頭のおかしい人は相手しない。
　||　　ゴミが溜まったら削除が一番です。　　　　　 ＼⊂⊂ | 　これｷﾎﾝ。　　 　 .||
　||＿＿＿ ∧ ∧＿＿∧ ∧＿＿　∧ ∧＿＿＿＿　|￣￣￣￣|＿＿＿＿＿＿＿||
　　　　　　(　 ∧ ∧__ (　　 ∧ ∧__(　　 ∧ ∧　　　　 ￣￣￣￣
　　　　〜（＿(　　∧ ∧＿ (　 ∧ ∧＿ (　　∧ ∧ 　は〜い、先生。
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勝手に荒らし扱いすんなボケ！

空気が読めていないな

板違いの分際で住人を荒らし扱いとはふざけているな

盆休みも終わり、防女の存在を秘密にしたい組織の工作が再開すますたね。
誰か１９９８年度の防女カレンダーと今年のカレンダーを交換して下さい。
ちなみに未使用です。

すまんが、カレンダーの刻印番号をお願いする。
パチモンが多いので。
ただ、９８年ものはネットで流れまくっているからあんまり期待しないでね。

>>245
シリアル入りは特定の要人ぐらいにしか出回らないぞ
で、シリアル入りが流出したらしたで手に入れた奴は行方不明って噂だ。
現物手に入れたらUPキボンヌ

夏の田沢SSをどなたかお願いします・・・・

126 名前：オマージュ[sage] ：04/06/25 03:58 ID:b5eEvmF0
友人の話
独り山奥でキャンプをしていた時のこと。
夜寝ていると、何者かの息づかいが聞こえる。
彼はシュラフにくるまり息を殺していたが、とうとう耐えきれなくなり、
枕もとのランプに火をともし、外へ出てあたりを見回した。

なにもいない。
ほっとしてテントに戻ろうとして、立ちすくんだ。
ランプに照らされ、テントの中に女の影がいる。
彼は硬直した。
テントには戻れない。
彼が冷や汗を垂らしていると、髪の長い女の影が動いた。

ふっ
ランプが吹き消された。

ビニールがこすれる乾いた音。
何者かがテントから這い出してこようとしているのに気付いた彼は、
悲鳴を上げて夜道を転びながら下山したそうだ。

564 名前：あなたのうしろに名無しさんが・・・ ：04/07/08 03:47 ID:B8N4EPdo
人づてに聞いた話。

Ａという奴が子どもの頃、夏休みに祖父の田舎へ行った時の事。
ある日、自由研究の虫捕りをするために山へ入ったそうなんだが、何人かの
山伏みたいな人達が一列になって「迎えにきた迎えにきた」みたいなこと叫び
ながら山を登って行くのを見たんだそうだ。
子供心に気味悪く感じたＡは急いで祖父の家に帰って親にその話しをすると、
横で聞いてた祖父が「えらいこっちゃ。ミサキ様に会いおった！」って青ざ
めて、わけがわからないＡに酒と塩をぶっかけると近くの神社に連れていっ
たらしい。

これを聞いた俺は漫画の孔雀王にでてくる七人ミサキを思い出したんだが、
あれって本当にある話しだったのかな？
ミサキ様ってヤバイもの？

173:kk-7 :06/08/21 10:27 HOST:nthkid077167.hkid.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
削除対象アドレス：
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1152537565/135
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1152537565/156
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1152537565/159
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1152537565/160
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1152537565/171
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1152537565/174
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1152537565/180
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1152537565/181
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1152537565/182
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1152537565/185
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1152537565/187
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1152537565/198
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1152537565/205
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1152537565/236
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1152537565/237-238

削除理由・詳細・その他：
４. 投稿目的による削除対象
議論を妨げる



馬鹿かこいつ

>>250
そいつ結構有名な「あぽーん荒らし」だよ。

>>251
ここみたいに板汚しなスレは早く潰してほしいね

訓練生なんだから、初めての部隊訓練で張り切って行っても
細かい部分でドジばかり。
毎日、世話役に怒鳴られて凹む話もあると思う。
しかし、帰校後に毎年防女の訓練生はそんなもんで
それでも同じ学生が入隊したら見違えるくらい指摘した部分が
直っているので、受け入れ希望部署には事欠かないとか。

ヤクザとソ連てwwwwwwwwwwww
チョンヤクザかよwwwwww

定食屋に地下？wwwwwwwww
定食屋じゃねーよwwwwwwwwwwwwwwwwww
懐石とかじゃねーのかwwwwwwwwwwww

きめえwwwwwwwww

何をいまさら、ここは病人の巣窟なんだから

保守

どちらかと言えば現在でも貧困家庭や訳ありの境遇からの吹きだまりが多い
防女入学者たちのなかでも珍しく、実家が資産家、二親が揃っていて育ちにも傷が無い
世間的な意味で十分お嬢様と形容できる某学生。
一部に居る、旧家や名族に属していたり婚姻を通じて上流階級入りを目指す成金出でもなく
更に珍しい軍事マニアやヤンキー上がりでもない。
そんな彼女が何故防女に入学したかと言うと、一代で会社を立ち上げ不況期を乗り切り
現在も危うげ無く安定成長中の企業を切り回す父親と、そんな父を支えてきた地方国立大学出身、
元優等生で締まり屋の母親の意志である。
父親曰く「付き合いのある社長連中の娘たちのように、蝶よ花よと育てられ成人したら見合いで嫁にやられるような
人生は俺の血を引く娘にふさわしくない！」
母親曰く「お母さんは、お父さんがもし商売で失敗しても子供達をしっかりと育てていく自信と能力がありました
そうだからこそ、お父さんはただ前だけを見て進めたのです！」
・・・と、言う両親の教育方針である「自立する意志と能力の確立」達成を為し得る教育機関として探し出され
放り込まれた防衛女子。
本人は、それでも（途中までは）お嬢様育ちだったためか、親を恨むこともなく落ちこぼれることだけはなく
毎日を過ごしているらしい・

>>259
妄想乙

このスレで妄想でないものはあるのか？

お前らみたいな奴らが犯罪起こすんだよ

>>259
こーいう娘が、高等部進級適正検査と希望コースと定員の関係から
「両用科」に進んだら一体どーなるのか？


・・・・ハッ！たざ・・・・いや、なんでもないなんでもない。

だが、防女の毒気が彼女を狂わせていく。

「いいぞベイベェー！　逃げる奴は便衣兵だ！　逃げない奴はよく訓練された便衣兵だ！！ 」
−ﾄﾞﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾊﾟ−
ＵＨ−１の後部座席銃座から放たれる銃弾が射撃場内全ての標的を破壊していく。
軍人の標的も民間人の人型も……って、ダメぢゃん！

『また嬉しそうに地上掃射やってるな、オイ』
操縦席からの教官の皮肉もバーサーカー状態の彼女には届かない。
後部座席でも同級生の生温かい目がそんな彼女を見守っていた。

「あの子、普段大人しいけどヘリ乗ると性格変わるよね」
「……うん、変わる変わる」
『二宮ぁ〜、いい加減に次の奴と交代しろぉ〜』
「ホント 戦争は地獄だぜ！ フゥハハハーハァー」
詳しい設定は>>259が記述しているので省くが、銃座のあるヘリから撃たせりゃ、
無駄玉なく有象無象の全てをデストろーいするその姿がＡＣ−１３０『ファイヤード
ラゴン』を彷彿させることから教官連中の間では『ドラゴンパピー』と仇名されてい
るとか、いないとか……

※言い訳※
ＡＣ−１３０系はＨが『スペクター』、Ｕが『スプーキー』と呼ばれていますが、
何が『ファイヤードラゴン』と呼ばれているかはググッたけど分からなかったです。
オメガ７ではＡＣ−１３０を『ファイヤードラゴン』と呼ぶコマがありましたので、オチ
の為に誤用覚悟で使いました。

　『ドラゴン』と付けば、なんでもよかった。今は反省している。

>>259
>>265
新キャラ二宮さん
ところで、この娘、所属は両用でいいのか？

で、上の二宮さんがキャットファイト編の潜入員をやったら
おとなしそうなお嬢様で、リングに出てきただけで半べそ、という
大人気になりそうな外見だけど、相手を悉く瞬殺というマニア好みの
選手となるでしょうな。
ただ、・・・・「あれ、○○の社長のお嬢さんに似てるな」という客が出てきそうだ。

　||￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣||
　|| ○荒らしは放置が一番キライ。荒らしは常に誰かの反応を待っています。..||
　|| ○重複スレには誘導リンクを貼って放置。ウザイと思ったらそのまま放置。||
　|| ○放置された荒らしは煽りや自作自演であなたのレスを誘います。 　 　　.||
　||　　ノセられてレスしたらその時点であなたの負け。　　　　　　　　　　　　　　.||
　|| ○反撃は荒らしの滋養にして栄養であり最も喜ぶことです。　　　　　 　 　 .||
　||　　荒らしにエサを与えないで下さい。 　　　　　　　Λ_Λ ｼｬｷｰﾝ　　　　　　　..||
　|| ○枯死するまで孤独に暴れさせておいて　　＼<Ф♯Ф>　頭のおかしい人は相手しない。
　||　　ゴミが溜まったら削除が一番です。　　　　　 ＼⊂⊂ | 　これｷﾎﾝ。　　 　 .||
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ストロベリーパニックでも見ていなさい

高校総体とかではあちこちの名門スポーツ校から
「打倒防女！」とか言われてるんだろうな。
が、防女にとってはあくまでも本務でないため、海外演習とかが
入ったら、あっさり棄権、もしくは主力選手でない二線級の下級生が
主力のチームが出場。
「馬鹿にしやがって」とこれまた恨みを買うことになる。

しかも、素質のある少女がスポーツ特待生制度とは比べものに
ならないくらい、各種社会保障や到達学歴が保証されている
防女に進むことが多いことが更に高体連や文部科学省担当部局から
恨まれる原因となっているのである。

>>265
無理矢理機銃座から引き離すと
「あたしに、あたしに銃を撃たせろーっ！」とお約束のように言うわけですね

事務官養成コース移籍対象候補。
だが、これからのメンタルトレーニングと専攻によっては
矯正の可能性があるため保留中。

↑
>>259の設定と乖離してるな。
それにトリガーハッピーやバーサークする輩が防衛女子カリキュラムで出て来るとも思えん。
某テレビ局が製作した反防女ドラマの内容ではないのか？
でも、二宮さんは基本能力の高さと、真面目に訓練と座学をこなす優等生だが
根がおとなしめのお嬢様という部分の逸脱が無いためか、三年生にして
私用、校外実習他で娑婆に出ても到底防女生には見えず、お嬢様学校に通う
良いとこ（その通りだが）の嬢ちゃんにしか見えない。

・・・そして、その外見と立ち振る舞いのまま防衛女子で培った戦闘技能その他を
発揮するため、彼女を知った公安警察から熱烈な勧誘が専攻科長に来ていたりする。

　||￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣||
　|| ○荒らしは放置が一番キライ。荒らしは常に誰かの反応を待っています。..||
　|| ○重複スレには誘導リンクを貼って放置。ウザイと思ったらそのまま放置。||
　|| ○放置された荒らしは煽りや自作自演であなたのレスを誘います。 　 　　.||
　||　　ノセられてレスしたらその時点であなたの負け。　　　　　　　　　　　　　　.||
　|| ○反撃は荒らしの滋養にして栄養であり最も喜ぶことです。　　　　　 　 　 .||
　||　　荒らしにエサを与えないで下さい。 　　　　　　　Λ_Λ ｼｬｷｰﾝ　　　　　　　..||
　|| ○枯死するまで孤独に暴れさせておいて　　＼<Ф♯Ф>　頭のおかしい人は相手しない。
　||　　ゴミが溜まったら削除が一番です。　　　　　 ＼⊂⊂ | 　これｷﾎﾝ。　　 　 .||
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実際の防女の日常はとてつもなく地味だと思うが・・・・

いかに容姿端麗高スキルであっても、現役防女生と防女ＯＢはこーゆー系統が多いだろう。

喪女を分類してみる
http://human5.2ch.net/test/read.cgi/wmotenai/1155825846/

16 ：彼氏いない歴774年：2006/08/18(金) 15:52:40 ID:BS81LtSH
否認喪女・・・容姿は悪くない、縁がないだけと思い込んでいる。実はブス。

高学歴喪女・・・一流大学の現役または卒。青春時代を塾で過ごす。女子校出身多。

キャリア喪女・・・医師・法曹・官僚その他。高学歴喪女の進化形。

ううはぁあああ

朝５時半に起床点呼があって、ラジオ体操とみっちり柔軟体操をやった後、
８キロのランニング。
その後、シャワーを浴びて朝食。
登校後、午前中は体育系／屋外訓練を行い、午後からは座学が多い。
座学は１８時に終了。
その後、補習や課外訓練が無ければ夕食をとり入浴を済ませ
当番か自由時間
消灯は１０時だが、新入生は９時のはもう寝付いていることが多い。
学年が上がれば突発的な夜間訓練や上級生としての義務的な校内用務を
こなす為、自由時間はどんどん減っていく・・・のだが、それなりの要領を覚えるので
時間的やりくりは下級生より自由がきく。
最も、防衛女子学生としての語学や基本技能が身につくまで自由時間など存在しないが。

同盟スレ設立につき、友好リンク

あなたの奥さんは処女でしたか？
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1155990790/l50

　　　 , -.―――--.､
　　 ,ｲ,,i､ﾘ,,リ,,ﾉﾉ,,;;;;;;;;ヽ
　　.i;}'　　　　　　　"ﾐ;;;;:}
　　|} ,,..､_､　 , _,,,..､ 　|;;;:|
　　|} ,_tｭ,〈 　ﾋ''tｭ_　 i;;;;| 　　　　 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　|　 ｰ'　|　｀ - 　 　 ﾄ'{　　　 ／ 党のテーゼに違反した>>279
　.｢|　　 ｲ_i _ >､ 　 　 }〉} 　 ＜ 　 の処罰を同志達と討議したい
　｀{|　_.ﾉ;;/;;/,ゞ;ヽ､ 　.!-' 　　　 ＼
　　 |　　 　＝'" 　 　 | 　　　　　　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　 　 iﾞ ､_　　ﾞ,,,　 ,,　' {
　　丿＼　￣￣　 _,,-"ヽ
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　　 ヽ､oヽ/ ＼　 /o/　 |

>>280
風紀委員会に身柄を預けるのがよろしいかと思います

KGBですかそれ

防女憲兵ＳＳの新作が投下されないかなぁ・・・

以前はさておき、現在の防女では歴代の学生たちの努力により
学食ではデザートと甘味がとてつもなく充実している・・・らしい。
あの年代の娘達を完全拘束している生活空間であることと、
ひたすら身体を動かす訓練と頭が大量の当分を必要とする学業の為に
必須である！ということで文句を封じてメニューの拡張や質の向上に命をかけた
ＯＧが毎年複数居たらしい。
ちなみに、当初はキオスク並だったＰＸも下手なコンビニ以上の機能と利便性を
発揮するよう改革が進んでいる。
専攻によっては、一級販売士や中小企業診断士資格ホルダーがごろごろしてるからなぁ・・・

ウリの街の一番の神社の巫女は､キャバレーのママ｡
神官は､若い頃､神社にやってきた警察を段平一本もって追いかけた猛者｡

ご利益ありそうだ（棒読み

http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1133285675/797

＞>>794
＞女相撲喫茶か？
＞体格のいい横幅もたっぷりあるお姉ちゃんが、まわし一丁でウェイトレスを
＞してそうだなｗ
＞担当して貰ったお姉ちゃんに帰り際チップを渡すと、『ごっつぁんです』と
＞行って貰える。
＞。。。全然行きたい感じがしてこないｗ

キャットファイト編の作者の方
どうか参考にしてください・・・

でも、これが試合に負けた／試合放棄の罰ゲームで、富樫みなもちゃんが
半べそでやらされるというのも見たい気がする。

お盆の最中に留守番部隊として防女に居残った憲兵隊員が
夜回りの時におこった怪談とか。

野外訓練で蛇の食べ方を習っている最中涙目の学生。
蛇が嫌いというわけでなく、「こんなに可愛いのに」と
卒業したら縁の下とかで飼おうと考えているくらいの蛇好き。
なんか、ペットを食べるような罪悪感を感じるらしく
料理も食べることもできないため、色々と問題になっている。

きれいというより、格好いいタイプの美少女で徒手格闘に天分を持つ学生。
ただ、頭の使い方にムラがあるのか語学を含めた実技に関係する以外は
赤点スレスレ。
防女でなく普通課程の中学高校に進んでいたら、おなさけで中卒後に底辺校を
中途退学していたはずと本人も認めている。
防女であってもカリキュラムに決められた知識習得の不足が見逃されることは無いが
複数の助教や教官に気に入られており、ほとんどマンツーマンで普通校課程の知識と
軍事の基本となる政治、地政学、そして数学を仕込まれている。

防女に入学したような境遇の娘が視察に来た国会議員に見初められて
議員夫人になりました、というＳＳ希ボンヌ。
ずいぶん年の離れた夫婦だな・・・

本格的なスパイとして、自国の大使館で表向きは事務員をやっていながら
相手国の刊行物やニュースを一日中分類整理してたり、あちこちに見学会に行ったり
相手国の公的機関の人間と折衝したり・・・という地味な任務に就いているＯＧの方が
多いと見た。
「映画やドラマみたいな活劇をやるより、情報のピースをまとめていく方が
　色々みえてくるものです」
諜報活動って地味だな。
現場勤務のはまずならないし、見た目美人だからあれこれ雑用で相手国の人間とあっても
「美人の事務員」だから得られる物もある。
整理された頭脳と記憶力、彼女の最大の武器は防衛女子で磨き抜かれた。

なんだ、このスレは！こんなのガン〇レだけにしてくれ

この学校の生徒も年頃の女の娘だけあって暇を見つけてお喋りで盛り上がってるだろうけど
ほぼ全員が年齢＝彼氏いない歴の中で、「あたし、先週彼氏と別れちゃってさ〜」と言う猛者は
やっぱり色々言われるのだろうか？
そして、最も問題が多いのは長期休暇明けに「○○教官（助教）は今期から産休に入られました」と
言う知らせかね。
教官や助教が全員独身であるわけは無くそれなりに結婚したり子供がいたりしていてもおかしくは
ないんだが、文句の一つも出るというのが女の性だろう。
逆算して「あたしらがアレをやってる時期に子作りしてたんだなぁ」と口に出さずとも思っていても
おかしくはない。
「結婚かぁ・・・・防女を卒業できたら見合い写真が束になるって本当かしら？」

>>288
「ごめんなさい..教官。ミミズでもトカゲでも他のものは何でも食べます。
蛇だけは、蛇だけは勘弁してください..可哀想です..」
ここで逃がしたマムシが数年後、戦場となったこの森で恩返しをする事に
なるとは、知る由もなかった..。

海外（主にアメリカ）の幼年学校や士官予備校に短期留学した防女生が、校長や現地将校から
「国籍や奨学金は全てこちらで用意するから正式に入学しないか？」と誘われる話はよく聞きますな。
短期留学は三年生が主体でしたっけ？

　||￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣||
　|| ○荒らしは放置が一番キライ。荒らしは常に誰かの反応を待っています。..||
　|| ○重複スレには誘導リンクを貼って放置。ウザイと思ったらそのまま放置。||
　|| ○放置された荒らしは煽りや自作自演であなたのレスを誘います。 　 　　.||
　||　　ノセられてレスしたらその時点であなたの負け。　　　　　　　　　　　　　　.||
　|| ○反撃は荒らしの滋養にして栄養であり最も喜ぶことです。　　　　　 　 　 .||
　||　　荒らしにエサを与えないで下さい。 　　　　　　　Λ_Λ ｼｬｷｰﾝ　　　　　　　..||
　|| ○枯死するまで孤独に暴れさせておいて　　＼<Ф♯Ф>　頭のおかしい人は相手しない。
　||　　ゴミが溜まったら削除が一番です。　　　　　 ＼⊂⊂ | 　これｷﾎﾝ。　　 　 .||
　||＿＿＿ ∧ ∧＿＿∧ ∧＿＿　∧ ∧＿＿＿＿　|￣￣￣￣|＿＿＿＿＿＿＿||
　　　　　　(　 ∧ ∧__ (　　 ∧ ∧__(　　 ∧ ∧　　　　 ￣￣￣￣
　　　　〜（＿(　　∧ ∧＿ (　 ∧ ∧＿ (　　∧ ∧ 　は〜い、先生。
　　　　　　〜（＿(　 　,,)〜（＿(　 　,,)〜（＿(　 　,,)
　　　　　　　　〜（＿__ﾉ　　〜（＿__ﾉ 　　〜（＿__ﾉ

最近、田沢話も富樫話も桃話も・・・・ずっと下ってズゴッグ話も投下されないのが
悲しくて昼もよく眠れません。
どなたか哀れとお思いでしたら何か一作お願いします・・・・
どうか・・・・

ごめんよー忙しくてなかなか書けないんだわ
ネタも浮かばなくてねぇ…

このスレは板汚しなので書き込みを禁止します。

反論は許しません。

防衛女子高・大　萌え

色々あって長期休暇が取れなかった両用三人娘である桃子、富樫、田沢。
行楽シーズンもすっかり終わっていて、このまま休みも何もないのはシャクに触るということで
防女の保養所がある田舎に来たのは良いが、保養所の緊急改修工事の連絡がどっかで
止まっていたため泊まる場所も無い状態に。
人の良さそうな管理人のじいさんが手を尽くしてくれて家族旅行客がメインの温泉付き民宿に
潜り込めたが、同宿しているのは宿の婆さんの孫である小学生の男の子と近県から自転車旅行に
やって来た中学生の男の子だけという色気のない面子。
さて、中身はともかく外見だけはタイプが異なる美少女であるこの三人だが、来た先が山で
休暇中に地獄の両用トレーニングをやる気は無し。
田沢が伸びているのはいつものことだが、桃子も富樫も観光するところも無いひなびた温泉宿を満喫中。
ところで、防衛女子校両用科に所属するこの三人、しつこいようだが見た目だけは極上である。
しかし、全寮制女子校育ちの悲しさ、あんまり男を意識しない。
そして、この宿の取り柄と言ったらいつでも入れる温泉だけ。
・・・自転車少年である中学生男子と宿のばあさんの孫であるところの小学生の男の子が
温泉に浸かってても関係無しに入って来て「へ〜自転車で来たんだ」と裸の付き合い！を
強制的にさせられた彼ら・・・・良い夏の思い出になったことであろう。

↑
田沢「ハンモックでないので熟睡できませ〜ん」と言いながら
　　　毎朝起きるのは一番後。
　　　しかも、寝間着である浴衣をご自慢の爆乳に引っかけたとんでもなく”やらしい”着崩しで寝ている。

富樫「あいつに予定がなけりゃ・・・」と誰かは知らないがスケジュールが合わなかったらしい。
　　　実家に帰るとそろそろ見合いの話が出そうなのであえて帰省せず。

桃子「休暇ぐらい楽させてもらうぜ」
　　　海軍一家出身で、まだ見合い話は来ないだろうが、とにかく謹言な実家の家風
　　　普段の両用言葉が口から出ようものなら鉄拳が容赦なくとんでくる。
　　　言ってみれば、家族の前でも剣家令嬢をやらなければならないのが一番きつい。
　　　これで、防衛女子を知らなければそれがスタンダードだったのだろうが、両用の毎日を
　　　知った身には家風の窮屈さが堪える。

　なんだかんだ言って、気の合う連れで骨休みを満喫している。

いいスレだ。はじめて来たが感動した。

>>298

>>110-118ネタをお願いしたいです。ところで、ズゴッグって帰る実家あるの？

　　　　　　 　 　 　 　　　　　 ,ィﾍ了｢厂{　 乃ブ＼_
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 _> ＞'' "´ ￣￣ ｀''＜∧l>､
　　　　　　　　　 　 　 　 　 (／　　　〃　　　　 ヽ ＼　ハ
.　　　　　　　 　 　 　 　 　 /,/　/　/ｲ!　　　　　 ﾊ 　',巧 ',
　　　　　　　　 　 　 　 　 /〃　ｌ　/　!l　　 { 　 　 !l 　 Y 　!
　 ┏┓　 ┏━━┓　　 ｌ/ｌｉ　 ｌｨ!‐､ { {　　lヽ- ､ !|　　j 　ll　 　 　 　 　 ┏━┓
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　 ┗┛　 　 　 ┗┛　 　 ({　 　 ｌ　| | 　 人.　　/　/　__ぅヽ　｛.　　　 　 ┗━┛

>>303
過去ログも見ておくと良いよ。
と、ココで気がついた、纏めサイトの神も更新してないし、wikiも工兵不足だし
設定を纏めた避難所的モノを作ろうかと思うんだけど、需要ある？

あります。
と、いうか過去スレをそのまま保管しているだけでも良いと思います。
編集するとかえって手間暇がかかって大変でしょう。
纏めサイトみたいにスレ毎にレス１００コずつになってると楽なんですけどね。
あと、引用をurlでできれば。

>>306
ご親切にどうも。早速いってみるわ。ここの設定がつぼった。

う、久々に来たらまとめサイトの話・・・
本当にごめん。
現状では全く当てが無いのです。
もし避難所作られるのならhtmlごっそり引き剥がしても構わないんで。

以前から間隔をおいて投稿されているキャットファイト編ＳＳ
現実のキャットファイト組織のＨＰを発見したので参考にどうぞ。
http://www5d.biglobe.ne.jp/~cpe/

ただ、最近は女相撲で富樫嬢が半べそをかきながらバトルするという
マニアックな展開である。
続編の投下を熱望する。

ttp://entrenched.blog.shinobi.jp/

言うだけ言ってしまったので、とりあえず作りました。
ログだけうｐしましたが、煮詰めるのはもうちょっと待ってくださいorz

ご苦労様です。
前のＤ Ｂ設置の人が色々教えてくれると良いですね。

おとなしい、というより影の薄い学生。
無口過ぎてかえって目立つと言うこともない「雑踏の通行人的な自然な希薄間」を
漂わせる違和感の無い人物。
いなくなっても数日で忘れ去られるような。
・・・何故か専任教官がついて語学と各国風俗を教え込んでいる。

でもって、ある意味存在感が在りすぎる田沢のような学生もいる。
お荷物お荷物と言われているが、女としては様々な伝説をもつ彼女
なんか見た目と雰囲気、しぐさがユルソウな爆乳美少女がお堅いことで有名な
防衛女子の制服を着ているのがある種のオトコの嗜好を直撃するらしい。
例えば
・公用外出で制服姿で校外に出たら、近隣の名門男子校の複数の学生から
　「一度貴女を見て忘れられなくなりました。どうか受け取ってください」とずいぶん長い間持ち続けたであろう
　手紙を押しつけられて、帰校後「今回はこんなものですねぇ〜」と言いながらも恋文を束のまま
　ほったらかして忘れている。
・防女を視察に来た若手二代目国会議員が案内に付けられた学生よりも偶々通りかかった彼女に
　目を奪われてしまい、視察ルートを外れて話しかけ、去り際に個人電番とアドレスをもらう。
・某テロリストが国内に潜入した際、一度見失ったテロリストにナンパされ、色々貢ぎ物をもらって
　高級レストランで食事を奢ってもらいながら、個人情報や「お仲間」の話を全て教えてもらい
　日本国内で計画されていた大規模テロ計画を全て！実行不可能な状態にまでネットワークを
　押さえる直接要因を作った・・・etc.
・
・
・
諜報防諜課程（通称メイド科）科長が転科養成を繰り返しているが、両用科長で全て止まっており
田沢本人は何も知らない。

上、間違い
　　×　　　　　　○
転科養成→転科要請

これ何て言う防女生？
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/20060909/20060909_016.shtml

ああ、防女への入学志願者がまた増える・・・・
しかし、配置手当って結構出るんだな。
防女ＯＧみたいな高度技能取得自衛官は給料以上に
色々手当がついていそうだ。
・・・だから、近年結婚しないor民間人と結婚しても除隊しないＯＧが
増えたんだろうな

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060910k0000m010133000c.html

また、停滞期に突入ですか。
基本的に地味な軍事学校ですからね。
おおかたの学生は地味で貧しい生活をおくっているのでしょう。

http://www.03media.com/adult/dvd/view/1/14ID-064-F.php
これは学校という設定は残ってるんだろうか…

むか〜し、防女をネタにしたＡＶがいくつか出たそうだけど、会社は全部倒産
監督その他も行方不明。
おまけに肝心のブツも流出しないという幻の作品だったのだが
近年のネットの発達で、そう幻でもなくなった。
でも、こんなもんか・・・と、がっかりレベルだそうだな。

未だに流出がないのは、帰省や公用外出中の学生を盗撮して
しつこくＡＶへの出演を依頼する奴だけなんだけど、あれだけは
本当に幻の作品になっている。
・・・存在するのか？

>>320
裏２ちゃんねるいけば、動画が無料でみえるお（　＾ω＾）

入り方は簡単、メール欄に自分の住んでる地域（適当で
構わない）を記入して名前に『fusianasan』が書き込むだ
けで入れるお

ちょｗｗｗｗｗｗマジに中女子のアナル犯してるｗｗｗｗｗｗｗ

>>321
こらこらｗ

>>259の話が読みたいですぅ〜
それか設定続きお願いしますぅ〜

自衛隊はオタクが多い。
売店では下手なオタクショップ顔負けのエロ本のラインナップ。
某護衛艦内部の図書室では電撃富士見スニーカーとライトノベルズの嵐
エロ同人の発送先が潜水艦内部という話も聞きますし
元陸自の知り合い曰く「少女マンガは毎号出てる雑誌全部が回し読みされてたな」と。

さて、アニメやマンガやラノベの設定が具現した存在のような防衛女子
在学しているのは、ぢょしちゅうがくせいとぢょしこうこうせい
普段はさておき外出時や研修時に着てくる制服はめちゃくちゃ可愛いと評判。

上記の潜水艦の話だが、潜水艦乗りは嫁の来てがなくて隊内の上司の娘とか
先輩の妹とかが、とりあえず接触できて理解があるというので年の離れた夫婦が
珍しくないとか。

・・・・防女海系専攻に潜水艦ってあるのかね
当然、三年以降複数回の実地研修を受けることになっている。
そして、防女の学生は、皆、可愛い／美人と評判である・・・・

貞操云々は問題ないかもしれないが、時間とコストをたっぷり費やした大事な人材を
卒業、即結婚、もしくは卒業、三年すぎて即除隊→結婚が続出したら問題になるであろう。
でも、サブマリナーだけを省く訳にもいかないし、他でも似たような話も聞くし・・・
突き詰めれば、人権問題、政治問題と為るため、どうすればよいか人事課員は頭を抱えているという。

自衛隊生徒制度の廃止決定
http://www.asahi.com/national/update/0914/TKY200609140374.html

自衛官でなく防大と同じ学生に変更ですか
防衛女子と同じ形態になるわけですな。

>>325
生徒のドリルすきだったのになあorz

何となくSS完成、後半はパロディのつもりが全然似てない…
ともあれうｐします

『暖かいメシを食いたい。
　何時の時代、どこの軍隊でも求められた、人間としての基本的な欲求である。
　防衛女子校。この地で、ひたすら温食配給を目指し、戦い続けた乙女達が居た。
　これは、
　劣悪な状況の中、１中隊数十名の胃袋を満たすため、舞鶴の地を駆け抜けた、乙女達の壮絶なドラマである――。

　プロジェクトＸ　〜挑戦者達〜
　――縁の下の死闘、中隊炊事班奮戦記――

　かぜのなかのす〜ばる〜　すなのなかのぎ　　』

ここまで書いて、千鶴はメモ帳を閉じた。先輩の真美が戻ってきたからだ
「みんなちょっと聞いて〜」
全員がこちらを向いたことを確認してから、ゆっくりとしゃべり出す
「今交付所行ってきたんだけど、材料を数え間違えたんだそうよ。
　向こうの中隊がこっちの昼の分まで使っちゃったらしいわ」
ざわめき出す炊事班。
『じゃあ、私達のお昼はどうなるのよ？』
炊事班の中で一番小柄な友紀が食ってかかった
「アタシだって抗議したわよそりゃ、だけど知らぬ存ぜぬで無視されたわ
　食べたものを腹カッさいて取り出すわけにもいかないし……」
何人かがクスクス笑ったが、言った本人である真美はジョークのつもりはなかった
勿論本当に腹を切り開くつもりも無かったが
「と・に・か・く！なんとかして自力で材料を確保しないといけなくなったの
　その変わり材料確保のためなら多少の規律違反には目を瞑るって約束を取ってきたわ
　よほどのことでない限り揉み潰してくれるそうよ。ところで堀内教官は？」
『さっき給水車の方に行ってましたけど』
千鶴が答える
「ありがと」

堀内教官は野外給食課程を受けた、炊事に関する指揮官だ
大抵のことはこの人に任せれば何とかなる、のだが
朝食を作ってから様子がおかしい、調理が終わった後は顔を真っ青にしていた
「教官、生きてますか？」
『…死んでるかも』
「うわっ酒くさっ……ははぁ、昨日飲んでたんですか」
『ほんの、ちょこっとだけ』
「当てて見せましょうか」
そう言って顎を指に乗せて、しばし考える真美
「缶ビール２本、缶チューハイ１本、発泡酒３本、ブランデーのボトル半分」
『缶チューハイは２本だ…それに…うっぷ、ブランデーじゃなくてウイスキーだ』
予想より多いことを自慢されても困る
ココまでのいきさつを説明したが、二日酔いの人間に解決策を求めるのは無理だった
彼女から真美がもらった命令はただひとつ、
『お前に全部任せる』
そう言って衛生要員につれられご退場。何とも勝手ではある

「全員傾注！」
戻ってきた真美に、皆の視線が向けられる
「これより私が指揮を執る！一致団結しこの状況を打破する！」
おぉーという声が聞こえる。言ってみたはイイモノの、どことなく電柱に貼ってある
アジ文のような台詞だった。
「一番せっかちな連中がメシ上げに来るまでざっと１時間５０分！
　調理にはだいたい１時間はかかるから、差し引き５０分で材料を入手しなければならないわ！
　演習は夕方までだから晩飯の事は考えなくて良い。そ・こ・で」
そう言って手元のバッグを探り始める、中には献立表やら調理表やらが入っていたが、
そんなのは眼中にない。目的の財布に手が当たると、勢いよく引き抜いた
「恵、友紀、確か免許持ってたよね。あなた達はたった今から『買い出し部隊』よ、
　炊事所の裏にある軽トラ使ってスーパー行ってきて、ありったけの食材買ってきて！」
財布から福沢諭吉を何人か引っこ抜き、手渡した。演習打ち上げのためのお金だが、致し方ない
「千鶴ちゃん、悪いんだけど軽トラの隣にある原チャリ使って慰安施設の居酒屋の
　おばさん引っ張ってきてくれない？」
『ボクが？居酒屋って「でいすい」の？』
「そう、あそこのおばさん元は中学校で給食調理員やってたから、こーゆーのは得意だと思う」
『スクーター使って良いんですか』
「堀内教官のだけど別にいいわ、私が許す」
そう言って各々が準備に取りかかる。
中隊炊事班、と言えば聞こえは良いが装備は野外炊具１号ひとつしかない。
中隊の規模が本家自衛隊よりもかなり小さいため、コレで十分なのだ。
野外炊具１号は炊事班長と隊員の計５人で運用される。
１人は二日酔い、２人はお買い物、１人は人さらい、残るのは真美のみだ
「あたしはココで出来る限りのことをやっておくわ、材料は０じゃないし」
息を大きく吸い込み、凛とした声で叫んだ
「かかれ！」
戦いはまだ始まったばかりである

千鶴が帰ってきたときには、１人で出来るだけのことは大抵やってしまった
野菜を裁断したり、米をといだり。まぁ、このくらいなら小学生でも出来る
「おばさんすいません。迷惑かけます」
『いいのいいの、困ってるときはお互い様でしょ。
　……といってもやることはあんまり無いみたいだけどネ』
ボケっとしている時間が惜しい、けれどすることがないのだから仕方が無い
腕時計を見る。あと２４分で帰ってきてもらわなければ、調理に影響が出る
（早く…早く帰ってきて！）
背中が嫌な汗でべっとり塗れていた。完全な無風だった
『森本先輩、電話です』
炊事所に原チャリを戻しに行っていた千鶴が駆け足で言いに来た
中に入って、受話器を耳に当てる
「もしもし、どうしたの？今どこ？」
『スーパーの真ん前。真美…、一昨日からリニューアルオープンのために臨時休業だって』
「なんですって！？」
『で、いまから街の方行こうかと思うんだけど……、時間無いよね……』
「……」
体から血が抜けていくようだ。頭が真っ白になるのが分かってきた
『真美？』
しかし、思考停止は罪。人類最大の悪行だ！
「分かったわ、もういいからこっち戻ってきて」
『うん』
受話器を元に戻す。外から食材を入手できないならば、「中」から入手するしかない
『どうしたんですか？』
「スーパーが臨時休業だって…困ったな」
『この際戦闘糧食を暖めて、それを配るって言うのはどうでしょう？』
確かに野外炊具１号を使えばカンメシを暖めることが出来る。
残り時間を考えれば悪くない代替案である。

「ダメよ」
しかしきっぱりと拒否する真美
「私達には暖かい食事を出す義務があるわ。でもそれ以上に、手作りの食事を
　出さなきゃならないと思ってる……でも手段がない』
それを聞いて落胆する千鶴。彼女の顔にも焦りの色が見えた
他人の焦りが見えると言うことは、自分にはまだ判断力があるということ
しかし、今自分が考えていることは果たしてマトモな事なのだろうか
『じゃあどうするんですか』
千鶴が聞いてきた。答えたくはないが、言わなきゃ人は動かない
「食堂の倉庫に忍び込むわ」
『盗む、と？』
「千鶴ちゃんはココに残ってくれればいいわ。私１人だけでも行くから
　私の責任なのよ」
『……無茶ですよ、１人じゃ食材全部を運べませんよ』
「うっ…」
痛いところを突かれてうろたえる真美
『だから』
彼女の手を取る千鶴
「ボクも行きますよ……行かなきゃならないんでしょ？」

裏口の鍵を「バールのようなもの」で破壊し忍び込む。搬入用のシャッターから入るのはさすがに躊躇した
薄暗く、誇りっぽい倉庫は、防女の人間全ての胃袋を受け持つため、非常に広い。
ここから直接食堂にも通じている
一部の生鮮食品、例えば肉とか魚とかを除けば、大抵のものはココにあるはずだ
そういうものに限って、割り当ての分は残っていた
既に２、３回出口と中を往復した。あと１回で全部運べるだろう。時間はギリギリと言うところか
運んだ品物は野外炊具１号を牽引していたトラックに積んでいる。
『なんか出てきそうな雰囲気』
「あーそれ私も。そう言えばちょっと聞いたことがあるんだけど、防女の警備のために
　同じものを幾つか、結構な金額をアメリカに送金したそうよ。今でもじゅーぶんハリネズミだとは思うけど」
『そうなんですか』
顔を巡らしながら目星を付けていく。と、突然真美が千鶴を引っ張った。そのまま伏せる
『先輩、重い』
「な、何言ってんのよ！コレでもダイエットした…じゃなくて！あれ見てあれ！」
『…？』
そこにはキャタピラの上に鉄砲とカメラをつけた、なんとも奇妙な物体が居た
「タロン、アメリカ陸軍のロボットね……」
『だと思います』
ご存じの通り、タロンは無人地上車両(UGV)として、主に爆弾除去に使われてきた。
彼女らの目の前にいるのは、その武装バージョンを改造し、機関銃や擲弾発射機を取り外した上で、
ペイント弾とその発射機構を搭載し、無線による操縦可能距離、平たく言えば電波の届く距離を
大幅に増大し、加えて自律行動を可能にした防女独自のタイプだ。新しい物好き、もとい
先見の明がある防女が試験的に導入したタロンが、狙撃分隊で多大な効果を上げ、
その結果実用性アリと判断され数体の購入に至った。
「でも、プログラム通りに行動してるだけで多分無人だと思うよ」
『どうして？遠隔操縦じゃ無いんですか？』
「勿論その気になれば遠隔操縦も出来るだろうけど、よく考えてみなさいよ〜。
　盗人が何時来るか分からない倉庫にわざわざあ〜んなものを置いて、
　しかも四六時中操縦者を貼り付けておくと思う？」
『思いません』
真美を上にのせたまま呟く千鶴。

その通り、タロンの内の一部は自律行動プログラムのテストのため、
半ば放置に近い形で倉庫に配備されている。勿論監視などされていない。
試験官がやる仕事は、テストが終わった後にパソコンのモニターと向かい合い、
正しくプログラムが作動したか確認するだけだ。
『じゃあ、あのタロンは今は完全な無人くんなんですね』
そのタロンが、ドンドンこちらに近づいてきた。
プログラム通りの動きのハズなのに、妙な人間くささを感じた
「バレるとマズイよね、やっぱ。……そこでコレの出番！」
先ほどから背中に担いでいるものを千鶴に見せる
『これ、８９式小銃……じゃない？』
「正解は８９式小銃型訓練用電動エアガン」
『ああ、東京マルイの……で、こんな豆鉄砲で何しようって言うんです』
あと２０メートル
「威嚇のために持ってきたんだけど…相手が機械じゃね。
　第一実包使えないし。いちおー発煙手榴弾とかもあるんだけど…」
『機械相手には通用しないんじゃ無いんですか？赤外線とか、
　音とかで識別されたらどうするんです？』
あと１５メートル…
「やっぱ、マズイかな、マズイよね、あぁ〜も〜っ！」
あと１０メートル…！
千鶴が８９式エアガンをもぎ取り、飛び出した
「千鶴ちゃん！」
『あの無人くんはボクが抑えます！森本先輩は材料持って行って！』
パパパ、と6mmＢＢ弾の軽い音
「でも」
『早く！』
自分から犠牲になろうとしたヤツを見殺しにする訳には行かない、
そいつの期待に応えるためには、目標を達成するしか！
一挙動で起きあがり、駆け足で走り出す真美

『この火星人！』
ストックで思い切りタロンを殴る千鶴。勢いで殴ってはみたモノの効果は大して無い
そりゃそーだイラクでタフに活躍できるよう設計されてるんだから
頭に着いたペイント弾発射機がゆっくりとこちらを向いた
打ち出す前に、物陰に隠れる。パーン！という音と共に隠れていた段ボールの山に
べっとりと赤い色が付いた
『おっとっと…、本気だなぁ』
カッコつけて飛び出したが、この世のドコに戦車に素手で挑む歩兵が居るんだ？
そう思い返し、距離を取る。キュラキュラと言うモーター音だかが聞こえる
一発しか撃たなかったと言うことを考えると、おそらく威嚇
『当たったら痛いじゃ済まないだろうなぁ……』
相手から離れつつ、しかも自分に注意を引きつけなければならないという二律相反
武器らしい武器はナシ。アニメや漫画だったら「こんなこともあろうかと」とか
「その時であった」とか、イロイロ幸運に恵まれるのに。
モタモタしている暇はない、とにかくBB弾を当てつつ下がる。
一方真美は、残りの材料を血眼で探していた。箱詰めされた野菜を確認し、
ロープを通して肩に掛ける、箱を３つも持てば確実に動けなくなるが、文句は言ってられなかった
肩から掛けたせいで裏口が通れない、仕方なく正面のシャッターを開けることにした。
シャッターは二重構造で、表側、つまり外と繋がっているシャッターと
倉庫の中に繋がっているシャッターとがある。その二枚のシャッター間の隙間を上手く使うことにより
雨や雪に濡れずに品物を中に運べるらしい。ゴン！と殴りつけるようにしてスイッチを押す

腰のあたりまで開いていた倉庫側シャッターがゆっくりと上がる
（千鶴ちゃんは大丈夫かな……）
胸のあたりまで上がってきた、屈んで通りたいところだが荷物がそうさせてくれない
ドコのどいつがこんなに鈍いシャッターを作ったのかと思う
頭の所まで上がってきた、やっと通れる
（早く行かなきゃ）
しかし、そこにいたのは、２機目の、タロン
心臓が破裂しそうなほど鼓動しているのが分かる。興奮と緊張が襲う
既にこちらにペイント弾発射機を向けている……。逃げ場は無い、だったら…
「どぉけええぇええぇっっ！」

――――――――――――――――――――――――――――――――

「いやーしかし、閉じてるスーパー行って戻ってくるだけなんて、
　何か無駄だと思わねーか、恵？」
『ホント、ガソリンの無駄ね。只でさえ原価が上がってるっていうのに。
　飛行要員の子達、尻に火がつくとか愚痴ってたわ』
「燃料バカ食いするからなー」
防女へ戻ってきた恵と友紀。軽トラを軽快に走らせながら野外炊事場へ向かう
『真美達何やってるのかしら？もう時間無いでしょ』
「無いな、ホントならもう調理始めてる時間だ」
腕時計を見ながら呟く友紀。そうしている間にも食堂裏倉庫にさしかかった。
『いっそ食堂から盗み出すとか、どう？』
倉庫を見て恵が言う
「それもいいかもな…ってちょっと止めろ！」
『どうしたのよ急に』
「いーから早く！」
止まるまで待てずに助手席から転がり出す友紀
その向こうから、肩から掛けた箱と体にべっとりとペイントされた真美が飛び出してきた
「マジで盗み出してきやがった…大丈夫か？」
そう言って真美の体を支えてやる
「大丈夫に見える？」
「全然」
素早く荷物を荷台に乗せる
「真美も早く上に乗りな！」
そう言っている間にも、倉庫の中からタロンが出てきた。中に野菜がぎっしり詰まった箱で
タックルを受け、踏みつけられ、蹴りを入れられたせいか、発射機が明後日の方向を向いていた
おそらくフレームがへし曲がったのだろう。
「まだ中に千鶴ちゃんが！」
「なンだとぉ！？」
「それに他の荷物があっちのトラッ……って」
途中の声は発射機の音でかき消された。弾は完全に別の方向へ飛んでいった。
無力化したと捕えて良いだろう

「助けに行くわ」
『待ちなさい、真美！』
忠告を無視して駆け出す真美
「しょーがねぇ、俺も行くぜ！、恵、後任せた！」
続いて飛び出す友紀、こちらはトラックに向けて走り出す
飛び込むようにして乗り込み、エンジンを始動させる
「千鶴ちゃーん！」
叫びながら倉庫の中に入ろうとしたところで、中から影が出てきた。避ける暇もなくぶつかる
『森本先輩…言い方悪いですけど、五月蠅いです』
「千鶴ちゃん！生きてたのね！」
『死んだ人間を助けに来たんですか？…っと』
向こうから１機目のタロンがヌッと現われた
「これでも…喰らえぇ！」
発煙手榴弾を投げつけ、２人して逃げ出す
「真美、千鶴、早く来い！」
ゆっくりと走り出した３トン半トラックに向かって全力疾走し、荷台によじ登る
その後ろを軽トラに乗った恵がついてきた
はぁはぁと肩で息をする千鶴、ふと見れば、彼女の体もペイント弾の塗料で
すっかりまだら模様になっていた
『ボク、上手くやりましたか、先輩』
「ええ」
『ボクは、ボクは、本当にっ、みんなの役に立てましたか？』
「…ええ！」
２人だけの侵入作戦。それを何とか成功させた達成感が、彼女の顔からにじみ出ていた
「さぁ、これからが忙しいわよ！」

夕方の風が涼しい。演習が終わり、多くの部隊が引き上げてきた
相変わらず手帳に日記を書いている千鶴の頬に、冷たいモノが当たった
「お疲れ様」
真美がスポーツドリンク片手に表れた
『お疲れ様です』
それを受け取り、プルタブを起こす。
「ほんっとに大変だったわね〜」
『壊したタロン、大丈夫なんでしょうか？』
「大丈夫じゃなかったら銃殺モノね…」
ははは、と笑いが出てくる。笑うだけの気力があるのが不思議なくらいだった
その隣を防女が誇る精鋭部隊（に違いない）たる両用科が
引き上げてきた
「しかし、腹が減った。ズゴックめワザと敵陣のど真ん中に放り出したな……」
「はぁ〜私もおなかペコペコですぅ」
「田沢！貴様は俺の昼飯を半分も喰いやがってまだ言うかっ！ドコに栄養をためこんどるんじゃ！」
そういって１人がやけに胸のデカイ娘の肩を揺さぶる。
まるでコントか漫才のようだな、と千鶴は思った。訓練が一番激しい分、連帯感も人一倍だろう
『あれだけ頑張っても、他人から見たら３食の内の１食に過ぎないんですよね』
「縁の下の力持ちなんだから、そんなモンよ」
喉を鳴らしながら勢いよく飲む真美。千鶴も一口飲む
向こう側を８７式警戒偵察車が通り去っていった。ああいうものが走っていても、
その中居るのは普通の人間なんだ…。
（そういうモン、かな…）
そういうモンじゃないかと思う
そんな防女。
そんな日常。

以上です。料理描写なんてできないのでこういう方向性に…
あと炊事班の編制について間違えていても怒らないでくださいorz

>>340
GJ!

雪の中で言うことを聞かない炊事車相手に奮闘していた陸士の頃を思い出した…

食べる連中は「不味い」だの「遅い」だの「冷えてる」だの
挙げ句の果てには「炊事班は楽しやがって！」とほとんど八つ当たりみたいなことを言われたりするんだよな…
それでも頑張る炊事班に栄光アレ！

経験者ｲﾀｺﾚ！

>>340
普段目立たない非戦闘職種（＝縁の下の力持ち）に目をつけてこんな力作にするとはGJ!

ＧＪ！ご苦労さまです。
これでメシが無かったら「代りに貴様らを喰ってやる」となりますかね。
現地調達は旧軍以来の伝統にして、前大戦敗北の原因の一つですが。
補給担当ですか・・・
酒保がある防女だったら、開いてさえいれば買い食いは自由なんでしょうけど。

ＧＪ！です。
これからの新作ＳＳを希望します。

学生主体のＳＳが多いけど>>234みたいな、ＯＧや教官達の話もあるんでしょうな。

このスレは板違いのため書き込みを禁止します。


これ以降書き込んだ場合は荒らしと判断しスレに対する制裁を行います。

両用のバイト話が投下されないまま夏が終わってしまったですな。
だが、メイド科のバイト話とか、ＯＧが立ち上げた企業へ防女枠で行くとかありそうですな

>>343
＞酒保がある防女だったら、開いてさえいれば買い食いは自由なんでしょうけど。

小遣いにそんな余裕のある学生は少数派だろうし、彼女らも周囲に遠慮して
そんなことせんだろ。
三食のメニューは整っていてメシのおかわりは自由だと思うが。

>>348
逆に言うと一定以上のメシを確保出来ないと、もれなく責任者は
地獄絵図が見られるわけですな。

あな恐ろしや……

これは、補給科の訓練の一環でもあって、普段は専門官が
食事やその他を担っているだろ。

それと、ネタを変えるが、生物学的社会学的に認定されている事実なのだが
メンスがある女性が集団で生活する社会では生理の周期が一致すると。
つまり、防女でも全校生徒が、とはいかないだろうが、同じクラスや専攻の
学生達は皆同じ時期に生理になるのだろうな。

・・・その時期、防女には近寄りたくないなぁ。
悪臭が凄そう。

防女留学生の国でクーデター起きて、それに巻き込まれるクラスメイト
とかってＳＳを考えていたのに

タイに先を越されますた


<＃`Д´>ｶﾝｼｬｸ起こる！！

>>350
ﾄﾞﾐﾄﾘｨ（寄宿舎）現象って奴だね。

女子校では、生理が来た学生がまだ来てない学生に腰を擦りつけて
”移しっこ”をやるそうだが、防女でもそういう娑婆の女子校生的風習が
あるのだろうか？
・・・娑婆の女子校と比べて”桁外れ”の処女率を誇っているから
「移して！」と切実な学生はいないだろうな・・・

戦前のような陸軍幼年学校なってあったら行きたかったなｗ
いま創っても、応募者は結構いるんだろうなｗ

つ 陸上自衛隊少年工科学校

つ 海上自衛隊第一術科学校少年課程

つ航空自衛隊航空学生

自衛隊生徒制度は廃止の方向だけどな

>>105
＞防衛女子を卒業して、三年間の強制服務期間終了後の
＞福利厚生で大学進学し、その後、外資系の会社に就職して
＞海外で働いているＯＧは、現地では軍の奨学金で大学に行ったと説明
＞しているのだろうな。
＞アメリカあたりだと「日本にもあるんだ」と納得されそうな気がする。
＞だから、北朝鮮ミサイル問題のニュースが流れたとき上司と重役に呼ばれて
＞「君、予備役で招集がかかってもポストは残しておくから」と深刻な顔で言われてそうな
＞気がする

この設定ってすごくねぇ？

靴磨きとプレス、おちゃのこさいさい。
いい嫁さんにもなるなあ

夫婦げんかで絶対負けるけどね

>>349
＞逆に言うと一定以上のメシを確保出来ないと、もれなく責任者は
＞地獄絵図が見られるわけですな。

専攻によっては食事も訓練の一環なわけで、普通の食事だけでなく
各国の料理を好き嫌いなく食えるようになるとか、テーブルマナーを叩き込まれるとか
栄養はともかく砂をかむような保存食で体力と気力を維持できるようにするとか
見た目が”アレ”な食べ物でも食えるようになるとか、色々苦労するでしょうな。

例えば、インド南部料理を手で食べる夕食の翌日、欧州宮中作法で食べるテストとか。
両用三人娘の中ではお嬢様育ちの富樫が一番レパートリーが広そう。
海軍一家の桃子は西洋式なら得意そう。
だが、資産家とはいえ国産中流家庭出身の田沢は・・・・
この娘が一番普通っぽいんだけどね

消灯らっぱでｵﾔｽﾐﾅｻｲ

・・・・今日存在を知った。コメント不能だが、そのうち防女版も出ると思う。
http://www.takarahobby.com/public_relation/

ジャー戦バージョン（OD戦闘服）ｷﾎﾞﾝﾇ

ODジャー戦とはこれまたマニアックな…
でもジャー3よりﾏｼかぁ
防女の官品ｼﾞｬｰｼﾞはどんなんだろねい

陸ならODで64持って早駆けしてる躍動感あるポーズがいいな
もしくは半長靴脱ぎかけてるとこ

SS投下します。

「開放性胸部外傷、赤！」
１曹が手首に結んだタグから緑と黄色の用片をちぎり取り、
傷病名欄にすばやく書き込む。
たったいま切り開いたばかりのジャケットの前をもう一度合わせてやりながら、衛生隊員が担架を持ち上げる。
「揺らさないように、でも急いで！」
仁王立ちの姿勢に戻った彼女は叫ぶ。「次！」
担架の上で左右に身体をよじりながら、
「痛い痛い！畜生！痛てえよう！」と叫び続けているのは若い１士だ。
持ち上げると落ちるので、担架ごと引きずるようにして運ばれてくる。薄茶の土ぼこりが舞い上がる。
感染防止用のプラスティックグローブを剥ぎ取り、助手の山田１曹が差し出した新しいグローブに手を突っ込みながら、
「状況は？」
「左手首の骨折のようです」
近くで地雷か砲弾が炸裂し、衝撃で斜面を転げ落ちたそうだ。しゃがんでのぞき込む。手首は赤く腫れあがっている。
X線検査をしなければ確かなことは言えないが、どうやらヒビが入った程度らしい。他に外傷らしい外傷はない。幸い破片は当たらなかったらしい。ひょっとすると爆発音に驚いただけなのかもしれない。

「左手首骨折、緑！」
先生、早く助けてくれと叫びつつ引きずられてゆく戦闘服の若者を見送りながら、１曹がたずねる。
「骨折でしたが、緑でいいんですか？」
野太い声で尋ねる山田１曹は衛生隊員だが看護官ではない。応急処置はかなりのレベルで行なえるが、的確な診断ができるわけではない。
薄い泥水のようになった額の汗を迷彩服の袖でぬぐい、智子は答える。
「手足で１箇所だから、たぶん痛み止めして固定されるだけよ」
そして付け加えた。「声も大きいし、元気そうだったし」
グローブを外し、ふうっと息をついた。
次から次へと運ばれてくる負傷兵のトリアージでてんてこ舞いだったのだ。とりあえず一段落だ、と智子は思う。
でも医官２名と麻酔専門看護官、衛生隊員２名で運営される手術テントは、いまが繁忙のピークのはずだ。
かわいそうに、あの１士はしばらく放って置かれるだろう。手足の一本ぐらい折れたところで死にはしないし、
あとからきちんと処置すれば後遺症や合併症の心配もない。従って緑のタグ「保留群」とされる。
ところが同じ骨折でも骨が傷口から外に露出しているような場合は訳が違う。６時間以内に滅菌した生理食塩水で洗浄し、抗生物質などを点滴しないと骨が化膿して骨髄炎となる危険が高い。
命に別状はなく一刻を争う状況でもないが、それなりに重傷として「黄色＝待機的治療群｣と判定される。
そして、智子が振り分けた負傷兵の中には「赤＝最優先治療群」が何人かいた。
多量の出血やショックなど、生命を救うため直ちに処置を必要とする負傷兵たちだ。激戦なのだ。
敵地とは言え、医官たちが落ち着いて治療に当たっていられるのはこの数日間の戦闘で友軍が前線を随分押し込んだからだが、その分だけ敵の抵抗も苛烈になっている。いまも遠くで戦闘騒音が聞こえるが、周囲の風景は日本の山の中と大して変わらない。

島国と大陸の違いはあっても同じアジア、と智子は思う。
この連隊収容所があるのは、丘陵地帯の中の小さな平地、目の前はなだらかな丘だ。何の変哲もない田舎道がその丘のふもとを巻くように走っている。
丘の上にはこの連隊収容所を守る兵力が展開している。PCP（患者集合点）に集められ衛生隊員の応急処置を受けた負傷者たちが、ここに運ばれてくるのだ。
比較的簡易な手術はここで行なわれ、さらに高度な治療を必要とするものはヘリで師団衛生隊や方面衛生隊の野外病院に搬送される。重傷者の空輸が迅速に行なわれているのも、友軍が制空権を維持しているおかげだ。
「それにしても、岸本２尉は落ち着いてますねえ」
智子を見下ろしながら山田１曹が言う。格闘家のような分厚い肉体に190センチ近い身長の大男だ。150センチあるかないか――本人はあると言い張っているが――の智子が並ぶと、まるで大人と子供である。
男の先生でもびびっちゃって、なんでも「赤」にしちゃうのがいるってのに。まだ新米さんのはずなのにねえ、と言われて思わず苦笑する。
智子は防衛医科大学校の出身だ。防衛医大の卒業生は卒業後直ちに医科幹部候補生（曹長）となって、約６週間、各自衛隊の幹部候補生学校において
幹部自衛官として必要な教育訓練を受けたうえ、医師国家試験に合格した者には医師免許が与えられるとともに、いきなり２尉となるのだ。
新米と言われるほど経験が浅いわけではないが、ベテランとはいえない。ちなみに防衛医大入試には身体検査があり、女子なら身長150�p以上が必要とされる。智子の主張には裏づけがあるわけだ。

「それに判断が早い」
「トリアージの基本に忠実なだけよ」
トリアージは30秒以内、長くても数分以内で行なわれるのが原則だ。二つの例外を除いて、治療は行なわない。
例外とは、気道障害がある場合の体位変換と、活動性の出血がある場合の圧迫止血。
それ以外の治療はテントの中のチームに任せ、ひたすら振り分けだけを行なうのがトリアージ担当者だ。
「じゃあ、一息ついたから処置の手伝いに行きましょう」
……かわいい顔して、「鉄の女」だな。
きりっとした後姿に促されるように山田１曹が歩き出したとき、エンジン音が聞こえた。
田舎道を走ってくるのは友軍の高機動車だ。2トントラックを超える異様に広い車幅が目にとまる。
実際車幅は４トントラックに近い2150ｍｍもある。そのわりに全長は５メートル無いので意外にこじんまりとして見える。
外見はハンビーと似ている高機動車だが、その駆動系は大きく違う。エンジンはターボ付きのディーゼルで、排気量4100ｃｃで150馬力。2トントラック強といったところ。
高機動車の特徴は４輪独立サスペンションで、その下部アームはタイヤの真ん中に取り付けられている。
普通ドライブシャフトが中心に入り、下部アームはその下につくが、ブレーキディスクの変わりにギヤボックスをホイル内にもうけて、ドライブシャフトを上に移動している。
これによってサスペンションアームはボディー下部と同じ高さに揃えられて地上高をかせいでいる。農業用の4WDトラクターと同じような構造である。
この足回りのおかげで非常に高い悪路走破能力を持つ高機動車は、その能力を存分に生かして田舎の悪路を猛スピードで飛ばしてくる。
――あんなに揺らして、負傷者は大丈夫かしら……？
智子はわずかに身構えた。こちらに突っ込んでくるように思えたからだ。
「先生、危ない！」
１曹がかばうように一歩前に出る。土煙をあげ、急ブレーキですれすれに停止する高機動車。血相を変えた若い隊員たちが飛び出し、荷台から負傷者を引きずり出す。
車は砂利を跳ね飛ばしながら急ターンし、もと来た道を戻っていく。
負傷者を若い隊員に任せて戦場に戻るのか。音に気づいた衛生隊員が担架を持って走ってくる。

「やられたんだ！助けてくれ！」
ふたりがかりで担ぎこまれたのは、戦闘服姿の若者だ。意識がないらしい。右の袖が破れ、赤く染まっているが、大量出血ではなさそうだ。
「状況は？」プラスティックグローブをはめながら確認する。
「撃たれたんだ！撃たれた後で倒れた！」
まずは気道確保だ。仰向けになった負傷者の下あごを前に突き出させ、のどを伸ばすようにして気道を確保する。
１曹がハサミで手際よく右袖を切り開き、胸もはだけさせる。意識不明ではない。ぼんやりしてはいるが、目を開けている。
呼吸は……15回、正常。
橈骨動脈の触知は、可能……90回。
爪床圧迫……再充実2秒以内。呼吸、循環とも大丈夫。
「聞こえる？」かすかにうなずく。
「瞬きしてごらん」……OK。
右腕の傷を観察する。二の腕に、肉を細く薄く削り取ったような創傷が認められる。撃たれたと言っていた……。射入側の最内縁に、汚物輪――銃弾に附着した油等が転写して生じる形跡――が見られる。擦過射創、かすっただけだ。
前上方から後ろ下方に向かって、狙撃されたのか、流れ弾か。いや、狙撃されたなら、第2弾でやられていたはずだ。
「しっかりしろ！」「戦友なんだ！早く、早くなんとかしてくれ！」
邪魔だな、この子たち。智子は舌打ちした。トリアージエリア内に家族や友人を入れてはならない、これもトリアージの鉄則だ。

「お前たち、静かにしろ！落ち着け！」１曹が叱りつける。「診察できんじゃないか！」
「なんだと！」いきなりつかみかかった。「何をする！」「早くしろよ！死んじまうぞ！」
搬送要員の衛生隊員が割って入る「なんだ、お前たち！上官だぞ！」
「ちょっと、あんたたち！」
怒鳴りながら揉みあっていたのが、一瞬毒気を抜かれたように静かになる。
「静かにできないんなら、あっち行ってなさい！」
「なんだと、このヤブ医者！」今度は智子に詰め寄ってくる。
「早く助けてやれよ！」迷彩服の襟をつかまれたとき、智子の腕が反射的に動いた。
｢うわっ、痛ててて！｣腕をねじりあげ、えい！とひねると、男の身体は空中でくるりと回転してから地面に叩きつけられた。土煙が舞い上がる。
「この女！」１曹につかみかかっていた相棒が智子に飛び掛ろうとして、横向きに吹っ飛んだ。赤十字の腕章を巻いた医官とはいえ、履いているのはコンバットブーツ。
それが智子自身の頭よりはるかに上の空中を裂き、カウンターのハイキックとなって側頭部に炸裂したのだ。山田１曹と衛生隊員が呆然と見守る。

「あなたたち……」迷彩服の腰に手をあてて、小さな智子が男たちを見下ろす。
｢男の癖に、少しは落ち着きなさい！｣小さい身体のどこからこんな威圧感が出るのか、へたばった若者たちは気圧されて立ち上がろうともしない。
「あなたたちの戦友は、たいした怪我じゃないよ。たぶん、流れ弾がかすって……」
血管迷走神経反射性失神、と智子は言った。強い痛みや精神的ショックや情緒的ストレスが誘引となり、交感神経の活動が亢進、頻脈が起こる一方、静脈床に血液が貯留する。
このため静脈還流量が減少し、逆に副交感神経が優位となり、血管拡張・徐脈となり、脳血流が低下、失神が起こる。病歴・身体所見には異常を認めない。
「まあ、びっくりした拍子に失神したんだと思うわ。弾丸はかすっただけだし」
担架の上で横になっていた負傷兵が、片手を地面につき上体を起こした。もう片方の手を頭に当ててゆっくりと首を振る。
「お、おい、お前……」
「すまん……、もう大丈夫だ」
ちょっと待って、と智子。１曹に「黄色」のタグを指示し、擦過射創・一時意識不明と記入させた。
「ごく簡単な検査をしただけだから、はっきりとは言えない。でも直ちに重篤な状態になることはないから、あっちのテントが落ち着いてから診てもらいなさい」
「ありがとうございます、先生……」
貴様ら、と一歩踏み出した山田１曹を制して
「あなたたち、戦友を運んでってあげなさい。その前に１曹にお詫びしなさい」
素直に頭を下げ、担架に乗った戦友を運んでいく若者たちを見送りながら、１曹が先生、と呼んだ。
「先生は……防女ですね？」

翌日も続々と負傷兵が搬入されてくる。
ほとんど意識不明で搬入された３尉は全身血まみれ。負傷時の状況はよくわからないが、頭部を激しく打撲しているのは明らかだ。
「さっきまでは正常だったのですが、だんだん虚ろな感じになってしまって……」
呼吸と循環は正常だが、意味不明な言葉を呟き続けている
（左手と左足が動かない……）
脳内に出血があるようだ。血の塊がだんだん大きくなって脳を圧迫するため、意識が徐々にうつろになり、手足にも麻痺が発生したものと考えられる。
血の塊を除去するための開頭術が直ちに必要なケースだ。幸い重傷者搬送用のヘリがスタンバイ中なので、手術が可能な野外病院に転送できる。
「脳内出血の疑い、赤！次！」
担架でトリアージエリアに担ぎ込まれたのは顔から首にまで迷彩のメイクを施した女性の下士官だ。
首はがっくりとあちらを向き、ひと目で意識不明とわかる。迷彩服の腹とひざの部分が血でどす黒く変色している。

（ひどそうね……）
男女同権が叫ばれる世の中ではあり、智子自身もかつては男の職場であった自衛隊に飛び込んだ婦人自衛官ではあるが、やはり女性兵士の負傷は心が痛む。
国連軍医療部隊の一員として中東に派遣されたとき、何人もの女性兵士を治療した。ある女性兵士は拷問を受けてすでに絶命していた。
脚を撃たれたうえで、大勢の敵兵にかわるがわる犯され、最後はなぶり殺しにされていた。
あまりの惨状に各国混成の看護婦たちは声を殺して泣き、英国陸軍から派遣されていた軍医さえも目に涙を浮かべていたが、智子だけは泣かなかった。
唇をきっぱりと結んだまま、最後まで冷静に検視を行なった。心が震えないわけではない。
泣かないと決めたから、私は泣かない。涙は防女に置いて来た。ただそれだけ。
担架に横たわった女性下士官の兵隊らしく刈り上げた髪、がっちりとした肉体。
迷彩のため血色はよくわからないが、おそらく蒼白になっているだろう。
呼吸と脈拍を診るために顔をのぞき込む。ゆがんだままの唇、その横にほくろがある。
（……！）
「分隊長だそうで、丘の稜線まで進出して偵察行動中に、しゃがんだ姿勢で後ろから狙撃されたらしいです。腰から入って下腹部に抜けておると。」
一曹の声が遠くで聞こえるようだ。
「直後はかすり傷だと強がっていたらしいです。血液増量剤の注射はしたそうですが、しばらくして意識を失ったと……」
迷彩服を染めている範囲からみると、出血はそれほど多くなさそうに見える、しかし
（貫通銃創……腸や腸間膜の破裂による腹腔内出血、もしかすると骨盤骨折も……ひざの出血は再貫通銃創？……）
呆然としながらも橈骨動脈の触知を試みる智子に、あの日々がよみがえった。

「岸本学生、どうしたっ！」
仰向けに転倒すると同時に尋常ではない悲鳴をあげた智子に、教官が駆け寄る。肩をつかんで引き起こそうとした途端、
「ぐう――ッ！」
慌てて手を離しながら「どうした？どこが痛い？」と尋ねても、歯を食いしばり全身を硬直させたまま返事もできない智子。
普通科訓練の終了間際に突然起こった異変。気づいた他の学生も集まってくる。「智子!?」「岸本、どうしたの！」
「とにかく搬送せにゃならん。おい、みんな手伝え。岸本、痛いかもしれんが我慢しろよ」
数人の学生が恐る恐る手を伸ばす。と、食いしばった歯の間から
「……やめて……さわら、ないで……！」
黒と暗緑色で「お化粧」した智子の頬を涙が伝う。ぎゅうっと閉じたまぶたの、目尻から絞り出されるような涙だ。
「わ、わかった、触らないから安心しろ。そのまま少し休め」
教官は途方に暮れた。昨夜の小雨で地面は湿っている。その湿った土で足を滑らせて転んだだけ、のように見えた。
足をくじいたとかいうことなら、こんな硬直したような状態にはならない。むしろ痛む箇所を押さえて転げまわりそうなものだ。

「教官……すみません、すみません……」
じっとしていたせいか、少し落ち着いたらしい。固まったような姿勢のままで、今度は見開いた大きな目から涙をあふれさせている。
「痛くて……動けないんです」
「大丈夫か、どこが痛いんだ？」
「私のせいで、訓練が……」
「訓練なんかどうでもいい、どこが痛む？」
「腰が……」言いながらわずかに身体を動かした途端、
「くう――――ッ！」
引き裂くような絶叫がほとばしった。しかし、のたうちまわることもなく、泥だらけの迷彩服に包まれた全身を硬直させている。
ただ見開いた目から涙だけがとめどなくこぼれ落ちる。長いまつげが震えている。
「我慢しろ、岸本……これは訓練でお前は負傷兵だ、声を出すと敵に聞こえるぞ。一番楽な姿勢でいろ、声を出すな」
智子の顔の横に片ひざをついた姿勢のままで顔だけ振り向き、
「無線手・山本学生は本管に連絡、負傷者１名、衛生小隊の派遣を要請する」
「復唱！山本学生は本管に連絡、負傷者１名、衛生小隊の派遣を要請します！」
普通ならまだ中学2年生、それにしては目つきの鋭い無線手が連絡にかかると、教官は続けて命令を飛ばした。
「まだ訓練は終わっていない！分隊各員は周囲を警戒、全周防御！いま敵に襲われたら全滅するぞ！」
我に返った少女たちは小銃を手に、腰を落とした姿勢のまま四方に散っていく。配置についたところから順に、ちゃっ！と立てひざで銃を構える音がする。

（なにこれ？これはなんなの……？）
痛みを思い出しながら智子は思う。じっと硬直しゆっくり大きく息をしていると、だいぶ楽になるようだが、
ただ横になっていればいいというのではなく、身体中の筋肉に力を入れていなくてはならない。
それはそれでつらいことであったが、要領がわかると今度は口惜しさが押し寄せてくる。
（私のせいで訓練が台無し……私のせいで）
情けなさに歯を食いしばったまま呼吸を繰り返していると、のどがからからになってくる。
「う、うん」
咳払いをした瞬間、わずかに腹筋が動き、腰にピリッとした痛みが走った。
「あ……！」
その途端、乾ききったのどからゴホッと咳が出た。動かないよう思い切り緊張させていた腹筋が跳ねた。
（――――！）
「おい、岸本学生、岸本！」
何か叫んだような気もする。そのまま智子は気を失った。

「智子さぁ」
二段ベッドの上段、自分の領分に寝そべって教本をながめていたまゆみが呼ぶ。
4人部屋に3人が割り当てられたこの部屋は、ドアを入ると正面に窓、両側に二段ベッド、その奥に学習机と椅子が2組ずつ両側の壁に向かっている。
学生寮らしい簡素な造りだが、数学や現国の教科書に並んで図書室から借りてきたらしい背表紙がいかにも防女である。
“歩兵戦史”“対ゲリラ戦闘の基礎”“治安維持――警察的アプローチと軍事的アプローチ”
「ん」
「あんた、どうする気なの？」
智子は背筋を伸ばして自分の学習椅子にお行儀よく座り、座学のノートをまとめている。
背中を丸めているとすぐに鈍い痛みが襲ってくるのだ。いや、そもそもコルセットに締めあげられたままではだらけた姿勢などできない。
あの日、激痛に気を失った智子は衛生小隊の手で舞鶴の自衛隊病院に搬送され、そのまま入院することになった。
レントゲンによる医官の診断は「椎間板ヘルニア」。
「MRIで診れば確実ですがね、まあ間違いないでしょう」
背骨と背骨の間には、人体最大の無血管領域と呼ばれる椎間板が存在している。
椎間板は中央にゼラチン状の髄核、周囲にはコラーゲンを豊富に含む線維輪から成る。
この髄核や線維輪の一部などが突出した状態が椎間板ヘルニアである。
ただ飛び出しただけで自覚症状がなければ治療の対象にはならないが、
神経が圧迫されると足のしびれや痛みが起こる。
疲れや重いものを持ったときの一時的な腰痛とは違い、くしゃみやせきをしただけで、
あるいはちょっと前かがみになったとき、ひどい場合には座っているだけでも腰に激痛が走るのである。

「訓練中に転倒……じゃあそのときの衝撃で中身が飛び出したんでしょうなあ」
カルテを見ながら医官が言う。
そういえば、しばらく前から腰が痛かった。でも筋肉痛だと思ってた。
入浴時に温めれば楽になっていたし、あんな飛び上がるような痛みじゃなかったから。
同室の古川まゆみに腰をもんでもらったこともある。
まったく、ばあさんじゃないんだからさぁ……と言いながらもまゆみはもんだり踏んだりしてくれたものだ。
「一般に若いうちのほうが症状が強いんですよ。とにかく痛みを薬でコントロールしながら保存的に治療しましょう。あとは固定ですな」
若い看護官がコルセットを装着してくれた。
「あらー、細いのね。こないだの両用の子なんかたくましくてすごかったけど」
「……」
「これだと余っちゃうかなー、子供用があったかしら……」
智子はちびで、やせっぽちだ。防女にいるぐらいだから体力は人並み以上にあるし、食欲も旺盛だ。
筋肉もそれなりについてきた。それなのに全然太ることがない。
教育熱心な両親に私立小学校を受けさせられたとき「妹さんの同伴はご遠慮ください」と言われた。
小学2年のとき、近所に引っ越してきた同じ小2の子供を持つおかあさんに「あら、美人さんねえ、幼稚園？年長さんかな？」と言われた。
小学4年のとき、両親と一緒に弟の入学式に行ったら「新入生はこっちよー」と先生に連れて行かれそうになった。
年齢相応のものを着るとだぶだぶになるので、買う服はいつも自分より幼い子向けのサイズ。3歳年下のいとこからお下がりをもらうという屈辱も経験した。
防女入試のときは水を飲めるだけ飲んで身体検査に臨む――体重が軽すぎると不合格になるので――という、相撲の新弟子検査のようなことまでやったのだ。

「いまは麻酔が効いているから大丈夫だけど、夕食を食べたら痛み止めの薬をあげます。痛みが激しいようだったら塗り薬も。これは自分でも塗れるように渡しておくわね」
看護官は塗り薬はむやみに使ってはいけないと言い、一日あたりの量や回数を説明した。
「それから、痛いからといって寝てばかりいると却って悪くなるわよ。多少は我慢して無理のない程度に歩くほうがいいの。
退院するまでは様子を見ながらこちらで指示しますから」
子供用のコルセットでぺたんこのおなかを締めあげられ、痛み止めのボルタレンと筋肉弛緩剤のテルネリン、
それにインドメタシン配合のゲル状軟膏を処方され、智子は入院を余儀なくされた。
２週間後、退院した名誉の戦傷者を、同期の少女たちは暖かく迎えてくれた。
部屋まで食事を運んでくれたり、座学のノートを貸してくれたり、
あの若い看護官に言われたとおり少しでも歩こうとする智子に心配顔で付き添ってくれたり、親身に世話をしてくれたのだ。
少なくともしばらくの間は。

「座学だって結構休んでるよね」
「ん……」
ベッドの上段から見下ろすまゆみの視線を右の頬に感じながら、ノートに向かったまま生返事を返す。沙樹はどう思って聞いているだろうか。
「あんたはね、気合が足りんのよ」
教本を投げ捨てるばさっ、という音と同時に後ろから斬りつけられて智子はわずかに首をすくめる。思ったとおり、やっぱり沙樹は……。
｢痛い痛いって、そりゃ痛いんだろうけどさ、こう何度も迷惑かけられちゃ愛想も尽きるってもんだよね｣
そりゃ言い過ぎだよ、とまゆみが遠慮がちに言う。
でもわかってる。まゆみも本当は同じことを言いたいんだ。沙樹の言うとおり、私は分隊のお荷物だ。
訓練はもちろん、校内の清掃や草むしり、施設科のおねえさま方にこき使われる施設整備だって、一人抜けた分は分隊全員で抱えるしかないのだ。
「あんた、あたしが無線で衛生隊呼んだときから、あれから何回動けなくなった？無理して歩いちゃ、立ったまま固まっちゃって。
こないだの座学中だって椅子から立てなくなったしなあ。そのたびにおんぶだ抱っこだって、こっちもいい加減たまらんわけよ」
山本沙樹のただでさえ鋭い視線が、背中に突き刺さってくる。
浅黒く灼けた顔、刈り上げた髪、大柄な、しかし無駄なく鍛えられた身体。まだ幼さが残るとはいえ、その外見はいかにも女性兵士だ。
その判断は的確にして効率的。自分が指揮官というぐらいの気概を持つ分隊最優秀の沙樹、なにかあれば一番動くのも彼女だ。それだけに、遠慮がない。

「沙樹、そんなことは智子が一番わかってるって」
「なーんか甘ったれた感じがするんだよね。あたしはそれが気に入らんのよ」
甘ったれてなんかいない、と無言で否定する智子の心を見透かしたように、
「手術でもなんでもして、早く治すことが先決なんじゃないの？それをいつまでもぐずぐずして、みんなに甘えてるのが気に入らん」
手術したからって治るものじゃない、先生だってそう言ってた。
だいたい保存的治療っていうのは先生の方針だ。私はそれに従ってるだけだ。素人の沙樹になにがわかるっていうの……？
うつむいた長いまつげからノートに涙がこぼれ落ちた。ぱたり、と音がするほどの大粒の涙だ。
「あー、美人さんはいいねえ、泣けばみんな同情してくれて」
「……！」
かっと怒りがこみあげる。防女には珍しい、長めの髪をぱっと散らして振り返る。
しかし、コルセットに締めつけられた身体ではその動きもどこか不自然だ。
涙が白い頬を伝う。ややぽってりとした形のよい唇が怒りに震えている。
その顔を、沙樹はまともに見返す。
智子とは対照的な細く鋭い目、全体として起伏に乏しい顔の真ん中に丸い鼻がついている。
決して美人とはいえないが、口許のほくろがよく言えばセクシーな、悪く言えば下卑た感じを醸し出している。
官給品のダークグリーンのTシャツに覆われているのは、胸板の厚さも手伝って14歳とは思えない豊かなふくらみだ。
迷彩のズボンから突き出したたくましい脚。ベッドの下段、背中を壁にあずけたままマメだらけの足の裏をこちらに向けている。
小学生にして暴走族と付き合っていたという無責任な噂が広まるだけあって、なんとも不敵な空気が全身から漂っている。

その沙樹をにらみつけたまま、智子の脳裏は渦を巻く。
同期で一番ちびでやせっぽち、走るのだって射撃だって真ん中より下。
背が低いから障害をよじ登るのもやっとこさ。他の少女たちよりできるのは座学だけだ。
でも、自衛官になりたくてなりたくて、体重だってごまかすようにしてやっと防女に入ったの。それなのに、こんなことになっちゃって。
兵隊として私は沙樹に勝てないだろう。沙樹はきっと優秀な分隊指揮官になるだろう。でも、でも、でも……。
「兵隊にゃ向いてないんじゃないの？その美貌を生かせる方向に進んだほうがいいんだよ、仕事はいろいろあるでしょ」
せせら笑いながら付け加えた。
「あんたなら高く買ってくれるオトコがいるんじゃないの？」
ぞっと鳥肌が立った。汚らわしさに吐き気がした。
（タマハ、マエカラダケジャナインダゾ……！）
誰もいないところで声を上げて泣きたかった。汚辱を涙で洗い流したかった。走って部屋から出て行きたかった。
でも、それもできなかった。

「あんまり気にしないほうがいいよ、岸本さん」
やさしく語りかけるのは、コルセットを巻いてくれたあの若い看護官だ。
「本当の戦傷者も、名誉の負傷だってちやほやされるのは最初だけだっていうからねえ」
週に1回病院に通うようになって、もう3ヶ月近い。医官の診察のあと理学療法室で牽引治療を受け、１週間分の薬を受け取る。その繰り返し。
痛みに襲われる頻度は減っているし、たとえ痛んでも動けないほどではない。
しかし長い時間立ったままでいたり少し歩きすぎたりといった無理をすると、
身体が腰から右に曲がってしまい、脚の神経がぴりぴりと痛んで立つことさえ難しくなる。
その形の通り俗に「くの字」という症状だ。
3ヶ月も経てば、同情よりも「またか」という視線が集まるようになる。
不自然に身体を傾けて隊舎の廊下を壁伝いにひょこひょこと歩かなくてはならないことが、智子には痛みよりもつらかった。
少なくとも、その程度には痛みが軽くなってきたということでもあるが。

「先生の仰るとおりにしてるのに、どうして治らないんでしょう」
「そりゃ、そんな簡単に治ったら整形外科なんていらないわよ」
どこかのんびりした看護官、新田久美子１曹は明るく笑いながら、智子にはわからない薬品やら注射器やらの箱を出し入れしている。
毎週病院に通ってもなかなか全快というわけにはいかず、どこにいても居心地の悪さを感じていた智子に、
どうせ訓練には出られないんでしょう、少しさぼって行ったら？と悪戯っぽく呼びかけたのは、もうひと月ほど前のことだ。
どうせ、と言われてむっとしないこともなかったが、そこに居場所があるというのは魅力的だった。
さまざまな業務をしながら、また時にはその手を休めて、久美子は話し相手になってくれた。
通院と称して自由なひとときを過ごす解放感とスリル、それ以上に久美子の明るい笑顔が、ややもすると憂鬱に落ち込んでいきそうな智子の救いになっていた。
彼女はそのとき自分が扱っている薬品や医療器具について教えてくれたり、
厳しい顔で「これは国家的な機密よ。口外しないと誓える？」と前置きしてから、
診療を受けにやってくる隊員たちの逸話を面白おかしく聞かせてくれたりした。
隊舎に戻り、机に向かったりベッドに横になったりしながら、智子はおかしな自衛官たちの話を聞いてはひとりでくすりと笑った。
きりっとしたうなじや母性を感じさせるふっくらとした白衣姿を脳裏に浮かべながら、
最近聞いた噂――使われていない旧校舎でレズ行為にふけっていた学生が巡回中の風紀委員・通称憲兵隊に摘発された――
を急に思い出して真っ赤になった。週1回の通院が待ち遠しかった。しかし……。

「……手術、したほうがいいんでしょうか」
「んー、先生はやめたほうがいいって仰ってたわねえ」
今日の智子は、入院したときと同じような沈痛な表情で、診察用の丸椅子に相変わらず不自然に背筋を伸ばして座っている。
その細い首だけが、重さに耐えかねたように力なく折れ下がっている。
「もう誰も同情してくれないし……、私、分隊のお荷物なんです」
ぐっと顔を上げ、白いカーテンスクリーンの向こうに隠れている久美子の背中に呼びかける。スクリーンの銀色の枠に西日があたってきらきらする。
そんなことないわよ、と暢気な声。
「なんとか治さないと、もう居場所がないんです！」
叫ぶように言う。スクリーンの向こうで気配が緊張する。ぱたぱたとふた足、ナースサンダルの音がして久美子が顔をのぞかせる。
「分隊のみんなも迷惑してるんです。私、厄介者なんです」
手に持った「ケーパイン」の紙箱をそのへんに置き、心配そうな表情で智子の傍らに歩み寄る。
「そんなことないって……」
だって戦友でしょ。
「戦友……？」
戦友があんなこと言うの？ひとを馬鹿にして。ひとの気も知らないで。
どうせ田舎の不良あがりのくせして。まともな中学生があんなこと言う？汚らしい。
そうよ、私は沙樹よりはずっと美人だわ。だからなに？なんだっていうの？戦友じゃない。あんなの絶対に戦友じゃない。
一緒に前線に出ることがあったら、きっとあの子は指揮官で私は兵卒だろう。激戦に、混戦になるといい。
私は喜んで後ろから撃ってやる。そして報告するんだ。
山本分隊長は名誉の戦死を遂げられました、戦友の盾となってご立派な最期でありました……。
怒りに身体を震わせながら、ビニールスリッパのつま先をにらみつける。安っぽい青いビニールの金色の字で「自衛隊病院」。

「絶対、許さない」
「岸本さん……」
口惜しさの涙がこみ上げてくる。
「あの子だけは許さない、あんなの戦友じゃない！あんなやつ、いつか――」
「やめなさい、岸本学生！」
はっとして見上げる智子。そこにはもういつもの笑顔があった。
「なんか言われたんだね……。でも、もうやめよ？」
新田さんのあんな厳しい声、初めて……。
「そりゃ、みんな迷惑なのよ、あなたみたいなけが人がいたら」
そうだ、上官なんだ。ただの優しい看護婦さんじゃないんだ。入学のときに教官に言われたっけ、
「隊内にお前たち以下の存在はいない、全員上官で、全員教官だ」この人も私の上官で、教官だ。教官だから指導してくれたんだ。
「でもね、それでも守るの、守ってくれるの。どんな迷惑なヤツだとしても。戦友だから。それだけは信じなきゃだめ」
「……」
「戦友も守れない自衛官が、国民を守れるの？」
守る……そうだ、守るんだ。守りたい人たちがいるんだ。そのために防女に入ったんだ。
「戦友を信じられなくて、守れなくて、誰を守れるっていうの？」
私は馬鹿だ。どうしようもない馬鹿だ。私は守る。日本を守る。国民を守る。戦友を守る。
でも、でも沙樹は許せない。絶対に許せない。いけない、また泣いちゃう……。
「岸本学生、戻ります！」涙を隠すように勢いよく言うと、智子は立ち上がった。

「岸本、おまえ転科しないか？」
思い切ったように教官が尋ねる。
（……テンカ？）
頭が真っ白になる。
「普通科として続けたいなら、それでもいいんだ」
しかしな、教官は続ける。あれからもう3ヶ月だろう。
「率直に言うが、訓練に出られない状態では進級も難しいぞ」
座学のあとで、あ、岸本学生はちょっと、と何気ない様子で教官室に呼び出された智子に、いきなり転科の話が切り出されたのだ。
「これは成績がどうとか、できるとかできないとかいう問題じゃないんだ」
手続き的な話だと言う。欠席が多くて進級できない子が学年にひとりぐらいはいただろう？それと同じことで、今のままだと非常に厳しいんだ。
防女では座学と訓練が両輪になっている。座学に出てさえいれば進級できるわけではないのだ。
「訓練中に起こったことでも、だめなんでしょうか……？」
言いにくそうに頭をごしごし掻きながら、教官は答える。
「それは我々も考えた。……しかし、お前の怪我は訓練に起因するものとは言い切れないんだ」
予想通りの答えだった。髄核はたまたま訓練中に飛び出しただけで、
訓練そのものによってヘルニアが起こったわけではない。それは智子にもわかっていた。
「なあ岸本、いまの状況は非常にもったいないと思うんだ。お前は座学は人並み以上によくできる。いやトップクラスと言っていい。
数学・英語の類から、戦史や戦術理論についてもだ。普通科の訓練ができないというだけで留年するのはもったいないと思わないか？」
「……」
「知っての通り、防女には多くの学科がある。主計でも参謀でも、肉体的には多少楽な方面で座学を中心にがんばりながら、まずは腰を治してみちゃどうだ」
智子の脳裏に浮かんだのは久美子の姿だ。
（新田１曹も立派な自衛官……でも私は……守りたい、戦いたい……）
「間接部門にいながら、レンジャーを取った先輩もいるぞ？」
「……」
「いま決めろとは言わん。よく考えてみてくれ、以上だ」
（転科……兵隊になりたくて防女に入ったのに……やっぱり私はだめなんだ……）
敬礼をして教官室をあとにした智子は、混乱したまま隊舎に戻った。

「おー、教官、なんだってー？」上段に寝転がっていたまゆみが尋ねる。沙樹は自分の机の前に立ち、壁に向かって鼻歌まじりに軽めのダンベルを振っている。
沙樹と視線を合わせないようにして椅子に座る。
「……転科しないか、って」
「えー、転科ぁ？」
一度は大きくなったまゆみの声が急にひそめられる。それってひどくない？
「このままじゃ、進級できないって」
「演習中だったじゃん、公傷じゃないの？」
「演習そのものから生じたわけじゃないから、公傷じゃないんだって」
ふうん、と口を尖らせながら
「で、どうするの？」
「どうしよっか……このままじゃね……」
力なく微笑んで、
「防女、辞めちゃおうかな……」

ぼごッ！
智子が向かっている壁にダンベルが突き刺さった。石膏ボードが割れ、白い粉が舞い上がる。
「ふざけんな、この野郎！」
沙樹が振り向きざまに投げつけたのだ。もう片方を床に叩きつけ、どすどすどすと智子に詰め寄る。
「甘えるのもいい加減にしろ！」
「ちょっと沙樹！やめて！」まゆみがあわててベッドから飛び降りる。沙樹はたくましい全身をわなわなと震わせて怒鳴りまくる。
「いままでなんのために面倒見てやったんだ！やめろやめろ、さっさとやめちまえ！お前なんか防女の恥だ！クズだ！卑怯者！」
まゆみが沙樹を後ろから羽交い絞めにしようとしたとき、
がたん！背中を向けたままの智子が、椅子を弾き飛ばしてすっくと立ち上がった。振り向いて腰を不自然に曲げ、倒れた椅子を起こす……と思うが早いかそのまま頭上に振り上げ、
「うらぁ！」
沙樹の頭越しに彼女の勉強机に向かって叩きつけた。
天板に当たって跳ね上がった椅子が石膏ボードをぶち割り、破片がばらばらと机に落ちる。ダンベルよりもはるかに盛大に白い粉が舞い上がる。

「智子……」まゆみが沙樹の背中に抱きついたまま目を真ん丸にして見つめる。さすがの沙樹もあっけにとられたように身動きもしない。
もし智子が狙っていたら、沙樹は頭を割られていただろう。音に驚いた両隣の学生たちが、どうしたの！と飛び込んでくる。
「私は衛生科にいくわ」
智子はうつむいたまま、厳かに宣言した。そして視線を沙樹にぴたりと当てると、凍りつくような声で
「あんたなんか大嫌い、絶対に許さない。どっかの田舎の不良あがりのくせに、えらそうにするんじゃないわよ」
一瞬で再び真っ赤になった沙樹にまゆみがしがみつく。
「前線でもそうやってえらぶって、しゃしゃり出て、敵の弾丸に当たればいいんだわ。少しはましな顔になるかもよ？」
「言わせておけば、このチビ……！」まゆみを引きずって一歩踏み出す。これ以上怒らせたら、まゆみには止められない。
「死なない程度の重傷で来てね、死んだら治せないから」
「なにい……？」
「瀕死の状態でみじめに運ばれてくるといいわ、そしたらあたしが治してやる、必ず治してやる」
ぽろぽろと大粒の涙をいくつもこぼしながら、沙樹をにらみつける。
「あんたなんか、あんたみたいな礼儀知らずの田舎者、絶対に許さない。でも必ず治してみせる。それがあたしの戦いだから。あんたはあたしの戦友だから」
仁王立ちで両手を握りしめ、涙を流しながら智子は叫ぶ。
「あたしは、あんたを守ってみせる……！」

意識状態、脈拍、呼吸、対光反射……、目の前に横たわる沙樹にバイタルサイン(生命兆候)は全くない。ほくろのついた口許が歪んだまま。
どう見ても死んでいる。死因はおそらく腹腔内への大量出血による失血死……。
でも私は約束した、必ず助ける、守って見せると啖呵をきった。戦友を守れなくてどうするの？
「１曹、そろそろヘリを出すそうです」
「定員は？」
「あとひとりですッ」
このヘリに載せなければ沙樹は――。
（赤！）叫ぼうとした瞬間、
「次はどうだ？」
「胸をやられてますッ」
「こいつもひどいな……おい、聞こえるか、傷は浅いぞ！しっかりせい！」
おお、意識はあるみたいだ。暑さと砂ぼこりのなか、1曹の声に汗まみれの智子から血の気が引いてゆく。
ヘリに載せられるのはひとり、重傷者はふたり。
沙樹を載せなきゃ……、でも次の重傷者は？この状況で沙樹を優先できるか？でも……。
「先生どうです？ヘリがあと１名載せたら飛ぶと言っとります。次も重傷ですが、かすかに意識はあります」
お願い沙樹、バイタルを見せて……！ぐったりとした沙樹の脈をとったまま、凍りついたように動かない智子。山田１曹がしびれを切らしたように叫ぶ。
「先生……岸本２尉！」
（お前なんか防女の恥だ！クズだ！卑怯者！）
あの日の沙樹の声がこだました。そうだ、私も防女だ、自衛官だ……！

「黒！死亡確認、安置所へ！」
運ばれてゆく沙樹の遺体を見向きもせずすっくと立ち上がり、額の汗を振り飛ばして叫ぶ。
「次！」
胸を撃ち抜かれた陸士長が運ばれてくる。修羅の形相で立ち向かう智子。
……約束が違うじゃない、死なない程度の重傷って言ったじゃない、うそつきの田舎者、
ごめん沙樹、守れなくてごめん、助けられなくてごめん、クロつけてごめん。
でもこれが私の任務、私の戦い。ひとりでも多くの負傷者を助けるのが医官の戦い。ありがとう沙樹、あなたがそれを教えてくれた。
私は卑怯者にはならない。私は逃げない。
「赤！胸部貫通銃創、処置して早くヘリへ！」
担架を持ち上げ、土を蹴立てて搬送する衛生隊員に叫ぶ。
「急げ！急げば助かる！必ず助けるわよ！」
沙樹、沙樹、あなたの代わりに彼は助かる。少しでも急げば彼は助かる。これがトリアージ。あなたがクロだったことは無駄じゃない。
――山本分隊長は名誉の戦死を遂げられました。戦友の盾となってご立派な最期でありました。
あのとき以来の涙が。智子の両眼からあふれ出す。あのときと同じように、仁王立ちで両手を握りしめ、涙を流しながら智子は叫ぶ。
「次！」

〜完〜

CPCP、こちら観測班。涙が出そうだ、送れ

長くなって、しかも重い話ですみませんでした。

タイトルは、そうだね、簡単に「約束」でどうでしょう。

・・・・良かったです。
投下してくれたことに感謝します。
このスレを見ていて良かった。

あれ？モニターが霞んで見える……

ええ話でした。GJ!

これは…GJ!
FTCでヒィヒィ言いながら応急救護の訓練をしたことを思い出したよ…

補給、医療と裏方だけど重要な専攻部隊の話が続いているな。
次は会計隊かな？
給料全てを仕送りしている娘が多い学校だから、何かあったら大変でしょうな

みなさん、ありがとう。
特にリアルタイムで読んでくれたうえに感動的なコメントをしてくれた
>>394 に感謝します。

各国で軍服美少女を好むマニア層が存在する中で
旧ロシア圏モノが人気なのだが、近年、大和撫子と
ある意味世界的最先端である日本女子校生の制服デザイン
そして、世にも珍しい軍事系女子校の三つが合わさった
防衛女子校生が一部で圧倒的人気をよんでいるそうだな。
カレンダーをスキャンしたのがネットに流れているが
最近、防女周りにカメラをかまえた外国人青年を見かけることもある。
色々、関係者は大変だ・・・

http://www.nijiura.com/army/src/1158819366847.jpg

>>399
＞補給、医療と裏方だけど重要な専攻部隊の話が続いているな。
＞次は会計隊かな？

整備か調達なんでないかい。
防衛施設庁が汚職・談合と天下りで解体されてから、会計士的、弁護士的な
会計、法務系の能力を持つ人材が期待されているからな

両用の田沢嬢の乳がでかいでかいと散々ネタが上がっているがこんなくらいですか？
http://www3.synapse.ne.jp/komusou/rafu271.htm

近年、日本の治安の悪化の表出の一つとして「オヤジ狩り」と言うのがある。
さて、先日「腕に覚えがある三十代半ばから四十代にかけての男性達」が
色々とストレスが溜まった時に「「オヤジ狩り狩り」を行った話を聞いた。
独りが「見た目さも腕に自信が無い平凡な会社員を装い」（剣道合気道合わせて６段）
夜半に治安の悪い場所をウロウロする。
で、「オヤジ狩り」にあったら周囲に隠れていた仲間達（このオッさん達も腕に自信がある）が
駆けつけ、おとり役に木刀を渡してけちょんけちょんに返り討ちするという
「逆人間狩り」
やられたチンピラは泣いても許してもらえず身体で「社会秩序」というものを理解させられるという。

さて、防衛女子。
見た目は「可憐な少女」という猛者がごろごろしているが、そんなことは学校関係者や
将来の就職先、そして永年付き合っている近隣の住人しか知らない学校であり
首都圏とかではほとんど無名だったりする。
で、夏の長期休暇に入る直前、地元で婦女暴行事件が頻発していると聞いたと某学生。
色々聞いて頭に来たのを、行くところもなくて暇な連中が助勢を買って出て・・・・
細かい話は省くが、夏期休暇終了後、某学生の地元は深夜に女性が一人歩きしても
安全な土地になったそうだ。
ついでに、何人か姿を消したが家族もさがさない連中が居るそうな。
・・・不思議な話ですなぁ。

>>404
>身体で「社会秩序」というものを理解させられるという。
「ｱﾂｰ!!」

オヤジ狩られの話ですなぁ

>>404
で、後に別の女子校へ「学生のための護身術講座」をしてくれと頼まれたりするんだろうね。

「ちなみに〇〇さんは誰かに襲われたことあるんですか？」
「あー(AKで)武装した(ゲリラの)男、たしか6人に囲まれたことがあります(アフリカ某所で)」
「Σ」

現場あがりの助教が派遣されそうですな

「今日は○○学生が来る予定でしたが、前期末考査が芳しくないので代わりに私が。」
銃剣道・徒手格闘の錬士、空挺レンジャー資格保持者の中年オヤジな助教が来ましたとさ。

幼稚舎から大学までエスカレーター式の真性お嬢様学校中等部に
護身術のレクチャーに行く、防衛女子高等部学生。
当然、成績や立ち振る舞い、そして実績を審査され、また「人に教える」教育も
受けているが、問題は容姿。
美人は美人なのだが、根がそうなのか防女の校風が培ったのか凛々しい立ち振る舞いと
理知的な言動、そして思春期の少女が持つ清潔感も併せ持つ「宝塚／少女小説男役的美少女」
と、いうリアルな女子校（名門）であっても、まず見ないタイプ。

そういう「美人で頭が良さそうで格好いいお姉さん」が講義と護身実習で
「お相手」してくれる！と、言うので中等部の小娘たちは大喜び！
大人気講座になりましたとさ

自衛隊学生の給料だが防衛大学学生の給料より高かったりする。
で、防衛女子は手当の額によっては自衛隊学生よりも高いし
無料で習得できる資格も多い

故に、昨今の入学審査ではとんでもない倍率になりつつある。

仕事がクソ忙しいってのに
>>404-410でネタが浮かんじまった
ネタが浮かんだ限りは書きたくなるんだよな〜困ったもんだ…

大期待！
・・・まぁ、鬱な話はちょっとあれですが。
（個人的に婦女暴行犯対策として日本版ミーガン法施行を希望しているので）

防女でも、市町村合併で廃村になった山奥の村とかで
やってると見た
http://www.youtube.com/watch?v=l9UcEbmQuKI&mode=related&search=

初代スレで各クラス毎に学級委員長を暗殺し合う長期滞在型試験ネタがあったな。
成績不良クラスは長期休暇が半減して再訓練にあてられるから試験後半では
皆顔つきが変わってくるとか

質問！
女子校って本当にこうなの？
http://diary2.cgiboy.com/2/pil/index.cgi?y=2006&m=10#2

田沢嬢キャットファイト編、もしくは潜入メイド編では
このような衣装が似合うと思います・・・
http://www.bekkoame.ne.jp/i/taka_tony/title-41.jpg

410
それなんて言う
ｶﾞﾝﾊﾟﾚｰﾄﾞｵｰｹｽﾄﾗの、横山亜美！

>>414
腕の良い狙撃科学生とか強襲偵察要員を抱えているチームは
割と楽にこなせそう。
教官と助教たちが割り振りを公平にしているだろうけど、全員平均点という
チームはきついだろうな。

だが、得てしてこういうチーム出身者から、後の防大経由の出来星将校が現れるものである。

>>53-57の娘が居ると楽そうだけどな

そろそろレスが５００に達するのだが、両用三人娘のキャットファイト変！の
新作投下は無いのだろうか？
スレ最後が伝統ではあるがそろそろ禁断症状が・・・
ご一考下さい。＜作者の方

もう秋だが防女の学校祭も秋なんだろうか？

そこでﾌﾞﾝｶｰ祭りですよ。

日中首脳会談の随行員の一人として入っている防女ＯＧが居たりして

おいおい、北朝鮮が核実験をしちまったよ。
防女の訓練に国民保護法とリンクしたのがあったかな？

家庭科　ヨウ素のおいしい飲み方

「この連休中足腰立たないくらいしごいてやるからな！」って言ってた
うちの”鬼”
急用が入ったからって急に居なくなったんです。
金も無いし外出許可も貰えなかったから食堂で
時間潰してたら似たようなコ達もいきなり助教が急用で
休みになったって言ってました。

助教と教官たちで急な合コンでも入ったのかしら？

　　　　　　　　 　　　　　　　 ,∠二7／｀＞､
　　　　　　　　 　　　　　 ／::::;.ﾆ rﾍ::｀ヽ_二 ヽ
　　　　　　　　 　　　　 /´::／イﾍ!::::|::::::|ヽ:::::ヽ1
　　　　　　　　 　　　　'::／　 !|　 ヽ:::::::::i:::::|::::ゝ{
　　　　　　　　 　　　　!'|i=ミ |!　 ＿＼:::|::::i彡7 》
　　　　　　　　 　　　　Yi｀ゞ'　　´ｨ_r;yヽ!:::|彡７ﾊ
　　　　　　　　 　　　　　|!　ﾉ　　　　´ 　Y::!/´|::i:::|
　　　　　　　　 　　　　　ﾊ　 _ 　　　　　 |:::|:::「!::|:::i
　　　　　　　　 　　　　　|::ﾍ ｀'｀ 　 　／i|:::iYY|:::!:::| 　　>>426
　　　　　　　　　　　　　　i::i::::> -r＜　　　1|'!::::|::::!　　　これがあなたの核ミサイル？
　　　　　　　　　　 ヽ | | 　 レ'′　　　 　 ＼ ::::|::::!
　　　　 　 　 　 ／ヽ ＼!　 |　￣ ｀`　　　r'´ ｀￣｀`ヽ　　　かーわいい
　　　　　　　　/　　 ヽ　ヽ ﾉ　　 　 >　　　　　 　 　 　 ヽ
　　　　　　　 |　　　　 〉　V　　　　　　　　　　　 　 |　　 |
　　　　　　　 |　　　 /　　/　　 　 　 ＼　　　　　　 ヽ､　|
　　　　　　　 |　 　 / /　/|　　　　　　　ヽ　　　　　　　＼
　　　　　　　 .! 　 /　{　ヽ|　　　 ...　　 　 ﾞ､　　　　　　　　ヽ
　　　／＼ 　　|　 {　 ﾞi 　 ヽ　　::r.;:.　　 　 l　　　　　　　　 ::_)
　　 （ ,,人）　　.!　 ＼　ﾄ､　|　　 ｀ﾞ" 　 　 /　　　　　　　 　 /
　　　|　|| | 　　 |　 　 ト| | ∧　　　　　　 /　　 　 　 　 　 ／
　 　 f|　　|＞､_⊥ｧ＜/ /|| ﾞヽ､ __ ,. -'"　　　 ` ーr┬ '′
　 ( r 1. ど＿　　　　/　| ヽ、　　　　 　 　 　 　 　 | /
　 〉､ヽ--く＞､　　
　 ヽ二二づ N＞ー--　　

SSできたけど
なんか投入する雰囲気じゃなくなったような…

投下祈願！
こういう荒れ始めた時にこそＳＳを！

>>429
アリガ�d
誰かが言ってくれないと貼りづらいのよ…
ネタは>>404-410で

「何やっとるか貴様らはー！！」先任教官の怒号が鳴り響き、３人の学生が肩をすくめた
「いや、でもアレくらいはアップ程度で…」弁解するのは防衛女子校陸上要員強襲科３号生徒・源田さつきだ
「いきなり『プッシュアップ１００回』がアップか、このバカもんがー！」カミナリを落とされ首をすくめる
「お嬢様学校の女子高生がいきなりお前らと同じ訓練ができると思うんじゃねぇ〜！！」
「あうぅ…スンマセンorz」

「で、川野辺…お前は何でいきなりああいう事をやらかした！？」同じく強襲科３号生徒・川野辺ミキは胸を張った
「あの柔道教師、乱取りと称してアタシの体をわざと触ってきたんです！だから…」
「だからってなぁ…絞め技で落とした（気を失わせた）あげくションベン漏らすまで締め上げるんじゃねぇ〜！」「えぇ〜いやだって…」
「だっても案山子もねぇ！お嬢様がたをドン引きさせたらしいな…ちったぁ手加減せんかー！」
「そんな事言われても…(´･ω･`)ｼｮﾎﾞｰﾝ」

「んで、白峰…おまえさんは何を考えてるんだ？」同じく（略）白峰アヤは苦笑いして頭を掻いた
「やっぱりこう、訓練するんなら目的意識ってのがあった方がいいでしょ？だから…」
「だからって、海外の誘拐被害者の『落とされた耳』とか『届けられた指』とかの写真を見せる必要があんのか〜！」
「い、いや、効果バツグン…なんちゃって〜」苦笑いでごまかそうとする白峰の頭に教官の鉄拳が落ちた
「…＿(　　(;;;;)д`)ξ 」

３人を下がらせて静かになった教官室
秘書が入れてくれたお茶をすする先任教官「あまり怒鳴ると、血圧が上がりますわよ（ ´▽｀）」
極秘任務中に撃たれたといわれる左足を軽く引きずりながら秘書が言った
「いや、そうは言ってもなぁ…」と頭を抱える先任教官
防女OGの団体「舞鶴ひめゆり会」から依頼された「某お嬢様学校の生徒に対する護身術講座」
同世代の女の子なら警戒心もなく受け入れてくれるだろう…という思惑は、送られた３人が見事に破ってしまった

古武術使いの源田は強襲科一の武闘派
プッシュアップ１００回だけでなく掌打１００回、蹴り技１００回その他諸々…男でも音を上げそうな訓練だったという
柔道界のホープだった川野辺は生徒の目の前でセクハラ柔道教師をションベン漏らすまで締め上げてしまった
その教師は現在、出勤拒否に陥っているそうだ
「武闘派を送るからダメなんだ」（そもそも強襲科に武闘派じゃない子がいるのか？という疑問は置いといて）
ということで送られた白峰だが、張り切っていろいろ考えたあげくグロ画像を大画面で写し出してしまった
お嬢様がたには刺激が強すぎて（？）失神者多数、学校側から厳重な抗議があったのだ

「まだ依頼が来ること自体がビックリだよ。治安の悪化が死活問題なんだろうな…でもなぁ〜」天を仰ぎため息を一つ
「…あら、そう言えば『この子』は？彼女もお嬢様ですから、適任かもしれませんよ」
そう言って彼女は机の上にある書類を一枚抜きだし、先任教官の下に差し出した
「…コイツか」絶句する教官、少し考えて大きなため息を一つ吐きだした
「しゃあねぇなぁ…」

都内の某お嬢様学校
柔道場で開かれる「護身術講座」に集まった女生徒たちの前に現れたのは、肩まで伸びた黒い髪が美しい上品な女性だった
ジャージのズボンに黒い戦闘服という出で立ちであるが、立ち居振る舞いは上流階級の彼女たちでさえも唸らせるほどだ
戦闘服の左肩に縫いつけられた「ワイバーン（飛竜）」のエンブレム
海上要員両用科の「トライデント」や航空要員戦闘救難科の「舞い降りる天使」と並んで恐れられる強襲科のシンボルだが、お嬢様たちにはそのエンブレムの持つ意味はわからない
「はじめまして、皆さん」きれいな声に上品な物腰、女生徒たちの間からほぉ〜というため息が漏れた
「防衛女子校から来ました鳳玲子と申します。わたくしが本日から護身術講座を担当させていただきますわ」

「そう…そこで手首を返して…お上手ですわ綾小路さん」「まぁ、ありがとうございます」
前回までと違い、どこか上品な空気が流れる柔道場。お嬢様たちも楽しそうに教わった技を試している
今までの３人と違い物腰の柔らかい先生なので、彼女たちもリラックスしているようだ
「護身術と言いますと何やら決まった形があるように思われるかもしれません。でも自分の身を守るためには決まった方法というモノは無いのです」
そう言って彼女が取り出したのは尖った鉛筆、スプレー、靴ひもなどといった日常的な道具の数々
「こういった道具も使いようによっては有効な武器となります。鉛筆はこうやって…」
そう言いつつ流れるような動作で、マネキン人形の目やノドなどの部分に突き刺していく
無駄のない美しい動作にまたも見とれるお嬢様たちだった

「護身の究極の形、それは…何だと思われますか？春日井さん」護身術講座も終わりに近づき、鳳は一人の女子生徒に尋ねた
「身を守るという信念…ですか？」
「それは根底にある考え方ですね。それを具現化する手段として究極なのは…危険に近づかない事です」
生徒の間だから感嘆の声が漏れた
「君子危うきに近寄らず…危険な地域、危険な場所、危険な人、これらを遠ざければ今まで習った技術を使う必要もありません。そこで…」
そう言って彼女はホワイトボードを裏返した。そこには学校からほど遠い駅前にある繁華街の地図が貼ってあった
「最後の授業は『実地研修』です。理事長の許可もいただいております。皆さんのボディーガードには少し離れた場所で待機してもらいましょう」
ざわめく生徒たち「え？それは…」「ちょっと怖いかも…ねぇ？」
不安そうな顔を見せる生徒たちに鳳は微笑んだ
「私が付いていくから大丈夫ですわ。バックアップも用意いたします。皆さんも、一度はこういった『危険な地域』に行ってみたいと…思いません？」

貸し切りバスから降りた生徒たちは一様に不安そうな顔を見せている
さすがに私服だが、それでも育ちの良さは隠しきれない。浮浪者がゴミ箱を背にして眠りこけ、褐色肌の外国人が封筒を手に角に立つ街には似つかわしくない集団だ
「いいですか皆さん…日本には危険な場所がいっぱいあるのです。だいたいはこういった駅前の繁華街など、昔からの交通の要所に多くあります。人々が集まりそこに…」
歩きながら講義をする鳳はさすがに堂々としたモノだが、後を付いてくる生徒たちは身を寄せ集めまるで小動物のようだ
「だいたいこういった地域には特徴があります。道にゴミが散らばっていたり、建物が薄汚れていたり、あるいは…」
視線の先には怪しげなピンクの看板「…こういった店の看板もあります」
お嬢様といってもやはり年頃の女の子、風俗の看板にも目をそらしつつ興味津々といった感じで視線を向ける
そしていつの間にか、人気のない路地裏に迷い込んでしまった

「あの、何か雰囲気が…」ふと気が付いて周りを見渡すと、人気のない裏路地に迷い込んでしまったようだ
「…まぁ大丈夫でしょう。すぐに通り抜けますわ」鳳がそう言って歩みを早めた…が、その前にいくつかの人影が立ちふさがった

「よ〜ぉ姉ちゃんたちぃ、いい服着てんじゃねぇかぁ〜あぁ？」北斗の拳に出てくるような風体のチンピラたちが彼女たちの周りを囲んでいる
その数およそ１０名、どの顔も下品にニヤついている
「…！」「きゃあ！」泣きそうな顔で後ずさりするお嬢様たち、その表情が逆にチンピラたちを助長させる
「金持ってそうじゃん、俺たち貧乏だから援助してクレよ〜」
「その代わり下半身で援助しちゃうぞ〜逆エンコーだｗ」舌なめずりをしながら近づいてくるチンピラたち

追い込まれたお嬢様たち、その時「後ろの迷彩服を着た男を倒して、一気に逃げますわよ！」
彼女たちにしか聞こえないような声でささやいたのは鳳だ
その声にハッとなるお嬢様たち「大丈夫、今まで教えた事を使えば逃げられますわ！」
泣きそうだった彼女たちも、その言葉で表情を引き締めた

「今です！」鳳の声を合図に、彼女たちは後ろにいた一番弱そうなチンピラに向かって走り出した
「な、なんだぁ！？」腰が引けた迷彩服に、一人の女学生が「えぇ〜い！」という気合いとともに肘を顔にぶち当てた
「いてぇ！」と鼻を押さえた男に第２撃、別の女学生が手首を決めて地面に叩きつけた
「や…やったぁ！」「早く、逃げますわよ！」表通りに向かい一斉に走り出す女学生たち
チンピラたちも黙ってはいない「待てやコラァ！」と叫び声を上げて彼女たちを追いかけようとする
その時…

「お待ちなさい！」路地裏に凛とした声が響いた

チンピラたちの中に一人残っているのは鳳玲子だ「追いかける必要は無い、と言いませんでしたか？」チンピラたちに冷たい視線を投げかけてそう言った
顔を見合わすチンピラたち「…アンタが雇い主か」「へぇ〜」ニヤニヤと笑みを浮かべる
「一人あたま１０万円も貰っておいて、言うことも聞けないのですか？まったく、犬でももう少しマシですわ…」呆れたようにチンピラたちを見回す鳳
「いや、ダチが痛い目に遭わされたんだからよ、なぁ？」「おぅ、ちょっとしたボーナスくらいはもらわねぇとな」「姉ちゃんたちのケツぐらいは触ってもよかったんじゃね？」
そう言って下品な笑い声をたてる
「ふぅ…ホント、犬以下の生き物ですわね…」哀れんだような視線にも、チンピラたちはニヤニヤした表情を崩しはしない
相手は少女一人、こっちは１０人、圧倒的優位に立っている余裕がそうさせるのか

「まぁしょうがねぇや、姉ちゃんに相手してもらおうじゃねぇか、なぁ？」下品な笑いとともに鼻にピアスを付けた男が手を伸ばしてきた
目を細めて口元を少し上げ、少しだけ笑う鳳
そして、差し出された手を左手で払いのけた
ゆっくりではないけど、それほど速くもない…まるでホコリを払うかのような優雅な動作に見えた

骨の砕ける音が路地裏に響いたことと、鼻ピアスの手首があり得ない方向に曲がっていることを除けば、だが

「なぁ、手首…変だぞ」「へ？」鼻ピアスが自分の折れ曲がった手首を見る「…何コレ？」
呆然とした顔で鳳の方を見た、と同時に彼女の右手が鼻ピアスの鼻をつまんだ…ように見えた
歯の折れる音、白目をむく鼻ピアス、そして…膝から崩れ落ちた

人間は自分の予想も付かないことが起こると、思考停止に陥る事がある
鼻ピアスが崩れ落ちても、誰一人動こうとしなかった。そんな中一人だけ自由に動いたのは…鳳だ
「さて、それではお相手して差し上げましょう…」まるで般若のような笑顔だった

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

普段からベンチプレス１５０キロを上げると豪語するスキンヘッドの大男は、その巨体を震わせていた
目の前に立つ身長１６０センチほどの少女に対して…
彼女の後ろには死なない程度に気管を潰されたモヒカン頭、涙と涎を流しつつ白目をむく赤毛、スネに関節を一つ増やしているタトゥー男など…
阿鼻叫喚の地獄絵図が広げられていた
「あら、あなたが最後？…壊しがいがありそうな体ですわね…」フフ、と笑い無造作にスキンヘッドに近づいていく
「ひ、あ、あ…いやぁぁぁぁ！」恥も外聞もなく、スキンヘッドは回れ右をして逃げ出した。が…

路地から飛び出した人影が、スキンヘッドのアゴに掌打を放った
意識を飛ばして膝から崩れるスキンヘッド、さらに人影はそのこめかみに体重を充分乗せた膝蹴りを叩き込んだ
１００キロはあろうかという巨体が、薄汚れた路地に横たわった
「あら、バックアップご苦労様ですわ…源田さん」そこに立っていたのは強襲科３号生徒の源田、川野辺、そして白峰の３人だった

「相変わらず…容赦ないッスね（汗」路地裏の惨状を見ての源田の感想だ
「普通にやっても勝てるでしょうに、何でこのやり方を？」とこれは川野辺「趣味、ですわ」満面の笑みを浮かべる鳳
その手にチラリと見え隠れするのは、細いワイヤー、催涙パウダー入りのボール、そして「寸鉄」という隠し武器…暗器だ

鳳玲子は某大手財閥の３女に生まれた
３男３女という大家族の中、防衛産業にコネを作りたい父の意向で防衛女子校に入学…彼女はそこで自らの天職に出会ったのだ
暗器術…服の中や袖などに隠した武器を使って戦う技術、特に彼女は手の中に収まるほどの小さな金属棒…寸鉄の技術に並々ならぬ才能を発揮した
痛みを感じさせずに相手を気絶させるポイント、逆に最大限の苦痛を与えるポイント、骨を砕きやすい角度、方向、強さ…そういった技術を彼女は習得していったのだ

その微笑みは知らない者には天使のような顔に見えるが、知っている者にとっては悪魔の笑みだ
どんな武闘派の学生も、微笑んだ彼女には近づかない…この事は強襲科にとって今や常識なのだった

「お嬢様、この者たちの処理はいかが致しましょう」いつの間にか路地裏を黒い背広の男たちが囲んでいた
リーダー格の男はスキンヘッドよりもさらに一回り大きい白人、しかし流ちょうな日本語を話す
「そうね…記憶を消してからどこかに捨ててきてくださいな。本州より遠くがよろしいですわね」「かしこまりました、お嬢様…払った金は回収しておきます」
鳳家の私設警護部隊の隊員たちは、手慣れた動作でチンピラたちをトラックに詰め込んでいった
「ではお嬢様、これで…また実家に帰られたときは連絡を」「わかりましたわ、ご苦労様ですカレーニンさん」
カレーニンと呼ばれた男は一礼をして、彼女たちの元から去っていった

「あの子たちは？」鳳が尋ねた
「表の交番に駆け込んだけど、な・ぜ・か・お巡りさんは巡回中…ちゅうわけでまだ交番ッスね」答えたのは白峰だ
「早く行ってあげないと不安がるでしょうね…皆さんも今日はご苦労様でした」
不満そうに口を尖らせる源田「チンピラ雇って襲わせるなんて…アタシらのやった授業よりよっぽど過激じゃん」
その横で川野辺が耳打ちをする「自分が楽しみたかっただけ…とか？」
同じように耳打ちする白峰「有り得るねぇ、なんか『新しい暗器を仕入れたから〜』どうのこうの、って言ってたもん」
その時、鳳が振り向いた

「皆さんの授業の不手際をカバーして差し上げましたのに…非道いですわね」
そう言ってにっこりと微笑んだ

「「「(((( ；ﾟДﾟ)))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ　すすすすすんません！！」」」地面に付くくらいの勢いで頭を下げる３人であった

〜完〜

今までいくつもSS書いてきたけど、今回の戦闘シーンを書くのが一番楽しかった…
お嬢様に痛めつけられる大の男たち…なんてのがよかったのかな？

オレって変態じゃなかろうかorz

あ、書くの忘れてた…
鳳学生は強襲科の２号生徒です
３人組より上の学年ですね

GJ！
いいなこれ。乙でした

このお嬢様、卒業したら親が諸経費を全額返済して即見合いコースだと思う。
・・・多分、伝手を辿って入隊するだろうけど

え？見合い相手？
お父さん胃を壊して寝込むんじゃないかな

ググググッジョブ！

こういう娘こそメイド科に相応しいのではないだろうか？
とりあえず、専攻間特別訓練でメイド科に行ってるだろうけど。

作者さん。この娘のメイド科特別課外研修話を！

自衛隊のデフコンが上がったため、外部訓練は軒並み中止が無期限延期だろうな

世間や関係機関、関係者における防女学生の評価は「規律」「有能」「学生公務員」であろうか。
少なくとも、有能な専門家となるべく毎日国費で鍛えられている、という学生達に同年代の少女たちのような
華やかさとか浮ついた印象を持つ人間はいない。
しかし、その多くは貧困家庭からの入学者である防女学生ならばこその「逸脱」や「憧れ」を抑圧することは難しい。

ここに、とある学生が居る。
成績上位者に入っているが、大学進学コースを奨められる訳でもなく、強制服務期間後の除隊を目指して
娑婆で役立つ資格習得に邁進しているわけでも無いどちらかといえばありふれた学生。
そして、周囲も彼女を特に疑う訳でもなく、助教や教官たちも他のもっと手の掛かる学生に気をつかっても
彼女に対しては特に気をかけない、ある意味安全パイ。
しかし、彼女には密かに押し殺しているとある願望があった・・・・
それは、幼児期に遡る。
子供心に貧しい家庭事情を知っていた彼女。
当然、新しい服を買ってもらうことなどほとんど無い。
そして、家にあったお気に入りの古い絵本に出て来るお姫様・・・
そう、「お姫様の服！」

彼女が金子系（ピンクハウス）を知ったのは入学後の事だったが、彼女の想像する「お姫様の服」が
ああいう系統だったのであろう。
収入を持つ成人女性であってもおいそれとは購入できないあの服を買えはしないし、個室を持てない
防女内で会報や専門誌を置くこともできない。
で、たまの休みとファッションショー開催日が重なった日に会場で「夢の時間」を過ごす彼女。
卒業後、営外居住になったら趣味に生きようと決めている。

この意見は秀逸だと思う
http://kiyotani.at.webry.info/200610/article_10.html

>>448
ヤフオクでこつこつ集めると安いよ、とマジレス。
A-10搭載パーツよろしく様々なアイテム集めてコーディネートしてなんぼのブランドだから
防女の寮でこっそり隠し持つのは難しそうだなぁ…

ヤフオクでA-10が買えるのかと思ってしまった……
ちょっとアベンジャイで粉砕されてくる

打てば響くようなレスど〜も
が、私自身は金子系については一般的知識以下であくまでもネタとして
使っただけですので、４５０さんのような詳しい方が自由にこのネタをふくらませてください。

ただ、学生の日常によるが防女の寮で現物だけでなく、冊子や書籍を隠し持つのも
不可能っぽいですなぁ。
所属（専攻）科程によるのでしょうが、他称、「アマゾンの密林の奥地に生息する艶やかな肉食蝶」
もしくは「あどけない小娘の皮を被った冬眠に失敗したヒグマ」と言われている学生だったら・・・
人には言えない趣味でしょうな。

で、趣味と授業で扱える（こともある）メイド科へ・・・・と転科志望を出したら教官と専任助教が理由を言えと
えらい剣幕で。

しかし、メイド科学生の訓練と日常って出てきませんな。
上の学生が重い装備を背負って泥まみれで帰校してきたときに、モロ「お姫様の服」を来て
淑やかに歩いている少女を見て「・・・あれって」と聞いたら「あ〜メイド科だよ。良いご身分だよなぁ」とバディの返事。
それから、あの光景が頭から離れなくなって・・・とか。

>>452
「世界の歩兵史」とか「戦場における心理学」などと言う
固いタイトルの本の間にこっそりあるのではないかと想像。

メイド服着た少女達が、89式小銃を携えて整列する様は壮観であった　〜某不肖

寮内でのプライバシー維持に相当な制限がかかると思う。
学年が進めば二人部屋とかになると思うけど。
ちなみに、学生隊隊長は個室ね。
６，５、４年生は６人部屋とかでないかな？

ところで、両用の田沢って>>416みたいな容姿で良いのかな？
そろそろ、スレも半分を消費するのでキャットファイトSSの新作投下を持っておるのです。

・・・・皆の衆、漏れの記憶違いかもしれんが、その昔
両用娘たちがクリスマスの日にスカイダイビングで帰還するSS、
完結していないよな？

「中高一貫の防衛女子校」スレの避難所
　ttp://entrenched.blog.shinobi.jp/

射撃上手一等賞とすぐ下の学年のツートップは何してるんだろうな？

　　　　　　　　　ちんちん シュッ！ シュッ！ シュッ！　　　　優良スレ　　普通　　　糞スレ
　　　　　　　　　　　　　　　　┝　-　-　-　-　-　-　-　-　-　-　-　┿━━━┿━━━┥
　　　　　　 　(｀`７‐､ _ 　　　/
　　　　 　__/´　　 　' ノ 　　/
　　　　　ﾝ-o= ─ ､/_ 　　/)
　　　　 !O（｡　/‐o‐(:::）( i )))　　
　　　　 '､'`二'ヽO 　ﾝ /:: /
　　　　　ヽi_:ﾉ!　__∠／ソ
　　　／´||＿､＿|| ＿ノ　　　　　　　　　　　　 　　　　一等賞あげ
　　│::<（＿＿＿)
　　　＼(ﾐｌ＿,＿(
　 　　　/. 　彡つ＼
　　　／_ ／ 　＼ _. 〉
　／::::／　　　／:::::/
(二二)　　　 （二二｀)

ガ板より

91 名前：水先案名無い人 投稿日：2006/10/13(金) 21:27:37 UBjLmH0L0
>>48
甚だ遅レスだが、俺は自衛官なんだけど自衛隊の新隊員教育は部隊によっては
自分の使う銃に名前を強制的につけさせるんだな。で、その名前が一覧表に
されて貼りだされる。ちなみに俺は故郷の英雄、津軽為信にちなんで「右近」と名づけた。

92 名前：水先案名無い人 投稿日：2006/10/13(金) 21:35:43 NqCw1O/60
「ダークメギド・ツヴァイ」とかにしなくてよかったな




防女でもやってるんですかねぇ、「私の彼はＭ14」ってノリで

基本的に訓練校だから銃は高学年になってからだと思う。
中高６年分の教育カリキュラムと語学を４年弱で叩き込まれる学校だし。

黒い樹脂銃床とACOG乗っかったM14にジョーカーと名付け、
矢臼別の原野を駆け回る脳味噌マリンコな防女生きぼんう。

>>414の　http://www.youtube.com/watch?v=l9UcEbmQuKI&mode=related&search=
で、鉄砲上手とかだけでなく地味な学生が苦労するSSが読みたい。

曾祖父の時代までサンカだったので（もの凄く貧乏家庭だが）山での活動については
助教に教えることもあるくらい凄い娘とか
でも、小柄で痩せていて・・・・なんとなく野暮ったいというか貧乏くさいと言うか。
屋外訓練と座学はさておき、屋内訓練では補習受けまくり。
しかし、女の娘っぽい振る舞いとか都市での中流生活とかに違和感ありまくりの為
「こいつは営外居住扱いで長期休暇を挟んでどっかに下宿させたほうが・・・」という
意見まで出てきている。

>>360ねたが理解出来るお嬢様学校出身ってこのスレに居る？
短編で良いから何か上げて欲しい・・・

戦国時代
http://hobby8.2ch.net/sengoku/

現地駐在員が見た中国人の本音
http://chinalifecost.seesaa.net/article/25706330.html

この子供たちが成人するころには中国の対外侵攻能力が整備されるんだよな・・・

>>116-118のような設定をコメディっぽく両用娘で書ける筆力が欲しい・・・
これをラノベの選考に出したら二次くらいまでには入ると思う。

>>459
なかなかネタが出なくて…

真面目に考えるとそろそろオリンピック強化合宿に入っていると思う。
で、防女に残る一番上手いのが三年生で・・・・
２年、１年の残留組より上手なので色々軋轢が。

>>441
ＧＪです！文章のテンポいいし、オチもあるし、楽しい。
今までどのＳＳ書かれたのか、よろしければ。

メイド教官物語って投下されてた？

>>472
強襲科や狙撃分隊モノの多く　あとはちょこちょこ短編を書いております
今は>>446ネタを構想中なので、分隊の子たちはオヤスミ中…

>>474
急ｲﾃﾞ待ｯﾃﾙ

漏れは狙撃分隊の娘たちの話といくつかの単発話を暖めているが、他所のが忙しくて着手できねぇorz

お待ちしております
でも、>>448-452の強襲科娘のお話も期待してしまします。

>>468
凄げーな。
末恐ろしい女の子だ。

中国人の子供たち、みんながこういう教育を受けていると。
・・・日本のＯＤＡで建設された学校で。

語学教育が重視されている防女ＯＧで、外務省に行った人は居るのかな？

中国と言えば、日本国内の中華街で看板娘になった防女学生の話があったような・・・

>>474
>強襲科や狙撃分隊モノの多く

あなたが書かれたものかは分かりませんが、以前から、このネタでは珠玉の作品が多く、
いつも楽しみに読ませていただいておりました。
コテを使うのはお嫌いのようですが、それもまた一つのスタイルでしょう。

がんばって下さい。応援してます。

裏方では整備と医療が出ているが、会計科はまだですな。
あと、未来の高官、政治家・・・・を出すかもしれない大学進学課程の
お嬢様たちの防女特有カリキュラムと勉学の両立の苦労とか
世間や別専攻の人間との距離感とかを知りたいです。

最も、大学進学課程自体、高等部進学での専攻割り振りではなく
２年の後半になってから教官に勧められて転科するのだろうな。
本人が希望して行けるコースではなくて。

学科成績（だけは）良いドジっ娘とかだけでなく、そこそここなしている
平凡な学生にも声がかかったりするんだろうな。

(ﾟДﾟ≡ﾟДﾟ)良し、今は誰もイナイな…ここでなら言える。




ズゴッグって今何してるの？
見合い？




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　遁走

今も地球の反対側で米国海兵隊相手に大立回りしているのでは

防女を解雇されたようなことを言われてるな・・・・
キャットファイト変作者さんのコメント希ボンヌ

>>314
田沢って書類情報だけで判断すると、もの凄く優秀な学生に見えるのだが。
しかも、専任で”あの”ズゴッグが付いている。
校内で時々見た事しかないが、一見優秀に見えない奴の方が優秀なんだろうな・・・

ズゴッグ以外にも名物教官とか助教とか居そうだけどな

>>465
そのキャラ、ぴんぴん立ちそうだね。
都市でも、道路じゃないところ（下水道や建物の隙間などの、
いわゆるサンカ道）を通って、一般人の何倍も速く移動できるとか。

>>487
「あいつは今からでも卒業実地試験（単独踏破訓練）をクリアできる」と
教官に言われているとか。
教科試験は当然通らないだろうけどな（カリキュラムが残っている）
それと、屋内訓練とか目立たない生活とかで補習受けまくりだろう。

山怖まとめPart25
>剣鉈
725 名前： コーヒー７杯目 ◆3W89qHGCZ. 2006/04/16(日) 23:57:27 ID:2RzTsRca0

俺の悪友が、カブスカウトかボーイスカウトだったかに入るとき、
そいつの祖父が、立派な剣鉈をくれたらしい。
刃渡り一尺、頑丈な鞘と樫のツカの付いたもの。恐ろしく良く斬れる鉈だったらしい
悪友は手入れを欠かさず、年に一度ぐらいは専門の研ぎ師さんに手入れを
して貰っていたそうです。

成長して、立派な山男になった悪友は、他のグループと合流して
交歓会となったときに、本職の刀鍛冶だか刀研ぎ師さんがいたらしく、
くだんの剣鉈を見て貰ったそうな。

日の光にあててよく調べていたその人、目に驚きを浮かべて
「これは、悪くても30万円以上の価値がある。」
目をむく悪友
「乱造品じゃない、きちんとした日本刀を重ねて打ち直したものだ。
　おそらく、本物の玉鋼だと思う」

祖父はすでに他界していたので父親に聞いたところ、二次大戦後、日本は
武装解除の際、軍刀や日本刀も多くその対象となったそうで、
米軍に渡すことを拒んだ人は、泣く泣く愛刀を中心から折って、短刀や鉈に
作り替えたとのことで、祖父も、おそらくそうしたのではないかとのこと。

悪友は、祖父に深く深く感謝するとともに、その剣鉈の切れ味の秘密に深く納得したそうです

↑
この話、色々ネタになるような気がする・・・

何も知らずに使ってた猟銃が実は形見の三八式歩兵銃でした、とか？

さすがに小学生に狩猟は無理か…

何も知らずに使っていた猟銃が、実は鹵獲したMN9130でした…とか

修理用の部品はどーするんだ？

正直、銃は無いと思う。
田舎の銃が日常にある人達ほど、子供を銃に近づけようとはしない。
ただ、山刀ならありえるかな・・・・

そーいや、過去レスでナイフ使い名人の眼鏡っ娘のＳＳがあったね。
ぬこが語る奴。
防女では銃より先に体術と並んでナイフコンバットを仕込まれるのだろうな

・・・・最終的には「手に入る物で戦え　それが武器だ」を実践する人材になるのだろうけど。

防女学生とＯＢはこれが得意だろうなぁ・・・・
何と言っても、授業で仕込まれている

ああ、おいしそうだ・・・

http://www8.ocn.ne.jp/~hayama/sotomeshi/sotomeshi1.htm
特にこれ！
http://www8.ocn.ne.jp/~hayama/sotomeshi/lamb_all.htm

>>480
コテハンを使わないのはこのスレのSS書きの暗黙の了解みたいなのがあるのかな？
と思ってただけで…
両用のSS書き氏も使ってないですしね

それにコテハンを使うと荒れそうだしなぁ…
以前SSを書いてた自衛隊板でも、ちょっとゴタゴタして結局SSを書けなくなったしなぁ
ま、ボチボチいろいろ書いていきます

>>493
ククリ使いの眼鏡っ娘SS、需要があれば何か続きを考えてみます

ふと思いついたネタ。防女ＯＧの結婚式。例によって防女にいた頃の
先輩・後輩が呼ばれるワケだけど、何せ普通に男とつきあえるのが21から
なもんで、早ければ早いほど羨ましがられる、と。

「あの先輩2X歳なんだって〜」
「うへぇ……ギリギリ滑り込みだったんだ」
などと会話している向こうで
「あんな服私も着たいいいぃぃ！」
と唸っている生徒もいる、と


まぁ、舞鶴に帰ればまた迷彩服と小銃もって走り回らないと行けないんだけど(´・ω・`)

ククリ使いの眼鏡っ娘と>>494と、前にネタになっていた
山奥の廃村での訓練でなにか出来そうですな。

山奥なら、鹿とか猪とか・・・
あと、川魚と。

熊ｊは出てこないよね？

>>496
？
ギリギリで滑り込みが多いなら、後輩が学生している間は無理なんじゃ？
それとも、１８で卒業、２１で強制服務期間終了、即結婚か？

それなら、後輩（卒業時４年生　現在１年）を呼べるけどな。

>>498
時間の流れを全然考えてなかった……
ﾃﾗｽﾏﾅｽorz

前スレだが、このネタすごくね？

182 名前： 名無し三等兵 投稿日： 2005/12/17(土) 15:49:55 ID:2UkRpAZB
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2005/12/16/03.ｈｔｍｌ
・・・この記事ではないが、除隊後、格闘訓練を積んだ女性退役自衛官として
民間警備会社や大手興信所からスカウトが来る話もあるだろう。
学費、他の各種支給金が返済免除される強制服務帰還は３年。
６年間、語学、礼法、各種武器そして格闘術と様々な特殊技能を
叩き込まれ、自衛隊での活動を経験した２１、２２の女性。
特に国外で日本人は若く見られるから小柄、童顔の卒業生なら
上流階級子弟のシークレットサービスや内偵、そして「問題源の排除」に
引く手数多だろう。
当然、自衛隊や卒業生が進んだ各種国家機関が３年での退職を
簡単に認めるとは思えないが、無理に引き止めるわけにはいかない・・・
（当然、ヘッドハンティング先が優秀な弁護士を立てるだろう）
現役防女生でなく、強制服務期間が終わりに近づき、海外から
強いヘッドハンティングの話が出てきたＯＢの話が読みたいですな。
上司の引きとめと家族にもっといい暮らしをという感情の板ばさみになって
古巣の防女にやってきた・・・というような
183 名前： 名無し三等兵 [sage] 投稿日： 2005/12/17(土) 16:25:05 ID:???
>>182
防女OBに関しては事情が複雑だからな。
社会に広く人材を提供するというﾀﾃﾏｴもあるので在校生青田刈りも学校としては禁止できんし、かといって野放しにすると、永久服属組の恨みを買うという諸刃の剣。

毎年、一般高校の就職活動解禁にあわせて、OB組織内での暗闘が始まるのですよ。

186 名前： 名無し三等兵 [sage] 投稿日： 2005/12/17(土) 22:24:04 ID:???
>>182-183
・・・・で、海外で死体となって、だが引き取る家族もおらず骨を防女ＯＢ会で
引き取る事となった卒業生も居るのだろうか？
数人の同期と当時の教官、助教で行った寂しい葬式
思い出すのは「私は絶対幸せになるんだ！」と歯を食いしばり涙をこらえてつぶやいていた
有りしの姿。

「・・・・・馬鹿やろう」
187 名前： 名無し三等兵 [sage] 投稿日： 2005/12/17(土) 23:57:06 ID:???
遺骨を一部でも回収出来た者はまだ幸せである。突然消息を絶ちそのままの者も数知れない。
188 名前： 名無し三等兵 [sage] 投稿日： 2005/12/18(日) 00:34:19 ID:???
>>183
＞毎年、一般高校の就職活動解禁にあわせて、OB組織内での暗闘が始まるのですよ。
その中に、自衛隊体育学校もある。
何といっても、メダル確実といえる逸材を毎年排出するのが防衛女子
現在、狙撃科の某学生（特に名を秘す）が複数の競技でメダルを狙えそう、と判明した際
陸自・警察、他機関と奪い合いになったが、初期防女卒業生を冷遇し逃げられた過去から
早期に脱落。
学校関係者が過去まで遡って責任追及が行われた事実がある。
現在、卒業生確保の為、中等部から無料指導・合宿他の各種優遇策を取り
卒業後の進路として食いこもうと涙ぐましい努力をしているが、既に各機関が
「伝統」としてＯＢ派遣、他を行っている為、さしたる成果を上げていない。

230 名前： 名無し三等兵 [sage] 投稿日： 2005/12/26(月) 08:55:05 ID:???
地元では当たり前であって誰も特に気にも留めず
全国レベルでは知る人ぞ知る事実だが、
青森や岩手等の北部東北地方源流の日本人には
瞳の色が緑やハシバミ色だったり、髪の色が薄い茶髪や紅っぽい髪、
そして顔の彫りが深い、肌がコーカソイド並みに白く、かつ体毛が薄い、等々の
人種的に標準日本人の範疇から多少ずれた特徴と持つものが多い。
それでも、昭和中期までは骨格が日本人していたが、平成生まれとなると全国的に
昔の日本人とは身長や腰の高さ、そして手足の長さを含めてかけ離れた数値が
スタンダードとなっており、戦時中の欧米反日宣伝のカリカチュアのような
「日本人的特徴」は既に過去のものとなった。


231 名前： 名無し三等兵 [sage] 投稿日： 2005/12/26(月) 08:56:46 ID:???
そして、６年間、娑婆の同世代育成環境とはかけ離れた
緻密な栄養設計が行われた食事を定時に３食摂取し、体育理論に沿った身体訓練を
毎日行い、定期的な健康診断で状態をチェックされ、そして防女カリキュラムである
各種戦闘技能を始め、身だしなみ立ち振る舞い、医療エステによる肌のメンテナンスまで
磨きぬかれた防衛女子卒業生。
世界でも、ここまで手をかけられた女性兵士はまず無いと評価される、
科学的・医学的基盤の上に日本人特有の凝り性と関係者の情熱が結集した
教育・育成システムによって養成された彼女らの評価は、国内関係者以上に
海外で高い。
その為、強制服務期間である三年の終了時に>>182-188のような、高待遇の
スカウトが集中する事となる。
スカウトやヘッドハンティング自体は「永久服役」を選んだOBも含めて
珍しくはないが、最初に集中するのはこの時期である。

232 名前： 名無し三等兵 [sage] 投稿日： 2005/12/26(月) 08:58:18 ID:???
当然、彼女らの職場でも必死の引きとめ工作が行われ、またその為だけに
作られた恩典も公にされないが存在している。
だが、民間機関だけでない他国の「同業他社」の影がちらつく場合もあり
問題となっている。
さて、その中でも「人気」が集中するのは上の「日本人離れした」人種的容姿を
持つOBたちである。
日本人の国際的イメージとしては、いまだに
「胴長・短足・小柄・めがね・染めなければ黒髪・黒目・黄色い肌」という中
中央アジア系やコーカソイドの血が混じった北方ツングース系に見える彼女たち。
そして、防女卒業生は最低一ヶ国語はネイティブ並みに操れる語学訓練を受けている。
貧困家庭出身者が多い防衛女子OBのうち「出稼ぎ」と呼称される除隊後スカウト組だが
職務の内容上OB会と連絡が切れることも多く、その後の消息が知れない者もいるため
「良い家のオトコと結婚させてしまえ」と言う意見からOB会が見合いの斡旋を行う機関を
創設することが（当然、防女だけでなく卒業生が所属する各種国家機関も一枚かんでいる）
現在検討中である。

除隊後、大学に入り直して教職に進んだＯＢがいたら
見た目はともかく、さぞかし、怖い先生になるであろう・・・

除隊後にスタントマンになったＯＧが一人はいるはず。

ネタがでねぇぇぇ・・・・
どなたかＳＳを・・・・

何このきもいスレ

荒らしの巣窟だお

>>494の子羊の丸焼きだが、一泊二日の踏破実習で
塩胡椒醤油を隠し持って、野ウサギを捕まえてやるのが絶対いると思う。

・・・ウサギは愚かほ乳類全部駄目で、半べそで蛇や蛙の丸焼きに
醤油を振って食べる学生もいるだろうけど。

長期休暇中に防女関連で色々やりすぎて
「是非とも当家の嫁に！」と懇願される学生とか助教とか
（しかし、教官にはそういう話しは来なかったりする）

本人の性格も将来設計も専攻も地味極まりないのに
困ったことに、容姿と何気ない仕草が先天的にとてつもなく色っぽい某学生。

入学直後に死亡した水商売で育ててくれた実母に、思春期以降
年を重ねるごとに似てくる為で、本人は兵科ではなく裏方志望で
休日も簿記を筆頭に語学等の「隊内だけでなく娑婆でも役立つ資格」取得の為の
学習に余念がないのだが、健康的な防女の生活環境と、特有の育成カリキュラムで
美貌は美貌だったが、生活が崩れていた母より色々磨かれた容姿と仕草と立ち振る舞いは
ま・・・本人にとってあまり面白くないことを頻繁に引き寄せる。

クラスや学内での受けは悪くなく、このまま娑婆に戻っても要らない苦労を
しそうなので、本人いわく「あたしは、将来、助教になってここに骨を埋めてやる！」と
言っているが、能力と適性のある学生を鍛えるのが目的の防女で、しかも給料をもらっている
学生公務員に一定以上の拒否権が無いことから、転科、もしくは長期特別別過程訓練を
強制受講させられるのは、ほぼ確定した未来である・・・。

SASの選抜訓練に放り込むとか？

その性質からも男ばかりのところはヤバイだろ。
別の専攻課程に放り込まれて鍛えられると思われる。

年頃の女に制服着せてやる事だけ考えた香具師のスレと思ったが意外な展開

>>511
>転科、もしくは長期特別別過程訓練
これ自衛隊辞めろって事？

自衛隊内の戦闘職種ではなく、支援系を志望し、かつ
専門訓練過程に進級時割り振られたのに
考課から、現専攻では勿体ないと判断されたため
他の専攻課程への転科命令前に実際の適性判断の為
表向きは
「幅のある人材を育成する為、現専攻とはかけ離れたカリキュラムを受講せよ」と
言われてきたが、上手にこなせた場合、専任教官・助教・クラス担任を交えた
転科要請が下される予定である。

↑
こういう学生がいる反面、>>448-452のような、「お姫様の服！」 を着たくて
転科志望を出しても、直属教官と助教から延々と引き留めの説教をされる学生も居ると。

>>511
＞ま・・・本人にとってあまり面白くないことを頻繁に引き寄せる。

いったい、どんな面白くないことを？

防衛女子諜報防諜過程在籍学生で最上級生のうちで
特に成績・考課が優秀な何人かは、別の戸籍と経歴を
用意されて、留学扱いで幾つかの国へ半年ほど赴くことになっている。

特に、任務は無いが防衛女子とほぼ完全に切り離され、全てを自分で
考え判断する半年間で見違えるほど彼女らは変化する。

この時期、年末と正月を実家で過ごせるか、
（運の悪い）留守番部隊と一緒に補習を受けるかが
そろそろ見えてくるだろうが。
夏期休暇よりは少ないだろうが、それなりの人数が
防女に残ると見た。

で、正月には校庭でありがたい訓辞を聞き
初日の出を拝んで、餅が一個しか入っていない雑煮を食べて
・
・
・
・
課業開始！

侘びしい正月だなぁ・・・・
寮を一斉点検したら、一升瓶とかがゴロゴロ出てきそうだが
さすがに教官たちも大目に見てるだろう

実家に残してきた年の離れた弟がめちゃくちゃ可愛い学生とか。
時々届く弟からの手紙に「この前、クラスの○○ちゃんのお誕生会と
△△ちゃんのお誕生会にお呼ばれしてケーキを一杯食べました。
でも、○○ちゃんは、△△ちゃんと仲がわるいみたいです」
とか、書かれているので姉としては心配で仕方が無い。





いいか！今回の格闘試験でチームの足を引っ張った奴ぁ、あたしが引導を渡してやるからな！

実地研修で、どうと言うことも無い閉職のやもめ男のところに
メイド（家政婦）として住み込みで入ったが、そこの家の幼い男の子に
懐かれてしまい、自分も幼くして亡くなった弟を重ねて愛情をそそいだ為
規定訓練機関終了後、痕跡を消して姿を消すのに断腸の思いだった
身寄りのない天涯孤独な防女学生とか。

不幸な身の上が多いからね

ついでにやもめ男とただならぬ仲になっちまいそうな気がする。

＞＞５２１
ずいぶん昔のスレに似たようなネタが在ったんだよな

>>521のＳＳプリーズ！

どちらかと言えば現場レベルの指揮官や技能に秀でた職人的人材の
養成を目的とする防衛女子で、今国会の防衛省昇格と次国会での
国家諜報機関創設を与党が政策目標としていることから、
将来、防衛省直轄の軍情報局が創設されるであろう、と類推して
将来の局長を目的として、カリキュラムと専攻の変更を考えている学生。

現業訓練では平均以下だが、頭の良さと、上と周囲への受けの良さで
学生生活を送っているが、下級生からの受けははっきり言ってかなり下。
同期でもはっきりと嫌っている人間もおり、余程の発揮能力を認知させなければ
人生目標はかなり難しかったりする。

誰かメイド服に関して詳しく出てるＨＰ知らない？
どーもＳＳ書くのに行き詰まって…スレ違いすまん

このリンク集は中々役に立つかと。
学術系も含みますし
http://homepage3.nifty.com/shinkukan/link/link02.htm

頭飾り：
Head-dress
("Katjusha","White-brim")
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣　 ,ｨ^!^!^!ヽ,
　　　　　　　　 　　　　　　　　　　 ,/ﾞﾚ'ﾞ´￣｀ﾞ'ヽ
襟：. 　　　　　　　　　　　　　　　 i[》《]iノﾉﾉ ））)〉　　　　　半袖： Puff sleeve
Flat collar. 　　　　　　　　　　　　l| |(ﾘ〈i:}　i:} ||　　　　　 .長袖： Leg of mutton sleeve
(Shirt collar.)　　　　　　　　　　　l| |!ゝ'' ｰ_／!　　 ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 　/::El〔X〕ｌヨ⌒ヽ、
衣服：　　　　　　　　　　　　　　 （:::::El:::::::ｌヨ:::::::::::i 　　　　　　　袖口： Cuffs (Buttoned cuffs)
One-piece dress 　　　　　　　　/::∧~~~~ヽ;ﾉヾ;::＼_,　 ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
.￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 　/:_/　）､＿,,〈＿_｀<´｡,ゝ　
　　　　　　　　　　　　　　　＿∠ﾟ_/ ,;i'`〜〜''ｊ;::::￣´ゞ'''＼_　　　　 ｽｶｰﾄ： Long flared skirt
ｴﾌﾟﾛﾝ：　　 　　　　　　　　`つノ　/jﾞ 　 　　　'ｊ;:::＼:::::::::;/´::|　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
Apron dress 　　　 　　　　　　　/;i' 　 　 　　 'j;::::::::＼/ ::::;/
(Pinafore dress) 　 　　　　　　/;i' 　 　 　 　 :ｊ;:ヽ:::／ ;;ｒ'´　　　　ｱﾝﾀﾞｰｽｶｰﾄ： Petticoat
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 　　/;i'　　　　 　　,ｊﾞ::ヽ/::;ｒ'´　 　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　　　　　　　　 　　/;i'_,,_,,_,,_,,_,_,_,_,iﾞ::::;/ /
浅靴： Pumps　　　　　　　　ヽ､:::::::::::::::::::::::__;r'´;/　　　　　　　　　　　　Knee (high) socks
ﾌﾞｰﾂ： Lace-up boots　 　　　｀├‐i〜ｰﾍ,-ﾍ'´ 　　　　 　　　　靴下： Garterbelt & Stocking
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣　 i⌒i.'~ｊ　　　fj⌒j　　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

イギリスの正装メイド服の一例
ttp://www.beaulieu.co.uk/beaulieupalace/victorianstaff.cfm
ドレスパーツ用語（ｳｪﾃﾞｨﾝｸﾞﾄﾞﾚｽ用だがﾒｲﾄﾞ服とは共通する部分多し）
ttp://www.wedding-dress.co.jp/d-parts/index.html

>>157のこのＨＰ
　　　　　　　　↓
＞中々面白いHPを見つけたので
＞狙撃科に実家が代々マタギだったという娘がいたはず。
＞彼女の設定補足になればと思って。

　http://www.hcn.zaq.ne.jp/ganso/neta/matagiXXa.htm
　http://www.hcn.zaq.ne.jp/ganso/neta/matagi01.htm

と、上の元サンカの家系の娘と、前スレの、山の怖い話＞http://yamakowa.fc2web.com/frame.html
が、色々とネタになりそう。
ただ、単独踏破の予備訓練とか、富士の樹海での部隊踏破とかの話になりそう。
防女のカリキュラムでは、人里離れた山の中を娘が一人で踏破するんだよなぁ・・・・
お守りとか、神社への定期的な参拝とか非公式だけどあるんだろうな。

>>527-529
さんくす！
何とかなりそうだ

しかしアク禁食らってしばらくＳＳ投下は難しいかも…orz

高校総体で、こんなウェアで優勝する防衛女子の娘さん
http://www3.synapse.ne.jp/komusou/rafu284.htm
目立っちゃいけない学校なのに、妙なマニア層が多いのが
関係者の悩みの種

キャットファイトＳＳ作者の方
どうかご光臨を！

実際に知り合いや親族・姉妹が入学している訳ではないが
それなりに世に知られている防衛女子校。
カリキュラムと全寮制ということで、近隣住人以外滅多にその
制服姿を見ることは無いが、普通校カリキュラムも必修である為
校外研修や修学旅行で他校の学生達とかち合うこともある。
さて、普段着用している校内作業着はともかく、外出時に着用を義務づけられている
標準制服は、基幹設定でも述べられているように「可愛い」デザインである。
そして、それを着こなす現在女子校生とはかけ離れた栄養設計をされた
食事を適量定時でとり、かつ身体トレーニングと医療メンテナンスを受けている
思春期の娘たちの群れである。
はっきり言って、外見上は同世代の娘達の敵ではない！
（ちなみに、能力では男達も部分的に凌駕する・・・ムラはあるが）

で、「あれどこの学校だ？」　　　「あ、俺知ってる　防衛女子だ」
・・・等々の視線の集中が起こるわけであり、無謀にも自由時間に
お近づきになろうとチョッカイをかけてくる勇者もいるのだが・・・・
たとえ成功してもあまり長続きしないとだけは言っておこう。

ちなみに、同様の事態は高校インハイや各競技大会でも発生しているが
防女の学生は、大会より課業を優先して平気で下級生を代表に出してくるため
同世代や他校の関係者に静かに恨まれている。

マブダチの妹近況
兄貴は空自で航空機の電装系を弄っている
ttp://www4.pf-x.net/~sneg4vip/cgi-bin/src/sneg4vip1527.jpg

('A`)　……６４って

>>534
だが、京都在住の男子高校生よ、君たちには防女の制服を見るチャンスがある！
それは、大学や市民会館などを使う大規模な模試の時だ！
十中八九制服姿の乙女を見ることが出来るぞ
…しかし、自校や他校の生徒が牽制しあう中防女の生徒に話しかけるのは
チハでT-34に打ち勝つより難しく、何組のカップルが誕生したかは定かではない

学生は全員無条件に寮暮らしというのが防衛女子の決まりだが
教官や助教で校敷地内の官舎暮らしは約半分。
それ以外は、営外居住で校外の官舎や自宅、マンション暮らしである。
特に、家族持ちはそうなのだが、未だに実家で両親と暮らしているのも
居ないわけでは無い。
で、助教あたりの年齢だとそろそろ「年末」を超すあたりなので
今まで見ないで捨てていたダイレクトメールが気になりだすのだな・・・結婚相談所の。

見た目はまぁまぁ。
職業も対外的には「女子校の教師」と言ってもウソではない。
・・・それに、隊勤務や庁勤務と違って毎日小娘たちの群れを相手にしていると
全くと言って良い程出会いが無い！
親と同居組は見合いを勧められることもあるが、一人暮らしで若い女の生き腐れを体現している毎日で
気がつけば、クリスマスはとうに過ぎ、もうすぐ大晦日・・・・と、言う現実は防女ＯＧの助教に多かったりする。

>>537
＞だが、京都在住の男子高校生よ、君たちには防女の制服を見るチャンスがある！
＞それは、大学や市民会館などを使う大規模な模試の時だ！
＞十中八九制服姿の乙女を見ることが出来るぞ

>>314の田沢あたりが校外模試会場で”あの！”防衛女子制服を着て
他校の学生達の前でウロウロしたりしたらどうなるのでしょう？
やっぱり、その会場の平均点はダウンすのでしょうかねぇ・・・

↑
で、模試の帰りに制服姿でファーストフードでお茶したり
デパ地下でお菓子を買ったり・・・・

潜入するのがメイド科の表芸の一つだが、実習を称して
バニーガールやキャバクラやホステスをやる訓練があるのは
関係者以外、表には出せない秘密だったりする。

>>366-393の「初陣」を投下した作者さん
この救難信号を受信されましたら、補給（新作）投下を
お願いします。
また、どなたでも補給部隊でこの信号を受信されたところは
量の大小は関係なく投下を願います。

送れ

http://d.hatena.ne.jp/makaronisan/20061119/1163873689
↑
この学校に素性を隠して防女の生徒が潜入したら・・・・

いや、リアルにあるんですねぇ

追加
http://sagisou.sakura.ne.jp/~sakuchin/kazumi/05/63.html

そうか、マッパも居るのか・・・・
（防女の校風では無いかもしれんけど）

へぇ・・・これ出るんだ
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4894217104
でも、防女のネタにはならないな

>>543の学校でも>>544のような事が(ry

しかし>>544は興味深い。男女とも「異性が居ない」故にだらけるという点が共通している。
それを言うと軍隊なんて究極の野郎集団なんだけど、旧軍は特に服装には厳しいイメージがあるなぁ

不潔だったり、整理整頓が出来ない人間は兵士失格だし
服装がだらけていたら「指導」をくらうと思うが、多分
日常会話での下ネタや言い回しがきついと思う。
でも、ほとんどがキスもまだのおぼこばっかりなんだよね。
若い男性教官は居ないだろうけど、苦み走ったダンディな叔父サマ教官は
密かに大人気だろうなぁ。

助教A「1号生徒川内リナ、進路指導を行うので本部棟５号室まで出頭せよ」
助教B「なに抜け駆けしとんじゃﾜﾚ？ 『進路指導』は公平にと申し合わせたじゃろが！！」
助教A「うるせー、SATで確保するのが一番いいんだよこのｸｿ」
助教B「防女生徒はみんな自衛隊の貴重な人材ぞ」
校長「わしが防衛女子校校長、江田島(ry 」

リナ「... 」

莢「いやーリナ先輩凄い人気ですにゃ」
教官「貴様らには無理だがな。さて進路指導だが、ふむ。そうかそうか、会計隊志望か」
莢「その通りでありますっ。会計隊で9時5時勤務に邁進するのであります。ついでにｱﾌﾀｰはｵﾀｼｮｯﾌﾟに突撃であります」
教官「（頭痛い...）貴様、ｿﾛﾊﾞﾝできんだろう」
莢「ｵｵｩ orz 」
珠「...」
教官「貴様はどこだ。志望はあるか」
珠「ﾄｸﾆｱﾘﾏｾﾝ、教官ﾄﾞﾉ」
教官「ええいどいつもこいつも面倒な奴らめ。貴様らみたいな狙撃ﾊﾞｶは全員普通科志望だ！」

本人や実家に、あちこち（陸海自衛隊や海保、警察他諸々）から、やんわりと
勧誘が来ている反面、防女内の助教や教官陣に対しては、古巣や伝手や人脈や
将来の天下り先になりそうなとこのＯＢを介して「うちに良い人材を！」と攻勢が
凄いのでしょうな。
でも、学校の成績がダイレクトに現場の能力に繋がる訳ではないからな。
貰うモン貰って、淡々と本人の希望と適性で配属を決めるのでしょうが
毎年何人か出るリナみたいな「規格外」の処遇はな・・・・

オリンピック強化選手にすればメダル確実
下手したら、卒業時に各種経費の即時精算を申し出かねない
海外勢に持ってかれる可能性も無くは無い。
で、本人は「どこでも良いですよ〜」
担当教官と、とりあえず手を付けている陸自の採用担当は胃に穴があく思いだろう

防女の学生が目立つと言うなら、課業の合間とか
校外外出のおりに、ちょっとした息抜きに居酒屋とかで
つまみと日本酒で一杯という、オヤジっぽい飲み方をしてたら
運悪く警察に補導（年齢からいって逮捕ではない）されたのを
新聞沙汰にされたら・・・
一番ありそうな不祥事ですな。

>>549
＞学校の成績が…
本物の脳みそ撒き散らしに耐えられるかどうかは、「やってみなきゃ解らない」訳で。
実家がそういう家系なら覚悟の一つも出来てるだろうけど絶対じゃない。

でもって、特にその辺に問題の有りそうな香具師ばかり集めて、猪とかで実習ってネタはｗ
（表向きは解体要員ですが）

「お嬢様メイド編」より先にドラグノフ・ガールの続編が書きあがってしまった
なんかSS少ないみたいなんで投下してみる

防女大演習場にある長距離射撃訓練場は、いつになく大勢の人が集まっていた
迷彩服姿や背広姿の男たち、そして一部は女性、真ん中で腕を組んで仁王立ちしているのは、陸将補の階級章を付けた迷彩服の初老男性だ
「それでは状況を説明します。私の指さす方向、約８００ｍ先に１枚の標的が立っています」狙撃分隊先任教官が指さした先に皆の視線が集中する
そこには黒い人型の的が３枚並んで立っていた
「あの、３枚ではありませんか？」集団の中から疑問の声が挙がった。何人かが手持ちの双眼鏡で的の方向を見る。そして「あっ…」驚愕の声を上げた
「あぁ、そうか…ちょっと失礼」先任教官が手に持った無線機に何か話しかけると、３枚ある的の両端２枚が手を振った


「的に向かって左は、彼女の教官である松原さと子２等陸尉。右は彼女のバディ（相棒）相沢早苗１号生徒です」
的を間にして立つ２人の間隔は１ｍもない「的には陶器でできた８枚の板が張ってあり、それぞれ命中したら割れるようになっています」
ざわざわとざわめく人混み「え…これで撃つのか？」「実弾…だよな？」「危ないから止めさせろ！」
片手を上げて人々を制する先任教官「まぁ皆さん、ご安心を。我が防衛女子校が誇る『ドラグノフ・ガール』の実力をご覧下さい」
そして先任教官は、伏射ちの姿勢で待つ目の前の隊員に声をかけた「よし、始めろ川内」
「りょ〜か〜ぁい」軽いノリで返事してドラグノフの安全装置を解除したのは、狙撃分隊１号生徒・川内リナである

タン！と銃声が響き、的の一部が白く変わった。大きさはトランプほどでしかない
続いて間をおかず２発、３発…と連射し、的に張ってある陶器の板がすべて砕け散った
その間、わずか１５秒
おぉ！と歓声を上げる人々、その場に立ち皆の前で頭をかきながらお辞儀をするリナ
「以上で訓練展示を終わります。この後、本庁舎において資料配付等を行いますので、そちらの方に移動して下さい」
射撃レンジに横付けされたマイクロバスに、人々は乗り込んでいった

「接待終了…ってところかしらね」人々が去っていくのを見て、松原教官が口を開いた
「さすがリナ、全弾命中か〜」横にある的を見て、早苗も感嘆の声を上げた
「彼女の腕は信用してるけど、さすがにあまりいい気持ちではなかったわね」と松原も苦笑いをする

迎えに来たジープに乗り込む２人
「防衛庁はともかく、なんで外務省や文科省から人が来るんですかね？今回の訓練展示はウチが強襲科から独立するかどうかの話でしょ？」
「リナを次のオリンピックに出したい、っていう話があるのよ。今日来てた制服組のトップ…蒲田陸将補、あの人の役職知ってる？」
「なんでしたっけ…統幕の体育班長？」「体育室長よ。まぁこの結果を見たら満足して帰るでしょう」
「リナもオリンピックに出るのか〜」感慨深そうに言う早苗「今のウチにサイン貰っておこうかな…」
「あの子のサイン？将来的に芸能人になっちゃったりするとか？まさか…あの天然ぶりで？」思わず失笑する松原だった

射座でリナを拾って隊舎に向かう
「お疲れ〜どう？怖かったりした？」早苗が尋ねる
「ん〜そうでもなかったかなぁ」とこちらはいつも通りのリナ「…少しは怖がってよね」口をとがらせる早苗
隊舎に着くと、先に帰っていた先任教官が待っていた。苦虫を噛み潰したよう顔で…
「あれ？先任教官…何かあったのですか？」松原が尋ねる
「あぁ…ちょっと、いやかなり厄介事だ…」

「ドラちゃん撃たせてくださいよぅ(＞_＜。)」珍しくリナが半泣きになっている
「しょーがねぇだろ、オレもお前も宮仕えなんだから…上の命令には従わねーとな。さ、もう一回だ」「ふえぇ…」
訓練展示から３日後、屋内３００ｍ射場
リナが手にしているのは毎度おなじみドラグノフ…ではなく、日本のH工業製ボルトアクション式狙撃銃だった

「うわ、何ですかこの弾痕」記録用紙を見て驚きの声を上げる早苗
「脚使用、５発、時間制限なし…って的の中に２発しか入ってないじゃないですか」その２発も上だったり斜め下だったりと、まとまりがない
「どこの新兵…と思いきや、これってリナの成績なのよね」ふぅ、とため息をつく松原
「銃自体の性能が悪い…って事はないんですか？」そう聞く早苗に松原は一枚の記録用紙を手渡した「同じ銃よ」
「３００ｍ、５発、１５秒…うわ、全弾ど真ん中。射手は…あぁ、タマちゃんか」３号生徒の雑賀珠子は同じくボルトアクション式の銃をよく使う「銃の性能はバッチリ、って事ね」
「しかし、なんでこんな事に…」話は３日前の訓練展示直後に始まった

「どうですか？彼女が『ドラグノフ・ガール』です。十分オリンピックで金を狙える実力があると、私は考えます」
先任教官が自分の部屋で話す相手は、統幕体育部長・蒲田陸将補だ
「…成績的には申し分ないな」オリンピックなど自衛隊の体育競技全般を統括する蒲田は、資料に目を落としてそう言った
「は…ついては以前からのお話どおり、我が狙撃分隊を強襲科から独立させて、さらに実力ある狙撃手の育成に…」先任教官の言葉を遮り、蒲田は口を開いた
「しかしだな、なぜ敵国ソ連の銃なぞ使わせておるのだ？我が日本を背負って立つのなら、国産の銃を使わせるべきだろう」
「は？いや、今はソ連は…」戸惑う先任教官にかまわず続ける蒲田
「私は愛国者だ、この国のすべてを愛している。私が愛するこの国の代表が、なぜ敵国の銃を使わねばならんのだ！」
「いや、ですから…」何か言いたい先任教官だが、蒲田は聞いちゃいない

「それに狙撃銃の命中精度は、ボルトアクション式の方がいいことぐらい知っている。彼女にあのような性能の悪い銃を使わせてきた責任は諸君にあるのだぞ！」
「それは一概には言えないのですが…」
「私が高射特科の出身だから、銃のことは知らないとでも思っているのか？君ら戦闘職種はいつもそうだ！理論も知らず経験だけでモノを語る！」
自分の言葉に自分で激昂しているらしく、だんだんとテンションが上がってきた
「彼女をオリンピック選考に出すのは良かろう、しかし条件がある…国産のＨ工業製の狙撃銃を使わせること。これが条件だ」
思わず立ち上がる先任教官「いや、しかしそれは…」
「しかしも案山子もない！この条件がのめなければオリンピックも科への昇格も無しだ！」

「…と、こういう理由なワケだ」先任教官の話を聞き、顔を見合わせる松原と早苗
「そういえば蒲田将補、高射特科大隊長時代に『訓練で私物を使うな』って言ったことがあったらしいわよ」と松原
「銃との相性も大事なんだけどなぁ…リナがかわいそうですよぉ教官」とこちらは早苗「何とかならないんですか？」
「校長に話を通すのもいいんだが…校長は海将補だから、陸相手だとトラブルになるかもしれんしな」
先任教官の手には今日のリナの成績記録がある「これを見せて何とか説得してみるよ」

（とは言ったものの、厳しいかもしれんな…）あの手のタイプはデータを見せても自説を曲げない事が多い
特に蒲田陸将補はその「愛国的」言動が一部政治家に疎まれて、今の仕事（本人は閑職と思っている）に回されたという
おそらくは相当、頑固に自説を押してくるだろう
（どうしたものか…）そう考えながら先任教官室に戻ってくると、机の上に一枚の封筒が乗っていた
差出人の名前はなし、切手もなし、宛名には「狙撃分隊先任教官殿」とだけ書かれている
（…？）疑問に感じつつ、封筒を開けて中身の手紙を開いた
「…これはいったい？」とまどいながらも先任教官は内線電話に手を伸ばした

数日後、市ヶ谷防衛庁
ここ統幕体育室で蒲田陸将補と対峙しているのは、珍しく陸自第１種制服に身を包んだ松原教官と防女の制服を着た早苗だ
「…というわけで、この成績のとおり彼女にＨ工業の狙撃銃は合いません。いい銃とは思いますが…」
「それは君ら指導部の責任だろう？今まで教えてこなかったツケだ」と自説を曲げない蒲田
ふぅ、と心の中でため息をつく松原「仕方ありませんね。早苗、例の資料を」
早苗がカバンから数枚の資料を取り出した
「蒲田将補、Ｈ工業の専務、前橋さんはご存じですね」資料を手にして松原が言う
「あぁ、彼も私と同じ日本をこよなく愛する者だ…なんだ、私を疑っているのか？彼から何か報酬を得ているとでも？」
「いえ、そうではありません。『ドラグノフ・ガール』の事は彼から聞いたのですか？」
「あぁ、彼も『あんな銃を使わせるなんて、国に対する裏切りに等しい』と憤慨しておったよ。だからこそ、最新鋭の狙撃銃を君らの元に送ることができたのだ」


「そうですか…では、この写真をご覧下さい」松原が数枚の写真を蒲田の前に広げた
「この方が前橋さんですね？」写真は明らかに隠し撮りされたモノ、そこには喫茶店や駅のベンチで手にした荷物をひそかに交換している前橋と謎の人物が写っていた
「…これは、何だ…」「前橋さんと荷物の交換をしているのは、中国大使館２等書記官のヤンという男です。まぁ明らかにスパイですね」
口をポカンと開ける蒲田にかまわず松原は続ける
「Ｈ工業でここ最近、次期新型小銃に関する情報漏洩の噂がありました。そして、ある情報から前橋さんを追っているところ、こういう写真が撮れたのです」

「リナにドラグノフを使わせないで得をするのは、次期オリンピック開催国で日本が嫌いなあの国かな？とか思ったりしちゃいますね」とこれは早苗
「これは憶測でしかないのですが、このヤンが前橋さんに『蒲田陸将補に言って、ドラグノフ・ガールからドラグノフを取り上げてくれ』と依頼した可能性があります」
「…まさか、まさかそんな…」頭を抱える蒲田「彼が、私を利用したというのか…」
血の気がなくなるほど強く握られた手の中で、資料と写真が握りつぶされる。その顔は真っ青になっていた
「愛国心はよろしいのですが、それが常に正しいとは限らない…と私は考えます」そう言って２人は席を立った
「では、失礼します。できればリナにドラグノフを使わせていただきたく思います」そう言って踵を返し、部屋を後にしようとした松原たち
その時、蒲田陸将補が絞り出すような声で言った「オレはどうなる…？」


「オレはクビか？いや、スパイの手先になっていたんだ…懲戒処分かあるいは非合法手段か…」
そんな蒲田陸将補を一瞥して「別にどうも」と松原は言った
「この情報は公安のごく一部と我々しか知りません。防女のネットワークはご存じでしょう？」
「…あぁ、君らは君らに害をなす者には容赦しないのだったな…」
「公安側がこの前橋さんを作業玉として『運営』するか、それとも不慮の事故に遭って頂くか…どちらにしろ、あなたに害はありません」
「…恐ろしいな、君らは」顔を上げじっとこちらを見据えて、蒲田は言った
「女はいつも恐ろしいモノですわ、では失礼」頭を下げて松原たちは部屋を後にした

数日後、防女屋内３００ｍ射場
競技用２２口径ドラグノフの軽い発砲音が射場に…すでに２時間以上響き続けている
「んふふ〜私のドラちゃん…(´▽｀*) 」満面の笑みを浮かべているのは、久しぶりにドラグノフを手にしてご満悦のリナだ
「リナ〜もう止めようよ〜」「私たちの訓練ができないよ〜」後ろに控える分隊員たちの声も聞こえていないようだ

「蒲田陸将補は勇退するそうです」横で見ている松原が先任教官に話しかけた
「ま、そうなるだろうな。プライド高そうな人だったからな」とこちらはまったく興味なさそうな先任教官
「しかしウチの科への昇格話も立ち消えになっちゃったよ…orz」「あら、でもまたチャンスはありますよ」「そうだな…」
そして２人は、幸せそうにドラグノフを撃つリナを見た
本当に幸せそうな笑顔に、２人の顔もゆるむ
「ま、いいか」「そうですわね」

「まぁ問題がもう一つあるんだがな」そう言って先任教官は一枚の封筒を取り出した
「あら、これが例の？」「あぁ、見てみるか」松原は手渡された手紙を取り出して読み始めた
----------
蒲田陸将補の周辺を調べられたし。特にＨ工業専務、前橋健一に注意されたい
彼女の活躍する姿を、我々もぜひ見たいと願う

ロシア共和国内務省　陸軍少将　アンナ・Ｖ・ガラーホワ
----------

「…いろいろと突っ込みどころが満載ですね。手紙が流ちょうな手書きの日本語なのもそうですが…」
「なんでロシア内務省がウチの内情をここまで知ってるのかね？しかもこの手紙、切手も消印も無いし住所も書いてないんだよ」
防女に届く手紙は、学生への手紙以外はすべて差出人がチェックされることになっている。それ以前に住所も切手もない手紙がなんで届いたのか…
「教務課の方にも記録は残ってなかったよ。直接オレの机の上に置かれた…んだろうな」
「スパイが？いるんでしょうね…しかしリナはロシア人に人気ですね」
「ま、ドラグノフの知名度が上がって喜ぶのは彼らだからな」

「ね〜も〜お昼だよ〜」「ご飯食べに行こうよ〜」
「あともうちょっと撃たせて〜」そんな同級生たちを尻目に、５００発目の弾を的に撃ち込むリナであった

〜完〜

入校して１ヶ月で来週には試験もあるという状況なので、短編なのはご容赦を
お嬢様の登場は待っててください…下手したら来年になるかもorz

おお、GJ！

投下ありがとうございます。
しかし、リナですが、これだけあちこちで有名になると
競技会選手として国威増進に努めるか、後進の育成要員かで
現場に投入しづらくなりますな。
結局、陸自に行くのでしょうか？

あとは、海外勢も含めた銃器メーカーからのスカウトか
あちこちの国で、ジュニア層を育成するためのコーチとしてか。

防女の卒業生なら全員、ネィティブ並の英語力＋日本語以外の一カ国語を同等レベルですから
選択した語学によっては、大使あたりがお百度を踏んで・・・と言う人材もいるのでしょうなぁ。
リナはロシア語ですかな？

ロシアネタがずいぶん多量に投下されてるけど、防女みたいな組織に
一番興味をもっているのは、我らが困った同盟国なんだな。
本国はともかく、在日米軍が実質植民地軍である自衛隊傘下の軍事学校である
防衛女子をどんな風に見ているかが気になります。

防衛女子の卒業生だが、ある時期までは、数人の大学進学組と
それよりは多い、防大進級組を除くと、ほぼ全員が自衛隊に入隊していた。
と、いうか自衛隊しか受け入れ先は無かった。
その後、カリキュラムの深化と、より専門的教育を施された人材に対する評価から
海保と警察が試験的な受け入れを開始し、彼女たちは実績で後の防女閥を形成していく。
しかし、防女自体「中堅幹部養成学校」であり、優秀な現場指揮官候補として
実戦部門を持つ官庁がメインの受け入れ先だった時代が長く続いた。
しかし、近年、大量の受け入れを打診を始めた官庁がある。
入国管理局と人権保護の為の権限を持つ法務省である。
特に、入国管理局では密入国の組織化・大規模化傾向に対し
自治体警察では対処できなくなると考えており、また、将来創設される「国家警察」において
一定の発言権を保持するため、有能な人材を渇望していた。
同様に、外務省も独自の将来保持を考えている、独自の情報機関の雛型としての
情報チームの要員として、軍事・諜報訓練だけでない、複数の語学と強力な学閥を有する
防衛女子の卒業生を求めている。

以前の、「蒼い瞳の防女生」たちが各機関の奪い合いになる現状に変化は無く
更に卒業生達に対する青田買いと、個々の防女教官に対する攻勢は激しくなっている。
特に、最近では「自衛隊による有能な人材の囲い込み」を問題にしてくる傾向もあり
初期のＯＧを激怒させる事件もあった。
この時期、公用・私用を問わず校外に外出する学生を狙って防女周辺に長期に渡って
駐車、もしくは佇んでいる人間も多い。
・・・・駅まで結構あるため、ちゃっかり送ってもらう豪の者も居るようだが。

そーいえば、「クリスマス・ドロップ」の続編は今年のクリスマスに投下ですかな？

防女じゃ学年によっては、こんなのを毎日反吐がでるまで
身体に叩き込まれてるんだよな。
http://www.youtube.com/watch?v=_YP0DWRf_wU&eurl=
現場向けの学校だし

如何にうわべは「可愛い」「美人」であっても、防女訓練の本質はこれ。
地元じゃ、どんなに華奢だったり小柄であっても防女の制服を着ている女にだけは
チョッカイをかけるな！と言われている。

が、しかし。
ロシアの軍事学校がそうであったように(バレエだったか)
防女でも様々な一般教養が十二分に教えられるはず。

……かくてカリキュラムは更にキツくなってゆく

カリキュラムがキツイのは根本設定で。
なによりも、２４時間完全拘束体制で一番生命力と柔軟性が高い時期の
女子を６年間、時たまの短い休暇（そう、長期休暇とはいえ、一般学生より遙かに短い）を
複数の専任教官をほとんど貼り付けで叩き込むのがこの学校。
世界的に見ても、ここまで金と手をかけられた軍関係者は、一部の特殊工作員くらいという
金満日本でなければできない教育プログラムを組んでいる。

だから、たまに政治的な理由で太平洋の向こうの同盟国の軍事学校に
短期留学した学生に対して、担当官や校長や現地高級将校等が
「永住権と奨学金をこちらで持つから正式に転校しないか？」と勧誘されるのである。

・・・最近、一部の政治家から「中国との交換留学生」が提起され、関係省庁（主に防衛・警察・内閣府）が
巻き返しに必死になっていたことは記憶に新しい。

>>525ネタのＳＳだけど、誰か設定無い？

919 名前： 日出づる処の名無し [sage] 投稿日： 2006/11/29(水) 21:08:06 ID:a7LCO9kn
海保の人曰く

「海保は帝國海軍の末裔、海自は帝國海軍の亡霊」

だからねぇ。そりゃ海軍の血が入ってれば練度はあがるよｗ

※海軍は敗戦で解体されたが掃海部隊は残った。
　　そしてその部隊が異動してできたのが後の海保。
　　なので帝國海軍の直系は、新設された海自ではなく海保とも言える。

露ＦＳＢ長官“お忍び訪日”　日本の防衛女子校関係者らと会談へ

　旧ソ連国家保安委員会（ＫＧＢ）を継承するロシアの情報機関、連邦保安局（ＦＳＢ）のパトルシェフ長官が３０日、
来日し、日本の防衛女子校進路指導担当教員と情報交換する。日露情報筋が明らかにした。

>>573
特にない…かなぁ？

「国家諜報機関がマジで出来たら、防女からもかなりの人数が派遣されるだろう」
とかカキコがあったと思うけど

>>574を聞いた両用科学生の反応は如何に？

ウチらどっちかというとSEALsとかSAS寄りだから〜

そのネタで一本よろしく！

防女の現役学生とか、親族がアンダーグランドの勢力に迷惑をかけられたり
トラブルに巻き込まれたときは、防女ＯＧの弁護士が出て来るのでしょうな。
問題家庭出身者が多い分、娑婆での戦い方は腕力だけでは解決できないことを
身にしみている学生は多いはず。
強制服務期間後に地道に勉強して法曹になったのも一般女子校の比率より高いと思う。

同様に、自分で会社を興して長期休暇中の学生のバイト先を提供したり
ＯＧの再就職先になるくらい大きくしたＯＧもいるかも知れない

以前、お嬢様学校に教えに行く話があったけど
地域奉仕で、荒れている中学校に補助教員として
シメに行く１年生というネタを考えていたが・・・

これも結構逝ける気がする
http://www3.synapse.ne.jp/komusou/rafu286.htm

日本で一校しかない軍事女子校・・・しかも中高一貫の国立名門校であるところの
防衛女子だが、ほぼ６年間におよぶ時々の休暇を除く完全拘束教育体制や
全国模試での存在感、それに学生に費用は一切かからず、給料まで貰えるという話から
昨今の格差社会や教育問題から注目度が急激に高くなってきた。
が、注目度が高いと言うことは色々な妄想のネタにもなってくると言うことで
特に「６年間男と接触しない滅茶苦茶可愛い制服を身に纏った軍事少女たち」というネタが
余程美味しいのか「男に免疫無い娘ちゃん」が登場するエロマンガ・小説のかなりの割合で
一見防女だが、よ〜く見るとちょっと違う！という学校が出現している。
それと、同じくどっかで見たようなよく似たデザインの制服を使ったＡＶとかも。

所詮、お話で一種の有名税とも言えるが、そこら辺を全く意識せずに
「あの学校の生徒はあんなに美人で可愛くてちょっとＨで・・・」とリアルエロゲーを
妄想する輩が・・・主に海外に多いのは、接触する機会が皆無だからだろう。
で、最近、防女の学生が海外研修に行ったとき、ストーカーと言うか
日本野鳥の会会員と言うかが金魚のフンすることが増え、どう対策するか
頭を悩ましている関係者が出現している。

何回目の繁閑期突入だろう。
冬コミ原稿で修羅場ですかな？

>>574
海自と海保は血の繋がらない兄弟だよ！
海軍として復活させるためにＹ委員会によって海自はできたので、海保とは
それほど繋がっていない。（陸空は自衛隊だが海自は海軍）
帝國海軍の直系は海自であり、海保はただの海保でしかないし、むしろ他人。

アーレイバーク大将のおかげだな！

>>580
＞防女の現役学生とか、親族がアンダーグランドの勢力に迷惑をかけられたり
＞トラブルに巻き込まれたときは、防女ＯＧの弁護士が出て来るのでしょうな。

防女ＯＧが遺した一人娘の後見に、元バディだった女性弁護士が付くとか

気が早いかも知れませんけどクリスマスＳＳを投下してみます
オチが弱いのは仕様です　orz

いったいなんでこんなに悲惨なのか？
今年もまた、この日が来てしまった。１２月２４日、クリスマスイブ
いや、言い訳なら出来るかもしれない。
「そもそも私は仏教徒だからキリスト教のお祭りなんて関係ないわ！」
普段、宗教など気にしていないのにこの日だけは仏教徒になる、これは詭弁である
「いや、クリスマスは宗教の祭りであってオトコと過ごさないと行けないいわれは……」
実際は、日本の約７割の独身男女が『クリスマスは恋人と過ごしたい』と考えている
（ttp://cp.intl.match.com/jpn/livedoor/cnt/press/20051129.html）
よって、これも詭弁であると言える。
「クリスマス？　何それおいしいの？」
「今年のクリスマスは中止になりましたーっ！」
これは現実逃避である

我らが防衛女子校、この時期になると、毎年奇妙なビラがあちこちに貼られる
有名な戦争映画とか手記とかの一節をパロディにし、クリスマスを皮肉る内容だが、
いつの間にか風物詩となってしまった
無意味にレベルが高いのだが、誰が何のためにこんな事をやっているかは不明である
ウワサによると、独身の教官達がやっているとか居ないとか……

「私なら誰が潜んでいるかもわからない、ネタに困った週刊誌記者や生中継中のテレヴィ・カメラによって
アンブッシュされているやも知れぬ繁華街で彼氏をゲットするような愚はおかさない。
こういった繁華街では血気盛んな防女生たちが無謀にもオトコをゲットしようとするであろうから
露払いは彼らにやらせてしまえばよい。そうして、この一帯に危険が無いことがわかってから
おもむろに勉強と訓練に疲れた顔をしてナンパされればいいのである。

このようにすれば青春ど真ん中にも関わらず彼氏作りレースをあらそう女子学生という恥をさらさずに
すむために一石二鳥である。いわゆる二次元主義者の男は防女生に彼氏の１人もいないことについて
騒ぎ立てるだろうが、戦場においては慎重に行動したものだけが生き残ることができるのだ。

もしこのような行動に異議があるのならば、ご自分で彼女をゲットなさるがよい。
もっとも、老若男女のひしめくこの現代社会で、狙い通りに彼女をゲットできる保障などどこにもないが― 」


「今年は柘植久慶か……」
ラウンジの掲示板、各種ポスターの間にぽつんと貼ってあるＡ４版の紙を見て、憲兵隊長こと王仁沢リンは呟く
確か去年は「海上護衛戦」の台詞『一年に一回しかないクリスマスに、単位がなんだ！　補習が何だ！　馬鹿野郎』
とかいったくだりのハズ
それにしても、わずか十数行の文章で作者が分かるのだから彼女もなかなかである
何を隠そうリンは柘植久慶のファンなのである
もちろん、著書の大半を所有しているのは言うまでもない
ラウンジに列をなして並べられたソファーに座り、風呂上がりのひとときをコーヒー牛乳片手に楽しむ
年末の狂気じみた忙しさでさえも、この一瞬を侵しがたい
ふと目をやれば、いい加減古くなりガタが来ていた１５型ブラウン管テレビに変わり先週から
置かれた５０型プラズマテレビが視界に入る。特番のバラエティ番組をやっているが、さして興味はない

「委員長」
「ん？」
言われて振り返ると、風紀委員の姿をした娘が２人
「ただ今から夜間シフトに入ります。終了時刻は２２００、です」
「分かった。予報では降雪があるらしいから、注意すること。……すまん」
最後の「です」にアクセントがあったのが分かる。「時間を短縮してくれ」という意味だ
それはできない、と言う意味で「すまん」と言ったのだが、意味を理解してくれただろうか
ビシッと敬礼を交わし、去っていく２人。後ろ姿はあまりにも惨めだった
責任感を感じないわけでは無いが……

防女にクリスマスは無い。いや、つい最近までは「無かった」
過労死寸前のプログラマーじゃないんだからと２５日はなんとか休みになるよう
スケジュールの調整がされたのが数年前。一昨年からはクリスマスの前後、２３日の
天皇誕生日を入れ少なくとも３日間は休めるように出来ている。連休だからと帰省する者も結構居る
勿論最も多いのは「地元舞鶴でオトコを捕まえてやる」と威勢のいいことを言う生徒、特に６〜３号達だ
彼女たちの内、一体何人が現実を知っているというのか。ある教官は語った
「あいつらは、何も知らずスターリングラードに向かうイタリア兵みたいなもんだ」
防女生に人気がないわけではない。そこいらのお嬢様学校とはまさに桁が違うスペックを保有しているからだ
ところが、長い寮生活でオトコを引っかける術を忘れたこと、引っかけてもその後の連絡手段が極めて少ないこと等
様々な理由により、結局防女に泣いて帰ってくるのである、合掌
興味深いこととしては、つい最近までは防女の制服を着ることがメリットになっていたのに
近年舞鶴の男性諸君に「あの制服は防女だからパス」と言われるようになってしまった
ゆえに、「いかに防女生に見せないか」という重要なファクターができたのである。つるかめつるかめ……

ラウンジの人口密度は高い、みーんなやることがないのだ。しかし、この文化祭３日後の学期開けテスト
みたいな空気はなんとかならんのか……
「なにやってんスか？　いいんちょ」
さっきとは違う声が飛んできた。仰ぎ見ればガタイの良い体つき。頬の切り傷は強襲科の証
胸元のプレートには「３号生徒：源田さつき」
「なんだ、源田か……」
「なんだとは何ですかなんだとは！」
「イヤ、すまん」
「しかしなんスね、風紀委員長ともあろう方が防女に引き籠もってるとは」
ムッと来たので言い返してやった
「引き籠もりって……人のこと言えないだろう」
「そう！　そーなんですよ、アハハ」
開き直りつつ頭をかくさつき、無性に腹が立ってきたのでコーヒー牛乳を一気に飲み干すリン
「まぁ、防女でマトモに恋愛したきゃ、夢を見続けるか……」
ド真面目な顔になり窓の外を見るさつき。視線の向こうには今まさに夜の街へ進撃しようとする
女達の姿があった。１０代以外の女性が混じっているのは気のせいではない、間違いなく教官達も何人か居る
「禁断の愛に走るか……」
視線を室内に戻す、その先には、仲良く肩をくっつけ合いさらに腕組みまでしながらＴＶを眺めている
２人組の姿があった
「妄想の領域にはいるか、ですからねェ」
後ろを振り向けば、どこからか持ち出されてきた机に山のように置かれた漫画とライトノベル
机には「クリスマスなんて信じていない生徒に限り自由に貸し出し」と書かれた紙が垂れ下がっている
……どうやら徹夜するつもりらしい、毛布と菓子類まで用意してある強者も居る
「憲兵隊長としては、就寝時間にうんたらかんたら〜って言い出すべきっすね」
さつきがズブリ、と皮肉った
「そこまで融通が利かんわけじゃない」
と言って立ち上がるリン。スタスタとラウンジを出て行く
「あぁ〜怒ったんなら謝りますって！」
「そうじゃない、まだやることがある」
そのまま奥深く消えていくのであった

「昨年度の内容と比較して……っと」
こぢんまりとしている委員室に戻り、風紀委員会のレポートを書き上げる
予算がどうの、活動報告がどうのなんて、年末ではなく年度末に纏めてやってしまえば良いのだが、
十中八九地獄を見ることになる。こつこつやるのが一番良いのだ
これが電子化、ＰＣ化されているから良い。とてもじゃないけど手作業でやる気にはならない
しっかし面倒である、これも委員長の責任と言えばそうだが、逆に言えば委員長でなければ遊んでいられる。
考えるのも鬱になってきたので、足下のラジオのスイッチを入れる。音楽と共に、ＤＪの声が聞こえてきた
「……では今の市街の様子を聞いてみましょう、栗田さーん」
やや遅れて、曇った声が聞こえてくる
「はぁい栗田です、今舞鶴の駅前に来ています。少ぉーし雪が降っていますが大勢の人で賑わっています」
冗談だ、そんなはずはない、嘘だと言ってよ、ナレーター！
「今年は市が主催するクリスマスイベントもあり、大勢の家族連れやカップルが足を運んでいます
　それでは街の声を聞いてみま――」
限界だった。わずかに残った理性を使い、ラジオをたたき壊す前に電源を切った。ふー、びっくりした。
「……くすん」
そんなバカな！　と驚かないでいただきたい、「あの」憲兵隊長だって年頃な女の子なのだ！
妙に詰まった鼻を啜り、やけに滲んだ視界を拭いながらまたパソコンのモニターと向き合う
しかし突然、ダンダンと誰かがドアをノックした。急いで机から手鏡を出して顔を見る。
よし、問題なし。息を整えてから、入れ、と言った。けれどまたダンダンとドアを叩くだけで入っては来ない
「開〜け〜て〜よ〜」
ドアの外からだらしない声が響いてきた。声の主は親友である桐島カレンであった
見れば、両手にビニール袋をぶら下げている。今にもびりびりと裂けそうなほど詰まっている
「飲もう！　飲もう！」

飛び跳ねながら催促してくる。よくよく見ればビニール袋の中身は酒とつまみだらけだ
「あのねカレン……いくら何でもアルコール担いで校内を走り回る……」
待てよ？　そもそもどうやって酒類なんて手に入れたんだ？
いくら何でも校外で買ってくるわけにはいくまい。慰安施設の居酒屋から引っ張ってきたには種類が豊富だ
第一、酒を水同様に飲みまくる教官達のせいで、もう一滴も残っていないだろうが
「早く早くぅ〜」
もう考えるのも疲れた。道ばたに落ちていた物を拾ってきたことにしよう
「えぇ、そうね」
「やった♪」
外を見れば、いつの間にか雪が止んでいた。雪により光が乱反射してくれるおかげで、電灯すらないのに視界が効く
簡単に酔ってしまっては面白くない。どれが一番アルコール度数が低いかを品定めする
「あたしはこれ！」
と言って、カレンが一升瓶を握りしめた。ハーフなのに日本酒好きとは、珍しいのか珍しくないのか
「これって、１人で飲む気なのか？」
言うが早いかもうコップに注ぎだした。つまみの袋もバリバリと開ける。戦闘準備よろし
するとまた、ドアがコンコンと鳴った
「入ればいーよぉー」
コップに一口付けてから喋るカレン。今度は向こうからドアを開けてくれた
「お邪魔しまーす」
３人組で入ってきた。それぞれが鍋やら器やらを持っている。見れば同じ統合兵站運用科の連中である
「今度は鍋か……あなた達ね……」
「はいはい失礼失礼っ」
湯が張っている電気鍋のコンセントを壁に差し込み、スイッチを入れる。
やがて具が入れられ、たれが入れられ、数分ですき焼きが出来上がった
「卵はこれに入れてね」
そう言って器と割り箸、卵を配る。女２人のやけ酒がいつしか鍋パーティーに変わっていた
さすがのリンも「未成年の飲酒は……」とか「室内で飲食なんて……」とは言わなかった
みんながみんな、努力して幸せになれる訳じゃないさ……と達観したようなことを考える
しかし簡単に諦めるのもスマートには見えない。そういえばどこかの飛行艇乗りの手記にも書いてあった

「たまたまこんな時代に生まれついて、たまたま連れてこられたところが、ここなのさ」
「だいいちな、こんな時代に、自分の生き方だの、存在だの、考えてみてもどうしようもあるまい」
「そのときそのときを、与えられた佳き１日をだ、楽しくやるよりないんじゃないかな」

そう言えば、あの本の著者もこのやりとりの後すき焼きを食べていた気がする
「なぁーに湿気た顔してるのよ、ホラ、牛肉が良い感じよ」
同期の仲間がエプロンなぞ付けてかいがいしく世話をしてくれる
「うん」
器に肉を移してから、適当な瓶を手に取る。ワインだった
さすがに「ヴァランタイン３０年」ではない
「なんだこれは、ドイツ語か？　えーと、す、しゅ、しゅたいんべるがー？」
ワインに日本語で説明が書いてあった。石の山と言う意味らしい
「変な名前だ」
「鋼鉄の撃墜王……むにゃむにゃ」
「何だって？」
「もぐもぐ……」
「……」
「ぱくぱく」
さすがにワイングラスなんてしゃれた物はないので、コップについで飲む
彼女は見かけの割に上戸であるという事を頃合い良しとして公表しておく
しかし、傍らに万が一億が一のためのエチケット袋を置いておくのは常識である。念のため――
ドイツワインを胃袋に注ぎ終わると、牛肉にかぶりつく。そんなことを３０分も繰り返しているうちに
もう酔いが回ってきた。ちくしょう、やけに早い。酔いのせいで思考も鈍くなる
（何やってるんだ私は……）
レポートを放り投げて、校則を破り、法律まで破り、そして今酔いつぶれようとしている
悲しみと寂しさを紛らわせるためだけに、こんな事をやっていて良いのだろうか？
外では今も後輩が寒さと辛さに堪え忍んでいるのに！
（そうだ、あいつらも連れてこよう）
立ち上がると同時に、地面が傾いた。平衡感覚が無くなってきている……
「どぉこ行くの？」
酒臭い息と共に１人が聞いてきた
「ちょっとトイレ」

口実だったけれど、本当にトイレに行った。鏡で顔を確かめる。ほんの少し赤くなっていた
それでも気づかれたらマズイと顔を冷水でぱしゃぱしゃと洗う。余計に赤くなった
やけにふらつく足下をなだめながら外へ出る。１２月の風が容赦なく体温を奪っていった
（上に何か来てくれば良かった）
先ほどの２人が居るであろう場所に向かう。まるで巡査派出所のような小さい建物は、その孤立っぷりと
狭さのせいで「ウサギ小屋」のあだ名が付けられていた
（なんで守衛の真似事なんかさせなくちゃならないんだ……）
愚痴りながらがらがらと扉を滑らせる。２個のパイプ椅子、足にかけるための毛布、机、戸棚、そして古びたラジオ
全ての物が間違いなく揃っていたのに、そこにいるはずの人間は１人しかいなかった
「隊長！」
「……なんだ、これは」
残っていた１人の足下にある物体を拾い上げる。ドコにでもあるスポーツバッグだった
ファスナーをジィーッっと開けると、中には風紀委員会用の制服
「説明してもらおうか」
出来る限り優しい口調で話したつもりだけれど、顔は笑っていなかった
「は！　山崎３号生徒が、このバッグの中に私服を入れてココまで持ち運び、中で着替えて……そのぅ」
「外に行ったのか」
「あの、罰なら私が……」
今にも泣き出しそうな顔で必死に受け答えをする。ここまで追い込んだのは自分ではないかと思うと
誰かに心臓を握りつぶされるような気分がした
「どうして君は残ってるんだ」
「は……？」
「いいさ、行けよ」
そう言って２枚の毛布の内やけにふくらんでいる１枚を捲り上げる。中からは似たようなスポーツバッグが出てきた

「ここまで悪事をやる勇気があったんなら、最後まで突き通せ」
同じ事を考えた２人の内、実行できたのは１人だった、ということらしい
規則を守った方が泣きを見るというのは見るに忍びなかった
「バッグは委員室で預かっておくから、後で取りに来い。もう１人にも伝えておけ」
「……」
「行け！」
酔いも手伝って自分でも驚くほどの声を張り上げていた。そそくさと着替え出す後輩
そして私服のまま敬礼すると、俯いたまま小走りで去っていった
それで良いんだよ、それで……。人間、なにごとも踏ん切りが肝心なのよ
思い出すのは、数年前の自分。彼氏に振られたあの日を、今も忘れては居ない
（色恋に走ったって、誰も文句は言わんだろーさ）
パイプ椅子にどっかりと座りしばし休憩する。酒のせいか息が上がっている
『間違っても「いろこい」を捨て去るな！　イザって時に助けてもらえないぞ！』という、
ヘリのイロコイと色恋をかけたつまらないジョークを思い出した

動いたせいでアルコールが全身に隈無く行き届いたらしく、行きよりもふらつく足下を必死に抑え、
２つもカバンを持って委員室に入る。飲めや歌えやの騒ぎは跡形もなくなっていた
寝転がっているヤツを、風邪を引くぞと起こし、食い散らかした物を整理する
ラジオのスイッチは入りっぱなしだった。いつの間にか聞いていたらしい
「さあ、２時間半にわたってお送りしてきました『クリスマス・ソング特集』いよいよ最後のナンバーと
　なりました！」
甲高いＤＪの声に、寝ていた連中も起きあがる
最後の曲は皆さんお馴染みの云々と、曲名と作者名を告げるとすぐに背後から音楽がなり出した。
定番中の定番である音楽だったが、最後にかける価値のある曲かと言われると首をひねらざるを得ない物でもあった
「アぅタシこれ歌えぃるわ」
ろれつが回らないままカレンが叫ぶ
「歌う？　マイク無いけど」
それに答えるリン
「おっけぇー！　みぃんなでうたぁうぞ！」
それで一同合唱となる。全員泣きながらの合唱だったのは錯覚じゃ無いはずだ
中高一貫、全寮制の女子校。端から見れば可愛い物かもしれないし、事実見た目はそうなのだけれども
その中には我々軍ヲタの想像を絶するドラマがある

翌２５日、さわやかな頭痛と吐き気と共にリンは目覚めた
「あれ……？」
いつの間にか寮の部屋（タコ部屋なのは言うまでもない）、自分のベッドの上で寝かされていた
眼鏡は外され、キチンと枕元に置いてあるが、服装は昨日のまま
どうやら酔いつぶれてそのまま寝てしまったらしい。誰かが部屋まで運んでくれたようだ
しげしげと自分の体をチェックした後、ふと思い出す
――委員室の片付けをしていない！
さすがに校内での飲酒がバレたらマズイ。急いで証拠を抹消しなければ
「証拠の抹消なんて、仮にも風紀委員長が言う台詞じゃないわね……」
勢いよく部屋を飛び出したものの、動くと胃袋がひっくり返りそうでするするとすり足で歩く
ようやく委員室にたどり着き、おそるおそるドアを開けると、そこにはとてもマスコミには
知られたくない防女の現実が―――
現実が、無かった
鍋も器もコップもつまみも酒も忽然と、それこそ神隠しにでもあったかのように無くなっていた
リンの目の前には、「いつも通りの防女」があった。後輩達から預かったバッグも姿をくらましている
あのどんちゃん騒ぎは夢だったのだろうか？　二日酔いの頭痛と吐き気がそれを否定する
何となく気になって、あのウサギ小屋に足を向けてみた。
昨日の晩から今日の朝にかけてうっすらと積もった雪を踏みしめながら向かう
やはりそこでも、昨日の影は無く普段と変わらない「防女」があった
バカ騒ぎは２４日の２３５９時まで、２５日になったらはいそれまでよ、である
２５日も一応休みなのに、自分から休みをエンジョイしようとする者は居ない
明日のために、靴を磨き、小テストの勉強をし、あるいは補習に備え体力を養う
またいつもの防女が始まる、暖機運転と言えるのかもしれない
雪で覆われた道は、遙か向こうの演習場まで続いている
リンは何故か、ほんの少しホッとしたのだった

以上です
本物の女子校（or男子校）はこんなのとは比べものに
ならないんだろうな〜と思いつつ、「こんなケースもあるかもよ」
と思い作ってみますた

にしても「ちびっこ憲兵隊長☆癒し系」からドンドン離れて言ってる気がする(´・ω・`)

おぉ、これは面白い！
ＧＪ！

ＧＪ！です。

ところで
＞にしても「ちびっこ憲兵隊長☆癒し系」からドンドン離れて言ってる気がする(´・ω・`)

ソト（笑）では、猫被ってるんですよ・・・きっと

そろそろ、ここが防女にリクルートかけてくるような気がする・・・・
でもって、海保のＳＳＴ向けの専攻に手を突っ込んできて問題になるような。
http://www.sankei.com/seiji/seikyoku/061215/skk061215001.htm

GJです！王仁沢ファンの私としては非常にうれしい！

でも 「いいさ、行けよ」 は
「××××時まで外出を許可する、行け！」
にして欲しかったと思ったり思わなかったり。

>>603
あぁーなるほど、確かにそのほうが彼女らしい。
「っち、どうせおれっちは行くあても無いんだコンチクショー」
的な感じを出せればモアベターか。努力しますorz

でも「憲兵隊長」って、校外では大変にマニアックな人気層が居ると思うんだが・・・
「現役防女」「童顔」「ミニ」「美少女」「憲兵隊長」「高性能」「個体戦闘能力」等々。
・・・だが、色々と周囲の隠蔽にあって本人”だけ”がそれを知らないと言う。

彼女を外から観察するような話（そして、如何にアプローチが妨害されているか）を
記したＳＳをお願いしたいです。

あぁ、俺の最初のSS登場人物であるリンもこんなにみんなに愛されて・・
お父さんはうれしいよ｡･ﾟ･(ﾉ∀`)･ﾟ･｡

最初期設定を上げた
お爺ちゃんも嬉しいよ（泣）

リンも好きだが、憲兵隊といえばまゆちゃんも好きだぞ。

もう年末だけど、課題がクリアできずに専任助教や教官から
「お前のせいで暮れも正月も無しだ！」と罵られている生徒が
・・・最下級学年では二桁くらい居るのだろうな・

だから、３年生進級時に外部からの入学組みが皆無となるわけだが。

【チョン獣に乗っ取られ、鳥居という祟り封印を壊された・舞鶴の加津良稲荷（強力な祟り神）神社＝重要拠点】

●海上自衛隊舞鶴補給基地を展望できる、砲撃スポット
http://map.livedoor.com/map/?ZM=11&MAP=E135.21.10.6N35.28.48.9
さらに海上自衛隊舞鶴補給所のすぐ裏で、高台にある自衛隊の重要施設を一望できる場所
http://cgi.2chan.net/f/src/1166532397104.jpg
●神社から東へ１ｋｍ地点には、海自の弾薬整備所
http://maps.google.com/maps?f=q&hl=ja&q=%E8%88%9E%E9%B6%B4&ie=UTF8&z=16&ll=35.484803,135.354974&spn=0.009295,0.026479&om=1
●高浜原発まで、わずか１０ｋｍ
http://www.google.co.jp/maps?ie=UTF8&oe=UTF-8&hl=ja&q=&om=1&z=12&ll=35.506239,135.415764&spn=0.150641,0.2314
それだけでないわよ！ここから福井方面を辿ってみて！。高浜、美浜、等原発のメッカがあるわよ！
しかもその原発に行く道って殆どが一本道で場所が半島の先端。しかも冬の日本海は度々時化るから海上から
入られるかどうか。もともと原発の場所は陸の孤島みたいなものだから。。。

鳥居
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B3%A5%E5%B1%85
鳥居（とりい）は、神社などにおいて、神域と人間が住む俗界を区画するもの(結界)であり、神域への入口を示す
もの。一種の「門」である。御陵や寺院に建てられていることもあるが、一般的には神社を象徴するものとして捉
えられており、神社の地図記号は鳥居を図案化したものになっている。
------------------------------------------------------------------------------
もっと本質的なこと言うと、鳥居としめ縄ってのは神様を閉じ込めておくためのものであり、いうなれば
監獄の門みたいなものなんだが。日本の神様ってのは、ほとんどが怨霊神だからね。
「どうかおとなしく、常世の国（あの世）に居てください。
　まちがってもこの世に出てきて、祟りなど為さないでください。
　おとなしくしていてくれさえすれば、このとおり丁重にお祀りいたしますから。」
という意味が込められてるんだよ。　それを破壊したということは・・・

内面はともかく、外部に対しては政治的中立が求められている防女関係者だが
必ずしも無党派ばかりでは無く、密かに野党議員に対して政治献金していたり
日本共産党が皇室と安全保障に対して路線変更すれば、投票するのに・・・
と、考えているものもいたりする。

なんだかんだ言って、高度な知的訓練を受けたリアリストにして
プラグマティストの集団であるからして、思想のお花畑に迷い込む者は
居ないが、かといって現状の完全肯定をしている訳では無い。
国家体制に対する義務と忠誠は当然のものとして
・・・・政権が選挙によって交代するなら、防女の既得権さへ維持できるなら
さしたる動揺は無いと考えられている。

【フォトニュース】
「国防省では駄目なんですかね？」滝川クリステルのタカ派発言に一瞬呆然とする『ニュースJAPAN』の松本キャスター
ソース：ZAKZAKhttp://society3.2ch.net/test/read.cgi/koumei/1166498286/l50

多分すぐに消えると思うけど、狙撃科ＳＳ書きの人なら
これを見て思うことがあると思う。
http://nov.2chan.net/q/res/945943.htm

>>599
すっ・・・すばらしい！
ＧＪＧＪＧＪ〜！

クリスマス直前だけどクリスマスとは関係ないSSを投入する
空気を読まないオレサマが来ましたよ

やっと完成>>446ネタを投入してみます
しかしメイドさんﾊｧﾊｧな人は過剰な期待をしないでくださいorz

町中から少し離れた山の中腹
サッカー場ぐらいの大きさの敷地の中にある白いお屋敷の前には、黒塗りの高級車が止まっていた
「それでは行ってきます。留守はお願いしますね」
細い顔をした２０代前半の優男が声をかけた相手は、紺のスカートに白いエプロンを付けたメイドたちだった
「ええ、それでは行ってらっしゃいませ」
彼女たちに見送られて、高級車はお屋敷を後にした

「あぁ〜肩凝った…」誰もいなくなったお屋敷で今までの態度をガラっと変えて背伸びをするのは、防衛女子校陸上要員強襲科３号生徒の源田さつき
「あらあら…もう少しおしとやかにしないといけませんわよ」少し呆れたように言うのは、同じく強襲科２号生徒であり「強襲科の影の支配者」とも言われる鳳玲子その人である

応援sage

全課程の全学生を対象に不定期に行われる「校外実習訓練」
３〜６年の柵内生活で、ある意味「世間知らず」で「常識はずれ」になってしまいがちな防女の学生に対し、民間の生活や仕事を経験させるという名目で行われるこの訓練
（もちろん、卒業後の「特殊任務」に備えた訓練も兼ねている）
条件にあった短期間の仕事やバイトが入ると、その他の訓練や授業内容を考慮して、重要な訓練が入っていない科のスケジュールを調整してこの訓練が始まる
だから、どの科の人間が何の仕事をするかはまったくわからないようになっている

これもまた「適応能力」の訓練とも言える

「でも、だからって…何でアタシがメイドなんですかね？しかもこんなこっ恥ずかしいカッコ…」
足首まで埋まりそうな赤絨毯に掃除機をかけながらさつきが言った
身長１８０センチの彼女のメイド服は特注品だが、それでもスカートの丈が少し上まで来ている
「あら、よくお似合いですわよ」そう言って笑うのは玲子だ

彼女たちが勤めているのは陶器や家具、美術品などの大手輸入商社「鈴島通商」社長のお屋敷、急逝した両親の後を継いだ若社長が屋敷の主だ
その若社長が海外へ出張するため、留守の間に屋敷を管理するという仕事が人材派遣会社に回ってきた
そこで彼女たちが派遣されたのだ


「こんなカッコ、同期のあいつらには見せられねぇなぁ。絶対に笑われるもん」
スカートを指でつまみ上げて顔をしかめるさつき
「あら、みんなにも好評ですわよ」そう言って玲子は自分の携帯を源田に見せた

そこには清掃員の格好をした強襲科の乙女たちの写真とともに、こんなメールが送られていた
----------
送信者：川野辺ミキ
TITLE：Re：可愛いでしょ？
本文：超ウケるｄ(≧▽≦)！
もっとメイドさつきの写メ送ってくださ〜い(^o^)/
----------

「ちょっ、いつの間に撮ったんですか〜！？」
慌てて携帯を奪おうとするも、あっさりと避けられた
「油断大敵ですわ」そう言ってクスリと笑う玲子であった


「ひどいですよ先輩…あと何ヶ月もネタにされるんスよ？」口をとがらせながら窓を拭くさつき
「あらあら、御免なさいね」そう言いつつも楽しそうに笑う玲子「でも、本当に可愛いですわよ」
メールで送ったのは、さつきが大きな鏡の前で頭飾りのズレのチェックをしている写真だった
縮尺さえ気にしなければ、普通に可愛い女の子に見える
「さつきさんは元がいいのですから、そんなに自分を卑下することはありませんわよ」
「そうっスかね？今までそんなこと言われたことが無いからなぁ」そう言って窓の外に目を向けるさつき
日本人離れした身長だが、出るところは出て引っ込むところは引っ込んでいるそのスタイルはとても健康的だ
古武術をやっていただけあって立ち居振る舞いも無駄がなく、精悍な顔立ちの中に残る幼い表情もけっこう可愛かったりする

「だいたい何でただの住み込み家政婦にこんなカッコさせるんスかね？」今度は食堂の掃除だ。食器棚に並ぶ皿をのけて、ホコリを落としていく
「さぁ…先々代からの風習だとか聞きましたわ」
「あの若社長、絶対にヘンタイですよ、間違いない！」手に持った皿をぶんぶん振り回して力説するさつき
「そんなに悪く言わなくてもよろしいでしょうに…」「あれ？もしかしてあの社長、先輩の好みッスか？」皮肉っぽく笑うさつきに対して、玲子は微笑んで言った
「…さつきさん、１枚２０万円のマイセンの皿は振り回すモノではありませんわ」

「Σ(ﾟДﾟ;)」慌てて皿を食器棚に戻すさつき「もしかしてこの棚の皿って…」「えぇ、全部で１千万は下らないでしょうね」
食器棚から一歩後ずさるさつき「あの、先輩…その壺の棚拭きと交代しません？」
「よろしいですわ…これなんか５００万円のドームの花瓶ですがよろしいかしら？」「…止めときます。どの棚の皿が一番安いですかね？」
「その右奥の棚ですわ」「よっしゃ」ずんずんとその食器棚に向かう源田「でも中身の食器は３００万くらいですけど、棚自体は２千万はしますわね」
「…もう帰りたいよぅ(;´Д⊂)」

（あら？これは…）壺の底に何か見つけた玲子
そしてC4を扱うような慎重さで食器棚を拭くさつきの元に歩み寄った
「さつきさん、そこはこうやったほうが…」そう言いつつ彼女に近づき、耳元でささやいた（盗聴器ですわ）
「へ？とうちょ…痛でっ！」「あら、どうなさったのかしら？」そう言う玲子の手には毎度おなじみ寸鉄が握られていた
（大きな声を出してはダメですわ！）（わ、わかったから肝臓に突き刺さってる寸鉄を離してくださいぃ…）


「盗聴器？何で？」「わかりませんわ、私が仕掛けたわけではありませんもの」「そりゃそうか…」
使用人部屋にしては大きめの風呂場に、２人の声が反響する。盗聴器があるとわかった以上、こういった会話は安全な場所でしか話せない
その点、風呂場は安全地帯だ
「あの若社長ですかね？アタシたちの仕事っぷりを監視するとか？」「そういうことをするようには見えませんわ」
「確かアタシらが防女の学生だって事は、誰も知らないハズですよね？」基本的に校外実習は身分を隠して、派遣社員の名目で実施されることが多い
「そうですわね。まぁしかし盗み聞きなんて無粋ですわ」

湯船につかりながら、さつきは髪を洗う玲子を見た
透き通るような白い肌、やや控えめながらすらりとしたプロポーション、とても防女の学生には見えない。ましてや強襲科の生徒になんて…
筋肉が付きあちこちの生傷が残る自分の体を見て、さつきはため息をついた
「先輩、肌きれいッスね…」「あら、嬉しいですわ」素直に喜び微笑む玲子
「先輩はお嬢様なんですよね？なーんで防女に入ったんですか？」
「まぁ、いろいろあったのですわ。そういうことを聞くのはあまりよろしいことではありませんわよ」
「スンマセン。でも先輩ってきれいな肌してるし、アタシらと違ってもっとこう…」「さつきさん」何かを言いかけたさつきを制して玲子は言った
「私は今の生活を楽しんでいますわ…これではダメかしら？」そう言う玲子の手元には、チタン製の寸鉄が置かれている
「…そッスね、楽しいことは大事ッスね」

風呂から上がりバスタオル一枚を体に巻いて、腰に手を当てて瓶牛乳を一気飲みするさつき「プハーッ、うめぇ！やっぱ風呂上がりの牛乳は最高だな！」
「だからそんなに育ちましたのね…」そんなさつきを横目で見て、少し呆れたように言う玲子。その視線の先にはさつきの発達した胸があった
（私もいただこうかしら…）同じようにバスタオルを体に巻いた玲子が冷蔵庫に歩み寄る
とその時、窓の外に何かが動いた

「…！」素早く反応し、身構えるさつき「あら、ご苦労様ですわ…カレーニンさん」そう言って玲子は窓を開けた
狭い窓から器用に滑り込んできたその白人の大男は、なぜか忍び装束を着ていた
「…って、ここ２階、つぅかアタシら着替え中、って何で忍び装束！？」ツッコミどころが多すぎて混乱しているさつきをよそに、玲子と鳳家私設警護部隊隊長のカレーニンは話し始めた

「これが頼まれた荷物です」背負ったバックを下ろして玲子に渡す「ありがとうございます、すべて揃ってますか？」
「はい、お嬢様…頼まれた資料も入れてあります」「荷物と資料？」頭を捻るさつき
「それからこの屋敷周辺に妨害電波を流しておりますので、盗聴器の件はご安心を…」「相変わらずいい仕事ですわね」
「光栄でございます」そう言ってカレーニンは片膝を付き、深々と頭を下げた
「ではお嬢様、私はこれで…部下２０名を屋敷の周辺に配置しておりますので、いつでもお呼び下さい」そう言ってカレーニンは狭い窓から外へ飛び出した
「…ここ２階！って…アレ？」慌てて窓の外を見たさつき、しかしそこには誰もいなかった…
「何者ッスか？あの人…」「カレーニンさんは元々ロシア軍特殊部隊の方でしたのよ」
そう言って玲子は荷物の中身を取り出した
「これはあなたにですわ」そう言って玲子は、長さ５０センチほどの細長い袋を手渡した「アタシに？何ですかこれ…？」
「今にわかりますわ。もしかすると必要になるかも、ですわ」

主人はいなくとも客は来る。特に若社長は仕事柄、西洋アンティーク関係ではいいものを持っている
それを目当てに来る客も多いのだ
接客を終えた夕方、彼女たちは仕事着であるメイド姿のまま若社長の書斎に入り込んだ
書斎の鍵は若社長が持っており、彼女たちも勝手には入り込めないのだ…が
「まぁ旧式のシリンダー錠くらい、ものの３分で…よしっ！」さつきが針金を使い鍵を開け、２人は書斎に侵入した
「ふぅん…置いてある本は普通だな。でも騙されねぇぞ〜どっかに『メイド萌え〜』とかって本が置いてあるに違いない！」
「さつきさん…なんでそんな事をご存じなんですか？」
「狙撃分隊の莢がそういうマンガとかライノベばっかり持ってるんスよ」
「まぁ…それよりも手伝ってくださいまし」
そう言いつつ玲子は部屋の隅に置いてあった木箱をこじ開けた
「皿…ッスね」「ジノリですわね。でも…偽物ですわ」皿を手に持って玲子が言った
「なんでわかるんで？」「底の刻印が少しオリジナルと違いますわ…ほら」
「いや、アタシはオリジナルがどんなんかも知らないんで…」そう言って頭をかくさつきをよそに、玲子はナイフを取り出して皿の底を少し削った
「何やってんスか？」削った粉を小さな容器に入れて、何かの液体と混ぜて少し振る…すると、液体の色がみるみる変わっていった
「…麻薬ですわね」

「麻薬！？なんで？あの若社長、とんでもねぇ趣味の持ち主だったんだな…」
「社長ではなさそうですわ、犯人が自分の手元に証拠品を置くものですか」そう言って玲子はバックの中から何かの資料を取りだした
「この皿はイタリアから輸入してきてるのですけど、船便でなぜかパナマ運河経由で運ばれてきているのです」
月明かりが書斎を照らすが、字が読めるほど明るくはない。ペンライトを取り出して書類を照らすさつき
「寄港地に…コロンビアの港？大回りしてません？」
「そうですわね…おそらくそこで輸入してきた皿と麻薬を固めて作った皿を入れ替えた…」
大手で老舗の商社が輸入してきた皿が麻薬だったとは、まさか誰も思う事はないだろう
しかし何かの理由で若社長がその皿を自分の書斎に運び入れた…気付かれたのか！？と焦った麻薬密輸組織が盗聴器を仕掛けて若社長の動向を探っていたのだろう
「…というのが私の推測ですわ」

「ん？じゃあ昨日の晩から妨害電波を出してるから、盗聴器には何の音も入らないんスよね？つーことは…」
「屋敷が空になった、と思いこんだ組織がやってくるかもしれませんわね」
玲子がそう言った瞬間だった
門扉が開けられ、３台の車が敷地内に入り込んできた
「まさか…連中が！？」車から降りてきたのは、チンピラ風の男たち７〜８名と、気弱そうな中年男が一人だ
「あの『荷物』は持ってらっしゃいますわね？」「ええ、ホントに必要になりましたね」そう言うさつきの顔はどこか嬉しそうだ
「よぅし、ストレス解消！」「あ、さつきさん…あなたには庭の方に回り込んでバックアップをお願いします」
「えぇ〜独り占めする気ッスか〜？」抗議の声を上げるさつきに玲子はささやいた
「先輩の特権ですわ。おいしいところは残して差し上げますわよ」「しゃーないッスね…」
そう言ってさつきは窓を開けた。そして外に飛び出そうとしたとき「さつきさん」玲子が後ろから声をかけた
「…お遊びは抜き、取り逃がしてはいけませんよ」そう言ってにっこりと微笑んだ
「ﾋｨｰ(((( ；ﾟДﾟ)))　いいいイエッサー！」

玄関から堂々と入ってきた侵入者たち、しかし急に明かりを付けられて思わず棒立ちになる
「おい！誰かいるじゃねぇか！どうなってんだよ専務さんよぉ！」リーダー格らしき白いジャケットを着た若い男が気弱そうな中年男を怒鳴りつける
「え、いや、私もそこまで詳しくは…それにあなた方は盗聴器で聞いていたんじゃ…」蚊の泣くような声で喋る灰色の背広を着た中年男
玄関ホール前の階段から下りてくるのはメイド服姿の玲子だ。それを見て男たちの間に下品な笑みが浮かんだ
「当屋敷の主人は現在、不在にしております。お帰り願いますか」
「主人に用はねぇよ、姉ちゃんはちょっと俺たちと付き合ってくんねぇかな？」リーダー格の言葉に下品な笑い声を立てる男たち
「…あなた方のような下品な人は、当屋敷にはふさわしくありませんわ」そう言って階段を下りた玲子
フカフカの赤絨毯の上で、男たちと対峙するような形になった
「じゃ、お上品なところを見せてもらおうじゃねぇか、ベッドの上でなｗおい、その姉ちゃん連れてけ」
待ってましたとばかりにチンピラ風２人が玲子に近づいた
少し顔を伏せる玲子、その口には笑みがこぼれていた…


同時に彼女の腕を取ろうとした瞬間、鈍い音が響き２人はその姿勢のままで固まってしまった
「どうした？」リーダー格からは彼らの背中しか見えていない
次の瞬間、２人は同時にヒザから崩れ落ちた…

「な、何しやがったこのアマぁ！」リーダー格の怒声に反応したチンピラたちが一斉に玲子に襲いかかった
「さて、いきますわよ」掴みかかってきた男の手を決めつつ背後に回り込み、首と背骨に寸鉄の一撃を加えてから地面に叩きつけた
そのまま身を低くして左手の裾からグラスファイバー製の細い棍棒を取り出し、駆け寄ってきた男のスネを砕いた
「ぐあぁ！」ヒザをつく男の脳天に同じく寸鉄の一撃、と同時に襟から取り出した五寸釘のような太い針を近づいてくる男の太股に投げつけた
「いてぇ！」足が止まった男のこめかみに棍棒がヒット、とその時右腕を誰かに捕まれてしまった
「捕まえたぞコラァ！」叫ぶチンピラ、しかし玲子は手首を返して袖口のカフスからワイヤーを取り出し、チンピラの指と手首に巻き付けた
そのまま腕を固定し、ワイヤーをチンピラの首に巻き付けて後ろに回り込んだ

「あと何人くらい…」この男を盾にして残りの数を見ようと思った瞬間、リーダー格の横にいた細身の男がものすごい勢いで間合いを詰めてきた
そしてその勢いのまま玲子が盾にしている男に右ストレートをお見舞いした

盾にしていた男がアゴを打ち抜かれ、一瞬のうちにヒザから崩れ落ちた
後方に飛んで間合いを取る玲子、細身の男はボクシングの構えを取ってニヤリと笑った。どうやらボクサー崩れのようだ
「おい、その女眠らせとけ！オレは逃げたオッサンを捕まえてくる！」そう言ってリーダー格の男が玄関ホールから外に飛び出していった
舌なめずりしながら玲子をなめるように眺めるボクサー崩れ、その場で左右のストレートを何本か繰り出した
「オレの右ストレートがまともに当たって倒れなかったヤツはいねぇんだぜ。ストリップショーでも見せてくれんなら手加減してやるよ」
そう言って下品な笑みを浮かべるボクサー崩れ
「あら…良いお友達に恵まれましたのね」こちらは上品な笑みを浮かべる玲子
ボクサー崩れが顔を歪め、額に血管を浮かび上がらせた


「…ぶっ殺す！」そう言った瞬間、一瞬のうちに間合いを詰めたボクサー崩れの右ストレートが玲子の顔面に襲いかかった
ストレートを左にかわし、左手に持った警棒でボクサー崩れの顔面を打ち据える
しかしさすがはボクサーの反射神経、警棒の一撃はあっさりかわされてしまった。玲子はそのまま後方へ飛び、ボクサー崩れの斜め後ろに回り込んだ
「逃げろ逃げろぉ、捕まえたらタップリ遊んでやるからよぉ」ボクサー崩れも振り向き、そのまま真っ直ぐ彼女の方へ突っ込んでいった

が、次の瞬間…足の裏に激痛が走った
「痛てぇ！」たまらず立ち止まり足元を見るボクサー崩れ、するとフカフカの絨毯の中に何か光るモノが見え、それが自分の足を貫いていた

後方に飛んだときに玲子がばらまいた「まきびし」に足を貫かれ視線が下を向いたボクサー崩れ、一瞬の後に顔を上げると、目の前に何かボールが飛んできていた
「おぉっ！」慌ててダッキング（体を低くする姿勢）でかわした、が…そのボールが目の前で弾け飛び、何かの粉がボクサー崩れに降りかかってきた

「ぐわぁ！何だこりゃ！？」相手をよく見るボクサーの習性が逆に徒となった。催涙パウダーが目と喉鼻の粘膜を襲い、ボクサー崩れはよろよろと後ずさりする
日本では非合法の強力な薬剤が、ボクサー崩れの視界を完全に奪った

まきびしで足を貫かれて動きの止まった相手に玲子は催涙パウダーボールを投げつけ、それを相手の手前でワイヤーに付けた分銅を当てて破裂させたのだ
ワイヤーを左手に巻き付け、玲子はゆっくりとボクサー崩れに歩み寄っていった
「…テメェ、卑怯だぞ！」近づく気配を察したのか拳を振り回す、がもちろん当たらない
それどころか突き出す拳に合わせて寸鉄を叩き込まれて、右手が完全に砕けてしまった
「ギャアァ！痛てぇ！何すんだこのアマぁ！」と言った次の瞬間、今度は左手の拳と右膝に激痛が走った
「…！！」絶叫が玄関ホールに響き渡り、床に倒れたボクサー崩れが這いずり回って逃げようとする

「か弱い女性を数人がかりで襲う方が卑怯ですわ…わたくし、今日は少し怒っていますのよ」そう言う声とは裏腹に、その顔には満面の笑みが浮かんでいた
屋敷を震わせるような絶叫が響き、そして何も聞こえなくなった…

そんな悲鳴を聞いたか聞いてないか、屋敷の外に停めてある車の前でリーダー格が中年男を捕まえていた
「専務さんよぉ、今さら逃げんのか！？」
「警察にバレたんだ、きっと…わ、私は何も知らない見てない聞いてない…」激しく首を振り車に乗り込もうとする専務と呼ばれた中年男の襟首を掴むリーダー格
「アンタ、自分の立場わかってんのか？もう立派な共犯者だぜ？今さら逃げても無駄だよムダ」
「て言うか、逃がさないけどね」「「！」」女の声に慌てて振り向く２人、そこには妙に身長の高いメイドが一人立っていた

「あ〜あ、やっぱり雑魚ばっかり残ってんなぁ」残念そうに言って頭を掻くさつき
「…なんだテメェは？さっきの女の仲間か？」「まぁ仲間っていやそうかな？」そしてさつきは２人に近づいていく
「ま、おとなしく捕まっちゃってよ。荒っぽいことをされたいなら別だけど」無造作に間合いを詰める彼女に専務は後ずさった
「あ、も、もう私は終わりだ…」「うるせぇよオッサン！」そう言って車のドアを開けるリーダー格
「おい、出てこい！お前の仕事だ」「あ〜い」呑気な声とともに車を揺らして出てきたのは、丸まると太った大男だった
「あの女を潰せ、殺してもかまわん」リーダー格の指さす方向を見て、太った大男は口元を歪めて笑う。そして腹をその掌でパーンと叩いた

「力士崩れか…」その仕草を見てさつきが呟く
頭が少し足りてないような顔や笑い方だが、そのパワーは本物だろう。警戒するように腕を上げて構えを取った
ニヤニヤと笑いながら力士崩れは間合いを詰めて、右手でさつきの頭を払った
「おぉっとぉ！」髪を掠る一撃の威力は本物だ。さつきはその手の下に潜り込んで一撃をかわし、相手の横に入り込んで左足のローキックを力士崩れの右膝の裏に叩き込んだ
「…いたいなぁ〜」力士崩れは口元をだらしなく歪めて笑い、そのままさつきの方に向き直った

「やっぱ効かねぇか…」体重の重い相手の弱点はそれを支える足である、というセオリー通りに行動したさつき。しかしバット一本をおる彼女のローキックも、さすがにこの体重差では効かないようだ
「まぁ一発で決着はつかないよなぁ」後ろに飛び相手との間合いを取るさつき「さて、どうやって攻略すっかな…」と楽しそうに呟く
しかし次の瞬間

（…お遊びは抜き、取り逃がしてはいけませんよ）

さっき言われた玲子の言葉が頭に響いた

「！…しゃあねぇか…」残念そうに言ってさつきはアンダースカートの下に手を入れた

端から見たらその行為はスカートの下のパンティを脱ぐようにも見える
力士崩れもそう思ったのか、さらにだらしない笑みを浮かべて無防備にさつきに近づいていく。そしてそのまま彼女を掴もうと右手を伸ばした…
瞬間、彼女の手がアンダースカートから引き抜かれ、力士崩れの前で交差した。と同時に骨の砕ける音が辺りに響きわたった

関節と逆方向に曲がる右手首と肘を見て、力士崩れが驚いたような顔をする。そして次の瞬間「ギャアァァァァァァ！」この世のモノとは思えない絶叫を発した

「悪く思わないでよ、怖い先輩がいるんでね」そう言って構えを取るさつきの両手には、木製の武器「トンファー」が握られていた
両手に持ったトンファーを左右に薙ぎ払い力士崩れのアゴとヒザを打ち抜き、返す刀で左手の手首を打ち据える
「ひ、ひぃぃ…」足を引きずって逃げようとする力士崩れの脳天に「そりゃぁ！」さつきの一撃が命中
…力士崩れは見事に芝生の上に崩れ落ちた

「武器に頼るのは流儀じゃないんだけどなぁ〜さて、と」呑気にそう言って残った２人の方を向くさつき。だがその時、車のエンジン音と拳銃の発砲音が同時に響き渡った
「うわぁ！」弾はさつきの足下に命中、思わず後方に飛んでしまった

「…テメェ、何なんだ？サツか？マトリ（麻薬取締局）か？」残っているのはリーダー格一人だけ、専務は車で逃げたようだ
（あっちゃ〜後ろに飛んだのは失敗だったな…）自分から間合いを切ってしまい相手を攻撃できなくなってしまった
チラリとリーダー格の顔を伺うが、額に血管が浮いてる点から下手したら本当に撃たれかねん…とさつきは判断した
「アタシらは…まぁ、あの『防女』ってヤツよ」「『ボウジョ』？何だそりゃ？…まぁいい、ちょっとその棒を捨てて手上げろや」そう言って拳銃を振る
（…しゃあねぇ、隙を見て…）素直に手に持ったトンファーを投げ捨てようとする、が、その瞬間だった

パシュ…というくぐもった音がかすかに響き、同時にリーダー格の持つ拳銃がその手からはじき飛ばされた
「…あ？」あっけにとられるリーダー格、一瞬の後に気を取り直して前を向いた彼の目に映ったのは、白いレースの頭飾り…それが彼が日本で見た最後の光景となった
一瞬で間合いを詰めたさつきのトンファーがリーダー格のみぞおちに突き刺さる「…あ、が…」うめき声を上げてリーダー格はその場に崩れ落ちた

「ふ〜危なかったなぁ…」そう言って辺りを見回すさつき（サイレンサーの発砲音だったな…いったいどこから？）
すると庭にある木から一人の大男が飛び降りてきた。忍び装束を着た白人…カレーニンの手には小型の狙撃銃VSSが握られていた
「危ないところでしたか？源田様」「あ〜まぁ、助かりました」ペコリと頭を下げる
「でも何で忍び装束なの？」「お嬢様から教えて頂きました。日本の文化だそうですね」「何を教えてんだあの人は…(´д｀;)」
その張本人がやってきた
「あら、カレーニンさん。バックアップご苦労様です」「お嬢様、細部を調べて参りました」そう言ってカレーニンは懐から数枚の紙を取り出した

「彼は六本木でクラブを経営している川本という男です」白目をむいて横たわるリーダー格を指さして言う
「特定の暴力団とのつながりは無し、そして…」カレーニンの部下たちが同じく気絶している専務を引きずって連れてきた
車を強硬手段で止めたらしく、専務の額から血がにじんでいた
「この男は鈴島通商の山田専務、この川本に愛人の存在をネタに脅迫されていたようです」「それで麻薬密輸の手助けを？」「そのようです」
ふむ、と手をアゴに当てて考え玲子「彼らを全員回収して、どこか遠くに捨ててきてもらってよろしいですか？」
「え、警察は！？」驚くさつき
「話が表沙汰になると社長さんも私達も困りますわ。専務の山田さんの記憶は今日の分だけ消してもらえば問題ありません」
「わかりましたお嬢様…昔の上官がタイの方で手広く商売をやっていますので、彼らをそちらに送ることにします」
「そうですわね、ではよろしくお願いしますね」「かしこまりました…」深々と頭を下げて、カレーニンは部下にロシア語で指示を出した

「お帰りなさいませ、旦那様」数日後、何事もなかったかのような屋敷で若社長を迎えた２人
「留守をありがとう、何事も無かったですか？」「はい、平穏な日々でした」若社長のカバンを受け取り、玲子は微笑んだ
玄関ホールの赤絨毯は同じモノに張り替えられ、麻薬を固めて作った皿も鳳が持ってきた本物と入れ替えられている

「…でも何でここまでやるんです？」とさつきが尋ねた「けっこう値段高いんでしょ？あの皿も絨毯も」
「それほどでもありませんわ。実家にあった皿を詰め合わせただけですから」事も無げに言う玲子
「…しかしホントに警察に言わなくてもよかったんですか？」「問題ありませんわ、専務さんも退職されるようですし」
山田専務は額に残る傷以外、あの夜の記憶を無くしていた。スッキリしない気分で出社した彼の机には、愛人との密会の証拠である写真のネガが置かれており、その横には退職届の封筒が置かれていた
リーダー格である川本の経営していたクラブはすでに取り壊され、その跡地には鳳財閥のビルが建つという

「やっぱ先輩、あの若社長が好みなんスね？」ニヤリと笑うさつき
「…まぁ、その点はどうでもよろしい話ですわね」かわして逃げようとする玲子
しかしさつきはその顔をのぞき込む
「好みの男のために頑張るなんて、先輩も可愛いトコあるじゃないスか〜」とからかうように言った
「…さつきさん」立ち止まる玲子、そして口を開く
「あまり人の好みを詮索するモノではありませんわよ」そう言ってにっこり微笑んだ

「(((( ；ﾟДﾟ)))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ　ごごごごごめんなさい！！」またも深々と頭を下げるさつきであった…

〜完〜

格闘描写に力を入れてみようと「餓狼伝」なんかを立ち読みしてみた
しかしまだまだ難しい…
尊敬する隆慶一郎先生の足元にも及ばんなぁorz

>>613
けっこう考えるところがある画像ですね
ん〜何か出てきそうな…

乙


高い食器にはビビるが、○十万円の自動小銃とか○百万円の機関銃とか
○千万円の対戦車ミサイルは全然平気な彼女に萌え萌えです。

>>638
ＧＪＧＪＧＪ！
ついに、このレベルまで来たか・・・防女ＳＳ。
初期に書いてた老兵としては、あなた方をリスペクトする限りです・・・。

おおっ！GJ！

ＧＪ！
今度は、叙情的な古典メイド物語とか、実家の力は関係無しに
防女学生たちだけで問題を解決する話を期待します。

>636の元上官って顔に火傷あとのある女大尉？

「囁かれしもの」が、出現して遙かにテロが頻発する世界での
陸戦兵器として正式採用されている「ロボット部隊」の士官をやってると
思う。

クリスマスドロップの投下がされませんなぁ・・・

>>644
元ネタに気付いてくれてありがと〜
いろいろマニアックなネタを入れてるんだけど、気付かれないと悲しいんだよな…orz

アッー！

次は年末ネタか、冬期休暇ネタですか？

http://tearoom.s6.x-beat.com/cgi-bin/img/maid_1463.jpg

同期や後輩や元教え子！からの子供の写真が印刷された年賀状を元旦から見たく無いので
年末年始は南の島でバカンス！・・・を予定していて、予約も準備も全部終わっているのに
担当学生の出来が悪くてヤキモキしている助教／教官

今からじゃキャンセルきかねぇんだよ・・・・
勘弁してくれよ　オイ（怒）

小説書きの皆々様
どーか>>314のような、両用科田沢嬢が主役を張る話をお願いします。
と、ゆーか、ズゴックネタも投下されませんなぁ

狙撃科2TOPの休暇ﾈﾀ抱えてるが書く暇がない。
でも2chを見る暇はあるw

↑
見合いネタはありふれているから>>566みたいな海外からの
スカウトとか、>>568のような防女への人材スカウトを画策している
組織からの面談とかが多いんだろうな。

>>649の詳細を……

今までマイナーで少人数の専攻ながら、能力の高さから
民間の草刈り場となっていた「情報系」が基幹専攻に格上げされるかな？

http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20061226&j=0022&k=200612265300

■社会 バックナンバー

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陸自、デジタル化　指揮・命令伝達を迅速化　道内で実験へ　　2006/12/26 07:03
　陸上自衛隊は二○○七年度、前線の部隊や戦車などにコンピューター情報端末やデジタル通信機を装備してネットワーク化し状況把握や
指揮・命令伝達を迅速化する新システムを全国で初めて道内部隊に配備し、実用実験を始める。前線部隊と、指揮を執る連隊本部の情報のやりとりを、
音声中心の無線交信から、ＩＴ（情報技術）化することで、作戦行動が飛躍的に効率化するという。

　陸上幕僚監部によると、配備されるのは「基幹連隊指揮統制システム」で、○一年度開発に着手し○六年度完成した。実用実験は北部方面隊の師団が担当し、
初年度は連隊（約千人）規模で進めることが○七年度予算政府案に盛り込まれた。

　前線の小銃、対戦車、迫撃砲など各小隊の隊員（初年度は小隊長程度まで）や戦車、軽装甲機動車などに衛星利用測位システム（ＧＰＳ）、デジタル通信機、
小型コンピューター情報端末（隊員は携帯型）を装備。

　ＧＰＳで検出したそれぞれの位置、赤外線センサーなどで探知した敵の位置や規模といった情報を端末に取り込み、ネットワークを通じて連隊本部のコンピューターに集約。
連隊本部は状況の全体像などをコンピューター画面で把握し一斉に命令を伝達。集約された情報には前線の端末からもアクセスできる。

　実験は、○八年度以降も北部方面隊のさまざまな規模の部隊で行う考え。装備やシステムに改良を加えた上で逐次、全国の部隊に本格配備する。

　部隊のＩＴ化は、米軍が先行して導入を始めた。兵力などを削減しつつ作戦能力を向上できるとされ、日本も「中期防衛力整備計画」（○五−○九年度）で導入を打ち出していた。
陸上幕僚監部によると、初の実用実験を北部方面隊の部隊で行うのは、道内師団が新たな脅威などに備える「総合近代化師団」と位置づけられ、
広大な演習場など環境が恵まれていることが大きいという。

>>511って何かの話の副主人公くらいは張れそうだね

今年も、もしかしたら防女在学生が参加しているかもしれない、という冬の祭典で
防女もの同人とかゲーとかが出るのだろうが、その昔、妹が「現役」という腐った兄貴が
妹から聞いたり私物をあさったり、個人的な写真・・・とかを参考にして創り上げた
防女ネタエロゲーが瞬殺したことがあったよな。
あのサークル、未だに壁際と言うのも、妹さんが現役自衛官と言うのも凄い話だけど
”あれ”を持ってる輩が中央省庁キャリアに結構いるのを最近知って、日本の将来が心配になりました・・・

http://dsneo.jp/reg/freg_top.php?inv=nda5b3c6c
楽しいからきてみて

年末と年始に当番が当たって文句の一つも出そうな娘さんたちとか。
あと、寮の何部屋かで金を出し合ってミカンを一箱購入とかしてそうだな。

ぶっちゃけ陸軍情報部創設ですな

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061231it01.htm

どちらかといえば現場系の諜報／防諜専攻より
管理学を専門にしていた人材にお呼びがかかるような気がしますな。

　陸上自衛隊は情報収集・処理能力を強化するため、既存の情報関連部隊を統合して今年度内に「中央情報隊」（約６００人）を編成する方針を固めた。

　この中に、自衛隊として初めて、海外で人間相手の情報工作を担当する「ヒューマン・インテリジェンス（ヒューミント）」部隊として７０人規模の「現地情報隊」（仮称）を創設。
海外派遣の際に現地で「協力者」を確保するなど、高度な情報収集活動にあたる。

　また陸自は２００９年度末に、隊員の専門分野として初めて「情報科」を設け、これまであった「施設科」、「機甲科」、「通信科」などと並び、情報スペシャリストの自衛官を育成していく方針だ。

　防衛庁・自衛隊には、陸海空自の情報部門の一部を統合して１９９７年に発足した「情報本部」があるが、衛星の画像情報や電波情報収集、各国の軍事情勢分析などが中心。
陸自の情報保全隊なども、自衛隊からの情報漏えいなどを防ぐ防諜（ぼうちょう）が主な任務で、人間相手の情報収集を専門とする組織はなかった。

　しかし自衛隊の海外活動が増え、隊員らがテロなどの危険にもさらされるなか、現地での高度な情報収集・分析が必要となった。

　新たに出来る「中央情報隊」は、各国の刊行物などを分析している「中央資料隊」と、国内外の地形情報を収集・分析している「中央地理隊」を統合。
この中に設けられる「現地情報隊」は、イラク復興支援活動のような海外派遣で、先遣隊の一部として現地入りし情報収集活動を行う。

　一方、０９年度末に出来る「情報科」は、語学や通信・情報処理などに秀でた隊員を集め、専門教育を施す。
２０１４年度には約１５万人の陸上自衛官のうち、尉官以上の幹部１３００人、曹士クラス１９００人を情報専門隊員とする考えだ。

　軍事評論家の江畑謙介氏は「ヒューミントは欧米各国でも重視しており、海外任務が増える自衛隊にも『ようやくできる』という印象だ。
自ら攻撃できない自衛隊にとって、現地で信頼関係を築き、情報を得るのは、１００人の警備要員より役立つこともある」と話している。

（2006年12月31日3時0分 読売新聞）

http://bbs2.fc2.com/bbs/img/_35400/35351/full/35351_1167629950.jpg

陸軍情報部が創設されるということは・・・
今年あたり集団自衛権の合憲判断が出たら強襲揚陸艦整備計画と並んで
海軍陸戦隊の創設と整備が進むかな？

でも、人材がなぁ・・・・
サイバーダイン社のロボットスーツ技術を用いて、女性兵も活躍できるように
なるだろうか？