|ヽ--´|
|__ソ|
ヽ|c ゚U゚|ノ 気を付けの姿勢を崩すな!
| 个 | E中隊指揮官のソベル大尉が2をgetする!
ノ| ̄ ̄ヽ
∪⌒∪
>>1 ハイヨー!シルバー!
>>3 そのズボンの裾のたるみはなんだ!外出許可取り消し!
>>4 小銃の床尾板が錆びてる!外出許可取り消し!
>>5 そんな錆びだらけの銃剣では敵兵を殺せないぞ!外出許可取り消し!
>>6 そんなざまでは、ジャップにやられるぞ!外出許可取り消し!
>>7 小銃は右腕と同じだ!片時といえども手放すな!外出許可取り消し!
>>8 ウィンターズ中尉、馬鹿なまねはするな。罰則を受けて軍法会議のことは忘れろ!
>>9 へスター、一体全体、今我々はどこにいるんだ?
>>10-1000連帯責任だ。中隊全員の週末の外出許可を取り消す!カラヒー山まで走るぞ!
現在の進行のおおよそ
SBCT太郎は幾つかの論文の和訳を公約しますが打率は3割程度です。
思いついたように関連する論文を探しては次々と新しいものに目移りして
いきます。是非質問やつっこみをしてやってください。
現在とりかかっているもの
フォークランドの徒歩行軍の話
ストライカー中隊の戦闘 夜間浸透の訓練について
二重孤児の見直し 章立てをまず確認してUP(これが優先)
GAOのM1戦車の話(割と短いです。今とはGAOの報告書と比べると)
スレ立て乙です。
一応即死回避保守
>4
ありがとうございます。即死判定が最近はあるのでした。
ちょっと適当なのをみつけてきて訳し始めるか、途中まで進んでいる
フォークランドを貼るかどっちかですね。
とりあえず、古い順でいくとストライカー中隊の戦闘かな。
本論文はストライカー旅団戦闘団歩兵中隊の戦術作戦について論じ、能力と運用に
関する論争を起こさんとしてストライカー中隊長の最近の作戦についての見解を
伝えるものである。
本記事はストライカー初期作戦試験および評価に先立って行われた中隊級訓練に
基づく。初期作戦試験及び評価中は、MGS小隊は3両の4人乗組みストライカー
対戦車誘導弾車両で編成されていた。ストライカー対戦車車両はMGSの開発及び
認証試験が終了し配備が2005会計年度に開始されるまでの繋ぎの車両である。
#前スレですでに紹介した範囲を含みます。
SBCTの第24歩兵連隊第1大体任務部隊A中隊がワシントン州フォートルイスから
ケンタッキー州フォートノックスに展開し、初期作戦能力及び試験の機材準備を
開始。これは第25歩兵師団第1旅団(SBCT)第24歩兵連隊第1大隊の中隊と
第10山岳師団のある大隊の中隊をが同一の任務を同一の状況で同一の対抗部隊
に対して行うのを比較対照することでSBCT構想を実証しようというものである。
初期作戦能力及び試験の準備は4つの任務に焦点があてられた:強襲の遂行;
外周防御の遂行;安定環境下での警戒活動の遂行;補給作戦の遂行である。
中隊級訓練は2003年3月に始まり2003年5月まで続いた。3つの野外訓練演習から
なり、任務、敵、地形、自部隊、時間、文民(METT-TC)は様々だった。
3回の野外訓練演習とも資材の手当てはよくやりがいのあるものだった。演習全体
を通して大隊は戦術作戦センターを派遣し、戦闘縦列指揮所が指揮統制と補給支援
を行った。最初の野外訓練演習は5日間で4つの任務全てを訓練するのを2回連続で
行うというもの。4月に行われた2回目では180マイルの路上行軍(ストライカー
は増加装甲をつけて完行)して3日間の野外訓練演習に入り、強襲の遂行と
安定環境での警戒活動を行った。
5月に行われた最後の野外訓練演習はもっともやりがいのあるものだった。
連続7日間の演習で初期作戦能力及び評価の9日間とほぼ似通っていた。
対抗部隊はLAV-V 1個小隊とハマーガントラックの編合を受けた1個歩兵中隊
から、LAV-V完全装備、固有の迫撃砲を備えた2個歩兵中隊に合州国陸軍
州兵M1A1戦車小隊へと格上げされた。
時には、わが任務編成には第73工兵中隊から大隊工兵小隊(工兵分隊車両装備)
や、第52対戦車大隊D中隊第1小隊のストライカー対戦車車両装備対戦車小隊が
含まれることがあった。大隊偵察小隊、迫撃砲小隊、狙撃班が中隊作戦を支援した。
中隊戦闘空間はまちまちで、ときには25kmから30kmとなった。
主な違い
SBCTの編成を理解することがその運用を理解するうえで欠かせない。技術を
活用することでSBCTの指揮官はより多くをよりわずかで行える。一目見ただけ
では、編成及び装備定数表上で諸兵科連合の全要素を備えた、頑強な170名
中隊は中隊指揮官が面するあらゆる戦術問題に対する解答となるように思える。
が、SBCT部隊はより多くをこなせうるため、課せられる任務もより大きくなる。
実のところ、フォース21旅団以下戦闘指揮、ストライカーによる機動力、
兵員の数と種により、SBCT部隊は他のいかなる種の中隊の3〜4倍の戦闘空間を
担う。大隊および旅団指揮官はSBCT中隊指揮官の職務は我々の現行部隊の
中隊指揮官のそれというよりは大隊指揮官にむしろ似ていることに気付いている。
これによりSBCTの指揮官は1階梯上の能力を持つ。小隊長は以前は
中隊長のみに可能だった決定をし、資産を用いている。これは各階梯
毎に起きており、小銃手にしてアルファチームの分隊指名射手である
新兵や、ブラボーチームの小銃手にしてジャベリン射手でも同様である。
機敏で受容性のある指揮官は可能となった技術を生かしてSBCTを動かし
ている。例えば、フォース21旅団以下戦闘指揮が確認済み敵を周知する
ので中隊長は広大な戦闘空間内で決定点に戦闘力を集中できる。中隊長
は大隊長に割り当てられた25kmの寸土に至るまで占める必要はない;
任務、敵、地形、自部隊、時間、文民により決定される枢要地形を
支配しつつその大半に影響を及ぼすだけでよい。
特定の任務を完遂するのにより低い階梯で任務編成できる能力もSBCTが
異なる点である。SBCT歩兵中隊は固有の諸兵科連合部隊であり、大抵の
SBCT車両はフォース21旅団以下戦闘指揮で共通の指揮統制プラットフォーム
である。普段からの関係を築きやすくよりうまくいく。例として
機動砲小隊を任務編成して経路掃討するのをみてみる。現在の暫定機動砲
小隊は対戦車誘導弾暫定車両3両と特技19Kの兵12名からなる。経路掃討での
典型的任務編成は機動砲小隊長の下、対戦車車両2両と小隊軍曹及び前進
観測員を含む歩兵1個班に工兵分隊車両搭乗の工兵1個分隊。残余の対戦車
車両は機動砲小隊軍曹とともに歩兵小隊長下の歩兵小隊に配属される。
こうして、中隊は任務を達成するのに必要な戦闘力を備えた
機動部隊が4つ持つことになる。
もう一つの例は即応部隊である。警戒活動中、3個小隊は任務を与えられて
決定的作戦のため地域を整える。1個小隊は即応部隊として拘置され
決定舞台となる。他の小隊は或いは補給を護衛し、交通統制点に人員配置し、
伏撃や応急攻撃を遂行する。即応小隊は中央に位置し決定的たりうるため
常に待機する。ストライカーの機動力とフォース21旅団以下戦闘指揮による
状況認識により支配点に素早く移動し決定づけることが可能となる。
SBCT指揮官がどのようにデジタル化された指揮統制とストライカーの機動力
を生かすかを理解することがSBCTが広大な戦闘空間で全様相作戦を遂行する
方法を理解するうえで鍵となる。
強襲と攻撃
ストライカー歩兵中隊の攻撃における柔軟性は編制に組み込まれている。
ストライカー歩兵中隊の攻勢任務能力は非常に多様かつ攻撃力があり、
種々のストライカー、固有の戦闘倍増素、例えば編制及び定数表内の
狙撃チーム、火力支援チーム、120mm迫と60mm迫をともに備えた中隊迫撃砲、
機動砲(現在は対戦車型暫定車両)、フォース21旅団以下戦闘指揮
を含む指揮統制基盤、増幅されている車両無線通信、全資料画像処理、
多帯統合戦術無線装置などや、(分隊あたりジャベリン1基と分隊指名射手1名)
あらゆる武器を備えた完全小隊を配置しうる能力で、降車作戦を遂行する。
ストライカー歩兵中隊の柔軟性を生かして、我々は7つの様々な型の
強襲や攻撃を成功させた。以下はその7つの作戦のうちの3つであり、
編制の柔軟性とストライカーを任務遂行に生かす運用に焦点を当てている。
都市環境における軍事作戦での強襲
最初の作戦はフォートルイスのMOUT演習場の一つRegenberg町で行われた。
敵状況は対抗部隊指導者が今後の作戦を協議するため会合すると判明。
1個小隊規模の対抗部隊による局所警備と15分離れたところに乗車増援
(テクニカル2、3両)がいる。戦場には民間人がおり、位置を突き止め
ねばならないブービートラップつき武器保管所がある。町は盆地に位置し。
車両の使用は困難、対抗部隊指導者の逃走を防ぐには奇襲が不可欠。
交戦規定は81mm以上の迫の使用、砲弾孔を作ったり焼夷効果のある弾薬は
使用禁止。過度の貫通による付随的被害を限定するため攻撃方向が選定
され、戦場の民間人の大多数を避けて射撃方向を南へ向けることとした。
中隊の機動計画は奇襲し敵を目標に拘束するため降車浸透に依存する。
その後車両が阻止陣地を作り、目標の掃討を支援、警戒に加わり、負傷者
後送を護衛。構想では狙撃チームは計画された降車点、目標からおよそ700m
から経路偵察を行い、2名は支援射撃および突撃陣地を維持し、3人目は
本隊に連絡し案内役となる。機動砲小隊長は降車後は車両を守り、
工兵小隊は本隊が突撃陣地で接敵開始後目標への経路を啓開する。
1個小隊は中隊に機動の自由をあたえるため支援射撃する。1個武器分隊が
支援射撃に編合される。これは各10発の弾で60mm携行迫撃砲を用いる迫撃砲班
である。また支援射撃はM2機関銃2丁と弾2000発を降ろして用いるように
なっていた。支援射撃が射撃開始後、狙撃チームは支援射撃の開放翼に位置し
て精密射撃を行い目標を孤立させる。その他の2個小隊は目標を掃討
(6軒の目標となる建物)する。掃討は敵の状況に対応しつつ行う。
建物番号と街路が統制手段として用いられ小隊は建物ごとに掃討していく。
これは大体の部隊が目標を掃討する手順である。
攻撃中、ジャベリン射手は発射装置を用いて偵察及び捜索を行う;
分隊指名射手はM4を装備し、旅団分隊指名射手課程で訓練を受けており、
対狙撃を行う;経路が啓開されたら、連絡して歩兵戦闘車両(の
遠隔操作M2とMk-19)で強化陣地を破壊する;経路啓開後、
機動砲小隊軍曹は改良向上型TOW捕捉装置の対戦車誘導弾用の熱線映像
で目標深くを見、対抗部隊の情報と戦場の民間人の活動を伝える。
これは作戦の戦術、戦技、手順のほんの一部である。
強化と再編
目標確保後、作戦命令を与えられ、計画では撤退することに
なっていたが、強化と再編を進めて非政府組織が到着するまで保持する
こととなった。一等軍曹は支援射撃から報告していたが負傷者
後送に取り掛かった。衛生小隊の野戦救急車とFMTVが負傷者22名を後送
するのに使われ、歩兵戦闘車両の1個班が護衛についた。
負傷者後送は工兵が目標に車両を到達させるため作った間隙を利用。
副長は大隊と交信、フォース21旅団以下戦闘指揮の共通作戦図の更新
をしていたが、直ちに補給と整備後送にとりかかった。上級小隊軍曹
は中隊陣地防御を中隊最先任軍曹が負傷者後送活動を終えるまで
担う。小隊長1名は戦場の民間人および戦争捕虜に対応。
戦車に対する応急攻撃
別の攻撃はより車両を組み込んでいた。24時間の防御後、中隊は部分命令を
受けて1個戦車小隊と2個歩兵分隊からなり5km先の橋を保持する戦闘警戒
観測点に対して応急攻撃を行うよう命令を受けた。目標には、左(東)を
湖、橋と川が南辺、鉄道線路が西側(右の境界)となる長方形の降下地帯
が含まれ、舗装道路が大隊の発起線および我が中隊の想定展開線となる。
降下地帯は長さおよそ2.5km、幅1.5km。中央を道路が走り、これが小隊
境界となる。対抗部隊は歩兵分隊を観測および聴音哨として側方に用いて
戦車2個班の射撃統制と局所警戒としている。戦車1両は我が歩兵に対して
同軸機銃とM2で攻撃、もう一両はストライカーに対して主砲を使ってきた。
機甲に対する戦術、戦技、手順
小隊階梯で用いた戦術、戦技、手順は降車歩兵が前方を掃討するのを歩兵戦闘車両
と対戦車車両が援護するというものだった。降車班がかなりの距離まで進んだところで
援護をジャベリンで確立して車両が前進する。これはうまくいき、ジャベリンと
対戦車車両は十分な対戦車攻撃範囲があるので歩兵戦闘車両は分隊や小隊が対抗部隊
歩兵と接敵したときに重火器射撃を与えることができた。この戦術、戦技、手順により
対抗部隊歩兵はたちどころに撲滅され、歩兵戦闘車両の機動力と、地上の分隊長が
統制する遠隔武器装置という火力により敵は再配置できる前に拘束され、殲滅された。
ふりかえってみると、機動砲小隊はこの場合小隊に任務編成されるべきでは
なかった。小隊長の統制範囲は分隊が車両から降車しておりさらにジャベリンを
統制することを考えると扱える最大限であった。敵が戦車を運用するのを妨げる
よう援護するのを機動砲小隊の任務としたほうが中隊の役に立っただろう。
そうすれば、機動砲小隊には主導を発揮する余地が与えられ、歩兵小隊長の
指揮統制の負担は軽くなり、機動砲としてもより大なる生残性をえてより大なる
貢献をすることができただろう。
Brownsvilleへの強襲
最後の野外訓練演習では大隊は部隊対抗の作戦域の一部として11の建物のある
実射市街戦訓練場を使った。Brownsville(フォートルイスの31射撃場)は
ある程度開豁な土地にベニヤ板製の町があり、ボーリング場と似ている。
建物は様々なものがあり、あるものは階段や梯子で2階にあがるようになっている。
また、あるものは平屋のプレハブで壁で間仕切りするようになっており、
小さなショッピングセンターに似ている。町の背後には小火器着弾地帯と
なっている。町中央を長軸に沿って走る道路を小隊境界とし、短軸方向に走る
道路2本を段階線として利用した。中央道路には鉄条網と地雷からなる
点障害があった。
強襲では地形を有利に生かすため車両の速度を活用した。車両の増加装甲
(RPG以下に対する防御をストライカーにあたえる反応型装甲一式)、
状況の想定、機動計画により対戦車脅威は無視された。まず機動砲が
目標の外側600mに支援射撃を確立、歩兵1個分隊が支援射撃の局所警備をする。
火力支援将校と副長は機動砲のところに位置する。2個歩兵小隊が
ほぼ同時に中央道路両側の最も近い建物に攻撃する。道路は直射統制手段
として使われた。小隊が機動砲のSBE(#支援射撃基盤線?)を越えたら
機動砲は観測へ移行する。減損工兵小隊がついで点障害を除去し補給が
入れるよう突破する。障害は目標から約300mにあるが、敵の関心はもはや
突破に向けられていない。3個目の歩兵小隊は右翼の戦果を拡張するのに
投入された。狙撃手は3個目の歩兵小隊に配属されて対狙撃を行った。
対抗部隊は二方向攻撃によりあっというまに圧倒された。多くは
通りの反対側の脅威に集中していて背中から撃たれた。遠隔武器装置
の熱線視界装置と武器により正確なM2射撃と情報が小隊長にもたらされ、
大きく役立った。負傷者は素早く車両背後の小隊負傷者収容点に
運ばれ、中隊負傷者収容点が確立されるまでの間処置を受けた。
小隊規模の対抗部隊、M2装備の視界向上型ハマー1両、中機銃2丁、
RPG3丁が破壊され、目標は20分間で掃討された。ストライカーの
速度、機動力、防護、火力は任務、敵、地形、自部隊、時間、文民に
応じて活用された。
円陣防御
円陣防御任務はSBCTが作戦する非連続戦闘空間で大変良く用いられた。
連絡線はしばしば長く、啓開され、維持する必要があった。制約地形が
通信線に大きく影響を与えることもあった。隣接部隊との関係は物理的
よりもデジタルによることが多かった。SBCT中隊の機動力と火力が
より大きな作戦域を担うことを可能とした。
我々の遂行した5回の防御それぞれの大きな違いは時間、敵、地形である。
有る防御の際は3時間応急防御をしたのちLAV-Vと視界向上型ハマー装備の
2個自動車化歩兵中隊を攻撃した。防御を整える間、我々は負傷者後送をし、
弾薬補給と燃料補給活動をした。別の防御では小隊が制約地形で交互に
解敵を行った。これは、むしろ主要な交差点における結節防御に近く、
S2が優先情報要求に応じて交通統制点へと発展した。また別の防御では
中隊は9kmの戦区を1個工兵小隊と1個対戦車小隊の配属をうけて防御した。
敵はT−80 1個小隊(M1A1で代用)、BTR 8両(LAV-Vで代用)、2個
150名中隊で固有の迫と砲兵支援ありが含まれていた。
滑走路の応急防御
滑走路の応急防御任務(準備3時間)では小隊階梯での計画と事前予行を
最大限に生かすため簡潔なことが求められた。各1個歩兵小隊が両翼で
遅滞をするよう任務を割り当てた。機動砲小隊は中央で撃滅を任務とし、
3個目の歩兵小隊は敵の主攻が判断され次第の反撃を割り振られた。
工兵小隊は障害完了後は中隊予備となった。そして歩兵小隊の増援に
用いられた。この点では成果は限られたものだった。敵の迂回は封じ
られたが、工兵の大半を喪失した。この経験により戦訓を得て、数日
後の戦区防御では戦区後方の渡河点を援護する戦闘陣地を作り、
大いに成果をあげた。
小交戦地域、伏撃、局所反撃が滑走路防御では目立った。
ストライカーの機動力により兵と装備を運動させ敵が有利に
戦果を収めようとするのを防いだ。フォース21旅団以下
戦闘指揮により状況認識を獲得、維持し、状況理解へと発展させ、
必要なところへ適切な部隊を動かした。フォース21旅団以下戦闘指揮
の有効性の例に大隊予備との連接がある。戦闘の半ばで、大隊予備
である対戦車小隊がフォース21旅団以下戦闘指揮で私に連接してきた。
私は20kmの距離を隔てて、何時間も先に図表を送ることが出来た。
大隊予備により、我々は残存車両を撃滅し、敵は撤退した。
防御の戦術、戦技、手順
防御を通して、各階梯において車両の部隊を拾い上げ決定点へ移動させる能力、
我が方の重火器の攻撃力、対戦車兵器、迫撃砲、フォース21旅団以下戦闘指揮
による指揮統制により、主導権を保持しつつ広大な戦闘空間で作戦することを
可能とする決定ができるようになった。敵状況は我々が戦闘空間の縦深にわたり
移動する柔軟性を保持し続ける限り、明らかであった。
警備活動
作戦域では中隊長は地域を警備する責任を負う。これには上級司令部の
枢要資産、例えば中継所などの警備や、非政府要人の護衛、より大きな
大隊や旅団の収容計画を支援する交通統制点の管理などが含まれる。
12km平方で都市区域を含むこともある作戦域で主導権を獲得、保持する
ことが中隊長には求められる。また、ある程度の参謀作業もこなさねば
ならない、知恵を絞り、やがては眼前に現れる敵が作戦域で何をやろうと
しているか考えなくてはならない。
一連の流れは作戦域の偵察に始まり、作戦域への移動、そして活動を維持し
上級司令部の目的を守りつつ敵を見つけ、拘束し、撃滅しなければならない。
中隊長は上級指揮官の意図内で主導権を大いに発揮することを許されている。
なぜなら機会は時間を争うことが多いからである。作戦は小隊が分散して
行うことが多く、あるときには有る小隊が決定的活動であるが、事象の
推移によっては支援的役割へと移行したり、その逆となったりする。
例をあげる。ある小隊が示威巡察を旅団人的情報資産としている。
彼らは対抗部隊の補給が作戦域に東から2400から0200の間に来る
との情報を入手した。指揮官は大隊指揮官に告げ、補給を撃滅
するため地域伏撃を確立するのとの意図を告げた。大隊指揮官は
旅団に告げ、地上捜索レーダーとI-REMBAS(音響を捕捉する機器)
の支援を要請した。別の小隊が伏撃を部隊指導手順により遂行し、
巡察していた小隊は巡路を終えて(町の分担を狙撃チームに委ね)
戦闘縦列指揮所で補給と連接。別な小隊が伏撃を遂行し撃滅し、
敵補給点の座標と連接時刻が明らかとなった。その時点で0130であり、
疑いなく敵補給点が撤収され撤退しつつあるが、機会はまだある。
即応小隊は応急攻撃を課せられた。機動砲小隊は1個歩兵分隊、
1個工兵分隊、野戦救急車1両で任務編成され、中隊最先任軍曹とともに
負傷者後送のため待機している。迫撃砲の優先射撃順位は一日中
変わり続けた。状況に応じてこのような回転が警備活動中続いた。
ある意味では警備活動は捜索攻撃に似ている;が、警備活動は
全様相任務である。機敏で受容性にとんだ指揮官が目下の任務
と目的を遂行するが、指揮官の意図を理解し、機会が生じる
に応じてそれと認識し、意図に応じて自己に新たな任務を付与
することが必要である。
連続作戦
野外訓練演習を通じて、連続作戦の重圧があった。大隊指揮官は
現在の作戦環境の状況で活動するようにと意識的に取り計らった。
攻撃と防御は強化と再編の間に互いに連続してhot(#実射で?)で
行われた。ほぼ全ての攻撃と防御は警備任務の最中に準備され
遂行された。大隊指揮官の重要情報要求に応じ、大隊は目下の状況
と状態に基づいて決定的努力を移した。このような持続的作戦速度
に慣れ、作戦のリズムが感じ取れるようになるにつれて、中隊の
作戦は大隊のと歩調があうようになった。最下階梯での標準作戦手順が
計画時間の短縮を補うため開発された。
中隊の部隊指導手順は改良された。大隊部分命令は中隊固有の情報を
フリーテキスト準備命令とともにフォース21旅団以下戦闘指揮で送出する
ようにした。大隊指揮官と連絡し、指導を受け、時間内に次の部分命令
を中隊のデジタル図表とともに発した。デジタル図表は大隊の誰にも送出
することができる。部下の指揮官らと会同し、偵察を送り出し、中隊
指揮官が顔をあわせて集合するのを手配し、事前予行し、移動を開始した。
8つの部隊指導手順は変わらなかったが、その方法と実行速度は一定では
なかった。任務を通して、デジタル化野外教範とストライカーの機動力
が課せられた制約をこなすのに役立った。
中隊資産運用に関する戦術、戦技、手順
火力支援小隊の使用
編成及び装備定数表の火力支援将校と火力支援チームは事前予行中のS2として
大いに活躍する。フォース21旅団以下戦闘指揮で赤アイコンを移動させ;
火力支援小隊長であり、target officer(#目標配分将校?)であり;
非攻撃部隊を負わせることもできる、これは人的情報資産のような旅団資産を
受け取った場合や心理作戦、民政事項などである。火力支援車両は
中隊で最良の指揮統制車となりうる。地上レーザー照射装置があるが、現在
120mm迫は精密誘導弾薬を持たないが、155mmのカッパーヘッド、
近接航空支援のレーザー誘導弾薬を統制し、目標登録を介助できる。
中隊火力網を中隊長は必要とする。固有の前進観測員、よりよい指揮統制
基盤、対戦車レーザー測距器、そして中隊階梯での120mm迫は射撃任務
の増加を意味するからである。
迫撃砲 arms rooms concept(#複数武器整備構想)により
柔軟性が大きく向上した。例えば、交戦規定、効果、白燐弾の
向上、ストライカー戦闘空間を覆う射程の延伸。有る防御では
60mm迫で制約地形にいて危険域障害のある小隊のために備えつつ、
より開豁地形の戦術障害を覆うため120mm迫で備えた。迫撃砲班
は10名であり、自身の警備を迫撃砲戦闘車両が遠隔武器装置と
M2を持っているので行うことができる。
狙撃チーム 狙撃チームは指揮官の偵察の一環としても、目標を監視する警戒
部隊としても用いられる。枢要結節や後方地域で小隊を置くことはまでは望ま
ない側翼の戦力を節用でき;援護や対狙撃に用い;支援射撃に編合し;
小隊の任務により小隊に配属し;火力観測にも、GLLVD(ground laser
locator vehicle designator)地上レーザー位置表示車両照射器を装備した
固有の小隊火力観測員からなるCOLT(中隊レーザー照射チーム)として浸透
させることもできる。我々の狙撃チームは本部のハマーを用いて通信と機動力
を向上させていた。また、大隊偵察小隊に配属させ隣接部隊との調整を図る
こともできる。早期に投入して偵察、捜索、目標捕捉を中隊FM網で行い、
最新の目標選定をし、他の中隊資産が浸透する間、警戒情報をおくること
もできる。また、敵の主要兵器、人物を突撃直前に除去したり、敵に他の
道へ変えることを考えさせたりできる。
機動砲(対戦車型暫定車両)の使用
機動砲(対戦車型暫定車両)を用いるときは局所警備の必要に留意するすること。
対戦車型暫定車両は指揮統制資産として用いることができ、工兵や歩兵に任務編成
して経路啓開に用いることができる。車両は高性能の熱線視界を偵察、捜索、
戦闘損害評価に用いることができる。レーザー測距器により迅速に砲撃要請できる。
TOWUAとTOWUB、TOW対掩体弾とMITAS(改良型向上目標捕捉装置)により
精確な長距離射撃を様々な目標、例えば掩体、機甲、狙撃手に対し行える。
対戦車型暫定車両は機動砲ではない。制約地形での生残性が問題となる。TOWは
撃ち放し能力はないし、同軸機銃もない。対戦車型車両には機動砲と比べると
利点も欠点もある。強襲時には外部や内部を隔離する阻止陣地として用いる
ことができる。狙撃手やジャベリンと組んで対戦車伏撃をすることができる。
前方警戒、対偵察戦闘もできる。歩兵小隊と組んでハンターキラーをすることも
できる。
工兵の使用
工兵は小隊あたりジャベリン1基を装備。工兵分隊車両には遠隔武器装置に
M2を装備している。また工兵はM240を装備している。工兵分隊車両には
プラウとローラーに昼夜ともによく機能する気圧作動鏃型標識設置装置を装備。
工兵分隊車両のプラウとローラーは機動力を大きく影響がある。敵と交戦して
いない状況で突破を行うように整えれば工兵は生き延び、負傷者後送も
行える。工兵は容易に阻止陣地を構築し応急防御を準備できる。これにより
防御を突破されることを防いだ。
フォース21旅団以下戦闘指揮の使用
フォース21旅団以下戦闘指揮は短い部分命令と図表の送出に用いることが
できる。また、地図を図表で代替するのでなく、補うことができる。そして
補給と状況により必要とされる物品の要請に用いることでFM網を開放できるので、
大隊標準作戦手順に従い、特定時にフリーテキストメッセージで行うのを
標準作戦手順とすべきである。中隊副長はフォース21旅団以下戦闘指揮の
共通作戦図の更新の責任を負う。FMによる報告を入力して、報告の多重により
フォース21旅団以下戦闘指揮が過重となるのを防ぐ。フォース21旅団以下
戦闘指揮によりSBCT戦闘空間における分散作戦が可能となる。
旅団資産の使用
練成中、旅団は装備の配備途中であり、訓練を遂行しつつ、戦闘訓練
センターで第2歩兵師団第3旅団(#SBCT-1のこと)を支援していた。
SBCT歩兵中隊と大隊の能力が向上したとはいえ、旅団資産、例えば
RSTA中隊と無人空中飛翔体小隊は、全様相作戦の基礎となるものであり
その有効性を倍増させる。
補給
護衛 あらゆる補給活動は少なくとも歩兵1個班の護衛の必要がある。
補給車列は補給される順序に各類補給が出される順に組織されるべきである。
例えば、第V類(燃料、潤滑油等)、第X類(弾薬)、第Z類(主要装備品)
第\類(部品)のように。副長か中隊最先任軍曹が補給車列に付き添い、
FMの交信を統制すること。フォース21旅団以下戦闘指揮の人員および補給
統計標準作戦手順はFM網を輻輳を防ぐのに不可欠である。敵性地域を抜ける
通信線が長くなるほど、護衛のための戦闘力はより必要となる。
燃料補給活動 燃料補給活動は通常、給油所形式で行う。一度に1個班が
中隊戦術集合地域の中央にて、或いは中隊が分散している戦術活動中は
二方向出入り口のある掩護および隠蔽のある側道にて行う。先導小隊は
給油点を最後の小隊が交代するまで警備する。最低限守るべきことは
常に警備があるということである。この手順にはタンカーの受領から
およそ2時間かかる。
あらゆる補給活動を戦闘任務として扱うこと。火力支援計画を立て、
情報伝達を行い、接敵時の予行をすること。歩兵中隊への地上連絡線
は主要な形式である。
#Ground lines of communication to the infantry companies are
the primary mode. この最後の文は意味が取れず。
戦術集合地域手順/戦術、戦技、手順
戦術集合地域手順 準備隊は中隊最先任軍曹或いは副長が
核、生物、化学下士官、1個歩兵小隊、対戦車型暫定車両1両、武器分隊長
を率いる。中隊規模の戦術集合地域は直径400m(配属部隊によってはこれより
広い)、制約地形では星状に小隊戦術集合地域を複数にすることもある。
警戒 一般則としては小隊の50%が適切。歩兵小隊は2個射撃チーム規模の
観測聴音哨を100m先に、2個射撃チームを即応部隊として円陣内におく。
操縦手か車長が歩兵戦闘車両内に、対戦車型車両は乗員2名が待機、
迫撃砲は1門が待機。指揮官を一箇所に集めるときは警戒を100%とする。
機動砲と対戦車型車両の配置。配置は様々である。一箇所に集中すると
補給活動が容易で手早く出来る。一方、歩兵小隊の間に分散させると
熱線の視界で覆うことができ、降車歩兵がこれらの車両の安全を向上
させてくれる。中隊本部と火力支援小隊は通常中央に位置するが、
迫撃砲は砲口先の開放と隠蔽を満たすため再配置の要があるかもしれない。
SBCT歩兵中隊は喧伝されたとおりの働きをする。攻撃、防御、安定、支援に
おいて決定的作戦を達成し、全様相作戦能力がある。機動、火力、情報、
防護、指揮の戦闘力要素を目前の状況に応じて用いて戦闘空間を支配する。
編制及び装備定数表では中隊階梯での諸兵科の枠組みを定めている。
SBCT中隊は陸軍の作戦則、主導権、機敏性、縦深、同期化、任務命令
に応じた多様性、下級指揮官の主導性、状況認識と理解を達成している。
変革はSBCTの装備と訓練を続け、オブジェクティブフォースの建設へと進む
中、戦術、戦技、手順と教義も革新が続く。任務、敵、地形、自部隊、時間、
文民により規定される状況で揮官を戦闘に備えさせる基本要素は不変である。
#以上で訳は終わりです。訳していて話が簡潔で意味が取りにくいところと
用語が不明で分からんところとあります。
ブラウンズビルの市街掃討では敵は予想外にも背後から撃たれたという
話がありますが、これはどうやったんだろうとかのあたりが不明です。
2個小隊が並んで家屋ごとに掃討していきこれを町の外からATGMが支援
していた。3個目の小隊を狙撃チームをつけて右翼に投入したとあるので
予備の歩兵小隊を敵背後から投入したのでしょうか。
また、戦車に対するハンターキラーも随分悩みました。まずdrop zone
があるのですが、これが空中投下帯なのか空挺降下なのか不明です。
そして、M1A1にも熱線視察装置はあるだろうにジャベリンとTOWUで狩られる
のだろうかと。歩兵も一緒にいるのにと思ってかなり悩みました。
結局夜間浸透と車両による警戒の話あたりを参考にしてある程度は解消
できたかも。
#前スレの機械化歩兵教義は今晩から取り掛かります。お待たせしてすみません。
>>29 視界向上型ハマー
これはググッテみた結果誤っていました。
h
ttp://members.aol.com/panzersgt2/gallery/us/vismod.jpg NTCなどで外見をBRDMなどに似せたハマーを指すvismod(visual modification)
のことを指すようです。この場合は何に似せていたかは不明ですが
中身がハマーなのは間違いないけど、ハマーの派生型を指すものではない模様。
#いま機械化歩兵教義を拝見しています。よろしければワードのファイルで
あげて頂ければ原文にないところを全部削って下線と斜字体を原文どおりに
してどこかにUPできますがどうでしょうか。手直しすべき箇所がちと多いです。
58 :
タママ二等兵:04/11/05 03:07:53 ID:sns3lzZy
>予想外にも背後から撃たれた
SBCTの情報統制能力を以ってすれば、これまで分断や散逸を怖れて実行出来なかった
大胆な迂回策が採れる、という事でしょう。
>drop zone
DZ。空挺橋頭堡ですね。
>M1A1にも熱線視察装置はあるだろうに
このケースですと、ストライカーATGWは、緊要地形に占位し、ランチャー起こして
射撃を実施しているわけです。
前スレでのM901の評価と合わせて考えると、興味深いでしょう。
イースティング73におけるM2/3"ブラッドレイ"の損害、海兵隊LAV-AT活躍とか。
ジャヴェリンについては、ぱぱの愛する軽歩兵の戦域確保能力に着目です。
DZ=降着地域は、空挺堡とは同じ場合もあるし違う場合もあります。
まあ、同じ方が楽ではありますが、運用上それが許されない場合もありますし
<DZ
この場合は空挺堡と同一かもと思いました。定義によると空挺降下も空中投下
もどちらもありえます。
仮に空挺堡だとすると地上に既にSBCTの中隊がいる状況で空挺部隊が降りてくる
ことになるのでちょっと不思議に思っています。初期投入部隊であり、強制侵入
部隊の次に投入されて空挺堡の拡大と維持にあたる部隊だと思っていたのですが。
遠すぎた橋みたいに地上をSBCTが走り、空から空挺が来て橋を確保するような
状況なのでしょうか。また、空挺降下は飛行場の確保が目的という印象があった
のだけどこの場合は飛行場の話は絡められていなかったのも面白いです。
<DZと空挺堡が別
ノルマンディーのときの降下作戦で空挺兵が教会の尖塔に落下傘で
吊り下げられてしまった話を思い出しました。遠すぎた橋でも市街地の外に
降下してから市街地内の橋まで徒歩行軍して占領していたと思います。
<ジャベリン
ジャベリンが制式化されたころの論文にこう運用できるという方向で幾つか
出ていました。反斜面陣地を構えて、見下ろす道を通過させたあと背後から
撃つことを提案していたり、艦船に搭載して自爆ボートを撃退できると提案
していたり。
<M901とTOW搭載ハマーとTOW搭載ストライカー
TOW搭載ハマーとTOW搭載ストライカーの機動性がどの程度違うのかというのが
問題かも。同程度以上ならNTCの対抗部隊やかつての第9自動車化師団の重諸兵科
連合大隊のように運用される余地があると思います。フォース21旅団以下戦闘指揮
の機能は不明ですが、地形を把握して敵の進撃経路上に交戦地域設定、長距離から側射、背射する
陣地を選定する位はできるかもしれません。
#今、歩兵分隊の話と旅団の話を読んでいます。
旅団の話は各部隊につける名称も絡めてワシントンの陸軍のころから旅団を
追っています。UAが沢山できるということは旅団が沢山増えるわけでその旅団
にどんな名前をどんな根拠で付けるのか、旅団と師団どっちが作戦単位なのか
という問題意識があるように思います。On Pointからもエピソードを取り入れて
います。
歩兵分隊のほうは第二次世界大戦後からの歩兵分隊の編制の推移を
追っています。歴史を丁寧に負っているのでありがたいです。基本的に
いくつか基準を選んできてその基準で幾つかの候補を採点してどれがいいかを
結論で述べるというのが編制を扱う論文では多いみたいですが、どうも
広い文脈を理解できないと今一つ意味が分からなくて読んだだけで終わって
いましたが、歴史を扱ってくれるといろいろと知らないことがはっきりと
書かれていて面白いです。
>SBCTと空挺
この場合、SBCTが降着地域を概略確保し、そこに空挺降下(またはヘリボン)
する態勢かと思われます。これなら降着地域=空挺堡ですね。
空挺はこの段階では戦闘に加入せず、橋の確保に任ぜられる形でしょう。
>Ground lines of communication to the infantry companies are the primary mode.
歩兵中隊に対する地上での後方連絡線が(後方支援の)主たる手段である。
要するに、補給は地上から行うのが通常で、航空輸送等による補給はあくまでも
非常手段だ、ということでしょう。
>63 イラク戦争中、クルド人自治区内の飛行場に空挺降下した第173空挺旅団も
補給の少なくとも一部はトルコ経由の地上で運ばれたという話を思い出しました。
#ファルージャの包囲陣の一部を第25歩兵師団第1旅団(ストライカー化)が
担っているようです。dynamic cordon 動的包囲 という言葉が使われていますが
これもSBCT歩兵中隊の戦闘で触れられている分散作戦の一つなんでしょうか。
h
ttp://www.cjtf7.com/media-information/October%202004/041016h.htm #海兵隊なのでLAV-25やLVTP7を使っているはず。主要道路に検問所
それ以外の平野を部隊が転々と移動して包囲をしているのかも。
>DZ
初期DZと増援・補給用のDZが別に設定されるという例は多々あります。
クレタでもそうですし、マーケットガーデンのアーンエムも同様
(アーンエムの場合、独軍の反撃でより大型の第2DZが敵の射圧圏内に納められてしまうという致命的な失敗をやらかしてましたね)
ところで、今回のSBCTの件では、私もSBCTが地上侵攻し、後の確保を空挺(orヘリボーン)が行う形式だと思います。
理由は…結局のところ、空挺は高機動力が売り物であり、奇襲に効果があるといっても、
その戦闘力が装甲車両や重火器を持てる地上部隊に劣るというのは明らかであり、
敵がそれなりの体制を整えている可能性が高ければ、地上部隊が行く方が良いと思うのです。
確保後の地域継承であれば、軽装備で、投入・増援の早い空挺はなにかと便利な事でしょう。
それにSBCTは人員が少ない為、そこまでの進撃路の全てを確実に常時警護するのは難しいと思われますので、
確保直後、すなわち侵攻直後(作戦開始直後)の後続部隊の進出は、地上機動よりも、空中機動の方が
より迅速確実、しかも米軍の航空優勢確保の確実性からも空中機動が最も効果的ではないか?
とも思います。
イラク戦でも、第3師団の進撃後の確保に82空師と101空師が投入されましたよね。
あくまでも、第3師団の「後に」投入し掃討・確保の任務についてました。
これと同様な手法ではないでしょうか?
(最近の米軍のお気に入りは、地上先行、空挺確保…かな?)
>65 直接繋がる話ではないのですが。
On Pointのまだ訳していない章では実は第82空挺の1個旅団だったが
クウェートに装備品を空中投下用に装具して待機していました。バグダッドに
空挺降下する予定だったそうです。その後戦局の変化に伴い装具を外し
地上から進撃する形になったとのことです。具体的にバグダッドのどこに
降下しようとしていたのかについては書かれて居なかったと思います。
憶測ではバグダッドの川の西側(東側は海兵隊の戦区に実際なっているため)で
サダム国際空港(後のバグダッド国際空港)か市街の北側ではないかと。
これらの地域に広大な地域目標が設定されている地図が同書に掲載されています。
このうち市街北側の目標については作戦の変更にともない目標の設定が見直されて
います。飛行場への旅団の降下については1989年のパナマでも第82空挺はしています。
ちなみにこの際もパナマ運河地帯専門の旅団と訓練できた1個旅団が先にパナマに
いたとのことです。飛行場が既に制圧されていたかについては調べていません。
このときシェリダンを空中投下してます。
#旅団の降下といってもイラク戦争の第173の場合は目標地域を離脱するまでに
降下できなかった兵や、翌日に空輸された部隊などがあったりします。
#これで思い出すのが2001年のアフガンでレンジャーがカンダハル付近の飛行場に
降下するのを放映されたことがあったということです。レンジャー全力だと
3個大隊で1個連隊でほぼ1個旅団となるのかな。編制が完全に同一が不明ですが。
またそのそもどれくらいが降下したのか。すぐヘリか何かで引き上げてたはずなので
1個大隊以下だったような。
>>66 ありがとうございます。いまDLしました。
早速作業します。
早速作業始めました。英文字の大文字と小文字間違え。綴り間違え。それから
全角と半角の間違いなどが一杯です。不思議なのはDePuyが赤線引かれている
ことです。DuPuyのほうが一般的なんだろうか。珍しい名前なんでしょうか。
IMEが古いせいかもしれません。とりあえず#が付いている文章はこちらが
勝手に入れた奴なのでこれを削って赤線のところを見ていっています。
#で、SimpkinもIMEが怪しいと出してきました。念のためチェックしたら
白の騎士か白象か 海兵隊におけるM1A1 という面白そうな論文が出てきました。
1989年の海兵隊の学校?あたりでかかれた奴らしいです。たしかクアンティコ
に海兵隊の大学があるそうですが。CGCだからCGSCと同等っぽいですかね。
駆逐戦車による中対戦車防御が書かれたり、NTCにおけるM901が書かれたりした
年代でM1について限界を見出している話みたいで面白そうです。
今気付いたのですが、ワードだと私の拙い訳文ですら読みやすく見えます。
これからワードで訳して週末あたりにどこかにUPするのがいいかも。
圧縮すれば無料HPにおける容量に収まりそうですし。そのほうが凄く親切
ですね。2chに訳してはカキコしていく場合の利点は気になる箇所をリンクで
直接指摘したり、議論の過程で引用こと位ですか。ワードのファイルから
コピペしてもってくれば済むと思います。
ということで前スレ649さん 有難うございます。偉い手間掛けてすみません。
>空挺
クランシーの素顔のスペシャルフォースによると、SOFが進入、目的達成。
その後、車両部隊が占領にやってくる、という想定での演習が散見されます。
SBCTが、緊要空港に、突如空から湧いて出る運用も行われるんでしょうが、そうでない、地上急行シナリオもともにあるんでしょう、などと思ってみたり。
空から突如湧いて出るには、当該地域の空を安全に保ち、C17を連続的に送り込むことが必要で。
まあ、イラクでも戦車を乗せて北部に空輸したようですが、地上運用では制限を受けた、とする話もあったようで。
そうなるとやっぱり、緊急展開には軽歩兵がイイなあ、などと。
>>67 投下したシェリダンタン(*´Д`)ハァハァの一両は湿地にはまり込んで、放棄、破壊された気がします。
投下という投入手段の限界なんでしょう。
私としては嬉しいのですが、Lansさんとかが目を三角にして怒りそうで怖ひ (^^;
ワードのファイルをUPしていただいたら、またPDF化するつもりでおりますが、それもUPしましょうか?
>>71 空挺降下の際には歩兵に7パーセントの損害が出る、と何かで読みましたが、車両の場合は重量物なだけ
リスクも大きいんでしょうね。
むっ、そっか。毎日チョビチョビ読み進める人もいるのかぁ。
ちょっと検討します。
<シェリダンの空中投下
たしか投下直後に戦闘不能だった車両も複数あったはずです。
空港の制圧は早期に出来ていたから着陸して降ろしても良かったのかも。
#旅団を読み終わりました。UAの編制とストライカーUAの編制が出ていました。
2004年7月時点ということになります。ストライカー小隊の車両数が3両になっている
あたりがちょっと不思議でした。
ワシントンのころの旅団は2000人をめどにしていた。
連隊は人員補充制度が整っておらず、旅団の人員規模を一定にするため
各旅団内の連隊数はまちまちだったという話がのっていました。
すると旅団長の掌握すべき指揮の範囲がまちまちだということになりそうですが。
ここいらの説明を見るにはもっと細かい話を読まないとダメかも。
前スレで出てきた目標ピーチでの戦闘。カルバラ=バグダッド間でユーフラテス川に
掛かる橋梁での戦闘については旅団が交互に超越しては衝撃力を保って前進して
いくという文脈で取り上げられていました。イラク戦争の経過がよくまとまって
いるのでOn Pointよりこっちを先に訳したほうがいいかも。ただし、第3歩兵師団
中心で第11航空連隊の縦深攻撃が計画未調整で失敗とか、第101の攻撃は成功
とかは抜けてます。ジェシカ=リンチ捕虜事件についてはここで起きたと触れてますが
これも当然ながらOn Pointのほうが詳しいです。
>72 PDFファイル化していただけると嬉しいです。有難うございます。
あともう一つの収穫はマクレガー以外で旅団を基礎とする主張をしている人が
紹介されていたことです。John R. Brinkerhoff 1997 Autumn parameters
にthe brigade-based new armyというのがあるそうで。バックナンバーを
見ることが出来たかな。調べてみます。
私は訳を読ませて頂いてる身ですから
>Lansさんとかが目を三角にして怒りそうで怖ひ (^^;
なんてしませんんよぉ(w
>75 旅団の論文と比べて直接的で読み返すときのポイントを押さえるのに
いい内容な感じでしたので訳してみます。軍の編制と将官の育成が絡んだ
話を見たのは初めてです。パラメーターは具体的な戦闘の話が出てこないので
今一つとっつきにくかったんですが。育成についてもブラッドレー小隊が
3×9人編制になったらどう下士官が資格を得て昇任していくのかのモデル
なんかを読んだきりでした。
著者 John R. Brinkerhoff 1997 parameters Autumn 66-72
米国陸軍が師団にかえて戦闘旅団を諸兵科連合組織の基礎として受け入れるべき
ときがきている。新たな兵器は攻撃力が高まり、射程が延び、将来の紛争に参加する
者は戦闘部隊の規模を縮小し、柔軟性を増すことが望ましい。新たな通信および
情報処理能力によりこれは可能である。
これまでの戦争で旅団は陸軍の用を勤めてきたが、21世紀の戦場の要求を
満たすには師団は大きすぎ、かさばりすぎる。陸軍が師団を採用したのは、
短射程の施条マスケットとマスケットと同射程の砲で装備していた南北戦争
のことである。戦争の状況も技術も劇的に変化したのだが、陸軍は師団と
ともにあり続けている。
長年の間に師団の規模は10000名から28000名と様々だったが全体としての考えは
一定していた。第1次世界大戦では4単位師団が28000名の兵を各2個連隊の2個旅団
に編制し、当時の塹壕戦での正面攻撃を行うに足る戦力と打撃力を備えていた。
第2次世界大戦では3単位歩兵師団が15500名の兵で3個歩兵連隊に編制され、簡素性
と柔軟性を目的として設計されていた。3単位師団は完全には完結しておらず、
諸兵科連合戦闘に必要な全ての部隊をもっていなかった。戦車、戦車駆逐車、
騎兵、対空大隊が第2次世界大戦の歩兵師団を強化するため常時配属されていた。
第2次世界大戦の機甲師団は衝撃力と柔軟性を備えるよう設計されており、
11000名の兵が6個の戦車大隊や機甲歩兵大隊に編制され、これらが戦闘状況
に応じて戦術統制本部(戦闘司令部)に配された。第2次世界大戦の空挺師団は
兵員およそ10000名で当時の航空機に適合するように設計されていた。
陸軍は朝鮮戦争をおよそ17500名で、第2次世界大戦の歩兵師団を強化したもので
戦った。第2次世界大戦でも朝鮮戦争でも、師団を3個の連隊戦闘団に任務編成する
のが通例だった。それぞれは1個歩兵連隊、1個砲兵大隊、1個工兵中隊、
1個偵察部隊、1個戦車大隊、と支援部隊からなる。また師団を成さない独立
連隊戦闘団が無数にあった。
朝鮮戦争以後、陸軍は変化していく状況に応じて師団編制を修正してきている。
1950年代のペントミック師団は核戦争に対応して設計されたもので、13500名が
5個の戦闘群に編制される。その後、同師団は通常戦争には軽すぎると考えられる
ようになった。1970年代には陸軍は全師団を標準編制とし、およそ16000名が
9から11の歩兵大隊や戦車大隊に編成されて戦術状況に応じて旅団と呼ばれる
3つの戦術統制部隊の一つに配されることにした。この編制は理論上ではなおも
有効であるが、実際には管理上の制約と保守的な戦術により得られるはずの
柔軟性は減じてしまい、失われている。
現行の師団は実際には3個の比較的固定した戦闘旅団任務部隊、1個航空旅団、
そして小さな師団基盤からなる諸兵科連合部隊である。各旅団任務部隊は
歩兵大隊と戦車大隊、1個直協砲兵大隊、1個工兵大隊、1個諸戦務前方支援大隊、
偵察、通信、その他支援能力を供する中隊や分遣隊からなる。航空旅団は
航空攻撃と戦術機動力を供する。師団基盤として残ったもの(旅団任務部隊が
編成された後に)は偵察、通信、さらなる戦闘任務支援を供する。各旅団任務部隊
は戦闘部隊と(部分的には)自己完結した諸兵科連合戦闘団として作戦を遂行する
に足る戦闘支援及び戦務支援部隊を持つ。旅団任務部隊は第2次世界大戦や朝鮮
戦争時の連隊戦闘団と極めて似ている。
師団が事実上、3個の旅団任務部隊に編成されていることで師団長、師団参謀、
師団工兵、師団支援集団司令官、そして(程度は低いながらも)師団砲兵司令官
が戦闘作戦に与える影響は減少している。師団基盤の多くは旅団任務部隊に
分散している。実際上、戦闘中に旅団から旅団へと戦闘大隊や戦闘支援部隊を
転属するということは放棄されているから、軍団階梯が直接供せないものを
師団階梯で付け加えられるということはほとんどない。これにより、野戦軍
の全体的な作戦企図を妨げずに旅団任務部隊を軍団指揮で直接運用する可能性が
もたらされている。
大組織は全て時代遅れの方針と組織構想を保つという保守的な傾向がある。
これはとりわけ軍事組織にあてはまり、実地で得た正しいものが新しく
危険性あるものよりもより魅力的なのは理解できる。けれども、陸軍が
一般通念を捨て、過去の伝統を捨て、未来を見る時機は熟している。
フォース21を実行するにあたり、陸軍は圧倒的戦場認識、デジタル化、電子化
戦場、”観測、志向、決定、実行”環に入り込むこと、その他の全く新たなもの
に焦点をあてているが、野戦軍についてはこれまでと同じ階梯のままである。
新たな作戦構想について語るのは容易であるが、師団を捨てるのを考える
ことすら困難である。励みとなるのは陸軍が変化を評価する主な手段の
一つとして評価部隊(#EXFOR?)の旅団戦闘団を使っていることである。
陸軍は軍事における”革命”とは単に新兵器を加えたり、デジタル化する
だけではないことを認識している。過去のこのような革命では新兵器と
技術を適合させ、戦闘力を最大に引き出すために組織と戦術が大きく
変更された。実際、軍事におけるこれまでの革命では組織構造の大変化
として現れている。
単純だが中身を伴う改革は、師団階梯を完全に除去し、新たな戦闘旅団を
基本戦闘部隊として新たな軍団に編制する野戦軍を創出することである。
新たな戦闘旅団
新たな戦闘旅団は3か4の歩兵もしくは戦車機動大隊、偵察、航空、工兵、
戦闘支援、戦務支援大隊、様々な戦闘支援部隊を抱える本部大隊からなる。
これらの旅団は兵力5000から6000名、これに対して師団は10000名から
18000名である。現代の技術により、これにもかかわらず現行師団と同等か
以上の戦闘力を供することができる。図1は新たな戦闘旅団の一例である。
図1 新戦闘旅団
3個から4個の600名から800名の機動大隊 計3000名
1個偵察大隊 400名
1個砲兵大隊 600名
1個対空中隊 150名
1個工兵大隊 450名
1個本部大隊 650名
(1個本部及び本部中隊 1個通信中隊 1個憲兵小隊 1個化学中隊 1個民政中隊)
1個旅団支援大隊 750名
(1個本部及び本部中隊 1個補給活動センター 1個軽及び中トラック中隊
1個直接支援−全般支援整備中隊 1個衛生中隊)
総計6000名
師団基盤の陸軍におけるのと同種の諸兵科連合部隊は新たな旅団基盤の陸軍
でもある。軽歩兵、機甲、機械化歩兵、空挺、空中強襲部隊といった旅団がある。
騎兵旅団は現行の装甲騎兵連隊と同様に軍団階梯における偵察部隊である。
新たな戦闘旅団は第2次世界大戦の師団よりもより戦闘力のある強力な諸兵科連合編制
である。下の図2は、第2次世界大戦師団、現行師団、新戦闘旅団の兵力と主要兵器の
比較である。現行の軽歩兵師団は第2次世界大戦の歩兵師団と兵力及び歩兵と
砲数で同等であるが、攻撃ヘリと射撃統制装置の向上により一層の戦闘力を備えている。
現行の機甲師団は第2次世界大戦時の先祖と比べて規模は2倍未満だが、2倍以上の
戦闘力を持つ。提案している新機甲旅団は兵力はおよそ3分の1だが現行機甲師団
の能力のおよそ半分である。新軽歩兵旅団は兵力は2分の1だが軽歩兵師団の半分以上
の能力である。
図2 第2次世界大戦師団、現行師団、新旅団の比較
兵力数
第二次世界大戦歩兵師団 13412
第2次世界大戦機甲師団 10937
軽歩兵師団 11146
重機甲師団 18538
新重旅団 6000
新軽旅団 5000
大隊数
軽歩兵大隊 軽歩兵師団 9 新軽旅団 4
歩兵大隊 WWU歩兵師団 9
機械化歩兵大隊 WWU機甲師団 3 重機甲師団 4 新重旅団 2
戦車大隊 WWU機甲師団 6 重機甲師団 6 新重旅団 2
アパッチ大隊 軽歩兵師団 1 重機甲師団 2 新重旅団 1 新軽旅団 2
兵器および装備数
小銃 自動火器 WWU歩兵師団 6465 WWU機甲師団 4866 軽歩兵師団 7686
重機甲師団 11825 新重旅団 5000 新軽旅団 4000
機関銃 WWU歩兵師団 656 WWU機甲師団 869 軽歩兵師団 1212
重機甲師団 1561 新重旅団 600 新軽旅団 600
擲弾発射機関銃 軽歩兵師団 119 重機甲師団 331 新重旅団 100 新軽旅団 50
対戦車砲 WWU歩兵師団 63
対戦車ミサイル発射装置 WWU機甲師団 604 軽歩兵師団 206
重機甲師団 633 新重旅団 40 新軽旅団 24
迫撃砲 WWU歩兵師団 144 重機甲師団 66 新重旅団 40
105mm榴弾砲 WWU歩兵師団 54 WWU機甲師団 54 軽歩兵師団 54 新軽旅団 32
155mm榴弾砲 WWU歩兵師団 12 軽歩兵師団 8 重機甲師団 72 新重旅団 32 新軽旅団 8
MLRS 重機甲師団 9 新重旅団 9 新軽旅団 3
対空砲 重機甲師団 24 新重旅団 8 新軽旅団 8
ヘリ 軽歩兵師団 117 重機甲師団 91 新重旅団 30 新軽旅団 60
戦車 WWU機甲師団 263 重機甲師団 375 新重旅団 125
装甲戦闘車両 重機甲師団 363 新重旅団 125
装甲兵員輸送車両 WWU機甲師団 501 重機甲師団 365 新重旅団 180
その他装甲車両 重機甲師団 439 新重旅団 140
装輪車両 WWU歩兵師団 1640 WWU機甲師団 2653 軽歩兵師団 1856
重機甲師団 3575 新重旅団 1000 新軽旅団 1000
こ、今回の訳は…
じゅる…おっとヨダレが…
と言いつつ注記
>91
>戦車大隊 WWU機甲師団 6
とありますが、一般的な1943型米軍機甲師団は
戦車大隊x3
機械化歩兵大隊x3
機甲砲兵大隊x3
機甲騎兵大隊x1
機甲工兵大隊x1
を主要戦闘大隊として編制されています。
確か戦車大隊x6は1942型米軍機甲師団のはず
しかし、欧州戦線で実際に戦った機甲師団のうち
この重機甲師団編成は第2および第3機甲師団の2つだけだったと思います。
でわ、続きに期待します。
>94
<1942型機甲師団 たしか二重孤児では歩兵の不足を補うため常時歩兵連隊の
配属を受けていたという話が出ていました。
1943型でなく、こちらの数字で比較したのは新戦闘旅団の戦闘力の比較として
より大なるほうを取ったことと、重機甲師団を念頭に置いていることがあると
思います。
図表については原文ではきちんとした表になっています。
>>78のキーワード
で検索するとネット上で閲覧することができます。桁までは間違っていない
かもしれませんが細かな数字は違うかもしれません。
新軍団
軍団は各種の戦闘旅団と砲兵、対空、工兵、通信、憲兵、戦務支援といった様々な
型の旅団から編成される。戦務支援は旅団支援大隊と全般支援群に編成された軍団
支援集団が供する。教義、編制、手続は今日とほぼ同様だが、部隊は小規模となろう。
新軍団は兵力およそ65000名で現行の大型軍団を構成する同種の組織の小型版により
構成される。下の図3は旅団基盤陸軍における軍団の例を示す。
図3 新軍団
軍団本部及び本部大隊 500名
6個戦闘旅団 36000名
1個騎兵旅団 4500名
1個戦闘航空旅団 3500名
2〜3個砲兵旅団 5000名
1個対空旅団 2000名
1個戦闘工兵旅団 2500名
1個軍団通信旅団 1500名
1個軍団軍事情報大隊 750名
1個憲兵大隊 750名
1個化学大隊 500名
1個民政旅団 500名
1個軍団支援集団 7000名
(6個旅団支援大隊 2個全般支援群)
総計 65000名
新戦闘旅団への転換
現在の現役および州兵師団の師団旅団を独立旅団に転換することで旅団基盤陸軍
へ変わっていくことは可能であろう。下の図4は1997年6月時点の現役および予備
役の師団旅団および独立旅団全73個が、抽出元の師団と全体的に同型の独立旅団
へ転換する場合の調整案の例である。比較のために、同じ図でDoDが4年おき国防
再検討で勧告した規模に戦力が削減された場合の転換案を示す。後者は本論文で
の拙論に沿う形で4年おき国防再検討での変更を反映したものである。
99 :
20:04/11/10 13:36:29 ID:???
図4 現行戦力および4年おき国防再検討の戦力からの新旅団への転換
現行戦力からの転換
現役32個
(空挺 3個 空中強襲3個 軽歩兵6個 歩兵3個 機械化9個 機甲6個 騎兵2個)予備役41個
(軽歩兵10個 歩兵10個 機械化13個 機甲7個 騎兵1個)
現役、予備役合計73個
(空挺3個 空中強襲3個 軽歩兵16個 歩兵13個 機械化22個 機甲13個 騎兵3個)
4年おき国防再検討戦力
現役30個
(空挺1個 空中強襲1個 軽歩兵2個 機械化13個 機甲10個 騎兵5個)
予備役32個
(軽歩兵6個 機械化12個 機甲8個 騎兵4個)
現役および予備役合計62個
(空挺1個 空中強襲1個 軽歩兵8個 機械化25個 機甲18個 騎兵9個)
図4 現行戦力および4年おき国防再検討の戦力からの新旅団への転換
現行戦力からの転換の場合
現役32個
(空挺 3個 空中強襲3個 軽歩兵6個 歩兵3個 機械化9個 機甲6個 騎兵2個)
予備役41個
(軽歩兵10個 歩兵10個 機械化13個 機甲7個 騎兵1個)
現役、予備役合計73個
(空挺3個 空中強襲3個 軽歩兵16個 歩兵13個 機械化22個 機甲13個 騎兵3個)
4年おき国防再検討戦力からの転換の場合
現役30個
(空挺1個 空中強襲1個 軽歩兵2個 機械化13個 機甲10個 騎兵5個)
予備役32個
(軽歩兵6個 機械化12個 機甲8個 騎兵4個)
現役および予備役合計62個
(空挺1個 空中強襲1個 軽歩兵8個 機械化25個 機甲18個 騎兵9個)
101 :
21:04/11/10 13:44:54 ID:???
QDR(4年おきの国防再検討)と、陸軍、陸軍州兵、陸軍予備役間の場外協定の結果、
陸軍州兵は11個戦闘旅団を削減する。これによりQDR後、陸軍の旅団数は62個とな
る。うち現役が32個、州兵は30個。これは図4に示した通りである。執筆時点で陸
軍QDRにおける戦力組成では旅団数および型の組み合わせについて一切決定は行わ
れていない。
陸軍は州兵の30個旅団全てを軽歩兵に転換することで主として国内作戦向けの警察
部隊とすることを望んでいるが、これは州兵には受け入れられないものである。
進行中の陸軍戦力組成の結果としてありうるのは必ずしも国家軍事戦略の必要には
沿わないものの、政治的に受け入れられるぎりぎりの改革ということになるだろう。
102 :
22:04/11/10 13:50:08 ID:???
軍団あたり6個戦闘旅団と1個新騎兵旅団に基づくと、QDR後の戦力組成での62個
戦闘旅団の指揮に9個の軍団本部が必要となる。現行の戦力が保持された場合は
10個である。QDR後戦力では軍団傘下の戦闘、戦闘支援、戦務支援部隊について
585000名が必要となる。軍団より上の階梯にも十分な戦域作戦のための組織を
充足するにはさらに軍人と外部支援が必要となる。
新旅団基盤陸軍へ転換することは、戦わざるを得ぬ戦争の形態に対応する
もっとも有効な独立旅団の組み合わせを確立する機会となる。QDR後の戦力
において新軍団に新戦闘旅団を組んでいく方法を精査して、組成を修正する
ことで、これを実現する案を以下に示す。
103 :
23:04/11/10 13:56:22 ID:???
旅団組成の改革
新戦闘旅団を新軍団に配するにあたっては、師団基盤陸軍からの旅団の組成の変更
を検討する。軍団編制がそのような改革を必要とするかは見る者の視点によるが、
そのような検討が必要か否かについても考えてみる。
・新陸軍では各9個軍団は偵察と遮蔽幕機能を果たす1個騎兵旅団が配される。師団
基盤陸軍では騎兵機能は失われており、教義上では軍団あたり1個装甲騎兵連隊が配
されることになっているが実現していない。騎兵が現代戦闘において重要な機能で
あるならば、このようなあるいは別の形での騎兵部隊の配置が必要である。
104 :
24:04/11/10 13:57:41 ID:???
・軽歩兵旅団は1個軍団あたり1個の基準で配される。現行の師団基盤陸軍における
軽歩兵旅団は主要地域紛争想定での用途は限られていることが実証されているので、
削減は正当である。が、軽歩兵は軍団長にとって多様な用途があり至便であるし、
地域戦争と小規模紛争向けに保持されるべきだろう。
・空挺旅団及び空中強襲旅団の合計数は6個から2個へと削減される。空挺旅団独自
の特徴は空挺堡や飛行場を空挺強襲で奪取する能力である。より小規模の陸軍に
あっては、この特別な能力を持つ旅団は1個でよいだろう。同様に特別な空中強襲
部隊の必要も大抵の戦闘部隊に航空が含まれるようになり必要が薄れている。特別
の空中強襲旅団の必要は零で十分だが、能力が必要とされる場合に備えて1個を
保持する。
105 :
25:04/11/10 13:59:17 ID:???
・全体の3分の2にあたる残りの旅団は機械化歩兵か機甲旅団となる。同種の旅団
基盤を持つことから、この二つの型をまとめて単一の重旅団とする誘惑に駆られる。
これまで、機械化歩兵と機甲の違いは、旅団内で機械化歩兵大隊と戦車大隊のいずれ
が少々多いかの違いでしかなかった。新陸軍は単一の重旅団型を作ろうという誘惑
に抗するべきである。本質的に戦車支援を受けた歩兵部隊と、均整のとれた歩戦戦
闘団である機甲部隊とは区別すべきである。教義の問題は陸軍が将来に向かうにあた
り重要であり、新陸軍を確立するにあたっては直接取り組まれるべきである。
・各軍団は1個航空旅団を持つ。陸軍航空資産は新旅団に適合するよう、新戦闘旅団
毎に1個航空大隊と新軍団9個毎に1個航空旅団へと再編されるべきである。
106 :
26:04/11/10 14:00:21 ID:???
・砲兵、対空、戦闘工兵、その他戦闘支援および戦務支援部隊と本部は新軍団9個
毎に軍団部隊として配され、取って置かれる。
下の図5ではQDR後戦力における9個の新軍団への戦闘旅団の配置案を示したもの
(番号は便宜的なものである)また、軍団本部の所在地案も示している。所在地に
よっては軍団の任務が規定されるところもある。が、これは軍団部隊の全てがそこ
に所在することを意味するのではない。例えば、第1軍団は韓国に所在する全部隊
を含むが、合州国西海岸で第1軍団に取って置かれる部隊もある。各軍団は、全兵科
および陸軍のあらゆる種の部隊と必要に応じて他軍の部隊が配されたり、取って置
かれたりした部隊を統合した部隊である。軍団長は平時には配された現役部隊と指
定された予備役部隊の即応と訓練の責任を、戦時にはこれらの部隊の戦闘の責任を持つ。
107 :
27:04/11/10 14:03:43 ID:???
図5 新軍団への新戦闘旅団の配置
第1軍団(韓国) 軽歩兵1 機械化3 機甲2 装甲騎兵1 計7
第2軍団(フォートドラム) 軽歩兵1 機械化3 機甲2 装甲騎兵1 計7
第3軍団(フォートフッド)軽歩兵1 機械化2 機甲3 装甲騎兵1 計7
第4軍団(フォートブラッグ)空挺1 空中強襲1 機械化2 機甲1 装甲騎兵1 計6
第5軍団(欧州) 軽歩兵1 機械化3 機甲2 装甲騎兵1 計7
第6軍団(フォートルイス)軽歩兵1 機械化3 機甲2 装甲騎兵1 計7
第7軍団(フォートスチュアート)軽歩兵1 機械化3 機甲2 装甲騎兵1 計7
第8軍団(フォートライリー)軽歩兵1 機械化3 機甲2 装甲騎兵1 計7
第9軍団(フォートノックス)軽歩兵1 機械化3 機甲2 装甲騎兵1 計7
合計 空挺1 空中強襲1 軽歩兵8 機械化25 機甲18 装甲騎兵9 総計62
108 :
28:04/11/10 14:10:51 ID:???
この提案の旅団組成は疑いの余地なく議論のあるところだが、新陸軍の編制として
は筋が通っている。軍団の組成が新陸軍へ転換する過程で最終的に決定される際に
は、任務と所在地を考慮することで異なる組成がもたらされるだろう。一つの選択肢
は各軍団を地理的にほぼ同じ地域の旅団で編成することである。これは訓練の便が
良い。ともかく、この提案は完全に満足しうるものではない。例えば、第1軍団は韓国
とハワイの何れに所在すべきだろうか。解決策としては第1軍団本部を韓国に、副軍団長
と小規模の参謀をハワイに置くことが考えられる。提案の旅団の組成の変更は大きな
ものである。さらには、現行の軽歩兵旅団の多くはこの案では機械化か機甲旅団へと転換
される。この転換は一夜にして行えるものではないし、容易いものではない。が、全体の
戦力編成は現在の編成よりも向上する。陸軍が旅団基盤陸軍へ転換するが、例示のための
拙案とは異なる、それもかなり異なるということは当然おおいにありえる。
109 :
29:04/11/10 14:13:57 ID:???
旅団基盤陸軍の利点
陸軍が旅団基盤編成を取り入れることには以下の利点がある。
・野戦指揮が1階梯取り払われる。独立旅団が直接軍団に報告することで、師団
指揮階層全体が取り払われる。これは指揮統制を単純化する。本部参謀および
支援人員は新軍団の組織に吸収される。 新たな通信技術とコンピューターの応用
により諸兵科連合本部が以前には実現できると思われていたよりも多数の下部本部
を指揮統制することが可能となった。組織を平坦化することで戦闘力を損なわずに
剰余を取り除くことができる。
110 :
30:04/11/10 14:15:42 ID:???
・戦闘部隊組成の向上 多様な戦闘作戦を行える汎用戦闘部隊に限られた資源を
陸軍は集中できるようになる。現在の陸軍は現役戦闘旅団の半数を特殊目的師団、
1個空挺、1個空中強襲、3個軽歩兵としている。これらの師団は韓国、南西アジア、
その他多くの潜在的な戦闘地域での通常作戦には不適である。旅団階梯に移行する
ことで陸軍はこれらの専門的な能力をより小型で適切な量保持することが出来る
ようになる。1個独立空挺旅団が供することができる空挺強襲能力のために1個空挺
師団を維持する必要はない。現役陸軍では軽旅団(空挺、空中強襲、軽歩兵)を減
らし、より他用途な機械化および機甲旅団を増加させる。
・現役部隊の駐屯配置の整理 陸軍の10個現役師団のうち5個は、前方展開の必要と
基地閉鎖の対象となりかねない施設を埋めるために同一の駐屯地に全ての部隊が所在
してない。韓国、ドイツ、ハワイの師団はそれぞれ2個旅団であり、3個目の旅団は
米大陸本土に駐屯し、事実上独立旅団である。第10山岳師団はフォートドラムに2個
旅団を持つ。3番目の旅団はアラスカに駐屯し同地を鎮守している。師団が新戦闘旅団
に転換されれば、このような師団全体を縮小された現役陸軍に適合させるための途方も
ない処置は必要なくなる。現在、主要部隊が覆い切れない基地施設も新戦闘旅団の本拠
となるだろう。
111 :
31:04/11/10 14:16:52 ID:???
・州兵部隊への支援の向上 現在の8個州兵師団のうち5個は2から3の州に分かれて
いる。この処置は機能しているが、財政上および管理上の問題も生じている。旅団
基盤陸軍では、新たな州兵戦闘旅団が一つの州内から作り出される。
・伝統的な戦闘部隊の系譜の保存 けして見過ごせぬ旅団基盤陸軍の利点の一つに
新陸軍は第2次世界大戦を戦った89個師団と15個の独立連隊戦闘団のうち62個もの
系譜と旗を新戦闘旅団として保持できることがある。
112 :
32:04/11/10 14:18:12 ID:???
・戦力組成の変更に便宜があること 陸軍の戦闘力をより小型の部隊で編成
することで例えば直近のQDRで求められている縮小といった戦力組成の変更を
行いやすくなる。将来において独立旅団から基幹人員を得て新たな独立旅団を
編成することで戦力を拡充するのもまた容易である。
軍団階梯における現役および予備役戦闘部隊の統合 旅団基盤陸軍へ転換する
ことで新軍団それぞれが現役と州兵の旅団をともに持つことが通常となる。
軍団本部と現役旅団は迅速に展開でき、州兵旅団は適切な動員後に加わったり、
展開前訓練を共にしたりする。現役軍団長が現役および州兵旅団双方の責任を
持つことで州兵旅団が即応となり使用される可能性も高まる。厳しい財政状況
では現役および州兵旅団の双方を短期、長期を問わず戦闘力の最大限まで活用
するのは筋が通っている。
113 :
33:04/11/10 14:23:31 ID:???
大きな欠点となりうる問題
どんな良い考えにも最低一つは欠点がある。旅団基盤陸軍の最大の欠点は戦闘旅団
指揮官の階級の問題であろう。南北戦争以来変わっていない師団の特徴に司令官の
階級が少将であり続けていることがある。
師団を除去することは18の少将の指揮職を除去することでもある。これは他の全て
の考慮事項を凌駕する決定的な要素となりうる。ペントミック師団が捨てられた
主要な理由の一つ、これは唯一の理由ではなかったが、中佐の指揮枠がなかったと
いうことがある。(少佐が中隊を指揮し、大佐が戦闘群を指揮する。)陸軍は丹念に
調整されてきた将校管理制度が乱されるのを望まなかった。その制度では中佐は
大隊を指揮することになっていた。同様に少将の指揮職を除去することが旅団基盤
陸軍を受け入れることを阻むもとになるかもしれない。
114 :
34:04/11/10 14:28:15 ID:???
旅団長の階級を慎重に検討すべき理由は幾つかある。現行の将校管理制度では
准将は将官階級への入り口であり、どの将官が昇任するにふさわしいかを実地
で試す場となっている。旅団長のおよそ半分だけが少将へ昇任する。このよう
な将官の見習いを恐らくは陸軍で最も重要な指揮職に配することは筋が通らな
いだろう。その一方では、第二次世界大戦の師団と同等であるとはいっても、
少将が新戦闘旅団を指揮するのも受け入れがたいだろう。
一つの手は新軍団それぞれを中将が少将2名の補佐を受けて指揮することである。
急速に進行する現代戦闘にあっては、副司令官は特殊目的部隊を指揮し、戦闘作
戦を適切に監督し、展開している旅団が補給支援を確実に受けるようにするのに
役立つ。平時には、副司令官の一人が軍団の州兵および陸軍予備役部隊の訓練の
責任を負うこともありうる。同様に、新戦闘旅団は旅団長が大佐2名を副旅団長と
して指揮する。この処置により、戦闘時には指揮統制能力が高まるばかりでなく、
戦闘兵科大佐が将官へ昇任するにあたっての実地試験ともなる。この問題につい
て受け入れられる解決策を見出すことが旅団基盤陸軍が採用される、或いは真剣に
考慮される前にまず必要となる。
115 :
35:04/11/10 14:37:13 ID:???
新陸軍では現在とほぼ同数の将官が諸兵科連合指揮職に必要となる。現行の野戦軍
では将官が86名必要である。中将8名(軍団長や軍司令官)、少将26名(副軍団長
や軍副司令官に18名の師団長)、52名の准将(36名の副師団長と16名の独立旅団
長)新編制では将官89名が必要となる。中将9名(軍団長)、少将18名(副軍団
長)、准将62名(戦闘旅団長)。新陸軍の将官は第二次世界大戦の師団よりも遥
かに高価な装備を持つばかりでなく、これまでと比べて遥かに戦闘能力のある部
隊を指揮することになる。
116 :
36:04/11/10 14:39:58 ID:???
軍事における控えめな革命の基礎
旅団基盤陸軍は、真の軍事革命の一環としてのフォース21における真に新たな編制
に向かっての中間段階として機能する。旅団基盤陸軍によりもたらされうる変化に
は以下のようなものがある。
・新戦闘旅団は相互火力支援を行う 旅団は固有の火力支援を隣接、および前方の
旅団を掩護するのに用いることができる。これは南北戦争以来基本原理が変わらな
かった砲兵の運用の革命である。中隊の門数や師団の中隊数を単に修正するのでは
なく、砲兵は卓越した攻撃力投射システムとなる。クルーセーダー、パラディン、
MLRS、GPSは旧来の兵器に比して長足の技術進歩であるが、師団基盤陸軍では後方
に位置する砲兵が列線歩兵を掩護するという、あい変わらぬ古臭い幾何学で運用し
ている。手始めにある旅団の砲兵に対し他旅団に火力支援を行わせるのが良いだろ
う。これはベトナムの静的戦争でも行われている。新兵器により機動戦闘において
もこのような相互火力支援を行うことができるようになっている。これがうまくい
けば、軍団砲兵は除去することができ、全ての砲兵を旅団の与える歩兵と機甲の盾
の中に置くことができるようになる。逆に歩兵部隊が砲兵旅団に配されて伝統的な
後方地域の外で機動するようになることもあるだろう。新兵器の可能性を追求する
ことで機動戦において機甲と歩兵に防護されて火力を供するという砲兵の真に革命
的な運用がもたらされることになるだろう。
117 :
37:04/11/10 14:45:29 ID:???
・新戦闘旅団は柔軟に機動できる。師団がなす大規模隊形よりもより速く柔軟に
小型の戦闘隊形は運動できる。後方からの火力支援に依存することから解放され
ることで、旅団は非線形かつ非連続戦においても一体性をもった戦闘部隊として
運動できる。 ベトナム戦争で静的に用いられた局所支配と独立作戦の原理は異
なる戦闘状況でも動的に適用できる。
・戦闘編制が新たな形態となる。師団を除去することで陸軍は伝統的な隊形に
篭もることから解放される。兵器と通信の変化に関わらず、陸軍は師団を弄って
いるばかりで、部隊の数を変えたり航空のような新たな能力を付け加えたりして
いるが、第二次世界大戦からの本質的性格を保ったままである。ROAD師団がよい
例である戦後の柔軟な編制を目指しての動きも行き詰まり、陸軍は、固定した
連隊が管理上の責任を持ち、かつては連隊戦闘団と呼ばれ、今は旅団任務部隊と
呼ばれているものを編成する古くからのやり方に戻った。強靭な独立旅団を基本
戦闘隊形として確立することで旅団や大隊の基本的な編制を精査することに踏み
込んでいけるだろう。例えば、なぜ機械化大隊や戦車大隊は、戦闘時は中隊が
交差配属されて任務部隊となるのに別々に編成されて維持されているのか。どう
して砲兵は支援する部隊とは別々なのか。これらや同様な疑問は旅団基盤陸軍へ
移行するならば解決される必要がある。
118 :
38:04/11/10 14:46:51 ID:???
新戦闘旅団は戦力組成管理に弾力性をもたらす。独立旅団に編制することで縮小も
拡張も容易となり、縮小したり拡張した後の戦力を再配置するのも容易となる。例
えば1個旅団で必要を満たせるのに特殊能力を備えた1個師団全体を保持するのはも
はや不必要となる。
・容易に実行できること。この提案の最大の利点は長期にわたる研究無しに迅速かつ
容易に行えることである。旅団は既に存在しており、現行の部隊から新戦闘旅団を
作るには既に行われている分遣や支援処置を認可するだけでよい。師団本部および
本部中隊は新軍団本部を編成するのに必要な人員を供することになる。支援部隊は
わずかの変更で新部隊に再配置される。この控えめだが重要な軍事革命における前進
を行うにはその利点をみてとる知恵と実行を命じる勇気さえあればよい。
119 :
39:04/11/10 14:50:20 ID:???
そして次の世紀を目指してこれまでうけついできた組織よりも、より能力が高く
より有用な陸軍となるための新の改革を行うべき時が来ている。現代において有効
に機能するには師団はあまりにも巨大で扱いにくすぎる。師団の装備を向上させ
デジタル化するのは象にローラースケートを履かせるようなものである。運動は
大きくなるが制御がきかなくなる。そこでクレイトン=エイブラムス将軍がかつて
いったように、この象を一度に一噛みづつ食べていこう。てはじめに象を、扱える
大きさの一口サイズに切り分けるのだ。本論文の提案は、陸軍が21世紀に向かって
本気で前進するつもりがあるなら達成できるものの出発点にすぎず、またそうなる
ことを意図したものである。
#ここでこの論文は終わりです。実は同じ号の次のページからはこの論文への反論
が掲載されています。一つ前の記事は機甲戦の将来について述べているのですが
市街戦と機甲について扱っている部分があります。
#准将から少将への昇任についてはアーリントン墓地のサイトらしいものが
亡くなられた将官名簿に近い機能があるかも。あとはウェストポイントの同窓会
らしいサイトもありましたが、いずれも全員を網羅できるわけではないし。
#こうするとIBCTのときに調整班を置いて各兵科学校が関与するやり方で旅団で
建設を進めたのは、その後のBUAとUE構想に繋がる布石ともとれなくもないです。
旅団の論文でもそのような指摘がありました。
#また州兵についても大きな問題としてずっと扱われてきた経緯があるようですが
これはまだちょっと追っていません。グローバルセキュリティに纏めたものがあった
はず。確か現役/予備役問題というかたちで扱っていたと思います。
#正体不明の潜水艦が日本の領海内に潜航したままうんぬんで軍事板の上のほうが
にぎやかです。
>120 続き 特集が21世紀の陸戦だったのでついでに読んでます。
ビジネスジェットに生物兵器載せて自動操縦でテロとかの話や
非対称戦争の話などが1997年の時点で出ていたことが分かりました。
旅団の論文(2004年7月)からUAとUEについてごくごく簡単に纏めておきます。
UE 師団から軍団、軍の規模にまでなることがある部隊単位
UA 旅団規模の部隊単位 UE傘下で運用される
当初の構想でのUAの編制(オブジェクティブフォースでのUA)
本部及び本部中隊
諸兵科連合大隊×3
・(歩兵中隊×2 機動砲中隊 偵察分遣隊 迫撃砲中隊)
砲兵大隊
通信中隊
軍事情報中隊
ヘリ分遣隊(ヘリ中隊×2)
前方支援大隊
このUAの歩兵中隊は装甲装輪ストライカーかその後継車両を装備。機動砲中隊は
装甲砲型装輪ストライカーかその後継車両を装備の予定でした。実際にストライカーが
編成されるとこれにRSTA大隊が加わりました。
2004年早くに陸軍全体にUAを適用するにあたり、上記のUA編制から1個大隊が
落とされることになったがストライカーUAはそのまま。
師団はUEとして通常4つのUAを配され、UAの型は3つで軽(軽歩兵、空挺、空中強襲)
中(ストライカー)、重(従来の機甲と機械化)となります。配されるUAの数は
任務と状況により異なるとのこと。この改革により旅団基盤規格化陸軍となります。
#空挺、空中強襲の専門能力は引き継がれるが軽歩兵と同様に扱われるとのこと。
従来の師団からの改編では
・師団航空旅団を各師団間で共通編制とする
・4つのUAとするので、各師団旅団の大隊数は3個から2個へ減少する
・旅団偵察中隊に変わり、騎兵大隊であるRSTA大隊が加わる
・UA間は規格性を保つため、重でも軽でも同一の編制とする
>UA
なかなかに美しい3単位のようで(w
歩2:機1:支1
の黄金率を信奉する私にとっては、まことに心引かれる大隊編制でつ。
でも、欲を言えば諸兵科連合大隊3個のうち
2個が上記の編制で、1個が歩1:機2:支1だったら、もう萌え萌えです。
いやぁーおしいなぁ(w
重UAの編制
旅団中隊集成大隊
(本部及び本部中隊 通信中隊 憲兵中隊 軍事情報中隊)
機甲大隊
(機甲中隊×2 機械化歩兵中隊×2 工兵中隊 前方支援中隊)
機械化歩兵大隊
(機甲大隊に同じ)
RSTA大隊
(機械化歩兵中隊×2 UAV中隊)
機甲砲兵大隊
(8門編制機甲砲兵中隊×2 前方支援中隊)
前方支援大隊
(整備中隊 輸送中隊 衛生中隊)
#固有の航空資産は旅団内に無し #RSTAは偵察、捜索、目標捕捉の略
規格化師団航空旅団
本部及び本部中隊
攻撃ヘリ大隊×2(24機AH-64装備)
強襲ヘリ大隊(30機 UH-60装備)
指揮統制中隊(8機 UH-60装備)
中輸送ヘリ中隊(8機 CH-47装備)
UAV部隊 (恐らくは中隊規模 レイブン プレデター装備)
ヘリ整備大隊
#全師団共通編制 航空整備資産は固有
>126 大隊までしかかかれていないので中隊で諸兵科連合編制になっていたかとか
そこいらが知りたいです。それ次第では多少歩戦砲の比率は崩れるかも。
下の版のUAは第2次世界大戦の1943年軽機甲師団型(装甲歩兵1 機甲1 砲兵1)
と似ていると指摘されていました。
#旅団の論文の直前ではイラク戦争での第3歩兵師団を中心にした戦闘経過を
纏めていました。ナシリヤ、サマワ、ナジャフと町を包囲し、後続の
82や101の旅団に引き渡しては第3歩兵師団の旅団が交互に超越して前進したり、
偽攻をしてイラク軍をひきつけたところをカルバラ地峡で突破したりという話です。
UEによるUAの運用はこれが念頭に置かれているのだと思います。
#RSTA大隊については列線大隊と同様に機能し、戦闘に他の大隊と同様に参加する
ことも考えられているのかも。
>>127つけたし 1個大隊は4個中隊 です。
従来は3個大隊(3個中隊)で9個中隊 これに旅団偵察中隊1で10個
UA化により2個大隊(4個中隊)で8個中隊 これにRSTA大隊(2個中隊)で10個
ただし、図表ではなく本文中に書かれている話ですが
RSTA大隊が従来からの旅団偵察中隊に2個中隊を加える形だった場合は11個で
機動中隊が1個増える計算になります。
UAと米海兵隊の湾岸戦争での戦闘について調べています。
UAについてはシムの話がありました。
後者はLAV-ATの話が拾えるかもと期待していますがカフジの戦いしか
出てきません。カフジの戦いは主として航空戦力関係の話が多いです。
航空阻止で3個師団を撃退とか書かれています。
>131 カフジの戦いについては関係者の本音を出した回想的な奴とフセインの意図を
2002年1月の時点で推測したもの、それからJSTARSのデータをまとめたのをパワーポイント
にした奴がありました。パワーポイントは白黒印刷だと何がなんだか分かりませんが。
何を言おうとしているかまではわかります。細かいデータは読み取れません。
で、それがどんな意味かはいろいろ知らないことが多いのでぼやけてます。
そうこうしている間にアーマーからUAについての話を見つけたのでこれを訳してみます。
#キラー戦車の訳はまだ考えています。援護と違うのは機動について特に触れていない
点かもしれません。援護の場合だとある一定の線に援護部隊を置いて本隊が前進する
印象だけど、キラー戦車の場合だと指定はするけど隊列内で自由に動く印象があります。
とここでやっと分隊指名射手みたいなものという議論になっていた意味を理解したり。
「私は彼が3個旅団を5個機動旅団に変えられるか、そして私が適切な装備を
与えれば、改編前と比べて1.5倍の攻撃力を持てるかを知りたい。これは単なる
疑問でしかないが、が、ふさわしい実行者であればやってのけると信じている。」
シューメーカー陸軍参謀長 AUSA 2003年10月7日 ワシントンDCにて行った演説から引用
米国陸軍参謀長ピーター=シューメーカー大将は我々陸軍に現行部隊を再編し
目下の戦闘に最良の開発されている装備と、そしてさらに重要なのは戦争により
実証された展開と戦闘構想とを携えて送られるよう最大の努力をするよう求めている。
これに応じて米国陸軍訓練および教義集団の援助を受けていわゆるUA(unit of action)
或いは旅団戦闘団の編制を決定する任務部隊が作業している最中である。
134 :
2:04/11/13 21:35:06 ID:???
Doug MacGregorの"Breaking the Phalanx"の連隊基盤部隊と最近のイラクでの
作戦を下書きとして、本論は知的論争に加わるとともに部隊内部の考えを刺激せん
とするものである。あまりにも多くの者が、我々はあまりにもしがらみにとらわれ、
かつ正統的慣行がしみついているため陸軍は内発的に変革できないと思い込んでいる。
135 :
3:04/11/13 21:47:56 ID:???
#2のDoug MacGreogorはDouglas MacGregorを指します。
明敏で、進歩的な思考の独立独歩の者が我々の軍の基礎を作った。軍とは
革新であり、変革である。我々の創設者の一人、Adna CHaffee准将は
軍を全兵種のチーム、全てに等しく栄光があると定義した。このポストモダン
期においては栄光は過ぎ去り、ふるめかしいこともあるだろうが、
我々の提案は発想を刺激し、軍のうちに論争の火を再び起こし、そして
論争に意義ある形で貢献することを目的としている。全ての”論争”が
我々の軍の将校の考えに対して閉じられたドアの向こうで行われない
ようにである。まったく、この努力は大変重要なのであり、我々の
陸軍参謀長の関心領域全てについて、陸軍将校の全員がどのように我々の
軍を変化させるべきかについて提案を書くよう義務付けられているのである。
我々はこの過程を閉ざされたドアの向こうで進めさせてはならない。
我々は戦争をしている。が、我々の軍にいた先祖もまた戦争をしており、かつ、
書き、飲み、師団の編制、兵器、戦争の方法について論議する時間をもてた。
我々がそれ以下しかできないということはありえない。
136 :
4:04/11/13 22:02:05 ID:???
提案されている旅団戦闘団は攻撃力があり、均整がとれ、規格化
(以前には任務編成とよばれていた)されていなかればならない。
規格化とはまた旅団戦闘団を展開できること、全戦務支援と補給において、
確立済/確立途上にある戦域支援部隊に挿入でき、或いは原駐屯地の施設、
投射搬送体に挿入され続けられることを意味する。これは部隊に対する
見方が大変、変わったということである。我々は地域戦闘司令官に対し、
師団か、それとも何もなしかというお決まりの回答を返すことはできない。
我々の先の陸軍参謀長は我々は変化を好まないようであるということを
指摘されたが、不要であることをそれに輪をかけて好まないのである。
137 :
5:04/11/13 22:13:10 ID:???
Schoomaker大将は”遠征能力を保ちつつも、戦力組成を均整にし
規格性を向上させることで統合紛争作戦において不可欠の役割を
一層果たすことができるか”と問うた。短期的には新たに再設計された
機甲旅団戦闘団は、確立済みの事前集積装備を用いるに当たって、長期的には、
将来戦力が配備されるに従い、旅団は将来戦闘兵器体系車両を受け入れるに
当たって、かかる努力と新装備訓練を最小とすることで、旅団戦闘団が使えない
期間を短縮しなくてはならない。
138 :
6:04/11/13 22:20:22 ID:???
この作業は現在実際に第3歩兵師団で進行中である。私はフォートスチュアート
には一切繋がりがないが、再設計された機甲旅団戦闘団はマルネ師団やその他の
部隊として現行戦力の実働部隊のうちから現れることになっている。第101
空挺師団もまた、私の理解するところでは、イラクでの作戦から帰還後、一層
規格化を進めた旅団戦闘団へと改編される。真の規格性を達するには、
機甲旅団戦闘団も空中強襲旅団戦闘団も共通作戦図や共通の上級本部への連絡
を作戦開始から共有することが必要である。これは基盤が機甲師団だろうと
空中強襲師団であろうと本部の形態に関わらない。
139 :
7:04/11/13 23:02:32 ID:???
イラクの自由作戦での経験に基づくと、旅団戦闘団は偵察を行える能力を
自分で持つべきである。将来の戦闘で、師団、軍団、軍、統合任務部隊が
作戦火力により敵部隊の指揮統制能力と機動可能な大型の組織だった部隊を
崩壊させた場合、旅団戦闘団以下での戦闘は、組織されていない敵部隊との
接敵運動となる。この想定を言い換えると、有能な敵ならば我々の最近の
作戦に学び、我が作戦火力に対し組織だった目標とならないであろうから、
我々の再設計された部隊は偵察の必要があることになる。旅団戦闘団司令官
はそれゆえ師団およびより上級の情報体系に繋がる、指揮統制能力が組み込
まれている必要があるばかりでなく、自身で状況を打開、改善し、もって
傘下の大隊任務部隊の状況を整えることが必須となる。
140 :
8:04/11/13 23:32:26 ID:???
また、進行中の作戦に基づくと、安定支援作戦を担うために旅団戦闘団は偵察戦力
と同様に歩兵戦力が必須である。我々の旅団戦闘団の新編制は均整のとれた諸兵科
連合団であることが必要であり、歩兵は絶対に不可欠である。イラクの自由の開始
段階で我々が見たのは機甲と機甲歩兵は速度、機動力、衝撃効果、火力の圧倒的な
組み合わせをもたらすということであった。我々の新たな旅団戦闘団は敵に接近し
撃滅する能力を持たねばならない。近接戦闘の必要は消滅することはない。
上記の想定に従えば、旅団戦闘団司令官は地上戦闘を戦い、かつ安定作戦を遂行する
戦力を必要とすることになる。なぜなら旅団戦闘団司令官は両者を同時に遂行する
必要がありえるからである。
141 :
9:04/11/14 02:27:54 ID:???
本論では、少なくとも予見しうる将来、我々の作戦において大型通常軍の衝突は
起こりえないという理論を受け入れる。それゆえ、軍は敵対開始前までの作戦、
例えば武力の誇示、或いは残党、不正規、非通常戦力との戦闘、敵対終結後の作戦
で軍が用いられる可能性が最もあることになる。一層迅速に展開できる旅団戦闘団
を開発することに成功すれば、重戦力による打撃作戦は可能でありありえよう。
142 :
10:04/11/14 02:33:47 ID:???
現行戦力の旅団戦闘団の編制は下記にように編制されるとより良いだろう。
旅団本部
旅団本部及び本部中隊(戦術作戦センター警備のための1個歩兵小隊付属)
旅団偵察中隊
UAV中隊(偵察の延伸)
諸兵科連合大隊×2
(各任務部隊は4個機動中隊、2個戦車小隊とM3A2 4両編制2個機械化歩兵小隊からなる)
火力支援大隊
(砲兵中隊 迫撃砲中隊×2 UAV中隊)
戦闘支援大隊
(工兵、心理作戦、民政、通信、憲兵の各中隊)
前方支援大隊
(衛生、輸送、補給/配分、整備の各中隊)
143 :
11:04/11/14 02:59:56 ID:???
編制が成功するかはネットワークを中心とする通信をうまく機能させらるかに
かかっている。旅団戦闘団本部は戦闘空間を包括する情報共有手段となる
ネットワークにより戦闘することで、旅団長とその傘下の指揮官らは
戦場での敵味方の位置を示す共通作戦図ばかりでなく、補給整備状況を見れる
全図も与えられねばならない。ネットワークにより指揮官中心の計画と遂行
ばかりでなく、枢要な装備と部隊の状況に関する参謀と参謀間の情報共有も
支援される必要がある。旅団戦闘団は、補給をどこから引き出すかに応じ、
上級司令部や原駐屯地/投射基盤の共通作戦図に通信体系を統合することが
可能でなくてはならない。
145 :
12:04/11/14 03:11:13 ID:???
陸軍参謀長はこれらの小型化した、攻撃力を増した部隊が現在の旅団戦闘団
の半分の戦力となることを求めている。優れた情報と決断の優越により部隊が、
主要戦闘作戦、安定作戦、武力誇示抑止作戦においていかなる敵部隊に対しても
機動力において差をつけることを可能とすることでのみ、これは可能である。
146 :
12:04/11/14 03:23:52 ID:???
旅団本部は任務部隊の補給機能を調整する。旅団戦闘団が師団の統制とは独立
で作戦する能力を持つので、師団本部からG4関係を取り払える。これにより、
師団本部は指揮統制部隊の性格を強め、G4活動は旅団戦闘団階梯から施設
階梯へ(原駐屯地にいる場合)、軍団または役務部隊本部(展開している場合)、
或いは現在陸軍G4部門が進めている共同補給任務部隊へとゆく。
# 上 番号うち間違い。13です。
#どうもUAの編制はいま規格化任務部隊というのがいて作成している最中みたいです。
アーマーに機甲センター司令官の名前で進行状況が纏めてでてくる記事が出ています。
#モスルの状況はクルド政党の事務所が襲撃されたりしてます。SBCT-1の帰還と
SBCT-2への移行のうち、後者は出てくるんだけど前者は見当たりません。1000名が
帰還したというニュースがあってそこから途絶えた感じです。
148 :
14:04/11/14 13:18:45 ID:???
旅団戦闘団の2個任務部隊は同一規模となる。各任務部隊は2個戦車中隊と2個機械化
歩兵中隊からなる。偵察小隊は現行のをそのまま引き継ぐ。この2個戦車中隊と2個
機械化歩兵中隊は1980年代後半から1990年代初期にかけて米国陸軍第1騎兵師団で
試みられた諸兵科連合大隊を想起させる。我々はあの実験から先に進まねばならない。
提案されている中隊団編制では中隊に配属された将校は、歩兵としても機甲兵として
も訓練を受け、ブラッドレーとエイブラムスの双方に通暁することを求められる。
中隊本部は本部小隊内にM1A2 1両とブラッドレーA3 1両を装備する。任務部隊
本部中隊は標準作戦班のかわりに戦車1個班(section)とブラッドレー1個班を持つ。よって
任務部隊の戦闘力は M1A2 38両 M2A3 38両。
旅団戦闘団は M1A2 78両 M2A3 78両 となる。
#1個中隊のブラッドレーは 本部小隊に1両と2個4両編制小隊で9両
大隊では 本部班2両と4個中隊分で38両
旅団戦闘団では 本部班2両と2個大隊分で78両
149 :
15:04/11/14 13:28:04 ID:???
火力支援大隊は現在の大隊の2個迫撃砲小隊を中隊として組み入れる。火力支援
大隊は任務部隊の直近の火力要請に応じる。UAV中隊が加わることで火力支援
大隊長の観測資産が増すとともに再編された師団砲兵からの増援火力への連接
ともなる。火力支援大隊は 120mm迫撃砲12門、M109A6パラディン6両、シャドー
UAV4機を装備する。また機動中隊および任務部隊に火力支援調整チームを
火力支援大隊は今までと同じく供し続ける。UAV中隊は大隊の前進観測員の視界
を広げるばかりでなく、旅団戦闘団UAV中隊とのデータリンクを供するよう編制
され、旅団戦闘団の共通作戦図全体を、偵察、UAV、上級司令部のデータ体系との
連接により拡張する。
150 :
16:04/11/14 13:38:36 ID:???
戦闘支援大隊はこれまで訓練期間、戦闘作戦への加入と集中持続前、活動中の
戦域への加入後に指導のため同じ指揮に入っていた増援能力を編合するための
ものである。元来、民政、憲兵、心理作戦部隊は旅団戦闘団に配属されていたが、
本案では旅団戦闘団の常時編制の一部としてこれらの部隊を配属することにする。
工兵、憲兵、民政、心理作戦部隊を標準大隊に交差配属することを組み入れる
ことで旅団戦闘団全体の規格性が増す。また、他の戦闘倍増素が、戦闘に入る前
になってから交差配属されるといういつもながらのその場しのぎを防ぐことになる。
冷戦期の国境連隊における指揮統制大隊を覚えている騎兵であれば、この編制が
分かるだろう。当時もいい考えだったし、今でもそうである。
151 :
17:04/11/14 15:16:40 ID:???
前方師団大隊長は補給調整担当と旅団戦闘団の補給部隊の指揮官という二重の
役割を果たす。任務部隊の支援小隊と火力支援大隊を前方支援大隊の編制に
組み入れることで旅団戦闘団の戦闘空間において物資を配送するという
大変重要な任務を遂行する前方支援大隊の能力が増す。配送と配送管理は
持続作戦において大きな課題であり、とりわけ真に非線形な戦場ではそうである。
#任務部隊の支援小隊と火力支援大隊を前方支援大隊の編制に組み入れること
ここが疑問です。任務部隊と火力支援大隊の支援小隊をともに前方支援大隊
の編制に組み入れるという意味だと思うんですが今一つ不明。
153 :
18:04/11/14 16:07:58 ID:???
旅団戦闘団補給中隊の指揮官は、旅団戦闘団の支援における活動を遂行
するため、補給を配送する手段と旅団戦闘団の補給状況と作戦図の状況
認識をともにもたねばならない。戦務支援部隊の共通作戦図は旅団戦闘団
全体の共通作戦図と別々でなくその一部であることが必要である。戦務支援
指揮官は、戦闘部隊の要求を予測し補給の到着を”丁度に”ではなく、必要
時よりも早く必要量よりも大目になるよう調整するため、統合任務部隊や
地上部隊図に自隊の図を統合できる手段を持たねばならない。体系の
信頼性を高めるのも目標として意味があるが、我々は、戦闘兵器を
築いてきたものと向かい合わねばならない。補給や配送体系それ自体が
マーフィーの活動余地を与えているのである。必要な修理部品は遅れるか
紛失し、車列が伏撃にあい喪失した唯一のトラックがA34の最終減速機を
積んでいたりする。このようなことが起こりうると知っていれば、つまり、
歴史は自らを繰り返すのだから、大隊、旅団戦闘団、旅団戦闘団を維持する
ネットワークを設計するにあたって、これらを念頭においての決定が必須と
なる。現在および将来の非線状戦闘において熟達するには補給の研究を
すべきである。
任務部隊固有の編制にある支援小隊を召し上げ、火力支援大隊とともに
前方支援大隊の下に配属させ、補給整備関係を一元管理させるのでは?
>154 砲弾と装薬の補給や砲の整備を前方支援大隊が管理するという意味でしょうか。
砲撃に守られて伏撃を切り抜け、UAVに先導される補給縦列みたいな話かもと
思っていました。指揮統制の系統と補給や人事の系統が切り分けられているですね。
156 :
19:04/11/14 16:45:06 ID:???
もう一つ必要な、それどころか必須となるのは車長から旅団戦闘団指揮官に
いたる全階梯の指揮官をそれぞれの共通作戦図で連接する能力を情報と
車両体系が持つことである。指揮官が戦場にいることはなおもって指導発揮
の要諦である。我々が、崩壊後の残党や不正規と対決するにあたっては
最も激しい戦場で個人が指導を発揮する必要が依然としてある。指揮官は
前線がどこであれそこで指揮し、常に直近の状況を物理的にも仮想的にも認識
しなければならない。指揮官の跨る”馬”が打ち倒されたらば、彼は
ほかの使える”馬”に飛び乗り、より大きな共通作戦図への連接を回復しなけ
ればならない。また、生き残った中で最上位であったり決定点にいるがゆえ
少尉が旅団戦闘団の指揮を引き継ぐという状況がありうることも認めなければ
ならない。これは我々の陸軍の歴史で起きたことがある事態である。
157 :
20:04/11/14 16:51:41 ID:???
可能行動をしっかりと把握する必要がある。建設的批判をするよりも侮辱するのが
楽な時代に我々は生きている。また、我々は戦争中の陸軍であり、軍のより大なる
必要の前では下らない論争は押さえねばならない。とはいえ、私が信じるところでは
論争と軍の大部から発想を掘り起こすことは必須である。陸軍の編制にこのような
大きな変化が起こってしまってからなぜかと戸惑うようなことは許されない。
我々の陸軍参謀長は新しい考えと疑問をもつことを勧めている。国家にとって正しい
ことは陸軍にとっても良いのである。軍への呼びかけにあなたはどう答えるのか。
158 :
21:04/11/14 17:22:02 ID:???
#途中飛ばした注記から
師団砲兵の再編については本論の範疇を超える。さりながらこれも陸軍参謀長の
指導の見地から考えられるべきだろう。師団砲兵の致死性および非致死性火力
、本当の意味での効果調整センターに力を注ぎ、対砲迫レーダー、ミサイル、
砲をサイバー攻撃手段と情報作戦と結合させるべきときがきているのかもしれない。
#これでこの訳は終わりです。筆者は現在SAMSの統括。経歴は
フォートルイスで変革任務部隊、第2装甲騎兵連隊副連隊長など。
#機甲センターの現在の進行状況についても訳すかも。現在のアーマー
は戦車乗りが歩兵をやるにはとか、イラクでの車列護衛とか、戦闘歩兵章を
機甲科は貰えないけどどう解決するとかの話が多いです。
ストライカーの大隊が48時間内に二つの戦闘をしながら大距離を移動したことを
賞賛されている話がAUSAの10月の年次大会でとりあげられているのですが詳細不明。
シューメーカーの演説のテープ起こしを探していたのですが、本人は声が出なくて
副参謀長が代わりに演説していました。さわりを紹介する記事があったのみ。
そのかわり、1-4-2-1という戦略が紹介されている報道陣懇談会のテープ起こしを見つけました。
2正面戦略の後継らしいです。1が本土防衛 4が同時に4の勢力を抑止 2が同時に
二つの紛争で迅速に勝利 1がうち一つの紛争で決定的に敵を打倒。とのこと。
win-hold-winという奴と2-1については多少似ている気がします。本土防衛が先頭に来ると
いうことは0911以後出てきた概念という気がします。
で、この懇談会でストライカーは褒められてました。星条旗紙でも褒めている
記事がありますし、評判はいい模様。とはいえ、暗黙のうちに比較対象が
装甲ハマーとか非装甲ハマーなどになっている気がします。
#アフガニスタンへの遠征軍の補給の話を取り上げている論文があったのですが
初期の海兵隊の投入とキャンプライノの設営などはでてこないです。その後陸軍が
展開して空輸で燃料を運び込んだ話になってます。攻撃計画で出てきたフランクスが
旅団1個でも増やすことを各軍参謀長を前に拒否した話と符合するような、旅団を
さらに1個運び込む能力があったかについて触れているところがありました。
1/4/2/1 については国家軍事戦略の内容であることが判明。ネットで拾って
来たので読んでます。あと海軍の立場からのこの戦略について触れた短い記事が
ありました。たぶんこちらを訳してみると思います。前者も全部で30ページで空白頁が
あるのでもっと短くはあるのですが、今一つ訳語が不安です。
著者 Vice Admiral Mike Mullen 出典
h
ttp://www.military.com/NewContent/0,13190,NI_Global_0403,00.html 元出典 Naval Proceedings 2002年11月号
海軍の世界作戦構想は新たな国家軍事戦略の要求に適い、我々の持つ資産を
一層効率的に分配することで”sea power 21"を実行する。例えば、イージス
水上行動群は、独立して、直近の危機に対応し、先制攻撃を行い、遠征打撃群
に加わると戦力倍増素となる。
#
Aegis surface action group イージス水上行動群
expeditionary strike group 遠征打撃群
163 :
2:04/11/17 13:08:23 ID:???
21世紀になあり、国家に対する多様かつ危険な新たな脅威が現れた。これには
増大する入域拒否能力を持った地域敵対勢力、国際テロリストや犯罪組織が
含まれる。このような敵に対抗するには、広く分散し、完全にネットワーク化し、
隙間なく協同部隊に統合された海軍部隊が必要である。このような分散化された
海洋を基盤とする部隊は地球上のかけ離れた地域で同時に戦闘力を発揮し、
それにより国際安全を強化し、危機時には主導権を奪取し維持することが不可欠
である。
164 :
3:04/11/17 13:12:58 ID:???
このような向上した能力を基盤とする部隊は海軍の展望する"Sea Power 21"の
中核である。これはまた、本土を防衛し、4つの重要地域で敵対勢力を抑止し、
4つの地域のうち2つで迅速に敵を打倒し、2つの紛争のうちの1つで決定的に勝利
するのを同時に行うという国家軍事戦略を充足する要である。この戦略指針は
1/4/2/1と呼ばれている。
165 :
4:04/11/17 13:20:47 ID:???
現在、我々の戦力組成は空母戦闘群12と両用即応群12が中核である。
けれど、アラビア湾岸で輪番するわずか12の空母戦闘群と7のトマホ
ーク装備水上行動群のみが長距離打撃能力を発揮することができるのみ
である。つまり、独立した打撃群は19である。現有の両用即応群は
非常に多用性があり、作戦的に価値があるが、これからの年月対決する
敵の多くに対して独立して運用されるに必要な長距離打撃力を欠いている。
つまり、我々は両用即応群に能力を加えることで、将来の海上作戦の要求に
適う装備した遠征打撃群を作り出す必要がある。
166 :
5:04/11/17 13:25:02 ID:???
図1:1/4/2/1に備えて戦闘柔軟性を最大限にする
空母戦闘群 両用即応群 あわせて12個
中東部隊水上行動群 7個
↓ 技術と戦力増強
37個の独立打撃群
空母打撃群 12個 遠征打撃群12個 打撃/戦域ミサイル防衛水上行動群9個
誘導ミサイル原潜/特殊作戦部隊打撃部隊4個 洋上前方展開基地
167 :
6:04/11/17 13:46:00 ID:???
世界作戦構想
米国海軍の世界作戦構想は、世界のより多くの地域での一層の抑止と作戦能力
の向上を目的として、革新的な戦力編成を創出し加えることを中心としている。
作戦能力を拡大するのが必須であるのは、4つの戦域で敵対勢力を抑止するには
必要に応じて攻勢および防勢力を投射できる備えをした部隊がその場にいる
ことが求められているからである。加えて、複数の戦域で迅速に敵を打倒する
には分散化戦闘が必須であり、他での存在に間隙を生じることなく戦闘し
勝利できる戦闘に堪える部隊が配分されることが必要だからである。
168 :
7:04/11/17 14:05:19 ID:???
現在の編制では、艦隊はこの要求により重圧を受けており、とりわけ
整備、乗員訓練、人事回転目標などを考慮すると一層の圧力となっている。
作戦の機敏性を増すため、世界作戦構想では空母打撃群12個、遠征打撃群12個、
打撃/ミサイル防衛水上行動群9個、154発のトマホークミサイルを装備した
転換オハイオ級原潜4隻からなる陣容を展望している。この再編により37個の
独立打撃群ができ、現在可能なよりも世界のより広い地域に高度な戦闘的存在
を常時置くことができるようになる。この再編において主要な部隊には
以下がある。
169 :
8:04/11/17 14:14:22 ID:???
空母打撃群 空母打撃群はわが海軍戦力の中核であり、世界で最も攻撃力ある
戦力編成であり続ける。空母群は軽量化されるが先端技術によりこの作戦衝撃
は維持される。現有の空母戦闘群は空母1隻、水上戦闘艦6隻、攻撃原潜2隻、
補給艦1隻から編成されている。今後の空母打撃群は水上戦闘艦と原潜の数が
削減されるが、わが作戦部隊に対する水上脅威が限定的な超国家敵対勢力相手
に運用される場合は受け入れられるリスクである。空母航空団の打撃力が
劇的に向上しているので、水上及び潜水艦打撃力を遠征打撃群へ移しても
埋め合わせられる。精密弾薬の登場により、今日の空母航空団は長期間に
わたり1日あたり数多くの目標を攻撃でき、空前の戦闘力を発揮する。
170 :
9:04/11/17 16:14:33 ID:???
遠征打撃群 現在の両用即応群は海兵2300名と強襲揚陸艦、揚陸輸送艦、
ドック型揚陸艦に搭載された機甲、砲兵、航空機、車両からなる。
遠征打撃群にはこれらに適切な数の水上戦闘艦と原潜1隻が加わる。
タイコンデロガ級誘導ミサイル巡洋艦とアーレイ・バーグ級誘導ミサイル
駆逐艦は、遠征打撃群に中〜低烈度脅威環境において独立して
作戦するのに必要な、固有の対空、対水上戦と打撃能力をもたらし、
もって艦隊の即応性と戦略衝撃を増す。
#具体的なESGの編成については
h
ttp://www.globalsecurity.org/military/agency/navy/esg.htm 水上戦闘艦の数と級はまちまち。原潜は1隻ずつ。
171 :
10:04/11/17 16:23:02 ID:???
水上行動群 海洋基盤ミサイル防衛は将来の紛争を抑止し勝利するに不可欠である。
世界作戦構想はこの増大する任務について9個の水上行動群を展望している。
少なくとも各群中2隻はミサイル防衛兵器を搭載したイージス艦である。三番目の
艦船は群の防勢的防御である。これらの水上行動群は、トマホークミサイルの
精密攻撃能力が重用される独立危機対応部隊としても活動しうる。
#ググルと引っ掛かるのですが具体的にはどんな編成か不明。
172 :
11:04/11/17 16:34:34 ID:???
戦闘補給部隊 将来の作戦の特質は広域に分散することと統合能力の海洋基盤が
ますます重みを増していることから新たなより性能の高い戦闘補給艦艇がこれから
の10年に就役することになる。貨物弾薬補給艦、高速戦闘支援艦は軍事海上輸送
集団の文民船員が乗り組み、貨物取り扱いおよび移動装置は向上し、多目的
換装貨物船倉はドライカーゴや弾薬を搭載する。重航走補給装置は運搬重量と
輸送速度が倍増し、革新的な電気駆動推進装置により補助動力の需要に対して
電力を供給できる。
173 :
12:04/11/17 16:52:01 ID:???
将来の艦隊におけるこれらの部隊は超国家敵対勢力と対決する場合は
分散し独立して作戦し、明らかに重大な入域拒否能力のある強力な
地域勢力と対決する場合には結集して遠征打撃戦力を成し攻勢力と
防勢防御を最大にする。どのように運用されようとも、我々の分散化、
ネットワーク化し、作戦的に機敏な将来の艦隊は、世界における
統合部隊の目標を支援する高度に即応する戦力となる。
174 :
13:04/11/17 17:00:03 ID:???
世界作戦構想に向けての将来への投資
海軍の世界作戦構想は1/4/2/1の課題に応じるには不可欠である。
"Sea Power 21"の展望を今後の成長の枠組みとして達成することが
重要である。世界作戦構想を周知させて、ForceNetと連接させつつも、
我々は新型艦船と装置を3つの条件に確実に合致させる必要がある。
第一に、統合戦力編成に円滑かつ有効に統合できること。第二に、
海軍及び海兵隊団の戦略衝撃を増大させること。最後に、受容性が
高いこと、これは海洋体系は大変長命だからである。例えば、現在の
艦船の60%が今から20年後もなお任務についているはずである。
175 :
14:04/11/17 17:02:52 ID:???
新たな搬送体と装置が艦隊に加わるにつれ、世界作戦構想は比類なき
効力のある海洋基盤戦力の基礎となる。わが海軍の主な兵器には以下がある。
176 :
15:04/11/17 18:04:05 ID:???
DD(X) 海軍の新駆逐艦は上陸部隊の支援として分散化、精密攻勢および防勢火力を長距離で供する。
DD(X)は多任務水上戦闘艦艇であり、地上攻撃、海洋支配を目的とし、前方示威及び抑止を
統合および共同遠征戦力の一部として作戦しつつ供する。また、CG(X)を含む様々な将来水上艦艇
を支援する技術の交互的開発の基盤としても用いられる。
177 :
16:04/11/17 18:17:42 ID:???
LCS 沿岸戦闘艦は沿岸環境での戦闘遂行に最適化される。戦域基盤資産であり、
敵の入域拒否兵器、例えばディーゼルエレクトリック推進潜水艦、機雷、
高速哨戒艇に対抗するよう設計される。LCSは規格化任務搭載能力があり、脅威
に適合した作戦柔軟性を持つ。LCS部隊は空母や遠征打撃群に必要に応じて
配され、沿岸付近で作戦する際の防護を増す。
178 :
17:04/11/17 19:17:44 ID:???
LHA(R) 次期の揚陸強襲艦は生残性と揚陸能力を向上するとともに、特殊作戦部隊に
前方基地能力を供する。F-35統合攻撃戦闘機とV-22ティルトローター機の短距離
離陸/垂直着陸という素晴らしい能力を十分に活用して設計される。航空機搭載力の
増大とUAVによる常時観測およびミサイル搭載水上および水中部隊の長距離打撃力と
あいまって、今後の遠征打撃群の中心に位置する戦闘力を発揮する。
179 :
18:04/11/17 19:24:27 ID:???
MPF(F)海上事前集積部隊構想は統合戦力の海洋基地力の大きな増強を目指して
いる。MPF(F)は沖合い遠くに戦力を集結させ投射することで入域拒否戦略を
骨抜きにし、脆弱な港および飛行場への依存を減らす。戦域間および戦域内
資産に海上で搭載、卸下する能力により、MPF(F)は海上事前集積群の一部と
して、統合作戦地域において上陸戦力をより効率的に支援、戦略的機敏性を
高めつつ、展開および運用に掛かるまでの時間を減少させる。
180 :
19:04/11/17 19:30:37 ID:???
AFSB 浮体前方展開基地は海洋基地構想の一環で検討されており、遠征艦船
を支援するにあたっての柔軟性をさらに高めるものである。このような
プラットフォームは高度な洋上指揮統制センター、特殊作戦戦力、軍民災害
救援団といったものを収容でき、戦術及び作戦機会を増大させる。MPF(F)の
各種型はこのような機会に用いられるよう規格化受容性をもって建造される
であろう。
181 :
20:04/11/17 19:34:37 ID:???
SSGN/SOF ミサイル原潜4隻が、それぞれ最大154発のトマホークを搭載し、
特殊作戦部隊が乗艦可能となる換装を受けることになっている。また、指揮統制
連結能力も更新される。これらの艦船の比類なき通常火力と秘密打撃能力は
水中戦闘に新たなわくわくさせる次元を加えることになるだろう。
182 :
21:04/11/17 19:43:10 ID:???
図2:広範な要求と任務に対応する統合海洋戦力編成
展開性
海洋阻止作戦 沿岸戦闘艦艇(LCS)戦隊
制裁実施/飛行禁止地域 空母打撃群(CSG)
事前非戦闘員救出作戦 遠征打撃群(ESG)
先制攻撃 打撃水上行動群(SAG)
秘密特殊作戦/打撃作戦 誘導弾原潜(SSGN) LCS戦隊
非事前非戦闘員救出訓練 ESG AFSB(浮体前方展開基地) LCS戦隊
遠征性
両用強襲/攻撃 CSG ESG MPF(F) SSGN LCS戦隊
迅速打倒/決定的勝利
CSG(複数) ESG(複数) SAG(複数) SSGN(複数) MPF(F) AFSB LCS戦隊
183 :
22:04/11/17 19:49:00 ID:???
統合海洋戦力編成
37の独立打撃群により供される広範な戦闘能力は艦隊に大きな柔軟性を
与え、任務に応じ迅速に、作戦要求に適合した規模で戦力編成を行える
ようになる。抑止力の向上から戦闘での勝利に至るまで、世界作戦構想
により統合部隊指揮官に与えられる21世紀の能力は、海洋からの
決定力の投射により、任務遂行に決定的な機動、火力、持続選択肢である。
#これで終わりです。中にコラムが入っているのですがこれは飛ばします。
#ということで、師団→旅団の改編と似たような話が海の上でもあるみたいです。
それとLCSですね。規格化としゃにむに訳したのはモジュール搭載のこと
なので、機雷掃討やヘリ搭載やSBCT中隊搭載ができるのを一式載せて
いきなり沖合いに現れるとか妄想できます。航続距離はLMSRほど長く
ないですが。DD(X)についてはスプルーアンス級からタイコンデロガや
アーレイバーグが出てきたのと同じでしょうか。
また、イージス行動群というのが別扱いされているのが気になります。
水上行動群のさきがけなんでしょうか?
>184 書いた直後に冷静になったらイージス水上行動群とあるから
水上行動群の一種とかんがえるのがよいですね。失礼しました。
Troops Target Mosul Rebels
t tp://www.asahi.com/job/news/TKY200411120132.html
モスルではイラク国家警備隊とSBCT-2が内乱勢力に対して戦闘中
#発表と新聞を見た限りでは第25歩兵師団第1旅団のみが出てきます。
SBCT-1は出てこないのです。交代のときは車両の左側と右側に並んで
座って引き継ぎをするという話が最近あるのですが。作戦に投入されている
人数がほかの記事でイラク国家警備隊が1000人、米軍が1200人というのが
でてたと思いました(うろ覚え)。これからするとSBCTの歩兵は1700名位
だから基地に残るか、他に出ているかもしれない大隊を除いて全力という
ことに。
乙です。
素晴らしく興味深い記事でした。
>UA
そうか…主要任務部隊は2コ大隊編制なのか…
WW2独軍の二の舞にならなければいいけど…
その弱点を、思いっきり継承してしまわないかなぁ?
なんか、やばい編制な気がするのは私だけ?
それとも、弱点は単位部隊(旅団)の数で
旅団規模で対応ですかね…
2コかぁ…美しくないなぁ…
あ、書き忘れた
弱点ってのは予備部隊の保持の事でし
2分割運用が主体だと、1個前面、1個予備となりやすいのですが
この場合、正面幅の拡大が難しくなり、2個並列展開だと
正面幅はとれますが、十分な予備部隊の確保が難しいですから…
それで、どれだけWW2の独軍が苦しんだことか…
まーた独軍同様に機甲偵察が予備化ですかね…
そうすると、せっかく偵察の強化として与えられた意味が減少してしまうと思うのですが…
ほんと、どうするんでしょう?
>187 レス有難うございます。鋭い突っ込みです。ダニガン先生が
strategy pageでドイツの戦闘団編成と似ていると指摘してました。
運用としてはイラク戦争の第三歩兵師団を念頭に置いていると思います。
機甲偵察大隊は尖兵を務める機動大隊として使われる感じではないかと。
従来の軍団までの部隊を指揮統制下に入れることを前提にしているので
旅団を複数やりくりして予備にしたり、連携させたりするのではないかと。
#すると旅団のほうを訳したほうがいいかも。ワシントンの昔からやるか
湾岸後からの部分訳にするか考えてみます。
現代の旅団 1991-2003
増強旅団
1970年代初期、陸軍は”Total Army”構想を掲げていた。同構想では予備役部隊で
ある陸軍州兵と陸軍予備役は動員された場合、計画された任務と役割を担い防衛態勢
の中で完全な一員とされていた。 “Total Army”構想は予備役部隊の即応度が
募集、交代、装備、訓練時間といった要素により様々であることから浮き沈みがあっ
た。様々な計画、例えば、roundout brigade(師団戦列参入旅団)やその派生計画では
予備役部隊が同等の現役部隊のパートナーとされていたが、これは予備役の即応度の
向上を目指したものだった。湾岸戦争では師団戦列参入旅団が用いられぬままであっ
たが、陸軍が削減されたのでその後も計画は継続された。1996年に陸軍は10個師団態勢
となり、戦列参入旅団計画は新たな計画に置き換えられた。新計画とは陸軍州兵増強旅団
であり、略称はeSB(増強独立旅団)やeHSb(増強重独立旅団)。陸軍は15の独立陸軍州
兵旅団を選んで特別(増強)状態とした。その大半は師団戦列参入計画に加わっていた
部隊である。計画では包括的な計画、訓練、装備を組み合わせて90日から120日で動員と
戦闘即応ができるよう旅団の能力を増強させる。選定された旅団は現役兵士(その大半は
地域基盤即応群に属する)から特別な支援をうける。
#作業手順 PDFファイルの本文を全コピー WORDで開いて翻訳 段落毎にコピペ
して行を整えたり訳を手直ししながら貼り付け ということでやってます。
いきなり話が途中なのはきりの良いところを選びにくかったためと、イラク戦争
のとこだけ抜き出すのは筆者に悪いかなと思ったことがあります。このすぐしたで
アメリカル師団の話が出てきますがこれなどはここまでの章で触れられています。
190 :
2:04/11/18 16:01:26 ID:???
1999年に増強旅団の即応度を高めるため陸軍は二つの組織改革を開始した。
第一の改革は固有の隷属旅団を持たぬ師団本部を2個開隊したことである。
第24歩兵師団(機械化)(カンザス州フォートライリー)、第7歩兵師団
(フォートカーソン)の二つが開隊し、現役/予備役統合師団に指定された。
師団本部の人員は現役兵士だが、隷下部隊には陸軍州兵独立旅団が配属され
る。現役と動員されていない状態の予備役部隊を同一の本部下に統合したの
は米国陸軍史上初である。また通常は師団に配属される支援部隊全てが、
独立旅団編制では直接各旅団に配属される。この唯一の先例は1967年のベト
ナムにおけるアメリカル師団の集成である。師団は動員前および動員後訓練、
戦争準備と迅速展開を向上させるために編成された。師団本部は配属された
増強旅団の計画、準備、訓練の調整を監督する。
Roundout Brigade 師団戦列参入旅団と訳したのですが
これは現役師団の隷下旅団のうち1個を州兵旅団で代替していた制度です。
湾岸戦争でRoundout Brigadeを抱える師団が展開した際は、現役の独立旅団
や削減中の現役旅団などがRoundout Brigadeに代わって師団旅団として列線旅団の
空白を満たしました。つまり、Roundout Brigadeは本来の趣旨を満たさなかった
のでした。
#11月15日付TFオリンピア広報でファルージャから第5歩兵連隊第1大隊が帰還。
親部隊に加わったと出ていました。今日の新聞の記事ではモスルの状況は一応
平静となり街頭には車の流れがあり、交通整理の警官が出ているそうです。
>191 トリップを付けたつもりじゃなくて#1への注釈としたつもりでした。
ちなみに海兵隊にも1個重旅団が陸軍から配属されています。海兵隊からは
1個の連隊として扱われて作戦に参加。
#ちなみに最近BBCがファルージャやモスルに在住するイラク人ジャーナーリスト
のアラビア語を訳した記事をサイトに載せています。どうやったんでしょうね。
バグダッドの謎のブロッガーとかもいたけどどうなったんだろう。
毎度乙です。そして御久し振りです。
>小単位諸兵科連合チーム
RMAスレの69式プランとか思い出したりしてます。アレもかなり小単位まで分散した部隊が
適宜分散編合を繰り返しながら戦う構想でした。
"分進合撃"とかいう言葉が使われたりしてましたが。
そういや"幕の内弁当式補給"はどうなったんだろう・・・・・・?(´・ω・`)
>UAと独国民擲弾兵
大隊が4個中隊編制ということで、かつての4単位師団(2個旅団-4個連隊-12個大隊)と
通じる面もあると思いますね。ちょっと薄いですが。
そういやストライカー騎兵連隊構想の時もさんざんヤった話でしたかな?(笑)
>海兵隊にも1個重旅団が陸軍から配属されています
TF-タイガーでしたっけ?
>162からの海軍世界作戦構想は、本来なら臼砲の守備範囲なんですが、田舎に引篭もってからこっち、
新しめのトピックには、とんと縁がありませぬ(^^;
ただ、これはちょっと?なんか色々増えてる気もするし、ちょっと遠大ですし。
そういや、海の人さんがこのあたりの論文に取り組んでなかったかなぁ。
いあ・いあ・はすたー!<呼んでるらしひ
今週の JDW 誌より (2004/11/3 号)
◎Study quantitifies net-centric edge of Stryker
米 RAND Corporation が、ストライカー旅団と通常の軽歩兵旅団について比
較したレポートによると、前者は後者に比べて、情報面で大幅な優越があるとされている。
このレポートは、2003 年 5 月にルイジアナ州の Fort Polk にある Joint
Readiness Training Center で実施された演習について調査したもので、ス
トライカー装備部隊である第 2 歩兵師団・第 3 旅団と、デジタル化されて
いない別の軽歩兵部隊について比較している。
演習では、それぞれの部隊が Fort Polk にある Shughart-Gordon 市街戦訓
練センターで村落の襲撃を演練した結果、ストライカー旅団では敵と味方の
死傷者が同数だったのに対して、一般の軽歩兵部隊では 10 倍の死傷者を出
した。また、状況認識における情報共有についても、ストライカー旅団の方
が大幅に優れていた、という結論が出ている。
さらに、命令が行き渡るスピードにも大差があり、通常部隊では 24 時間か
かって指令が伝達されるところが、ストライカー旅団では 3 時間で済んでい
る。火力や機動性でもストライカー旅団の方が優れている。こうした事情か
ら、従来型の軽歩兵部隊に対しては、伝達される情報のスピードと量を増大
させることが、もっとも重要な改善策だと指摘されている。
なお、今回の演習で、ストライカー旅団は見通し線圏内の通信機器だけを使
用したが、JTRS (Joint Tacatical Radio System) や WIN-T (Warfighter
Information Network - Tactical) を導入すれば、さらなる改善が図れるとしている。
ただ、こうした利点がある一方で、ストライカー旅団が今回のような強襲作
戦で発揮したパフォーマンスは、イラクで米軍が直面しているような対反乱
戦では持続できない、とも指摘している。ストライカー支持派である Peter
Schoomaker 参謀総長は、ストライカー旅団が Najaf や Fallujah のような
困難な戦域でも立派に働いていると述べているが、その一因としては、指揮
官が適切な情報を入手できている点が挙げられている。
対潜丼、呪文がちがいます(w
それで召喚できるのは「ハスター信奉者」であるLansです。
海の人はこっち…
ふんぐるい むぐるうなふ くとぅるふ るるいえ うが=なぐる ふたぐん
きゅうほう は し゛ゅもん を まちか゛えた!
>SBCTと軽歩兵
む〜。臼砲はSBCTを"キャデラックに乗った軽歩兵"と考えてるわけですが。
いわゆるRMA対応という点で差別化した論議がポピュラーなんであれば、
そーゆー俺定義は控えたほうがよろしいでしょうな。
ハマーに端末積みこんだ場合どうか、というのはあるんですが。
>196
> 対潜丼、呪文がちがいます(w
> 海の人はこっち…
× ふんぐるい むぐるうなふ くとぅるふ るるいえ うが=なぐる ふたぐん
○ ふんぐるい むぐるうなふ うみんちゅ るるいえ うが=なぐる ふたぐん
前スレ512kでかけなくなくなりましたね。
しかしクトゥルフ・・・
何もかもみな懐かしい(ガク
200ゲト。
>194 探したのだけどずばりという内容のは今のところ見つかりませぬ。
戦争以外の作戦での情報の優位性について書かれたのが一番近いみたいです。
>197
<ハマーに端末
軽歩兵より憲兵と民政部隊の情報化を進めたほうがいい気もします。
かりに憲兵が情報化されるなら
http://www.globalsecurity.org/military/systems/ground/asv.htm たぶんこの車両に端末が搭載されることに。検問所や車列護衛などで
使われているんじゃないでしょうか。
JRTCで軽歩兵とSBCTと比べて後者の成績が良かったというのは
第173空挺旅団がハマーを編制に取り入れてかつ欧州軍の情報システムを
旅団が用いて変革を独自にしたという話あたりとつながりそうにも思えます。
みんな、SANチェックに備えれ。召還呪文に応じるようだぞ!
流れ読まずにカキコ
やはり陸自空挺団の普通科部隊改編は将来師団・連隊廃止(或は改編)の為の
実験かな?
普通科大隊
軽火器普通科中隊×2
軽装甲車化普通科中隊×1
軽迫撃砲中隊×1
大隊本部及び大隊本部中隊×1
>>123の内容とソックリ。
>201 期待して待ってました。今回は残念でした。
>202 米軍の編制の話だと他国との共同作戦を考えての話はめったにでてこないので
言われてみると新鮮でした。ペントミック師団の戦闘群が大隊にしては大きすぎて
旅団にしては小さくてNATOと共同しにくいとか、今の旅団の話でドイツもイギリスも
旅団編制が基礎なのに米軍だけが師団編制であるという指摘があった程度です。
ペントミック師団については第2次世界大戦で空挺師団を指揮していた将官が
上層部にいたのも大きいという説が旅団に出てきます。
#EFOG-MやUGVなどを使った目標捜索の話をちらっと読んだのですが
SBCTの偵察大隊がRSTAと名乗ったのもむべなるかなと感想を持ちました。
EFOG-Mについては飛翔経路上も偵察できる砲兵観測員の目として扱われて
いました。
#軍事研究の今月号から2つと世界の今月号を読みました。
簡単に現在の時点での米軍再編の日本への影響がまとまっているのは
世界の今月号の石川巌さんの記事でした。在韓米陸軍と在日米陸軍は
統合の方向にあり、第1軍団の座間移転はその道程標という方向で記事は
三氏とも一致。
また、高速輸送支援船を日本の負担で購入するという話が8月に米側が
提案したという話がありました。これはおそらくHSV(陸軍だとTSV)のこと
だと思います。
また、1/4/2/1については宇垣さんの記事で触れられていました。
#軍事研究のイラク戦争の話はOn Pointネタが終わり、戦力をどう展開したか
などを数字と図表をあげて解説しているものに変わったようです。全訳を出さない
ならここで取り上げてもよいということになりそうです。
205 :
3:04/11/22 20:13:34 ID:???
第二の改革は現役即応群を陸軍予備役演習師団と併合し新たな組織である
訓練支援師団としたことである。即応群は地域基盤陸軍機関であり、予備
役訓練に助言と支援を与えるよう設計されていた。1996年に増強旅団が
創設されたことで、即応群は陸軍がこれらの旅団を支える前衛となった。
陸軍予備役演習師団は1990年代半ばに予備役部隊の訓練演習を準備し実行
するために創設された。1999年以後は、新たな訓練支援師団が、増強師団
の支援に特に編成された。この師団ではその分担地域にある増強旅団毎に
特別な増強独立旅団訓練支援旅団を含まれている。
206 :
4:04/11/22 20:15:32 ID:???
統合師団を指定されていない増強師団は現役/予備役訓練支援師団下の増強独立
旅団訓練旅団により支援を受ける他、特定の現役部隊と“訓練提携”する地位を
与えられた。
(#増強旅団一覧表 図13 がここに入ります)
1994年-1995年、陸軍予備役部隊は戦力縮小で3個機動旅団を削減した。が、米国
陸軍予備役の訓練師団は師団毎3個から9個の訓練旅団を保っていた。1994年と
1999年の間に訓練師団は新たな2つの型、機関訓練師団と上記の演習師団へと
再編された。機関訓練師団は以前の訓練師団が行っていた伝統的な入隊訓練と
予備役部隊軍事特技訓練、それに以前は米国陸軍予備役部隊学校部隊が行っていた
下士官および士官訓練任務を引き継いだ。演習師団はコンピューターシミュレー
ションおよび特に用意された訓練場で行う実働訓練を計画、実行する。機関訓練
師団も演習師団も隷下に訓練旅団を持つ。訓練旅団は戦術部隊であったかつての
師団旅団の旗と伝統を受け継いでいる。上で触れたとおり、1999年に演習師団は
現役即応群と併合し新たに現役/予備役訓練支援師団となった。
207 :
5:04/11/22 20:16:36 ID:???
フォース21と細かな調整
戦力削減と1991年の湾岸戦争の分析とがあいまって陸軍に戦力組成を再検討させた。
技術の進歩により将来の陸軍組織をデジタル化することが可能となった。デジタル
化とは、戦闘部隊をコンピューターで繋ぐことでより高度な状況認識と迅速な報告
と命令の伝達ができ、よって指揮統制と補給が容易となるということである。陸軍
は1994年3月に正式にフォース21と名づけて編制研究を開始。1995年にInterim
Division Designと呼ばれた師団編制を計画者は策定した。 フォートフードの第4
歩兵師団(機械化)が試験部隊となり、1996年-1997年に試行した。
208 :
6:04/11/22 20:17:12 ID:???
フォース21では旅団に関する編制の変更が三点あった。第一に旅団階梯に装甲
ハマー装備の小さい旅団偵察中隊が加えられた。第二に旅団の編制を固定とした。
第三に旅団の戦闘大隊固有の戦務支援部隊から師団支援集団の前方支援大隊へ
召し上げた。
209 :
7:04/11/22 20:18:19 ID:???
偵察中隊はフォース21とは別に陸軍全体に施行された。これは後でとりあげる。
旅団の編制の固定化により師団は1個機甲旅団と2個機械化旅団を持った。機甲
旅団は2個戦車大隊と1個機械化歩兵大隊で編制。機械化旅団は1個戦車大隊と
2個機械化歩兵大隊で編制。各大隊はAOEの4個列線中隊編制と異なり列線中隊は
3個のみとなった。2003年には第4歩兵師団でさえ1個機甲旅団と2個機械化旅団の
固定編制ではなくなり、2個機甲旅団と1個機械化旅団を配備していた。つまり、
名称にもかかわらず機甲師団であった。戦務支援部隊の改良はデジタル化した
補給の集中体系が持つ、支援を担任する部隊に直接迅速かつ正確に補給支援要請を
部隊が送れるという利点に基づくものだった。2003年春には第4機械化師団と第1
騎兵師団の一部のみがフォース21編制であっていた。第4歩兵師団(機械化)は
2000年会稽年度に完全にデジタル化され、第1騎兵師団が続いた。陸軍の他の師団
は限定転換師団21(LCD XXI)に反映された改良AOE編制を保った。LCD XXI編制
では列線中隊は各大隊あたり3個へと削減され、旅団に1個偵察中隊が加わる。
210 :
8:04/11/22 20:20:26 ID:???
211 :
9:04/11/22 20:36:02 ID:???
従って、陸軍は戦争のほぼ直後から工兵再編イニシアティブという名称の計画を
開始した。その結果重師団には2個工兵大隊と工兵旅団本部が加えられた。航空
旅団と異なり、工兵旅団が機動部隊であるという仮装はなかった。旅団本部は師団
砲兵本部と同様であり、通常師団の機動旅団の直接支援に配されている部隊の統制
をする専門本部である。工兵旅団本部を保つか、単に大隊を直接に師団もしくは
旅団に配属するかについて陸軍の考えは二転三転したが、2003年の早い時点では
工兵旅団は重師団の基本部隊として依然有るが、旅団戦闘団構想により大抵の師団
では工兵大隊は旅団に直接配属されている。2004年では、次章でみるように工兵
旅団は師団の4番目の機動旅団本部へと転換されることになっている。
212 :
10:04/11/22 20:39:27 ID:???
独立旅団には長年1個機甲騎兵中隊の偵察部隊が与えられてきている。師団旅団も
通常同様の支援を師団騎兵大隊から受ける。湾岸戦争後、フォース21と呼ばれる
研究で計画者らは師団に配属されている各機甲旅団および機械化歩兵旅団
毎に固有の偵察中隊が必要であることを重点とした。偵察中隊により、既に大隊
や師団階梯にはあるが旅団階梯には欠如していた直接偵察資産が旅団長に与えら
れたことになる。1998年に限定師団21で陸軍は一般には旅団偵察中隊、公式には
騎兵の呼称を与えられている部隊を編制に組み入れた。それから2年のうちに旅団
に中隊が加えられた。1963年にROADで旅団が創設されて以来、固有の戦闘部隊を
旅団が持ったのはこれが初めてである。
213 :
11:04/11/22 20:41:27 ID:???
旅団偵察中隊の編制は中隊本部と2個偵察小隊からなる。偵察小隊はM1025
HMMWV6両からなり、3個分隊に分かれる。各分隊はHMMWV2両からなり、一両
はMK19 GMGかM240B中機関銃を装備し、もう一両はM2 50口径機関銃を装備
する。HMMWVの乗員は偵察員3名。中隊はしばしば他の偵察資産、特に戦闘観測
レーザーチーム(COLT)が編合されて専門の砲撃観測員を得る。2003年の時点で
配備されている旅団偵察中隊は表14の通り。
(#訳注 表14は次に入れます)
#旅団偵察中隊の名称の訳に戸惑っています。
例えば第1騎兵師団の場合、師団旅団下の各大隊は
第○○騎兵連隊第○大隊となっているので訳せるのですが
旅団偵察中隊の場合第○○騎兵第英数字中隊となっているので
建前として連隊を引き継いでいるのかそれとも大隊を引き継いで
いるのか名称から判断がつかないためです。SBCTの対戦車中隊や
工兵中隊もこれと同じように呼ばれてます。
216 :
12:04/11/22 22:10:11 ID:???
表14 2003年における旅団偵察中隊
第1機甲師団 第1騎兵F中隊
第1機甲師団 第1騎兵G中隊
第1機甲師団 第1騎兵H中隊
第1騎兵師団 第10騎兵C中隊
第1騎兵師団 第9騎兵D中隊
第1騎兵師団 第9騎兵F中隊(2004年)
第1歩兵師団 第4騎兵D中隊(#訳注 原文ママ)
第1歩兵師団 第4騎兵E中隊
第1歩兵師団 第4騎兵D中隊(#訳注 原文ママ)
第3歩兵師団 第1騎兵C中隊
第3歩兵師団 第9騎兵E中隊
第3歩兵師団 第10騎兵D中隊
第4歩兵師団 第10騎兵G中隊
第4歩兵師団 第10騎兵H中隊
第4歩兵師団 第9騎兵B中隊
(#訳注 第1歩兵師団の旅団偵察中隊で確認できたのは
http://www.globalsecurity.org/military/agency/army/4cav-e.htm のみ。公式HPは未見。よって誤植なのか正しい内容かは今一つ不明)
217 :
13:04/11/22 22:30:33 ID:???
ブラッドレー/騎兵中隊 2003
陸軍編制、部隊戦力、全く新たな世代の兵器の受容とベトナムやイラクといった
様々な紛争への参加にも関わらず、旅団の基本編制は任務要求に基づいて戦闘部隊
が配属される柔軟な任務部隊であり続けた。編制が保たれ続けたのは組織の無気力
や変化への抵抗ゆえではない。編制が保たれたのはそれがうまく働いていたからで
ある。旅団は現代戦闘の多くの面を遂行するにあたって大変有効な編制方式である
ことが実証された。師団支援集団の再編により各旅団に多機能支援大隊を与える、
固有の旅団偵察中隊を加えるといった細かな変更は繰り返し価値を実証してきた
編制概念の微調整であった。そして、戦力削減、基地に関する懸念、師団よりも
小さい規模で特定の型の部隊を創設したいという望みが旅団概念に世紀末になって
影響を及ぼしたのである。
218 :
14:04/11/22 22:32:11 ID:???
ストライカー旅団:帰ってきた陸軍革新
近年、陸軍にとって、地球上の遠隔地へ迅速に適切な火力を持った部隊をその土地
に根付いた脅威に対処するため投射するという問題が始終悩みとなっている。
機甲部隊や機械化部隊は事前集積装備を用いない場合、大量の船腹と現地に到着する
までに30日もの長期間を必要とする。軽部隊は空挺降下か航空機により比較的迅速に
到着できるが、既に現地にいる脅威の重戦力に対して戦闘を成功裡に行うには軽すぎ
る。展開性と生残性の論議は目新しいものではない。1980年代に作られた自動車化試験
師団と軽師団はこの問題への解決を探るものだった。
219 :
15:04/11/22 22:33:20 ID:???
1999年10月、陸軍参謀長シンセキは暫定旅団戦闘団計画の創設により高度な展開と
戦闘能力ある陸軍部隊を作ろうとする最も新たな試みを公表した。およそ20年前の
第9歩兵師団自動車化計画と同様に、IBCT計画の目標は新たな技術を用いて適切な
火力をもった軽自動車化車両を配備することであった。計画では兵員輸送車両、
突撃砲を共に含む装輪装甲車両の派生型を開発することを前提としていた。
220 :
16:04/11/22 22:34:38 ID:???
師団をIBCTの実験部隊とするかわりに、2000年4月に陸軍はフォートルイスに駐屯
する2個師団旅団を選定した。両旅団は親師団がそれぞれ韓国とハワイに離れている
部隊である。一方は機械化旅団でもう一つは軽旅団であった。2001年6月には計画
にさらに4個旅団が追加された。これらは1個独立軽旅団、1個師団軽旅団、1個軽
装甲騎兵連隊、陸軍州兵1個機械化師団旅団である。旅団の編制は、展開後に師団
下であるいは独立して用いられ、96時間内に世界中へ空軍輸送により展開可能な
よう設計されている。旅団は初期入域部隊(軽歩兵と空挺)と後から展開する重
戦力との展開上の間隙を埋めるものである。
221 :
17:04/11/22 22:37:44 ID:???
新旅団の中核は新型の軽装甲装輪車両である。IBCT計画が公表された時点では
この車両は存在していなかった。最初の旅団はカナダ軍から借用した地上突撃
車両(LAV-V)とHMMWVを使用した。ジェネラルダイナミックスとジェネラル
モーターズは2000年11月に契約を与えられ新型車両を開発した。当初は暫定
装甲車両と呼ばれていたが、2002年2月に陸軍名誉賞を授かった2名(互いに
無関係)から名をとりストライカーと陸軍は公式に命名。開発により、ストラ
イカーは19トンの8輪装甲車両で派生型は8つ、時速は最大60マイルとなった。
1機のC-17でストライカー3両を輸送可能。最初に作られた車両は歩兵輸送車
であり、9名歩兵分隊を輸送し、Mk19 GMGか50口径機関銃で武装。派生型には
機動砲が含まれ、2002年6月に最初の一台が試作車両として完成。MGSは安定化
された105mm砲を装備。2005年に完全に配備されるまでの間、旅団内のMGS部隊
はストライカー対戦車ミサイル型で代替される。その他の車両には偵察、迫撃砲、
指揮、火力支援、工兵、野戦救急、核生物化学偵察車両がある。 ストライカー
に加え、旅団はデジタル技術を活用し無線通信とセンサーにより部隊の戦場に
おける状況認識を維持する能力を向上させる。
>>216 訂正
表14 2003年における旅団偵察中隊
第1機甲師団第1旅団 第1騎兵F中隊
第1機甲師団第2旅団 第1騎兵G中隊
第1機甲師団第3旅団 第1騎兵H中隊
第1騎兵師団第1旅団 第10騎兵C中隊
第1騎兵師団第2旅団 第9騎兵D中隊
第1騎兵師団第3旅団 第9騎兵F中隊(2004年)
第1歩兵師団第1旅団 第4騎兵D中隊(#訳注 原文ママ)
第1歩兵師団第2旅団 第4騎兵E中隊
第1歩兵師団第3旅団 第4騎兵D中隊(#訳注 原文ママ)
第3歩兵師団第1旅団 第1騎兵C中隊
第3歩兵師団第2旅団 第9騎兵E中隊
第3歩兵師団第3旅団 第10騎兵D中隊
第4歩兵師団第1旅団 第10騎兵G中隊
第4歩兵師団第2旅団 第10騎兵H中隊
第4歩兵師団第3旅団 第9騎兵B中隊
(#訳注 第1歩兵師団の旅団偵察中隊で確認できたのは
http://www.globalsecurity.org/military/agency/army/4cav-e.htm のみ。公式HPは未見。よって誤植なのか正しい内容かは今一つ不明)
#モスルは依然報道にでてきてます。罷免された警察トップが内乱勢力に
通じていた疑いで逮捕とかイスラム宗教協会の宗教指導者が銃殺され葬儀が
行われたとか、国家警備隊員が誘拐、処刑されたとか。
#SBCT-1 4800名の帰還式典が行われたとのこと。ということは治安の悪化で
しばらく駐留期間を延長してはいなかったのかも。
陸軍 ストライカーの最初の旅団を歓呼で迎える
タコマニューストリビューン MICHAEL GILBERT
来週フォートルイスの陸軍初のストライカー旅団の兵士4000名は1ヶ月の休暇に入る。
イラクでの一年を過ごしたあとで休暇がいよいよ始まるのだ。
その前にまずは、兵士の家族、友人、そして無事を願った者らが公式の場で第2歩兵師団第3旅団
の帰還を歓迎した。兵士らは先月から今月初めにかけて一度に数百人ずつ帰還した。
(略)
月曜の式典は第3旅団のイラクでの任務についての本の締めくくりの始まりでも
あった。そして陸軍の指導者らがこれからの間何度も読み返す本となるだろう。
229 :
続き:04/11/25 02:19:43 ID:???
陸軍の新型装輪歩兵輸送車ストライカーで戦争に行ったのはこの旅団が最初である。
また、この旅団は軍筋がいうには指揮官と兵らにこれまでにない戦場理解をもたらす
ハイテクの通信網が巡らされている。
陸軍は少なくとも他に5つストライカー旅団を作る予定である。2番目のストライカー旅団
である第25歩兵師団第1旅団の部隊がフォートルイスの戦友と先月イラクで交代した。
第3旅団長のMike Rounds大佐はストライカーの具合について聞かれると好みが入ると
認めた。
「評価としては、驚くほどうまくいった。」車両は兵士を守れることを実証した。旅団は
陸軍の計画で期待されていた通りに機動力があった。
旅団は2003年11月にクウェートで3週間訓練し、ついで1ヶ月イラク中央の都市サマラを
奪った内乱勢力と戦闘。1月には北部の中心で人口200万人のモスルへと移動し、それまで
2万人を超える米軍部隊が占領していた地域を引き継いだ。
Roundsによると10ヶ月中7ヶ月は旅団の一部がイラクのほかの指揮下での任務に引き抜かれて
いたとのこと。800名程度の任務部隊が4月と8月の南部のシーア派蜂起へ、またバグダッド
周辺の車列経路警備にも送られたとのこと。
「旅団は問題を抱えた者にとって本当に選びたくなる部隊だった」とRoundsは語る。
1年で旅団のフォートルイス駐屯部隊の20名が戦没。400名と少々が負傷し、うち約70%は
すぐに任務に復帰できたとのこと。その他はドイツおよび合州国の軍病院へと後送された。
「ストライカーの防護と兵に支給された装備がなければ数字はもっと大きくなっていた」と
第3歩兵連隊第2大隊長Gordie Flowers中佐は述べた。
Flowers中佐の大隊の小隊軍曹であるJames Salyers一等軍曹によると、彼の40名の部隊は
十数回路肩爆弾で攻撃され、モスルでの駐留中戦闘が始終あったとのこと。
「部下全員を連れて帰れたのは運が良かった」「ストライカー、ケブラー、防護装備が
なかったら、死者がでていただろう」
旅団のストライカー300両中、破壊されたのは3両で全て二次爆発によるとRoundsは述べた。
(略)
#略したところは歓迎式典の様子と兵士の家族の話、それに
戦没者の階級、氏名、年齢、出身、命日が20名分列挙されているところです。
#ストライカー関係でも、誰にも書けなかった戦争の真実 に出てくるような
国内報道の順序でいろいろ記事は出て来ていました。この記事のその中で
明るいほうです。
#イラク内の道路網について東長崎機関の道路事情の話を読む。
イラク便りも引っ掛かる。
高速は1,2、3号のみ。原文のRoute 8は一般国道を指す模様。
バグダッド市内には主要交差点が立体交差となっている準高速道路が
あるとのこと。overpassでの待ち伏せに注意という話がよくあったけど
立体交差のことだったのかも。
#訳はナジャフの包囲まで進みました。UPローダーを探して
上げてからURLをここに貼ります。途中から英文に変わるのはご愛嬌だと
思ってください。wordのファイルです。
>>233 今DLしました。
相変わらず重いですね、このうpロダ
(´-`).。oO(とはいえ、今どき軽くて良いうpロダってなかなか無いんだよな)
テキストの方が軽くて良いかな、と思わなくはないのですが、
原文の中などを挿入するときはdocファイルの方がいいかな、
と思ってみたり。
>234 それじゃ次はテキストファイルで上げます。
あとは無料のHPをどこか近日中に探してそこに貼ろうかなと。
#訳しているうちに分かったんですが
第3歩兵師団の各旅団はナシリヤ、サマワ、ナジャフの迂回と包囲での任務の
分担が大体いつも同じです。
第2がまず市に近づいて足場を確保、第1が続いて足場を抜けて市の外側を
回って包囲環を作り、第3が最後に環を閉じて第1と第2から包囲を引き継いで
後続の海兵や空挺や空中強襲に包囲陣を引き渡す。
カルバラとバグダッドはこれとはまた別な感じです。
理由としては各旅団がそれぞれ任務にあわせて編成し同種の任務をこなす
ことで練度も向上するといったところでしょうか。
ちなみに師団騎兵大隊については
ナジャフでは3−7騎兵大隊が単独で東から包囲環を閉じようとして反撃に
あっています。イラク戦争についてのCSISのまとめでもここで損害が発生
したとしていました。
今考えたんですが、これでまだ1章終わってないんですよね。
カルバラのあとユーフラテス川の目標ピーチで激闘してからバグダッドに
取り付き、サダム国際空港確保。サンダーラン1回目は空港へ、2回目で大統領宮殿を占領。
海兵隊もティグリス川の橋まで東から来てこの事例研究が終わります。
もっと細かく区切って全体を一つのエントリーで纏めたほうが来てくれる人にも
親切かと思いました。
え゛〜と、遅くなって大変すいません(^_^;
上の方で臼砲さんからリクエストされている、例のPROCEEDINGS9月号の記事翻訳しました。
なんか後半ハイブリッド電気駆動のセールストークでわけわからんくなっていますが、前半部に具体的な数字がはいってて
それなりに役にたつかもしれませぬ。
つうか翻訳は、英文読解力のみならず日本語文章力も試される過酷なお仕事ですなぁ。
ほんとに、次々と翻訳をうぷされる労力には心から敬意をはらいますです:-)
下記のURLに設置しまいたので、ヒマな人は見て突っ込み入れてクラ杯(笑)
ttp://sitrep.hp.infoseek.co.jp/proc0409.html
<旅団
やっとバグダッド郊外に到達しました。On Pointのほうがはるかに細かく描写
していることがわかってちょっと嬉しいような。
それと1個大隊で攻撃を開始したり、橋頭堡を守ったりなどの話は結構
出てきてます。
対空中隊については何をしているのか不明な時期も結構あります。
ときおり、師団の機甲予備のように扱われたり、制約地形を抜ける通信線の警備
に使われているときにでてくるのですけども。
また、旅団では第11航空連隊について、この事例研究の中ではほとんど
触れていません。連隊というのは通称であるとか、航空部隊が機動戦闘部隊の単位
として使われることについて批判的な文脈ででてくるのみです。
<UAの編制
諸兵科連合大隊が4個中隊で戦車2、機械化歩兵2の編制であるのは
イラク戦争での大隊任務部隊の編成を考えると面白いです。
イラク戦争に備えて大隊あたりの中隊数を増やしたとか、旧来の4単位編制を
保持していたという話はないので第3歩兵師団の各大隊の中隊は3個だったはず。
大隊任務部隊を作るときは1個を差し出して1個を受け取るでしょうから、2-1の
編成になります。例えば、戦車重編成の場合戦車中隊2個、機械化歩兵中隊1個。
これにたいしてUAの諸兵科連合大隊は上記の通り4個だから従来の大隊任務部隊
の使い方をすると1個中隊を常に予備にしておけることになります。
この他、 仮に中隊で戦闘団を編成する場合でも同じ大隊の旗の下で普段から組んでいる
間柄で交差配属することになる利点もあります。
また、旅団の型は同一編制のみならば、(空中強襲師団のUA・UE化が不明ですが)
柔軟に戦況に応じて各UAに任務を付与できるはず。例えばイラク戦争中にあった
作戦変更でも計画を立てやすいし、対応策も多くなるはず。
<モスル
イラク人の治安関係者の処刑された遺体の発見の報道が相次いでいます。
これまでのところの累計で50名となっています。
<ランドのJRTCでの初期作戦能力認定演習の話
探していますがまだ見つからず。題名がわかると一発なんですがキーワードが
これというものがありませぬ。
旅団の第3部の翻訳ほぼ終わる。航空旅団関係の話が面白く偵察大隊が航空旅団下に
あったり、航空騎兵が兵科として独立しているのは根深い理由があるのかもと
思い始める。これまでは情報の話を扱った論文同様題名だけで回避してたのですが。
湾岸戦争のとき、第18空挺軍団に属してた第24歩兵師団(機械化)の
師団騎兵大隊の戦史を訳しはじめました。英文で99ページなので
和文にすると50ページ以上と見積もってます。クリスマスまでには終わるでしょう。
是非ご覧下さい。
落ちすぎなので保守
248 :
対潜臼砲 ◆hwarUfzQJI :04/12/04 16:10:33 ID:olWLtPtt
ども。海の人さんに多大な労苦を強いた挙句、お礼の一言も無く無沙汰かました対潜臼砲どす。
SANチェック失敗したんです。ウリは悪くないニダ。すみませんすみません。
なんかネタが無いので、我等が陸自の緊急展開能力が仄見えた越中震災関連。
陸自偵察隊は、21時には山古志の状況を報じていたそうです。約3時間ですね。
第12偵察隊でなければ、第2普通科連隊本管中隊のレコンであろう、とは名無し整備兵さんの御話。
いや、臼砲はオートバイ偵察兵の能力ナメてましたんで(ろくに機材を携行出来ないですし、
弾雨下では脆弱ですし)その地形踏破能力を大いに見直した次第。
他にも対財務省攻防戦絡みの新聞記事中に、100kmが24時間内にまとまった部隊を展開出来る
目安である事が書かれてました。
これなどは、書き込んで好いのかどうか迷った数字です。貼り付け部隊を約50個普通科大隊と見積もった
臼砲214型師団案の根拠となってる数字なんです。
あと、震災関連で拾った話をいくつか。名無し整備兵さんの方が詳しく話せるんですけどね(^^
段階で官邸に情報上げてたのは殆ど陸自のみ、という状況であったそうです。
この時役所や病院のネットワークはダウン。復旧してからも役人さんやお医者さんは目先の対処に忙殺され
情報入力に手が取れなかった、とは新聞記事にもありました。
被災地への進入経路は、狭い国道10号線(だったかな?)に限られたとの由で、こうした状況では
装輪装甲車より高気動車の方が取り回しが効くとの事。
あと、野外炊事具を使って調理出来る者は、実はあんまりいなくて、炊き出しにあたった隊員は不眠不休
飲まず食わずで調理していたとか。
ある程度落ち着いたら残飯の山、なんて勿体無い話もありました。
半定量で配給するんですが、定量だと1日4000KCal近いですからね。半分にしたって、
お年寄りにはかなりの量になっちゃうです。
米軍RMA関連では、どうも見直しの動きもあるようです。
或いは上と下では反応が違うのかもしれません。
劇的効果を期待した上の人にとってはガックリですが、些細な情報でも得られれば有難い現場の兵士達には
重要だったりするのでしょう。
>248
<100kmで24時間
直線距離だと結構100kmは遠くまであるけど、道のりだと隣の県かその隣の県位
でしょうか。離島の場合と北海道はまた別な気もします。
陸自の偵察小隊は先月末書店にでたPanzerにギリースーツを着た姿の写真が
出てました。高機動車の脇に二人がギリースーツであと一人は野戦服姿でした。
観測所みたいなのを徒歩で作りにいく途中だったのか。それとも狙撃手と観測手を
送り迎えしているところだったのかちょっと面白く思いました。
その写真は第1戦車群をバランスよく増強して野外で演習をしたということで
特集が組まれている中で出ていました。
師団、旅団の話が防衛大綱がらみでは出てきますけど戦車群にも影響はあるだろうなと
感じました。
<震災と情報システム
ストライカー歩兵中隊の戦闘でも情報システムへの入力に中隊副長が戦闘中と
開始前は掛かりきりでついていたという話があったと思います。
<野外炊飯
実は未読の奴にSBCTと野外炊事の関係を書いた論文があります。補給関係では
あるのですが後回しにしていました。今は訳UP用ブログにて師団偵察大隊@湾岸戦争
をやっています。
<RMA
上であげたフォース21旅団以下戦闘指揮システム関連の雑誌記事でも大隊以下では状況の把握が
できておらず、大隊以上は状況を把握していたという話が出てきています。
AUSAの記者懇談会での発言を見る限り陸軍参謀長はストライカーを高く買っている
印象でした。
>100kmで24時間
日本の場合、交通上ボトルネックとなる部分が存在するわけです。
ある地点で事案が発生した場合、複数の進出ルートを設定出来る平野部と、チョークポイント
(大抵は山間部)を見ていくと、陸自普通科連隊と、それに準じたマンパワーを持つ施設部隊の配置は
実に良く考えられてると感じてしまいます。
島嶼や北/西方面は、直面する脅威の内容を勘案すれば、また別の話になるのは当然と。
>情報端末にかかり切り
指摘したかったのは、情報関係にかかり切りになる人員を配する事が出来る、軍の厚み。
そして目先の対処と、後々を見据えた対応。その優先度、状況判断を、常に演練によって実地的に
選択出来る組織の強み、といったトコロです。
平常の生活に関る組織と、非常に備えた組織は、ソコらへんから違うのですな。
>戦車群
廃止は既定路線。
>RMAとストライカーへの評価
臼砲頭が固いので(笑)SBCTへの評価はRMA対応の部分に、なのか、比較的に手軽で、ハマーよりマシな
防護を与えた上で、最大数のライフルマンを提供出来るトコなのかを、未だ峻別出来て無いのデス。
<情報端末と訓練
各車両にBFTが搭載されており、訓練では各乗員がシステムを立ち上げて
操作できるようにするなどの話がCALLの資料で出ていたことを思い出しました。
歩兵が降車して建造物の中に入ったり見通し線から外れたりした場合などには
まだ対応できないと昨年のGAOの報告書に出てたと思います。
<RMAとストライカー
それについてはランドの報告書をまじめに探さないと分かりません。
機甲師団や歩兵師団の装備を装甲向上ハマーに換えて歩兵として活動させるよりは
旅団あたりの歩兵の数がもともと多く固有の装備であるストライカーで活動するほうが
有利なことは言えると思います。ストライカー旅団の場合3個歩兵大隊で1個小隊の規模も
機械化歩兵小隊より大きめ、これに加えて偵察大隊1個なのに比べて重師団の場合、2個歩兵、1個機甲か
2個機甲、1個歩兵大隊なので。
陸軍参謀長のストライカー褒めた部分についてはちょっと拾ってきます。
人数とデジタル化の双方の融合を褒めていたと思います。
>247
ひょっとするとこれは特殊部隊向けの生産かもしれません。
最近のニュースで第160特殊作戦航空連隊の一部がフォートルイスに移転する
という話がありました。フォートルイスのレンジャー大隊や特殊作戦群?と
協同する態勢を整えるという話でした。
仮にストライカーを使うならば、ペントミック編制のときの輸送大隊や
今の航空旅団の輸送中隊のように部隊と輸送手段を切り離して使うのかも。
フィリピンにはテロとの戦いの一環でフィリピン軍の支援をしていましたが
今現在はちょっと調べていません。
>251で書いた 陸軍参謀長がストライカーを褒めた懇談会のテープ起こしを
訳してこちらに掲載しました。
http://blog2.fc2.com/vortex/index.php?no=23 #状況認識+機動力ある歩兵ということになると思います。
重旅団の歩兵の数については実際には戦車乗りが歩兵戦闘に従事しています。
戦闘歩兵章を機甲科がもらえるかどうかの論議がアーマーに多数寄せられてます。
これをいれてカウントして1000人なんでしょうか。のちほど計算してみます。
>>253 GJ!最新動向てんこもりですね、乙であります。
興味深い話題ばかりですが、中でも
4ID(陸軍側はノーコメントですが)がUA規格に改編され、OIF-4でイラク逝きつーのが
ホットな話題ですね。それとストライカー関連では
>Q: ’06予算、丁度整え終わったばかりのですが、1個大隊余計にストライカーを購入されていると思います。
>これらについてはどんな計画をされているのか、(聞き取れず)おつもりですか?
>GEN SCHOOMAKER: それは’05予算だとおもいますが --
>Q: あっ、'05でしたか。これについてはどう計画されていますか?
>GEN SCHOOMAKER: 幾つか選択肢はあります。最終的な決定がどうなるかは定かではありません。
>特殊作戦部隊がストライカーに関心を持っています。様々なことができるでしょう。
>現有のストライカー部隊に加えることもできます。
>これについては各部隊を眺め渡すこともできます。
1個大隊でお遊び・・・どこぞの極東の・・・とは雲泥の・・・
>254
ここの訳が誤訳かもです。We can look at list of formations with it.
>これについては各部隊を眺め渡すこともできます。
formationsが配属先候補部隊を指しているのか、それともどんな類の部隊に
配属するかの一覧なのか、或いは漠然と選択肢が沢山あるといっているのか
ちょっと分からないですが。
<1個大隊で試験
その影でM114やM8AGSなどは消えていったわけで。海兵隊のLAV-25採用前後の
話を探せればいいんですが。海軍と海兵隊の資料はDLの仕方が勝手が違うので
ちょっとびびっています。
<最新動向
昨日のクウェート訪問した国防長官と州兵とのやり取りを見ていると
州兵と現役との装備の格差などや除隊停止、ストップロスの質問が出ていました。
新聞記者と違い具体的に自分の抱えている問題だけに直接的な迫力があったように
思います。
師団偵察大隊の訳が又進みました。宜しかったらご覧下さい。
>256
あちらでは、みんな読んでいるのか不安がっておられるようですが
大丈夫、少なくとも私は読ませて頂いてますよー。
ただ、時間がなくて、なかなか読みすすみません(w
先週は会社忘年会の司会とかやらされたし…
年末は、ほんとに忙しいでつ(泣
臼砲も読ませていただいてます。
機甲/軽装甲騎兵は大好物なんですよ。
270式さんも「ゆっむり読むよ」っておっしゃられてましたので(御仕事に追われてなければ)
読んでおられるハズ〜☆
でもやっぱ年末は厳しいわョョョ( つдT)
>257 >258 ありがとうございます。ゆっくり訳しています。
<編集
ブログはコメントを投稿者が書き換えられるみたいですので栞代わりに
使ってください。いや、切りの良いところできちんと区切って別のエントリー
にすればいいのですが。
<忘年会の司会
余興とか考えるのは大変そうですね。ワールドタンクミュージアムの暗牌
(箱を振って中身を当てる)とか、そういうのは思いつくんですが。
<軽装甲騎兵
戦車を欲しがっているのが今訳している話から伝わってきます。師団偵察大隊も
M60を装備していた時代を知っている(機甲師団の騎兵中隊長の経験あり)と
そういうものなのかも。あと、筆者は淡々と書いていますが、地上戦開始の月に
入って、師団と師団偵察大隊のG3を入れ替えるって言うのは随分思い切った話だなぁと。
今はsergeant majorを特務曹長とするのと上級曹長とするのを考えています。
これと先任軍曹との関係がちょっと不明です。中隊で一番古参だと自動的に
先任軍曹になるのか、それとも中隊長あたりの任命なのか。小隊軍曹だけ
platoon sergeantというけど、中隊から上は全部first sergeantみたいで。
陸軍全体を通しての陸軍最先任曹長というのもいたりします。軍団と軍にも
この分だといるのかも。
閑古鳥ですな。。。
誰もいない隙に妄想を少々
1.ストライカーにハイオク・ガソリン3000ccV12ツインターボ1500psエンジンを搭載する
最高速度200km/hでRPGから回避!!!
2.ストライカーの後部2軸4輪をモーター駆動でハイブリット化、カーボンモノチューブ・バッテリー搭載!!!
回生ブレーキ!!!
環境にやさしいストライカー!!!納税者にもGOOD!!!
おそまつw
261 :
名無し三等兵:04/12/19 18:16:01 ID:rD+eSenw
ストライカー旅団だけで倒せる国
と
そうじゃない国の比率はどれくらいでしょうか?
>260 歩兵一人一人がデジタル化するには歩兵が携帯できるバッテリーが必要だし
できれば普段乗っている車両で充電できれば何かと手間要らずだと思います。
RPGの回避については、某研究者さんの好きな電磁装甲でどうでしょう。
ついでに低殺傷兵器として、音波砲を装備。RPGが撃たれたことを感知したら
超音波で射手を行動不能に陥らせるとともに弾頭を電磁波で無害化。
自動で僚車には状況が送られて、素早く対応。
納税者にも優しいというのはハワイのストライカー旅団化で演習場を拡張したり
ストライカーが巻き上げる埃で環境悪化とかの訴訟の話があるので、いつの日かは
売りになるときがあるかも。
>261 ストライカーを利用した一番野心的(と思える)案では
F/A-22が制圧して航空攻撃を行い、空挺が降下して続いてストライカーが輸送機で
空輸されて、以降は制圧した航空基地から空軍が活動ちゅう話がありました。
これは陸上戦力の主体がストライカー旅団の場合の話です。
んで、単体だけの場合はその国の持っている重戦力をどれだけストライカー旅団が
支えられるかになるかと思います。これについては対機甲は対戦車中隊が担うことに
なっているのでこれの能力次第かと。3両編制小隊が3個、合計9両、これに中隊長が
火力支援車(砲兵の前進観測用の車両)に乗って加わります。
但し、SBCT-1とSBCT-2は歩兵中隊下のMGS小隊が使うMGSの開発が長引いたため
MGSの代わりに1対1の割合で対戦車車両型を装備しています。なので対戦車火力に
ついてはかなり増強されてはいることになります。
砲兵については牽引式の155mm榴弾砲を装備した大隊が1個います。
メーカーでは105mm車載型を開発したみたいですが、どうでしょうね。
#実際には、イラク展開では、アパッチやブラックホークなどのヘリ部隊や民政部隊
などが増強されて純粋に旅団戦闘団のみでなく、任務部隊の中核として活動している
みたいです。
263 :
261:04/12/20 07:44:03 ID:mC+yoYFS
ストライカーが弱いと主張するわけではないのだけれども
SBCTに仮に国防軍をぼこぼこにされるなんてシーンを想像すると
悲しくなっちゃう。
空母1個で小国の空軍に匹敵すると聞くけど
ストライカー旅団も小国の何々と匹敵と言われるのだろうか。
>263 陸上戦力の場合、空母とその艦隊のように完結しているわけではないので。
一般にはある単位同士を持ってきて比較することはあるでしょうけど、
それも編制内にどれだけ戦闘車両がいる、これをこれだけの支援部隊で支えている
とかそんな話になりがちかと。
ストライカー旅団が投じられるなら航空戦力が必ず使える状況下でしょうし。
空母戦闘群のように限定的な航空攻撃を特定国に行ったり、海兵隊のように
非戦闘員救出で沿岸港周辺にヘリで出張るようなこともないのではないかと。
あちらのブログでどんな検索語でたどり着いたかをみてみました。
装甲騎兵連隊、第18空挺軍団、エリックシンセキ、ストライカーなどでした。
えぇと、装甲騎兵連隊で来た方はごめんなさい。第18空挺軍団も同じくです。
大きすぎる話なので(どっちも軍団の話になる)ネタがまだ見つかりません。
今訳している話は一応、第18空挺軍団の傘下の師団の師団偵察大隊ではありますし
実は右隣の戦区は第3装甲騎兵連隊だったのですが、図にしか出てきません。
ベトナム戦争のころの第11装甲騎兵連隊あたりならあるんですが、今の
軍団の騎兵とは話が違うだろうなぁということで。M113とシェリダンとベトナム
という感じになりますし。
師団偵察大隊って結局、師団長が割と自由に動かせる10個目の大隊のような
気がしてきました。航空旅団は戦闘機動旅団足りえるか?という論争がどうも
あるみたいで、編制上では航空旅団に入っていますが。ヘリが有効である
ことは否定していないのですけども、無理に偵察大隊で一緒に使う必要については
終始懐疑的な立場を筆者は取っています。
あと特筆すべきなのは、書き方がとてもうまいです。繁みに突っ込んだ話や
副大隊長の率いる縦列が湿地に突っ込んだ話の書き方を見ると、うまく整理して
非難するように受け止められる文脈でなく、しかし事実はうまく押さえる形に
なってます。
日本語で装甲騎兵連隊について書かれたサイトってないなぁ・・・
トムクランシーの装甲騎兵連隊の解説本は和訳されたのだろうか・・・
>266 原子力潜水艦、戦闘航空団、特殊部隊は訳されたんですけどね。
空挺と装甲騎兵は訳されてないと思います。
モスル南の基地での爆発でストライカーニュースへのアクセスとメッセージ投稿が
殺到してます。SBCT-2に属する兵士の近親者や支援者などの投稿が相次いでいる
事が取り上げられていました。いま、サイトはアクセスに対応して規制を実施中。
#この現象を取り上げた記事では、今回の戦争はインターネット戦争だそうです。
ベトナム戦争はTV戦争だったことと対比しています。
>265 副大隊長の湿地うんにんは読み誤りだったです。
停戦後に部隊を纏めていて、落伍車両を率いてきた話がありました。
#モスルの爆発は自爆犯はイラク軍の制服を着ていたとのことです。
内乱の起きている国で軍隊や警察を作っていく苦労はイラク人にとっても
米国にとっても並大抵でないということでしょうか。
モスル南の基地食堂での自爆テロによる戦死者の氏名が公表されました。
SBCT-2 1-24 Infの中隊長が入っています。SBCT-2などフォートルイス
関係で亡くなった方は6名の模様。
次に訳すのをどうするか考えています。Red Thrust Starから
NTCでロシア流に戦闘する話にするか、それとも内乱関係でやるか
あるいはイラク戦争の軍団における空地協同の話で、軍団砲兵の今後
にするかなどが候補です。
ども、ご無沙汰です。年末進行は死にそうです…
ところで、訳語について…
装甲騎兵ですが、日本では機甲騎兵の方が一般的ではないかと思われます。
装甲騎兵で検索する人は、大抵がボトムズを探している人ではないか?と思われ
今、プログを読む前振りで、トムクランシーの熱砂の進軍を読み中。
SBCTやRMAの前振りとして非常に良い本と思われ。
未読の方にはお勧め。軍団規模の指揮についていろいろ書かれております。
またベトナムから湾岸にいたる米軍のドクトリン
の変遷などにも触れられています。タイトルや紹介分から、
今まで、ただの湾岸戦史+個人回想録と思っていましたが、
思ったより、指揮関連に関する記述と、湾岸で起きた問題点への言及が大きく扱われており、
その辺りから、SBCTやMRAを彷彿させる記述に及んでいました。
まあ、フランクス氏は湾岸戦後TRADOCの指揮官を務めてましたから、当然と言えば当然かもしれませんね(w
>271 お久しぶりです。
<機甲騎兵
armoredは機甲師団に訳してますしたしかにそうかもです。ドイツの場合は
装甲師団にしたくなるような気がします。騎兵の場合も話のはしばしに馬に
例える表現が出てくるので装甲を使いたい気分になっていました。
検索語は”装甲騎兵連隊”だったのでボトムズ絡みではないと信じたいです。
<フランクス軍団長
熱砂の進軍 今度探して読んでみます。シンセキ大将のあたりが
ベトナム戦争で少尉に任官してツアーで行ってその後も陸軍に残った世代
みたいですね。アビゼイド大将の場合だとグレナダ侵攻作戦に参加してます。
× MRA
○ RMA
なんというおろかな書きミスを…
また対潜丼に怒られてしまふです。
さて酒もなくなったので、そろそろ寝るか(w
明日は家の大掃除だ。
>272
ドイツの場合は、装甲捜索大隊でぜひ(w
私も独の場合は装甲師団派です。
米英は機甲師団(ただし大隊以下の単独兵科部隊は戦車呼称)
ソ連は戦車師団
歩兵も
独は擲弾兵
米英は歩兵
ソ連は狙撃兵(w
まあ、しょうもない気持ち的な、こだわり、
というか思い入れに過ぎませんですが(w
>274 装甲捜索大隊
そうなんですよね。捜索と偵察が別の言葉なのが難しいです。
ドイツの場合は装甲偵察大隊と訳すか装甲捜索大隊と訳すかですね。
捜索と偵察は用語が米軍では別です。日本の場合はノモンハンのころは捜索
だったかと。
<UA化
対空部隊がないのは分かるとして、師団の全般支援砲兵の旅団、大隊に対する比率。
軍団砲兵、師団偵察大隊、師団航空旅団の旅団に対する比率、そこいらが大きな変化
なのかも。偵察については旅団偵察中隊が大隊に拡充されるのですけども。師団と軍団
の境目がはっきりしなくなるのもあわせると偵察については大きな変化があり、そして
機甲騎兵連隊にもその影響は及んでいるわけで。
騎兵の名前自体はUAのどれかに付けられて残りそうな気がしますが。
たしかそんなことを書いた話がアーミーに出てました。
ちなみにUA化すると偵察大隊の装備はハマーでもM3でもM113でもなく
ストライカーの親戚であるカナダ軍のコヨーテになるかもと思わせる提案が
アーマーに載ってました。コヨーテというのは25mmチェインガン砲塔と
センサーマストのついたLAV-Vです。
<訳終わりました
sergeantとstaff sergeantを間違ってたことに気付きました。
前者が三等軍曹で後者が二等軍曹です。日本や中国、韓国と違って
数字か大中小など+一文字の体系じゃなくてもともと言葉ごとに歴史がある
らしいです。以前にもやったミスなんですがどうしても引っ掛かります。
原文と照らし合わせて変換しないと。
<次に訳したい論文
AUSAのLWIの空地統合火力の話は著作権マークがもろに入っています。
一方では広く世間に知らしめるのにふさわしい論文を取り上げているとか
書いているのでその趣旨からいえば翻訳はOKにしてくれても良さそうなものですが
全部の権利を留保してますと書いているので翻訳もだめなはず。
慣れない英語でお手紙を出すか、諦めるかですかねぇ。
書いている人は本を出している軍団付きの歴史家で元は対空砲兵将校ですね。
そこからすると下手な翻訳ではかえって迷惑か?
AUSAは陸軍出身者や陸軍に関係する企業などの団体の模様です。なので
官公庁ではないです。よってそのサイトに置かれている文書も公文書ではないです。
配布は無制限という言葉はどこにもないです。
陸軍参謀長の記者懇談会のテープ起こしの場合はAUSAで見つけて陸軍の
公式サイトでも同一内容を見つけたのでこれは引っ掛からないです。
>機甲騎兵と装甲騎兵
でも、装甲ハマーやストライカーの騎兵は"装甲騎兵"と呼びたくなるですな(笑)
>旧日本軍捜索部隊
最後まで"捜索"でなかったかな?
ただ末期は本土配備部隊だらけになるんですが、「勝手知ったる」国内戦想定の為か
師団捜索連隊が編制から消えてます・・・・・・
>277 確かに装甲と火力からすると装甲ばっかりのような気がします。
パンツァーの8月号の特集で偵察型は25mm機関砲搭載と書かれていたのも
その辺りの事情を指しているのかなぁと。
<旧日本軍の編制
偵察という言葉は別にあるけども編制では捜索という言葉を部隊に使っている
のは何か事情があるのかもと思い始めました。航空機なら偵察という言葉は入ってる
んですけども。
従軍記者のブログ 自爆攻撃で戦死者を出した1-24歩兵大隊が取り上げられています。
h
ttp://www.newsday.com/news/nationworld/world/ny-mosulblog1223,0,4958094.htmlstory 面白いことにこの日のブログの12枚目の写真、米兵のヘルメットについている
パッチは第3歩兵師団のマルヌの岩に見えます。SBCT-2の隊員なら苺に稲妻
みたいな奴(トロピックライトニング)になるんですが、パッチは肩に付ける
とは限らないんでしょうか。
#アラスカのSBCT-3が部隊の呼称を、”北極狼”へ変更したという記事が
ありました。
#もう一つ面白かったのは、JGroundで今年の日米共同訓練に第25歩兵師団や海兵隊でなく
テキサス州兵が来たことが取り上げられていました。座間からUH-60 が2機来たそうです。
日本側は第9師団。
一回こういう新たな編成などを組む再の会議に出席したいなぁ。
>280 そういう会議に出る人はネットでこうやって気楽に話せませんからね。
素人の手探りのほうが色々楽しいかと。
ちなみに、編成と外交と戦争なら、各県独立スレがありますので
参加者を募ってはどうでしょうか。
>279 同号にて2004年12月までにストライカーは960両が陸軍に引渡し。
12月中に1000両目を陸軍は受領するとのことです。
第2歩兵師団第3旅団の戦訓に触れているような箇所がありますが
詳しいところは不明。7個旅団を作ると書いていますが、ドイツに出来る
らしい旅団については最近調べていません。
いま書店に出ているPANZER2005年1月号にMGSがLAV105の復活として紹介されていました。
その記事で分かったこと。
MGSの携行弾数については、装填装置に8発+6発。これに加え車体後部に20発を収納していること。
AGS構想が復活し、空挺や軽歩兵の装備としてMGSが考えられていること。
LAVは海兵隊と陸軍の共同開発だったが、海兵隊のみ採用。のちに派生型については
縮小されたこと。
#LAVについて調べたほうが良さそう。
LAV105っていうかLAV-AGは、海兵隊軽装甲大隊の軽装甲歩兵中隊、火力支援小隊に9輌づつ
(小隊本部、3個火力支援分隊。各分隊はLAV-AGx3輌からなる)配備される構想でした。
海兵隊だけに小隊の規模がデカイですが、軽装甲歩兵中隊に小隊規模で分散配備してる点は
当時から大口径砲搭載の装輪戦闘車の役割に、幻想が無かった事を示しているようです(?)
当時でもブンカー・バスターという表現がされてたと記憶。
81mm迫撃砲搭載のLAV-M、TOW搭載のLAV-ATは、大隊火器中隊にまとめて配備されてます。
ちなみに火器中隊迫撃砲小隊は4個砲斑。砲斑は2個射撃チームで、各1輌のLAV-Mを有しますから、
1個小隊はLAV-M81mm自走中迫x8輌からなります。
火器中隊対戦車小隊は、LAV-AT自走TOWx16輌。4個TOW斑(各射撃チームx4)編制です。
小隊の規模でけーですな(苦笑)
採用されてないLAVの派生型は、AGの他ADがありますね。
25mmガトリング、スティンガー4連装ポッド、ハイドラ70mmロケット7連装ポッドを1ターレットに載っけた
ナイスな車輌だったのですが。
>284 明けましておめでとう御座います。情報有難う御座います。
1979年のイラン革命、冷戦の最後の10年は陸の装備としても湾岸戦争の
立役者が揃う時期で、海ではスプルーアンス級が揃いおわり、タイコンデロガ級が
揃い出した時期であったあたりが面白いです。1982年は第9自動車化師団の方向で
いくか軽歩兵師団を別立てにするか、決めたか決めないかのあたりでは
なかったかと(ここは曖昧)。ひょっとしたら、ハマーが一杯師団でなく
LAVが一杯師団が15年くらい早く陸軍に出来ていたのかと妄想は膨らみます。
#一応、ブログも個人サイトなので著作権関係の話をずぼらに読んで回っている
のですが、軍発行の雑誌は公文書扱いかというと微妙な感じです。
とりあえず、GAO、議会証言、CGSCのMMSとSAMSの論文は良いのかなぁと
判断しています。(卒業論文は公務中に公務の一環として書かれていると思われるから。)
問題なのが、armor や military reviewなどの投稿論文です。それぞれ
の立場からの意見の表明という性格はあるにせよ、翻訳に際しても著作権は
あるような、ないような。翻訳の腕を着実に上げて原著者と公開者に迷惑の掛からぬ
ような順序でやっていきたいなと思っています。
#今タイコンデロガ云々を書こうと思ってglobal securityを見たら
タイコンデロガ自体は昨年9月30日に退役していたことを知って驚きました。
スプルーアンス級も最後の2隻のみの模様。うち1隻は横須賀所属。
#軍事研究の最新号をみると、第1軍団の上に大将を頭とする組織が来ると
いう予想を石川巌さんがしてました。となるとワシントンポストの第1軍うんぬんの
話は正しいのかも。工作船からスティンガーをシールズが引き上げ前に回収
してたとかいう話を読んでからちょっとどうだろうと思ってたのですが。
新年の挨拶を忘れてました(^^; あけましておめでとうございます。
当時から海兵隊軽装甲大隊は偵察/側衛部隊として位置付けられており、「汎用戦闘部隊としては装甲と
火力を欠く」と評されてました。
だから強襲任務に就く事は無い、という。
APCとしての能力も不足、と述べてるのは、比較対象が例のウシガエル(AAV7)なんで、
まー仕方無いですか。
上の評価を考えると、米陸軍がLAVから早々に降りた理由も見えるようです。
軽歩兵は被空輸性も肝でしたしね。
当時配備推進中の"ブラッドレイ"との価格差も気になる木。
>スプルアンス級駆逐艦
「世界の艦船」2005/02に、実艦的に供された<ヘイラー>(31番艦。最終艦ですな)の記事があります。
それによると、現役は残り5隻との事です。
>工作船からスティンガー
すると引揚げにあたった方々は、船体に大書された「Too Late」の文字を目にしたわけですな(笑)
実際に回収された携SAMはSA-16でしたが、これはすり替えられたブツなんでしょうか( ̄▽ ̄;
>286
<LAV-25の役割
しかし、その海兵隊の戦車もM60がずっと続き湾岸戦争では陸軍から1個
重旅団を配属されているのを見るとそれなりに25mm機関砲を搭載した装甲車両
は意味があったのかもしれません。アフガニスタンでも海兵隊が持っていった
のはLAV-25でしたし。
空輸性についてはC-141で当時は計っていました。当時は1個旅団でなく
1個師団をC-141の何ソーティで運べるかを基準にしていたようです。
<スプルーアンス級
2隻だと思ってました。もう一度見てみます。海軍の公式サイトに
どこか出ているはず。
<工作船からスティンガー
スティンガーを回収したと書かれているだけだったので、事実だとすれば
SA-16とスティンガーを両方積んでいたのかも。でも回収した動機が不明
なんですよね。スティンガーの導入国はFMSをちょっと見ただけでもかなり
ありますし。アフガニスタンのムジャヒディンにも供与されていましたし。
>LAV-25の昔と今
「火力と装甲の不足」というのは、LAV-25だけではなく、軽装甲歩兵大隊(LAIBns)全体に
かかる言葉だったのではないかと思います。
おそらく、火力不足は降車戦闘部隊の規模に関る問題もあるでしょうし、装甲については
戦車の支援の前提の有無がありそうです。
あるいは、LAVの耐弾能力自体、AAV7より目標値が低かったのかもしれませんが。
しかし現在におけるLAVの評価は、当時との作戦環境の変化という要素が大きいでしょうね。
このあたりはストライカーと同様かしらん。
>スプルアンス
「世界の艦船」の記事にそうあった、というだけの話です。(^^;A
>C-141換算
10K師団は約500機でしたね。
第9自動車化師団の場合は手元に資料無いんですが、装備重量28,000tという数字があったり。
C-141なら600機強という事になりますが、燃料弾薬の含めかた、みたいな基準は知らないんで・・・・・・
<作戦環境の変化
エアランドバトル教義の盛んだったころは実は冷戦の末期で南西アジアへの
関心と緊急展開力が結びついていたのではないかと考え始めています。
全然証拠も揃っていないのですが、ポーランドの連帯を弾圧できず、アフガニスタン
の介入も泥沼となっていったあたりなどは既に欧州での正面衝突はないと
みていたのではないかと。軽歩兵師団の欧州戦域での運用については
いろいろとエアランドバトル教義でも言われており、軽重の運用についても
教範類はあるのですけども。
<C-141やC-17
継戦能力などについてはちょっと不明です。ストライカー旅団の場合でも
C-17で運べない大型のトラックについては、補給中隊を別に分けて後送すると
してます。また、事前集積も重装備に限らず軽歩兵師団にも使える物資の
集積はあったはずですし。
>ポーランドの連帯を弾圧できず、アフガニスタンの介入も泥沼となっていったあたりなどは
>既に欧州での正面衝突はないとみていた
当時の臼砲の世界は狭かった(ネットなんか無いし^^;)ので、普遍的な見方かどうかは
イマイチ自信が無いんですが・・・・・・
連帯やアフガンの件は、むしろ危機説を加速していた面がありました。
つまり「早晩ソ連はワヤになる。だが座して死を待つようなタマか?ゲームで負けると分かったら
卓袱台返しに出てこぉへんか?」といった考えかたがあったのです。
レーガン軍拡と、それに連動した西側諸国の軍備拡大は、ソ連崩壊のとばっちりが、
軍事力の対外行使という最悪のパターンで顕れるのを阻止しよう、という面がありました。
恐らくソ連崩壊後においてすら、その実戦力が困窮の中でスポイルされてしまうまで。
米/NATO陸軍の最大の関心事は欧州正面にあった筈です。
・・・・・・・・・だったよね?Lans丼、トルエン丼、名無し諸兄(^▽^;
軽装甲歩兵が米軍の中でクローズアップされていく過程においては、グレナダやパナマ、
それからソマリアやユーゴといった経験を踏んでいった事がありますから、冷戦の後先で
かっちり線を引ける類の話でもなさそうですが。
>C-17で運べない大型のトラック
HEMTTですかね?(あれは運べたんじゃなかったかしら)
そんなデカブツが編制内にあるんでしょうか(^^;
>>291 >「早晩ソ連はワヤになる。だが座して死を待つようなタマか?ゲームで負けると分かったら
>卓袱台返しに出てこぉへんか?」といった考えかたがあった
ですね。
特にSLG界ではそう言う認識が強かった。
オイラもまさかソ連が何もせずに崩壊するとは思ってなかったのでびっくりした。
戦争になったほうが驚かなかったと思う(w
>291
<ソ連崩壊 確かに意図と能力の問題ではありますが、ソヴィエトにとっての
チリ社会主義政権の崩壊と米国にとってのイラン王政の崩壊などより、遠隔地へ
戦力を緊急に投入する必要性が出てきていたのではないかと。
欧州での正面衝突に備えるだけなら、軽歩兵師団を作らずに事前集積を一層進めて
重師団の人員の空輸という形でよいわけですし。
<HEMTT
またもうろ覚えでした。貨物、燃料を搭載したままでC-130で輸送するには
制約が大きすぎるというのをC-17で覚えていたようです。容積が大きすぎるの
かと思っていました。
>遠隔地へ戦力を緊急に投入する必要性
これはありましたね。
ただ当時は、「敵戦力の手薄な戦域」「利用可能な障害地形の多い地域」での「戦闘」が
強調された解説が多かったです(^^;
そして実際、ソ連によるバルカン方面への支作戦への対応が、トピックとして扱われた事が
・・・・・・あったような気がしないでもない(ぉぃぉぃ
今から振り返ってみれば、SBCTに至る流れを見る事は出来そうですが、うーん。
ちょっと脳の棚を整理しなければならんようです。
>トルエン丼
>SLG界ではそう言う認識が
・・・・・・却って不安になった@普遍性( ̄▽ ̄;
>>294 >・・・・・却って不安になった@普遍性( ̄▽ ̄;
ガビーン!
分かりました。
当時の日本の軍事の知識がある人達の認識は
マスコミ 「煽るだけ煽ってるけど内心起こるわけねーよ」 と思っていた。
自衛隊 「起こるわけないが、備えはしたい。ASM−1、88式SSM、ハープーンは装備」 と思っていた。
SLG界 「ネタとして重要だから煽るけど、起こる確率は半々だ」 と思っていた。
軍ヲタ 「あのソ連が黙って崩壊する訳がない。乾坤一擲の決戦に・・・」 と思っていた。
こんな感じでは?
オイラは 「アフガンでの消耗とゴルバチョフが書記長だったのが幸いした」 と思っております。
<バルカン支作戦
コソボ展開ではプリシュティナ空港の最大受け入れ能力の話がIBCTの展開能力
との絡みで良く出てきました。軽歩兵師団はC-17で何ソーティ分だったかどこかに
資料をまとめないといけないかも。研究によって微妙に資料が変わるような気がします。
コソボ航空攻撃時に投入された部隊をみると、軽歩兵中心というよりは軽重取り合わせて
送り込んだ感じです。
第173空挺旅団がイタリアからクルド人自治区へ投入されたり、年一回に
バルカン半島で空挺降下をしているようですけど、相手の戦力を考えると素人と
しては危ぶみます。実際にやろうとしなかっただけかもしれませんが、クルド人自治区に
C-17で送り込んだM1戦車は4両のみだったわけですし。
>295 さらに話を広げると、結局イラク戦争に深入りしたのは、そして戦後の
混乱が起きたのは90年代くらいからの南西アジアでのアメリカの政策と軍事行動の
帰結だった気もします。なんかアメリカは衰退するよと小ざかしく言っているみたいで
気が引けるんですが。無理にブッシュとラムズフェルドのせいにするのも
違う気が。
いじレス。モスルでは作戦が続いています。誤爆があった模様。
うーい。(酔ってんかYO)
>トルエン丼
そんなカンジだったのかなー(笑)
なんにしろ、当時田舎軍ヲタだった臼砲としては、自身の五感が及ぶ範囲が世界のスベテだったですから。
「当時はこうだった!」と、迂闊に叫べんのう、とね(´・ω・`)
>SBCTへと連なるモノ
そういやGDW(だっけ)のFRONTシリーズに、中東戦域を扱ったモノがありまして、
主役は空挺/空中強襲師団だったような。
当時の事前集積基地としてのディエゴ・ガルシアって、どんなモンだったかのう・・・・・・
>>298 ところでパパ、*の教育ご苦労様です。
パパの大変ためになるカキコがあるのに、彼は全然成長しませんな(w
雑談スマソ>諸氏
今だ300ゲットぉお!⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡ズザー
特定の誰かを教育してるわけではありませんで。
そういえば今般の津波で、ディエゴ・ガルシアは被災しなかったようですな。
インド洋で大規模な救援活動してます。
またぞろ陰謀論者が「被害を受けた事を糊塗する為に、無理してデモンストレーション
してるんだ」とか言い出すんでしょうか。(さすがに、そこまで馬鹿言わないか)
ディエゴ・ガルシア無しで、あの活動を(今だけでも)維持してるんだとしたら、それこそ
ガクブルもんですが(^^;
<中東戦域と空挺とゲーム
砂漠でヒットエンドランを繰り返して敵に出血を強いる第9自動車化師団とか
はなかったんでしょうか。チャドでリビア軍の機甲部隊を相手にランドクルーザー
とTOWでやったという話が微かに記憶にあります。
<ディエゴガルシア
ディエゴガルシア被災をきっかけに、海上移動基地構想が実現に動き出す
というのはないかも。グローバルセキュリティでも話題になってました。
たぶん、ブログを書いている人はいるでしょうけど、探していません。
<ブログ
ストライカーに従軍取材していたうちの片方の記者さんとカメラマンさんが
バグダッドのほうの地元部隊へと移ってしまいました。きっかけはブラッドレー
が仕掛け爆弾で撃破された事件です。
ストライカー、めでたく1000両目が完成。
1000輌到達ですか。今時なら早い方なんですかね。
なんのかんのいって、M113に取って換わっていくのでしょうね。
>ディエゴガルシアの被災
はい。そのglobalsecurityの記事見て>300書きましたσ( ̄▽ ̄;
>中東戦域
確か空挺と空中強襲師団がメインテーマだったように思います。
第9師団の戦術は、それなりにローカライズ(っていうのか?)されて、適用したでしょうけど。
ATM搭載軽車輌によるヒット・エンド・ラン戦術は、当時話題の(笑)T.クランシーの著作
「レッドストーム作戦発動」でも取り上げられていました。
こんなんでホンマにソ連の縦深同時制圧戦術を遅滞出来るんかいな?と思ってましたが。
ソフトスキン車輌(ハマーの装甲ヴァージョンは、まだ無かった)が、あの鉄の雨の下を
どれほど生き残れるものかいな?という。
<1000両到達
M113についてはクウェートに置いてある分の装甲を強化してイラクへ送るという
話が出ています。本国から増加装甲を送るので数ヶ月掛かるそうですが。
記事によってはM113をストライカーよりも持ち上げる論調も
未だにあります。C-130による輸送性が装甲強化でどの程度影響されるのか
とかちょっと分からないですが戦域内輸送性についての話は最近はない
みたいです。代わりにストライカーは重心が高いので転覆しやすいという
話を見かけました。
<中東戦域
独立対戦車中隊か大隊が空挺や軽師団の増援用に州兵に備えられていたという
話をどこかで読んだので、ヒットエンドランをするかはともかく送られることは
考えられてたのだと思います。砲兵については空挺や空中強襲では105mm砲
だったと思うので(当時の装備を知らないですが、フォークランドをみて
105mmを導入したという話をどこかで読んだような)、単純な兵器の比較では
負けている。。。
HSVのSBCT旅団を積み込むのをいろいろ試している資料があったのですが
かなり苦労しています。HEMTTは船内の車両デッキで旋回できないそうで。
バックでランプから入るか、バックで出るかとなると書かれています。
ううむ。大阪港でトレーラーの出し入れ見た臼砲としては、あんまり問題を感じなかったり(笑)
>バックでランプから入るか
入れば?
>バックで出るか
出れば?
みたいなカンジです(笑)
>307 資料はこれなんですがどうなんだろうなぁと。
h
ttp://www.tea.army.mil/pubs/nr/deploy/paperspubs/hsv-x1.pdf. 取り回しが効かないので、車両デッキに車両を詰め込むのに苦労するかもと
思って読むというか絵を眺めていました。
大阪にもHSVの海兵隊版が来ているんですね。横浜と岩国と北海道に韓国(鎮海?)
位かと思ってました。富士にいくときは横浜から揚げるのかな。ノースドックに
来たというのをどこかでみた覚えがあります。大阪に来たということは
響庭野か日本原(岡山)に榴弾砲を撃てる場所があるんでしょうか。関西の事情には疎くて(汗。
#調べたら、日本原で74式が実弾射撃してました。
あーんNot Foundですぅ( つ皿T)
いや、>307は、大阪港でトレーラ取りまわす運ちゃん達の神業をネタにしてみたのです(笑)
ちょっと関係あるようで無いような話。
湾岸戦争時、日本の掃海艇隊が、ちょいとした評判を取りました。
木造掃海艇といえど金属製の構造や装備があるわけで、、浮いてるうちに磁気帯びちゃいます。
で、消磁設備(浮きドック様のもの)に艇を入れるわけですが、米の艇が、設備側に誘導士官(確か士官だった)を立て、
そろそろと艇を入れてたのに、海自はそんな手順を取らず、造作無く直で艇を入れて来た、と。
これは海自の技量の高さを示すものと喧伝されましたし、臼砲もそう考えますが、違う面もあります。
米の技量が決して低いわけではなく、彼等は、「平均的技量のスタッフ」でも所期の結果を出せるよう、
ルーチン化してあるんですな。そして、その「平均」に、決して高望みしていない、と。
侮られがちなエピソードに見えて、その実、米の力の源泉を示すものとか。
>307のような見方は、どうにも日本的なのでしょうな。
と、放言でスレ濁した後を、取り繕ってみますた。
>309 なぜか余分なピリオドが末尾についていました。恐縮です。
h
ttp://www.tea.army.mil/pubs/nr/deploy/paperspubs/hsv-x1.pdf マニュアルというか手続きを標準化するというのは分かるんですが
あまり教範に拘らない点もありそうで良く分からないと言えば分からないです。
例えば、湾岸戦争では砲兵が前線から距離をおいて追随していく形でなく
弾薬を積んだトラックと一緒に前線部隊と隊形を組んで走り回っていたり
したわけですし。
それと手続きを定めても事態が流動的で咄嗟の判断が必要とされる状況
ではマニュアルが役に立たないという面もあると思います。
例えば、文化も言語も異なる地域で包囲捜索を行う場合、人が住んでいる
家屋に夜間であろうと入って武器や手に火薬に触れた痕のある人物や、兵役年齢
の男性を捜して回るわけですが、家屋の構造も違うし、話し方や対応の仕方も
違うはずだと思います。
ルーチン化、マニュアル化、というと、なんというかガチガチの教条主義と捕えられがちなんですが、
どう言ったらいいんですかね。
基礎がしっかりしてるバッターだからこそ、変化球にもしっかり対応出来ると言いますかね。
>311 マニュアル繋がりで
マニュアルが多いというか、ある事項について様々なマニュアルが触れてい
たりしますね。補足というか実地にはこうやるみたいな話もCALLとかで
出ていましたし。
手続きも大事ですが、結果も大事なはずです。
自らの成すべき仕事がわかっていれば、
敢えてとる価値ある危険と、値しない危険の区別はつくでしょうし、
優秀さ先見性が原因の飛躍と、未熟さが原因の暴走の区別はつくはずです。
マニュアルは全体としての動きを乱さないための標準であって、
模範・理想ではありません。
そして、教科書には学ぶべきことが書かれている。
積み込む話から、マニュアルの話になったみたいだけど。
兵站に類する部分は、スキルの高い人間が居ないと成立しないのではマズいのでは、と。
平時はそれで行けるとしても、戦時になれば莫大な需要が発生するんだし。
錬度の低いのを連れてきても役に立つ状況を作っておくのは大事だと思うのだが。
大阪のトレーラー運ちゃんに例えれば、いまから5倍の荷物運ぶんで、
素人を現場に入れるよ、みたいな状況か。
玄人の運ちゃんが従来どおりの効率で作業できるかというと、
多分そっちも能率落ちまくりだと思うなあ。
>>310 > それと手続きを定めても事態が流動的で咄嗟の判断が必要とされる状況
>ではマニュアルが役に立たないという面もあると思います。
310氏の意見は森を見て木を見ていないように思えますが。
CQBでは確かに中の様子は分かりませんから、ゲームの攻略本のような手
取り足取りのマニュアルは作れないでしょう。しかし、部分部分ではマニュア
ル化はできます。例えばドアを開ける時、部屋に入る時、部屋のを捜索する
時、階段を上る時誰がどのように行いまたそれをどう援護するか、基本的な
手順を決めることは出来ます。文化や地域が違えば変わるでしょうが、逆に
言えば文化や地域ごとの手順を決めればいいだけの話です。
また、そうして決められた手順を徹底的に訓練し考えなくてもそれを実行でき
るようになれば、むしろ予想外の自体が発生した時に余裕を持って対処でき
るはずです。例えばドアを開ける時に誰がドアを開け、誰が突入し、それを誰
がどのように援護するかを、いちいちその場で指示していたら果たして臨機応
変な対応が出来るでしょうか。
また、CQBのような不確定要素が多い任務もあれば、少ない任務もあります。
艦艇をドックに入れるのにどれだけの不確定要素があると思いますか?
そのような任務(仕事)こそマニュアル化が有益でしょう。CQBのような任務を
マニュアル化するのは難しいからといって、すべての任務に置いてマニュア
ル化することで思考・対応が硬直すると考えるのは短絡的です。
マニュアル化できない不確定要素があるからといって、マニュアルを否定す
るのはそれ自体が、不確定要素に囚われ過ぎた硬直した思考です。
マニュアル化により基本を確立した上にこそ、臨機応変な対応・応用が出来
るのでは無いでしょうか。
317 :
310:05/01/31 01:40:47 ID:???
>316 確かにマニュアルといっても幅が広いというのは段々分かってきました。
また、マニュアルが教育と結びつくという視点は暗黙には分かっていたものの
自覚して掴んでいなかったと思います。
近接戦闘や家屋掃討の話などや、或いは銃器や武器の取り扱いといった
イラストで説明できることと、理念が絡んだり、地図に描きがたい不正規戦闘
への対処にはそれでも大きな違いがあると思うのです。そして、それに対応して
いくつものマニュアルが部分部分ではあるものの、解答そのものではないように
感じています。
例えば、都市でどう戦うかとか、街区を包囲捜索するには大隊をどう振り分けるか
などは見つけやすいのですが、民政活動との協調とか、現地警察の育成といった
課題はどうなのでしょうか。もちろん、軍民センターの機能についての紹介や
地雷除去での現地勢力との活動の擦り合わせなどの話はあるのですが、それらが
今一つ総合的にみえてこないのです。
1798年から1993年までの合州国の軍事力行使という短い表を訳しはじめ
ました。これに続けてarmor in combatの第一次世界大戦の部を訳そうかと
思っています。
おひさです。最近不毛な努力に身をやつす対潜臼砲です。
>マニュアルといっても幅が広い
あるいは、絶対やっちゃイケナイ事とか、規定してあったりしますね。
QCBなら、いささか末節ですが、壁際に貼り付いちゃイケナイとか、窓のあるトコロは
内部から見えないように、姿勢を低くして通過する、といったような事から。
咄嗟の応用に際しても、禁忌を犯さない、あるいは敢えて禁忌を破る場合の得失を
判断出来るバックボーンを与える、といったような面はあります。
>民政活動との協調とか、現地警察の育成といった課題はどうなのでしょうか
これはもう、人対人の話にもなってくるんで、やはり一概には言えないでしょうね。
が、湾岸戦争の折には、ムスリムとの摩擦を避けるべく、様々なタブーを既定した
マニュアルが作られてます。
今のイラクでの活動もそうなのですが、やっぱり「初めてのコト」ってのは、
何時の時代でもありますし。
>319
今JRTCの対抗敵部隊がイラクに派遣されていて星条旗紙に記事が載りました。
アブグレイブをA中隊
バグダッドのハイファ通りをB中隊が担当しているとか、
JRTCで自分たちが隠してたところにイラクの内乱者も武器を隠し、仕掛け爆弾を
仕掛けているとか書かれています。
こういうところをみると、図解できる範囲では文化の違いは乗り越えられるの
かもと思いました。
<やっちゃいけないこと
演習場での安全規定みたいなものは武器に関するマニュアルでみたりする
ことはありました。対戦車ミサイルを室内から撃つ場合はどうするかとかは
教範によって規定の書き方が違ったりします。安全と訓練をどれだけ実戦に
近づけるかの釣り合いなのかもしれません。
駐留延長されていた第25歩兵師団の部隊が帰還するとのこと。
次会計年度予算ではストライカーは240両生産 6個目分の装備となるそうです。
#DoDのサイトが混んでいるのか、予算の詳細のページに入れません。
は不明です。FCS関係やコモンミサイル関係にLOSATなどはみたいのですが。
旅団増設関係予算は巨額であることが喧伝されていますが
たぶん何割かは施設建設費用などもあるのでは。これも見るまで不明。
ニューヨーカー誌に掲載されたwar lessonという記事をもとに
lenard wongという軍人さんの論文を読んでいます。尉官と佐官の世代が
それぞれX世代とベビーブーム世代で別れており、後者は前者を理解して
おらずそれが、大尉の離任率の上昇に繋がっているとみている論文でした。
2001年9月11日以前の状況で米国経済は常に右肩上がりという背景があるにせよ
一瞬にして、戦時に軍を置いてしまったことに改めて驚かされます。
#州兵が国防長官に率直な質問をしてトラックの装甲強化の話に繋がった
事件の説明には使えるかもしれません。
#北朝鮮のホーム戦なので万が一の場合に備えてもう一つレスを付けときます。
会場の天候がよければ、飛行船が飛来するはずですがどうでしょうか。
北朝鮮戦は7時から。
上訂正 leonard wongでした。
つづいて同じ筆者でイラク戦争の対内乱と国家建設で中隊指揮官などが
適応力を身に付けているという話を読んでいます。
>>321 FY2006の予算文書
tp://www.dod.mil/comptroller/defbudget/fy2006/index.html
に関しては、いまのところ米串をささな
いと見れないみたいですよ。
>324 ありがとうございます。実は米陸軍のニュースリリースと
ライマー将軍の電子図書館もそうなんですよね。
さすがに情報公開法も外国市民には縁がありませんし。
#今は第28歩兵師団の再建の話をCSIから見つけて読んでいます。
ひょっとしたら高橋慶史さんの最貧戦闘団物で取り上げられたヒュルトリンゲン
の血のバケツのネタ元だったのかも。
#DoDは串刺しを諦めて海軍作戦部長の議会証言を読みました。
FRP(艦隊即応計画、艦隊対応計画)というのが出てきました。
サマーパルス04で試してみて、空母打撃群を短期間に多数運用状態に
する能力があると見ているのがJFK退役の根拠になるらしいですが。
あと現役の人員を削減中です。能力を基礎においた計画というのは
陸軍だけの動きではないというのは分かりました。
LCSは作り始めるとのことですがHSVみたいな船型になるんでしょうか。
ホワイトハウスのほうには双胴船みたいな絵が出てきているんですが。
コリン・パウエルの自伝に少しだけ軽歩兵師団に触れたくだりがありました。
ゴルバチョフの訪米会談に国家安全保障会議担当次官として出席して
ソヴィエトの改革が本気であり策略でないことを確信したという流れで
師のシャイ・ウィッカムが作った対ソ圏以外に用いる師団うんにんの話が
ちらっとでてきます。
#全体として軍人というより政治畑で調整をしている話が多い辺りの章なので
よくは触れていません。ワインバーガードクトリンも誕生の経緯と発表の段取りを
さっと触れる感じでしたし。
#回想録として私がこれをしていたとき、この有名人はこんな職について
こんなことをして私とこんなことを話して、どんな関係だったかというのに
重きが置かれています。
#ゴールドウォーターニコルス法が前任者の任期中にできてから次に
統合参謀本部議長に就任したのはパウエルだということが書かれていました。
軍団長とFORSCOM(陸軍総軍と訳されています)はそれぞれ短期わずか数ヶ月
で任期半ばに次のポストについています。
少し聞きたいのだけれども MILドメイン のほとんどが米串刺さないと見られないのでしょうか?
最近、見にいったら3年ほど前に見られたページが見られなかった。
>328 大体のサイトは見られますが中には見られないところがあります。
911以後はネットの上で米軍の動静が把握できるのはまずいという話が
出てきましてあちらこちらが見れなくなったり、軍のイントラネットが整備
されたりしました。例えばCALLとかは教範を読む上でとても便利でしたが
今見れるのはお勧めのサイトとみたいな内容だけです。
また、companycommand、platoonleaderなどのサイトは軍公式サイトとなり
今は見れなくなりました。
この他
3年前には見れたけど今見れないという場合、サイト構成が変わったという可能性
もあります。
#ゴールドウォーターニコルス法とシンセキ大将単体の需要が大きいようです。
検索で引っ掛かる以上ある程度の内容を載せる必要があるのかなぁ。法律英語ですか。
誰か訳をネットに載せてないかなぁ。
>326
>LCS
正式に発注(?)されたのは、モノハル型(ふつーのフネ)とトリマラン(中央船体の左右に
小船体を配し、間に梁を渡して甲板面積を稼ぐタイプ)ですね。
固有兵装は57mm砲+RAM21連装発射機各x1のようです。(あと、多分短魚雷発射管)
他の機能は、艦載ヘリや装載無人ヴィークルと、それらを管制するモジュールで対応する模様。
LCSの技術リスク低減策としてX-craftが建造され、2月5日に進水。
HSV-X1よりも小型ですが、アルミニウム船体のカタマランです。
LCSの目的とHSVの目的を見る限り、用途は別。
#HSVは今2隻。Joint VentureとSwift。
>OHペリー級を継ぐのがLCSのような気がします
艦隊の"ワークホース"としての役割について、ならば○
<O.H.ペリー>の担っていた"任務"の継承、という点については、半分×です。
まぁ欧/日への「増援船団を護る船団護衛艦」というモノへの欲求が薄れたと言いますか(笑)
>掃海艇の後継ぎもLCSになるのかもと思ったり。
多分、(そして特に米軍においては)、そうなんですかね。
係維掃海具なんかはヘリやLCACで引っ張るようですし。
最高速度50ktの掃海艇ってどうよ?みたいな、抵抗勢力的なアレはナニですが(謎)
O.H.ペリーは船団護衛用のフリゲートだったんですね。
たしかイランイラク戦争の際のタンカー戦争でエグゾセミサイルが命中した
のもこの型だったと思います。艦隊の護衛のためばかりでなく、タンカーの護衛
でペルシャ湾に入っていたのかもと思いました。
掃海艇にしてはLCSは高速だけども、モジュールだけ別に設計してあとは
一つの造船所で一気に作ると安上がりなのかも。エンジンも低速用と高速用の
ガスタービンを別々に積んでいそうですし。モジュールも小さくなれば
潜水艦から無人航走体を管制することもできるようになるみたいです。
SSN774級は来年度予算の4隻のうちの1隻に入っています。
#モスルの指揮をとる部隊の名称がTFオリンピアからTFFreedomに変わりました。
ストライカー旅団が入れ替わってから年を越して1月の総選挙が終わってから
指揮を引き継いだみたいです。1月の総選挙の際ハム准将の談話が引用されている
記事がありました。DoDの発表によるとTFFは第11機甲騎兵連隊が指揮をとっている
そうです。
<O.H.ペリー>級は、船団といいますか、両用戦任務部隊に多くが割り当てられていました。
まぁLCSも対潜モジュールを積んだタイプが、これらの任に充てられるはずですが。
潜水艦魚雷発射管から射出される無人航走体をはじめ、(計画だけなら)無人ヴィークルの
計画は百花繚乱です。もうカンブリア期なみ(笑)
これから淘汰も待受けているでしょうが、一種くらい、アロマロカリスが生き残ってくれないかしら(笑)
>低速用と高速用のガスタービンを別々に積んでいそう
巡航用と、ブースト用ですな。
全力発揮だと燃料は半日と保たないようですが。
ストライカーは補給部隊や整備部隊などの護衛役につくのでしょうか?
ハムビーでは力不足に思えるし、かといってブラッドレーなどにすれば
費用が高すぎる。
>335 UAVも陸上部隊が簡易に使う奴はいろいろあるみたいです。
ドラゴンフライとか、それから擲弾にカメラを載せて飛んでいった経路を偵察
する奴とかあるそうです。
>336 護衛はしているようです。SBCT-1が帰還してから広報誌がネットに
上げられたのを読むとかなりの程度モスル以外の中南部へ大隊を分遣していた
事が伺えます。
ストライカーを含む編制でもう一つ注目されるのが偵察大隊でなく
RSTA大隊となり、従来の師団偵察大隊や旅団偵察中隊とは異なる編制を
とっていることです。(UA化によりRSTA大隊は各UA旅団に1個ずつあるのですが
この中身は不明です。)
strategypageにて第3機甲騎兵連隊はRSTA旅団へ改編されるとのこと。
機甲を編制に含むかは未定。
それと、戦闘歩兵章に相当する新たな徽章が秋に設けられるそうです。
機甲、砲兵、工兵などで歩兵戦闘従事者が対象になる模様。
また、第27砲兵連隊第3大隊(MLRS)がこの冬に初のHIMARS大隊へ改編する
とのことです。
HMARSという事で、ドコの砲兵かな?と思ったら、第18空挺軍団の軍団砲兵なんですな。
フリゲイトの配備について記憶違いがあったので、その訂正も兼ねて1985年の米海軍戦闘艦部隊の
配備計画をまとめて書いてみましょう。
CVN/CVは空母、BBは戦艦、CGNは原子力ミサイル巡洋艦(<カリフォルニア>級、<ヴァージニア>級)、
CGはミサイル巡洋艦(<タイコンデロガ>級)、DDGはミサイル駆逐艦(<キッド>級4隻の他は<A.バーク>級)
DDは駆逐艦(<スプルアンス級)。
お題のフリゲイトはFFかFFGです。(<O.H.ペリー>級ミサイル・フリゲイトはFFG)
□空母戦闘群x7.5個
CVN/CVx15 CGNx6 CGx23 DDGx31 DDx30が割り振られます。基本的な編成は
CVx2 CGx3 CGNまたはDDGx5 DDx4。
□戦艦任務群x4個
BBx4 CGx4 DDGx12を割り振り(キレイに4で割れますが、だからってそうとは限らない?)
□海兵両用戦群x1.5個
DDGx14(<キッド>級は全てココ) FF/FFGx8を割り振り。
□海上補給部隊x10個
DDGx10 FF/FFGx30。コレは多分、1/10づつで好いんでないかな。
□護衛船団x7個
DDx7 FFG/FFx63。これもDDx1 FF/FFGx9の7個フロティラでしょうな。
合わせて空母x15、戦艦x4、巡洋艦x33、駆逐艦x104、フリゲイトx101、計242隻という陣容でした。
フリゲイトは<O.H.ペリー>級FFGx51隻、<ノックス>級対潜フリゲイト46隻で殆どを占めますが、
その、それぞれの任務部隊に対する配備比率は、今回は分かりませんでした。
>339 ありがとうございます。1985年当時は戦闘単位は13個だったみたいですね。
今と比べると空母は12隻、戦艦は総て記念艦などに回されてしまってます。
1985年というと1983年にレバノンに海兵隊が介入して戦艦が艦砲射撃してた
あたりで、1986年がリビア空爆のエルドラドキャニオン作戦。
1985年は豪華客船アキレラウロ号。
#1981年4月に議会で戦略機動に関する研究が行われたそうです。
CBOの報告書を見ると即応展開戦力に関する報告書は見当たるのですが。
armorの最近号をみているとMGS(機動砲)の人気が高いです。
RSTA大隊の各機動中隊に1個小隊或いは大隊で1個中隊(10両)付けると良いという
記事があります。また、カナダのコヨーテも褒めている記事がありました。
#軍事研究を見て暗黒の木曜日という事件が昨年のサドルシティーで起きていた
事を知りました。
>339 HIMARSは小隊なら編成されてイラクの西部で特殊作戦部隊の下で
使われていたというのはOIF中から出てきてはいました。下と同じくFA誌がネタ元です。
FAjournalを見ていると第10山岳師団から師団砲兵が消えたとかかれていました。
第3歩兵師団の師団砲兵は火力旅団へ編成替えとなり存続しているのですが。
第101空中強襲師団については火力旅団への編成替え待ちと書かれていました。
アナコンダ作戦のシャヒコット渓谷の戦いでは120mm迫と各種の近接航空支援
中でもアパッチと昼間のA-10、夜間のAC-130が褒められていました。
アパッチについては初日に戦闘参加した機体総てが穴だらけになったけど帰還
したとか。一方、105mm榴弾砲についてはCH-47で運ぶにしても砲弾の補給に
ついても陣地の確保と警戒に必要な部隊についてもいろいろ手当てが必要だという
ことで後方に置いたまま。対砲迫レーダーについても運び込まず仕舞だったとか。
105mm榴弾砲より長い射程を生かして師団砲兵の155mm榴弾砲でとはならなかった
ようです。アフガニスタンに持っていったとは書かれて居ません。
#工兵誌が記事も閲覧できるようにいつのまにかなっていました。
FA誌は表紙と目次だけの状態が続いています。
>機動砲人気
演習等で実働している、という事でしょうか。評価の内容が気になりますね(^^;
「アレは自走歩兵砲」「というか直射専門SO122」みたいな臼砲の主張は的を射ていたのでせうか?
ただRMA環境下においてのソレは、在来とは大きく異なる能力を持っているだろうとは
想像してますけど。
>渓谷で迫とAHとA-10と
「眼で見て撃つ」事の重要性について、未だ代わるモノ無し、の評価は聞いてます。
まぁ"眼"がFLIRだったりしますが(笑)いわく「JADAMうんこ」とか。
ただAH-64、投入のたんびに全機グラウンド(要修理/再整備)って事態が多い・・・
>105mm榴
だから臼砲はかねてから、九九式10サンチ山砲をだn(いやぶたないでぶたないで)
>>342 > FA誌は表紙と目次だけの状態が続いています。
えっと、目次にリンクがささっているので、タイトルをクリック
すれば該当論文に飛べるはずです。
もっとも、Acrobat Readerのバージョンが古ければ無理なのか
も…
>343 機動砲は騎兵関係の論議で編制にMGSを加えれば、情報を獲得するために
戦闘をすることができるじゃないか、という話です。armorの読者投稿欄をみていると
隠密偵察とセンサーによる捜索よりも、諸兵科連合で自立した戦闘団で戦力の節用
を目的とする部隊に騎兵大隊をすべきという感じです。あと旅団騎兵中隊はOn Pointでも
余り活躍していない感じでしたが第3歩兵師団のAARなどや事後の会合でも前提と
なっていたとのことです。新たなRSTA大隊の編制は発表されたけど
新たな教義はまだ出ておらず今年の夏に発行されるということだそうです。
LW155、M777 155mm軽量榴弾砲が出てきてはいます。ヘリだとUH-60で
運べるのかな?でもアフガニスタンの高地だとヘリの能力も落ちるし。
>344 そうだったんですか(汗。知らなかった。find articleで文章だけ
見てました。有難う御座います。
wehrkundeという会合がマイアメリカンジャーニーに出てきました。
ドイツのクライスト男爵(出版界の偉い人)が毎年ミュンヘンあたりで
開いている国防に関する世界的な会合みたいです。
どうにも英語だけでは太刀打ちできませんが、とりあえず昨年
ラムズフェルド国防長官が参加して夕食会の乾杯の音頭をとっていること
が判明。過去にはコーエン国防長官が出席したこともあった模様。
#black thursday(昨年4月4日 サドルシティーでの戦闘)
について軍事研究で上げられていた資料のうちarmorの記事を見ました。
M1戦車の砲術表(各車、班、小隊などで満たすべき課目水準)に改訂が
あるという記事も最近の号でありました。イラク戦争当時加藤健二郎さんの
イラク戦争取材で砲塔の上にM4や拳銃を並べて休憩を取る乗員の姿の写真が
ありましたが、これらの個人携帯火器を用いての戦闘が詳しく書かれています。
#90式の場合、装填手がいないので左側面、左後方は随伴する89式に委ねる
ことになりそうです。従って仮に同様の戦闘をせねばならないときは
90式と89式が交互に並び縦列を組むのかもと妄想しています。
>346 サイトを発見 deのドメインだけど英語で演説が読めます。
ラムズフェルド国防長官は2月12日に演説してますね。一部報道では出席せず
という話も載っていましたが。あとはマケイン議員とヒラリー議員も
演説しています。ほかに資料はなにかあるかな。
飛行船17隻でSBCTをフォートルイスから韓国の釜山付近まで90時間で運べる
という試算があることを知りました。
飛行船を使って戦略輸送すれば、空港や港に運び、船積みして、目的地
近くの港で船下ろしして、収容して、人員が乗り組んで、集結地域まで推進して
という手間がいらず、普段使っている装備を駐屯地で飛行船に載せて
部隊の装備人員補給を含めて総て集結地域まで運べるという話です。
#17隻というと確かTSVも17隻くらい計画されていたような。
>345氏
臼砲は前に、騎兵戦闘車の脆弱性を気にしたコトがあります。
対戦車火器の威力と即応性は、戦車以外による威力偵察を、非常に難しいモノにしていないか、という。
軽装甲あるいはソフトスキン車輌による偵察活動で、その火器を使用すれば、迅速に、かつ正確に応射されますし。
その際、ダッシュで逃げたり隠れたりするんですが、MGS大丈夫なんですかね。
馬力荷重といい、足廻りといい。重心高そうなカンジだし。
あるいは実車が、それらの不安を払拭するパフォーマンスを見せた、というトコでしょうk。
>349
ハンヴィーと比較されたらどんな装甲車でも良いと言うぞ
比較対象無き「良い!」発言は注意して読むのが吉。
注意して読まないのは基地外。
>349 実は最近やっと気付いたのが当初喧伝されていた早期投入、展開戦力としての
役割は第2軽機甲騎兵連隊の役割をより充実した戦力で担うことではなかったか
ということです。今1993年に2LCARについて書かれた論文を読んでいるのですが
その中で、ある第18空挺軍団の作戦将校の書いたメモには、2LCARが投入される
場合、最も現実性があるのは1個大隊であろううんにんの下りがあると章頭で
引用されていました。SBCTでも1個大隊であればある程度の空輸部隊を
回せば早期に空挺堡に到達することは可能と言われていますし。
>350 実はハマーかM113かM3かという議論はあって結局M3は余ってしまい
砲兵観測車両や工兵車両にも回るという背景があるとかないとかあります。
ハマーを嫌いな人は悪路に差し掛かったら結局アクセル踏み込んで音を出すし
装軌よりも通れないところが多いしって話になります。
また、装甲についてはあまり文句はでてないようですが、重心が高いのと
重量のせいでよく整備されていない道で転覆するとかはあります。
そして、装甲の中にいる人が敵の攻撃で負傷したことはこれまでないと
されていますが、乗っている人総てが装甲の中に常にいるわけじゃないです。
ハッチが兵員室上にもあり、そいから車長席からも人が体と銃を出して
警戒しているわけで。仕掛け爆弾や自爆車爆弾やRPGの爆風と破片はやはり
脅威なのです。
contingencyという語が出てきて、これが緊急事態なのか危機かのか
ちょっと訳しにくいです。ともかくこの事態の場合には軽装甲騎兵連隊を
使うという感じの話です。
補給の面から2LACRの話を書いた奴を読み終わり(略語と補給関係の
言葉が不明確なまま)次がMR1992年10月号に出てきた話です。
>350氏
そういう相対的な評価では無いと思うんですがね。MGS@戦闘偵察
>早期投入、展開戦力としての役割は第2軽機甲騎兵連隊の役割をより充実した戦力で担うことではなかったか
軽装甲騎兵で出来た事と出来なかった事があって、その補完というか修正というのは有るでしょうが。
しかし基本は「(緊急展開用だった頃の)軽歩兵に、よりマシな装甲と機動力を与える」ではないですかね。
それは展開出来る兵力量の減少を意味するわけですが、それは質で補えるし、そもそも何個師団も緊急展開する
状況でもないし、という事ではないかと。
>353
現場(イラク)にとっては、まさにそんな評価ですよ。
もし、ここで既に話題になっていたらごめんなさいなんですが、NewsWeek日本版、
2004年12月22日号の記事を読んで貰えれば、評価フィードバックループの一因を
担う、実行部隊(ここ重要)の悲哀がこれでもか、これでもか、と出てきます。
「―装甲車にさえ事欠く米軍―」という記事です。そこらの軍事系雑誌の数十倍は
確実に価値のある記事ですので、図書館に行く機会がありましたら一読でもしてい
ただけたらと考えます。
「何でも良いから、装甲車輌が欲しい」これが評価ループのオフセットにありますの
でMGSの戦闘力及び防護力に関する絶対値評価ができるだけの質の高い評価ルー
プを形成するにはまだまだ時間が掛かる事が容易に推測できるため、現時点にお
いては少なくとも相対的評価は高いであろうという寸評に止めておくのが正しいと考
えます。
なお、
>>351氏の述べる、その評価はあくまでもORによる評価、あったとしても米国
内における断片的な検証に基づいた分析であるため、「可能性はある」という以上の
評価にはなり得ないでしょう。ORによる机上評価(feasibility study)と実際の評価に
ついては、別の流れ、別の評価として捉える必要があるでしょうね。
>354
既出。
そしてMGSによる威力偵察の件は、イラクにおけるストライカーの評価とは別の所から出てるのは明らか。
>355
その根拠は?
>356 イラクにおいて北部戦線を開くため降下した第173空挺旅団や
西部で特殊作戦部隊などに、それぞれ戦車部隊が送り込まれていますが
これの補給支援が非常に負担が重かったことと、十分な数を送り込めなかった
ことは大きいのかもしれません。
>354 確かにゲリラ戦争あるいは低烈度紛争において装甲車両に期待される
ものが全く異なってくるということかもしれません。戦域で用いられる
車両全体の中で見てみれば、ストライカーがハマーやトラックに比較して
重装甲でかつキャタピラを履いた車両よりも道路走行に適していることは
明らかだと思います。
問題は次世代の装甲車両を開発するにおいては、今後の偵察をどのように
行うのかという課題が確かにあるし、20年先くらいのことを考えないといけない
はずというあたりが指摘されたとおり、よく分からなくありつつあること
だと思います。
今回のMGSの件については、実車が(部隊運用含む)実働トライアルに入っているわけで、
そこで戦闘偵察に投じるに足るナニかを示したのかが、臼砲としては興味深いのです。
今次イラク戦における「ハマーよりマシ」の評価とは、動機からして違う話かと思います。
というかハマーの装甲化キットの不足も含む話だったですね。スクラップ置場かた鉄板漁って・・・
みたいな話も印象に残ってます。
(装甲化したら装甲化したで、非装甲化ハマーがベースだと、足廻りとか大変だそうですが)
そういや米戦車大隊の本管中隊偵察小隊もハマーになってましたが、こっちはどういう評価だっんだろ。
>358 確かに調達開始みたいな報道はあり、ROTCの演習をフォートルイスで
行ったというニュースも暫く前にあったのでMGSは使われているのかもしれません。
一方でstryker brigadeでは装填装置の不調を伝える話を昨年末に伝えています。
#stryker brigade newsを見たら
MGSの総調達数は72両 つまり1個旅団につき12両と書かれていました。
第2師団第3旅団と第25師団第1旅団の編制は
各3個歩兵大隊のうち2個大隊の列線歩兵中隊の編制はA, B, Cと本部及び本部小隊
1個大隊のみA, B, C, MGS, 火力支援、本部及び本部小隊だそうです。
#となると9両+3両(予備)か、或いは小隊4両に戻って
4両×3という編制になっているのか知りたいところです。
カナダ軍が昨年の10月に行った演習の記事が見つかりました。
レオパルトC2、TOW搭載車両、ADATSでDFS(直射システム)の演習を行っています。
MGS導入の布石という位置付けだそうです。
MGSではないのですが、LAV-25が沢山ある海兵隊の軽装甲偵察大隊を褒めている
イラク戦争のAARが見つかりました。
>359氏
>#となると9両+3両(予備)か、或いは小隊4両に戻って4両×3という編制になっているのか
あるいは3輌x4小隊になってるやも知れませぬ。MGS小隊はORを経て、3輌という数が選択されたのだと、
過去レスにありましたし。
MGS保有大隊が、戦術予備としての役割を担うなら、単位数を増やすテも有り、と思うです。
しかし1個大隊だけですか>MGS中隊保有大隊
ストライカー歩兵中隊毎に1個小隊づつ、というFM3-21.11の編制は、解り易かったんですけどねぇ(^^;
>362 米国系統の軍事掲示板を見ているとストライカー関係については
まだいろいろあるみたいな話が出ています。
1個旅団につきブラッドレー1個中隊を火力支援として入れるという噂
それからarmy times 2005年2月18日にレンジャー連隊がストライカー16両を
固有の編制に組み込んでアフガニスタンで今年から使うという報道などです。
259の編制で思ったのは火力支援小隊という存在です。これが中隊の
迫撃砲班と砲兵観測班をあわせた存在だとすると、SBCTの2個大隊は中隊階梯で
迫撃砲を欠くことになってしまいます。いずれにせよ、stryker brigade news
でだけで見かけた話なので真偽の程は分かりませぬ。
#Foal EagleとRSOIについては続報がありませぬ。
モスルの状況は相変わらず厳しいようです。
366 :
名無し三等兵:05/03/13 22:31:23 ID:ukWY2BYt
今書店に出ている軍事研究を見た限りではFoal Eagle関係はでて
いませんでした。石川巌さんの記事ではグアムで住宅などの建設
が進んでいるという記事が紹介されていました。また、フォートルイス
にて取材した邦紙があったそうです。ヤマサクラ演習は東千歳で
行われたという下りもありました。ドュビク中将の発言が引用されて
いました。current historyという雑誌についてはちょっと調べてみようと
思います。
別の話でFCSを配備される部隊が発表されるというニュースが
あります。時期はちょっといつか忘れましたが今年中の模様。
>358 大隊隷下偵察小隊
旅団偵察中隊と並んで、OIFではあまり有効でなかったとみている論文が
第3歩兵師団のUnit of Action化にあたって編制をOIF(イラクの自由作戦)を
例として考える論文でありました。けれどもその一方では、LARS3装備した車両については
有効だったとしています。(TF小隊とBRT(旅団偵察中隊)あたり2両?
あるいは4両につき2両ずつLARS3装備となったと書かれています。)
#論文の根拠が、当部隊の指揮官へのインタビューだったりするので今一つ
話を繋げて追えないのですが。
>368 偵察小隊はいろいろ編制があったような気がします。大隊下の偵察小隊の規模は
どうだったでしょう。グローバルセキュリティに置かれている教範で見てみます。
イラク戦争では偵察には使われていなくても、警戒、車列の護衛などには
活躍していたかもしれません。師団騎兵大隊は、都市包囲の際に北側で環を閉じる
ような役割をよく果たしていたような記憶が。
機構/機械化の偵察小隊は同一だったと記憶してます。つまり"ブラッドレイ"6輌
1980年代あたりだと1個小銃分隊を含むのでM3CFVx5+M2IFVx1。
後にM3x6になったですが。
単にそれと置き換わっただけと思ってました>ハマーx10な偵察小隊
第3歩兵師団(機械化)の場合、各旅団下の大隊は機甲大隊か機械化歩兵大隊。
4両ハマーを装備するような気がする、かつ、イラク戦争に参加した偵察小隊
となると第82空挺師団や第101空中強襲師団に第173空挺旅団の歩兵大隊下の偵察小隊でしょうか。
ストライカー旅団の歩兵大隊下偵察小隊は
ストライカー偵察車4両装備
小隊長
乗車班 操縦手と車長で各2名(うち1両の車長は小隊軍曹)
降車班 5人組×3
軽、空挺、空中強襲歩兵大隊の偵察小隊
小隊本部 小隊長 小隊軍曹 無線兵2名
分隊×3 各分隊あたり5名
#機械化歩兵大隊や機甲大隊の偵察小隊が充足されずに戦地に送られて
暫定的に4両編成だったという可能性はあるんでしょうか。
#誤読かもしれません。もう一度読んでみます。
#ストライカーは歩兵小隊を詰め込んでいるのと同じ車両なわけで偵察小隊の場合
空いたところに何を積んでいるんでしょう。
旅団偵察中隊について詳しく成立の経緯から書かれている内容の記事が見つかったので
ブログの方に訳して上げて見ます。
LCD Division XXIで第1歩兵師団の各大隊が1個中隊を手放したという話から
始まっています。
#となると、UA化により2個機甲中隊、2個機械化歩兵中隊で合計4個中隊というのは
3個中隊制以前へ戻るということかも。工兵中隊が1個さらについているから
増えていますか。
大隊長の自隊の編成に関する権限はどうも強いような気がします。
以前の第9自動車師団の大隊長のSCAT小隊(捜索対戦車小隊)でもそうでしたが
旅団偵察中隊でもCOLT(レーザー照射チーム)と偵察小隊を編合する話が
出てきています。
偵察中隊のほうはまもなく上げられます。例によってよく分からないまま訳している
ところがあるのですが(汗。
#今週週末からの韓国の演習にストライカーが参加予定というのが星条旗紙に
出ました。前回韓国にきたのは2003年7月末から8月でした。今回はどの部隊か
未だ不明です。アラスカかフォートルイスかも不明。数も不明。輸送手段は
どうも双胴高速船らしいですがTSVなのかHSVなのか不明。
#C-17で釜山の近くの飛行場に本土かアラスカから運んできてTSVで
韓国の東海岸と西海岸の港を移動するってのはあるかも。
>ハマー4輌な偵察小隊
空挺、空中強襲、軽歩兵の偵察小隊だと、ハマー4輌に分乗するのに適当な頭数と編制ではあります。
機甲/機械化大隊本部偵察小隊のハマーが充足していない、という話は聞いてませんけど。
あるいは、語ってる(書いてる)うちにセクションの事とごっちゃになったのかもしれません。
原文読めないヤシがナニ言ってやがる、とかゆわれそーですが(^^;
>ストライカー韓国演習
ハワイのSBCT-5は、未だ実働出来ないんですかね。
あそこのSBCTが、一番気になってるですが。
>374 On Pointに掲載されているイラク戦争参加部隊だと
長距離捜索分遣隊、旅団偵察中隊、師団騎兵大隊がLARS3を装備している
可能性があると思います。このうち師団騎兵大隊はM3装備のはずなので
ハマーではないですが。第82空挺と第101空中強襲って旅団偵察中隊を
持っていないんでしょうか。ざっと見ただけでは戦闘序列に見当たりません
でした。ヘリが沢山あるので必要ないのかもしれません。
ハワイのSBCT-5は第25歩兵師団第2旅団でイラク駐留から帰還したばかり
のはずです。ヒッカムの現役と州兵の輸送飛行隊にC-17が来年1月から毎月1機ずつ
配備されるとか、オアフ島の民間飛行場に滑走路を1本増やすとかの話が報道されています。
今SBCT-1が昨年末に帰還、SBCT-2がイラク駐留中。SBCT-3が訓練中で
SBCT-4がフォートルイスに移転して改編している?あたりではないかと。
実際にストライカーを持っているのはSBCT-3までだと思います。
旅団で訳した内容にあったので拾ってきました。
編制
本部小隊+2個偵察小隊
1個偵察小隊はM1025ハマー6両(3名乗り組み)で3個分隊(各2両)
(一両はMK19 GMGかM240B中機関銃を装備
もう一両はM2 50口径機関銃を装備)
しばしば戦闘観測レーザーチーム(COLT)が編合される。
COLTは砲撃観測を担う
2003年の時点で配備されている旅団偵察中隊
第1機甲師団第1旅団 第1騎兵F中隊
第1機甲師団第2旅団 第1騎兵G中隊
第1機甲師団第3旅団 第1騎兵H中隊
第1騎兵師団第1旅団 第10騎兵C中隊
第1騎兵師団第2旅団 第9騎兵D中隊
第1騎兵師団第3旅団 第9騎兵F中隊(2004年)
第1歩兵師団第1旅団 第4騎兵D中隊(#訳注 原文ママ)
第1歩兵師団第2旅団 第4騎兵E中隊
第1歩兵師団第3旅団 第4騎兵D中隊(#訳注 原文ママ)
第3歩兵師団第1旅団 第1騎兵C中隊
第3歩兵師団第2旅団 第9騎兵E中隊
第3歩兵師団第3旅団 第10騎兵D中隊
第4歩兵師団第1旅団 第10騎兵G中隊
第4歩兵師団第2旅団 第10騎兵H中隊
第4歩兵師団第3旅団 第9騎兵B中隊
#ということなので重師団だけ。軽師団には旅団偵察中隊がなかったんですね。
失礼しました。
といいますか、重師団でも86編制では旅団偵察中隊は存在しなかったです。
上で延々だべってるのは、師団(航空旅団)機甲騎兵大隊と、機甲/機械化歩兵大隊
本部中隊の偵察小隊の話でした。(説明不足ですみません)
ForceXXIからでなかったかな?旅団固有の偵察中隊が出来たのは。
そういえば手元に2個小隊編制で装甲ハマー13輌が主装備とは、確かに書いてありました(^▽^;
>SBCT-5
こないだハワイ配備が認められたばっかしと思ってましたが(^^;
もう1年くらいになるですか。
固有のストライカーを受け取ってないわけですが、(イラク駐留の)先任部隊の装備を
引き継いで使ってると、過去レスにありましたな。
こうしてみると、重師団を含め、車輌や航空機といったハコモノ(っていうのか?)が
固有の装備である必要も薄れてるとは、確かに感じるですねぇ。
>377 LCD Force XXIで、4個中隊編制大隊から3個中隊編制大隊へ
転換するのと同時に重師団の各旅団に旅団偵察中隊が作られたそうです。
LARS3の装備についてどれか兵科雑誌で褒めていた記事がありましたが
イラク戦争での配備数は100を越えていなかった様な。ちょっと探してみます。
<ハワイのSBCT
軽歩兵旅団としてイラク駐留から帰還したばかりなので今回の韓国での
演習も指揮所演習のほうはともかく実働演習に参加しているとも思えなかったのです。
だから、TSVかHSVと組んで韓国に行っているのはアラスカかフォートルイスの
旅団で、第172(アラスカ)、3-2inf(フォートルイス)、2LACR(フォートルイス)
のいずれか。うち2LACRはフォートポークから移転してきて装備の受領はUDIの増加
反応装甲の支給と時期が同じで今年9月からなのでSBCT-1である第2歩兵師団第3旅団か
第172歩兵旅団(SBCT-3)のどちらかということになると思います。
で、どちらであるのかが全然分かりません。中国発のニュースでは演習開始で
参加したという報道があるのですが部隊名までは詳しく言いませぬ。
フォートルイスの部隊なら鳥篭装甲をつけているみたいですが、アラスカの部隊は
つけてないようなのが見分ける手掛かりになるかもしれません。
#マコード空軍基地とフォートルイスは地理的に本当に隣同士に
なっているのを今日地図で確かめました。ヤキマはちょっと離れています。
意外にもバンゴール海軍基地は小さかったです。
第4歩兵師団第1旅団(UA)がDoDの変革サイトでとりあげられているのですが
3-66Armorが7-10Cavに変更。装備はM1114装甲ハマー30両とM3A3 23両など
だそうです。
7-10Cavの編制は本部中隊とA,B,C中隊。
また、改編にあたってB/3-66Armorは1-12Inf(第4歩兵師団第4旅団戦闘団)
へ配属換えされるとのこと。
#すると30両のM1A2から 30両のハマーと23両のブラッドレーに変わる
ということになります。RSTA大隊とは書かれていないのですがハマーと
ブラッドレーの混在する編制になるのかも。
DoD重くて覗けない。光なのに( つ皿T)
"Global Security"の3rd InfDivの頁だと、戦車大隊は4個戦車中隊(58輌)になってます。
混成大隊では無いようで。
今次改編前の3/66機甲大隊は3個戦車中隊編制だったと思うです。
残り2個中隊の戦車はどこさ逝っただ(笑)
A、B中隊はM1/M2混成の機甲騎兵中隊になってませんかね。
それでも数が合いませんが("ブラッドレイ"は少なくとも26輌にはなるわけで)
>第3師団の場合
結局、4個中隊編制の戦車大隊と、4個中隊の機械化歩兵大隊を対にして、交換や増強というカタチで
各々状況に応じた大隊タスクフォースを編成する、という考え方を採ったんじゃないでしょうか。
あるいは平時の管理上の問題かもしれませぬ。
>第10騎兵連隊第7大隊
臼砲の英語の読解力では、ハマーとM3CFVが加えられたのか、戦車と換えて配備されたのか
イマイチ解けません(苦笑)
M3の数が26輌なら、ほぼ断言しちゃうんですけどねぇ(笑)
あるいは3/66機甲大隊が数輌のブラッドレイを有していたのかもしれないですが。
ちょっと前なら、戦車中隊本部が各1輌、M2を持ってたですが、これはハマーに置換えられたんじゃ
なかったかなぁ。
>383
<第3歩兵師団
RSTA大隊がどれか分からないような数値になってたりします。一つかぎになるのは
諸兵科連合将校というような話が今後どうなるかだと思います。諸兵科連合大隊は
第9自動車化師団で実験済みということになっているんでしょうか。
<第10騎兵連隊第7大隊
いわれてみると確かにM1を引き渡したような話は書かれていません。
RSTA大隊の編制は不明のままということに。
<戦車大隊のM2
大隊本部付き参謀S3あたりが使っていたんでしょうか。
ハマーの場合は10両で1個小隊とすると30両で3個小隊。
ブラッドレーの場合は3両で1個小隊とすると8個小隊で1両不足。
RSTA大隊が2個中隊編制で、ハマーとブラッドレーを組み合わせて小隊を
作っているのかも。
7-10騎兵大隊はA、B、C、3個中隊とありますんで、臼砲は2個機甲騎兵中隊と
1個軽装甲騎兵中隊でないかと考えてみたんですよ。
とすれば、A、B中隊は各M1中戦車x9輌、M3騎兵戦闘車x13輌。
C中隊が装甲ハマー3個小隊(30輌)という。
(合計M1x18、M3x26、M1114x30)
各中隊本部や大隊本管中隊にゃー装甲ハマー無いのんか?というのはありますが、
そこはそれ。
上のM3が3輌足りにゃーが、ってのと同じ理由で、改編の母体となった3-66戦車大隊が
その分は既に保有していたのではないか、と考えるわけです。
まぁどう予測しようが、事実は事実として既に在るわけですから、おとなしゅう
続報待つのが吉だとは思うんですけどね(^^;
387 :
趣味の人:2005/03/24(木) 22:35:11 ID:???
あてずっぽうですが、以下でハマー30両+ブラッドレー23両になります。
大隊本部 ブラッドレー2両
中隊×3
中隊本部 ブラッドレー1両
A小隊 ブラッドレー6両(3両班×2)
B小隊 ハマー10両(小隊本部2両+4両班×2)
大隊本部、中隊本部の装甲化と3個中隊の均質化を図った計算。
ハマーとブラッドレーで、勢子と狩人を分担するんでしょうか。
ストライカー中隊の戦闘でもATGM車と降車班で、戦車1個小隊+歩兵と
戦闘してはいましたけど。
戦車を手放したと元の文で言い切ってくれればなぁ。
#armorで機甲総監が既に何か書いていたかも。
>趣味の人氏
なるほど、数はぴったりです。
湾岸での機甲騎兵の戦訓からは、騎兵戦闘車といえども、戦車の支援無しでは脆弱とされてますが、
ハマー主体の軽装甲騎兵の強化版と考えれば、ずっとマシ、という事なのかも知れません。
湾岸戦争から、もうとっくに10年経ってる事ですし、なにか別のドクトリンでも出来てるのかも
しれないですが。
>ハマーとブラッドレーで、勢子と狩人を分担するんでしょうか
変革の記事では、「とっととやっつける」から「喰いついて離れない」に任務が変化したのだと
語られていましたなぁ。
戦車はやっぱり排除されたのかもしれません。
同じ第1旅団の第66戦車連隊第1大隊にも、1個中隊渡した可能性はありますな。
あっ、ほんとだ。今年の夏にある教範の改訂まで編制は分からないかと思ってました。
ここの頁の書き方だと、師団騎兵大隊から旅団騎兵大隊に変わり、航空騎兵を
手放したようになってます。本文中にハマー5両、ブラッドレー3両とあります。
armorを調べたら、昨年9月・10月号にRSTA大隊の再編の方向が載せられて
いました。編制図が省略されているので詳しい事はわかりにくかったです。
重UAと軽UAで編制は異なり、軽UAはハマーにTOWとジャベリンの組み合わせ
の模様です。
http://starbulletin.com/2005/03/23/news/story2.html ここにC-17にストライカー2両搭載した場合の透視想像図が書かれています。
3両目はランプの上に載せると運べるかも。
空中投下の場合ストライカーは1両のみ。昨年だったかMGS(機動砲)を投下しています。
ブラッドレーは3両載せられるそうです。
#記事をみると1月から配備されるのか、8月からなのかちょっと分かりませんが
ヒッカムには8機C-17が配備されるとのこと。
#C-17の大陸本土外へ配備は初。現在180機まで生産承認されているとのこと。
これを222機に引き上げるよう運動すると登場した政治家が言明してます。
ひさしぶりに時間があるので…
・ブラッドレー小隊について
小隊6両を 2輌分隊x3 という可能性もあるのではないでしょうか?
米軍の場合、あまり分隊規模での奇数編成は聞かないものですから
と言う事でLans予測
----------------------------
本部 M3 2輌
A小隊 M3 7輌(本部1輌 2輌分隊x3)
B小隊 同上
C小隊 同上
D小隊 ハマー10輌(本部2輌 2輌分隊x4)
E小隊 同上
F小隊 同上
あいや御刺身鰤です>Lans丼
編制については、>390のページに
The squadron consists of six platoons, each with five Humvees and three Bradleys.
とあるんですよ。
しかしこの編制、ジープと軽戦車で構成されてた頃の、管区隊偵察隊を彷彿とさせます。
管区隊偵察隊の偵察小隊は本部、ジープ斥候斑、小銃分隊(APC搭乗)、戦車斑(軽戦車x2)、迫撃砲分隊。
こうして見てみると、ブラッドレイで一当りしてみて、ハマーがLRASで反応を見てみる、などという
原始的な光景を思い描いてしまいそうです(笑)
>対潜丼
ぬ、気がつかなかった・・・
しかし、米軍も分隊単位に奇数編成を入れるようになってきましたね。
ストライカーAGSもそうだし
396 :
太郎:2005/03/26(土) 14:41:12 ID:???
Lansさんだ。お久しぶりです。RSTA大隊は2個中隊編制みたいですね。
小隊が6個と分からず、小隊の編制が不明なら、ブラッドレーだけあつめた
小隊を別に作って予備のように用い、ハマーとブラッドレーの混成小隊に
適宜増援みたいなのもあるかなと思ってたりしました。
>394 確か東西ドイツ国境警備にあたっていたころの騎兵の小隊は
そんな感じで膨らんだ編制をとっていたという話がarmorで出てきていました。
397 :
趣味の人:2005/03/26(土) 15:48:59 ID:???
>371
ハマー×10の偵察小隊は、本部2両+4両班×2。
M2HBMG搭載型1輌とMk-19AGL搭載型1輌が対になり、本部1組、各班2組。
本部を除く各組に1基ずつLRASが配備されたと考えられます。
>394
6個小隊、各M3×3+M1114×5で3個中隊編制ということは、
大隊本部 M3×2
中隊×3
中隊本部 M3×1
A小隊 小隊本部 M3×1+M1114×1、M1114 2両班×2、M3 2両班×1
B小隊 同上
>383
まさに平時の管理の都合。戦車大隊、機械化歩兵大隊は共に混成大隊ではありません。
戦時の臨時交換、編合、増強により諸兵科連合戦闘団を作ります。
戦車・機械化歩兵各4個中隊なら、各2個中隊の2個大隊戦闘団を作ることも出来るし、
2個中隊引き抜いても3個中隊編成の大隊戦闘団を2個編成できます。
戦車大隊、機械化歩兵大隊各4個中隊に上記騎兵大隊を加えた場合、こんな運用でしょう。
A大隊戦闘団 戦車中隊×2、機械化歩兵中隊×1、騎兵中隊×1
B大隊戦闘団 戦車中隊×2、機械化歩兵中隊×1、騎兵中隊×1
C大隊戦闘団 機械化歩兵中隊×2、騎兵中隊×1
>396 だから3個中隊だと書かれているんです。と自己訂正。
>397 小隊本部は別に設けず、小隊のどちらかの班の人数を増やして
そちらを小隊長が、もう一方を小隊軍曹が預かる形もあると思いますが
どうでしょうか。旅団内で列線2個大隊を戦闘団にするんでなく、RSTA大隊も
まぜて3個大隊で運用するんですね。RSTA大隊は旅団長が独立して
従来の騎兵のように用いる感じではなくて。となると騎兵伝統派の人が
RSTA大隊は旅団には大きすぎる。旅団騎兵中隊を従来どおりの諸兵科連合が
固有で入った騎兵の編制で作るべきという議論もどこに向けられているか
なんとなく分かります。
Platoon Headquarters Elementhaは、普通にあるんじゃ無いでしょうか。
騎兵のセクション分割は柔軟ですんで、小隊長と小隊軍曹がAチームとBチームをそれぞれ預かるカタチは、
当然のようにあると思うですが。
>趣味の人氏
それが普通なんで、UA旅団の記事が出た時の、「建制で混成大隊」という記述が興味深かったわけです。
ただ旅団騎兵大隊の運用は、機械化歩兵や機甲大隊とは、少し違ったモノになると考えるです。
いや、確かに交換や増強を行うとは思うのですが、あくまで騎兵主体の部隊として動くんではないかな、と。
というか、確かに大きい割に半端に装軌/装甲化されてて使い難そうです。
臼砲、陸戦のセンスが無いから、想像つかないだけでしょうが(^^;
400 :
趣味の人:2005/03/27(日) 23:27:25 ID:???
>398
必要な時は本部が班を直率すればいい話ですから、本部は独立させた方が柔軟です。
小隊長M3・小隊軍曹M1114、分かれて班を直率することもあり、でしょう。
>399
混成部隊は費用がかかる上柔軟性が失われますから。
騎兵として運用するには、ある程度の抵抗は独力で排除し戦闘を続ける必要があります。
この騎兵大隊は戦闘力も防御力も兵力の厚みも低過ぎ、単独では戦闘任務には使えません。
偵察用に独立運用するには大きすぎる上、戦闘団の予備兵力が確保できません。
また、偵察任務なら中隊・小隊単位でばらすので大隊本部を置く意味がありません。
そもそも、3個大隊の旅団で1個大隊を騎兵的運用に充てる意味や余裕があるのか。
そう考えると、3個戦闘団を作る方が自然と思えます。
正面2、予備1の原則を考えると、騎兵的に使うにはこの3以外の+αが必要です。
イラク戦争の第3歩兵師団で、3個旅団が正面から戦い機甲騎兵大隊が走り回った様に。
騎兵は本隊を離れ少数で独立行動をするが故に、移動力に加え強大な戦闘力が必要です。
旅団レベルで騎兵的運用をしたいなら、それこそ通常の3個大隊戦闘団に加え、
旅団偵察中隊を機甲騎兵中隊(M1×9+M3×13+120mm迫×2)とする方がいいです。
>趣味の人氏
うい。
なのに何故(当たり前のようにタスクフォース運用する米陸軍において)こういったアイデアが出るのか?
それが物議になったワケです。
UA旅団騎兵大隊も、本来なら>387にあるようにブラッドレイ小隊+ハマー小隊で好いように思います。
が、混成小隊。
"Unit"である以上は当然の方向、という事なのでしょうが・・・・・・
>騎兵大隊
3個戦闘大隊+騎兵中隊から、2個戦闘大隊+1個騎兵大隊の構成に変るという事は、
Search&Destroy、特にSearchに重点を置いた戦術を希求したという事ではないですかね。
おそらくRMA(とやら)の活用によって、大隊規模で、極めて広域の正面を担当させるつもりではないかと考えてます。
戦車/機械化歩兵の増強は、当然受けるはずです。
そして騎兵大隊戦闘群の任務は、DoDの記事にあったように「喰いついて離れない」事であり、それさえ成れば、
「やっつける」方の部隊は、在来より小規模であっても要を満たせると。だから戦闘大隊を減らし、騎兵を大隊化した。
そう思えるわけですな。
上、中ってるかどうかはアレなんですが、このUnit of Actionって、どうにも読み解き難いです。
>旅団偵察中隊を機甲騎兵中隊(M1×9+M3×13+120mm迫×2)とする方がいいです。
だから、>398にあるように、当然こういう意見も出て来るのでしょうねぇ。
旅団偵察中隊(2個騎兵小隊)とストライカー小隊(砲兵観測用の小隊)を作ったときの方向を
さらに進めているということなのかもしれません。
#Striker Platoon 支援砲兵大隊からの直接支援小隊。
FCSの騎兵戦闘システムが配備されたら、Strikerの能力は旅団偵察中隊の騎兵小隊が
担うことになりやがては旅団偵察中隊の騎兵小隊を3個とする予定だったそうです。
一方、イラク戦争において3-7Cavは戦闘の中途において救援を受けたことが
ありました。騎兵大隊の諸兵科連合による兵力の節用というのは一歩間違えると
厳しい戦闘に巻き込まれて偵察する余力を失うということかもしれません。
かといって、旅団偵察中隊はイラク戦争のように大距離を旅団が交互に機動する
ような戦争では役に立ちがたいようですし。RSTA大隊が2個中隊編制なのも
含めてどう運用されるのかは今年夏の教範を待つしかないのかも。
#といっても教範を新旧見比べてどこが変わったのか検証するのは大変だろうなぁと
思います。SBCTのRSTA大隊のならすでにあるのですが、どうなのだろう。
UAのRSTA大隊の編制がstrategypageに出ていました。
リンクは
http://www.strategypage.com/fyeo/howtomakewar/default.asp?target=HTARM.HTM でHow to make warのArmorの部の3月22日付けのニュースです。
内容
・RSTA大隊はごく少数のブラッドレー歩兵戦闘車両があるが戦車はない
・UAVと電子捜索に大きく依存する
・隷下に1個偵察中隊有り 武装ハマーで偵察を行う
・偵察中隊の編制
中隊本部(M3ブラッドレー1両 12.7mm機関銃装備ハマー1両)
迫撃砲班(12.7mm機関銃装備ハマー牽引120mm迫 2両+2門)
2個偵察小隊
小隊本部
(40mm擲弾銃+レーザー照射器装備ハマー
12.7mm機関銃+レーザー照射器装備ハマー
両車ともジャベリン装備)
偵察班2個
(40mm擲弾銃+熱線視界装置ハマー
12.7mm機関銃+熱線視界装置ハマー
12.7mm機関銃+レーザー照射器ハマー)
偵察班1個(M-3ブラッドレー3両)
偵察斑も2個ですか(^^;
中隊迫撃砲斑もあるんですな。
旅団騎兵大隊は、この偵察中隊ばかり3個持ってるわけですな。UAVと電子的偵察手段は
それ程厚くなくて、近接偵察に重きを置くカンジです。
UA旅団騎兵大隊は騎兵であって、RSTA大隊では無い、というコトになるんでしょうかね。
UAVはSBCTの場合だとシャドーが4基。SBCT-1のイラク駐留中は
イラクシリア国境で活動していたようです。
電子偵察はプロフェット(無線、信号傍受 位置測定)や
レンバス?(震動探知装置)などが上げられています。
他に無人の偵察手段になりそうなものにはWAM(広域地雷)などもある
のですが、これは直接RSTA大隊が扱うのではないのかもしれません。
また配備されているかも不明。
偵察ヘリについてはSBCT-1の場合、OH-58Dの飛行隊がTFオリンピア下に
配属されています(指揮統制関係はちょっと不明ですが)。
問題はこれらがどの程度重UAのRSTA大隊に入ってくるかですね。
ARMORを見ているとカナダのコヨーテ軽装甲偵察車両が褒められてます。
実際NTCの演習で参加した話なども出てきます。
#韓国の第2歩兵師団の1個旅団とかの場合は第4歩兵師団とまた別かも。
LCD(限定転換型師団)で旅団偵察中隊を作り、列線中隊数を減らした
のかな?ちょっと調べ不足です。
#あともう一つは実は偵察中隊がRSTA大隊には1個(従って偵察小隊は2個のみ)
あとの4個小隊はUAV小隊、電子捜索小隊×3という意外な可能性も考えたのですが
そうするとブラッドレーの数があわなすぎます。
ので。
#ワシントンポストにストライカーを批判する内容の記事が出ています。
Project on Government OversightがInitial Impressions Report -- Operations in Mosul, Iraq,
を入手、それがワシントンポストにも伝わったとのこと。
#2003年12月の2両転覆事故の話が二ヶ月前にタコマニューストリビューンに出て
これも詳しかったのですがそれをさらに裏付けるような内容になっています。
#最近になって、イラク戦争における装備の損害の話、ついで装備に施す改良の
話が出ているのは予算関係の討議でいろいろ話がでているせいかも。
>407 今読んでいるところですが、そんなに酷評されているわけではないですね。
タイヤについてはタイヤ圧制御装置が保てる圧力と、重量増加で必要とされる
圧力が違うこと、路外用タイヤを支給されたけども実際には路上を走ることが
多いことなどが影響している模様。ちなみに星条旗紙によると昨年12月20日に
ペンタゴンで記者懇談会がありその席である程度説明されていたような内容
だった模様。DoDでもこの記事について何らかの説明があったみたいですが、
今のところ速記録は掲載されておらず。
情報作戦の章は旅団独自の問題というより、民政と並んで米軍自体対応が行き届かない
分野という印象が。
FBCB2の下部システム、情報と補給関係は現地で全く使われなかったとか。
電子と通信の章は略語が多かったです。情報作戦は現地通訳の獲得と維持の話
が中心の模様。
鳥篭装甲についてはRPGの弾頭が3種類に分けられているのが不思議。
対人、HEAT弾、対戦車弾の3つで、最後の奴は鳥篭装甲を貫徹体が通り抜ける
とされています。
>406 後追いして、モスルに駐留しているSBCT-2の隊員に取材している内容の記事が
出ています。欠陥を否定する内容になっています。
Soldiers Defend Faulted Strykers
In Interviews, Costly Personnel Carriers Said Effective in Combat
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A22009-2005Apr2.html #タイヤを旅団で一日9個交換するが、鳥篭装甲の加重による疲労のほか
仕掛け爆弾による損傷も含めてのことであり、原因としては同じくらいの比率
だとか、泥の中での取り回しが悪化したとされる点については冗談だろと一蹴
していたりします。
#話がストライカーだけに集まって、情報作戦とか民政の契約手続き関係や
現金出納などの話はあまり話題になっていないようです。
公表されたのは作戦の章で終わっており、補給、通信などの章がないです。
流通するどこかで端折られたのかも。
PANZER誌に、KNIGHTなる光学偵察機器を活用してスタンドオフ偵察(造語すんなよ)するハマーの写真。
これ、外観から見るにLRAS3でした。現地でだか制式でだか、愛称つけてたんですかね。
この状況でM3との連携となると、別経路からM3が目標に接近し、場合によってはするカタチになるハズ。
戦車じゃなくて大丈夫なんかいな。
ワシントンポストの記事には接がらないです。なんでだ。
>>414 昨晩のクローズアップ現代、2回見ましたw
国谷タン萌え派なのですが、後ろのモニターとかぶって
ストライカーやB-2の映像が見えないので、あの婆うざかったですw
・アラスカSBCT-3とコリアSBCT-1が登場
・両方とも鳥篭無しのムク状態
・アラスカSBCT-3は第2第4軸にチェーン装着
取り敢えず、動いてるストライカータンを見れてハピーでした。
>414 情報ありがとう御座います。いつもはラジオで聞いているんですが(汗、
うっかり逃しました。TSVやHSV関連にフォールイーグル関連は結局細かく
詰めた報道がなくてがっくりしていました。ハワイはSBCT関連のみならず
島間フェリーでも訴訟や環境がらみの動きがあるようです。
>415 standoff reccon?ですか。Knightについても調べてみます。
記事は訳して載せる予定です。火元のワシントンポストとタコマニューストリビューン
に掲載された歩兵大隊長の手紙、それから星条旗紙の記事あたりが良さそうです。
#基本的に火元の言葉づかいが激しかったけども、その後の後追い記事で修正
しており、それほど非難するような内容ではないような気がします。
>417 偵察は綴りをいつも間違えます。グーグルが綴りは自動訂正してくれるので(汗。
standoff reconnaissanceでググルと一応.milのサイトも出てきます。
TRADOCのパンフレットが引っ掛かったりするので一応そういうふうに使うところが
あるのかも。偵察の教範にも取り込まれたりするんでしょうか。
#とりあえず一番短い大隊長の反論する手紙をUPしました。口調がおかしいですが
内容の取りこぼしはないはず。
IIRを目次だけ訳してついで概要に取り掛かっています。
三分の1くらいはコンピューターシステムの話で、あとの3分の1くらいは
情報作戦とか通訳の話。あとの3分の1くらいがストライカー装甲車の話な
感じです。
反論記事の訳、読ませていただきました。
んまぁ、500lb爆弾相当の自動車爆弾に耐えたとか、ちと信じられん話もあるわけですが(笑)
蒸気機関車が線路から放り出されて転覆しちゃう威力なんですけどね>500lb爆弾(^^;
まぁ一概に炸薬量だけで語れるもんでもないですけど。
>standoff reconnaissance
あらま。制式な用語としてあるようですな。
ちゃんと勉強しておかないと、脳内定義で不用意に用いては、恥をカきかねんですのう。
<自動車爆弾
2003年8月の国連特別代表への攻撃でも同じくらいの規模だった気がします。
自爆に使われた車から不発の迫撃砲弾などが見つかったと報道されていたと思います。
この記事も全部でこれだけ積んであったようだという線からの話なのかも。
<スタンドオフ偵察
スタンドオフ攻撃と対にして用いているのかもしれません。衛星からのリモートセンシング
のような意味合いで使われていたりする例などがあるのですがこれとはちょっと一致しないかも。
FCS関係でひょっとしたら用例があるのかも。
FCS関係というと最近UAVの分類でTからWまでの奴を良く見かけるようになりました。
The Battle of Charlie 6
http://www.washtimes.com/op-ed/20050403-093740-9355r.htm イラク戦争中、カルバラ地峡の先にあるユーフラテス河にかかる橋の奪取と
防御を巡る戦闘の話
出てくる戦闘団の編制が
戦車中隊×2 機械化歩兵中隊×2 工兵中隊×1 煙幕小隊
A,C/3-69機甲, B,C/3,2-7歩兵, A/11工兵
で重UAの諸兵科連合大隊と似てます。
#結局、諸兵科連合大隊は2008年のFCS-UAの実証部隊まででてこないのかも。
また2×2の編制は大隊支隊では良くあることなのでしょうけども。
#この戦闘自体は大隊以下では状況認識がまったくできておらず何が
来るのか分からなかったらイラクの機甲旅団が攻めてきたという筋で昨年も
雑誌記事で取り上げられてました。
軍事研究のUA旅団見てたら鼻血でそうになった。
>423 今書店に出ている号の記事ですね。戦術トラックシステムでしたっけかと
まとめて装備定数とか編制とかが出てました。FCSを構成する車両のポンチ絵の
変遷も面白かったです。個人的には騎兵関係や偵察関係の話をもっと出してくれると
嬉しいです。
他は江畑謙介さんの横須賀に原子力空母が配備されるという予想の記事と
巻末のアメリカでスクープを出す研究者の話もとてもよかったです。
後者のおかげでNSA(natinal security archive)に辿り着きました。
F-117航空団の湾岸戦争時の活動記録などをみつけることができました。
In Mosul, a Battle 'Beyond Ruthless'
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A48017-2005Apr12_3.html この記事の2枚目最後のあたり
C/3-21Inf.のある小隊の編制はTOW搭載型×2 歩兵輸送型?×2となってます。
MGS小隊は中隊あたり1個で3両。対戦車中隊は3個小隊合計で9両。
ストライカーブリゲードニュースによるとSBCT-1とSBCT-2は歩兵大隊3個のうち
1個だけがMGS小隊と迫撃砲班が各中隊にあるとかいう話でしたが。どこから
このTOW搭載型が来たのか、歩兵輸送型の残り2両がどこに行ったのか見当が
つきません。MGS小隊と歩兵小隊で2両づつ交換したのかも。半個小隊×2となり
小隊長と小隊軍曹はそれぞれMGS小隊と歩兵小隊のがいるし。TOW搭載型は
TOWの発射装置の夜間暗視装置で夜の作戦に便利でしょうし。
#元記事は小隊軍曹を中心に扱っているルポ。ブルックリンでストリートギャング
をしてたとかそういう話です。
冷戦期の米重師団の攻勢重点旅団も、戦車大隊2、機械化歩兵大隊2を主軸としてました。
Unit in Actionの動機のひとつ、「かつて旅団で担った任務を大隊で遂行する」時代である事を思えば、
源流は意外と古い・・・というより、規模の適正化がなされてはいても、その実変った部分というのは、
さして大きくはないのかも知れません。
機甲と機械化歩兵の戦闘単位を1:1で組合せる諸兵科連合部隊は、さして珍しく無いですな。
英国機甲師団などは、建制でそういうカタチになってますし。
第二次大戦時の米1943年型機甲師団と比較してみると、なかなか面白いです>UA師団/旅団
作戦環境の変化や技術の躍進といった要素はあるので、カタチが似ているというだけでアレコレ類推するのは
危険ではありますが、その一方で「戦争のドクトリンは変ってもセオリーは不変」という古い言葉を思い出すです。
そういや先に話題になったUA騎兵。
第二次大戦末期の米機械化偵察小隊も、M8"グレイハウンド"装甲偵察車x3、ジープx6でした。
小隊本部、装甲車斑、ジープ斥候斑、という編制。
カタチが似ているというだけで(以下略)
>426 アメリカの機甲騎兵連隊が諸兵科連合で兵力の節用任務に使えるように
なったのは第2次世界大戦後みたいですね。師団編制だけの歴史だと軍団騎兵
である機甲騎兵連隊の編制が視野に入ってこないので(汗。
Tullyという人の論文で第2次世界大戦で多大な損耗を出しながらも堪えた
機械化騎兵連隊の話が出ているのでそっちも手を出そうとは思っているのですが
IIRが今一つ微妙な感じです。送られてきた交換用のパワーパックが初めから
動かないとか、そういう話も確かにあるんですが。欧州米陸軍の司令官の談話
だとグラーフェンヴェーアに1個SBCT、加えて東欧に交代制で機甲、空挺、ストライカー
などから1個旅団が駐留する、司令部をヴィースヴァーデンへ移転、イタリアの
ヴィチェンツァの第172空挺旅団はさらに1個大隊を増して3個大隊にとのことです。
第1機甲師団と第1歩兵師団は本土帰還。
#ストライカー旅団に人を意思決定環に入れた管制地雷装置を25個配備する
という記事が出ていました。Spiderという地雷の開発が進んでいるのですが
その開発から今使える部分を先行して配備するという話みたいです。スパイラル
開発についてはFCS簡単ガイドがAUSAから出ていてそれが分かりやすかったです。
>アメリカの機甲騎兵連隊が諸兵科連合で兵力の節用任務に使えるようになったのは
>第2次世界大戦後みたい
第二次大戦時には、軍または軍団所属の機械化騎兵連隊が存在し、捜索、警戒、掩護、追撃
そして兵力節用にあたってました。
連隊はその後、独立機械化騎兵群に改められ、適宜配属された独立騎兵偵察大隊、独立歩兵大隊、
戦車駆逐中隊を統制運用するようになります。
1943/44年型独立騎兵偵察大隊はM5軽戦車x17、M8装甲偵察車x40、M8自走75mm榴弾砲x17、
M3半装軌装甲車x26等々を保有。
軽装甲車輌揃いとはいえ、歩兵や戦車駆逐車の増強と併せ、有力な諸兵科連合部隊と
評せる部隊ですな。
いや、ココは「機甲騎兵を語るスレ」じゃないんだってば(苦笑)
>428 なんとなく主力戦車が入っていないと諸兵科連合部隊でない気になって
いました。考えてみると相手のドイツ軍もかなり苦労しているわけなので強力
といえるのも納得しました。
<SBCT
モスルでイラク人の大隊が担任地域を持って米軍顧問が一人だけ入り混じって
パトロールをしているという報道がありました。IIR次第では因縁の第2機甲騎兵連隊
でSBCT化は打ち止めとかになるのかと動揺したりしましたが、今一つ婉曲語法で書かれており
同時期に出た新聞を解説記事に使うありさまです。
#ランドで2025年の世界はこうなるという論文が昨年簡略版が出て今年に入って
完全版が出たのですが、研究自体はAAN(次の陸軍)構想のころからしていたとか
書かれています。6つの姿をとりうるとして、米の一極支配、民主的平和の世界、
主要な競争相手の登場、競合的な多極化、超国家の台頭、混沌・無秩序に分けています。
それぞれに具体的な想定が付けられています。
#G2milの2005年夏が出たのですが、イラン侵攻の可能性に触れています。
トンキン湾事件のようなイランによる奇襲が一番開戦事由になりやすいとしていますが。
IIRについては引用で済ませており特に評論を加えていないのです。
>429 まだ途中ですが
ランドの論文は簡略版とかなり話の運びが違っている点もあります。
例えばそれぞれの可能世界毎に旅団数でどの程度必要か数を出していたのですが
それが消えています。章立ての関係かもしれませんが。
また、具体的にな想定を出すことで、ある地域での最も起こりうる事態に
対応しつつ他方面に備える陸軍とはという形に纏められてしまう可能性が。
#使い捨てロケットポッドが引用されているのがちょっと面白いです。
またコマンチについては縦深火力の補完としてコーカサスの長隘路地形にて
有効であるとしています。SBCTではないのですが、10tから15tで全地形踏破能力
のある車両を装備した戦力というのが登場。
>430 結局最後まで出てきませんでした。旅団数の大幅増加(当初33から
43あるいは48へ今増加中)とFCS配備の前倒しを受けての修正みたいです。
2010年時点でどの世界に進むかの判断徴候を用意し、2025年の将来戦力に
必要とされる能力を予想するというスタイルで書かれています。FCSの配備が
その判断を行う2010年には始まっている予定となってしまったので
FCSに必要な能力を提言するという意義は、予想される6つの世界に共通して
必要とされる能力の解明に留まってしまったように思えます。
簡略版(想定がついていない)では必要な現役旅団数とFCS,AAXXI,SBCTなど
に分けての内訳を示していたのですが。
#FAジャーナルの2002年10月号のハーゲンベック少将(当時第10山岳師団長)
アナコンダ作戦についてのインタビューをも素材として取り入れた、
航空戦力の視点からのアナコンダ作戦を読み始めました。OEF(不朽の自由作戦)
のアナコンダ作戦まではどのように航空支援要求が処理されていたか、どうして
うまくいっていたのかについての説明と、アナコンダ作戦での航空支援での苦労
という話になるようです。多少、インタビューの内容に反論しているようなところ
もあります。ある程度は後出しじゃんけんみたいなところも感じます。
#ストライカー99両が今年度発注分に追加されたという経済短信がありました。
内訳は不明。GDLSのサイトがなぜかみれなくなりました(汗。ボーイング(FCS)
とかUnited defence(ブラッドレー)は見れるんですが。
#使い捨てロケットポッド 誘導弾を1発だけ収めた無人ポッド。人手が
掛からず、対砲兵戦にも強い(反撃が降り注いでも気にする必要無し)。
AAN関係のランドの話に空中機動部隊と組み合わせて出てきます。FCSで
精密誘導弾と滞空誘導弾を発射する車両にちょっと近いかも。
#不朽の自由作戦(タリバン、アルカイダ航空攻撃)の2001年末ごろに
SBCTのRSTA大隊を参加させる話があったけど、同大隊には女性が加わっていた
ため戦闘参加を見送ったという記事がありました。
#ハワイの原住民訴訟とは違う方向、女性の戦闘参加についての是非からの
話らしいあたりが目新しいです。
#ワシントンポストの小隊軍曹のルポについて反発する記事が少数
出てきました。
>なんとなく主力戦車が入っていないと諸兵科連合部隊でない
陸自師団偵察隊は、(第7師団を除き)ジープ・オートバイ主体の斥候部隊だったんですが、
職種は機甲科。
普通科と特科を編合すれば、立派な(???)諸兵科連合部隊になります(^^;
もっとも中隊規模の部隊ですんで、偵察隊を主軸としたコンバインド・アームズは、
滅多に編成されんでしょうけど(笑)
そういえば「北海道の11日間戦争」(佐瀬稔・著)では、第2師団第2偵察隊が、戦車小隊の
増援を受けて威力偵察するシーンがありました。
(この本は、当時としては綿密に取材された、出色の仮想戦記でした)
どっかのスレで90式戦車、89式戦闘装甲車、96式自走重迫で構成された機甲騎兵キボンヌしたら
「機械化された先遣中隊でヤれば好い。建制の編制で持つ必要性は疑問。」とレスがついたです。
"色々混ぜて使う"のは、現場では当然のコトとして、個別の部隊の編制だけで、アレコレ論ずるのも
アブナイという話でした。
>ワシントンポストの小隊軍曹のルポについて反発する記事
"ストライカー"の評価については、何度も言うようですが・・・・・・
"ストライカー"という車輌そのものへの評価
"それに載ってる装備"の評価
の切り分けによって、色々変ってくるという印象です。
ただまぁ、SBCTって結局はかなりの重装部隊なんですよね。
少なくとも、何処の国でも真似出来るレヴェルの部隊じゃあ無いわけで。
<ワシントンポストの小隊軍曹の記事
ストライカー批判をぶちあげる記事を別な記者が書いたのをモスルにいる
特派員が軌道修正を図る意味で書いたのだと思います。批判する側としては
そういった経緯には触れず、ギャングと同様にイラク人に脅迫まがいをして
いる小隊軍曹とそれを認めるかのごとき軍上層部という構図で捉えています。
<IIR記事についての続き
POGOのブログでCALLが作成したIIR(当初所感報告書)を公表した研究員さんが
メールで現場の隊員からの意見を求める書き込みをしたところ、直接
ブログにコメントする形で反響が隊員以外から寄せられています。
IIRを読んだ限りではストライカー自体に大きな欠陥があるという話では
ないです。シートベルトがボディアーマーを付けたままだと締めにくいとか
搭載のデジタルシステムが過熱でハングして再始動せざるをえないことがある
とか。特に情報作戦関係についてはSBCTだけの問題でなく、教義や陸軍全体
の問題が指摘されているように思います。
<旅団の編制
外から見ていて分からないのが各階梯の指揮官の権限と予算管理などです。
人員の充足をどこ優先でするのかとか、指揮官が自在に使える資金枠の存在、
武器弾薬の請求などの面はマニュアルにはどうも出てきません。大隊内で
小隊を編合したりするのもおそらくは大隊長の権限なのかなぁと思います。
編制でやるか任務編成でやるかの境界がそこいらでぼやけています。
TFF(フリーダム任務部隊)になってSBCT-2以外に11ACRの部隊もモスルに
展開しているはずなので1個師団が担任していた地域を1個旅団で担うという
状況ではないはずなのですが。
96時間以内に展開という当初掲げられていた目標についてですが
これは空挺部隊の後続として期待されている文脈での数字なのかも。
つまり、空挺が3日間の補給を携えて降下し空挺堡を確保。
空挺堡内の飛行場にC-17かC-130(当初の話ではC-130を使うことに)
でSBCTが飛来して4日目には1個旅団が揃うという図式だったのかも。
#となると空港は空挺部隊の4日目からの物資を運ぶ輸送機とSBCTを運び入れる
輸送機と、さらに場合によっては人道支援の物資を運ぶ輸送機が殺到することに
なりますが。
#紛争、緊急事態の悪化、拡大を防ぐにあたっての安全を見込んだ猶予期間の
ような数字は探せていません。インド洋津波などは四軍それぞれが参加しての
奴だったし。ハリケーンが襲来した場合はまず州兵が動くしで。考えてみると
陸軍が単体で動くというのがめったにないような。
朝のNHKニュース観てたら、オーストラリアの部隊がサマワ入り。LAV装甲車に
スラット・アーマーが装着されてました。
まぁ"ストライカー"とは兄弟みたいなモンですからねぇ。
>"ストライカー"の評価こもごも
クルマ単体での評価でも、悪いものばかりでは無いですね。
M113なんかよりは居住性も良好でしょうし、長丁場には向いてるかも。
天井も高いですしね(笑)
>96時間
空挺堡確保後の後続ならば、そのまま空挺旅団/師団は主力を流し込むでしょう。
基本的には事前展開のような、受けいれ先でインフラを期待出来る状況下での
「96時間」だったはずで。
イラク派遣・豪軍第1陣、サマワ到着
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050425-02434820-jijp-int.view-001 消えるのが早いですが、鳥篭装甲を付けたオーストラリアのLAV-25です。
砲塔の前面を除いて、砲塔側面、車体前面、側面に付いてます。
#米海兵隊のLAV-25は鳥篭装甲を付けたかちょっと気になります。
海兵隊は死者が出てもニュースが詳しくないので見落としていました。
日時と人数と亡くなった場所の州しか言わないです。
<96時間
空挺師団、空挺歩兵大隊や空挺歩兵旅団(連隊)と比べて補給負荷が
大きくなるというのはあるかなぁと思うんですが一方では空挺師団には
ヘリ部隊がいてストライカー旅団にはヘリ部隊がついていないので
それを考えるとどうだろうとも思います。
世界の艦船がLCS特集でした。GD案のトリマランではモジュールを外して車両を搭載する
ポンチ絵が出ています。重量280tを積んで20ノットで4800海里行けるそうです。
通常のモジュール重量は210tだそうですが。
モジュールとして構想されているのは機雷戦、沿岸の高速艇に対する水上戦
などだそうで。モジュール積み込みの武装の中にはNLOS-LS(非照準線=発射装置)
が含められていました。
また、日本版のLCSをテクノスーパーライナーのような方法で構想する話が
掲載されていました。地方隊と護衛艦隊の別なく柔軟にネットワーク対応して
搭載機器を精選した船を比較的安価に建造することで所要を満たすのだそうです。
完全に地方隊向けという話にはしていないあたりが微妙です。
さらに、フォールイーグルにはウェストパックエクスプレスも参加したと
して写真がスピアヘッドと一緒に出ていました。キャプションでインキャットと
オースタルそれぞれと用船したのはどこなのかまで説明。
実際にそう使われるかは別にして、LMSR(大型中速RoRo船)で大洋を越えて
きたSBCTを大水深港でLCSに中隊毎に積み替えて戦域内輸送というのは
ちょっと萌えます。萌えますが、掃海艇、沿岸での水上戦闘、対潜戦闘などを
置いてモジュールを外して輸送艦として用いられるということは実験以外で
ありえるんでしょうか。どうなんだろう。
GDとロッキードマーチンで2隻づつ作り、その結果をみてその後の発注先を
決めるという話だそうですがモジュールを外すと緊急時の輸送もできると
書いていたのはGDだけで、ストライカーと思われる装輪装甲車が船体内に
収められている図が書かれていました。ロッキードマーチンのほうは
システムインテグレーターとしての実績を強調してからLCSの説明に入って
いるのは日本市場を狙っているんでしょうか。
SBCTそのものにヘリ部隊はありませんが、過半のSBCTは歩兵師団の旅団の1つなわけですから、
師団単位で見れば、航空旅団が存在するですな。
そういやSBCT-4になった第2軽装甲騎兵連隊は、航空大隊どうしちゃったんだろう。
(´・ω・`)
>LCSとSBCT
まぁトラックの荷台みたいなモンですからね。>LCSのモジュール接点
積もうと思えば積めるし、それなりのペイロードはありますが、艦側の揚搭設備について言えば、
そんな立派なモノは無いハズです。
GD社のコトワケ通り、あくまで"緊急時"の、というコトでしょうか。
・・・こんな花の無い事ばかり言ってるから、切味が落ちたとか手応えが無くなったとか
ゆわれるんだな、ヲイラ( ̄▽ ̄;
>440 どれだけモジュラリティというか規格性が実現するかによるような気がします。
今の3個旅団+工兵旅団+砲兵旅団+航空旅団から
4個UA+火力UA+航空UAへ改編するとして師団(UEx)の下に作戦に応じて
自在にUAを入れ替えるかどうかによると思います。SBCTはもともと師団本部とは
別の駐屯地にいる旅団が多く、独立旅団のようなものだったというのは
「旅団」の筆者の論調でした。
<LCS
地方隊スレを覗いてみたのですがそこと、次世代艦隊スレで話題になっていました。
LCS自体は空母打撃群や遠征打撃群(両用群+イージス艦数隻)に1から3隻付けて
群の前衛として機雷、小型高速艇、ディーゼル潜水艦を緊扼地点などで駆逐し
敵の入域拒否戦略に対抗するとか、あるいはLCSで水上行動群を組むとか
資料では言っています。輸送については非戦闘員救出とか特殊部隊投入などで
触れていました(分からない略語があるのですがどうもストライカーの輸送
については触れていないような気が)
#今読んでいる論文でSBCTはごく普通の中戦力であり、編制は軽機甲騎兵連隊に
類似。従ってこれへの改編は変革とは言い難い。真に変革なのはUEx UEyによる
指揮階梯の変化だと触れている箇所がありました。
#切れ味、手ごたえうんぬんについては、レスを付けてもらえるだけでありがたい
ですし、読み方次第のような気がします。
#上の論文がやっと終わりに差し掛かったのですが、思い切りよく書かれている
ような気がしてます。軍、軍団、師団の階梯についてよくまとまって説明されて
いるところがありとてもありがたかったです。
また、UAへの改編を現在の33個旅団からどう行うかについての選択肢
が検討されているところもありました。BRAC(基地再編および閉鎖)が考慮
されておらず、韓国から1個旅団が引き上げることなどが反映されていないのは
前者が非公開の情報であり、後者は論文執筆時点が早かったせいかも。
#UEx UEyへ改編すると将官のポストが減るんでしょうか。新たな司令部を設ける
ような議論を見かけます。国家建設を担当する司令部とか、情報作戦を担当する
司令部などです。
今書店に並んでいるPANZERにて96式と高機動車に軽装甲機動車を組み合わせた
運用の話を含んだ陸上自衛隊の編制案が出ています。
軽装甲+高機動の場合、軽装甲機動車は乗車したまま火点となり、後方で高機動
から降車した歩兵と連携して攻撃。96式と高機動の場合も同様のようです(うろ覚え。
編成案で面白かったのは西方普通科連隊が方面隊航空隊と一緒に運用されて
成果をあげているという下りです。大隊を復活させて中隊、大隊、連隊と階梯を
つくり、広域師団5つと戦略予備の機甲師団に各方面隊毎の航空機動旅団という
態勢と案ではしています。
#ストライカーも装甲ハマーと一緒に組んで作戦するときは同様にしているのかも
しれません。
>444 その報告書でLRIP後の報告書などは秘密扱いであると書かれていました。
ということは文書公開を待つしかないみたいです。ストライカーの各派生型
について開発の現状が簡潔に纏められているものでした。
迫撃砲車(MC-B)や核生物化学偵察車両のセンサー、工兵分隊車両の地雷除去
装置、MGSの各装置などにまだ課題があるようです。
>SBCTはもともと師団本部とは別の駐屯地にいる旅団が多く
ざっと見てみましたが、そのようですね。
25Divはハワイ、28Divも本土のどっかに固まって居るものとばかり(苦笑)
と、とわいえ(うろたえ気味)ヘリの支援無しで行動する米地上部隊ってのも、想像し難いですが。
>SBCTはごく普通の中戦力であり
臼砲的には、そこがSBCTの価値有る部分だと思ってるんですけどね(^^;
SBCTのキモは("ストライカー"の情報と火力をもって支援する)堅実で均整が取れた降車歩兵にある、
と主張して、名無しロサ・カニーナ氏の眼にブ厚いウロコを貼り付けたのは、すでに遠い日の思い出。
FM-3-21.xxあたりにある編制とは、実施状況も異なるみたいで、そのへんどうなんですかね。
SBCTもUA化されるのかな?とか。
LCSについては次世代艦隊スレで。
陸自改編案については、また後ほど流れを見て(笑)
>446 UA化
SBCTについては既にUA化されているものとして別立てで扱われるようです。
UAの場合だと2個機動大隊+RSTA大隊
SBCT-UAの場合だと3個機動大隊+RSTA大隊
この背景にはイラク駐留で明らかになった歩兵の不足ということがあるようです。
歩兵大隊を折角作ったSBCT(SBCT-1の歩兵大隊のうち1個は新編)をUA化への改編で
わざわざばらす必要は無いという判断なのではないかと思います。
<ヘリ部隊
兵科雑誌のどれかで固有の編制にヘリ部隊を加えるべきという記事がありました。
また、TFオリンピアの場合はヘリ部隊が加わっています。カイオワウォーリアが
河に落ちて捜索中、ボートが転覆して二次被害が出、さらに捜索現場を警備していた
ストライカー装甲車が攻撃を受けたという悪夢のような連鎖が起きたことが。
#第172SBCTがフォートポーク(ルイジアナ州)にて演習中。
装備をアラスカから運び込んだというニュースが前ありました。
イラク展開は8月。アラスカに一旦戻るそうですが、JRTCに持ち込んだ装備は
またアラスカまで一旦戻るんでしょうか。
それともフォートルイスあたりで訓練するのかな。アラスカには1個旅団
だけの予定ですが、今月半ばに発表されるらしきBRACにてどうなるのだろう。
欧州に作られる1個旅団も気になります。
>SBCTはもともと師団本部とは別の駐屯地にいる旅団が多く
太郎氏のブログ読みなおしてたら、ちゃんと分かるよう書いてありましたね。
情報のインプットが足らん足らん言っておいて、このザマですか俺様orz
>SBCTについては既にUA化されているものとして
SBCT:堅実な3単編制
UA旅団:ちょっとソレ大丈夫?な2/4単位編制
という事で、イメージでUAと区別してしまってました。
ちょっと考えればSBCTもまたin ActionなUnit化されてるわけで、あぁ成程、とか。
ただ、3個目の大隊をバラす必要が無い、というのはどうでしょう。
SBCTの編制を推進するのであれば、新編部隊への転用は有り得るハズですが。
SBCT-7が実現するとしたら、ちょっと気にしてみたい点ではあります。
>452 SBCT-7
欧州米陸軍の部隊から作られるのだとばかり思い込んでいました。
星条旗紙のグラーフェンヴェーア基地関係の記事でSBCT-7が取り上げられ
ることが多いのです。そういった記事全体の調子は欧州米陸軍の今後と
絡んだ内容のものとなり、欧州からの第1歩兵師団か第1機甲師団の各1個旅団
の撤退に触れつつ新旅団も来るという納め方をしています。
たぶん、SBCT-1からSBCT-4は韓国と東欧へのローテーションにイラク派遣
と組み合わせて使われるんではないでしょうか。グラーフェンヴェーアに置かれる
新旅団は欧州米陸軍から基幹人員+新入隊員の組み合わせではないかと
予想してみます。
#2−8FAの記事が出たのですが、D/52Inf.は大隊にくっつけられています。
また、ストライカー装甲車が搭乗するのですが2−8FAの隊員が乗っている描写です。
空軍のTACに装備させることができるくらいだからやっぱり使っているのかも。
SBCT-7編制のリソースが、どっから持って来られるのか、って事までは予測出来ないんですが。
SBCT-7も3個機動戦闘大隊と1個RSTAの編制を採り、既存SBCTからの第3機動大隊の削減/転用が
無いという事になれば、戦術上、運用上の要求で3単位編制を維持してるのであり、一度造った
モノだから手放さない、といった消極的事由でのハナシではないと見なせるんじゃないかな、と。
なんというか、見てみるしか無いハナシですが(苦笑)
>454 3個歩兵大隊の場合、韓国、東欧へのローテーションを1個大隊ずつ
出すことで一つのSBCTで賄えるというのはあるかもしれません。
(注 この考えは今思い付きました。たぶんこう書いているものは読んだことが
ないはず。)また、3個歩兵大隊の場合、旅団が担当できる地域と対応できる
事態の幅が広がるというのはあるかも(1個を予備にしたり、現地軍訓練に
使ったり。)
新規編成される部隊の資源がどこからくるかは欧州のことなので
報道はあまりされないかもしれません。米国本土であれば、部隊隊員の子弟
の学校教育、基地周辺の不動産、基地の人員が増えることによる経済効果
などの話が出てくるのですが、ドイツだと経済効果に触れた記事が出る程度かも。
ども。LCS話が意図せざる方向にいってしまい、困惑気味の臼砲です<おまえのせいだロ
というわけで、ちっくらこちらで。
APD(駆逐艦改装の高速輸送艦)的運用については、トリマラン案の方しか触れて無いですね。
世艦の挿画には"ストライカー"11輌に"ハマー"10輌が描かれてますが、1個中隊戦闘群の
緊急展開には充分な数ですが、載重量が300t弱なのは充分なのかどうか。
("ストライカー"のド真ん中に置かれてる、コンテナ様のモノはなんだろう?)
揚塔設備は、大型のサイドランプ・ドア程度であり、最低限の港湾設備が必要なわけですが、
ある程度の敵対地域でも、手薄な小港にMH-60で兵員を送りこんで確保出来ます。
その後、ある程度の規模の空港なり港なりを確保しないと息が続きませんが、緊要地域を
急いで制圧したい場合の選択肢にはなり得るでしょう。
なんたってアクセス出来る港湾はHSVよりは多いわけですから。
・・・かなりニッチな選択肢って気はしますが(^^;
>ローテーション
あるいは派遣-休養-再訓練、とか。
UAの場合、旅団単位で現地師団の指揮下に入ったり出たりしてるようなんですけれども。
<トリマランによる輸送
GD案なのでGDLSの製品であるストライカーとの連携を謳ったところなのかも。
モノハルでも簡易なランプなら例えばヘリ甲板に置くなどして搭載できるのでは。
ヘリ甲板に支柱を据えて船体後部のUUVなどを卸す部分に板を下げるとか無理
でしょうか。
<中隊の積み込み
たしかHSVに搭載してカリフォルニアからタコマまで輸送したときは
重レッカー車や燃料タンクローリーを搭載していたような。ちょっと見返して
みます。海の状況が悪くて中で車が動いたとかの記述しか頭に残っていません。
コンテナについてはなんでしょう。
弾薬、TOC用機器、整備機材、或いは簡易住居などかも。それとも意外にも
SBCT関連のUAVやらでしょうか。
<現地での運用
現地と本国での大きな枠組みというと
TFF(タスクフォースフリーダム)が今モスルでの親部隊で第11機甲騎兵連隊。
しかし、フォートルイスでの親部隊って制度の上では第25歩兵師団ですが
感覚的には第1軍団のような気がします。UExは軍団も含むのかも。
<大隊ごとの運用
11ACRは全ての大隊がモスルに居るかは不明。また、SBCT-2についても
SBCT-1の例だと大隊が全て揃うことは珍しかったようなのでモスルが緊迫した
12月末から1月末(議会選挙)などを除くとどうなんでしょうか。歩兵大隊が
モスルに戻ったという報道もありましたし。
>451 装備はアラスカに戻らない模様。
5月中はJRTCで訓練。6月始めにアラスカに戻り訓練して休暇。7月末に出発式。
8月には実際に現地に展開という感じらしいです。展開にはエルメンドルフ
かアイメルソンを使うでしょうが、JRTCへ最後に送られた部隊はアイメルソン
から757で飛び立った模様(記事によってはC-130としているのもあります。)
2-8FAについてはストライカーの装備は記事からは微妙。
4両編成のパトロール隊というのが出てくるのですが、うち1両がイラク人部隊の
ピックアップトラックだと考えるとストライカーは3両。ならば対戦車中隊のうちの
1個小隊ということで説明がつく。
対戦車中隊はD/52対戦車中隊ですが、52というのは歩兵連隊から来ているという
ことらしいとやっと理解しました。A,B,Cが列線中隊に充てられ、Dが対戦車中隊
という形の編制があった時代の伝統を受け継ぐ命名なのかも。
>LCSの緊急輸送
トリマラン型は甲板面積が大きいんですね。モノハル型も、総容積やペイロードで劣るワケでは無いんですが。
コンテナについては、中身についてはいろいろ思い付くんですが、なんでまた選りに選って車烈のド真ん中に
置いてあるのかが解らないんです(^^;
タンク・ローリー等の機材については、ヘリ輸送小隊によるDZ1確保(小銃/機銃射程が目安)、中隊主力による
DZ2確保(迫撃砲の射程)等を経て利用港湾を確保してからの揚搭になるでしょうか。
後続のフネもいるでしょうし。
まぁLCSによる緊急輸送は初動のみで、後続は他橋頭堡からキャッチアップ、という形態が普通でしょうけど。
>大隊ごとの運用
戦域投入部隊と本土残置部隊、くらいのスケールのハナシのつもりでした。
戦域では戦域単位で稼働と休養のローテイション組むでしょうし、投入された部隊を
分散集成してTFこさえる事は普通でしょうね。
>4両編成のパトロール隊というのが出てくるのですが、うち1両がイラク人部隊
イラク人だけピックアップ、ってのはどうなんでしょう。
イラク人部隊の士気や信頼醸成といった点で下策な気はしますが、やらかしますからね、メリケンは。
D/52対戦車中隊の出自については、その通りと思います。
>460 どうも手張りっぽいですね。あちこちのスレでみるんですが
今日の4時半前後に時間を置いて張られている。それとも最近のスクリプトは
時間差を置いて張る機能まで持っているんだろうか。
>459
<コンテナが車列中央。
車はモジュール格納庫内で馬蹄型に輪を描く様にして詰め込まれ、最後に残る
中央に動かしにくいコンテナを置く、或いはモジュール格納庫中央には強度が
弱い部分があり、車軸荷重を考えると重いものを置けない、或いは上面のヘリ甲板
を支える支柱がわりにコンテナを置いているとか、考えてみました。
<大隊毎の運用
今第3歩兵師団が空挺軍団の緊急即応中隊を、欧州では第1歩兵師団(うろおぼえ)が
第173空挺旅団の緊急即応パッケージを構成していますが、それにSBCTが加わったり
取って代わることはありうるんでしょうか。MGSがきちんとできればひょっとしたら
ありえるのかも。
<イラク人だけピックアップ
昨年、サドルシティーで武装蜂起があった頃のルポでもやはりそのような描写が
ありました。共同運用性という奴でしょうか。イラクでもBTR使う旅団か大隊は
できてはいるそうですが、大多数の国家警備隊あがりの部隊はまだまだ装備が整わない
のかもしれません。1月30日後の一時下火になった時期にどれだけ進んだのか。
<イタリア情報機関員誤射事件
復元された報告書がグローバルセキュリティにUPされました。
疑問は当日の天候です。どうも雨が降っているか、降り終わった直後のような気
がしますがあまり触れられていません。道路が冠水していたような描写ならある
んですが。また、付図がないので現場の道路の形状がやや不明です。言葉の描写
だけで復元すると、誤訳した場合に全然違う構図になる可能性が。
>コンテナが車列中央。
最初は上下の甲板とアクセスするエレヴェータ区画かなんかかと思ったんですが、カラー折込では
カラフルなコンテナとして描かれていたのでありました(^^;
天井に届く大きさでも無いですし(うっかり荷重支えたりしたら抜けなくなるし)
あるいは"ストライカー"搭載の情報システムと関連あるのかな?
あのコンテナから周りにケーブルが延びてて、情報システムをスタンバイさせながら最新情報の
更新とかやるのんかな?(あの狭いトコで補機動かしっ放しで発電すんのもなんなんでしょうし)
>イタリア情報機関員誤射事件
現地兵士の緊張感や疲労等の問題等云われているトコロなんですが、サマワ陸自の様子とか
伺ってると、それだけなのかな?とか思います。
アラブ人てのはひどく大らかなので(好意的表現)、警告に対して鈍感だったり、停止線を
守らなかったり、そういった事由で発砲してたら、イラク民間人への誤射も相次いでいるハズ。
イタリア車側の行動も、気にはなりますね。
あるいは報道されてないだけで、実際多発してるのかしら。<誤射
>463
<モジュールベイ
考えてみるとカーフェリーのように通気筒があるわけではないですね。ジョイントベンチャーでは
船首から吹き抜けになっているので換気はできるのですが、LCSの場合だとどうするんでしょうか。
戦略機動、戦域内機動中も輸送機の中で各種の計画を立てられるというのはFCSでも売りになっていますが
どうなんでしょうか。
<誤射事件
報告書では、イタリア人の車が通行止めとしているランプに入ってくるまでに
イラク人の車をかなりの数、引き返させています。グリーンゾーンとバグダッド
国際空港付近の基地の間を普段はヘリで行き来している米国大使(国務省では
地上の通行を避けているそうです)が、悪天候のため地上の経路を使うことになり
大通りを封鎖して安全を期していたそうです。当初の予定では短時間の封鎖で
終わるはずがなかなか大使一行が通過しないで長引いていたところに情報機関員らの
車が突っ込んできたという話になっています。
どうも英語でrampというのが日本語のランプと一致するのかが不明です。
立体交差している二本の主要道路を繋ぐ道路なんですが、片方の道路はその付近で
は高架なのか、それともこの付近で跨ぐ部分だけ橋にしているのかなどが不明。
後者ならばrampとは言えど、傾斜がなさそうですし、前者ならば下り坂という
ことになるのですが。
ストライカーブリゲードニュースにSBCTの補給についての話が載っていました。
従来の軽旅団と比較して、旅団支援大隊の配送中隊(distribution)に
補給の要請を受けてから処理し、届いた物資を前線に届ける機能を集約することで
補給負荷が軽減され、要求から届くまでの時間も短縮されたと言っています。
#イラク戦争で修理部品が届かなかったという話で使われているのと同様の
言葉も出てくるのですが、重旅団とは話は別なのかも。また、UA化に伴い
大隊と師団の補給に関する機能を旅団に纏める実験をしているというような印象
も受けました。
どうも1-5 INはあちこちイラク北部以外を動いていることが多い気がします。
第25歩兵師団第1旅団のSBCT化に伴い新編されたのは3-21 IN。
モスルやタルアファルでの包囲捜索作戦でよく出てくるのが
モスルが1-24や1-23で、タルアファルが2-14 CAVが多いです。
1-5 INも出てくることはあるんですが、ちょっと少ない気がします。
他のTFの広報に出てくるのかも。
#東欧へは重旅団を輪番制で出すと議会委員会の報告書では言っていました。
同報告書の提案では欧州のこれまでの基地にも1個重旅団を、対戦車兵器が
出来るまでの間残し、また1個旅団分の装備を残すとしています。
#対戦車中隊のTOWだけじゃだめなのかも。対戦車兵器はCKEMとかNLOS-LSとかを
指しているんでしょうか。
GD案のLCSで、輸送しているところの透視図をもう一度見てみました。
気付いたのは
ヘリ甲板を支えるために2列のX字に交差した支柱があること
モジュールベイの高さはコンテナの2倍くらいあること
車両はハマーが11両、ストライカーが11両
モジュールベイの先端は無人航走体を降ろすクレーンが普段ある部分であり
この部分の甲板強度がちょっと疑問なこと
問題のコンテナは支柱列に挟まれた、モジュールベイの中央に位置。
前後をストライカーで挟まれていること
ストライカーとハマーはモジュールベイ内では船後部に前を向けていること
つまりバックで位置についていること
#ストライカー関係ではアニストン工廠が危ないというニュースが。
どうも工廠全般はどこも地元が危機感を持っているようです。既に報道機関
編集者には事前に説明があったとのことで、そのテープ起こしの公開を記者会見
で求めている質疑がありましたが、考えておきますで終わっていました。
議会の説明は報道への公表前に行われるとのこと。
モジュール・ベイ(ミッション・ベイ)の甲板強度は、均質に出来ていると思います。
換気装置、空調設備も普通にあるはず・・・といいますか、無いと怖い(笑)
透視図では、コンテナ奥(艦首側)のストライカーが、コンテナを避けて車庫入れ/車庫出し出来るよう、
間隔をとって駐車してるあたりが芸細ですな。
しかしあくまで"構想図"でありますし、どこまでこの図を信じてモノを考えたものか(苦笑)
>対戦車兵器
MGSの事かな?と思ったり(純然たる"対戦車"兵器では無いですが)
TOW2や"ジャヴェリン"で、結構満足してるみたいなんですよね、米軍。
>468 甲板の強度が均質だとするとハマー11両、ストライカー11両よりはもっと
積めそうな絵でした。1個中隊とその支援車両くらい積めるかも。ヘリ甲板にあげる
ことができればさらに積めそうですがUAVを積んでいるモジュールの場合、ヘリの代わりに
ヘリ格納庫に積むのかも。
<対戦車兵器
NLOS-LSのことかもしれません。今月号の軍事研究が前月のFCS関係特集をさらに
噛み砕いて整理した内容になっていました。滞空ミサイルと精密攻撃ミサイルを
搭載した車両で、LCS搭載モジュールも考慮されているとか。96式多目的誘導弾
あたりが微妙に近いですが、射程はNLOS-LSの対空ミサイルの計画されている数値の
ほうが長いような。kojii netを読んでいると欧米ではどうも光ファイバー誘導
ミサイルが苦労しているようで英国の次期砲兵に関する計画からもメーカーが
撤退したとありました。ポリフォムのことかもしれません。
#基地再編閉鎖 APのリストによるとストライカー関係は無し。工廠の閉鎖も
弾薬工場が複数入っているのみ。大半は予備役センターや財政会計の事務局
などで、主要基地は4つと報道されています。ハワイかグアムへ空母を前進配備
する含みでエベレット海軍基地が閉鎖される可能性もあり、という報道もありましたが
実現せず。このあと秋口までが期限の独立委員会では内容の差し替えがありえる
ので地元政治家を絡んでの動きの報道が様々ありそうです。
また、メイポートも閉鎖されず。
ワシントンポストのA1面にて、女性兵士の地上戦闘参加を巡る記事が
モスル発で出ています。
#SBCTの旅団支援大隊長が女性の衛生特技兵を第82空挺師団の歩兵中隊に
配したという話と、その特技兵自身の話、メールなども登場。
空挺中隊か大隊が1月30日選挙のときモスルに増強されていたのでそのとき
の話みたいです。
#中旅団の旅団支援大隊が空挺部隊を支援するのはなんかできそうですが
TFF(フリーダム支隊)には11ACRの大隊もいます。ということは
軍団の補給関係部隊もSBCT-2のBSBの下に配置されているかも。
もっとも11ACRの大隊が重装備を全部持ち込んでいるとは限りませんが。
フォートルイスは1個SBCTを失って1個重UAを貰う可能性が取りざたされています。
となると、第2騎兵連隊が欧州へゆき、第1歩兵か第1機甲の旅団が来るのかも。
自衛隊はストライカー旅団構想を取り入れないんですか?
従来型編制より人数少なくて戦闘力同じなら人員不足の自衛隊にとってはウマーだと思うんですが。
いっそのこと、全部米軍と同じ編制にすればよいのに。
そっちの方が共同作戦はやりやすいだろうに。
厨なこと聞いて申し訳ないのですが、自衛隊の旅団化って米軍のUE-UA構想がモデルなんですかね?
>472 まず、人数的な規模から考えると自衛隊の師団は米軍の旅団とほぼ同じです。
ストライカー旅団を自衛隊が取り入れるかは不明ですが、似たような組織を作る
としても現在装輪装甲車を多く装備している部隊、例えば第2師団(北海道の北部)
などが手本になるんではないでしょうか。
>473 米軍と同様の編制にするのは予算が掛かりすぎるかもしれません。
例えば、軽歩兵師団でも非常に充実したヘリ部隊があります。機甲師団や機械化歩兵師団
の場合は歩兵の機械化、砲兵の自走化が完了しています。そして、師団より上の組織など
では予備役が満たす部隊などが多数あり師団を支えているからです。これらを実現するのは
お金が掛かるのは確かだと思います。
>474 時期的には第13師団(山陰、山陽)が旅団化したのは米軍の構想が世に出てくる
より前ではあります。ですが、これははっきりと否定するのは難しいです。
米軍はあちこちの機関で次世代の構想を始終実験しており、その中から実現への道を
辿っているのがいくつかあるという感じだからです。
>陸自旅団
日本の国土防衛という観点から、約50個普通科連隊(大隊相当)が必要である、という。
それ以上でも、それ以下でも無い話なんですな。
削られた部分は、まぁ、国民の血中成分で補うというのが、政府というか国民の選択であると。
>SBCT化によるスリム志向
まぁSBCTが、その前身たる部隊に比して、物的、或いは人的資源を要しているかいないか。
そこらへんは考えておられるんでしょうな?
初心者質問スレに誘導されてこのスレに来ました。宜しくお願いします。
「編制」でも「編成」でもスレタイにひっかからないとは・・・
しばらく過去ログ読んでみます。
>474-476
素直に陸自師団+旅団を旅団に、連隊を大隊と名称変更することはないのでしょうか?
陸自はSBCTなんかの前にやることがある。まともに機械化されてない師団すらあるのに・・・
>477 恐らく無いと思います。師団と旅団の間にはきちんとした区別があるように
思えます。誰がどんな部隊の長にどんな階級でなるかは、自衛隊全体での訓練、昇進、
転任、各種学校での教育機会などど密接に結びついています。単に名称を変更する
だけなら意味がないでしょうし、大きな変革をするには予算が掛かるでしょうし。
<SBCT化
問題は陸上戦力の情報化にあります。軽歩兵のハマーの代わりにしっかりした
装輪装甲車両を与えれば便利という側面は強いのですが、問題は編制のすみずみに
まで情報化の試みがなされていることだと思います。これはちょっと昔まで
RMAと呼び、最近はトランスフォーメーションという言葉で呼んでいる、軍事の
情報化の問題です。
とはいえ、臼砲の旧来からの主張は、3単位編制師団の再採用なわけでして(笑)
日本の国状から言って、師団隷下には連隊より独立性の高い旅団が望ましいと考えてます。
であれば、大隊を連隊呼ばわりする事には、吝かではありません。英仏なんかもヤってるし。
連隊取り潰すと殺されたりするし(謎)
>SBCT化と情報化
問題はココでしょうね。
ただ、SBCTは在来軽歩兵旅団に比して、決して"情報化によってスリム化"された部隊では無いわけでして。
>>480 連隊を取り潰してはいけません!4連隊が去ったあの夏のくやしさ、悲しさ・・・
ってオイラは何歳だよ(w
<情報によるスリム化
スリムというわけではないんですが、統合部隊司令官の唯一の地上戦力として
機能する、或いはかつてなら師団が担っていた地域をSBCT旅団で担当するなどが
言われていた時期はありました。が、どうも最近の話を見ていると後者の
師団の頭数が必要な地域を旅団で賄うのは無理なような気がします。
今SBCT-2(第25歩兵師団第1旅団 ワシントン州フォートルイス)がいるイラク北部
(モスル、タルアファルなど)はその前はSBCT-1(第2歩兵師団第3旅団 同じくフォートルイス)
が担当している土地で、その前の主要戦闘終結宣言直後の時期は第101空中強襲師団が担当
していました。同師団がいた時期はイラク復興のモデルケースとして称賛されることもあった
位です。が、SBCT-1への交代後、イラクの中央部の情勢悪化も影響してか、タルアファルや
モスルの治安は残念ながら悪化しています。
#これはSBCTが悪いというより、陸軍の旅団数が足りないのが根本にあるわけで。
昨年の12月8日くらいのクウェートの対話集会でラムズフェルド国防長官が州兵の
質問に答えて言った、今ある軍隊で戦争をやるという発言は確かにその通りでは
あると思います。大規模戦闘終結後、装甲板が不足し続けていることについての
州兵の指摘も納得がいくのですけども。
突然すみません、ストライカーICVの上から見た写真や三面図などは
あるのでしょうか?ご存知の方いらっしゃいましたら教えていただけると幸いです。
>483 ここに側面からみたシルエットなら置いてあります。
h
ttp://science.howstuffworks.com/stryker.htm 最後のページのリンク集にならひょっとしたらあるかもしれませんが
探していません。
刊行物でしたら、昨年の8月くらいのPANZERがストライカー特集でした。
PANZERでは特集を組んだ車両の推定三面図を折込で入れることが多いです。
恐らくあるのではないかと思います。
その本文記事中にストライカーの偵察型は25mm機関砲搭載という記載があり
ソースを探そうとして苦労したので覚えています(結局確認できず。)
生の写真でしたら、stryker brigade news(ストライカー旅団の隊員の
家族支援サイトです。)に大量にありますので上面から撮影したものも
あるいはあるかも。
他に書籍でしたら、昨年か一昨年に合州国の装輪装甲車両の歴史を辿った
大型の洋書がありました。その最後の章がストライカーに当てられていたと
記憶しています。高価で購入は断念しましたが1万後半ぐらいでしたか。
#確かに上面はごちゃごちゃしていて良く分からないですね。今後気をつけてみます。
PANZERの2004年7月号に1/45の図(前後面/左側面/上面)が載ってますな。
上面ハッチは車長用キューポラ以外は3つおそらくは降車歩兵分隊長用と、あと2人分です。
車体上面中央にはストラップ付きの荷台がありまして、それで少々手狭なようです。
本は索引のstryker interim vehicleの項を見る限り、ちょっと期待できない
ようです。命名の由来が喧伝されていた(将軍高官でなく、勲章を授与された
無名の兵士二名)あたりのところまでの模様。
stryker top viewでググルと引っ掛かりはするんですが肝心の画像は
消えていますね。GDLSのサイトは当方見れませんが(原因不明)、そちらに
置いてあるかもしれませんし。
あとは、シカゴの自動車展示会やハワイでの展示、ワシントンD.C.での展示など
で広報に実車が使われているという報道がしょっちゅうあります。見学者がとった写真が
どっかにあるかもしれません。
ちなみに市販のゲームでも既にストライカーを取り込んだものはあります。
名前は失念しました。
このくらいでどうでしょうか。不十分でしたら再度詳しく質問をどうぞ。
>>475 うーん。。。2師団は3普連の装輪装甲車化を一番早く達成したり、完全自動車化が早かった部隊ですが、結局3連隊のみで終わり。
現在2つ目の装甲車化を進めてる5旅団の方が配備数では多いかもしれません。
ただ、2戦連が今年から他の部隊に先駆けて、90式、74式戦車にC4I装備を実装するらしいんで、こっちの意味じゃ手本になるかも。
ふと思ったんだが、陸自の連隊、大隊、中隊の基準は、普通科中隊と特科大隊の例を見ても、
隊全体の人員定数より、隊本部・幕僚にぶら下がってる幹部の数とポストで決まってるような気がする・・・
493 :
483:2005/05/17(火) 00:24:19 ID:???
>>484-
みなさん大変ご丁寧にありがとうございます、なんと素敵なスレッドでしょうか。
3Dモデル製作のため資料を集めていたのですが、おかげさまで完成できそうです。
本当にありがとうございました。
話は変わりますが、25mm搭載型はピラーニャのターレットを搭載したものを
過去に見た事があります、それでしょうか。
上院軍事委員会の通過後、DoDにて予算案が見られるようになりました。
<海外基地再編委員会のいう対戦車兵器
NLOS-LS(ミサイル)とNOLOS-C(榴弾砲)なのか
それともCKEMなどなのか、TOWUBも生産が続けられていたりするのをしって
ちょっと驚きです。
>491氏
陸自普通科連隊を素直に大隊とすると、連隊戦闘団を組んだ時、普通科大隊長隷下に
特科大隊が配属されちゃう事になるわけです。
別の例としては、対馬警備隊。
中隊規模の部隊ですが、状況によっては、本土の増援を受けて連隊規模に拡充されます。
だもんで三佐職な中隊ではなく一〜二佐職の「隊」なわけで。
引越しで資料を喪ってしまって今やうろ覚えですが、1980年代の英機甲師団も、かなりトリッキィな編制でした。
師団直下に旅団があるんですが、旅団は戦車連隊1〜2個、機械化歩兵大隊1個、その他。
戦車連隊は"チャレンジャー"主力戦車4個中隊編制で、実質大隊。
師団砲兵群下にはロイヤルな砲兵連隊数個があるんですが、これが実質大隊(笑)
かくして各"旅団"に砲兵"連隊"を配し、旅団は戦車"連隊"戦闘団を下に置ける、と。
>TOWUBも生産が続けられていたり
逝き過ぎて、「TOWの後を任せられる」兵器じゃ無くなって来たですからね。
>496 するとUA化により、大きな影響を受けるのは師団のみに留まらず
これまで軍団隷下にあった各種旅団も影響を受けるのかも。
砲兵旅団、工兵旅団、通信旅団などは軍団と師団の境目がなくなることで
扱いはどう変わるのか、そして、空挺軍団や各軍団はどうなるのかなど。
#師団内で旅団を増やした話しか眼が行っていなかったです。
#BRAC関係は全体を概観した記事が少なく、地元州の軍事基地が増えた、減ったが
中心でビビリマシタ。ですが、海外の基地再編と連動しての発表が無かったという
指摘は的を射ていると思います。欧州軍司令官は5月16日と言ってたきがするんですが
6月に伸びていますし。いろいろ動きがあるんでしょうけどもこの調子だと大統領が
再編統合案を議会に提出するか決断する時期くらいまで延びるんでしょうか。
<TOW2B
TOWは他にはRF型、無線で誘導する型もあるそうです。つまりワイヤーがいらない。
となると末尾のWはいらないことになりますが。目標の頭上を通過しながらHEAT弾頭で
攻撃するというのはスウェーデンのBILLが最初でしょうか。
rand MG140を見つけて読み始めました。XM-29とかのランドウォーリアの話です。
>498 前にも読んでいたことが判明。
イタリア情報機関員誤射事件は、緑レーザーポインターというのが
どうも不思議です。これは銃に取り付けて照準をあわせるレーザーポインター
なのか、それとも手持ちでスライドや黒板を指したりするのに使う奴なのか。
前者ならば、ポインターで狙いを付けるということは、銃の狙いを定める
ということでもあるわけですが。
>499 当事者の実名で悩んだんですが、役職で差し替えることにしました。
英米圏というのはこういう点はおおらかなんでしょうか。
それと補録の数字とアルファベットの符号をみているうちに
Fが基本的な文献か、何らかの回答文書、Kが図表、Cがどうも指揮官の陳述書
のような気がします。ほかにLとかもあるんですがこれは何か見当が付きません。
また、C系列の場合、数字が小さいほど上の階梯のようです。
地雷処理用のバッファローは旅団で2両配備されているとのこと。
夜間の外出禁止時間帯に、道路の穴に仕掛け爆弾があるかをチェックして
工兵がセメントで埋めて、爆弾を仕掛けられないようにしているとか。
埋め埋めして回るSBCT。RMA歩兵といえども3K職場でtheガッツ!な現実なわけですな。
それはそうとして、某電波スレで小銃分隊の話になってまして、臼砲乱入しかけました(笑)
SBCTの小銃分隊は、こんなに素敵なのに、と。
中隊くらいまでの編制は、そのまんま陸自に適用したいくらいですね。
人足りなくなりますが。
というインターミッション。
>>502 オイラはもうあのスレには書きません(w
分隊もなにもあったもんじゃない(w
>502 車両まで情報化しても仕掛け爆弾には今のところ地道に廻る以外に手がない
みたいです。タコマニューストリビューンの今度の特派員は工兵中隊に従軍取材
しているようです。
FCS化されたUAが将来イラクに展開するとどうなるかちょっと
知りたいところではありますけども。
無人地上走行体の一隊を引き連れてモスルの通りを闊歩するランドウォーリア
というのは実現するかは不明ですが。
コンボイの経路偵察をヘリでなくUAVがUGVと組み合わさって行うというのは
そのうち実現するかもと思います。イラク国内の米軍基地を4つに統合する
という話、大統領宮殿を明渡すという話などがある一方で800万ドルでコンクリ製の
基地食堂を作っていたりするのが凄いです。
<論説スレ
いろいろと初心者には勉強になる話題があるので楽しみに読んでいます。
分散型意思決定とか、どの段階でネットワークを構築するのかとかの話題は
なぞっているだけでなく実際に考えている人の話を聞くといろいろと腑に落ちる
ことがあります。遠隔操作地雷とセンサーの組み合わせ、日本だと対人障害装置
などなら話題ではあるのですが、除去されてもネットワークで欠落を認識して
地雷自ら跳ねて地雷原を自己修復するのとなると、話は分かるけど実現性が
どれだけあるのか正直分かりません。
ACUPATだね。
SBCTから支給を始めているようで。
>506 最近陸軍参謀長がモスル訪問したとき新迷彩を着てました。
アロハシャツに似ているという噂もあったような気がします。どこでみたんだったか。
<AR15-6調査報告書
指揮官調査というのがいろいろと複雑な軍法、軍律の用語であることを発見。
commander's inquiry、指揮官に対する尋問でもなく、師団長による調査でも
なく、用語として独自にある模様。下士官、士官、准士官に対する評価制度の
話で記録に残す前に指揮官、つまり上長が関与する制度の模様。
始めは不味いと思える氏名を職名に置き換えるだけの作業でしたがちょっと
長く掛かるか。
>507 指揮官調査については一番目に引っ掛かったところでなく法務官関係で
別にあるかも。
某スレ。
蟹様が小銃分隊について書いておられたんで、エンゲイジしちゃおうかと思ったんですけど、
1日で200レス近くもブン回られたんじゃー茶々入れようが無ぇデス(笑)
臼砲は、小銃分隊は近接戦闘に専念すべきで、84RRはともかく、LMAT級の火器は、その射程からいって
中隊本部が所掌するのが好い、とか思ってるんですね。
いや、ストライカー小銃分隊にも、"ジャヴェリン"抱えたAT-Spcが居ますが(笑)
ストライカーは中隊対戦車斑じゃなくて、MGS小隊だからなぁ。
そういえば上で、MGS小隊を持つのは大隊中1個中隊のみ、とあったですが、残り2個中隊は
ジェヴェリン装備の中隊対戦車斑(小隊?)など持ってないのかしらん。
>509 中隊に対戦車班があるかはこれまでの新聞記事では不明です。
車両の装備数と、戦死の大まかな状況までなら分かることもあるのですが。
対戦車ミサイルランチャー型車の画像が出てくるときはMGS小隊でなくて
旅団下の対戦車中隊が多いです。
ジャベリンなら夜間狙撃、監視の援護に使えるし、例えば基地の見張り塔
などならバッテリーを気にせず使えるですね。モスルでウダイ、クサイの
フセインの子息二人が包囲されたときはアヴェンジャーが監視してました。
SBCTの小隊の場合、小隊あたりジャベリン3基でしょうか。それとも武器分隊
も1つ持って4基とすると各車に1基ずつということに。中隊で小隊から
ジャベリンを集めると12基。
機銃斑には対戦車特技兵が居ませんね。小銃分隊に各1名、専従射手は3名と見て好いでしょう。
(発射機の数とは言わないのが、臼砲のズルいトコロ)
小隊軍曹は、かつてバズーカの操作を担当していたという話を聞いたので、小隊軍曹あたりも
"ジェヴェリン"を持つ事は、有得るかしらん。(つまり"ストライカー"1輌あたり1基)
ただまぁ、同じ兵器でも所掌によって、つまり"ジャヴェリン"も中隊対戦車斑のんか小銃分隊のんか、
によって運用が違ったりする事があります。
>便利な"ジャヴェリン"
便利なんですが、小隊単独で任務にあたるとかで無い限り、配置が小隊陣地の外に出ちゃうカナ?という。
小隊長が把握し難いケースも多いと思うんですね。
だもんで臼砲の考え方は極端で、小銃小隊の対戦車火器はPF3やAT-4といった対戦車擲弾とし、
中隊本部に対戦車小隊/斑を置いてLMATを所掌させるべき、とか考えてます。
SBCTのネットワークによって、小隊長でも"ジェヴェリン"運用に必要な情報収集能力を得られれば
話が違って来るコトもあるでしょうが、発射機数とか配置等の物理的な制約は、ね。どう・・・・・・ね。
でも"ストライカー"1輌に1基、自衛用の"ジャヴェリン"が有っても好いですよね(笑)
ジャベリンは全重が22.3kg ミサイル1発が11.8kg 発射装置が6.4kg。
ということは残り4.1kgはバッテリーか、或いは発射時のブースターでしょうか。
ジャベリンを携行する場合、他に持てるものが制限されることになりそうです。
22.3kgというと近いのは、81mm迫撃砲のベースプレートがM252の場合13.137kg。
砲身が15.855kg。
パンツァーファウストの場合、諸派生型があるようですが12.3kg。
http://www.defense-update.com/products/p/panzerfaust.htm 装甲車から降りて、別に行動する場合は対戦車ミサイルを持つのは
難しいのかも。
ストライカー中隊の場合、予備の小隊がそのまま対戦車班に使えるというのは
ありそうですが。
今月25日発売のPANZERにてMGSの話とLOSATの話が出ていました。
MGSの話は砲の視察装置を乗員の配置と絡めて、また装填装置について
砲塔バスケットにドラム型弾倉、車体内に自動補給用弾倉、そして予備弾が
車体のどこかにさらに保管されてているとのこと。装填は図入りで説明
されていました。一旦砲身を所定角へ戻して給弾するんでしょうか。
LOSATはスターストリークのように多弾頭型で対ヘリ用のものが検討されているとか
航空機に搭載して対地攻撃に使う構想の紹介、そしてLOSATの構想の変遷と
弾体、そして誘導方法の概説など。
また、アーマーモデリングの自衛隊実証主義にて滝ケ原駐屯地の記念行事。
滝ケ原から73式装甲車は姿を消し、96式装輪に置き換えられた模様という話。
それとFTC(富士訓練センター)の対抗敵部隊(評価支援隊)の隊章(言葉を知らず)
が出ていました。赤い五芒星に絡むブラックドラゴンでした。
つまり、日本にもロシア語を読んでロシアの教義で訓練している部隊が
いるんでしょうか?
ご無沙汰です。
ひさしぶりに参戦(w
>歩兵分隊にLMAT
Lansは小隊にLMAT級ATMの配属には肯定的です。
ただし、分隊(陸自班)に対する配備には否定的に考えています。
これは臼砲丼の意見に近いのですが…分隊は近接戦闘に専念すべしに賛成なのです。
でわ、LMATはどうするのか…
私は中隊ではなく、小隊内に重火器分隊を設置すべきではないかと…
理由
たしかにLMAT級ATMは小銃分隊に配属するには、あまりにも射程が違いすぎます。
その為に、小銃分隊に専属させてしまっては、その能力を制限してしまうのではないでしょうか?
かといって、小隊本部に所属し、場合によって配属というのも…
LMATを砲兵的な支援火力として集中運用する場合などを考慮すると…
小隊本部所属とすると、本部がLMATの指揮に引っ張られるのではないでしょうか?
よってLansとしては、重火器分隊を設置し、そこでの集中運用も、そこからの配属も柔軟に出来るようにする事を望みます。
支援火器であらばこそ、柔軟性は最大限にするべきではないでしょうか?
これは、WW2時の歩兵小隊とかを思い出すかもしれませんが…
(あ、海兵隊もそうですね)
なお…この級のATMは小隊〜分隊の自衛兵器でもあるので、
中隊にまとめると緊急時の即応、小回りに問題が出そうに思えますので
あくまでも、小隊内に重火器分隊を推すものであります。
しかし…本が溜まる一方…
軍事研究も…せっかくこのスレで旅団論議があったのに…読むのが間に合わなくて乗りそこねますた…
今は「続・ラスト オブ カンプグルッペ」を読んでいますが…マハン海軍戦略も積み本だし…
ティーガーも騎士なんか、自分が読む前に会社の同僚に貸し出してるし…
(珍しいとこでは「眼下の敵」の文庫をブクオフでGET)
ああ、その前に2年前に確保した連隊戦記が手付かずだぁ〜
戦国城砦関連も去年は豊作だったし…
やばいなぁ…このペースは…
(と言いつつ…戦闘国家 介入とダイソー100円の戦略司令官をPlay中)
(戦闘国家…確かに大問題はあるが…慣れると、この難易度が快感かも…(だめぽ…
>514 Lansさん お久しぶりです。
ストライカー中隊の場合
小隊の武器分隊というと機銃(M240)を装備している武器分隊はあるのですが
LMATというかジャベリンを持ってしまうと機銃組が1個減ってしまうという難点が
あります。車両の近くで戦うとか、或いは小隊がどこかで背嚢を降ろして
機銃かジャベリンを状況に応じて使い分けるとかならあるかも? ジャベリンと
予備弾を交互に交代して担ぐことになりそうですが、重量自体は迫撃砲班は
下車したときのために60mm迫撃砲を用意しているくらいだから問題ない?
あともう一つ誘導兵器関連で面白いのは個人携帯対空ミサイルが特に
編制内に入れられていないことです。先行して空挺堡を築いている空挺が
持っているであろうことを考えるといらないのかもしれませんが。
<TSV、HSC、HSV
江畑謙介さんの、米軍再編 で触れられていました。オーストラリアの会社
オースタルとインキャットがそれぞれ高速双胴カタマランを作っているのですが
これが海兵隊や陸軍や統合軍などの構想と結びついて様々な船舶が造られている
という感じに纏められていました。トン数と航続海里などは構想によりずいぶん
まちまちです。HSCはハイスピードコネクターというのだそうです。存在自体
知りませんでした。調べが足りませぬ。
#今月のグランドパワー
オーストリアのLAVーPCにRWS(遠隔武器操作装置)が搭載されていることを
知りました。今月の特集がサマワに派遣された豪州軍のLAV-25、LAV-PCなど
イラク派遣豪州軍です。
あと、PANZERでイスラエルのメルカバ改造重APCの写真が海外ニュース
(巻頭近くの黄色いページ)に出てました。これに関連してオスプレイ社のミリタリー
イラステッドからイスラエルの装甲車両が出て、アチザリットが扱われている
とか。
#創作スレにて、補給ゲームを個人で作っているという人が来てます。
補給を主体としたゲームだそうです。ちょっと面白そうです。
海兵は
・中隊に小火器小隊(軽機関銃斑、60mm軽迫斑、SMAW斑)
・大隊に重火器中隊(重機関銃斑、81mm中迫斑、"ドラゴン"ATM斑)
でしたな。(随分昔のハナシですが)
機関銃2挺、携行ATM2基を持つ重火器小隊(13名)は、空挺だったかなー・・・思いだせない(笑)
>スティンガー
TOE-H/J/L歩兵中隊は、中隊本部に2基だったですね。確か。
>>502臼砲氏
勘弁してください・・・
改編前でさえ教育、臨勤、集合訓練と人が中隊に居ないのに、これ以上どうしろと・・・orz
1個班10名の実数7〜9名で補給、整備、演習、他部隊支援と切り盛りしてきたのに、
1個分隊7名の実数4〜6名では首が回りまへん・・・
空挺団の改編に関しては失(ry
>>514 <中隊ではなく、小隊内に重火器分隊を設置
いいですねそれ。必要のつど中隊本部にお伺い立てるよりも、また小銃班・分隊に持たせる
よりも、小隊長が的確に運用できるのであればこれは都合がいいです。
分隊に持たせるとですねー、小隊長がATM手の位置などを掌握するのにも手間取りまして。
まあ分隊長からしてATM手との連絡がなかなかお粗末だったりして(全員に無線機も持たせりゃ
問題の半分は解決かな?)
人手が多いが陸自的には嬉しいですよ。無理な話ってのはわかってますよ、ええ・・・
>各位
>小隊長がATM手の位置などを掌握するのにも手間取りまして
対戦車火力は場合によって集中する必要があると思いますので、これは困り者と思います(嘆
ともかく分隊(班)1基で、どれだけの事ができるのかと…
せめて、3〜4基による複合火線の準備が必要な場合も結構あるのではないでしょうか?
そうすると、ちょうど重火器分隊(班)がうってつけ
重火器分隊としてあれば、その指揮も重火器分隊が行えばいいし、
(ついでに重火器分隊にM2重機や自動擲弾も入れて、支援能力を高めたいです)
小隊長はあくまでも小隊全体の指揮と中隊との連絡維持に全精力を使えます。
たしかWW2の米軍小隊は重火器分隊にM2重機、60mm迫、バズーカをまとめて配属し、
そこから必要に応じて各分隊の支援に配属してたと記憶。
で、場合によっては、これらを「まとめて」小銃分隊の攻撃を小隊として全般支援という手法もとったはず。
(この場合ももともと重火器分隊としてあるので、小隊長はその支援指揮に関わらなくても、前線の各小銃分隊への近接戦闘指揮に没頭可能)
このように、柔軟に対応できるのは、即応の必要な最前線では非常に重要ではないでしょうか?
>ストライカー中隊の場合
これはストライカー自体に高い輸送力があるのと、機銃を装備しているので…
少なくとも分隊は自前(専属)の車両により両方を輸送できるわけで、十分な輸送力を持たない陸自と比較すると…
陸自がかわいそうでわ…
さて、ここで私はLMAT級ATMを重火器分隊にまとめると同時に、各小銃分隊(陸自班)には、カール君配備を矢張り推します。
理由
カール君の汎用性(対戦車、榴弾、煙弾、照明弾)も重要視しますが、それ以上に重視したいのは、その継戦能力です。
LMATや鉄拳110は…そうそう予備を持ち歩けないでしょう?
そりゃ、防衛時は主陣地や予備陣地に事前に十分な数を集積しとくでしょう。
しかーし、そうそう集積や適時の補給を受けられない状況というのは十分に考えられます。
こちらの分隊に敵車両が1台しか向かってこないなんて状況、私には想定できません。
確実に複数の車両が接敵してくるはず…となると、ろくに予備を持ち運べない分隊1基のATMやPFで何が出来るのかと…
さらに、敵もバカじゃないのですから、我の補給遮断の努力を行う事は自明の理です。
十分なIFVやAPCを保有する欧州軍や米軍ならともかく、陸自の輸送能力は残念なことですが、明らかに見劣りがすると思います。
となると、少しでも集積しやすい方がよろしいのではないでしょうか?
また、我の攻勢による進出の場合、敵が逆襲を行った場合はどうなるのか?
我の弾薬は、既に攻撃により消耗が予想されます。
このような場合、複数の予備弾薬を携行可能なカール君がどれだけ大事であることか…
まあ、RPGも同じように複数弾薬の携行が楽ですけどね…
それに比べて…LMATやPFの複数携行のし難さといったら…あんなかさばるモノ、そうそう数を運べるものですか!
こういうのは、十分な輸送力を持つ軍隊のやる事でしょう?
(米軍のジャベリン等は…奴ら平気で専属車両もってやがるし…)
最近、CSのヒストリーチャンネルの「ラスト デイズ」にはまっています。
これは1945の3月から8月の日本降伏までを、毎回、1週間単位で解説していくという番組です。
現在、5月最終週を放映…つまり擬似リアルタイム…現実時間とリンクさせ進んでいるのです。
先々週、独が降伏し今は沖縄戦の解説が中心になってます。
CS見れる方がぜひ(w
当時の映像もばりばりです。
あ、書き忘れてますた。
重火器分隊が厳しい場合、中隊下に十分な規模の重火器小隊でも良いと思います。
この場合の十分な規模とは…各小隊に重火器分隊を配属できる事(w
でも中隊であれば展開地積を考えてTOW級ATMと重迫が欲しいので…
やはり小隊にはジャベリン(LMAT)級ATMとM2級の重火器分隊を…
でもって分隊(陸自班)にはMINIMI級支援火器とカール君の配備を…
携帯SAMに関しては…もう持ちきれないので…
みんな隠れろ!(w
せめて、中隊に携SAM分隊が良い所ではないでしょうか?
(専属車両のある米軍では、自由に持ち歩けますが…)
夢のような話ではありますが…
(ええ、判っていますともさ(泣
(でも、判っていても理想を書いてしまうトコが軍オタの業ですな)
(戦車・火砲を削減するんですから、せめて普通科の近接戦闘能力の強化はして欲しいものでつ)
>>521Lans氏
84RRの汎用性と比べると01ATMの融通の無さといったら・・・
ええ、威力は高くなって夜間射撃もキッチリできまさぁ。でも殆ど1発撃って終わり、
後が続かない。1人で扱うには嵩張り過ぎですよ01・・・
<米軍のジャベリン等は…奴ら平気で専属車両もってやがるし…)
我らにはLAVがあるじゃないですか!
もうね、いっそのこと総ての普通科中隊は高機動車取り替えてLAV化しちゃえ!なんて思う今日この頃。
案外そうなってるのかな?
と、取り合えずSBCT中隊の編制
ttp://www.globalsecurity.org/military/library/policy/army/fm/3-21-11/image624.jpg その降車歩兵は、均整の取れた軽歩兵でして、マンパワーの発揮に充分留意した編制である事は
見てとれると思います>1J氏
7名分隊に関しては、臼砲は、コレはもう軽装甲騎兵(偵察)斑とでも考えようか、とか思い、
軽普通科連隊と軽装甲騎兵連隊の比較を試みようとした事があります(頓挫してますが)
実際、軽装甲機動車連隊は師団につき1個とされ、先遣連隊/中隊として運用されると仄聞してるです。
>LMATの所掌
軽歩兵中隊対戦車斑の"ジャヴェリン"は1基あたり2名のチームですね。
SBCT小銃分隊の"ジャヴェリン"を運用する対戦車特技兵には、専属のアシスタントは居ません。
分隊で使う"ジェヴェリン"は、中隊/小隊に配される"ジェヴェリン"とは別の運用をするのでしょう。
集成して小隊長指揮下で運用される場合もあるでしょうが、その場合ファイア・チームを構成出来ません。
するとしたら、さらにアシストを小銃分隊から引っ張って来る事になりますな。
>>525臼砲氏
激しく勘違いしてました・・(恥
<分隊で使う"ジェヴェリン"は、中隊/小隊に配される"ジェヴェリン"とは別の運用をするのでしょう。
うーん・・こちらを立てればあちらが立たず、な感じ。まんべんなく配するか一括して運用するか
状況次第でいくらでも変わる余地はあると。
すいません、今頭の中混乱中・・もう少し纏めてみます。
SBCT歩兵小隊および分隊でのジャベリンの運用のところをみていると
二人陣地で一人がジャベリンを使い、もう一人がM203などを使う感じで
書いていると思います。RMATと中隊の編制表では表記されており、AT SPCに
していないので普段はM4で小銃手、必要に応じてジャベリンを使うrifleman anti-tank
なのかもしれません。
MGSと連携して伏撃するというのについては、実際はMGS(105mm機動歩兵砲車)
は配備されていない(はず?)なので、実際にはTOW対戦車ランチャー型(連装)
と組むことになります。射程がTOWは3750mで、ジャベリンが2000m。
小隊内で纏めて使っている気がしますが、まとめている場合指揮しているのは
小隊長、小隊軍曹、武器分隊長あたりでしょうか。
分隊のAT-SPCは基本的には小銃手であり、その上で対戦車特技兵なワケですね。
小隊で集成して運用する場合、状況に応じて小隊長か小隊軍曹が指揮する事になるハズです。
射撃助手が付いてませんから、持続的な火力発揮は望まれておらず、咄嗟の自衛的対戦車戦闘、
あるいは小隊の攻勢発起前の急襲的な重火点潰しが目的になるでしょう。
もちろん、さらに小銃分隊員を割いて補う事は出来ます。
でも"ストライカー"に何発積んであるかしら。
>1J氏
「人が足りなくなる」と言っちゃったんで、誤解されたのでしょうね(^^;
意味は逆で、小隊に46人も居るような歩兵小隊採用しちゃったら・・・というコトです。
しかし、4両で3個歩兵分隊を乗せるというのは、2両ずつに分けて動くときに
不便ですね。後部上面の対空警戒用ハッチと分隊長ハッチの間の荷物置き場の
ところに人を乗せて走る描写がありましたけど。
車内の容積は余裕がありすぎると、車体の図体が大きくなりすぎて
道路を通るのにも困るだろうし(ましてや鳥篭装甲をつけている)。
<ジャベリン
ジャベリンとTOWランチャー型を組み合わせて、交互に前進して
FCSや視察装置に劣る旧世代の戦車を狩るとかはできるんでしょうか。
昨年のSBCT中隊の戦闘でそれに近い話が出てきて、戦車小隊の夜間浸透対策
とか偵察班の夜間警戒の話を見てみたのですが今一つ分からずでした。
ちょっと気になったんですが、"ストライカー"の後部上面ハッチは"対空警戒用"と
呼称されているんでしょうか。
車体規模と乗車歩兵の規模/編制の兼合いは、尽きぬ悩みのタネですな。
まぁ"ストライカー"は3個小銃分隊と火器分隊(臨時に小銃分隊として機能しなくも無い)
4個戦闘単位が分乗してるわけで、問題は少ない方でしょう。
降車戦闘に最適化する事が優先されるのんは、もちろんですが。
>戦車狩り
撃たれる(中てられる)前に撃てる(中てる)事が出来るのなら。
前例も少なくないですしね。
小隊本部の五人と、火器分隊の七人ってまさか小隊長車に全員乗り込むんですかね?
>530 原語をちょっと忘れたのですがそう書かれています。
例えば、女性兵士の地上戦闘参加の話で、民政部隊の女性将校が対空見張りハッチ
に銃を構えて立ち、内乱者が撃ってきたら撃ち返した。というような描写があります。
他にも新聞で見かけたのでそのように呼ばれているのだと思います。
>531 そこいらは教範の補遺のところでいろいろとかかれてたはず。ちょっと
探してみます。確かブラッドレーのようにははっきりと決まっていないのでした。
ストライカーは天井に頭がつっかえるような感じで後部に乗り込んでいる写真が
あったような気がします。小隊長は分隊長席に座るとして、残りの11名に
小隊の衛生兵を加えて12名が後部の兵員室に乗れるんでしょうか?
>ストライカーの指定席
ICV#1のヴィークル・コマンダーになってますね。<小隊長
衛生士は普段、中隊衛生チームに同行してると考えれば、人数は合うわけですが。
って、LMATの話といい、この話といい、前にもやった気がするゾ(笑)
>44名分の座席があれば小隊46名 (衛生兵1名込み)
>>525の編制表見ると、
各ストライカーにVCとDVRの2名×4両=8名
小銃分隊9名×3分隊=27名
それに火器分隊7名と小隊本部5名で総勢47名に見えるわけですが、
>ICV#1のヴィークル・コマンダーになってますね。<小隊長
それってPLTLDRの下に01って書いてるから、でしょうか?
あとMEDが一人いないとしても、二人しか減りませんから、計45名になるんで
一人誰か出張してこいって感じに見えるんですが、私はどこで見間違えて
いるんでしょうか。ってゆうかE3〜E7って何を表記してるんでせうか。ハァハァ
>>534 M240にスコープ付けて運用してるのが何か感じます。ハゥハゥ
ところでFCSUAで使う予定の歩兵戦闘車の内部乗員配置図、
>>533みたいな
感じでどっかに転がっておりませんでせうか。
>535 はい。実はかなり以前にもこんな話はしました。でもなんか新しい人が
来ているみたいなのでいいかなぁと思い。
その後だいぶ、報道が砕けてきてなんか座席以上に人が乗れるっぽいです。
小隊4両で走っていて1両が攻撃受けて基地に帰還。その間に同車から下車した
分隊が自分の車両に乗り込んで戦闘を続けたという話などがあります。
>536 E3からE7は兵と軍曹の階級です。O(アルファベットのO)だと
将校になります。数字が小さいほど階級が下。
M240+スコープ、あれはM240だったんですか。夜間狙撃かなぁ。
路肩爆弾をよく仕掛けられる地点を見渡せる空家に夜中に腰をすえて
内乱者を待つとかやっているそうです。そういう想定での練習かも。
<FCSの歩兵戦闘車の車内配置図
これはボーイングのサイトか陸軍のFCSのサイトにわずかにある可能性が
あるかも。でも実車のない?段階ではたぶん無理でしょうね。ジェーンなどの
陸上兵器年鑑などだったらどうでしょうか。
>>537 ぬぁう、レスありがとうございます。勉強になりますです。
>これはボーイングのサイトか陸軍のFCSのサイトにわずかにある可能性が
>あるかも。でも実車のない?段階ではたぶん無理でしょうね。
あいや、軍事研究にはMCSやNLOS-Mなんかを内部透視したポンチ絵が出てたんで、
歩兵戦闘車もどっかにないかにゃ〜、と。
FCS車両ってどれも砲塔が車体後部に寄りついてるんで、歩兵が乗り降り
しにくそうですね。
>536氏
というかVEHICLE COMMANDER(PLT LDR)て書いてあります。ICV#1の02ですな。
小隊本部=5名
小銃分隊x3個=27名
火器分隊=7名
車輌斑=8名。
計47名で、うち車輌斑のうちVEHICLE COMMANDERの2名がPLT LDRとPLT SGT。
(ICV#3のVEHICLE COMMANDER)
小隊衛生士は、普段は中隊MEDICAL EVAC TEAMに居るんではないですかね。
これで44名です。
>スコープ付きMG
有名どころでは、M2HBMGのスコープ付き。
大藪晴彦の小説でも、なんか活躍してたゾ。
>"ストライカー"の員数外乗車
でも定数ならば、ちゃんと座席用意してるハズなの・・・・・・
補遺
車輌斑のうち1名(VEHICLR COMMANDER)が小隊長か小隊軍曹が兼務し、車輌部隊の指揮を執る事は
前提だったのでした。
VEHICLE COMMANDERの座に双方が座ってるのであれば、降車部隊の指揮に小隊長か小隊軍曹が
任る時には、誰かがICV#か#3のVEHICLE COMMANDERを努めるワケでして。
それは誰か?となると、小隊本部FOが妥当でしょうな。
改めて降車訓練の図をみると、3番の席と操縦手席の間の空間が
ちょっと不思議です。3番が分隊長席になるのか、それとも3番と
操縦手の間のところに分隊長席が実はあるのに図に書かれていないのか。
後者ならば、小隊4両で座席が4つ増えるので丸く納まるのです。
#たぶん、図に書かれている以上に座席に人を載せられるんだと思います。
長椅子というかベンチになっており、個人個人がバケットシートに座っている
わけではないので詰めるんではないかと。また、装備についても3日間の補給を
旅団のみで賄うべくいろいろ載せている状態でなければ、空間が多少は広く
なるはず。
3日間の補給って、糧食は9回分として、燃料や武器弾薬はどんぐらいがデフォ?
>542 実はそれが不明也。師団、とくに軽歩兵師団の空輸に要する機数なんかでも
そこいらは結構謎です。糧食も1日MRE1食とかイラク戦争でありましたし
(海兵隊が補給の見通しが経たなくなった時期にそうしているという報道が)。
これをはっきり抑えた資料はなかなかないです。空輸とかの戦力投射で当初
言われていた96時間関係で運べる、運べないの論議でも具体的な中身はでて
こないです。空輸の場合、車両の中身より車両自体が占める容積と重量、それから
軸荷重の話くらいしかないですし。実は旅団の持っている車両総数も今一つ
把握できなかったり。
平和維持支援などでは7日間、より激しい任務では3日間という感じで
たしか書かれているのですが。あとで確認してみますがたぶん具体的な
資料はみつからないっぽいです。こういう見積もり関係の資料になるデータは
なかなかないです。ときどき、軽と重をどう取り合わせるかの話でいかに
戦車が補給を必要とするかが強調されるのをみるくらいで。
むっ、ちなみに第2軽機甲騎兵連隊(今は第2騎兵連隊と名前が変わりました)は
イラク戦争で急派されてます。んで、第82空挺師団の1個旅団が空挺降下の準備を
解いてサマワだったかの確保に至急当てられたということが。ここでSBCTがあれば
どうだったのかというのはちと面白いです。と話題を逸らしてみたり。
その後調べてみました。とりあえずunit basic loadが3日間の補給を
満たすとされています。そして、unit configured loadを導入することで
補給負荷を軽減する取り組みがあります。
SBCTのunit configured loadにはAT-4が含まれています。
unit configured loadは実際には一般的なトラックのパレットのサイズを
基にして設定されており、例えば50人の部隊(一人当たりにMRE3食 水4リットル)
を3日間補給する場合、多少余裕が出る模様(450食でなく576食、600リットルでなく
容器入りで624リットル)。
ということでSBCT向けのunit basic load(訳考えておらず)が公開されているかが
問題になります。
>>544 基礎部隊携行品類(運搬量?)
などはどうでしょう?しっくりこないかな・・・
>545 弾薬、燃料からタイヤなどの部品に鉄条網や糧食、個人衛生品(アフターシェーブの類)までも含むらしいです。
部隊携行基本補給物資とかになるのがいいかもしれませぬ。
FMをちょっとみてみたのですが、UBLは部隊や隊列(formation)が携える、
或いは部隊の管理下にある補給物資ということみたいです。ということでSBCT中隊の
場合はストライカー装甲車に載せられる分に限らず、中隊本部のトラックや
中隊と共に移動しているトラック(例えば増強されたトラックや、FMでの図表には
ないが部隊の編制表には入ってくる旅団独自のトラックや、さらには受け入れ国部隊や
契約業者のトラック)などに載せててもUBLにはなるみたいです。燃料と清水に
ついては作戦域での調達が理想であると書かれた文章がありましたので、そこいら
以外は米大陸から持ち込むのでどうにかなるのかもしれません。
そして、UBLは部隊が任務などに応じてSOP(標準作戦、活動手順)により
算定するとされています。
#M113の話ですが、装甲車両に積めるだけつめるなら結構弾薬が入る
という話がarmor in combatのベトナム篇に出てきます。
とりあえず"ストライカー"の中
3番が分隊長席のようですね。<533の図参照
3番と1番(操縦手)の間には、NBCフィルタでも付いてんのか、ゴツイ吸気筒があります。
>547
'Outside the wire' with a Stryker brigade
http://www.times-online.com/articles/2005/06/03/news/02stryker.txt <吸気筒
ここに近い話がありました。空調ではないけど車内の空気が動くので熱気
(車外より15度から20度高い(華氏か摂氏か不明)に堪えやすくなる。
また、操縦手はアイスパックを使っているとのこと。
<軍装
軍服(言葉知らず)+ボディアーマー着用の場合、手が届かないポケットがある
のでミシンを持ち込んで(取材を受けた操縦手はリエナクトメント(南北戦争?)
の趣味があるひと)ポケットを肩に付け替え、部隊パッチはその上にベルクロで
止められるように改造。SAWの交換銃身を収めたポケットを軍服のどこにもで
付けられるように改造。
<unit basic load
部隊でと頭に付いている意味を考えると、車両あたりで基本として持つべき
物資、装備もどこかで決まっているのかもしれません。
#時速70マイルで走れるストライカーがその理由を探るため本国に戻された
という記述が気になります。第172SBCTのストライカーなどはルイジアナ州
フォートポークでの演習後、テキサス州の港にて船積みするとのこと。
2-14Cav. RSTA大隊(偵察、捜索、目標捕捉)については
Tall Afarにて歩兵と同様の任務にこれまでついていたとのこと。
砂漠での密輸業者狩りと地誌調査(村落訪問と指導者、宗教指導者の確認など)
を済ませてモスルへ帰還。タルアファルは第3機甲騎兵連隊第2大隊へ引継ぎ。
歩兵と同様の任務とは、都市内でのパトロールと家屋強襲、そして基地に
戻って待機などの任務のこと。
#UAV小隊については触れていませんが、1-14Cav.のと同様シリア国境にて
捜索任務でしょうか。
#他のSBCT歩兵大隊と比べてRSTA大隊の下車偵察員の人数はかなり少なかったはず。
>550の記事とか、昨夜読んでみました。
Blowerがナニを意味するかは、ちょっと解らないです。
冷房はなくても暖房はある兵員輸送車は多いので、「送風」で動かすのかしら。
(- without heat - の解釈)
対NBC用の与圧装置かとも考えたんですが、最近のIFV/APCは呼吸器の個別供給になってるんで、
コレも??????
stitch bitchは裁縫おばさんとでも訳せるか?と思ったですが、若い娘さんでも、そう呼ぶのかしらん。
>RSTA大隊の下車偵察員の人数はかなり少なかったはず
歩兵大隊の偵察小隊ですが
ttp://www.globalsecurity.org/military/library/policy/army/fm/3-21-94/image1423.jpg RSTA大隊のも同じ編制だと思うんですが、そうだとすると歩兵大隊の半分近いですね。
その上火器分隊も無いですし。(他の装備で充実してる面はあるでしょうが)
>550 without heat
たぶん、アメリカでは送風ファン付きヒーターが普及しているので、単純に送風機だけ
つまり外気を取り入れて室内に循環させる機械を指している意味合いだと解釈してました。
<stich bitch
bitchは文脈では侮蔑、悪口なのですが、”いい女”という意味合いが
ある場合もあるようです。そして、性的に刺激を受けるような意味合いもあるようだと
するとどっちかというと若い女性なのかもしれません。
http://www2.alc.co.jp/ejr/index.php?word_in=bitch&word_in2=%82%A9%82%AB%82%AD%82%AF%82%B1&word_in3=PVawEWi72JXCKoa0Je #2-8FAは結局、野戦救急車1両を除いてストライカー装甲車を装備していないことが
判明。40両のM1114を2月から装備。それ以前は簡易強化したM998を使用。
旅団全体ではハマーを150両ほど装備。
#記事中で紹介されている士官はどうも歩兵部隊でFO(前線観測員)をしていた
ような気がします。歩兵大隊から移ってきて砲兵中隊の指揮をとる訓練を受けている
最中という人が出てます。
#今回の特派員は歩兵大隊、砲兵大隊、工兵中隊、騎兵大隊などSBCT-2の各部隊を
回っています。手続きとか、特に基地から外に出る場合は面倒くさいのがあるみたい
ですがそこいらはどうクリアしているんでしょう。
M998が重量3tでM1114が6t。
RSTA大隊のFM3-20.96は軍、関係者のみ閲覧可能の状態。
騎兵大隊
・本部及び本部中隊
・騎兵中隊×3
・・本部及び本部小隊
・・迫撃砲班
・・騎兵小隊×3
・捜索中隊
・・本部班
・・UAV小隊
・・軍事情報小隊(通信傍受など)
・・核化学生物偵察小隊
従って騎兵大隊は偵察小隊×9と迫撃砲班×3からなることに。
別の記事で、2-14Cav.は昨年10月から今年4月までTal Afarを担当していた
ことがほぼ判明。部隊の規模は400名としています。先月に引き継いだ3ACRの規模は
3500名。ほかに3,4月にイラク治安部隊が4000名でさらに2000名が到着する。
保守
グアムとハワイで空母の綱引きをしているという報道があります。
戦力再配置について、欧州米陸軍では7月に発表があるという話になって
いましたが、海外の再編について7月頃に発表があるんでしょうか。
murdoc onlineにてストライカーに関する議論あり。
・25mm機関砲を装備しない点については、砲バスケットが大きいので
9名分隊を収容できなくなる。
・第173空挺旅団のクルド人自治区降下に追及するのは典型的な任務で
あったが、内張り装甲などが準備できていなかった。2003年にNTCで外部
評価演習をしていた時点でイラクの自由作戦に投入されるとの噂はあった。
などの話が出ています。また、TOW-BBを対内乱で実際に用いた例も
stryker news comからの引用で示されていました。
ほかに155mm誘導砲弾エクスカリバーが配備されつつあるという表現を
していたり、SBCT-5とSBCT-6には固有の航空大隊が配属され、SBCT-1から4
にもその後配属されるという話です。
>びっち
語義としては御想像の斜め上をいく見聞から、ソソるような若い女性を指す事は理解していたつもりですが
「裁縫」と組み合せた場合はどうなんかな?と。
まぁ好いや(^^;A
>25mm機関砲を装備しない点については、砲塔バスケットが大きいので
ここらへんの取捨選択は、まさに「SBCTのツボ」と臼砲が考えているところです。
>SBCT-5とSBCT-6には固有の航空大隊が配属
UAという事で、独立作戦能力を強化する、ってトコロなんでしょうな。
独立騎兵連隊の航空大隊は、かつての重師団航空旅団に準じる規模でしたが、SBCTはこれを
踏襲するのでしょうか。
<25mm機関砲
スペースの関係だけでいえば、RSTA大隊の偵察型車両はカナダのコヨーテ
と同様の装備ができたかも。
<固有の航空大隊
モスルのような対内乱で都市部や広域の治安維持でもヘリは使われていますね。
こないだの警備会社が仕掛け爆弾の攻撃を受けた話でもアパッチが来て状況を
確認して、続いてストライカーが1個小隊現れたということになってましたし。
ただ、治安維持において、存在を示すというか、示威をするには数がどうも
必要みたいで、3ACRの立場からだとタルアファルにはもっと部隊が必要だと
いう話になってたりします。航空大隊は攻撃ヘリと偵察ヘリだけで行くのか、
それとも輸送ヘリも組み合わせるのかも知りたいところです。
今年もコープサンダーが始まってます。10日から25日。
空自はF-15 E-767 個人携帯SAMなどが参加。
多国籍の演習だそうですが他の参加国はどこだろう。インドとかかな。
600tコルヴェットな臼砲が、600番をGetしに来ましたよ。
妄想スレで600tコルヴェット(その1)書きました。ただの次期掃海艇やん。
>航空大隊
軽歩兵師団のは、OH-58偵察/軽攻撃ヘリ、UH-60汎用ヘリ、EH-60電子戦ヘリでしたね。
UHは含むんではないでしょうか。SBCTの降車歩兵ならば、空中機動任務にも好く適合出来そうです。
AHは、AOH-58どまりで、AH-64は配備されないんじゃないかなぁ。
560だった・・・
559が599に見えたんや・・・見えたんや・・・・・・orz
<航空大隊
軍団に隷属する航空旅団の今後が分からないです。
第11航空連隊を閉隊するという報道がありました。欧州は
ドイツに1個重旅団+SBCT1個と東欧に1個重旅団という
のが議会の海外戦力再配置委員会の話でしたが
公表はないけど部隊のほうの動きがあるという状況。
<AH-64
次期の軽武装ヘリ(OH=58の後継)次第では回ってくるかも。
SBCT-5(ハワイ、スコーフィールド兵舎)ならば、韓国からさらに
引き上げるヘリ部隊を貰う感じになるかも。アラスカに韓国から
移動するなら、ハワイに韓国から移動することもありえそうに
思えます。
<昨年12月下旬のMarezでの自爆攻撃
似たような攻撃がバグダッドのWolf旅団であったとのこと。
同旅団の元兵士が部隊本部に入り、自爆。Wolf旅団は
Mosulにいたのが最近になってバグダッドに移ったとのこと。
tacoma news tribuneのBlogを見ていたら
ストライカーの後部上面ハッチ付近を写した画像がありました。
後部上面ハッチは左右に分かれていますが、その上で人が寝袋
に入って寝ています。
また、記事によると偵察車は5名なら内部で眠れる。が、記者
は車体上面の荷物置き場の上で寝たとのことです。
ちなみに地面はサソリや虫がいるらしいです。
#となると偵察型に25mm機関砲を搭載した場合、
車内に5名の偵察分隊を収容して長期行動するのはきついことも
あるのかも。とはいえ、海兵隊のLAV-25も3月20日から4月上旬まで
バグダッドまで進撃したわけで。
>>561 マジスレでキリ番ゲットなんてするから・・・
>563 ちょっと訂正
左右二つ並んだ後部上面ハッチの上に担架を掛け渡し、その上に寝袋を置き、
脇に二脚?で小銃を立てて寝ています。小隊4両で行動していたらしいことは
ブログでなく、本記事の写真(横風で砂塵を飛ばされながら砂漠を進む
ストライカーの画像)で分かります。横風だからいいですが、正面からだと
ハッチから顔を出すのは砂塵のため辛そうです。
#2-14Cav.と1-5Inf.でタルアファルを担任していた部隊がモスルに戻った
らしいです。一方、イラク内務省コマンドーのWolf旅団がモスルからバグダッドに
移っていたのが旅団本部の自爆攻撃で判明。となるとモスルで部隊交代前に
大きな掃討作戦を行うための集結ではないのかも。SBCT-1からSBCT-2への
交代の前には9月にタルアファルを包囲して取り戻していましたが。
安全深度突破のため定期浮上行動実施
<次期掃海艇
そういえば、最近LCSやTSVやらの話を全然見てません。ハワイの高速カーフェリー
もどうなっているんだろう。
<アイルソン基地
エルメンドルフと二つ、アラスカに戦闘機基地はいるかいらないかと
言われるといらないというのが答えの模様。訓練用基地に留まることに
なりそうです。
>566 ありがとう御座います。
>567 ハワイの高速フェリー アラバマ州のオースタルUSAで建造中 2007年はじめに
就航予定。環境保護論者が鯨への影響を議論しているのが懸念材料。
#就航し、ハワイにSBCTができたらオアフ島のスコーフイールド兵舎から
ハワイ島の演習場へ部隊を運ぶ足になるはず。
#ハワイの先住民団体によるストライカーによる環境、歴史破壊訴訟は
最近見ませんが決着ついたんでしょうか。たしか一旦退けられて控訴するとか
そんな話があった気が。
>568 新聞によっては、進水式が2007年初めとしているところもあります。
ハワイスーパーフェリーのサイトでは2007年に営業開始としています。
WestPacExpressについてはちょっとまだ調べていません。
軍事研究にSeaBasing構想にC-130をあわせる話が出てました。
366m飛行甲板がある船で戦域に直接C-130を使って送り込むんだそうです。
第1軍団がUExかUEyかについて石川巌さんの記事あり。UExだとしています。
TSC(戦域支援集団)にも座間の規模がどうなるのか関連で触れていました。
あとは野木恵一さんの米軍における戦力構成の変遷の話がなかなか。
海兵隊がMEUをSOC対応にして、SOCOM(特殊作戦軍)には部隊を出していないという大まかな
話は面白かったです。また、RMAや非対称脅威については1993年くらいから
論じている人がいたと指摘しています。
#ソヴィエトロシアからのRMAの輸入についてはもう少し経緯を知りたいです。
二正面戦争戦略でなく、RMAが大きい存在を占めているように描かれていましたが。
#昨年の日米の合同演習で家屋突入訓練の手本を見せた米軍部隊って
実は1-501Inf.(ABN)じゃないだろうかとちょっと思っています。J-Ground
では州兵だと記事で解説していましたが。
>565 偵察型車の中に何人が寝られるのかちょっと考えてみると
面白いです。
内部の両側にある長椅子を畳むのか、それとも畳まずこの上でそれぞれ
一人眠るのかによっても違うはず。
ストライカー装甲車のメーカーがシートベルトの欠陥で重大な後遺症を負った
として退役した兵士から訴えられる。
2002年7月27日ヤキマ演習場でストライカー装甲車が急傾斜を昇りきったところ
すぐ先の崖(10フィートから12フィートの高さ)を車体前を先頭に落ち地面に
激しくぶつかった。シートベルトは原告の体を保持せず、前に倒れて、頭部と
胸部を打ったとのこと。
#弁護士が前面にでているあたりが訴訟社会なんでしょうか。
#ストライカーに対する反対運動?にしてもちょっと珍しいような。
全米で関心を持っている弁護士、人がいるとしていますが他の装甲車にも
広がるんだろうか。
>552 >572の特派員をみると、モスル、バジ、ティクリートと回っています。
第42歩兵師団(ニューヨーク、ルイジアナ州兵 初の州兵師団の本部展開
第3歩兵師団の旅団などを統制下に入れている)にも行っています。
>552のタコマニューストリビューンの特派員はシアトルに帰還。
道路で他の車両が道を明けてくれない(米軍の車列の場合、先導車の銃手が
身振りと銃で脇に停車させる模様)ことに慣れないといけない等々。
#サーティワンがMarezの基地食堂にあることを知りました。
>560 第2機甲騎兵連隊の連隊航空大隊で、第18空挺軍団へいくと思っていた
航空大隊が第6航空連隊第4大隊と名前を変えてフォートルイスに配備され、
到着しだしたとのこと。
フォートルイスの3個SBCTとともに訓練することになる。
機種はブラックホーク、カイオワ、アパッチロングボウ。
既存の駐屯している機種は
フォートルイスにはチヌーク、ブラックホーク、カイオワウォーリア。
#SBCT-5のハワイの部隊からヘリを伴うのでなくてSBCT-1、2、4(フォートルイス)
のほうが先にヘリを手に入れることになったみたいです。
#フォートルイスにも飛行場、Gray飛行場があることが判明。
陸軍の場合は規模に関わらずair fieldと表記するようです。設備はどうなんだろう。
C-17が着陸できるような滑走路があるんでしょうか。衛星写真をみると
分かるかも。
>574 陸軍航空の再編が一足先に始まっているのか、
それとも基地の地元紙で見える形で追えるのが、自分の家の上を飛ぶ
ヘリだからということなのか、そこいらは不明です。
#余談
第3機甲騎兵連隊長は湾岸戦争のときの73イースティングスの戦いの
マクマスター大尉であることを知りました。タルアファル関係の記事を見てて
検索したら出てた。
当時は第2機甲騎兵連隊E中隊長でエイブラムス9両とブラッドレー13両を
率いていた。
>576 騎兵は騎兵偵察員というMOSならあるんですが、兵科はないはず。
部隊の名称としては第2騎兵連隊、第3機甲騎兵連隊、師団の航空騎兵連隊、
第1騎兵師団などに残っている。でも経歴のコースとしては騎兵というのは
存在している模様。
strategy pageのHTMWのMarineの項目にて
米陸軍はイラクにて河川作戦を行っているとのこと
・例えば26フィート、ファイバーグラス製 エンジンは115HP2基のボートなどを購入
・UAVとあわせて用い、武器隠匿所を捜索し、船で現場へ出向くなど
#モスルでも使っているかも。報道記事でも河畔で漁民と話したり
家船に機関銃をつけて使いたいと話しているやつがありました。
#OH-58が落ちたのもティグリス川でした。河川沿いに捜索をしてたのかも。
#ベトナムでは第9歩兵師団が河川作戦をした歴史があったはず。
河川は、特殊部隊やゲリラにとって、有効な侵入/離脱ルートですからねぇ。
"サンダー・ラン"の時、イラクの少数行動部隊が、河川を利用して米軍の長い兵站線を叩くんじゃないか、とか。
そんな心配してたのを思い出しました。
>サーティワンがMarezの基地食堂にある
まぁ、UFOキャッチャーまで持ち込む国ですし(笑)
>579 いま、Murry&Scalesのイラク戦争を読んでいます。
戦争の起源、両陣営の話はもう少し詳しく冷静に書いてほしかったり。
On Pointと海兵隊の公刊戦史をつき合わせて読むのが実は一番詳しい
経過を追うのに近道なのかもしれないと思ったりします。
ナシリア、サマワ、カルバラのユーフラテス川沿いの都市からのフェダイーン
の出撃などでかなり補給路は妨害されたような話がコーズマンには出てきます。
ただ、第82空挺師団の旅団が空挺降下をやめてサマワ包囲と制圧に使われた
からといって、計画の変更ではあっても、補給路への妨害が激しかったことの
例証には直接ならないし。米軍にはイラク戦争当時のBFT(青部隊位置表示装置)
のデータを集積したのがどッかに残っているでしょうけど、補給車列の各車両
にまで積んでいたわけではないですし(これはジェシカ=リンチのナシリアでの
迷子事件から判明)。
実際には、「戦争中」には無かったですけどね>河川を利用した補給路への攻撃
軍事組織としてのイラク軍は「麻痺」してましたから。
イラク側にとっての絶好の戦機は、確かにあったのですがねぇ・・・
まぁ虎の子の共和国防衛隊をバラして国防軍を「督戦」しなければならなかった時点で(謎
>581 ユーフラテス河だと源流はシリアから流れてきます。
実は河川にも国境検問所が設けられているのかも。
<共和国防衛隊の分散と督戦
第51師団と第11歩兵師団(いずれも南部、ナシリア付近などにいた)についてと
北部の軍団については連合側と師団、軍団上層部が接触を持っていたというような
話が。
<ユーフラテス河の橋梁
特殊部隊が事前に入り込んで爆撃の誘導をしていたという話が出てるところは
あります。けれども、橋梁の爆破準備をするイラクの工兵を妨害したとはっきり
書いているところはまだないです。
<海兵隊
第3歩兵師団と比べると機甲戦力が不足。加えてアル=クートに当初向かったのは
1個連隊戦闘団(1RCT)のみ。後にタラワ支隊(2個MEUなど)が増援に向かったらしいです。
(まだそこまで読んでいない。)
>橋梁の爆破準備をするイラクの工兵
そうした破城装備は、一部の、フセインが信頼出来る部隊にしか支給されてなかった、とか解説してもらった事を
思い出しました。
>督戦
カルバラ(だったかしら)あたりでイラク軍が大規模な防衛線引いたんですが、共和国防衛隊の3個師団と
国防軍の3個師団が対になって3梯団を成していたんですが。
装備劣悪な国防軍師団を支援する為、という見方がある中「督戦隊じゃないの?」なんて話をしてたんですな。
あの米軍の進撃の速さは、「イラク軍とは、話は既についている」的なものがあるのだろう、というハナシは
確かに出てました。(当時、です)
<イラク軍の防衛線
カルバラ地隙かもしれません。第X軍団がユーフラテス河沿いに5箇所で同時に
攻撃をしたあたりがそうかも。共和国防衛隊はメディナ師団の旅団が位置を
はっきり書かれている程度で詳しい配置の出ているものはまだ見たことが
なかったりします。
<橋梁の爆破
ナシリヤ?、カルバラ、それからバグダッド東郊の運河などで試みたとしている
話がありますが、ナシリヤ?、カルバラはともに不完全だった模様。
<Iraq war
全体をバランスよく書いているし、全部の経過を細かく追っているのは
これとコーズマンの逐日経過を纏めた章しかなさそう。ところどころ、描写的に
流れてしまったり、第11航空連隊のカルバラへの縦深攻撃を、教義の欠陥では
ないとするあたりは良く分からないです。
<イラク軍の内情
内乱者集団の組織、事情をどの程度把握しているかに関わる部分なので
曖昧に書かれているのかもしれません。クックスのノモンハンまでに要した
時間を考えると今の時点で両陣営を冷静かつ詳細に見た戦記を望むのは
間違いかもしれないと反省。
>585 しかし、そのコーズマンの場合は当時の新聞報道と記者会見などを
ソースにしており、結果当時入手できた資料を集大成しているのであるという
限界が。
例えば、第11攻撃ヘリ連隊の縦深攻撃について22日か23日に行われていた
のだけど、コーズマンでは24日前後に報道されたことを逐日記録のところでは
書いているのみで、アパッチの教義、今後の近接航空支援のあり方について
論じたあたりでは詳細な経過には触れていない。幾つかの箇所で分散して
論じていた記憶はあるけどまとまって扱っていない。
一方、scalesはon point以上に慎重というか率直な書き方をしていない。
この件に対する個人的評価は述べ、部隊の拙速と調整不足が原因とし、
起こった反響などについて触れたりしていない。
その反面、サンダーラン以降のヒッラーでの101の戦闘についてはOn Pointより
もScalesのほうが経過を追っている分だけでもありがたい。
だけど、海兵隊がクートでティグリス川を越えなかったのは作戦のうちだと
しているのは信じ難い。連隊長の解任も、両陣営の海兵隊師団長の気質について
紹介しているものの、実際に戦闘経過の中では触れていないし。
#実はサンダーランみたいな小さい戦闘に絞り込んだ話のほうがすんなり
読めるのかもしれない。でも版権ものだし。
#Scalesでは海兵隊のコブラパイロットが書いたsnake in the attackが
良く引用されていました。このスレで訳すといっておきながら放り投げた記憶が。
章頭で引用されるのはトゥキディデスの戦史と、クラウゼヴィッツの戦争論が
多い。
JRTCの統制・観閲官部隊のみならず、支援部隊もイラクに展開していることが
判明。
DoDのトランスフォーメーションサイトにて
OIF(イラクの自由作戦)における英国との共同作戦でFBCB2/BFT
(旅団以下戦闘指揮/自軍位置表示)の効果についての話を見つけました。
#台湾や韓国でも独自に装輪装甲車はあるようですが、共同運用性の話
の一環かも。
#そういえば、英国はC-17を4機購入してますが、陸軍の戦力投射としては
今後どうなるんだろう。
#陸軍の変革の道程表2004年改訂版でも、UAは諸兵科連合として表記されてます。
第3歩兵師団はどうなんだろう。
#州兵でもモジュラー化が開始されていることが報道されています。
砲兵大隊三つからなる州兵師団砲兵が閉隊となり、火力大隊へ再編されるとか
工兵中隊の定員が削減される州兵があるとか。
>589
諸兵科連合大隊
韓国の1-72機甲大隊を扱った星条旗紙の報道では諸兵科連合大隊になっており
射撃場でM1とブラッドレーが一緒に訓練したという話が出ています。
となると、global securityの第3歩兵師団のところの情報はどうなんだろう。
イラク展開中の部隊の序列表をみていると情報が遅いと感じられることもある
けども。
ちょっと保守。
>鳥篭装甲
なんか走ってる時に、ゆさゆさゆれてそうですもんね。パっと見は(笑)
ブログの方からのネタですが、"Knight"と"LRAS3"は、別物であるという事のようですね。
「PANZER」に載ってた写真から、LRAS3の愛称だと思い込んでたですが>"Knight"
>1-72機甲大隊
タスク編が重視される場合と、タイプ編制を要求される場合は、あるでしょうしねぇ
>593 レンジファインダーの有無なのかもしれませぬ。でもこれはLRAS3の中身を
見ていないので推測状態。見かけはどっちも人が抱え込む位の箱なので同一だと
ばかり思っていました。ブログのほうはLRAS3の綴りを間違えたかも(汗。
<タスク編成とタイプ編制
例えばRSTA旅団なども道程表2004ではでてくるんですが
こういうUExに最初から一つ着いていそうな部隊や歩兵旅団へ
くっつける場合などはタイプ編制のほうが便利な気がします。
あと一つは教育でしょうか。特に士官は機械化歩兵と機甲とどっちも
受けていく感じなのか、諸兵科連合の課程を受けて済ませるのか。
<韓国の第2歩兵師団関係の改編の記事の多さ
韓国と米国の関係の有り方の表れなのかも。米陸軍の変革により在韓米軍が
どのような戦力に変わっていくのかを広報している模様。こちらは変革が
どのような過程で行われるのかを知りたいと思ってみているのですが、広報が
なされている背景には韓国国内での様々な動きが背景にあるのだと思います。
これから考えると、先に高速双胴船が韓国にストライカーを乗せて来たとき
どの部隊なのか報道で追えなかったのはどうなんだろうと思います。
韓国語でなら報道していたのかもしれませんし、或いは全然報道が無かった
のかもしれません。
POGOにてフォートルイスへ見学にいったという記事がブログに載っています。
C-130で運ぶより自走していったほうが早いという話が取り上げられていました。
#飛行場に車両と航空機が集結。搭載 飛行 卸下して集結 目的地まで自走
C-130は実際には複数回往復するとすれば、卸下する空港の処理能力も問題に
なります。これに対して自走していくなら車両を集結させて車列を組み、目的地まで
自走だけとなる。問題は自走していくよりC-130による輸送がより時間を短縮できる
距離と条件の移動をするかですね。
戦域内ということは、空港、航空基地を使っているのは各軍および受け入れ国軍
それに各種団体や民間航空機などいるでしょうから飛行場の処理能力の全てを
ストライカー部隊の輸送に回せるということはちょっとありえないかも。
また、戦域内で海を越えて輸送する場合は高速フェリーのほうが効率的で
場合によっては時間も変わらない(運ぶ部隊の規模にもよるか)こともありえる
でしょうし。
英FRES(適切な訳語が思い浮かばない・・・)では、輸送手段の基準からC-130を外すとか。
kojii.netで見掛けたんですが。
「いや、コレ出来る頃にはC-130、そんなに残ってへんし」みたいな理由だそうで。
"ストライカー"も、この枷が外れれば随分楽になれそうなんですけどねぇ。
でも端末輸送みたいなレヴェルの話になると、どうなるんだろう?とか。
イラクでの米第173空挺旅団のケースを見ても「自走のが早い、とばかり言ってられないんですよね。
軍隊ってのは、作戦そのものは電撃的でも、準備、集結、待機には時間をかける。
「急いで待て」ってヤツですね。
我がC-Xの積載能力は26t。どないだ?(いや、どないだゆわれても)
>597 英国はA400Mの共同開発に参加して25機調達予定。
C-17は4機をリースから所有に切り替え。
米国ではC-130はC-130Jがまだ頑張っていますがHC-130の更新のため
という話です。F/A-22と並んであまりいい扱いをうけておりませぬ。
<C-Xの積載量
26tだと貨物室の寸法もC-130よりは広そうです。けども貨物室が
広くても日本の道路は狭いという問題が。A400Mだと最大積載量は25t。
GAOのC-130に対する指摘ではアフガニスタンの空港の高度と夏の気温だと
ストライカーを積んでも飛び立てないというのがありました。未だに
海兵隊のLAV-25がパキスタンから自走してカンダハルの南の作戦基地まで
いったんじゃないかと疑ってます。詳しい話が全然見つからないのですが。
<第173空挺旅団への戦車小隊、ブラッドレー小隊などの増援
これはちょっとばっかり必要性に疑問を感じています。かといってストライカーが
イタリアや欧州にいたとして一機で一度に運べるのは戦車に対しては2倍で2両。
でもブラッドレーと比較するとたぶん2両同士で同じ。トルコが車列の通過は
認めていたそうなので第173はハマーなどの装備が多かったのではないかと思います。
第173空挺旅団は空挺降下、装備は逐次追送だったハズ。
緊急展開といいながら、こうした状況では待機の期間が長いですからね。
集まった。何時でも載貨出来るよう準備もした。飛行機も、もう来てる。そういう場合は〜
という事ですね。
敵対的地域を長躯する事なく、重要地域に進出出来るというのも大事でしょうし。
そして、600tコルヴェットな臼砲が、600番をGetしに来ましたよ。
トルエン丼あたりが、阻止を狙ってそうなので機先を制します。
これも空挺の任務のひとつとか(嘘つけ)
>>600 ゲットオメ。前回のような醜態にならずにようございましたね(w
>599 もう一度On Pointの該当箇所を読み直してみないと分からないのですが
北部戦線はなんか泥縄だったという疑いが。第173は今アフガニスタンに展開中。
シャヒコット渓谷の試練みたいな事態に今なっている可能性が。
C-130は海兵隊に燃料輸送を道路を使ってしていたとキーガンは書いているんですが
C-17は何をしていたのかちょっと不明。これも調べ不足。
#今やっとサンダーランを読み終えました。大尉を除く尉官、つまり中尉と
少尉はほとんど書き方の上で区別されてないのと、SFC(一等軍曹)とfirst sergent
の区別が難しいと言うのが感想。先任軍曹ちゅうのは別に小隊軍曹とか
でてくるし、下士官の階級はいろいろと難しいです。戦車大隊と機械化歩兵大隊
には准士官がほとんどでてこないのも発見でした。整備とかヘリ部隊になら出てくる
んですが。
それと二回目のサンダーランでバグダッド中心街を占領した直後に旅団TOCが
攻撃を受けるのですがこれは本当に原因がイラク側のミサイルなんだろうかと
疑問に思ったり。補給車列についてはScalesでは一つしか走っていなかった
ようになっていたのですが実際には旅団の3個大隊(2個がバグダッド中心街の
戦車大隊、1個がインターチェンジ3箇所を確保している機械化歩兵大隊)ごと
に1つずつあったことも判明。
翌日のA-10の撃墜やパレスティナホテルへの砲撃なども説明されていました。
>600 600tコルヴェット論議はLCSの話が世界の艦船にでてからずっと
続いていますね。
軍団砲兵の扱いがちょっと不明な感じです。
第X軍団の砲兵旅団は閉隊されて、砲兵大隊が存続するみたいです。
一方、空挺軍団の軍団砲兵大隊はHIMARSが引き渡されたという報道がありました。
また、士官の初級課程が変わり、歩兵技能(射撃と野外工作など)を中心とする
訓練期間が2006年から設けられるとのこと。兵の訓練についてはちょっと不明です。
兵科毎に分かれていた課程を統合する意味合いでしょうか。でも、訓練を行う
ところは各学校の所在地に別れているし。
DoDのTransformationサイトにて
6月18日に大西洋はワスプ級バターン艦上で
第22ティルトローター運用試験および評価航空隊のMV-22全8機が運用試験を
行った際の画像が出ています。
#ワスプ級5番艦。
Lans丼おみかぎりねと思ってたら、大綱スレでにははしてた。
>砲兵
UAタイプの戦闘旅団が増えたんで、砲兵大隊が足りなくなったですかね。
HIMARSに関する興味は2点。
・6連装でMARSの半分なわけですが、中隊(MARSでは9基)大隊(同じく27基)の規模は拡大されないのか。
もしくは空挺という事で、中隊6基程度の軽い編制なのか。
・それにしたって、あの弾薬投射量を、空挺のロジで支えるって、すげーな、オイ。
てなところです。
>歩兵技能
まぁ迫撃砲班や防空大隊も市街地パトロールに投入される御時世ですからね。
兵については、初級では、全員歩兵の訓練を受けてると思うんですよ。
陸自の「新入隊員必携」は普通科のコトしか書いて無いですし。(40年くらい前のヤシですが)
M1"ガランド"小銃とかBAR自動銃の時代です(苦笑)
あ、Lans丼ががおしてたのは「戦車は必要なのか」スレですた。
「戦車不要スレ」と呼べないあたりが、軍板の光と闇(意味不明)
ども、ご無沙汰です。
いやぁ、こっちはROMってますが、なかなか書き込むネタがなくて…
最近はWW2北アフリカ戦線を読み漁っているもので…
>戦車不要スレ
そうですな(w
あそこは魔女の鍋と化してますから。
そういえば、こないだ上野で戦国自衛隊を見た後、古本の街で
第4次中東戦争(原書房)を210円でげとしますた。
他にも「コンバット」(白金書房)も入手
あと、そこには戦史叢書「マレー侵攻(地図付)」が3.3Kでありました。
これは譲りますのでROMの方も早いもの勝ちでどうぞ(w
>608 HIMARS装備部隊は3-27FAでこれまでは
http://www.globalsecurity.org/military/agency/army/3-27fa.htm MLRSを装備。一応、キャタピラからタイヤに変わるのでそれなりに
補給の負担は減るのではないかと。でも空挺部隊の軍団砲兵って
ロケット砲兵が必要なのだろうか。しかし、もともとヘリを沢山装備している
師団があり、師団砲兵が105mmだったりするので全般支援には必要なのかも。
<大隊の装備定数
報道は引渡しの式典のみで数が不明。M777牽引式榴弾砲は陸軍ではハワイのSBCT
から始まるみたいですが、HIMARSは海兵隊には入らないんでしょうか。海兵隊の
編制から探れないかとふと思いました。
<歩兵技能
段々陸軍が海兵隊みたいになっていく予感がします。
>610 お久し振りです。最近お客さんがいらしたんですが、ストライカーの
後部上面の画像は結局大丈夫だったんだろうかとちょっと心配です。
<戦車不要スレ あちらでも遊んでいただき恐縮です。
サンダーランに出てくる話の位置付けが良く分からないんですが、ああして
書いてみて冷静になって考えると何となくどういう意味合いで出てきている話
なのかが見当がつくような気がします。勘違いして終わる可能性も高いですが。
<第4次中東戦争 羨ましいです。最後になってアラブ連合軍がゴラン高原に
でてくるんですよね。
<マレー侵攻 上野ですか。どうしよう。
きゅうほう は Lansどん の しょうかん に せいこう した。
まぁソレはソレとして。
そのスレでの話題なんですが、イラクが対地掃射に配した対空機銃は、RPGや携行ATMを持つ
肉薄歩兵の支援用。
つまり戦車から随伴歩兵を引き剥がす目的で配置されたモノと考えられます。
AP弾による対車両戦闘より、HE-I弾による対人射撃を考慮したでしょう。重要なのは射程でしょうね。
戦車不要論に見られる特徴のひとつに、戦車を倒す事のみに傾倒して他を顧みない、てのがありますね。
全てのリソースを投入して戦車さえ倒せば、それだけで"機甲部隊(機械化歩兵含む)"を破れる、と。
実は戦車万能論の一派なんじゃないかな、と思ってみたりみなかったり(どっちだよ)
どうりで歯ごたえのある人が混じってるなぁと思ったら、貴官でしたか(w
せっかくなので、あそこでしばらく遊びますか?
蟹様もきてるようですし…
(というか、もしかして私がみんなを誘引した?)
|iヽ /li
〃 '⌒´`ヽ
Kiミ!|ノノ))))〉
ノ ヘ.|l. ゚ ゚ノ| わたし、誘蛾灯?
((( ⊂I!†iつ
)ノ fく/_|〉
´ し'ノ
FCSの重量制限が緩和?
>614 kojii netですね。JDWの6月27日号に17tから22tへ緩和し、C-130以外の
空輸手段をうんぬんという記事が出ています。
FCSについては、通信関係でもうまくいかずJTRSも予算超過と開発期間超過に
より現在開発を停止中とのこと。
US Armor in Operation 的raqi Freedom?
http://mdb.cast.ru/mdb/1-2005/ac/us_armor/ M1、ブラッドレー、ストライカーのことが触れられています。
主題はM1です。
星条旗紙によると
欧州に2006年よりSBCTが配備されるとのこと
#set to arriveという表現なので新設、改編ではない?
詳細については後ほど発表となっています。
>616 議会の海外戦力再配置委員会ではドイツに1個重旅団を置き続ける
ことを提言していましたが、コア化された形で残るんでしょうか。
#アルマダインターナショナルの空中輸送機関係の記事が転載されている
サイトを見つけました。LAV−Vを運ぶ話と世界各地の次世代輸送機開発の
話が絡めて論じられています。
>欧州に重旅団
軍事的には欧州の経済他の一体化は、重機甲戦力の必要性を下げてはいますが、
重旅団の拘置を提言しているのが、軍ではなく、議会の再配置委員会という所に注目したいです。
やはり政戦略的に考えれば、欧州に重旅団を最低でも1個は欲しいのでしょう。
ロシアの内部は常に流動的ですし…テロや内乱も含め、なにが起こるか判ったもんじゃありません。
場合によっては、ロシア政府からNATOや米に支援要請なんて事態もありえない事ではないと思います。
それを考えると、常備でいくのではないか?と私は推測します。
というか、この旅団そのものが欧州派遣軍の"コア"なんでしょうね。
むっ、また誤解がでる書き方をしてしまいました。後ほど時間があれば
該当のところだけ訳してみます。
議会の委員会の提言では
基本線は東欧に1個重旅団(ローテーション)
古い欧州(こういう言い方していたか忘れました)に1個重旅団 1個SBCT
と言う形だったはず。星条旗紙では欧州と韓国の改編の話がよく出てきますが
一つには欧州と太平洋版を当方が見ているためでもあります。
古い欧州つまりドイツには今4個重旅団が居る(イラク展開してたりしますが)
のをどう本国に帰還させるかという話でもあります。昨年の大統領選期間中、
在郷軍人協会だったかでブッシュ大統領が演説したときは、7万人の帰還という
話でしかなくて具体的にどの部隊がってことはなかったんですが。
しかし、韓国の第8陸軍といい、欧州の第7陸軍といい、実働部隊がどんどん
へっちゃっているような気がします。軍団と師団の境目ばかりでなくて、軍団と
軍の境目も薄れつつあるような気がします。逆に本土にある陸軍はなんか訓練機関
の元締めっぽいような印象しかなくて。
621 :
名無し三等兵:2005/07/11(月) 22:38:57 ID:KF03XF8y
>>513 通りすがりの者ですが、少々補足をさせていただきます。
評価支援隊(通称 第1機械化大隊)についてですが、あくまでも準拠しているのは
陸上自衛隊訓練資料「演習対抗部隊」でして、「自衛隊の中にいるロシア軍」ではあ
りません。したがって、編制や戦術もこの「演習対抗部隊」を根拠にしているため、
米軍等の「敵役部隊」とはだいぶ性格が異なります。
評価支援隊は、富士訓練センター(FTC)における訓練の敵役(対抗部隊)とし
ての役割を担っているのですが、最近は「FTCにおいてシステムによる計数的判断
による客観的な訓練を行う」という設立目的は忘れ去られ、これまでの自衛隊の旧弊
を受け継いだ自己満足に過ぎない訓練を漫然と行うだけの存在に堕落しつつまります。
なお、「赤い五芒星に絡むブラックドラゴン」は、おそらく74式戦車に描かれて
いた物だと思われますが、それは評価支援隊隷下の戦車中隊のマーキングです。評価
支援隊には、他に2個の普通科中隊がありますが、双方の普通科中隊には独自のマー
クは(2005年7月現在)ありません。
とりあえず最低限の部分だけ出しました。
#ブログにコメントスパム。なんか手動で見ているっぽいです。
でもさくさく消しているので悪しからず。一応断わったしいいっしょ。
>621
>「FTCにおいてシステムによる計数的判断による客観的な訓練を行う」という設立目的は忘れ去られ…
すら本当の目的から離れちゃってるよ。。。
>621 お話ありがとうございます。評価支援隊の話はアーマーモデリングの
該当記事だけをネタもとにして書きこんだので詳細は存じませんでした。
演習対抗部隊については、たしかFMにOPFORが軽と重に分かれて編制と戦術が
書かれていたのが相当するのかもと思いました。ロシア語については
レッドスラストスターなどをみていると少なくとも研究する土壌があるという
ことだと思います。
富士で行われる訓練については東富士演習場の市街戦訓練場などが最近
マスコミで取り上げられることが多いように感じます。
ひさびさにOn Point読んだら細かいところを忘れまくっていました。
あと3月26日がいろいろと転換点だった感じです。
CFLCCの中将も、第82空挺を予備から手放したことが最大の決断だった
みたいな発言を引用されてました。
第82空挺は師団本部と1個旅団、第1機甲は2個大隊(1個機械化、1個機甲)
第2機甲騎兵連隊(軽)は3月26日に展開命令を受けて、空輸で1個大隊を4月10日までに
展開。第173旅団は第82空挺の指揮下に入れることも考えてたんでしょうか。
当初の作戦案もあちこちで書かれているんですが今一つはっきりとまとまって
いません。
州兵の改編があちこちの州で報道されています。砲兵から憲兵への改編と
若年人口の多い町への部隊移転などが行われる模様。砲兵から憲兵への転換は
イラク展開前の訓練で既に行っている部隊などもあるとのこと。
#陸軍の規模と海外ローテーションについてランドから報告書でています。
民主党議員が8万名の増員(2万名ずつ4年間)の法案を提出。
臼砲、とんと無頓着だったんですが、こうして皆と語らったログが、事実上料金払わないと閲覧出来なくなるってのは、
確かに嬉しくないハナシです。
と言いつつブログの方から2点。
>F-16C&SBCT
上で陸軍も海兵隊化、みたいなハナシがあったかと思いますが地域統合軍レヴェルで実現する事になるんでしょうか。
>FCS&SBCT
FCSは(英FRESも)装軌式になりそうだというハナシなのですが、さてさて。
>627
FORSCOM(戦力軍?)の段階でF-16C+とSBCTを組み合わせて
戦域軍へ提供する形になるんではないでしょうか。
昨年のJDW12月頃の号に出ていたことがそのごkojii netにて判明。
F-16のほうが空軍州兵であるならば、
アラスカやあるいはペンシルヴァにア州兵などが可能性が
あるかも。ただ、BRAC(国内基地再編)で移転、統合などがあるのでどうかなぁと。
また、陸軍と空軍の統合基地めいた話が出ていましたが、これが影響するのかも
しれません。
<FCSとSBCT
FCSはNLOS-C(視程外-砲)が試射1000発を達成とか言う話です。エクスカリバーの
生産とあわせて自走砲はほぼ2008年からの実験UAに配備されるんではないでしょうか。
ほかについては不明なり。空輸重量制限の問題については22tの枠が外れると言う
話を2chで聞いたんですがこちらはソースを確認できず。
<Randの報告書
第10山岳と第25軽歩兵の各4個BCTをSBCT化すれば部隊のローテーションを
かなり緩和できるなぁと思いました。これはランドの前提として、イラクでは
ある程度の戦場機動性と装甲が求められていることから実際にローテーション
が計画された、投じられた軽と、重+中の組み合わせをもとに計算している
ためです。
SBCTの編制は軽歩兵大隊に車両班を
付けた形なので、車両が使えない場所であるときは軽歩兵として投じれば
良いでしょう。最もアフガニスタンでもハマーや現地車両などで行動している
(これはアメラグの選手が友軍誤射で戦死したときの話で判明)、よほどの
ところで無い限り、車両を後にする必要はないかと。また、部隊の何割かを
ハマー、何割かをストライカーという方法もあるでしょうし。
問題はストライカーが結構高いことでしょうか。1両220万ドルという数字を
最近聞いたけど新聞報道なので実際はどうなのか。
自衛隊もUE-UA方式に再編制しないんですかね?
部隊編制をアメリカと合わせておかないと共同作戦の時困るような。
ペントミックの真似の二の舞になる悪寒
みんな貧乏が悪いんだ・・・
>630 UAは規模が大体3600名から4000名だそうで自衛隊の師団と規模が
近づきます。指揮する旅団長は大佐。大隊長は中佐で、中隊長が大尉。
規模と階級の問題に加えて、自衛隊の師団・旅団はそれぞれ役割が異なり、
機動打撃、海峡防御、沿岸防御、大都市防御、山岳・空中機動など様々です。
UAは一応、軽、空挺、空中強襲、ストライカー、重に別れ、韓国前方駐留と
欧州駐留の1個を除いては外征のため各地に投じられることになっています。
それと、情報・指揮システムとかの問題もあるし。
イラク戦争でも英軍は当初トルコ戦線を担当する予定で、トルコがこれを拒否
した後は、バスラ包囲(攻略)に切り替わっています。海兵隊のMEUが一時的に
英軍の指揮下に入ったことが大々的に報道されていたと思います。
つうことで、米英の関係でも共同作戦はなかなか難しかったんではないかと。
最後に自衛隊は統合運用へ次第に進んでいるって話があるんですが
UE-UAは統合運用として米軍のあり方を前提としている(軍と軍団と師団が存在し
これを2層にするとともに、各軍種間での統合作戦の際の指揮能力を有することを
考えている)ので、そのまま導入するのは難しいかと。
日本の場合は、外征というか海外展開は平和維持、復興支援だけなので
通常戦争を外地で行う国の方法を真似るのはどうだろうなぁと。
日本は師団規模が小さいから師団廃止で、
方面隊(UEy)→UAでよし。
日本の場合、戦域軍というか地域統合軍があって各軍がそれに
戦力を提供する形ではないんですよね。
陸上だけ独自に情報化を進めるとしても、師団があるのとないのとじゃ
またやり方が違うでしょうし。急に指揮系統から一つ階梯抜いても
人事、教育が混乱するだろうし。
>629 考えてみると総花的でもあるなぁと。
州兵旅団の変革を重旅団志向にする、現役重旅団を増設する、現役軽旅団を
装備増強する、どの方向についても検討されています。問題はかかる時間と費用と
政治的負担でしょうけど。
欧州陸軍の第1歩兵師団第3旅団はSBCTへの基地運用引継ぎと後備隊である
と報道されていました。となると、第1歩兵師団第3旅団は欧州で一時閉隊して
米本土で新たに立ち上げる部隊を名称変更するのかも。
タルアファルに第3機甲騎兵連隊を持ってきた理由は
SBCT、RSTA大隊と比較して今後の騎兵偵察の行方を決める材料にする狙いが
あるかも。これに関しては、SBCT-1がサマラへ第4歩兵師団の下で投入された
こともあったことを思い出しました。
RSTA旅団からBattlefield Surveillance旅団へ名称が変更されています。
3ACRがタルアファルを引き継いだとき、2-14Cavでは人数が不足していると
の話が新聞に出ていましたが、これは機甲戦力をどれだけ抱えるべきかという
ことについての見地からの話だったのかも。
5月末くらいから6月一杯はモスル内外でイラク軍の訓練と治安に集中していた
気配ですが、最近シリア国境に2-14Cavを基幹とし1-21InfのB中隊?を加えた
支隊を出張らせているとのこと。海兵隊の指揮下に入っているんでしょうか。
#ナジャフの戦いでの3-7Cavのようにのっぴきならない戦闘に引き込まれる
可能性もあるけども、情報を獲得(捕虜、文書の鹵獲、接触しての敵企図の判断)
するための戦闘という考えがどんだけ有効なのかってことでもあります。
で、捕虜を取るための戦闘を騎兵以外でできるかという問題が。UAの諸兵科連合大隊
や、UAにこれができるなら師団騎兵、軍団騎兵は名称のみ残せばいいという話にも
なるかと。
>>634 自衛隊は何で戦域統合軍作らないんですかね?
単に領土が狭いから?
作るとしたら東日本統合軍(対露)と西日本統合軍(対中朝韓)の二つかな。
>638 冷戦期には、各軍種がそれぞれ対応する米国の各軍との共同作戦を
念頭においていたからというのがよく聞く説明だと思います。
これをさらに発展させて、航空自衛隊は自らの基地を爆撃して
グアム、ハワイ、フィリピン、豪州、NZと撤退して再攻を期し、
海上自衛隊はハワイまで第7艦隊を迎えにゆき、後々には
ハバロフスクやウラジオストックまで出かけることを考え、
陸上自衛隊は北海道の山に立て篭もるというような光景が頭に浮かんだり
しますが。でもこれってどこまで本当なんだか今一つ納得がいきません。
別の説明だと政治が決断すべき領域に統合運用というのは元々あり、各軍が
主体的に推進できる領域ではないという説明もあります。これはどっちかというと
国防関係のコストを低く抑えて貿易立国、商人国家路線でやって高度経済成長と
その後の安定成長に成功した、そのかわり、外交を支えるカードとしての軍事力は
未整備にしておいたという解釈だと思います。
さらに言うと、米軍でも統合運用がやかましく言われるようになったのは
1980年代あたりからではないかと。自衛隊が昨年あたりで誕生50周年という
ことはできてから25年が経ってから統合運用という話が軍事の潮流の中で
出てきたことになります。陸海空の三本立てで始めてからそんだけ時間が経てば
いろいろとその枠内で処理されてそのままのほうがやりやすいというような
ことも多くなっているでしょうし。
Tal Afar, Tall Afar, Tell Afar, Tel Afar このうちTell Afarという
表記はない模様。
第3機甲騎兵連隊はタルアファルの周囲に土堤と堀を作りつつある。
モスルでは陸軍工兵が64kmの土堤を作った。
検問所の迂回させず、武器と内乱者の流入の阻止が目的。
現在タルアファルの一部を内乱者が支配。
連隊長はタルアファルに所在。
#D-9ブルドーザやM9ACEを使っているんでしょうか。SBCTの工兵中隊だけで
モスルの周りに堤を巡らすのはさすがに無理か。
>戦域統合軍
自衛隊の場合、戦力を考えると2正面を戦い抜くことは難しいと思います。
つまり、全体で1戦域軍という感じで考えるべきではないかと…
ただ、南方と北方は基本的な戦略から違うでしょうから
両方の想定は十分にしとかなくてはならんのでしょうが…
>米軍再編
やはり米軍からは「軍団」「師団」の名称自体が完全に無くなるようですね。
ああ、歴史ある師団の名が消えるというのは…かなりさびしいでつ…
さらばアメリカ師団!
血のノルマンディーを雪のアルデンヌを…
そして密林のベトナム、砂漠のイラクを戦い抜いた数々の名を私は永久に忘れないであろう。
<師団名 軍団名
これは軍、軍団、師団、旅団の機能を再統合するのだけど、どの階梯を外して
しまうという考えは毛頭なく、再編の本質的意義に拘って行うという意志を
広報する戦略でUA、UEx、UEyという言葉を導入したのだと思います。
改編されたUAが重旅団戦闘団と名乗るケースがあるのでUAにそのまま番号を
振ることはないのと同様、師団、軍団の名称も残ると思います。
第1軍団が座間に来るときUEx化するのですが、たぶん名称は変わらないと
思います。
>名称
たまたま読んだ、産経新聞にあった米軍改変の解説記事の中に自衛隊の言として
「軍団、師団という名称じたいなくなります」という記述があったんですよ…
たしか、2〜3日前の朝刊だったかなぁ?
あくまでも内実はUEy、UExとして存在するのですが、
意識改革的な意味も込めて旧名称も撤廃するとか…
この記事が正しければ、非公式には残るかもしれませんが、
公式からは無くなる悪寒…
test
>644 産経webで検索してみたところ、相模原補給廠の遊休地返還の記事が
HIT。その部分は識者談話だったのかもしれません。著作権の関係なのか
記事末尾のコメントはデータベースに収録されないことがあります。
<UA UEx UEyの名称
師団も連隊同様に伝統を繋ぐための名称として残るのかもしれません。
今、例えば州兵の第42歩兵師団が5個旅団を配されてバグダッド周辺に
駐留していますが、5個旅団はUExが傘下に入れるUAの数としてあげられ
ているです。ということはイラク駐留のための訓練を受けた州兵師団
本部はUExと同じ機能を果たしているということになると思います。
あともうひとつの線はUnit Manningでしょうか。同一部隊で3年単位で
過ごすことで定着を図る人事制度だそうです。部隊の一体性を向上させる
手段としてその部隊の伝統は役立つと思います。
また、旅団拡張にあたっては、師団内で旅団をそれぞれ増やす方法で
やっていますから、同じ師団の中で親子関係が生じているんではないかと。
>名称
7/19の産経朝刊です。えっと…
日米外務・防衛当局の審議官級協議と平行して行われた制服組の協議で語られたとして
自衛隊:師団や軍団という名称は残すのか?
米軍:それも残さない。師団−軍団−軍を廃止する。陸軍の戦史部門が新しい編成方式の名称を検討している。
と書かれております。また「世界規模で名称が変わる」とも…
ちなみに産経新聞では
UA:旅団戦闘チーム
UEX:拠点司令部
UEY:広域司令部
と訳して紹介してました。
>647 するとCMH(陸軍戦史センター)で決めるのかもしれませんね。
UA改編が終わった旅団は旅団で行くけど、その上の師団から軍までが
大きく名称変更されるって感じでしょうか。
教えて頂いた産経は図書館で調べてみます。
#ベルギーの調達の話はカナダ軍と方向が似ていますが、カナダのMGS調達
の話は最近見ていません。
海兵遠征旅団は2個MEU基幹。LAV-25装備の軽機甲偵察大隊はどうだったか。
陸軍のUAは2個諸兵科連合大隊+RSTA大隊。
SBCTは3個歩兵大隊+RSTA大隊。
憲兵は機動向上UAの下に置かれる。工兵は各UAにもあり。
その他の官庁とは国務省のことだろうか。
<UA改編後の部隊名
今週後半に発表があるとのこと。
NYタイムズの記事では第2騎兵連隊は欧州移転だと推測。となると
欧州に7個目のSBCTは実現せずか。
記事中に師団本部と傘下旅団を同一の駐屯地に置くというくだりが
あることから、師団名称は残るような感じですがどうでしょうか。
ブログのほうに全訳を載せました。
<今月のパンツァー
サマワの復興支援群の詳細な記事が掲載される。このほか、
自衛隊の機甲再編の私案として、74式改造戦闘支援車(イスラエルの
重APC、装甲工兵車両などに類似)を編制内に入れた機甲大隊がでていました。
機甲歩兵の再来でしょうか。歩兵と異なり機甲科の人員で充て、
訓練には銃剣突撃や塹壕掘りなどは含まないそうですが。あくまで機甲の
援護が主体で下車掃討を行わず機甲機動の停滞を防ぐとのこと。
SBCTなんてまともな正規軍に遭遇したらあっという間に全滅する希ガス
>652
だからHBCTがあるわけだろうし。
>652 確かに当初は湾岸危機(イラクによるクウェート占領)時、サウジアラビアへ緊急に展開した82空挺の機甲戦力の不足の指摘と
SBCTの早期投入が結び付けられていましたが、テロとの戦いが課題となるに及んで、SBCTの意義は別な意味合いで取り上げられるように
なりました。 問題はSBCTと遭遇する局面を作り出せるような状況があるかという
ことだと思います。
<陸軍の再配置
第2騎兵連隊は欧州のグラーヘンヴェーア=ホーヘンフェルス=ヴィセルクへ移転。
第1歩兵師団第3旅団がフォートルイスへ帰還し、SBCTへ改編。フォートルイスの3個SBCTは名称を変更、
第2歩兵師団となる。アラスカの第172SBCTはイラクへ8月から展開、
帰還後は第25歩兵師団の傘下旅団となる。
ということで、SBCTは現役6個、州兵1個の合計7個に。
高射学校がフォートブリスからフォートシルへ移転。
砲兵学校とともにnet fire centerとなる。フォートブリス、フォートカーソン
フォートフードは本土帰還する旅団を受け入れつつ名称変更するなどして
それぞれ師団本部が置かれる(ここいらは記憶頼り。DoDのサイトで記者会見
の際に使われたスライドが配られない限り、筆記録から再現しないといけないです。)
多目的航空UAは11個作られ、それぞれ師団の名称を頂く。
軍団がちょっとはっきりしないところがあります。第1軍団と第18空挺軍団は
続くんですが、第5軍団と第3軍団はよく読み返さないとわからない。
第5軍団は軍と統合されると言っているんですが、第3軍団について述べてる
あたりが、筆記録で聞き取れなかった箇所扱いです。
また、43個から48個へ拡張するか否かの決断は2007年度に行うとのこと。
そして2007年?までには本土帰還と再配置の9割が完了する予定。一番最後まで
かかるのはフォートブリス。
ちなみにモジュラーを旅団の名称に入れて説明している部分があるので
HBCTとか、SBCTと今後言い続けるかは不明。Unit of executionという
言葉が第2歩兵師団関係の報道で使われていましたが、これは現れず。
その後陸軍の公式サイトにてフラッシュの地図を発見。
再配置により旅団がどこに配備されるかが書かれています。
軽と重UAについては区別されておらず、SBCTの場合にのみ注記に
その旨書かれています。
11ACRについては、フォートアーウィンにい続けて対抗部隊のまま。
世界各地への展開は可能と書かれています。編制は規格化旅団とは
異なるとのこと。
軍団についてはこの地図では見当たらず。
名称変更(旗と肩章)の流れについてはDoDの記者会見筆記録以外
なさそうです。
ストリーミングビデオでは機甲偵察関係に多少詳しく説明を
割いている感じで説明されていました。RSTAはリスタ、リィスタという
感じで発音されてました。HIMRASとMLRSはちょっとよく聞き取れず。
>647 UEx、UEyの訳。UEyが非戦闘員救出作戦をUExを設けずに行う
こともあるとストリーミングビデオで説明しておりました。師団と軍団、軍
のようにはっきりした上下関係でなく、機能が異なるという感じみたいです。
出典 U.S. Army URL
http://www.army.mil/modularforces/map.htm 筆者 不明 日時 不明 最終更新は(2005年)7月27日
発信地 不明 内容 旅団配置図。
海外
韓国 Camp Red Cloudに第2歩兵師団本部
韓国 Camp Caseyに第2歩兵師団 1個旅団
ドイツ Vilseckに第2騎兵連隊(編制はSBCT)
イタリア ヴィチェンツァに第173空挺旅団
本土
第25歩兵師団
アラスカ州フォートウェインライト、フォートリチャードソンに各1個旅団
ハワイ州スコーフィールドバラックスに3個旅団(うち1個がSBCT)
第2歩兵師団 ワシントン州フォートルイスに3個旅団(3個ともSBCT)
第4歩兵師団 コロラド州フォートカーソンに4個旅団
第1機甲師団 テキサス州フォートブリスに4個旅団
第1騎兵師団 テキサス州フォートフードに4個旅団
第1歩兵師団 カンザス州フォートライリーに3個旅団
ケンタッキー州フォートノックスに1個旅団
第101空中強襲師団 ケンタッキー州フォートキャンベルに4個旅団
第3歩兵師団 ジョージア州フォートスチュアートおよびハンター飛行場に3個旅団
ジョージア州フォートベニングに1個旅団
第10山岳師団 ニューヨーク州フォートドラムに3個旅団 ルイジアナ州フォートポークに1個旅団
第82空挺師団 ノースカロライナ州フォートブラッグに4個旅団
第11機甲騎兵連隊 カリフォルニア州フォートアーウィン(規格化旅団と異なる編制 対抗敵)
第3機甲騎兵連隊 テキサス州フォートフード
>656 ハワイのところが間違ってます。3個は誤りで2個が正しい。
<DoDの記者会見
第1歩兵の欧州からの帰還が今ひとつ不明確なのでフォートライリーに入る
旅団の数がわからなくなり、ついでフォートブリスの第1機甲師団の旅団数が
わからなくなっていました。
それと第101空中強襲師団については盛んに例に引いていたのは何故か
不明なり。航空旅団と師団の機動旅団を自在に組み合わせる例として使いたいのか
、なにか他に意味があるのかわかりませぬ。
もともとBRACの陸軍詳細案の提言部分を読むと、第1機甲師団本部は
フォートブリスへ移転することを計画していることなどが書かれていたのですが
DLしたままで読んでいなかったのです。
ただ、駐屯地毎に旅団を出して安定したローテーションを組むといっても
重3個と軽1個で1個師団のところとか、重3個と、別な駐屯地に軽旅団が1個
分かれている場合があります。フォートフードとフォートブリスはいずれも
重旅団ばかりでまとまっていますが。改編・増設前後で図表にして
纏めるのが良いのかもしれませんが、どうしよう。
658 :
名無し三等兵:2005/08/02(火) 04:54:59 ID:IblGrtIT
659 :
呉の床屋:2005/08/02(火) 09:05:22 ID:QfEIhj0h
みなさんストライカー詳しそうなんで教えて下さい。
車長席に左右2面のデェスプレイがありますが、右のキーボードが下に付いてるのはFBCB2だと思うのですが左のは何なんですか?
660 :
呉の床屋:2005/08/03(水) 03:33:02 ID:JpBaKwz7
ちなみに、
MGとかTV,IR、煙筒とか生えたターレット付きでなくて、
ただの防盾付きMGマウント装備のほうです。
ガナーの左で車体中央の席ですので社長の椅子だとおもう所です
リモコン・ターレット付きはガナー席前にチョット大きめの?ディスプレイがありますよね?
もう一面も左に付いてるようですが、これらは外部画像表示とFBCB2両用なんですかね?
661 :
名無し三等兵:2005/08/03(水) 12:15:40 ID:PeXGlzIQ
662 :
呉の床屋:2005/08/03(水) 13:47:19 ID:JpBaKwz7
そこの「Comminications」のところに五つありますが
1.SINCGARS Radio
2.Raytheon AN/TSQ-158 EPLRS
3.Squad leaders video display terminal
4.FBCB2 Computer (Commander)
5.Navigation GPS
4以外のディスプレイとなれば2か3でしょうね
どうも2っぽい感じですが
http://www.gordon.army.mil/tsmtr/Factsheets/eplrs.pdf 3はどうゆうモンなんだろ?
4を表示するのが2とか3??
なんだか解んなくなってきた・・・
663 :
名無し三等兵:2005/08/03(水) 16:46:37 ID:PeXGlzIQ
>>661 です。素人目には、5かなと思ったんですけど。そこまで詳しい知識持ち合わせてないです。
664 :
呉の床屋:2005/08/03(水) 17:13:12 ID:JpBaKwz7
どうなんでしょ?
GPS自体は小型のものですし・・・
GPSのポジッション・データをディスプレイ上に取り込んで表示することはあるのかも
665 :
名無し三等兵:2005/08/07(日) 11:51:27 ID:a+S+yTTJ
記念に666 get
>658 軍事研究には乗るでしょうけど、自分で纏めないと頭に入らないという
話が。
>659 車体の操縦手後ろのほう、兵員室に後部ランプから入って一番左奥は
分隊長の席らしいです。ディスプレイと各システムとの対応については
知らず。IIRの説明などでわかるところもありますがどうなんでしょうね。
>665 IBCTはかつてはinitial brigade combat team
interim brigade combat teamでSBCTのことを指していましたが
これからはinfantry brigade combat teamへ変わりますね。
>666 666ゲットおめでとうございます。お返事が遅れたのは
お盆と読まねばならない本が溜まっているせいです。dark victoryを
買うべきか考え中です。虚ろなる勝利がどこかにないもんでしょうか。
668 :
名無し三等兵:2005/08/09(火) 00:26:34 ID:MImgn5O5
669 :
名無し三等兵:2005/08/09(火) 00:48:36 ID:MImgn5O5
軍事総合雑誌スレより転載
>そういえば今月の軍研にストライカーの新編制が載ってたけど、なんで小隊の観測手が1人なんだろう?
>小隊無線手が観測助手を兼ねるのだろうか?1人という事は従来のように砲兵からの派遣ではなく小隊固有の人員なのだろうか?
>668 すみませぬ。あとで本で纏まることを期待して立ち読みで済ませています。
先月号、今月号見ました。今月号はストライカー旅団の話。
モスルを101空中強襲師団から引き継いだことの評価や、ストライカーの
車両生産がきわめて順調に進んだことについて選定前から準備は進んで
いたのではという指摘などが面白かったです。
前者については、3個旅団で9個大隊、これにおそらくは砲兵大隊、工兵
大隊もSBCT同様、治安維持・安定支援作戦に投入されていたでしょうから
その合計人数と、SBCTの3個歩兵大隊、1個RSTA大隊、1個砲兵大隊との
合計人数の比較が鍵となりそうです。また、TFオリンピア、TFフリーダム
としてみると、ヘリ、工兵、そして第3機甲騎兵、第25歩兵、第82空挺
などから増強されていた時期もありますし。
使われている資料は一度見たことがあるものなんですが、纏めて、図を
抜き出してひとつにする作業をするかしないかで知識がどれだけ整理されるか
違ってくることに気づかされます。
>669 ありがとうございます。IBCTについてはinterim brigade combat teamの
ときのリファレンスへ繋がっていますね。
>670 編制表は見ました。無線は今個人毎に装備して、車両を中継に使って
ネットに繋がっているのかもしれません。ランドウォーリア実験がどうなるか
にもよるでしょうけど。砲兵や近接航空支援の前線統制を行う要員については
中隊毎までの派遣についてFA誌の砲兵総監退任挨拶で触れていました。
#american soldierを買うべきかどうか考えています。
キーガンは諸兵科連合が低い階梯で実現されている騎兵の砲兵出身という
ことと、陸軍が自分を作り上げたという恩義を指摘していましたが。
海兵隊の戦史はOn Pointを踏まえつつ、海兵隊の独自性について
触れた感じです。開戦までの作戦計画の変遷について触れている箇所あり。
101についてはリック=アトキンソンの本があちこちで褒められています。
SBCT-2からSBCT-3への交代が始まっています。どちらも本隊はまだ
動いていないみたいですが、先遣隊がそれぞれクウェートやフォートルイスに
向かったり、到着したりしています。
イラク国内の各都市をgoogle mapsで探しているんですが、サマワが
難しいです。それらしい都市は見つかったんですが微妙に河川、運河、道路
の走行が地図と異なります。衛星写真撮影と地図作成時点にずれがあるの
かもしれません。
第1騎兵師団のイア・ドラン渓谷の戦いの話を読んでいます。
ジャングルの空き地にヘリで部隊を下ろしてジャングルに向かって陣地を
張るってのは、ヘリの降着帯が空き地であり、守りにくい、
円周陣地の中央に空白を抱えていると陣地が卵の殻みたいに薄くなる、
でも、砲兵と航空支援(スカイレーダーとか空中ロケット砲兵とか)では
相手を圧倒していること。戦闘に至る記述ではジョンソン大統領の
ベトナムへの兵力の投じ方が批判されていたり、取材の中では北ベトナム軍の
連隊長にも取材していることなどが目を引きます。書かれたのは1990年代の
半ばくらい。
BRAC委員会の投票が進んでいます。SBCT関係ではアラスカのアイルソン航空基地に
ついて見直しがあり、空中給油部隊のほかF-16部隊が残ることに。
マコードとフォートルイスの統合はそのまま通ったと報道されていますが
その統合の中身については依然調べていません。
イラク関連は撤退か増派かあちこちで議論があります。新聞のコラムニストで
もいろいろ言っている人がいます。世論調査の数字も記事になっていますが
来年の中間選挙やブッシュ大統領の任期が視野に入っているせいで政治と
関わる話になってきている気配がします。
イラク駐留兵力の規模については海兵隊と陸軍のローテーションを
纏めてあるところが少ないのでちょっと不便です。また、戦闘部隊の
交代のみ出てくるので支援集団とか支援群の話はなかなか追いにくいです。
ストライカーを餌にテロ屋どもを釣って皆殺したぁ粋なことしやがる
>674
狙撃チームあるいは降車監視所がかなり長い間、独立して街中で行動する
らしいことに驚きました。12時間内乱者が不在の間に交差点を見渡す家屋の
屋上に潜み、ストライカー装甲車が来るまで単独で待つと解釈すると
いろいろと面白いです。北アイルランドでSASも街中でかなりの長期間
潜む事があるそうですが。
いま、新聞に出せるのは内乱側が対応し、それに対して米軍も新手を
行き渡らせることができたということかもしれません。
内乱側の対応したらしき節は8月中旬だったか、海兵隊予備役の狙撃
チームが孤立して損害を出したという話と、ついこないだの特殊部隊
陣地が仕掛け爆弾により損害を出した話あたりが怪しいです。
もうひとつ驚いたのはRawahが意外にもシリア国境からバグダッドへかなり
行ったところにあることです。実質的には北部から中西部への増援なのかも。
なんか1ヶ月半ぶりです。
とは言え、この間培ったネタがあるわけでもなく(夏休みなんて、有って無いようなモノですた ;_;)
某所でIBCT(歩兵旅団戦闘団)までも2個戦闘大隊と1個偵察大隊なのは大丈夫なんか?とか、
そーゆー話をしてたです。
「捜し出して喰らいつく」な運用は、軽歩兵旅団には辛いんではないか?とか。
軽歩兵の取り得である、領域制圧能力は十分なのか、とか。
軽歩兵は、その特性上、3単位欲しいところですが、さりとて3個戦闘大隊+1個偵察大隊では
緊急展開時の所要ワークロードが基準を満たせない、というコトでしょうケド。
まぁ一方には第2軽装甲騎兵連隊の実績はあるわけですが。
MGS小隊が4輌編制になってるようで。
裏切り者〜!(謎)
>676
<夏休み
お疲れ様です。イラク戦争関係の本を4,5冊読んだのですがよく
分からない点が続出でした。ルメイラ油田を占領する必要がどんだけ
あったのかとかなんか微妙に分からなくなったり。海兵隊が素直に
ナシリアに突進して囲んでたほうが良かったんじゃとか思っています。
それと4月の上旬バグダッドへの突進中にカルバラの市街地東側を
突破しようとした旅団がてこずったという話はサンダーランの不発例
なのかもしれません。詳細は全然ないんですが。
<MGS小隊が4両編制
そんな話があるとは知りませんでした。第2機甲騎兵連隊の編制でしょうか。
<IBCTの編制
SBCTは3個歩兵大隊+1個偵察大隊なのに、歩兵旅団戦闘団は2個なんですよね。
SBCTを作るときに歩兵大隊を3個にするか、2個にするかは論議があったようです。
結局1個大隊を新設して3個にしたとか。
偵察大隊は実際にはガントラックを装備した戦闘大隊として使われるように
なるのではないかと思いますので2個と1個(−)で、大隊の下で中隊を組み替
えて3個戦闘部隊を作るんではないでしょうか。
<軽歩兵の特性上三単位欲しい
これがちょっと分かりませぬ。旅団内に戦闘大隊が3つ欲しい
ということですよね。1個大隊で基地警備とか地元勢力を訓練、
1個大隊から即応中隊を準備して待機、1個大隊で街中で包囲捜索
ということでしょうか。
現在深度899フィート、安全深度突破のため浮上を命ずる
至急、ガンマウントシステムの安定化を!
・3単位の基本
3単位運用の基本は、主攻、助攻、予備。
2個だと、助攻もしくは予備が薄くなる心配があります。
助攻が軽ければ、敵を拘束しきれずに敵の逆襲を招きやすくなりますし、
予備が薄ければ、突破前進における超越すべき後続が…
また、敵逆襲に対するにも予備は重要です。
また、偵察部隊(重武装の戦闘偵察隊を含む)は敵状況の把握、
そして部隊側面の防護に必須です。
よって、偵察部隊を増強し、通常の戦闘部隊として拘置してしまうと、
これまた不具合が…
と言う事で、軽歩兵に限らず、単独で戦闘部隊として完結するレベルの組織は最低3単位を望みますが…
2単位かぁ…WW2の独師団が、それで苦労してたんだよなぁ…
地域制圧に関しても、部隊のローテーションを考えれば3単位欲しいものなぁ…
それとも、IBCTは単体統合運用を基本とし、3個IBCTでの展開を基本と考えるなら…
それはアリなのかもしれない…とかも思ったりはしますが…
ローテーションも指揮下部隊の展開速度があがれば、2交代でもなんとかなるか…
それか常時2個大隊を展開させ、貴下の中隊ローテーションでまかなう方法もありますし…
(旧ソ連のWW2時代の部隊が足りない時期の編成運用例を考えれば…)
うーん、そっちの考えなのか?2単位
>680
結局、どの単位でも一つ上の階梯の指揮官が二つ部隊を並べておいて
予備として一つ部隊を別に置いて置くと便利というか、予備をいつ投じるか
が指揮の一部なんだということだと思います。
この点からすると、師団偵察大隊というのは師団長の手駒でありながら
旅団規模でなく、大隊規模となっているのが不思議です。
あともう一つは地域制圧というか支援安定作戦では偵察というのが
どの程度意味があるのかということです。戦場捜索旅団のように
国境沿いでUAVを飛ばして密輸業者を追跡するとかなら専門化していて
意味がわかるんですが。歩兵の任務と騎兵の任務が区別つけがたい
状況になるんじゃないでしょうか。
<SBCTの3個単位
第2歩兵師団は韓国に重旅団1個、本土西海岸フォートルイスに3個SBCTと
なっています。これは将来的には韓国へローテーションで緊急展開する
担当を旅団で回す体制なのかも。アラスカとハワイにもそれぞれ
1個ずつできるので、これも計算にいれると5個で輪番制でやっていくん
でしょうか。
<部隊周期と3年制任期
これは毎年の新規入隊者の配置が各兵科によりある程度駐屯地が決まる
ということかも。どの駐屯地でも常に1個旅団が建設途上にあるかというと
駐屯地によって旅団数が異なるため。ただ、MOSとかをみるとかなり細かくて
MGSの砲手、車長とか細かく決まっています。これはどこで教育を受けるのか
とかも関係しそうなので一概には言えないか。
<第555機動向上旅団(暫定)
憲兵中隊とかがつくはずなんですが、それまでの暫定的な編成という
意味合いかも。
>681
>この点からすると、師団偵察大隊というのは師団長の手駒でありながら
旅団規模でなく、大隊規模となっているのが不思議です。
これは、あくまでも師団偵察大隊は戦闘偵察部隊であり、近接戦闘部隊ではないし、そのような使い方は本来の運用ではない。
という事なのでしょう。その戦闘偵察任務であれば、近接戦闘部隊の規模はいらないと・・・
(だって、その規模があったら、戦闘偵察というより本来の攻撃任務の規模になってしまいますがな(w
でも、WW2独軍なんかの場合、装甲捜索大隊は師団最後の予備兵力とされる場合も多かったとか…
(WW2独擲弾兵師団のフュージリア大隊も、本来の偵察部隊というよりは、師団予備戦力としての運用が主だったらしいですが…)
(まあ、末期は防衛一辺倒ですからね、特に擲弾兵師団とかは…(泣
なんか、最近の米軍改編案と末期の独軍の編制を見比べると…ちょっと面白いなぁとか最近思います。
独軍の内包していた弱点まで継承しなけりゃいいんですがね…(謎
>683 失礼しました。
http://ohnishi.livedoor.biz/archives/50042130.html こちらがネタもとです。ニューオルリンズのある街角を会社からストリーミング放映
しており、そのキャプチャーらしいです。
>684
<師団長の手駒
師団長は旅団長に大隊の采配まで言えないというか言いにくいのかもしれません。
また、ある旅団から別な旅団に大隊を引き抜いてくっつけるのもやりにくい
のかも。そして、旅団では十分すぎ、大隊を使いたい場合もあるということ
ではないでしょうか。
ということで、自分が好きに使える大隊で、しかも砲戦車歩兵が
ある程度そろっていると便利だという感じなんだと思います。
ただ、こういう使い方が出てきたのと、騎兵という名前と結びついたのは
どうも戦車の誕生あたり以降のような気がします。
偵察のための専門部隊というか、ある目的のためにのみ存在し、別な目的には
使う事を予定していない部隊というのは意外と新しいのかも。
選挙終りましたな。
偵察部隊はその特性上、騎馬の時代以降も自動車化/機械化率が高く、機動力があります。
予備戦力としても、この特性は有用なわけです。
旅団/連隊規模でなく大隊規模だったのは、装備と訓練に金と手間がかかるスペシャルな部隊ゆえ。
陸自旧管区隊(師団)では、機械化装備の乏しさゆえ師団偵察は中隊規模に甘んじましたし、現師団(実質旅団)は
純然たる斥候部隊となっています。
今後は普通化連隊中のLAMV(軽装甲機動車)装備中隊が先遣中隊的任務にあたると言われてますんで、
これが(師団長でなく連隊長下ですが)軽装甲騎兵の役割を受持つコトになるでしょうか。
ちょいと前の米軍師団の場合は、航空旅団という視点で見るべきでしょうが、こりゃアメ限定の話ですな。
>軽歩兵と3単位
上の編制だと、旅団規模でなくて、分割された大隊規模の戦闘になっちゃうんですよね。
一方で捜索というか情報収集能力が高く、それは軽装備部隊にとっては死活的に重要なワケですが、
軽歩兵を蹴散らすような相手がいる地域に、軽歩兵を単独で派遣するコト自体がアレなわけです。
低烈度紛争における、ゲリラやテロリスト(あるいは対麻薬作戦における犯罪者)の捜索追跡のようなモノを
重視したというトコロなんでしょうけど、そうしたレヴェルの捜索/偵察能力は>681氏も御指摘の通り
軽騎兵も軽歩兵も大差無いわけで。
混成して3大隊運用にするには、砲兵が対応してないですし、偵察大隊だって3個中隊中1個は降車偵察だし( ̄- ̄
>686
グアムにおける空軍の増強振りが報道されていました。これと軽歩兵や
空挺旅団の太平洋縁での配置を見ると軽歩兵でも地形によっては空軍や
海軍の支援を受けつつも、地上では単独で機甲戦力と対峙したりする
んでしょうか。海兵旅団やMEUなどはイラク戦争後には一層機甲化を進める
んだろうかってのもちょっと知りたかったり。
モスルを占領するために軽偵察大隊(LAV-25など装備)3個を集めて
任務部隊を作ったという話が本に出てきました。実際にはモスルでなく
ティクリートに向かったそうですが。
>687
これは米陸軍の機甲学校のサイトにあったIBCTの編制案だったと思います。
そういや、最近MGS関係の話が余り見ていません。どうなっているのかな。
装甲はMBTとは比較にならずとも2両ずつで全周を警戒し、これを2組で
射撃と運動をさせて機動するっていう形だったんでしょうか。もっとも3両で
戦車小隊となっている編制もありますし一概には言えないかも。
>>687>>688 軍事研究9月号ではMGS小隊は3輌編成になってますね。
それと騎兵大隊は偵察、情報収集の方に重きをおくようです。
今月の軍事研究を読みました。United DefenseがBAEに買収されてNLOS-Cの
メーカーがBAEに変わっていました。
んで、半島雷轟作戦については韓国のソウル郊外を足場にしている設定
でしたが、果たして地上戦力を投じて作戦をする下地が韓国に今後存在するのか
がちょっと疑問でした。かといってボスニア、セルビアがらみでアドリア海から
サラエボ打通では読者の興味を引かないし、中東でイラクから手を広げて
シリアやイランに行くとは思えないしで北朝鮮が選ばれたんだろうか。
また、陸上自衛隊の師団・旅団編制についての記事が面白かったです。
旅団や師団の支援組織は実際には災害救援や海外派遣で実働している
でしょうけど、確かに能力をこれだと出された機会は無かったかも。
また、中央即応集団については北部方面隊あたりにできるんではという
話の記事があったように思います。化学防護中隊が加わるとはいえ、
他の長官直轄部隊と同様に東部方面隊に隷属するんだろうか。これについては
はっきり書かれていませんでした。そして統合運用が導入されることで
方面隊が廃止され、野戦司令部が複数作られるのではないかという観測が
出ていました。これは国際貢献などでは北部から2つ、東北から1つ、中部から2つ
という感じで東部を飛ばしてイラクに出している感じだったのですが
どうなんだろう。ネットワーク化と絡んでまだまだいろんな要素が絡みそうです。
>689 斥候主体で敵に忍び寄って観察してあとは連絡してという形に
なるらしいんですが、これって斥候はできても旅団長の機甲予備としての
能力は期待できないですよね。FCSのUA旅団では諸兵科連合大隊は3つ。
ですが、軽歩兵旅団は歩兵大隊2個でSBCTで3個。実は歩兵は結構希少なん
かも?
<新オメガの載っている雑誌にて
東富士の市街戦訓練場の建造物のうち3棟が公開。東富士ハイツ、それから
レストランとスーパー(それぞれ名称がコンクリにゴシック体で刻んで
ありましたが失念)。スーパーの入り口はベニヤで大きさを自由に変えられる
みたいです。
<AERAにて
金武町(きんちょう)の市街戦射撃訓練場の写真が出てました。
訓練塔から200mの距離にある建物内外の目標を狙撃する訓練施設がある
という話が面白かった。星条旗紙に代替施設を日本側の予算で作る
というのが出ています。
>>690 >旅団長の機甲予備としての能力は期待できない
それと敵の戦線の綻びを探して突破し後続の部隊に路を開く威力偵察任務も考慮する必要が無い、
と米軍が考えているのでしょう。
>実は歩兵は結構希少なんかも?
歩兵の希望者が減ってきているのはありますね。
普通、軍隊に入隊する動機は退役後の就職、進学にありますから、
技術の身につかない歩兵はどんどん倦厭される兵科になるでしょうねぇ。
アンディ・マグナブは歩兵になったんで親父からぶん殴られてたな。
>>693 マクナブ、実際に退職しようとしたとき就職に困ってしまったことが描かれてましたね(w
たしか迫撃砲が使えますとか履歴書に書けるけどという冗談が書いて
ありました。
しかし、これからの歩兵はストライカー装甲車みたいに車に乗りながら
やたらと複雑なボタンが一杯ついた通信装置をいじることになりそう
ですし、ランドウォーリアがうまくいけば一人ひとりが降車しているときも
通信できる環境になるはず。
SBCTや対テロ装備はどうもテロリストではなくアメリカ国民に向ける物のような気がしてきた・・・
そもそもストライカー装甲車なんてRPGを持ってるテロリストにすら対抗できないだろうに、
あんなものに巨費を投じるなんておかしい。
反テロ戦争(と言う名の全体主義)に反対する人間を鎮圧するためのものだろう。
どこを縦読みすればいいですか?
>>697 アメリカでもう一回大規模テロが起きればコード・レッドが発令されて
事実上アメリカは軍政になる。
それに反発する奴はたくさんいるからそいつらを鎮圧するためのものだろう。
アメリカ人は軽火器ぐらいは持ってるからね。
空輸で緊急展開する軽歩兵の装甲化、自動車化という話だったのに
装甲が貧弱だから国内向けというのは、、、
>696 今度のハリケーンでまず救難、災害出動の主体が州や市などで
あったことからわかるように連邦軍の国内出動はなかなか厳しい道のり
であるようです。
ただ、full spectrumとは低烈度紛争よりもさらに幅広いところから
対応する概念であるので国内に出動しないことを前提とはしていない。
つまり能力としては備えることはできる状態なのでは。
<装甲のRPG対応
これはHEAT弾頭に対応できる装甲を装甲車両の全周に纏わせるのが
今のところ困難であるための現象だと思います。技術が進歩してセラミック
装甲板を追加することで重機関銃までならある程度堪えられるという話に
なっているようですが、HEAT弾は今のところなかなか難しい。また、RPGの
弾頭は榴弾などもあり、信管や安全装置も様々で、さらには現地改造なども
されているという話がチェチェン関係ではあります。
<米国民と対テロ
軍自体と軍を使う者との区別ってのがされつつあるように思います。
従って、イラク戦争には反対だが軍は支持するという形があるように
思います。そりゃ、大統領は最高軍司令官ですが、司令官だって誤り
ますし、究極にはブッシュ政権とかネオコンうんぬんに責任をかぶせるのは
これまでの中東政策の流れと中東での軍事力行使を可能にするための様々な
努力を無視している気がします。
また、イラク戦争とアフガニスタン駐留で軍、とりわけ陸軍、現役、州兵が
大きな影響を受けるかというと受けているんだと思いますが、それが
ベトナム戦争直後のような状況になるかはまだ分からないと思います。
最近のイラク大統領やアフガン大統領の米軍に関する発言とか、英軍撤退
の話などを見ても戦力規模の削減の方向が見えているような気がします。
>699 空輸で緊急展開できるのはたぶん1個大隊半くらいの支隊で
できれば偶発事態の発生するであろう地域の受け入れ空港の近くのハブ
まで進出しているのが良いって感じです。C-17の生産がどうなるかってのが
ちょっと分からないけど、次の戦術輸送機の話もあるような。AC-130の
後継機絡みの線からだんだん次期の輸送機の想像図みたいのが出てきています。
ちなみにぜんぜん違う環境と時代背景であることを無視すると
ソヴィエト撤退後のアフガンのナジブラ政権もしばらくは持ったわけだし、
今回はシーア派とクルド人の利害が一致する限りにおいてある種の同盟が
成立しているんでしょう。また、、シーア派とスンニ派の宗教的分裂を和解
させるってのでなく、政治的な妥結に関心があるというような発言が
出ていたりしますから、一応出口へ行く道の構想はあるんではないかと。
今月のPanzer
対戦車障害物の話と電気駆動の話が面白かった。
けど、交流と直流の区別を知らぬ俺には豚に真珠の内容だったか。
たしか高校の物理の教科書くらいで習う内容みたいなんだけど。
おかげでエンジンとかモーターが並んだ回路図みたいな奴の意味が
分からん。
アーマーモデリングはおまけ商法に走る。買わないと内容見れない
ので立ち読みできず。いや買うのが当然なんでしょうけど、読むのは
戦闘団の2ページと実証主義の2ページだけなんだから立ち読みさせてと
わがままなことを思う。
歴史群像でイスラエルのタルドクトリンの話。戦車の開発が優先され
自走砲や歩兵輸送車が揃わなかったゆえにドクトリンが成立したと説明。
イラク軍
大隊階梯では1個大隊しか自立作戦能力を持たぬという発言があったとの
こと。上院、下院の軍事委員会では厳しいやりとりがあったらしい。
10月15日の国民投票のあとは1月30日の選挙後のような、ある種の達成感
とないまぜの穏やかな期間があるだろうか。
新生イラク軍って兵器体系、戦闘序列は米式なんですかね?
目ぼしい兵器ってハンガリーから貰うT-72とUAEが買ってくれるM113ぐらいだべ。
これじゃ米軍がいなくなったら国を守れないよ。航空戦力ゼロだし。
>703
<兵器体系
朝日新聞の連載 カラシニコフ第三部によると小銃はAK-47だそうです。
また、兵器調達関係のニュースが時々でるんですがそれによるとT-72やM113や
BTRなどを装備するか、している模様。イラク側としては米国との協議が行われる
前に大統領が様々な発言をしています。つまり、外交と軍のトップがイラク側と
米国側から出て今後の重装備の供与や国内の米軍の地位、基地の扱いなどについて
話し合いが行われている、いたということではないかと。
米側としてはイラク軍の能力、政府の統治能力、周辺諸国との関係などを
見ながら兵器を供与する方向になるのでは。
<航空戦力
ヨルダンが改良した観測機などやヘリに輸送機ならある模様。
<編制
イラク陸軍は師団が編成されています。訓練、指揮統制、軍政など
については米側の顧問がすみずみまで入っている模様。編制自体は不明
ながら旧フセイン政権自体の残渣はあるものの、米側の影響が強い
といった感じではないかと。師団は第3がタルアファルに投入、第4が
最近師団長がインタビューに出てきましたね。
>705補足
カラシニコフはつい先日連載を終了。第1部は本になって書店に並んでいます。
<イラク軍の創生について
これは韓国軍の建設過程を日本語で追える資料があったらそれが一番近いと
思います。ある程度までは、自衛隊の誕生 などが参考になります。
旧イラク軍が大量に放棄したロシア製兵器も、整備されて再配備されるハズです。
米としても、徐々に自国製品喰いこませて、自分トコの顧客にしたいという願望は(少なくとも一部には)
あるでしょうが、現状ソレは米予算を以って実行する他なく、戦費軽減の必要から、実行不可能でしょう。
定期ほしゅ揚げ
>>707 アメちゃんはそんなことするより、倉庫に眠ってるM113A3に増加装甲でも張り付けて、
イラクに送り出した方が良いんじゃないかしら・・・
s氏のところでFCSネタ。
ゴムキャタで無理無理な作りのものだそうな。
>710 開発原型車が出ているというニュースがありました。
また、パンツァーではXM-8の車体を生かした120mm戦車砲搭載サンダーボルト
(旧FMC、ユナイテッドデフェンス、現BAE)が2号続けてだったか画像が紹介
されてたりします。
共通車体がどうなるかは不明ながら、NLOS-C(自走砲)については
クルーセーダーをキャンセルした後、M109の後継がいずれにせよ必要なはず。
「s氏のところ」ってどこ?キーワードきぼんぬ。
>712 当方も不明なり。warirds jpでないとすると
大砲と装甲の研究のほうでしょうか。検索する楽しみにとっておいて
あります。
715 :
太郎:2005/10/08(土) 20:45:56 ID:???
>714 それはSBCT太郎のところなんでs氏のところじゃないです。
太郎のところはニュースと論文を翻訳するまでであって
その内容について評価したり、分析したり、論じたりするところ
までは到底行っておりませぬ。また、ニュースもできるだけ
網羅するようにしていますが、結構洩れるものもあります。
そして、勲章関係とか人事制度とかはその成立の経緯が
訳すにあたって肝心なことなのに字面だけで訳していますし。
技術関連はきわめて危ういです。
例えば、最近ではCKEMの地上橇滑走試験の話を飛ばしちゃったですね。
SBCTの対戦車火力の可能性はあるんだけどロケットが地上を滑るのに
成功したって意味合いが良く分からんので。
S氏と言えば、PS3の開発キットに手を出したようだ
>712
鳥町のほう
DARPA主催のグランドチャレンジでゴールまでの132マイルの走破に4両が
成功。昨年はスタート地点から7.5マイルまでの走行が最高の成績だった。
ちなみに同時スタートではないので、参加車両はあと1両まだ走っていません。
#自律無人走行車両の実現が近いんだろうか。
本屋で、宮嶋茂樹のサマワ取材の写真集をみる。
これは第一陣の第2師団の取材。軽装甲機動車のシールドに
天馬の部隊章を付けた写真があった。天馬は偵察科を意味すると思うので
おそらく第2師団の偵察隊だと思う。普通科連隊と施設を中心に群を
作ったのだと思っていたけど、偵察からも人を出したのかもしれない。
防衛ハンドブックで師団編制を確認すれば偵察隊なのかどうなのか
はっきりするんだけど先週はあったが今週は店頭から消えており
確認できず。
SBCT-1、第2歩兵師団第3旅団、来年6月にイラク展開へ
任務は北部イラクでの駐留引継ぎになるのかちょっと不明な感じの話が
でています。大規模な即応部隊になるみたいな。
SBCTのイラク駐留は3つで回していくのかも。
また、現在、作戦可能状態にあるSBCTはSBCT-1のみとのこと。
憲法制定国民投票終わる。最近の自爆車爆弾は男性独りが乗っているのでなく
女性の同乗者が乗っている例があるとのこと。
国民投票当日は車の運転禁止令が出た。DoDでタジ(バグダッド北)の
イラク陸軍第9機械化師団長が米陸軍第1機甲師団の旅団長とともに
中継で記者会見。
>>719 折りたたみ式の89Rが写っていたのがあったので偵察の可能性大。
つか、ありとあらゆる部隊から要員を抽出している模様。
オラも血ィ吸われた・・・・・・
>722 小銃のストックまでは気をつけていませんでした。
師団や旅団からでなく、機関、学校などからも人が出ているんかも
しれませんね。
ラムズフェルド韓国からモンゴルへ向かう。韓国では戦時の作戦統制権委譲、
返還について共同声明あり。こないだは砲兵の対砲兵戦の指揮について委譲した
ちゅうような報道記事がありました。
ストライカーについては最近ウェブ上にストライカーの成功について分析する
記事が各サイトで掲載される。POGO、strategypage、Defense dailyなど。
また、最近朝日の国際版はURLを書いたり、米軍の新装備を英語表記のまま
報道するなどしている。検索するのに助かるけどこれは広まるんだろうか。
本屋で軍事研究を立ち読み。
ドイツ連邦軍の成立からその後をざっとみた記事
・兵監という役職名が訳語としていいかもと思った。chief of armorとか
infantry centerの長とかいろいろ言葉が出てくるのだけどこれまでは
機甲総監とか歩兵総監としていた。また、自衛隊の場合は組織としてこの
役職が複数の将官に分けられるであろうとしている下りがあった。という
ことは自衛隊の役職を調べて訳語にできないということか。
日本海海戦での砲照準などについて今出ている本の記述をより進めた内容の記事
・世界の艦船で見かける方の記事。ベクトルの話と測距儀の話がちょっと
分からず。グリーンヴィルやワシントンの衝突のときも似たような機器の仕組み
の解説が出てきたのだけどやはり分からずじまいだった。
韓国から米本土に帰還した第2歩兵師団第2旅団の話の記事
・米陸軍の再編でいまひとつ分からない第1歩兵師団、第101空中強襲師団
と並んで入れ替えの動きの大きい第2歩兵師団の話だった。星条旗紙は
もうちっと丁寧に読むべきと気づかされる。題名で中身を推測して見てる
だけではだめか。
ストライカー旅団については現在3個目の旅団がイラク展開して2ヶ月。
改編が進んでいるであろう第2騎兵連隊についてはちょっと最近見ていない。
725 :
名無し三等兵:2005/10/27(木) 15:02:00 ID:87v/crg1
現在深度813Ft、圧壊予防のため浮上運動開始する
週刊新潮で鈴木宗男の手記の第2回目掲載。
外務省高官の名をあげての行状を綴る。
具体的にどのように外務省キャリアやノンキャリアの間で
情報をとり、彼らがどのような関係でどのように外交政策が
決定されていったかについては伏せている。
また、第1回ででてきた田中真紀子に関する部分については
今回は分かる形ではない模様。
平成12年や7年の外務官僚の話が中心だが、当時の課長級を
扱った部分があり、これは今後の外務事務次官レースへの
影響を狙ったものか。
外務省の凋落、あるいは改革の必要性などが、階級意識の
発生と絡められて論じられている風潮があったように思うけど
現在の姿について、また今後どのような手を外務省に使うか
などについては不明。中川一郎の地盤を取る経緯などについても
まったく無く、外務省関係に絞るのか。
御久し振りに益体の無いハナシでも。
96時間展開とか、C-130前提の空輸性とか、TSVによる高速戦域機動とかに眩まされてしまいますが、
SBCTは、実は2番手というか、後ろ備え的な役割を担うのではないかと思い当たった臼砲なのです。
だからより重いHBCT、逆により軽いIBCTが、2単位で構わないと判断されてるのだろう、と。
敵性重戦力を粉砕する、HBCT投入の後に続いての、"面制圧"に送り込まれるSBCT。
相手の支配を拒絶する、IBCT投入の後に続いての、(よりマシな)装甲火力の提供に投じられるSBCT。
そんなカンジ。
>727 つい先ごろイラク駐留から帰還した第25歩兵師団第1旅団は
第2騎兵連隊へと名前と旗をかえて欧州に行きます。砂漠迷彩でなく
森林迷彩のやつに服も変えるとのことです。
たしかに海外駐留している陸軍だけをみると欧州に展開しているの
より中東(イラク、クウェート)や中央アジア(アフガニスタンと周辺)の
ほうが多いですね。新型迷彩服は砂漠対応の奴もあるのかな。
>729 第9歩兵師団(自動車化)や第2軽機甲連隊などハマー装備の旅団が
担うという方向もあったのかもしれません。ハマーなら空挺降下した
旅団に続いて空輸して合流させるという選択肢もあると思います。
が、実際には、非線形というか正面のない戦争で、相手も通常戦力でなく
不正規な内乱勢力。装甲をまとい相手の攻撃に備えざるをえないのかも。
Panzer 電気駆動の話が終わってしまう。もっと基礎のところから書いて
くれるとうれしいんだけど、EMTという言葉だけ覚えた。
イスラエルの第4次中東戦争についての記事は面白かった。
週刊新潮 鈴木宗男手記第3回
海外出張した際の会食や国内での料亭での外務官僚との会合などの話が
中心。平成9年とか平成12年の時点の課長で今審議官や局長になっている人のネタを出す。
キルギスの人質解放交渉の経緯について末尾で触れて次回に続く模様。
北方領土絡みについて、イスラエルからロシア情報うんぬんのくだりが出てきたが
これは続くんだろうか。外務省と鈴木宗男の話は宗男対応マニュアルが秘密指定解除され
本人に渡されたという話が一般紙で報道される。
ほかに松尾元室長の機密費流用事件についても絡めて書いていた。
スタンスが私は外務省のこういうネタを知っている。それを公開して是々非々で
対決していく。ネタの一環を手記で公開する。国会では正すべき点について
質問を大量に準備するという形らしい。基地問題関係についてもまず外務官僚の
人事という点からこの手記では出てくる。
海兵隊のMV-22関係の話が最近軍事研究で目立ってたのですが
これと陸軍の攻撃ヘリの縦深攻撃の関係はどうなんだろうと思い始めました。
水平線の向こうから、従来よりも内陸深く海兵隊を投入できるということは
そのぶん、敵の対空火網に深く突っ込むということではないでしょうか。
FCSについては24tでC-130搭載を要求に入れないことにしたというニュースが
あり。MV-22やCV-22、要するにティルトローター機で運んで垂直包囲という
話がちょっと遠くなったかも。
google printで中世の攻城戦の話など、専門家の著作が無料で検索、閲覧
できるように。他にもいろいろ読める模様。アマゾンで公刊戦史を購入
しなくともgoogleで資料検索できるようになるんだろうか。
>733 以前訳したSinglingの戦いの原典らしい記述を発見
Patton's VanguardのBattle for Singlingの章が非常に似ている。
おそらく原著者の許諾を得てダイジェストにしたのか。
直接戦闘に関わっている記述以外は部分的に端折られている模様。
著作権保護のため閲覧できないページがある。
Ospray社のmen at armsシリーズなども検索に出てくるが
薄い書物ほど閲覧不可のページの影響が大きいかもしれない。
アエラにて佐藤優がインタビューを受けていた。外務省のラスプーチンと
渾名された人、今年には国家の罠を出版。現在執行猶予中で裁判は控訴して
継続とのこと。また、田岡俊次さんによると海兵は沖縄を戦力投射軸にする
のをやめてグアムに移す、日本にはキャンプハンセンの1個MEUのみになる
のではと書いている。在韓米陸軍の1個旅団化に続き、沖縄の1個海兵連隊も
イラク展開により空洞化しているのが常態化すると見ている。
となると、HSVは将来的にはグアム、日本各地だけでなく北東アジアや
東南アジアも結べる能力が望まれるようになるのだろうか。津波救援のときは
タイまでTSVだったかHSVが出向いているけども。
鈴木宗男4回目。キルギスの人質救出交渉はロシア支援委員会がらみで
生き残ったキャリア官僚の勇み足と現地のスペシャリストたる
ノンキャリア官僚に対する足の引っ張りとして描かれる。ロシア関係で
ロシア支援委員会の役割を評価するほか、キャリアの東郷氏を評価。
これまでは他の官僚と違う印象を与える言動を紹介するのが記憶にある
のみだったけど今回はずいぶんはっきりしている。ただ、ロシア支援
委員会は当の本人のポケットに使われていた疑惑があるのだが、外務省に
よる廃止を非難するのはなぜであろうか。
なお、日露海戦100周年で海上自衛隊の東郷三佐(46歳)がグラビアに
ロジェストビンスキー提督の子孫とともに登場。東郷和彦氏との
血縁関係はいかに。
軍事研究。西部方面隊の強化として情報処理、情報関係に部隊が新設
されていること、中央即応集団について田村尚也がとりあげる。
緊急即応連隊については建制に含められていない。予算の分析から
切り込んでいた。空挺団はいつできたんだろう。北部方面隊が強化
された歴史と西部の陣容強化を比較すると面白いかも。対馬警備隊が
あんまりでてこなくなったかな。
石川巌はストライカー旅団の陣容を3個できて2個編成中と正しく
書いていた。これまではなぜ誤っていたのかちょっと不思議。
世界週報の10月11日付けX氏論文、おそらくは米軍国防関係者の筆による
ものが再三引用されている。これは調べればパラメーターかミリタリーレビュー
あたりにあるのかもしれない。世界週報、初耳。知らない事がまだまだ多い。
世界週報の該当論文、米国防関係者からの寄稿で海兵隊の一方的撤退と
日本側の外務と防衛が別々に交渉していること、変革を基地再編ととらえる
姿勢について異議を申し立てる内容。自衛隊草創期のGHQ側の担当者と
同様の不満を感じているのかもしれない。或いは、英軍がマルタやディエゴ
ガルシアから撤退したのと同じものを見ているのだろうか。
高速輸送艦の話は、米軍のグアム移転にともない高速輸送力を増強する
ことで力の空白が生じるのを避ける動きとも。となると乗り手の米軍が
どのような艦船を望むかで大きく左右されるのだろうか。
世界週報の最新号で、TRADOC、CALLと陸自イラク派遣の話が絡めて紹介
されている。米陸軍の日本担当外事将校が写真つきで紹介されている。
その談話紹介によると今では陸上自衛隊がCALLを見れるようになったとのこと。
別な人は陸自から要請があるたびにCALLをみて情報を伝えていたとの話も
している。
738 :
名無し三等兵:2005/11/16(水) 11:03:47 ID:k2nKqXta
昨晩の報道ステーションで、ワシントン州フォートルイスのSBCT登場age!
番組自体は自衛隊(富士教導隊?)のワシントン州での共同演習(市街戦)がテーマで
例によって取材VTR後の左巻き二人組のコメントが失笑ものだった。
ナレーションで「戦車並の戦闘能力を持った、最新鋭の・・・」と
鳥篭の中の人が聞いたら激怒するよな事を言うとったwww
が、しかーし、おまけでイラクから帰還した25IDSBCTのセレモニー取材有り。
戦死22名、負傷者560名で定員3600名からすると損害は、無視できないレベルのよう。
車椅子や障害者も参列し痛々しかった。乙華麗でした。。。
↓関連記事
25歩兵師団第1旅団 来春にドイツへ移動開始
http://vortex.blog2.fc2.com/blog-entry-400.html ストライカー装甲車 クウェートから到着
http://vortex.blog2.fc2.com/blog-entry-396.html 誰かコメントつけてあげてください。漏れは素人なので、気の利いたことが
言えません(苦笑
>>738を
一応25IDとしたけど、2IDだたかもしれん。
最近のトランスフォーメーションで訳ワカメですw
V-22オスプレイが実戦配備開始したようですがスレッドが無いです(泣
では再びROM厨房任務に戻ります。
諸君の健闘を祈る!
>738 陸自はグアムばかりでなくフォートルイスでも訓練してたんですね。
戦死者と負傷者の数については戦死者は32名だったかもしれません(記憶だより。
旅団が1年間イラクに駐留すると大体は100名あたり1名程度戦死者が出る
ようです。激しい戦闘があるとさらに多数の戦死者が出ます。
また、担当する地域によってもこれは変わります。
モスルの基地食堂にて自爆攻撃があって戦死者が出たのも数を
押し上げています。
先月イラクから帰還し、帰還式典や会食会などが報じられていたのは
第25歩兵師団第1旅団でした。
FAmagazineに昨年11月のファルージャ掃討作戦でWP(白燐弾)を
塹壕に撃ち込んだことという記事があることがネット、ブログでの
白燐弾使用批判のソースとなっています。兵科雑誌が引用されて
兵器の使用に批判が浴びせられるとは意外でした。
また、アラブ系のメディアから毒ガスを使用したという批判が
当時あったのですがこれが今回ようやく白燐弾の煙幕のことで
あったことが分かりました。
鈴木宗男5回目
在外勤務中の各種手当について支給額が国民の常識とかけ離れていると
訴え、ソースとして外務官僚が出した著書から引いてくるほか、質問主意書
に対する外務省の回答について不満を示し、さらに今後も質問主意書で
問い質す姿勢を見せる。末尾に家族、娘、妻からの手記掲載に対する批判を
紹介したのがやや面白い。
現役と予備役で歩兵、重、ストライカー、それから支援の旅団5型
航空、火力、偵察捜索目標捕捉(→戦場捜索)、維持、機動拡張で
それぞれ数を比較すると面白いかも。
週刊文春に鈴木宗男と佐藤主任分析官の対談掲載
起訴されたのはディーゼル発電所でもムネオハウスでもないとのこと。
また、週刊朝日には鈴木宗男を上杉隆が取材する形なのか
二島先行返還論が現実的だという主張が載る。田中真紀子についての
上杉隆の書いてきたことを思うと面白い組み合わせ。
新潮の連載は獄中で書き溜めたノートがもとになっているのだろうか。
また、新潮の手記についての佐藤の見方、補足が対談ではされていた。
モスルで11月19日に内乱勢力との戦闘があった模様。詳細は不明。
昨日報道されていた
モスルにてザカウィ容疑者の可能性がある内乱勢力を包囲し
数名を拘束、数名が自爆したというニュースと関連があるんだろうか。
>745 情報ありがとうございます。
バッファローですね。たしか設計陣・開発陣には
南アフリカから来た人がいるとか聞いたことがあります。
不発弾処理とか爆弾捜索をやるそうですね。最近何か雑誌で
結構詳しい内容のがありました。
今年の初めか半ばあたりに結構報道記事が流れた時期が
ありました。今回のはその続報にあたるのかな。順調に導入が
進んでいるようですね。
今週の週刊誌にて
タジキスタンの人質解放交渉について中山元参与が出版した本でも
鈴木宗男が書いているのと同じような見方が出ているとのこと。
週刊文春は
日露首脳会談で成果が上がらなかったのは領土問題でのロシア側の
シグナルを日本側官僚が受け止められずそれを政治家に上げることが
できなかったこと、官僚で対露政策の中心にいるロシア課長が
四島一括返還論を国内では唱える文書を作成しつつも、対外では融和的な姿勢であるなど
総じてぶれがあること、そして小泉政権に対する会談の場等での外務省からの支援が不十分で
あると指摘する。
対談形式になってから、宗男の人名をあげての話と佐藤の政策の
流れの話が交互に出てくるようになったかも。
また、今回は袴田教授が外務省の民間ブレーンとして取り上げられ
批判されている面があった。他の週刊誌での談話要旨では
ロシアは原油高を基調として経済が活性化しており、かつてのような
交渉条件ではないとの見方を教授はしている模様。
宗男はロシアではまず領土問題について語る傾向があるのか。
また、二島+αのαの中身は本人としては何を意味しているのだろうか。
アエラではプーチンを取り上げる。官僚組織の上でロシア人の期待する
強い皇帝を演じるのに時折悲哀を感じる、国家への忠誠心のある男として
描かれる。プーチンからのメッセージ云々へのある意味打消し薬か。
また、外務省職員の手当てについて宗男の質問主意書の回答から
取り上げていた。となるとマスコミは談話、インタビューから踏み込んで
鈴木宗男の取り上げるものについて報道するんだろうか。
koji netにも出てたですが、新生イラク機甲師団。
第1旅団が戦車大隊1、機械化歩兵2。第2旅団は戦車大隊2、機械化大隊1で編制開始。
UA編制でないのは予測されたコトなんですけど、第2旅団は件のT-72神77輌で2個大隊を編制する由。
3輌小隊基本の、旧ソ連式(独もそうですが)戦車大隊であると思われます。これは、ちょっと意外ですが、
一国の軍の伝統(というか資産というか慣習というか)は、そうそう変わらないもんだという事でしょうかね。
>748 ハンガリーからT-72が届いたという報道がありました。
イラク陸軍にはかなりフセイン時代の軍人も入隊しているという報道が
あります。内務省軍や国家警備隊由来の部隊などではシーア派や
クルド人政党の私兵が浸透しているという報道がありますが、当初からの
陸軍についてはまた別なのかもしれません。
カテゴリー1の大隊数が6個から1個に減ったとして問題になった
ことがありましたが指揮官の交代やシーア派関係のこともなにか
あったのかも。
ブッシュ大統領、アナポリス海軍兵学校で演説。イラクについての
包括的戦略を発表。
第4歩兵師団の火力旅団(要するに砲兵旅団)は砲兵大隊が固有で二つ
ある事が判明。AUSAの第4歩兵師団に関するスライドで2個大隊になってたんで不思議だったん
ですが、1個大隊あたりMLRS12両で編成している。ソースはFA magazineの
11月・12月号。一般に言われている編制テンプレートでは1個大隊のみで
18両だった。
それとArmorの機甲総監退任挨拶でMGS小隊に少しだけ触れています。
退任挨拶なので格調高いところと、直球的な直截的表現が混じっている
ところと訳し分けられればと思うんだけどそこいらまでこみで訳すのは
難しい。
>738 ネットに落ちていたのを見ました。前回のヤキマでの演習の映像とか
ストライカー旅団取材のやつを使っていましたね。プロデューサーの名前が藤岡信夫。
締めのコメントは朝日新聞でよく見かける論調。まず口に出てくるのが
いつも読んでいる新聞のそれというのはよくあることだと思います。
自衛隊の部隊はVTRでは富士学校の普通科教導連隊と言っていました。
三週間にわたり訓練したとか。使っている交戦装置がMILESとかいったかな、
米軍の奴に見えました。黒い団子状のゴムがところどころに付いているベルト
です。
それと、フォートルイスの市街戦訓練場の読み方が判明。
レシアイタウン、leschi townと呼んでいました。
第25歩兵師団第1旅団の帰還式典で第T軍団司令官の帰還兵士を称える
演説はうまいところを切り取っていたと思います。
世界12月号にて民族の罠 佐藤優
連載の5回目。表紙の米軍再編特集という文句につられて読む。
帰属の確認と返還交渉を分けて行うことを説明している。二島先行返還論
という形ではない。また、東京宣言の解釈について字句を引いて説明。
月刊誌を今後良く読んでさらに考えを纏めるとしているところがある。
袴田教授がどのような対応をするかを待っているらしい。
特集については第\軍団の1994年の廃止以降、陸軍の司令部が格上げ
されるという文脈が出てきた。
週刊誌では新党大地の代表として11月30日に閉会中審査での15分間の
代表質問の様子を2誌が出している。既に出た外務省官僚の接待での行状
やルーブル委員会の話がそれに絡めて蒸し返される。
週刊誌に暴露された話はともかく国会での政党として、公人としての
活動については報道されている模様。
ランドの報告書
ストライカー旅団と軽歩兵旅団の比較でライフルマンの全体員数に対する
比率はどちらも39%。迫撃砲要員(mortar man)も同じくいずれも5%と指摘。
違いはSBCTの場合、軍事情報、工兵、砲兵などが固有であることと、偵察部隊の
陣容が充実している事。軽歩兵旅団には旅団偵察中隊は無く、各大隊の偵察小隊
のみ。
ストライカーのネットワークについても分かりやすい説明あり。
ネットワーク戦(network centric warfare)については極めて肯定的な立場。
>754 OFT(変革局)からの仕事なのである意味当然かも。
FCSが先行き不安になってきたのを見ると、FCSがらみでなくネットワークセントリックで
ストライカーを褒めたところにちょっと面白いものを感じます。
FCSはスパイラル開発(出来たものから配備して現場からフィードバックを
受けて開発に生かす)を盛んに言っていたあたりで事実上修正が入っていたのかも。
問題になるのは自走砲でしょうか。クルーセーダーがキャンセルされたあと、次の
はFCSのなかのNLOS-C(視程外-砲)だったはず。これは空挺砲兵として残るん
だろうか。次のシャヒコット渓谷に備えるために。それともAS-90とかPzH2000
の導入に踏み切るのだろうか。
軍事研究、最初の記事でサマワ宿営地の車両の装甲強化、特にRPG対策として
鳥篭装甲の現地取り付けを提言。
問題はHEAT弾であっても榴弾と同様破片効果があり、車上面に半身を出して
周囲を警戒している人員に危険があるという指摘への対応だと思う。
ストライカー装甲車では車体上面後部ハッチ周囲に土嚢を乗せて補っていた
時期がある。
ハマーの後継車両開発については押さえておらず参考になった。
ついで、戦史解題。朝鮮戦争の地形のその後の経年変化についての話。
高速道路がソウルを中心にネットワークを作っていること、朝鮮戦争と秀吉の戦争での
古戦場の一致、海から来た側の進撃軸の一致などの話。
>>757 そもそも、装輪四駆でRPG攻撃から生き残ろうなんてーのが、虫が良すぎる希ガス
というか、装甲を何とかして生存を選ぶより、引き篭もりと言われようがなんだろうが、
絶対安全じゃなきゃ外に出ない、現地部族を味方につけてパトロールしてもらう、という
「撃たれないための対策」に力を入れて、現にそれで一人の死者も出してないのだから、
それはそれで立派。運がいいだけともいうが、運だけじゃこうはいかない。
他国の軍や現地部族に守ってもらうのが、一国の名誉と責任を背負う軍隊として
許容されるかどうかはまた別問題ではあるが。
現在深度850、ついでに保全age
>759 サマワだけを行動しているわけではないと思います。
自衛隊の車両はクウェートからサマワまでの道路を移動しているはず。
航空自衛隊がナシリア南西のタリル航空基地までC-130で来ているので
こことの往復もあるはず。地元部族との関係がまずあるとしても
その勢力圏外でも行動せざるを得ないという意味では車両の防護というのは
たぶん検討事項になっているのでは。
他国の軍隊に守ってもらうという話については装備と任務の違いってのが
あるかも。現地部族については経済復興の切り札として扱われているの
かもしれません。いずれにせよ、イラクで対内乱活動をするはめでないのは
幸いだと思う。日本の制約でできないことなのだから地元と助け合うのは
ある意味当然ではないでしょうか。
761 :
名無し三等兵:2005/12/23(金) 12:53:47 ID:??? BE:191619836-
世界2006年1月号。民族の罠。連載本来の趣旨が民族主義というか
ナショナリズムから排外主義を除くにはどうすればよいのかという話だった模様。
エトノスというものがナショナリズム以前にあり、それはある実体的な概念
でなく、ある方向への運動を定義づけるものらしい。単にナショナリズムを
退けるだけでは訴求力がないのはなぜかを階級社会において考察。
近代資本主義、市場経済と民族国家は一体化して一つの枠組みをなしており
これを克服、超越する枠組みはまだ無いと言ってる。
また、ムネオマガジンが店頭に並んでいた。松山千春が先頭に出てた。
佐藤優も寄稿。
AUSAの午餐会演説をやっと訳し終える。ジョン=マーサ議員の質疑応答と
表明文はどうすべきか迷っている。質疑応答は砕けているので意味を補って
訳すことになり誤訳の危険性が高くなる。海兵であるからその視点が
入っているのは良いんだけど。
ここのスレ住人はとっくに知ってるかもしれんが。
ttp://www.kojii.net/news/news051223.html ストライカー NBC 偵察車に続いて、ストライカー MGS (Mobile Gun System) の低率初期生産分 2 両が納入された。
全部で 72 両を調達する計画。105mm 砲装備の砲搭と、105mm 砲弾 18 発、12.7mm 機関銃弾 400 発、7.62mm
機関銃弾 4,000 発を搭載する。
763 :
名無し三等兵:2005/12/24(土) 08:32:27 ID:??? BE:340656184-
764 :
名無し三等兵:2005/12/24(土) 22:40:53 ID:??? BE:596148487-
john murthaはそれなりに発言内容を知りたい人がいるのかなぁ。
どうしよう。訳せそうなら訳してみますが、載らなかったら
それまでよということに。たしか上院だったか下院だったかのサイトに
事務所別のディレクトリがあってそこに声明文が12月上旬付けで出てたはず。
765 :
名無し三等兵:2005/12/25(日) 00:12:38 ID:??? BE:191620229-
>最新は12月14日付の声明文かな。マケイン議員の立場もあわせて紹介すべきか。
民主党の党内でも立場は色々あるんですよね。ヒラリーはどうだったかな、
模様眺めっぽいんだったかな。
766 :
名無し三等兵:2005/12/26(月) 13:35:46 ID:??? BE:670667279-
>765 マケインは上院議員。サイトは尋問関係の教範の話が多いが、
イラク戦争についての立場表明のようなものは見当たらない。
ジョン=マーサは下院議員。同僚議員宛の手紙が掲載されているので
これを訳し始める。これに関して下院軍事委員会の議事録を探すけど
ない。が、音声は公式サイトで公開されている。どっかに議事録は
あるんだろうなぁ。
767 :
名無し三等兵:2005/12/26(月) 13:37:42 ID:??? BE:383238094-
ちなみにマケインは共和党。ベトナム戦争では撃墜され捕虜の経験あり。
マーサはペンシルヴァニア選出の民主党。海兵。
768 :
名無し三等兵:2005/12/28(水) 06:51:10 ID:??? BE:255492746-
パンツァー 米陸軍の組織と装備を振り返る記事。
エイブラムスについてあたりの話と第2次世界大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争
での急激な拡充とその後の市民軍としての解体という話が面白かった。
大規模な地上戦をやる場合、総員数に占める歩兵戦力の割合をペントミックから
ベトナムに至るまで算出。また、師団スライスの話がちょっと出てきた。
後半はIBCTがはじめはストライカー装甲車装備の旅団で、今では歩兵旅団戦闘団
の略語になっているのが削られているのか、写真キャプションと本文でまちまち
になりたぶん意味が通らない構成。イラク戦争については6個師団としていた。英国1個、
米海兵1個と1個旅団、米陸軍第三歩兵、第101空中強襲、第82空挺1個旅団、第173空挺旅団
で5個くらいだと思うけど。サンダーランについては批判的。また、末尾の現在の編制
については規格化旅団が増設された状態を反映していないように思える。
したがって年代が2003年前後なのでは。
装備の記事ではナイトシステムが詳しく書かれていた。
また、ドイツの新型歩兵戦闘車がそろそろ姿を見せるみたいな
記事があった。
モデルグラフィックス 滝沢聖峰の傭兵物が面白い。通して読まないと筋が
まるっきり分からないけど。
ヴィンランドサガ アフタヌーンへ移籍。表紙を飾り巻頭に置かれる。
769 :
名無し三等兵:2005/12/28(水) 08:45:52 ID:??? BE:319365656-
>768 旅団中心への改編については補給の面から前方支援大隊を解体して
各戦闘大隊に中隊として付けることに疑問を呈していた。例として軍楽隊40名を
10名ずつばらすとバンドとして機能しなくなることをあげる。
パンツァーは雰囲気とノリで記事書いちゃうからなー。
誤字脱字は当たり前、単位の表記ミスぐらいは脳内変換できるけど、
数字を中途半端に間違えられるとちょっと痛い。あと、いいかげんに
3.5世代戦車の装甲なのに被弾径始にこだわるのはやめて欲しいとか。
いろいろ不満はあるけどまぁしかし、魂の方向性としては好きな雑誌なんだけどね。
提供される情報の信頼性は低いけどw
771 :
名無し三等兵:2005/12/28(水) 21:59:25 ID:??? BE:212910645-
>770 グランドパワーとの住み分けの問題があるけど、基本的には演習で動いている
戦車を綺麗に撮ることがまずあるんだと思います。装甲と砲弾については
たぶんライターで一番詳しい人がグランドパワーで書いているのでどっちか
というと弱目でも構わないのかもしれません。藤井久の話は前回のサマワ駐屯地へ
送った部隊の奴も面白かった。それと林磐男が書くのも嬉しいですし。
772 :
名無し三等兵:2005/12/29(木) 17:34:13 ID:??? BE:670667279-
なんか11月かそこいらから米陸軍が疲弊している、いろんな計画で変更の
動きがあるみたいな報道が増えた気がする。理由は不明。特にそういうのだけ
検索しているわけでもないんですが。
773 :
名無し三等兵:2006/01/01(日) 08:40:11 ID:??? BE:766476498-
新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
最近は翻訳もあんまししないでlegion arenaというPCゲームを
してます。デモ版が面白いんで日本語版が出てくれないかなぁとおもいつつ
書籍はなんかアメリカの歩兵がバズーカと対戦車砲で頑張ってドイツの戦車を
撃退する話を読んでいます。大変細かいんだけど図版と地図が不足。メモを
とらないと何をやってんだが良く分からない話の連続。地形の話が面白いです。
くぼんでる道と広い道が平行して走ってるとかそういうのが本文ででてきて、
図版を見てどの道がそれなのか良く考えないと分からないとかそういう具合。
あけましておめっとさんです。
イラク状勢は悲観論の一方で、イラク軍や治安部隊の練成も軌道に乗り、物質的戦力については
明りが見えつつあると考えてます。
結局のところ、新生イラクの未来派、国民の選択に拠るしかないわけですから、米の出口戦略は
そこら辺にかかってくるでしょう。
イラクが日本並の親米(あるいは従米^^;)国になるというのは、楽観にすぎますし。
>P誌
独プーマ戦闘兵車の記事あたりをぱらぱらと見てたんですが・・・
一瞬、BT戦車に見えた(笑)
775 :
名無し三等兵:2006/01/01(日) 19:29:00 ID:??? BE:127746162-
>774 シーア派とクルド人の政権に治安部隊の活動がどうなるか次第
であって、米国単独の取り組みではどうにもならない状況ということも
ありえるんでしょうか。。米側の政策目標として治安を守れる政権の確立というのをあげるならば
どうなんだろうなぁ、バグダッドを抱える米第3歩兵師団長が記者会見で
敵の攻撃で成功するものの率が低下したと言っていたそうですけど。
また、対内乱ばかりでなく、隣国シリアには機甲部隊が沢山あることになってたり
しますし、その点では旧東側諸国からのT-72やBMPだけで今後も行くのか、
米国から重戦闘車両の供給を求めるかなども、イラク側の政治家あたりからは
話があるみたいですが良く分からない。
776 :
名無し三等兵:2006/01/04(水) 23:12:31 ID:??? BE:212910454-
冬休みにつき保守レス。
マコード空軍基地とフォートルイス陸軍基地の統合についての話が出る。
ストライカー関係の旅団改編はこれまでどおり進行中。
160SAORの一部部隊がフォートルイスに2006年に来る。
777 :
名無し三等兵:2006/01/06(金) 11:18:15 ID:??? BE:574857869-
FRES(イギリスの即応用多目的車両計画)でヘグランドの車両を試験購入する
という報道あり。DoDでHIMARSの契約の話が出る。数量不明。
維持レス。タルアファルの墜落の続報は暫く掛かるのかも。
1個機甲旅団あたりのエイブラムスは60両、ブラッドレーが125両という
話が報道される。RSTA大隊のブラッドレーを考えても明らかにブラッドレーが
多い。騎兵戦闘車両としてのブラッドレーが復活したとしても機械化歩兵が
随分増している可能性があり。
ん、圧縮あったんだね。
現在、海底深度は765m。本艦の深度は747m。海底激突まであと18m。危ねェw
緊急保守age浮上!
>780 有難うございます。
ヘリ墜落の戦死者の氏名が公表される。サマラ、タルアファル、ラマディ
モスルなどは相変わらず良くニュースに出てきています。Rawahが最近
見かけていないかも。カイムはどうだったか。
カカオ祭りのため保守。
ヘリは搭乗していた12名のうち4名はヘリのパイロットなど
そのほか4名は第3機甲騎兵連隊、第3軍団支援集団、最後の4名は民間人
ということでDoDからの発表は無し。
米海軍が2007年から河川大隊3個、総計36隻をイラクへ送るとのこと。
チグリス、ユーフラテスの警備に従事。
アメちゃんの河川部隊きたーヽ(´ー`)ノー
>781 モスルでOH-58が1機、撃墜される。目撃談では重機関銃の発射音が
墜落当時聞こえたとのこと(軍経験者)。イラク警察が銃撃を受けた現場上空を
飛行中だったらしい。
#タルアファルは夜間、2機編隊で飛んでいるとき。
今回は昼間。複数の発射音がしたという話があり。
#SBCT-1が駐留していたときOH-58Dがティグリス川に墜落。捜索で
二次遭難、捜索現場を警戒していたストライカーが攻撃を受けるなどの
連鎖が生じたことあり。
軍事研究 韓国と米国の今後について石川巌。ローレス国防次官の日本、
韓国との交渉を総合してみる必要性について、また言動を韓国紙で紹介
されたところから引用していた。戦略的柔軟性strategic flexibility
という語が紹介されたほか、韓国の今後について韓国、日本言論人の見解
を紹介。
巻頭言ではアセアン、アジア統合などで地域の主導権を日中が綱引きして
いること、小泉外交について取り上げる。民主主義、人権主義の線で譲れない
線が豪州、ニュージーランド等にあると見る。
アーマーモデリングで小林源文のモンゴル紀行。ラッチェバムと100mm
対戦車砲を撃っている。スロヴァキア快速師団は中編。
航空ファンで岡部いさくが米軍変革について。変貌という言葉が
適切という考察。そこからグアムへの爆撃機配備などについて触れる。
本日午前に嘉手納の米軍F-15が訓練海域に墜落。パイロットは無事救出される。
原因などは不明。海上の油がうんぬんとかで機体は見つかっていない模様。
第10師団のヘリがモスルに来ていることが墜落事故(撃墜の可能性あり)
により判明。旅団が現役で増設の1個、州兵6個削られると発表あり。
民主党の提言書によると、旅団新設1個につき15億ドルかかる。人件費は含まず。
48個現役戦闘旅団態勢を提言。著者の中にシャリカシェビリ元統合参謀本部議長も
、ウェズリー=クラーク大将、国防長官だったウィリアム=ペリー、国務長官
だったオルブライトなどが名を連ねる。
維持レス投下。
上記以外にも国防総省が外部委託?した陸軍の疲労についての報告書が
ある模様。国防総省の記者会見で話題に出る。
GPにて90式の話あり。制式化から15年間で主砲弾の進歩が著しいという
話。
世界で酒井啓子のイラクの政治における宗派政党の台頭、伸張について
分析。
モデルグラフィックス ばら物語 順調に進む。河を渡って撤退する話が
ずっと続いている。大砲はどうするんだろう。
>787 陸軍長官の記者会見で43個現役旅団態勢から42個へ計画修正したことを
踏まえつつ増強を説いていた。人的資源の面で新規入隊者の質的低下、
初度再任率の低下、現役再任率の上昇に伴う予備役、州兵も若年層を現役と
取り合う事態になったことなどが指摘されている。
QDRの草案の話があちこちで出る。Insidedefense comには抜粋と特集記事が
あるけど有料のため読めず。
QDR 2月3日に発表。月曜議会提出の場合金曜に発表されるってのが
パターンらしい。
内容は既報の線、本日の朝刊や読売の先日の社説などに反映されている。
LCS(沿岸戦闘艦艇)関係についてはさほど取り上げられていないけど
序言などにも登場しており、強化されるのかもしれない。
同盟国として英国とオーストラリアが特に名指しと写真つきで
取り上げられていたりする。
全部で113ページだけど、字も大きく余白も多く、画像も大目なので
読みやすいかも。
QDR
トライデントを通常弾頭化し初期作戦能力を獲得する、
LCS(沿岸戦闘艦艇)の促進、などの項目が含まれる。
ちなみに日本、ポーランドもやはり画像が出てきていた。
新田原に米空軍の交換将校がいるんだろうか。
軍種、各軍省を超えた統合と国防総省全体、あるいは他省庁を含めての
一体化した取り組みを強調しているけども、その章のあたりはやや抽象的に
感じる。戦力関係では構想、現時点までの達成、将来への取り組みと
具体的な動きを取り上げながら書き進めているのだけども。
ラミーはMDばっかりじゃなくて、DoD全体の改革の旗手として進んで
行きたいのかもしれない。
言語関係で、外事将校を強調。言語ではアラビア語、ペルシャ語、
中国語などが特に名指しとなっている。Farsiはペルシャ語。
military department つまり各軍および各軍省?が良く話の中で
でてくる。
全体として、長き戦争、つまりイラク、アフガニスタンでの対内乱を遂行
する上での軍の改革、それに対応して国防総省での改革を推進し、さらには
省庁間での取り組みについて、とくに国務省との関係で統合的、横断的かつ
機動的な対応を可能とする法制化を進めることを議会に求めている。
国内での緊急事態対応についてもかなり割かれている。
ハリケーンカタリーナ、リタへの対応もあるけども、炭疽菌事件や
911対応などもかなり意識せざるをえないのは当然か。
全体として結論の章がなく、要約を巻頭に置いて済ませている。
2001年度の奴と比較する必要があるかも。
スレ圧縮があったようなので緊急保守。
ユーフラテス川流域のラワとその周辺で戦死者が相次ぐ。
工兵用ストライカーが仕掛け爆弾でやられ二名、騎兵大隊から一名。
ここで、ぱぱが緊急保守ageですヨ。
"ストライカー"とは直接関係無いですが、デンマークで"レオパルトI"の後継に"ピラニア"の90mm砲搭載車が充てられる由。
まぁ確かに「戦車の後継」としては、MGSは機動性や安定性が不安なようで。
>798 保守有難うございます。
カナダはレオパルトTの後継にMGSを選んだのですが、デンマークは90mm砲
にしたんですね。MGSは初期低率生産で、出来た車両は部隊配備されず
アバディーンかどっかで試験に供されているはずです。
#個人的には装輪突撃砲とか、切り株のような短砲身の支援車両出現の
可能性もあると面白いんですが、さすがにそれはないだろうなぁ。
どういたしまして、と涙のセレロン800Get!!(・▽・)
>切り株のような短砲身の支援車両
120mmAMOSになるんでしょうかね。今時ですと。
カナダがMGSなのは・・・アソコは色々アメリカに掴まされているので(謎)
昨今の状勢ですと、独自要求を満たそうにも、かけられるコストにの制約が大きいですからね。
隣国である米との共用性も重視されたのでしょうなぁ。
>800 たしかにストライカーの生産工場はカナダにあったりしますし、
生産工場から人員がフォートルイスに行って整復修理をしてりしてます。
ストライカーには迫撃砲車もあるんですが、たしか昨年だったかになって
搭載したままで120mm迫撃砲を撃てる奴になりました。フィンランドの
装輪装甲車だとAMOSを搭載した奴があったかもしれません。
カナダだと25mm機関砲を積んで代替するという手もあるんですが。
ストライカーを使ったアクティブ防御の実験をやってるって話無かったでしたっけ?
<MGS
今提出されている予算では100両調達でうち65両がSBCT-6,7向けの
MGSとされています。また13両はNBCR偵察車両。
>802 話はあったですね。ブラッドレーにつけているのと同様の
リアクティブアーマーの予算も組まれていますがアクティブ防御のほうは
ちょっと最近みていません。
今月の軍研にアクティブ防御の記事が載っていました。
やはりこの手の分野は「商品」として出せるロシアが一手先みたいですね。
機甲歩兵再び。訓練と運用での親和性から軽歩兵をフォートベニングに
残して、機械化歩兵をフォートノックスにもってこようという提案なの
だろうか。翌号で反論が3つ掲載されている。armorは本家でバックナンバー
公開が止まった模様。新任の機甲総監の方針だろうか、砲兵のウォープライマー
と同様にOIF関連記事のみを纏めて新旧問わず公開する形になっている。
アブグレイブ、2003年に明らかになった虐待事件で未公開写真が
情報公開法により公開されオーストラリアにて報道され、BBCにも波及。
おりしもイスラム圏でムハンマド諷刺画騒動が広がる中の出来事。
>804 確かにロシアによる宣伝は盛んなものがあるようです。
保守レス。韓国の第2歩兵師団第1重旅団戦闘団 イラク展開に備えての
訓練が報じられる。
保守レス。サマラでのシーア派聖廟爆破事件をきっかけに
シーア派とスンニ派間の流血、報復相次ぐ。夜間外出禁止令が発布される。
保守ついでにFCSネタ。
お気づきの方も居られるでしょうが
陸軍のFCS紹介ページで宣伝ムービー「Aftershock」公開中。
FCSは大規模災害にも強い、というアピールが狙いと思われます。
ニューオーリンズで明らかになった本土における緊急対応のまずさを
FCSの技術で克服しようという事でしょう。
2008年に実験旅団(EBCT)にFCS用装備が届くそうで
現在、ストライカーを利用したUGVの試験も行われているとか。
これからのFCS構想の進展が楽しみですね。
>808 JTRSが50セットだったか納入されて試験に使われるというニュースが
ありました。FCSは昨年後半からボーイングの仕切り直し以後、なんか良く
分かんなくてほんとに有人車両あたりの開発まで進むんだろうかと思って
いるんですけどどうなんでしょう。
イラクで疲労した装備の再生整備にお金が懸かるという話も負けず劣らず
ある状況ですし。
また最近JHL(20t級を運べる輸送機)についてヘリ関係で絡んだ話が
ありました。戦域内輸送を空輸でやるという話が出てくるのか、それとも
空中機械化部隊見たいな話なのか良く分かりません。
ルーマニアやブルガリアへの部隊の移動は鉄道か自走かトレーラーか
もちょっと面白そうです。再来年くらいにはSBCTが行くことになるはず。
<SBCT
NTCにて第2歩兵師団第3旅団が来月上旬くらいまで訓練中。
>JTRS
FBCB2やら、最近は兵器だけでなくネットワークシステムの種類も増えて
ややこしいですw
FCSのほうは、有人車輌まで新規開発する計画ですから
とても予算が足りないような・・・
ネットワーク構想は全軍が優先的に進めているので
計画頓挫、なんて事態はまずありえないでしょうが。
初歩的な質問で済みませんが
現在新編されている各旅団戦闘チームは
最終的にはUAという位置づけになるのですか?
>811 質問有難うございます。質問に限らず気楽に書き込んでくださいまし。
今はUAという言い方はあまりしていないようです。かつてUAと言われており、
師団という名称が残るか分からないといっていたのですけれど、実際には
師団隷下の旅団を増設する方向で旅団の規格化が進んで一段落するところが
みえてきているみたいです。当初は43個か48個作る予定が、43個になり、
最近では42個になりました。
UA、UEx、UEyという言葉があんまりみられなくなったのは昨年秋の
師団、旅団の名称案発表ごろからではないでしょうか。BRACによる
部隊の本土帰還は続いていますし、兵科によってはいろいろと統合が
これからあるという方向で変革はまだまだ続いています。
たとえば、砲兵と対空砲兵、機甲と機械化歩兵と軽歩兵などは
実業学校の所在地がそれぞれ同一となり、学校も纏めるんでしょうか?
813 :
811:2006/03/01(水) 19:04:33 ID:???
レスどうもです。
UA云々よりも、規格化旅団を編成しているという感じですかね。
座間に移転予定の第5軍団司令部は実質的にはUExと言われていますが
日本に駐留する陸軍部隊も規格化再編、
若しくは上記のUExに統合される形になるのでしょうか。
トランスフォーメーション/GPRは
もう少し長期的な視野で見ないと分かりませんね…
>813 世界各地から撤退する一方で陸軍の動かせる旅団の数を増やすという
改編なので、ドイツや韓国から引き揚げる一方でどこに配置されるのかが
問題になりそうです。
日本は冷戦が終わってから数年くらいたってから陸軍の司令部(軍団か
軍)が本国に戻り、その後は沖縄のグリンベレーを除いて戦闘部隊はいない
です。座間のは韓国での再配置の動向も絡むと思います。平澤と烏山に基地を
移転するんだそうですが、基地を広げるのに反対運動があります。米作農家が
土地収用を拒否しているんだったかな。
スレ圧縮があったのかな。保守レス。
イラク、シーア派とスンニ派の報復合戦という線での報道が相次ぐ。
内閣が成立する交渉をしている間での出来事だったので影響を心配
する報道が出ていた。
シーア派の、死の部隊、バドル軍団が衣替えした内務省の旅団の具体名を
あげる記事が朝日に掲載される。ブルカン旅団だから、モスルから移駐した
ことが昨年報じられた旅団とは違うのだろうか。系統もバドル軍団だし。
イラク情勢はなおも混沌。バグダッドでなくなった師団長は新聞報道によると
スンニ派部族の出身。
ドイツに今年夏、1個旅団(名称は騎兵連隊)を配備するのにあわせて
イラクからストライカー装甲車をドイツにもって行き、
イラクにはフォートルイスから新たに送るんだろうか。
でも、第172旅団はそうすると1年の派遣期間が終わる間際となって
車両が変わることになるなぁ。
Vilseckでの作業というのは第2騎兵連隊向けの作業なんだけど
プレスリリースでは書かれていなかっただけだろうか。
米連邦議会、予算などの委員会審議にて戦域軍司令官や国防長官の証言が
新聞で紹介されることの多かった週でした。イラクについては2月22日の
サマラの聖廟爆破事件後、内戦の兆しを取り上げる報道目立つ。
スレ位置が下から5番目。まだ足切りされないの鴨しれんが、念の為保守age
圧縮落ちがスレ順位で決まるなんて思ってる奴がいまだにいるんだな
足切りされるのはスレ位置によらず最終書き込み時刻の古い順だから、
sageで書いても保守可能。
"Cobra II: The Inside Story of the Invasion and Occupation of Iraq"
という本が出版される。中東軍、国防総省内部の内幕話やイラク側の内幕などが
出てくる模様。一昨日、本日とNYタイムズに紹介記事が出る。
・英軍800名ほどイラク駐留兵力削減し8000名程度に。
州の治安を完全にイラク側に移譲するには早いという話が記事に盛り込まれている。
>824 訂正 誤 8000名→ 正 7000名
>824 本日の記事はフランクス大将とラミーに厳しめの内容。
しかし、中央軍司令部はタンパにあるわけで多国籍軍司令部と
感じ方が違うのもやむをえないんではとも思う。
>>823 圧縮落ちは免れても、スレ乱立荒らしが発生した時に落ちるジャマイカ。
<イラク駐留兵力の1個大隊増勢
選挙前の増員のときは空挺大隊だったけど、今回は機甲旅団なんで
機械化大隊か機甲大隊が増員された模様。規格化編制が終わっている旅団
だったかな?
最近面白かった記事で陸軍の史家がモスルを訪問して取材するため
クウェートからモスルまでヘリやC-130を乗り継いで旅する話がありました。
定期便があるわけじゃなくて、次の中継地まで飛んでいく。基地につくと
まず燃料補給で着地。それから同じ基地の中で飛んで降りて人を下ろす。
そこから先は次の便待ち。で、夜をその基地で過ごして早朝や夜更けに
ヘリが飛んだりする。
週末なので不測の事態に備えてage。
サマラ近郊で第101が掃討作戦を発動。大規模な通常戦闘終結後最大規模の
航空攻撃を行ったと報道発表。一群のブラックホークが飛び立つ写真なんかも
発表されていた。
イラクでの掃討作戦で最大規模の空爆という話が流れたんだけど
プレスリリースで、空中強襲という言葉が良くわかんなかったのと、
攻撃及び強襲機で空中支援というくだりがあったのが原因だった模様。
添えられてた米軍のSFCがとった画像はブラックホークが飛び立つ画像
だったんだけども。
タルアファル、大統領の演説で成功例として取り上げられる。
strategic communicationの例としてはある意味成功した例となるのか。
CobraU発送されたとの知らせが届く。フランクス大将は反論し
論争に深みをもたらすか沈黙を守るか。
COBRA U届く。湾岸戦争でも著作のある著者二人組が
3年かけて書いたとのこと。待ってれば邦訳出るかな。
資料にはon point、american soldierなどが引用されているほか、
統合軍が作成したiraqi perspectiveというのが出てくる。
フセイン、ウダイ、クサイのバグダッドからの脱出経路などの
図があった。
GPRに関連して以前から議論されていたアイスランドの駐留米軍問題、
米軍が残りのF-15四機を撤収する事で決着だそうです。
これでアイスランドの防衛の要が失われたわけですが
ア国がどのような防衛政策を採るのか注目したいところです。
>833 NATO諸国との協議、アメリカからの緊急時の増援などでしょうか。
>832 iraqi perspective 一般版が公開される。
COBRA Uでは3-7騎兵大隊(第3歩兵師団の師団偵察大隊)は当初サマワ市街地を
通過しユーフラテスを渡りカルバラから北上する本隊の陽動攻撃に当たる予定
だったと書かれている。また、第11航空騎兵連隊の縦深攻撃失敗についても
より詳しく書かれている。その他、第一海兵連隊長のクートでの更迭についても
いろいろと伏線が張られていた。
COBRA U あと100ページまでなんとかこぎつける。
クートでの更迭についてはfinantial timesでの報道と少々違うものを感じる。
basra bagdhad and beyondでもクートは攻略する予定ではなかったとしていた
けども。陸軍は第3歩兵師団が中心で、サマワでの第82空挺師団第2旅団、
ナジャフ、カルバラの第101空中強襲師団については手薄或いはほとんど触れず。
司令官らが関心を集中していた局面、当時話題になった局面などが中心となっている。
pbs orgでの共和国防衛隊第2軍団司令官のインタビューも引用されていた。
イラク西部での特殊作戦部隊の話などもon pointよりも詳しく感じるけど
ここは記憶が曖昧。バグダッド高速道路を使っての二度にわたる機甲襲撃戦
についてはthunder runを参考にしているらしいほか、第3歩兵師団が2003年8月に
参謀旅行をバグダッド市内で催し、筆者が参加している。
特殊作戦部隊関係についてはveritasの2005年冬季号からの引用が多い。
全体としてthunder runについて感じていたブラックホークダウンでの民兵的
扱いをイラク側に向けているという感じはしない。戦闘の描写が熱を帯びる
ことはあっても何か違うものを感じる。
COBRA U巻末資料に入る。
サンチェス中将についても多少厳しい話が出る。アブグレイブなどの話は
扱われず。
カリルザードがネオコンの一角として最初のほうで紹介され、最後のほう
ではイラク側を直接知る要人として扱われている。
トム・ホワイト元陸軍長官については退役准将だったと初めて知る。
韓国に4両が行った、実射訓練をしたとの記事が星条旗紙に出る。
小隊らしいので、全部歩兵輸送型ではないかと思う。記事中で
8つの派生型があるとしていて、恐らく生物化学核兵器偵察型と
105mm機動砲を省いている。
3月19日の第10山岳師団長の記者会見はいいかも。
師団靡下各旅団が世界各地にちらばって、日の沈むことがないという
話を強調していた。
海兵隊の昨年11月19日の事件、中隊長2名と大隊長1名の解任が
報道される。軍の当初の公式発表についても引用する形で
タイムは報道している。
星条旗紙についてコンボイ関係の話が多めにでているかも。
理由は不明。戦地の将校が仲立ちとなって母国の小中学校にイラクの
事情を伝えるという授業が展開されていることを知る。軍と社会の
関係が全く違うわけで、日本では宇宙飛行士やら著名作家に文化人
などがやるようなものを少佐がやっている感じだろうか。
ラミー、退役将官からまたも退任を求められる。
イラクはまだ統一政府できず。週刊プレイボーイにて中国領事館の電信員の
話が鈴木、佐藤コンビで取り上げられる。3月31日の読売新聞の遺書概要
報道が火元。領事館内部の人事の把握がモグラの存在に直ちに繋がるんだろうか。
そういうところが不明。
ラミー、大統領が支持する声明を発表
月曜から新任の大統領首席補佐官、勤務開始とか。
ファルージャで掃討作戦があってからモスルで激化
バグダッド周辺で宗派対立による暴力が激化してからタルアファルで活動活発化。
避難民の移動と内乱者の流入が一致しているのかも? 赤新月の統計に
出てこない形の近親者、知人宅への避難?
バグダッドのサドルシティーの北西隣のadhmiya地区。
羅生門が引用されるほど、情報が混乱。イラク陸軍が住民とともに
内務省部隊と戦闘したと住民が語るのもある。
保守
>846 保守ありがとうございます。
歴史群像 B-25低空襲撃機の話。おそらくネットに戦闘詳報的なものが
あるかもしれない。探してみる気になる。たぶんB-25 orgとかで部隊、
航空団毎にあるはず。丸子城は塁壁線にお立ち台があったという話。
掛かり矢みたいな構造とは違うらしい。
エリニャ突出と韋駄天ハインツの話はカルバラ郊外にまで達した米軍と
補給線への民兵、フェダイーンの攻撃の話を重ね合わせて読むところが
あった。攻勢限界点の認識という話なんだろうけどロシアの地形が
良く分からないので、分からないってのも少しだけある。平原で道路と
河、湿地帯だけ図記号を換えてって世界でいいんだろうか。
独ソ戦は東プロイセンの攻防に入る。
PANZER 120mmの有効射程は4000mだが競技会では2500m以遠の装甲目標も
設定され、1500mから2500mの複数の目標云々という話が競技会のグラビアに
出ていた。MGSについてCMI社が作っている砲塔式の奴が取り上げられている。
ペリスコープとリモコン機銃を取り外さないとC-130に乗らないとか。
たぶんタイヤの空気も抜いたりしているような印象。前月号は逃したが
ユナイテッドディフェンスだったかのMGSが取り上げられているらしい。
巻末近く、OFT(国防総省変革局)のシェリフ構想がとりあげられる。
ストライカーばかりでなくプーマ(6輪)も可能性があるらしい。トロフィー
防御装置についても出ていた。知らなかったことが要領良く纏められており
とても参考になった。また、クウェートの装輪APC調達についても
同国の軍、王族警備隊の関係に触れつつ解説されており同じく知らないことが
多かった。このほか、自衛隊の話で迫撃砲の更新と減勢が触れられていた。
米軍再編 講談社現代新書
地球規模の戦力再配置は後退なのかのあたりが読んでいてちょっと言われている
通りの内容ではあるが、もっと掘り下げて書ける材料があるんじゃないんだろうか
と思った。ドイツ国内での集約および中欧への移転とか、クルーセーダー開発
中止のあたりはもっと触れて欲しかった。
boots on the groundについては最初に発した人物が紹介されていた。
なんでも米陸軍日本部という組織があるらしい。官衙とか機関あたりは
global securityあたりでどこに載っているんだろうか。学校とセンターなどは
比較的出てくるのだけど。
ストライカー関係については第T軍団関係を扱った章で触れているのだけど
これも航空機による可搬性とかの話を主体にしており、かつ、2個旅団とも
展開したことが書かれておらず、その後フォートルイスで3個旅団の体制については
残念ながら触れられていない。つまり今第T軍団は3個旅団が同居しており、
QDRについては脱稿が昨年10月だったので惜しくも今年晩冬2月の奴は
触れられていない。最もまだ半ばまでしか読んでいないのでここから触れられている
可能性あり。イラク派遣についてはモスル、バラドが検討されていたとのこと。
日米協議については官僚の場当たり的対応に帰しているがおそらくこれは
今の時点での史料と言う形で見切りで書いているんじゃないだろか。これは
憶測だけども。自衛隊誕生の経緯について占領軍がいてそのまま駐留軍になった
ことが国防論議へのアレルギーを生んだという推測をしているあたり、当時の
交渉経緯と基地再編が前面に出ることが多い今回の協議とを重ね合わせている
節があるから。
米軍再編
官邸の意思決定過程や外務省と防衛庁の再編に関する立場の違いなどに
触れている面あり、全体として当時国民および報道に公開されている情報と
交渉現場でのやりとりの乖離に注目しつつ筆を進めている。
逆に自衛隊誕生前夜も基地負担と国力に見合った応分の負担を勝者から
求められて受身の立場から自ら案を提示するのでなく案を先方が
だしてきた時点で検討を開始することが利益に繋がるという姿勢が
あるのかもしれない。交渉スタイルが50年かかっても変わらなかった
らしいのは良い事なんだろうか。
PANZER MGSよりCV-CTのほうが全高は低く正面投影面積は大体同じ事が
図示される。ちょっと衝撃かも。
写真は第1歩兵師団の1個TFの演習写真など。不正規戦闘対応の演習
と書かれているけど戦車が動いている写真しか取りようが無いのかも。
NTCの話で出てくるイラク村は欧州には無いんだろうか。
6月には第2歩兵師団第3旅団が派遣されるはず。SBCT-1はイラク派遣2度目となる。
>854
ワラタwwww
なにソ連軍みたいな事やってるかとwww
>857 たぶん、お土産的な意味合いのビデオなんだろうと思います。
重さは20tくらいだからトラックとかダンプで荷を積んでウィリー
しているのと変わらないですね。
>ジャンプ
まあ、ソ連軍はプロパガンダフィルムで戦車で使ってやりますから…
それもBTの時代から、伝統的に…
奴ら、なんでいつも戦車飛ばすかなぁ…
それに比べたらストライカー程度かわいいもんですけどね。
戦車だって空を飛べるるんだ!
いやっほーぅ!戦車最高!
>859 戦車が空を飛ぶ奴ですね。あったんだけどなぁ。
ハワイのSBCTがあんまし分からないんですよね。裁判の話で
追えてたんだけど最近全然出てきません。
お刺身ブリで。
手土産がわりに仕入れてたネタ、次世代艦隊スレでヤってもーたです。
統合運用、ネットワーク戦争にまつわる話で、
"ストライカー"装甲車には各種通信機がズラリと並べられ、通信手はヘルメットを被るヒマもあらばこそ、
各部隊それぞれの情報通信システムに応じたレシーバーを取ッ換えては耳にあて、引ッ換え耳にあて・・・・・・
って話です。
>CV-CT
MGSに比べるとコンベンショナルなのが嬉しいのですが、砲身位置が下がったのは好いとして、
砲口が操縦席に近づいてるワケでして。
マズル・ブラストがドライバーを唐揚げにしてしまう、という問題は、あの新型のマズル・ブレーキで
解消出来たのでしょうかね。
>861
<次世代艦隊スレ
島嶼戦の話から統合運用の話になってました。
<ストライカーと通信機器が沢山
車長と分隊長がそれぞれ機器に囲まれた座席にいるみたいですが、
Ku-バンド?の衛星ネットワークを褒めてて車両間を中継していく
奴はうまくいかなかったとたしかCallの初度報告書に出てきたと
思います。今のところランドウォーリアの部隊実験をやるなど
先進的な取り組みが集中している反映でもあるんではないかと思います。
<CV-CT そこいらはあんまり触れられていませんでした。
操縦手ハッチが閉鎖されてないと発砲できなくするんでしょうか。
そういえば、M551シェリダンも152mmガンランチャーのすぐ下に操縦手ハッチが
ありますね。どうだったんだろう。
>対潜丼
おひさ〜
>シェリダン
シェリたんは低初速/低反動の榴弾が基本ですよね。
だから、あれほどのバックファイアーなないんではないでしょうか?
(対戦車戦闘はミサイルだし…その為にガンランチャー)
それにMGSとかにくらべて砲位置がひくく安定性が高く
さらに低反動であれば、全周砲塔もあいまって
側面むいて撃って、即時位置移動もやりたい放題。
ああ、やっぱりカムバーク!シェリたん!
(今回のWTMでシェリダンがあるので収集中…現在4輌確保)
(軽いの抜いてるつもりなのに…T-10もなぜか4輌までに…ううっ(泣
スティングレー大好きな俺が来ましたよ(w
ぱぱはVFM5が・・・・・・まぁソレはともかく。
空輸したわ好いけど、アップリケ貼ったり、下手したら燃料弾薬積んだりしてからじゃないと
動かせない、というんじゃ困ると思うんですけどね。
臨戦状態でランプから降りて行けるようなんが、必要でわないかと。
そんなんHMGとかAGL、LMAT搭載のLAMVに任せればー?という意見もあるでしょうが、
銃火の下で特火点潰しに出るならば、砲塔あるいは戦闘室を備えた装甲戦闘車輌が
望ましいでしょう。
つまりASU-85!
ホントは妄想スレでもヤりました。25mm搭載"ヴィーゼル2"です。軽MATどっかに括りつけて。
あ、忘れてた。
"ストライカー"通信手の受難ですが、車載無線機の方のハナシでは無かったです。
キャビンにずらりと携行無線機が積んであるとか・・・
尾ヒレがついてる可能性がありますので、このネタ取扱注意、としておきます(苦笑)
>863 どうなんでしょうね。90式の実射訓練の写真をみていると砲塔の背後
機関室の上に赤帽をかぶった安全係が体をかがめて乗ってたりするんですが。
操縦ハッチを開けて顔を出したままで撃っているのは覚えがないです。
エヴァキュエータと操縦ハッチとの距離はかなり近いけど発砲炎は
排煙器からはでませんし。
<WTM 1つ目でシェリダンが出ました。生産台数が1600両を超えるとしり
ちょっと驚く。機甲騎兵連隊だけでなくもっと色んなところに配備されて
いたのかも。
>864 確かタイの陸軍が装備していると聞いています。
>865 たぶん航空機から無人戦闘車両を投下して地ならししてから
人が落下傘で降りる世の中になるんじゃないかと思います。それと
補給車列も先頭に重装甲の有人管制車両がいて追従するのは全部ロボット
車両。最後尾と車列の前を有人の装甲車両が走る感じで。
>866 米軍再編(入江雅昭)で指摘されていたことにヤマサクラは年2回
日本の各方面隊とフォートルイスで交互に行うという話でした。
また石川巌が記事にしてた内容にフォートルイスに連絡将校がいるそうです。
従って小隊長車の中も見ている人は見ているんだろうなぁと思います。
あと一つ考えられるのが韓国の演習ですけども。米国の自動車ショー
などでも車内は見学できるそうですが、さすがに部隊に配備される前の
奴みたいですし(そういう記事があった)。
歴史群像
漫画 平床貨車からティーガーをプラットフォームのないところで
どう卸すかの話。
巻頭図解 ソヴィエトロシアのパックフロントの話。
エアランドバトルの解説記事はもっといろいろ絡めて呉れれば
第9自動車化師団や軽歩兵師団も登場したはず。さらにM60A2とか
そこいらも触れてくれるには枚数がどうしても不足。第11機甲騎兵連隊
がNTCで仮想敵を務める部隊の名称に選ばれた理由の一端はなんとなく
分かったかも。