このスレのあらすじだが、聞いてくれよ。スレの流れとあんま関係ないけどさ。
このあいだ、2chの801板に行ったんです。801板。
そしたらなんか、変なスレが立ってるんです。「女って痴漢にあったら、正直嬉しいんじゃねえのか?」、とか。
で、よく見たらなんか1が痴漢にあったとか書いてあるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前な、痴漢にあったこと如きで普段来てない801板に書き込んでんじゃねーよ、ボケが。
腐女子のネタにするぞ、萌えネタに。
なんかリアルホモの人の書き込みもあるし。穴兄弟皆で801板書き込みか。おめでてーな。
今日、久しぶりに高校生に痴漢働いちゃったなーやっぱり若い子のお尻はいいねぇ、とか書き込んでるの。もう見てるだけじゃ足んない。
お前らな、いっちょSS書くからレススペース空けろと。
801板っていうのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。
煽ってきやがる厨房といつ喧嘩が始まってもおかしくない、刺すか刺されるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。半端な煽りはすっこんでろ。
で、やっと萌えSSが一杯書かれてきたかと思ったら、自分の思い通りにならなかったからってむかついた奴と反応した厨房が一緒になって荒れてるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、煽りなんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、うわっ! もしかして君かなりのデブス?だ、465=636=657=666 。
お前は本当は腐女子の脳内で死ぬほど姦されたいって思ってるんじゃないかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
お前、もっと犯してくれって言いたいだけちゃうんかと。
痴漢スレ通の俺から言わせてもらえば今、痴漢スレ通の間での最新流行はやっぱり、痴漢×1・関西弁の男×423・423×1・不良リーダー×465、これだね。
総受1とクールビューティー系423、風紀委員長465、これが通の萌えポイント。
このネタでステキなエロSSを作って書き込むと皆のテンションが上がる。で、それにリーダーと465を争って負けた攻キャラ697(465・リーダーの通う学校の理系教師)の陵辱話を付け加える。これ最強。
しかし迂闊にSSを書き込むと話の流れが大幅に変わり、スレ住人が混乱をきたすという危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。
まあお前、初心者は、ROMって勉強しろってこった。
>1 乙彼様です〜
>1
スレ立て、お疲れ様です。
本当にありがとうございます。
5 :
1:02/02/04 14:25 ID:CWJbV7DT
あ…ごめん、1の吉牛、改行シパーイ…
>1さん
乙彼ー
ありがとござまーす。
わくわく
リーダーも、465もそろそろ限界を迎えようとしていた。お互いを強く抱き締めあい、
快楽を共に享受する。465は荒い呼吸の中何度もキスをねだり、リーダーは
そのつどそれに答えてやる。二人とも今いる場所が何処なのかなどとうに忘れ、
二人の世界に没頭していた。
「あ…も…もうだめ…っ」
掠れた声で465が限界が近いことを告げる。その頭を撫で、自分も同じだと教えてやる。
「僕で…感じてくれてるの…?」
「…うん」
「…なんか…ちょっと、嬉しい」
この期に及んで、465が的外れなことを口にした。そして、それはまだ続く。
「また…ここに来る?」
「え…?」
「来てよ…僕も、来る…から」
それは、465の精いっぱいの告白だった。こんな所で、現実から隔離されたような状態で
やっと自覚した。自分は、彼の不良的な行為を目の敵にしていたわけではなく、
ただ単に彼自身が気になって仕方がなかったのだ。しかし、今までのこともあって、
素直に口にはできない。
「…もう、来ない…?」
リーダーはしばらく黙っていたが、やがて意を決したように465の耳元で囁いた。
「お前が来るんなら来てやるよ」
465は驚いたような顔をして、それから微笑む。つられてリーダーも笑みを浮かべた。
「約束、したからね…」
不意に最奥を突かれ、465の身体がビクリと跳ねる。
「あぁ…っ」
「…でも、他のヤツとヤったら殺すからな」
「…っ…うん、判って…」
言葉は途中で途切れ、465は嬌声を上げる。リーダーにしがみつき、最後の乱れをみせる。
「ふ…あぁ、あ…っ」
もう身体には力など入らない。465は前後不覚に陥り、それでも目の前の男を
離さないようにしっかりと腕を回した。しかし、意識も視界もだんだん狭まってくる。
いやだ。このままこうしていたい。
その思いも虚しく、465は絶叫をあげて達し、同時に気を失ってしまった。
リーダーと465がっ・・・!!(;´Д`)ハァハァ・・・
7-8、ちょっとへぼんっぽくなった。うわーん
465キャワイイイイイイーーーッ!!!!!(;´Д`)ハァハァ
>10
素晴らしいですよ!!!!!
1さん乙カレー
前スレ967受け書いた職人さん!スゲェ!
ああいう復讐になるとは……。
リーダー×465書いた職人さん、萌えたよ〜。
465カワイイ!
13 :
迷い子:02/02/04 18:28 ID:hXTV0/8Y
いったいここはどこ・・・?
>13
く、来るな!来ちゃいけない!(w
15 :
風と木の名無しさん:02/02/04 21:03 ID:diLH4FvG
>13
子猫ちゃん(;´Д`)ハァハァ…
子猫タン……優しく保護してあげなくちゃ……
1ちゃんが拾ったりして。
「うわっ、かわいいなー」
「いや、あんたの方がかわいいでー」
「あーやだやだ、すぐそうやって可愛げあるフリして
人の気を引こうとしてさ」
「なんやお姫さん、やいてんのか?心配せんでも可愛がったるがな」
なんつって。あー、かわゆい465タンで目を清めた後は
関西弁の男×423のこってりアダルトな馴れ合い読みたい……
(てめえが書けよ)
>>1、乙〜。
465編、うれしいけどゴメソ
>>10と同意見…。
うれしはずかし悔恨が…(鬼畜?
おお!(゚o゚)!早くも新キャラ登場なの?<13の子猫
19 :
>17:02/02/04 23:01 ID:0kdmX45G
えーっと…
>7-8=10なんですけど…(ID見ておくれ〜)
…やっぱへぼんくさいよね。うわーん。
提案してもいいですか?
前スレ>906>907
1/3等の数字についてですが、元々がリレーでしたし、同じストーリー(例えば465編)を
複数の方がほぼ同時に2・3本ずつうpして、入れ子状態になってしまった時にわかりや
すいかと思って入れてました。タイトルと一緒に書いておけば、後から過去ログでまとめ
て読む時や、好みでない話(泣)を飛ばす時に楽だと思ったからです。
平行ストーリーを続けていく上で、タイトル(何編か)とこの数字は入れたほうが読みやす
いかなあ、と。
途中から読み始めた人、たまに読む人のためにもその方が便利じゃないですか?
それでなくても、こいつら所詮数字だし(爆!
仕切り厨みたいで申し訳ありませんが、このスレの早いうちに書いておきます。
新職人さんが降臨なさったようで、嬉しさひとしおです。
楽しみに待ってます。
21 :
17:02/02/04 23:33 ID:LNWYncTg
>>19 うわっ、書けもしないのに偉そうなこと言って、ゴメソ
でも、良かったら一人になって頭冷えて恥ずかしさに身悶える465タン書いて…
短くてよいよん
>19
素敵だと思いましたよ!!萌えた萌えた!!
結構みんなハッピーエンドなのではないですか?
あぁ〜恋のハッテンバ〜。
最近、一度も出てこない「映画館の支配人」が気になってます。
常連痴漢さんたちの要望に応えて、フィルム流してくれたり、
照明操作してくれたり…。一人じゃないかも知れないんだけど。
彼(彼等?)こそプロだ!Hには参加しないところがまたイイ、とか
勝手に妄想膨らんでます。
じつはあの映画館は会員制の痴漢イメクラだったりなんかしたら楽しいねえ……
普通のプレイに飽きた上得意様達の社交場だったりして。
……そんなわけないか(笑)
しかしこの映画館は美少年ホイホイのようだ……
痴漢よりリーダー&465へ祝電(笑)……ほんっとうにふざけてるだけなので、笑ってくださいね?(汗)>7
「君達、幸せそうで何よりだ。まずは、おめでとう。しかし、またこの映画館に来るのは
如何なものかな?今回は見逃してあげるが、次回はどうなるか私にも皆目わからない。
全てはSS職人様の思惑次第だ。実を言えば、読み手の中に一人、
”465は何もされずに服を着たままで座席に縛りつけられている。
目の前の舞台ではリーダーが皆にリンカーンされて、受け子な自分に目覚めてしまい……
…萌えー!!…ハァハァ…”
といった脳内妄想を抱えている大変な危険人物がいる。
SSを書く技術もなければ、迂闊にSSを書き込んで話の流れを大幅に変えてしまいスレ住人に
混乱をきたす諸刃の剣が恐ろしい素人なので、初心者らしくROMって勉強していたが、
今回私に祝電を打たせるという馬鹿な思いつきを実行してしまった。
7、8を書かれたSS職人様のことを傷つけるつもりは毛頭なく、今後の君達が気になるそうだが、
だったら自分の脳内妄想を祝電の中に無理やり書かせたのは何故なんだと
後ほど小一時間問い詰めておく。私も頭の悪い生き物に関わりたくはないんだが、仕方ない。
本題に戻ろう。
二人だけの愛を育みたいなら、ホテルをお勧めする。
高校生だから金がない?何を言っているんだ。
親の目を盗んで自宅でやるとか、学校で穴場を見つけてやるとか。人が来ない所で青姦とか。
やりたいという強い意志があれば、いくらでもやる場所は見つかるはずだ。
リーダーが465を開発するのに私達の手を借りたいと言うのなら喜んで協力するが、
君達はどうやら清純路線を歩むようだし、そんな二人が乱交状態が続くこの映画館に
足しげく通うのは、良識ある大人としてもお勧めしかねる。それでなくてもここはポルノ映画館だ。
君達は本当はいくつだ?18歳以上だとしても、学校にばれたらどうする?
誤解しないでほしいが、465に手をつけずに終わるのが悔しくて言っているわけではない。
だいたい、ここで私が小言爺のようなことを言おうとも、全ては今後の書き込みしだいなのだから。」
ごめんなさい、1ヶ月たってないのに書き込みました。SSでもないのに長くてすみませーん!
でも、ここって確かポルノ映画館ですよね(笑)
補導されたらどうしよう、二人の仲も引き裂かれたりしたらと心配になって……余計なお世話か。スマソ
7さん、本当に失礼しました。笑って読み流してください。お願いします。
しゅ、祝電…w良識ある大人……(゚∀゚;)
おねえさんたちはなんでこーふんしてるの?
30 :
7:02/02/06 09:12 ID:d90begsG
私はあんまり興奮してない…文章考えるので精一杯じゃい。
…へぼん書いちまったし。仔猫といい>29といい、何か今回の
新キャラ希望(なのか?)はわざとくさいなぁ…
祝電、笑かして頂きました。傷ついてないのでご安心を―。
しかし、「良識ある大人」が健全たる高校生にアオカン勧めるとは
どういうこっちゃと小一時間(略
よく考えれば、1や423も補導対象ですね…あ、保護者(w いるから
いいのか。
465は目を覚ました。映画館の椅子に座った痴漢に抱き締められ、頭を撫でられている。
驚いて飛び退こうとしたが、関節が軋み、上手くいかなかった。
「起きたのかい」
男はいたわるような優しい声で言った。辺りはすでに静まっており、先程の騒々しさは
微塵も感じられない。
「…みんなは?」
「もう帰ったよ」
帰ってしまったのか。465は途端に空虚な気分になる。
「そう…、帰ったんだ」
「あぁ。『こいつに手ぇ出したらブッ殺す』って言ってたよ」
「え…」
「あんな捨てゼリフ聞いたの初めてやわ」
いつの間にか背後にいた関西弁の男が楽しそうに言う。465は今聞いた言葉が意外で、それでいて
頭が混乱しているのか良く飲み込めなかった。
「…さて、起きたことだし…帰るかい」
465が答える前に痴漢は側にいた男を呼んだ。
「送っていってやってくれ」
「うん」
「え、あの…」
「彼はタクシーの運転手なんだ。お金は心配しなくていいよ」
痴漢は465を膝から下ろし、男に預けた。465は戸惑いつつも従い、タクシーに乗り込んだ。
465は家に着くと、ベッドに倒れこんだ。ひんやりとした感触が気持ちいい。
(…疲れた)
現実に戻れたのが妙に嬉しい。
「あ…着替えないと…」
潔癖症の気がある465は、制服にシワがつくのは嫌だった。タンスから服を見繕うと、学ランとワイシャツを脱ぐ。
ふと見ると、腕に赤い跡が幾つもある。慌てて自分の身体を見ると、同じような跡が無数にあった。
途端に記憶が蘇る。
不覚にも、男に抱かれて感じてしまった事実に、465は頭を抱えてその場に座りこんだ。忘れようと思うのとは
裏腹に、一つ一つが鮮明に浮かび上がる。
「う…うぁ…」
465は今更訪れた羞恥に声を上げた。自分の浅ましい姿を大量の人間に見られてしまった。思わず消え入りたくなる
衝動にかられる。
(あ…しかも明日学校だ)
優等生の465には『学校を休む』などという選択肢は存在しないに等しい。
(ど…どうしよう…)
学校に行けば、ほぼ100%リーダー達と697に会うだろう。その時どんな顔をすればいいのか。しかも、リーダーには
間接的に告白までしてしまっている。今になってみると、何故あんなだいそれたことをしたのか465自身にも
判らなかった。ただただ恥ずかしい。
「だ…誰か助けて…」
465は激しく後悔していた。
あんま身悶えてないなー…
キリ悪いけど、ひとまず465編終了ってことで。
頭悪い終わり方でスマソ…
「感度ええなぁ。あいつが囲いたくなるのも無理ないわな」
「…囲う、って…」
絞るように吐息を漏らしながら、1は関西弁の男の手の上に自分の手を重ねた。
「ん…っ、あ…」
すでに虚ろな目をした1は、熱に浮かされるまま声を上げる。その反応を楽しみながら、
男は1の性感帯を的確に捕らえ、刺激してやる。
「一人で楽しみたいけど…ここでは無理やな」
いつの間にか一人の男がすぐ近くにいた。
「あ…先生…」
それは、最初の時にもここにいた医師だった。
「また来たんだね」
医師は1の頭を撫でる。
「センセも混じるやろ?」
「ええ、お邪魔でなければ」
医師は1の頬を撫で、耳を甘く噛んだ。
「あっ、やぁ…」
1は敏感に反応し、小さな声で喘ぐ。医師はそれをいいことに、そのまま身体に唇を滑らせた。
しがみついてきた1をあやすように髪をかき上げてやり、医師はすでに半分起ち上っっている
1のものを口に含んだ。
>29
おもてなしスレにもいたわね、君。ここのSSで陵辱されたいの?
でも、その程度じゃ幼児の寝言みたい。まだ早いかもしれないわ。
ショタ嗜好の書き手さんが現れるのを待つしかないのね、きっと。
・・・と取り敢えず構ってあげるテスト。
遅レスですが、>20さんの提案についてどなたも触れていないのですが
タイトルに番号入ってるのは読む側にとって非常にありがたいので賛成。
祝電もワラタし、恥じらう465もカワイイし、医師と1の話も始まっててウレスィ。
>35
1にショタ化傾向が見られるので、ショタキャラはいらないんじゃないかなぁ…
と思ってみるテスト。
37 :
21:02/02/06 13:11 ID:E4mMJo4c
>>31-32 キャ━━━━━━ !!!!!
サンクスコ
このままリーダーが電話の1本も寄越さないと、
夜も眠れそうにない465に乾杯。
何度もベッドの中で寝返りをうつ。
身体はドロドロに疲れて休息を欲しているのに、意識が妙に冴えてなかなか眠気が訪れない。
それどころか、眠ろうと目を閉じる度に、極彩色のイメージがフラッシュバックの様に脳裏をよぎった。
浅ましい、己の姿。
排泄する以外に用を成さない器官に、男性器を受け入れ、良がり、鳴いた。
(僕の意志じゃ無い、強制されたんだ)
何度もそう思い込もうとした。
しかし、自ら足を開き男をねだった事実は消えることなく465を苛む。
熱にうかされていたなんて言い訳が出来ないほど、行為に溺れた。
悪い夢だと思いたかったのに。
明日になればいつもと同じ日常がくり返されると信じていたいのに。
身体の節々に残る痕、あらぬ所から感じる鈍い痛みに似た疼きがそれを許さない。
(やめてくれ)
こんなのは違うんだ。
(もう、やめてくれ)
これ以上自分を造り変えないでくれ。
記憶の中の自分が、嘲った。
夜も眠れなくさせてみました……。
>38
すげぇ!ダァク!!
>34
1たん・・・(;´Д`)ハァハァ
キャーキャーキャーキャー!!!
可愛い465タンが苦しむ姿がまたなんとも・・・モモモモモエー(;´Д`)ハァハァ
1タンもいい感じで!!皆さまありがとうー
42 :
40:02/02/06 17:04 ID:Md7FaGYz
無駄な余白が・・・スマソ
リーダー総受けっていいかもと思ってみたり。
・・・マジに逝ってきます。
(どうして嫌がるの?)
僕じゃないからだ。こんなのは違う。
(違う?どこが違うの?)
僕はこんなことはしない。こんなのは僕じゃ無い。
(忘れたフリをしてもダメだよ。だって欲しかったんだろ?)
欲しい?僕が?
(そう、欲しがったんだ。自ら足を開いて、しごいてくれって強請ったんだ)
違う…
(後ろに入れられた指をおいしそうに頬張ったじゃないか)
違う……違う………
(忘れたの?ペニスを突っ込まれてイッたんだよ?
もっと動いてくれってあいつにお願いまでしてさ。キスを強請って自分から腰を振って……)
「違う!そんなことはしてない!!」
一瞬、自分がどこにいるのか解らなかった。
荒い息をおさめながら見渡せば、見なれた自分の部屋。
眠れないと思っていたけれど、少しは休めたらしい。夢見は最悪だったが。
「まだ……こんな時間か………」
時計はいつもの起床時間の一時間ほど前を指しているが、もう一度寝直す気にはならなかった。
もう一度あの夢を見そうな気がしたから。
仕事から疲れて(イヤ今日はヒマだったけど)帰ってきたら、
また素敵な続きが〜
逝ってみるものだわ、フフフ…
そうよ465タン、もう一度よ〜く、自分の口走ったことを思い出すのよ。フフフ…
変なこと口走らせてゴメン465タン…(後悔
「あ…っ、せんせぇ…」
1は慌てて医師の頭を退けようとしたが、軽く吸われてしまい逆に抱え込んでしまった。
「淫乱やなぁ」
「ちが…っ、あ…あぁ…ん」
もっと咥えこんでほしいというように、1は医師の頭を自分に押しつける。
医師はそれに答えるように、1を舌で包んでやる。
「えらい気持ち良さそうやないか、1」
関西弁の男が1の耳元で囁く。1はくすぐったそうに首を緩く振った。
「…ほんま、かわええわ」
男は呟くと、蕾に指をやった。
「え、あ…あぁっ」
蕾を押し開かれ、1は背を反らせてよがり声を上げた。
ああ関西弁って色っぽい…(・∀・)イイ!!
>>46 ああ…先生萌え――!!
何気に一番スキかも…(w
>35
20です。同意して下さってありがとう。
>SS職人様
「何編かわかるタイトル」&「複数同時うpの場合にn/mのナンバー」
を付けていただけませんかのう…………だめかのう?……。
>46
ああ1・・・。
1たん可愛すぎるよ〜!!!
465タン…かわいすぎるん…。
リーダー電話してくれなかったね。
リーダーのほうが照れてしまってあいにこれないかもしれなくってよ。
2ちゃんねるでその存在を知ってから、ずっと探してきた伝説の映画館。
かるく20名を数える凄腕の痴漢たちが一晩中犯り倒してくれるだなんて、
最初は信じられなかった。
そんな美味い話があるわけがない。
現に具体的な所在地は誰も知らなかったし、都市伝説のひとつとも聞いた。
しかし、本当に存在しないなら、なぜこんなにも熱く語り継がれているのか。
(トロイの遺跡の例だってある!)
シュリーマンを心の師と仰ぎ、◆TaWakEi2は諦めずに頑張ってこの日を迎えた。
デカマラに死ぬほど姦されたいと願う男の理想郷に辿りついたのだ。
(かあさん、僕、やったよ)
感動に胸を熱くなり、ファスナーを下ろす手も震えがちになる。
(今日、僕はデビューするんだ!!)
だが、◆TaWakEi2の懸命なアピールは、不意に脛を蹴られて遮られた。
「掻くなら便所いけ」
隣に座っている男が低い声で唸る。◆TaWakEi2は、慌てて隣を見た。
「かかったらどうするよ、あぁ?」
僅かな明かりの中でもその美貌がしれる青年だったが、口は悪そうだった。
「な、なに、どうしたの?」
その向こうの席から、美青年にしがみつくようにしてもう一人が顔を覗かせる。
「こいつ、隣に座っていきなりこき出しやがった。離れてやるか便所いくのがマナーだろ。」
呆然とする◆TaWakEi2を罵る美青年の声はどんどん大きくなっていき、
他の客も何人か立ち上がってやってくる。
「なんや、お姫さん。どした?」
「この馬鹿、とっととつまみ出して」
人差し指で出口を指し、青年はそっぽを向いた。
「な、なんで僕が」
◆TaWakEi2は半分泣きながら暴れた。
「ここ、そういう映画館じゃないのかよう」
「…兄ちゃん。今んとこ、あんたに萌えとる人、SS職人様の中にも、
読み手さんの中にも一人もおらんのや。とっとと帰り」
<◆TaWakEi2編・終了>
>52・53
ワラタ!!
リーダー電話番号ぢつは知らないかもネ
>52,53
最高!!
同じいじられるにしてもあぁいうのはこういう風にいじられるのか…!
801乙女に改めて感服!!
>55
可愛い・・・(リーダー×465がここ一番の萌え女より。)
>52-53
ハラショー!すごいよコレ…。
祝電といい今の465編といい、なんかセンスありまくりのSS職人様が
でびぅしまくりか?今回は!!
「あっ、やぁ…あ…っ」
1は軽く腰を揺り動かし、もっと強い刺激をねだる。
しかし、関西弁の男の指は入り口付近を行ったり来たりしている
だけだった。
「お願い…ちゃんといじってよぉ…」
「ダメや。1はもうちぃとばかし我慢できるようにならなな」
「そんな…ぁ」
「センセにもしてもらってるやろ?贅沢言うたらあかん」
楽しそうに男が言う。しかし、同時に受け入れることの悦楽を
知っている1の身体は疼いてたまらない。
「お…お願いだからぁ…っ」
1は涙を流しながらもなおも強請ると、男はしょうがない、と
いった風に指を根元まで埋めた。
「あ…あぁぁ…」
途端に1の内壁が指を締めつける。男は1を抱きよせ、首筋に赤い跡を残した。
>52-53
最高です!!スゲェ!
ここんとこなんかセンスありありの展開で
楽しくてしかたないのです。
1も幸せそうだし。うふふ。
「酷い顔だ……」
明らかに泣いたとわかる赤い目。
寝不足から来る目もとの隈。
鏡にうつる、どこか焦燥とした雰囲気を漂わせる自分の顔を見て、465は苦笑した。
こんな顔を誰かに見せる訳には行かない。
子供の時から常に優等生として歩んで来た465にとって、
他人に自分の弱味を見せることは屈辱でしか無かった。
誰も起きていないこの時間ならまだ誤魔化しようもある。
「シャワー…浴びようかな」
寝汗で張り付いたパジャマも気持ち悪いし。
ついでに水で冷やせば目もとの腫れも多少は引くだろう。
ボタンを外し上着を脱いだ465は、何気なく鏡を見て絶句した。
「ひっ………………………!」
全身に散らばる紅い痕。
「あ………あぁ…………………」
全身が恐怖で震えた。
(忘れたフリをしてもダメだよ)
耳もとで声がする。
奈落は常に465の隣に有って、引き摺りこもうと狙っていたのだ。
そして其の底で465を待っているのは--------465自身。
固く目を閉じ何度を首を振る。
違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う!!
大丈夫。
大丈夫。
僕は変わらない。何も変わって無い。
震える指を鏡に添わせて、何度も呟く。
認めたら壊れてしまう。
今まで作り上げて来たものが。自分だと信じてきたものが。
あいつの腕の中で安らぎを感じたなんて嘘だ。
感じる人の体温に安堵したなんて錯覚だ。
僕は、恐いんだ…………変わるのが…恐い……………
鏡にうつるのは今にも泣き出しそうな子供の姿だった。
牛歩ぷれぃ。それは新しい愛の形(涙)
リーダーは僕のこと好きって言ってくれたのに、
いつの間にか僕を置いて帰っていってしまっていた。
あれ…?
465はシャワーに打たれながら、あることに気づく。
確かに彼は自分のことを好きなんだと思った。
そう肌と心で感じた。
でもそれはあの異様な熱の中の錯覚ではなかったのだろうか。
現に、きちんとした告白を思い出せない。
「…でも、他のヤツとヤったら殺すからな」
これって、どういう意味だったんだ…?
昨日のことがうまく整理できない465の頭の中で、疑心暗鬼が広がって行く。
なんちて
仕事のすきに何やってんだか
>62
本当、何やってんの…(w
でもだんだんハッピーエンドに近づいてきたっぽいですね〜。
頑張ってください。
64 :
三須田:02/02/07 14:30 ID:4jauHclC
≫1
「痴漢される。」
まあなんですか、大きな声では言えませんがアレはアレでいいモノがありますな。
高一の頃かな、思ったより早く駅に着いたから普段より早くて混んでいる電車にのったんだけど
気づいたらケツに妙に暖かくて硬いものがってわけで〜、
立つだけでやっとの状態だから逃げれないし
どうせなら目の前の女の人だったらなあとか考えてたりしながらたえてたら
股間のアレが「すたんどあっぷ」しちゃったんだわこれが。
学校の制カバンが馬鹿でかいショルダーバックだったおかげで
前が隠せて良かったなあ、と思ったことを覚えている。
それから混む電車に良く乗るようになったけど
夏休みが終わったらそのことは忘れちまったし混んでいると暑苦しいから
一本遅くて比較的すいているヤツに乗っていくようになった。
>62 なんちて……
と書かれると、そのまま続けて良いものか悩む……(;´Д`)
465タンは委員長で優等生だから簡単には堕ちねーべとオモタのですが
あっさり堕ちた方がよいのでしょうか?
>65
>委員長で優等生
だからこそ転落は激しいんじゃないかと。
67 :
62:02/02/07 15:04 ID:ZkYABvRw
遠慮なく好きに続けてやって下さい(ワラ
68 :
連続:02/02/07 15:10 ID:F01dCgT8
私も簡単に墜ちない方がいいっす
よろしくっす
>65
葛藤よろしくっす!
465たん…ハァハァ
(あれは独占欲だ。彼は僕が好きなんだ)
(何も言わずに黙って一人で帰っていったんだ……僕をおいて)
(あれは遊び。僕は体の良いおもちゃだった)
(認めない。僕は、認めない)
(好きって思っただろう?抱かれて嬉しかっただろう?)
(彼は不良だ。学校にはふさわしくない)
(気になるから視線が追うんだ)
(夢の出来事なんかどうでもいい)
(忘れたいんだ………)
いくつもの声が浮かんでは泡の様に消える。
--リーダーが好きだという自分。
--認めないと叫ぶ自分。
--逃げるのかと嘲う自分。
--変わることに怯える自分。
どれもが本当で、でも、どれも自分じゃ無い。
抱かれて、壊されて、初めて知った自分の脆さ。
自分が立っていたのが脆い薄氷の上だなんて思いもしなかった。
「…誰か…助けて…………………」
排水溝向かう幾筋もの流れを虚ろな目で追った。
いっそのこと、全てこの水の様に流れて消えてしまえばいいのに。
一応62の流れということに。
71 :
465編1/3:02/02/07 17:04 ID:CH+mqldc
465は、タオルで全身を拭きながら鏡を眺めた。
当たり前だが、拭いても痕は消えない。
(こういうのって、どれくらいで消えるんだろう。普通の打ち身とかと同じだろうか。)
リーダーと自分の間に起こったことを、どう考えていいのかわからず混乱する一方で、
まるで他人事のようにそんなことも考えている。
しかし、行き着くところはひとつだった。
自分は、この痕を消して早く忘れてしまいたいのか。
それとも、残しておいて見る度に思い出したいのか。
(……どっちなんだろう)
いずれにしても、自分一人で考えても仕方のないことだ。
(あいつは、何を考えてるんだ?)
今すぐにでも、決着をつけたいが、同時に怖くもあった。
(今日が、土曜日でよかった。)
月曜日まで、時間がある。お互いの気持ちを振り返るには十分だろう。
もし、リーダーがなかったことにしたいなら、何も言わないままに済ませるだろうし、
自分もそれに合わせるだけだ。
そこまで考えて、リーダーの意向に合わせようとしている自分に気がついた。
(……少なくとも、こっちの気持ちはもう決まってたんだ)
昨日の出来事を、二人の始まりと思っていいのか。
でも、単なる気の迷いなら、引導は早目に渡してほしい。
そして。
465は鳴らない電話を前に、月曜の朝を迎えた。
72 :
風と木の名無しさん:02/02/07 17:04 ID:ZH6lJBXo
465は、月曜の朝は早めに登校する。
いつも数人の風紀委員が持ち回りで立番をし、校門で遅刻者から生徒手帳を
取り上げているが、週の始まりのこの曜日は皆の気を引き締めるためにも、
風紀委員長として立ち会うことにしていた。
自分でとりあげ、中身も見ていたからわかっているのだが、
リーダーが遅刻するのは殆どが月曜日だった。
そんなことにも何かの意味を見出そうとしていたのは今朝までのこと。
465が職員室にむかうと、教頭が電話口に向かって叫んでいる。
まだ早く、教師も数少なかったが、全員が彼に注目している。
「697先生、とにかく一度いらしてください!!担任まで持たれた先生が
いきなり今日でやめますって、そんなの通用するわけないでしょう!!」
465が入室したのに気がついた学年主任につつかれ、一旦目線を上げる。
「判っているだろうが、口外無用だ」
それだけで済ませて、再び697を説得し始めた。
教頭はおろか、校長までに信頼の厚い優等生の465ならではだ。
465は風紀委員会の日誌を手に取って退室した。
(逃げられる奴はいいよな)
詳しくは覚えてはいないが、697は当初自分を弄んでいた男達と、舞台の上で何度も激しく
抱き合っていた。今更目撃者である生徒達が何人もいる学校に来たくないのは当然だろう。
あの時自分の周りで不良グループの手下たちが輪姦されていたはずだが、
彼らは今日登校するだろうか。何もない振りができるのか。
465とて、つつけば壊れそうな自分を必死に取り繕って登校した。
いつもどおりに―――それを自分に言い聞かせて。
だが、それも階段の踊り場でリーダーと鉢合わせて崩れかける。
「……よぉ」
気まずそうな顔で片手を上げる少年は、いつもあと30分以上遅く登校してくる。
「今日は早いんだな。結構なことだ」
何気なく通り過ぎようとしたが、リーダーが手首を掴んで引き止める。
「まてよ」
「これから当番があるんだ」
「週に1回もまわってくるもんじゃないだろう」
「委員長だから、人より多少仕事が多いのはあたりまえだ。
月曜日はどうしても遅刻者が多いからな。」
「……お前が立ち番してるからにきまってるだろうが。」
意味不明の言葉をつぶやきつつ、リーダーは465の手を引いた。
「とにかくそんなん下っ端にまかせとけ。話がある」
だが、リーダーが強く握り締めていた手は、渾身の力で振り払われた。
「こっちには、ない」
リーダーを見る465の目は、あの出来事以前よりもさらに冷たくなっていた。
「気安く触るな。どけ」
465は呆然とするリーダーを押しのけ、そのまま行こうとしたが、リーダーの両腕に
抱きしめられて立ち止まる。
「…なかったことに、したいのかよ」
苦しそうな声が耳元にささやいた。
・・・すみません。葛藤大流行だったのに、めろどらまにしてしもた・・・。
しかもあげてしまった。・・・逝ってきます。
>74
とてもよかったです!!萌えたよ〜。
その声に、465は少しも動けなくなってしまった。
腕を外そうとも振り向こうともせず、ただ立ち尽くしているだけになっていた。
今、彼はどんな顔をしているんだろう。そして、自分は?
この状況を喜べばいいのか悲しむべきなのかも判らずに、465はリーダーの
腕の中に留まっていた。
「何とか言えよ…」
今にも泣きそうなリーダーの声音に、簡単に答えを返してしまいたい衝動に駆られる。
言ってしまえば、本当に簡単なのだ。言えるかどうかは別として。
「…放せ」
自分でも驚くぐらい冷たい声で、465は絞り出すように言った。
彼の意向に合わせよう。
そう思っていた日はそう昔じゃなかったはずなのに。
こんな所でまだ強情に何かを拒んでいる自分に嫌気が差す。
しかし、そうでもしないともうどうにもならない。壊れてしまいそうで。逆に、
壊れてしまったほうが楽なのかもしれないけど。
リーダーは放すどころか、振り払われないように腕を締め付けてくる。
それが465にどんな影響を及ぼしているのか、彼は多分知らない。
「放せよ…っ」
「嫌だ」
「何でだよ、まだ僕をどうにかする気か!?…頼むから、もう解放してくれよ…」
465は泣きそうだった。
77 :
風と木の名無しさん:02/02/07 19:23 ID:d40xrR/h
79 :
風と木の名無しさん:02/02/07 19:40 ID:d40xrR/h
「…そんなに、嫌だったのかよ」
リーダーが、普通に考えれば当たり前のことを口走る。しかし、465はそれにも
答えない。
「いいから放せっ」
腕の中から抜け出そうと身を捩り、制服の上から腕に爪を立てる。その動きは
逆にリーダーの感情を煽る。
リーダーは465に自分のほうを向かせ、肩を掴んで壁に押し付ける。
「俺の質問に答えろよ!人のこと何だと思って…」
「それはこっちのセリフだ!お前こそ人を何だと思ってるんだ、あんなところに
呼び出して、あまつさえ他の男に取られて。一体なんなんだよ…。何で」
そこからは喉が詰まって言葉にならなかった。
涙が後から後から溢れてきて、すぐに視界が濁る。リーダーが頬を伝う涙に触れようと
差し出した手を払いのけ、465は子供のようにしゃくりあげて泣いてしまった。
これにはリーダーも驚いたようで、どうするべきか判らずオロオロし始める。
「泣くなよ…」
「も…っ、やだ…」
泣きじゃくる465から手を放し、リーダーは心配そうに465を見つめた。
465はそれを見ようともせずに、顔を手で覆って泣いている。
しばらくそのままだったが、少しするとリーダーは大げさに溜め息をついた。
「……悪かった」
「…」
「もうこんなことしない。お前にも近づかない。それで満足か?」
「…ちが」
泣いていたせいか、上手く声が出てこない。
「泣くくらい嫌だったんなら、すぐ言えば良かったのに…」
リーダーは手を伸ばし、465の目尻を軽く拭った。
違う。
違うんだ。
言おうと思うのに、言葉にはならない。喉の奥で、それはアメーバのように引っついて
離れない。
自分のほうを向こうとしない465の頭を撫で、リーダーは踵を返した。
嫌だ。
行かないで。
違うんだよ。僕は…
言葉は出なかった。
角を曲がるリーダーを見届け、465は壁伝いにその場にへたり込んでしまう。
涙は止まりそうになかった。
ううん、なんかエライことになってんな。
もう月曜になってたのかっ
ぼくちゃんの理想としては、次の日に頭の混乱したまま登校、
ヤパーリリーダーは遅刻(ワラ で彼を見るまでお勉強どころじゃない465タンもモエーだったんだが。
精神的周知プレイでねちねちいたぶりたい年頃なのよ、ウフン…
465タンがガッコに逝ってリーダーを見たい、なんか落ち着かないと
思ってるところへやってきたのはリンカーンな連中。しかも廊下を歩きながら
「けっこーおもろかったよな。」
「気持ち良かったな〜〜でももうあのオッサンらとはしたくない。」
「ジャ今度おれらでヤル?」(爆笑)
な面々。
そんな彼らに(やめてくれ〜〜。どういう神経してんだ)な465タン。
「お、おはヨー。」
「また楽しもーぜ」
とか挨拶されて、卒倒しそうな465タン。
その顔を見て、
「カワイイ〜ね。リーダーが気に入ってるだけのことはあるね。」
とか言われてまた爆笑が。
(気に入ってるって何様だよ)笑われてなんかムカツク465タン。
「あいつは?」
「リーダー?いつもおせぇから今日も遅刻だろ?」
と言われて心の奥で安堵と落胆な465タン。
「じゃ、またね〜〜」
と自分の教室へ去っていく連中。一人残されどんよりな465タン。
なるものを仕事中モーソーしてまちた。
あっ、気にせずそのまま続けてね。ま、パラレルちゅうことで。
ところで皆同じクラスなんだっけ?
>>64 放置プレイ中になってるね。かわいそ。
でも痴漢も正直気持ち(・∀・)イイ!んならこの放置プレイも気持ちよかっしゃろ?
>70-74>76>80-81
サイコー!!!モモモエーーーーー!!!!!
葛藤バージョンもよかったし、ラブラブバージョンもよかったし、
ラブラブかと思いきやすれ違っちゃってまぁ・・・・
あーリーダーも思い切って行動に移したんだろうになぁ〜
どうする!?どうなる!?465!?
あーーー465がいっぱいいて幸せー
85 :
風と木の名無しさん:02/02/08 03:18 ID:w3wrmg5B
801板はホモが占領しました。
>83
ぼくちゃんはやめとけ…。
>83
サムイ・・・・・・
88 :
83:02/02/08 15:53 ID:oUKurLoZ
勢い止めてすみません、
>>86 私も「やめとこう」と思ったんですが、魔が差してしまいました(ワラ
このまま大人しく逝っときますので、気にせず続けてくださいませ〜
>83
本当に21歳以上か?
90 :
風と木の名無しさん:02/02/09 00:47 ID:cmS/1irh
ああ・・リーダーと465、どうなっちゃうんだろう・・
ワクワク。(^−^)
…めちゃ臭い、めろめろどらまな「465エピローグ編」を
うpしてよいかどうかきいてみるテスト・・・
92 :
sage:02/02/09 01:09 ID:3qGuVFN4
>91
よろしくお願いします
>91
わーい、楽しみです!!!
465は、午後の講義までの時間を散歩でつぶすことにした。
最寄駅から大学への最短距離から少し外れたこの道は、車や人の通行が少なく、
道路脇に緑が溢れるお気に入りの散歩コースだ。
今日あたり、花を咲かせそうな木があったので、足を向けてみた。
本当は、午前中の講義をひとつサボるつもりが、代返を頼まれて諦めたのだ。
サボりや代返はもちろん、こんな無駄な時間の過ごし方も高校時代の自分からは
考えられないことだと465は独り笑った。
正確には、高校時代のある時点までの自分からは、だったが。
―――あれから、3年がたった。
振り返れば、あっという間だった。
465は、その後何事もなく卒業したが、697は一度も姿を見せないまま退職した。
不良グループの連中は、465と目を合わせるのを避けるようになったばかりか、
集団でつるむこと自体をやめてしまった。
リーダーとはその後一言も口をきいていない。
もともと進学によるクラス分けが違う二人だったが、リーダーが遅刻しなくなって
完全に縁が切れた。
卒業後の彼の進路は知らない。調べようともしなかったし、これからも、知らなくていい。
忘れられない想いに違いはないが、少しずつ胸の痛みは少なくなってきている。
きっと、一生抱えていく。
465が木漏れ日に目を細めていると、急ブレーキの音とともに、すぐ近くに車が止まった。
465が振り返るのと、助手席から人が飛び降りるのはほぼ同時だった。
「ありがと!間に合った!!」
同じ学科の1だった。送ってもらったのか、と何気なく運転席に目をやった465は
その場で立ちすくんだ。
あの、映画館の男だ。
目が合い、片手をあげて唇だけで笑って見せる男は、間違いなくあの痴漢だった。
呆然とする465と車から降りた1を残し、タイヤを鳴らして急発進すると、そのまま
去ってしまう。一瞬のことだけに見間違いかと思ったが、間違えるはずがない。
「あ、あれ?465?何で?」
1が初めて465に気づいて慌てる。
「いや、散歩」
それだけ言うと、再び歩き出した465の隣に1もならんだ。そのまま、何もしゃべらずに
正門へと続く道に出た。
「…何も、聞かないんだね」
「聞いてもいいのか?」
1がうつむくのがわかる。
「…変だって、言われてもいい」
「それくらい好きだ、と。良かったな」
「…前から思ってたけど、465って大人だよね」
そう言う1こそが、このところ雰囲気がすっかり変わって、口調の幼さこそ変わらない
ものの、どことなく大人びてきていたが、背後にあの男がいたらしい。
どこにでもいる普通の青年だったのに、時折妙に艶のある表情を見せるようになった。
心中穏やかならざる連中もいるようだが、あの男が相手では勝ち目はあるまい。
「大人って・・・20過ぎて他人のプライベートを、それも恋愛沙汰に関するそれを
無闇に詮索するのは、かなり恥ずかしいことだと思うが」
淡々と答える465だったが、内心はそれなりに焦ってもいた。
痴漢がどういうつもりかは知らないが、すくなくとも1はかなり本気らしい。
自分とあの男の間にそれなりのことがあったのは、ばれたらまずいだろう。
もっとも、神ならぬ身の465は知る由もなかったが、彼が気遣う1こそは、
それなりどころか465の想像を超えたところまで逝ってしまっており、
465の告白を聞いたなら『今度は皆で』と言い出しかねない位ふっきれていたのだが。
「そういうとこが、だよ。普通、口にする前に実行できてる人すくないでしょ?」
それは、自分もつつかれたくない過去があるから。
大人になったかどうかはともかく、確実に子供でなくなった節目の出来事がそれだ。
他人と、肌をあわせたというフィジカルな面だけではない。
それにともなう様々な想いは、465を視野狭窄な優等生でいられなくした。
いまでも、あの時自分から声をかける夢をみる。
夢はそこでおわり、涙を流しながら目がさめる。
分かっているのだ。
きっと、声をかけてもどうにもならなかった。
意地を張り合うばかりの二人では、すぐに終わりを迎えていたに違いない。
自分も素直ではなかったが、リーダーも大概子供だった。
古来、「初めての夜の、翌朝」がいかに大事かは、後朝の歌の時代から良く知られているのに。
(…そういえば、あいつは古典は追試の常連だった)
そんなことを考えている465に、1がおそるおそる尋ねる。
「…やっぱ、気持ち悪い?」
「あ?いや、別に―――派手な車だったと思って」
「…だよねー。あれはどうかと僕も思う…」
ため息をつく1の横顔に、暗さは微塵もない。
恋愛に良し悪しがあるとすれば、良い部類に入るのだろう。
自分とリーダーでは、こうは行くまい。
傷つけて、そのくせ自分の方がより傷ついたと主張しあうばかりだった最後の朝。
駆けて行く後姿は、涙でぼやけていたくせにどこか鮮明で。
今でも目を閉じれば思い出せる。
「…思うけど、あれよりマシかも…」
1がそれまでとは声の調子を変え、465をつついた。
彼が指差す方向、正門のまん前には、確かにもっととんでもない男がいた。
465を見て、こちらにやって来る。
「よぉ」
3年ぶりなのに、まるで昨日まで毎日会っていたかのように何気ない
挨拶を口にして、465の正面に立った。両腕に、真紅の薔薇を山ほど抱えて。
「お前、学校にくるまで何時間かかってるんだよ。おふくろさん、とっくの昔にでたって
いってたぞ」
それでも恥ずかしいのだろう、目線をそらして口早に言う。
「あ、あのさ、僕、代返しとくから」
気を利かせたつもりらしい1が、465の肩を叩いてそう言いながら逃げた。
「…ここを通るとは限らないだろう」
465は呆れた口調で呟いた。
「散歩がてら遠回りして、正門からはいるんだろう。有名なんだよ」
何で有名なのかはともかく、465は最大の疑問を口にした。
「それは何だ」
「何だって、お前、誕生日じゃないか」
いきなり3年の時を超えて目の前に現れた男は、相変わらず頭が悪そうだった。
「俺の誕生日と、その恥ずかしいものと、それを持っている、
もっと恥ずかしいお前の間に一体どういう関係がある」
「恥ずかしいって、お前相っ変わらず口悪いよな。人が一生懸命考えたのに」
「…考えてそれか。もう、お前は思考を放棄して生きろ。この先一生だ」
「じゃあ、お前責任とって俺の分まで、頭使ってくれるのか?この先一生?」
予想外の反撃に465も言葉に詰まる。
「…あのころは、自分でも嫌になるくらいガキだったから。もうすこし、大人になるまで
待とうと思った。石の上にも3年っていうし。それから、また始めようと思って」
しかし、悪いなりに少しは考えたらしい。
「お前の、返事を聞きに来た」
だが、どこまでも馬鹿な男は、自分の想いを伝えるのに精一杯で、明日もここに
通う465の都合は一切考慮しなかったようだ。
そんな余裕もなかったと思えば可愛いと思えなくもない。
昔から、言うではないか。”馬鹿な子ほど、可愛い”と。
そして。
こんな馬鹿を、3年間も、そして今も思いつづけている自分も、相当趣味が悪い。
蓼食う虫も好き好き。割れ鍋に閉じ蓋。
自嘲を交え、心の中で唱えてみる。思い直すなら今のうちだ。
しかし、英訳して復唱しても、気持ちは変わりそうにないから、本当に困る。
「・・・もう、遅いか?」
遅くはない。決して。でも、衆人環視の中で、何を言えというのだ、この馬鹿は。
とりあえず、3年間の無沙汰に対する恨みと。
明日からの自分の生活に対する憂いの気持ちをこめて。
465は、全身の力をこめて、リーダーにボディーブローを食らわせた。
・・・めろめろはっぴ―えんどになった。虫歯痛くなりそうだ。スマソ>ALL
>99
リアルタイムで読んじゃった。
虫歯痛くなりました、ありがとー!
>相変わらず頭が悪そうだった。
で飲んでた茶を吹きました。
ボディブロー……これも一つの愛の形なのね (*^Д^*)
ついでに100ゲト……と大人げない真似もしてみたり。
>100
…スマソ、歯医者に行ってください(泣藁
一応、センチメンタルバージョンと、ダークバージョンと、ゲロ甘バージョンの3つを考えて
3つめのこれにしたのですが、世相を読み間違えたかのう・・・。
すごいっす!
こうやって1編につながっていくんですね……モモモモモエーーー
すげえダァク!て言われたときはどうしようかと思ったんですが(藁
思い切ってでびぅしてよかった…。
ビバ職人様!
103 :
100:02/02/09 02:48 ID:HrWl8KNE
>101
あわわわわ……(汗
歯が痛くなった=とても萌えましたー!
という意味です。誤解を生むような書き方でスマソ
いや!
二人が幸せで私は本当に本当に本当に嬉しいだよー!!
(ここまでリーダー×465に入れ込んでたのかと自分でもビクーリ)
1とのつながり方が素晴らしかったです!!
ありがとう!
ぐはぁ!読み返してすげぇ大矛盾。
リーダーは465ママにtelしてから先回りして正門に張り付いてたらしいが
465は午前中にとっくに大学に到着してる。待ち伏せ失敗してるじゃん、リーダー。
…一度はすれ違ったものの、もう一度出会った運命の二人…く、苦し過ぎ…(泣
おかしい所は他にもイパーイじゃが、笑って許して下され…言い訳大魔王でスマソ>ALL
「なんや、もっと欲しいんか?」
関西弁の男が指を動かし、1は喘ぎながら首を横に振った。
「こっちはそうは言うとるで?」
「や、いやぁ!」
内壁の、最も弱い所を刺激されて、1はあっけなく弾けた。
医師は突然の射精も難なく受け止め、最後の一滴まで音を立てて呑み干した。
「ん…ふ…っ…」
先端をきつく吸い上げられ、甘い声をあげる。
「兄ちゃん、はやすぎ」
わざと意地の悪い口調でからかう関西弁の男を振りかえり、1はその首筋を軽く噛んだ。
「こら、あかんて」
関西弁の男が笑いながら尚も指をつかう。
「や…もっと、沢山…」
1の手が蕾を探る関西弁の男の手に伸びて、他の指も入れて欲しいとねだってみせる。
「慌てんでもええて。こってり可愛がったるからな」
一度指を引き抜くと、2本揃えて蕾を貫き、広げて見せる。
「センセ、ちょお診たってや」
医師は口に含んでいたものをだすと、蕾に顔を寄せた。
「んー、ライト欲しいね」
立ち上がりかけた医師の肩が軽く叩かれ、ペンライトが手渡される。
「あ、ありがと」
ペンライトを手渡したのは泌尿器科のレジデントだった。
「君も一緒に診る?」
1の蕾を照らしながら医師が尋ねる。
「専門家にお任せしますよ」
「じゃ、君も専門を診てあげて」
医師の手が、1のものを指で突ついた。それは射精したばかりなのに、再び硬く
なりかけている。
「…や、まだ、無理…」
すぐには射精できないのに、快感を与えられても、かえって辛くなる。
「無理かどうか、ちゃんとセンセに診てもらおな?」
「そうそう。そっちを診るのも本職の方がいいでしょ?」
医師の舌が蕾の周りをなぞる。
「それじゃ、お言葉に甘えて僕はこちらを診察しますね」
レジデントの手が、1のものを握った。
・・・ごめん。せっかく盛り上がってた1編なのに、何かえっちじゃなくなっちった(泣)
逝ってきます。
>106
×「こっちはそうは言うとるで?」
○「こっちはそうは言うとらんで?」
……脳内変換キボンヌ……(号泣
>職人様及び読み手の皆様
推敲が足りないものを迂闊に書き込んでしまって、大変失礼しました。
勢い止めて、すみません。
謝って済むことじゃありませんが、106と107は忘れて再開してください。
よろしくお願いします。
総受な1、風紀委員長の465という設定のはずなのに、
ふっきれた1タンにそこはかとないリバなかほりを感じてしまう私……。
むしろ465タンの方が総受ぽいかな(W
>465の告白を聞いたなら『今度は皆で』と言い出しかねない
で1タンが465を攻めたらドウシヨウと独り震えてみるテスト。
((((((;゚Д゚))))))ガクガク
>111
一緒に期待で震えてみるテスト。
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
期待はどうかな>112…。
わたしは1に彼氏持ちを攻めるような節操ナシには
ならないでホスィ…っていうかあれから映画館行ってない465を
いつリバるんだよ…ノーマル(だと1は思ってる)な
465を襲おうとは思わんだろ。あの1だし…
今私の中では
1→みんなに愛される子犬ちゃん
423→みんなに崇められる女王様
465→もうリーダー専属…。
>>113 私もそんな感じ……私は423贔屓なんで
崇め奉られて婉然と微笑む423とか読みたいっす。
>>99 遅レスですが…すごくステキでした。
なんか465もリーダーも健気でちょっとほろっときたよ。
ほんとに職人さんたちはすごいですね。
あーだから2ちゃんはやめられん!
>113
同意。ものすごく激しく同意!!!
レジデントは1のものを握り、親指で先端を擦った。
「ん、や…先生……あ、あっ!」
「先生言うても、二人おるんや。どっちの先生かはっきり言わな分からへんで?」
関西弁の男が広げた指を動かしながら笑った。
「こらこら、診察部位をそんな風にしたら駄目でしょう」
医師が蕾を舐めるのを止めて、関西弁の男の指の間に自分の指を加えた。
「もう少し、奥もみてみようね?」
言葉どおりに、3本目の指は他の2本よりも奥へと入っていく。
「やだ…壊れちゃう…」
ほぼ真横に3本の指が並んで1の蕾を広げていた。
「大丈夫や、いっつもみんなであんじょう可愛がったっとるやろ?
ちゃんと美味そうに咥えこんどるがな。これくらいで壊れへんて」
関西弁の男も指を押し込む。
「だって…あ、そこ、駄目…っ…!」
「駄目ちゃうやろ、とろとろやんけ」
>117
(;´Д`)ハァハァ
>>117 ああぁぁ!1たんモエー!!
しかも何かすっげイイ所で終わってるし…つ、続きが気になる〜!
長くてスマソ>ALL
何かとスマソ>423が好きな人
「離せってば!」
1は叫びながら自分を客室に連れ込もうとする中年男に抗った。
「ここまで来ておいて、それは無いよ。君のほうから誘ってきたくせに」
身長こそ1と大して変わりはないが倍近い体重の持ち主に押されて、
そのまま扉を閉められそうになるのを、入り口に手を掛けて必死に踏ん張る。
(何で、こんな事になっちゃったんだよ)
昨日の電話で痴漢から昼食に誘われ、ホテルまでやって来た。
2時間ほど遅れるとの連絡に、ロビーで文庫本を読んで待つ事にした所までは良かったのだ。
間もなく、1の隣に座った中年男が息を荒げてこちらを見つめるのに気付き、
具合が悪いのかと思って声を掛けた。大丈夫だと言いつつも様子のおかしいのが気になって、
中年男の客室まで送ると申し出たのだが、その親切心が仇になったらしい。
客室の入り口で中年男の態度は一変し、現在の攻防が繰り広げられることになったが、
既に1の体は室内に押し込まれ、せめてボーイに聞こえるようにと叫ぶしかなかった。
「やだよ! もう帰る……んんっ!!」
抵抗をつづける1の口が肉厚の手に塞がれた。いかにも成り金風のその男の指には、
これ見よがしに大きい宝石がついた指輪が複数はめられている。
「ここで大きな声出しちゃ、だめだよ。中でね? ね? それとね、この部屋結構高いんだよ。
知ってる? 一度 泊まってみたいでしょ? お小遣いも沢山あげるから、おじさんと遊ぼ?」
(そんなの、いらないーっ!!)
必死でもがく1だったが腕力の差は如何ともしがたく、そのまま連れ込まれそうになる。
(人助けしようとしたのに、神様の馬鹿!!あ、違う、ごめんなさい、神様助けて!!)
心中の、ばちあたりな叫びの後では何とも虫のいいお願いだったが、ちゃんと神様は
聞いてくれたらしい。救いの手は、意外な人物の登場という形で差し伸べられた。
「―――何やってるの?」
心底呆れたと言わんばかりの冷たい口調は、1が聞き慣れたものだった。
「ほら、おいで」
423は中年男の肩に手を掛けると力づくで通路に引き摺り出し、1を自分の腕に抱えた。
1は安堵と共に脱力し、423の肩に顔を埋めた。
「き、君、いきなり―――」
たたらを踏んだ中年男が体勢を立て直し、423に食って掛かりかけたが、
その美貌に気おされて言葉を失う。
「貰ってくね」
423はそのまま1の肩を抱いて歩き出し、慌てて1も従った。
「あ、ありがと」
1は思わぬ助けに一安心したが、じきに、中年男が追いかけて来ないか心配になってきた。
後ろが気になって振り返りかけたが、423の手に前を向かされる。
「未練ある?」
「ないよ、そんなの!」
1は膨れっ面になりながらも、423のおかげで振り切る事ができた中年男の間抜け面に、
ひそかに溜飲をさげていた。
(こんな奇麗な人見るの、初めてだったんだろうな。ざまみろ、糞ジジイ)
423は今日もラフな服装だったが、ミリタリー風の装いに身を包んでいても先程の成り金より
遥かにこのホテルに馴染んでいると1は思う。
中年男に見せ付けるように423に凭れて甘えた1は、その時初めて423の隣に長身の男が
いるのに気がついた。歩調を合わせているその男は、どうやら423の連れらしい。
年の頃は、50を過ぎているだろうか。そろそろ頭髪に白い物が混じり出しているが、
それがまたいい雰囲気を醸し出している。2ポイントの眼鏡も高級そうなスーツも
良く似合っており、ロマンスグレーと言う言葉が1の脳裏に浮かぶ。
(さっきのジジイと全然違う。凄く、かっこいい。423さんと並んでも見劣りしないし。
……先生がこれくらいの年になったら、こんな感じかな……)
1は肛門科の医師の姿を思い浮かべながらその男を眺めていた。
やがて、423は同じフロアの一室の前で立ち止まり、カードキーを取り出した。
「急ぎじゃなけりゃ、着替えていきなさい」
423に胸元を指差されて俯くと、1の着ているシャツはボタンが半分無くなっていた。
中年男ともみ合ううちに飛ばされたらしい。
「あんの糞ジジイ―――いたっ!」
1が毒づくと、すかさず423が後頭部をはたいた。
「なんでー?」
「何でじゃない。入って」
423に促されて、1は奥の部屋へと向かった。巨大なベッドが鎮座するそこに二人一緒に入ると、
続いて入りかけた紳士の鼻先で、423は何も言わずにドアを閉めた。
戸惑う1の目の前で、423はベッドのすぐ脇に山のように積み上げられている箱を物色し、
いくつかを抱えて1の元に戻ってきた。どの箱も、包装されたままになっている。
「この辺なら、着られるでしょ」
423は無造作に包装を破いては、中身を1に向かって放り投げる。
シャツやスーツ、ネクタイに靴。いずれも、1でも知っている著名なブランドばかりだった。
「時間、間に合う?」
時計を眺める423には、痴漢との待ち合わせでもなければ、1がこんなホテルに
足を運ぶはずがないと判っているのだろう。
「あ、うん。大丈夫。1時だから、全然余裕」
「そう―――何飲む?」
「えと、紅茶」
423は軽く肯いて寝室を出て行った。1はその後ろ姿に見蕩れていたが、ややあって慌てて
着替え出した。短いつきあいながら、ここでもたついていたら叱られるのは判っている。
もっとも、叱られるのも嬉しい位423に懐いている1だったのだが。
着替え終わって寝室から出てくると、二人はソファに向かい合って掛けていた。
眼鏡を外し両手で顔を覆って俯く男を見て、本当に具合が悪いのかも知れないと思ったが、
423が平然と雑誌をめくっている所を見るとおそらく大丈夫なのだろう。
「あぁ。終わった?―――タイは?」
423はすぐに1に気がついて雑誌から目を上げた。
「出来ない」
子供のようにネクタイを423に向かって突き出すと、ため息をついて立ち上がる。
「……それでやけに時間かかってたのか」
「あた」
423は再び1の頭をはたいたが、それでもネクタイを受け取って締めてくれる。
そのまま雛のようにくっつき、1は423の隣に腰を下ろした。
「で、何でまたああいうことになったわけ?」
1の為に手ずから紅茶をいれながら、423が尋ねた。1は素直に先程の顛末を話し、
みたびその頭をはたかれた。
「……423さん、さっきから僕の事ぶってばっかし……」
「拳のほうがいい?―――知らない小父さんについてったらどうなるかは、身を以って
知ってるでしょうが。それとも、懲りるどころか味を占めた?」
痴漢とのことまで揶揄されても、1は反論しようとはしなかった。
口でかなうわけがない、というだけでなく、そもそも逆らうつもりがない。
そんな相手に横目でにらまれては、上目遣いにご機嫌をうかがうのが精一杯だ。
「―――もう、おっさんが来るまでここにいなさい」
その後423は雑誌を広げ、1はその横顔を飽かず眺めていたが、ふと強い視線を感じて
目をむけると向いの男が険しい目付きで1を睨んでいた。
最初に見たときは理知的で穏やかな雰囲気の持ち主だったのに、今は1に対する激しい敵愾心を
隠そうともしない。
今までの人生で、初対面の相手にこれほど敵意をむき出しにされたことは無かった。
それでなくても、このところ映画館で年上の男達には可愛がられるばかりだった1だ。
目の前の男の豹変ぶりには、ただ困惑するばかりだった。
「どうした?」
脅えて身を寄せる1に、423は雑誌を閉じてその視線の先を見た。423が目をやると、
男はわざとらしく咳払いをして目をふせる。
そのまま何事も無いふりをしようとした男だったが、423はそれを許さなかった。
「何?」
「……お付き合いをされる相手は、もう少し選ばれた方がよろしいかと」
男が自分の子供のような年齢の423に恭しい口調で答えるのを聞いて1は少なからず驚いたが、
それ以上に驚いたのは423の反応だった。勢いよく立ち上がり、くっついていた1がソファに
転がるのもそのままに、男に歩み寄って突然その太股を蹴りつけた。
唖然とする1の目の前で、423は両手をポケットに入れて男の太股を頑丈そうなブーツで踏みつける。
男は周章狼狽してその脚に取り縋り、423を見上げたが、既にその瞳は潤んでいた。
「も、申し訳ございません、差し出がましい口を…っ…」
涙ぐんでの哀願には何の応えもなく、423の足は拘束しようとする腕を無視して男の肩に
乗せられた。その爪先は、頬を突ついて男をソファから床へ降りるように促す。
男は脚での指示に従い、423の足元にひざまづいて爪先に唇をよせた。
「423様、どうかお許しください―――ああっ!」
ブーツに唇を押し当てようとした男だったが、その前に悲鳴と共に床に転がった。
両手で尻をおさえ、背中を丸めて断続的にうめき声を上げる。
「あうっ、あ、あひぃっ」
尻をおさえたまま、時折仰け反りながら転げまわる男の声からは次第に苦しげな響きが薄れ、
悦びを訴えるものへと変わっていく。
しばらくして、423は右手をポケットから出しリモコンを床に投げた。
「あ、ああっ、423様……わたくしめに……どうか、お慈悲を……」
男は芋虫のように床を這い423に擦り寄った。423がその顔を軽く踏むと、再び歓喜の声を上げる。
最早、1が心惹かれた紳士はどこにもいなかった。
今の男の姿は悲惨なものだ。髪が乱れているのは勿論のこと、目の焦点は合っておらず、
唇の端から涎が溢れている様は醜悪を通り越して、滑稽ですらある。
顔を踏まれたまま、尚もくねらせている下半身は、しっかりとテントが張られていた。
「あんっ、あふっ…423様っ…もう…もう…だめですっ…わたくし、いってしまいますっ……」
男は涙を流しながら腹這いになり、腰を使って屹立を床にこすり付けようとする。
423はすぐに男の顔から足を離し、爪先を腹の下に入れて男の体を引っくり返した。
膨らんだ股間をブーツで軽く踏むと、男はより激しく身悶える。
「はうっ!……も、勿体のうございますっ……私如きに……こんな、こんなっ……う、ぐ…っ……」
男は啜り泣きながら身をよじり、踏んだまま動こうとしない423の足に自分から股間を
押し付けた。顔を紅潮させ、息を弾ませながらも、男はますます饒舌になる。
「ああっ、う、嬉しゅうございます……卑しい豚の分際で、423様に……んう、あう……」
やがて、男が低い呻き声を上げて達するのを見届け、423はその足を離した。
終始一貫して無表情に男を嬲っていたが、最後までそれは変わらないままだった。
「―――これから着替えて食事にいくけど、どうする?」
「え?!―――あ、えっと」
二人の世界について行くことが出来ず、頭の中が真っ白になっていた1は、急に話し掛けられても
何も答えられなかった。その頭を423の手が軽く撫でる。
「着替えるから、待ってなさい」
半ば呆然としながらも肯く1の手に、床からリモコンを拾って手渡す。
「退屈だったら、これで遊んでて」
寝室に消える423を見送り、1はソファに身を沈めた。
まだ、先ほどまで何が行われていたのか、よくわかっていない。
それでなくても、貞操の危機をすんでのところで回避したばかりだったのに。
まだ衝撃から立ち直りきれていないところに、また、えらいものを見せられてしまった。
(……とても、まだ午前中とは思えない……凄い濃ゆさだ……)
ぼんやりとした頭のまま、1は手にしたリモコンのボタンを何も考えずに適当に押した。
しかしそれは、動きをとめたまま床に転がっていた男に再びスイッチを入れることにもなった。
「んぐっ、あう、あひいっ」
「うわあああ――――――!! やだやだやだ――――――!!」
突然、声を上げて蠢きはじめた男に驚き、1はリモコンを放り投げて絶叫した。
「何騒いでるの。静かにしなさい」
寝室から、423がネクタイを締めながら現れた。
「だって、だって」
1は本気で泣きそうになりながら、目のまえでのたうちまわる男を震える指で示した。
「リモコンは?」
423に聞かれて、とっさに投げ捨ててしまったそれを探し、入り口近くに飛んでいたのを取りに走る。
「ああ。強にしたんだ」
1からリモコンを受け取った423は、平然としてスイッチを切り替える。
「もう年だから、きついのは控えてね―――はい」
423は再び1に手渡そうとしたが、1は両手を後ろに回してかぶりをふった。
「いらない?じゃあ切っとこうか。―――もう少しそのまま待ってて。ただし、静かに」
「お、おいてっちゃやだっ!!」
そのまま寝室に引き返す423の後を、1は半べそをかきながら追いかけた。
「大きい声ださないでって、さっき言ったばっかり」
指をさされて、1はぴたりと口を閉じる。
423は、自分と1が着ていた物をそれぞれ紙袋に入れて寝室を後にした。
他にもスーツを2.3着と革靴を一足持っていたが、男の近くまで来て床に投げる。
「じゃ、僕が帰って来るまで、それで遊んでなさい」
先程、1に告げた時とまるで変わらない口調だった。
側で聞いていた1は、自分とこの男が423の中で同列のように聞こえて面白くなかったが、
そんな気持ちも、男が嬉々としてスーツの上を転がり靴を舐めるのを見て、遥か彼方にふっとんだ。
「ひ、ひぇ――――――いったーいっ!」
4発目は、拳骨が落とされた。
どうぞ、お気になさらず書き込んで下さいまし。
>>127 次々更新されるのをガンガンリロードしまくりで待ってしまったです(笑)
素晴らしすぎる〜423女王様〜!!ハァハァ
いや、他の方はどう思われるかわからないですが
私は大好きです。後編激しく希望です。
頑張って下さい〜!!!
「どうせおっさんと食事するのに、付き合わせて悪かったね」
423の言葉に、1が力無くかぶりをふる。
部屋をでて、ホテル内のレストランにきたものの、1はこの後痴漢との約束があったために、
コーヒーだけで済ませることにした。注文は二人分だったが、料理はすべて423が食べている。
かなりの掟破りの筈だが、衝立てに囲まれて個室に近い状態だから人目も気にならない。
それに、注文するときに423が『僕が食べるから』と言い添えただけで、423の前にしか
皿を置かない給仕をみていると、この店で度々やっているようだ。
1としては、また次がある痴漢よりも423との二人きりの食事を選んでも一向に構わなかったが、
一連の出来事にすっかり食欲が失せている。
「……423さん」
「ん?」
「……聞きたいことは、山ほどあるけど、何から、どこまで聞いていいか判らない」
「思い付いたことから言ってみなさい。答えたくないときはそう言うから」
「なんで、423さんまで、服持って出てきたの?」
「置いとくと、よだれでべとべとにされちゃうから」
「さっきのスーツと靴、423さんが身につけたもの?何回ぐらい着た?」
「一回だけ」
1の質問に423は淀み無く答えて行く。
「あの人と、援助交際してるの? 見返りは何?」
「してる。服や靴はあれが使うし僕も興味ないから、実質ご飯だけの援助」
「関西さんは?」
「時々牛丼奢らせてる。援助交際かどうかはノーコメント」
「―――じゃあ何を御馳走したら、僕と援助交際してくれるの」
この質問にはさすがに423も眉をひそめたが、1を見ると今にも泣き出しそうになっている。
「さっきのとは、君が考えてるような意味では寝てないよ」
ハンカチをとりだし、1に手渡す。
423は、静かに1に語りかけた。
「お互いに相手の前で服を脱いだことは一度もない。ボタンを外したことも。僕が足であれを
踏んだり蹴ったりする他は、一切接触なし。キスは勿論、手に触れたことすら無い。足でやる時も、
僕は必ず靴を履いているし、向こうも服を着たままファスナーも降ろさない。毎回向こうが
勝手にいくだけで、僕の方は汁の一滴も出ない。ないない尽くしなんだ。――――だからって、
『セックスしてることにならない』って言いたいわけじゃないよ。あれが僕達のやり方だから」
「……なんか、入れてたんだよね、リモコン……」
「君が着替えてる間に自分で入れた。一応止めたんだけど聞かなくて」
「僕がいたから?」
「うん。人前でやりたがる奴じゃないから部屋まで君を連れて行ったのに、結局驚かせて悪かった」
「……あいつがそうしたのも、僕がいたからだよね。僕に、見せ付けようとして、わざと」
1は唇を噛んで涙を拭いた。
「僕が、423さんのこと好きなのに気がついて、自分の方がもっと可愛がってもらってるって
自慢したかったんだ。……423さんも、あいつが僕にあてつけたがってること判ってて……」
423は何も言わずにワインを飲んでいる。
「それって、僕のことなんかどうでもいいってことだよね。423さんは、僕よりあいつの方が」
そこまで言ってから、1は一旦言葉を切って涙を拭いた。
「……ごめんなさい……言い過ぎた……僕のこと、嫌いにならないで……」
そのまま泣きじゃくる1の前で、423は黙々と食事を続けた。
423があらかた食べ終える頃には流石に涙も止まったが、それでもまだぐすぐすと鼻を鳴らしている。
流石と言えば、成人男子が泣きじゃくろうが淡々と料理をはこぶ給仕は真のプロだと1は思った。
男同士の愁嘆場にしかみえないのに、まるで1の醜態は見えも聞こえもしていないといった風情だ。
(それとも、前にも423さんと誰かが、こんなふうになってたことがあるのかな)
ようやく1にも、そんなことを考えるゆとりが出来たのを見透かすかしたように、423が声を掛けた。
「デザートはどうする?」
「……甘いのは、あんまり」
それを聞いて軽く肯く423の前には、小さめとはいえケーキが6つ並んでいた。
ケーキをつつき始めた423に、1は呟くような声で謝罪した。
「……ごめんなさい」
「ん?」
「……あの人の方が、僕より前から423さんのこと知ってるのに、すごく、失礼な言い方して……
僕の方が後から割り込もうとしてるのに」
「気にしてないよ」
423の言葉に1は浮上しかけたが、次の瞬間に叩き落とされた。
「君が失礼なのは最初からだし、割り込もうとしてるなんて思いもしなかったし」
1が再びしゃくりあげたが、423は無視してケーキを食べ終えた。
423が席を立つ気配に、これでもう完全に見限られたと思った1の瞳が涙で一杯になる。
だが、予想に反して423はそのままテーブルを回って1の横に立ち、その頭を抱えた。
「相変わらず我が侭だね。そんなに誰からも好かれてないと嫌?」
辛辣な内容と裏腹に、声音は柔らかい。1の髪を撫でる手つきも、優しいものだった。
「みんなが君のことをあれだけ可愛がってるのに、まだ足りない?」
耳に息がかかる距離で囁かれ、喉をくすぐられて。泣き過ぎて痛かった頭がぼうっとしてくる。
423が1の耳を舐めると、甘い声を上げて肩を竦めた。
「大きい声は出しちゃだめって、今日は何回言われたか、憶えてるかな」
くすくす笑いながら423が耳朶を甘く噛むと、両手で口を押さえる。だが、その手も423の手が
重ねられ、そっと握られるとあっさり口からはなれた。
「君があれに妬く必要は、全く無いから」
「……僕は、それ以前に相手に、されてないからでしょう」
1の声は少し掠れていたが、涙のためではなく、無防備に声を上げるのを我慢しているからだ。
人に聞かれて困るというより、423が止めてしまうのが嫌で。
「そうじゃなくて。君は僕にあんなふうにされたいわけじゃないよね」
「うん―――あ、でも、423さんがそうしたいなら」
1は即座にうなずいてから、あわててフォローした。
「安心して。僕も君をあれと同じに扱おうとは思わないから」
「だから、君とあれを比べる意味はどこにも無い。君が泣くようなことも、何ひとつ無いんだよ。
それに、君はさっきから相手にされるのされないのっていってるけど、僕はこれでも結構君のことは
可愛がってるつもりだけど。 初対面の君に、あれが変な対抗意識燃やして、あんな真似を
したのもそれに気がついたからだし――――――あれのことは、後でちゃんと叱っておくからね」
頬をなで、涙のあとに口付けられて、1は423の肩に手を回した。
「……僕のことも、もっと叱って……」
ため息まじりに呟くと、唇の端にキスされた。ワインの香に、全く飲んでないのに酔わされて
しまいそうになる。
「叱って欲しいの?キスはいらない?」
「ううん……欲しい……たくさん、して」
「どんな風に」
「……いつも、423さんが関西さんとしてるようなの……」
1の願いを聞いて、423がくすくす笑う。
「あんなオヤジにまで妬くんだ。嫉妬深いね。でも、何でまた」
大好きな423に、頭を抱えられて頬擦りされて。それでも隠し事ができる1ではなかった。
「……だって、いっつも二人でいるし」
「君とおっさんの方がずっと一緒にいるでしょ。それに僕はあのヘタレ博徒とは、そんなに
しょっちゅうやってはいないと思うけど。むしろやらずに一緒にいるだけのほうが多いかも」
「……そういうとこも、妬ける」
すねて甘える1に、423の手はどこまでも優しい。
「そうなんだ」
だが、その手の主は、1には見えない所で必死に優しくはない笑いをこらえている。
痴漢がこの場にいたら『あの性悪が、またろくでもないことを思い付いたにきまっている』
とばかりに、すぐさま1を取り返したに違いない。
だが、痴漢がここに到着するまで、あと30分はかかる。
それでなくても、ここには、1と423の二人きり。423を止める者は、誰もいない。
何より、423は遊べるときは遊んでおく主義だった。
何を言っても真に受ける、この上なく楽しいおもちゃがいて。
いつもしっかりガードしている、小うるさい保護者もいない。
これが遊ばずにおられようか。
「それをいったら、あっちのほうが……」
423の可愛いおもちゃは、わざとらしい呟きにも即座に反応して目を見開く。
「……え?……それって」
「あ、ごめん。何でもない」
たとえ、言いにくそうに顔をそむけようが、この子犬は平気で追及してくるのはわかりきっている。
「ねえ、どういう意味」
目移りのはげしい子犬は423にキスをねだっていたこともすっかり忘れて、新しい興味の対象を
夢中になって追いかけはじめた。
「……君に話したのが僕だってばれると、ちょっと……」
“ちょっと“どころか、全然困らないと423が思っていることなど、1には判らない。
「絶対言わない」
お前の場合、何も言わなくてもすぐにばれるんだなんてことも、もちろん言わない。
「……僕も、はっきり聞いた訳じゃないから」
白々しくも口篭もる423をじっと見詰める1の目線に噴き出しそうになるのをぐっとがまんする。
「……こんなこというの、辛いんだけど……僕、おっさんに嫌われてて……君も、知ってるよね」
笑いをこらえて声が震えてしまう――――――あんな狭量な男に嫌われようが、何が辛いものか。
せこいプライドを傷付けられたという、ただそれだけの、しかも大昔のことをいつまでも
根に持ち続け、ことあるごとに423のことをダミアンだの貧乏神だのと目の敵にして。
いい年をして大人げ無いことこの上ないが、痴漢が423を疎んじる最大の理由が、その“いい年”だ。
大人の自分が子供の423にしてやられたことを思い出すだけではらわたが煮え繰り返ると
関西弁の男に言っているのを小耳にはさんだことがあるが、勝手にモツ煮にでもなりやがれだ。
痴漢をみていると、ああいう年の取り方はしたくないとつくづく思う。
それに、このことをぬきにしても、423は痴漢の気障ぶりが鼻につくことが度々あるから、
お互いに嫌い合って適度に距離を置いている今の状態はちょうど良い。
痴漢以外は全員年相応の大人だから、基本的には二人の不仲に不干渉だ。
やむを得ず口をきいたあげく、揚げ足取りじみた小競り合いが起きてしまった場合の仲裁は、
もっぱら関西弁の男と肛門科の医師に任されている。
もっとも、彼らをわずらわせるのもごく希なことで、当事者同士は自分から相手に積極的に関わろう
ともして来なかった。人数の多さと場所の広さもあって、その気になれば1年でも口をきかずに済む。
長いことそうしてきたが、このところの痴漢は423が珍しく気に入ったおもちゃを一人占め
したがるから目に見えて衝突が増えてきた。
必然的にその場に居合わせることになる1には、いまの一言は信憑性があるだろう。
「……嫌われてる、っていうのかな。多分本人に聞いたら否定するんじゃない? 女王様にはちゃんと
敬意を持って接しているとかさ。なんかあの人、423さんのことになるとむきになるよね。
でも、それを言ったら今度は、大人の自分が子供相手に本気になる訳が無いとか言いそう」
子犬の嗅覚かそれとも付き合いの濃さか。意外に侮れないかもしれない。
しかし一方では子犬ならではの突拍子もないご意見も、いけしゃあしゃあとこきやがったりする。
「……だから、最初は、423さんは、関西さんじゃなくて、そのう……かなぁって」
「おっさんと出来てると思って心配してた?」
内心を押し隠し、微笑みながら1の鼻を指で突ついた。少々軌道を修正することも同時に考える。
「あ、今は全然思ってないから。冗談で言っても、頼むから止めてくれって二人でハモりそうだし。
それで、嫌われてるっぽいからって何かあった?僕が通い出す前からなんでしょ?何を今更」
「それが、僕と博打オヤジがあんまりやらない理由」
1はきょとんとして423を見る。
「あの二人、よく一緒にやってるからね。片方を避けてもう片方と、ていうのが面倒になるくらい。
僕も正直、そこまでして関西とやりたいわけじゃないから。いまだって、関西と直接やるよりも
やった後の面倒を見てもらってることの方が多いけど、それで構わないし」
前半部分は、1自身が体験していることだ。痴漢が1を見出し、関西弁の男はその体を初めて貫いた。後半部分は423の本音でもあるし、これまた1がその目で何度も見ている光景だ。
その都度、関西弁の男にやいてすねる、423にべそをかきながらくっついてくる、、それを見た痴漢が
引きずり戻しにやってくる、と喧しいことこの上ない。423は休憩中だというのに。
子犬で遊ぶのもいいが、それはこちらの体力気力がある時だ。
精根つきはてて休息を取っている所にじゃれ付かれては、正直たまらない。
だから、この際子犬で遊びつつも、423がこよなく愛する休憩時間が確保できるようにしておこう。
「そだね。本当に良く一緒にやってるよね。なんかもう、ペア組んでるみたい」
「気心が、しれてるんだろうね。付き合い大分長いらしいし」
「みたいだね。423さん、その辺聞いてる?」
「そんなには。まあ、見てれば判るけどね。一人の子を二人がかりでやってるときに、すごく
息があってるところとか。事前に打ち合わせしてるのかって聞きたくなるときあるよ」
経験者の1がうっすらと頬を染めて肯いたが、423自身はそんなことは露ほども思っていない。
どれほど、打ち合わせようが予習しようが努力しようが、下手は下手。
上手い人間同士が組んで、そうそうお粗末なセックスにはならないだろうというのが、
豊富な性体験をもつ423の偽らざる心境だ。
だから、あの映画館のメンバーならどういう面子でペアを組んで3Pに臨んでも、抱かれる側は
それなりに楽しめると同時に、男達の呼吸があっていると思うだろう。
1が抱かれるときには、大抵痴漢か関西弁の男が介添えの様についているから、あそこの
メンバー全員に抱かれた今でも、気がついていないのかもしれないが、あの二人の組み合わせが
特別なはずがない。
キャァァァーー!!
1ちゃん可愛い!!423わ、っるぅーー
モモモモエー
…あああ、だれもいなくなってしまった。
>136
あ、いたー。よかったー(泣
1&423(・∀・)イイ!!スゴク(・∀・)イイ!!
1の騙されやすそうなとこが可愛いー(;´Д`)ハァハァ
は、はやく、続きをー
あの映画館で行われているような濃密な複数プレイを行う時に、抱く方の男達の息が合って
いなければ怪我人が続出することになる。
男達の全員が、一定以上の水準にあり、たとえどういう組合わせでも長年ペアやチームを
組んでいたかのようにプレイできるからこそ、1も423も入院せずに済んでいるのだ。
だが、痴漢の囲い込みにより、中途半端に箱入り状態の1はそのあたりに疎いままだった。
今も素直に423の敷いたレールに乗ってしまった。
「セックスしてるとき以外でも、妙にわかりあってると思わない?」
423の問いかけにも、すぐに同意する。
「それ、判る。なんかさ、時々目で語りあっちゃてるんじゃないのって思うこと、あるよ」
餌に飛びついた子犬に、423はひそかにほくそえんだ。
「穴兄弟、だしね」
423の露骨な言葉に赤くなりながらも、子犬はよちよち付いてくる。
「そ、それを言ったらみんなそうだし、僕と423さんも竿兄弟ってことになるけどさ、ずっと
一緒にやってると、やっぱ違ってくるのかな」
「タチ同士、しかも3P、4Pの共同作業に励む仲だからね」
「目指す所は同じっていうとなんかスポーツみたい」
「ま、チームプレイに変わりはないか」
「ポジション決めて、フォーメーション組んだりして。息があうのも当たり前だよねー」
「個人データも揃えて、基礎練習に励んで」
「テクニックを磨くって?なんかやらしーなー」
「さっきから、ずっとやらしい話してるじゃない」
「それはそうだけどさー、基礎練習って、チームプレイ以前の段階だよね。なに、オナニーでも
するわけ?それとも金冷法とか?」
照れ隠しにハイテンションになる1がぽんぽん言うのをきいて、痴漢がここにいたら、間違いなく
自分を張り倒しているだろうと423は思った。
「個人の持ちテクも、データに相当するのかな。単に、サイズや持続時間だけじゃなくて、
ペアを組む相手の持ってるテクニック位は知らないと困るだろうし」
「そ、そんなの、やってみなけりゃわかんないじゃない。それともAV見ながらメモとるの?」
笑い転げる1に、423はもう一つ餌を投げてみる。
「相互オナニーっていう手もあるしね」
「やだ、想像しちゃった―――やめてよ、もう、凄すぎ」
1がテーブルに突っ伏して笑いをこらえている。
「だって、そうなるじゃない?誰だって最初から上手いはずが無いし、練習するのは当たり前でしょ」
小刻みに震えていた1の肩が止まる。
「僕らがあそこで抱かれてるのが、練習を積んだ上での本番ってことならそうなるでしょう?
実際、二人とも凄く上手いけど、いきなりああなったわけじゃないだろうし」
どれほど練習しようが下手は下手だという423自身の持論は、やはりここでもおくびにも出さない。
「もしかして、おっさんの過去が気になった?」
「ううん、それはないよ。気にするもなにも、きっと叩けば埃の山脈が出来るんだろうけど、
そんなのいちいちチェックするほど暇じゃないしさ。本人全部おぼえてるかどうかあやしいし」
これは本当に平気そうだ。1は何でもすぐに顔にでるから判る。
「それに、もしそういうの後生大事に抱え込む人なら、ああいうとこに通うのきついんじゃない?
まぁ、僕の過去にはこだわりあるかもしれないけど」
「おやま。何か言われた?」
「別に?たださ、僕はあそこが初めてだったから、過去は当然知られちゃってるでしょ。
その上、今はあそこで華々しい経歴を作りつつあるようなものじゃない?現在進行形で。
何か言われたとしてもプロデューサーはあんたなんだから文句があったら自分にいってくれ、だよ」
子犬なりに、囲い込まれている自覚はあったらしい。
「なんか、こうしたいっていうのがあるのかなー、と思わないでもないよ。ま、それで満足
してるんなら、こっちも嬉しいってことで、大して気にはしてないけど。思うようにいかなかった
からって、この期に及んで僕のこと放り捨てるのもポリシーやプライドに関わるだろうから、
捨てられるかもって不安も、あんまりないね。捨てるんなら、僕の方からでしょ」
子犬は飼い主をほぼ正しく理解し、信頼もしているようだが、それではこちらが少々困る。
そろそろ、仕上げにかかることにしようか。
「ま、過去と好みは、変えられる物じゃないしね」
1の表情が、目に見えて曇る。
「……だよね。さっき、423さんのこと、好きなのかなって思ったことがあるっていったじゃない?ほんとは僕なんかタイプじゃなくて、423さんみたいに奇麗な人が好きだったなんて場合には
捨てられないからってだらだらつきあうんじゃなくて、こっちから切るのもありかと思う。」
ちょっとまて。あの男と別れられては困る。
「それはないって。僕はおっさんの好みの顔でもないし」
「うっそだー」
「ほんと」
何しろ、ほんの子供の423に、面と向かって
『顔は奇麗だが腹の中はブラックホール並みの暗黒=一筋の光もない。こんな腹黒い奴は初めてだ』
とまでほざきやがった男だ。今更顔で423を選ぶはずもなし、痴漢に選ばれて応じる423でもない。
「大丈夫。あのおっさん、君に腰砕けだから」
「それもうそだー」
嘘じゃないから面白おかしいのだ。
あの男がいまさら何をと腹を抱えて笑いたくなるほど、1には執心している。
おまけに肝心の1はと言えば、こんなにも423に懐いている“子犬ちゃん”。
天は423に味方している。
「別に、今夢中になってる相手が、前からの好みと全然違うなんてことは珍しくないじゃない?」
どう見たって恋愛経験の乏しそうな1が再び落ち込む。
本当に、考えていることがだだ漏れになっている。
こんなわかりやすい男と付き合いたがる女はいなかっただろう。ちょろすぎてつまらない。
もっとも、騙すのにはもってこいだが。
「……どういうタイプが好みか、423さん、知ってる?」
「外見の好みに関わり無くはまることもあるからさ。体の相性とか。気にしだしたらきり無いよ?」
この話をもちだした423がそう言うかと突っ込める1では勿論無い。
「逆にさ、やってる訳じゃなさそうなのに、妙に通じちゃってる相手の方が恐いかも」
先ほどからの話を思い出し、1が423の用意した解答に辿り着く。
「……関西さん?」
「警戒するなら、僕よりあっちでしょう」
423は涼しい顔で言ってのけた。
「男同士の友情とか言い出したら、かなりやばいから。穴兄弟で妙な連帯感持ちまくりだろうし、
お互いの無防備な姿まで確認済みの、最高の同志ってこと?」
「で、でも、直接、やるわけじゃないし」
「直接やらないで、“お友達でーす“のほうが、ただのやりまくりより長続きしそうだと思わない?」
会ったその日から痴漢とやりまくりな1の顔から血の気がひく。
「必ず終わりがあるのが恋愛、友情はそうでもないって、良く言うよね。
たしかに、始まりや終わりをはっきりさせなくてもいい関係のほうが細く長く続きそうではあるけど。
あの二人の場合、昔からつるんでて今尚定期的に複数プレイやる穴兄弟なんだから、
太く長く続いてるって言う方があってるかな。
年数長い上に、そこらの恋人同士のお付き合いより濃い関係だもんね」
青年向けの雑誌レベルの恋愛“知識 ”しか持っていない1の顔が、どんどん暗くなって行く。
そろそろとどめを刺しておこうか。
「それに、直接やるわけじゃないっていっても、あくまでも、今は、だし」
1が信じられない物を見るような目で423を見る。
「……あ、あの二人が」
二人とも、一応人並みの体躯を持つ成人男子の1を、小脇に抱えて平気で歩く。
その彼らの絡みを想像したらしく愕然としていたが、多少の間をおいて呟いた。
「……プロレス?」
「ああいうの、海外じゃもてるよ?逆に僕みたいに、お奇麗系は、本気で駄目」
自分で自分を奇麗と言える所は423ならではであった。
「…うそだー」
「嘘かどうかは知らないけど、さっき僕が構ってたあれ、元はネコ」
かなりの長身のあの男を抱く男がいたのかと思うと、世界は広かったとしか思えない。
「なんか大分誤解してるけど、女代わりに男ですませる人の方が少数派でしょう。
男くっさい男をやりたい連中には、あの二人、相当もてると思うけど」
「で、でも、関西さんだって、それこそ423さんに腰砕け、じゃない」
「あれは単なる保護者気取り。それが証拠に殆どやってないでしょう。おっさんと組んで
他の子をやってる回数のが遥かに多いって。」
「……でも、あの二人が本当に、や、やってたわけじゃ、ないんでしょう……」
「やってない保証もないし。若いうちは色々やっちゃうもんだし」
自分より年下の423が「若いうち」などとぬかすのに突っ込みを入れもしない1は、やはり子犬だ。
「二人とも、相当無茶やってたらしいからね。お互いのケツ掘り合ったぐらい、別に可愛い話
じゃないかと思うけど?・・・・・・大丈夫?」
423が1の目の前でひらひらと手を振る。
「…うん……だいじょうぶ……」
「そう。判った?」
「え?ええと」
「だからね、君があのおっさんをがっちり捕まえておくにあたって、何より警戒しなきゃ
いけないのは関西なわけ。セックス終わった後まで妙につるませてちゃ危ないかもしれないってこと。
二人とも、若いうちにお互いの体は知り尽くしちゃってるから滅多にやりはしないけど、
いつ再燃したっておかしくないんだから。それは君も嫌でしょう?」
1は何度も肯き、423は改めてそのとろさに感心する。
どうして先程の話から一足飛びにそうなるのかと、ここは疑問を持つところだろうに逆に肯くとは。
だが、午前中のショック2連発の後で疲れているところに、大好きな423に様々なことを
吹き込まれて、1はもう何がなんだか判らなくなってしまっていた。
「…邪魔しろってこと?」
「露骨にやるとバレバレだけど、自然にやればいいんじゃない?」
「自然に邪魔って…」
「みんなやってる時はほっといていいから。語らいもへったくれも無いし」
「……423さんと、関西さんが一緒の時に、良く話してるよね」
どうやら、1が423を目指して来るから痴漢も後を追っていることが判っていないらしい。
その挙げ句423と痴漢の罵り合いになり、仕方なしにそれを止めようとして関西弁の男が
痴漢をたしなめている時のことを『良く話してるよね』だと?
原因はお前だ、全く自覚がなかったのかと、襟首をつかんで揺さぶりたくなるのを我慢する。
「どうやれば、自然に邪魔なんてできるの?」
「簡単。君がおっさんに張り付いていればいいの」
痴漢から423の許に来ることなど、まず無い。423と1が初めて顔を合わせた時も、
痴漢は来ないと聞いていた。前日の新人がえらくお気に入りで持ち帰ったと聞いたときは
何とも思わなかったが、423に見せびらかすためだけとしか思えないタイミングで現れたときは、
心底呆れた。おっさんアホか!、と怒鳴りたくなるのを必死でこらえたのだ。
最初にこのおもちゃを見せびらかしたのは自分の癖に、後になって1が423に懐くのも、
それを423がからかうのも気に入らないとごねて。
一体お前は何様だといいたくもなる。
しかし、面とむかって言っては423のことを女王様呼ばわりする痴漢と同レベルだ。
それは嫌だから、まぁこの際、関西弁の男との仲を可愛い恋人に疑われる程度の仕返しで
許してやることにする。
仕返しどころか、1が常時側に張り付くという特典を考えれば、立派な贈り物だ。
もっとも、ただであげるつもりは、毛頭ない。
「君がいれば、三人でやるでしょ。君の目の前でいきなり二人でやり始めたりはしないと思う。」
「…やだ…」
1は自分が思い浮かべた痴漢と関西弁の男の絡みがどうしても受け入れられないらしく、テーブルに
再度突っ伏した。これは、そのうちに、そういった映像や写真で遊ぶ楽しみもできたということか。
「関西は、僕が責任持って見張っておくから」
「……おねがい……」
お願いされなくとも、久々に1も痴漢もいない所で、関西弁の男の膝を十分に堪能するつもりだ。
このところ、1と痴漢に邪魔されてばかりだったのだから。
「判ってると思うけど、僕が言ったってこと、おっさんに言っちゃだめだよ?」
別に言われても一向に構わないが、どこまでこのネタで引っ張れるか、試してみるのも面白い。
「うん、言わない…」
すっかり落ち込んだ様子の1を見て、423は時間を確かめた。もうそろそろ、着いてもいい頃だ。
仕上げにかからなくては。
「どうしたの?元気ないけど」
「…そんなこと、ない…あ」
1が携帯電話を取り出した。痴漢かららしく、そのまま固まって動かない。
「出ないの?」
「…何いっていいのか、判らない」
「じゃあ、何ていえば良いか、教えてあげる。ついでにおっさんの愛情の確認でもしておきなさい」
「……どうやって?」
「あのね」
ずっとリロードして待ってましたー!!(w
7/7なのに!7/7なのに!
なんて気になるとこで終わるんですかぁぁぁあ
なんて罪作りなお方たちぃー!!(職人さん&1&423)
>139
IDが69ですな。
まだ少しあります。長くて本当に申し訳ありません>ALL
>423好きの方
すみません。これでは女王様というより、オカンでオバチャン…(泣
関西×423のラブラブいちゃいちゃハードきぼんです〜!ハァハァ…
>148
いえいえ!!
悪賢い感じと1のポーッと加減がすごいよく出てて
最高ですよ!!もっともっとー(;´Д`)ハァハァ
みんなに愛される1たん…モ、モエ――!!ハァハァ(;´Д`)
…少しじゃなくなりました(泣)…本当にすみません>ALL
ホテルの玄関付近で、タイヤを鳴らしながら一回転して止まる車はあまり見かけない。
危ないし、恥ずかしいからというだけではなく、それなりのホテルなら必ず常駐している
スタッフの誘導にしたがって入った車は、そんなことが出来るスピードは出ていない。
つまり、今車から降りた男は、それを無視したことになる。
お出迎えというよりは、取り押さえに近い雰囲気で駆け寄ってきた従業員には
総支配人の名前を持ち出して威嚇するという大変に見苦しい真似までして、
そのまま勢い良く走り出す。
もう、2度とこのホテルに顔を出せなくなっても構わない。
それくらい、今の彼は急いでいるのだから。
―――今、レストランにいる。
電話で、妙に沈んだ声で1は答えた。それを聞いたときから、おかしいとは思った。
ホテルで待ち合わせて食事と言っても、1はかなりカジュアルな服装で来ていたはずだ。
必要があればその都度上から下まで揃えればいいし、こちらが勝手にすることだから支払いは
一切気にしないように、と1には散々いって聞かせてきたから、今日も普段着だろうに。
1がいるという店は、それでは入れないはずだ。
その問いに対する答えが
―――初めて会ったおじさんが、買った服。
確かに、警戒心の薄い子ではあった。自分もそこに付け込んだから、よくわかっている。
だが、20を過ぎた男が、それはないんじゃなかろうか。
“お前、構い過ぎやん。幼稚園児ちゃうで?”
関西弁の男に笑われたときに、『お前はわかっていない』と言い返した時には、
単に、ある種の男の目を引きやすい1に他から手を出されたくなければ過保護に
ならざるを得ないという意味で言っていた。
痴漢自身、わかっていなかったのだ。
まさか、現実に幼稚園児並みのことをやらかすとは。
『で、今はそのおじさんとそこに?』
当然の帰結だ。今の1が、そこに独りではいってオーダーすることなど不可能だ。
だが、つとめて穏やかに聞いたというのに、少し間をおいての返事は。
―――言っちゃ駄目なんだって。
そこで唐突に電話が切れた。最初にこちらから、ホテルの敷地内に入るところだと告げてある。
承知の上で1にそう言わせたということは、逃げも隠れもしないからお前も来いということか。
真正面からの宣戦布告に、痴漢の表情が一層険しくなる。
ずいぶんと、舐められたものだ。
そこまでやってくれる相手には、こちらも本気でかからせてもらう。
だが、レストランに乗り込んだ痴漢が目にしたものは、一人でテーブルについている1だった。
痴漢を見て、泣き笑いの表情になる。
「……ほんとにすぐ来てくれた」
その言葉に引っかかるものを感じたが、先に確認しておかねばならないことがある。
今一番大事なことだ。
「泣くようなことがあったのかな」
1の頬に手をそえ、親指で涙の痕を辿る。大切なものをあつかう手つきで。
当の痴漢の胸中が“泣かせやがったのか、ぶち殺す”という大変物騒なものだとは、
その手の動きからは判らなかった。
1はいつも通りの大好きな手に触れられ、安堵のため息をついた。
「違う。ちょっとびっくりしただけ」
それでこんなに目が赤くなるかどうかは、場所を変えてから追及するとしよう。
「もう、食事はすませた?」
話しかけながら、1の服装をチェックする。プレタポルテでも、それなりに
名の通ったものを、品よく合わせていた。
だが、1にはこういうエレガントなシルエットの物はあまり似合わないし、
無理に大人びた物を着せても、逆に幼さが目立ってしまう。
出来合いの物にしてはサイズも合ってはいるが、1の体を隅々まで知り尽くした
痴漢だったらより正確に合わせたことだろう。
そこそこにセンスがあるのは認めるが、自分の方がより1に似合う物を選んでやれると、
痴漢は内心密かに勝ち誇った。
しかし、勝ち誇るべき相手が見当たらないうえに、1の返事も意外なものだった。
「まだ食べてない」
「…知らないおじさんは?」
「えーと、その前にこの店で食べたいけど、いい?」
1が痴漢の背後に目をやった。
そこには、相手を替えての男同士のいちゃつきにも何ら動じること無く平然と接客をする、
真のプロが立っていた。
手早くオーダーをすませ、二人きりになると、痴漢はテーブルの上で両手を組んで1を見た。
(法廷物の洋画でよくこんなポーズを取ってる人って、弁護士と判事のどっちだったかな)
呑気にそんなことを考えている1には、当然ながらこれから自分が尋問を受けるという
自覚は全く無かった。
彼が走ってきてくれた。
それだけで満足してしまった1は、なぜ、痴漢が予約を入れたわけでもないこの店で
食事することになったのかも忘れてしまっている。
だから、痴漢の第一声に、思わずうろたえることとなった。
「で?」
いつも穏やかな笑みをうかべている痴漢が真顔になっている。
「……えーと、ごめんなさい」
「なにが?」
こんな物言いをされるのも初めてだ。
「……あ、色々……」
1が言葉を途切れさせても、痴漢は何も言わない。
いつも、会話だと思っていたあれは、痴漢の忍耐と譲歩の上に成立していたことがようやく
1にもわかった。
語彙に乏しい1が拙い言葉で語るのに根気よく耳を傾け、上手く表現できない部分も
推察したり、あるいは補うことにより更に的確な形で言い表してくれたりした。
痴漢が常に1が言いたいことを把握していたのは、二人の気が合っていたからでも何でもなくて。
幼児の取り止めのない日々の報告を聞いてやる母親の如く、痴漢が1のいる位置まで
降りてきて、目線を合わせて自分から話をしやすくしてくれたから。そして本来の視点から、
低レベルの1がうろついている場所を俯瞰して、巧みに誘導してくれたから。
視点の高低差がはなはだしいからこそできること。
特別な個性も聡明さも持たない自分には、本当は語るべきことなど何も無い。
まだ学生ということを差し引いても、1の世界は狭すぎて、年長の男との共通の話題など
ある筈もないのに、大学やバイト先でのことをだらだら話していた自分が痴漢からは一体
どの様に見えていたか改めて考えると、一言も話せなくなってしまった。
1は無言のまま俯いて、自分の手に目を落とし、423が貸してくれたスーツの袖をつまんでみた。
ネクタイも満足に締められない自分に比べ、この店でも慣れた様子でオーダーしていた423の
姿を思い出すと、自分が情けなくなってくる。一応、自分の方が年上なのに。
いくら鈍い1でも、痴漢が物慣れない自分の為に食事のたびに個室を頼んでいること位はわかる。
自分の箸使いやテーブルマナーが恥ずかしいからに違いないと僻むつもりはない。
1が萎縮してしまわない様に気遣ってのことだ。もし、1が他の客の前で失敗しても、
気にせずに慰めてくれるとは思う。しかし、それでは1が嫌なのだ。
彼に恥をかかせたくて一緒にいるわけじゃない。
だったら、何ができるのか考えてみても、セックス以外何一つ思いつかない。
そんな自分だから、今もこうして気まずい沈黙がやぶれずにいる。
話の切り出し方も判らない。いつも、痴漢の方から話し掛けてくれたから、必要がなかった。
年齢差や、経済力の格差を隠れみのにして、ずっと誤魔化してきた付けが一気にまわってきた。
そんな物が理由にならないのは423をみていれば分かる。
「食欲がない?」
ようやくかけられた言葉に顔を上げると、自己嫌悪にどっぷりと漬かっていた1の前に、
何時の間にか前菜が来ている。
「話は食事の後に聞くから」
そう言って、黙々と食べ始めた痴漢に続いて423も前菜に手をつけた。
何も話さずに食事するのは、付き合い出してから始めてだと思う。
不慣れな1が気後れしない程度に少しずつテーブルマナーを教えてくれて、食材やワインの説明も
ゆっくりとしてくれた。一方的に蘊蓄を垂れるのではなく、1の歩調にあわせて。
もっと頭がよかったら、教えがいもあるだろう。たとえば、同級生の465のようなタイプとか。
あんな風に物覚えが良くて、人のいったことに次々と受け答えができたら、こんなことに
なってはいまい。そもそも、あんな中年男に連れ込まれそうになったりはしないだろう。
そこまで考えて、1は誰かを引き合いにしてもしょうがないのだといいかげん諦めることにした。
本当は、分かっている。認めたくなかっただけで。
1が1だから、今の状況があるのだ。
…馬鹿の考え休むに似たり。
1に考えさせてたら 長くなってしまいました。すみません。
できるだけ、早く短く終わらせます。ごめんなさい.....>ALL
続きが気になって、夕飯の支度ができませんよ〜!!!
あ、今夜は手作りギョーザよん(w
×痴漢に続いて423も前菜に手をつけた
○痴漢に続いて1も前菜に手をつけた
す、すみません…手がすべりました(泣藁
160 :
159:02/02/11 19:30 ID:2DQ/+M/c
ここです>156
そんなぁー!!
短く終わらせる必要なんて全く無いですよ!!
少しでも多く、長く1たん達と一緒に居たいです(危
楽しみにまってまーす
>157
長編マンセー!
>161
>162
勿体無いお言葉、ありがとうございます。
でも、私、一刻も早く職人様にえろを恵んでいただきたいのでございます。
私のはカンブリア紀少女漫画テイストで、激しくスレ違いでございます(泣藁
SS職人様もこれが残っているうちは御書きになりにくいかと。
(ここ2日、基地外一人になってしまっております……泣)
今日中にうpします。申し訳ございません>ALL
>163
こういうのもすごーーーくいいと思いますよ?
今日中にまた読めるなんて幸せ!
あやまらんでくだすわい
>163
1はかわいいなぁ。
1の面倒(?!)をみる痴漢と423にも萌えた・・・。
>157
悩む1がすごくイイと思います。
ひたすらエロいのも好きですが、
こういうのも大好きです。
もっと続けてください〜
ところで、さすがに前スレの
1さんはもう見に来てないのかな?
すごくいいキャラに育ってるのに。
たまたま気に入られた体以外は痴漢の気を惹くものなど、何も持っていない手ぶらの1。
423のような魅力もなければ、それに由来する自信だって当然あるわけがない。
捨てられない自信があると423いった時に、その根拠は痴漢の情の深さだと自分で
言い切っておきながら、それがどういう意味かは本当は何も判っていなかった。
すべては、彼任せということなのだ。
もともとがそれだから、今日のように痴漢の機嫌が悪いだけで、すぐに自分もぐらつく。
なにも、1だとて今日の一件ですぐに見切られるとは思ってはいない。
しかし、このままでは、いつかまたやらかす。その度にこんな風に食事がおいしく
なくなるのは凄く嫌だし、そのうち、本当にまずいことにもなり兼ねない。
お互いに他に好きな相手ができたとかではなく、1の頭が足りないのが原因で
徐々に破局にむかうというのはいくらなんでも嫌だ。
大体1の頭が悪いことくらい、最初から痴漢だって判っているはずだし、それを
承知で付き合い始めたのだ。そして、1の頭がこの先良くなるとも思えない。
努力を放棄するわけではない。だが、今更1の身長が痴漢を追い越すことがありえないのと
おなじように、賢くなることはありえない。
できる努力は、足りないなりになんとか工夫して、失敗はちゃんとおぼえておいて、
同じことを繰り返さない様気をつけること。
今、痴漢の機嫌が悪いのは、1の電話で走ってきたのに、何でもなかったから。
電話では、423が自信を無くしそうになってる1に教えてくれた通りに喋った。
“こう言えば、凄く心配して走って来てくれるよ?”
そうしたら、本当にすぐに来てくれて、凄く嬉しかったのに、今は凄くつまらない。
調子に乗って気持ちを試すような真似をしたバチが当たってしまったのだ。
だから、まずそのことをあやまって―――しかし、謝っても今みたいにされたらどうすればいいのか。
話をきくといったけれど、そのときも今みたいにされたら、1はきっと何も喋れないと思う。
どうして自分から話し掛けられないのか。
それは、自分の話の殆どが用件があってするものじゃなくて、子供のおしゃべりレベルの
自分語りだったから。相手に聞いてもらえることが嬉しいという、ただの愛情確認。
特に1のは内容も要点も皆無で、無くてもいいどころか、いっそ邪魔だとしか思えない。
馬鹿が煩いと思われてたのかもしれない、そう思ったら恐くなった。
恐いのは嫌われたくないから。嫌われたくないのは好きだから。
心配させたのは悪い。けれど、自分のことも好きかどうか知りたかった。
………そういえば。用件の有無にかかわらず、気持ちを伝える為に喋ることだってあるはずだ。
いや、今の1にとっては最重要事だ。立派な用件だ。だから、思い切って言ってみる。
絶対に、知っておいて欲しい気持ちを。
「好きだからね!!」
1は伏せていた顔をあげ、痴漢にむかってさけんだ。驚いた顔を見て、やったと思ったのもつかの間。
彼の前にデミタスカップを置く手に、初めて給仕がいたことに気付く。
―――やったのではない。やってしまったのだ。
真っ赤になって頭を抱えている1の傍らに、痴漢がやってきて強引にその体を抱きあげた。
「うわ?!えっと――――あ……ん」
慌てふためく1の悲鳴は唇を塞がれ、行き場を無くす。
いつもとはちがう、まるで噛みつくようなキス。その激しさが、痴漢が1のことを
どれくらい心配し、また無事を喜んでいたかを伝えてくれる。
口中を深く犯して1が誰のものかを教えてくれる男の肩に手を廻し、自分からも深く求める。
言葉が拙い分、せめてキスでこの気持ちが届くことを願って。
給仕が出ていった後も、しばらくの間二人の唇が離れることはなかった。
しかしその後、痴漢の態度がやわらいだかというと、そうでもなく。
「で?」
相変わらず無表情で1を詰問する。
先程と異なるのは、1が椅子に座る痴漢の膝の上に横抱きにされていること。
「ごめんなさい」
そして、1の口調に怯えがなくなったこと。
「なにが?」
1は首にしがみついて肩に顔を埋めた。
「電話で、わざと心配させるような言い方した」
「423に言わされた?」
1が頭を跳ね上げる。
「なんでわかるの!?」
「抱きしめられた?」
「あ、そこまでは」
「だったら、どこまで?」
痴漢の目は全く笑っていない。
「どこまでとかじゃなくて、助けてもらった」
「助けてもらった?」
痴漢の眉が片方だけ上がる。
「糞ジジイに部屋に押し込まれそうになってたとこ、助けてもらった」
痴漢は一瞬絶句する。本当に、危なかったのだ。
「では、このスーツも?」
「423さんと一緒にいたおじさんが買っておいたんだって」
「ここか・・・・・白髪まじりの、眼鏡かけた一見まともそうな?」
「何で知ってるの?」
「―――すぐに服を買おう」
「僕は別に何もされなかったよ?」
「じゃあ、誰が何をされたのかな」
痴漢が今日はじめて笑ってみせるが、1が見たい表情ではない。
「・・・あのおじさん、知ってるんなら判ってるんでしょ?」
1が眉をしかめるのをみて、痴漢が真顔になる。
「忘れなさい」
1にはいろいろ教えるつもりだが、あれは痴漢の趣味ではない。423も知っててやったにちがいない。
痴漢がらみの嫌がらせでなければ、ただで見せる423ではない。絶対金をとるだろう。
「……努力します」
やはり、423は1に近づけたくない。ここのホテルだからまだよかったが、別のホテルにもっと
危ない豚を飼っていたはずだ。どの豚も、金を持っているから始末がわるい。423の豚小屋を
完璧にさけて高級ホテルを押さえるのは至難の技だが、毎日やってるわけじゃなし、と軽く見ていた。
今回は偶然とはいえ助けられたし、つれていたのが比較的軽症の豚だったからまだよかった。
ため息をつく1を見る限り染まりはしないだろうが、次回はわからない。染まる以前に
トラウマになってしまうかもしれない。
「でもさ、なんで423さんだってわかったの?」
「移り香。あれがつけてるのは特注だ―――どうした?」
半眼で痴漢を見つめる1に尋ねる。
「くっわしーよねー。おじさんのことから香水まで。やっぱ好きなんだ」
「ばかな。香水は送り主が関西だからしっているだけだ」
「うわ、意外!」
「それと、あれが豚飼いなのは映画館の連中ならみんな知ってる」
「豚飼い・・・」
それくらいで遠い目になった1には、とてもじゃないが 『あいつは小学生の時からその世界では
有名な豚飼い少年だった』とはいえない。
「で、423から請求書は?」
痴漢が1に手をさしのべる。
「えーと、ここの支払いは任せたって……なんでわかるのー?」
「あれが無償で人助けをするものか。ましてや私と待ち合わせていたところを助けたのに」
423の金に対する意地汚さを思い出し、痴漢が顔をしかめる。
「何でそういう言い方するのー?」
「はっきりいっておくが、私もあれには梅干しの種一粒だってただではやりたくない」
1が考えていた以上に二人の確執は根深いものらしい。
「でも、梅干しの種の中身、好き……ごめん」
1は423の悪口を聞きたくなくて、話をそらすつもりで馬鹿なことをいってしまい、慌てて
口をつぐむ。
「どうかしたかい?」
「あー、あんまし、馬鹿まるだしはいやかなあと思って。これからは、無口をめざす」
「別に馬鹿だとはおもわないし、急に無口になったら、やっぱりおじさん相手じゃ
つまらないかと悲しくなるかな」
「おじさんだなんて、思ってないよ?」
にっこり笑いながら目を合わせてくる1は、本当に可愛いとおもう。
キスをすればすぐに感じて、自分から痴漢の手を股間や胸に導く所も。
そして、1の方もこんなときはすぐに衣類をゆるめて手をいれてくれる痴漢を優しいと思っている。
これはこれでお似合い。―――だから。
痴漢は1のことを馬鹿とは言わないが、すこし足りないと思っていることは内緒だ。
1のほうも、二人だけのセックスで「これってオヤジH?」と思うときがあっても言わずにいる。
少しずつ、相手を思うが為の秘密を抱えていた方が良い場合もあるかもしれない。
そしてお似合いな二人がすっかり盛り上がり、痴漢が1のファスナーに手を掛けた時。
「―――お客様、大変申し訳ございませんが」
彼は、どこまでも真のプロであった。
長々と、エロでもないものをすみませんでした>ALL
言い訳します。
痴漢が成金で気障なのは、書いてて面白かったからです。
くさい台詞を吐かせては「ぷっ、痴漢の癖に」。金持ちぶらせては「へっ、痴漢の癖に」。
読み返しては、「おまえはなぁ、痴漢なんだよ、ちーかーん!!」と。
心の中で大爆笑できたから(w
「痴漢×1希望」「1好き」「423好き」の書き込みはよくみかけますが、
「痴漢好き」って見たことないです。
だから安心してこんな事書いてますが、もしROM専の方の中にいらしたらごめんなさい。
でも、初期の痴漢のファンはいても、成金で気障な痴漢が好きな人は少ないと思われ……
本当は、サルマタケ食べてるような、貧乏でパワフルな痴漢が読みたい・・・ (大真面目)
・・・・・本当に色々とごめんなさい>423好きの方
・・・・・頭悪くし過ぎました。ごめんなさい>1好きの方。
1を書いてて、「なんで、これと465が同じ大学の同じ学科?」とずーっと思ってました・・・
つーか、私の書いた1よ。あなたが入れる大学って存在するのか?(大泣
>172
いやいやいや本当に本当に素晴らしかったですよ。
私は成金痴漢大好き。
しかも、私も読みながら「でも、おめぇは『痴漢』だよなぁ」
と思いながら笑ってました(w
読んでてすごい楽しかったし、1の可愛さもたまらんし423の小悪魔加減も
最高でした。
成績の良さとこういう頭の悪さって関係無いと思うので
同じ大学でも全然問題無いと思いますよ。
いやぁ今回本当楽しかったです。
叫ばせて下さい。お願いします。あなた最高ーー!!!
私も叫びたいです!
172さんマンセー!!
私も一緒にマンセー!
高校まで成績が良くて、なんの問題も起こさず
勉強だけしてきたのでそういう大ボケな性格
に育ったと思われ>1
私も叫びたい!
作者さんマンセーー!!
マンセーマンセーマンセーーー!!
うわー、172さんすごい人気〜。
私も叫びたい。172さんマンセー!!!
楽しいSSありがとう!
178 :
172:02/02/12 11:06 ID:wqQxYZPJ
ありがとございます。
おだちんは、えろがほしいです(w
>172
何きぼんですか?つたないながら、良けりゃ書きます。
180 :
172:02/02/12 11:51 ID:wqQxYZPJ
>179
おありがとうございます。
1編の続き、おねがいしても、いいですか?
はいです。
・・・どこらへんにあったかな1編…遠い。
「やぁ…っ、やだっ、やめ…」
快感に身体を震わせながらも、1は誰にともなく懇願した。
しかし、言葉とは裏腹に蕾は二人の指をきつく締め付けていた。
「こら、力を抜いて…見えないだろう?」
医師が、指をもう一本増やし1の蕾を更に押し広げる。関西弁の男も医師が見やすいように日本の指を
更に広げた。
「あ、あぁっ…ん、やぁ…」
羞恥に頬を染めながらも、1は関西弁の男の腕にしがみつき、更なる刺激を得ようと腰を振る。
「兄ちゃん、慌てんなや。ゆっくり可愛がったるって言ったやろ」
言いながら、関西弁の男はとても楽しそうだ。軽く嬲ってやると1の貪欲さが増すのを知っていて、
1が耐えられなくなるギリギリまで焦らしてやるつもりでいる。1が涙を溜めて自分に縋り付いてくるのに、
微笑みながら頭を撫でてやる。
医師が指を最奥まで押し込み、内部を深く抉った。
「ひっ…あぁ、やぁーっ!」
1は背を仰け反らせ、2度目の絶頂を迎えた。
>182
ありがハァハァ……指4本……
1、あんたは偉い!!
1、423、痴漢がすでに普通の名前に見えてた…。
そうだよね、『痴漢』なんだよね、彼。
眼球が脳に直結し過ぎだ。ちょっと逝ってこよう(涙
185 :
182:02/02/12 15:39 ID:9sjm0WF5
「日本」って…「日本」っておい自分!!死ぬ気か!!(泣
…でも書く。
1は息を切らせて関西弁の男に凭れ掛かった。
すっかり力が抜けて、もう指一本動かすのも億劫だった。
「なんや、もう疲れたんか?」
関西弁の男が胸の突起に触れ、1はビクリと身体を跳ねさせる。
「ひぁ…っ」
「動けるやん」
男は1の耳元でくすくす笑う。
「もっ、もう…無理だよ…」
「何言うとるんや。自分だけ楽しんで終わる気か?ちゃうやろ?」
「そ…それはぁ…」
上から畳み掛けられると、1は何も言い返せなくなってしまう。
今周りにいる百戦錬磨の男達と違って、頭の回転がそう速いわけではない。
いくら20余年生きていようが、ここでは赤子に等しい。
「1はええ子やから、判るよなぁ?」
「え、っと…その」
レジデントが、手で弄んでいた1のものを握った。
「やぁ…ん…っ」
予想だにしていなかった1は足でレジデントを軽く蹴ってしまう。
「あ、ごめ…」
「…だめじゃないか、そんなことしたら…」
医師が1の足首を掴む。
「あ、あの…ごめんなさい…」
「診断中に先生蹴ってまうなんて、やっちゃいけないわなぁ」
レジデントが1の頬に触れ、意地悪い笑みを浮かべる。
「今度はこんなことしないように、きちんと固定しておかないとね」
いつの間に用意してあったのか、レジデントは後方にいた男から細目の
縄を受け取った。
「動いちゃいけないよ」
力の篭らない1の足を肘掛けに載せると、目を見張る手捌きで足首を
肘掛けに縛り付ける。
「あ、や、やだぁ…」
さっきまでとほぼ同じ格好ではあるが、縛られていると思うと余計に
羞恥心が増す。
「…これで診察しやすくなったね」
医師は1を見上げ、診療所で子供に接する時の様な柔和な笑みを
浮かべた。1と目線を合わせたまま、先程のように蕾の縁を舌でなぞった。
>186-187
ぐれいと!!……やっぱ、SS職人様ってすげぇ……
エロいお医者さん…ハアハア
エロ診察マンセー!!
今度は痴漢電車など読んでみたいです…
ああ、自分に文章力があればぁぁぁぁ!!
職人様!!おねげぇしますだぁ!
>189
手付かずの13がいます。
迷子だとかぬかしてかわいこぶってたので、柔道部かラグビー部の
硬いケツの兄貴にしようかと思ってたのですが。
13つかって「鬼畜痴漢電車でGO!」しましょうか?
映画館の痴漢達みたいに「怪我をさせないで気持ち良く」なんて紳士的なこといわず、
マジでぼろっぼろにして駅のトイレにすてようかと思ってますが・・・
190の
>手つかずの13がいます
↓
(野郎のナニ)抜かずの13がいます と見えてしまった…いかん毒されすぎてる(w;
世論調査
13で、痴漢電車だしてもいいですか?
・どんなタイプがいいですか?→年齢、体型etc.
・鬼畜はOKそれともNG
あ、「私が走らせちゃる!!」という方がいらしたら、
どんどんいっちゃってください(W
世論調査・補足
あ、映画館の痴漢と区別する方法とかも・・・一応ABCとか考えてましたが。
「映画館だけで良い、電車要らない」方もいらっしゃるでしょうから、
ゆっくり調査したいです。
…SS職人様でもないのにえらそうでスマソ>ALL
ち…痴漢電車マンセー ハァハァ…
ぜひ電車で犯ってくださいと手を挙げてみるテスト。
あ、13はまっちょんなヤロウは嫌でございます……。
かわいこぶりながらも上司を貶めるような野心家のリーマンきぼんぬ。
195 :
189:02/02/13 02:15 ID:JiJukxPv
>190
遅レススマソ。
ハアハア…神様!よろしくお願いします〜〜!!
鬼畜おっけ〜でございます!
私はまっちょマンセーでございますが、イヤンなお方もおられるようですので、ここはひとつ
皆様のお好きなタイプで。
できれば車両の中に大勢の痴漢が13をとりかこみつり革などに縛って前から後ろから…(w
もちろん普通のお客様もいて、気づかぬふりでごくん…と13の嬌態を観察…。
そんな視線にも感じてしまっておかしい俺…!!みたいな…!
ああ、こんなへたれ設定はどうでもいい!!
ひらにひらにお願いいたします〜!
↑その電車乗りたい・・・
痴漢電車…
ラストは駅のトイレにあぼ〜んでなく、最終電車が車庫に入るまでバイーブ挿入
のまま放置(w
その後車庫で運転手さんや車掌さんや駅員さんにも美味しくいただかれ、
翌日からは駅員さんのメンテナンスのうえ(浣腸・口かせ<口があいたままになるやつキボンヌ)
その電車のとある車両で殿方専用お便所になってしまう13。
普段は個室で始発と終電はフロアで拘束(w
アニャールに向けて矢印書いてあって注意書きとかしてあるの。零さないでください。みんなのトイレです。
綺麗に使いましょう…とか。
その電車では痴漢被害も減って一石二鳥!という感じの鬼畜はいかがでしょうか…。
どなたか流麗な文章でこんなの書いてくれんかのう…。
ハアハア良い妄想をさせてモラタヨ。イッテクル。
>197
すげぇ!!(w
自分のぬるさ、お子様ぶりを再認識しました。
ちなみに、私は
「トイレの個室にわんわんスタイルで拘束。
両側の壁下半分切って、上下の口に突っ込めるようにしておく。
噛むと困るから、歯は全部へし折っとく。
それぞれの壁の上部に『御自由にお使い下さい』と書かれている」
程度のことしか考えてなかった・・・鬼畜レベル低すぎ。
口枷というものがあったんですよね。奥の深い世界だ…。
みんなすげぇ!!
見事な萌えっぷりだ!(w
私も痴漢電車キボンヌ
リーマンがいいな。リーマン萌え。
これは、果たして萌えなのか…
…萌えか。キチクマンセー!!映画館とはまったく違う路線で
行ってホスィ…。1とは違った意味での「犬」になりそうですな。13。
あぁちきしょうクッキー残ってた…スマソ。
>198
いやいやあなた様の鬼畜もなかなかのもの(w
ワンワンマンセー!
そしてやっぱおトイレには「綺麗に使いましょう」の注意書きがあったとしても
卑猥な落書きがつきものですよね(w
カラダにエッチな落書きされて羞恥もさらに募るというもの。
個人的には13は眼鏡にぼさぼさの髪汚らしい格好の元痴漢キボン
文句の言えないおとなしい娘さんに日々悪質な痴漢を繰り返していたがある日
立場逆転!哀れワンワンに…なんてのも良いかな〜と。
眼鏡取って髪の毛掻き上げたら結構美しいのよんはお約束(w
服のセンスは裸ならカンケーないのでおっけ〜(w
立場の逆転って萌え…。
すみません、ちょと流れさえぎっちゃうかもしれないのですが、
痴漢×1もどき、うpしていいですか?
>203
ぜひぜひ!お願いします!
痴漢電車も萌えですが痴漢×1も萌え…。
萌がたくさんあるってすんばらしい!
なるべくたくさんの萌を漏れに…!!
13タンを淫乱な便所に調教しちゃおう!と叫んでみるテスト…。
迷い込んできた13タン…。もうここ見てないかなあ…。
大変なことになっててビクーリしている13タン…ハアハア
これも一種のナマモノ萌え…?
ありがとございます>204
構ってチャンな、嫌らしい書き方してシモタ>うpしていいですか
嫌だと思っても書かない、大人が多いスレでの書き方じゃなかったです。
俺も女だ、直球で「うpします」と書くべきでしたね。スマソ>ALL
電車で萌え萌えのところに申し訳ありません。下手糞乱入。
1が痴漢と共に映画館に入ると、423が舞台から降ろされるのが目に入った。
力尽き、男の腕に身を任せて目を閉じている423を関西弁の男が受け取り、
抱きかかえて客席に座る。
他の男からタオルを受け取り、精液にまみれた白い肌を拭っているところに
近寄り、1はそっと423の顔色を伺った。
目を伏せ、長い睫が影を落とすその顔は、いつもの凛とした風情はうすれ
どこか儚げなものを漂わせていた。こんな表情を見てしまうと、本当は
423はひれ伏し崇め奉るよりは、風にも当てない様に守るべき存在なのでは
ないかと思えてくる。
いつもの423とはまた異なる色香を滴らせているのに見蕩れていると、
関西弁の男が笑いながら1の頭を撫でた。
「こっち拭いたってくれるか?」
423の膝裏に手をかけて、両足を大きく広げてみせる。
迷わずその前にしゃがむ1に程よく冷まされた蒸しタオルが渡され、
なれない手つきで股間を拭おうとしたが、つむじを突つかれて顔を上げる。
見ると、423が薄く目を開けていた。1は慌てて拭う手を止めた。
他の男が始末することもあるが、一度関西弁の男の手に委ねられると、
後は一切彼が済ませるのが常だ。
余計な手出しをしてしまったと焦る1の顎に、423の手がのびた。
「おいで」
いつもより少し掠れた声は先ほどまでの行為の激しさを匂わせ、
1の股間を刺激する。
顎に触れる指先にさそわれて中腰になって顔を近づけていくと、
423が1の背に手を廻し、抱き寄せて唇を触れ合わせた。
1は目を閉じて、423の唇の感触に酔った。
甘く柔らかいそれに唇を優しく吸われ、軽く開くと舌先に歯列を舐められる。
もっと深く重なりたくて、舌を差し出しながら423の背を抱けば
求めに応じて舌が絡められた。
力が抜け、ずり落ちかけた1の上体を423が抱きしめてささえるのと、1の腰が
後ろから抱えられるのは、ほぼ同時だった。
1の腹部を片腕で楽に支えて手早くジーンズを降ろし、既に423の口付けで
熱くなりかけていたものを外気に晒す。
肌に馴染んだその手は痴漢のもので、そのままむき出しにした双丘の狭間に
怒張を押し付けてきた。
思わず息を詰めて舌の動きを止めた1から、423は唇を離して耳元に囁いた。
「もっと、凭れていいから」
肯きながら上体を預けると、423はその胸元をくつろげて手を差し入れた。
そのまま肌をなぞり、やがで乳首へと辿り着いて念入りにもてあそびはじめた
423の指は、確実に1の肌を火照らせていく。
一方では痴漢の指が後ろを弄りはじめていたが、最初から愛撫というよりも
挿入の準備といった直截な動きで、早々に1を犯すつもりだと宣告する。
初めて423に触れられるかたわらで、慣れた痴漢の指も中へと入ってきて。
「…あ…」
唇からもれたのはどちらがあげさせた声なのか、もう1にもわからない。
「気持ちいい?」
笑いを含んだ423の声に、啜り泣きながら肯く。
「うんっ……いい…すごく……きもち、いいっ…でも…こわい…」
「恐いの?どうして?」
「だって、だって…いつもと、ちがうよ…や、こんなの、知らないっ…」
―――いつもここで、大勢の男に抱かれ続けて、皆に愛されていること、
1自身もまた彼らを愛していることを体で感じている。
神様は、1に聡明さを与えてはくれなかったが、愛情には恵まれるようにして
下さったらしい。そして、さらに愛されるようにとの計らいなのだろう。
そそがれる沢山の愛情に応えられる、人よりも多い情をもつ1を作られた。
1の愛は、自分を抱いて、可愛がってくれる男の数だけ存在する。
だが、それらとは少し異なる気持ちで、とりわけ心を傾ける相手がいる。
その二人に同時に愛されて、良くないわけがない。
上体を這う423の手はやさしく、下肢を犯し始めた痴漢の律動は激しい。
愛されている場所も違えばその動きも対照的なのに、だからこそか、
あっという間に1をとろかしてぐずぐずにする。
「恐くないよ?」
423が囁きながら愛撫するのに、泣いてしがみつき、かぶりをふる。
こうして423の腕に強く抱きしめられ、下肢は痴漢にしっかりと
貫かれているのに、どうしてこんなに恐いのだろう。
それは、今迄こんなに急に高みへ引き摺り上げられたことがないから。
こんな風に感じるなんて初めてで、まるで自分の体じゃないみたいで恐い。
―――いや、自分の体ではない。今はこの二人のものなのだ。
二人にまかせた以上、1の知らない自分が引きずりだされるのは当然だろう。
「いっちゃう、もう、いっちゃうよ…」
泣きじゃくる1のものは、1度も触れられないままに先端を濡らしていた。
ふいにそこに、関西弁の男の手が伸ばされる。
「ええよ、いってまえ」
軽く扱かれただけでも、今の1には強すぎる刺激だ。
「あ、あっ……423さんっ……!」
一際甘い声と共に、1は絶頂をむかえ、そして気を失った。
失神した1の体を強引に423からひきはがすと、痴漢は足音も高くその場を去り、
最も離れた席に腰をおろして1をその腕に抱き直した。
「まったく、珍しいこともあるもんやと思うたら、それが狙いやったんか」
関西弁の男が、笑い転げる423の頭を軽く小突く。
「だ、だってこうなることくらい、判りそうなものじゃない?」
「…まぁな、こればっかりは、仕方あらへん」
関西弁の男も423の足を閉じて、その体を抱き直した。
「本人も、気にはしとるんや。今更しょうがないけどなぁ」
「まぁ、そのうち誰かがやってくれるんじゃないの?」
「…おったら、マジで尊敬するわ」
半ば固有名詞に近い認識をされていようが、痴漢は痴漢。
この先1がその2文字をはっきりと口に出して彼を呼び、さらには喘げるかどうか。
すべては、SS職人様の手にかかっている。
つまらない楽屋オチでスマソ>ALL
外したお笑いは本とに寒いですが、どこかにこのハードルを越えられる勇者は
おられんものかと思って……いないです。そんなこと、全然(w
痴漢の本名も職業・年齢一切不詳な方が面白いように、
1が彼のダーリン(爆笑)をどう呼ぶかも、謎のままでいいと思っています。
じゃ、なぜこんなオチにしたかというと。
単に、Hを書こうとして失敗して、悔しいから痴漢を苛めてみただけ(泣
>迷い込んできた13タン…。もうここ見てないかなあ…。
>大変なことになっててビクーリしている13タン…ハアハァ
痴漢スレの本質ですね(w
>204
これでは、萌えでなくて萎えですね。すみませんでした。逝ってきます。
213 :
204:02/02/13 17:18 ID:WVMpPf53
>212
いえいえ〜素晴らしかったですわ!
おばかちゃんな、そんでもってみんなに可愛がられる1に萌え萌え。
可愛い淫乱ちゃん萌え〜〜!
美味しゅうございました。合掌。
エロ診察の続きはもうないんかのう…。
「これは診察なんだよ…なのにここをこんなにして…感じてたら診察にならないだろう」
「淫乱やなぁ」
ハアハア…。
>200
あなたは…もしかしてss職人様ですね?
痴漢電車萌えですか?
大期待…と呟いてみるテスト。
遠回りにおねだりしてみたり。
>200
「犬」ハアハア。
単語萌え…イッテクルヨ
217 :
200:02/02/13 18:48 ID:6+RLuUi3
>215
う…っ。バレてる。(そりゃそうだ)クッキーが…クッキーが憎い。
読み専のフリしようと思ったのに…っ。
…キチークは専門外ですわ…。きっと13版職人さん方に混じるでしょうが(w
…とりあえず、214に答えてみるテスト。
「や、やだっ…」
1は羞恥に顔を伏せた。レジデントが顎を持って自分のほうを向かせる。
「君がいけないんだよ?」
「だって…びっくりして」
「「びっくりして」じゃないだろう?ケガしたらどうするんだい」
言いながら、レジデントはとても楽しそうだ。一言一言に振り回される
1のような子はさぞかしからかいがいがあるのだろう。
「ご…っ、ごめんなさい…」
「じゃ、このまま大人しくしてくれるね?」
「う…、……うん」
こくりと首を縦に振る1の頭を撫で、レジデントと医師は診察を再開させる。
医師が、1の中に再度指を滑らせる。そこはもう先程から熱く溶けていて、
指を中へと導くように脈動していた。
「ひっ…あ、う、あぁ…っ」
1は指を折れそうなほどに締め付ける。もう2度も達してしまっているせいで、
いつもの何倍も身体が敏感になってしまっていた。
「こら…見えないじゃないか。診察にならないだろう?力を抜きなさい」
「や、で、できな…」
医師の指が中を擦るたびに、1は熱に耐えかねて声を上げ、目を潤ませて
刺激をねだる。いつもの子供っぽさに反比例するかのような1の淫乱さは、
周りの男を魅了するに事足りる。
そのことに、1自身が気付いていないのは少々問題があるのだが。
「う、あんっ…せんせ…っ」
息を切らせながら、医師の手に触れてそれを中へと導く。
「おや。まだ足りないのかい?」
その様子を見ていたレジデントが、1の胸元に触れる。指先が当たっただけで、
1の身体はびくっと跳ねる。
「ふぁ…っ」
「…可愛いね」
軽く唇を重ねると、1は腕をレジデントの背に回してむしゃぶりついた。
・・・皆様、ボーボーに萌えてますね。
今夜見切り発車させていいですか?(なにがゆっくり調査するんだか・・・)
あ、もちろん先に発車させたい方がいらしたら、どぞどぞ(w
ま○だ林檎のマンガで痴漢電車ネタを見たことがあるので
それとはかぶらないような設定をお願いしたいです。
記憶もあやしいのですが、特定の条件が揃うと「痴漢して下さい」
という暗黙のメッセージになり老若男女にいたぶられる、という設定でした。
晴れた日の○曜日、何番線の電車の何両目に傘を持って乗り込むと…
というような感じでした。
今出てる感じでは全然違うものになりそうなので、杞憂だとは思いますが
敢えて書きこませて頂きました。職人さん、頑張って下さい!
202さんの設定をお借りして、「常習犯におしおきよ!」な感じで
書こうかとおもてましたが、ええですかいのう?>221
223 :
221:02/02/13 19:39 ID:vXef90++
その話のポイントは「自ら求めて痴漢されに行く」というものでした。
1の例もあるので2回目以降はそういう設定でも良いのですが、最初は
やはり「望まないのに痴漢される」という話をお願いしたかったのです。
という訳で、222さん、いっちゃって下さい!
224 :
214:02/02/13 19:46 ID:FVG5+u7G
>218-219
ああ、ありがとうありがとう。
こういうのを待っていたんじゃ!
これで今晩のおかずはキマリじゃ。ありがたや…。
職人さんマンセー!!
>220・222
いつでも発車オーライ!!
そして何人ものお方が同時発車でも私的にオーライ!
できるだけたくさんいろいろ読みたいの…ハアハア
>221
それ私も読んだよ。あれはあれでとても萌えダターヨ。
もちろんここでは違う話が読みたいけどネ!
>224
オカズって…(藁 光栄ですわ。
>202様、設定ごちそうさまでございます。
カーブを曲がる際に車両が傾き、周囲の乗客に体をおされる。
通勤電車ではごく当たり前のことだ。
13だとて、もう何年もこうして電車通勤している以上、わかりきっているが
いつもとは微妙に違う光景に苛立ちを隠せない。
(男ばっかじゃねえか!!女どこだよ、隠してねえで俺のとこによこせよ!!)
毎朝、乗り込むたびに確実においしいポジションについてきたのに、
今日はなぜか真中で押しつぶされて、満足に手も動かせない。
おまけに、先ほどから乗る客はみな男ばかり。
(ちっくしょう、もう降りちまっただろうな。それにもうすぐ次のが乗るはずなのに)
毎朝の、彼の最初のお目当ての女子中学生。
彼女の次は、一駅おいてOL。
定番のその二人が終わったら、後は車内で物色。
美人である必要はない。
おとなしそうで、とてもじゃないが大声なんて出せそうにない、そんな女がいい。
電車内で痴漢行為を働く上で、一番重要なポイントだ。
13の毎朝の日課、それは電車内での痴漢だった。
毎日毎日、くだらない上司に邪魔をされながら自分の仕事をこなし、
その上司や後輩の尻拭いまでしているのに、会社は彼を正当に評価しない。
彼が仕事をしているおかげで給料を貰えているというのに、
馬鹿OL共は彼に対する侮蔑の念を隠そうともしない。
『自分が仕事できるつもりなんだろ。その前に外見どうにかしろよな』
『ほんっと気持ち悪い。あの髪型見るだけでもうやだ。坊主にしろ!』
『あの眼鏡もさー。コンタクトにされてもやだけど』
同じ課の女子社員が給湯室で噂話に興じていたのを偶然立ち聞きしたとき、
全員殴ってやろうかと思った。
終業前に化粧直しに走るような連中に言われる覚えはない。
多少長めの前髪が眼鏡を半ば覆っているが、襟足は後輩の茶髪ゴキブリより
遥かに短い。なのに、あいつはよくて13は汚いと言われる。
風呂にも毎日入っているのにあんな馬鹿どもに不潔だと陰口を叩かれる。
職場だけではない。大学でも、高校でも、中学校でもそうだった。
本当に、女なんか、どいつもこいつも馬鹿ばっかりだ。
自分の身の程も弁えず、人のことばっかり笑い者にしやがって。
何をやっても所詮男に敵わないくせに。黙って足開け。
13のお気に入りの子達のように、大人しく男のおもちゃになっていろ。
しかし、今朝は本当にやりづらい。
女子中学生は、昨日の朝、かなりいいところまでいったというのに。
いつもスカートの中に手をいれて、生の尻をつかむのが精一杯だったのに、
昨日はもう少し前までさわれた。濡れた感触に興奮して、ゆっくりと
中に指をいれようとしたのに、駅に着いて彼女は降りてしまった。
毎日触っても、何もいわずに同じ時間に乗っているのは向こうも待っている
からなのに、可哀想な事をした。
だから、今日こそは指を入れてあげようと思っていたのに。
(ま、明日があるか)
大きくため息をついて、斜めに傾いた体をもう少しだけまっすぐに
しようとしたその時、尻のあたりが妙に暖かいのに気がついた。
カイロでも入れてる奴がいるのかと思ったが、どうやらちがうようだ。
接している面積が、随分と大きいような気がする。
そう思った瞬間、それは13の尻を這い、軽く揉み始めた。
ずたぼろにしやすいように、うんとこさ、やな奴にしてみました。
凄くいい感じです!鬼畜痴漢電車!
早く…早く続きを…ハアハア
これからどうなって行くのかしら…わくわく。
職人様方13をずたぼろのお便所にしてやって下さいませ。
続き、よろしければどなたか。
232 :
202:02/02/13 20:42 ID:xE3iRTJW
思いつきでこんなん萌え〜と書き殴った設定が職人さんの手にかかるとこのような
素晴らしい文章になるんですね…感動した!
続きキボン
最初は、何が起こっているのかわからなかった。
次の瞬間、“自分の尻が触られている”のに気がつき、ぞっとした。
(何考えてんだ、俺は男だ)
痴女、という言葉も思い浮かんだが、周囲に男しかいないのを嘆いていた
ばかりなのだ。それはありえないことを13自身がよく知っている。
ホモの痴漢、という言葉を思い浮かべ、さらに背筋が寒くなる。
(ふざけんなっ!)
必死に身をよじり、すぐ隣に立っていた男のわき腹を肘で突いてしまう。
露骨にいやな顔をされて、無言で会釈する間も、尻を揉む手は止まらない。
自分の手も動かせないほどの込み具合に、逃げることはもちろん、
相手の手を掴んでやめさせることもできない。
男の自分が痴漢だと大騒ぎした日にはいい笑い者だ。
このまま我慢するしかないのが腹立たしい。だが、後少しの辛抱だ。
今が最も混雑する区間なのが不運だったが、次の駅では降りるほうが多い筈。
会社の最寄駅迄はまだ10分はかかるが、それまでこの状態を続けたくはない。
尻を撫で回す手に耐えてじっと停車するのを待つ。
やがて電車が止まり、少し人が減った。少し隙間ができたのにほっとして、
体をひねって手から逃げる。
だが、手は執拗に13の尻を追って伸ばされてくる。
空いたといっても、まだようやく手が動かせるかどうかと言ったところだ。
13はそこでようやく手で振り払う方法に気づいて、尻を撫でる手を握った。
だが、逆にその手を握られ、強く引かれる。
そうして引きずられた先で、布地に手を押し付けられる。
その布は、硬いもので盛り上がっていた。
13の手の位置や、掌の感触からいってもそれは。
どう考えても、勃起した男性器だった。
相変わらずの悪寒。こみ上げてくる吐き気。
それらと戦いながら、13は抵抗を続けた。
周囲にばれたくないというこちらの弱みにつけこんで、そこまでするのなら
こちらも握りつぶせばいい。
そう思って力を込めようとしたが、見透かしたように手を股間から離し、
今度は手をつないで握り締めてくる。
その手の感触に、解ってはいたが、やはり男なのだと思い知らされ、泣きたくなった。
だが、もっと泣きたくなるような事態が13を襲った。
また別の手が、今度は13自身の股間に触れてきた。
素晴らしい!!
職人さんマンセー!
ドキドキの次号を待っています!
237 :
236:02/02/13 23:50 ID:WoYKzuCP
スマソ…さげミス…
マウスコードでイッテクルyo!
今、13の手を握っている男が、股間も同時に触っているのならまだよかった。
よくはないが、すくなくとも変態は一人ですんだ。
だが、間違いなくもう一人いる。
なぜなら、13の股間に触れている人物は、両手で触れていたからだ。
片手で布越しに13の性器を揉みながら、ファスナーを下ろそうとしている。
13は、必死で握られた手を振り解こうとしたが、強く握られて離せない。
しかたなく、鞄をもっていた手をはなし遮ろうとしたが、その手もまた握りとられた。
(二人じゃないのか)
13の全身から血の気が引いた。
慌て周囲を見回す。手が届く範囲にいる人間のうち、3人もが13に触れている。
なのに、見ただけでは誰なのか全く解らない。
新聞を読んでいる男もいれば、首を揺らしながら居眠りしている男もいる。
一体どの男が、今13のファスナーをおろしてぺニスを握ったのか。
13は恐怖に顔を引きつらせて逃げようとしたが、混雑した電車の中で
両手をそれぞれ握られ、股間の一物も押さえられては不可能だった。
(なんで、なんでだよっ!!)
もうすぐ自分の降車駅に到着する。
そこでは、乗客の半分が降りてしまうのだ。
勢い隙間もできて13が逃げる余地もできるだろうし、こいつらもやめるだろう。
だが、奴らはそのまま逃げればいいが、両手の自由を奪われて
股間を晒している13は身繕いの余地もない。
自分の会社の人間が最もよく利用している駅で、それだけは避けたい。
13の焦りをよそに、ペニスを握った手が軽く揉むような動きをしたが、この
状態で勃起したらAV男優が勤まるだろう。
泣きそうになった13の手は変態の股間に再び導かれたが、
握りつぶされることを警戒したらしく、今度は手の甲が押し付けられる。
それも、両手が別々の男の股間に。
牛歩でスマソ…
そこまで来て、13は変態共がグルであることに思い至った。
3人で、13を囲んでいるのだ。簡単に逃げられるわけがない。
(もう、仕方ない。駅に着いて手が離れたらすぐにしゃがむ。それか倒れる)
そして何とかファスナーを上げ、次の駅でおりて引き返せばいい。
13は必死で耐え続け、車内アナウンスに自分の降車駅が近くなったことを
知ったときには涙が出そうになった。
ドアが開いて乗客がごっそり降りたら手も離れる。その時とにかくしゃがむ。
それだけを胸の中で何度も繰り返した。
やがて、電車が止まり、ドアが開いて一斉に乗客が降りた。
だが、13の股間も両手も解放されなかった。
それだけではない。13の周囲だけが、相変わらず混雑している。
乗客が半減した車内で、13を中心に20人近くの男が固まっていたのだ。
息を呑む13の目の前で、電車の扉がしまった。
続き、よろしければどなたか。
い…いよいよ本番ですね
ゴクリ
244 :
242:02/02/14 01:05 ID:RJYqpkY+
202さんからいただいた設定、書ききれてませんでした。
>眼鏡取って髪の毛掻き上げたら結構美しいのよんはお約束(w
まだこれから、眼鏡をはずすシーンが出てくると思うので、そのときにでも。
続きを書いてやろうとおっしゃる方、どぞお気兼ねなく。
最終目標は“人間便器13”でいいでしょか>ALL
>244
最終目標人間便器…言葉萌えハアハア
それで、お願いいたします(w
……ところで、13を陵辱する男たち、名称は変態でいいのでしょか。
映画館の痴漢と区別したいのと、13自身が電車で痴漢だったこともあって、
やっぱ痴漢はまずいかなぁ、と思って……
何か良い呼称はないものかのう。
>246
見た目の名称でどぎゃんでしょ?
フリーターとかインテリとか学生とか。
……でも20人もいるなら大変かな………
メイン以外は右の男・左の男とかその他大勢になりそうな予感。
最終目標・人間便器はマンセーでございますが、スカさんトロさんはカソベソして欲しいズラと
ひっそり自己主張してみるテスト。
248 :
風と木の名無しさん:02/02/14 12:49 ID:RJYqpkY+
>247
ありがとうございます。おいしくいただきます。
仕切ってる奴を「変態」と13にでも罵らせ、以後そう呼ばせて
後は見た目でいくことにします。
映画館も呼び名があるのは数人でしたから大丈夫かと>20人もいるなら大変
249 :
248:02/02/14 12:50 ID:RJYqpkY+
sage損ないました。逝ってきます。
>248
いや〜逝かないで(w
>247
スカさんトロさんですか…(;´Д`)ノ
固形物でなければマンセーカンチョーマンセーですが流石に喰ったり塗ったりは…タスケテ
セーエキ専用トイレでお願いします…とお願いしてみるテスト。
電車の痴漢達は仕置き人?と密かに思ってました…。
13が日々痴漢してた女子中学生が実はさるお方とかの孫かなんかで(w
それで散々お仕置きされたあげく人間便所にされる13タン
実は昨日付けで会社も解雇されてたりね(w 新しい就職先はモチロン電車会社なのねん。
家族にも話つけてあって、友達もいない、恋人もいない
眼鏡取って髪の毛をあげた顔を誰も知らない13タンには助けてくれる人も現れないのねん。
でも最初の陵辱時は13タンはこれがお仕置きだということは知らず体験してホスイ…。
252 :
251:02/02/14 14:02 ID:ywIr5iOh
あ!251はSSの書けない私の勝手な妄想でございます。
SS職人の方々にはそれぞれの萌え妄想で突っ走っていって下さいマセ。
LANケーブルで逝ってくるよ
「そ…そんな事…現代日本で許される筈が…」
怯える13を嘲笑う痴漢達。
「あんた達は知らないだろうがそういう事も世の中にはあるんだよ
あんたは手を出しちゃいけないとこに手を出したんだ…」
驚愕に打ち震える13。。。萌え(w
13はいつもの様に上下の口で乗客達に奉仕していた。
嘲り弄りまわす幾人もの手。体中に落書きされた卑語。嘲笑。
貶められ辱められ、でもそうされないと満足できなくなってしまった自分。
今の自分が一番恐れていること…それは、いつまでこの躯が持つだろうとか
そんな事ではなく、ただただある日突然に開放されてしまったとしたら、
その先どうやってこの満足を得ればいいのだろうということだった。
乗客達は一体何歳までの自分に欲情してくれるだろう?飽きられてしまったら?
全ての口を埋められ体中の全てを使って奉仕して揺さぶられて…もうそれなしでは
生きていけなくなってしまった。
開放の日を恐れる13のあずかり知らぬところで、そろそろ乗客に飽きられてきている13の
代わりに、今他の車両で問題になっている痴漢を13の代わりにしようという計画が
持ち上がっていた。
「それならうちの店に下げ渡して貰えないだろうか」
「それはいいですけど…売り物になるんですかねぇ?そろそろ30半ばでしょう?あれは」
「そこは大丈夫さ。うちは客層が広いから…。まあ、いつまでもつか判らないが
例え40・50になっても需要はあるよ」
「そんなもんですか」
255 :
254:02/02/14 14:50 ID:ywIr5iOh
先走って適当な自分的萌えラストを予想してみてしまいました…
他の職人さん達には気にせず、何なら脳内あぼーんして続きをお願いいたします。
逝ってきます…。
何だか一人ではしゃいでる人がいるな・・・
まあ面白いからいいか。
私はラストは人間便器君と通勤サラリーマン君が恋に落ち、手に手を取って新天地へ旅立ってホスイ。
あんまり救いがないとモニョる。こんな私はまだまだなのか・・・
うわ〜ジサクジエ~ンばればれ
ハズカスィ
デムパちゃんだne!
デムパは放置でマターリいきましょうyo!
職人様続きプリーズ!
自作自演電波は脳内あぼーんしたいんだけど
三種のIDが交錯してるのが気になって仕方ない。
……どなたかこの仕組みを説明してホスィ……
261 :
221:02/02/14 16:54 ID:PD/mzyiB
妙なリクエストをしてしまって申し訳無かったです。
既存の設定とかぶって、SS職人さんにパクリ疑惑出たら
イヤだわーとか要らん気をまわしたのが、正直、厨でした。
鬼畜痴漢電車編は萌えでした。グッジョブ!(*゚д゚)b
>260
私もヒジョーに気にナタヨ
仮説>複数台のPCからカキコしてる
タイムラグを考えると学校とか会社ならできるかもとオモタ。
でも時間的に結構チャレンジャーだなとも思ふ。
同じIDは常接ってことだよね・・・?
>262
やはり学校からかと思われ。会社ダタラ…嫌だ
電車編メサー萌え。
続きキボン。職人さん上手いよ〜。
バレンタインあほあほ企画・「映画館にてインタビュー」
―――こんばんはー。まずは、423さん。今日はいくつもらえました?
423「は?」
―――チョコレートですよ。貴方の場合、豚さん達からの貢物もすごそうだし。
423「ないよ」
―――えー、豚だけにトリュフとか予想してたんですが。
423「・・・帰る」
―――あ、ごめんなさい! でも、本当のところ、どうなんですか?
423「そういうの、1に聞けば?おっさんにちゃんとやったかとか」
1「え?あ?ぼ、僕?あげてないけど・・・・・・だって、男だよ?」
―――近頃、乙女化が激しいと言われてる1さんですが、一応性別男でしたか。
423「ま、気がつくとは思ってなかったけど。おっさんの方が用意してるんじゃない?」
―――・・・痴漢さんが、チョコですか・・・。
423「じゃなくて。いっかにも成金くさい貢物をもってきそうでしょ」
―――それもそうですね。気障な成金ですし。実際どうなんですか?痴漢さん。
(痴漢、無言で立ち上がり、手近のごみ箱に何か捨てる。続いて423も素早く席を立つ。)
―――あ、痴漢さん、何捨てたんですか?・・・あのー、423さん、何してるんです?
423「質屋に持ってく――おいこら!!おっさん、あんた捨てたんだろ!?」
痴漢「うるさい、お前にくれてやるぐらいなら関西にやる!!」
関西弁の男「いらんわ!気色悪い!!」
1「やだー、こっちに飛ばさないでよー」
―――ポ、ポルノ映画館の、ごみ箱の中身なんて、私もかけられたくないです!!
申し訳ありませんが、ここで失礼いたします。皆さん、さようなら!!
・・・ちょっとやってみたかったんです。ごめんなさい。
うう…ごめんなさい
私キャラインタビュー企画とか苦手…
ん〜、一足早い春。
恐怖の春休みも近づいてキター
>266
ご、ごめんなさい。「豚→トリュフ」を書きたいばかりに・・・。
SSにするほどのネタでもないのに無理やり書きこんではいけませんね。
本当に、すみませんでした。
269 :
254:02/02/14 23:01 ID:cSLA1FX4
あの…254ですが、家に帰って見てみてビクーリ!
下で254ですとか言ってる人私じゃないんですが…
もしかして251さんも別人なのでは?
コワイヨママンやっぱ2ちゃんは怖いとこだ…
270 :
254:02/02/14 23:08 ID:zqBDgWj0
そゆわけで>268
266時の書き込みはちょっと混乱してました。あやまらないで下さい…
すいません
そっか、春休みかー。
二人分の成りすましで自作自演……コワイヨコワイヨー
IDでバレバレやっちゅーのに。
おもしろいナァ、このヒト……クスクス(-w-
とりあえず、
252=253=255=256
ということでまとめてあぼーん。
269と270はイコール?
わずか7分の間にIDが変わってるんだが、そういう仕様なのかい?
ゆっくりと、電車が動き始める。
車窓の景色が流れ出し、徐々にスピードを増す。
13が、降りるはずだった駅を後にして。
(かいしゃ、かいしゃにいかなくちゃ)
あれほど疎んじていたはずの職場が、いまは恋しい。
くだらない毎日の繰り返しは、安全な日常があるからこそ。
そんなことも、わからずにいた。後悔先に立たずとはよく言ったもの。
いや、それよりも大事なことがある。
現在、13を取り巻く非日常をどうしてくれよう。
「っは、はなしてくれ・・・」
やっとのことで絞り出した声は、妙にかん高くて細いものだった。
だが、誰も聞こえていないようなのは、聞き取りにくいからではないだろう。
何がなんだか…?ヽ(´へ`)ノ
全員が、13を押し包み、その声を無視する。
先ほど肘をぶつけた男は、あの時以上に13が暴れているというのに、
顔色一つ変えない。
「お、おろせよ…っ」
大きな声をあげたいのに喉や舌に力がはいらず、声は裏返ってしまう。
「―――降りれば?」
耳元で低い掠れ声が囁くと、それまで拘束していた手が一度に引かれ、
男達の全員が2・3歩ずつ下がって13の周りにも空間ができた。
とっさにしては、よくやったと思う。
あれだけ怯えていたのに、その瞬間、普段の彼からは信じられない
素早さでダッシュしたのだから。
だが、その足は男達の一人によって引っ掛けられ、13は勢いよく倒れこみ、
蛙のように突っ伏した。
顔面に走った激痛は、眼鏡で鼻を打ったせいだ。
あまりの痛さに、他の痛みはどうでもよくなる。
だが、背中をこれだけ強く踏まれれば、やはりわかる。
「降りられたら、だけどな」
13をからかった、あの声だった。
「な、なんで…っ」
痛みと、いわれのない屈辱を受ける悔しさに、13は涙をながした。
(どうして他の客は変だと思わないんだ)
男達の脚の隙間から、他の乗客が座っているのが見える。
「た、たすけ・・・!」
目の前にバタフライナイフが突きつけられて、そのままピントが合わない位の
至近距離まで近づけられる。
「でかい声、だすなよ?」
って初めて見たよ
こういう何がしたいんだか判らん荒らしは。
270も252の仕業か。
>277
「公衆便所13号」楽しみに待っております
毎日続きが待ち遠しいです。
ほんと何がしたいのかわからない…電波なんだろう。可哀相に。
IDは繋ぎなおしたりすると変わるよ。それかクッキーか。
でもその仕組みを知っているならもう少し…モニョ
>>280 ダメだって!そういうこと教えちゃ!
きっと知らなかったんだろうからサ(w
>275
ごめんなさい、電車の扉に挟んでシモタ・・・
ああ…電車が走ると1編が遠くなっていく…(涙
嵐話題はもういいや。
脳内あぼーんで終了!
鬼畜電車とてもイイ!日々楽しみにしております。
すみません。ダイジェスト版作るお話って、どこで始まったんですか?
ご存知の方、教えて下さい。
286 :
285:02/02/15 09:58 ID:IdIpIgi7
ごめんなさい、動揺し過ぎ・・・。ちょと、ビクーリしたので。スマソ
連続カキコのデムパでスマソ
作って下さった方に、失礼な書き方になってしまいました。
今迄何も考えずに書き込んできて、ここが不特定多数の人が目にする
「掲示板」だということをすっかり忘れていたようです。
書き込むに当たり、全責任を負わなくてはいけないのだよなぁと
反省しきりでごさいます。
午前中から電波ゆんゆんで本当に申し訳ございません。
電車大暴走で1編が遠くなってしまうのが寂しい……。
背中に乗せられていた足が、ナイフと入れ替わりに13の目の前に下ろされる。
ワークブーツを履いたその足を見て、道理で背中が痛い筈だと納得した。
爪先で脇腹を蹴られて仰向けになると、涙が目尻からこめかみへと流れる。
涙で目に映る全ての輪郭が滲む中、視界が暗くなって男の顔が近づいてきた。
「最近の眼鏡は良く出来てるな。てっきり、割れたかと思ったんだが」
近くで囁かれると、掠れているというよりざらつくような声だった。
先程から話しているのはその男一人で、他の男達が一言も漏らさないのが余計不気味だ。
「ころんだのが、そんなに痛かったか?」
男が笑うのと同時に、ペニスに針で突つかれるような痛みが走る。
あのナイフで突つかれているのだ。
―――切られるかもしれない。
緊張にたえきれず、13はついに失禁した。それは、恐怖のあまりやむなく体外に
押し出されたせいか、通常の排泄時のような勢いは全くなかった。
「おいおい」
男が苦笑しながら、漏らし始めたペニスの根元を強く握ってビニール袋をあてがった。
「出すんなら、ここに出せや」
上体を抱き起こされ、13は半透明の袋に包まれた自分のペニスと対面した。
悲鳴同様に細く途切れがちに放出されたせいか、尿はまだ少量しか出ておらず、
床もさほど濡らさずにすんだらしい。
だからといって、何も嬉しくはなかったが。
ちろちろと先端から流れ出る黄色い液体がビニール袋を満たしていくのを眺めるうちに、
鼻につんとしたものがこみあげて来て再び涙があふれる。
「・・・な、なんで」
13は力なく項垂れたまま、鼻を啜りながら呟いた。
「何でだろうな」
男の声が真横から聞こえ、13がびくりと肩を竦める。
途端に、後頭部をぱしりとはたかれた。
「そういう態度はねえだろ。いい加減自分で持て」
袋の口は男の手で押さえられ、13のペニスはその中で先端を尿に浸していた。
「・・・っ、も、もう、でない」
しゃくりあげながら答えると、男は無言で袋を外し、手早くその口を縛って
傍らに立つ男に手渡した。
自分の排泄物の行方をぼんやりと目で追っていた13は、先程は逆光で
見えなかった男の顔を、ようやく目の当たりにすることになった。
切れ長の一重の目と視線が合う。
男の三白眼や薄い唇は、いかにも刻薄そうなイメージだった。13を怯えさせたナイフの
ような鋭さに怯みながらも、13は男に抗議した。
「へ、変態・・・鬼畜・・・っ・・・!!」
13が子供のように泣きながらののしると、男は軽くその頬を張った。
主犯格の呼称、変態改め鬼畜に決定。
>292
職人様は神様です!
((((((;゚Д゚))))))ブルブルブルブル
喜びにうち震えます。続き…続きがホスィ……
294 :
風と木の名無しさん:02/02/15 18:21 ID:P3OKHJoy
伊勢神宮神職が男子高校生触る
強制わいせつで書類送検
三重県伊勢市の伊勢神宮の神職である権祢宜(ごんねぎ)の男性(51)が
強制わいせつの疑いで1月中旬、松阪署に書類送検されていたことが1日分か
った。神宮司庁は同日付で男性を免職処分にした。
調べでは、男性は昨年9月、酒に酔って近鉄松阪駅構内のトイレで、隣で用
を足していた男子高校生(16)の下半身を触るなどした疑い。高校生から通
報を受けた駅員が警察に連絡した。
権祢宜は神宮祭主、大宮司、小宮司、祢宜に続く5番目の位で、伊勢神宮に
は20人いる。
http://www.zakzak.co.jp/top/t-2002_02/3t2002020109.html
>294
電波…?誤爆…?痴漢の事件だから教えてくれたの…?ワカラナイ
そうか…公衆トイレも痴漢スポットなのか…
泣いちゃったのか…13…
13・・・現れた当初は子猫ちゃんとか言われてたのに(w
どんどん可愛くなる13…ハアハア
確かに可愛くなってる…
いつの日かその美しい顔を見せてくれ…
がしかしその前にたっぷりとハァハァ
/  ̄ ̄ ̄ \
/ _ \
| /ノ ☆ |
(_ / /つ_______ )
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/(6 ┃ つ |
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音はしたものの、ごく軽くはたかれただけだったが、
13のさらなる涙を呼ぶには十分だった。
「ほ、ほんとの、ことじゃ、ないか・・・っ・・・」
それでも言い張る13の頬を、もう一度男が張った。
13は、床に両足を投げ出して、ペニスも露出させたまま泣きつづけた。
じきに電車は次の駅に到着してドアを開いたが、もう逃げる気力は残っていない。
普段、暴力沙汰とは縁がないだけに、とことん打たれ弱い自分が情けない。
けれども、夜の盛り場で酔っ払いに絡まれたのならともかく、
朝の通勤時に公共の場所である通勤電車内でこんな理不尽な暴力に晒されるとは
普通は思わないだろう。
見かねた他の乗客の助けを待っていたが、男達が取り囲んでいるせいで、
13の苦境に気がつかないらしい。よしんば気がついたとしても、この人数では
まず黙殺するだろう。13自身が他の乗客でもやはり見捨てていると思う。
通りすがりの他人には冷たいのが世間の習いかもしれない。
しかし、日頃13が所属する社会においても、皆13には冷淡だった。
会社の同僚しかり。
アパートの隣人ともろくに面識もなければ、学生時代も今も友人と呼べる
人間はいない。もちろん恋人も。
郷里の家族からも、迫害はされないまでも、微妙に疎外されている。
―――分かっている。本当は、自分は社会不適合者だ。
『他人と折り合いをつけ、そこそこうまくやっていく』
普通の人が当たり前にやっていることができない。
社会に出た一個人が生活を営む上で、一番大事なものが欠けている。
だから、せめて自分にできる仕事で精一杯がんばってきた。
毎朝の通勤電車でのささやかな痴漢行為だけをわずかな息抜きとして、
なんとかこれまで一日一日を生き延びてきた。
そうやって、日々孤独をかみ締めながら生きてきたのに、
どうしてこんな目に遭わなくてはならないのか。
(神様なんか、いない)
唇をふるわせ、壊れたように泣きつづける13の目の前に、鬼畜生がいるだけだ。
「おい」
その鬼畜が、13の口元に指を持ってきた。
「舐めろ」
鬼畜の意図はわからないままに、13は反射的に首を振った。
13自身、暴力に極端に弱い自分らしくないと思う。
だが、この男のいうことを聞いてはいけないと、心の奥で囁く声がする。
何とは言えないが、確実に大切なものが失われてしまうと警告している。
現に今、13の日常生活を壊しているこの鬼畜に、これ以上引き摺られてはいけない。
たとえ、どれほどの暴力をうけようとも。
≫294
つまり、電車おわったら次は「294」で、公衆便所の痴漢書けっつーことか?
公衆便所に20人はきついな…(マジに考えてるよ、うれしいだろう)
>304
そうか!そういうことだったのか!(w
じゃあ痴漢役は「神主」?(w
13…悪質痴漢のくせにいじらしくなってきちゃったよ
なんか切ないよ…やはり職人様はすごいne!
でも正直最終目標は変えずにお願いします…
…1編、よみたいのう…
大学へ向かっていた1は、ふと路地裏に動くものを見つけた。
(…何だろう)
一度気になりだすと、持ち前の好奇心が疼いてたまらない。どうせ大学には十分間に合うことだし、と
路地裏を覗き込み、先程の影を捜した。
「…で?」
「連れてきちゃった」
今目の前にいるのは465で。1は、小さな真白い仔猫を抱いている。
「連れてきちゃった、じゃないだろう。こんな所に動物なんか連れてきたら、
生物系の奴らに実験用と間違われるよ」
もちろんただのハッタリであるが、他の学部のことなど知らない1は、頭の良い465が言っていることも
手伝って、簡単に信じてしまう。
「え、ど…どうしよう」
「どうしよう、でもないだろう。1だってもう子供じゃないんだから、少しは自分で考えなさい」
「…はぁい」
1は小さく手を挙げて答えた。
何とか仔猫を鞄に隠しながら授業を受け、1は痴漢と約束していたため映画館に向かった。もちろん
仔猫は寒くないようにマフラーにくるみ、腕に抱いている。階段を降りきり、ドアを開けると、
そこは普通の映画館だった。休憩時間らしく、幕は降りて人もまばらだ。まだそんなに日が落ちていないせいかもしれない。
目の端に、振られる手が映った。
「1」
「あ、423さんっ」
そこには、関西弁の男と、その隣に座る423がいた。彼がいるのに狂乱の宴が始まっていないのも珍しい。
「…あれ、423さん学校は?」
「姫さんは今日サボりや。宿題できてないんやと」
こういうのを聞くと、決して423は自分に遠い人間ではないんだなぁ、と思えてくる。
「あ…何それ」
423は1のマフラーの中に白いものを見つけ、手を伸ばした。
「仔猫。さっき拾ったんだ」
1の中では、今日あったことは全て『さっき』になるらしい。
「へぇ、見してみ」
関西弁の男が423より先に仔猫に触れ、抱きあげる。仔猫は男の手の甲を首を伸ばして舐めた。
「可愛いでしょう?」
1が相好を崩して男に微笑みかける。
「せやなぁ。アンタには適わへんけどな」
さらりと言われた一言に、一瞬おいて1の顔はかあっと赤くなる。仔猫がみゃあと鳴いた。
「…あぁっ、やだやだ」
423が頭の後ろで手を組み、椅子の背にもたれかかる。
「どうしたの?」
「よく、ネコみたいな気まぐれ野郎に可愛いなんて言えるね。エサ貰うときだけいい顔して、
後は飼い主のことなんてなんとも思ってないような生き物だってのにさ」
言っていることがいちいち自分に重なることなど気づいていないらしい。
1も男も、423相手にはツッコめない。
「…423さん、猫嫌い…?」
「べっつに。好きでも嫌いでもない」
「そう。…こんなに可愛いのに」
1は仔猫の頭を撫でた。仔猫はみぃと鳴いて耳を下に垂らす。
「こいつ、どうするんや?」
「え、あ、…うん。うちは飼えなくて」
「飼えもしないのに拾ってきたの?無責任だね」
「だ、だって…可哀想じゃない」
「…アレに相談してみ。1の頼みなら聞いてくれるかもしれへんで?」
関西弁の男は、顎でドアのほうを示した。見ると、いつの間にか痴漢が立っている。
「あ」
1が何か言いかけたが、痴漢は臆することなく1に寄り、423からそれとなく遠ざける。
1はさすがに「彼の前で423に寄ると言い合いが始まる」というのは学習していたので、423から
隠れるようにして痴漢に寄り添う。
「ねぇ、見て。仔猫」
1は関西弁の男に抱かれている仔猫を指で示す。
「拾ってきたんだけど…うちじゃ飼えなくて。ね、飼えない?」
「…私の家でかい?」
「うん」
期待する仔犬の目に見つめられながら、痴漢は関西弁の男から仔猫を受け取る。
「…ダメかなぁ」
「いつも家にいるわけじゃないから、エサがね…」
「お願いっ!毎日でも通ってエサあげるからっ」
1はパンっと音を立てて手を合わせ、上目遣いで痴漢を見上げた。
「…おっさん、金有り余ってんだから飼ってやれば?」
「お前に言われる筋合いはない」
「大人げない言い方すんなや。ネコぐらい飼ってやりゃええやろが」
「別に飼わないとは言ってないだろうが」
「え!?いいの?」
1は目を輝かせた。痴漢は内心しまった、と思ったが後には引けない。
「…しょうがないな。そのかわり、きちんとエサをやりに来てくれるかい?」
「うんっ」
1は嬉しそうに首を縦に振る。よくよく考えれば、これからは呼び出さなくても1が自主的に
来てくれるのだ。差し引きゼロ、ということか。
尾を振る仔犬の頭を撫で、痴漢はため息をついた。
「相変わらず、1には甘いねぇ」
423がニヤニヤと笑う。
「お前は周りにベタ甘くしてもらってるだろうが」
「みんな、423さん好きだもんねぇ」
対照的な口調で痴漢と1が言う。痴漢は少し怒ったような顔をして、1の手を取った。
「どしたの?」
「…猫を家に連れていこう」
「え、あ…うん」
戸惑う1を引き摺り、痴漢は映画館を後にした。
「…いいのかねぇ、あんな甘やかして」
「…幼稚園児並みの扱いしとるよなぁ。ま、1がああやからな。しょうがないんやないか?」
「1、ある意味最強…だよね」
423は、顎に手を当てた。
痴漢の車の中、1は仔猫を抱いて終始ニコニコしていた。
「そんなにその猫が気に入ったのかい」
「うん」
1が仔猫の顎をさすると、猫はゴロゴロと喉を鳴らす。すっかり1に懐いたようだった。
「…もう名前は決めたのかい?」
「ん?」
1は、今までに見せたことのない意地悪そうな笑みを浮かべた。
「…うん。…13っていうんだっ」
次回。水面下で痴漢と13(仔猫)による1の取り合いが始まる!勝つのは果たしてどちらだ!
…嘘ですすんません。
しょ、職人様、ありがとうごぜえます…(感涙
痴漢と13(仔猫)による1の取り合い、見たいです!
もっとも、13の悲壮な決意をこの鬼畜が考慮する筈もない。
「舐めろっつってんだ」
13の顎を骨ばった手で捕らえ、がくがくと揺さぶる。その動きに逆らうように
かぶりを振り、歯を食い縛って耐えた。ゆれる視界に映る座席の足元は、
もう周囲がほぼ無人であることを告げている。
「…ちっ」
鬼畜は13の顎から手を離し、傍らに立っていたサラリーマン風の中年を
見上げて手を伸ばした。
「あれ、よこせや」
無言で頷き、ブリーフケースの中に手を入れる男は、そのまま13の会社の
ロビーにいても違和感がないであろう、ごく普通の社会人にしかみえない。
しかし、こうして他の男達と一緒になって13を取り囲み、鬼畜の言に従う。
絶対に、普通じゃない。
そもそも、普通とは何を指して言うのか。
人並みという言葉と併せて、ただでさえ13には縁がなかったのに
ますます手の届かないところへいってしまう。
この鬼畜が、13を手放してくれないせいで。
「ほれ」
再び顎をつかみ、親指で13の下唇をめくると、サラリーマンから受け取った
物をこれ見よがしに振って見せる。
ごく普通の、ペンチだった。
「早く開けねぇと、これで歯抜くぞ」
恐ろしいことをさらりと言いながら、13の目を覗きこむ。
「まさか、この年になっても乳歯がのこってるわけじゃないだろ?」
13が目を見開くと、自分の犬歯を見せびらかすように笑った。
「あれば今から抜いてやるぜ。特別サービスだ」
あまりの驚きに硬直した13を見て、鬼畜は鼻で笑った。
「歯なんてな、折るのも抜くのも結構簡単なんだよ」
硬く食い縛られた前歯を、ペンチの先端でこつこつと叩く。
「このまま殴れば、前歯4本一気にいく」
軽い口調なのは、冗談だからではなく慣れているからだとわかる。
「10」
本気でこの男はやる。
「9」
先程の決意があっという間に崩れそうになるのを、13は必死でこらえた。
「8」
総入れ歯になろうが構わない。ここでくじけたら、後は鬼畜の為すがままだ。
「7」
きっと、総入歯どころではない。13にだって、それはわかる。
どきどき…
電車編ほんと〜に毎日続きが楽しみだよう…
1編も良かった!オールスター総出演!?
465とリーダーのその後も気になる…
私は1編(診察プレイ)の続きが気になっております。
鬼畜痴漢電車・・・
お漏らし萌え・・・ハアハア
ゴメン、結局書いちゃった。嫌な人いたらスマソ。
丘の上のいかにも高級そうなマンションの一室。日の当たる
大きな窓の前のソファで、1はあおむけに寝転んで眠っていた。
フローリングの床には雑誌が落ちており、読みながら寝てしまったらしい。
それならとても微笑ましい光景だ。それだけなら。
「ん…うん」
腹の上に丸まっている仔猫がちょこちょこ動くたびに、1は子供が
むずがるように小さな声を上げる。部屋に入ろうとした痴漢は、その光景を見て
あからさまに嫌な顔をした。
拾って以来、1はほぼ毎日ここに来るようになっていた。それは好ましいことだ。
しかし、1の目的は『仔猫にエサをやること』であって、実際今13に夢中な1にとって
自分はあろうことか二の次の位置にあるらしい。それが痴漢には無性に気に入らない。
猫に嫉妬しているなどと思いたくもないが、事実である。
この事実はどうにもならない。
痴漢に気づいた13は、そちらを向いて毛を逆立てた。まったくもって懐いていない。
ここも気に入らないところだ。自分の家で飼ってやっているというのに、この仔猫は
懐くどころか敵対心をむき出しにしてくるのだ。ことに、1が訪れるとその傾向が激しい。
1の側にくっついて離れず、痴漢が少しでも近寄ると先程のように毛を逆立てて威嚇する。
まるで、1を取られまいとするかのようだ。1は1で、猫を文字通り猫可愛がりするのだから始末が悪い。
「‥‥‥」
痴漢は足早に1に近づくと、13の首根っこを掴みもう一つのソファに放った。
「にゃっ」
絞り出したように鳴くと、13は見事に着地した。痴漢は1を抱き上げ、膝に乗せる。
熟睡しているためか、起きる気配はない。仔猫はしばらく二人を見つめていたが、離れないと
分かるとソファを降り、書斎のほうへと駆けていった。1はそんな攻防など露知らず、
呑気に寝息を立てている。痴漢はそんな1の顔を見つめ、ここのところ毎日のため息をついた。
…まずは、痴漢の一勝?
仔猫には、そのまま書斎のパソにでも、しょんたれしてホスィ…。
どうせ人間の13も小便垂れなんだし(w
物心付いたときから大学に入る迄、ずっといじめられてきた。
「6」
正確には、腕力に訴えられなくなっただけで大学でも職場でもいじめは続いた。
「5」
だから、経験上知っている。こちらから膝を屈しても何一つ変わらない。
「4」
最初は二者択一を提示して、よりましな方を選んだつもりにさせておく。
しかし結局は、残りの方もやる。平然と、あるいは嬉々として。
「3」
そういう卑劣な奴だからこそ、いじめという病的な行為を好んでやまない。
「2」
13が鬼畜の指を舐めたところで歯を失うのを免れるわけではない。
選択権はない。最終的に、歯は折られる。間違いなく。
仮に選択の余地があったとしても、苛められる側にとっては嬉しくも何ともない。
どちらがましだとか酷いとか、比べて選びたいわけじゃない。
どっちも厭に決まっている。
結果として肉体の負う傷の程度には違いが生じるかもしれないが、それをもって
いじめという行為にランクづけをするのは、観客の視点を持ちうる外野が
無責任な野次馬根性ですることだ。当事者にそんな余裕はない。
実際にやられている時に、今回は前回よりましだと喜んでいるとでも思うのか。
人権を否定され、人として扱われずに他者の慰み者になるという、何よりも
酷い目に遭っているのに、付随する暴力による怪我の症状を比較して何になる。
13が鬼畜に目立った抵抗はできなくても自分から従いもしないのは、従うことの
無意味さを厭というほど知っているからだ。単に苛められる時間が延びるだけで、
最終到達地点は同じ。これが金品めあての暴行なら、あっさり白旗をあげて
財布を渡した。けれども、これは『いじめ』だ。従っても逆らっても、やめはしまい。
だから、13が自分から鬼畜に従わないのも、矜持を守る為というよりはむしろ
諦観の念ゆえだった。
もちろんそれだけではなく、未知の暴力に晒されてただひたすら体を小さくして
嵐が過ぎるのを待つ、弱者に唯一できる保身の術も兼ねている。
とにかく、電車が終点に着くのを待つしかない。
「1」
カウントを続けながら間近に寄せられた鬼畜の顔は、本当に嬉しそうだ。
「0」
こんなことをして何が楽しいのか、わからないしわかりたくもない。
「んじゃ、いくぜ?」
「あひぃっ」
ペンチを持つ手が振りかざされ、13は悲鳴をあげて固く目を閉じた。
まだ残っていたらしい尿が、僅かに漏れる。
連続うpスマソ
―――やられる。
そう思って、訪れる衝撃に備えて身を固くしていたのに、歯に触れたのは
別のものだった。
金属ではなく人の指が、悲鳴をあげる時に開いた歯の間にこじ入れられる。
「ばーか、そう簡単にやるわけねぇだろ」
鬼畜が笑いながら13の頭を抱えて、その耳朶を噛んだ。
「最初っから素直に口開けりゃ、恐い思いもせずにすんだのに。アホだな」
耳元に他人の息をかけられるのも、その指が口中を這うのも、
何もかもが初めてで、そして気持ちが悪い。
「やあ、やらっ」
指は3本に増やされ、嫌がる13の口に無理矢理入り込む。
上下の歯を2本の指でこじ開けながら入ってくるため、噛むこともできない。
「ちゃんと舐めろよ。お前の小便がついてんだから」
鬼畜の言葉に、13は吐き気をもよおし軽く噎せた。
「そんな奥までいれてないだろ?」
泣きながら目をそらす13の頭を撫でると、サラリーマンに声を掛けた。
「おい」
「いつでも」
それだけで通じたらしく、鬼畜は軽く肯いて13の方を見た。
「もう出ないとかぬかしてたが、やっぱ出しやがったか」
鬼畜の言葉に13は怯えて目を伏せた。床についたペニスの先に、
直径数cmの水溜まりができている。
―――またぶたれる。
再び固く閉じた目から、涙が零れる。だが、13の頬を訪れたのは平手ではなかった。
「次からは、ちゃんといえよ?」
そう言って、鬼畜は13の頬に音を立てて口付けた。
一瞬、何をされたのかわからずに、13はおそるおそる目を開けて鬼畜を見た。
「良い子にしてりゃ、何もしねぇって」
鬼畜は13と額をくっつけて囁いた。
だったら最初にどんな悪いことを13がしたというのか、問い返したくとも
鬼畜の指を頬張らされて喋ることができない。
「さて、始めるか」
いままで何もしていなかったかのように鬼畜が呟くと、男達が一斉に車内に
散った。ブラインドを次々に下ろし、扉の部分にも何やら覆いをしている。
最後尾であったため一つしかない他の車両への通路も、向こうの車両側の扉と
一緒に閉めて固定してしまった。
そして、乗降口の扉と同じように覆いをして目隠しをする。
張る際に、中の一枚がめくれて13にも見えた。
そこには“メンテナンス中に付き立ち入り禁止”と大きく書かれていた。
「準備完了」
フリーター風の長髪の青年がやってきて、真顔で鬼畜に報告する。
それを聞いて、13の口から指を抜き、そっと眼鏡を外して自分の懐にいれた。
「お待たせ」
「ま、待ってるわけ、ないだろっ…」
しゃくりあげながら13が減らず口を叩いた。
「そういう口きくなよ。せっかく可愛い顔してんのに」
鬼畜が13の前髪を乱暴に掴んで引き寄せる。
「いたっ!」
絶対に、髪が抜けた。それも数十本単位で。
「やっぱり眼鏡はないほうがいいな。視力いくつだ?」
13は唇を噛んで目を閉じた。弱視に近い強度の近視のため、普段は度の強いレンズに
隠されているその瞳は、黒目勝ちで大きく睫もかなり長い。
なかなか日に焼けない色白の肌や、うす赤くて小さめの唇と共に、13の容貌を
所謂“女顔”にしているその目は、13が山ほど抱えているコンプレックスの一つだ。
人並みの身長はあってもごく細い体と共に、常に苛めやからかいの対象になった。
本当にこの鬼畜は、どこまでも13にとって厭なことばかりする。
「…もう、帰してくれ」
震える声で、それでも必死に13は訴えた。
「まだまだ。これからもっと楽しくなるのに」
「・・・俺は、ちっとも楽しくない」
「じゃあ、楽しませてやるよ」
「・・・た、楽しいのはあんただけだろうっ・・・」
「いや、俺だけじゃない―――ここにいる奴等は全員楽しんでる」
鬼畜が周囲の男達を顎で示す。
車内にいる20人近い男達を見回し、13の顔が蒼白になった。
鬼畜の暴力や残酷な言動に圧倒されて、すっかり失念していた。
一番最初は、ホモの痴漢だと思って背筋が寒くなったことを。
慌てて尻を付いたまま後じさるが、立ち上がった鬼畜が踏み出した一歩で
ふたたび距離はつめられる。
「逃げるこたねぇだろ」
かぶりを振りながら尚も後ろにずり下がり、背中が何かに当たって止まる。
頭をそらすと、体育会系の学生風の男が立っており、13がぶつかっても
びくともせずに無言で彼を見下ろしている。
「あ、ああぁっ―――!!」
13は身を翻し、それまでにない大声をあげながら這って逃げようとしたが、
戻った先には鬼畜がしゃがんで待っていた。
「お帰り」
両手を広げ、満面の笑みを浮かべて。
ウマー!職人さんウマー!
もう毎日お気に入りサイトの更新を楽しみにしている気持ちで
通っております。
13タンかわいいよ ハアハア…
職人さんマンセー!続きが気になる…ドキドキ…
お気に入りのサイトの更新を楽しみにしている感覚で日参中です(w
336 :
335:02/02/17 04:55 ID:0vGGcROh
スマソ…ブラウザの調子が悪くてリロードしても出てこなかったので334が書き込めてないと思って…
2重カキコになっちゃったyo!打つ打…
…逝ってきます
職人さんマンセー!!
まだまだ嫌がる13タンがどうなっていくのか、
楽しみでしょうがないです。ワクワク
「あーあ。だめじゃない、怖がらせすぎ」
鬼畜の肩の辺りから手が伸び、首に絡んだ。左肩のほうから男が顔を出す。自分と
同じくらいに女っぽく、青年というよりかは少年の顔なそれは、13を見て人懐こそうに笑う。
「お前…」
「うん?」
鬼畜が振り向き、少年を睨み付ける。少年はそれを笑顔でかわすと、鬼畜から離れ
13の前にしゃがんだ。13の髪を軽く掻き上げる。
「ふふ、可愛い」
少年は笑顔を崩さない。
「おい…」
鬼畜が話しかけるのを無視し、ポケットからいかにも高級そうなハンカチを取り出した。
「拭いてあげる」
13のペニスをハンカチでくるみ、丁寧に水気を拭う。布ごしに触れられる感触に、
13はかぶりを振った。
「…や、だ…やめ」
「ん?…綺麗になったよ」
少年はついでに床も拭うと無造作にハンカチを捨てた。13は何故かいきなり羞恥に
駆られ、ペニスをスラックスに押し込める。
「怖かったでしょう?ごめんね、こいつ見れば分かるだろうけどキチク変態野郎だから。
外見と中身は大違い」
そう言われて鬼畜を改めて見ると、さっきはあんなに凶悪に見えた容姿は素晴らしく整っている。
しかしその分、さっきの笑顔は何か含みがあって怖かった。
「苛められたらすぐ俺に言って。黙らせてやるから。ね?」
「おいコラ。さっきから好き勝手何言ってやがる」
鬼畜が、しゃがんでいる少年の背を軽く蹴った。全然痛そうには見えなかったが、少年は
13に倒れ込むようにして抱きつく。
「いったいなー。ね?こんな奴なんだ。仲間とか友達とかまるで考えもしない」
「‥‥‥」
13は妙なやりとりに口をつぐんでいた。先程まではリーダー格に見えた鬼畜がここに来て
そうでもなく見える。口調こそ変わらないが、少年に手を焼いているようだ。
「うーん…」
少年が、13の顔を覗き込んでいた。13は目も逸らせずに、ただ見つめ返す。
「動かないでね」
少年はヒップバッグから小さなプラスティックケースを取り出した。視力が
ガタ落ちしている13には良く見えないが、カラカラと音がする。
「大人しくしててね?」
少年が13の額に手を伸ばした。反射的に目を瞑る。手は、額をかすめ髪に触れる。
少し引っ張られるような感じがして、チクリと痛む。
「いっ」
「あ、ごめん。大丈夫?もう痛くしないから」
少年は13の頭を撫でると、仕事を再開させた。髪の引かれる感触は前髪の色々な所から感じられる。
「はい、でーきたっ。どう?」
13の顔を鬼畜に向かせ、少年は笑みを浮かべた。目を合わせたくなくて、13は目を逸らす。
「ふぅん…いいんじゃねぇか?」
顎に手を当て、鬼畜はニヤリと笑った。
「はい、鏡。見てみてよ…あ、見えないかな」
少年は首を傾げた。13は目を細めて鏡を覗く。そこには、前髪をピンであちこち止めた、
一見女のような顔が映っている。
「可愛いでしょ?」
少年が鏡の後ろから13を見て微笑んだ。
「次フルメイクしようね、あ、ナチュラルメイクのほうがいいかな…」
「…俺、メイクさせんの好きじゃねぇんだけど」
「じゃ見なきゃいいじゃん。あー、本当可愛い」
また13に抱きつき、少年は頬を擦り寄せる。
「あ、や…」
13は少年を引き剥がそうとする。鬼畜も少年の襟を後ろから掴んで引く。
「独り占めはそのへんにしとけよ」
「えー…んー…、うん、分かった。じゃね、後でね。苛められたら言いなよ」
「お前、しつこい」
「アンタが苛めるからでしょう?もうちょっと優しくしてあげなきゃ」
「あのなぁ…俺はお前とは違うんだよ」
鬼畜は、付帯に手をあててため息をついた。
実のところ、少年は結構昔から鬼畜と組んでいた。鬼畜はアメとムチを使い分けて相手を躾けるタイプだ。
しかし、少年の場合はそうではなく、懐こくくっついて甘えるようにして相手を懐柔するのを
得意としていた。言ってしまえばアメ一辺倒。自分とはやり方が違うので、鬼畜には難儀な相手でも
彼には簡単に落とせるということがたびたびあった。しかし、少年は殊のほか面倒くさがりで、
余程気に入らないと手を出さない。今日も付いてきたものの、「俺、今日は見物しようかな」と
言っていたくらいだ。それなのに手を出してきた、ということは。
(俺じゃ骨が折れるとでも思ったのか?)
それか、いたく気に入ったかのどちらかだ。そして、少年は気に入った相手をベタベタ触るのが常だ。
触れ、なれなれしく喋り、甘やかすことによって相手を飼い慣らす。完璧に自分の言うことを聞かせ、
自分の犬にする。飼い慣らせもしないのに触れるのは鬼畜だけにする行動だった。
「…気に入った?後で呼んでね」
鬼畜の肩を軽く叩くと、少年は座席に座って近くの男にもたれ、すぐに寝息を立て始めた。
クライマックスまで出てこないつもりかもしれない。
…や、やっと職人様が降臨してくださった…(涙
このあと333の続きうpするのかなりハズカチ−(w
338−340さんのを読まずに書いてしまった分があるのですが、
333を支点にしての分岐ということでそのまま突っ走りうpするか、
それとも1本道で(少年をいれつつ)いくのとどちらがお好みでしょ?>ALL
正直、もうラストまで書きあがってて(w)
デムパカキコをさけて&職人様をお待ちして、ぽちぽちうpしてました。
鬼畜というにはぬるいのですが、13に最近同情されがちな世論を気にして
まとめてうpをさけたのもあります(だって、「ひどい」とかいわれたくないしーw)
…それと、1編。お医者さんごっこが気になってます。
電車にはねられて、遠くにいってシモタ(涙
>341
うはーっ!ラストまでかきあがってるですか?
素敵ー!
是非是非読みたいですぞ!!
あー、しかし凄いよぅ・・・職人さん。マンセー!
>343
んじゃ、お言葉に甘えて、支線でいきます。
うまくリレーができもしないでパラレルにしたがったのは、
「そこまでしても自分の書いたものを読んでもらいたい」というより、
そろそろきつくなってきた人達もいるでしょうから、お助け少年のいる
バージョンもあったほうがいいのかな?と思って。
私のは「最終目標・人間便器」なので(でも、ぬるいですよ?)
13の両手から力が抜け、その場に突っ伏した。
涙はきりなく溢れ、床へと落ちる。こんなに泣いたのは、やはりいじめられて
ばかりいた高校生の時以来、久しぶりのことだ。
大人になってまで、いじめで泣くことになるとは思わなかった。
ひょっとしたら、今の方が涙の量は多いかもしれない。
「朝から寝るなよ」
後ろ髪を引っつかんで鬼畜に引き摺り起こされ、、13の髪がまた抜ける。
電車を降りるときには、13の頭髪は激減しているだろう。
いや。今すぐに下車できるのなら、この先一生ハゲでも構わない。
「お前、ほんとによく泣くな」
面白そうな声で自分を泣かせている当の本人に言われ、13の心は子供時代に戻る。
容姿をからかわれては泣き、泣いた所を面白がられてはぶたれた。
そして現在。これまでの13の人生で出会った最凶最悪のいじめっ子が同じ事を言う。
只でさえ弱い視力にぼやける視界が、涙で歪んで一層見づらいものになる。
見たくもない現実から逃避するには丁度いいのかもしれないが、そんな中でも
至近距離に寄せられた鬼畜の顔は、その楽しそうな表情まで良く見えてしまう。
見たくもないものほど良く見える、人生にありがちな皮肉。
「こっちに来い」
13の髪を掴んだまま、鬼畜はすぐ後ろのシートに腰を下ろした。
勢い余って鬼畜の膝に歯をぶつけ、13は両手で顔を押さえたが、それに構わず
鬼畜の手は13の頭を引き寄せる。
他人の股間に顔を埋める姿勢を取らされた13が訝る間もなく、鬼畜の手が
ファスナーを降ろし、自分のものを取り出した。
「ほら」
その先端を13の唇に押し当てる。
「舐めろ」
取り出されたばかりのそれは、外気に晒されていた13の唇には暖かく感じられた。
「口、開け」
―――この男は、何を言っているんだろう。
13は、ぼんやりと考えた。
そういう行為がある事は13も知っているし、やってもらったこともある。
過去に一人の恋人もおらず、素人童貞である13が度々お世話になっていた
性風俗産業ではごく当たり前のサービスだ。
だが、13は男で、会社員で、風俗嬢ではない。
どうして今朝あったばかりの、自分に一方的に暴力を加え続けるこの男に、
そんなことをしてやらなくてはならないのか。
「早くしろ」
鬼畜の手が13の頬を強く押さえ、力ずくで口を開かせようとする。
押し付けられた肉の塊が歯に当たり、13は慌てて頭を振って逃れようとした。
少年付き電車書きです(w
支線運行になるんでしょうか?…って言うか、書いていいんでしょうか?(汗
…誰か、答えを下さい…。書いていいの…?
(めっちゃ弱気)
書いていいです。って言うか、書いてください。
でないと続きが気になって、寝れないよ・・・
>348
でないと俺がただの我侭野郎になっちゃうじゃんか!!(w
いや、ほんとに私が一人で駄々こねてるのと同じだし。
私の分も13を幸せにしてやって(w
続きがあれば、どぞどぞ。
あ、私はこのペースを守れれば、今週末にはうp終了です。
(計算上。実は、エピローグ編をいまけずってるとこ。
削りそこなっても、来週の頭には終わります。)
ど、どーして職人さん達は皆短く短く終わらせようとするのー?
私個人的な意見では長ければ長いほどに嬉しいのだけれど…
楽しいし。
そういうものではないのかな??
>351
私も長い方がいいです…
長い長い萌えタイムを頂きたい。
353 :
350:02/02/17 23:11 ID:I0ILdHKT
>351
俺は職人様ではなくて只の基地外なのじゃが、俺の場合は書き込み量が
馬鹿丸出しに莫大なので、一人電波祭り丸出しで嫌だから…(泣
鬼畜痴漢電車、333迄でもうかなりの量ですし。(話数かぞえたら、倒れますぜw)
長くてよければ、お言葉に甘えて削った分(エピローグ編以前のも)戻しますが、
いいですかのう?
それと番外編が何本かFDに眠ってるので、これが終わったら適当にうpして
読んでもらいたいというのもあって、ちょっと一人でバタバタしてました。
(こんな危険物持ち歩いてると、ほんと外では絶対氏ねないと思う…)
あ、私のペースは気にせずに、どうかごゆっくりと>少年付き電車書き様
354 :
351:02/02/17 23:36 ID:GeGGs1eI
>352
ですよね!
>353
352さんも仰ってますよぉ。
ここは別に「ss評価の場」ではないですし、
それぞれのキャラクターは皆さんが一緒に作って、
だからこそ私もいとおしくて、読んでいてすごく楽しくて
萌え萌えタイム(352さんの仰る通り)は長く続けば
それはそれで幸せなのです。
よーまーせーてーくーでー(;´Д`)ハァハァ
電車は何本走っててもイイ!
線路は長ければ長いほどイイ!
それが電車ファンってものですぜ職人様…
私も削らないほうを見たいです〜!一気うぷでもお〜け〜!
番外編などもあるのですねシヤワセ!
―――殴られても、歯を折られても、自分からは絶対にやらない。
鬼畜の手に強く押さえつけられて顎に痛みが走るが、入れたければ
自分の顎を砕いて、勝手に突っ込めばいい。
13は頑なに拒んで鬼畜の股間から顔を背けようとしたが、しっかりと固定され、
鬼畜のペニスの先端は歯列に擦り付けられている。
「言ったよなぁ?」
頑なに拒む13の髪をつかむ手を揺すり、鬼畜がため息混じりに呟く。
「良い子にしてりゃ、何もしねぇって」
やれやれといった風情で肩を竦めて、わずかに足を動かした。
踵を床につけたまま、つま先をずらして13のペニスを軽く踏む。
「あぐっ!・・・っ・・・」
敏感な部分を、軽くとはいえワークブーツの硬いソールに踏まれ、
痛みに叫んだところにすかさず鬼畜のものが押し込まれる。
「噛むなよ?」
顎を捕らえている手と、髪をつかむ手の両方で13の頭を引き寄せ、鬼畜は
シートに背を預けた。
13は、口中にあるものを持て余し、舌で必死に押し出そうとした。
だが、頭をおさえられ、急所を踏まれかけて逃げられない状況にあっては
そんな抵抗も愛撫の一つにしかならない。
「そうそう。わかってるじゃねぇか」
鬼畜の満足そうな声に、一瞬13の舌の動きが止まり、やがて明らかに
奉仕を意図したものへと変わった。
―――早く終わらせてしまえばいい。
それまでの態度を翻して積極的に舌を使い始めた13を見下ろし、
鬼畜は苦笑しながらその髪から手を離した。
本当に、自分のことがわかっていない。
最初に少し抵抗して、駄目だと分かると表立って逆らうのは一応やめる。
それでも積極的に従おうとはしないことで、せめてもの自己主張とプライドの
保持にかかる。
『この場さえやりすごせばいいのだから』と腹を括ったつもりになっているの
だろうが、あくまで“つもり”でしかない。
じきに凝りもせずに減らず口を叩いて、まだまだ自分の中で納得しきれて
いないことを露呈する。
覚悟など微塵もできていない証拠に、少し違う角度からつつけばあっさり崩れる。
それら一連の動揺が、いちいち顔や態度に出て周囲に丸分かり。
口が利ければ自分の態度の変遷について、さぞつまらない言い訳をしたことだろう。
思慮が浅くて自意識過剰で何でも人のせいにする幼稚な男。
こんな男は、周囲には『口だけ男』として嫌われているに違いない。
ある種の加虐心を確実にそそりながら。
>355
シャレにならないので、このペースで行きます(泣
番外編は、映画館です。あまりHじゃないから、タイミングを見てうpしたいなぁ、と。
まずは電車で。牛歩突入、スマソ>ALL
早いうpもイイ!
でも焦らしプレイもイイ!
番外編映画館も楽しみです〜!
んじゃ、書きますねー。まだ書いてないけど、ちゃんと構想は
ありますんで・・・(w
職人さまは神様です。
(;´Д`)ハァハァ
虐げる側も、様々な思いを抱えている。
軽く泣かせておいてから、優しく慰めてみたいという場合もあれば、どこまでも
追いつめて壊れる様を見届けたくなる場合もある。
つつく度に敏感に反応し、無意味な抵抗を繰り返しては空回りして子供のように
泣きじゃくる愚か者がどちらのタイプかは言うまでもない。
鬼畜は股間に顔を埋めた13の髪を手櫛ですきながら、満足げな笑みを浮かべる。
フェラチオに余り慣れていないのか、まったくどうしようもない下手糞だったが、
そんなものはこれからの調教しだいでどうとでもなる。
鬼畜自ら手をかける素材としては、まれに見る逸材だった。
鼻をすすりながら懸命に舌を動かし続けていた13は、なかなか反応しないペニスに
焦れて、ついには自分から手を伸ばした。
かつて自分がされた事を思い出し、手で扱いて昂ぶらせようと試みる。
軟らかなままのペニスに手を添えると、鬼畜の手が13を誉めるように頭を撫でた。
屈辱に震えながらも、先端を口に含んだまま竿の部分を握る。
「おい」
その途端、鬼畜が頭を撫でる手を止めるのに身をこわばらせた。
(また、殴られる。)
だが、怯える13の予想と異なり、鬼畜の手は頬を撫でただけだった。
「片手、遊ばしとくなよ」
鬼畜の言葉を理解できず、戸惑う13の肩にフリーターの手が置かれる。
13は右手にペニスを握り、左手は床についていたのだが、
その左手を無言で取り上げて鬼畜の股間へと導く。
両手での奉仕を促されていたのだと気がついた13に、鬼畜が命を下す。
「袋も揉めや」
ご丁寧に指示を与えて下さる暴君に、13は黙って仕えるより無かった。
少しずつ堅くなり始めたものをしゃぶり、扱くかたわらで双球も愛撫する。
ふと、風俗店に一回行くたびに財布から消える金額を思い出し、悔しさが増す。
(どうして、ただでこんなことしなくちゃいけないんだ)
情けなさに涙が止まらないが、終点に着く迄の辛抱だと自分に言い聞かせる。
今はこの鬼畜の言うがままになるしかないが、終着駅に着いてしまえば
車両の清掃もあって必ず降りなければならないから、その時に助けを求められる。
それにしても、いくら通勤時とはいえ車掌が一度も来ないのには腹が立つ。
車両が丸ごと変態に占拠され、乗客が被害にあっているのに気がつきもしないとは。
(もう、絶対ここのは乗らない)
明日からの通勤ルートを考えながら、13はひたすら鬼畜のものを刺激し続けた。
だが、不本意にも同性に奉仕させられるという目先の不幸に囚われるあまり、
13は気がついていなかった。
先程から何度停車しても、乗降口が一度も開かないということに。
>削らない方が良いとおっしゃって下さった方
いま、読み返してみて誤解を招きそうだと思ったので捕捉>350、353
電車編は長くなり過ぎないようにしようと思って、メモを作ってから書いてました。
1/3×3=一話として、冒頭部分は
1「痴漢野郎13登場」→2「さわさわ」→3「駅で降りられない13」みたいな。
で、ここからが肝心なのですが「削ってたのは文じゃなくてメモ書き」です。
メモ見ながら(飲尿と浣腸やめるとかなり減る。よしよし)という感じで。
だから「削った分を戻す」と滅茶苦茶長く……げほごほっ……まぁ、ぽちぽち行きます。
メモは廃棄、出来上がり分に適当に書き加えながらうpする事にしました。迷走電車。
あ、飲尿・浣腸はスカトロいやんな人がいらっさるのでパスします。
ス、スカトーロはイヤン…
ところで私はコブ付き電車書きなんですが、結構少年効果で(1達ほどではないにしろ)
フツーになっちゃいそうです。それでもいいですか?
「これやれ」っていうリクあれば、できるだけ対処します。
スカも読みたかったなぁ……
と呟いてみるテスト
>368
公衆便所294で、やりたいなぁ……と呟いてみるテスト
ついでに、飲尿はともかく浣腸は一概にスカとは言えないんじゃないかと思うが、
697編から間もないのでネタかぶりっぽくて嫌だったのじゃとも呟いておきます。
>369
それめちゃめちゃ読みたいなぁ…と呟いてみるテスト
飲尿・浣腸マンセー!
固形物は…すいませんごめんなさいなのですけど。
連続スマソですが
>367
ソフト電車も読みたいです!
その場合最終目標はどのような…?
>369
食糞以外のスカが読みたいなぁ。と、
昼食を食べながら書き込んでみるテスト
374 :
風と木の名無しさん:02/02/19 14:15 ID:2+Jv9XrY
>367
13タンにはやはり今の会社を辞めていただいて、可愛い車掌さんになっていただき、
痴漢されまくりの日々を送っていただきたい(w
自分の居場所を見つける13タン
ある意味自分探しストーリー?(w
うわ…あげちゃったよ…
スキャナの角に頭ぶつけて逝ってくるyo!
>373
塗糞はいいのかなぁ…と呟いてみるテスト。
鬼畜の物が立ち上がる頃には、13の顎はすっかり痺れていた。
ペニスを噛まない様にと蝶番のところを鬼畜の手により強く押さえつけられて、
大きく口を開けている。その上で舌を使い続けるのはかなりの重労働だった。
舌の付け根も強張り、引きつるような痛みを覚える。それでも必死に13はペニスを
しゃぶった。自分の物は鬼畜のつま先のすぐ傍、いつでも踏めるところにあるのだ。
開けっ放しの口から唾液があふれ、顎へと伝うのが不愉快だった。
さらに不愉快なのは、口中の液体が自分の唾液だけではなくなっていることだ。
もう舌の感覚が無くなりそうだと思っていたのに、先端から先走りが
にじみ出ているのが、味覚と触覚の両方で感じとれる。
竿を扱く手は、硬さとともに体積も増してきたのを教えてくれる。
(畜生、ホモの癖に無駄にでかいもの持ちやがって)
13の口中を占めるそれが人並み以上であるのは目で見なくても、握った感じでわかる。
自慰の時とは全然ちがう。
早くから自分の大きさや形状にも劣等感をもっていたから、世間でいわれている
サイズや持続時間の平均値は常に気にしたし、裏モノで男優のをチェックしていた。
そのたびに、みんな見栄を張っているだけだとか、ビデオにでる奴は特別だと自分に
言い聞かせてきたが、13の分を補う数値はこういう男が出していたようだ。
(でも、こんなの長持ちとは言わないだろ、遅漏だ遅漏!!)
その遅漏も、終わりに近づいてきたらしい。13が鈴口を舌先でなぞると、髪の毛が再度
つかまれた。頭皮の痛みが、顎の苦痛に慣れかけた身には新鮮だったりするから恐ろしい。
このまま早く終ってほしかったが、鬼畜が射精するには物足りないようだった。
髪を掴み直した手は、顎を捕らえた手と一緒になって頭を前後に揺すり始めた。
「…ぅぐっ……ぐほっ…」
喉を突かれ、むせた弾みにペニスに歯を立てそうになったが、すんでのところで
踏みとどまった。噛んでしまったら何をされるか分かったものではない。
そんな13の思惑などおかまいなしに、鬼畜は13の口腔を犯し続けた。
「手」
絶頂を迎えようとしているとは思えない平静な声がつげるのと同時に、フリーターが
鬼畜のものを握っていた両手を外させて、後ろに回す。
(…よくお分かりになることで…そんなに盲従してるんなら、てめぇがやれ)
乱暴に揺すられる頭の片隅で、そう毒づいた時に何かひっかかるものを感じたが、
喉の奥ふかくに押し入れられて思考は中断される。
両手が股間から離れると鬼畜の手の動きはより激しくなり、13を苦しめた。
口中に苦い液を出されても、これで終わりだと思うとうれしくて涙がでそうになるほどに。
ペニスが抜かれ、13は誤って精液を飲まないように気をつけながら口を閉じた。
だが、その努力も鬼畜によって踏みにじられる。
「飲めよ」
声とともに、13の頭を上に向けて精液を嚥下させようとした。
やったー!すぐ読めたー!
鬼畜さん・・・顔も美形でコカーンもデカイとな・・・
まんせー!!
ハァハァ
噎せて咳き込む13の顎は、今度は開くことができないように上下をしっかり
固定された。粘度のある液体は容易には飲み下せず、さらに咳き込んでしまう。
口からまともに咳をすることができず、鼻水が盛大に飛び散る。
「最初くらい飲めよ」
笑って13のペニスをつま先で突つかれては、飲まないわけにはいかない。
苦く生臭いそれを飲み込もうとしながら、鬼畜の言葉が心のどこかに引っかかる
のを感じた。先刻咥えている間に、両手を後ろに回された時と同様に。
しかし、どちらもはっきりと疑問の形を取る前に鬼畜の言葉によって解決をみた。
「次」
ホスト風の男に顎をしゃくって、鬼畜はファスナーを上げながら13の肩を蹴った。
床に転がった13を、ホストが引きずり起こして近くのシートに腰を下ろす。
無言でファスナーを下ろしてペニスを取りだし、13の頭を股間に押しつけた。
数秒の間をおいて、13は自分からペニスを手に取り、口に含んだ。
先ほど、何に引っかかったかが分かった。
これだけの人数がいるのに、どうして鬼畜をいかせたら終わりだなんて思ったのか。
鬼畜の一言できびきびと動く統制の取れた連中が周到にもドアを固定する道具や
覆いまで持参しているのに、どうしてフェラチオ程度ですむと思ったのか。
自分の考えの甘さにいっそ笑いたくなる。
だが、ここまで大掛かりな真似をする理由は皆目わからない。
男を集団でレイプしたいなら、街角で拉致した方が早い。
拉致の切っ掛けが電車でも、早く降りてどこかに行ったほうが安全な筈だ。
手間をかけてリスクを抱えて電車で変態行為にふける意味がどこにあるのか。
そして、何故、13なのか。
どれをとっても分からないことばかり。
ひとつだけ分かっているのは、終点迄まだかなりの時間を要すること。
13がホストのものをしゃぶり始めると、鬼畜は背後に回って尻を蹴った。
「膝突いて、けつ上げろ」
従う前に、周囲の男たちの手で鬼畜のご要望にそったポーズをとらされる。
両手と膝を床についた犬の姿勢をとると、鬼畜が傍にしゃがんで尻を揉んだ。
「腰、動かすなよ」
何故、と思う前に、冷たいものが尻の肉に触れた。音と感触からすると、
スラックスにハサミを入れられたらしい。
じきにハサミの音は止み、13の尻が露にされた。
いきなり両手で双丘を掴まれ、驚いて腰を逃がしたが音をたてて叩かれた。
「動かすな」
それだけいうと、尻の肉を左右に押し広げた。
「あんま、使ってねえな」
当たり前だ、と叫びたいのをこらえ、13は床についた手で拳を握った。
13タンご開帳〜!
これからどのように調教されていくのか楽しみです(;´Д`)ハァハァ
385 :
373:02/02/20 08:55 ID:9FvJN81m
>376
塗糞は読みたいなぁ。と答えてみるテスト。
と、勝手な事を言っていますが、職人さん、
いつもありがとうございます。楽しみにしてます。
386 :
383:02/02/20 11:50 ID:IZQvwDGt
手で拳を握った、って…足で握ってみろや…(泣
それでなくても地の文が“〜た。”4連発で読みづらいのに馬から落馬で
頭痛が痛い文章書きやがって、本当に申し訳無い>ALL
それと、支線電車暴走中でスマソじゃが、続きキボーン…>1編書き手様
(これが気になってて、支線はやく終わらせようと思てたです…)
支線電車、全然Hじゃないので、えろえろ診察編がないと寂しいのじゃ…(泣
えろえろ診察も鬼畜電車もハアハアだが
465とリーダーのその後…あの後ふたりができあがるまでをじっくりまったり
エロでも痴漢でもなくて良いのでキボン…。
697やあの時陵辱の限りを尽くされちゃった不良達のその後とかも読んでみたいyo!
ちゃんと社会復帰できたのかしら。
…465とリーダーの書いたけど、ゴメンくっついた後だ。
とりあえずうpするけど、できあがるまでを見たい方々スマソ。
「…でね、すっごく可愛いんだ。僕の膝の上に乗って、丸まってさ」
楽しそうに話す1の前には465。喫茶店で昼食を採りながら、二人は、いや1が一方的に
談笑している。話しているのは、今一番のお気に入りの13の話である。
ペットを飼う、ということが始めての1にとって、13の一挙一動が可愛らしくて仕方がない。
「それで」
「…1、良く喋るけど、喉渇いたりしないの?」
「え?あ、そいえば」
1は目の前のレモンスカッシュを一気に飲み干す。
「…あ」
「どうかしたの?」
時計を見て声を上げる465に、1は首を傾げる。
「悪い、これからちょっと用事」
「用事?」
「ん。待ち合わせなんだ」
「そうなの?誰と?」
「…え?」
何にでも興味を持つことは良いことだと思うが、他人の待ち合わせの相手など
聞いてどうするのか。
「…聞きたい?」
「うんっ」
1は普通に答える。ただ無邪気なだけなのは判っているのだが。
「…こないだの奴」
「こないだ?」
「ほら、正門の前で会った」
「正門…?えっと…あ、薔薇の人!」
「薔薇の人、ねぇ…」
確かに、今考えても腕いっぱいの薔薇のインパクトが強い。すぐにあの場を
離れた1なら、もしかしたら薔薇のイメージだけで顔など覚えていないかもしれない。
「へぇ、あの人…ふーん」
1が意味深な吐息を漏らす。
「…何」
「僕も会いたい」
「え、は…はぁ!?」
不覚にも、465は大声を上げた。そして、何度嗜めても尾を振る仔犬を無下にできずに、
465は1を同行させる羽目になっていた。見るだけで、会ったらさっさと帰る、という
約束だけは取り付けることが出来たので、それだけでもまあ良しとしよう。
「ね、あの花束って何だったの?」
何の気なしに聞かれて、「誕生日プレゼントです」と素直に返すわけにもいかない。
それはさすがに鈍い1でも何かは感づくに違いない。1はその仔犬の嗅覚で
すでに判っていたりするのだが、さすがにそれには気づかない。
「…さあ。なんか変なことでも考えてたんじゃないのかな」
「かな、って…貰ったんじゃないの?」
465は不自然に口をつぐんだ。
「…いいなあ、僕もああいうの貰ってみたい」
「頼めばくれるんじゃないか?」
あいつなら、と続けようとしたのを飲み込む。
「んー、そうじゃなくてさ、いきなり貰う、ってのがいいんじゃない」
それを聞いて465は眉を顰めた。いきなり渡されてあれだけ迷惑なものもない。結局
465も持て余して、今はドライフラワーになって部屋に逆さに吊るされていたりする。
「1…」
「あ、ここだよね」
何か言いかけた465を遮り、1は前に駆けていってビルの角で振り向いて止まる。
「…あぁ」
「まだ来てないね」
1は辺りを見回した。人の通りはあるが、リーダーの姿は見えない。
「あぁ…まだ10分前だからじゃないかな」
「そうなんだ。でもさ、待ち合わせって、何か二人とも早く来すぎたりなんかするもんじゃない?」
「…あいつは、昔っから遅刻魔なんだ」
「へぇ…」
ただし、それは計算された遅刻で、実際のところは465と会話を交わすためだったのだが、
それはいくらなんでも言えない。
「まあ、時間きっちりには来ると思うけどな」
「んー…」
1は唸り声を上げて考え込む。
「どうした?」
「あ、いや。465って、時間にルーズなの嫌いだって思ってたからさ、そういう
遅刻癖ある人と待ち合わせなんかしないって思ってた」
確かに、465は時間を守らないのはあまり好きではない。しかし、リーダーの場合は
唐突に電話を掛けてきて一方的に約束を取り付け、こちらが返事をする前に
切ってしまうのだからどうしようもない。もちろん、予定がないからと従ってしまう自分にも
非がないわけではない。
「…しょうがない。あれは子供そのものだから」
「惚れた弱みってヤツ?」
「な…っ」
1に顔を覗き込まれて小さな声で囁かれ、465は絶句する。
「そ、そんなわけないだろう。誰があんな粗野な男っ」
「まあまあ。ムキにならない。ね?」
苦笑しながら肩を叩く1は、初めて見た「うろたえる465」がおかしくてたまらない。
「誰にも言わないからさー、僕にだけ本当のこと教えてよ」
「だっ、だからあんなの」
「はいはい。嫌いなら、こんなとこで待ち合わせたりしないよねー」
1は心底愉快なようだ。465は、必死になって否定するが、1は聞く耳を持たない。
「大丈夫だってー。誰にも言わないからっ」
楽しそうに笑う1を見て、465は盛大なため息をついた。
「あ、もう時間だよ?」
1が腕時計を見る。465もそれを覗く。
「本当だ」
「…いないねぇ」
見通しはそんなに悪くない。人通りはそれなりにあるが視界が遮られることもない。
しかし見当たらないのは、やはり来ていないのだろう。
「…ね」
「うん?」
「またさ、いーっぱい花抱えてきたら、どうする」
「んな馬鹿なこと…」
あの薔薇はあくまで誕生日プレゼントなのだ。何の記念日でもないのに花を持参することは、
いくらなんでもないと思う。
「…ほら」
1が指を差した方向には、なるほど大きな花束を持った青年がいて、こちらへ向かってくる。
「ま…さか…っ」
「いいねぇ、良かったねぇ、花束」
1は無邪気に微笑む。
(いいわけないだろう!本当、どういう思考回路してるんだ)
普段は子供な1をある意味尊敬していたりする465だが、今日は勘弁してほしい。
そして、無情にも『まさか』が現実となるのは、もう自然の理としか言いようがない。自分の
目の前で立ち止まり、青年はやはり手を軽く上げて短く挨拶をする。
「よぉ」
「…何だそれは」
465は目線で花束を差す。
「あ?何って、花だろ。見りゃ判る」
それは判っているに決まっているではないか。この男の読解能力のなさに、465は
悲鳴をあげたい気分だった。
「お前のほうこそ、何だそれ」
リーダーは、顎で1を差す。465が説明しようと一歩前に出ると、後ろから腕を引かれた。
1は465の腕と脇腹の間に後ろから手を差し込み、465の腕を軽く掴むようにしていた。
「こんにちは。僕、465の友達。よろしく」
1は人懐こい笑みを浮かべる。リーダーはとまどいながらも軽く会釈してみるが、1と
465が腕を組んでいるのが気になって仕方ない。当の465はというと、予想外の1の行動に
対し動けないという、今日二度目になる不覚をとっている。
1は465の腕に軽く頬を擦り寄せた。
「ねぇ465、いつからの友達なの?」
「え…あ…友達っていうか」
「…高校ん時からだ」
リーダーは少し凄みのきいた声で言ったが、そんなもの1には通用せず笑みで返される。
「へーっ、じゃあもう4年目くらいなの?すごいね。僕学校卒業したら、みんなと
音信不通になっちゃったもんなぁ」
「な…なぁ1。腕、離してもらえないかな」
リーダーからの怒りのオーラを感じとった465は、1の手を掴んで離そうと試みる。しかし、
逆に完全に腕を回されてしまう。
「道端じゃやだ?」
そういう問題ではない。百歩譲って公衆の面前なのは我慢するが、目の前の男に
他の誰かと腕を組んでいるところを見られるなんて、後でどうなるか判らない。1はそんな焦りなど
露知らず、リーダーに笑みを向けながらわざと挑発する。
確信犯だということには、二人とももちろん気づかない。
「…465」
「え!なっ、なに…」
「何なんだよ、そいつは」
不快感を露わにしたリーダーに凄まれ、465は言葉に詰まる。1は今日最大級の微笑みを浮かべると、
465から腕を離した。
「1…?」
「やっぱりそうなんだー」
1は満足気な笑みを浮かべて一歩、後ずさる。
「あーんなに465が慌てるの初めて見たから、もしかしてーって思ったんだけどー」
呆気にとられる二人を前に、1は踵を返した。
「僕、馬に蹴られないうちに帰る。またね、二人共っ」
1は手を振ると、そこから退散した。後に残されたのは、呆然とする465と―――
「…おい」
「へ?」
「何なんだあいつはっ」
わけも判らず嫉妬にかられるリーダー。
あぁ、こいつ嫉妬深いんだな、何年も放ったらかしにしていたくせに―――と混乱する頭で
思っていた465の腕を引っ掴み、リーダーは足音も高く歩き出す。
「うっわ、ちょっ…」
「あいつ誰なのかじっくり聞かせてもらう。…お前んちでっ」
「は?何でうちなんだよ…おいっ、ちょっと」
「…俺の部屋、汚ねぇからだっ」
その後、465の家で何とか誤解が解けた二人がどうなったのかは―――言うまでもない。
うーん、何かところどころ改行失敗で文章長い…スマソ。
ついでにうp。短くてスマソ…(泣
「ん…っ、あ、あぁ…」
1は艶めいた声をあげ、三人の欲望を刺激する。1の身体を支えて
いるだけだった関西弁の男は、軽く1の耳朶を噛んだ。
「ひっ、いやぁ…」
身体の隅々まで行き渡る快感に脳髄まで侵され、1は疼くまま
身体をくねらせ、甘い吐息を漏らす。
それが男たちを煽っていることなど、もちろん1は知らない。
「ちゃんと力を抜かないとだめだといっただろう?診察できないじゃないか。
…やめてほしいのかい?」
医師の穏やかな声にかぶりを振る。
「いや…っ、やめないで、もっとして…」
息を切らしながらも、1は医師を強請る。
「じゃあ、力を抜きなさい?」
「…で、できな…っ」
もはや、1の身体は1の支配下になどない。医師やレジデント、
関西弁の男がもたらしてくれる快感を享受するただの器に
なってしまっていて、1がいくら力を抜こうとしても、次の瞬間に訪れる
快楽によって勝手に身体がこわばってしまうようになっていた。
「1、ゆっくり深呼吸してごらん?」
レジデントはそう言いながら1のペニスを弄び、、1が息を吸おうとした
瞬間に軽く握りしめてやる。そうされると1は、不意をつかれて
どうしようもなく感じてしまい、結局身体に力をこめてしまう。
「言うこと聞かんと、センセ本当にやめてまうで?ええんか?」
よくない、と返ってくるのが判っていながら、男は1の耳に囁きかける。
「や、やだ、やだっ…お願い、やめないで、やめちゃやだよ…」
「そしたら、ちゃんと言うこと聞かなあかんな」
1の耳に吐息がかかる。
「ん、あっ…」
三人の男に同時に愛されるのは決して初めてではないのだが、
相手がこの三人だということもあって、1が昂ぶるのは余計に早い。
「あ、せ、先生…っ、もうだめ…」
「どうした?」
レジデントが優しく問いかけるのに、1は荒い吐息を漏らす。
「あっ…指じゃ、もうだめだよぅ…」
暗に欲しがっているのは一目瞭然だが、医師もレジデントも判っていて
とぼける。
「どうしてほしい?きちんと言わないと判らないよ」
「ほ…しいっ、指じゃなくて…」
指での刺激さえも焦らされ、1は涙を流して医師に懇願した。
サーーーーーーーイコォーーーーーーー!!!!!
あーあーニヤニヤするのがとまりませーーーん
自分がこんなにリーダー×1が好きだったなんて気づかなかったです(w
465はまた自分家であんな風にトローンとなっていたのだろうか・・・
(・∀・)イイ!
ハッ!!診察編まで!!
サーーーイコォーーーー
・・・・・・>400姉さん!!
リーダー×1っスか!?(汗
403 :
400:02/02/20 18:37 ID:eV/+pHk9
ハッ!!!間違った!!興奮しすぎて!(w
すいません…
いや、本当、ごめんなさい…
エコエコアザラクで逝ってきます
あああありがとう!ありがとう!職人様!!
リーダー×465が…!!ハアハア…
そ…それで465のおうちでのアレコレなんですが…気になる…と呟いてみるテスト。
あの二人がお部屋でふたりきりでどのやうなエッチを?!
>404
多分、エチギリギリまで迫った頃に母親が菓子持ってくるとかの
ありがちミスをぶちかましたんじゃないかと…(w
465、親と一緒なのよね…。一人暮らしにさせたほうがいいのかな。
>404
自分も思ったであります!
がしかし言う勇気がなかったでありますが自分も便乗するであります!
と言ってみるテストであります!!
独り暮らしもよいけれど・・・親と同居っぽい465たんも萌え〜
ありがちミス私も考えました(w
あああああ、ありがとう。ほのぼの&えろえろマンセー!!(感涙
…このあとに支線電車か…ふっ、それが痴漢スレのいいところ←かなり無茶(w
鬼畜がどの部分を指していっているのか、分からないほど初心じゃない。
そこをどうするつもりかも。
「口」
鬼畜がホストに向かって声をかけると、すぐに顎が押さえられる。
ホストのペニスに歯をたてかねない行為をこれからするつもりらしい。
そして、ホストを含むどの男も短い指示で的確に動くのは、鬼畜の指揮下で
度々こういったことを繰り返しているからに違いない。
こんな犯罪者集団が、なぜ自分に目をつけたのだろう。
最初に取り囲まれた時の様子からは、偶然だとは思えない。
しかし、計画的に狙うほどのものが自分にあるだろうか。
家族は普通の公務員の父と専業主婦の母、そしてやはり公務員の兄。
13本人は、多少仕事ができても別にエリートでもエグゼクティブでもない、
朝から満員電車に揉まれるしがないサラリーマンだ。
この件で脅迫したとしても持ち出せる社内機密も大して無いし、支払える金額も
微々たるものなのに。
とてもじゃないが、男達の労力に見合うものなど13からは引き出せまい。
13がホストのペニスに口淫を施しながら考え込んでいると、後ろの蕾に
冷たいものが塗りつけられた。
袋や内腿に伝う感触を厭わしく思っているうちはまだよかった。
蕾に触れる指先は、尻に当てられた手の感じや穴の周りの広がり方から、
左右の親指だろうと見当がついたが、それがいきなり入り込もうとしたのだ。
あまりの痛みに、裂けたと確信した。
もしホストが顎を持っていなければペニスを噛み千切っていたかもしれない。
それくらい痛かったというのに、鬼畜は13の尻を叩いて笑うばかりだ。
「力ぬけ。裂けちまうぞ」
ということは、これでもまだ裂けていないらしい。
では、本当に裂けたらどれだけ痛いのか。考えたくもない。
だが、これから身を以って確かめなくてはならないのだろう。
「息、はくんだよ。このままじゃ、入らねぇ」
入らないと言われて、そこが広がる間隔を思い出そうと頑張ったが、
鬼畜にもう一度尻をぶたれて終った。
「糞しろとは言ってないだろ。力んでどうする」
そう言われても、座薬もいれたことがない場所に男の指を受け入れさせようと
するのがまちがっている。
こんなことなら、前立腺マッサージを経験しておくべきだったのかと、
つい考えてしまった自分が悲しかった。
―――この日の為に通っていたわけじゃない。
ペニスを舐める舌の動きも止めて、ぼろぼろと涙をこぼす13の顎から手が
外され、ホストが勃起したものを口から抜いた。
「すいません、頭。俺の見込み違いでした」
鬼畜と同じく、股間の状態に関係なしに平静な口の聞き方をする男だった。
「阿呆。見つけたのはお前でも、これでいくと決めたのは俺だ」
鬼畜が苦笑してホストを見上げる。
「実際、出物だと思ったんだ。お前の目は間違ってない」
「…しかし、時間が」
唇を噛むホストの肩に、サラリーマンが手を置いた。
「そうだ。今から下調べをやる時間は全くない。それは判るな?」
「…はい」
「頭がいいっておっしゃったら、あとは俺らついてくだけじゃないっすか。
もう見つけた人の責任は終ってますって」
フリーターも笑いながらホストにそう言った。
突然饒舌になった男達に、13は戸惑いながらもその言葉を反芻していた。
(下調べ、って、やっぱり俺のことを知っててやってるんだ……だけど、
出物って……これでいくって、俺に聞きもせずにそんなん決めるなよ……)
13の思惑など、当初から考慮していないから今の状態があるわけだが、
ここまでひどいとは思っていなかった。
「…かえう…」
しびれた舌がもつれ、頼りない発音しかできない。幼児語みたいだな、と思いながら
尻を下ろして泣き出した。
「疲れたのか」
本当に人の話を聞いていない。だから13に目をつけるなんて間違いをやらかすのだ。
「…もう、帰る…見込み違いって…っ…見込んでくれなんて、いつ言ったよ……
間違いだって判ったんなら、もう帰してくれ……」
鬼畜が笑ってホストの脚を軽く蹴り、13に背中から覆い被さった。
「お前が余計なこというから拗ねちまった」
「す、拗ねてなんか、ない…っ…」
泣き声で訴える13に対する応えは、間近で微笑みながらなされた。
「ま、どっちでもいいさ。お前が拗ねようがどうしようがやるだけだしな」
しかし、中学高校といじめられてたくせに、しゃぶったことねえのか?」
こんな風に体を密着させて誰かに囁かれるなんて、女ならもの凄く嬉しいが
相手は男、しかも鬼畜。人を人とも思わない。
「い、いじめられたからって、なんでホモにならなきゃいけないんだ」
どうして今日あったばかりの人間に、こんなことを言わなくてはならないのだろう。
できることなら、なくしてしまいたいくらい"恥ずかしい"過去。
どうしていじめられた方が卑屈になって過去を隠そうとするのか、自分でも
矛盾しているとは思う。悪いのも恥ずかしいのもいじめた側のはずなのに。
いじめた側は、あっさり忘れていたりするのも悔しい。
こちらは、いつまで経っても傷口が癒えないのに。
頭は「かしら」と読んでください。…しかしまずい。どんどんお笑いになってる。
ラストとミスマッチにならない程度にしておきますね。
「かえう・・・」可愛いーーー!!!
13の人生背景がどんどん露呈されていきますなー
素晴らしい!!
モエモエ(;´Д`)ハァハァ
いじめとレイプは似てるとおもう。
どちらも、相手の人格や人権を踏みにじりたくてやっているとしか思えないし、
加害者側が圧倒的に悪いのに被害者側がひたすら隠そうとし、明るみにだすのを
厭うところも同じ。逆に、「隙がある」と責められたりもする。
小学校の低学年の頃はまだ母親にも言えた。謝罪を要求するために連れて行かれた
いじめっ子の家で相手の両親がぬかしたせりふは、今も13の心に突き刺さっている。
『うちのはほら、元気がいいもので。今時めずらしく腕白っていうのかな』
『子ども同士で遊んでいるのを横から見た大人がいじめだ何だって決め付けるのも
どうでしょう。一方的にやられてるって、やられるほうにも問題が…あら、ごめんなさいね』
13の母親は絶句し、帰宅してから「あなたが付属に受かっていれば、あんな
下品な子と同じクラスにはならなかったのよ」と自分の子どもを責めた。
地元の国立大付属小学校の入学選考は、最終的には抽選で決まると知ったのは
中学校に入ってからだった。
だが、もし小学生の13がそれを知っていて言い返しても、きっと13のくじ運の
悪さを責めたに違いない。そういう女だった。
今13が置かれている苦境を知っても"そんな電車に乗るあなたが悪い"で済ませて
しまいそうだ。"警察沙汰は辞めて頂戴"くらいのおまけはつけてくれるだろうか。
いじめられていた時でさえ何も言えなかった自分が、レイプされたと警察に訴え
られるわけがない。それに確か、刑法上男性が強姦されたと訴えることは
不可能だった気がする―――だから、安心してください。お母さん。
「あれ、出せや」
鬼畜の声に現実に引き戻された13の目の前で、短髪の鼻ピアスの男がデイパック
を二つ持ってくると、中から包みを取り出して床に広げた。
黒や蛍光色、パステルカラーと色とりどりの細長い物体がビニールシートの上に
転がる。一目でアナルバイブとわかるこれらを、数十本も持ってこの電車に
乗り込んだのかと思うと、13は貧血を起こしそうになった。
(途中で事故にでも遭ったらどうする気だ…いや、何で電車に乗る前に
車にはねられてくれなかったんだ)
全身の力が一層失われ、13は鬼畜の胸に背を預けた。
「今だ」
そのタイミングを見計らったように蕾に異物が捻じ込まれる。
「ぐ・・・っ」
一気に入れられた衝撃に、13は息を詰めて耐えた。
「入ったか?」
もとより獲物がどれほど泣こうがわめこうが一切頓着しない男は、
腕の中で13が身を固くするのも無視してサラリーマンに話し掛けた。
「入りました」
サラリーマンの返事に軽く頷き、13の頭を前方に向けさせる。
「さて、どれがいい?」
ウマー!一気にいっぱい読めたよ〜!
職人様ありがとう…ありがとう…
明日も続きが楽しみだ!
>388
遅レススマソ。
不良グループは「あんまりキャラ増えてもな…」と思って、雑魚キャラとしてまとめて処分
してしもたのじゃ…(524、ニキビ面とか書いてるし…)。ネタにつまったら引き出す貯金の
つもりで放置してありますがどなたかよろしければ適当に使いまわしてください(w
もうばればれじゃからはっきり書いてしまうが、実は俺は現在ネタにつまるどころか、
掲示板をぶち割りかねない勢いで毎日支線うpしてる基地外なのじゃ。
それまで書いてうpしたら香ばしいを通り越して掲示板を私物化するあほになってしまう…。
・・・697、あれでフェイドアウトもそれなりにいいと思ったんじゃが・・・だめかのう。
正直、うんこSSは、もう2度と697が出てこれんようにしようと思て書いたのじゃ。
465にからんどる時は人気めちゃめちゃなかったし、乱入させた責任とって消したつもりじゃった。
けど、嫌われ者でも、みんなでネタ出ししたキャラなのに、勝手なことしたなぁと反省しておりました。
一応、消した俺も697のその後は考えてなくもないのじゃが・・・
697は、あれから大学院に戻り、いらん色気を振りまいておる。元後輩で現先輩の博士課程の
院生(もとラグビー部の固いケツの兄貴)がその色香にくらくらして後をおいまわしておった。
その日、兄貴は研究室のコンパの帰りに口説こうとしたものの場所も悪くて逃げられたのじゃ。
なんとそこは例の映画館の傍で、697は慌てて逃げたのじゃが、それをしらない兄貴は傷心の
まま映画館に入って酔いがさめるのをまっていたところに、お医者さん登場……。
―――これ、13でやろうかどうしようかとおもてたら電車が13で走り出してお蔵入り。
どのみち、697はその後が気になる人のためにちょろりと出してみようかとおもただけで、
メインじゃないのじゃ。これでやりたかったのは「兄貴の固いケツを犯しまくり(w」じゃったし。
兄貴は嫌じゃ、な方がおらっさるから他No.でも書かんじゃろう。で、ここに書いておくぞなもし。
697のその後ははっきり決めて書くより、脳内妄想の方が楽しいかな、と思てました。
・・・職場でも暇さえあればそんなことばっかり考えておる自分自身を擁護してみるテスト(泣
長々とスマソ。明日もうp予定なのでよろしくおながいします>ALL
固いけつの兄貴…ハアハア
でもまっちょ嫌いな方もいらっしゃるのよね…残念…
私的697のその後は葛藤しつつもあの快感が忘れられず、某ひ○わ○か女史の
TOKYO〜のエリートリーマンのやうにご主人様をみつけて羞恥プレーイの限りを
尽くされていると萌えだなぁ…などと妄想しておりましたの…
ところでこぶつき痴漢電車の方は放置プレイ中なのですか職人様!!
診察の1の続きも気になるわ…次は1のおねだり(w が見れると期待してるのですが。
リーダー×465の465めろめろのエチも読みたい…
普段強気で冷静な受けがエチの時だけとろとろに可愛くなるというの萌えツボ…
朝っぱらから萌えててスイマセン…。早く支度して会社逝けよ漏れ…
こぶ付き電車…リクエストしてよろしければ>374さんも言っておられましたが
可愛い車掌さん萌え。みんなが悪戯してもオケな車掌さんなの…
たまにコスプレの日なんてのがあってもいいなぁ。セエラア服とか(w
女装萌えは801モノ失格でしょうか。スレ違いでしょうか>諸姉
昨日の>390-399を書いていて、こぶ付きのほうは放置プレーイになってしまってました…
ゴメソ。んでも性懲りもなく今は皆様(?)ご所望の396の続き書いてたりするもんですから、
いつになるやら…(泣)
可愛い車掌さんな方向でいいんでしょうか?女装は個人的に萌えですが
鬼畜ちゃんの萌えかどうか判りません。ところで、毎日JR乗ってるんですが。
…車掌室って狭くて密着性があるね…(w
元来、人と話をするのが苦手だった。
仕事や買い物など、用件があるときは別に困らない。けれど、それ以外の無駄話となると、
何を話していいかさっぱり判らない。過去に1人も友人がいなかったせいだろうか。
初対面でもない人間とでさえ、顔をあわせて話すのはかなり緊張するのだから、
環境が変わっても新しい人間関係を作ることなどできなかった。
自分からは何も言わないし、話し掛けても満足に受け答えができないのだから当然だ。
返事ができないのは、緊張のせいか相手の言葉がうまく聞き取れなくなるせいもある。
―――長年そう思ってきたのだが。
掠れ声で多少聞き取りにくいからといって、至近距離で囁かれてちゃんと聞こえて、
しかもごく短い科白なのに、全く理解不能とはこれ如何に。
「ビーズでいくか?浣腸すませてねえから間に糞が詰まっちまうが、舐めて取れとは
言わねえから安心しろや。どれも新品だから病気の心配もない」
短い時に判り辛かった鬼畜の言葉は、長くなってもやはり13には難しい。
しかし今まで好き放題してきた男は、13が何も言わなくても今回もやりたいようにする。
「そっちの青いやつ」
その言葉をうけて、鼻ピアスが素早く手渡す。
鬼畜は左手を13の腹にまわし、右手のバイブを13の口元に持ってきた。
アナルバイブにしては、かなりペニス本来の形に近いそれで練習させるつもりのようだ。
唇に当たる樹脂の感触にぞっとして、顔をそむけた。2回もフェラチオをしたからと
いって、慣れた訳ではない。
生身の男の時は同性の物を口にする嫌悪感に吐きそうになったが、生臭さのない
無機物でも嫌なものは嫌だ。
「ちゃんと咥えて形覚えとけよ。これからケツに入れるんだし」
それを聞いた13は、慌て鬼畜を振り返った。
「ふ、二つも入れる気か?」
おびえる13の体内には、先ほどサラリーマンの手によって異物が挿入されている。
潤滑材を塗りつけられてはいたが、強引に入れられて入り口はすこしひりついている。
身じろぎせずとも、呼吸の度にその存在を感じさせられているのに。
この上また一本入れられたら、間違いなく裂ける。
「入れて欲しいのか?」
面白そうに尋ねるのに、13は黙ってかぶりを振った。
墓穴を掘ってしまった。今の口調からしてそのつもりはなかったようだが、
13自身の口から出たことだからと実行に移しかねない。
「入れねぇよ」
うつむき加減になる13の頬をアナルバイブで突つく。それを嫌って顔を伏せ、
自分の股間と対面した。
持ち主に何の断りもなく外に引っ張り出された挙句、踏まれて汚れた可哀想なペニス。
萎縮したそれの奥には、これもまた勝手にバイブが突っ込まれている。
ぼんやりとそれらを眺めていると、13の体内で異変が起きた。
異変っ!?ナニ!?ナニが起こった!?
(・∀・)ノロイノアナルバイブ…(・∀・)オッコエーヨ!
幸いというか、誰もいない家に着いて部屋に直行して
色とりどりの花を花瓶に活けて。それから1のことを説明しようと
リーダーを振り向くと、いきなり抱き締められた。
「なっ…」
「あいつ、お前の何」
「何って、ただの友達だ。同じ学部だから―――」
「『ただの友達』と腕組んだりなんかするわけだ?お前」
「そういう奴なんだよ1は…」
このままでは平行線だ。判ってはいるが打開策が浮かばない。
「じゃ、なにか?毎日あんななのか?」
「ち、違う、今日はたまたま」
「たまたまで引っつかれるのかよお前はっ」
「仕方ないだろ、油断してたんだ…」
きつく抱き締められたままだから顔は見えない。だから、
怒っているのかどうかも465には判らないが、口調は怒るというより
拗ねている。やはり、精神面では1と違った意味で子供だ。そして、
打開策は自分が折れることだと思いつく。何しろ、相手は子供なのだ。
「…悪かったよ」
腕を何とか身体の間から救出して、リーダーの首に絡ませる。驚いて
身体を離そうとしたリーダーにべったりとくっつき、抱き締める。
「悪かったから、そんな拗ねるなよ」
「…拗ねてねぇよ」
「ん…そう?だったらいい」
目をつむってリーダーに身体を預ける。戸惑いながらも、リーダーは
465に回した腕を少しだけ緩める。
「…何だよいきなり」
「怒ってるから」
465なりの精一杯の譲歩だ。心の中では恥ずかしくって仕方がない。
「‥‥‥」
リーダーは465の頭を撫でてため息をつき、ぼそりと呟く。
「…ちょっと気持ち悪い」
「うるさい、放っとけ」
「本当にあいつとは何でもないんだな?」
「何があるって言うんだよ…」
1は自分に懐いている仔犬のようなもので、じゃれてくるから
構っているのだ。もちろん友達だと思っているが、普通に使う
『友達』という言葉のニュアンスとは、何処か微妙に違う。
「…ならいい」
リーダーは再度465を強く抱き締める。
「信じる?」
「…お前、嘘つけねぇからな」
じゃあさっきまで拗ねていたのは何だったんだと問いただしたくなるのを
抑え、465は頬を擦り寄せる。
不意に、視界が縦揺れした。同時に唇に柔らかいものが当たる。
「んっ…」
唇を重ねられて押し倒され、465は驚きながらも、リーダーの舌を口腔に導いた。
「な、に…?」
唇が離れ、それが首筋を滑る感触に、465は思わず
リーダーにしがみついた。
「えっ、あ…」
465をおいてけぼりにして、淡々とコトは進む。
「ま…って、ちょっ…ストップ!」
リーダーの肩を押し返し、465は叫んだ。
「何。どうした…?」
頭を優しく撫でられる。
「だっ…だめだ、いつ誰が帰ってくるか判らないしっ」
押し倒された状態のまま、465は横に転がって乱れた洋服を少しだけ整える。
「…お前さ、この間の電話で何て言ったか覚えてるか?」
「電話?」
今日の約束を取り付ける電話がかかってきたのは一週間ほど前の話だ。
相手の声で465だと確信するなり、リーダーは今日の約束を持ち出した。
『な、一週間後空いてるか?』
『一週間後?○日か。ええと…』
確か、ここで壁のカレンダーを見た気がする。
『ん…何か親達は夜まで帰ってこないみたいだけど、僕は何もない』
『そうか、判った。じゃ○日な』
『えっ、まっ…』
―――ガチャリ。
「…あ」
「思い出したか?」
思い出した。両親は今日、演劇か何かを鑑賞するため夜遅くまで
帰ってこない。別に親がいなくても困る年齢ではないので、彼らの予定など
すっかり忘れていた。
「…いいよな?」
「え、あ…うん」
改めて聞かれ、465は頬を赤く染めて頷く。リーダーは起き上がると
465を横抱きにして持ち上げた。
「わぁ!?」
「暴れんなよ」
そのまま465をベッドに運んで寝かせ、その耳元に囁く。
「仕切り直し、な」
イヤァーンこうきたかー!本当に書いて下さったー!ウレチー!
あーん、リーダーたん〜465たん〜もっともっとぉーん
痴漢電車、そろそろ13たんも気持ち良くなってきちゃうのかしらん〜萌え〜(w
>436
13タンかなり強情でしたもんねー
そろそろいい声をば…ふふふ
萌え〜
「お、俺をどうする気なんだ」
「ん?今までので何となく判んねぇ?そんなにニブイのか?お前」
鬼畜は13の質問に笑みで答える。13はぐっと言葉に詰まった。
「こんなことして、楽しいのか…?」
睨まれながら、鬼畜は13に歩み寄り、前髪を強く引っ張って
自分のほうを向かせる。
「…楽しくなかったらやんねぇだろ?」
悲痛な顔つきの13と対照的に、鬼畜はとても楽しそうだ。
人をこんなことに陥れて一体何が楽しいのか、13には判らない。
ただ、目の前の男達が自分にとって最低最悪の相手だということは
先程から身をもって思い知らされている。
「さって、と」
鬼畜は後ろを振り返り、少年が寝入っていることを確認する。
「時間もねぇし、続きやるか?」
今まで見た中で最上級の笑みを浮かべ、鬼畜は13に語りかけた。
「つ、づき、って…」
「見当はついてんだろ?そこまでガキじゃねぇよな。…身体は
全然ガキみたいだけど」
鬼畜は13の胸元を軽く蹴った。鳩尾に入ってしまったらしく、
13が咳き込むと、鬼畜に爪先で顎を押し上げられる。
「んだよ、弱えぇな」
「お前が蹴るからだ…っ」
「そりゃ蹴ったけど。あんくらいで咳き込むか、普通」
顔が綺麗な分、鬼畜の冷たい笑みは余計に怖い。
「うるさい…」
「まだまだ元気ありそうだな。そうでないとな…で」
「なっ、何だよ…」
「痛いのと痛くないの、どっちがいい?」
子供に言い聞かせるような口調で、鬼畜は13の頬を撫でながら言う。
13は言葉の意味が飲み込めない。
「え…?」
「…だから。どっちがいいよ?選ばねぇんだったら、勝手に決めるぞ」
普通に考えれば、それは痛くないほうを選ぶに決まっている。しかし、
鬼畜の言葉にはどう解釈しても含みがあって、13は答えられない。
「俺が選ぶぞ?いいのか?」
「…ど、どう違うんだよ」
「どう、って。聞いたまんま。ただ、痛くないほうを選ぶと日にちが経ってから
かなり後悔する。…と思う」
鬼畜がとぼけた口調で言うのに、13は思わずため息をつく。
「…どっちにすんだよ?あ?」
再度13の髪を掴み、鬼畜は振り動かす。
「いっ」
「早く言え」
「そ、そりゃ痛くないほうに決まって…」
13は痛みで泣きそうになる。
「そうか」
鬼畜は立ち上がり、学ランを着た高校生のほうを向く。高校生は、
黙って少年のほうを見た。
「…あれが持ってんのか?」
「はい」
「しょうがねぇなぁ…起こせ」
少年が寄りかかっている男に命令すると、男は少年を優しく揺り動かす。
「ん…?なぁに?」
「薬」
寝ぼけて目を擦る少年に、鬼畜は相変わらずの命令口調を崩さない。
「…くすりぃ?」
「お前が持ってんだろ?出せ」
「あぁ…でもね、いきなり飲めって言われて飲んだらすごいと思うよ?
何の薬か判んないのにさぁ」
少年はヒップバッグの中を浚うと、小さな薬ビンを取り出した。
「効き目は…保証するけどねー…」
未だ眠気が抜けない少年は、薬ビンを手にフラフラとした足取りで13に近寄る。
手に2錠ほど出すと、13の口元へ持っていく。
「……飲む?」
13は首を緩く振る。少年の言うように、得体の知れない薬なんか、飲めと言われて
飲めるはずがない。
「危ない薬じゃないよ?即効性はすごいけど、常習性はないし、依存性も
皆無。…信じれないよねぇ」
常習性、という言葉に、一瞬『麻薬』という文字が脳裏に浮かぶ。しかし、13の
つたない知識の中に、錠剤の麻薬などない。
「これは…何?」
「うーん…使ってみれば一発で判るよ」
焦れる鬼畜を尻目に、少年はマイペースで喋る。
「おい、いい加減に…」
鬼畜が少年の肩に手を掛けようとしたのを軽く払い、少年は手に出していた錠剤を口に
含んだ。
「…え」
意外な行動に目を見開く13の首に腕を絡め、少年は13に口付ける。
「んっ…」
咄嗟のことだったので息を十分に吸うことができず、13は酸欠に喘いだ。
少年の舌は口腔に入り込み、13の舌を舐る。ヘタな風俗嬢より余程上手い
キスに、13は不覚にも溺れてしまう。
喉元を通る固形の物体に、気づかないくらいに。
少年が唇を離すと、間に唾液が糸をひいた。
「…気持ちよかった?目が虚ろだよ」
少年が視線を合わせて微笑むのに、13は一言も返せない。
「すこーし黙ってたら、すぐに効いてくるから。それまで我慢、ね」
少年は13を抱きしめ、鬼畜に微笑みかけた。
自分がキチク書けないのを実感しましたので、
ソフト〜に行こうと思います。
鬼畜好きの方スマソ…鬼畜は本線にてご堪能願います。
>442
お薬系萌えですわん
よろしこ。職人様!
13たんが快楽の虜になってあんあん言いまくってる様をひとつ漏れのおかず用に…!(w
13たんがやっと虚ろな目に!!
快楽萌え〜〜〜
465×リーダーァァァァ!!
な〜んだ465タンったらリーダーとラヴラヴなんじゃ〜ん!
メロメロエッチを漏れに〜〜!!職人様続きをォォォォ!!と叫んでみるテストぢゃ
下腹に生じた圧迫感は体の内側からのもので、バイブを入れられたせいだと判ってはいた。
だが、それが急に体積を増して13の内部を押し広げたのは予想外だった。
「…っ…くっ…」
衝撃に、目を堅く閉じて俯いた顔を振り上げると、涙が幾筋も頬を伝い顎から滴り落ちる。
寄せられた細い眉。涙を含んで重くなった長い睫。わずかに開いた唇は苦悶に歪み、
浅く息をついている。うす紅い唇の端には、鬼畜が飲み込ませたものが少しこびりついて、
13の表情を更に淫靡なものに仕立てていた。
それらすべてがどんなに男達を煽るか、13自身はいまだに理解していない。
「嫌だ…や…っ」
かぶりをふって、いい年をした男のものとは思えない舌足らずな甘えた声を漏らす。
ペニスまでもが子供じみているが、使ったことがあるのかと問いただしたら、きっと
困った顔をするだろう。生意気にも、屈辱に震えてみせるかもしれない。
―――こんな奴はとことん苛めぬいて、喉がかれるまで泣きわめかせてみたくなる。
「…やだ、やっ…」
自分でそれを取り出そうと伸ばした手はサラリーマンが取り上げてしまい、両足は
フリーターと鼻ピアスが二人掛りで押さえつけた。
「歯医者で暴れるガキみてぇだな」
暴れる13の体を抱きしめながら鬼畜が笑う。
「な、何、入れたんだよっ」
いくらアナルセックスの経験が無くても、後ろに入れられたものが只のバイブで
ないことくらい、見当がつく。
「拡張ポンプ」
鬼畜の返答をうけて、ホストが片手をあげてみせる。その手に握られた円筒形の物体は、
コードのようなもので13の最奥と繋がれていた。
「4段階調整の優れものだ。これくらい、すぐに楽に入るようになる。2本ざしの方は
そのうちやってやるから、ま、慌てんな」
「い、いらない、そんなの、いらないっ」
13が泣いて抗議しようとも周囲の男達をますます熱くさせるばかりだというのに、
本人はそのことに気付いていないのが彼の最大の喜劇だった。
「おい」
鬼畜がホストに目を向けると、すぐに駈け寄って傍らにひざまづいた。
「見込み違いなんていうんじゃねぇ。時間いっぱい、仕込め――ポンプはお前が
続けて見てろ」
コントローラーを握ったホストが神妙にうなずいた。
鬼畜が13から手を放すのと同時に、手足を押さえていた男達も離れる。
けれどもそれは、決して13の解放を意味するものではない。鬼畜は先ほどまで強く
抱きしめていた体をホストに向かって突き飛ばし、立ち上がって体育会系の男を指差した。
「次行け。その後は適当でいいから、とにかく休ませるな。」
そして、男達は動き出した。
>445
時間見てビクーリ……すげぇタイミング。支線の方でスマソ(w
き、鬼畜タン…(;´Д`)
13だけでなく鬼畜にも萌え〜
支線職人様、続き毎日楽しみにしております。
朝っぱらから萌えを有難う!!ハァハァ…
>445
465×リーダーですかっ!?
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
鬼畜タンも13タンも綺麗な顔してこんなんだもんなぁ…
職人さんマンセー!!
首が痛い。付け根から頭にかけて、時折突き抜けるような痛みが走る。
ずっと床に付いたままの膝も、男のものを扱き続けて握力を失った手も痛い。
不自然な姿勢のまま、何人もの男のペニスを咥え続けて、体中が痛みを訴えている。
鬼畜やホストのものに奉仕していた時に感じた顎の痛みは、今となっては大した
ものではなかったと思う。
既に両手は力を失ってだらりと垂れ下がっているが、男達は口さえ開いていれば
いいといわんばかりに、かわるがわる怒張を13の口に押し込んでは頭を捕らえて
揺さぶる。射精の時は必ず口から抜いて、その精を顔にかけた。
13は目を堅く閉じて精液が入らないように心掛けるだけでよかった。後は男達が
勝手に13の口を使って果てていく。
自分からは何もしなくていい分、最初より楽なのかもしれない。ああしろこうしろと
指示された挙げ句に下手糞扱いされるよりは。
だが、それは13本人の意志が伴っていた場合に限られる。
(・・・喉が、乾いた)
口中には男達の先走りと混ざった唾液が溢れているが、そんなものは飲む気になれない。
それ以前に、唾液を嚥下する暇も無いほど立て続けにペニスを咥えさせられている。
いくら粘膜同士の接触とはいえ、長時間にわたって激しい摩擦を受けて、
舌の感覚は触覚と味覚の両方がほぼ完全に失われた。
麻痺したのは嗅覚もだ。五感の中でも慣れるのが一番早いといわれるそれが衰え、
13は顔中にかけられた精液の青臭さも気にならなくなっていた。もっとも、
全身の痛みでそれどころではなかったというのもある。わからない方が幸せだと
痛む頭の片隅で思いながら、13は全身の力を抜いて男達のなすがままにさせていた。
体内のポンプは、背後に控えたホストにより既に2回その体積を増している。
その都度、体の奥を広げようとして加えられる圧力に苦しんだ。直腸内の異物が大きく
なる感覚は便意とも放屁の前兆とも異なる。
体内を侵略されるという嫌悪感と内臓に加えられる圧迫感に、吐き気がつのった。
こんなに手間をかけて自分を犯そうという執拗さもまた、13をうちのめしている。
今まで周囲に疎まれ、嫌われてはきたが、それは13が視界から消える事を望むもの
ばかりだった。散々虐められた後に吐き捨てられる台詞は『近くによるな』だの
『目が腐る』といったものが殆どで、ここまで執拗にいたぶりぬかれたことなどない。
有名無実の二者択一をさせていじめの時間を引き伸ばした連中も、下校時間には
『お前なんか学校へ来るな』と言い残して引き揚げた。下校を促す校内放送と共に
彼らは13を殴る手を蹴る足を止めて、見回りの教師から逃げるように去った。
今回はやけに長いが、電車が終点に着いてしまえばすべてが終わる。
―――終わりがあると、信じたい。
13の主観の中で、過去は捻じ曲げられている。下校時間に彼らが逃げたのは、教師の
見回りからではなく、どこまでやってしまうか分からない自分自身からだ。
周囲が13を疎んじたのも、自分の中の激しい加虐心と向き合うのを恐れてのこと。
―――ただそこにいるだけで虐めたくなる。
たとえ13自身がそのことに気づいたとしても、目を背けざるを得ないであろう残酷な
現実。自ら認めたところで、単に生きていくのがもっと辛くなるだけだから。
薄れそうな意識は、4回目の拡張で呼び戻された。
きっと、何度経験しても慣れないだろう。自分の中に他の生き物が寄生し、
成長し続けているようなおぞましい感覚。そのうち、13の体はこの化け物に
食らい尽くされて跡形もなく消えてしまいそうだ。
いっそ、消えてしまった方が楽なのかもしれない。
こんな酷い目にあって、それでもまた明日から電車に乗る事ができるとも思えない。
だが、乗らなくては。
会社への通勤手段に電車が不可欠だからというだけでなく、日常の生活を反復することで、
一刻もはやくこの出来事を遠い過去のものにしてしまうためにも。
「抜け」
鬼畜の声がする。通りが悪いのに、なぜか13の耳に届く不思議な声。
その声に従い、ホストがポンプを乱暴に抜く。
「・・・っう・・・」
もう誰のものを咥えているのかわからなくなっている口から、うめき声がもれる。
乾ききった喉から、痛みを伴いながら絞り出された。
内臓を引きずりだされるような不快と苦痛に、いっそ死んでしまいたいと
絶望するかたわらで、まだ声が出せたのかと不思議に思う、どこか平静な13がいる。
現状から逃避して己を守ろうと少しずつ意識が乖離する。
それもまた、13の心が壊れかけている証。
「もう痛くねぇだろ」
鬼畜の指が押し込まれたが、もうどの指が何本入ったのかわからない。広げられたのと、
ポンプを引きずりだされた衝撃から立ち直れていなかったのと、多分両方が原因で。
「止めろ」
ただ一言鬼畜が告げれば、何の未練もなさそうにあっさりと射精寸前のペニスが
13の口から抜かれる。本当に快感を覚えていたのかと、その大きさに苦しみながら
咥えていた当人ですら疑問に思う。
おそらく彼らの最大の喜びは、鬼畜の命に従う事なのだろう。
頭を抱えていた手が外され、13は床に崩れた。両腕をなげだしてうつ伏せになり、
鬼畜の指を呑み込んでいる尻だけが高く掲げられている。
その指も抜かれてしまえば、13を支えるものは何も無い。
ぐったりとして横たわる13を見て、鬼畜がその尻を軽く叩いた。
「朝から寝るなっつっただろうが―――引っくり返せ」
近くに控えていた者達が13を仰向けにして、その手足を押え込む。両腕を広げ、
膝が床につくほど脚を折り曲げて、蕾を鬼畜の眼前に晒した。
「良い具合に広がったじゃねぇか」
加虐心を煽る子っているいる…
ハァハァ
460 :
445:02/02/23 23:18 ID:lr7TbcyU
>451
うわ…すげー間違いしちゃったyo!(w
自分で書いといて何だけど(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
>449
ほんとに凄いタイミングだったんですね。
今日来て見てびっくり。あああもう少し後で来ていればあげたてほやほやの
支線電車が読めたのne!でも、まとめて読めるのも嬉しいので良しにしよう…。
>460
いや、大丈夫。
私この前「リーダー×1」って書いちゃったし(w
もっと(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル
でもそれだけ慌てる位に職人さんマンセー!!という事なのだ。
鬼畜がバイブで軽く蕾を突つくと、死んだように横たわる13の秘肉が僅かに蠢いた。
当初堅く閉ざされていた蕾は、ホストの尽力により怪我もなく花開きかけている。
そこに潤滑剤を垂らしながらバイブを押し当てると衝撃に備えるつもりなのか、
尻の肉に力がこもるのが見て取れた。
力を抜けと言ったにも関わらず、まだわかっていない13の愚鈍さに苦笑しながら
鬼畜はゆっくりと秘肉を嬲りはじめた。
いまさら多少力んだところで楽にバイブが入るくらいには広げてあるが、
13の安易な予想を裏切る為にも、簡単に挿入するつもりはない。
入口付近に潤滑剤を馴染ませるように、少し内側を覗かせた蕾に先端を触れさせて
緩慢な動きで円を描いてやる。溢れた潤いは尻の割れ目を伝って背中に流れ、
一部は茂みから臍へと伝い落ち、13の唇がかすかに歪められた。
これしきのことでいちいち不快感を顔に出せるほど回復したというのならば。
次は、声を上げさせねばなるまい。
ほころびかけた媚肉に潤滑剤を溢れるほど注いでおいて、ゆっくりとかき混ぜる。
決して奥深くには入れず、入り口の部分に留まったままで柔らかくなった肉を
こねてやる。時折、少しだけ先端をのめりこませながら。
「…っ…」
13が息をついて、床に投げ出していた手を口元に引き寄せた。
ずっと勝手にしてきた男が、いつバイブを入れるかなんて13には判らないから
不意の挿入を覚悟して身構えていたのに、なかなかその時が来ない。
さっさと済ませて解放して欲しいと願ったその瞬間。
「…んっ…!…」
ようやく先端がわずかながらも入ってきた。
入り口を焦らすように弄っていたのとは違う、はっきりと挿入されたとわかる深さで。
緊張の糸が切れ、安堵のため息を深く吐き、全身から力が抜ける。
そんな自分に気がついても、もう何とも思わなくなっていた。
自分の望みはこの異常事態の進展および終局。だからこの際抵抗を諦めて、鬼畜に身を
任せることにする。早く終ってくれさえすれば良い。今すぐやめてくれればもっと良い。
とにかく、早く自分に飽きて欲しい。
そんな13のささやかな希望も叶えるつもりの無い鬼畜の手の動きは、入れてなお
遅々として、バイブがさらに奥に進む気配は欠片もなかった。
何が面白いのかわからないが、しばらくこうしているらしい。
とらされた姿勢は苦しいし濡れた音が耳障りだが、痛い思いをするよりはずっとましだ。
やがて、入れた場所でかるく回してみせるばかりの単調な動きにも慣れて、口元から
手を放した時、また少し奥へとバイブが押しこまれた。
「あうっ!」
十分過ぎるほど広げられたとはいっても、時間をおけば少しずつ元の形を取り戻す。
13の内壁は、先端部分を受け入れたときよりも強く擦られた。
連続うp、スマソ。
思わず上げた声の大きさに自分でも驚きながら、目を開いた。
そのまま鬼畜に視線を投げると、両手を広げて挙げながら肩を竦めてみせる。
同時に嫌でも視界に入ったのは、まだほんの数センチしか入っていない樹脂の棒が、
13自身の肉の締め付けだけを支えにして立っているところだった。
この男を鬼畜と罵ったのは自分なのに、どうして忘れていたのだろう。
より効果的に辱めるべく、13が気を緩め、広げられた奥が狭まるまで待っていたのだ。
「おい」
鬼畜が13を指差すと、鼻ピアスが今度は別のバッグを持って駈け寄る。
中から大量のタオルを取りだし、13の顔や首、スーツの胸元に散った精液を拭いだした。
だったら最初から顔にかけるな、と気力があれば言い返せたのに。
そう言えば、今日は最初からずいぶんと相手に向かって文句が言えた。
ここまでされなければ文句の一つも言えないのかと思うと情けなくなるが、言えるように
なったと解釈すれば良い。これも一つのポジティブ・シンキングだ。
鼻ピアスは黙々と13の顔を清め、髪にこびりついた精液も苦心してとろうとした。
その手つきは鬼畜やホスト達が13に口淫を強要したときのものとは違い、髪の毛を
引っ張らないように用心しているのがわかる。
同情してくれているのだろうかと期待しつつ鼻ピアスを見上げると、視線が合った。
涙で瞳を潤ませた13の瞳を見て、彼がしたことはもう一度顔を拭くことだった。
その手つきは13に美容師を思い出させた。一応、気を使ってはいるのだ。
一見してこの集団の中でも下っ端と判る彼だから、調子に乗ってもっと侮蔑も露に
13を扱うかと思っていたが、意外だった。
手をとって、指の間まで綺麗にしてくれる青年を一瞬でもやさしいと思ってしまう。
だが、所詮鬼畜の手下であった。
「頭、口枷は?」
また別のバッグから、球に何やら皮紐がついたものを取り出す。ちゃちな作りの割に
まがまがしい印象を与えるそれは、恐らく大人のおもちゃの一種だろう。
「いらん」
鬼畜が手を振ると、頷いてしまいこむ。使うかどうか判らなくても用意しておくとは、
律儀なことだ。鬼畜様様か。
そこまで考えて、青年の手つきの丁寧さが何に由来するかがわかった。
美容師みたいだと自分で思ったくせに―――できるだけ私情をはさむまいとする、
いわば職業的な匂いを嗅ぎ取ったのだ。
それは最初から、鬼畜の指揮に対する従順さや手際の良さに薄々感じていたことだった。
鬼畜を『頭』などと呼ぶのを聞いて、職人集団を連想したりもした。
だが。朝っぱらから罪もない真面目なサラリーマンを捕まえて、変態行為のし放題な
職人集団がどこにいる。その主犯格は手下に命じて13の体を折り曲げさせ、露出させた
肛門にバイブを中途半端に突きたてたまま腕組みをして動かない。
おそらく13自身の口から言わせたいのだろう。だとすれば、言うだけのことだ。
「…早く、終らせてくれ…」
>468
×丁寧さが何に由来するかがわかった。
○丁寧さを意外に思ったもう一つの理由がわかった。
顎間接脱臼文章でスマソじゃ。手直し前の方を書き込んでシモタ。
(これでも一応、読み返してはうpしてるのですが…本当にごめんなさい)
でも、明日もうpします。「ほぼ日刊支線で鬼畜痴漢電車」
>469
楽しみにしてます!
日刊鬼畜痴漢電車…素敵ーー!日刊マンセー!
職人様!お勤めご苦労様でございます!
毎日ハアハア美味しくいただかせてもらっております。ごっくん。
身体に訪れた変化は、突然だった。
「…あ…っ?」
身体の中が熱い。それに伴って肌も灼けるように熱く、特に
少年の腕が触れている首回りや、頬は酒でも呑んだかのように
火照っていた。
「どうかした…?」
少年は13の赤くなった頬にそっと触れる。13は少し
身を捩った。
「ん…んぅ」
頬を撫でられて、13は無意識に甘い吐息を漏らす。自分でも驚いて
思わず顔を上げると、満面の笑みを浮かべる鬼畜と目が合った。
「可愛いね。よしよし」
少年は13を抱き締め、頭を撫でてやる。薬のせいか身体に力が
入らない13は、ただ少年にもたれているだけになっていた。体内の
熱さのせいか、知らず知らずのうちに息が上がる。
まるで全速力で走ってきた後のようだ。
「…効いてきたんだね」
少年が13の身体に手を滑らせると、その触れた箇所が熱を持って
13の脳髄に届く。
「さ…っきの、薬」
「うん。何だか判った?」
頭の中が犯されていくのが判る。じわじわと侵食されていって、
まるで消化されてるみたいだ。
「び、や…く」
「そ。正解。使ったら判るって、本当だったでしょ」
自分に体重を預ける13をあやすように、少年は背を叩く。しかし小さな
振動さえ今の13にはもどかしい。
「ん…っ、やぁ…」
少年の腕を掴み、力が入らないながらも揺する。
「どうかした?」
判っていながら笑みを向けて問いかける少年が恨めしい。
「あつ…い」
13は声を絞り出すようにしながら、一句一句切るように喋る。
「ん?うん。そうだろうねぇ」
少年の吐息が耳にかかり、くすぐったい。
「でも、大丈夫だよ―――すぐに、熱冷まさせてもらえるから。
ねぇ?…みんな」
周りを見渡し、少年はにっこりと微笑んだ。そして、手招きで
鬼畜を呼び寄せると13を渡す。13は、抵抗せずに鬼畜の腕の中に
収まった。続けて、少年はまた手招きをして男たちを呼ぶ。
「絶対、いじめちゃだめだからね。薬効いてるから、痛覚はほぼ
マヒしてるけど、蹴ったりぶったりしちゃだめ。色々あの
変態鬼畜野郎に持たされてきてるだろうけど、初めてだし可哀想だから
あんまり使わないで。お願いだからっ」
少年が言い聞かせるように言うと、男たちは戸惑いながらも
鬼畜の方を見る。鬼畜は、あからさまに嫌な顔をしていた。
「何使おうと勝手だろうが」
「だめっ。可哀想だから、また今度。使ったら後ろから蹴り倒す」
それかスタンガンね、とにこやかに鬼畜に微笑みかける。
鬼畜は、道具を使うことが可哀想なんてガキだな、と思いつつ、
水掛け論染みるのは判っているから口には出さない。それじゃなくても、
この頃は何故かますます居丈高になっている少年と口論をかます気には
なれず、鬼畜は連れてきたことを少し後悔した。
「痛めつけんの、やだからね」
少年は13の横にしゃがみ、頬を撫でる。
「ん…?」
13が閉じていた目を開けて見やると、はかなげな笑みを浮かべる
少年と目が合った。
少年は、13の頬に口付ける。
「こんなに薬効いてるんだから…最初だけでも、気持ち良くしてあげてよ」
「効いてんなら、何使ったってたいして痛みはないだろうが」
「…気持ちの問題」
鬼畜が持ってこさせた物は、確かに快楽を得るための道具ではあるが、
その中には一方的に快楽を満たす物も数多い。SMに使用するような
道具は、こちらに加虐癖はあるにしても、多分13には被虐癖など
存在しないであろうから、出来れば使ってほしくない。しかし、
これだけの人数がいるのだから、ちっぽけな少年の思いなど黙殺されても
別段おかしくない。
それでも言わずにいられないのは13への同情の念があるからだった。
少年は、いきなり襟を引かれ、一瞬息が詰まる。
「連れていけ」
鬼畜の一言で、腕が少年の腰に回され、強引に13から引き離される。
少年は、黙ってその腕に従った。どうせ興冷めだとか何とか
理由をつけて13をいたぶるに違いない。いくら薬が効いていても、
記憶として残ってしまえば後から色々な念が押し寄せてきて、
壊れそうになることぐらい、少年のみならずここにいる全員が
判っているはずだ。それでも辱めようとするのなら。
―――壊す気なのだろうか。
抱きあげられて椅子に座らされながら、少年はぼんやりと思った。
「あぁ…ん」
身体をはう手が早急になり、13は熱に浮かされるまま声をあげた。
自分で発した声に驚いて、13は両手で口を塞ぐ。
「…こら」
鬼畜がその手に自らの手を重ねて軽く握ってやると、それは
簡単に外れる。
「ここまで来て無駄な抵抗すんなよ」
鬼畜は苦笑すると、近くに控えていた男達に手で合図を送った。
一斉に手が触れてきて、13は身を捩って荒い息をつく。その手は
13の服を剥がしていくが、抵抗する気にならないばかりか、
脱いだほうが涼しいかもしれない、などとまるで見当違いのことを
考えている。身ぐるみ剥がされた後も、13は四つんばいの姿勢で
鬼畜に縋っているだけだった。
もう動く気力がない。薬のせいか身体も頭の中もだるくて、
今ならいっそ全てを誰かに任せてしまいたいくらいだ。
そして、その『誰か』なんて、この場には一人しかいない。
13は、少し腕に力を込めた。先程まで嫌がっていた奴とはまるで
別人だと鬼畜が笑っても、13は鬼畜の肩に顎を乗せたままにしていた。
早く解放されたい。この状況からも、身体に蓄積していく熱からも。
不意に、下半身に冷たい何かが塗りつけられた。蕾の周りに
入念に擦り込まれる。
「ん…っ、ふぁ…」
思わず腰を振り動かしてしまう。鬼畜がまた笑った。
「淫乱なのな」
薬のせいだ、と叫びたくとも無意識に漏れる嬌声のために
上手く言葉が出ない。何より、自分でも『これは本当に
薬のせいなのか』とどこかで疑っていた。頭の中が
熱に浮かされているのは当然薬の効き目だ。しかし、服を
脱がされるときにいくらでも抵抗はしようと思えばできただろうし、
今だってそうだ。自分の上げる声に言葉を阻まれるなんてありえない。
多分、元々口に出す気なんてなかったのだ。
「ひぁっ」
鬼畜の指が胸の突起をかすめ、13は身を震わせた。
そのまま摘まれて引っ張られる。
「あぁ、やだぁっ…」
離そうとした鬼畜の手を自分で胸に押し付けた。
>472-476
13タン可愛い〜〜ハアハア
もっともっと気持ちよくさせてあげて下さい職人様!
快楽萌え〜
13タンが感度良好になっている…
我慢できなくなている…
(;´Д`)ハァハァ
既に鬼畜よりも掠れてしまった声でそう言うと、13は再び目を閉じた。
涙が目尻から滑り落ち、それを隠そうとして横を向いて目元を手で覆う。
わななく唇は、またもや彼が泣き出したことを示していた。
「…っ…ひっ…く……っ…」
小さくしゃくりあげ唇を噛む仕草に、鬼畜は腹を抱えて笑い出しそうになるのをこらえた。
こんな顔をしてみせる奴が後ろを使ったこともなければ、フェラチオも未経験だとは、
周りの人間の自制心の強さに半ば感心してしまう。
残りの半分は、そんな生ぬるい連中に呆れつつも、13本人を哀れむ気持ち。
13が今の生活を不幸せだと感じる最大の原因は、望んでもいないのに他者の加虐心を
煽る容姿や性質を備えてしまったことと、そのことを自覚していないこと。
そして、もっと楽な生き方があるのに誰も教えてやらなかったのが、更なる不幸の始まり。
この年になるまでずっと、周囲と上手くいかずに孤独に泣いていた寂しい生き物。
―――そろそろ、幸せになってもいいのではなかろうか。
「焦るな」
鬼畜は軽く13の尻を揉んでから、バイブに手を伸ばした。数cm入ったところで
止まったままのそれを、ゆっくりと引き抜きにかかる。
抜き出される棒に元の狭さを取り戻しつつあった13の肉が絡み付き、わずかに
めくれて色の違う内側の部分をのぞかせた。
完全に抜くことはせずにもう一度押しこんだが、その動きも緩慢なものだった。
ひたすら乱暴かつ性急だった鬼畜が今度はうってかわって悠長になったのは、
きっと自分が早くと言ったから嫌がらせにやっているだけ。
13本人は単純にそう考えていた。
バイブが体内のある一点をかすめるまでは。
「…っ…!…っ…」
その時、思わず噛み締めていた唇が解けてしまい、危うく声が漏れそうになった。
緩やかにではあるが、異物が体内を出入りして内壁を擦るのは気持ちが悪かった。
痛みが薄れた分まだましになったと思い、諦めて時間が早く過ぎることだけを
願っていた。疲れ切った体では、抜けと言われなくても、入れる力は残っていない。
そう思っていたのに、そこを軽く押されてのけぞってしまった。
男達に四肢を押さえつけられて動きようがないのに、反射的に逃れようとするほどの
衝撃が体内にもたらされた。
(…な…これ、何…っ…)
たった今、自分が味わった感覚は、苦痛でも不快感でもなかった。
けれども、あんなものを入れられて、こんな風に感じるなんてありえない。
体の中が知らないうちにおかしくなっていたのだろうか
……違う。全然違う。なにが知らないうちなものか。
今日、たった今、目の前にいる男がおかしくした。
男の尻にバイブなんか突っ込みやがったこの鬼畜が。
けれども、あんなに書き込んで、こんなところまでしか進んでいないなんてありえない。
……違う。全然違う。なにが牛歩だ。
今日、たった今、書き込みをしているデムパがこの話を長くした。
この程度まで来るのにこんなにかかりやがったこのへたれが。
…スマソ…。
初めてリアルタイムで読んだー!!
職人さん!どうして短くないとダメなんですか?
どうして進むの遅いとダメなんですか?
とーっても素晴らしかったですよーーーーーぉ!!!!(((エコー)))
13タンの魅力と鬼畜の鬼畜なりの優しさが露呈してきている…
(;´Д`)ハァハァ
ああああ〜!13タン!!
幸せになって!13タンなりの幸せに〜〜!
その幸せのカタチがお便所だったって人それぞれだよねぇ(w
リーダーの顔が近づいてきて、反射的に目を瞑る。
唇が触れる感触と髪に手が触れる感触が同時に訪れる。すぐに
唇は離れ、耳に寄せられて、耳朶を緩く挟む。
「あ…っ」
中に舌を差し入れられて、465はくすぐったくて身を捩る。
リーダーの背に腕を回してしがみつくと、耳元でリーダーが笑った。
「お前、案外甘えるよな」
反論しようと身を起こす465を押さえ、耳を舌先で一舐めしてやると、
465の身体からは簡単に力が抜ける。
「甘えてない…っ」
それでも気丈に構えようとする465に、リーダーは今度は
苦笑させられる。
「はいはい。判った判った」
まるで子供をあやすように囁かれ、465は少しむっとした。
「なんだよその言い方はぁっ」
「悪かったって。へそ曲げんなよ」
苦笑しつつ、なおかつ意地を張る子供を宥めながらも、リーダーの手は
465の服のボタンを一つ一つ外していく。
「あ、ちょっ…」
「お前、こういうのすぐ意地張るから」
口だとかなわないからな、と笑みを含んだ声で言いながら、
リーダーは服の中に手を滑らせた。
「ん、やぁ…」
自然、腕に力がこもる。強くしがみつかれ、リーダーは465を
なだめるように頭を撫でた。
「‥‥‥」
自分で甘えているのが判るから、何も言わずに腕を少しきつく回す。
リーダーも心得たもので、465の背に腕を回して抱いてやる。
自分の前でしか見せない姿が可愛い、と思っているが、言ったら
怒るのは決まっているから言わない。
眼鏡を外してやり、丁寧に畳んでテーブルに乗せると、リーダーは
首筋へと唇を滑らせていく。
「やっ、あ…」
荒い吐息をつく465をゆっくり慣らしてやる。何度抱いても465の身体は
それに慣れないようで、毎回と言っていいほど同じような反応を返してくる。
リーダーにとっては、それも可愛くて仕方のない要素の一つだ。
あいつは見たことないんだろうな、とリーダーは1を思い出して
ひとりごちた。
「何だ…ねだってんのか?」
その行為が何を示すのか判っていながら、鬼畜は
笑みを浮かべて13に囁きかける。先程までと違って、その顔は
柔和で優しい。
「う…っあ」
何て答えて良いのか判らなくて、13はただ声を上げる。
「きちんと言え。止めちまうぞ?」
13の耳朶を甘く噛みながら、鬼畜がその指の動きを緩める。
「えっ、あ…や…やだぁ」
13は押さえていた鬼畜の手を更に自分に押しつける。
「何がやだ?」
優しい声で問いかけてくる鬼畜に、さっきまでの威圧感は
全く感じられない。ますます頼りたくなる。
「ほら…言ってみろ」
「あ、の…え?あ、あぁっ、や…」
13が言いかけた言葉は、後ろを犯す指によって阻まれた。
蕾の縁をゆっくりと這っていたはずの指は、ほぐれた蕾の透き間から
侵入し、13の内壁を擦る。中で指が蠢くたびに勝手に声が出てしまう。
「あ…あっ、やぁ…あ」
13が腰を動かすようになると、すぐに中の指が増やされる。
指は、内部で別々に動いて13を更にとろかせる。
「やぁ…ん、あ、うぁ…もっと…ぉ」
言ってしまってからはっと気づいたが、もう遅い。
「お前、初めてなんじゃなかったっけ?そんなに欲しいのか?」
「ちが…っ、今のは…」
「なんにも違わねぇだろ?無駄な言い訳はやめとけ」
身体が保たなくなるから、と鬼畜は笑った。13はやはり何も言い返せない。
「さて…と」
鬼畜は足を投げ出すように座り直すと、ファスナーを開け
ペニスを取り出した。13の髪を掴んで顔をそこに押しつける。
「舐めろ」
13の返答を待たず、力のこもらない顎を指で下げて強引に口腔へと
押し入った。
「んうっ…」
むせそうになり、13は頭を上げようとしたが鬼畜の手によって股間に
押し付けられる。
「できるよな?」
頬を撫でられ囁かれて、13は躊躇しながらも鬼畜のものに舌を
這わせはじめた。男同士でどうやってするかぐらい、13にも
知識として判っている。そして今自分の強いられている行為が、後で
どういう結果になって返ってくるのか、もだ。
鬼畜は、ぎこちなく舌を使う13の頭を撫でてやる。初めてなのだから
下手なのは仕方がないが、時々歯が当たるのはいただけない。
「歯ぁ立てんなよ」
13の頭を振り動かして奉仕させる。13は、懸命に鬼畜の言うことを聞いた。
口の中の圧迫感にむせそうなのを何とか抑えながら、前にやってもらったことを
思い出して、その通りに舌を動かしてみる。
質量が、更に増した。
「んっ、う…」
すでに後ろは指から細めのバイブに変えられていて、振動に頭が
おかしくなりそうだった。それを抜き差しされて、13はそれに合わせるようにして
腰を振り立てる。内部を掻き回されるのがこんなに快感だなんて、思わなかった。
意識は常に彼方にあって、目の前も朦朧としている。時々耳元で囁く鬼畜の声だけが、
今13にとっての現実だった。
「止めろ」
鬼畜が言うと、今まで13の中を踊り狂っていたバイブが引き抜かれた。同時に、
口の中のものも引き出される。
「うっ…」
デコボコしたものが乱暴に引かれる衝撃に、13はうめき声を上げた。鬼畜は13の脇に
腕を差し込むと自分のほうに引き、13を膝に乗せる。膝の裏から腰へと手を回し、
抱え上げた。
「え…やぁっ」
どこかに飛んでいた羞恥心が蘇り、13は足を閉じようとするが、鬼畜の身体を
挟んでいるため閉じられない。
「この期に及んでまだ恥ずかしいのか?ガキじゃあるまいし」
ガキだったっけ、と軽口を叩きながら鬼畜はゆっくりと13を自分の上に降ろす。
鬼畜のペニスの先が蕾に当たって、13は蕾を固く閉じる。
「力抜いとけ…痛いだけだぞ」
鬼畜に耳朶を噛まれながら囁かれ、13は小さく深呼吸をして力を抜いた。その瞬間、
鬼畜は13の中へと押し入る。
「あ、あっ…あぁぁーっ!」
指やバイブなんかより桁外れに質量の大きいそれに貫かれ、13は気を失いそうになった。
あぁ…もうやだぁ…
終わらなーい!!支線さんもエチに入ったみたいだから
さくっと終わらせようと思ってんのに〜…
誰か、一緒に書きませんか?コブ付き…。
職人さんはどうして皆さんサクッと終わらせたがるのですか?
長ければ長い程嬉しいのに…ううう……
あーもう13タンも可愛いけどやっぱり465サイコーー!!!
リーダー!!あんた愛してるねー!いよいいよ!!
しかし一番萌えたのは>490さんの
「あぁ…もうやだぁ…」でした(w
生きててよかったと思える日がいつか来る
と諭されて今まで生きてきた
しかし、こんなに早くその日が来るなんて考えもしなかった
職人さんありがとうそしてがんばって(;´Д`)ハァハァ
13タン、465タン・・・(・∀・)イイ! 萌えがとまらない〜(*´Д`)ハァハァ
職人さんがんばって〜〜 ハァハァ
13タン祝!ご貫通(w
ああ、もっともっと13タンを喘がせてください〜!
ここ見てひさびさ萌えるお話に出会ったよ…。
ありがとう職人さん!!
((((((;゚Д゚))))))ハァハァハァ
た…たまらんばぁい………!!!!!
>誰か、一緒に書きませんか?コブ付き…。
もぅ無理です。ごめんなさい………………
13が涙ながらに睨み付けても、鬼畜を喜ばせるだけだと判ってはいる。
けれども、そうせずにはいられない。退屈でも平穏だった13の人生にいきなり現れ、
散々痛めつけただけでは足りずに体までも変えてしまおうとする男が憎い。
何の意図があって、これほどまでに13を辱めようというのか。
「ここか」
そう呟き、手にしたバイブのスイッチを入れると鬼畜は無造作に13の内部を抉り始めた。
あたかも、このポイントを探り当てるために慎重に振舞っていたが見つけてしまえば
後は13をいたぶるだけだといわんばかりに。
「…っ!…や…やめ…っ…ん、っ…」
口を開けば嬌声がもれてしまうが、塞ごうにも手が動かせない。
先程は鼻ピアスが拭きやすいようにと、一時的に腕が自由にされていたから顔も隠せた。
だが今は股間と同じく、否応無しに男達の視線に晒されている。
できる限り顔を背けて自分の表情を見られまいとしても、立ち上がりかけたペニスを
見れば13が快感を得ているのは明白だ。
ペニスだけではない。バイブを銜え込んだ部分も、鬼畜に嬲られて悦んでいる。
痛みを伴わない緩やかな動きでも、出し入れされるのは厭でたまらなかった。
ほんの少し前までは、気持ち悪くて吐きそうだったのだ。
なのに、今は気持ちが良くてたまらないと思っている。もっと激しくして欲しいと願い、
僅かでもバイブが抜かれるのが厭で、何とか引き止めようと締め付けてしまう。
締め付けるだけでは、バイブを留めておけないのは判っている。
だが、そうしておけば、出て行く時も入ってくる時も、さらに良くなる。
入り口の所が、力を抜いている時よりも強くこすられるから。
そうして、中に入ってきたバイブの先があそこに当たるようにと腰を動かせば、
鬼畜が狙いを違えることなく突いてくるから。
だから、こんなおかしな声がでてしまう。
「…ん……あぁ……いいっ…」
全然良くない。
「…そこ、もっと…もっと…っ…」
もっとじゃなくて、とっとと終わってどこかに行ってもらわなくてはいけないのだ。
なのに、このいまいましい体は13の意志をとことん裏切り続ける。
勝手に腰が揺れて蕾が蠢き、涙も喘ぎ声も止まらない。
(…こんなん、俺じゃねぇ…大体、何でこんな目に遭わなくちゃいけないんだ)
朝からホモの痴漢に囲まれて、殴る蹴るの暴行を受けて。
しゃぶらされて飲まされて、かけられた挙げ句にバイブでひいひい言わされて。
―――もう、いい加減にしてほしい。
人生だとか運命だとか、そういうものが13に優しくないのは良く分かっている。
だからといってここまで酷い朝を用意しなくてもいいだろう。
一日の始まりがこれで、今日一日をどうやってしのげというのか。
>480
…支線、ぜんぜんエチに入ってないです。
間違えました。499>490です。
ああん、13タン!!心を裏切るエチな体が…(;´Д`)ハァハァ
あっちもこっちもエチ花盛りで嬉しいyo!
>499
とってもエロくて素敵だと思います。
これでまだエチに入ってないとは一体入ってしまったらどのような…?!
想像するだけでも(;´Д`)ハァハァ
465タン激萌え〜〜〜!!
あぁラブラブな二人・・・最高です!!
元々、薬が効いてきた辺りから身体の自由なんてききやしない。
それでなくても長時間もてあそばれて体力は限界に程近いし、
力なんて入れたくても入らない。
同じ理由で抵抗も出来やしないしする気も起きない。
13の蕾は、内部で壁が擦られるたびに勝手に収縮して鬼畜を
悦ばせているが、そんなものもちろん13の意思ではない。今あげている
嬌声も、本当に自分が発しているのか判らないくらいに遠い。
聞こえるのは、身体を伝わる結合部分の液体がこねられるような音と、
鬼畜の息遣いだけだった。
「あ…んっ、や、やぁ…」
内壁はすでに溶け、鬼畜のものに柔軟に絡みつく。擦られるたびに
形を変え、振動は13の脳髄まで届き、思考能力を更に鈍らせていく。
「…あぁ…あんっ、きも…ちい…っ」
とっくのとうに理性なんて宇宙の彼方だ。呼び戻そうとしても
帰ってなんか来ない。13は鬼畜にしがみつき、その背に爪を立てる。
自分と違って服を着たままだから、痛みは感じていまい。
「あ、や…もう、助けて…」
何から助けてほしいのか、自分でもよく判っていない。現状は、
逃げ出すどころかずっと続いてもらいたいくらいにセックスに溺れているから、
そのことではない。
「何から助けてほしい…?」
鬼畜が囁くのに、不意に言葉が口を突いた。
「あっ、あつ…い、熱いっ…」
体の中で、今鬼畜に貫かれているところがとても熱い。すでに
頭も身体もとろとろに溶けてしまっているのに、これ以上熱にやられたら
きっと死んでしまう。
「お願い…っ、助けてぇ…」
「すぐに助けてやるよ?しっかし、やっぱり才能あったんだな、13」
初めて名前を呼ばれた。前々からターゲットにしていたであろうことは
予想を付けていたが、何故名前まで知っているのか。問いかけようとした
13の声は、発する前に嬌声に取って替わられる。
「ひ…っあ…あぁっ、やだぁっ」
鬼畜の動きが早急になる。不意を突かれ、13は息を吸うタイミングを失う。
ガクガクと腰を揺さぶられる動きは、終わりが近いことを告げていた。
「や、やだ、やだぁ…っ」
いきなり激しさを増した快感についていけず、13は混乱する。しかし、
すぐに身体に頭も追いつき、13は自らも無意識のうちに腰を揺らしていた。
「ふぁ…っ、あ、うぁ…」
ビクビクと身体が跳ねる。多分、13自身も終わりはそう遠くない。
「ん……いいっ、気持ちいいよぉ…」
口を突いて出る言葉は全て鬼畜の思い通りで、それは同時に、13が
鬼畜の犬になったことを示していた。このまま堕ちるところまで
堕ちさせて、後からゆっくり拾い上げてやればいい。13を、自分なしでは
いられないようにしてやる。いつでも自分の言うことだけを忠実に守る犬にして、
飽きるまで飼ってやろう。
「あぁんっ、もっと…っ」
13の身体は底無しに貪欲になっていて、頭の中まで快楽にやられている。
薬を使ったら後悔する、と言ったのはこのせいだ。今は良いが、薬が切れた後は
死ぬほど後悔するに違いない。あれは自分ではない、と自分自身に
言い聞かせることだろう。
しかし、もう13は鬼畜から逃れられない。今から、逃れられないように
してやるのだから。
13は、背を反らせて一層高い声を上げる。隣の車両に聞こえるとか、そんなことは
微塵も考えてやしない。考える頭が麻痺してしまっている。今の、この状況を
受け入れるだけで脳のメモリーは壊れそうになっていて、それでいてきっちりと
記憶されていっている。男に抱かれ、貫かれて感じてしまっているという、多分
13にとっては今まで生きてきた中で最低最悪の記憶だろう。
少なくとも、この列車を降りるころには。
鬼畜は、力のこもることのない13の四肢を支え、13の最も悦ぶところを
突いてやる。
「あぁっ、あ、だめ、もう…」
13はもう限界のようだ。身体からはより力が抜け、人形のようだった。
はうーはうー!
14タン、逝くのか!?逝くのかー!?
あー生きててよかた
>>506 !!!
13タン ノコト!? 焦る気、気持ちはよくわかるが・・・(*´Д`)ハァハァ
508 :
506:02/02/27 13:48 ID:QkHkEZyY
とうとう自分もやってしまった…
本当ここでは皆焦るね(w
なんて他人事の様に言ってみるテスト。
正直、スマンカッタ
(;´Д`)ハァハァ
>508
萌えっぷりが良くわかる微笑ましいエピソードだよね(w
とかいう私は以前465×リーダーなどとほざいた(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル者です…
ハァハァ して萌えまくるとついタイプミスしてしまうよね・・・
そこまで萌えさせてくれる職人様方に感謝しつつハァハァ(*´Д`*)ハァハァ
ちなみに、このスレのレス番号14は
今コブ付き書いてる本人だったりします。
何の因果だ(w
>511
きっと貴公は、こうなる事を体でわかっていたのですな。
「く、来るな!来ちゃいけない!でないと、俺、もう……!!」
な感じで(w
職人さんマンセー
513 :
511:02/02/27 18:34 ID:QFVKjMSZ
>512
えぇ!!そうなの!?すげぇぞ漏れ!!(藁
次第に激しくなる腰の揺れ。大きくなる声。
このまま、後ろをいじられていってしまうのだろうか。
それだけは嫌だが、もうあと少しで射精してしまいそうだ。
「頭」
不安と焦燥にかられる13の胸の内など当然気にもせず
バイブで遊んでいた鬼畜に、サラリーマンが声をかけた。
「あと10分です」
「ああ」
鬼畜は唐突ににバイブを引き抜いて立ち上がった。
乱暴に引き抜かれて悲鳴を上げた13だったが、頭の中では
サラリーマンの言葉を反芻していた。
(あと10分、って言った)
男達が慌しく散る足音が聞こえる。床についている背中にも、その振動が伝わる。
目をしばたかせ涙を落として横を見ると、鼻ピアスが乗降口の覆いを外しにかかっていた。
(…やっと、終る)
下肢を開き、局部を晒して勃起したまま押さえこまれている状況に変化は無い。
それでも、もうすぐ終ると思えば安堵の涙が新たに涌き出てこめかみを濡らす。
「そりゃまだ足りねぇわな」
鬼畜がひくつく蕾を抜いたばかりのバイブで突ついても、濡れたペニスを指で弾いても
もう気にしない。
あと10分。もう8分くらいにはなったかもしれない。
降りたらすぐに時間を確かめて、会社に連絡を入れておかなければ。
今日はもうとてもじゃないが出社できそうにないから、当日連絡になるが休んでしまおう。
入社以来一日たりと休んだことは無いし、年次有給の早期消化を促されているくらいだ。
たまにはいいだろう。
そんな13の夢想も鬼畜によって引き裂かれた。
「しばらくこれで我慢しろや」
わざわざ13の目の前にローターを持ってきて、見せつけておいてから挿入にとりかかる。
その言葉に身を強張らせても、直前までそれより太いバイブでこねられていた蕾は
易々とローターを体内に呑みこんでしまう。
「動かさなきゃ歩けるだろ。さっきのより細いからきっちりケツの穴しめてかかれや。
途中で落とすなよ」
13に言い聞かせながら鬼畜が軽く右手を振ると、手足を押さえつけていた男達も
全員が立ち上がった。
急に体が軽くなったが、せっかく解放されてもすぐには起き上がれそうにない。
床に大の字になって横たわる13の、ペニスだけが元気に上を向いていた。
陵辱に疲れ果てながらも股間の熱を持て余し、切なさにすすり泣く一方で、
怒りもまた彼の体を熱くする。
人が黙って聞いていれば、しばらくだとか途中だとか勝手なことをぬかしやがって。
まだ13を解放する気にならないのか。一体、どこまで付け上がるつもりなのだろう。
「…もう、帰る…」
泣き喚きすぎて掠れた声は、明日までに戻るだろうか。
ただでさえ、おどおどした物言いしかできないせいで電話の声が聞き取りにくいと
よく言われるのに、こんな声のままではまずい。帰りにうがい薬と喉飴でも買おう。
はやく帰って寝てしまって、今日のことはもう忘れる。
「鞄、返せよ」
そう言いながら、股間に手を伸ばしてローターのコードを握った。
だが、引き抜きにかかった手は、肘のところを鬼畜に蹴られて床に落ちた。
「誰が抜けっつった?」
手の甲を踏みながら腰を落とし、13と目を合わせた。
「それに帰すなんてひとっことも言ってねぇだろが」
…(3/6)です>517
頭の中が真っ白になるというのはこういうことだったのか。
「おい、立たせろ」
鬼畜が足をどけると、フリーターと体育会系が両脇に手を入れて引きずり起こした。
サラリーマンが自分の着ていたステンカラーのコートを脱いで13の肩に掛ける。
ローターのリモコンをポケットにいれて袖を通し、前もきちんと合わせてくれたが
露出したままのペニスが裏地に触れ、濡れた先端が張りついてしまう。
「も、もう帰るって、何遍言わすんだよ」
咳き込みながら訴えた13の顔は、飛んできた平手によって横を向いた。
「てめえこそ、良い子にしてろって何遍言わせてんだ」
あまりの理不尽さにたまりかねた13が言い返そうとしたとき、電車がゆっくりと
減速を始め、足元がふらついた。
ここで降りる。そう思い決めて13は乗降口を見つめた。
だが、扉は開かず、電車は発進した。
「ここじゃない。次の駅だ」
呆然とする13の肩を鬼畜が叩く。
「ど、どうして開かないんだ」
「ずっと開いてねえよ」
「しゃ、車内放送とか、普通あるだろ」
「普通はな」
しゃあしゃあと抜かす鬼畜の顔から目をそむけ、視線を宙にさまよわせた。
どこから見ても普通の電車。
毎日13が乗っているのと同じ型のはずなのに、どこか違う世界の乗り物だったのか。
「…なんで…なんでだよ」
「何でだろうな」
独り言を呟く13に、鬼畜が笑いながら返事をした。
521 :
518:02/02/27 20:56 ID:59lFlvP6
ち、ちがう、(4/6)…>517
今回ナンバリング滅茶苦茶になってしまいました…スマソ>ALL
あのう、リーダー×465の甘々とろとろエチも読みたいなあ…なんて呟いてみたりするテスト。
その前に、1は‥? 1のためのスレじゃなかったの?ここは。
13タン…ハアハア…
これからどうなってしまうの…
続きが楽しみ〜〜
楽しみ…ハァハァ
465タンも…ハァハァ
>523
そう思うなら自分で書く。これ、ここの常識ね。
正直そろそろクレクレ房ウザイ。
ミテミテ坊、うpします(w
鬼畜の背後に回ったサラリーマンが、その肩にインバネスを羽織らせた。
手を上げて、鷹揚に人手に任せるのが傍目から見てもさまになっている。
黙ってじっとしていれば、かなりいい男の部類にはいるはずだ。
脹脛の半ばまでとどく黒衣を身につけた今の彼が霧の街でも歩けば、
さぞかし絵になることだろう。
もっとも、性格の悪さを体に叩き込まれ続けている13としては、たっぷりと布地が
使われたそれの裾がはためくのを見ても『悪魔にお似合いの衣装だ』という程度の
感想しかもちえなかったが。
「逃げるなよ」
再び減速を始めた電車の中で鬼畜が告げる。
「逃げやがったら、これを会社に送ってやる」
懐からとりだしたのは、13の携帯電話だった。いつの間に、と慌てて自分の懐を
さぐりかけたが、その液晶部分に目を奪われて動きを止める。
誰のものだかわからないペニスを咥えている自分の顔がそこにある。
顔中に精液をかけられて目を閉じている表情は、何も知らずに見れば
喜んでいると勘違いされてもおかしくない。
「…あ、あ…」
小さく声をあげながら震える13の膝からは力が抜けてしまっているが
両脇を抱えられているため、かろうじて倒れこまずにすんでいた。
「しっかしこんなにスカスカの携帯も珍しいな。会社に自宅って、お前2つしか
登録してないのかよ。会社からの支給品でも取引先とかもう少し番号入ってる
はずだろうが。まさか私物でこれか?」
勝手にメモリーダイヤルを見られたと知り、顔が熱くなる。
「ど、どうでもいいだろ!返せよ、欠勤するって連絡するんだから」
「別にお前なんか来なくたって誰も困りゃしねえだろ。それどころか、かえって
みんな喜ぶんじゃないか? ”やったー、今日はあいつが休みだー”って」
真実だけに、言葉に詰まってしまうのが悔しすぎる。
13は俯いて両脇の手を振り払うと、すぐ傍の座席の上に置かれていた鞄を手にした。
その一挙一動に、体内の異物を意識せざるを得ない。
早く降りてトイレに駆け込んで、これを取って一発抜いて家に帰る。
それで全部おしまい。
「逃げたら送るっていったよな」
「…逃げなかったら送らないって保証が、どこにあるんだよ」
袖口で涙を拭いながら言い返し、小脇に鞄を抱え込む。
「そりゃそうだ。少しは賢くなったな」
鬼畜が頭をなでるのを振り払って扉の前に立った。
背後にぴったりとくっついて立たれて、自分より軽く頭半分は高いことに
いまさら気づいた。背が高くて顔もよろしくて結構なことだ。
意地悪そうな目つきをしていても、それを喜ぶ女だっているだろう。
残念でした。こいつはホモでそのうえ鬼畜なんですよ、お嬢さん。
心の中で誰にともなく毒づいていると、鬼畜の顎が肩に乗せられた。
「お前、今自分がどういう格好してるかわかってんのか?」
後ろから抱きつくように手を回し、ステンカラーの合わせに手をかける。
「いますぐこれを引っぺがして、駅につくなりホームに蹴り落としたって
いいんだぜ。いったい何人いるだろうな」
尻の部分が切られている上にペニスも露出させたままだ。
焦ってファスナーだけでも上げようとする13の手を鬼畜が捕らえる。
「もう今日は休むんなら、慌てるこたねぇだろ。付き合えよ」
ささやく息が耳にかかるのが嫌でたまらず顔をそむけたが、鬼畜の手が
ポケットに入り、リモコンを操作してしまえばもうそれどころではなかった。
「い、いや……ああっ!!…ん…っ…」
あー、またやってシモタ。ごめんなさい。531は支線で鬼畜痴漢電車(4/6)です。
必死で声をかみ殺そうとする13の目前で、無常にも扉が開いた。
列の先頭の中年女は、後ろからしっかりと男に抱きしめられたまま涙を
流し続ける13と偶然目が合ってしまい、少しのけぞって後じさった。
「ああ、すみません。こいつ気分悪くなっちゃって」
サラリーマンは軽く会釈して不自然きわまりない言い訳をすると、先に降りて
二人が通りやすいように人波をかきわけた。
もうラッシュ時もすぎたのだろう、ホームは朝ほど混雑もしていない。
13が初めて降りるその駅はターミナル駅のひとつらしく、いくつもホームが
並んでいる。ここで相手をまいてしまうことができたらよかったのに。
現実には鬼畜に携帯電話まで取り上げられ、疼く体を抱きしめられている。
力を失ってもう一歩も進めないのに、鬼畜の手下に引きずられて
どこかへと連れて行かれてしまう。
「先に行ってますから」
フリーターが小さくささやき、その後に鼻ピアス達が続き、鬼畜と13の
周囲にはホストとサラリーマン、体育会系の3人だけが残った。
先に行って何の準備をするつもりなのかと心の中で突っ込む余裕も
もうない。体内で振動する異物がもたらし続ける快感を、顔に出さないように
するので精一杯だ。声が出るのも我慢してはいるが、このままでは
わからない。いつ叫び出してもおかしくない。
「歩けよ」
ホームに下りてもろくに歩けず立ちすくむ13の体を、後ろから抱きしめた
鬼畜が揺する。
「もう無理でしょう」
サラリーマンが淡々と言うのに鬼畜が舌打ちをした。
「仕方ねぇな」
2回もナンバリングミスしてしまって、本当にすみませんでした。
連続うpもします。
鬼畜は勢いをつけて13の体を肩に担ぎ、ホームを歩き出した。いくら細身とはいえ
男の13を一人で運んでいるのに、その足取りには微塵の揺らぎも無い。
「この辺でいいか」
ホームの端のほうで乱暴におろされ、鉄柱に体を押し付けられる。
わけがわからぬうちに運ばれ、鬼畜の体から伝わる振動にも感じてしまい
泣きじゃくっていた13だったが、彼の手が自分の着ているコートの中に入って
奥を探ろうとするのにはいくらなんでも慌てた。
「ば、馬鹿っ、やめろっ…っ!!」
拳で鬼畜の肩を叩くが、ペニスを握られて抵抗できなくなる。
「やめたら困るのはお前だろ」
だが、人に見られたら困るどころの騒ぎではない。
鬼畜が13をもたれさせた鉄柱から、10mも離れていない所には階段がある。
他にも複数ある階段の中でも端の方だから今の時間帯は利用者は少なめだ。
人が少ないのと無人では大きく違う。今も何人かやって来るのが見える。
彼らが上ってきて真っ先に目に入るこの場所で、鬼畜はローターを抜いた。
「ん、やっ」
そんなことにも悶えてしまう自分の体が厭だ。
片足を抱えて、自分の物を握らせようとする鬼畜が嫌いだ。
それが早く勃起するようにと懸命にこすり出す自分も嫌いだ。
「少しはましになったか」
冷静な口調で鬼畜は13の片足を抱え、インバネスの中に入れた。
いくら丈が長くて裾が広くても、それで誤魔化せるとは思えない。
階段に鬼畜は背を向け、13は正面から向き合っている。彼の肩にのせられた
13の顔は向こうからは丸見えだ。
体はほとんど黒衣に覆われて見えないだろうが、涙を流しながら喘ぎまくって、
誰も気がつかないなんてことがあるだろうか。
すぐにも十分な硬度を得た鬼畜は、ペニスを最奥にあてがうと一気に貫いた。
「ああっ!!」
そらした背が鉄柱にぶつかり痛みを感じたが、そんなものは今の快感の前に
吹き飛んでしまう。もちろん、快感だけではない。
すっかりとろけていたはずのそこに荒々しく突き立てられた瞬間は、やはり
幾ばくかの痛みもあった。しかし、覚悟ができていた痛さだ。
自分で咥えて今も再びしごいたから、その長さも太さも良く知っている。
バイブやローターなんか比べ物にならない。
あの大きさを何の苦痛もなく受け入れられるとは、はなから思っていない。
逆に、この痛みこそは鬼畜が自分の中にいる証。
それに痛いのは最初の内だけだということを13はもう知っている。
すぐに良くなる。良くしてくれる。
13は、ただ鬼畜にしがみついていればいい。
あんまり話が進まないからって、焦りすぎてました。ごめんなさい。
凄い〜〜!!嬉しい!!
一気うpマンセー!!!
今日はたくさん読めて幸せだよママン…(;´Д`)ハァハァ
541 :
523:02/02/28 19:18 ID:O04kyxDR
以前ちゃんと1の話をカキコしてるよ。 >526
てめーこそウザい。
まぁまぁ・・・ここは皆で仲良くマターリ(*´Д`)ハァハァ しましょう・・・
そんなこと言ってると523×526で書いちゃいますよ・・・(*´Д`)ハァハァ
(・・・・・801じゃねーか)
543 :
>542:02/02/28 20:22 ID:zzXBnGOH
どちかというと526×523かと。
いや、なんでかとつっこまれると困るが。
>523
カキコ…カキコ……か。(遠い目)
ところで、今の1受・465受・コブな13受書いてるのは
同一人物なのね。(大風呂敷広げすぎです、ハイ)止めてても
誰も書かないし、結局私が大半は書いてる。好きで書いてるんだから、
それはいいです。でも、うpはしてなくても、ちょこちょこ
まとまった量になるまでなんとか頑張ってるし、「1見たい」とか
レス入ったら、できるだけ先に仕上げようとしてる。
全部平行しようとするヘタレな脳が、全部の仕上がりを遅くしております。
そこのとこは、もう本当ごめんなさい。>all
でもどうせ、「そろそろ○○見たいな〜」→「じゃ、テメーが書けよ」はもう
定番になってしまってるので、あんまピリピリしないでほしい。
一書き手の意見です。長々とスマソ…
これじゃバカみたいなので、465編うp行きます。短いけど。
しっかし、前スレで「書き手がコテハン化してウザイ」言われたけど、
こういうことあったら口出ししたくもなるよ。本音。
「ん…あぁっ、や…っ」
465はリーダーにきつく抱きつき、その耳元で甘い声を洩らす。
髪を掻きあげるように頭を自分の体に押し付け、舌からの
刺激を思う存分味わう。
「ふっ…あ、んぁっ、もっと…ぉ」
胸の突起を舌で転がされ押し込められ、465の身体は
目に見えて火照っていく。目も潤んでいて、顔はリーダーに
縋っているようで。それに見つめられて、リーダーは465の
頭を撫でてやり、視線を合わせて微笑む。
「よしよし。大人しくしてろよ」
465は目を細め、素直にこくりと頷いた。そして、自分から
唇を重ねる。すぐにリーダーはそれに答え、465の求めるままに
舌を差し入れ、深く口付けてやる。
「ん…」
いつも一歩引いた感じで、大人ぶっているせいか、こういう時には
465はとても素直で貪欲だ。自分の思うままに求めて、自分に正直に
行動する。まるで子供のようで、普段の465の何処にこんな部分が
眠っているのか、リーダーはおろか465自身にも判らない。
ただ、465の中の『子供』は、今のところリーダーにしか見せていなく、
同時にリーダーでないと扱えない。それほどに、465は
自分でも知らないうちに、リーダーに絶大な信頼を寄せていた。
「あっ、やぁ…あ」
下肢を弄られて、465の身体はびくりと跳ねた。
服の上からなのに、直に触れているのではないのかと思えるくらいに
身体が昂ぶる。片手で器用にベルトを緩め、リーダーの手はズボンの
中へと侵入する。
「ん、あんっ、はぁ…」
465は知らず知らずのうちに腰を浮かせ、手に股間を押し付ける。
その反応に苦笑しながらも、リーダーは指をゆっくりと這わせてやる。
先を押し込んでやって、先走りの液を奥の蕾に塗りつけ、そのまま
指で内部を犯した。
「ひぁ…や、やぁっ、あぁぁ…」
中をきつく絞めてしまい、リーダーが顔を歪める。
「力、少し抜け」
耳元で宥めるように囁くと、465は懸命に身体から力を抜こうとした。
あぁ…っ!!やったァ…465……!!
キャァァァアアア------!!!!
やっぱり私はここの465が本当に好きなのだなぁと実感…
しかもコブ13と同じ方でしたのですか!
く、く、薬も大好きなのですわたくし…
マイポインツにビンギョな職人さんマンセー!!!
勿論支線も1も、、もう、、もう、、、、ウッ!!
薬、
>547
!!!ドウシタ!! 大丈夫!!? 気を確かに!! (;´Д`)ハァハァ
そういうわたしも465萌え・・・ハァハァ(でも13タンも)
こう、純愛(!?) ラブコメ系 リーダー×465と鬼畜系13タンと入り乱れて
あの手この手の萌え満載でこっちの体力が持たない・・・(;´Д`)ハァハァ
549 :
風と木の名無しさん:02/02/28 22:20 ID:NoXRW4FG
>544
いつもごめんなさい。そして、本当にありがとう。
550 :
549:02/02/28 22:23 ID:NoXRW4FG
あ、あげてしもた…(泣
1のエロ診察の続きはまだまとまっていないのかしらん、と呟いてみるテスト
でも465もこぶつきも…気になるのねん(w
いつも我が儘くれくれ厨ですいません。ほんと〜に毎日感謝して読ませて
いただいております。
階段を上がってきた若い女性は、一瞬ぽかんとした後、すぐにも引き返した。
次の若い男は目を見開いて少しの間見入っていたが、13がひときわ大きな
声をあげたのをきっかけにホームの反対方向へと走っていった。
階段の向こう側からこちらをみているのは何歳くらいの男性だろうか。
「んっ…!…いやっ、も…やだっ」
掠れてしまっているのに、存外大きな声が出せることに自分でも驚いた。
出そうと思って出す声と、自分の意志に反して漏れてしまう声の違いだろうか。
本当はこんな声、出したくない。
けれど、我慢したくても鬼畜のものがあまりに大きすぎて声がでる。
一突きする度に13の体から強引に声を押し出すそれは、熱くて硬い。
同じように体内に入り込んで13を喘がせたのに、無機質の道具達とは全然違う。
あれはどこか冷たかったが、これは内側から13を焼いてしまいそうに熱い。
この熱い肉の棒でつながっている。
つながったままで鬼畜が腰を使うから、13の内部は擦られて、体は揺すられる。
速い動きにおいていかれたくなくて、自分が感じすぎるのが怖くて、
彼の肩に回した両手に精一杯の力をこめてしがみついた。
互いに衣服を身に着けたまま局部で接触しているだけなのに、奥深いところで
一つになっていると勘違いしてしまいそうになる。
鬼畜の動きに翻弄されながら自分からも腰を使ってみれば、さらに良くなった。
こんなにも感じてしまうのは、自慰とちがって予想外のところを刺激されると
いうだけではない。
風俗嬢のサービスだってそれは同じ筈だ。
だけどそれよりもっといいのは、相手も快感を得ていることがわかるから。
”自分が相手に求められている”と、そこまで勘違いするつもりはなかったが、
こんなに大きくして激しく腰を使っておきながら、よくないなんて言わせない。
自分の体で快楽を追う相手と、同様に相手の体で快楽を追う自分とが、
二人だけでしている共同作業。
始まりが鬼畜によるレイプでも、既に13は感じた挙句自分から求めてしまっている。
この期に及んでまだ嫌だと言い続けてはいるが、喘ぎながらより強い刺激をねだり、
抱えられた片足を彼の腰に回して引き寄せようとしているのだ。
もう、”無理やりだった”とは言えない。証人も通行人の数だけいる。
13の痴態を見て、嬌声を聞いた人間の誰一人としてレイプだったとは言うまい。
それは13本人が一番良くわかっていた。今のこれは間違いなくセックスだ。
だが、こんなに激しいセックスはいまだかつてしたことがない。
それ以前に過去の経験と今のこれを一括りにしてしまうこと自体無理があるだろう。
本当は、自分はセックスなんかしたことがなかったのだと13は心の片隅で思った。
金を払ってしてきたあれはセックスなんかじゃなかった。
双方一糸まとわぬ姿だったが、単に自慰の手助けをしてもらっていただけだ。
…2月中に終わらんかった…スマソじゃ>ALL
>555
何をおっしゃいますやら!
心ゆくまで納得のいく様に書いてください〜!
萌えといつまでも…
1は二の句が告げなくなっていた。
言わないといけない言葉は判っている。しかし、根が中途半端にお子様な
1にとって、直接的な単語を口に出すのはとてもじゃないが恥ずかしくてできない。
「…っ」
「きちんと言わないと、何にも判らないよ」
医師は確実に判っている。それが1には判るから、なおのこともどかしくて
仕方がない。言ってしまえばいいのだが、やはり1は口に出すことが出来ず
黙りこくってしまう。
「言わないのかい?それなら、止めてしまうよ?」
「えっ、あ…」
1は慌てて声を出すが、言葉にならず宙を舞う。
「言いなさい」
医師は穏やかな声音で1を促す。まるで、本当に自分が医師の病院へと
診察に訪れたかのような錯覚に陥る。
「せっ…先生のっ…その、…あの…」
また口ごもり、それから意を決したように言う。
「先生の…ペニス、が、欲しい…」
言ってしまってから、1はみるみる赤面してしまう。目を逸らして伏せた。
「うん…まあ、及第点。合格、かな」
これでギリギリならば、何て言えば良いのだろう。1は思考を巡らせて、もっと
恥ずかしいセリフを考えてまた赤面する。
医師は1を抱き上げて関西弁の男の膝から床へと降ろし、それを男が自分のほうに向かせ、
肩を掴んで上半身を少し持ち上げる。
「なに…?」
「口がさっきからお留守やろ」
男は1の頭を軽く叩くと、ズボンの前をくつろげて自らのペニスを取り出す。1はそれに
自分から顔を近づけて、ゆっくりと口に含んだ。知らず知らずのうちに、医師に尻を突き出す
態勢になる。
「ん…っう…」
1は夢中で舌を動かす。医師が腰を掴むのに、一瞬その動きをとめる。蕾に先が
押し当てられて、1は思わず口を離す。
「あ…っ」
関西弁の男の手が顎の辺りに添えられるのと、1の中へと押し入ってきたのは同時だった。
「あっ…あ…あぁ」
すぐに1は、医師の動きに合わせて腰を振りだした。
「あんっ、せんせぇ…っ」
添えられていた手が1の口を開かせて、ペニスを押し込む。それを両手で扱きながら、
1は舌を這わせた。
「だいぶ上手くなってきたみたいやないか。あれに教わっとんのか?」
あれ、とはもちろん痴漢のことである。1は首を縦に振った。
(ん…?)
そういえば、あれからかなりの時間が経っているのに、まだ彼は来ていないのだろうか。
さっきまで指に翻弄されていて、今も意識は飛びがちだから、周りに気を配る
余裕などない。しかし、もしもう映画館の中にいるのなら、こちらに来たっていいだろう。
そこまでぼんやりと考えたが、医師に最奥を突かれて、それは何処かに吹き飛ぶ。
「うぁっ、あ…あぁんっ」
すぐに関西弁の男に頭を股間へと押し付けられて、1は起ち上がっているものに唾液を絡め、
吸う。そうしている間にも後ろの衝撃が1を苛む。
「ふ…っ、ん…んぅ」
揺さぶられて何度も額を男の腹に押し付ける格好になる。もう舌も麻痺してきたようで、
自分でもどういう風に動かしているのか判らない。
不意に、レジデントが映画館の入り口を見上げて軽く手を振った。
「君のお目当ての人が、来たみたいだよ」
その言葉はかろうじて1の耳にも届いたが、意味までは掴み取れなかった。
すんません…セリフの端々からへぼん臭が
漂っております…(泣
>559
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
い、いよいよ痴漢さん登場ですねっ。
>557
待ってた!待ってましたっこの時を!!!ああ1、久しぶり…。
職人様、ありがとうございます。続きが楽しみ。ハァハァ…
職人さんは女神様です!
だとすると、13の殆ど初めてのセックスの相手は、今朝いきなり襲い掛かってきて、
以来ずっと彼を虐げ続けているこの鬼畜ということか。
あまりの酷さに、おかしいやら悲しいやらで泣きそうになる。
鬼畜とのセックスに溺れている間は、こうした考えもどこかへ追いやってしまえるが、
終わってしまえばきっと死ぬほど後悔するだろう。
それでなくても衆人環視の中でこんなことをやらかして、一体どうするつもりなのか。
深く考えたら今すぐ線路に飛び込みたくなってしまう。
しかし、ここまでやってしまったら終わってからでも同じことだ。
だからせめて今だけは、何も考えずに目先の快楽を享受しておこう。
片足と背にした鉄柱で体を支えていた13が、残った方の足まで鬼畜に抱えられた時、
挿入はそれまでになく深いものになった。
その瞬間あっけなく射精した13と共に、鬼畜もまた彼の中に精を放っていた。
終焉が、13の心と体から急速に熱を奪っていく。
鬼畜は深く息をつくと、すぐにペニスを抜いて抱えていた両足を降ろした。
13もまた彼の肩に回していた両手を外し、肩に埋めていた顔を背ける。
判りきっていたことだが、終わった直後に後悔の念が一挙に押し寄せた。
ただの被害者ではなくなった。
鬼畜だけのせいに出来なくなった。
ファスナーを上げる為に鬼畜が両手を離したため、13は支えを失ってへたりこんだ。
かろうじて鉄柱に背を預けているが、それがなかったらこの場に倒れていただろう。
尻に直に当たるアスファルトの冷たさに、布地が切られて剥き出しになっていた
ことを思い出すが、もうどうでもいい。
前は濡れた裏地がまとわりついて気色が悪いが、ペニスをしまう気にもならない。
ぼんやりと俯く13の視界に、ペットボトルが入ってきた。
顔をあげると、サラリーマンが隣にかがんでキャップを外したそれを差し出していた。
このコートを着せ掛けてくれたのもサラリーマンであったことを思い出しながら
受取り、ゆっくりと飲み始める。
朝から喉を酷使し続けていたから、500mlをじきに飲み干した。
空になったのを突き出すと、受け取って捨てに行ってくれる。
鼻ピアスの時と同じ、親切でしているのではなく鬼畜のおもちゃだから義務的に
やっているだけ。だから何の期待もしない。
くたくたになった体を支えつきでも起こしているのが辛くなって、アスファルトに
身を沈めた。
涙きすぎて少し腫れた顔が冷やされて、少し気持ちがいい。
「こんなとこで寝るなよ」
こんなところでセックスをしやがった男が、13の足を軽く蹴った。
支線で鬼畜痴漢電車(1/3)です>564
何度もすみません。
疲れさせたのはお前じゃないかと言い返してもいいが、面倒くさい。
一切口をきかなくなった13を見下ろし、鬼畜は体育会系に目をやった。
軽く肯いた体育会系は無言で13を抱き上げ、歩き出した鬼畜の後に続く。
近くのベンチに腰掛けた鬼畜の隣に降ろされても、13は黙って俯いていた。
サラリーマンがその額に手を当て、脈を取っても振り払おうとしない。
13は間近に見た彼の顔に、取り立てて目立つ所のない男だと改めて思った。
鬼畜にホスト、体育会系の3人を除けば 長身と呼べる人間もいなかったと思う。
最初に囲まれて壁を作られていた時も触られるまで気が付かなかったし、駅に到着して
二手に分かれた時も、フリーターを始めとする集団はすぐに雑踏に紛れてしまった。
あんなどこにでもいそうな連中が鬼畜の手下として動いている。
こんなどこにでもいそうなしょぼい会社員の自分を構いたがる『頭』の為に。
13はため息をついて空を仰いだ。
(…何でこんなことになったんだろう…)
たびたび頭をよぎるうちに、それはいつしか答を求めるものではなくなっていた。
何故こんな事になってしまったかなんて、追及してもしかたがない。
わかったとしても現状を打破できるわけでなし、次に備える必要もない。
もう、13の人生は終わっている。
鬼畜が現れてからの出来事は、どれをとっても取り返しのつかないことばかりだ。
ただ、諦めるのに今迄かかってしまった。
とことんついていない13が引いてしまった、あまりに悲惨な貧乏くじ。
長年に渡り何様な振る舞いをする人間のしわ寄せを受け続けて、とどめが鬼畜。
それだけのこと。
酷使された体では上を向きつづけるのは辛く、すぐにやめて辺りを眺めた。
向かいのホームには何人かこちらを注視している者がいるが、そのまた向こうでは
二人が何をしていたか気付かなかったらしく、ごく普通に人々が行き交う。
今朝までは13もあの中に紛れ込むことができた。
会社に行って仕事をして、帰って寝るだけの生活だったが、無くしてしまえば尊く
思えるのは人の常。
時々帰りたくないと思った殺風景なアパートも、今思えば大切な場所だった。
もしかしたら、あの部屋に帰ることは二度とないかもしれない。
根拠はないが漠然とそう思う。今朝あそこを出たのが最後になりそうな気がする。
本当は帰りたい。自分だけの部屋に。そして1人で耳を澄ませて安らぎたい。
たとえそこの住人達と殆ど交流はなくても、上下左右の部屋の物音が、13はこの世に
1人きりではなく、こんなに近くに誰かがいるよと言ってくれているような気がする。
ドアの開閉の音も、トイレの水を流す音も、何もかもがとても優しく聞こえる。
1日の疲れが癒される、13だけの大切な時間。
支線さんは本当キャラが深いなぁ…でもちゃんとエロイ。
職人さんサイコー!
>571
お褒めいただいて舞い上がっていたのじゃが、今気がついてがっくり…。
↓
>566
×涙きすぎて
○泣きすぎて
また訂正前の方を書き込んでシモタ…ナンバリングの件といい、13の呪いかのう…(泣
>572
フフフ…そんな事は萌えフィルターにかけられて
とるに足らない事なのです…というかもう見えてすらないかも(w
だから気にしないでください!!
皆もきっと同じ気持ちだと思います!
でも呪いだとするとコワーーー
でもその職人さんに対する呪いも、そのうち感謝にかわるさ…
(;´Д`)ハァハァ
574 :
風と木の名無しさん:02/03/02 15:45 ID:KMhVRPb6
何故か旧スレがあがっているので、こちらもあげておきます。
このスレを今知った。
今まで知らなかった自分を悔やもうではないか・・・。
>575
いいものを知ったね。朋よ一緒に萌えようではないか・・・。
それからのことは、よく覚えていない。
鬼畜の手管で達してしまい、周りにいた男たちに下げ渡されて、
三人くらいまでは何とかぼんやりと画像として残っているものの、
そこまでで意識がブラックアウトしている。
だから、気が付いた時、一瞬そこがどこなのか判らなかった。
「…あ…?」
ゆっくりと辺りを見回す。昼下がりの電車の中は空いていて、
学生らしき者やスーツの男が数人いるだけだった。
(な…何なんだ…?)
意識が明瞭になるにつれて、余計に頭が混乱する。それはそうだ、
いきなり日常に戻っている。しかし、身体の軋みが、あれは夢や
何かではないということを如実に伝えていた。
全く訳が判らなくて、13は額に手を当てため息をついた。
―――あれは、一体なんだったのだろう。
綿密に計画されたであろう事態だったのに、こんなにすぐ捨てられた。
それは喜ばしいことのはずなのに、13は何故か落ち着かない。
見回しても、さっきまで周りを取り巻いていた男たちは一人も見当たらない。
監視している、というわけではなさそうだ。
外をよく見れば先程と逆の方向の電車に乗っている。もうすぐ13の降りる
駅だ。わざわざ反対方向の電車に乗せてくれるとは、ありがたくて
涙が出そうだ、と13は口の中で皮肉る。
なんだか、長い時間をかけて馬鹿にされた気分だ。
もう頭の中で考えても何が何だか判らず、13は駅に降り立ち、
おぼつかない足取りで家へと向かった。
ベッドに倒れこむと、13はまた、今度は安堵のため息をついた。
身体が疲れている。それなのに、何故か意識ははっきりしている。
(変な一日だった…)
いつもの生活から一転して、奈落の底まで落とされた。
でも、それに馴染んでしまった身体は今、あってはならない疼きが
巡っている。自分の体に触れぬよう手を遠ざけるが、本当は触れたくて、
肌を自らの手で刺激したくてたまらない。
(嫌だ。嫌だ…やだっ)
身体がそれを求めているのはよく判る。しかし、もし今そうしてしまえば、
自分で認めなくてはならない。自分は男に抱かれて貫かれて感じてしまったことを
忘れたいのに、忘れようとすればするほど一つ一つが鮮明に13の脳裏に
揺らめく。
(助けて…誰か、助けてくれ)
目に涙を滲ませながら、13はいつの間にか深い眠りへと落ちていった。
目覚め、慌てて身体を起こして掛け時計を見る。
幸い、今から急げば会社には間に合いそうだ。
そう思ってベッドから降りようとすると、強烈な眩暈に襲われた。
昨日のダメージは、思った以上に蓄積しているらしい。
(…休もうか)
どうせ一日二日休んだって、急ぎの仕事なんてない。確か、有給も使っていないので
余っているはずだ。自分が行かない分、会社のバカOLどもが働けばいい。
茶汲みと喋ることにしか長けてない無能なのだから、少しは必死で
働かせてやる。
とりあえず電話をしようと受話器を取ると、インターホンが鳴った。
(何だ、こんなに朝早く…なんかの勧誘か?ご苦労なこった)
無視して番号をプッシュする。出てこないと判ると、外にいる誰かは
インターホンを連続で鳴らしだした。
「うるっせぇな…」
怒りを込めてドアを乱暴に開け放つと、音の主は小さな悲鳴を上げて
飛びのいた。
「わっ」
「あ…」
それは、昨日初めて会った少年だった。
「びっくりした。ねぇ」
少年が振り向いた先には、背の高い男が立っていた。二人とも、
この辺りで一番頭のいい有名私立のブレザーを着ている。
男は、黙って13を見据えている。
「な、何で家を」
「そういうのは後で。お邪魔します」
13の言葉を遮り、少年は13の横をすり抜けて勝手に家に上がりこむ。
それに続き、男も入ってくるのを、13は止められずに家に入れてしまう。
「ちょっ…」
「結構広いね。綺麗にしてるし。男の一人暮らし、って、もっと汚いと
思ってたのに、ちょっと残念かな」
好き勝手に家の中を引っ掻き回しながら、少年はやはり勝手な感想を述べる。
「汚いのは嫌いなんだ。それより、どうして家まで知ってる?
お前らは、俺のことをどこまで調べてるんだ」
「調べてないよ?あ、鞄の中見た、とかいうオチでもない」
「じゃあ…」
「…あのキチク変態野郎は、ああいうの請け負ってるんだ」
少年は微笑みながら、13には理解できない言葉を吐いた。
「………は?」
「んー…13さ、ずーっと同じ人に痴漢してたじゃん」
予想していなかった言葉に、13は言葉に詰まる。
「してたよね?」
「え、あ…」
「んでね、その人のお爺さんって、ちょっと偉い人なんだよね。んで、
痴漢されてた人が相談して、どっからかあいつのこと聞いて、依頼?して
きたんだって。その時に、個人情報とか回してもらったみたい」
言っていることが理解の範疇を超えている。言葉はきちんと耳に届いているのに、
意味が判らない。
「じゃ…あれ全部、そういう…」
「うん。チームみたいなもん」
ガクリと肩が落ちた。自分があんな目にあわされたのは、すべて自分のせい
だったと言うのだ。笑えもしない。
だがしかし、一つ腑に落ちないことがある。
「なんで、直接手を下さなかったんだ?」
「同じ目にあったら、やらなくなると思ったんじゃないかなぁ。俺には
判らないよ、人の考えなんか」
確かに、もう痴漢しようなんて気は起きやしない。その老人の目論見は
成功したわけだ。しかし、『あれぐらいでこんな犯罪者集団に相談するか、
普通』と考えてしまう13は全く反省していない。
「…シャワーとか、浴びたりしてないよね。髪とか汚れてるよ。行ってきて」
少年は柔らかく、しかし命令口調で13に言う。
「何っ…」
「早くっ!」
剣幕に押され、13は不本意ながらもバスルームへと向かった。
出てくると、袋を渡された。
「服」
「え?」
「着替えて」
相変わらずの命令口調は崩れない。
とりあえず着替えたが、どうも自分の着ていいものではないような気がする。
居間に戻るとソファに座らされて、前髪をいじられる。
「やっぱり切ったほうがいいよね」
誰にともなく呟くと、少年は男に手招きをした。
「やって」
男が鞄の中を探りだす。取り出したのは、床屋や美容室で見る、あの
特殊な形状をした鋏だった。
「髪切るの上手いから、それ。別に心配しなくてもいいよ」
でも動かないでね、と少年が微笑む。
ここにきて二回目の『訳の判らない事態』が訪れて、13は混乱しながらも、
従うことしか出来なかった。
エチ吹っ飛ばしてゴメソ。
これから『可愛い車掌さん計画』に突入します(w
583 :
風と木の名無しさん:02/03/02 22:01 ID:YluFh6Nn
痴漢にあった事あるけど、、
あくまでも「漢」だからなぁ(ゲラ
痴女だったら良かったのに。。
キャーーー!!!13タンが変貌を遂げますかーー!!
魅惑の大変身ですかーー!!!
ステキーーー!!!(;´Д`)ハァハァ
超空気読めない583タンにも(;´Д`)ハァハァ
585 :
584:02/03/02 22:22 ID:V/Dgrh2i
あ。583はある意味最高にい空気読めてるノカー……
興奮しすぎました。失礼しました。。。
583タンはノンケなのに痴漢されて開発されてしまって
人生が狂ってしまって、だから
「痴女だったらよかったのに。。(「。。」がポインツ)」
と嘆いているんだな。。。
(;´Д`)ハァハァ
586 :
583:02/03/02 22:31 ID:YluFh6Nn
>>585 ・・・・(´Д`;
って、、空気よめてない発言すいませんです。。
職人様、何とぞ、何とぞ、583タンを魅惑の世界へと引きずり込んであげて下さい…
583は何だかリア女臭プンプンだし、(つか男のレスに見えない)
イマイチ萌えないので私は手を出せそうにないです…。
前のように関西弁の男辺りにつまみださせようかな。
「誰もアンタには萌えてないんや」とかって。
…あ、でも587は萌え萌えなのカー。
589 :
:02/03/03 03:35 ID:d5Dh59LF
>588
しばらく世相を見てからにしませんか? つまみ出すのはいつでもできるし(w)
13だってずいぶん経ってからいじり始めたことですし(電車のために拾ってきた放置NO…)
つまみ出すにしても、前とネタかぶらない方がいいのでは。
それと前の退場ネタのときは「ここは数字で萌えるんじゃ、トリップはいらんのじゃ」
と思ったけど、今回数字だからあまり退場ネタいじりしたくないのもあります。
自分には何もないと思っていた。友人も、恋人も、やさしい家族も。
それでも、かけがえの無い物をもっていたのだ。
すべて失ってしまったけれど。
「腹減ったか」
鬼畜に尋ねられてかぶりをふった。これで食欲があるほうがおかしい。
「そうか」
短い応えの後に続く物音に隣をみると、駅弁の包装を解いていた。
どういう神経をしているのか、呆れるのを通り越して感心する。
あんなことの後で、その現場で、手も洗っていないのに。
「欲しいならそう言え」
13の凝視を勘違いした鬼畜が飯を箸に乗せて口元に持ってきたが、再び首を振った。
何が悲しくて男にそんなことをしてもらわなければならないのだ。
「いらねぇのか」
鬼畜はそれだけ言うと食事に専念しだした。
そこで初めて気がついたが、自分のだけでなく他の男のペニスまで咥えた13と
箸を共用するつもりだったらしい。あまりのがさつさに頭が痛くなった。
こういう人間は生きていくのが楽そうだと妬ましさすら覚える。
「やっぱ食っとけ。お前細すぎる」
未開封の弁当が13の膝に乗せられる。
意外と気を遣う男だったのかと思ったのは、ほんの一瞬。
「昼からもたねぇぞ」
その言葉にげんなりとして13はベンチに寝転がった。
「どうした」
「……まだやるのか」
「降りる前にそう言ったじゃねえか。どうせお前なんか会社休めば暇だらけだろ」
さすがにむっとして体を起こした。
暇をもてあますどころか、こんな男に付きまとわれて今や失業確定だ。
あの画像だけでも自殺したっておかしくない。
なのに鬼畜も手下も、のうのうと弁当を食っている。
13の人生を台無しにしたことを、こいつらは何とも思っていない。
「…俺が、何をしたっていうんだ」
ふつふつと怒りが込み上げ、それまで13を支配していた倦怠感もどこかへ吹き飛んだ。
「何にもしてねぇだろ?! 毎日くだんねぇ会社に行って、こつこつ税金払ってる
真面目な会社員つかまえてお前ら何やってんだよ!」
鬼畜が箸を止めるのに流石に少し言い過ぎたかと慌てて顔をそむけたが、これくらい
言っても良い筈だと思い直して横目で彼の様子を窺った。
それを見ていた鬼畜は、懲りない奴だと飯を吹きそうになった。
『だったら最初から言うな』と殴るのは簡単だったが面白いから言わせておく。
連続うp
姑息な小心者の13が、いくら頑張ってみせたところで、たかが知れている。
鬼畜の一言であっけなく崩れる程度のものでしかない。
「真面目な会社員が毎朝痴漢すんのか」
すっかり饒舌になっていた13も、思わぬ指摘に言葉を失う。
鬼畜はせせら笑いながら箸の先を向け、なおも13の罪を暴き続ける。
「黙ってる奴に的を絞って、毎日毎日同じ女いじくってたよな」
下調べ、とサラリーマンがホストに言っていたのを思い出した。
「しかも一人は中学生だろ。OLなら良いっつうもんでもないけどよ。お前も
嫌がる女のマンコを無理矢理いじっといて“何もしてねぇ”ってよくも言えたな。
わざわざ自分より弱いのを探し出して苛めてんじゃねえよ。この苛められっ子が」
本当に調べていたとわかり、背筋が寒くなる。
それも、つい昨日の朝の行為まで克明に把握しているとは。
しかし、あれは13と女子中学生の、二人だけの秘密だ。
13が誰にも話していない以上もう一人から聞き出したことになるが、毎朝慎み深く
待っていてくれた彼女が二人の甘い秘め事をばらしてしまったなんて信じたくない。
「い、苛めてなんかない、あれは合意だ。本当に嫌なら違う車両に乗るとか、
時間変えたりするだろ。毎日あの時間にあそこに乗ってるんだから向こうだって」
怯えに目を伏せながらも、ぐだぐだと屁理屈をこねだした13の脛を鬼畜が軽く蹴る。
「片道2時間半かけて通ってんだ。始発に乗っても時間ぎりぎりだから、それこそ
乗り継ぎの時の階段までの距離から何から、全部考えてあそこに乗ってる」
「お前が俺よりあの子の事知ってるわけがないだろう、適当なこと言って…っ!」
今度は13の脚が跳ね上がる程強い蹴りが入る。
「適当こいてんのはそっちだろ。お前の脳内彼女の女子中学生な、昨日電車から
降りてすぐにホームで思いっきり泣きだしちまったぞ。そのあと駅長室に
寄ってて遅刻したぜ。2年近く頑張ってたのに、皆勤賞パーになっちまったとさ」
「…見てきたようなこと言うなよ」
「見てたんだよ。連れてったの俺だ。被害届も出させた」
では本当に、あの子が喋ったのか。鬼畜には自分に言ってないことまで教えた挙句
13を売り飛ばしやがった。裏切られた悲しみと脛の痛みに、涙がこみ上げてくる。
こんなにも辛いのに、鬼畜は膝を抱えて涙ぐむ13を糾弾するのを止めてくれない。
「OLの姉ちゃんも嫌でもあれに乗らなきゃいけねえ事情があるんだ。お前の指に
処女膜破られんの待ってる奴なんかいねえよ。どこまで自分に都合よく考えてんだ」
「しょ、処女って、よほどの不細工ならともかく普通あの年でそんなことあるか。
ちゃんと調べたのかよ。本人に聞いたって、んなもんあてにならないぞ」
「言っとくけどな、お前みたいにデリカシーのない奴、女はみんな処女だと思って
丁重に扱ってようやく人並みなんだよ」
「デ、デリカシーがないってなあ、お前にだけは絶対言われたかねえんだよ!
大体、今時中学生だってやりまくりだろうが!」
駅弁の後に駅弁…(笑
13タンと鬼畜の会話に禿しく萌え!(;´Д`)ハァハァ
職人様できれば長〜い萌えタイムをキボン致します…
面白い。けど一気読みして目が痛い。
しょぼしょぼするYOー。
少年は男の鞄を奪うように手に取ると、逆さまにして中身をぶちまけた。
中から出てきたのは、教科書類やノートだったが、それに混じって
ムースやワックスが散乱する。
大人しく髪をいじくられていた13は、その音に顔をしかめる。
「下の部屋から苦情が来たらどうするんだ」
「別に」
そんなことは知ったこっちゃないといった風情で、少年は
大小さまざまの缶やチューブと、一緒に転がり出てきたケースから
色とりどりのヘアピンを物色している。
「何して…」
「昨日、あんなに間に合わせのヘアメイク…とも言えないようなことやっちゃったから、
今日はきちんとやろうと思って。メイクもするから」
淡々と語る少年に、13は肩を落とさざるを得なかった。
「今日は…何なんだ」
「お披露目の日。身なりきちんとしないと、印象悪いでしょう」
こんな女みたいな髪型させておいて、この子供は何を言っているんだ。13は口の中で
もごもごと呟く。髪は切り終えたらしく、飛び散った髪を丁寧に払い集めて、
男は13の前から退いた。続けて、少年が13の膝の上にさっき選び出したものを載せる。
「前向いて。視線も動かさない」
13の顎を指で押して真っ直ぐに前を向かせると、そう命令してからワックスを
指に取り、13の髪に伸ばしていく。時々頭皮について、冷たく感じるのが何だか気持ち悪い。
少年は髪をつまみ上げたりひねったりしては、低い声で唸って乱暴に撫でつける。作った髪型が
気に入らないのだろう。
あぁ、女って毎日こんな面倒くさいことをしているのか、と13はぼんやりと考える。
「本当はカラーリングとかしたいんだけどねー。黒じゃないとだめかもしれないから
出来ないんだよね。残念」
「何が…」
一瞬、13の思考が止まった。今日も自分の預かり知らぬところで何かが起こっているのは判っているのに、
少年に問うことを忘れていたからだ。ついでに、まだ会社に休みの電話もしていないことも思い出す。
立ち上がろうとした13を、少年は渾身の力を込めてソファに押し返した。
「動くなって言ったよ」
「会社にまだ電話してないんだ。二日も続けて無断欠勤したら、明日あのバカどもに何言われるか…」
「…かいしゃ?」
初めて聞いた言葉のように、少年は抑揚のない声で首を傾げる。
「電話しても意味ないよ?」
「は?」
「昨日付けで辞めてる」
「え……」
13は、思いつきようのない展開に愕然とする。
「この頃、大きい仕事任されないの、気づかなかった?」
「え、…あ…」
「1ヵ月前に、会社のほうに手回して、…うん、リストラしなきゃいけなかったんだって、13の通ってたとこ」
文脈のめちゃくちゃな日本語で、少年が言う。おそらくは、自分でもよく判っていないに違いない。
「それで、他の人に決まってたんだけど、13に代えてもらったんだ」
「何言っ…」
「…電話、してみる?」
「いや、いい…」
本当のことなのだろう。違ったとしても、13には会社に電話して確認するだけの勇気はない。
しかし。
「じゃあ、俺は明日からどうやって生活すればいいんだ!?」
今日、はもう捨てている。なにがあるのかは知らないが、100%ろくでもないことだろう。
「大丈夫。仕事もちゃんとあるし、家もね」
「家…?」
「あのキチク野郎は、気に入った犬は手元に置いとく主義だから」
13は、手元という単語より犬のほうに反応した。
「…犬?」
「犬」
容赦なく、少年は13を指さす。
「誰がっ」
「自分でも判ってるはずだけど。それに、13はちゃんと犬になんなきゃいけないし、引っ越しも、
んで、あいつが用意した職にも就かなきゃいけない」
「…どうして」
「じゃないと、昨日撮った写真と13の個人情報、そういう店とそういう奴らに一斉に流れる」
前に一回あったんだよね、と少年は少し楽しそうに言った。13は、聞いてはいたものの理解できず、
頭の中で少年の言ったことを反芻する。
「そういう、って…」
「はっきり言って欲しいんなら言うけどさ。やでしょ?」
「………」
13は力なく頷いた。
「でも、そんなに嫌がることもないよ。家は今より高級なマンションだし、給料も前の仕事よりは
全然いいから」
微笑む少年を前にして、13はただ聞いているしかなかった。
602 :
589:02/03/04 00:47 ID:4zjJ3ajR
>588
ごめんなさい、確かに女性としか思えませんね>583
書き込みした時、頭腐ってました。
603 :
589:02/03/04 00:48 ID:4zjJ3ajR
>583
すみません、性別間違えました。
しかも「つまみ出す」なんて書いてしまって、大変失礼いたしました。
意地悪婆でごめんなさい。
「そういうこと言うから年齢がそのまま彼女いない暦になっちまったんだよ」
「…ホモのお前がそれを言うか」
「ホモじゃねえ。両刀だ」
あっさり答える鬼畜に、13は顎が外れそうになる。
「お、女とやれるんならそっちですませろ!朝っぱらから男を襲うな―――何だよ」
べそをかきながらも必死で言い返すと、鬼畜が太腿を撫でまわした。
「そんなに妬かなくても今日は一日お前を可愛がってやっから」
「あ、あああ、あほかぁっ!!冗談も大概にしろっ!!」
13は鬼畜の手を振り払って絶叫する。鬼畜は笑いながらペットボトルを手に取った。
本当に馬鹿な男だ。さっきまで死んでしまいたいと言わんばかりの顔をしてたくせに、
ちょっとかまえばすっかり忘れて、躾の悪い犬よろしく無駄吠えをする。
あまり深く物事を考えない男のようだと思ってはいたが、ここまでとは。
もっとも本気で自殺を考えてはいないだろう。そういう顔をしてみせただけ。
『死にたいくらい辛いから何とかしてくれ』と周りに訴えるのが目的。
死にたいとまではいかないものも含めて、言葉ではなく、表情や態度によって
周囲の同情や注意を喚起する。いじめられっ子の処世術のひとつ。直球で言いつける
わけではない所がミソだ。当然『言いつけた』と見なされて、さらに過激かつ陰湿に
いじめられることもある。この年になってもまだ続けているのは、事態が改善される
パターンが殆どだったのだろうか。フェラチオやアナルセックスの経験がないのも、
そこまで行く前にこうやって露骨に顔や態度に出してみせるか言いつけるかして
免れてきたと思えば納得が行く。持って生れた容姿のせいで苛められやすいのだから、
それはそれでありだ。思慮の浅さも忘れっぽさも、自らを守る術と思えなくもない。
苛める側の言い分なんて理不尽なものばかり。子供だったら尚更。
それをいちいち突き詰めて考えていたら、心がもたなかったのかもしれない。
確かに、子供のうちはそれでもいい。しかし、13の場合大人になっても続けている。
”自分はこんなに可哀想”と何かにつけて顔や態度で訴える奴は誰だって鬱陶しいに
決まっている。しかもこいつは自分には同情してもらいたがるくせに他者に対しては
思いやりの欠片もないのだ。苛められて辛かったら、せめて自分はやるまいと思えば
よさそうなものを、もっと弱い者を見つけ出して苛めるとは明らかに歪んでいる。
さらにそのことを脳内妄想で変換して自己弁護に励む。こんな奴は嫌われて当然だ。
昔いじめられたのは容姿によるものが大きいだろうが、現在嫌われている理由は
その性格だ。外見だけなら“泣いた顔を見てみたい”で済むかもしれないのに、
いちいち顔や態度に出すから”顔を見ると殴りたくなる奴”になってしまう。
もし13が自分の性格の悪さを指摘されたら、いじめの話を持ち出すに違いない。
まるで、世界中で子供の頃にいじめられたのは自分一人であるかのように延々と
語ること間違いなし。人付き合いが上手くないのもいじめが原因だと言うだろう。
大の大人が今の自分の性格上の欠陥を、全て周囲や過去のせいにする見苦しさに
気がつきもしない。あまりにくだらなすぎる男だ―――ただし、人間としては。
読みづらくてスマソ&連続うp
あれにするには極上の素材。
思わずかまいたくなるような容姿に恵まれた上に、考え無しで忘れっぽくて
懲りない、3拍子揃った気性の「良さ」。こういうタイプはなかなか死なない。
あれの死因には精神的ストレスによるものも少なくない。
だが、こいつなら大丈夫。この期に及んで自分に向かって吠えてくるくらいだ。
体はいささか細いが、体力的にもかなりいけることがわかった。
フェラチオも規定時間をやらせたが、初めてとは思えない驚異的な回復力を見せた。
下手糞には違いなかったが、話せるようになるまでのタイムは新記録だった。
中の具合も上々だったし、感度の方も良好。あとは持続力の測定か。
不特定多数の人間に見られても、萎縮せず性行為に没頭できていたのもよかった。
ここまで素質がある奴が、人間社会に馴染めなくて孤独に苦しんでいる。
あれには一般社会で要求される年相応の分別や協調性はいらない。それにこの男が
嫌われる原因となっている性格の悪さも関係ない。人格など求められていないから。
見つけてしまった以上、あれにしてやるのが自分の勤めだ。
その方がこの男も幸せになれるのだから。
「だから、今はお前だけだって」
鬼畜は笑いながら懐から携帯を取り出し、13の手に返す。
まさか戻ってくるとは思っていなかっただけに、驚きと同時に不安も押し寄せる。
もう用済みだから返却されたのだとしたら。
「…画像は…も、もう、送った、のか…」
震える手で携帯を握り締めて鬼畜にたずねる。
「まだだ」
「…本当に送ってないのか?」
「なんだよ、その目。信用してねえのか」
「できるか!」
「送ってねえって。俺らの方で保存しただけだから、心配すんな」
「しなくていいっ!」
「せっかく撮ったのに、もったいねえだろ。記念だ、記念」
平然として緑茶を飲む鬼畜の首を、このまま絞めてしまいたくなった。
「もったいなくなんかねえよ、あんなんお前らが勝手に撮ったんじゃないか!
だ、大体何でお前に説教くらわなきゃいけないんだ。俺のことどうこういえるかよ。
ああ?!お前ら俺になにしたよ! 何てことしてくれたんだよ! ひ、ひとの
人生めちゃくちゃにしやがって!!」
泣き叫ぶ13の声は掠れてしまって余り遠くまで届かないが、この勢いで
喉の調子がいつも通りなら、向こうのホームにまで響き渡ったことだろう。
間近で聞けばそれなりにうるさかったが、鬼畜は平気な顔をして弁当を食べ終えた。
ゴミを体育会系に渡し、13に向き直る。
「終わりか?」
……マダダヨー(泣
ジミナハナシデゴメンヨー
ショウジキイッテ612デ325KBハコワイヨー
スレチガイバンガイヘンガショアクノコンゲン
172デ117KBイッテタヨー
ソレヲオモエバダイブマシカー
バカナコトシテゴメンヨー
(・∀・)イイ!!
ガンバレ!!
支線萌え!
続き楽しみに待ってますんで、気にせずうpして下さいませ。
4zjJ3ajRさん萌え〜〜〜(;´Д`)ハァハァ
すごく…素敵だ…
支線も萌えだがこぶつきも萌え〜〜
犬という単語にハアハア…な私はイッテヨシ?
622 :
風と木の名無しさん:02/03/04 19:09 ID:lL52pYyS
思いがけず場違いなところに来たみたいで・・・・・
タイトルと合ってないじゃん・・・。何するところ?
たまに出てくるこういうのネタにしか見えない…。
登場させてほしいんじゃねえのかと。
>622
何を求めてこのスレに来たのかはわからないが、ざっと読んで何するところか
わからないあなたは多分2ちゃんは合わないと思われ…。
>623
なんとなく622はリアル厨な娘さんと思われ…。
>622
書き込むときはひととおり目を通してから書き込もうネ(^_-)
痴漢ネタもこう変換すれば楽しめるのか。(w
今までチョトしたトラ(゚д゚)ウマー背負ってきたけどウマー(゚д゚)に変えて自分の思い出
アボーンしてくるよー。
とりあえずざっと読んだけど697受けは激しく萌えー。(*゚д゚*)
きもいよ
私も今ごろになって697萌え〜
作者さんが書き込んでた697のその後が激しく読みたい。
最近になって全部読んだけど、実は私も697が一番好きだったりする(w
映画館の最後のシーンは泣けるね( ´Д⊂ヽ
FDオイテキチャッタ......ダカラキョウうpデキナイヨー(泣
アシタ,キョウノブンモマトメテイッキニうpシテイイカナー?
おけーです。
あうー「あれ」が気になりまする〜(;´Д`)ハァハァ
13タンの第二の人生(!?)が気になるぅ〜
職人さん、いつまでも待ってます・・・ハァハァ
>630
イイトモー!(w
明日今日の分もまとめて読めるのならばそれはそれで楽しみです。
627は801姐さん達に弄って欲しくて欲しくて仕方のないMさんなのかなぁ…
と呟いてみるテスト
でもごめんね次の公衆便所編ももうすでに主役は決まっているし、
君の出番はないかもよ(W
放置プレーイ?
712 :○○○○ :2002/03/05(火) 21:48 ID:???
あと、、アレだ。
俺は今日物凄くエキセントリックな経験をしたぞ。
本屋で立ち読みをしてたら、、
ムサくて、体臭のキツイ禿げたオッサンが
俺の背後をウロウロしてるんですよ。
んで、
(何かなぁ?臭いから、アッチ行って欲しいなぁ)
って思ってたらですね、
耳元でボソッと「可愛いね」と呟いてきてですね、
そのあと、腰に手を回してきやがったんですよ。
いやぁ、人間って予想できない事が起こると
本当に一瞬動きが(精神も身体も)止まるんですね。
一瞬遅れて、体中に悪寒が、、、、、
次の瞬間、反射的に肘打ちをオッサンの脇腹辺り(?)にかまして、
思いっきり逃げました。。
あぁ、、コワイ。。本屋怖い。。
いや、、マジで!超キツイ!
っていうかキモイ!
っつーか、真昼間にですよ?
あぁ、、真昼間って言うのはウソだ、夕方だ。ウン。
っていうか、他にも人がいるんですよ?
大胆過ぎるよ!っていうか犯罪だろ?
マジで、あぁ、、キチィ。
高校三年生だそうです。
>635
ああ、もう少しオヤヂの押しが強ければ
この坊やは人生の楽しみが増えた所だったのに
惜しいなぁ…
>635
禿もむさいも良いけど臭いのはな…。
コロンがきつすぎて臭い・・・に脳内変換!!
ゴメンヨー。
私は635の高校生が気の毒だ。
痴漢話は妄想だけで結構。リアルな痴漢はいらねーよ。
ss職人さんたちが描く痴漢のチンチンはマンセーだけど
リアルな痴漢のチンチンはみんな五分刻みにして擦り潰しちゃえ!
「終わりじゃねえよ!」
13はコートの袖口で涙を拭い、再び鬼畜に噛み付いた。
「つ、連れてったのは俺だとか、えっらそうに、て、てめえのこと棚に上げて言ってん
じゃねえよ!俺の事も連れてってみろよ、できねえだろ、できるわけねえよなあ!!
そ、それに、俺だって、俺だって、皆勤賞パーなのは同じなんだよ!!」
「……欲しかったのか」
「手当つくんだから欲しいに決まってんだろ!!そんなん抜きにしたって、だ、誰が
こんな目に遭いたいと思うかよ!!お、お前らが、いなけりゃ、とっくに会社に着いて、
い、いつも通り…っ…っく…」
興奮のあまり顔を赤くし、舌をもつれさせて泣きむせぶ様は幼児の癇癪を思い出させるが、
やっているのは成人男子。しかし、言っていることの幼稚さはいい勝負だ。
―――さっさと弁当を食べてしまったのは正解だった。
最中だったら、今度こそ間違いなく喉に詰まらせるか吹きすかしていただろう。
生きるか死ぬかの瀬戸際みたいな表情を"作って"みせた後に、鬼畜に絡むのはまだ判る。
だが、午前中誰に何をされたか忘れたのかと疑いたくなるこの元気の良さはどうだろう。
やはり死ぬ意志が無かったことと、頭が悪いことを自己申告しやがった。
余りの面白さに言わせておけば、人生がどうのこうのと語りだしたから『これは来る』と
思っていたら、予想に違わぬ大ホームラン。
もう今日何発目か判らなくなってしまったが、どこまでも笑わせてくれる男だ。
「落ち着け」
鬼畜は体育会系にタオルを出させて13の顔を拭いた。
「お、落ち着けるかよ…っ…こ、こんな、人が大勢いる中で、あ、あんなことしやがって」
"お前だって腰使いやがった癖に"とは言わない。
こいつで遊ぶのもいいが、それより確認する方が先だ。
「眼鏡なくても結構見えてんだな」
「め、眼鏡も返せよっ」
言われて初めて手のひらを差し出してくる程度だし取り上げた時にざっとみた眼鏡の
つくりからいっても近視のみと思われるが、一応確かめておかなくては。
「視力、いくつだ」
「関係ないだろ、そんなんっ―――なんだよっ」
鬼畜は人差し指を13の目の前に立て、ゆっくり左右に動かした。
「端の方に来ても、見えるか?」
「見えてるにきまってんだろ!」
鬼畜は13の頭をつかまえ、片目を覗き込む。間近に寄せられた鬼畜の瞳の真剣さに
言葉を失い、13はされるがままになった。
下瞼を引っ張ってじっと覗き込む様は、眼科の医師を思わせる。他人の肉体の、しかも
デリケートな部分を扱うのに慣れたその手つきは、とても鬼畜のものとは思えなかった。
キノウノブン、レンゾクうp
「……ちっ、やっぱここじゃわかんねえか」
舌打ちをして、まるで放り投げるように乱暴に頭を離す鬼畜が何を気にしているかは、
13には見当もつかない。
酔っ払いに殺されたあれのことを、『刺されるのを待っているように見えた』と客の一人が
証言するのを聞いた時、死にたかったのかと思った。
そんな風にしか仕上げられなかった自分の腕の未熟さに、酷く腹が立ったし、滅入った。
表に出さないように心がけてはいたが、やはり隠しきれなかったらしい。
おそらく見かねたサラリーマンが連絡したのだろう。その日のうちに、偶然を装って
尋ねてきた友人は話を聞いてくれた後に『単に見えていなかったかもしれない』
と言ってこちらを驚かせた。
自分には判らないが、近視に軽度の乱視の入っている友人は矯正していない時の視界を
『物の輪郭が曖昧になって、色の塊になる。小さい物は見えていない』と説明した。
数m離れた人の存在は認知できるしこちらを見ていればそれも判る。だが、仮に右手に
ペンを握っていても、手が下がっていることくらいしか判らない時だってある、と。
それはナイフでも細身のものであれば同じだからと自分を慰めてくれた。
とはいえ、たかだか数mで刃が反射しても判らないものなのか。
愕然とする自分に彼は告げた。
『僕の視力だったら、判らないかも。あれは確か僕より強度の近視じゃなかったかい』
慌てて現場に戻り、処分寸前のあれを引き取って解剖したいと頼んだ。月初めの検診に
引っかからなかったからと言って、今日までに目を患っていなかった保証もない。
雇用主も快く応じ、世話係に毎日の管理記録をもってこさせようとしたその時になって
はじめて、5日ほど前からあれが失明していたことが明らかになった。
しかも、世話係本人のミスが原因。処分が怖くて言い出せなかったのだと泣いていた。
目が見えなくたって勤まるんだし良いだろうと思って、ずっと黙って送り出し続けた
と聞いて殴りそうになった。友人が止めてくれなければ絶対に殴っていた。
そういう場合は下取りすると伝えてあったのに、せこい男の責任逃れで死んでしまった。
公衆用の激務がこなせなくなっても、個人で引き取りたいと言う人間はいくらでもいる。
目が見えないのは勿論、四肢の欠損が好きな客の心当たりだってちゃんとあった。
そこに行けば、まだ長生きできたはずなのに。
手荒く扱われても耐えられるように仕上げたのは、粗暴な連中のためではない。
少しでも耐用年数を上げようと思ってのことだ。
―――できるだけ長く、多くの人に愛されるように。
ナイフで刺した男は翌日しらふに戻っても『何をやったっていいんだろう』と
開き直っていた。
最初からそのつもりだったと聞いて殴りつけたが、今度は誰も止めなかった。
出来上がったら雇用主に渡す約束で引き取り、作り上げたのは昔習い覚えた技を
駆使したもの。
現在も彼の所にあり、『今もって君の最高傑作じゃないか』と会う度に褒めちぎる。
ガーン......ノロイガコワクテモタモタシテタラ、ヒヅケカワッチャッタヨー......モウユックリヤル!
キニシナイデカキコンデクダサイ&デンシャデハネチャッタラゴメンヨー>ALL
初めて生で見ましたわ。ちょっと感動。じーん…。
>634
697受のことかと>きもいよ
うんこのこと抜きにしても、最後の大量うpはやっぱ気持ち悪いと思われ。
”数字がないとこんなに読みにくいんだよー”と訴えたくてやった気持ちが
半分ですが、何回見てもデムパ…
一番最初にあれを作ったとき、自分の最高傑作だと思った。
手間も時間も好きなだけかけて、できるだけ丁寧につくったが、今にして思えば
稚拙な出来だった。初めて自分が手掛けた代物に対する思い入れなのだろう。
それでも、いくら熟練していたとはいえ怒りに任せて3日で仕上げたものを手放しで
誉められると、やはり自分はあちらの方が向いていたのかとの迷いも生まれた。
未熟な自分の手にかけることで、素材を台無しにしているだけではないかと
恐れる気持ちもあったが、それでも元の仕事に戻る気にはならなかった。
そんな自分の背中を後押ししてくれたのは友人の言葉。
どうして自殺行為ではなくて、見えなかっただけだと思ったのかとの問いに、
『僕がついていった時、すごくはしゃいで君に甘えてたから検診で君に会えるのが
うれしいんだなって思ったから。世話係の彼にも聞いてみたけど、やっぱり毎月
とても楽しみにしていたそうだよ。目のことも、次の検診まで待って自分から君に
言うつもりだったんじゃないかな。世話係は、彼一人じゃないんだし』
光を失っても自分に会うまで我慢しようとしたのだろうか。
『口が聞けるのに、黙っていたのは世話係が叱られると思ったんじゃないか。
彼にも懐いていたそうだし。彼の方だって随分可愛がって、今回のことも
自分じゃなくてあれが処分されるのが怖かったそうだよ。あれが簡単に
処分されないことも知らなかったらしい』
友人が差し出した記録には、あれの様子が事細かに書かれていた。
まだ年若い彼は、あれがどんなに高価か知らなかったという。
簡単に処分されないと知っていたら、絶対行かせなかったと号泣したそうだ。
無知ゆえにあれを殺したと言って、辞職しようとしたのを止めたのはサラリーマン。
『次のが仕上がったら、また面倒をみてやって下さい』と世話係を諭したという。
あれから、いくつも仕上げたが、彼が面倒をみているものはひとつもない。
次の仕事にかかる前に、自分から会いに行って宣言した。
『この次は飛び切りの上物を任せる』
その後はお互いに、数年もしないうちに業界でその名を上げたが、
未熟だった自分が無知だった彼とした約束はまだ果たされていない。
ホストが上玉を見つけたと報告してきたときは別になんとも思わなかった。
上玉でなかったことなどないからだ。目利きの彼に素材選びは全て任せている。
その彼が今回は少し違うというのを聞いて珍しく腰を上げたが、確かに違った。
思わず、父ならどう仕上げるだろうかと呟いた位だ。
傍らのサラリーマンは彼の言葉を聞いて、『お好きなように』と答えた。
男達を束ねる立場であることを忘れているとの指摘に、少し決まりが悪くなった。
だが、彼の言うとおり、めったに出ない掘り出し物に臆した挙句、死者の思い出に
浸るよりもやるべきことは他にいくらでもある。
かつては父の弟弟子であり、また鬼畜自身の兄弟子でもある彼は、ずっと影から
支えてくれる。微妙に畑違いのこの道を、父に続いて歩むことにした時からずっと。
うpスルノオクレタノハ、ヨミカエシテテ、ジブンデモバカジャナイカトオモテタカラ......ドンドンヘンニナッテイク......
カキナオストマタフエルカラモウコノママレンゾクうp!
師匠は彼が破門を願い出たときに、あっさりと受け入れた。
父と同門だった彼はいずれ自分の所を出て行くのを知っていたのかもしれない。
その上、サラリーマンに、サポートを命じた。
それがなくても付いてきたとサラリーマンは言うが、師匠の快諾がなければ
一本立ちするまでもっと難航したはずだ。多くの人に支えられてここまできた。
そして今、彼との約束を果たすのにふさわしい極上の素材が手に入った。
もう駆け出しの青二才ではない自分の持つ技術を全て注ぎ込む。
当たり前のことだが、死なせるためにあれにするわけじゃない。
これまで仕上げたのにも、仕上げる過程で折にふれて客の振る舞いに耐えるのと
死の危険を感じても逃げないのは違うと根気よく言い聞かせてきた。
命根性の汚いこいつなら、その必要もないだろうが、視力が命取りになった経験が
あるだけに、こだわらずにはいられない。
そうした過去へのこだわりは、我ながら青臭いと思う。
しかし、この思いは廃業するまで抱えていくだろう。
―――できるだけ、死なせたくはない。
だからお前達も、常に危険に身を晒す明日をも知れぬ身だと諦めなくていい、
その命がある限り、どんな形に変えてでも生かしつづけてやるから。
「ったく、洟たらしてんじゃねえよ。せっかくの顔が台無しだろが」
とは言いつつも、大の男が大泣きしても目をそむけさせるどころか引きつけさえする
なんてめったにないことだろう。
「ど、どうせ、女顔だっ!う、生まれつきだから、仕方ないだろっ」
またひとつコンプレックスを刺激されて13が泣き喚く。
「仕方ないわけあるかよ。20過ぎたら自分の顔くらい責任もてや」
「せ、責任って、整形しろってことかよ、そこまでいうか」
「言ってねっつの。つくり以外にも出てくるもんがあるだろうが」
「あ、あるかよ、そんなもん。馬鹿じゃないのか」
唇を尖らせる13の顔をぬぐいながら、鬼畜は小さくため息をついた。
ここで、お前にだけは言われたくないと熱くなるほど餓鬼じゃない。
だが、それが判ってないから嫌われるんだとの思いに、ため息のひとつも零れる。
それで損をしている張本人が何をいっているのだか。
何も今更、男の顔は履歴書だとかくさいせりふを言うつもりはないが、
13を見ていると何度もその言葉が頭をよぎる。
泣き顔を見たくなるようなその容姿。泣かせてみれば、なおそそる。
そこまでは、生まれつきの容姿のせいにしてもいい。問題は、その先だ。
個人の「顔」を形成する要素の中で、13自身がそれまでの人生で作り上げた、
持って生れた造作以外の部分。
その気の無い人間でさえ、常に他者の顔色を覗う卑屈な態度につつきたくなる。
ココマデキノウノブン(泣......キョウノブンハヨルうpスルカライイモーン......
おありがとうごぜえます、おありがとうごぜえます、職人様。
凄いよ、こんな凄いの初めて読んだよ!!
ボソッ…ジツハ シセンノホウガ コブツキヨリスキ、トカイッテミルテスト
>660
コラソコ!キモチハワカルガ、ソウイウコトイワナイ!
トシカッテミルテスト
わしゃ、それぞれに全く違う魅力があるので
両方愛しておりますばい!!
662 :
634:02/03/07 04:18 ID:9SJznKlm
>650
読み返してみて697受けの事ではないと思ったyo!
て優花、リアル痴漢はきもい、という意味だったのかなぁと思いましたわん。
脊髄反射ちゃんでスマソ。
私もここの萌えss痴漢さん達はマンセーですが、リアル痴漢はカンベン。きもい。
私は697受け大好きなんだ…。一気うぷも嬉しいんだ…。
職人様には感謝しているので、出来れば書いたご本人でも気持ち悪いとかは
言わないでくだちい。お願いしますだ。ウザくてすいません。
支線電車もこぶつきも楽しませていただいています。ご馳走様です。
しかし支線萌えを通り越して読んでるとフラフラしてくるyo…
無茶苦茶ツボはまっています。こんな物が毎日読めるとは
生きててヨカターヨママン(;´Д`)ハァハァ
支線大好きだよ。
職人さん、いつもありがとう。
毎日楽しみにしてます。
支線萌え〜自分がこんなにキチークネタに萌えるなんて新たな発見(;´Д`)ハァハァ
もう戻れないよ・・・(´д`)ママン・・・
>660
…元々コブは勝手に私が運行し始めたもんだししょうがない…
などと言い訳してみるテスト。
ごめんね、書き上げたら悪魔の大量連続うpでもかまして
サクッと消えるつもりなんで、そん時に透明あぼーんでも
かまして下さい…。
>666
オーメン…。
ええええ!消えないで〜〜!!
私はこぶつき萌えなのよう!
人の嗜好は様々って事でひとつよろしく!
>660
ホラー!!ソンナコトイウカラーーー!!(涙
>666
オーメン(w
勿論支線さんも好きですけど、
私も、コブ萌えなんですよー!!
薬といい犬といいツボにジャストミートなのですよ!
あーん、そんな事言わないでくださいよーー!!(まじでナキソ)
>667さん同様ひとつよろしくー!!
ヽ(`Д´)ノウワァァァン!!
あぁ…書くの遅いよね私…
何ヶ月かける気なんだろう…
666、か…悪魔の名に相応しいっちゅうの。
…うpする。久々だ…(泣
13の家の電話でタクシーを呼び、駅へと向かう。
いつも13が乗り込む場所ではなく、たくさんの路線が集まってくる
駅だから、少しばかり遠い。そのことをすっかり忘れていたので、
ちょっと遅れてしまった。
切符を買って指定されていたホームへと向かう。電車が発車してしまっては
元も子もない。13の腕を引き、少年は全速力で走っていた。
運動もろくにしていないのだろう、13の足はすぐに速度を落とし始める。
それを引き摺るように、エスカレーターを駆け上り、ホームにつくと、
さすがにベンチにへたり込んでしまった。
「遅い」
「…ごめん」
上から降ってくる声に、少年は顔を上げずに答える。声の主なんて、
見なくても判る。
「もう…電車、出たかと思った」
「あと5分。説明する時間もねぇだろうがよ」
「だから、悪かったって―――」
「…あ」
13が不用意に洩らした声に、鬼畜とその後ろに影のように付き従っていた
男数人の視線が集中する。
「何だ」
「え、と…」
睨みつける鬼畜から目を逸らす。
「俺、まだ何にも話してないから…とりあえず、手短に説明してやんなよ」
酸欠なのか、妙な間の取り方で話す少年を見やり、鬼畜はため息をつく。
「…使えねぇな、お前…。まぁいい」
13のほうへと向き直り、目線を合わせると、13はわずかにたじろいだ。
「今から、コレに乗ってもらう」
鬼畜の指さしたほうには、これから発車する一台の電車が止まっていた。
「それ…って、まさか、また昨日みたいな…」
「ちげぇよ。今日からの、お前のおシゴト。車掌…にはなれねぇから、
まぁ、見習いみたいなもんだ」
「…え?」
言っていることがよく判らないのは、当然のことだろう。入社試験を
受けたわけでもないのに、いきなり連れて来られて車掌見習いといわれても
何が出来るわけでもない。
第一、そんなことをさせて何をしようというのか。
「いいから早く乗れ。出ちまうだろ」
すでに車掌が乗り込んでいる、電車最後部の車掌室に押し込まれる。
「あとはそいつの言うとおりにしろ。…いいな」
今後ろで座っているのも、鬼畜の手下ということか。一体、この男は
どれだけの人間を使えるのだろう。
13はふと思ったが、すぐに考えることを放棄した。
今は自分も、多分使われるほうの人間になっている。認めたくはないが、
すでにそう認識されていることだろう。
いや、人間として見られているのかも定かではない。少年の弁によると、自分は
鬼畜の『犬』であるらしい。主人の顔色を窺いながら、捨てられないようにと
奥底で怯えて過ごす飼い犬。
犬のように、人間に媚びる生き物が嫌いなのは、もしかしたら近親憎悪なのかもしれない。
目の前の扉は閉められ、鍵を掛けられた。狭い車掌室を見渡すと、客室が見えるはずの
窓には、暗い肌色をした布がひいてある。中が見えないように、だろう。
最初は、「車掌の言うことを聞け」と言われたものだから、彼の相手でもするのかと
思ったが、そうでもないらしい。
彼は、普通に無線で誰かとやりとりをしたり発車の際の後方確認をしたりして、13に
声も掛けない。というか、無視されているようにも感じる。
このまま時が流れてしまえばいいのに、と虫のいいことを思う。
いくつかの駅が過ぎた頃、唐突に新品の制服を渡された。着替えるのかと思ったが、
今の服の上に着ろという。言われてみれば、今の格好に上着と帽子を被るだけで、
見た目には車掌に見えることだろう。
しかし、見た目が取り繕われても、13には知識がない。
鬼畜は何を考えて、13をこんな所に押し込めたのか、いくら考えても判らない。
必要最小限のことしか話してくれない車掌に自分から声を掛ける気にはなれず、13は
上着を羽織って、そのまま黙っていた。
乗ったことのない路線だからよくは判らないが、今まで停車した回数で考えるともう
半分ほどは過ぎただろうか、と13は思った。
最初の1時間程度は、昨日の事もあって警戒していた。しかし、もうどれくらい経っているのか
知らないが、少なくとも2時間以上は何の音沙汰もない。床に座ってじっとしているだけなので、
眠たくもなってくる。
そのゆったりとした時間の流れも、今日何度目かの無線が切られた後、消え去ることになる。
「見回りをしてきてくれ」
うとうとしていたところに声が振ってきて、13は、はっと目を開け、声の主を見た。
車掌は丁寧に13を立たせて尻の汚れを払ってやると、車掌室から追い出す。
「えっ…何を」
「お客様が何か仰ったら、それに従えばいい。先頭まで行って帰って来い。声を掛けやすいように、
早歩きなんかするなよ」
それだけを早口で言うと、車掌は無造作にドアを閉めた。
かすかに、鍵の閉まる音も聞こえた。
(はぁ?どうしろっていうんだよ)
開かないドアを睨みつけながら、13は途方に暮れた。
(客に従えって、何か変な奴でもいたらどうすんだよ。クレームつけられたって、対応できる
わけねぇんだし…全く)
鬼畜に引き続き、あの車掌も何を考えているのか。
考えて判るなら苦労はしない。結局、昨日のことだって自分では何故なのか判らずに、今日少年に
教えられるという結果に終わっている。
(…どうしよう)
見たところ、客席自体はそれなりに埋まっていて、立っているのがちらほら見受けられるくらいの
乗車率だ。これなら普通に歩いていっても、往復で20分掛からないのではないだろうか。
最初はドアの前で適当に時間を潰そうかとも思ったが、どこに鬼畜の手の者がいるか判らないのに
それは危険な気がする。
客に何か言われたとしても、適当に聞き流して適当に謝りでもすればいいだろう。何も判らない
13を使う、あの車掌と鬼畜が悪いのだ。
そう思い直して、13は前方へと向かう。大体、話し掛けてくる客なんてそうそういるものでは
ないだろうし、嫌ではあるが昨日の100倍はマシだ。
3両ほど通過したが、やはり話し掛けてくる者などいやしない。
それでいい。
心なしか足早になるが、それは致し方ないだろう。早歩き、と言われるほどではない。
早く車掌室に戻りたい。あそこにいるほうが気楽だ。
次の車両へと続く扉のノブに手を掛けようとした時、初めて後ろから呼び止められた。
振り返ると、ボックス席に座るスーツの男が小さく手を上げている。
(ちっ…もう少しで終わるのに)
13は、嫌悪の表情をあらわにしながら、席へと向かう。
「…どうかなさいましたか」
声も、自分で判るくらいに明らかに不機嫌だ。これでは、客商売など出来る筈もない。
(これでどこかにクレームが入ったって俺のせいじゃない。悪いのはあいつらだ)
13はすでに開き直っていた。
そんな13と目を合わせ、男はにやついた笑いを浮かべた。13はむっとして男を睨み返す。
(何なんだよこの客。気持ちわりぃな)
ぐらりと、視界が揺れた。
男の向かいに座っていたもう一人に、袖を掴まれて引かれたのだ。
「わ…っ」
不意打ちにあってしまい、13は抵抗する間もなくその腕の中に収まってしまう。もがく
腕を強引に後ろにねじられて、苦痛に顔を歪める。
スーツの男はそんなことは気にも止めずに、13の上着のボタンを丁寧に一つ一つ外していく。
「や、やめろ、何を…っ」
辺りを見回したが、全員が気づいてもいないかのように座ったままだ。
関わらないようにと無視を決め込んでいるのではない。中にはこちらを見ているものもいたが、
それは笑って手を振った。
(な…何なんだよ、これ…)
改めて見ると、まだ昼を過ぎて間もないのにこの車両には、会社勤めをしているであろう年齢に
見える者達が多数乗っている。先程までは女性も子供も見受けられたのが、ここには何故か
男性しかいないようだ。
そう、丁度昨日のように。
(まさか…)
なんて鈍感なのだろう。
あの鬼畜が用意するような『職』が、まともなわけがないのに。
「放せっ、嫌だぁっ」
どうにかして振り払おうとするが、更に無理なほうへと腕を捻じ曲げられる。
「痛っ…やめ」
「素直じゃないな」
スーツの男の声に、13は顔を上げる。
すでに目には涙が浮かんでいて、よく見えないのに、眼鏡を外される。
「無駄なのは、昨日思い知っただろう?」
その言葉に、13は抵抗する気力を無くした。
あふぅ…職人さまぁ…(;´Д`)ハァハァ
わたくし車掌の制服が大好きなのであります…
みまわりに行く、という所が最高にツボであります…
(;´Д`)ハァハァ
ああん、ステキ〜〜!!(;´Д`)ハァハァ
13たん…車両のみんなに犬として扱われるのですね…
678 :
660編:02/03/07 22:46 ID:TDB6ZePd
掲示板を前に、支線は涙を浮かべた。
万人の支持を得ることなどできないのは判っているし、マンセーレスしか
読みたくないわけじゃない。それはきっとあの方も同じ。
けれど、余りにタイミングがわるい。ジサクジエーンに見えてしまうではないか。
―――自分がこれを書いたとあの方に思われたくない。
これで書き込みを止めてしまうことはないと信じている。
前スレでは、二人そろって「コテハン臭い」と言われ、それでも書きつづけてきた。
言われてしまったのは自分のせいなのに、あの方は恨み言ひとつ
おっしゃらなかった。基地外うpや場違いな書き込みでSS職人様方から
嫌われまくりな自分が、ずうずうしくも「○○編キボーン」と泣き叫ぶたびに
そっと手を差し伸べてくれた。
いつしか愛さえ感じていたのに―――そこまで考えて支線は気づいた。
皆に愛されているのは知っていたのに、よこしまな想いを抱えているのは
自分一人だと、どうして決め付けていたのだろう。
支線はモニターを見つめ、低く呟いた。
「・・・・・・コブつき様は渡さなくてよ、660」
>666
カッテジャナイヨー、オレイガイニモヨミタイヒトイパーイデハジマッタンダヨー?
イマダッテオレモミンナモスゴクタノシミニシテルノニ、ソンナコトユッチャヤダヨー(泣
ヘンナノカイテゴメンヨー>ALL
コブつき様が王道を歩んで下さるから、支線は外道がかませます。
前スレで退場勧告食らったのを呼び戻してくださらなければ、
今の支線だってありません。
お願いだから止めてください>サクッと消えるつもり
支線も当分終わらないから、ゆっくり書いてください。
うpが大量なだけで、まだ初日のお昼なんですよ?(泣
連続カキコでスマソ。>ALL
もうこうなったら、支線職人×こぶつき職人で(;´Д`)ハァハァしちゃうぞ!
なんつってな。
これを書き込もうとしてたのですが、衝撃のあまり忘れてました。
>642
○吹きすかしていただろう
×吹き出すかしていただろう
>652
○口が聞けるのに
×口がきけるのに
今日の分、もう一度読み直して明日まとめてうpします。
それと、何ヶ月かかったっていいじゃないですかよう。>669
基地外は脱臼文章で誤字脱字誤用多用しまくりでうpしやがってるだけじゃんかよう。
こんなん早くもなんともないよう、こっちのペースは気にせんでくれよう。
いつもごめんなさい&おやすみなさい>ALL
>682
(・∀・)イイ!
ホント二人とも魅力的なんだよ
(;´Д`)ハァハァ
685 :
683:02/03/07 23:15 ID:TDB6ZePd
うわーーーーん!!○×、全部逆!!もう寝るっ!!
>685
うわーーーーん!!○×、全部逆!!もう寝るっ!!
可愛い…(;´Д`)ハァハァ
ごめん>682私的カップリング逆だわ…
こぶつき職人×支線職人でひとつ!
>686
禿同!!
(;´Д`)ハァハァ
しかしどんどん節操なくなってくな(w
そこが、(・∀・)イイ!
(゜∀゜)アヒャ サクッテキエルイウタノニ アンナン ウプシタカラ ナンカ イワレテルカモ…
デモ ジゴウジトク ダヨナ…
↓
…(;´Д`) アァッ ミンナガ アタタカイヨ… トクニ アリガトウ シセンサン…
ジエーン ダナンテ オモッチャ イナイゼ…
↓
??(゜д゜)三(;´д`) …アレ? エェッ ナニ…ワタシ コウ デスカ!?
ムムッ ムリッ ムリデス〜 オソイウケ デ セイイッパイ ダーヨ…(ヲイ)
↓
ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン コウナターラ シセンサン オソッテ キセイジジツデモ ツクッタルワー!!!
アァン シカシ ウケイレテ クダサル ダロウカ…(;´Д`)ハァハァ
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コブツキタン… ハァ ハァ
>689
あ…あ○はら…?!
ごめん…彼では…流石の私でもカップリングは無理だわ〜。ごめんね(ハァト
コブツキサン×シセンサン (;´Д`)ハァハァ
>>635 この子の事知ってるんだけど・・・
HNの最初の文字がSの人のことだよね
>689
(;´Д`)<怖いよママー
↓
(´Д`)<………。
↓
(*´Д`)<鼻の穴に入れたいかもハァハァ…
>693
シッテルカラッテ、ナンダヨー
支線たんコブつきたん…ハァハァ
襲いうけか…ハァハァ
不覚にも職人さんに(;´Д`)ハァハァ してしまった
皆さん(いろんな意味で)がんがれ!
>688
イツデモOK、バッチコーイ!!
で、マジでやめてください>悪魔の大量連続うpでもかましてサクッと消える
一気に読むのが好きな方達も、そんな形での大量うpは嬉しくないと思われ。
それくらいなら週に1回のぽちぽちうpのが喜ぶと思います(少なくとも私はそうです)。
660さんだって困るでしょう。コブつき様にお尋ねしますが、仮に支線が
『コブつき様が書くのが遅いとお嘆きですが、支線がおかしいだけでーす。でも本当に
支線ばっかでコブつき好きの方に悪いから、うpのペース落とします。話も短くします』
って書き込んだら困りません?そんなつもりじゃなかったのにって。同じことです。
私がやったのは前述の理由によるものが大きいし、浣腸シーンがいやんな方への
配慮もあったので今回とは事情が異なると思われ。
お願いですから、ゆっくり&少しずつうpして下さい。オレヲヒトリニシナイデクレー!!(泣
トイウワケデコノハナシハシュウリョウー。カッテニシキッテスマソダ>ALL
ソレデハコンヤモうp!
こそこそ覗う癖に察しの悪さゆえに上手く立ち回れず、かえって人の神経を
逆なでするばかりだから、実際につつく奴がでてくる。
もっとも、この幼稚で我が侭な男が察しのいい筈もないのだが。
その上、何かと同情をひこうとする甘えくさった態度を見てしまえば、さらにその数は
増すばかり。卑劣でねじくれた性格がそれにとどめをさす。
二の足を踏んでいた連中を「こんな奴、やって良し」と踏み切らせ、僅かながらも
存在したであろう加虐への誘いから逃れ得たモラリスト達にも見限るきっかけを与えて。
味方をしてくれる人間が誰一人として居ない。
しかもそれらのすべては自らが招いたことだと、未だ気づいていない。
何もかも人のせいにして自分の至らぬ点を省みようともせず、愛情をねだるばかりで
分け与えることができないお前が愛されるわけがない。孤独なのは自分自身のせいだ。
お前がお前であるかぎり、死ぬまで一人。
泣こうがわめこうが変わりはしない現実に、天を呪ったこともあるだろう。
だが、諦めなくて良い。誰にだって転機は訪れる。現に、こうして二人は出会えた。
お前はまだ判っていないようだが、自分は迷わずこの幸運を掴み取った。
決して自分から手放しはしない。だからお前はこのまま自分についてくれば良い。
皆に愛されたければ、そのように仕上げてやる。
幸福を追求する権利を与えられながら、何の努力もせずに怠惰に待ち続けた
お前でも、幸せになれる道があることを教えてやろう。
「へ、変態の癖に、教師みてえな口叩くな」
「……惜しいな、一文字足りない」
鬼畜の苦笑交じりの呟きは、13の耳に届かなかった。
「こんな顔だから、な、何されたって当然だって言うのかよ」
「いいや。こっちが勝手に目をつけた。お前と同じだ」
「どこが同じだ!」
「お前がOLの姉ちゃんや女子中学生のことを処女だなんて思ってなかったように、
俺らもまさか、お前がしゃぶったこともなけりゃケツマンにぶち込まれたことも
ねえなんて思わなかったからよ。知ってりゃもう少し手加減したんだがな」
「う、うそつけ!!」
二人目のホストの時でもう判っていたはずなのに、と涙目で訴える。
「知ってたらペンチなんか出さねえよ。やったことあると思ったから、さっさと
口開けさせようとしたんじゃねえか。いつもあんな真似するかよ。その後はちゃんと
初心者コースにしただろが」
「いいいいつもって、お前らいつもこんなことやってんのかよ!初心者コースって
あ、あれのどこが」
「やったことあんだったら、倍の時間しゃぶらせたぜ」
それまでと変わらず笑いながらそう言う鬼畜に、13は背筋が寒くなり頭が一気に冷えた。
―――自分の目の前にいるのが鬼畜だと、忘れていたのではなかろうか。
アウー、オオミスミツケテレンゾクうpムリー。キニセズカキコンデクダサイ&アサマデニマタうpスルノデハネタラゴメンヨー>ALL
>朝までにうp…。
寝ないつもりですか?
あの…すご〜く楽しみかつ嬉しいんですが
無理はしないで…。ぼちぼちうpでも楽しいので。
「ちゃんと優しくしてやっただろうが」
青ざめた13の肩をなれなれしく叩いて涙や鼻水を拭いてくれたって、この男が自分に
してきたことと相殺にはならない。
再び黙り込んで俯いた13の頭を鬼畜が撫でたが、張り倒されてばかりの時から状況が
好転したかというとさにあらず。坂道を転げ落ちるように悪くなっていくばかりだ。
暗澹とする13に鬼畜が声をかけた。
「後で駅長室も連れてってやっから」
顔をあげて横目で鬼畜を見る。からかわれるのはもうごめんだと思いつつも、
自らの命運を握っている強者の顔色は、やはり気になる。
「本当だ。お前がそこで何を言うつもりかは知らねえが、ちゃあんと連れてってやる」
13は、涙を袖口で拭って俯いた。
―――何も言えはしない。
女子中学生の話も、こうして13を弄ぶ為にわざとしやがったのか。
どこまでも意地の悪い男は当然この程度では飽き足らず、更に追い込みをかけてくる。
「ま、顔に目をつけたって言うのは当たってるか」
電車に乗っていたときのように、乱暴に髪を掴んで面を上げさせた。
整形手術をしておけばよかったなんて、こうなる前には思いもしなかった。
13の考えなどあっさり見透かす悪魔は、そんな心中の呟きすら馬鹿にする。
「整形してどうこうなるもんじゃねえけどな」
だったらどうすれば良かったかなんて、いまさら聞いても仕方が無い。
「……なんで、俺が」
何度目か知れない問いに初めて答えが返されるのは、なすすべも無いことを
13がようやく悟ったから。
「1人暮しで郷里も遠く、めったに帰省しないし会社では嫌われ者とくりゃ、
このまま帰らなくてもすぐには判んねえだろ」
「…お、俺を、殺すつもりか…」
呆然とする13の頭から手を離して鬼畜は笑った。
「殺す奴にこんな手間かけるか」
飄々と言ってのけ、行為そのものには何ら禁忌を感じていないことをうかがわせる。
「臓器売買目的でもねえ。安心しろ」
怯える13の思考を読むかのように次々と先回りして立ちふさがる。
まるで子供の頃絵本で読んだサトリの化け物のように。
「駅長室に行って、その後どうすんだよ」
どうする当てもないことを知っているくせに、13をいたぶる為だけに問うてくる。
「言えるわけねえよなあ」
頭を触る手に悪寒が走る。どうしてさっきまで平気でいられたのか。
「ま、泣き寝入りだわな」
もう、こんな奴の隣に座っていたくない。
「で、泣いて帰って、そのあとどうするよ」
この先は、聞いてはいけない。
「お家に帰ってどうするか、言ってみな」
しかし、13が耳を両手で塞いでも力ずくではがして掠れた声で囁き続けるのだ。
「帰って寝て、明日の朝はどうする?」
ざらついた声が、やすりをかけるように13の心を傷つけていく。
少しずつ、ゆっくりと。
「帰って寝て、朝になって。いつも通り会社に行けるか?」
携帯を握り締める13の手をつつく指先は、普通の男のもの。
「行けたらマジで尊敬するぜ」
先が曲がった長い爪を生やしていないのはなぜなのだろう。
「どうすんだよ?」
「け、けいさつ・・・」
そして、自分もなぜ返事をしているのか。
「警察ね。そこで言えるくらいなら、駅長室でもできるだろ」
これ以上こいつと話したって、自分の傷口を広げるだけなのに。
「これまた泣き寝入り、と」
力を失った13から携帯を取り上げ、履歴を見る。
「見事に発信も受信もすっからかんだな」
それのどこがおかしいのか、笑うのをやめない。
「メールは業者がくれるか。お前、何のために持ってんだよ」
鬼畜が放り投げても受け取る手はなく、携帯はそのまま地面に落ちた。
「会社に行けねえで、めでたく失業してどうすんだ?食ってけんのか?」
13は通帳の残高を思い浮かべた。
「友達もいねえわ趣味もねえわじゃ貯まる一方だろうが、いつまでもつよ」
しかし、かろうじて心に点った希望の灯もたやすく吹き消される。
「もたねえよな。実家にでも泣きつくか?」
こんな男に脅されたと言えるわけがない。言えたとしても少しの金を渡されて
絶縁されるのがオチだ。戸籍も抜かれるだろう。
「無理か。こういうとき、頼れる当てがどこにもねえんだろ。ま、判ってたけどな」
「…お前に何がわかるんだよ」
「わかるさ。友達もいなけりゃ、家族ともうまくいってない事くらい」
「そんなんいちいち調べてんじゃねえよ、この暇人が!!それで俺に目付けたのかよ」
「顔に目つけたって言っただろ。こいつが見つけてきたんだけどよ」
鬼畜が後ろのベンチに座るホストを指差す。
「話を聞いて下見に来たとき、俺も一目でお前のことだって判った」
いきなり鬼畜の手が13の顎をすくった。
「思いっきり顔に書いてあんだから、笑ったぜ」
訝る13を、鬼畜は容赦なく叩き落した。
「”いますぐ消えても誰一人気にしません。周り中に思いっきり嫌われてます”ってな」
>702
カクノハ、ハヤイ。マチガイサガシニジカンガカカル。コンカイモキットヤッテル&マタナンバリングミスダヨー(泣
シンパイシテクレテアリガトー&コレカラネルヨー
>702
レンゾクカキコスマソ。ジツハグレテプレステヤッテタンダヨー(w
ツヅケテナンカイモオナジブンショウヨンデルト、ギャクニマチガエタママニナリヤスイノデー(←イイワケー
......テイウカヤッパオレノカキコミリョウッテイジョウダヨナー。ナンモカンガエズニカイテルカラメチャクチャハヤクテ
ダッキュウブンショウナンダケド。
チナミニマチガエタノハギョウスウ。14ギョウノガヒトツアッテグレタ。チャントカゾエタツモリダッタノニ......
ソレデハコンドコソホントウニオヤスミナサイ
こ、こんなに素晴らしいのにグレるのか職人さん(w
グレないで〜!ちなみに何のソフトをなさっていたので?(ウソ
おやすみなさい!
支線もこぶつきも萌えー(;´Д`)ハァハァ
でも半角かな読みづらいです…(ノ皿T)
>714
でも半角カナってとこが可愛いと思ってしまった私…
(;´Д`)ハァハァ
確かに半角カナは読みづらい…
だが、それがいい・・・
718 :
:02/03/10 10:15 ID:cvzUyuuX
>714&716
スマソ。薄黒いのをうpし続けてるので、ついカワイコぶりたくなってのう…
「う、うるさいっ!!」
13は叫びながら両の拳を振り上げた。
「危ねえだろ、こら」
笑みを浮かべたまま、鬼畜がなんなく両手を取り上げてしまう。
「は、はなせ、離せよっ…っ…ひっ…く…」
「いいじゃねえかよ」
そのまま抱きしめられるのが嫌で暴れるが、腕力も踏んだ場数も違いすぎた。
13の抵抗などものともしない。
「どうせお前なんか誰にも構ってもらえねえんだろ?」
耳に毒を含んだ息がかかり、おぞましさに震える。
「その分俺が可愛がってやっから」
言い返そうにも嗚咽に喉をつまらせてかなわず、もどかしさにまた涙が溢れる。
もがく13を強引に膝の上に抱きかかえ、鬼畜は赤子をあやすように体をゆすった。
「泣く事ねえって」
かつて無い大量の涙を流させた張本人が、13の鼻の頭に音を立ててキスをする。
愛情のかけらもない、嫌がらせの為だけに施されるキス。
お前はこんな風にしてもらった事なんか無いだろうといわんばかりに、
あてつけがましく施されるそれに先程のセックスが重なる。
手近な穴に突っ込んで出しただけで、何の情も与えられてはいないと悟ったような
気分になっていたが、甘かった。
快感に蕩けた頭では気がつきもしなかったが、しっかり悪意を伴っていた。
あんな熱い交わりを知らなかった13を嘲笑う為に、侮蔑の念を込めて抱いたのだ。
それなのに感じて溺れて、より激しい動きをねだった自分。
唾を吐きかけられたも同然なのに、自分の体で達したいのだと勘違いしていた。
久しぶりに構ってもらえた頭の悪い犬が舞い上がって、腹を見せたようなもの。
道理で笑い続けていた筈だ。さぞ面白かった事だろう。
キスやセックスだけじゃない。こんなに長い間、誰かと話したこともない。
そのほとんどが鬼畜の嘲笑と自分の怒号であるにせよ、やり取りが成立していた。
こんな風に自分の感情を吐露したのも初めてのことだ。
いつだって、何をされても一言も言い返せなかったのに。
言いたいことがあっても口篭もるばかりなのは、いじめられた時だけではなかった。
そういう肝心の時に言えないで、何を言っても無駄な鬼畜相手には次から次へと
言葉が出てきた。度重なる暴力と嘲弄で13を追い込み、本音を引きずり出した男は
うれしそうに13の瞳を覗き込んでくる。
まだ13の心を読んでどうにかするつもりなのだろうか。
固く目をとじてうつむいた13が顔を埋める先は、今は鬼畜の肩にしかないというのに。
―――追い詰められたその先に何があるのかなんて、考えたくもない。
それ以上に、鬼畜の強い眼差しにこのまま囚われてしまいそうで、怖くてたまらない。
もう帰る場所もない自分が行き着く先が、この男の腕の中だなんて、絶対に嫌だ。
うpしたのを読み直しててオモタ……「演歌?」……イッテキマス(泣
カワイコぶっちゃう支線様に萌え…。
13タン本当に可愛くなって、鬼畜じゃなくても虐めたくなるよ、これは!
「や…だぁ…っ」
肌を手の平が滑る感触に眉をしかめながら、13は訴えた。
そんなことをしても何にもならないのは、もうとっくに判っている。しかし、
言わずにはいられない。
この事態に慣れてしまうのが、怖い。
鬼畜が「仕事」というからには、これが毎日続くのだろう。
毎日毎日男の相手をして、それが際限なく
続いていくのくらい、容易に想像がつくようになっている。
そんな自分が、恨めしい。
耳の裏を軽く撫でられて、13の身体がビクリと跳ねた。
「やめて…くれ…」
感じてしまっていることに怯える。昨日ならば、全て薬のせいにすることもできた。
今日はそうはいかない。
触れられている手に感じるなんて、あってはいけない。
刺激を欲しがっている自分がいるなんて、信じられない。
しかしそれは、紛れもない13の現実だった。
後ろの男が13の顎を捕らえて少し上げさせ、首筋に舌を這わせた。それは
ゆっくりと上にきて、耳朶に絡む。
「ひっ、あ…」
二人以外は手を出そうとしない。これだけの人数がいるのに、誰一人として
動こうとする者はいない。ただ、すでに全ての窓とドアが閉鎖されているのは、
やはりここにいる全員が結託しているという印だ。
昨日の痕が無数に残る身体に、更に赤い鬱血が増やされる。
「ん、あぁ…やっ」
スーツの男は鳩尾の辺りに唇を当て、脇腹を撫でる。13がくすぐったがって
身を捩ると、後ろの男がそれを抑えるように足を絡ませる。
「あ…っ?」
涙でぐしゃぐしゃになった顔を捻って後ろを向くと、男は13をあやすように
頭を撫でた。その手を「優しい」と思ってしまう自分は、やはり昨日から
何処か壊れてしまったらしい。
だめだ…書けねぇ…悪魔うpなんて、しようと思ってもできやしねぇよヽ(`Д´)ノ ウワァァァン
ありがとう。660の言ってることは至極もっともだと思ったんだよ…でも
「わざわざ言わなくてもいいじゃんウエーン」と拗ねていたんじゃよ…バカじゃ自分。
とりあえず…消えない。変なこと多レスに渡ってやらかしてスマソ>all
そして、良ければこれからもヨロシク…。
さて、許可も貰えたことだし、今日辺り夜這いでもかけるかのぉ…
寝返り打ったら後ろにいるかも。
なんつって。
コブツキタン×支線タン・・・(;´Д`)ハァハァ
階段を降りる足音が、1の脳裏に響く。それは、1のすぐ横辺りで止まった。
「遅かったやんけ」
「私にだって用事くらいはある」
「1、待ちわびてたんやぞ。なぁ?」
関西弁の男は1の顎を捉えて顔を上げさせる。ぼんやりとした、焦点の
定まらない瞳が痴漢を見つめた。
「…あ」
呟く1の頬を軽く撫で、痴漢は微笑む。
「久しぶりだね」
「…う、うん」
会えたのは嬉しいが、あまりにも突然な上にこんな状況では、何をどう
話してよいのやら判らない。
「やはり、大勢に可愛がってもらっているのがよく似合うよ」
「…ん…あ、やぁっ」
1が恥ずかしがって目を伏せると、誰かの指が身体に触れ、思わず
声を上げてしまった。頬の手は離れ、痴漢は少し遠くの座席に座る。
「…?」
加わらないのか、と1が訝しがって関西弁の男を見上げる。
「…アレには、後でたっぷり可愛がってもらい」
途中参加は好きではないらしい、と1に囁く。1は何となく頷いた。
それから、指で促されるようにして、男のものを口に含みなおす。
動きを止めていてくれた医師が動くのに、1は背を仰け反らせた。
「ひっ、あぁ…」
口で関西弁の男を愛撫しながら、1は横をチラリと見る。
痴漢と目が合った。
―――見られて、いる。
先程から何人もの目に晒されている。すぐ近くでビデオだって回っている。
それなのに。
どうしてそれに痴漢の視線が加わっただけで、こんなにも興奮してしまうのだろう。
ポーカーフェイス並に崩れないいつもの微笑で、最初に会った時や
この間みたいに見つめられているだけで、他の視線とは比べ物にならないくらい
感じてしまう。
身体が、ほんの5分前の何倍もの早さで、昂ぶるのが判る。
「ん、んう…ふ…っ」
慌てて目を逸らしたものの、視線のイメージが頭の中に残っていて、
それだけで感じている。
身体をまさぐる関西弁の男の手にも、後ろを貫いている医師にも確かに
感じているのだけれど、それとは比べられない。
視姦、という言葉が頭をよぎる。
そういう言葉自体は知っていたけれど、本当にそういうことがあるなんて。
あああああッッ、1タン!!
1編、続いてて嬉しいよー!
きゃあぁぁぁぁ!!!1だ!!1タンだぁ!!
ありがとうございます、職人様!!!
私は1が大好きなので本当にうれしい…(号泣
733 :
風と木の名無しさん:02/03/11 20:56 ID:GBLOJPk+
1編、歓迎記念age。
734 :
風と木の名無しさん:02/03/11 20:59 ID:6xH9zzwW
>all
こわい。
1タン、ハァハァ…
やっぱり1タンが好きだ。
しかし、それは無用の心配だと13は狩られる者の勘で悟っていた。
鬼畜は13のことなど少しも欲してはいない。ずっと13を虐げ、追い詰めて叩き壊そう
とするばかりだった。あれは手元に置こうとする者に対する仕打ちではなかった。
自分の内側を伝いおりて染み出た液体も、彼の所有の証にはなりえない。
鬼畜に囚われて終わると思えない。きっと、自分が流れていくのはさらにその先。
今は13を強く抱きしめている男は、時が至ればあっさりと突き放すだろう。
そのとき、大きく広げられた両腕は13が赴く地獄への門となる。
いつまで笑いつづけるつもりだ。人の運命を捻じ曲げるのはそんなに面白いか。
俺のようなつまらない男に関わりあって楽しいか。
なぜ、お前は俺の前に現れた。いったい俺をどうするつもりだ。
時間が経つにつれて13の泣き声も少しずつ小さくなり、いつしか寝息へと変わった。
「寝ちまったか」
抱きなおして寝顔を除きこむ鬼畜の表情は、13が見たらまた勘違いをして
しまいそうなほど優しいものだった。
「連れてけ」
体育会系の男に13を渡して、二人の後姿を見送る。階段を降りて見えなくなるまで
そのままの姿勢を保つ鬼畜に、ホストが声をかけた。
「お手元に残されますか」
鬼畜は目を丸くして振り返り、次の瞬間吹き出した。
「お、おめえ、よっく言うよなぁ。先月のあれは何だったんだよ」
指をさして笑い転げる鬼畜にホストも憮然とした。
鬼畜が不在の折、月末の出荷を前に皆で打ち合わせをしている時のことだった。
鼻ピアスが“一つ残してほしい”とサラリーマンに頼みこんだ。
一生かかっても払うからと言って土下座した彼を、ホストは容赦なく蹴りとばした。
『自分が世話した奴だからってか?!ここはてめえの記念品作る所じゃねえ!!』
暮れに下働きとして入った鼻ピアスは、年が明けて初めてあれの世話に携わった。
情が移ったらしく、叱り飛ばされてなおごねる彼の体を、ホストは工房の片隅に
移動するまで蹴り続けた。
『牛が売られてくのを見たくねえっつう牧場のガキかよ、てめえは!!鼻水たらして
ドナドナでも歌ってろや!!―――もういい、さっさと荷物まとめて出てけ!!』
あの時鬼畜が帰ってこなければ、ホストは間違いなく鼻ピアスを叩き出していた。
およその事情をサラリーマンから聞いて、鬼畜は嘆息した。
『ここから蹴り始めて、あそこまで行ったところで頭がお帰りになりました』
淡々と報告するサラリーマンを、なぜ止めなかったのかと咎めたら、
『彼がやらなければ私がやっていました』と、穏やかに答えた。
鬼畜自身、ホストの怒りはもっともだと思ったから、それ以上は追及できなかった。
結局、ホストとサラリーマン、鼻ピアスの3人を呼びつけてらしくもない説教をする
羽目に陥った。真っ先に口にしたのは鼻ピアスへの言葉。
『向いてねえと思うんなら、やめちまえ。可愛がるだけじゃやってらんねえぞ』
『わかってます……でも、半年もかかったのに、変な客にあたったらって……』
『全然わかってねえよ。うちは客質いいから滅多にないが、買ったその日に
ぶっ壊す馬鹿もいる。それに”あんなに苦労したのに”なんつうのは客の知った
こっちゃねえんだよ。半年だろうが3日だろうが、客が気にいりゃそれで良しだ』
鼻ピアスは目を丸くして鬼畜を見つめた。自分が敬愛する頭の台詞だとは
俄かに信じがたかったのだろう。
超一流の腕を持ちながら決して奢ることなく、手間も時間もかけた誠実な仕事で
業界にその名を知られた男の口から、そんな言葉は聞きたくなかったと
泣き出してしまった。ずいぶん買被られたものだと笑いながら、再び鼻ピアスを
蹴ろうとしたホストを止めて鬼畜は続けた。
『出来上がった物が気に入ってもらえなきゃそれまでだ。作り手の思い入れなんて、
思い込みと紙一重だろ。出すのが惜しいくらいの物で丁度いい。苦労したんだから
雑に扱われたくないっつうんなら、粗末にできねえだけの物を作れってこった』
そのために価格を他所より高く設定しているわけではないが、と笑う鬼畜に
鼻ピアスはまだ不平そうな顔をしていた。たとえ使いっぱでも、ここの一員としては
他所のと一緒にしないで欲しかった。確かに単価は他と比べて桁が多いが、
それでも求める人が後を絶たないのは明らかに物が違うからだと思っている。
あれの殆どが短命な一番の理由は、粗悪品が多すぎるためだ。
稚拙な加工および不適切な後処理を施された体は弱すぎる。
その上心の準備もろくにできないままに使われて、長生きしろというほうが無茶だ。
仕込む段階で言うことをきかないからといって、手っ取り早くクスリ漬けにしたり、
開頭する工房もある。手抜きでやることだから当然技術レベルは低く致死率は高い。
かろうじて生き延びた物も、感情の起伏は失われてしまっている。
けれども、鬼畜が作り出すものは全く違う。
注文主と十分に話し合って肉体の加工は最小限にとどめている。
心も十分時間をかけてあれに変えていき、クスリも使わなければ手術もしない。
仕上がった後も生き生きとした目で所有者を見つめ、喜怒哀楽も残したまま従う。
死んだ目で無抵抗なだけの他の工房のものとは雲泥の差だ。
出来上がりの差は寿命にも現れ、鬼畜がこの仕事を始めたばかりの頃の物の
大半が今も現役でいるほどだ。
事故で命を落としたのが一体で、客から感染した病に倒れたのが数体。
怪我を負ってやむなく勤めを降りた物も、個人の所有となって生き続けている。
鬼畜が先ほど述べたとおり、買われていったその日の内に命を落とす物も
少なくはないというのに。
価格がまさに桁違いだが、不平をもらす客は一人もいないどころか順番待ちで、
リピーターが多いのも皆がその価値を認めているから。
マタダヨー(泣……支線で鬼畜痴漢電車(3/6)>738
ヘンチクリンな展開でスマソ……
>742
ああ〜、そんな嘆かないで〜。
番号の間違いなんて萌え萌えの脳みそには
あぼ〜んされてるから誰も気にしてないのことよ〜。
そうよね!<ALL
>743
モティロン!!
私も前にそう書いたけど、皆もそうよね!!>ALL
萌えすぎの頭の方が心配したい位ですのに(;´Д`)ハァハァ
つか、ドナドナにワラタよ。
ホストおもろすぎ。
ちと遅レス…。
>697
前述の通り、ただ拗ねてただけです…気煩わせてごめんなさい(汗
一時の感情で「サクっと消える〜」言うたものの、このスレもう離れられそうにないです。
(ROMしてたって書きたくなるだろうし)
もし697みたいなこと言われたらめっちゃ困ります。ダメッ、逝かないで〜!
逝っちゃヤダ〜!!…と縋るでしょう。足に。べったりと。
ヒトリニナンカシナイヨ-。ッテイウカドコマデモツイテクヨ-。イヤデモ。
シセンサンダイスキダ-!!(コクハク)
そんなわけで私のほうもこの話題は終了!
本当は727で終わらせるべきだったんだけどどうしても書きたかったんだよう。
駄レスでスマソ…>all
こぶつきさん×支線さんを主張してきたが
支線さん×こぶつきさんで、こぶつきさん誘い受けの気もしてきたな〜。
う〜ん…。<真剣。
ここらあたりでNEWな書き手さんが現れて三つどもえ、とかになると
私的萌えシチュ。トライアングルラブマンセー!
痴漢の話題じゃないね…。スレ違い…。
748 :
風と木の名無しさん:02/03/12 23:48 ID:wAJ6L6fD
バーチャルでもレイプされるのってやっぱ嫌だな。
>748
ひょっとしてご本人降臨?
>748
そんな事言って…喘いでたくせによ。
体は嫌って言ってねぇぜ。
748=13タン?!
(;´Д`)ハァハァ
748…光臨!?とちと嬉しかったがもう来なさそうだ…ちょっと残念。
でもここまで読んでくれてたのね・・・(;´Д`)ハァハァ
羞恥プレイか…(;´Д`)ハァハァ
殴る蹴るだの強制フェラだのがイヤンな801乙女かとおもたのですが>748
他にも書き込まないだけでいる筈。スマソ。しかし“鬼畜”電車だからのう(にしては温すぎ……)
そんな乙女達の為にも、とおもてコブつき様に分岐をお願いしましたが、大正解&大感謝。
でも、もし13=748だとしたら。.........チャントヨンデヨー。モウ『タダノヒガイシャ』ジャナイモーン(w
白状しますが、341で言ってた出来あがり分では13はあれになる前は一度も気持ちよく
ならずに、“いやだいやだのやだもん”で終始一貫してました。
つまり全部レイプ.........ソノコトガ、バレテタノカモナー.........
長くしてもいい、とおっしゃって下さった方々に感謝しろや>13
しかし、あの時すでに痴漢スレ最長になってましたが今にして思えば短かったのう・・・(泣
ほっときゃいくらでも書く私に、長編ご希望の方もさすがに後悔なさってるでしょうが、
もう少し(ジャナインダ、コレガ.........)お付き合い下さい。スマソ>ALL
同業者にも別格扱いされている。確かに加工は少ないが、優れた技術を持ちながら
あえて地味に押さえているのは周知の事実だ。
以前、市場で同業の新参者が、リスクの大きさに怯えるあまり、ろくな加工もできない
小心者だの手抜きだのと面と向かって鬼畜をこきおろし、業界中の笑い者になった。
まだ若い鬼畜が業界トップの一人として数えられているのが不満だったらしい。
おまけに加工も少ない。過激さを競うように手を加える者が多い中で異彩を放っている。
なのに超一級の品として高い評価を得て、桁外れの価格がついて出回っている。
加工に苦労している者として、やりきれなかったのかもしれない。
一目では判らぬ程度の物を加工済みとして出荷するとは何事だと罵った。
確かにそのあたりは微妙な立場だと、鬼畜本人も自覚していたから黙っていた。
外道扱いされることが多いこの分野で、まるで業界の気風に逆らうように
“素材の持ち味を生かす為、手を加えるのは最小限に留める”という姿勢を貫く以上、
小奇麗なことを、と腹立たしく思う同業者が存在するのは当たり前だと思っている。
調教済みを謳ってはいるが、一般のSM調教師は一緒にしないで欲しいと言うだろう。
だが、それが父から受け継いだ工房の方針だ。
そのことも新参者からすれば面白くなかったらしい。
親から引き継いだ客で食いつないでいる二代目のボンボン扱いをし、ぼったくるのは
父親ゆずりかとまで言い出した。
お前の親父が作った物を見たが同業者の恥だ、とも。
居合わせた者は笑うのを通り越して呆れ返り、中でも自分の工房を構えて久しい
業界の重鎮達は、事情を薄々知っている分苦い顔をした。
生まれた時から二代目の座が用意されていたわけでなし、平穏無事に継いでもいない。
継ぐにあたっての騒動に関して詳しく知る者はほんの僅かだが、それでも何かあった
ことくらいは、当時、各工房の頭の耳に入ってきた。
しかし、その件に触れるのは彼らの間でもタブー視されているため、大っぴらな噂話に
ならないから、年数が長いだけの下っ端連中は騒動があったことも知らない。
そんな下っ端連中の間でも有名な鬼畜の経歴を知っていれば、まず出てこない台詞だ。
公の場で、自らの経歴の浅さと情報ルートの少なさを開陳したおめでたい奴を
一目見ようと集まってきた同業者達を、鬼畜がつるし上げられるのを見物しに来たと
勘違いした新参者は、大声で演説を続けて恥を晒し続けた。
こんな業界の常識も知らない新参者が簡単に目にすることが出来るほど、
鬼畜の亡父の作は数多く出回り、いまなお生き残っている。
一般に短命な物が多く、精神が崩壊して人語を解しない物も珍しくないが、
加工をする以上仕方のないことだというのは業界と購買者の共通した認識だ。
しかし、例外は存在する。
そういった意味で鬼畜の工房が名高いのが納得できない新参者は、
加工が少なければ長持ちもするし発狂もしないだろうと言い切った。
この一言に対する『本当に見たのか』とのツッコミは、このあと新参者のことを
噂する度に必ず誰かが入れた。
>755
どこまでもどこまでもお付き合い致します!
つかさせて下さい!
>748
前スレの1たんかも…とか言ってみるテスト…。
確かに、加工された肉体とその後の境遇により発狂する物は多い。
かろうじて均衡を保っている物達も、自分の不幸を嘆くか、諦観の念を抱いているか。
しかし、鬼畜や亡父の手がけた物はどれも嬉々として勤めにいそしみ、軽度とはいえ
自らの肉体に手を加えられたことも苦にしていない。指摘すれば喜びさえする。
体や境遇の変化を受け入れたのみならず、所有者に仕えることを幸福と思っているのだ。
特定の相手にならばそうなれるMもいるだろう。
けれども誰に買われるとも知れないのに自分の体を変えて、初対面の購買者にすぐに
なつくことはそうそうできまい。
不特定多数に使われる公衆用になった物も、毎日嬉しそうに勤めに励む。
たとえ加工の程度は軽くても、クスリも開頭手術もなしで、そのように仕上げる凄さは
業界中が認めている。
派手な外観の物が主流を占めており四肢の切断も普通に行われているが、体を改造する
方向に偏っているとはいえ、心をいじることに関心がないわけではない。
むしろ、鬼畜の工房の作は職人達にとって羨望の的だ。
他の業者と同じく、仕入れる素材は市場で求める場合も自前で調達する場合もあるが、
いずれにせよ自分の体の加工を望む者などほとんどいない。
―――望んで素材になる者が、この世に何人いることか。
それを見事に作り替えてしまう手腕は驚嘆に値する。
所有者の関心を引こうと、さらなる加工を自ら提案する物が出てくるほどの完璧な
仕上がりは、業界の主流派も賞賛している。
あのような物を常に作り続けることなど、余人のなしうる技ではない。
もっとも、実際に手を加えることは殆どない。良く言い聞かせて諦めさせてしまう。
所有者の中には望む者もいるが、他をあたってほしいとの一言で片づける。
その場合は今後一切取引はしないし、アフターケアも打ち切ると購入前にも説明した
はずだ、といわれては引き下がるしかない。
過去に、それでも構わないと強引に他業者に依頼した者もいたが、実現しなかった。
まともな腕を持つ者には相手にされなかったし、金さえ貰えれば請け負うという者に
任せるのは所有者自身のあれに対する愛着が許さず、最終的に鬼畜に泣き付いた。
相手にしなかった者達は何も鬼畜に対する義理や畏敬の念で断ったのではない。
失敗すると分かっていたからだ。誰が自分のキャリアに傷をつけたいものか。
体をいじる分にはいくらでも腕に覚えがあるが、問題は心。
定期的な検診に訪れなくなった鬼畜を恋しがり、あれが衰弱したのに焦った所有者は
あちこちの職人に問い合わせ続け、ついにベテランの一人が請け負うと答えた。
『他でいくらでも買える程度のものにしていいんなら、やりますが』
子犬のように所有者に甘えるあれを、他の工房の作のようにうつろな目をした肉の
塊にしてよいのかと言われて、ようやく諦めるに至った。
業界の事情に疎い新参者の耳には、そんな何年も前の話は当然入ってこないから、
亡父の作の地味な外観だけをちらりと見て、単純に腕がないからだと決め付けた。
前面に押し出さないのは二代続いた作風なのだが、伝統ある素人工房と馬鹿にする始末。
確かな技術をお届けします―――<鬼畜工房>―――
カコーカコーカコッカコッカコー......お笑い路線まっしぐらになってシモタ......イチバヤギョウカイッテ、ナンジャソリャー
うpのペースが落ちたのは、これのどこが鬼畜で痴漢で電車なのかと頭を抱えていたから(泣
トンチキ業界バカ話、この先しばらく続きます。.........イーモームーシーゴーロゴロー.........
764 :
759:02/03/14 01:57 ID:p1Kv5Pye
わーいv
リアルタイムに見れてしまったvv
至福!!
…でもあいだに割って入っちゃった…。
ごめんなさい支線さん…。
>764
3つで一組。ダカラ、ハイッテナイヨー。
これから先、電車の扉にはさんでしまったらこちらこそごめんなさいです。
.........ダッテ、イモムシサンドイッチ.........
イモムシモエ…。(;´Д`)ハァハァ
真性でスマソ。逝ってくる…。
767 :
1編。:02/03/14 16:31 ID:7u9r6Ktl
「あ…っ、や、あぁ…っ!」
あっけなく達した1は、関西弁の男の膝に身を横たえた。
後ろの楔が抜かれ、下半身もその場にへたばる。
男が1を膝に抱きあげる。1は男の首に腕を絡め、
顎を肩に乗せる。
腰を持ち上げられて、1は自ら男のものを手で導く。
先端が蕾の入り口に当たり、1は思わず身体に力を込めた。
「こら、力抜かなあかんやろ」
「う…うん、ごめん…」
関西弁の男にたしなめられて、慌てて力を抜くと、
それに合わせてゆっくりと押し入ってくる。
「あっ、うぁ…」
先程の余韻が十分すぎるほど残っている1には、その
じわじわと迫る快感でさえ少し辛い。しかし、1は自らも
腰を落とし、もっと奥へと導こうとする。
「ひっ…あ、やぁっ」
無意識のうちに痴漢のほうを向いてしまい、視線がぶつかる
たびに1の中の快感は桁外れに強まる。すぐに目を逸らしても、
視線のイメージが全身に付きまとって、それだけで感じてしまう。
そして、また熱に浮かされてそちらを見てしまう。
その繰り返し。
何度繰り返しても、痴漢の視線には慣れない。
わ〜い、1タンだ。(;´Д`)ハァハァ…
続き楽しみにしてます!!
視姦!視姦!しかーーーん!!!!(;´Д`)ハァハァ
ここのスレのキャラ、みんな好き。
しいて言えば、ヤパーリ、1だ。ハァハァ
4…465タン…ハァハァ…
職人様どうかひとつ!とお願いしてみるテスト
中の指を、内部を広げるように動かされ、465は
背を仰け反らせた。
「ん、あぁ…あ」
リーダーにきつく腕を回してしがみつく。身体を少しでも
離したくなくて、背に爪を立てる。リーダーが顔を
歪めるのが見えたが、気にするほどの余裕はない。
「やぁ…もっと…っ」
首筋を軽く噛んで挑発しながら、465はリーダーの耳元で
囁いてねだる。蕾に触れているほうの腕に自分の手を
添え、中に押し込むように動かす。
「慌てんなって。ちゃんとしてやるから」
リーダーは苦笑すると、465の中の指を増やし、更に奥へと
進める。
「うぁ…っ、あ、あぁ…ん」
思わず腰を振り動かしてしまう。羞恥心より快感を得るほうが
先に立って、465はすっかりいつもの冷静さを失っている。
「も…っと、もっとぉ…あっ」
意地悪することなく、リーダーは465の言うことを聞いてやる。
いつもは自分に命令も頼み事もすることはないから、
こういう時には全ての頼みを聞いてやりたくなる。まるで奴隷にでも
なったかのようだ。自分がそれを望んでいるのも事実なのだが。
甘える465は可愛くて、ついつい甘やかしてやりたくなるのだからしょうがない。
「あぁ…あ…ん」
股間をリーダーの身体に擦りつけるようにして、465は
腰を振った。刺激を与えてやると、それに応じるようにますます
貪欲になる。
「ったく…慌てんなっつっただろ?」
あきれた口調ながら、リーダーの表情は楽しそうだ。耳を噛んでやると、
465はくすぐったそうに首を振り、声を上げる。
「ん…っ、だってぇ…気持ちいいから…っ」
リーダーが額をくっつけると、465は上目遣いにリーダーを見つめる。ふてくされた
子供のように言うのに、リーダーはわざとらしくため息をついた。
「しょうがねぇなぁ…」
中の指を一斉に引き抜くと、465が不満そうな声を洩らす。それを無視し、
リーダーは465の膝を抱え、胸に付くくらいに身体を曲げさせる。
「あ…?やっ…」
その体勢に、465は恥ずかしくて頬を染め、足をバタバタさせる。
「暴れんなよ、別に初めてじゃねぇだろ」
「んなこと言ったって…」
何度されたって、恥ずかしいものは恥ずかしい。先程まで羞恥なんか
露ほども感じなかったのが嘘のようだ。
「ちゃんと力抜けよ。辛いぞ」
465の返事を待たず、リーダーは465の中へと押し入った。
「や、だめ…あっ、あ…!」
強い快感に、465は目の前が真っ白になった。
(771の顎を捕らえ)
これでどうだい?仔猫ちゃん…(にこっ)
…と言ってみるテスト。
ハッ!!
771さんに嫉妬してしまった自分を発見(;´Д`)ウソーン!!!
1タンもたまらなく可愛いのだけど、465タンは普段気丈なだけにこれがまた…!!(;´Д`)ハァハァ
そして職人さんにも(;´Д`)ハァハァ
772と773で萌えに萌えた挙げ句に
774さんの書き込みが腰にきた私は逝ってよしですか?(w
>776
い…逝かないで…
私も全く同じでしたもの
>776-777
い・・・いっそのこと、いっしょに逝きませんか?(;´Д`)ハァハァ
771さんいいなぁ…。
いいなぁ…
私も逝きますー連れてってぇ
私のIDが…
「1グソウンチジュニア」!?(゚д゚)マズー
782 :
771:02/03/15 14:17 ID:OdKhDYus
>774
子…子猫ちゃんとか言うなっっ!!
…でも…ありがとう…(ボソッ
465好きだけに強気受け推奨。て優香職人様ありがとうぅうう!ついてゆきます!!
…で、771はドコ行ったんじゃろう…
せっかく調子に乗って772-774をやらかしてみたものの、本人から
何もないと悲しいよぅ…。
あぁ、次からリク入ったら毎回この路線(774)で行くかなぁ…
とか調子に乗りまくってみるテスト。
784 :
783:02/03/15 14:35 ID:e8kzoGu7
…あ、いたのね。771。(って10分以上経っとるがな…)
おや…『仔猫ちゃん』は気乗りがしないみたいだね。
…それじゃあ、犬にしてあげようか?(あくまでも笑みは崩さず)
785 :
771:02/03/15 14:43 ID:A3EWrzX6
…犬…?<天然ぼけ受け子ちゃんパターン
ペット扱いすんなって言ってんだよ!!<強気受パターン
どっちで返すか悩んでみたり…。いかん、なり茶になっとるがな。
調子に乗ってスマソ>all
でも職人様の奴隷になら正直なってもいい(w
>783
>次からリク入ったら毎回この路線(774)で行くかなぁ…
(・∀・)イイ! スゴク(・∀・)イイ! ヨロシクオナガイシマス(*´Д`)ハァハァ
>771タン・・・正直、( ゚д゚)ウラヤマスィ…
いーなー771タン…ジィィッ…
788 :
765:02/03/16 11:01 ID:v88+D7w/
>764
書き方が悪かったので訂正させて下さい>これから先(中略)こちらこそごめんなさいです。
いつだって、“ごめんなさい”です。挟まれた方々には、本当に申し訳ないと思ってます。
とか言いつつ、更正の意志も無く相変わらずの連続うpを続けているので、近い将来再犯必至。
平日の早朝なら人が少ないかとも思いましたが............ソノタメニ、ハヤオキスルノハ、ツライヨー(←ワガママー
どうか、お気になさらず書き込んで下さい&はさんじゃったらごめんなさい>ALL
逃げだせないように手足の腱を切ったり喉をつぶすのが精々で、抜歯すら外注まかせの
新参者は、惨い傷が客に受けると勘違いしていた。
醜い痕を残すのは容易い。目立たないことこそ、腕が良い証拠だというのに。
亡父もまた、優れた加工技術を持っていた。
一目見ただけでは判らない凝った細工の物も中にはあって、同業者達を感嘆させた。
できないのではなく、やらないだけだということをまるで判っていない底辺業者が、一体
どこまで頑張るつもりかと皆が輪になって見物していたが、幕はあっけなく降ろされた。
鬼畜の友人が登場したからだ。
業界主流派の大手工房の御曹司は、笑みを浮かべて彼に言った。
『父の右腕だった男を腕がないと言われてしまっては、うちとしても立場がないな。
まあ、作っている物が物だから、腕が無くても立場がなくても当たり前か』
いきなり現れた彼の面白くも何ともない冗談によって、新参者は鬼畜の経歴を
知る羽目になった。
四肢切断を手がけるところは数有れど、“蟲屋”といえばそこを指すほど名の通った
工房で、頭の右腕をつとめた男。
目の前の若造がそうと知らされ、新参者は驚いたが、次の瞬間吐き気がした。
鬼畜の年を逆算すれば、20かそこらでその域に達したことになる。
―――いくつの時に、手を染めた。
問わずにその場から逃げた新参者は、この業界で生きていくにはまともすぎた。
まもなく足を洗ったのは正しい選択だ。
そのときのことを思い出しながら、鼻ピアスもこれを機会に辞めさせた方が良いのかも
しれないと鬼畜は考えていた。
市場で友人がお供に連れていた彼は、自分がつとめる工房の跡取り息子と鬼畜が
ごく親しい友人と知って興奮していた。
横で友人が微笑みながら肯いているのを見て、厭な予感がしたが、見事にあたった。
程なくして、少し預かってくれと頼まれた時は、正直断りたかった。
『業界の若手連中の間で凄い人気だよ。写真売ってやろうかと思ったくらい』
話を持ってきた友人が笑いころげるのを見て、鬼畜は顔を顰めた。
『“かつてあの蟲屋で頭に次ぐ腕を振るいながらも、全く傾向の異なる父親の工房を継ぐ為
それまでの地位や経歴を捨てて実家に戻った。当初は、蟲屋と実家の作風が違いすぎると
工房の存続を危ぶむ者もいたが、見事に継承して渋い物を作り続けている”んだってさ。
そりゃ人気もでるよ。聞いた瞬間、僕だって“うわ、かっこいい”って思ったからね』
ますます厭そうな顔をした鬼畜に、友人はテーブルに突っ伏して笑った。
自分が嫌がるのは承知の上で、わざわざこんな噂話を聞かせる彼をみていると、
ろくな奴じゃないと思ってしまう。
工房を継いだ経緯も、それ以前に蟲屋を辞するにあたっての鬼畜の心境の変化も
すべて知っている癖に。人が悪いことこのうえない。
けれども、自分の下で働く者の気持ちに聡いところは彼の父親に良く似ている。
人を使う立場において、大切なものだ。
くらしにゆとりとうるおいを―――<蟲屋>―――
鼻ピアスは蟲屋の仕事に食傷気味だったらしく、鬼畜の工房で嬉しそうに働き出した。
その姿を見てすぐに、工房を移るのではなく、ただ少しの間預かって欲しいと
言った友人の考えが理解できた。なまじ手先は器用なだけに、向いていないと言われても
素直に納得できまい。憧れの職人の口から言われれば、諦めがつくと思ったのだろう。
『お前、うちの仕事なめてねえか』
鬼畜の言葉を、鼻ピアスは顔を真っ赤にして否定した。
『楽だと思ってんのは、ほんとだろ。うちは殆ど切らないから、片づけも楽だしよ』
切断された手や脚は予想外に重く、抱えて歩くのは慣れないうちは大変だ。
殺してはいけないから、一つあたりの出血量はある程度のところで押さえられており、
意外に少ない。しかし、当然のことながら蟲屋のような大きな所は一つではすまない。
一応“水切り”してから運ぶが、それでも廃棄部分を作業台から台車に移す時に
床に血が垂れる。流れる体液は他にもあって、床は常にどこかしら濡れていた。
少し乾けば粘り気が出て滑り止めにもなるが、それはそれで歩くのに疲れるし、
脚がもつれる元になる。体力勝負のきつい仕事だ。
『蟲屋にくらべりゃ、うちはお花畑みてえなもんだ。そりゃつまらねえこと
思い付く暇もできるわな』
鼻ピアスはその言葉に傷つきながらも、鬼畜の作を見てからずっと尊敬していたこと、
この世界に入ってから知ったが、以来こちらに勤めたいと思っていたことを告白した。
キャリアもない自分がいきなり押しかけても迷惑だから、しばらくの間はそのまま
蟲屋で修行するつもりでいたが出来上がる物が違いすぎる為、修行にもなっていない
のではと焦りを感じていたところに、ここを手伝うように御曹司に命じられた。
本当に運が良かったと思う。こっちの仕事はやりがいがあるし、あれは可愛い。
はっきり言って、蟲屋の仕事は自分に合っていなかった。
自分が今ここにいるのが、誰の計らいかも忘れて喋り捲る鼻ピアスに、鬼畜は笑った。
795 :
:02/03/16 11:17 ID:v88+D7w/
『そんなにうちのが可愛いんなら、てめえもなってみるか?』
鼻ピアスは、最初何を言われたのか判らなかった。
すぐに理解したものの、からかわれたと憤慨するのを鬼畜が遮る。
『ごちゃごちゃぬかしてねえで、そのやりがいのある仕事とやらを俺にもくれよ』
言われていることの恐ろしさよりも、いやいや仕事をしているかのような鬼畜の言い方に
衝撃を受けて、鼻ピアスは泣き出した。
ホストがうんざりした顔をしているのが目に入る。
ガキの寝言に付き合わせているすまなさを詫びつつ、ここでサラリーマンと打ち合わせの
続きをするように命じて、鬼畜は鼻ピアスの頭を撫でた。
『やる気があろうがなかろうが、、できあがったもん勝負つっただろ。それにさっきから
聞いてると、うちを馬鹿にしてない代わりに蟲屋より格上だと勘違いしてねえか?
金を払ってくれる客の都合に合わせて、嫌がってる奴の体に手を入れてるのは同じだろ。
あれになって喜んでるみてえに仕上げてる分、うちのが性質が悪いかもな』
蟲屋・・・(((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
デモ ツヅキキニナルー コワキモチイイモノミタサー (;´Д`)ハァハァ
正に鬼畜だ!!素晴らしい展開になっているぞ!!嬉しいーーー!!!!
私にもゆとりとうるおいを…!!(萌えは既にいただいております。)
799 :
風と木の名無しさん:02/03/16 19:14 ID:ddQGU5Np
そろそろ終われ
800 :
=完全無料ダウンロード特集=:02/03/16 19:14 ID:cSDhzM8V
>799
Σ(゚д゚lll)ハッ モシヤ加工希望者!? ageてアピールしてるし・・・
>801(オメデト)
本当だ。ここの住人じゃあないね…快楽がすごすぎて耐えられなくなってきた13たんか…
終了してしまって妬いている697たんか…
それとも加工希望なのか。
今の展開で加工希望者って・・・
蟲屋さんに加工されちゃえっ(w
「も…っ、もう、やだぁ…」
泣きじゃくる13の涙を舐め取り、スーツの男は
13の頬を軽くつねった。
「う…?」
「…泣いた顔も、悪くないね」
先程とは違う穏やかな笑みを浮かべ、13の頬を
撫でる。
「な…に、言って…」
「泣かせるのが趣味、という奴がいるのも判るな」
びくりと13の身体が跳ねる。
目の前の男の嗜虐心が、見えたような気がしたからだ。
怯えて顔を俯ける13の耳元で、男は穏やかに語りかける。
「ふふっ…そんなに怖がらなくても、きちんと
可愛がってあげるから、安心して」
その笑みが、正直言って13には恐怖の対象にしかならない。
男はそれを知っていて、わざとにこやかな笑みを向ける。
ただでさえ、言うことを聞かない身体を持て余して混乱している
13は、男の思いどおりに素直に怖がる。
昨日のように、虚勢をはることさえしない。
「…っく、う…っ」
喉を詰まらせるまで泣いている13を見て、男は満足したように
笑った。
(嫌がる771を抱き寄せて身体を撫で回しつつ)
嫌だな…そんなに妬かなくても、君たちもちゃんと
構ってあげるよ…(775-787辺りの方々を見回す)
…ねぇ?(771に笑みを向ける)
今日はちょっとした趣向(ね)を凝らしてみたんだが…
口に合わなかったらすまないね。
…ところで…>787は771タンを視姦…もとい監視してるの?
……(ね)ってなんだろう…。
本当は(804ね)と入っているはずなのじゃが…(泣
そういや、もうそろそろお引っ越し?(早い?)
次スレタイトル&1はどういうのにするのかねぇ?
807 :
787:02/03/16 20:30 ID:ycvVhW4h
>805タン
あう、あう、そ、そ、そういう体勢でいる気がして、
羨望のあまり771を睨みつけていた所でした…
睨みつける目は、涙目でお願いします。
チ・・・チ・・・・チキショォォオーーーーーーーー!!!!!!!!ヽ(`Д´)ノウワァァァン!!
771タンまわすぞ!ゴルァ!!
…あん、ごめんなさい…805タン…うう
808 :
787:02/03/16 20:33 ID:ycvVhW4h
本題を忘れていた(w
コブ付やっぱりツボに来ます…!!
「嗜虐心忘るべからず」…我が家の家訓ですから…
>806
お引越しは早すぎですー
950で間に合いますですー
810 :
風と木の名無しさん:02/03/16 20:43 ID:T8XIcTVJ
ところで、ここは何割が女で何割が男?
フツーに男がかいてるもんだと思ってた。気ずいたの最近。
13やら1やらは女だと考えないのか?関係ないとか?
あおってねーよ。
>809
いや…そうなんだろうけどね、バカ高いバイト数が怖い…。
900くらいで引っ越しでもいいんじゃないかっつーくらい多くないかなぁ?
やっぱ長文多いせいか…。
>810
「割」っつーても、自己申告だしなぁ。
つか、801板に男がいる時点で…なぁ。
>810
13や1の性別については、13はともかく1は結果的に自己申告してるしねぇ・・・
810は前スレやこのスレの1とか全部読んでいるのかと小一(以下略
ぶっちゃけ、「関係ない」がファイナルアンサーでよろしいか?(ワラ >all
>810
1と13が女性として、別に男性のふりしてないと思うけど…。
女の書き込みだとしても、素の文章じゃないか。
815 :
813:02/03/16 21:12 ID:YbHpUr8l
かぶってしまったねスマソ。
816 :
814:02/03/16 21:16 ID:dJFd4kee
オケーです。では私からプロポーズ・・・(・∀・)人(・∀・)ケコーン!!
>811
かちゅで見ると816時点で406KBになってますねー
1スレの限度って何KBまででしたっけ。
「や、あぁ…あ、やだぁっ」
465は、必死でリーダーに縋った。
快感が強すぎて、一人だと持て余してしまう。
目の前の情景が一瞬にして消えてしまう感覚に
囚われ、465は何度もリーダーの名前を呼んだ。
泣きそうになりながらも、何度も呼びつづける。
「ん…あっ、やぁ、…あ」
離れるのが怖い。今まで何度も抱かれたけれど、
毎回この感覚を覚える。
いつも一緒にいるわけではない。だからといって、
離れている間じゅうリーダーのことを考えている
わけではない。
こういう時になって、俄かに怖くなる。
いつか飽きられてしまうかもしれない。
3年間相手もこちらも想い続けていたのだから、
そういうことはないとは思う。
でも、不安は離れてくれない。
>817
確か500KBだったような
850、900辺りのキリがいい数字でヤバイと思ったら引越すか?
465タン…すっかり受けが板についてきたようで(;´Д`)ハァハァ
夢に蟲屋さんがでてきたよう ;(((;д;))); ウワーン
お片付けしてる新入りの役だったよぅ・・・
映像でミタラ怖かったよぅ・・・ 465で萌えなおそう・・・(;´Д`)ハァハァ
>821
私は、『鬼畜に調教されて、個人に所有されているあれ』な
夢を見たーyo…
所有者にベタベタ引っ付いてたー…
…でも、見ようによっては『痴漢に懐いてる1』みたいでもあったな。
てか、そっちのがいいな…。
>817・819
心配なので初心者板で質問してきたところ、
1スレの容量は
【512KB超えると書き込めなくなる】だそうです。
やっぱりもう少ししたらお引越しですかね。
>>818 ああ465タン…ハァハァ
こういう気の強い受け(でも夜は従順)激萌エー!!
是非もっと続きを(;´Д`)ハァハァ
825 :
支線:02/03/18 10:46 ID:9bvVd4yW
>799
モット、ハヤクイッテヨー。チャント、キイタジャンカヨー。『メチャクチャ、ナガクナル』ッテイウノモ、イッタヨー.........モウオソイヨー.........ウワァァァンヽ(`Д´)ノ
イヤンな方にはマジでスマソなのじゃ.........(´・ω・`)ショボーン .........。
826 :
支線:02/03/18 10:55 ID:9bvVd4yW
.........オレガワルインダー.........>バイト数がバカ高い
あの頃に戻れるなら「せめてちぎってうpしろ!」と、自分を怒鳴りつけてやりたい。
かなり話が脱線してますが、終盤(多分更に書き足す)に一応繋がっていきます。
ここまで来たからには今更端折りたくないぞなもし。次スレでも走らせて下され。スマソ>ALL
支線さま、お気になさらず我々に萌えと業界ウラ話を提供してくだされ・・・(;´Д`)ハァハァ
799は、素直に自分も出演したいと言えない加工希望者か季節の風物詩だと思われ。
>支線さん
799は「あぁ、春だなぁ…」で流しちゃえ〜。
行っとけ、突っ走っとけ〜。
>828
>行っとけ、突っ走っとけ〜。
うーコブ付きさま(・∀・)カコイイ! (*´Д`)ハァハァ であります!!
最近お二人の素のレスの掛け合いでハァハァしているそんな自分にちょっぴり動揺中・・・
830 :
支線:02/03/18 11:28 ID:9bvVd4yW
>817&818
アリガトー
ほぼ日刊、最近滞ってスマソ。申し訳ありませんが、今日と明日はお休みさせて下さい。
ちと体勢を立て直してます。あ、短くするつもりはさらさらないです(w
間違い探し中&(1/3×3で1セットにしてますが)どこで区切ろうか考え中
……実は、昨夜は鬼畜の少年時代書いてた……マジで4月突入ケテーイ(泣)←アホー
>829
そう?ありがとう(w
この頃自分のレスを読み返してみると暴走してるのじゃよぅ…
んなもんで、my暴走ストッパー(?)の支線さんのレスを見るとつい…
こう、もやもやっと、とある感情が…。
……………。
>830
4月も萌え月間ケテーイ(・∀・)
長くとも全然構わんですよ
むしろハァハァ(;´Д`)ハァハァ
834 :
風と木の名無しさん:02/03/18 19:34 ID:8FuFcrpy
1編の痴漢さんと13編の鬼畜さんて、
なんか繋がりが有りそうな気が・・。
同業者とか?違うかな・・。
>834
繋げないでほしいな…。
禿同。
同意
838 :
風と木の名無しさん:02/03/19 00:23 ID:Lt4dmJAy
839 :
風と木の名無しさん:02/03/19 01:10 ID:SEMglw78
な…何や、このスレ………(;´Д`)
迷子ハケン
いつでもモエモエ長いと嬉しいですよモエモエ
職人さんが降臨なさらない時は過去ログ読んでモエーーーッ!!ですのでお気になさらずに…
モエモエでお待ちしております。
それにしても支線×コブ付たん<リバあり>(;´Д`)ハァハァ
ノロノロでスマソ。
支線さんのように一気うpできるようになりたいのぅ…グスン。
男が手を上げると、13は怯えて顔を背けた。
その手は髪を撫で、頬を滑り落ち、胸から腹をなぞる。13は
くすぐったさに身を捩った。
「ん…っ」
口を押さえたい衝動に駆られるが、後ろの男に腕を取られているため
思うように動けない。そのことが異常にもどかしかった。
腰の辺りに手が伸びてきて、慌てて足を縮めようとしたが、それも
腕を拘束している男に阻まれた。スーツの男がファスナーを緩め、
下着ごとスラックスを剥ぎ取る。
「やぁ…っ、やだっ」
素足が外気に晒されてひやりとする。手で隠すか足を縮こめて庇いたかったが、
後ろの男が全てを許してくれない。
昨日と違って、妙な孤独感が襲う。
誰かに助けてほしい、と思っても、昨日は誰も浮かばなかった。それが逆に孤独感を
削いでいたのかもしれない。しかし、今日は違った。
何故か、鬼畜の顔が浮かぶ。
鬼畜が今ここにいたからといって、助けるどころか嘲笑を浮かべて鑑賞にでもかかるだろう。
そんなことは判っている。それなのに、どうしても脳裏に彼が出てきた。
(…どうして?)
身体を撫で回されながら、13はぼんやりと思った。
昨日あれだけ自分をいたぶった相手に助けを請うなんて、想像の中だけでとはいえ
どうかしている。
きっと、もう自分は狂っている。
そう思うことにした。
先程を上回るひやりとした感触に、13の頭は現実に引き戻される。
泣きすぎで焦点の合わない目は、スーツの男の手にあるボトルを映しだしていた。
そのボトルから透明な液が滴り、13の股間から足をつたって床に零れている。
男は13の身体に残るローションを手の平に伸ばすと、その手でペニスを軽く
扱いてやる。
「あぁ…っ」
思わず声が漏れてしまう。すぐに腰に力が入らなくなる。
「ん、やぁ…あ」
口の端からだらしなく唾液を垂らし、13はガクガクと腰を揺する。
その反応に、スーツの男はまた笑みを浮かべる。
「…いい子だね」
そう言うと、男の指はそこから離れて蕾を押した。
「あ…うぁ、あぁ…っ」
まだ中に入ったわけでもないのに、13は腰を浮かせて指を中に導こうとする。
13の中の未だ冷静な部分が、その行動に混乱している反面、もう一方では
早く指を埋めてほしくてたまらない。
「あぁ、あ…っ、も…っと…っ」
掠れる声で懇願すると、焦らされることなく指が深くまで押し込まれていく。
「ひ…!…あん、あ、いい…あぁっ」
奥を指で擦られて、13は歓喜の声を上げた。
(モニターを見ている824を後ろから抱きしめて)
…ごめんね…465編は、まだ仕上がっていないんだ…
でも、次はきちんと、もちろん君だけのために書くから…ね?
そんなに怒らないで…。
…あぁ、だんだん芝居くさくなってくな…(汗
824にチョトジェラシー感じて(-_-)
>844
コブ付きさんカコ(・∀・)イイ!!
13たんがまた可愛いよ!
でも824にジェラスィー
(-_-).。oO(((私だって465たん一番好きなんだい…
でも824タンだけの為に書くのなら、読まないぞ…クスン
{ウソ、絶対読むけどね)}))
>846&848
あぁ、ごめんごめん。
別に放っているわけじゃないよ?言ったろ?
ちゃんとみんな構ってあげるって…。(848の頬を撫でつつ)
妬かない妬かない。ね?
…で、今日はなんも出来てないのでうPできませーん。(泣
今日は支線さん戻ってくるみたいなので、そちらで萌えメーターを
回復してください…クソ甘いエチばかりでゴメソ…。
お久しぶりです、皆様…。えっと、こっそりROMってました。
職人様の活躍と皆の萌えをこっそり見守っておったのじゃよ…苦藁。
そろそろ次スレということなので新あらすじを作成…しているのですが、
近いうち(2〜3日うち)にupしてもよいですか?(汗)
多分現スレ1の改造版と13編(当然吉野家)2つになると思います。
話の内容が増えて1つでは入りきれないのです。くう、未熟ッ!!泣。
851 :
風と木の名無しさん:02/03/20 16:41 ID:UlZ8crlT
ttp://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=92008 >誰かに聞いて貰いたくて投稿しました。
>いつも通りにバイトの帰り道を歩いていた時、急に若い男にぶつかられ
>駐車場に連れ込まれてレイプされてしまいました。
>最初は喧嘩を売られたのかと思い、声も出なかったのですが
>気が付けば服を脱がされていました。相手は体が大きかったので
>僕はされるがままでした。痛くて涙が出ました。
>こんなこと、誰にも言えず、一人悩んでいたのですが、今になって
>あの男性に抱かれたいと言う気持ちが芽生えてしまい
>自分でも動揺しています。どうすればいいのか分かりません。
>僕はどうなってしまったのでしょう・・・。嫌悪感と罪悪感が入り交じり
>彼女と電話するのさえ怖いです。ただ、男性に犯されたいという欲望だけは
>自覚できる状態です。
>同じ様な経験をしたことがある人はいらっしゃるでしょうか・・・。
>変な質問になってしまいましたが、アドバイスなどいただけたらと思い
>勇気を出して投稿しました。よろしくお願いします。
レスのつけようによると、まじで
相談者(男)はレイプされたみたいだね・・・
>850
私的には全然オケーです。というか望むところ!
ヤパーリ吉no家なのね…。
853 :
824:02/03/20 16:57 ID:gVmKkI9a
>>844 ムハー!怒るだなんてそんな滅相も無い!!(〃□〃)
勿体無いお言葉をありがとうございます
645は本当私のツボキャラなので感無量です
期待して待ってますー
>>850 楽しみです!
どんどん広がる萌えワールド(・∀・)
>850
楽しみにしてます!!
ありがちょん。
なんか可愛い>850=855…。
抱きしめたげたい。ぎゅっと。
857 :
848:02/03/20 18:31 ID:LOob9sE9
>849
ムッフームッフー…はぁ、し・あ・わ・せ。頬なでられた…もう思い残す事は…
いや、あるある!!愛しの465タン!そして13タン!勿論1たんも!!
そして>824=>853が、皆に嫉妬させておいて、465を645と言っている事も教えてあげねば…(w
(ウソよ、私も前興奮し過ぎて間違えたよw)
856×850もちゃんと見届けないと…
(´-`).。oO(このスレすごい事になってきていてとてもタノシネー)
858 :
824:02/03/20 22:50 ID:co7Jr5uP
>857
あ、本当だ…(;д;)ションボリ
しばらく頭冷やしに逝ってきます…
話が繋がるのが厭な方が大勢いらっしゃるの、気がつかなかったです。
1と465が同級生なのも駄目だったでしょう。スマソ。............コマッタナー(泣
鼻ピアスが自分に何を求めているか、分からないでもない。
だからこそ、はっきりと言っておきたかった。
『流す血の量で、外道の度合いが決まるとでも思ってんのか。どっちもどっちの
人でなしじゃねえかよ。そういうのを目くそ鼻くそっつうんだ』
憧れの対象からこんな言葉を聞きたくはないだろうが、勝手に思い入れた挙句に
傷ついたからといって、いちいち慰めるつもりはなかった。
それでこの場を去れば何より。
大して手が汚れていないうちに、まともな世界に帰るに越したことはないと思う。
残酷な光景を目にすれば、思わず顔を背けてしまう優しい人々のところに。
この先は、人が歩むべき道ではない。
人が苦しむ姿を見て喜ぶのが最低だとすれば、冷静に観察する姿勢は
どのあたりに位置付けられるのだろうか。
一度素材と見なしてしまえば、悲鳴や苦悶の表情も、出来上がった時の
商品価値や耐久性を推し量る指標の一つに過ぎなくなる。
そうして作り上げた物を手渡す相手は、殆どが“最低”の人間。
彼らから金を受け取り、その注文に応じてあれを作る自分は、間違いなくその下だ。
同じ人間に生まれついておきながら、他者を物扱いをして加工している。
その罪深さを真摯に受け止めていれば、本来胸を張ることなどできはしない。
自分が何の迷いもためらいもなくこの仕事に打ち込んでいるように見えるとすれば、
既に開き直っているからだ。後ろめたさも疚しさも、かなり昔に捨ててしまった。
鼻ピアスには、自分がこの仕事に誇りを持っているように見えるのだろうか。
この仕事が、本当に素晴らしいものだと思っているのだろうか。
手を朱に染め、人を人ならぬものに作り変える。己が納得のいく物を作り上げようと
他者を踏みにじってはばからない。
心も、体も、人としての尊厳も、それまでの人生も、何もかも取り上げて叩き壊す。
業界の若手連中が鬼畜に憧れるのは、それらが持つ重みから逃れるためだ。
―――ふざけるな。
楽な逃げ道を見つけやがって。
自らの行為や狂気を正当化したければ、一人で言い訳しろ。他人に託すな。
非道を犯し続ける自分を認めたくないなら、とっとと辞めてしまえ。
その程度のはまり方なら、まだ引き返せるはずだ。
『もう一度聞くけどな。お前、あれになりたいか?』
『身内があれになっても、まだ可愛いかよ』
『お前の連れや女がここに連れてこられた時に、それでもまだやりがいのある
仕事だって言えんのか』
鬼畜がたたみかけても、鼻ピアスは退こうとはしなかった。
頭の目にかなう素材なら、と声を震わせ、それでも自分の目をまっすぐに見て
答える青年に、どんな言葉をかければ諦めさせることができるのだろう。
>849
萎えメーターぶっちぎり。いや、説教萌えというジャンルが......アルワケナイヨー
支線がヘンチクリンなのも私が鬼畜陵辱系にうとすぎるから。勉強不足でした。
猟奇系が混じってるの判ってなかったです。いっしょくたに考えてました。
…別物ですわな。ゴメンヨー>ALL
>859
それは大丈夫だと思う。
私も繋げ方考えてたし、反対意見なかったし。
>864
あああ、勝手なことしてゴメンヨー>私も繋げ方考えてたし
で、今回はばっちり反対意見が出てます。これはまずいでしょうな…。
実をいうと,番外編でやらかしてました。マニアッテ,ヨカッター。
短くおわらせてたらとっくにうpしていたかと思うと…。ヒョエ―!!
支線みたいなのをうpしておいてなんですが,できるだけ楽しんでいただきたいです。
お家に帰って一息ついて。痴漢スレ見たら続きがうpしてあった。
「チョトうれしいかもw」←そう思っていただけたら,これ幸い。
書くのは楽しい。読んで下さる方がいてウレスィ。面白がっていただけたら,モットウレスィ。
わざわざいやな思いをさせたくてうpしてるんじゃナイヨー......てことで。
鬼畜の番外編2本,ネタばらしして終わります。
1本目Hなし。1と465の通う大学に鬼畜登場。雑種のムクムク子犬に目をつけて
“加工せずに自分で飼おうか”と近づいたものの,賢いアイリッシュセッターが危険を察知。
「あのおやじを呼べ!」と1の携帯を奪い取り,こっぱずかしい名前で登録してあった
Noにかけるなり「1が可愛けりゃ今すぐ来い!」と叫んで叩き切ったら,なぜか423登場。
何のことはない、ただの『423様マンセー話』。
2本目は,それを前振りにして時間を溯り,鬼畜の駆け出しの頃へ。
映画館の“女優”に手を出されかけて痴漢激怒。こじつけ炸裂『痴漢×鬼畜=鬼畜リバ話』
……今更じゃが,ヘタレ話ばかり書いておるのう……情けないぞなもし(泣
朝チュンとはいえ痴漢や関西弁の男やレジデントのリバネタとか......アホカー>俺
トンチキ話ばかりうpして外しまくってますが,一応ネタ選んでおるつもりなのじゃ(泣
何卒お許しくだされ>ALL
繋げて欲しくない方の御意見を伺いたいのですが。よろしければお聞かせ下さい。
猟奇系入ってるからか,書いてる奴も文章もイタイからか,安直につながることが厭だからか。
うーん、番外編、ものすごく読みたいんですけど。
ダメかなぁ。
前のスレの時みたいに、
新スレに引越しが決まってから、
どどどっと、怒涛うpするってはどうでしょう。
おながいします
>867
423様マンセー話!望むところです!!
しかし職人さんには頭が下がります…いつも新鮮なネタを
オールキャラ総出演ハァハァ
>869
賛成です ここもう容量やばそうだし…
もしうpして途中で新スレいっちゃうってのは嫌だナー。
番外
872 :
871:02/03/21 13:30 ID:O6t4BEoG
すみません、途中で送信してしまいました。
番外編書いてほしいです。と書きたかったのです。
オールキャラで(;´Д`)ハァハァしたいyo
ところで、かちゅ〜しゃで見たところ、現在(871で)このスレは425KB。
1スレの限度は512KBまでだそうだから950まで持ちそう?
1本目は見たい…けど、2本目は正直…イヤーン…。
1本目が出会いで、その後1を巡って(巡らんくてもいいが)全面テキターイ!!
とかが良いなぁ…。
正直いって私は13編があまり好きではないので、
1編と繋げてほしくないと思いました。
でも13のSSは人気がありますし、番外編を読みたい人も
たくさんいるようなので、うpしてもいいんじゃないでしょうか。
偉そうでごめんなさい…。
正直、萌えがあれば繋がってても繋がってなくてもカプがどうでも(・∀・)イイ!
(いい加減でスマソ)
このスレに書いてしまうと、開くとつい読んでしまうので、たとえば
番外編はダイジェスターさんちにうpしてもらって、読みたい人だけリンククリークとか
にするってのはどうだろう?
読みたくない人はクリークしなければ良いのでストレスにならないかも。
ここの人達は、もし自分の嗜好とちょっと違うものがうpしてあったとしても、
そんな事は脳内チョイアボーン位で軽く受け流せると思います。
その他の自分の萌え萌えがあるから、職人さん達の作品を読みに来てるんでしょうし。
出来上がった物をいちいち叩く様なそんな人はいないと思いますよー!
で、番外編に萌える人だって沢山いるはずなのでうpして下さい…
(自分が読みたい)
電車とかで向かい合わせに密着した状態で痴漢が始まる(?)と
痴漢は眼に力が入って「威圧する眼」になる
生贄は眼の力が抜けて「懇願する眼」になる
痴漢は鼻息が荒くなる
生贄は吐息が荒くなる
痴漢は舌なめずりする
生贄はよだれを垂らす
痴漢は指が震える
生贄は膝が震える
痴漢は欲求不満になる
生贄は欲求過多になる
>873
アリガトゴザイマスー。まずは支線終わらせてから(泣)どうするかを考えます。
>875
エラソウジャナイヨー?......イヤンな人がおらっさるの承知でうpしる確信犯(←誤用)でスマソじゃ
>850おねえたま
まさか最新流行に書き手は入っておらんでしょうな(w
たらしのコブ付き様が通の萌えポイントになっておりますが、
「支線×コブ付き様」または「コブ付き様×支線」は板違いじゃと念押ししてみるテスト。
どうやら若い娘さんのようじゃし、白寿の爺とカップリングされてはかわいそうじゃ。
コブ付き様が半ズボンの似合う男子小学生ならば、それはそれでよいのじゃが(w
>875
13ダメか…仔猫もダメですかー?
書いておったんですが…出さない方がいいかな。ただのほのぼのだし。
>879
>まさか最新流行に書き手は入っておらんでしょうな(w
むしろ入ってると嬉しい、なとどたわ事を言ってみるテスト・・・( ̄ー ̄)ニヤリッ
>879
「たらしのコブ付」なんてもう、嫉妬しちゃって支線タンったら…
私はどっちにもやいちゃうわ。ウフ
>880
多くの読みたい派に支えられてできた13タンじゃないですかー
是非に読みたーいのですがー…
883 :
875:02/03/22 14:27 ID:jO63gFU7
>880
確かに私は13と1が繋がるのには抵抗があります。
だからといってうpに反対しているわけでもありません。
私だけのスレではないですし、どう考えても13に萌えてる人の方が
多いですからね。読みたい人が沢山いると思うので、どうぞうpして下さい。
違うもん違うもんタラシじゃないもーん!(汗
ちゃんと愛はあるんだよー。み・ん・な・に★(←イタイの承知でやってます)
>882
いいですかねー…うp…。
ここじゃないほうがいいかな。どっか他に。
え…抱きしめられてしまった。オイラ受?実は攻の人間なのに…藁。
まあいいか、油断させておいて856たんを思うままに…( ̄ー ̄)ニヤリッ
今からあらすじの最終の練りに入りますですよ。時間かかるかも。
でもあんまし面白くなさげ。すんまそん。>ALL
1と13他のつながりは、あらすじでは分けて作りますが、個人的には
つながっててもいいっすよー。もともとは繋げようとしていたような気が。
でも基本的に萌えられればイイ!というのに賛成なので拘りないです。
>879
半ズボンの似合う男子小学生…。
さすがにそれはムリだなぁ…なれないよー。
あぁ…支線さんの好みにはなれないのね…ウチュ。
>885さんを抱きしめた856も私だったりするんでヤパーリタラシ?(汗
んでもって思うままにされちゃいそう…キャー
ところで、『最新流行に書き手参入疑惑』のほうはどうなんでしょう>885。
…入ってますか?
>886
それは885さんのうpを見てのお楽しみ、などと言ってみるテスト
そんな私は881・・・ひそかに期待する腐女子・・・( ̄ー ̄)ニヤリッ
888 :
あらすじ1つ目:02/03/22 16:44 ID:I8Mb0wGU
このスレのあらすじだが、聞いてくれよ。スレの流れとあんま関係ないけどさ。
このあいだ、2chの801板に行ったんです。801板。
そしたらなんか、変なスレが立ってるんです。「女って痴漢にあったら、正直嬉し
いんじゃねえのか?」、とか。
で、よく見たらなんか1が痴漢にあったとか書いてあるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前な、痴漢にあったこと如きで普段来てない801板に書き込んでんじゃねーよ、
ボケが。腐女子のネタにするぞ、萌えネタに。
なんかリアルホモの人の書き込みもあるし。穴兄弟皆で801板書き込みか。おめで
てーな。今日、久しぶりに高校生に痴漢働いちゃったなーやっぱり若い子のお尻は
いいねぇ、とか書き込んでるの。もう見てるだけじゃ足んない。
お前らな、いっちょSS書くからレススペース空けろと。
801板っていうのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。
煽ってきやがる厨房といつ喧嘩が始まってもおかしくない、刺すか刺されるか、そ
んな雰囲気がいいんじゃねーか。半端な煽りはすっこんでろ。
で、やっと萌えSSが一杯書かれてきたかと思ったら、自分の思い通りにならなかっ
たからってむかついた奴と反応した厨房が一緒になって荒れてるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、煽りなんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、きもいからやめろだ、801嫌い男女共。。
お前は本当は腐女子に構われたいって思ってるんじゃないかと問いたい。問い詰め
たい。小1時間問い詰めたい。
お前、もっとスレ住人に反応してもらいたいだけちゃうんかと。
痴漢スレ通の俺から言わせてもらえば今、痴漢スレ通の間での最新流行はやっぱり、
痴漢×1・関西弁の男×423・423×1・不良リーダー×465、これだね。
総受1とクールビューティー系423、風紀委員長456、これが通の萌えポイント。
このネタでステキなエロSSを作って書き込むと皆のテンションが上がる。で、それ
にリーダーと465を争って負けて、かつ男たちに犯されてしまった697(465・リー
ダーの通う学校の理系教師だったがショックを受けて教師を辞め、去っていった)
を脳内妄想で付け加える。これ最強。
しかし迂闊にSSを書き込むと話の流れが大幅に変わり、スレ住人が混乱をきたすと
いう危険も伴う、諸刃の剣。素人にはお薦め出来ない。
まあお前、初心者は、ROMって勉強しろってこった。
ごめんです!上げてもた!!泣。すまぬうう!
>887-888
ケコーン
>889
2コ目のほう、また465が456になってるよ。
この俺、13の身に最近起こったことなのだが、聞いてくれよ。
前スレで新しく始まってしまったネタなんだけどさ。
このあいだの朝、いつも通りに会社に行く時に使う電車の中で女性徒とOLに痴漢
してたんです痴漢。そしたらなんか、変な男たちが集団で周りを取り囲んでるんで
す。鬼畜っぽい奴とかサラリーマンっぽい奴とかホストっぽい奴とか鼻ピアスの奴
とか。で、よく見たらなんか逃げ道が全部塞がれてて、集団の頭っぽい鬼畜が股間
のモノを咥えろとか言って皆で俺を犯すんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、鬼畜の命令如きで普段なら関わりもしない俺を犯してんじゃねーよ、ボ
ケが。なんか体中精液と涙と冷や汗でぐちょぐちょになってるし。
この車両の男乗客全員で俺の心と体を蹂躙か。おめでてーな。
「もう今日は会社行けねえだろ?」とか言ってんの。もう黙って見てらんない。
お前らな、俺は家に帰りたいから逃げるスペース空けろと。
「男をあれにする作業ってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。他の同業者
や客との兼合いでいつ喧嘩が始まってもおかしくない、刺すか刺されるか、そんな
雰囲気がいいんじゃねーか。半端な気持ちでこの仕事に関わろうとする奴はすっこ
んでろ(BY鬼畜)」
で、やっと開放されそうになってきたかと思ったら、支線編では人間便器に、コブ
付き編では駅員のコスプレで乗客に姦されることになってしまったんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、なんで俺ばかりがこんな仕打ちを受けないといけないんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、「お前がいなくなっても別に誰も困らねーだろ?」だ、鬼畜。
お前は本当は俺みたいな男を滅茶苦茶に虐めて、立ち直れない程の傷を付けて笑い
者にして蔑みたいと思ってるんじゃないかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問
い詰めたい。
お前、泣き喚いて赦しを乞うても無駄だぞ、って言いたいだけちゃうんかと。
「業界通の俺から言わせてもらえば今、この業界の間での最新流行はやっぱりうち
の頭が育て上げた良質な商品、これだね。精神にダメージを負うことなく、男たち
の欲望を望まれるままに満たすことができる。これが通の客が満足する頭の仕事ぶ
り。生意気な青少年も頭の手に掛かると従順に仕事をこなせるものに仕上がる。で、
それにアフターケアも万全に施す。これ最強。しかしいいかげんなケアをすると心
身を病み、最悪死んでしまうかもしれないという危険も伴う、諸刃の剣。素人には
お薦め出来ない。まあお前、鼻ピアスは修行しろってことだ(BYサラリーマン)」
という感じです。職人さまカプは入れなかったです。持ってた方すまそ。
だって、自分で自分のカップリングを書き込まないといけなくなるじゃないか!
そんなのハズカチーぜ!!(攻人間なので羞恥に慣れてはおりませぬよ。藁)
>893
>そんなのハズカチーぜ!!
慣れてください。(命令)
これ、1レスには…入りませんね。1−4があらすじ、
5が前スレ、って感じかな。
>891たん
2コ目のほう、また465が456になってるよ。
気づかなかった…泣。変更を…ウゥ、やられた(犯られてはいない、はず…)。
今生理中で凄まじい痛さに襲われてるので前後不覚ですんまそんです。
2度もageちまったし!!アホか!!痛いよう…身も心も。くう。
あ、894は次スレの話です。
>894たん
慣れ…か。おいらにも遂にリバをこなさなければならない時が来たと言う事か。ふ。
それもアリかもしれぬな…。
うーん、長いですねえ。あらすじなのに。1−4あらすじで5が前スレで良いかと。
吉野家だし、このスレ、内容盛りだくさんなので収まりが付かなかったです。
支線とコブ付きまとめること位しか出来なかった…無力なり。はううう。
面白いあらすじじゃなくて、マジでスマソカッタですな…>ALL
>897お疲れ様でした〜!
でも、あらすじMakerさんって自称攻めだけど、天然受けじゃなかろうかと・・・。
だって、sageが全角になって、あげつづけているんだもの。
423マンセー話激しく読みたいです…
どうぞよろしくおながいします…
>897
いや、リバじゃなくていいよ?
君がそれを望むなら。つか、私がどっちっつーと受っぽいんで。
タラシな受…どんなや。
あらすじどっちもいいけど、13編が特にいい!なんか、ワロタ。鬼畜のセリフが…w
コブ付タン受けっぽいのか…でもあんな態度で…姫受だな…ハァハァ
ワタシも13編のあらすじマンセー!
サラリ−マンのセリフもワラタ(w
うわ900超えてるよ…
微妙に鬼畜×鼻ピアス萌え…ハァハァ
904 :
警告:02/03/24 00:10 ID:sYC2Am9K
あらすじMakerおねえたま,アリガトー。何やらすげえ面白そうじゃないか!!>支線
これはみんな騙されちまうぜ!!……もの凄く長くて地味なのに(泣
そろそろマジでナニなのでしばらくタイトル変えます。
鬼畜陵辱系に戻ったら,また戻します。それまでイヤンな方,飛ばして下され......スマソ。
しかし,こんな派手な材料でこんな地味な仕上がり。............ウワァァァンヽ(`Д´)ノ
『そっからして勘違いしてんだよ、お前は』
自嘲混じりに言った台詞に、二重の意味がこめられているとはわかるまい。
『誰が調達して来ると思ってんだ』
鬼畜が視線をなげた先では、サラリーマンとホストがモニターを覗き込んでいる。
『俺は市場に行っても何もしねえぞ。全部あいつが選んでる。
そこいらでかっさらってくるときも、見つけてくるのはあいつだ』
当たり前過ぎて却って分かりにくかったのだろう。
『知っちゃいるけど、分かってねえって顔だな。まさか今ある在庫や仕掛かり品が、
最初っからあれだったとでも思ってんのか』
慌てて首を振り、鬼畜が手を入れたからこそ素晴らしい物が出来上がるのだと
熱弁する鼻ピアスは、いつになったら気がつくのか。
『成る程な。あいつらは現場の人間じゃねえから、作ったり世話した奴の気持ちは
わかんねえし、平気で売り飛ばせる、と』
鼻ピアスは頷きこそしないものの、静かに目を伏せることで同意した。
『あんな風に生まれついてくる奴、いるわけねえわな。あれになるかもしれねえなんて
思いもせずに、昨日まで人並みの暮らしをしていた奴を無理やり引きずってきておいて
俺が仕上げてるんだからよ』
鬼畜はホストの方を見たまま、鼻ピアスに語りつづけた。
『あいつに目をつけられて、初めてここに来るんだ。それまで普通に人間やってた奴に
引導渡してまわってる―――ここで、一番重いもん背負ってんのはあいつだ』
先刻、蹴りまくられた恨みか、ホストの方を見向きもしない青年の耳を引っ張って、
強引に顔をむけさせてサラリーマンに話題を移した。
『あいつに営業任してんのも、俺がどこまで、どういう風にやるつもりか、全部
わかってるからだよ。俺がいなくても客の注文を聞いて受けたり断ったりしてんのは
お前も見てるだろ。今は現場を離れちゃいるが年季は積んでる。洟垂れ小僧の分際で、
俺が蟲屋のおやっさんとこで片腕みてえな顔してられたのも、あいつがいたからだ』
それを聞いて、鼻ピアスが息を呑んだ。
『ようやく思い出したか―――身内でも俺の手にかかりゃ本望みてえなことを
ぬかしてたが、俺も蟲屋の出なんだよ』
震え出した鼻ピアスの脳裏には、かつて鬼畜が作り続けてきた物が浮かんでいただろう。
蟲とよばれるそれは、名前が示す通り手足を切断してある。口淫のため抜歯するくらいは
どこでもやっているし、注文に応じて目や耳をつぶし、声を奪うことも別に珍しくない。
それを専門に扱うことから、かつて鬼畜が居た工房は『蟲屋』と呼ばれていた。
扱う物がほぼそれだけだったからでなく、そこには技術に対する賞賛も含まれている。
蟲を扱う同業者は数多くとも、『蟲屋』と言えばただ一つの工房を指すほどに他から
抜きん出ていたその特色は、"丈夫で長持ち"。
そのような姿に変えられ、性具として扱われてなお、生きていようと思う物は少ない。
歯が無ければ舌を噛むこともできないから、自殺しようとして餌を拒む物も出てくる。
点滴や注射で栄養補給をしても衰弱するし、体力をなくして抵抗する力も弱まる。
只でさえ持ち主に奉仕する気がないのに、そうなってしまえば、複数の穴を持つ
暖かい肉の塊になってしまう。
世間一般でそうそうお目にかかれる物ではないから、最初のうちは姿だけでも
刺激的だと思えるが、じきに飽きる。
素材を自分から持ちこんでの注文製作ならともかく、出来合いで買った蟲を可愛がる
客は少ない。この姿でなければ勃起しないというマニアックな客もいるが、大多数は
無理強いして逆らうのを楽しみたがる、いわば"酷いことをしている自分"に酔いしれて
いるだけだ。蟲に対する愛情は殆どないし、反応がなければ放置する。
糞尿に塗れ、やせ衰えたそれを『見るとうんざりするからそっちで処分してくれ』と
言い放つ客もざらだ。
正気を保っている間の涙や悲鳴を楽しみたいという客は、つぎつぎと買いかえるが、
『一度で十分』と言う客も多い。
蟲屋の親方の言葉を借りれば、『世話係の二人や三人も用意できない貧乏人が、
ちょっと隠し部屋をこさえたくらいではしゃいで買った』ケースが多すぎる。
特権階級のみのお遊びだった頃は、あれ用に離れを構えるのが当然だったそうだ。
今は、庶民でもあれのことは知っているし、価格だけを聞いて買おうとする。
蟲に限らず、あれを所有するのがどれほど大変か少しも判っていない。
手を施してあるから人目に触れさせることはまず出来ないし、蟲でなくても自分の
身の回りのことは出来なくて当たり前。物理的にも、精神的にも無理がある。
その、身の回りのこと、というのもまた親方を怒らせる材料だ。
『非日常を求めて人を物扱いして、都合のいいときだけ人間扱いかよ。なに考えてんだ。
普通のこともできないって、できなくしてあるのを買ったんじゃないか』
なまじ人の形を残しているから、せこい貧乏人が勘違いをすると言い放つ彼は、
その言葉通り徹底して人の形を奪おうとした。
両目は縫合し、聴覚を奪って声帯は切り取り、鼻や耳は削ぐ。まさしく、肉の塊にする。
いきなり聴覚と視覚をうばわれても、嗅覚も味覚も触覚も残っている。
自分がどんな目にあっているかは判るだろう。じきに、狂ったにちがいない。
それ以前に、製作途中で狂っていたかもしれない。もう、判別のしようがないのだが。
しかし、そこからが蟲屋の作の一味違うところだ。
歯をなくした口で餌を貪りくらい、丸々と肥えつづける。
貫けば懸命に体をそらす。咥えさせれば舌で押し出そうとし、歯茎で懸命に噛みつく。
いつまでも、元気いっぱいで生き生きした蟲。
餌をもっていけば嗅ぎつけてにじり寄ろうとする。良く食べて、糞をひり出して健康で。
専従の世話係をおかずとも、色艶が良いままのそれは、画期的な商品だった。
初出荷の際、業界に一大旋風を巻き起こすに至らなかったのは、外観が特殊すぎたのと、
所有してみないとその良さが判らないからだ。ブームは静かにやってきた。
まずその飼い易さが口コミで広まり、やがて出来合いのものを買ってはつぶしていた
手合いが、可愛いと言い出して人気が広まった。
......ヤッタ、マタヤッタ>909=涼気路線(6/6) バチガアタッタヨー(泣
ところで423様マンセー話の好きな方は、痴漢や関西弁の男がウルトラヘタレ攻めでも
お許し下さるのだろうか、とつぶやいてみるテスト。
>120のスレ違いの、少し前の話ならありますが、長すぎ&攻め二人が情けなさすぎ。
何を書いても「423最強!!」になってしまうので…どうしましょうか。
ちょっと長すぎて、しまりがないのでうpあきらめたくらい、だらだらしてますが。
何かとスマソ>1好きの方&423好きの方
飛ばして下さいスマソ>痴漢好きの方&関西弁の男好きの方
スーパーウルトラヘタレ&糞長い。しかも再びの基地外うp。大嘘吐きでスマソ>ALL
次スレ120からのスレ違い番外編の、ほんの少し前のお話。
今回突然出てきた変な人達(下僕&前任者)と秘密のお部屋は、この場限りの設定として
笑って脳内あぼーんしてホスィ。これのせいでSS職人様が書きにくくなるのはいやじゃ(泣
痴漢や関西弁の男の職業を考えたことは無いです。423の帰る家も、お城かダンボール箱か、
はっきり決めないほうが面白いと思ってます。痴漢が貧乏でもええじゃないか。
つぶれかかったポルノ映画館の主で、隣接する老朽家屋にモギリをしてる老母と二人暮し。
朝食をちゃぶ台でとりながら今朝も息子に小言をたれる母。
「あんたいくつになったら結婚するの。いっとくけどね、死んだお父ちゃんもあたしも、
あんたに男遊びさせるためにあの映画館守ってきたわけじゃないんだよ。
とにかく早く孫の顔を―――ちょっと、聞いてんの?!」
いや、こんなん読みたい人いないと思いますが。
これも,そんなお笑い小ネタのひとつとして、さくっと流してください。
猫を飼ったことのある人間は、胸の辺りに何か乗っているような感覚に目をさましても
金縛りだとは思わない。
寝ている間に猫が上に乗って丸くなっていたり、布団を出入りするのに慣れているからだ。
それでこちらが眠りを妨げられようとも知ったことかといわんばかりの振る舞いは、
猫ならでは。故意ではない。好き勝手をして、その結果を気にしないだけ。
そういった傍若無人さが嫌なら飼わなければ良い。
関西弁の男の場合は別に飼っているわけではないが、たまにこうして目を覚ます。
映写室の脇にある控え室で仮眠している場合は、ほぼ毎回。
彼に懐いている猫は、やはり寝ている間に勝手に上に乗ってくる。
最初の内は驚いたが慣れてしまった今では、半ば眠りについたま、猫が自分の上から
転がり落ちたり布団からはみ出ないようにしてやる。
猫といってもサイズが大きいため、関西弁の男の体の上で丸くはなれない。
うつ伏せになって上体を預け、片足はこちらの両脚の間に入っている。寝違いをせねば
良いがと肩口に顔を埋めた猫を気にしながら、その髪を撫でて再び眠りに就いた。
猫の名前は423。この映画館の看板女優でもあらせられる。
しかしその御立場にも関わらず、映画館を実質取り仕切る痴漢に嫌われている。
痴漢は423がデビューしたばかりの頃、"厭な相手は視界にいれない・口を利かない・
話題にしない"とばかりに徹底して無視し続け、人に理由を尋ねられると
『あんな子供は数のうちに入らないからつい忘れてしまう』とうそぶいていた。
それは逆にかなり意識している様にしか見えないと肛門科の医師に指摘されると、
今度はうって変わって嫌味たらしい程に慇懃な態度で接する様になった。
実際、嫌味以外の何物でもなかったが。
423は子供じみた痴漢の態度に呆れて物も言えないといった風情で、かなりの温度差は
あったが互いに避け合う方向で一致し、平行線の状態が長く続いてきた。
必要にかられた時のみ口をきくものの、それ以外は人伝えですませる。
それはそれで平和だった―――新人の1がデビューするまでは。
1の初舞台の翌日、423が退ける頃を狙って痴漢は1を伴って映画館にやってきた。
鉢合わせたのを知って慌てて現場に駆けつけたが、時すでに遅し。
二人して、1の目の前で陰険な会話をしていた。
一連のやり取りを傍らで聞いていて、関西弁の男はへらへら笑って流していたが、
あの空気の重さといったら。その場にいるのが、嫌になるほどだった。
一人ずつならそれなりにいい奴なのに、二人そろうと最悪。だから他の者は逃げたがる。
結果、関西弁の男が損な役回りを引き受けて二人を引き離すのが常だったが、この日は
あえてそうしなかった。痴漢の考えが全く分からないわけではなかったからだ。
これからも1が映画館に通うとすれば、いずれ423の存在を知ることになる。
彼の美貌を目の当たりにしても萎縮することなく、自分もこの映画館で主役を張る
一人だと堂々とした態度でいられた者はいまだかつて存在しなかった。
全員が423が来る日と重ならないようにと気を配った。理由は、同じ舞台に上がるのが
畏れ多いのが半分、比べられてはたまらないのが残りの半分。
痴漢がそれに関して、423がいびっているかのように言わないのは、しぶしぶながらも
そんなことをするような人間ではないと認めているから。
おそらく面倒くさいというのが主要因であろうが、423は他の"女優"達を苛めたり
するような真似は決してしなかった。
先輩面などこれまた面倒がってしないが、弱い者に対して優しい面があって、自分から
しゃしゃり出るのは嫌うものの、困っているのを助けたのは一人や二人ではない。
日取りをずらす者達も、皆本当は423のことを慕っている。
ただ、同じ日に同じ場所で素肌を晒すのがいたたまれないだけ。
423が仕掛けたことでもなし、脇から口を挟んでどうこうなるものでもないから放って
おかれてきたが、痴漢としては1が前例にならうのが厭だったらしい。
1が423に引け目を感じ、彼の来る日を関西弁の男に聞く姿を想像したのか、
それとも痴漢のお気に入りだからといって1を苛めたりする423ではないと
判っていてもやはり気になったのか。
いずれにせよ初顔合わせの時に自分が居合わせれば1も少しは心強いのではないかと
思ってのことだと、最初は信じていた。
やり方を間違えていることは言う気にもならなかったが。
1を案ずるなら、常日頃423がらみの不平をぶつける相手の関西弁の男に話を通せば
いいものを、痴漢自らのお出ましとあっては423の態度が硬化するに決まっている。
423に対して、この素直さはお前にはないものだと当てこする気持ちもあっただろうが、
1の可愛さに目が眩んだついでに判断力までなくしたらしい。
自分が423だったら、絶対に苛めていた。
とりあえずその場は423が退いてくれて一旦お流れになった。
が、痴漢はわざわざ電話をかけて、あたかも423が尻尾を巻いて逃げ出したかのように
嘲笑うという極めてお粗末な挑発までして呼び戻し、事態をさらにややこしくした。
1に聞こえないように小声で『どういうつもりや』と尋ねたら、『女王陛下にご挨拶を
欠いて新人いびりをされてはたまらないからね』とほざいたのには頭が痛くなった。
ここでトップを張る423に新人が挨拶するのは筋を通しているように見えなくもないが、
出向くならともかく呼び付けるとは何事だ。
しかも、今まで新人が入っても、一度だって痴漢立ち会いのもとでのご挨拶など
わざわざセッティングしなかったくせに。
一歩間違えれば、1が背後の痴漢を頼みにでかい面をしていると思われかねない。
1がそんな子でないのは関西弁の男も既に承知していたし、聡い423ならすぐに
分かると思って痴漢の好きにさせておくことにしたが、つくづく呆れた。
前日に連れ帰った後、一夜を共に過ごしたと判った時は他のメンバーも色めきたったが、
ここまで惚けるとは思わなかった。
しかも、ただ惚けているばかりではない。かなりいやらしい思惑で、423を呼び出した。
当の1が痴漢が自分にぞっこんだということにまるで気がついておらず、あまつさえ
その痴漢の罠にかかって423に一目惚れしたのには少々可哀相になったほどだ。
あとで問い質してみたところ、関西弁の男の男が思った通りだった。
423が1を手ひどく撥ね付けるのを期待して、引き合わせたのだと白状しやがった。
後々1から423に近寄らないようにするのがその目的だった。
確かに、423は何かのときに当てにできる存在ではある。
彼を崇め奉る下僕は、金も権力も兼ね備えた者ばかりだ。
『だが1には刺激が強すぎるのも多いから、とにかく関わりを持たせたくなかった』
そう言ってこめかみを指で押さえる痴漢を見て、関西弁の男はため息をついた。
痴漢の心配も判るだけに、だったら素直に言えば良いものをと思わずにいられない。
しかし今までにやってきたことがことだから、1にコアな世界を見せないでほしいと
頼めなくなってしまったのだ。かえって面白がられてしまいそうで、怖くて言えない。
そこで1から423を避けるようにしたかったのだろうが、完全に失敗した。
痴漢同伴で御出勤などしなければ423も普通に接したはずなのに、つまらぬ策を
弄するから墓穴を掘った。奸計を巡らせてかなう相手ではないのに。
関西弁の男も、墓穴掘りには協力してしまった。
―――あの時423は完全に怒っていた。
疲れたから帰ると言ったのに呼び戻され、痴漢に"ど新人に抱かれろ"と言われた。
それ自体は無視しても良かったが、関西弁の男まで味方したから帰れなくなった。
口にはしなかったが顔に出たのを見た時に後悔したが、気づいても手後れな場合に
するのが後悔というものだ。
1が可哀相に思えてつい口を挟んでしまったが、423には関西弁の男が自分よりも
痴漢を優先したように見えただろう。
そんなつもりはなかったと後で散々言い訳したし、言われなくても判っていたから
残ったのだと言ってくれた。関西弁の男が1を可哀想に思った気持ちも。
『もう女とはでけへん、どころの騒ぎじゃなくて、そこらの男も駄目だもんね』
道を踏み外させた痴漢をなじると共に、共犯者を咎める目つきで関西弁の男を睨んだ。
『怪我に関しちゃ、自業自得だとも思ってる。リードしておけばよかったのに、
恥をかかせたくて何もしなかったから。こっちもちゃんと殴り返したし、もういいよ』
痴漢への嫌がらせに本格的に食っても良かったのだが、後が面倒くさそうだから止めた。
『おっさん余裕こいてるふりしても胃に穴あきそうな顔してたから、勘弁してやったの。
本当はすごくむかついてたけど。どうせ、僕に袖にさせるつもりで声かけたんでしょ?』
そこまで理解した上で、マグロになったのが423の男前なところだと関西弁の男は思う。
積極的に動いて、1を自分の体に溺れさせるのは容易だったのに、あえてしなかった。
そうなったらどうするつもりだったのかと別の機会に聞いたら、内心密かに焦っていたと
答えた痴漢とはえらい違いだ。423が自分を嫌っている点に、ひたすら賭けていたそうだ。
本来、こんなせせこましい男ではないのだが、423に関わると卑怯で小心な男に
成り下がることがしばしば。
一番最初の負けっぷりが、その後を決めた。苦手意識がしみついている。
鬼門だと判っているのだから、さっさと白旗をあげて避けて通れば良さそうなものだが、
どうやらあの男のプライドが許さないらしい。
その訳の分からないプライドが最大の敗因だと、死ぬまでに気づくかどうか。
結局、1と423をひき合わせた件についても、痴漢は大敗した。
怪我をさせないのが基本のこの映画館において、423に流血させてしまった。
ど素人の1が無茶な挿入を果たそうとしたのが原因。しかもその時、痴漢は1の傍らで
手引きをしていたし、関西弁の男も423についていた。
肛門科の医師には、後で二人そろってこっぴどく叱られた。
『ほんっとうに、わざとじゃないんだよね?』と痴漢を睨んだ医師は、普段の柔和さが
嘘のように厳しい顔をしていた。
痴漢自身も不名誉なことと受け止めていたが、直接423には謝っていない。
不本意ながらも借りを作ってしまった、と関西弁の男に散々愚痴っておいて、
挙句の果てに『適当になだめといてくれ』と言って逃げやがった。
自分に対しては、借りがあるとはこれっぽっちも思っていないのか。
しかたなく代わりに詫びておいたが、423は思いっきり拗ねた。
怪我が完治するまで、口をきかないどころか映画館にもあらわれなかった。
治ったのを知ったのは、やはりこの控え室で。
昼寝をしていたところにいきなり現れ、もう一回謝れといわれた。
勿論、誠心誠意、謝らせていただいた。しかし、こちらもかなり良い思いをしたあれを
謝罪といっていいのかどうかは悩むところではあるが、まぁその話はおいといて。
痴漢の最大の敗北は、423が1を意外と気に入ってしまったことだ。
1がどれだけ惚れ込もうが、相手にされなければそれまで。他に目が向かなければ
それもまた良しという、大変に姑息な企みは423の気まぐれによりあっさりと潰えた。
ごくたまに気が向くと、自分から1をからかって遊んだりもする。
1の方も、馬鹿にされても懐いている。構ってもらえるだけで嬉しくてたまらないようだ。
痴漢は当然面白くない。
しかし、自分が仕掛けたことだけに、約一名にしか不服を申し立てられない。
423に対し嫌味な口の利き方をすることがますます増えたが、当然423も黙っていない。
とばっちりは、どちらとも言葉を交わすことの多い関西弁の男が、一手に引き受けている。
昨夜も痴漢に『あの性悪猫を紐でくくりつけておいてくれ!!』と怒鳴られてしまった。
一応は人の形をしているし別に飼っているわけでもないが、なぜか痴漢は423についての
苦情はすべて関西弁の男に訴える。
他の連中は423様に諫言することなど恐れ多くて出来ませんと逃げやがるし、医師は
423寄りとわかっているから痴漢も言いに行かない。
『飼育係はお前だろう』と言うのが痴漢の主張。
痴漢だけでなく、423のお守りは関西弁の男がするものだと皆が思っているふしがある。
関西弁の男の方でも通い猫くらいには思っているから、外で何かしでかしたら菓子折りの
一つも持って謝罪に行く心積もりはあるが、痴漢に対して詫びを入れる気は一切ない。
逆に『お前が原因やろ!ええ加減にせえや、こんボケが!!』と怒鳴りたくなる時すら
あるのを、ぐっとこらえている。
自分がそれを言ってしまっては、さすがに痴漢が哀れだからだ。
ただでさえ肛門科の医師と関西弁の男以外はこの件に関しては非介入を決め込んでいるし、
その医師も痴漢の大人げの無さをちくりと皮肉ることが多い。
可愛い1はと言えば423に夢中。ここのところ痴漢が不機嫌な時は大抵それが原因だが、
1本人はそれに全く気づいていない。
二人の仲が悪いから、423の話題になると痴漢がむっとする位にしか思っていない。
1が口にするからこそ、普段ポーカーフェイスを気取るあの男も露骨に顔に出るのに。
423を目の前にしたときの1は、その原因どころか痴漢の機嫌が悪いことすら気が
ついてないことがしょっちゅうで、見る者の涙と笑いを誘う。
当初は423も痴漢をからかうネタができて面白がっていたが、疲れて御休憩の時でも
お構いなしにじゃれ付いてくるので近頃は閉口気味だ。
他の男達は始めのうちは注意しようかどうしようか迷っていたが、最終的には全員一致で
『関西さんにお任せしました』ときやがった。
やってる最中ならいくら1でもそうそう邪魔はしないだろうが、そうじゃないから
ぽてぽてとやってきて、くつろいでいる423に構ってもらいたがる。
そのうちに絶対ぶち切れる、とひやひやしながら見ていると関西弁の男に言う奴もいたが、
聞いた瞬間、こいつはXデーを予想して賭けていると確信した。
心配してではなく、探りを入れにきただけだ。しかも、万が一本当に423がぶちきれても
関西弁の男が何とかすると思っているのが見え見え。
その日の内に人の苦労を賭けのネタにしやがった胴元を探し出し、テラ銭をふんだくった。
―――道理で1が誰にも捕まらずに来るわけだ。皆で道を開けてやっていたのだから。
423の元に辿り着くまで、誰に手を取られてその場で始まってもおかしくない場所なのに。
面白がるのも大概にして欲しい。最近は痴漢だけでなく423まで機嫌を損ねることが多い。
そのうち1の面前で罵り合いを始めかねないが、その時になってもおそらく1は自分が
発端だとは気づかぬままだろう。万が一気がついても、痴漢の味方はしてくれまい。
これで関西弁の男まで痴漢を責めては余りに可哀相だから、愚痴くらいは、と仏ごころで
聞いてやっている。
手がかかるのは、心と体の大きさが反比例しているようなあの男だけではない。
もう一匹が、目を覚ました。
「……腹減った」
そう呟いて関西弁の男の上から起き上がり、大きく伸びをしてベッドから降りた。
「……何時や」
「8時すぎ」
まだ寝てていいから、というように自分が抜け出た後を直し、ちゃんと食べるものを
自力で用意できる423を、一概に猫扱いするのは失礼かもしれない。
寝る前に関西弁の男が着せ付けたシャツは423には大きすぎて、中で細い体が泳いでいる。
初めて自分の服をパジャマ代わりに貸してやった時、あまりに大きすぎてTシャツの裾が
膝まで届いていた。あれからかなり身長は伸びたが、多分そろそろ止まる。
標準程度でおさまりそうだが、たとえこの先自分を追い越しても、423を可愛いと思う
気持ちに変わりはないだろう。
423は関西弁の男にだけは甘えたがりで、『二人でいるときには近寄るな』と全身で
言っている、と笑ったのは誰だったろうか。
関西弁の男とて、自分だけに懐かれるのは悪い気分はしないからいつも甘やかしているが、
自分にそういうところがあるとは423に懐かれるまで知らなかった。
正確には彼だからこそ、初めて知ることになった。
423は、その見かけに反してかなり逞しく、他人の庇護など必要としていない。
下僕共が彼を敬う姿勢も『本来私など423様には不必要でございますし、お側によらせて
頂くだけでも勿体無いのに、お仕えさせていただけるとはありがたや』といったものだ。
多数の、それも遥かに年上の人間達に敬われたら、自分だったら疲れると思う。
しかも423の下僕共は自ら家畜を名乗り、彼の足元にひれ伏している。
傍に居られさえすれば無視されても喜び、足で踏まれれば泣いてありがたがる変態共だ。
踏まれるのも自分からねだるのは畏れ多くてできないが、今か今かと心待ちにしている。
一挙手一投足を常時粘りついた視線で捉えられては、普通はかなり消耗する。
423の精神の強靭さを一番理解しているのは、その恩恵に浴する身の彼らだろう。
「・・・あれ、まだあったと思ったのに」
戸棚を開けて、423が舌打ちをする。
「なんや?」
「カップ麺なくなってた―――コンビニ行ってくる」
「わざわざ出てかんでも、冷蔵庫になんぞあるやろ」
「……うん」
すこし不満気にしながらも素直に冷蔵庫を漁り出したのは、食べたのが関西弁の男と
わかっているからだ。
他の誰が、423様の貯蔵品に手をつけるなどという大それた真似をするものか。
関西弁の男だって、423がストックしているジャンクフードにわざわざ手をつけたくない。
しかし、下僕達に頼まれてしまった。
423様の顔色を覗うことにかけては誰にも引けをとりたくない彼らは、かなり早い時期に
関西弁の男には懐いていることを察知した。
それこそ、"何で自分が"と関西弁の男自身が訝るほど初期の頃だ。
423が映画館を訪れる夜は差し入れをするから、あまり不健康なものを食べさせないで
欲しいという願い自体は、成長期だから当然かと思った。
そんな子供がここに通うのを止めろ、と言えなかったのは、既にその子供を賞味した
後だからではなく、彼にそういうことを言える人間が極めて少ないのが判っていたから。
『423様のなさりようをお咎めすることはできないが、お体は大切になさって欲しい』と、
いい年こいた如何にも名士然とした連中が、雁首揃えて悲愴な顔つきで訴えるのが
うっとおしくて、適当に肯いておいた。
次に423が訪れた時、薄汚いポルノ映画館に恭しく届けられた料亭の弁当は、どう見ても
3人前はあったが、それを一人で食べてしまった。
『セックスのあとで、お腹が空いていた』というのが本人の弁。
しかしいくら事後でも、大食らいには違いあるまい。
驚く周囲をよそに一人冷静だった医師は、その場で定期的な健康診断を受けるよう
423に勧めた。
面倒がりながらも医師の言うことを聞いて、現在に至るまで検査を受けている。
一応今のところ大丈夫らしい。
関西弁の男を含め、そのとき居合わせた者達はただの大食いだろうに何を大げさな、
と思った。痴漢は気づいていたらしいが、何も言わなかった。
医師が心配していたのは、下僕共の美食趣味だ。人間、金や力を持つと、ついつい
そちらに走りたがる。自分の崇拝の対象をもてなそうとすれば尚のことだろう。
医師の慧眼に違わず、貢ぎ物は高蛋白高栄養なものばかりだった。
2回目はどこかのホテルのケータリング。所せましと並べられた豪奢な料理に呆れる
関西弁の男に、医師は栄養成分表なるものを手渡し、『勉強しといてね』とのたもうた。
再び"なんで自分が"と思いつつも、それ以降423の食生活を気遣い続けているようでは、
飼育係と痴漢に揶揄されても仕方ない。
・・・・・・プリン体など、それまで関西弁の男の辞書にはなかった。
カップ麺を食べたがることからも判る通り、本人は別に美食家でも何でもない。
それでも、塩分や油分はなるべく控えた方がいいだろう。
一緒に暮らしてはいないから、目の行き届かないところもある。
その分も、二人でいる時は気を付けておきたい。
屋台でおでんを注文する時、こんにゃくや大根ばかりを食べさせようとする関西弁の男を
423がどう思っているのかは知らない。
食事中とり分けるものがある場合は、常にこちら任せだから気づいているかもしれない。
だったら、いい加減カップ麺も止めて欲しいのだが、戸棚にはいつも2つ3つおいてある。
関西弁の男はインスタント食品があまり好きではないし、423に食べさせまいとして
自分が食べ続けて血圧が上がったりしたら、それこそ馬鹿じゃないかと思う。
ある日突然倒れたりしたら、この猫の面倒は誰が見る。
何も事情を知らない1に、423の目を盗んでカップ麺を渡してやると喜ぶが、度重なると
今度は『1の体はどうなってもいいのか』と痴漢が怒る。
いっそのこと、捨ててしまえればいいのだが、関西弁の男の性格上それはできない。
痴漢が嫌がらせを兼ねて捨ててくれればいいのに『生活習慣病になるがいい』と言い捨て、
少しも関西弁の男に協力してくれない。本当に自分勝手で我が侭な男だ。
もっとも痴漢はこの控え室に一歩も足を踏み入れようとしないから、見つけ次第
処分して欲しいと頼んでも断られただろう。
20畳ほどのこのスペースは、本来ならフィルム倉庫にでもなるべき部屋なのだろうが、
ここで撮影された物はすべて別室で厳重に管理されている。
意外なことだが、423様が舞台に上がられるようになっても、下僕共の口からは
一度たりとも映像の流出を心配する声は上がってこない。
この映画館が長年培ってきた信頼によるものだろう。
物置になっていたこの部屋を適当に片づけ、粗大ゴミ置き場で拾ったベッドマットを
持ち込んで昼寝スペースにしたのは関西弁の男。
そこに423が入り浸るようになったのは、当然の結果だ。
初めての御泊りの翌朝、『あちらに御休みになられる場所はございましたか』と
探りを入れてきた下僕に、423はありのままを伝えた。
午前中にワンボックスや軽トラックが数台やってきた。
その日も寝ていた関西弁の男は、いきなりの来訪者にインターホンで叩き起こされた。
万が一のフィルム強盗に備えて厳重な警戒が施された部屋は奥の方にしつらえてある。
逆にそれが目的でないと判った時点で、却って無防備になりがちだ。
中に通したのを後で痴漢にねちねち愚痴られることになるとは、あの時思いもしなかった。
だって、いつもの水道屋だったし。痴漢や関西弁の男が通い出すよりも古くから、ここの
修理を手がけてきた爺さんが、『やっとまともにする気になったか』ってうれしそうに
脚立や工具を運び込み出したから、てっきり痴漢が手配したものだと思ったのに。
『私は頼んでなどいない』なんて言い方、しなくてもいいじゃないか。
爺さんが、『自分が信用できる業者でいいと言われたから適当に連れてきた』とかいう
おっさん達が物置に入って壁を壊し出しても、何が起きているのか良く分からなかった。
とりあえず、自分の昼寝の場所が今は塞がっていることと、発注した側の人間として
誰か立ち会っておいた方がいいだろうと思って階段の隅でぼんやり眺めていたが、
爺さんは『特急でやるけど、やっぱ一週間はみといてよ』と言った。
その時点で、さすがに変だと思って痴漢に電話をかけたが不在だった。
困った関西弁の男に、爺さんは痴漢の前に映画館を取り仕切っていた男の名をあげた。
彼なら知っている筈だという。
爺さんに従い前任者に尋ねてみたところ、あっさり認めたから『臨時休業のお知らせ』の
張り紙をして、舞台にマットを持っていって昼寝の続きをした。
いそぎの仕事も抱えていなかったし、しばらくは毎日自分が来ようと思っていたから
痴漢にも連絡はしなかった。
わりにまめに連絡をとりあってはいるが、たいてい向こうから掛かってくるから、
その時に話をすればいいかとも思ったのだ。
工事のことは勿論痴漢が頼んだと信じていたし、自分がついていることも承知して
いるから特に連絡してこないのだろうと勝手に決め付けて、翌日も昼寝を続けた。
やっぱり寝ぼけていたのかもしれない、と思ったのは工事が終ってから。
『どういうことだ!!』と、痴漢の怒声に安らかな眠りを妨げられたのは6日目の夜。
久々の大仕事だとかで、爺さんやその仲間たちは揃って張り切り、工事は1日早く終った。
工賃は日割りではなく、ぽんと一括先払いの現金だったとか。
一日でも早く上げようと頑張りもする筈だ。
爺さん達を見送った後は、仕上がりの確認は痴漢に任せることにして再び眠りに就いた。
いくら日がな一日寝くたれているとはいえ、日中は工事の騒音でそうそう熟睡できない。
そんなにお育ちがいいわけでもないが、慣れない騒音に身を浸すのはそれだけでも疲れる。
だから、今晩から明日の昼まで思いっきり寝ようと思っていたのに。
今度は痴漢に叩き起こされ、胸倉を掴まれて脳震盪になるかと思うほど揺すぶられた。
どういうことかは、こっちが聞きたいくらいだった。
寝ぼけ眼の関西弁の男は痴漢にしょっ引かれて、プロが頑張った成果と対面した。
―――あら。あんなに汚かった物置が、こんなに素敵になっちゃって。
関西弁の男は感心して、傍らの痴漢を見た。
『ようでけとるやん。何ぞ、あかんとこでもあるんか?』
自分には良く分からないが、痴漢が色々こだわりとやらを持っているのは長い付き合いで
知っているつもりだった。
返ってきた返事は、『誰がやった?!』という予想だにしなかったもの。
『誰って、水道屋の爺さんが、おっさん何人か引き連れて……知らんかったんか?』
当たり前だと怒鳴り散らす痴漢を前に、ならば一体誰がと首をかしげていると、
すぐに答えを教えてくれた。
『最近ここに、紐の緩い財布をいくつも抱えた性悪猫が住みついただろう』
それで納得した。痴漢が工事の終了まで現れなかったのは前任者の策謀だったのだ。
実は423がここに通い出す前から面識があったという彼は、先日電話で話した折りにも、
痴漢がきつく当たっているのではないかと心配していた。
彼のデビューに際しては前任者も一枚噛んでおり、何も聞かされていなかった痴漢が
423に対してますます臍を曲げてしまったと知って以来、気にかけているのだ。
そのことで、痴漢が時々電話で説教めいたことを言われているのは知っていた。
いかにも気のない返事を続ける痴漢を横目で見ながら、『それで誤魔化せるような
相手じゃなかろうに、いつまで逃げるつもりだ』と呆れていたのはつい先週。
そんなぬるい男ではないことは、痴漢もよく知っている筈だったから。
しかし、どうやら関西弁の男も痴漢同様すっかり忘れていたようだ。
まさか423の下僕共の片棒を担ぐ形で、痴漢に対して御仕置きするとは。
423様が御逗留なさるにはあまりにお粗末な設備だが、痴漢に言っても詮無いことと、
さっさと割り切って前任者に話を持っていくあたり、下僕共もなかなかやってくれる。
さすが、一般社会ではそれなりの地位についている男達だ。
ただひれ伏して、よだれをたらすばかりが能でないことを立派に証明してみせた。
痴漢は自ら招いたも同然の結果を前にして、固く握った拳を震わせていた。
普段の成金趣味からは信じがたいが、痴漢はこの小汚い映画館を彼なりに愛している。
この方が淫靡な雰囲気が醸し出されるだの何だのといった屁理屈付きではあるにせよ。
傍で聞いていて一種のスノビズムだと思ったが、本人には言わない方がいいだろう。
だが、そこまでの気配りをする関西弁の男とは反対に、痴漢は心に浮かんだ不平や不満は
すべて彼にぶつけても構わないと思っているらしい。
早速この部屋の内装にけちを付け始めた。
しかし『趣味が悪い』と言われても。発注をしたのは自分ではないのだ。
同意や反論も、特にする気になれない。
―――それで死ぬわけでなし、ここまで熱くなるほどのことだろうか。
関西弁の男はそう思うのだが、何しろ相手は"こだわりを持つ男"。
お前、一人っ子だろうと言いたくなるのを我慢して、御意見を伺ってみた。
『べつにええやん、猫足もキンキラもあれへんし』
ビクトリアやロココだったら関西弁の男もさすがに厭だったが、アールヌーボーなら
まだましではないか、と。
それに対する痴漢の返事は『どうせならアールデコにすればいいものを』だった。
"天井の色が良くない"とか、"今更モリスか"とか、次から次へと文句が出てくる。
馬鹿らしくなって放っておいたら、モリスの業績についてどうだこうだと演説を始めた。
何でも、アールヌーボーで一括りにするのは間違ってるんだってさー……どうでもええわ。
あまりの眠さに、つい本音が零れそうになるのを我慢して、ひとまず痴漢を帰らせた。
明日の晩なら肛門科の医師も来るから、彼の口から上手く言ってもらおうと思ったのだ。
彼が、穏和な振りして言いたい放題の男であることを、これまたすっかり忘れていた。
次の日、久々に映画館を訪れた医師は、簡単ないきさつを聞いただけでこう言った。
『別に良いじゃない。誰も君に使えなんて言ってないんだし』
こめかみに血管が浮き出そうになっている痴漢とは対照的な、穏やかな笑みを浮かべて。
その様子を見ていると、今回のことも前もって承知していたのではと思えてくる。
じきにやってきた423は、痴漢に『下僕に何を命じた』と怒鳴られ、眉をひそめた。
改装済みの部屋に案内されるまで何も知らなかった423は、痴漢に向かって
『新参者が縄張りを荒らしてしまって誠に申し訳ございませんでした』とせせら笑った。
慌てて間に入った関西弁の男は、いっそない方がましな言い訳をしてしまった。
『単に壁紙が気に入らんだけや。"今更モリスか"やて。こいつこだわる方やから』
関西弁の男が痴漢を庇っているようで面白くなかったのだろう、と今なら判る。
『少し前によく見かけたからって、そういう言い方をするのはどうかと思いますが。
昔からあるものを、それこそ"今更"流行物扱いしなくても』
もうこの頃、痴漢相手には一言で済ませるようになっていた423が、珍しくやめなかった。
『あなたのお遊びを邪魔するつもりはなかったと思いますし、お許し頂けませんか』
『……お遊びとは、どういう意味かな』
返答次第では423を叩き出す口実になると思ったのだろうが、そうは問屋がおろさない。
『王子と乞食ごっこ。ここ以外は手付かずだそうですね。他の場所で思う存分―――』
『わーっ!!―――やめろて、おい、こら―――センセーっ!!』
逆上した痴漢がドアに拳を叩き込もうとしたのを羽交い締めにし、事態の収拾を
つけて欲しさに医師の姿を探してみたが、腕組みをして部屋の中央に立った彼は
何も聞こえない振りを装って 天井を見上げていた。
そういう男だと知っていながら、つい期待してしまった自分が情けない。
『壊したって聞いたら、今度は何を持ってくることやら―――僕は知りませんからね』
下僕共に貢ぐ口実をあたえるだけだと言われては、物に八つ当たりも出来ない。
だからといって、関西弁の男の足を思いっきり踏まなくてもいいではないか。
こんな時はさすがにぐれてしまいたくなる。
―――お前、本当は俺のこと友達だなんて思ってないだろう。
その後、調度品が貢がれても423が拒まなかったのは、痴漢へのいやがらせに違いない。
痴漢は文句を垂れ続けたが、もう聞いてやる気になれなかった。
滅多にない機会を与えられた下僕共は、ここぞとばかりに様々な物を送りつけてきた。
普段423に物を貢ぐことができない憂さを晴らすかのように。
423が彼らにたかるのは食事のみで、面倒くさいから金品は一切受け取らない。
受け取って、送り主に欲が出るのを警戒してのことではないだろう。
奴等にそんな根性があるとは思えない。
痴漢もそれを承知の上で、お礼に一つ、と423主演のフィルムを見ていくように下僕に
すすめてみた事がある。お前らの崇め奉る423様の痴態をご覧になりやがれ、と端から
嫌がらせのつもりではあったが、まさか話題にしただけで泣きだすとは。
勿論フィルムを見る筈もなかった。悄然と肩を落として帰ったのは、一人や二人ではない。
唖然とする痴漢に、医師は『変態をなめてかかっちゃいけない』と人差指を振ってみせた。
痴漢に苛められた下僕共はますます結束を強め、貢ぎ物は次々と映画館に届いた。
423は下僕共を止める気はないと関西弁の男に向かって言いきり、痴漢は苛立つ一方
だったが、ある日を境にぴたりと届かなくなったのには、今度は関西弁の男が呆然とした。
その前の晩『物が多い部屋って、余り好きじゃない』と423が呟いた時、間違いなく
二人きりだったはず。適当に入った安ホテルで、一緒にシャワーを浴びていたのだから。
盗聴器なんて役に立たないくらいの湯の音にまぎれ、耳朶を食むようにして囁かれた
あの台詞を、どうして奴等が知っている。
医師が種明かしをしてくれるまでの間は、同衾しても手出しはできなかった。
どうして急に貢ぎ物ラッシュが止まったのか。
密かに怯える関西弁の男と、423様が止めさせたはずも無し、と首をかしげていた連中に
『あれがそうだったんだと思う』と医師が話してくれた。
下僕の一人が御機嫌伺いに現れ、何か足りないものはないかと尋ねた折りのこと。
それまでずっと423は『特にない』を繰り返し、下僕共はまったく聞いていないかの
ように送り続けていた。しかし、その日初めて423は無言で首を振ったそうだ。
下僕は深く頷いて去ったが、今にして思えばあれは貢ぎ物が来なくなった前日だった。
それで貢ぎ物がうっとおしくなっていると判断できるのには、感心を通り越して呆れた
423のことをよく理解しているからだろう。もともと、彼は物にあまり執着しない。
金は浪費するより切りつめる方が性に合っているらしい。
しかし、下僕の積み上げる札束よりも道で拾った10円玉の方が嬉しいという感覚は、
健全なのか歪んでいるのか判断に苦しむところだ。
随分と物が増えたこの部屋だが、そのわりには狭くも雑然としているとも思わない。
皆で相談したのだろう、方向性がある品物選びをしているため、トータルでバランスが
とれている。金額面でも、恐ろしいことになっているらしい。
家具は関西弁の男が見ても判ってしまうアンティークの有名どころばかりだったから、
おのずと価格は知れてしまうが、それ以外も充分とんでもなかった。
この羽毛布団1枚で、車が買えると聞いたときには、他人の金なのにクーリング・オフと
相談センターという二つの言葉が頭の中をくるくる回った。
痴漢によると、一羽からほんの少ししか取れないのを集めて作った超高級品なんだそうで。
―――ただの布団じゃねえか、こんなもん。
その素性を確かめていたらいちいちそうやって絡んでしまいそうだから、自分からは
なにも聞こうとはしなかったが、雑貨はいずれもどこぞの王室御用達とかそんなもの
ばかりらしい。痴漢が423を女王様呼ばわりするのは、後にエリザベス女王杯で大敗を
喫したのがきっかけではあるが、その種はすでにあの頃蒔かれていたのかもしれない。
一番最初にガラス工芸で有名な作家の飾り棚が届いた時に、これは来る、と思った。
痴漢もまた本物志向という名のブランドオタクだからだ。
しかも、“知る人ぞ知る名品”が大好き、というかなり嫌らしいタイプ。
だからある程度の覚悟はしていたが、関西弁の男の予想をはるかに超えた、
見事な燃えっぷりだった。
―――まさか毎日聞かされることになろうとは。
いい年をした男が、電話してきてまで言うことではなかろうに。
『それに合わせたつもりだろうが、あれの方がいい。どれから選んでなぜこれなのか、
私にはさっぱりわからないがね』
関西弁の男には、痴漢が何を言っているのかさっぱりわからなかった。
自分には耳なじみがないせいか、すぐに忘れてしまったが、こそあど言葉の部分には
外国語が色々入っていた。それを淀みなく列挙するとは、嫌いなわりには詳しすぎる。
一時期、はまっていたことが窺えたが、これも言わずにおいた。
あの蘊蓄垂れとつきあう1は偉い、と思うが、右から左に抜けているだけかもしれない。
―――瑣末事にこだわって延々と語りを入れる痴漢がついに見つけたハニーは、にこにこ
笑いながら一部始終を聞いてくれるけれども、実は何も頭に残っていない1なのでした。
世の中うまく出来ている。
関西弁の男も、日頃からそんなすさみきった目で二人を見ているわけではない。
1は一所懸命に人の話を聞こうとする良い子だし、痴漢も些か足りないところのある彼に
説明する時は、かなりセーブしている。
二人でいるところを目にする度に、あいつも大人になったと感動せずにはいられない。
1もまるきり馬鹿ではない。なまじお勉強はよくできるから、余計に抜けて見えるのだ。
極端に一点に集中するかわりに、それ以外ではぼんやりと弛緩して注意力散漫になり、
人の話もあまり耳に入っていないから、自然と会話のテンポもずれてしまいがちなだけ。
性格は悪くないので"天然"で許されているが、本人は気にして努力もしているようだ。
誰に頼まれなくても語りつづける彼のダーリンは、ヒアリングの良い教材になっている。
お付き合いをなさることで、お互いに向上が望める素晴らしいカップルでございますとも。
だが、今の状態がこの先も続くようなら。
『お前こそバカ犬を繋いどけや!!うちの猫のそばでキャンキャン吠えさすな!!』
と、いつか怒鳴ってしまいそうだ。……多分、やらないけれど。
言ったその時は楽になれても、後で自分が嫌になるだけだから心の中で叫ぶにとどめる。
痴漢だけでなく、自分もまた卑怯で小心者なのだ。類は友を呼ぶ。
向こうは友達と思ってないようだが、それでもごくたまに、友達ぶることもある。
『友人として一言いわせてもらう。いいかげんあの性悪猫と手を切れ』とか。
いつだって一言で済ませたことのない男に言われても、あまり説得力は感じない。
ウワー、マジヤバー(泣 ......タダイマ、478KB...... 残り削って出直してきます。スマソ>ALL
ゴメンヨー。オヒッコシ、スンデカラ、ヤレバヨカッタヨー(泣.........イッテキマス。
お気になさらないで、書き込んでください。涼気だの基地外うp再びだの……スマソ>ALL
えー!削っちゃうですか…??いやん…。今日、嫌な事あったけどここ来て全部忘れた!!(w幸せー!!
何から言っていいかわからんほど面白かったけど、痴漢の話が右から左の1タンに萌えてしまた。
423萌え・・。変態下僕に共感してシマタ(汗
金も権力もないが下僕に加えてホスィ・・。
痴漢はとことん1たん馬鹿なのねw
関西弁さん一回びしっと言ってやってくだせぇ。
続き楽しみに待ってます・・ハァハァ。
次スレ立ったあとで、できるだけ書いてみます。
本当は前スレにコソーリ貼るつもりだったけど、1000ゲッターに見つかったら
一発でパアだったので。前スレはカウントが、今スレは容量がやばかったのじゃ…
テキストファイルで50KBない所にかけたのじゃが、ちと怖くなってストップ。チキンハートでスマソ。
そろそろ次スレの話がでてるのに前スレがあるから、なんか書いて貼っちゃえ、とオモテ
書いたのですが、長くなりすぎました(泣
>916
ウワキハケーン!>関西弁の男の男が思った
…もちろんただの間違い。正しくは「関西弁の男が思った」です。
カウントもまた間違えた。いつもこんなで、本当にスマソなのじゃ(泣
>913
×次スレ120
〇今スレ120
前スレに貼る気満々だったことがよくわかる…多分まだやらかしてますが、
まとめて書きます。それまで脳内校正よろしこ…チャント、ミタツモリナノニナー…
いつも萌え萌えで脳内校正バッチシ(とゆーか気付かねー)なので安心してくださいね!
いつもありがとうです!職人タン
941 :
チキン:02/03/25 12:45 ID:Tqg/473R
どえらいバイト数になってシモタ......。学習能力なさすぎ。申し訳ございません。
テキストそのままとは思わなかったけど、まさか2/3でここ迄になるとは。しかも950いく前に。
大顰蹙の余り、人がおらんくなったぞなもし(泣
ヤパーリ危ないじゃろな>次スレ立ったあとで、できるだけ
バイト数がどうなるかが読めない。「このスレッド大きすぎます」・・・いやじゃ(泣
942 :
チキン:02/03/25 12:48 ID:Tqg/473R
次スレにうpさせてもらえんかのう?>ALL
勿論、ちぎります。あと10話なので,二つに分ければ20話。......イツモイツモ、ナガクテゴメンヨー
943 :
チキン:02/03/25 12:51 ID:Tqg/473R
あ、『御猫様』の残りのことです>941&942
あっ、すみません、次スレ持ち越しなら、次スレ移行時まで待っております。
946 :
チキン:02/03/25 13:07 ID:Tqg/473R
アリガトー>344
ちぎりうpで、ぎりぎりまで頑張ってみる。
じつはスレ立てバージンというのも逃げてた理由の一つ。950踏み逃げさしてくり(泣
手を切るとか切らないとか、そんな関係でもない。
たしかに懐かれているとは思うし、自分は423にとって特別な存在だとの自負もある。
舞台で疲れると必ず関西弁の男の膝に乗りたがる甘ったれの猫は、めったにあそこで
誘いをかけてこない。舞台でするプレイと自分とのセックスを区別していると思うのは、
まんざらうぬぼれでもないだろう。
日頃は相手が着たままでも気にもかけないか、プレイの一環として脱がせるかなのに、
二人だけの時は脱ぐのが遅いと怒って追いはぎじみた真似をすることもある。
そうして、二人揃ってすべて脱ぎ捨てた後、ひたすらくっついていたいというように
素肌を押し付けてこられては、勘違いしてもしかたあるまい。
しかし、もし423の身に何かあったとしても、関西弁の男を頼ってくるとは思えないし、
万一頼られても力になれない可能性は大きい。
怪我をしても治るまでは姿を見せなかったように、事がすべて解決するまでは来ない
かもしれない。どんな手傷を負おうとも、一人で治したがりそうで恐い。
そんな時こそ我が侭を言って欲しいのだが、半ば諦めてもいる。自分では駄目だろう。
下僕共に頑張ってもらうしかなさそうなのが、ちょっと悔しい。
けれどもこの猫は、くつろぎ場所の一つとして自分の膝を選んでくれている。
そのことを嬉しく思うのと同時に、自分が死んでしまったらその時は、と心配にもなる。
他に行く場所はあるのだろうか。
単なる思い込みということだってありえる。自分の他にも、こうして甘える相手が
いるかもしれない。
もしそうだったら、裏切られたような気分になって少し寂しくなるだろう。
それでも、他に行く所があったと安心する気持ちのほうがきっと大きい。
大切にしてやりたいと思っているが、愛だとか恋だとかいうものとは少し違う気がする。
情が移った、というほうがしっくりきそうだ。
一緒にいてぼんやりしている時の自分は、縁側で猫を膝に乗せた爺と変わらない。
実際、傍が思うほどお熱くもない。むしろお互いの年齢からすると枯れている方か。
誘われればそれなりにいたしもするが、いまさらがっつくような間柄でもなくなった。
猫の盛りよろしく、一年を通じ春秋の頃の数回で終わったこともある。
くどいようだがいい年をして、そういう事を他人に聞いてくる男が身近にいたのには
驚いた。自慰の回数を競い合う中学生じゃあるまいし、くだらなすぎる。
何でまたそんなことをと冷たい目で見たら、さすがにこそこそ逃げていったが、その姿を
しっかり医師に目撃されてしまった。後日、本人不在の酒席で笑い者にした彼は鬼だ。
『あんまり笑っちゃ可哀相だけどね』だなどと、どの口でぬかすやら。
医者の姿をした鬼は、次の瞬間爆笑している者たちを寒冷地獄に突き落とした。
『遅まきの初恋って、どうしてああも笑えるんだろう』
初恋と、痴漢。
あまりと言えばあまりな取り合わせに関西弁の男を除く皆が鳥肌を立てた中で、果敢にも
レジデントが異議を申し立てた。『ちょっと寒すぎる』と言った彼を、医師は一蹴した。
『そりゃ初恋って言うのは冗談だけど、別におかしくないじゃない? 妙にうぶな所が
あるから、423ちゃんにさんっざん転がされて馬鹿にされてるんだしさ』
歯向かって転がされる前に、とっとと降伏している男達は全員が黙りこんだ。
『ま、仲良きことは美しきかなってことで、暖かく見守ってあげようじゃない。しかし、
あの男が、いまさらどの面下げて、と思うと感慨深いよ。さっきの話も要するに
“こんなに幸せでいいのかしら、なんだかこわい”ってことでしょ? 乙女だよねえ』
しみじみと述懐する彼が本音も交えて言っているのは判る。自分と同じく、あの男の
古傷を知る数少ない人間の一人として、祝福する気持ちでいることも。
しかし、もう少し言い方があるのではないか。
そっちは避ける体勢を整えてから言っているのだろうが、こっちは隣に座っていた
レジデントが吹き出したビールがまともにかかってしまった。
他にも何人かやらかしており、テーブルの上は大惨事になった。
『ちゃんときれいにしといてよ。やだな』
しっかり皿を抱えて逃げた医師は、元凶のくせに何もしなかった。
最初から当てにせず、さっさと片付け始めた自分が憎い。
こうして思い返してみると、世話焼き爺以外の何者でもない。ちょっと嫌になる。
世話を焼きたいのはこの猫だけなのに。
関西弁の男の可愛い猫は、冷蔵庫にあったサンドイッチを食べながら朝からワインを
飲んでいる。両方とも、昨夜下僕の一人が差し入れたものだ。
前に下僕の一人をとっつかまえて、起き抜けに食べる物も欲しいと頼んだ。
自分が便乗して欲しがっていると思われたら厭かも、と細かいことを気にしつつ、
そんなに豪華なものでなくてもいいから、と頼んだところ、下僕に『かしこまりました。
今後もよろしくお願いいたします』と頭を下げられてしまった。
なんだかなぁ、と頭を掻きながらこちらも下げた。奴等は本当によく分かっている。
423は、ほうっておけば自分の容姿はおろか、健康も省みない所がある。
朝からワインを一本開けてしまったり、洗濯石鹸でその絹糸の髪を洗おうとしたり。
下僕共も、前者については関西弁の男に早いうちから頼んでいる。
後者は貢ぎ物で解決をしようとした。
痴漢とは対照的に、余程匂いがきつくない限りどこのブランドだろうが頓着しない
423だから、ボディケア用品も下僕の貢ぎ物をそのまま使っていた。
それに関しても本当は一説ぶちたい痴漢は、医師に『よくそんな所まで気がつくねえ。
本当に気になるんだなぁ』と言われて以来少々おとなしくしている。
気になるんじゃなくて、気に障るんだと言い返したくても相手が悪い。
渋々引き下がったのだろうが、医師もたまにはいいことをしてくれる。
そんな423が唯一これと決めているのは、その身に纏う香り。関西弁の男が贈った物だ。
気を遣ってか、以来下僕達は無香性のものしかよこさなくなった。
423が、廃盤になったけど好きだった、と有名な香水の話をしたときに、何とかして
やれないかと思ったのだ。あとから考えれば下僕に相談してもよかったのだが、
その頃はまだ彼らを薄気味悪いと思っていたし(今でも多少思っているが)、
聞けた義理でもないとの遠慮もあった。結局、痴漢を頼ってしまった。
後から騙されただのなんだのと文句をいっていたが、当然無視した。
あんな感じで、と423が懐かしんだ香りを例に挙げたが、それが女性向けだったのも
誤解の元になった。しかし誰も、女にやるとも423にはやらないとも言わなかった筈だ。
ファーストだミドルだとこれまた呪文を唱え出した痴漢の助けを借りて出来上がった
特注品は、無くなりかけるとこの部屋の目に付く所に空瓶がおかれる。
関西弁の男は黙ってそれを片付け、新しいものが届き次第その辺に置いておくと、いつの
間にか無くなっている。そういうのも楽しいと思う自分は、もう立派な乙女かも知れない。
そんな風に関西弁の男に乙女心を植え付けた当の423様は、朝から機嫌が悪そうだった。
黙々と食べ終え、ベッドに戻ってくると何も言わずに潜り込んできて、関西弁の男の胸に
顔を埋めた。やっぱり昨夜のことが気に触りまくっている。
昨夜は423は早々に疲れ果てて、関西弁の男の膝の上でうとうとしていた。
体力がないわけではない。むしろ腕力も含めて人並み以上。中途半端に疲れている時、
思いっきり疲れてぐっすり寝たいからという理由で映画館に来ることがあるのだ。
昨夜もそうだった。
気持ち良く疲れて、そのまま眠ったところを関西弁の男がこの部屋に運ぶ筈だったのに、
子犬がじゃれついて起こしやがった。今度こそ切れると誰もが思っただろう。
幸いにして不発に終わったが、単に先延ばしされただけだ。関西弁の男も、脱力している
時はともかく平常時にこの猫を押え込みつつ、痴漢からも庇えるかというと自信がない。
そう。なにが恐いといって瞬間最大でいけば、423は痴漢や自分と変わらないくらいの
力持ちなのだ。だてに大飯を食らってはいない。
絡んできた酔っ払いの顔面に拳を軽く一発、頬骨を骨折させたこともある。
『もう少し上だったら、眼球が潰れるか飛び出すかしてたって』と医師に聞かされて
ぞっとした。下僕共が一人歩きをさせるわけだ。
ちなみに関西弁の男が気がついてないだけで実は、というのはもうノイローゼに
なりそうだから、最初から除外している。
―――それくらい神経が太くなくては、とても423様のお側にはいられませんとも、ええ。
それはさておき。
423がこの怒りをぶつける先は100%痴漢だ。1は攻撃対象外だろう。
これまで大きな争いにならなかったのは、常に423が痴漢に対し譲ってやっていたから。
その423がついにリングに上がれば、痴漢もここぞとばかりに始めるだろう。
口で罵りあうのならまだいい。問題は、両名が切れて腕力に物を言わせようとした時。
瞬間最大出力は互角で、リーチや持続力は痴漢の方が上。
だが、やるとなれば423はかなりえげつない手を使うに決まっている。
似非紳士の痴漢は普段は温厚そうなふりをしているが、切れたときの見境のなさは
何度もこの目で見ている。
その二人の間に割って入って両名に怪我をさせまいと気遣いつつ、とろこい1も
避難させていたら、死ぬかもしれない。
医師が1を逃がすのを手伝ってくれると思いたいが、あとはどうだか。
リングサイドで、関西弁の男の怪我の具合まで含めた賭けをしてしまいそうだ。
自分だって片方がうちの猫じゃなければ、さっさと見物にまわっている。
せめて痴漢が負けてくれれば。
しかし、この先一生愚痴をきいてやるからと言っても、あたり前だが絶対に引くまい。
956 :
チキン:02/03/25 13:28 ID:Tqg/473R
完結編に続きますが、一度引っ込みます。
誠に申し訳ありませんが、どなたか次スレ立ててください。
957 :
チキン:02/03/25 13:58 ID:Tqg/473R
どなたか、じゃまずいか。949で止めておくのじゃった。
この際バージンブレイクしてみたいともオモタけど、最近ミスばっかりだから怖いのじゃ(泣
960踏んだ方、お願いできんかのう…。
958 :
チキン:02/03/25 16:11 ID:Tqg/473R
今頑張ってます>次スレ立て
不細工な仕上がりになると思いますが、頑張るのでよろしこ(泣
大失敗こいた。スマソ(泣
>960=チキン様
スレ立てお疲れさまでしたm(__)m
それと関連スレに入れていただけるなんて…
おそれ多くも道理で閲覧増えた訳で(藁
次スレまでの時間にテンプレ何とか考えないとまずいですよね…
>961
あうう。後悔しきりです>新スレ
タイトルは『男って痴漢にあったら、正直>1 【2幕目】』とかのが良かったと思うし、
1のラストに>2−4のリンク貼り付けすればよかった。
それで、>2のラスト『まあお前、初心者は、ROMって勉強しろってこった。』の次に
過去ログおよび関連アドレス貼ったら、もっとスリムになったのに。
所詮ろくなスキルもないミテミテ厨房のお婆じゃから、上手にできんとわかっておったけどのう。
ちぇっちぇっちぇーーっ,ざんす。
ほんに、申し訳ないことしたぞなもし>ALL
置換ウマー
964 :
てすと: