ネオ・ゼネバス軍将兵募集

実質３次募集となるわけだが、今や新陣営として旗揚げしたため、
「ネオ・ゼネバス軍将兵募集」と改める。我が志に共感する者、
同調する者、我こそはと思わんものは奮って参加して欲しい！！

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―――――――終わり―――――――
―――――――――――――――――

　　　　　　　　　　　　　　　　告知
現在我が軍に参加する戦士たちへ。二次募集はねこに荒らされつつあるため、
こちらに移動して欲しい。我が同胞たちよ、これからの活躍、大いに期待す
る。ジーク・ゼネバス！！

ねこ如きに押されていては宿敵ヘリックに嘲笑されてしまうぞ！臆するな革命の獅子たちよ！

　我が配下全機。死すまでお側を離れません。
　

>>2逝ってよし！
切り落した>>2の首を矛の先に刺して掲げよ！！

>>６
　よせ！矛の穢れになる。捨てておけ。

逝っても無駄。つけあがるだけ。ほっとけ。しかし、ほっといても荒らすから
始末におえん。本当になんとかしてほしい。奴はこのゾイド版にとって癌だ。

＞＞２へギロチン４６４９！！

はいはい
―――――――――――――――――
―――――――終わり―――――――
―――――――――――――――――

ねこさん！もうゾイド板を荒さないで下さい！おかしいですよ、こんなの！

おいおいここにも偽身のがいたよ。

初代スレ　ＰＫ将兵募集
http://salad.2ch.net/test/read.cgi/zoid/1011860033/l50
第２次ＰＫ将兵募集！
http://salad.2ch.net/test/read.cgi/zoid/1015410822/l50

カッカもね　ひっしなのよね　はいってね

せっかく閣下が建てたんだし…

ふ…プロイツェン閣下の氏ぬ所を見るまではお供いたしますか。

＞１５
私の死ぬところを見たいのならばその代償は命で払ってもらうぞ。
いいかな？

>>16
はーい、賛成の反対なのだ！！

こっちにハーディン准将が来るかどうかが問題かな？
第２次のほうも９００位まではつき合うでしょーし。

>16
むろんであります閣下、と言うか閣下の理想実現のために
連日一命を賭してヘリックの犬どもと戦っておりますが何か？
閣下の後をついていくために命を代償とするなど当然。
あと前スレの>97で、ご自身の演説された内容をお忘れか？
御父ゼネバスの元へ召される時、すなわち我らの理想実現の時。
それを見たいと申しておるのです、閣下！

＜…ﾄﾃﾃﾃ　　　 　 　∧＿∧　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　 （・∀・　）
　 　 　　 ∧＿∧ (( Φと　__）　
　　　 　 （ 　・∀）　 人（＿__）
　　　　　（_＿　つ／　　　　
　　　　　（＿＿））



トテテテ...

　　　＼从/
　∋oノハヽo∈　 　　／￣￣￣￣￣￣￣
　　 （　＾▽＾）Φ 　＜　新スレ･･・
　= ⊂ 　　）／　　 　 ＼＿＿＿＿＿＿＿
　= (__/(ﾉ／　ﾋﾟﾝｯ　　　　　
　　　　／
　　　Φ


　　　|__∧
　　　|∀･）
　　　と　ﾉ　
　　　|　| |
　　　|__）_）　　　　　　　　　　　　　ｽﾞｻﾞｱｧｧｧｰ　
　　／ 　 　　　Φ　　　　　　　　　　　　
　　　　 　　　／　　　　∋oノハヽo∈　　＜ｳｯ…！！
　　　 　 　／　- = ≡i⌒（lli ^▽^）っ　　　　
　　　 　／　　　　 i⌒"　　つ　;;;⌒｀)⌒｀)　
　　　Φ　　　　　　￣￣";;;;⌒｀)⌒｀)　　

閣下自ら新スレをお立てになりましたか。
前スレもあと僅かですが、2chの容量欠乏が叫ばれる昨今、あのまま捨て置くには惜しいかと。
最後まで使用するか、何らかの埋め立てイベントを行う事を提案します。

ん？　sageた訳でないのに何故上がらないのだ？

age

あがりましたぞ。

准将！初回限定版シンカーを捕獲しました。
よろしければ献上いたします！
しかし、あそこは凄い所でした、初回限定シンカーが群生しているうえ、いまだ残っていた初回限定ウォディック！さらには何と初回限定デススティンガーまでが棲息しているゾイドショップ！
残り易い目の機種とはいえよくぞゾイド狩りの目を逃れこれだけのサンクチュアリを築きあげたもの、と思いました。
全て定価だったので安売りスレでなくこちらに。
すべて閣下の命で量産された機種ですし。

１の妹です。
このたびはお兄ちゃんがごめいわくおかけして
どうもごめんなさい。（ペコリ）
はぁ……なんでこんなことになっちゃったんだろ。
昔のお兄ちゃんは、優しくて、家族思いで、頭だって良くてテスト１００点
ばっかりだったし、お友達に囲まれていっつも楽しそうだった。
でも、あの日の後、もうお兄ちゃんはお兄ちゃんじゃなくなっちゃった。
……お兄ちゃんは、少しも悪くないんだ。悪いのは、２ちゃんねる。
なにか、皆さんに、おわびにしてあげられることがあると、いいんだけど……
ううん、待ってて。
私が、お兄ちゃんを元通りのお兄ちゃんにしてみせる。
そして、お兄ちゃん自身が、自分でこのあやまちをつぐなうんだ。
だから、ほんの少しだけ、待ってて。ごめんね、おねがいします。

>>20
おいおい、滑ったとか言うわけじゃなかろう！！

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　シコ　　　 (　゜Д゜)、　　/　/＜ 　 ひゃっほう！！！
　　　　　　/　　　　 ヽ、 /　/　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　シコ　　（　）　゜　゜/ヽ/⊂//
　　　　　　＼ ヽ、 （　/⊂//
　　　　　　　 ＼ ⌒つ　/
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　　　　　　　　|　 |Ｏ○ ＼
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　　　　　　　　|　 ）　　　　|　 ）
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　　　　　　 ∪

　　　　　　　　　＿__　　ハァハァ.........　　　　　　　　　　　　　　　　
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　　/　　　　／ ／┃終 ┃　　　　　 　　 i 、、　| ヽヽ　 |＼　　　 |　　＼
　/　／　　＼　＼┃　　┃＿∧　　ﾄﾞ ド　|ヽ　 　|＼　　　|　　　　|
/ ／　　　　　＼　┃　　┃;´Д｀）
／ ／　　　　　 ヽ┃　了┃　 ⌒＼
／　　　　　　　　 ┃　　┃／　／
　　　　 　　　　　/┗ (((┛　／　<判決が出たぞー！！
　　　　　　　 　/　　/￣　＼　　　　このスレは終了だ、終了確定だー！！
―　　　　　　/　　ん、　 ＼　＼
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⌒ヽ　　　’　・`し'　／　／
　　人,　’　’,　(￣　／
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age

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何人残る？

保守age

さすが、首都にはいい女が多いな！
二部が再開するまでに１００人斬ります！！

>>34
爆破しちまったから誰も残ってないって･･･
もしかして､幽霊！？

アンダー海の海中に潜むホエールカイザー。
情報収集艦に改造されたこの艦は、ＰＫ調査隊の手で運用され今日も情報収集に勤しんでいる。

調査隊隊員１「ヘリックとガイロスの通信を傍受。内容はＰＫ離脱者が中央大陸に向かう可能性を示唆するもの。」
調査隊隊員２「おそらくアイゼンドラグーンを付け狙うみたいです。」
調査隊隊長「至急ハーディン准将に連絡せよ。」
調査隊隊員１「了解。」

アンナたんの写真をポスターにしてあちこちに貼れば、
かるく数万の兵が集まるのでは・・・・？

そのポスターにこんな文章を入れてみる。

「ヴォルフ、あなたが求めたのはこんな結末なの？」

鉄竜兵団の上空からばらまいてみたらどうなるかな？フフフ

＞３７
共和国ではマミ＆ユニアのポスターが大量に配布されている。
「来たれ共和国空軍」と文章入りでな。

幻惑のタウソウォッチ

ageさせてもらうよ　

周りからいろいろ指摘されているようなので、トラブルを避けるためにも…　　　　　

・なりきりスレはsage推奨です。ageると周りにうざがられるので注意しましょう。
.　　ΛΛ　　／
　　(,,ﾟДﾟ)⊃ ｼﾞｭｳﾖｳ !
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ということでよろしくお願いします。　　　　　　

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>38

了承！

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と言うわけなので、もう書き込まないで下さい。メイド長、その他ガイロス軍
所属の人間はヘリック共和国と共に戦ってくれ。我が国の正規軍である国防軍
はもう中立宣言を下す。ただし、中立を破ってこの板に侵攻してきたならばこ
ちらも引き揚げるまで抵抗はする。
（いやに弱気）

しまった、誤爆だ。４４はガイロス軍向けスレ。

今更だが１５、１６、１９の書き込みを見ると・・・閣下も中佐並だな。

ここがデルポイか。
それにしても寂れてるなぁ。

（地図を見て）

中央山脈方面軍偵察隊からの報告によると、この付近に隠れ基地がある可能性が示唆されているな。
バンカーバスターで一帯を攻撃し、出方を見るか。

付近の空軍に連絡、バンカーバスターを搭載したザバット（無人仕様）２，３機を、報告にあった隠れ基地と思わしき場所に出撃させろと。

>>48
下げろヴォケ

>>ヘタレ
貴様の野望も潰えたな。

おのれ…アンビエントにまで邪魔されるとは…

２スレ連続１０００取りの野望が…

ア・ア・ァァァァンビエントぉぉぉぉおお〜〜っ！！

准将、ナイス!!
ちなみに自分は初代スレ当時准将にソバとうどんのどちらがお好きか聞いた者であります。
当時は面白かったけどね････

>>51 ヘタレ
知るかヴォケ！！
くだらねぇ事やってんじゃね〜よ！！
さっさと寝ろ馬鹿！！

しつこいようだが、わが隊は現在各地を廻り難民に食料・医療品を配布したり災害地の再建を実行中である。
これに対する増援・大規模化を望む。
これは我々の支配を民衆に受け入れ易くする目的があるが、支援そのものは無条件で行わなければならない点に留意されたし。
さらにこの事業を効率化する名目でネオ・ゼネバスの活動拠点を設営し、食料・物資の流れを抑えようとしている。
これは単なるボランティアではなく、事実上我々による中央大陸各都市に対する征服活動である。
この流れをとうし食料およびゾイドの整備・補給に必要な物資を抑え、抵抗勢力の動きを抑えるという目的に基づくものである。
うまく行けば、無用の戦闘をすることなく共和国残党を干上がらせ、狩り出すことができるであろう。
各員の理解を求めるとともに異論・反論を求める。
中央大陸先見部隊指揮官記す。

誰かが覗いてる、、、
http://freehost.kakiko.com/freen/wasyoi.html

難民に物資を配給したり再建の資材や労力の提供をするのはいいんですが、
提供すべき物資はどこから入手すればいいんでしょうか？
我々が置かれている状況から察するに、むしろ住民から物資を収奪しなければ
こっちの身動きが取れないと思うのですが。

>>56
共和国スレ７３８から察するに、自分達が苦しくなるのを覚悟でやっているように思われるが。
状況からして援助はしてもなんでもかんでもバンバン放出というわけでは無いのでは？
それと、ちゃんとsageような。

>>56
まず第一に明言すべきは「民衆からの収奪・略奪は厳に禁ずる」ということである。
我々は軍人であり国家・民衆を守るため存在する。
その軍隊が活動するために民衆を傷つけることは本来あってはならないことなのだ！
（鉄竜に関する事情はかなりの異常なので後述する。）
ではどうするかというと、
１）まず我々自信が窮乏に耐える事。
曲がりなりにも軍隊は平素から余剰に物資・糧食を備蓄しており有事に備えている。加えて我々自身が倹約しその分を支援に回すことにより賄う。
これは軍が民衆と苦楽を共にするものという精神を養うのに効果的でもある。武士は食わねど高ヨウジである。
これだけだといずれ枯渇するので、
２）地元各企業・団体からの供出を求める。
鉄竜騎兵団の侵攻により中央大陸の多くの都市が戦火に包まれたが、それを免れた地域・団体からの備蓄の供出を願うのである。
無論タダという訳にはいかず、それなりの見返りを用意して交渉するわけだが。
ａ．ゾイドの運用や各種部隊の特技を利用した労働提供
ｂ．野良ゾイド・盗賊・食い詰め軍人等からの安全保障
といった提供から、
ｃ．実弾。いわゆる、金の供出
ｄ．協力に対して各種営利・利権を約束する、いわゆる談合
といった手もある。最悪、
ｅ．圧力。表沙汰にならない程度に不具合を提示して協力を強要（ゴリ押し）する。
といった具合だ。これらは各ケースの、ホンの一例に過ぎない。
また、ｃ．にも絡むことだが我がネオ・ゼネバスはニクス脱出時に持ち出したガイロスの国庫金、プロイツェン閣下の個人資産を始めとして資金的には余裕がある。（プロパガンダ的にも。）
運用に際しては准将及び上層部の判断を仰ぐ事が必要となるが、これを当てにすることも可能である。
いずれにせよ苦しい活動を余儀なくされるが、これも我らの栄光ある未来のため必要な闘いである。
戦争とは、平時からすでに始まっているのだ。
いずれ来る共和国の反攻作戦に備える意味でも早急な対応が迫られる。諸君の奮闘に期待する。

だからさー、軍隊ってのはそこにいるだけで膨大な物資を必要とするんだってば。
わかんねー連中だなオイ。鼻につくようなキレイ事ならべるのはよそうや。

余裕ある資金って、ガイロス通貨か？（藁

>>59
そこまでツッコミ入れたら、このスレ終わっちゃうよ？
あなたが上手く状況を考えてサポートしてあげたら？頭ごなしに否定するのではなくて。


ちなみに私はROM者ですのであしからず。>>59さん監修のこのスレッドの続きを楽しみにしています。

>>59
そうだな。否定ばっかじゃダメだな。

まず軍の活動拠点をあちこちに設定する。そこから強制的に市民を追い出す。
都市の中にも共和国派市民とか共和国軍そのものが紛れ込んでいるから駆除する。
市民の間には密告を奨励する。協力してくれれば危害を加えないが、
我々に不利な事をするのならば、という流れで広場で公開処刑をする。
ある程度表ざたにならないと人民は協力してくれないだろう。
同様に、企業にも圧力をかける。露骨なくらいにしないと以下同文。

時間があれば、地道に支持を拡大させる事もできるんだけどな。
短期間に占領地域をまとめるには力の行使しかないだろう。

こんなところでどうだ？

>>59
うーん、私も>>58は理想論すぎると思う。
いきなり軍隊が町を破壊して、その仲間が親切面してやってきても
すぐには信頼できないなぁ。

漏れなら子供たちに風船を配るね!プーの顔が書いてある奴！

>>63
で、みんなで割りまくると（藁

>>61が参謀役で出ると面白くなると思う。
もしくはプーかヴォルフ

＞５８
なんと高慢な・・・戦争を始めたのはそっちのほうなのに補給物資を徴用せよ
とは・・・ネオ・ゼネバス軍は中央大陸を占領したら軍事政権を樹立する気か？

>>61
なんかテツリューと大して変わってないような気もするが？

あっちはほら、破壊するだけの連中だし

理想論に燃える中隊長、そんな彼に理想だけでは飯は食えないと諭す参謀。
･･･銀英伝のラインハルトとオーベルシュタインみたいだ･･･

やあ！みんな元気かい？


パパー！元気にしてる？？

戦線布告と受け取った
覚悟しろ

698 ：ゾイド板住人 ：02/04/29 21:23 ID:???
私達は、シャ板を敵対氏してますので、同情はいりません。
つーか、癌オタ嫌いなんだよ。

これについてどう思われますか、ギュンター・Ｐ・ムーロア 殿
ttp://www07.u-page.so-net.ne.jp/jg7/takata/enis/z-g.html

>>72
面白い。でもスレ違いぎみだからsage

もちろん軍隊は存在するだけで膨大な物資を消費します。
でも、過去ログの感触からみて何とかなる備蓄はあったんだろう、と想像しました。
で、「膨大な物資が必要」ってことは、
「どの位の物資が必要か」という事を計算できるという事で、
余裕を持って行動するために余剰な物資をあらかじめ用意して
それから軍事行動始めるのでは？
最低限の物資だけ与えて後は現地で略奪してこいなんていう
上層部は無能だと思うけど。
（あ、でも任務によるか。スニーキングミッションとかあるし）

難民に支援はあの物資が無いジオン軍でさえやっていることなので、ゼネバスでも占領地政策としてやるんじゃないの？
っていうか、中隊指揮官の書き込みはガンダム外伝のジオン軍の
まんまパクリッス。

活動拠点設営はもうやってます。
力の行使は中隊指揮官も実行の用意があるんだけど、その前に
もうワンクッションあってもいいんじゃない？

この中隊指揮官は理想主義者という設定でやってます。

准将閣下。
例の共和国の秘密らしき箇所に、調査爆撃を行ないましたがなんら手応えはありませんでした。

ただ今回の調査攻撃はいろいろ不具合がありましたので、方法を改善しだい引き続き同箇所の調査を実施します。

あと、あのあたりは敵の制空圏に重なってるせいか頻繁にストームソーダーやレイノスが出没し、偵察行動に支障をきたしております。

中央大陸、か…
このレッドホーンにしてみれば確かに里帰りなんだろうが、
何故中央大陸を知らない俺が「帰還」できるんだろう？
…判っているさ。それが親父や爺さん、隊長達の悲願だと言う事は。
だが…俺にとっては、あの雪と氷に閉ざされたニクスこそが故郷だった。

ニクスの荒野に埋まっている前の隊長は、子供の頃を中央大陸で過ごしたという。
よく隊で一番若かった俺を捕まえては、思い出話の聞き役に仕立て上げたものだった。
５年前に俺が隊に配属されてから、ヴァルハラで隊長のレッドホーンが、
ガイロス軍のジェノザウラーにコックピットを潰された日まで、それこそ毎日の様に。
俺が隊長を看取ったとき、彼は搾り出す様な声で「デルポイへ帰れ」と言い残した。

彼はニクス南部、中央大陸に最も近い岬に隊の全員で埋葬された。
既に古参隊員の一人となっていた俺に、准尉が隊長の認識票を手渡した。
「隊長の記憶を受け継いだお前が、隊長をデルポイに連れて帰るんだ」。
俺は何も言わず、ただ頷く事しか出来なかった。

じきに上陸作戦の説明が始まる。
俺は隊長と共に先陣を切って、デルポイへ「帰還」を果すことになるだろう。
肝心の上陸地点は、未だ知らされてはいない。
だが艦内では「鉄竜騎兵団が築いた橋頭堡をそのまま利用する」、
という噂がまことしやかに囁かれている。
ドラグーン･ネスト級の性能なら敵前上陸も物ともしないだろうが、
俺達は中央大陸へ戦争をしに来たのではない。

俺達は、「帰って」来たのだ。

ジオン軍と同じってのは胴衣かもしれませんな。

他のサイドの住民を皆殺し→テツリューズが無差別都市破壊
そんでもって住民こそ大事などと語る点は。

個人的には、表向きはすごく精錬潔白なんだけど裏ではものすごく非道な事を
平気でやる集団であっていいと思うんです。テツリューズは単に非道なだけだし。

ま、戯言と思って聞き流してくれて結構ですが。

准将！
准将は新ゾイドアニメとウワサの「インセクトガーター」なる番組についてどう思われますか！

准将殿。
Ｐｉａ３の高井さやかは、なぜ背景と呼ばれるのでありますか？

保守しとこう。

…もう……だめ……ぽ…………

自分がいたところでこれ以上良くも悪くもならないことが
証明された。よって復帰する。

>77
「清廉潔白なことを言いながら非道を行う者」　と、
「崇高な目的を掲げそのためには非道な行いも辞さない物」
では、似ているようでも天と地ほどの差がある。
もちろん我らネオ・ゼネバスは後者でありたいものだ。

>78
インセクトガーダーであるが、自分も噂を聞いた程しか知らぬ。
基本的にはゾイドとは無関係なアニメだろうと推測する。

>79
自分は残念ながらＰｉａ　キャロットには縁がない。
准将ならば味のあるコメントが期待できたであろうが。

さようならネオ･ゼネバス、ヴァルハラで逢おう
さようなら
さようなら

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…なのでしょうか？

まだだ、まだあきらめるな

どのような姿になろうとも、我等ゼネバスの志士は決して諦めん！

我々の戦いはまだ終わってはいない！

>>85 >>86 >>87
卿らの決意、見事である。心洗われた。
自分もまだまだ参戦する！

未だ明確にならないＯ．Ｓとインターフェイスの相関、
さらにはゾイド・ブロックスどもがどう絡んでくるか気になる。
各員の調査・報告を期待する。

中隊指揮官
ブラディコング隊隊長
ホーン部隊長（元皇軍少尉） ◆zOiDsQyo
BEAST

ゾイドダービースレにハーディン准将の名前が…

ハーディンたん自らダービースレに出張ってくれればありがたいが、もはやここにもハーディンたんはいないだろ…

よく考えてみればこのスレ立てたの准将じゃないしね。
もういないか…ｶﾞｸｰﾘ

准将は前々スレ立てただけ。前スレはハーディン「グ」准将。
この頃から質問スレからなりきり化。前スレ途中、ねこに荒らされギュンター・Ｐ・ムーロア（＝ヴォルフ）が勝手にこのスレ立てた。
准将は前スレを使い切ってからと言ってたんだが。
つーか今更前々スレの状態に戻そうって言っても准将も面白くないだろうし。もう帰ってこないだろ。

そう言えば、BEAST氏ってＰＫの頃から何をしているヒトか、
よくわからないなぁ。この中では最古参の人なのだが。
どんな部隊の、何をして貢献する人なのだろうか。
あるいは、人間じゃなくてゾイド？

隊長！このガンタイガー、なかなかに良い機体であります！
でも、スタティックマグナムを撃つ時は停止して変形する必要があり
、高速機を相手にするのは難しいのでは？

>>94
乗機が自ら強化改造を施したデスザウラーだったりと、己は旧バトストで時々見られた
開発者兼軍人だと認識していた。
「ＢＥＡＳＴ」というのも「エコー」のようなコードネームか通り名のようなものだと。

>>95
スタティックマグナムはあのサイズにしてはなかなかの破壊力なのだが、
やはりあれだけ小さな機体に収めるには少々無理があったのかもしれんな。
使い所を誤ると取り返しのつかない事態になるな。
やはりスタティックマグナムは対高速ゾイドには向かない。
奇襲用か重装甲ゾイドや大型ゾイドを倒すための切り札と認識すべきだろう。

しかし、最近の強力な兵装を積んだゾイドはどうしてこう一時停止を要求するものばかりなのか。
荷電粒子砲やジャミングウェーブのアンカーといい、エレクトロンドライバーのアースユニットといい･･･
高速ゾイド乗りとしてはあまり足を止めたくないのだがな。

隊長！ルイーズ大統領の駆るセイバリオンの足取りが掴めました！
追撃を続行します！

はい、出ました。
>>94　>>96
ほとんどカゲロウ殿の言う通りです。
後で自己紹介を書きますか…

変なことを考えてみる。
ヘリック共和国の国旗には稲妻が入っている。
ウルトラザウルス→カミナリリュウ型
マッドサンダー→サンダー
………？

>>97
追撃ではなく追跡にしてくれ。
ヘリックどもの動きがいまいち分からん、情報が不足しすぎている。
現状の兵力、拠点の位置、ゾイド生産工場、補給路、連絡網ｅｔｃ･･･
デルポイの大半はもはや未知の土地といっても良い。
せっかくだから物知りな大統領にいろいろ案内してもらおうではないか。
セイバリオンではガンタイガーは振り切れまい。センサーもこちらの方が上だ。

それと「陽炎」部隊は諸事情（第二次共和国スレのテツリュー事件）から現在鉄竜騎兵団には所属していない。
現在はゼネバス系独立勢力に近い扱いだと思われる。
無論ゼネバスの大義を忘れたことは片時たりとも無いが、その事は留意していて欲しい。
勿論「陽炎」以外の幻影部隊は（テツリューにも）ちゃんと存在する。
ジン･カゲロウと幻影部隊「陽炎」についてはここを参照して欲しい。
http://cocoa.2ch.net/test/read.cgi/zoid/1018962100/471-472

>>98
ガイロス帝国は竜の紋章。
レドラーはゼネバス産だから除いてもギル・ベイダー、ガン・ギャラドと紋章に合った象徴的なゾイドが存在する。
広義の竜としては恐竜、ジェノザウラー辺りも入るか。
なのに何故我等ネオ・ゼネバスには蛇型の象徴的なゾイドが無いのか？
実はこれは昔からの疑問でもあったのだが･･･確かに大型には向かないモチーフなのかもしれんが。
それともゼネバスの紋章のあれは実は蛇ではなく、別の生き物なのか？

100
准将帰ってきてください〜〜〜

>>99
ガンタイガーの箱裏にすでに「大統領追撃」って書かれてる罠。
まあ、シリーズ初の「ゼネバス帝国ゾイド」な訳で、手に取って見る
のをおすすめする罠。

>>98 >>99
あまり関係無いだろう。
ヘリックは風族が基幹の一族だから、風→天空→稲妻　という
モチーフなのではないかと思う。
ゼネバスの紋章に関しては、昔から「何故へび？」という印象も
あったが、見方を変えれば「首の長い巨大爬虫類の頭部がモチーフ」
に見えないことは無い？
とすればデスザウラー等は非常にゼネバスの象徴的ゾイドと言えるし
首長竜型にしてもザットン、ブラキオスとそれなりのものが作られている。
ガイロスの紋章は、「翼竜」がモチーフだろう。
…山族ならまだしも地底族が基幹のガイロスがなんで翼竜かは難しいところか？
帝国になった時点で、部族的な象徴は少なくなったのかも。

>>101
追撃に出ている部隊があるのは知っている。
だが、こう言っては何だが追撃が成功するとは思えんのだ。
理由は前述のとおり。
こちらは明らかな情報不足であり、地の利も向こうにある、そして回りは潜在的な敵だらけだ。
単独で敵陣深くに切り込んでも失敗する可能性が高い。
そういう訳で陽炎としては追撃ではなく追跡というスタンスを取る。
現在追撃中の部隊は･･･まぁ可哀相だが結果として相手の戦力や増援の拠点を割り出すための
捨て石になってもらう事になりそうだな。
成功すればそれに越したことは無いのだが。

それにここのところヘリックどもが新規の大型ゾイドを開発しているという噂がある。
すぐにそれが出てくるというわけではないのだろうが、その真偽のほどは確かめておきたいしな。
何か非常に嫌な予感がする･･･

ガンタイガーとセイバリオンだが、どういうわけか己の周辺ではまるで見かけない。
無論売り切れではなく入荷していないだけなのだが。
キラードームなどはしっかりあるというのに･･･正直、有り余っている場所が羨ましい。
週末辺りにちと遠征してみるつもりだ。無ければ･･･ネット通販しかないな。

>>102
旧ヘリックの紋章は、当時は稲妻という発想よりもむしろ何かの交通標識という悲惨な認識の方が強かったな。
ゼネバスの紋章はしかと紋章と認識できたというのに。
デスザウラーがゼネバスの象徴的ゾイドというのは賛成だな。
荷電粒子砲がずいぶんと普及したにもかかわらず、いまだその恐怖が色褪せない。
皆他とはレベルが違うと、しかと認識しているのだな。
そういえば旧ガイロスの紋章の左の方（竜の腹の辺り）にある丸っこい謎の物体は一体何を意味しているのだろうか？

>>103
その玉は、体から分離しているが「竜の鈎爪がつかんでいる宝珠」
にみえる。
現ガイロス紋章の「宝剣に巻き付く竜」の剣を飾る宝珠に相当する
パーツであろう。
これから推測されることはガイロス（旧暗黒軍）の象徴が尋常の生物
ではなく、いわゆる「魔獣」であると言う事だろう。
かつて暗黒大陸はゾイドとも人類とも違う生物が支配していたとか、
自らを「神」と名乗る巨大機械生命体がいたとか等、
いまだ真実とも伝承とも単なる噂とも断じられない話が幾つもある。
そういったことと無関係では無いのかも知れない。

共和国の残党狩りを行ったりするのでのでありますか？

>>105
否。
我らの目的はあくまでプロイツェン閣下の遺志に従い世界を改革する
理想の新国家「ネオ・ゼネバス」の建国にある。
我らの理想の邪魔だてをするものには氏んで貰う事になるだろうが、
飽くまでそれは手段であり目的ではないことを理解せよ。

…共和国側に動きがあるのか？全隊に戦力再編を急がせろ！

デスザウラーのジオラマが出るそうですが
皆さんは買いますか？

>>107
現在その情報に関しては当方は未確認である。
しかし我らが象徴足る最強ゾイド、
デスザウラーの活躍想像情景モデルか。
士気掲揚のために良いかも知れん。
至急、上層部に購入検討要請を打診しよう。
良いものならばネオゼネバス派各氏にも勧めることにする。

戦力再編指令了解

>>108　>>109
おしまいなんて冗談でしょう！？　嘘だと言ってください！

sayounara

44 ：カール・リヒテン・シュバルツ中佐 ：02/04/28 00:16
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だれだ、終了だなんて言ってるのは！？
自分は２日に一度のペースでマターリと展開しているに過ぎん！

ガンタイガーの素体捕獲作戦が成功して一息ついていたら、どうも敵の情報工作が行われているようだな。
どうやらまだ治安レベルが少々甘かったようだ。
各部門早急に問題点を洗い出し、改善に努めるべし。
潜り込んだテロリストを捕らえ、背後関係を洗い出せ。
この程度でネオ･ゼネバスの結束を乱すことは出来ん。

>>104
やはり宝珠と見るのが妥当か。
自らを「神」と名乗る巨大機械生命体か･･･なにやら「バーン」とか言うのがいたという噂を聞いたことがあるな。
旧大戦の最終決戦時に武装化し、キングゴジュラスと死闘を繰り広げたとか何とか･･･真偽の程は定かではないが。

>>107
値段もずいぶんとお手ごろ、購入はほぼ決定といってよい。
ただポージング重視のためか、ずいぶんとスリムなデスザウラーではあるな。

>>110
何が終わったというのだ？我々ネオ･ゼネバスはむしろ始まったばかりだ。
うろたえるな、敵の情報工作に惑わされてはならない。
そのような煽動に惑わされては相手の思う壷ぞ。
･･･もしかしたら共和国の工作かもしれんな、だとしたら残党の狩り出しもありうる。
中隊指揮官殿の言われるとおり、我らの理想の邪魔だてをするものには氏んで貰うとしよう。

＞ジン・カゲロウ殿
自分の記憶が確かなら、大陸間戦争時代末期にキングゴジュラスと
交戦したのはデスザウラーとギル・ベイダーの融合機改造機である
と聞いている。
「デスバーン」なる機体の存在も聞いているが、もはや「黙視録」
の時代と呼ばれる大異変期のただ中の事。
満足のいく資料なぞ存在しないだろう。

話は変わるが、鉄竜騎兵団系列の開発陣による新型ゾイド、
「キメラ」シリーズの情報はすでに耳にしているであろうか？
共和国側のブロックスシリーズの対抗機らしいが、
「パイロットを必要としない試作機体系」であると聞く。
…これには、”対応”を考えるべきであろうか？

とにかく共和国獅子型ブロックスは捕獲決定。
セイバリオンも欲しいな…

>>115
デスザウラーとギル・ベイダーの融合改造機もギルザウラーとデスベイダーの二つを聞いた事があるな。
どっちもどっちな名前ではあるが。
またデスバーンも過去に模型誌で作例があったとも聞くが、いまだお目にかかったことは無い。
今となっては全てが闇の中か･･･

ブロックス「キメラ」シリーズ･･･正直、どう反応してよいのかいまいち分からん。
共和国側のほうはコンセプトなども現状のものをある程度踏襲しているので理解もしやすいし受け入れやすいのだが、
なんかこちらのは設定といい形状といい今までとあまりにもかけ離れ過ぎている。
「ブロックス」としては色々な可能性を感じさせるが、「ゾイドブロックス」としてはどう受け止めたらよいのやら･･･
無人機というのもザバット等とはまた随分と違う、制御困難という辺りどちらかというとデススティンガーの様な危険性を感じる。
人手不足の解消には繋がりそうだが、そんな危険なものが果たして真っ当に運用出来るのか･･･やはり方向性の違いを感じてしまう。
せめて合体後だけでも何かの生物（この際幻獣でも構わない）になって欲しいのだが･･･
このキメラ路線が主流になってしまうとゾイドの価値観が根本からひっくり返ってしまいそうで怖いな。
とりあえず導入して様子を見てみるつもりではあるが･･･慎重にならざるを得ないな。

ただ･･･実物に触れると印象が変わるのはゾイドではしばしばあることだからな。

>>116
とりあえずは研究のためにも一通り揃えてみるつもりだ。
初期型の中ではナイトワイズとモサスレッジが今までにないものを感じる。
いずれはお絵かき板のしぃパンツァーブロックス版（Notシーパンツァー）等も作ってみたいな。
ゾヌの後に続かねば･･･！

そういえばガンタイガーは捕獲できたがセイバリオンは既に絶滅していた･･･

test

>>117
私の近所では、セイバりオンは、絶滅どころか入荷すらしなかった（W
でもガンタイガーは大量に入荷、セイバリオンは、ぱっと見でもプロポーション悪いから（好きな人ｽﾏｿ）
多少マシな、ガンタイガー一つに絞ったと思われる。

>>119
棲息すらしていないとは･･･もしかしてセイバリオンは希少ゾイドなのか？
の割には居る所には随分と居るようだが･･･棲息分布にばらつきがあるな。
まぁ店の方にも一応見る目があったと言うべきなのか。

共和国軍残党が不穏な動きを見せたためアジトを強襲しました。
一般市民にも少々犠牲が出ましたが、残党は壊滅、生存者はゼロでした。
彼らをかくまったと思われる市民グループを拘束、現在尋問中です。
今のところ知らないと言っていますが、そのうち根をあげるでしょうな。
我々はこの手の尋問が得意ですから。ククク。

>>121
ご苦労。ゆっくり休んでくれ。
上層部には君に”かなり長期間の休暇”を要請しておく。
その後は”特務部隊の実戦訓練”に参加できるよう推薦しておこう。
生きて帰ってこれれば出世コースだ。頑張りたまえ。

休暇ですか。そういうことならゆっくり取らせていただきますよ。
ちょうどある所からお呼びがかかっているものですからね。

そうそう中隊長殿、知っておられますか？もっと上の方が
あなたのやり方は手ぬるいとおっしゃられている事を。
先日も、あなたがかつて温情主義とかで解放した共和国軍残党が
再び破壊工作を行って、私の部下が鎮圧しましたな。
少なからず犠牲も出ました。だから何だと言われればそれまでですがね。
それでは。

…わが隊は、今月３機目のセイバリオンを捕獲した。
一説によればルイーズ大統領専用機と言われるが、この数からいえば
体のいい陽動工作かもしれんと思うと頭が痛い。
しかし良いこともあった。小規模なモルガの群れを発見したのだ。
こちらも捕獲・調査したが即戦力として期待が持てる。
全軍でも小型ゾイドの不足気味な昨今、うれしい誤算といえる。
SSゾイドはゴーレム以外では使いたく無いものだ。

どうも中隊指揮官殿の人となりに、誇張やら誤解やらが混ざって上層部や他部隊に伝わっているようだな。
予想以上に冷たい住民反応や、散発的な共和国軍残党のゲリラ戦で思ったように占領活動が進まない事への苛立ちが
現地指揮官に向けられ、かのような憶測を生んだのやもしれぬ。
理想主義で何かと甘いと伝わっているようだが、逆に理想主義者というのはその理想と相反するものに対しては
苛烈にて容赦の無い反応をするものだ。

>>121
敵生存者ゼロという事で、こちらの情報操作やアフターケアに妨害が入らずにすんだ点は助かるな。
して、その得意の尋問で何か引き出せたのか？
市民グループ程度では大した情報は持ってないだろうが、場合によっては追加の情報工作やら「ゴミ掃除」を
行わねばならんだろうからな。

>>124
こちらは捕獲どころか棲息帯そのものが絶滅しつつある。
おかげで本来の半分程度のコストでグスタフやらエレファンダーやらが確保できたが、これからの事を考えるとかなり鬱だ･･･

全隊に通達

索敵行動中であった鉄竜騎兵団に所属するダークスパイナーが
狙撃されるという事態が発生した。ダークスパイナーは中破。
着弾痕の口径からケーニッヒウルフによるものと推測される。
この件に対するネオ・ゼネバス派各位からの対応策を募集する。

大隊本部よりの指令
１、交戦しこれを撃破せよ。
２、上記が不可能な場合には可能な限り情報を収集し、可及的
　　速やかに友軍と合流せよ。

>>127
･･･早速だが悪い知らせだ。
警戒行動中のガンタイガーが件のケーニッヒウルフと思われる機体と遭遇。
「セイバリオンがイクスを倒したんだ！ガンタイガーだって･･･！！」と単身で戦闘を挑み、
体当たり一発で投げ出されノックアウトされた。
幸いパイロットは一命を取り留め、現在は病院のベッドの上で天井のシミを数えている。
乗り手諸君は特殊な前例を鵜呑みにしないで事に望んで欲しい。

それにしても･･･ええい、ルイーズ大統領とイクスのブタパイロットめ、余計な前例を作ってくれる。

　　| ＿
　　|　M ヽ
　　|从 ﾘ）〉
　　|ﾟ ヮﾟﾉ|　 ﾋﾄｶﾞ ｱﾂﾏﾙﾖｳﾆ
　　⊂)} i !　ﾜﾀｼｶﾞ ｵｲｼｲｵﾘｮｳﾘ ﾂｸﾘﾏｼｮｳ
　　|_/ヽ|」　
　　|'
　　 　 　 ＿　(（　　　　））ﾉ
　　 　 '´　M ヽ （　　）)ノ
　（!　 ! ﾉ从 ﾘ）〉♥　　) ﾉ　　ﾗﾝﾀﾀﾝﾀﾀﾝﾀﾗﾝ
　　＼|ｌゝ´ヮﾉ| (（ )）)
　　　ﾉ⊂)ｌ介つ亡!
　　く/⊂く._ﾉi」《￣￣
　　 　 　 l.ﾉ　　|

　　　　　　　（　　　　　　　　　　ﾉ
　　　 ♥　＿　 (　　　　）ﾉ　　 ）
　　 　 '´　M ヽ　 (ﾟДﾟ )　　）)
　　　 ! ﾉ从 ﾘ）〉 ・　( ﾟДﾟ)　　ﾗﾝﾀﾗﾝﾀﾗﾝ
　　　 |ｌゝ´ヮﾉ|　( ﾟДﾟ) ●
　　　ﾉ⊂)ｌ介つ￣ヽ二フ
　　く/_/_!L_ﾉつ
　　　　　　ヽ.)

ネオゼネバス最大の危機！（w

ケーニッヒウルフはＰＫスレ時代から撃破報告の無い、我々の
最も苦手とする敵手である。遊撃兵力としては厄介だ。
かくいう自分の中隊も、直接戦闘ならともかく隠密→狙撃は
苦手というしかない。
ここはぜひホーン部隊長（元皇軍少尉）とかBEAST氏に意見を
聞いてみたい。
いかなるゾイドをいかに用いるべきか？

>>128
ガンタイガーじゃ無理だろ…
あと、例のセイバリオン、戦場写真で見る限りパイロットが正規
の場所に乗っていないように見えるのだが…？

>>129
嵐であるか？
よい。その程度我がネオ・ゼネバスにとってさして問題でない。
存分に料理してよい。
…しかし、食べられない物を作っているように見えるのは自分
だけであろうか？

ageるなよ。また荒らされるぞ。

こっ、このスレまだあったんだ・・・
（しかもsage進行できっちりやってるし。）

中隊指揮官殿！
>>129の女性は某板で最強を誇る狩猟者で、ライトニングサイクスより速く駆け、
その爪はアイアンコングも引き裂くそうです。
しかし最も恐るべしはその料理で、一口食せばデスザウラーも瞬殺とか。
いかがいたしましょう？

>>134
某板で最強を誇るのは水瀬アークデーモンではないのか！？

sage忘れておりました。皆に心より謝罪ｍ(_ _)ｍ

>>135
諸説ありますが、アークデーモンを倒した者が直接対決で敗北しているので、
あの狩猟者が一歩上かと。

>>133
我がネオ・ゼネバスは始まったばかりである。

>>134-135
それほどに凶悪なものか…だが、イタチ害では戦力にならん。
以後放置せよ。

>>137
申し訳ないがイタチ害であり、自粛願う。
もしくはゾイドと絡めていただきたい（帝国系なら尚良い）。

ゾイドを捕獲しようと出かけたのはいいが、ZOIDSとシールが張られている棚に、
今虫採集が置いてあった…一瞬ダブルソーダーのフィギアか?、と思ってしまった自分に鬱だ。
尚今更ながらに、マッカーチスを組み立てたところ、足を動かした途端に間接が千切れので、
さらに鬱である。

>>131
う〜む、我が軍には精密射撃ゾイドがいないので、対抗は難しいな…
仕方ない、気休めにしかならないが、我が部隊のレッドホーンMK-�Uとゲーターに偽装を施し、
2機一組で哨戒に当たらせ、ゲーターの索敵力で先に発見し、
レッドMK-�Uのビームランチャーで叩く、これで理論上は撃破できるはずだ、
しかし共和国側も電子戦ゾイドを随伴するようになると、小型のゲーターでは
力不足だ、早急に対策を練らなければならない。

ホーン部隊長殿に敬礼！（ザッ！）
ホーン部隊長（元皇軍少尉） ◆zOiDsQyo殿健在はなにより。
ＰＫスレ時代、防衛陣構築で論議を戦わした事も昨日の事のよう
に思い出される…。
（たしかあの時はざん壕にゾイドを置く様提案したホーン部隊長に対し、
ゾイドは機動力をもって防衛力とすべしと言っただろうか…）
先達たるホーン部隊長には、まだまだ学ぶ所が多いと存ずる。

各地でゾイド生息域（売り場）の縮小が報告されているようだ、
残念でならない。これも長く続きすぎた戦乱の影響だろうか？
今のうちに有力ゾイドの保護に走りたいが、軍資金は厳しい…

>>139
電子戦に於いては技術に優れる我が軍が優勢である。
ゲーターは優秀な機体だが、やはり力不足の感が否めないか。
ダークスパイナー、キラードームなどは最新鋭機として、
その方面でも十分な力を持っているが…
これ以上となると航空電探くらいしか無いのでは？
ディメトロドン復活がやはり望まれるのだろうか…
具体案としては、隠密性の高いコマンドゾイド・２４ゾイド・
SSゾイドで索敵を密に行う、くらいしか思い付かない。

…先日、野生ゾイドを捕獲しに行って…ロクに戦力が補給できなかったその帰り…
しばらく（8年間）会っていなかった戦友に会うことが出来た。
昔は新世大将軍と呼ばれた程の男だったのだが…いまでは傭兵に落ちぶれていた…（1500円）
…考えるより先に雇ってしまった。　まあ、兵の士気高揚にもなるしな。
さらに、彼は…セイバータイガーに乗っていた！　それもアサルトユニットを装備して！
いずれグンマにも行ってみよう。　ホッカイドーには…どうだろう？

>>131
…ケーニッヒウルフの欠点は、配備数が絶対的に少ないことだ。
ただでさえ整備(墨入れ)が面倒な上、兵器工場を失ったのか、追って装備するはずの射撃兵装がほとんど行き渡っていない。
一機潰すだけで大打撃のはず。
更にあのライフルはサイクスの物の様に横に振ることができない。　…後ろ向きに、何故か砲身のみで発射したと言う無茶苦茶な報告があるが･･･
まずはディメトロドン、ゲーターを多く配備し、警戒を怠らないことだな。

>>141
フッ…流石はBEAST 氏、読めない男よ…

っていうか、「新世大将軍と呼ばれた男」って何ですか？
8年前…傭兵(1500円)？…セイバータイガー搭乗、
…アサルトユニット装備？？？
マジわからんので教えてくださいお願いします。

…ディメトロドンは、現在復活しておらず（キット再販まだ）、
前大戦の生き残りを保持又は裏ルートで高額取引した者しか
所有していない希少機種。
故に大量配備などは厳しいのが現実だろう。
代替機としてダークスパイナーが期待されるのだが、>>127
のような事態も起こり得る（この場合は待ち伏せだろう）。
現在あるゾイドで如何に対応すべきかが議題だろう。
あるいは、有効な改造法は無いだろうか？

余談だが、ケーニッヒの連装ライフルは一応旋回可能だ。
（取付基部は5mm丸ピンだし。）
先の戦場映像（店頭上映用宣伝ＣＧ冬休みスペシャル）でも、
側面のイクスに対して射撃をしていた。
先入観は戦場では命取りになる。注意されたし。

（…スナイパーライフル…ロクに回らなかったような…手元にないのでうろ覚えでした。　スマソ
新世大将軍…　約8年前の武者頑駄無です。定価2000円なのに1500円…傭兵ってのは…　墜ちたなぁ…って感じで
セイバータイガー…　新世大将軍があった店に虎がいて、おまけにアサルトユニットも売ってたと、言うわけです。

まあ、電波獣が何か言ってるよ、と　聞き流しちゃって構ないです。）

ケーニッヒウルフを倒す･･･
単機で事に当たるのなら索敵と戦闘を同時にこなせるキラードーム付きダークスパイナーだろう。
ケーニッヒウルフは索敵能力も高いが、それはレーダーではなくスコープを用いた有視界限定のものなので、
正面に立たなければ接近は可能だ。
例え電子戦機を随行していたとしても、その能力はこちらの方が上だ。
こちらの戦闘区域内に捉えてしまえば、あとは乗り手の技量次第だ。
相手が狙撃に特化した人物であれば、格闘戦では付け入る隙があるやもしれん。

ディメトロドンＭｋ-２が運用可能であれば狙撃戦も挑めるな。

複数運用を前提とするなら、ＢＦかＳＦと電子戦機との組み合わせが有効か。
ただゲーターやキラードームでは速度差がありすぎて機動力を殺してしまうため、相方はザバットになるだろう。
相手の居場所を特定出来ればザバットの誘導に従い最大出力の収束荷電粒子砲で打ち抜くことも可能だろうし、
相手の砲火を避け近接戦で止めを刺す事も出来る。

同じくザバットとの組み合わせで高速部隊を運用するのも可能だ。
やはり相手をするのは性能的にもイクスが最適だが、
イクスのステルスはケーニッヒウルフのスコープで発見されてしまう。
故にヘルキャットやライトニングサイクスといった囮を用意し、
それらに隠れながらもしくは全く別方向から接近する。

これ以外にも対ゲリラ戦をも想定して作られたエレファンダー部隊での力押しというのもある。
勿論スカウタータイプを最低一機導入が前提だ。
これを母機としてゲーターやキラードームを周囲に放ち、索敵網を形成できればなお良い。
発見したら防御力に物を言わせて正面からゴリ押しが可能だろう。
スカウタータイプ以外のものはやはり高速ゾイド用のＡＧ装備型が良いか。
ただこれは相手が見つかった時に戦闘せず逃走した場合、まるで追いつけないという欠点も持つ。

電子戦機が相手を補足できた場合、こちらもロングレンジからアイアンコングのミサイルで
撃破というのもあるな。

とにかく偵察機、電子戦機との連携がポイントとなるだろう。
ケーニッヒウルフは下手をしたらライガーゼロよりも手強い相手となりうる。
しかもその生産数はライガーゼロよりも多い。
十二分に警戒すべき相手だろう。

>>131
手元の資料が失われてしまったため確認が出来ないが、そうか、正規の場所に乗っていないか･･･
大統領専用機はやはり何か違うのか？

>>139
マッカーチスの足、全く同じ事をやらかしてしまって破損してしまった。
あれは本当にどうにかして欲しいものだ。

>>143
王狼は、何かと部品が干渉し易い構造・設計だから。
少しずつ調整してやればかなり動く。
まあ、操縦の難しい機体と言うことだろう。
　アサルトユニット入手は羨ましい。
8年前の大将軍が500円引きで傭兵に墜ちたとは酷評だなぁ。
発売から４ヶ月で3000円から1000円で投げ売りされてたり、
普通の所でも２割３割引当たり前な某狂暴総統などに比べれば…

>>144
エレファンダーか！それは気付かなかった！
それに偵察用ザバットか。流石に目の付け所が違う。
早速対策の詰めに入るとしよう。

余談だが、バトスト的には現在エレファンダーは余り数が多く
ない気がする。ロールアウトが西方大陸戦争末期だったため、
拠点防衛に向いたエレファンダーはプロイツェン閣下の意図的な
判断によりニクシー防衛戦で多くが消えていったのだろう。
（帝都蜂起の際ガイロス側にあれば大きな障害だし、逆に攻め手にとっては使いづらい機体だ。）
なりきり的には…ＰＫスレで結構使われてたし、問題無いかな？

幻影部隊には、是非ともイクスの活躍を期待したいものだ。
先の戦場映像（帝国幻影部隊VS共和国驚天動地隊のやつ）にて
、幻影部隊最強ゾイドとして大いに喧伝され、その対応のため
共和国軍が寅の子のマッドサンダー”動地”まで動員するほど
だった、だけにその活躍が目立たないのは寂しすぎる。
（当時は暗黒大陸戦後期、”暗黒獣王”の詳細が不明であった
故だろうが。）

あ゛、隠密部隊は活動が目だっちゃいけないのか！？
目立つ行動をした時点で、イクスの運用としては何等かのミス？

アサルトユニットが健在･･･ＢＦ二割三割引が当たり前･･･夢のような話だ。
何故これほどまでに地域格差があるのか･･･

>>145
電撃戦を得意とするであろう鉄竜騎兵団にはエレファンダーは不向きであるな。
だが後続の上陸隊には必要だろう。
鉄竜騎兵団という兵力を極秘に所有していた閣下のことだ、
ガイロスの防衛隊とは別にネオ･ゼネバス用のを確保してあっても不思議ではないな。

イクスの運用に関しては･･･まあ、そういうことなのだ。
その活躍は人知れず、撃破されたものだけが表に出る。
そんなわけだからやられ役という認識すらあるかもしれん。
だが、それでもかまわんさ、相手が過小評価すればこちらの任務が楽になるだけだしな。
死に逝く者だけがイクスの真の評価と恐怖を知る、それでいい。
それに我等が欲するのは表舞台での派手な活躍などではなく、ネオ･ゼネバスの栄光だけだ。

高速ゾイドや隠密ゾイド対策は、なにやら己等の弱点をさらけ出しているような気がして複雑だ。（苦笑）

ブラックライモスを入手しました。
ライモスはホーン部隊の管轄ですか？

>>147
表の流通には出ていないブラックライモスを入手とはなんという幸運か！
ライモスは一般的には機動陸軍装甲師団突撃隊に所属している。
僚機はレッドホーン、エレファンダー（ファイタータイプ）、モルガ等だ。
ホーン部隊の管轄である可能性は高いな。

>>140
戦術は常に変化する、古い戦術がすべて正しいとは限らん、
しかし斬新な戦術が正し場合もあれば、古い戦術が勝利を導いたりもする、
我々指揮官は、常にその場に合う最良の戦術を考えなければならんな…

>>147-148
私は、突撃隊の所属だが、主にダークホーン、レッドホーンを指揮しているので、
ブラックライモス隊の指揮権はない、ホーンの数が規定に満たない場合は、
数合わせにライモスも部隊に編入されるかもしらんが、今のところそのような事はない。
余談だが、この部隊は、もともとダークホーンによって編成されており、
部隊の多くはダークホーンのため、時には重砲隊として扱われる可能性はある。

深夜に失礼する。

>>146
だが今現在これだけの戦力があるのもハーディン准将が早期から
戦力を集めてこられた功績あってのこともあろう。
エレファンダーもまたしかり。
>>147
ブラックライモスとはまた希少な…
貴官の参入を歓迎する。
>>148
その名称は暗黒大陸戦時までのガイロス帝国軍の呼称では？
ゼネバス帝国軍として再編される課程で、別の部隊となる可能性
があるな。
>>149
ご謙遜を…。戦術に、新しいも古いもないでしょう。
むしろ積み重ねた経験と、そこから導かれた直感。
これに勝るものは無いと考える。
戦闘は、結局人間同士のぶつかり合い。
人そのものが変わらない限り、そうそう変わる物でもあるまい？
我らネオ・ゼネバスの活動は、人をより良く、新しくせんとする
試みではあるが…。

　>>１４９
　過日、貴殿と共に戦えた日が懐かしい。
　我、現在　某所にて身を潜めん
　いつの日か、真のゼネバスの復興に力を貸す日まで・・・・・。

　追伸
　西方に、品薄の機体を扱う場所あり・・・。
　赤角　地獄猫　も存在す。

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・・・いい頃合かもしれん。
ここらで、我々自身の暗部についての討議を行おう。

まず自分、即ち中隊指揮官は、ネオ・ゼネバスの目的を
　ヴォルフ・ムーロアを皇帝とし軍部を中心に覇権主義による
強力な中央集権国家を築くことにより民衆を治めること　が、
世界を平穏に導くと考えている。（あるいはこれが限界だ。）
即ち、より強い力を持つ者はより弱い者を守っていく義務を持つ
世界。これをめざすこと、だ。
例の”テツリューの「荒らし」ヴォルフ・ムーロア”の件は、
ゼネバスの権威失墜を狙った親共和国系の工作員ではないか？
と考える。ゆえに、
あくまで現時点は”ゼネバス皇帝の理想と大儀を受け継ぐ
ヴォルフ・ムーロア”（あえて敬称を略す）を中心とし活動を
続けていく。

これに対して、ジン・カゲロウ氏は違う考えを持っているだろう。したがって、彼と自分とは
”もし隙あらば、何時何処ででも背中から刺し、刺される関係”
と言えるかも知れない。

また、元ブラッディコング隊隊長カシウス大尉は現在の我々の
「流れ」を間違ったもの、と感じているように思える。
それはそれで構わないと思える。ゼネバスの大儀の、解釈は
人それぞれであろうし、やり方も一つではあるまい。
だが。もしも今現在自分の前に彼が立ったならば。
退いてもらわねばならん、な。
そう考えている。

これに関して各位からの意見を望む。

>>153
　我々は、貴官等の動きを間違いとは思うていない。
　但し貴官の言われるように、現状鉄竜の指揮官　ヴォルフ・ムーロアの
　正体が掴めない為、別行動を取っている。

　当方の考え方は、血筋とか家柄のみで指導者となれる、現在の帝国や
　”誰かが厄介ごとを、まとめて背負い込んでくれる”と思っている
　共和国にも賛同をしていない。
　統治する者には、それなりの犠牲を払え、義務を果たせる、力強い指導者による
　国家の建設が悲願
　それは、帝国や共和国と言った垣根を取り払った国家の樹立

　現状　ネオ・ゼネバス軍とも陽炎部隊とも積極的に交戦は行わないが
　いつでも、誤った公道が見られれば・・・・・・その時は。
　また、逆に前述の部隊が、理不尽な戦闘に晒される時は、助力も惜しむつもりは
　ない。

>>149
む、当方の早とちりであったか。

>>150
ハーディン准将の功績は誰しもが疑う余地もないな。
今我々がここにいるのもハーディン准将あっての事だ。
それと准将立案の重駆逐大隊襲撃作戦、予想外の出来事で
水入りとなってしまったのが悔やまれる。

確かにあれはガイロス軍の呼称であるな。
ただゾイドの運用方法に変化がない限り、やはり同じ部隊になると思われる。
しかし、噂のブロックスは一体どのような配属になるのだろうか･･･？

>>153
我らの帰るべき地、誇り高き祖国の復興はゼネバスの民、
特に我等ニクスに渡ったもの達にとっては悲願である。
己のネオ･ゼネバスのあり方については貴官と実に似通っている。
決定的に異なるのはテツリュー「荒らし」ヴォルフ・ムーロアを
指導者として認めることが出来ないという事だろう。
彼の者が「本物」かどうかは分からぬが、
あれを野放しにするのは全ての者に良からぬ結果をもたらすと考える。

排除すべきはただ一人であり、その他の部隊とは交戦する気はない。
大概は仕掛けられても（仕掛けられる前に）積極的な戦闘を行わず姿をくらますだろう。
共和国などとの戦闘で危機に陥った部隊などがあれば、出来る範囲で手助けすることもある。
但し、彼の者と「陽炎」の間に立ちふさがった場合は如何なる者も「平等」に接することとなる。
中隊指揮官殿との関係は、出会った状況によって違うだろう。
なお、「事後」のしかるべき「処遇」については既に覚悟をしている。

この動きとは別に、ネオ・ゼネバスへの支援は
表のカゲロウ（幻影部隊以外の者、主にデルポイ系ゼネバス派）を通して積極的に行っている。
それはそれ、これはこれという訳だ。

>>154
貴官もまた微妙な立場であるな。
皆、次に戦地で出会うときにはいかなる関係になるのだろうな･･･

こんばんは！！

>>151
ゼネバスの復興は、ゼネバス系兵士の悲願、必ず達成せねば…

西の地か、我が地では赤角の捕獲は可能だが、地獄猫は不可能
機会があれば行ってみよう。

>>153-155
我々の目的はゼネバス帝国の再興、そのためにはゼネバス系市民の支持が不可欠であり、
その支持を損なうような現テツリューの行動は、我々ゼネバス帝国の再興を願うものにとって、
プラスにはならない、このテツリューの行動が「鉄竜騎兵団ヴォルフ・ムーロア」自身の
意思によるものならば、我々はネオゼネバス帝国、旧PK派として、ゼネバス帝国復興の障害になる
「ヴォルフ・ムーロア」を討たなければならないかもしらんが、このテツリューの行動が、
ヴォルフ・ムーロア本人の意思であるか確認の取れない現在では、鉄竜騎兵団も我々の同胞であり、
中隊指揮官の言うように、ヴォルフ・ムーロアを中心に活動を進めていくつもりだ。

また、ヴォルフ・ムーロア”本人”の意思により、テツリュー「荒らし」が行われているとしても
討つべき者はヴォルフ・ムーロア”本人”だけであると言うのは、こちらも心得ているつもりだ。

>>156
うむ一日遅れだが、こんばんは

ケーニッヒ・ウルフ　タイプＢ

【装備】
ニ連装コンパクトハイデンシティビーム砲
Ｅシールド（ヘッドギア）
エレクトロンバイトファング
エレクトロンストライククロー

【説明】
後に、ケーニッヒウルフ後期型とも呼ばれる。
ブロックスが戦場にて幅を利かせ始めた後に開発を終了しており、数は少ない。
ＣＡＳを廃し、量産を主眼に置いたライガーゼロの位置づけに置かれたケーニッヒウルフだが、
その初期型は、特殊部隊などの一部の部隊を除けば、前線の評判はすこぶる悪いものであった。

何にしろ、武装が少ない。
しかし、初期装備に射撃武器の無いわりに、ヘッドギアや、マルチディスチャジャーなどの用途の限定される装備が標準化している事は、前線の兵士に取って、理解は困難だった。
後にスナイパーライフルが開発されたのだが、確かにその威力は高かったが、反動が強く、多用はできず、重いわりに使い勝手が悪く、
奇襲や、待ち伏せ等に使えても、ケーニッヒが得意する高速戦闘では何の意味を成さなかった。
支給されてもカノントータスに無理やり付ける部隊もいたと言う話だ。

そして最大の難点であるオーバーヒート。
制御系をコマンドウルフの物を流用し、制御しきれないコア出力が機体各所に負荷を掛け、オーバーヒートを度々起こしていた。
しかし、それを防止する対策は、背部に冷却ファンを装備して強制的に各部を冷やすという安直なものだった。
前線では、コアにリミッターを掛けて、その性能を抑えてでもオーバーヒート防止をしていた部隊も少なくなかった。

ケーニッヒ・ウルフ　タイプＢでは、まずは制御系の見直しから始まり、同クラスの大きさであるライガー系の技術を導入。
スムーズに機体各所に駆動力が掛かる様に設計しなおされており、これにより、初期型とは比べ物にならない安全な機動力を確保。
オーバーヒートの心配もほぼ解消されている。高速戦闘時でも各部に掛かる負担をかなり軽減しており、俊敏性もＵＰ。
最高速度もブースターなどの補助を用いずに３００ｋｍ/ｈへと少し上がっている。

また各部の武装も見直され、２連装マルチディスチャージャーは、扱いやすくコンパクトに設計された２連装ハイデンシティビーム砲、もしくはレーザーブレードに換装。
頭部のヘッドギアも暗視カメラは本体側に移され、精密射撃用スコープは廃され、防御力重視のＥシールド発生装置に変更されている。
またその影響で「エレクトリックファンガー」機構はＥシールド発生機構に取って代わっている。
しかし、そもそも危険の付きまとう「エレクトリックファンガー」自体、前線では「神風」「自暴自棄になっても使うな」「遺書を書いてから使え」と評判は悪いため、
安全に敵の懐に入り込めるＥシールド発生装置への変更は、大歓迎された。

御一考を…

>>154 155 157
意見は出尽くしたようだな。
あとはそれぞれの信念に基づき進むのみ。
だが同じ理想を持っていても、同じ旗のもとには集えぬ、か。
これが我らの暗部…。

余計な事かも知れないがカシウス大尉の隊は体制を少し変えた方
がいいのではないだろうか？
その目的のためには強力な力が必要なのだろうが、短期的になら
まだしも長期的にはアイアンコングのような巨大機を独自に維持・管理するとなると、負担が大きすぎる。
いざ、という時満足な力をだせないだろう。

必要ならば、相応なゾイド・人員を提供するか？
タダという訳にはいかんがな。

カゲロウ隊は彼らに支援できるか？無論無理にとは言わん。

>>158
誤爆か？
それとも情報部のスッパ抜きか？
いずれにせよ、対策を立てねば…

>>157
ついでに、現在確認した限りではestoysのゾイドショップでも
ヘル猫と赤角が存在。逝ってみてもいいだろう。

>>157
西の地に有る、店では、　砲亀　プテラス　も在庫がある。
　
>>１６０
　御厚志はかたじけないが、隠れ里には野生ゾイドが居るので、その売買で
　維持に大きな負担は掛からない、のでな・・・・。
　しかし、貴殿の憂う、同じ理想を持っていても、同じ旗のもとには集えぬ。
　これが現状の最大の問題ではあるな・・・・。

>>157
下手に動いて鉄竜騎兵団対ＰＫなどというドリームマッチは避けたいからな。
このドリームは悪夢以外の何者でもない。

>>158
ケーニッヒの新案か？
一発の攻撃力こそ落ちたが、扱いやすさが向上したことにより即戦力としても期待でき、
他の部隊との連携も取りやすくなっているな。
アサルトケーニッヒはどちらかというとゲリラ戦などの特殊部隊向けだから、
大量配備を前提とするなら新案の方が良いだろう。
閃光師団のような「選ばれたもの」でなくても高い戦闘能力を得られるのは脅威だ。

それにしても我らがネオ・ゼネバス軍には扱い易く量産に向いた中・大型ゾイドが少ないな。
この点はどうにかして欲しいものだ。

>>159 161
おそらく野生ゾイドの取引や武装売買などで、末端があまり意識せずに関係を持っていると思われる。
それに今カシウス大尉殿の後ろ、いや隣には「彼女」がいるからな。
何か不都合があった場合にはそちらが誰よりも真っ先に動く可能性が高いな。

しかし、同じ理想を持っていても同じ旗のもとには集えぬ･･･最大の問題は自らの内側にあり、か。
外側から見たらさぞや滑稽に見えるのだろうな。

>162
生産性と扱い易さを兼ね備えた機体というと、エレファンダーが
期待の的だったのだが…
おそらく西方大陸産駒であろうから、現在からの量産は厳しい、
かもしれない。
ほかにはハンマーロックがあげられるな。
ウォディック・シンカーも悪くはない。
生産性だけなら各種ＳＳゾイドは優秀だ。使いたくもないが。
個人的にはマルダー・ツインホーン等の復活を望みたい。
まあ、もとより我らゼネバス帝国軍はその立地条件から多彩な
小型機を主力とし、中・大型機を決戦用ゾイドとして運用するが
伝統のようなもの。急に変えるのも難しかろう。

なるほど、「彼女」か…。
一度手合わせをしたことがあったが、生半可ではなかった。
確か、改造ジェノブレイカーを持って来ていたな。
・・・できれば、また力比べをしたいものだ。

･･･っくしゅん！

湯冷めした訳でも無いのですが･･･どこかで誰かが私の噂でもしているのでしょうか？

>>１６５
　？今日は暑さが和らいでいる。湯冷めをせぬようにな。
　傷の方は・・・・？良くなっているのか・・・・・？

　メガレオン殿は？姿が見えぬようだが・・・・・。
　光学迷彩を使っているのであれば良いのだが・・・・・。
　まさか、また　男湯に？

>>165
はい、男湯です…って、違う、覗きじゃないって！激しく誤解されている！？

帝国大型量産機って言えば、何気にデスステなんかもそうでない？
インターフェースの実用化の目処がたった今では実はいっちゃん懸念しております。
扱いやすいかどうかは知んないけど、素体の生産（増殖）性は高そうだし、水陸両用しかも地中潜行可能。
武装や装甲にちと手間取りそうだけど、試作機を一度に１０機も出せるわけだし、
プラントが整えばこっちのケーニッヒぐらいの量産性があってもおかしくないかも。
いや、共和国としては出来ればあって欲しくないですＹＯ。
つか、水中のアレ、なんか現状だと無敵くさいんですけど。

閣下！何故マーダを量産されないのです！！

…来るべき物が来た。
鉄竜騎兵団の開発部より、キメラ・シリーズの実戦データ収集の
ため実戦形式の演習が要請され、上層部より正式な指令が来た。
俺のバーサーク・タイラントと、演習を希望するそうだ・・・。
キメラ・シリーズは敵性ゾイドを自動的に攻撃する無人機。
そしてタイラントはゴジュラスの因子をもっている。
標的機としてはうってつけ、というわけか・・・。

>>161 165
「彼女」を気遣うのはいいが、メガレオン兵を呼ぶなよ…。
余談だが例の隠れ里にいるのは放棄された戦闘ゾイド、いわゆる
”野良ゾイド”ではないのか？
たしか聞いた話では、中央大陸では野生ゾイドの生態・生存域は
厳しい管理をされ、その運営は国家とは別の組織があたっている
という。彼らを敵に回すのは得策ではないと上層部も判断した。
…くれぐれも、”野良ゾイド”の売買は注意せよ。

>>166
ほら来た。
…歓迎しよう、共和国の隠密兵。ただし動き方には注意しろ？
ガシャン！（拳銃のハンマーを上げる音。）

デススティンガーは確かに増殖能力が飛び抜けている。
それゆえに、普通のゾイドのように量産して何等かの理由で放棄
され、野良ゾイド化したら…どうなるか、理解できるか？
それでも、何機かはすでに運用されているだろう…。
海戦での使用もおそらくは…。

>>167
マーダは確かに優秀な機体ではあるが、現在では武装・期待強度
共に不十分といえる。そのままの復活は、可能性が低いだろう。

中隊指揮官殿が音信不通…
まさか…キメラに！？

>>169
奴は、無人機如きにやられるような奴ではない、おそらく演習が長引いているのだろう、
キメラシリーズの情報が漏れるのを防ぐために無線での報告が無いだけだ、
大方二、三日もすれば戻ってくるさ。

…演習はキメラ・シリーズ４種とタイラント１機で行われる。
キメラの開発コストは１機種あたりでタイラントの１０分の１程
らしく、４対１でもまだ数倍のひらきがあるらしい。
別に問題は無い。ある意味当然といえる。
だが、その説明をした開発局の担当官の、
その言い方が気に入らなかった。

「中隊指揮官殿！始めますぞ！」
「いつでも構わん。」
とある山岳部。大型ゾイドでも潜伏可能な鬱蒼とした森林。
その静けさの中で考える。要するに開発部の連中は新兵器に箔を
つけたいだけだろう、と。現時点最強ゾイドの一つヒューラー系
、その系列にあるタイラントを選んだのは他に理由はあるまい。
…ないはずだ。
その時、上空から高速の機影が突っ込んで来た。

>>163
その時はお手柔らかに、ふふ。

>>165
はい、傷の方はもう殆ど治りました。
これならもう大丈夫そうです。
なんか迷惑をかけっぱなしで･･･本当に、色々と有難うございます。

>>166
水中で無敵ということは、万が一水中で「事故」があった場合
誰も止められないと言う事でもあります。
「万が一」の危険性が常に付きまとうデススティンガーは、
量産兵器としての使用は難しいのでしょうね。

…あの鍬型とも翼竜ともつかない奴か？
その奇襲はあらかじめ予測していた。
タイラントは最小限の動きで回避し、突き返しを入れる。
相手も難なくかわす。疾い。野生体の動きのついて来るだと？？
遅れて亀ゴリラ型が姿を現す、奥から支援砲撃。もう一機は、
・・・後ろか！囲まれたな、さあどう動く！？この巨木の森は、
こちらの機動に不利！

判断するよりも速く、タイラントが猛然と前進した。
「考えるまでもない、殺るだけだ」とでも言いたげに。

数秒後。周囲には金属片やら立方体やらが散乱していた。
火器やＥシールドを展開する暇も無かった。
跳び、食らいつき踏み潰して叩き付け鈎爪を揮い引きちぎり、
返す刃でデーモンヘッドを葬った。

俺の腕、ではない。これがバーサーク・タイラントの本性。
あらゆるリミッターを受け付けず、それでいて潜在力を苦もなく引き出す…。
　こちらも無傷では済まない。相手の攻撃を受け止め、その勢い
を利用したからだ。
だがタイラントはなおも猛り狂う。ブロックスどもは自己再生を
開始するだろうか、と観察したが、その兆候は無かった。
（回収用のキメラが再利用可品をさらって行くのだろうか）

この展開を、目の当たりにした誰もが唖然、としていたが（俺も
その一人だが）、気を取り直して
「状況終了だな。設定を変えて仕切り直すか、それとも…」
そう言いかけた時。その言葉を、担当技官がさえぎった。

「…その必要はありません。」

合図を送る技官。直後にセンサーに感。多い。この光点は。
小型ゾイド、多数？
「４対１にしては多いな、担当技官？」
「キメラ・シリーズ４機種と申したはずです。それに、キメラの真価は集団運用によって発揮される」
「本気…の、ようだな。」

スレ汚し謝罪ｍ(_ _)ｍ
うまくまとまらず、このような形になりました。
（本来は軽いネタ振りのつもりだったのですが。）
>>169
まだ生存しております、少佐殿。今現在ではありますが。
（ちなみに中隊指揮官＝大尉）

>>170
そういうことだ。もうしばらくかかるかも知れん。

>>172
そうか、完治したのか…それは楽しみだ（←何が？）。
…なるべく会わずにすむよう、神に祈っておこう。自分が。

…そして、俺はベッドの上にいた。

頭部に一撃を食らった時、俺の体は動かなくなった。
タイラントが、オートでシートを射出した。
邪魔だ、とばかりに。

その後、タイラントは撃破された。
勝った、負けたと言う以前の問題だった。

視線の先では開発局の連中がなにやら話している。
「この映像は使えるな。４機結合体、そのパワーは大型ゾイドを圧倒する！」
・・・そのころは脚部駆動系が限界だったな。
「こっちもいける。その火力は重装甲を苦もなく貫通、と。」
・・・それは何発目の直撃だったか。
担当技官が入ってくる。
「諸君！今回貴重なデータが収拾できた。キメラは成功だろう」
沸き立つ技師たち。俺にとってはどうでもいい話だった。

「しかし主任！今回の演習で稼働可能な機体のほとんどが…。
このままではロールアウトは２ヶ月は遅れることになります！」
「より強力な個体を製造すればいい！むしろ粗悪品を納入せずに済んだと思いたまえ！」
・・・より粗悪品を作ることにならなきゃいいがな。

俺は当番兵の肩を借りてその場を後にした。
格納庫へ、整備状況を見るために。

「状態は？」
「はっ、中隊指揮官殿！タイラントは順調に回復しております！
代替部品の手配もついております！」

・・・何だ、お互い氏に損なったのか。
俺は微笑った。
タイラントも、微笑い返した気がした。

んで、とっくに共和国側プロックスはろ獲したんだろ？
感想はどんなもんよ？

>>175
あのタイラントを倒しただと?
キメラシリーズか、あれが生産されれば我が方の戦力は確かに上がるが、
何か大事なものを捨ててしまったような気がしてならない…
あまり気が進まんな。

>>176
うむ、量産性と整備性を前提にした割には、関節だらけのブロックは、いたずらにコストと
整備に必要な工数上げるだけのような気がしてならない。
量産性と柔軟性を求めるなら、同じ共和国のスナイプマスターに、各種CPの付け替えだけで
十分ではないかと思う、あと関節が弱いのも難点だ。

通信機の不調と私用で忙しく、ここに来るのはしばらくぶりになるな･･･

〜>>175　タイラントvsキメラブロックス
演習があると聞いていたが、ふたを開けてみれば実際のところは技術屋のプロモーションだったというわけか。
よくもまああれほどの数を相手に生き残ったものだ。
しかも相手の殆どを撃破とあっては相打ちといってもいい。
まさにタイラント恐るべし、だな。
技術屋が編集した映像を見たものは違う感想を抱くのかも知れんが。

キメラは始めのうちはその凶暴さゆえ戦果を上げられるだろうが、
パターンなどが読まれ始めると辛くなってくるかも知れん。
敵味方の識別があるとはいえ、味方の有人機との連携が出来るほど融通が利くかどうかも疑問だ。
何より突発的な不測の事態に対応できるのかどうか･･･
有人機による制御を取り入れれば今度はそれが弱点となる。難しいところだ。

しかし、これでこちらが無人のキメラだらけになり、共和国も同じ事を始めたら･･･人一人いない
お寒い代理消耗戦争に突入だな。
なんか嫌な未来図だな。

>>176
パーツの記号化という意味ではよく出来ているな。
おかげで大本は単なる立方体の集合なのにちゃんとそれなりのものに見える。
ただ小型機であることが前提のパーツゆえ、大型化するに連れて顔などが体格に見合わなくなる傾向にある。
あと、あくまで全体を記号化したイメージとして捉えるのであって、ボディをじっくりと見つめるのは禁止だ。
所詮はただの立方体だ。
それとコアブロックが剥き出しというのは何気に怖いな。
コアブロック自体が通常のゾイドコアより強度がしっかりしているのだろうが、どうもな。
意外とコアの寿命は短いかも知れん。

複数のブロックスを合体させて大型機にも出来るということだが、正直どれほど有効かは疑問だ。
高速格闘機と砲撃機の違いがあるとはいえ、同じ陸戦機の融合体であるダブルアームリザードでさえ
エースパイロットが必要なほど制御が困難なのだ。
たった２体でこの有様では陸海空とまったく違う機体４機の融合体たるマトリクスドラゴンなど
各機体の制御のみならず、パイロットの連携という意味から見てもまともに動かせるはずもない。
複数のエースを専用に訓練してまで導入する価値があるかどうかは疑問だ。
その点からすると複数の機体制御においては無人機のキメラブロックスの方が理には適っているかも知れん。

>>177
あれは後方での工場および整備施設、予備パーツが整った状態を前提としたつくりなのだろう。
すべてがちゃんと整った状態ならそれなりに有効的な体制になると思われる。
ゾイドの個体数などに左右されることもなく、安価で大量生産が利き、
それらがどこでも簡単に調達でき、組み上げられる、それがブロックスの理想だろうか。
だとするとブロックスにとってすべてのパーツは安価で換えの聞く使い捨てのもの、そういうことなのだろうか。
武装のみならず、手も、足も、体さえも換えの聞く、使い捨て可能な単なる消耗品、
鋼に宿る魂さえも感じることもない、そんなものを果たして「愛機」と呼べるのだろうか？
我々生粋のゾイド乗りが感じる違和感はそんなところにあるのかも知れん。

>>１６４
　傷は、まだほとんど治った・・の状態か・・・・。早く「完治しました。」と言う
貴官の言葉が聞きたい・・・。（アシュラ・・・・。ボソッと）

　さて、隠れているのも飽きたな・・・・。偽者の皇太子殿下を借り、真の皇太子
殿下を探しに行くとするか・・・。
　行くぞ！、ズィーガァー！

>>179
行くの？そいじゃま、こっちの情報をば。

鉄隆騎兵団は上陸後、電光石火の勢いで侵攻するも、
途中アーサー市での戦闘で重症を負い、ウィルソン市に撤退との報が流れる。
ただこの際に情報の混乱があったりするんだ。
何らかの情報工作があったんじゃないかとうちらはみているＹＯ。
んでもってこのあと怪我をおして首都にまで攻め上がる訳だけど、
ここ等辺からは語るまでもないか。

もしあれが影武者かなんかだとしたら、先の混乱時に入れ替わったんじゃないかな？
へま踏んで負傷したけど、事態が優勢な今この勢いを殺したくないし、
時間を与えれば共和国が兵力を立て直すという焦りから、苦肉の策として代理を立てたと。
まぁそのあと影武者容疑の殿下は手柄を自分のものにしたくなったのか暴走開始。
そんなところじゃないかとうちらの「局」は考えたりしているわけ。
あるいは始めから影武者だったのかも。

奴さん、なんか氷河地帯に突入するってことだったからストーキングは諦めたけど、
発信機つけておいたから見失うことはないよ。
というわけでこれ、いつぞやのアンチジャミングのお礼にどうぞ。
ただ奴さんら、耐寒装備をしていた節も無かったから、もしかしたら今ごろ凍っているかも…
ビーコンの動きも最近乏しいし…

肝心の本物はというと、こっちでは掴んでいないＹＯ。それでいいんだと思う。
今ヘリック側に見つかって処分でもされたら、ゼネバス側も迷走状態、
ヘリック側も治安能力を取り戻していないで中央大陸は混沌の坩堝になりかねないから。
ならば本物はゼネバスに帰ってもらったほうがってね。
これは俺っち個人の考えだけど。
負傷が本当ならウィルソンあたりで隠れて療養している可能性もあるね。

そんなところ。
発信機以外は推測の域を出ないのが何だけど。
…ちょっと長居をしちゃったかもね。
そろそろ自分もおいとまして本来の職場に戻るとするＹＯ。
大丈夫、ここのことは言わないＹＯ、いろいろお世話になったし、余計なこと口走って
変な疑い掛けられて味方の銃口まで向けられかねないしね。

>>180
　長居をさせてしまったようですまない。情報もかたじけない・・・。
　次にあう時は、敵かもしれないが・・・。その時まで壮健なれ。

　

>>181
Σъ( ﾟｰ^)

>>１７２
　カシウス様からの御伝言です。
「まずは、何も告げずに去ることを許してもらいたい。しかし、過日の貴官との
　約定である、”惑星Ziの真の平和”を乱した者、それがかつての我々の指導者
　出会っても、ケジメはつけなければなるまい・・。それに大見得をきっておき
　ながらあのような暴挙を止められなかった自分へのケジメも含めて。この板が
　かつての活気を失なった事にも何も出来なかった償いの為に、まずは、両首都
　を壊滅させた鉄竜の指導者が本当にあの男かを確かめてくる。
　貴官はまだ、傷が完治したとは言わなかった、故に今回は帯同させる訳には
　行かなかった。何故なら・・・・・。
　それは、無事に帰ってきてから話そう。このようなことで帰って来れぬ様では
　想いを告げることも出来ないであろうから・・・。　　　　　　　カシウス」

>>172
私からも、お願いがございます。
貴女のゾイドの整備は完璧に済ませておりますが、どうか完全に治られてから
出撃をされるのであれば、行かれて下さい。
カシウス様同様、あなたも我々には大事な存在であるのですから・・・・。

　宛　ホーン部隊長殿　幻影部隊長殿　第５０１中隊指揮官殿

　ゼネバスの旗を掲げる為に、鉄竜の正体を暴きにいく。
　止めるもよし、阻むもよし、賛同するもよし。
　我、悪鬼羅刹となりて、ゼネバスの旗を汚した輩の正体を暴かん。

　

唐揚げぇ

えっ！このスレまだやってたの？正直驚いた・・・・

なつかすぃ・・・

>>185
カシウスめ、ついに動くか。
影武者を討ったとて、どうなるものでもあるまいに…

行かねばならんか。見届けるだけででも。

>>189
そのようだな
場合によっては見届けるだけではすまないかも知らんが、
行かねばならないだろう
なぜテツリューがこのような行動を起こしたか、我々は確かめなければならない、
ゼネバスの民が安住に暮らせる国家を作るという大儀を背負った者達が、
なぜ民を苦しめると云う行動に出たかを…

さて見届けに行くか…事の真相を

ホーン部隊長「第501中隊指揮官はもう向かったのか、我が部隊も急がねば、
全機寒冷地用装備のチェックをしろ、準備できたものから逐次船に乗り込め。」

足に滑り止めをつけ、石灰を水で溶いたものを塗りたくっただけの
急ごしらえの冬季迷彩を施したホーン及び、支援用のキャノリーモルガが、
ホエールキングに乗り込んでいく…

士官A「い、いきなり部隊を北に向けるにしても理由が要ります、
　　　大体何ですか、主力部隊がこぞって北に向かうなんて、
　　　いったい北に何があるのですか?　せめて上に報告しておかないと
　　　大変な事になりますよ。」

ホーン部隊長「上には敗走した鉄竜の捜索及び、鉄竜に対する補給活動だと伝えておけばいい…
　　　　　　　…よし全機搭載したな、これより我が隊は北に向かう、
　　　　　　　全員気を締めて行動しろ!!」

見やすく書こうと思ったが、ずれて余計に見にくくなってる…鬱氏

>>１９１
　貴官も動いたか・・。さて、大将に連絡を入れておかにゃぁ・・・・・。
　「角が動いた・・・。繰り返す角が動いた・・・。」

　すみません、間違えてあげてしまった　m(__)m。

　何で、書き込む時にメール欄の中身が消えてしまったっす。

「お兄様方、ご機嫌いかが？こちらは今回も相変わらず。
ただ大半を探し尽くしたからそろそろだと思いますわ。
ところで最近全く別個の反応が見受けられるのですけど、何かご存じなくて？」

「ネオゼネバスの一部が北へ移動したようです。
こちらでは実験のため放ったキメラが敵のみならず野生ゾイドにも反応するということで、
いずれはゾイドの生態系にも影響が出るのではないかと懸念するレポートが出されました。
それ以外は別段取り立てるようなことはありません。
生産ライン、補給ライン共に以上ありません。」

「任務ご苦労。こちらは水面下でヘリック残党との小競り合いが続いて順調に難航中だ。
情報も錯綜している。最悪の場合一波乱あるかもしれん。
リンの方の情報如何にもよるが、おそらくは･･･
では引き続き任務を継続してくれ。」

通信終了

第５０１中隊指揮官の持ち出し品リスト　抜粋。

ハンマーロック　２個小隊。
フレキシブルブースター装備型及び長距離ミサイル装備型中心。

実験機・シュツルムティーガー　２機。
シュツルムブースターを実験的に装備したグレートサーベル。
ライガーゼロイェーガーに匹敵するスペックを記録するが、機体
バランスが悪く扱い難い、らしい。

ライトニングサイクス　１機。

ヘルキャット　数機。

長距離砲装備のエレファンダー及びモルガキャノリー　１個小隊
。
各種物資がグスタフで３台、っと。

名目は「局地戦における高速戦闘部隊と支援部隊の連携演習」。

予定もないのに、よく通ったもんだよなぁ。
ま、後のことは考えてないのかも知れないけど。
あ、そうそう。何でも治癒休眠中だとかで、タイラントだけ
　　置　い　て　く　　って指揮官言ってましたんで。
くれぐれも、　暴　れ　さ　せ　な　い　よ　う　に　との事。
よろしく★

>>191
あ、大丈夫かと思いますよ。こんなこともあろうかとこっちでも
上層部の方にはあれやこれやと手は打ってますから☆
こんなこともあろうかと、日頃からあ〜んなネタや、ちょっと
したカリとかを集めてあるわけで。
まぁ、カゲロウさん辺りから見ると「素人の生兵法」とか言われ
ちゃうかもなんですけど？

>>193
お、ミッチェル・ガント氏だ、なつかすぃ〜（涙
彼が動くとなると…バックの大将って誰だっけ？＜おい

>>195
あ、すいませんねぇ。上の方が勝手をやってるせいでそちらにも
しわ寄せがいってるみたいで。これはつまらない物ですが…
（キメラブロックスの戦闘データ等を少々。）

（部屋の隅で膝を抱えて床にのの字を書くメイド長）
･･･またしても置いていかれました出遅れました･･･
怪我も完治したので追いかけたいのは山々ですが、帰ってくると約束していますし、
ガイロスの者があんまりほっつき歩くと色々不都合がありそうですし･･･

･･･とりあえず機体のマーキングは消して･･･氷河地帯だからニクスでの寒冷装備で十分･･･
マキシの足なら多分半日から一日程度で追いつけ･･･って、何出撃準備しているのですか私は！？

･･･ううっ･･･（うろうろ）･･･うあ〜･･･（そわそわ）

隠れ里の側女「アーシュラ様が不思議な踊りをッッ！？」

>>197
　アーシュラ様・・カシウス様は怪我が完治されていないので、あなたを此処に
　残されたのです。氷河地帯では只でさえお体に負担がかかりますから・・・。
　そして、ガントからの連絡をこちらにしていると言う事は、あなたが来られる事
　を始めから考えているのでは・・・？

　現在の座標は・・・こちらになります。
　私もあなたには此処でお待ち頂く方が安心できるのですが・・・・、行かれるのでしたら
　護衛に１人お付けいたしますわ・・・・。

　

>>198
本当はここで待っているのが一番なのでしょうが、じっとしている事が出来なくて･･･
私、駄目ですね、心配ばかりかけてしまって･･･色々としていただいて有難う御座います。
それでは･･･行きます。

あ、せっかく護衛を付けて頂いてなんですが、飛行ゾイドでもない限りマキシには追い付けないかも知れません。
3000キロの距離を半日で走破出来るようなレベルのゾイドは本当に限られていますし･･･

Ｂ「200ｹﾞｯﾄｰ!」

上の人間「そんな事をしている暇があるならとっとと新型ブロックスを設計せんか！」

Ｂ「だから、ホラ。　トリケラトプス型！　量産型マッドサンダーみたいでいいでしょ？」

上の人間「馬鹿者！　なんの為のブロックスシステムだ！　コストがかかり過ぎる！　だいたいマッドサンダーは…」

Ｂ「じゃあこれはどうだ、プラナリア型！　斬っても斬っても再生！　まさにブロックスとして…」

上の人間「ゴールァァー！！（＃ﾟДﾟ）」


後にこの案からデモンズヘッドとディプロガンズが完成したとか…

（^Д^）ｷﾞｬｰﾊﾊﾊﾊ
（^Д^）ﾊﾊﾊﾊﾊ…
（ﾟДﾟ）………




(泣)

Ｂ「…なあ」

上「ん？　何だ？　神妙な面持ちで…（Σ（ﾟДﾟ；）ﾊｯ　まさか何か新案が？

Ｂ「その…頼みがあるんだが…」

上「うむ、言ってみろ（コストが掛かるのか？

Ｂ「…仮面ライダーボトルキャップのスーパー１がないんで…もし持ってたら…？」

上「氏ね！（ﾟДﾟ＃）　（机の上にあった物を投げつける

Ｂ「うわっ！？　（必死の応戦

上「どわっ！？　ハサミを投げるとは！　俺を殺す…気…」

Ｂ「ｵﾏｴﾓﾅｰ（ﾎﾞｿｯ

上「これだぁ！！！」


フライシザース誕生秘話

「ふう、なんとか高速強襲型（悪魔頭）、水陸両用支援型（鉄砲魚）、航空戦闘／攻撃機型（飛鋏）と揃ったな。残るは、肝心の主戦力機だが。」

「んじゃ、余ったパーツでてきとーに組みましょう。」

「おいゴルァ」

「やだなぁ、構造を簡略化して生産性優先ってことですよ。主戦力機に必要なのはまず頭数！信頼性も向上するし。戦争は数ですぜ、兄貴？」

「誰が兄貴か。しかし・・・だいじょーぶなのか、それで。」

「大丈夫大丈夫。ちょうど、亀型とゴリラ型のなんていい感じだし。」

「ほんとーに・・・だいじょぶか？」

シェルカーン完成。

>203
　あ゛、悪魔頭は高速機じゃなかった（最高時速80Km）。

　　　| ＼
　　　|Д｀)　 ﾀﾞﾚﾓｲﾅｲ｡｡｡
　　　|⊂　　　 ｻﾎﾞﾙﾅﾗｲﾏﾉｳﾁ
　　　|


　　　　　♪　　Å
　　　♪　　　／ ＼　　　ﾗﾝﾀ ﾀﾝ
　　　　　　ヽ(´Д｀;)ﾉ 　　ﾗﾝﾀ ﾀﾝ
　　 　 　　　 (　 へ) 　　　ﾗﾝﾀ ﾗﾝﾀ
　 　 　 　 　　く 　　　　　　ﾀﾝ



　　　♪　　　　Å
　　　　　♪　／ ＼　　　ﾗﾝﾀ ﾗﾝﾀ
　　　　　　ヽ（;´Д｀）ﾉ　　ﾗﾝﾀ ﾀﾝ
　　 　 　　　 (へ　 ) 　　　ﾗﾝﾀ ﾀﾝﾀ
　 　 　 　 　　　　 >　　　　ﾀﾝ

│＿_
　　　|＠=ﾉ
　　　|∀・）　ｻﾎﾞｯﾀﾔﾂ　営倉ﾆﾌﾞﾁ込ｺﾑﾅﾗ　ｲﾏﾉｳﾁ
　　　|⊂
　　　|

込ｺﾑﾅﾗ→込ﾑﾅﾗ

　　　♪　　　　Å　　　ｴｲｿｳｲｷ…
　　　　　♪　／ ＼　　　ﾗﾝﾀ ﾗﾝﾀ
　　　　　　ヽ（;´Д｀）ﾉ　　ﾗﾝﾀ ﾀﾝ
　　 　 　　　 (へ　 ) 　　　ﾗﾝﾀ ﾀﾝﾀ
　 　 　 　 　　　　 >　　　　ﾀﾝ

　　 　　♪　　Å
　　 　♪　　／ ＼　　　ﾗﾝﾀ 　ﾀｰﾝ
　 　　 ;y=-(　ﾟДﾟ)･∵.
　 　 　＼／(　へ)ゝ
　 　 　 　 　く

南無。



ﾁｰﾝ・・・

楽しい軍になったなぁ　（,,＾Д＾）あははっ

「(･∀･)ｲｲﾄﾞｷｮｳﾀﾞ!」

おっと、営倉逝きは御免だぜ！？

「独房逝きｹﾃｰｲ(･∀･)」

…粛正、激しいな。漏れもここんとこさぼっていたが

憲兵「お迎えに来ますた。」

誰か折れの上官も営倉にぶち込んでやってくれ。
クソ仕事押し付けやがって、書類がまだ書き終わらねぇ…


このままだとむしろ自分が明朝営倉行きか…

数日前…

ホーン部隊長「うーん、これだけ残暑が厳しいと働く気になれん、
　　　　　　　　どれクーラーの効いている休息室にでも…」

上官Ａ「( ﾟДﾟ)ゴルァ!! ホーン部隊長、何を怠けている、夏期休暇は終わりだぞ」

ホーン部隊長「いえ上官殿、これは来るべき全面会戦に向け、体力を温存しているのであります」

上官Ａ「ふざけるな!!　…ちょうどいい、貴様はこの前訓練だとほざいて
　　　　　基地を飛び出した時の処分がまだだったな?」

ホーン部隊長「あ、あれは本当に訓練でして…」

上官Ａ「ちょうど良い機会だ、営倉でちょっと頭を冷やすといい、
　　　　　そこならば、いくらでも怠けていられる」

ホーン部隊長「じょ、上官どの私は十分ゼネバスの為に…」

上官Ａ「軍法会議にかけられないだけましと思え!!」

憲兵少尉「では大尉殿こちらへ」

ホーン部隊長「鬱だ…」

集まったな、ヘタレサボリ兵共！
お前らは今日からワシの大隊預かりとなった！
本来なら営倉や独房や重営倉行きのお前たちだが。
上層部の暖かい配慮により晴れて懲罰大隊送りとなった。
偉大なる帝国に感謝の念を捧げつつ励むように！
これから、いもほり（素手で地雷撤去）やがまん大会（味方の盾）等
愉しいイベントが目白押しである！
楽しみにしていろ！

>>214
ちょ、ちょっと待ってください少佐殿、
重営倉と言ったって、監獄に十日ほどぶち込まれる
軍法会議以下の処罰のはずです、それが懲罰大隊って…
良くなるどころかさらに酷いじゃないですか!!

いやだぁぁぁぁ私は病気なんだ原隊に返してくれぇぇ

このジェノザウラーはお前達を支援する為にいるのではない。
このように（パチン！と指を鳴らすと、後方に控えていたジェノが荷電粒子砲で森を薙ぎ払う）、
御臆病風邪に吹かれた者達の気合を入れるために、ここにいるのだ。
諸君らは独力で地雷原を突破し、この先にある共和国軍の陣地を制圧したまえ。
生きて帰れた者はプロイツェン皇帝陛下の慈悲において、原隊へと復帰させてやる。

さあ！原隊に復帰したければ、とっとと前進しろ！この敗北主義者ども！

>>216
同志政治将校殿
無理を承知でお願いします、
せめて元のゾイドを返してはいただけないでしょうか…

貴様、何をふぬけた事を言うか！
他の者達は勇敢にもコマンドゾイドのパイロットや歩兵として敵陣に迫ろうとしているのに、
貴様という奴は・・・！
憲兵隊！同志ホーン部隊長は反ゼネバス主義者だ。直ちに連行し・・・
・・・いや、まてよ。これはひょっとすると・・・ｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ（独り言）

憲兵、連行するのはちょっと待て。
３番格納庫には、地雷処理仕様の旧式レッドホーンが残っていた筈、
ホーン部隊長には、臨時にそのパイロットを務めてもらおう。
火器も角も取り去られた、頑丈なだけが取り柄の機体だが・・・
ホーン部隊長の最期の希望に、せめてもの範囲で応えてあげようではないか（ﾆﾔﾆﾔ）。
木に吊るすのは中止だ、格納庫まで連れて行け。

>>218
これは…デストローラー!!の成れの果てか…
武装どころか、角まで取り外されているとは…
だがアタックゾイドよりはマシだ、
同志政治将校殿、ご好意に感謝します。

（しかし困ったな…これに乗っていれば、必然的に先頭で戦わなければならない…
当然敵の攻撃も集中するだろう…その上武装も取り外されている。
しかし地雷処理能力がある機はコイツだけのようだ、これを利用して見方の援護を受けるか…）

訂正
見方→味方

ふふふ・・・
馬鹿な奴め、あんなスクラップ同然のゾイドに嬉嬉として乗りおったわ。
これであのデカブツを解体する手間も、奴を機から吊るす手間も省けるというもの。
「さすが少佐殿、一石二鳥ですな」
なぁに、ああいう戦争家は扱い方にコツが合ってな・・・
『同志政治将校殿！ダストローラー、出撃します！』
（格納庫から出陣するデストローラー）
ほう、まだちゃんと動く様だな。
それにしても馬鹿な奴よ。粗大ゴミの始末を命ぜられただけとも知ら・・・
（ダストローラー、通りすぎざまに水溜まりへ足を突っ込み、泥水を頭から引っかぶる政治士官）
・・・・・・
「し、少佐殿・・・？」
こっ・・・この無礼者め！待て、待たんか!!
衛兵！奴を捕らえろ！
銃殺だァ〜！

出力正常デストローラー起動開始…
目立った損傷は無いが…大分ガタがきているな。

発射安全装置よし、メインカメラよし、エネルギーゲージ…
うわっ、エネルギーゲージ短っ!
まあ旧対戦初期の、製造ロットでは妥当な所か…
しかし侵攻速度を、上げられない理由が出来たから由としよう。

気を取り直して前進、…この状況で、突っ込んでいっても死に行くようなもの、
怒られない程度にゆっくりと…

あれ?泥跳ねたかな?
（泥だらけになった政治士官をミラーで確認）
ププッいい気味だ…って追いかけてきやがった、
ええぃ全速前進!!（操縦桿を思いっきり前に倒す）

（無気味な音を立て進むデストローラー…）

とにかく戦線に出れば、やつらも追ってこないだろう、
味方に殺されるより、駆動部が壊れるほうが早いかも知らんが…

とりあえず敵に出会うまでに、無線機で元の上官に泣きついてみるか、
長距離無線機はどれかな……これだな、
あれ?ダイヤルが取りはずされている…

当然といえば当然ですな…

…………………使えるのは短距離無線機のみ、
実質、外部との交信は不可能…
これはとんでもない所に、送られてしまったようだ…

…あの隊には俺の開発した新兵器を（こっそり）配備してある。
素晴らしい働きを魅せてくれるだろう…


…ええい、気になる、俺も潜り込もう。

（アタックゾイドの先頭で、共和国の砲火を集中的に浴びながら、
デストローラーが、嫌な音を立てて進撃していく）

ホーン部隊長「あの丘を越えると共和国の陣地か…」

ホーン部隊長「ほら地雷処理は終ったぞ、アタックゾイド隊は、さっさと攻撃を開始してくれ。」

アタックゾイド搭乗員「畜生、絶対に生きて帰ってやる」

ホーン部隊長「さて、後はﾏﾀｰﾘと、地雷処理の続きを…って、うわぁぁぁぁ」

（反転して、戻ろうとしたデストローラーの横に、荷電粒子砲が着弾）

ホーン部隊長「私も突撃しろと…(ﾉД`)･ﾟ･」

（無線機のスイッチを入れる）

ホーン部隊長「せ､政治将校殿、自分はもう役目を果たしました、この位で勘弁してください（泣」

>>224
「…だそうです、少佐」
わはは！思い知ったか、この○×△野郎め！
私の服のクリーニング代分、きっちり働かせてやるからな！
おい、ホーン部隊長に気合を入れてやれ！
「了解」
（ジェノザウラー、パルスレーザー砲を発射。ダストローラーのすぐ脇に着弾）
そらそら！まだ敵陣は残っておるぞ！
突撃突撃ィ〜♪

ホーン部隊長「こ､この機体で突撃しろと…」

（さらにパルスレーザーが着弾）

ホーン部隊長「…もうヤケだ、味方に殺されるぐらいなら…」

（デストローラーが丘を越えていく…）

ホーン部隊長「さて…こちらに火器が無い以上、陣地をローラーで踏み潰すしか制圧手段が無い、
　　　　　　　　　それには敵の砲火を浴びながら、このオンボロで、肉薄しなければならん…
　　　　　　　　　畜生、もっと真面目に働いてれば、こんな事には（泣」

「地上で戦闘が勃発しています」
うむ、危ないから回避しておくかのぅ…
「我が軍はアタックゾイド中心のようです。1機だけ大型がいるようですが」
どことなくスケルトン部隊を彷彿させるぅ、ワシの若かったころは…
「うわ、すごい、これデストローラーだ！しかも旧大戦仕様の」
何！？デストローラー！？もっとズームじゃズーム！
「（・∀・）ｽﾞﾑｽﾞﾑｽﾞｰﾑ　( ﾟдﾟ)ﾊｯ!!」

（1機の無人偵察用ザバットがフラフラとデストローラーに近づく）

間違いない、デストローラーじゃ。
よもやまさかいまどきこんな機体を見ることが出来ようとは…懐かしいのぅ…
しかし、ボロボロではないか、こんな状態では生き残れまいて。
あんな珍しい機体をむざむざ朽ち果てさせるのは惜しい。
「旧大戦初期物なんてレアですからねぇ」
どれ、ザバットを通して無線をつなげてみるか。

あー、あー、そこのデストローラ、聞こえておるか？救援は必要か？

「ええい、高度に偽装した、カノントータスが数機潜んで居やがる、
我々の戦力では、射程圏内に近づく前に、みんな撃破されてしまう…
無理にでも近づいて踏み潰したいが、恐らくこのオンボロでは、
集中砲火で撃破されるのが関の山だ、どうしたものか…」

ん?入電だと、何だこの忙しいときに…

友軍!?　それも上空から!!　

「我々の火力ではこれ以上の前進は不可能だ、支援をぜひともお願いしたい!」

>>228
よしきた！
では…現地司令官へ、これよりかのレッドホーン・デストローラー及びそのパイロットを
Ｐプロジェクトの元に開発第13課の管轄とする、了解されたし。

よしよし、これでワシのゾイド秘法館のコレクションが増えるぞ、フフフ…
「…それが真の目的ですか…」
ええい、せっかくブルスタインとバーナスがあるんじゃ。
ここまできたらデストローラーも欲しいじゃろうが。

ではＰプロジェクト「パラサイト・キメラ」投下！
（ディプロガンズと、それにひっつかまってシェルカーンが降下する）
（2機のキメラはデストローラーに取り付くと、たちまち融合を始める）
「Ｐキメラ、融合を開始しました」
「拒否反応10％未満、バイパス開きます」
「コンバットシステムリライト」
「融合完了、キメラコアの仮死プログラム作動しました」
…どうやら成功のようじゃの、キメラの融合能力を活かした破損ゾイドの修繕補給強化は。
仮死状態のキメラコアからエネルギーを引き出せるのがミソじゃな。
（デストローラーにレールキャノンや電磁キャノン、ミサイルランチャー等追加）
しかし何だ、ローラーのサイドについたハンマーナックルがなんともいえない味を出しているな。

それではせっかくじゃから試作ゾイドを次々と投下じゃ。

まずはザバットバインドコンテナーマインキラー。
コンテナ内に広域加速衝撃砲を搭載。
広域照射のため人も殺せるか怪しい威力じゃが、地雷を誤作動させるには十分じゃ。
コイツとザバットジャミングコンテナー仕様で地雷はほぼ除去・無効化できる。

続いてキメラドラゴン有人制御仕様。
ディプロガンズのヒレにあたる部分を取り除いて制御用コクピットを搭載。
凶暴性などは落ちるが、無人キメラでは無理な緻密な作戦展開が可能じゃ。

更にエレファンダ―・アグレッシブ。
火力に不安があるとか背中が寂しいとか言われるエレファンダ―にブロックスコアを使って
ビームガトリングを取り付けたものじゃ。
ブロックスコアからのエネルギーもあるので出力のほうも問題ない。
ビームガトリングはダークホーン宜しくフル装備の奴じゃな。
ただガトリングのジョイントがブロックスコアに対して小さいので少々補強が必要である。
見てくれを重視するならブロックスコアの上のポイントではなく正面にガトリングのジョイントを
挿すと良いが、そうするとガトリングが上に向かなくなり対空不可という欠点が…

最期に小型量産機のモルガ・ランサー。
ガトリング砲傍のキャップを取り外し、ブロックスJ7ジョイントの穴を広げて接続、
デモンズヘッド用のマグネイズスピアを取り付ける。
胴体のミサイルを取り外し、代わりに強磁場発生装置を詰め込み、尾に小型アースユニットを設置。
マグネイズスピアはショートレンジのエレクトロンドライバーとしても使用可能じゃ。
キャノリーユニットとも干渉しないので一応同時搭載も可能じゃ。
エネルギーの消耗が激しいので長期戦には向かないのが欠点か。

ではザバット、キメラドラゴン、ジェノバードを使ってエレファンダー隊及びモルガ隊を投下、
地上軍を援護せよ。

ん…?　上空からキメラが投下されたか?
うわっ、こっちに向かって…

（キメラ、デストローラーと融合開始）

ほう、これがブロックス特有の融合…
武装が追加されても、エネルギーはあちらさん持ちか。
デストローラーの拒絶反応も無い、
なかなか上手く出来たシステムだ。

照準システムのリンクが終ったようだな…
さて、反撃を開始するとしよう。

まずは…降下してくる味方の援護だな、
対空砲火を、少しでも少なくせねば。

（キメラデストローラー、対空砲撃中の陣地に攻撃を開始）

あちらは賑やかな様だな…
こっちもせいぜい生き残るか。
しかし、俺に回ってきたのは’ドラゴンホース’。
ある意味、"ZOIDS"ですらないよーな気がするんだが（汗

まあこの手持ちミサイルで、大型ゾイドの１機もしとめて見せようか。

ふん！開発部の耄碌ジジイが、しゃしゃり出おって…
まあいい、奴にはそこそこ愉しませてもらったからな。
「少佐どの、右翼の部隊が敵陣に取りつきました」
だが左翼が遅れているようだな。
何をもたついておる。前進だ、前進させろ。
「しかし左翼の隊は敵の集中攻撃を浴びており、前進は難しいかと…」
君は何をのんきな事を言っておるのかね。
ジェノザウラーを何の為に控えさせているのか、忘れたのか？
もう一丁、奴等に気合を入れてやれ！
「り…了解」
（部隊後方の泥土を薙ぎ払うジェノの荷電粒子砲と、
　最早ヤケクソ気味に突撃する左翼部隊）
そらみたことか！
まだあれほどやる気を温存しておったではないか！
そぉら、突撃だ！突撃しろ!!
「また始まったよ、突撃馬鹿め」
「しっ！聞こえるぞ！」
……………ヽ(｀Д´♯)ﾉ　ﾅﾝﾀﾞﾄｳ！
「あの〜、少佐どのぉ？」
衛兵、この二人は反ゼネバス主義者だ！直ちに左翼隊の増援に回してやれ！
敵に撃たれない様、しっかり「援護」してやるのも忘れるなっ！
「ひでぇ。俺まで巻き添えかよ」
「畜生、いつか殺してやる！」
わはははははははははは！
そらそら、突撃突撃ィ!!

味方の降下もあらかた終ったようだな、
前進を開始するか。

…砲撃だけでは、内部に立て篭もった歩兵まで殲滅できない、
歩兵を殲滅するのに適した、アタックゾイドを無事に
陣地まで届けるには、我々がが盾にならねば…

「アタックゾイド隊に連絡、敵陣地に攻撃を開始する、
　通常ゾイドに続いて前進されたし」

（支援を受け、勢いのついた右翼部隊は、エレファンダー隊の砲撃支援もあって、
敵陣地に取り付くことに成功する）

なんとかこちらは敵陣地に接近できたが、
左翼部隊が心配だな、ジェノザウラーの荷電粒子砲に脅されて、
何とか前進しているものの、危なっかしくて見ていられん。
私だけでも援護に向かうとしよう。

まだやってたんだ・・・

「中隊長、敵増援を確認！突撃砲小隊と通信が途絶えました！」
「トータスがやられたのは、不味いな…
　おまけにあのデカブツ（デストローラー）、どういう訳か武装がくっ付きやがった」
「敵、地雷原を突破！第三小隊は白兵戦に突入！」
「中隊長どの！降伏しましょう！」
「馬鹿野郎、皆殺しにされるのがオチだぞ！」
「俺は見たぜ、やつらが占領した村で何をやったかを。
　やつらは人殺しが好きなんだ」
「落ち付け、お前達！
　どのみち対装甲兵器が不足しているから、これ以上の陣地の維持は出来ない。
　総員撤退だ。第一小隊から負傷者を連れて後退、林を抜けて脱出させろ！」
「り…了解！」

右翼では、敵が後方の陣地に、じりじりと移動を始めたようだな、
撤退のために時間稼ぎに入ったか…
このまま行けば、右翼では敵を追い出せる。

問題は左翼部隊だ、右翼部隊が左翼に
部隊を振り分けられる余裕ができるまで、
何とか粘って戦線を維持しなければならない。
ここからが正念場だ、
年老いたホーンよ、お前がまだ戦える事を証明してやれ!!

>237
よし、援護する。ドラゴンホース騎兵・アタックゾイド各機へ。
デストローラーを支援しろ。
噂ではそろそろブラッディカラーのデスザウラーが動く。
それまでに片付けなければな！

プー閣下死亡確定age

http://www.tigers-fan.com/~jko

http://www.tigers-fan.com/~tyk

女子中高生とHな出会い
　　ロリロリ児童とHな？
　　2チャンネルで超有名

上官殿、
「打ち合わせ用スレッド」がdat落ちしました。
新たにスレを立てるなり即製スレを流用するなりしてください。

>>241
落ちとらんぞ？
http://hobby.2ch.net/test/read.cgi/zoid/1018962100/l50

あれ、おかしいな？
「惑星Zi戦記：中央大陸21XXスレ」経由で行ったのがいけなかったのかなあ？

>>243
サーバ移転の影響でアドレスが全部変わっています。

>>238

その通りだ、さっさと敵を殲滅して、こんな所からおさらばだ!


取り敢えず、敵の砲撃を回避するために、移動を開始しよう。
アタックゾイドは、榴弾の断片に対する防御力が皆無、
常に移動してなければ、敵の野砲支援で、
パイロットが吹き飛ばされてしまう。

（数分後…）

む…800m前方に敵のトーチカ郡を発見、
まずはコイツから潰してやる。
射撃開始!

「トーチカがやられた!?」
「敵に押しきられるのは、もう時間の問題か……
　機密書類を処分しろ。我々も脱出だ」
「中隊長！第ニ小隊より連絡、『兎は巣を出た』」
「分かった。直ちに通信機を破壊し、記録の処分にあたれ。
　それと軍曹、俺とお前で第三小隊の後退を支援する。
　急いで武器を集めろ、ＲＰＧと手榴弾、地雷にＭＧだ！」
「了解しました、中尉殿。
　ついでに志願者も２、３人ばかり集めてきましょう」
「…よし、頼む」

偽皇太子事件で思わぬ時間を費やしてしまったが、
まあ何とかなるだろう。

そろそろ次の段階、
ゼネバス首都奪回に移ろうと思うんだが、
どうだろう？

ホーン「こちらデストローラー、敵トーチカ沈黙、前進!」

…日が暮れてきたな、視界が悪い…
それに、やたら不吉な予感がする…

（物陰からRPGの照準が、デストローラーを捕らえる）

バシュ!

（RPGの弾頭が発射され、機動力の低いデストローラーに、真っ直ぐ向かって行く）

ホーン「ロケット弾!　ぐ…右前足をやられたか…修理が必要だ、後退する…」

「命中！レッドホーン、後退する！」
「すげぇ、マグレ当たりだ！」
「今のを見たか!?オレがやったんだぜ！」
「馬鹿野郎、頭を出すな！お前達は壕を伝って５０ｍ後退、次射の準備」
「り…了解しました、軍曹どの！」

「これで随分楽になった。次は第三小隊の援護だな」
「中尉殿、次は自分が…」
「いや、俺がやる。軍曹はＭＧで援護してくれ」
「しかし…」
「まだ死にたくないんだ。しっかり頼んだぞ」
「……」
「アタックゾイドが相手なら、十分勝ち目があるさ。
　敵兵の目を引き付けておいてくれよ」
「了解…！」

「少佐どの、宜しいのですか？
　開発部の好き勝手にさせて・・・」

まあ、構うまい。
奴等がでしゃばってきた以上、私の責任ではないよ。
それに、既に命令はちゃんと出してある。「前進命令」をね。
そして私には、その命令を変更するつもりはない。
やつらがあの敗北主義者どもと共に、勝利するに越した事はないが……
苦労して、被害を出してくれれば、もっと良いな。

「……」

そんなことより大尉、素晴らしいガニメデ産の３０年物ワインがあるんだ。
パンとチーズもすぐに用意できる。
どうかね？

「……はあ、頂きます」

よかろう。
ではあの小屋でゼネバスの栄光を祈り、ささやかな宴を開くとしようではないか。
ジェノザウラーはこの場で引き続いて待機せよ。
「腰抜け」を見つけたら、すぐに気合を入れてやる様に！

「はっ…！」

晒し

>>251
こんな隔離スレの稀少な住人をいぢめるもんではないぞ。

【司令部附属格納庫内】
整備兵「隊長、先月からここに置いてある、あの改造コング、あれ何ですか？」
整備隊長「ああ、あれはなあ、開発コードはズィーガー、 正式名称はＥＺーＸー１５アイアンコング・エクスキューショナー 。
早い話がＯＳ搭載アイアンコングだ。計算上ではノーマルコングの５〜１０倍だとか。」
整備兵「５〜１０倍！？そりゃすげえ。乗り手、誰です？」
整備隊長「現在はいない。こいつの初代パイロットだったとある大尉が軍を離脱して以降、乗る奴がいない。
まあ、こいつの元となったコングは、例のＧＴＯの元となったゴジュラスと違って扱いやすさが売りだったからな。たとえ操縦が難しかろうとＧＴＯよりは守備範囲は広いだろうし今年中には見つかるだろう。」
整備兵「見つかると良いですね、乗り手。」
整備隊長「見つからないと困る。」

大分戦線から離れたみたいだが、
ここまで来れば大丈夫だな。

まずは被害状況を確認…

破損個所は幸い右前足だけで、胴体にダメージは無い。
武装をすべてカットして、
キメラコアからのエネルギー供給をフルに受ければ、
ゾイドの再生能力で、装甲までは無理してても、
内部関節ぐらいなら再生可能か…

早速作業開始だ。

整備用ハッチはこれだな、
大分砲撃でゆがんでしまっている、
バールでこじ開けるか…

おお開いた開いた。

古い機体でも基本構造は今と同じみたいだが、
万全を期す為に、マニュアルで確認しておこう。

これがキメラとつながっている、エネルギーバイパスで、
これをすべて右足に直結する、そしてキメラの武装をすべてカット…
…いや、電磁キャノンだけは残しておこう。
そして、ホーン本体を動かす為のエネルギーを、
右前足に優先的に回す…

よし、やっつけ仕事だが、作業はこれで終わりだ、
後は周囲を警戒しつつ、自己修復を待つとするか。

「グルルルルル……」
久しいな、バーサークタイラント！まだ俺の事を覚えているか？
…よし、共にネオゼネバススレを保守しよう！
手始めにあの小屋でも撃ってみるか？

さて…そろそろ撤退したいんだが
ジェノザウラーが許してくれそうにないな。

…荷電粒子撹乱幕…

うまく行けば亀も黙る、賭けてみるか！？

さぁ　行くぜ　俺達の出番だ！
お前らしっかり気ぃ張ってろよ！
荷電粒子撹乱幕撒布！

ﾋｿﾋｿ「背鰭はﾚｰﾀﾞｰじゃないのか？」
ﾋｿﾋｿ「隊長のだけ特別だとか言ってたが…どう見てもダクスパの…」

荷電粒子撹乱幕、か…
つまり、ゲル状になるまで圧縮した、荷電粒子ビームを撹乱する効果を
持つ粒子を空間に広域散布する訳で…
周囲の歩兵は撤退させろ！今すぐ！死ぬぞ！ゾイドも無事ではすまん！

砲撃音が大分減った…大方片付いたか。
私もそろそろ戻らないと、行方不明扱いされそうだ。

・・・破損個所の修復度91%か、
本体のエネルギーバイパスは、もう元に戻してもいいだろう。

ん?…味方の通信か

荷電粒子撹乱幕を散布する為、生身で外に出るな、
ゾイドにも影響の恐れがあるだと?

よし、気密に特に問題は無い、
酸素も十分にあるし、何とか歩けそうだ。
とにかく急いでここから離れるぞ!

前田吟

む、こんなところまでエヘヘの進行を許すとは…不覚。

「隊長！　俺達の持っているものってとんでもなくヤバイ物らしいですよ？」
「どーするんですかー！」

ええい！　そんな距離をとって何を言うか！
我らゼネバスの戦士、ゼネバスのためだけに闘うのだ！
そんな訳で、我が隊は戦線を離脱する！

「えっ？　言ってる事が矛盾してますよ！？」

ここでディメトロドンを失う事のほうがよほど国家に対する反逆だ！

共和国がアロザウラーを復活させようと考えております！

（＾＾）

（＾＾；

よーし！ディメトロドン小隊！デススティンガーを倒せ！ヒルツの奴を灰にするのだ！巨大ビーム砲で荷電粒子砲を壊せ！

>>266
オマエを灰にしますた。

テメェ！最終ボスか！プロイツェン乗っていたか！(爆)こうなったら復刻ガン・ギャラドで起動しろ！

（＾＾）

>>262キメラブロックス４体ができたぞ。

（＾＾）

　　 ∧＿∧
　　（　　＾＾ ）＜ ぬるぽ（＾＾）

━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅（＾＾）]━―━―━―━―━―━―━―━―━―

　　　 　∧＿∧
ﾋﾟｭ.ｰ　(　　＾＾ ） ＜これからも僕を応援して下さいね（＾＾）。
　　＝〔~∪￣￣〕
　　＝ ◎――◎ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　山崎渉

巡回あげ

こんな白痴スレあげるな

類似スレができたからage

>>277
>>276

　__∧＿∧_
　|（　　＾＾ ）|　＜寝るぽ（＾＾）
　|＼⌒⌒⌒＼
　＼ |⌒⌒⌒~|　　　　　　　　　山崎渉
　　 ~￣￣￣￣

　__∧＿∧_
　|（　　＾＾ ）|　＜寝るぽ（＾＾）
　|＼⌒⌒⌒＼
　＼ |⌒⌒⌒~|　　　　　　　　　山崎渉
　　 ~￣￣￣￣

　　　 　∧＿∧　 ∧＿∧
ﾋﾟｭ.ｰ　（　 ・３・） (　　＾＾ ） ＜これからも僕たちを応援して下さいね（＾＾）。
　　＝〔~∪￣￣￣∪￣￣〕
　　＝ ◎――――――◎ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　山崎渉&ぼるじょあ

　　　 (⌒V⌒)
　　　│ ＾ ＾ │＜これからも僕を応援して下さいね（＾＾）。
　　⊂|　　　　|つ
　　　（＿）（＿）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　山崎パン

私は以前ゼネバス皇帝の副官だったランドだ。
暗黒大陸からバレシア地方に攻め込んで制圧したのはいいが
皇帝陛下が父の遺言を無視するわけにいかないからバレシアから撤退しろと命令してきた。
命令を無視して徹底抗戦をしたのはいいが共和国に敗れてしまった。
私の愛機デスザウラーMk�Uで共和国に復讐するチャンスを与えてくれ。頼む。

>>283
これはこれはランド殿。
貴殿の様な不忠の徒を同士として迎えることはできかねますな。

憲兵隊！連れていけ！・・・くれぐれも丁重にな。

ネオ・ゼネバス軍の皆々様、俺も入隊を希望するであります！

>>285
ネオ・ゼネバスへようこそ！歓迎する。

最近、パイロットは有人型キメラへ配備されるケースが多いが、今だに
ディマンティスやディロフォース等のSSゾイドを愛機とする者も多い。

どちらがよいとも一慨に言うことは出来ない。
如何なるゾイドとめぐりあう事になろうとも、しっかり頑張って欲しい。

プロイツェン陛下の御崩御の記録が公開されたことを記念してあげます。

>>287
このスレは「公式」とは大きくかけ離れたものです。
このスレにいたプロイツェン閣下（当時）は文章もロクに読めない気の毒なお方でした。

俺も就職決まらないし、軍に入隊しようかと思うんですが応募はここでいいんですか？

指導者の強権を重視する地底族文化＆全体主義を根底に持つ旧ゼネバス帝国軍と、
民主化されたヘリック共和国占領下で生まれ育った国民が構成員の大半を占める
ネオ・ゼネバス帝国軍とでは組織にかなりの違いが見られると聞いたのですが本当ですか広報官どの。

もうそっとしておいてやれよ・・・屍に鞭打つようなことはするな。

ここの屍は腐臭撒き散らしながら動き出すからな。

test

test

最下層ぬるぽ。

なつかしい糞スレが最下層ガッ

age厨がかき回してるからな〜
毎日最下層がageられてる。

ぬるぽーーーーーーー。

age

>>296

　　　　　　　　　ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!　　　　　　　　　　　　　　ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!
　　　　　　　　　ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!　　　　　　　　　ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!　　ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!
　　　　　　　　　ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!　　　　　　　　　　ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!　　ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!
　ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!　ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!　　ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!
　ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!　　ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!　　　　　　　　　　　　　ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!
　　　　　　　　　ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!　　　　　ｶﾞｯ!ﾇﾞｯ!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!
　　　　　　　　　ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!　　　　　ｶﾞｯ!ﾙﾞｯ!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!
　　　　　　　　ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!　　　　　　ｶﾞｯ!ﾎﾟｯ!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!
　　　　　　　　ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!　　　　　　ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!
　　　　　　　 ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!　　　　　 　ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!
　　　　　　　ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!　　　　　　　ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!
　　　　　 　ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!　　　　　　 　ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!　　　　　　　ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!　　　　　　　　 ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!
　　　　　　ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!　　　　　　　　ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!　　　　　　　ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!　　ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!　　ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!
　　　　　ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!　　　　　　　　　ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!　　ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!　ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!　 ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!　　ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!
　　　　ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!　　　　　　　　　　ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!　　ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!　　　　　　　ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!　　ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!
　　　ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!　　　　　　　　　 　ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!　　　ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!　　　　　　ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!　　　　　　　
　　ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!　　　　　　ｯ!ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!　　　　　　　　　　　ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!　　 ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!
　ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!　　　　　　　ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!　　　　　　　　　　ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!ｶﾞ　　　 ｶﾞｯ!ｶﾞｯ!

今後も応援 ＼何見ていらっしゃるのですか？　／　　　　 　　　
してくださいね ＼　　　　　　ムッシュ（苦笑）　.／　仲良くしませんか？（苦笑）　　
（苦笑） 彡⌒ミ 　 ＼　　 　　 彡⌒ミ　 　　　／ n　　　　　　　　　　　　　　 n
　　　 　（ ・Ω・） 　 　＼　　　（ ・Ω・） 　　／（ヨ ）　　　　　　　　　　　　　（ E）
　　　　／　　　＼　　　　＼ ∧∧∧∧ ／　/　|　 　彡⌒ミ 　　彡⌒ミ　　　|　ヽ
　　　 /　　 　/￣￣￣￣＜　　.　　　 ＞　　＼ ＼/（ ・Ω・）／（ ・Ω・）ヽ／　／
　　＿(__ﾆつ/　 旦那　 /＜　予　苦 　＞　　　 ＼(uu　<V>　 /　<V>　uu)／
　　|＼　 ＼/＿＿＿＿/＜ .　　　　　 .＞　　 　　|　　　　　 ∧　　　　　/
　─────────＜　感　 笑　 ＞────────────
　 彡⌒ミ　反論できない＜ .　　　　　＞　　みなさん いい加減に　　　　　　　
　（ ・Ω・）　　 ようですね＜　!!!　な　＞　　　　してくださいね（苦笑）
　/　 ﾐ ⌒i 　 　（苦笑）. ／ ∨∨∨∨＼　　　　 　　彡⌒ミ
　　　　 |　|　　　　　 　／＼　＼　　　　　＼　　　　　（ ・Ω・）
　 ￣￣/　|　　　　　／(⌒＼ 　彡⌒ ミ　　.＼　　／（　ヽ(⌒つ）
　 V　 / .| .|＿　　／　　＼ ヽヽ（ ・Ω・） 　　　＼　＼　　　|　|∬
　　　　　（u　⊃／　　　　　(mJ　　　⌒＼　　　　＼　>―.　し
　　　　　　　 ／　答えられないようですね（苦笑）.＼

前スレ
http://makimo.to/2ch/hobby5_zoid/986/986034391.html

　　　　　　＿ 　 (⌒Y´￣ヽ 　彡_/（￣)）彡 ⌒ ミ
　　　　γ´　 ｀ヽ_｀と.__　　 ）（ ・∩（　《 （　 ・Ω・）　 ｺﾞﾛﾝ
　　　　 )）　,､　,　） 　ﾐ､_,.ノ　 ヽ､.＿_,ノ　 l　 つ　つ
　　　　（(_/し∪彡　　　　　　　　　　　　 .ヽ.__ノ!__）） ｺﾞﾛﾝ
　彡 ⌒ミ　　　 　　　∧＿∧ 　 　　 　 　 .彡 ⌒ ミ
　（　　　 ) 　 　 　　（ ；´Д｀）ﾋ､ﾋｰ　　 　 （・Ω・　） 苦笑
　（　　　 つ　 　　　（Ｕ＿Ｕ )つ　　　　 　 （つ　 と）
　.ヽ_＿_ノj 　　　　　　>>1　 　　　　　　　　(⌒Y⌒)
　　　彡⌒ ミ 　　　　　　　　　　　　　　　 ／￣ヽ￣
　　　（・　 　）　　　　　　　　　　 __　　 　（　__　 ） (　 ｺﾞﾛﾝ
　　　 と　　　ヽ （￣))⌒ ミ 　/´　｀Y⌒).ミ U彡J＿)
　　　 （__ﾄ､__丿　〉　》∩　_） （ 　 .__つ´
　　　　　　　　　 ヽ､._＿,ノ 　 ヽ､__,.彡

こうして1ヶ月もレスつかないわけだが・・・
　　　　　　　　　　　 ∧＿∧
　　　　　∧＿∧ 　（´<_｀ 　）　まぁこんなスレだしな兄者
　　　　 （　´_ゝ`）　/　　 ⌒i.
　　　　／　　　＼　 　　　|　|
　　　 /　　 　/￣￣￣￣/　|.
　 ＿_(__ﾆつ/　 FMV　 / .| .|＿＿＿＿
　 　　　 ＼/ 　　　　　 /　（u　⊃　
　　　　 　 ￣￣￣￣￣

「旦那様のスレッドを荒らすのはやめてください」・・・っと。
　　　　　,ｨ^i^iヽ,
　　　　 《y'´　｀ヾ　.彡 ⌒ ミ
　　　　ﾙノﾉﾉ）)）） （・Ω・　）　　　 まぁこんなスレですし、仕方ありませんよ？（苦笑）
　　　　ﾊwﾄ ﾟーﾟ）　/　　 　⌒i 　
　　　　(__) ( X)(__)　 　　　|　|
　　　 /wﾉ ﾊ../￣￣￣￣/　|
　 ＿_(__ﾆつ/　 VAIO　 / .| .|＿＿＿＿
　 　　　 ＼/ 　　　　　 /　（u　⊃　
　　　　 　 ￣￣￣￣￣

こうして年が明けてもレスつかないわけだが・・・
　　　　　　　　　　　 ∧＿∧
　　　　　∧＿∧ 　（´<_｀ 　）　まぁこんなスレだしな兄者
　　　　 （　´_ゝ`）　/　　 ⌒i.
　　　　／　　　＼　 　　　|　|
　　　 /　　 　/￣￣￣￣/　|.
　 ＿_(__ﾆつ/　 FMV　 / .| .|＿＿＿＿
　 　　　 ＼/ 　　　　　 /　（u　⊃　
　　　　 　 ￣￣￣￣￣

ジークゼネバ・・・ス・・・!?
ここは何処だ!?上官殿は何処へ行かれた!?
何々・・・ブルーシティ?



ど・・・何処だ、ここorz

なりきりの亡霊はお帰りください。

どうして東方大陸にネオゼネバス兵の霊が

こうして１ヶ月もレスつかないわけだが・・・
　　　　　　　　　　　 ∧＿∧
　　　　　∧＿∧ 　（´<_｀ 　）　まぁこんなスレだしな兄者
　　　　 （　´_ゝ`）　/　　 ⌒i.
　　　　／　　　＼　 　　　|　|
　　　 /　　 　/￣￣￣￣/　|.
　 ＿_(__ﾆつ/　 FMV　 / .| .|＿＿＿＿
　 　　　 ＼/ 　　　　　 /　（u　⊃　
　　　　 　 ￣￣￣￣￣

まだ半月じゃねえか！

こうして１ヶ月もレスつかないわけだが・・・
　　　　　　　　　　　 ∧＿∧
　　　　　∧＿∧ 　（´<_｀ 　）　まぁこんなスレだしな兄者
　　　　 （　´_ゝ`）　/　　 ⌒i.
　　　　／　　　＼　 　　　|　|
　　　 /　　 　/￣￣￣￣/　|.
　 ＿_(__ﾆつ/　 FMV　 / .| .|＿＿＿＿
　 　　　 ＼/ 　　　　　 /　（u　⊃　
　　　　 　 ￣￣￣￣￣

タモリ

AGE

こうして４ヶ月もレスつかないわけだが・・・
　　　　　　　　　　　 ∧＿∧
　　　　　∧＿∧ 　（´<_｀ 　）　まぁこんなスレだしな兄者
　　　　 （　´_ゝ`）　/　　 ⌒i.
　　　　／　　　＼　 　　　|　|
　　　 /　　 　/￣￣￣￣/　|.
　 ＿_(__ﾆつ/　 FMV　 / .| .|＿＿＿＿
　 　　　 ＼/ 　　　　　 /　（u　⊃　
　　　　 　 ￣￣￣￣￣

　　　　　　　　彡 ⌒ ミ　　
　　　　　　　 _（　・Ω・）＿ ＜　こんにちは！
　　　　　　／ /　つ つ ／＼　私に貢物をしたほうが良いですよ？ムッシュ。（苦笑）
　　　　 ／|￣￣￣￣￣|＼／
　　　 　 　| . 大　　人 . |／
　　　　　　￣￣￣￣￣
現在の所持品：
ＫＩＲＡＭＥＫＩ

　　　　　　　　彡 ⌒ ミ　　
　　　　　　　 _（　・Ω・）＿ ＜　こんにちは！
　　　　　　／ /　つ つ ／＼　私に貢物をしたほうが良いですよ？ムッシュ。（苦笑）
　　　　 ／|￣￣￣￣￣|＼／
　　　 　 　| . 大　　人 . |／
　　　　　　￣￣￣￣￣
現在の所持品：
ＫＩＲＡＭＥＫＩ・メイド1号

　　　　　　　　彡 ⌒ ミ　　
　　　　　　　 _（　・Ω・）＿ ＜　こんにちは！
　　　　　　／ /　つ つ ／＼　私に貢物をしたほうが良いですよ？ムッシュ。（苦笑）
　　　　 ／|￣￣￣￣￣|＼／
　　　 　 　| . 大　　人 . |／
　　　　　　￣￣￣￣￣
現在の所持品：
ＫＩＲＡＭＥＫＩ・メイド1号・メイド2号

　　　　　　　　彡 ⌒ ミ　　
　　　　　　　 _（　・Ω・）＿ ＜　こんにちは！
　　　　　　／ /　つ つ ／＼　私に貢物をしたほうが良いですよ？ムッシュ。（苦笑）
　　　　 ／|￣￣￣￣￣|＼／
　　　 　 　| . 大　　人 . |／
　　　　　　￣￣￣￣￣
現在の所持品：
ＫＩＲＡＭＥＫＩ・メイド1号・メイド2号・ナチスの軍帽

>>316
http://hobby8.2ch.net/test/read.cgi/zoid/1088937977/53

　　　　　　　　彡 ⌒ ミ　　
　　　　　　　 _（　・Ω・）＿ ＜　こんにちは！
　　　　　　／ /　つ つ ／＼　私に貢物をしたほうが良いですよ？ムッシュ。（苦笑）
　　　　 ／|￣￣￣￣￣|＼／
　　　 　 　| . 旦那様　 . |／
　　　　　　￣￣￣￣￣
現在の所持品：
ＫＩＲＡＭＥＫＩ・メイド1号・メイド2号・ナチスの軍帽・ニラ茶・放置自転車

　　　　　　　　彡 ⌒ ミ　　
　　　　　　　 _（　・Ω・）＿ ＜　ごきげんよう！
　　　　　　／ /　つ つ ／＼　　まだまだ足りません！
　　　　 ／|￣￣￣￣￣|＼／　もっともっと私に貢物をしたほうが良いですよ？ムッシュ。（苦笑）
　　　 　 　| . 旦那様　 . |／
　　　　　　￣￣￣￣￣
現在の所持品：
ＫＩＲＡＭＥＫＩ・メイド1号・メイド2号・ナチスの軍帽・ニラ茶・放置自転車・デスザウラー

　　　　　　　　彡 ⌒ ミ　　
　　　　　　　 _（　・Ω・）＿ ＜　こんにちは！
　　　　　　／ /　つ つ ／＼　私に貢物をしたほうが良いですよ？ムッシュ。（苦笑）
　　　　 ／|￣￣￣￣￣|＼／
　　　 　 　| . 旦那様　 . |／
　　　　　　￣￣￣￣￣
現在の所持品：
ＫＩＲＡＭＥＫＩ・メイド1号・メイド2号・ナチスの軍帽・ニラ茶・放置自転車・リノンたんフィギュア

被ってしまった（苦笑）

　　　　　　　　彡 ⌒ ミ　　
　　　　　　　 _（　・Ω・）＿ ＜　10秒ほど私のほうが早かったようですね！
　　　　　　／ /　つ つ ／＼　　まだまだ足りません！
　　　　 ／|￣￣￣￣￣|＼／　もっともっと私に貢物をしたほうが良いですよ？ムッシュ。（苦笑）
　　　 　 　| . 旦那様　 . |／
　　　　　　￣￣￣￣￣
現在の所持品：
ＫＩＲＡＭＥＫＩ・メイド1号・メイド2号・ナチスの軍帽・ニラ茶・放置自転車・デスザウラー・リノンたんフィギュア
サーベルタイガー

　　　　　　　　彡 ⌒ ミ　　
　　　　　　　 _（　・Ω・）＿ ＜　ごきげんよう！
　　　　　　／ /　つ つ ／＼　　まだまだ足りません！
　　　　 ／|￣￣￣￣￣|＼／　もっともっと私に貢物をしたほうが良いですよ？ムッシュ。（苦笑）
　　　 　 　| . 旦那様　 . |／
　　　　　　￣￣￣￣￣
現在の所持品：
ＫＩＲＡＭＥＫＩ・メイド1号・メイド2号・ナチスの軍帽・ニラ茶・放置自転車・デスザウラー・リノンたんフィギュア
サーベルタイガー・ポーク＆チキン

　　　　　　　　彡 ⌒ ミ　　
　　　　　　　 _（　・Ω・）＿ ＜　ごきげんよう！
　　　　　　／ /　つ つ ／＼　　まだまだ足りません！
　　　　 ／|￣￣￣￣￣|＼／　もっともっと私に貢物をしたほうが良いですよ？ムッシュ。（苦笑）
　　　 　 　| . 旦那様　 . |／
　　　　　　￣￣￣￣￣
現在の所持品：
ＫＩＲＡＭＥＫＩ・メイド1号・メイド2号・ナチスの軍帽・ニラ茶・放置自転車・デスザウラー・リノンたんフィギュア
サーベルタイガー・ポーク＆チキン・カルメン巻き

　　　　　　　　彡 ⌒ ミ　　
　　　　　　　 _（　・Ω・）＿ ＜　　ごきげんよう！
　　　　　　／ /　つ つ ／ ＼　　まだまだ足りません！
　　　　 ／|￣￣￣￣￣|＼／　　もっともっと私に貢物をしたほうが良いですよ？ムッシュ。（苦笑）
　　　 　 　| . 旦那様　. |／
　　　　　　 ￣￣￣￣￣
現在の所持品：
ＫＩＲＡＭＥＫＩ・メイド1号・メイド2号・ナチスの軍帽・ニラ茶・放置自転車・デスザウラー・リノンたんフィギュア
サーベルタイガー・ポーク＆チキン・カルメン巻き・マチコ巻き

　　　　　　　　彡 ⌒ ミ　　
　　　　　　　 _（　・Ω・）＿ ＜　　ごきげんよう！
　　　　　　／ /　つ つ ／ ＼　　まだまだ足りません！
　　　　 ／|￣￣￣￣￣|＼／　　もっともっと私に貢物をしたほうが良いですよ？ムッシュ。（苦笑）
　　　 　 　| . 旦那様　. |／
　　　　　　 ￣￣￣￣￣
現在の所持品：
ＫＩＲＡＭＥＫＩ・メイド1号・メイド2号・ナチスの軍帽・ニラ茶・放置自転車・デスザウラー・リノンたんフィギュア
サーベルタイガー・ポーク＆チキン・カルメン巻き・マチコ巻き・太巻き

　　　　　　　　彡 ⌒ ミ　　
　　　　　　　 _（　・Ω・）＿ ＜　　ごきげんよう！
　　　　　　／ /　つ つ ／ ＼　　まだまだ足りません！
　　　　 ／|￣￣￣￣￣|＼／　　もっともっと私に貢物をしたほうが良いですよ？ムッシュ。（苦笑）
　　　 　 　| . 旦那様　. |／
　　　　　　 ￣￣￣￣￣
現在の所持品：
ＫＩＲＡＭＥＫＩ・メイド1号・メイド2号・ナチスの軍帽・ニラ茶・放置自転車・デスザウラー・リノンたんフィギュア
サーベルタイガー・ポーク＆チキン・カルメン巻き・マチコ巻き・太巻き・腹巻

　　　　　　　　彡 ⌒ ミ　　
　　　　　　　 _（　・Ω・）＿ ＜　　ごきげんよう！
　　　　　　／ /　つ つ ／ ＼　　まだまだ足りません！
　　　　 ／|￣￣￣￣￣|＼／　　もっともっと私に貢物をしたほうが良いですよ？ムッシュ。（苦笑）
　　　 　 　| . 旦那様　. |／
　　　　　　 ￣￣￣￣￣
現在の所持品：
ＫＩＲＡＭＥＫＩ・メイド1号・メイド2号・ナチスの軍帽・ニラ茶・放置自転車・デスザウラー・リノンたんフィギュア
サーベルタイガー・ポーク＆チキン・カルメン巻き・マチコ巻き・太巻き・腹巻・アクロガメリィ党

　　　　　　　　彡 ⌒ ミ　　
　　　　　　　 _（　・Ω・）＿ ＜　　ごきげんよう！
　　　　　　／ /　つ つ ／ ＼　　まだまだ足りません！
　　　　 ／|￣￣￣￣￣|＼／　　もっともっと私に貢物をしたほうが良いですよ？ムッシュ。（苦笑）
　　　 　 　| . 旦那様　. |／
　　　　　　 ￣￣￣￣￣
現在の所持品：
ＫＩＲＡＭＥＫＩ・メイド1号・メイド2号・ナチスの軍帽・ニラ茶・放置自転車・デスザウラー・リノンたんフィギュア
サーベルタイガー・ポーク＆チキン・カルメン巻き・マチコ巻き・太巻き・腹巻・アクロガメリィ党・蒼井そら

　　　　　　　　彡 ⌒ ミ　　
　　　　　　　 _（　・Ω・）＿ ＜　　ごきげんよう！
　　　　　　／ /　つ つ ／ ＼　　まだまだ足りません！
　　　　 ／|￣￣￣￣￣|＼／　　もっともっと私に貢物をしたほうが良いですよ？ムッシュ。（苦笑）
　　　 　 　| . 旦那様　. |／
　　　　　　 ￣￣￣￣￣
現在の所持品：
ＫＩＲＡＭＥＫＩ・メイド1号・メイド2号・ナチスの軍帽・ニラ茶・放置自転車・デスザウラー・リノンたんフィギュア
サーベルタイガー・ポーク＆チキン・カルメン巻き・マチコ巻き・太巻き・腹巻・アクロガメリィ党・蒼井そら
オメガマンティス

　　　　　　　　彡 ⌒ ミ　　
　　　　　　　 _（　・Ω・）＿ ＜　　ごきげんよう！
　　　　　　／ /　つ つ ／ ＼　　まだまだ足りません！
　　　　 ／|￣￣￣￣￣|＼／　　もっともっと私に貢物をしたほうが良いですよ？ムッシュ。（苦笑）
　　　 　 　| . 旦那様　. |／
　　　　　　 ￣￣￣￣￣
現在の所持品：
ＫＩＲＡＭＥＫＩ・メイド1号・メイド2号・ナチスの軍帽・ニラ茶・放置自転車・デスザウラー・リノンたんフィギュア
サーベルタイガー・ポーク＆チキン・カルメン巻き・マチコ巻き・太巻き・腹巻・アクロガメリィ党・蒼井そら
オメガマンティス・人形焼

今だ！スライムが適当な番号をゲットォォｫｫ！！
￣￣￣￣￣∨￣≡≡｡+　 . . .｡.:ﾟ･ *
　　　人　+ ｡ ≡｡.　　｡. ｡.:*･゜ﾟ･*
　　( ﾟｰﾟ )≡≡.:*･゜ﾟ･;;≡≡≡
　　　　　　ｽﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｰｰｰｰｰｯ

にゃ

　　　彡 ⌒ ミ　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　（・Ω・@　＜　放置自転車はいけませんよ（苦笑）
　　　┳⊂　）　 ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　[[[[|凵ノ⊃
　　　◎Ｕ□◎　＝３　ｷｺｷｺｷｺ

　　　彡 ⌒ ミ　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　（・Ω・）＜　放置自転車はいけませんよ（苦笑）
　　　┳⊂　）　 ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　[[[[|凵ノ⊃
　　　◎Ｕ□◎　＝３　ｷｺｷｺｷｺ

　　　彡 ⌒ ミ　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　（ ・Ω・ ）＜　放置自転車はいけませんよ（苦笑）
　　　┳⊂　）　 ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　[[[[|凵ノ⊃
　　　◎Ｕ□◎　＝３　ｷｺｷｺｷｺ

　　　　　 　　 ＿＿
　　　　　　　ヽ=@＝(
　　　　　　　（・Ω・　）

ナチスの軍帽被ってアニメ見てます

　　　彡 ⌒ ミ　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　（ ・Ω・ ）＜　飲酒運転はいけませんよ（苦笑）
　　　┳⊂　）　 ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　[[[[|凵ノ⊃
　　　◎Ｕ□◎　＝３　ｷｺｷｺｷｺ

　　　彡 ⌒ ミ　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　（ ・Ω・ ）＜　１ヶ月ぶりにカキコです（苦笑）
　　　┳⊂　）　 ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　[[[[|凵ノ⊃
　　　◎Ｕ□◎　＝３　ｷｺｷｺｷｺ

　　　彡 ⌒ ミ　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　（ ・Ω・ ）＜　８日ぶりににカキコです（苦笑）
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　　　（ ・Ω・ ）＜　５日ぶりににカキコです（苦笑）
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　　　（ ・Ω・ ）＜　今日もカキコです（苦笑）
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　　　（ ・Ω・ ）＜　２日ぶりににカキコです（苦笑）
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　　　（ ・Ω・ ）＜　２日ぶりににカキコです（苦笑）
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　　　（ ・Ω・ ）＜　３日ぶりににカキコです（苦笑）
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　　　（ ・Ω・ ）＜　３日ぶりににカキコです（苦笑）
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　　　（ ・Ω・ ）＜　４日ぶりににカキコです（苦笑）
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　　　（ ・Ω・ ）＜　８日ぶりににカキコです（苦笑）
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　　　（ ・Ω・ ）＜　３日ぶりににカキコです（苦笑）
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　　　（ ・Ω・ ）＜　３日ぶりににカキコです（苦笑）
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　　　（ ・Ω・ ）＜　一週間ぶりににカキコです（苦笑）
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　　　（ ・Ω・ ）＜　一週間ぶりににカキコです（苦笑）
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　　　（ ・Ω・ ）＜　五日ぶりににカキコです（苦笑）
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　　　（ ・Ω・ ）＜　３日ぶりににカキコです（苦笑）
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　 　 　 　 c/・ ・｀っ 　 ｛,,,,,,,,,,,,,,,,,}　　_|__〈ﾊ〉__|_　　＜ もう　クリスマスだNE！
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　　　（ ・Ω・ ）＜　３日ぶりににカキコです（苦笑）
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　　　（ ・Ω・ ）＜　あけましておめでとうございます（苦笑）
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↑正月

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ジーク

　　　　　　　　　　　　　新世紀の初め
　　　　　　　　　 　ひとつのサイトが壊れた



飽和したネット人口は総合掲示板サイト・2ちゃんねるに大混乱をもたらした。
完全糞スレ率は95パーセントを越え、100万ものコピペが板中にあふれていた。
さらにこの年の2ちゃんねるの厨房・ドキュソ数は80万人。
スレ荒らしによるdat落ちスレ数は日に2000個に及んだ。
2ちゃんねるBR法とは深刻化する糞スレ乱立、卑劣な利用者によるスレ荒らしの多発に業を煮やした
板住民の憤懣を解消し、困難を生き抜く強靭な生存能力を備えた住人の養成、
ひいては強い2ちゃんねらーの復権を目指して公布された【新世紀2ちゃんねる改革法】の通称である。

任意で選ばれた板の住人を行動範囲の限られた一般人のいない場所に移送、
1人ずつ水や食料、様々な武器を支給し、最後の1人になるまで頃し合わせる。
制限時間は3日間。
対象者にはルールを破るとあぼ〜んする特殊な首輪の使用が義務づけられる。
また期間中の対象者による2ちゃんねる内でのage荒らし、騙り、連続カキコなどの違反行為は
全てその罪を問わないものとする。

2003年の暮、都内某所において、ゾイド板住人達による大規模なオフ会が行なわれる。

俺の名は人工知能改。自他共に認める糞コテの代表だ。
学校では何故だかぜんぜん友達ができないんで、今回のオフ会で気の合う友人を見つけたいとの思いから参加を決意した。
俺が集合場所のJR池袋駅の改札に着くと、そこには既に、いる、いる。
あのコテの人やあのサイトの管理人…。ネタスレの人から元なりきり、既に引退宣言した人まで来ている。
一体全部で何人なんだろう。話によると30人くらいと言う事だが。

俺達は、何故だか貸し切りバスに乗りこんで、和気あいあいと移動する事になった。変な話だ。
だけど周囲はそうそうに打ち解け合い、楽しく談笑している。
曰く、
「エナジー最悪。氏ねよ田島」
「ギガ最強。セイスモなんかに負けたのはゴルゴムの陰謀だ」
「俺はセイバーの背中のラインにﾊｧﾊｧしたいんだよ」
…そんな具合だ。

俺はというと、1番後ろの席に陣取って、暗そうな、同じにおいのする香具師らと妄想設定話に花を咲かせていた。
しかし、その内に会話が考察的な方向に飛んでしまい、
「軍事的に」とか「近代兵器において」などの俺の知能では理解不能な単語が頻出するようになったので、俺は眠くなってきた。
昨日は十分に眠ったんだけどな。
いや、おかしい。今まで会話していた回りの香具師らも眠りかけている。何かが、変だ…。
シューシューとガスが漏れるような音を耳にした気がしたが、それを確かめる間もなく、俺は深い、深い眠りの中に落ちていった…。

目がさめると、俺達は孤島の廃校の教室に座らされていた。
突然、教室のドアがガラリと空いて、一人の男が入ってきた。

「はーい。よく眠れましたかムッシュ。私が、アナタ達の担任の、旦那様ですよ…（苦笑）
　今のゾイド板にはみっともない住人が溢れかえってます。（苦笑）
　そんな方々のせいで、ゾイド板はすっかりダメになってしまいました。（苦笑）
　そこで、今日はみんなに・・・」



「ちょっと殺しあいをしてもらいまーす。（苦笑）」

一同に動揺が広がる中、旦那様は淡々と語りだした。
「いいですかーアナタ方はひろゆきに選ばれたんですよ？（苦笑）
　まだ自分たちの立場を理解していないようですね？（苦笑）
　では、これを見ていただきましょうか？（苦笑）」
旦那様の傍らにいた、軍服姿の名無しが、奥の部屋から「イーショッピング・トイズ」と書かれたダンボールを運び入れた。
箱の蓋を開けるとその中には、
「氏、氏んでるぞ！！」
住人の誰かが叫んだ。
「はーい。皆さんだいぶ理解してきたようですね…？（苦笑）
　アトモ君は私が『改造・塗装は雑種』と言い聞かせたのに聞いてくれませんでしたので、
　仕方ないので氏んでいただきました。（苦笑）」

（やばい…やばすぎるぞ）
背筋に寒気が走った。こいつら尋常じゃねぇ。

旦那様は黒板に「ゾイド板BR法」と書き、再び語りだした。
「はい、これがなんのことだかわかる人はいますか？（苦笑）」
糞コテたちは恐怖のあまり沈黙している。
「仕方のない人たちですね。こんなことも知らないとは。（苦笑）
　いいですか？この法律は、貴方たちのような糞コテがいるから作られたんですよ？（苦笑）
　貴方たちは、多くのゾイド板の名無し獣をなめていますよね？（苦笑）
　住人たちを馬鹿にするのは勝手です。ですがーこれだけは覚えておきましょう。（苦笑）」

「2ちゃんねるはゲームです！
　みんな一生懸命書き込んでいます！
　皆さんも一生懸命戦って、良い2ちゃんねらーになりましょう！（苦笑）」

沈黙を打ち破るように、一人のコテが立ち上がった。
「ちょっと待て！
　さっきから好き勝手なことばかり言いやがって！
　殺し合いをしろ？ふざけるな！」
愛知国首相だ。勝手にオリジナルZOIDSを作らないか？スレで唯一まともなネタを提供しているコテ。
旦那様は相変わらず苦笑している。
「まだわからないのですか？（苦笑）
　アナタ方はゾイド板住人代表として、ひろゆきに選ばれた栄誉ある糞コテなんですよ。（苦笑）
　もう逃げられないんですよ？（苦笑）」
愛知国首相の怒りは頂点に達している。無理もない、彼は糞コテとひとくくりにされてしまうべきコテではないのだから。
人工知能改は唯一心を許せる友と勝手に思っている彼を制止しようとした。
「愛知国首相さん！もうやめろって！」
「人工知能改は黙ってろ！ひろゆきに選ばれたってどういうことだよ！
　俺たちの命をもてあそんでんじゃねーぞ！！」

旦那様の口元がいびつにゆがむ。
「貴方はひょっとして120氏ですか？やはりそうでしょう。私にはわかりますよ？（苦笑）
　貴方は散々私を馬鹿にしてくれましたよね？浅はかなドイツ語をひけらかし、私のドイツ語を否定しましたよね？
　・・・どうやらおしおきが必要なようですね？（苦笑）」

そういうと、旦那様は手にしたゾイドコントローラーのスイッチを押した。
ピッ　　　　　ピッ　　　　　ピッ　　　　　ピッ　　　　　ピッ
鳴り響く警告音。
「な、なんだ？」
糞コテたちは狼狽する。
「貴方たちについてるその首輪は、貴方のような糞コテが私に逆らわないようにつけてあるんですよ？（苦笑）
　つまり、その首輪は今から・・・爆発します。（苦笑）」
「おっと。首輪を無理にはずそうとしても無駄ですよ？（苦笑）
　無理にはずすと爆発しますからね？（苦笑）」
警告音は次第に早くなる。
ピッ　　　ピッ　　　ピッ　　　ピッ　　　ピッ　　　ピッ　　　ピッ
「こっち来るな！」
「あっち逝け！」
糞コテたちはパニックに陥っていた。その中で必死に助けを求める愛知国首相。苦笑する旦那様。
「お、俺は氏ぬのか？俺は120じゃねー！まだ氏にたくない！」
ピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピ！！
「うわぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜！！！！」

　　　　バ　ン　ッ　！

悲痛な叫びと、鈍い破裂音。そして首から上を失った愛知国首相。
「首相ぉぉぉぉぉお〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
「いやぁぁぁ〜〜〜〜」
「嘘だろ・・・？」

「アヒャヒャヒャヒャ！糞コテが氏にましたよ！私に逆らうからいけないんですよ！（苦笑）」


　　　　　　　　　　　　　　　　　ア ヒ ャ ヒ ャ ヒ ャ ヒ ャ ！　（苦笑）

□氏亡確認□
・出席番号1番　愛知国首相

【残り　28人】

■ 出席表 ■

×. 1番　愛知国首相
×. 2番　アトモ
○. 3番　アヒャ猫
○. 4番　AZ対空ミサイル
○. 5番　エロイ虚無僧
○. 6番　蟹
○. 7番　キル
○. 8番　GIL
○. 9番　グラサン仕事人
○10番　ケンプファー零式カスタム
○11番　人工知能改
○12番　Ziせんせぇ
○13番　高津
○14番　酔狂先生
○15番　立岡ゆうてん＠なめたけ
○16番　ちんかす
○17番　デスザウラーｺﾃ
○18番　デスピオンブリッジ中佐
○19番　7uLI／zoids（なんて読めばいいのかわからんので「ななゆーえるあい〜」で）
○20番　名無し反地震竜
○21番　弐式
○22番　ニラ茶の人
○23番　ねこ
○24番　ネネネ
○25番　パトライジャー
○26番　ファイズ
○27番　マッコイ
○28番　マッド儲
○29番　メイド2号
○30番　もるが下っ端部隊

※
去年の12月25日以来でリレースレ覗いてみたら落ちてるし・・・Orz
続き用意してきたってのに・・・

とりあえず、338より以前の書き込みはログ取得してあったんで、訂正加筆して垂れ流しておきます。

「はい、邪魔者がいなくなったところで、
　みんなにはゲームのルールを説明したビデオを見てもらいましょうか」
旦那様は教壇の横に置かれたテレビのスイッチを入れる。

画面には見慣れたゾイド板のバナーが表示され、一人の女性が映し出された。
「みなさーん、ナマステー！サポートセンターでーす。ﾏﾀｰﾘﾄﾞｿﾞｰ」
（何だあの女？角？サポセン？？）
人工知能改は怪訝な面持ちで画面を見つめる。教壇の前には首のない（彼が勝手に）親友（だと思っている）の亡骸が横たわっている。
「これからーお姉さんがゲームのルールを説明するから、よく聞いて、正しく遊んでくださいね。
　ルールは簡単で〜す。お互いに頃し合って、最後まで生き残った人が優勝でーす。
　もちろん、反則はありません。優勝した人だけがお家に帰れまーす。」

ふざけたビデオだ。緊張感のかけらもない。
ビデオに映し出された女はこの「ゲーム」の説明をしていた。
曰く、俺たちは周囲を海に囲まれたおよそ5km四方の無人島にいる。これからお互いに頃しあう。禁止区域ってのがあって、そこに入ると首輪が爆発する。
首輪をつけている俺たちの位置や厨房度数は首輪を通じて常に奴らに監視されている。首輪の名前はハイパーギコナビ弐号カスタム。
俺たちに与えられるのは地図とコンパス、食料と水、そしてデイバック。これには武器が入っているらしいが、あけてみるまで何が入っているかわからない。
最後の一人になるまで、72時間頃しあうのだが、72時間すぎても決着がつかない場合は全員あぼーんされる。

「質問はないですか？ないですね？では、出席番号順に名前を呼びますので、荷物を受け取ってから教室を出てください。
　1番・・・は氏んでしまったので、2番・・・も氏亡してますね。（苦笑）
　ということで3番のｱﾋｬ猫くん！」



そして、俺たちは荷物を受け取り、夜の闇へと走り出した・・・

人工知能改は闇の中を走る。言いようのない怒りがこみ上げて来る。
（俺は・・・神と呼ばれるコテになりたかっただけなのに！）
だんだんと、闇に目が慣れてきた。目の前に誰かいる。
「デスピオンブリッジ中佐？」
目の前の泡沫駄コテがふらふらと歩み寄り、知能改の寸前で倒れ、息絶えた。
首にはパイルバンカーが刺さっている。そのとき！
シュッっと知能改の足元にパイルバンカーが飛んできた。屋根の上からだ。
「誰だ！？」
屋根の上にいたのはエロイ虚無僧。
「あいつがデスピオンブリッジをやったのか？」
屋根の上のエロイ虚無僧の目はうつろだ。
「俺は奈々ちゃん萌え萌え。なのに！なのに！！」
攻撃をやめようとしないエロイ虚無僧。知能改は足元の石を拾い投げた。
「ぐわっ！」
石は虚無僧に直撃し、彼は意識を失った。
（今だ！逃げるぞ！）





□ 氏亡確認 □
・出席番号18番　 デスピオンブリッジ中佐

【残り　27人】

人工知能改が林の中へ逃げたその数十分後・・・

　うーん、頭が痛い…。
　昨日アニメビデオ見すぎたかな？
　可愛かったなぁ、亞里亞ちゃん。
　俺だけの亞里亞ちゃん。
　ん？なにやってたんだっけ？
　そうそう、頃し合いだ。
　たしかケンプファー零式カスタムを逃がした後、デスピオンブリッジ中佐がやってきて、
　ビックリしてパイルバンカー発射したら当たっちゃって…
　んで、その後人工知能改が現れて…
　このあとの記憶がないな…
　ん？誰だ？誰かいるぞ？

エロイ虚無僧は、近づいてくる気配に気づき、我に返った。
「こんなところに武器が落ちてるなんてラッキー」
「弐式！？」
「あ、起こしちゃった？スマソ」
弐式はパイルバンカーを満足そうに構えていた。
「俺のパイルバンカーだ！返せゴルァ！」
「な、なんだ！よせこの野郎！！」
シュッ！っとパイルバンカーの発射される音。そして、呻き声。
「ふぅ。だからヲタはキモイんだよ」





□ 氏亡確認 □
・出席番号５番　 エロイ虚無僧

【残り　26人】

同じ頃、西端の岸壁では…

「転売ってそんなに面白いか？」
「お前のようなコテがいるから、普通のコテの俺たちも迫害されるんだよ」
名無し反地震竜 、マッド儲が一人の糞コテを叩いていた。
叩かれているコテはヘラヘラと薄ら笑いを浮かべている。
「もういい加減俺なんか構うのやめようよ〜暇な奴らだなぁ…(^Д^)ｷﾞｬﾊｯ!」

そのとき、叩かれていたコテが、隙を突いてマッド儲のデュアルスナイパーライフルを奪い発砲した。
辺りに立ち込める血のにおい。血煙の中で笑う糞コテ。
「俺はコインを投げた。表が出たら旦那たちを倒す。裏が出たらこのゲームに乗る。
　そしてコインは裏だった。だからお前たちを葬っただけ…(^Д^)ｷﾞｬﾊｯ!」

名無し反地震竜 、マッド儲の武器を拾い集めると、ちんかすは闇の中へと歩き出した…。





□ 氏亡確認 □
・出席番号20番　 名無し反地震竜
・出席番号28番 マッド儲

【残り　26人】

同時刻、東の民家。

（もういや…いやだ…母にしかられる…）
もるが下っ端部隊は民家の居間の机の下で身をかがめ、ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙしていた。
彼のいる一帯は住宅密集地。しかし、住民は誰一人いない。
おそらく、この島がゲームの舞台に選ばれたことで強制的に退去させられてしまったんだろう。

ガチャリ…
ドアが開く音がした。誰かが入ってきた。
（いやだ…来るな…怖い…）
もるが下っ端部隊は彼の武器、スタンブレード（デイバックに入ってた）を構えた。

「なんだ、もるが下っ端部隊じゃない」
声の主は、弱弱しい声でそう言った。
（誰だ？見つかっちゃったぞ？！）
「アタシよ、アタシ。ネネネ」
ネネネと名乗るコテについて、もるが下っ端部隊は良く知らない。彼が来る以前の人物だ。
おびえるもるが下っ端部隊を落ち着かせるように、ネネネは優しく語りかけた。
「いたのがもるが下っ端部隊で良かった…最近、ゾイド板には顔出してなかったから…なんだかみんな怖くって。
　貴方が普通の、心優しい少年だってことは聞いてるわ…安心して、害意はないの。アタシも怖いのよ。」
もるが下っ端部隊は武器を構えたまま、ネネネを見つめた。
怯えている。震え、涙を流している。か弱い女性には今までの凄惨な光景はショックだったのだろう。
「…俺も。一人でいたときはむちゃくちゃ怖かった。でも、今はそんなに怖くない。あんたはいい人みたいなんで安心した」
「ありがとう。ところで、アナタの武器は？」
机の下から、もるが下っ端部隊は這い出すと、武器をネネネに見せる。
「スタンブレード。こんなんじゃ身を守れない。」
「そんなことないわよ？心蔵の弱い相手だったらけっこう一発でも危ないよ。貸してみて？」

差し出されたスタンブレードを受け取ると、ネネネの眼は冷たく光った。

　　グ　サ　ッ　！！

「アタシの武器はこれよ…レブラプターの鎌。使えないかなと思ったけど、こうしてみるとけっこういいかもね！」
「うぅぎゃぁぁぁ〜〜」
ネネネは渾身の力を込め、もるが下っ端部隊の首に突き刺した鎌を下ろした。
たちまち彼の首は胴体から離れ落ちる。

あぼーんしたもるが下っ端部隊を冷たく見つめ、ネネネは言った。
「アナタは人を信じすぎたわ。だから氏んだの。
　子供が2ちゃんねるなんかで遊んでるからいけないのよ。」


「この世は、食うか、食われるか。それだけよ…」





□ 氏亡確認 □
・出席番号30番　 もるが下っ端部隊

【残り　24人】

東の空が白み始めた。悪夢のような夜が明けたのだ。
人工知能改は西の岸壁にいた。
その時、島全域に聞こえるほどの音量で歌が聞こえてきた。

　　急に泣き出し〜た空に〜声を〜あ〜げ〜　はしゃぐ無垢な子供〜た〜ち〜♪

（ワ、ワイルドフラワー？？）
歌にあわせて、あの嫌味なエセインテリぶった声が聞こえてきた。
「おはようございますムッシュ！昨日は良く眠れましたか？（苦笑）
　午前６時になりました！寝ている人は起きましょう！」

「はい、それじゃぁ、昨夜からこれまでに氏んだ生徒たちの名前を発表しまーす。
　氏んだ順にですよ？（苦笑）

　　　１番　愛知国首相
　　　２番　アトモ
　　　17番　デスピオンブリッジ中佐
　　　５番　エロイ虚無僧
　　　20番　名無し反地震竜
　　　28番　マッド儲
　　　30番　もるが下っ端部隊

　以上でーす。非常にいいペースですよ？（苦笑）
　先生、うれしいですよ？（苦笑）
　では次に、禁止エリアをお知らせします。ちゃんと地図にメモするんですよ？（苦笑）
　まず、今から一時間後にＧの３、今そこにいる人は早く出ましょうねー。3時間後にDの1、5時間後にFの8でーす。
　皆さん、友達が氏んで辛いかもしれないけど、がんばるんですよ？（苦笑）」

（これからどうしようか…）
人工知能は昨夜の出来事を思い返していた。愛知国首相が頃され…
デスピオンブリッジ中佐は目の前で息絶えた。エロイ虚無僧に頃された。
エロイ虚無僧も氏んでしまったらしい。
俺の投げた石は致命傷になっていないはず。だとすると、いったい誰が？

「とにかく、ここから離れよう。ここは禁止エリアになっちまうし」
人工知能は南の森の方へと向かった。


「誰かと合流したほうがいいな。でもみんな俺を無意味に叩きたがるアフォばかりだし・・・
　ん？誰かいるぞ？おーい。」
眼前の茂みの中に誰かがいる。怯えている。が、攻撃してくる様子はない。
「誰だ！？」
人工知能改が茂みを分け入っていくと、そこにはメイド2号が。
「メイド2号さんか…大丈夫、俺は何もしやしないから。(ﾊｧﾊｧ」

メイド2号は昨夜からずっと、ここに隠れていたらしい。
「私は人工知能改さんを荒らしだとは思っていませんから。怖くなんかありません。」
人工知能改は嬉しかった。自分をまともなコテとして扱ってくれる彼女の気持ちが。
「行こう！ここにいちゃ危ない。」

二人は森の奥へと進んだ。
「誰か、狂ってないコテと合流したいね。」
人工知能改はメンバーを一人一人と思い浮かべた。
（ダメだ。まともな香具師がいねえ。）

不意に、目の前に人が現れた。
「ふう。まったくどうなっているのやら…」
その男は、ひどくやつれた顔をしている。
「Ziせんせぇ？！無事だったのか？」
知能改は喜んだ。マトモなコテだ。彼と協力できれば生き残れるかもしれない。
しかし、その刹那！

　　　ぶ　ぅ　ん　っ　！　！

Ziせんせぇは、人工知能改めがけてストライクレーザークロー（←という武器が支給されたんだと思うべし）を振り下ろした。
「何しやがる！！…くそ。コイツ、眼が逝ってるぜ！　…2号さんは逃げて！早く！！」
Ziせんせいは攻撃をやめようとしない。
「君のような糞コテは信じられんさ！やらなければ私が頃されてしまう！」
人工知能改は素早く交わし、Ziせんせぇ目掛けて突撃。二人はそのまま崖下へと転げ落ちた。

「うー…痛てて…」
「大丈夫かい？人工知能改君？」
ああ、大丈夫…と答え振り向いた人工知能改の目の前には、頭に深々とレーザークローが突き刺さっているZiせんせぇがいた。
「だ、大丈夫か？せんせい？」
「ああ、これくらい平気だ。だいじょう…」
どさっ。と音を立ててZiせんせぇは崩れ落ちた。
「うそ？氏んじゃったの？」
うろたえる人工知能改。メイド2号が心配して駆けつけてきた。
「人工知能改さん、大丈夫？」
「メイド2号さん！俺が、俺が頃しちゃったのか？！俺がZiせんせぇを頃しちゃったのか？はっきり言ってくれ！！」
「違う！事故ですよ！人工知能改さんは悪くない！！」
「なんで…なんでこんなことになるんだよおおおおぉぉぉぉぉ！！！！」
人工知能改の悲痛な叫びがこだましていた・・・





□ 氏亡確認 □
・出席番号12番　 Ziせんせぇ

【残り　22人】

　　パンッ！　パンッ！

「銃声？！」
とっさに身を伏せる人工知能改とメイド2号。
「ハァハァ…人の名前パクッといて調子のってんじゃねえよクズが。うぜえ。
　マジでうぜえ。いいから死ね。めざわりだ。うぜえ。クズ。」
ブツブツとつぶやきながら、デスザウラーｺﾃが迫る。
「おまえら全員殺してやる！そして、俺が生き残ってやる！
　絶対だ！やっとここまで来れたんだ！死んでたまるかよ！！」

「落ち着け！デスザウラーｺﾃ！俺たちに戦う意思はない！」

「てめえが死ね。めざわりだ。てめえに死ねなんていわれる筋合いないぜ。クズが。
　どーせてめーは俺の名前パクッたんだろ？
　俺はもうこれでｺﾃじゃなくておまえみたいなクズよりも強い
　デスザウラーｺﾃになってやるぜ！！
　もうパクるなよ。デスザウラーｺﾃより強いマッドサソダーｺﾃとか言うなよ？ 」

二人に銃口を向けるデスザウラーｺﾃ。その時…。

　ズガンッ！

仰向けに倒れるデスザウラーｺﾃ。しかしまだ息絶えていない。
「誰だ！くそ！マジでムカツク！邪魔すんなクズ！」
　ズガンッ！
デスザウラーｺﾃは血しぶきを上げ倒れた。
銃声のした方向を見上げるとそこには。
「フォッフォッフォ。危ないところじゃったな」
酔狂先生だ。





□ 氏亡確認 □
・出席番号17番　 デスザウラーｺﾃ

【残り　21人】

「そこの二人、抵抗するならば容赦はせぬぞ？」
酔狂先生はキャノリーユニットを構えたまま、二人に話しかけてきた。
「その方らの武器は何じゃ？」
すっと、デイバックに入っていたものを差し出す二人。
人工知能改はバインドコンテナ、メイド2号はカスタマイズパーツＥ（鹿ぞぬの角）。
「ふむ…あまり役に立ちそうなものではないのぅ。それでは生き残れぬぞ？」
人工知能改は、怯えるメイド2号をかばいつつ、酔狂先生に言った。
「生き残るためなら、人を頃してもいいってのか！！」
「青いのう、若人。ワシが奴を撃たねば、氏んでいたのはオヌシらじゃぞ？」
「だからって！！」
「待ってください！」
二人のやり取りをメイド2号が制した。
「何か聴こえます。…見てください！」
2号の指差す方向、丘の上で誰かが拡声器を使い叫んでいる。

「みんなｱﾋｬの言葉を聞いてくれー！！」
ｱﾋｬ猫だ。
「みんな〜！こんなこともうやめよう！ｱﾋｬは戦う気なんてないからー！！みんなで話し合えば、なんとかなるよー！」
ｱﾋｬ猫の声は島中に届いていた。
「みんな〜！聞こえたら出てきてくれｱﾋｬ！！」

「あの者、なんという無茶をする…」
ため息混じりに酔狂先生が呟いた。
「2号さん、行こう！たしかにみんなで考えればなんとかなるかもしれない！」
「待つのじゃ若者！あのような場所におってはイイ的になるだけじゃ。」
「じゃあ、どうしろってんだ！！」
「こうするのじゃ」
というと酔狂先生はキャノリーユニットを空に向け、ぶっ放した。
「これであの者が逃げてくれればいいのじゃが。」

　　　ズ　ガ　ン　ッ　！

遠くから聞こえる轟音に驚くｱﾋｬ猫。しかし彼は止めない。
「撃つのはやめろー」
なおもｱﾋｬ猫は続ける。そのとき、銃声のした方から、声が返ってきた。
「逃げろーー！！」
「…？その声は人工知能改か？こっち、こっち！早く来てくれｱﾋｬﾋｬ！！」
（だめだ・・・わかってくれない・・・）

　　　パ　パ　パ　パ　パ　パ　パ　！！

ｱﾋｬ猫は何かが弾けるような音を聞き、その音のしたほうを振りかえった。
そして、腰の辺りに激しい痛みを感じていた。
デュアルスナイパーライフルを撃ちながら、近づいてくる男がいる。
「うわぁぁーーー！！」
拡声器越しに悲鳴が聞こえる。
「ウッ…スナイパーライフルで連射するなｱﾋｬﾋｬ…」
「販促ビデオでも王狼が連射してたからいいんだよ。…(^Д^)ｷﾞｬﾊｯ!」
呻く瀕死のｱﾋｬ猫。ちんかすは拡声器を拾い上げ、ｱﾋｬ猫の口元に近づける。そして
　　　パ　パ　パ　パ　パ　パ　パ　！！
「ｱﾋｬﾋｬｱﾋｬﾋｬｱﾋｬﾋｬｱﾋｬﾋｬ〜〜〜〜〜〜！！！！！！」

「あいつ・・・なんて事を！」
「もう嫌・・・やめて・・・」
人工知能改とメイド2号、酔狂先生にもｱﾋｬ猫の断末魔の悲鳴が聞こえた。
「ウソだろ・・・なんでこんなことになってるんだよ・・・」
信じられない。このゲームに乗った香具師がいるんだ。人工知能改は絶望していた。
「若者よ！絶望に浸るのは後にするのじゃ。今は早くここから逃げるのじゃ。
　きっと、あの男にもここにワシらがいることは知られてしまったはずじゃ！」
「勝手にどこへでも行けよ！・・・狂ってる・・・狂ってるよ・・・なんでみんなこんな簡単に殺し合うんだよ！！」
「若者よ、嘆くのは後じゃ！さあ、早く！」
「うるさい！お前も人殺しだろ！？」
酔狂先生はしばらく考え込み、そしてポツリと呟いた。
「若者よ、生きるのじゃぞ・・・」

そして、酔狂先生は茂みの中へと消えていった。





□ 氏亡確認 □
・出席番号３番　 アヒャ猫

【残り　20人】

古びた二階建ての建物がある。かつて、この島の農協だったところだ。
そこに4人のコテが潜伏していた。

「ねえ？これ本当に動くんですか？」
「やってみないとわかりませんね」
「どうすんの？」
「まあ、見ててください」

　　　　ﾌﾞｰｰｰﾝ

「よし、動いた！」
立岡ゆうてん、AZ対空ミサイル、パトライジャー、7uLI／zoids。
ゾイド板の数少ない板系サイトの運営者たちだ。彼らは拾ってきた自動車のバッテリーを繋ぎ、電気を確保すると、
今度は立岡ゆうてんが持参したノートパソコンを繋ぎ、何かを始めた・・・


カタカタカタ・・・
せわしなくノートパソコンのキーと叩く音。立岡ゆうてんがノートパソコンで必死に何か打っている。
「…よし。おーい、パトライジャーさん、AZ対空ミサイルさーん」
呼ばれて、二人のコテがやってきた。辞書スレのコテだ。
「なんですか？立岡さん」
パトライジャーが問い返す。
「パソコンのモニターを見てください」
モニターを見るとそこには

　　　『首輪を良く見て。盗聴器が付いてる』

「本当に？！」
思わず大きな声を出してしまったAZ対空ミサイルを慌てて制し、立岡ゆうてんはキーを叩き続けた。

　　　『集めて欲しいものがありまつ。
　　　　1：塗料（ラッカー）
　　　　2：エポキシパテ
　　　　3：瞬間接着剤』

「何がしたいんですか？」
怪訝な面持ちでパトライジャーが問う。
「まあ、それは後々にわかるわけだが。早く集めてきて欲しいわけだが。」
立岡ゆうてんに促され、二人は建物の外へと走り出した。
「できるだけ多くお願いします！頑張ってください！なわけだが」
二人を見送り、立岡ゆうてんはなおキーを叩き続けた。

「立岡サン！お客人ですよ〜」
下のフロアで別の作業をしていた7uLI／zoidsが、そのお客人と共に2階へと上がってきた。
「ファイズさん？無事だったんですね！
　ちょうどいいときに来てくれたわけだが。手伝って欲しいわけだが。」
「手伝う？君たちは何をしてるんだ？」
ファイズが聞く。
「生き残れるかもしれないわけだが。ファイズさんにも協力して欲しいわけだが」
ファイズはしばし黙り、答えた。
「すまない。俺にはやらなければいけないことがある。」
「そうですか。で、アナタの武器は？」
「俺の武器はハズレだった。でも俺にはファイズギアがある」

もう行かなければ。そういってファイズは建物を後にした。
去り際、立岡ゆうてんはファイズに言った。
「もし、人工知能改に会ったら伝えてください！俺たちが会いたがってるって。助かる方法があるかもって！」

ちんかすによる、アヒャ猫襲撃。
アヒャ猫の断末魔の叫びは拡声器を通して島中に聞こえていた。
「誰だかしらないけど、なかなかやるじゃん。」
ネネネも丘の上のアヒャ猫を襲撃しようとしていたのだった。しかし、あの男に先を越された。
謎の襲撃者は次なる獲物を求めて丘を下ってくるだろう。鉢合わせしたらひとたまりもない。
ネネネは一旦元いた民家へと引き上げることにした。

ガチャ…
ドアを開け、部屋の中に入るネネネ。その時、ネネネの後ろで音がした。
振り返るネネネ。しかし、ネネネは完全に照準を合わせられていた。
「久しぶりだね、ネネネ」
「あら、懐かしい。元気だった？ねこ・・・」
ねこ。かつてゾイド板の主にアニメとなりきりスレを壊滅状態に追いやった最強三厨の一人。
「なぜ今更アナタがこんなところに？てっきり消えたと思ってたわよ？」
「キミこそ。もうキミのことなんか覚えてる人はほとんど残ってないよ」
「お互い、もう過去の人ってことね。・・・それで、用件は何かしら？」

ねこはネネネに近づくと、ネネネの武器・鎌を奪い取る。
「鎌？たいした武器じゃないね。これで良く人が頃せるねえ。」
ネネネは泣いている。
「アタシ・・・誰も頃してなんかいない。今だって、怖くて、怖くて・・・」
「そうやって騙したんだね？もるが下っ端部隊なんていう子供まで！」
「さあ、なんのことかしら？アタシはただ・・・」
「とぼけるな！もるが（ｒｙの首は刃物で切断されてた。この鎌でやったんだろ？
　お前はなりきりのみんなに嫌われてた。だから仕返ししようとしてるんだろ！」
ねこはビームガトリングの照準をネネネに合わせ・・・
「・・・お前みたいに、やる気になっちゃってる奴がいると困るんだよ。だから・・・。
　氏ねばぁ？」

一瞬の隙をネネネは見逃さなかった。ねこに飛びつくと、心臓付近にスタンブレードをぶつけた。
よろめくねこ。ねこのビームガトリングを奪い、構えるネネネ。
「形勢逆転ね。これ、もるが（ｒｙが持っていたスタンブレード。
　でも、ホントはこっちのほうが欲しかったのよね。」

「このゲームでは、頃すのに一瞬でもためらった方が負け。よくわかったでしょ？
　しばらく見ないうちに、随分大人っぽくなったようだけど・・・残念ね。」
「おまえもまともにしゃべれるようになったじゃないか・・・」
「バイバイ。」

　　　ガ　ガ　ガ　ガ　ガ　ガ　ガ　ガ　ガ　ガ　・　・　・　・　

ビームガトリンクの一斉掃射を受け、ミンチになるねこ。微笑むネネネ。
「お互い、みんなにキャラを忘れられてしまうほど、過去の人だってことよ」





□ 氏亡確認 □
・出席番号23番　 ねこ

【残り　19人】

酔狂先生と別れた人工知能改とメイド2号。
人工知能改は酔狂先生の言葉を思い出していた。
（やらなければやられる、か…。）
自分とは正反対の、害のないコテが次々と、目の前で氏んでいった。
アトモ、デスピオンブリッジ中佐、エロイ虚無僧、Ziせんせぇ、デスザウラーｺﾃ、アヒャ猫…。
彼らは氏ななければいけなかったのだろうか？
そして、愛知国首相。名無しどもに荒らされた俺のスレで唯一俺が楽しめるネタを提供してくれた、尊敬すべきコテ…。
（なあ、人工知能改。俺、好きな香具師がいるんだ。）
この島に連れてこられたときに乗っていたバス、その一番後ろの席で妄想ゾイドについて語り合っているとき、彼はそう言った。
（あの人を守らなければ。彼が大切に思っていたあの人を…！）

「あと少し歩けば森から抜けられる。急ごう！」
人工知能がそう言って振り返ると、メイド2号は頷いた。しかし、様子がおかしい。
「どうした？メイド2号さん？」
人工知能改が声をかけたその時、メイド2号は苦しそうに崩れ落ちた。
「どうした？どうしたんだよメイド2号さん？！」
メイド2号は苦しそうにうなされている。熱もあるようだ。
ふと、メイド2号の足元を見ると、血が。どうやら怪我をしていたらしい。
「大丈夫…心配しないで…ﾊｧ…ﾊｧ…」
メイド2号の顔が紅潮している。
「地図を見るとこの先に、たしか診療所らしきものがあったはず！急ごう！ﾊｧﾊｧ」
人工知能改はメイド2号を背負うと、ﾊｧﾊｧしながら診療所を目指して走り出した。

「やっと着いたぞ…」
診療所にたどり着いた二人。だが、診療所は荒れ果てている。
「何か、使えるものがあればいいんだけど…」
人工知能改が荒れた庭に足を踏み入れたそのとき、
　　　カ　ラ　ン　カ　ラ　ン　…
「何だ？！」
見ると、細い透明な糸のようなものに足が触れている。侵入者を知らせるトラップだ。
　　　バ　タ　ン　ッ　！！
ドアが勢い良く開かれた。
「誰じゃ？」
ドアの向こうの人物はキャノリーユニットを構えている。
「なんじゃ、若者ではないか」
酔狂先生だ。
「ふむ。わけアリのようじゃな。入るがいい。」
酔狂先生に促され、二人は診療所に入っていった。

「これで大丈夫じゃろうて。安心せい。」
メイド2号は診療所のベットの上で寝息を立てている。さっきまでの苦しそうな様子はない。
廃墟のような診療所。おそらく、主が去ってから長いこと放置されていたのだろう。
だが、ありがたいことに診療所には様々な薬が残されていた。お陰でメイド2号は助かった。
しかし、何よりも驚いたことは、酔狂先生の手際の良さだ。メイド2号を診察し、残されていた薬から適切なものを選び治療を施したのだ。

「あのさ…聞きたいことがあるんだけど。」
人工知能改が、台所で何かを作っている酔狂先生に言った。
「何でこんなに手際がいいんだ？薬の知識があるのか？」
「その昔、『病院・医者板』におったことがあるのじゃよ。
　さ、できたぞ。腹が減っては戦は出来ぬ。食べるのじゃ」
（うめぇ！！！）
「何でこんなに料理がうまいんだ！？」
人工知能改が驚いて聞く。
「その昔、『料理板』におったことがあるんじゃよ。」
酔狂先生は笑ってそう答えた。

　　　ふたりの〜関係はきっと〜一瞬を〜楽し〜むた〜めの〜♪（以下省略

「えーみなさんお久し振りです！お昼の時間になりました！頃し合いは一旦中止して、お昼ご飯にしましょう！
　BGMは相川七瀬のNO FUTUREをセレクトしてみましたがいかがでしょうか？
　NO FUTURE、素晴らしい歌ではありませんか。
　まるでみなさんの未来を暗示しているかのような…まさにNO FUTUREですね？（苦笑）
　これまでに氏んだ生徒の名前を発表しまーす。
　　　12番　Ziせんせぇ
　　　17番　デスザウラーｺﾃ
　　　３番　アヒャ猫
　　　23番　ねこ
　以上でーす。この調子で午後も頑張りましょう。
　先生は『おもいっきりテレビ』を見ながらみんなの活躍を期待してますよ？（苦笑）
　次に、禁止区域を発表しまーす。まず１時からＦの５、３時からＦの３、５時からＣの８でーす。
　それでは、みんな体に気をつけて頑張りましょうね！」

第2回放送を終え、マイクを置く旦那様。
ふと、旦那様は自分の携帯電話が鳴っているのに気づいた。

「はい。もしもし？」
電話は息子からだった。

「あ、お父さん？今日は家に帰ってくるの？」
「いえ。お父さんは仕事が忙しいので今日は帰れません。今日はクリスマスイブですね。メリークリスマス」
「ふーん。そんなことどーでもいいし、別に帰ってこなくてもいいんだけどさ。」
「…あなたのために、デスザウラーを3体ほど買っておきました。プレゼントですよ。」
「ﾊｧ?今時ゾイド？ばっかじゃねー？そんなもので遊んでたらまたいじめられちゃうよ。
　つーかさ、お父さんが2ちゃんねるの過疎板でみっともないことするから、
　お陰で俺、学校でみんなに馬鹿にされてんだよ？
　はっきり言って、お父さんの存在自体が迷惑なんだよね。」
「……」
「まあ、勝手に仕事でも何でもしてて。じゃあね。（ﾌﾟﾂ…」
電話は切れてしまった。

「ふぅ…」
旦那様はため息をつくと、安っぽい椅子に深々と腰をかけた。

高津は走っていた。西へ、東へ、限定ゾイドを求めて。
海外からも、ゾイド板住人からもきっと注文が来るはず。だから俺は先に買っておく。俺は板住人と、すべてのゾイダーのために買っておいてあげてるんだ。
首筋に嫌な感触があることに高津は気づいた。鉄のような冷たさ。首輪だ。

はっと我に返る高津。そう、ここは無人島。今ここで、ゾイド板コテたちが頃しあっている。
（俺は、アメリカ版ゾイドを売ろうと思っただけなのに…）

「高津！」
彼を呼ぶ声に振り返る高津。そこには弐式がいた。
「何の用だ？それ以上近寄るな。」
高津の制止を聞かず、弐式は近づいてくる。
「そう警戒するなって。お前の持ってるアメリカゾイドを俺が買ってやろうと思ってさ。」
「あんたに付き合ってる暇はないんだ。悪いけどどいてくれるか？」
弐式を無視して通り過ぎようとする高津。
「そんなに強気になっていいのか？俺はお前を頃してそのゾイドを奪い取ることもできるんだぜ？」
　ス　チ　ャ　ッ　…
パイルバンカーを構える弐式。
「俺たちどうせ死ぬんだからさ、その希少ゾイドを俺に売ってくれよ。なあ？俺はすでに一人頃してるんだ！お前を頃すくらいどうってことないさ！」
「情けない香具師。そうやって、目立ちたがることしかできない駄コテ。」
　バ　シ　ュ　ッ　！！
発射されたパイルバンカーが、高津の頬をかすめる。
コイツはいつもそうだ。目立ちたがるくせに叩かれないように保身に走る。
　バ　シ　ュ　ッ　！！
再び発射されたパイルバンカーが、高津の右太ももに深々と突き刺さった。
「あ、スマソ。…お前が煽るから悪いんだ！…や、やる気か？この多重人格の転売屋！」
高津の心に怒りの火が灯る。いいぜ、やってやる・・・

「俺の全存在をかけて…あんたを否定してやる！！」

ハスブロ版、ブラックライモスを振りかざし、高津が弐式に襲い掛かる。
弐式はパイルバンカーで応戦するが、高津には当たらない。
たまらず逃げ出す弐式。
「そうやって保身に走るなら、始めから調子づくな！」
弐式を押さえつけ、馬乗りになった高津はブラックライモスを振りかざす。
「俺は負けない、絶対に！お前のような駄コテなんかには！！」
　　グ　サ　ッ　…
弐式の胸に突き刺さるブラックライモスの黒い角。崩れる弐式。
「ハァハァハァ…俺は屈しない。絶対に。足はまだ動く…」
その時、

　ド　ン　ッ　！！

と、耳を劈くような銃声。高津は自分の腹が熱くなるのを感じた。



「残念だわ…アタシあなたの決して媚びない姿、好きだったのよ。
　だから、とても残念。アナタを、この手にかけなきゃならないなんて…。」

（高津…）
「俺を呼ぶのは誰だ？」
（高津…）

スレッドに次々に書き込まれる注文。俺は誠心誠意彼らに答えた。
大きな限定物の箱をたくさん抱え走った。みんな喜んでくれた…

（高津！）
「うっ…」
意識を取り戻した高津。眼を開くとそこにはファイズがいた。
「しっかりしろ、高津！」
「…なんで…ファイズが？」
「お前に頼んだアメリカのゾイドを受け取るためにずっと探していたんだ。それより、誰にやられたんだ？弐式か？」
息が苦しい。が、ここで終わるわけにはいかない。奴のことをファイズに伝えなければ。
「弐式なんかにやられるわけないだろ？…あれは、あの声はネネネだ。間違いない。気をつけろ、ファイズ…。」
ファイズは嗚咽している。
「すまない、高津。俺がもっと早く受け取りに来ていれば…」
「ファイズ、マッコイを探すんだ。君の注文したものは、彼が仕入れた…」
「マッコイ？だって、あれはお前の…？」
高津は意識が遠のくのを必死に堪えていた。
（あと少し…もう少しだけ…）

　　　神　様　、　も　う　一　言　だ　け　Ｏ　Ｋ　で　す　か　？　

「俺は…マッコイとは…別人だ…」


□氏亡確認□
・出席番号21番　弐式
・出席番号13番　高津

【残り　17人】

「立岡さーん！集めてきましたよ！」
AZ対空ミサイルとパトライジャーは、立岡ゆうてんが指定したものを集めてきた。
「これで何を作るんですか？」
AZ対空ミサイルが尋ねる。
「下で7uLI／zoidsさんが待ってるんで、彼に渡してあげてください、なわけだが。」
そう言うと、立岡ゆうてんは再びキーをたたき始めた。

1階で7uLI／zoidsが何かを作ろうとしている。
「7uLI／zoidsさん、立岡ゆうてんさんに言われたもの持ってきたんだけど、何するんですか？」
パトライジャーが聞いた。
「これを見てください。」
スッっと手渡された一冊の本。
「これは…『ゾイド改造マニュアル』？！」
「そこに出ている最強改造ゾイドを作りましょう、みんなで。」
7uLI／zoidsが言った。
「つーか、こんなことしている場合ですか？」
呆れたように言うパトライジャーには答えず、7uLI／zoidsは紙に何かを書きだす。

　盗聴されてるらしいので筆談。生き残るための最終兵器を作りまつ。

書き終えると、7uLI／zoidsは
「いやぁ、だって庵ら”雑種”だし〜雑種は雑種らしく雑種の楽しみをしていればいいじゃないですか〜」
と、この会話を聞いているであろう人へ、良く聞こえるように言った。

パラパラと『ゾイド改造マニュアル』をめくるAZ対空ミサイル。
途中に一枚の写真がはさまれていることに気づいた。
改造されたゾイドの写真。
「この写真は？」
「ああ、それはＺｉちゃんねる投稿第一号の記念すべき作品です。
　昔、ただの名無しだった頃、その人のうｐする作品に感動したもんです。」

　　どんなものでも、度胸次第で、誰にでも作ることができるんで挑戦してみてチョ(ﾟдﾟ)
　　改造ってのは、これが絶対！というわけじゃないので自由にやっても良いのではﾅｲﾃﾞｼｮｳｶ
　　
今でも鮮明に蘇るあの人の言葉。
「今はもうゾイド板に来ているのかわかりませんが、ゾイド板でも屈指の改造をしていた人ですた…。」
7uLI／zoidsは遠い眼をしながらそう答えた。

「じゃあ、作業に入りましょうか！」
「ラジャー！！」

診療所のベットで寝息を立てているメイド2号。
「もう大丈夫じゃ。安心せい若者。」
タバコの煙を燻らせながら酔狂先生が言った。
「さて、人工知能改よ。お主に話しておくべきことがあるのじゃが…。」
短くなったタバコを床に押し付け火を消し、酔狂先生がゆっくりと語りだした。

酔狂先生の言うことは驚きだった。この糞ゲームから脱出する方法があるというのだ。
多くの糞コテたちの氏を目撃してきた人工知能改にとって、それは驚き以外の何物でもない。
だが、本当に信じていいのだろうか。たしかに、彼はメイド2号を救ってくれた。しかし、人を頃したのも事実。
「俺は…どうも信じられない。いや、信じていいのかわからない…。」
「まあ、無理もないのう。」
酔狂先生は2本目のタバコに火をつけ穏やかな口調で言った。
「私は…酔狂先生は信じられます。」
いつの間に眼が覚めていたのだろう。メイド2号が沈黙を破った。
「ふむ…。ところでお主たち。お主たちは、このゲームの勝者がどうなるか知っておるかの？」
酔狂先生は、遠い記憶を手繰り寄せるかのような口調で続ける。
「このゲームの勝者は、どこか別の板に強制的に引越しさせられるのじゃ。
　ゲームのことは黙って、ひっそりと生きるように命じられるのじゃ。」
人工知能改とメイド2号は息を詰めて聞き入っていた。
「ワシは…シャア板におったんじゃ。…去年、行われたプログラムの生き残りじゃ。」

「このゲームに優勝すると、ひろゆきからうまい棒3年分とありがたいサイン入り色紙がいただけるのじゃ。
　ありがたいので、ヤフオクで100円スタートで売ってしまったわい。」
最終的には1200円で売れた、と酔狂先生は笑いながら言う。そして
「この傷も、そのときのものじゃ。」
と、額の傷を見せた。
「辛かったんだな、アンタも。」
「…まあ、そのお陰でお主らを助けてやれるんじゃがな。」
そう言うと酔狂先生は豪快に笑った。
「今までいろいろと疑ってスマソ。」
そう言って手を差し出す人工知能改。酔狂先生はその手を握り返すと軽く上下に振った。
メイド2号は安堵の表情で、二人の姿を見つめていた。

全てを包み込むような夜の闇が迫りつつあった。
時折、遠くの方で銃声が聞こえる。まだ誰かが頃しあっているんだろうか、思うと気が滅入ってくる。
たまらず人工知能改が酔狂先生に話しかけた。
「なあ、なんで酔狂先生は俺たちを助けてくれたんだ？」
「答えが見つかるのではないか…と思ってな。」
窓際で、外の様子を警戒しつつ伺っていた酔狂先生は、人工知能改のそばまでやって来ると、その問いに答えた。
これを、と酔狂先生が差し出した写真を見る人工知能改とメイド2号。
そこには、若い酔狂先生と綺麗な女性が写っている。二人とも楽しそうに笑っている。
「シャア板にいた頃のワシと…ワシの恋人じゃった女じゃ。」

1年前。シャア板がこのプログラムの対象に選ばれたとき。酔狂先生はその女性と二人で戦い、生き抜いた。
しかし、プログラムのルールでは、優勝者は一人であり、制限時間までに決着がつかなかった場合は全員あぼーん、ということになっている。
　　　ピッ…ピッ…ピッ…ピッピッピ…ピピピピピピ…
次第に早くなる首輪の警告音。小高い丘の上で抱き合う二人。
（このまま、愛するものと二人で氏ねるのなら、それも本望じゃ…）
覚悟を決めた酔狂。その時
　　ド　ン　ッ　！
銃声、そして全身を走るするどい痛み。
たまらず転げ落ちる。
（くそっ！）
手にした銃の引き金思わず引いてしまう。
　　ズ　ド　ン　ッ　！
目の前で崩れ落ちる恋人。駆け寄る酔狂先生。
「何故じゃ？何故…」
警告音が消えると、恋人は満足そうな笑みを浮かべ氏んだ。

「ワシは、あのときの、アイツの笑顔の理由がわからんのじゃ。何故あのとき、アイツはあんな顔で氏んでいったのか…。
　お主たちを見たときに感じたのじゃよ。お主たちとおれば、あのときのアイツの笑顔の意味がわかるのではないかと思ってのう。」

その時、外で物音がした。警戒する3人。聞こえてくる銃声と悲鳴にも似た声。
「身を伏せ、静かにしているのじゃ。」
酔狂先生に促され、二人は息を殺して身を潜めた。

「うわー！何だって言うんだよ！！」
逃げるケンプファー零式カスタム。
「来るんじゃねぇ！転売屋！！」
追っているのはちんかすだ。ケンプファー零式カスタム目掛けてデュアルスナイパーライフルを連射する。
　　バ　シ　ュ　ッ　！　バ　シ　ュ　ッ　！
弾丸はケンプファー零式カスタムに命中。倒れるケンプファー零式カスタム。
ケンプファー零式カスタムが息絶えたと確信したちんかすは、新たな獲物を探しにその場を去っていった。

数分後。
「ふぅ〜。危なかったなあ。こいつのお陰で命拾いしたよ。」
ケンプファー零式カスタムは生きていた。彼の受け取ったバックにはアクティブシールドユニットが入っていたのだ。
「我ながら賢いね。このまま黙ってやりすごせば…勝つのは俺だ！」

　　　ガ　タ　ガ　タ　…
診療所の屋根の上のほうで物音がする。ケンプファー零式カスタムが見上げると、そこにはちんかすが。
ちんかすは、スラリとレーザーブレードを抜き放つと、ケンプファー零式カスタム目掛けて飛び降りる。
　　　ズ　バ　ッ　！
アクティブシールドがカバーしきれていないケンプファー零式カスタムの首を狙っての一太刀。
血飛沫をあげ、胴体から離れ落ちるケンプファー零式カスタムの首。


□氏亡確認□
・出席番号10番　ケンプファー零式カスタム

【残り　16人】

診療所の中では、3人が身を伏せていた。
「外で誰かが戦ってるみたいだな。」
酔狂先生は地図を広げると、「神社」のマークを指差し言う。
「もし、香具師らがここに入ってきたならば、気づかれないように脱出するぞい。
　もし、皆が離れ離れになってしもうたら、地図のここ、神社で落ち合うのじゃ。いいな？」
うん、と頷く人工知能改とメイド2号。

その時、
　　パ　パ　パ　パ　パ　パ　…
飛び込んでくる銃弾。
「撃ってきよったわい！見つかっておるぞ！！」
人工知能改は右に、酔狂先生はメイド2号を抱え左へと飛び退く。銃弾は止まない。

　　　パ　リ　ン　ッ
窓を割り、何かサッカーボールくらいの大きさのものが飛び込んできた。
「なんだ！？」
叫ぶ人工知能改。首だ。ケンプファー零式カスタムの首が投げ込まれた。手榴弾を咥えている。
「離れるのじゃ！！」
爆発する手榴弾。燃え上がる室内。
「俺が香具師の注意を引き付ける！その隙に逃げてくれ！」
メイド2号を頼む、と言うと人工知能改は外に飛び出していった。

「ちんかす！俺はこっちだゴルァ！！かかって来いよ腐れティムポ！！」
「それで煽ってるつもりかよ…(^Д^)ｷﾞｬﾊｯ!」
放たれる銃弾。命からがらそれを交わし、人工知能改は逃げる。
（なるべく遠くへ。香具師を診療所から引き離さないと。）
「うっ！まずい…」
人工知能改は追い詰められていた。目の前は断崖絶壁。迫り来るちんかす。

　　パ　ン　ッ　パ　ン　ッ　
（…誰か戦っている！？）
岩場に身を隠していたファイズは銃声に気づいた。
携帯電話を取り出すファイズ。
[5]　[5]　[5]　[Enter]　　
　Standing by!　　　ｷﾞｭｵﾝｷﾞｭｵﾝｷﾞｭｵｰﾝ
「変身！」
　Complete…ｷﾞｭﾋﾟｰﾝ

　バ　シ　ュ　ッ　！
太ももを貫く銃弾。もはやこれまでか。
「うぅ…俺は神と呼ばれるコテになりたかっただけなのに…」
涙と鼻水でぐじょぐじょになった顔を強張らせ、人工知能改は怯えている。失禁もしている。
その時。
「くらえオルフェノク！」exeed charge!
駆けつけたファイズの攻撃がちんかすに炸裂。
「今のうちに逃げろ啓太郎…もとい人工知能改！」
「サンクスコ！」
崖から飛び降りる人工知能改。後を追うように飛び降りるファイズ。

「逃がしたか…まあ、あんな糞コテどもはいつでもヤレるから気にしない！(^Д^)ｷﾞｬﾊｯ!」

　ザ　ザ　ーーーー　ン　…

穏やかな波の音が聞こえる。ここはどこだろう。俺は何をしているんだろう。
人工知能改が眼を覚ます。そこは狭い部屋のベットの上だった。
「やっと気がついたようでつね！」
ベットの横に誰かいる。
（ここは…？）
「ナマステー。人工知能改くん。サポートセンター無人島支部にようこそ。」
蟹だ。サポセンのコテにして恐るべき猛毒とE-シールドを装備した、ある意味最強のコテ。
「ここは島の灯台でつ。ここには蟹の他、GILくん、グラサン仕事人くん、ニラ茶の人がいまつ。
　しっかりと見張りもしてるんで安心でつYO！」
「そうか…でも何で俺がここに？」
と聞く人工知能改。
「ファイズくんが君を海から担いでここまで運んでくれたんでつYO。」
「そうだったのか…」
「ファイズくんも一緒に戦おうと誘ったんでつが、やることがあるからと逝ってしまいまつた。
　彼からの伝言でつ。島の農協跡で（お前と違って素敵なコテである）改造コンテストの人（良コテ）たちが待っているそうでつ。
　何でも、助かる方法があるかもしれない、とのことでつ。」
ふと、窓の外に目をやる人工知能改。太陽はかなり高い。
「ところで、今何時だ？」
「（偉そうな香具師でつね…）えーと、3日目の13時でつ。」
答える蟹。
「！？もうそんなに！…3回も放送を聞き逃してる！！」
「大丈夫でつ。禁止エリアは君の地図に書きいれておきまつた。」
と、人工知能改に地図を返す。
「そうか…あと、氏んだ香具師は？」

「（礼も言えないんでつか？この厨房は？）えーと。けっこう少ないみたいでつね。」

　　21番　弐式
　　13番　高津
　　10番　ケンプファー零式カスタム

「どれも昨日のことのようでつ。」
そう蟹が答えた。

人工知能改は身体を起こそうとしたが、激痛が走って思うように動けない。
「無理しちゃだめでつ。怪我してるんでつから。」
人工知能改の全身いたるところをを包帯が覆っている。
「蟹が手当てしておきまつた。どんなことでもサポートするのがサポセン社員の務めでつから。
　…人工知能改くんの手当てをしてしまいまつた。どうしましょ…」
急に声が小さくなった蟹。
「ハァ？」
問い返す人工知能改。
「（心ならずもこんなリア厨の）人工知能改くんの治療をしてしまった！…と言ったんでつよ。」
蟹はうつむき続ける。
「ねえ、この意味わかりまつか？」

「今、下でみんながご飯を作ってまつ。持ってきてあげまつから、食べていくといいですYO！」
そういうと蟹は立ち上がり、部屋を出て行った。
「こんな状況だから仕方ないんでつが…ここには人工知能改くんを怖いと思ってる人もいまつ。
　だから、部屋の鍵をかけさせてもらいまつね。みんな不安なんでつよ…許してください。」

灯台の1階。サポセンの面々が集合していた。

「はーいお昼ご飯できましたよー。」
手際よく料理を並べるグラサン仕事人。ニラ茶の人の顔色はよくない。
「昼ご飯を食べて元気を出しましょう。」
明るく言うグラサン仕事人。そこに、蟹も2階から降りてきた。
「人工知能改くんが目を覚ましましたYO。」
「それは良かったですねえ。」
グラサン仕事人が答える。傍らで震えるニラ茶の人。
「大丈夫でつよ、ニラ茶の人。人工知能改は目立ちたがり屋のかまってチャンでつが、人を頃したりするような人じゃありません。
　つーか、そんな度胸があるとも思えませんし。」
蟹が、震えるニラ茶の人にそっと言い聞かせた。
「さあ、食べちゃいましょう！おいしそうでつね！！」

すっっと立ち上がるニラ茶の人。
「俺が…人工知能改に昼飯持って行ってあげるよ…。」
「ありがとうでつ！ニラ茶の人。」

ニラ茶の人は鍋の方へ歩き出す。グラサン仕事人と蟹はこちらを見ていない。
（俺は…見てしまったんだ…香具師が、人工知能改が、Ziせんせぇを頃すところを！）
人工知能改とZiせんせぇの戦い。それはニラ茶の人が隠れていた茂みの近くで行われた。
偶然、その場を目撃してしまったニラ茶の人。
もつれ合い、転げ落ちる二人。気づかれないようにそっと近づくと、
そこにはZiせんせぇの頭にストライクレーザークローを突き刺す人工知能改がいた。
（人工知能改はZiせんせぇを頃した！）
ニラ茶の人は恐怖で、今でも思い出すと震えが止まらない。
（明日になればみんな氏ぬんだ…でも、頃されるのはゴメンだ…だからこれで…）
ポケットから液体の入った小瓶を取り出す。後ろの二人には気づかれていない。
小瓶の蓋を開け、液体を鍋に入れる。その小瓶には「特製・ニラ茶（劇薬）」と記されている。

「じゃあ…これ、持って行くね。」
ニラ茶の人はパスタが盛られた皿を机の上に置くとそう言った。
「頼むでつ。」
「見張り終了ー。交代の時間でーす。」
GILが戻ってきた。帰ってきた彼の目の前には机の上のパスタが。
「うまそうなにおいですね！いっただきまーす！！」
「あぁっ！？それは…」
ニラ茶の人が制止しようとしたが間に合わず、GILはおいしそうにパスタを食べてしまった。
「つまみ食いはみっともないでつよ？」
蟹が笑っている。グラサン仕事人も料理をおいしいと言って食べるGILの姿に満足げだ。
「ふぅ〜。ごちそうさまでし…ﾎﾞｴｯ」
食べたばかりのものと、血を吐き倒れるGIL。
「え？え？な、何？どうしたんだ？」
「食中毒か？」
混乱する一同。青ざめるニラ茶の人。GILは氏んでいる。
「ど、毒でつか！？」
蟹が叫び、グラサン仕事人を凝視する。
「な、なんだよ！俺を疑ってるのか？！俺は毒なんか盛ってねーぞ！」
「待ってくださいYO！蟹は疑ってなんかいません！」
「ふざけんなよ！…蟹たん、まさか…アンタが？」
「どうして蟹がみんなを頃さなくちゃいけないんでつか？もちついてください！」

グラサン仕事人の目の前には、GILが持っていた4連インパクトカノンがある。すかさずそれを手にして叫ぶ。
「俺はこんなところで頃されたりしない！全員逝ってよし！！」
　　　ド　シ　ュ　ッ　！　ド　シ　ュ　ッ　！　
「ぐわっ。…この…やりまつたね？」
負傷する蟹。たまらず応戦する。蟹の放った銃弾がグラサン仕事人の腹をえぐる。
「うわあああぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜」
唸り声を上げ攻撃してくるグラサン仕事人。蟹は胸を撃ち抜かれ倒れた。
グラサン仕事人も致命傷を負い、その場に崩れ落ちた。
グラサン仕事人の眼前には、隅のほうで膝を抱え、ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙしているニラ茶の人が。
「あんたは…あんたは何もしてないよな…」
弱々しい声で、グラサン仕事人はニラ茶の人に聞いた。ニラ茶の人は震えるばかりで何も答えない。
その時。
　　　ズ　ド　ン　ッ　！！
グラサン仕事人のこめかみから噴出す血。ばたりと息倒れると、彼はそのまま動かなくなった。
「はぁ…はぁ…どうして…どうしてこんなことに…」
最後の力を振り絞って、グラサン仕事人を倒した蟹もついに力尽き、息絶えた。

「くそっ！何が起きてるんだ！！」
喧騒は人工知能改がいる部屋にも聞こえてきた。しかし、ドアには鍵がかけられているため開けることができない。
「リア厨パワーをなめんなゴルァ！！！」
体当たり数回、ドアが開いた。そこには、ニラ茶の人がいた。おそろしく顔色が悪い。
「ニラ茶の人！何があったんだ！」
「俺…俺、みんなのこと大好きだったってこと、忘れてた…」
そう言うと走り出すニラ茶の人。人工知能改は追いかける。1階に降りるとそこはまるで地獄絵図だった。
嘔吐、吐血して机に突っ伏すGIL。頭を撃ち抜かれたグラサン仕事人。そして、胸を数箇所撃たれ倒れる蟹。皆氏んでいる。
（なんてこった…）
ニラ茶の人は？はっとして人工知能改は彼が向かったと思われる最上階でと急いだ。
ニラ茶の人はいない。
窓の外を見下ろすとそこには、ニラ茶の人が海辺の岩場で突っ伏している。身を投じて氏んだのだ。
（何でだよ…何で、こんなことに…）
人工知能改の頭に、蟹の言葉が蘇る。

「ねえ、この意味わかりまつか？」


　　　　　こ　の　意　味　わ　か　り　ま　つ　か　？




「わかんねーよ。そんなの、わかんねーーーーよ！！！！」
人工知能改は嗚咽を漏らしながら叫んだ。



□氏亡確認□
・出席番号８番　GIL
・出席番号９番　グラサン仕事人
・出席番号６番　蟹
・出席番号22番　ニラ茶の人


【残り　12人】

× １番　愛知国首相
× ２番　アトモ
× ３番　アヒャ猫
○ ４番　AZ対空ミサイル……農協跡で作戦実行中
× ５番　エロイ虚無僧
× ６番　蟹
○ ７番　キル……動向不明
× ８番　GIL
× ９番　グラサン仕事人
×10番　ケンプファー零式カスタム
○11番　人工知能改……灯台で絶叫中
×12番　Ziせんせぇ
×13番　高津
○14番　酔狂先生……神社に向かって逃走中
○15番　立岡ゆうてん＠なめたけ……農協跡で作戦実行中
○16番　ちんかす……現在次のターゲットを捜索中
×17番　デスザウラーｺﾃ
×18番　デスピオンブリッジ中佐
○19番　7uLI／zoids……農協跡で作戦実行中
×20番　名無し反地震竜
×21番　弐式
×22番　ニラ茶の人
×23番　ねこ
○24番　ネネネ……現在次のターゲットを捜索中
○25番　パトライジャー……農協跡で作戦実行中
○26番　ファイズ……マッコイを捜索中
○27番　マッコイ……潜伏中
×28番　マッド儲
○29番　メイド2号……神社に向かって逃走中
×30番　もるが下っ端部隊

つ旦~
乙華麗様です。
続き楽しみにしてます、がんばってくださいね。

>>416
ありがとうございますってゆーか誰？
とりあえず過去掲載分だけでも転載しときたかったんですが、45秒規制って…いつの間に…

>>415
＞○11番　人工知能改……灯台で絶叫中 
ﾊｹﾞﾜﾛﾀｗ
乙。

つ〔牛〕　>>417
　　￣　　ﾏﾀｰﾘﾄﾞｿﾞｰ

雨が降っている。
神社の軒下で酔狂先生とメイド2号は人工知能改を待っていた。
酔狂先生は武器の手入れをしている。メイド2号は小さな寝息を立てていた。


目の前には、真っ白な世界が拡がっている。
薄っすらとなにかが見える。
パソコンのモニター？モニターには掲示板と思しきものが映し出されている。
その中のひとつのスレッドに、次々と書き込みがされていく。
しかし、その書き込みに生産性はなく、ただひたすら特定個人をたたき続ける不毛な書き込みばかりだ。
叩かれているその人物は自分のゾイドの楽しみ方を主張している。
叩いている住人たちは、その人物の態度が気に入らないと罵声を浴びせている。
酷い。これはあんまりだ。
彼の主張は確かに自己欺瞞に溢れた独善的なものだ。しかし、言ってよい事といけない事がある。
叩いている人たちの書き込みは限度を超えている。
私は許せなかった。私の目に映るこのやり取りは一方的に大勢が、気に入らない一人を排除しようとしているようにしか見えない。
キーボードを叩く私。彼を守りたい一心でキーを叩き続ける。

目の前がまた白み始めた。
ここはどこだろう。河原？そう、河原だ。
河原を私は歩いている。アイスクリームを食べている。
傍らには彼が。彼もアイスクリームを食べながら微笑んでいる。
（何を話しているのだろう。聞き取れない…）
私と彼は何か、楽しげに話している。しかし、その声は聞こえない。

（あのとき、私は彼と何を話したんだろう…）

「起きたかのう？お嬢さん。」

メイド2号が目を覚ました。
「いつの間にか寝てしまったみたい…。」
「良く眠れたかの？」
酔狂先生は、ばらして掃除を終えた銃を再び組み立てている。
「不思議な夢を見ていました…。」
「どのような夢じゃ？」
「旦那様と二人で、河原を散歩している夢です。」
「それは…怖い夢じゃったのう。」
メイド2号は頭を振った。
「いいえ。全然怖くないんです。…でも、なんだかあの人、とっても寂しそうでした。」
「そりゃのう…友達のいなさそうな香具師じゃから、いろいろと寂しいこともあるじゃろうて。」
「いいえ。そうじゃなくて…でも、何であんな夢見たんでしょう…？私と旦那様は何を喋っていたんでしょう？」
「疲れておるのじゃろう。もう少し寝ているがよいて。」
酔狂先生は焚き火に枯れた枝を放り込みつつ答えた。


廃校、作戦司令室となっている教室。
「氏亡確認出ました！」
「ご苦労様です。引き続きお願いしますよ。（苦笑）」
慌しく名無し獣たちが動き回る中、旦那様は絵を描いていた。
「何を描いていらっしゃるのですか？」
軍服姿の名無し獣が尋ねた。旦那様は名無し獣の目から絵を隠すように移動し
「貴方にはまったく関係のないこと、プライベートですよ？（苦笑）」
と答えた。

穏やかな岸壁に立つ灯台。
ファイズは銃声を聞きつけ、ここにやってきた。
「さっき、ここで銃声が聞こえたけど、何があったんだ？」
扉を開け、中に入るファイズ。
「こ、これは…」
蟹、GIL、グラサン仕事人が力なく横たわっている。
「みんな…くそっ。」
誰の仕業だろうか。ネネネがやったのか？あるいは別の人物が？
2階へ上がる。部屋のドアは開け放たれ、すでに誰もいない。
（人工知能改は無事なのか？）
3階へ上がり、辺りを見回す。眼下の岩場でニラ茶の人が氏んでいる。
（飛び降りた？あるいは誰かに突き落とされた？）
ざっと見渡しても、誰かがいる気配はない。
（そろそろ禁止区域に入るな。急いで出たほうが良さそうだ。）
ファイズが扉を開け、外に出ようとしたその時、銃声と同時に銃弾が飛んできた。
寸でのところで交わすファイズ。ちんかすだ。ちんかすが攻撃してきている。
「お前が彼らをやったのか！？」
「俺は知らねーよ。今来たところだし！(^Д^)ｷﾞｬﾊｯ!」

ちんかすの銃撃を交わし、携帯電話に[1][0][3]enter（BLASTER MODE!）と入力、
ちんかすの胸目掛けてフォンブラスターを放つファイズ。命中した。倒れるちんかす。
しかし、ちんかすは氏なない。
（効かない？香具師ね、何か着込んでるのか？）
「(^Д^)ｷﾞｬﾊｯ!　効かねーよ！そんなザラスで買ったお子様なりきり玩具の攻撃なんて！(^Д^)ｷﾞｬﾊｯ!」
ファイズポインターを脚にセットし、再びコードを入力するファイズ。
「とう！」
跳びあがるファイズ。ファイズポインターから照射される赤い光。ｷﾞｭﾋﾞｰｰｰﾝ
「うおおおぉぉぉ〜〜〜！！」
ちんかすにクリムゾンスマッシュが炸裂する。ｷﾞｭﾜｰｰｰﾝ
　　　ガ　キ　ィ　ーーー　ン
フリーラウンドシールドでクリムゾンスマッシュを防ぐちんかす。
「(^Д^)ｷﾞｬﾊｯ!(^Д^)ｷﾞｬﾊｯ!(^Д^)ｷﾞｬﾊｯ!」
ちんかすはクリムゾンスマッシュを弾き返した。しかし、そこには既にファイズはいなかった。
「ふん。小癪なダメコテ筆頭め。次こそは逃がさないからな！(^Д^)ｷﾞｬﾊｯ!」

　は　ぁ　…　は　ぁ　…
全身に痛みが走る。傷が開いている。それでも彼は歩いた。
ボマーユニットを杖代わりに一歩一歩、約束の場所へと向かう。彼を待っている人のいる場所へ。
降り出した雨は一層強くなってきた。


・・・
　人　工　知　能　改　、　頑　張　れ　よ　。

ファミリーレストランでメニューを見ている人工知能改。
対面の席には彼の従兄弟が座り、同じようにメニューを見ている。
「人工知能改、お前もとうとう2ちゃんねるデビューだなぁ。頑張れよ。」
「なんだか緊張するよ。」
「ふふ…頑張れつっても何を頑張るのやらなぁ。俺、情けない香具師だから何もできないけど…。
　今日は好きなもの食べていいぞ。安いレストランだけどなぁ。」
「あの〜ご注文は？」
二人のそんな会話を遮るようにウエイターが話しかける。
「ちょっと待てって。」
従兄弟に言われ、失礼しました、と退くウエイター。従兄弟は話を続けた。
「俺なぁ、なんだか疲れちゃったよ。相変わらず俺を叩く香具師も多いし、嫌がらせも多い…。
　友達にも見捨てられるし、学校じゃ相変わらずイジメられるし。ごめんな、ホント情けない親戚で。」
人工知能改は黙っていた。彼にとって従兄弟は神のようなコテであり、有象無象の名無しと渡り合う姿は憧れでもあった。
「俺が神なんて言われてたのは一瞬だったなぁ。今思えばあれも単に玩具にされてただけなんだろうなぁ。俺もう疲れちゃったよ…。」
（そんなことない。アンタは今でも輝いている。俺はアンタの姿をいつまでも追いかけて行きたい。だからそんなこと言うなよ。）
再びウエイターがやってきた。
「あのー、ご注文はお決まりでしょうか？」
バタン、とメニューをテーブルに置くと従兄弟は怒鳴り声をあげた。
「ちょっと待ってろって言ってんだろ！」
「も、申し訳ありません…。」
再び退くウエイター。
「人工知能改、ここ出よう。」
うん、と頷き、人工知能改は席を立った。

　そ　の　次　の　日　、　家　に　帰　っ　た　ら　彼　は　ネ　ッ　ト　に　い　な　か　っ　た　。


「ただいまー。」
といつものように帰宅しドアを開け、パソコンの電源を入れる。
ランドセルを背負ったまま、お気に入りに登録してある2ちゃんねるのスレッドを開く。
従兄弟の活躍しているスレッドだ。今日はどんな活躍を魅せてくれるのだろう。
気になって授業どころではなかった。

画面に見慣れたスレッドが表示された。
しかしそこには巨大な煽りAAとコピペが延々と続くだけで彼の書き込みは見当たらない。
300…500…700…とレスを読み流し、ようやく812番に彼の書き込みを見つけた。

「○○○？！」（注：○○○は従兄弟のコテ。知らんので○○○）
驚愕する人工知能改。そこには首吊りAAのみ書き込まれている。
それ以降、彼の書き込みは一切ない。いつもならどんな煽りさえもネタで切り返すはずなのに。
「一体どうしちまったんだよ！」
慌ててメールボックスを確認すると、多量のエロサイトや出会い系サイトのご案内メールに紛れ、彼からのメールが届いていた。
そのメールには、
　がんばれ人工知能改　がんばれ人工知能改　がんばれ人工知能改　がんばれ人工知能改　がんばれ人工知能改　がんばれ人工知能改…
と、延々と書かれている。
しばらくその異様な光景を見つめていた人工知能改。しかし、耐え切れず胃の内から酸っぱいものが込み上げてくる。
たまらずトイレに駆け込む。
　おえぇぇええぇえぇぇ〜〜〜〜げほっげほっ…
胃の内用物を全て吐き出す。どうしようもない気持ちでいっぱいになってくる。

落ち着いてから人工知能改は彼にメールを送ったが、メールは届かなかった。
電話も通じない。
彼はネットの世界でも現実の世界でも、人工知能改の前から消えていなくなってしまったのだ。

・・・
強い雨が容赦なく彼の体力を奪う。痛みと寒さで倒れてしまう。
このまま目を瞑ってしまったら、どんなに楽だろう、そんな思いさえ込み上げてくる。
　…改…知能改…工知能改…
遠くで誰かが呼ぶ声が聞こえるような気がする。
　人工知能改…
（愛知国首相？）
白み始めた視界にぼんやりと立つ愛知国首相。
　人工知能改！メイド2号を頼んだぞ！
（え？）
愛知国首相の姿がぼんやりと消え始める。
（おい、ちょっと待ってよ！愛知国首相！）
（逝ってしまうのかよ！せっかく会えたのに！）
（愛知国首相ぉぉぉーー！！）

・・・
愛知国首相の姿は消え、真っ白だった視界が元に戻る。雨脚はまだ強い。
「ぐっ！」
歯を食いしばり、全身に力を込めて立ち上がる。そしてまた、一歩、一歩と歩き出す。
「こんなところで氏ぬわけにはいかない！！」

ファイズは憔悴していた。ゲーム開始から今までずっと歩きづめだったのだから、疲労については無理はなかった。
しかし、それ以上に彼を憔悴させていたのは、旦那様の6時間ごとの放送、即ち報告される氏亡した生徒の数だった。
もう残り12人。半数以上が氏亡している。
ファイズは禁止エリアを迂回するように、山の中へと進んだ。この山へ入るのはもう何度目だろう。
今進んでいる道から小高い広葉樹林を抜けたところで、高津の氏体がまだ転がっているはずだ。まだそこは禁止エリアに入っていない。
高津の目を閉じ、掌を胸の上で組ませたまま、そのままにしてある。埋葬しようかとも考えたが、ファイズにはその時間がなかった。
（俺はひどい香具師だな。なにもしてやれず、ただそのまま、そばにいてやることさえせず…。）
高津が眠っている場所の近くを通り過ぎた。
「高津。ごめんよ。俺にはまだ、やらなきゃいけないことがあるんだ。」
そうつぶやくと、ファイズは歩みを速めた。

草が茂った低い丘を抜け、緩やかな斜面に出た。
（今生き残ってる香具師らはどうしているんだろうか…）
ファイズの脳裏に、旦那様に名前を読み上げられていない、生き残っているコテたちの姿が浮かぶ。
灯台で戦ったちんかす。あいつがやる気になって、皆を頃しているのは間違いない。
農協跡にいた、改造コンテストの連中。彼らは生き残るための「作戦」を遂行中だ。
酔狂先生はどうしているのだろう。メイド2号は？
人工知能改は灯台にはいなかった。あの惨劇には巻き込まれなかったようだ。
マッコイ。今、ファイズが探しているコテは無事なのだろうか。無事でいてほしい。
そして…。
高津の命を奪ったネネネ。許すわけにはいかない。
「そういや、キルなんてのもいたな。すっかり忘れてたが。」

そのとき、ファイズは背後に人の気配を感じた。誰かいる。必死に気配を消してはいるが、殺意が伝わってくる。
素早く身を翻し、茂みに入り、背後に潜んでいた影の腕を捕らえた。影は不意を突かれ、「うっ」と呻いて手にしていたものを落とす。
ビームガトリングだ。影はファイズの手を振り切り、地面に落ちたビームガトリングへ走った。ファイズはその眼前にファイズエッジを突き出す。
影の動きが止まり、よろめく様に後退する。
そしてファイズは見た。その影の姿を。
自作なのだろうか、アニメのフィーネの衣装っぽく作られた服を着た、微妙なコスプレイヤー。ネネネだ。
すうっと、ファイズエッジを構える。そのとき、ネネネが叫んだ。
「頃さないで！お願い！頃さないで！！」
よろけて倒れるネネネ。短いその服がはだけ、下着と太ももがあらわになる。
「お願い！話しかけようとしただけなの！アタシ、誰かを頃そうなんて思ってもいないわ！お願い！助けて！」
ファイズは黙っていた。ファイズの沈黙を、敵意がないものと感じたネネネの口元が微かに歪む。
ネネネは涙を流し、震えている。
ファイズは、ビームガトリングを拾い上げ、ネネネに差し出す。
「あ、ありがとう…。」
ネネネがおずおずと手を差し出した。ファイズの動きがぴたっと止まる。
手の上でくるっと回転させ、その銃口をネネネに向ける。
「ちょ…ちょっと。な、なに？なにするの…？」
ネネネの顔が不安に歪んだ。いや、歪んだように見えた。
たいしたものだ。この、一見するとフィーネに見えてしまう姿で、助けてくれと懇願されたら、普通のゾイヲタなら信じてしまうだろう。
彼女のことを、まったく知らなければファイズもきっと…。
「もう、いいんだ。ネネネ。」
ファイズが言う。
「俺は…高津に会った。」

「あ…」
ネネネが驚いたような表情で見つめている。理解と保護を求めるような目でうったえかけている。
「ちがうのよ！あれは…あれは事故だったの！アタシはずっと一人だったの。高津に会ったとき…アタシを頃そうとしたの！
　そのビームガトリングだって彼の…だから…アタシ…」
ビームガトリングの照準をネネネに合わせるファイズ。
「俺は、彼と殊更親しかったわけじゃない。でも彼は、錯乱してこんな糞ゲームに乗るような香具師じゃない。」
なおも怯えた表情で、ネネネは反論する。
「だって！彼は多重人格のサイコ野郎でしょ！？アタシ聞いたのよ！
　お前みたいな奴にはどんだけ金積まれても売ってやらないって叫んでたのを！」
ファイズは首を振り、ネネネの言葉を否定する。
「確かに彼はサイコだ。それは誰もが知っている。でも…マッコイは一個人としてこのゲームに参加してるんだよ。人数の都合でな。」
ネネネはファイズの顔を見つめ、そして、その唇が笑みを形作った。ぞっとするような笑顔。
ふふっとネネネは笑った。
「即氏かと思ってたわ。きちんと止めは刺しておくべきだったわね。」
ネネネはおもむろに上着を脱ぎ始め、ファイズに言った。
「どう？アタシを助けてくれるなら、好きにさせてあげる。悪くないでしょ？『フィーネ』に好きなことが出来るんだもの。」
ファイズはビームガトリングを構えたままだ。
「そうか…そりゃそうよね。アタシ、あなたが隙を見せたら、あなたを頃すもんね。」
ネネネはなおも笑っている。
「どうして…お前はどうして平気で誰かを頃せるんだ！」
ファイズの問いを嘲笑うかのようにネネネが答える。
「バカねぇ。だってそれ、このゲームのルールでしょ？」
「誰もがそのゲームに乗ったわけじゃない！」
ファイズが怒鳴る。
「あなたはいい人なのね。でもそんなことはアタシには関係ないの。」
ネネネは歌うように、朗らかに言う。

「アタシは奪われるよりも、奪う側に回ろうと思っているだけよ。それが正しいとか、そういうことを言ってるんじゃないの。
　アタシがただ、”そうしたい”の。」
「何でだ？」
ファイズの問いに、ネネネはにこっと笑って答える。
「排他的ななりきりの人たちに迫害されてきたからかしら？
　あなたも良く知っているんじゃない？不要なコテと判断されたら執拗にいじめられるでしょ？」
うふふ…と楽しそうに笑うネネネ。動揺するファイズ。
そのとき、きらっと光るものがネネネの手から放たれる。深々とファイズの右腕に突き刺さる小型のブレード。
ビームガトリングが手から落ちる。
その隙を突き、ネネネは立ち上がると一目散に走り出し、ファイズの横をすり抜けていた。
ファイズが慌てて振り向いたときにはすでにネネネの姿はなかった。

繁みの向こうの、闇に消えたネネネ。
きっと、ネネネを頃さないと、ネネネはマッコイも頃すだろう。
ネネネがマッコイの持つ、アメリカ版ゾイドに興味があるのかはわからない。が、彼女はためらいもなく頃すだろう。
「アタシは奪われるよりも、奪う側に回ろうと思っているだけよ。」
ネネネの言葉が脳裏に浮かぶ。
あれはネネネが、油断させるためについた嘘かもしれない。しかし、ファイズにはそうは思えなかった。
ネネネは真実を語っていたに違いない。それも、たぶんほんの一部を。
ファイズは同じ板住人として、なぜ彼女がああまでも冷酷になれるのかと疑問に感じていたのだが、何のことはない。
ネネネはとっくに開き直っているのだ。板住人に叩かれても気にしていない。
開き直って行動している分、保身に走っているコテよりも強い。
「急ごう。」
ファイズは迷いを振り払うようにそうつぶやくと、再び走り始めた。

「人工知能改さん、遅いですね…。」
不安そうな様子でメイド2号が言う。
ふむ、と頷く酔狂先生。この神社にたどり着いてからどれくらい経っただろう。
雨は止みそうもない。

ふいに、メイド2号が立ち上がった。
「どうしたのじゃ？」
酔狂先生が尋ねる。
「人工知能改さんが近くに来ています！迎えに逝かないと！」
待つのじゃ、との酔狂先生の制止も聞かず、メイド2号は雨の中へ走り出していった。

神社の鳥居をくぐり、急な階段を駆け下り、鬱蒼とした林の中へ走るメイド2号。
辺りを見回す。人工知能改は確かに近くに来ている。そんな気がする。
「人工知能改さん…」

そのとき銃声がした。足元の地面が抉れる。
がさがさっと、繁みをかき分け、姿を現したのはネネネだった。
ネネネは銃口をメイド2号に合わせたまま近づいてくる。
「見つけた。ふふふ…。」

「お嬢さん、どこじゃぁぁ！！」
遠くで酔狂先生が叫んでいる。
「イイ身分ね…王子様に守られて…。」
にじり寄るネネネ。
「ムカつく…。氏ねよ、ブス。」

銃口をメイド2号の額に向ける。
そのとき。パシャ、パシャと雨の中、神社の階段をゆっくりと降りてくる人影が見えた。
はっとして、銃口を下げ、足早に逃げ出すネネネ。
メイド2号が振り返ると、そこには…。

薄汚れた、よれよれのスーツ。蝶ネクタイ。禿げ上がった頭。
メイド2号をはじめと、するゾイド板のコテたちを恐怖のどん底に突き落としたその人物が、傘をさし立っている。

「…風邪、ひきますよ？（苦笑）」
すっと、さしていた傘を差し出す旦那様。メイド2号は恐怖のあまり動くことができない。

「来たようですよ？（苦笑）」
旦那様が言う。メイド2号が振り返る。一歩一歩、傷だらけの身体を引きずるように歩いてくる人影。
「人工知能改さん！！」
走り出すメイド2号。
「ﾊｧ･･･ﾊｧ･･･遅くなってスマソ。」

旦那様は傘をその場にそっと置く。
「風邪、ひかないように。（苦笑）」
と言うと、雨に打たれながら降りてきた階段をゆっくり登って行った。


旦那様の姿が見えなくなった。緊張の糸が切れたように、その場に崩れる人工知能改。
「大丈夫、ちょっと疲れただけ。」
メイド2号を安心させるように人工知能改が言った。

「お嬢さん！無事かの？！」
酔狂先生が息を切らし走ってきた。
「おお、若人！無事だったか！」
「ちょっと…無理しちゃった。でも、大丈夫。」
「お帰りなさい。無事でよかったです…。」
ようやく巡りあえた3人は、互いの無事を確認し安堵した。

「いろいろあったけど…武器、たくさん持ってきた。約束を守るために。」
「約束、とな？」
酔狂先生が尋ねる。
「うん。あいつと、あの時約束したんだ…。」


雨はまだ降っている。
灰色の空の向こうで、人工知能改には愛知国首相の声が聞こえたような気がした。

マッコイ（出席番号28番）は廃工場の片隅で、個人輸入したアメリカ版ゾイドを抱え震えていた。
廃工場にたどり着いてからおよそ半日。今までずっと、身動きせずに隠れている。
これまでに何人氏んだのだろうか…
マッコイがはじめ、身を潜めていたのは北の丘頂上のすぐ東側だった。当然、アヒャ猫が頃されるのも、ほとんど目の前と言える距離で見た。
彼を頃した誰かがそばにいるのはわかっていたが、下手に動くと、その誰かに気づかれる諸刃の剣。息を殺し…そして、誰にも襲われることなく昼を過ぎ、夜が過ぎた。
その後、禁止エリアの放送に従い、移動を3度繰り返した。運良く、今まで誰とも遭遇していない。
遠くで、そしてあるときは近くで銃声や爆音、悲鳴が聞こえたことはあったが、マッコイは大量のゾイドを抱え、ただひたすら身を潜めていた。
唯一、気がかりだったことは彼の分身、高津の安否だったが、その高津も昨日の放送で氏亡が伝えられた。
（ふざけんな！くそ！誰だ頃したのは！そんなヤツにはどんだけ金積まれても売ってやらねえ！）

工場の周りは静かだった。怖ろしいくらいの静寂。聞こえるのは雨音だけ。
このままここでじっとしていよう。そうすれば、生きて帰れる。禁止エリアにさえ入らなければ…

傷だらけの身体、疲労困憊の身体を引きずるように、彼は雨の中を歩いていた。
満身創痍の身体で彷徨うように島中を移動した。ただ一人、会わなければいけないコテを探して。
幸い、そのコテの氏亡はまだ伝えられていない。しかし、多くのコテが氏んだ今、その男が次のターゲットになるかもしれない。
彼の脳裏に、二人のコテが浮かんだ。
一人はこのゲームに乗り、たくさんのコテを葬り去ってきた男。
もう一人は、奪う側に回りたいだけといった、冷たい微笑みを浮かべる女。
時間がない。急がなくては。
そして今、ボロボロになった身体でここまでやってきた。
目の前には、使われなくなってから、10年は経ったと思える工場らしき建物が見えた。

　ギ　ィ　……

錆付いた扉がゆっくりと開かれる音。マッコイは口から心臓と別人格が飛び出しそうなくらいの恐怖を感じていた。
（誰か来る！嫌だ！俺は頃されたくない！）
外の雨音が開かれた扉の向こうから聞こえてくる。
（何故俺が頃されなければならないのか？俺がコテだからか？この板の連中はコテなら誰でも理由なく叩くから…！）
入ってきた誰かは中の様子を伺っているようだ。
（いつもそうだ。俺のような、貴重なゾイドを仕入れてやってるコテを、僻みと妬みで叩きやがる。）
足音がする。「誰か」が動き出した。
（俺は何か悪いことしたか？希少なゾイドが欲しいんだろ？だったら黙って俺に言えばいい。譲ってください、と！）
カチャリと、金属の動くような音がした。その「誰か」が武器を構えたのだろう。
（俺は氏なない！絶対生き残ってやる！俺の希少ゾイドと貴重な情報を乞うヤツらが待っているから！）
ドクン…ドクン…と音が聞こえてしまいそうなくらい、心臓の動きが早まる。
（来るなら来い！やってやる！）
足音は次第に近づいてくる。マッコイはゴジュラスキャノンを構えた。
（はぁ…はぁ…はぁ…）
足音が止まった。
（今だ！！）

うわぁぁぁぁーーーーー
叫び声とも悲鳴とも取れるような声をあげ、マッコイは身を乗り出し、ゴジュラスキャノンを放った。
　　　ガ　ン　！　ガ　ン　！
鳴り響く轟音。ありったけの弾を撃ち尽くしたマッコイの眼前には、数箇所の銃創から血が噴出し、どさっと倒れたファイズがいた。
倒れたファイズ。その倒れた場所に赤い水溜りが広がる。
呆然と立ち尽くすマッコイ。ファイズがよろよろと身体を起こそうとしている。
もう、マッコイには弾がない。

「…ッコイ…げるんだ…」
ファイズが何か言っている。
「ここは…もう危険だ…逃げるんだ…」
マッコイは耳を疑った。ファイズに駆け寄り、彼の身体を起こし、支える。
「今の…銃声を聞きつけ…奴らが来る…その前に…逃げろ！」
ぐはっと赤黒い液体を吐き出すファイズ。
「地図の…ここ。この農協跡に…改造コンテストの連中が…そこに行けば生きて帰れる…」
マッコイは戸惑っていた。何故、この男は俺を助けようとするのだろうか。
「高津に会った…彼に頼んでたゾイドは君が持ってるって…だから…ずっと…」

もう一度、逃げろと言うと、ファイズはマッコイの腕の中で崩れた。

「何で…何でこんなことに…」
マッコイは泣いていた。自分は、取り返しのつかないことをしてしまった。
この島に来る前。彼の別人格の高津に頼まれたことを思い出した。
「売買スレで注文されたから、代わりに仕入れておいて欲しい。オフの当日、俺から彼に渡しておくから。」
そう高津は言っていた。ファイズは高津から、そのゾイドを持っているのが自分だと聞かされ、今までずっと自分を探していたのだ。
「俺は…なんてことをしてしまったんだ…大切な客を…俺は…俺はどうしたらいいんだよ！」
冷たくなったファイズの身体を抱え、叫ぶマッコイ。
「じゃあ、氏ねばいいのよ」
マッコイの後ろで声がした。はっと振り向いたその瞬間。

　　　パ　ン　！　パ　ン　！　
乾いた音が二度鳴り、マッコイの左こめかみに二つの穴が開いた。
マッコイの身体が折れ、ファイズの身体に重なるように崩れ、動かなくなった。






□氏亡確認□
・出席番号27番　マッコイ
・出席番号26番　ファイズ


【残り　10人】

静寂が訪れた。
転がる海外のゾイドと二人のコテ。
ファイズは海外ゾイドを抱きしめるような格好で息絶えている。
マッコイがその上に覆いかぶさるようにして倒れている。

「ふふふ・・・」
冷たい笑みを浮かべながら、ネネネは言った。
「馬鹿ね、マッコイ。どうしてファイズの気持ちをわかってあげなかったの？」
視線を移して、ファイズの顔を見た。
「ファイズ、久しぶり。満足した？貴重な海外ゾイドを抱えたまま氏ねて？」
やれやれ、というように頭を振ると、ネネネはマッコイの落としたゴジュラスキャノンと、
ファイズの落としたファイズギアと、ビームガトリング（彼に取られてしまった）を拾いあげるため、歩みを進めた。
折り重なった二人の氏体を見下ろし、ふと彼らの会話を思い出していた。
「改造・・・コンテスト？と言ったのかしら？」
うつ伏せになっているファイズを軽く蹴り起こし、その腰のベルトに手を伸ばしかけて・・・

ネネネはパラララララララララ、というタイプライターのような音を聞いた。

同時に、背中にいくつもの衝撃が走った。自作のフィーネもどきの衣装の胸の布が大きく裂け、血が噴出していた。
脚がよろける。全身に熱の感覚が走る。痛みよりも、なぜ？そんな馬鹿な、という思いが巡った。
まったく背後に人の気配はしなかった。ネネネは常に敵の襲来に備えて緊張していたにもかかわらずだ。

意識が朦朧とする。これまでに、彼女が奪ってきた命たちも、最期の瞬間はこんな感じだったのだろうか。
だが、まだ氏ねない。氏ぬわけにはいかない。
振り返るとそこには・・・およそ特徴のない普通の男が立っていた。瞳だけが冷たく光る男。ちんかす（出席番号16番）だ。
ガクリ、と膝をつきその場に倒れるネネネ。ネネネの手からアサルトガトリングが離れる。
ちんかすが近づいてくる。そのアサルトガトリングを奪うために。
ちんかすの注意がアサルトガトリングに逸れた瞬間、ネネネが立ち上がった。
残る筋力のすべてを動員しレブラプターの鎌（もるが下っ端部隊を葬り去った）を振りかざす。
絶叫にも似た声を上げ襲いかかるネネネ。ネネネの鎌がちんかすの胸を抉った。
しかし、わずかに身動ぎしただけでちんかすは動じた様子もなかった。
(^Д^)ｷﾞｬﾊｯ!っと笑い、身につけたアクティブシールドを見せつけ、デュアルスナイパーライフルをネネネに向けた。

鎌をちんかすの顔目がけて投げつけ、ちんかすが怯んだ隙にその場から走り出すネネネ。
しかし、身体が思うように動かない。
ちんかすの放った弾丸が背中を貫く。

ネネネはかつてファイズに言った言葉を思い出していた。
（アタシは、奪う側に回ろうと思っているだけよ）
いつからそう生きようと思ったのだろう。ゾイド板にやってきてから？
アニメ全盛期、なりきり降臨と呼ばれる人たちが活躍していた頃だっただろうか。
なりきり降臨たちはアニメのキャラクターを演じ、様々な会話を繰り広げていた。
不適合の烙印を捺され、偽者認定された者は徹底的に排除された。
名無し住人の存在を忘れ、自分達だけの世界を築きつつあった彼ら。その歪みの中でアタシは生まれた。
その頃から？
みんなが少しずつ奪っていった。居場所も、存在価値すらも。
誰もネネネに与えてくれなかった。ネネネは抜け殻になってしまった。

いや、しかし・・・
そんなことはどうでも良かった。
アタシは正しい。絶対、負けない。

再びちんかすのデュアルスナイパーライフルが火を噴く。
後頭部に激しい衝撃が走った瞬間、ネネネの頭を弾丸は通過し眉間から飛び出した。
仰向けに倒れたネネネは事切れていた。

かつかつ、とネネネの氏体に歩み寄り、その氏を確認するとちんかすは転がる武器を拾い集め、
(^Д^)ｷﾞｬﾊｯ!っと笑うと足早にその場を立ち去った。

　　　　　　ア　タ　シ　は　、　奪　う　側　に　回　ろ　う　と　思　っ　て　い　る　だ　け　・　・　・







□氏亡確認□
・出席番号24番　ネネネ

【残り　９人】

1日目
（夜）
バス到着・ゲーム開始
アトモ〜もるが下っ端部隊死亡

2日目
（朝）　人工知能改・メイド2号合流
　　　　農協跡大作戦開始
　　　　人工知能改・メイド2号診療所へ→酔狂先生合流
（昼）　高津VS弐式
（夜）　酔狂先生の告白
　　　　ケンプファー零式カスタムVSちんかす
　　　　診療所、ちんかすの襲撃
　　　　ちんかすVS人工知能改
　　　　ファイズ、人工知能改救出

3日目
（昼）　灯台、人工知能改目覚める
　　　　灯台の惨劇
　　　　神社、メイド2号夢を見る
　　　　灯台、ファイズVSちんかす
　　　　人工知能改、回想シーン
　　　　ファイズVSネネネ
　　　　雨中、メイド2号ネネネと遭遇
　　　　ネネネ、旦那様登場で逃亡
　　　　人工知能改合流
　　　　廃工場、マッコイVSファイズ
　　　　廃工場、マッコイVSネネネ
　　　　廃工場、ネネネVSちんかす

乙乙乙！

久しぶりに話が進んでいてびっくりした！
職人様乙！

農協跡地周辺は静まり返っていた。
その古びた建物の中で4人のコテが作業を続けている。
建物2階では立岡ゆうてんがパソコンを使って何かをしている。
1階のフロアではパトライジャーとAZ対空ミサイルが商店街のおもちゃ屋から拝借してきたゾイドと材料を使い、改造ゾイドを作っている。
同じ1階。二人から少し離れたところで7uLI／zoidsが時折「ヒヒヒヒヒ…」と奇声をあげながら何か作業をしている。

「商店街の人たちはこの島がゲームの舞台になっちゃったんで、追い出されてしまったんですかね」
パトライジャーがつぶやく。
「たぶん。でもこんな小さな島なのに。おもちゃ屋があってラッキーだったよね。」
AZ対空ミサイルが答える。
「でも、良かったんですかね？勝手に持ってきちゃって。ついでに随分荒らしてきちゃったし。」
彼らの傍らには、東京都内では珍しくなった希少なゾイドが積まれている。
「やっぱり、田舎のおもちゃ屋は狙い目って本当なんですね。まだゴルドスやウルトラザウルスが置いてあるなんて驚きましたよ。」
「もう少し時間があれば棚の上とか倉庫とか探せたんだけど。もしかしたらギルとかキンゴジュとかもあったかもね。」
二人は何気ない会話を交わしつつ作業を続けている。
彼らが立岡ゆうてんに頼まれた材料を調達するために商店街へ向かったのは、ゲーム初日のことだった。
商店街に小さなおもちゃ屋を見つけ、そこで必要な材料と目に留まった希少ゾイドを確保。
ふと、棚の奥にゴルドスを見つけ、まだ珍しいものがあるかもしれないと期待に胸躍らせたが、
残念なことに商店街禁止エリアになってしまった。
そして、止む無く農協へ戻ってきたのだった。


「それにしても、俺ら何してるんですかね？」
パトライジャーが問う。無理もない。ゲーム初日から聞こえる銃声と、旦那様の定時放送により伝えられる氏亡したコテ。
そんな中、自分たちはいったい何をしているのだろう。疑問に思わないはずもない。
それでも彼らが作業を続けるのは、立岡ゆうてんの自信に満ちた表情故だろうか。
信じてみよう。信じていれば、生きてこの島から出ることができるかもしれない。

「完成！」
AZ対空ミサイルが叫んだ。
ふうっと息をつくパトライジャー。持ち寄ったゾイドとジャンクパーツ、そしておもちゃ屋から持ってきたゾイドを使い完成させた改造ゾイド。
それはケンタウロスだった。
「7uLI／zoids氏の持ってた写真と『ゾイド改造マニュアル』の写真かを参考にってのはかなり難しかったけど、完成できて良かったです。」
「あとは塗装だけですね。何色がいいか考えないとなぁ。」
「じゃあ、俺が立岡さんに報告してきます。」
パトライジャーが足早に階段を駆け上がって行った。


「乙なわけだが。」
報告を聞いた立岡ゆうてんが二人をねぎらう。
「1階の軽トラに積んでください。7uLI／zoids氏の方ももうすぐ終わると思いますから。」

農協に放置されていた軽トラックはなんとか動かせるように修理されていた。
そこにケンタウロスを積み込む。
塗装まで終えることが出来なかったのがやや不満だが、時間がないようなので諦めることにした。
「おーい。こっちのも積みこむんで手伝ってください。」
7uLI／zoidsが言った。AZ対空ミサイルとパトライジャーが彼のもとへと向かう。
「うわっ。何すかこの臭い？」
顔をしかめるAZ対空ミサイル。
「奥の倉庫に転がってた農薬とか色々を配合してもらったんです。」
立岡ゆうてんが2階から降りてきた。

「これをこうして…ここに繋いで…よし！」
立岡ゆうてんが満足げな笑みを浮かべ言った。
「ねえ。いい加減どういうことか教えてくれませんか？」
パトライジャーが不機嫌そうな顔をし聞いてきた。

立岡ゆうてんのパソコンを起動しメモ帳を開き、カタカタ…とキーを弾く。
『何が？』
パトライジャーがキーを叩く。
『本当の目的は何？』
そして、立岡ゆうてんは再びキーを叩き始めた。

その内容は、何も知らされていなかったAZ対空ミサイルとパトライジャーにとって驚くべき内容だった。
農薬や化学薬品を調合し容器に移す。それに立岡の用意したもの…通電装置や雷管などを接続し、簡易爆弾を作る。
その簡易爆弾を軽トラックに積み込む。
本部のコンピューターを制御不能にする。そして旦那様たちのいる本部に軽トラックを突撃させる。
本部があぼーんしたところで島から脱出する、という壮大な計画だった。

「何で俺らには話してくれなかったんだ？」
AZ対空ミサイルがやや語気を荒げて聞いてきた。
立岡ゆうてんはしばらく考えた後キーを叩きだした。
『二人を除け者にしようとか、そういうんじゃないわけだが。ただ、常に盗聴されてたりするし、気が抜けなかったわけだが。』
モニターを見つめるAZ対空ミサイルとパトライジャー。
沈黙をやぶるように、7uLI／zoidsがポツリとつぶやく。
「二人ならきっと信じてくれると思ったからですよ。生き残れるという言葉を。」
その言葉を聞くと二人はなんとも気まずいような、そして気恥ずかしいような笑顔を浮かべていた。
「さあ、仕上げです！あと少しで全部お終いなわけだが！」
立岡ゆうてんが大きな声で叫んだ。
「ハハハ、コヤツめ。」
パトライジャーが言う。
「ハハハ。」
AZ対空ミサイルが笑う。
「帰ったら何しよう。」
「本部の機能が麻痺したら、おもちゃ屋寄って倉庫漁りませんか？」
一同の結束力を再確認し、島から脱出することを想像して立岡ゆうてんは嬉しさで満ち溢れていた。

その時、ふとAZ対空ミサイルが言った。
「先生！質問です！俺らの作った改造ゾイドは何か意味あるんですか？」
その疑問に立岡ゆうてんは7uLI／zoidsと見つめあい、
「うーん。あれはほら、旦那様って改造大嫌いじゃないですか。だから、その…嫌がらせ？みたいな…」
と、バツの悪そうな表情で答えた。
AZ対空ミサイルは憮然としている。
「先生！質問です！何で人工知能改に用事があったんですか？」
今度はパトライジャーが問いかける。
「あれは…ほら、旦那様が激しく嫌がるような改造の案を聞きたいなぁ…と。オメガマンティスを越えるような…」
立岡ゆうてんが答えた。
「結局、俺ら意味ないことしてたってことですか？」
AZ対空ミサイルが突っかかる。
「意味はありますよ。」
と7uLI／zoids。
「物理的攻撃と精神的攻撃。そんな感じです。」
AZ対空ミサイルとパトライジャーの釈然としない気持ちは解消されなかった。

「さ、さて。気を取り直して作戦決行です。」
立岡ゆうてんがフロッピーディスクを挿入する。
『このjpegファイルは実は偽装したタチの悪いウイルスです。これを旦那様に送信します。』
「今時、不用意に添付ファイル開く馬鹿っていないでしょ？」
AZ対空ミサイルが言う。機嫌はまだなおっていないようだ。
『大丈夫。香具師はああ見えて本物の馬鹿ですから。』
そういうと立岡ゆうてんはメールを打ち始めた。

廃校舎。本部として使われているこの建物では慌しく迷彩服を着た連中が作業をしている。
モニターで生き残っているコテたちの現在地を確認する者、通信をする者。
そんな中、旦那様はソファーに腰を下ろし、パソコンのモニターに向かっている。
「こんな時でも自分のスレをおろそかにしてはいけません。私はプロレス板でも有名なコテなのですからね？（苦笑）」
その時、メール着信を知らせるアラームが鳴る。
「おや？誰でしょう。こんなときにメールですか？（苦笑）」
メーラーを起動させると、新着メールが1通届いていた。
「送信者…メイド1号？なんと、1号さんからメールではありませんか！」
件名『ご無沙汰いたしております、旦那様』。
喜ぶ旦那様。ゾイド板住人たちの陰謀で自分の元を去っていったメイド1号。彼女が再びメールをしてきたのだ。
メールを開くとそこには、

　ゾイド板の程度の低い名無しのせいで、心ならずも旦那様の元を離れなければいけなかったことが今でも心苦しい。
　もし、お許しいただけるのならまた再び旦那様の元で働かせていただきたい。
　私の夢は、120氏を筆頭とする無知蒙昧なゾイド板住人が旦那様の理念に賛同し、真の楽しみ方を学び、未来永劫旦那様に従うこと。

と書かれていた。涙し喜ぶ旦那様。
「よいでしょう…私は貴女を忘れたことなどありません。よいでしょう…再び共に歩みましょう！（苦笑）」
メールには、「真実の、生まれたままの私」というファイル名のついた画像ファイルが添付されている。
旦那様は、ためらい無くそのファイルを開いてしまった。

続きが来ないので保守しないわけにはいかない

「おや？変ですね？何も表示されませんよ？（苦笑）」
メイド1号の画像はどうなってしまったのだろう。旦那様はモニターの前で呆然としている。
しばらくすると、突然画面が真っ暗になりマウスやキーを一切受け付けなくなってしまった。
「また壊れたのですか？折角バン・フライハイト博士に修理していただいたというのに…クッ。」
やれやれ、と頭を振る旦那様。周囲では慌しく軍服姿の名無し獣が働いている。
その時だった。
モニターに一行、文章が表示された。

　(ﾟДﾟ≡ﾟДﾟ)　<　俺　　し　　か　　い　　な　　い　　わ　　け　　だ　　が　

ピーという甲高い警告音が響き渡る。
それを合図にしたかのように、本部のコンピューターが一斉に操作不能になる。
そして、画面いっぱいに表示される「(ﾟДﾟ≡ﾟДﾟ)<俺しかいないわけだが」。
うろたえる名無し獣たち。
「何をしているのですか！いったい、どうしたというのです、ムッシュ！（苦笑）」
旦那様も狼狽している。
「私はなにもしてはいませんよ？（苦笑）」
そう、ポツリと言うと旦那様は気づかれないようにそっと、慌ててパソコンの電源を落とした。



「よし！行くぞ！！」
立岡ゆうてんが言う。
「本部が復旧するまでおよそ10分くらいです。急ごう！」
と、7uLI／zoidsが皆を急がせる。AZ対空ミサイルとパトライジャーは真っ先に農協の外に飛び出していた。
運転席に立岡ゆうてんが、荷台にAZ対空ミサイルとパトライジャーが飛び乗る。
しかし、7uLI／zoidsは軽トラックの脇で立ち止まっていた。
「どうしたんですか！急いで！」
AZ対空ミサイルが急き立てるように叫んだ。
荷台から飛び降りるとパトライジャーは7uLI／zoidsの元へ駆け寄る。
7uLI／zoidsが立ちつくし呆然と見つめるその先には、一人のコテが佇んでいた。

「みんな…こんな所にいたんだね…」
暗闇からぼんやりと姿を現しながら、そのコテは言った。
ふと、パトライジャーが7uLI／zoidsへ視線を移すと、7uLI／zoidsはその人物へ向けロングレンジキャノンを構えていた。
「何してるんですか！」
パトライジャーが問う。しかし7uLI／zoidsは闇の向こうから視線をはずさない。
ゆっくりと、そのコテが歩みを進める。月明かりに照らされ、ようやくそのコテの姿が見えてきた。
「…ルだ……。」
ぽつり、と7uLI／zoidsが言った。表情が強張っている。
「ボクだよ…ヒドイやみんな…ボクをひとりにしてさ…」
コテが言った。ふらふらと、頼りなさげな歩みで近寄ってくる。
「アイツは…キルだよ！」
7uLI／zoidsがロングレンジキャノンの照準を合わせた
「キル？…なんで今更…？」
二人の会話を聞いていたAZ対空ミサイルが疑問に思う。
「そんなのどうでもいいから早く！急げって！！」
運転席から立岡ゆうてんが語気を荒げて言う。

「撃たないでよ！ボクは何もしないよ！」
キル（出席番号７番）が言う。
キル。かつて、ゾイド氷河期にゾイド板に現れた厨房。
ゲーム系スレを手始めに、最終的にはほぼすべてのジャンルのスレッドを絶望へと追いやった、悪名高きコテ。
彼の登場により多くの住人がゾイド板を去ってしまった。
そして話題の乏しい氷河期と極度の過疎化によりゾイド板は衰退の一途を辿ることになってしまったのだった。

「お前だけは…許さない！」
7uLI／zoidsは照準を合わせたまま一歩、また一歩とキルへと近づいていく。
「やめてくださいよ！今、アイツを撃ったって仕方ないでしょ？俺らにはやるべきことがあるでしょう？」
パトライジャーは7uLI／zoidsの前へと進むと掴みかかり、彼を制止しようとした。時間が無いのだ。
そのパトライジャーの掴んだ手をを振りほどくと、
「香具師にどれだけスレが荒らされたと思ってんですか！香具師のせいで…どれだけの名無しが去ったと思ってるんですか…」

7uLI／zoidsが悲痛な叫びをあげる。
「アンタらにはわからないだろうけど、あの頃のゾイド板はアイツのせいで悲惨だったんだよ！」
7uLI／zoidsに臆したキルが、その場から逃げようと後退り始める。
「お前さえ！お前さえいなければ！！」
逃げ出すキルに再び照準を合わせると7uLI／zoidsは引き鉄に指をかけた。
「止めろー！！」
という、パトライジャーの静止は届かなかった。
ズドンッ！という音が二回響き渡るとキルの額と胸が爆ぜた。
キルはよろよろと二歩三歩と歩き、ガクリと膝をつきうつ伏せに倒れた。
「ボクは…ボクは…」
最期の力を振り絞り、うわごとのようにつぶやくキル。
そんなキルを一瞥すると、7uLI／zoidsはもう一度引き鉄を引いた。





□氏亡確認□
・出席番号７番　キル



【残り　８人】

「7uLI／zoidsさん！何するんだ！」
パトライジャーがキルに駆け寄る。動かなくなったキルに手を掛けゆする。
みるみるうちにパトライジャーの顔が青ざめていく。
「氏んでる…」

7uLI／zoidsはロングレンジキャノンを構えたまましばらく動かなかった。
ざまあみろ。そんな言葉が頭の中に響いていた。
自業自得。今まで生きていられただけでもありがたく思え。
これは奴が撒いた種だ。なんの問題も無い。
そんな思いが頭の中を駆け巡っていた。
ゆっくりとキルに歩み寄る7uLI／zoids。その7uLI／zoidsをパトライジャーが睨んだ。
「何でだよ！何でキルを頃した！」
7uLI／zoidsはキルとキルを抱きかかえるパトライジャーを見下ろしたまま、その問いに答えた。
「アイツが何を考えているかわからなかった。アイツのしてきたことを思うと…俺たちの計画を邪魔する気じゃないかと思って」
その言葉を受け、パトライジャーが言う。
「アンタは私怨晴らしただけじゃないのかよ！」
7uLI／zoidsも語気を荒げて応える。
「アンタにはわからないだろ！アイツのせいでどんだけ板が荒れたのか！」
キルにより蹂躙されるスレ。住人たちの嘆きと悲しみ。去っていく住人。閑散とする板。
悪夢のような日々。思い出すだけでも腹が立ってくる。
「今、やるべきことはキルを頃すことじゃないだろ！俺たちにはやらなきゃいけないことがあるはずだろ！」
7uLI／zoidsの肩を掴み、パトライジャーが怒鳴った。

ここで今、言い争ってても意味ないだろう…
AZ対空ミサイルが埒があかないと判断し、二人の元へ走り出す。
その時、ぱららららら…というタイプライターのような音が聞こえた。
一瞬遅れてAZ対空ミサイルの身体が弾け飛んだ。

7uLI／zoidsは身体に受けた無数の痛みでようやく覚醒した。
眼前には、動かなくなったAZ対空ミサイルと倒れもがくパトライジャーがいる。
おそらく、パトライジャーへ放たれた銃弾、その流れ弾をもらってしまったのだろう。
致命傷だ。しかし、おかげで意識がはっきりしてきた。
「立岡さん！やばい！逃げろ！」

事態をいち早く察した立岡ゆうてんはパトライジャーが撃たれたその時、素早く軽トラから降り、物陰に身を潜めていた。
計画は完璧だったはず。しかしなぜ、こんなことになってしまったのか。
パトライジャーのうめき声と、7uLI／zoidsの叫び声が聞こえる。しかし、襲撃者の気配は消えている。
「(ﾟДﾟ;≡;ﾟДﾟ)<お、俺しかいないわけだが？」
背後でカチャリと金属音がして、立岡ゆうてんが振り返る。

「(^Д^≡^Д^)<俺もいるわけだが。ｷﾞｬﾊｯ!」

パンッという音が響き、立岡ゆうてんの眉間を鉛の塊が貫通。
立岡ゆうてんはゆらりと前のめりに倒れた。


（^Д^)ｷﾞｬﾊｯ!
楽しそうに笑いながら、立岡ゆうてんに鉛の弾を喰らわす襲撃者。
ギャハッと笑うたびに弾丸が放たれ、立岡ゆうてんの身体が弾ける。
「なんて奴…止め刺してんのか…」
パトライジャーは襲撃者の姿を確認しようと身体に力を込める。
腹に開いた穴から血が吹き出てくる。
「あれは…ちんかすか？」
もう痛みすら感じなくなっていた。ただ身体中が熱いだけ。
しかし、不思議なことに意識はますます冴えてくる。
AZ対空ミサイルと立岡ゆうてんは横たわったまま動かない。
ちんかすに気づかれぬよう、そっと首を動かしあたりを見回す。
そして、7uLI／zoidsがかすかに動いていることに気がついた。

7uLI／zoidsは中空を見つめていた。
今までの出来事が頭の中をぼんやりと駆け回る。
後悔、懺悔。みんなあいつにやられてしまった。AZ対空ミサイルは確実に。
目の前で弾け飛んだAZ対空ミサイルの姿が脳裏に浮かぶ。
立岡ゆうてんは？パトライジャーは？
全身が熱く、思うように動いてくれない。まるで頭以外は誰か別の身体にでもなってしまったかのようだ。
その時、かすかに彼を呼ぶ声が聞こえた。声のするほうへと首を返すと、そこにはパトライジャーがいた。
彼は生きていた。が、自分と同じように身体の自由がほとんど利かない様子だった。


パトライジャーが何かを訴えていることに7uLI／zoidsは気がついた。自分のポケットを指差している。
（ポケット・・・？）
7uLI／zoidsは即座に理解した。恐ろしいくらい頭が冴えている。
（これもこの痛みのせいか？なら奴に感謝しなきゃな。）
ポケットには、立岡ゆうてんから預かった起爆スイッチがある。今なら・・・奴が軽トラックのケンタウロスで遊んでいる今なら・・・

パトライジャーは再度全身に力を込めた。自分の支配から離れてしまったような重い身体。もう一度動け、と。
よろよろと立ち上がるとちんかすに向かい走り出した。
ケンタウロスに夢中になりすぎていたちんかすの反応が遅れた。銃弾を放つがパトライジャーの急所を捉えることができない。

雄叫びをあげるパトライジャーが突進してくる。
がしっと、覆いかぶさるようにちんかすの四肢を押さえ込むパトライジャー。もがくちんかす。
「今だっ！」
とパトライジャーが叫ぶ。7uLI／zoidsは手にした起爆スイッチに指をかける。
パンッ！と、大きな炸裂音がした。ちんかすの放った銃弾が7uLI／zoidsの額を捕らえたのだ。
破裂音にかき消され、パトライジャーとちんかすには届かなかったが、7uLI／zoidsには確かに聞こえていた。
カチッと、スイッチが押された音が。
ニヤリと笑うと7uLI／zoidsは崩れ落ちた。7uLI／zoidsが崩れるのと同時に、辺り一面は閃光と轟音に包まれた・・・

ここまでのあらすじ

2003年、暮れも押し迫った12月─
ゾイド板住人による大規模なオフ会が開かれた。集合場所は池袋。
貸し切りバスに乗り込み、会場へと移動する住人たち。
その時、バスの中に催眠ガスが噴射され・・・

気がつくと、そこは使われなくなった古い学校の教室だった。
教壇に立つのはあの旦那様。
そして旦那様は言う。
「そこで、今日はみんなにちょっと殺しあいをしてもらいまーす。（苦笑）」
ルールは簡単。
3日間お互いに頃しあい、最後に生き残った者が勝ち。
そして長い長い、3日に渡るゲームが開始される。

ただ生き残りたいと願う者。
このゲームをやめる方法を模索する者。
協力し合い生き残ろうとする者。

そして、ゲームに乗った者。

2ちゃんねるBR法のもと、彼らは凄惨な殺戮を繰り広げることになった・・・


人工知能改。彼は親友を失い、目の前で次々と氏んでいくコテたちの姿を目の当たりにしていくことになる。
その中で生まれた友情。守りたいもの。
彼は、前回大会の優勝者である酔狂先生と、親友から託されたメイド2号と協力しながらゲームを戦い抜いていく。

ゲーム終盤。
改造コンテストスレ、辞書スレ住人による脱出大作戦は成功したかに見えた。
しかし、彼らの作戦は予想外の出来事により失敗に終わってしまう。
その時、人工知能改と酔狂先生、メイド2号は？

主な登場人物


彡 ⌒ ミ
( 　・Ω・)　旦那様
2chが派遣した「担任」。今回のゲームを統括している。苦笑ばかりしていて偉そうなコテ。
統括している割には、脱出大作戦時にウイルスメールを開いてしまったりと間抜けっぷりを晒している。
息子にさえ嫌われている。メイド2号には特別な感情を抱いているらしい。

（（（　）））
（　´Д｀）　人工知能改
なんとなく主人公になってしまったコテ。ヘタレ。
ヘタレ故に相手にされず生き延びてしまったり、なぜかみんなに人気でみんな彼を心配したり頼りにしてたりするため生き延びている。

　,ｨ^i^iヽ,
《y'´　｀ヾ
ﾙノﾉﾉ）)））
ﾊwﾄ ﾟーﾟ）　メイド2号
旦那様すら悪ではないと、みんなを心配する心優しきヒロイン。人工知能改の親友（だと彼が勝手に思ってる）の想い人。
氏んだ友人のためにも守ってみせる！と息巻く人工知能改のお陰でなんとか生き残っているラッキーな人。
旦那様も特別な存在だと思っている。
_＿＿_
iii iii iii ∬
ミ,,ﾟДﾟノ　　酔狂先生
前回大会の優勝者。前回大会で共に生きようと誓い合った恋人をはからずも頃してしまい、生き残ってしまった。
人工知能改とメイド2号の姿に、勝手に自分と恋人の姿を重ね、守ってやってる奇特な人。いろいろな板の住人でもあるため、様々な技能に精通している。

(　^Д^)　ちんかす
悪逆非道のコテ。投げたコインが裏だったから、という理由でゲームに乗ってしまった。
以降、数多くのコテたちを葬り去ってきた。改造・辞書スレ住人による脱出大作戦を妨害したが、爆発に巻き込まれてしまった。
その生死やいかに？

人工知能改もそろそろ成人かな？

乙乙乙

気づけば続きがきてるじゃないか、乙

「何じゃ？いったい何が起こったというんじゃ？！」
峠の坂道を駆け下りた酔狂先生が、目の前の光景に絶叫している。
怪我をしている人工知能改とメイド2号がようやく追いついた。
「農協が燃えてんのかよ！どうなってんだよ！」

数分前。
農協跡を目指ていた人工知能改と酔狂先生とメイド2号は移動中の小高い山の上で閃光と爆発音に遭遇していた。
あれは、残りのコテが潜伏している農協跡の方向だ。彼らとの合流を目指していた人工知能改たち。
「急ごう！」
傷ついた身体をメイド2号に支えられながら、人工知能改は言った。


「これは酷い…」
燃え盛る農協跡を見、酔狂先生が言った。
「香具師らは、香具師らはどこだ！！」
這いずり回るように、瓦礫が散乱する農協跡を探す人工知能改。
その時、瓦礫の山が崩れ誰かが姿を現した。

…
……
………

「システム、復旧しました。」
名無し獣が言う。
「ふぅ。まったく…」
ドカッとソファーに身体を沈め、旦那様は溜息をついた。
俺しかいないわけだがウイルスの混乱から回復した廃校舎。
「いったい、どうなっているというのですか、ムッシュ？（苦笑）」
旦那様がシステム担当の名無し獣を叱責する。
（私は悪くないですよ？このようなウイルスにやられてしまうような情けないシステムを用いるのが悪いのです。(苦笑)）
「氏亡確認、出ます！」
別の名無し獣が言う。モニター上に氏亡したコテの名前が表示された。







□氏亡確認□
・出席番号 ４番　AZ対空ミサイル
・出席番号15番　立岡ゆうてん＠なめたけ
・出席番号19番　7uLI／zoids
・出席番号25番　パトライジャー


【残り　４人】

ｷﾞｬﾊｯ…ｷﾞｬﾊｯ!
笑い声と共に、鳴り響く銃声。

「・・・ちんかすじゃの。」
酔狂先生がつぶやく。
三人は瓦礫の後ろに隠れている。が、おかしい。
ちんかすなら、確実に三人を仕留めに来るだろう。たとえ瓦礫に身を潜めたとしても、あのちんかすから逃れられるはずがない。
今まで多くのコテを確実に仕留めて来たちんかす。ｷﾞｬﾊｯ!という笑い声を思い浮かべるだけで人工知能改は失禁するほどだ。
そのちんかすが、辺り構わず乱射している。
「香具師め・・・どうしたってんだ？」
人工知能改はそう言うと瓦礫からそっと身を乗り出し様子を伺う。
（^Д^)ｷﾞｬﾊｯ!
乗り出した人工知能改の耳元を銃弾が掠めた。人工知能改の失禁は既に隠しようもなくなっている。
「馬鹿なことをするんでない！この粗忽者が！」
酔狂先生が叱責する。
もはや完全にちんかすに発見されたと見て間違いないだろう。
（まったく、このクソコテは相変わらず手を煩わせよるわい・・・）
瓦礫から飛び出した酔狂先生が放った銃弾がちんかすを襲う。
ギリギリの反応でかわすちんかす。
そこで、酔狂先生は確信した。奴は眼が見えていない。おそらく、先程の爆発で負傷したのだろう。
眼が見えなくてもちんかすが恐ろしい存在であることには違いない。
しかし、それでもこれはまたとない好機だ。
「ふむ・・・やはりワシが相手をするしかないのぅ。ふたりは下がっておれ。」
そういうと、酔狂先生はキャノリーユニットを構え、ちんかすに対峙する。
炎を背に立つちんかす。その眼からは血が流れている。やはり、ちんかすの眼は見えていない

（^Д^)ｷﾞｬﾊｯ!
まるで血の涙をながしているようなちんかすは、高らかに笑うとデュアルスナイパーライフルを構え間合いを詰めて来る。
眼は見えなくても気配でわかる。
手ごたえのありそうな「獲物」の気配に狂喜する狩人の如く、ちんかすが襲いかかってきた。

それは一瞬の出来事だったのかもしれない。
瓦礫の陰から飛び出した酔狂先生がちんかすの元へと一直線に駆けている。
放たれる銃弾の雨の中、酔狂先生は怯まない。あっという間にちんかすとの距離が縮まる。
（どうしてアンタはそんなに強いんだ？）
人工知能改は、呆然と見守ることしか出来ない自分が情けなくなってくる。
「ぐはっ！…なんのっ！！」
酔狂先生が再び走り出す。そして。

ちんかすの動きが止まった。確かめるようにガチ、ガチッと何度も引鉄を引く。しかし。
「弾切れじゃの。お終いじゃ。」
「ｷﾞｬ、ｷﾞｬﾊｯ？」
酔狂先生のキャノリーユニットが火を噴いた。
射出された弾丸はちんかすの咽喉元、首輪へ。
誘爆する首輪。半ば以上ちぎれた首、血飛の中で笑うちんかす。
「ｷﾞｬ…ｷﾞｬﾊｯ…ｷﾞｬﾊｯ!」

「…やれやれ。ようやく終わったわい。」
酔狂先生ががくりと膝をついた。






□氏亡確認□
・出席番号16番　ちんかす


【残り　３人】

東の空が明るくなり始めている。
夜明けとともに、この「ゲーム」が終了する。
しかし、生き残れるのは一人。島の東端の砂浜には、酔狂先生と人工知能改、メイド2号の3人がいた。
「大丈夫ですか？酔狂先生。」
「なあに、たいしたことはないぞ。」
ちんかすとの激闘で、無傷でいられるはずもなかった。致命傷に至らなかったのが幸いだ。

悪夢のような3日間だった。3日前、俺達は池袋の駅前で出会った。
そんな俺達がお互い殺しあった3日間。
何でこんなことになったんだろう。何でこんなことをしなければならなかったのだろう。
穏やかな砂浜と、白み始めた空を見ていると涙が込み上げてくる。
だが。酔狂先生は言った。生きて帰る方法がある、と。
俺達は悪夢の3日間を生き抜いた。そして、ようやく元の世界へ戻れるんだ。
帰ったら何をしよう。積んであるゾイドを作るか？メイド2号さんと秋葉原へ行くのもいいな…。

「…で、酔狂先生。これから俺らはどうしたらいいんだ？」
タバコを吸い、ふぅーっと吐き出すと、酔狂先生が人工知能化改とメイド2号に向き直る。
「そうじゃの。もう時間もあまりない。」
と言ってタバコの火をもみ消す酔狂先生。
「生き残る方法…じゃがの。そうじゃな…ふむ…。」

スッ…と酔狂先生の手が上がる。丁度、人工知能改の目線のあたりまで。
その手には黒い物体が握られている。
「…え？」
人工知能改は事態が把握できないでいた。何故、酔狂先生が自分達に銃を向けているのか。
「せ、先生？」
メイド2号も不思議そうに、酔狂先生を見つめている。
「どういうことだよ！なにしてんだよ！」
ようやく事態を飲み込めた人工知能改が叫ぶ。
「言ったではないか…生きて帰る方法がある、と。」
銃を構え、酔狂先生がジリジリと間合いを詰めてくる。
「生きて帰るためには、生き残れば良いのじゃよ。最後の1人に、の。…そして今、生きているのはワシと、お主ら2人じゃ。」
「だ、騙したのかよゴルァ！」
後ずさる人工知能改。
「騙したわけではないぞい。ワシは脱出する方法がある、生きて帰る方法があると言っただけじゃぞ。3人生きて帰れるとは言っておらぬわ…。お主らと出会えてよかったぞ。」
「く、くっそー！あの、恋人の話も嘘か！ふざけんなこの糞コテ！」
何か武器はないか…と探すが、武器の入ったデイパックは酔狂先生の後ろに置いてある。
「若者よ、ワシからの手向けだ。あの世でお嬢さんと仲良く暮らすがいい…。」



「…さらばじゃ。」


朝靄の立ち込める穏やかな砂浜に、轟音が2回鳴り響いた。

□氏亡確認□
・出席番号11番　人工知能改
・出席番号29番　メイド2号


【残り　１人】

□勝者□
・出席番号14番　酔狂先生

【　ゲ　　ー　　ム　　終　　了　】

乙乙乙乙乙

この終わり方は冗談だって前スレで言ってたよな！？
まだ続くんだよな！？

誰か続き頼むぞ

誰かって
リレーじゃねえから

続いてほしいぞ

続くから安心してちょうだい
みんなみんなありがとう
6年分の感謝を込めて

安心したのもつかの間、今度は続きが気になって眠れない。

続き待ち保守

一週間ぶり

続き待ち保守

続きが気になるぞ

続き待ち保守

ほしゅ

続き待ち保守

ほしゅ

保守

ほしゅ

保守

は？

ほ