ちょっと気になる、あのガンキャラの素顔part3

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1通常の名無しさんの3倍
誰かとタイミングかぶりませんように・・・

前スレ
●ちょっと気になる、あのガンキャラの素顔Part2●
http://comic3.2ch.net/test/read.cgi/x3/1040724779/
2通常の名無しさんの3倍:03/08/21 21:37 ID:???

前スレ
●ちょっと気になる、あのガンキャラの素顔●
http://comic.2ch.net/test/read.cgi/shar/1023632879/

初代
とっても嫌な女性キャラの素顔
http://ex.2ch.net/shar/kako/1014/10144/1014487715.html
3通常の名無しさんの3倍:03/08/21 21:39 ID:qvcG7+rf
4通常の名無しさんの3倍:03/08/21 21:41 ID:ELt++cQR
現役女子高生ですが、相当遊んでいるのでしょう。
性感帯はかなり敏感でアヘアヘ状態です。少し淫乱系なのか、快楽に対してかなり貪欲です。
ビラビラなども肥大気味で性生活を垣間見ることができます。
騎乗位で挿入されながらクリトリスを剥き出しにするシーンは個人的に気に入りました。
結合部のアップシーンが豊富で非常に楽しめる作品です。
援交女オンリー
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5通常の名無しさんの3倍:03/08/22 02:52 ID:???
補完開始
6通常の名無しさんの3倍:03/08/22 03:01 ID:???
350 名前: カテジナ・ルース O−2 [sage] 投稿日: 03/02/15 21:47 ID:???

それは昔々のお話です。
あるところに両親に置き去りにされた一人の少年がいました。
そんな少年の前に、一人の女王様が現れます。
亜麻色に輝く髪、深い湖の底のような瞳。
少年は一目で女王様に恋をしてしまいました。
「独りぼっちで強く生きる君はとても可愛いわ」
そう言って女王様は少年を可愛がってくれ、ついには恋人にして
くれたのです....ですが。
女王様の恋人になるというのは要するにペットにされるという事
だったのです。
少年はそれを選んだのですが。

「でもいいの?本当にそれで?」

7通常の名無しさんの3倍:03/08/22 03:02 ID:???


351 名前: カテジナ・ルース O−2 [sage] 投稿日: 03/02/15 22:00 ID:???

ドスドスドス。
うら若き乙女が立てているとは思えない荒々しい足音を立てて、
わたしは森の中の小屋へと入っていった。
自分でも聞こえる位の足音が今のわたしの荒れた心を物語って
いた。
「ああ、何なのよあの黒女はっ!」
手にしたヘルメットを床に投げ捨てる。
「今日はまた随分と荒れているな」
小屋のすみから声がする。
「ええ、物凄くね」
そう返答するわたし。
「だからと言って私に八つ当たりするのはやめて欲しいな」
言葉だけは余裕をかましているけど、その声の主の顔は蒼醒め
額には冷や汗が垂れている。
怖いのね。
確かにわたしが腹を立てているのはこの小屋に監禁してる人物
じゃないけど。
だからと言って彼に八つ当たりをするなというのは無理な相談
よね。
わざわざそのために「飼って」いるんだから。
「クロちゃん、久しぶりにお風呂に入りたくない?」
わたしの問いかけに、クロちゃんことわたしの捕虜クロノクル
アシャー中尉は首を横にふる。
部屋の一角に置いた大型犬用の檻の中で。

8通常の名無しさんの3倍:03/08/22 03:03 ID:???


353 名前: 351 [sage] 投稿日: 03/02/15 22:22 ID:???

「遠慮しなくていいのよ」
わたしは檻の中からクロちゃんを首輪を引いて出す。
初めのうちは檻から出されると逃げようとしたり、わたしに襲い
かかったりしていたけど、両膝が伸びないようにするニーブレス
を改良した器具をはめられ、両掌を包帯とガムテープでグルグル
巻きにされているため這うことしか出来ないのに、そんなことを
しても無駄だということは流石に捕虜生活も五日を過ぎると理解
してくれたみたい。
クロちゃんを幽閉している仮設捕虜収容所は。
小屋とは言っても旧時代の自然公園管理用宿泊施設なので様々な
設備が整っている。
たとえばクロちゃんを入れてある檻は元々の備え付け。
猟犬か救難犬かは知らないけど犬を飼っていたらしい。
檻の中には小さな穴が開いていて下水へとつながっている、
もちろん犬用トイレだけど今はクロちゃんがそれを使っている。
そんなわけで檻の中に入れ放しにしておいてもわたしには何にも
問題はないけど。
身体が汚れていれば洗ってやろうという仏心も出る。
もちろんそれは理由の半分だけど。
このムカつきを抑えるために、クロちゃんを手荒く洗ってあげる
というのがもう半分。
これである程度落ち着いたら、夜は本命のウッソ君。
「浮気」の罰は生半可じゃないのよ。
ウフフフフ、アハハハハハ


9通常の名無しさんの3倍:03/08/22 03:04 ID:???


361 名前: カテジナ・ルース O−2 [sage] 投稿日: 03/02/17 00:52 ID:???

あの日。
クロちゃんを捕獲して色々と尋問した日。
わたしとウッソ君は捕獲したMS「シャッコー」(これもクロ
ちゃんから聞き出した機密)でウーイッグに近い森まで飛び、
そこにMSを隠しておいた。
わたしは家に戻り両親に別れの手紙を書くと、隠し財産を始め
とする必要な物をまとめてウッソ君と手分けして運び出し。
続いて休業日の父の店から当座に必要な物資を徴発した。
近所の人間に見られたが店の娘であるわたしが店の品物を持ち
出しているだけなので通報などはされなかった。
やがて日が落ち、そろそろ引き上げようとした矢先に、恐れて
いたベスパによるウーイッグ襲撃が始まってしまった。
戦おうと言い出すウッソ君をどうにか宥めすかし脅して一気に
市内を突き切ってウーイッグとは逆の方向に飛び、追跡をかわ
してから迂回して戻るというプランを実行に移した。
ただ、途中一機だけベスパのヘリタイプの可変MSを撃墜した。
丁度進路にいて邪魔だったということもあるが、そいつが道路
を走って逃げる赤ちゃんを連れた婦人を狙って機銃掃射をして
いるのをウッソ君が気づいたからだ。
いくら自分たちの身の安全を図るのが精一杯とはいえ、流石に
これは黙って見過ごすわけにもいかない。
クロちゃんから聞き出したパスワードで呼び出した識別コード
を出しているシャッコーが接近しても気にも止めていなかった
その機体に向けて、わたしは肩に内装されたビーム砲の狙いを
つけた。

10通常の名無しさんの3倍:03/08/22 03:04 ID:???



362 名前: 通常の名無しさんの3倍 [sage] 投稿日: 03/02/17 01:07 ID:???

ローターの付け根を狙撃された機体はあえなく失速し道路へと
墜落した。
「あ、狙われていた人が路地裏に逃げ込みました」
サブモニターを見ていたウッソ君が報告する。
「そう、良かったわね」
言いつつわたしはシャッコーのスラスターを全開しウーイッグ
を離脱した。
焼け落ちる故郷を振り返りもしなかった。
あの母子がどうなったかは知らない。
でもわたしがあそこで撃たなければ確実に肉片にされていた。
せっかく助けたのだから生き延びていて欲しいものだわ。

予定どおりかなり迂回してウーイッグにたどり着いたのはもう
深夜だった。
ウッソ君と一緒にシャッコーの各部にくくりつけた荷物を解い
ていると。
「ウッソ!」
で、出たな黒餓鬼。
小屋から出てきて驚愕に目を丸くするシャクティ・カリン。
わたしがウッソ君のところへ来て小屋にあがりこんだり、連れ
だしたりするたびに、恨めしそうに睨んでくる、餓鬼のくせに
わたしのウッソ君に横恋慕する黒い小娘。
でも今夜はなんで二人いるわけ、しかも一人はデカいし?


11通常の名無しさんの3倍:03/08/22 03:05 ID:???


384 名前: カテジナ・ルース V-1  [sage] 投稿日: 03/02/23 00:34 ID:???

よく見てみると大きな黒餓鬼に見えたのは全然別の人間だった、
まああたりまえだけど。
片腕に杖を持ち片足を引きずっている、怪我をしているみたい。
「この子達は?」
シャクティに尋ねるが、もごもごと要領をえないのでわたしに
向き直る。
「あなた達は何者?どうしてそのMSに乗っているのかしら?」
「言う必要があるのかしら?」
見ず知らずの人間にいきなり聞かれて気を悪くしたわたしは会話
を拒もうとしたが。
「あるわ、私は昼間、そのMSとまったく同じ機体と交戦したん
だから」
なるほど、この人はリガミリティアの人間ね。
でも足を怪我してるって事は、このMSの元の搭乗者、つまりはクロちゃんに撃墜されたか、少なくても被弾したってことね。
プッ、ヘタクソ。
でもそれにしては他にMSなんて見あたらないわね。
ん?あそこのシートかけてあるのは飛行機?
あれで戦ってたのか....。
「答えて!」
その女はとうとう拳銃を取り出した。
まあ片足で立ってフラフラしながら構えてる銃なんて一蹴りで
叩き落とせるけど。
そう思っていたわたしの前に、ウッソ君がまるでわたしを庇う
かのように出た。


12通常の名無しさんの3倍:03/08/22 03:32 ID:???


387 名前: カテジナ・ルース V-1 [sage] 投稿日: 03/02/24 01:09 ID:???

「やめてください、何なんですかあなたは!」
あたしを守ろうと必死のウッソ君、か、可愛い。
「あなたは?」
「僕はこのカサレリアの人間です、あなたこそ、銃を持っている
ような人がどうしてここに?」
「本当なのシャクティさん?」
「はい、ウッソは」
ウッソ君はそうだけど、わたしは違うと言いたいのね。
いい根性してるわね黒餓鬼め。
「ウッソ君というのね」
「はい、ウッソ・エヴィンです」
「わたしはマーベット・フィンガーハット、リガ・ミリティア
に属しているわ」
「リガ・ミリティア....」
「ヴェスパのMSを追跡してここまで来たのだけれど被弾して
怪我をしてしまってシャクティさんに手当してもらったのよ、
あなたたちがMSから降りて来たから、ヴェスパの人間なのか
と思ってこんな物を出したの、ごめんなさいね」
そう言ってマーベット・フィンガーハットは拳銃をしまうと頭
を下げる。
そうそう、無礼なことをしたら謝罪しなくちゃいけないわ。
と、杖から手を離していたせいか、パランスを崩して倒れそう
になり、あやういところで支えられる........ウッソ君に。
ぷちん。
わたしの中の何かが一本切れた。


13通常の名無しさんの3倍:03/08/22 03:33 ID:???


392 名前: カテジナ・ルース O-2 [sage] 投稿日: 03/02/25 01:36 ID:???

背後からわたしからの刺すような視線を感じたのか、ビクりとして恐る恐る振り
向くウッソ君に、とりあえず笑顔を見せる。
一安心してマーベットに「大丈夫ですか」と声をかける。
甘い、甘いわよウッソ君。
片足を怪我していた女性が倒れそうになったのでささえてあげたなんて
さすがはウッソ君、なんて優しい子かしら....なんて誉めるとでも思った?
たとえ怪我をしていようと、わたしの目の前で他の女を抱きすくめるなんてこと
許されるわけないでしょ?
ふと見ると、先ほどはマーベットに対して「何か」を期待するような目を向けて
いたシャクティが、わたしに対するのと同様の敵意をこめた目を向けている。
わたしと同じく、そう、同じ....うふふふ、ウッソ黒、キミという子はこのわたし
に餓鬼と同レベルの行動なんてさせたわね。
「あ、ありがとう、ウッソ君」
「い、いいえ」
ただでさえ不機嫌なわたしの神経を更に逆撫でするかのように、黒デカ女にお礼を
言われて顔を赤らめるウッソ君。
そんな男みたいな女のどこが....よく見るとマーベットは身体がデカいせいでキツ
キツのシャツを、ブラジャーもしないで直接着ている。
そんな格好でわたしのウッソ訓の前に出てくるなんて卑怯者め。
しかもよく見ると脚も長いし...顔が大したことないからスタイルで勝負?
せっかく美貌を持ちながらあんまりスタイルはよくないわたしへのあてつけ?
とにかくわたしの前で他の女に顔を赤くするなんて、ウッソ君、キミのその性根
を一からたたき直す必要があるようね。
楽しみにしていなさいよ。
ウフフフフフ、アハハハハハ

14通常の名無しさんの3倍:03/08/22 03:56 ID:???


395 名前: カテジナ・ルース O−2 [sage] 投稿日: 03/02/26 00:25 ID:???

それからの事は全て煩雑でしかなかった。
私たちの騒ぎを聞きつけて、リガ・ミリティアの他の人間達も
集まってきた。
正規のメンバーは年寄りばかりで、あとは拾われて雑用をして
いる難民の子供が三人。
リーダー格のオイ・ニュング伯爵という本当の貴族の末裔なの
か単なる愛称なのかわからない老人に、このMSを奪取した事
を説明した。
納得のいかない様子ではあったが、生活必需品を機体にくくり
つけて来たのを見てある程度は信じてくれたらしい。
ただし、わたしも全部本当のことは言ってないが。
そう、このMSの元のパイロットであるクロちゃんをわたしの
捕虜として捕らえてあることを。

本来なら突き出して彼らに恩を売っておくという手もあったの
だけど、なぜかクロちゃんを引き渡す気にはなれなかった。

とりあえず荷物を下ろした後で、ウッソ君のワッパで森の奥の
建物へ向かう。
「どうして捕虜のことを話さなかったんですか?」
当然のようにウッソ君が尋ねてくる
「あの人たちだって完全に信用出来るわけではないわ、わたし
達があのパイロットを捕らえておけば後々使いようがあるわ、
わたしに任せてウッソ君」
今夜はお仕置きの夜だと感づかせないように、つとめて優しく
諭すようにそう答えた。

15通常の名無しさんの3倍:03/08/22 03:57 ID:???


396 名前: 395 [sage] 投稿日: 03/02/26 00:35 ID:???

そのクロちゃんを監禁している建物の前で例によってウッソ君
を待たせて。
わたしは食べ物と飲物を持って中にはいる。
「あら、すごい格好ね」
両手を縛られて上から吊るされ、両足も左右に広げさせられて
いるクロちゃん。
なまじいい男だけに一層みじめね。
本当は餌だけやって帰るつもりだったけど。
なんかこのみじめな姿を見ていると、無性にいじめたくなって
しまった。
さっきの怒りをそのままウッソ君に叩きつけ壊してしまわない
ように、クロちゃんで少し発散させておいた方がいいかも。
というわけで、わたしはクロちゃんの前に腰に両手を当てた姿
で立ち尽くす。
「ウーイッグが壊滅したわ、わたしの故郷が」
さるぐつわをされて声のだせないクロちゃんだけど、もごもご
と何かをつぶやく。
「家も焼かれ、両親の行方も知れない」
本当はそんなことどうでもいいんだけど。
金目のものは残らず持ち出したし。
「あなたたち、ヴェスパがやったのよ!」
大義名分はあるし、自由にいたぶっていいてことよね。


16通常の名無しさんの3倍:03/08/22 03:58 ID:???



401 名前: カテジナ・ルース O-2 [sage] 投稿日: 03/02/27 00:03 ID:???

わたしが入って来た直後は恐怖と憎悪だけに満ちあふれていた
クロちゃんの目に別の色がさす。
わたしへの憐敏の情が。
ウーイッグの街が空襲されることをクロちゃんは知っていたの
だろう。
故郷を失い、家族と離ればなれになったわたしに同情している
の?
随分と人がいいのねクロちゃん、ますます気に入ったわ、飽き
たらリガ・ミリティアにでも引き渡そうと思ってたけど、銃殺
とかされたら気の毒だから、連中には引き渡したりはしないで
あげるわね。
でもね、折角同情してくれたのになんだけど、わたしはウッソ
君さえいればウーイッグなんてどうでもいいのよ。
それでも場の雰囲気って大事だから、怒りと悲しみをあなたに
ぶつけるフリをしてあげるわね。
こんな風に。
バシッ!
クロちゃんの横面を張り倒す。
「友達や家族を返して!」
心にもないことを言ってみる。
「街を返して、街の人達を返して!」
少し嘘泣きを交えて詰めよると、クロちゃんは目に見えて動揺し
始めた。
うふふ、面白い反応するわ。

17通常の名無しさんの3倍:03/08/22 03:59 ID:???



406 名前: カテジナ・ルース O−2 [sage] 投稿日: 03/02/28 01:26 ID:???

「何とか言いなさいよっ!」
激情のあまり、を装ってクロちゃんのさるぐつわを外す。
「これは戦争なのだ....私にはそれしか言えん」
まぁまあかっこいいわねクロちゃんは。
すっ裸で大股開いた格好でなければもっとかっこ良かったのに。
「そう、戦争なのね、ならわたしもあなたを敵としてそれなりの
扱いをさせてもらうわ....」

「あががが」
クロちゃんの悲鳴が夜の森に響く。
「まだまだよ、死んだ人たちの恨みはこんなものじゃ晴らせる
ものではないわ」
昼間に「精神注入棒」を挿入して拡張してあげた穴に、今度は
さらに一回り径の大きな物を突っ込んであげる。
どうせこんな大きなのはウッソ君には使えないからクロちゃん
専用よ、良かったわね。
「なぜこのようなことを、あぐ、き、君はっ」
「他の場所を「刺し」たらすぐ死んでしまうわ、それでは報復
にならないでしょ、だから死なない場所に「挿して」あげてる
のよ」
「そ、そんな、ひぃ」
「ほら深く刺さったわ、これでもう多少暴れても抜けないから
安心してね」


18通常の名無しさんの3倍:03/08/22 03:59 ID:???



412 名前: カテジナ・ルース O-2 [sage] 投稿日: 03/03/01 02:02 ID:???

「な、何をするつむわぁ!」
わたしの「暴れても大丈夫」という言葉の真意をはかりかねて
尋ねようとしたクロちゃんが言い終わる前に悲鳴をあげる。
「熱かった?でも、焼け死んだわたしの父や母の熱さはこんな
ものじゃないのよ」
勝手に両親が焼け死んだことに決めたわたしの手には蝋燭が。
「い、いい加減に.....ぐぅ
「ここならどうかしら」
「熱っ、熱っー!」
この期におよんでまだ口答えするので。
背中に続いて今度は胸に蝋をたらすと、激しく身悶えするクロ
ちゃん、予想どおりの暴れ方ね。
「ほらここは?」
「ぐわぁ!」
でもこれは予想外だった。
至近距離で首筋にも一滴たらした瞬間、悶絶したクロちゃんに
挿していた精神注入帽が落ちてしまった。
「あらあら、こんな簡単に落とすなんて随分ユルいのね」
しかたないから挿し直してあげる。
ただし、注入棒じゃなくて、火のついた蝋燭を。


19通常の名無しさんの3倍:03/08/22 04:07 ID:???
416 名前: カテジナ・ルース 0-2 [sage] 投稿日: 03/03/02 02:09 ID:???

「ぐっ」
再び後ろに異物を挿入されて呻くクロちゃん。
でもさっきより少し細いのがわからないみたい。
まあ仕方ないわ。
ウッソ君には何を挿れられたか当てられるくらいまでじっくり
と仕込んであげるつもりだけど。
「?」
急になにもしなくなったわたしに、一安心しながらも符に落ち
ない顔をするクロちゃん。
「どうしたの?」
「もう気がすんだのか?」
「いいえ、全然」
「ならなぜ何もしない?」
「それは、わたしが何もしなくても、勝手にあなた罰してくれる
物があるからよ」
「なんだと?」
「あなたにつけてあげた新しい尻尾、随分と軽いとは思わない?
しかも少しずつ軽くなってるのよ」
「?........ま、まさか?」
やっとわかったようね。
「そう、導火線はどんどん短くなっていくわ、焼け死んだ人達
の熱さを万分の一でもあじわって貰うわ、ウフフフ、アハハハ」


20通常の名無しさんの3倍:03/08/22 23:29 ID:???


424 名前: カテジナ・ルース V−1 [sage] 投稿日: 03/03/02 23:03 ID:???

「そんな、ぬ、抜けっ!」
「あなたに命令されるいわれはないわ」
「頼む、抜いてくれ」
「人に物を頼む時にはそれなりの言い方があるわよね」
「ぬ、抜いてください」
「嫌よ」
押し問答しているうちに、蝋燭はどんどん短くなっていく。
でも流石に本当にそのままお尻の穴まで焼いてしまうほどわたし
は猟奇趣味じゃない。
二本目の蝋燭を出して火を移すと、刺さっている方の蝋燭の火を
消し、かわりに手にもった蝋燭を少しずつ近づける。
これならギリギリで止められるけど、もちろんクロちゃんからは
見えないから恐怖のカウントダウンは続く。
「お願いします、抜いてください」
うふふ、とうとう涙声になって来たわね。
「うーん、抜いてあげたいけど、もう短くなり過ぎて抜くのは
無理ね、そろそろ火が穴に入るわ」
「ひっ、ね、姉さん、助けてよっ、姉さーん!」
絶叫するクロちゃん。
「冗談よ」
近付けていた蝋燭を放すわたし。
熱さから解放され、脱力したようにぶらさがるクロちゃん。
それにしても、今面白い言葉を耳にしたわね。
「助け姉さん」って。

21通常の名無しさんの3倍:03/08/22 23:29 ID:???


426 名前: 424 [sage] 投稿日: 03/03/02 23:19 ID:???

クロちゃんを床に下ろし、右手だけを拘束したままにして食事
を与える。
恨めしそうにこちらの様子を伺いながらも、隙のないわたしを
見て観念したのか素直に与えられた食事を取る。
逃げる機会より今は体力の維持をはかったわけね、賢明だわ。
その間にわたしはクロちゃんの着ていたパイロットスーツの中
を物色する。
ロケットがあった、これかしら....ビンゴ。
中には少し幼さの残る少年時代のクロちゃんとなかなかの美人
が一緒に写っている写真が。

食事を終えたクロちゃんを再び拘束して吊り上げる。
「わたしはこれで帰るけど、吊られたまま一晩過ごすのは辛い
と思わない?」
「それは....」
「わたしの質問に答えてくれたら、面倒だけどもっと楽な姿勢
の拘束で勘弁してあげるわよ」
「私が知っていることは全て話した」
「わたしが知りたいのはベスパの情報じゃないわ.....この人が
さっきあなたが助けを求めたお姉さんかしら?」
目の前にロケットをチラつかせる。
「い、いつの間に?」
クロちゃんの顔が蒼醒めた。


22通常の名無しさんの3倍:03/08/22 23:31 ID:???



430 名前: カテジナ・ルース O-2 [sage] 投稿日: 03/03/04 01:25 ID:???

「笑ってしまうわよね、普段は気取った大の大人がいざという時に「お母さん」
とか言い出すのはよくある話かもしれないけど「助けて姉さん」だもの」
わたしがからかうとクロちゃんはうつむく。
「中々奇麗なお姉さんよね....どこかで見たような気もするけど」
ふと見ると、クロちゃんは明らかに焦っている。
まるで何かわたしに知られるとマズいことでもあるような.....そうか!
「ふふふ、そう、そういうことだったの?」
「は?」
「あなた、お姉さんが好きなのね」
「な、何を馬鹿なっ!」
真っ赤になって否定するクロちゃん、バレバレよ。
「あらそうなの、素直に答えたら吊るすのはやめてあげようと思ったのに」
「くっ」
「そう、なら一晩ブラさがってゆっくり考えなさい、愛しいお姉様のところへ
生きて帰るにはどうしたらいいかを」
そう言い残してわたしは小屋の証明を消して出て行った。
まあ仮にも軍人、一晩くらいなら吊るされても死にはしないわよね。
少し弱らせておいた方が扱いやすくなりそうだし。

小屋の外ではウッソ君が忠犬のようにわたしを待っていた。
その健気さに免じて、そしてクロちゃん相手に少しはストレス解消したことで
今夜のお仕置きは少し減らしてあげるわ。
5%くらいね。
ウフフフフ、アハハハハ
23通常の名無しさんの3倍:03/08/22 23:32 ID:???



440 名前: カテジナ・ルース O-2 [sage] 投稿日: 03/03/06 01:29 ID:???

クロちゃんを監禁してあるのとは別に。
カサレリアの森には時代と用途が微妙に違うらしいもう一つの小屋があり。
ウッソ君との楽しい遊び用に、この小屋を整備したあった。
「今日は大変な一日だったわね」
お茶を淹れながらわたしが言うと。
「カテジナさん、ご両親と生き別れになってしまって、家も無くして…」
沈痛な顔のウッソ君。
「そうね…」
せっかくウッソ君がわたしのことほ思いやっているのでわたしも話を合わせて声を
微妙に震わせる。
「カテジナさん…」
ウッソ君が後ろから抱きついて来る。
「僕が、僕はいつも一緒です、だから…」
嬉しいこと言ってくれるわね、予定より大幅にお仕置きを規模縮小してあげるわ。
30%くらいは。
「うん、君がいればわたしは大丈夫」
後ろを振り向かず、いかにも涙をこらえているような声で言う。
「大丈夫だから…」
そして振り向いたわたしの目は真っ赤。
強く擦ったからね。
まるで泣いていたように見えるはず。
そんなわたしにウッソ君は…。
「カテジナさん、今日は僕どんなことでもしますから…」
そう、してもらおうかしら、色々とね。

24通常の名無しさんの3倍:03/08/22 23:33 ID:???



441 名前: カテジナ・ルース O-2 [sage] 投稿日: 03/03/06 01:45 ID:???

就寝前だというのにカフェインいっぱいのお茶を満喫しながらわたしは微笑む。
対面に座ったウッソ君に。
「飲まないの?」
「は、はい、いただきます」
真っ赤な顔のままでカップに口をつけるウッソ君。
一足先に飲み終えたわたしはウッソ君の背後に回る。
「おいしいかしら?」
「ええ、とても」
「そう良かったわ」
カタカタと震える手でカップを傾けてお茶を飲み干すウッソ君。
まあしかたないわね、裸なんだから。
ちょっと前からね。

「ウッソ君、わたしにはもう君しかいないわ」
演技の中でもこれだけは真実の言葉。
「君の全てを感じていたいの」
「はい?」
言葉の意図を掴みかねながらもとりあえず返事をする健気なウッソ君。
「とりあえず、わたしの前に何一つ隠し事のないあなたを見せてくれる?」
「あの、それって?」
「ええ....服を脱いで」

赤面しながらも裸になったウッソ君にお茶を勧めて今にいたる。
「ごちそうさまでした」
「そう......立ってみて」
「は、はい」
耳まで真っ赤にしたウッソ君が椅子から立ち上がるった。

25通常の名無しさんの3倍:03/08/22 23:34 ID:???


444 名前: カテジナ・ルース O-2 [sage] 投稿日: 03/03/06 22:43 ID:???

ウッソ君の鍛えられた筋肉を内包しながらも丸いお尻。
まだ何の訓練もされていない。
トレーニング用に用意していた「注入棒」はクロちゃんに使ってしまったしサイズ
があわないのでお尻の開発は後回しね。
「こっちを向いて、ウッソ君」
わたしの言葉に赤面してうつむきつつも命令どおり振り向く。
ここまで仕込むのには苦労したわ。

今までずっとウッソ君と仲良くして彼のことが色々とわかってきた。
本人は別に何とも思っていなかったようだけど、どう考えても異常としか思えない
英才教育をされたウッソ君。
彼の知識の源泉であるデータ・ベースを見せて貰っていた時に、両親が残した色々
な資料を彼のいないときに発見したわたしは愕然とした。
詳細は省くけどこんな両親に育てられたウッソ君が可哀想になってますます愛しく
なるような内容だった。
ともかくわかったことは、ウッソ君は幼少の身にあまりにキツいスパルタ教育から
自我を守るため、習得した知識や技術はそのままに、身に付ける過程の辛い記憶を
封印してしまう機能を脳に装備したこと。
早い話がウッソ君はあんまり可愛がりすぎると「心のブレーカー」が落ちて、記憶が
リセットされてしまうという
ことだった。
今にして思えば最初の時はもう少しでウッソ君の心を落としてしまうところだった。
だからわたしはゆっくりゆっくり、慎重にウッソ君を躾ている。
わたしとの甘い記憶をたとえ数時間でも忘れて欲しくないから。


26「カテジナの一部」のひと:03/08/22 23:52 ID:dzswxbXP
>>「カテ書き」の方へ
あの 前スレの私の書き込み以来お見かけしませんけど 気を悪くしてはおられませんでしょうか..
私としては貴方の「生体ロボット」の書き込みの部分からイメージを膨らませて書き込んだだけなのですけど..


>>ALL
私自身のネタは後二本分あります書き込んでよろしいでしょうか
27カテ書き:03/08/23 01:00 ID:???

心配なく
補完が終わるのを待っとるだけなんで
元々スレ住人の意見を取り入れて進めてきたSSだし
ただし、あなたの書いたネタの方が当方の想定してたストーリーより
ずっとエグい(誉め言葉)です(w
ラストを先に決めてしまった以上ああいう展開にはならない
ただでさえOとVに分岐してるのをさらに分岐させれば可能だけど
28通常の名無しさんの3倍:03/08/23 01:27 ID:???



451 名前: カテジナ・ルース O-2 [sage] 投稿日: 03/03/08 20:52 ID:???

手で前を隠しながら、うつむいているウッソ君の前に立つ。
「ふふふ、女の前ですっ裸なんて恥ずかしいと思わないの?」
「そ....それは....カ、カテジナさんだから」
真っ赤な顔で答えるウッソ君。
うんうん、この初々しさが可愛いわ。
「わたしになら見られてもいいと言う訳ね」
「はい」
「そう、それじゃあその手をどけて」
ゆっくりと手を後ろに組むウッソ君。
顔は茹でたように赤くなり、身体が小刻みに震えている。
羞恥に身体を焦がしながらも、愛しいわたしの言いつけには決して背かない。
これよこれ!
反抗されると腹が立つし、かと言って恥ずかしげもなく見せびらかされても萎える。
わたしの理想のリアクションが出来るようになってきたわ。
偉いわウッソ君。
まあわたしの教育の賜物なのだけれど。
「?」
たまにその成長過程を観察しているウッソ君の局部に劇的な変化を発見してわたし
は驚いた。
いつのまにか髪と同じ栗色の茂みがうっすらと生えてきている。
いくらなんでもこんなに急に伸びる筈はないので、多分今までは産毛だったので気
がつかなかったのが、急な発色で目につくようになったようね。
「あらら、ウッソ君ったら少〜しオトナに近づいて来たみたいね」
からかい半分の言葉なのに。
ウッソ君は赤面しつつも嬉しそうな顔。
そう、あなたは自分が子供だから、こうやってペットか玩具のような可愛がり方を
されていると思っているのね。

29通常の名無しさんの3倍:03/08/23 01:28 ID:???



452 名前: カテジナ・ルース O-2 [sage] 投稿日: 03/03/08 21:04 ID:???

うーん、大の男でも扱いは同じなんだけどな。
でもわたしは別に心が病んでいるわけじゃないから、子供しか愛せないということ
はないのよ。
ただ穢れた男は嫌だというだけで。
子供なら穢れていない分、わたしの理想どおり清く正しい成長を期待出来るという
わけで。
優秀な資質と無垢な心のウッソ君がわたしに選ばれたのは至極当然のこと。
しかし、恥ずかしがりながらも嬉しそうなウッソ君の顔を見ているとうっとりして
しまいついつい当初の目的を忘れてしまいかける。
いけないいけない。
この笑顔を独り占めするためには、日頃は女神のわたしも心を鬼にして厳しい躾を
しなくてはいけないときもるのよ。
そう、あんな黒大女に抱きついて顔を赤くするなんて......。
やっぱりクロちゃんで少し発散しておいて良かったわね。
あの光景を思い出しただけで腸が煮えくりかえるんだもの。
そのままだったら確実にウッソ君の心がリセットされるくらいの激しいお仕置きを
してしまったはず。
「オトナになったウッソ君はどんな女たらしになることかしらね」
「えっ?」
いきなりの一言にきょとんとする。
「何しろ初対面の女、それもわたしよりも年上の相手にいきなり抱きついてしまう
ような子だものね、ウッソ君は」
ここまで言われて理解ではないほどウッソ君は愚鈍じゃない。
赤らめていた顔を一気に青くした。
30通常の名無しさんの3倍:03/08/23 01:42 ID:???


456 名前: カテジナ・ルース O-2 [sage] 投稿日: 03/03/10 01:04 ID:???

「そ、そんなこと、誤解です」
小刻みに震えながら弁解するウッソ君。
「ぼ....僕が好きなのはカテジナさんだけです」
忙しいことに一度青くした顔をまた赤くし直して嬉しいことを言うウッソ君。
「わたしが欲しいのは言葉じゃなくて行動なんだけど」
言いつつわたしは椅子に腰掛ける。
「は、はい」
その前に立つウッソ君。
「あぁ」
「あらどうしたの?」
「ああん、カ、カテジナさん、そんな」
その子供らしいものにわたしが足を伸ばして刺激したせいでただ悶えるだけ。
「ほら、何が言いたいの?」
「あうっ、ぼ、僕はカテジナさんのものです、す、好きに、好きにしてくだ、さっ
ああっ」
より一層強く刺激されて膝をガクガクさせるウッソ君。
二度と他の女に目移りなんてしなくなるように。
今夜もわたしの痕跡を君の心と身体に刻み込んであげるわね。
「ほら、何が言いたいの、はっきりしなさい」
わたしの愛のこもった爪先がウッソ君の局部を激しく震動させて。
「ああっ」
うめき声とともに、わたしの爪先に熱いものが迸る。
あらあら、今夜は随分と早いわね。
ウフフフフ、アハハハハハ

31通常の名無しさんの3倍:03/08/23 01:42 ID:???



464 名前: カテジナ・ルース O-2 [sage] 投稿日: 03/03/11 22:10 ID:???

「また漏らしちゃったの?駄目な子ねウッソ君は」
言いつつ白い物を噴き出し続けるウッソ君の股間を足で刺激し続ける。
「ううっ、ああっ」
腰をくねらせて悶えるウッソ君が可愛すぎてもう少しで涎を垂らしてしまいそう
になる。
幸い悶えるウッソ君の目にわたしの醜態は映らず、あわてて口元をぬぐってから
足をゆっくりと離す。
わたしの足の動きにあわせて腰をくねらせていたウッソ君はしばらく行動を持続
していたけど、しばらくしてようやくわたしの足が離れていたことに気づいて、
うつむいてしまう。
「あら、どうしたの?踊りはもうおしまい?」
「そ....それは...」
「可愛らしかったのに、もっと見たかったな」
ふふふ、いつまでたっても言葉で責められるのには慣れないのか、すぐに真っ赤に
なるわね。
まあわたしの豊富な語彙が毎回違った責め句を生み出すからだけど。
「仕方ないわ、こっちにいらっしゃい」
足元を指差すと、即座にそこへちょこんと正座する。
「反応が早いわね、偉いわ」
頭を撫でつつ。
「でもお仕置きね」
「ええっ?」
「だって、わたしの足を汚しちゃったわのよキミは」
ウッソ君の鼻先に、彼の液体でぬれた足をつきつけた。


32通常の名無しさんの3倍:03/08/23 01:43 ID:???



473 名前: カテジナ・ルース O-2 [sage] 投稿日: 03/03/14 02:07 ID:???

ぴちゃぴちゃぴちゃ。
突き出されたわたしの爪先を丁寧に舐め清めるウッソ君。
足が汚れたと言っただけで、奇麗にしろとは一言も、ましてや舐めろなんて言って
ないのに自発的に。
今までの教育の賜物ね。
何度かわたしの許可なく漏らしてしまった時には自分で舐めて奇麗にさせたから。
最初は泣いたけど、ちゃんと舐めたらご褒美をあげると言ったら我慢してちゃんと
舐め取った。
ましてや今回は、汚い物がついているとはいえわたしの足なんだから舐めれません
なんて絶対に言わせないつもりだったけど。
そう、わたしはまだ何も言ってない。
「何をしているのウッソ君」
突然声をかけられて舌労働を中止する。
「き、奇麗にしてます、カテジナさんの足を」
「そんなこと頼んだかしら?」
「えっ?で、でもいつも」
「いつもはいつも、今は今よ、いやらしい子ね、人の足を舐めるなんて」
「いえ、別にそういうつもりじゃ…」
「じゃあどういうつもり?足じゃない?そう、だったらそんなに自分の出した汚い
ものを舐めたかったんだ」
「そ、そんなわけ…」
「ふーん、そんなに好きなら今度どっかの男の人の物でもしゃぶらせて好きなだけ
飲ませてあげようか?」
「や、やめてくださいっ、嫌ですそんなのっ!」
真っ青になって拒否するウッソ君。
フフフ冗談よ、そんなことさせないわ......いい子でいれば、ね。


33通常の名無しさんの3倍:03/08/23 01:44 ID:???



486 名前: カテジナ・ルース O-2 [sage] 投稿日: 03/03/15 22:13 ID:???

「嫌、嫌だそんなの…」
わたしが戯れに発した一言でウッソ君はビクビクと怯えている。
まあそれはそうよね。
もっともわたしにしたところで古語で言う「腐女子」でもなんでもない。
ましてやウッソ君をわたし以外に触れさせるのは嫌…と思ったけど。
よく考えたら、意思をもたない道具ならいいのよね。
完全にわたしの指示に従うロボットみたいなものなら、ウッソ君を犯させても
わたしが犯したのと同じ。
問題はそういう「生体ロボット」を作るための「材料」だけど…良く考えたら
いたわね、ちょうどいいのが…。
見た目も悪くないから「あれ」をウッソ君を躾けるための道具に…。
「ううっ」
わたしが何を思いついたのか悟ったのか、ウッソ君は涙をこぼす。
か、可愛い。
「もう、何を泣いているの、そんなことするわけないでしょ」
「本当ですね?」
すがるような目がまた可愛いこと。
「もちろんよ......いい子でいればね」
そう言って頭を撫でてあげる。
ようやく安心したウッソ君に。
「悪い子にはその限りじゃないけど」
とどめの一言でウッソ君の顔は恐怖に歪んだ。
「あら、何そのひきつった顔、笑って、いい子なら笑えるでしょ?」
どうして笑わないのウッソ君、わたしはこんなに楽しいのに。
ウフフフフ、アハハハハ

34通常の名無しさんの3倍:03/08/23 01:44 ID:???



502 名前: カテジナ・ルース O-2 [sage] 投稿日: 03/03/19 01:03 ID:???

「はい」
消え入るような声でそう言うと、ぎこちない笑顔を見せるウッソ君。
見るからに作り笑顔だけど、わたしの言いつけに従おうという気持ちは伝わったわ。
その気持ちに免じて、今日の「お勉強」は花丸あげちゃう。
「可愛いわウッソ君」
そう言って裸のウッソ君をぎゅっと抱きしめる。
「いい子だわキミは」
言いつつその頭を撫でる。
やっと恐怖と緊張から解き放たれたのか、ようやく本当に笑顔を見せるウッソ君。
けれどもやはり怖かったようで、笑顔なのに目には涙が浮かんでいる。
危ない危ない、ついつい可愛いがり過ぎて精神を飛ばしてしまうところだったわ。
残念だけど、生きた玩具を使うのはまだまだ時期尚早ね。
でも焦る必要はないわ、わたしと彼には時間は一杯ある。
皮肉にもウーイッグが焼かれたことでわたしは一切のしがらみから解き放たれた。
その上に生きる糧はしっかりと運び出したから。
これからは誰に憚ることなくウッソ君と暮らしていける。
毎晩少しずつ「お勉強」させていけばいいのだから、今夜はこれくらいでいい。
それじゃご褒美でもあげようかしら。
「ウッソ君、わたしもあなたと同じく親と離れ離れになったわ」
「ええ」
「あなたの寂しさが少しだけどわかったような気がする、ましてやあなたはまだ
幼いのだから、わたしとは比較になせないのかも、だから」
意を決して、胸をはだける。
「今夜はお母さんのかわりをしてあげるわよ」
ウッソ君は目の前で硬直していた。

35通常の名無しさんの3倍:03/08/23 01:45 ID:???


509 名前: カテジナ・ルース O-2 [sage] 投稿日: 03/03/20 01:17 ID:???

胸元をはだけたわたしに、ウッソ君は息をのむ。
ふふふ、可愛いわ。
はだけただけでこのリアクションなら、本当に胸を出したりしたら一体どうなるの
かしらね。
この小屋には寝台がある。
わたしが目配せすると、ウッソ君がたたんである寝具を広げる。
準備が出来たところで、わたしは寝台に横たわり。
「さあいらっしゃい」
ウッソ君を手招きする。
「カテジナさぁん」
何の躊躇もなく飛び込んできたウッソ君の頭を胸元に抱え込んで、頭を撫でながら
わたしは満ち足りた気分を感じていた。
そのせいか、次第に眠くなっていた。

目を覚ましたのはもう朝に近い時間だった。
ウッソ君もあのまま寝てしまったようで、今も寝息を立てている。
顔をつついたり、髪を引っ張ったりして弄っていると、それに反応して唸ったり何事
か寝言を言ったりするのが可愛い。
特に何をしたわけでもないのに、一緒に寝て一緒に朝を迎える、それだけでわたしの
中でウッソ君の重さが増したような気がする。
上機嫌だったわたしだけど、不意に刺すような視線を感じた。
視線を辿って行くと、小屋のドアが少しだけ開いている。
その僅かな隙間から、凄まじい敵意をこめた視線がわたしへ浴びせられていた。

36プル(inアクシズ):03/08/23 02:53 ID:???
ふぅ・・・仕事(訓練等)をサボって入るお風呂は最高ね♪グレミーのヘタレが「宇宙じゃ、水は貴重品だから、風呂を控えるように」だなんて・・・
あほなこと抜かしやがって・・・1回〆て、真の上下関係を一度ハッキリさせておくべきね・・・もちろん、人知れず・・・
全く・・・ノーマルスーツなんて蒸れるものを着させて重労働やらせてるんだから、お風呂位好きに入れさせろっつーの!
それも薄給なんだから。遊びたい盛り、育ち盛りの少女があんなはした金で満足すると思ってのかな?
まあ・・・その辺はプルツーの給料をピンはねして、何とか帳尻合わせてるけど・・・
そんな感じで、私が湯船で考え事をしている所へ、グレミーが通信を入れてきた。もちろん音声だけ
グレミーごときに私の玉のお肌は見せてあげないって・・・もう、仕事サボってるのがばれちゃったよ
ちっ!これ以上サボったら減給だってさ。グレミー!これ以上、給料が下がったら、生活できなくなるじゃない!

   プ  ル  ツ  ー  が  !  !

仕方ない、これ以上プルツーの給料をピンはねすることになったら、プルツーが飢え死にしちゃう。
とりあえず、キュベレイの慣熟訓練の振りして、ダミー隕石の中でゲームボーイアドバンスでもしてよっと。
確か、プルツーが新しいソフトを買ってたはずだし・・・ウルトラバーチャルロボット小競り合いとか言う奴・・・趣味の悪いタイトル(汗)
さて、そうと決まったら、さっさと出かけなきゃ♪あぁ、私ってなんて、まじめな勤労幼女なんだろう?

(機動戦士ガンダムZZ、第17回プル初登場シーンに続いたりするw)
37通常の名無しさんの3倍:03/08/23 11:02 ID:???
キター!
プルツー編の続きもキボン
38カテ書き:03/08/23 21:10 ID:???
>>26
追記
ネタ書いてください
気弱プルツーの作者さんも帰還したことだしネタ書きが増えると
寂しくなくなるんで(w
39プル:03/08/23 22:44 ID:???
グレミーがどこからか女の子を一人拾ってきた・・・なんか「私はこの娘を立派なレディに育てる」とか言っちゃってんの
ゾクゾクゾクゾクゾク(←鳥肌の立つ効果音)グレミー、それ犯罪・・・まあ、すでに幼女二人をMSに乗せてこき使ってる時点で
「こいつやばいんじゃないかなぁ〜?」って思ってたけど、やっぱり、やばい人だったんだ・・・
まあ、私以外の犠牲者がいる間は、私の貞操も守れる。あの娘には十分に犠牲になってもらおう(-人-)南無南無
って、あのヘタレグレミーが女に手を出せるとは思えないけど。この間も別の女に手玉に取られたらしいし。頭悪すぎ(w

んでもって、今日、居住区のほうで、おそらくこのグレミーの犯罪犠牲者のお兄さんらしき人とであった
結構・・・アホっぽい感じで、上手く乗せると鼻血も出なくなるまでむしれそうな所が私好み
でも、あの子を連れて行かれると、グレミーの犯罪の手が私に向くかもしれないので
適当にアクシズの中を連れまわして、たかれるだけたかったったら、お帰り願う事にした
でも、戦果はパフェとアイスが、ついでにアイスの一気食いの芸も見せてもらった。面白い奴
乗せれば何でもやるタイプね。ますます、私好み。今日一回で終わらせるのはもったいないので
帰り際、妹の居場所を教えてあげた。これでまた、遊びに来てくれる。
今度は、バケツアイスの一気食いをやってもらおう。

PS,プルツーが私が(無断で)借りたゲームを探してた。まずぅ、あれ、この間の戦闘のドサクサでなくしちゃったんだよネェ・・・
  仕方ない、誠意を持って、謝ろう・・・軍用品ナイフ、どこに片付けたかなぁ・・・
40プル(を書いてる人):03/08/23 23:42 ID:???
>でも、戦果はパフェとアイスが、ついでにアイスの一気食いの芸も見せてもらった。面白い奴
↑この行、ぐちゃぐちゃ(汗)正しくは↓
で、戦果はパフェとアイス。ついでにアイスの一気食い芸も見せてもらった。面白い奴
41通常の名無しさんの3倍:03/08/24 03:03 ID:???
あの〜
補完はログ持ってるならどんどん
貼っていってもかまいませんか?
ちょうどあのキテレツな埋めが始まる直前くらいまで持ってますんで
42通常の名無しさんの3倍:03/08/24 11:03 ID:???
>>41
今まで埋めてたんでつが
中々時間取れないんで後はよろしく
43通常の名無しさんの3倍:03/08/24 14:11 ID:???
新人職人希望age
44通常の名無しさんの3倍:03/08/24 14:32 ID:???
>>42
では今夜あたりからしこしこと・・・
45通常の名無しさんの3倍:03/08/24 16:01 ID:???
言うまでもないけど貼るのはSSと「カテ○ン」ネタだけでいいよ
46通常の名無しさんの3倍:03/08/25 00:27 ID:???
527 名前: カテジナ・ルース O-2 [sage] 投稿日: 03/03/24 01:12 ID:???
わたしへの憎悪をこめてドアの隙間からじっとこちらを見ている陰気な気配。
電灯のない物置よりも暗く日陰に生えた苔よりも陰気くさいこのオーラは間違い
なく黒餓鬼ね。
ああなんて暗くジメジメしたオーラなのかしら、まるでキノコみたい。
キノコ、そうね、黒餓鬼じゃあんまりだから新しい名前をつけてあげるわ。
シャクティ、あんたは今から黒キノコよ。
この小屋は今までもよくわたしとウッソ君の楽しい時間のために使っていたけど
やっぱり知っていたのね。
まあ今夜はここにとりあえずわたしの荷物を運び込んだから一目瞭然だったかも
しれないけど。
それにしてもまったくしつこい子供ね。
憧れのわたしに身も心も捧げているウッソ君があんたみたいな黒キノコを相手に
するわけないでしょうが。
あんたには現実と言う物を見せつけるしかないようね、いいこと黒キノコ、これは
わたしの優しさなのよ。
手にはいりっこない物を追って、持っている他人を妬んだりするよりも諦めて自分
の身の丈にあった幸せを掴んだ方が人間は幸せなの。
というわけで、黒キノコに引導をわたすべくわたしは眠っているウッソ君の頬に唇
を当て、それからこう言った。
「夕べはあんなに激しかったから、ぐっすりと寝ているのね」
ドアの隙間から絶望の慟哭が聞こえてきた。
それは次第に遠くなっていく。
どうやらわたしの一言が理解できたようね、
マセてるわね黒キノコ。
47通常の名無しさんの3倍:03/08/25 00:28 ID:???
540 名前: カテジナ・ルース O-2 [sage] 投稿日: 03/03/26 22:54 ID:???
わたしのブラフ(まあ濃厚で甘々な夜をすごしたのは事実だけど)を信じて無様に
敗走した黒キノコの気配が消えて。
勝利の昂揚感に満たされたわたしはウッソ君の顔を弄リ回すのを再開する。
「ん〜ん〜」
指でほっぺやおでこをつつくと反応するウッソ君が可愛くて可愛くて。
でもやっはり昼間に色々とあったので疲れがたまっていたのか。
そんな戯れの間にも、ふたたび睡魔が襲ってきてわたしはいつのまにか眠りの国へ
と落ち込んでいた。

再び目がさめたのは完全な朝、目を空けた私をウッソ君が迎えてくれる、あるいは
隣にまだ寝息を立てているウッソ君がいることを期待していたのに、彼の姿はもう
小屋にはない。
昨日置いた時計を見ると、もう昼にも近い時間だった。
こんな時間なら隣にウッソ君が寝ていないのも仕方がない。
そう自分を納得させ、身繕いをして小屋から外へと足を踏み出したわたしの前に。
「!」
一瞬息をのむわたし。
昨夜も出没した黒キノコがまたもや生えて、いや立っていた。
見ると手には食事を乗せた盆が。
「あらおはよう」
しれっとした顔で挨拶すると、黒キノコも会釈する。
「あの、これウッソが持っていけって」
そう言って盆を手渡す。
「あらありがとう」
とりあえず素直に受け取る。
子供相手に敵愾心を剥き出しにするなんてみっともないから。
「ウッソ君は?」
そうわたしが聞いた瞬間、黒キノコはなんともいえない表情を浮かべた。
喜びと悲しみが一体化した表情を、そして。
「ウッソはマーベットさん達を手伝いに行きました」
黒キノコの一言が、狙い通りにわたしの耳を抉った。
48通常の名無しさんの3倍:03/08/25 00:30 ID:???
551 名前: カテジナ・ルース O-2 [sage] 投稿日: 03/03/30 00:57 ID:???
昨夜少し話を聞いただけにすぎないけど、それでもここカサレリアにいる
一瞬目の前が暗転しかけたわたしだけど、すぐに持ち直す。
これは黒キノコの心理戦なのだと気づいたから。
リガミリティアについては大体わかっている。
あの「伯爵」(本物の貴族かどうかは知らない)とか言う爺さん(男はそれ
と子供しかいないけど)が代表の筈。
それをわざわざ「マーベットさん達」と言った黒キノコの意図はわかる。
わたしを動揺させようというのだろう。
そしてそのためとは言えウッソ君がわたしではなくても自分以外の女の処
へ行った事実を口にするのは悔しかったのだろう。
そうとわかれば話は早い。
「あらそう、後でわたしも行ってみるわ、それじゃいただきます」
そう言って盆を手にして一度小屋に戻る。
黒キノコが立ち去ったのを確認してから、再び盆を手にしたまま外へ出て
クロちゃんを閉じ込めてある施設へと向かう。
何しろあの黒キノコがわたしに作った食事、毒見係が必要だから。

小屋に入るとクロちゃんは失神していた。
流石に一晩厨吊りはキツかったらしいわね。
馬鹿なクロちゃん、お姐さんが隙だって素直に言えば吊りじゃなくて檻に
入れてあげたのに。
それでも一応失神したフリをしていることを警戒して、股間への膝蹴りを
寸止め。
続いて火のついた蝋燭を股間に近づける。
どちらも無反応、本当に失神していることほを確認して、わたしはクロ
ちゃんの縄を解いた。
49通常の名無しさんの3倍:03/08/25 00:33 ID:???
すいません。ミス分に気付かずそのまま貼っちまいました
553 名前: カテジナ・ルース O-2 [sage] 投稿日: 03/03/30 01:03 ID:???
一瞬目の前が暗転しかけたわたしだけど、すぐに持ち直す。
これは黒キノコの心理戦なのだと気づいたから。
昨夜少し話を聞いただけにすぎないけど、それでもここカサレリアにいる
リガミリティアについては大体わかっている。
あの「伯爵」(本物の貴族かどうかは知らない)とか言う爺さん(男はそれ
と子供しかいないけど)が代表の筈。
それをわざわざ「マーベットさん達」と言った黒キノコの意図はわかる。
わたしを動揺させようというのだろう。
そしてそのためとは言えウッソ君がわたしではなくても自分以外の女の処
へ行った事実を口にするのは悔しかったのだろう。
そうとわかれば話は早い。
「あらそう、後でわたしも行ってみるわ、それじゃいただきます」
そう言って盆を手にして一度小屋に戻る。
黒キノコが立ち去ったのを確認してから、再び盆を手にしたまま外へ出て
クロちゃんを閉じ込めてある施設へと向かう。
何しろあの黒キノコがわたしに作った食事、毒見係が必要だから。

小屋に入るとクロちゃんは失神していた。
流石に一晩厨吊りはキツかったらしいわね。
馬鹿なクロちゃん、お姐さんが隙だって素直に言えば吊りじゃなくて檻に
入れてあげたのに。
それでも一応失神したフリをしていることを警戒して、股間への膝蹴りを
寸止め。
続いて火のついた蝋燭を股間に近づける。
どちらも無反応、本当に失神していることほを確認して、わたしはクロ
ちゃんの縄を解いた。
50通常の名無しさんの3倍:03/08/25 00:35 ID:???
569 名前: カテジナ・ルース O-2 [sage] 投稿日: 03/04/01 23:55 ID:???

座り込んだまま失神しているクロちゃんの片腕だけを吊り、両脚
は伸びないようにニーブレスを改良した拘束具をはめる。
これは元々は、もしもウッソ君がわたしに対して素直なイイコに
なれなかった時にどこかに監禁してじっくりと躾けようと思って
用意していたもの。
幸いにもウッソ君が素直ないい子だったので不要になったけれど
ここに来てやっと日の目を見た。
元がフリーサイズなので、調節すればまだ成長中のウッソ君にも
脚の長いクロちゃんにも使える。
準備が起きたところでクロちゃんを目覚めさせる。
パチパチ。
両掌で両頬を挿むにして軽く叩く。
起きない。
心音は吊るしている間に確認してあるから死んでいるはずはない
のに。
パチンパチン。
今度は少し力を入れて叩いてみる。
まだ起きない。
バチーン、バチーン。
思い切り往復ビンタを入れると、ようやく「うぅ」と声を漏らす
クロちゃん。
何故かほっとしたわたし、しかし次の瞬間には前のクロちゃんで
はなく背後から気配を感じた。
まさか黒キノコが?
そう思ってわたしは施設の奥の部屋に入ると裏口から外へ出た。
51通常の名無しさんの3倍:03/08/25 00:36 ID:???
570 名前: カテジナ・ルース O-2 [sage] 投稿日: 03/04/02 00:17 ID:???
施設の入り口の隙間から中を覗いていたのは小さな女の子だった。
と言っても黒キノコじゃない。
ラゲーンの戦災孤児でリガ・ミリティアの爺さん達に拾われた子
の一人。
確かスージィとか言った。
ふう、黒キノコの毒々しいオーラばかり気にしていたから、この
子に後をつけられていのは気づかなかったらしいわね。
「スージィちゃんだったわね?」
わたしが声をかけるとスージィちゃんはピクンと震え、恐る恐る
振り向く。
精一杯優しい顔で声をかけたのに、なぜかガタガタと震え目に涙
を浮かべるスージィちゃん。
「ど、どうして?中にいたのに?」
裏口の存在は想定できないようね、まあ小さい子だから仕方ない
わね。
「秘密よ、それよりもここで何をしてるのかな?」
怖がっているスージィちゃんを落ち着かせようと、頭でも撫でて
あげようと手を伸ばした瞬間。
「いやっ!」
頭を抱えてその場に座り込む。
「ごめんなさい、ごめんなさい、ぶたないで」
うーん、どうやらわたしがクロちゃんを起こそうと顔を張ってる
ところを見てしまったらしいわね。
「あなた、見たのね?」
「ひいっ、見てない見てない、何も見てないよぉ」
わたしの軽い問いかけにスージィちゃんは青くなってしまった。
うーん、この子をどう「処置」すべきかしらね。
52通常の名無しさんの3倍:03/08/25 00:38 ID:???
575 名前: カテジナ・ルース O-2 [sage] 投稿日: 03/04/02 23:37 ID:???
「あつ、あたし何も見てない、誰にも言わないから」
「誰にも言わないってことは見たんじゃないの?」
冗談半分の軽い突っ込みにもますます青くなるスージィちゃん。
子供らしい好奇心でわたしの後をつけて、森の中の建物を覗いた
彼女にとって中で見たものは恐怖だったようね。
けれど怖いもの見たさで張りついているうちにこうしてわたし
に補足されたと。
これだけ怖がっているなら爺さんどもや他の子供達にここに人を
幽閉していることを話したりはしないと思うけど油断は禁物。
この子の口を完全に塞がなければ。
恐怖の枷は恐怖が薄れればたやすく緩むもの。
まあクロちゃん相手には次々と恐怖を与えて反抗の気力が萎える
ように仕向けているんだけど。
こんな小さな子に同じことをしたら深刻なトラウマになるわね。
一生涯わたしの物と決まっているウッソ君ならどんな刷り込みを
しても許されるけど。
行きずりの女の子の人生を歪める権利はいくら美しく聡明で女神
のようなわたしにもありはしないわ。
なら別の手ね、子供と秘密を共有するのに一番有効な方法。
それは「共犯意識」を感じさせること。
いつの時代も子供は「禁じられた遊び」が好き。
それを与えてくれる人間を裏切りはしない。
そんなことを思ったわたしは、とりあえず座り込んだままで泣き
震えているスージィちゃんに「ここで待っていなさい、逃げたら、
駄目よ」と言う。
恐怖が薄れていない彼女は大人しく従った。
53通常の名無しさんの3倍:03/08/25 00:39 ID:???
576 名前: カテジナ・ルース O-2 [sage] 投稿日: 03/04/02 23:56 ID:???
戻った部屋の中ではクロちゃんが未だにうめいている。
さすがに一晩宙吊りで全身が疲れきっているようね。
万一にもスージィちゃんが逃げないように外の気配にも気を配り
つつ、クロちゃんの目の前にトレイの上の料理を出してやる。
さすがに空腹には耐えがたいのか、苦痛に唸りながらも片手だけ
に持たせたスプーンで平らげる。
まあいくら空腹に任せてとはいえ、少しも躊躇することなく食べ
尽くしたところを見ると味はまともなようね。
でも問題は遅効性の何かが混入されていやしないかということ。
様子を伺いつつ差し出した水入りのボトルも飲み干すクロちゃん。
一息ついたところで。
「それじゃまた縛るから右手を後ろに」
指示に素直に従うクロちゃん、もう抵抗すらしない。
まあわたしがウーイッグの骨董屋から持ち出した中世の拷問用の
棘鞭を手にしているからあたりまえだけど。
柄についた薔薇のレリーフが芸術的な逸品。
馬鹿よねクロちゃん、こんな二、三回叩いただけで失血死しそう
な物騒な物使うはずないのに。
使うならもっと殺傷力のない鞭よね。
百回くらい叩いても蚯蚓腫れは出来ても血が出ないようなやつ
を探しておかないと駄目ね。

毒見の結果は後で見るつもりで取り合えずクロちゃんを縛り直し
わたしは外へ出る。
スージィちゃんはドアの前で小さくなっていた。
その手を引いてわたしの小屋へと向かう。
小さな共犯者を作るために。
54通常の名無しさんの3倍:03/08/25 00:42 ID:???
クロスレが隣・・・ちょっと笑ってしまった

588 名前: カテジナ・ルース O-2 [sage] 投稿日: 03/04/05 00:46 ID:???

小屋につくまでの間。
スージィちゃんは黙ってわたしに手を引かれるままに歩きながら
も、ずっと目に涙を浮かべて、時折り空いている方の手で擦って
いる。
なんだかとても痛々しいんだけど、わたしの「共犯者」になって
くれるまでは怖がって言うこと聞いて貰わないと困るので可哀想
だけど放置していた。

そんなこんなで小屋に戻ったわたしは非常食パックを取り出して
口にする。
後でクロちゃんの様子を見に行って黒キノコ料理の安全性が確認
されるまでは仕方ない。
元々自給自足の覚悟は出来ていたんだし。
ついでにお菓子の箱を開け、中にあった菓子の幾つかをスージィ
ちゃんに手渡す。
きょとんとして、真意を伺うようにわたしの顔を凝視する彼女に
向かってにっこりと微笑むと。
「どうぞ、おあがりなさいな」
ようやく嬉しそうな表情をするスージィちゃん。
子供の心を掴むにはやっぱりお菓子か玩具よね。
お菓子は今あげたから、次は玩具ね。
貸してあげるわ、生きた玩具を。
今まで怖がらせちゃってゴメンなさいねスージィちゃん。
お詫びにわたしがこれから楽しいことを教えてあげるわ。
55通常の名無しさんの3倍:03/08/25 00:44 ID:???
604 名前: カテジナ・ルース O-2 [sage] 投稿日: 03/04/09 00:21 ID:???
とりあえずはお菓子をもらったことで幾らかは恐怖心が収まった
スージィちゃんの背後にわたしはさりげなく回る。
「とても悲しいことを思い出させるかもしれないけど」
「?」
「あなたの住んでいたラゲーンは空襲に遭ったのよね?」
「!」
再び青ざめるスージィちゃん。
どうやら彼女にとって空襲で家族と離れ離れ〜気の毒だけど多分
生きてはいないわね〜になった悲しみよりも、未だ恐怖の方が先
にたっているらしい。
まあそれならそれでやりようがあるけど。
「わたしもあなたと同じ、ウーイッグは昨夜焼かれてしまった、
両親も生きているのかじうかもわからない…」
そう言って彼女を後ろから抱きかかえる。
「お姉さんも?」
「だから、あなたの寂しさ、悲しさはわかるわ…」
本当はウッソ君がいるからちっとも寂しくも悲しくもないけど。
流石にこの子くらいの年齢の頃はまだ両親がああも駄目駄目人間
だって気づいていなかったし、一人で生きていく術も持ってない
頃だから悲しくて寂しかったかもね。
「ううっ」
わたしに言われてみて今さらながら恐怖よりも悲しみが勝ったの
かまたも涙ぐみそうになったスージィちゃんに。
「でも泣いちゃ駄目よ」
わたしは最大限に優しい声でそう囁いた。
56通常の名無しさんの3倍:03/08/25 00:46 ID:???
605 名前: カテジナ・ルース O-2 [sage] 投稿日: 03/04/09 00:23 ID:???
「泣くよりももっと前向きなことをしましょうねスージィちゃん、
わたしと一緒に」
そう言って彼女のまだ小さい掌を握りしめる。
「う、うん」
ふふ、素直で可愛いわねこの子は。
まあ身近に特に可愛げのない雌餓鬼が一匹いるせいで余計にいい
子に見えるんだけど。
「あたし泣かない」
「いい子ねスージィちゃんは、ご褒美にお姉ちゃんの秘密を教え
ちゃおうかな」
「秘密?」
「さっきスージィちゃんが覗いてたこと、何だか教えちゃおうと
思って」
「!」
突然のわたしの申し出に驚愕に目を見張るスージィちゃん。
「どうしたの?」
「ほ、本当に?」
「ええ、でも、もちろんそれはわたしとあなただけの秘密よ」
「あたし誰にも言わない!」
「そう、それじゃ約束ね」
「約束する」
真摯な眼でそう言うスージィちゃんに、わたしは満足気に頷くと
「道具」を吟味して鞄に詰め、再び森の中の建物へ向かった。
今度はスージィちゃんを連れて。
57通常の名無しさんの3倍:03/08/25 00:47 ID:???
615 名前: カテジナ・ルース O-2 [sage] 投稿日: 03/04/12 01:13 ID:???
「クロちゃん、元気かしら?」
黒キノコ謹製昼食を試食させてから一時間。
様子見と、スージィちゃんの教育をかねてわたしはクロちゃんの
いる森の中の「監獄」へと戻った。
両腕をくくりつけられて縛られているけど吊られてないので苦痛
はさほどない筈。
それでもその表情は苦々しい。
もちろん囚われの身であることが大きな理由だけど。
下半身が大股を開いた惨めな格好で縛りつけてある羞恥がかなり
効いているようね。
とりあえず食後一時間の時点では異常なし、後は翌朝にチェック
するとして、もう一つの用件を開始。
「どうしたの、入り口に突っ立って、入ってらっしゃい」
ドアの方を振り向いてそう言うわたしにギョっとするクロちゃん。
まさかわたし以外の人間がいるとは思っていなかったらしい。
それもスージィちゃんのような小さい女の子が。
まあ小さい子だからクロちゃんの前に腰に手を当てて立つわたし
の影に隠れて見えなかったのかも知れないけど。
一方のスージィちゃん、ここに来るまでは好奇心に顔を輝かせて
いたけど、いざ中に入ってからは予想外の全裸大股開きの男の姿
に気圧されている。
さっきの覗いていた時は裸だとは気づかなかったらしいわね。
それでもおずおずと近づいてきて、わたしの後ろに隠れるように
くっついてくる。
ふふふ、わたしは子供は好きではなかったけど、素直ないい子が
懐いてくるというのは可愛いものね。
形はどうあれみなしご同士、わたしの妹になる?スージィちゃん。
58通常の名無しさんの3倍:03/08/25 00:49 ID:???
633 名前: カテジナ・ルース O-2 [sage] 投稿日: 03/04/16 01:13 ID:???

「なんなのだその子は?」
相変らず、これ以上ない弱い立場の癖に口調だけは偉そうなクロ
ちゃん。
わたしが躾にうるさい「飼い主」だったら酷いお仕置きをしてる
ところよ、口の利き方程度には目くじら立てない寛大なわたしに
感謝して欲しいわね。
「お姉ちゃん、誰このおじさん」
一方でスージィちゃんも怪訝な声で質問しつつ、わたしにピタリ
とくっついている。
さっきまであんなに怖がってたわたしにこうも懐いてくれるとは
嬉しいわね。
「ちょっと待ってね」
スージィちゃんの頭を撫でて待たせておいてから、クロちゃんに
冷たい視線を浴びせる。
「この子はラゲーンの難民よ」
「!」
その一言でクロちゃんが硬直する。
ふふふそうよね、あなた達ベスパ、それもイエロージャケットが
焼き払った街、その生き残り、しかもこんないたいけな子供を目
のあたりにして平静ではいられないわよね。
こんな子供が自分たちによって住む家も家族も奪われた、そんな
厳然たる事実をつきつけられては。
特にクロちゃん、あなたのようなタイプはなおさらね。
59通常の名無しさんの3倍:03/08/25 00:50 ID:???
634 名前: カテジナ・ルース O-2 [sage] 投稿日: 03/04/16 01:15 ID:???

確証はないけど、多分クロちゃんはラゲーン空襲に参加してない
と思っている。
テストパイロットだから、というだけでなく。
拷問で聞き出した部隊所属コードが日付の後ろに暗証番号を付与
したものだったのだけど、その日付がラゲーン陥落の翌日だった
ことから恐らくは地球に来たばかりだということから。
ともう一つ。
クロちゃんが昨夜のわたし(怒りは演技だったけど、空襲で家族
と離れ離れになったのは事実)や今のスージィちゃんを前にして
こんなに動揺しているのにも理由がある。
それは多分わたしとウッソ君が目撃した、ヘリによる人間の狙撃
という残虐な手口だと思う。
潔癖症なのね、きっと。
パイロットをやってる以上は同じMSに乗った敵を殺すことには
ためらいはないのだろうけど。
あるいは非戦闘員であっても、自分の目に見えないところで命を
奪われる分には気にならないのかもしれないけど。
それでも自分が属している組織によって孤児にされた、こんなに
可愛い女の子を出してこられては「自分は関係ない」とはとても
言えないわよね。
でも、言わせてみようかしら。
もう充分に恥を晒してるクロちゃんだけど、最後の矜持まで奪う
のも面白そうだから。
60通常の名無しさんの3倍:03/08/25 00:51 ID:???
640 名前: カテジナ・ルース O-2 [sage] 投稿日: 03/04/18 00:30 ID:???
「流石に冷血なベスパでも少しは動揺したようね」
自分でも思ってもいないようなレッテル貼りをしてクロちゃんの
罪悪感を煽るわたし。
「この子の顔を真っ直ぐ見れないでしょ?この人殺し!」
ふふふ、効いてる効いてる言葉のジャブが。
仮にも軍人が、自分が所属している軍隊のやったことに対しその
被害者相手に「自分は直接参加してないから責任はない」などと
言ったとしたら。
確かに理にはかなってることだけど、道義的にどうかと思われる
発言よね。
真面目そうなクロちゃんはその手の責任逃れのような発言はした
がらないように思える。
だけど。
その「自分の参加してない作戦」の責任で身の毛もよだつような
目に遭わされるとしたら。
恥も外聞も捨てて、自分には責任がないから許してくれと言って
しまうかしら?
既にわたしの拷問で機密を喋ってしまったクロちゃんだけど。
最後に残った誇りも何もかも投げ捨て、許しを請うのかしら?
物凄く興味あるわ。
わたし自身は、これから加える恥辱には耐えかねると思うわ。
何しろクロちゃん、あなたは。
ただ苦痛を与えられるだけではなく。
こんな幼く無邪気な女の子の前で、惨めな姿を晒すことに、いえ、
その幼い子にすらも恥辱を与えられるのだから。
ウフフフフ、アハハハハ
61通常の名無しさんの3倍:03/08/25 00:54 ID:???
666 名前: カテジナ・ルース O-2 [sage] 投稿日: 03/04/21 23:43 ID:???

「お、お姉ちゃん、この人…」
わたしにしがみついていたスージィちゃんが、子供なりにわたしと
クロちゃんの会話から事情を察したのか怖々と聞く。
「スージィちゃん、わたしが一緒にいる、わかるわね」
「?」
「わたしが一緒にいるから何があっても怖くないわよね」
「…うん…怖くない…」
いかにも本当は怖いと言わんばかりの顔で答えるスージィちゃん。
「そう、じゃ教えてあげる、この人はベスパのイエロージャケット
のパイロットよ」
「!」
それを聞いた途端、スージィちゃんはわたしの脚に更に強くしがみ
ついてポロポロ涙を零して震える。
やっぱり、トラウマになっちゃってるのね、可哀想に。
「ほら泣かないで、わたしが一緒にいるから怖くないって言ったで
しょ、ね」
極力優しい声をかけてあげるが、それは単にわたしへの信頼を増す
だけで、より強い力でしがみついてくる。
ごめんね、こうなることはわかっていたんだけど、効果が絶大だと
思って。
「どう?」
スージィちゃんに向けていた演技ではない優しい眼差しを、演技が
半分以上を占める殺気のこもった視線に変えてクロちゃんを改めて
見据える。
「ベスパという名前を聞いただけでこの子はこんなに怯えてるの、
自分達の罪深さを思い知ったかしら?」
言われてクロちゃんは苦悩に満ちた表情を浮かべる。
うふふ、中々男の色気があるわよ、その顔。
62通常の名無しさんの3倍:03/08/25 00:56 ID:???
676 名前: カテジナ・ルース O-2 [sage] 投稿日: 03/04/24 00:10 ID:???

「何とか言いなさい、それともあれかしら、血も涙もないベスパ兵
にとってはこんなことは気にもならないとでも言うの?」
わたしの言葉の鞭がクロちゃんの良心を激しく打ち据える。
さりとて仮にも一軍の将校が、自軍の行為を否定するような軽挙は
出来ず、板挟みでますます苦悩する。
うふふ、いい表情するじゃない。
ウッソ君の脅えの表情には及ばないけど、中々のものよ。
「そう、こんな小さい子をこんな目にあわせて平然としていられる
鬼畜だということね、それならばこっちもそれなりの対処をさせて
貰うわ」
クロちゃんの内心の葛藤に気づかないふりをして、その沈黙を勝手
に解釈したように見せかけて断ずる。
「スージィちゃん…」
その小さな掌を上から握る。
「いいものをあげるわ」
そして通常は華奢な造りに見える筈なのに幼女の小さな掌では握る
のがやっとのスティレット(剣を模したペーパーナイフ)を握らせる。
刃物も色々と用意してあるけどスージィちゃんの手にはこれくらい
しか持てない。
「あなたの力でも、心臓を狙えば一撃よ」
わたしの顔と、クロちゃん、そして持たされたスティレットを順々
に見比べながら目を丸くするスージィちゃん。
「逃げられないようにするから」
言いつつ緩くしていた両手の吊りを天井へとつり直し。
両脚の開きもきつくし直した。
63通常の名無しさんの3倍:03/08/25 00:57 ID:???
678 名前: カテジナ・ルース O-2 [sage] 投稿日: 03/04/24 23:54 ID:???

又もきつく拘束され直したので何事かと思いつつ、つきつけられた
苦悩に気を取られて抵抗しなかったクロちやんも、スージィちゃん
の手に握られている物を見てようやく慌てたけど。
既に手足は全く動かせない。
唯一自由になる首を激しく振りながら。
「子供に刃物を持たせて何を?ま、まさか?」
わたしに問い掛けるが。
「鬼畜相手に聞く耳も話す口も持たないわ」
そう冷たく跳ねつける。
「さあスージィちゃん、遠慮はいらないわ」
もう一度スージィちゃんの手にわたしの手を添えて、ゆっくりクロ
ちゃんの方へと近づく。
「や、止めろ、止めさせるんだっ!」
身動きできずに蒼白な顔で言うクロちゃん。
「いくわよ」
わたしがそう宣言しても、肝心のスージィちゃんは一向に刃を突き
出そうとはしない。
添えた手を離すと同時に、スティレットも床に落ちる。
予想通りね。
「どうしたの?」
優しく問い掛けるとスージィちゃんはかぶりを振る。
「こんなことしたくない…」
そうよね、復讐のためとは言え子供が人殺しをするもんじゃないわ
よね。
クロちゃんにはもっと楽しいお仕置きをしなくちゃ。
64通常の名無しさんの3倍:03/08/25 00:58 ID:???
682 名前: カテジナ・ルース O-2 [sage] 投稿日: 03/04/27 00:12 ID:???

「優しいのね、スージィちゃんは…」
わたしはスージィちゃんの頭を撫でる。
今日一日で何回目かしら、それだけいい子ってことだけど。
「それじゃ別のやり方でこの人を罰してあげましょう」
「別の?」
「そう、殺すだけが復讐じゃないわ、別のお仕置きをするのよ」
「?」
「許してくれって泣き叫ぶようなお仕置きをね」
「??」
「それに、どうせするならやって楽しいお仕置きをしましょう」
「???」
いくつものクエスチョンマークがスージィちゃんの周囲を浮遊して
いるのが見える。
まあ百聞は一見にしかずよね。
そこで視覚イメージに訴えかける。
「さっきスージィちゃんが覗いていた時も、実はこの人にお仕置き
をしているところだったの」
「本当?」
思ったとおり謎めいた窃視光景はスージィちゃんの記憶に強く印象
づけられていたのか、困惑していた瞳が一気に興味津々の色へと彩
を変える。
「でもあんな隙間からだと良く見えなかったでしょう?」
コクコクと首を縦に振る、乗り気になったようね。
「今度はよく見えるように、とりあえずわたしがお手本を見せてあげる、
とっても楽しいんだから」
さあいくわよクロちゃん、いや生きた教材さん。
ウフフフフ、アハハハハ。
65通常の名無しさんの3倍:03/08/25 00:59 ID:???
688 名前: カテジナ・ルース O-2 [sage] 投稿日: 03/04/30 00:26 ID:???

「まずは…」
小さな肩に両手を置いて安心させつつ。
わたしが視線を落とすと、スージィちゃんも倣って落とす。
視線が大股開きのクロちゃんの股間に至った時点で、慌ててその目
を反らそうとするスージィちゃん。
やっぱり幼女には刺激が強すぎる光景かしら?
でもこれ位は慣れて貰わないと楽しいお仕置きの半分も出来ない。
「どうして目を逸らすの?」
「え?だって…」
「…恥ずかしい、の?」
「うん…」
「あらどうしてかしら?スージィちゃんが裸にされているわけじゃ
ないのよ?」
「でも…」
「恥ずかしいのはこの人の方でしょ?ま、それも罰の一つなんだけど
ね、いい、お仕置きする方が恥ずかしがっちゃ駄目よ、さぁ、わたしが
一緒にいるから頑張って」
「…うん、お姉ちゃんがそう言うなら…」
肩に置かれたわたしの手をギュっと握って、スージィちゃんが健気な
返答をする。
あらあら、いつの間にかわたしに心酔してるわね、いい兆候だわ。
わたしに憧れ同じ道を辿る、それはいい選択よ。
世の中には男の都合のいい生き方をする女が多すぎる。
わたしのような生き方を選ぶ女がもっといてもいいはずなのに。
スージィちゃん、あなたがわたしについて来るなら…。
約束するわ自分らしく輝やいていける人生を。
66通常の名無しさんの3倍:03/08/25 01:01 ID:???
699 名前: カテジナ・ルース O-2 [sage] 投稿日: 03/05/06 00:35 ID:???

「ねえ、わかっていると思うけど…」
「うん、あの人、いやクロちゃんのこと誰にも言わない」
「よろしい」
まだ昂奮が収まらないのか顔を火照らせているスージィちゃんの手
を引いて、わたしはカサレリアの集落へと戻る。
教育と称してスージィちゃんの前でクロちゃんにしたのは今までに
やった責め苦だけで、いわばおさらいのような物だったけど。
スージィちゃんにとっては今まで想像も出来なかった世界。
わたしとしても、何も知らない小さな子を前にしての体験は予想外
に心躍るもの。
そして。
クロちゃんにしてみれば幼女の前でいたぶられるのは筆舌に尽くし
難い屈辱だったようね。
魂が抜けたような顔していたもの…ウフフフフ。
思わず思い出し笑いをするわたし。
「どうしたの?」
「ふふふ、さっきのクロちゃんの顔思い出してたの」
そうスージィちゃんに答えた次の瞬間…。
わたしの綻んでいた顔は一瞬にして凍りついた。
昨夜から着陸しているリガ・ミリティアの戦闘機の下に肌を密着させ
仲良く潜りこんでいるウッソ君とマーベットさんの姿を見て。
黒キノコ、あんたの言ってたことは嘘じゃなかったようね。
どうやらウッソ君はあの大女を個人的にお手伝いしているみたいね。
気が落ち着くまで天を仰ぐわたし。
今の顔を見られたら折角なついてくれたスージィちゃんがまたわたし
を怖がってしまうわ。
67通常の名無しさんの3倍:03/08/25 01:22 ID:???
719 名前: カテジナ・ルースの素顔O-2 [sage] 投稿日: 03/05/13 00:07 ID:???
準備は出来ていた。
拘束具と拷問具は揃えてあった。
ウーイッグから持ち出した物と、カサレリアで調達した物を。
わたしは本気だ。
浮気と言うこの世でもっとも悪辣な真似をしたウッソ君を心底から
反省させ、二度と同じ過ちを繰り返させないために。
あえて心を鬼にして、徹底的な懲罰を与えることを。
ところが。
「カテジナさんって優しいんですね」
突然の一言に、わたしは面食らった。

夕食を終えたわたしとウッソ君は、仮のわたしの居室となった離れ
小屋にいた。
周囲の目を逃れての逢引と言うわけね。
まあ別に誰に憚ることもないんだけど。
あえて人目につくことをする必要もないから。
それに今回の逢引、お仕置きが目的だったから。
だけど小屋に入ってくるなり、ウッソ君がわたしに言ったのだ。
まさかわたしが何を考えているかをわかっていておべっかを使った
わけでもないと思うけど。
「どうしていきなりそんなことを言うの?」
「あの今日一日、あのスージィって子と遊んであげてたそうじゃない
ですか、あの子も日頃はお爺さん達の手伝いで忙しくて、今日は折角
何もしなくてもいい日だったのに、オデロさんやウォレン君が遊んで
あげられなくて朝から寂しそうにしていたって、それがカテジナさん
手を繋いで楽しそうに帰って来たって…」
「ああ、あの子のことね」
ふふふ、わたしがあの子に教えたことを知っても同じことが言えるの
かしらね。
68通常の名無しさんの3倍:03/08/25 01:23 ID:???
727 名前: カテジナ・ルース O-2 [sage] 投稿日: 03/05/18 00:22 ID:???
ウッソ君の言葉で。
わたしの意識は半日前へと戻った。

「いいことスージィちゃん」
興味半分、不安半分の瞳をわたしとクロちゃんの間で右往左往させて
いるスージィちゃんの両肩を掴んで噛んで含めるように聞かせる。
「どうしてクロちゃんを裸にしたか、それは恥ずかしい思いをさせる
のと同時に、二つの弱点を攻めるためなの」
「弱点?」
「そう、一つは女の子でも簡単に大の男を倒せる場所を剥き出しに
する」
そう言うとスージィちゃんが赤面する。
男の急所といえば大体想像がつくらしいわね。
「そしてもう一つ、男としての尊厳を奪い取る場所もね」
今度は意味不明らしく、可愛く首をかしげる。
ふふ、わからなくてもいいわ、今に覚えるから。
「それじゃ」
クロちゃんの脚を拘束したロープを滑車で引っ張り、再び大股開きの
姿勢にする。
「や、やめろっ!」
絶叫するクロちゃん。
うふふふ、あられもない姿を小さな女の子の前で晒すのがよっぽど嫌
なようね。
でもね。
バコッ!
スージィちゃんの目によーく見えるように、わざと速度を落とし。
そしてギリギリで睾丸直撃を避け、内股に当たって大きな音を立てる
角度で蹴りを入れた。
69通常の名無しさんの3倍:03/08/25 01:24 ID:???
732 名前: カテジナ・ルースの素顔O-2 [sage] 投稿日: 03/05/19 23:24 ID:???

「うがあっ!」
クロちゃんの身体が宙吊りのままに跳ね上がる。
いくら直撃を避けたとはいえやはり効いたようね。
呻き声をあげて悶えるクロちゃんの前にわたしは両手を腰に当てて
仁王立ちする。
「やめろ、ですって?捕虜の癖に命令するつもり?クロちゃん?」
突然の悶絶に驚きながら、そんなわたしの姿を見るスージィちゃん。
ふふふ、どうかしら?
カテジナお姉さんは格好いいでしょ?
「さて、やめろじゃなくて何て言えばいいのかしら?」
言われても答えず、俯いたまま荒い息を吐くクロちゃん。
「あらっ?随分と反抗的ねえ」
そう言いつつクロちゃんの周りをグルグル回り正面で立ち止まる。
小さな「観客」の目を充分意識して、意図的に芝居がかった言動を
心がけているのよ。
「それともこの子の前だからって虚勢張ってるのかしらね?駄目よ
クロちゃん、あなたがこの子に出来る償いは思いっきり惨めな姿を
晒して楽しくせることだけなんだから」
そう言いながら俯いていたクロちゃんの髪を掴んで引き起こした時
わたしの背筋に電気が走る。
クロちゃんの脅えの浮かんだ眼に。
ただ単に脅えすくんでいるんじゃなくて、一生懸命虚勢を張ってる
のに、根源的な人間としての弱さが透けて見えるのよ。
わかったわ。
薄々感じてはいたけど、今はっきりとわかった。
彼はわたしに虐められるべくして生まれてきた存在なのよ。


70通常の名無しさんの3倍:03/08/25 01:26 ID:???
738 名前: カテジナ・ルースの素顔O-2 [sage] 投稿日: 03/05/21 23:43 ID:???
ここ数十時間、わたしの玩具になっているクロちゃん。
今までは捕虜、しかもリガ・ミリティアに引き渡さないでいるのだ
からある意味匿っているようなものだという意識からわたしは彼
をいびっていた。
しかしたった今、そんな理由付けなど吹っ飛んだ。
彼の目を見た瞬間にわたしは悟った。
これはクロちゃんの背負った業(カルマ)なんだと。

金槌と釘。
人は金槌で釘の頭を叩く。
決して逆はありえないわ。
金槌は叩くためにあり、釘は叩かれるためにある。
そしてわたし達二人もそういう宿命を背負っている
わたしは虐める側。
クロちゃんは虐められる側。
そういう風に生まれついたわたしたちがカサレリアの空で出会った
のは天の配剤だったのよ。
けれど。
わたしにはウッソ君という将来を誓った相手がいる。
だから彼とずっと一緒にいることはできない。
あなたが来るのが遅すぎたのよクロちゃん…。
それでもこうして出会えたのだから。
せめてここに一緒にいる間は、たっぷり可愛がってあげるわね。
一生忘れられない思い出を作ってあげる。
ウフフフフ、アハハハハハ。

71通常の名無しさんの3倍:03/08/25 01:27 ID:???
747 名前: カテジナ・ルース O-2 [sage] 投稿日: 03/05/28 23:21 ID:???
「いい、よーく狙いをつけるのよ」
大股を開かされたクロちゃんの前にスージィちゃんを立たせて。
わたしは急所蹴りを促す。
今日は色々と教えてあげるつもりだけれど。
まずは別段わたしのような生き方を選ばなくても、痴漢退治などに
役立つ急所蹴りから伝授しなければ。
これもただ蹴ればいいというものではないのよね。
あまり弱すぎると効き目が無いし。
かと言って強すぎると睾丸を砕いてしまう。
確実に苦痛を与え、それでいて負傷はさせないようにするには。
痴漢などをする不埒者や、ましてや通り魔の類なら砕いてしまっても
問題ないけど、将来スージィちゃんがお気に入りの男の子を躾ける時
にも応用出来るように的確な強度を覚えさせないと。
まあスージィちゃんの場合はまだ子供だから、万が一力を入れすぎて
も砕いちゃう心配は無いから。
今のうちに蹴ることに慣れておけば自然に覚えるでしょ。
「な、何を?」
不安げに聞いてくるクロちゃん。
「口の聞き方を知らない人相手にもはや聞く耳も話す口ももたない」
ピシャリと言い放つ。
「特に物の頼み方も知らない人にはね」
頑として言葉使いを改めようとしないクロちゃんへの最後通告だ。
「...........」
黙ったままのクロちゃん。
バカよねえ、ここまで生き恥晒してる癖に何をいまさら意地張ってる
のかしら。
まあいいわ、そのつまらない意地を力ずくで砕いてあげる。
でなきゃ別の方を砕くまでよ。
72通常の名無しさんの3倍:03/08/25 01:28 ID:???
751 名前: カテジナ・ルースの素顔O-2 [sage] 投稿日: 03/05/31 00:14 ID:???
「さあスージィちゃん、思いっきり蹴りなさい」
わたしの言葉の同時にスージィちゃんの足はクロちゃんの股間へと…
飛ばなかった。
やはり寸前で躊躇しちゃったようね。
恐る恐るわたしを振り向き。
「ごめんなさい」
と謝る。
「いいのよ、優しいのねあなたは」
そう言って頭を撫でてあげる。
「そんな優しいあなたのかわりに、わたしがこの人を罰するからもう
今日は戻りなさい」
「え?」
優しげながら見切りをつけたようなわたしの言葉に当惑するスージィ
ちゃん。
せっかく垣間見た新しい世界の扉が目の前で閉まっていくのを感じて
いるようだ。
「…あの…」
「いくら憎いヴェスパ兵でも、優しいあなたには蹴ったりすることは
出来ないのよね?」
「…できる…できるよ」
「そう、ならやってみなさい」
「うん」
覚悟を決めた表情のスージィちゃん。
「ちょっと待て!」
わたし達が勝手に話を進めていることに気づいて慌てるクロちゃん。
「何を勝手なことを!」
だけど彼の意思なんてわたし達にはどうでもいいことだった。
73通常の名無しさんの3倍:03/08/25 01:29 ID:???
753 名前: カテジナ・ルースの素顔O-2 [sage] 投稿日: 03/05/31 23:30 ID:???

わたしが叫ぶクロちゃんを完全に無視するものだから。
それを倣って無視を決め込む感心なスージィちゃん。
「さあ、まずは足を前に踏み出すのよ」
そう言われて目を瞑ったスージィちゃんの足が今度こそはクロちゃん
の股間にめり込んだ。
「!!!!!!」
声にならない呻き声をあげるクロちゃん。
目を開けてその様子を見ていたスージィちゃんがわたしを振り返る。
「うーん。今度は目を瞑らないで蹴ってみなさい、この人の目を見て
蹴るのよ」
コクリと頷くスージィちゃん。
怖々ながらとりあえず一発入れたことで度胸がついたようね。
「ぐぅぅぅぅ、ま、待て!!!!!!」
制止しようとするクロちゃんを無視して、今度はその目をしっかりと
見据えたまま、二発目が炸裂。
悶絶するクロちゃんを見るスージィちゃんの目が少しだけ楽しそうな
のをしっかりと見て取ったわたしは満足げにうなずく。
「今度は良く出来たわ、でもやっぱりまだ小さいあなたのキックじゃ
それほど効いてないみたいね」
「効いてないの?」
目の前で苦悶するクロちゃんの姿より、わたしの言葉の方を信じるの
ね、いい子だわ。
「今度は膝を使ってみなさい、子供でも充分効き目があるわ」
その言葉はスージィちゃんよりもむしろ痛みに呻くクロちゃんの方に
聞かせるようにわたしの口から放たれた。
74通常の名無しさんの3倍:03/08/25 01:30 ID:???
759 名前: カテジナ・ルースの素顔O-2 [sage] 投稿日: 03/06/02 23:38 ID:???

「そ、そんな、止めてくれ」
青い顔で制止するクロちゃん、だけど。
「ほら、もう少し近づかないと膝は届かないわ」
完全に無視してスージィちゃんの背中を押す。
「その位置で思い切り膝を上にあげるのよ」
「えいっ」
素直なスージィちゃんが私の言うとおりにしても、なかなかクロちゃん
の股間に膝頭が届かない。
最初からわかっていた。
「届かないよお姉ちゃん」
振り向いて残念そうに言うスージィちゃんを宥めつつクロちゃんの様子
を伺うと。
明らかにほっとした顔をしている。
ふふふ。甘いわね。
「それじゃあスージィちゃん、助走して勢いつけてジャンプしてごらん
なさい」
「何いっ!」
このやり方は予想していなかったのか絶叫するクロちゃん。
飛び膝蹴りならスージィちゃんでも届くし。
第一全体重が直撃する。
いくら軽いスージィちゃんとはいえ、全体重をぶつけられてはクロ
ちゃんの急所は砕けるかもしれない。
「うつ、うわっ、よせっ!」
狂ったように叫ぶクロちゃん、馬鹿よね、そんな反応したら子供は
余計に面白がるわ。
泣き叫んで許しを請えば、スージィちゃんが同情して止めてくれる
かもしれないのに。
75通常の名無しさんの3倍:03/08/25 01:32 ID:???
773 名前: カテジナ・ルースの素顔O-2 [sage] 投稿日: 03/06/06 23:47 ID:???
わたしが無視を決め込む限り、スージィちゃんもそれに倣ってクロ
ちゃんの叫びを無視する。
このままではスージィちゃんのジャンピング・ニーバットが股間を
直撃してしまう。
別にそうなってもわたしとしては痛くも痒くもないけど。
最後のチャンスをあげるとするわ。
確か東洋の古典にこういう話があったわね。
ブッダ(釈迦)が悪人が唯一した善行に免じ救いの糸を垂らしてあげる
話が。
一向に態度を改めないクロちゃんを助けてあげる義理なんてないんだ
けれど。
ふふふ、わたしはボーディサットバ(菩薩)のように慈悲深いのよ。
「あらあら、この人が何か喚いているわ」
今まで無視していたわたしがいきなりそんな事を言い出したので真意
を図りかねてきょとんとするスージィちゃん。
「もしかして蹴られるのが嫌なのかしらね?」
「うーん」
答えに困って指を咥えるスージィちゃんが可愛いわ。
「でも人に物を頼む時にはそれなりの態度って言うものがあるから、
気にしなくていいわね、さあ、スージィちゃん、部屋の端まで行って
走ってきなさい」
「うんっ」
勢いよく駆け出すスージィちゃんを見てとうとう耐え切れなくなった
のか。
「や…やめてください…」
クロちゃんの口から搾り出すような言葉が漏れた。
76通常の名無しさんの3倍:03/08/25 01:35 ID:???
781 名前: カテジナ・ルースの素顔O-2 [sage] 投稿日: 03/06/08 23:37 ID:???

「ふーん、止めて欲しいんだ、でも誰に何を止めて欲しいのかしら
ね、わかる?」
わかりきってる事をスージィちゃんにふる。
「知らない」
わたしの意図を汲んでか、プルプルと首を横に振る。
「そうよね、じゃあ気にしないで行ってらっしゃい、思いっ切り勢い
をつけて走ってくるのよ」
「はーい」
「うわっ、ま、待てっ!」
元気良く返事するスージィちゃんを見て慌てるクロちゃんだけど。
そういう言葉遣いしている限りは救いの手は差し伸べられないのよ。
無視するわたしを見てうなだれたクロちゃんの口から、再び搾り出す
ような声が漏れる。
「待ってください…お嬢さん…」
「お嬢さん?どこのお嬢さん?」
「そ。それは…」
ここでわたしはまだクロちゃんに自分の名前を教えていない事に気が
ついた。
一方的に責め立てる分にはこっちのことなんて教える必要がなかった
から。
そしてここで一つひらめいた。
名前を知らないという事は、それを教えてあげることを条件にして、
また色々と遊べるということを。
玉蹴りを許してあげる条件の前に、まずは名前を教えて貰う条件を
クリアしなくてはいけないのよ、クロちゃん。
スージィちゃんという観客がいることだし、ここは一つ、わたしの
智謀の限りを尽くして、あなたの心を挫いてあげるわね。
ウフフフフ、アハハハハ。
77通常の名無しさんの3倍:03/08/25 01:37 ID:???
787 名前: カテジナ・ルースの素顔O-2 [sage] 投稿日: 03/06/11 23:23 ID:???
名案を思いついて思わず微笑んだわたしに。
「お姉ちゃん」
スージィちゃんが小声で話しかける。
「あたしが走って来て、蹴る真似して脅かすんでしょ?」
あらあら、何も言ってないのに。
まったく恐ろしいほど飲み込むの早い子ね。
一を聞いて十を知るとはこういう子を言うのね、末恐ろしいわ。
「そうよ、寸前で止まってね」
「うん」
短い密議を終えて、スージィちゃんは部屋の端へ。
「さて、あなたは誰に何を頼みたいの?」
「その、いや、うううぅ」
「どうやらわたし達に話があったわけじゃないようね、それじゃあ
スージィちゃん、カムヒア」
「うん」
嬉しそうな笑顔を浮かべたスージィちゃんがダッシュする。
「うわぁぁぁ!」
クロちゃんが恐怖の叫びをあげて。
「止めてください、お嬢さんっ!」
スレスレでストップしたスージィちゃん。
しかし勢いがつき過ぎていたのか完全なブレーキはかからず。
「あっ!」
「うごっ」
つんのめって頭から突っ込んでしまった。
クロちゃんの股間に。
「アハハハハ、スージィちゃん、わたしは蹴れとは言ったけど頭突き
しろとは言ってないわよぉ」
わたしは笑った、今度は演技抜きで、心から。
78通常の名無しさんの3倍:03/08/25 01:38 ID:???
792 名前: カテジナ・ルースの素顔O-2 [sage] 投稿日: 03/06/14 22:29 ID:???

「いた〜」
転んだスージィちゃんは立ち上がると照れたように舌を出す。
わざとじゃなかったようね。
頭突きをくらったクロちゃんの方はというと。
「ぐぐぐぐぐ」
俯いて身体を痙攣させている。
でもまあ思いっきり膝を入れられるよりはマシだと思うわよ。
「失敗しちゃったわね、じゃあもう一回やってみる?」
「うんっ!」
スージィちゃんが元気よく返事をした刹那。
「まって!」
悶絶していたクロちゃんが涙目で声をあげる。
「やめてください…スージィさん」
ふふん、考えたわねえ。
わたしは「お姉ちゃん」としか言われてないけどスージィちゃん
の方はわたしが思いっきり名前を呼んでいるから。
ちょっと注意を傾ければ聞き取れる。
でも、それで助かったと思うのかしらクロちゃん。
幼女に敬語で話しかけるのは屈辱でしょうね。
だけどその程度で許してあげるほどわたしはお人好しじゃない
のよ。
素直にわたしの名前を教えて貰えるようにすればよかったのに。
そういうチートをするならわたしにも考えがあるわ。
スージィちゃんがわたしを見てどうすべきかの指示を仰いでいる。
わたしはゆっくり首を横に振る。
「ダメね、そんな頼み方じゃ」
79通常の名無しさんの3倍:03/08/25 01:39 ID:???
795 名前: カテジナ・ルースの素顔O-2 [sage] 投稿日: 03/06/16 22:46 ID:???
なりゆきを見守っているスージィちゃんの前で。
吊りから解放したクロちゃんの両手を後ろ手に縛り。
股裂き拘束も緩める。
その間、何度かクロちゃんはわたしの隙を覗っていたけど。
その都度殺気を感じたのか消沈して黙ってされるがままになる。
後ろ手のまま座り込んだ形にクロちゃんを拘束し直す。
逃げられはしないけど、身動きくらいは出来る程度に。
何しろこれからクロちゃんには色々してもらわなきゃいけないの
だから。
その正面にスージィちゃんを立たせると、わたしは色々な玩具の
入った鞄を手にクロちゃんの背後へと回る。
「許してほしいなら、それなりの頼み方と言うものがあるでしょう
ほら」
そう促したのに、クロちゃんはわたしの方を振り返る。
ゲシィ!
ボールを蹴るようなキックでクロちゃんの背中に一撃。
「ぐはっ!」
「誰がわたしの方を見ろと言ったの?早くスージィちゃんに許して
くださいとお願いするのよ、ほら早く」
「…スージィさん、どうかもう蹴らないでくだーっ!」
ピシャーン!
今度は革手袋を嵌めた掌で背中を引っぱたく。
「スージィさん?お願いする相手にさんづけ?ふう、まあさんだから
この程度で許してあげたわ、スージィちゃんなんて言ったら…」
わたしは首を掻っ切るポーズをとる。
そのスージィちゃんはだいぶテンションの上がってきたわたしを見て
目を丸くしている。
一々言葉も仕草も芝居がかって進めていかないと、スージィちゃんの
眼にわたしのしていることがただの虐めか拷問に見える。
誤解されたら困るわ、これはショー、エンターテイメントなんだから。
80通常の名無しさんの3倍:03/08/25 01:41 ID:???
807 名前: カテジナ・ルースの素顔O-2 [sage] 投稿日: 03/06/20 22:50 ID:???


冷たく見下ろすわたしと、興味深そうにしているスージィちゃんを
交互に見ながら。
「あの…どう言えば」
困惑してわたしに質問するクロちゃん。
「頭悪いわね、決まってるでしょ『スージィ様』よ」
事も無げに言うわたし。
「………」
唖然として言葉を失うクロちゃん。
「あらどうしたの?せっかく親切に教えてあげたのに、早くお願いし
なさいよ」
「…そんな…」
頭を振るクロちゃん。
ふう、この期に及んで往生際悪いわねえ…。
「スージィちゃん、そっちの柱の滑車にかけてあるロープ引っ張って
くれない」
「それ?」
「ええ、もう一度股を開かせるから、滑車だからあなたの力でも充分
だわ」
「!」
わたしの翻意(のフリ)に焦るクロちゃん。
「今度は上から踏み潰してあげなさい、全体重かければ潰れる筈よ」
「まっ、待って、待って」
顔を真っ青にしたクロちゃんだけど。
「うるさい」
わたしはクロちゃんのお尻を蹴り飛ばす。
「人が親切に教えてあげた事を言えないのなら、もう容赦しないわ」
わたしの怒ったフリを見て、当事者でありながら観客でもあるスージィ
ちゃんはどうなることかとハラハラした顔になる。
どう、最高に愉しいショーでしょ?
ウフフフフ、アハハハハハ
81通常の名無しさんの3倍:03/08/25 01:43 ID:???
808 名前: 通常の名無しさんの3倍 [sage] 投稿日: 03/06/20 23:27 ID:???

「まったく往生際の悪い人ね、でも…」
急にトーンをさげて、クロちゃんの頭を後ろから撫でるわたし。
「最後にもう一回だけチャンスをあげてもいいかな」
コロコロ変るわたしの態度は、一体どうなることかとスージィを
ドキドキハラハラさせると同時にクロちゃんから冷静な判断力を
奪い始めていた。
本気とブラフの区別がつかなくなっている。
これこそが狙い、一石二鳥ね。
目の前にぶらさげられた餌に、追い詰められたクロちゃんは飛び
ついた。
痛〜い釣り針が入っているのを承知の上で。
「もう許してください、スージィ様…」
クロちゃんの口から屈服の言葉が漏れる。
ふふふ、言ったわね、とうとう言っちゃったわね。
こんな小さな女の子に「様」だなんて、フフフフ。
でもまだまだよ。
「頼み事をするにしては頭が高いんじゃないの?」
わたしがさらに追い込む。
その意図を知ったクロちゃんは、ぐっと唇をかみ締めると。
身体を前屈させて土下座した。
「スージィ様、もう許してください…蹴らないでください」
そう言った瞬間、クロちゃんの目尻から悔し涙が零れるのを見て。
わたしは興奮のあまり絶頂に達してしまった。
熱い粘液が太腿にまでしたたり落ちていった。
82通常の名無しさんの3倍:03/08/25 01:45 ID:???
816 名前: 通常の名無しさんの3倍 投稿日: 03/06/23 20:19 ID:6fe4ksk6
一瞬の恍惚状態から何とか正気に戻り、土下座しているクロちゃん
を見下ろす。
あらら目が真っ赤じゃない、涙目ってやつね。
わたしをここ迄興奮させるなんて、やっぱりあなたはわたしに責め
られるべくして生まれたのよ。
幼女に土下座なんてみっともない姿が何て似合うのかしら。
無意識の内に、わたしの足はクロちゃんの後頭部をグリグリと踏み
つけていた。
「ほら、許してほしかったらもっと頭を低くしなさい」
ああ、何ていい踏み心地かしら…と思ったところでわたしははたと
気づく。
つい自分が楽しむことばかり夢中になって、観客のスージィちゃん
の視線を忘れていた。
ちょっとスージィちゃんには刺激が強すぎたかしらね…。
おそるおそるスージィちゃんの方を見ると、きょとんとしている。
良かった、事情がわかっていると陰惨に見えてひいてしまうところ
だったわ。
「ほらごらんなさい、この人はあなたに蹴られるのが怖くて土下座
してるのよ」
言われて初めてクロちゃんの行動の意味がわかったスージィちゃん
は。
「本当?あははははは」
大声で笑い始めた。
わたしに頭を踏まれている姿は客観的に見れば滑稽だから。
ただ土下座の上に頭まで踏まれて、さらに幼女に嘲笑されるなんて、
クロちゃんの屈辱は並大抵のものじゃないわね。

83通常の名無しさんの3倍:03/08/25 01:46 ID:???
821 名前: カテジナ・ルースの素顔O-2 [sage] 投稿日: 03/06/26 21:26 ID:???
心底から楽しそうに笑うスージィちゃんに。
「で、どうするの?許してあげるの?」
そう尋ねると、笑顔のままこくんとうなずく。
わたしが「あら、もう許しちゃうの?」と言おうとした時、スージィ
ちゃんはウインクして。
「うーん、どうしようかなぁ?」
そう言い放つ。
もちろんクロちゃんには見えない。
すごいわスージィちゃん、もう許してあげるつもりだけど、本人には
それを教えずにじらそうというのね。
わたしはそんなテクニック教えてないのに。
あなたには天賦の才能があるようね。
ちょっと考え込んだ末に。
こっそりとわたしに近づいて来たスージィちゃんにこれからの展開
を耳打ちする。
それを聞いていたスージィちゃんが悪戯心一杯の笑顔を浮かべると。
わたしに頭を踏まれ、涙を流したままのクロちゃんに向けて宣告を
下す。
「ワンちゃんの真似したら、許してあげる」
クロちゃんの絶望が、踏みつけた靴ごしにわたしに伝わってきた。
ゆっくりと足を外しても、クロちゃんは顔を上げない。
身体がブルブルと震えている。
泣いているのか、屈辱に耐えようとしているのか、どちらにしても。
「はい、そこにお座り」
さあクロちゃん、スージィちゃんが下した命令には従わなくてはいけ
ないわよ。
あなたは犬になったのだから。
84通常の名無しさんの3倍:03/08/25 01:47 ID:???
828 名前: カテジナ・ルース O-2 [sage] 投稿日: 03/06/28 23:43 ID:???
屈辱で真っ赤になった顔をあげて。
命令どおりペタリと座り込むクロちゃん。
「アハハハ、次はそこで回って」
渋々ながら命令に従うクロちゃんが面白いのか、笑い転げながら次の
命令を下すスージィちゃん。
わたしの誘導が効いたおかげではあるのだけど。
遊びのつもりで罪悪感なくクロちゃんを弄ぶその姿。
将来が楽しみだわ。
もっともクロちゃんの方は未成年とはいえ一応は大人に近いわたしに
虐待されるより。
たとえ遊び半分で、そんなに酷いことをされなくても。
幼女に責められるほうが何倍も何十倍も何百倍も屈辱的でしょうね。
しかも、脅されたとはいえ自ら進んで命令に従っているのだから…。
ロープに絡まりながらくるくる回る姿、素敵よクロちゃん。
「ふふ、随分従順になったわね、どうするのスージィちゃん、許して
あげる?」
「あたしは許してあげてもいいけど、お姉ちゃんはどう?」
わたしに話をふるスージィちゃん。
そう、わたしにお手本を見せて欲しいというわけね。
「この人わたしには許して欲しいと一言も言ってないから、許す必要
はないわね」
それを聞いて絶望した顔になるクロちゃん。
それはそうよね、幼女に土下座までして哀願したのが全て無に帰した
のだから。
85通常の名無しさんの3倍:03/08/25 01:48 ID:???
829 名前: カテジナ・ルースの素顔O-2 [sage] 投稿日: 03/06/28 23:53 ID:???

それでもさすがに少しは環境に適応してきたのか。
絶望の表情で固まっていたのはほんの数十秒だった。
「お嬢さん…お名前を教えてください…」
観念した表情を浮かべたクロちゃんがまだ何も言われてないのに自発
的にわたしに向けて土下座する。
「ふふふ、随分と素直になったわね、そんなに蹴られるのが嫌?軍人
のくせにプライドというものはないのかしら?」
再びその頭をグリグリと踏みにじる。
反抗の気力を失ったクロちゃんはただ身体を震わせて屈辱に耐える。
「仕方ないわね、教えてあげるわ、わたしはカテジナ・ルース」
言いながらクロちゃんの顔の下に靴を指し込み、顎に引っ掛けてクイ
と持ち上げる。
色んな感情がないまぜになった表情を浮かべた顔を見下ろす。
「これから先死ぬまであなたの生殺与奪を握る者よ、よく覚えておき
なさい…」
そしてクロちゃんの目前に靴を差し出す。
「キスしなさい…」
少しだけわたしとスージィちゃんを見比べたクロちゃんだけど。
わたしが冷厳に見下ろしたままで、スージィちゃんも興味津々で観察
しているのを見て観念したのか。
目を伏せたままわたしの靴に口をつけた。
その瞬間またも絶頂に達しかけたわたしだけど何とか持ち直す。
それにしても…。
良かったわねクロちゃん、あなたの玉は砕かれずにすんだわ。
その代わりあなたのプライドは粉々に砕け散ったけど。
男としての体面、軍人としての面子、それが傷つけられても五体満足で
すんだのだから良かったじゃない。
ウフフフフフ、アハハハハハ。
86通常の名無しさんの3倍:03/08/25 01:49 ID:???
835 名前: カテジナ・ルースの素顔 O-2 [sage] 投稿日: 03/07/01 23:25 ID:???

「あははははは」
クロちゃんの靴へのキスを見てスージィちゃんがまた笑う。
その笑い声がまた、クロちゃんの心を鞭打つ。
仕方ないわ、あなたは肉体の苦痛から逃れるために精神の苦痛を自ら
選択したのだから。
「あの…カ、カテジナさ…」
震える声でわたしに声をかけようとする。
「よく聞こえないんだけど?わたしのことを今なんて言ったの?」
「カ…カテジナ…様…」
「何かしらクロちゃん」
「許していただけるのでしょうか?」
「いいわ、許してあげる、玉を蹴り潰すのはね」
「ありがとうございます…」
言われてもいないのに這いつくばって礼を言うクロちゃん。
ふふふ、スージィちゃんの教育のためにと思って連れてきたけど。
クロちゃんの躾にもこうまで有効だったとは予想以上の成果だわ。
「じゃスージィちゃん、クロちゃんへのお仕置きをはじめるわよ」
「?」
「!」
スージィちゃんは意外そうな、クロちゃんは愕然とした顔をする。
「まだするの?」
「そんな、約束が違がっ!」
口応えするクロちゃんの脇腹に爪先をめり込ませる。
「はあ?わたしは玉を蹴り潰すのは許してあげると言ったけど、
お仕置きを許してあげるなんて一言も言ってないわよ」
そう、わたしは嘘は言ってないわ。
事実の一部を隠していただけよ。
87通常の名無しさんの3倍:03/08/25 01:51 ID:???
844 名前: カテジナ・ルースの素顔 O-2 [sage] 投稿日: 03/07/05 23:12 ID:???
恐怖に震え、それでいて抵抗する気力も失い。
後ろ手に縛られたまま転がっているクロちゃんを尻目に。
スージィちゃんを手招きしたわたしは鞄を開いて中に入った道具の数々
を見せる。
「これがお仕置きの道具よ」
「これが?」
スージィちゃんがその中の一つ、蝋燭を手にとる。
「これからここにある色んな棒をクロちゃんに突っ込むのよ」
「突っ込む?」
きょとんとした表情のスージィちゃんの頭を撫でつつ。
「そうよ、とかく男という生き物は女を征服したがるものだけど、それを
逆にこちらが征服してやることによって絶対に反抗できないよう精神
的に去勢してしまうのよ」
常日頃からのわたしの持論を語っても、当然スージィちゃんの周囲
を浮遊する疑問符の数は一層増えるだけ。
まあそれでもかまわないわ。
この子の深層心理に男を征服するというモットーが焼き付けられれば
それでいい。
「あなたも手伝ってみる?」
わけもわからないまま、とりあえず首肯するスージィちゃん。
「手伝ってくれるのね、でも生半可な覚悟ではできないのよ」
もしかしてこの経験が遠因となって彼女の人生はほんの少し本来の
道を外れるかもしれない。
だから最期にもう一度念を押す、自分の意思でこの道を進むのか。
「覚悟の程を見せてくれる?」
言いつつ彼女の手にあった小さな子供用の玩具の乗馬鞭を目の前
に差し出す。
「あたし手伝う!」
彼女はそれをしっかりと受け取る。
そうよスージィ・リレーン。
あなたはこのわたしの。
カテジナ・ルースの一番弟子なのだから。

88通常の名無しさんの3倍:03/08/25 01:53 ID:???
846 名前: カテジナ・ルースの素顔 O−2 [sage] 投稿日: 03/07/11 00:40 ID:???

「そういうと思ったわ、あなたは」
愛弟子に微笑みかけたわたしは。
「とりあえず縛り直すのを手伝ってくれる?」
スージィちゃんを促し、叫ぶクロちゃんを無視しその両の足首を拘束
したロープを滑車を使って左右から二人で引っ張る。
さすがにクロちゃんも脚に力を入れて抵抗したけれど力学の原則には
逆らえずに足が少しずつ開かれていく。
続いて腰にまわしたロープを同じく引っ張ると、腰が少しずつ浮いて
いく。
さあ完成。
大股を開いてお尻を高く上げ、両手を使えないため必然的に顔を地に
伏せた無様な格好。
でもこの格好の真骨頂は足側から見た時なのよね。
「こっちに来て」
手を引っ張って後ろ側に回ると…。
「いっ、いっ、いっ」
かなり男の人の裸を見慣れたスージィちゃんも、さすがにこの破廉恥
過ぎる格好には。
「いやーっ」
悲鳴をあげて顔を手で覆ってしまう。
「ダメよスージィちゃん、しっかりと見るの」
それでも一度は決心した身、わたしに促されて目を開ける。
今度は頬を赤らめながらも目を逸らさない。
一方クロちゃんの方は全身これ火がついたように真っ赤。
こちらは逆に、わたしはもちろんスージィちゃんにも見られるのには
ある程度慣れてたみたいだけれど。
さすがにこの格好は恥ずかしすぎるようね。
89通常の名無しさんの3倍:03/08/25 01:55 ID:???
851 名前: カテジナ・ルースの素顔 O−2 [sage] 投稿日: 03/07/12 21:25 ID:???


「さて、この辺りは男の人がもっとも弱い場所なの、ここをキツーく
お仕置きするから、手伝ってね」
「何をするの?」
クロちゃんの突き上げられたお尻の前にお仕置き道具をズラリと並べ
スージィちゃんへの講義をはじめるわたし。
適応能力の高いスージィちゃんはもう顔を赤くしていない。
一方クロちゃんはもはや全てを諦めたのか、顔を地に伏せ何やらブツ
ブツと呟いている。
うーん、これ以上虐めると壊れちゃうかもしれないわね。
別に構わないけど。
「教える前に、さっきの決意を行動で示してもらうわ」
言いつつスージィちゃんにある物を手渡す。
父親が商売で集めていた骨董品の中から以前くすねておいた、子供が
ポニーで乗馬を練習するための小振りの乗馬鞭。
そしてわたしは、自分の手にあった普通サイズの乗馬鞭を手にして。
ピシィ!
クロちゃんのお尻に赤い痕をつける。
そして目線でスージィちゃんを促す。
本当にやる気があるなら、やって見ろと。
頷いたわたしの愛弟子は彼女なりの力で鞭を一閃。
ペチンッ!
力が足りずちょっとマヌケな音だったけど彼女の決意だけはしっかり
とわたしに伝わった。
「あなたのやる気は見せてもらったわ、もうこれからはあなたは観客
じゃない、わたしと一緒にこの人を徹底的にお仕置きするのよ、いい
わねスージィ」
「はい、お姉ちゃん」

90通常の名無しさんの3倍:03/08/25 01:58 ID:???
855 名前: カテジナ・ルースの素顔 O−2 [sage] 投稿日: 03/07/13 22:38 ID:???

「そろそろ限界ね、一端止めて」
スージィのつたない打ち方でも、何十回となく叩き付けられた乗馬鞭
はクロちゃんのお尻を真っ赤に腫れあがらせていた。
クロちゃんはというと、歯を食いしばってはいるがさほど辛そうには
見えない。
まあさっきまでの玉砕きに比べればこんな物は責めの内にも入らない
わよね。
でも、これからする責めには耐えられるかしら。
昨夜あなたが泣き叫んでお姉さんの名を呼んだ「あの」責めよ。
「これを突っ込んで、火をつけなさい」
さっき彼女が手にとっていた蝋燭をわたす。
「突っ込むって、どこに?」
「口じゃないわ、なら後は一つよね」
その言葉を理解したスージィの内面で羞恥心と好奇心が激しい闘争を
開始して。
ほどなく好奇心がわずかばかりの復讐心とかなり大きな悪戯心の援軍
を得て勝利し。
「うごっ」
クロちゃんの絶叫が響いた。
「さあ、火をつけてごらん」
「い、いやだっ、や、やめてくれっ!」
遂に耐え切れずに哀願するクロちゃんを一顧だにせずスージィは蝋燭
に火をともす。
今度は昨夜の時とは違って蝋燭が上向きになってるから、溶けた蝋が
お尻に落ちて尚更辛いはず。
さあ今日はどのくらい短くなったら泣き叫ぶかしらね。
「助けて姉さん」って。
ウフフフフフ、アハハハハハ。
91通常の名無しさんの3倍:03/08/25 01:58 ID:???
857 名前: カテジナ・ルースの素顔 O−2 [sage] 投稿日: 03/07/13 22:41 ID:???

「どうしたんですか?カテジナさん」
ウッソ君の声に、わたしの意識は数時間前から現在へと戻る。
スージィと一緒にクロちゃんで遊んだ楽しい昼下がりを回想していた
けど。
今にして考えると運が良かったわ、今日のクロちゃんは。
あの時はわたしも可愛い妹分が出来たばかりで機嫌が良かったから
羞恥屈辱は与えられても、苦痛の方はは少し玉蹴りされたのと、後ろ
を改めて開発された程度ですんで。
わたしが「あの光景」を見てからだったら、多分クロちゃんは血を見る
ことになった筈よ。

そう、わたしは怒っている。
永遠にわたしの物になると誓いながら、あんな大女に鼻の下を伸ばして
いたウッソ君を許すわけにはいかない。
否、わたし自身が許しても、二人の神聖な誓約がウッソ君を罰すること
をわたしに命ずる。

「彼女の、スージィちゃんの話だったわね」
「ええ、僕嬉しいです、やっぱりカテジナさんは優しい人なんだなって」
その言葉が、わたしの燃え盛る怒りの炎の温度をいくらか下げる。
有難いことよね、少しは冷ましてくれないとこの炎はウッソ君を焼き尽く
してしまうはずだから…。
ええ、そうよウッソ君。
わたしは女神のような慈愛をもっているのよ。
お利口さんな君はよくわかっているのね。
でもわたしはただの愛の女神ではないのよ。
裏切りには断固なる天罰で望む、復讐の女神でもあるの。
それをこれから教えてあげる。
今までの愛情表現と躾をかねたお仕置きとはわけが違う、本当の懲罰を。
92通常の名無しさんの3倍:03/08/25 01:59 ID:???
866 名前: カテジナ・ルースの素顔 O−2 [sage] 投稿日: 03/07/17 23:04 ID:???


「ウッソ君、ペガサスとユニコーンって知ってる」
不意に私が口に出した言葉に、一瞬きょとんとした顔になるウッソ君。
「え、えーと、空想上の動物ですよね?」
「共通点は思い浮かばない?」
「どっちも星座になってますよね?」
ふーん、ペガサスは知ってたけどユニコーンも星座になってるのね。
流石に博学ねウッソ君は。
「他には?」
「…そうだ、どっちも馬の体ですね、馬に翼があるのはペガサスで、角
があるのはユニコーン」
「正解よ、でもね、わたしはペガサスは好きだけどユニコーンは嫌いな
のよ、どうしてかわかる?」
「え?何故です?」
「ペガサスはね、心の清らかな乙女しかその背に乗せないのよ、だけど
ユニコーンは女なら誰でも背中に乗せるの」
「そうなんですか」
わたしの問いかけの意図がまったく掴めていない、頭はいいくせに鈍い
ウッソ君…それならもうはっきり言うしかないわね。
「でウッソ君、キミはペガサスかしらユニコーンかしら?」」
「ええっ?」
突然自分に話を振られて動揺する。
「心の清らかな乙女だけに全てを捧げるのか、女なら誰でもいいのか、
どっちなのかしら?」
言いつつわたしはウッソ君の背後に回り、その首に腕を回した。
逃げられないように。
93通常の名無しさんの3倍:03/08/25 02:01 ID:???
873 名前: カテジナ・ルースの素顔 O−2 [sage] 投稿日: 03/07/21 22:52 ID:???
「ええっ」
不意に後ろから抱きすくめられ、歓喜と困惑の入り混じった声をあげる
ウッソ君に構わず、その耳元に口を近づけて。
「どっち・か・し・ら」
と囁きながら、胸とお腹をまさぐる。
「ひゃあっ!」
くすぐったさと恥ずかしさから今度は悲鳴をあげるけどそれを無視して、
まさぐる手を少しずつ下げていき。
「ひっ」
少し固くなったウッソ君の小さな男の印を掴む。
ふふふ、わたしからのスキンシップでこんなに固くなるなんて可愛いわ
よウッソ君。
「答えられないのかしら?でもいいのよ、わたしにはわかってる」
「なっ、何がですかっ?」
裏返った声で聞き返すウッソ君にさらに深く密着しながら。
「あなたはユニコーンよね、第一にこんなに固い一本角が生えてる」
「何を言ってるんですかっ!」
耳まで真っ赤にしてウッソ君がわたしの卑猥な言葉に反応する。
「恥ずかしがる事は無いわ」
「そ、そんな」
背後からでもウッソ君の顔が緩んでいるのがわかる。
でもいい気分もここまでよ。
「第二に…」
囁くように話し出しながら。
「女なら誰にでもいい顔をする色餓鬼なのよねっ!」
「痛っ!」
掴んだ手に力をこめながらはき捨てると、夢見心地から一転して苦痛に
絶叫するウッソ君。
「は、離してくださいカテジナさんっ、離してっ!」
「ダメよ、これは罰なのよ」
「罰なんて、僕は何も悪いことなんてしてな…」
「嘘つきっ!」
「ぎゃっ!」
言い訳に一層腹が立ったわたしはさらに強く力をこめた。
94通常の名無しさんの3倍:03/08/25 02:02 ID:???
882 名前: カテジナ・ルースの素顔 O−2 [sage] 投稿日: 03/07/24 23:47 ID:???
「大声出すと外に聞こえちゃうわよ、気をつけなきゃだめよ、今は人が
多いんだから」
そう釘を刺されて慌てて叫び声を止めるウッソ君、だけど。
「ううううっ」
痛さは堪えられないのか呻き声をあげる。
ふふふ、このくらいで根をあげてちゃクロちゃんと変わらないわよ。
「うあぁぁぁ、や、やめてくださいカテジナさん、僕がな…ぎやっ」
まだ言い訳を続けるウッソ君の耳たぶを後ろから齧って黙らせる。
「ふう、自覚してないのね、自分がどんなに罪深いのか」
握る力を弱めながら諭すように言うけど。
「???」
相も変わらず、何故自分がお仕置きをうけるのかわからないという顔の
ウッソ君に業を煮やしたわたしは。
「あなたはわたしの何?」
そう尋ねる。
「えっ、そ、その、それは…」
こんな局面だというのにまた耳まで赤くして。
そうやって可愛いところを見せて無意識の内にお仕置きを許して貰おう
とするのね、ずるい子!

きつい抱擁から解放すると、ウッソ君は力なくその場にへたり込む。
わたしはテーブルの上に腰掛けると。
「ここに座りなさい」
そう言って自分の足元を指差す。
のろのろとしながらも言われた通りにその場に座るウッソ君の頭を撫で
ながらもう一度尋ねる。
「答えなさい、あなたはわたしの何なの?」
95通常の名無しさんの3倍:03/08/25 02:03 ID:???
890 名前: カテジナ・ルースの素顔 O−2 [sage] 投稿日: 03/07/31 23:41 ID:???

もう何度もこうして目の前に跪かせているけれど。
いつもウッソ君はわたしから見下ろされると真っ赤になる。
どれくらいわたしのことを慕っているか伺えて、ついつい可愛さのあまり
許してあげたくなるけど、ここで甘い顔を見せたらダメよね。
わたし以外の女に目を向けたらどういう目に遭うかを、身体で覚えさせて
おいた方が後々の彼のためになるのだから。
「カ、カテジナさんは僕の…か、か」
「僕の何なの?」
「えーと、その…」
「彼女、でしょ」
「は、はい、僕はそう思って…思ってていいんですよね?」
「いいわよ」
わたしの答えに歓喜の表情を浮かべるウッソ君をいとしく思う気持ちを、
浮気への怒りで塗りこめて、その頬に間髪入れず平手を飛ばす。
「あぅ」
「その彼女のわたしの前で、あのマーベットさんと随分と仲良さそうに
していたわね、そういう浮気な子にはやっぱりお仕置きが必要ね」
「なっ、なんのことですか?」
「とぼけるつもり?」
「そ、それはマーベットさんの機体の整備を手伝ったりしましたけど、
特に仲良くなん…あっ」
この期に及んでまだ言い逃れをするウッソ君の股間に足を置いて軽く力
をこめる。
「ふーん、そう、仲良く二人で飛行機の下に潜り込んでいたのに、特に
仲良くしてなかったっていうの」
「あぁ」
「それもピッタリ身体をくッつけて、飛行機じゃなくてお互いの身体で
もいじっていたのかしら?」
グリグリと力をこめると苦悶するウッソ君、けれど、踏まれている部分
は心なしか硬度を増していた。
96通常の名無しさんの3倍:03/08/25 02:04 ID:???
893 名前: カテジナ・ルースの素顔 O−2 [sage] 投稿日: 03/08/02 23:01 ID:???

「ああああっ、やっ、やめてください」
うめき声をあげるウッソ君。
「あら、やめて欲しいの?どうして?女の人とピッタリくっつくのが
好きなんでしょ君は?」
「そ、そんなこ…」
「だったらピッタリくっつけてあげるわ、わたしの足をあなたのここ
に、潰れてしまうほど」
「痛っ、ゆっ、許してくださいっ!」
とうとう悲鳴をあげる、
ダメよ夜中なんだからあんまり大声出しちゃ。
「そう、許して欲しいの」
わたしは少し足の力を緩める。
「だったらこう言いなさい」
「な、何を言えば…」
「そうねえ『浮気してごめんなさい、悪い僕に罰を与えてください』と
言いなさい」
目を丸くするウッソ君。
「ぼ、僕は浮気なんかし…ああっ!」
往生際の悪い子には実力行使あるのみ。
わたしはウッソ君の股間に乗せた片足の上にもう片方の足も乗せ、両足
の力で圧力を加える。
「素直に言うことを聞けない子は嫌いよ、そんな子はこうしてやるわ」
「ひっ、すっ、すいませんっ、言います、言いますからっ!」
痛みに涙を流すウッソ君を見てようやくわたしは足の力を緩めた。
「う、浮…」
「待った」
謝罪の言葉を発しようとしたところを制止する。
「許してもらいたいならまず形から、誠意のある格好になりなさい」
「そ、それは、その、どうすれば」
「簡単よ、服を全部脱いで、わたしに全てを曝け出しながら謝るのよ」
97通常の名無しさんの3倍:03/08/25 02:05 ID:???
904 名前: カテジナ・ルースの素顔 O−2 [sage] 投稿日: 03/08/12 22:18 ID:???

「う…浮気してごめんなさい、悪い僕に…罰を与えてください…」
消え入りそうな声で言いながらわたしに頭を下げるウッソ君。
もちろん何一つ身に付けないで。
子供らしい柔らかい肌なのに、腕や腿などところどころに鍛えられた筋肉
が見え隠れするその裸体を、わたしは眺めていた。
わたしの前で裸になることなんて何度もあったのに、現に昨夜だってそう
だったのに。
相変わらずウッソ君は全身を羞恥の赤で染めている。
いい加減に慣れなさいよと思う気持ちが無いわけでもないけど、こういう
風に恥らう方がやはり初々しくていい。
でもわたしの口から出る言葉は。
「何を赤くなっているのいまさら、もう何度も見せてるのに」
より羞恥を煽るべく言葉で焚きつける。
「で、でも」
「でも何よ?だいたいキミはわたしに一人でHなことをしている姿までも
見せたのよ、そんなスケベな子が何をいい子ぶってるの」
「そんな、あれはカテジナさんが…」
強烈な羞恥体験を思い出してますます全身が赤く燃え上がる。
「わたしが何なの?」
「その…カテジナさんがやれって…だから」
「そうよね、キミはわたしが言えば何でもするのね?だったら明日、あの
マーベットさんの前で、今と同じく裸になりなさい」
「ええっ!」
わたしの怒り(演技均分)にビクビクしていたウッソ君だけど、さすがに
この言葉は予想外だったのか目を丸くして叫んだ。
98通常の名無しさんの3倍:03/08/25 02:07 ID:???
905 名前: カテジナ・ルースの素顔 O−2 [sage] 投稿日: 03/08/12 22:18 ID:???


「忘れたの、キミが自分で言ったのよ、浮気の罰を与えてくださいって」
「そんなっ、それが罰なんですか?」
「嫌なの?だったらいいわ、別の罰にするから」
「はい、罰は、罰は受けますから、別のにしてください…」
ふふふ、どうしてお利口さんなわりにはこうして簡単に誘導されちゃうの
かしらねキミは…。
「別のね、じゃあ明日、マーベットさんの前でただ裸になるんじゃなくて、
一人でいやらしいことをしているところを見せなさい」
「!」
言葉もなく立ち尽くすウッソ君、数十秒硬直した後でようやく
「そんな、嘘ですよね…」
嘘よ。
あんな可愛い姿を何であの黒女(大)に見せてあげなきゃいけないのよ。
わたしの魂の妹・スージィにだって見せてあげないわ、クロちゃんで我慢
してもらう。
もちろん裸だって見せてあげるわけないわ。
でもそれは教えてあげない。
「別の罰にしてって言ったのはキミよ」
「だって、そんな、それじゃ、ああっ」
身悶えするウッソ君。
「何がそんなに嫌なの?」
「そんなことしたらマーベットさんに僕が変態だと思われます!」
やっと言いたい事がまとまってはっきりと言う。
「別にいいじゃない、あの人とは何でもないんでしょ?それともやっぱり
あのお姉さんに嫌われたくないのキミは?」
「そ…それは…」
ふふ、袋小路に追い詰められたわねウッソ君。
99通常の名無しさんの3倍:03/08/25 02:07 ID:???
910 名前: カテジナ・ルースの素顔 O−2 [sage] 投稿日: 03/08/15 20:56 ID:???

わたしの恥ずかしい無理難題に硬直しつつあるウッソ君に駄目押しにもう
一言付け加える。
「ついでにシャクティさんにも見てもらう?ただの幼馴染なんだから別に
かまわないでしょ?」
「やめてくださいっ、そんなこと出来ませんっ」
あらとうとう涙声になってきたわね、楽しくなってきたわ。
もちろん黒キノコにそんなの見せるつもりなんて毛頭ないけど。
でもあのコは生意気にも、小さい頃にウッソ君と一緒にお風呂に入ったり
しているわけなのよね。
それどころかおままごとの延長でお医者さんごっことかもしているのかも
しれない…黒キノコのくせに…。
ムカムカしてここにはいない黒キノコに心の中で毒づいていると。
「…テジナさん、カテジナさ…」
いつの間にかウッソ君がわたしの足元に座り込み、足にすがりついて必死
に哀願していた。
「どうしたの?」
「お願いですからそんなことさせないでください」
小動物のように脅えた目でわたしを見上げるウッソ君。
それを見て、昼間スージィへの英才教育で何度か興奮の極みに達していた
わたしが、またも足腰が抜けそうになる。
ウッソ君、キミは可愛いんじゃなくて可愛すぎるのね。
でも。
このわたしの前であんなことしていた罪はまだまだこのくらいでは償えは
しないのよ。
可愛いあなただからこそ、二度とわたし以外を見ないように徹底的に教育
しなくては。
ウフフフフフ、アハハハハハ。
100通常の名無しさんの3倍:03/08/25 02:10 ID:???
終わりです〜
それでは続きをお願いします〜
ちなみにカテチン○もあると思ってましたが無かったので
誰かよろ〜
101通常の名無しさんの3倍:03/08/25 02:16 ID:???
では僭越ながら補完をば


911 名前: 通常の名無しさんの3倍 投稿日: 03/08/16 01:20 ID:/LUDVkmc

「やめてください!こんなのっておかしいですよカテジナさん!」
「あら?あなた私とひとつになりたかったんでしょ?だからこれからその願いを叶えてあげるのよ
 ただし私自身とではなく今や私の一部たるこの忠実なしもべとね...フフフ」
「一部って..このひとはカテジナさんの一体何々ですか!答えてください!カテジナさん!」
「あなたに質問する権利なんて無いのよ それよりあんた何つっ立ってんのよ
 はやくその子に消えない傷をつけてあげなさいよ」
「はい ご主人様」
「お願いです...目を覚ましてください...カテジナさん!」
「スージィちゃん 貴女もしっかり見るのよ 裏切った者が見せる哀れな末路を...」


102通常の名無しさんの3倍:03/08/25 21:10 ID:???
>>101 改訂
「やめてください!こんなのっておかしいですよ カテジナさん!」
「あら?私とひとつになりたかったんでしょ?だからあなたの願いをかなえてあげるのよ
 ただし私自身とではなく この私の分身たる人形とね...フフフ」
「分身って...このひとはカテジナさんの一体何々ですか!答えてください!カテジナさん!」
「あなたには最初っから権利なんて無いのよ...それより..さあ!このままこの子の尻をつかみ上げなさい!
 そして消えない傷をつけてあげるのよ!」
「カテジナさん...目を覚ましてください.....」
「さあスージィちゃん 目を逸らさずにしっかりと見るのよ..裏切った男が辿る..末路をね...」 
103通常の名無しさんの3倍:03/08/25 22:09 ID:w2g41O/8
「ねぇ!あと100回突いてよ...そうしたら引き抜いてあげて」
「はい..1234...」
「もう許してあげるの? お姉ちゃん..」
「フフ..違うわよ..これ以上続けたらこの子あっちの方を好きになっちゃうからでしょ...
 アレは今..私のものだけど..それでも気分のいいものじゃないしね..」
「....99 100!」
「ふっ.....ふ..ふぅ..」
「どう? 反省した?」
「カ...カテジナさん...僕は..」
「ねぇ..コレなんだけどいっぱい動いたおかげであなたのものがいっぱい付いちゃってるでしょ..
 それに..途中で止めちゃったから..可愛そうでしょ
 だから..あなたが舐めてキレイにしてくれないかなぁ...」
「カ..カテジナさん...それは!」
「あら?あなた以前私の靴に付いたものを舐めとってくれてたじゃない...
 コレは私のものなの 今私が着てる服や靴と同じ同じものなのよ..
 靴に付いたのはよくて どうしてコレはできないの?」
「そ..それは.....」
「ねぇ お姉ちゃん」
「何なの? スージィちゃん...」
「ちょっと気になったんだけど..このおじちゃんの名前何なの?」
「スージィちゃん..貴女はまだ優しいわね 物にも名前が必要だなんて..」
104通常の名無しさんの3倍:03/08/25 22:53 ID:w2g41O/8
「さあ!これが最後よ このテーブルの上に仰向けになって!...
 .....そう..首だけを外に出すの そして大きく反り上げて!」
「こ こうですか?」
「そうよ..イイかっこうね...コレなら全部呑み込められるわね...」
「カ カテジナさん!?」
「さあ人形さん!今度はこの子の喉を犯すのよ!」
「そ!そんっ..んぐっ!」
「わあ..どんどん入ってく...」
「うんっ!...ぐっ!..うぐぇぇ...!」
「ねぇ 犯られながらでいいから聞いて..実は皆に今日の夕飯は私が作るといってあるの
 もうすぐ皆がこの部屋にやって来るわ...あのドアを開けたら...この御馳走を見てどう思うかしら..」
「んっ!んーーー!んぐっ!」
「でも大丈夫...皆が嫌っても私はあなたを見ててあげるわ..そして私のために永遠の「愛」を誓うのよ...独りはいやでしょ?
 フフフフフ アハハハハハ 
105通常の名無しさんの3倍:03/08/25 22:55 ID:???
スゴイノキテター!!!!!!!!!
カテジナサンコワスギルヨ・・・・・・・・
106通常の名無しさんの3倍:03/08/25 23:00 ID:w2g41O/8
911 >>26 >>102 >>103 >>104
これで私の(カテさんの)ネタはおわりです
107通常の名無しさんの3倍:03/08/25 23:04 ID:???
>>106
あ・・ありがとうございました!
108プルツー:03/08/26 13:53 ID:???
>>36>>39(←この辺と合わせてお読みください)
今日はおねえちゃんだけお仕事で、私はオフです。なので、先日購入したゲームを堪能します
休日に一日引きこもってゲーム、駄目人間一直線のよーな気がしますが、気にしません。勤労童女の唯一の楽しみは誰にも止めさせません。
さて、ベッドの下に隠した(下手なところに置いておくと、もって行く人が居るんで・・・)ゲームは・・・と・・・ない
細い腕を一杯にまで伸ばしてベッドの下をあさりますが、指先は埃にしか触れません。
や・・・やられた・・・ここはまだばれてないと思ってたのに・・・今日と言う今日は我慢なりません
文句を言ってやります。事としだいによってはお姉ちゃんと言えども許しません。断固たる決意です。
と、私が人知れず固い決意を固めた所にお姉ちゃんが入ってきました。あれ?今日はお仕事では?
「あはは、プルツー、ごめんねぇ〜あなたから(無断で)借りたゲーム、なくしちゃった」
非常に明るいお言葉です。語尾に「テヘ」とかって付きそうです。満面の笑顔が逆に怖いです
しかし!今日の私は一味違います、断固たる決意を持って、お姉ちゃんに一言言います。ツーか、小一時間問いだします!
「かっ・・・勝手に部屋のものを持っていくなと、いつも言っているではないか」
緊張のせいか、普段よりも更に硬い言葉遣いです。声もついで硬いです・・・はっきり言って、ちびりそう・・・
「だから、ごめぇ〜ん、本当に!ね?今度、セブンティーンアイス奢るから」
セブンティーンアイスって・・・自販機のアイスじゃないですか?100円位の・・・
「そんなことで、私がごまかされると思ってるのか?」ツーか、ゲームソフトをなくされて、100円のアイスでごまかされる奴はいません
もう一杯一杯です。背中に気持ちの悪い汗が溢れてます。でも、今日の私には確固たる決意があります。安○先生見ててください
「こんなに謝っても許してくれないの?」お姉ちゃんが目に涙を溜めて私を見つめます・・・鬼の目にも涙?
私は勝利を確信しました、もう、お姉ちゃんも怖くありません!
お姉ちゃんが黙って明けはなれた扉の方へと行きます・・・逃げるんでしょうか?でもいいです、部屋に帰って反省してください
パタン、カチャ、扉が閉められます・・・ってカチャ?扉に鍵をかけたお姉ちゃんが、そこに立っています・・・えっ?
「プルツー・・・」ゆっくりと近づいてきます。口元は笑っていますが、目が笑ってません・・・ツーか、邪悪な笑み?って奴です
「ねえ・・・冷たくて甘い白いアイスを舐めるのと・・・生暖かくてちょっぴり鉄っぽい味がする赤い血を舐めるの・・・どっちが好き?」
ちょっと・・・お姉ちゃん・・・あの・・・どうして、ステレオのスイッチを入れて、ボリュームを上げるんですか?


翌日、グレミーさんから、ステレオがうるさいと文句を言われました・・・お説教が折れた奥歯にしみます・・・(涙)
109通常の名無しさんの3倍:03/08/26 17:21 ID:???

鬼畜プルとチキンのプルツーいいなぁ
110カテ書き:03/08/26 22:31 ID:???
>>100
乙です
前回のスレで貼ってくれた人同様、リク受け付けます

>>106
またよろしく

>>108
オカエリナサイ

ついでに前スレ16さん、スレが変わってしまいましたがリクエストのプレイ
いよいよやります(まだ見てくれてたらいいなぁ)

「嫌なの?」
「嫌です」
「わたしの命令でも嫌なの?」
「それでも…嫌です…」
いつになく聞き分けが悪いわねウッソ君。
まあ今回の場合は本当にやると言われてもこまるけど。
「あらあら、わたしが言えば何でもするんじゃなかったのキミは?」
「そ、それは」
「つまり、わたしの前で裸になったり恥ずかしいことしたりしてるのは
命令されたからじゃなくて自分がしたいからだったのね?」
「そ、そんなことは…」
「それならわたしの命令なら何でもするのね?」
「うぅ」
進退窮まったウッソ君は。
「そ、そうです、カテジナさんの前なら裸になったり、恥ずかしいこと
をすするのも嫌じゃないです…でもカテジナさん以外は嫌です」
いけない。
あまりにいじらしい事を言われたせいで、勢い込んでいたわたしの憤怒
が鎮火されてしまったじゃない。
まああんまり責めすぎてまた記憶をデリートされても困るし。
でもここで甘い顔を見せてるのも躾によくないので、ここはまだ怒って
いるフリをするに限るわね。
「ウッソ君、それじゃもう一つだけ選択肢をあげるわ」
「な、なんですか?」
「わたし以外に見せないというのなら、絶対に人には見せられないよう
な身体にしてあげる、どうせわたし以外には見せないんだからもちろん
それでいいわよね?」

青い顔に涙目のウッソ君がブルブルと震えている。
だけどもう逃げたくても逃げられない。
両足を開いた形で両手と一緒に縛り、大事なところを全て曝け出した姿
で縛られているから。
「カ、カテジナさん」
「なあに?」
「あ、あの、ど、どんな事をするんですか?」
「あら?三番目の罰を選んだくせに、今更嫌だなんて言う気?」
「い、いいえ、ただ何をされるのかなって…」
恐怖を隠しきれないウッソ君に、わたしはこれから使う道具を見せた。
「ひっ!」
鈍い光を放つ剃刀を見て、脅えるウッソ君。
「あらどうしたの?これでわたしが何をすると思うのかしら?」
「わ、わかりません、わかりませんけど…」
「けどなあに?」
「お、お願いですから酷い事をしないでください…」
「酷い事って?たとえばこれで君の身体を傷だらけにするとか?」
そう言ってウッソ君の太腿に剃刀を当てる。
「んぐっ」
高まる恐怖に唾を飲むウッソ君。
「んー、ただ傷をつけても面白くないわねえ、どうせなら刺青みたいに
刻み込もうかしら?」
「そ、そんな…」
「絵は難しいから字がいいわね、君がどんなにいやらしくて恥ずかしい
子なのか誰が見てもわかるようなことを書いてあげましょうか?」
狂ったように首を横に振る。
「冗談よ、そんなことはしないわ」
微笑んだわたしに安堵の表情を浮かべたウッソ君だけど。
「もっと簡単なこと、邪魔なものを剃り落とすだけよ」
続けて言った言葉にその表情は再び凍りついた。
113通常の名無しさんの3倍:03/08/27 17:57 ID:???
キチカテ ニ ハモノ
114通常の名無しさんの3倍:03/08/27 19:02 ID:???
もう想像できてるが前スレ16さんのリク見てきた
ヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲ・・・・・・・
115通常の名無しさんの3倍:03/08/27 19:35 ID:???
>「そ、そうです、カテジナさんの前なら裸になったり、恥ずかしいこと
をすするのも嫌じゃないです…でもカテジナさん以外は嫌です」
ウッソ・・言葉を選ぶ処世術を身につけつつあるな・・・
クロと同じでこれだけいろいろされて学ばなければバカだが

116通常の名無しさんの3倍:03/08/27 21:45 ID:???
それは処世術じゃなくてウッソの本音だよ
いかにカテジナ様のことを愛しているかがよくわかる台詞だね
117通常の名無しさんの3倍:03/08/28 10:53 ID:???
>恥ずかしいことをすするのも

恥ずかしいとこをすするのも

に見えた
118通常の名無しさんの3倍:03/08/28 11:22 ID:???
漏れもすすりたい
119100:03/08/28 11:27 ID:???
ところでリクの内容どうしようか無い頭で考えまくって
知恵熱寸前の俺ですがどなたかかわりに考えてくださらないもんでしょうか?
120カテ書き:03/08/29 01:18 ID:fX3kOyYU
110さんでも代理の人でもいいけど
嘘たんへの責めは羞恥などソフトなものにしてください
苦痛や屈辱のリクが来た場合はクロちゃんに矛先が向かいます(w
121カテ書き:03/08/29 01:20 ID:???
100さんだった…。
上げてしまうし…疲れてるみたいなんで今夜は寝ます。
続きは明日にでも。
122通常の名無しさんの3倍:03/08/29 02:31 ID:???
くすぐり

「邪、邪魔なものって?」
「うーん、こんなものがあるから君が浮気しようなんて思う物よ」
思わせぶりな言葉を続けてウッソ君の不安を煽る。
「さあ、他人に見せたくても見せられない、みっともない姿にしてあげる
わね」
「カ、カ、カ、カテジナさ…」
「じゃあいくわよっ!」
ウッソ君の未発達な物を左手で掴み、右手の剃刀を近づける。
「うわぁ!…あれ?」
剃刀でまばらに生え始めた栗色の陰毛を剃り落とし始める。
「ふふふ、こんなところに生意気に毛なんてはやしてるから一人前に
浮気なんてしようと思うのよ、これから先ここに毛を生やしてはいけ
ないわよウッソ君」
見ると極度の恐怖から一気に安堵したのか、ウッソ君は放心状態になって
いる。
「お返事は?」
左手で握った物に強く力をこめる。
「ああっ!痛っ!」
「どうしてお返事できないのかしら?」
「え、えの、へ、返事って?…痛いっ」
「聞いてなかったのね?仕方ないからもう一度だけいうわ、これから先も
ここに毛なんて生やしちゃいけないわよ」
「えっ?で、でも…そんな恥ずかし…ああっ」
躊躇を見せた罰として今度は睾丸を握る。
「やっぱり浮気するつもりなんだ、ならこっちも剃ってしまおうかしら」
そう言って剃刀をちぢこまった物に近づけた。


124通常の名無しさんの3倍:03/08/30 02:29 ID:???
生バイブロボを使って浮気の振りして
ウッソを嫉妬に狂わせるってのはどうだ?
125通常の名無しさんの3倍:03/08/30 12:44 ID:???
>>124

書いてる人が違う物を混同しないように
126通常の名無しさんの3倍:03/08/30 21:38 ID:INPA1IVe
カサレリアから戻った私は大切な者の待つ家のドアを開けた
「ワンワンワン! クゥ〜ンキャンキャン!」
「ただいまクロ 遅くなって悪かったわ...」
私の姿を見つけるとクロはいち早く私の前に駆けより四つんばいのまま褐色の形のよい尻を振りながら
尻に刺してある毛皮を揺らしてみせた
ああ...クロがいなければ少年と玩具を失った私は果たして..今 この世にいただろうか...
誤解しているかもしれないが私は有色人全てに汚らわしい意識は持ってはいない..
褐色の肌に相応しい精悍な肉体を持つ者に対しては性的な魅力を感じることもあるし反対に..
白い肌を持つ者でも相応しい心身が伴わなければその命を奪うことに何の良心の呵責も沸かない
その意味でクロは私の心身を兼ね備えていた
「クロ...さ..ご飯よ」
そう言うと私は器に水とドッグフードを注ぎクロはそれに頭からかぶりついていった
ここまで来て半年...クロはもう私以外の人間のことはすでに脳裏にさえ昇らないようであったが
それでもまだ私にこれ以上の行動を控えさせるものがあった
かつて完璧な教育を施したと思っていた少年は毒婦の元へ去り 完全な人形に仕立て上げたと考えた玩具も
最後の最後で姉の方を選んで逝った
その意味でクロはまだ私の分身として少年と相手を襲わせるにはまだ教育が足りないように思えた
127通常の名無しさんの3倍:03/08/31 00:56 ID:???
>126
(((゚Д゚;)))ザクザクゲルググ

バター犬ですか!カテジナさん!
128通常の名無しさんの3倍:03/08/31 23:07 ID:???
>>126
えーと、嘘タンでも黒ちゃんでもなくて、褐色の肌って
もしかしてラストシーンにいなかった人?
姿見ないと思ったらカテ様の虜になってたのか(((゚Д゚;)))ザクザクゲルググ
129通常の名無しさんの3倍:03/09/01 21:03 ID:???
.....トマたんなのかい?
130通常の名無しさんの3倍:03/09/02 02:41 ID:???
本気でどの黒いのか悩んでた・・・
俺の中からすら消してしまってスマン・・・トマ・・・
131通常の名無しさんの3倍:03/09/02 20:54 ID:???
アブドゥルみたいなのを想像してしまった。
132通常の名無しさんの3倍:03/09/03 18:08 ID:???
昔ショーン・コネリーを女優だと思っていた俺には上げることしか出来ない
133カテ書き:03/09/03 22:35 ID:???
他にリクがないなら>>122氏の「くすぐり」採用決定で
よろしいか?
134通常の名無しさんの3倍:03/09/04 03:10 ID:???
おれの採用になるの!?
いいんすか?
135通常の名無しさんの3倍:03/09/04 03:41 ID:???
>くすぐり
ウッソってば弱い部分まで知られてしまうのか
136カテ書き:03/09/04 22:59 ID:???
>>122=>>134氏の「くすぐり」を使わせてもらいます。
O−3に使いたいんですが、今やってるO−2がそろそろ終わる予定なんで
続けてO−3をやるかV−2に入るかどっちがいいかなと思案中。
137通常の名無しさんの3倍:03/09/06 08:40 ID:???
楽しみッス。
138通常の名無しさんの3倍:03/09/06 11:45 ID:???
お待ちしておりMAX。
139通常の名無しさんの3倍:03/09/06 22:19 ID:7vkt/utM
冬...私はクロを連れて雪の降りしきるカサレリアを歩いていた..
そう...ウッソ君のいるあの家に...
本当はもっと早いうちに来たかったのだが..クロをいつもの姿で外に出しておいたら
高熱を出してしまい その看病でここまでかかってしまったのだ
なので動物は自然のままがいいと考える私としては不本意ながらも今はそれなりの着衣はさせている..
私と一匹はまだウッソ君の眠る家を横目に秋の偵察で得た情報を元にある場所へ向かっていた
そこには雪で出来た小さな山がいくつもあり私はクロにその内のひとつを掘るように命じた
雪を取り除いたそれは木で組んだ十字架であり突き立てた方の木には「トマーシュ」と刻まれていた
そのスペルをみたクロはさすがに動揺したようだったが そのクロを私は抱き留めながら
「そうよ...あなたは一度死んだの...そして私の手でクロとして甦ったの...
 今 あなたには私しかいない...そして..それは私も同じ...」
そうするとクロは私の目を見て「クゥ〜ン」と鳴いた...
それからしばらくした後 突然クロの体がブルッと震えだした
異変の原因を悟った私はクロとを繋ぐひもをひっぱり小山のひとつに向かわせた
140通常の名無しさんの3倍:03/09/06 22:45 ID:???
>>139
私は墓に降り積もった雪を取り除くとクロに向けて命じた
「さあ ここでしなさい!」
クロは下半身だけ脱ぐと四つんばいになり片足を上げてみせた
放たれた尿は「クロノクル」と刻まれた木柱に当たると湯気と臭気を発しながら
雪の上に滴り落ち 黄色いしみを形作っていた
「かわいそうに...最後に「助けて姉さん」って言わなけりゃ こんなことをされずにすんだのに..
 死んだ後もいじめられてるってわかったら どんな気分かしら...
141通常の名無しさんの3倍:03/09/07 00:52 ID:???
こ、こわい……カテジナさん恐いよ……
142通常の名無しさんの3倍:03/09/08 06:20 ID:???
ほしゅ
143通常の名無しさんの3倍:03/09/08 09:06 ID:???
犬のクロに萌える予感
144通常の名無しさんの3倍:03/09/09 02:49 ID:???
>>140
死んだ後までクロノクル…・゚・(ノД`)・゚・。

「ひっ、や、やめて、やめてください、僕はそんな気はないですっ!」
「ならどうして毛を剃るのが嫌なの?」
「だから…恥ずかしいから…」
まあそれはそうよね、でも許さない。
「恥ずかしい?わたし以外にみせないんじゃなかったの?」
「そ、それは…」
「わたしは毛なんてないほうが可愛いと思うわ」
「か、可愛いですか…」
相変わらずわたしに可愛いと言われると、こんな状況にも関わらず照れた顔
をするウッソ君。
「わたし以外に見せる気がないなら、剃っても問題ないでしょ?違うの?」
「…はい、剃ってください…」
ついに観念したウッソ君。
ふふふ、そう、君には一生こんなところの毛なんて必要ないのよ。

ジョリジョリジョリ。
軽く刃を当てると、ウッソ君が顔をしかめる。
「痛いの?」
「い、いえ、そのまましていいです」
ふふふ、さっきまではあんなに嫌がってたのに、生えてない方が可愛いって
言われたら痛くても我慢なんて現金ねウッソ君は。
まあ素直になったご褒美に痛くなくしてあげたいけど。
一応難民生活、シェービング・クリームなんて便利な物はないの。
ふとひらめいたわたしはウッソ君のまばらな茂みに顔を近づける。
「カ、カテジナさんっ!何をっ!」
びっくりして声を裏返してしまうウッソ君、ふふふ、何を勘違いしたのかな。
口いっぱいに唾液をためると、それを茂みにたらす。
そしてそのままそれを泡代わりにして元々少ない茂みを綺麗に剃り上げた。
146通常の名無しさんの3倍:03/09/09 21:31 ID:???
カテジナさんハァハァ……
147通常の名無しさんの3倍:03/09/09 22:04 ID:???
ああ、そうか
一応難民生活だったんだよな
すっかり忘れてた
148通常の名無しさんの3倍:03/09/10 00:29 ID:???
>相変わらずわたしに可愛いと言われると、こんな状況にも関わらず照れた顔
をするウッソ君。


なんだかんだで幸せなんだなウッソ
149通常の名無しさんの3倍:03/09/10 00:32 ID:???
>>147
シェービング・クリームとかの生活用品には事欠いているのに
鞭とか縄とか蝋燭とかはしっかり用意してあるカテジナさん
まあ縄と蝋燭は一応サバイバル・ツールに入ってるが鞭は…
150通常の名無しさんの3倍:03/09/10 01:08 ID:???
>>149
たぶん鞭はあのスカートの下に常備されてるんだよ・・
太ももあたりに・・・
だからカテジナさんにスカートめくりはタブーなんだよ・・
見るとシバかれる・・・・・鞭で(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル  
151通常の名無しさんの3倍:03/09/10 01:34 ID:???
>>150

>まあわたしがウーイッグの骨董屋から持ち出した中世の拷問用の
棘鞭を手にしているからあたりまえだけど。
柄についた薔薇のレリーフが芸術的な逸品。
馬鹿よねクロちゃん、こんな二、三回叩いただけで失血死しそう
な物騒な物使うはずないのに。

無理無理、太腿が血まみれになります
まあノーマルな鞭は常備してるかもしれんが
152通常の名無しさんの3倍:03/09/10 01:37 ID:???
今、上がスジたんスレ
下がクロちゃんスレ(w
153通常の名無しさんの3倍:03/09/10 02:01 ID:???
>>152
いやな集合住宅だな(w
154通常の名無しさんの3倍:03/09/10 18:37 ID:???
>びっくりして声を裏返してしまうウッソ君
まだまだメインはおあずけかウッソ
ずっとかもしれないが
それはそれで微笑ましい
155通常の名無しさんの3倍:03/09/11 11:30 ID:???
南極に素顔の挿絵キターッ!
156通常の名無しさんの3倍:03/09/11 13:28 ID:???
ハァハァしていいのかーーーーーー?!
157カテ書き:03/09/11 23:32 ID:???
この場を借りて挿絵描いてくれた方に

ありがとう

「儀式」を終え、ウッソ君の拘束を解いたわたしは再び椅子に腰掛ける。
「さあ、こっちに来てよく見せて、汚らしい物を剃り落として綺麗になった
キミを」
言われておずおずとこちらに歩みだすウッソ君。
目で促すと、顔を真っ赤にしながら気を剃り落とされた下腹部をわたしの前
に曝け出す。
「あら、少し腫れているわね、やっぱり唾じゃダメだったみたいね」
心なしか変色している部分を指でなぞりながら言うと。
「ああっ」
少し痛いのか、また顔をしかめるウッソ君。
さすがに少し可哀想になったので薬箱から軟膏を出してそれを塗ってあげる。
そのうち焼け跡にでも行ってシェービング・クリームやアフター・シェーブ・
ローションを調達しなくちゃいれないわね。
そう考えていると、薬を塗っていた掌が熱い物に触れた。
ウッソ君の幼いおしべが、小さいなりに熱くいきり立っていたのだ。
視線を上げてウッソ君の顔を見ると、自分の意のままにならない身体の反応
に真っ赤になっている。
「これはどういうこと?」
「え、その…」
ここの毛を剃られたのにこんなに興奮してるなんて、ふっ、キミがここまで
ヘンタイな子だったなんてね」
「そんな…」
「こんなに喜んでるならお仕置きにならなかったわね」
「そんな事ないです、痛くて、恥ずかしかったです!」
「あらそうかしら」
疑惑の視線、のように見える目つきでウッソ君を見据える。
「痛くて恥ずかしいのか気持ちいいんでしょ?」
そう言われて懸命に必死に首を振るウッソ君を、わたしはじっと見つめ続けた。
159通常の名無しさんの3倍:03/09/12 08:40 ID:???
朝からなんと刺激の強い読み物よ・・・ハァハァ
160通常の名無しさんの3倍:03/09/12 18:30 ID:???
>そのうち焼け跡にでも行ってシェービング・クリームやアフター・シェーブ・
ローションを調達しなくちゃいれないわね。

生えたらまたやるって事でFAですか?
161通常の名無しさんの3倍:03/09/12 19:30 ID:???
>>160
餅の論、ちゃんと言ってるじゃん

>ふふふ、そう、君には一生こんなところの毛なんて必要ないのよ
162通常の名無しさんの3倍:03/09/12 20:02 ID:???
上にシュラク隊スレ、ウッソハアハアスレ、スージィスレ
下にクロスレ、カテスレ
ここまで見事に並ぶとは天の配剤か禿神の祟りか
163通常の名無しさんの3倍:03/09/12 20:03 ID:???
禿は悪くないやい!。゚(゚´Д`゚)゜。ウァァァン(w
164通常の名無しさんの3倍:03/09/13 15:20 ID:TuBcNPL8
165通常の名無しさんの3倍:03/09/13 16:32 ID:???
ウッソって13歳だっけ。
すでにフサフサだったのだな。
166通常の名無しさんの3倍:03/09/13 19:39 ID:???
まばらって書いてるのに
167通常の名無しさんの3倍:03/09/13 21:08 ID:???
やっぱりクロと違って愛があるシバキ
・・・・・・・・・・・・・・ものすごい背徳感満載なんですが
168通常の名無しさんの3倍:03/09/13 21:30 ID:EzCRvBIn
>>140
ささやかな復讐で気分がよくなった私は当初の予定に無かった事を実行に移そうと決めた
クロを自分の墓標に括り付けると私はウッソ君の居る家に向かった
この時間 夏場なら畑仕事のため起きてなければならないが 冬..家に閉じこもるしかない今の時期なら
まだ夢の中のウッソ君の寝息を聞けるという計算が私にはあった
ウッソ君の部屋の前にたどり着いた私はまず窓にカーテンがかかってないことに気づいた
はやる気持ちを抑え窓に付いた雪や霜を取り除くと私は部屋の中を覗き込んだ
そこにはおぞましい光景があった
169通常の名無しさんの3倍:03/09/13 22:53 ID:???
>>168
書き込むのはいいが今はageないで欲しかったな
170通常の名無しさんの3倍:03/09/14 02:45 ID:???
アゲはどうかと思うがネタが妙に面白い。
168がんがれ
171通常の名無しさんの3倍:03/09/14 23:44 ID:???
ttp://red.sakura.ne.jp/~nankyoku/otoko/data/IMG_005968.jpg
クロノクルタン(;´Д`)ハァハァ
まるで軽蔑するかのようなジト目で見つめると。
ウッソ君の涙腺がまたまた緩む。
ふふふ、本当はわたしの手がこんなに敏感なところを弄っていたせいで反応
したことはわかっているわ。
でもこうしてわたしに「痛いことや恥ずかしいことが好きな変態なのよ」と
言われているうちに、次第に自分がそういう子だと思い込むようになるの。
そうすれば、ただ身体を見せ股を開くだけしか能がない女達には何にも感じ
なくなっていく。
わたしなしでは生きていけなくなるのよ。
「ぼ、僕はそんなこと…」
涙ぐんで否定するウッソ君。
「ここに座りなさい」
わたしが足元を指差すと、しゅんとしたままそこにすわりこむ。
そのうな垂れた頭をわたしは膝の上に抱える。
「カ、カテジナさん?」
「でもいいのよ、たとえ変態坊やでも、あなたが好きよ」
「ううっ、カテジナさーん」
わたしの膝の上でボロボロと涙を流す。
ようやく心から浮気を悔い改める気になったようね。
これはご褒美をあげなくては。
「顔を上げて」
素直に泣き腫らした顔を上に向けたウッソ君の頭を撫でさすりながら。
「目を閉じて、口を開けて」
言われた通りにするウッソ君の口の中へ、しばしためこんだ唾をたらす。
ふふふ、やっぱり唾はシェービング・クリーム代わりにはならない、口の中へ
入れるものよね。
173通常の名無しさんの3倍:03/09/15 22:44 ID:???
>まるで軽蔑するかのようなジト目で見つめる
オ・・・オレモミテクレ・・・
174通常の名無しさんの3倍:03/09/16 01:26 ID:???
飴と鞭
飴と鞭
飴と鞭………………………………ハァハァハァハァ
175通常の名無しさんの3倍:03/09/16 02:50 ID:???
ウッソの場合:鞭3割飴7割
クロの場合:鞭鞭鞭鞭鞭鞭鞭鞭鞭鞭鞭
176通常の名無しさんの3倍:03/09/16 05:24 ID:???
>>168
今から(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル  
177通常の名無しさんの3倍:03/09/16 06:17 ID:???
>>175
・゚・(ノД`;)・゚・
178通常の名無しさんの3倍:03/09/16 14:14 ID:???
>>175
普通に考えれば飴三割鞭七割くらいの配分に見えるが
逆に見えるということは相当Mですな



同志(w
179通常の名無しさんの3倍:03/09/17 01:55 ID:???
あんまり鞭ばっかだとキレたウッソにここのスレみたいなことされるかも
しれないから飴は必要

 ttp://comic.2ch.net/shar/kako/1026/10263/1026382821.html
180175:03/09/17 03:51 ID:???
訂正
ウッソの場合:鞭3割飴7割
クロの場合:鞭鞭鞭鞭鞭鞭鞭鞭鞭鞭鞭ところにより棒

>>178
あ?あれ?そうなの?俺貴殿の同属?

初めてウッソ君をわたしのものにした日以来、久々の唾のご褒美にウッソ
君は蕩けそうな顔になる。
「おいしい?」
「はい…」
そう、それじゃ。
今日は愛弟子も出来たし、クロちゃんで遊んで楽しかったし。
ウッソ君も心から浮気を反省したようだから、もう一つご褒美あげる。
きゅっ。
「ああっ!」
さっきから大きくなりっ放しのウッソ君のものに私が手を添え。
優しく揉みしだいてあげようとした瞬間。
二、三回刺激しただけで、熱い粘液がわたしの掌に噴出した。
「あらあら」
「ご、ごめんなさいカテジナさん、ぼ、僕…」
夢見心地から、またも泣きそうな顔になるウッソ君。
「いいのよ」
わたしは微笑んで、掌をウッソ君の前に差し出す。
ピチャピチャ。
自分で出した物を舐めとるウッソ君の頭を、わたしはもう片方の掌で
優しく撫でさすってあげていた。

それから三日が過ぎた。
昼はスージィを教育しつつ「捕虜収容所」を改装。
夜はウッソ君と楽しく過ごしていたわたしに転機が訪れた。
わたしとウッソ君の愛の園になる筈だったカサレリアに暗雲が立ち込め
ようとしていた。

O−3に続く。
182通常の名無しさんの3倍:03/09/17 21:30 ID:???
おお遂に・・・
よかったなウッソ
そしてSS職人たんお疲れです、次回作待っとります
183通常の名無しさんの3倍:03/09/17 23:27 ID:???
ク、クロちゃんは…
184通常の名無しさんの3倍:03/09/18 03:40 ID:???
>>180
・゚・(ノД`;)・゚・
185通常の名無しさんの3倍:03/09/18 06:35 ID:???
改装された「捕虜収容所」はSMクラブの一室みたいなのを想像すれば
よいでしょuk・゚・(ノД`;)・゚・
186通常の名無しさんの3倍:03/09/18 11:43 ID:???
>>185
>>8
まあ当たらずとも遠からずか(w
187通常の名無しさんの3倍:03/09/18 12:47 ID:???
>>180
棒がある分>>175よりは幸せなんじゃないかと思う自分はもう感覚が麻痺しているのでしょうか・・・
188通常の名無しさんの3倍:03/09/18 13:31 ID:???
棒で幸せだなんておかしいよ!
189通常の名無しさんの3倍:03/09/18 16:59 ID:???
分かってるけどあえて・・・
どこだよ!!>ところにより棒
190通常の名無しさんの3倍:03/09/18 21:03 ID:???
鞭は痛いだけだが
棒は叩くのではなく挿す場合は快感だから
191通常の名無しさんの3倍:03/09/19 07:46 ID:???
スージィたんに調教されたりカテジナさんにぞんざいに扱われたり実験されたり


ク ロ ノ ク ル が 羨 ま し い !
192通常の名無しさんの3倍:03/09/19 19:24 ID:???
>>191
カテジナさんはクロちゃんをぞんざいに扱ったりなんかしてません
ちゃんと全身全霊をかけていたぶってます
193通常の名無しさんの3倍:03/09/20 02:28 ID:???
まずい、このままOルートでカテジナさんがウッソと行動をともにすると
後でエリシャとマルチナも弟子入りしてしまう

オデロとウォレンに合掌…
194通常の名無しさんの3倍:03/09/20 03:31 ID:???
>>193
本編では黒魔女の洗脳電波に感化された2人が
こちらでは鬼畜娘の弟子に・・・・・
その頃までにはスージィどうなってるんだろう・・・・・
195カテ書き:03/09/20 20:19 ID:???
どうやら人気の差が歴然としてるようなのでO編続けます。
それでもV編も本来のスレの流れ的には優先されるべき物なので
その内に書くかもしれません(スレが続けば、いや続いてくれぃ!)
196通常の名無しさんの3倍:03/09/21 11:57 ID:???
南極に挿絵キターッ!
197UC0083フォンブラウンにて:03/09/21 20:34 ID:???
「白いシャツに染み付いた汗...そこから透けて見える幼い顔立ちの割に逞しい胸板...
 ハァハァ...」
「え〜と ここがこうなって...」(カチャカチャ)
「ハァハァ...(シュッシュッシュッ..)」
(カチャカチャ)「ここがこうだから...」
(シュッシュッシュッ)
「あ! そーか ここはこうなるんだ..」(カチャカチャ)
「ううぅっ!........ハァハァ...」
(!)「だ 誰ですか!そこにいるのは!」
「い..いや...すまんな...ウラキ君...」
「ケ ケリィさん...どうしたんですか..隠れてたりして...」
「いや..な..メシが出来たんで呼びに来たんだが君があまりにも...
 ...修理に夢中だったんで声が掛けられなかったんだよ...」
「そ そうですか.....ところで..何か..変なにおい..しません?」
「あ..汗だよ!...今日は2人ともいっぱい働いたからなァ...ハハ」
「ズボン...濡れてますけど...何かかぶったんですか...」
「リョ..料理でかな...ハハ」
「よかったら..洗いますけど...」
「いいって!...いくら居候ったって そこまではさせらんないよ...」
「でも洗わせてください...いつも迷惑かけられっぱなしだし...」
「そ そんなことないさ...ついさっきも君で...」
「は?」
「な なんでもないさ...ハハハ」

わたしは今までの人生で男性に泣かされたことがありません。
別に自慢しているわけではなく、本当のことなんですから。
それは常に私の方が男性を泣かす側にいたから。
そういう生き方をするきっかけを与えてくれた、わたしにとって人生の師
とも言うべき方がいます。
まだ幼少の頃、ザンスカール戦争に巻き込まれたわたしは戦災孤児と
なり
ました。
レジスタンスに拾われたわたしが逃げ込んだ先で出会ったのは美しく
聡明で、そして残酷な女性。
でも私にはとても優しかった、死別した実の姉にかわる第二の姉とも
言えるその女性との出会いは今も昨日の事のように思い出せます。
そしてわたしが初めて「泣かせた」男性のことも。


作家スージィ・リレーン(代表作「カサレリアの四季」「わたしが見たリガ・ミリティア」
「戦時下のザンスカール帝国市民生活について」)の覚書より

捕虜収容所で。
わたしはクロちゃんを綺麗にしてあげていた。
壁に張りつけたクロちゃん目掛けてブースト水流を放水する。
首輪で壁に固定されているので逃げるに逃げられず、哀れな目で許しを請う
クロちゃんを面白そうに眺めていると。
「カテジナお姉ちゃん、いる?」
収容所にスージィがやって来た。
「どうしたのスージィ?またクロちゃんを苛めたくなったの?」
そう言って水流を止め、スージィに笑顔を向ける。
「ううん、あのね、伯爵がカサレリアから移動しようって言うの」
「え?」

スージィ達を保護していたリガ・ミリティアのカミオン隊はウーイッグ空襲から
ある程度日数が経ってほとぼりが醒めたことで、郊外の秘密工場へ拠点を
移すらしい。
それならカサレリアに来ないで最初からそっちに行って欲しかったと、少し前
のわたしなら思ったが、おかげでこんな可愛い妹が出来たんだから悪い事
ばかりでもなかった。
もちろん悪い事も思いっきりあったけど。
そう、あのずうずうしい黒大女がわたしのウッソ君につきまとっているのよ。

三日前の夜。
黒大女とイチャついていた罰としてウッソ君の生え始めた陰毛を全て剃って
しまってから、わたしの言いつけどおり黒筋女を避けているウッソ君だけど
慎みのない黒年増はあれこれ理由をつけては自分からウッソ君に近寄る。
我慢の限界に達したわたしはクロちゃんで憂さを晴らしていた。
200通常の名無しさんの3倍:03/09/22 03:34 ID:???
ここのカテジナ様は女神様だ。万歳!
201通常の名無しさんの3倍:03/09/22 09:49 ID:???
本当にあった恐い話スレはここですか?
202通常の名無しさんの3倍:03/09/22 10:17 ID:???
>>201
どちらかと言えば


本 当 に あ っ た ら 恐 い 話 ス レ だ
203通常の名無しさんの3倍:03/09/22 22:05 ID:???
もはやクロちゃんがどんな酷いことされていても驚きもしなければ
同乗もしないのね、ここの住人(w
204通常の名無しさんの3倍:03/09/22 22:07 ID:???
同情だよ…
クロちゃんに同乗…意味深な誤字しちゃった
205通常の名無しさんの3倍:03/09/22 22:21 ID:???
ある意味幸せなウッソよりも
間違いなく哀れなクロちゃんを同情しつつも楽しむ話です
俺の中では
206通常の名無しさんの3倍:03/09/23 00:28 ID:???
>>203
前スレでここの住人達は自分達の手で運命の選択をしてしまっているんだよ
哀れなクロの行く末に同情しつつ、萌えつつ、懺悔しながら楽しんでいるのさ
207通常の名無しさんの3倍:03/09/23 02:58 ID:???
>>205
>間違いなく哀れなクロちゃん
確かにノーマルな人間にとっては不幸のどん底だろうな
真性Mなら美女と美幼女に苛められるなんて極楽だろうけど(w
(ふぅ、今日も疲れたな)
 夕食のシチューやパン等でお腹を一杯にしたウッソ・エヴィンは、風呂の中
で昼間の仕事を思い出していた。今日乾燥させ始めた羊肉のソーセージを作り
終わったら、今度は熟成させている豚肉でハムを作らなければならない。
 ここの所、母が教えてくれた作り方を思い出したり、ネットや地下にあるコ
ンピューターバンクから引き出した情報を見たりしながら、ハムやソーセージ
を作り続ける毎日だ。
 カサレリアの住人で、実際にハムやソーセージを作った事のある者は、去年
まではウッソしかいなかった。他のカサレリアの住人達に、作り方の指導をし
ながら作業をするのは、流石に大変だ。去年一度やった事とは言え、まだまだ
上手く出来るとは言えない。教える方も、教えられる方も。
 秋の収穫が終わっても、生きる厳しさは休みを与えてはくれないのだ。冬の
間も、やるべき事は沢山ある。
 そんな中行なわれた昨日のクリスマスパーティが、ほんの少し疲れを取り除
いてくれた。こんなに沢山の人達とクリスマスが祝えるなんて、小さな頃には
夢にも思わなかったから。
(昔も平和だったけど、今の生活も悪くないか)
 カテジナ・ルースという名の年上の女性に憧れていた頃の、戦争前の生活を
思い出す。両親がいない事を除けは、あれはあれでそう悪い生活ではなかった。
今の賑やかな暮らしも良いが、お隣に住んでいたシャクティと二人で静かに生
きて行くのも、それはそれで幸福な生活だったと言える。
(そのシャクティとは、同じ家で暮らす事になっちゃんたんだよな)
 シャクティの事を想うと、昨夜のクリスマスパーティの事が思い出された。
「二人っきりの時、ウッソに渡したいの」
 そう言って薄い褐色の肌を持つ少女は、恋人に昨日クリスマスプレゼントを
渡さなかったのだ。プレゼントが何か、大体想像は付く。冬の夜にシャクティ
が一生懸命編んでいた、白い幾何学模様の入った青いセーターだろう。
 だがやたらと眠いので、その白い幾何学模様を思い出す事が出来ない。この
所働き詰めのせいか、夜がそれ程深まっていないのに、眠くなる日が多いのだ。
それに加え、今日は少し気分が悪い。
(年が明けたら、少し休ませて貰うか)
 眠い頭でそう思いながら、ウッソは風呂から上がった。

「あ、ウッソ。プレゼント……」
 ウッソが二人の寝室に入るとすぐ、そうシャクティが呼びかけた。ウッソと
赤い糸で結ばれた褐色の肌を持つ少女は、部屋の中央に敷いてあるカーペット
の上に座って、絵本を読んでいる。戦災孤児だったカルルマンが、眠りに付く
時に読み聞かせる絵本を、選んでいるのだろう。
 それらの絵本が『白雪姫』や『眠れる森の美女』という、男の赤ん坊である
カルルにはいささか不似合いな絵本である事も、全く気にならない。
 今はただ、眠りたいだけだ。暖かい毛布に包まって、早く睡眠を取りたい。
明日も作業があるのだから。
 それに何だか、気分も悪い。早く横になりたい。
「ごめんシャクティ、今日はやたらと眠いんだ。明日にして、悪いけど」
「うん……」
 と、残念そうに返事をするシャクティなど気にする事も無く、いつも二人で
寝ている大きなダブルベッドの中へ、ウッソは潜り込んだ。

 目が覚めた、熱で。薪ストーブの火が強いのだ。
 ストーブの方を向こうとしたウッソは、自分の体の異変に気付く。眠い目を
擦ろうと思ったのだが、右手が動かないのだ。いや、右手だけではない。左手
も、両足も、動かす事が出来ない。
 ベッドの四隅へと繋がれている縄が、ウッソの手足を全て固定しているのだ。
異変はそれだけでは無い。着ていた筈の冬物のパジャマも、下着も、自分の体
を包んでいない。素っ裸だ、今のウッソは。
「目が覚めたのね、ウッソ」
 ストーブに薪をくべているシャクティが、静かに告げる。
 彼女も裸だ。全身の褐色の肌を、明かりの元で惜しげも無く晒している。
「シャクティ、これ、一体どうしたんだよ」
 手足をバタつかせ、必死にもがきながら、ウッソはシャクティに問い掛ける。
手足が抜けない程度に緩く縛ってあるが、動かすとやはり痛い。縄の作る輪の
内側で、手首や足首が擦れるのだ。
「大丈夫よ。お仕置きが終わったら、外してあげるから」
「お仕置き……? 何だよそれ、僕が何したっていうの!?」
 ウッソの問い掛けに応える事も無く、シャクティが続ける。
「ウッソの夕ご飯に入れたお薬であなたは眠っていたけど、大変だったのよ。
でも、ウッソは大きくなったわね、本当に」
 何が起こっているのか、目が覚めたばかりのウッソの頭には、全く理解出来
ない。何で、何でこんな事……。
「薬って……」
「アザレアから作ったのよ。毒を弱くするの、大変だったわ。ウッソは疲れて
たみたいだから、良く効いたみたいね」
 『愛の喜び』という花言葉を持つ毒草から作られた眠り薬のせいだったのだ、
あの眠気と気分の悪さは。
「どうして、どうしてこんな事するんだよ、シャクティ」
 シャクティが近付く。縄で手足を広げられたウッソを見下ろすと、いきなり
右手を上げる。
 ピシッ! シャクティの右手が、ウッソの頬に平手打ちを浴びせた。
「お黙りなさい! 私の気持ちも知らないで、あなたは!」
 いつもの儚気で優しいシャクティとは、声色が違う、完全に。心の底から、
怒りに打ち震えているのだ。
 ウッソが縛り付けられたベッドに膝を掛け、その上に上がる。シャクティの
体がウッソの頭を跨いだ後、その少年を冷たい目で見下ろし、右手を自分の足
の間に伸ばした。
「まず、私のここをお舐めなさい。あんな女の事、忘れさせてあげるわ」
 右手の人差し指と中指で広げられた、朱い中心をウッソに見せ付けながら、
下にいる少年に向かってシャクティは命令した。
 怖い。いつものシャクティじゃない。そう思うが、ウッソにはシャクティの
命令を無視する事の方が、余程怖い事だと思えた。今は彼女の命令に素直に従
うしか、生き延びる道は無さそうだ。
「頑張ってね、ウッソ」
 そう言うとシャクティは両膝を付き、二つの腿でウッソの頭を挟み込んだ。
両手で亜麻色の髪を掴み、自分の望む所へウッソの唇を導く。ウッソは必死に
望まれる通りにした、生き延びる為に。
「ぁ……、いいわウッソ。相変わらず上手ね……」
 褒められても、全く嬉しくない。それどころか、私にもっと快楽を与えろと
いう指示にしか、ウッソには聞こえなかった。
 舌で舐め、唇で吸い、歯で軽く噛む。シャクティの朱い中心を。
 今は、それ以外の事が出来ない。動きを止めれば、何が起こるが全く予想が
付かない。とにかく口さえ動かしていれば、今は生き延びる事が出来るのだ。
「さぁ、ご褒美よ」
 シャクティの朱い中心から、大量の雫が流れた。ウッソの顔に向けて。放た
れた黄金色の生温い雫が、ウッソの口の中へ入り込む。それを吐き出そうと、
ウッソは咳き込んだ。何て味だ……。
「何を……。汚いじゃないかっ」
「あら、気に入らなかった?」
 シャクティはそう言うと、体を小便まみれのウッソの顔から離し、ベッドか
ら降りた。下着を着ず冬物のパジャマを羽織った後、部屋のドアへと向かった。
(どうする気だ……、僕を)
 一人にされた部屋の中で、何度も何度も問い掛ける。だが、答えなど出て来
はしない。答えてくれる人もいない。
 とにかく、ここから逃げ出さないといけない。逃げ出さなければ、自分の人
生が終わってしまう。だがいくら少年がそう思って手足を動かしても、ベッド
に自分を縛り付けている縄は、戒めを解く気配を全く見せない。
 諦めるしかないのか……。小便まみれの頭で、ウッソはそう思った。
 部屋のドアが開いた。戻って来たシャクティは、半開きのままのドアを気に
する事もせず、ベッドと縄で自由を奪われたウッソに近付く。
 戻って来たシャクティの両手は、水の入った大きなバケツを抱えていた。川
から引いて来た水道の水が、バケツから溢れそうな程なみなみと注がれている。
「うふふ……」
 ベッドの傍に立ったシャクティは、小さく不気味な笑い声を発した後、バケ
ツの水を三分の一ほど、小便臭いウッソの顔に投げて掛けた。刺す様に冷たい、
水が。
「これで、綺麗になったでしょ」
 ウッソが返事を返す前に、バケツの口がウッソの口にキスをした。冷たい水
が、ウッソの口の中へ容赦無くそそぎ込まれる。
「同じ、カサレリアの味がするのにね」
 そう言いながらシャクティは、両手で持ったバケツをさらに傾けた。
 もう駄目だ。冷たい水が掛かるのも気にせず、顔を背ける。胃の底まで無理
矢理進入した冷たい川の水を、あらん限りの力で吐き出した。それが終わると、
必死で肺の中へ空気を送り込む。
「あらあら、またそんなお行儀の悪い事をして」
 シャクティはそう言うと、バケツをウッソの顔の上に持ち上げる。バケツを
引っ繰り返し、残ったバケツの水を全て、下にあるウッソの顔にぶちまけた。
刺す様に冷たい、水が。
「どうしたんだよ、シャクティ。何で、こんな酷い事をするんだよ……」
 水浸しの顔で、ウッソは必死にシャクティに向かって問い掛けた。だが褐色
の少女は、そんな問い掛けなど気にする様子も見せず、再び裸になろうとする。
「シャクティ、ねぇ、シャクティったら」
 ピシッ! 再びシャクティの平手打ちが、ウッソの頬を襲う。三発目が来る
事を恐れた少年は、黙り込むしかなかった。
「そうよ、いい子ね。でも最初から静かにしていれば、もっといい子だったの
にね、ウッソ」
 裸になった上体を傾け、シャクティは少年の唇に自分の唇を重ねた。唾液が
上から、入り込む。拒否する事など出来ない。上から落ちてくるシャクティの
唾液を受け入れる事しか、今のウッソには出来なかった。
「うふ、ウッソが静かになるおまじない、効いたかしら?」
 騒ぐとただでは置かないという脅しにしか、ウッソには聞こえない。なぜこ
んな事をするのか問いたかったが、それをすると、あの恐ろしいシャクティが
再び襲って来そうだ。口をつぐむしか無い、生き延びる手段は。
 シャクティの薄い褐色の体が、ウッソの白い体の上に重なる。
「相変わらず綺麗ね、ウッソの体は」
 そう言うとシャクティは、ウッソの頬を舐め始めた。拒否出来ない。顔を背
けよう物なら、耳を噛み千切られそうだ。恐怖を押し殺し、目を力一杯閉じて、

微かな快楽に身を委ねるしか無い。
 舌が、頬から首筋へ、首筋から鎖骨へ、鎖骨から左胸へと移動する。快感が
増すと同時に、恐怖感も増す。だが、耐える事だけで精一杯だ、今のウッソは。
 左の乳首を、吸われた。それでも声を出せない、怖いから。
「あら、こんな時位、声を出していいわよ。ウッソの女の子みたいな喘ぎ声、
大好きよ、私」
 許可が下りたので、素直に従う。甘い声で、小さく喘ぐウッソ。それを聞い
たシャクティは、満足気な笑みを浮かべながら、含んでいる乳首を噛んだ。
「ぁぐっ、……ャクティ!」
 思わず叫ぶ。
「うふふ、だから大好きなのよ、ウッソの体。もっと、良くしてあげるわ」
 シャクティは、一旦口を動かす行為をやめてそう言うと、広げられた左の脇
の下をくすぐり始めた。快感と笑いとの境目を行く、絶妙な優しさで。そして
残った左手で、ウッソの右の乳を脇と同じ優しい手付きで揉む。
 両胸と脇を、同時に攻められるウッソ。胸を揉む左手がウッソの腰に回り、
さすり始めた。耐え切れない。
「やめて、やめてシャクティ!」
 自らの上半身を快楽の地獄に叩き落した少女の名を叫びながら、ウッソは射
精した。精液の匂いが薪ストーブで生まれた暖気に乗って、部屋中に広がる。
 蒼臭い匂いを楽しみながら、シャクティは自らの体に掛かった蒼白い精液を、
手で掬い取った。そして手に付いた精液を、ゆっくりと口へ運ぶ。
「……美味しい。カサレリアの味がするわ」
 中で蒼白い精液が糸を引く口で、シャクティはそう言う。その少女の目が、
おかしい。異様としか表現しようの無い光が、シャクティの瞳の中にあるのだ。
 ウッソは、恐怖した。
「あらあら、こんなにしぼんじゃって。待っててね、すぐウッソを元気にして
あげるから」
 ウッソは、そんな事を望んではいない。肉体の快楽よりも、肉体の自由が欲
しいのに。だがそんな思いなど、今のシャクティには伝わらない。伝わってい
る筈なのに、徹底的に無視しているのだ。
 褐色の手が、ベッドの傍にある棚に伸びる。シャクティがいつも使っている
ハンドクリームを、その手が取った。蓋を開け、ハンドクリームを右手の中指
に、たっぷりと塗り付ける。
 シャクティは体を動かし、広げられたウッソの両足の間に座り込んだ。何を
する気だ……。
「さぁウッソ、力を抜いて。緊張してると、痛いだけよ」
 ハンドクリームが塗られた中指が、股間の後ろ側に近付く。まさか……。
「爪も切ったし、滑りもあるから大丈夫の筈よ。本当は、柔らかいおもちゃを
使いたかったんだけど、指で我慢なさい」
 その言葉の直後、ウッソの尻の穴にハンドクリームの塗られた中指が、第一
間接まで入り込んだ。
「うぁっ、汚いよ。……痛い、痛い。シャクティ、やめてよ、お願いだから」
 未知の体験をもたらす少女に、そうウッソは嘆願する。だが、やめない。
「お風呂に入ったばかりでしょ、ウッソは。それに、緊張してたら痛いって教
えた筈よ。リラックスして、力を抜かないとね」
 こんな状況で、どうやってリラックッスしろというのだ。それでもウッソは、
一生懸命体中の力を抜こうと努力した。そうしなければ、痛みが増すだけだと
分かっているから。
 次第に、シャクティの中指の第一間接から生まれる痛みがやわらぐ。徹底的
に、体中の筋肉を緩める事が出来たのだ。
 その事に気付いたのだろう。シャクティが微笑む。
「うふふ、良く出来たわね。次、行きましょうか」
 そう告げると、シャクティは中指の第二間接まで、ゆっくりと差し込んだ。
再びウッソの体に、緊張が走る。だが、力を入れると痛みが増すのは分かって
いるから、必死に全身の筋肉を緩めた。
 だが、シャクティの中指が根元まで入ると、それも出来なくなる。
「……ぃぎっ、い、痛い。……助けて、助けてよ母さん!」
 それを聞いたシャクティは、ウッソの中で中指を曲げた。そして中指を第二
関節まで抜き、再び根元まで素早く差し込む。ウッソの内側に、さらなる激痛
が広がった。
「目の前にあなたを愛してくれる女がいるのに、他の女に気を取られるのは、
失礼じゃなくって?」
 冷たく、シャクティが言い放つ。
「私は、破瓜の痛みに耐えたのよ。ウッソが相手だったから、耐えられたのよ。
あなたもこれ位の痛み、こらえなさい。男の子なんでしょ」
 ウッソには、そんな事はどうでもいい。とにかく痛みに耐える為、ひたすら
緊張を解く努力をした。その甲斐あってか、少しずつ痛みが消える。
 だが痛みがやわらいでも、その元であるシャクティの中指が、自分の中から
抜ける気配は全く無い。こんな状態がいつまで続くのかと思う事しか、ウッソ
には出来ないでいた。
「前立腺って、ここかしら?」
 激痛の中に、快感が混じる。未知の性的快感が、ウッソの中を走り抜けた。
自分の内側から、根元から刺激を受けて気持ち良くなるなど、ウッソは思って
もいなかった。
 しぼんだ物が、再び立ち上がる。
「良かった、合ってたみたいね。……もっと、してあげるわ」
 そう言いながら、シャクティはウッソの中で指を動かす。指の先でウッソの
快楽の震源を、撫でて、突付く。その度に、ウッソは喘ぎ声を上げる。かつて
体験した事の無い内側からの刺激に、耐える事が出来ないのだ。
 シャクティは、それが楽しい。指を動かす度に甘い響きを奏でる楽器の音色
を、楽しんだ。指先で撫でれば「ぁ……」と喘ぎ、突付けば「うっ」と叫ぶ。
指を小さく動かせば小さな音を出し、大きく動かせば大きな音を出す。
 本当に可愛い。ウッソ・エヴィンという名の、目の前にある生身の楽器は。
 駄目だ、また出ちゃうと思った瞬間、ウッソの中にある指の動きが止まった。
そしてその中指は、ゆっくりとウッソの穴から引き抜かれる。
 なぜやめたのか問う。内側から生まれた快楽が、溢れる寸前でやんだのだ。
このままでは、蛇の生殺しとしか言い様が無い。自分の中に留まり続ける溢れ
出す直前の快楽のせいで、気が狂ってしまうのではないかとさえ思えた。
「言ったでしょ、お仕置きだって。もう勝手に、外には出させないわ。」
 凍った視線でウッソを見下ろしながら、シャクティは冷たく告げた。
 褐色のシャクティの体が、再びウッソの白い体に跨る。今度は、腰の上に座
るつもりだ。体をウッソの顔の方に向け、両膝を付き、お互いをつなげようと
する。
 そそり立つウッソの象徴をシャクティは手で軽く持って、自分の朱い中心へ
上手く入る様に導いた。そんな事ですら、ウッソは射精しそうになる。
 しかし、耐えなければ。ここで出してしまえば、あの恐ろしい視線と平手打
ちが、自分を襲うに決まっている。溢れ出そうとする快感を、ウッソは必死に
静止し続けた。
「さてと、お待ちかねよ。思いっ切りそそぎ込みなさい、私の中へ」
 暖かい恐怖が、下半身から広がった。すぐにでも快楽の全てを出し切って、
安息を迎えたい。
「駄目よ、すぐに出しちゃ。出したらどうなるか、分かってるわね」
 そんな事を言われても、肉体の反応がどうとでもなる物では無い。しかし、
耐えなければ。溢れる寸前の甘い快楽で、ウッソの体は振るえ続けた。
 だがシャクティが体を上下に動かす度に、体中に満ちた快楽が溢れたがる。
シャクティの中の微細な凹凸が、ウッソを先端から根元まで締め付ける微妙な
力が、シャクティの作り出した絡み付く蜜が、これでもかとウッソの神経の中
枢を襲い続ける。
「んふふ……」
 動きを止めるシャクティ。助かったとウッソが思った瞬間、先と根元を同時
に絞り上げられた。
「んあっ、駄目っ!」
 耐えられなかった。二度目に出した精を、シャクティの中へとそそぎ込む。
その行為をいくら精神が拒否しても、肉体の反応を止める事など出来なかった。
(何で、何でこんな事……)
 数え切れない程頭の中をよぎって行った問いを、ウッソは再度自分とシャク
ティに向けて行なった。声を出さずに。
 だが、シャクティがウッソの上から動こうとする気配は無い。それどころか、
しぼんだウッソをさらに絞り上げるのだ。つながったままで。
「もうやめてよシャクティ。何でこんな事するの。いつものシャクティに戻っ
てよ。お願いだから、ねぇ!」
 ピシッ! 涙を流しながら嘆願するウッソの頬に、三度目の平手打ちが襲う。
「あなたが、あなたが悪いんでしょ! いつまでたっても、カテジナなんて女
の事を忘れられないウッソが悪いのよ!」
 なぜ、恋に恋していた頃の憧れの対象の名前が、ここで出て来るのか分から
ない。美しい金髪を持つカテジナの姿を映した画像も、たった一度だけ返って
来たメールの返事も、自分のパソコンから完全に消した筈だ。なのになぜ……。
「あなたわね、先月の今日、寝言で私に向かって『カテジナさん』って言った
のよ! 分かる、この屈辱が!!
 私はウッソの為に、毎日ご飯を作ってあげた。お掃除もお洗濯も、毎日して
あげた。お風呂で、ウッソの背中を流してあげた。ウッソにぴったりの服も、
作ってあげた。お誕生日もクリスマスも、祝ってあげた。
 畑仕事を頑張ったのも、羊や豚や鶏の世話を一生懸命したのも、女の子なの
に薪割りをしたのも、みんな、みんなウッソの為じゃない!
 おしっこを途中で止めて締まりを良くする練習をしてるのも、避妊のお薬を
飲んでるのも、ウッソに気持ち良くなってもらう為よ。恥ずかしい思いをしな
がら、私は毎日毎日してるのよ、それを!
 なのにあの日の朝、寝ているウッソの頬に私がキスした時、あの女の名前を
吐き出したのよ、あなたは! よりによって私に向かって!!」
 シャクティの頬が、目からこぼれた涙で濡れた。だがウッソを責める怒りは、
静まる気配を見せない。
「あんな悲しみの抜け殻みたいな女、まだ忘れられないの、ウッソは!」
 知ってる、知ってるんだシャクティは。カテジナさんの事……。
「カテジナさん、まだ生きてるの!? ねぇ、知ってるんだろシャクティ!」
 ビシッ!! 今までよりもさらに強力な平手打ちが、ウッソの頬を襲った。
「何でそこで、『ごめんシャクティ』って謝ってくれないのよ。私がこんなに
ウッソの事好きなのに、何で私の事を一番に思ってくれないのよ!
 私はね、ウッソが好きよ。小さな頃に初めて会った時から、ずっと好きよ。
世界で一番あなたを愛してるのは、私なのよ!
 なのにあなたは、いつもいつも他の女に色目を使って!」
 腰を上下に振るシャクティの両手が、ウッソの頭に伸びる。少女の褐色の両
手が、下にいる少年の側頭部にある水浸しの亜麻色の髪を掴んだ。その両手が、
強い力でウッソの頭を枕の上に押さえ付ける。
 涙に濡れた狂気の視線が、ウッソの瞳を襲った。
「そうよ、この瞳よ。この澄んだ瞳がいけないのよ。この青い瞳が、他の女を
たらし込むのよ。この綺麗な瞳で見られた女は、みんなあなたの虜になってし
まうのよ! それが分かってるの、ウッソは!!
 あげくの果てに、私より先にマーベットさんに子供まで生ませて!」
 何を言ってるんだ、シャクティは……。
「この瞳が、マーベットさんを好きだって表情で見てるから、あなたの子供を
マーベットさんが生んだのよ! オリファーさんの体を使って!」
「そんな、無茶苦茶だよ! ねぇ、目を覚ましてよシャクティ、ねぇったら!」
「お黙りなさい!!」
 雷霆の様なシャクティの叫び声が、ウッソを襲う。この声の前には、何人た
りとも黙り込む以外に無いという声だ。人の口から発せられる音だとは、とて
も思えない。ましてや、快楽の甘い喘ぎ声を発する筈の口から放たれたとは。
「あなたがマーベットさんを抱いた事があるのを、私が知らないとでも思って
いるの!」
(何で、知ってるの……)
 ウッソは驚いた。今年のオリファーの命日に、泣き崩れているマーベットを
慰めていた時、求められるままにその未亡人を抱いた事がある。
 だが、一度きりだ。終わった後マーベットに謝られ、お互い忘れましょうと
言われて、それっきりの筈なのに。なぜマーベットを抱いた事を、シャクティ
が知っているのか。
「図星の様ね。オリファーさんの命日の頃、二人共妙によそよそしかったから、
そうだとは思ってたけど。
 しかしマーベットさんも、お行儀が悪いわね。私の男を、勝手に摘まみ食い
して。私もマーベットさんの事好きだから、一言言ってくれればウッソを貸し
てあげたのに」
 僕は物じゃないと口から出掛かったが、出せない。口から出してしまえば、
この世の物とは思えないあの音が自分を襲うと、ウッソには分かっているから
だ。黙るしか無い。生き延びる為には、それしか道は無い。
「あら、カルル。起きちゃったの」
 その声を聞くと、ウッソは必死に頭を動かし、部屋のドアの方を見る。半開
きになったドアの下の方で、小さな赤ん坊の体が震えていた。
(だ、駄目だカルル……。こんな恐ろしい物を、見ちゃ……)
 そう思うが、言葉が出ない。いや、出せないでいた。恐怖のせいで、自分の
意思の通りに体が動いてくれないのだ。
「ふふ……。カルル、良く見ておきなさい。大きくなって浮気ばかりしてると、
こんな風になるんだから。私が下に敷いている、ウッソみたいにね」
 動きを止めたシャクティがそう言った直後、つながっているウッソが再び強
力に締め上げられた。ウッソの全てを、逃がすまいと。
「うぁっ……。駄目だ、駄目だカルル……」
 残った力を振り絞って、ドアの下の方を見る。だがカルルマンの姿は、もう
そこには無かった。半開きのドアの向こうから、大きな泣き声が聞こえる。
「あは、いい子ねカルルは。すぐに私の言う事が分かって、走って自分のベッ
ドに行っちゃうんだから。
 ……まだ出しちゃ駄目よ。赤ちゃんのカルルだって、私の言う事をちゃんと
聞いてくれたのよ。お父さんの方が悪い子だったら、子供に示しが付かないで
しょ、ウッソ」
 シャクティはウッソの髪から手を離し、再び体を揺らし始める。ウッソの上
に跨るシャクティの褐色の体が揺れる度に、跨られた少年の中で快楽と恐怖が、
交差した。
 シャクティの動きが、再び止まる。だが快楽と恐怖が交差する感覚は、ウッ
ソの中から消えなかった。自分を見下ろす視線を発する瞳の中にある、不気味
な輝きも消えなかった。
「私はね、ウッソの恋人にも、妹にも、お母さんにもなってあげる」
 シャクティの優しい声が聞こえる。その優しい声が途切れた時、ウッソの上
にある褐色の両手が、少年の白い首筋に伸びた。シャクティの両手が、か弱い
力でウッソの首を締め上げる。
 苦しい……。次第に強くなる力の為に、少しずつ意識が薄れて行くウッソは、
それ以外に何も考える事が出来なかった。
 シャクティの狂った光を宿す瞳が、ウッソの顔を見詰める。
「だから、ウッソは私の物よ。澄んだ青い瞳も、柔らかい頬っぺも、亜麻色の
サラサラの髪も、可愛い口から出る声も息も、純粋な想いも、暖かい心も……。
 ウッソの外側も内側も、全部、全部、全部私の物よ!」
 怖い……。ウッソの下半身を締め付ける力が生む感覚と、上半身を締め付け
る力が生む感覚が、体の中で幾重にも交じり合う。その感覚が、自分の意識を
遠くへと連れて行くから、怖い……。
「例え一言の言葉も、精虫の一匹でさえも、勝手に他の女に渡さないわ!!」
 自分を締め付ける二つの力に耐え切れなくなったウッソは、射精と気絶を同
時に行なう事で、自分に跨る褐色の恐怖から逃げ出した。

 目が覚めた、朝日で。カーテンが開いているのだ。
 光の方を向こうとしたウッソは、自分の体が自由に動く事に気付く。あれは
夢だったのかと思いながら、眠い眼を擦ろうと布団の中から右手を出す。
 パジャマの袖口から、赤く腫れ上がった手首が覗いた。
 背筋が寒くなる。
 ウッソは布団から左手を出し、手首を見た。赤い。慌てて起き上がり、掛け
てある布団を剥ぐ。両方の足首も、赤く腫れ上がっている。
 縄で擦れた跡だ。
(あれは、夢じゃなかったんだ……)
 そんな思いを否定しようと、必死に視線を動かす。ベッドの上には、マット
レスが無い。何より自分が寝ていたのは、昨夜シャクティが絵本を読んでいた
カーペットの上だ。
 丁寧に二枚の毛布を敷かれたカーペットの上で、ウッソは眠っていたのだ。
それに気付くと、絶望という名の感情が、ウッソの心を凍り付かせた。
 その感情で動かない体に鞭打って、洗面所へ顔を洗いに行く。洗面所の鏡に
映った首筋が、薄っすらと青黒くなっていた。
(あれは、夢じゃなかったんだ……)
 先程打ち消そうとした筈の言葉が、再び頭に浮かんで来た。顔を濡らした水
道の水の冷たさが、再度浮かんだ言葉に追い討ちを掛ける。カサレリアの川か
ら引いた水道の水は、昨夜と同じ刺す様な冷たさを、ウッソの顔に感じさせた。
 恐怖の確信の中、ウッソは何とか台所まで辿り着く。
「あ、お早うウッソ。遅かったわね」
 ウッソに向かって、シャクティが朝の挨拶をした。いつもの様に、自然に。
 シャクティはカルルマンの左隣に座り、昨日の残りのシチューをその赤ん坊
に食べさせている。隣のシャクティの右腕は、カルルの背中を抱いていた。
「はい、あーんして」
 いつもと同じ優しさに満ちた声でそう言って、匙で潰したじゃが芋をカルル
の口へ運ぶ。匙を持つ左手の袖口から、白い色が覗いた。
 包帯だ。
「どうしたの、手……」
「うん、朝ご飯作る時、包丁落としちゃって」
 嘘だ。シャクティが料理中に怪我をする事など、年に一度あるか無いかだ。
その怪我も、指先を包丁で少し切ったりする程度なのに。
 一体どうやったら、包丁を落として左の手首を切るのだ。だが、ウッソは怖
くて、シャクティにそんな疑問をぶつける事が出来ない。
 とりあえず、食事をしよう。腹一杯食べて、全てを忘れよう。ウッソはそう
思い、テーブルに並べられている朝食の前に座った。
 この秋に収穫した小麦で作ったパン。みんなで作った葡萄のジャム。必死に
世話をした羊から絞ったミルク。畑で取れた野菜で作ったサラダ。育てた鶏か
ら取った卵と、手作りのハムで作ったハムエッグ。
 これらを全て食べれは、自分の中の恐怖の確信を忘れられそうな気がする。
そう思い込むしか無かった、ウッソは。 ..
 黄身の二つあるハムエッグの上に、「Uso」とケチャップで書いてあった。
自分の名前を赤い字で書いてあるハムエッグを切り取り、口へ運ぶ。
 生臭い、味がした。
「シャクティ、ケチャップ変えた?」
「ううん、いつもと同じのよ」
 嘘だ、これも嘘だ。だが、やはりウッソは怖くて、シャクティに疑問をぶつ
ける事が出来ない。
 ウッソは知らない。自分の名前を書いた赤いケチャップの中に、シャクティ
の左の手首から流れた赤い血が、大量に混じっている事を。
「はい、ご馳走様。良く食べました。いい子ね、カルルは」
 シャクティはカルルにそう言って微笑んだ後、隣にいる赤ん坊の口の周りを
拭く。白い包帯をした左手に、布巾を持って。
 シャクティはカルルを椅子から降ろし、その赤ん坊を連れて台所から出た。
だがそんな事など気にせず、ウッソは必死に食事を取り続ける。
 最早、味など分からない。分からなくていい。腹一杯になれば、自分の中の
恐怖を全て忘れられそうな気がするから。何度も何度もそう自分に言い聞かせ、
ウッソは必死に朝食を胃の中へと流し込んだ。
 もう少しで全部食べ終わるという頃に、シャクティが戻って来た、一人で。
戻って来たシャクティの両手の中に、白い幾何学模様の入った青いセーターが、
畳まれた状態で収まっている。
 褐色の少女はウッソの向かいにある椅子に座った後、両手に持った青と白の
セーターを差し出した。愛の喜びに満ちた微笑みを、その顔に咲かせながら。
「はい、クリスマスプレゼント。遅くなっちゃったけど」
 シャクティは、嬉し気な声でそう言った。血の混じったケチャップの付いた
ハムエッグの、最後に残った一切れを食べて朝食を終えたウッソに向かって。
 咲き誇るアザレアの花の様な笑顔が、シャクティの顔一杯に咲いている。
「ガンダムと同じ色にしてみたけど、どうかしら?」
「う、うん、ありがとう……」
 ウッソは力の無い声で感謝した後、青いセーターを受け取った。着てみなく
ても、自分の体にぴったりの大きさだと分かっている。シャクティが、ウッソ
の事を全て分かっている少女が、編んだセーターだから。
 受け取った青と白のセーターを、隣の椅子の上に置いた。震える両手で。
「来年も再来年もプレゼントをあげるから、楽しみにしててね」
 少女は、可愛らしい笑顔を浮かべながら、そうウッソに声を掛けた。
 恐怖の中で、ウッソは悟った。自分の運命の赤い糸は、目の前で微笑んでい
るシャクティ・カリンという名の褐色の絶望が、全て握っている事を。
 再びシャクティが言う。可愛らしさ一杯の、いつもと同じ笑顔を咲かせて。
「私達、これからもずっとに一緒よね、ウッソ」
 ウッソは背筋が、寒くなった。

−完−
233通常の名無しさんの3倍:03/09/24 04:45 ID:???
・・・・・・・・・・
悪い
本気で「本当にあったら恐い話」だ。サイコホラーだよ。
234通常の名無しさんの3倍:03/09/24 05:55 ID:???
続編スレ初期にシャクティが犯人のサイコネタがあったが
それのプロローグみたいだ
235プルツー:03/09/24 15:43 ID:???
>>108>>36>>39(←この辺と本編23話と合わせて読むと、多少は面白いかもしれません(弱気))
前回、折れた奥歯はいまだに痛いプルツーです・・・あの翌日、お姉ちゃんはキュベレイでアクシズの中を遊びまわったそうで・・・
グレミーさんが、殺気だってお姉ちゃんを探し回ってます。流石に居住区でファンネル乱射しちゃ駄目です、人間として
きっと、お仕置きですね、ざまーみろです。それを考えると、折れた奥歯の痛みも少しは治まるというもの・・・
とりあえず、八つ当たりされないように、隠れてましょう・・・何されるかわかりませんからね♪
そういうわけで、私は自室に鍵をかけて、引き篭もることにします。お姉ちゃんのキュベレイの中にうずもれていたゲームも回収してきましたし
私は、ゴロンとベッドに横になると、手の平サイズのゲーム機の電源を入れ、ピコピコとゲームをし始めました
「ガタン」
ん?何か物音が・・・何気に見上げた天井の点検口、そこからひょっこりと顔を出してるおねえちゃんと、目があっちゃいました・・・
ニヤソ・・・と言う半角の効果音がぴったりと合う笑みはなんでしょう?お姉様
ひらりとお姉ちゃんの体が中を舞ったかと思うと、細い膝がサクッ!と、私のみぞおちに突き刺さりました
そ・・・その高さからみぞおちにニードロップは・・・ガクッ・・・

どのくらい、私は気絶していたのでしょう・・・気がついたら、私はお姉ちゃんの服を着せられ、変な椅子に固定されています
遠くで、グレミーさんの「エルピー・プル、聞こえるか?エルピー・プル」って声が聞こえます・・・
私はお姉ちゃんじゃありません!そんな事を言うなんて、グレミーさん、酷すぎます!
・・・私はお姉ちゃんに間違われている。グレミーさんはお姉ちゃんにお仕置きする気満々
私は今、グレミーさんの前で椅子に拘束されている・・・
→お姉ちゃんの代わりに私がグレミーさんのお仕置きを受ける
嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!と、絶叫したい所ですが、みぞおちにニードロップを食らった私はろくに言葉なんて出ません
ホログラムのZZが攻めてくるわ、椅子から電流が流れるわ、妙な薬は投与されるわ・・・もう、嫌・・・死ぬ、死んでまいますがな・・・

(プルツーの記憶があやふやなので、一部割愛させていただきます。(−人−)南無南無Byエルピー・プル)

ゼエゼエ・・・生きてる・・・不思議な事に生きてます・・・私・・・でも、もー駄目・・・頭グワングワンで、体ヘロヘロです・・・
ひ・・・ひとまず、部屋に帰りましょう・・・帰って泥のように寝ましょう・・・

起きた時、私はお姉ちゃんが彼氏と一緒に駆け落ちした事を聞きました・・・
大量の私の私物と一緒に・・・
うわぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!(爆涙)
236通常の名無しさんの3倍:03/09/24 17:55 ID:???
愛らしさの欠片もない陰湿シャク恐すぎってか精神的グロ描写が上手いね

へろへろプルツー萌え(w
237通常の名無しさんの3倍:03/09/24 19:19 ID:???
職人ふえてようやく賑わって来たねぇ
238通常の名無しさんの3倍:03/09/25 05:50 ID:???
職人氏の心理描写もさることながら
シャクティって本当にこんな感じっぽ
「見返りを求め恩着せがましい愛情の押し売り」
最初から最期までかわいそうなだけのウッソってはじめてかも
239通常の名無しさんの3倍:03/09/25 10:17 ID:???
>>238
ネタ書いてる本人とSSのシャクティの動きが同調する部分が多いから書きやすいんでしょうね。

「見返りを求め恩着せがましい愛情の押し売り」

という部分には同意します。
240通常の名無しさんの3倍:03/09/25 14:00 ID:???
それ悪い事と思ってないからな。
241通常の名無しさんの3倍:03/09/25 16:34 ID:???
みんなずいぶんとやさしくないレスだが一連のレスと同じような感想を持った。












>「……美味しい。カサレリアの味がするわ」
ブハハハハハハハハハ
面白かったよ

もちろんクロちゃん苛めだけではわたしの業腹は収まりはしない。
今夜はもう一度ウッソ君にきつく釘を刺すつもりだった。
確かにウッソ君はわたしの言いつけを守って、黒大女に自分から話し掛け
たりはしない…けれど。
向こうから何か言われたり頼まれたりすると応じている。
それだけならまだ許せるけど
恥じらいのない黒筋女がブラをつけなくてもいいような大してない胸を故意
押し付けたりしてきた時の反応が、明らかに嬉しそうだ。
今までは我慢してきたけどそれも限界。
たとえ自分の方から関わっているのでなくても、わたし以外の女と楽しそう
にする事それ事態が浮気であり、キツいお仕置きの対象だと教え込んでおく
必要がありそうだわ、と思っていた。
それが…リガ・ミリティア一党がいなくなれば、当然黒年増もいなくなる。
願ったり叶ったりと喜んだわたしだけど、ふと見るとスージィの寂しそうな顔が
目に映る。
そうだ、カミオン隊の老人達に保護されているスージィは彼らが去れば一緒
に行かなくてはいけない。
だがすぐに打開策が浮かぶ。
わたしがスージィを引き取ればいいのよ。
食い扶持が足りなくなれば黒餓鬼をどこかに売っ払ってしまえばいいし。
そうと決まれば伯爵達に談判しなくちゃいけないわね。
彼らだって色々手伝いにこき使えるオデロ君やウォレン君はともかく、まだ
幼いスージィを連れて行ってもメリットはないもの、きっと承諾してくれる
はずだわ。
「安心してスージィ、約束する、あなたとわたしはこれからもずっと一緒に
いられるから」
「本当?」
「わたしがあなたに嘘をついた?」
「ううん」
首を振るスージィが可愛くなってわたしは思わず彼女を抱きしめた。

「後で伯爵達にわたしから言っておくから…それよりまた面白いことして
みる?」
わたしはクロちゃんを指差す。
「何してるの?」
「クロちゃんを洗ってあげてたの、手伝う?」
「うん」
「それじゃあのブラシを持ってきて」
言いつけどおり、大きな柄のついたデッキブラシを引きずるようにもって
くるスージィ。
「まずはこうやって濡らしてあげるのよ」
そう言って再び水流をクロちゃんに浴びせる。
今度は水流の強さは少し抑えてある、ただし浴びせた場所は股間だった。
「ぐほっ!」
まともに股間を直撃されてクロちゃんが悶えるが、壁に拘束された身では
逃げる術がない。
しかも伸びないように固定された脚を開いた形で拘束されているから、股
を開いてしゃがんだような姿勢になっている。
まさに股間を責めてくださいと言わんばかりの姿勢に。
二度、三度、続けざまに水流を浴びせると、その度に悶絶するクロちゃん
にスージィも大喜び。
「さて、もう充分濡れたから、そのブラシでクロちゃんを綺麗にしてあげ
なさい」
「はーい」
自分の背丈より長いデッキブラシを引きずって、勇んでクロちゃんが拘束
された壁際へと走っていくスージィ、ふふ、可愛いわ。

244通常の名無しさんの3倍:03/09/25 23:23 ID:???
嗚呼クロよ…
いっそ舌を噛み切るなりなんなりして死んだほうが
楽かもしれんぞ
245通常の名無しさんの3倍:03/09/26 01:00 ID:???
【秋ですな】第11回迷惑サイト一斉訪問祭り【運動会?】

み ん な で 業 者 を ぶ っ ち ぎ れ ! 

・9月26日 午後11時00分にヨーイドン!!
・総本部( http://jbbs.shitaraba.com/news/938/ )にて詳細発表! !

スレ汚し失礼しました。

246通常の名無しさんの3倍:03/09/26 02:57 ID:???
クロたん……(つД`)
247238:03/09/26 09:28 ID:???
なんか別の意味に読めるのでちょっと修正

職人氏のキャラ描写の上手さもさることながら
シャクティって本当にこんな感じっぽ
「見返りを求め恩着せがましい愛情の押し売り」
最初から最期までかわいそうなだけのウッソってはじめてかも

言葉足らずで申し訳ない。失礼しました。
248通常の名無しさんの3倍:03/09/26 09:50 ID:???
>食い扶持が足りなくなれば黒餓鬼をどこかに売っ払ってしまえばいいし。
もはや眼中になしなのか?
恐い発言もスージィかわいさゆえ・・・いいなぁカテジナさん
249通常の名無しさんの3倍:03/09/26 10:16 ID:???
スージィたんにデッキブラシでゴシゴシされたいです。
250通常の名無しさんの3倍:03/09/26 17:34 ID:???
>>235
かわいそう・・・なはずなんだがなぜか微笑ましい
251通常の名無しさんの3倍:03/09/26 20:25 ID:???
>>248
ウッソとクロちゃん、スージィたんと釈で天地ほど扱いの違う
カテジナさん
252通常の名無しさんの3倍:03/09/27 11:37 ID:???
週末家にいないので保守しとこう
本当は夜のほうがいいのだが
253通常の名無しさんの3倍:03/09/27 20:06 ID:???
>>249
デッキブラシをなめるなよ?
ブラシ部分もキビシめだが最大の強敵はブラシの止め木部分だ!
死ぬぞ!間違ってあれで強打とかされたら!!
254通常の名無しさんの3倍:03/09/28 08:51 ID:???
スージィたんになら死なない程度に強打されたい
カテジナさんにやられたら死ぬがしれん
プルツーたんハァハァ
255通常の名無しさんの3倍:03/09/28 12:28 ID:???
>>254
悶絶するお前を見て屈託無く笑うスーたんに最高の笑顔で応えてやれ
そして言うんだ「グッジョブ」って・・・

息も絶え絶えのクロちゃんの前に立ったスージィは。
「今から綺麗にしてあげるねクロちゃん」
「はぁはぁはぁ…うぐっ」
返事がないことに怒ってブラシの柄のほうでクロちゃんの腹を突く。
うんうん、この三日間で立派に成長したわねスージィ。
「綺麗にしてあげるって言ったんだよ?」
「うぅう、あ、ありがとうございます…」
面白いわよね。
わたしに対しては、実際に痛い目に合わされて屈服する迄は形ばかりでは
あっても虚勢を張って見せるクロちゃんも、スージィに対しては最初から
絶対服従の姿勢。
やはり幼女に責められた事がトラウマで、反抗の気力すら無くしてしまう
のかしらね。
「そう、じゃあキレイキレイ」
「むぐぐっ」
勇んでブラシをクロちゃんに当てて擦り始めるスージィ。
彼女には少し長すぎるのか、中々上手く擦れないようだけど。
ホースを置いた私は、もう一つ別の洗車用のブラシを持って二人のほうへ
と近づいた。
デッキブラシよりは幾分柔らかいこれを使わないとね、大事な場所を洗う
には。
「スージィ、次はこれよ」
そのブラシを渡す。
「これは?」
「クロちゃんの一番大切な場所を洗うのに使いなさい」
それを聞いてスージィが微笑を浮かべる。
目尻と唇の端だけで現す小さな微笑を。
ふふふ、いい笑顔をするようになったわね。
257通常の名無しさんの3倍:03/09/28 21:34 ID:???
幼女に自分の一番大切な場所を洗われる屈辱
258通常の名無しさんの3倍:03/09/28 23:09 ID:???
屈服ハァハア
259通常の名無しさんの3倍:03/09/29 15:48 ID:???
幼女に絶対服従するくらいなら死んだほうがマシな人の数
幼女に絶対服従するなんて考えるだけで興奮する人の数
このスレに多いのはもちろん…

「さあ準備するわね」
流水の冷たさと、度重なる水圧攻撃を受けてすっかり縮んでしまったクロ
ちゃんの股間にわたしは液体ソープをたらす。
「はい、後はお願いねスージィ」
「はーい」
「ま、待って…」
クロちゃんの制止などもちろん一顧だにせず、スージィはブラシを濡れた
股間に押し当てて擦り始めた。
「あぅ」
今までの悲痛な叫びとは少し趣の違う種類の声をあげるクロちゃん。
まあそれはそうよね、まだ若いのに三日間も出す物を出していないところ
にそんな刺激を加えられちゃ。
ふふふ、わたしもなかなか鬼にはなれないわね、自分が直接にではない
にしても、捕虜にした相手にこんな気持ちのいいことしてあげるなんて。
「ほらスージィ、クロちゃんはそこを洗われると気持ちいいみたいだから、
もっと強くこすってあげなさい」
「うん」
期待に満ちた目で一心不乱にブラシを動かすスージィ。
やがて。
「うぉ、も、もうやめ…もう結構ですっ!」
切羽詰まった声を上げるクロちゃん。
「遠慮はいらないわ」
「遠慮しないの」
わたしとスージィの声がハーモニーを奏でたと同時に。
「あぁっ!」
ぴくぴくと身体を振るわせたと同時に、泡立ってるクロちゃんの股間から
白い粘液が噴出した。

261通常の名無しさんの3倍:03/09/30 20:19 ID:???
クロ・・・・・・・・・・・・・・・・
初めて貴様が羨ましくも憎々しいぞ・・
これでもしもスーたんに顔射なんぞかました日には・・・・・・
262通常の名無しさんの3倍:03/10/01 18:54 ID:???
>>261
今までひたすら悲惨な目に遭ってたんだから
このぐらいの役得は認めてやれよ(w
263通常の名無しさんの3倍:03/10/01 21:02 ID:???
クロちゃん、あんがい幸せかも……
264通常の名無しさんの3倍:03/10/02 18:07 ID:???
>>262
たぶんこれからも悲惨な目に遭うよ(w
265通常の名無しさんの3倍:03/10/03 21:42 ID:???
ああもお先が読めない
O編の最初で癪がザンスの新女王になってたのは
奴の現在の心理状態を想像すればある程度予想できるが
このカテさんが平和そうにウッソの子供を身篭るなんて・・・
・・・どちらかと言えば身篭る前提として寸止めオンパレードのこの2人が
ヤったってのが想像できない(w
266通常の名無しさんの3倍:03/10/05 18:29 ID:???
クロage
267通常の名無しさんの3倍:03/10/06 04:49 ID:???
南極へ投下されてるイラストとのタッグは最凶!
268通常の名無しさんの3倍:03/10/08 11:39 ID:???
ホシュホシュ

「あなたってどういう人なの?せっかく洗ってもらった場所を自分でまた
汚しちゃうなんて」
まだ荒い息をしているクロちゃんの前に仁王立ちして見下ろしながら。
わたしは笑いを堪えて怒ったフリをする。
「ましてやこんな小さな子の前でそんな物を出すなんて…変態ね」
そう言ってスージィを抱き寄せる。
「はっ、あなたもしかして、この子によこしまな欲望を抱いているんじゃ
ないでしょうね?」
「バ、バカな、何て事をっ!」
ひたすら嵐が通り過ぎるのを待つように押し黙っていたクロちゃんがその
一言で声を荒げて反駁する。
「むきになることころが怪しいわね」
「そ、そんなことはないっ!断じてないっ!」
男らしく言い切るクロちゃん。
格好いいわよ、泡と精液にまみれた股間をおっ広げた姿じゃなければね。
「ふーん、この子に性的欲望を感じないというのね」
「当然だ」
「自分が好きなのはお姉さんだし」
「その通…い?」
ふふふ、わたしは忘れてはいないわよ。
捕獲した時に押収したロケットを広げて見せる。
「はっ!」
ようやくそれをわたしが「預かっている」ことを思い出したようね。
「返せっ!返してくれっ!」
ああ、その時のクロちゃんの顔。
羞恥と怒りで紅潮したその顔こそ、わたしが見たかったもの。
ウッソ君は恥ずかしがりはしても、私に何かをされて怒ることがないから。


270通常の名無しさんの3倍:03/10/09 01:40 ID:???
クロちゃんはおねーたんもえもえっ子なのね……ハァハァ
271通常の名無しさんの3倍:03/10/09 03:19 ID:???
「あたしもお姉ちゃん・・・本当のお姉ちゃんもお姉ちゃんも好きだよ?」
カテジナを指差しつぶらな瞳で問いかけるスージィ
「・・ありがとうスージィちゃん。でもねぇ・・この人のはちょ〜っと違うのよ?」
あああああ
スーたんがどんどん特異な大人の世界を知ることに・・・
272通常の名無しさんの3倍:03/10/09 13:18 ID:???
>この人のはちょ〜っと違うのよ
真性シスコンだからなあ。
273通常の名無しさんの3倍:03/10/09 21:48 ID:???
よかった・・・・・
スージィにかかってないようだ
274通常の名無しさんの3倍:03/10/10 20:58 ID:???
>>273
ひょっとして前回の更新から一週間もそんなこと心配してたのか(w
275273:03/10/11 05:39 ID:???
・・・・・・・・・・・・・・(´・ω・`)ウン
276通常の名無しさんの3倍:03/10/12 00:14 ID:???
>>275

そんなにすじタンが好きかーっ!

「そんなにお姉さんが好きなのね、ふふふ、少し妬けちゃうわ」
「違うっ!」
わたしがからかいの言葉を投げつけるとクロちゃんは拘束された身体で首
を必死に横に振る。
「確かに姉は大切に想っている、だがそれとこれとは話が別だっ!私はごく
普通の男だっ!」
あらあら力説しながら涙まで浮かべちゃって。
「あれ?クロちゃん泣いてるよ?」
目ざとく気づくスージィ。
「スージィに洗ってもらったから、嬉し泣きよ」
「そうなの」
「そうよねクロちゃん?こんな小さな女の子に大事なところをゴシゴシと
洗われて嬉し泣きする変態なのよね、あなたは」
「くぅぅぅ」
あらあら。、とうとう本格的に泣き出しちゃったわ。
どうやらそろそろおかれている境遇のストレスから精神が少し不安定になり
始めたようね。
まあこの辺りがポイントなんだけど。
ここでわたしという存在を潜在意識にまで焼印のように刻み込んでおけば、
もう一生わたしに逆らえない魂のレベルまでの下僕が生まれる。
…でもこれってウッソ君への裏切りのような…。

まあかまわないわね。
あくまでわたしの恋人はウッソ君だけ。
クロちゃんは愛玩動物なんだから。
それに黒大女なんかに鼻の下を伸ばしているウッソ君にわたしのちょっと
したお遊びをどうこういう資格なんてありはしないんだし…。
278通常の名無しさんの3倍:03/10/12 20:55 ID:???
狡い女だがそこがいい……。
279通常の名無しさんの3倍:03/10/15 00:51 ID:???
ホシュしとこう
280通常の名無しさんの3倍:03/10/15 02:49 ID:???
>黒大女なんかに鼻の下を伸ばしているウッソ君に〜
本命がそんな状態だというのにペットでお遊び三昧なんて余裕ありすぎですよ
あぁ〜危険だぁ〜

とりあえずスージィを皆のところへ戻すと、わたしはもう恥も外聞もなく
涙を流すクロちゃんの前に仁王立ちする。
「いつまで泣いてるの?情けない男ね」
「ううっ、き、君はどこまで私を苦しめれば気が済むのだ?そんなにまで
わたしが憎いのか?」
「当然でしょ…」
ガツッ!
「うわぁっ」
クロちゃんの顔に足をあて、頭を壁に押しあてる。
「あなたはわたしの家族や友達を殺したヴェスパの将校なのよ、ましてや
スージィの家族を殺したのはあなたかもしれないのよ、殺しても飽き足り
ないに決まってるじゃない、もちろんあっさり殺すつもりなんかないわ、
このまま死ぬまでいじめいてあげる」
いつものように興奮を押し殺すために怒りの演技をしながらグリグリと頭
を踏みにじる。
「…実は…」
クロちゃんが何事かを口にしようとして再び口ごもる。
「何よ…」
「いや、なんでもな…」
グリッ!
「うごぉ」
足を股間に移して力をこめるとクロちゃんはまたも悲鳴をあげる。
「何なの?言いなさい?」
「…君には関係な…がはっ!」
鳩尾に一発蹴りを入れる。
「また口の聞き方が元に戻ってきたわね、さっきイカしてあげたからって、
もう酷い事はされないと思って調子に乗ってるのかしら?」
久々に威圧感を前面に押し出してみると、ここのところの愛玩動物扱いに
慣れていたクロちゃんが脅えた目でわたしを見上げる。
「何を言おうとしたの、はっきり言いなさい」
腰に手をあて、睨みつけるわたしの迫力にクロちゃんはあっさりとその口
を割った。
282通常の名無しさんの3倍:03/10/15 22:49 ID:???
顔面に蹴り、頭を踏みにじる、股間責め、鳩尾蹴り
見事な四連撃だな
嗚呼クロよ…
283通常の名無しさんの3倍:03/10/16 11:42 ID:???
カテジナさんの攻めにぞくぞくします。正直クロノクルになりたい。
284通常の名無しさんの3倍:03/10/16 23:17 ID:???
>>283
これからの展開次第ではそんな事は言えなくなるような
どうせならどこまで代りたいと思っていられるか更新の都度に
レスをキボン(w
285通常の名無しさんの3倍:03/10/17 02:05 ID:???
たぶんカテジナさんは責められてもゾクゾクしてしまう>>283では
満足できないと思われ
泣き、怒り、羞恥に身をよじるからこそ責めがいがあるのでは・・・・?
286通常の名無しさんの3倍:03/10/17 19:09 ID:???
ウッソたんとならまだ代りたがる香具師も多そうだが
クロたんはなぁ…
287通常の名無しさんの3倍:03/10/17 22:04 ID:???
俺がカテジナさんと代わりたい
288通常の名無しさんの3倍:03/10/18 20:04 ID:???
>>287が嘘と黒にボコられて再起不能になりました

「わ…私がイエロージャケットに配属されたのはラゲーンが基地化された
後で、空襲を受けた時にはまだ地球に下りていなかったのだ…本当だ…」
やっぱりね、そうだとは思っていたけど。
確かに本当の事だろうけど、それを口に出すのは軍人、それも下っ端とは
いえ将校の矜持として許されないと思っていた筈。
それがとうとう耐え切れず口を出したということは、もう恥も外聞も全て
無くしてしまったということよね。
「ふーん、そうだったの…」
疑わずにその事実を受け入れるわたしに、クロちゃんは安堵の色を見せた。
次の瞬間に絶望が待っているとも知らず。
「それじゃあなたを虐待するのは筋違いだったわね」
言いながら、わたしはクロちゃんから押収した拳銃を取り出し弾薬が装填
されていることを確かめる。
「な、何を?」
安堵から一転、怪訝な顔になるクロちゃん。
「もう酷い事はしないから安心しなさい、一思いに射殺してあげる」
そう言って銃口を向けると。
「な、何で!」 
当然慌てふためくクロちゃん。
「あたりまえでしょ、あなたを返せばわたし達がここにいる事を知られる、
始末するしかないじゃない」
「そ、そんなっ!、せめてリガ・ミリティアに正式な捕虜として引き渡して
くれっ!」
あーあ、もうダメねクロちゃん、自分から捕虜にしてくれだなんて。
「生きて虜囚の辱めを受けず」という心得はないの?
人間って、一度気概が砕けるとどこまでも堕ちていくものなのかしら。
そういう情けないオトコには、このわたしが虜囚の辱めを与えてあげるしか
ないようね、それも徹底的に。
ウフフフフ、アハハハハ。
290通常の名無しさんの3倍:03/10/20 20:09 ID:???
加虐カテジナさんにハァハァしているのか被虐クロノクルにハァハァしているのか
わからず混乱してきた二二才の夜……
291通常の名無しさんの3倍:03/10/22 07:26 ID:???
ほしゅ
292通常の名無しさんの3倍:03/10/23 01:56 ID:???
>>290
どちらにもハァハァぢゃあダメか?
オレはえらいことになってる2人の横でスージィがどんな
表情してるだろうとか
カテジナさんがクロ遊びに精を出してる間ウッソがどんな浮気ととられる
行為をしてやがるとかも気になるぞ?
293通常の名無しさんの3倍:03/10/23 21:13 ID:???
>>292
残念ながら
>とりあえずスージィを皆のところへ戻すと
スジたんは今回見学してない
だからこそ遠慮会釈のない過酷な責め
クロたん・゚・(ノД`)・゚・
いさぎよく自決しようなど思わず。
リガ・ミリティアに引き渡してくれなどと、恥知らずな事を口走るクロちゃん
をわたしは軽蔑の視線で見下す。
まあそこまで堕としたのはわたしなんだけど…。
「お願いだ、せめて捕虜として…」
「お断りよ」
にべもなく拒否するわたし。
「ど、どうして?」
「そんなの面倒くさいわ、その点、始末するのは簡単よね、このまま引鉄を引く
だけでいいんだから」
冷静な判断力があれば、わたしの言葉の真偽を疑ったかもしれないけど。
今日までの苦痛と恥辱の数々で精神が消耗していたクロちゃんにはその余裕は
なく。
滝の様な涙を流しはじめた。
「助けて…助けてよマリア姉さん…」
ふふふ、またお姉さんの名前?
本当にどうしようもないシスコンね。
「それにね…あなたのような幼女に欲情するような変態は始末した方が世の中の
ためだわ」
わたしがさりげなく話を向けると。
「…私はそんな趣味は…ない」
死の恐怖に脅えながらも頑強に否定するクロちゃん。
「証明できるの?」
そう言って拳銃を下げるわたし。
一筋の光明をみいだしたクロちゃんの眼が輝く。
わたしによってそう誘導されているとも知らず。
295通常の名無しさんの3倍:03/10/25 07:17 ID:???
なにを頑張ればいいのかわからないが がんがれクロちゃん・・・・
296通常の名無しさんの3倍:03/10/25 08:00 ID:???
想像もつかないが何かとてつもなく屈辱的な事を
やらされそうな気がする
297通常の名無しさんの3倍:03/10/26 01:08 ID:???
クロノクル
負けるな素顔スレ住人、ここにあり
298通常の名無しさんの3倍:03/10/26 03:10 ID:???
罠にはまりゆくクロたん
って漢字だ
299通常の名無しさんの3倍:03/10/26 20:37 ID:???
はまり行くというか
既に蟻地獄の中でもがいている感じ
300通常の名無しさんの3倍:03/10/27 01:39 ID:???
猫と獲物
殺さず生かさず嬲り倒す
301通常の名無しさんの3倍:03/10/27 08:15 ID:???
>「…私はそんな趣味は…ない」
檀たん声で想像すると(;;;´Д`;;;)

「私にはそんな趣味はない…ごく普通の男だ」
ビクビクしながらも、そう言いきるクロちゃん。
「それだったら、わたしのような若い娘には興味があるのが当然よねぇ」
わたしの言葉にクロちゃんは思案顔になる。
何を意図しているのかがわかりかねるようだけど、未だ主観では死の渕に片足が
かかってる状態ではまともな考えは出来ないみたいね。
とりあえず藁をも掴むような心境で首を縦に振る。
「証明できるかしら?」
念を押す私。
「も、もちろん…」
ふふふ、言い切ったわねクロちゃん。
それじゃ証明してもらうわよ。

「じっとしていなさい、動くと切れるわ」
わたしはクロちゃんの両腕を拘束したロープをナイフで切り裂いた。
もちろん首と両脚を拘束したままなので逃げられないし、手でロープを解く時間
を与えはしない。
「さて、これからあなたが普通の男だって証明してもらうわ」
わたしがそう宣言しても、クロちゃんは何をしていいのかわからぬまま。
「あら、どうしたの?早くしなさい」
「あ、あの…」
促されても何をしていいのかわからぬままのクロちゃん。
「わからないの?」
そう言ってわたしはクロちゃんの顎を掴んで引き上げた。
両腕を自由にした状態でこんな事をするのは本当は危険だけど。
捕まえたばかりならともかく、今やクロちゃんの深層心理にはわたしへの恐怖
が染みついているから余程油断しない限りは安心だわ。
一度矜持が挫けた男がわたしに逆らえる筈はないもの。
303通常の名無しさんの3倍:03/10/27 22:26 ID:???
本格的な浮気なんですか?カテジナさん!!
304通常の名無しさんの3倍:03/10/28 07:43 ID:???
まさか
305通常の名無しさんの3倍:03/10/28 14:33 ID:???
ものにも言い方がある。

×浮気
○調きょ・・・じゃなくて教育or妻みぐい
306通常の名無しさんの3倍:03/10/28 23:58 ID:???
>妻みぐい
わざと?

わたしの思った通り。
顎を掴まれ、顔を近づけられてもクロちゃんはまったくの無抵抗。
「もう一度だけ言うわよ…」
息がかかるぐらい近くによって囁くように命令する。
「幼女じゃなく、わたしみたいな若い娘に興奮することを証明しなさいって
言ったの、早くしなさい」
「しろって、な、何を?」
「何のために手を自由にしたと思っているの?」
硬直するクロちゃん。
ふふふ、わたしの意図がようやくわかったのかしら?
さあ、早くしないとまた酷い目に遭わせるわよ。
そんな意志をこめて一睨みすると、クロちゃんは観念したように頷いた。
「わかったら早くしなさい」
今からクロちゃんが見せてくれる恥ずかしい姿を楽しもうとしていたわたし
は、予想していなかった動きに反応が遅れた。
自分の縮こまった物を触るだろうと思っていたその手が、わたしの身体へと
触れたのだ。
一瞬、硬直してしまうわたし。
すぐに意識を回復すると自分の無防備を後悔する。
もしクロちゃんに叛意があっての行動だったら、わたしは危害を加えられて
いた筈だった。
そして…触られてしまったことに痛恨の思いをする。
ウッソ君にも触れさせていないわたしの胸とお尻を、クロちゃんに…。
どうやらとんでもない勘違いをしたようねクロちゃん。
わざとじゃないのはわかってるわ。
でも、だからと言ってあなたを許せというのは無理な話よ。
わざとやったなら本当に「処分」するところだけど。
誤解という事で命だけは助けてあげるわ。
命だけは、ね。
308通常の名無しさんの3倍:03/10/30 19:49 ID:???
仕置!
309通常の名無しさんの3倍:03/10/31 21:48 ID:???
浮上
今回はクロちゃんと代りたい香具師が>>283
以外にも増えるかな
今回「だけ」はw
310通常の名無しさんの3倍:03/10/31 23:38 ID:???
この次かそのまた次が来たら激減するだろうな
311通常の名無しさんの3倍:03/11/01 22:02 ID:???
命だけは危険じゃないだろうがそれ以外は大変なことになるだろうからな・・
312通常の名無しさんの3倍:03/11/02 22:37 ID:???
「ねぇ クロちゃんを早くキレイキレイしようよーー」
「フフ..朝っぱらから張り切っちゃって...でもねスージィーちゃん..その前にちょっとやっておくことがあるの..
「やっておくことって?」
「フフ..前みたく洗ってる間に汚されてたら嫌でしょ...だから磨く前に精々搾り出しておかないと...」
「そ! それは一体な!!...な..何でしょうか...」
「でね...この穴の中にクロちゃんの大切なものを入れて...」
「や やめっ!.....お願いです..どうか止めてくれますでしょうか..」
「...よし!ちゃんと入れられたわね...それじゃあスイッチを押すわよ〜!」
「だ..だから...(ウィンウィン)あぅ...あああ!!!」




「ウッソく〜ん!」
「あっカテジナさん!」
「朝御飯まだなんでしょ...私と一緒に食べない?」
「い..いただきます!」
「フフ..いいのよ...他に私のできることといえばスージィーちゃんを見ててあげることくらいだし..」
「そ そんな...伯爵さんも喜んでましたよ...」
「ありがと...ねぇミルクも持ってきたの..今朝私が搾ったのよ...いっぱい飲んでね...」
 
313通常の名無しさんの3倍:03/11/03 04:32 ID:???
>>312
このカテジナさんものすげ恐い……w
314通常の名無しさんの3倍:03/11/03 04:55 ID:???
味で気付いてくれウッソ・・・
315通常の名無しさんの3倍:03/11/03 14:52 ID:???
いや、臭いで……

「人間、わからないことがあったら聞くべきよね」
「ぷはぁっ!」
パシッ!
「聞くは一時の恥だけど、知らないで行動した場合は…」
「ぷふっ」
ピシッ!
「こういう目にあったりするのよ」

一度は拘束を解いたクロちゃんを再びがんじがらめに拘束し、逆さに吊るし
水を入れた桶へと漬け込みながら、わたしは諭す。
腹筋を使って起き上がり水から顔を出す度に、革製の鞭でひっぱたいてやる
と痛みで力が抜けてまた水の中へと沈んでいく。
この鞭はいわゆる一本鞭で、一打ごとに皮膚から血が滲む。
今までクロちゃんを手や足や色んな道具で殴ったり蹴ったり叩いたりした。
けれどこれほど非道な代物は初めて。
しかたないわ。
ウッソ君にも触らせていないわたしの清らかな身体に触れたのだから。
そのうち腹筋が限界に達したのか、叩いてもいないのに水の中に頭を入れた
まま動こうとしない。
このまま放って置けば溺死するわね。
わたしを汚した当然の報い、と言いたいところだけど。
さすがにわざとやったわけじゃないから、慈悲深いわたしは寛大にも許して
あげる。
引き上げると、激しく咳き込んで水を鼻や口から噴き出すクロちゃん。
「少しは反省したかしら?」
咳がある程度収まったところで声をかけると、クロちゃんが脅えきった目で
わたしを逆さに見上げる。
「…は、はい…」
言葉使いも良くなったわね、やっぱり今までは少し甘すぎたのかしら?
317通常の名無しさんの3倍:03/11/04 11:55 ID:???
クロクロ、がんがれよ。・゚・(ノД`)・゚・。


















カテジナさんハァハァ(;;´Д`)
318通常の名無しさんの3倍:03/11/05 19:12 ID:???
今回もまだクロちゃんと代わりたい勇者は何処?
319通常の名無しさんの3倍:03/11/05 19:36 ID:???
>ウッソ君にも触らせていないわたしの清らかな身体に触れたのだから。

ウッソにもかよ?!
・・とそうじゃなくてここでツっこむべきは・・・
身体は清らかかも知れませんがあなたの場合うを?!なんだキミ達は!どうしようっていうんだ待て話せば・・・

今までの遊び半分の玉砕きごっこやお尻焼きごっこじゃなく。
少し、ほんの少しだけ本気の拷問によって溺死させられかけ、すっかり脅え
きった涙目のクロちゃん。
どれだけ効果があったのか試しに口元に足を近づけてみると、何も言わずに
唇をつける。
以前は玉砕きの脅しで無理にやらせたものだけど、何も言われなくても自発
的にしたということは、そろそろ飼い主の愛情が伝わってようやく躾がなって
きたという事かしらね。
試してみる価値はありそうだわ。
わたしはクロちゃんの髪を掴んで引き上げると、まったく無意味にその頬へと
往復の平手打ちを見舞った。
今までに何度もクロちゃんを叩き、殴り、撲ち、張り、蹴り、踏み、鞭打ち、
炙り、突っ込んできたわたしだけど。
それは全て彼が素直に言う事を聞かなかったりと、正当な理由があった。
今回は本当に何の理由もない、まあ厳密に言えば試しという理由がないわけで
もないけど、とにかく無意味な打擲を加えてみた。
すると。
「も、申し訳ありません」
ふふふ、やっぱり、いきなり叩かれたというのに自分から謝るなんて。
随分と素直になったわね。
これが他の人間相手になら卑屈と言うべきだけど、飼い主の私に対してなら
素直と言う美徳なのよ。
満足げに頷いたわたしは、クロちゃんの背後に回ると逆さ吊りのため丁度足の
高さにある頭を軽く蹴飛ばす。
「あっ、お許しくださいっ」
吊られたままのクロちゃんは、蹴られた勢いで振り子のように動き出した。
321通常の名無しさんの3倍:03/11/07 09:11 ID:???
可愛いような可哀想なような
322通常の名無しさんの3倍:03/11/08 00:31 ID:???
>遊び半分の玉砕きごっこやお尻焼きごっこ
ごっこじゃない、ごっこじゃ!
323通常の名無しさんの3倍:03/11/09 13:47 ID:???
>>322
胸がつまりますた(w

ブラブラと、逆さ吊りのまま蓑虫のように揺れるクロちゃん。
もう一度頭を蹴飛ばして反動をつけると。
頭とは逆に高い位置にあるお尻に、カウンターで強烈な回し蹴りを入れる。
「ああっ!す、すみませんっ」
より一層、クロちゃんは激しく揺られ始めた。
ブラン、ブラン。
哀れな蓑虫は重力均衡で振り子運動が停止するまで揺れ続ける。
ようやく止まったところで。
バシッ!
今度は反対側、腹の方に回って思い切り蹴飛ばす。
蹴り自体はそれほど強くないけど吊っているので面白いように揺れるクロ
ちゃん。
目が回ってきたのかクロちゃんの顔色がどんどん悪くなる。
「も、もう、許してください、耐えられません…」
さすがにたまらず許しを請うクロちゃん。
そうよ、反抗する術も、気力すら失ったあなたには、そうやってわたしの
慈悲を願う以外に選択肢はないの。
その顔は今にも泣き出しそうで、私の中の何かに火がつきそうになる。
ずっと揺らし続けるのも面白そうけど、流石にこのままにしておくと頭に
血が上ってしまうわね。
「本当に反省した?」
もう一度念を押すと。
「はい、もう二度とあのようなことは…」
殊勝な答えに満足したわたしは、縛られたままのクロちゃんを下ろして床
に横たえる。
そして再び両腕の拘束をとくと、その身体の上を跨いで見下ろした。
さあクロちゃん、わたしを仰ぎ見なさい。
あなたは永遠にこうしてわたしに見下ろされる運命にあるのだから。
325通常の名無しさんの3倍:03/11/10 00:37 ID:???
なんかこの光景を密かに黒い超能力疫病神が撮ってみんなに公開しそうだ。
326通常の名無しさんの3倍:03/11/10 01:46 ID:???
>超能力疫病神
黒い菌類娘のことですか?
327通常の名無しさんの3倍:03/11/10 13:37 ID:???
(;;´Д`)
328通常の名無しさんの3倍:03/11/12 13:06 ID:???
カテジナブリッジクロ仕様の完成なのか・・・?
329通常の名無しさんの3倍:03/11/12 15:43 ID:???
カテブリッジ少尉ですか(´・ω・`)

「さっ、それじゃさっき言ったことを今度こそやってもらおうかしら?」
「…あの、何をすればいいのでしょうか…」
ふふ、口の聞き方が変わらないわね。
今までは痛い目に遭わせた時だけ丁重な言葉で少し時間が立つとすぐタメ口
をきいていたものだけど。
やっぱり今までは躾が手ぬるかったのかしら?
いい教訓になったわ。
でもその教訓を得るためとはいえウッソ君へのご褒美にとってあったわたし
の肉体の純潔が一部とはいえ汚されたのは余りに痛い代償だわ。
ふとムカっ腹か立ってクロちゃんの脇腹を不意に蹴飛ばす。
「ぐはっ、も、申し訳ありませんっ!」
「前にも言ったでしょ?人に物を教えてもらうにはそれなりの態度という物
があるって」
「すみません、わたしは何をすればよろしいのでしょうか、お教えください
カテジナ様…」
「簡単よ、普通の男らしく若い娘に興奮する証としてわたしを見て射精しな
さい、もちろん自分一人でね」
口を半開きにして硬直するクロちゃん。
うーん、どうやらまったく予想すらしていなかったようね。
自覚が足りないようね、ペットは飼い主に全てを曝け出すものなのよ。
一番恥ずかしい、人前では見せられない姿さえ。
「そ、そんなこと出来ません…」
うふふ、ウッソ君みたいなこというよねクロちゃん。
すっかり従順になったと思ったのに、さすがに簡単にはいかないのかしら?
仕方がない、もう少し脅してみるか。
「何で?ちゃんと両手を自由にしてあげたでしょ?ほらさっさとしなさいよ、
それともやはり幼女性愛嗜好の変態なのかしらあなたは?」
331通常の名無しさんの3倍:03/11/12 22:07 ID:???
変態にだけはなりたくないのか
332通常の名無しさんの3倍:03/11/12 22:31 ID:???
>>331

変態認定=処刑なんですよw
333通常の名無しさんの3倍:03/11/13 00:05 ID:???
どっちに転んでもクロたんにとっては過酷な運命……
334通常の名無しさんの3倍:03/11/13 19:12 ID:???
久々に関わりあるスレ密集状態だ…
上がスジスレ、下がカテ擁護スレw

手以外は動かせない不自由な状態のクロちゃんを跨ぎ。
「小さい子にしか欲情できない変態なら、もう一度水につけてあげるわよ、
今度こそ死ぬまでね」
わたしの最終勧告に、肩を震わせるクロちゃん。
「ほらどうしたの?やっぱり本当はわたしなんかには何も感じないの?」
ついに屈服したクロちゃんは、がんじがらめの身体をくの字に折って、唯一
自由になる両手を恐怖に縮こまった物へと添える。
ふふふ、いい眺めだわ。
ウッソ君のような可愛い男の子にさせるのもいいけど。
クロちゃんのように外見だけはいい男がこんな恥ずかしいことをしてるのを
見るのも中々趣があるものね。
だけど。
必死に手を動かしても、クロちゃんの物は一向に大きくならず縮んだまま。
「やっぱりわたしには何も感じないのね、これはやっぱり可愛いスージィの
ためにも後顧の憂いを断つべきかしら?」
冷たく言いわたす。
「ま、待ってください、す、すぐに…」
「すぐっていつよ?」
「そ、それは」
泣きそうな顔で必死に摩擦を続けるクロちゃん。
だけどこんな状況で勃つはずもない。
いや、勃つ人間も確かにいるけど、そういう露出狂にこんなことをさせても
喜ぶだけ。
そんな変態、わざわざ楽しませてあげる義理なんてないわ。
羞恥と屈辱にまみれて必死に悪戦苦闘する姿が見たかったのよ、その望みを
見事に叶えてくれたわねクロちゃん。
ウフフフ、アハハハハ。

336通常の名無しさんの3倍:03/11/15 02:31 ID:???
>これはやっぱり可愛いスージィのためにも後顧の憂いを断つべきかしら?

いいお姉さんだぁぁぁぁ
・・・・・・・・・・・・・・俺間違ってる?
337通常の名無しさんの3倍:03/11/15 21:41 ID:???
週末ホシュ
クロちゃんに誰か愛の手を
338通常の名無しさんの3倍:03/11/16 00:33 ID:???
イムポチムポたんになっちゃうよぉ。・゚・(ノД`)・゚・。
339通常の名無しさんの3倍:03/11/16 00:49 ID:???
「よくお眠りになられましたかしら..エザリアさん...?」
「ラ、ラクスクライン! お前..!」
「慣れない拘禁生活でさぞやお疲れのことでしょう...そこで差し入れをお持ちしたのですが
 受け取ってもらえるでしょうか...」
「差し入れだと..?」
「いまの貴方がもっとも欲しがっているものですわ..さぁ...!」
「ママ..」
「イ、イザーク!! そ それは一体 何!!」
「ゆ..言うこと聞けばママを罪には問わないって...だから..」
「ラ ラクスクライン! む..息子にいったい何をしたぁ!」
「大した事はしてませんわ...息子さんの心に秘めたる部分を開放してあげただけで..
 ..さ..貴方の想いをお母様に見せておあげなさい...
 ...ほら もうこんなに...今日のために我慢してたのよね.....」
340通常の名無しさんの3倍:03/11/16 01:22 ID:???
>>339
「お お前たち..私に一体何を!」
「あら? 貴方息子さんとひとつになりたいんではなかったの? だからこれから願いを叶えてあげますのに..」
「そ そんな事を望んだ覚えは ない!」
「..さ...お母様にその想いを自分で伝えるのよ...!」
「ま..ままぁ...!!」
「イ イザークやめなさい...イザーク!」
「カガリさんたちもよく見ることね...欲望の前にはナチュラルもコーディネーターも差は無いってことを...」
341通常の名無しさんの3倍:03/11/16 01:42 ID:???
>>340 
「あらあら..いっぱいなかにだしちゃって...ま いいわよね..出生率低いんだし...
 でも..これを見てると この前させた「教育」の事を思い出しますわ...
 後ろを屈強なナチュラルに何度も突かれながら目に涙いっぱいに溜めて
 「ママ」って何度も絶叫しながら果てた様を...」
342通常の名無しさんの3倍:03/11/16 02:01 ID:???
>>339-341
イタチ貝ッぽいよ
343通常の名無しさんの3倍:03/11/16 03:59 ID:???
ラクスが勝者になってる時点でなんかこう・・・
344通常の名無しさんの3倍:03/11/16 05:11 ID:???
やっぱり種キャラって頭で考えた感が拭えないんだよなぁ。
エロSSとか読んでても福田のバカ面が浮かんでくるし・・・
その点カテジナさんはナチュラルに狂ってて、違和感なく萌えられる。
345通常の名無しさんの3倍:03/11/16 09:42 ID:???
これじゃあ ちょっとも気にならない、ガンキャラの素顔だ。
ラクス勝者だと当たり前すぎて面白味無いね。意外性がないからね。
ラクスがどこまで考えてこんなことをやっているかが見えなければ
面白くなると思うんだけど。
346通常の名無しさんの3倍:03/11/16 22:44 ID:???
初代、二代目スレの作品を参考にするといいと思う
腐れ女子エマシリーズとか不幸っ子プルツーシリーズとかワッカ頭
シリーズとか
カテシリーズはワン・アンド・オンリーであのノリを他キャラでやるの
は無理w
347通常の名無しさんの3倍:03/11/16 23:39 ID:???
なんとなく種は新版のほうでやってくれと思ってしまう心の狭い俺を許してくれ

348通常の名無しさんの3倍:03/11/17 07:46 ID:???
日記形式もいいかもしれんぞ。
あと視点変更やフラウボウもののように最凶ものにするとか
縮こまったモノを必死に擦る無様なクロちゃんをそのままにして。
わたしはある物を準備する。
ビデオカメラを。
何とか大きくしようと必死のクロちゃんが気づかないうちにベストアングル
に固定する。
準備が出来たところで。
「やっぱり感じないみたいね」
冷たい声で言い放つ。
「いえっ、そ、そんなっ」
「だって、わたしの方を見ようともしないでしょ」
「それは…恥ずかしくて…」
頬を染めるクロちゃん。
まるでウッソ君ね、坊やじゃなくて大人のくせに…。
「そう、恥ずかしいの、それはそうよね、いくら擦っても全然大きくなりも
しないモノなんて恥ずかしくて仕方ないでしょうね」
「くくっ」
言葉の鞭に打ちのめされながら、諦めきれず摩擦を続けるクロちゃんを軽蔑
しきった目で見下ろすと。
わたしはとっておきのアイテムを投入することにした。
「やっぱり処分かしら?」
「待ってくださいっ」
「それは飽きたわ…仕方ない、これが最期のチャンスよ」
わたしはある物をクロちゃんに投げ渡す。
「こ、これは?」
「何よいらないの?さっきはあれほど返してくれって叫んでたのに」
押収した、クロちゃんのお姉さんの写真の入ったロケット。
「い、いえ、ありがとうございます」
心底かららしい礼を述べるクロちゃんはわかってないわね、何のためにそれ
を返してあげたのか、ふふふ
350通常の名無しさんの3倍:03/11/18 19:36 ID:???
鬼や・・・・あんた鬼や!!!
351通常の名無しさんの3倍:03/11/19 02:47 ID:???
正直この展開は神
SS書いてる方を尊敬するよ
352通常の名無しさんの3倍:03/11/19 08:59 ID:???
ぬける・・・・
353通常の名無しさんの3倍:03/11/19 18:38 ID:???
>>352
おまいはこんな展開でぬけるのか!やばくね??
354通常の名無しさんの3倍:03/11/19 22:31 ID:???
寂れてるけど種ネタは新板でやってる。
現在7スレ目だけどワッカ頭書いてた人が書いたっぽいネタも
旧スレにはある。

ttp://ex3.2ch.net/test/read.cgi/shar/1066659347/

「どうやらあなたはわたしには全く興奮しないようね」
「そ、それは」
「黙って!」
弁解しようとするクロちゃんを黙らせる。
「本来なら幼女趣味である証拠として、死刑にするところだけど…それが
最期のチャンス」
そう言って返してあげたロケットを指差す。
「?」
わけがわからないと言った顔のクロちゃん。
「あの、何をしろと…」
早合点して行動してそれがわたしの希望と異なっていた場合どんな酷い目
にあうのか身に染みているため、慎重にわたしの意志を確認する。
「あなたはお姉さんが大好きよね」
「!」
「弁解はいいわ、何かというと『助けて姉さん』だもの、誰でもわかる」
「ま、まさか…」
クロちゃんの顔から血の気がさっと引く。
「わかったようね、ならさっさと大好きなお姉さんの写真を見ながら自分
の物を大きくしなさい、もちろん汚い汁を噴き出すまでよ」

「はぁはぁはぁ」
先程までのただ必死だったのと違い、微妙に鼻にかかった喘ぎ声を出して
惨めな行為を再開するクロちゃん。
もう少し抵抗すると思ったのに、割とあっさりと言われたとおりに始めた
のでわたしは少し拍子抜けしていた。
やはり今日の拷問のキツさで従順さが身についたのかしら。
それとも本当はずっとこういうことをしたかったのかしらねえクロちゃん。
356通常の名無しさんの3倍:03/11/21 02:51 ID:???

【寒いな…】第12回迷惑サイト一斉訪問祭り【誰か…】
誰か、一緒に 業 者 鍋 突付きませんか? 
・11月21日(金) 午後10時00分から食べますよw
・詳細は総本部にて( http://jbbs.shitaraba.com/news/938/

357通常の名無しさんの3倍:03/11/21 14:18 ID:???
〉〉それとも本当はずっとこういうことをしたかったのかしらねえ
(;;´Д`)
358通常の名無しさんの3倍:03/11/21 18:48 ID:???
何をどうすればこんなヒドいことを思いつくんですかカテジナさんっ!
359通常の名無しさんの3倍:03/11/21 19:37 ID:???
もしかしたら「ずっとこういうことをして」たんじゃないかと思えるぞクロよ
だから今回はちょっとほのぼのと見てる・・・・・・・・・
360通常の名無しさんの3倍:03/11/21 20:17 ID:???
姉さんハァハァなクロちゃん萌え。
職人さんマジサイコーっす。
361通常の名無しさんの3倍:03/11/22 23:31 ID:???
>>359
>今回はちょっとほのぼのと見てる・・・・・・・・・

慣れと言うのは恐ろしいなw
362通常の名無しさんの3倍:03/11/22 23:50 ID:???
この全てがビデオカメラにしっかり収められてる事を考えると
ほのぼのなんてできません
クロちゃんの醜態を見て楽しみながら、ふと考える。
彼を辱めるために、お姉さんに欲情しているのでしょうと言ってはいるもの
の、実際のところわたしは本当にそう思っているわけではない。
魂までわたしの下僕に変えられようとしているクロちゃんは、姉さんに救い
を求めているのかもしれない。
だから本来なら姉を汚すような行為であってもしてしまっているのでは。
ましてこの場合、姉さんを思って発射できたらわたしに処刑(もちろん本当
はそんな気ないけど)されなくて済むのだから、正にお姉さんの存在は救い
の女神ってところかしらね。
でもそれは今が極限状態だから。
あとで正気に戻ってから、お姉さんで自慰をしたという事実にあなたの心は
耐えられるのかしら?
忘れようとしても、映像記録は現在も撮られている際中。
ましてやもしもわたしの所から逃げおおせたとして。
故郷に戻ってお姉さんの顔をまともに見れるかしら?
ふふふ、どうせならもっとわかりやすい映像を残してあげないと。
「ほら、あなたは今、何を見ながらそのいやらしい棒を擦っているの?」
「ね、姉さんですっ、姉さんの写真ですっ!」
完全に興奮状態に陥ったクロちゃんは何の葛藤もなく叫ぶ。
耐え難い苦痛の連続の中でようやく与えられた快楽に羞恥を忘れている。
わたしを見ながらではまったく何の反応も見せなかったモノが、現金なほど
に大きくそそり立っている。
「そう、ならもっと大きな声でお姉さんの名前を叫ぶのよ」
「姉さん、姉さん、マリア姉さーんっ!」
絶叫するクロちゃん。
もう少しで白濁汁が噴き出しそうな雰囲気になったところで。
「大変だよお姉ちゃん!」
みんなのところに戻っていたはずのスージィが息咳切って再び建物に入って
来た。
364通常の名無しさんの3倍:03/11/23 21:29 ID:???
コワッッ
365通常の名無しさんの3倍:03/11/23 22:08 ID:???
辞令
クロノクル・アシャー殿

本日付を持って貴官をマリア・ブリッジ大佐
に任命する。

旧シャア板 住人代表 としあき
366通常の名無しさんの3倍:03/11/23 22:28 ID:???
>>365
ああ、とうとうこんな称号まで
367通常の名無しさんの3倍:03/11/24 11:43 ID:???
>>363 ついに黒疫病神にちくられたのか!
368通常の名無しさんの3倍:03/11/25 19:41 ID:???
>>365
Vガンのラストは
カテジナブリッジ大佐とマリアブリッジ大佐の一騎打ち
369通常の名無しさんの3倍:03/11/25 20:15 ID:???
姉さん事件です


スージィが姿を現わしたと同時に。
「うわぁあ!」
絶叫と共にクロちゃんは今日早くも二度目の発射。
ふふ、少し遅かったわね。
自分で擦って噴出する瞬間を、しっかりとスージィに見られちゃったわ。
さすがにこれはまだスージィには刺激が強すぎると思ってたけど、不可抗力
だから仕方ないわね。
「クロちゃん、どうしたの?何でまたオチンチンから白いの出してるの?」
きょとんとした顔のスージィ。
「どういう時に、こういう風になるんだっけ?」
「えーと、気持ちよくなった時」
「そうよ、今クロちゃんは自分で自分を気持ちよくしてたの」
「本当?あたしも見たかったなー」
目輝かせるスージィ。
一方クロちゃんは。
「…ああ…」
放心状態になっている。
精神的に追い詰められて、お姉さんに救いを求めるように、そして辛い現実
から逃れるように彼女の写真を見ての自慰に没頭したのはいいけれど。
突然スージィが戻って来た事と一度射精した事で急激に現実に引き戻されて
しまったようね。
でももう遅いわ。
あなたは実のお姉さんの写真を見て自慰をしたの、そしてイク瞬間を幼女に
見られたの。
全ては映像に記録されているの。
そう言ってあげたかったけど、今はやめておくわ。
これ以上追い詰めるとそれこそ本当に精神崩壊して、わたしの下僕としての
意識を深層心理に植え付けるどころじゃなくなるわ。
心は挫けると扱いやすいけど、粉々に砕け散ったらそれはそれで手の施し様
がなくなるから。


371通常の名無しさんの3倍:03/11/26 23:23 ID:???
ハァハァハァハァハァハァハァハァ・・・・・・・・・・・
372通常の名無しさんの3倍:03/11/29 14:27 ID:???
週末保守
373通常の名無しさんの3倍:03/12/01 04:56 ID:???
>「本当?あたしも見たかったなー」
スージィの無邪気さがこれまた堪えるだろうなクロよ
「あっ、そうだっ!」
クロちゃんを見て目を輝かせていたスージィが用件を思い出したらしい。
「ヴェスパのMSがカサレリアの上を飛んでたんだって!」
「カサレリアの上を?」
「うん、何かを探してるみたいに…」
ヴェスパがここを?
どうして…思い当たる理由は二つあるわね。
まず第一にクロちゃんと接触して空中戦をして、無様に撃破された黒大女の
戦闘機の存在。
そして第二にクロちゃんからわたしがMSを奪い取って彼を捕虜にしただけ
でなく、ウッソ君と一緒にウーイッグに行った際は敵の機体一機を撃墜まで
してること。
これは確認の必要があるわね。
わたしは呆けた顔をしているクロちゃんの身体を再びまたぎ、その頬を軽く
はたいて正気を取り戻させる。
「気持ちのいいコトして余韻に浸ってるトコで悪いんだけど、ちょっと聞き
たいことがあるのよ、クロちゃん」
「ああっ」
まだ喘いでいるクロちゃんの胸板にドンと踵を乗せて。
「聞こえなかった?聞きたいことがあるんだけど?」
「…うっ?、はっ、はいっ、何でしょうかっ!」
正気に戻ったクロちゃんはわたしに対する正しい言葉使いをちゃんと覚えて
いた。
これぞまさに愛情溢れる教育の賜物ね。
「あなたがわたしに捕まった時のことを話してくれない?」
「?」
「あなたは撃破した戦闘機を追撃して、どこかにこの辺に墜落でもしてない
かと思ってあの辺りを飛行していた、そうでしょ?」
「は、はい」
余りにも素直な返事に少しだけわたしは拍子抜けした。

375通常の名無しさんの3倍:03/12/02 15:01 ID:???
女は怖いな
376通常の名無しさんの3倍:03/12/03 18:59 ID:???
いや、このお方は女の中でもかなり特殊な
部類なんでw
377通常の名無しさんの3倍:03/12/04 13:29 ID:???
クロちゃんに愛着がわいてきター(*´∀`*)
「前に尋問した時はあくまでテスト飛行を兼ねた偵察だって言い張ってたの
に、わたしに嘘をついたのね?」
少し脅してみると。
「ひっ、も、申し訳ありませんっ!」
またお仕置きされるのかと思って戦々恐々のクロちゃん。
「まあいいわ、そのことを本部に連絡した?」
「いいえ、ラゲーン周辺のミノフスキー粒子が濃くて、無線連絡はつけてない
ままにあなた…カテジナ様に捕らえられました」 

これではっきりしたわ。
ヴェスパは遭難したクロちゃんと、味方に攻撃を加えて消えた機体、この二つ
の事象を重ね合わせてレジスタンスにでも機体を奪われたと判断し、この地域
を虱潰しに捜索し始めたようね。
軍隊が本気になれば、ここを探し当てることくらい簡単だわ…。
選択肢は二つあるわね。
クロちゃんと機体はリガ・ミリティアにくれてやってここから出て行ってもらい、
わたしはスージィを引きとってウッソ君と共にここで暮らす。
そうすればヴェスパが捜索に来ても安全かもしれない。
でもそれはあくまで「かもしれない」というだけ。
ウーイッグを空爆した彼らが民間人に危害を加えないと言う保証はない。
その際に抗うための武器がなければどうしようもない。
そうするとリガ・ミリティアと一緒に行くという選択肢しかないのかしら…。
彼らと行けば危険は増えるけど、その分危険と戦うためのMSの弾薬や推進剤が
手に入るかもしれない…それしかないようね。
「スージィ、あなたを引き取ってここで暮らすことは無理になってしまったわ」
「ええっ!」
瞬時に涙目になってわたしにしがみつくスージィ。
なんて可愛い妹なのかしら。
「ふふ、安心して、その代りわたしとウッソ君もあなた達と一緒に行くの」

379通常の名無しさんの3倍:03/12/05 21:59 ID:???
ク、クロちゃんはやっと開放ですか?
380通常の名無しさんの3倍:03/12/05 22:15 ID:???
こんな面白いおもちゃを手放すとは思えないなぁ
381通常の名無しさんの3倍:03/12/05 23:22 ID:???
>>379
カテジナさんが愛らしく懐いてくる妹とせっかく手に慣れてきた楽しい玩具を手放すはずありません
382通常の名無しさんの3倍:03/12/06 00:32 ID:???
レモンの増水と皮なし春巻き作りが得意だったね。
でも僕がこっそりガンダムのプラモを作っていたのがよほど気に食わなかったのか
それとも、FF17のセーブデータをパラッパラッパーのデータで上書きしたのが
気に入らなかったのか、キミは段々と僕に冷たくあたるようになったね。
ベットの上でもマグロでいることが多くなり、最後には僕を拒絶した
だからさ、だから私はキミのもとをさったのだよ。
383通常の名無しさんの3倍:03/12/06 10:59 ID:???
・・・・・・・?
せめて誰の素顔なのか書いてくれないだろうか?
それとも純粋な誤爆?17って・・・
384通常の名無しさんの3倍:03/12/06 20:45 ID:???
カテジナさんの裏で知り合った売春組織にでも貸すんだろ。
385通常の名無しさんの3倍:03/12/07 06:04 ID:???
>>384
???クロちゃん地球勤務?
386通常の名無しさんの3倍:03/12/07 15:44 ID:???
このスレ初めて読んだんですが


V見たこと無いけど激しく萌えた…(;´Д`)
作者神がんがってください
387通常の名無しさんの3倍:03/12/07 17:04 ID:???
本編見てここのSS見ると面白いかもしれないけど
逆だとギャップが激しすぎるかもw
388通常の名無しさんの3倍:03/12/07 19:41 ID:???
>>387
クロノクルはギャップ少なすぎ
389通常の名無しさんの3倍:03/12/07 19:58 ID:???
>>387
スージィが可愛さ大爆発
「本当?良かった」
わたしと離れなくてすむと知り、心底嬉しそうに言うスージィ。
「でもね、残念なこともあるのよ」
「?」
「せっかくわたしたちのペットにしたクロちゃんを捨てていかなくちゃいけない
のよ」
リガ・ミリティアに捕虜として差し出すという選択肢もないわけじゃない。
でもそうするとわたしが今までクロちゃんの存在を隠していたことが爺さんども
に知られてしまう。
とりあえず安全な場所に落ち着けるまで、暫くは協力する以上余計な火種はない
に越した事はない。
ここまで下僕化したクロちゃんを捨てるのは勿体無いけど、仕方ないわ。
縁があれば、どこかで会えるかも知れないし。
「そうかー、残念だなー」
本当に残念そうなスージィ。
そんな顔しないで、わたしだって惜しいと思うんだから…。

自分の処遇を話し合っているらしいわたし達を交互に見比べて不安げな顔のクロ
ちゃん。
彼で遊べるのも今夜辺りが最期になりそうだから、今はこのまま休ませて鋭気を
養ってもらわないといけないわね。
「それじゃクロちゃん、餌の時間ね」
今までは余計な力を与えないために、非常携帯食一食分を二回くらいに分け必要
最低限のカロリーだけ与えていたけれど。
今日の昼の餌はMSに積んであった軍用の携帯糧食一人分を開ける。
カロリーは必要量の三倍近いし、蛋白質豊富だから射精で失った分の補給になる
でしょ。
391通常の名無しさんの3倍:03/12/07 20:21 ID:???
え、餌ですか?餌ときますか?


クロよ、いましばらく耐えろ
もうすぐ開放の時だぞ
392通常の名無しさんの3倍:03/12/08 12:19 ID:???
開放される前に廃人にされます
393カテ書き:03/12/10 19:28 ID:???
スンマソン
前回間違えて未完成の物をupしてしまいました
今回が完成品です
「本当?良かった」
心底嬉しそうに言うスージィ。
「でもね、残念なこともあるのよ」
「?」
「せっかくわたしたちのペットにしたクロちゃんを捨てていかなくちゃいけない
のよ」
リガ・ミリティアに捕虜として差し出すという選択肢もないわけじゃない。
でもそうするとわたしが今までクロちゃんの存在を隠していたことが爺さんども
に知られてしまう。
とりあえず安全な場所に落ち着けるまで、暫くは協力する以上余計な火種はない
に越した事はない。
ここまで下僕化したクロちゃんを捨てるのは勿体無いけど、仕方ないわ。
縁があれば、どこかで会えるかも知れないし。
「そうかー、残念だなー」
本当に残念そうなスージィ。
そんな顔しないで、わたしだって惜しいと思うんだから…。

自分の処遇を話し合っているらしいわたし達を交互に見比べて不安げな顔のクロ
ちゃん。
彼で遊べるのも今夜辺りが最期になりそうだから、今はこのまま休ませて鋭気を
養ってもらわないといけないわね。
「それじゃクロちゃん、餌の時間ね」
今までは余計な力を与えないために、非常携帯食一食分を二回くらいに分け必要
最低限のカロリーだけ与えていたけれど。
今日の昼の餌はMSに積んであった軍用の携帯糧食一人分を開ける。
カロリーは必要量の三倍近いし、蛋白質も豊富だから失った蛋白質の補給になる
でしょ。
夜までに回復して、またたっぷりと噴き出してもらわなくちゃ。
今夜は徹底的に搾り取るわよ、血が出るまで、あるいは粉が出るかしらね。
どうせ最期だから壊れちゃっても構わないし。
ウフフフフ、アハハハハハ
395通常の名無しさんの3倍:03/12/10 19:50 ID:???
最後じゃなくて最後……
クロちゃん(;;´Д`)
396通常の名無しさんの3倍:03/12/10 21:08 ID:???
カ・・・
カ・・・・
カテジナさぁぁぁぁん!!!
397通常の名無しさんの3倍:03/12/11 07:36 ID:???
そんなクロノクルにもえもえ
398通常の名無しさんの3倍:03/12/11 11:10 ID:???
最期の三行付け加えただけで
クロちゃんの運命が劇変
399通常の名無しさんの3倍:03/12/11 11:20 ID:???
なんかこう・・・徹底的なモノが見れそうだ_ト ̄|○
400通常の名無しさんの3倍:03/12/11 15:10 ID:???
むう…
392の予感が的中してしまったようだ
401通常の名無しさんの3倍:03/12/12 23:33 ID:???
クロちゃん生還祈願保守
402通常の名無しさんの3倍:03/12/13 17:40 ID:???
O編オープニングからすれば生きてはいるようだが・・・
集落の方に戻ると。
黒キノコがワッパに乗ってウロウロしていた。
「シャクティ、みんなは?」
スージィが尋ねる。
どうやら歳が近いせいか親しくなってるようね。
あんまり影響受けて陰険な性格が伝染らなければいいんだけど。
でもただでさえ友達の少ない環境なんだから、付き合わないようにとか言うの
も良くないわね。
まあその分わたしが教育して明るく華やかな女の子になるようにするしかない
でしょうね。
「地下室へ行ったわ」
「地下室?」
「ああ、ウッソ君の家の離れね」
すぐに思い当たる。
離れの物置の地下は、昔の地方官庁のデータベース・ルームになっている。
なぜかMSシミュレーターもあって、わたしも面白半分で練習したことがクロ
ちゃんからMSを奪取出来る要因となった。
スージィの手を引き、勝手知ったる物置へと向かうわたしのの背後に黒キノコ
の視線が突き刺さる。
ここ数日、何度か黒キノコから食事などの提供を受けて、その都度クロちゃん
に与えて毒見をさせたけど特に何もなかった。
まあわたしに一服盛ったりすればすぐにウッソ君の耳に入るから、彼の前では
家庭的で健気な幼馴染を装ってる黒キノコとしては避けたかったのかも。
それこそ本当に致死量の毒物を入れて、死人に口無しにするなら別だけど。
多分それはないわね。
良心の問題じゃなくて、直接自分の手を汚したがらないタイプだろうから。
それでもこの子には絶対に心を許してはいけない。
ウッソ君の身も心も奪ったわたしに対する憎悪で、元から腹黒い心がますます
ドス黒く染まっているはずだから。
まったく迷惑な話よね、恨むなら自分の魅力のなさを恨めばいいのに。
まあ仮にどんなに綺麗になろうと、わたしがいる限りウッソ君が振り向くことは
ありえないというのにねえ。

404通常の名無しさんの3倍:03/12/14 21:45 ID:???
ハァハァ
カテジナさん!スージィをステキなレディに教育してやってください!
実際よくシャクティのそばにいて電波洗脳されなかったもんだと
405通常の名無しさんの3倍:03/12/15 20:29 ID:???
シャクティの力を甘く見てはいけない!!>サディスト鬼畜お姉さん。
406通常の名無しさんの3倍:03/12/16 03:00 ID:???
ではカテジナさん!
その黒い菌類叩きのめしてやってください!!
407通常の名無しさんの3倍:03/12/16 05:23 ID:???
ココのカテジナさんがただのサディストや鬼畜にしか見えない様ではまだまだ・・・
408通常の名無しさんの3倍:03/12/16 09:20 ID:???
クロノクルサヨナラ・・・・・
409通常の名無しさんの3倍:03/12/16 14:35 ID:???
シャクティの性格か…たしかに陰険だよな(w
410通常の名無しさんの3倍:03/12/16 20:47 ID:???
クロ篇は今度で最後なのか・・?
そしてそれからはウッソがえらいコトになるのか・・???
411通常の名無しさんの3倍:03/12/17 14:45 ID:???
シャクティの調教もいいなと思ったり
412通常の名無しさんの3倍:03/12/17 14:53 ID:???
・・・自分で書け
413通常の名無しさんの3倍:03/12/17 17:37 ID:???
>>411
ここのカテさんの虐めは「愛」なんだよ
414通常の名無しさんの3倍:03/12/17 20:21 ID:???
>>413
可愛いウッソのために「玩具」としてシャク菌類を育てる
   ↓
失敗後電波になる
415通常の名無しさんの3倍:03/12/17 21:15 ID:???
なんかちゃんと本編読んでない奴いない?
416通常の名無しさんの3倍:03/12/18 02:56 ID:???
>>411がイイこと言った!
そして住人にもカテジナさんの「愛」は順調に蔓延(w)しているようだ
>>414
失敗もなにも奴はナチュラルボーン電波
417通常の名無しさんの3倍:03/12/18 02:57 ID:???
>>416
>>411じゃなくて>>413だ・・・・逝ってくる
418通常の名無しさんの3倍:03/12/18 12:28 ID:???
シャクティを調教しようとする

中略

大量の死者がでたあとでシャクティは幸せに

となるのでやめとけ。
419通常の名無しさんの3倍:03/12/18 15:50 ID:???
つーかシャク調教はあまりにもこのSSとかけ離れてる
でもスレ違いとは言えないので書きたければ自分で書けばよろしいかと
420通常の名無しさんの3倍:03/12/18 16:15 ID:???
シャクは調教し甲斐がないな……
421通常の名無しさんの3倍:03/12/18 19:06 ID:???
シャク調教をだらだらと望んでる奴

書きたきゃ書け
単なるエロだろうからスレ違いにつきシャクスレか南極へ誘導してやるよ
422通常の名無しさんの3倍:03/12/18 19:24 ID:???
モチツケ
希望のレスは二つしかない
後は全部否定だ
423通常の名無しさんの3倍:03/12/18 20:18 ID:???
カテジナさんの愛のあるウッソ責めが読みたい
不憫すぎて頭なでてあげたいプルツーが読みたい
424通常の名無しさんの3倍:03/12/18 21:41 ID:???
プルツーの職人さんもいいよな。俺あのプルツー大好き。
425通常の名無しさんの3倍:03/12/18 23:04 ID:???
>>423
なにもしてやれないだろうから1人部屋の隅っこで小さくなってるプルツの
隣に座って涙目で頭なでなで
426通常の名無しさんの3倍:03/12/19 07:05 ID:???
愛のあるハヤトをぼこぼこにするフラウ棒が叉みたい。
427通常の名無しさんの3倍:03/12/19 11:44 ID:???
>>426
なかったよ愛なんてw
サラのワッカ頭への愛と同レベル

「おお、カテジナさんか」
地下室に入って来たわたしをニュング伯爵が迎えた。
「スージィから話は聞いたかね?」
「ええ、この辺りにもベスパのMSが?」
「うむ、結果として君達の平穏を脅かす事になってしまったようだ、すまないな」
等と口では神妙な事を言い、それらしい表情をしてはいるけど、この爺さんの
考えていることはわかるわ。
彼らの戦闘機の整備に手を貸し子供とは思えない才を見せたウッソ君を何とか
自分達の手元におきたい。
まあ整備どころか操縦までできることは知らないと思うけど…。
そのためには彼の「保護者」であるわたしを説得したい。
ここ数日、彼らは遠回しにわたしに一緒に来るように薦めていた。
何しろわたしはウッソ君への絶大な影響力があるだけでなく、MSを飛ばすこと
が出来る人材なのだから一石二鳥というわけよね。
まあ飛ばすどころか一機撃墜してるのは知らないと思うけど…。
「で、これからどうするね?ここに残るのが不安なら、どこか落ち着ける場所
に行くまで我々と同行しても構わないが?」
あらあらまあまあ、よく言うわよね。
構わない、じゃなくて是非一緒に来て欲しい、が本音でしょうが…。
「ご一緒した方が心強いとは思うのですが…」
まあ人数が多い方が弾除けは増えるわよね。
オデロ君とウォレン君はスージィを今まで面倒見てくれていたし、ウッソ君と
も親しくなってるので人間防弾具に使わないであげるけど。
「わたしはともかく、ウッソ君はここで生まれ育った子です、故郷を離れるの
は辛いのではないでしょうか」
もちろん本当は、ウッソ君に有無を言わさず連れて行く〜わたしと一緒に行か
ないなんて言うわけ無いけど〜つもりだけど。
簡単にOKすると足元見られていいように利用されるとも限らないから。
ここは勿体つけて、有利な条件で「食客」になるべきよね。

429通常の名無しさんの3倍:03/12/19 21:48 ID:???
カテジナさんケイサンダカーイw
430通常の名無しさんの3倍:03/12/20 08:20 ID:???
>>429
守るべき愛する男と愛しい妹がいる女としては当然の用心だ
思慮深いと言えw
431通常の名無しさんの3倍:03/12/20 08:30 ID:???
オデロがんがれ!!

いやまじで死ぬぞ
432通常の名無しさんの3倍:03/12/20 21:05 ID:???
大丈夫、Oルートは「死因」が味方側にいるからw
433通常の名無しさんの3倍:03/12/21 17:31 ID:???
なかなか若い娘から「食客」なんて言葉出ませんよカテジナさん!!
「あっ、カテジナさんっ?」
爺さん達、そしてオデロ君、ウォレン君と連れ立って、地下室の奥からウッソ君
が姿を見せる。
「あの…聞きましたか?」
「ええ、せっかくここでウッソ君と暮らせると思ったのに…」
「カテジナさん…」
わたしが悲しげな表情を見せると、自分も顔を曇らせるウッソ君。
わたしが足を運ぶと、ウッソ君もわたしの方へと歩み寄って、ごく自然に二人は
一つになる。
わたしはウッソ君の首に、ウッソ君はわたしの腰に腕を回す。
うーん、なかなかいいシチュエーションだわ。
死損ないと子供しかギャラリーがいないのが残念だけど。
スージィは顔を紅くしている。
ふふふ、クロちゃんの色々な姿を眼にして成長したけど、こういうラヴラヴな
光景はまた別物のようね。
「そんな顔しないで、もう逢えないわけじゃないから」
「えっ?それはどういう?まさか?」
「ええ、わたしみなさんと一緒にここを離れるわ」
鈍器で頭を痛打されたような表情になるウッソ君。
どうやらヴェスパがこの辺に来そうで困ってはいたけど、わたしがそんな事を
言い出すとは思っていなかったようね。
これは都合がいいわ。
「そんな、そんなことって」
「でも仕方がないわ、あのMSのこともあるし、わたしがここに残れば色々と
面倒なことになるもの」
そして無理に笑顔を作…ったように見せて。
「でも忘れないで、たとえ身体は遠く離れていても、わたし達の心は離れない」
そう言ってウッソ君の前髪をかき上げて、額にキスする。
大勢の前でここまでする気はなかったけど、極々一部のギャラリーのためよ。
そう、入り口の隙間からこっちを覗いている黒キノコに見せつけるためにね。

435通常の名無しさんの3倍:03/12/23 18:36 ID:???
スージィ/ヽァ/ヽァ(*´Д`*)/ヽァ/ヽァ
ウッソノ \ア ノ \ア /ヽァ/ヽァ/lァ/lァハァハァ(((;;゚∀゚))))ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア
げ!シャクティ(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル  
436通常の名無しさんの3倍:03/12/23 20:00 ID:???
>>427 たしか最後のほう、自分以外の香具師がぼこるのはイヤだ。なんて
なってなかったっけ?

それはそうと カテジナさん!!シャクティの闇はあなたが思っているより
よっぽどすごいので気をつけて!!下手すると敵がつぎつぎと現れるよ!!
437通常の名無しさんの3倍:03/12/24 11:44 ID:???
>死損ないと子供
良くも悪くも気になる人間以外には唾すらかけそうにないなカテジナさん

>>436
さすがに覚えていない・・・
まとめて保管してるところってあるのかな?
438通常の名無しさんの3倍:03/12/25 19:40 ID:???
>>437
文字通り唾はご褒美だからw
いつもながら敵意の篭った、そして暗く湿った視線が突き刺さるけど。
現にウッソ君をこの手にしているわたしには、負け犬の遠吠えにもならない。
でも今日はその敵意の中に、ごく僅かな安堵のような物が混ざっているようね。
まあ理由は見当つくけど。
わたしがここからいなくなれば、後は自分の思うがまま。
どうせそう思ってるんでしょ?
甘いよねぇ、陰性胞子繁殖生物。
何のためにわたしがこんな「辛い別れ」の演技をしていると思ってるの?
それはわたしが「来なさい」と一言言えばウッソ君はついてくるでしょうね。
でもそれじゃダメ、自分の口から言わせるのよ、それも黒キノコ、あんたの前
でね。
「そ、それならっ」
ほらね。
「ぼっ、僕も一緒に行きますっ」
誘導通り、健気にもわたしについて来る事を宣言したウッソ君。
「でも、あなたはここでご両親の帰りを待つんじゃ…」
「カテジナさんを一人で行かせるなんて、僕には出来ませんよ」
「…ウッソ君、あなた…」
うふふふ、合格点よ。
これはそろそろご褒美に唇へのキスを許してあげる頃合かしらね。
でもさすがにこれだけ人目の前では…と躊躇していると。
ガタンゴトンッ!
入り口で物音がして、ドアが開いたかと思うと黒キノコが倒れこむ。
一同の目が点になる。
「シャ、シャクティ、どうしたの?」
慌てて駆け寄るスージィ。
優しいいい子ねあなたは、ますます好きになったわ。
でも。
「大丈夫、シャクティ」
ウッソ君、何でキミまで駆け寄ろうとするわけ?
もちろん腰のホールドを切らず駆け寄ることを許さなかったけど。
440通常の名無しさんの3倍:03/12/28 20:28 ID:???
>陰性胞子繁殖生物
すばらしいですカテジナさん
441通常の名無しさんの3倍:03/12/29 00:29 ID:???
ウッソ・・・
キスまでの道のりまた遠のいたぞタブン
442通常の名無しさんの3倍:03/12/29 20:30 ID:???
拷問への道のりは近づいたよ
443通常の名無しさんの3倍:03/12/31 17:09 ID:???
カテジナさんは最終的にウッソをどうしたいんだろう?
444通常の名無しさんの3倍:04/01/01 21:43 ID:???
完璧なまでに従順な愛玩動物に
445通常の名無しさんの3倍:04/01/01 21:59 ID:???
抵抗しないお人形さんに何の価値がある?
それなら人間である必要はなかろう。

やはり、NT能力を駆使して、求めるよりも先に痒いところに
手の届く奴隷に………


ああ、こんなことの為に脳みそ使ってしまった。鬱だ。
446通常の名無しさんの3倍:04/01/02 18:48 ID:???
カテジナさんの望みは
恥ずかしがり、抵抗しようとはするが、結局は顔を真っ赤にしながら、
命令を実行し、自分のことを一番に考えてくれるのを望んでいるのとおもわれ。
447443:04/01/02 23:23 ID:???
・・・・・・・・・ゴメン皆
俺もっと下世話な意味で書いた・・
おもちゃをハメたいのかそれとも咥えたいのかとか・・・・・・・・・正直スマンカッタ
448通常の名無しさんの3倍:04/01/03 00:02 ID:???
結果も大事だが過程を楽しんでる
449カテ書き:04/01/03 19:39 ID:???
>>443-448
ネタを真剣に考察してもらって嬉しいやら困るやらw

>>446
なんでわかるんだろう
代りに続き書きませんかw
450通常の名無しさんの3倍:04/01/04 07:33 ID:???
>>449
現時点ではまだまだ1番の女以外にも気が多すぎるのが
改善(調以下略)の余地ありでしょうか?
「ねえシャクティ、どうしたの?」
心配そうに黒キノコに声をかけるスージィ。
「なんでもないの、ちょっと立ちくらみがしちゃって、壁に手をついたつもり
だったけどドアだったのね、それで倒れてしまって」」
そんな言い訳を信じるのは純真なウッソ君とスージィだけでしょうね。
爺さんどもとオデロ君ウォレン君は明らかに「覗いていた、あるいは盗み
聞きしてたな」と見当をつけている顔だし。
「シャ、シャクティ」
わたしにきつく抱かれたまま、なおも黒キノコを心配そうに見るウッソ君。
ブチン。
私の中でまたも何かが音をたてて断裂した。
ふぅ、ウッソ君、優しさはあなたの長所の一つと言うことはわたしもよく
知っているわ。
でも覚えておいてね。
あなたはわたしにだけ優しければそれでいいの。
せっかく、せっかくこのわたしが。
乙女の純潔道・第一の関門をあなたに開かせてあげようと思ったのに。
わたしと抱き合いながら黒キノコなんか心配するとはどういう了見なの!
ふう、まだまだかしらね。
まだ躾が完璧じゃないようね…。
一瞬、今夜辺りクロちゃんと二人並べてお仕置きしてやれば、という悪魔
の囁きがわたしの心の中に響く。
それにその場合は直接ウッソ君にキツい拷問をする必要がなくなる、目の
前でクロちゃんをいたぶって、次はあなたよと脅すという手も…。
ダ、ダメよ、ダメだわ。
そんなことをしたら、ウッソ君は自分がわたしにとって特別な存在だって
ことを信じてくれなくなるかもしれない。
まだまだ子供のウッソ君に、ほんの浮気心の遊びと、神聖な真の愛の違い
を理解させるのは難しいから。
でも、この落とし前はきっちりつけてもらうわよウッソ君、楽しみにしてなさい。

452通常の名無しさんの3倍:04/01/05 22:48 ID:???
・・・・・・
「乙女の純潔道」か
言葉の響きの優しさと違って中身はもの凄そうだ
453通常の名無しさんの3倍:04/01/05 23:39 ID:???
・・なぜた・・・なぜなんだ・・
内容は鬼畜なのに・・・すっげえ萌える・・・
次が楽しみでつ(;´Д`)ハァハァ
454通常の名無しさんの3倍:04/01/06 01:21 ID:???
もえー、ここのかてじなさんはげもえーはぁはぁ。
455通常の名無しさんの3倍:04/01/06 21:48 ID:???
>今夜辺りクロちゃんと二人並べてお仕置きしてやれば、という悪魔
の囁き

× 悪魔
○ このスレ住人
456通常の名無しさんの3倍:04/01/06 22:07 ID:???
>>455
・・・・・・・・・ち、勘のいい奴だ
読まれてやがる(w
457フラウ(久しぶり):04/01/07 17:12 ID:???
「イヤッ 気持ち悪い〜! 」
妙な声が聞こえてきたかと思うとキッカを血塗れの顔をしたハヤトが追いかけ
ていた。
あの不自然な血の出方は血糊か自分で切ったものだろう。
・・・まったく何をしてるのやら?
「フッ 逃げたな、またボクの勝ちだ! これでHWGP最長防衛記録の10回だ!」
HWGP? 何のことか理解に苦しむけど、戦場にいざるを得ない子供たちを怖がら
せるよう真似は許せないと思った私は注意しょうとハヤトに向かっていった。

「フラウ、ちょうど良かった久しぶりに君に挑戦するよ! HWGP最長防衛記録を
 達成したボクを以前のボクとは思わないことさ!」
私に気づいたハヤトは言った。 事態をあんまり理解したくないけど大体、理解っ
た私は言葉で注意するだけ無駄だと確信した。
向かってくるハヤトに腕を振る、怒りのあまり私の腕に力が入りすぎていたのだろ
うか私のフックは空を切った。
ミスったと思った瞬間、ハヤトは怯えた表情で尻餅をついていた。
空振りのパンチにビビッたハヤトは、背中を向けて逃げようとする。
逃がさず蹴りをいれるとうずくまって丸くなり震えだした。
背中に軽くパンチを叩き込み続けながら様子をみてみると恐怖に固まった表情で
震えるハヤトにこれ以上やるのは気が引けてきた。
幸いキッカが止めに入ってくれたのをタイミングに止めたのだけど少しやり過ぎちゃ
ったかしら・・・ハヤトも落ち込み過ぎないといいのだけれど。


4日後。
「いいんだね 殺っちゃって!」
ってハヤトが言っているのが聞こえてきた・・・
458通常の名無しさんの3倍:04/01/07 19:44 ID:???
キターッ!

大晦日はネタの宝庫でしたな職人殿w
459通常の名無しさんの3倍:04/01/07 21:38 ID:???
今はこうしているがフラウは、だんだんハヤトのことが愛しくなるのでした・・・


ペットとご主人様の関係だな。主人フラウ ペット(奴隷)ハヤト
460通常の名無しさんの3倍:04/01/07 22:52 ID:???
このスレって
ttp://ex.2ch.net/shar/kako/1014/10144/1014487715.html
が発祥なせいかどうしても強烈かつ愛すべき女ばっかだ
461カテ書き:04/01/09 01:38 ID:???
>>457
年末年始は曙、安田、村上、永田、総裁と使えそうなネタ
一杯なんで復活を期待してましたw
462通常の名無しさんの3倍:04/01/09 17:52 ID:3BU3PJd1
ガチ最強フラウ&ヘタレハヤト復活記念age
463通常の名無しさんの3倍:04/01/10 16:00 ID:???
関係ないけど、酒飲みながらジョシュvsシュルト見てて、ジョシュ君が勝ってそのコメントで

「オレは新日本だ プロレス、無敵だ」

て言われたとき、漏れ、軽く泣きそうになったよ
464通常の名無しさんの3倍:04/01/10 23:19 ID:???
ジョシュを無理やりプロレスラー代表とか言い張るプヲタは
ハヤト以上のヘタレでつね♪
465通常の名無しさんの3倍:04/01/11 14:33 ID:???
>>464
× プヲタ
○ 珍日ヲタ
一緒にするな
ガノタ全部を種厨呼ばわりするに近い暴言だぞ
ついかなる時でもわたしを第一に考え、私の喜びを自分の喜びとする。
そんな理想にウッソ君を近づけるさらなる躾の具体的プランはひとまずは
棚上げ。
とりあえず目の前でスタンドプレイをしている陰性生物の処置ね。
いかにも弱弱しそうに、よろよろしながら立ち上がってこっちへ近づいて
来る黒キノコ。
「ウ、ウッソ、本当なの?」
「な、何が?」
「本当にカサレリアを離れるの?」
上目遣いでウッソ君を見ながら訪ねる。
あーっ、やだやだ、見るからに「気弱で大人しいけど献身的な幼馴染」を
演じてやがるわ。
本性は独占欲に満ち満ちたエゴの塊の癖に、よくもまあそう白々しいマネ
が出来るものね。
なのに。
「そ、それは…」
今さっき、わたしと一緒に行くと力強く宣言したくせに、黒キノコの演技
程度で歯切れが悪くなるウッソ君。
躾のメニューにきっついのを一つ二つ追加ね、これは…。
「カテジナさん…」
困ったようにわたしの顔を見上げる。
わたしに何を期待してるのかしら?
こんな時に愛しい女性を頼りにする辺りは、まだまだ子供なのね。
「どうするの、ウッソ君」
わたしは何も口添えせず、彼自身での決断を促す。
ここでわたしの意に添う決断を下せば、たった今わたしを不快にさせた罪
は少しだけ軽減してあげてもいいわ。
でももしそうでない場合は…、クロちゃんを手放した後はあなたがわたし
の玩具になるのよウッソ君。






いついかなる時でもわたしを第一に考え、私の喜びを自分の喜びとする。
そんな理想にウッソ君を近づけるさらなる躾の具体的プランはひとまずは
棚上げ。
とりあえず目の前でスタンドプレイをしている陰性生物の処置ね。
いかにも弱々しそうに、よろよろしながら立ち上がってこっちへ近づいて
来る黒キノコ。
「ウ、ウッソ、本当なの?」
「な、何が?」
「本当にカサレリアを離れるの?」
上目遣いでウッソ君を見ながら訪ねる。
あーっ、やだやだ、見るからに「気弱で大人しいけど献身的な幼馴染」を
演じてやがるわ。
本性は独占欲に満ち満ちたエゴの塊の癖に、よくもまあそう白々しいマネ
が出来るものね。
なのに。
「そ、それは…」
今さっき、わたしと一緒に行くと力強く宣言したくせに、黒キノコの演技
程度で歯切れが悪くなるウッソ君。
躾のメニューにキツいのを一つ二つ追加ね、これは…。
「カテジナさん…」
困ったようにわたしの顔を見上げる。
何を期待してるのかしら?
こんな時に愛しい女性を頼りにする辺りは、まだまだ子供なのね。
「どうするの、ウッソ君」
わたしは何も口添えせず、彼自身での決断を促す。
ここでわたしの意に添う決断を下せば、たった今わたしを不快にさせた罪
は少しだけ軽減してあげてもいいわ。
でももしそうでない場合は…、クロちゃんを手放した後はあなたがわたし
の玩具になるのよウッソ君。
468通常の名無しさんの3倍:04/01/12 14:30 ID:???
さも名案のように「皆で行けばいいんですよ!」とか言い出して両方に恨まれそう
いや、原作がそうだっただけか
469通常の名無しさんの3倍:04/01/13 13:14 ID:???
>ここでわたしの意に添う決断を下せば、たった今わたしを不快にさせた罪
は少しだけ軽減してあげてもいいわ。
でももしそうでない場合は…、クロちゃんを手放した後はあなたがわたし
の玩具になるのよウッソ君。

無意識に後者を望んでしまう自分がいるよ・・

470通常の名無しさんの3倍:04/01/13 14:32 ID:???
カテジナさんはいい女だ。
471通常の名無しさんの3倍:04/01/13 19:05 ID:???
つーかここのカテジナに慣れてしまうと、本編序盤のカテジナ
がつまんない女に見えてしまうw
終盤はまあトチ狂ってていいんだが
472通常の名無しさんの3倍:04/01/13 22:21 ID:???
>>471
アニメ序盤のカテジナさんは揺れる女心の描写がイイ!んだよ
(え?ナニ?そんなモン無いって?)
473フラウ:04/01/14 23:06 ID:???
「技量ではフラウの遥か上をいく僕が何故、これほど遅れをとるのか・・ようやく
 理解ったよ」
今までの惨敗にどんな編集を施せばそんな結論に達するか理解できないけどハヤトは
そう宣言した。
「僕に足りなかったのは“覚悟”さ 宣言するよ、今度僕が負けたら“引退”する!」
「・・・引退を賭けてってのは前やったでしょう?」
冷たい視線でそう答える、とりあえずアナタには覚悟と技量それにオツムも足りて
ないかしら・・・。

「よ、よし それなら負けたら“自己破産”だ!」
「ちょ、ちょっと 私が勝ったら後味悪くなるような“覚悟”を勝手にしないでよ!」
私の言い分は聞かず、ハヤトは構えたかと思うとタックルを仕掛けてくる。
相変わらず足が短いくせに腰の高く、スロー過ぎてアクビが出そうなタックルだった。
正面から膝をブチ込むも良し、側頭部にフックやキックを合わせるもよし・・・
でも私は何も出来なかった、いくらなんでも破産なんて可哀想だと思っちゃった。
迷いをみせた私はハヤトのタックルを受けた、こんなトロくさいタックルで倒されは
しないが、ハヤトの為を思えば情けをかけ、負けてあげた方がいいのかと思った私は
堪えることすらしなかった。 私の足が床から離れる。
わざと負ける?


ううん、違う!・・・私は、ハヤトを見誤ってる。 ハヤトはそんな男じゃない。
私は素早く体を入れ替えると上からハヤトを押さえつけ手加減なしのパンチを何度も
見舞った・・暫くしてハヤトはタップした。


「破産申請しないようにまた頑張るよ」
恥知らずにもハヤトは『負ければ“自己破産”』をあっけなく撤回した。

そう私はハヤトを見誤りかけた、言ったことの責任取れるような男じゃないわよね・・
474通常の名無しさんの3倍:04/01/14 23:19 ID:???
今度はヤスティキター
475通常の名無しさんの3倍:04/01/15 09:34 ID:???
このフラウもいいな!
476通常の名無しさんの3倍:04/01/16 23:49 ID:???
>>473
ワラタ、次のネタは村上あたりですかw
477通常の名無しさんの3倍:04/01/17 15:16 ID:???
フラウ・・・クールに美女(?)で野獣
478通常の名無しさんの3倍:04/01/19 23:10 ID:???
プネタ全然分からんがこのハヤトの元ネタになってる奴ってホントにいるのか?
479通常の名無しさんの3倍:04/01/20 12:08 ID:???
>>457は永田裕志
>>473は安田忠夫
共に大晦日のアゴ祭での醜態が元ネタ

初代、二代目スレでのハヤトのヘタレぶりも全部実在の格闘家
が実際にやらかした珍プレーをうまく取り入れてる
480通常の名無しさんの3倍:04/01/20 12:13 ID:???

と書いたが元ネタわかんないのもある
オリジナルや格闘系漫画・アニメ・ゲームネタもありそう
481フラウ:04/01/21 00:40 ID:???
今日は、サイド6に寄航している。 つかの間の休息、キッカ達3人を連れ、ハヤトを運転手兼
荷物持ちにして買出しに出かけたんだけれどハヤトが『スモー』とかいう格闘技の雑誌を立ち
読みしていたかと思ったらあっさり感化され場所もわきまえずまた、挑戦してきた。
周りのギャラリーの目もあり恥ずかしかったのであっさりフックを顔面に叩き込むとまるで
つぶされた蛙のように間のめりに倒れた。
「可哀想・・・」
その声がした方をみるとヒラヒラの服を着たインド系の女の子が悲しそうに倒れたハヤトを
見ていた。
「あの蛙のこと、好きだったんですか?」
思わず私は問い返していた。
「ドン臭いものが好きな人がいるのかしら。それが無様に負けていくのを見るのは悲しいこ
 とじゃなくて?」
確かに悲しいかもしれないけど、散々な言い様だ。

「だっ、誰が弱いって〜?」
回復力だけは異常にあるハヤトは立ち上がるとそのインド系の女の子に顔がくつつかん
ばかりに近づき睨みつけだした。
「フラウ! こいつを倒したら次の相手は君だ!」
まぁ 無理だろうけどね、見た感じあの子相当できそうだわ。
482481:04/01/21 00:48 ID:???
プロレスネタ以前に、久しぶりに書いてるのでこのスレの新しい住人には
何でハヤトとフラウが闘っていているかすら分からないしツマンナイでしょうね。

483通常の名無しさんの3倍:04/01/21 01:04 ID:???
>>481
今度はアケボノキター
次回も待ってます
484通常の名無しさんの3倍:04/01/21 20:02 ID:???
漫画版みたら、ハヤトの戦闘力がdでもないことに・・・・
485通常の名無しさんの3倍:04/01/21 22:28 ID:???
>>484
それってオリジンのこと?
あれは、ヤオでハヤトさんがジオン兵を倒してカッコつけてたら
シャレの通じないオルテガがガチしかけてきてハヤトさんが
ビビリまくってるって感じだったけど。

ガイアが止めてなかったらどうなっていたか・・・
486通常の名無しさんの3倍:04/01/22 06:29 ID:???
>>485 掘られますた byエマ

ハヤトに思いを寄せていたアムロは復讐のためオルテガを・・・・
という原稿を書くにちがいない!
487通常の名無しさんの3倍:04/01/22 19:43 ID:???
腐女子エマも復活して欲しいな
488通常の名無しさんの3倍:04/01/22 19:51 ID:???
>腐女子エマシリーズ
登場する女性キャラが全員お仲間だったのが笑った
489通常の名無しさんの3倍:04/01/23 23:16 ID:???
腐女子エマ・シリーズは話の流れそのものはΖ本編と矛盾しないと言う
神レベルの出来だったな
490通常の名無しさんの3倍:04/01/25 04:48 ID:???
カテジナ分注入待ち
491通常の名無しさんの3倍:04/01/26 16:58 ID:???
>>481
ララァはどんなワザでハヤトを沈めるのか
楽しみですわ
わたしと黒キノコ、両方からの視線にウッソ君は汗を流しながら何も言えず
に押し黙る
はっきり言って…不愉快だわ。
このわたしと、黒キノコを対等に両天秤にかけようと言うの?
いくらあなたでも許さないわよ。
まさかわたしにお仕置きされるのが病み付きになって、故意と怒らせようと
いうのではないでしょうね?
煮えたぎりそうになる心を静めるため、今までにウッソ君がわたしに見せて
きたいじらしい姿を脳内で再生し、心を落ち着かせてから口を開く。
「わたしは何も言わないわ」
心中に沸きあがる形容し難い焦燥感をひた隠し、優しく微笑む。
そう、多少ひっかかるけどやはりここは自由意志に任せないと。
さきほどはウッソ君、黒キノコが覗き見をしていると知らなかったからああ
もきっぱりとわたしについて行くと宣言できたみたい。
今度はアレが目の前にいるのを承知の上で、はっきり引導をわたしなさい。
「あなたが自分で決めなさい、あなたのことなんだから」
そう、わたしが決めるのなら簡単なこと。
わたしの言う事は正しいし、私のする事も正しい。
わたしが世に背くことはあってもウッソ君が私に逆らうことは許されない。
でもそれじゃ、このしつこい黒キノコにあなたを諦めさせることにならない
のよ。
わたしがウッソ君の弱みを握る、あるいは色仕掛けで篭絡して無理強いして
いるとでも勘ぐって、ますますあなたへの執着心とわたしへの陰湿な対抗心
を燃やすに違いないから。
「…ウッソ、行っちゃうの?」
待ちなさい黒ガキ!
わたしの許可も無くウッソ君にすがりつくんじゃないわよっ!
わざとらしく目に涙なんて浮かべちゃって。
さあ、どうするのウッソ君、そんなみえみえの猿芝居に騙されて、わたしの
恋人から玩具へと転落するつもりかしら?
493通常の名無しさんの3倍:04/01/27 19:28 ID:???
>まさかわたしにお仕置きされるのが病み付きになって、故意と怒らせようと
いうのではないでしょうね?


そんな子になっているとしたらあなたのせいですよ!カテジナさん!!
責任もって奴を玩具としてm7c]\btなにを,e6 す]k0a5
494通常の名無しさんの3倍:04/01/27 19:46 ID:???
曹操のようなお人だな(*´д`)

原作とは随分違うけどこのカテジナさん好きです。
書いてる人頑張って続けてホスィ。
495フラウ:04/01/28 01:29 ID:???
「フラウ! こいつを倒して、あらためて君に挑戦する!」
ハヤトは私に向かいそう言った後、例のインド系の女の子に相手のペースを崩そうと
挑発するような変則的なスタイルを織り交ぜながらラッシュをかけた。
全く動じずと全てをかわすと女の子は語りだした。
「あなたの技が遅すぎたのよ・・・」
「遅すぎた?」
「何故? あなたは現れたの?なぜなの?なぜあなたはこうも戦えるの? あなたには
 勝てるべき力も勝てるべき技も無いというのに!」
「なんだとっ!」
「私には見える あなたには才能もなければ素質も無いわ。 人に勝てるわけも無い!」
「だから・・だからってどうだってんだよ! 勝てるモノがなくて闘ってはいけないのか」
「それは不自然なのよ・・あああああ。何故なの?なぜ私はあなたと闘ったのかしら?」
そんなことを言い合いながらも女の子は、反撃もせずに攻撃をさせ続けた。
「運命だとしたらひどいもんだよな。 残酷だよな」
かする気配すらないことに気づいたハヤトの顔に絶望の色が浮かべ呟いた。
「あなたと闘ったからってどうなるの?どうにもならないわ。どうにも・・」
「しかしこれは事実だ。認めなくちゃいけないんだ」
「認めてどうなるの?闘ったからってどうにもならない素質なのよ!」
「闘えばわかりあえるのに・・何故こういうふうにしか闘えないのかしら。
 あなたは私にとって弱すぎて・・・」
「僕にとってあなたは強すぎたんだ。人同士ってこんなもんなんだよな」

「ララァ!奴との戯れ言はやめろ!」
声のした方を振り返るとゴツイ仮面をかぶったマスクマンが止めの指示を出していた。
「はい 大佐!」
そう返事をして右ハイキックを放った。
ハヤトはガードしたが、ハイキックはガードよりも高く、左側頭部にクリーンヒットし
例によってハヤトは、謎のインド人に秒殺KOされた。 
496通常の名無しさんの3倍:04/01/28 02:37 ID:???
シヌホドワラタ
497通常の名無しさんの3倍:04/01/28 02:37 ID:???
見事だ
さすがハヤト
498通常の名無しさんの3倍:04/01/28 06:16 ID:???
フラウ・・・・早くハヤトを癒すんだ・・・・
ていうかそろそろあの
ハヤト負傷→フラウ看護 のシーンでは?
499通常の名無しさんの3倍:04/01/30 20:44 ID:???
>>498
つーか、フラウに挑戦してばかりでいつ戦争してるんだw
500通常の名無しさんの3倍:04/01/31 00:30 ID:???
華やかに500ゲット
501通常の名無しさんの3倍:04/01/31 08:48 ID:???
ハヤトってエースパイロットなんだよな・・・・
バーニィの立場がない。

ていうかポケ戦ネタを一度も見たことがないような。
502通常の名無しさんの3倍:04/01/31 10:58 ID:???
>>501
そりゃ変な後付け設定さえなければ連邦側で実戦でモビルスーツ
使った期間がベスト3なんだから
アルに見栄張った時点で初陣しかこなしてないバーニィと比較しちゃ
いかんよw
503通常の名無しさんの3倍:04/01/31 19:00 ID:???
よく考えたらそれだけの長期間生き残っただけでも
大したもんだとも言えるな
ここのハヤトの場合宇宙に上がる前にオデッサや
ジャブロー辺りで負傷して戦線離脱しそう(何故か
戦死はしない)な感じがするがw
504通常の名無しさんの3倍:04/01/31 20:41 ID:???
ここのハヤトはさすがカツの義父だ、と納得できる。
505通常の名無しさんの3倍:04/01/31 21:31 ID:???
ハヤト…自分がザコだって事自覚してるのか
てっきりわかってないのかと
それは時間にしてほんの数十秒だったのかもしれない。
だけどわたしには、ウッソ君の沈黙が何時間もの長さに感じていた。
そんなことはないと思いつつも。
万が一、いや、億が一にも…ウッソ君がここに残るなどと言い出したら…。
怖い、怖いわ。
もしもそんなことになったら、きっとわたしの北宋代の陶器のように美しくも
繊細な心は粉々に砕け散ってしまう…。
大して気にしては居ないとはいっても、家族も住んでいた家も街も失った今
のわたしにとってはウッソ君との絆だけが生きている証。
それが断ち切られてしまったら、私の心に開くだろう大きな穴はウッソ君を
拉致して生きた玩具に堕しめるくらいでは埋められはしない…。
「シャクティ…」
ついにウッソ君が口を開き、緊張感がわたしの全身を疾駆する。
「…僕は…カテジナさんや、みんなと一緒にここを離れるよ…」
その言葉に、全身を縛り付ける緊張感が瞬時に消し飛ぶ。
体か軽くなり、宙に浮くような感覚。
ああ、天にも昇るとはこういう気持ちを言うのね。
ふ、ふふふふ。
偉いわウッソ君、よく言ったわね、これでお仕置きは大幅に軽減されたわ。
ううん、嬉しいから軽減どころか帳消し、それにご褒美までつけてあげる。
有頂天になりながらも、信じられないといった面持ちの黒キノコに哀れみの
視線を向けていた。
「…シャクティさん…」
さも気の毒そうに声をかける。
勝者の余裕ってやつかしら?
黒キノコは俯く、わたしへの殺意に満ちた視線をウッソ君に見られたくない
のね。
まああなたとは二度と会うことも無いだろうからいくらでも恨んでもらって
結構よ…と思っていたわたしの耳に、ウッソ君の次の言葉が突き刺さった。
「だから、シャクティも一緒に来るんだ」
507通常の名無しさんの3倍:04/02/02 23:00 ID:???
やらかした・・・・
508通常の名無しさんの3倍:04/02/02 23:08 ID:???
カテジナはバカ
509通常の名無しさんの3倍:04/02/02 23:10 ID:???
>もしもそんなことになったら、きっとわたしの北宋代の陶器のように美しくも
繊細な心は粉々に砕け散ってしまう…。

ツッコミAAってないもんかなぁ・・・
510通常の名無しさんの3倍:04/02/04 03:34 ID:???
>北宋代の陶器
「あれはいいものだ」
511通常の名無しさんの3倍:04/02/05 09:39 ID:???
             , r:´ ,.r'::.::.::.,.r'´                     ゙::- 、
           /  /::.::.:; '´       ,   ! .yi  i!           、\
          /   /::.::./         /ノ /i! / | .i i ヾ..           \ ヽ、
          ./   .i!::./        ./ ,:'/:/ ./  ! i! .i! i ゛、      ゛、 ヾヽi!
        ./    |/ ,.     /  / /'":::;//  i/  i i!. .i!         ゛、 ヽ
        /     /. ,i'     ./! / __......ノ'_ ミ=、     l !  i i       ゛、、゛、
        /    ,r┤/ !.i     l!.i / ´  /´`i ゙:、ヾノ .::  !./.:彡'i! i!| |      i! ヽ .!
       ./  /,へ!iヾ.||   | !i  `゚゙゙゙゙゙¨ ̄    ..:.::: i/,.-‐-レ' i .i!       i!  ヾ
      /   i i::.:.::.i!、 ii.、  .i! .!          .::::.:::: V´ ゙i ヾi/     .i  i
     ./     ! !:.:.  、i! ゛、 !  ゙          .::::::::::::::: >ミー´{!  .|   ! .i!
    ,i      ヾ、ヽ _..=‐-、゛、i             ::::::: /     i   ii   /i ./
..   /      \,:´:::::0::○、ヾ、      .__...... _         ;!  ," ! ./ .i/
   /    i!    i::.::.:.:..:..。::!  ヽ    ./ー:-‐-二ヽ,     ノ / .i!/
   i!      .|     ゝ、::.::.:::ノ:.      〈    ヽ::.:γ   .∠=-":i
  i!     . |      ¨T¨::::::::::..       ヾ、   ゙i/    /:::.oノ
  .i!       .|       !):::::::::::::::::...      ¨゙⌒~´    / ‐‐ "
  i!       !      ゛、:::::::::::::::::::..           /.: (
  i!  __,,....... ,,_ ヾ     ゛、ヾ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`i     / .::  ヾ、
¨¨ ̄ ̄     ヽ、゛、   ゛、ヽ、         .|  Τ    ::   ゛、
            \゛、   ヽ \        |___!―――/¨7 \
            i! ゛、   \ ヽ、.      |;;;;;;;;;|    / /  \ \

>>508
バカにしてっ!
>>509
AA貼ればみんなが幸せになれるんだろっ!
512通常の名無しさんの3倍:04/02/07 18:44 ID:???
お仕置きどれくらい倍増されるやら・・・
:::/ ,.イ、ノア .|.| マ ヤ
:/ li!t@>,  リ_,.ヤ l
.、.氏    ヘ,@」l リ!
ト、|   ./ミz、 ノ リヤ<今>>511が良い事言った!
@ヽ、 l  /l ム@ヤ
514通常の名無しさんの3倍:04/02/08 18:44 ID:???
いつになったらウッソはご褒美もらえるんだ・・・

戦後妊娠してたカテジナさんだったがもしかしたらその寸前までおあずけだったとか・・?
515カテ書き:04/02/10 09:04 ID:???
SS書いてる時間は無いがスレだけは保守しよう
516通常の名無しさんの3倍:04/02/10 09:12 ID:???
>>515
ユクーリお待ちしとりやす
517通常の名無しさんの3倍:04/02/12 01:55 ID:???
>>514
シー・・・いや
キンケドゥみたく10年放置プレイされるぞこのままだと
518通常の名無しさんの3倍:04/02/13 20:35 ID:???
一つ下が「カテジナ・ルースを擁護してみるスレ」だよw
>>506
ウッソは天使の輪でシャクティを助けると言いつつ、カテジナの所へ向かった
ヤシですよ?
シャクティをウザがっていたヤシですよ?
地位・権力・金持ちより、カテジナを選んだ本物のヤシですよ?
520通常の名無しさんの3倍:04/02/16 10:10 ID:???
>>517
シーブ…もといキンケドゥの場合本当に放置
こっちは性交してないだけで毎晩刺激的なプレイしてるから…





…もしやベラ様とキンケたんも夜な夜なこんなことをw
521通常の名無しさんの3倍:04/02/16 15:35 ID:???
そりゃザビーネも嫉妬で狂うわw
522通常の名無しさんの3倍:04/02/16 20:11 ID:???
きっとパンを使ったり、質量をもった残像を使った妊娠をしないプレイを
していたんだよ。
523通常の名無しさんの3倍:04/02/18 02:28 ID:???
>パンを使ったり
「わたしの焼いたパンが食べられないのシーブ、いいえキンケドゥ、わがまま
言わないでちゃんと食べて」
言いつつパンをキンケの別の口に詰め込むセシ…ベラ様。
524通常の名無しさんの3倍:04/02/19 00:11 ID:???
>523
性別が逆のスレと勘違いしてないか?
525通常の名無しさんの3倍:04/02/19 02:53 ID:???
>>524
お口は上と前と後ろにあるだろ?
前が無くったって・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
526通常の名無しさんの3倍:04/02/19 19:23 ID:???
つーかこのスレの住人なら突っ込まれると聞くとまず後ろの穴
(しかも♂)を想像してしまうだろうw
クロちゃん…。
527通常の名無しさんの3倍:04/02/20 01:10 ID:???
だけどさぁ、後ろの穴に突っ込まれて嬉しいか?

もしかして、前立腺を刺激すんの? パンが?
結局、カサレリアを離れるための準備で一日が費やされてしまった。
夜の闇が森を覆い始めた頃、わたしとスージィはクロちゃんのいる私設捕虜
収容所へ向かった。
今夜のうちにウッソ君に今日の失態の償いをさせたかったけど。
ウッソ君をしつけ治す時間はこれからいくらもあるけど、クロちゃんと遊ぶ
のはこれが最後になるかもしれない。
そう考えると優先順位は自ずと決まっていた。

「クロちゃ〜ん、いい子にしてた〜?」
スージィが暗い部屋の中へと飛び込んでいく。
ある意味では物凄くクロちゃんに懐いているわね。
別れさせるのは忍びないけど仕方ないわ、せめて今夜はスージィが一生忘れ
ないような素敵な思い出を作ってあげないと。
「スージィ、暗いところではしゃぐと危ないわよ」
室外に光が漏れないことを確認してあるので、安心して点灯する。
日中出かけた時のまま、クロちゃんは大の字に腕を吊り、床に座り込んでる
ように縛られていた。
ぐったりとしていて、こちらを見ようともしない。
カロリーの高い餌をあげたのに、先刻の拷問が堪えているのかしら?
「クロちゃんを起こして」
「うん」
わたしに促されて、ここへ来るまでの道すがら教えておいた、クロちゃんが
失神してしまった時の目覚めさせ方を実行する。
すなわち。
「えい」
初日に教えた玉蹴りとは違い、足裏を股間にあてがってゆっくり震動させる
スージィ。
あら、中々上手だわ。
529通常の名無しさんの3倍:04/02/21 04:39 ID:???
クロちゃ〜〜〜ん
会いたかったよ〜〜
530通常の名無しさんの3倍:04/02/21 07:39 ID:???
スージィのおみ足があんなモノの感触を知っているだなんて・・・・
531通常の名無しさんの3倍:04/02/21 10:13 ID:???
クロノクルが一生忘れないような素敵な思い出クルノカ━━━━━(;;~д~)━━━━━!!!
532通常の名無しさんの3倍:04/02/21 20:28 ID:???
>>526
俺をそんな変態にした憎いあの方・・・・








キ…(-_-)キ(_- )キ!(- )キッ!( )キタ(. ゚)キタ!( ゚∀)キタ!!( ゚∀゚ )キタ--!!!
533通常の名無しさんの3倍:04/02/22 03:36 ID:???
ウッソ編よりクロ被虐編の方がハァハァするのはなぜだー
534通常の名無しさんの3倍:04/02/22 14:19 ID:???
ソレハオマエガ・・・
535ミライ・ヤシマ:04/02/22 17:24 ID:???
午前中は、買い物に出かけたのだがその帰りに化粧品売り場に行ってみた。
私ももう18歳、そろそろ本格的にお化粧を始めてもいい頃よね。

失礼な販売員だった。
なにがお肌の曲がり角よ! なにがアンチエイジングよ! なにがコラーゲンよ!
私はまだ18歳なのに・・・

午後からカムランが来た。
親同士が決めた婚約者とはいえ彼のことはどうしても好きになれない。
確かに家柄の良いし、頭も良い少し軟弱そうなところはあるけど意外に芯が強くて
人当たりも良い、やさしい人だ。
でも彼が私を褒める言葉が、
”おちつきがある”とか”包容力がある”とか”家庭的”とか”母性本能に満ちて
いる”とかとても十代の女の子を褒める言葉をとおもえないようなものばかりなのが
ムカつく。
私はまだ18歳・・・

思い出したらまた腹がたってきた! あー戦争でも起きないかしらっ!!
536通常の名無しさんの3倍:04/02/22 19:55 ID:???
こんなミライさんも・・・・・・・・・・・・イイ!(・∀・)
537通常の名無しさんの3倍:04/02/23 02:49 ID:???
18歳・・・ミライさん。・゚・(ノД`)・゚・。
538通常の名無しさんの3倍:04/02/23 08:43 ID:???
俺には充分18歳に見えますが。それよりキシ(ry
539紅い稲妻:04/02/23 11:23 ID:???
確かにキシリア閣下は十歳はお若く見えるな
540通常の名無しさんの3倍:04/02/23 16:11 ID:???
キシ・・彼女は20代と違うのか?
541通常の名無しさんの3倍:04/02/23 20:10 ID:???
>>540
24歳。
外見年齢は見ての通り
公国軍少佐・JR氏の脳内では14歳の時のイメージのままw
542カテ書き:04/02/24 20:10 ID:???
前回またもコピペミス…下のが完成形
度々スマン
結局、カサレリアを離れるための準備で一日が費やされてしまった。
夜の闇が森を覆い始めた頃、わたしとスージィはクロちゃんのいる私設捕虜
収容所へ向かった。
今夜のうちにウッソ君に今日の失態の償いをさせたかったけど。
ウッソ君をしつけ治す時間はこれからいくらもあるけど、クロちゃんと遊ぶ
のはこれが最後になるかもしれない。
そう考えると優先順位は自ずと決まっていた。

「クロちゃ〜ん、いい子にしてた〜?」
スージィが暗い部屋の中へと飛び込んでいく。
ある意味では物凄くクロちゃんに懐いているわね。
別れさせるのは忍びないけど仕方ないわ、せめて今夜はスージィが一生忘れ
ないような素敵な思い出を作ってあげないと。
「スージィ、暗いところではしゃぐと危ないわよ」
室外に光が漏れないことを確認してあるので、安心して点灯する。
日中出かけた時のまま、クロちゃんは大の字に腕を吊り、床に座り込んでる
ように縛られていた。
ぐったりとしていて、こちらを見ようともしない。
カロリーの高い餌をあげたのに、先刻の拷問が堪えているのかしら?
「クロちゃんを起こして」
「うん」
わたしに促されて、ここへ来るまでの道すがら教えておいた、クロちゃんが
失神してしまった時の目覚めさせ方を実行する。
すなわち。
「えい」
初日に教えた玉蹴りとは違い、足裏を股間にあてがってゆっくり震動させる
スージィ。
あら、中々上手だわ。
生まれ持った才能に加え、好奇心が上達を後押ししているみたい。
「…ぐがっ」
たまらず奇声を上げて跳ね上がるクロちゃん。
ふふふ、伝統の技エレクトリック・マッサージは効果覿面のようね。
544通常の名無しさんの3倍:04/02/24 22:08 ID:???
伝統の技エレクトリック・マッサージ!!!
545通常の名無しさんの3倍:04/02/24 23:14 ID:???
生まれ持った才能・・・on
546通常の名無しさんの3倍:04/02/25 07:45 ID:???
はしゃぐスージィタン(´Д`;;)
547ミライ・ヤシマ:04/02/25 21:59 ID:???
馬鹿なことを書いたら本当に戦争が起きてしまった。
幸いサイド7はまだ戦場になっていないけれど影響で物資が不足し始めており
医薬品や食料品を中心に手に入りづらくなっている。
おまけに何故か分からないけれどトイレットペーパーなんかも店頭であまり
見かけなくなっている。
今日も買い物に行ってきたのだが、物不足に乗じてイワシの値段が戦前の5倍に
なっていた。
店の主人と交渉して半額にはさせたのだけど、あの店主にはムカついた。
何が『奥さんにはかないませんね〜』よ!

 私はまだ18歳なのに・・・

帰りにトイレットペーパーを安売りしているのを見かけたのでつい張り切り過ぎ
て悪いクセが出てしまった。
争奪戦状態の人ゴミをうまく押しのけてトイレットペーパーを4袋抱えて出てきたら
周りの人が白い目で見ていた。 聞こえよがしに言った誰かのイヤミが聞こえてきた。
『やぁね〜 あの年になると恥じらいって者がなくなるのかしら?』

 くっ、私はミライ・ヤシマ18歳 夢見る乙女・・・。
548通常の名無しさんの3倍:04/02/26 20:50 ID:???
18歳という言葉がむなしく響くなぁ
549通常の名無しさんの3倍:04/02/26 22:20 ID:???
ミライさん……夢……(つД`)
550通常の名無しさんの3倍:04/02/27 03:42 ID:???
しかしなんか間違った使い方で受け継がれてそうだな>伝統の技エレクトリック・マッサージ
551通常の名無しさんの3倍:04/02/27 16:10 ID:???
南極に素敵なキシ・・年上のお姉さまが
惚れそうだ
552通常の名無しさんの3倍:04/02/27 23:00 ID:???
>ある意味では物凄くクロちゃんに懐いているわね

スジたんに懐かれるなんてクロちゃんうらやましい…という香具師はどのくらいいる?
553ミライ・ヤシマ:04/02/28 09:27 ID:???
とうとうサイド7まで戦火が及び、私たちは軍の最新鋭の戦艦で避難すること
になった。
けれど、ジオンの攻撃で連邦軍に重傷の艦長をはじめとして死傷者が出ており、
欠員があり操舵手すらいなかった。
クルーザー級の操縦経験しかなかった私だが名乗り出てしまって良かったの
かしら・・・

あのフラウ・ボウとかいう子みたいな仕事をしていたほうが良かったのかもしれ
ない。
でもきっと孤児のたちの相手をしてあげるたびに実の母親と勘違いされたり、食事
の用意をするたびに『おふくろの味』とか言われる自分の姿が容易に想像できた。

わたしはまだ18歳なのに・・・。

だから艦の操縦なんて難しそうな仕事をクールにこなして『デキる女』としての私を
魅せていけば少年たちの『憧れのお姉さんに』なんて思っていたのだけど。

あのカイとかいう軽薄そうなニキビ面が〜〜〜っ!!
言うに事欠いて、あの例えは無いでしょう!!
「うひょー 女だてらにこんな大きな船動かすなんて 肝っ玉据わってるねー、
 トラック母ちゃんみたいじゃん!」

わたしは18歳・・わたしは18歳・・そんな一家の大黒柱みたいなキャラクター
じゃない筈・・・ 私はミライ・ヤシマ18歳・・・夢見る乙女。
554通常の名無しさんの3倍:04/02/28 10:12 ID:???
やしまさんおもしろいよーー!
555通常の名無しさんの3倍:04/02/28 13:55 ID:???
だんだん可哀想になってきますよミライさん
そんなに1818連呼せんでも・・・・
556通常の名無しさんの3倍:04/03/01 22:16 ID:???
それでも作中では一番モテてたんだからいいじゃないのw
557ミライ・ヤシマ:04/03/04 01:45 ID:???
地球に降りた私たちはジオンの激しい追撃を逃れながらもジャブローに
向かっている。 今日は不足しだした塩の補給の為に湖に来ている。
私は、思い切って赤いビキニを着て日光浴をすることにした。
私だって18歳、少し恥ずかしいがこのグラマラスなボディで日頃、人を
オバサン扱いしてる艦の男どもをあっと言わせてやろうと思ったんだけど・・・

ビキニに着替えて湖に向かう途中、アムロに会った。
マチルダさんになんかに憧れているようだけど身近にも素敵なお姉さん
がいることを教えてあげようと思いポーズを取る。

「あっ!」
そうよ、あなたとは3つしか年が違わないんだから・・・

「あっ ああっ 母さん? そうだ母さんはこの辺に住んでいた筈だッ!」
アムロはそう言うと身支度を整えて出かけてしまった。

くくっ! いくらなんでも失礼でしょ・・・あのマザコン!!
なんて人がビキニ姿でポーズを取っているのをみて母親を思い出してるのよ!

私はミライ・ヤシマ18歳・・・夢見る乙女。
558通常の名無しさんの3倍:04/03/04 17:27 ID:???
ミライさ〜ん・゜・(ノД`)ノ・゜・
559通常の名無しさんの3倍:04/03/04 19:25 ID:???
タイミングが悪すぎだ
560通常の名無しさんの3倍:04/03/04 19:54 ID:???
ミライさんは充分美人で若々しい。
どうやら当時ロリが多かったよう棚。
561通常の名無しさんの3倍:04/03/05 21:08 ID:???
外人ヅラの中のモンゴロイド顔だと絶対若く見られそうなんだがなぁ・・・
562ミライ・ヤシマ:04/03/06 20:00 ID:???
艦内を散歩しているとカイとジョブジョンそしてアムロ達が噂話をしているのが
聞こえてきた。
「俺は気に喰わないね お高くとまりやがってさ 人の顔を思いっきり叩くんだぜ!」
「確かにたまに荒っぽいことしますけどそこが逆にかっこいいじゃないですか、セイラさんは」
「なんか世間ズレしてるっていうか、所帯くさくないっていうか 高貴な感じがますよね」

悪かったわねアムロ、所帯くさくって・・・
私だって18歳 そのうえヤシマ重工の令嬢なのに・・・。
とはいえ、私はおとなしすぎるというか落ち着きすぎているから実際の年齢より上に見られて
いるのかもしれないと思った。

その後の戦闘でホワイトベースは奇襲を受けてザクに張り付かれてしまっていた。
銃座の死角でザクがヒートホークを振るう。
これは・・・・チャ〜ンス。
私は乗員に警告を促すとホワイトベースを背面飛行させザクを振り落とした。
ブライトをはじめとしたブリッジクルーもびっくりしていたわ。
そうわたしだって荒っぽいこともするのよ。 これが私の若さよ! 私は18歳なのよ!!

戦闘後、こっそりアムロ達の様子を見に行くと早速、私の噂をしていた。

「びっくりしましたよ まさかミライさんがあんなことするなんて!」
「おとなしい人だと思っていたけどやるときは荒っぽいこともするんですねぇ」

「ほら 肝っ玉が据わってるんだよ!なんてったってこの船のおっ母さんだからさ!」
「「ははっ そうですね!」」

おっ、おっ母さん? 18歳未婚のこの私が・・・ おっ母さんなの?
くすん 私はミライ・ヤシマ18歳 夢見る乙女。 おっ母さんじゃない!!
563通常の名無しさんの3倍:04/03/06 20:30 ID:???

ミライさんのファンになりそうだ……
いいぞ、職人!!
564通常の名無しさんの3倍:04/03/07 20:45 ID:???
そろそろブライトの出番か
565通常の名無しさんの3倍:04/03/09 11:02 ID:???
566通常の名無しさんの3倍:04/03/12 09:40 ID:???
保全
「うわァ…ううっ…あぁ…あっ」
最初は苦痛の呻き声を漏らしていたクロちゃんだけど、股間に当たっている
スージィの足の微妙な震動に、呻き声が次第に悩ましいものに変わっていく。
それを楽しそうに見下ろしながら、一心不乱に足を動かし続けるスージィ。
「はい、そこまで」
手を叩いてスージィを止める。
これ以上刺激を続けると、クロちゃんまた漏らしてしまうわ。
「お目覚めかしら?クロちゃん」
「は、はいっ」
頭がはっきりとしたクロちゃんは、わたしの姿を確認すると慌てて返事する。
やっぱり今朝の拷問がかなり効いているみたいね。
「残念だけど、あなたと過ごせるのも今夜が最後になるわ」
その瞬間、クロちゃんの顔に明らかな喜色が浮かぶのを、わたしは見逃さな
かった。
「スージィ、どうやらクロちゃんは私達と別れるのが嬉しいみたいよ」
「えーっ、酷いクロちゃん」
可愛らしい頬を膨らませるスージィ。
「そんな事を言うクロちゃんは嫌い?」
「うん、嫌い」
「聞いたクロちゃん、スージィはあなたが嫌いだって」
「?」
不審そうな顔をしたクロちゃんに、わたしは続けざまに宣告する。
「スージィがあなたを気に入っているから、生かしたまま逃がしてあげよう
と思ったけど、これだったら処分しちゃおうかしらね」
「そんなっ?」
青ざめるクロちゃん。
今朝あれだけ醜態を晒してまで回避した処刑の恐怖がまた目前に迫って来た
のだから。
「…よく考えたらわざわざ処分する必要もないわね、このままここに捨てて
いけば、勝手に餓え死にするだろうから」
568通常の名無しさんの3倍:04/03/13 20:22 ID:???
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!
クロちゃん…す、捨てられる!?(((;゚Д゚)))ザクグフゲルググ
569通常の名無しさんの3倍:04/03/13 21:15 ID:???
クロちゃんのピンチ再び
また醜態をさらすんだろうな…
570通常の名無しさんの3倍:04/03/13 21:43 ID:???
ペットを捨てるのダメなのだーーーw
571通常の名無しさんの3倍:04/03/13 23:23 ID:???
いつになったらカテジナの言葉は全て脅しで、自分のような面白い玩具を
捨てたり壊してしまう気なんてないと気づくんだろうクロは…
572通常の名無しさんの3倍:04/03/13 23:39 ID:???
>>571
そんな自信(か?)に満ちたクロなんてクロじゃない!
573通常の名無しさんの3倍:04/03/14 00:07 ID:???
玩具としての自分の価値に自信持ってどうするw
574通常の名無しさんの3倍:04/03/14 16:18 ID:???
自分の価値に気付いてしまうクロハァハァ
575ミライ・ヤシマ:04/03/14 19:39 ID:???
ブライトが倒れた。 精神的な疲れが原因らしい。
代理を任されたのだけれど「どうして私なの?」と思わざるを得ない。
軍人としての教育を受けたことも無い ”かよわい18才の乙女”に過ぎない私に
勤まるわけも無いでしょうに・・・
ブライトの見舞いに行った帰りにカイやアムロ達が話しているのが聞こえてきた。
「・・・それでブライトさんの代わりにミライさんが指揮を執るらしいですよ」
「おいおい 大丈夫かよ?」
「どうにかなるんじゃないですか、ミライさん しっかり者ですから・・・」
「まっ 確かに 俺らと2つ、3つしか年齢が違わないなんて嘘だろって感じだけどよ〜」
(・・・相変わらず失礼ね カイ!)
「本当ですよね、落ち着きがあってしっかりしてるから僕らと同じ10代って感じがしないですよね」
(ハヤト・・・あなたまで)

でも、そういうことだったのよね、私が落ち着いてしっかりしてるからつい実年齢より年上に見られ
てるワケだったのね。・・・決してみかけの問題じゃないってことよね!!
そういうことなら・・・
私は次の戦闘である『ドジッ子大作戦』を行ってみた。 

わざとミスを繰り返すことでしっかりしていて大人っぽいイメージを消しつつ、オタオタとうろたえる
姿をみせて頼りなさを演出し保護欲を感じさせれば・・・私を10代の少女と見てくれる筈!

・・・ホワイトベースは撃沈寸前のダメージを負ってしまった、セイラは本気で怒ってたけどまさか
目論見がバレたのかしら・・・。
しかし、これで私の評価は変わっているはず!

「しかし、ミライさんじゃ駄目なんですかね?」
「ほら ちょっとオバサンぽいところがあるからよ 状況の変化についていけなくなるんじゃないの?」
(・・・おばさん?)
「失礼ですよカイさん 年配の方をそんな風にいうなんて」
(ハヤト、年配じゃなくて年上って言って頂戴)

私は18才・・・私は18才・・・私は18才のはず・・・
私はミライ・ヤシマ18才夢見る乙女。 

576通常の名無しさんの3倍:04/03/14 20:26 ID:???
ああ…ミライさん…
577通常の名無しさんの3倍:04/03/16 00:39 ID:???
全ての計算が裏目に出るミライさんw
578通常の名無しさんの3倍:04/03/16 01:19 ID:???
可愛いミライさんだ……w
579通常の名無しさんの3倍:04/03/16 01:50 ID:???
>私は18才のはず・・・
のはずって・・・切ねぇ事を言い始めてるよ・・・
580ミライ・ヤシマ:04/03/17 21:57 ID:???
ようやくベルファウストに到着してホワイトベースの整備が受けられた。
とりあえず気分転換に基地の周りを歩いてみようとしたところ、まだ15〜17歳位の
女の子がリンゴなんかを売りに来ていた。
アムロやカイは薄情なもので何も買おうとしなかったけれど、見るからに苦労してそうな
感じの子だ、もしかしたら家に帰ればお腹を空かせた幼い兄弟が待っているのかもしれない。
何か買ってあげようと思い近づいていくと早速、話しかけてきた。

「あら 奥様 今日はいいリンゴが入っていますよ」
(・・誰が、奥様よっ! 18歳の乙女に向かって!)
「奥様ってば お若いですわねぇ〜」
「ええ、それほどでも・・・」
(奥様って言葉が引っかかるけどまあ若いのは確かね!)

「ほんとにお若いですねぇ お肌なんかまだ10代で通じちゃいますよ〜」
(・・・ちょっと待って お肌以外は10代で通用しないっていうの!?)
 
頭にきた私が女の子を追い払ってやったら、
「なにさヒステリー起こすこと無いじゃない オバサン!」
なんて捨て台詞まで残して行ったわ。
ホントにトサカに来るわ、スパイとか適当な容疑をデッチあげて憲兵にでも引渡してやれば
良かったかしら・・・

それにしても・・・見ず知らずの人間からみても私ってフケて見えるのかしら?
いいえ、私は18歳・・私は18歳・・・誰がなんと言おうが
私はミライ・ヤシマ18歳 夢見る乙女。
581通常の名無しさんの3倍:04/03/17 23:13 ID:???
・・・・・・・・若い娘が「トサカに来る」とか言っちゃダメだよ・・・たぶん
582通常の名無しさんの3倍:04/03/18 22:49 ID:???
次はジャブローか
ゴップ提督とのやりとりが楽しみだw
脅しと言うのは信憑性がないと成立しない。
わたしのようなちょっと見た感じは虫も殺せないような外見の、一見深窓の
令嬢風の女の子が人を撲殺するとか絞殺すると言っても、簡単には信じては
もらえない。
たとえ今までクロちゃんをいたぶって来たとは言え、殺しは別。
それが、ほとんど手間のかからない楽な処分方法を具体的に述べたせいで、
クロちゃんは自分の運命を想像して蒼ざめる。。
「でもチャンスをあげる、夜が明ける迄にスージィがあなたのことを元通り
好きになったら拘束を解いてあげるわ、逃げるなり、原隊に戻るなり好きに
して、でもね、もし嫌いなままだったら…ここに捨てて行くわよ、もちろん
拘束したままで、当然餌も水もくれる人はいないわよ」
コクン。
自分の生殺与奪が、スージィの機嫌いかんにかかっている、と思い込まされ
クロちゃんが固唾を飲む。
そのスージィはまだ不満げに頬を膨らませている。
そんな膨れっ面でも可愛らしいのがスージィだけど。
「ほらクロちゃん、スージィに謝らないと許してもらえないわよ」
「ス、スージィ様」
わたしの言葉に、スージィの様子を伺っていたクロちゃんは慌てて猫撫で声
を出す。
「ふーんだ」
しかし顔を背けるスージィ。
「クロちゃんなんて知らない、あたしのこと嫌いなんでしょ?」
「そ、そんなことは…」
「嘘ばっかり、だって今夜が最後って聞いたら嬉しそうだったもん、あたしは
クロちゃんと離れるのがとっても悲しかったのに」
いつの間にか涙目になってるスージィ。
どうやらわたしに調子合わせて演技してるんじゃなくて、クロちゃんの態度が
本当に悲しかったようね。
私の可愛い義妹を泣かせた以上、生半可なお仕置きで許して貰えると思ったら
大間違いよクロちゃん。
584通常の名無しさんの3倍:04/03/19 21:38 ID:???
スージィ萌えーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
585通常の名無しさんの3倍:04/03/19 21:48 ID:???
子供に様付けとは…
悲しかろうクロよ
586通常の名無しさんの3倍:04/03/20 17:59 ID:???
(;´Д`)ハァハァハァノ\ア/\ア…
587通常の名無しさんの3倍:04/03/20 21:24 ID:???
スージィタンの泣き顔はぁはぁはぁはぁ・・・
588通常の名無しさんの3倍:04/03/20 21:45 ID:???
おまいら、南極にカテジナ・ルースの素顔の挿絵来たぞ!
589通常の名無しさんの3倍:04/03/20 21:45 ID:???
「虫も殺せないような外見の、一見深窓の令嬢風の女の子」ハァハア
590通常の名無しさんの3倍:04/03/20 21:55 ID:???
591通常の名無しさんの3倍:04/03/21 01:00 ID:???
最近南極は萌え絵多すぎです
592ミライ・ヤシマ:04/03/21 23:39 ID:???
ようやくジャブローに着いたにも関わらずジオンが攻めてきたりであまりのんびり出来ない。
結局、カツ・レツ・キッカの3人はホワイトベースに残ることになった。
それにしてもあのコーリンとかいう育児官は失礼な人だったわ。

3人がホワイトベースに残るって言ったときに心配そうに見ていたのに
フラウのことは頼り無さそうに見ていた癖に私の顔をみるやいなやホッ
とした顔をしたときにはイヤな予感がしたんだけど。
その後、呼び止められ「あの子の母親代わりになってください」と言われた、確かに
フラウ・ボウに比べれば年は上だけどまだ私は18歳、あんな大きな子供がいる
年齢じゃないでしょう?
「まだあなたもそんな年ではないけれど・・・」
(そうよね!! 当然だわ)

「あの子はあの3人の親代わりをするんでしょうがまだ15歳、若すぎます、
 逆に 誰かに頼ったり甘えたくなることもあるかと思いますからあの子の母親代わり
 になって支えてあげてください」

・・・ちょっと待って! フラウ・ボウの母親の代りなの私!?
それじゃあカツ・レツ・キッカのおばあちゃん??

私は18歳・・・私は18歳のはず・・・私は18歳だったかしら?
私はミライ・ヤシマ18歳 夢見る乙女 決しておばあちゃんなんかじゃないっ!!
593通常の名無しさんの3倍:04/03/22 08:41 ID:???
ミライさんだんだん自分に自信がなくなってきてるよ…
594通常の名無しさんの3倍:04/03/23 15:57 ID:???
プロバイダ替え試しカキコ

>>592
ワラタ
そう来たか
595通常の名無しさんの3倍:04/03/25 10:13 ID:+oC0ut2s
二本柱が出来たところでさらになる職人が欲しい
カテネタ一本だった頃から見れば贅沢な話だが
596ミライ・ヤシマ:04/03/25 22:16 ID:???
ブライトってば私のことをどう思っているのかしら? 少なからず好意を持っていてくれるのは
感じるんだけど・・・
でも、問題はそんなことではなくて・・・
二人きりでいると彼はどうして一人称が『ボク』に変わるのかってこと・・・
まさか年上のブライトにまで私は甘えられる母親みたいなタイプって思われているの?
私・・・まだ18歳なのに。
ふう、こんなふうに考えるのもあのゴップ将軍がいけないのよね。

「ソロモンが落ちれば国力のないジオンは必ず和平交渉を持ちかけてくるよ。
 そこでこの戦争はおしまいだ。そしたら婿さんの面倒を見さしてくれ」
・・・ってどういうことよ、これじゃあまるで結婚相手をわざわざ紹介して貰わなくちゃいけない
嫁き遅れの年増女みたいじゃない。 私はまだ18歳、結婚なんて先の話でしょう?
「え、ええ」
強張った顔で思ったことを表に出さないようにしつつ、曖昧に返事を返した私に
「あ、ああ、フィアンセがいたっけな。ああ、すまんすまん」
なんて言うから出来れば忘れていたかったカムランのことまで思い出させられてしまった。

だいたい、親同士が勝手に決めたとはいえまだ18歳の私にフィアンセがいること自体納得がいかない、
その上、あの人自体好きになれない。
忘れもしないあれは16歳の誕生日。
『よく似合う筈』と言って服を送ってきたのだけれどそれが・・・純白の・・・

『割烹着』

だ、誰が あんな男、誰がフィアンセと認めるもんですか!!
見てらっしゃい!! 必ずや素敵な恋愛してやるんだから!! そうよ私はまだ18歳。
私はミライ・ヤシマ18歳 夢見る乙女。
597通常の名無しさんの3倍:04/03/26 14:39 ID:???
ゴップ大将キター
もはやブライトが最後の頼みの綱だなミライ
雲行きはあやしいがw
つむじを曲げたスージィのご機嫌を必死で取るクロちゃん。
でも気が回らない不器用なクロちゃんのみえみえの阿諛はスージィの機嫌を
そこねるだけだった。
蒼ざめた顔で虚しい作業を続けるクロちゃんにとうとうスージィはキレた。
「もういいっ!」
そう叫んで「檻」の奥、元々ここが森林管理所だった時の休憩室へと走って
いく。
「ダメな男ね」
演技半分、本音半分の冷たい視線と言葉をクロちゃんに浴びせると、わたし
はスージィも追って奥の部屋へ入る。

「スージィ…」
立ち尽くしているスージィ。
その後ろ姿はどことなく失恋したような悲しげな雰囲気。
この歳でそんな雰囲気を醸し出せるなんて、幼女でも女は女ということかしら。
「スージィ、まさかあなたクロちゃんのことを?」
「何?」
「ううん、何でもないわ…」
わたしは言葉を飲み込んだ。
流石に「クロちゃんのことが好きなの?」とは聞けないし、愚問だった。
ペットにだって、子供なら命のない玩具にだって愛着を感じることがある。
まして相手は物を言う人間、子供の執着心は恋愛感情にも似たものだというし。
「悔しいな、クロちゃんあたし達と離れるの嬉しいんだ…」
「まあ、アレだけやれば、仕方ないわ」
「で、でも、クロちゃんは逃がしてあげてね」
急に自分の機嫌如何でクロちゃんの生死が決まる(ことになっている)と思い
出したスージィが、腹を立てながらも彼を庇う。
ああ、なんて優しい子なのあなたは。
利発なのに純真、何よりも心が広い。
黒キノコに爪の垢、いいえ、靴の裏についた泥でも煎じて飲ませてあげたいわ。
599通常の名無しさんの3倍:04/03/26 19:47 ID:???
(´Д`)
ハアハァハァハァハァハァハァハァハァスージィたまハァハァハァハァハァハァハァハァハァ
600通常の名無しさんの3倍:04/03/26 20:07 ID:???
俺もスーたんの爪の垢をば頂戴したいです!お姉様!!
601通常の名無しさんの3倍:04/03/26 21:08 ID:???
スージィたん…良い娘だなぁ。
良かったなクロw
602ミライ・ヤシマ:04/03/26 22:33 ID:???
うふふふ♥ うふふふっ♥ うふふふふふっ♥
やっぱり 普通にみればそうよね。 スレッガー中尉かぁ。
パッと見、粗野な感じに見えたんだけど久しぶりにまともな人に会ったわ。

それにしても正直なのはいいことだけど
「ははは、俺もついてきたな、こんなきれいな『お嬢さん』とご一緒できるなんて」
は、褒めすぎよね。

お嬢さんかぁ・・・18歳なんだから当然よね。
私はミライ・ヤシマ 18歳 夢見るお嬢さんよ♥
603通常の名無しさんの3倍:04/03/27 03:44 ID:???
あまり喜びすぎると反動がキツいですよミライさん・・・
604ミライ・ヤシマ:04/03/27 20:02 ID:???
最近、セイラがあまり元気がない、何か思い悩んでいるようなので少し話しかけてみた。
その時にスレッガー中尉の話が出たので彼をどう思うか聞いてみたのだけれど・・・

「なんか調子が良くって逆に信用できない感じがするわ、ほら私が兄さ・・いえ
 男の人のことで悩んでいるとか 女とみると口からでまかせばかり言って怪しいわよ
 ミライもあの人の言うことはあまり信用しないほうがいいんじゃないかしら」
・・・口からでまかせ? じゃあ私を『お嬢さん』って言ったのも?

「で、でも 意外に見てるところは見てるんじゃないかしら?」
そうよ、私は『お嬢さん』であの人は嘘なんか言ってない筈。

「なっ、私は、兄さ・・男の人のことなんかで悩んでいないし、スレッガー中尉が女とみると
 適当なことを言ってカマをかけているのは事実でしょ、なんか詐欺師みたいじゃない・・・
 もっともあんな信憑性のないことばかり言っている人に騙されるなんて よっぽど男の人に
 縁の無いオバサンくらいのものでしょうけど」 
騙されてる? 私がお嬢さんて呼ばれるのは信憑性がないってこと? オバサン・・・?

だ、大丈夫 私はまだ若いしオバサンじゃないから
そう私は18歳・・・私は18歳・・・私は18歳。
私はミライ・ヤシマ18歳 夢見るお嬢さん。 騙されてない・・・はず。
605通常の名無しさんの3倍:04/03/28 22:09 ID:???
乙女だなあミライ
たとえ見た目が見た目でもw
606通常の名無しさんの3倍:04/03/30 12:17 ID:???
ミライガンガレ保守
607通常の名無しさんの3倍:04/03/30 20:35 ID:???
なんとかスージィの為にクロを連れてく事は出来ないモンか・・・・・・
スージィカワイイヨ・・・
608通常の名無しさんの3倍:04/03/30 21:35 ID:???
フランダースみたいにしてつれてけば・・・
609通常の名無しさんの3倍:04/03/30 23:22 ID:???
まぁ犬がノーマルスーツの中に入ってるよりは犬の様な人が入ってる方が自然だね



IFだしフランダースに変わってスージィと一緒に宇宙漂流するハメになるクロとか・・・
ザンスに保護された後が悲惨だろうな、いろんな陰口たたかれて・・・
610通常の名無しさんの3倍:04/03/31 06:56 ID:???
犬のような人!ハゲワラ
611ミライ・ヤシマ:04/03/31 23:12 ID:???
ついていない、サイド6に着いた途端にカムランに会ってしまった。
例え彼がどれほど私のことを想ってくれていようと”あんなものを送ってくるような
男とは話もしたくないわ。
あれは戦争が始まってすぐのことだった。
『古い文献をしらべたところ戦時下でのファッションといえばこれらしい、ミライによく似合うと思う』
という手紙とともに送ってきた『もんぺ』・・・
18歳の少女にそんなものが似合うはずが無いでしょう!

出来る限り冷たい態度を取っていたのだけれど予想以上にしっこくてうんざりしているとスレッガー中尉
が助けてくれた。
「スレッガー中尉、い、いいのよ」
とは言ったけれど、嬉しかった、か弱い女の子として私を守ってくれたことが・・・彼が私をお嬢さん
と呼んでくれたのは嘘じゃないと思えた。
それにひきかえカムランは、
「ご婦人の口説きようがまずいという訳さ」
なんて言うんだもの! 『ご婦人』なんて年寄りくさい呼ばれ方をする覚えはないわよ。
私はまだ18歳なんだから・・・

カムランも10代の女性の扱い方をスレッガー中尉の半分でも見習ってくれればと思ったんだけど・・・
だけど・・ だけど・・・
スレッガー中尉、なんであなたまであんなこと言うのよ!?
「なんせミライ少尉はホワイトベースのおふくろさんなんだからな」

・・・結局、あの男も一緒なのね、私はまだ18歳なのにおふくろさんは無いでしょう。
私はミライ・ヤシマ18歳 夢見るお嬢さん・・・決して夢見る『おふくろさん』の間違いじゃないの。

612通常の名無しさんの3倍:04/04/01 01:04 ID:???
どこまでも不憫だ
613通常の名無しさんの3倍:04/04/01 17:43 ID:???
まあ本編からして「おふくろさん」呼ばわりされるのは決まっていたが
前フリが前フリだけに笑えるw
614ミライ・ヤシマ:04/04/01 23:52 ID:???
いくら中立のサイド6とはいえ敵の戦艦と同じ港に入ることになるとは思わなかった。
気持ちは分からないでもないけどハヤトなんかはリュウの仇をとろうしていた、でも、
中立サイドでまで殺し合いなんかしたくはないものね。

気晴らしに少し街に出かけてみたのだけれど、ジャブローでみかけた赤い服を着て妙な仮面を
被ったジオン兵に会った。 傍らには恋人らしいインド系の少女がいた。
ジオン兵にもそういう相手がいるのよね、別に殺し合いなんかしなくてもいいと思ったわ。

仮面を被ったジオン兵は、私に気づくと歩みより恭しく私の手を取った。
そして私の顔をジッと見つめてきた。
少しびっくりしたけれど、彼の仮面の奥の瞳は澄んでいて引き込まれそうな感じすらした。
いい男かもしれない・・・それにうちの男どもに比べればよっぽど女の子の扱いを心得てるよう
に感じた。
でも私ってばそんなに魅力的なのかしら、彼も連れの女の子がいるというのに・・・

「た、大佐・・・」
連れの女の子が不安そうに非難の声をあげる。
「ラ、ララア 済まないな、しかし私はついに探し続けていた女性に出会ったのだ!」
(わ、私が探し続けていた女性?)
彼は宣言した。

「彼女は私の母になってくれるかも知れない女性だ!!」

パン! パン! パン! パン! パン!
私は無意識に懐の銃を取り出し仮面の男に向けると引き金を引き続けていた。
チッ 逃げられたわ 素早い奴ね・・・
な、な〜〜〜にがジオンよ! な〜〜〜にが赤い彗星よ! みな殺しにしてやるんだから!!

あははは ははは・・私は18歳・・私は18歳・・・私は18歳ッ!!
私はミライ・ヤシマ 18歳 夢見る乙女。 あんなのに母親呼ばわりされる覚えはないわ!!
615通常の名無しさんの3倍:04/04/02 23:26 ID:???
ロリコンとマザコンの併発患者キターッ
616通常の名無しさんの3倍:04/04/02 23:35 ID:???
ミライさん壊れかけてるよ。w
617通常の名無しさんの3倍:04/04/03 00:24 ID:???
シャアのが年上だもんナ…w
618通常の名無しさんの3倍:04/04/03 22:14 ID:???
三倍の人にとってはララァだって「母になってくれたかもしれない女性」
なんだからキニスンナ…慰めにならんなw
619通常の名無しさんの3倍:04/04/04 01:31 ID:???
>>613
602からずっと前フリだったのか
クロちゃんの方へ戻ると、自分の死命を制する立場のスージィの機嫌を損ねた
ことで青い顔をしている。
ふふふっ、いい顔だわ。
あなたのその整った顔がなんとも情けない表情になってるのを見ると、昼間の
不快な出来事を少しでも忘れられそう。
感謝の気持ちをこめて、今夜はたっぷりと最後の時間を楽しませてあげる。
「すっかり嫌われちゃったわねぇ」
呆れた口調で言うと、クロちゃんはガタガタと震えだす。
自分の末路を想像したのかしら?
「あの子の機嫌を直してもらう、とっておきの方法を教えてあげようか?」
「!」
思ってもみなかった私の申し出に。
「お、お願いしますっ!」
まさに藁にもすがるような思いのクロちゃん。
「そう、人に何かをお願いする時はどうするの?」
「…」
「頭を下げるのよねぇ」
「そ、それは…」
「あらら、この期に及んでわたしに頭なんか下げられないって言うの?」
もちろん両手を拘束されて吊るされているクロちゃんにそんなことが出来っこ
ないことを百も承知の上で意地悪したんだけど。
もはやわたしに対しては抵抗の意思は毛先ほどもないクロちゃんは、悲しそう
にわたしを見上げるだけ。
ああ、惜しい、惜しすぎるわ。
ここまで従順にしたクロちゃんを捨てなくてはいけないなんて。
でもウッソ君との甘〜い生活を守るためには仕方のないことなのよ。
…そうだ…この戦争がリガ・ミリティアの勝利に終わり、その時にクロちゃん
が生き残っていれば。
今度は「捕虜」じゃなくて「戦犯」として、クロちゃんを再び手に入れられる
かもしれないわね。
一時の緊急避難としてくっついていくだけのつもりだったけど、一考の価値は
ありそうだわ。
621通常の名無しさんの3倍:04/04/04 20:41 ID:???
モエェェェェッ


・・・クロに。
622通常の名無しさんの3倍:04/04/05 01:44 ID:???
2〜3日間の話だよな?
カテジナさんの(調教の)腕がいいのか
クロの(M気質の)感度がいいのか
623通常の名無しさんの3倍:04/04/05 13:33 ID:???
>>622
単独調教二、三日
すじタン参加で同じくらい
大体一週間ほど

あとクロはヘタレ気質なだけでMではない
(いっそMなら幸せなのに。・゚・(ノД`)・゚・。 )
624通常の名無しさんの3倍:04/04/05 17:25 ID:???
>>623
ヘタレからMへ進化したんだよ。
625通常の名無しさんの3倍:04/04/05 18:46 ID:???
クロちゃんになってみたいとか少し思ってしまった俺は
自分でも自覚してなかった悪い何かに目ざめてしまったような気がしてならない
626通常の名無しさんの3倍:04/04/05 22:12 ID:???
>>624
全然喜んでないじゃん
Mって意味わかってる?
627通常の名無しさんの3倍:04/04/06 00:32 ID:???
まぁマジモンのMだとカテジナさん気にも留めないかも・・
俺もこんなにハァハァしないだろうな
628通常の名無しさんの3倍:04/04/06 00:37 ID:???
>まぁマジモンのMだとカテジナさん気にも留めないかも・・

正解、335でそう明言してる
クロがMだったら今の立場は悲惨でもなんでもない、ただ羨ましいだけだw
629通常の名無しさんの3倍:04/04/06 01:54 ID:???
目指すは羞恥心やプライドが正常機能していながらも
最優先されるカテジナさんへの従順、かな?クロもウッソも
630通常の名無しさんの3倍:04/04/06 01:59 ID:???
ここは何のスレですか
へんたいたちのたまりばですか
631通常の名無しさんの3倍:04/04/07 15:55 ID:???
ハァハァハァハァハァハァ
632通常の名無しさんの3倍:04/04/08 18:47 ID:???
へんたい?
倒錯スレと呼べ、より格調高く
633通常の名無しさんの3倍:04/04/08 19:09 ID:???
じゃあ格調高い倒錯の世界でへんたいたちがハァハァするスレですね
634通常の名無しさんの3倍:04/04/08 20:26 ID:???
せめて変態かヘンタイと呼んでくれ
635通常の名無しさんの3倍:04/04/08 21:11 ID:???
       .,,-=⌒″            ^'-,,
     _ノ'″                  \
       .,,-=⌒″            ^'-,,
     _ノ'″                  \
   .,/″                 ,,,_   \
   ,i″            /|   / / |\       ヽ
  ,ノ         _,vノ'| / | ./| /| |  |       ヽ
  ノ       ..,r''''─レ─-l/,レ"|ノ   |∧      .|
  |  ,, ─-、  r'′  -ーl'~'''ァ‐′ ノ  __リ_│    l .l
  | /r'¨ゝ〃 |    o'''┴-"     _,,,_ ^ソ..    ノ ソ
 │ {(,r ゙|  |             _( ゙ソ!|    ノ|ノ
  ヽ, ヽヾソ  |       l |    ヽ`'゙。 |ノノ|丿
  ヽ、゙\,|  |    l |  u    ´,ィ′  .|  
   ヽ、  | │    u    ..___     l l i   >>634 へんたいっ!
     `l | l        ~`ー-ソ  。゚ノ
     (三|. |              ,/
     ( ノ.| |            _/
     /'゙ヾ...| l _    .-v、,,,__,,ノ'′
    ,|     ソ ⌒''¬v、,,,__ |、  
  ._vi《,,,_    `        ⌒^'^ト
636通常の名無しさんの3倍:04/04/08 21:18 ID:???
ズレてるよ黒キノコ
637通常の名無しさんの3倍:04/04/08 22:18 ID:???

                   変態ばっかりだね!

             , r:´ ,.r'::.::.::.,.r'´                     ゙::- 、
           /  /::.::.:; '´       ,   ! .yi  i!           、\
          /   /::.::./         /ノ /i! / | .i i ヾ..           \ ヽ、
          ./   .i!::./        ./ ,:'/:/ ./  ! i! .i! i ゛、      ゛、 ヾヽi!
        ./    |/ ,.     /  / /'":::;//  i/  i i!. .i!         ゛、 ヽ  
        /     /. ,i'     ./! / __......ノ'_ ミ=、     l !  i i       ゛、、゛、
        /    ,r┤/ !.i     l!.i / ´  /´`i ゙:、ヾノ .::  !./.:彡'i! i!| |      i! ヽ .!
       ./  /,へ!iヾ.||   | !i  `゚゙゙゙゙゙¨ ̄    ..:.::: i/,.-‐-レ' i .i!       i!  ヾ
      /   i i::.:.::.i!、 ii.、  .i! .!          .::::.:::: V´ ゙i ヾi/     .i  i
     ./     ! !:.:.  、i! ゛、 !  ゙          .::::::::::::::: >ミー´{!  .|   ! .i!
    ,i      ヾ、ヽ _..=‐-、゛、i             ::::::: /     i   ii   /i ./
..   /      \,:´:::::0::○、ヾ、      .__...... _         ;!  ," ! ./ .i/
   /    i!    i::.::.:.:..:..。::!  ヽ    ./ー:-‐-二ヽ,     ノ / .i!/
   i!      .|     ゝ、::.::.:::ノ:.      〈    ヽ::.:γ   .∠=-":i
  i!     . |      ¨T¨::::::::::..       ヾ、   ゙i/    /:::.oノ
  .i!       .|       !):::::::::::::::::...      ¨゙⌒~´    / ‐‐ "
  i!       !      ゛、:::::::::::::::::::..           /.: (
  i!  __,,....... ,,_ ヾ     ゛、ヾ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`i     / .::  ヾ、
¨¨ ̄ ̄     ヽ、゛、   ゛、ヽ、         .|  Τ    ::   ゛、
            \゛、   ヽ \        |___!―――/¨7 \
            i! ゛、   \ ヽ、.      |;;;;;;;;;|    / /  \ \
638通常の名無しさんの3倍:04/04/08 23:14 ID:???
あなたが一番へ・・・・・・・・なんでもありません
639通常の名無しさんの3倍:04/04/09 00:27 ID:???
「あなたが一番」さん、「あなたが一番さん」
天使のわっかの入り口で638さんがお待ちです
640通常の名無しさんの3倍:04/04/10 00:28 ID:???
>>638
変態?
ちょっとショタコンでサドなだけだろ
641通常の名無しさんの3倍:04/04/10 21:55 ID:???


642通常の名無しさんの3倍:04/04/11 17:25 ID:???
カテジナさんは他の人よりちょっとだけ嗜好が特殊なだけの
至って普通の女の子ですが何か?
643通常の名無しさんの3倍:04/04/11 18:19 ID:???
マジレスするとその辺の「普通の女の子」よりかよっぽど
乙女チックな感性してるよ。
行動が狡猾で趣味が特殊なだけ。
644通常の名無しさんの3倍:04/04/11 18:30 ID:???
むしろ乙女チックの度が過ぎたからああなったんだよな
645通常の名無しさんの3倍:04/04/11 19:18 ID:???
そうか、夢見る少女が少女期特有の残忍さをそのまま趣味として
さらに知性と狡猾さを身につけるとこうなるのか
646通常の名無しさんの3倍:04/04/11 23:07 ID:???
あれが残忍か。へぇー
647通常の名無しさんの3倍:04/04/12 23:33 ID:???
>>646
クロちゃんの立場で考えろよw
648ミライ・ヤシマ:04/04/13 00:18 ID:???
戦闘が終了した。 サイド6はもう遠くに見える。
スレッガー中尉に叩かれた頬が少し赤くなっていた。 カムランのことはやはり
好きにはなれないけれど彼が本気で愛してくれていることが理解った。
それにスレッガー中尉まで本気で私のことを・・・

こんなに思われている私がおばさんくさいわけ無いわよね。
私ってば少し神経質になっていたみたいね、母性を感じさせるってのは悪いこと
じゃないし必ずしも見た目とか年齢に関係ないでしょうに。

そうだわ、カムランもいなくなったことだし逆さまにして立てかけておいた
ホウキをしまっておかなくちゃね。

私はミライ・ヤシマ18歳 夢見る乙女。
まったく、私がオバサンくさいとこなんてある訳が無かったのよね。
649通常の名無しさんの3倍:04/04/13 00:56 ID:???
昨日の新撰組からずっとアレの意味分からないんですよミライさん!
古風なあなたならその意味をご存知ですよねw
650通常の名無しさんの3倍:04/04/13 20:08 ID:???
自覚ないのかミライw
651通常の名無しさんの3倍:04/04/14 00:11 ID:???
なんとか意味がわかりました
アンタ最高ですよミライさん

わたしは一応は警戒しつつ、クロちゃんの両手の拘束を外す。
ここまで来ると何も気にせず外しちゃってもいいよな気はしないでもないけど。
いかに反抗心の芽を摘んだとはいえ突発的な衝動で動かないとは限らないから。
この世に絶対に安心できることなんてありえない。
そういう楽観は絶対に禁物ね。
現にそれで今日、敵意はなかったとはいえ計算外のクロちゃんの行動で純潔の
一部を汚されたのだから…。
「どう?これでいいかしら?」
クロちゅんは即座にその場に土下座して。
「スージィ様にお許しいただくにはどうしたらいいのか、お教えください」
うーん、いい言葉使いだわ。
「そうねえ、スージィには昼間残念がっていたことがあるから、それを叶えて
あげたら機嫌も直るんじゃないかしらね」
「残念?」
「ちょっと待ってなさい…」
床に手をついたままのクロちゃんを残し、わたしは再び奥の部屋へ。
「スージィ、おいで」
待っていたスージィの手を引く。
「で、でも」
「クロちゃんが、面白いもの見せてくれるから」
「本当に?」
「もちろんよ、嫌だなんて言ったら…ふふふふ」
もちろんクロちゃんに断ることなど許されない。
「だからねスージィ、わたしがいいと言うまで、クロちゃんのことを許して
あげないフリをするのよ」
その言葉に、スージィの瞳の奥に何かが光った。
わたしと出会わなければ一生眠ったままだったかもしれない光が。
「…面白そう…」
ふふふ、さすがはスージィ、わたしの魂の妹ね。
653通常の名無しさんの3倍:04/04/15 22:23 ID:???
お、面白いもの…?
何か知ってはいけないものの予感がひしひしと
654通常の名無しさんの3倍:04/04/16 13:02 ID:???
クロ萌えスジ萌えカテ萌え
みんなどれ?
655通常の名無しさんの3倍:04/04/16 14:16 ID:???
くろ
656通常の名無しさんの3倍:04/04/16 15:45 ID:???
スジたんハァハァ
そしてスジたんの愛らしさにメロメロなカテジナさんにもハァハァ
657通常の名無しさんの3倍:04/04/16 23:11 ID:???
>>654
クロ萌え…。カテ萌えだったはずなのに漏れは一体
658通常の名無しさんの3倍:04/04/17 15:05 ID:???
クロ萌え
659ミライ・ヤシマ:04/04/17 20:38 ID:???
「ねぇ ミライさんとスレッガー中尉っていい雰囲気じゃない?」
フラウ・ボウのその声に私は足を止め、こっそりと様子を伺った。
予想通りアムロ達と私の噂話をしていた。

まぁ、色恋沙汰で話のタネになるのも悪い気分じゃない。
今まではロクな噂話をされていなかった気がするけど、今回は大丈夫と思った。
恋をしてるってことは若いってこと、私はまだ18歳の恋する少女なんだから・・・

「でも ミライさんてブライトさんとつき合ってると思ってましたよ」
そうね、アムロ。 ブライトも私に好意を持ってくれてるみたいなの困っちゃうわ。

「だけどサイド6の眼鏡の役人は、ミライさんのフィアンセですよね」
ハヤトは相変わらずいらないことを言う。
あんなのは親同士が勝手に決めたことだって言うのに。

「へー おとなしそうに見えてミライさんもやるもんだね」
カイもようやく理解ったかしら、そんな私がオバサンくさくないってことが!

「そうなの? 不潔よ! 三又なんて昼メロみたいじゃない!」
ひ、昼メロ? 誤解よ、フラウ。 別にワザとやってるわけじゃないんだから。

「まぁ 仕方ないんじゃないの? あのトシで純愛ってわけにもいかないと思うしさ」
カイ!? あのトシって私はまだ18歳なのよ? それに私のは純愛よ!!

「でも、そんなドロドロした関係やっぱり受け入れられないわ 私がまだ若いからかしら?」

誰がドロドロした関係ですって? 
それとあなたはまだ若くって私はもう若くないってこと!?
あなたが正直ないい子だってことは知ってるけどそれだからこそ許せないわ。
見てなさい ハヤトの恋愛を全力で支援してあげるんだから・・・

いくらなんでもドロドロした関係はないでしょ 私はまだ18歳なんだから・・・
私はミライ・ヤシマ 18歳 恋する少女。
660通常の名無しさんの3倍:04/04/18 01:40 ID:???
>ハヤトの恋愛
禿藁
661通常の名無しさんの3倍:04/04/18 15:32 ID:???
ハヤト…(つД`)
662通常の名無しさんの3倍:04/04/19 22:55 ID:???
やはりこのスレではハヤトはこういう扱いかw
663通常の名無しさんの3倍:04/04/20 23:05 ID:???
ハヤトの恋愛成就の影にミライの陰謀があったとは
ガンダムの歴史にまた新たな一ページが書き加えられたなw
664通常の名無しさんの3倍:04/04/21 09:49 ID:???
>>662
ハヤトはこうでなきゃ♪
などと思ってしまう今日このごろ・・・
665通常の名無しさんの3倍:04/04/25 11:33 ID:???
保守
再び目の前に現れたスージィを見て、別に何も言われないのに土下座するクロ
ちゃん…玩具を通り越して完全に奴隷のようね。
「スージィ様、先ほどは失礼しました」
「知らない」
そっぽを向いてしまうスージィ、さっきと同じ態度だけど、今度は演技。
なかなかの役者ね。
「すっかりご機嫌斜めねスージィ、でもクロちゃんが面白いことしてくれるって
言ってるから許してあげれば?」
「面白いこと?」
「そうよ、昼間クロちゃんがしていたことを見てみたいっていってたわよね」
その言葉に、またもクロちゃんの顔色が変わる。
まあわたしの言っているのが何のことか察したなら無理はないわね。
いくら脅されたとはいえ、よりにもよって実の姉の写真で浅ましく感じている
姿をわたしに見られ、その上決定的瞬間をスージィにまで見られたんだから。
思い出すだけでも屈辱に身震いしそうなことを、記憶の奥底へとずっと沈めて
おきたかったことを殊更に言い立てられて、クロちゃんは俯く。
そしてそこに。
「うん、見てみたい」
追い討ちをかけるようにスージィのリクエスト。
「見せてくれたら許してあげてもいいなー」
そして悪魔のささやき。
「で、でも…」
この期に及んでもまだ煮え切らないクロちゃん。
もう完全に恥も外聞も捨てたように見えても、まだ少しは羞恥心が残っている
ようね。
でもその方がいいわ。
意地悪というのは嫌がる人間に無理にするから面白いものなの。
恥ずかしがらない相手に恥ずかしいことをさせても面白くもなんともないもの。
ウフフフフ、アハハハハハハ。
667通常の名無しさんの3倍:04/04/25 23:01 ID:???
あなたのステキ嘲笑にハァハァしまくりです
668通常の名無しさんの3倍:04/04/26 16:35 ID:???
さぁ!ヤるのか、ヤらないのか、
ヤらざるをえないのか、やらない(ry
クロちゃんハァハァ・・・
669通常の名無しさんの3倍:04/04/26 16:46 ID:???
>さっきと同じ態度だけど、今度は演技
(´Д`;;;;)スジタソハァハァハァハァ

>意地悪というのは嫌がる人間に無理にするから面白いもの
至言。


(;;´Д`)ダメっ子クロちゃんハァハァ。
670通常の名無しさんの3倍:04/04/28 22:57 ID:???
約一名、完璧忘れられているスペシャルな子w
671通常の名無しさんの3倍:04/04/29 11:16 ID:???
結局のところどこに行っても幸せな目にあってるからこの際忘れられても・・・>スペシャルっ子
672通常の名無しさんの3倍:04/04/29 19:46 ID:???
「ウッソと俺の関係」スレじゃ悲惨だぞ



飢えた兄貴どもにウホっされまくりの「ウッソたんハァハァ」スレもある意味じゃ悲惨だが
673通常の名無しさんの3倍:04/04/29 20:14 ID:???
>「ウッソと俺の関係」
まだあったのか?あそこ・・・

>「ウッソたんハァハァ」
あそこの住人はウホウホしてはいるが実害はないから
674通常の名無しさんの3倍:04/04/30 20:23 ID:???
妄想じゃ色々されてるぞ
まあここのカテほどえげつないことはされてないけどw
ああそう、イヤなんだ…」
躊躇するクロちゃんに、不機嫌な声を浴びせるスージィ。
これはわたしにも演技なのか本気なのか判別つけがたい。
それを見て慌てたクロちゃんは。
「い、いいえっ、わかりましたっ、お見せしますっ」
観念したのか、俯いたままで自棄になって言う。
そんなクロちゃんの背中へ。
ピョウッ!
わたしは竹製のシナイを飛ばす。
足首と腰にロープをかけて移動範囲を制限しているとはいえ、両手を自由にした
大の男、それもれっきとした軍人相手にかよわい女の子であるわたしが丸腰なの
は危険すぎるから当然の装備ね。
剣術を習っていたわたしはこの武器の扱いは慣れている。
「あうっ!」
初めて経験する竹で素肌を叩かれる痛みに呻くクロちゃん。
素手や鞭で叩かれたり、蹴られるのとはまた違った新鮮な痛みでしょう?
あなたの身体と心には色んな痛みを刻んであげる、わたしと出会ったことを忘れ
ないためにも…。
「違うでしょ」
「?」
「お見せしますじゃないでしょ、どうか見てください、でしょ?」
「は?」
「そうよねスージィ」
何でと言いたげなクロちゃんを無視して、スージィに話を振ると。
「うん、別にあたし見たくないけど、クロちゃんがどうしても見せたいなら見て
あげてももいいな」
わたしの目論見どおり、コロっと言うことを変えるスージィ。
ノーリハーサルでここまで息が合うなんて…わたしとスージィは一心同体になり
つつあるようね。
676通常の名無しさんの3倍:04/05/03 08:29 ID:???
つД`)・゚・。・゚゚・*:.。 クロちゃん耐えろよ…


(*´Д`)
677通常の名無しさんの3倍:04/05/04 20:46 ID:???
嫌らしい加虐カテジナさんハァハァゥ
678通常の名無しさんの3倍:04/05/06 03:14 ID:???
スージィスレ住人の愛した(ハァハァした)スージィはもういないな
このスレ住人はハァハァしてるようだが
679通常の名無しさんの3倍:04/05/06 11:46 ID:???
そうか?
カテジナさんとツーカーなスージィたんハァハァ
680通常の名無しさんの3倍:04/05/06 13:46 ID:???
>>679
ああ、誤解を受ける書き方だったかな
正統派(?)スジ萌えにはどうかという話であって
俺=君の同類w
681通常の名無しさんの3倍:04/05/06 14:20 ID:???
クロちゃんになりたいという勇気ある男はいるだろうか
682通常の名無しさんの3倍:04/05/06 17:14 ID:???
>>681
はたしてそれは勇気だろうか・・・・
683通常の名無しさんの3倍:04/05/07 02:02 ID:???
「それは勇気ではない。蛮勇というのだ」
                 某氏のことばより
684通常の名無しさんの3倍:04/05/08 23:32 ID:???
蛮勇で何が悪いかっ!

…しかし漏れには勇気も蛮勇もない…
685通常の名無しさんの3倍:04/05/09 01:04 ID:???
普通人は不幸すぎるとその環境に順応してよかった探しを始めるモンなんだが
彼女は「慣れる」事を許さないのだ
常に彼女にとって新鮮な「反応」を示さなければならないのだから
686通常の名無しさんの3倍:04/05/09 19:59 ID:???
いろんな意味で「好きに」なった人には自分と出会った証を刻み込みたい
そういう感傷的な人なんだよ、このカテジナさんは
687通常の名無しさんの3倍:04/05/09 20:05 ID:???
>>686
ウッソとしてはそれが「愛されてる」証拠だろうから手放しではないにしろ大歓迎だろうが
クロからすりゃすごい事故にあったようなもんだよな・・・
スージィがからんでからは玉突き事故といった感じだ
688ミライ・ヤシマ:04/05/09 21:37 ID:???
駄目だわ、みんなに心配をかけているのは分かっているけれど、死んだスレッガー中尉の
ことばかり考えてしまう。
今日も部屋に戻ると電気も点けずに彼のことを思い出していた。
目を閉じると彼の言葉が聞こえてくるような気がする・・・

『スレッガー・ロウ中尉だ。今日付けでこっちに転属になった』

『ははは、俺もついてきたな、こんなきれいなお嬢さんとご一緒できるなんて』
                     ~~~~~~~~
『ミライ少尉、人間、若い時はいろんなことがあるけど、今の自分の気持ちをあんまり
          ~~~~~~
 本気にしない方がいい』

『安物なんだがね、おふくろの形見なんだ。宇宙でなくしたら大変だ、預かっといてくれよ』

ふと気づくと私の部屋の外に人の気配を感じた。
「おい、アムロ そっとしておいてやれよ」
「で、でもカイさん」
ありがとう、カイ そうしてくれると助かるわ。
ふふっ アムロも私を慰めにきてくれたのね。 でも・・・立ち直れる自信は無い。

「理解ってはいるんですが、それでもボクは心配なんです、ミライさん一人の時は部屋に
 閉じこもって・・・やつれて・・・一気に老け込んじゃって!!」

・・・・老け込んだ? 
言われて私はつい鏡を覗き込む。 だ、大丈夫のはず、確かに少しやつれているけど。
でもひどい顔、スレッガーが愛してくれた私がこんな顔してちゃいけないわね。
鏡に向かって笑顔を浮かべてみた。
私はミライ・ヤシマ 18歳 きれいなお嬢さん。


それはそれとして アムロ・・・覚えてらっしゃい!
689通常の名無しさんの3倍:04/05/09 22:59 ID:???
アムロ…余計な一言を
690通常の名無しさんの3倍:04/05/10 00:59 ID:???
ミライさん・・・・・なんか都合のいい発言ばかり拾って思い出してませんか?
691688:04/05/10 21:42 ID:???
アンダーラインがずれてる、面倒でもAAeditorでチェックすりゃよかった。
正しくはこうです。

お嬢さん
~~~~~~~~
若い時
~~~~~~
692通常の名無しさんの3倍:04/05/11 20:03 ID:???
「女性兵による捕虜虐待事件」なんて現実に起こると洒落にならんな…
「素顔」がオリジナルで商業誌にでも連載されてたらあおりで連載中止に
されそうだ。
693通常の名無しさんの3倍:04/05/12 16:28 ID:???
>>692
カテ公様は兵ではないし、
ましてやクロちゃんは捕虜でもない。
あと虐待の事実はどこにも認められませんので一向に問題ないかと。
「それじゃあクロちゃん、スージィに面白いものを見せてあげなさいよ」
「は、はい、お見せします…、ど、どうか見てください…」
わたしの冷たい視線に見下ろされ。
スージィの興味津々な瞳の輝きに照らされて。
屈辱に唇を震わせ、目を真っ赤にしながら、すっかり萎縮してしまった自分の
物を掴むクロちゃん。
「きゃっ」
これからクロちゃんが何をするのか充分かってはいたスージィだけど。
やはりそこはまだ十歳そこそこの女の子。
いざクロちゃんがそんなマネを始めると、恥ずかしさが先にたってつい顔を手
で覆ってしまう。
う、初々しいわぁ〜。
わたしにもこんな時期があったのね、きっと。
ほんの七、八年前のはずなのに、もうはるか遠い過去のような気がするわ。
「あらあらクロちゃん、あなたがあんまり恥ずかしいことするからスージィも
恥ずかしがってるじゃないの」
羞恥心の炎に可燃性の気体を吹き付けるような言葉にクロちゃんは顔を真っ赤
に染めて行く。
「ほらどうしたの?スージィに見てほしかったんでしょう?」
「は、はぁ…ひぃっ!」
煮え切らないその背中にシナイをもう一発入れて。
「だったらほら」
目をふさいでいるスージィの後ろに立ったわたしは、その両肩を掴んで。
「ここで、スージィの目の前で、見てくださいってお願いしながらもっと強く
やりなさい」
泣きそうな顔で言われた通りにスージィの前に座り込むクロちゃん。
立て続けの恥辱にまだ唇がブルブルと震えてる、あれじゃお願いしようにも
呂律が回らないわね。
なんとも情けないリアクションは良好、だけど問題もある。
肝腎のモノがピクリとも反応しないという問題が。
695通常の名無しさんの3倍:04/05/15 01:07 ID:???
さあどうする?どうなる?

(;;´Д`)クロたんハァハァ
696通常の名無しさんの3倍:04/05/15 01:38 ID:???
>あったのね、きっと。

・・・ってまるでおばさんみたいな感想ですよ!
一体どんな七、八年間をお過ごしになったんですか!カテジナさん!!
697通常の名無しさんの3倍:04/05/15 07:46 ID:???
恥ずかしがるスージィたん(´Д`;;)
698通常の名無しさんの3倍:04/05/17 09:09 ID:???
>>697
本来あたりまえのリアクションなんだが
妙に新鮮な感じがするのは何故だろうw
699通常の名無しさんの3倍:04/05/17 14:59 ID:???
>>698
汚れちまったって事さ・・・
俺達が、な・・・
700通常の名無しさんの3倍:04/05/17 16:54 ID:???
700!!
701ミライ・ヤシマ:04/05/20 00:17 ID:???
ソロモンではミノフスキー粒子下で遠隔攻撃を仕掛けてきたモビルアーマーの話で
持ちきりだ。
パイロットはアムロと同じ能力の持ち主、つまりはニュータイプらしい。
ニュータイプ・・・いい響きだわ。
それに比べてオールドタイプってなんて嫌な響きかしら。

ニュータイプの特徴は、常人に比べて勘が良いことと反射神経が優れていること。
私は自室に戻ると裏返したカードの柄を当てる訓練をこっそりと行った。
カードの柄も当ても正解率が7割を超えるようになってきた。
そしてこうみえても反射神経には自信がある、百人一首の大会で優勝したことは
何度もある。
間違いない私はニュータイプ! 新しいの!!

「流石ね、やっぱりアムロはニュータイプなのね」
部屋から出たところでアムロとセイラが話をしているのが耳に入ってきた。

「やめてくださいよ そういう言い方、それにみんな気づいていないだけでニュー
 タイプはホワイトベースにいっぱいいると思うんですよ、例えばミライさんとか」
二人は私に気づいていないみたいね、それにしてもアムロ、嬉しい事いってくれるのね。

「そういうものかしら?」
「まあでもニュータイプっていってもタイプから言ったら古い人間らしいけど・・・」
・・・えっ どういうこと? まさか古い人間って私のことじゃないでしょうね。

「フフ、そうね、おセンチでちっとも飛んでないのにね」

そ、そんなことないわ! 私はとんでる女。
そうよ まだ私は18歳・・・ 私は18歳・・・ 私は18歳・・・
私はミライ・ヤシマ 18歳。 とんでる女!
702通常の名無しさんの3倍:04/05/20 06:52 ID:???
>百人一首の大会で優勝
ワラタ

>とんでる女!
必 死 だ な !
「ス、スージィ様、も、もっと見てください」
もう自棄になったのか、多少はどもり、声も震えているものの思ったより
はしっかりとした口調で、顔を手で覆ったスージィの前で惨めな姿を晒す
クロちゃん。
自分でやらせたことながら、あまりの滑稽さに笑ってしまいそうになる。
「い、いやっ」
後ろを向いてしまったスージィ、それを膝歩きで追いかけるクロちゃん。
これはもう一歩間違えたら…というか、映像だけで見たら幼女に「見ろ」
と迫る露出狂の変態にしか見えないわね。
も、もうダメ、笑いを堪えることが出来ない。
「ウフフフフ、アハハハハ」
いつも心の中でだけ響かせる嘲い声を思うさまクロちゃんに浴びせかけて
あげる。

ひとしきり笑った後。
このままでは一向に事態が進まないことに気づいてはたと考え込む。
確かにわたしには露出狂をわざわざ喜ばす趣味はないけれど、逆にそんな
性癖の人間じゃないクロちゃんの場合。
わたしのような美少女やスージィのような可愛い子供の前で自慰をさせる
というこの上ない恥辱を与えると、何とも色っぽい屈辱と苦悩の表情こそ
浮かべてくれるけれど。
肝心の擦っているモノは一向にそそり立つことはない。
ちょっとしたアンビバレンツね、これは。
昼間は大好きなお姉さんの写真という餌を与えることで、まんまと発射
せしめたけど…。
あのことで物凄い自己嫌悪に襲われてるだろうから、同じ手はもう通用
しない。
しょうがない、本当は最後まで自分の手でイカせて屈辱的に発射させる
つもりだったけどそれは無理なら。
次善の作としてスージィの手でイカせてあげるしかないようね。
それも昼間一度ブラシで擦ってイカせているから、もっと屈辱的に。
クロちゃんが二度と忘れないようなシチュエーションを…。
704通常の名無しさんの3倍:04/05/21 00:36 ID:???
カテジナさんの創造力には脱帽ですよ(;´Д`)ハァハァ
705通常の名無しさんの3倍:04/05/21 03:14 ID:???
スージィが汚されちゃう・・・
706通常の名無しさんの3倍:04/05/22 18:24 ID:???
>>705
何をいまさら、とっくにカテ色に染まって(ry
707ミライ・ヤシマ(最終話):04/05/25 22:41 ID:???
激戦の末、ホワイトベースは炎に包まれ沈んでしまった。
私たちは間一髪、ランチで脱出できたのだけれどアムロが戻って
こなかった。

脱出直前に危険を知らせてくれたアムロの声も聞こえなくなっていて
まさか・・・と思わずにいられなかった。
私はアムロの声をより聞き取るためにアムロと過ごした日々を思い出すことに
した。

あれは・・・湖でのこと。
ビキニ姿でポーズを取った私を見たアムロは・・・母親を思い出したんだったわね。

あれは・・・砂漠でのこと。
事故で私の入浴姿を見てしまったアムロは・・・ホワイトベースから逃げ出したのよね。

あれは・・・スレッガー中尉が亡くなったあとのこと。
塞ぎこんでやつれた私にアムロは・・・老け込んだって心配してくれたのよね。
まぁ お陰で早く立ち直れはしたけれど。

・・・なんか思い出したら腹が立ってきたわね。
(誰か聞こえませんか? 今からコアファイターで脱出しますから誘導を
 して貰いたいんですけど)
アムロの声が聞こえたような気がしたけど無視。
(聞こえませんか? ブライトさーん、ミライさーん、セイラさーん、カイさん
 ハヤト フラウ? うわっ!?)
そんなことで怒ってる場合じゃないみたいね、私以外は聞こえなかったみたいだし
呼びかけてあげなくちゃ。
(アムロ 聞こえる?)
(うっ うわあぁっ 火が 母さん助けてっ!!)
だっ 誰が母さんよ! 私はまだ18歳なんだからー!!
こうなったら徹底的に聞こえないふりをしてやるわ。

私はミライ・ヤシマ 18歳。 若さゆえの残酷さを持つお嬢さん。
708通常の名無しさんの3倍:04/05/25 22:56 ID:???
作者さん乙
面白かったですよ

アムロどうなるんだろう…
709通常の名無しさんの3倍:04/05/26 02:29 ID:???
許してあげて下さいよミライさん
710通常の名無しさんの3倍:04/05/26 19:41 ID:???
結局最後まで進展なしか
しっかりしろよブライトw
711通常の名無しさんの3倍:04/05/27 00:35 ID:???
しみじみとした味わいが好きだった。
作者たんは乙ですた。
終わってしまうとやはり寂しいなぁ。
712通常の名無しさんの3倍:04/05/27 01:23 ID:???
次からミライ・ノアがスタートだろ
「スージィ、折角クロちゃんが楽しいことしてくれてるんだからちゃんと
見てあげなさい、クロちゃんはスージィみたいな小さくて可愛い女の子に
そういう姿を見られるのが大好きな変態さんなんだから」
わたしの言葉に、スージィが顔を覆っていた手を外し、クロちゃんを凝視
するけど顔は赤いまま。
さんざんクロちゃんの痴態を眺めてきたスージィもこの姿はさすがに刺激
が強すぎるみたいね。
一方、とんでもない言いがかりをつけられながらも、それを否定すること
も許されず、一向に大きくならないペニスに不毛な摩擦を加え続けるクロ
ちゃん。
事態の打開を図るため、わたしはスージィを手招きする。
そして新たな遊びを耳打ちすると、そのクリクリした目がキラリと光る。
「そっちの方が面白そう」
「そう?あなたにはこっちの方が良かったかもしれないわね」
男性の自慰と言う淫靡な光景には歳相応に赤面してしまったけど、自分の
方から積極的に悪戯をする分には好奇心が勝る様ね。
最後の夜だし、スージィの好みに合わせたほうがいいわね。
クロちゃん自身の屈辱感はどっちが上なのかわからないけど。

「もういいわ、クロちゃん、ご苦労様」
わたしの言葉にクロちゃんは安堵のため息を浮かべて手を離す。
そのあからさまに嬉しそうな態度が、わたしのカンに触る。
今まで散々自分を弄り辱めてきたわたしを畏怖してはいるようだけど。
少しは今夜でとりあえずお別れだということを悲しまないのかしら?
先ほどはそのことで怒ったスージィを可愛いと思ったわたしだけど、今は
自分自身がその感情にとらわれていた。
考えてみるといくら露出趣味がないとはいえ、このわたしが見ているのに
射精どころか勃起すらしないというのも、かなり馬鹿にした話よね。
ウッソ君ならわたしに見られながらなら、喜びの涙を流しながら可愛い顔
と声でイッテしまうというのに…。
714通常の名無しさんの3倍:04/05/29 00:26 ID:???
今度は一体何を…
715通常の名無しさんの3倍:04/05/30 11:44 ID:???
>そういう姿を見られるのが大好きな変態さん
おれを虐めてくれー!
716通常の名無しさんの3倍:04/05/31 23:32 ID:???
>>715
>>703
>わたしには露出狂をわざわざ喜ばす趣味はない

残念だったなw
717通常の名無しさんの3倍:04/06/02 13:52 ID:???
たまにのぞくショタ女の顔
718通常の名無しさんの3倍:04/06/03 02:21 ID:???
>>717
まったくだw
妙齢でそれなりの男前が痴態を晒しているのに
感じるどころか赤面すらしないというのも、かなり馬鹿にした話だよな。
719通常の名無しさんの3倍:04/06/04 12:38 ID:???
>>718
ワロタよ
恥辱の連続でやや放心状態のクロちゃんを、何の抵抗も受けずに手足を大の
字に広げた仰向けに拘束しなおしたわたしは、スージィに目配せする。
嬉しそうな顔でクロちゃんに近づくスージィ。
そして、その小さな足を靴から引き抜くと。
ギュギュッ。
「あうっ!」
クロちゃんの股間を軽く踏みつける。
ゴリゴリッ。
「うわぁ!」
少し力が入りすぎたのか、苦痛の悲鳴をあげるクロちゃん。
「ダメよスージィ、体重をかけすぎては」
手本を見せようとして、思いとどまる。
ここはスージィに身体で覚えてもらった方がいいわね。
クロちゃんの反応を見ながら力を加減していけば、おのずと最適な力の入れ方
がわかるだろうから。
「このくらいかな?」
愛らしく小首をかしげたスージィが、恐る恐る体重をかけ始める。
「そうね、後は小刻みに刺激してごらん」
「こう?」
クロちゃんの縮こまっているモノがスージィの小さな足の土踏まずと自分の下腹
の間に挟まれている。
何気なくスージィが足を前後に振動させると。
「ハウァ!」
今度は苦痛だけではない、明らかに多少なりとも快楽の混じった声をあげてクロ
ちゃんが退け反る、頭を床に激しくぶつけるほどに。
「あらあらクロちゃん今のは頭が痛かったんじゃないの?うふふ、それ程気持ち
が良かったのね」
「本当?」
それを聞いたスージィは嬉しそうな顔になると、再び足を動かした。
今度は前後に加え、左右、そして少しだけ上下にも。
721通常の名無しさんの3倍:04/06/04 21:14 ID:???
この状況、天国か地獄か
722通常の名無しさんの3倍:04/06/05 00:08 ID:???
スジたん……(;´Д`)ハァハァ

今度ばっかりはクロがうらやましい…かも…
723通常の名無しさんの3倍:04/06/05 02:17 ID:???
羨ましい
ムカつくぞクロよ
724通常の名無しさんの3倍:04/06/06 03:13 ID:???
>>723
新住人じゃないならそろそろパターンを学習しよう
すぐに羨ましいなんて口が裂けても言えない展開が来るw
725通常の名無しさんの3倍:04/06/06 17:23 ID:???
このあと鞭が待っていたとしてもスジたんにぐりぐりされたい
726通常の名無しさんの3倍:04/06/08 19:04 ID:???
幼女に足コキされたいだ?
この変態めがっ!
727通常の名無しさんの3倍:04/06/09 01:36 ID:???
>>726
微笑ましいメール欄ですねw
「あっ、あっ」
クロちゃんも、直接局部を刺激されては悶えるしかない。
手だろうと、足だろうと、その他だろうと、擦られれば気持が良くなるのは仕方
がないことよ。
でも、そんな風に納得してもらっては困るのよね。
今夜が最後なのだから、いつかまた縁があって再会する時まではずっと「躾」が
身についていて貰わなければいけないのよ。
その躾の一環、わたし達に対する絶対的な劣等感の植え付けをするために。
「まあクロちゃん、あなたって人はこんな小さな女の子に、それも足でそんな所
を弄られていやらしい声を上げてるのね、最低だわ」
軽蔑しきった目で見下ろしながら、わたしも靴から足を抜き。
「足が好きなのね、それじゃわたしの足もプレゼントしてあげる」
グイッ。
今までも何度か踏みにじっているクロちゃんの顔を初めて素足で、真正面というか
真上から踏む。
ちょうど踵が額に、つま先が顎の辺りについたように。
「あら、感謝の言葉は?」
「あ、ありがとうございまふ」
快感と、口が足で押さえられていることでくぐもった声を出すクロちゃん。
「言葉だけじゃ駄目ね、態度で示しなさい、感謝を…」
わたしはあえて何も言わなかった。
具体的にどうすれ、とは。
しばらくの沈黙の後。
ペロ。
クロちゃんの舌が、私の足の裏を這う。
(何も言わなくても…どうすればいいかわかるようになったのね…)
びくんっ。
わたしの身体の奥が熱くなる。
敏感な足の裏を舐められる快感と同時に、一人の男の尊厳を完全に奪い取ったこと
を実感して。
やはりペットでも人間でも、愛情をこめて躾をすれば応えてくれるものなのね。
729通常の名無しさんの3倍:04/06/09 23:29 ID:???
愛ってなんだろう
730通常の名無しさんの3倍:04/06/10 10:15 ID:???
躾ってなんだろう
731通常の名無しさんの3倍:04/06/10 10:48 ID:???
物語は遂に、カテジナ・ルースの愛とは何たるか……という
深淵なテーマに到達した!

かもしれない
732通常の名無しさんの3倍:04/06/10 10:53 ID:???
ウッソへの愛
スージィへの愛
ペットへの愛
バリエーション豊富そうなのは確か
733通常の名無しさんの3倍:04/06/10 11:00 ID:???



ペ  ッ  ト


734通常の名無しさんの3倍:04/06/10 11:13 ID:???
一番愛情度が高いのはウッソに対してなんだけど
世間一般でいう愛情を感じる対応されてるのはスジたん
735通常の名無しさんの3倍:04/06/10 15:25 ID:???
スジはもう汚れたよ
ピチャピチャと音を立ててわたしの足の裏を舐めていたクロちゃんだけど、やがて
その舌の動きが止まる。
「あら、どうしたの?誰が止めていいって言ったかしら?」
「ふぁ、ふぁいっ」
前にもましてくぐもった声は、口元を圧迫されているだけではなく、そろそろ足で
の刺激が限界に来ているということね。
「ふわぁっ!
「あらどうしたの?変な声出して」
わかっていてからかってみる。
スージィはというと、自分の足の下で次第に大きく、硬くなっていくモノに夢中で
一心不乱に踏みにじり続けている。
そして。
「ひっ、ひぐっ」
情けない声を上げたクロちゃんのモノが、スージィの足の裏に生暖かい粘液を吹き
かけた。
「きゃっ」
流石に足を引っ込めるスージィだけど。
「そのまま!」
わたしはスージィに指示を与える。
「足を地面につけないで、そのままこっちへ来て、わたしとかわりなさい」
頷いたスージィが、片足でピョンピョンと飛びながらこっちへ来る。
…可愛い…。
「さあ」
わたしが足を退けたクロちゃんの顔の上に、スージィの足が置かれる。
「自分で汚したんだから、自分で綺麗にするのよ」
そう宣告すると一瞬、真っ青になったクロちゃんだけど、全てを観念したように、
スージィのまだ小さな足に舌を這わせた。
「ひゃっ、やだっ、くすぐったい」
嬉しそうなスージィの心に、わたしの心も和むわ、頑張ってクロちゃん。
737通常の名無しさんの3倍:04/06/13 21:49 ID:???
>嬉しそうなスージィの心に、わたしの心も和むわ、頑張ってクロちゃん。
ここだけ読むとこっちも和むが・・・・・・頑張れクロよ
738通常の名無しさんの3倍:04/06/14 17:18 ID:???
スジたんの足っ平舐めるなんて羨ましいが・・・自分の精液付き・・・

いやぽ
739通常の名無しさんの3倍:04/06/14 19:56 ID:???
クロちゃんに萌えてしまった
740通常の名無しさんの3倍:04/06/16 01:12 ID:???
>>738
スジスレの住人に「自分の精液のついたスジたんの足を舐めれるか?」と聞いてきたい
もんだなw
741通常の名無しさんの3倍:04/06/16 02:17 ID:???
たぶん舐めるなあそこの住人なら
そういやウッソもカテジナさんの足に付いた自分の自主的に舐めてたな
742通常の名無しさんの3倍:04/06/16 02:41 ID:???
その場の勢いで舐めるってさw
743通常の名無しさんの3倍:04/06/17 10:22 ID:???
既に話題は精液どころの騒ぎじゃなくなってるな、向こうのスレw
744通常の名無しさんの3倍:04/06/18 19:01 ID:???
このスレ住人でカテジナの足についた自分の精液舐めれる
ツワモノはいるのかな
745通常の名無しさんの3倍:04/06/19 01:41 ID:???
そういえばコテハンのウッソはこのスレを知ってんのカナ?
彼なら嫁さんの(ry
スージィの足の裏を綺麗に舐め終えたクロちゃんを、私は跨いで見下ろす。
「どう?自分の出したモノは美味しかったかしら?」
「…はい…」
余程屈辱だったのか、目尻に涙をためつつ答えるクロちゃん。
うくっ。
もうダメ、このままではわたしの理性が持たない…。
まだ足を舐められた余韻で顔を上気させているスージィを引き寄せて、その身体を
しっかりと抱きかかえながら。
「それじゃあもっと美味しい物をあげるわ…口を開けて、目をつぶりなさい、もし
開けたら…」
「はっ、はいっ」
今までの躾の積み重ねが実り、命令どおり目を瞑って口を開けるクロちゃん。
いいコね、ご褒美として、そしてわたしの玩具となった証として、あなたにはまだ
ウッソ君ですら貰ってないモノをあげる…。
身体を屈めてスージィの耳元で、これからすることを囁く。
「うん…」
理性が飛んでるのか、何の躊躇もなく受け入れるスージィ。
「それじゃ、しっかりとわたしにくっついているのよ」
言いながら、わたしはスージィの可愛らしいオーバーオールを脱がせ、幼女らしく
オムツのように大きな下着も脱がせる。
そうしておいて、自分のスカートをまくりあげ、ショーツを引き下ろし。
「さあ、スージィ、クロちゃんにお別れのプレゼントよ」
そう促すと、その無毛の恥丘からチョロチョロと水流が垂れる。
そして…わたしの方は我慢の限界。
尿意ではなく、別の我慢が。
本来ならじわじわと染み出す快楽の樹液が我慢の限界で暴発し勢い良く滴り落ちた。
クロちゃんの口へ。
「!!!」
二種類の液体が口内を襲い、仰天した表情のクロちゃんだけど、命令とおり目も開け
なければ口も閉じない。
そのまま全てが口の中へと注ぎ込まれた。
スージィの足の裏を綺麗に舐め終えたクロちゃんを、私は跨いで見下ろす。
「どう?自分の出したモノは美味しかったかしら?」
「…はい…」
余程屈辱だったのか、目尻に涙をためつつ答えるクロちゃん。
うくっ。
もうダメ、このままではわたしの理性が持たない…。
まだ足を舐められた余韻で顔を上気させているスージィを引き寄せて、その身体を
しっかりと抱きかかえながら。
「それじゃあもっと美味しい物をあげるわ…口を開けて、目をつぶりなさい、もし
開けたら…」
「はっ、はいっ」
今までの躾の積み重ねが実り、命令どおり目を瞑って口を開けるクロちゃん。
いいコね、ご褒美として、そしてわたしの玩具となった証として、あなたにはまだ
ウッソ君ですら貰ってないモノをあげる…。
身体を屈めてスージィの耳元で、これからすることを囁く。
「うん…」
理性が飛んでるのか、何の躊躇もなく受け入れるスージィ。
「それじゃ、しっかりとわたしにくっついているのよ」
言いながら、わたしはスージィの可愛らしいオーバーオールを脱がせ、幼女らしく
オムツのように大きな下着も脱がせる。
そうしておいて、自分のスカートをまくりあげ、ショーツを引き下ろし。
「さあ、スージィ、クロちゃんにお別れのプレゼントよ」
そう促すと、その無毛の恥丘からチョロチョロと水流が垂れる。
そして…わたしの方は我慢の限界。
尿意ではなく、別の我慢が。
本来ならじわじわと染み出す快楽の樹液が我慢の限界で暴発し勢い良く滴り落ちた。
クロちゃんの口へ。
「!!!」
二種類の液体が口内を襲い、仰天した表情のクロちゃんだけど、命令とおり目も開け
なければ口も閉じない。
そのまま全てが口の中へと注ぎ込まれた。
748通常の名無しさんの3倍:04/06/20 20:43 ID:???
ぎぃやぁぁぁぁ

クローーー!
749通常の名無しさんの3倍:04/06/20 21:52 ID:???
スカキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!
750通常の名無しさんの3倍:04/06/20 23:02 ID:???
固形物なし、液体だけならギリギリでスカではないよ
751通常の名無しさんの3倍:04/06/20 23:17 ID:???
すごいなクロ
最高なんだか最悪なんだか分からないぞ
752通常の名無しさんの3倍:04/06/20 23:46 ID:???
カテジナさんに悶えればいいのかスージィにときめけばいいのか
それともクロに萌えるべきなのか…
753通常の名無しさんの3倍:04/06/20 23:47 ID:???
カテジナさんに悶えればいいのかスージィにときめけばいいのか
それともクロに萌えるべきなのか…
754通常の名無しさんの3倍:04/06/21 00:36 ID:???
おおおおおおお
職人さんも読み手もオーバーヒート気味
いつかはウッソにもヤる気なんですかカテジナさん!
755通常の名無しさんの3倍:04/06/21 09:26 ID:???
クロよ…誉めてやろう
カテジナ様をここまで本気にさせたのは貴様が初めてだ!(多分)
756通常の名無しさんの3倍:04/06/21 16:40 ID:???
素晴らしい……
スージィのおしっこが飲みたいです
757通常の名無しさんの3倍:04/06/21 17:32 ID:???
【トイレは】クロノクル【ここです】

ぶっちゃけありえないくらいクロノクルに萌えてしまった
758通常の名無しさんの3倍:04/06/21 20:09 ID:???
クロ編最高潮(クライマックス)!
友情の合体技・ダブルスプレッドがクロを襲う!

……いいなぁクロ
759通常の名無しさんの3倍:04/06/21 21:53 ID:???
カテジナさんとスージィの愛と友情のツープラトン炸裂
760通常の名無しさんの3倍:04/06/23 19:19 ID:???
さすがに今回はひいてしまう人が多いと思ったのにこの好評ぶり
ここの住人を甘く見ていたかw
761通常の名無しさんの3倍:04/06/24 20:42 ID:???
つまりクロがカテ公によって徐々に飼い慣らされていったように、
俺たちもカテ書きによって徐々に調教されていたんだよ!
762通常の名無しさんの3倍:04/06/24 20:59 ID:???
>>761
ナンダッテー!?
763通常の名無しさんの3倍:04/06/25 14:11 ID:???
>>761
カテ書き様(;´Д`)ハァハァ
快感の樹液が迸った後、足腰が崩れてしまいそうになるわたし、けれど。
フラッ。
極度の興奮時に放尿で体温が急激に下がったせいか、スージィが意識を失いわたし
にもたれかかったので、慌ててそれを支える。
特に処置をしなくても呼吸はしているのでそのまま横たえる。
奇跡的にも一滴もこぼさずに、全てを飲み干したクロちゃんは多少苦しそうな息を
している。
ついにやってしまったわ。
まだウッソ君にもあげていないものを、クロちゃんに先にやってしまった。
でもこれは彼を完全に私達の所有物とするための大事な儀式だったのよ。
「クロちゃん…」
しゃがみこんで、荒い息をしている彼に語りかけるわたし。
「本日をもってあなたは私達の玩具を卒業するわ」
言いつつ彼の身体に爪を立てる。
「明日からあなたはベスパの軍人に戻る」
立てられた爪が肉に食い込む。
「でも、どこにいようとあなたは私達の所有物よ」
一度立ち上がるわたし。
「軍人は死ぬ 」
今度は私の足が、クロちゃんの日に三度の発射で萎えたモノに添えられる。
「死ぬために軍人は存在する」
踏みにじると萎えていたものがむくむくと大きくなる。
「だけど私達の玩具は永遠、つまりあなたも永遠なのよ」
グリグリと刺激を続けると、あっけなく白濁液が漏れる。
今度は流石に量が少なく、全てが下腹部にぶちまけられてわたしの足は汚れずに
済んだけど…。
完璧だわ、完璧にコントロール出来る。
クロちゃんの雄としての性を、わたしは完全に掌握した。
もう思い残すことはない、たとえ二度と会うことはなくても、彼の身体と心に永遠
にわたしの存在が刻印されたのだから。
765通常の名無しさんの3倍:04/06/27 00:11 ID:???
FMJすかーーーーー!!!(*´д`*)
鬼軍曹カテジナ'`ァ(;'Д`) '`ァ
766通常の名無しさんの3倍:04/06/27 00:13 ID:???
できあがり!
767通常の名無しさんの3倍:04/06/27 01:12 ID:???
カテジナ・ルース教官の「タフ気取りとアホ勇者用の8週制学院」に参加したい香具師は挙手
768通常の名無しさんの3倍:04/06/27 11:14 ID:???
>>767
ノシノシノシ
769通常の名無しさんの3倍:04/06/27 19:33 ID:???
          
  γ'/二ヽ   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ((ソノノ ))) < Bullshit! I can't hear you!
  ミ@。゚ -゚ノ    \________________
  ヾ_ヽ∀l]⊃
   ┣/_l|_>
    し'_ノ






770通常の名無しさんの3倍:04/06/29 00:32 ID:???
>>76
カッコいいですよカテジナさん!

永遠の玩具クロノクル……(;´Д`)
771通常の名無しさんの3倍:04/06/29 18:04 ID:???
>>768
「義妹をファックしていいぞ」と言われるように頑張れよ
772通常の名無しさんの3倍:04/06/30 22:25 ID:???
>たとえ二度と会うことはなくても、彼の身体と心に永遠
>にわたしの存在が刻印されたのだから。

恐ろしい愛し方だ……
773通常の名無しさんの3倍:04/06/30 23:15 ID:???
トラウマという愛の形だ・・・
774通常の名無しさんの3倍:04/06/30 23:44 ID:???
「WINNERS FOREVER 〜勝利者よ〜」
を聞きながら読んでたら泣けてきました。色んな意味で。

翌朝。
わたしとスージィは夜遅くまでの興奮が覚めやらず、かなり寝坊してしまった。
目を覚ますとわたし達は枕を並べて一緒に寝ていた。
何故かと言うと。

あの「儀式」の後、茫然自失とするクロちゃんに携帯食と衣服だけを与え、森の中
に追いやった。
明日にはリガ・ミリティアは移動する、それまでは隠れていないと見つかって捕虜
にされるわ、と言って。
「リガ・ミリティアは非情な組織、わたしのように甘くは無いわ」
そう告げた時のクロちゃんの複雑な表情が少しだけ気にかかったけど。
森の中に消えていくクロちゃんを、寂しそうに見送るスージィに。
「そんな顔しないでスージィ」
そう声をかけると。
「お姉ちゃん…お姉ちゃんこそ、泣きそうな顔してるよ…」
そんな!
言われてみると確かに、わたしの涙腺は緩んで今にも涙があふれそうになっていた。
この感覚、小さい頃に飼っていた犬が死んだ時、同じく飼い猫がいなくなった時。
それ以来の感覚だわ。
これが噂に聞くペットロス症候群ってやつかしら?
顔を両掌で抑えてしゃがみこんだわたしに。
「泣かないでお姉ちゃん」
心配そうな声色のスージィが抱きついて。
「今夜は一緒に寝てあげるから!」
それもいいわね…。
これからウッソ君のところに行くつもりだったけど、何となくそんな気分じゃなく
なったし。

仲良く一つのベッドで眠りについていたわたし達を。
「スージィ、カテジナさん、そろそろ出発ですよ」
朝から縁起でもない、ジメジメとした不吉な声が叩き起こした。
最悪の目覚めだわ。
776通常の名無しさんの3倍:04/07/02 23:23 ID:???
>縁起でもない、ジメジメとした不吉な声が叩き起こした。
これだけで誰が起こしに来たかわかってしまう
777通常の名無しさんの3倍:04/07/03 01:13 ID:???
>>776
禿堂
そしてペ  ッ  ト  ロ  ス  っ  て  ・  ・  ・
778通常の名無しさんの3倍:04/07/04 01:23 ID:???
クロちゃんの複雑な表情に萌えっ
779通常の名無しさんの3倍:04/07/04 04:12 ID:???
>「リガ・ミリティアは非情な組織、わたしのように甘くは無いわ」


……え!?
780通常の名無しさんの3倍:04/07/06 09:52 ID:???
>>778
>>779

そこで「誰が甘いんだ誰が!」と突っ込みたいのを我慢できたのは
調き、もとい教育の賜物
781通常の名無しさんの3倍:04/07/06 12:17 ID:???
>>780
リガ・ミリティアこんな人ばっかと思われたりして・・・
782通常の名無しさんの3倍:04/07/08 17:39 ID:???
ベクトルは違うが、同じくらい怖いのは一名いるな
しかも親戚w
783通常の名無しさんの3倍:04/07/08 20:09 ID:???
>>782
O編の最初で二人一緒だったからな
ベクトルの違う恐怖・・・たっぷり味わったかもねクロちゃん
「あら、わざわざありがとうシャクティさん」
「おはようシャクティ」
こもっている感情は対照的なわたし達の挨拶を受けて黒キノコはいつもの陰気な顔に
作り笑顔を浮かべる。
そういえば…。
クロちゅんを捨てて行かなくちゃいけないって言うのに、こんなのを連れて行くハメ
になったのはお利口さんなのにお馬鹿さんな一面もあるウッソ君が、見え見えの演技
にダマされたせいなのよね…。
昨夜は疲れてそれどころじゃなかったけど、今日はこれからリガ・ミリティア拠点へ
の移動が終った後で、その件についてウッソ君にじっくり言い聞かせないといけない
わね。
もちろん身体で。

非常食で簡単に朝食をすませ、聞いていた集合場所へと行く道すがら。
わたしは今夜ウッソ君にどうやってこれからの心構えを教え込むかを思案していた。
「どうしたのお姉ちゃん」
並んで歩くスージィが怪訝そうな声をかけてくる。
「ん?」
「何ニヤニヤしてるの?」
いけないいけない、ウッソ君への「お説教」を想像していたら、ついつい顔が緩んで
しまったわ。
「なんでもないわ、さ、急ぎましょ」
そう言ってスージィの手を引いたわたしは。
引っ越し作業場に辿り付いて愕然とした。
あの黒女がヘタクソなパイロットを務めていた戦闘機。
それを乗せていたキャリアーに、わたしがクロちゃんから奪い取ったMSシャッコー
か横たえられていた。
黒大女が勝手に動かしたのかと思ったけど、頭上に戦闘機が飛んでいる。
そして何より。
「カテジナさーん」
屈託ない笑顔のウッソ君が、コクピット顔を出してわたしを見つけて嬉しそうに手を
振る。
あ、あなたって子は、なんて迂闊なことを…。
ウッソ、今度はどんなことされるんだ。ドキドキ。
顔緩ませてるカテジナさんが微エマ・シーン
787通常の名無しさんの3倍:04/07/13 10:42 ID:???
微笑ましいか?
ガクブルなんだがw
788通常の名無しさんの3倍:04/07/14 21:48 ID:???
俺的にやけ顔が似合いそうな女 ぶっちぎりで1位カテジナ・ルース。
789通常の名無しさんの3倍:04/07/15 20:34 ID:???
全裸で首輪をつけみじめったらしく這いつくばる男の
首輪から伸びるリードを握るのが似合いそうな女部門との二冠達成
790通常の名無しさんの3倍:04/07/15 23:59 ID:???
スージィに対しては慈愛の姉と化してそうな女部門でファラさんと同率一位
わたしだけでなく、ウッソ君もMSを操縦できる。
その事実はわたしにとって、最後まで秘密にしておきたい切り札だった。
これからしばらくリガ・ミリティアと行動を共にするとはいえ、決して彼らを信用
したわけではない。
この手のゲリラ組織の類は、とかく自分達の正義が唯一のものであり、それに協力
するのは人として当然のことだというような歪んだ考えが根底にある。
わたしを、そしてウッソ君を自分達の手駒として利用したいのは目に見えている。
そんな彼らの狙いにつけ込んで、わたし達のために便宜を図らせ、どこか違う場所
で落ち着けるまでの旅路を快適なものにする、それがわたしの計画。
そのためには「隠し玉」は多いに越したことはない。
それなのに…。
「カテジナさんが起きてこなかったんで、僕がこれをキャリアーに乗せました」
胸を張って、自慢げな声で報告してくるウッソ君…。
あなたって子は…どうしようもないおバカさんね…。

チラッ。
チラチラッ。
背中に時折視線が当たる。
キャリアを牽引するトレーラーヘッドの上に座ったわたしに、キャリアの上にいる
ウッソ君が気遣わしげな視線を向けてきているのだ。
わたしの手を煩わすまいとやったことが機嫌を大いに損ねたとは想像すら出来ない
ようで。
あれからずっと不機嫌なわたしに対して困惑し、近づくことも憚られながら気が気
でないのか絶えず目を向けている。
わかっている、ウッソ君は悪くないのよ。
わたしの意図をあらかじめ言い含めておけば良かった。
絶対にわたしの言いつけを破るような子じゃないんだから。
それでも心の中で不満が湧き上がるのは否めない。
わたしの計画の一部が崩れたことへの憤りなどは沈静している。
たとえ理不尽なことだとわかってはいても、やはりウッソ君がわたしの心を言葉に
しなければわかってくれなかったことが口惜しい。
以心伝心、そんな関係になっていると思っていたのに。
792通常の名無しさんの3倍:04/07/20 11:56 ID:???
ペットにかまけ過ぎだったという訳ですよ!カテジナさん!!
793通常の名無しさんの3倍:04/07/20 13:58 ID:???
>>791
正論だが彼女は「引かぬ、媚びぬ、省みぬ」がモットー
反省はしませんw
794通常の名無しさんの3倍:04/07/20 13:59 ID:???
>>792だった

そろそろ別の新作がほしいな
795修羅苦隊の暴癖:04/07/21 19:56 ID:???
目の前の光景は、ユカには理解不能だった。
 「あ、あんた達、何やってんの?」
 とりあえず手近に立っていて、シュラク隊内では一番親しい(先日マケドニアの収容所で
一緒にいたことが大きい)コニーに尋ねるが。
 「見てわからない?」
 「わかるはずないだろ!」
 思わず怒鳴るユカ、その顔には赤みが差していた。

 軍人時代から男勝りの女傑だったユカだが、容姿が良いこと、またシュラク隊の面子ほど
「獰猛」ではないこともあり、男性経験がないわけではない。
 従って男の裸、性器などは見慣れているわけではなくても、見ただけで赤面するような事
はない筈だった。
 だがこんな異様な光景は眼にしたことはない。
 歳よりも幼く見えるウッソが大股を開き、そこから色合いは歳相応にピンクで、サイズ
の方は歳に見合わぬ、いや大人の男と比較しても巨大な物が拠立しているのだから。
 そのウッソの首には首輪がはめられ、ペギーの手にリードが握られている。
 ただの「裸の男」と「大股開いて首輪をされた裸の少年」ではインパクトが違い過ぎた。
 
 「…ユカさん…」
 ぼんやりとした顔のまま、部屋に入ってきたのが誰であるかを視認したウッソが。
 「うわぁっ!」
 やっと事態を把握したのか大声を上げて開いた股を閉じ、身体を丸める。
 「な、何でユカさんがここに?」
 「さあね、本人に聞けば」
 ペギーが正論を返す。
 「共犯者」のマーベットはともかく彼女の来訪はまったく予想外だったから。
 しかし、なぜこの部屋に入れたかについては、確実に彼女達の悪意が介在している。
 本来ならここに「部外者」の彼女を立ち入りさせることは望ましくなかった。
 だが、今から彼女たちがウッソに課そうとしている淫靡なお仕置きには、第三者である
立場のユカがいた方がより効果的だった。
796通常の名無しさんの3倍:04/07/21 19:57 ID:???
誤爆陳謝
797通常の名無しさんの3倍:04/07/21 20:41 ID:???
>>795,6
ある意味ナイスボケGJです!
798通常の名無しさんの3倍:04/07/21 21:01 ID:???
誤爆なのか…ワラタ
799通常の名無しさんの3倍:04/07/21 22:15 ID:???
どこへ行っても女難のウッソw
800通常の名無しさんの3倍:04/07/22 02:50 ID:???
素顔、趣楽隊、釈帝、筋・・・どこに逝ってもウッソは受けキャラだなw
801通常の名無しさんの3倍:04/07/22 03:53 ID:???
誤爆かよ
802通常の名無しさんの3倍:04/07/22 21:06 ID:???
これが誤爆だと?
いったいどこへ投下予定だったのだw
803通常の名無しさんの3倍:04/07/22 21:51 ID:???
>>802

修羅苦隊スレ見てない住人も結構いるんだな、道理で…
「カ、カテジナさん…」
小休止の時間、一人でレーションを口にしていたわたしに、ウッソ君がおどおどと
した態度で近寄って来た。
「どうしたのウッソ君、新しいお仲間と一緒にいないの?」
「?」
「リガ・ミリティアに入れてもらいたくて、MSの操縦が出来ますよって自慢して
見せたんでしょ?」
多分ウッソ君が、特に深い考えもなくMSを動かしたことっては百も承知していた
けど、あえて見当はずれのことを言ってみる。
「そ、そんな僕はただ…」
「僕はただ、何?大方あのマーベットさんとかに頼まれて、はいはいって言うこと
を聞いたんでしょ、いいところを見せようとして…いやらしい子っ!」
あら…。
わたし、ウッソ君を困らせてやろうと嫉妬したフリをしようと思ったのに、黒大女
の名前を出した途端本気で嫉妬を感じてる。
われながら屈辱ね、あんなの相手に本気になるなんて。
「ち、違いますよっ、お爺さん達が、MSを動かすのをカテジナさんに頼もうって
相談してたから、そ、それでカテジナさんはまだ寝ていたから、ぼ、僕が代わりに
やっただけで…」
わかってるわ、あなたがわたしのためにしたってことは。
でもね、あなたはもう誠意だけでわたしを喜ばせられる段階は過ぎてるの。
これからは結果を出さなければ、それは失点なのよ。
失点は、お仕置きで償うもの、わかってるわよねウッソ君。
「勘違いしないで、誰があなたにそんなことを頼んだかしら?」
「そ、それは…」
「あなた、もしかしてわたしが、あなたは色々な事が出来る子だから、精々便利に
コキ使おうとしている、なんて思っているんじゃないでしょうね?」
「そ、そんなっ、カテジナさんがそんな人だなんて、夢にも思ってません」
「だったら勝手なことをしないの…」
わたしはウッソ君を引き寄せ、強く抱きしめた。
805通常の名無しさんの3倍:04/07/26 09:01 ID:???
お仕置きクルー!!
806通常の名無しさんの3倍:04/07/26 12:36 ID:???
思わぬ本気嫉妬とかかわいすぎるんですが
807通常の名無しさんの3倍:04/07/26 22:56 ID:???
一見平穏だがそれがかえって怖い
正に嵐の前の静けさ
808通常の名無しさんの3倍:04/07/27 07:16 ID:???
ここのカテジナさんマンセー
809通常の名無しさんの3倍:04/07/29 20:54 ID:???
過激な言動といじらしい心情の二面性が素顔カテのミリキ
「…カテジナさん…」
ウッソ君の顔が上気し、鼓動が早くなるのがわかる。
いつまでたっても初々しい反応ね、嬉しくなるじゃない。
「あなたがMSに乗れるなんてこと、ずっと秘密にしておきたかったのよ…」
「…秘密に?」
「そんなことが出来るなんてことがわかれば、きっとあの人達はあなたを利用しよう
とするわ…だから…」
「そ、そんな、あの人たちはそんな悪い人には…」
「甘いっ!」
ウッソ君の顔を両掌で掴んだわたしは、額と額をくっつけ、眼と鼻がつきそうな至近
距離で言葉を続ける。
「人間なんて、上辺だけでは、ましてやほんの少しの付き合いでわかるほど単純では
ないのよ、あなたはとても利口な子だけど、ずっと辺鄙なカサレリアで育ったせいか
みていてハラハラする程お人よしで人を疑うことを知らないわ」
「そ、そうですか…」
「そうよ!人をたやすく信じるのはやめなさい、人はまず疑ってかかりなさい」
「でも、そんなの…」
「でなければこれから先、あなたを待つのは死よ」
「…死…」
「誰も信じてはダメ、あなたが信じるのはただ一人わたしだけでいいの、そうわたし
の言葉だけを信じなさい」
「…カテジナさん、だけを…」
吐息すらかかる極至近距離での囁きに、ウッソ君の目がとろんとしてくる。
「わたしを信じるの、ウッソ君はわたしを信じるの、カテジナ・ルースを信じるの」
「カテジナさんを、信じる…」
「そう、もう一度言ってみなさい」
「はい、僕は、カテジナさんだけを信じます…」
「いい子ね」
チュッ。
上気したほっぺたに軽いくちづけをすると。
「ほにゅ〜」
ウッソ君は茹蛸のようになって崩れ落ちた。
811通常の名無しさんの3倍:04/08/01 01:46 ID:???
飴と鞭
飴と鞭
飴だけでは済まないんだよな・・・
812通常の名無しさんの3倍:04/08/01 09:56 ID:???
「カテさん、洗脳乙」
813通常の名無しさんの3倍:04/08/02 01:41 ID:???
そろそろ上げときます
814通常の名無しさんの3倍:04/08/02 09:33 ID:???
>>813
一つ聞きたいが下がってて何か問題ある?
815通常の名無しさんの3倍:04/08/02 09:43 ID:???
スレの位置が下だと圧縮時に落ちると
信じてるおヴァカさんなんだろ
816通常の名無しさんの3倍:04/08/03 07:05 ID:???
>「ほにゅ〜」
ハァハァハァハァ
「カテジナ…さん…」
力が抜けたように、その場にへたりこむウッソ君。
「あら、赤くなっちゃって、どうしたの?」
「カ、カレ…ジラらん…ろくわ、ろくわ…」
呂律も回ってない
そういえば、今までも可愛がって来て、ご褒美に抱きしめて撫でてあげたり、唾を口
にいれてあげたりして来たけど。
頬とはいえ直接唇をつけてあげたのは初めてだったわね。
そんなに嬉しかったの、それじゃもう一回…。
ちゅっ。
今度は額にキスをする。
「ふわぁあああ」
すっかり茹った顔のウッソ君を見ていると、今夜こそきっちりと躾し直すという決意
が揺らぐ。
ダメダメ、ここしばらくクロちゃん遊びにかまけていたせいで、わたしとウッソ君の
断ち切れぬ絆が揺らいだんだから。
こういう時は発想の転換。
キツいお仕置きをされるウッソ君を可哀相だと思うからいけないのよね。
許しを請うウッソ君。
耐え切れず涙をこぼすウッソ君。
羞恥に震え恥らうウッソ君。
今まで見てきたそんなウッソ君の姿を思い浮かべると、ほら不思議。
脳裏に浮かぶのは「可哀相」ではなく「可愛い」という思い。
いままでにない激しいことをした時は、比例してリアクションもさぞ可愛いでしょうね、
きっと。
そんな可愛いウッソ君の姿を、今まで以上に可愛いウッソ君を見たい…。
そう思うと、今までしたことがないキツい躾を、キツいお仕置きをしたいという欲求が
心の奥底から沸きあがって来る。
人間、発想の転換って大事よね。
ウフフフフフ、アハハハハハハ!
818通常の名無しさんの3倍:04/08/06 16:56 ID:???
いつになく締めの嘲笑が力強いっすね!カテジナさん!!
819通常の名無しさんの3倍:04/08/06 23:31 ID:???
>>817
>思い浮かべると、ほら不思議。

何故か魔法少女ちっくだと思ってしまった。
折檻マジック魔女ッ子カテジナ。
820通常の名無しさんの3倍:04/08/07 14:25 ID:???
魔法のミストレス キンキー・カテ
821通常の名無しさんの3倍:04/08/11 22:20 ID:???
(* ^ー゚)ノぃょぅ
お昼時のウッソ君とのちょっとした戯れで大分機嫌が直ったわたし。
そんなわたしの様子に、ウッソ君も安心したのか笑顔を取り戻す。
トレーラーの荷台に、二人仲良く並んで座るわたしたち。
山道で車体が揺れる度に、わたしがウッソ君に覆いかぶさったり、逆にのし
かかられたり。
その度にポッと赤くなるウッソ君を眺めるのは楽しいんだけど。
二人が密着する度に、ウッソ君が照れるのと同じ頻度でイヤな視線を感じる
のよね。
とても言葉にし辛い、名状し難き地の底からの叫びのようなこの感覚。
あえて感性のままに表現するなら
「うぁうあたぅすぃのぅおぅ うっそをぅくをうえいしぃとぅぇいいい」
こんな感じかしら。
とても人類の発声器官では発音できない言葉が、空気を伝い鼓膜を振動させる
方法以外の何かで、わたしに伝わってくる。
子供の頃に読んだ旧世紀のホラー小説にこんなのがあったわね。
暗い海底や、地底の奥底で、人間ではない、あるいは人間と人間以外の何かの
間の落とし子たちが詠唱する、彼らが崇める存在を讃える言葉。
このプレッシャーを与えてくるのは、その人外に崇拝される邪神?
いや、わかってはいるのよ。
どこの誰が、いったい何で視線をわたし達に向けているのかは。
まあ確かに邪神と言っても間違いじゃないわね、アレは。
でも口に出したくないし、考えたくもないのよ。
だからないものとしてスルー決定。
幸いニブいウッソ君はあのイヤなプレッシャーを全然感じてないようだし。
「あっ」
またも車体が揺れて、今回はウッソ君がわたしに倒れかかった、そして。
「わっ」
ウッソ君が慌て飛びのく。
普通ならそんなことをしたら許さないけど、仕方がないわねこの場合。
倒れ掛かった拍子に手が私の胸に触れたのだから。
823通常の名無しさんの3倍:04/08/12 19:56 ID:???
ほんとに何か復活しそうな詠唱ですな・・・雌山羊あたりが・・
824通常の名無しさんの3倍:04/08/13 21:11 ID:???
嵐の予感・・・
825通常の名無しさんの3倍:04/08/14 11:29 ID:???
黒茸からさらにスケールアップしたシャ(ry

黒邪神がいい?
それとも黒旧支配者?

826通常の名無しさんの3倍:04/08/16 00:11 ID:???
一応保守
「ご、ごめんなさいっ!」
慌ててあやまるウッソ君。
いいのよ、わざとじゃないんだし。
どうせそのうち触らせてあげるんだし。
もっともそれはこれからあなたがわたしへの愛を証明する関門を突破すれば、
だけど。
そうすればいつでも好きなだけ触れるようになるわ。
それに…。
私が全然怒ってないことは、ウッソ君にはわからない。
だから、今夜のお仕置きにはこれを口実にすることもできるということね。
楽しみが増えて心の奥で欣喜雀躍するわたしには「どこかのなにかからの常人
なら感じただけで死にそうな呪いのこもったプレッシャーも気にならない。
「気にしないで」
だからあえて、本当に怒ってるのかどうかわかりにくいあいまいな口調で場を
収めておく。

慎重に迂回を重ねつつ、わたし達が辿り着いたのはカサレリアとはウーイッグを
挟んでちょうど反対側に位置する場所だった。
旧世紀の都市の跡地だ。
ここがリガ・ミリティアの秘密工場。
伯爵からそれを聞かされたわたしは、ふと思い立った
もしかして、ウーイッグの街はここと間違われて焼き払われたのではないだろう
かと。
別に正義感や憤りからではなく、面白そうだったからそれを口にしてみる。
「なるほど、ウーイッグはあなた達の作戦の犠牲になったっと…」
罪悪感を煽りこちらのペースに乗せるためにヒステリックに喚いて見せるという
選択肢もあったけれど。
既にMSの操縦が出来ると知られていて「只者ではない」と思われているのに、
そんなことをしても無意味なので皮肉な口調で静かに言い放つ。
さすがに一瞬沈痛な顔になった伯爵が、続けて何やら弁解をしようとした瞬間。
「いやっ」
突然金切り声をあげるとある人物…ああ、あんたの名前だけは出したくなかった
のに…一体何が狙いで叫んだりしたのよ黒茸?
828通常の名無しさんの3倍:04/08/19 11:58 ID:???
>もっともそれはこれからあなたがわたしへの愛を証明する関門を突破すれば、
だけど。

一日も早く試練の日が来ればいいのになウッソ・・・・
まったく女ってものは男の気も知らんで無駄に時間を欲しがりやがるブツブツ・・
829通常の名無しさんの3倍:04/08/22 23:49 ID:???
保全
830通常の名無しさんの3倍:04/08/27 01:44 ID:???
age
「そんな、街が焼かれてしまったのはみなさんのせいだって言うんですか?」
目を見開き、恐怖の表情を浮かべている黒茸。
怖いのはアンタの方だって。
大体ウッソ君に聞いたけど、あんたはウーイッグの街を嫌って滅多によりつかず、
買出しなんかもウッソ君に任せっきりだったって言うじゃないの。
まあそのおかげでウッソ君が街で羽を伸ばし、そこで美しい運命の女神と出会う
ことになったんだからそれはそれでわたしにとっては良かったんだけど。
ともかくそんなほとんど縁がない街のことで何を大騒ぎしてるのよ…。
「あんまりだわ…みんな平穏に暮らしていただけなのに…」
今度は顔を両掌で覆う。
…そうか…わかったわよ、黒茸!
自分の住んでいた街のことなのに淡々としているわたしに対して、縁のない自分
がより大げさに驚き悲しんでみせることで、優しい女の子だとアピールしようと
しているわけね。
ついてにわたしの冷淡さを際立たせようって算段ね。
もちろんウッソ君に対して。
残念ね。
もうウッソ君はわたしの言動は八割がた好意的に解釈するようになってるから、
ウーイッグのことについて冷淡な態度をとっても「悲しみを堪えてるんだな」と
思ってくれるわ。
そんな浅知恵で、わたしたちの絆に楔なんか打ち込めると思うあたりが胞子生物
の浅ましさかしら?
伯爵達じいさん連中がシャクティを宥め始めたのを尻目に、わたしはウッソ君を
見る。
ギュッ。
ウッソ君はわたしの手を強く握っている。
上目使いで、目で語りかける。
「カテジナさん、本当は辛いんですよね、無理してるんですよね」
だからわたしも目で返答する。
「ええ、でもあなたが側にいるから大丈夫よ」
やった、ついにやったわ、以心伝心、目と目で通じ合ってしまった。
832通常の名無しさんの3倍:04/08/28 23:06 ID:???
最後の1行だけ実に、実に少女らしく可愛い……
833通常の名無しさんの3倍:04/08/28 23:15 ID:???
最後の一行だけ、ね
834通常の名無しさんの3倍:04/08/29 01:49 ID:???
かわいらしいんだけど内心めっさガッツポーズであろう彼女が素敵です
835通常の名無しさんの3倍:04/08/29 04:51 ID:???
本当に最後の一行は可愛らしい…
836匿名希望のスペシャルな少年:04/08/31 00:40 ID:???
最後の一文だけなんて
カテジナさんはいつだって可愛らしいですよ
837通常の名無しさんの3倍:04/08/31 15:16 ID:???
>>836
さてカテジナさんとしてはお前にはなんて言ってもらいたいんだろうな?
綺麗?
素敵?
838通常の名無しさんの3倍:04/08/31 20:29 ID:???
「カテジナサン。ワタシハアナタノ賛美者デス」
「カテジナサン。ワタシハアナタノ崇拝者デス」
「カテジナサン。ワタシハアナタノ召使デス」
839通常の名無しさんの3倍:04/08/31 22:07 ID:???
「カテジナサン。ワタシハアナタノ便器デス」
840通常の名無しさんの3倍:04/09/01 00:18 ID:???
700は落ちすぎだろう
841通常の名無しさんの3倍:04/09/01 00:25 ID:???
>>840
>>814-815

保守もsageろ
位置よりも最終カキコミ時間を気にしろ。

842通常の名無しさんの3倍:04/09/01 01:37 ID:???
マイン・フューレリン・フラウ・カテジナとか
ソーレ・ミーオ(わが太陽)シニョリータ・カテジナとか
843通常の名無しさんの3倍:04/09/01 02:13 ID:???
>>842
何人だよ!!
844通常の名無しさんの3倍:04/09/01 02:41 ID:???
つーか上がドイツ語で下がイタリア語?
845通常の名無しさんの3倍:04/09/01 12:34 ID:???
独裁者つながりだろ。
846通常の名無しさんの3倍:04/09/01 13:24 ID:???
ウーイッグはプラハなど中欧だという話を聞いた事がある。何語だ?
ウッソは正しくはusoにウムラウトが付く(小説版ハンゲルグ談)との事。ドイツ圏なのかな

>>836
そんなお前が可愛いと言ったら俺は変人だろうか
847通常の名無しさんの3倍:04/09/01 14:04 ID:???
>>844
845を補足すると。
マイン・フューレリンはヒトラーへの尊称「マイン・フューラー」の女性形。
ソーレ・ミーオはムッソリーニがイタリア国民に支持されていた頃の呼び名。
848通常の名無しさんの3倍:04/09/01 23:42 ID:???
>838
古っ
リガ・ミリティアの秘密工場に、分散していた他の部隊の人間が集まり始め、辺鄙な
場所にある廃屋のような場所がにわかに騒がしくなる中。
わたしとウッソ君は、地下の工場の奥にさらに下へと続く通路を見つけ二人で入って
いた。
「いいんですか、カテジナさん?」
ウッソ君が困惑した顔でわたしに尋ねる。
「何が?」
「えっ、だ、だから…」
「だからなあに?」
とぼけてはいたけど、ウッソ君のいいたいことはわかる。
伯爵達がわたしやウッソ君を他のメンバーに紹介して、なし崩しにパイロット扱いを
しようとしていたところを、強引にウッソ君の手を引いて立ち去ったから。
礼儀正しい「いい子」のウッソ君としては、わたしのやったことがとんでもない行為
に思えたのだろう。
それでもわたしに対し口答えは出来ないから、何か言いたげで言い出せないのね。
いいことウッソ君。
わたしは自分を、いいえあなたも含めた二人を安く売るつもりはないの。
精々わたし達が役に立つのではと思わせて、高く売りつけ、頃合を見て逃げ出すつもり
だけどね。
最初は待遇がよければそのまま居座ってもいいかと思ったけどダメ、この組織に勝ち目
は無い。
合流した彼らの会話を聞いていてつくづく思ったわ。
理念が先走って現実が見えてない、ゲリラをやっている自分達のヒロイズムに酔ってる
集団ね。
それでもいつ逃げ出すかわからないという不安を彼らに与えると、色々と面倒なことに
なりそうだから、その不安を与えないようにする。
なるべく何事もゴネて、さっきのような態度でいた方がいい。
逆のように思えるかもしれないけど、文句の多い人間ほど口先だけでその環境から脱出
しようと思わないもの…という人生経験の無駄に豊富な老人の考えそうなことの、裏を
かいてやるのよ、
さあ、わたしのいうことがわかるわね、ウッソ君?
850通常の名無しさんの3倍:04/09/05 01:18 ID:???
前回は目と目で通じ合えたが今回はどうだろう
焦らすなぁカテジナさん
851通常の名無しさんの3倍:04/09/05 03:00 ID:???
策士は策におぼれる・・・いや、なんでもないです・・・
852通常の名無しさんの3倍:04/09/05 16:06 ID:???
逃げ出す時はスージィも連れてってくださいよ?
853通常の名無しさんの3倍:04/09/07 00:59 ID:???
            lヽ        ,,
     γ'/二ヽ l 」 ' ', 851
     i ソノノ )))‖     Λ Λ 
     | リ。゚∀゚ノつ     (; ・▽・)
  ' ', ノノ つ_Yノ       (_ ゙つノ )つ
   ',  んソ(⌒)ゝ     |_(⌒)
    ' ・ し´         し´


854通常の名無しさんの3倍:04/09/07 03:49 ID:???
851たんかわいい・・・
さっきのように目と目で会話してみたくて、わたしの考えを目で伝えてみた。
それなのに、ウッソ君は相変わらずもじもじとしている。
ダメかしら、やっぱり目と目だけで伝えるにはちょっとセンテンスが長すぎて
情報量も多かったようね。
けれど、わたしは期待している。
いつか、ウッソ君との間に言葉が必要でなくなることを。
彼にはその資質があると思うから。
ニュータイプの。

今朝、あの黒大女が、自分が乗るはずだった戦闘機のみならずMSまで軽く乗り
こなすウッソ君のことについてこんなことを言っていた。
「ニュータイプって言われた人間がいたそうだけど」
多分黒大女が言ったのは、通俗的な意味でのニュータイプだろう。
MSの操縦に天賦の才を持つ、カンの鋭い人間みたいな意味。
あるいは一種の超能力者のような意味で。
わたしが広く深い知識収集の中で知りえた、ニュータイプの本来の意味はそんな
ことじゃないのよ。
物事の本質、根源を見抜くこと、いえ見抜くというよりも、まるでむしろ生まれ
ながらにして知っているかのように認識してしまう。
人が宇宙空間にまで生息域を広げたことにより触発されて発現した、万物の霊長
たる種に本来備わっていたはずの能力。
だから黒大女の言ってたことは筋違いもいいところだけど、そういう真の意味で
のニュータイプの才能をウッソ君は持っている。
なぜならあの子は。
小さな街とはいえ、四桁単位の人間が住んでいるウーイッグでわたしを見つけた
のだから。
そう、断ち切れぬ運命の絆で結ばれているわたしを。
わたしと出会うこと、それがあの子の生まれてきた意味。
こんな堕落しきった混沌とした世界で、まるで泥の中で眩い光を放つ珠のような、
何よりも大切なわたしを迷わずに見つけ出した。
そんなあの子がニュータイプだとしても、何も不思議は無いのよ。
856通常の名無しさんの3倍:04/09/09 20:25 ID:???
カテジナさんったら乙女
857通常の名無しさんの3倍:04/09/09 21:09 ID:???
乙女心と脇腹ナイフ
858通常の名無しさんの3倍:04/09/11 21:00:12 ID:???
ho
859通常の名無しさんの3倍:04/09/16 19:25:58 ID:???
mo
860通常の名無しさんの3倍:04/09/16 20:33:57 ID:???
>>858はともかく>>859!ヲイ!!w
861通常の名無しさんの3倍:04/09/20 17:43:29 ID:???
ho
862通常の名無しさんの3倍:04/09/23 01:35:38 ID:???
age
863通常の名無しさんの3倍:04/09/28 18:56:50 ID:???
po
864カテ書き:04/09/30 15:40:46 ID:???
SS再開までもう少し猶予を。
スレ保守感謝&他の職人さん降臨キボン
865通常の名無しさんの3倍:04/09/30 17:32:26 ID:???
がんがってくだせ〜〜
866通常の名無しさんの3倍:04/10/01 20:33:07 ID:???
すべてはカテ公のために
867通常の名無しさんの3倍:04/10/02 03:39:11 ID:???
あ、自分はスージィとクロノクルのために
・・もちろんあなたのためにも・・カテジナさん
868通常の名無しさんの3倍:04/10/06 20:29:21 ID:???
    _  ∩
  ( ゚∀゚)彡 カテ公!カテ公!
  (  ⊂彡
   |   | 
   し ⌒J
869通常の名無しさんの3倍:04/10/09 20:02:05 ID:???
    _  ∩
  (;゚∀゚)彡 カテ公……ゼェゼェ
  (  ⊂彡   カテ公……ハァハァ
   |   | 
   し ⌒J
870通常の名無しさんの3倍:04/10/09 20:59:59 ID:???
お前一人にまかせっきりですまなかった!

           カテ公!カテ公!
         _ __ ∩      ∩ __ _   
      ( ゚∀゚) 彡      ミ(゚∀゚ )  
     ⊂l⌒⊂彡        ミ⊃⌒l⊃ 
      (_) )  ☆    ☆  ( (_)  
      (((_)☆       ☆(_)))


871通常の名無しさんの3倍:04/10/13 17:07:15 ID:???
>>864
お待ちしております。

このスレのせいだと思うが自分的にプルよりプルツーの方が
可愛く思える。
872通常の名無しさんの3倍:04/10/14 20:12:04 ID:???
キャラ改変なし、あのまんまの無愛想なプルツーに萌える剛の者もいる
873通常の名無しさんの3倍:04/10/15 13:58:12 ID:???
>>872
どっかの坑道の中で住民の少女とのやり取り
あれはなんか良かった
874通常の名無しさんの3倍:04/10/15 20:06:02 ID:???
ルチーナね。
中の人は紫豚w
875通常の名無しさんの3倍:04/10/16 01:25:55 ID:???
_| ̄|○オオオオオオオオオオオオオオオオ
876通常の名無しさんの3倍:04/10/19 22:55:51 ID:???
ほす
877通常の名無しさんの3倍:04/10/23 22:11:56 ID:???
期待保守
878カテ書き:04/10/23 23:48:08 ID:???
期待に応えられず面目次第もない…
カテが「降りて」くるまでもう少しかかりそうなんで
879通常の名無しさんの3倍:04/10/24 14:25:39 ID:???
<<878   
続き期待しています。
でも、無理はしないでください。
気長に待っています。
880通常の名無しさんの3倍:04/10/24 20:32:31 ID:???
    _  ∩
  (* ゚∀゚)彡 カテ書き!カテ書き!
  (  ⊂彡
   |  つ| 
   し ⌒J
881通常の名無しさんの3倍:04/10/24 20:50:47 ID:???
>>880
お前その股座はどういう事だ?
882カテ書き:04/10/27 19:27:39 ID:???
本調子に戻るまで
目先を変えたものを書いてみます
883ラゲーンにて:04/10/27 19:28:32 ID:???
「どうですか?」
様子を伺うような声をかけて来たメッチェに、わたしは目で答える。
上出来だ、と。
メッチェが淹れてくれたコーヒーを味わいながら、わたしはデスクの上に置かれた
報告書に目を通す。
わたしはファラ・グリフォン、ザンスカール帝国正規軍「ベスパ」の将校で階級は
中佐。
現在ここラゲーン臨時基地に駐留する、地球侵攻及び地上用実験兵器運用特務部隊
「イエロージャケット」の司令官を務めている。
傍らに立つのは副官であり専属パイロットであるメッチェ・ルーベンス少尉。
軍機構に詳しくない者のためにここで一つ解説をしよう。
軍の組織における「副官」とは、司令官や艦長など軍内である程度独立した指揮権
を委託された上長の補佐を務める士官のことだ。
よく間違われがちだが、部隊における副司令や、艦における副長など、命令系統上
の次席指揮官のことではない。
われわれ「イエロージャケット」でもそれは同じ。
司令であるわたしの補佐としてメッチェがいるのとは別個に。
次席指揮官としての副司令、ゲトル・デプレ少佐が存在する
わたしはこの男が…嫌いだ。
それはわたしが属する派閥と対立する派閥の将校で、ことあるごとにわたしを監視
しているような振る舞いを見せるからではなく、生理的なものだ。
派閥は違っても最前線で共に戦う間柄、仲良くやろうなどという気は、この男の顔
を見ていると失せてしまう。
そう、わたしはこの基地の「副司令」が嫌いだ。
だが「副官」については…その…まあ、男と女が四六時中一緒にいると色々なことが
ある、そういうことだ…。
小規模な基地とはいえ、佐官の司令ともなると交代で従兵がつくし、わたし自身でも
コーヒーやお茶くらいは淹れられる。
それでもあえてメッチェに頼むのは、彼に何かをしてもらうのが心地よいから…。

884ラゲーンにて:04/10/27 19:30:19 ID:???
朝からメッチェに「奉仕」してもらって上機嫌だったわたし。
だが目にした報告書を見て顔を曇らせる。
「まだ、正気に戻らんのか?」
「はい、何やらうわごとをつぶやくばかりで」
困った顔で報告書と大差ないことを言うメッチェ。
まったく、だからお坊ちゃんパイロットなどを寄越してほしくなかったのに…。

この基地には、先日一応司令のわたし直属というかたちで新型機のテストに従事する
パイロットが赴任してきた。
クロノクル・アシャー。
精悍な顔つきの、見た目は文句のない青年士官。
士官学校での成績もよく、パイロットとしても及第点以上と養成所の教官が考課表に
太鼓判をおしている。
だがその期待をあっさり裏切るかのように、初のテスト飛行の最中に行方不明になって
しまった。
本来なら一パイロットのことなど、手の空いたもので捜索するだけでも人道的な対応と
思ってほしいくらいだが。
彼の場合はそうも行かず、先任の捜索隊を編成する羽目になった。
何故ならアシャー中尉が、我らザンスカール帝国の女王、マリア・ピア・アーモニアの
弟君という立場であるから。
仮にこのまま中尉が行方不明になっても、君臨すれど統治せずの女王が我々を咎めると
は思えないが、そこは軍隊であり、国家。
女王の弟が行方不明になったとなれば、わたしが、ひいてはわたしの上官タシロ・ヴァゴ
大佐が管理責任を問われるのは必定なのだ。
捜索が始まって三日ほどたって、不法居住者の住まう隠れ村の側で放心状態の中尉が保護
された。
とりあえず無事であればこちらの身は安全、今度は中尉が我々に釈明する義務がある。
何があったのか、機体はどうしたのか、など。
だが中尉は躁鬱状態、いや生ける屍状態と錯乱状態が交互に訪れるといった方が正しい程
の極度の精神不安定に陥っていた。
885通常の名無しさんの3倍:04/10/27 20:40:40 ID:???
やっぱりカテ様の時のようにとてつもない方向に行くのでしょうか
886通常の名無しさんの3倍:04/10/27 20:55:36 ID:???
故障中のクロちゃんか。これは楽しみ。
887通常の名無しさんの3倍:04/10/27 20:58:55 ID:???
クロ・・・。・゚・(ノД`)・゚・。
888通常の名無しさんの3倍:04/10/27 22:46:06 ID:???
クロちゃんそっちのけでメッチェと愛欲の日々。
889通常の名無しさんの3倍:04/10/28 01:25:45 ID:???
こりゃまた面白そうだ。期待
890通常の名無しさんの3倍:04/10/28 01:29:54 ID:???
ファラ様キター(;´Д`)ハァハァハァハァ
まじで好きなので嬉しい。ありがとうカテ書きさん!
891カテ書き:04/10/28 12:02:49 ID:???
ファラ様ファンが意外に多いんだねえ
クロちゃんの現状を語る狂言回しとして出すだけのつもりだったけど予定変更
します?
892通常の名無しさんの3倍:04/10/28 12:09:56 ID:???
良いですねソレも
壊れたクロちゃんが社会復帰するまで(できるのか?)と言わず
他のエピソードも見たいです
893通常の名無しさんの3倍:04/10/30 04:09:56 ID:???
>>168
そこには褐色の物体がいた
「それ」は静かに寝息を立てているウッソ君の横で目を瞑り胡座をかいていた
素裸に下半身だけシーツがかかったその姿は一瞬聖者を思わせたが
「それ」の中身とは最も遠い存在であることは私は知っていた
私の気配を感じ取ったらしい「それ」はそのまぶたを開くと僅かな笑みと共に顔を私が見据えている窓の方へ向けた
よりによって最も憎むべき存在に醜態を晒された私はその場から離れようと思考を走らせたが
身体は反応せずに震えたまま相手の双眸を見つめ続けていた
やがて「それ」の瞳が私の視界の中で大きくなっていくとともに私の意識が吸い込まれ落ちて行っていくのを感じていた
894通常の名無しさんの3倍:04/10/30 04:15:08 ID:???
>>891
いやいや予定は変更せずこのままでハァはぁ
895通常の名無しさんの3倍:04/10/30 05:37:54 ID:???
>>893
気がつくと私はある空間に立っていた
そこは..何といったらいいか...
数多くの光の粒子が一方から一方へと飛び去っていくような感じといったらいいか...
「久しぶりね..カテジナさん」
その声が聞こえたのはそんな軽い混乱に陥っているときだった
振り向いた時に見た「それ」はさっきとは違いウーイッグに居た時と同じ服装をしていた
「こ..ここはいったいどこよ!」
だが相手は私の質問を聞いていなかったかのように
「さっき見ての通りよ..ウッソはもう私のものなの...彼だけじゃないわ..カルルも..マーペットさんも..
..ウォレンもマルチナも...いや..今地球にいる皆全て私のものなの...
.トマーシュのことは黙っといてあげる...だから手をつないでさっさと帰ったらいかが?」
私は「それ」のあまりの言い様に自ら制裁を下すべく一歩を踏み出しそうとしたが
足首が何かで押さえつけているかのように動かない..そんな私の姿をみて「それ」は
「あなたにはどうやら伝わらなかったみたいだけど...いいわ..なら教えてあげる..
私がエンジェル・ハイロウで何を念じたかを....」
そう言うと「それ」は上着のボタンを外し服を脱ぎ始めた
896通常の名無しさんの3倍:04/11/01 00:18:00 ID:???
保守

>>891
ファラさん好きには嬉しいことです
897通常の名無しさんの3倍:04/11/04 13:26:42 ID:???
さらに保守
自動で上がる?
898通常の名無しさんの3倍:04/11/07 14:28:26 ID:QNVSo6hO
捕手
899通常の名無しさんの3倍:04/11/10 00:01:24 ID:???
 クロちゃん!クロちゃん!
         _ __ ∩      ∩ __ _   
      ( ゚∀゚) 彡      ミ(゚∀゚ )  
     ⊂l⌒⊂彡        ミ⊃⌒l⊃ 
      (_) )  ☆    ☆  ( (_)  
      (((_)☆       ☆(_)))

900通常の名無しさんの3倍:04/11/11 22:38:59 ID:???
900ゲトc
901通常の名無しさんの3倍:04/11/15 23:05:01 ID:???
街保守
902ラゲーンにて:04/11/18 20:07:34 ID:???
中尉が保護されてから今日までの三日間、中尉の回復を待っていたわたしだが、さすがに
そろそろ形だけでも報告書を取りまとめて今回の件にケリをつけたい。
せめて機体が取り戻せていれば、中尉の異常は「新兵がよくかかる病気」ということにで
もしておいて、事件自体をなかったことに出来るのだが。
実験機の喪失という実害がある以上、報告をせざるをえないのだ。

多少衰弱していたものの、鬱状態でもとりあえず食事は口にし、点滴も黙って受けたので
体力的には問題のなくなった中尉は現在自室に軟禁状態にしてある。
万一に備え、自らに、そして問診に来る軍医や世話をしに入る看護兵に危害を加える可能
性のある危険物は全て撤去してあるが。
ただ中尉の場合錯乱しても絶叫して悶絶するだけで、他者に危害を加えようとしたことは
ない。
あくまでも念のためである。
そのため、特に危険を感じず、わたしは番をしている衛兵に命じて鍵を開けさせ、室内へ
と足を踏み入れた。
「メッチェ、お前は残れ」
一緒に入ろうとするメッチェを制する。
女王の弟の錯乱している姿を、いくらわたしの副官とはいえ尉官クラスで医務関係者でも
ない彼の目には触れさせられない。
「お気をつけて」
囁くようなメッチェの言葉が耳に入る。
「優しいな、メッチェ…」
わたしも彼にだけ聞こえる小声でそう答えると室内に入り。
ドアを後ろ手で閉め、鍵をかける。
「ほぉ」
大きく息を吐き出す。
たった今の、メッチェとのほんの小さなやり取りを思い出すと…年甲斐もなく頬が赤く
なる。
903ラゲーンにて:04/11/18 20:10:09 ID:???
まるで思春期の少女のように、メッチェの言葉の真意が気になってしまう。
上官に対して儀礼的にかけられた言葉なのか、本心からのものなのか。
彼の心の中が知りたいと心底思う
人の心は見えないから、たとえ身体を交し合おうと。
そう、わたしとメッチェは既に肉体関係を持っている。
このラゲーンに配属されててしばらくしてから、いつの間にか男女の関係になった。
わたしから誘ったのか、彼が誘ったのかは覚えていないが、部下から上官を口説くとも思え
ないので多分わたしの方からだろう。
そう、多分。
いつどこでそういう関係になったのかはっきりと覚えていないほどに、軽い気持ちで始まった
関係。
自分でもふしだらにも程があるとは思うが、仕方がない。
その時のわたしのメンタル・コンディションは、尋常ではなかったから。

この地上に来てから、わたしは二つの相反する感情に挟まれていた。
公的な立場での責任の重圧と、私的な生活での開放感に。
そう、一個部隊と基地を任されたという立場はわたしのの軍人生活でも始めての経験で、中尉
の失踪のような次々に起こる予期せぬ事態に頭を悩まされる上に、悩みを軽減させるため頼り
にすべき副司令のデプレは信用ならない。
そんな中でストレスの発散を身体が求めていたのだ。

幸か不幸か、公的な煩雑さを離れると、私的には自由な立場にわたしはいた。
それまでわたしの私生活をも束縛していた存在と離れたから。
ここに赴任する前、軌道要塞カイラスギリーに配属されていた頃は、わたしは司令官である
タシロ・ヴァゴ大佐に所有されていた。
そう、軍人としての上官と部下の関係のみならず、私的にもわたしは彼に束縛を受けていた。
大佐は軍人として、そして多分政治家としても有能極まりない人間だ。
その分冷徹で非情ではあるが。
だがプライベートでは…間違うことなき変態男だった…。
904通常の名無しさんの3倍:04/11/18 20:15:15 ID:???
変態に束縛されていた過去を持つ乙女上官キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
905通常の名無しさんの3倍:04/11/18 21:13:15 ID:???
クロちゃんがぁぁ・・・・・便利な言葉だな「新兵がよくかかる病気」
906通常の名無しさんの3倍:04/11/18 21:56:05 ID:???
不遇だからこそクロちゃん
907通常の名無しさんの3倍:04/11/18 22:00:19 ID:???
激萌え!マジ最高!!
908通常の名無しさんの3倍:04/11/24 00:39:41 ID:???
保守
909通常の名無しさんの3倍:04/11/27 12:14:29 ID:???
保守
910通常の名無しさんの3倍:04/11/28 23:53:14 ID:???
変態田代近々登場
911ラゲーンにて:04/11/30 19:42:53 ID:???
佐官に昇進し、タシロ大佐の元に配属されるまで大佐に関して冷酷非情だとか、権勢欲の
強いマキャベリストだとか、そういう意味での悪い噂は聞いていたが。
プライベートに関しては謹厳であるとしか思っていなかった。
大佐の揮下には女性将兵も何人も配属されていたが、それに関して良からぬ噂がたった事
はなかったから。
そういうことがあれば、いくら上官の権勢を嵩に来て口止めしようと止められるものでは
ない。
だから初めて大佐のところへ着任の挨拶に行った時に起きた出来事には愕然とした。

カイラスギリー艦隊旗艦執スクイード。
この巨大戦艦内の司令公務室で、執務机に座って何やら書類を見ながら、敬礼し着任の辞令
を差し出したわたしを一瞥した大佐は、引き出しから袋を取り出して机の上に置いた。
「少佐にはわたしの副官を務めてもらう、これに着替えろ」
言われるままにその包みを受け取り、更衣室へと戻った。
「!」
何の冗談かと思った。
それは確かに、女性事務士官が身に着けるタイプの制服。
ただしそれは上着だけ。
下は制服と同じ素材で出来たスカートだった。
女性の内勤要員はスカートを穿く軍隊もあるにはあるが、ベスパにそんな風習はない。
しかも、そのスカートの丈は短い上に左右にスリットまで入っている。
これは古典的なセクシャル・ハラスメントというやつだ…怒りと屈辱で顔を真っ赤にした私
は、司令公室へと足早に戻った。
「どうした?早く着替えたまえ」
顔も上げずに言う大佐。
「これは何の冗談ですか?ことと次第によっては軍規委員会に通報いたします」
その余裕綽々の態度にムカ腹のたったわたしは、意を決して言った。
912通常の名無しさんの3倍:04/11/30 20:50:48 ID:???
こりゃまじでたまらん
エロ過ぎ
913通常の名無しさんの3倍:04/11/30 21:04:47 ID:???
これで性癖が歪められちゃったりもするんだろうか。期待。
914ラゲーンにて:04/11/30 22:45:39 ID:???
軍隊は上官の命令が全てといってもそれはあくまで軍務上の話。
平時に、しかもこんな嫌がらせをされて黙って泣き寝入りをする必要などどこにもない。
軍規委員会、いわゆる憲兵組織に報告すれば大佐は部下への恣意的セクシャルハラスメント
を咎められるだろう。
しかし。
「うん、報告すればわたしは訓戒か、下手をすると解任されて閑職に回されるだろうな」
大佐はこともなげに言う。
「こんな恥知らずな…」
自分で「恥知らず」とわかっているのだろうか…それなら何故。
「…事件は表沙汰に出来ん、何故私が解任されたかは秘密にされるだろう、そして…」
ようやく大佐が顔を上げた。
射すくめるような目でわたしを見据えて。
「君が私を告発した理由も表沙汰にならない」
その言葉に、わたしの思考は止まる。
大佐の意図することは、まさか。
「公式記録に残るのは、君が上官を告発して解任させた、扱い難い将校だという事実だけ…
そんな将校はどこの司令官も受け入れたがらないだろうね…盥回しにされるような将校には
それ以上の昇進の機会など永遠にないだろうな」
ひ、卑劣だ…そうか大佐は知っていたんだ、わたしが家名を守るために軍に入り、その家名
のために昇進しなければならないことを…。

大佐は待っていたんだ、わたしのように出世しなくてはいけない事情のある女性将兵が配属
されてくるのを…。
「それに…告発が真実と認められるとは限らんぞ?」
大佐がさらに鋭い視線を向けながら言い放つ。
そうだ…冷静に考えてみれば、わたしの告発が真実と受け入れられるとは限らない、なぜなら
わたしはもう決して若くはないから…。
915通常の名無しさんの3倍:04/11/30 22:46:43 ID:???
↑一本送信し忘れてたので緊急貼り
好評のようなのでファラたんが田代に色々される展開続けます。
916通常の名無しさんの3倍:04/12/01 16:54:51 ID:???
なんと嫌らしい男だ!タシロめ!
(´Д`;;)ファラたまハァハァ

クロちゃんもまた機会があったらいつか……たの…む………
917通常の名無しさんの3倍:04/12/07 19:34:30 ID:???
ほ 
918通常の名無しさんの3倍:04/12/08 20:47:18 ID:???
しゅ
919通常の名無しさんの3倍:04/12/12 22:30:21 ID:???
保守
920通常の名無しさんの3倍:04/12/16 20:16:51 ID:???
頑張れエロ大佐
921通常の名無しさんの3倍:04/12/20 22:57:51 ID:???
タシロという名前がこれほど笑えることになろうとはw
922通常の名無しさんの3倍:04/12/23 21:31:05 ID:???
ho
923カテ書き:04/12/25 13:23:29 ID:???
年内に出来れば二回
少なくともあと一回は投下予定
924通常の名無しさんの3倍:04/12/25 17:54:22 ID:???
>>923
楽しみに待ってます
925ラゲーンにて:04/12/28 20:00:35 ID:???
わたしはもう三十を越えてしまった。
軍に入り、出世しなくてはと女だてらにMS部隊や特殊工作部隊などにも配属されて功績を
あげている間に、年齢は重ねられてしまった。
これは大佐を告発する上で、わたしにとってはあまりにも不利な条件だ。
何故なら。
今までわたしよりも若く、階級も低いためより立場も弱い女性兵士を幾人も部下に配属され
ながらそのような真似をしたことのないだろう大佐。
それが三十を過ぎた年増女士官にセクハラ…。
残念ながら訴えでてもわたしの狂言だと思われる可能性が高い。
それどころか「自意識過剰のハイミス」などと嘲笑されるかも…。
多分、それが大佐の狙いどころなのだ。
確かに階級の低い女性兵は立場が弱いかもしれないが、逆に簡単に軍を辞めてしまえること
(女性兵に徴兵はない)を考えれば上官に明らかな非のある場合は告発がしやすい。
辞めてしまえば後々の面倒ごとを避けられる。
わたしのような適齢期が過ぎ、このまま軍に奉職して出世しなくてはならない立場の女の方
が、よっぽど扱い易いのだ、少なくとも大佐にとっては…。
それに加えてわたしにはもう一つ軍を辞められない理由がある。

ザンスカール帝国には象徴としての君主女王マリアがいるが、実権はフォンセ・カガチ首相
率いるガチ党にある。
そのガチ党が、サイド2アメリア・コロニーを挙国一致のザンスカール帝国へと変貌させる
に至った大きな原因は、腐敗政治家の粛清にギロチンという中世の処刑道具を使ったことに
ある。
ギロチン、これこがわたしにつけられたくびきの象徴。
そう、わたしの家、グリフォン家は中世に遡ると先祖代々そのギロチン刑を執行する役人を
務めた家系だった。
926ラゲーンにて:04/12/28 20:01:56 ID:???
実際にはギロチンというのは見た目の残虐さとは裏腹に、長い時間惨たらしく苦痛を与える
死刑法、いわゆる陵遅刑の多かった当時としては例外的に即死に近い死刑であり、ある意味
人道的とすら言えるものだった。
死刑というものが一種のエンターテイメントとしての役割も持っていた時代があり、その演目
が残酷で陰惨なそれまでの刑罰から、首を一撃で切り落とす、血や死に慣れた当時の人々から
見ればスカッとすると言っても語弊が無いであろうギロチンへと変わったのだ。
それでも後世の人間から残虐非道なイメージを持たれるのは否めない。
そんな歴史的な汚名を雪ぐことが、ギロチン刑吏から成り上がったグリフォン家の家訓。

とは言っても、わたしには直接グリフォン家の血が流れているわけではない。
可能性は否定できないが、少なくとも直径の子孫ではない。
宇宙移民したわたしの曽祖父が一応は名族であったグリフォン家の家名を貰ったのだ。
と同時に、汚名を雪ぐという家訓をも引き受けてしまった。
その呪縛はわたしの代にまで受け継がれてしまった。。
今はもちろん、軍士官学校に入った頃には既に理性では家名のため汚名返上せよなどという
家訓等バカバカしいと思っていた。
けれど幼少時から繰り返し繰り返し吹き込まれた概念は、心の奥底にこびりついて行動原理
を拘束する。
そしてわたしは軍内で出世することを第一義として生きていた。

鋭い目でわたしを見つめる大佐。
俯いたわたしは唇を噛みながら、更衣室に戻って言われたとおりに着替えようとした。
悔しいが、言うことを聞かなくてはならない…。
けれど大佐はもっとはっきりとした屈服の証しを求めていた。
「何処へ行く?」
訝しげに振り向いたわたしに、大佐は唇の端にだけ微かな笑みを浮かべて言った。
「自分の置かれた立場を理解したのだろう、ならば着替えたまえ、ここでな」
927通常の名無しさんの3倍:04/12/28 20:09:09 ID:???
タシロGJ!
928通常の名無しさんの3倍:04/12/28 20:39:04 ID:???
屈辱に耐える三十路萌え
929通常の名無しさんの3倍:04/12/28 21:41:50 ID:???
三十路は大変なんだね…
930通常の名無しさんの3倍:04/12/29 07:21:57 ID:???
勃起しますた
931通常の名無しさんの3倍:04/12/30 00:40:58 ID:???

932通常の名無しさんの3倍:05/01/01 00:47:52 ID:???
「カテスガ」新春限定復活。
本格再開は「ウーイッグにて」が一段落着いてからになる予定。
わたし達はどんどんと地下深く下がっていった。
この地下には旧世紀の工場がそのまま土砂に埋まり、工場の建物が
地下室のようになっているという。
広い空間に出たわたしは、懐中電灯で辺りを照らしてみる。
壁にはレリーフが刻んであった。
「SKODA」
そう読めた。
そう、ここは旧世紀はあのシュコダの工場だったのね。

旧世紀末期、このウーイッグ一帯はチェコという国だった。
元々はオーストリア・ハンガリー帝国という巨大帝国の一部だったけれど、帝国の
没落に乗じて近親民族のスロバキアとの連合国家、チェコ・スロバキアとして独立。
しかしほどなく西のナチスドイツに併呑され、その後に東のCCCPの勢力圏へと
組み込まれ、非効率極まりない社会主義体制を強いられた。
シュコダはそのルーツをオーストリア・ハンガリー帝国時代まで遡ることが出来る
由緒正しい企業。
それだけなら別に珍しくもない、わたしがこのシュコダに思い入れを持つのはこの
企業がその社会主義体制の半世紀を経て、晴れてチェコが名実共に独立し自由主義
経済の世界に復帰した時点で、国際的競争力を直も保っていたという事実。
低レベルな世界に身をおきながらレベルを守り通したこと。
燕雀の群れにいながら志を捨てなかった鴻鵠、シュコダ。
そのありようを人の生き方に例えると、わたしの目指す生き方となる。
日々を無為に暮らすウーイッグの人々の中にいても、わたしは牙と爪を研ぐことを
怠りはしなかった。
そのおかげでわたしは今、あの空襲を避けてこうして生きている。

「ここは、リガ・ミリティアが倉庫に使ってるみたいね」
「ええ」
わたし達の目に付いたのは、あの黒大女マーベットさんが乗っていた戦闘機と配色
を同じくするメカニカル・パーツ。
増速ブースターか何かかしら?

「これ、なんだと思う?」
男の子だけあって、こういう物にはわたしよりも詳しいだろうウッソ君に水を向けて
みる。
「コアファイターと合体させるパーツだと思います」
「コアファイター?あの戦闘機のこと?」
「ええ、マーベットさんが言ってました、あの機体は単体の戦闘機じゃなくて合体
する機動兵器のセントラル・ターミナルなんだって」
「そうなの」
「ええ、ずっとそのための訓練を続けていたんですって、マーベットさ…」
そこまで口にして、ようやくウッソ君はわたしの機嫌が悪くなったのに気がついた。
「どうしたの?続けなさい、仲良くなったマーベットさんと色々とお話したんでしょう?」
「え、あの、その…」
自分が何を言ったかようやくわかったようね。
せっかく二人きりの場所を見つけたのに、黒大女の名前なんか口にして。
しかも楽しそうに…。
さっきは可哀相だと思ったけど、やっぱりこの子にはまだまだ躾が必要なようね。
「いやらしい子…」
「ええっ」
わたしの口から洩れた言葉に、ウッソ君は意外な顔をする。
怒られるとは思ったろうけど、まさかこの場で「いやらしい」と言われるとは夢にも思って
いなかったはず。
「何で、僕がいやらしい子なんです?」
珍しくわたしに対して抗議するような物言いのウッソ君だけど。
「とほけないで、さっきトレーラーが揺れたのをいいことに、わざとわたしに倒れ掛かって
胸を触っていたじゃない」
「そ、そんなっ、あ、アレは本当に偶ぜ…」
「お黙りなさいっ!」
わたしの一喝に身をすくめる。
「言い訳はたくさん、わかってるのよ、あなたのようないやらしい子があのマーベットさん
と一緒に飛行機に乗って何をしたか」
「な、何を言ってるんですかカテジナさん、僕には何のことだかさっぱり」
わたしの言葉にますますパニックになるウッソ君。
「どうせ機体が揺れるのをいいことに、あの人に抱きついて触りまくっていたんでしょう、
そう、そしてあの人はそれでも怒らなかった、ちょっと触っただけで目くじら立てるわたし
より、笑って許してくれるあの人の方がいいんじゃないの」
「そ、そんなっ!」
拗ねた様な声で言ってみると、ウッソ君は慌てふためく。
「それにあの人、よくツナギのジッパーを下げて肌を見せていたものね、やっぱり男の子は
肌を見せてくれる女の人が好きなんでしょ」
「そ、そんなことないです、そんなこと…」
言葉では否定するウッソ君。
だけどわたしは見逃さない、言われて見て頭の中で黒大女のつつしみの欠片もない姿を思い
出したのか、ウッソ君の目尻が微妙に下がり、口元が微妙に緩んだのを。
この子は…この子は…この子はっ!
わたしに怒られてるのに、あの女のことを思い浮べるとは。
いくら寛大なわたしにも堪忍袋の緒というものがあるのよ。
あなたはそれを切ってしまったのよ、わかってるのウッソ君。
「私たちって恋人よね」
「…ぼ、僕は、僕はそのつもりです…」
「あなたは恋人の私を不快にさせたのよ、あなたの意図がどうあれ、気分を害したのは事実
なの、わかるわね」
「…は、はい…」
「お仕置きね…」
そう宣告すると、もはや観念したのか俯いたウッソ君に。
「お仕置きする時は、どうするんだったかしら?」
続けて問いかけると、ウッソ君は俯いたまま服を脱ぎ始めた。
そうそう、さすがに今までの躾の成果はあるようね。
でもお仕置きは予定通り、いいえ、予定以上にキツくするわ、覚悟しなさい。
ウフフフフフ、アハハハハハ
936通常の名無しさんの3倍:05/01/01 01:14:03 ID:???
新年早々お仕置きキター!
937通常の名無しさんの3倍:05/01/01 01:15:37 ID:???
あけおめー新年早々ウッソも大変だ。
でもなんか楽しそうでもある
938通常の名無しさんの3倍:05/01/01 04:43:58 ID:???
あけおめー
あいかわらずつっこみどころ満載っす!カテジナさん!!
939通常の名無しさんの3倍:05/01/01 22:25:27 ID:???
年が明けても真っ黒だ
今年もよろしくカテ公
940通常の名無しさんの3倍:05/01/04 14:47:39 ID:???
某黒田氏は「クロちゃん」と呼ばれてるらしいぞ。

ということは・・・

サーやが(ry

orz
941通常の名無しさんの3倍:05/01/04 18:25:23 ID:???
すげー!
カテジナ様バンザーイ
942通常の名無しさんの3倍:05/01/10 23:49:07 ID:???
ほっしゅ
943通常の名無しさんの3倍:05/01/14 23:41:16 ID:???
ほしゅ
944通常の名無しさんの3倍:05/01/19 05:06:39 ID:???
板圧縮の予感
945通常の名無しさんの3倍:05/01/22 02:59:24 ID:???
アシャー家長男の惨劇
946通常の名無しさんの3倍:05/01/22 12:27:32 ID:???
末っ子長男は苦労する
947通常の名無しさんの3倍:05/01/26 19:08:26 ID:???
保守
948ラゲーンにて:05/01/27 00:50:49 ID:???
ただでさえ恥ずかしい非常識な変造制服。
しかもそれへの着替えを、目の前でしろ、と言う。
「…ううっ…」
二つの異なる感情群が同時にわきあがる。
大佐への侮蔑・嫌悪・憤怒と、自分がこれから強いられる行為への羞恥・逡巡・悲哀。
それらの全てを、わたしはどうにか飲み込んだ。
伊達に縦社会に十年以上も生きていたわけではない。
いや、もちろんここまで理不尽な目に遭ったのは初めてだけど。
程度の差こそあれ…本当に許容範囲を越えてはいるけれど…上からの押し付けに血管が
切れそうな思いをしたのは一度や二度ではない。
逃げ場がないなら、嫌なことはさっさと済ますに限る。
目の前に大佐がいるということを、極力脳裏から消し去るように努力しながら、時間が
急いているときのように素早く今着ている制服を脱ぐと、渡された破廉恥な制服を身に
着ける。
そして着替え終わって顔を上げると。
大佐は目尻と口元を緩ませてこちらを見ていた。
多少酷薄に見えはするが、引き締めていればナイスミドルとして通用する顔が助平心で
台無しだ。
「思ったとおり、似合うぞ」
「はっ、ありがとうございます」
感情を押し殺してそう事務的に答えると。
大佐は部屋の隅を指差す。
そこにあったのは、殺風景な執務室には不似合いな姿見の大きな鏡だった。
何をしろと言っているのか、すぐに理解できた。
自分で自分の恥ずかしい姿を見てみろ、と言っているのだ。
「クッ」
悔しげに呻きながら、言われるままに俯いたまま鏡の前に立ったわたしは目をつぶって
大きく深呼吸する。
そうして心の準備をしてから、おもむろに目を開いた。
949ラゲーンにて:05/01/27 00:52:37 ID:???
目を開けたわたしは、予想していたのとは異なる物をそこに見出した。
年甲斐もなく短いスカートをはいた、惨めなオールドミスの姿はそこにはなかった。
(…似合ってる…わよね?)
短いスカートから伸びた脚が思いの外に綺麗で。
全体的にサイズが適正なものより一回り小さく、胸元や腰の括れが強調された制服が
わたしのプロポーションを浮き立たせている。
そして、それが似合っているのだ。
(…わたしはこんなにスタイルが良かったの?)
自惚れとは無縁のつもりだったけれど、意外にも似合っている制服姿に改めて自分が
見事なプロポーションを保っていることに気づく。
考えてみれば、わたしは事務仕事専任の内務士官になってからも、パイロットや工作員
を務めていた程ではなくても、それなりのトレーニングは仮にも軍人アであるたしなみ
として日課にし続けていた。
食生活が乱れているわけでも、アルコールに耽溺しているわけでもない。
そうなると元々バストが大きく、ウエストが細く、ヒップが程よいわたしのスタイルが
大きく崩れる道理はない。
毎日化粧の時に鏡は見るが、このような全身を写す鏡など滅多に見ないし、見てもこう
も体型をはっきり表す服など着はしないのでわからなかったが。
それに…。
ここ数年、化粧なども地味になっていたわたしとは思えないほど、顔の方も制服に負け
ないくらい色っぽい雰囲気。
恐らくは、二つの感情から顔が上気して赤みが差し、目が潤んでいたのが原因だろう。
「どうやら…」
非常識な制服が予想外にフィットしたことで、自分が置かれている状況も忘れてつい
浮かれてしまったわたしの。
「…気に入ってもらえたようだな」
その昂揚した気分に水を差すような言葉。
しかもそれはすぐに後ろから聞こえた。
いつの間にか大佐が、背後に立っていた。
950通常の名無しさんの3倍:05/01/27 02:09:26 ID:???
ファラたんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
951通常の名無しさんの3倍:05/01/27 20:11:15 ID:???
屈辱的な状況なのに自分の中の女に気付いてしまった三十路豪萌え
952通常の名無しさんの3倍:05/01/27 22:41:58 ID:???
(´Д`;)ハァハァ
953ラゲーンにて:05/01/31 21:56:47 ID:???
後悔の念が心を責め苛む。
自分の置かれている状況を忘れての失態。
軍務、それも前線なら死につながるミスだ。
そのつけは、早速払わされることとなった。
「そんなに気に入ったのなら、以後は任務中は常にその服を着用してもらってかまわんよ」
背後からの声。
サーッ。
わたしの顔から血の気が引く。
大佐の、いいや、この変態の前でだけならまだしも。
任務中常にということは、大佐の執務室を訪れる人間の目に晒されるということ。
それどころか大佐が艦内を巡回する時、艦隊の別の艦やカイラスギリー施設を視察する時に
副官のわたしは当然ついて行くことになる。
この恥ずかしいミニスカート制服で…。
確かに、思っていたのとは違い、自惚れ抜きでスタイルがいいらしいわたしにはこの制服は
似合っているようだ。
でもそれとこれとは話が違う。
任務中にこんな短いスカートをはいている、しかも三十女を周りはどう思うか…。
「露出狂」「欲求不満」などの罵倒が見た物の心中に湧き上がるのはまず間違いない。
確かに似合っていなければより一層惨めだったろうけど…。
脳裏にこの姿であちこちを引き回され、後期と侮蔑の目に晒される自分の姿がありありと
映し出されて。
「いえ、結構です」
即座に断る。
しかし大佐はわたしの言葉など耳に入らぬかのように。
「着替えは追加発注しておく、安心したまえ」
なんのことはない。
言葉こそ「着てもいい」という示唆だが、実質は「着ろ」という命令なのだ。
暗澹とした思いで唇を噛み締めていると。
「ハァハァハァ」
背後から荒い息遣いが聞こえてきた。
ピチャ、クチャ、と。
何か濡れた物を掻き回すような音とともに。
954通常の名無しさんの3倍:05/02/02 20:09:15 ID:???
羞恥プレイ突入祈願書き込み
955通常の名無しさんの3倍:05/02/04 14:27:38 ID:???
スゴイノキテターーー!!!
956通常の名無しさんの3倍:05/02/06 19:30:13 ID:???
三・十・路!三・十・路!
957通常の名無しさんの3倍:05/02/06 21:42:03 ID:???
こりゃエロスボーン・オバンガード入隊だな。
958通常の名無しさんの3倍:05/02/07 18:45:18 ID:???
>>957
萎えるネーミングだぜ
959通常の名無しさんの3倍:05/02/07 22:22:08 ID:???
エロス・ボーンはシャアシャアスレ由来の伝統ある軍だぞ。
960通常の名無しさんの3倍:05/02/11 01:25:26 ID:???
確かエ炉ーゴとかオサーンズが争ってたんだよな
ンでその後群雄割拠になって第08SM小隊とか出てきたけど最期まで地味に勢力誇ってたのがエロスボーンだった・・・
961通常の名無しさんの3倍:05/02/13 22:19:47 ID:???
どんなスレなのか想像できんw
962通常の名無しさんの3倍:05/02/13 23:32:00 ID:???
>>960
正しくは第801SM小隊だよ
963通常の名無しさんの3倍:05/02/15 12:57:26 ID:???
だからどういう趣旨のスレなんだ
964通常の名無しさんの3倍:05/02/16 01:07:11 ID:???
スレ違いだから掻い摘むが、元はひろゆきの例の発言「嘘は嘘であると・・・」を受けて誰かがふざけて立てたスレ。
正式名「シャアのものはシャアのものだと分かる人でないと難しい」。主にガンダムAAを使ったネタ雑談のスレ。
誰かのネタフリに対して適当なAAを探し出し、また魔改造と呼ばれるAAの改造を用いて進行していった。

たまに裸祭りと呼ばれるエロ魔改造奨励期間を設けたりしたのだがその際に炉利AAに走ったのがエローゴの発端。
反発するようにしてオヤジAAのオッサーンズ結成となる。

転機は12月24日。予定されていた何回目かの祭りが不発に終わり冬の時代へと突入し、他のアニメキャラのAAに荒らされ、一時廃れてしまった。
しかし有志のAAとあずまんが・GAのAAによりスレは存続し春を待ち続ける。(後にあずまんが・GAは特別待遇に)
このころエロスボーン・オバンガードらが登場する。
3月、井上瑤さんの訃報が伝えられると追悼祭りが行われ、多少スレに人が戻るものの以前の活気に戻ることはなかった。
次第に種厨の進出により質が低下したのを受け職人が去り、夏を迎えることなくひっそりと終了する。
2002年3月19日〜2003年5月くらい Part56くらい?

ごめん。掻い摘んで語れなかった。しかも結構主観です・・・orz
965通常の名無しさんの3倍:05/02/16 02:19:00 ID:???
>>964
乙。俺も住人だったから熱くなるのは良く分かる。だがスレ違いだ遠慮せい。
966通常の名無しさんの3倍:05/02/16 05:49:01 ID:???
>>965
聞いたのは俺だ
責めるなら964でなく俺…でもなくクロちゃんを責めろ
無論おまいでなくカテさまが
967通常の名無しさんの3倍:05/02/21 18:34:31 ID:???
保守
968ラゲーンにて:05/02/22 19:41:40 ID:???
何なのかは知らない、知りたくもない。
わからない、わかりたくもない。
それでも何かおぞましい気分のする声と物音。
一体大佐は人の後ろに立って何をしているのか?
文字通り目をつぶっていても、この思いもよらない災厄は避けて通ってくれるわけではない。
それでも後ろを振り返る勇気のないわたし。
けれどおあつらえ向きに、今わたしが立っている場所は鏡の前だった。
振り返るよりはかなり少ない量の勇気を振り絞って、わたしは目を開く。
大佐はわたしの背後にいた。
背が高く肩幅がある分、顔の半分や両肩などはわたしの影から飛び出している。
その目は充血し、なにやら激しい息遣いをしている。
両手を激しく動かしていることを示すように、肩が揺れている。
いやな予感が…本当に嫌な予感がする。
スッ。
身体を少し横にズラす。
ああ、案の上…。
嫌な予感が見事に的中してしまった。
大佐は軍服のスラックスのジッパーを下ろし、そこからいきり立った男根を出していた。
心の準備があったため悲鳴を上げることはなかったけれど………やはり思わず目を逸らして
しまう。
オールドミスのわたしにも決して男性経験がないわけではない、数えれば片手で足りるけど
それでも三人くらいは寝た相手がいる。
どれも長続きしない関係だったけど。
だから男性器を見たことがないわけではないけど、こんな時にこんな場所で、露出している物
をこレみよがしに見せつけられては溜まらない。
三十路にもなってみっともないとは思うけれど、思わず顔に赤みが差してしまう。
その途端、大佐の息遣いが更に荒くなり。
「いい反応だよ、ファラ・グリフォン」
変態行為をしている真っ最中とは思えないほど渋い音色の言葉をわたしにかけてきた。
969ラゲーンにて:05/02/22 19:42:52 ID:???
「思ったとおり、君はわたしが探し求めていた女性だ…」
容姿も決して悪くは無い大佐だけに、時の場合によっては女心をくすぐるったかもしれない
言葉を口にする大佐。
でもこんな時にそんなことを言われると、気持ち悪さが倍増する。
「ちっ、違いますッ!」
思わず絶叫してしまう。
いいえ、そんなことないです。
わたしなんて、とてもとても。
その辺のどこにでもいるつまらない女ですから、どうぞ別の理想のお相手を探してください。
そんな意味のことを、支離滅裂に口走るわたし。
もちろん目線は逸らしたまま。
けれどそれに対して大佐はこう答える。
「ますます気に入った、君を選んで正解だよ…」

神様、わたしが何か悪いことをしましたか?
それはわたしは軍人ですよ。
今次の地球侵攻作戦が始まってからは前線に配置されたのは今回が初めですけど、今まで
コロニー間紛争に派遣されて戦ってました。
MSを何体か撃破してるんでそのパイロットのうちの一人か二人くらいは死んでるのかも
しれないし、特殊工作任務で敵と銃撃戦したこともあるのでその時に何人かは死んでいる
かもしれない。
でも、それがここまでとんでもない運命を押し付けられるほどの罪ですか?

それともこれが先祖の因縁とでもいうの?
確かにわたしはギロチンの家系だけど、人の首切り落としてた先祖とは血なんて繋がって
いないのに。

絶望するわたしに、大佐が近づいてくる。
来ないで、こっちに来ないで…
…それでも…どうしても来るというなら……せめてその猥褻物をしまってからにしろっ、
このド変態っ!
970通常の名無しさんの3倍:05/02/22 20:50:54 ID:???
盛り上がってまいりました!
971通常の名無しさんの3倍:05/02/22 23:59:46 ID:???
不幸度数うなぎのぼり
972通常の名無しさんの3倍:05/02/23 11:24:54 ID:???
新たな燃えを感じる……
973通常の名無しさんの3倍:05/02/23 15:31:09 ID:???
メッツェが王子様然として助けに来たら素敵だ。
でもこのスレ住人の大半は、
そんなこと望んでませんかね。ですよね。
974通常の名無しさんの3倍:05/02/23 19:06:12 ID:???
>>973
物語の時間軸を確認しよう
975通常の名無しさんの3倍:05/02/25 01:28:54 ID:???
某スレでファラ×メッチェ萌えの人間がいたんでネタで「ラゲーンにて」を
紹介したら礼を言われたw
976通常の名無しさんの3倍:05/02/25 20:49:04 ID:???

977通常の名無しさんの3倍:05/02/26 04:13:01 ID:???
自分もファラ×メッチェ萌えだが、正直ハァハァを抑えきれない。
978通常の名無しさんの3倍:05/02/28 09:49:58 ID:???
次スレマダー?
979通常の名無しさんの3倍:05/02/28 11:48:36 ID:???
>>978
980よろ
980通常の名無しさんの3倍
勃てますた

 ちょっと気になる、あのガンキャラの素顔part4
http://comic5.2ch.net/test/read.cgi/x3/1109642664/l50