捕鯨禁止なのに 7

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1名無虫さん





南極の鯨保護区で親子クジラを追い回して惨殺している鯨獲りとその家族が不幸になることを願います。





2名無虫さん:2008/11/17(月) 23:22:35 ID:kaU1UAk9


毎年毎年、鯨獲りどもらのこの行事のせいで、日本は世界中から批判を浴びる。

鯨肉を必要としている栄養不足な者は日本にはもういないのにな。
捕鯨船に乗るしか仕事のない連中のせいだろ?この行事は。

鯨獲りは、日本の沿岸で捕鯨して恥をさらしてろよ。
赤道越えて他所まで日本の恥をさらしに行ってんじゃねーよ!!
3名無虫さん:2008/11/17(月) 23:25:37 ID:kaU1UAk9

現在、日本で鯨を獲ったり食ったりしてるのは、中国人とか在日のたぐいだな。
鯨を食うヤツは犬猫食いを盛んに擁護してる。犬や猫も隠れて食べてるかもな。
すぐ牛の屠殺と比較したがるし、部落民かも?
わざと鯨を食って嫌がらせをして日本を貶めてるとしか思えない。
コイツら世界から日本を孤立させようとしてるよな。
コイツらが日本の最大の癌だよ。

鯨肉はもう日本人の口には合わないのに、
口に合うからと密猟して恥も外聞もなく食べてるのは中国人と韓国人。

4名無虫さん:2008/11/17(月) 23:29:46 ID:kaU1UAk9


鯨で生計を立ててる貧乏漁師と、
「土産」と称して、タダで持ち帰った鯨肉を食してる連中と、
欲の皮が突っ張った鯨業者と、
うだつが上がらない科学者と、
天下り役人とが、
結託して出来たのが「調査捕鯨」


コイツらのために税金を使われて、カス肉を高値で食べさせられようというのに・・・
わざわざ南極まで鯨を獲りに行かないで、地元でコソコソ獲って見つからないように食ってろよ。
このゲテモノ食いどもらが!

5名無虫さん:2008/11/20(木) 19:34:43 ID:nAKriEEZ
下手糞な自演乙

オーストコリア人は捕鯨をだしにして日本叩いてるだけ
そういや誰も日本以外のの捕鯨については批判しないんだな
6名無虫さん:2008/11/20(木) 21:44:22 ID:???
捕鯨船は国籍問わず魚雷で撃沈し20.3cm連装砲であぷあぷしてる黄色い猿&白い豚を砲撃し駆除すればいいのに。
7名無虫さん:2008/11/21(金) 21:10:17 ID:???
彼氏が鯨肉を食べてて恥かしくて別れたい。
8名無虫さん:2008/11/21(金) 21:14:48 ID:ASYf/xiV


初デートにユニクロ着て来て、軽自動車に乗ってて、鯨肉を食べてるような男が、
最近の若い女性の間では超ダサらしい。

9名無虫さん:2008/11/21(金) 21:25:16 ID:???
アホ過ぎる反捕鯨自演が寒い
10名無虫さん:2008/11/22(土) 20:49:51 ID:???
都内に住んでる奴らは鯨を食うな野蛮人め!
俺が買える分が減るだろ!
11名無虫さん:2008/11/25(火) 02:37:17 ID:???
669 名前:名無虫さん[sage] 投稿日:2008/10/04(土) 11:48:31 ID:???
お前ら俺に調べさせるなよ?俺が理論武装しちゃったら誰も止められないぞ?

ぶっちゃけ叩くためだけに調べるのは個人的に好きじゃない。
ある特定の目的を持って調べるとどうしても情報の偏りができちゃうからね
12名無虫さん:2008/11/25(火) 02:40:53 ID:???
そもそも調査捕鯨は商業捕鯨再開のための"手段"だったのであり
だがしかし今となってはその調査捕鯨そのものが"目的"となってしまっているってこと。

調査捕鯨そのものが"目的"、つまり基本的には
鯨類研究所と共同船舶の既得権益を維持するためだけに調査捕鯨が行われているってこと。

全くの「無駄な公共事業」に他ならないってこと。
従って即刻、安楽死させなくちゃいけませんってこと。
13名無虫さん:2008/11/25(火) 09:37:14 ID:???
なんで涙目r君がこんな所でコピペの練習してるんだろ?

・・・何年も継続してこんなに連日頑張ってるのに、捕鯨ちっとも止められないね・・・
14名無虫さん:2008/11/26(水) 03:49:33 ID:???
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15ジャップ死ね:2008/11/26(水) 15:19:53 ID:???
ジャップの捕鯨船が津波に巻き込まれて転覆してヘルプヘルプ言いながら船員がタクサーン死ぬと面白いな、そのニュースを見ながらワインを飲んで悦に入りたい(笑)。
16名無虫さん:2008/11/26(水) 15:45:17 ID:cu5GrO5u
南洋ちゃんのガイドライン

・ 俺が理論武装しちゃったら誰も止められないぞ?
・ あ?
・ 俺の地元ではゲテモノ扱い
・ 缶詰は匂いだけで吐いた
・ 俺は性格がいい
・ 南洋=オーストラリアあたりの海だろ
・ 会話の主導権を握られるから揚げ足取りには答えない
・ 何頭殺せば満足するんだ?
・ 馬鹿っていうほうが馬鹿
17名無虫さん:2008/11/26(水) 15:45:45 ID:???
>>15
津波の意味もわからない在日が何かほざいてますw
18名無虫さん:2008/11/26(水) 15:59:49 ID:???
>>16
822 名前: 名無虫さん [sage] 投稿日: 2008/10/07(火) 18:03:40 ID:???
俺は反捕鯨っつーわけじゃない
問題が多い南洋での捕鯨、具体的には調査捕鯨が気に入らないだけ
ぶっちゃけオージーとの対立が一番気に食わない
俺の親戚のお兄さんが移住しちゃったから気になるんだよ

後は最近はザトウとかナガスとか取り始めたのもまぁ問題があるとは
思うかな

それをずっと言ってるのに勝手に環境団体や保護団体と戦い始める
奴が多いんだよね・・・俺の批判は政策的な批判だぞ
19名無虫さん:2008/11/26(水) 16:01:16 ID:???
・ぶっちゃけオージーとの対立が一番気に食わない
・俺の親戚のお兄さんが移住しちゃったから気になるんだよ
・俺の批判は政策的な批判だぞ
20名無虫さん:2008/11/26(水) 16:59:43 ID:???
白人様がダメって言ったらもうダメじゃないの?。
21名無虫さん:2008/11/27(木) 02:56:31 ID:v84TpKJH
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                    i'  /_,,;-‐''′     ゙:、    ゙i
22名無虫さん:2008/11/27(木) 21:44:42 ID:???
最低でも、鯨類は局所的に保温には使えるだけ、
人間みたいに、使える脳みそと、全個体の体積の割合。
鯨みたいに、使える脳みそと、全体の体積の割合。
この比率をソース付きで。
23名無虫さん:2008/11/28(金) 21:21:15 ID:???
食べちゃいたいくらいに鯨が好きです。
by 佐藤
24名無虫さん:2008/11/28(金) 21:30:01 ID:VZc64mlh
ある意味、鯨は絶滅した方がよいかも知れない。
25名無虫さん:2008/11/29(土) 02:43:39 ID:???
>>1は犯行予告ではないの?
少なくとも脅迫になるのでは?
26名無虫さん:2008/11/30(日) 18:17:06 ID:???
>>25
さすがに>>1だけでは犯罪行為とはいえないと思います
27名無虫さん:2008/12/01(月) 01:26:40 ID:???
>>26
>惨殺している鯨獲りとその家族が不幸になることを願います

家族が不幸になるって、明らかに脅迫だぞw
>脅迫罪においての脅迫は、人の生命、財産、身体、名誉、自由に対して
>害悪する告知を行うことである。
28名無虫さん:2008/12/02(火) 15:37:06 ID:ESSDFoAG
願うだけでつかまるのかお前の国は
29名無虫さん:2008/12/02(火) 15:41:12 ID:???
願うだけなら大丈夫。

でもそれを公にしちゃうとなんか刑法に引っ掛かるんだったよ。
「わら人形」やった人が捕まったのと、島根で呪いの祈祷して捕まったのと
確か両方とも平成に入ってから。
30名無虫さん:2008/12/02(火) 19:03:47 ID:???
不幸になったのはアイスランドだった。
31名無虫さん:2008/12/02(火) 21:30:40 ID:???
>>28
公衆の目に触れるところで、公然と行う行為が犯罪だということ
犯罪予告ともとれるし、
グリーンピースは、犯罪を悪い事だと考えていない
小泉と同様な奴が大勢いるだろう
実際に実行する奴が出てくれば、犯罪教唆になるぞ
32名無虫さん:2008/12/04(木) 20:37:49 ID:f9wOSsU0



    ☆ チン     マチクタビレタ〜
                        マチクタビレタ〜
       ☆ チン  〃 ∧_∧    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ヽ ___\(\・∀・)  <鯨獲りの不幸話はま〜だ〜?ゴタクはいいからさっさとやれよ
            \_/⊂ ⊂_ )   \__________________
          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /| 
       | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |
       | 愛媛みかん  |/
33名無虫さん:2008/12/05(金) 20:21:29 ID:???
なかなか無いよねぇ・・・

グリーンピースの人が鯨肉窃盗して、なんだかお子さんが学校で酷い苛めにあって
不幸になっちゃってるらしいけどね。
次はSSあたりに死人が出るだろうし。
34名無虫さん:2008/12/07(日) 17:11:52 ID:BvITerir
なかなか無いよねぇ・・・

一般人は普通さぁ、野性動物を惨殺してる奴らに知り合いなんていないからさ
35名無虫さん:2008/12/07(日) 17:34:24 ID:???
魚釣りする知り合いが一人も居ないなんて、単なる引きこもりじゃね?
36名無虫さん:2008/12/07(日) 17:38:31 ID:o6vLmHWu


「地球市民・反捕鯨純情派」の言う「野生動物」に魚類が含まれるはずもなく。


37名無虫さん:2008/12/07(日) 18:33:13 ID:SiPPXi7O
一般人は普通さぁ、野性動物っていうと荘厳な大型哺乳類を思い浮べてしまうんだな。
魚や虫は野性生物だと思ってたから。
でもさぁ、
詳しい奴らがイルカや鯨の哺乳類をマグロみたいに人前で解体して魚のように思わせちゃうんだもんな。
すごいよな。
38名無虫さん:2008/12/07(日) 18:36:40 ID:???
>一般人は普通さぁ、野性動物っていうと荘厳な大型哺乳類を思い浮べてしまうんだな。
>魚や虫は野性生物だと思ってたから。

この認識がただ単に非常識なんじゃね?
39名無虫さん:2008/12/07(日) 18:46:43 ID:o6vLmHWu

※大型哺乳類だと無条件に「荘厳」。

   

      ・・・・・・<なので人前で解体すると『すごい』し、『惨殺』>

・魚や虫は文字通り「虫けら」。



      ・・・・・・<その殺生に関して特に感慨無し>



「地球市民標準」を学べばこんな事は不思議でも何でもありません。


40名無虫さん:2008/12/07(日) 18:52:12 ID:1ZJFHZQp
>>37
オモシロすぎる

じゃ スナメリはどっちなの?
41名無虫さん:2008/12/07(日) 19:04:39 ID:???
絶滅した揚子江河イルカはあんまり大きくない哺乳類だったので愛が届かなかったんだな。

カンガルーなんかもクジラに比べれば小さいから荘厳じゃない、という判断で保護申請却下です。

あ、じゃあ河イルカやカンガルーより小さいと「荘厳な大型哺乳類」じゃないから
「野生動物」じゃなくて「野生生物」に分類されちゃうよ!!これは大変だ(笑)

道理で小柄な黄色人種は「動物」扱いじゃなくて「虫けら」扱いなわけだ・・・
さすが地球市民、「家畜人ヤプー」思い出しちゃった(笑)
42名無虫さん:2008/12/07(日) 19:22:56 ID:SiPPXi7O
>>32


なかなか無いよねぇ・・・

一般人は普通さぁ、野性の大型哺乳類を惨殺してる奴らに知り合いなんていないからさ


43名無虫さん:2008/12/07(日) 19:28:23 ID:ZUXL19Yx
最近マスコミでも話題になっている「新型インフルエンザ」が、
あなたと、あなたの大切な人々の命を奪おうとしています。

まず、あなたから「新型インフルエンザ」を理解して、必要な対策をとってください。


参考HP

厚生労働省:健康:結核・感染症に関する情報
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/11.html

鳥及び新型インフルエンザ直近情報
http://homepage3.nifty.com/sank/index.html

youtube - ウイルスによって日本で600万人が死亡する?
http://jp.youtube.com/results?search_query=%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%81%AB%E3%82%88%E3%81%A3%E3%81%A6%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%A7600%E4%B8%87%E4%BA%BA%E3%81%8C%E6%AD%BB%E4%BA%A1%E3%81%99%E3%82%8B%3F&search_type=&aq=f

新型感染症(仮)@2ch掲示板
http://gimpo.2ch.net/infection/


トビ主さま、失礼しました。
44名無虫さん:2008/12/07(日) 19:36:46 ID:???
>>42

>野性の大型哺乳類を惨殺してる奴らに知り合いなんていないからさ

オーストラリアなんかじゃポピュラーで、みんなやってるんだけどねぇ・・・
45名無虫さん:2008/12/07(日) 19:40:53 ID:???

        >野生動物 >>34

           ↓ ↓

        >野性の大型哺乳類 >>42



受け入れられ易く少しずつ修正していくのが気恥ずかしさを隠す唯一の方法なんだぜ?









46名無虫さん:2008/12/07(日) 20:15:17 ID:???
何でもいいが、完全な独善でしかない「"野生の大型哺乳類"へと限定された情け」

を一般的な倫理観だと思い込んじゃってるのが反捕鯨ちゃんの悲劇だな。
「普通の一般人は皆そう思う筈」の前提で躓いちゃってるのが分からないから
いつまで経っても何故、自分が馬鹿にされてるのか理解できない。
47名無虫さん:2008/12/08(月) 02:02:34 ID:LS6w4fyK
昔のことだが五島列島でイルカが集団自殺をはかり
浜辺に打ち上げられたイルカを島民が美味しくいただいた
という事がありました。

当然 オーストラリアは狂ったように叩きまくっていた

その頃、写真週刊誌がオーストラリアでの羊の虐殺を記事にした。
詳細は「国際的に羊毛の需要が減ったため値段を調整している」
とのことで大量に虐殺された羊をブルトーザで埋めたてる画像付

その記事を捕鯨反対のオージーに見せると
ヒステリーに喚き散らしたあげく宗教で片付けようとした。

15年ほど前の話だが捕鯨反対論者の主張は変わらないなw
48名無虫さん:2008/12/08(月) 02:16:07 ID:???
>>47
連中にとっちゃ、捕鯨反対はもはや宗教活動なんだろな。ったく・・・
49名無虫さん:2008/12/08(月) 07:03:03 ID:???
>>48
欧米の捕鯨反対論者は単純でわかりやすいけど
国内のは何なのだろう?
奴らは何のために捕鯨に反対しているのかがわからない。

生きてるクジラって日本人にとってそれほど身近な存在かね?
50名無虫さん:2008/12/08(月) 09:42:07 ID:1QyFZ1uU
いずれは食糧危機(人口爆発)でクジラもくわにゃならん時代は来るよな。
特に中国とインド。
牛豚で乗り切るには大規模な自然破壊による牧場建設が必要だが
そんな環境破壊が許されるはずもないし(それでもかなり作るだろうけど)
その時のために調査捕鯨は絶対役に立つから止めるわけにはいかんよねぇ。
数も繁殖状況も調べずにクジラ捕りだしたらそれこそ激減だぞ。

それにしても、大型ほ乳類に限り惨殺しちゃだめっていう
あほにわろうた。
51名無虫さん:2008/12/08(月) 10:37:29 ID:CPzPg0mS
鯨は食糧で問題ない。
52名無虫さん:2008/12/08(月) 11:21:38 ID:1QyFZ1uU
だいたい「野生」の「大型」(だれから見て?)の
「哺乳類」だけ特別扱いする奴ってなんなの?
神にでもなったつもりなの?馬鹿なの?
53名無虫さん:2008/12/08(月) 21:42:17 ID:k5eXZGuD
>>32


なかなか無いよねぇ・・・

一般人は普通さぁ、野性の大型哺乳類を惨殺してる奴らに知り合いなんていないからさ

54名無虫さん:2008/12/08(月) 22:38:24 ID:???
41 :名無虫さん:2008/12/07(日) 19:04:39 ID:???
絶滅した揚子江河イルカはあんまり大きくない哺乳類だったので愛が届かなかったんだな。

カンガルーなんかもクジラに比べれば小さいから荘厳じゃない、という判断で保護申請却下です。

あ、じゃあ河イルカやカンガルーより小さいと「荘厳な大型哺乳類」じゃないから
「野生動物」じゃなくて「野生生物」に分類されちゃうよ!!これは大変だ(笑)

道理で小柄な黄色人種は「動物」扱いじゃなくて「虫けら」扱いなわけだ・・・
さすが地球市民、「家畜人ヤプー」思い出しちゃった(笑)
44 :名無虫さん:2008/12/07(日) 19:36:46 ID:???
>>42

>野性の大型哺乳類を惨殺してる奴らに知り合いなんていないからさ

オーストラリアなんかじゃポピュラーで、みんなやってるんだけどねぇ・・・
45 :名無虫さん:2008/12/07(日) 19:40:53 ID:???

        >野生動物 >>34

           ↓ ↓

        >野性の大型哺乳類 >>42



受け入れられ易く少しずつ修正していくのが気恥ずかしさを隠す唯一の方法なんだぜ?
55名無虫さん:2008/12/08(月) 22:39:42 ID:???
>>53にはこっちでしょw



46 :名無虫さん:2008/12/07(日) 20:15:17 ID:???
何でもいいが、完全な独善でしかない「"野生の大型哺乳類"へと限定された情け」

を一般的な倫理観だと思い込んじゃってるのが反捕鯨ちゃんの悲劇だな。
「普通の一般人は皆そう思う筈」の前提で躓いちゃってるのが分からないから
いつまで経っても何故、自分が馬鹿にされてるのか理解できない。


56名無虫さん:2008/12/09(火) 08:49:03 ID:gtE1kLkP
反牛肉食を言い出さないインド人は理性的だね。

そういや、反捕鯨論者が当然の事実のように言う
クジラは頭がいいってのが実は脳みそがでかいから
頭がいいはずってな、なんの裏付けもない理論だと知って
拍子ぬけしたなぁ。
57名無虫さん:2008/12/09(火) 16:51:40 ID:oj2xvPod
>>56
ソースがなくて悪いが
イギリスだったかの学者が他の動物と大差ないつってたような
多少頭よくても所詮畜生のレベルだと思うし
こんなの神聖視してるやつら恥ずかしすぎるw
58名無虫さん:2008/12/09(火) 18:16:02 ID:???
みんなフリッパーにだまされているんだお
59名無虫さん:2008/12/09(火) 18:59:16 ID:???
>>57
こんな奴拝んでる糞ジャップよりぜんぜんマシだろがwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/a8/Reagan_hirohito.jpg
↑くせえwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwくせっwwww
60名無虫さん:2008/12/09(火) 20:58:51 ID:???
↑見えんかった、誰の事?。
61名無虫さん:2008/12/09(火) 21:37:14 ID:???
人間より脳みそが大きい動物なんていくらでもいる
62名無虫さん:2008/12/09(火) 22:10:43 ID:???
像は人間より頭が良い、というのはインド人に口止めされてる。
63名無虫さん:2008/12/10(水) 08:15:03 ID:R3BNxSGM
研究者の間ではイルカは弱い者いじめや集団レイプを
普通にやってるただの獣だとわかってる。
ガキや無知な大人が天使のように思っているだけ。

小鳥の「歌」にも流行りすたりや変化、方言があるのに
クジラの場合だけ「荘厳」だの「知性的」だの言う。
お馬鹿すぎ
64名無虫さん:2008/12/10(水) 08:23:39 ID:???
>集団レイプを普通にやってる
普通に知能が高い証明にしかなっってないw
哺乳類以上でレイプがあるのは(1種除いて)霊長類とイルカだけだからw
65名無虫さん:2008/12/10(水) 09:29:20 ID:???
バラエティに富んだ歌を唄う小鳥がイルカみたいにレイプしないのであれば
小鳥の方がずっと知的で平和的、という事になる。

知性が理由の反捕鯨ちゃんは野生の雀や鳩を焼いて食うのは気にならないみたいだけどw
フランスなんかじゃレストランで出してるね。
66名無虫さん:2008/12/10(水) 09:32:13 ID:R3BNxSGM
>哺乳類以上で
哺乳類以下では普通に多いし(例・クワガタムシ)
哺乳類でもネズミとかやってなかったっけ?
うちで昔飼っていたハムスターは夫婦喧嘩っぷりからして
やっていたっぽかったが。
たしか集団が過密するとストレスがたまってレイプが起こるんじゃ
なかったっけ。(ネズミ)
>一種除いて
ってなに?
67名無虫さん:2008/12/10(水) 09:57:57 ID:???
なんだ哺乳類以外でもレイプってやってんだね。

じゃあ、クジラってクワガタ虫レベルの知能って事かw

68名無虫さん:2008/12/10(水) 13:05:23 ID:???
いやクワガタより下だろw。
資産にもなるクワガタと単なる食糧の鯨如きやぶりっ子イルカ君を同列に並べたらクワガタ様が可哀相だ。
69名無虫さん:2008/12/10(水) 13:51:11 ID:???
そうだな、質量/価格費で言ったら最高級尾の身ですらクワガタより安いだろうからw
70名無虫さん:2008/12/10(水) 17:11:57 ID:???
鯨の方が良いよ。美味しいし。
71名無虫さん:2008/12/10(水) 21:27:29 ID:???
シーシェパードの
旗って悪趣味としか
言えんな。
72名無虫さん:2008/12/10(水) 21:41:16 ID:???
国際法であの旗を掲げている船は、無警告で攻撃してよいことになっている。
73名無虫さん:2008/12/10(水) 22:58:11 ID:???
竜田揚げ、美味しいよね
74名無虫さん:2008/12/11(木) 10:25:06 ID:???
俺はさらし鯨全般が好きだけどな、所謂「肉」(赤身)より。
だから夏場は消費量が増える。
ハリハリ食った事ないんだよ、地元に店が無くて。
75名無虫さん:2008/12/11(木) 21:13:27 ID:HoCjDXEk

イルカが犬みたいに手軽に飼えたら人気ペットになるだろうな。
食うんじゃねーよ!糞漁民ども。
76名無虫さん:2008/12/11(木) 22:05:05 ID:???
新鮮な鯨の刺身が一番
77名無虫さん:2008/12/11(木) 22:43:04 ID:???
この季節ハリハリもおでんのコロも食う機会が増えるから、
どうしても捕鯨スレ覗く機会も増える。

すると>>75のような人がいるのを改めて認識してしまって
それが職場なんかで話題になる。

結果、「今日どうする?鯨で熱燗いっとく?」
みたいな流れになる。
78名無虫さん:2008/12/11(木) 23:57:35 ID:???
味を分かる人が食べれば良いから
79名無虫さん:2008/12/12(金) 14:34:50 ID:CX7Zjk1p
ハリハリは今の季節美味いよな〜。
脂身だけでなく赤身も美味い。
自家栽培の水菜をたっぷり入れるのが最高で
野菜たっぷり、油は牛豚に比べてヘルシーだし
高タンパクということなし。

いつもはミンククジラ買うけれど、一度はナガスクジラ
食いたいな。高いけどね
80名無虫さん:2008/12/12(金) 18:56:19 ID:???
マッコウは
どうだろう?、
美味いのかな。
81名無虫さん:2008/12/12(金) 21:43:53 ID:iOzzJmpY
飽食の日本がクジラを食べるのは、いまでは世界に対しての嫌がらせにほかならない。
一部のクジラ食いどものために日本人全体が迷惑しているの分かってんのかねぇ?
82名無虫さん:2008/12/12(金) 22:10:54 ID:???
鯨は単に食べ物に過ぎない。
問題はいかに食べるかだ。
83名無虫さん:2008/12/12(金) 22:19:32 ID:???
>>81
せっかくみんなで楽しく食いモンの話してんのに、お前みたいな空気読めない奴がいるんだよな。
やるんなら他所でやってくれよ。
84名無虫さん:2008/12/12(金) 23:30:50 ID:EVP/Ne6Q
一部の反捕鯨のせいで日本人全体が迷惑し
少数派への嫌がらせになってるのが真実
いつ反捕鯨の馬鹿どもはまともな日本人がみんな捕鯨賛成だって
きづくのかね
>>81お前だよお前
迷惑かけてんのはお前ら
現実に戻って来いw
85名無虫さん:2008/12/12(金) 23:52:04 ID:???
クジラのベーコン
は最高だ、また
食いたいわ。
捕鯨反対派って
鯨にはやたら執着するが身近な動植物には
あんまり関心なさそうな奴等ばっかり。
86名無虫さん:2008/12/13(土) 07:33:10 ID:???
昨日、居酒屋で鶏唐揚・鯨竜田揚・馬レバ刺しを食ってきた。
鯨竜田揚げに鯨独特の風味があるのは当然として、レバーなのに馬独特の風味があるのに驚いた。
改めて、どの肉にもにそれぞれ独自の風味があるって事を認識したよ。
牛・豚・鶏・羊・馬・鯨・・・etcとね。

「他に食べるものがあるだろう」とか言って捕鯨に反対するヤツがいるが、
そういうヤツは食を楽しむって事が分かっていない。
シシャモの代替にカペリン食うならともかく、マグロ食えったって困るわけでw
ナガスの代替にミンク食ってんだから、文句を言われる筋合いなんかねぇんだ。
87名無虫さん:2008/12/13(土) 08:14:31 ID:???
別に鯨食いたい派は何が何でも食わせろと言ってるわけじゃない。
ちゃんとした理由があればもちろんやめる。
誰も絶滅寸前の北極クジラ食いたいとは言ってないだろ?
たくさんいて食べるのに何の問題もないミンク食うのを
なんでそんなに止めさせたいんだよ。

鯨を食うこと自体が悪いのならエスキモーの北極クジラ狩りや
アイスランドにも抗議するべき。

自然環境を破壊して作った牧場でとれる牛豚を食うよりも
自然のおこぼれを頂戴して環境には手をつけない鯨食うほうが
地球にとってはいいんだぞ。少なくともできるだけ
食肉牧場が少ないほうが自然にはいい。
88名無虫さん:2008/12/13(土) 20:39:45 ID:???
●持久力アップの「バレニン」 鯨肉に豊富

鯨肉に筋肉持久力アップや疲労防止に効果があるアミノ酸の一種「バレニン」が
含まれていることが分かり、日本鯨類研究所がより突っ込んだ調査を進めている。

 鯨肉にはサプリメント(栄養補助食品)として注目されているDHA、EPAな
どの不飽和脂肪酸のほか、鉄分、コラーゲン(肌を活性化させる)、コンドロイチン
(軟骨を作る)などの有用物質が豊富に含まれているが、日鯨研の畑中寛理事長に
よると、持久力アップや疲労防止、活性酸素を減少させる機能を持つバレニンを非
常に含んでいるという。

 バレニンの発見は、休みなく泳ぎ続けるマグロやクジラ、長い距離を飛ぶ渡り鳥
のパワーがヒントになった。専門用語でイミダゾールジペプチドといい、マグロに
はアンセリン、クジラはバレニンとして含まれている。

 アンセリンは既にサプリメントとして市販されているが、日本人が伝統的に利用
してきた鯨肉が、優れた機能を秘めていたことに捕鯨関係者も驚いている。
http://www.suisantimes.co.jp/column_log/060206.shtml
89名無虫さん:2008/12/14(日) 00:14:17 ID:???
左翼にも捕鯨再開賛成派いるからな、
日本国内の捕鯨反対派はますます孤立して
いきますなあ。
90名無虫さん:2008/12/14(日) 01:00:58 ID:???
>>89
全日本海員組合はグリーンピースを労働者の敵と見なしていますw
91名無虫さん:2008/12/15(月) 12:30:48 ID:???
ミンク鯨は増えすぎ、駆除を兼ねて捕鯨再開すべし
92名無虫さん:2008/12/15(月) 17:52:31 ID:???
>>90
グリーンピースがブルーカラー労働者の敵、禿同
全日本海員組合はホワイトカラーサラリーマンの敵
今年日新丸船員が大量辞職した後、こいつらが率先して志願しなかったから欠員補充がままならなかったんだよな
日本愛してるなら南氷洋行って俺達サラリーマンの食卓に鯨運べよ
鯨肉横領大目にみてやったし、俺達の税金から俺達の何倍ものいい給料もらってるんだろ
93名無虫さん:2008/12/15(月) 20:13:02 ID:Fiw22kCw
>>88

猫や犬が栄養豊富な食材だとしても食べないだろ。
ウサギなんかウインナーにしたらたちまち売れなくなる。
所詮、世界では鯨はゲテモノ食いの部類。
恥かしいから隠れて食ってろ。日本の恥だ。
94名無虫さん:2008/12/15(月) 20:18:29 ID:???
だから、空気読んでレスしろよ。
旨くて健康にもいい鯨肉の話してんじゃん、今は。

犬食・猫食の話なら他所でやってよ。

>猫や犬が栄養豊富な食材だとしても食べないだろ。

バレニンの持久力UP効果が知られだしたのはつい最近。
せっかくの耳寄り情報なのになんで邪魔したがる?
95名無虫さん:2008/12/15(月) 21:06:59 ID:rhYU6aqX
クジラかどうかなんてどうでもいい。
日本人の食い物は全部悪いので無くなったほうがいい。


最近、グリーンピースやシーシェパードに多額の寄付をするようになった、
一大スポンサーの某国企業。
96名無虫さん:2008/12/15(月) 22:45:03 ID:???
鯨は栄養価が高い。
97名無虫さん:2008/12/15(月) 23:08:40 ID:???
鯨は美味しいから人気がある
98名無虫さん:2008/12/16(火) 09:38:34 ID:???
今年も忘年会はクジラ屋です。
99名無虫さん:2008/12/16(火) 13:28:15 ID:???
いいなあ、是非盛り上がってくださいね。
来年は商業捕鯨再開できるかも。
100名無虫さん:2008/12/17(水) 21:09:59 ID:???
SSの白鯨(膠化ソイド)どもがくたばる事を祈りながら
鯨のベーコンを
美味しく頂きます。
101名無虫さん:2008/12/17(水) 22:23:46 ID:???
この季節、鍋と言えばまずハリハリ。
今年はもう2回行ったよ。

しかしまだまだ割高だよねぇ・・・
102名無虫さん:2008/12/18(木) 00:41:20 ID:???
>>101
今年はしっかり捕ってきて欲しいね
103名無虫さん:2008/12/18(木) 08:35:43 ID:???
アイスランドから輸入再開ってことは、今年は安くなるかな?
104名無虫さん:2008/12/18(木) 09:36:05 ID:iJ7xQ5/m
AUSSIE (Australis criminalis racistae)
is a type of hominid with strong body odor
and pig-like skin yet coarser in texture.
Their specific behavioral patterns are
vandalism, raping, sadistic slaughter of other animals.
It requires maximum caution when they are to be caged at zoos.
Aussies recognize cetaceans as their mate,
sometimes jump in the sea to eat whale excretions and
drown themselves. Currently researchers are not certain
about the cause of their degenerated intelligence.

オージー(学名:アウストラリス・クリミナリス・ラシスタエ)
は類人猿の一種で、強い体臭とブタのようであるがもっときめの粗い肌をもつ。
特徴的行動パターンは破壊行為、レイプ、残虐な動物殺しである。
動物園のオリに入れる際は細心の注意を要する。
オージーはクジラ類を友人と認識し、鯨の排泄物を食べるために海に飛び込み
溺れ死ぬことがある。研究者たちはオージーの知性が退化した原因について
はっきりとした見解を示せずにいる。
105名無虫さん:2008/12/18(木) 13:58:06 ID:???
>>104

アボリジニーは除くって入れた方がいいZO、オージーには白豪猿という呼び方もある。
そして歴史的に見ると白人が一番地球の害獣になってるのは
間違ない。
106名無虫さん:2008/12/18(木) 21:42:46 ID:oKrqoFBD


犬食いや猫食いみたいに
人に不快感を与えるものを
無理して食べなくてもいいと思う

一般人が食べてもいないものを
給食に出してまで
鯨業者を救済したいのかねえ?


107名無虫さん:2008/12/18(木) 21:46:36 ID:???
普通に美味しいよ?

勝手に悲哀に暮れててください、変人さん(笑
108名無虫さん:2008/12/18(木) 23:05:41 ID:???
クリスマスに
鯨の肉を食う
ってのも
いいな、ちょっと変わったクリスマスパーティなんてな。
109名無虫さん:2008/12/18(木) 23:09:11 ID:???
鯨は美味しいよ
110名無虫さん:2008/12/19(金) 00:34:14 ID:???
クジラ料理はみんなを幸せにします。
111名無虫さん:2008/12/19(金) 12:51:50 ID:???
クジラカツ食いてぇ。
牛肉よりも美味いというナガスクジラの最高の尾の刺身
死ぬまでには食ってみたいもんじゃて。
112名無虫さん:2008/12/20(土) 02:25:34 ID:???
クジラ料理はみんなを幸せにします
113名無虫さん:2008/12/20(土) 12:03:24 ID:???
鯨料理オフがいつかやれるといいな。
114名無虫さん:2008/12/20(土) 17:53:52 ID:???
もっと捕獲量を増やしてほしいですね。
115名無虫さん:2008/12/21(日) 19:16:32 ID:xeT3WRHR
見てこれ
http://news.biglobe.ne.jp/topics/whale_fishing/6B2MecjeKcEfedbjbxNU/index.html
>調査捕鯨と言いつつ、何故市場にあるの。不可解なこと。
>鯨食う必要あるか?調査捕鯨など必要ない!牛豚と違う

機械翻訳で外人工作員が書き込んでるw
116名無虫さん:2008/12/21(日) 21:04:55 ID:???
>>115
法律で利用しなきゃいけないことを
知らないのかガチで…
だれかあの馬鹿どもにおしえてやれ
117名無虫さん:2008/12/22(月) 01:37:09 ID:ZQfPJwJd
●オーストラリアはイギリスの核実験場●

英国は1952年に、オーストラリア西海岸沖のモンテベロ諸島で最初の核実験を行ったが、
英国政府は、先住民族・アボリジニの存在そのものを無視した。
(映像)
http://jp.youtube.com/watch?v=HAlcMPti7EA
http://jp.youtube.com/watch?v=ztDS0AacMGQ
http://jp.youtube.com/watch?v=BT-HUgRgT1g
実験の後、3,600キロ離れたクインズランド州沿岸のロックハンプトンで
自然界に存在するよりも200倍も高い放射能が検出された。
しかし2,400キロ以内に約4,500人のアボリジニが生活していたことは、問題にもしなかった。
英国はその後、モンテベロ諸島と南オーストラリア州の砂漠、グレート・ビクトリアの
エミュー・フィールドとマラリンガで63年まで11回の核実験を繰り返した、
と公式記録では記されている。だが実際は核物質(多くはプルトニウム)と
爆薬を使ったビクセンB(VIXEN−B)12回をふくむ安全性実験を600回近く実施し、
プルトニウムなどを大量にまき散らし、深刻な放射能汚染をもたらしたのだ。
エミュー・フィールドとマラリンガには多数のアボリジニが生活していたため、
当然のことながら大量の放射性降下物を浴びることになる。
(映像)
http://jp.youtube.com/watch?v=4DEDBStUoKc
(引用元)
http://www.gensuikin.org/gnskn_nws/0403_3.htm

日本の捕鯨を阻止するために軍艦を派遣すると発言した
反日ラッド豪首相、広島を訪問「核を無くして平和な世界を」
http://www.afpbb.com/article/politics/2402752/3013573?pageID=2

中国で使われるウランは豪州産
http://www.afpbb.com/article/politics/2042432/447920
118名無虫さん:2008/12/23(火) 01:38:17 ID:???

鯨は美味しいよね
119名無虫さん:2008/12/23(火) 11:12:48 ID:qGYQqA16
米のアウトドアメーカー パタゴニアは海狗のスポンサーです
http://www.patagonia.com/web/jp/home/index.jsp?OPTION=HOME_PAGE&assetid=6297&slc=jp_JP&sct=JP&src=rps_go018703
フリーコール 0088-252-252 10:00〜20:00 受け付け
120名無虫さん:2008/12/25(木) 15:40:20 ID:???
このスレもすっかり伸びなくなったな
121名無虫さん:2008/12/25(木) 20:10:31 ID:9Nh9kGlN
クジラをもっと食べよう
122名無虫さん:2008/12/25(木) 21:35:55 ID:25McEESo
鯨の刺身+おろし生姜

(゚д゚)ウマー
123名無虫さん:2008/12/27(土) 19:54:35 ID:Tvsf6F73
新宿にクジラインドカレーを出してる店がある
はつもみぢ 
っていうんだけど
124名無虫さん:2008/12/27(土) 19:55:23 ID:???

あのね、ホントはね、

反捕鯨国に調査捕鯨を止めるつもりなんてさらさら無いんだよ。

http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1230144305/14-30


125名無虫さん:2008/12/28(日) 02:06:47 ID:8HqqK9TT
鯨、美味しいよね
良いコピペ群を見付けたので置かせてくれ。
Nサン、r君がここまで捕鯨問題を気にするのはやはり、鯨だけは特別との意識からでしょうが、現実反捕鯨国の為政者はそのピュアな気持ちを
利用している訳です。それを呑みこめるまで治療の継続は必要なようですね。
気の毒ではありますが、「反捕鯨国からのマインドコントロール解除」治療は只ひたすらに根気を要しますので、私は元気に本日二発目の施術に入りたいと思います(笑)
前々スレ>>64
やはり君には、反・反捕鯨を量産してるって自覚は無かったんだ?(笑)。

さて、そんな"陰謀論を勘繰る、という陰謀論"は置いといて、
前々スレ>>43
>どうでもよい小ネタへ論題を持ち込んで、ほんとにアブナイところから遠ざける、
>というのがオーソドックスなマインドコントロール法だ。

Nさん、これは「自己紹介乙。」というツッコミ待ち、という事でよろしいでしょうか?
>>44から>>54まで全て「どうでもよい小ネタ」」しか書かれてないようですけど(笑)。
反応が無いようですが↓、どうかなさいましたか?

20 :名無しさん@3周年:2008/12/04(木) 10:23:58 ID:ad9Gc3Nq
>>15
ん、そんな水産庁の「陰謀」が判ってるんなら「やらせてみれば?」
と言ってるんです(笑)。

やらせてみれば「もたない」のを知っててやらせない。

『反捕鯨国が「シンプルプラン」を実行しない理由』を訊かれてるのは重々承知で、

「水産庁のシナリオはこうです。」
って返答しか出来ないのはかなり頭が痛いですね・・・(笑)

Åシナリオの、商業捕獲枠ではアシが出るのを調査捕獲枠での副産販売分利益で補う、と?
ナガス・ザトウ計100頭程度で捕鯨会社の損益分を埋められるほど赤字分が小さい?
またはザトウ・ナガスがとんでもない高値で売れる?
そんな浅い嘘を信じる層が『A級顧客向け:(知識水準が高い客)』なんですか? Nさんの想定では・・・(笑)
一応もう少し追い込んでみると、
前々スレ>>15
>捕鯨母船・日新丸みたいに、キャッチャーボート従えてクジラ捕るという母船式捕鯨で捕っていいのは、
>たとえ南極海サンクチュアリが解除されてもミンククジラだけだから、すぐ壁に突き当たるということ。
>(国際捕鯨取締条約・附表10(d))

現時点じゃNさんの言う↑が「嘘」だなんて事を言うつもりは全く無いんでして(笑)。
ひとまずそれを100%(ヒャクパー)信じた上で、じゃあなんで反捕鯨国は日本に商業捕鯨
させてみないの?って訊いてるの。

水産庁が日本国民に言ってきたのは「商業捕鯨の再開を!!」で、調査捕鯨を行えるのは
国民向けでもそれが理由だし、国際捕取条約でもそれが大前提なんだからイザ商業捕鯨
出来る、となった時点で「採算出ないし、それ以前にやりたいって捕鯨会社も無いので
止めます」となれば(なるんでしょ?)調査捕鯨なんか即座に停止できますよ?

こんな簡単なプランを20年も思いつかない訳は無いし、実行に障壁があったとして
大国含む数十の反捕鯨国代表がガン首揃えて解決出来なかった理由は無いでしょ?

何故やらないのか、という事をじっくり考える事。
これが「マインドコントロール」から脱出する第一歩ですよ!!(笑)。
ついでだからもう一度ずつ貼っておきますね?
だって一度もこれらに対しての「返答」というモノが見当たらないから・・・(笑)

>>1 Nさん、新しく追加のテンプレ忘れてますよ?

『反捕鯨国による市井反捕鯨論者へのマインドコントロール()これこそ真の捕鯨問題!』

<反捕鯨国こそ調査捕鯨の継続を望んでいる・・・!『シンプルプラン』を実行に移さないのは何故?>

市井の反捕鯨派さん達が捕鯨を止めさせたいのは事実本心で間違いないでしょうが、
反捕鯨国は日本が調査捕鯨を止めてしまう事で「捕鯨問題」が消失してしまうのを
酷く恐れているようです。
だって「日本に商業捕鯨の採算性が無い、そのような企業も無い(反捕鯨派・談)」
のを知っているにもかかわらず、わざと商業捕鯨を認めてやればそれが日本国民含めた
世界中に知れ渡り、商業捕鯨前提の調査捕鯨も鯨研もろとも葬り去れるのを知ってて
それでも尚、頑なに商業捕鯨の再開を認めないのであります。

一体何故...?WHY...!?

考えられる答えは一つ。
調査捕鯨の継続、即ち「捕鯨問題の継続」、それによって得られる利益が何より
需要で、勿論それは市井反捕鯨派のキモチなどよりも優先するからです。
日本の調査捕鯨に反対して見せるポーズだけで労せずに政党支持票や政治献金を
集められる折角の「うちでの小槌」を大した理由も 無く手放すバカが居るでしょうか?
仮にこれが環境問題だとしても、鼻糞みたいな極々軽微な問題、勿論日本国民の税金
の問題としても極めて軽微な上にそもそも外国が世話焼く問題ではありませんから・・・

さて、重要なのは
「クジラと自然環境を本気で愛する反捕鯨国がきっと日本の調査捕鯨を止めてくれる筈!!」
と信じ込まされてる市井の反捕鯨派の方達の「マインドコントロール」をいかにして解くか、
という事ですが、果たして市井反捕鯨"純情派"の方達に冷静な議論が望めますでしょうか?
マインドコントロール、所謂「洗脳」はそれが解けかかったときが一番苦しいそうですが・・・
129N氏、r君、IWC加盟反捕鯨国が:2008/12/28(日) 13:55:07 ID:???
>>10(前スレの>>141)を見ると「あぁ、商業捕鯨って成り立たないのかな・・・」
と捕鯨賛成派の俺でも少し思ってしまうんだけど、それを自ら信じ主張してる
反捕鯨派さんが、それを逆手(この場合順手?)にとって

「一度やらせてみればすぐに止めさせられる」>>896

というシンプルで効果抜群の方策を「20年もやってない」IWC加盟反捕鯨国
に何の疑いも抱かない、って一体どういう事でしょうか?
このパズルのピースに当てはまるのって、
>IWCに加盟してる反捕鯨国に調査捕鯨をやめさせる気が無いんだから

↑以外に何があるんでしょうか?
もしかして>>141が全面的にマチガイで、日本が商業捕鯨を始めると採算性が
合い商業が継続できてしまい、それでは反捕鯨国代表さん達が今まで捕鯨反対
で得てきた(反捕鯨国国民の)政治的支持基盤、直接的間接的な個人・企業各種
政治献金を失ってしまうから、という理由なんだろうか?
そりゃ確かにオオゴトだ(笑)。
でも、反捕鯨さん達が言うには「絶対に採算など合わない」そうなんで、残る可能性は唯一つ。

「調査捕鯨が終わっちゃうと、『捕鯨問題』が無くなってしまい票もお金も集まらないから」

日本が「採算合わないから」って商業捕鯨やめちゃうと、それを前提でやってきた
調査捕鯨も終了なんだから本当に困るのは反捕鯨国のIWC代表だよね。
市民レベルで言えば反捕鯨への政治的・資金的支持を行ってるのは動物愛護的に
捕鯨を止めさせたい人達と「捕鯨問題を環境問題と思い込まされてる人達」なんで
日本に商業捕鯨を認めて仮にそれが成功してしまった場合は当然、支持者からの反発
を食らい、金も票も失いますし、さりとて調査捕鯨まで全廃させてしまうと金や票を
集める為の根拠を失います。
調査捕鯨が無くなれば「捕鯨問題」も雲散してしまいますから(笑)
市井反捕鯨論者からの支持を失えば、労せず票と資金を得られる「打ち出の小槌」
を失くす事になるだろうし、自ら進んでそんなバカな選択なんかする訳が無いですよね。
つまり、「調査捕鯨の継続を望んでるのは反捕鯨国為政者」という事にしかなりませんね。
<『シンプルプラン』を実行しない反捕鯨国に調査捕鯨停止の意思は無い>前スレから。
>>871
>>858
>>IWCに加盟してる反捕鯨国に調査捕鯨をやめさせる気が無いんだから

>殆ど毎年、捕鯨総会で「調査捕鯨中止勧告」が決議されておりますけど?

"勧告が決議されておりますけど?"ね。
"勧告"じゃ調査捕鯨を止められない、というか日本がそれを聞き入れて止める
心配が無いから安心して勧告を出せる、という事だよね。

>>137氏の問いに対して>>141(Nさん)のしどろもどろっぷりを見て何も感じないの?
>>137氏は「日本が商業捕鯨をしても採算性が無いのが判ってる(反捕鯨はみなそう言う)
ならば、モラトリアムを解除して商業捕鯨をさせてみればよい。と言ってるんだけどね。
「採算性が無い」し、調査捕鯨と違って補助金の注入も無いんだからんだからあっという
間に潰れちゃう筈だよね?
調査捕鯨は商業捕鯨再開がその目的で、国民にもそう言って続けてきたんだから、
日本の商業捕鯨にその採算性が無いと判れば調査捕鯨は不可能になる。

なぁんだ、即座に君達の望む「調査捕鯨の停止」が出来るじゃないの(笑)
反捕鯨国同士が申し合わせて<どうせ商業化したって商いにならないんだから
やらせてみようぜ。そんで必ず失敗するから笑ってやろう>とモラ解除に賛成票
を入れるだけ。たったそれだけ。
その意図が日本側にバレバレでも全くかまわないでしょ?
反捕鯨国の国民にも反捕鯨団体が説明してあげれば簡単に賛成が得られるはず。
こんな簡単なプラン、20年も思いつかない訳無いのに、なぜ今の今まで反捕鯨国は
やってないの?
前々スレから。>>201の通称"涙目反捕鯨のr君"が文字通り泣きながら再反論を諦めたレスです(笑)

954 :896:2008/12/03(水) 21:57:11 ID:ODyXAfuw
>>950
>おおいに必要ありなのだよ。
>なぜならまず科学的なことをクリアしなくちゃならないからだよ。

「調査捕鯨を止めさせる事」が重要課題で、しかも日本には商業捕鯨の採算性が無い、
それどころか「そのような会社も存在しない」。
ならば、実際に商業捕鯨など実行されないのだから「クリアすべき科学的な問題」など
全く存在しませんよ?
そんな事よりも一刻も早く、日本の「商業捕鯨の再開を!!」という「嘘(w)」を
暴いて調査捕鯨もろとも葬り去るべきではないでしょうか?(笑)

>捕鯨サークルが「モラトリアムの解除を!」と、そういった意思を見せていないのに
>誰が「モラトリアム解除するかどうかで決を採ります」なんて提案するんだい?

勿論その提案は日本が商業捕鯨をなし得ない、という事を「知ってる」反捕鯨国が
単独でも共同でも出せるので、出しますよ?
目的はモラトリアムを解除したうえで、「日本に商業捕鯨が不可能であるという事を
世界中に知らしめる事」なんですから!!
それとも、「国際捕鯨取り締まり条約」に「捕鯨サークル」の意思無しでは提案も投票
・採決も出来ないなんて書いてあるんですか?
それは知りませんでした・・・ソース出してくださいね?(笑)。
何度も問われてる簡単な問いをスルー続けて「どうでもいい小ネタ」で悪印象を植え付けようとするのは詐欺師の職能とはまた別でしたか?。w
Nさんの態度がかなり縮こまってきましたが、でもそれは反捕鯨国からのマインドコントロールが
解けかかってる証拠だよ? ってなわけで、続きます(笑)

昨夜Nサンがポロリ発言してしまった事が全てだよ=(前スレ>>329)。

RMPを適用して捕獲枠を算出するには系統群単位の推定生息数が必要。
日本はその調査をやってないからRMPが使えない、と反捕鯨派は言ってた。
ところが実際に南極ミンク系統群の調査はJARPAだけがやっており、反捕鯨国は
一切やってない。(こう書くとなぜかザトウでやってる、北欧でやってると言い返すw)

反捕鯨国は系統群追跡調査を、いわゆる"南極ミンク"じゃ全くやってない。

それなのに「簡単にできる」「日本の調査じゃ系統群が判らないから無理」
と言って批判だけしてる。
系統群がRMPに重要なら、「簡単にできる」なら反捕鯨国が単独或いは共同で
それこそ日本と共同でもやってみせればいい。

捕鯨反対国がRMPを運用させるのに有利な調査をやる訳が無い、って?
捕鯨反対国だからこそなるべく早くRMPを運用させるべく働くべきじゃないのか?
系統群の推定生息数が判り、捕獲枠が出てしまうと商業捕鯨が成り立つかどうか、
がはっきりする。
反捕鯨派に言わせれば「採算性など絶対無い」という商業捕鯨が成り立つかどうか、
も明確になってしまう。監視制度RMSが決まらないからそれじゃ無理?
採算性は捕獲できるクジラの頭数、肉の生産量で決まるんだから捕獲枠だけで
商業不可能と判ってる以上、喧々諤々やる必要など無い。
「誰もやらない商業捕鯨」を監視する為の制度になぜそんな必要が?

何度もはられてる前々スレ>>283-290のコピペに反捕鯨派が反応出来ないのも当たり前。
反捕鯨国の望みは捕鯨問題が続く事で、調査捕鯨停止なんかじゃない。
>>92r君、人生は一度きり、決して叶えられない望みで潰していいの?。w

(前々スレ)>>396
>もっと論点を絞れよ、ひとつひとつ答えてやるから。

じゃあ、とりあえず一点だけ。

>違うよ。なぜなら捕鯨したがってる(いちおうポーズでなw)のは“捕鯨サークル”なのだから
>当然「RMPを運用させるべく働くべき」なのは“捕鯨サークル”のほうだからだよ。

全く違わないようだけどね。>>380に書いてる

「RMPでの捕獲枠算出により、商業捕鯨の不採算性が明確になれば調査捕鯨も停止せざるを得なくなる、
 それなのに反捕鯨国がそれをやらないのは捕鯨問題が続く事を望んでるから」

という指摘に関して全く具体的に反論できずに「捕鯨サークル」という中傷でお茶を濁すのが
精一杯なのはどうしてなんだろう、r君?。w

そこで改めて一つだけ質問。

「捕獲枠算出を可能にし、それによって商業捕鯨の不採算性を明確にし、
 同時に調査捕鯨をストップさせられる『南極ミンクの系統群追跡調査』

を反捕鯨国がやらない理由は一体何?簡単なんでしょ?
「実際だれもやらない」んだから捕獲枠算出の為の系統群追跡調査やRMSの合意なんか
サクサク進めればいいんだよ?
そうすれば商業捕鯨のお膳立てが整ってしまい、日本に商業捕鯨が不可能である、
と日本国民含めた世界中の人間に知れ渡ってしまう。当然商業捕鯨再開前提の調査捕鯨も停止。
こんな簡単なプランを思いつかない訳はないのに何故反捕鯨国は南極ミンクの系統群追跡調査
をやらないの?一体どうして?

さて、一点だけに絞ったよ。 論点を絞れば答えられるんだったね? 人格攻撃に逃げないでキチンと反論できるかな?
134名無虫さん:2008/12/28(日) 14:01:32 ID:???
反捕鯨連中が死亡済みのスレで何貼ってんだよ・・・(´・ω・`)
135名無虫さん:2008/12/28(日) 14:55:17 ID:???
>>134 だからこそ使わないと勿体無いし・・・

うんうん、涙目r君、一向に通報されないし、したがって悪禁にもならないみたいだねぇ(笑)。
君達反捕鯨サンが自分に不都合な、反論できない書き込みを「荒らしだ!!」と騒ぎ立てても誰も相手にしてくれないってわけなのです。w
そろそろ苦しくなってきたのかな?r君?(笑)

さて、Nサン、r君共にかなり勢いを失くし、弁舌の濁りが目に見えて明らかになって
きたようだけど、やはり単純な事実を繰り返されると効果が出るモンなんだね(笑)。
弱っちゃってる御二人さんからの反応は期待出来ないだろうけど、一応本日の施術の
締め括りとしてまとめを貼っておこうかな。w

おれ自身は「南極商業捕鯨に採算性が無い」とは思ってません。
ですが、その事を少しでも匂わせると反捕鯨さんがヒステリーを起してしまうので、
前スレhttp://namidame.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1227197613/141(このスレでは>>15
のような意見に合わせて、「じゃあなぜ日本に商業捕鯨させてみないの?」と
彼らに問いただしてるんです。

反捕鯨国の立場から考えてみると、これって二つの可能性があるんじゃないのかな、と。
まず、おれ自身の本音のまま考える。日本は南極での商業捕鯨を成功させる事が出来る。
採算性も合うし、日本での鯨肉販売ビジネス・60億円産業を一手に牛耳れるとなれば
ベンチャーとして名乗りを上げる企業がいないとは考えられない。
勿論鯨肉販売加工専門だから海外でのボイコットなんか気にしなくて良いw

この状況(商業捕鯨が成功してしまう)でIWC加盟の反捕鯨国は日本に商業捕鯨を
許してしまうと、自国の反捕鯨論者から突き上げを食らい、自分達の支持基盤、
票田、政治献金を失ってしまうので、とてもじゃないが日本に商業捕鯨なんかさせられない。
しかし、調査捕鯨まで止めさせてしまうと「捕鯨問題」そのものが無くなってしまうので
やはり「日本の調査捕鯨に反対するポーズ」で得ている支持・票・政治献金を無くさない為にも
調査捕鯨は続けてもらわなければならない。

これが一つ目の可能性。(続く)
(続き)
もう一つの可能性としては、前スレの最後の方でもやってたし、このスレでも
Nサン、ID:RTuNF1c3君、二人共が全く返答できなくなってしまってる、

「日本が商業捕鯨を再開しようにも不採算だし、それ以前にそれをやろうとする
 会社も存在しない。」
という、捕鯨スレでいつも見掛ける反捕鯨サンの決まり文句をそのまま信じたとして、
では、それを知ってる反捕鯨国側はどうして日本に商業捕鯨をやらせてみないの?
という質問。
やらせてみればたちどころに商業捕鯨の不採算性は世界中が知るところとなり、
それと同時に調査捕鯨も完全停止、「捕鯨問題」なんてあっという間にこの世から
消えてしまうじゃないの?それが判っててなぜそうしないの?って奴。

その問いに窮してるNサン達の態度を見れば判る事ですが、反捕鯨国が「捕鯨問題の収束」
を望んでない事、そして一般の反捕鯨派サン達も薄々それに気付いてるんじゃないか、という事です。

前レス分も言ってる事は結局同じ事ですが、反捕鯨国にとって調査捕鯨が終わっちゃうと、
それによって今現在得られてる政治的支持・票・政治献金などを集める理由が無くなって
しまうんです。
だからこそ、「商業捕鯨なんか採算性が無いから無理」「調査捕鯨なんか止めろ」
なんて言いつつも本心では調査捕鯨を続けて欲しいので日本に「商業捕鯨をやらせてみる」
なんて冒険なんか出来ないってわけなのです。w

これがどうしても受け入れられない、という反捕鯨サンはこう考えてみて欲しい。

※日本が調査捕鯨(不採算性が明確になれば商業捕鯨も)を停止して 「得をする国家」
 って一体どこの国だろう?そんな国って果たして存在するのかな?って。



前々スレr君の>>315
>ポイントホープなんかでは伝統的な手法でやっている。

なんだ、ポイントホープの伝統捕鯨って100年前に白人が持ち込んだ

「伝統」だったのか。w仕組みは「爆発銛」ですね。w

大型ライフルも使ってるヨン↓

 このとき使われる銛には「ダーティングガン」と呼ばれる弾頭の発射装置がついています。
これは100年以上前の帆船捕鯨の時代に白人によってもたらされたもので、帆船捕鯨の古い文献を見ると、
まったく同型のダーティングガンが出てきます。
 ダーティングガンには火薬が仕込まれており、銛がクジラに刺さると同時に、火薬の力によって弾頭が
体内に打ち込まれ、さらに体内で爆発する仕組みになっています。
 クジラは、その爆発の衝撃波によって絶命するとのことですが、当たり所によっては、クジラは死ぬこと
はなく、逃げてしまいます。
 しかし、銛には長いロープとブイがついているので、クジラを追い続けることが出来ます。延々と追い続け、
クジラを消耗させ何度も銛を撃ち、時には「ショルダーガン」という大型のライフルのようなものも使用し
(仕組みはダーティングガンと一緒)とどめを刺します。

http://homepage1.nifty.com/arctic/alaska/Whale.html

アラスカ捕鯨は白人が持ち込んだ近代式の爆発銛や大型ライフルを使っても

「伝統」捕鯨。w「原住民」捕鯨w。

全米一裕福なアラスカ州で、摂取蛋白の一割以下しか食わない鯨肉を得る為の

「生存」捕鯨。w

これこそ反捕鯨国からのマインドコントロールでしゅ♪
「 牛 が 環 境 へ の 最 大 の 脅 威  F A O 報 告 」

 http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/agrifood/agrienvi/06121301.htm

「 オ ー ス ト ラ リ ア 人 は 鯨 肉 を 食 べ ろ 」

 http://www.nagaitosiya.com/a/whaling.html

 特に二つ目、豪州大陸の牧羊による大陸規模環境破壊については
 よく考えてみましょう。

上記で挙げられてる「絶滅可能性」は畜産排泄物や大陸丸ごとの環境破壊などなんだから、
一種類の「下位生物」が絶滅の危機に追いやられるだけでなく、同じようなサイズの
生物は同時に強いストレスを与えられる。
これはその地位の複数生物が一度に絶滅してしまう可能性もある、という事。
それならそれを餌とする上位生物は?影響無いの?
上位生物に対する大きなストレスは時間差を置いて現れるから彼等は別の環境へ
移住するかもしれない。すると移住先の環境を大きく変える事になるね?
地球上で生態系・環境にストレスが掛かってる地域がほんの一部、という事なら
自然のバッファーが効くかも知れない。でも畜産の影響は地球規模。
オーストラリアの大気⇒大地の水循環破壊は豪大陸だけの問題でなく地球全体の
気象にも影響を与える事です。

さて、これらの問題と比較して「捕鯨問題」ってなんぼのもんでしょうか?w

『これ等の切実な問題よりも、生息数のたった0,数%しか捕獲しない調査捕鯨が
 環境世論の重要問題として注目を集めてるのなら、「その状態を望む人々」
 の世論操作によって形造られた「偽物」という事にしかならない。 』
世界中の人々にとって本当に重要な「環境問題」は当然捕鯨問題なんかじゃありません(笑)
しかし肝心の「環境」保護団体が鯨にばかりかまけているので優先すべき問題への人的資金的
リソース(特に野生生物学者や環境学者)が不足して手遅れになりかねません・・・
r君、Nサン共にクジラ以外の事には全く興味が無いようですが・・・。w

国連食糧農業機関が先月末、家畜、特に牛が世界一の環境破壊者となったという調査報告を発表した。
 Livestock’s long shadow,06.11.29
 http://www.virtualcentre.org/en/library/key_pub/longshad/A0701E00.pdf

 しかし、報告は、家畜、特に牛部門のこのような急速な成長は、
気候変動、森林、野生動物にとっての最大の脅威となっており、さらに酸性雨から外来種の導入、
砂漠化から海洋におけるデッドゾーンの創出、河川や飲料水の汚染から珊瑚礁破壊など、
現在も最も深刻な環境問題の最大の元凶の一つになっていると言う。
 この調査は、牛だけでなく、羊、鶏、豚、山羊が引き起こす環境問題も調査している。
しかし、ほとんどすべての環境問題への最大の寄与者は、世界で15億頭を数える牛だという。
 主に反芻動物に帰せられる家畜部門からの温室効果ガスの排出量は、
人間活動で排出される温室効果ガスの18%を占め、自動車や飛行機、
その他のあらゆる輸送手段から排出されるすべてを合せた量よりも多い。
 家畜部門から排出される二酸化炭素は、飼料作物栽培のための肥料生産、農場での家畜飼育、
その輸送、放牧地造成のための植生刈り払いなどの土地利用とその変化も考慮すると、
人間活動により排出される二酸化炭素の9%を占める。
それは、二酸化炭素の296倍の温暖化効果をもつ人間活動由来の窒素酸化物の65%も生み出す。
さらに、主に反芻動物の消化器から生み出される人間活動由来のすべてのメタン
(二酸化炭素の23倍の温暖化効果をもつ)の37%も生み出す。
 家畜は、酸性雨の主な原因であるアンモニアを始めとするその他100以上の汚染ガスも排出し、
家畜からのアンモニアの排出すべての排出の3分の2を占める。
 牧畜は世界中で森林破壊の主要な張本人となっており、
過放牧は世界のすべての草地と放牧地の5分の1を砂漠に変えた。
ついでだからもう一度ずつ貼っておきますね?
だって一度もこれらに対しての「返答」というモノが見当たらないから・・・(笑)

>>1 Nさん、新しく追加のテンプレ忘れてますよ?

『反捕鯨国による市井反捕鯨論者へのマインドコントロール()これこそ真の捕鯨問題!』

<反捕鯨国こそ調査捕鯨の継続を望んでいる・・・!『シンプルプラン』を実行に移さないのは何故?>

市井の反捕鯨派さん達が捕鯨を止めさせたいのは事実本心で間違いないでしょうが、
反捕鯨国は日本が調査捕鯨を止めてしまう事で「捕鯨問題」が消失してしまうのを
酷く恐れているようです。
だって「日本に商業捕鯨の採算性が無い、そのような企業も無い(反捕鯨派・談)」
のを知っているにもかかわらず、わざと商業捕鯨を認めてやればそれが日本国民含めた
世界中に知れ渡り、商業捕鯨前提の調査捕鯨も鯨研もろとも葬り去れるのを知ってて
それでも尚、頑なに商業捕鯨の再開を認めないのであります。

一体何故...?WHY...!?

考えられる答えは一つ。
調査捕鯨の継続、即ち「捕鯨問題の継続」、それによって得られる利益が何より
需要で、勿論それは市井反捕鯨派のキモチなどよりも優先するからです。
日本の調査捕鯨に反対して見せるポーズだけで労せずに政党支持票や政治献金を
集められる折角の「うちでの小槌」を大した理由も 無く手放すバカが居るでしょうか?
仮にこれが環境問題だとしても、鼻糞みたいな極々軽微な問題、勿論日本国民の税金
の問題としても極めて軽微な上にそもそも外国が世話焼く問題ではありませんから・・・

さて、重要なのは
「クジラと自然環境を本気で愛する反捕鯨国がきっと日本の調査捕鯨を止めてくれる筈!!」
と信じ込まされてる市井の反捕鯨派の方達の「マインドコントロール」をいかにして解くか、
という事ですが、果たして市井反捕鯨"純情派"の方達に冷静な議論が望めますでしょうか?
マインドコントロール、所謂「洗脳」はそれが解けかかったときが一番苦しいそうです
>>10(前々スレの>>141)を見ると「あぁ、商業捕鯨って成り立たないのかな・・・」
と捕鯨賛成派の俺でも少し思ってしまうんだけど、それを自ら信じ主張してる
反捕鯨派さんが、それを逆手(この場合順手?)にとって

「一度やらせてみればすぐに止めさせられる」>>896

というシンプルで効果抜群の方策を「20年もやってない」IWC加盟反捕鯨国
に何の疑いも抱かない、って一体どういう事でしょうか?
このパズルのピースに当てはまるのって、
>IWCに加盟してる反捕鯨国に調査捕鯨をやめさせる気が無いんだから

↑以外に何があるんでしょうか?
もしかして>>141が全面的にマチガイで、日本が商業捕鯨を始めると採算性が
合い商業が継続できてしまい、それでは反捕鯨国代表さん達が今まで捕鯨反対
で得てきた(反捕鯨国国民の)政治的支持基盤、直接的間接的な個人・企業各種
政治献金を失ってしまうから、という理由なんだろうか?
そりゃ確かにオオゴトだ(笑)。
でも、反捕鯨さん達が言うには「絶対に採算など合わない」そうなんで、残る可能性は唯一つ。

「調査捕鯨が終わっちゃうと、『捕鯨問題』が無くなってしまい票もお金も集まらないから」

日本が「採算合わないから」って商業捕鯨やめちゃうと、それを前提でやってきた
調査捕鯨も終了なんだから本当に困るのは反捕鯨国のIWC代表だよね。
市民レベルで言えば反捕鯨への政治的・資金的支持を行ってるのは動物愛護的に
捕鯨を止めさせたい人達と「捕鯨問題を環境問題と思い込まされてる人達」なんで
日本に商業捕鯨を認めて仮にそれが成功してしまった場合は当然、支持者からの反発
を食らい、金も票も失いますし、さりとて調査捕鯨まで全廃させてしまうと金や票を
集める為の根拠を失います。
調査捕鯨が無くなれば「捕鯨問題」も雲散してしまいますから(笑)
市井反捕鯨論者からの支持を失えば、労せず票と資金を得られる「打ち出の小槌」
を失くす事になるだろうし、自ら進んでそんなバカな選択なんかする訳が無いですよね。
つまり、「調査捕鯨の継続を望んでるのは反捕鯨国為政者」という事にしかなりませんね。
何度も問われてる簡単な問いをスルー続けて「どうでもいい小ネタ」で悪印象を植え付けようとするのは詐欺師の職能とはまた別でしたか?Nサン。w
Nさんの態度がかなり縮こまってきましたが、でもそれは反捕鯨国からのマインドコントロールが
解けかかってる証拠だよ? ってなわけで、続きます(笑)

昨夜Nサンがポロリ発言してしまった事が全てだよ=(前スレ>>329)。

RMPを適用して捕獲枠を算出するには系統群単位の推定生息数が必要。
日本はその調査をやってないからRMPが使えない、と反捕鯨派は言ってた。
ところが実際に南極ミンク系統群の調査はJARPAだけがやっており、反捕鯨国は
一切やってない。(こう書くとなぜかザトウでやってる、北欧でやってると言い返すw)

反捕鯨国は系統群追跡調査を、いわゆる"南極ミンク"じゃ全くやってない。

それなのに「簡単にできる」「日本の調査じゃ系統群が判らないから無理」
と言って批判だけしてる。
系統群がRMPに重要なら、「簡単にできる」なら反捕鯨国が単独或いは共同で
それこそ日本と共同でもやってみせればいい。

捕鯨反対国がRMPを運用させるのに有利な調査をやる訳が無い、って?
捕鯨反対国だからこそなるべく早くRMPを運用させるべく働くべきじゃないのか?
系統群の推定生息数が判り、捕獲枠が出てしまうと商業捕鯨が成り立つかどうか、
がはっきりする。
反捕鯨派に言わせれば「採算性など絶対無い」という商業捕鯨が成り立つかどうか、
も明確になってしまう。監視制度RMSが決まらないからそれじゃ無理?
採算性は捕獲できるクジラの頭数、肉の生産量で決まるんだから捕獲枠だけで
商業不可能と判ってる以上、喧々諤々やる必要など無い。
「誰もやらない商業捕鯨」を監視する為の制度になぜそんな必要が?

何度もはられてる>>283-290のコピペに反捕鯨派が反応出来ないのも当たり前。
反捕鯨国の望みは捕鯨問題が続く事で、調査捕鯨停止なんかじゃない。
143名無虫さん:2008/12/28(日) 17:30:02 ID:/SqMu7Wn
クジラカレー食べてみたい
144名無虫さん:2008/12/28(日) 17:30:15 ID:???
ハンドウ海豚って蹴りつけたい顔している
145名無虫さん:2008/12/29(月) 00:25:29 ID:LJtUNG8m
アジアンランチがちょっと前にクジラカレーを販売していたらしい。
今はどうなのか分からない。
146名無虫さん:2008/12/29(月) 09:50:22 ID:???
じっさい、特定種の保護、それも環境含めてではなく
ただ捕獲しないだけの保護なんてあまり意味がないよね。
絶滅危惧種なら別だけどさ、
クジラがホントに絶滅しそうなんてよほど馬鹿の騙されてる人でも
なけりゃ思ってないだろ?

だいたいクジラ保護論者はヨウスコウカワイルカのために
なにかやったのか?あっさり絶滅するまでにほんとの
絶滅危惧種のためになにかしてやれよ。
147名無虫さん:2008/12/29(月) 09:51:54 ID:???
それはそうとクジラのコロ入れたおでん食いてぇ。
あの脂身のコクが忘れられん美味さ。
もう何十年食ってないけど、夢に見そう。
148名無虫さん:2008/12/30(火) 11:35:13 ID:???
鯨は牛に比べて非常にヘルシー
コラーゲンも多い
悪玉コレステロールも少ない
まるで獣が魚化した感じ
149名無虫さん:2008/12/30(火) 14:22:32 ID:m3evI0e6
●持久力アップの「バレニン」 鯨肉に豊富

鯨肉に筋肉持久力アップや疲労防止に効果があるアミノ酸の一種「バレニン」が
含まれていることが分かり、日本鯨類研究所がより突っ込んだ調査を進めている。

 鯨肉にはサプリメント(栄養補助食品)として注目されているDHA、EPAな
どの不飽和脂肪酸のほか、鉄分、コラーゲン(肌を活性化させる)、コンドロイチン
(軟骨を作る)などの有用物質が豊富に含まれているが、日鯨研の畑中寛理事長に
よると、持久力アップや疲労防止、活性酸素を減少させる機能を持つバレニンを非
常に含んでいるという。

 バレニンの発見は、休みなく泳ぎ続けるマグロやクジラ、長い距離を飛ぶ渡り鳥
のパワーがヒントになった。専門用語でイミダゾールジペプチドといい、マグロに
はアンセリン、クジラはバレニンとして含まれている。

 アンセリンは既にサプリメントとして市販されているが、日本人が伝統的に利用
してきた鯨肉が、優れた機能を秘めていたことに捕鯨関係者も驚いている。
http://www.suisantimes.co.jp/column_log/060206.shtml
150名無虫さん:2008/12/30(火) 16:17:57 ID:m3evI0e6
鯨肉を食べて地球を救おう−。
 捕鯨を支持するノルウェーの団体が、捕鯨は家畜の飼育よりも
排出される温室効果ガスが少ないとする調査結果をまとめた。

 同団体は、捕鯨船が排出する温室効果ガスの量を計算。
牛の飼育で排出される量と比較すると、肉1キロ当たりの
排出量は8分の1だったという。

http://sankei.jp.msn.com/life/environment/080317/env0803171518001-n1.htm
151名無虫さん:2008/12/30(火) 19:12:26 ID:???
牛のゲップに比べりゃあ・・・
152名無虫さん:2009/01/01(木) 00:30:15 ID:LWwvw1rE

オージービーフを食べるのを止めて鯨を食べよう
153名無虫さん:2009/01/02(金) 19:35:44 ID:???
>>152
なるほど合理的
過剰なオージービーフは中国に輸出するしかなくなり
値段が大暴落だな
154名無虫さん:2009/01/03(土) 02:12:08 ID:0vFHXNTS
環境に優しい鯨肉を食べよう。
鯨肉は環境へ与える負荷が牛肉よりも少ないです。
地球温暖化防止に効果的です。
155名無虫さん:2009/01/03(土) 02:29:28 ID:0vFHXNTS

商業捕鯨再開は、日本の食糧自給率を高める上でとても有効な選択です。
156名無虫さん:2009/01/03(土) 22:18:22 ID:ccCI1JaE
韓国では犬を食べるように、日本では鯨を食べる。
日本の食文化に茶々入れるのはやめていただきたいものだ。
157名無虫さん:2009/01/04(日) 01:26:47 ID:3QgSj+2K
クジラなんてどこでも食べてるが。
158名無虫さん:2009/01/04(日) 02:52:49 ID:yTyD/At+
人間食ってるところもある位だからだから鯨も食べていいよね


って  牛も鯨も犬も、 殺されるとき涙流すんだぞ!

ちなみに日本人が一番美味いらしい
アメリカ人はまずいらしい
159名無虫さん:2009/01/04(日) 16:39:21 ID:JvBPGR1W
アメリカ人はジャンクばかり食べているからだよ。
日本人は海産物を中心に健康的な食材を摂っているからね。
そして鯨も海産物だ。
160名無虫さん:2009/01/04(日) 16:47:36 ID:???
シーシェパード=反日テロリスト
絶滅種の鯨捕ってるアメリカやロシアには一切文句を言わない人種差別グループ
161名無虫さん:2009/01/09(金) 17:17:09 ID:cuApjOVX
クジラ肉をもっと食べよう
International Whaling Commissionの略。 1946年に作られ1948年に発効した国際捕鯨取締条約(International Convention for the Regulation of Whaling − 略称 ICRW)に基づき捕鯨の管理を実施する機関。その名称から国際連合の下部機関と誤解される可能性があるが、
国連とは無関係である。実際、日本は第2次世界大戦後、国連加盟より5年早くIWCに加盟している(条約起草時に、将来国連の機関にしたい意思があった事は条約文の第3条第6項に見てとれるが、実現はしていない)。どんな国でもアメリカ政府に通告すれば、加盟国となる事
ができ、脱退は1月1日までにアメリカ政府にその意思を通告すれば同年の6月末日をもって有効となる。
IWCとしての意思決定は本会議(Plenary)で決められるが、専門的な事項に関しては下部組織としての技術委員会(Technical Committee)、科学委員会(Scientific Committee)、財務運営委員会(Finance and Administration Committee)であらかじめ審議され助言や勧告
を本会議に対して行う。議長の任期は3年。出版物の発行や会議開催の準備など事務一般は事務局(Secretariat)が行う。また、IWCの運営に関し、財務運営委員会の範疇外にある事項に関して助言を与える諮問委員会(Advisory Committee)の設置が1997年に決められた。
反捕鯨団体などのNGOは1970年代終わりころから本会議場で傍聴できたが、報道機関の傍聴が議場で可能になったのはつい最近の1998年の第50回会議からで、それまでマスコミは議事が始まる前に会議場を出て別室で会議の模様をスピーカーで聞なければならなかった。したが
って長い年月、会議を直接傍聴していたNGOの発表は捕鯨に縁のない国のマスコミの記事に大きな影響を与えてきた。
条約には1946年に起草された本文の他に付表(英名 Schedule)と呼ばれる付属の部分がある。捕獲頭数、捕鯨シーズン、鯨の系統群の定義、その他捕鯨に関わる細かい具体的な規定は付表に記述され、頻繁に修正されてきている。商業捕鯨のモラトリアムやサンクチュアリー
なども付表に記載される事項である。この付表を修正するのは、本会議に参加して投票で棄権しなかった国の4分の3の多数決で可能である(加盟国の4分の3ではない)。付表は条約の一部分であり、国際法上の拘束力がある。
一方、加盟国の意思表示である決議は、2分の1の多数決で可決されるが、こちらには法的拘束力がないのは、例えば国会決議(「法案の採択」と混同しないように)が法律でないのと同様である。ただし、モラトリアムやサンクチュアリーの採択など、付表の修正に対して異議の
ある加盟国は異議申し立ての手続きをとる事によって、決定事項の適用の対象外となる。例えば、1982年の商業捕鯨モラトリアムの決定の際、ノルウェーは異議申し立ての手続きをとったため、現在でも合法的に捕鯨をしている。 1994の南氷洋のサンクチュアリーの採択に際して
も、日本は異議申し立ての手続きをとっている(モラトリアム決定の際にも異議申し立てを行ったが後年撤回している)。この異議申し立てのメカニズムは、1946年の条約起草の際、アメリカの強い主張によって加えられた。 付表の修正に際しては条約第5条第2項により「科学的
認定に基づいて」いる事が要請されるが、科学委員会の意見に無関係に単に本会議での多数決をもって採択されるケースが近年多い。 IWCには、意思決定手続きが条約に沿っているかどうかチェックして勧告するメカニズムはないので「条約無視、多数でやれば怖くない」というの
が最近の実態である。現在、世界中の国の数は190余りある(台湾など、国家として認められていない地域は除く)。その中で、現在IWCに加盟している国は以下の83カ国である。もともとIWCにおける新加盟国のリクルートは、「資源量が多い少ないにかかわらず、すべての鯨の商業
捕鯨を禁止する」商業捕鯨モラトリアムの採択のために反捕鯨NGOが1970年代終わりに開始したものである。日本など捕鯨国側は、「鯨資源の保存と適度な利用」という条約本来の目的の実現を目指してきたが、固定化した投票パターンを打ち破るには捕鯨側の主張に同調してくれる
新規加盟国をリクルートせざるを得ないとの判断から対抗措置に打って出た。その結果、非ヨーロッパ圏を中心に加盟国が増えて2006年のIWC総会で「商業捕鯨モラトリアムはもはや必要ない」というセントキッツ・ネービス宣言が採択されるにまで至ったことに反捕鯨国側は危機感
を強め、2007年2月にはイギリス政府がEUやアフカの非加盟国を反捕鯨陣営に新規加盟させる意思を表明している。
昨年の年次会議以降、スロベニア、クロアチア、キプロス、エクアドル、ギリシャなどが新たに加盟したのはその反映と思われる。ヨーロッパとNIS諸国:29カ国 (53カ国中)Austria, Belgium, Croatia, Cyprus, Czeck, Denmark, Finland, France, Germany, Greece,
Hungary, Iceland, Ireland, Italy, Lithuania, Luxembourg, Monaco, Netherlands, Norway, Portugal, Romania, Russia, San Marino, Slovak, Slovenia, Spain, Sweden, Switzerland, U.K. 北米・中米・南米: 20カ国 (36カ国中)Antigua and Barbuda, Argentina,
Belize, Brazil, Chile, Costa Rica, Dominica, Ecuador, Grenada, Guatemala, Mexico, Nicaragua, Panama, Peru, St. Kitts and Nevis, St. Lucia, St. Vincent and the Grenadines, Suriname, Uruguay, U.S.A.
アジア: 7カ国 (21カ国中)
Cambodia, China, India, Japan, Korea, Laos, Mongolia
中東: 2カ国 (15カ国中)Israel, Oman
アフリカ: 17カ国 (53カ国中)
Benin, Cameroon, Côte d'Ivoire, Congo, Eritrea, Gabon, Gambia, Guinea, Guinea-Bissau, Kenya, Mali, Mauritania, Morocco, Senegal, South Africa, Tanzania, Togo
オセアニア: 8カ国 (14カ国中)
Australia, Kiribati, Marshall Islands, Nauru, New Zealand, Palau, Solomon Islands, Tuvalu
こうして見ると、ヨーロッパの国や、ヨーロッパ人が移住して開拓した国が半分以上を占めていて、アジア・アフリカの比率が低い事がわかる。調査捕鯨に対する反対決議案は法的拘束力はなく、IWCの会議で投票に棄権せず参加した国の2分の1で可決されるが、
こういう地理的・文化的バランスを欠く構成での多数決をもって、反捕鯨団体は「反捕鯨は世界の世論」と言う。
IWCは、アメリカ政府に加盟の意思を通知さえすれば、鯨に関する知識や漁業管理の経験や見識の有無にかかわらず、どの国でも加盟できる。これまでのの加盟国の様子を見ても、分担金が未払いで投票権が停止されている国、重要な投票のある日にだけ参加する国、一度も自国
のコミッショナー(「主席代表」と訳される場合もあるが、要は代表団の団長で本会議での投票権を持つ)を任命しなかった国、会議の休憩時間に反捕鯨NGOから手渡されたメモを自国の声明として読み上げる国など、実態は様々である。
90年代に入って日本は発展途上国を中心に複数の国にIWCの加盟を促ししている。 1976年以来IWCの事務局長を務めてきて2000年の会議を最後に引退したレイ・ギャンベル(Ray Gambell)博士に言わせると、「自分の意見を支持してくれる国を加盟させる事はどの国もが使いうる
戦略である」(The Guardian Weekly、18-Nov-1999)という事になるのだが、国連と違ってIWCでは加盟国の分担金が一律なため、経済的に恵まれていない国にとっては海洋生物資源の持続的利用という日本の意見に賛成であっても、自分の利害に直接は無関係なIWCに高額な金を
払って加盟して代表団を送るまでには至らない事が多かった(IWC加盟国の分担金を経済力に応じた額にする国連方式の導入は1999年に提案されたが、その後は経済的に力のない国の分担金はだいぶ減ったようである)。街頭募金のように募金額が自由な場合でも募金に応じないで
通りすぎる経験は誰でもあると思うが、まして、「最低限1万円以上で」などという条件がついていたら募金の主旨には賛成でもおいそれと応じられないのと同じである。日本円で数百万円に相当するIWCの分担金は、経済規模の小さな国にとってはおいそれと出せる額ではない。
そこで、「日本の意見には賛成だけど、捕鯨問題に利害関係のない我国にとっては経済的な負担が高い割にはメリットがないから、せめて何か見返りが無ければ加盟はできない」という場合もでてきて、ODAのような経済援助を見返りにという事にもなるのも無理もない話だと思う
が、それが反捕鯨国などでは「日本が金でIWC票を買う」というような報道が出てくることになる。
仮にそういう事態であったとしても、捕鯨問題に対する彼らの本来の意見はそのまま尊重されているわけであり、後で述べる例のように反捕鯨団体が経済ボイコットをちらつかせて投票を変えるよう脅しをかけるといった、言論の自由の圧殺とは根本的に次元が異なる。
国際外交の世界では、国同士が友好裏に利害の調整を済ませて協力関係を結ぶ事はシビアーな国際社会で少しでも有利に生き残るための当たり前の方策だと思うのだが、日本国内でも、ナイーブな学級会的倫理観をそのまま国際社会に延長して物事を見る人や、外国の政
策には目をつぶって常に日本の政策のみを論じたがる人は妙に抵抗を覚えるらしい。
反捕鯨側の政治圧力の一例だが、1994年に南氷洋のサンクチュアリー案に反対しようとした南太平洋のソロモンは、反捕鯨国から輸出品であるバナナの禁輸の可能性でもって脅された。同様にカリブ海の4ヵ国には、アメリカの反捕鯨団体から多量の抗議文書がFAXで送られ、
観光地のホテルに大量に予約してキャンセル料が発生する直前の日にキャンセルされるといういやがらせに遇っている。ノルウェーはアメリカの国内法に基づく経済制裁で脅された。その結果、これらの国々は南氷洋のサンクチュアリー案採決においては棄権している。
このような、主権国家の自由な意思表明に対する圧力の存在が、IWCでも秘密投票制を導入しようという日本提案の動機となっている。マフィアの暴力が支配する町の住民投票で記名投票するような状況を想像してみてほしい。
IWCの歴史を見ると、自分たちの支持基盤を強固にするために加盟国を増やすというのは、もともと反捕鯨陣営が先に用いた手法であり、1980年前後には多くの国がIWCに加盟している(表参照)。これは商業捕鯨モラトリアムの採決に必要な4分の3の多数を得るためだが、
セントルシアなど現在では日本の立場を支持しているカリブ海の島国の多くも、もともとは反捕鯨側が加盟させたもので、分担金などもグリーンピースなどが出したという事は過去何人かのジャーナリストが指摘してきたし、IWCへのアメリカ政府代表団のコミッショナー
であったマイケル・ティルマン(Michael Tillman)も1998年のラジオ番組で認めているところである。
中には、反捕鯨団体からもらった小切手をそのままIWCへの分担金の支払いに使ったために資金関係が露見した国もあったという。そして、それらの国の国籍を持たないグリーンピースの活動家やその仲間が代表団のコミッショナーや代表団員としてIWCの会議に参加していた。
このような状況の中で1982年、商業捕鯨のモラトリアムは棄権5票を除いた有効票32のうち賛成25という4分の3プラス1で可決されたわけだが、この年の代表団リストを見てもアンティグアのコミッショナーのR. Baron、セントビンセントのコミッショナーのC.M. Davey、セント
ルシアのコミッショナー代理のF. Palacio、セイシェルのコミッショナー代理のL. Watsonなどはそれぞれの国の国籍を持たない反捕鯨活動家であった。 より詳細に言うと、Francisco PalacioはマイアミのTinker Instituteという団体に属するコロンビア国籍の活動家でグリー
ンピースのコンサルタントでもあり、弁護士であるRichard Baronはその友人であった。英国籍のLyall Watsonは「生命潮流」などの著書でも知られる一種の思想家であり、イランの故パーレビ国王の弟が率いるスレッショルド財団(Threshold Foundation)という資金豊かな組
織の事務局長でもあった。また、加盟国政府のコミッショナーにはならなかったものの、グリンピース会長のDavid McTaggartの友人であったバハマ在住のフランス人のJean-Paul Fortom-Gouinの存在も見逃せない。もともとは投資関係のアナリストであったFortom-Gouinは、19
77年にグリーンピース・ハワイが北太平洋でソビエトの捕鯨船に妨害活動を行った際に資金援助を行い、自らもWhale and Dolphin Coalitionという団体を率いて、当時まだオーストラリアで行われていたCheynes Beach Whaling社の捕鯨に同様の妨害活動を行っている。 70年代
終わりにパナマの代表団にもぐり込んでIWCの会議に出ていたが、パナマが脱退した後は1982年からPalacioがいるセントルシア代表団に移っている。 投票権を持たない立場の顧問、専門家、通訳という代表団員ならまだしも、本会議において独立国家の意思表明手段である投票
権を持つコミッショナーやその代理が外国人だったわけである。
たとえば、日本に在住していない外国人が日本の国連大使やWTOへの日本代表団の団長や副団長となって日本の代表として発言や投票をしていたら、たとえ日本政府の承認のもとであっても奇異であり、誰をどう「代表」しているのか考えさせられるが、少なくとも
モラトリアム採択前後のIWCはそういう事が行われる場所だったのである。
日本が行っている調査捕鯨は、英語による報道ではResearch Whalingという言葉よりはScientific Whalingと呼ばれる場合の方が多い。 IWCの用語ではScientific Permit(科学許可)やSpecial Permit(特別許可)と呼ばれる範疇に属する。国際捕鯨取締条約(ICRW)
の第8条第1項により、加盟国政府には自国民に対し科学調査のために鯨を捕獲する許可を与える権利が与えられており、それに基づいた鯨の捕獲調査をいう。調査計画の名称は、南極海で行っているのがJARPA(Japanese whale Research Program under special permit
in the Antarctic)、北西太平洋で行っているのがJARPN(Japanese whale Research Program under special permit in the North Pacific)である。
このように、条約上の正当な権利ではあるが、日本の調査捕鯨の自粛を求めるような決議が毎年IWCで採択されているのは、例えて言えば、憲法で保証された権利を否定するような決議が議会で採択されるようなものである。
★ JARPA (1987/88−2004/05) ★
商業捕鯨の最後の時期、日本が南極海で捕っていたミンククジラについて、IWCの科学委員会は資源量が豊富である事を調査データによって認めていたが、IWC本会議においては未だ科学的知識には不確実性があるという事で、モラトリアムの採択となった。その背景には、
商業捕鯨では鯨が多い場所を探し捕獲するため、そこから得られたデータにはサンプリング上の片寄りがあるという意見もあった(商業捕鯨においても捕獲したすべての鯨からサンプルの採取は行われ、生物学的なデータは解析されていた)。モラトリアムの決定に際し
ては、「遅くとも1990年までに資源量の包括的評価を行って再度見直す」という条件がついていたため、南極海のミンククジラに関して、より信頼性の高いデータを得るために新たに調査方法をデザインして開始した、というのが南極海で調査捕鯨が開始された大ざっぱ
な経緯である。
1987/88シーズンと1988/89シーズンに2度の予備調査を行い、翌シーズンから16年にわたる本調査が開始された。当初の計画では、ミンククジラ825頭とマッコウクジラ50頭の捕獲で調査を行い1990年に予定された資源量の包括的評価に望む計画だったが、中曽根政権の対外的な政治
配慮により捕獲量を減らされたため、調査結果の統計的有意性を保つには、調査期間を延長せざるをえなくなった)。調査海域としては 南極海で6つに分けられた区域 のうち、日本が商業捕鯨時代に操業を行ってきたIV区とV区を交互に行ってきたが(捕獲頭数は各区で300頭プラス
・マイナス10%)、系統群分布の広がりを調べるために隣接したIII区やVI区の一部も含めるようになった(捕獲頭数は各区で100頭プラス・マイナス10%)。よく、反捕鯨国で「調査のために数100頭も捕るのは捕りすぎ」などという人がいるが、統計学上、母集団からサンプリングし
て、その分析結果から母集団に関して確かな事をいうには、サンプル数がある程度十分である必要がある事を理解していない人の言である。喩えて言うなら、人口50万程度の都市でたった10人程度からアンケート調査をして、その結果から住人の実態についてどれだけ正確な事が言
えるのか、というのを考えてもらえば判ると思う。商業捕鯨と違い、調査捕鯨においては母集団から地理的、生物学的(性別、年齢など)に片寄りのないサンプリングをするのが大事なため、船団のコースは数学的に決められ、鯨の群れを発見した際には乱数表を用いてどの鯨を捕
獲するのかが決められる。また、鯨の体から採取されるサンプルの項目も多岐にわたる。 これらの研究報告は毎年IWCの科学委員会で検討されるが、それらに加えて南極海での調査捕鯨に関しては16年計画の中ほどが過ぎた1997年に専門の会議が開催されて詳細に検討された。その
報告書 の中で「JARPAの結果はRMPによる管理には必要ではないものの、以下の点でRMPを改善する可能性を秘めていることが留意された。・・・」で始まる文の「JARPAの結果はRMPによる管理には必要ではない」だけを取り上げてIWC科学委員会が調査捕鯨の成果に否定的であった
ように宣伝 しているのが内外の反捕鯨団体である。報告書を良く読めば、調査から得られた様々な結果が高く評価され、改定管理方式(RMP)
170名無虫さん:2009/01/09(金) 22:27:52 ID:W+R2+xE4
捕鯨も問題だが、チョンの密猟はもっとたちが悪い
を改善する可能性も合意されている。また、反捕鯨団体のいう「鯨を殺さない調査でも必要な情報は得られる」という言い分に関して、報告書は科学委員会内の両論を付属文書に併記した上で、様々な調査項目のうちミンククジラ集団の年齢構成に関する部分に関しては「会合で
は年齢構成の情報をもたらし得る非致死的調査方法(例えば、自然標識)があったことが留意されたが、調査船団への補給およびIV区とV区でのミンククジラの豊富な頭数が、それらの調査を成功させることを恐らく妨げたであろう」としている。もちろん、報告書におけるこう
いう個所は反捕鯨団体の宣伝では都合よく無視される。 ★ JARPA II (2005/06−) ★1987年から始まった南極海での第1期の調査計画(JARPA)も2004/05シーズンに無事終わり、2005/06シーズンからは内容を更に広げた新しい調査計画(JARPA II)が開始された。
当初、南極海での調査捕鯨が始まった背景としては、当時の南極海で最も資源量が豊富で繁殖力も旺盛なミンククジラの商業捕鯨再開に向けた科学的データの収集という側面が大きかった。ミンククジラはヒゲクジラ類の中ではかなり小さな種だが、資源管理が極めて甘かった初
期の商業捕鯨によって激減した大型クジラに取って代って資源量を増やしたことが種々のデータで示唆され、南極海で商業捕鯨を再開する際には当面の唯一の捕獲対象と考えられていた。しかし調査が進むにつれて、ミンククジラの増加傾向も頭打ちであることが、性成熟年齢、
体長、皮下脂肪の厚さ、胃の中の餌の量のデータなどからうかがえ、一方、かつて資源量が枯渇した大型クジラであるザトウクジラやナガスクジラが回復し始めていることが目視調査から判明し始め、これらが餌をめぐってミンククジラと競合している可能性が濃厚になってきた
。なお、最大の鯨であるシロナガスクジラについては増加傾向は認められるものの過去にあまりに激減したせいか回復の程度は低いし、同じ南極海のヒゲクジラ類でもイワシクジラなどは索餌海域が温暖な中緯度であるためにミンククジラと餌を争う相手ではないと考えられている
このような背景のもと、データから得られる統計的な有意性を高めるためにミンククジラの捕獲量を増やし、ナガスクジラとザトウクジラを新たに対象に加えて鯨種間の相対的な勢力関係を解明し、更に地球規模の環境変化が鯨に与える影響の調査を拡充し、これまで一種類の鯨の
管理しか想定していなかったIWCの捕獲枠算定法である改定管理方式(RMP)を複数種管理に発展させることも狙うというのが、今回の第2次調査計画の大きな目的となっている。
最初の2回の調査は予備調査として妥当な調査手法の追求に重きを置き、ミンククジラを850頭±10%、ナガスクジラを10頭までの捕獲となるが、本格調査ではミンククジラを850頭±10%、ナガスクジラとザトウクジラを各50頭の調査を予定している。初回の2005/2006年の調査では
グリーンピースとシーシェパードの2つの反捕鯨団体が過去同様に一般市民の寄付金をドブに捨てるような空疎で見かけ倒しの妨害活動を行ったものの調査は無事に終了し、反捕鯨国が唱える非致死的手法のみの調査では得られない貴重なデータがミンククジラ以外にも蓄積され
始めた。 ★ JARPN (1994−1999) ★一方の北西太平洋での調査は、日本近海の北西太平洋におけるミンククジラの系統群の分類に関して反捕鯨国の一部の科学者から出された仮説に反証するために1994年に開始された。もともと商業捕鯨時代の生物学的データから、北西太平
洋のミンククジラは以下の2つの系統群(おおまかにいって繁殖集団)から成ると考えられていた。
J系群: 黄海−東シナ海−日本海に生息。 推定頭数は7,000.O系群: オホーツク海−北西太平洋に生息。 推定頭数は25,000.
ところが反捕鯨側が唱えた新説は、J系群とO系群が更に細かな亜系群から成り、更に北太平洋中部にW系群という新たな系統群が存在してO系群と混ざっているというもので、IWCの捕獲枠算定方式である改訂管理方式(Revised Management Procedure − 略称 RMP)が適用された
場合に捕獲頭数が極めて低くなるような、ほとんど政治的意図のためとしか思えない仮説なのだが、これまでの調査の結果では従来どおりの系統群分類を支持するデータが得られている(亜系群の存在は否定されたが、新たなW系群の存在は完全には否定できていない)。
調査海域は、 IWCが区分けした海域のうち、7、8、9、11の海域で行われ、 捕獲頭数は100頭プラス・マイナス10%であり、調査手法は南極海と同様である。2000年2月にこの調査計画の成果についてIWC科学委員会主催のレビュー会議が開催され、反捕鯨派の科学者が
提唱した新仮説を支持するデータは見つからなかったものの、それらを完全に否定するまでには至らなかった。
★ JARPN II (2000−) ★当初は系統群分類に重点を置いて始まった北西太平洋の調査であったが、捕獲された胃の内容物の調査から予想外に多くの魚類、それもサンマやイワシをはじめ明太子やタラコの親であるスケトウダラなどが見つかり、また漁業の現場
でミンククジラがこれらの魚をごっそりと食べて漁業と競合している事が判ったため、比較的豊富なニタリクジラやマッコウクジラにも調査の対象を加えて魚と大型鯨類の捕食関係などの生態系を解明する事に重点におき、2000と2001年にそれぞれミンククジラを100頭、
ニタリクジラ50頭、マッコウクジラ10頭を捕獲する予備調査に着手する事となった。実際に捕獲した鯨の胃から見つかった魚類の写真は、日本鯨類研究所や水産庁の捕鯨班のページに見ることができる。 この調査における主目標は、漁業における複数種管理にある。
どういう事かというと、従来は例えばミンククジラ捕鯨ならミンククジラのみの資源量から捕獲量を決めていたのを、餌としている生物との数量関係によるモデルを用いて複眼的に行なっていこうという点にある。同様の試みはすでにノルウェーで始まっていて、ミンク
クジラとその餌であるオキアミ、マダラ、シシャモの関係を数式で表して、どの種をどれだけ獲ると、他のどの種がどれだけ増減するかという研究がなされている。鯨が多量の魚類を捕食する以上、ミンククジラの数倍の体重を持ち資源量も同等あるいは数倍もある北西
太平洋のニタリクジラやマッコウクジラも調べなければ、この点の解明はできない。よく、反捕鯨論者の中には、鯨を殺さない非捕殺的調査のみで充分という人がいるが、鯨の群れを観察したり皮膚から少量のサンプルを取っただけでは、鯨と魚の数量的捕食関係などは
判らないのである。もちろん、従来からのミンククジラの系統群の問題に加えてニタリクジラの系統群分類なども調査対象となるし、臓器などを調べて環境汚染の影響の具合なども調べられる。
2000年と2001年の2年間に予備調査を行ない2002年から本調査となったが、本調査からはミンククジラは新たに沿岸での50頭の捕獲が追加され、さらにイワシクジラ50頭が加わった。沿岸でのミンククジラは釧路と三陸で毎年交互に、それぞれ違う時期での捕獲である。
更に2004年からは、イワシクジラの捕獲枠が100頭に、沿岸域でのミンククジラは釧路と三陸でそれぞれ毎年60頭(計120頭)と変更になった。現在の捕獲予定数をまとめると、
ミンククジラ: 220頭 (沖合いで100頭、沿岸で120頭)、ニタリクジラ: 50頭、イワシクジラ: 100頭、マッコウクジラ: 10頭である。
なお、調査海域におけるニタリクジラは現在の推定頭数は2万3000程度(IWC科学委員会、1995年)であり、捕獲開始前の推定頭数は3万5000から4万程度であるから、大体、NMPの説明で述べる MSYレベル に近いと思われる。ニタリクジラは日本近海ではモラトリアムで
商業捕鯨が停止する1987年まで捕獲されていた。
一方、イワシクジラについては、日本の研究者による調査海域の推定頭数は2万8000程度である(IWC科学委員会ではまだ最新の資源評価に着手していない)。この推定頭数が妥当ならば、年間50頭(全頭数に対して0.2%程度)の捕獲では悪影響は考えられない。日本近海
での捕獲は、70年代に採用された新管理制度(NMP)によって保護資源になったために商業捕獲は1975年が最後であり、27年ぶりの捕獲となった。
北太平洋西部におけるマッコウクジラの推定頭数は10万程度であるが、初期資源量は不明である(江戸時代末期、まだ日本人が遊泳速度が遅くて死んでも沈まないセミ鯨などを中心に沿岸捕鯨を行っていた時代に、欧米の捕鯨船が大挙して押しかけて日本近海で捕っていた
捕獲歴史の古い種であるから、今世紀始めにノルウェーの国際捕鯨統計局がまとめ始めた資料だけでなく、古い歴史的資料まで遡って解析して大ざっぱな推定ができるかどうか、といったところではないだろうか)が、年間10頭の捕獲ではとうてい資源状態に影響しない。
マッコウクジラは大型鯨類の中では最も豊富で全世界での推定頭数は100万以上なのだが、なぜかアメリカ国内では絶滅に瀕した種に分類されていて、これをタテに日本の調査に対して圧力をかけている。
マッコウクジラが豊富で全世界の推定頭数が100万から200万である事はアメリカ政府の海洋大気局(National Oceanic and Atmospheric Administration - NOAA)のページ にも記載されていたのだが、自らの政策の馬鹿さ加減を裏付ける数字であるためか今では削除されている。
2001年1月に、アメリカのノーマン・ミネタ商務長官が来日して日本の農水大臣と会談した際、日本側がこのページを引き合いに矛盾を指摘したところ、さっそく翌日から数値の記述が削除されたのだという。このように豊富な種でも絶滅に瀕した種に指定されるのは、ワシント
ン条約(CITES)における分類と同様、鯨を取り巻く政治状況の歪みの産物である。
なお、条約第8条第2項では捕獲した鯨を「実行可能な限り加工」する事が規定されている。従って、捕獲した後に研究用のサンプルだけを取って鯨を廃棄してはいけないのだが、一般には条約の規定などあまり知られていないため、日本国内でさえ、「調査捕鯨で採った鯨がなぜ
売られているのだろう」という声はたまに耳にする。また、このような一般市民の知識不足を利用して「調査捕鯨は科学を隠れみのにした商業捕鯨」と主張する反捕鯨団体の宣伝がもっともらしくまかりとおる。実際には、こうした副産物の販売によって、調査にかかる費用のか
なりの部分がまかなわれている。これは、例えば惑星の研究のために探査機を送り込んでも、それにかかる費用を補う副産物が得られるわけではない事と比較すると、科学研究としてはコスト面で効率の良い部類にはいると思う。
いずれの調査も (財)日本鯨類研究所 が主体となって計画され、科学者以外の乗組員と船は共同船舶株式会社からチャーターされている。調査計画は毎年IWCの科学委員会において事前に審議され、計画内容に対し助言などが行われている。調査結果は、国外の科学者も交えて
解析され、IWCに多くの論文が提出されているものの、一般の市民にはアクセスしにくいし、英語の専門論文は読んでもたぶん理解できないと思うが、日本鯨類研究所が毎年発行する年報や年4回発行される「鯨研通信」で各年の調査結果の概要を知る事はできる。
IWCの年次総会には毎年何十ものNGOが参加し、それらの大多数は反捕鯨団体である。徐々に解説を加えていくとして、とりあえず、その主なものを列挙しておこう。各団体のページを訪ねて、捕鯨問題に関する主張を読み、それらが何を語って何を隠しているかを洗い出せば、
反捕鯨運動における情報戦略の性格というものが見えてくるであろう。また、掲示板やゲストブックがある場合には、それらを見ることによって、彼らを支持する一般市民の知識の程度や見識のレベルなども見えてくるであろう。
GP - (Greenpeace International、グリーンピース)
日本ではおなじみの反捕鯨団体である。 1971年にアラスカでの核実験に反対する活動をしたのが始まりらしい。捕鯨に関しては、1971年にアリューシャン列島のかつての捕鯨基地の廃墟で、かつて乱獲された鯨の骨を見たのがき
っかけだったというのが公式のストーリーである。が、実際には、自分が飼育するシャチが自由になりたがっていると主張してバンクーバーの水族館を解雇されたポール・スポング(Paul Spong)に1973年に出会って感化されたの
が、本格的な始まりだったようで(Fred Pearce、"Green Warriors"、1991)、これは当時バンクーバー在住で初期のGPのメンバーとも交流のあったC.W. ニコルの回想とも符合する(「日本人と捕鯨」、1982)。捕鯨船団に直接
行動を取ったのは、1975年夏に北太平洋での旧ソビエトの船団に対するものが最初である。1985年には反核運動でニュージーランドに停泊していたGP所有の「レインボー・ウォリアー号」が核実験国であるフランスの工作員に爆破
されるなど、話題にはこと欠かない。また、旧ソ連が崩壊する少し前の1991年、東ドイツに配属されていたソ連軍将校からスカッド・ミサイルの核弾頭を買うつもりだったものの、その将校が転属になったため断念したという
http://homepage.mac.com/hjens/nuclear.html 8/18/94の項)。買った核弾頭を公開してセンセーションを巻き起こすつもりだったらしいが、注目を集めるには何でもアリ、という姿勢の一例である。
なお、もともと北米で誕生したが、現在の本部はオランダのアムステルダムであり、各国の支部は集めた資金24%を本部に払うことになっている。
WWF - (World Wide Fund For Nature、旧名はWorld Wildlife Fund、世界自然保護基金)
1961年設立の大手環境保護団体でスイスに本部がある。反捕鯨運動ではグリーンピース、IFAWと並ぶ勢力である。名誉総裁をエリザベス女王の夫であるエジンバラ公フィリップ殿下が務めるが、彼が日本の新聞とのインタビューで「日本にWWFの会員が少ないのは日本人の環境への
意識が薄いからだ」というような趣旨のことを言っていたのが思い出される。また、1993年に京都でIWC総会が開催された際、WWFで長年捕鯨問題を担当するカサンドラ・フィリップス(Cassandra Phillips)女史がテレビ・インタビューで「IWCが白人の優位性を失い、道義を失う
と人類は危機に陥る。」と述べていたが、フィリップ殿下の言葉と併せて、欧米人の一部に根強くあるゆがんだ意識を想わせる。
ところで2002年4月1日に、WWF日本支部が会員向けの会報において「数が多く絶滅の心配がない種類は、徹底した管理制度などの条件が整えば商業捕鯨の再開が可能であるという論理を否定できない」という旨の見解を載せて注目された。これがスイスの本部の方針に影響を与え
るのかどうか未知数だが、オーストラリアやニュージーランドの支部は、そう簡単に姿勢を変えないのではないかと想像する。なお、ノルウェーのWWF支部はすでに1996年に 「ノルウェーの商業捕鯨の捕獲量は資源に影響のないレベルであり、IWCで定管理制度が完成すればもはや
反対することはない」という旨の声明を出して 本部の姿勢との違いを明らかにしている。
IFAW - (International Fund for Animal Welfarek、国際動物福祉基金)
1969年に設立。カナダにおけるアザラシ猟への反対運動で知名度を上げた。捕鯨に関しては、代表的な反捕鯨科学者のジャスティン・クック(Justin G. Cooke)への資金援助関係やシドニー・ホルト(Sidney Holt)との関係が知られる。
シーシェパード - (Sea Shepherd Conservation Society )
「海の羊飼い」と訳されることもある。グリーンピースの創立メンバーの一人でありながら組織を追放された活動家ポール・ワトソン(Paul Watson)が1977年に創立した。日本では知名度が低いが海外では知られた存在である。 1970年代終わりから80年ころまで「シエラ号」など
の海賊捕鯨船へ自身の船を体当たりさせたり、爆破したりして有名になったが、その後1986年にアイスランドの捕鯨基地で陸上の捕鯨施設を破壊し、捕鯨船を浸水・沈没させ、結果としてIWCへのオブザーバー参加権を剥奪されている。
また、1992年にノルウェーの捕鯨船を浸水・沈没させようとしたのを始め、1994年にノルウェーの沿岸警備艇に船を体当たりさせるなどの活動でワトソン自身がノルウェーから国際指名手配されて1997年にオランダで逮捕されている(80日の拘留の後釈放)。これまでに沈めた捕鯨
船の数は10隻であるという。また、1998年にはアメリカ・インディアンのマカー族の捕鯨復活への妨害でもメンバーから逮捕者を出している。今年(2001年)の夏はカリブ海の原住民生存捕鯨に注目を集めるべく、セント・ビンセントへ向かったそうである。ピアース・ブロスナン
(Pierce Brosnan)やルトガー・ハウアー(Rutger Hauer)など、ハリウッドの俳優にも支持者が多いようで、ワトソンの半生を描いた映画が作られるという話が以前ネットに流れていたが、その後どうなったのであろうか。このニュースに対してあるノルウェー人が、「出来上がっ
たら、その年の代表的コメディー映画になるだろう」と評していたのが思い出される。
これまでは日本と直接対峙したことがなかったが、2002年末には南氷洋における日本の調査捕鯨に対する妨害活動を開始する予定で、8月からニュージーランドのオークランド港において、自身の活動船ファーリー・モワット(Farley Mowat)号の準備をしている。報道を見る限り、
過去のグリーンピースと類似の行動をとるつもりのようで、「類は友を呼ぶ」という言葉が思い起こされる。最近の報道によると、捕鯨に反対する理論武装を強化する意味も込めて、妨害活動船の乗員40数名は全員菜食主義者であるという。
また、出航を間近に控えた11月には、活動船に魚雷が搭載されているという情報を受けてニュージーランド当局が捜査をした。その結果、密漁船などに対する威嚇目的で載せた、内部が中空の模造品の魚雷がデッキ上に確認されている。
なお、彼らにとっては敵にあたる ハイノース・アライアンス のページのゲスト・ブックにポール・ワトソン自ら書き込みをしているのを以前よく見かけた。
EIA - (Environmental Investigation Agency)
「環境調査エージェンシー」と訳される場合もある。フェロー諸島のゴンドウクジラ漁に対する反対キャンペーンの中心的存在であり、また近年は日本のイルカ漁に難くせをつけてきている。元グリーンピースの活動家アラン・ソーントン(Allan Thornton)に率いられる。
ソーントンはグリーンピース時代、1977年にそのイギリス支部を作り、マスメディアを通した呼びかけによって、1978年にグリーンピースの船、初代「レインボー・ウォリアー(虹の戦士)号」を調達した人物でもある。数年前、EIAはロンドンの法務局では株式会社として
登記されているという報道があったが(Themis 1994年8月号)、今でもそうなのかは不明である。
FOE - (Friends of the Earth International)
訳名の「地球の友」で呼ばれることもある。捕鯨問題ではグリーンピースよりも早く、1971年からIWCに姿を見せている。当時はFOEの反捕鯨組織「プロジェクト・ヨナ」がジョーン・マッキンタイアー(Joan McIntyre)に率いられ、アメリカのニクソン政権との密接な連携
で反捕鯨運動を世界的に広めた。マッキンタイアーがIWCの場で演説できたのもニクソン政権の力であり、後に彼女がまとめた「クジラの心(原題:Mind in The Waters)」には、ニクソン政権で反捕鯨政策を推し進めたリー・タルボット(Lee M. Talbot)も一文を書いている。
彼女にまつわる逸話を1つ引用しておこう。文中「米澤」とあるのは当時IWCでの日本代表団のコミッショナーであった米澤邦男氏である。

米澤がホテルにチェックインした時に反捕鯨派の攻撃は開始されていた。 米澤はホテルで次のように言われた。
「あなたの部屋に花が沢山届いていますが、どうされますか? 棄てろというなら、棄てます。それから、プロジェクト・ヨナという反捕鯨団体のマッキンタイアという女性が、あなたにお目にかかりたいと言ってきてますが、どうしますか」

米澤が「花を持って来い」と言うと、葬式の花である白ユリが部屋に入り切らないぐらい届けられた。 それからマッキンタイアが部屋を訪ねて来て、「ミスター米澤、今日は何の日か知ってますか?」と言うから、「知らないね」と言うと、
「今日はクジラのお葬式の日です。そう思って私は花を持って来たんです。クジラみたいな利口な動物を殺すのは許せません。人間以上に利ロなんですよ、コミュニケーションもしているし」と真顔で言った。そこで、「クジラは本も書かないし、
建物も建てないし、あまりいい仕事はしないようだね」と言うと、「そこなんですよ。 クジラは本当はできるんです。 でも残念ながら手がないんです。 手さえあれば人間に負けないものを作りますよ」と彼女は言った。

米澤は、40分ほどマッキンタイアにつきあったが、最後に、「あなたのお話を聞いていると、クジラが一部の人間よりは利ロかもしれないと思えるようになりましたよ」と皮肉を言ったが、それが相手に伝わったかどうかは、分からなかった。

マッキンタイアは、その後、プロジェクト・ヨナの金を横領して3年ほど後にクビになっている。 運動家になるには金を集める才能がなければならないし、日本から来たコミッショナーのホテルに押しかけて、デモンストレーションをやったという
実績を積まねばならなかったのだろう。 運動家は純粋なだけでは務まらない仕事である。
(小川晃 「鯨と日本外交」、「月刊日本」 2001年7月号)
International Wildlife Coalition
名前からわかるように国際捕鯨委員会(IWC)同じ略称を持つ反捕鯨団体である。この略称を活用して、あたかも国際捕鯨委員会の見解のような誤解を与えかねないパンフレットを配布したことなどあるという。 1994年の南氷洋サンクチュアリ採択に際して、カリブ海諸国の観光
ホテルに大量に予約を入れ、キャンセル料が発生する直前に予約を取り消すという嫌がらせで、サンクチュアリーに反対票を入れないように圧力をかけたのも、この団体である。また、1998年のIWC総会において、この団体とECCEA(Eastern Caribbean Coalition for Environmental
Awareness)がそれぞれ、日本がカリブ海諸国の票を金で買っているとか、共謀してホエール・ウォッチング船を爆破しようとしているなどと主張するオープニング・ステートメントを発表したために会議が紛糾し、結局議長の裁定で、1つの文書は公式文書から除外し、残りはNGO
の声明であると明記させるという騒ぎになっている。
Breach - 1994年に結成された新しい団体で、1999年のIWC総会開催中、IWC事務局に押し入ろうとして警察沙汰になり、IWCへのオブザーバー参加権を剥奪されたのが記憶に新しい。
WDCS - (The Whale and Dolphin Conservation Society)HSUS - (The Humane Society of the United States、米国人道協会)
RSPCA - (Royal Society for the Prevention of Cruelty to Animals、英国動物愛護協会)
「鯨は生態系の上で頂点に立つ生き物である」とか「鯨は食物連鎖の頂点にいる生き物である」というような文は、おそらくほとんどの人は目にした事があるだろう(例えば著名な反捕鯨啓蒙家であるロジャー・ペイン(Roger Payne)に言わせると鯨は食物連鎖上、下から第7番目
であり頂点に立つという)また、植物プランクトンから始まって、様々な生物が階層構造をなして上へ延びてゆく図も一度は目にした事があるのではないだろうか。以前から、鯨類の食物連鎖における地位(食物段階)については疑問を感じていたのだが、この場で整理してみたい。
なお、生物を捕食者と被捕食者の1次元的つながりで捉える「食物連鎖(Food Chain)」という概念はやや古典的で、現実の捕食関係はもっと複雑な網の目状の「食物網(Food Web)」であるが、ここで述べる話では鯨種ごとの餌の違いを論じる程度なので、簡単でわかりやすい
「食物連鎖」で話をすすめる。まず、捕鯨問題との関連で考える上で、これまでIWCが管理の対象としてきた大型鯨類とその餌をおおざっぱにまとめると以下のとおりである。
ヒゲクジラ亜目 ナガスクジラ科 シロナガスクジラ 動物プランクトン(オキアミ) ナガスクジラ 動物プランクトン(オキアミ、カイアシ)、群遊性魚類 イワシクジラ 動物プランクトン(オキアミ、カイアシ)、群遊性魚類 ニタリクジラ 群遊性魚類、動物プランクトン
ミンククジラ 動物プランクトン(オキアミ、カイアシ)、群遊性魚類 ザトウクジラ 動物プランクトン(オキアミ、アミ)、群遊性魚類 セミクジラ科 セミクジラ 動物プランクトン(カイアシ、オキアミ) ホッキョククジラ 動物プランクトン(カイアシ、オキアミ)
コククジラ科 コククジラ 底生甲殻類 歯クジラ亜目 マッコウクジラ科 マッコウクジラ イカ、底生魚類
ここで、歯を持たないヒゲクジラ類が食べる魚類とはサンマ、シシャモ、ニシン、イワシといった小型のものやサバ、タラといったものである。なお、同じ鯨種でも生息する海域が違うと餌も違ってくるし、同じ海域の同じ種類の鯨でも、年によって餌に変動がある。例えば、
日本が調査捕鯨で捕っているミンククジラは、南半球に生息するものはオキアミ類などの動物プランクトンが餌の大部分を占めるが、北太平洋のものではオキアミは半分程度で、あとはマイワシ、イカナゴ、サンマなどの魚類が占め、それらの割合が年によってかなり変動して
いる様子は、胃の内容物も調べる捕獲調査がもたらしてくれる、今現在の生態系に関する貴重な知識の一つである。
さて、こうして表を見ると、いくつかの疑問が生じるが、まず、このような餌の多様性を無視し「鯨」という言葉でひとくくりにして、その食物連鎖上の地位を論じられるかという疑問がある。
食物段階が植物プランクトンよりひとつ上の動物プランクトンを偏食するシロナガスクジラと、イワシやサンマなどの小型の魚を食べるその他のヒゲクジラ類、さらに表には載っていないがマグロ、カツオなど大型魚類を食べるゴンドウクジラ(歯クジラ類)などを、あたかも一
つの食物段階にあるかのように語るのは、個々の鯨種の資源量の違いを無視して「鯨が絶滅しかかっている」と言うのと同じ類の粗雑な言い方ではないだろうか。
次に「食物連鎖上で頂点」という点について考えてみる。野生の動物で鯨を襲って食べるのは同じ鯨類のシャチくらいであり、鯨を食べる野生動物種がいないという、相対的な意味では頂点と言える(余談だが、世の中には鯨は人間と同等の知能を持つ生き物であり、鯨を食べる
のは食人に等しいと信じている人もいるが、彼らが鯨を食べるシャチの行為を嘆くのは聞いたためしがなく、本当に彼らの意識の上で鯨と人間は同等なのか疑問である)。だが、食物段階がどのレベルものを食べているかで考えるならば、シロナガスクジラはオキアミを食べる他
の生物より高いとはいえず、小型魚類を食べるイワシクジラなどの種は、同じく小型魚類を食べる鳥や中型・大型魚類より高いとはいえない。もし相対的な意味で「頂点」と言っているとすれば、例えるなら5階建ての建物の5階と10階建ての建物の7階を比較して、前者は最上階
だから頂点であるというのと同じ論法であって、地上からの高さが反映されているわけではないのである。このような位置づけが生態系を考える上でどれだけ重要な指標となりうるのか疑問が残るが、これまでのところ、この疑問に答えてくれる説明には出会った事がない。
このような事から、冒頭の「鯨は食物連鎖の頂点」という言い方は、かなり誤解を招く言い方である事が言えると思う。大型魚類を食べる一部の歯クジラ類はかなり高い段階にあるかも知れないが、鯨類が共通の食物段階にいるわけではないのであり、地球上で最大の動物として
賛美されるシロナガスクジラなどは、「頂点」という言葉によって一般の人々がイメージするよりは、食物連鎖上はるかに低い位置にいるわけである。また、最近よく話題になる環境汚染物質の体内への蓄積という点では、問題になるのは食物段階が下から何番目かという点にな
るはずであり、
そうなると議論は鯨の種類ごと、あるいは生息域ごとの餌の違いを抜きにしては論じられないはずであるが(さらに体の部位によって蓄積の度合いが全然違うから鯨製品ごとに論じる必要もある)、反捕鯨国での報道をネット上でみるかぎり、「鯨の体内から高濃度の汚染物質が
発見」というレベルにとどまるものが多く、詳細を伝えない事によって鯨であればどこで捕れたどの鯨のどの部位の食品でも危険であるかのような印象を持たせようという意図が見え見えである。
さて、食物段階が上位の動物は汚染物質が蓄積しやすいから環境のバロメーターであり、従って保護されるべきであるという論もあるが、汚染物質が蓄積しやすいなら、そうでない生物よりはいっそう注意を払って捕りすぎないようにすれば良いだけの事で、捕獲量をゼロにしな
ければならない必要など何かあるのだろうか。さらに「バロメーター」だからこそ、その体内からは汚染物質の蓄積具合いや、その体内への影響など、環境汚染の生物への影響を研究する手がかりが多く得られるのであり、鯨を殺さないで皮膚からサンプルを採るだけというのでは、
「私達が愛する"お鯨様"を殺すなんて許せません」という一部の愛好家の価値観に迎合する上では有効でも、海洋生物と環境に関する知識を迅速に深めようという立場から見れば、入手可能なデータのごく一部を効率悪く利用する手法であり、例えて言うならば、惑星探査機があり
ながら天体望遠鏡だけで惑星を研究せよというようなものであって、得られる知識も限られる。実際、調査捕鯨で得られる知識の中には、反捕鯨論者がとなえる非致死的調査では決して得られないもの、あるいは得られてもはるかに多くの年月を要するものが多いが、この点は専門家
による説明に詳しい。もし、日本の調査を否定する国に非致死的手法のみで調査させて、日本の調査とどちらが確かで多くの結果を効率良く導くかを比較すれば、この点はすぐ明らかになるであろう。日本が現在南氷洋で調査捕鯨の対象としているのはミンククジラ(Minke whale)
という、体長が7-8メートル程度の小さな種類である(商業捕鯨を復活させたノルウェーの捕獲対象も同じくミンククジラである)。「ヒゲクジラ類の中では最小」と紹介される場合も多いが、ヒゲクジラ類の中で最小なのは南半球のみに生息するコセミクジラというセミクジラの亜
種で、こちらは体長5-6メートルである。
「ミンク」の名称は、この小さなクジラばかり捕っていたノルウェーのマインケ(Minke)という新米砲手に由来するといわれ、英語での発音は「ミンキー」である。沿岸での小型捕鯨では以前から捕られていたが、南氷洋での本格的な捕獲は1970年代初めからである。
大型鯨類が次々と禁猟になる中、南氷洋で日本が商業捕鯨の最後の年まで捕獲していたヒゲクジラであり、他の大型鯨類と違って悪名高いBWU(Blue Whale Unit - シロナガス換算制)という捕獲枠設定方式の洗礼をほとんど受けなかった。また他の大型ヒゲクジラ類の
雌が2-3年に一回出産するのに対し、ほとんど毎年出産する。
2002年9月現在、 IWCのホームページにおける推定資源量 は以下のとおりである。
海域 期間 推定値 95%信頼区間 南氷洋 1982/83 - 1988/89 76万1000 51万 - 114万 現在 改定中 科学委員会による再評価中であり、信頼できる数値なし。
北大西洋(カナダ東部沿岸を除く) 1987 - 95 約14万9000 12万 - 18万2000 北西太平洋とオホーツク海 1989 - 90 2万5000 1万2800 - 4万8600
「95%信頼区間」というのは、資源量がこの範囲にあるのは95%確かであるという、推定結果の信頼性の目安である。1970年代後半、日本の大隅博士は南氷洋のミンククジラは捕獲の対象となる成体だけでも40万頭はいると推定していたが、反捕鯨派科学者のリーダー的存在
であるシドニー・ホルト博士(Sidney J. Holt)による推定量はたった2万頭というものであり、実際に大規模な調査を行って検証する必要があった。そこで、IWCが1974から始めていたIDCR(International Decade of Cetacean Research、国際鯨類調査10年計画)の一部
として南氷洋のミンククジラの資源量の調査が開始した。
この調査によって、ミンククジラの数が極めて豊富な事が判明し、商業捕鯨モラトリアムが採択された1982年にもIWCの科学委員会はミンククジラは捕獲を続けてもなんら問題ない豊富な種であるとして、資源状態に関わらずにすべての対象鯨種の捕獲を禁ずる包括的モラトリ
アムの必要性はない、と結論していた。当時の推定資源量は30万頭程度であるから、シドニー・ホルトの推定量がいかに荒唐無稽なものだったかがわかる。
なお、これ以上調査でミンククジラの豊富な資源量が裏付けられては困るのか、1984年のIWC科学委員会の会合では反捕鯨派科学者グループが調査を継続すべきでないと言い出したが、日本側の強い主張で結局継続となった。以後調査は毎年続いてきており、95/96年の航海では
調査期間の最初の1ヶ月ほどが日本が独自に企画したシロナガスクジラ調査、残り2ヶ月程度がIDCRのミンククジラ調査という2本立てになり、翌年からはこの2段構成の調査航海がIWCの新調査プログラムSOWER(Southern Ocean Whale and Ecosystem Research)の名のもとに行わ
れるようになって現在に至っている。IWCの科学委員会の1971年におけるミンククジラ推定資源量は15万頭から20万頭であり、その後の研究でも本格的捕獲開始前の資源量はこのレベルらしいから、シロナガスなどの大型種が減った事によって豊富なエサを得たミンククジラが、
その短い妊娠周期も手伝って飛躍的に増加したという仮説がある。実際、1940年代以降、ミンククジラの成長曲線の変化は体長が大型化している事を示していて餌の摂取状態が良くなったことが伺え、また、性成熟年齢が下がったこともこれと整合している。これは、第二次大
戦後の日本人の食料事情の改善と、それに伴う体格の変化と類似している、と言えばわかりやすいであろうか。
このように豊富なミンククジラだが1983年にボツワナで開催されたワシントン条約(CITES)会議では絶滅の恐れがある種を記載する付属書 I に掲載された。提案国はセイシェルだが、上述のシドニー・ホルトはこの時期セイシェル代表団員としてIWCに参加しているから、この
提案も彼が関与したものであろう。 IWCと違って参加国が必ずしも鯨の資源状態に明るくなく、「事実」よりはロビー活動がものを言うCITESの場だからこそ、このような分類が可能になったともいえる。
さて、IWCの調査航海といっても各国からの参加科学者以外の要素、すなわち、資金、船舶、乗組員などは、ほとんど日本が提供してきた。「公海の鯨は全人類の財産」などと言いながら、IWCが行う大規模な調査に殆んど金を出さず、調査結果にケチをつける口は出す、という
反捕鯨国の姿勢はこういうところにも現れている。調査は鯨の数を数える目視調査が主だが、草原にいるキリンの数を数えるようなわけにはいかない。
南氷洋のミンククジラの場合、平均して1時間に36-37回(一回当たり3-6秒)浮上し、遊泳速度は平均3-5ノットである(調査船のスピードは11.5ノット)。海面に数秒間見える噴気や体の一部をもとに、近距離から1-2キロ先までの鯨種を判断し群れの大きさを判定していくのには
視力だけでなくかなりの熟練を要する。天候に恵まれずに波が高かったり、調査員が交代して目視の習熟度が下がるなど、調査時の条件によって鯨の発見数が減って推定資源量が減る可能性もある。調査方法の細部は専門家の説明に詳しい。
ミンククジラ資源に関する南氷洋の管理区域
第1、2ラウンドでは、I区からVI区まで6つに区分けされた南氷洋の各海域を毎年1つずつ調査していたので、6年で1ラウンドを終了できた。ただし、緯度的には北端の南緯60度まではカバーされていなかった。第3ラウンドでは、緯度では南端の氷縁から南緯60度までカバーする
方針に変わり、その分、経度では調査海域全体を1回でカバーできなくなった。
第1ラウンドではシャープペンシル大の標識銛を鯨に打ち込み、商業捕鯨で捕獲された鯨から発見される標識の割合から資源量を推定するという標識調査も行われていた。目視調査はライントランセクト法という方法で行われるが、今現在採用されているジグザグのトラックライン
(調査コース)が使われだしたのは第1ラウンド最終の第6回からで、それまでは「コ」の字型を互い違いにつなげたような格子状のトラックラインが使われていた。
また、接近法と通過法(1)を交互に行うという、現在採用されている目視調査方式は第2ラウンドから始められた。このように、推定精度を向上させるために調査方法や解析手法は細部にわたって年々改良されてきている。また、このIDCR航海で鯨の目視調査方法の研究が進んだ事は
北大西洋など他の海域での目視調査にも寄与している。なお、日本の調査捕鯨でも捕獲調査の他にこのIDCR方式の目視調査も行なっている。
IWCの科学委員会は南氷洋ミンククジラ資源の包括的評価を1990年に行ったが、この段階では調査は第2ラウンドの大半が終わっており、この時点の合計として上記の76万頭という数字が出てきている。なお、調査海域に南緯60度以北の海は含まれていなく、また調査船が
入れないパック・アイス(2)が密集した海域の鯨は目視のしようがないため、南氷洋全体での実際の数は、この推定値よりも多いと考えられる。 IWCのIDCR/SOWERにおける南氷洋ミンククジラ目視調査航海 回 調査年 調査海域 調査船()内はソ連船 ミンククジラ目視調査
期間* 調査団長 経度 緯度
第1ラウンド 1 1978/79 IV 南緯61度以南 2 28.Dec - 7.Feb P.B. Best 2 1979/80 III 南緯63度以南 2 27.Dec - 14.Feb J. Horwood 3 1980/81 V 南緯62度以南 3(1) 22.Dec - 6.Feb P.B. Best 4 1981/82 II 南緯63度以南 3(1) 27.Dec - 6.Feb D. Hembree 5 1982/83
I 南緯64度以南 3(1) 2.Jan - 15.Feb D. Hembree 6 1983/84 VI 南緯61度以南 4(1) 4.Jan - 19.Feb G. Joyce
第2ラウンド 7 1984/85** IV 南緯61度以南 4(1) 29.Dec - 19.Feb G. Joyc
11 1988/89 IV 南緯61度以南 2 29.Dec - 11.Feb F. Kasamatsu 12 1989/90 I 南緯64度以南 2 28.Dec - 10.Feb G. Joyce 13 1990/91 VI 南緯61度以南 2 3.Jan - 11.Feb G. Joyce
第3ラウンド 14 1991/92 V(130E - 170W) 南緯63度以南 2 31.Dec - 8.Feb P. Ensor 15 1992/93 III W (0 - 40E) 南緯60度以南 2 25.Dec - 4.Feb R. Rowlett 16 1993/94 I (110W - 80W) 南緯60度以南 2 3.Jan - 14.Feb P. Ensor 17 1994/95 III E (40E - 70E),
IV W (70E - 80E) 南緯60度以南 2 13.Jan - 25.Feb P. Ensor
18 1995/96 VI W (170W - 140W) 南緯60度以南 2 14.Jan - 21.Feb P. Ensor 19 1996/97 II E (30W - 0) 南緯60度以南 2 16.Jan - 14.Feb P. Ensor 20 1997/98 II W (60W - 25W) 南緯60度以南 2 18.Jan - 14.Feb P. Ensor 21 1998/99 IV (80E - 130E) 南緯60度以南
2 20.Jan - 22.Feb P. Ensor 22 1999/00 I E(80W - 60W),II W (60W - 55W) 南緯60度以南 2 15.
第4ラウンド 27 2004/05 III W (0 - 35E) 南緯60度30分以南 2 18.Jan - 26.Feb P. Ensor 28 2005/06 III W (0 - 20E) 南緯55度以南 1 25.Dec - 14.Feb※前半は南緯55 ‐ 61度でナガスクジラが主対象 P. Ensor
* 調査期間は南氷洋の管理区域におけるもの(母港との往復期間は含まず)。** 84/85年では、前半が東海域で各種実験、後半が西海域で目視調査が行われたが、独立観察者方式(IO : Independent Observer mode)という、
通過法において後に標準的になる手法が西半分の海域では用いられなかったため、調査法の整合性の点からこの回のデータは後年の資源量評価では用いられていない。
なお、2001年のIWC科学委員会で討議したミンククジラ資源量の評価の議論を、 科学委員会の報告書から抜粋 しておく。第3ラウンドの調査はまだ途中だが、調査が終わった海域を従来の手法で解析した資源量は過去の数字と
比べて低く見えるため、さっそく反捕鯨団体がこれに飛びついて、あたかもミンククジラの資源量が前回の評価よりも「減ったことが合意された」などと宣伝したり、極端な例では、委員会報告書でわざわざ「不完全」と注記
している268,000という数字(これは97/98年までの調査のうちで既に評価が終わった、全海域の68%をもとした数字で、しかも、過去の調査で資源量が大きかったIV区とV区が抜けているのである)をそのまま示している例すらあった。
科学委員会の報告書では、第3ラウンドのこれまでのデータをもとに従来の手法に基づいて求めた各種試算結果が過去より少ないことについて、
実際に資源量が減った。 たまたま、調査時に調査海域にいたミンククジラが少なかった。 過去2回のラウンドとは調査手法も変わっているので、同列に比較して増減を論じられない。
の3つの仮説が記され、現段階では判断できないとしている。 ただ、報告書等をもとに素人なりにまとめると、第3ラウンドの調査データの解析について次のような点が指摘される。
過去に比べて調査航路が、概して天候も悪く、群れを作らずに単独で行動する鯨が多い北側に拡張しているため、目視条件が悪化している。おそらく上記の理由のためと推定されるが、過去のラウンドに比べて、目視で「ミンククジラ」とは
断定しきれず「ミンクらしい」と判断されたデータが過去より大幅に増えて30%以上になっており、これらのデータは解析で除外されている。 最初の2ラウンドではほとんどの調査員が経験10年以上であったが、第3ラウンド2回目の92/93
年からは、世代交代によって経験が5年以下の初心者が半分程度にまで増えて、目視量が落ちている可能性がある。 過去のデータから、ミンククジラの南氷洋における密度がピークになるのはだいたい1月中旬から下旬で、2月に入ると急速
に減るが、第3ラウンドでは調査期間が過去より後期にシフトしており、時期的にピークをはずれている可能性がある。この調査時期の遅れは、氷縁の変化をにらんで調査航路を決める際の便宜のためらしい)。
捕獲データから求められた自然死亡率や妊娠率などの資源動態上のデータの解析は、資源の減少を示唆していない。 IDCRよりも調査日数が長くて時期もほぼ一定している、調査捕鯨の目視調査の解析では資源の低下傾向は見られない(ただし
調査捕鯨が行われているIV区とV区に限られる)。 このようなことから、以下の点を念頭に解析方法を更に洗練させ、最終的な資源推定を行うことになる。
航路上の鯨の発見確率g(0)や、接近法と通過法の間の補正を行う係数は、群れの大きさに依存するので、この点の見直し。 未調査海域のミンククジラ密度を推定する方法の研究の必要性。 生物学的パラメータを用いた資源動態モデルも使う
研究の必要性。 調査捕鯨における目視調査データの、より詳しい解析。パック・アイス内部のミンククジラ密度の研究の必要性(今回初めて、いくつかの研究が提出された)。 可能なら、調査開始時期を以前のように前にずらす。 ミンクク
ジラの新しい推定資源量の算出か2007年の会議で行われる見通しである。 ただ、あくまで調査の詳細に疎い素人の立場で言わせてもらえば、第3ラウンドに入ってから調査にずいぶんと時間がかかっていて、10年以上経っても結果が出ていない
現状はペースが遅いように思われる。
今現在の南氷洋のミンククジラ資源量に関して納得させる公式数値がない事態は、IWCやワシントン条約における各加盟国の意思決定において日本側に不利に作用するのではないだろうか。近年の目視調査における結果を見るとザトウクジラやシロナガスクジラの回復傾向が見られて
おり、今後はミンククジラだけでなく数種の鯨種について精度の高い資源推定を長くない年数で行って資源量の変化の多様な様相を明らかにすることが要求されるような気がする。だとするとなおさら、現在のような日本が拠出する2隻の船だけでは間に合わず、調査規模の拡大や
調査手法の改革が必要になりそうに思える。南氷洋への往路・復路において他の環境・漁業関連の調査も行うなどの工夫によって予算を増やして調査船の数を増やすことができないものだろうか。また、資源量の把握は科学的な資源管理の基礎であるはずだから、この点についても
っと多くの加盟国の積極的参加を強く促す決議をIWCで行うことも期待したい。 現在、日本の市場で流通している鯨肉は次のようなものである。
調査捕鯨で捕獲した鯨の肉 国際捕鯨取締条約第8条第2項に従って、調査目的で捕った鯨は市場で有効利用されねばならず、また、販売から得られる収益が調査費用を補ってもいる。ミンククジラ、ニタリクジラ、イワシクジラ、ナガスクジラ、マッコウクジラが該当する。ただ
し、マッコウクジラについては水銀やPCBの含有量が多いために販売はされていないようである。 マッコウクジラの水銀について言及したついでに補足しておくと、反捕鯨系の団体は鯨は食物連鎖上で上位に位置し、階層上で下位の餌生物から順次蓄積してきた汚染物質が濃縮して
鯨に摂取されるため、鯨の肉は汚染されているから食べるべきではないと宣伝している。しかし、実際はそんなに単純なものではない。まず、歯を持たないヒゲ鯨と歯鯨では食べる魚の種類が異なる。歯鯨だとマグロなどの大型魚類を食べることが可能だが、ヒゲ鯨が食べる魚とい
えばイワシやサンマなどの小型のものに限られる。これらは食物連鎖上ではそれほど上位ではないから、汚染物質の蓄積具合も大型魚類とは異なる。更に同じ鯨種でも、例えば南極海のミンククジラが食べるのはオキアミなどの動物プランクトン類が主体なのに対して、北太平洋の
ミンククジラは魚類の摂取比率が高いために汚染物質の蓄積具合も異なる。
一方、南極海のミ
ンククジラの肉は極めてクリーンであるために、通常の家畜の肉ではアトピーを起こす子供でも安心して食べられる動物蛋白源のひとつとなっている。また、ベーコンの原料となる皮脂の場合は、汚染物質の濃度が高い場合にはさらし処理などによって全く害が無いレベル
にして販売されている。さて価格だが2006年現在、肉類の市場への1キロ当たりの卸価格は以下のようになっている。ミンククジラの赤肉の場合、2000年における3760円という価格からは半分近くに下がっているが、末端の小売価格ではあまり実感が無い。小売り段階では3
倍程度の価格となっていると言われており、末端レベルでの価格をもう少し下げて欲しいものである。
2005-06年の南極海調査捕鯨分 鯨種 尾肉 尾肉徳用 赤肉特選 赤肉 赤肉徳用 ミンククジラ 無し 7000 6000 1950 1700 ナガスクジラ 無し 9500 7000 1950 17002005年の北太平洋調査捕鯨分(沖合) 鯨種 尾肉 赤肉 赤肉徳用 ミンククジラ 無し 1950 1700
イワシクジラ 18000 1900 1700 ニタリクジラ 16000 1950 1700 また、従来は調査研究機関である日本鯨類研究所から、調査船や乗組員を提供している共同船舶を経由して市場へ売られていたが、2006年春から新たに 鯨食ラボ という会社が5年限定のプロジェクト会社とし
て新市場の開拓に加わった。 IWCの管轄外の捕鯨によるものIWCが管理の対象にすべきかどうか長年の論争に決着がついていない小型鯨類であるツチクジラ(商業捕鯨停止後、年間54頭の捕獲上限を設定してきたが、1999年からは北海道南部の日本海側で8頭の枠を追加)、
ゴンドウクジラ(商業捕鯨停止後の捕獲上限は100頭程度)、イルカ類などは日本で資源状態を調査した上で自主的に捕獲上限を設定して捕られている。これらはいずれも歯クジラ類だが、流通過程では単に「鯨」と表記される場合が多く、ミンククジラのようなヒゲクジラ
類とは風味が違う事を考えると、やはり最低限「歯クジラ」か「ヒゲクジラ」かの区別は書いて欲しいものである。
そうでないと、昔親しんだヒゲクジラの味を求めて店で買った鯨肉の味が、「なんか違うなあ」という事になりかねない。 他の捕鯨国から輸入された肉
ククジラが643トン、ゴンドウ鯨、ツチ鯨、イルカ類などが416トンで全体の97%であった。
更に同じ鯨種でも、例えば南極海のミンククジラが食べるのはオキアミなどの動物プランクトン類が主体なのに対して、北太平洋のミンククジラは魚類の摂取比率が高いために汚染物質の蓄積具合も異なる。北太平洋のミンククジラを例にとると、肉における汚染の程度が
許容範囲以上で販売されなかった例は過去にほんの数体で、高齢のために汚染物質の蓄積が進んだオスであったと記憶している(メスの場合は1〜2年ごとの出産のたびに赤ん坊に汚染物質が一部移動するため、メス自身の蓄積濃度は薄められるという)。
IWCでは1977年に非加盟国からの鯨製品の輸入を禁じる決議が採択され、日本もそれに従っているため、IWCを脱退する前のアイスランドから1991年を最後に輸入されたナガスクジラの肉などがこれに相当する。第2次大戦頃までは鯨の肉の冷凍保存期間は3-4年が限度だったよ
うだが、現在ではマイナス25度程度で保存し、グレージングという処理で肉の表面が乾燥しないように管理するなどして20年程度までは持つようである。 以下の鯨肉は比較的近年に正式に輸入されたものである。ただし、いずれの種も2006年現在においては日本の調査捕鯨で
捕獲されているために長期保存し続ける理由も見当たらなく、既に消費されつくしているかもしれない。
ナガスクジラ アイスランド (1991)、 スペイン (1986)イワシクジラアイスランド (1990)ニタリクジラペルー (1986)
ミンククジラノルウェー (1989)、 ソビエト (1989)、 ブラジル (1986)、 韓国 (1986)
1999年11月末に544業者を対象にし、うち416の業者から回答が得られた調査結果によると、捕獲禁止種の肉の在庫量は、ニタリクジラが1.7トン、イワシクジラが0.1トン、ナガスクジラが17.7トン、マッコウクジラが11.2トンで、いずれも上記輸入肉の残りか、または、商業捕
鯨停止前に捕獲されたものである事が判っている。例外として、仕入先不明のザトウクジラの肉が0.9トン見つかった。当局の目を逃れて密輸されたものなのか、次に述べる混獲クジラなのかは断定されていない。なお、調査捕鯨や小型捕鯨で捕獲されている鯨種の在庫は、ミン
なお、調査捕鯨や小型捕鯨で捕獲されている鯨種の在庫は、ミンククジラが643トン、ゴンドウ鯨、ツチ鯨、イルカ類などが416トンで全体の97%であった。上記の鯨種はいずれも、ワシントン条約では絶滅に瀕した種を掲載する付属書 I に記載されているが、実際の資源状態とは
かけはなれた分類なので、日本はこれらについて留保している。条約上では、ある鯨が合法的に捕獲されたものであり、捕獲国がIWCの加盟国であって、日本とその国の双方がその鯨種のCITESの付属書 I への掲載について留保していれば、両政府の輸出入の許可の許可によって合
法的に輸入できる。例えば、日本とノルウェーは共にIWC加盟国であり、共にミンククジラの付属書 I への掲載を留保しているので、双方の政府が許可すれば、ノルウェーで捕獲されているミンククジラから、ノルウェーで消費されない部分(ベーコンの材料や肉の一部)を日本へ
輸出する事は可能であり、実際ノルウェーは2001年1月に日本への輸出を開始する旨の発表をした(ただし、日本国内からは価格下落を懸念して反対があったために実現しなかったようである)。定置網での混獲された鯨の肉 以前は、海辺に座礁したり、漁網に絡まったりした鯨は
、生きている場合は海へ返すが、死んだ鯨は、焼却や埋め立てなどの処分の他、地域内での消費に限定する事で肉の消費が認められる場合もあった。ただし、金銭の授受を伴う売買は認められていなかった。しかし、漁民にとっては魚網などに経済的被害を受けた上に、何の経済的
見返りを受けることなく肉を分けたり、あるいは更にお金を払って焼却や埋葬するのでは踏んだり蹴ったりである事から、実際には、これらの鯨の肉が出回っている場合もあった(1)。そのため、鯨のDNAを登録するなどの手続きをした上で、肉の市場への流通を認める方向で法令の
変更が検討され、2001年7月から実施された。具体的には、定置網に鯨が混獲された場合、肉片のサンプルを水産庁か日本鯨類研究所へ送り、写真を撮って報告書に添付するなどの所定の手続きを取ることによって販売が可能になる。ただし、大型鯨類の中ではシロナガスクジラと
ホッキョククジラは対象外であり、定置網以外の巻き網や刺し網での混獲は対象外である。初年度(2001年の後半)には52頭の混獲クジラが販売された(すべてミンククジラであったという)。
なお、海外から違法に密輸して摘発された例や密漁の例があるが(2)、それらの肉が実際に市場で流通しているという確たる証拠はなく、仮に流通してもやがて露見して長続きはしない事は想像にかたくない。ちなみに、密輸の場合は30万円以下の罰金もしくは3年以下の懲役、
密漁の場合は200万円以下の罰金もしくは3年以下の懲役、となる。また、上記4の最後に述べた法令改定に伴い、違法鯨肉を扱った流通業者や小売店も罰則の対象にする事が検討されている。現在では鯨肉の不足感もないため、リスクを犯して密漁するメリットもあまり無いよ
うに思われる。密輸や密猟は反捕鯨団体が好んで取り上げ、捕鯨に反対する口実にしたがるトピックだが、過去において「生物学的に適切な捕獲枠が設定されたが、密猟などの違反が横行したために絶滅の危機に瀕した」鯨種は存在しないという事実には留意しておきたい。
IWC以前に捕鯨によって絶滅した系統群はいくつかあるが、それは「適切な捕獲枠」の概念などなかったり、捕獲枠が設定されていない時代の話である。 IWCの時代になっても鯨種別に捕獲枠を設定したのは1970年前後以降であり(BWU制の廃止時期は南氷洋とその他の海域で
は異なる)、国際監視員制度の実施も70年代からと、時代によって大きく変化している。こういう過去における資源管理の有無や、その方法の違いを無視して同等に扱い、商業捕鯨が再開されたらすべての鯨種が再び絶滅の危機に瀕するかのような「捕鯨性悪説」的な雑な議論
を展開し宣伝しているのが反捕鯨団体である。なお、1990年代にIWCが開発した捕獲枠算定方式であるRMP(Revised Management System - 改定管理方式)では、計算される捕獲枠が種々の安全措置によってかなり控えめな上、報告された捕獲量が実際の捕獲量の半分であるよう
な極端な場合でも資源に悪影響を与える事なく管理できる事がシミュレーションで確認されている。
さて、関連する例だが、1994年に反捕鯨団体のEarth Trustなどの資金提供のもと、オークランド大学のC.S. Baker博士とハワイ大学のS.R. Palumbi博士が日本の市場で得た鯨肉のDNA分析でザトウクジラなど違法な鯨種が見つかったとの論文をScience誌の1994年9月9日号
(第265号)に発表し、欧米の著名なメディアでも広く報道された。
同年10月31日付けのタイム誌によると、Earth Trustのエージェントがあらかじめ日本国内で鯨肉を買い集めて用意した検体を、1ヶ月後にBakerが東京のホテルの一室にポータブルの機器を持ち込んでDNAを
コピーし、既存の標本と照合したものだという。論文はニュージーランド政府からIWCにも提出されたが正式な論文とは認められず、科学委員会では検討の対象にもならなかった。内容に疑問点が多いため(3)、すぐに日本側がサンプルの提供を求めたものの、いまだに応じ
ていないのは何か不都合でもあるのだろうか。
その後Bakerは、かつてグリーンピース・ジャパンの活動家として南氷洋で日本の調査捕鯨の妨害に従事し、その後IFAW(International Fund for Animal Welfare - 国際動物福祉基金)に移った舟橋直子の協力のもと、 1997、98、99年に同様のサンプリング調査を行い、
現在捕獲されていない(過去の合法的在庫はある)鯨種の肉が流通している事をもって、日本では密輸や密猟が野放しであるかのように発表している。 IWC科学委員会では Bakerの論文について、サンプル鯨肉がどこで捕獲されたものなのかについて必要な情報がそろって
ない事が確認されている。 注意すべきなのは、このような疑わしい調査結果でも一方的に「事実」として英語のメディアに載って世界的に報道されると人々には事実として記憶されるという点である。反捕鯨国の一部の強硬な世論の背景には、この例のような一方的情報が
長年にわたって「事実」として報道され続けてきた事があるのは疑いないと思う。実際、ネット上で海外の人間と議論していても、「調査捕鯨では鯨を生きたまま解剖している」という類の与太話を信じている例にすら出くわす。
ただ残念なのは、流通過程において鯨製品のラベル表示にいいかげんな例が多いことで、私自身、北太平洋の調査捕鯨で捕られたニタリクジラの肉を買ったら、ラベルの原産地表示が南氷洋になっていて驚いたことがある。南極海のミンククジラが「オーストラリア産」
として売られていたという、笑い話のような例もあったと聞く。産地ならまだしも、違う鯨種が表記されている例も多い。一部の流通業者によるこの種のいいかげんなラベル表示が反捕鯨団体の格好の餌食となって、IWCの場で宣伝材料に使われる事態も起きていて、早急な
改善が求められる。
ネット上での捕鯨に関する議論において、海外の反捕鯨論者が他の野生動物の狩猟や漁業と違って「いくら鯨の数が多くても捕ってはいけない」という極端な政策を支持する根拠にあげるのが「鯨は知能が高いから特別だ」という点である。実際、オーストラリアが70年代終りに
自国民の捕鯨を禁止する際、当時のマルコム・フレーザー(Malcolm Fraser)首相は、「特別で存在であり知能の高い鯨を銛で殺す事が多くの人に不快感を与えている」と述べていて、反捕鯨国の捕鯨に関する政策決定の背後に鯨類の知能に関する俗説への信奉がある事をのぞか
せている。また、カナダの人類学者ミルトン・フリーマン(Milton Freeman)が1992年初頭にカナダのギャラップ社に依頼して、オーストラリア、イギリス、ドイツ、アメリカ、日本、ノルウェーの6ヵ国で行った世論調査(サンプル数はアメリカが1000名、他はそれぞれ500名)
においても、「あなたは”鯨のような知能の高い生き物を殺すなんて信じられない”という主張に同意できますか?」という設問において、「イエス」の割合がそれぞれ 63.9、64.2、55.8、57.0、24.6、21.8 パーセントとなっていて、「知能が高い鯨」を殺す事に対する反感が
反捕鯨国で高い事をうかがわせている(ちなみに「ノー」の割合は 21.7、20.1、23.5、24.8、47.9、57.1パーセントである)。
そこで、以下知能面を中心に鯨類は特別かどうかについてまとめてみる。まず指摘しておかなければならないのは、70種類以上ある鯨類の中で、その知能が研究されているのはバンドウイルカなどほんの数種の小型鯨類であるという事である。シロナガスクジラやミンククジラな
どのヒゲ鯨や、マッコウクジラのような大型歯鯨について、その知能が研究され、それが人間に近い事が実証されたり、それを示唆するような事実が見つかったという話は聞いたことがない。しかし、例えばグリーンピース・オーストラリアが1992に発行した"Are whales almost
human?"と題したパンフレットでは記述の対象をイルカに限定せずに鯨類全般のこととして「疑いもなく知能が高く・・・」と書いている。チンパンジーの知能が高いからといってメガネザルの知能も同等のレベルにあると思い込む人はいないと思うが、鯨類に関しては「イルカ
は賢い」−>「鯨類は賢い」−>「鯨を食べるのは人食いと同様な野蛮な行為である」とメチャクチャな飛躍でもって論旨が発展して、
捕鯨という漁業 − 漁業自体は反捕鯨国も含めて世界中で行われているごく普通の行為だが − を特別に罪悪視して抑圧する有力な論拠に使われているのが現状である。
1.脳から見た知能レベル 例えばバンドウイルカの脳は約1.6キロと、人間の1.5キロに近く、見かけも人間のものにけっこう似ていなくもない。ただ、脳の絶対重量や体重との相対比率については、知能との相関はないようである。アジア象の脳は人間のものより5倍重いが、
人間より賢いという兆候は全く見られないし、バンドウイルカの5倍近い重さの脳を持つマッコウクジラに、より高い知能を示唆する行動が観察されているわけでもない。そもそも脳は体全体をコントロールする役割を持っているから、大まかな傾向として、大きな動物ほど大
きな脳を要するのは、コントロールする対象が多いのだから当然であるここで「大まかな」と言ったのは、例えば同じ大きさの動物でも爬虫類のような変温動物と哺乳類のような恒温動物では、体の機構の複雑性が根本的に違っていて単純比較などできないからである。では、
体重に対する脳の重さの比率が大きい事が指標になるかというと、小型のマウスが高い数値を示すのである。そもそも、脳において知能をつかさどるのはごく一部分である事を考えると、脳全体の重量でなにか知能に関わる指標を得ようとする事自体が、的外れではないだろうか。
様々な動物の脳の重さ、体重、体重に占める脳の重さの比率(High North Allianceのホームページより)
Species Brain weight Body weight Brain weight
(gram) (tonn) as % of body weight
Man 1500 0.07 2.1 Bottlenose dolphin 1600 0.17 0.94
Dolphin 840 0.11 0.74 Asian elephant 7500 5.0 0.15
Killer whale 5620 6.0 0.094 Cow 500 0.5 0.1
Pilot whale 2670 3.5 0.076 Sperm whale 7820 37.0 0.021
Fin whale 6930 90.0 0.008 Mouse 0.4 0.000012 3.2
次に脳そのものについて言えば、シワは人間より多いのだが、知能に大きく関わるとされる大脳新皮質は人間の半分程度に薄く、神経細胞の密度も低い。もっとも新皮質が脳全体に占める量が多い方が知能が高いかというと、実際にはハリモグラの方が人間より多く、やはり量
のみでなく質的な分析が求められる。鯨類の祖先が陸上の哺乳類で、6500万年から7000万年前に海での生活を始めた事は、今日ではよく知られていると思う。陸上哺乳動物において、脳の新皮質の最後の進化が始まったのは5000万年程前と考えられているが、鯨類の祖先はそれ
よりはるか以前に海へ移ったために、同じ哺乳類といっても、現世の陸上哺乳類とは違い、新皮質の層の数が6つではなく5つしかなく、構造もはるかに単純であるなど、質的な違いも大きい。また、海中という、視覚から入ってくる情報だけでは不十分な環境で生きているために、
音波を発して、その反射波から周囲の状況を把握するエコーロケーション(Echo location)という機能が発達しているため、音波の処理に必要な箇所が発達して、このような比較的重い脳を持つに至った、と考えている学者もいる。
というわけで、イルカの脳は見かけに反して質的にはかなり人間のものと違い、人間に匹敵する知能の存在を万人に納得させる決定的な材料は、今のところない、のである。
2.行動からみた知能レベル 10年ほど前であるが、ある新聞報道を見て苦笑した事がある。内容は、オーストラリアの海で溺れた人間をイルカが岸まで押したために命が救われたというようなものだった。苦笑したのは、どうもあちらの国では優しいイルカが溺れた人間を見て、
助けようという善意で押した、と勝手に人間本意の理屈で解釈している様子が文面からうかがえたからである。このような解釈が妥当であるためには、1.「イルカは溺れている人間の挙動から、危険な状態にあると判断した」、2.「イルカは危険な状態にある人間を助けたいと
思った」、3.「イルカは人間を助けるには、人間を岸まで連れていくのが解決策であると認識した」事が検証されてなくてはならないが、無論、そのような事を証明した研究などはない。実際にはイルカは生き物に限らず、木や生き物の死体などでも海で沈みかかっているもの
を支えたり、浮いている比較的大きな物を押して運ぶ習性があるから、
上記のような民間信仰はあくまでも人間側の希望的心理の基づく解釈にすぎなく客観的根拠がない。あまり知られてないようだが、現実には泳いでいる人間が突然イルカに攻撃されたり、沖合いの方向へ押されるというトラブルも報告されているのである。
また、イルカには集団行動にみられる社会性や、教えられた動作を行う、遊ぶといった行動も見られるが、これらは他の動物にも見られるもので、特にイルカが抜きん出ているわけでもない。更に、イルカには人間と違って創造性というものを発揮する様子はほとんど見られない。
かつて欧米人に「俺達のやった事を猿まねする日本人」という言い方で蔑視する風潮が強かった事を思い起こすと、この点は若干興味深い。このように行動面では特に際立ったものはないようだが、ただ、陸上動物でそれほど目を引かない行動でも海洋動物が行うと、特に過去の
歴史において海の生き物とそれほど接点が無かった国々の人々の目には新鮮に映り、心が舞い上がってしまうのかも知れない。また、イルカの顔が可愛いという事も、行動を好意的に増幅して解釈しようとする心理に関係しているとも思われる。例えば、学習能力にすぐれ、様々
な遊びを楽しむカラスについて、イルカと同様の思い入れをし、「どんな事があってもカラスを殺すべきではない」という政策を取りいれる国は聞いた事がない。もし仮にカラスとイルカの知能が大差ないレベルのものだとすると、前者を殺す行為と後者を殺す行為に、政策上で
善悪の差を導入するという事は、喩えて言えば「人気のある芸能人を殺すのは一般の人を殺すよりも罪が深い」というような差別法を導入するようなものであり、到底、誰もが受け入れられるものではない事は多くの人が納得できると思う。 なお、付け加えると、あの可愛い顔で
(おそらく表情を多彩に変化させる事は不可能なのだろうが)仲間どうしのイジメがあったり他のイルカ類を殺したりしているのも、TV番組などでは取り上げられないが、事実である。
3.会話能力鯨類が音声をコミュニケーションに用いているのは事実である。ただ、「音声」が気分をうなり声レベルで表現するものなのか、それとも一つの物や概念を一定の音声で表現するレベルかとなると全く知見はなく、体系的な言語と呼べるものを持っていて、それでもっ
て仲間どうしの会話が行われている証拠は全く見つかっていない。
飼育されたイルカにいくつかの名詞や動詞などの単語を教え、それらの組み合わせて作った様々な文章を理解できた、というような報告は読んだ事があるが、これはあくまで人間に教えられて達成した事であって、野生のイルカが自発的に行っているのが発見されたわけではなく、
また、実験そのものも、もっと多くの研究者によって追試されてからでないと、確かな事は言えないであろう。イルカ語のようなものがあって、それを人間の言葉に翻訳でき、イルカと様々なやりとりができる、という可能性は現在では全く見通しがたっていないし、おそらく達成
されないと思う。そもそも、人間とは違う形態を持ち生活環境も異なる動物の知能というものが、人間の知能でもって解釈できるものかどうかも疑問である。例えばサッカーとテニスは共に球技であるが、全く形態の異なるスポーツであって、単に用語を入れ替える事によってサッ
カーのルールブックをテニスのそれに変える事など不可能である。動物の知能も似たようなもので、異なる体を持ち異なる環境で生きている様々な動物の知能は、それぞれの動物の必要性に応じて異なった方向に発達しているものであって、ある動物にとっての知性は他の動物にと
って知性として認識されるとは限らないのではないかという気がする。イルカと会話が可能であると思っている方は、試しに本屋で幼児向けの童話でも買って、そこに使われている言葉に対応するものがイルカの生活に存在するかどうか考えてみるとよい。人間の世界でも、ある外
国語の単語が示す概念が自国語にないために翻訳に苦労するのはよくある事だが、相手は何もかも違うイルカである。百歩譲ってイルカが人間の言葉に翻訳可能な言語を持って仲間どうし会話しているとしても、「王子様」、「ごほうび」、「お祈り」、「結婚式」など、そもそも
イルカの世界に存在していそうになく、従って翻訳などできそうもない言葉に満ちている事がわかるはずである。子供向けの本ですらこの有り様では、鯨類高等知能教の教祖であるジョン・リリー(John Lilly)が言うように、イルカを相手に地球や宇宙の様々な事象について語り
合い、哲学的認識を深めるなど、夢のまた夢であって、せいぜい「あっちの方にイワシがたくさんいた」と教えてもらうのが関の山であろう。しかもこれは、
「百歩譲ってイルカが人間の言葉に翻訳可能な言語を持っている」と仮定した場合の話であり、その前提すら現在では怪しいのである。実際、イルカの音声コミュニケーションについての過去の様々な研究について考察したある科学者は、彼らが「誰が」、「どこで」、「何を」
といった情報は伝達できるものの、「いつ」、「どのようにして」、「なぜ」といった情報をやりとりしている形跡はないとしている。このように考えると、鯨が人間に近い高度な知能を持った生き物であると信じ、それを捕鯨に関する政策に反映させるという行為は、喩えて言
うなら、カリフォルニアの砂漠で空飛ぶ円盤に乗ってきた金星人とテレパシーで会話したという、1950年代初頭のジョージ・アダムスキーの話を鵜呑みにして、「金星の方々に迷惑がかからないように、探査機を送り込むのはやめましょう」というのと同レベルであって、カルト
・グループの仲間うちならまだしも、政治レベルでまかり通る事が私には不思議に思える。同じ知能レベルである事が明白な他国の人間に対して、文化的背景に基づく社会・経済上の制度の様々な違いに難癖をつけ、自分たちの制度が世界の標準や理想であると強弁し、時にはそ
のような口実から経済制裁や軍事的対立にまで発展させる一方で、鯨類の知能レベルについての怪しげな巷説を盲信し、ヒステリックなまでに鯨類を保護する政策をとり続け、しかも自分たちの鯨観に基づく政策を世界中に強要しなければ気が済まない国々を見る時、なにか病ん
だ精神のようなものを感じてしまうのは、私だけであろうか。最後に、鯨類の知能に関して巷で信じられている事と科学者レベルで解明された事実のギャップが大きいのも注目に値する。客観的に様々な実験や多くの科学者の意見をもとに、他の動物と比較してイルカがずばぬけ
た知性の持ち主である事を立証してみせたTV番組や雑誌記事は、私の知る限りでは無いようである。だが、なんとなくイルカは動物の中で特別な知性を持っているかのような印象を与えるTV番組でのナレーションに接したり、思わせぶりなタイトルの本を目にする事は多いと思う
。たぶんこのあたりに、イルカが人間に近いレベルの知能を持っているとボンヤリ思いながらも、それを理路整然と説明する事などおぼつかないという事の原因がありそうである。
かつてナチス・ドイツの宣伝相であったヨーゼフ・ゲッベルス(Joseph Goebbels)は「豚の事をライオンであると100回言えば、豚はライオンとして通用する」というような事を言っていたと思うが、似たような状況にあるのが鯨類の知能をめぐる世間の認識の状況である。
鯨や魚など水産資源の捕獲枠を決める際の重要な概念が「最大持続生産量(Maximum Sustainable Yield - MSY)」というもので、これは今現在のIWCの捕獲枠算定方式である改訂管理方式(Revised Management Procedure - RMP)や70年代半ばに採用された新管理方式
(New Management Procedure - NMP)を理解する上で欠かせない。そこで、この概念について簡単に解説しておく。
今、ミンククジラの集団があるとする(別に他の鯨種であっても、魚類であってもいいのだが)。人間がこの集団から捕獲しない場合、環境の激変などがないかぎり、頭数はだいたい一定である。この時の頭数を初期資源量という(環境が許容する最大限の量という事で
「環境収容量」という言葉もある。 これは当然、環境の変化に応じて時間的に変わるから、初期資源量は「捕獲開始直前における環境収容量」といってもよいであろう)。これは、この集団で毎年死ぬクジラと生まれてくるクジラの頭数がだいたい釣り合っている事を意味
する。仮に最初の頭数を10000頭として、毎年300頭が自然上の理由で死に(シャチなどの天敵に襲われる場合も含む)、300頭程度が生まれているとする。さて、この集団から何年か捕獲を続けて頭数が6000頭に減ったとする。この時、自然上の理由で死ぬ頭数と新しく生まれ
る頭数は釣り合っているだろうか?このような状況に関する数多くの野生生物の研究で、新しく生まれる頭数の方が自然死するものより多い事が知られている。一種の法則のようなものである。これは、マクロの視点から見ると、あたかも集団が頭数を元に回復しようとして
いる一種の防御機能のように見えるが、ミクロというか個体レベルの視点では頭数が減る事によって群れの密度が減少し一頭当たりの餌の量が増えたりストレスも減るなど、繁殖を促進する要素が効いてくるためである。このような回復力があるからこそ、過去に過剰に捕獲
した鯨種も、捕獲をやめればだんだんと資源量が回復してくるわけである。
ただし、ものごとには限度というものがあり、あまり頭数が減ってしまうと回復も難しくなる(極端な話、数10頭まで減ってしまうと思わぬ災害で全滅する可能性もでてくる)。
この様子をグラフで簡単に表すと下図のようになる。横軸が集団の頭数で、縦軸が頭数の自然増加分(= 生まれる頭数 - 死ぬ頭数)である。この曲線のピークに対応する増加分
をMSY(最大持続生産量)といい、その状態になる頭数をMSYレベルといい、初期資源量の50%から70%程度の場合が多いようである。 さて、10000頭いたクジラの集団のMSYレベル
が7000頭であり、捕獲によって現在7000頭にまで減って、毎年410頭が生まれて200頭が死んでいるとする(数値はあくまで例えである)。この状態では余剰分は 410-200、すな
わち翌年までに210頭増える事になる。「MSYレベルが7000頭」という事は、頭数が6000頭や8000頭の場合でもさらに増加はするが、毎年の増加分は頭数が7000頭の場合の210より
は少ない、というわけである。さて、ここでこの集団から捕獲しなければ、翌年には頭数は7210頭に増えるが、もしここで210頭捕獲すると、来年までに増えているはずの頭数は
また7000になり、同じ状況がくりかえされて、410頭生まれて200頭自然死し、翌年また210頭捕獲すれば総頭数は7000という状況が再現される事になる。総頭数が7000頭以外の場
合には、毎年の増加分はこの210頭より少ないので、従って、このレベルで捕獲を続けていくのが、もっとも効率よく安定した生産を続ける事ができるわけである。また、捕獲量
を210頭より少なく設定すれば、捕獲を続けていながら頭数も当初の10000頭に向けて徐々に増えていく。 以上が1931年にイギリスのラッセルによって提唱され、その後の漁業資
源管理に大きく影響を与えたMSY理論の考え方の概要である。無論、実際の捕獲においては捕獲するクジラの雄と雌の比率や年齢なども考慮に入れるなど複雑な要素が入ってくる
し、現実の自然界では、捕獲を開始する前だからといって資源量が安定しているとは限らないのだが、基本的な考え方は以上のようなものである。
余談だが、IWCの歴史においてこのような考え方を鯨種ごとに当てはめて捕獲枠を設定したのは1970年代半ばからであり、また南氷洋のシロナガスクジラでは、このMSY理論が出るのとほぼ同じ(すなわち、まだ普及していない)1930/31シーズンに年間3万頭弱の捕獲が
行われてピークを迎えている。ちなみに当時の南氷洋捕鯨はノルウェーとイギリスがメインであり、日本が参加するのは遅れて1934/35シーズンからであった。よく反捕鯨団体の主張を見ると、商業捕鯨を再開させたら今世紀始めのような乱獲状態に逆戻りする、という
類の文を見かけるが、誇大妄想の感が強く、また捕鯨の資源管理の歴史に疎い一般市民をターゲットにしたプロパガンダと言っても良いと思う。さて、実際の例で見ると、例えば、コククジラ(Gray whales)の北東太平洋系統群は、初期資源は30000頭程度と考えられ
ているが、19世紀半ばからの過剰な捕獲によって20世紀初頭までには2000頭程度までに減ったと考えられている。その後資源は保護されたが1960年代終りから1980年代終りまで、回遊ルートの西側にあたるロシア沿岸で原住民のために年平均174頭捕獲されても、年3%
以上の増加を続け、その後も年間100数十頭の捕獲を続けながら1996年にはMSYレベルより若干高いレベルにあたる24000頭程度まで回復している。 MSYの推定値は670頭で、これは現在の頭数の3%程度に当たり、一方、原住民に許可された捕獲頭数は年平均で140頭程度に
すぎないから、今後も増えていく事が期待できる。また、ホッキョククジラ(Bowhead whales)も同様で、初期資源量が10000から20000頭程度と推定されるべーリング海系統群は過剰な捕獲によって激減し、1980年頃には3000頭程度だったが、その後、原住民生存捕鯨
で年間40頭程度の捕獲を続けながら、現在では8000頭以上にまで増えてきている。最近の研究では、資源量はMSYレベル近くまで回復してきており、年間100頭以上捕獲しても、なお増加し続けると考えられている(IWC 1998)。さて、商業捕鯨の最後の頃に日本が南氷洋
で捕っていたミンククジラの場合、状況はどうであろうか?
まず、上の議論はそのまま単純に適用できない。これはどういう事かというと、南氷洋のミンククジラの初期資源量は、今現在の推定資源量の76万頭をはるかに下回るせいぜい20万頭程度というのが大方の科学者の見方で(日本が本格的捕獲を始める直前の1971年当時、
IWC科学委員会による推定資源量は15万頭から20万頭で推定MSYは5000程度であった。ただ、この時点ではIDCR調査航海は始まっていない)、つまりシロナガスクジラなどのようにオキアミというエサをめぐって競合する他の大型種が捕獲で激減しために、エサをめぐる環
境が好転してしまい、商業捕獲を開始する前にすでに数が当初より増えていたと考えられるからである(これは、今世紀前半からのミンククジラの妊娠率の増加や性成熟年齢の低下、成長曲線の経年変化などから考えられる)。南氷洋でのシロナガスクジラなども含めた
捕鯨が始まる前のミンククジラ資源量を基準に考えるべきか、それともミンククジラの本格的な捕獲が始まった1970年頃の資源量を「初期資源量」と見なすべきかは、素人の私には判らない。実際IWCでも新管理方式(NMP)という方法で捕獲枠を設定していた1970年代半
ば以降では、1970頃のミンククジラ資源量は初期資源量と見なせないとして、毎年の増加量(Replaceent Yield - RY)をもとに捕獲枠を決めていた。商業捕鯨が一時停止してから10年以上経つが、今仮に、「今現在の頭数を減らさない」事を指針にしたとすると、調査に
よって判っている年間5%前後という増加率と76万頭という90年代初頭の推定量から考えても、万単位の捕獲枠が出てくる。ただ、現在IWCで採用されている改訂管理方式(RMP)は「超」慎重に控え目な数字を出すように設計されているので2000頭程度の捕獲枠しか出てこ
ない。ミンククジラだけの事を考えているなら、これはこれでけっこうだが、シロナガスクジラを早く回復させたい野心家(?)には、生態系のバランスを更にミンククジラ有利に傾けかねない危ない数字に映るかもしれない。このように、10000トンの埋蔵量がある鉱脈
から毎年100トン採掘すれば100年で枯渇するのと違い、生物資源の場合には上手に利用すれば持続的に利用し続ける事が可能なわけである。MSYの説明もしたので、ここでIWCによる捕獲枠設定の歴史を見てみる。BWU(Blue Whale Unit − シロナガス換算方式)
第2時大戦後にIWCが設立されて後、南氷洋などにおける捕獲枠の設定はBWUによって行われていた(BWU自身は戦前から用いられていた)。これは、ナガスクジラ(Fin Whales)は2頭、ザトウクジラ(Humpback Whales)は2.5頭、イワシクジラ
(Sei Whales)は6頭を、それぞれシロナガククジラ1頭の捕獲に等しいとするもので、鯨油の生産が目的であった西欧諸国が生産調整のために導入した方式である(戦前の換算ではイワシクジラは5頭であった)。例えば、捕獲枠が1500BWUの
場合、シロナガスクジラだけを捕った場合には1500頭の捕獲ができ、ナガスクジラだけを捕れば3000頭捕獲でき、あるいはシロナガスクジラを1000頭にナガスクジラを1000頭捕る事も可能である。、このように、鯨の種類ごとに捕獲枠を設定
するわけではないので、競って効率の良い大きい鯨種が狙われる事となり、大きい鯨種から順次資源状態が悪くなる事態を招いた。科学委員会ではすでに60年代から、南氷洋で鯨種別の捕獲枠を設定するように主張していたが、本会議レベルで
廃止が決まったのは70年代に入ってからで、1972/73シーズンからは捕獲枠が鯨種別に設定されるようになった(北太平洋では1960年代終りから鯨種別に捕獲枠が設定されていた)。
NMP(New Management Procedure − 新管理方式)1974年のオーストラリアの提案に基づいて、同年12月に科学委員会で細部が検討され、翌75年の会議で正式に採択されてさっそく適用されたもので、MSY理論の一種であるペラ・トムリンソン
(Pella-Tomlinson)モデルに基づいている。これによって、鯨の資源状態は以下の3種類に分類された。
初期管理資源(Initial Management Stocks)資源量がMSYレベルを基準にしてそれより20%以上のあるもの。捕獲限度はMSYの90%とする。
維持管理資源(Sustained Management Stocks)資源量がMSYレベルを基準に、マイナス10%からプラス20%の範囲にあるもの。捕獲限度は、ゼロからMSYの90%まで資源量に応じて決める。
保護資源(Protection Stocks)資源量がMSYレベルを基準に、それより10%以下のもの。捕獲限度はゼロ。 なお、MSYレベルは初期資源の60%に設定されたので、実質上の分類としては、初期管理資源は資源量が捕獲開始前の72%(72=60+20x0.6)
初期管理資源の捕獲限度をMSYの90%としたのは、資源量など各種の推定値に伴う誤差を考慮に入れた安全措置だったようである。さて、このNMPでは初期資源量、現在の資源量、MSYの3つが判っていないと捕獲枠を設定できないが、これらを精度良く推定するのは難しい。
何がなんでも捕鯨を禁止したい勢力からすれば、初期資源量を大きめに推定したり、現在の資源量を少なく推定すれば、対象の鯨種を保護資源に分類させて捕獲をストップさせる事も可能となる。例えば、以前ミンククジラの資源量で取り上げた、反捕鯨派の科学者シド
ニー・ホルト(Sidney J. Holt)によるあまりにも低い資源量の推定値(1978年に2万頭説を唱えた)なども、こういう政治的意図に基づいている疑いが強いし、反捕鯨派科学者が少ない資源推定量を出すためにインチキ計算をした例もいくつか指摘されている。また、
使用した理論的モデルも鯨に適用して妥当だという裏付けがあった訳でなく、捕鯨側、反捕鯨側の間で使用するパラメーターの値をめぐって論争が続いた。 RMP(Revised Management Procedure − 改訂管理方式)NMPをめぐる上記のような背景から、1986年に、このよ
うな欠陥を改善して少ない知識で捕獲枠を算定できる新しい方式を開発する事が決められ、翌1987年にはNMPにとって替わる新しい方式の目標として以下の3つが採用されている。 捕獲限度枠が年によって大きく変動しない(捕鯨業のスムーズな進行のため)。
資源量がある一定の危険なレベル以下に枯渇しない。なるべく高い持続的な捕獲限度を与える。このような状況のもと、様々な科学者によって、NMPにとって替わる新しい管理方式が提案されたが、提案者の名前をとって以下のように呼ばれる。
de la Mareの方式(dlM Procedure) Cookeの方式(C Procedure)PuntとButterworthの方式(PB Procedure) SakuramotoとTanakaの方式(ST Procedure)MagnussonとStefanssonの方式(MS Procedure)最初の3つはNMPで用いられたのと同じMSY理論のモデルを用いる
ので、モデル依存型とよばれ、後の2つはそのようなモデルを仮定しないので、モデル独立型と呼ばれる。
ただし、科学委員会と違ってIWC本会議は政治的動機が強く入って来る
場であり、「何が何でも捕鯨を再開させたくない」勢力が幅を利かせていたから、正式に本会議で採択されたのは1994年である。専門家が長年苦心して開発してきたRMPが本会議で採用されないのに抗議して、1993年の会議後に当時の科学委員会の議長であったフィリップ・ハ
モンド(Phillip Hammond)は辞任しているが、一方、この年のアメリカ政府代表であったマイケル・ティルマン(Michael Tillmann)は、RMP採択を阻止したとして翌年に反捕鯨団体の動物福祉協会(Animal Welfare Institute)からシュヴァイツアー賞(Albert Schweitzer
Medal)を授与され「感動し心から喜んでいる」と述べている。さて、ミンククジラの資源の頑健さが既に包括的資源評価によって確認され、捕獲枠算定方式も完成されたとあっては、商業捕鯨が再開されかねないので、反捕鯨国側は1992年にRMS(Revised Management Scheme
− 改訂管理制度)という監視・取締制度が完成するまで商業捕鯨を再開しない事を提案し、多数決で採択された。国際監視員制度などはすでに70年代から適用されており、その他の操業管理上の細目などは通常の漁業交渉などでは数時間の討議で決まる類のもので、本来数年
を要する代物ではないのだが、「鯨のような大きくて美しい動物を食べる必要はない」(1991年、オーストラリア政府代表のピーター・ブリッジウォーター(Peter Bridgewater))とか「捕鯨を禁止させる科学的な理由はもうないから倫理的な理由で反対していく」(1991年、
アメリカ政府代表のジョン・クナウス(John Knauss))という、条約目的とは異なった文化帝国主義的な動機で政策を決めている国が多数いるのがIWCの現状であるから、反捕鯨側はRMSの審議を遅らせる戦略によって商業捕鯨の再開を阻もうとしている。さらに南氷洋を鯨の
サンクチュアリー(聖域)にする事によって捕鯨再開を阻む事を企て、サンクチュアリーの設定には科学的認定に基づく、というIWCの条約第5条第2項を無視して科学委員会の勧告もないまま強引に多数決でもって1994年に成立させている。
さて、ミンククジラの資源の頑健さが既に包括的資源評価によって確認され、捕獲枠算定方式も完成されたとあっては、商業捕鯨が再開されかねないので、反捕鯨国側は1992年にRMS(Revised Management Scheme − 改訂管理制度)という監視・取締制度が完成するまで商業捕鯨
を再開しない事を提案し、多数決で採択された。国際監視員制度などはすでに70年代から適用されており、その他の操業管理上の細目などは通常の漁業交渉などでは数時間の討議で決まる類のもので、本来数年を要する代物ではないのだが、「鯨のような大きくて美しい動物を食
べる必要はない」(1991年、オーストラリア政府代表のピーター・ブリッジウォーター(Peter Bridgewater))とか「捕鯨を禁止させる科学的な理由はもうないから倫理的な理由で反対していく」(1991年、アメリカ政府代表のジョン・クナウス(John Knauss))という、条約
目的とは異なった文化帝国主義的な動機で政策を決めている国が多数いるのがIWCの現状であるから、反捕鯨側はRMSの審議を遅らせる戦略によって商業捕鯨の再開を阻もうとしている。さらに南氷洋を鯨のサンクチュアリー(聖域)にする事によって捕鯨再開を阻む事を企て、サ
ンクチュアリーの設定には科学的認定に基づく、というIWCの条約第5条第2項を無視して科学委員会の勧告もないまま強引に多数決でもって1994年に成立させている。なお、RMPの明細はNMPに比べて複雑なので、詳細は専門家による解説などにまかせるが(例えば、自身も新しい
方式を提唱した田中昌一博士による解説 − 1 、 2 )、簡単に言えば捕獲データに加えて5年に一度義務付けられる資源推定調査の結果をフィードバックさせて、徐々に理想的な捕獲枠に近づけていこうとするもの、ということになるだろうか。また、系統群についての知識の誤
りなどが悪影響を与えないように、様々な安全措置が施されている。実際、RMPが与える捕獲限度が非常に控え目であるため、同種の手法が他の漁業にも適用されるとほとんどの漁業が商業的に成り立たなくなるという事が、1995年4月にIWCの事務局長を呼んで行われたEUの特別公
聴会における質疑で話題になっている。無論「100%安全」であるなどと保証はできないが、そのような事を求めるのは例えて言えば「交通事故がこの世からなくなるまで子供が外出するのを禁止しましょう」というのと同レベルの発想である。「100%安全とは保証できない」のは
反捕鯨国でも行われている他の漁業や狩猟における管理手法、果ては他の分野の様々な事柄でも同じであり、捕鯨に関してだけ特別に厳しい基準を要求するのは、鯨可愛さに目がくらんで上での世界中の誰にも殺させたくないという
愛好家心理の隠れ蓑としてか、あるいは今世紀中頃までの捕鯨の知識から受けた心理的トラウマ(例えていえば、一度水に溺れた人間が水泳を拒否し続けるような)や、捕鯨に関して嘘と誇張を交えたプロパガンダ情報だけに接して
きて自分で各種文献を当たった事がない事からくる思い込み、あるいは捕鯨だけにスポットを当てて他の人間の活動と客観的に比較した事がないというバランスに欠いた思考回路、といったものからであろう。 なお、今現在のRMPの
対象はヒゲ鯨類であり、雄が複数の雌とハーレムを形成するなど特異な集団構成を持つマッコウクジラをはじめ歯鯨類は対象外である。20世紀最後のIWC総会は去る7月3日から6日まで行われた。開催地はアメリカなどよりも強硬な反
捕鯨国であるオーストラリアで、しかもロバート・ヒル(Robert Hill)環境大臣の選挙区内のアデレード市であった。ヒル環境大臣といえば1997年9月に、全世界の海で永久的に捕鯨を禁止するグローバル・ホエール・サンクチュア
リー構想を明らかにした事で知られ、今回の南太平洋サンクチュアリー案はその第一歩とも見られる。部外者としては会議のなりゆきが気になったが、捕鯨の当事国である日本では全国紙での取り上げは簡単で、あまり詳細は伝わっ
てこない。各種投票結果などは、例えば農水省のプレスリリースページにある 結果の概要 にあり、表に現れる投票結果などでは従来から目立った進展はなかったが、ネット上での海外のニュースで注意をひいた点をいくつか書き留
めておく。 − ワシントン条約事務局長からIWCへの手紙 −今年は4月に、ワシントン条約(CITES)の締約国会議が開かれ、日本とノルウェーが提案していたミンククジラのダウンリスティング案は否決された。これまでのIWCに
よる公式の資源評価からみると、ミンククジラは全世界で100万頭に迫る数が生息していると見られ、とてもではないが、現在分類されているような「絶滅に瀕している種」ではない。当初はワシントン条約の事務局でも、現状は絶滅
に瀕した種と認定するための科学的基準に合わないとして、
提案どおりミンククジラを付属書Iから付属書IIへ移す事を勧告していたが、反捕鯨勢力の圧力を受けたのか撤回し、事務局のお墨付きを失った格好になった提案は浮動票を集めきれず否決された。ただ、商業捕鯨のモラトリアム後の資
改訂管理制度を完成させるよう、催促の手紙を書いたのだが、その文面は反捕鯨国などの反発もあって、マスコミなどには非公開となった。ただ、中立系の国が、IWCの現状がその国際的信用を落とす事を恐れ、2001年2月までに改訂管理
制度の完成に向けた会合を開く事などを提案して合意された。
− ドミニカ騒動 −カリブ海には中部に「ドミニカ共和国」(Dominican Republic)という比較的大きな島国と、東部に「ドミニカ国」(Commonwealth of Dominica、あるいは単にDominica)という奄美大島より少し大きくて人口が7
万人程度の島国があるが、後者はIWCの加盟国であり、そこを舞台にひと騒動があった。以下、現地紙の「The Chronicle」をはじめ、この騒動を報じた複数の記事やネット上の情報、IWCの資料などからまとめてみる。
ドミニカでは今年1月の総選挙を受けて、連立内閣が誕生したが、自身は出馬しなかったものの通商産業協会の推薦を受けて農業・環境・企画大臣に就任していたAtherton Martin氏は、ドミニカがIWC総会でオーストラリアなどが提案し
た南太平洋のサンクチュアリー(聖域)案に反対票を投じたのに抗議して、「これは海外援助にからんで日本が圧力をかけたためだ」として、抗議のために辞任すると本国での記者会見で発表した。会見の席でMartin大臣は「内閣はIWC
におけるすべての投票で棄権する事を決めていた」と主張し、また彼自身がRoosevelt Douglas首相に対して、IWCへのドミニカ政府代表であるLloyd Pascal氏を召還するよう要請していたが、却下されたとも述べた。ドミニカではホエ
ール・ウォッチングが比較的盛んであり、Martin大臣はこれら観光産業の利益も主張している。
大臣に就任するまでMartin氏はドミニカの反捕鯨団体であるドミニカ自然保護協会(Dominica Conservation Association - DCA)の会長だったが、後述する外国NGOとの関係を考慮してか、捕鯨問題に関する管轄はIWC開催前に外務省へと移管されていた。
Martin大臣の言い分に対し、Douglas首相は「代表団に対しては、現地で得られるすべての情報をもとに独自の裁量で投票するように指示してあった」と反論、「オーストラリアなどのサンクチュアリー案は(条約第5条で規定されているような)科学的
裏付けが得られていなかった」とも指摘し、7月10日にMartin大臣の辞任は受理された。 Douglas首相と同じドミニカ労働党に属するPascalコミッショナーも「Martin氏は海外の反捕鯨団体の影響下にある人物だ」とコメントし、またサンクチュアリーにつ
いてはIWCの長年の懸案である改定管理制度(RMS)が完成しても豊富な鯨種の捕獲を不可能にするもので、原則にそぐわないとの認識を示した。Martin氏の政治キャンペーンが、反捕鯨団体である国際動物福祉基金(International Fund for Animal Welfa
re - IFAW)のテレビ広告を活用して行われていた事から、DCAはIFAWの傀儡であると見る現地筋もあり、金銭関係も指摘されている。連立内閣においてMartin氏は自身の諸政策に対する他の閣僚の支持をとりつけるのに失敗してきていたという。 DCAは反捕
鯨団体としては日本ではなじみが薄いが、IWC総会には1995年から参加している。 1998年のIWC総会においては、IWCと同じ略称を持つ国際野生連合(International Wildlife Coalition)というNGOと共に、「日本はカリブ海諸国への経済援助と引き替えにI
WCでの支持を受けている」という今回同様の主張をはじめ脅迫めいた言説を含む開会声明を発表して日本とカリブ海諸国の猛反発を買い、結局IWC議長の働きかけにより国際野生連合の声明はIWCのドキュメントから削除されるという騒動があった。
東部カリブ海諸国(Antigua & Barbuda、St. Lucia、St. Vincent & Grenadines、St. Kitts & Nevis、Grenada、Dominica)は1970年代終りまでの植民地時代のバナナ・プランテーション的経済状態、すなわちバナナの輸出や観光で得た金で外国から安い肉
を買うといった状態から脱却して周囲の豊富な漁業資源を自分達で活用するために漁の加工や保存などで日本の技術援助を受けている。
ドミニカについて言えば、従来のバナナ農業はハリケーンなどの気候の影響のために収穫が不安定であり、砂浜が少なく入り組んだ海岸線と国際空港の不在から観光産業の発展も難航していて、政府は海の利用に活路を求める政策を推し進めている。東部カリブ海諸国の多くは当初、
独立して間もない頃に欧米の反捕鯨団体の資金援助のもとにIWCに加盟したと言われ、事実、モラトリアム採択時には外国人の反捕鯨活動家が政府代表として投票していた国すらあった事は以前ふれた。その後は「科学的根拠に基づいて利用可能な海洋資源は合理的・持続的に利用す
る」という、考えてみればごく当たり前の立場に変わり、条約の範囲外である倫理的理由をかざして捕鯨に反対する欧米諸国とは一線を画していて、小国ながら雄弁な様子はIWCの議長報告書からもうかがえる。日本からの海外援助に関した反捕鯨NGOの宣伝に対しても「我々は日本
よりもEUからより多くの援助を受けているが、もし我々がEU諸国と同じ投票をしたら、カリブ海諸国はEUに買収されていると言うのですか?」と反論している。
なお、Martin大臣は会見で「今回の投票によってドミニカの観光産業は大打撃を受けるであろう」と述べていたが、IWCにおいて条約の規定を満たさない提案に反対票を投じた事が観光客の心理に重大な影響を与えると考えるのは誇大妄想というものではないだろうか。
21世紀最初のIWC総会は去る7月23日から27日までロンドンで開催された。近年共通の主要議題については、例年と大差ない議論が展開され、概要は 本家IWCのプレスリリース や 水産庁のプレスリリース を見ていただきたい。
− アイスランドの加盟問題 −
今年の諸議題のうち、過去に例を見ない揉め方をしたのがアイスランドの再加盟問題であったので、以下、この点をまとめてみる。 アイスランドは、北大西洋にポッカリと浮かぶ島国で、デンマーク領グリーンランド、イギリス、ノルウェーの間に位置する。面積は10万3000平方
キロで人口は28万弱(1999年)である、といってもピンとこないであろうから、少しわかりやすく書くと、北海道より2割ほど広い島国に、函館市と同程度の人口が住んでいることになる。日本同様の火山国で、氷河、火山、オーロラなどが観光客を引き寄せる源となっている
農耕には向かない地理的環境で漁業が盛んであり、輸出の7割を依存している。漁業政策上の理由により、EUには未加盟である。 IWCには設立当初から加盟しており、自国の近海でナガスクジラ、イワシクジラ、ミンククジラ、マッコウクジラなどを捕獲していた。
1982年にIWCでモラトリアムが採択された後、捕鯨国であった日本、ノルウェーは条約に定められた意義申し立てをした。 IWCの科学委員会が、ミンククジラなど資源量が豊富な鯨種がいる以上、全ての鯨種の捕獲を禁止する包括的モラトリウムに科学的根拠なしとする中で、
鯨を特別視する風潮にすっかり染まった大多数の加盟国が、条約第5条の「科学的認定」を無視してモラトリアムを可決した状況は、とうてい受け入れ難かったのである。日本は当時、アメリカには弱いことで定評があった中曽根総理の政権下であり、アメリカの水域内での
日本漁船への漁獲割り当てへの削減で脅されて、モラトリアムへの異議申し立てを撤回してしまう。やがて、異議申し立ての撤回によって守りぬいたと思った、アメリカの水域での漁獲割り当ても、先方からの一方的通告で失い、禍根を残す結果となった。
ノルウェーは、異議申し立てをしたまま、商業捕鯨は自主的に停止していたが、1990年代に入って再開し、今日に至っている。さて、捕鯨国であるアイスランドはモラトリアムへの異議申し立てはしなかった。モラトリアムの条文には「遅くとも1990年までに鯨資源の包括的
評価を行なって見直す」とあったので、見直しに備えて調査捕鯨でデータを集める路線を最初から選択した(1986年からの4年間の調査で捕獲した合計は、ナガスクジラが292頭、イワシクジラが70頭)。調査捕鯨に際しては、反捕鯨団体のシーシェパードに研究施設を破壊さ
れたり捕鯨船を沈められるという被害にも会っている。科学的に鯨資源の状況を示せば、モラトリアムは解除されると見込んでいたようだが、1990年にはIWCの科学委員会が鯨資源の包括的評価をしてもモラトリアムが解除されない中、1991年に自国で開催されたIWCの会議の
場で 脱退を表明 する。IWCから脱退すればもはやモラトリアムに拘束されることなく捕鯨はできるのだが、捕鯨再開の意思を国会決議で示すことはあっても、実際に行なうことはなかった。ただ、1992年に結成されたNAMMCO(North Atlantic Marine Mammal Commission、北大
西洋海産哺乳類委員会)には加盟している。
IWC脱退後は、様々な国から再加盟するように要請されたが、そのような中、今年6月についに加盟の手続きをした。ただし、「モラトリアムには異議申し立てをする」という条件付きであった。これは、再加盟した後も、モラトリアムに束縛されることなく、ノルウェーのように
商業捕鯨を再開できることを意味する。過去にも、こういう「条件付き加盟」の例はあった。例えば、ペルーやチリが1979年に加盟した際、自国の200カイリ以内の水域では国際捕鯨取締条約の制約は受けない旨の注釈付きであった。エクアドルも同様の条件付きで加盟している。
IWCの国際捕鯨取締条約の条文には加盟については、「この条約に署名しなかった政府は、この条約が効力を生じた後、アメリカ合衆国政府に対する通告書によってこの条約に加入することができる。」(条約第10条2項)とあるだけで、IWCの既存の措置について意義を申し立て
たままでの加盟の可否については全く既定がない。そこで、国際条約や協定について定めた「ウィーン条約法条約(Vienna Convention on the Law of Treaties)」に照らし合わせると、「異議申し立てをした状態での加盟をIWCの国際捕鯨取締条約が禁止していない以上、国際法
的に問題なし」となる。個々の加盟国が、アイスランドとの2国間レベルで異議を唱えるのは勝手だが、条約機関であるIWCが組織として加盟を拒否できる問題ではないのである。 むろん、反捕鯨国にとっては異議申し立てをしたまま加盟されて捕鯨を再開される事態は容認できる
はずはないから、さっそく会議初日に「異議申し立て状態での加盟は認めない」という動議を出した。これに対し捕鯨国側が、国際法的にIWCはこの問題を扱う権限がないと反対したが、賛成19、反対18、棄権1で、この問題を扱うことが認められた。さらに「アイスランドを
投票権のないオブザーバーとする」動議が、賛成18、反対16、棄権3で採択された。「棄権3」は、「この件で投票すること自体が国際法的に根拠なし」という立場を表明していた、スイス、フランス、オーストリアである。 この結果に反対する捕鯨国側は、以後すべての議
案の投票において、アイスランドの票をカウントした分を正当なものと見なす旨のコメントを付け加えるという、前代未聞の会議となったのであった。2002年のIWC年次会議は、
1993年の京都以来9年ぶりに日本での開催であり、捕鯨基地としての役割を果たしてきた山口県の下関市での開催であった。会議前に6カ国が新規加盟したため、今年の会議で懸案になると思われた日本の北西太平洋の調査捕鯨における捕獲鯨種の拡大に対する
反対決議案などでの採択に影響が出るかどうかが、例年と違う点だろうと予想していたが、原住民生存捕鯨をめぐる思わぬ展開に会議が振り回され、議題を全部消化することなく時間切れで閉幕という前代未聞の終わり方をした。ここで、IWCの原住民生存捕鯨
について簡単に記しておく。対象となっているのは、デンマーク領グリーンランドの原住民(ナガス鯨とミンク鯨)、ロシアのシベリア東部のチュコト半島のチュクチ族(コククジラとホッキョク鯨)、アラスカのエスキモー(ホッキョク鯨)、アメリカのワシ
ントン州のインディアンであるマカー族(コククジラ)、カリブ海のセント・ヴィンセントの原住民(ザトウ鯨)。捕獲枠は毎年決められるものではなく、数年に一度、「この地域のこの鯨種は、何年から何年の間に何頭」という「ブロック・クォータ」で決め
られる。地域によって、捕獲枠の更新年は違うが、今年は久しぶりに全部の原住民生存捕鯨の新捕獲枠が検討される年だった。捕獲枠は条約の附表に記載されるので、条約に沿えば本来はコンセンサスではなく4分の3の多数決で決められるべきだが、近年は投
票なしのコンセンサスで決定してきた。さて、日本は鮎川など捕鯨の伝統が文化に深く根付いた地域に対しても、原住民生存捕鯨と同等な特殊な扱いが認められるべきだと主張してきたし、これを裏付ける内外の文化人類学者の研究も数多くあるが、50頭のミ
ンク鯨をこれら捕鯨に縁のある地域に対する救済枠として認めるように求めた提案は過去十数年、反捕鯨勢力によって日の目を見なかった。そこで今年は、資源量が9000頭程度で毎年50頭前後捕られてきているホッキョク鯨の分について、多数決で決める
ことを日本が主張し、投票の結果、ホッキョク鯨の原住民生存捕鯨枠の案は拒否された。この背景には、商業捕鯨のための捕獲枠算定方式であるRMP(改定管理方式)を適用するならばホッキョク鯨の資源量は30年間は捕獲禁止措置になるほどの低さなのに対
し、
反捕鯨国でも行われている他の漁業や狩猟における管理手法、果ては他の分野の様々な事柄でも同じであり、捕鯨に関してだけ特別に厳しい基準を要求するのは、鯨可愛さに目がくらんで上での世界中の誰にも殺させたくないという
愛好家心理の隠れ蓑としてか、あるいは今世紀中頃までの捕鯨の知識から受けた心理的トラウマ(例えていえば、一度水に溺れた人間が水泳を拒否し続けるような)や、捕鯨に関して嘘と誇張を交えたプロパガンダ情報だけに接して
きて自分で各種文献を当たった事がない事からくる思い込み、あるいは捕鯨だけにスポットを当てて他の人間の活動と客観的に比較した事がないというバランスに欠いた思考回路、といったものからであろう。 なお、今現在のRMPの
対象はヒゲ鯨類であり、雄が複数の雌とハーレムを形成するなど特異な集団構成を持つマッコウクジラをはじめ歯鯨類は対象外である。20世紀最後のIWC総会は去る7月3日から6日まで行われた。開催地はアメリカなどよりも強硬な反
捕鯨国であるオーストラリアで、しかもロバート・ヒル(Robert Hill)環境大臣の選挙区内のアデレード市であった。ヒル環境大臣といえば1997年9月に、全世界の海で永久的に捕鯨を禁止するグローバル・ホエール・サンクチュア
リー構想を明らかにした事で知られ、今回の南太平洋サンクチュアリー案はその第一歩とも見られる。部外者としては会議のなりゆきが気になったが、捕鯨の当事国である日本では全国紙での取り上げは簡単で、あまり詳細は伝わっ
てこない。各種投票結果などは、例えば農水省のプレスリリースページにある 結果の概要 にあり、表に現れる投票結果などでは従来から目立った進展はなかったが、ネット上での海外のニュースで注意をひいた点をいくつか書き留
めておく。 − ワシントン条約事務局長からIWCへの手紙 −今年は4月に、ワシントン条約(CITES)の締約国会議が開かれ、日本とノルウェーが提案していたミンククジラのダウンリスティング案は否決された。これまでのIWCに
よる公式の資源評価からみると、ミンククジラは全世界で100万頭に迫る数が生息していると見られ、とてもではないが、現在分類されているような「絶滅に瀕している種」ではない。当初はワシントン条約の事務局でも、現状は絶滅
に瀕した種と認定するための科学的基準に合わないとして、
提案どおりミンククジラを付属書Iから付属書IIへ移す事を勧告していたが、反捕鯨勢力の圧力を受けたのか撤回し、事務局のお墨付きを失った格好になった提案は浮動票を集めきれず否決された。ただ、商業捕鯨のモラトリアム後の資
改訂管理制度を完成させるよう、催促の手紙を書いたのだが、その文面は反捕鯨国などの反発もあって、マスコミなどには非公開となった。ただ、中立系の国が、IWCの現状がその国際的信用を落とす事を恐れ、2001年2月までに改訂管理
制度の完成に向けた会合を開く事などを提案して合意された。
− ドミニカ騒動 −カリブ海には中部に「ドミニカ共和国」(Dominican Republic)という比較的大きな島国と、東部に「ドミニカ国」(Commonwealth of Dominica、あるいは単にDominica)という奄美大島より少し大きくて人口が7
万人程度の島国があるが、後者はIWCの加盟国であり、そこを舞台にひと騒動があった。以下、現地紙の「The Chronicle」をはじめ、この騒動を報じた複数の記事やネット上の情報、IWCの資料などからまとめてみる。
ドミニカでは今年1月の総選挙を受けて、連立内閣が誕生したが、自身は出馬しなかったものの通商産業協会の推薦を受けて農業・環境・企画大臣に就任していたAtherton Martin氏は、ドミニカがIWC総会でオーストラリアなどが提案し
た南太平洋のサンクチュアリー(聖域)案に反対票を投じたのに抗議して、「これは海外援助にからんで日本が圧力をかけたためだ」として、抗議のために辞任すると本国での記者会見で発表した。会見の席でMartin大臣は「内閣はIWC
におけるすべての投票で棄権する事を決めていた」と主張し、また彼自身がRoosevelt Douglas首相に対して、IWCへのドミニカ政府代表であるLloyd Pascal氏を召還するよう要請していたが、却下されたとも述べた。ドミニカではホエ
ール・ウォッチングが比較的盛んであり、Martin大臣はこれら観光産業の利益も主張している。
大臣に就任するまでMartin氏はドミニカの反捕鯨団体であるドミニカ自然保護協会(Dominica Conservation Association - DCA)の会長だったが、後述する外国NGOとの関係を考慮してか、捕鯨問題に関する管轄はIWC開催前に外務省へと移管されていた。
Martin大臣の言い分に対し、Douglas首相は「代表団に対しては、現地で得られるすべての情報をもとに独自の裁量で投票するように指示してあった」と反論、「オーストラリアなどのサンクチュアリー案は(条約第5条で規定されているような)科学的
裏付けが得られていなかった」とも指摘し、7月10日にMartin大臣の辞任は受理された。 Douglas首相と同じドミニカ労働党に属するPascalコミッショナーも「Martin氏は海外の反捕鯨団体の影響下にある人物だ」とコメントし、またサンクチュアリーにつ
いてはIWCの長年の懸案である改定管理制度(RMS)が完成しても豊富な鯨種の捕獲を不可能にするもので、原則にそぐわないとの認識を示した。Martin氏の政治キャンペーンが、反捕鯨団体である国際動物福祉基金(International Fund for Animal Welfa
re - IFAW)のテレビ広告を活用して行われていた事から、DCAはIFAWの傀儡であると見る現地筋もあり、金銭関係も指摘されている。連立内閣においてMartin氏は自身の諸政策に対する他の閣僚の支持をとりつけるのに失敗してきていたという。 DCAは反捕
鯨団体としては日本ではなじみが薄いが、IWC総会には1995年から参加している。 1998年のIWC総会においては、IWCと同じ略称を持つ国際野生連合(International Wildlife Coalition)というNGOと共に、「日本はカリブ海諸国への経済援助と引き替えにI
WCでの支持を受けている」という今回同様の主張をはじめ脅迫めいた言説を含む開会声明を発表して日本とカリブ海諸国の猛反発を買い、結局IWC議長の働きかけにより国際野生連合の声明はIWCのドキュメントから削除されるという騒動があった。
東部カリブ海諸国(Antigua & Barbuda、St. Lucia、St. Vincent & Grenadines、St. Kitts & Nevis、Grenada、Dominica)は1970年代終りまでの植民地時代のバナナ・プランテーション的経済状態、すなわちバナナの輸出や観光で得た金で外国から安い肉
を買うといった状態から脱却して周囲の豊富な漁業資源を自分達で活用するために漁の加工や保存などで日本の技術援助を受けている。
ドミニカについて言えば、従来のバナナ農業はハリケーンなどの気候の影響のために収穫が不安定であり、砂浜が少なく入り組んだ海岸線と国際空港の不在から観光産業の発展も難航していて、政府は海の利用に活路を求める政策を推し進めている。東部カリブ海諸国の多くは当初、
独立して間もない頃に欧米の反捕鯨団体の資金援助のもとにIWCに加盟したと言われ、事実、モラトリアム採択時には外国人の反捕鯨活動家が政府代表として投票していた国すらあった事は以前ふれた。その後は「科学的根拠に基づいて利用可能な海洋資源は合理的・持続的に利用す
る」という、考えてみればごく当たり前の立場に変わり、条約の範囲外である倫理的理由をかざして捕鯨に反対する欧米諸国とは一線を画していて、小国ながら雄弁な様子はIWCの議長報告書からもうかがえる。日本からの海外援助に関した反捕鯨NGOの宣伝に対しても「我々は日本
よりもEUからより多くの援助を受けているが、もし我々がEU諸国と同じ投票をしたら、カリブ海諸国はEUに買収されていると言うのですか?」と反論している。
なお、Martin大臣は会見で「今回の投票によってドミニカの観光産業は大打撃を受けるであろう」と述べていたが、IWCにおいて条約の規定を満たさない提案に反対票を投じた事が観光客の心理に重大な影響を与えると考えるのは誇大妄想というものではないだろうか。
21世紀最初のIWC総会は去る7月23日から27日までロンドンで開催された。近年共通の主要議題については、例年と大差ない議論が展開され、概要は 本家IWCのプレスリリース や 水産庁のプレスリリース を見ていただきたい。
− アイスランドの加盟問題 −
今年の諸議題のうち、過去に例を見ない揉め方をしたのがアイスランドの再加盟問題であったので、以下、この点をまとめてみる。 アイスランドは、北大西洋にポッカリと浮かぶ島国で、デンマーク領グリーンランド、イギリス、ノルウェーの間に位置する。面積は10万3000平方
キロで人口は28万弱(1999年)である、といってもピンとこないであろうから、少しわかりやすく書くと、北海道より2割ほど広い島国に、函館市と同程度の人口が住んでいることになる。日本同様の火山国で、氷河、火山、オーロラなどが観光客を引き寄せる源となっている。
農耕には向かない地理的環境で漁業が盛んであり、輸出の7割を依存している。漁業政策上の理由により、EUには未加盟である。 IWCには設立当初から加盟しており、自国の近海でナガスクジラ、イワシクジラ、ミンククジラ、マッコウクジラなどを捕獲していた。
1982年にIWCでモラトリアムが採択された後、捕鯨国であった日本、ノルウェーは条約に定められた意義申し立てをした。 IWCの科学委員会が、ミンククジラなど資源量が豊富な鯨種がいる以上、全ての鯨種の捕獲を禁止する包括的モラトリウムに科学的根拠なしとする中で、
鯨を特別視する風潮にすっかり染まった大多数の加盟国が、条約第5条の「科学的認定」を無視してモラトリアムを可決した状況は、とうてい受け入れ難かったのである。日本は当時、アメリカには弱いことで定評があった中曽根総理の政権下であり、アメリカの水域内での
日本漁船への漁獲割り当てへの削減で脅されて、モラトリアムへの異議申し立てを撤回してしまう。やがて、異議申し立ての撤回によって守りぬいたと思った、アメリカの水域での漁獲割り当ても、先方からの一方的通告で失い、禍根を残す結果となった。
ノルウェーは、異議申し立てをしたまま、商業捕鯨は自主的に停止していたが、1990年代に入って再開し、今日に至っている。さて、捕鯨国であるアイスランドはモラトリアムへの異議申し立てはしなかった。モラトリアムの条文には「遅くとも1990年までに鯨資源の包括的
評価を行なって見直す」とあったので、見直しに備えて調査捕鯨でデータを集める路線を最初から選択した(1986年からの4年間の調査で捕獲した合計は、ナガスクジラが292頭、イワシクジラが70頭)。調査捕鯨に際しては、反捕鯨団体のシーシェパードに研究施設を破壊さ
れたり捕鯨船を沈められるという被害にも会っている。科学的に鯨資源の状況を示せば、モラトリアムは解除されると見込んでいたようだが、1990年にはIWCの科学委員会が鯨資源の包括的評価をしてもモラトリアムが解除されない中、1991年に自国で開催されたIWCの会議の
場で 脱退を表明 する。IWCから脱退すればもはやモラトリアムに拘束されることなく捕鯨はできるのだが、捕鯨再開の意思を国会決議で示すことはあっても、実際に行なうことはなかった。ただ、1992年に結成されたNAMMCO(North Atlantic Marine Mammal Commission、北大
西洋海産哺乳類委員会)には加盟している。
IWC脱退後は、様々な国から再加盟するように要請されたが、そのような中、今年6月についに加盟の手続きをした。ただし、「モラトリアムには異議申し立てをする」という条件付きであった。これは、再加盟した後も、モラトリアムに束縛されることなく、ノルウェーのように
商業捕鯨を再開できることを意味する。過去にも、こういう「条件付き加盟」の例はあった。例えば、ペルーやチリが1979年に加盟した際、自国の200カイリ以内の水域では国際捕鯨取締条約の制約は受けない旨の注釈付きであった。エクアドルも同様の条件付きで加盟している。
IWCの国際捕鯨取締条約の条文には加盟については、「この条約に署名しなかった政府は、この条約が効力を生じた後、アメリカ合衆国政府に対する通告書によってこの条約に加入することができる。」(条約第10条2項)とあるだけで、IWCの既存の措置について意義を申し立て
たままでの加盟の可否については全く既定がない。そこで、国際条約や協定について定めた「ウィーン条約法条約(Vienna Convention on the Law of Treaties)」に照らし合わせると、「異議申し立てをした状態での加盟をIWCの国際捕鯨取締条約が禁止していない以上、国際法
的に問題なし」となる。個々の加盟国が、アイスランドとの2国間レベルで異議を唱えるのは勝手だが、条約機関であるIWCが組織として加盟を拒否できる問題ではないのである。 むろん、反捕鯨国にとっては異議申し立てをしたまま加盟されて捕鯨を再開される事態は容認できる
はずはないから、さっそく会議初日に「異議申し立て状態での加盟は認めない」という動議を出した。これに対し捕鯨国側が、国際法的にIWCはこの問題を扱う権限がないと反対したが、賛成19、反対18、棄権1で、この問題を扱うことが認められた。さらに「アイスランドを
投票権のないオブザーバーとする」動議が、賛成18、反対16、棄権3で採択された。「棄権3」は、「この件で投票すること自体が国際法的に根拠なし」という立場を表明していた、スイス、フランス、オーストリアである。 この結果に反対する捕鯨国側は、以後すべての議
案の投票において、アイスランドの票をカウントした分を正当なものと見なす旨のコメントを付け加えるという、前代未聞の会議となったのであった。2002年のIWC年次会議は、
1993年の京都以来9年ぶりに日本での開催であり、捕鯨基地としての役割を果たしてきた山口県の下関市での開催であった。会議前に6カ国が新規加盟したため、今年の会議で懸案になると思われた日本の北西太平洋の調査捕鯨における捕獲鯨種の拡大に対する
反対決議案などでの採択に影響が出るかどうかが、例年と違う点だろうと予想していたが、原住民生存捕鯨をめぐる思わぬ展開に会議が振り回され、議題を全部消化することなく時間切れで閉幕という前代未聞の終わり方をした。ここで、IWCの原住民生存捕鯨
について簡単に記しておく。対象となっているのは、デンマーク領グリーンランドの原住民(ナガス鯨とミンク鯨)、ロシアのシベリア東部のチュコト半島のチュクチ族(コククジラとホッキョク鯨)、アラスカのエスキモー(ホッキョク鯨)、アメリカのワシ
ントン州のインディアンであるマカー族(コククジラ)、カリブ海のセント・ヴィンセントの原住民(ザトウ鯨)。捕獲枠は毎年決められるものではなく、数年に一度、「この地域のこの鯨種は、何年から何年の間に何頭」という「ブロック・クォータ」で決め
られる。地域によって、捕獲枠の更新年は違うが、今年は久しぶりに全部の原住民生存捕鯨の新捕獲枠が検討される年だった。捕獲枠は条約の附表に記載されるので、条約に沿えば本来はコンセンサスではなく4分の3の多数決で決められるべきだが、近年は投
票なしのコンセンサスで決定してきた。さて、日本は鮎川など捕鯨の伝統が文化に深く根付いた地域に対しても、原住民生存捕鯨と同等な特殊な扱いが認められるべきだと主張してきたし、これを裏付ける内外の文化人類学者の研究も数多くあるが、50頭のミ
ンク鯨をこれら捕鯨に縁のある地域に対する救済枠として認めるように求めた提案は過去十数年、反捕鯨勢力によって日の目を見なかった。そこで今年は、資源量が9000頭程度で毎年50頭前後捕られてきているホッキョク鯨の分について、多数決で決める
ことを日本が主張し、投票の結果、ホッキョク鯨の原住民生存捕鯨枠の案は拒否された。この背景には、商業捕鯨のための捕獲枠算定方式であるRMP(改定管理方式)を適用するならばホッキョク鯨の資源量は30年間は捕獲禁止措置になるほどの低さなのに対
し、
225名無虫さん:2009/01/10(土) 15:36:38 ID:???
保存はお前の手元でやれや。

出典だけ明らかにしときゃ、必要を感じた者はそれぞれで対応するよ。
「コピペ」って言ってるくらいだから、紙媒体からあんたが手打ちしてるわけじゃないんだろ。
原住民生存捕鯨のための捕獲枠算定方式であるSLA (命中枠算定法)では年間60頭の捕獲が認められるという事態に見られる「科学の2重基準」に対する日本側の反発もあったようだ。なお、ホッキョク鯨よりは資源量の多い他の鯨種の原住民生存捕鯨の捕獲枠はすべて通った。
一部の人は、現代とはかなり違った状況下での今世紀半ばまでの捕鯨を例にとって「商業=悪」のような図式で捕鯨問題を考えがちだが、IWCの違反委員会の記録を見ればわかるように、原住民生存捕鯨でも違反はけっこう報告されているのであり(この点は再開して10年ほど
になるノルウェーの商業捕鯨と対照的である)、資源量が少ない種においては原住民生存捕鯨だからといって、5年間のブロック・クォータを安直に設定する事態に疑問が起きても不思議ではないと思う。ここで、事情を知らない人は、ロシアとアラスカの原住民が飢えるので
はないかと思うだろうが(事実、反捕鯨団体は一般の知識不足につけこんで、そのような宣伝をしているが)、現実はそんな単純なものではない。まず、近年の 捕獲統計 を見ればわかるが、ロシアのチュクチ族は今回捕獲が認められたコククジラを年平均100頭以上捕って
いるのに対し、ホッキョク鯨は1頭そこそこであった(捕獲枠としては年平均5頭まで捕れたが)。彼らはIWCの管轄外である小型鯨類も捕獲しており、ホッキョク鯨が捕れなくなったからといって餓死することは考えられない。ただし、彼らの文化においてはコククジラを捕る
よりはホッキョク鯨を捕る方が重要らしい。一方、アラスカの町バーロウでホッキョク鯨を捕っているエスキモーはどうであろうか?以下は現地を訪れた方の描写である。
もし貴方が豊かであれば、民族はその食生活を転換出来ると安易に考えているのならば、私は北米大陸の北端にあるアラスカ州のバーロウの町を訪れることをお勧めしたい。バーロウでは、世界でも最も枯渇の水準が心配されている鯨種である北極セミ鯨(英語で Bowheadと呼
ぶ)を住民が捕獲することをIWCが許可しており、それは、これらの住民が豊かでないからではない。いや、むしろ豊かであるからこそ、捕鯨が催事として許可されているのである。町の公共施設は完備し、住民の多くはセントラルヒーティングのある広い住宅に住む。町のスー
パーマーケットには、牛肉から日本の白菜まで、あらゆる食品が揃っている。
ビデオショップには、最新のハリウッド映画のビデオが揃っており、明け方まで、暴走族めいたスノーモービルやバギーカーの騒音でゆっくりと眠る時間もない。若者達は、私の訪問した9月の末の長い日照時間をフルにエンジョイしていた。バーロウで捕鯨のキャプテンの
地位を保持するのは、単に人望があるだけではなく、資産が必要であると私は何度も聞かされた。なぜならば、ここの捕鯨は原住民/生存捕鯨としてIWCが認定しており、その為には、金銀による鯨肉の取り引きが出来ないからである。捕鯨を続ける為には、近代化されたモー
ターボート(秋に氷が接岸していない時期に行う捕鯨には、非伝統的なモーターボートが必需品である)をはじめとし、ガソリン代、気象状況モニターの為に欠かす事の出来ないコンピュターや、高性能の無線機、モリ撃ちの銃、一隻に五人は要するクルーの日当、(時には、
一ケ月もの日数がかかる)など莫大な経費が必要であるからである。町は石油や天然ガスなどの資源開発に伴って、財政が豊かであり、財テクの専門家も郡役所に配置されている。 この豊かさをもって、住民は、米国本土から野性生物研究の科学者を雇用し、ワシントンには
弁護士を置き、連邦政府の内務省に人権問題であると訴え、その結果枯渇した北極セミ鯨の捕獲をIWCに認めさせたのである。 IWCの科学小委員会は、今でも、この北極セミ鯨の系統群が十分な資源状態にあるという意見はもってはいない。バーロウの町の統計には、鯨肉は住
民の 蛋白源のわずか8%程度であり、主食としての役割を果たしてはいないことが判る。・・・三崎滋子「ゲームの名は捕鯨問題 」、1994年、より」
もし、彼らが本当にホッキョク鯨の捕獲なしで窮状に陥るのなら、他国の人権事情に口出しするのが大好きなアメリカ政府のことだから、国際捕鯨取締条約に従って「異議申し立て」をした上で自国民に捕獲させるなどわけないことであり、ロシアとアラスカにおいて、今回の
騒動の果てにひもじい思いをする原住民は一人も出ないことは断言して良いだろう。 特別会合 この、ホッキョク鯨の捕獲枠設定の否決という事態を受けて、10月14日からイギリスのケンブリッジで特別会議が開催され、再度討議された。その結果、IWC科学委員会による
ホッキョク鯨の資源量評価の結果によっては捕獲量を修正するという条件のもとで、投票にかけずに合意のもとに捕獲枠は承認された。
捕獲枠は、「2003年から2007までの5年間で280頭以内(年平均にして、アメリカが51頭、ロシアは5頭)、ただし、ある1年における捕獲は67頭を超えてはいけない」という、従来の数字と同じである。また、この特別会議において、アイスランドが商業捕鯨モラト
リアムへの異議申し立てをした状態で加盟する件も再度討議され、19対18の一票差で正式加盟が認められた。アイスランド政府は2006年までは捕鯨を再開しない旨言明しており、また、再開する際にはIWCが認める捕獲枠に従ってミンククジラ、ナガスクジラ、イワシ
クジラを捕ることになるだろうという。更に、日本が過去十数年求めながらも否決され続けてきた、伝統的な沿岸捕鯨地域での50頭のミンククジラの捕獲要求は投票にかけられたものの16対19(棄権2)で否決されたが、ホッキョク鯨の件が無事一件落着したアメ
リカとロシアは賛成票だった。特に過去と打って変わったアメリカの賛成票は目を引く。
捕鯨問題とは関係のない話題だが、今世紀半ばに活躍したオランダの著名な鯨類学者 E.J. シュライパー (E.J. Slijper)博士の著書「鯨」に以下のような記述がある
"イルカは昔からたまたま海岸に近づいたところを捕らえられた(図 15)。散発的に獲られたこともあり、あるいは規則的にしかも1つの産業といっていいほど多数獲られたこともある。たとえば、11世紀にノルマンディーの海岸で盛んに獲られ、1098年には法律による捕
獲制限が行なわれたくらいである。イルカの油はとも燈火用に使われ、肉は人間の食糧となった。イルカの肉は当時大変美味なものと考えられ、1426年の年代記によれば、英国のヘンリー6世はこれをとても好んだという。かれの後継者であるヘンリー7世の戴冠式の正餐
にもイルカの肉はいろいろに調理して、メインコースあるいはパイとして供せられたという。伝統的な国民ではあるが、イギリス人は今日ではイルカの肉を食べない。ただし宮廷では17世紀の終り頃までイルカの肉を食べる習慣があった。(細川宏・神谷敏郎訳、東京大
出版会、1984、42頁)日頃から、日本におけるイルカ肉の扱われ方に違和感があったので、中世からルネサンス期のヨーロッパにおけるイルカ料理について少し調べてみた。
まず、上のヘンリー6世についての記述は若干疑問が残る。というのは、彼の生年は1421年であり、父のヘンリー5世が若くして死んだために生後9ヶ月で即位したものの、「年代記」の書かれた1426年には5歳前後で、いくら王とはいえ、子供の食事上の好みに
年代記が言及するだろうかという気はする。年代記の執筆年が誤りか、あるいは父のヘンリー5世の誤りである可能性はあると思う。なお、時代で言えば、ヘンリー6世はフランスとの間の百年戦争末期から、王室の後継争いのバラ戦争初期の王であり、代表的
なパブリック・スクールであるイートン校(Eton College)やケンブリッジ大学のキングス・カレッジ(King's College)は彼が創立した。また些細な事だが、上の引用部でヘンリー7世がヘンリー6世の「後継者」となっているが、実際には赤バラを紋章とす
るランカスター家のヘンリー6世の後は、白バラを紋章とするヨーク家のエドワード4世、エドワード5世、リチャード3世が即位し、バラ戦争の勝利者ヘンリー7世は、新たなテューダー朝の創始者であって、直接の後継者ではない点を注意しておく。
さて、当時のヨーロッパではキリスト教の力は強大であり、復活祭の前の40日間にわたる四旬節(Lent)や断食日(fast day)といった、肉食禁止の日が設けられていた。ただし、昔の日本と同様、イルカや鯨は魚類と見なされて、これらの日にも食べる事は
認められていた。例えば、ヘンリー6世の父であるヘンリー5世はフランスから迎えた妻キャサリンの王妃としての戴冠式を1421年の2月に行なっているが、この時期は四旬節の最中であったので、式典で供された食事は、30種類以上に及ぶシーフードが主であり
、イルカも含まれていた。イルカが哺乳類である事は、すでに古代ギリシャのアリストテレスが見抜いていたはずだが、こういう哲学とは無縁の業績は中世までには忘れ去られていたのだろうか。なお、食感が魚類よりは陸上の動物の肉に近いという点は鯨類
の肉が当時好まれた理由の1つのようである。 14世紀のミラノの医者 Maino de' Maineriが著した本で海産種で良いものとして挙げられているのはイルカ類、サメ、タラなどで、ヒメジ、ホウボウ、ツノガレイ、シタビラメなどがそれに続くという。
ところで、英語ではイルカ類のうち、口がとがったものをドルフィン(dolphin)、そうでないものをポーパス(porpoise)というが、当時の料理を調べると後者の方をよく見かける。ヘンリー5世の上の儀式でもそうであり、また彼が開いた他の宴会のメニューには
「ロースト・ポーパス」(Roasted Porpoise)という料理も見られる。たぶん、イギリス南西部沿岸やノルマンディーで捕られたネズミイルカ(Harbor porpoise)ではないかと思う。なお、シイラ(dorado)という魚もdolphinと呼ばれることがあり、しかも料理さ
れるので、"dolphin"をキーワードに検索する際には要注意である。15世紀前半の家庭向けのメニューを集めた"John Russell's Boke of Nurture"にもイルカは登場するし、イングランド東部の町イプスウィッチ(Ipswich)の記録でも、魚市場でも、サケ、チョウザ
メ、ニシンなどと並んで鯨肉とイルカが並び、イルカやサケなどは一種の贅沢品として、その取引自体に料金が課せられた、とある。ロンドン市長の食卓にも鯨やイルカは並び、鯨については串に刺してローストしたり、ボイルされたものが豆と一緒に出され、舌と
尾の身が好まれた。イルカはまるごと調理されてナイフで切り分けてマスタードを付けて食べた、とある。 時代が変ってテューダー朝の時代に入っても宮廷では食べられ、ヘンリー8世やその娘であるエリザベス1世の時代にも、ごく普通に食べられていた。また、
イングランドのみならずスコットランドの宮廷でもイルカは食べられていたことが、女王メアリー・スチュアートの時代の16世紀半ばの記録にうかがえる。冒頭に引用したシュライパー博士の「宮廷では17世紀の終り頃までイルカの肉を食べる習慣があった」という
言葉からすると、スチュアート朝の末期の名誉革命に際して、国王ジェームズ2世の娘婿のオランダ総督がウィリアム3世として即位したあたりが、宮廷からイルカ料理が消えた頃、という事になるが、宮廷内の人的変化が原因というよりも、イギリス社会における畜
産の発展や、大航海時代に入って海外からもたらされる産物などによる食生活の変化によって、17世紀末に向けて徐々にすたれていったのではないかと想像する。
なお、今日のイギリス料理の味に対する評価を考えると「イルカの肉は当時大変美味なものと考えられ」という記述に疑念をいだく人も多いであろうが、フランスのアンジュー伯がイギリスのヘンリー2世となった12世紀半ば以降、百年戦争に敗北するまでは、イングランド王は
フランスにも領地を持っていて宮廷にもフランスからの人間は大勢いたようだから、料理をめぐる文化的状況は近代国家成立後とは違ったであろうと思う。フランスでもイルカや鯨肉は中世の市場で売られてきており、著名なレストランのトゥール・ダルジャン(Tour d'Argent)
が16世紀のパリにオープンした際にもメニューにはイルカのパイ(Porpoise pie)があった。と、ここまで書いてくると、当時のイルカ料理はどのようなものだったのか知りたくなるのだが、中世やルネサンス期の料理を紹介し、そのレシピも書いてある本やホームページはいく
つかあるものの、イルカのように今日のヨーロッパ圏では食卓から消えた食材を扱ったものは、取り上げられるのが稀なようである。今回ネット上を検索していて見つかったのは、以下に挙げるイルカのプディング(Pudding of porpoise)くらいである。
イルカのプディング イルカの血と脂を取り出し、オートミールと混ぜて、塩、胡椒、ショウガで味を付け、イルカの腸(Gut)につめる。お湯に入れて、強火でゆでた後に火を弱める。お湯から取り出して、よく水分を切り、表面がパリパリになるまで火であぶり、出来上がり。
ただ、古語を直訳した文と現代文による解説を比較してみると、「腸」と訳した言葉(大文字で始まる"Gut")は内蔵を取り除いた体全体、という意味かもしれない( http://www.godecookery.com/mtrans/mtrans19.htm 参照 )。つまりイルカの体全体に詰め物をした、というわ
けで、先にでてきたイルカをまるごと調理したものが、この料理かも知れない。いったいどのような味がするのか興味をかき立てられる。さて、現代の日本に話を戻すと、商業捕鯨のモラトリアム以後、鯨肉の代用品としてイルカの捕獲量が増大し、イシイルカ(Dall's porpois
e)を中心に年間2万頭ほど捕られているが、「イルカ肉」ではなく「鯨肉」のラベルを貼られて店頭に並ぶ事は珍しくない。日本では様々な食材が料理されているが、伝統的な材料においても、様々な手法によって新しい料理が創られている。
その事をふまえて、上に挙げた、日本ではまだ試された事がないであろうイルカ料理の事を考えると、単に鯨の代用品として風味の異なるイルカを扱うのは、何かもったいないように思う。「鯨肉」とラベルを貼られ、買って食べた消費者から「昔食べた味と違うなあ」と
思われるのでは、死んだイルカも哀れではないだろうか。鯨類は、とかく伝統的な料理にスポットが当られがちで、イルカについても一部の地方に伝統料理はあるのだが、今日では、昔と比べて様々な調味料があり、様々な調理器具があるのである。ならば、積極的にそれ
らを駆使して、今日の日本で調理しうる美味しいイルカ料理とはどのようなものか、挑戦して創り上げる料理人がいても良いように思うのだが。
シロナガスクジラは海獣類(海産哺乳類)のみならず、これまで地球上に生息した動物の中では最大の体長を持ち(植物の中にはもっと大きな物はあるが)、平均して25m程度にまで成長する(亜種のピグミー・シロナガスでは20m程度)が過去に捕獲された例では30mを越
える個体もあったという。「シロナガス」と言うものの、鈴木その子のように白いわけではなく、青と灰色の中間のような色に薄い斑点状の模様が散らばっている。ヒゲクジラ亜目のナガスクジラ科に属するが、体の背中側が黒くて腹が白っぽいというナガスクジラ科の他
の種と違って、腹部の側も白くない。多くの人にとって本物を見る機会はないだろうが、東京・上野の国立科学博物館の敷地には専門家の助言のもとに作られた、実物大の模型がある。なお、肉質はピンク色で脂がのっているというが、IWCが禁漁にしたのが1960年代半ば
であるから、極めて残念ながら食べた事はない。 同じヒゲ鯨でも脂肪が豊富で太ったセミクジラなどとは違い、スマートで泳ぐ速度が速く、死ぬと短時間で沈んでしまうシロナガスクジラ、ナガスクジラ、イワシクジラなどは、昔の捕鯨技術ではなかなか捕獲が難しい種
であり、本格的に捕られ始めたのは、ノルウェーのスヴェン・フォイン(Svend Foyn)が、ロープの付いた銛を高速の船に載せた捕鯨砲から撃つ方法を導入した19世紀後半以降である。 南氷洋における捕獲開始前のシロナガスクジラ資源量は20万頭程度と推定されている。
余談だが、今世紀初めに南氷洋がいかに鯨が多い海であったかという逸話を記しておこう。
1912年に日本人として初めて南極探検を行なった白瀬中尉の記録である。
「ロス海に突入して一つの湾に船を寄せようとすると、まるで算盤の玉を並べた様に大きな丘が海中一面にある。調べてみると皆鯨だから驚いた。隊員の中には、この鯨の大群の中をどうして通り抜けることが出来るだろうかと心配した者さえあった。構わずどんどん進んでい
くと、流石に鯨も船には恐れたのか、通り路だけは開けてくれたので、やっと安心したが、一時はどうなるだろうかと少々不安に思った。これが即ち鯨湾である。」(板橋守邦著「南氷洋捕鯨史」、1987年、中公新書 842) 南氷洋のシロナガスクジラはほとんどオキアミだけを
たべるという極端な偏食である。同じ南氷洋でもミンククジラやナガスクジラなどはオキアミ以外にもカイアシ類などの他の動物プランクトンや小魚も状況に応じて食べるのとは違っている。これは、オキアミにありつけなくなると、やがて集団の繁殖にも支障をきたす事態に
なる事を暗示しているが、事実、南氷洋でシロナガスクジラが減ったためにミンククジラやカニクイアザラシなどが大量の余剰オキアミを得て増える一方、それが長年捕獲が禁止されたシロナガスの回復を阻害しているという、何人かの科学者による説と整合する。このシロナ
ガスクジラの空白を埋めるように、それまで高緯度海域ではあまり見かけなかったイワシクジラも索餌域が南下してきたといわれている。さて南氷洋における今世紀前半の 捕獲統計 を見ると、すさまじい量の鯨が捕獲されている。シロナガスクジラでいえば、1930/31漁期には
3万頭にせまる頭数が捕られ、その後も1930年代半ばには毎シーズン1万5千頭以上も捕獲されていて、現代どころか捕鯨問題が世間の注目を浴び出した1970年代初頭の資源管理でも考えられない量である。 1930年代終りに捕鯨操業を管理するための国際捕鯨協定は作られたが、
捕獲枠などは設定していなく、また間もなく第2次大戦に突入して南氷洋での捕鯨は2シーズン中断した。第2次大戦が終りかかる1944年、7ヵ国が会議を開いて捕獲枠を戦前の捕獲実績の2/3程度に当たる16000BWUに抑える取り決めを交し、1946年に新たに作られた国際捕鯨取締条
約のもとでIWCが捕鯨を管理するようになってからもこのレベルの捕獲は続くが、当時はまだ、国際的な鯨の資源調査が行なわれていない時代であり、
234名無虫さん:2009/01/10(土) 17:05:58 ID:HVuVRHHr
えーとこのコピペ多投魔はつい最近アク禁を喰らった通称“涙目”と呼ばれている24時間貼りつきの「荒らし」です。

http://qb5.2ch.net/test/read.cgi/sec2chd/1230190963/
Network Information: [ネットワーク情報]
a. [IPネットワークアドレス] 219.117.52.0/22
b. [ネットワーク名] CSF-NET
f. [組織名] 佐世保ケーブルテレビジョン株式会社
g. [Organization] Sasebo Cable Television
m. [管理者連絡窓口] NS1881JP
n. [技術連絡担当者] HK5776JP
p. [ネームサーバ] ns03.tvs12.jp
p. [ネームサーバ] ns01.tvs12.jp
p. [ネームサーバ] ns02.tvs12.jp

本日下記においてもコピペ多投を行っております。



http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1231545544/23-72

なおYahoo!掲示板IDは「nomomamo1990」であります。
かつては「yukakedaisuki」だったのですが鬱状態のとき捨て去ったようです。
また、各国の科学者が自国の操業海域のデータをもとに、シロナガスなどの資源の減少を警告しても、南氷洋全域でデータをまとめた研究がないなど、業界の利益優先の風潮を覆すには説得力が欠け、さらに捕獲枠は鯨種ごとではなく BWU制 で決められている時代であった。ま
た、例えば10万頭いる鯨の集団から仮に3000頭捕獲するにしても、この集団における年齢構成が違えば捕獲の影響は全く違うが(たとえば年寄が多くて若い鯨が少ない集団と、その逆の構成の集団では、捕獲がその後の繁殖に与える影響は異なる)、ヒゲ鯨の年齢査定法をイギリ
スのパーヴェス(P.E. Purves)が見いだしたのは1955年になってからと遅い。当時と今では鯨の資源量の解析手法やデータの質と量、鯨に対する需要、管理手法など何もかも違うのであるが、こうした昔と今の違いなど無視して、商業捕鯨を再開すると当時のような乱獲が再び
始まると宣伝しているのが内外の反捕鯨団体である。さて、表題の「3人委員会」であるが、このように、科学委員会が業界を説得しきれずに、過剰と確信される捕獲枠が設定され続ける状況を打開するために、資源統計や解析に明るい外部の科学者に委託して、各国の長年のデ
ータをまとめて解析して捕獲枠への助言を行なうために、1960年のIWC年次会議においてその設置が決められた。任命されたのはFAO(国連食糧農業機関)のホルト(Sidney J. Holt), ワシントン大学のチャップマン(Douglas G. Chapman)、ニュージーランド水産局のアレン
(Kay Radway Allen)であり、遅くとも1964年7月末までには彼らの結果に従った捕獲枠を設定する事になっていた。 1963年には任期の1年延長に伴って英国水産研究所のガランド(John A. Gulland)も加わって4人委員会になり、1964年に彼らの任期が終わった後の数年間はFAO
が資源評価の作業を引き継いだ。3人委員会の解析の結果は1963年6月の第15回年次会議に報告された。シロナガスクジラとザトウクジラは資源の回復に50年以上見込まれるためただちに捕獲を禁止するよう勧告され、またナガスクジラは年間の捕獲量を7000頭以下に減らす事が勧
告された。各国のデータを総合して当時の最先端の手法で分析した勧告がようやく出たわけである。なお、資源評価の継続やこれまでIWC内部でも検討されたBWU制の廃止も勧告されたが、後者が実現したのは70年代に入ってからである。
さっそくザトウクジラとシロナガスクジラは1963/64シーズンから捕獲禁止になり(ただし、捕獲歴史の浅い亜種のピグミー・シロナガスは1963/64には捕獲が認められた)、総捕獲枠は前年の15,000BWUから10,000BWUへと削減された。南氷洋のシロナガスクジラはついに安息の時
を得たというわけである(なお、北大西洋のシロナガスクジラはすでに戦前から保護されており、北太平洋では1966年から保護された)。翌年の1964年の会議は4人委員会の結果に従った捕獲枠を設定する期限であった。前シーズンの捕獲量を考慮に入れて4人委員会が出した勧告
はナガスクジラは4000頭、まだ情報の少ないイワシクジラについては2400から8000の間という範囲内での低めの数字が推奨された。会議では合意がまとまらず、結局会議後に捕鯨国が自主的に8000BWUに決めて落ち着いたが、鯨種別の捕獲枠ではないために実際の操業では捕鯨各国
によるナガスクジラの総捕獲は7000頭以上に達した。これがBWU制の怖い点である。もっとも、以後BWU捕獲枠は年々コンスタントに削減され、60年代後半には安全を見込んでナガスクジラとイワシクジラの推定持続生産量の合計よりも低めの捕獲枠を設定するなど、遅まきながら
削減傾向は定着していった。第2次大戦後に14,500BWUから16,000BWUの間で変動していた捕獲枠は、1971/72シーズンには2,300BWUまでに削減され、これを最後にBWU捕獲枠制度は廃止され、鯨種ごとに捕獲枠が設定されるようになった。 こうした時期、すなわち1970年代初頭にア
メリカのニクソン政権が捕鯨に関する管轄を商務省から大統領府に移し、当時の代表的な反捕鯨団体プロジェクト・ヨナなど連携して反捕鯨政策を大々的に開始し、別の機会に述べようと思うが、1972年の国連人間環境会議において「IWCのもとで商業捕鯨の10年間のモラトリアム
を実施するように求める」決議を通らせたものの、直後に開催されたIWCの年次会議ではアメリカのチャップマンが議長を務める科学委員会において、鯨種ごとの資源状態が違うにもかかわらずすべての鯨種の捕鯨モラトリアムを実施する事は科学的に必要性なし、として全会一致
で退けられ、総会でも否決された。余談になるが、この1972年のIWCでの敗北の後、アメリカ政府はIWCへ送り込む科学者を大幅に入れ替えるなど、いかにもニクソン政権らしい行動に出た。また、ホルトのように反捕鯨団体に取り込まれた科学者も出てきて、
科学委員会の様相も変る。かつての3人委員会のメンバーは反捕鯨派に変貌した上に(4人目のガランドだけは別で、例えば後年FAOのオブザーバーとして1982年のモラトリアム採択に際しても、それを批判する声明を出している)、反捕鯨団体の資金援助を受けたり縁の深い科学
者が続々と科学委員会に登場する。よく目にする名前は、 Jutine G. Cooke (IUCN)、 John R. Beddington (イギリス)、 William K. de la Mare (オーストラリア)、 J.G. van Beek (オランダ)、 K. Lankester (オランダ)、 Elisabeth Slooten(ニュージーランド)
、 C.S.Baker(ニュージーランド) といった面々である。すでに最近のIWCには登場していない顔触れもあるが、逆にここには載っていない名前もまだまだある。彼らの特徴は、自分でデータを収集して科学的な真実を追求するというよりは、もっぱら捕鯨国側の科学者が出した
データを基にいかに反捕鯨に有利な結論や仮説に導いたり、捕鯨国側の科学者の見解にケチをつけるかという、政治的動機で動いている点にあるといえる。比較的近年では、日本が北太平洋でミンククジラの調査捕鯨を開始するキッカケになった系統群分類の仮説などが、そのほ
んの一例である。科学委員会のレポートを読んでいて「大多数のメンバーの見解では○○××だが、何人かのメンバーは××△△であると主張した」というような記述があって、その「××△△」がいかにも反捕鯨側に都合の良いような場合は、この「何人か」というのが、これ
らの面々であると見て大体間違いない。そして、科学委員会内部では少数であった彼らの意見が、英語圏のメディアによって大多数の見解のように宣伝されたり、それらに沿った措置が本会議では反捕鯨国の数的優位によって採決されるというのが、70年代半ば以降の捕鯨問題に
おける一つのパターンである。例えば、手もとにあるイギリスのガーディアン紙の記事(1989年1月31日付)には、南氷洋のミンククジラの資源量について「(捕鯨開始前の)半分に減ったと推定されている」とあるが、科学委員会がこのような見解で合意したためしはない。それ
どころか、全会一致の合意ではないものの、シロナガス鯨の激減による餌の余剰によってミンククジラは増加したというのが大方の見方であり、従って捕獲が本格的に開始した1970年代初頭の資源量は初期資源量とは見なせないために、 MSY(最大持続生産量)
の代わりに毎年の加入量の推定を基に捕獲枠を決めていたはずである。また、この記事には日本での鯨肉の消費について「大部分は60歳以上の人間によって特別な機会に食べられている」とあるが、「大部分」の消費がこのような「特別な機会」に限られたものなら、全国の鯨料理店
はとっくに店じまいを余儀なくされていたであろう。大御所のホルトは、かつてミンククジラを資源が大幅に減少した保護資源に分類すべく、2万頭説を提唱して逆に科学委員会で失笑を買ったが、グリーンピース・イタリアの設立に関わったり、イタリアがIWCに加盟する前年の1997
年のIWC総会ではイタリア人ではない彼がイタリア代表団の「通訳」として本会議に参加するなど、もはや活動分野は科学者としてのそれから遊離しているようだが、まだまだ後継者には不足していないようである。
Q1: 鯨は何種類いますか。
鯨は大きく分けてヒゲクジラと歯クジラの2種類に分かれます。ヒゲクジラは主として沖アミや小さな魚を海水と共に口の中に入れ、ヒゲでこして呑み込みます。シロナガスクジラやミンククジラなど10数種類がいます。歯クジラはイカや魚を歯でとらえて呑み込みます。マッコウ
クジラやイルカ類など70種類にのぼります。鯨には80種類程度のものが知られていますが、このうち伝統的に捕鯨の対象となったのは、シロナガスクジラ、ナガスクジラ、イワシクジラ、マッコウクジラ、ミンククジラなどです。
Q2: 鯨はすべて絶滅に瀕しているのではないですか。
捕鯨の対象でないカワイルカなど、少数の種類を除けば、本当に絶滅に瀕している鯨はいません。一口に鯨といっても大きいものは体長30メートルに達するシロナガスクジラから、小さいものは1メートルそこそこのコビトイルカまで多様です。普通4メートルより大きいものをク
ジラ、これより小さいものをイルカと呼んでいます。かつての鯨乱獲時代に大型の鯨であるシロナガスクジラ、ナガスクジラ、セミクジラなどはきわめて低い水準にまで減少しました。しかし、これらの鯨類は完全に保護されています。一方、南氷洋や北西大平洋および北大西洋のミ
ンククジラ、あるいは北西太平洋のニタリクジラのように、捕獲の対象にできるほど資源状態のよい種類もあります。
Q3: しかし、それでも国際捕鯨委員会(以下IWCと略称)は72年以降、ナガスクジラ、イワシクジラ、マッコウクジラ等の資源を、保護資源に指定しています。乱獲は、1982年の商業捕鯨モラトリアム(一時中止)の成立まで続いたのではないですか。
票の上で圧倒的な力を持つ反捕鯨勢力が乱獲を許すわけがありません。ただ、国連人間環境会議が開催された1972年以降、科学委員会に大きな変化が生まれました。その直後に開催されたIWCの科学委員会が、国連人間環境会議が採択した「捕鯨の10年禁止決議には
正当な科学的根拠がない」と全会一致で結論したからです。このため翌年から米、英などの反捕鯨国は、自国の科学者の総入れ替えに近いことを行い、保護主義的色彩の濃い科学者、反捕鯨団体のリーダーたちを科学委員会に大量に送りこみました。その結果、73年以降の
科学委員会では、以前のように答申を一本化しようとする努力は行われなくなり、反捕鯨の立場に立つ学者は、むしろ自己の意見をそのまま答申の中に独立した提案として盛り込み、本会議では、票の力で、これを採択し、次々と自分たちに都合のよい結論を押しつけたので
す。しかし、それにもかかわらず、「捕鯨モラトリアムには科学的正当性や必要性がない」とする科学委員会の判断には、最後まで彼らもチャレンジできませんでした。 (わずかでも捕獲すれば、生態系が乱されるなどという主張が、科学的に成立するわけがないのは当然です)
Q4: くどいようですが、76年の南氷洋のナガスクジラの保護資源指定 -- 禁猟など一連の禁猟決定は、例え、保護主義の色彩の強い学者の発言でも、それなりの科学的根拠があったのではないですか。
IWCが定義する保護資源には、75年以降とそれ以前では、本質的な差があります。1960年代前半までに、英国、オランダが採算上の理由から、南氷洋捕鯨から撤退すると、IWCは急に規制の強化に乗り出し、70年代に入って、シロナガスクジラ等、乱獲によりいため
られた資源を保護資源に指定しました。遅すぎた保護といってもよいと思います。しかし、75年以後の禁猟措置をこれと同列に置くことはできません。新しい資源管理のルールが採択され、保護資源にまったく新しい定義が導入されたからです。前にも触れましたが、
前にも触れましたが、IWCの科学委員会は、1972、73年の会議で再度にわたり、「捕鯨モラトリアムには科学的正当性も必要性もない」と全会一致で答申しました。このため1975年、ついに米国はオーストラリアなどと図り、捕鯨モラトリアムに代わる措置として、
新しい資源管理方式を提案し、これが翌年採択されました。この方式は、捕鯨の対象を資源状態が極めて良いものに限定し、もし、その資源が最大持続的生産量を実現する水準(MSYレベル)以下と判定されれば、これを保護資源に指定するというシステムです。以前の保護
資源の定義が、絶滅の危険のある水準を念頭においたものとすれば、新しい定義は、資源の年々の増加が最大になる水準を基準に考え、捕鯨の対象をこの水準を超えた豊かな資源に限定したのです。しかし、この新しい定義には、当時、日本の学者が指摘していたように学問的
にいろいろ困難があります。具体的にどこにその水準を設定するのか、いろいろな仮定を置く必要があります。保護主義の立場に立つ学者は、これをうまく利用しました。例えば、彼らは処女資源水準(資源が開発される以前の水準)を不当に高く推定する一方、現在の資源水
準を非常識と思われるほどの低いレベルに推定することによって、できるだけ多くの鯨種を保護資源におとす提案をし、票の力をもって本会議で採択させるという手段をとったのです。しかし、そうした彼らのやり方をもってしても、南氷洋のミンククジラや北西太平洋のニタ
リクジラなどについては、最後まで新しい定義による保護資源に分類することはできなかったのです。
Q5: IWC科学委員会では、世界の鯨資源量をどの程度に推定しているのですか。
IWC科学委員会が推定している主要鯨種の資源量は次のとおりです。
種類 海域 生息頭数 ミンククジラ 南氷洋北太平洋西系北大西洋全体 760、300 (d)28、000 (e)74、700 ー 145、200 (d) ニタリクジラ 全海域北太平洋西系 90、000 (a)22、600 (c) マッコウクジラ 全海域 1、950、000
(a) ホッキョククジラ アラスカ系 7、800 (a) セミクジラ 南半球 3、000 (a) コククジラ カリフォルニア系 24、400 (g) ザトウクジラ 北大西洋西系 5、800 (b) シロナガスクジラ 全海域 14、000 (a) ナガスクジラ 全海域 120、
000 (a) イワシクジラ 全海域 54、000 (a) ツチクジラ 日本沿岸 4、220 (f) 注: (a) Oceanus 32(1): 12 - 3 (1989)(b) Rep. int. Whal. Commn 34:54 (1984)(c) Rep. int. Whal. Commn 36:249 - 55 (1986)(d) Rep. int. Whal. Commn 41:(in press) (19
91)(e) Rep. int. Whal. Commn 32:283 - 6 (1982)(f) Rep. int. Whal. Commn 39:117 (1989)(g) IWC/SC/44/PS1 (1992)
Q1: IWCで商業捕鯨中止が採択されたあとも、世界の各地で捕鯨が行われていますが、なぜですか。
現在、世界で行われている捕鯨は次の3つのタイプです。
(イ) IWCがみとめている原住民生存捕鯨 アラスカでのホッキョククジラ、ロシア・極東地方でのコククジラ、デンマーク(グリーンランド)でのナガスクジラとミンククジラ、セントビンセントでのザトウクジラなどが、原住民の生存のための捕鯨として認められています。
(ロ) IWCの管轄外にある小型鯨類の捕獲 IWCは大型鯨種だけを管轄しており、イルカ類などの小型鯨類は管轄の対象にしておりません。日本の沿岸では昔からツチクジラ、ゴンドウクジラ、イルカなどの小型鯨種を捕獲しており、日本政府の監督下で行われています。もち
    ろん、資源量に見合った捕獲枠も設けられています。日本以外でも、デンマーク(フェロー諸島)などがゴンドウクジラなどの小型鯨類を少量捕獲しています。
(ハ) IWC非加盟国による捕獲 カナダのホッキョククジラ、インドネシアのマッコウクジラ・ニタリクジラ、スリランカのマッコウクジラ、南太平洋諸国のザトウクジラなどが捕獲されています。 これらの国は、IWCに加盟していないため、IWCの規制を受けません。
Q2: 伝統的な捕鯨国である、アイスランドとノルウェーは、現在捕鯨をしているのですか。
捕鯨を重要な産業としているアイスランドは1992年にIWCを脱退しました。
前にも触れましたが、IWCの科学委員会は、1972、73年の会議で再度にわたり、「捕鯨モラトリアムには科学的正当性も必要性もない」と全会一致で答申しました。このため1975年、ついに米国はオーストラリアなどと図り、捕鯨モラトリアムに代わる措置として、
新しい資源管理方式を提案し、これが翌年採択されました。この方式は、捕鯨の対象を資源状態が極めて良いものに限定し、もし、その資源が最大持続的生産量を実現する水準(MSYレベル)以下と判定されれば、これを保護資源に指定するというシステムです。以前の保護
資源の定義が、絶滅の危険のある水準を念頭においたものとすれば、新しい定義は、資源の年々の増加が最大になる水準を基準に考え、捕鯨の対象をこの水準を超えた豊かな資源に限定したのです。しかし、この新しい定義には、当時、日本の学者が指摘していたように学問的
にいろいろ困難があります。具体的にどこにその水準を設定するのか、いろいろな仮定を置く必要があります。保護主義の立場に立つ学者は、これをうまく利用しました。例えば、彼らは処女資源水準(資源が開発される以前の水準)を不当に高く推定する一方、現在の資源水
準を非常識と思われるほどの低いレベルに推定することによって、できるだけ多くの鯨種を保護資源におとす提案をし、票の力をもって本会議で採択させるという手段をとったのです。しかし、そうした彼らのやり方をもってしても、南氷洋のミンククジラや北西太平洋のニタ
リクジラなどについては、最後まで新しい定義による保護資源に分類することはできなかったのです。
Q5: IWC科学委員会では、世界の鯨資源量をどの程度に推定しているのですか。
IWC科学委員会が推定している主要鯨種の資源量は次のとおりです。
種類 海域 生息頭数 ミンククジラ 南氷洋北太平洋西系北大西洋全体 760、300 (d)28、000 (e)74、700 ー 145、200 (d) ニタリクジラ 全海域北太平洋西系 90、000 (a)22、600 (c) マッコウクジラ 全海域 1、950、000
243名無虫さん:2009/01/10(土) 17:15:54 ID:HVuVRHHr
本物の基地外には打つ手なしか・・。

いちおう捕鯨派らしいからお前らどうにかしろよ。
Q4: そんなに費用がかかるのにどうして毎年実施するのですか。2 - 3年に1度でもよいと思いますが。
南氷洋は広大な海域です。採取標本数は限られており、また1回で調査できる範囲は限られています。ですから毎年、調査を実施する必要があります。また、鯨資源の管理に必要なデータは、時系列的なものでなければなりません。継続的な標本採取は資源調査の精度を高める
ことに不可欠です。
Q5: 鯨を殺さないで、皮膚の1部だけをとってDNA等を調べれば十分という声もありますが。
日本鯨類研究所はバイオプシーという、皮膚を採取して検査するための皮膚採取銃を開発して、すでにこの種の鯨の非致死調査を行っています。しかし、皮膚のDNAからは、性別、親子関係など、ごく限られた情報しか得られません。このため捕獲調査によってしか得られな
い耳こう栓や、卵巣などの標本を取り、年齢構成、妊娠状態や妊娠歴などを調べています。
Q1: 捕鯨論争はいまや資源などの科学面を超えて、鯨に対する動物観の違いに移っているようです。欧米諸国のほとんどが捕鯨に反対しているのであれば、日本も国際協調の精神から捕鯨を放棄したほうがプラスになるのではないですか・・・。
そうは思いません。動物観の違いは民族の文化そのもので、お互いが干渉したり、非難したりすべきものではありません。反捕鯨国は鯨を聖獣視し、「人道的捕殺がなされていない」「捕鯨は倫理に反する」ということを言います。それでは昔、欧米の実施していた捕鯨は人道
的捕殺をし、倫理にも反さなかったのでしょうか。この反論に対し欧米人は「だから捕鯨を止めた」と言うでしょう。
しかし、それは詭弁です。欧米の捕鯨は昔の帆船式捕鯨や近代捕鯨でも採油が目的でした。石油や他の食用油が出回り、産業として成り立たなくなったため、自然に消滅したのです。一方、日本は肉を主体に丸ごと利用し、鯨肉に対する強い嗜好があるため、依然として産業と
して立派に成り立つのです。
欧米では、反捕鯨の風潮が強いのは確かですが、決して100%ではありません。アングロサクソン系の国は一般に反捕鯨ですが、アイスランド、ノルウェー、デンマークなどの国は鯨を食料の対象と見ています。またアングロサクソン系の国でも極端な反捕鯨運動に疑問を呈する
声は上がっています。例えば92年6月30日付け英国のタイムス紙は「動物の福祉という問題を国際協定によってしばるのは適切でない」と指摘し、資源が大きいミンククジラの捕獲禁止は条約の主旨からみて、もはや適当ではないと結論しています。私たちは捕鯨の是非をあく
までも資源を中心にした科学論に基づくべきとの考えを持っています。それがもっともフェアーな論拠だと考えます。
Q2: 公海の鯨は世界人類共通の資源であり、日本人だけが獲るのは許されない、との声が上がっていますが・・・。
短絡的な、偏った意見です。1982年の国連海洋法条約は、海の資源をすべて人類共有の資源という見方から、その存続と合理的利用の責任と義務を、200カイリ内については当該沿岸国に、200カイリの外の公海部分については、国際社会に負託することとしています。
国際捕鯨取締条約は、1948年に発効した古い条約ですが、その点ではさらに一歩進め、対象資源が領海内にあっても、これを人類共有の資源とみなし、その保存と合理的利用を締約国の合意、つまり国際社会に負託することとしています。また、わが国だけが独占的に、また特
権的に利用することを主張しているわけではありません。資源のごく一部、経済でいえば、年々資本から生ずる利子の一部を利用するというのが、わが国の基本的立場です。その立場は、沿岸であろうと、公海であろうと、基本的には変わる所はありません。一方、いろいろな思惑
から捕鯨に限らず公海での漁業を禁止したり、極端に制限したりする動きがあることも事実です。しかし、こうした考え方は、海洋資源の合理的利用に有害なだけではなく、結局は海洋分割につながる思想です。不健全なエゴイズムという外はありません。
Q3: 南氷洋は鯨類の最後の宝庫です。ここを鯨のサンクチュアリ(禁猟区)とすることは世界の人にロマンと安堵感を与えます。日本は自国の200カイリ内だけで捕鯨を続けるべきでないですか。
この提案は、昨年のIWC会議に突如提案されてきたもので、何が何でも捕鯨を阻止したいとする反捕鯨国の最後のあがきであることは明白です。また南氷洋を含め、すべての水域に合理的な鯨類の保存と利用に関するシステムを作りたいと願うわが国と、それより自国沿岸での
捕鯨の再開を願うノルウェー、アイスランド、デンマーク等との間を分断したいとの狙いであり、せめて南氷洋にだけ、捕鯨の禁止を実現したいと考えての提案に違いありません。しかし、76万頭以上も生息する南氷洋のミンククジラについて、科学者の認める量の捕鯨も認めず、
10万頭の北大西洋ミンククジラについて、これを認めるというのも、科学的にみて納得のいかない話です。 サンクチュアリ提案には、実は、伏線もありました。92年6月、リオ・デ・ジャネイロで開かれた国連環境開発会議にニュージーランドが捕鯨の10年禁止を提案した
ことです。提案の中で、同国政府は「IWCで改定管理法式が完成すれば、捕鯨の再開は阻止できない」と述べています。反捕鯨側は、科学を葬るための最後の切り札としてサンクチュアリを出してきたのです。1992年のIWCでは、本格審議に至らなかったため、93年に改め
て議題にのぼることになっています。なお、92年のIWCでは、改定管理法式によって南氷洋ミンククジラの捕獲枠を試算したところ、年間2000頭という数字が出てきました。わが国はこれを根拠に商業捕鯨の設定を強く主張する方針です。南氷洋をサンクチュアリへとするこ
とは、決して健全な生態系を取り戻すことにはなりません。生態系の一部、とくに、その頂点にある生物を完全保護することは、それが、低水準にあるときを除けば、かえって生態系のバランスを損ない、また、ひいては当該保護資源の不安定化をも招くというのが常識です。また、
IWC科学委員会が提案している改定管理方式は、大きな資源からわずかな量を、しかも広い海域から薄く捕獲させるというもので、これが生態系に対する不安定要因になりうるなどとは、冗談以外の何ものでもありません。
Q4: ツチクジラ、ゴンドウクジラ、イルカなどの小型鯨類はなぜIWCが管理していないのですか。当然IWCが一括して管理すべきだと思いますが・・・。
IWC条約は、条約の中で規制対象鯨種を限定しており、ツチクジラなどの小型鯨類は、この中に入っていません。
これらの小型鯨類は沿岸性であり、世界単一の資源ではなく、狭い海域ごとに系統群が分かれています。このような鯨種については、沿岸の漁業資源との関連があるので、IWCで一括して管理するより各国、あるいは関係地域の漁業機関で管理する方が適切な措置が取れます。
また、実際問題としても関係国は内陸国を除くすべての沿岸国になりますから、100カ国を超えることになり、とてもIWCで管理するなど現実的ではありません。IWC加盟国の多くも、小型鯨類の管理は、それぞれの国に任せるべきであると考えています。日本近海の小型
鯨類については、水産庁が資源調査に基づいて毎年の捕獲枠を決めています。
Q5: 反捕鯨の主張の中には、鯨類の頭脳の高さが強調されています。どの程度頭がいいのでしょう。
鯨の知能が高いと主張する人たちは、その根拠として、鯨の脳が大きいことをあげています。大きな頭部を持つ鯨の脳が他の動物の脳より大きなことは当然です。動物の脳の大きさを比較する場合は、単に重さだけでなく、体重比で見るべきです。シロナガスクジラの脳の体重比
は平均0.007%で、人間の場合は1.93%です。鯨類でもっとも高いのはネズミイルカの0.85%です。それでは、ネズミイルカは人間の半分ぐらい知能が高く、シロナガスクジラはネズミイルカの100分の1以下の知能しかないかというと、決してそうではありませ
ん。脳重の体重比率で、知能の高低を判定することはできないのです。鯨の世界的権威の故シュライパー博士は「鯨のように主に尻尾を振って運動する動物が、手足を巧みに使うサルより、高度に分化した脳を必要とするのか理解できない」といっています。
また、英国ケンブリッジ大学の教授であり、IUCN(国際自然保護連合)の種生存委員会の委員長であるマーガレット・クリノウスカ博士は、「大多数の鯨の脳は特に大きくもなく、複雑でもない」と断じた後、「鯨類の行動様態にも、牛とか鹿の群れ以上の複雑性は認められ
ない」と述べています。
Q1: IWCの加盟国数と補鯨国、反捕鯨国、中立国の内訳は。
IWCは1946年に締結された国際捕鯨取締条約によって1948年に設立されました。当初は捕鯨国とかつての捕鯨国15カ国で発足しましたが、鯨の乱獲により採算が取れなくなったオランダ、英国が、捕鯨をやめた1960年代からは鯨の保護に力を入れるようになり
ました。1970年代後半からは捕鯨禁止をめざす国の加盟が目立ち、1982年には多数決で商業捕鯨のモラトリアムを採択しました。現在の加盟国は38カ国。捕鯨再開を強く主張する国は日本、ノルウェー、デンマーク、ロシアなど少数です。中立国としては中国、韓国、
セントルシア、セントビンセント、ドミニカ連邦などがあり、あとは反捕鯨国です。この中でもっとも強硬な反捕鯨国はニュージーランド、豪州、イギリス、アメリカなどアングロサクソン系の国々です。
Q2: 国際捕鯨取締条約の目的は何ですか。
同条約の目的として (イ)鯨類の保存と適切な利用、(ロ)捕鯨産業の健全な育成などが、前文に明記されています。しかし、反捕鯨NGO(非政府機関)をバックにした多数の反捕鯨国に思うままに運営されたIWCは、条約の目的から逸脱した規則を次々と打ち出してきま
した。条約違反のもっとも顕著な例が、商業捕鯨モラトリアムの採択です(1982年)。条約によると、すべての資源保存措置は科学的根拠に基づかなければならないとなっています。一方IWCの科学委員会は過去に一度もモラトリアムを勧告していません。グリーンピース
などのNGOが捕鯨と全く関係のない国々をIWCに加盟させ、本会議で多数の力を持ってモラトリアムを採択したのです。この条約は1946年に締結されていますが、締約国がこのように、条約の目的や規定を公然と無視することは、単にIWC条約の違反だけでなく、条約
の忠実な実行を求めるウィーン条約の違反でもあり、許さるべきことではありません。
捕鯨問題をめぐる往復書簡  世界自然保護基金(WWF)日本委員会 / 三浦 淳(”nemo”第2号、1995より。
三浦 淳 (新潟大学人文学部)
1.1993年5月5日付朝日新聞に掲載されたWWFの意見広告 2.三浦淳よりWWFへ
前略
 5月5日付朝日新聞に載った貴委員会の意見広告に対して質問を致したく存じます。お答いただければ幸いです。
(一)WWFの使命の(2)に「自然資源の持続的利用の推進」という項がありますが、これはその後で述べられている「クジラは人類と調和して共存する自然の一部として位置づけ、みだりに人間が手を加えるべきでない」と矛盾しているように思われます。
   この論理的矛盾をご説明願います。
(二)(一)に関連することですが、鯨を捕るべきでない理由として「一部の人間の嗜好品として利用されている」からだとあります。私は、何を必要と感じるか贅沢と感じるかはみだりに他者から規定されるべき問題ではないと考えます。また鯨利用者が
   少数であることを理由とする鯨保護論は、少数者の文化の圧殺につながりかねないと思います。WWFはこの点についてどうお考えでしょうか。
(三)鯨の資源量に関して、「現在南氷洋のヒゲクジラ(ミンククジラを含む)の生体容量は、商業捕鯨開始以前の約8%まで激減してしまった」と述べられています。しかし現在日本が要求している捕鯨の対象はミンク鯨であり、ヒゲ鯨なら何でも捕らせ
   よと主張しているわけではありません。ヒゲ鯨を一緒くたにして現在の生体容量を掲げるのはおかしいのではないでしょうか。少なくとも、当面捕鯨対象にすべきかどうか議論になっているミンク鯨については独立して生体容量を掲げるべきではない
   でしょうか。
(四)クジラは回遊性が高い生物であるため(…)容易に『増えている』と判断すべきでない」とあるのは、IWC科学委員会のミンク鯨に関する資源量の議論に疑問を投げかけられているわけです。そうでありながら、ASOCの鯨生体容量の報告に信頼がおけるとお考えに
   なるのはどういう理由からでしょうか。
(五)最初のところで、WWFは「クジラだから」ではなく「クジラについても」保護を求めている、と書かれています。これは大事なことで、私の意見では、絶滅の危機にある全ての生物に関して保護を訴える人は信用できますが、捕鯨に関してのみ反対意見を表明する人は
   人種差別主義者の疑いが濃厚だからです。そこで、WWFが鯨だけではなく種の危機にある他のあらゆる生物のために平等に活動している証拠をお示しいただきたいのです。例えば、新潟県に生息しているトキは絶滅の危機に瀕しています。その危機の度合は、鯨につい
   て3分の2ページの広告を一度出すならトキについては全ページの広告を毎日出さねばならないほどでしょう。トキに限らず鯨などよりはるかに絶滅の危機にある生物は数多く存在します。それらの生物のために鯨に劣らぬ精力と資金が費やされているのかどうか、お教え
   いただきたいと思います。以上の疑問に対する回答を、今月末までにお寄せいただければ幸甚に存じます。

1993年5月6日          三浦 淳  

WWF JAPAN 御中

3.WWFより三浦淳へ 1993年7月30日 三浦 淳 様

(財)世界自然保護基金日本委員会 S〔個人名省略〕

 前略
 さて、5月に当会が新聞に掲載いたしましたクジラ保護に関する意見広告に対してご質問やご意見をいただきましたが、お返事が遅れましたことをお詫び申し上げます。本来ならば、個々にお返事すべきところですが、たくさんのお問い合わせをいただきましたので、
 WWFの考え方をご説明し、代表的なご質問にお答えする形で、お返事させていただきたく存じます。WWFの自然保護の理念とクジラ保護の考え方に関して皆さまのご理解をいただくことができれば幸いです。
 なお、WWF Japanが今年のIWC会議に向けて作成いたしましたパンフレットを同封いたしますので、合わせてご一読ください。
● はじめにWWF Japanが商業捕鯨に反対する根拠についてご説明いたします。
 WWFは、「WWFミッション(*1)」と「Caring for the Earth(CFE)・かけがえのない地球を大切に(*2)」を基に、長期的展望に立って地球の将来を考え、自然保護の戦略をたて実践しています。これまで人類は「自然資源は人間のために存在し、利用できるものは
 あくまで利用する」という考えのもとに、時には一部の人間の欲を満たすため必要以上に自然を搾取し続けてきました。そしてこの傾向は、人類が高度の技術をもつようになった20世紀以降に加速され、多くの野生動物が絶滅の危機にひんしているのはご存知のことと思います。
 先進国における現在の生活態度(資源やエネルギーの浪費など)は、従来の考え方に根ざしたものでCFEの精神からかけ離れています。人類が存続するには、すみやかに、過去のあやまちを認識して生活態度を改めること、資源の持続的利用を図ることが必要です。資源(自
 然資源)の持続的利用を考えるとき、その利用は生存に必要最低限を満たすレベルで行うことが必要となります。現在、世界中から大量の食糧を集め、浪費している日本の自然資源に対する姿勢は問い直す必要があるのではないでしょうか。先進国は世界の環境保全に積極的に
 責任を負うべきであり、もはや文化や習慣をふりかざしてのわがままは許されない時代になっています。過去の自然資源の利用のあやまちを反省せずに、日本が世界から食糧を集めているその一方で、途上国では環境破壊や資源の乱獲が起きていることを私たちはもっと認識す
 る必要があるでしょう。クジラ保護は、海洋生態系の保護を図る上で重要な課題です。WWFは世界中で20に及ぶクジラの生態研究および保護プロジェクトを行っており、今後とも力を入れて行きたいと考えています。(*1)WWFミッション:WWFが1990年に策定した活
 動指針。人類が自然と調和して共存するような未来の実現を図ることを目標として、(1)生物の多様性を守る(2)自然資源の持続的利用の推進(3)資源エネルギーの浪費の防止の3つを使命としている。(*2)CFE:WWFが1991年にIUCNとUNEPと共同で策定・刊行
 した。
252名無虫さん:2009/01/10(土) 18:46:24 ID:wnt2/TS6
もっと鯨を食べよう
持続可能な生活様式実現のための9つの基本原則と13の行動様式を提言している。● とくに多くの方からいただきましたご質問2つにお答えいたします。
 ◆ クジラが絶滅しそうなら捕るべきではないが、どうして76万頭まで増えたという科学的データのある南氷洋のミンククジラまで保護しようとするのか
 ミンククジラの個体数についてはまだ正確にわかっていません。ミンククジラの数が76万頭(政府広報・水産庁)とは、91年のIWCに提出された数値を、加算したものです。(表(1)参照)。ただし、データを加算することをIWCで認めているわけではありません。
 個体数調査は南氷洋を6海区に分けて、毎年1海区ずつ調査していますが、回遊経路などクジラの生態が分からない時点で、年度の違ったデータを加算することの有効性が認められないのは当然でしょう。ちなみに今年のIWCでは、新たなデータ(87〜92年)が提出さ
 れ、それを加算すれば45万頭という数値がでてきます(表(2)参照)。しかしこれについてのマスコミの報道はほとんどありませんでした。
 (1)クジラは広域を回遊し、その行動もはっきりわかっていない(2)ミンククジラが増加しているかどうかを知るには、長期間にわたる調査が必要である、などの点からも個体数を推定するには限界があります。少なくとも現段階では毎年減った増えたといった議
 論を科学的にすることはできないのです。WWFは、クジラの保護が海洋生態系の保護を図る上で重要な課題であると考えています。たとえ現在個体数が安定している種であっても、海洋環境の悪化などで将来的には楽観できないため、クジラを脅かす要因である捕鯨
 再開には反対しています。
◆クジラも家畜も同じ生き物なのに、クジラを食べるのは「ダメ」で家畜は「OK」なのはおかしいではないか。
 これは非常に難しい問題を含んでいるように思います。「無用な殺生はしないこと」には洋の東西を問わず異論はありませんが、日本人の多くは「家畜でもクジラでも殺生に変わりはない」と考え、欧米人の多くは「家畜は神が人間に与えたもの」として、一般野生生
 物とは区別するようです。繁殖をはじめとして生存のほとんどすべてを人間によってコントロールされている家畜と、大自然の営みの中で生きる野生生物のクジラを区別して考える必要があるのではないでしょうか。
たとえば、アフリカゾウの生息数は、生息環境の破壊や密猟により、1979年の130万頭から1989年には60万頭まで減ってしまいました。 60万頭といえども、アフリカゾウの種の存続の上で決して安心できる数ではありません。
 野生動物の商業的利用を持続可能なレベルで維持させることは非常に困難で、失敗したら取り返しがつきません。そのためWWFは、野生 生物の利用は必要最小限にとどめるべきだと考えています。
●その他ご質問いただきましたことについてお答えいたします。
◆クジラを食べることは日本人の伝統食文化であるのに、それを否定するのか。また、かつてはクジラは日常食であり、高価な嗜好品となったのは、捕鯨が禁止されたためではないか。
 鯨肉を食べることは日本の文化のひとつといえるかもしれません。しかし、南氷洋でおこなわれた列国による近代捕鯨は歴史も浅く、日本の伝統的な沿岸捕鯨とはほど遠いばかりでなく、大量捕獲によりクジラを激減させてしまいました。
 そのため、クジラ肉はもはや日常食ではありえず、希少で高価なものとなりました。ちなみに、クジラが日本では昔から広く食されていたように説明されることがありますが、鯨食を、日本人全体の伝統食といいきることはできないでしょう。
 鯨肉が全国的に大量に食されたのは、戦後、日本人が蛋白資源に喘いだ食糧難の時代のみです。
◆WWFの意見広告などで使われている「クジラのバイオマス(生体容量)が商業捕鯨開始以前の約8%までに激減した(ASOCによる)」はどのようなデータに基づくのか。
 ASOC(南極と南極海連合)は、南氷洋のヒゲクジラのバイオマスが、南氷洋で今世紀はじめに捕鯨が開始された時は5,000万トン、現在は400万トン(8%)という算出をしました。試算はIWC科学委員会に提出されたデータを利用しています。
 バイオマスがこれほどまでに劇的に減っているのは、重量の大きなものが減っているためです(例 シロナガスクジラ 20万頭 -> 700 〜 数千頭、ナガスクジラ 40万頭 -> 1万頭)。 ただしすでに述べた通り、クジラの個体数の推定を正確に行うこ
 とはきわめて困難なので、「8%」とはあくまで目安となる数値です。 以上、WWFのクジラに関する考え方を述べさせていただきました。今後とも私どもの自然保護活動に温かいご理解とご支援を賜りますようお願いいたします。
4.三浦淳よりWWFへ  拝復
 先に貴会の捕鯨問題に関する広告に対し質問状を送付いたしましたが、この度お答えをいただきありがとうございました。じつのところ返事がなかなか来ないので、WWFとはいい加減な団体なのだろうと思いかけていたところでしたが、そうでないと分かったのは幸いなことで
 した。印刷物の形でお答えいただいたので必ずしも私の質問に添っていない部分もあるのですが、貴会のお答えを尊重し、この文書に関して改めて捕鯨問題について貴会のお考えを質したいと思います。
 まず「はじめ」の部分に関してですが、先進国の生活態度を改めるべきだという下りまでは異論はありません。しかしその後の「自然資源の持続的利用を考えるとき、その利用は生存に必要最低限を満たすレベルで行うことが必要になります」とあるのは、一見もっともらしく見
 えてじつは論理的に整合していません。生存に最低必要な量だけ利用しても自然資源が減少することもあれば、そうでない量を利用しても自然資源が減少しないこともあるからです。ですから真に必要なのは、自然資源はどれだけ使えば持続的に将来に渡って利用していけるかを
 厳密に調査することなのではないでしょうか。とくに最近の自然保護運動では、自分の利害に直接関係ない自然のみを保護せよと声高に訴える傾向がある(この点については最後に述べます)だけに、情緒に流されて何でも保護せよと主張するのではなく、冷静に自然資源の分析
 をすることが肝腎であると思います。次に、世界中から食糧を集め浪費している日本という下りですが、日本が貿易立国を国是としている以上、そして面積が狭く山が多い土地柄からして農牧業での食糧自給に多くを期待できない以上、外国から食糧を大量に輸入するのは当然で
 はないでしょうか。それともWWFは自由貿易体制に反対で、江戸時代のように食糧の自給自足を訴えることをモットーにしているのでしょうか。もしそうお考えでしたら、はっきりパンフレットなどにそう書いた方がいいと思います。ただし私は、先進国が中進国以下に比べて
 食糧・エネルギーなどを贅沢に使っているのは確かだと思います。日本の食糧の嗜好が他の食糧輸出国の自然環境を破壊する場合があることも知っております。ここで必要なのはしかしまたしても冷静な調査と議論です。
 日本に食糧を輸出するおかげで自然環境が破壊される場合もあれば、そうではなくその国の経済がうるおう場合もあるはずです。無論破壊とうるおいが共存している場合もあるでしょう。ですから日本向けの食糧輸出に伴う他国の産業構造の変化とそれに付随する自然環境
 との関連を洗いだして、害があるケースは個々に指摘していけばいいのです。WWFで積極的にそうした調査を行ってはいかがですか。問題をひとくくりにして「日本は世界中から食糧を集め浪費し…」というようなセンセーショナルな表現をするのは赤新聞同然で有害無
 益でしょう。さて次ですが、「クジラ保護は、海洋生態系の保護を図る上で重要な課題です」とあります。鯨の保護が重要でないとは私は言いませんが、海洋生態系と言うとき、そこには海に生息する全ての生物が含まれているはずです。特にWWFミッションに「生物の
 多様性を守る」とあるからには、鯨のような哺乳動物だけではなく、魚類、貝類、甲殻類、海草類、そのほか虫やアメーバに至るまで保護の対象になるはずです。言うまでもありませんが、哺乳類は他の生物に依存して生命を保っています。生命のリングを考えるとき、別
 段哺乳類は特権的な立場にはなく、むしろ下等生物ほど保護の必要性があるとも考えられるのです。(例えば、人類が滅んでも植物は困りませんが、植物が滅んだら人類は生きていけません。)話を戻しましょう。海洋資源とは鯨ばかりではありません。一般に食糧として
 広く用いられている魚介類全部がそうです。したがって海洋生態系の保護を図ろうと言うのなら、海に生きる生物全部の保護が重要だと言わなければおかしいではありませんか。WWFの姿勢に疑問を感じる大きな理由の一つがここにあります。いったい何を基準に重要な
 ものとそうでないものを識別しているのでしょうか。(何でも重要だと考えているとお答えでしょうか? WWFは例えばハタハタや越前蟹や日本海のニシンの保護のために広告を出したことがあったでしょうか?)次にミンク鯨の資源量の問題ですが、海区ごとの資源量
 の合算が認められないというのは明らかにおかしいと思います。南氷洋の広さからしていちどきに調査するのが困難である以上、年ごとに海区別の調査を行いそれを合算するのは、最上とは言いませんが資源量を推定する有力な方法と言うべきでしょう。
 無論単純な合算をそのまま用いるべきかどうかには問題があるでしょうが、資源量を推測する重要な基礎になることは確かです。もしそうでないというなら、海区ごとの資源量調査はいっさい無駄だということになってしまいます。反捕鯨派の常套手段は「分からない、
 分からない」と言うことですが、 もしそうなら例えばシロナガス鯨の資源量がこの鯨の捕獲が禁止された後も一向に増えていないことはどうして分かるのでしょうか。データが信用できないと言いながら、絶滅の恐れがある鯨については提示された数量を利用し、資源
 量が豊富な鯨についてのみ「分からない、分からない」というのは矛盾しています。 無論用心のために数量は少な目に見ておいた方がよいということはあるでしょう。ですからミンク鯨の資源量が45万頭でも、或いは一の位を切り捨てて40万頭でもいいと思います。
 ミンク鯨が76万頭いてRMS(改訂管理制度)による捕獲可能数が二千頭という数字が誤りなら、40万頭いて捕獲可能なのは千頭でも構いますまい。それで日本が捕鯨をやると言えばやらせ、千頭では採算が合わないから止めると言えば止めるに任せればいいではあり
 ませんか。ところが実際にはIWC科学委員会の勧告したRMSは総会で否決されているのです(そのために英国人の科学委員長は辞任したということです)。これは鯨資源を冷静に調査した上で捕獲可能な範囲内で利用するという「持続的利用」をIWCが考えてい
 ない証拠です。IWCは鯨資源の「不利用」をしか考えていないのです。とすると「持続的利用」をうたっているWWFの方針とはあいいれないと思いますが、どうお考えでしょうか。
 さて、ミンク鯨の問題を続けましょう。南氷洋で長年の捕鯨により鯨種のバランスがもともとのものより大きくズレていることは誰も否定できないでしょう。そのためむしろミンク鯨をある程度捕獲した方が、餌の競合するシロナガス鯨の増加に役立つという説があり
 ます。これが正しいかどうかについては議論があるようですが、少なくともシロナガス鯨が激減して以来、ミンク鯨の成長が早くなっているというデータがあることは(桜本・加藤・田中編『鯨類資源の研究と管理』96頁)知っておいていいと思います。現在の南極海
 はミンク鯨にとって(のみ)繁殖に有利な条件が揃っているわけです。
 ちなみにこの説は「ニューズウィーク」誌のWWF批判記事でも取り上げられています(日本版、本年5月13日号)。或る海域の餌の量が一定で、それが生息動物の成長に影響していることは、例
 えば最近日本の河川に戻ってくる鮭が小型化しているという点からも明らかでしょう。これは日本で鮭の稚魚の放流が盛んになり過ぎて、餌場のオホーツク海で鮭一匹当たりの餌の量が減ったためと推測されています。
 自然は放っておいて保たれる場合もあれば、そうでない場合もあります。例えば地球の砂漠化を食い止め植林を行おうというのは人為的な企てです。あくまで自然のままがいいなら砂漠が広がっていくのを黙って見ているしかないことになります。自然を放っておく方
 がいいのか、人が手を出した方がいいのかはケース・バイ・ケースです。南氷洋を聖域にというのは、この点を無視した無責任な考え方と言わねばなりません。すでに南氷洋には沢山の人の手が加わっているからです。鯨ごとのバランスは捕鯨開始前と比較して大きく
 崩れています。それを前提とした上で何が最善かを考えるべきで、ただ放っておけというのは一見自然を尊重するように見えて、じつは自分が何もせずにイイカッコができるスタンドプレーに過ぎません。この提案をしたフランスは、実際は鯨資源の調査にろくな貢献
 をしていないからです。金を出さず、自分の利害関係のない部分でスタンドプレーをする国が信用できるはずがありましょうか。そしてそういう国の提案を支持する団体も信用に値しません。本当に鯨が大事だと考えるなら、例えばすでに聖域化されているインド洋の
 鯨資源調査をフランスやWWFは行うべきでしょう。捕鯨がなくとも「海洋環境の悪化などで楽観できない」とお考えならなおさらのことです。そういう種類の鯨がどのくらいインド洋にいるのか、将来に渡っての資源量の見通しはどうなのか、金をかけて調査しては
 いかがですか。 過去の鯨資源管理が失敗の連続であったことは事実です。その点で日本は他の捕鯨国(現在反捕鯨国に転じている国も含め)とならび大きな責任を負っています。ただし過去に失敗したから今後も失敗すると考えるのはおかしいと思います。少なくと
 も現在の情勢からして種を滅ぼすような捕鯨がどの国にもなし得ないのは明白ですし、
 過去においても(現在種の保存が危ぶまれているシロナガス鯨を除けば)南氷洋の鯨は絶滅に至ったものはありませんでした。そして捕鯨が鯨資源の減少というマイナス面を持っていたことは勿論ですが、同時に鯨研究の進歩というプラス面を持っていたことも見逃し
 てはなりません。進化論を教えるのが禁じられているそうですから、WWFのアメリカ委員会なら「家畜は神が与えた」と真面目に言うかも知れませんが、まさか日本委員会はそれに同調しますまいね?その意味で、ミンク鯨のような明らかに資源量の豊富な鯨につい
 ては捕鯨を認め、その代わり捕鯨国には鯨研究面での貢献を義務づけるというのが賢明な方策ではないでしょうか。例えば日本に年間一定量の捕鯨を認め、その代わり他国の鯨学研究者や留学生の受け入れをさせるといったやり方は、日本にとっても外国にとってもプ
 ラス面が大きいはずです。何でも危ないと言って騒ぐのは決して生産的ではなく、むしろ文化も習慣も異なる国々や人々の対立を激化させ、また現在のIWCのような偏向や無理な押し付けを容認してしまう態度につながります。WWFもその点で冷静な議論や態度表
 明を心がけて欲しいものです。 さて、次になぜ鯨を食べるのは駄目で、家畜ならよいのか、という問題に入りましょう。私は、鯨の資源量の問題に関しては過去の日本にも少なからぬ責任があった、ただ捕鯨全面禁止は行き過ぎだという考えですが、こと「なぜ鯨だけ
 は駄目なのか」という問題については、反捕鯨国側に百パーセント非があると思っています。そしてこの点についての日本の反捕鯨論者や団体はまったく赤子同然の意見しか持っていないと考えています。ただ、変な言い方ですが、貴会の今回のこの点についての回答
 にはある種の歯切れの悪さがあり、それが一抹の誠実さを感じさせないでもなかった、と言っておきましょう。まずお訊きしたいことがあります。WWF日本委員会の性格です。日本委員会は――
(一)世界のどこかにある本部の決定や指令に忠実に従って仕事をする団体で、本部からの指令には逆らわない。
(二)本部で決まったことは一応尊重するが、場合によっては異議を唱え、内部論争や対立も辞さない。
――以上のうちどちらなのでしょうか?これまた変な比喩ですが、各国共産党の性格のような問題です。ソ連共産党の指示に無条件で従うのか、場合によっては喧嘩もし絶縁も辞さないのか……。
 もし(一)だとすれば、要するにロボットと同じですからこうした意見交換をしても無駄だということになります。(二)であって欲しいものですが、とりあえず先に行きましょう。
 まず「欧米人は家畜は神が人間に与えたものと考えている」とありますが、WWFは非科学的な前近代主義を容認する団体なのでしょうか?家畜は神が与えたものではなく、人類が野生動物に改良を加えたものであることは明白だと私は思いますが、 WWFはそうは思
 わないのでしょうか?私は宗教上の信念云々を言っているのではありません。科学的な常識を問題にしているのです。そもそもの初めから「野生動物」と「家畜」を峻別する思考はどう見てもおかしいのです。また家畜にしても工業生産物ではないのですから完全に人
 間の手でコントロールできるわけではありません。生産性には限界がありますし、疫病で全滅する可能性だってあるのです。要するに野生動物と家畜の違いは程度の違いなのであり、本質的な違いではないということです。もっとも、アメリカの一部の州ではいまだに
 進化論を教えるのが禁じられているそうですから、WWFのアメリカ委員会なら「家畜は神が与えた」と真面目に言うかも知れませんが、まさか日本委員会はそれに同調しますまいね?また、水産資源ということに限っていえば、そのほとんどは「野生」です。魚介類
 で養殖可能なものはごく僅かにすぎません。大部分の魚介類の生態は、WWF得意の台詞を借りて言えば、「正確に分かっていない」のです。とすると、WWFは大部分の魚介類について「持続可能なレベル」で維持できるかどうか分からないから世界中の漁業に反対
 であるという態度なのでしょうか。もしそうならそうはっきり言うべきでしょう。これは嫌みではなく、本当にそう思うのです。その方がむしろ首尾一貫しているではありませんか。水産資源の中で鯨だけを声高に保護せよと叫ぶのは、一種の動物差別主義で、それは
 容易に民族差別主義に転じるからです。
 この差別ということについて、日本の反捕鯨論者や団体が恐ろしく鈍感なのに私はいつも驚いています。
 お答えの文書には書かれていませんが、同封の「クジラと私たち」というパンフ(以下パンフと略記)のQ&Aの項に「欧米の一部の動物愛護団体は『クジラは知能が高いから、殺すのはかわいそうだ』『クジラを殺すのは残酷で、クジラを食べるなんて野蛮である』
 といった感情的な理由で捕鯨に反対している人たちもいます」とあります。
 しかしこの認識は甘いでしょう。私の考えでは、こういう理由で捕鯨に反対している欧米人は「一部」ではなく相当沢山います。無論ある種の動物保護団体のようにテロリストまがいの行動をとる人間は少数ですが、多数の欧米人はテロリスト的な行為でもそれが外国
 人や他民族に向けられる限りは黙認しているのです。これは明確な民族差別ではないでしょうか?いったいWWF日本委員会は民族差別的な反捕鯨運動に同調するのでしょうか?例えばかつて「中央公論」誌で(1986年4月号〜8月号)小松錬平氏と捕鯨論争を行ったロ
 ビン・ギル氏は、アメリカの反捕鯨運動は鯨は知能が高いから起こったのだとはっきり述べています。そのギル氏も自らの論拠づけに利用しているかの有名な宇宙学者のカール・セイガンは、日本にも翻訳されている著作の中で反捕鯨運動を扇動するような言辞を弄し
 ています。私の友人でもアメリカに留学して「鯨は知能が高いから捕っちゃいけないと言われたよ」と苦笑した男がいます。またニュージーランドに旅行して「日本人は鯨を食べるのか」といかにも気味が悪そうに言われた学生もいますし(日本大学生協連発行「読書
 のいずみ」本年3月)、「鯨は可愛い」は「一部の」動物愛護団体ではなく、例えばドイツの大部数を誇る週刊誌の記事にも堂々と書かれています(「Stern」本年5月19日号)。 こういった事情をWWF日本委員会は認識していないのでしょうか?だとすれば無知のそ
 しりを免れないでしょう」だと書いています。そうかもしれません。だとすれば、しかし、人間は植物を食べることも禁じられねばならないはずでしょう。
 「鯨は可愛い」が単なる価値観や伝統の問題であることは明白ですが、欧米人(ノルウェー、アイスランドなどを除く)はこういった価値観を他民族に押し付けて恥じないのです。また「知能」の問題について言えば、かつて鯨は知能が高いから人間とコミュニケーシ
 ョンが可能だという説は一部の学者により唱えられましたが、いまだに実証されていないのです。にもかかわらずカール・セイガンは『コスモス』『宇宙との連帯』といった著作で反捕鯨を堂々主張しているのです。私の見るところ、セイガンは宇宙人と容易に交信で
 きそうにないので、その代理品を海中に見いだそうとしているのでしょう。これがどれほど幼稚な思考法であるかは、彼の知名度に惑わされずに考えてみればすぐ分かるはずです。また「鯨と人間はコミュニケーション可能」説のリリーやスポングといった人たちは今
 回日本にやってきて自説の宣伝に努めましたが、実証されてもいない学説を宣伝する彼らはもはや科学者ではなく、宗教の伝道師と呼ぶべきでしょう。私の考えでは、彼らは生物上の「異種」ということがどういうことなのか分かっていないのです。これは科学的認識
 の基盤にあるべき哲学的認識の欠如を示しています(ここでの「哲学」は、難解な用語を振り回す訳の分からない代物という意味ではなく、物事の筋道通った考え方、くらいの意味です)。知能やコミュニケーションが人間の側から考えられている限りそれは人間中心
 主義の産物に過ぎませんし、またそうでない場合は「知能」によって鯨を特権化する理由はなくなってしまうはずです。例えばこれまた反捕鯨派の「学者」であるライアル・ワトソンは著書『生命潮流』の中で、人間と植物は精神交流が可能だと書いています。そうか
 もしれません。だとすれば、しかし、人間は植物を食べることも禁じられねばならないはずでしょう。 差別ということについてもう少し書けば、動物が人種・階級差別の根拠づけに使われる、或いは動物を可愛がっても異民族は奴隷扱いする、というのは珍しいこと
 ではないように思います。日本でも江戸時代の徳川綱吉の「お犬様」は誰でも知るとおりですが、有名な『野生のエルザ』の著者アダムソンが最後に原住民に殺されたのもこういった事情があったからと推測されますし、かの悪名高きユダヤ人大量虐殺を行ったナチス
 の指導者の一人ヒムラーは、
 自分はユダヤ人を虐殺しながら動物が誰かに虐待されると烈火のごとく怒ったということです(村松剛『大量殺人の思想』)。動物は単なる人間の道具ではありませんが、同時にそれは単なる「保護」や「愛玩」の対象でもありません。動物を殺すな、というのが言い
 易いが故に、動物が民族差別の口実に使われ易いことを忘れないでいただきたいのです。IWCはこの点でも首尾一貫していません。最初に私が述べた通り、自然資源の中には必需品であっても利用により減少するものと、必需品でなくも一定の利用に十分耐えるもの
 があります。ご存じの通り現在IWCに認められている捕鯨のうち、エスキモー(イヌイット)の捕獲しているホッキョク鯨は生体数が少なく(千頭程度)絶滅が恐れられています。にもかかわらずこれは「伝統」の名のもとに認められています。それでいて今回のI
 WCは、日本近海で2万頭以上いると推測されるミンク鯨50頭を捕獲したいという日本の申し出を拒絶しているのです。南氷海は公海だから捕獲可能でも遠慮しろという論理なら幾分かは分からないでもありませんが、日本近海の資源量豊富な鯨の捕獲を認めず、絶滅
 の心配があるとされるアメリカ近海の鯨捕獲を認めるIWCは明らかに偏向しています。 WWF日本はこれに対しどういう態度をとっているのか、ご教示下さい。 WWFの論理からすれば当然エスキモーの捕鯨は禁止さるべきだということになるでしょう。「文化や
 習慣をふりかざしてのわがまま」はいけないと、文書の2ページにもはっきりうたってありますからね。またアメリカの経済力を持ってすればエスキモーを養うのは難しくはないでしょう。 WWF日本委員会は無論、日本が誤っていると考える場合には敢然と日本を批
 判すべきです。しかし、同様に外国が日本に対して偏見を抱いていることが明白な場合は、これまた敢然と外国を批判し偏見を正すべきではないでしょうか。捕鯨問題には沢山の偏見が絡んでいます。 この偏見に何も言わずに、日本の誤った部分だけを批判するなら、
 それは内弁慶の卑屈さと見られても仕方がないでしょう。次に文書5ページの伝統の問題に行きましょう。鯨資源がかつてに比べて激減していること、日本の戦後の捕鯨がいわゆる伝統捕鯨とは異なっていることはその通りだと思います。
 ただし伝統の問題に関しては、流通機構が戦後著しく進歩したことを考えれば、漁民だけが鯨を食べてよい、式の狭い考え方には反対であることを付け加えておきたいと思います(たまたま魚網にかかった鯨を流通経路に回してすら、外国から非難されることがある
 のは、ご存じでしょう?)。「日常食ではなく、希少で高価」というところには少し言いたいことがあります。というのは反捕鯨論者が最近よく使う論法の一つがこれだからです。パンフのQ&Aにも似たような記述「これほど豊かな時代に日本でクジラを食べるこ
 とが本当に必要でしょうか」があります。まず、鯨は贅沢品というのは本当かという点です。現段階ではそうは言えない、というのが私の意見です。無論豚肉や牛肉や魚類のように日本人の栄養源の根幹をなしてはいないと思います。しかし近所のスーパーでは現在
 のところ鯨の缶詰は安いもので一缶500円程度です。確かに缶詰としてはお世辞にも安いとは言えず、またこれだけで一家何人かのタンパク質が賄えるわけではありません。しかし嗜好品としてみた場合これは決して高くはありません。時々ファミリーレストランで外
 食すれば一人当たり千円以上はかかるのです。缶詰というのは毎日食べるものではありませんから、年に何回か買ってふだん食べ慣れた豚や牛や鶏とは違った味を楽しむ分にはむしろ安いのではないでしょうか。ホエール・ウォッチングに私が新潟から小笠原諸島ま
 で出かければ、交通費宿泊費などで数万円はかかるのですから。次に、しかし鯨の特殊な部位は非常に高価だ、或いは将来は缶詰すらも一缶数千円になるかも知れない、と反捕鯨論者は反駁するかも知れません。私は、それでも構わない、鯨資源の管理がきちんとな
 される限りは、と答えます。鯨をきちんと科学的に資源管理した結果ごくわずかしか捕れないとしましょう。そして鯨の缶詰すら異常に高くなり、私には手が届かなくなったとしましょう。別にそれでもよかろうと私は思います。自分が食べられないほど高価だから
 捕鯨に反対する人がいるとすれば、それは醜悪としか言いようがありません。それは要するに嫉妬であり、取り上げるに足りますまい。非常に高価な鯨を食べられる人がいて、そのお金で漁民が生活でき、またそのお金の一部が鯨学の研究費に回されるなら、むしろ
 大変結構なことではありませんか。
 鯨は贅沢品、必要最低限のものだけをという主張には、なにやら欲シガリマセン勝ツマデハ的なヒステリックないじめ(「戦時中なのにパーマをかけるのはけしからん」の類)の匂いがしますし、また文化の本質を理解していない人たちの奇妙に修道士的な生活理想
 が感じられます。文化というものの一面は贅沢です。例えば西欧の例で言えば、オペラを見るのにはかなりのお金がかかります(仮に安くても政府の補助金があるためです)。オペラを見なくとも死ぬ人はいません(オペラ歌手は失業して死ぬかも知れませんが)。
 それでもオペラは上演されるのです。なぜでしょうか?それが贅沢だからです。必要最低限のものだけで生きていけるなら地上に文化は生まれていないでしょうし、ということは人間は人間にならなかったでしょう。贅沢も人間には必要なのです。鯨食文化も同様で
 す。鯨資源が科学的に管理される限り、鯨肉がいくら高かろうが非難すべきいわれはありません。 次に最後の「クジラの生体容量」に行きます。はっきり言って、こういう記述は読む者を惑わせるだけですから、やめるよう私は要求します。数値を使うのは結構です
 が、鯨種ごとの頭数で表示すべきでしょう。まず、先の手紙にも書いたことですが、IWC科学委員会の鯨資源量推定についてミンク鯨のような資源量豊富な鯨については問題ありとしているのに、資源減少を訴える時だけそれを利用するのはどういう訳でしょうか。
 態度を一貫させていただきたいと思います。IWCの数値を使うならミンク鯨の資源量についても「分からない、分からない」と言うべきではありますまい。
 第二に、「生体容量」というのは馴染みにくく、頭数と容易に混同され誤解を生む概念です。いささか邪推すれば、誤解されたいために使っているのではないかと思うほどです。かつて捕鯨の限度量を決めるのにBWUという数値が使われたことはご存じでしょう
 (パンフにも記載してありますね)。最も大きいシロナガス鯨を一頭、小さくなるにつれて何頭分と換算するやり方ですが、これがシロナガス鯨の激減につながる誤れる管理法であったことは今日広く知られています。なぜ誤りであったか?鯨の種類を無視して、どれ
 も同じ基準で扱ったからです。そのため捕られやすい大きな鯨の生体数が減っても止められない結果に終わったのです。
 ですからその後のIWCは捕鯨の可不可を論じる際には種類別にした訳です。WWFが鯨の種類を無視していっしょくたにし、おまけに頭数ではな く「生体容量」で南氷洋の鯨資源量を表すのはBWUと同断と言えましょう。体の大きなシロナガス鯨、ナガス鯨など
 が多く捕られた結果、頭数と比べて「生体容量」では全体の資源の減少が実際以上に強調され(それでいてシロナガス鯨が絶滅の危機に瀕していることは、この数値からだけでは分からない)、ミンク鯨のような小型鯨が数多くいることは容易に分からなくなるからで
 す。ですから、数値はあくまで鯨種類別の頭数で表していただきたいと思います。 それによって本当に保護に取り組まねばならない鯨は(放っておくというような無責任なやり方ではなく)国際的に種の保存や資源増加の努力がなされなくてはならず、豊富な鯨は一定
 量の捕鯨を認めればいいという、ごく当り前の認識が広まることでしょう。そして今本当に絶滅の危機に瀕しているのは南氷洋の鯨類ではなく、(WWFのパンフにもあった通り)一部のカワイルカであることももっと一般に知られていいと私は思うのです。長くて申
 し訳ありませんが、最後にもう一つ、捕鯨だけではなく自然保護一般のあり方についてWWFの姿勢を質したいと思います。文書の中にアフリカ象の頭数を書いた箇所がありましたね(十年間に70万頭減ったというのですが、捕鯨との関連で言えば説得力には乏しいで
 しょう。捕鯨国の現在の捕鯨要求は一年に1万頭を大きく下回っているのですから)。自然の保護を言うとき、資源量の科学的測定が第一であることは言うまでもありませんが、それが少数民族や少数文化や少数住民の圧殺につながらないよう用心することも、特に注
 意すべき点ではないでしょうか。象牙目当てでアフリカ象が減少していることはおっしゃる通りですが、これもアフリカの国ごとに違いがあり、国によっては象の数が多くむしろ象牙などを輸出した方が財政が潤うところもあるのです。こういう国情の違いを無視して
 一律に保護を叫ぶのは、先進国、特に都市住民の自己満足でしかありません。 私が特に危惧するのは、現在流行とも言えるほど人々の口に上る「自然保護」が実際には先進国・都市住民の思想であり、農村漁村や低開発国の抑圧につながりかねない点です。例えばこ
 ういうことです。
 上でも引いた反捕鯨論者のロビン・ギル氏は、アメリカの反捕鯨運動のためアメリカの漁民はイルカを捕ることができなくなった、と誇らしげに語りました。アメリカの漁民がイルカを捕っていたのはイルカ自体が目的ではなく、魚類を捕るとき網にまぎれこんできた
 からですが、アメリカ都市住民は魚を買うことをボイコットしてイルカを殺すなと圧力をかけたそうです。好きな魚を食べないという犠牲を払ってもイルカを守った、とギル氏は言うのですが、これは私からみると都市住民の欺瞞に過ぎません。都市住民は魚を食べな
 くとも食糧には困らないからです。豚や牛や鶏など他にいくらでも食べるものがあるのですから。それに対して漁民はとった魚が売れなければ飯の食い上げです。ここに現れているのは、現場を知らない都市住民がその力にものをいわせて漁民を抑圧する構図に他なり
 ません。私はこの構図が現在の「自然保護」運動の大部分につながる恐れがあるのではないかと考えています。とりわけ単に野生動物の数だけを問題にするのではなく、自然環境の汚染ということを問題にするなら、先進国・都市住民の責任は重大なはずです。それで
 いて自然保護団体に幾らか寄付し、反捕鯨を叫び、毛皮や象牙は使わないと誓っていればなんとなく自然を守っている気分になる、これは変です。自分の利害に直接か関わらない部分でだけ自然保護を叫び、そうでない部分には目をつぶる――これはきわめてたちの悪
 い欺瞞と言えるでしょう。自然保護のためには漁民の食いぶちを奪うのもやむを得ないと考えるなら、エネルギーを大量消費する先進国・都市住民は同程度の犠牲を払うべきでしょう。同程度とは、年一万円をWWFに寄付する程度のことではありません。電気を使わ
 ぬために冷蔵庫やクーラーの使用は原則禁止し、排気ガスを減らすため自家用車の所有も禁止する。また企業の電気大量使用や煙放出を大幅に規制し、徹底的に環境汚染を防止する、このくらいのことはして然るべきではないでしょうか。そのため企業の採算が悪くな
 ってサラリーマンの給料が下がったり解雇者が出てもやむを得ないでしょう。自然資源使用を厳重に規制し、漁民の収入や低開発国の外貨取得手段を奪うのが当然ならば、先進国・都市住民の収入が減ろうが失業が増えようが構わないはずでしょう。WWFはそういう
 主張をする気があるのでしょうか。
つまり、いささか意地の悪い言い方をさせていただくなら、自然保護団体に多くの金銭的貢献をしてくれる都市住民や一部の金持ちの日常生活を根本的に叩き直すことができますか? そうでなければ、「自然保護」は所詮、強者の弱い者いじめや自己満足の域を出ること
 はできないでしょう。長々書いてしまい、申し訳ありません。しかしWWFは国際的にも有力な自然保護団体だそうで、その影響力も大きいと思います。それだけに行動にも慎重さが要求されるのではないでしょうか。以上の疑問へのお答えをいただければ幸いに存じます。
敬具 1993年8月24日 三浦 淳

5.WWFより三浦淳へ 1993年9月30日 三浦淳様 (財)世界自然保護基金日本委員会 自然保護室 K〔個人名省略〕
拝啓 時下ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。また、当会の捕鯨問題への姿勢に関する質問や率直な意見をいただきありがとうございました。今後の活動の参考にさせていただきます。
 商業捕鯨に関する問題は非常に難しく、商業捕鯨を推進する側、クジラ類を保護しようとする側の相互理解の不足から、双方の間に深い溝ができ、お互いに不信感さえ生まれてしまいました。この返書は、三浦様のご質問に答えると共に、三浦様と同様の疑問をお持ちの
方にもWWFのポジションを理解していただけるよう作成しました。
今日の環境問題のほとんどは、先進国を中心とする人間の環境容量を無視した活動や浪費的なライフスタイルが原因となっています。
クジラ問題を通して、一般の人々に人間の生きる新しい道を考えてもらえることを期待して活動しております。我々の活動が、WWFの究極の目的「加速しつつある自然環境の悪化を食い止めるだけでなく、破壊から回復の方向に導き、人類が自然と調和して生きられるよ
うな未来を築く」 をもとに行っていることをご理解いただければ幸いです。なお、三浦様のご質問は非常に専門的であるため、海洋保護事業担当者である私からご返事をさせていただくことになりました。
(1)「自然資源の持続的利用を考えるとき、その利用は生存に必要最低限を満たすレベルで行うことが必要になります」は論理的に整合していない。最近の自然保護運動では、自分の利害に直接関係ない自然のみを保護せよと声高に訴える傾向があるだけに、情緒に流されて
なんでも保護せよと主張するのではなく、冷静に自然保護の分析をすることが肝心であると思う。
A:人間が自然資源を利用する上で、冷静に自然資源の分析をすることが肝心であることに異存はありません。また、自分に直接関係ない自然のみを保護せよと訴える傾向も否定できません。しかし、WWFでは情緒に流され、自分の利害に直接関係ない自然のみを保護せよ
と声高に訴えているわけではありません。WWFにもかなりの研究者がおりますが、野生生物(特に、海洋生物)の調査は、非常に困難でたいへんな時間と資金を要します。そのためほとんどの場合、十分に研究が進んでいないというのが現状です。しかしたとえ不十分な調
査でも、激減していることがあきらかになった場合、野生動物が有利に (疑わしきは野生生物の利益に) なるよう保護を進めるべきと考えます。種にもよりますが、個体数が一度一定以下に減少すると回復させることがたいへん困難であり、悠長に結果が出るまで待つわけ
にはゆかないからです。
(2)日本が貿易立国を国是としている以上、そして面積が狭く山が多い土地柄からして農牧業での食糧自給に多くを期待できない以上、外国から食糧を大量に輸入するのは当然。WWFは自由貿易体制に反対で江戸時代のように食糧の自給自足を訴えることをモットーにして
いるのか。
が残飯として捨てられている現状をみれば、この問題を真剣に考えざるをえません。
A:GATTに対し、環境保護団体が懸念を抱いているのをご存知でしょうか。人間経済は、ものを材としか見ず、それが失われることにより発生する環境コストを軽視・無視しすぎており、貿易があまりににも自由に行われると、地球環境に破壊的な結果を引き起こす恐れ
があるからです。今の日本が、外国から一次産品を大量に輸入・消費(浪費)している問題について、たしかに、輸出国の経済を潤しているのは事実です。しかし、これが開発途上国では、いっそうの環境問題や貧富の格差を増大しているのも事実です。換金作物を増産
するために、熱帯林や湿地が農地に開墾され、そこに生息する動植物の生存が危うくなっている例もあります。我々先進国(日本だけではありませんが)の嗜好を満たすだけのコーヒー栽培地を開墾するため広大な面積の熱帯林が切り開かれ、そこに住んでいたライオン
タマリンなど絶滅が心配されている動物も激減してしまいました。東南アジアでは、日本人がエビの買い付けを始めてから、乱獲のため現地の漁師はエビ漁を行うことができなくなりました。また、エビの価格が上昇し、現地の普通の人々には、もはや食べられなくなり
ました。エビを養殖するためマングローブなどが切り開かれ、養殖池が造られていますが、過密に養殖をするため病気が蔓延します。一つの池は五年以上使えない有様で、次から次へと新しい池が造成されています。貿易が相手国の経済を満たすのも事実ですが、このよ
うな問題があることをご理解ください。貿易を否定するわけではありませんが、先進国の人間の贅沢を満たすためには、あまりにも大きな代償といわねばなりません。不可欠なものを必要量輸入するのは、いたしかたありません。しかし、今日の日本のように膨大な食料
  (3)クジラの保護が重要でないとは言わないが、海洋生態系と言うとき、そこには海に生息するすべての生物が含まれているはず。WWFミッションに「生物の多様性を守る」とあるからには、クジラのような哺乳類だけでなく、魚類、貝類、甲殻類、海草類、そのほか
  虫やアメーバに至るまで保護の対象になるはず。何を基準に重要なものとそうでないものを識別するのか。
A:WWFでは、海洋生態系の保全を図る上で最も重要なものは、沿岸管理(集水域も含む)、海洋汚染の防止、適切な漁業の実施と考えています。沿岸域(サンゴ礁なども含む)は海洋生物の基盤である栄養塩類が豊富な場所であり、また、多くの生物種が産卵、生
    息の場所としています。汚染物質は、生物の体内に蓄積され、生物の繁殖能力を低下させるなど大きな問題を引き起こしています。
    近年、これまで内海や湾など一部の閉鎖海域で顕著だった公害物質による汚染が広がりをみせていること、これが特に海獣類や鯨類の繁殖に影響を及ぼしかねないことは、WWFのクジラパンフレットでも触れています。漁業についても、捕鯨の乱獲の歴史を踏襲
    している部分も多く見受けられます。ある海域で特定魚種を追いかけ、それが商業的に成り立たなくなると次の海域で、その魚種が少なくなると別の魚種でという具合いにです。また、沿岸漁業でも乱獲を続けた結果、現在ではほとんど漁獲がなくなり、漁協が存
    亡をかけて新たな資源を開発しようとしている地域もあります。乱獲意外にも、自然サイクルなど他の理由はあると思われますが、違法な底板を利用した底引き漁業を長年行ってきたことも、決して無関係とも思われません。また、昨年末で禁止になりましたが流
    し網も多くの対象外の生物(イルカ類、ウミガメ、海鳥など)を混獲してしまいました。WWFでは、もちろんこれが全てではありませんが、このような問題を解決することで、海の生態系が回復すれば、当然そこにすむ生物も保護されることになると思っており
    ます。このようにWWFでは海洋生態系の保全をきわめて重要な課題と考えております。しかし、個々の種についても保護の必要はあります。どのようにして種の重要度を識別するのかというご質問ですが、一般に食物連鎖の上部にあるものは重要であるといえま
    す。特にクジラ類は繁殖力が低く、寿命が長いため海洋汚染の影響を受けやすいと考えられます。
(4)ミンククジラの資源量(海区ごとの資源量の合算が認められないのはおかしい)
A:データが信用できないとは言っていません。ただ、個々のデータは行った年により大きく異なっていることも事実です。南極海でのミンククジラの行動がよくわからないままの状態で、単純な合算をそのまま用い、それを捕鯨再開の根拠として大々的なキャン
ペーンをすることに問題があると思います。シロナガスクジラのデータについて言えば、これまで28頭しか実際には確認されていないことや、目視調査を行っている科学者の感想から、極端に少なくなっていると考えられます。
(5)IWCはクジラの「不利用」しか考えていない。「持続的利用」をうたっているWWFの方針とはあいいれないはず。
A:昨年ブラジルで開催されたUNCED(地球サミット)で、IWCは捕鯨を地球規模で規制する機関であると規定しており、WWFもこれを認めています。IWCがクジラ類の保護・利用を図るのは条約にある通りです。現在のように資源がずたずたになって
いる状況では、保護を優先するのは当然かと思います。
(6)ミンククジラの間引き
A:ミンククジラの成長が早くなっているということは、『鯨類資源の研究と管理』の中で、遠洋漁業研究所の加藤秀弘博士が報告しています。しかし、我々にはミンククジラの増加が一時的なものなのか、今後も続くのか、まったくわかりません。オゾンホール
や海洋汚染などの影響も同様にわかりませんが、悪化する可能性も大きいと考えられます。わからない場合は、弱者の利益を考えて行動を起こすべきと考えています。ミンククジラの間引きがシロナガスクジラの回復を促進させるかどうかは、まったくの机上
の計算としか思われません。
(7)人間の自然への介入と地球の砂漠化
A:「自然は放っておいて保たれる場合もあれば、そうでない場合もある。地球の砂漠化は自然なので、自然のままがいいなら、砂漠の広がっていくのを黙ってみているしかない。自然を放っておくほうがいいのか、人が手を出した方がいいのかはケースバイケー
スである」とのご指摘ですが、WWFでは、原因を究明して人間の行為が原因で回復の可能性があることについて行動をおこすことになります。砂漠化は自然現象とお考えですが、現在の砂漠化は多分に人為的と考えられています。歴史的には、アフリカのサ
ハラ砂漠は数百年単位の降水量の増減に伴い、拡大、縮小を繰り返してきました。すなわち、湿潤な時期が長く続くと、植物が生息域を拡大、その死骸が表土を造り、砂層をその下に取り込みます。乾燥した時期が長く続くと、植物が減少し表土が薄くなりま
す。あちこちの割れ目から砂層が現れ、砂漠が拡大します。現在の砂漠の拡大は、人口が増えすぎたため、これまで行われてきたアカシアセネガルを中心とした農業体系が崩れたことと薪を得るための伐採のため、植物が減少したことが原因とされています。
植物が取り除かれたため、表土の下に存在するゴウズと呼ばれる砂層が露出しこれが広がっているのです。砂漠化は多くの人命を奪い、地球の気象にも悪影響を及ぼすと思われます。人災であり、人類ができる限りのことはすべきでしょう。
(8)南極海の聖域化
    A:自然環境には約百年の歴史がありますが、これまでの経験から生物、生態系の保護には保護区を設定し、人為の影響を最小限にすることが最も効果のあることと考えられています。この考えをもとにユネスコのMAB(Man and Biosphere)計画も考案されてい
      ます。この計画では、最も重要な場所をコアエリアとして人為を排し、その周りをバッファーゾーンとして、ある程度の人間活動を認めています。記述のように、南極海のクジラ資源は、激しい捕鯨活動のためずたずたになっています。少しでももとの生態系
      を回復するには、南極海を聖域化することが重要です。
(9)フランスやWWFはクジラの資源調査を行うべき。何でも危ないといって騒ぐのは決して生産的でなく、むしろ文化や習慣の異なる国々や人々の対立を激化させ、偏向や無理な押しつけを容認する態度につながる。冷静な議論や態度表明を心掛けるべき。
    A:日本政府が行っている調査捕鯨に年間25億円も必要とするように、クジラの資源調査には膨大な費用を必要とします。WWFの自然保護活動は、WWFのミッション&ストラテジーに照らし併せて、重要性の高いものから行われることになります。世界にはあ
      まりに多くの環境問題があり、限られた資金という制約のもとで、重要なものから対処してゆく必要があるからです。フランスはわかりませんが、WWFには、優先度からしても、また資金的に不可能です。しかし自ら調査したデータがなければ、なにも発言
      できないのでは、ほとんどの人は意見など言えなくなります。ここでご理解いただきたいのは、NGOというものの存在理由です。国連や政府などは、組織的に柔軟な対処ができないことが多いようです。そのような状況で、政治的制約を離れた自由な立場で
      意見を述べ、皆で討議する機会を作り、全体としてよりよい結果を導き出すのがNGOの役目と考えております。その中でWWFは、冷静、民主的に議論を進め、態度表明を行っております。なお、WWFでは中国のヨウスコウカワイルカ、日本、ドミニカ共
      和国、ブラジルでのザトウクジラ、アルゼンチン、南アフリカなどでのセミクジラ、カナダのホッキョクイルカ、ノルウェーでのマッコウクジラ、など世界の十数カ所でクジラ類の調査・保護活動を行っています。
(10)WWF日本委員会の性格
A:一、二のどちらでもありません。WWFでは、重要な懸案については、WWFインターナショナルが28カ国にある各国委員会や協力団体、その他関係者の意見を求め調整して決定することになっています。この調整段階では、各国の実状も踏まえた活発な意見
が出されますが、基本的には記述のミッション&ストラテジーに沿ったものになり、これをWWFファミリーのポジションとして、各国委員会は尊重することになります。クジラの保護についてもたびたび会議が持たれたり、通信網を使った意見交換がなされ
ています。独裁体制ではありません。
(11)家畜
A:家畜は人類が利用するのに都合がよいように、野生動物に改良を加えてきたものですが、キリスト教やイスラム教が盛んな国々で、神が与えたと感謝していることも事実です。しかし家畜は所有者と利用の限界が明確で、所有権は守られ、また、限界以上の利
用は所有者自らの規制により防止されます。広大な生息域を持ち、かつ、季節移動を行う野生動物の利用を家畜のように規制することは不可能に近いと思われます。これがこれまで商業ベースで利用されてきた野生動物が必ずといってよいほど過剰捕殺されて
きた事実の原因と考えております。
(12)水産資源。WWFは世界中の漁業に反対なのか。
A:現在、水産資源の年間生産量は、FAOによると約一億トンと推定されています。このうち、人類は約八〜九千トン利用しています。水産資源が人類にとって重要な食糧資源であることは、疑う余地はありません。しかし、現在の漁法については再考の必要が
あると考えております。科学技術の進歩で、漁法は格段に進歩したにもかかわらず、近年、漁獲高は頭打ちになっています。乱獲により漁業資源の涸渇と海洋環境の劣化が進めば、一層の科学技術の進歩があったとしても、将来の人類は水産資源を利用できる
のでしょうか。
(13)動物愛護と民族差別
A:WWF Japanでは欧米のクジラ保護運動の中に、きわめて動物愛護の面が強いことを理解しています。クジラは知能が高いから、可愛いから殺してはいけないと主張する人は多くいます。しかし、WWFの運動は、それとは一線を画し海洋生態系の保全という
      面で行っております。次に、民族差別的な反捕鯨運動に同調するのかというご質問ですが、捕鯨問題では、確かに日本人やノルウェー人、アイスランド人などが攻撃の矢面に立たされていますが、これはクジラ類が減少していることがより顕著になり、世界で
      クジラ類を守ろうという時に、伝統とか文化をかざして捕鯨を止めようとしない国々に対しての非難であると考えています。人類の共有財産ともいわれているものをいくつかの国の人々だけで利用しようとすることについては、どうお考えですか。
(14)先住民の生存捕鯨についてWWF Japanはどういう態度をとっているのか。
    A:WWFでは先住民の生存捕鯨を必要不可欠なものとして認めています。しかし、その捕鯨方法、管理方法などについては、見直しや検討が必要と考えています。日本のものと先住民のものとの違いは、捕鯨が住民の生存に不可欠かどうかということです。野菜
      のない極地方に住むイヌイットは、ビタミン類をクジラの肝や皮に頼ってきました。日本の沿岸捕鯨の主目的は、肉を商業的に売ることで商業目的であることはあきらかで、二者の間には大きな違いがあります。日本近海でのミンククジラ特別保護枠申請につ
      いて言えば、今回のIWC科学委員会で北部太平洋のミンククジラのアセスメントを行うべきだとの意見がでました。 2万5千頭と推定されているものの、その個体群の構成がどうなっているのか、各個体群にどれくらい個体がいるのかなど詳細が依然不明の
      ままになっています。これを調べる必要があるとの意見がありましたが、日本政府は拒否しています。
(15)混獲クジラについて
    A:混獲クジラを流通経路に回すことについては、WWF Japanも反対しています。現在、日本で消費されているクジラ肉の量と供給量(調査捕鯨、小型沿岸捕鯨、在庫量)に大きな食い違いがあり、密猟や密輸(昨年、一件摘発されている)でその差が埋
      められていると考えられています。このように不正に入手されたクジラ肉と、混獲クジラの肉を区別することは不可能であり、混獲クジラの肉の販売を認めることは不正を助長する恐れがあるというのがその理由です。漁民が被る漁具の被害、クジラを放す際
      失う魚の損失は、別の財源で賄われるべきと考えます。
(16)クジラは贅沢品か
    A:ご指摘のように、もはや重要な栄養源でもなく、クジラ料理屋で一人前数千円もするクジラは嗜好品であると考えております。かつてクジラを重要な栄養源としたことが、クジラの乱獲を招いたことは否定できません。大勢の人間が野生動物を嗜好品として利
      用するには無理があるようです。
(17)漁民の利益
    A:ここ数年、日本各地でホエールウォッチングが盛んになってきています。近年クジラ類が以前より沿岸に近づくようになったことがその理由ですが、これは日本近海での捕鯨が中止されたことと関係があると考えられています。また、これが地域の経済活性化
      に大きく貢献しています。例えば、ホエールウォッチングに関する書物を数点出版しているアメリカ人のエリック・ホイット氏は、その経済効果を大方町での例を参考に試算しています。「同町沖合いにいる10〜13頭と推定されるニタリクジラを捕獲した場合、
      収入は4億円程度(3000万円×13)になるが、ウォッチングの場合、クジラを消費しないためかなり長期的に利用できるメリットがある。今後、15年間、毎年1万人(92年5700人)が92年の料金(大人4000円)で参加した場合、直接収入は6億7500万円、間接収入
      は51億7700万円に上る」とその著書に記しています。また、小笠原ホエールウォッチング協会も91年の経済波及効果を試算しています。「同年の間接収入は3億4800万円で、これは同村の観光消費額の約4割、漁業生産額の約5割、農業生産額の約2.3倍となる」
      というものです。また、海外でも日本のホエールウォッチングが好意的に報道され、地域の知名度の向上、外交上の利点などの無形の効果も考慮すれば、ホエールウォッチングの効果には計り知れないものがあります。WWFではこれも漁民の新しい生き方と
      考えております。大方町の場合、かつての底引き網漁による影響か近年漁獲高が減少しています。ホエールウォッチングに出る間、漁を行わないので漁場の回復に役立つというのもホエールウォッチングが始められた理由です。
(18)贅沢品とオペラ
    A:野生動物の利用とオペラを同一視するのは、はなはだ乱暴と思います。オペラ見学は高価なレジャーですが、訓練に訓練を重ねた人間が行うもので、後継者がある限り消滅することはありません。しかし、野生動物の利用がこれまで種の存続を脅かすぐらいの
      乱獲につながった例は数多くあります。科学的に管理を行うとすれば、これまで減少させてしまったこれまでの世代(我々を含む)は、まず、クジラ類の回復を考えるべきです。クジラ類がほとんど回復したとしたら、その時の世代が考えればよいと思います。
(19)クジラの生体容量
    A:この生体容量は、シドニー・ホールト博士がIDCR調査結果、捕鯨統計など現存のデータを利用して計算したものです。しかし、生態系の中での現状を語る場合、個々の種の増減を述べるよりきわめて有効と考えます。大形のものを取り除けば、生体容量が
      極端に減少することは自明の理であり、シロナガスクジラやナガスクジラなどが乱獲された南極海の現状が理解できます。BWU(シロナガス換算)が、失敗に終わったのは、最小の捕獲努力でより多くの収穫を得ようとする経済論理を無視したことが原因で、
      生体容量を使って、南極海のクジラの現状を訴えようとする努力と同一ではありません。しかしながら、個々の種を推定頭数で表すことも必要と思います。個々の種の現状を訴えるのに有効と考えられますので。
(20)自然保護は先進国・都市住民の思想であり、農村漁村や低開発国の抑圧につながりかねない。自然保護一般のあり方についてのWWFの姿勢は。
    A:自然保護が実際には先進国・都市住民の思想であり、農村漁村や低開発国の抑圧につながりかねないとのご指摘ですが、自然保護が富めるサイドから起こったことは事実です。自然保護は元々豊かになるために、乱獲を繰り返してきた人間の犠牲になった動植物
      を守らねばならないという反省から始まりました。これは豊かになった人々が、失ったものの大きさを悟ったことが大きな原因です。ですから貧しい国では、自然保護は発生しませんでした。
      しかし、現在では自然保護の最先端にさらされている開発途上国の人々も、環境破壊について大いに懸念をしています。アマゾンやボルネオの先住民が森林伐採に反対して、自身の生活を守る活動を展開していることをお聞きになったことがあると思います。
      人間も自然の一部であり、その自然がうまく作用しなければ人間は生きていけません。幸いにも良好な自然が残っている低開発国や地方の自然を守ることは、人類にとって必要なことだと考えます。もちろん、ただ都市の住民が自分たちの生活態度を改めること
      なく失ったものを地方に求め地方の自立を妨げるのは問題です。今後は、先進国の国民が生活態度を改めること、貧富の格差(南北問題)の是正を踏まえた活動に進展させなければならないと考えます。なお、このことは1991年にWWFがUNEP(国連環境計
      画)とIUCN(国際自然保護連合)と共同で策定・発表した「かけがえのない地球を大切に」で述べております。小学館から出版されていますのでご一読いただければ幸いです。現在の私たち(環境保護を行っている人間も含め)の生活は、はるかに地球の能
      力を超えたレベルで行われています。多くの資源を浪費し、公害などさまざまな環境問題を引き起こしています。急激には無理ですが、資源の利用を必要最低限にもってゆく努力が、要求されています。日本のような経済的に豊かな先進国が、減少したクジラに
      固執するのを止めることは、その一歩になると思います。最後に、人類を現在生きているものとしてだけではなく、過去、現在、未来に生きているものとしてとらえ、未来の人類に対しよりよい自然を残すことが、我々現在生きているものの務めではないでしょ
      うか。現在クジラを食べているのは、日本、ノルウェーなど少数の国です。十分な食糧を持つ我々が、できるだけあるがままに近い形に修復した南極海の生態系を次世代に残そうとしていることをご理解ください。
6.三浦淳よりWWFへ
 拝復
 この度は捕鯨問題に関する質問に再び丁寧なお答えをいただきありがとうございました。お答えの中の何点かについて再度質問させていただきたいと存じます。
(2)貿易がどんな場合も善であるとは私も思いません。エビのような例があることも存じています。私が言いたいのは、ミソもクソも一緒にした物言いは止めてくれということです。日本も、またどんな国でも、非難されるべき点を持っています。それを非難する時はその点を
  冷静に指摘すればいいので、赤新聞的なスキャンダラスな表現はすべきではないでしょう。「膨大な食料が残飯として捨てられている」のは事実ですから、それを非難するのは構いませんが、その中に鯨肉が沢山含まれているという事実はあるのでしょうか。あるならば残
飯の多さと絡めて非難するのもいいでしょうが、ないならばこういう論法はお止め下さい。
(4)ミンク鯨の資源量とその捕鯨再開については、RMSが先のIWC総会で認められなかったことが全てを物語っていると思います。結局「分からない、分からない」と言い続けてきた反捕鯨側の論拠が崩れたので、それを糊塗するために否決したのではないでしょうか。キ
  ャンペーンということですが、私の見るところ欧米の反捕鯨キャンペーンの方がはるかにひどいという印象です。またシロナガス鯨の資源量が極端に少なくなっているのは日本も認めているのですから、別に問題はないでしょう。
(5)IWCがどういう団体であるかは、地球サミットで認められたかどうかとは関係ないと思います。現在のIWCには非捕鯨国=反捕鯨国が多いのは周知の通りで、それらの国が地球サミットでIWCをどう評価しようが、それは自分が自分を規定するのと同じで当てにはな
りません。また、一般に国際機関の決定は(国連もそうですが)国際的だから正しいということにはなりません。保護と利用の関係については(4)で書いた通り、IWCの姿勢は明らかに偏向しています。この機関が鯨資源の保護と利用だけでなく、欧米の鯨偏愛論(「鯨は
賢い、可愛い」の類)を反映させているのは、一時期「鯨類の知能と倫理」を議題として持ち込んだこと(『鯨類資源の研究と管理』参照)からも明らかではないでしょうか。
(6)ミンク鯨の資源量増加が一時的だとどうして言えるのでしょうか。その論法で行くとあらゆる水産資源物は利用不可能になります。また、海洋汚染対策は重要な問題だと私も思いますが、捕鯨に関して、それもミンク鯨のように資源量の多い種類について言うのはフェアでは
ないと思います。これも同じ論法で行くと魚類はどれも利用不可能になるのではないでしょうか。ミンク鯨とシロナガス鯨の関係ですが、餌が競合関係にある以上、ミンク鯨の間引きがシロナガス鯨の資源量
くとも悪影響を及ぼさないことは明らかではないでしょうか。もっとも私も、シロナガス鯨が増加しないのは数が少なくなりすぎて生殖の機会が減少したことが一番の要因だろうと思いますが、餌の競合相手
すぎないことはシロナガス鯨にとっていいことではないでしょうか。お返事には「机上の計算」とありましたが、どういう論拠でそう言えるのでしょうか。
(8)(9)私の言いたいのは、南極海を聖域にという主張が、欧米の鯨偏愛論から来ており、また捕鯨を行っていない国にとっては労せずして自然保護のポーズをとれる手段に過ぎないということです。もし本当に
国が鯨のことを考えているなら、すでに聖域化されているインド洋の鯨資源調査などをきちんと行っているはずです。ところが実際にはそうではない。これはフランスなどの態度がポーズに過ぎない証拠では
ないでしょうか。日本が南極海の調査捕鯨に大金を投じているのは鯨を資源として利用したいと考えているからです。資源として利用するからこそ大金を投じる、これは冷厳な事実です。無論だからといって
  つてのような乱獲が許されるはずはありませんが、現在の捕鯨状況はすでに過去の乱獲からは程遠いところに来ているのです。ですから、厳しい歯止めを設けた上で捕鯨を認め、その代わり捕鯨国には資源調
 査や鯨学への貢献を義務づけるといったやり方の方がはるかに生産的ではないでしょうか。また、南極海の生態系については、シロナガス鯨とミンク鯨の関係でも明らかなように、長期間に及ぶ利用ですでにバ
 ランスは大きく崩れています。放っておけばよくなるとは言えないでしょう。
NGOの存在意義は私も十分認めます。またWWFが中国の楊子江イルカなどの保護調査を行っていることには敬意を表したいと思います。ただ、現在は鯨・イルカ類は欧米の偏愛の対象になり文化的偏見の源
 になっている以上(これについては(13)で詳述します)、その取扱いには慎重さが要求されるのではないでしょうか。楊子江イルカなど明らかに絶滅に瀕している種のことが一般に余り知られず、ミンク鯨のよ
 うに数の多い種が少数捕獲されても大騒ぎする現状はどう見ても異常です。そうした状況の中で、WWFは偏見を助長するような行動には特に敏感であるべきでしょう。WWFがそうだというのではありません
 が、NGOが一般に偏見から自由であるとは言えないと思います。むしろ国家と違ってある種の責任を負う立場にないため偏見を知らずして保持している場合もあるようです。例えば自然保護団体グリーンピー
 スの問題点についてはドイツの雑誌「シュピーゲル」でも指摘されています。
(10)WWFが独裁体制でないというなら、私はWWF日本委員会が全世界のWWF委員会に次のような提案をするよう要求します。
「WWFは鯨類の保護を、厳密に科学的な自然保護という見地から訴えるものである。したがって文化差別や価値観の違いを伴った鯨保護運動には反対である」と、全世界に向けて宣言すること。
(11)(12)資源利用の限界については、これまで野生動物の過剰捕殺がなされていたことは事実でしょう。しかしそれが一律に野生動物捕獲禁止につながるなら、水産資源の大半は誰も利用できなくなってしまいま
す。家畜と野生動物の無理な区別はここで意味をなさなくなるのです。現在水産資源についても世界的に様々な規制が広がっていますが、少なくとも水産資源をいっさい利用するなといった極論はないはずです。
十分な規制を設けた上で水産資源の秩序ある利用を行うことはこれからの人類の食糧事情を考えれば誰にも異存はありますまい。これは魚類以外の野生動物についても言えることではないでしょうか。魚類とそう
でないものを区別するのはご都合主義に過ぎません。
(13)日本の自然保護団体は文化差別的・民族差別的な反捕鯨運動に対する見方がまるで赤子同然と先の手紙に書きましたが、お返事を拝見してその感をさらに深くしました。これは一番肝腎な点ですから強調してお
きたいと思います。
 「クジラ類が減少していることがより顕著になり、世界でクジラを守ろうという時に」とありますが、アメリカの反捕鯨運動が「鯨は賢い」を基調としていることは、先の手紙でロビン・ギル
やカール・セイガンの言動をもとに私が指摘した通りです。これも先の手紙に書きましたが、ニュージーランドに旅行した学生が「鯨を食べるのか」と言われたという話は、言うまでもなく「資源が少ない鯨を食
べるなんて」という意味ではなく、「我々は鯨を食べる習慣がないのに日本人は鯨を食べるのか、気味が悪い」という意味でしょう。英国の議員が「鯨を食べたいなら人肉を食べろ」と発言したというのは有名な
話です。また何年か前、宮崎の海岸にイルカが集団で乗り上げた時(いわゆるイルカの集団自殺です)、英国のマスコミはイルカが自分から浜に乗り上げたのにあたかも日本人がイルカを虐待しているかのごとく
に報じました。ここから出てくる結論は一つしかありません。欧米の反捕鯨運動は表向き自然保護の面をかぶりながらも、その裏に文化差別・民族差別的理由が隠されているということです。私の挙げた事例に対
して文化差別・民族差別以外の解釈ができるというならお答えいただきたいものです。 また、自然保護に逆行するというなら、生物の多様化を保持するためにはあらゆる種をその絶滅危険性に応じて保護するよう
 訴えるのでなくては筋が通りません。なのに(これは(3)とも絡みますが)なぜ鯨ばかり
が特権的な動物にされるのでしょうか。鯨は繁殖力が弱く長命なので海洋汚染に弱い、というのがお答えでしたが、しかし現実には「食物連鎖の上部にある」鯨・イルカ類の中で絶滅に瀕しているのは楊子江イルカ
やホッキョク鯨などごく少数で、むしろ住んでいる場所が限定される下等な生物に絶滅種が目立つというのが実際のところでしょう。生物の多様性ということからすればそれらの下等種をこそ総力を上げて保護しな
くてはならないはずです。ところが鯨といえばヒステリックなまでに反応するくせに、実際に絶滅しかかっている生物に関しては無関心である欧米人(反捕鯨派の日本人もですが)が多い、これはどう考えても異常
です。これがIWCにも影響しているのは、(5)でも書いた通り、「鯨類の知能と倫理」を議題に持ち込んだことからも明らかです。
 次に、日本やノルウェーが「人類の共有財産ともいわれているものを(自分だけで)利用しようとする」ことについてどう考えるかとのご質問ですので、お答えしましょう。
 どんな野生動物でも無条件に人類の共有財産と言えるかどうか、私には疑問がありますが、一応それはおくとします。人類の共有財産であるものは、世界中のすべての国で利用しなくてはならないのでしょうか。
 例えば日本人は世界中で食料にされている魚種でなければ食べてはいけないのでしょうか。イカやタコや魚卵を食べる国民は、食べない国民から「共有財産を自分だけで利用している」と非難されなくてはならな
 いのでしょうか。そんなことはありますまい。どんな国にもそれなりの食文化があり、食べられるものなら何でも利用しなければならないという決まりはどこにもありません。ヒンズー教徒は牛を食べませんが、
 それに対して「せっかくの食料なのに食べないなんてケシカラン」と言うのは、大きなお世話です。この大きなお世話を、WWFが鯨に限って認めるのはどういうわけでしょうか。「人類の共有財産」と言います
 が、反捕鯨運動が起こる前は捕鯨国以外は誰も鯨を財産だとは思っていませんでした。数が少ないから利用しないのではなく、要するに鯨を利用する習慣がなかったに過ぎません。 それは今も変わりはなく、反捕
 鯨国の多くは鯨を保護すべき自然だとは思っても、保護すべき資源だとは思っていないでしょう。自然資源の持続的利用を唱えるWWFの方針が欧米の反捕鯨とは相容れないはずだと私が言うのはそのためです。
 かつてはアメリカなど幾つもの国が捕鯨をしていました。しかしそれは鯨から油をとるために過ぎず、肉は捨てていたのです。乱獲がたたって鯨資源が減少すると、それらの国は捕鯨を止めました。エコロジーに
 共鳴したからではなく、油をとるためだけに鯨を利用していたので資源が減少して採算が合わなくなったからです。しかし日本やノルウェーは鯨から油をとるばかりではなく食肉としても利用する習慣を持っていた
 ので、資源が減少しても十分採算がとれたのです。アメリカなどが反捕鯨を唱え出したのは、不採算性により捕鯨から撤退した後になってからです。つまり鯨が自分の利害関係の外に出てからです。
 捕鯨がこれほど世界的に問題にされるのは、大部分の国にとって鯨が資源ではないからです。
もし日本やノルウェーのように鯨を無駄なく利用する習慣を持つ国が多ければ、捕鯨問題がこれほど世の爼上に上ることはなかっただろうと私は思います。自分の利害と無関係な自然なら保護せよと訴えるのは簡単です。無論、無関係だから自然保護を訴えるなと言いたいのでは
 ありません。しかしそれが責任ある訴えなら、(8)(9)で述べたように反捕鯨国は大金をはたいてでも鯨類資源の調査をしているはずです。ところが実際にはそうではない。これは捕鯨問題が本当の意味での自然保護問題ではなく、文化差別・民族差別を背後に隠しているからであ
 り、また欧米の政治家にとっては労せずして自然保護のポーズをとれる手段と化しているからです。本当に自然保護を考える政治家なら国民の税金を上げてでも鯨類の調査を行うでしょうし、また鯨よりも絶滅の危険性の高い生物を(どんな下等生物であれ)保護するよう訴える
 はずです。その意味で、暗殺されたスウェーデンの故パルメ首相の責任は重大だというのが私の考えです。「鯨が救えないなら人間も救えない」式の安易なスローガンの元凶は彼だからです。これは私の想像ですが、この時彼は自分が何をしているかよく分かっていなかったので
 しょう。自分の提案が文化差別主義・民族差別主義に道を開き、ヒトラーの反ユダヤ主義にも似た反捕鯨主義を台頭させるとは予想していなかったのではないでしょうか。国民の支持を受けなければ成り立たない政治家という商売人は、しばしばこうした「敵」を想定することに
 よって受け狙いをします。ヒトラーの反ユダヤ主義と似ていると私が思う所以です。こうした反捕鯨運動をWWFは支持するのですか?私は捕鯨問題が厳密に資源量の面から語られるなら、自然保護団体にも十分な理があると思います。鯨の乱獲の歴史は明らかですし、捕鯨国を
 監視することも必要でしょう。しかしそこに文化差別・民族差別が絡んでいる以上、欧米の反捕鯨運動に何の批判もなく同調することは、文化差別・民族差別に加担するのと同じことになってしまいます。そうならないためにはどうすればいいでしょうか。まず第一に(10)で私が
 要求したように、自分たちは鯨類の保護を主張するが文化差別的な反捕鯨運動には反対であると全世界に向けて明確に宣言すること。これは、現在のWWF日本委員会のように、ウチの方針は欧米とは違うと小さな声で言うこととは全然違います。
現在のWWF日本委員会の態度では、あちらは「要するに奴らはやっと俺たちの偏見(とあちらは思っていないでしょうが)に同調するようになったわけだ」としか受けとらないでしょう。喩えで言えばこういうことです。三流国民と言われていた日本人が名誉白人扱いされて嬉
 しがり、白人が黒人差別をしているのを見ても俺自身が差別してるわけじゃないとつぶやいて知らん顔をしている。こういう日本人を私は醜悪だと思いますが、WWF日本委員会の態度はこれと同じではありませんか。欧米でも一部の良心的ジャーナリズムは反捕鯨に一方的に加
 担するような真似はしていません。IWC京都総会の頃、ドイツの「ツァイト」紙はノルウェーの捕鯨漁師の言い分を半ページを割いてそのまま紹介しました。狐狩りや闘牛などの殺生のための殺生は伝統だと言いながら捕鯨は伝統であろうが攻撃する反捕鯨国の身勝手さを、捕
 鯨漁師は訴えています。こうした良心的なジャーナリズムと比べるとWWF日本委員会の態度ははるかに内弁慶的で卑屈だというのが私の印象です。そして第二に、生物の多様化という目標に沿って下等生物であれ哺乳類であれ、本当に絶滅に瀕しているものを科学的根拠に基づ
 いて保護すること。私が貴委員会に手紙を書くようになった発端は新聞にお載せになった反捕鯨広告でしたが、なぜ鯨には広告まで出す癖により絶滅の危険性の高い生物には広告を出さないのかと私は二度に渡って問うたと記憶します。しかしちゃんとしたお答えをいただいてい
 ないように思います。欧米が反捕鯨だからこちらも真似れば自然保護先進国、といった薄っぺらな自然保護ではなく、大衆に受けるようなポーズをとるのでもなく、真に地球のために役立つようなバランスのとれた自然保護を地道にやっていただきたいと思います。そのためには
 、後にも書きますが、都市住民の生活を叩き直すことも忘れずやっていただきたいのです。 (14)エスキモー(イヌイット)の捕獲しているホッキョク鯨が絶滅に瀕しているのに、彼らの捕鯨を認めているWWFの姿勢は明らかにおかしいと思います。エスキモーは野菜のない地方
 に住んでいるとありますが、野菜がないならそれを政府が供給してやればいいだけの話ではありませんか。私は先の手紙にもそう書いたはずです。この点については筋の通ったお答えをいただきたいと思います。
 それから、生存捕鯨と商業捕鯨を無理に分ける思考法がそもそもおかしいので、自分で捕って自分で食べるのと自分で捕ってそれを他人に売って他の生活の資を得るのに優劣は
 ないはずです。もっとも「商業」全般をWWFが否定するなら話は別ですが、(2)のお答えでは必ずしもそうではないようですね。日本近海のミンク鯨とエスキモーの捕獲して
 いるホッキョク鯨の資源量の違いが明瞭であるにもかかわらず、へ理屈をつけて前者の捕獲を否定し後者を擁護するWWFの姿勢はまったく非論理的と言わざるを得ません。
 (15)鯨の密猟や密輸が問題であるのは分かりますが、たまたま網にかかった鯨についてまで騒ぎ立てるのは神経症の極と言うべきでしょう。密輸への監視をいっそう強化すべき
 ことは言うまでもありませんし、例えば鯨肉の販売に関しては許可制とし、密輸肉を扱ったら許可を取り消すなど、密輸を防ぐ手段は考えられると思います。
 (16)(18)どうも私の書いたことを理解なさっていないようです。私は鯨が贅沢品になりつつあることを認めますが、贅沢品だから捕鯨はケシカランということにはならないと言
 っているのです。文化はそもそも贅沢なのであり、贅沢だから悪いとは言えない、栄養源として欠かせないからこそ鯨は乱獲されたのであり、現在のエスキモーの捕鯨にしても
 生活に必要だという名目のもとに絶滅に瀕した鯨種を捕獲している、逆に贅沢品だからこそ乱獲しないで少数ずつ捕獲し続けるということもあるだろう、それで何の不都合があ
 るのか、そう言っているのです。
 鯨料理が何千円もするとありますが、別に何千円でもお金を出す人がいれば構わないでしょう。ホエールウォッチングにしても何千円もかかるようですし。(17)ホエールウォッ
 チングですが、私は原則的には結構なことだと思います。ただし、捕鯨を抑圧する手段として使わなければ、です。鯨を利用する方法には色々あるので、食べようが見ようがど
 ちらでもいいわけです。それは、牧場で牛を見るのが好きな人もいれば牛肉のステーキにしか興味を示さない人もいて、そのどちらが優れているとも言えないのと同じことです
 。ところが実際にはホエールウォッチングが捕鯨を抑圧する手段として欧米で喧伝されていることは言うまでもありません。それはすでにお答えの文章からも明らかです。「海
 外でも日本のホエールウォッチングが好意的に報道され、(…)外交上の利点など(…)」というのは、要するに「あちらもこちらの習慣に染まってきたから仲良くしてやろう
 」ということでしょう。これはホエールウォッチングが文化的偏見に端を発しており、政治の道具と化している証拠です。同じ文化習慣を持つ国同士しか「外交上」の利益を持
 てないとすると、何とも情けない世界ではありませんか。この点についてWWF日本委員会はどうお考えですか。それから、経済的効果だけでホエールウォッチングを称揚する
 のはおかしいと思います。人間が仕事を選ぶのは現金収入の多寡だけが基準ではありません。外部の圧力とは無関係に選んでいるなら結構ですが、実際にはそうとは言えないだ
 けに、「この方が収入が多い」という表現はきわめて政治的と言わざるを得ません。
289名無虫さん:2009/01/10(土) 23:14:35 ID:23irVVrR
 農業や漁業のあり方を経済面からのみ考えるのは危険でしょう(WWFも(2)のお答えからすると私と同意見ではないかと思いますが)。例えば、今でも現金収入を手っとり早く上げようとすれば、日本の農家は農業など止めて全員都市部に出てしまえばいいわけです。
 無論米を初め農作物は完全自由化した方が安くなり経済的でしょう。日本の農業はこの場合つぶれるでしょうが、私はそれでいいとは思えません。(19)残念ながらお答えには納得できません。計算したのがホールトだろうと誰だろうと生体容量という概念はナンセンス
 です。例えば、新潟に棲んでいるトキは絶滅を待つばかりになっていますが、同じ鳥だからという理由でカラスと一緒くたにして数を計算するでしょうか。同様にシロナガス鯨とミンク鯨は同じ鯨と呼ばれる動物ではあっても別の種類で、お互い同士生殖は行いません。
 別々に考えねばならないのは当り前ではありませんか。そもそもこの箇所のお答えの文章は意味がよく分かりません。「大型のものを取り除けば…」の文章は、a)大型鯨が多く乱獲されたから生体容量が大幅に下がったのだ b)大型鯨を別に考えればミンク鯨など小
 型鯨だけだと生体容量はたいしたことがない のいずれの意味でしょうか。a)なら、シロナガスやナガスを種別にして資源量の変遷を示せばいっそうはっきり大型鯨の減少が分かるでしょうし、b)なら生体容量が大したことがないからといって小型鯨を乱獲していい
 わけがありません。「BWUが失敗に終わったのは…」の文章も理解しかねます。BWUが失敗したのは経済論理だけを優先させ、種の別を無視したからです。種別を無視する点でBWUと生体容量は同じ誤りを犯しています。いずれにせよ鯨は種別に資源量を示すの
 でなくては意味をなしません。WWFも是非そうしていただきたいものです。実際捕鯨の是非が問題になる場合でも種別に論じているのですし、捕鯨国でもシロナガスなど資源量の少ないものまで捕獲させろと要求しているわけではないのですから。(20)自分と無関係
 な自然ばかりを保護しようとするな、と先進国都市住民に訴えるべきだというのが私の言いたいことですが、理解されていないと思いました。
 お返事の「減少したクジラに固執するのを止めることは、その一歩」というのは、その典型です。捕鯨とWWF日本委員会にお勤めの方たちは無関係である、だからこそ「鯨を止めるのが一歩」と簡単に言えるわけです。私は、隗より始めよ、と言っているのです。自
 分に直接関係のあることから始めていただきたい、そうでなければ所詮自己満足に終わるだけだと言っているのです。具体的には、先の手紙にも書きましたが、クーラーや自家用車など、エネルギーの無駄使いや空気汚染につながるものはまず自分から止めるというこ
 とです。もっとも環境保護団体にお勤めの方々は最初からクーラーや自家用車などお使いになっていないかも知れません。その場合は家族親戚・友人知人や同じビルに入っている会社のクーラーや自家用車をやめさせ、次には港区全体のクーラーと自家用車を、そして
 東京都全体の、という風に都市住民の生活を叩き直すことから始めていただきたいのです。それこそが本当の「一歩」ではありませんか。自分はエネルギーを浪費して快適な暮しをしながら、農村漁村や低開発国にのみ様々な要求を突きつけるのは偽善です。それは分
 かっていると口先で言うだけでは足りません。まず自分とその周囲の生活を実際に変えてこそ、農村漁村低開発国に要求を出す権利ができるのだと私は思っています。そうした意識を持たないまま弱者いじめをする自然保護論者が多すぎるのではないでしょうか。ワリ
 バシをやめれば森林は保護される、というバカげた考えが一世を風靡したことがありましたが、自分が大したダメージを受けずに自然環境に貢献できるというのは欺瞞です。自分が苦しむことから始めていただきたい、そして次には、少数者の習慣を改めさせることに
 よってではなく、多数者の習慣を改めさせることによって自然を保護しようと努力していただきたい。それが抑圧から最も遠い自然保護のやり方だと私は思います。あるがままの生態系を回復する、というなら、都市によって破壊された自然を当の都市住民自身が回復
 する、それが「隗より始めよ」の意味です。捕鯨国が少数であることは、反捕鯨を喧伝する理由にはまったくなりません。逆に、反捕鯨の根拠を慎重に検討しなければならないことを意味します。反捕鯨に文化差別・民族差別が少なからず絡んでいること、
 他に保護すべき自然が山ほどあることを考えれば、WWF日本委員会の姿勢は厳しく問われなければならないでしょう。責任ある科学的自然保護を推進するためには、この点をなおざりにしないでいただきたいと思います。
 1993年10月15日          三浦 淳
* *
 以後WWF側からの返書はなく、捕鯨問題をめぐる往復書簡はこれで終わる。本誌掲載にあたって三浦からWWFに了承を求めたところ、拒否の返事がきた。したがってこの掲載はWWF側の意向を無視したものであることをお断りしておく。残念ながらWWFの意向に添え
 ないと三浦が判断したのは――(一)発端はWWFの意見広告であるから、それに続く意見のやり取りも公開する義務がWWFにはあると考えられる(二)個人のプライバシーやWWF内部の機密事項に触れる内容ではない(三)WWFの最初の返書は、意見広告へ疑問を寄
 せた多数の人間に宛てられた公的なものである(四)第二の返書は三浦個人に宛てられているが、「この返書は(…)三浦様と同様の疑問をお持ちの方々にもWWFのポジションを理解していただけるよう作成しました」とある以上、公開を前提にしていると考えられる――
 以上の理由によるものである。ただしWWFの返書には担当者の個人名が書かれているが、これは削除しイニシャルのみ記すことにした。他は、わずかな誤植を訂正した以外は、いっさい内容面での変更は加えていない。(三浦記)
 これから「反捕鯨の病理学」講座を開講します。反捕鯨病は20世紀末に流行している奇病ですが、その病因については十分な解明がなされていません。以下、ささやかながらこの点について寄与を行いたいと思います。なおこの病気の今後ですが、ペストやコレラのように
 一定期間猛威を振るった後でないと下火にならないだろうというのが筆者の予想です。原因究明は病気を治す第一歩ですが、理由が分かればすぐに治るというものでもありません。それに治りたくない患者だっているのですから。
1.二流知識人の卑屈病――文化差別主義に追随する「環境保護」団体WWFJ
 三島由紀夫に『不道徳教育講座』(1960年)というエッセイがある。その「オー・イエス」と題された章で、三島はこんなエピソードを紹介している。
 三島が渡米してあるアメリカ人教授から夕食に招待された時のこと。客は何人もいたが、日本人は三島以外に地方大学総長だという老人だけ。老人は英会話が余り得意ではない。その代わりに「愛嬌をこぼれるばかりに示して」いる。アメリカ人から何か話しかけられると、
 ニコニコしながら『オー・イエス』と答える。オー・イエス、ニコニコ、オー・イエス、ニコニコの繰り返し。傍で見ていた三島は、「サーヴィス精神の旺盛な先生だと感心」する。
 さて、この大学総長、三島が「あんまり若僧なので相客としてのプライドを傷つけられたのか、紹介されてのち全く無関心を装って」いたが、しかし得意でない英会話が途切れると、その場にいる日本人は三島だけであるから、彼を相手に日本語で会話をせざるを得ない。
 総長は三島にこう尋ねる。
 『あーん、君は何かね、何を書いとるのかね』
 三島はあっけにとられる。「明治時代の小説に出てくるお巡りさんはよくこんな口調で話」すなと思ったからである。しかし三島が答えようとすると、別のアメリカ人が何事か話しかけてくる。総長はたちまちそちらへ向き直ると、『オー・イエス』と「世にも謙譲な態度
 で、満面に笑みをたたえて」答えるのだった。このエピソードの意味は言うまでもなかろうが、三島はこの後でこう書いている。 「日本人には威張り、外国人にはヘイコラするというのが、明治初年の通訳から、戦後占領時代の一部日本人にいたる伝統的な精神態度であり
 ました。これが一ぺん裏返しになると、外国人を野獣視し、米鬼撃滅のごとき、ヒステリックな症状を呈し、日本を世界の中心、絶対不敗の神の国と考える妄想に発展します。外国人と自然な態度で付き合うということが、日本人にはもっともむつかしいものらしい。これ
 が都市のインテリほどむつかしいので、農村や漁村では、かえって気楽にめづらしがって、外国人を迎え入れます。」
 三島の名に偏見を抱く人は、この文章を文字通りには読もうとしないかもしれない。最晩年を除けば三島が卓抜なエッセイストであったのは読書人なら誰でも知るところだが、念のため別の著作家からも引用をしておこう。
 中村光夫は、『言葉の芸術』(1965年)で高田博厚とロマン・ロランを批判している。発端は高田が岩波書店の雑誌「図書」に載せたエッセイで、そこで高田は昔ロランを訪れた時のエピソードを紹介しているのだ。そのエピソードとはこうである。
 高田はロランに日本語の難しさについて語り、「自分」を表現する場合でも私、僕、我輩、手前など十以上もあり、話す相手によって変えねばならずやっかいだと教える。するとロランは「そんなばかなことがあるか、どこへ行ったって自分は一つじゃないか、なぜ相手次
 第で変わらなければならないのだ?」と怒りだした。高田はその思い出を枕に、現代日本人には封建根性が根強く残っていて、ロランはそこに立腹したのだと「思いあたった」と書く。
 中村はこのエッセイを紹介した後で、高田とロランの両者を痛烈に批判する。
294名無虫さん:2009/01/11(日) 00:10:51 ID:WKk3vBBx
 高田の文章は、外国の名士の片言隻句に意味ありげな解釈をほどこす我国の知識人の習癖を示すもので、ロランとの会話は実にたわいない議論である。一人称の代名詞が沢山あるのが「封建根性」のせいというのはその通りかもしれない。しかしフランス語にそういう不平
 等な人間関係を表す言い回しがないかというとそんなことはない。主人と召使いが異なる二人称で呼び合うこともあるし、一人称は一つしかなくても、通常の二人称以外に敬称の二人称が存在するのはヨーロッパ語に共通して見られる現象だ。絶対的な平等が現実にはあり
 えない以上、上下親疎の程度をあらわす言い回しがどの国にもあるのは当然で、日本にしかないと考えるのは根拠のない独断に過ぎない。そもそもよその国の言葉の特色が分からないからといって立腹するのは失敬な話で、それなら高田はロランにこう言えばよかったのだ。
 日本語には一人称代名詞は沢山あるが、フランス語のように機能によって形が変わることはない。「私は」が jeで「私に」がmoiで「私を」が meであるフランス人は、人に金をやる時と人から金をもらう時とでは自我の形が違うのか、と。たわいない議論はそれで終わった
 はずだ。さらに中村は次のように述べる。「問題は、こういう考えがたんに高田氏のように特殊な教養と経歴の持主ひとりのものではなく、それに多数の賛成者がいるということです。どうも日本語というのは特別に封建的な言葉らしい、とか、我々の言語生活に表われた
 封建性は反省しなければならないという人がすぐでてきます。」30年も前のエッセイを二つ引いたのは、20世紀も終わろうとしている今日になっても状況にさして変化が見られないからである。やや枕が長くなりすぎたが、以下本論に入ろう。
先の『nemo』第2号に私とWWFJ(世界自然保護基金日本委員会)の捕鯨問題に関するやりとりを載せた。これをもとに、改めてWWFJの態度を批判しよう。私とWWFJとのやりとりには様々な論点があったが、私の消しがたい疑問は次の点である。
(1)  捕鯨問題には、鯨やイルカを特別な動物だとする文化差別主義がからんでいる。純粋に自然保護や資源保護の観点から鯨を保護せよとする運動は、こうした文化差別主義とは一線を画さなければならない。したがってWWFJは、文化差別的な鯨・イルカ類保護運動に
295名無虫さん:2009/01/11(日) 00:11:17 ID:WKk3vBBx
は反対だとWWFが全世界に宣言するよう提案するべきだ。
(2)  IWC(国際捕鯨委員会)は、科学委員会の勧告した新しい科学的な捕鯨基準(改訂管理制度=RMS)を総会で否決している。これはIWCが科学的な根拠に基づいて捕鯨問題を論ずる団体ではなく、文化差別主義に支配された団体である証拠である。
(3)  さらにIWCは、少なくとも40万頭以上いるとされる南極海でのミンク鯨について、日本の調査捕鯨(年間300頭)に難癖をつけている。それに対して、千頭程度しかいず絶滅が心配されているホッキョク鯨をイヌイット(エスキモー)が捕獲することは認めている。
   これもIWCが非科学的で差別主義丸出しの団体である証拠である。
   WWFJは、新聞に載せた意見広告に寄せられた疑問への回答では「文化や習慣をふりかざしてのわがままは許されない時代」と称している。とすればWWFJはIWCのこの態度を批判し、イヌイットに対して捕鯨をやめるよう申し入れなければならないはずである。
   ところがWWFJはイヌイットの捕鯨は認め、日本近海での日本の調査捕鯨には難癖つけている。この論理的矛盾をどう説明するのか。
   そもそもホエール・ウォッチングを日本がやれば欧米で好感的に報道されて利益になると主張するなど、WWFJの姿勢は欧米の偏見にすでに染まっており、文化的偏見に鈍感すぎる。
(4)  先進国の都市生活者が農漁村や低開発国にある自然を保護しろと主張するのは、きわめて安易なやり方であり、農漁村や低開発国の抑圧につながる。本当に自然が大事だと思うなら、環境保護団体に寄付をするよりまず身近な自然を回復し、エネルギーの浪費をやめる
   など、都市生活者が自分自身の生活を根本的に改めるべきだ。したがってWWFJは事実上政治力の弱い農漁村や低開発国に圧力をかけるより先に、乗用車やクーラーの使用をやめるよう東京の住民に働きかけるべきだ。
296名無虫さん:2009/01/11(日) 00:11:49 ID:???
以上の疑問について、WWFJは何一つ答えていない。つまり答えらないわけだ。そうである以上、文化差別主義を支持する団体だとみなされても仕方があるまい。その根底にあるのは、三島や中村のエッセイで指摘されていたような、日本知識階級の卑屈さである。外国では
受容者=弟子としてペコペコし、逆に国内では輸入品を振りかざして啓蒙家=教師を気どる――これが明治以来、日本の二流知識人が一貫してとってきた行動様式だった。同じ知識階級でも一流ならこういう莫迦な真似はしない。日本の欠点は欠点として指摘し、しかし対外的
にも言うべきは言う。例えば鴎外はそうだった。考えてみればそれは当然のことだが、この当り前のことが一番難しいのが日本の二流知識人なのである。現代の日本は、かつてのように知識人が論壇でもっともらしくご宣託を垂れる時代ではなくなっているが、その代役は色々
なものが果たしている。NGOもその一つだ。私はNGOの意義を否定しない。しかし逆にNGOだから無謬で無垢だとも思わない。おかしいと思うところはどんどん指摘させていただく。それに答えられないなら、そんなNGOは消えた方がいいのである。
WWFJに特徴的なのは、対外的な発信能力がないことだ。私は (1)についてはWWF日本委員会が全世界のWWFに提案せよと言ったわけだが、それについて日本委員会は何も答えていない。捕鯨文化を持つ国がそうでない国にこういう提案をするのはごく当然のことだ。
地球上にあらかじめ決まった普遍性などあるはずもなく、普遍とは地域性の集合体にすぎないのだから、地域の特性はその地域に住む者が訴えなければ誰にも分からない。多数者の偏見にしても、少数者がそれを指摘して初めて偏見であることが分かるのである。ところがこの
当然のことがWWFJにはできないのだ。この行動様式は先に述べた通り、日本の二流知識人の特徴である。WWFJは「オー・イエス、ニコニコ」の人だったのだ。
二流知識人の特徴はもう一つある。言葉と行動が一致していないことだ。例えばサロン・コミュニストのように口では共産主義を讃美しながら決して共産主義国では暮らさず、自分の生活も改めようとはしない。WWFJは (4)で明らかなようにこの点でも二流知識人相当である。
さらに二流知識人の特徴を挙げよう。
297名無虫さん:2009/01/11(日) 00:12:19 ID:WKk3vBBx
政治的センスがなく、国際政治の仕組みに無知なことだ。IWCは国際的な組織だからまともだと信じてしまう。様々な偏見と力(「経済制裁」などというのもその一種である。経済力の強い方が有利なわけだから)と身勝手が現実の国際政治を(残念ながら)動かしていること
を知らない。「環境保護」という美名も、そこにあっては偏見の隠れ蓑となり様々な政策の口実に使われることに気づかない。例えば、 (3)で述べたイヌイットの捕鯨である。イヌイットというと恵まれない少数民族というイメージがあるせいか、絶滅に瀕している鯨を捕っても
仕方ないんじゃないかと思う人も多かろう。しかし、イヌイットとはこの場合アメリカ人のことである。世界最強のアメリカ政府はその気になればイヌイットに必要な栄養を含んだ食物を提供して、絶滅に瀕した鯨を守ることができるはずである。実際、良心的なアメリカ人学者
は、日本の捕鯨をやめさせる科学的根拠はない、むしろイヌイットの捕鯨をやめさせるべきだとかつてレーガン大統領に訴えたのだった(『C・W・ニコルの海洋記』)。ところがアメリカは資源量豊富な鯨を対象とする日本の捕鯨には全面的な圧力を加え、全滅に瀕している鯨
を捕る自国民は擁護しているのである。要するにエゴ丸出しなのだが、アメリカのWWFが自国のエゴに気づかないのはある程度やむを得ないとしても、理不尽な抑圧を受けている日本のWWFがこのエゴに気づかないというのは、不思議な精神構造というしかない。(しかしこ
ういう精神構造の日本人が多いことは最後に述べる。)いや、もっとはっきり書こう。アメリカのWWFはこずるいのであり、自分の頭でものを考えないWWF日本委員会はこずるいアメリカWWFの言いなりなのだと。 実際、95年12月の朝日新聞の報道によれば、アメリカの
ブラウン商務長官は捕鯨問題にからめて日本に制裁措置を加えるようクリントン大統領に勧告したという。これは南極海の捕鯨だけではなく、北太平洋など他地域をも含むものである。そしてこの勧告を公表したのがグリーンピースとWWFだったのである。つまり両「環境保護」
団体はブラウン長官を支持するというわけだろう。ここに見られるのは、資源保護とか環境保護とかいう思想ではない。鯨を特別な動物だと見なす動物差別主義、それに基づく民族差別主義である。それほど鯨が大事ならまずイヌイットの捕鯨をやめさせるべきだし、
298名無虫さん:2009/01/11(日) 00:12:46 ID:WKk3vBBx
本当に鯨・イルカ類で絶滅に瀕しているもの(ホッキョク鯨以外では、川に生息しているカワイルカ)をまず保護すべきだろう。ところがそれと正反対の政策がとられているのは、捕鯨問題が環境保護の美名に隠れて政治的に悪用されている証拠である。グリーンピースやWWF
は環境保護に名を借りた民族差別と身勝手な政治を支援する団体だったのだ。
ところで、前号で私はWWFJとの往復書簡を発表したが、そこに書かなかった事実に触れておこう。前号を見れば分かる通り、WWFJからはこちらの質問に二度回答が来たが、その後右の (1) - (4)で列挙したような疑問を当方が述べたのに対しては返事が来なかった。それ
で私は二度ほど催促状を出したのである。しかし梨のつぶてであった。それで往復書簡を発表するにあたっては、別段断る必要もなかろう(プライベートな内容ではないし営利目的でもないからだ)とは考えたが、まあ一応と思い、「載せますからいいでしょうね、内容にはいっ
さい変更を加えず、余計なコメントもつけません、もし駄目ならちゃんとこちらの疑問に答えなさい」という手紙を出しておいた。実は返事はないだろうというのが私の予想だった。こちらの二度にわたる催促にもかかわらず疑問に答えないのだから、おめおめと返事をよこすは
ずがない。ところが驚いたことに返事が来たのだ。答はノー、そしてこちらの疑問にも答えないというのである。  何と阿呆な団体なのだろう『nemo』がわずか150部の雑誌であることは書いておいたのに、自分の意見を知られるのがそれほど恐いのだろうか。そもそも最
初に新聞に意見広告を出したのはWWFJである。ならばそれに対する疑問には最後まできちんと答える義務があるし、その応答を公開されても文句はないはずだ。それができないのは、まともな団体ではない証拠である。こちらは疑問に答えない限り掲載すると書いておいたの
で、予告通り掲載した。内容にいっさい変更を加えず余計なコメントもつけないというのも予告した通りである。ただし個人攻撃が目的ではないから、二度の返信にあった個人名はイニシャルだけにした。さて、個人攻撃が目的ではないと繰り返した上で、以下で或る事実を指摘
しておこう。
299名無虫さん:2009/01/11(日) 00:13:12 ID:???
それは、WWFJからの二度目の返事を書いた人が一昨年朝日新聞の或る記事にコメンテーターとして登場した、という事実である。そのコメントとはこうだ。「野生のイルカと泳いで自閉症を治療したという研究があるなど、イルカには計り知れない将来性がある。
イルカと共存できるルール作りをめざすべきです。」自閉症を治すのにイルカを使うのは結構である。しかし、それはあくまで人間のためなのだ。じゃなければ、いったいイルカの自閉症を人間は治してやったのだろうか。「共存」という言葉はかくもいい加減に使われる。そし
てこの種の論理こそ鯨・イルカ類偏愛国に蔓延しているものであり、果ては鯨・イルカは絶対に殺してはならないという恐ろしい飛躍に至るのだ。「イルカには計り知れない将来性」なるフレーズにはこの匂いが芬々と感じられる。つまりこの人は、自然保護や資源保護、WWF
のモットーであるはずの「自然資源の持続的利用」から一歩も二歩も踏み出したコメントを加えているのである。すでに欧米の鯨・イルカ偏愛主義=文化差別主義に洗脳されている疑いが濃厚だと言えよう。「自然保護」団体に勤務する人が、この手の人間ばかりでないことを私
は望む。私はこの文章を三島由紀夫と中村光夫からの引用で始めて、20世紀も終わろうとしている今日になっても状況にさして変化が見られないと述べた。だから最後は私自身の手でそれを指摘しよう。
最近の話題といえばフランスのタヒチでの核実験である。フランスは南極海を鯨の聖域にという提案をした国だが、だいたい鯨類資源の調査にもろくにカネを出していないし、この提案も真に自然環境を守るためではなくポーズ作りのために過ぎないということは、前号掲載した
私の主張で明らかな通りである。そして今回の南太平洋での核実験はそれを裏書きしたものと言える。
ただ、感情的に反核を叫んでフランスを非難すればいいというものでもない。一部の人が言うように中国の核実験も非難せよ、というのでもない。そもそも過去にさんざん核実験をやってすでに核兵器を備えているアメリカやロシアを非難しないのはおかしいのだし、日米安保
により日本がアメリカの核の傘下にあると見なされている以上、日本は自国で持たずとも核を利用していると批判されても仕方がないわけだ。
300名無虫さん:2009/01/11(日) 00:14:30 ID:WKk3vBBx
批判はこういう具合に総合的にやらなければおかしいのである。ところで、本年1月末にフランスが6回目の核実験を行った時、朝日新聞
に識者(?)のコメントが載った。その中の「仏政府給費留学生としてパリに留学した作家の荻野アンナ慶応大学文学部助教授」のコメントは以下の通りであった。
《大学の授業で、作家クロード・シモン氏の大江健三郎氏への反論を教材に使った。シモン氏は、第二次大戦前の平和主義が、ドイツの侵略を許してしまったという後悔を語り、チェチェン紛争にみられるように不安定なロシアの脅威を強調した。その見解は、環境破壊など地球
規模の視点を欠いているものの、フランスでは多くの人に支持されている。日本の反核運動もこうしたフランスの歴史や地理を踏まえるべきだ。同時に、日本の被爆体験を理解してもらうためには、自らの侵略についてきちんと謝罪しなければならない。》
最後を読んで、奇妙なことを言うと私は思った。日本は植民地主義に走り侵略戦争を行ったのだから、それを謝罪しないと自分の被爆体験も語れないしフランスの核実験に抗議することもできない、というのである。
なぜ奇妙なのだろうか。昭和初期から20年までの日本の行動については色々な見解があり得るだろうが、それはここでは措く。少なくとも威張れないような行為を相当やっていることは確かだからだ。だから、核実験がフランスのもともとの領土内で行われているならこれでもよ
ろしい。実際はどうか。フランスは南太平洋のタヒチで核実験を行ったのだ。タヒチはもともとフランスの領土だったのだろうか。違う。フランスは19世紀半ばに軍艦を派遣してタヒチの王政を廃し植民地にしたのである。日本が韓国を併合したのと変わりはない。日本は、無論
戦争に負けたからではあるが、現在は植民地主義はとっていない。対してフランスはおのれの植民地主義を謝罪するどころか、植民地を手放さず、そこで核実験を数回行うという真似までやったのだ。要するに第2次大戦後半世紀を経てなおゴリゴリの植民地主義国家なのである。
そのフランスに対して、日本は自分の昔の植民地主義を謝罪しなければものを言えないとする荻野アンナの精神構造はどうなっているのだろう。「フランスの歴史や地理を踏まえ」るとはどうやらこの程度のことらしい。こういう二流知識人を日本の一流大学は助教授に迎えてい
るのだから、日本の知的水準はまだまだ低い。
301名無虫さん:2009/01/11(日) 02:37:25 ID:nzkT//ut
禁止したのは。
つい先頃までクジラを殺していた毛等だが。
気にしないよ
反捕鯨病の分析を続けるにあたって、まずこの病気を大まかに分類してみたい。私の見るところ、反捕鯨病は大きく分けて三種類の原因もしくは症状に分けられる。無論、これらが絡み合って複合的な様相を示している病人も少なくない。その三種類とは、次のとおりである。
A.自然環境保護のためと聞くと、内容をろくに確かめずに何でも飛びつき支持してしまう単純エコロジスト病。
B.外国が日本を批判すると、ただちに悪いのは日本側だと反応するアンチ日本症候群。
C.鯨やイルカは特殊な動物で絶対に捕獲してはいけないし、人間とイルカの交流によって素晴らしい未来が開けると信じ込む一種の新興宗教熱(これをオウム真理教、じゃなかった、鯨・イルカ真理教と呼ぼう)。
 この三つの症状のうち一番タチが悪いのは、やはりCであろう。AとBもなかなかやっかいだが、少なくともデータの積み重ねによって論駁もしくは説得することは可能ではある。だがCは宗教であるだけに、論理やデータによる説得は効を奏さない場合が多い。これは聖書
の内容の荒唐無稽さをいくらあげつらってもキリスト教徒を改宗させられないのと同じである。そして、ここが肝腎なところだが、ある人間が宗教に染まりやすいかどうかは、一般に信じられているような知性の高低とは無関係なのである。ここでの知性とは、日本で言えば
偏差値の高い大学に合格できる、程度の意味だ。いや、むしろ中途半端なインテリの方が案外新興宗教や疑似宗教に弱いという事実は、オウム真理教事件で明らかになったばかりである。
 そして現在、反捕鯨を推進する側の最大の心理的論拠になっているのもCなのである。
 ところが、日本の「良心的」な反捕鯨論者はこの点を認めようとしない。それはそうだろう。
なぜならCには少なくとも現時点では科学的論拠は何もなく、要は「私はこう感じる」というだけの単純極まりない趣味性に基づいているからである。おまけにこれは露骨な動物差別主義であり、人種差別主義の一変種であって、多様な文化や習慣のあり方を認めようとし
ない偏狭なレイシズムに他ならないからだ。自然保護がレイシズムと結びついている、と言われたら良心的な人は困惑するだろう。そこから先、この人のとる道は二つに別れる。まず第一は、反捕鯨運動にレイシズムが関わっていることを素直に認め、それを批判した上で
純粋に自然保護・資源保護の視点から捕鯨問題を論じること。これがまともな道であることは言を俟たないが、そうなったらこの人はもう反捕鯨論者であり続けることは不可能になる。そこでこの人のとる第二の道が現れる。反捕鯨運動にレイシズムが関わっている事実を
否定してしまうのである。そしてとにかく反捕鯨を唱えている人間がいるのだから反捕鯨には論拠があるという循環論法的な言い分に徹してしまう。
その典型的な例として小原秀雄を挙げよう。
小原は女子栄養大の教授で自然保護問題の専門家として知られ、新聞などにもよく登場する人だ。自然保護派の看板を掲げていて日本の捕鯨には批判的だが、表向きCの病状はなく、日本近海の捕鯨は認める立場をとっている。その彼は、95年に朝日新聞社から出た『環境
論を批判する』というアンソロジーに一文を寄せている。題は「クジラとゾウは高等生物だから保護するのではない」。ここではゾウについては触れず、捕鯨問題だけに絞って小原の文章を検討しよう。小原は海外の反捕鯨運動を擁護しようとして様々な論拠を挙げてゆく
のだが、その論調は矛盾だらけなのである。最初の「概要」では次の三点が主張されている。
(1)捕鯨は伝統の所産だから許されるという考えも、鯨は高等生物だから捕鯨はケシカランという考えも野生生物保護の基本からはずれている。
(2)野生生物を保護するのは自然環境を保護することであり人間環境の保全にもつながるものである、というのが正しい考え方だ。
(3)南極海のサンクチュアリ案は(2)の観点から出てきたものだ。
 このうち最初の二点に関しては基本的には異存はない。ただし言い方が大ざっぱであり、(1)は「いくら伝統でも鯨が死滅するようなら捕鯨はやめるべき」ときちんと書くのが筋である。要は資源量と捕獲量のバランスを考えればいいだけの話だからである。また(2)
 は「保護」が資源利用とあいいれないと考える必要はないので、これもバランスの問題に過ぎない。しかし(3)に関しては到底納得することはできない。現在の南極海のミンク鯨の資源量を考えれば、それに合理的な根拠がないことは明白だからである。
 それはともかく、本文に入ると、小原の文章はこの「概要」を逸脱して支離滅裂となる。反捕鯨派に大甘な彼の姿勢が、整然たる論理展開を不可能にしているのだ。最初の「はじめに」はとばして、次の「野生動物保護は自然保護である」の章を見よう。まず、鯨は日本
 では魚介類と見られているが、実際には哺乳類であるから魚類より再産率で大幅に劣るのだという。だが「魚屋で売られているので国民の印象は魚である」という。バカなことを言うものだ。自然保護の専門家がこの程度のことしか言えないとはと、正直、愕然としてし
 まう。鯨が哺乳類であることくらい、今どきの日本人は誰でも知っている。鯨は哺乳類であり魚類より再生産率に劣る、だからこそ魚類のようにトン数ではなく、ちゃんと頭数で捕獲量を決めているのだ。いったい小原はふだんどのくらいの知的レベルの人間を相手にし
 ているのだろうか。
 次の段落に行こう。前半の文章をそのまま引用する。「人間が生きていく上でどんな生き物を食べるかは、現在は慣習で決まる。減らそうとする場合に意識を持つ動物をまず食用から外すのが第一歩だとの主張がある。菜食主義者は、その最も徹底した人々だが、確かに
 これも厳密にいえば生命を奪っている。だからと言ってなにを殺して食べてもよいとはなるまい。イルカやクジラ類を高等動物だから、あるいは知的動物だから殺すべきでないという主張は、差別だとはいえまい。食べる生き物のどこまでを許容するかは、各人の考え方
 次第である。欧米の人々が、クジラやイルカのような知的動物を殺して食べるとはとの批判に、人種差別的発想だといきり立ったのは、この点からは見当はずれであった。」論理が滅茶苦茶だし文章にもおかしな箇所があるが、ともかく検討していくと、まず小原は菜食
 主義者などは差別ではないというのだが、どうしてそう言えるのだろう。菜食主義者とは差別主義者に決まっているではないか。野菜という生物は食べてもいいが、動物という生物は食べてはいけない、これを差別と言わなくて何を差別と言うのだろう。もっとも、誰か
 が「自分は菜食主義者だ」という限りにおいては問題はない。好きでやっているのだから勝手にすればいい。差別といっても、個々人の好みの問題に帰着する部分は他人が口出しすべきではないからだ。差別は、それが個々人や共同体の慣習に根ざす限りは、そしてその
 個人や共同体内部の人間が納得している限りは、趣味性や文化的習慣という言葉で片づけて差し支えない。だから「どういう食べ物なら許容できるかは各人の考え方次第である」というところだけなら小原の論理はよろしい。
 問題はその後だ。菜食主義者を差別主義者として批判しなくてはならないのは、自分の趣味性を物差しにして他人を計る場合である。自分の趣味性を絶対化して、「動物を食べるなんて」と他人に攻撃を向ける時、菜食主義者は差別主義者となり批判さるべき存在となる。
 肝腎なのはここである。「自分は嫌だから食べない」というのと、「他人が食べるのが嫌だから食べさせない」というのは、まるっきり別物なのだ。前者はあくまで自分の趣味の範囲だが、後者は差別行為そのものである。「鯨イルカ類は高等生物だから食べるなという
 欧米の主張に対し、
人種差別的な考えだといきりたつのは、見当はずれである」という小原の主張は、したがってまるで見当はずれである。「(…)欧米の主張は、人種差別的な考え方の見本である」と書かねばならない。思うに、小原は差別ということが全然分かっていないのではないか。
自分が欧米人から差別される可能性があるなどと考えたことがないのかも知れない。だから、欧米人が何かを言うとそれには正当な理由があると頭から決めてかかり、自分が差別されていることが意識に上らないのだろう。差別されるのはまともな知性を持った人間には
不愉快なことであるはずだが、小原にはどうやらこの種の知性が欠如しているようだ。一見知識人風の日本人がしばしばこうした精神構造を持っていることは、先回分析したのでここでは深くは立ち入らない(症状Bである)。一つだけつけ加えておくと、食習慣の違い
は差別につながりやすいということだ。94年に出て話題になった辺見庸『もの食う人びと』でも、ドイツ人のトルコ人労働者への、日本人の在日朝鮮人等への食を媒介とした差別意識が指摘されている。自戒の念を忘れず、同時に自分が差別されたら毅然と反論する心構
えを持ちたいものだ。同じ段落の後半に行く。「動物愛護精神や感情は欧米では強烈であるから、生態的な見方に基づく反捕鯨論が大衆にも理解されているとはいえない。」私もそう思う。そしてこの「動物愛護」とは、自分の趣味を多民族にも押しつけることであるか
ら、差別にあたることは私が右で論証したばかりである。ところが小原は次にこう書く。「捕鯨モラトリアムが提起され(…)ストックホルム会議での国際世論の主張と、その背景になる基本理念は、明らかに地球上の自然を保全するためであった。」なぜ「明らか」な
のか。ここは一番論証の必要な部分ではないか。大衆に差別的な反捕鯨論がはびこっていることは小原は認めている。とすれば、民主主義の原則 ―― 一国はその国民の知的レベルに見合った政府しか持てない――によって、きれいごとの「基本理念」の背景に差別感情
があるのではないかと疑ってみるのは、常識であろう。差別を「差別ですよ」といって実行に移すバカはいない。差別にはいつもきれいごとの理念が隠れ蓑としてつきまとうものだ。ところがこの肝腎の作業を小原は省略してしまう。以下、「
 野生動物保護の基本理念は正しい」という類の文章が、論証ぬきで続くのである。そして野生動物は飼育される動物とは違って、自然環境に深く関わっているから保護しなくてはならないとくどくど繰り返すのだが、その根幹にあるのは「保護」は「利用」とあいいれず
 、少しでも「利用」すると野生動物が絶滅するがごとき論法である。まるでちょっとでも体に汚れがつくと病気になると思いしつこく手を洗い続ける潔癖症患者のようだ。この論法で行くと大多数の魚類は野生なのだから保護されねばならないはずであるが、しかしどう
 いうものか小原の論理には魚類は入ってこないのだ。 途中をとばして終わり近くの「利用のためのゾーニング(地域区分)をどうするか」を見ると、それが一目瞭然となる。「捕鯨に関して私が一貫して主張してきたのは、少なくとも公海から撤退すべしとのことであ
 る」「公海の大部分は自然のままにしておくべきだ」という。ならば公海での一般漁業もやめるよう主張すべきであるが、「海洋上での過剰漁業が問題」とわずかに触れるものの、どういうわけか「全世界に公海での漁業はやめさせるよう働きかけよう」といった主張は
 全然見られない。ひたすら捕鯨についてだけ公海から撤退せよと言い募るのだ。これはこの一文の題が「クジラとゾウ」だから、という逃げ口上は通じない。現在公海上で行われている捕鯨の規模と、一般漁業の規模を比べれば、小原の論理からするとどちらをやめさせ
 ねばならないかは明瞭であろう。にもかかわらず小原が公海上での一般漁業をやめさせよと主張しないのは、欧米がそれを主張していないからではなかろうか。小原の主張はそれほどに他律的なのである。 最後に、南極海の鯨聖域案について述べておこう。小原の主張は
 ここでもあくまで他律的である。「日本側の主張が、本質的に科学的ならば、もっと同調する声が上がってもよい」「日本側のいう科学性が、生態学や環境科学の上からも充分に科学的ならば、国際的になぜ孤立したのだろう」というのだが、ここに見られるのは、政治
 と科学が別物であるという認識がまるでなく、政治で決まったことを科学的だと考える恐るべき無知である。多数決でことが決まるなら科学者とは楽な商売と言うべきだ。小原はこの一文で科学者たることを放棄したも同然だろう。
 声の大小に影響されずにデータを自分で調べ自説主張するという、科学者として必要最低限の姿勢がまるで見られない。これは差別に対する感覚を欠くという彼の資質と無縁ではない。なぜなら、差別の自覚はいつも少数派から始まるからである。少数派が多数派に抗議
 て声を上げるところからしか差別を撤回させる行動は始まらない。多数派はいつも正しいと信じる者は、差別というものが根本的に理解不可能な人間なのである。 聖域案がIWCで通った理由は簡単である。捕鯨問題が、捕鯨国以外の国にとってはどうでもいいことだ
 からだ。日本やノルウェー以外の大多数の国は捕鯨に利害関係を持たないので、非科学的な理由であろうと声の大きい反捕鯨派に同調しておいた方が楽だし、自然保護のポーズもとれて便利だからである。逆に言えば、捕鯨に賛成しても非捕鯨国は何の直接的利益も得ら
 れないし、国内の差別的な反捕鯨派からは叩かれる、面倒だから聖域案に賛成しておこう、それだけの話なのである。一般漁業ならこうはいかない。一般漁業での乱獲は大西洋でも問題になっているが、これは欧米各国も密接な利害を持っているから、漁業規制や資源保
 護は話題になっても、「漁業は、野生生物を捕獲する行為で自然保護に反するから、全部やめましょう」などというふざけた意見を述べたり、いわんやそれに賛成したりする国はない。国際政治とはこういうもので、ご都合主義的部分が相当にある。それが政治的感覚を
 欠いた小原には分からない。もう一つだけ小原の議論に特徴的なところを挙げておこう。捕鯨問題についての日本での報道が「ナショナリズムを煽る」としていることだ。この「ナショナリズム」という言葉は、「良心的」な人が時事問題の論評によく用いるものだが、
 どうも内容をきちんと吟味して使っているようには思われない。ナショナリズムとは、帝国主義に対する批判として出てくるものであって、ナポレオンの行軍に対してドイツやロシアが立ち上がったのもナショナリズムなら、英国の支配に対してインドが立ち上がったの
 も、日本を含む列強の支配に対して中国が立ち上がったのもナショナリズムなのである。そして帝国主義はしばしば政治的優位に立つ国の普遍主義の仮面をかぶって現れるのだ。ナショナリズムはそうした政治的普遍主義への抵抗の土台を提供するものであった。「ナシ
 ョナリズムはいけません」などと言っていたら、
植民地の独立などあり得ないことになってしまう。無論、ナショナリズムは偏狭な排外主義に転じやすい。したがって、ナショナリズムそれ自体は両義的なのであって、その点をふまえずにこの言葉を軽々しく使うわけにはいかないのだ。そして、現代は昔と違って露骨
 な植民地主義は不可能になっているが、代わりに別な形での帝国主義が台頭していることを見逃してはならない。メディアの発達による文化帝国主義がそれだ(トムリンソン『文化帝国主義』という本がある)。ここでは詳述しないが、捕鯨問題にはこの文化帝国主義の
 影がつきまとっている。少数派である捕鯨国に「ナショナリズム」のレッテルを貼るのは、新しい帝国主義に加担するものだとの認識は最低限必要だろう。
3.アメリカ・インテリの反捕鯨病を観察する
 日本の「環境保護」論者がいかにデタラメで欧米の偏見に不感症かを示すために小原秀雄を取り上げた。他にも批判に値する人間はいるが、日本人ばかり叩いていると自分もB症状の患者だということになってしまうから、
310名無虫さん:2009/01/11(日) 23:45:09 ID:cXOOBPQ9
もっと鯨を食べよう
311名無虫さん:2009/01/12(月) 02:50:21 ID:ZKsB0Sak
鯨料理は日本の伝統文化
312名無虫さん:2009/01/12(月) 17:33:20 ID:1jsInLUU
クジラを殺しちゃいけないといってるやつらに聞きたいんだが、クジラ
以外にもブタとかウシとか日常的に殺されてる動物はたくさんいるのに
なぜそういうのはスルーなんだ?捕鯨反対してるやつらだってウシやブ
タの肉は食ってるよな。クジラを食べるために獲ることに反対するやつ
は少なくとも哺乳類の肉を食べることは自粛しなければスジは通らない
よ。それと、趣味のハンティングでシカやイノシシ等を殺すのに反対する
のが先決問題なんじゃないか?
313名無虫さん:2009/01/12(月) 18:08:02 ID:7uMnFh/F
>>312
いまさらな質問だな
あいつらが一番逃げてることだから
どうせだれも答えないよ
2chの反捕鯨の主張は大抵それで返せる、なのに分かってて言ってる
これはつまり「答えられません」という明確な敗北宣言
314名無虫さん:2009/01/12(月) 18:37:43 ID:???
つーか一度は「牛や豚は人間が管理できるが〜」ってズラして何とか誤魔化そうとする場合もあるよねw

でも「可哀想かどうか」に「人間に管理できるかどうか」は全く関係ないからね。
反捕鯨の動機なんて殆ど全てが「可哀想」なんだとわかりきってる事なんだから。
315名無虫さん:2009/01/13(火) 01:48:40 ID:???
「白人の反捕鯨道楽」
316名無虫さん:2009/01/13(火) 17:19:58 ID:ERqM2Kou
日本が求めている商業捕鯨は、持続的資源として管理していく訳だが。
できるよね?
317名無虫さん:2009/01/13(火) 17:47:16 ID:???
なんでこんなに問題が長引くのかと思う。
文化を理解しないだけ、とか、反捕鯨団体が資金を得るために盛り上げてるから、っていうならそれはそれでいいんだけど、そうなのか?
オレは肯定派だが、軽く記事やら意見文読んだ程度では相手を言い負かせないような気がする。
ここんところの頻繁な報道で、反捕鯨団体ふざけんなっていう意見は多くて力強いけど、彼らも同じような感じではないか。

なんかはっきりとした、肯定否定のどちらの意見も含めるリサーチでもしたら、非の打ち所のない意見が持てたり、決着に近づくんだろうか。

かといってみんなしてないわけじゃないしなあ。。。
318名無虫さん:2009/01/13(火) 18:01:34 ID:???
長い間食べてきた物だからこれからも食べる。言い負かすとかは関係ないように思います。
319名無虫さん:2009/01/13(火) 18:15:03 ID:ctIE3HTX
まあそれは事実だし、そうしていきたい。

でも、やっぱり「絶滅」っていう単語が出てくると、もし間違ってるなら反論しなきゃいけないし、本当に捕鯨で絶滅を加速させてしまうならある程度自重はしなきゃいけないし。


なんだかネットは特にだけど、捕鯨に関する話になると意見反論はたくさん出るけど、それぞれが深くなくて、雑多な議論になりがちだと思う。
320名無虫さん:2009/01/13(火) 22:31:02 ID:6WpGUE5Y
>>319
やってみれば分かるが、
反捕鯨相手にまともな議論はできない。
大概の奴はこういう結論をだす。
321名無虫さん:2009/01/14(水) 08:21:05 ID:SnGg48yI
そう決めつけるのも問題じゃないか?

調べていって、全く問題がなくてただの価値観の違いが原因で不当な文句を言われてるっていう結果に終わったならそれはそれでいいしさあ。
322名無虫さん:2009/01/14(水) 09:18:12 ID:h5Iraxvz
価値観の違いではない。
生存権を侵害する行為は受け入れる余地がない。
323名無虫さん:2009/01/14(水) 10:35:20 ID:???
>>321
そんなレベルじゃないってw

捕鯨スレいってみろや
ブサヨ顔負けの電波いるぞ
324名無虫さん:2009/01/14(水) 10:36:06 ID:???
つかここにいるかw
325名無虫さん:2009/01/14(水) 13:16:30 ID:???
Gピースが
捕鯨関連スレ、監視してるんじゃね?。
326名無虫さん:2009/01/15(木) 00:23:37 ID:2UWvo04f
☆☆☆最悪の反捕鯨国家は中国です。オージーに反日ラッド政権を誕生させたのも中国☆☆☆

「日本の捕鯨に断固反対」98.90%、中国で強い反発。(わざとらしく捕鯨に反発する中国人)
ttp://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/686948.html

しかし実際は・・・
生きた牛がトラの餌 中国サファリパークの残酷見せ物
http://jp.youtube.com/watch?v=3XK0e3Yh3sg&feature=related

なぜかハングルで捕鯨に反対するオージー 。(背後に韓国系組織がいると思われる)
ttp://killkorea.iza.ne.jp/blog/entry/440633

中韓と同じ歴史観を持っているらしいシーシェパード。黒幕が誰かバレバレ
シーシェパード「日本の歴史は嘘だらけ。南京大虐殺や慰安婦も否定している」
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/news/1205146167/

本当のネオコンは日本のネット住民と同じように親中インテリの卑劣さに怒っている
日本版ニューズウイークに怒るアメリカ人。アメリカから隠れて日本版やアジア版でこっそり反米
http://meinesache.seesaa.net/article/3859187.html

結論:捕鯨は日本と西側民主主義国を分断する中国と韓国の工作に利用されているだけ
327名無虫さん:2009/01/15(木) 00:50:28 ID:tylJp1tp
>>326は「捕鯨を止めろ」が結論なのか?
328名無虫さん:2009/01/15(木) 06:50:17 ID:02bdGoX7
中国は中立だったか賛成だったよ
329名無虫さん:2009/01/15(木) 21:58:45 ID:???
日本が捕鯨始めたら
オーストラリアとかいうのが途上国に戻るから反対してるんだろ

白人主義とか言ってる時点で途上国未満だがなw
330名無虫さん:2009/01/16(金) 14:10:26 ID:m1nhcN6b



    ☆ チン     マチクタビレタ〜
                        マチクタビレタ〜
       ☆ チン  〃 ∧_∧    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ヽ ___\(\・∀・)  <鯨獲りの不幸話はま〜だ〜?ゴタクはいいからさっさとやれよ
            \_/⊂ ⊂_ )   \__________________
          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /| 
       | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |
       | 愛媛みかん  |/


331名無虫さん:2009/01/19(月) 10:27:46 ID:Ywu281nr
そろそろ窃盗犯の裁判が始まる。
332名無虫さん:2009/01/19(月) 11:27:43 ID:Ubg6d1k8
捕鯨反対!
333名無虫さん:2009/01/19(月) 14:53:52 ID:Ywu281nr
犯罪者に厳罰を!
334名無虫さん:2009/01/19(月) 15:02:44 ID:???
楽しみだよね、GP裁判の行方。どんな言い訳するんだろw

逆にこれでGP有利な判決出ちゃうと大変だよ?
証拠取得の為なら、いわゆる「窃盗・違法行為」が合法になってしまいかねないw

その状況を一番喜んで受け入れるのは「公安・警察当局」かもなw
住民基本台帳どころじゃない、一市民家宅への「証拠取得目的侵入・窃盗」が合法。

・・・だから絶対通すわけにはイカンな、GPの言い訳。
335名無虫さん:2009/01/19(月) 15:12:10 ID:Ywu281nr
GPは令状なしに捜査されても構わないそうです。
336名無虫さん:2009/01/19(月) 23:17:22 ID:UP0OH0K4

修理が終わり、捕鯨再開だそうです。良かったですね。
337名無虫さん:2009/01/20(火) 13:08:56 ID:???
報道すらしなかった
日本のマスゴミも売国奴だな
338名無虫さん:2009/01/20(火) 13:11:13 ID:5fyF3UEf
いっぱい捕ってきてもらいましょう
339名無虫さん:2009/01/20(火) 23:08:46 ID:n3uy4naz
>>334
あいつらもさあ…
必要悪とかなんとか自分達の悪事を認めた上で信念語ればいいのに
悪であることを誤魔化すようなこと言うから反発まねくし信用できないんだよな
それはそれは卑怯なことなり
340名無虫さん:2009/01/21(水) 00:33:29 ID:y1nBCB9O
捕鯨問題:国際法廷に日本を引っ張り出せば、非常に強い合法的処置が取れる。豪大教授

南極での日本の捕鯨を止めさせるために国際的な法的処置をとると仮定すると、
オーストラリアは「非常に強い」合法的な処置をとることが出来ると専門家は言います。

2007年、オーストラリアの選挙の時、
労働党は「捕鯨を止めるために日本を国際司法裁判所へ持っていく。」と約束しました。
しかし労働党はまだ日本を法廷に引っ張り出してはいません。
まずは外交努力を試みているからです。

ドン・ロスウェル教授(オーストラリア国立大学、国際法学)は言います。
「オーストラリアには、この捕鯨問題に関して非常に強い疑惑があります。」

オーストラリアは日本を国連法廷へ引っ張り出すことが出来、
更に日本が捕鯨会議の取り決めを破っている事をと主張することができるとロスウェル教授は言いました。

捕鯨会議では、南極海で商業捕鯨を行ってはならない事になっています。
この点で「日本の鯨研究」について議論を出来ます。

もう一つあります。
ロスウェル教授と他の専門家らは捕鯨取り締まりのために南極条約を使うよう提案しました。
条約では、南極での大部分の活動は環境アセスメントが必要です。
教授は日本が捕鯨に関して、この認可を得ていないと言います。
例えば日本船が海上でクジラの臓物を処分することは、環境基準を破っていることになります。

環境大臣のピーター・ギャレットは、これらの教授の提案を歓迎しました。
常に法的措置というカードがテーブルの上にあると大臣は繰り返し言います。

http://www.news.com.au/story/0,,24939438-1702,00.html
341名無虫さん:2009/01/21(水) 07:46:34 ID:NaCNaHqI
やるなら早くしてほしいな。
342名無虫さん:2009/01/21(水) 07:48:01 ID:4XopT1XR
>労働党は「捕鯨を止めるために日本を国際司法裁判所へ持っていく。」と約束しました。

公約違反までカウントダウン
343名無虫さん:2009/01/21(水) 12:28:36 ID:4JBFlsoZ
ま、お互い一番スッキリする方法かもな
いっそこっちからふっかけてやるもよい
344名無虫さん:2009/01/21(水) 12:33:24 ID:G/9qUXhA
嘘つきオージー
345名無虫さん:2009/01/21(水) 18:41:39 ID:???
南極条約は、自国・他国の活動を査察(アセスメント:評価, 査定)する人員を派遣する
「権利を」加盟国に認めてはいるが、その権利を他国が行使してないから日本は違反て、
どういう理屈だw

ついでに、「この条約は公海においてのいずれの国の権利も制限するものではない」ってな
意味のことも明記されとるぞ。

この教授、なんの教授やら? >>340

南極条約以外の何らかの条約もあるんかもとも思ったが、

>ロスウェル教授と他の専門家らは捕鯨取り締まりのために南極条約を使うよう提案しました。
>条約では、南極での大部分の活動は環境アセスメントが必要です。

こんだけ隣接した記述でそれもないだろうし。
346名無虫さん:2009/01/21(水) 19:58:40 ID:89WzfwOH
2ちゃんでも大活躍してる通称"rくん"が

「おれはなにがなんでも捕鯨反対!!」

ってカミングアウトをなさったようです。

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
>敢えて貼った理由は何?。

「調査捕鯨を完全撤廃させて小型捕鯨業者には商業捕鯨を認めさす」

この妥協案が最近の反捕鯨の考え方の主流だってこと。


おれ? もちろん最終的はその小型捕鯨業者による捕鯨にだって反対さ。

http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=1834578&tid=a45a4a2a1aabdt7afa1aaja7dfldbja4c0a1aa&sid=1834578&mid=31179
347名無虫さん:2009/01/21(水) 20:30:54 ID:4XopT1XR
南極海での商業捕鯨再開が譲れない線だろう。
348名無虫さん:2009/01/21(水) 20:32:21 ID:4XopT1XR
十分な生息数がいるミンククジラの捕獲は何ら問題がない。
これを認めようとしない反捕鯨は明らかに間違えている。
349名無虫さん:2009/01/21(水) 20:36:54 ID:???
>>348
そりゃあ、「日本沿岸捕鯨ならば認める」って建前すら拒否して

「鯨さん殺しちゃヤダ!!」

を恥ずかしげもなく晒しちゃう馬鹿が先導してるムーブメントですから>反捕鯨。
350Hellhound ◆C7/zchXFyE :2009/01/21(水) 20:44:09 ID:???
>>346
イタ過ぎて触れねぇオレッチ参上(;´ω`)ノ
351名無虫さん:2009/01/22(木) 01:04:34 ID:???
>>346
あんだけ「無駄な公共事業はいらない」とか言ってたのはなんだったんだ…
352名無虫さん:2009/01/22(木) 01:19:45 ID:v3P96alY
>>351
調査捕鯨が「無駄な公共事業」だと言いたかったんだろう。

南極海での商業捕鯨を再開すれば問題解決する。
調査捕鯨の目的が達成され、無駄ではなくなる。
353名無虫さん:2009/01/22(木) 17:18:51 ID:I9VRl3d2
>>351
自分に都合の悪い、気に入らない使い方は全て無駄なんだろうな。
354名無虫さん:2009/01/23(金) 01:37:39 ID:8pBqiKbk
>>346
>「調査捕鯨を完全撤廃させて小型捕鯨業者には商業捕鯨を認めさす」
>この妥協案が最近の反捕鯨の考え方の主流だってこと。

この虚構が崩れてきました。大慌てのr君
355名無虫さん:2009/01/23(金) 13:22:55 ID:???
「メディアが伝えぬ日本捕鯨の内幕 税を投じて友人なくす」
谷口智彦(元外務省報道官・慶應義塾大学大学院SDM研究科特別招聘教授)

日本は広く国益を再考し、遠洋で続けてきた調査捕鯨から手をひくべきだ。
代わりに日本沿岸で赤字を出しつつ操業している零細捕鯨を何とか採算に乗せ、鯨肉流通と、鯨の食文化を共に残す方途を探りたい。

今しも日本の捕鯨船団は、南氷洋上で愚連隊もどきの反捕鯨団体に追われている。
これの圧力に屈すると思えば片腹痛いから、もっと大きな国益の収支を見るのである。

捕鯨には船団を連ね数カ月遠洋に出て捕るタイプと、沿岸から日帰り圏内で捕る種類の2つがある。

国際捕鯨委員会(IWC)の措置によって、この両方とも商業目的である限り一律停止となって久しい。
日本だけは両方を続けてきた。
遠洋型はIWCが例外扱いする科学調査目的のためとして。
沿岸小型捕鯨は、IWCが保護対象としない鯨種に限って捕ってきたものだ。

http://www.wedge.co.jp/c_1.html
356名無虫さん:2009/01/23(金) 13:26:03 ID:???
日本はIWCの場で、遠洋調査捕鯨の正当性を主張し、調査によって十分な個体数を確認できた鯨種について商業捕鯨の再開を唱えている。
同時に、沿岸小型捕鯨の捕獲対象として利幅の見込める鯨種を加えるのを認めさせようとしてきた。
具体的にはミンキー(ミンク)鯨で、これの捕獲を許すのは商業捕鯨の是認となり、IWCの合意を得るのは難しい。

ただし少数社会集団に特有の捕鯨に、民俗性維持の観点から認められた実例がある(デンマークやアイスランド)。
それと同等の処遇を、日本の零細捕鯨にも与えるべきだと主張している。

つまり日本は調査捕鯨から商業捕鯨に至る道と、沿岸小型捕鯨存続の道の両方を追求している。

が、実は両者は並び立たない。
調査捕鯨が大量に捕り日本にもたらしているのが、ほかならぬミンキー鯨だ。
「高級鯨種」が大量に出回ることで鯨肉市況は軟化する。
それが一因となり、沿岸小型捕鯨の採算が改善しないという悪循環が生まれるのである。

本稿の言うのは、無理を重ねて続けても本来目的である商業捕鯨再開につながらない調査捕鯨をやめ、
それを交渉のテコとし、引き換えに地域の文化風土に根ざした沿岸小型捕鯨がせめても採算に乗るようはからったらどうかということである。

http://www.wedge.co.jp/c_1.html

357名無虫さん:2009/01/23(金) 13:36:57 ID:???
【メディアが伝えぬ日本捕鯨の内幕 税を投じて友人なくす】(WEDGE2月号)
http://www.wedge.co.jp/d_1.html
 発売されて間もないので、詳細はぜひご一読いただきたいと思いますが、結論は「調査捕鯨を廃止し、沿岸零細捕鯨を保護することが国益のバランスにかなう」というもの。

谷口氏や東北大の石井氏も論じていますが、IWCを脱退すれば、皮肉なことに調査捕鯨の正当な法的根拠がなくなります。
サンクチュアリの実効性を上げるために、日本の捕鯨船団を阻止する公私の活動にお墨付きを与えることにもなるでしょうね。
一方、日本が示唆している新たな国際組織の設立には、多大なW/Lと日本による持ち出し
(水産ODAでつなぎとめている途上国しか参加しませんから・・)が必要となり、
それこそ莫大な負担を国民に強いることになるでしょう。
仮に再開しても参入企業がそもそもありません。
最近どんどん金額が増えている税金による補填もできなくなります。
谷口氏が指摘するとおり、あまりに非現実的で、そのうえ沿岸捕鯨事業者にはまったくプラスになりません。

http://kkneko.sblo.jp/
358名無虫さん:2009/01/23(金) 14:08:55 ID:???
ODAを全て辞めればいい、途上国への医療支援、災害時の援助も辞めた方がいい。
途上国への支援が一番無駄。
359名無虫さん:2009/01/23(金) 14:09:45 ID:???
外務省の奴が「国益」だってw
なんの笑い話だ?

で、それにぶら下がって滔々と述べてる奴は相変わらず、援助でつなぎとめている途上国という
自分らだけの図式を自明として何気に盛り込んどるねぇ。

ODAを受けてて反捕鯨
ODAを受けてて反捕鯨か否か態度示してない
ODAを受けてて非・反捕鯨側
ODAを受けててIWC加盟国
ODAを受けててIWC非加盟

その種のことを言う奴が、これらの集合を「ODAでつなぎとめている途上国」って「お話」とを
綺麗に対照させたことが無いんだよね。
360名無虫さん:2009/01/23(金) 15:04:48 ID:???
外務省は自分達が一番国益を損ねている事に自覚してほしいです。
361名無虫さん:2009/01/23(金) 16:32:59 ID:pZqkk3Cn

■IWC総会、捕鯨国アイスランド「クジラ可愛い」の感情論をバッサリ■
ロイター

アイスランドは、クジラを他の動物と違って特別待遇する理由はないとし、西側諸国の「クジラ可愛いから保護すべき」といった感情論を斬って捨てた。

アイスランドは世界最大の捕鯨国である日本とノルウェーと共に、1986年の捕鯨モラトリアム(一時中止令)を無視して、毎年クジラの捕獲割当てを自ら決定して行っている。こうしたことが多くの国の間で深刻な感情的対立をも生じている。

「クジラを他の動物と違って特別扱いすべき理由など有り得ない」と、IWC(国際捕鯨委員会)アイスランド代表のステファン・アスムンドソン氏はチリで開催されているIWC年次総会の合間のインタビュー(byロイター)に答えた。
「アイスランドは“可愛い”論理には与(くみ)しない。“持続可能な捕獲”が私たちの理念であり、それがIWCも認めている世界共通認識だ」と彼は言う。

http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1214467699/l50
362名無虫さん:2009/01/24(土) 16:55:29 ID:O/fNJ6n1


南極の海に落ちた共同船舶の従業員の遺体はどうなったん?


毎年、共同船舶の従業員が死亡してるけど、どうやって多額の賠償金を出してケリをつけてるんだ?


会社の責任はクジラ肉を売った金で有耶無耶にされてそうだな。

363名無虫さん:2009/01/24(土) 17:06:45 ID:???



昨年も一年通して願掛けしたのに願い叶わず、調査捕鯨が止められなかったので



"ルンペンちゃん"様が御怒りの模様です。



今年もまた調査捕鯨が終わる事は無さそうなので鬱積した怨念が籠もり籠もって

それは見事な愛誤節を咲かせ続ける事でしょう。。。




364S:2009/01/24(土) 17:36:33 ID:krqldRLt
http://www.news.com.au/perthnow/comments/0,21590,24933297-5008620,00.html
より。
人間にとって重大な考察をもたらす結果が調査捕鯨から得られたのかと聞かれたのでとりあえず以下の論文を紹介しておいた。
http://www.sciencedirect.com/science?_ob=ArticleURL&_udi=B6VB5-3SWR618-T&_user=4311438&_rdoc=1&_fmt=&_orig=search&_sort=d&view=c&_acct=C000009418&_version=1&_urlVersion=0&_userid=4311438&md5=86978a475f0cdac4dc12be406979599c

もし援護射撃してくれる人がいましたらお願いします。
365名無虫さん:2009/01/24(土) 18:58:34 ID:???
あぁ寒ぃ・・・
クジラ汁飲みてぇ・・・
366名無虫さん:2009/01/25(日) 01:06:11 ID:ARRJ1NTp
>>364
ご苦労さまです
367名無虫さん:2009/01/25(日) 10:49:46 ID:???
>>365
マン汁のほうが美味しいよ。童貞君。
368名無虫さん:2009/01/25(日) 16:33:31 ID:I1pTJsTu
酪酸でも飲んでろ
369名無虫さん:2009/01/27(火) 09:07:51 ID:5OlkXiEb
今年はちゃんと捕獲してきそうだな
370名無虫さん:2009/01/27(火) 15:58:53 ID:???
【豪政府:日本と南極海付近での捕鯨で協議−スミス外相】


オーストラリアのスミス外相は27日、日本の南極海付近での調査捕鯨の代わりに、北太平洋での捕鯨を増やすことを容認する試案について、日本政府と協議していると明らかにした。

同相はオーストラリア放送協会(ABC)のラジオ番組で、協議は国際捕鯨委員会(IWC)も参加していると述べ、「豪政府が合意するには長い過程がある」と説明した。正式な提案は3月のIWC会合に向け草案をまとめる必要があるという。

http://www.bloomberg.co.jp:80/apps/news?pid=90003017&sid=azNXDAHC5C0Y&refer=jp_japan

371名無虫さん:2009/01/27(火) 20:39:21 ID:x8cvdBwU
いよいよ南極海で商業捕鯨を再開する話になりましたね
日本政府が長年主張してきた事だから、
オーストラリア政府は認めざるを得ないな
372名無虫さん:2009/01/28(水) 01:33:18 ID:uysi9RQV

捕鯨再開の流れはせき止められない
373名無虫さん:2009/01/28(水) 06:50:21 ID:YdRF2QpX
>>371
>>370
これは南極海のかわりに沿岸あたりでやってくれって話では?
374名無虫さん:2009/01/28(水) 09:21:24 ID:e4zFky2O
南太平洋にも捕鯨をしたい国がある。
375名無虫さん:2009/01/28(水) 11:52:29 ID:e4zFky2O
資源管理のために調査捕鯨は必要
376名無虫さん:2009/01/28(水) 13:24:57 ID:XOuklebl
沿岸捕鯨でナガスやホッキョクの伝統捕鯨を認めるより南氷洋でミンクを解禁
したほうが資源管理の点でいえば正しいはず。
IWCは動物愛護団体じゃないんでサンクチュアリとか言ってるPETAもどきの
国を除名するほうが先じゃないのか?
377名無虫さん:2009/01/28(水) 14:28:33 ID:e4zFky2O
毎年資格審査して、捕鯨の実績がない国は議決権を剥奪したらいいよ。
378名無虫さん:2009/01/28(水) 23:06:32 ID:RrHErEFr
伝統的にクジラ肉を常食していたトンガ、フィジーの人たちは、商業捕鯨禁止によりオーストラリア、ニュージーランドからシピと呼ばれる脂肪分の多い価格の安い羊の腹肉を輸入せざるをえなくなったため、成人病患者が過去10年間で50%も増えたという現実がある。
2002年5月に山口県下関市で開催されたIWC(国際捕鯨委員会)総会では、日本の捕鯨発祥の地である和歌山県太地町の浜中節夫町長から、「何世紀にもわたる伝統的な食文化を後世に伝えていきたい」とのスピーチがありました。
またパラオの代表からは、「小さな島国にとって鯨は貴重な食料であるということを理解してほしい」との発言がありました
379名無虫さん:2009/01/28(水) 23:32:23 ID:uysi9RQV
南太平洋に限ると、捕鯨賛成国の方が圧倒的に多いんだよな
380名無虫さん:2009/01/29(木) 09:52:36 ID:Tn4rQW70

捕鯨のせいで海外旅行すると恥ずかしい思いをする。

頭の悪い貧乏地域のせいだったんだな。
文部省の発表ではスポーツ能力も劣ってるようだよ。
本当に純粋な日本人なのかね?チャイやチョンの雑種でない?鯨を食べてるヤツって。

381名無虫さん:2009/01/29(木) 10:59:45 ID:TNFOosg8
馬鹿は海外旅行しなけりゃいいんじゃね?

行ってもどうせクジラの背中眺めて帰ってくるだけでしょ。
382名無虫さん:2009/01/29(木) 11:38:22 ID:nLhnt8Va
【アイスランド】商業捕鯨の捕獲枠を拡大 年間計300頭に[09/01/28]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1233124612/

アイスランド政府は27日、商業捕鯨の年間捕獲枠をナガスクジラ150頭、
ミンククジラ150頭に大幅に拡大することを発表した。
同国の捕鯨をめぐっては、賛否両論が巻き起こっている。

アイスランドは2006年に国際的な捕鯨禁止の枠組みから離脱し、
16年ぶりに商業捕鯨を再開。
年間捕獲枠は、ナガスクジラ9頭とミンククジラ40頭と定めていた。

辞任するエイナル・グズフィンソン(Einar Gudfinnsson)農業・漁業相は、
今後5年間にわたって年間捕獲枠を、海洋資源調査研究所(Marine Research
Institute)の推奨するナガスクジラ150頭とミンククジラ100-150頭に定める
と述べ、AFPに対し、「捕鯨業者も、この捕獲枠で満足するだろう」と語った。

ソースは
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2564849/3732609
383名無虫さん:2009/01/31(土) 06:44:53 ID:3kK1XD9y
>>380
日本人のふりして書き込むなよチョンw
日本人はみんな捕鯨賛成ですw
384名無虫さん:2009/01/31(土) 16:47:52 ID:GzLg2IuT
>>383
韓国では鯨を食べているし、日本の捕鯨再開提案に賛成もしているが。
385名無虫さん:2009/01/31(土) 19:39:23 ID:???
>>362
過激派に殺されたの?
386名無虫さん:2009/01/31(土) 22:42:13 ID:3kK1XD9y
>>384
口先ではなw
あいつらが日本のことならなんでも反対なのはしっとろう 
387名無虫さん:2009/01/31(土) 23:07:05 ID:GzLg2IuT
>>386
お前の期待に反して気の毒だが、
口先ではなく実際に賛成票を投じている。
388名無虫さん:2009/02/01(日) 01:29:16 ID:CtWicSsD
>>387
知ってるってばさ
外面は、って意味だ
実際韓国人は鯨を食べながら日本の捕鯨は馬鹿にしてる

まあ俺が言いたかったのは捕鯨賛成=チョンって馬鹿か、
俺らは日本人だってことだ
389名無虫さん:2009/02/01(日) 14:24:32 ID:kcTXprcO


普通、海外で日本人が行方不明になったら大騒ぎするのに、
なんで南極で捕鯨船から従業員が行方不明になっても、
マスコミは行方不明の家族に取材しないんだろ?
誰かがマスコミに規制かけてるのかな?

で、遺体は見つかったの?

捕鯨に不利なことは報道させない。
この日本が、捕鯨に関してはチャイや北チョン国家みたいだな。



390名無虫さん:2009/02/01(日) 15:53:22 ID:wA1pDJRw
>>389
テロリスト シーシェパードが救助活動を妨害したんじゃないの?
391名無虫さん:2009/02/01(日) 17:11:01 ID:KirQ8Ka7
遺体はシーシェパード船のスクリューに巻き込まれたので見つからないのでは?
捜索海域のあんな近くで海面も照らさずにビュンビュン走ってたもんねぇ・・・

とにかく鯨愛護利権団体を排除しないと助かる人まで助からなくなってしまう。
早く排除しないとね。
392名無虫さん:2009/02/02(月) 00:07:36 ID:mbNrnseS
>>389
事故なんて不利でもなんでもなかろう
大体この国のマスコミは基本反日やんw
興味があるやつはネットでもなんでも調べられるしな

まあどうしても捕鯨を悪者にしたい妄想狂に
なにいっても無駄だろうがww
393名無虫さん:2009/02/02(月) 00:53:43 ID:Ww3h5mNJ
さてまぁ
綺麗ごというならば韓国は犬食いの文化あり、日本は鯨喰いの文化あり。ただの文化の違いだな
しかし運悪く反捕鯨を唱えだした輩の目には鯨が先に写っちまったのさ
奴等の論理からしたらば犬食いなんてのは全くの禁忌だろ。なのに叩かれるのは捕鯨が主。犬食い批判がそんなにも叫ばれた事があったろうか。つーか犬食い文化が在ることすら知らぬものらばかりだろ。
一度市民権を得ちまった考えかたでしかもそれが外交的な手札に使えるとなりゃ>様々に金が動くわな>ビジネスにできるわな。反捕鯨の本音はそこだろうよ。大半の反捕鯨人間らは勝手に腰振って踊ってるだけだろうよ
更に悪いことに北極海域も南氷洋もミンククジラは増え過ぎてその為に漁獲量が激減している。いわしなんかがいつの間にか値の張る魚になったのはそういう原因もあるってこった。
俺は捕鯨に関して肯定も否定もしないが、反捕鯨国が捕鯨して日本に売っ払ってるあたりなんか見てるとその論理矛盾にめまいがするよ。
因みに捕鯨量は某米が一位。犬一斗さんが生きるのにどうしても必要なそうだ。そうか?そんな話はようきかん。だいたい、調査捕鯨にしても某米は固体数のリアルに少ないナガスクジラなんぞをボカボカとってるわ。そのあたりどうなのよ。
頭が良いとか役に立つとかそんな理由で捕鯨に反するならば、犬食いなんぞ野蛮どころか人外の所業ってことになるんだが。
そっちは叩かなくてよいですか。反捕鯨派の椰子らは。
下衆の勘ぐりかも知れんがそのあたりおおっぴらに叩かれたくないから捕鯨に賛同するポーズとってんのかも。どうなのチョンさんらJK
394名無虫さん:2009/02/02(月) 03:41:25 ID:oIgllgS+
GPが韓国で反捕鯨活動している事知っているか?
>>393に言わせるとこれは日本人なのかな?
マンマと填められているだけだろう
395名無虫さん:2009/02/02(月) 16:41:36 ID:QQzBawnS
>>393
>北極海域も南氷洋もミンククジラは増え過ぎてその為に漁獲量が激減している。
 いわしなんかがいつの間にか値の張る魚になったのはそういう原因もあるってこった。


毎年、サンマが大漁なのはどう説明する?鯨はサンマを食べないのか?
漁民どもが根こそぎとらなければ、ニシンもハタハタも捨てるほど大漁じゃないか。
鯨を害獣にしたてあげて捕鯨しやすくするのも漁民とエタの考えだろ。


捕鯨に有利なことを吹聴する。
この日本が、捕鯨に関してはチャイや北チョン国家みたいだな。



396名無虫さん:2009/02/02(月) 18:25:56 ID:Ww3h5mNJ
お疲れ〜ヾ・ω・

一因であると述べているっての
まぁだから捕鯨許可せいやってのも傲慢な考え方だろうがなw

漁獲量低下とミンククジラとの関連は一部の反捕鯨に偏り過ぎたクジラ研究者を除いては高く評価されるデータとなっとるようだ。
確かIWCのデータにもなかったろうか?
自然の保護という点からみると、ナガスクジラが激減したのにミンククジラだけが爆発的に増加しているという問題もあるんだな
どうやら行き過ぎた捕鯨によって乱獲されて崩れた生態バランスが取り戻せていないようで、繁殖力の他にミンククジラのような増え過ぎた鯨がナガスらの餌場を奪ってしまってるらしい。
人間が自然環境に対して責任を持ち保全しなければならないという考え方からすると、人間が崩した生態バランスをほっとくのか?という疑問が残るわけさ。
繰り返すが俺は捕鯨を否定も肯定もしないよ?
397名無虫さん:2009/02/02(月) 20:51:59 ID:y9Xcf4Aj
クジラ愛護のルンペンちゃんに何言って聞かせても無駄だよん。
398名無虫さん:2009/02/02(月) 23:42:31 ID:oIgllgS+
南極海でシロナガスが増えないのは実に困った事だ。
増えすぎたミンクを駆除しないといけない。
399名無虫さん:2009/02/03(火) 02:03:38 ID:ZzZb0Cvh
>>395
シロナガスにサンマが美味しいと教えてやってくれよ
400名無虫さん:2009/02/03(火) 11:13:13 ID:???
鯨の缶詰にミンク鯨は100万頭以上生息しています
と注意書きが必ず書かれているなw
401名無虫さん:2009/02/03(火) 15:29:49 ID:???
402名無虫さん:2009/02/03(火) 15:56:45 ID:ZzZb0Cvh
これが決められないとIWCもいよいよ終わりだ
403名無虫さん:2009/02/03(火) 18:48:31 ID:ZzZb0Cvh
この案だと、このまま物別れになりそうだ。
南極海での商業捕鯨再開まで調査捕鯨は続く。

404名無虫さん:2009/02/03(火) 18:55:58 ID:???
>>389
それ捕鯨に不利じゃなく
反捕鯨に不利なんじゃないか?
405名無虫さん:2009/02/03(火) 19:52:36 ID:OmLRk7FH
【捕鯨問題】日本、IWC議長提案(南極海捕鯨撤退、沿岸捕鯨容認)を拒否…石破農水相「調査捕鯨継続は譲れない」
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1233649865/

国際捕鯨委員会(IWC、事務局・英ケンブリッジ)作業部会のデソト議長は2日、日本が南極海で
行う調査捕鯨を大幅縮小する見返りに、日本の求める沿岸捕鯨を認めるなどとする報告書を発表
した。捕鯨国、反捕鯨国の対立により足踏み状態が続く中で提示された妥協案で、議論進展の
きっかけとなる可能性がある。

石破茂農相は3日、閣議後の記者会見で「調査捕鯨の継続ができなくなるような提案は受け入れ
ることができない」と、調査捕鯨継続が前提と強調。報告書の内容を精査する考えを示した。
報告内容は、3月のローマでの会議を経て、6月にポルトガルで開くIWC総会で討議される。

全文参照
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2009020302000223.html
406名無虫さん:2009/02/04(水) 09:05:58 ID:xeZWGR6g


英国を訪問している中国の温家宝首相が2日、ケンブリッジ大学で講演中に、会場にいた男から
靴を投げつけられる騒ぎがあった。

この騒ぎで、ほとんどの感想が「ザマーミロ」だろ。
チャンコロ以外、靴を投げた男の重罪は望んでないぜ。
シーシェパードが捕鯨船に瓶が投げつけてるのと同じだよ。
鯨を獲って食べてるルンペン以外、「自業自得、ザマーミロ」なんだよ。


この日本が、捕鯨のせいで、チャンコロの首相ごときと同じ笑い者だよ。


407名無虫さん:2009/02/04(水) 09:24:02 ID:T3UKloeG
オージーの人種差別主義者、鯨教信者、自業自得、ザマーミロw

という感じなんだよね、実際は。

今回の提案、日本が突っぱねるだけでなく愛護反捕鯨国民が多い国も反対するんで
最終的には捕獲数も捕獲海域も変化無し。

反捕鯨国為政者と反捕鯨団体はこれまで通り、楽な票と寄付金回収システム温存が
目的なんだからアタリマエw
408名無虫さん:2009/02/04(水) 12:19:57 ID:75Wv9MOF
>>406
なるほど
やっぱり反捕鯨派は野蛮人だねw
にしてもまさか世界中に捕鯨国があることを知らないわけじゃないよねーww
409名無虫さん:2009/02/04(水) 17:57:25 ID:uC6AcfZW

■日本の捕鯨が持つ正当性を、対抗動画をもって知らしめようぜ その12■

http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/streaming/1220527553/
410名無虫さん:2009/02/04(水) 22:01:33 ID:GBm2ZdIj
さっさとIWC脱退して堂々と鯨食おうぜ

それで解決
411名無虫さん:2009/02/04(水) 22:04:20 ID:???
これがかの有名なクジラ愛誤・ルンペンちゃんの根城か…
412名無虫さん:2009/02/04(水) 22:52:44 ID:???
>>411
愛の巣だから、荒らさないでくださいw
413名無虫さん:2009/02/04(水) 23:40:45 ID:jkRUW6Np


英国を訪問している中国の温家宝首相が2日、ケンブリッジ大学で講演中に、会場にいた男から
靴を投げつけられる騒ぎがあった。


今、世界では、靴を投げつけられるのが流行ってるのな。
昔は、IWCの総会で鯨獲りが卵を投げつけられて笑い者になってたよな。

IWCの総会では裸足で会議することを提案したら?

鯨を獲って食べてる土人が靴なんか履いてるのは可笑しいだろw


414名無虫さん:2009/02/05(木) 00:56:20 ID:???
日本人はたいていの人が鯨を食っているからな。
佐藤も「美味しかったか?」と聞かれたとき、
とてもうれしそうに返事していたよな。

鯨なんてたかが食べ物なんだよ。ムキになるなw
415名無虫さん:2009/02/05(木) 09:45:31 ID:HBI676wr
>>413
土人w
わざわざ反捕鯨=差別主義者の野蛮人と証明してくれてありがとうなw
暴力で笑いものにするなんて高貴な捕鯨国の日本には考えもつきませんww
今日から反捕鯨連中を鯨狂蛮族と呼ぼうぜw
416名無虫さん:2009/02/05(木) 10:17:30 ID:???
ルンペンちゃんがこんなに愛してやまないクジラ、
俺にとっては単なる酒のつまみです。

昨年だけで計4,2キロ分ぐらいは食ってますw
全部南氷洋産。
417名無虫さん:2009/02/05(木) 16:02:37 ID:zmhefx7O
ここが有名なハゲ禁止スレか!
418名無虫さん:2009/02/05(木) 16:20:00 ID:???
ルンペンちゃんってやっぱり女の子なんだな。
対話での勝敗を気にせずに悪口だけ言って鬱憤を晴らす、というか。

クジラ→愛してる。



捕鯨賛成派(獲ってる食ってるだけじゃなくて、賛成してる人全員)は

「土人」或いは「ルンペン」。

つまり憎くて憎くて仕方ない訳だ、捕鯨賛成してる日本人の大半がw
419名無虫さん:2009/02/05(木) 17:40:20 ID:8UkB23Gm

「沿岸捕鯨再開 IWC案を生かさぬ手はない」(2月5日付・読売社説)

20年以上も絶えていた日本の沿岸捕鯨が、再開できるかも知れない。
国際捕鯨委員会(IWC)が、日本の沿岸捕鯨の再開を条件付きで認める議長案をまとめた。
議長案には、日本が南極海などで実施してきた調査捕鯨の縮小・中止などが盛り込まれており、簡単にはのめない点がある。
だが、商業捕鯨を全面的に禁止してきたIWCが、姿勢を一部でも転換した意義は大きい。政府は沿岸捕鯨再開に向け、議長案を受け入れる方向で、条件などの調整に入るのが得策だろう。

全文参照
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20090204-OYT1T01136.htm
420名無虫さん:2009/02/06(金) 00:37:04 ID:0kCH/7q3
今年の調査捕鯨は順調みたいだな。
たくさん鯨を持ち帰ってくれそうだ。
421名無虫さん:2009/02/06(金) 12:29:22 ID:???
海賊のテロがウザイが
422名無虫さん:2009/02/06(金) 16:17:44 ID:IyaFUHM2

>捕鯨賛成してる日本人の大半


日本では、捕鯨の話は部落の話と同様、タブーです。
「捕鯨、うざい」と思っている日本人が大半だが、
臭いものにはフタで話題にもしないのが、常識人です。

423名無虫さん:2009/02/06(金) 16:48:11 ID:0kCH/7q3
あの、グリーンピースが行ったアンケートでも

 捕 鯨 賛 成 が 過 半 数


笑ってしまいますね。
424名無虫さん:2009/02/06(金) 18:25:21 ID:???
>>422
>臭いものにはフタで話題にもしないのが、常識人です。

ウソだろ・・・?

うちのサークルなんか捕鯨でGPやSSが馬鹿な事やらかすたびに
その話題で部室が大盛り上り、そんで続きは鯨屋で。って流れなんだが。
425名無虫さん:2009/02/07(土) 01:29:28 ID:z7YfJT+n

「反捕鯨の病理学」
 
(1)朝日新聞の奇妙な対外姿勢

(2)朝日新聞の捕鯨問題報道

(3)再び、朝日の報道姿勢一般について

(以下に一部を抜粋)

(94年6月1日に「主張・解説」欄に載せた)「クジラとプルトニウムが映す日本」というタイトルで、要はプルトニウム利用と捕鯨に固執する日本は「環境保護、核軍縮の世論」に逆らうものだ、というのである。

プルトニウムと捕鯨を並べるのもずいぶん乱暴な話だが、要は日本を叩くネタを並べればもっともらしい記事になると思っているのだ。
第一、「核軍縮」を言うならまず核兵器を所持している米英仏等の反捕鯨国を叩くべきで、兵器としての核を持たない日本を「核軍縮の世論」に反しているとするのは完全に筋違いである。

石田は反捕鯨を「地球主義の流れ」というのだが、特定の動物を可愛いとする価値観の押しつけがどうして「地球主義」なのだろう。
それは正しくは「地球全体主義」というべきだ。石田がそう言わないのは、無論そう言えばこれがファシズムの一種だと露見してしまうからである。

石田は、資源量を無視してかかるIWCを正当化するために、「科学も万能ではない」として、1年前に紙面に登場した藤原英司の意見を持ち出す。
「野生動物がどこでエサをとるか、眠るか、お産をするかを知っておかないと、いつか滅びる」というのだが、これほどバカバカしい見解はあるまい。
例えば鯖や鰯が「どこでエサをとるか、眠るか、お産をするかを」知っておかないと漁ができないなんて阿呆な話を聞いて、笑い出さない者がいるだろうか。
資源量を正確に見積もることは大事だが、それにはエサ場や「どこで眠るか」の知識は不可欠なものではない。
もし藤原や石田が本当にそう信じているなら、欧米に行って漁業関係者の前で「エサ場や睡眠場所が分からない魚はとるな」と主張するがいい。
笑われなければ、袋叩きにされるのがオチだろう。藤原の意見は要は反対のための屁理屈であり、それをとり上げた石田の頭の悪さにはあきれ果てるしかない。
これが「科学部次長」なのでは、朝日新聞の知性が知れるというものである。

全文参照
http://luna.pos.to/whale/jpn_nemo7.html
426名無虫さん:2009/02/07(土) 14:11:55 ID:dCwc5wNT

漁師のサークルって下品だな。
イルカをぶち殺すことしか考えてなさそう。

都会では捕鯨と部落の話はタブーです。
427名無虫さん:2009/02/07(土) 14:33:12 ID:???
鯨とかイルカの愛護の人が困ってるだけだろう。
都会でも鯨愛護思想の人は圧倒的マイノリティだと思うけど。
428名無虫さん:2009/02/07(土) 14:35:43 ID:PSkK03US
むしろ日本では反捕鯨自体がタブーだろ
差別そのものだし
429名無虫さん:2009/02/07(土) 14:50:33 ID:???
もう捕鯨は日本でもマイノリティーグループになってるな。
430名無虫さん:2009/02/07(土) 15:01:16 ID:???
え?日本人の8割以上も捕鯨賛成してるのに?

鯨教教徒迫害が日に日に強まってるからって現実から目を逸らしちゃ駄目だよ。
431名無虫さん:2009/02/07(土) 15:44:37 ID:dCwc5wNT
>>430
>日本人の8割以上も捕鯨賛成してるのに?

何年前の古いデータだろ?
それも水産庁が巧みに捕鯨に誘導したあとでの質問だろ。
最近の若者は捕鯨反対が多いよ。特に女子。

鯨食いの爺婆が死んで、捕鯨はマイノリティーグループの部類。

432名無虫さん:2009/02/07(土) 15:50:15 ID:NTHi+bNP
あの、グリーンピースが行ったアンケートでも

 捕 鯨 賛 成 が 過 半 数


笑ってしまいますね。
433名無虫さん:2009/02/07(土) 16:19:21 ID:???
>>431
>何年前の古いデータだろ?

http://polls.dailynews.yahoo.co.jp/quiz/quizresults.php?poll_id=120&wv=1&typeFlag=1

上は2年ちょっと前の意識調査で9割が「賛成」だね。
これより新しい意識調査ってあったっけ?

>それも水産庁が巧みに捕鯨に誘導したあとでの質問だろ。

グリンピが巧みに誘導した意識調査でも6割が「鯨製品を買う」なんだから
諦めなきゃね?

グリーン・ピースですら否定しきれなくなった国民の鯨好き
http://suisantaikoku.cocolog-nifty.com/genyounissi/2004/12/post_12.html

グリンピはこの結果をあんまり日本国民に晒したくないんだろう、
PDFバージョンしか出してないね。
htmlだと端が切れるんで見たい人はリンク先のボタンから自分で入ってください。

>最近の若者は捕鯨反対が多いよ。特に女子。

それ、ソース出せるかな?私も今探したが見つからなかった。
たしか20代30代女性でも過半数越えが「賛成」だったよね。

>鯨食いの爺婆が死んで、捕鯨はマイノリティーグループの部類。

残念だけど、そのアンケートですら2〜30代の賛成が男女共に過半数以上だったから
少なくとも今後50年は「捕鯨賛成派」がマジョリティなのは確実だよね。

もうちょっとそのソース探してみるかな。
434名無虫さん:2009/02/07(土) 18:02:01 ID:???
>>431
ここまで現実逃避してると
捕鯨賛成派の自演とすら思える

はっきり言うよ
日本で反捕鯨は絶対根付かない
なっぜなら反捕鯨が差別に根ざしていることをみんな知ってるから
未来永劫日本で反捕鯨が主流になることはない
435名無虫さん:2009/02/07(土) 21:45:37 ID:NTHi+bNP
最近は全国で学校給食に鯨が採用されてきたから、
若い奴は鯨のおいしさを知っている。
436名無虫さん:2009/02/07(土) 21:47:13 ID:???
日本鯨類研究所は6日夜、環境保護団体シーシェパードが捕鯨船に対し故意に2回衝突してきたことを非難する内容の声明を発表した。

この声明によると、第3勇新丸が捕獲したものを母船に移動させようとしていたところ、シーシェパードのスティーブ・アーウィン号が意図的にぶつかってきたという。
それ以前にもスティーブ・アーウィン号は獲ったミンククジラを引き上げていた第2勇新丸の船尾に衝突した。

日本鯨類研究所の森本稔理事長は、「スティーブ・アーウィン号の船長であるポール・ワトソン氏は、
同船と日本の捕鯨船の船員たちの安全を守ることを完全に無視している」として、海上での安全を追求する国際法に触れる行為をしていると非難した。

これに関してワトソン氏は衛星電話でAAPに対し、第2勇新丸の衝突は日本側に責任があると逆に非難。
さらに同氏は、今年は過去5年間をみても日本側との対立が最も激しいとし、その原因を日本が思うように活動ができないことにいら立っているからだとした。

「日本側がこんなに攻撃的になっているのを今まで見たことがない。
彼らはどんどんお金を失っていることにいら立っていて、我々が捕鯨阻止活動をできないようにするためには何をしてもよいという命令を受けたのだ」とワトソン氏。

http://news.jams.tv/jlog/view/id-5110
437名無虫さん:2009/02/07(土) 21:50:36 ID:???
南極海で過激な捕鯨妨害を続ける米環境保護団体シー・シェパード(SS)に対し、日本の調査捕鯨船団が、音波を大音量で浴びせる長距離音響発生装置(LRAD)を使用していたことが7日、わかった。
ソマリア沖の海賊撃退にも使われているLRADが、捕鯨船団に装備されるのは初めて。
SSは、LRADの放射を直接浴びやすい高速ゴムボートでの接近をあきらめ、抗議船そのもので捕鯨船へ体当たりする攻撃スタイルに切り替えており、
南極海では依然、危険な状態が続いている。

LRADは、人間に不快な周波数の音波を放射する直径80センチほどの円盤型の装置。
相手を傷つけずに、攻撃意欲を失わせることを目的に開発され、耳をつんざくような“音のビーム”で相手の接近を阻止する。
近年、民間船舶も装備し、ソマリア沖での海賊撃退にも成功例があるほか、米国などの治安部隊が暴徒を鎮圧する際にも使用している。

日本の水産庁は「船団の安全を考え、詳細は言えない」としながらも、
今回、船団に複数台のLRADを積んでいることを認めた。

薬品入りの瓶を投擲(とうてき)しようと捕鯨船に接近するSSの高速ゴムボートに向け、2月から使用を開始。
執拗(しつよう)な妨害を阻止することに成功しているという。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090207/crm0902071933019-n1.htm
438名無虫さん:2009/02/07(土) 23:12:12 ID:NTHi+bNP
日本側は妨害阻止に成功しているみたい。
捕獲も順調に行っているようだ。
439名無虫さん:2009/02/08(日) 23:48:50 ID:IMEA2Ddp
いかなるテロも断じて許されないのは国際的コンセンサス。
そして、このテロリストを野放しにするオランダや裏で支援するオーストラリアはテロ支援国家であり、非難されるべき。
440名無虫さん:2009/02/09(月) 00:22:01 ID:7EIICLLO
LRADによりSSはボートによる妨害行動が封じられたようだ。
スティーブアーウィンで調査船に直接ぶつける位しか妨害手段が無くなった。
その内けが人が出るな。最悪、船の沈没もあり得る。
こういう事態になることが反捕鯨の狙いなら、完全にテロリストと言える。
441名無虫さん:2009/02/09(月) 01:18:13 ID:3xj0YEuk
なんで最初からLARD使わなかったんだ?
なんか馬鹿SSを上手く日本側が利用してるきがしてきたw
442名無虫さん:2009/02/09(月) 05:12:44 ID:wug47a6D
こんな下らないことで国民を熱くさせてしまう日本に失望だ。
他国のプロパガンダにまんまと乗せられる。
騒ぎ立てて他国を頼ろうとするな。事実、誰も強力しないだろ?
一体日本って何?
税金払って何になるの?
既に乗組員一人自殺してるんだよ?
悲しくなってきた。
443名無虫さん:2009/02/09(月) 20:37:45 ID:7EIICLLO
シーシェパードは退散したようだ。
邪魔者がいなくなった。
これで予定通りに鯨を捕獲できるぞ。
444名無虫さん:2009/02/09(月) 21:36:18 ID:QckooNg0
【日豪友好】豪州反捕鯨デモの裏側と真実


http://society6.2ch.net/test/read.cgi/kokusai/1199961610/

445名無虫さん:2009/02/09(月) 22:04:46 ID:???
>>443
単に燃料とかの補給のために「支援国」オーストラリアの港へ戻っただけだけどな。
補給が終わればまた来る。
446名無虫さん:2009/02/09(月) 22:30:49 ID:???
>>445
次シーズン、今年11月?〜に新しい早い船用意してからしかやんないんだって。
スレ立ってるよ。
447名無虫さん:2009/02/09(月) 23:11:42 ID:7EIICLLO
どうやらシーシェパードを捕獲する船が派遣された様だ。
それを察知して逃げたらしいね。
448名無虫さん:2009/02/09(月) 23:12:10 ID:7EIICLLO
どうやらシーシェパードを捕獲する船が派遣された様だ。
それを察知して逃げたらしいね。
449名無虫さん:2009/02/10(火) 01:52:54 ID:???
妨害する奴は怖くなって逃げましたよ。
さあ、思う存分調査しちゃってください。

450名無虫さん:2009/02/10(火) 10:08:12 ID:SzeE6DVK
テロリスト・シーシェパードによるヴィクトリア山火事の放火の疑いが浮上。
451名無虫さん:2009/02/12(木) 14:54:02 ID:???
【商業捕鯨問題でホガースIWC議長の解任迫る】

米国下院天然資源委員長のニック・J・ラホール議員(ウエストバージニア州選出、民主党)は4日、
オットー・ウォルフ商務長官代理あてに、ウイリアム・ホガース国際捕鯨委員会(IWC)委員長を
6月に予定される第61回IWC総会の前に更迭すべきだ -という趣旨の書簡を送ったことを明らかにした。


http://www.minato-yamaguchi.co.jp/minato/week1/2009/feb/m090212.html
(みなと新聞・2月12日)
452名無虫さん:2009/02/12(木) 15:27:01 ID:???
>>451
これは大きなニュースネタだな。
今回出された「妥協案」はホガースさんが出したものなんだから
アメリカミンスはその妥協案さえIWC本会議前に無効化してしまおうという腹か?
453名無虫さん:2009/02/12(木) 23:13:17 ID:???
ホガースを外したら、IWCは分裂する。
454名無虫さん:2009/02/13(金) 15:23:31 ID:Wf84rwdd
IWCが分裂すれば、サンクチュアリもモラトリアムも終了。
南極海での商業捕鯨は再開
455名無虫さん:2009/02/13(金) 17:17:50 ID:8dvWe4ZU
>>454
なんか海洋資源に関するほかの国際法があるらしい
あらたな捕鯨組織を作るべきだな
456名無虫さん:2009/02/13(金) 21:32:15 ID:???
>IWC に代わる国際機関を設立するという考え方は以前からあり,特にここ数年
>はこれを本気で検討する機運が高まってきています。
> 今年の IWC サンチャゴ会議では,鯨類の持続的利用を支持する様々な国の
>専門家が集まって考えた新たな国際機関のアイディアについて意見交換を行う
>イベントが IWC の場外で行われました。このイベントは,豪州人で元ワシン
>トン条約(CITES)動物委員会議長のジェンキンス氏が議長を務め,プレスに
>も公開されました。新たな国際機関の目的や基本的な仕組みについての文書も
>作られ配布されています。
> 専門家たちの立場は,現在 IWC がその危機を救うために行っている正常化
>の作業は支持しながら,それが失敗した場合には新たな国際機関をすぐに設置
>できるように検討を進めるというもので,“セーフティーネット”構想と呼ば
>れています。これが必要となるか,成功するかは今の段階では分かりませんが,
>この構想では,鯨類の利用と保護の双方のバランスを達成することを基本的考
>え方としています。来年(2009年)の IWC マデイラ会議までには,さらに詳
>細な“セーフティネット”構想の内容が出てくるはずです。

http://www.e-kujira.or.jp/geiron/morishita/1/#c43
457名無虫さん:2009/02/14(土) 05:10:35 ID:OqYzpe++
こんな下らないことで国民を熱くさせてしまう日本に失望だ。
他国のプロパガンダにまんまと乗せられる。
騒ぎ立てて他国を頼ろうとするな。事実、誰も協力しないだろ?
一体日本って何?
税金払って何になるの?
既に乗組員一人自殺してるんだよ?
悲しくなってきた。
458名無虫さん:2009/02/14(土) 13:36:53 ID:gg7zt6Nh
アメリカにはそんな決断できないと
459名無虫さん:2009/02/14(土) 17:28:58 ID:???
[41215] なんで消されたの?
名前:中村透
日時:2009/02/14 17:26 先ほどココで読めた元グリーンピース幹部の証言、その寄付金の
出所やGPが職員の為に年金制度を作った、という話はとても興味深く、また環境保護団体の内実を知るのにとても有用だと思いましたが。。。
出来れば保存しておきたいので、先ほどその投稿をされた方、今一度書いてもらえないでしょうか?

それと、JANJANニュースさんはやはり、その行動・活動の正否に
拘わらず環境団体・市民団体に肩入れする、という事なんでしょ
うか?

あまりに一方的で不公平に感じましたので、この投稿の為だけに
個人情報を入力してIDを取得してまで書き込みましたが、よく考えれば、こんな一方的な検閲を施すようなココの運営の方達に電話番号・住所まで教えてしまったのは良くなかったかな、戸も思い始めてます。。。
[返信する]


[41212] ちょっと神経質すぎるんじゃないですか? 編集部さん。
名前:井和代治郎
日時:2009/02/14 16:43 あまりにも簡単に削除、削除を繰り返していると、このサイトは常時投稿を監視していて、特定の保守的な世論を誘導しようとするとみなされますよ。

[返信する]
460名無虫さん:2009/02/15(日) 21:50:44 ID:9CBwGp4B
外国に米はベタベタ汚いからたべるのを止めてパンを食べろなんて言われたら誰でも怒るよな?
それと同じだよ、日本人の食べ物が外国に否定されたら怒って当然だよ!
461名無虫さん:2009/02/16(月) 14:15:53 ID:???
>【青森】「鯨肉を盗んで逮捕されたのは不当。ジャーナリストには『表現の自由』が保障されている」グリーンピース弁護側が無罪を主張

じゃあ報道の自由(公開情報なので無問題)

グリーンピースジャパン登記簿

http://ossan.fam.cx/up/gazo/src/1234759559689.jpg
462名無虫さん:2009/02/19(木) 15:53:38 ID:???
ttp://luna.pos.to/whale/jpn_zat_intel.html

同じ知能レベルである事が明白な他国の人間に対して、文化的背景に基づく社会・経済上の制度の様々な違いに難癖をつけ、
自分たちの制度が世界の標準や理想であると強弁し、時にはそのような口実から経済制裁や軍事的対立にまで発展させる一方で、
鯨類の知能レベルについての怪しげな巷説を盲信し、ヒステリックなまでに鯨類を保護する政策をとり続け、
しかも自分たちの鯨観に基づく政策を世界中に強要しなければ気が済まない国々を見る時、なにか病んだ精神のようなものを感じてしまうのは、私だけであろうか。

かつてナチス・ドイツの宣伝相であったヨーゼフ・ゲッベルス(Joseph Goebbels)は
「豚の事をライオンであると100回言えば、豚はライオンとして通用する」というような事を言っていたと思うが、
似たような状況にあるのが鯨類の知能をめぐる世間の認識の状況である。
463名無虫さん:2009/02/19(木) 21:26:44 ID:r9JMMzcZ
捕鯨と靖国は似てるな。

大多数の国民はどうでも良いと考えるが、他国に言われて止めるのは癪に触るから止めたくないという気持ちにさせるところが。

そして反発する者の意見は例え彼等の言う事を受け入れて止めたとしても彼等との関係改善にはならないと
464名無虫さん:2009/02/19(木) 21:53:47 ID:bETei8iy
てゆうかあらためてネコのつくった企画ページいろいろ見てみたが…
凄まじいな
捕鯨賛成なだけで脳みそベーコンだのネトウヨだの…
新しい料理法考えただけで伝統食じゃないだの
一部の人しか食べてないから日本食じゃないだの
番外編は関係ないことばかりだし支離滅裂だし

はっきりいうがこんなイカレきった人間がこの世に存在することが信じられない
本気でどこかに洗脳されて思考能力失ってんじゃないか
あまりの気味の悪さに吐き気がするとともに
反捕鯨がまさしく「病気」以外のなにものでもないと確信した

なんだこれありえない
なんでこんな論理も筋もないことを平気で言える人間がいるんだ??
本当に人間なのか?
465名無虫さん:2009/02/20(金) 18:59:21 ID:???
>>1

国をあげて捕鯨反対してるオーストラリア人が

山火事と洪水で300人ぐらい死んじゃってますが、

その家族を全部含めると日本の捕鯨従事者のそれよりも

もっと沢山の人数が不幸になってるようですね・・・

捕鯨に反対すると不幸になる、これは今後より一層ハッキリしてくるんじゃないでしょうか?
466名無虫さん:2009/02/21(土) 13:40:48 ID:JJK6hsJA
山火事の原因は環境保護団体
467名無虫さん:2009/02/21(土) 22:54:26 ID:???
シー・シェパードの妨害行為2件捜査 警視庁
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090221/crm0902211924018-n1.htm
468名無虫さん:2009/02/22(日) 20:41:22 ID:sP67qtQ+
>>465

不幸になっても、全世界から募金がくるか、どこからも同情されないかの違い。
オーストラリアには赤十字を通して続々と募金が届いている。

全世界にとっては、「日新丸の不幸は蜜の味」
日本にとってまったく恥ずかしい話だ。

469名無虫さん:2009/02/23(月) 01:12:35 ID:bWqy++js
差別主義者に対し孤軍奮闘…
日本に生まれて本当によかった
470名無虫さん:2009/02/23(月) 01:34:59 ID:???
>>468
今回捕鯨に反対した所為で死んだオーストラリア人は300人ぐらいだけど、
今後の反捕鯨活動で更に数千人は死ぬから、義捐金なんか追いつかなくなるんじゃないの?

豪州自体が斜陽の国だし、キミ達クジラ愛護の望む世界の実現に力を注げるような
暇で酔狂な国家はもう残ってないよね。

米英も経済が酷いし、ニュージー・南米もその余波を食らってる。
今年は豪に加え、アルゼンチン・中国韓国も軒並み間伐で穀物不況。
家畜肉は値上がり必至だし、それらの輸出国は益々ジリ貧。
南米諸国全般に言えるけど、捕鯨反対始めてからの農業不振は目に余るねw

幸い燃料費は低水準になってるから飼育飼料が全く不要の捕鯨だけには追い風って状況だ。

一体どうするのこれから?ルンペンちゃんw
471名無虫さん:2009/02/23(月) 12:21:56 ID:YT1qbJba
オーストラリアもアメリカも、ソナーで大量の鯨を殺している。
食べるために殺している日本の方が鯨にやさしい。
472名無虫さん:2009/02/24(火) 22:19:43 ID:kp+o6O1h
反捕鯨団体がどんどん摘発されてきましたね。
473名無虫さん:2009/02/25(水) 16:21:28 ID:v6W3ApQC
まああいつらは悪以外のなにもんでもないからね
474名無虫さん:2009/02/25(水) 18:29:14 ID:???
食肉としての経済効果を10とするとホエールウォッチングでの経済効果は100に相当する。

ここが逆転しない限り捕鯨は反対され続けるよ。
475名無虫さん:2009/02/25(水) 18:37:07 ID:???
いいんじゃないの反対させておけば?

ホエールウォッチングなんかが採算とれるほどに高い費用払ってでも参加出来る様な
余裕のある人間はこの先10年で今の1/100以下になるだろうから。

エンゲル係数倍化がアタリマエになった時代に鯨が観賞用資源から食用資源に
昇格するのは目に見えてるよ。
476名無虫さん:2009/02/25(水) 19:35:03 ID:???
捕鯨:普通に捕食者
ウオッチ観光:その収益が保護・研究に回らん限り、単に寄生虫

ちなみに、豪の税関船が付きまとって例の写真を撮ったときにかかった費用は
100万ドルほどで、その費用のつけに頭痛めとるらしい。
当時のレートで言えば、ドルってのが豪ドルでも米ドルでもおよそ1億円w

1億円ごときもホエールオチは賄わないってこと。豪の連中は鯨への寄生虫だね。
477名無虫さん:2009/02/25(水) 20:51:54 ID:???
・・・前出のライジンガーにその点を率直に聞いてみると、キッパリとこう言った。「代表としての
結果も重要だが、オレはやっぱり日本でプレーしたいためにここに来ている。今は親父の
経営する会社の採掘士として働いているが、やっぱり野球を職業にしたいからね。
そのためにこの2試合は頑張るつもり」
 同じく日本球界入りを狙うフーバーも「できれば日本球界で野球をしたい。ダルビッシュ
と松坂を打てば、注目されるかな。何とか結果を残して、日本の野球チームのスカウトの
目に留まればいいね」。
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1235518596/-100

2/25今日の芸スポ最新記事。

松坂とダルが滅多打ちにあってほかの奴が打たれてないのは
オージーの連中が本気出してないから。
2人はマジ本気でやられたからああなった。
ちゃんと記事読んでください。
478名無虫さん:2009/02/27(金) 17:09:10 ID:f7l5PRg+
鯨、食いたい
479名無虫さん:2009/02/28(土) 14:39:11 ID:FxFnm/Qg
>>478

料理屋や通販で鯨肉などいくらでも食える。
オマエらが食わないから、給食で強制的に食わされるはめになるんだよ。
さっさと食えよ、貧乏人。
480名無虫さん:2009/02/28(土) 15:12:18 ID:???
強制的にだって( ´,_ゝ`)プッ

給食のメニュー/食材はどれもお仕着せに変わりないよ。
それが何であるかは、時と共にも変わるがな。
その中で鯨だけ特別視してる奴が居たりするのかなぁ〜いるみたいだなぁ〜頭がかたわなのかなぁ〜
481名無虫さん:2009/02/28(土) 16:11:31 ID:???
買いたいけど高い
貧乏人とかいってるやつ
それしってんのか?
482名無虫さん:2009/02/28(土) 16:21:11 ID:3RKBU167
もっと捕獲量を増やせよ。そうしたら安くなる。需要も増える。
483名無虫さん:2009/02/28(土) 16:22:28 ID:FxFnm/Qg

食べたいものの値段を気にして食べたことあるか?
美味しいものを腹一杯が普通。
鯨肉ごときで「高い」って言ってるのは貧乏人。

484名無虫さん:2009/02/28(土) 17:40:37 ID:???
確かにまだ高いから口に入りにくいよね。
鹿の子サエズリなんかもっと頻繁に食いたいけど、
そんなの腹いっぱい食ってたら1万2万すぐに飛んじゃうw
赤肉でも高級和牛並みだしそう頻繁には手が出ない。

商業捕鯨始まったら今の倍は獲れそうだから値段も3割ぐらいは安くなりそうだけどね。
あと5年ぐらいの我慢だろうけど。
485名無虫さん:2009/02/28(土) 19:43:55 ID:3RKBU167
そうだね、楽しみだ。
486名無虫さん:2009/02/28(土) 20:28:25 ID:FxFnm/Qg


貧乏人で鯨肉を食べたいのなら捕鯨船の乗組員になれば?
捕鯨船から高級鯨肉を大量にがめれるらしいよ。(グリーンピースの情報)

調査捕鯨に血税つぎ込んでも毎年赤字なわけだ。


487名無虫さん:2009/02/28(土) 20:36:36 ID:???
捕鯨船で自殺すると賠償金もらえるの?
首吊ったり、南極の海上で行方不明になったり、自殺多過ぎ
488名無虫さん:2009/02/28(土) 20:40:03 ID:FmaRCn5/
>>487
後者は事故だろ
あと何を持って「おおい」と?
489名無虫さん:2009/02/28(土) 20:47:34 ID:???
>後者は事故だろ
誰か見てたのか?
490名無虫さん:2009/02/28(土) 20:52:40 ID:3RKBU167
鯨肉は国民が待ち望んでいるからね。
大量に持ち帰って欲しいね。
491名無虫さん:2009/02/28(土) 20:53:00 ID:???
つまり、あんたは見てたわけだw >>489
492名無虫さん:2009/02/28(土) 21:08:10 ID:FxFnm/Qg


グリーンピースが盗人しなければ、
乗組員が「高級鯨肉」を毎年一人何10キロもがめてたなんて事実を一生知ることができなかったな。

高級鯨肉をタダで配ってるんだもんな。血税つぎ込んでも毎年赤字なわけだ。

493名無虫さん:2009/02/28(土) 23:38:49 ID:ahcZasHx
ホエールウォッチングの最中に鯨を銛でアボーンされたら例え捕鯨賛成派でも怒るよな?
494名無虫さん:2009/03/01(日) 00:16:42 ID:tfSN/ahM
食わしてやれは、鯨が美味しい物だとわかるから、
捕鯨賛成になるんでないか?
495Hellhound ◆sn8MWLRULg :2009/03/01(日) 00:28:39 ID:???
>>493
シュチュェーションの設定があり得なさ過ぎて笑ったwwww
お前さんの母国じゃ、動物園でハンティングショーをやるのかい?w

嗚呼、失敬失敬w
野蛮な文化を持つ反捕鯨国家じゃ常識だったかよw
いや、すまねぇなwww
496名無虫さん:2009/03/01(日) 00:35:23 ID:FaTdxKrR
狗肉OKの連中も自分の飼ってる犬を連れていかれて鍋にされたら怒るよな?ww
497名無虫さん:2009/03/01(日) 00:53:38 ID:mzwHtiAg
>>496
有り得ない状況設定に必死ですねwwwwww
頑張ってもっと有り得ない状況を見せてくださいwwwwwwwwww
498名無虫さん:2009/03/01(日) 09:05:48 ID:???
いやそれがな、こればっかりはあったりする。
韓国だったか、社長の飼い犬を従業員3人くらいで鍋にして食っちゃったってのが
4,5年前くらいニュースになってた記憶がある。
ま、社長も怒るわな。

つまり496が言いたいのは、
鯨ってのは愛鯨哀誤ちゃんの持ち物/ペット/友達である、
それは哀誤ちゃんがそう決めたのだからそれで確定である、
だから哀誤ちゃんが捕鯨に怒る/反対するのは当然である。
てえことだな。

反捕鯨の連中の独善ぶりが凝縮された一行ですな。
499名無虫さん:2009/03/01(日) 09:19:01 ID:???
>>493が言ってるのは去年かな?
日本で捕鯨してる海域(IWC管轄外の鯨種)で、今まさにそこで捕鯨してるの知ってて
ウォッチング船が近づいて観光客の前で捕鯨しやがった、なんて騒いだ事例だろ?

あの船長が「我々は見せるのが商売、彼等は獲るのが商売、でも何とかならないものか」
とかって抜かしてフルボッコになってた奴だw
自分から近づいたくせにな。

その会社愛護からも見放されて潰れたって聞いたけど、マジかね?w
500名無虫さん:2009/03/01(日) 09:35:08 ID:???
>>492
規格外の部分なら高級じゃないだろ。

こういう使い古された書き込みをしてるのは、
そろそろ皆が忘れたとでも思ってんのかねw
501名無虫さん:2009/03/01(日) 09:53:57 ID:???
502名無虫さん:2009/03/01(日) 14:06:37 ID:tfSN/ahM
歩エールウオッチングのその場で料理すりゃ、いいビジネスになるのに。
503名無虫さん:2009/03/02(月) 17:57:15 ID:ySiEqFBl
>>492
ああ、それで貧乏なグリピはつい盗んだ鯨を食べちゃったと。
504名無虫さん:2009/03/03(火) 19:32:10 ID:Wh83H77X
食べ物だから、な
505名無虫さん:2009/03/04(水) 17:44:21 ID:J9dnZj1q

■社民党や共産党は捕鯨問題にどのような態度をとっているのでしょうか?■

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1115226371

捕鯨 どう考える?(2008年1月31日(木)「しんぶん赤旗」)
--------------------------------------------------------------------------------
〈問い〉 捕鯨についての日本共産党の基本的な考えを教えてください。(三重・一読者)

〈答え〉 日本共産党は、鯨資源の科学的な調査や国際的な合意を前提として、資源の十分ある鯨種については、人類の食料資源としての利用は許されると考えています。
日本や北欧の沿岸で昔から行われてきた捕鯨は、地域の伝統産業であり、食文化の一翼を担ってきたものです。北極海周辺の少数民族のなかで伝統的に行われてきた捕鯨も生存権の行使という意味もあり、そうした営みは尊重されるべきだと考えます。
欧米諸国や日本などが過去に行った乱獲によって鯨資源が減少しました。こうしたことを繰り返さないために厳しい国際的な規制やルールが必要なのはいうまでもありません。
その際、鯨の種類ごとの実態をふまえ、資源量が大幅に減少してきた大型鯨類(シロナガスクジラなど)の捕獲を禁止するのは当然ですが、IWC(国際捕鯨委員会)の科学委員会の調査でも増えつづけていることが確認されているミンククジラなどについては、
厳格な管理のもとに資源の維持と人類の有効利用の両立が可能だと考えています。
現在、商業捕鯨を禁止している「国際捕鯨取締条約」も資源の適正な利用まで否定しているわけではありません。この条約の趣旨に基づき、鯨の資源量把握、乱獲を許さない管理体制など、科学的で冷静な検討が求められていると考えます。(橋)〔2008.1.31(木)〕

社民党は下に議員の活動。

「2006森林労連中央行動」(6月4日、5日)に関する社民党への要請をうけました。 ... 5月29日. 第19回捕鯨の伝統と食文化を守る会が開催されました。 社民党を代表して会の呼びかけ人となり、挨拶をしました。 (2006.5.30更新)
www.sdp.or.jp/kantetu/kt_nissi_06-05.html
506名無虫さん:2009/03/04(水) 17:46:12 ID:J9dnZj1q

■社民党の政策〜総務部会&国土交通部会〜■
 
今年も「鯨を食べる会」をやります

東京都千代田区の憲政記念館で「第20回捕鯨の伝統と食文化を守る会」が開催されます。毎年、国際捕鯨委員会(IWC)の年次会議直前に行われるイベントです。
鯨食文化をアピールするとともに、IWC年次会議に臨む日本政府代表団にエールを送るための集いでもあります。
捕鯨の伝統と食文化を守る会には超党派の国会議員が呼びかけ人に入っていますが、もちろん社民党も菅野哲雄衆議院議員(農林水産部会長)が名を連ねています。

実は、1987年7月30日に当時の社会党を含む超党派で「鯨類の捕獲調査の実施等に関する」国会決議が行われています。そこでは、「政府は、我が国の伝統的文化と産業を堅持するとともに、人類共通の利益の増進に資するため、科学的に必要な調査を行い、
これに基づいて一九九〇年に予定される包括的評価を通じ商業捕鯨の再開を期する」、「不退転の決意をもって関係各国の理解を求めつつ、また必要とあらば国際捕鯨取締条約からの脱退をも辞さぬ覚悟で、
今漁期からの鯨類の捕獲調査の実現に向けて最大の努力をすること」と強い決意を示していました。それ以降、毎年イベントを行い、社会党・社民党も毎年のように捕鯨再開を訴えてきました。

今年は20回目の節目の年になります。最近、鯨類捕獲調査事業への妨害活動が高まっていますが、それらを乗り越え、調査事業の継続実施とともに、商業捕鯨再開に向けた取り組みを強化していく必要があります。 

http://pub.ne.jp/syokota/?entry_id=1439990
507名無虫さん:2009/03/05(木) 00:53:55 ID:yjG0sGQm
普通の人なら鯨を食べる
508名無虫さん:2009/03/05(木) 07:32:01 ID:RFFWvXJX
ミンククジラは、サンマ、サバ、ニシン、マイワシ、イカナゴ、カラフトマス、カタクチイワシ、シシャモ、スルメイカ、スケトウダラといった魚を大量に捕食しています。
鯨類が1年間に世界で食べる餌の量は2.8から5億トンにのぼり、これは、世界の海で人間が獲っている魚の量(9000万トン)の3〜6倍に相当します。
509名無虫さん:2009/03/05(木) 21:55:03 ID:yjG0sGQm
害獣は駆除すべし
510名無虫さん:2009/03/06(金) 02:50:11 ID:Xd692B6m
反捕鯨は国際的犯罪者
逃げ場はない!
511名無虫さん:2009/03/07(土) 15:20:26 ID:rcoLNV5c
鯨は美味いんだよな
512名無虫さん:2009/03/07(土) 20:48:21 ID:h7/BDoSI

■条約適用 政府が通報 捕鯨妨害、シー・シェパード名指し■

米国環境保護団体シー・シェパード(SS)が日本の調査捕鯨に対して暴力的な妨害行為を繰り返している問題で、日本政府が海洋航行不法行為防止条約(SUA条約)に基づき、SSの妨害行為を犯罪として国際海事機関(IMO)に通報していたことが5日、分かった。
SS活動家3人を名指ししており、同条約に基づく政府の通報は初めて。

SUA条約では、船舶の海洋航行を妨害する暴力犯罪の容疑者について通報があった場合、各国に処罰などを求めている。捕鯨妨害の容疑者が滞在している国は、自国の当局に捜査させるか、容疑者を日本へ引き渡すことが義務づけられる。

外務省によると、条約に基づく通報対象となったのは、平成19年2月にSSが起こした捕鯨妨害。この事件をめぐっては、SS活動家らが捕鯨船のスクリューにロープを絡ませたほか、発煙筒を投げ込むなどの妨害を行った疑いがもたれている。

名指しされたのは、この妨害で警視庁が国際手配した4人のうち米国人ら3人。いずれも日本の捜査権が及ばない国外にいることなどから逮捕されていないが、通報を受けて、条約の締約国は3人の逮捕などへの協力義務が生じたことになる。

SSは米国のほか、抗議船の船籍があるオランダ、活動拠点があるオーストラリアに多くのメンバーがいるとされる。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090306-00000112-san-soci
513名無虫さん:2009/03/07(土) 22:41:47 ID:4FW9PJ9k
>>509

このスレが毎日気になってしかたがないエタがいるんだなw
オマエが一番の害獣だよ。

514名無虫さん:2009/03/07(土) 22:44:09 ID:t5Y89Pap
強制はしないが鯨の美味さを理解できないのは勿体無い
515名無虫さん:2009/03/07(土) 22:56:34 ID:nDRy7bb8
ま、赤肉はともかく、皮クジラには代替品が存在しないからね。

クジラカワイソ教の信者さん達があの味と食感を完全再現し、しかも同等の値段で
買えるレプリカ食品を開発してくれたら捕鯨反対に回ってあげなくもないよ?

自分では何の努力もしないで唯「クジラタソ可哀想だから捕鯨やめて!!」なんて
我が侭が通ると思ったら大間違いよw

516名無虫さん:2009/03/08(日) 09:32:04 ID:BOXC6Kak
鯨うまいだろ
それに産業として大量に捕鯨してた時代と違って相当増えたから大丈夫だろ
ヒゲクジラとって食おうって言ってるんじゃないんだから

直接とって食うよりも出力の高いソナーで鯨を打ち上げさせる方が問題だろ
517名無虫さん:2009/03/08(日) 10:05:21 ID:???
現在捕鯨対象の中心であるミンク鯨は髭鯨っすよ。
518名無虫さん:2009/03/09(月) 09:57:37 ID:???
>>517
それ調査捕鯨だろ
調査後食肉に回されるとしてもこれが主目的じゃないだろ
519名無虫さん:2009/03/09(月) 11:06:48 ID:???
242 :食いだおれさん:2009/03/08(日) 10:11:39
捕鯨が野蛮って、どこが?

管理された狩猟採集が最も環境負担の少ない食物生産なのは自明だろ?
畜産なんか家畜の屎尿で海の生物を大量に殺してるが、これは人間の全ての
活動で最大なんだそうだ。科学工場廃水なんかよりも断然家畜の屎尿。

国際連合食糧農業機関FAOの報告。

「 牛 が 環 境 へ の 最 大 の 脅 威  F A O 報 告 」

 http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/agrifood/agrienvi/06121301.htm

それから「捕鯨は野蛮」だと言ってるオーストラリアって国が如何に頭の悪い
政治家・官僚を戴いた国民国家なのか、と言うとこれ。

「 オ ー ス ト ラ リ ア 人 は 鯨 肉 を 食 べ ろ 」

 http://www.nagaitosiya.com/a/whaling.html

元々アボリジニは肥沃でないオーストラリア大陸で環境に負荷をかけない
高度な、恐らく最も洗練された狩猟採集生活を営んでいたんだけど、今の
豪大陸は無理な放牧と農業で見る影も無い。
かつての草原地帯を放牧地・農地に開墾して、その7割を既に砂漠化させてる。
農業用水は勿論、上水道・飲料水ですら侭ならぬほどの水不足を招き下水をリ
サイクルして生活用水に使ってる。
野生動物どころかヒトさえも生存が危うくなるほど環境を破壊する行い、
農業・畜産が野蛮でなくて「捕鯨が野蛮」とは笑わせる。

白人の入植から200年とちょっとで大陸丸ごとの環境を破壊しつくしかけてる
オージーの馬鹿が反捕鯨国筆頭である事の皮肉は破壊力満点だなw
520名無虫さん:2009/03/09(月) 14:46:30 ID:hbwFUmXD

>>519

鯨を獲るエタが畜産にケチつけてるよw 目糞鼻糞だろ 醜いぞ〜〜ww


521名無虫さん:2009/03/09(月) 15:49:37 ID:???
「目糞鼻糞」の意味もわからない教育レベルの馬鹿が捕鯨反対してんのかw

「管理された狩猟採集=捕鯨は環境問題にはなり得ない」

「畜産・放牧はどこからどう見ても環境問題。しかも全ての人間の活動の中で最悪」

クジラタソ、カワイソスしか頭に無い愛誤反捕鯨のルンペンちゃんにはこんな簡単な図式も理解出来ませんw




世界最悪の環境破壊国家国民であるオージーと並ぶ程の馬鹿が日本人にも居る、という事ですな・・・
そんな馬鹿じゃない限り捕鯨反対なんかしないんだろうけどw

             
522名無虫さん:2009/03/09(月) 16:14:12 ID:???
捕鯨反対が野生生物種多様性保護なんて御立派な理由からなんかじゃないなんて
みんな知ってる事実だよ。
知り合いで野菜の有機栽培なんかやってる環境保護団体のサポーターさんなんか
捕鯨反対なんて環境の役になんか立たない運動にばかり寄付金が集中するお陰で
それよりも遥かに重要な問題、河川港湾の富栄養化や山林の保水力維持などには
ほとんど金が廻らないから捕鯨反対してる奴こそ環境破壊に手を貸してる馬鹿だ
って怒ってるよ。

1000頭だかそこいらのクジラの捕獲が続いても、なくなっても、地球環境には何の
影響も無い。こんな分かり切った事を嘘吐いて金巻き上げてるのがGPとかなん
だけど、それに簡単に騙されてる哀れな人達が何万人も居るんだよな。
実に下らない世の中だよねぇ。。。
523名無虫さん:2009/03/09(月) 18:35:51 ID:h6uWgMrc
鯨は美味しい食べ物なんです。素直に認めましょう。
524名無虫さん:2009/03/11(水) 11:06:30 ID:???
鯨のせいでオキアミやイワシが絶滅寸前です。
イワシは大きさのわりにはキュキュッと言葉と思われるものも使っているほど知能が高く貴重な生物です。
イワシを殺戮者鯨の手から守りましょう
525名無虫さん:2009/03/11(水) 14:35:34 ID:HPvQk+vd

サンマは取れ過ぎて一匹50円だな。安くても食べないよ。飽きた。
解凍サンマは100円以下だと赤字なんだろwザマ〜〜ww

取り過ぎて捨てるんじゃねーぞ。糞漁師ども。
イワシがいなくなったのも糞漁師どもが根こそぎ取っていたからだよ。

526名無虫さん:2009/03/11(水) 14:46:30 ID:???
でもクジラさんのお肉、オイシイお^^
527名無虫さん:2009/03/11(水) 14:50:15 ID:???
むしろ食い飽きるほどに鯨を食ってみたい。高けェよ。

ルンペンちゃんって肉は大好きだけど魚は全く食わないんじゃなかったっけ?
畜産の影響で海の生き物が死んでるのは気にならないのに捕鯨だけは気になる、不思議。
528名無虫さん:2009/03/11(水) 18:38:13 ID:Wx1ZL/D5
鯨が腹一杯魚を食っているのは、腹を裂いて実証されている。
鯨を間引けば、競合して圧迫されている生物種にとってはいい事だ。
529名無虫さん:2009/03/11(水) 18:54:28 ID:KOl/GJVM
∧__∧
 (´∀`)
  (⊃⌒*⌒⊂)
  /_ノω丶_)
530名無虫さん:2009/03/12(木) 01:52:31 ID:QkJY4Iat
反捕鯨には微塵の正義もない
悪は滅べ
531名無虫さん:2009/03/12(木) 12:12:29 ID:???
ttp://www.youtube.com/watch?v=ngUIgTCmWMs

このシーシェパードをおちょくる嘘んこ字幕動画、大丈夫かねぇw
イスラム原理主義の連中の方が「んなこと言ってねぇだろ」って怒ったりして。
532名無虫さん:2009/03/15(日) 07:25:48 ID:4YBEAB6x
今年は大漁を期待していい?
533名無虫さん:2009/03/16(月) 10:38:12 ID:efgrQ1dJ
鯨が魚を食い尽すというが人類が捕鯨を始める以前の海の生態系は保たれていたはずだが…

仮に魚を食い尽して餌が減少すれば子が餓死して鯨は増え難くなるはずだし。
534名無虫さん:2009/03/16(月) 13:24:47 ID:KI4GkI6G
シロナガスが回復しないのはミンクに餌を食われてしまうから
535名無虫さん:2009/03/16(月) 13:32:43 ID:???
>>533
「食い尽くす」ってなあに? そんな話がどっかで出てたっけ?
それとも、人と競合してる可能性の指摘への、あんたの脳内変換かい?

そして、「人類が近代遠洋漁業を現に行っている」のを否定しない限り、
「人類が捕鯨を始める以前」がどうのこうのってのは、単なるあふぉ話。
536名無虫さん:2009/03/16(月) 17:30:40 ID:???
このご時世に鯨食ってる土人が全員死にますように(-∧-;)
537名無虫さん:2009/03/16(月) 17:57:26 ID:qcxggDSk
このご時世だからこそ、家畜肉の消費を少しでも減らすべくクジラさんのお肉戴くべきです♪クジラ愛護さんは環境破壊に大賛成みたいだけどねェ・・・w
242 :食いだおれさん:2009/03/08(日) 10:11:39
捕鯨が野蛮って、どこが?

管理された狩猟採集が最も環境負担の少ない食物生産なのは自明だろ?
畜産なんか家畜の屎尿で海の生物を大量に殺してるが、これは人間の全ての
活動で最大なんだそうだ。科学工場廃水なんかよりも断然家畜の屎尿。

国際連合食糧農業機関FAOの報告。

「 牛 が 環 境 へ の 最 大 の 脅 威  F A O 報 告 」

 http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/agrifood/agrienvi/06121301.htm

それから「捕鯨は野蛮」だと言ってるオーストラリアって国が如何に頭の悪い
政治家・官僚を戴いた国民国家なのか、と言うとこれ。

「 オ ー ス ト ラ リ ア 人 は 鯨 肉 を 食 べ ろ 」

 http://www.nagaitosiya.com/a/whaling.html

元々アボリジニは肥沃でないオーストラリア大陸で環境に負荷をかけない
高度な、恐らく最も洗練された狩猟採集生活を営んでいたんだけど、今の
豪大陸は無理な放牧と農業で見る影も無い。
かつての草原地帯を放牧地・農地に開墾して、その7割を既に砂漠化させてる。
農業用水は勿論、上水道・飲料水ですら侭ならぬほどの水不足を招き下水をリ
サイクルして生活用水に使ってる。
野生動物どころかヒトさえも生存が危うくなるほど環境を破壊する行い、
農業・畜産が野蛮でなくて「捕鯨が野蛮」とは笑わせる。

白人の入植から200年とちょっとで大陸丸ごとの環境を破壊しつくしかけてる
オージーの馬鹿が反捕鯨国筆頭である事の皮肉は破壊力満点だなw
538名無虫さん:2009/03/17(火) 11:57:45 ID:Zi5xO6ll
鯨は健康食だからな
539名無虫さん:2009/03/18(水) 03:04:28 ID:???
ほげぇぇぇぇ!


捕鯨が駄目なら牛さんや豚さんもダメーッ
540名無虫さん:2009/03/18(水) 04:09:30 ID:???
鯨さんくせがあるけどおいしいと思うんだ
541イルカ ◆Dolphin/qA :2009/03/18(水) 11:35:14 ID:AaSXAEFi
日本は捕鯨・イルカ猟を今すぐやめろ。俺は日本の捕鯨やイルカ猟に強く反対してるが、シーシェパードの味方をしてるわけではない。シーシェパードは大嫌いだ。でも俺は日本の捕鯨・イルカ猟に強く反対する。捕鯨・イルカ猟は絶対に許さない。
542名無虫さん:2009/03/18(水) 12:10:54 ID:???


やァ〜〜〜ン、許してェ〜〜〜ン♪


543名無虫さん:2009/03/18(水) 12:26:10 ID:VRgr5Y15
牛や豚の虐殺にも反対しなきゃ
日本人は耳貸しませんw
544名無虫さん:2009/03/18(水) 12:38:01 ID:???
>>541
水場での捕獲だからイルカ「漁」が正しいんだよ。
「哺乳類だから『猟』」と書くべし、と言いはじめたのは愛護団体さん。

因みにアザラシは概ね陸に上がった状態で捕獲するから「猟」を使う。
545名無虫さん:2009/03/18(水) 12:40:35 ID:???
鯨カレーウマーーーー
546イルカ ◆Dolphin/qA :2009/03/18(水) 13:01:05 ID:AaSXAEFi
俺は捕鯨とイルカ猟だけは絶対に許さない。日本は今すぐ捕鯨とイルカ猟をやめるべき。ノルウェーも捕鯨をやめろ。カナダもアザラシ猟をやめろ。
547クジラ ◆whale//1RY :2009/03/18(水) 13:05:19 ID:AaSXAEFi
>>543
俺は捕鯨とイルカ猟のみを反対してるだけだが何か問題でも?
548名無虫さん:2009/03/18(水) 13:11:45 ID:???
>>546-547

別に許してくれなくてもいいから「漁」と「猟」の違いは理解しようよ。

地球市民くん。
549名無虫さん:2009/03/18(水) 15:00:13 ID:1Mee86k1
トリップに面白いのが出たからといって下手な釣りはやめよーやw
550名無虫さん:2009/03/18(水) 15:23:39 ID:???
トリップのアルファベットまで見てなかったなw

でもこれ、相当試行錯誤繰り返さないと出来ないんじゃない?
551:2009/03/18(水) 19:48:30 ID:t2liReXP
>>547
おまえだけずるいぞ
552イルカ ◆Dolphin/qA :2009/03/19(木) 00:03:33 ID:BC8XNM3Q
>>549
べつに釣じゃねーよ
553クジラ ◆whale//1RY :2009/03/19(木) 00:04:29 ID:BC8XNM3Q
ただ俺は捕鯨とイルカ猟に反対してるだけ
554サメ ◆shark/JqPU :2009/03/19(木) 00:05:54 ID:BC8XNM3Q
俺は捕鯨とイルカ猟に反対してるけどべつにシーシェパードに味方してるわけじゃない。俺はシーシェパードなんて大嫌いだ。
555:2009/03/19(木) 03:35:57 ID:hGfZVlvo
差別はなしだぜ…
556名無虫さん:2009/03/19(木) 09:55:56 ID:???
>>553-554

水場での捕獲だからイルカ「漁」が正しいんだよ。
「哺乳類だから『猟』」と書くべし、と言いはじめたのは愛護団体さん。

因みにアザラシは概ね陸に上がった状態で捕獲するから「猟」を使う。

別に許してくれなくてもいいから「漁」と「猟」の違いは理解しようよ。

地球市民くん。

557名無虫さん:2009/03/19(木) 13:15:36 ID:kfmmmeQ2
捕鯨は漢の仕事
558名無虫さん:2009/03/19(木) 15:53:06 ID:???
>>550
トリップを生成するソフトがあるらしいよ。
トリ解析したりするのにも使うらしい。

えらい時間掛かるみたいだけど。
559名無虫さん:2009/03/19(木) 21:26:44 ID:PGau1Bkz
>>556
>水場での捕獲だからイルカ「漁」が正しいんだよ。
 「哺乳類だから『猟』」と書くべし、と言いはじめたのは愛護団体さん。


漁民どもの哺乳類殺しの卑しさを軽減する仕業だよ。
おかげで日本でのイルカや鯨の地位が世界とは異なっている。
「イルカ猟」だよ。

560名無虫さん:2009/03/19(木) 22:03:24 ID:???
>>559

だから、「漁」と表記するか「猟」と表記するか、に

「哺乳類であるかどうか」

は全く無関係だと言ってるんだよ?ルンペンちゃん。

「水場」で捕獲するからサンズイの「漁」なの。

キミ達、鯨類偏愛愛誤ちゃん達の心の問題に配慮して正しくない「猟」という
表記にしても問題は何一つ解決しない。

というか「イルカや鯨の地位」が他の動物より高いと思ってるのも愛誤ちゃん達だけです。

そして人間の品性として卑しいのも愛誤反捕鯨ちゃん達がダントツの世界トップです♪


561名無虫さん:2009/03/19(木) 22:42:41 ID:???
やっぱ牛肉を消費することは、環境に良くないっすねぇw

意外なものがたくさん水を使っているということがよくわかる図
ttp://gigazine.net/index.php?/news/comments/20090319_water_footprint/
562名無虫さん:2009/03/20(金) 07:15:06 ID:???
>>漁民どもの哺乳類殺しの卑しさを
……家畜のほとんどが哺乳類としらない馬鹿発見w
しってたらもっと馬鹿ww
563名無虫さん:2009/03/20(金) 09:13:12 ID:???
>>559
"哺乳類殺し"って菜食者でもない、ただの単なる鯨愛護が口にしてるのか?

どうしてこんなゴミみたいな人種が生まれちゃったんだろう、20世紀後半。。。

http://luna.pos.to/whale/jpn_hna_super_w.html
564名無虫さん:2009/03/20(金) 13:46:07 ID:bzi3sNey
鯨は水産資源。
565名無虫さん:2009/03/20(金) 16:56:02 ID:???
WWFジャパンはしっかり管理するなら
捕鯨に反対する理由ないっつってたな
本部は知らんが拒否されたとはきいてない
566名無虫さん:2009/03/21(土) 11:01:53 ID:JYSDlF4U
鯨食は環境保護に効果がある。
567名無虫さん:2009/03/25(水) 14:45:21 ID:E3rYhzL3
鯨肉泥棒は刑務所に池
568名無虫さん:2009/03/28(土) 15:40:50 ID:8Gf6sHMv
昨日スーパーに行ったらクジラ肉を半額セールで売ってた
しかし山積みの売れ残り状態
手に取ってパッケージを見ると調査捕鯨による産物でした
国際世論に喧嘩を仕掛け売れもしないクジラ肉を税金投入して生産してどうするの?
捕鯨関係者が喜んでるだけですよね。
569名無虫さん:2009/03/28(土) 16:20:01 ID:???
だからどこを縦y
570名無虫さん:2009/03/28(土) 16:35:47 ID:???
またルンペンちゃんが嘘吐いてるのか。
ウチの近所じゃ夕方7時過ぎになって売れ残ってる事が稀で、半額シールなんか見た事無いぞ。

>>568
それが本当なら何県何市の何てスーパー(これはアルファベット頭文字で可)かを
教えてもらおうか。勿論半額シール商品山積みの写真込みで。
俺なんか仕事帰りに買えない事が多々あるから鯨研通じて抗議して近所に多く廻す
様にさせるから。
因みに地元じゃ今の状態でも数年前より供給が倍以上に増えてるらしいが取り扱い
小売も同時に増えてるので売りたくても弾が無いんだと。

ま、クジラ愛護なだけの>>568に絶対写真も店舗名も出せないのは知ってるがw
571名無虫さん:2009/03/28(土) 16:47:46 ID:???
この時期は調査捕鯨の影響らしくスーパーに赤黒いクジラ肉が並ぶよな
うちの近所のスーパーでも売れ残って赤い肉汁に浸ったパッケージを叩き売ってたの見たよw
572名無虫さん:2009/03/28(土) 16:56:40 ID:???
>>571
でもキミにはその写真と何県何市の何てスーパー(これはアルファベット頭文字で可)
の情報を出せないんだろ?

「この時期は」と言うからには今現在も売れ残って「叩き売」られてるはず
だけど、金輪際その写真は出せないってわけだ。

だって完全な口からでまかせだもんねw

スーパーの棚の写真なんか撮れない、とか言ってごまかそうとするんだろうな・・・
携帯で簡単に撮れるし、今時そんな事で注意されたりもしないんだけどw
573名無虫さん:2009/03/28(土) 17:03:13 ID:???
反捕鯨に証拠は出せません。だって「可哀想だから捕鯨反対」なんですもの。
少しでもイメージを落として捕鯨に逆風を吹かせられれば大事なクジラさんを
守れるかも、って純粋な動機からついつい嘘を書き散らしてしまうんですもの。
574名無虫さん:2009/03/28(土) 17:25:56 ID:???
売れ残ってるぐらいなら俺が買う。
場所教えろ。
575名無虫さん:2009/03/28(土) 18:38:37 ID:???
>売りたくても弾が無いんだと。

うちの近所の店も、刺身用の赤身なんかは入荷・陳列が不安定だわ。
仕入れようたって、常に入手できるとは限らんのでしょうね。


>だけど、金輪際その写真は出せないってわけだ。

まあそのうちに、たまたま色んな条件が重なって値引きシールでも貼られてたら
小便漏らさんばかりに喜んで撮った写真を上げてくれると思うよ。
金輪際そういう場面は有り得ないってことも無いはずだから。

ま、それに対してはただ単に「はいはい、では最低週に一度のペースで、少なくとも
3ヶ月くらいは撮り続けられるよね。新聞の日付と一緒に撮ってうpってね」で済むけどw
576名無虫さん:2009/03/28(土) 19:01:47 ID:???
と言うかね、>>568>>571はそもスーパーでクジラ製品見た事無いんじゃない?
流通地域に隔たり・格差があって、無い所は市内中探し回っても何処にも置いてないらしい。

んで、もし本当に継続して売れ残ったりするようならば居れん所みたいに
バンバン売れる地方に供給を割り振る筈なんだよ。
だから「いつ見ても売れ残ってる」とか「いつも値引きシールが貼られてる」
とか、小売にしてみれば不経済極まりないんだから有り得ないよね今の時代。
577名無虫さん:2009/03/28(土) 22:59:18 ID:rkpQ+dGO

白いスジの入った血溜まりの赤黒いクジラ肉のかたまり
よく売れ残ってるよ。
誰も買わないから最近は置かなくなった。
高い、不味い、売れないクジラ肉ww

獲ってくるなよ。迷惑だ。

578名無虫さん:2009/03/28(土) 23:13:11 ID:rkpQ+dGO
>>576
>バンバン売れる地方に供給を割り振る筈なんだよ。


クジラやイルカの消費量の多い地域の子供は馬鹿。

2008年 小学生 全国学力テスト ランキング
33位 佐賀
34位 宮城
35位 高知
36位 和歌山
39位 福岡
44位 長崎
45位 山口
46位 北海道
47位 沖縄


日本の恥の地域のために獲ってくるなよ。迷惑だ。



579名無虫さん:2009/03/28(土) 23:42:00 ID:???
ルンペンちゃんがPCの前で力み返したところで助かるクジラさんの命がある訳じゃ無し。

オーストラリアラッド政権マニフェストの「日本の調査捕鯨を国際法廷に持ち込む」
が反故にされちゃってる現実をしっかり見据えてみましょう。

因みに全国流通分在庫は供給量が増えたにも拘らず減少傾向にありますが、
ルンペンちゃんが見た「誰も買わないから最近は置かなくなった。」スーパー
とは一体何処の都道府県にあるのでしょうか?
恐らく日本に実在しないと思いますけど・・・w

http://david-in-tokyo.blogspot.com
580名無虫さん:2009/03/29(日) 00:00:04 ID:???
>>577
「今は置かなくなった」と書けば「売れ残ってる」という証拠写真は出さなくても済むもんね。
今まで何度か同じ様なやり取りで「証拠出せ」って言って出てきた験しが無いw
恐らく日本中何処に出しても売れ残るような事態は起きてない。
そんなオイシイ状況を数多ある反捕鯨団体が放置する訳が無い・・・
だけどどの鯨愛護サイトにもそんな写真も記事も全く見当たらないと来たw
581名無虫さん:2009/03/29(日) 02:50:37 ID:yekyyR6o
反捕鯨国「だけ」の世論が国際世論とか
傲慢すぎて反吐がでるわ
582名無虫さん:2009/03/29(日) 15:16:34 ID:LIeQvDag
東京なんだが、スーパーに普通に並んでる。
583名無虫さん:2009/03/29(日) 18:25:27 ID:???
ベーコンに酢醤油垂らして食うと顎がだれるほど美味い。
正直これより美味いものってのはあまり思いつかない。
鯨ってこのベーコン作るための皮目的で獲ってるんだと本気で思うが、
反捕鯨教団の心の痛みに配慮して皮だけ剥いでキャッチ&リリース、
なんて技術が開発されるといいね、将来。
584名無虫さん:2009/03/31(火) 20:02:11 ID:z9vX79jR
全然売れ残ってるよスーパーのクジラ肉
国際からバッシングされ国民が納めた血税投与して
廃棄食材を作ってどうする?
585名無虫さん:2009/03/31(火) 20:25:10 ID:???
>>584

>>570>>570>>580なんかで何度も言われてるのにどうして写真出せないの?不思議・・・

スーパー行く時に携帯持って行かないの?

君達は捕鯨に反対したくて仕方ないんだから、シレっと写真撮ってうPればいいのに
何故そうしないの?

不思議・・・




586名無虫さん:2009/03/31(火) 20:32:00 ID:???
スーパーで売れ残って半額シール貼られてる現実がもし本当にあるならば
反捕鯨団体が挙って自分ところのwebサイトに取り上げてるよw

現実には売れ残ったりしてないから、それが出来ない。ただそれだけw
587名無虫さん:2009/03/31(火) 21:38:01 ID:XnaAlt+g
半額シールはってあるのは見たことある
でも普通の肉よりすくないな
>>584
そもそも「調査」だし
国際≠反捕鯨国でもない
588587:2009/03/31(火) 21:39:40 ID:XnaAlt+g
ごめん誤字
国際=反捕鯨国でもない
589名無虫さん:2009/04/01(水) 17:39:02 ID:gof45WyA
シーシェパード活動家とオーストラリアが激怒したビデオ。
皮肉が事実に基づいているだけに、強烈なビデオだ。

Sea Shepherd, Australia & Osama
http://www.youtube.com/watch?v=ngUIgTCmWMs
590名無虫さん:2009/04/04(土) 15:28:05 ID:Q1y5I/Fs
キャンペーンとかで安くなる時はあるな。
591名無虫さん:2009/04/05(日) 10:25:54 ID:FAX7vI2N
久しぶりに鯨刺し、鯨のタレ食べてぇなぁ…
592名無虫さん:2009/04/05(日) 14:07:33 ID:???
俺の近所の焼き鳥屋は定番で刺身とベーコンあるから
週一ペースで食べてる
593名無虫さん:2009/04/05(日) 14:53:08 ID:???
>>592
うらやましいな


さっそく鯨のたれを注文してしまった
軽く炙ってマヨネーズ付けて…
やべっヨダレ出てきた
594名無虫さん:2009/04/05(日) 22:04:25 ID:???
シー・シェパードもクジラ食べろよ
595名無虫さん:2009/04/05(日) 23:58:09 ID:12b2/cyC
近所の寿司屋は鯨がメニューにある。
596名無虫さん:2009/04/07(火) 20:31:40 ID:Cd0daa5p


土人じゃあるまいし、
いまどき日本で鯨を食べて世界中に嫌がらせするなよ!


597名無虫さん:2009/04/07(火) 20:58:01 ID:???
ルンペンちゃんは生理不順なので許してあげてください。
598名無虫さん:2009/04/08(水) 08:21:27 ID:dtKXpJnc
>>596やシーシェパードやオーストラリアや捕鯨反対にお金出してる人
「世界では、3秒に1人、毎日3万人の子どもたちが防ぐことができる病気で命を落としています。」
っていうことらしいんだけど、調査捕鯨で一日に殺されるクジラは何頭?
599名無虫さん:2009/04/08(水) 11:58:40 ID:bkvf4W8w
普通の日本人なら鯨くらい食べてるぞ
600名無虫さん:2009/04/08(水) 20:25:42 ID:E22PEkdz
鯨以外にイルカも禁止してほしい。
鯨を食べる日本人は犬を食べる韓国人や猫まで食べる中国人なみに残酷だと思う。
601名無虫さん:2009/04/08(水) 22:29:13 ID:qdM6Bqh+


戦後の貧しい鯨給食が、「日本の食文化」だなんて言われて迷惑だよな。
いまでも食ってる貧乏人は見つからないようにコソコソ食えよ。

在日や中国人が嫌がらせに日本で鯨を食べてるんだろ。


602名無虫さん:2009/04/08(水) 22:32:41 ID:???
今月は特に「月のモノ」が重いんだそうですw
603名無虫さん:2009/04/08(水) 22:55:06 ID:bkvf4W8w
何を食べるかは好き好きがあるから。食べたいと思うものを食えばいいよ。
人の好みに文句を言うのは筋違い。
604名無虫さん:2009/04/09(木) 00:21:47 ID:hOUwz48Z
>>601
>在日や中国人が嫌がらせに日本で鯨を食べてるんだろ

そうらしいよ。じゃあその光景を観た君がガツンと一言言ってやれ。
こんなところでコソコソしてないでさ。頼んだわ。
605名無虫さん:2009/04/09(木) 02:08:02 ID:yvuP8S4y
>>601
反捕鯨がレイシズムに基づいてることを如実にあらわしてるなw
日本は捕鯨国ですえせ日本人は出て行ってください
606名無虫さん:2009/04/09(木) 11:18:05 ID:IgHbHWFu
日本人ならご飯と同様に鯨を食べる。
607名無虫さん:2009/04/09(木) 22:21:18 ID:mw9BGepT
今さらかもしれないが、1つ質問。
昨年3月、NHKの「サイエンスZERO」で、
「脳の中にあるグリア細胞と神経細胞の比率は生き物によって違う。
ヒトの大脳の表面のグリア細胞の数は神経細胞の1.8倍。
クジラだと6倍。ちなみに天才アインシュタインのそれは
ヒトの平均より飛び抜けて多かったらしい」とやっていた。
[http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp200.html]
まるで、この割合が大きいほど知能が高いかのような言い回し。
本当にそんな単純なことなのか、この点をはっきりさせたい。
明らかに知能が劣るとされる動物(例えばネズミなど)で
グリア細胞の割合が高ければ、答えは明瞭なのだが……。
 
どなたか、ご存じない?




608名無虫さん:2009/04/09(木) 22:30:49 ID:mw9BGepT
609名無虫さん:2009/04/09(木) 22:38:16 ID:???
「知能」ってネットワークとその応用で高次の思考が出来るかどうか、だからね。

神経伝達の用を為さない、「緩衝材」「保温材」としての役割しか確認されてない
グリア細胞を知能の高低の根拠にするのは無茶過ぎるな。
610名無虫さん:2009/04/09(木) 23:10:06 ID:mw9BGepT
>>609
同番組では、「グリア細胞は神経細胞と同じように興奮することができ、
情報を伝達していることがわかった」とあるけど?
611名無虫さん:2009/04/09(木) 23:37:18 ID:???
それマジ?

あんまり興味ないんでリンク見てないんだよなw
612名無虫さん:2009/04/10(金) 00:40:07 ID:PNdlLxc6
>>611
まだ聞いたことはないけど、もしも反捕鯨者が、
主張の新たな武器として、このグリア細胞のことを持ち出してきたら、
どう反論したらいいのか……。
できれば完勝したい……。

613名無虫さん:2009/04/10(金) 03:07:11 ID:IdqCV0cp
いや知能なんてどうでもいいってのがこっちの立場やん
だが鯨に知能なんてないってのが行動からわかってるんじゃなかったか?
いまさらそれはおおらんだろう
614名無虫さん:2009/04/10(金) 10:01:04 ID:???
イルカが本当に頭良かったら、毎年毎年原子的な漁で殺されまくったりしません。
なんで何百年も対応策無しで来てるんだろう。
適応能力無さ杉だろう。
615名無虫さん:2009/04/10(金) 11:39:17 ID:PNdlLxc6
>>613 >>614
その説明では理解できない(したがらない)のが、
何十年も変わらない反捕鯨団体の頭の悪さだから。
そのくせ、自分たちの主張に少しでも有利な点があれば、
そこを最大限に誇張して突いてくる。
汚染物質の生物濃縮だとか、系統群単位での保護だとか。
反捕鯨者「最近の研究で、クジラはやはり
頭の良い動物であるということが証明されました。
なんと、神経細胞の働きを補助するグリア細胞の数が
大変多かったのです! これは科学的事実です!」
……と万一言い始めてきたときに備えて、
今のうちにアンチレスを用意しておいたほうがいいと思ったんだ。
例えば、「カンガルーのグリア細胞はもっと多いぜ」とか(知らんけど)。
彼らの新たな戦略に、そんな感じで即座に
反論できたら痛快じゃないか。
そう思わない?


616名無虫さん:2009/04/10(金) 19:10:22 ID:???
まあ一つの説だけど、

イルカやクジラの脳が大きくなったのは水温のため
ttp://blog.goo.ne.jp/shax2081/e/a167746a8f295ad609672df696dcd1f5
>異常に数の多いグリア細胞〔神経膠細胞〕と半球ごとの睡眠現象との組みあわせが、クジラ目の脳を
>効率的な熱発生器官にしていると示され、このことは水中への熱損失を中和するのに必要とされる。

とかいう話もあるようで。

また、ここからは私の思いつきなんだが、我ら陸上生活の動物は地面と言う平面に暮らし、
視覚という平面スクリーンでも賄える感覚で主に外界を認識しているのに対し、
(完全)水中生活者であるクジラは、水中と言う三次元空間で暮らし、視覚も使うでしょうが
音波ソナーで外界を探り、脳内で三次元を再構成している。

基本的に平面な世界より、より多くを認識しなければならない世界に暮らし、そして入力たる
ただ単なる感覚を機能させるだけでも我々より手間が要る(我々も両眼視の情報から奥行再構成
してるけどね)。

そういう仕事を賄うためにグリア細胞に頼ってるという面は無いだろうか?
何しろ電気的なデジタル経路である神経細胞と異なり、化学的ネットワークという一種アナログな
部分を担っているのがグリア細胞だから、空間把握みたいなことにはそっちの方が適切かもしれない。

というわけで、空間を認識し続けなければならず、そのためにソナーを使っているという点で似たような
ものであるコウモリの神経細胞/グリア細胞比はどんなもんだろうか?
何もクジラどころかヒト並である必要は無い。程度として同じようなものだろうネズミなんかと比べて
多いかどうか?

ざっと検索したけど、わからんかったわ。
617名無虫さん:2009/04/10(金) 19:30:31 ID:???
でもねえ、反捕鯨連中の新たな言いがかりへの対抗だったら、
やっぱ既に指摘が出てるように、イルカとかのあふぉな行動を基に言ってやればいいと思うよ。

ツナ缶の表示は何だよw
イルカたちに危険が無い漁法で獲ったツナ?
イルカのソナーって網も探知できるらしいじゃん。
何で毎度毎度近づいて死んでんだよ。
仲間達がそれで死んでいくのを周りで見てるしかなかった奴もいるんだろ。
それ繰り返すイルカばかすwww

でいい。

そのとき直接対話してる奴が、意地でも納得しない様子でもおk。
未来にログを読むのも含めてギャラリーに対してクジラカルト信者の筋の通らなさが見えれば
無駄ではないよ。

なお、「クジラ達の知能は我々とはかなり異質なだけだ」という逃げも、上記の例に対しては無効。
異質な知能や精神でも生き物である限りは、生存を無視ってのは可笑しいからね。
618名無虫さん:2009/04/11(土) 06:47:45 ID:???
仮にイルカや鯨が頭良いとしたら、わざと捕まってる事になるよなぁw
自分たちが増えすぎるのは良くないと考えるほどに知能が高いとかねww



じゃあむしろ捕ってあげなきゃwww
619名無虫さん:2009/04/11(土) 12:01:56 ID:FsfexZSX
レミングとか増えすぎると集団自殺するよね。
620名無虫さん:2009/04/11(土) 12:45:16 ID:ZtQXAco+
>>616 >>617
ホントいうと、IWCの科学委員会が一定枠内での捕鯨を認めている時点で、
結論は出ているんだよね。
でも反捕鯨者がそれを認めないから、同じ議論の繰り返しになる。
どの関連スレを見てもそう。
そして、いつも反捕鯨者は反論に窮し、捕鯨擁護のレスで終わっている。
グリア細胞のことは自分のただの思い付きで、
同じ議論に飽きたから、このスレで取り上げてみたんだけど、
どうも手間をとらせたみたいでスマン。
しかし、なるほど。コウモリとの比較は思いつかなかった。
言ってみるもんだ。
せっかくだから、ほかのスレでもちょっと尋ね歩いてみるよ。
もしかすると、専門の人がいるかもしれないから。








621名無虫さん:2009/04/11(土) 14:28:12 ID:cSj9jk3e
国際捕鯨委員会が捕鯨を認めるのは当たり前の事だ
622名無虫さん:2009/04/11(土) 16:43:20 ID:dz525CQS


イルカって賢いよね。
人と同じくらい賢くなったら朝鮮人みたいに危険じゃん。
今程度がちょうどいい。
イルカ可愛いよイルカ。

そんなイルカや鯨を食べることは恥ずかしいことだよ。土人じゃあるまいし。


623名無虫さん:2009/04/11(土) 17:01:02 ID:???
イルカ守る為だけに人種差別意識を露に出来る、というのはある意味とっても凄いと思う。

人種差別意識の全く無い人って恐らく殆ど存在しないし、そんな人が
「差別の為の差別」をやってるのはよく見かけるよ。

そんなものは可愛い物だ、意識的に攻撃意図を表に出してるんだから。

イルカの為ならナチュラルに、全く意識せずとも差別意識を表出できる、
これは改めて凄い事だと思うよ。

その人の中では無意識的な段階で既に嫌いな人種全てが、その個々の人格を問わず
イルカより下になってるという事なんだから。
624名無虫さん:2009/04/11(土) 17:22:56 ID:cSj9jk3e
鯨は単なる食べ物
625名無虫さん:2009/04/11(土) 23:55:34 ID:FClHXifh
今日、鯨の刺身を食べた。
臭くて不味かった…

でも欧米に食うなと反対
されるのはムカつくから
捕鯨には賛成する。
626名無虫さん:2009/04/12(日) 00:22:20 ID:E0pDJDs1
昨日、さらしくじらを食べた。
すこぶる旨かった!

レイシストどもにとやかく言われるのは
ムカつくし
捕鯨反対はとことん叩くつもりだ。
627名無虫さん:2009/04/12(日) 01:01:17 ID:KeQFnMKL
むしろレイシストが捕鯨続行を強調している事実
628名無虫さん:2009/04/12(日) 12:51:58 ID:Due/5vFW
鯨は美味しいよ
629名無虫さん:2009/04/12(日) 15:41:42 ID:oWQJEUiI



いまだに鯨肉を食べて、日本の若者の足をひっぱるなよ!昭和の爺ぃども。



てか、ミサイルを人の頭上にぶっ放して、
人工衛星が軌道にのったなんて信じてる馬鹿チョンが、
日本で鯨肉を食って嫌がらせをしてんだろ。出てけよ!


630名無虫さん:2009/04/12(日) 16:09:56 ID:???
平成生まれが一昨日初めて食ったけど、ベーコン切り落とし美味かったぞ。
631名無虫さん:2009/04/12(日) 17:50:37 ID:BRQNc3VS
>>629
お前がチョンだということはよく分かったから
632名無虫さん:2009/04/12(日) 22:08:15 ID:???
>>629
いつもの戯言乙w
鯨肉食べる事のどこが悪いんだか具体的に言ってみ?

どーせ白人様に逆らうなァってとこだろw
お前らのほうがよっぽど日本の害だね。
633名無虫さん:2009/04/13(月) 22:48:20 ID:hOlMw191
鯨肉食いたい
634名無虫さん:2009/04/13(月) 22:56:16 ID:unj5Covo
シマアジ>うなぎ>サバ>>>>鯨肉>マンゴー

鯨肉wwwwwwwwwwwwwww
635名無虫さん:2009/04/14(火) 00:00:58 ID:???
全然違う食べ物を並べて何の順位付けなんだかw
636名無虫さん:2009/04/16(木) 20:46:56 ID:gK8x3z0j
鯨は旨いぞ
637名無虫さん:2009/04/17(金) 06:11:47 ID:ZNC5u7Kj
調査捕鯨って何ですか
そのような項目は捕鯨条約にありません。
638名無虫さん:2009/04/17(金) 15:31:14 ID:tA2A+sZP
>>637
…無知は罪
639名無虫さん:2009/04/17(金) 15:52:18 ID:6rc6wGhR
鯨なんて食べたことないですけど。。。
たくさんの友達に聞いてもみんなそうです。
若者と呼ばれる年齢はさほど鯨肉に
興味は無いですよ。
大半はやめればいいのにっって思ってる。
年配のお偉いさんが美味を忘れられずに
うまいうまい言っているとしか
思えないですけど。。。
なんかコメント見てると捕鯨賛成は
かなりオアツイようで,,,。
何をそんなに必死になっているのでしょうか?
日本の文化はわかっていますが、
それをいつまでも押し通すわけにはいきませんよ。
ひとりの日本人としてまだ捕鯨を続けることを恥ずかしく思います。
調査捕鯨は食べ物のリサーチか何かでしょうか?
もっとうまいものあるでしょうに。
捕鯨反対を徹底的に叩くのもなんか醜いですね
640名無虫さん:2009/04/17(金) 17:58:38 ID:ESKRxF5u
>639
別スレにも同じ内容コピペして必死

オアツイようで
641名無虫さん:2009/04/17(金) 22:06:42 ID:tA2A+sZP
捕鯨に悪いところはないからね
当然反捕鯨は悪なわけだ
文化とか味とかどうでもいいよ
食べたい人の自由
人権と正義を守ってるんだから

あと日本人の大多数が捕鯨賛成なので現実みてね
642名無虫さん:2009/04/17(金) 22:24:48 ID:???
鯨美味いのにね
給食に出てたのはあんま好きじゃなかったけど
鯨と水菜のハリハリとかうまいよ〜
鯨ってメッチャいい出汁でるんだぜ
刺身も色々部位によって味が違うし
食えなくなるとしたら、あまりにも惜しい食材だ

種の存続が危ういってのなら、仕方ないと諦めるが
持続可能な程度の漁獲量での捕鯨ってのが出来るんなら、
問題は宗教や単なるセンチメンタリズムだけのような気が・・
643名無虫さん:2009/04/17(金) 23:17:13 ID:???
鯨の肉を食べてるなんて、猫の肉を食べてるのと一緒。
国際的に印象悪いよ。

ごく一部の鯨食べたい派のせいで、日本人全体が気味悪い人種にされてる。
644名無虫さん:2009/04/17(金) 23:21:56 ID:???

ルンペンちゃんの意見その物は別に一つの主張として、構わないんだけど

なんだか文章がキモチ悪いね、彼女の場合。
645名無虫さん:2009/04/17(金) 23:29:16 ID:???

「嘘をついてるカンジ」が漂ってるからキモチ悪いのか。

彼女の本心は

「クジラ食ってるのがキモチ悪い/世界からキモチ悪いと思われる」

なんかじゃなくて

「アタイの大好きなクジラさん殺して食べるなんて・・・お願いヤメテ・・・」

ってカンジだろう。

何かの目的・要求があるのにそれを隠して別の方向からそれを達成しようとする
これがキモチ悪さの原因だな。
646名無虫さん:2009/04/18(土) 00:05:14 ID:???
猫も美味かったら

今頃猫牧場とか出来てると思うよ

647名無虫さん:2009/04/18(土) 01:02:10 ID:aaijkBQ2
いい加減現実みろよパラノイア
日本で反捕鯨派は極少数なんだっての
一部はおまえらだぼけ
648名無虫さん:2009/04/18(土) 19:18:40 ID:joX79h9v
鯨は単なる食べ物なんです。信仰の対象ではありません。
649名無虫さん:2009/04/18(土) 19:44:47 ID:wt9FLbW0
確実に海外からは全員日本人は鯨を食べていると思われている

鯨肉なんか全然興味ない

そういう人ってきっと何でもおいしければ食べちゃうんでしょうね。

モラルがないのね、きっと
650名無虫さん:2009/04/18(土) 20:26:09 ID:AWMamAxo


捕鯨は漁師崩れの金儲け。
漁師崩れの金儲けのために、海外からは日本人全員が鯨を惨殺してると思われてるよ。



651名無虫さん:2009/04/18(土) 20:29:18 ID:???
>>650
>海外からは日本人全員が鯨を惨殺してると思われてるよ。

無い無い、流石にこれは無いw

どんだけスパルタンな海洋狩猟民族だよ俺等w


652名無虫さん:2009/04/18(土) 20:34:45 ID:???
長髪ボサボサの小さい子が長銛持って、小船から鯨に飛びかかるイメージだろw

ジョージ秋山の「ゴンズイ」第一話みたいなw


653名無虫さん:2009/04/18(土) 21:08:17 ID:joX79h9v
オーストラリアでは日本食がブームだから、その内鯨肉を食べ始めるぜ
654名無虫さん:2009/04/19(日) 00:40:55 ID:1B2inzRb
>651
どうなんだろ、こいつらの心理
もう論破されつくしてるだろw
ノルマあるんだろね、教祖様から
お疲れ様w
655名無虫さん:2009/04/19(日) 03:29:43 ID:0YiyrVsc
いっそ、心理学板にスレを立てるか?
656名無虫さん:2009/04/19(日) 03:42:15 ID:g8zJQKFV
捕鯨って、かっこいいよね
657名無虫さん:2009/04/19(日) 13:38:00 ID:0YiyrVsc
>>656
「パンコロ」っ言葉、一般社会でもはやらないかな。
「君に出会った瞬間、僕の心はパンコロだ」とか。
658名無虫さん:2009/04/19(日) 15:57:22 ID:???
>>651
知らない国の事なんかどうとでもイメージできるよ。
面白半分に日本人は何で鯨食べるの?って、豪州にいると聞かれるらしい
から。

>>642
>持続可能な程度の漁獲量での捕鯨ってのが出来るんなら
環境集容力を無視した非科学的な鯨食害論を垂れ流している時点で、持続
可能な漁獲量を維持しようとしそうにないと思えてくる。
むろん、本当にそれが出来れば別に構わんのだが。
659名無虫さん:2009/04/19(日) 16:01:36 ID:???
珍語キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!

"環境集容力"との一致はありません。
660名無虫さん:2009/04/19(日) 16:05:33 ID:???
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google.co.jp/custom?q=FAO%81@Live&hq=&num=100&site=search&hl=ja&ie=Shift_JIS&lr=&cof=AH%3Acenter%3B&sitesearch=www.greenpeace.or.jp&domainsの魚拓</a></iframe>

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FAO%81@%8B%8D&hq=&num=100&site=search&hl=ja&ie=Shift_JIS&lr=&cof=AH%3Acenter%3B&sitesearch=www.greenpeace.or.jp&domaiの魚拓</a></iframe>

http://s03.megalodon.jp/2009-0419-1603-03/www.greenpeace.org/international/footer/search?q=Livestock%E2%80%99s+long+shadow

661名無虫さん:2009/04/19(日) 16:17:23 ID:???
>>658
>>651
>知らない国の事なんかどうとでもイメージできるよ。
>面白半分に日本人は何で鯨食べるの?って、豪州にいると聞かれるらしい
>から。

聞かれたとして、それが何か不都合があるの?
というかオーストラリアの教育受けてて、
オーストラリアのネット環境にあって、尚

>日本人全員が鯨を惨殺してると思われてるよ。 >>650

ならオーストラリア人そのものの知能程度に問題があるだけだよねw

その他教育未発達国や情報化されてない国が、"日本人は全員鯨を虐殺してる"
と思ってるのならそんなのは「丁髷・侍・芸者」と同じで日本人自身に
どうこう出来る範囲の話じゃないw

それ以前に捕鯨を「虐殺」と伝えるような偏向意図のある馬鹿が活躍してる
だけの問題ならばそう思わせておけばいいよ。ナニが怖いんだお前w


662名無虫さん:2009/04/19(日) 16:34:22 ID:???
>>658
>環境集容力を無視した非科学的な鯨食害論を垂れ流している時点で、持続
>可能な漁獲量を維持しようとしそうにないと思えてくる。

「鯨食害論」と「環境収容能力」の関係を説明してみろ馬鹿w

人間の漁業と漁獲競合する鯨の食餌があって、その場に鯨類以外の
競合種が居ないか、居ても少ない場合に言われるのが「食害の可能性」だ。
これに「環境収容能力」が関係する訳が無い。

環境収容能力が関係するのは増加率や繁殖率。
単に生息数と食事量と捕食対象とその捕食競合種の有無だけだ。
その場に「存在できる数の鯨」の限度と現実に漁業と競合する可能性
がどう関係するんだとw

663名無虫さん:2009/04/19(日) 16:46:41 ID:???
>>660の上の3つはキャッシュ取得不可か。
証拠押さえられない様にrobot設定してやがるよ、グリンピw
一応は画面写真までとって、このスレにリンク置いたレスの証拠残しとけばいいかな?w

↓はGPサイト内検索

先ずは「FAO Live(stock)」での結果。

http://www.google.co.jp/custom?q=FAO%81@Live&hq=&num=100&site=search&hl=ja&ie=Shift_JIS&lr=&cof=AH%3Acenter%3B&sitesearch=www.greenpeace.or.jp&domains=www.greenpeace.or.jp

次に「FAO 家畜」。

http://www.google.co.jp/custom?q=FAO%81@%89%C6%92%7B&hq=&num=100&site=search&hl=ja&ie=Shift_JIS&lr=&cof=AH%3Acenter%3B&sitesearch=www.greenpeace.or.jp&domains=www.greenpeace.or.jp

最後に「FAO 牛」。

http://www.google.co.jp/custom?q=FAO%81@%8B%8D&hq=&num=100&site=search&hl=ja&ie=Shift_JIS&lr=&cof=AH%3Acenter%3B&sitesearch=www.greenpeace.or.jp&domains=www.greenpeace.or.jp

一応念の為に「Greenpeace worldwide」で「Livestock’s long shadow」
を検索した結果がこれ↓。

http://www.greenpeace.org/international/footer/search?q=Livestock%E2%80%99s+long+shadow

GPworldwideは証拠隠滅が緩いけど、GPジャパンは流石だよなぁ・・・w
664名無虫さん:2009/04/19(日) 16:50:32 ID:???
ついでですが、GP等がこの問題↓を「完全に無視」している証拠をば・・・w
「牛が環境への最大の脅威 FAO報告」(2006年)
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/agrifood/agrienvi/06121301.htm
Livestock’s long shadow,06.11.29
http://www.virtualcentre.org/en/library/key_pub/longshad/A0701E00.pdf

↓はGPサイト内検索
先ずは「FAO Live(stock)」での結果。
http://www.google.co.jp/custom?q=FAO%81@Live&hq=&num=100&site=search&hl=ja&ie=Shift_JIS&lr=&cof=AH%3Acenter%3B&sitesearch=www.greenpeace.or.jp&domains=www.greenpeace.or.jp
次に「FAO 家畜」。
http://www.google.co.jp/custom?q=FAO%81@%89%C6%92%7B&hq=&num=100&site=search&hl=ja&ie=Shift_JIS&lr=&cof=AH%3Acenter%3B&sitesearch=www.greenpeace.or.jp&domains=www.greenpeace.or.jp
最後に「FAO 牛」。
http://www.google.co.jp/custom?q=FAO%81@%8B%8D&hq=&num=100&site=search&hl=ja&ie=Shift_JIS&lr=&cof=AH%3Acenter%3B&sitesearch=www.greenpeace.or.jp&domains=www.greenpeace.or.jp
一応念の為に「Greenpeace worldwide」で「Livestock’s long shadow」を検索した結果がこれ↓。
http://www.greenpeace.org/international/footer/search?q=Livestock%E2%80%99s+long+shadow

因みにサイト内検索ではありませんがIFAWやSS等、所謂「非ベジ系」で「捕鯨問題」を前面に押し出してる「環境保護団体」は全て同様です。
一方、当然といえば当然ですが「ベジ系」は全て上記FAO報告書をこぞって紹介、それどころか事細かに解説まで加えて大特集してます。
そして残念ながら「ベジ系」である彼等のサイトは世間一般には殆ど認知されず、とてもじゃないがGPやIFAW等の巨大な資本を持つ環境保護団体に
影響力という点で遠く及びません・・・

さてもう一度。
「国連食料農業機関」が「環境への最大の脅威」として2006年11月に出した
報告書について  「  環  境  保  護  団  体  」 が全く触れた形跡すら見付けられない、というのは一体なんなんでしょうか?シュールな印象すら受けますねぇ・・・w
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=1834578&tid=a45a4a2a1aabdt7afa1aaja7dfldbja4c0a1aa&sid=1834578&mid=33412
665名無虫さん:2009/04/19(日) 19:07:43 ID:XySMLZlD
家畜問題にすり替えるのはどうかと。
ああいえばなんとかはもう聞き飽きた

なんかみんな一つの質問のきちっとした答えが無い
全部曖昧、話題転換攻め

会話ができん

日本このままだとやばい
666名無虫さん:2009/04/19(日) 19:24:03 ID:???
>>665

http://messages.yahoo.co.jp/bbs?action=m&board=1834578&tid=a45a4a2a1aabdt7afa1aaja7dfldbja4c0a1aa&sid=1834578&mid=33410

捕鯨問題は環境問題ではないから「すり替え」ではない。

ただ単にGP等の「環境保護」団体が金集めの為に捕鯨問題を
「環境問題」として扱ってる、という指摘をしているだけ。

こんな簡単な文意すら読み取れない、オマエのような馬鹿が
知った風な事を言う、それが捕鯨問題の悩ましさw

>なんかみんな一つの質問のきちっとした答えが無い

オマエが何処で質問してるかしらんが、俺がキッチリ答えてやるから
質問を書きだしてみろ。
667名無虫さん:2009/04/19(日) 19:45:41 ID:???
パンツ見せてもらっていいですか?
668名無虫さん:2009/04/19(日) 19:53:43 ID:g8zJQKFV
それより、鯨は旨いぞ
669名無虫さん:2009/04/19(日) 21:17:16 ID:XySMLZlD
臭いよ鯨、マグロの方が断然うまいに決まってる

味オンチ
670名無虫さん:2009/04/19(日) 22:17:51 ID:???
>>669

オラ、答えてやるからさっさと質問してみろよカスw

671名無虫さん:2009/04/19(日) 23:43:13 ID:???
美味しい鯨の食べ方を教えてください
672名無虫さん:2009/04/20(月) 10:02:20 ID:qsDhHm9c
>>669(短いレスだけど、とりあえず代表として)
捕鯨を嫌う君たちは、いつも決まり文句のようにそういう類のセリフを吐くが、
時に、「臭い」は「旨い」という場合もあるぞ。
納豆とかチーズとかニンニクとかetc...
では、これらの食品も臭いから食べてはいけない、と君たちは訴えるのか?
その前に、君たちは本当に一口でも鯨を食べたことがあるのか?
そして、鯨の種類や部位によっては全然臭くないものもあるということを知っているか?
最後に、自分が食べないものは他人も食べてはならないと本気で信じているのか?
……以上の問いのどれでもいい。すぐでなくてもいい。いつか真摯に答えてほしい。
君たちが、我々と同じ「会話ができる知的な人間」だと信じているので。
673名無虫さん:2009/04/20(月) 10:10:06 ID:qsDhHm9c
>>669
君からの質問は無いようなので、逆に質問をしてみた。あしからず。
674名無虫さん:2009/04/20(月) 12:15:36 ID:???
>>665を見ればID:XySMLZlDの頭の悪さは明白なので構っても意味は無いです。
675名無虫さん:2009/04/20(月) 17:20:06 ID:qsDhHm9c
>>674
その>>665のレスを見たからこそ、だよ。ID:XySMLZIDは、(捕鯨擁護派からは)
>一つの質問のきちっとした答えが無い
>会話ができん
と不満を漏らしているわけだから、当然、ID:XySMLZID自身は
答えを返せる、会話ができる人というわけだ。
決して、このまま逃げたりするような人ではないよ。
嘘つきでも、恥知らずでも、卑怯者でもないはずだ。
だからきっと>>672の問いにも答えてくれる。
鯨を愛護する人たちの真心を信じている。
676名無虫さん:2009/04/20(月) 21:14:02 ID:bkJmSOQu
鯨肉は高タンパク、低脂肪の理想的な食材
677名無虫さん:2009/04/20(月) 21:24:45 ID:wq3ZfghU
【鯨】調査船のクジラ肉を“お目付け”水産庁監督官におすそわけ? 船内の習慣として長年行われてきたとの証言も

調査捕鯨を行っている船会社「共同船舶」や同庁によると、2007年11月〜08年4月の
南極海での調査に同行した漁業監督官に対し、帰国後に他の乗組員と同じ
約9・6キロ(約6万円相当)のクジラ肉が渡されていたという。
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1239858150/-100



水産庁職員と捕鯨船乗組員に収賄が発覚
678名無虫さん:2009/04/20(月) 23:08:57 ID:qnt+mPdX
>>676
高ダイオキシン、低国際標準のロシアンルーレットな食材だよ。
679名無虫さん:2009/04/20(月) 23:22:20 ID:???
>>671
冷凍ブロックで買ってきた場合は、あわてて解凍しない事。
食べる半日くらい前から冷蔵室に移して徐々に解凍する。
解凍後はキッチンペーパーなどで血を綺麗に吸い取る。血は旨味も含むけど臭みの元でもある。

解凍済みの肉を買ってきたなら、その日のうちに食べる事。
同じく血は拭き取ると良い。

加熱する場合は火を通しすぎない事。焼くならレアかミディアムレアで。
固い固いって言う場合は大抵火の通し過ぎ。赤身は脂肪が少ないから加熱すると固くなりやすい。
680名無虫さん:2009/04/21(火) 03:26:04 ID:xdDLELNo
>>678
どのくらい有害なのか、各種の数値も示してくれれば、こちらで検証できるんだが?
681名無虫さん:2009/04/21(火) 11:56:38 ID:pjmcTdIy
有害なんて反捕鯨の嘘
682名無虫さん:2009/04/21(火) 21:08:18 ID:QyuxpfFT
嘘とは言わんがどうでもいい
たまに喰うもんだしそもそも食う奴の自由
関係ないやつがごちゃごちゃいうこっちゃあるめえ
683名無虫さん:2009/04/21(火) 22:53:47 ID:7PiOf94w
>>681
日本人の平均寿命考えれば、答えが解る。
むしろ牛とか、ヤバイのかも?
684名無虫さん:2009/04/22(水) 13:55:01 ID:83JTrd5M
>>683
牛がやばいってのは、アメリカ人の肥満ぶりを見ればわかる。
対して、鯨や、鯨と栄養価が近い魚をよく食べる日本人は世界一の長寿国で……
685名無虫さん:2009/04/22(水) 17:03:42 ID:xNpE6AdN
鯨を常食しているイヌイットはメタボ知らず
686名無虫さん:2009/04/23(木) 07:15:17 ID:z4xMA7+C
クジラがいくら可哀想だからって人様が食うものにいちゃもんつけるな
この偽善者がw

海賊 こそ泥 虚言癖
今じゃ世間の笑いもの
反捕鯨は痛い人たちの代名詞w

687名無虫さん:2009/04/23(木) 10:37:38 ID:Wa0d5+bQ
鯨は単に食べ物のひとつにすぎない。
何をムキになるんだ?
688名無虫さん:2009/04/23(木) 12:14:46 ID:GHd8tRx5
クジラのせいでオキアミが絶滅しそうだぜ、もっとクジラの数を減らせよ
689名無虫さん:2009/04/24(金) 09:29:22 ID:sZ6iSKV8
もっと鯨を食べればいいよな
690名無虫さん:2009/04/24(金) 12:01:44 ID:I+Mi9hmP
>>688
オキアミ絶滅はさすがに言い過ぎだろう。
地球で最もバイオマスが大きい生物種だぜ。
クジラのせいでヤバいのは魚。
691名無虫さん:2009/04/24(金) 20:14:56 ID:sZ6iSKV8
小田急町田で鯨肉セールだそうだ
692名無虫さん:2009/04/25(土) 08:43:12 ID:vs5nUotI
鯨は美味しいよ
693名無虫さん:2009/04/25(土) 14:03:22 ID:4JpN2glC
>>1
モラトリアムは一時中止決議です。

そして2006年の第58回IWC会議において、 モ ラ ト リ ア ム 不 要 の 見 解 と共に
IWCの正常化を求める「セント・キッツ宣言」が採択されてます。

というのもIWC科学委員会で商業捕鯨再開の前提条件であると共に、調査捕鯨が不要となるRMP(商業捕鯨
捕獲頭数算出法)が合意に達し、絶滅の恐れのない商業捕鯨数を安全確実に算出することが出来るように
なったためです。
ところが本会議がほとんど機能停止状態であったため、せっかくのRMPも10年以上放置されていたんですね。

やっと最近になってIWC主導による 商 業 捕 鯨 の 再 開 のための動きが出てきて、その一つが
「セント・キッツ宣言」というわけです。
IWCは鯨資源の有効活用を目的とする国際機関ですから、やっと正道に戻れることになります。

実に喜ばしいことですね?w>ALL
694名無虫さん:2009/04/26(日) 08:38:23 ID:???
なんか鯨の絶対数が回復してきて、
そいつらの食う魚の量が人の食う量よりも多くて、
最近の漁獲不振の一端だって聞いたけど、ホント?

あと、欧米人の考え方では、自然のものを食うのが悪くて
育てて食うぶんには勝手にしろ・勝手にさせろ、らしい。
だから温暖化を進めるメタンを牛がいくら排出しようと
「知ったことじゃねー」らしい。
たぶん鯨も養殖に成功すれば何も言わなくなるよ。
695名無虫さん:2009/04/26(日) 15:24:55 ID:TnrelW2M
本当。鯨を間引きしないと大変な事になる。
696名無虫さん:2009/04/26(日) 20:20:28 ID:a4mGhrTj
365 :七つの海の名無しさん:2009/04/20(月) 21:30:20 ID:Dh77olzj
【鯨】調査船のクジラ肉を“お目付け”水産庁監督官におすそわけ? 船内の習慣として長年行われてきたとの証言も

調査捕鯨を行っている船会社「共同船舶」や同庁によると、2007年11月〜08年4月の
南極海での調査に同行した漁業監督官に対し、帰国後に他の乗組員と同じ
約9・6キロ(約6万円相当)のクジラ肉が渡されていたという。
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1239858150/-100



水産庁職員と捕鯨船乗組員に収賄が発覚


日本の国益を守るために水産庁職員と捕鯨民を逮捕すべき!
697名無虫さん:2009/04/26(日) 20:26:51 ID:o0RzR6pU
>>696
そのスレ見ると、「お土産」って全部商品にならない部位だった、
と言うのがよく解るね。

新聞記者が勝手に重量だけで判断して>(約6万円相当)とか言ってるだけ。
「証拠物件」の値段査定なんか誰もしてないんだから、船員側の端肉って
証言が正しいんじゃね?
698名無虫さん:2009/04/26(日) 23:51:38 ID:oj6KJ2e7
近くのスーパーで刺身を売っているのを偶然見つけて買ってみた。
15切れほど入って298円。付いていたポン酢とすり生姜をかけて食べてみたけど、臭みは全く無かった。
子供の頃に食べて以来20数年ぶりのクジラの味は、
まずいものではなかったが、また食べたいと思わせるほど美味しいものでもなかった。
まあ、山鯨よりは全然美味しい。
699名無虫さん:2009/04/27(月) 07:59:30 ID:???
小学生の時に給食にでたクジラのケチャップあえが皆には大人気だった。
今でもあるのかな?
700名無虫さん:2009/04/27(月) 17:38:45 ID:fZtdc5yP
給食で鯨は人気料理
701名無虫さん:2009/04/29(水) 20:05:46 ID:aAW1fksX
鯨は美味いんだよな
702名無虫さん:2009/04/30(木) 15:59:04 ID:nPk50DrB
捕鯨反対してる、差別野郎(GP/SS)は地球のクズ。
703名無虫さん:2009/04/30(木) 18:14:20 ID:SHIJk2cD
鯨を食おう
704名無虫さん:2009/04/30(木) 20:55:46 ID:vBortkzx
捕鯨反対の残虐ゲームがあるけどかえって捕鯨したくなる奴が出たら
どうなるんだろう?
705名無虫さん:2009/05/01(金) 11:04:36 ID:KQe7W7qC
捕鯨は男のロマン
706名無虫さん:2009/05/01(金) 13:50:34 ID:nuZb92Jv
>>694
それは鯨の胃袋に入ってたエサの量に鯨の頭数をかけて算出した値に基づいている。
その値が人間の漁獲量の3〜6倍っていう推定値のみを根拠に、鯨のせいで漁獲量が減っているっていう主張は難しいと思う。エサの種類区別してなかったはずだし。
潜在的に競合関係にあるのは事実だと思うけど、ミンクなんかはその場所で最も豊富なエサを食べているっていう報告があったし、人間のあまり取らない魚をエサにしてるかもしんない。
現時点での根拠からは、食害論はちょっとムリがあるんじゃないかな。ま、このまま保護しつづけたら、将来はホントに人間との競合関係が顕在化するかもしれんけど。
707名無虫さん:2009/05/01(金) 18:13:02 ID:QfwkrDMA
>>706
でもヒトがクジラを食べれば、その分、魚や畜産物の消費量が減るのは確か。
それにヒトとクジラのエサがあまり競合していないのなら、なおさらクジラを捕って食べるべき。
なぜなら、ヒトが直接的には利用しづらい水産資源を、クジラを通じて間接的に利用できるようになるわけだから。
環境負荷を、薄く広く分散できる。
708名無虫さん:2009/05/02(土) 10:17:59 ID:aqdnJbKa
鯨が殖えすぎて魚が減れば鯨が餓死して減るから問題無しじゃないのか?
709名無虫さん:2009/05/02(土) 12:44:08 ID:WmI8f+pA
鯨が増えすぎ?もったいない。食べようぜ。
710名無虫さん:2009/05/02(土) 13:33:51 ID:???
人間との競合の話だよ。 >>708
711名無虫さん:2009/05/03(日) 17:58:09 ID:GsVxVpL1
鯨を食えば数が減る。
それで魚が増える。
とても素晴らしい。
712名無虫さん:2009/05/03(日) 19:51:54 ID:6EoPwixk
そしてなにより
畜産よりエコで人道的
非の打ち所がねえww
713名無虫さん:2009/05/04(月) 02:06:13 ID:fpR43zS1
鯨はとても美味しいんだよ
714名無虫さん:2009/05/04(月) 02:15:51 ID:lD+R5SGg
美味しい鯨を食べることは止められないよ。
715名無虫さん:2009/05/04(月) 10:58:27 ID:HMyl0VDr
この前、生のミンクを食べる機会があった。
これまでも冷凍ものを食べることはあったが生は格別にウマいね。
オロシニンニクとの相性は最高。
716名無虫さん:2009/05/05(火) 12:56:51 ID:???
↑ いいな。なんか時間的にも腹へってきたよ。

ところで、ヒゲクジラがよく食うオキアミって、「やたら大量にいる生き物なんだぜ」と「そろそろ乱獲が心配…」との両方の意見があるよね?
どっちが正しいんだろ。
クジラと同じで、種類によるのかな?
717名無虫さん:2009/05/05(火) 13:22:53 ID:qcVb2BW0
>>707
いやいや私は反捕鯨じゃないよ。漁獲量が減っている理由を鯨のせいにすることの無理についてだけ述べただけ。
鯨自体は707のいうとおり食ってもいいと思っているよ。
718名無虫さん:2009/05/05(火) 14:22:59 ID:Otq8+K3H
水産庁の人も食害論は人間と鯨のホットスポットがあるだけって意味で
誤解されてるって言ってたな
俺も懐疑的だったが納得した
けど食害論の反論として「昔は鯨いっぱいいたけどそんなことなかった」
ってのは首をかしげたな
当時の詳細なデータがあるのか?当時の人間側の必要漁獲量は?(今ほど人口も魚食人口もなかったはず)
719名無虫さん:2009/05/05(火) 16:14:52 ID:xp46CQfb
>>716
ナンキョクオキアミのことかな。
Wikiによると南極からの流氷が減って減少傾向らしいな。
GPもSSも鯨の餌となるこの辺りの環境はスルーw
体長6cmのオキアミでは寄付金が集まらないんだろう。
720名無虫さん:2009/05/05(火) 19:04:37 ID:???
>>719
wiki見た。
確かに、バイオマスは世界一の生物種らしい。
が、ここ数十年間で最大80パーセント減ってるってあるね。
まあ、それはあくまで一説に過ぎないにしろ、予想外にでかい数字なんでびびった。
それと、ナンキョクオキアミの最大の捕食者はクジラでなく、アザラシなんだってね。
アザラシって、そんなにいたのか。

最後に、1つ思いついたこと。
そのwikiの下のほうに、
南極海に鉄をまくと、植物プランクトンがよく育って大気中のCO2が吸収されるとある。
これ、調査捕鯨船団にやってもらえば、航海で出るCO2の幾分かは回収できるんじゃないか?
721名無虫さん:2009/05/06(水) 00:01:18 ID:J5qOCrpJ
>>720
二酸化炭素の固定部分やね。オキアミがそんな役割してるとは思わなんだ。
食っても美味くないらしいんだけどね、オキアミは。鯨には大事なんだね。
あと地球にもね。
722Hellhound ◆sn8MWLRULg :2009/05/06(水) 02:25:34 ID:???
>>720
>南極海に鉄をまくと、植物プランクトンがよく育って
ソイツぁ、「それによって今後どの様な環境負荷があるか予想できない
よって、未開発の科学技術は使うべきではない」ってんで中止されたと
記憶してるぜ
723名無虫さん:2009/05/06(水) 10:35:27 ID:???
>>722
「鉄」「温暖化」「南極海」あたりで検索すると、いくつか詳しいのが出てくるね。
どうやら、研究は各地で継続中みたい。
陰謀論かもしれないけど、アメリカが京都議定書に批准しなかったのは、この研究が進んでいるから?というのもあった。
それと、北海道沖が豊かな漁場なのは、中国から飛んでくる黄砂に含まれる鉄分のおかげらしい、とも。
いやあ、それにしても。
もともとはクジラのエサであるオキアミの資源量に興味を持っただけなのに、どんどん話が大きくなってくる。
政治や差別や心理も絡んでくるし、捕鯨問題ってのは、どこまで奥が深いんだ。
724名無虫さん:2009/05/06(水) 12:14:45 ID:J5qOCrpJ
三陸沖で調査捕鯨が始まったから生肉が出回るチャンスかな。
725名無虫さん:2009/05/06(水) 15:16:51 ID:1h1Mwadx
そいつは楽しみだ
726名無虫さん:2009/05/07(木) 17:14:06 ID:9RNa9Fm6
鯨食いたい
727名無虫さん:2009/05/08(金) 17:10:07 ID:OrV5489U
くじらは人類の食糧です。
728名無虫さん:2009/05/09(土) 11:11:17 ID:???
保守系雑誌に掲載された記事をチェックしてみましょう。
【日本捕鯨vs.環境テロリスト、南氷洋大海戦の帰趨】(『諸君!』'09/2)
著者の富坂聰氏はジャーナリスト。大変読み甲斐のある内容です。

まず、「すたれゆく鯨文化」の中で、富坂記者は太地町民にインタビューを行い、彼らの葛藤=「日本自身の捕鯨の是非への複雑な反応」を引き出しています。
「(イルカの血で染まった入江の)様子が道路から丸見えなんだよ。あれを見ると捕鯨の黄金期を知っている俺たちでも、もうそんな時代じゃないなっていうのは分るんだよ」

記者の取材はさらに築地関係者へ。
「クジラが売れるわけがない。(中略)値段は水産庁が決め、鯨肉の流通も半ば強制的にわれわれ卸の方に割り振られてくるのですが毎回四苦八苦です」

最終章は「大義名分なき政府方針」と題し、取材拒否の海上保安庁広報に代わり複数のOBによるきわめて興味深い解説が。
「07年の調査団の母船に海上保安庁から人員を乗り込ませたのは政治家からの圧力が強かったからですが、庁内には日本の捕鯨を疑問視する意見も少なくないのです」

富坂記者は引き続き、昨期の調査団からの海保外しを「危険な兆候」と警告する海保OBの方の談話を紹介しています。
「昨年、海保のメンバーが衝突回避のために捕鯨を中断させて逃げたことで、彼らが予定していた捕獲頭数を大きく下回った。
そうなると調査捕鯨にかかる費用が補填できないのです。だから邪魔な海保をはずして対決しながら何が何でも捕獲目標を達成しようというのでしょう。
そうなれば双方が正面からぶつかり、互いに引かなければどんどんエスカレートし危険です」

http://kkneko.sblo.jp/
729名無虫さん:2009/05/09(土) 11:22:47 ID:FLqkAvID
くじらは美味しい
730名無虫さん:2009/05/09(土) 11:36:24 ID:hzfkSfNz


猫や犬を食べないのが常識みたいに、
現代では鯨やイルカを食べないのが常識だよ。
いつまでも食べて世界中に嫌がらせをしてるのは馬鹿チョンか中国人。

731名無虫さん:2009/05/09(土) 11:51:29 ID:u1M8x1Ax
アイゴ・クジラ教の人たちが居るからこそ世論が盛り上がって捕鯨賛成派が大多数、という結果を生んでるんだな。
732名無虫さん:2009/05/09(土) 11:51:56 ID:L29jjrFe
>>725
1日に鮎川地区で生肉販売があったみたいだな。
いいなぁ、生肉。
733名無虫さん:2009/05/09(土) 13:25:12 ID:???
>>730
>猫や犬を食べないのが常識みたいに、
国や文化によってはそうでない常識もある。これこそ常識。
犬猫を食べてはならないという根拠は科学的にはない。希少種でなければ。

>現代では鯨やイルカを食べないのか常識だよ。
犬猫に同じ。

>いつまでも食べて世界中に嫌がらせをしてるのは馬鹿チョンか中国人。
鯨、イルカを食べることを非難している国のほうが、むしろ世界では少数派。
それから、差別用語を平気で使う者にまともな議論をする資格はない。
自身が公平で理性的な人物ではないことを、わざわざ公言しているようなものだから。


734名無虫さん:2009/05/09(土) 15:17:18 ID:FLqkAvID
クジラは食べ物だろう。
常識的に考えて。
735名無虫さん:2009/05/10(日) 01:04:56 ID:nN3b10K3
IWCと京都議定書、日本が脱退するならどちら?


反捕鯨派の調整の場に
成り果てたIWC


地球温暖化防止の為には
無意味の京都議定書


どちらも日本は脱退すべきだと思われる。


自分はアメリカの議定書
脱退とノルウェーのIWCは正しいと思うが…
736名無虫さん:2009/05/10(日) 15:53:07 ID:zeUkEEso
>>735
>反捕鯨派の調整の場に
 成り果てたIWC


だから、これが現在、世界の常識なの。
犬猫鯨を平気で食べてる土人には分からないんだな。
何十年前に生きてんだ? 鯨食いは先進国の恥。


737名無虫さん:2009/05/10(日) 16:04:57 ID:r+GuHmd+
>>736
差別は先進国の大恥
もしや差別だと気づいておられない?
馬鹿はあわれwwwwwwww
738名無虫さん:2009/05/11(月) 03:43:25 ID:4jrg6XyP
難しく考える必要はないよ。
クジラは昔から単なる食べ物。
739名無虫さん:2009/05/11(月) 03:45:24 ID:4jrg6XyP
鯨なんてどの時代を見ても食べ物。
740名無虫さん:2009/05/11(月) 03:46:06 ID:4jrg6XyP
これが常識
741名無虫さん:2009/05/11(月) 04:04:30 ID:W1sw4Hrc
>>736
食べられたくなかったら。プールでも作ってそこで鯨を飼えよ。
道楽で愛護するペットまで食おうとは考えないだろね。
742名無虫さん:2009/05/11(月) 18:27:30 ID:bIf+VUpz
ちょいと置かせてもらうかな。

「GPが2006年11月発表のFAOの報告書に2009年4月まで全くノータッチ、
 しかも相変わらず畜産の海洋汚染に全く触れてない」証拠w

ついでだけど一応、この件に関しての私自身の書き込みとGPの日付入り
PDFの魚拓も取得してココに置いときますね?

後々書き直して「もっと早くからFAO報告書紹介してた!!」とか
平気で嘘吐かれちゃいそうだからw

http://s04.megalodon.jp/2009-0507-2053-49/messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=1834578&tid=a45a4a2a1aabdt7afa1aaja7dfldbja4c0a1aa&sid=1834578&mid=34142

http://s01.megalodon.jp/2009-0507-2057-30/www.greenpeace.org/raw/content/international/press/reports/agriculture-at-a-crossroads.pdf
743名無虫さん:2009/05/11(月) 18:28:32 ID:bIf+VUpz
もいっちょ♪

念の為、GPさんの全「海洋生態系への取り組み」の5/6が「捕鯨問題」

という証拠も魚拓取得して置いときますねw

http://s03.megalodon.jp/2009-0507-2236-01/www.greenpeace.or.jp/campaign/oceans/news

http://s02.megalodon.jp/2009-0507-2239-32/www.greenpeace.or.jp/campaign/oceans

グリーンピースの扱う「海洋生態系に於ける環境問題」の全73トピック中、

実に61件が「捕鯨問題」です♪
744名無虫さん:2009/05/11(月) 19:05:17 ID:???
>>742-743の中身を見ればよくわかる。

GPやそのほかの反捕鯨団体は完全に金のためだけに反捕鯨運動をしている。
もしも本当に環境保護が目的の活動ならば捕鯨なんて環境影響がカスみたいに
小さい事案にこんなにエネルギーを使うわけが無い。
捕鯨反対運動を金のためにやってるからには、当然それが終わってしまう事を
望まない。

リンクを見るとその様な本音を持ってるのはGPだけではなさそうだし、
だとしたら反捕鯨団体に金を注ぎ込んで甘い夢見てる反捕鯨派だけが
騙されてる可哀想な被害者である、という事になるな。
745名無虫さん:2009/05/11(月) 19:40:24 ID:HS9bCnpY
捕鯨を諦めろと言う連中はコメは体に悪い、下劣な
食べ物だから稲作止めて
パンを食べろ、なんて欧米諸国に言われたら納得するのかな?


戦後の日本はアメリカに
洗脳されて小麦輸入大国になったけどな…
746名無虫さん:2009/05/11(月) 20:39:50 ID:???
ついでなんだけど、ヤフーでブログ持ってる偽ベジタリアンさんの証拠隠滅
を防止する魚拓^^;w

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

さてさて、ついでのついでなんだけど^^;

今度から小まめに魚拓をとって保存する習慣をつけようかな、と思い立ったので早速・・・w

http://s04.megalodon.jp/2009-0511-2000-04/blogs.yahoo.co.jp/springsanbo/16257299.html

↑は勿論だけど、
↓は何故だか知らないけどサンボさんが私の事を「ファン」認定してくれたみたいなので、折角なので記念マキコ♪

http://s03.megalodon.jp/2009-0511-2007-40/blogs.yahoo.co.jp/springsanbo/13773176.html

http://s03.megalodon.jp/2009-0511-2014-00/blogs.yahoo.co.jp/springsanbo/5222481.html

うれしいなぁ・・・90人もの「ファン」が居るブログに私もV.I.P.待遇してもらえるなんて・・・w
ブログ主であるサンボさんが認めた「ファン」しか書きこめない

「旅行日記」♪

747名無虫さん:2009/05/11(月) 20:47:50 ID:???
「旅行日記」じゃなくて「旅行記」だったなw

まぁ続きを書き忘れてたので・・・^^;

さて、このようにして小まめに魚拓を採って、コメントを消される度に
それと全く同内容の魚拓ページを再びブログに貼る、という事を続ければ、
「90人以上のサンボファン」の方々も書いた私自身が書いたコメントを削除
してるのか、それとも自分に不都合な反論を消したがってるサンボさんが消
してるのか、の判断が付けられると思うのです・・・

まさか、この先サンボさんが私のコメントを拒否したり、閲覧拒否したり、
なんて事は無いだろうし、「ファン」の方々に真実を知ってもらうのには
これ以外の方法は無いですモンねぇ・・・^^;w

あ、当然ですけどこの投稿も魚拓採っときますよ?w

http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=1834578&tid=a45a4a2a1aabdt7afa1aaja7dfldbja4c0a1aa&sid=1834578&mid=34323
748名無虫さん:2009/05/11(月) 21:05:36 ID:bIf+VUpz
http://post.messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN

はいな、コレもw

「ファン限定」ページ記念マキコの魚拓♪

レアもんなんだから消さないでよ?偽ベジさん^^;w



http://s04.megalodon.jp/2009-0511-2058-18/blogs.yahoo.co.jp/springsanbo/4651024.html


&action=m&board=1834578&tid=a45a4a2a1aabdt7afa1aaja7dfldbja4c0a1aa&sid=1834578&mid=34326&n=1
749名無虫さん:2009/05/12(火) 00:27:14 ID:DLa4morv
koimoさん、sanbo以上の勢いだな。
750名無虫さん:2009/05/12(火) 00:44:22 ID:1pICG5/3
くじらは美味いんだよな
751名無虫さん:2009/05/12(火) 23:33:37 ID:0a/K2j6R


不味い鯨肉で日本の価値を落とすこともないのにな。
暇人の死にぞこないが嫌がらせで捕鯨を主張してるようだ。


捕鯨は、もう、昭和の恥じな出来事。


752名無虫さん:2009/05/12(火) 23:43:11 ID:???
>>751
(゚Д゚)ハァ?(゚Д゚)ハァ?(゚Д゚)ハァ?(゚Д゚)ハァ?(゚Д゚)ハァ?(゚Д゚)ハァ?(゚Д゚)ハァ?(゚Д゚)ハァ?(゚Д゚)ハァ?(゚Д゚)ハァ?(゚Д゚)ハァ?
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753名無虫さん:2009/05/12(火) 23:51:05 ID:0a/K2j6R


鯨食いって、平成の次の時代を見られないヤツらばかりだろ。
鯨食って若者に迷惑かけてないで、さっさと死ねよ。


捕鯨は、もう、昭和の恥じな出来事。


754名無虫さん:2009/05/12(火) 23:59:02 ID:???
>>753
(゚Д゚)ハァ?(゚Д゚)ハァ?(゚Д゚)ハァ?(゚Д゚)ハァ?(゚Д゚)ハァ?(゚Д゚)ハァ?(゚Д゚)ハァ?(゚Д゚)ハァ?(゚Д゚)ハァ?(゚Д゚)ハァ?(゚Д゚)ハァ?
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755名無虫さん:2009/05/13(水) 01:40:14 ID:???
ちと、やりすぎ。
無視すりゃいいんだよ…
756名無虫さん:2009/05/13(水) 02:22:21 ID:YExLcHP8
何かクジラは食べ物だという事を必死になって否定してますな。
哀れだ。
757名無虫さん:2009/05/13(水) 14:29:56 ID:YExLcHP8
グリーンピースの佐藤も誘惑に負けてクジラを食べてるよ。
758名無虫さん:2009/05/13(水) 18:37:23 ID:xKjcrfe6
俺の時代は給食で鯨ばっかりだったから、いまだにもういいって感じ。
鯨と玉ねぎと人参の煮物、鯨カツ…

今は高いし貴重だからって大した味じゃないぞ鯨肉なんて。牛肉とは比較にならん。
759名無虫さん:2009/05/13(水) 19:13:31 ID:???
>>758
「自分は鯨肉が好きじゃないから、周りも鯨肉を食べるな」
と言っているのであれば横暴だよ。
そうでなければ問題ないけど。
ただ、「鯨肉」と一口に言っても鯨類だけで80数種類もいるし、部位によっても味が変わるし、調理法も世界各地にいろいろある。
だから中には、あなたの口に合う鯨肉料理もあるかもしれない。
ちなみに自分は、給食に出た鯨の竜田揚げは、そこそこ好きでした。

760名無虫さん:2009/05/13(水) 20:29:31 ID:YExLcHP8
>>758
ちゃんと作った鯨カツは美味しいぞ。竜田揚げもいける
761名無虫さん:2009/05/13(水) 20:59:54 ID:???
昨日のペケポンで柳原加奈子が食べてた尾の身と鹿の子は美味そうだったなぁ・・・
762名無虫さん:2009/05/14(木) 13:25:45 ID:Kmpe+AEf
クジラは健康食だ。
763名無虫さん:2009/05/14(木) 17:36:10 ID:uZZSFeKb



給食で不味い鯨肉を嫌々食べさせられたが一般人。

家庭でまで鯨肉を仕方なしに食べさせられたのが貧乏人。

捕鯨禁止なのに今でも食べて日本に嫌がらせをしてるのが田舎のチョン。

764名無虫さん:2009/05/14(木) 18:54:42 ID:VEqtXEo7
どこまでも差別大好きなのが反捕鯨
765名無虫さん:2009/05/14(木) 19:20:36 ID:???
韓国は鯨料理が名物なのにマスゴミでは取り上げないのね
766名無虫さん:2009/05/14(木) 21:00:07 ID:???
クジラは普通の食い物だから、今でも給食に出ているよ
767名無虫さん:2009/05/14(木) 21:04:01 ID:EPJhGSPg
食料になるんだから、どんどん殺しても構わないだろうさ
768名無虫さん:2009/05/14(木) 21:18:48 ID:???
クジラは美味しくてたまらない。
769名無虫さん:2009/05/14(木) 21:22:50 ID:???
>>765
アメリカは今でも捕鯨国&鯨肉の消費国
770名無虫さん:2009/05/14(木) 22:46:07 ID:Kmpe+AEf
鯨肉は美味しくてたまらない
771名無虫さん:2009/05/15(金) 16:55:03 ID:???
捕鯨を再開し食糧を確保しよう
772名無虫さん:2009/05/15(金) 16:59:07 ID:xW2fuaUp
鯨を食って何が悪い?
773名無虫さん:2009/05/15(金) 23:49:04 ID:cR7+vmAM
鯨はうまいんだよな
774名無虫さん:2009/05/16(土) 01:10:54 ID:???
『ODAで買うクジラ票(上)非捕鯨国をご接待・日本捕鯨支持で、援助内容が「並」→「上」に昇格』

日本政府がODAを使ってIWCでの支持票を集めていることに対しては、グリーンピースやWWF(世界自然保護基金)など多くの環境NGOが批判してきた。
2007年5月には、来日したドミニカの元環境大臣アサートン・マーチン氏が東京で講演し、
日本のODAが自国に対して経済面を含むさまざまな悪影響をもたらしている現状を訴えている。
日本政府が積極的に推し進めるIWCへの勧誘≠フ実態に関しては、Wikipediaの項目4.4「勧奨活動」に詳しい。

今年2月に発行された『政府開発援助(ODA)国別データブック2008』(外務省国際協力局編)をもとに、捕鯨支持国に対する援助とそれ以外の国への援助とを比較してみた。
分析した結果は驚くべきものだった。以下に捕鯨援助≠フ特徴を挙げてみる。
(続)

http://www.news.janjan.jp/government/0905/0905140329/1.php

775名無虫さん:2009/05/16(土) 01:26:10 ID:bjD81Oxd
janjanてよく知られている詐偽サイトだよ。
776名無虫さん:2009/05/16(土) 01:27:23 ID:bjD81Oxd
グリーンピースとグルだからな。
犯罪を推奨してるし。
777名無虫さん:2009/05/16(土) 01:42:28 ID:KE9LTekh
盗んだ鯨を食べてしまうような犯罪者を
ヒーローに祭り上げてしまう詐欺サイト
778名無虫さん:2009/05/16(土) 08:39:09 ID:61g7G8KS
誰でもどんなやつでも”記者”きどりで掲載できるサイトだろ?
便所の落書き ただの掲示板じゃねぇかw


なんだかんだいったって


 鯨 は 食 べ 物


なんだから。
779名無虫さん:2009/05/16(土) 09:24:37 ID:???
>>774
書いてるのはカメクジラネコじゃんw
780名無虫さん:2009/05/16(土) 09:27:58 ID:???
>>779
「カメクジラネコ」で調べてみたらこんな人だったw

http://chikyu-to-umi.com/kkneko/nvl/novel.htm

真性だな。
781名無虫さん:2009/05/16(土) 11:38:37 ID:???
有名な詐偽サイトw
782名無虫さん:2009/05/16(土) 15:22:56 ID:???
783名無虫さん:2009/05/16(土) 18:21:25 ID:bjD81Oxd
犯罪者を擁護し、更なる犯罪行為を唆す脱法サイト。
784名無虫さん:2009/05/16(土) 18:24:14 ID:XiTIiL3P
佐藤が盗んだ鯨肉を食べてしまったのは
本人が認めているよ。
785名無虫さん:2009/05/16(土) 18:51:21 ID:2THUAYcD
786名無虫さん:2009/05/16(土) 21:04:09 ID:x+/uozmI
てか味方してくれる人に手厚く支援して何が悪いんだろう?
ODAなんざやんなくてもいい善意(裏がないという意味ではない)なんだし
なんなら反捕鯨には0にしたって問題ないのに…
こじきかよ
787名無虫さん:2009/05/17(日) 00:08:22 ID:fTw1NlPs
自分の思いが伝わらないことにただ不満してるだけ。
悲しいブログにコメントは不要。ほっとけ。
788名無虫さん:2009/05/17(日) 00:24:54 ID:6OErQ/xY
取り合えず、クジラは美味しいぞ
789名無虫さん:2009/05/17(日) 00:25:37 ID:tg5frmqf



    >>1の夢、壊す自信あります!

 

 
790名無虫さん:2009/05/17(日) 07:17:01 ID:???
ぬこやいぬ食って旨いと言っているのと同じだろ。不快感を与えるよな。
もう、捕鯨やめればいいのにな。
791名無虫さん:2009/05/17(日) 09:02:33 ID:???
自分は食べないが、犬や猫を食べる人がいて何が悪い。
あんまりふざけたこと言ってんじゃない。
まさに差別そのものだな。
792名無虫さん:2009/05/17(日) 10:13:17 ID:???
犬猫料理は不快だ。捕鯨もやめろよ。
793名無虫さん:2009/05/17(日) 10:18:51 ID:???
世界中のベジタリアンは牛豚鶏を食うのに対し、もう何十年も不快を表明して「やめろよ。」と言ってるけどちっとも受け入れてもらえないね。

牛豚鶏食ってる奴に言われて鯨食うのやめるわけが無いよねw
794名無虫さん:2009/05/17(日) 10:29:22 ID:T9ywNAVO
>>791
>自分は食べないが、
嘘吐きだな在日のくせにw

>まさに差別そのものだな。
在日は差別意識が高いからなw
795名無虫さん:2009/05/17(日) 11:04:42 ID:???
>>794
やれやれ……
では問うが、犬、猫を食べることの何がいけないんだ?
「不快だから」という感情論では理由にならないことくらいは、あんたの脳みそでも理解できるよな?
論理的に答えてみろよ。

796名無虫さん:2009/05/17(日) 11:40:06 ID:???
普通の日本人は「猫、美味い」に不快感をおぼえるけど。
まあ日本にも鯨を食べてるのがいるからなあ。もう迷惑だな。
797名無虫さん:2009/05/17(日) 11:46:29 ID:???
クジラ愛護と議論しても不毛、というのはよく判るな。
798名無虫さん:2009/05/17(日) 11:55:15 ID:???
日本にも鯨を食べてるのがいるから、





キモい「猫食い」「犬食い」にも不快感をおぼえてはいけないんだよ。
799名無虫さん:2009/05/17(日) 12:10:26 ID:???
いやいや、不快感を覚えるのは仕方ない。
ただ、それを公言したりやめさせようとするのは良くない。

鯨食に不快感を覚える感覚は理解出来ないがw
800名無虫さん:2009/05/17(日) 12:12:22 ID:???
世の中には虫を食べる人々だっている。
虫を食べない人にとって、その事実がどんなに不快なことであったとしても、
「虫なんて食べるなよ」と訴える権利は彼にはない。
食うか食わないかは、それぞれの自由。
他者の自由を侵害しようとする者は、自分の自由が奪われたとしても文句はいえない。
オレは鯨を食べたい。
その自由を守りたいから、自分とは直接関係がない犬猫食いだって擁護する。

801名無虫さん:2009/05/17(日) 12:17:15 ID:6OErQ/xY
鯨が美味しい事は間違いない
802名無虫さん:2009/05/17(日) 13:26:36 ID:???
反捕鯨の心が歪んでるのはよく解った。
803名無虫さん:2009/05/17(日) 19:11:12 ID:sP0RvBif
環境保護のために、もっと鯨を食おう。
反対する奴は環境破壊者
804名無虫さん:2009/05/18(月) 00:13:39 ID:nDcEyVAL
鯨の命を守るといいながらオーストラリアの迷い子鯨を助けようともしなかったシー・シェパードはなんの団体なんだ?

いま日本では迷いマッコウクジラが瀕死なんだがGPJはどんな直接行動してるんだ?

動物にしても植物にしても命を奪い食らうのだから何が特別ということはない。
そういう意味では無罪なものなど誰一人いないのだ。

人間にできるのは自然の恩恵を享受し続けるため、少しでも環境負荷の少ない手段を模索し、実行していくことと、
負荷をかけた分、回復を助ける手立てを考えることだ。
805名無虫さん:2009/05/18(月) 01:58:47 ID:K9oxterr
仮に現在人間を食う国が有ったとしてもそれは食文化だから、野蛮だと批判するべきじゃないよな?
806名無虫さん:2009/05/18(月) 02:17:33 ID:???
>>804
ホオジロザメのスレ主が救助に行ってるらしいぞ。
807名無虫さん:2009/05/18(月) 03:15:34 ID:???
>>805
食べていいと思うよ。少なくとも科学的には何も問題ない。
もちろん、食べるために人を殺してはいけないけどね。倫理的に。
それと、病気で死んだ人間を食べる場合、その病気によっては、感染しないよう気をつける必要がある。
病原体を多く含む部位は避けるとか。
土葬よりもきれいさっぱり食べたほうが衛生的だし、火葬するよりも環境負荷が小さいのは明らか。
さらに言えば、家畜や野生動物の犠牲もその分だけ減らせる。
環境団体や動物愛護団体は、むしろ人肉食を奨励すべきかも。

808名無虫さん:2009/05/18(月) 05:08:20 ID:???
人を食べると、なんたらヤコブ病とかになるんじゃなかったか?

それはともかく、>>805のはガキの言いぐさじゃねーかw
809名無虫さん:2009/05/18(月) 08:43:52 ID:???
人間を食う?ライオンとか鮫がなら、当たり前。
人がクジラを食うのも当たり前。
810名無虫さん:2009/05/18(月) 09:34:24 ID:???
>>808
クロイツフェルトヤコブ病患者の脳などには、その病気を引き起こしたプリオンタンパク質が蓄積されている。
BSEと同様のやつ。
だから、それらの部位は食べないほうがいいね。
まあ、家畜の牛や豚や鶏とかでも、病死したものを食べるのはヤバかろう。
それと同じノリ。




811名無虫さん:2009/05/18(月) 13:05:42 ID:???
人間をたべてはいけないのは
人間を殺してはいけないから
もっと説明すると自分が殺されないための社会的契約
倫理なんざあとづけだがこうして論理的に説明はできる

ちなみにカニバリズム=野蛮というのもあまりに単純思考
個人をしのぶ、たたえるという目的もある
火葬は肉(=命)の無駄だしな
ちなみに日本でも一部では火葬後の骨を飲む地方があるらしい
これが野蛮とはとても思えない

さらに言うと鯨なんざ牛なみの知性しかない
こんないいかたしたくないがようは下等生物
812名無虫さん:2009/05/18(月) 13:47:46 ID:???
「バカって言うほうがバカなんだもん!」という子供の口ゲンカの常套句があるが、
それをちょつと変えて
「野蛮って言うほうが野蛮なんだもん!」は真理だと思う。
異文化を理解できない、したがらない非論理的な者が「野蛮」という語をいつも口にするから。
813名無虫さん:2009/05/18(月) 14:55:51 ID:WSwQQgTo
反捕鯨って、何か白人にコンプレックスを抱いているんじゃないか?
814名無虫さん:2009/05/19(火) 01:39:10 ID:E7pvv4Pe
>>813
抱いてるだろことあるごとに(白人だけの)世界世界いってるし
815名無虫さん:2009/05/20(水) 01:19:44 ID:Ie8LY/RI
何よりも奴らは反体制。5,000億のETC1,000円乗り放題より10億の捕鯨に絡む。
注目されないのアタリマエ。
816名無虫さん:2009/05/20(水) 03:26:15 ID:yq272VG4
反捕鯨、死刑反対、児ポ二次規制
共通するのは「周りがやってるから」「自分が気に食わないから」
善悪の判断能力はなし
817名無虫さん:2009/05/20(水) 04:25:56 ID:43NqME73
なんでそんなに鯨の虐殺を礼賛するのだろうか。
ハラキリの伝統によるものなのかな?それとも
大洋漁業の捕鯨生き残り組の願望かな?
818名無虫さん:2009/05/20(水) 05:48:51 ID:???
劣等白豚が自分勝手な事を言っても無視するのが一番。
819名無虫さん:2009/05/20(水) 09:52:18 ID:???
スレ違いの独り言でスマソ。
なぜか急に言いたくなったんだ。なんでだろw(みんな気にしなくていいからね)。

独り言↓
なんでそんなに牛の虐殺を礼賛するのだろうか。
魔女狩りの伝統によるものなのかな?それとも第二次世界大戦戦勝国生き残り組の願望かな?
820名無虫さん:2009/05/20(水) 09:57:23 ID:???
クジラが特別な動物に見える人達に理屈は通じない。
821名無虫さん:2009/05/20(水) 10:27:17 ID:Kuy+cmvX
鯨愛誤は、動物保護ではなく宗教カルトの一種
822名無虫さん:2009/05/20(水) 10:45:07 ID:kywCkNDJ
礼賛した覚えはないな
正しいひとたちを反捕鯨という「悪」から守ってるだけ
なんで反捕鯨を礼賛するのかな?
大昔からの差別の伝統かな?
他国人から動物まで差別するなんて素敵だなー
823名無虫さん:2009/05/20(水) 12:04:39 ID:???
反捕鯨な奴、このスレで人種差別発言する毎に金になるのか?
824名無虫さん:2009/05/20(水) 12:38:52 ID:kywCkNDJ
>>823
どうあがいても勝てないから
1 悪口いいまくってうさばらし
2 無知な人を騙すため反論無視して言い逃げ
反捕鯨はこの2種しかいない
825名無虫さん
クジラは美味しいですよ。もうたまらない