【ナバラ王国】 バスクの歴史 Part.2 【ETA】
1 :
世界@名無史さん :
2012/02/27(月) 13:57:10.37 O
2 :
世界@名無史さん :2012/02/27(月) 14:01:57.76 0
クロマニヨン人
3 :
世界@名無史さん :2012/02/27(月) 14:03:57.94 O
8 : 世界@名無史さん : 03/10/09 16:59 フランス側でも牛追い祭りが盛ん 街並みや雰囲気もスペイン側と変わらん バスク語はインドヨーロッパ語族ではない バスク人のDNAも他のヨーロッパ人と違うそうな 経済はスペインでいい方 自治政府に自治権が広範に与えられている でも、ETA(バスク祖国と自由)がテロを継続中である 野郎が手料理で腕自慢をする 俺の知ってることは大体そのぐらいだ あ、それとイエズス会のロヨラとザビエルがバスク人だ ゲルニカはバスク内の都市でドイツの空爆を食らった
23 : 世界@名無史さん : 03/10/11 17:31 ザビエルってスペイン人と思われてるけどバスク人 ザビエル城の領主の息子
27 : ACE ◆Z7a1IZ9GTI : 03/10/11 20:24 バスク祖国と自由(ETA) バスク民族主義の集団。 1973年に首相カレロ・ブランコを暗殺。 87年に52人,91年に45人が殺された。 1968年以来の犠牲者は766人以上。
42 : 世界@名無史さん : 03/10/13 00:19
アラゴンとカステーリャはナバラから分かれたの?
レオンはアストリアスから分かれたの?
ポルトガルはガリシアから分かれたの?
46 : パシッチ ◆mWYugocC.c : 03/10/13 09:37
>>42 レオン王国:910年にレオンに遷都して以降のアストゥリアス王国のこと。1230年以降カスティリアと同君連合。
アラゴン王国:1035年ナヴァラ王国から分立。1506年以降カスティリアと同君連合。
カスティリア王国:932年、レオン王ラミーロ2世がララ伯フェルナン・ゴンサレスを全カスティリアの伯に任じて、カスティリア伯領成立。
1038年、レオンと同君連合した際に王号を獲得。1230年以降レオン、1516年以降アラゴン、バルセローナと同君連合。
ポルトガル王国:ポルトゥカーレ伯領とコインブラ伯領の二つが、カスティリア・レオン王から1097年にブルゴーニュのアンリに委ねられたのが「ポルトガル伯領の成立」とされる。
1143年、カスティリア・レオン王国から王号獲得。1179年教皇から王号を認められる。
というわけで、アラゴンはナヴァラから、カスティリアとポルトガルはアストゥリアス=レオンから分かれたことになります。
226 : 世界@名無史さん : 03/12/04 00:49
フランコ独裁政権が長く続いたスペインでは地方は抑圧され搾取され続けたという意識が強い。
フランコ死後の民主化や欧州統合は国家の求心力や影響力の低下ももたらし、地方自治強化のなかで被抑圧感の強い地方は自治意識を
強めるために民族主義を利用した。
スペインの場合、教育は各州の管轄のためバスクでは極端な民族的志向教育も見られ、ETAの活動家の多くも民主化以降の世代が中心で、
若者の間にもテロ同調者が多い。
227 : カラジチ ◆mWYugocC.c : 03/12/04 00:59
>>226 その流れって、ユーゴ紛争とすごく似てるんですけど。
民族主義が利用されながら、クロアチアやスロヴェニアはEUへの加盟を目指していく……。
228 : 世界@名無史さん : 03/12/04 01:15
>>227 それがEUの矛盾。EUはスロベニアやクロアチアの加盟を認める一方でETAの活動は非難し対テロのスペイン政府を
支持してる。
中、東欧諸国のEU加盟はもう2004年にも実現するが、旧ソ連のバルト3国や旧ユーゴ諸国、チェコとスロバキアなんかも
元は近年の民族主義によって独立した国家であり、これらの国の民主主義はまだまだ弱く過激な勢力の伸張も懸念される。
また、西欧諸国の民族主義に新たに火を点ける可能性も否定できない。
バスクは勿論、カタルーニャも独自性を強め、フランスでもコルシカではテロも頻発、スコットランドやウェールズでも独自性を模索する。
今後、これらの地域の行方には予断は許さず、欧州拡大はEUにとっては諸刃の剣になっている。
229 : 世界@名無史さん : 03/12/04 02:12
>>227-228 旧ユーゴや旧ソ連の民族分離運動は判るけどね。
独裁的な連邦国家が消滅したら、分離独立しようと思うだろう。
スロベニアやバルト3国のEU加盟希望は、セルビアやロシアのくびきを
離れるためという要素が強い。
そりゃEUは歓迎するだろう。
バスクの場合はもしスペインから分離したって、
EUから離れて生きて行ける訳もなく、意味ないでしょ。
感情的な要素が強い分離独立だから、EUが反対するのは当然。
230 : 世界@名無史さん : 03/12/04 03:18
>>229 バスクよりもはるかに旧ユーゴの共和国のほうが
「EUから離れて生きて行ける訳もなく」なんだけど。
231 : 世界@名無史さん : 03/12/04 06:59
>>228 矛盾してないさ。
拡大ヨーロッパ主義で一貫している。
西ローマ帝国の版図もしくは影響下にあった地域で、且つ、ヨーロッパ的価値観を持つ
地域で、且つ、そこそこ以上の経済力を持つところは、全てヨーロッパとして統合される
べきだという幻想。
クロアチアとスロベニアに足らないのは経済力だけ。オーストリアやベネチアの旧領で
ヨーロッパ的価値観には文句無し。だから、オリエント的な専制支配のセルビアから
引っぺがしてヨーロッパに取り込む。
EUの国でヨーロッパ人の少数民族抱えてるところは少なくないので、バスクの離反を
みとめるとあっちもこっちも離反だらけだ。
バスク関係の良書ない?
224 : 世界@名無史さん : 03/12/03 23:52 バスク州前首相アルサユスはバスク民族はスペイン人(カスティーリャ人)よりも優れた民族であると述べて問題になった。 今のイバレッチェ首相が進めようとしてる政策は、スペインの他の地方から来た人たちを外国人として扱いバスク語の使用を義務とすること。 マドリッドの中央政府は国民の自由を侵害し憲法に抵触すると猛反発してる。 スペインの他の地方とバスクはそんなに特徴が違うのだろうか? サッカーのスペイン代表にもバスク人が多いが、バスク政府はバスク独自のチームとしてFIFAに加盟しようともしてるし。
ETAとかバスクとか言うと、ゴルゴ13を思い出すw
16 :
世界@名無史さん :2012/02/28(火) 00:25:17.92 O
スペイン王家・王国のルーツがアストゥリアスとナバラという バスクの国だったなんてすごいよな。 日本の国が蝦夷地のアイヌから始まったようなもんか。
皇室が朝鮮系という説にも比喩できよう
18 :
世界@名無史さん :2012/02/28(火) 15:09:49.42 0
ETAに電通が絡んでる、に見えたwww
バスク人って排他的かな?余所者には冷たい印象がある
21 :
世界@名無史さん :2012/02/28(火) 20:25:30.70 0
スペースノイドには排他的
22 :
世界@名無史さん :2012/02/28(火) 22:26:38.90 O
>>19 それが本当だったら、スペインから非難声明が出ても不思議ではないレベルw
コピペをボケにしてツッコミを入れる
>>19 が素敵w
26 :
世界@名無史さん :2012/02/29(水) 16:06:54.96 0
ナバラ王国の公用語は何だったの? 確かにバスク人も多く住んでたけど、今で言う「スペイン人」も多かったような・・
>>26 ウィキペディアには「バスク語、スペイン語、フランス語」とあるけど、出典は不明。
29 :
世界@名無史さん :2012/03/01(木) 10:03:34.67 0
ナバラ王国の建国者の出自がよく分からんよね。 バスク人なのか、それともスペイン系なのか。 西ゴート時代からその地の貴族だったのかな?
バスク人ってことになってるけど、どのくらいの信憑性なのかは分からん
31 :
世界@名無史さん :2012/03/03(土) 14:30:59.85 0
ナバラのサンチョ大王が3人の息子それぞれに継がせた王国の一つが「カスティーリャ」じゃなかったっけ?
32 :
世界@名無史さん :2012/03/03(土) 21:17:37.47 0
>>17 >皇室が朝鮮系という説にも比喩できよう
おまえ、日本語おかしいな。
ETAとIRAって繋がりあったの?
確かIRAが訓練を手伝ったりしていた。 ソースは落合信彦。
>>33 IRA (Irish Republican Army) - Guide to the IRA (Irish Republican Army)
http://terrorism.about.com/od/groupsleader1/p/IRA.htm > Connections have also been posited between the IRA and Marxist-leaning
> terrorist groups, especially at their most active in the 1970s. These include:
>
> ・ Basque separatist group ETA
> ・ Italian Red Brigades
> ・ German Baader-Meinhof Gang
> ・ Kurdish Workers Party (PKK).
一旦は西ゴート王国として統一されてるんだから、バスク人とかいっても意味なさそうだな 僻地だから独立を保ち易かった アストゥリアス王国もカスティリャも後西ゴートを僭称している バスクがスペイン人の祖というでもあるまい
38 :
世界@名無史さん :2012/03/07(水) 01:21:08.62 0
西ゴートを僭称すると、何かいいことでもあったのかねぇ?
江戸幕府より長続き。イベリアとガリアに跨ったり、イベリア統一したりと面積もなかなかに大きい その辺がステータス?
>>38 かつて支配階級がゴート人だったわけで、その末裔を名乗ることで
血統的・社会政治的に優位に立とうとしたのかも
対イスラムとしては、かつて滅んだゴート王国の復活を旗印にするのが手っ取り早い…かな?
41 :
世界@名無史さん :2012/03/08(木) 22:15:39.37 0
なんか西ゴート滅亡から北スペインのキリスト教諸国の成立までがちょっと暗黒時代な感じなんだよね。 西ゴート時代のバスク地域の支配体制が後の時代とどれだけつながりがあるんだろう?
42 :
世界@名無史さん :2012/03/08(木) 23:03:41.52 0
東進衛星予備校の世界史のテキストだと、レコンキスタを成し遂げたイサベラ女王が西ゴート系なんて書いてたけど、 勇み足すぎるよな...まあ王家の出自などセンター試験では出ないだろうけど
43 :
世界@名無史さん :2012/03/09(金) 00:53:33.65 O
結局イスラムに征服されなかったバスク人のナバラ、アストゥリアスが スペイン王国、スペイン王家の母体になったが、 もしイスラムに征服されなかったら 現在はゴートみたいな国名になってたろうな。
>>41 これはまた日本の世界史教育の痛いところで、
詳しく調べると単純ではないんだよね
教科書的には、イベリアをウマイヤ朝が征服したみたいに描いてるけど、
実際には地方領主や大名クラスにはゴート人がいたようだ
つまり、秀吉や家康はアラブ人だが、各地の豪族はゴート人のままというわけ
教科書はあくまで大雑把なことしか教えないんだ
典型的なバスク人ってどんな風貌なの? サッカーとかでバスクのチームの試合よく観るんだけど、金髪だったり栗毛だったり黒髪だったりで統一感が無い気がする 平均的なスペイン人よりは体格がいい気がしたけど
46 :
世界@名無史さん :2012/03/10(土) 21:31:29.94 0
一般的なスペイン人とそう変わらん気はするけどね。 司馬遼太郎に会ったバスク人神父は 「私を見れば分かるでしょう! バスク人は鼻が高くて、お尻が小さいの」 とか言って、自分の尻を突き出したらしいがww
男でお尻が小さいってのも、イマイチ特徴としてわかりにくいなぁ。 尻の穴のことじゃないよね、神父さん?
49 :
世界@名無史さん :2012/03/15(木) 21:39:45.56 0
ザビエルもバスク人らしいけど、そのことでスペインとか他国でとやかく言われたって話聞かないね。 その頃はやっぱり「キリスト教徒か、異教徒か」って区別が第一で、次いで「カトリックか、プロテスタントか」っていうことだったのかな?
そうだね われわれが考えてる国家とやらも、実態は「〇〇家の領地」のこと つまり、なに人だろうとあまり関係ない 国民国家はフランス革命以降 民族という言葉も日本製で、これに合致する外国語はないとか… 当然、ミンジョクとミンズーは日本語の流用
ナシオンとかフォルクとかが民族に当たるんじゃないの? 意味のズレは生じているけどそれはまあ何時ものことですし
>>49 「国民」だとか「民族」だとか騒ぐようになったのは、フランス革命以後だから。
>>50 民族 = ethnic group
じゃないの??
国民国家を日本では民族国家と受け取っているけど、 エスニックグループネーションとはいわないよね エスニックもフォークも土俗に意味が近い むつかしいところだ
176 : 世界@名無史さん : 2011/02/12(土) 16:48:29 0 ウルグアイはガリシア移民が多くて、チリはバスクからの移民が多いんじゃ
56 :
世界@名無史さん :2012/04/28(土) 23:43:33.02 0
うろ覚えなんだが、昔CMでバスク人が大きな丸い石を持って、首の回りを回しているようなことをやっていた記憶が あるけど、バスク人はああいうことをやるのかな。
>>57 Arrijasoketa というバスク伝統の競技です。
ピノチェトもバスク系だな
60 :
世界@名無史さん :2012/08/11(土) 21:29:52.20 0
あげ
ネタないね
そういや、ローマ化以前、というかハンニバルの親父ハミルカルがイベリア支配に乗り出す前、 イベリア人といわれた人々の言語系統はバスク人に近いものだったのだろうか? それともその時点で、すでにバスクは孤立集団だったのだろうか。
63 :
世界@名無史さん :2013/01/03(木) 06:13:06.88 0
ネアンデルタールの血が濃いってのは本当なんだろうか。 筋肉量が多い、Rhマイナスの血液型が多数を占める、同系統の言語が全くない等々、興味が尽きない。
64 :
世界@名無史さん :2013/01/03(木) 08:00:27.58 0
今だにベレー帽がトレードマークかな?
65 :
世界@名無史さん :2013/01/03(木) 12:55:35.88 0
>>63 そこまで古くはない。
Y染色体のハプロタイプがR1bばかりだから新石器時代に東方で発生して、
東ないし南から進出してきて南欧の貝殻状土器文化やルシタニア巨石文化を担った人々。
言語は印欧語族に近いが印欧祖語が発生する前に欧州に侵入した、プレ印欧祖語の人々の子孫のうち、
母語が印欧語化せずに独自の発展をした人々。
66 :
世界@名無史さん :2013/01/12(土) 06:48:59.15 0
ずいぶん昔、世界ふしぎ発見でバスクを取り上げていて、 アメリカ西部開拓でバスク人は孤独に強くて 僻地で一人で黙々と生活しているバスク系が多いとか紹介していた、
67 :
世界@名無史さん :2013/08/01(木) NY:AN:NY.AN 0
あげ
68 :
世界@名無史さん :2013/08/05(月) NY:AN:NY.AN 0
>>63 ,65 コーカサス北麓あたりも「イベリア」と呼ばれていたのも何か両者に関連があったりするのかな
カフカス諸語とバスク語が実はつながりがあるとか。でもバスク語の子音はあまりに少なすぎるか
69 :
世界@名無史さん :2013/09/05(木) 18:40:13.38 0
>>68 そういう仮説はかなり前から唱えられているが、今のところ単にギリシャ語での
名称が同じだったという以外の理由がなく、また同じ言語を話すとか移動があったという記録もない。
動詞の語形が膠着的に変化する、動詞の人称表示が主語以外に目的語によって変化する、
といった特徴はコーカサス以外にも非印欧語なら新大陸やアフリカにもありふれていて、
極端な話、スワヒリ語やアイヌ語にだって当てはまる
能格性、SOV型の語順、接辞一つで作られる関係節、といった特徴も同様に世界各地にある
子音についてはバスク語のが少ないというよりコーカサス諸語の子音が多すぎるというべきか。
構造の類似だけで大量の基礎語彙の対応関係がなければ同系とはいえないだろう
ナバラ王国は1620年に消滅した。 フランスの王は、ルイ16世まで、ナバラの王と称していた。 それ以降は、ナバラの王と称する人はいなくなった。 しかし、フランス王がナバラの王となり、実質的にはフランス 扱いされ、日本の現代の出版物(地図)では、16世紀頃から 消滅しているものが見受けられるね。
実効支配している奴が強い。これが基本。 北方領土も竹島も尖閣諸島も
72 :
世界@名無史さん :2014/08/12(火) 22:59:10.00 0
ナバラ「王」国 教皇から承認されていない支配者は「王」ではない。 自称の「王」だったから土侯国。
フランススペイン両バスク行ってきた。めっちゃ楽しかった バスク人は皺が深くておとなしくて、親切だね けど、バスク語は全くわからなかった
74 :
世界@名無史さん :
2014/10/27(月) 19:38:38.03 0 カスティリアの投票次第では、動きがありそうなのであげとこ