VGペロポネソス戦争
3 :
世界@名無史さん:2006/10/25(水) 02:16:43 0
戦争初期にアテネを襲った疫病にペリクレスが倒れなかったら、
アテネはペロポネソス戦役に勝つことができただろうか?
4 :
世界@名無史さん:2006/10/26(木) 14:14:14 0
ちゃんとツキジデス読んでる人が来るのかな このスレ
5 :
世界@名無史さん:2006/10/26(木) 18:10:44 O
ペリクレス演説の内容も知らん人が多いと思う
>>5 歴史好きなら常識だろ。
「自分達は特別」病はキモいのでやめてください
7 :
世界@名無史さん:2006/10/26(木) 18:56:32 O
早速変なのが湧いたw
8 :
世界@名無史さん:2006/10/30(月) 19:50:16 0
作家の塩野七生氏が、「ローマ人の物語」が完結した後はアレクサンドロス
大王を書く予定らしいが、ポリス時代のギリシアには興味がないのかな。
アレクサンドロス大王についてはヴァレリオ・マッシモ・マンフレディの
『アレクサンドロス大戦記(全三巻)』が日本でも出てるけど。
テミストクレス、ミルティアデス、ペリクレス、エパミノンダスなどには
魅力を感じないということか、それとも帝国が好きなのか・・・
9 :
世界@名無史さん:2006/10/30(月) 20:29:34 O
ギリシアまでが塩婆の餌食に…(´・ω・`)
>>8 単に知名度の問題だろ。
マイナーな時代・人物だと読者が買ってくれない。
11 :
世界@名無史さん:2006/10/30(月) 22:22:32 O
ローマ人の一巻のギリシアの部分はアテナイマンセーし過ぎて間違いまくってたし
やっぱり帝国というか大国好きなんだろう
12 :
世界@名無史さん:2006/10/30(月) 23:13:01 0
『ローマの街角から』では、
日本でも、翻訳ではなく国産で、ギリシアの通史が書かれないものであろうか。
そうなれば、プラトンがなぜあのような考えをもつに至ったのかもわかり、
アリストファネスの悲劇の苦さも理解し、エウリピデスの悲劇の絶望も
共有できるようになると思う。
と書いていた。ちなみに塩婆様によると、ペロポネソス戦争における
アテネの敗因は、
(1)持てる力を効率的に活用しなかったこと
(2)同盟ポリスとの間に、強者と弱者の関係しか築けなかったこと
だそうで。
13 :
世界@名無史さん:2006/11/01(水) 17:28:24 0
ペロポネソス戦争を扱った本がここ3年くらい結構でてるみたいなので、
邦訳出してほしいなあ。
日本人の研究者でそう言うのを書いてくれる人はあまりいなさそうだし。
>>8 なんだかなあ・・・・。
安彦良和氏の漫画で読むほうがいいような気がする。
14 :
世界@名無史さん:2006/11/03(金) 00:31:54 0
『戦史』巻七のシケリア遠征のくだりに、
アテナイ側に致命的な打撃となった最大のものは、パイアーン(戦闘歌)の唱和であった。
敵味方ともまぎらわしくよく似た歌であったため、聞くものを戸惑わせたのである。
というのはアルゴス勢やケルキュラ勢などの、アテナイ側に加わっていたドーリス系の
諸部隊が戦闘歌を和唱するたびに、アテナイ人は敵かと恐れ、敵が和唱すればまた
これも敵かと恐怖に陥ったからである。
とあるが、戦闘歌というのはドーリス系、イオニア系、アイオリス系で違いが
あったの?
15 :
世界@名無史さん:2006/11/03(金) 00:46:41 0
ヨーロッパの四面楚歌だな。
ていうか、方言の差でドーリア系イオニア系アイオリス系と分かれたわけだが
>>12 アリストファネスは喜劇だろう。反戦劇が多いのは確かだが。
『アカルナイの人々』
しかるに売女のシマイタをコッタボス遊びに夢中の若い衆がメガラまで
足をのばして盗み出しおった。するとメガラ人どもがこの屈辱にいきり立ち
仕返しにアスパシアから売女二人を盗み出した。かくて戦争の緒が全ヘレネスに
三人の淫売婦からひらかれた次第だ。そこでオリュンポスのペリクレスどのが
稲妻を光らせ雷鳴を轟かせてヘラス世界をひっかき廻し、酒宴の歌のように
書き上げた法律を発布せられた。「メガラ人は陸にも市場にも、はてはまた
海上にも陸上にも留まるべからず」と。かくてメガラ人どもは一歩一歩と
飢に迫られ、淫売婦にはじまるかの決議をわれわれがひっくりかえすよう
ラケダイモン人にもとめたのだ。
ペロポネソス戦争の発端は、エピダムノスという植民地をめぐるケルキュラと
コリントスの紛争(前435年-432年)だった。アテナイは援助を求めてきた
ケルキュラに味方して、商売敵だったコリントスを攻撃し、その勢力圏を
支配下におさめる。それと同時にコリントスを援助したメガラに対して、
報復措置として経済封鎖を行った。
(コリントスもメガラもペロポネソス同盟に属するポリス。またケルキュラ
は前734年頃コリントス(ドーリア系)によって植民されたが、肥沃な土地と、
海上貿易に好都合な地理的条件によって、財政上・商業上たちまち成功を
おさめ、強力な海軍を整備するに及んで、母市であるコリントスとは
敵対関係にあった)
ドーリア系…スパルタ、コリントス、シキュオン、アルゴス、メガラ、
ロードス、ケルキュラ、エピダムノス、シラクサ、ゲラ、アクラガス、
セリヌス、タレントゥム、カルケドン、ヘラクレア、アスペンドス、
キュレネ、エウヘスペリデス、メセムブリア、ポテイダイア、テゲア
イオニア系…アテネ、ナクソス、ミュライ、ネアポリス、キュメ、ニカイア、
ミレトス、エフェソス、サモス、ハリカルナッソス、スミュルナ、テオス、
キオス、エウボイア、アブデラ、トロネ、タナイス、シノペエ、イストロス
アイオリス系…スミュルナ、キュメ、レスボス、シバリス、クロトン、
カウロニア、ポセイドニア
※これで合ってるかな?
22 :
世界@名無史さん:2006/11/03(金) 15:41:01 0
方言差で言えばサモスはイオニア12都市の中でもかなり特殊だったはず
ヘロドトスもキオス人やエリュトライ人とサモス人はまったく違う言葉を話すと伝えている
23 :
世界@名無史さん:2006/11/03(金) 15:52:20 0
大植民時代の植民市は母市との関係性なんて
(テラとキュレネみたいに食糧供給で結びついている都市以外)
ほとんど重視しなかったからどこが何系か細かく問うことには
それほど意味がない気もするけどどうなん
>>23 アダム・スミスも『国富論』でそのことを指摘しているね。
「母都市は植民地を、つねに多大の恩恵と援助を受ける資格をもち、それと
ひきかえに大いなる感謝と尊敬を払う義務を持つ子どもと見なしてはいたけれども、
解放された子どもと考えて、それにたいして直接の権威や司法権を主張しなかった」
マキアヴェリは『政略論』で、平民と元老院の対立により、ローマ共和国は
自由かつ強大なものとなったと論じているけど、
古代ギリシアの内乱(スタシス)はなぜあんなに激烈なものになったんだろう?
戦争中でも貴族派と民主派に分かれて対立しているし、ペロポネソス戦争中の
ケルキュラで起こった殺戮はスゴスギ。アテナイ敗北後の「三十人僭主」の時期も
すごいな。
26 :
世界@名無史さん:2006/11/06(月) 20:01:06 0
アテナイではニキアスの和平(前421年)直後に、アクロポリスのエレクテイオン
の建造が開始されているが、
戦争をやっていても神殿を建設するほどの経済力が残っていたの?
27 :
世界@名無史さん:2006/11/06(月) 20:09:31 O
スパルタの名物料理メラス・ゾーモス
28 :
世界@名無史さん:2006/12/16(土) 22:01:50 0
スパルタ言われるほど強くないね
>>8 エパミノンダスやフィリッポスが確立した戦術は
全部アレクサンドロスの手柄ってことになってましたね。
そういえばペロポネソス戦争ってうまく発音できない世界史の先生いるよね。
>>29 > そういえばペロポネソス戦争ってうまく発音できない世界史の先生いるよね。
俺は知らないな
ペロポンネソス じゃないの
ペロポンネッソス
カワイソスってギリシア語?
.,Å、
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,ィ Y,.-ニ=.`Y´`Y´ 'ニ二ミ/ キングカワウソッス
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ヽ ̄;;;;;;ソ/;;;;l/! ,.-'´.| !_」 | ヽ、 `
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ヾ ゝ l 丶ニ─ -、
ヽ ヽ !.l i ! ヽ ヽ
丶、. ` `ー─'"´!ヽ l. | / ヽ
`ー-、_ __,.ィ ヽ .| | / !
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ペロポネソス戦争 長すぎ。
前半 : アルキダモス戦争
ニキアスの平和
>>26 後半(?)というか前421年以降の別名はなんていうのか
ご存知の方は教えていただけないでしょうか?
デケレイア戦争
前者二つと違ってアッティカ地方にある要衝の名前。
重要拠点であるここをスパルタが占領してアテネに攻撃したから
その間にシチリア遠征かな
37 :
35:2007/04/29(日) 12:45:31 0
ありがd
図書館でトーキュデースって本を見つけた。 翻訳はないと思ってた。
ニキアスのシチリア遠征のことが一般常識になれば、
中国が攻めて来るー とかアホみたいなカキコの半分は減らないか。
ヒトラーも陸軍がドーバー海峡を越えるのは却下してる。
39 :
世界@名無史さん:2007/07/27(金) 22:43:31 0
ひそやかにあげときますね
Deha watashiha sage