1 :
世界@名無史さん :
2006/03/06(月) 20:48:13 0 【魏志倭人伝】から【日はまた昇る】等々
2 :
世界@名無史さん :2006/03/06(月) 20:49:02 0
2
3 :
世界@名無史さん :2006/03/06(月) 20:52:07 0
ビックス『昭和天皇』 講談社は学術文庫から削除しろ。
4 :
世界@名無史さん :2006/03/06(月) 21:08:28 0
ジョン・ダワー『敗北を抱きしめて』
5 :
世界@名無史さん :2006/03/06(月) 21:10:14 0
「菊と刀」「武士道」「五輪書」「葉隠」「ショーグン」「フジヤマ」「ゲイシャ」「ハラキリ」「カミカゼ」「ゴズィラ」「アストロボーイ」「ダンゴー」「ヤクーザ」「エンコー」「グァンダム」「ライブドア」「ピカチュ」「プリクラ」
6 :
世界@名無史さん :2006/03/06(月) 21:11:07 0
アイリス・チャン『レイプ・オブ・南京』
7 :
世界@名無史さん :2006/03/06(月) 21:12:16 0
トーゴーターンとトラトラトラ。
8 :
世界@名無史さん :2006/03/06(月) 21:13:15 0
東洋鬼(トンヤンクイ)、小日本。
9 :
世界@名無史さん :2006/03/06(月) 22:47:47 0
『隋書』倭国伝
東方見聞録
11 :
世界@名無史さん :2006/03/07(火) 00:45:22 0
「論衡」で周の成王の代に倭人が朝貢してきたというのは一体なんだろう? 日本列島住民じゃなく江南のいわゆる百越系の非漢民族のことだろうか。
12 :
世界@名無史さん :2006/03/07(火) 00:51:07 0
ヘレン・ミアーズ『アメリカの鏡・日本』
戦国時代では徳川家康の評価が高いらしい
トンデモ本ばっか
15 :
世界@名無史さん :2006/03/07(火) 10:58:56 O
欧米人って自国以外の歴史に興味ないだろうな。
16 :
世界@名無史さん :2006/03/07(火) 11:25:18 0
昔は、な。 今はそんなこたない。
>>11 倭人はパレスチナから中央アジア、チベットを経て
長江をくだり、東シナ海沿岸に一時定住し、その後
東シナ海を渡って日本に定住したというのが、オカルト界の常識。
18 :
世界@名無史さん :2006/03/07(火) 12:03:33 0
創元社の「図説世界の歴史」、けっこう面白い。 5巻、8巻あたりに日本の歴史が結構詳しく書いてある。 著者はイギリス人。
ポルトガルの教科書だっけ? 「1543年に日本が発見された」って書いてあるらしい。
>>19 日本人がポルトガルを発見したのは何年だっけ?
イタリアの教科書だったかも。小田実さんの著作にあった。
イタリアかあ。イタリア人じゃしょうがないな。
23 :
世界@名無史さん :2006/03/07(火) 13:33:33 0
欧米の教科書には大体書いてあるんじゃないかな
24 :
世界@名無史さん :2006/03/07(火) 13:41:56 0
>>20 ポルトガルを発見した日本人は誰ということになるのか?
天正遣欧少年使節団?
それじゃあ、アメリカを発見したのはジョン・万次郎か オラ、ワクワクしてきたぞ
27 :
世界@名無史さん :2006/03/07(火) 16:35:58 0
韓国では徳川家康の評価が高いらしい。
30年ぐらい前に司馬遼太郎がなんかの対談で、欧米の学者の間では 東アジア史は中国史をやれば充分といった認識で、日本史などをやるのは 余程の変わり者だと思われている、とか書いてたが 今ではなんぼかましな状況になったんだろうか。
29 :
世界@名無史さん :2006/03/07(火) 17:03:49 0
火病の国に徳川家康のような君主が現れることはこれまで無く これからも永遠に無いから。
>>28 一般人の間では中国も日本も同じだからな。
31 :
21 :2006/03/07(火) 23:06:41 0
ギリシアの高校教科書ですた
32 :
世界@名無史さん :2006/03/11(土) 15:17:53 0
>>26 戦国時代にメキシコほか中南米諸国へ身売りされた日本人が相当いたらしい。
支倉常長一行がアカプルコに寄航した時に、出迎えた住人の中に日本人が大勢おり
使節団を驚かせたそうな。
33 :
世界@名無史さん :2006/03/11(土) 15:38:34 0
35 :
世界@名無史さん :2006/03/12(日) 18:01:14 0
ジェームズ・クラヴェル「SHOGUN」
36 :
世界@名無史さん :2006/03/12(日) 18:05:02 0
ジョン・ローガン「LSATSAMURAI」
>>13 Civilizationでも日本の指導者は徳川家康だしね。
あの時代に250年間も平和な国にしたのが奇跡的だということで評価されてるらしい。
38 :
世界@名無史さん :2006/03/12(日) 18:13:44 0
>>32 ヤキ族と呼ばれるその部族は、現在のメキシコ社会に溶け込まず孤立している。
ヤキ族は日本人の末裔ではないかと言われている。 日本とメキシコの関係を
紐解けば、スペインがフィリピンを植民地として支配していた頃、当然そこに
は日本人も数多くいた。その中には日本から離れた人もいたし、一獲千金を狙
って海外へ行こうと考えていた人もいたであろう。孤児となった子供が宣教師
に連れられた者もいたかも知れない
遠藤周作氏はあの名作”侍”の中で支倉常長一行がメキシコで一人の日本人と
会うが、その日本人が孤児で、宣教師にメキシコへ連れられたという設定)
従って、メキシコに渡った日本人がかなりの人数を数えてもおかしくはない。
ヤキ族が日本人の末裔といわれている理由は:
*好戦的であるが、日本人には危害を加えない。
*ワラッシュとよばれる草鞋(ワラジ)に似た履物をはいている。
*”モリ”と言う苗字を名乗る人がいる。
*メキシコでは米を油を入れて煮るが、その部族は水だけ入れて煮る。
という事が知られているが、支倉のアカプルコ訪問後にそれらが伝承されたの
ではないかとも言われ、日本政府も外交政策上、この種の調査は今も黙殺され
ているのが現状である。
39 :
名無し募集中。。。 :2006/03/12(日) 22:12:33 O
良スレの予感
40 :
世界@名無史さん :2006/03/12(日) 22:32:06 0
バルディビアの縄文土器より、まずヤキ族のDNA鑑定の方が先では ないか? 日本人は織田信長の時代に既に新大陸にいた証拠になるぞ。 おそらく教皇庁への宣教師の報告文書を紐解けば、日本からの移民・ 孤児の流れも信者の情報として判明するかもしれない。 徳川の鎖国政策で故国に帰れなくなった日本人コミニティの姿が明確 になるに違いない。
41 :
世界@名無史さん :2006/03/12(日) 23:21:52 0
天正遣欧少年使節団が翻訳した日本語の聖書の一部がポーランドのクラクフ大学図書館の古い書庫で一昨年発見された。
42 :
世界@名無史さん :2006/03/12(日) 23:46:49 0
私の国、ドイツでは日本人は我々と等しく手先が器用である事、辛抱強く技術を磨く 国民であると信じられていました。 「ホクサイ」「ウタマーロ」「シャラク」は未だにアメリカ・ヨーロッパの骨董会 ではドル箱で根強い人気がありますよ。あと陶芸もです。「八橋蒔絵富士山形鼈甲大 皿」や「褐釉蟹貼付台付鉢」は欧米では絶賛されジャポニズムの流行をしました。 絵画・陶器・屏風・鼈甲細工等の繊細で器用な日本の匠の技は、ゴーギャンやピカソ にも影響を与えました。 本場の日本では、残念ながら廃れて滅びつつある文化ですね。マイスターの技が失わ れるのは残念ですね。
漫画やアニメがその文化を継承してるという幻想を見る人が2chでは多いですね
44 :
世界@名無史さん :2006/03/13(月) 00:38:20 0
アニメの製作はCG以外は今、ほとんど中国・パキスタンで作業だってね。
ハリウッド映画的な浸透度や影響度があるわけでもないし。 ごく一部のマニアにしか影響が無し。
46 :
世界@名無史さん :2006/03/13(月) 01:05:45 0
西洋人にとって、日本人は紙と木の文明だと映っていた例を一つ。 支倉常長つながりですが、伊達政宗の命を受け、支倉常長は慶長遣欧使節と してヨーロッパの地を踏みました。 パリの国立図書館にそのときの記録が残されています。 「日本人一行は、鼻紙ではなをかみ、その鼻紙は二度と使わずに捨ててしま った。見物に集まった人々は、その鼻紙を拾い集めていた」 一行の鼻紙はローマでも珍しがられて、アンジェリカ博物館や人類学博物館 には、“支倉の鼻紙”が保管されているそうです。当時、ヨーロッパでは重 い羊皮紙がまだ中心で紙は極めて貴重品であり、洟をかむのに上流階級はハ ンカチを、庶民はもっぱら手鼻か袖でかんでいたとか。 そんな高価な貴重品の紙で洟をかむのですから、びびったのでしょうね。 ペリーやその部下達、イギリス公使等も日本のドア(障子のこと)には紙が 張られていると驚愕の手紙を送っています。 もう一つは木綿と絹・錦ですね。この素材もヨーロッパでは垂涎の品でした。 光沢のあるなめらかなシルクは王侯貴族の衣装で庶民さえ手がでないもの でした。これも紙と同じく、繊細な技術が必要でしたが、化学繊維が現れ るまで、日本は素材産業でヨーロッパを超越していたのです。 日本は黄金の国ジパングだったのです。
>>45 いつの時代の話だ?そのハリウッドからして日本のアニメをパクッてるのに。
>>46 そもそも支倉常長の時代には日本は大金・銀産出国だったりする。
漫画はともかく、アニメは糞。 あんなもん観て喜んでる奴は全員射殺すればいい。 多分、日本人の容姿レベルが3ポイントくらい上がるぞw
興味無いと主張するならわかるが そこまで毛嫌いするのは所謂同族嫌悪ってやつ?
>>46 子供の頃、TVムック謎学の旅で知ったよ(・∀・)
>>50 他族嫌悪だよ。
あまりに自分と異なった存在に対しては攻撃的な嫌悪感を抱くだろ。
いや、別に目に入らないもんで。 かかわりを持たない相手に嫌悪感は抱かない。
俺はお前らに嫌悪感抱くよ
お前らってのが良くわからないが、オタクの人なんてどうでもいい気がするけどな。 日常生活をしていて攻撃的なあmでの嫌悪感を抱くことなんてほとんど無いけど。
56 :
世界@名無史さん :2006/03/13(月) 14:29:54 0
ネット上の極端なヲタ叩きは同族嫌悪ってのでFAしてる。 アニメは糞って、お前深夜のアニメとかのことを言っているのか?w 一般人はその放送の存在すら知らない奴が多いぞw
アニメは糞。 アニメ観て喜ぶ奴は全員射殺されるべき。
話をスレ本筋に戻そうぜ ここ10レスぐらいの話こそどうでも良かったってことで
>>56 そこらの女子高生がアニメきもいー。
アニメオタクきもいーとか言ってるのは同属嫌悪なわけかw
アニメオタクの気持ち悪さは一般人にはよーく認知されてるよ。
まあ、お前みたいなキモヲタには気にならなかったり、目に入らないのかもしれないがな。
同類だからw
アニメオタクは全員射殺されるべき。 アニメは糞過ぎる。
ウンコはウンコの臭さ、汚さを認知できない。
だが女子高生も射殺しろとまでは思わないのではないか。 君を見ているとどうしてそこまで…?と感じてしまう。 普通はキモイキモイと思うだけだろう。俺もその程度だ。
アニメ見る奴は死ね。 生きていて良い部類の人種じゃない。 比喩ではなくマジで射殺すべき。 外 国 人 か ら 見 た と き 日 本 の 恥 に な る 。
もうここまで来たら誰か外国人の見た日本のアニメの歴史語れよ
65 :
世界@名無史さん :2006/03/13(月) 15:01:13 0
>>59 お前みたいな極端な奴はあきらかに何か裏がある
66 :
世界@名無史さん :2006/03/13(月) 15:01:47 0
深夜アニメの存在を知ってたらオタクなのか?
テレビの深夜放送見てて、てきとーにチャンネル回してたら嫌でも画面に映るし
認知しちゃうんだが。
>>56 の理論でいけば、深夜アニメの存在を知ってる俺は一般人じゃないわけか。
いやはや、理解不能ですね。
67 :
世界@名無史さん :2006/03/13(月) 15:03:07 0
>>65 なにお前?
俺をアニメオタクにしたいわけ?w
お前らの仲間にしたいの?
だったら勝手に決めつけでもなんでもしたら?アホクサー
歴史心理哲学辺りにはまってる奴も結構キモイから別にいいじゃん
69 :
世界@名無史さん :2006/03/13(月) 15:04:14 0
アニメオタクのせいで俺が迷惑する 射殺だ
一時以降の深夜番組の多くがアニメになってしまってる事態はちょっと怖いよな実際
アニメが気持ち悪いのには異存はない。 オタクアニメなんぞが日本伝統文化の継承だなんて、日本文化に対する冒涜だ。 アニヲタどもは恥を知れ恥を。
伝統にのっとって切腹するか射殺という法案を小泉は決めるべき。 気持ち悪いオタクのせいで俺まで被害が出る。
どうでもいいじゃん。 なんでそんな熱いの?
アニメオタクはなんでそんなにキモいの?
アニメオタクは障害者の一種。 だが障害者手当ては支給しない。
世界史板にまでアニヲタの汚染が広がってるとは思わなんだ。 ちょっとキモアニメをおとしめしただけでここまで反響があるとは。
俺はアニメオタクを見ているだけでムカムカしてくるし。 俺も射殺してやりたい。いや、俺の手で射殺してやりたいと思っている。 勿論実行にはうつさないがな。 こいつらほど日本文化を汚すやつらは存在しない。日増しに存在感を増して調子に乗っている。 全員死ね。
78 :
世界@名無史さん :2006/03/13(月) 15:12:10 0
>>78 アリバイつくり乙。
キモイオタクは世界史板に来るな。
-------------------アニメの話終了------------------------------- 以降、アニメの話題した奴は問答無用でアニヲタ認定。 アニメ関連の話題は一切無視。 スルーできない奴もアニヲタ。
>>78 なぜオタクはすぐに同族認定したがるんだ?
チョンか?
>>80 アニメオタク必死だなw
話題そらしに必死w
アニヲタ乙
おーい、こいつアニヲタだぜー きんもーい、きゃはははー お、アニヲタがこっち来た 逃げろーアニヲタが伝染るぞー、アハハハー
すべては最初にアニメなんかの話題を出した
>>43 が悪い。
>>86 過剰反応するアニメオタクが悪い。
どんな話題を出そうと自由。
アニヲタとかいう気持ち悪いネット用語を使うオタクも死ね。 オタクは死なないと直らないから本気で死んで欲しい。
少なくとも世界史板には来ないで欲しい。 ガミラス艦隊とか、エロゲーのスレを立てるなと。 目障りだから射殺しろ。
アメリカのファンタジー小説「帝国の娘」に出てくる「ツラニ帝国」 皇帝は神官で、実際の政治をみるのは軍事大臣。 「アラキ」「シミズ」という人名が出てきて、 住民はストイックで礼儀正しく、儀礼や様式を守る事を大事にし、 剣で死ぬ事を最高の名誉としている・・・ アメリカ人からみたら、日本の歴史ってこう見えるのかねw ついでに、アメリカ版の表紙の絵は、 ヒロインは、ルーシー・リュー調の「オリエンタル・ビューティ」顔で 日本髪に簪をさし、兵士は筋肉ムキムキで上半身裸に 帽子と腕と脚を布で包んだモンゴル力士のようなスタイルw
ファンタジー小説ってw キモイよ〜
なんでもキモイキモイ言ってれば良いってもんじゃないよ
>>45 欧米ではキワモノ的に見られることも多いようだが
少なくともアジアでは大衆的な人気を得ている。
オタクのその自意識過剰さが銃殺される原因なんだよ。 さっさと死ね。
98 :
世界@名無史さん :2006/03/13(月) 21:58:38 0
>>93 「宇宙空母ギャラクティカ」の仇敵サイロン帝国は、原作者もいってるけど
軍国日本をモロ意識している。個性を持たない絶対忠誠のロボット。命令さ
れれば、すぐに敵に特攻自爆する兵隊。
アメリカ民主主義とは根底から違うところに、彼らは不気味さを感じとって
嫌悪しているのだろう。これは現代のイスラムとの対立にも言えるところだが。
99 :
21 :2006/03/13(月) 22:30:53 0
プレデターって、デザインは「月代をした侍」、キャラクターは「ベトナム解放軍」だよなあ
100 :
21 :2006/03/13(月) 22:32:11 0
「未来世紀ブラジル」でも、悪鬼の象徴としてなぜか戦国武将が出てくるし
↑へんなクッキー残ってた・・・
クリンゴン人も映画版初期のメーキャップは、どうみても落ち武者をイメージしているよな
「ニッポン人なんて、蟻みたいなものよ」
104 :
世界@名無史さん :2006/03/14(火) 22:18:07 0
ポール・ケネディ『大国の興亡(上)』(草思社) 日本が近代化しなければならなかったのは、個々の企業家は望んだからではなく、 「国家」が近代化を必要としたからだったのである。当初の抵抗を粉砕してしまうと、 日本はコルベールやフリードリッヒ大王も顔負けの統制政策を断行し、国家主導で 近代化を進めた。
105 :
世界@名無史さん :2006/03/15(水) 01:01:49 0
「ビゴーの見た日本」を読むべし
106 :
世界@名無史さん :2006/03/15(水) 02:18:22 O
モネやゴッホ等印象派画家は日本絵好き多いな
107 :
世界@名無史さん :2006/03/15(水) 21:38:26 0
>>103 「エコノミックアニマル」のがひどいと思う。
今時「エコノミックアニマル信仰」を信じている低脳がいるとは。 もうこんな俗説を信じているおっさんは消えたと思っていたのだがな。
「ウサギ小屋」とか……
>>108 ,109
おまいらどうした。
エコミックアニマルとウサギ小屋は的を射ているぞ。
>>110 英語が出来ないだろ、お前。
アニマルがどうして卑下するような意味になるんだよ。
>>110 じゃないが、卑下は知らんが侮蔑には当たるんじゃない?
そもそも諸外国から日本人がエコノミックアニマルと形容されていた事実そのものが存在しない。 エコノミックアニマルという言葉が何処からとも無く日本に広まり、日本から逆輸入と言う形で 欧米のマスコミに知られたというのならまだしも。
へえ〜。 山本七平=イザヤ・ベンダサンあたりの作り話だったのかな。
アニマルという英単語にも日本の「動物」ほどの否定的な意味はないよね。 むしろより混沌として本能に根ざした形容をしたいのならアニマルではなくビーストの方が適切だろうし。 明らかに英語文化圏以外の人が考えた逸話だね。
アメリカで「アニマル」と呼ばれたレスリーって阪急のピッチャーがいたが、(のちたけし軍団に移籍) あれはどういうニュアンスなのかな?
>>111 お前がどれだけ英語が出来るか知らないが、
エコノミックアニマルは普通に使われた言葉だぞ?
語源がどこで発生しているなんぞは知らんが。
信じられないなら、ググって見ろ英語版で。
ところでちゃんと綴れるかな?
逆輸入だっての。
>>117 そりゃ使われるだろう。
ただ卑下する意味を持たなかっただけで。
これについては色んな人が検証本を出しているし
出処と時期も大方判明しているから、そういった
検証本を何冊か読んでみるといい。
>>117 本当に英語もエコノミックアニマルがどのように広まったかも知らないんだな。
アホは黙っていればいいのに。
まず最初に日本人を「エコノミック・アニマル」と公式の場で形容したのはパキスタンの故ブッド首相
勿論肯定的な意味で発言したのだが、それが日本で「経済的利益ばかりを追求する汚い日本人」
を象徴する単語として語られるようになる。この時点で日本人の英語力の低さに驚くばかりだがな。
それから社説や各種コラム、ニュースを通じて外国にも「日本人が自らをエコノミック・アニマルと
卑下している」という事実が伝わる。勿論英語圏では本来の意味は承知の上なので、日本人が
エコノミック・アニマルと自称しているという意味でのみ報道がなされる。
当初から英語と外国文化に精通した日本人や、在日外国人などがいくつかの雑誌等で
エコノミックアニマル信仰の間違いを否定した記事を寄稿していたりもしたが、外国でもこの
日本の状況を伝える報道がなされると、歪んだ形で「やはり欧米で日本はエコノミック・アニマルと
卑下されている」などと信仰を補強する形で流布するようになる。
(これが馬鹿な文盲
>>117 が勘違いした「外国でも使われていた」信仰だ。そもそも意味が違う)
さらにまた欧米へとこの信仰が伝播し、現地駐在の日本人や日本通の欧米人がそのことに触れる。
またそれがあやふやな意味で使われようものなら日本へ輸入され、またその信仰は広がる。
仕舞には本来の意味を知っている癖にわざと使用する欧米人まで現れる始末。
こうして出処あやふやなソース・ロンダリングの構造が完成し、半ば都市伝説めいた信仰は
ある水準まで急激に肥大していく。
当時も含めて過去何度も検証がなされ、検証本も何冊も出ているので気になるなら自分で
調べてみるといい。今では日本人の「黒船待ち体質」であったり、「欧米の意見なら正しい」信仰の
良いケースとしてあげられるエピソードと化している。
今手元に本が無いので上の流れも細かい部分では差異があるかもしれんし参考文献も示せんが
それは容赦。
気持ちはわかるが、いくらなんでも「馬鹿な文盲」とか言いすぎだろ。どうかしてるぞ。
煽りには煽りで。
123 :
世界@名無史さん :2006/03/16(木) 12:31:25 0
中味があるなら煽ってもいいさ、2ちゃんの華だ。
そうだな。よく見るとどっちもどっちかw
すまんね。それに煽った方が相手も必死で調べて反論してくるからその方が面白い。 ただの罵りあいになれば面白くないので俺は退散するが。
やはり外国から見た日本で象徴的なものは天皇陛下だと思う。 かつては皇帝格の君主も世界に沢山いたけど、今では天皇だけに なってしまった。この権威を超える君主といえばイギリスの エリザベス女王とローマ法王くらいだろう。 (ちなみに諸外国から世界三大権威と呼ばれ、外交上特に敬意を 払われている) 例えば権力でいえばアメリカ大統領は間違いなく世界一の権力を もっているけど、天皇陛下がアメリカを訪問すれば大統領であっても 上座を譲るしかなく、更に言えば空港にホワイトタイで出迎えなければ ならない。 (ホワイトタイは外交上もっとも相手に敬意を払った服装) ちなみに世界三大権威の中で誰が一番権威があるかと言えば、 色々と諸説あるみたいだけど、頭ひとつ天皇陛下が上らしい。 エリザベス女王は天皇に上座を譲ったことがあるし、ローマ法王も 唯一自らの足で他の君主に出向いたのが天皇だから。 まああまり自国をマンセーするのも特定アジアみたいなので冷静に 判断しなければならないので、実際には同格と考えて間違いないんだろう けどね(笑)
いや、北朝鮮のほうがすごい。 アフリカの某国大使が、ホテルで雨に濡れた靴を乾かすために 靴に新聞紙を突っ込んでたら、 ホテルのメイドに 「金主席の御尊影の載った新聞を、こともあろうに 汚い靴に押し込むとは何事か!」と一喝されたという逸話がある
fishing?
129 :
世界@名無史さん :2006/03/16(木) 14:37:10 0
神格化されて、念願の皇帝になれる日も近いようだな。
130 :
世界@名無史さん :2006/03/16(木) 14:43:57 0
デイヴィッド・バーガミーニ『天皇の陰謀』
132 :
世界@名無史さん :2006/03/16(木) 15:00:23 0
>>126 釣りか?
世界三大権威やホワイトタイで空港ネタは極東板発祥のデマなんだが。
>>133 蟻太郎 ◆J7M7PQyXkE、に触るのはやめとけ。
定と同様のかまってチャンだし、見かけよりずっとタチが悪いぞ、こいつ。
スルーあるのみ。
135 :
111 :2006/03/16(木) 17:45:47 0
>>120 なるほど。そういう来歴があったのか。
これは勉強になった。ありがとう。
しかし、見失っている部分がないか?
>仕舞には本来の意味を知っている癖にわざと使用する欧米人まで現れる始末。
この後の展開として、一般的に日本人の金権力の増大を畏怖する言葉として
(卑下という感覚じゃなかった。なんか「そのぐらいにしとけ→やりすぎ」という感じ。)
世の中に伝わったんだ。直後にワーカホリックに変りわしたが。
エコノミックアニマルが日本を指す言葉と言うのは一般常識だった。
そこのところの意見を文盲の俺に教えてくれ。
(ブン盲←何故か変換できない、とやろうとしたら一発変換されてビビッた。)
136 :
133 :2006/03/16(木) 19:35:54 0
137 :
世界@名無史さん :2006/03/16(木) 21:50:33 0
外国からみた日本人 > おじぎが好き。醤油臭い。クルマとロボットと超高層があるのに暮らしが貧しい東洋の神秘。
25年ほど前のソ連のTV局で、日本を舞台にした番組を作るというので 日本人関係者が覗いたところ、向こうの俳優がみんな鉢巻を締めていてびっくり。 つまり、どういう事かというと、ソ連で流れる日本の映像は、労働運動のものばかりで、 演出者が、てっきり「日本人はみんな鉢巻をしている」と思い込んでいたらしい。
140 :
世界@名無史さん :2006/03/17(金) 00:53:51 0
ttp://www2.asahi.com/torino2006/news/TKY200603150360.htm <荒川の演技「1杯のご飯程度」 仏公共テレビが謝罪>
フランス公共テレビは、トリノ冬季五輪フィギュアスケート女子の実況中継で
荒川静香選手に対し不適切なコメントがあったとして、在仏日本大使館に手紙で謝罪した。
日本政府は15日にも、同局の意図を関係者に伝える。
問題視されたのは、リレハンメル、長野五輪フィギュア男子で連続銅メダルに輝いた
フィリップ・キャンデロロ氏が、逆転の金メダルを決めた荒川選手の自由演技の実況で
「茶わん1杯のコメに値する」と評した発言。
意図は不明だが、局側は「ご飯1杯」が日本の食習慣に絡めた「たわいもない」という
侮辱と受け取られる、と懸念したようだ。
公共テレビからの手紙は3月2日付で、スポーツ局長から平林博大使あてに届いた。
「貴国のチャンピオンの演技に対する当方の発言に、あなた(方)が驚きと怒りをおぼえたのはごもっとも。
謹んでおわびし、このような過ちを二度と繰り返さないことを約束します」としている。
大仰な文面に驚いた大使館が同局に確認し、キャンデロロ氏の発言とわかった。放送後、
「日本スケート連盟の代理人」という仏弁護士から抗議の電話があり、謝罪を決めたという。
l
>>141 フランス公共テレビは、日本人は米を神聖視していると思って発言したんだろうから
悪意はなかったんだろうね。
それよりもNHKで西原理恵子がイナバウアーを「モズの早贄にされたカエルみたい」
と発言したのが気になるw
それなら「尾頭付きの鯛」とでも言ってくれれば判りやすかったのにねえ・・・!?
これ実際にTVを見てたんだけど、 フィリップさんは悪意ゼロ。 むしろ素晴らしいと感嘆してたよ。 ただ一緒に見てたフランス人も、 このおっさん意味がわからんと突っ込んでた。 オリンピックしか見ない人間にとって、 アジア人のフィギアは、競技色が強すぎて美しくないのがデフォ。 しかしあそこまで柔らかさを出して美しかったら フランス人もびっくりするわな。 ニュースや新聞での扱いがやたら大きかった。
なんか格好う良い御洒落な言い回ししようとして失敗したんだろ。 キザなおフランス人らしいわ。
こういう差別心を持った白人はマジで死ぬべきだろうな。
メキシコ・バレンズエラ選手 「我々の国ではサッカーやボクシング等の方が野球より人気がある。 今回のWBCでより多くのメキシコ人に野球に興味を持って欲しかった。 アメリカはとても強い国だが、ホームランを2ベースヒットにされた時、 どうしても勝って、見てくれている子供達に野球というスポーツは 気持ちの強いものが勝つという所を見せたかった。日本には胸を張って決勝で戦ってほしい。」 メキシコ・コンザレス選手 「我々が次のステージへ進むことは適わなかった、しかし残されていた 最後のもう一つの椅子に座るのにアメリカは相応しくないチームだった。 我々が日本をその席につける力になれたのなら幸せだ。」
アニオタきもい
150 :
世界@名無史さん :2006/03/31(金) 13:02:34 0
151 :
世界@名無史さん :2006/03/32(土) 00:02:05 0
小日本。
在日工作員、こっちに移動したのか。 日本は海の領土を含めると領土は広い。 シナ朝鮮人はこころがムシケラよりも小さい。
攻殻機動隊は最高にかっこいい 歴史ヲタならはまると思うが
155 :
世界@名無史さん :2006/04/03(月) 22:35:43 0
>>104 >日本はコルベールやフリードリッヒ大王も顔負けの統制政策を断行し、
>国家主導で 近代化を進めた。
日本の近代化において国家が果たした役割を過大評価するのは誤り。
伝統的で中小規模の企業が果たした役割のほうが大きかったと見るのが妥当。
朝鮮戦争の特需もあったしね。統制政策で上手くいくならソ連も破綻しないや。
というか中小企業っていつできたの?
158 :
世界@名無史さん :2006/04/04(火) 01:22:37 0
明治だろ
159 :
世界@名無史さん :2006/04/04(火) 02:14:03 0
>>157 , イ)ィ -─ ──- 、ミヽ
ノ /,.-‐'"´ `ヾj ii / Λ
,イ// ^ヽj(二フ'"´ ̄`ヾ、ノイ{
ノ/,/ミ三ニヲ´ ゙、ノi!
{V /ミ三二,イ , /, ,\ Yソ
レ'/三二彡イ .:ィこラ ;:こラ j{
V;;;::. ;ヲヾ!V ー '′ i ー ' ソ
Vニミ( 入 、 r j ,′
ヾミ、`ゝ ` ー--‐'ゞニ<‐-イ
ヽ ヽ -''ニニ‐ /
| `、 ⌒ ,/
| >┻━┻'r‐'´
ヽ_ |
ヽ _ _ 」
ググレカス [ Gugurecus ]
( 428 〜 没年不明 )
>>157 大企業がいつ出来たかを訊いた方が早いような。
既存の企業の分社や事業部からの独立は別にして、
基本的に最初はどこも(今で言う)中小企業から始まる。
戦前から戦後しばらくは、「MADE IN JAPAN」は粗悪な模造品の代名詞で、 ハリウッド映画でもよくギャグの題材に使われていた。
人は成長するのだよ
>>161 たぶんそのネタが一番最後に使われたのが
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」だな。
MADE in Chinaそのうち・・・
中国の教科書に出てくる日本人は大塩平八郎だけなのだそうな。
166 :
世界@名無史さん :2006/04/06(木) 19:54:02 0
「日本ほど孤立して暮らしてきた国はないが、また日本ほど外の世界から強く 影響を受けてきた国もない」 by ジョージ・サンソム
167 :
世界@名無史さん :2006/04/06(木) 21:35:55 0
ttp://www.j-world.com/usr/sakura/japan/WTO.html その日本観は、いわゆる「日本異質論」として有名になったのであるが、
問題はそこから演繹される対日政策である。それは簡単に言うと、日本人の
行動様式は(西欧キリスト教文明と違って)抽象的普遍的原則をもたず、
その場その時の権威に従う、というものである。その例として、戦時中は
日本軍の命令に自分の命を捨てるほど忠実だったのに、敗戦と同時に、
敵国占領軍に気味が悪いほど従順に従ったことが挙げられる。そこで、
リビジョニストの代表の一人ジェームズ・ファロウズ氏は、「日本人の
内的行動を変えさせる方法として残されているのは外部からの圧力しかない。」
しかも「圧力者が挑戦不能なほど強くなければならない」と結論を下すのである。
ショーンコネリーの出てた「ライジング・サン」って糞映画観てると、そんなイメージがありありと・・・
>>165 藤野厳九郎。
魯迅の作品「藤野先生」が中国の教科書に載っているため
どんな僻地の庶民でも知っている中国で一番有名な日本人だそうな。
170 :
世界@名無史さん :2006/04/06(木) 23:13:31 0
ロシア外相ムラヴィヨフ伯(1845〜1900。極東政策を推進し、1898年 には清朝から旅順・大連の租借権を獲得) 「東洋人がことのほか腕力や武力を尊ぶことは、歴史が教える通りである」 そして日露戦争に突入していったのだが…
外相が理解を放棄したらおしまいですね。 日露戦争当時の外相ラムズドルフは避戦派でしたが。 なお、おなじく戦争に乗り気ではなかったウィッテの書簡によれば、主戦派 の目的は「東京で有利な講和条約を結ぶこと」であって、火葬戦記小説に出て 来る様な日本本土の占領は主戦派も求めていなかった様です。
172 :
世界@名無史さん :2006/04/07(金) 00:25:38 0
>>166 その「日本ほど」という表現に強い疑問を感じる。
本当に日本だけがそんなに極端なのか、世界には
日本と類似した国や民族が存在しないとは思えない。
逆に米国を特殊扱いしたリプセットのアメリカ例外論も
ひどい内容だった。日本でも米国でも少し極端な側面が
あるからといって他の人類から切り離して考えると
必ず奇妙奇天烈な議論になる。
「不思議の国ニッポン」の 自称、スペイン系フランス人のポール・ボネも入れろ
ポール・ボネって日本人だろ? 誰のペンネーム?
176 :
世界@名無史さん :2006/04/07(金) 13:56:04 0
戴季陶『日本論』 「日本には自尊自大の学者がたくさんいる。彼らの脳裏には、“日本的”の 三字が刻み込まれていて、なにかにつけて日本独自の文明という言葉を口に したがる。こういう観念はいうまでもなく、“日本への迷信”にとらわれた ものである」 「だが、一方、われわれは、こうした自尊心が民族の存在と発展の基礎となる ことも見逃してはならない…われわれが日本民族の長所として強調したいのは この点である」
177 :
世界@名無史さん :2006/04/07(金) 15:08:20 0
>日本には自尊自大の学者がたくさんいる。 人のこと言えるか!
ちゅうかちゅうか(* ̄┏Д┓ ̄*)
179 :
世界@名無史さん :2006/04/07(金) 20:28:45 0
ttp://www.binghamton.edu/fbc/143jp.html イマニュエル・ウォーラーステイン
困難が予想されるのは政治面である。この方面で三国が互いに抱く不満や不信
は根が深く、関係継続のうえで重大な障害となっている。韓国は日本に植民地化
された歴史を今も忘れないし、中国は1930年代、40年代に大半を日本に
占領されたことが忘れられない。一方の日本は、中国と韓国から数千年に
わたって文化的に見下されてきた感じており、いまだに愛国主義的な感情を
高ぶらせている。
↑どうやらウォーラーステインは日本が中韓に対して歴史的に深い劣等感を
抱いてきたと思っているようだな。実際には江戸時代から日本では中国に
対する優越感が出てくるんだが。
180 :
世界@名無史さん :2006/04/07(金) 22:04:00 0
>>179 それはアヘン戦争後の話だから幕末だね。
それ以前には日本のある儒者は西国に引っ越して
「中国に近づいた」といって大喜びしたなんて
中国コンプ丸出しのエピソードも伝えられてるけど。
181 :
世界@名無史さん :2006/04/07(金) 23:25:43 0
中国はともかく、日本人が朝鮮に対して劣等感を感じていた時期なんて あるのか? 18世紀後半の日本には、色刷りの鮮やかな浮世絵が広まり、黄表紙が 流行し、通貨制度も未曾有の安定を示していた。そのような泰平の世が、 「皇国」という自負心を日本人に抱かせ、日本は中国よりもよく治まっている。 日本以上の楽土なく、上国なし。寛政期から、日本を「皇国」と自称し、 中国を革命と異民族支配、戦乱を繰り返す「あだし国」とする認識が、 儒者・国学者に広まっていく。大田錦城なんかその典型。
これが自慰史観ですか。
183 :
世界@名無史さん :2006/04/08(土) 00:17:51 0
ルイスフロイスの日本史、 あれの人物評、風俗評、だけを見たい。箇条書きにしてまとめている本は あるかなぁ。
184 :
世界@名無史さん :2006/04/08(土) 00:28:51 0
本屋に行ってみそ
記主自身の普段からの価値観や立場が分からないと、逆に危険ですよ。 信長評といい、秀吉評といい、かなり偏っており、彼の記録にしか見えない 人物像というものも、ずいぶん目につきますから。 やはり、フロイスに限らず通して読んだ方がいい。この場合は中公文庫。
その頃には中国よりも西欧に目が行っていんでないの? でなきゃ蘭学なんて流行らん
187 :
世界@名無史さん :2006/04/08(土) 20:55:03 0
ヴァシーリイ・ゴロヴニン『日本幽囚記』 「われわれが美徳に数えている資質のうち、現在日本人に欠けているものが ひとつだけある。それはわれわれが剛毅、勇気、果断と称するものであり、 またときには男らしさというものである」 「しかし、彼らが臆病であるとしても、それは日本の統治の平和希求的な 性質によるものであり、この国民が戦争をしないで享受してきた長い間の 泰平のためである。いやむしろ流血の惨事に慣れていないためだといった ほうがよかろう」
阪神大震災の被災地。海外からの援助隊員が、被災者の方から 笑みを浮かべながら、肉親の骨のかけらを見せられ、 「日本人は身内に不幸があったら笑うのか!?」と驚愕していた。 しかし、これは日本人のいわゆる諦観、諸行無常の笑みというもの。 同じことを、明治の日本で小泉八雲が驚きの念を持って書き残しているのである。
日本人の笑みについて、八雲ともう一人誰か別な外国人(たしかフランス) の感想を読んだことがあります。 日本人の微笑は、町における寺院の様なものであり、それが無ければ無味 乾燥なるものとなるだろうと(人種差別を意識した人の筆でしたが)。 日本人が互いに顔を合わせ、会話する中で必要なものと考えた様です。 さて、肝心の災害時にも行われる「微笑」についてですが。 諸行無常かどうかはさておき、災害後に泣き叫ばずに、平然として片付け ていく様は、西洋との初接触以来言われていますね。 喚いたって片付けが遅くなるだけだろうと思うのですが。>あちら様へ
しかし「東洋人は運命論者」というイメージはいったいいつから出来上がったやら。
191 :
世界@名無史さん :2006/04/08(土) 21:45:17 0
カレル・ヴァン・ウォルフレン 反抗する相手がなかなか見極めにくい。それに、結局は、批判精神をもっていても、 母親に、そして国家という血のつながった虚構の家族に反抗しているような気分に 追い込まれる。 その極めつけが、法に則った反対はなじまないという儒教的な考えです。韓国や 中国やベトナムにもこの儒教の遺産は残っているが、彼らは伝統的に、政府 そのものによってだけでなく「天命」によっても正当化された強力な中央政府を もっています。 中国では、「天」はつねに皇帝を超越した存在と見なされている。「天」が皇帝の 上にあった。日本では、伝統的に天皇は神格化され、天皇が「天」なのです。
>法に則った反対はなじまない 『史記』酷吏列伝では、孔子・老子・太史公の言葉を引いて、法というもの を歓迎しない性格が表されていますね。 東洋では法は無い方が良い刑罰的性格の濃厚なものであったのに対し、西 洋では正当な権利と表裏一体であったという指摘があります。 法に基づいて権利を請求したり、行使するのには及び腰。
193 :
世界@名無史さん :2006/04/08(土) 22:25:38 0
太史公って司馬遷のことじゃん>史記の著者 自分の言葉を引いてたわけ?
失礼。三つ続けて引いたと書くと、明らかに語弊がありました。
193氏はご存知なのでしょうが、例の「太史公曰く」で、前二者に賛同する 形で秦の法令が過酷であったが失敗した事を述べ、法令よりも道徳によるべ きだと述べているものです。
>>188-9 似たような話でオランダ人が知覧記念館の出撃前の特攻隊員の写真を見て
「なぜ、みんな笑っているのだ!?」と驚愕したという話もあった。
だが、オレに言わせるればアメリカ人が証明写真でみんな笑っている方がキモイ。
メジャーリーク゛やNBAの選手名鑑で
笑っている奴→アメリカ出身 笑ってない奴→アメリカ以外出身の外国人選手
と、すぐ出身地がわかって便利だけどなw
197 :
世界@名無史さん :2006/04/09(日) 12:23:15 0
ジョセフ・C・グルー(1932年〜41年にかけて駐日アメリカ大使をつとめた) の日記 「圧倒的に多くの日本人が中国を日本だけの市場、日本だけの経済、工業の 行楽地にしようとしている」 「この人たちは経済法則の実際的運用をまるで理解せず、外国の協力と外国の 資本がなければ、日本は中国が提供する巨大な商工業の潜在力を、再建する ことも開発することもできないという事実が感知し得ないのである。いずれは このことが判って、損をし、悲しむことだろう」 「〔日本がケロッグ協定・九国条約・国際連盟規約に違反して満州事変を 起こしたことについて〕日本人は、彼ら自身が彼らに利益があると思うことと 相反する種類の、契約的責任の森厳を理解することが、根本的にできない」 「日本人の大多数は、本当に彼ら自身をだますことについて、驚くべき能力を 持っている。彼らは心から彼らのやってきたことが正当である、と信じている」
>>197 なんかそのままアメリカの姿勢にもあてはまるような
198氏と全く同じことを考えました。欧州諸国も似た様なもの。
200 :
世界@名無史さん :2006/04/09(日) 20:22:21 0
亀レスだが >26 :世界@名無史さん :2006/03/07(火) 15:40:33 0 >それじゃあ、アメリカを発見したのはジョン・万次郎か >オラ、ワクワクしてきたぞ ジョン万の三十年前にアメリカの船が日本に来ていますが何か?
201 :
世界@名無史さん :2006/04/10(月) 00:03:07 0
欧米人はなぜ伝統的に日本のことを「特殊な国」「異質な国」と 書きたがるんだろうね?
202 :
世界@名無史さん :2006/04/10(月) 00:28:51 0
>>201 マルコポーロの「東方見聞録」と
スイフトの「ガリバー旅行記」と
オールコックの「大君の都」を読めば分かる。
203 :
世界@名無史さん :2006/04/10(月) 00:34:16 0
実際に特殊だから。 欧米では東洋の一部として日本を捉えている。 もちろん東洋の中心は中国。研究者の絶対数が違う。 で、史学的にも政治経済学でも中国をやってた人が日本に流れる。 それは中国の応用でなんとかなると思っているから。 実際に韓国や台湾、ベトナム・ラオスあたりは応用でいける。 それに東南アジアは植民地時代にデータそろい済み。 さあやるぞとなったとき、全然応用利かなくなって唖然とするわけだ。 日本史研究はあまりの難解さに、皆さん挫折、転向。 研究者が残らない分野です。
言葉だけでも、平仮名・漢字・片仮名を使い分けるし、それに方言が混ざるしね
自身の優越感を感じるのに一番手っ取り早い対象が日本ってだけじゃ。
チャーマーズ・ジョンソンは、一部の知識人が日中を異なった文明圏に 分けるのは、そうしたほうがワシントンの戦略に合致した恣意的な 考えだからだと主張している。
マックス・ウェーバーもプロテスタント倫理観を唱えた後、近代化に成功し 日露戦争に勝利した非キリスト教国日本の存在を知り頭を抱えた、 とかいう話があったとような。
victoriaって歴史ゲームだと殆どチートみたいなイベントで成り上がるようになってて笑う
日本強杉って海外でたたかれるw
210 :
世界@名無史さん :2006/04/10(月) 10:05:13 0
ズビグニュー・ブレジンスキー 「方向を見失ったときの日本は浜に乗り上げたクジラのようになる。なす術 なく暴れまわり、周囲に危険を及ぼす」
これも、どこの国でも一緒じゃん。 むしろ普段から暴れまわり、周囲に危険を及ぼしてる国があるぞ。
212 :
世界@名無史さん :2006/04/10(月) 10:31:33 0
信念を持って一方向に突っ走って暴れ回る国だってあるぞ。
むかし、「笑っていいとも!」で外国の教科書を紹介するコーナーがあって、 「すぐ後ろで爆発する火山の前を、芸者の手を引きながら逃げる背広の眼鏡男」って イラストが載ってる教科書をタモリが見せてた
しかも火山からは、煮えたぎる溶岩が流れ出してた。 他の教科書はあんまり覚えてない
215 :
世界@名無史さん :2006/04/10(月) 12:12:21 0
カレル・ヴァン・ウォルフレン これまでの歴史では、貿易や産業が栄えて経済的にめざましく発展した国では 芸術も栄えたものだが、今の日本の場合、そのような様子もまだ見られない。 偉大な音楽や文学、あるいは印象的な建築物でもよいが、人間生活の非物質面、 すなわち精神文化を高める香気が今日の日本から活発に立ちのぼっているとは 言えない。
216 :
世界@名無史さん :2006/04/10(月) 12:22:11 0
ジャポニズムは?
218 :
世界@名無史さん :2006/04/10(月) 13:00:20 0
フィレンツェ共和国、フランドルの諸都市、スペイン帝国、 オーストリア=ハンガリー二重帝国などを見てもわかるように、 一般には国力が停滞もしくは衰退の時期に入ってから文化の本格的な 爛熟がはじまることのほうが多い。
どっかで読んだコピペ -------------------------- 細いのに馬鹿みたい斬れる剣を平時でも常に長短2本持ってて 兜かぶるために狂ったような髪型してる武人 そいつらは尊敬されているのになぜか貧乏 さらに貧乏な農民がなぜか読み書きそろばん知ってるという罠 木と紙で出来た家がアホみたいに立ち並び、上下水を整備しちゃってる潔癖都市。 その怖い怖い武人どもを統べる江戸の大君(タイクン) それを任命している、戦闘力などゼロに等しい京のミカド 平民どもが最高にシンプルかつ洗練されたデザインの家族の紋章を持ち 一流の芸術的版画を小遣い銭で買い集め、飽きたらそれで襖の穴を塞ぐ 街道に出れば女の一人旅も珍しくなく 旅行ガイドは充実、寺社めぐりにはツアーコンダクター付きのお得なパックツアー 一介の職人が話に聞いただけの蒸気機関を数年で再現し 隠居老人が天文学に凝って「歩測」で世界一正確な地図を作る 迷信深く無学な百姓や木こりが、冬の暇つぶしに微積分の問題を解いて遊んでる そんな不思議の数々を、誰も不思議にも思わないのが何よりの不思議 世界最高峰の軍事費をかけた軍人どもを統べる 無能呼ばわりされる首相を任命している 権力などゼロに等しい権威のみの存在である東京の天皇 庶民どもが最高にシンプルかつ洗練されたデザインのデジタル機器を持ち 一流の芸術的漫画を小遣い銭で買い集め、飽きたらそれで古紙回収業へ回す 夜道に出れば女の一人歩きも珍しくなく金庫のような自販機が街に溢れる 旅行guideは充実、海外旅行にはツアーコンダクター付きの安価なパックツアー 一介の町職人が世界シェアを独占している最先端技術の精密機器を作る あんま変わってないな。
戦国時代の終焉とともに合理性というものが姿を消してしまった?
>>188 横田めぐみの親父はどんな席でもニタニタしてるな。悲壮感ってものがまったくない。
>>175 ポール・ボネは作家・評論家の藤島泰輔。
ジャニーズ事務所のメリー喜多川の旦那。
つーか外国人は日本の気候を温帯か亜熱帯と勘違いしてる節がある 本州でもよっぽど南いかないと雪降るよっていうと驚かれる
本州以南は温帯そのものだし、夏は亜熱帯的だとも思うが。 ただ223のいうこともわかる。 昔、旧西ドイツのシュミット元首相が「日本人は北海道のようなところを 寒い寒いといって過疎のまま放っているようだが、ヨーロッパの大半は 北海道何かよりもずと寒い北にあるんだぞ。もっと努力しろ」 みたいなことをいってたことがあって、アホかと思ったことがある。 言うまでもないが、北海道は(日本全体もだが)緯度の割に冬がめちゃ寒い。 冬の気温はスカンジナビア並なんでドイツ人ごときに言われる筋合いはないんだが 緯度だけみると北海道だって中部〜南部イタリアぐらいだから誤解も無理はない。
225 :
世界@名無史さん :2006/04/10(月) 20:43:24 0
>>224 ヨーロッパ人はヨーロッパ以外の地域については恐ろしいほど無知だからな。
以前ドイツ人のテオ・ゾンマーというジャーナリストが、アメリカ大陸は
白人がやってくる前は無人の土地だったみたいなことを書いていたので
驚いたことがある。
>>223 浮世絵に半裸の絵が多かった(戦後までは裸で子供がうろついたり、女性が
肌をさらすことも多かった)ので、ゴッホなどは南海の島国の様に考えてい
たという話があります。そのイメージをひきずっているのでは。
227 :
世界@名無史さん :2006/04/10(月) 21:50:14 0
『キッシンジャー・周恩来極秘会談録』 キッシンジャー 率直な日本観を示す。これは米政府全体の見方では ないが、ホワイトハウスの代表的な見解だ。中国と日本を比較した場合、 中国は伝統的に世界的な視野を持ち、日本は部族的な視野しか持って いない。 周 日本はものの見方が偏狭で、全く奇妙だ。島国の国民だ。英国も 島国だが。 キ 日本と英国は違う。日本は自国の社会があまりに異質なので、社会 を適合させ、国の本質を守ろうとする。日本は突然の大変化も可能で、 三カ月で天皇崇拝から民主主義へと移行した。日本人は自己中心で他国 に対する感受性に欠ける。日本の経済発展の方式は自身のためで、 そこに特性が具体的に示されているという首相の意見に全く同感だ。 日本に対しては何の幻想も抱いていない。
228 :
世界@名無史さん :2006/04/10(月) 22:01:44 0
キッシンジャーの基本的なスタンスは反日親中だろ。 雇い主・ニクソンの知日敬中とは差がある。
229 :
世界@名無史さん :2006/04/10(月) 22:37:47 0
元寇というものが2回あるわけでして
231 :
世界@名無史さん :2006/04/10(月) 23:02:26 0
その日本の友人とやらは、 元寇について学校で習わなかったのだろうか?
日本をWW2前のソ連、中国をWW2前のドイツに置き換えてみるか
233 :
世界@名無史さん :2006/04/10(月) 23:46:32 0
>>230 尖閣諸島の領有権を主張して、勝手にガス採掘を始めたことも
加えてくれ。
234 :
世界@名無史さん :2006/04/11(火) 00:02:42 0
>>229 2000年どころか現在進行形で侵略が行われているわけだが
>>224 >昔、旧西ドイツのシュミット元首相が「日本人は北海道のようなところを
>寒い寒いといって過疎のまま放っているようだが、ヨーロッパの大半は
>北海道何かよりもずと寒い北にあるんだぞ。もっと努力しろ」
>みたいなことをいってたことがあって、アホかと思ったことがある。
これは、統制経済を敷くことを前提にしてるんでは?
近代以降、豪雪地帯で稲(熱帯植物)を育てて、温暖な地域を工業化するという、壮大な無駄を演じてるわけで。
苫小牧工業団地はなんで失敗しちゃったんだろう?
238 :
世界@名無史さん :2006/04/11(火) 14:29:35 0
シュミットはアジアの歴史には恐ろしく無知だよ。 以前、たしか「日高義樹のワシントンリポート」という番組で、 「中国は平和的な国です。アジアでは日本こそが脅威となる」 と言っていた。 ヤシは朝鮮戦争も、ダマンスキー島事件も、中越戦争も、中印戦争も 知らないらしい。
239 :
世界@名無史さん :2006/04/11(火) 18:44:26 O
>226 欧米人は、有色人種はみな ジ ャ ン グ ル に 住 ん で い る と思ってるだけの話
240 :
世界@名無史さん :2006/04/11(火) 21:49:52 0
中国人の作家が、 「日本人は1人だと豚だが、 団結すると龍になる」 と書いていたっけ。
>>240 褒めてるような貶してるような、微妙だな・・・・って、そっくりそのまま中国人のことじゃん!
>>229 >>230 シュミットの発言を、成功したことがあるか、と読んで、
現実的な脅威か否かを問うているとすれば、まあわからんでもない。
中国軍が脅威になるのはもう少し先でしょ。
243 :
世界@名無史さん :2006/04/11(火) 22:12:45 0
オーストリアとポーランドに軍国主義国家成立の為に資金援助しろ
「中国人は一人の時は龍、二人以上になると豚」
日本のアニメをどんどん海外輸出して文化を知ってもらうようにすべきだな いや、マジレスだけど
漫画やニメなら外貨稼いで、プロバガンタを同時に輸出できるからな 車を輸出するよりよほど効果的 しかも原料費とか考えずに住むし 中国や韓国が国策でアニメに力を入れているのみれば、その脅威が解るはず 日本帝国時代もアニメが戦争遂行のプロバガンタとして貢献していた。 陸軍のエリートがアニメを重要視していたんだぞ ここでアニヲタを馬鹿にするやつは在日くらいだろう。 ちなみに漏れはお絵かき板住人だが、たまに政治の話が出ると下手なニュー速板より右よりに意見が出るし‥ あと自衛隊と同人漫画作家ってなぜかネットとかで結びつきが強いんだよな。一見対極に見えるんだが
>>240 >>244 日本人は自慢をしない代わりに、あまり人様の足を引っ張らない、ということでは。
自慢話をしないから低能に見えるけど、まとまって仕事をするとしっかり結果を出すという点が、
中国人にとって脅威なんじゃないかな。
アニメや漫画が現代の浮世絵だとか絵入り草紙だとかいう人がいるが、 江戸時代の人に聞かせたら「何だその程度のものか」といわれるよ。 禅や古典文学などの高度な文化が暦として存在していたのだから。 アニメを見て日本文化をわかったような錯覚をもたれても困る。 実際海外のアニオタって日本のこと何も知らないのが多いしね。 掲示板で「アニメはインモラルだ」「ぺドフィリアックだ」などと叩かれても 「いや、文化ごとにそれぞれ違う価値観があるから・・・」とか弱々しい 反論をする連中しかみたことがない。 己がその中で生まれ育った文化・価値観と、日本のサブカルチャーに 惹かれる自分との葛藤を解決しようとすれば、日本の文化を深く学ぶことが 不可欠なはずだが、連中はそれをしようとしない。 やはりまともな日本文化というのは敷居が高いのではないか。
日本のアニメ輸出を恐れる在日オツ
単純にドラエモンの 家族でちゃぶ台に並んで箸を持って飯を食うというシーンだけで日本のワンシーンを知ることになるんだが
アニメを叩く奴は在日認定でいいよ いちいち反論するのメンドクセ
単純に中国人を悪役、日本人を正義の味方にした漫画を海外に輸出すれば 海外の子供に中国人は悪役で日本人はいいやつあると刷り込むことができる 海外でアニメをみるのはヲタだけではあるまい。普通に子供は見るんだからさ
>>250 お前の方こそ馬鹿だね
漫画を文学作品と気取る気はさらさらないけど
少しでも作品を作るためならそれなり古今東西の資料を図書館で集めたり、現地取材にどの労はいとわないよ
画法だって、浮世絵師がそうであるように、漢画、和画、西洋画など裏づけの技法をもっている人は多いし
遠近法やパース理論、色彩理論など一通りの絵に対する知識が無ければおかしい絵になる。
在日の君なんてパースなんて言葉も碌に知らんのだろ
在日は師ね
256 :
世界@名無史さん :2006/04/12(水) 11:23:46 0
まあ、当然だろうね 浮世絵師も漫画家もそれなりに勉強はしているでしょ。 絵を描いたことも無い漏れが言うのもなんだけど
>>250 何だその程度のものか」とはお前のためにある言葉だな在日
258 :
世界@名無史さん :2006/04/12(水) 11:35:17 0
アニメやマンガの作者は凄い量の情報を集めた上で描いてるよ。 例えばゴルゴ13なんかでも、50年代の東ドイツの辺鄙な都市の町並みが どんな風だったか、リアルに描くための写真資料を蒐集したり、かなりの 努力を尽くしてる。そこゆくと江戸時代の浮世絵作者などは情報と言う点では 実に貧弱なものしかもちあわせていなかった。
葛飾は例外だけどね あいつは最初、狩野派から入ってマスターし その後、漢画に挑戦して、さっち方面で名をはせて 最後は、蘭画を猛勉強して遠近法などを身につけた 葛飾の絵の魅力は漢和洋のどれにもよらない見事な折衷であると思う
260 :
世界@名無史さん :2006/04/12(水) 11:46:20 0
漫画家には、絵の才能、文章の才能、ストーリーの才能が基本的に必要なのだが。
261 :
世界@名無史さん :2006/04/12(水) 11:50:33 0
清末に出来た水滸伝の絵入り本では、それまでの支那の小説の挿絵は不出来なので、 日本の葛飾北斎の水滸画伝の絵を採用したと断ってる。 尤もこれは考証に基づいて歴史的に正確だとかいうことではなく、絵の構成や描写が 技法的に優れていると言う理由によるのだが。
262 :
世界@名無史さん :2006/04/12(水) 11:51:55 0
>>246 韓国では、アニメ産業はもはや解体したよ。
264 :
世界@名無史さん :2006/04/12(水) 12:51:20 0
ttp://sp.mt.tama.hosei.ac.jp/users/igajin/duncan1.htm Duncan McCargo,“Contemporary Japan”
このような「新左翼運動」への過大評価によって、マッカーゴ氏は
さらなる誤りを犯すことになります。それは、60年安保闘争が
このような新左翼運動に主導されていたかのような思い込みに
捕らわれてしまったことです。彼は次のように書いています。
「日本の新左翼の絶頂期(The heyday of the Japanese New
Left)に、この抵抗闘争は日米安保条約の改定に反対して、武装闘争
(armed straggle)に専念するグループと共に、数多くの学生
(急進的なものも急進的でないものも)、知識人、大学教授、主婦、
女優、労働組合員を結集し、数百万の人々を動員した。」(p.152)
60年安保闘争について知る日本人なら、誰でもこの記述の誤りに直ぐ
気が付くでしょう。60年安保当時、「新左翼」という言い方は
ありませんし、またこの運動の一部には彼らの先輩が加わっていた
とはいえ、それは学生の一部に過ぎず、運動全体が彼らによって
主導されていたわけでもありません。したがって、安保闘争を
「新左翼運動」の「絶頂期」などと評価することはできません。
なんだこのオタクの巣は。 キモス
アニヲタを叩く奴は在日です!
その通りだよ。 アニヲタはいわば文化親善大使であり、そのほとんどが憂国思想を持った国士。 なぜかサヨなんてほとんどいない。愛国心の強い正論の奴ばかりだよ。 多分今もっとも政治や国際情勢を「わかってる」のがヲタなんじゃないかな? ネットでサヨや中韓の醜態やたくらみを常に並列化し続けているのがその強みだし。 なぜ嫌韓流が漫画として発売されているかもう少し考えてみるといい。
ヲタの文化侵略はすさまじいよ。それを受け入れられない奴は在日。 最近のドイツ人なんて完全に日本を崇拝している。 アニメにトチ狂い、碁で遊び、日本食にあこがれ、ヒットしたTV刑事ドラマの主人公 の片割れを日本人にし、フランス人やイギリス人より日本人を高等な人種として位置づけ、 挙句の果てに、ドイツW杯のオープニングゲームのドイツの相手を 日本にするよう工作までしている始末w 日本語を話すドイツ人は激増し、自分の子供に日本式名前(Akira Hiroshiなど) をつけたために ドイツ人の名前のランキングのベスト10に日本人名(Sakura Hikari 等) が入ってしまったw ドイツというと人種差別意識が強いように思われているが、現実には、欧州で一番 人種差別意識が低い国がドイツだったりする (日本と同じで敗戦国にねつ造は つきものw) まあとあるスレのテンプレなんだけど、ドイツに日本を崇拝せしめたのはやはりアニヲタの力。 下手するとアニメは世界を変える力を持っている。本格的に日本アニメで育った年代が 政治の中心で活躍する時代が来るのが楽しみだね。
>>255 何をいってるの。絵画技法と設定とストーリーがなければそもそも漫画として成立しないだろうに。
「その程度」ってのはね、浮世絵にどんな高度な技巧が盛り込まれていても、江戸の庶民にとっては
「手頃な値段で買ってきて見飽きたら捨てたり包み紙にするもの」なの。
それを江戸の豊かさの尺度とするか、アイロニカルだと思うかは自由だろうけど、たとえば講談で聞く
宮本武蔵の武勇伝がいくら洗練されていたとしても、それと二天一流を実際に学ぶのことの間には
厳然たる壁があるということ。
バガボンドの英訳で武蔵を語ってる外人がいたら、五輪書を百遍読んで出直せといいたくなるでしょ?
たとえ自分は読んでなくてもさw
海外でも、ナルトだのドラゴンボールだの無国籍風な作品が広汎に受け入れられてる一方で ディープな日本文化の知識を盛り込んで作品をつくってる小池一夫の劇画なんかはマニアしか 読んでないというのは、非常に歯がゆいものがある。 以前どっか英語圏の掲示板で「何で日本のマンガの男キャラはオカマっぽいの?」とか書いてた 厨房がいたけど、「薩摩義士伝」を英訳して送りつけてやりたくなったw
271 :
世界@名無史さん :2006/04/12(水) 15:00:00 0
確かに日本のイケメン系の男キャラはお釜っぽくなりやすい。 性別問わず日本人は西洋人に比べごつくないから、彼らから見たら女っぽいかも。 それと髭面も少ないし。
歴史の話しようよー
>>269 在日君必死だね。
そんなに日本のアニメが世界で受け入れられているのがくやしいの?
いつまでたっても日本に追いつけないもんね!
街宣右翼は在日が支配しちゃってるし、保守政党も本当の保守とは程遠い…。 結局本物の国士っていまやアニヲタしか残ってないんだよな…。 どうすんだ日本は…。俺達ばかりに未来を託されても困るんだが。
アニメで世界の子供を洗脳するのは確かに効率良過ぎw おかげで最近は日本人的思考(嗜好)の子供が世界に溢れている。 フランスでハイジが放送された時、ヨーロッパ人なのにお辞儀を丁寧にする ハイジが親に馬鹿受けしたそうだ。 ハイジの放送と前後してフランス中の子供の礼儀が正しくなったんだと。 まあクレヨンしんちゃんを見せれば子供は真似をするし、ハイジを見せれば 挨拶の出来る子になる、ただそれだけなんだけど影響力の高さを物語る よいエピソードだね。 今の若い奴らってかなり日本人化してるよ。
そういう意味では時代の変わり目だよね。 岡田としおの受け売りだけど、今世界では人種民族とは切り離された『ヲタ』という新たな共通言語と文化を持った民族が形成されつつある。 その土台文化となっているのは勿論日本文化。このスレの在日君が必死になるわけだね。
カマっぽいんじゃなくて、身だしなみが小綺麗なのが向こうじゃゲイしかいないってことでは?
日本の価値判断において魅力的なものが、マチズモよりはユニセックス寄りってことかも。
>>250 同意。
漫画もアニメも何割かは優れたジョブナイル文学だと思う。
そんなフィルムノベルにばかりはまってる大人は、傍目にイタイのは普遍的
ただ、海外のBBSで「アニメに描かれていない場面は何があるか」という主題のスレ、
結論は「描かれていない場面はない」になったくらい。
対象幅が広く、またとらえ方も千差万別で面白いとのこと。
実際、古典読んでても描写や掘り下げ、展開に難があるものが多くて、
今の作品が優れていることは否定できない。
>連中はそれをしようとしない。
その通り。まぁ、日本人についてもいえることだけど。
>やはりまともな日本文化というのは敷居が高いのではないか。
正直、カント・ヘーゲル、またフーコーとかのが江戸期の思想書よりわかりやすかったり、、
ただ、禅は研究者以外が勉強する対象ってほどでもないかも、
普段の日常生活に見いだせる、あまりに空気のようなものだから。
(だから対象化する必要があるのか?)
まぁ、武士道とか侍とか口にする以上は新渡戸とか葉隠とか(実像との乖離をふまえた上で)
必修にすべきだとも思うが、、脱亜論を掲げる割に福沢諭吉を読んでなかったりするし、、
(名古屋大学教授が講演で「脱亜論は差別的でけしからん」とか言ってるご時世、、)
ジョブナイル文学って何だよw 在日がアニヲタ叩きに必死。
薩摩義士伝は仏訳が出てるはず。
頼むからアニメなんて海外とくに欧米ではオタク層にしか浸透してない事実を直視してくれよ。。。
>>268 しかし極東板のどのスレから情報を仕入れてるか丸分かりのレスだなぁ。。。
>280 いや、欧米でも昔から子供はテレビで見てるんでない? 大人になっても熱中してたらナードとかいわれるんだろうけど。
,,.ェ=ミミミミミヽ-、 /ミミミミミミミミミミミミミミミミヾ、 /ミミミミミ`` ヽ /ミミミミ ヽ lミミミミミミ __i_ 〉ミミミミミ <;;;;===っ 彡=-、、 (;;--.ミミミ===---i'ニニ、)-i"-‐〈=.P i|i⌒>`ミ  ̄|! ノ~`!、 !ヲ (:!:!ヒ,〈 ヽ--,ェ'_, ,_)、ー'i <頼むからアニメなんて海外とくに欧米ではオタク層にしか浸透してない事実を直視してくれよ。。。 !;!、__ノ ,/ _ェ_II,,_ ) | `ーi <ー';';';';';'> ! ハ ! `'''''''" ノ-、__ ノ !|、 ヽ、 ,ノ イ `i  ̄`ー-、、_
その子供の頃ってのが重要なんだよな。 小さな頃にアニメ漬けにして日本人的な感性で洗脳してしまう。 すると大きくなっても無意識に特定アジア的志向を拒絶するようになる。 気付けば日本的愛国心に基づいたヲタという国を超えた民族の出来上がり。 ヨーロッパのどこかの首相と日本の首相がドラゴンボール話で盛り上がる日もそう遠くないだろう。 これ、かなり有効度が高いんだよね、だからチョンも必死で国策としてアニメを作ろうとしてる。
自分がアニオタであることのよりどころを海外で大人気だとか、そういうところに求めるんだろうな。 現実は惨めだから。
>>279 猿叫はチェストーじゃなくてシェストーっていうのかw
>>285 はいはい分かった分かった、なんも知らない厨房「ということにしておいてやる」よチンク。
なんつーか、街宣右翼が朝鮮人だってことを知らん連中がここにいる時点でおめでたいな!
小学生に分数の計算が出来ることを自慢されたような、微笑ましい気分だ。
ただし中国人や韓国人(在米含む、というかそいつらが中心)の特ア系アニオタはアニオタと反日を完全に両
立させてる。
どうやってるかというと、
1.ファンサブを流してタダでアニメを全世界に流し、日本のアニメコンテンツ会社にダメージを与える。
2.ウリジナル捏造(日本製アニメを自国製という捏造情報を意図的に流す)
→ アニマル横町(反論もあるだろうが、コレは結論で言えば日本製)シムーン
3.日本では左翼と目されてるような反戦アニメを、見もせずに軍国主義翼賛アニメとして攻撃する。
→蛍の墓・ジパング
つまり、大好きな日本アニメをタダ見する&自国産と欧米のフォーラムで無根拠に言ってホルホルする
ことにより、大嫌いな日本にダメージを与えるという精神構造だ。
つまり、中国人や朝鮮人のアニオタが親日になることはない。なにせアニオタと反日は両立できるのだ。
日本が国策として対策せねばならないのは、特定アジアへの海賊版アニメの流出禁止。そして販売禁止。
さらに特定アジア以外の世界へアニメをばら撒くことだ。そうすれば世界がドイツみたいに日本を崇拝するようになる。
浮世絵は芸術。漫画は芸術じゃないとか抜かしている香具師に限って
浮世絵を殆どしらない現実。そんな奴に限って知っている浮世絵といったら36景神奈川沖くらいだったりねw
葛飾は日本の当世随一の天才。その中の最高傑作とそこらの専門学校生が作ったような深夜のアニメと比較すりゃ、そりゃどちらが上かなんかなんて比べるまでも無いね
漫画と浮世絵対等な比較なら葛飾と宮崎か、そこらの無名浮世絵師と壁際同人漫画家あたりを比較してくれ。
浮世絵も漫画と同様大衆向けである以上、ピンからキリまでつうことだ
浮世絵がすべて芸術かといえばそうではない。そこらの浮世絵は、漫画板、お絵かき板にもっていけば
大半の浮世絵は「パースがおかしい」「筋肉や骨格に対して無神経」「反射光が考慮されてない」など、すべて「理論的に」叩かれまくるような作品ばかりだよ
特に
>>250 はその典型なんだがこいつは美術や文学の知識は皆無だな
絵入り草子や浮世絵のすべて禅や暦の要素がはいっているのか。入っていないだろ
また、江戸時代の文学はおよそ戯作文学チックで同時代のシェイクスピアの作品と比べても、はっきりいって文学としては未熟
洒落本にしたって、直接的な表現が多く、エロ本として見ても、今じゃフランス書院の投稿作の佳作にも劣る。ピクリともたちませんね
あと、江戸時代の職人に聞かせてあげたい言葉として
・「浮世絵と絵入り草子は今は廃れてしまって殆ど作家は存在しません」
・「浮世絵と絵入り草子は今もなお、漫画やアニメという形になってその血脈を受け継いでおります」
どちらの方言葉を聞かせてあげたら職人冥利につきますかね。
江戸の職人が今のアニメを見ても「なんだそんなものか」なんて絶対いわんでしょうな
葛飾なんて逆にアニメの技法を猛勉強して自分の技術に取り入れちゃうかもしれんw あの性格だし
まあ、つーことで
美術系の人間のチラシの裏でした
あと、葛飾や安藤は尊敬してますよ。日本画専門でなくても、その道の専門家なら批判する人はいないでしょう
あとアニメを否定するやつは在日だから。
アニヲタを叩く奴は在日です! ↑ w
291 :
世界@名無史さん :2006/04/12(水) 20:44:39 0
批判する奴は在日だの、アニメお宅は右よりだと 自称することに何か意味があるのか。
意味は無いが 意外と美術系の人間は浮世絵と漫画を冷静に評価しているような気がする
右寄りでアニオタの俺ってカッコいいのかなぁww
カッコいいんだって。 絵描き板住民こそ真の、そして最後の国士様らしい。
しかし何で韓国や在日が絡ませないと気がすまないんだろうね。 街宣右翼と同じで、嫌韓ウヨはレッテル貼りをする短絡的なアホばっかりと 思わせるための工作なんだろうか。
自分に対する反論はすべて在日認定 それがヲタクオリティー
> ここでアニヲタを馬鹿にするやつは在日くらいだろう。 > ちなみに漏れはお絵かき板住人だが、たまに政治の話が出ると下手なニュー速板より右よりに意見が出るし‥ 強烈だなw 工作員じゃねーの?
298 :
世界@名無史さん :2006/04/12(水) 21:02:40 0
在日どもが必死
小林や漫画太郎、嫌韓流みても解るけど漫画家は右よりの意見は多いよ つーか、テレビのようにタブーがないから2chに近い意見が出る 韓流だ韓流だとマスコミに踊らされているドラマヲタよりよほどマシだがな
小林や漫画太郎、嫌韓流しか例が出ないんですかそうですか
>>295 >>296 >>297 もし反対意見があるなら正々堂々と正論に勝負かければ良いだろう。
全く内容の無い書き込みなどスレを無駄に消費するだけだし。
それにヲタが右なのは事実。もしそうでないと主張するなら否定のために反論すれば良いだろ。
今時ただのヲタ叩きでこっちがダメージを受けると思ったら大間違いだ。
辛 酸 な め て き た 場 数 は お 前 ら の 比 じ ゃ な い ん だ よ !
>>300 ベストセラー作家三つも出せれば十分すぎるが
著名漫画家でサヨの人もいないしね
なーんか悲しいねえ。 今の日本でタブー無しに国を語れるのがヲタのみって…。 日本って将来どうなるんだろ…いまだにNHKは韓流だのチャングムアニメだのを特集して 一般人は完全にのせられてるし…。
防衛白書に本宮ひろしが投稿してたし、あいつも右寄り そうするとその弟子の原や宮下あきらもその流れに近い 戦争とかそういうの好きっぽいし、あのあたりの流れはおよそ右で固まっていると思う
はだしのげんも宮崎も手塚も大友も国燃ゆるもすべて無視ですかそうですか。
本宮ひろしは一度オオポカをやって、某国会議員とかにサヨに見られた時期があったな まあ、あいつの漫画知っていれば、本宮はむしろ大日本帝国とか戦争とか大好き人間で およそ平和主義サヨとは遠い位置にいるがわかるが。
オタが右なのはわかったからさぁ、ちょっと質問に答えてもらえない? 誰も韓国ネタを出してなくても嬉々として韓国ネタに持っていくのが良く分からないのよ。 何で必要性もないのにやたら韓国を引き合いに出すの?
宮崎も手塚も大友はサヨとは言いがたいし]むしろ大友は右に近い。宮崎は政治の話はアニメに持ち込まないと公言している 国燃ゆるは単なる馬鹿だろw 本宮の本質は右側
>>306 >はだしのゲン
よく読め、三国人が当時いかに酷かったかが記してある。
あれは右だ。
>宮崎
あいつの漫画なんて売れてないだろ。
>手塚
奴は桃太郎海の神兵の流れ。
左ではなくヒューマニスト。
>大友
奴の左翼は絵づらだけだろ。
気分はもう戦争を読め、右な奴も出てきている。
>国燃ゆる
とっくに潰した。
異常な漫画はすぐに潰せる自浄作用がある業界である証拠。
311 :
309 :2006/04/12(水) 21:20:04 0
ちなみにはだしのげんは読んだことが無いのでコメントは控える
業界的にメカ好きだから右なんだよな。 だから世界に発信することで特定アジアへの牽制になる。 日本的思考に染められたw外国人が世界に育っている現状、 チョンが何を言っても遅いというものだ。
アニヲタ嫌悪厨もサヨとみられて都合悪いことあるのか?
物語を考える職業だから思想的な部分を突き詰める。 ↓ 行き着く所は皆同じ「保守正論」 ↓ それを呼んだヲタも右になる。 愛国教育なんて今議論してるけど、あんまり心配する必要は無いよなw みんなヲタにしてしまえばいいw とにかくヲタ以外はわかって無い奴が多すぎ。
マスコミやドラマを通して韓流ブームなるものが盛んに宣伝され 漫画というメディアが嫌韓流なる本で疑問を投げかける この構図は今の日本を象徴しているでしょ
漫画を書いている人ほど浮世絵の知識も詳しい人多いしね さすが美術の勉強しているだけあるわ
ヲタに大きな影響を与えたツールが掲示板。特に2ちゃん。 2ちゃんが登場する前は既存メディアではタブーが多すぎて正常な議論が行われてこなかった。 (今の中国で正常な議論が行われていないのと同じだね) 2ちゃんの登場によってヲタは真実に触れる機会を得、2ちゃんを見てない奴と見てる奴との 情報の格差、思想の遅れが決定的になった。 ヲタの思想や情報が進んでいるのはディジタル・ディバイドが一つの要因になっていると思う。 パソ使える奴ほど、真実に気付いているのが今の世だから。
318 :
世界@名無史さん :2006/04/12(水) 21:32:08 0
オタクってだけで馬鹿にする奴多すぎなんだよな…。 心の中では逆に馬鹿にされてることも気付かずに(w
そういや、嫌韓流の漫画が論議を醸したとき 漫画という媒体はこれだから糞とかいう意見がちらほらサヨの方々から出ておりましたね
320 :
世界@名無史さん :2006/04/12(水) 21:38:17 0
アニメの話題になるとすさまじい勢いで伸びるなw まあ、世界史版に限ったことじゃあないがww
>>288 >浮世絵は芸術。漫画は芸術じゃないとか抜かしている香具師に限って
少なくとも俺ではないな。
>>250 でいってるのは浮世絵や漫画は大衆文化で、それとは別に
ハイカルチャーがあり、日本文化を云々するならそっちも知っておくべきだろうということだよ。
>そんな奴に限って知っている浮世絵といったら36景神奈川沖くらいだったりねw
芳年の女を吊るし斬りにしてる絵が好き(名前が出てこない。知ってたら教えて)
>浮世絵がすべて芸術かといえばそうではない。そこらの浮世絵は、漫画板、お絵かき板にもっていけば
>大半の浮世絵は「パースがおかしい」「筋肉や骨格に対して無神経」「反射光が考慮されてない」など、
>すべて「理論的に」叩かれまくるような作品ばかりだよ
浮世絵をリアリズムの基準で批判してどうするの。明治時代の人じゃないんだから。
昔読んだイランの細密画の概説には、中世イスラム絵画の平面的な描き方は「ありのまま」
でなく「あるべき姿」を表そうとしたもの、と書いてあったけど、そういう価値観もあるのだから。
322 :
世界@名無史さん :2006/04/12(水) 21:56:36 0
>絵入り草子や浮世絵のすべて禅や暦の要素がはいっているのか。入っていないだろ
>>250 のどっからそんな話が出てくるんだ。とくに暦。
>また、江戸時代の文学はおよそ戯作文学チックで同時代のシェイクスピアの作品と比べても、はっきりいって文学としては未熟
>洒落本にしたって、直接的な表現が多く、エロ本として見ても、今じゃフランス書院の投稿作の佳作にも劣る。ピクリともたちませんね
何で文学を論じるのにそういう進歩史観になるのかねえ。
戯作文学とチューダー朝演劇、洒落本とフランス書院ではそれぞれ別の満たすべき基準があるだろうに。
>どちらの方言葉を聞かせてあげたら職人冥利につきますかね。
自分の技術と大変動後の未来世界が頭の中でうまく結びつかずに困惑するのではないかな。
>江戸の職人が今のアニメを見ても「なんだそんなものか」なんて絶対いわんでしょうな
見せるだけなら度肝を抜かれるだろうけど、「浮世絵や絵入り草紙と同じようなものですよ」と教えてやれば
そこで初めて「なんだその程度のものか」とw
またこの後話をはぐらかして、 チョンだのウヨである俺たちは素晴らしいだののレスが大量につくんだろうな。
250は新しいものを受け入れられないだけだろ 江戸時代に生きてたら洒落本や浮世絵をゴミとか糞とか言ってそうだな
で、ハリウッド映画ぐらい影響力と普遍性を持ち合わせてんの?実際
近頃のハリウッド映画はアニメをぱくってばかりですが何か?
328 :
世界@名無史さん :2006/04/12(水) 23:21:06 0
でも当時は洒落本で抜いてた人もいるわけだし 今の人が、フランス書院の投稿作の方がまだ起つとか言っているのも滑稽だな
で。オリジナルの作品は世界的な影響力をもってんの
とても勉強になるし、ためになる。 しかしスレタイをよく読めオマイラ
欧州のサッカー選手の多くがキャプテン翼を見てサッカー選手を目指したと 告白しているほどの影響力ですが何か? 余談だが嫌韓流をアニメ化すればすごいことになるだろうなw
333 :
世界@名無史さん :2006/04/12(水) 23:28:49 0
>>326 Q 世界で一番金稼いでいる作曲家は誰か?
1位 ポケモンの主題歌作った人
2位 ドラゴンボールの主題歌作った人
3位 セーラームーンの主題歌作った人
・
・
・
以下、10位までアニソンでランクイン
これくらいの普遍性があるね
あゆとか小室なんてこれにくらべればウナコみたいなもん
そりゃハリウッドと比べたらアニメに限らず大概のメディアはかなわないな けど最近のハリウッド映画って昔ほど面白くないな SF大作の脚本は小学生レベルだし、社会派問題作は偽善的なのばっかだし
>>333 ソースplz
2チャンネルの書き込み以外の。
そういえばトップガンはマクロスの影響を受けたとか
ポールマッカートニーとかマイケルジャクソンより稼いでるんですか
338 :
250 :2006/04/12(水) 23:39:53 0
俺がアニメや漫画はクソだといつ言ったのかな。
339 :
世界@名無史さん :2006/04/12(水) 23:40:21 0
解った。サヨといわれるのが嫌なアンチヲタどものために言い方を変えてやる 韓流ブームを煽り国民を洗脳するテレビやマスコミは全体主義の担い手 それに疑問を投げかける漫画は自由主義の担い手
なぜオタクを非難するとサヨになったり全体主義者になったりチョンということになるの? 根拠を教えて。後、何で必要性もないのにやたら韓国を引き合いに出すの? どうしてそんなに韓国が好きなの?
341 :
世界@名無史さん :2006/04/12(水) 23:44:58 0
ここ世界史板だよね
>>340 今のヲタ文化は日本の保守とイコールだから。
批判する奴は…当然国籍が知れてるだろw
343 :
世界@名無史さん :2006/04/12(水) 23:47:15 0
漫画家にウヨが多いから それを非難する人にはサヨが多いという理屈かと 韓流を引き合いに出すのはそのいい一例だからだろうね
344 :
世界@名無史さん :2006/04/12(水) 23:48:52 0
経団連の奥田でさえ アニメは外貨を稼いでくれるからもっとやれといっているしな
三|三 イ `< ,..-──- 、 _|_  ̄ /. : : : : : : : : : \ |_ ヽ ∧ /.: : : : : : : : : : : : : : ヽ (j ) / \ ,!::: : : :,-…-…-ミ: : : : :', {:: : : : :i '⌒' '⌒' i: : : : :} _ヽ_∠ └┼┘ {:: : : : | ェェ ェェ |: : : : :} lニl l | . |_|_| , 、 { : : : :| ,.、 |:: : : :;! l─| l 亅 __ ヽ ヽ. _ .ヾ: :: :i r‐-ニ-┐ | : : :ノ _ / } >'´.-!、 ゞイ! ヽ 二゙ノ イゞ‐′ l `ヽ ´⌒) | −! \` ー一'´丿 \ l/⌒ヽ -' ノ ,二!\ \___/ /`丶、 _ノ /\ / \ /~ト、 / l \ / 、 `ソ! \/l::::|ハ/ l-7 _ヽ /\ ,へi ⊂ニ''ー-ゝ_`ヽ、 |_厂 _゙:、 ∧  ̄ ,ト| >‐- ̄` \. | .r'´ ヽ、 ,ヘ \_,. ' | | 丁二_ 7\、|イ _/ ̄ \ i \ ハ |::::|`''ー-、,_/ /\_ _/⌒ヽ
>今のヲタ文化は日本の保守とイコール >漫画家にウヨが多いから この根拠がいまいち分かりません。
347 :
世界@名無史さん :2006/04/12(水) 23:51:10 0
そりゃそうだ 日本の重要産業を非難する奴はサヨか国籍が違う人かどちらかだよな しかも海外の子供を洗脳できるというおまけ機能もついているわけだし
348 :
世界@名無史さん :2006/04/12(水) 23:53:40 0
>>346 日本語も理解できないのかよ
民族学校は日本語も教えてくれないの??
だからちゃんと根拠を出して話してよ。 日本語が分かりませんか? レッテル張りは分かったから。
良スレだったのに、メチャクチャになったな。 たのむからスレ違いの話はよそでやってくれよ!
まぁアニメにこだわる人間の質はこんなもんだからな。
>>340 いや、こいつら頭が腐っていて
(1)サヨ、在日、朝鮮、シナは間違っており邪悪な存在である
↓
(2)自分は上記の存在を激しく憎み批判している存在である
↓
(3)ゆえに自分の意見と異なる意見をもった人間は
サヨ、在日、朝鮮、シナのいずれかであり間違った邪悪な存在である。
という風にしか頭が働かなくなっていると思われる。
で、自分の意見、例えばアニメは世界に通用する最強のカルチャーである
に反対する人間はみな、サヨ、在日、朝鮮、シナのいずれかだから
彼らに対する一般的な政治的批判をアニメ嫌いにも投げつけて良い、と考えるわけだよ。
実際には保守派、ウヨのアニメ、漫画嫌いもいるだろうし、
サヨ、在日、朝鮮、シナのアニメ、漫画ファンもいるだろう。
端からみて250なんか特に政治色があるとも思えん。
俺自身はごく穏健な保守派(世間にも世界史板住人に一番多い凡人タイプw)で
かつ、アニメ、漫画を国際的に通用する文化として高く評価する人間だから
本来なら250を批判したい。が、とてもじゃないがまともにものを考えられない
白痴どもとは肩を組めないわw
もう十分すぎるほど根拠でてると思うけど まず漫画が日本の世界最強分野で外貨を稼ぐ 創価に動かされるマスコミと違い、漫画にはタブーがなく意見は2chに近い(右より) 子供に対する影響力が強い 小林、漫画太郎など影響力の強い保守漫画家がいる。こいつらの批判者には某在日の哲也さんとかがいらっしゃいますね 挙げればキリが無い
真面目に相手すんなよ ソースソースいってりゃ黙るんだからさ。
>>353 漏れも普段はごく穏健な保守派なんだが
このスレには明らかに在日が混ざっているんだよ
漫画やアニメで得られてる外貨の割合ってかなり少ないだろうね。 過剰に持ち上げすぎなんだよ。。。 オタクを批判したいわけじゃないがあまりに幻想を持ちすぎ。 2chの保守論調って結局2chの中から出てきたものじゃなくて 作る会あたりの流れから出てきたものだしなぁ。 初期の2chは決して保守的な話題で埋め尽くされてたわけじゃないよ。
>>356 だから根拠をちゃんと出して話をしようよ。ね。
レッテル貼りたいのは分かるけど。
在日史ね もう寝るよ バイバイ
まあレッテル貼りなしでいこうか 漫画は日本の誇る世界に通用するカルチャーであるか。 冷静に判断してYESだし これからも力を入れていくべき分野でもあるというのは賛成だな。
>>332 海外サカヲタのオレが代わりに答えよう。
ジラルディーノが翼くんTシャツを着ていた。
フレイがドラゴンボール好きで、神を金髪に染め、髪型も立てて固めていた。
カンナヴァーロがルパン三世好きで、不二子にご執心。日本のTVに出たときに
不二子フィギュアを貰って喜んでいた。
あと関係ないが、デル・ピエロは子供の頃見ていたTVの影響で親日プロレス好きだ。 風雲たけし城(あっちではハラキリだったか?)も好きなTVだったそうだ。
所々に誤字が・・・各自、脳内補完してくれ。
まぁ過去一定の影響力があったとして、 今そんな影響力をもってるアニメや漫画ってある?
在日オツ
外国人は日本のアニメを見てどんなところを楽しいと思ってるんだろう?
今時アニヲタを馬鹿にするやつは現実の見えないジジイ。 お前らの時代は終わったんだよwこれからはヲタの時代だ。
アメリカがハリウッドを使って世界中の民衆を洗脳したように 日本もアニメを使って世界中の子供を洗脳できるっていうことだ。
おまいら ヨーロッパヨーロッパというけど アジアでは年齢層関係なく大人気だぞ
そうかな〜。 でもそういうところってほとんどアメリカに文化破壊されたところじゃない? 日本も含めてさ。
いや単純に宗教観の違いかも 欧米はキリスト教的で、ルネサンスに代表される写実的で人間的な絵画や彫刻が栄えた だから、コミックのような瞳や顔が大きかったり、異常にデフォルメされたキャラは本来的に相容れない まあ、アメコミみれば解るけど非常にリアルで写実的な描写をする。 アジアは特に中華文明圏は全く逆で、仏教的で、日本では浮世絵、中国では山水画というように、神秘的で抽象的な美術を好む。 日本のアニメは全くこの系統。 アニメが日本で起こり、特に東アジアで大人気なのは欧米と違って同じ仏教的世界観に基づくものではないかと思う と久々に世界史らしい議論?
ぜんぜん。 そういう俺理論はいらん。
>>371 欧米人が自文化を守ってるとでも思ってる?
現実は世界中で伝統文化破壊が起こってるよ。
ヨーロッパだって移民流入で混乱してるし、伝統なんて残ってない。
それに子供は素直だ。伝統なんてつまらないと思ってる。
アニメやハリウッド映画に夢中なのさ。それはどこでも同じ。
大人は伝統とか倫理とか言うけどね。そんなの子供にはムリだよ。
____ __,,/ _, ----`ヽ :. :. / _ ___ 、\ / / i \ \\ :. :. ,'./ i ヽ:. ヽ:.:.. ヽ.ヽ ,'/ / .ハ ヽ ヽ:.:.:.:. ヽ::.. ヽヽ :. :. |i .i i .i / ヽ ト 、 \、:.:.:. ',:.',:.:.lヽ} |i .i l :N_, -弋 \弌弋ナ:}:.:} :. |i∧ ', :{ ,ィjモト \ イjミトイイV :. このスレ… .| :メヽ.', `ozZ} izN。ハ::{ なんでこんなにキムチ臭いんですか? :. | :ヾ_! ゝ "゙゙ ' `゙ ハ.:', :. ヲタさんを叩いてる人 | :.:_イ .:.ヽ. (二フ , イ :.:.:!:.ヽ キムチ臭すぎます… :. / rィイ | :.:.ヽ: >r/`<ノ .:.::.}ヽ、\:. 私はヲタさんたちの味方ですよ? / ∧l;l ! :.:.:.://{二 ̄ .} ..:..::リ//ハ.:\ 真実に気付いて… :. / .{. ',ヾ、ヽi .:.:.{ /(^` |.:.:.:.//: : :.}: . ヽ.:. / / ) ヽ ヾ、ヽ:.ハ ヤ{ ∧/.-‐'": : |:.:. i ', ./ .,イ .:..} : :\ヾレ'ハ ∧__ノノハヾ、 : : : l:.:.: .ハ ', { /| .:.:ハ : : :i Y {ヾ`Yヽニン'ノ}: : } : : : :/:.:.:/ }:.} V | .:.:/:.:|_,ィ' ̄ ヽ三{ `ー-ノ : イ : : :/:.:i.:{ リ ヽ:.:{、.:.V : : ヘ : : {: : :/:.::∧| ヽ! )人 : : :人 : : : / \! :. " ヽ : : : : :/イ{ :.ノ: : : :.\ :. :. \__///: :\______/: : : : : : : ヽ / //: : :|;|: : : : : : i: : : __: : : : ', :. / 、 {;{ |;| . : i/. : : : : : :| / `Y;{. . . .|;|. : : : /i: : : : : : : : :l
377 :
世界@名無史さん :2006/04/13(木) 03:38:36 0
>>374 でも子供にウケるハリウッド映画ってどんなのがあったっけ?
>>332 ジーコの髪型は日本の漫画ででくる妖怪の河童を模したもの
シジクレイは大のドラゴンボールファンでクリリンを模した髪型をしている
ベッカムは大の北斗の拳のファンでその髪型は北斗の拳に出てくるモヒカンの悪役を模したもの
どっちにしてもアニメは世界中で大人気だよ ドラゴンボールはアメリカで検索1位になったし 今はナルト人気が凄いかな あと犬夜叉、るろ剣、エヴァ、鋼、カウビ、サムチャンも相変わらず強い人気を保ってる まぁ、昔からアジア以外でもヨーロッパ圏や中南米でもアニメ人気は高かったが 英語圏でのアニメ人気は高くなかった がここ10年、英語圏でもアニメ人気に火がついたおかげで世界的なものになった 若者層では日本=アニメというイメージ
383 :
世界@名無史さん :2006/04/13(木) 09:26:22 0
日本アニメのDVDは、アメリカの全DVD販売の中で1%ものシェアを占めてるんだぜ。
>>200 アメリカに行かなければアメリカを発見した事にはならないだろう。
一人の狂ったアニメオタクが自作自演しまくってるなあ。
>>246 の書き込みだけで、以降のレスの1/3は占めてそうだ。
暇やねえ。
386 :
世界@名無史さん :2006/04/13(木) 12:26:14 0
>>384 >200だが。アメリカという地域をどのように定義するかで話は違ってくるが、
少なくともジョン万がアメリカを発見した日本人とは言い難いぞ。
まず伊達政宗の家臣支倉常長は太平洋渡ってパナマまで行っている。
それから時はずっと過ぎて1800年ごろ、日本人初の世界一周が成し遂げられたが、
この人々はブラジルやハワイを「発見」している。「日本人のオセアニア発見」参照のこと。
1815年ごろには尾張の船が一年以上かけて海を渡り北アメリカ大陸に到達。
これはカナダの海岸線だと考えられる。
1830年ごろにもやはり尾張の船が現在のワシントン州に流れ着いた。
ポートランドあたりでイギリスの世話になりながら数ヶ月間生活しているのだ。
ジョン万を「初めてアメリカという国家と接触した日本人」というならわかるが、
アメリカという土地を先に「発見」したのはこのように大勢いるよ。
叩かれるのは俺達なれてるから。 別にヲタだのキモイだの今更言われても何も感じない。 だから?としか言いようが無い。
誰もキモイなどとは言っていない ただ過剰評価はどうかといってるだけだ
全然過剰じゃないよ。 外務大臣になぜヲタが選ばれているかもう少し考えるべき。 「外交はサブカルチャーを通じて外国との〜」 なんて質問に答えていたのは何時だったかな? もうそういう時代が来つつあるんだよ。
392 :
世界@名無史さん :2006/04/13(木) 21:50:13 0
だって事実上、アメリカの植民地なんだから外務なんて、ただの飾りだし。日本には通産省だけあればいいんだよ。大蔵も外務も必要ない。
子供用アニメが受けてるからって、アニオタが威張るのは何故? ドラえもんが東南アジアで受けてるって聞いたときは、アニオタなんて威張ってなかんだけど
それに大ヒットも出なくなってきてるね。みんな古いのか小粒なのばっか。 しかし以前はこの手の大人気だののオナニーネタにゲームが使われてたのにな。 凋落したら見向きもされないのな。
>394 記憶にない。いつ頃の話?
映画はいいかげんしぼんじゃってるよね。 漫画原作のB級映画ばっかり増えてるし。
90年代ぐらいまでか みんな馬鹿にするxboxも海外じゃそれなりにシェアがあるしなぁ
お絵かき板住人とやらは本当はバカウヨを演じてる左翼でないの? リアルでネットウヨと話してもこんな日本語の読解力すらないのいないから、実際。
狭量な銃殺マニアの所為で、クソスレになってしまったな。
400 :
世界@名無史さん :2006/04/13(木) 23:19:12 0
400
銃殺って何かの隠語?
スレ内を射殺で検索すればわかるよ。 途中までは面白そうなスレになるかな、と見てきたのに・・・。
150レス近くもスレ違いのネタで無駄に費やしちゃってるね
どうみても読解力がないのは在日の方だと思うが
一人の狂った在日が自作自演しまくってるなあ。
>>250 の書き込みだけで、以降のレスの1/3は占めてそうだ。
暇やねえ。
黒澤や小津で日本のサブカルってスゲーと感じた外国人が 今の状態を見たらどう思うだろうか。
なんつーか あれだな・・・・・・・・・・
どうやら銃殺マニアだけの所為ではないようだな。 興味深いスレだっただけに残念だ。
じゃ、反省会して解散するか。
ところで、小笠原の白人・ポリネシア系日本人って、外国にはどの程度認識されてるのかな?
412 :
世界@名無史さん :2006/04/14(金) 00:00:56 0
今の日本の漫画は日本の江戸時代の浮世絵文化の正当な後継者であり 世界に誇る日本文化である。 影響を受けた外国の若者たちは日本の漫画技術を物にしようと努力しているが、江戸からの伝統と格式を持つ日本の文化には及ばないのが現状である もうこれはゆるぎないでしょ
>>407 当時既に、映画はサブカルチャーではなかったはず。
1920〜30年代のハリウッド史劇のおかげで、映画は文芸として認められていたから。
今の状態は…
「総白痴化」としか思わないだろうな。
大の大人が御伽噺に夢中になってるわけで。
一体どのように浮世絵文化とつながるのかが分かりませーん 解説してる文献ってありますか?
男はつらいよはどうよ? 一応それなりに国民的な昔の映画だども。
417 :
世界@名無史さん :2006/04/14(金) 00:16:01 0
今のでこれスゲーよおもしれーよってドラマとか映画ってある? 黒澤とかに匹敵するような。
419 :
世界@名無史さん :2006/04/14(金) 00:20:04 0
>>413 そんなことをいったら、映画も小説も夢御伽なんだけど
>>416 あとトーンのかけ方や彩色も類似点が多いね
大衆娯楽的なところもか
そろそろ次の話題に移ってもらえませんでしょうか。
浮世絵とエロゲなら、男のイチモツをやたらとでかく描くのが同じ(藁
浮世絵のイチモツはモザイクが掛かっていません エロゲのイチモツはモザイクだらけで何がなんだかわかりません これは実用性において天と地ほどり格差があると思われます 以上の相違点をもってエロゲと浮世絵に連続性はありません。 これを世界史板の最終結論とします。
じゃあエロ漫画。
そういや以前にもこんな感じのレスを延々垂れ流されてつぶされたスレがあった気がする。 どこだったけなぁ。ホントそっくりなんだよ。アニメと右翼思想を強固に結びつけたやり方。
右翼? 白人にちょっとほめられたくらいで、 日本国内での評価基準を軽視する輩が? 価値観まで白人様から恵んでもらおうする奴隷が愛国者?
>>424 いやいや、モザイクがかかってるとはいえ、
20cmから30cmぐらいあるようなイチモツは平気で登場するよ。
430 :
世界@名無史さん :2006/04/14(金) 07:16:14 0
>>427 この本はすげー面白かったよ。
この人の作品は他にないのかな?
>>427 新渡戸稲造とあんまり変わらない気もするがね
432 :
250 :2006/04/14(金) 09:34:18 0
海外のオタでも中にはけっこう知識をもった人もいます。 未確認情報だけど、エロゲの「アトラク・ナクア」を江戸時代の「関八州繋馬」だか何だかと絡めて 解説したアメリカ人がいたとか。まあそういう人はゲーマー兼日本文化専攻なんだろうけど。 でも、たとえば葛城山の妖怪って能の「土蜘蛛」ではゴツい坊主なのに、江戸時代の歌舞伎になると 色気を出そうとして女郎蜘蛛の精にしちゃうというのがなんか日本的だなーと思うんだけど、その辺まで 掘り下げてるのかな? 漫画が浮世絵文化の後継者とかいう以前に、むしろ現代のクリエイターには伝統文化の継承者 としての意識が足りないのでは? 「アトラク・ナクア」みたいな話をつくるなら日本の蜘蛛妖怪の系譜を参照すべきでしょう。 「我が背子が来べき宵なりささがにの・・・」の歌で正体を仄めかすとか、日本人ならそれ位まで やってほしいものだが。 衣通郎姫も自分の歌が妖怪の枕詞みたいになって嫌かもしれないけどw
アニメの話はもう止めてくれ。 自作自演の馬鹿が暴れるだけだから。
海外のオタクとか言ってるけどさ、日本も含めて当たり前ながら大多数はそうじゃない。(一般人だって何かしらのオタクだろって言うのはナンセンス) あくまで歴史や国際情勢や文化に詳しくない一般人の視点を介して判断すべきじゃないんかと
「アトラク・ナクア」って まあ、メジャーな部類には入るだろうけど エロゲ板住人も半数はしらないようなゲームだよな なんで外人が知っているんだか
どっちかというと歌舞伎や能がテーマでちょっとだけエロゲに言及した程度では。
>1920〜30年代のハリウッド史劇のおかげで、映画は文芸として認められていたから。 アメリカに亡命したロシアの作曲家セルゲイ・ラフマニノフの蔑称が「ハリウッドの作曲家」。 映画音楽を作曲した事により、一時期音楽界から白眼視されていた。 つまり、ハリウッドの映画はその程度だったのよ。
遊郭での色恋ものや心中ものなら、歌舞伎とエロゲで重なる部分がある。 結構そういうエロゲあるだろ。
20年代、30年代当時、映画の位置づけはサブカルだろうな サブカルってのは若者文化、都市文化、あと大衆文化など 歴史的な伝統がないものを指す 現時点でハリウッドは100年近い歴史があるからもうカルチャーでもいいだろうが
じゃあ2070年まで生き残ればエロゲとかツンデレとかメイドさんとかも伝統になるのか。 20代の身の上としてはちょっと嫌な気がしないでもない。
ここまで読んで、「ケンペル」「鎖国」という単語が出てこないことにちょっとがっかり。
お前が自分で出せばいいだろ在日
ジョン・デューイ(アメリカの哲学者) 「天皇制は明治政府が意識的につくったもので、これが日本の自由主義の 最大の障害物である」 「天皇崇拝が日本人の非合理主義の根拠である」 「道徳的判断は、いかにそれが知的なものであるにせよ、行動に影響を 与えるためには、感情によって少なくとも彩られねばならない」
444 :
246 :2006/04/15(土) 21:46:02 0
亀レスなんだが 漏れは単に前レスでアニメは日本文化でないと批判されていたので そういや、今の漫画を批判する人にはサヨとか在日が多いよねと単に私感を述べただけなんだが ここまで反応されると思わなかった 図星だったのか。そうでなかったのかは知らんけど
445 :
250 :2006/04/15(土) 21:52:58 0
>前レスでアニメは日本文化でないと批判されていたので まさかそれは俺のレスじゃないよな?
446 :
246 :2006/04/15(土) 21:58:15 0
あたりまえだが自分より後に書き込まれたレスに反論は出来ないよ アニメ漫画批判は普通に50あたりから出ているでしょ
447 :
250 :2006/04/15(土) 22:25:11 0
ああ、246より前のことだったのですね。申し訳ない。 ついでにネタ投下を。 以前米国のキリスト教系サイトで「ラスト・サムライ」のレビューがあったけど 「キリスト教国でも双方が神の意思と称して殺し合いをする事が数多く行われたが この映画をより悲劇的にしているのは日本での「神」は人間で、いつでも口を 開きさえすれば争いを止められるということなのである。最後に天皇は軍制の 近代化も大事だがそのために武士道が失われることになってはならないと発言 する。これは我々が皆知っているように後になって深刻な結果を引き起こす ことになる」とかいう感じでした。
物語と史実を区別できないのは流石宗教狂いのキリスト教徒ですね^^
結局自分たちの優位を前提にした見方以外はできないのかね。外人さんは。
450 :
世界@名無史さん :2006/04/15(土) 23:59:21 0
優位?
>>447 超意訳すると
「日本人には我々キリスト教徒のごとき倫理はない」
ってとこかなー。
でもラストサムライはアメリカ人が作った映画なんだけどなー。
>>448 まったくだな。
作り話(しかもアメリカ人の作った話)を史実と混同して批判するなんて相当のアホだろ。
聖書を史実だといまだに信じてるキチガイは違うな。
俺達もグラディエーターを見て西洋を批判しようぜ!
パールハーバーで、日本軍が野外で幟立てて会議やってんのもびっくり。
パールハーバーでゼロ戦が赤十字の看護婦に対して機銃掃射していた! このゼロ戦パイロットの行動が我々が皆知っているように後になって深刻な結果を引き起こす ことになる
ハリウッドは日米戦争の映画は何度も映像化したことがあるが、 戦後のパンパンと米兵が戯れてる姿は映像化したことはない。
俺達で作ろうぜ! 日米パンパン物語!
残念ながらすでにエロゲ化されてます
459 :
世界@名無史さん :2006/04/16(日) 06:24:05 0
はいここからわざとらしい
>>459 のサイトへの賛美レスが数レス続きますよー
461 :
世界@名無史さん :2006/04/16(日) 07:51:12 0
はいここからポールボネ氏について語りましょう
462 :
世界@名無史さん :2006/04/16(日) 08:26:27 0
少なくとも、発展途上国では、日本人は権力者の腰巾着としかみられていない。 外務省やODAにしても、商社にしても、その国の権力者しか相手にしないし、 その国の国民が泊まったこともないホテルやリゾートの中しか訪れない。 黄金の国ジパングの姿は、ある意味、別の姿で語られ「我慢すればいつかああ なれる」と途上国の人々に幻想の夢を押し付ける為に「おしん」が放映され続 けている。
アメリカ人もそうだけどさ・・・
464 :
世界@名無史さん :2006/04/16(日) 09:19:45 0
韓国人もそうだけどね・・・
↑韓国大好きだな・・・韓流とか言ってるのとウヨ厨以外は思い出し もしないのに。聞きたくもないのに出されるので食傷気味だわ。
「パール・ハーバー」はもともと中共の働きかけで作った映画らしいけど 中国で公開したらアメリカ軍がボコボコにされてるのがウケて 対日感情が少しだけ良くなったというギャグみたいな事があったとか
467 :
世界@名無史さん :2006/04/16(日) 09:56:35 0
>>447 >>451 キリスト教やイスラムでは、まず人間を超越したところに「神」がいて、
人間同士の関係はその「神」が保証する。
例としてはキリスト式の結婚式で神の前で愛を誓ったりする。
それと比較すると日本では「神」のような超越者に対してではなく、
人間同士で関係を認め合うという違いが有るだけじゃないのかね。
別にこれはどちらが優位とかの話じゃなく、単なる文化の違い、歴史の違い。
神なんて、人間が適当に造りだした概念に人間関係を保証してもらうなんて脳みそお花畑だな。 文化や伝統としての位置づけで宗教を楽しむなら結構だが、 本気で神の存在とやらを信じ込んじゃってる奴等は怖いぜ。
>>468 >人間が適当に造りだした概念
人間の作り出した文化は全てフィクションだよ。家族関係も地域・郷土も国家も会社も全て作り物
全てのフィクションを取っ払った後に残るのはエサを求めて地べたを走り回る裸のサル
>>468 人権も近代国家も法律も、人間が造りだした概念だけど、我々は恩恵を預かってるね。
>>468 それは宗教意識の希薄な日本人だからそう考えるんだろう
キリスト教やイスラム教の神にたいする一般的な日本人の反応は
たいがい君と似たようなもんだ
近代国家も法律も人間が作ったものと明確に理解されてるけど、 神を本気で信じてる連中が、神や宗教も法律と同じように 人間に作り出されたフィクションだと理解してるかな? 法律は書き換えたり作り直したりできるが、一神教の宗教においては神は絶対の存在だ。 そこが怖い。
日本人は宗教意識が希薄というより宗教意識の持ち方が 西ユーラシア圏とは違うと言う方が正しいかな
逆に明確な宗教規範をもっている人々からは 日本は明確な宗教がない=行動の基準が分からないので不安に感じるということか。 ただ「明確な宗教がない」といっても彼らの宗教意識を基準にしてということで 「日本に宗教がない」ということじゃないよ。
日本人の金歯って、ガイジンにはすごく異様らしいね。 同じく女の子の八重歯も、日本人は可愛いと思うけど、白人には悪魔の歯らしい。
前述したように、神や宗教を物語、フィクション、伝統文化として楽しむ分には全く問題がない。 俺だって神社やお寺に参拝するし、家族が死んだら葬式だってあげるよ。 でもさー、フィクションと知った上で宗教行事を楽しんだり祈ったりする行為と、 フィクションだと思わずに本気で神の存在を信じて祈るのとでは違うっしょ。 前者を例えると、子供に「サンタさんは居るの?」と質問されて、 「ああ、サンタはすぐ近くに居るよ。清い心を持って良い子にしてたら、サンタは プレゼントを持ってきてくれるんだよ」とにっこり笑って頭をなでてやる大人、という感じ。 これは、神や宗教をフィクション・文化として受け入れてる、多くの現代日本人の態度だと思う。 でも、後者の本気で神の存在を信じてるやつ等は、例えば本気でサンタの存在を信じて 枕元に靴下を置いて寝る大人、みたいな感じがする。 うーん、なんかうまい例えができないな。
そうは言ってもあなた、お地蔵さんやご先祖の墓石を蹴りたくったりできるかい? やっぱり、なにか躊躇するものがあれば、それは信仰心というもんだよ
>>477 だから、俺は神社に参拝もするし、お地蔵さんにお供え物もするよw
だけどそれは、神の存在をフィクション、物語、文化として受け入れてるわけで、
神の存在を本気で科学的に信じているわけではない。分かるかな?
神の存在を本気で信じない事が、「フィクションや物語を否定して生きる」事
とイコールにはならないと思う。
子供にサンタやトトロの存在を尋ねられて、「馬鹿じゃないの?そんなの居るわけないじゃん。
頭大丈夫か?」とか答える大人が居たら、そいつはフィクションや物語を否定してる態度と言えるけどね。
(神の存在を顔を真っ赤にして真剣に否定したり、「神は居ないのだから手を合わしたり
寺社に参拝するような宗教行事は一切やらない」と言って実行してる無神論者みたいなものか?)
神を本気で信じる行為(フィクションをフィクションだと理解できない事)も、
神を必死になって否定する行為(フィクションを受け入れずに頑なに否定する事)にも
両方違和感があると言ってるの。
神を必死に否定する行為も、神の存在を信じる行為の裏返しっぽいし。
479 :
世界@名無史さん :2006/04/16(日) 11:53:32 0
468氏ではないが、俺はそれで報酬がもらえて、法的追求をうけることがないならば墓石をけり倒し、 教会に放火し、神社を叩き壊すことになんのためらいもないが。 ただ、人間の脳の構造のなかに神秘体験を究極にリアリズムとして感じるためのメカニズムが 備わっていて、神秘体験には脳科学的に根拠があり、体験者は世界と自分が一体であることを 確固たる事実(むろん客観性は皆無だ)として感じるらしい。 また宗教には確実に訪れる死の恐怖を中和するという強力な現世利益があるから、ニーチェが 言うように「神が死ぬ日」というのは早々にはやってこないだろう。
>>479 宗教的なものに限らず、建っているものを壊すというのには普通ためらいを
覚えるものだと思うが・・・。何か欠落してないか。
神や宗教が絶対だといってもローマ・カトリックやユダヤはある程度、柔軟に対応してるよ。 憲法9条の解釈改憲みたいに戒律の解釈を変えて現代の需要にあわせてる。
>>477 さんの言ってる事をちょっと読み間違えたかな?
俺もお地蔵さんや先祖の墓を蹴る事には躊躇というか、凄い拒否感は感じるよ。
でもそれは、「バチが当たりそうだから」とか「祟りがありそうだから」
というような意味での拒否感ではなく、宗教物を損壊する事への社会道徳的な忌避感ね。
日本のいいところは、異端審問のないとこだね。 アメリカなんか近年ますます盛ん
>>482 ところがその感情は、りっぱな信仰心になるんですよ
>>480 いやだから「報酬をもらえれば」って書いたやん。解体屋は別にあかん職業ではないでしょう?
>>481 今なら目下の争点は人工中絶や安楽死、臓器移植、遺伝子操作あたりですかね。
>>484 「信仰心」も色々でしょw
一神教の信仰心、多神教の信仰心、西洋の信仰心、東洋の信仰心、
キリスト教の信仰心、イスラム教の信仰心、神道の信仰心、
原理主義者の信仰心、世俗主義者の信仰心・・・・・・。
俺は日本人の多くが抱いているような「信仰心」は持ってるかもしれないが、
神の存在を本気で信じている、キリスト教やイスラームやユダヤ教の
「信心深い人たち」のような信仰心は持っていない。
488 :
世界@名無史さん :2006/04/16(日) 12:56:52 0
>神の存在を本気で信じている、キリスト教やイスラームやユダヤ教の >「信心深い人たち」のような信仰心は持っていない。 そういう類の「信心深い人たち」の「信心」というのは、 最終戦争だからってんで核戦争の到来を待望してたり、異教徒・不信心者を殺すと死後に天国に行けると信じてたり、 パレスチナからシリア・ヨルダンあたりまで神がユダヤ人に賜ったと信じてたりする「信心」だからなあ。
>>485 >>482 を見る限りでは
>>480 氏は悪い人ではなさそうだが、解体屋とは
限定されていなかったので。金さえもらえば信仰の対象だったもので
も平気で壊すという様に聞えてしまった。誤解を詫びる。
キリスト教化以前のローマ人の宗教観は現代日本とあまり変わらなかったみたいだけどね。
491 :
世界@名無史さん :2006/04/16(日) 20:39:52 0
4月16日(日)後7:10〜9:00 BS1 世界から見たニッポン “明治編” (1)西洋の驚きと警戒 やるそうです
492 :
世界@名無史さん :2006/04/16(日) 20:40:41 0
ってもう終わるじゃん 4月17日(月)後9:00〜10:40 BShi ↑のと同内容
493 :
世界@名無史さん :2006/04/17(月) 09:22:41 0
494 :
世界@名無史さん :2006/04/17(月) 09:41:03 0
>>487 いや日本人の信仰だって本気で神の存在を信じてると思うが
そこら辺に神は転がってるみたいな感じで
♪世界には、ユダヤ教徒がいる 仏教徒だっている ヒンズー教徒も、モルモン教徒も モハメットに従う者だっている でも、私は違う 私はカトリック教徒 生まれる前からずっと だってカトリックというものは 受胎と同時にやってくるもの 身長が180センチじゃなくてもいい 天才じゃなくてもいい 着る服がなくてもいい お父さんがイッた瞬間から、君はカトリック教徒なのさ― 何故なら 全ての精子は神聖なり 全ての精子は偉大なり もしも精子が無駄にされれば 神は怒りたもう 全ての精子は神聖なり 全ての精子は偉大なり もしも精子が無駄にされれば 神は怒りたもう 異教徒たちには射精させておけ、実りなき荒地の上に 神は必ずや報復するであろう 精子を見つからなくすることで 全ての精子は必要とされている 全ての精子は良きものなり 全ての精子は有用である 我々と隣人たちとの間で
ヒンズー教徒、道教徒、モルモン教徒は ところかまわず射精する しかし、神は自らのザーメンを愛するものを愛す 全ての精子は神聖なり全ての精子は偉大なり もしも精子が無駄にされれば 神は怒りたもう 全ての精子は神聖なり 全ての精子は良きものなり 全ての精子は有用である 我々と隣人たちとの間で 全ての精子は有用なものである 全ての精子は素晴らしい 神は皆の精子を必要とされている 私のも! 私のも! 私のも! 山や谷や平原に 異教徒どもが射精したとしたら 神は必ずや裁きを下すであろう 精子を無駄にせし罰として 全ての精子は神聖なり 全ての精子は良きものなり 全ての精子は必要とされている 我々と隣人たちとの間で 全ての精子は神聖なり 全ての精子は偉大なり もしも精子が無駄にされれば 神は怒りたもう
499 :
世界@名無史さん :2006/04/18(火) 01:19:46 0
文明化とは新しい野蛮の始まりに過ぎなかったのか・・・
>>495 「科学的に」信じるかどうかの話をしてるんだろ。
>>500 聖書考古学は、本気で理詰めですからね。
伝承は伝承として正確に伝えようとする日本とはまた別の面白さがあります。
「モーゼの奇跡は、陸から風速40mの強風が吹いたと考えればありうる」とか、
「聖骸布はピンホールカメラの原理を利用した写真である」とか。
>「モーゼの奇跡は、陸から風速40mの強風が吹いたと考えればありうる」とか、
スエズ運河開通以前は頻繁にあった自然現象。
単なる潮の干満。
というのは
>>501 も知っているとは思うんだが、そういうのを無視してどうこう言ってるんだろうな。
まあ、キリスト教圏では今も本気で悪魔祓いをしている人が大勢居るし。 信心深い一家では、家族に病人が出たらエクソシストに悪魔祓いをさせて 結果として適切な医療を施せずに見殺しにするケースが多い。
欧米の同人作家はエリート層ってホントかな?
>504 アメリカに関しては日本とあまり変わらないような。
近代以前は占いにより、神意を伺っていたが 近代以降は科学が占いにとって代わった。 その違いは、精度が上っただけであると言える。 科学もまた神意を知る術である。
ハア?
508 :
250 :2006/04/20(木) 20:44:22 0
>>447 で触れたサイトはchristiananswers.netでしたが
「七人の侍」のレビューでは「この映画には、仲間のために
立ち上がって戦うこと、同胞愛、自己犠牲の精神など、
キリスト教的な理想も含まれている」と書いてました。
今度はぜひ「魔界転生」もレビューして欲しいw
チョンはどっか池よ。 このスレに書き込むな。
510 :
世界@名無史さん :2006/04/21(金) 02:05:21 0
亀レスだが
欧米で漫画が広まらないのは値段の問題かと
一冊五百円くらいでは普通の層の子供には広まりにくいね
ブックオフみたいなところが欧米にでてくれば一気に活性化しそう
>>504 漫画買えるのは裕福層だしね
「アキラ」なんかはアメコミみたいに分冊で売ってたような。
>一冊五百円くらいでは普通の層の子供には広まりにくいね 日本の漫画の翻訳はもっと高いはず。 それにもかかわらずアメリカの子供たちはみんな日本の漫画に夢中。
そしてまた文化侵略云々て言われるんだろうな
>文化侵略云々 フランスでドラクエのことを「日本の技術でデジタル化されたジークフリート伝説、 これは新たなる日独枢軸である」とか訳の分かんない事をいってた人がいたな。 つかD&Dとか作ったのアメリカ人なんすけど・・・
515 :
世界@名無史さん :2006/04/21(金) 23:45:21 0
中国では今、日本の海鮮料理や寿司が富裕層のステイタスシンボルとなって いる。中国が本格的に漁業に目覚めると、世界中で海洋資源戦争が起こると 危惧されている。
516 :
世界@名無史さん :2006/04/22(土) 00:09:34 0
日本だと一冊390円の「のだめカンタービレ」が一冊10$台だった。orz 約三倍だな。これではちょっと苦しいかも。
>>515 戦前に宮崎滔天が香港で洪門の連中を鯉の生け作りでもてなしたら
「これ即ち見るべきか、食うべきか」と言われたそうだが・・・
>のだめカンタービレ
英語では何ていうの?w
>>508 映画版『日の名残り』を知るというオーストラリア人が、主人を自分の恋愛
や父親の葬儀よりも優先する執事の忠誠心は日本的だと書いていたのを思
い出しました。作者は4歳の時に日本を離れているのですが、幾分か影響
を受けていたという事でしょうか。
(本当に見た上でのレビューなのか怪しいところもありましたし、階層次
第で理解の程度も異なるのかもしれません)
Nodame Cantabile そのまんま。
でもハリウッド映画でも 執事とか家政婦さんとか主人のことを第一にしてるかんじだけどなぁ
>執事とか家政婦 ああいうのはイギリス的・・・というのかな? そういやバットマンの映画で、ブルースの執事の娘が「今時召使いなんて人権を無視している」 とか怒鳴り込んでくる話があったな。
イギリスの階級社会ってのは、アメリカの映画や小説はすごく意識してるからね。 日本の封建的なものもわかりやすいんでしょ
アメリカ人に中世ヨーロッパが舞台の小説とか書かせると、マルクス主義者の描く江戸時代みたいな ものすごい地獄絵図になったりするからなあ。 封建領主を倒せ! 自由のために闘え! みたいなw へたすると「カムイ伝」とか読んでもマルクス史観の作品だと気づかないんじゃないかな。 そう考えると「ラスト・サムライ」とか結構気を遣ってるよねえ。 へたにネガティブな描写をすると差別とか言われるんだろうけど。
俺としてはロードス攻略辺りをトルコに 第二次ウィーン包囲をポーランドにそれぞれ作って欲しいんだけどな
>ラスト・サムライ 神風連の乱じゃあるまいし、変な鎧にカタナというのも。 日本文化・旧態・サムライ(古い時代の美徳・不合理)⇔ アメリカ文化・先進文明・銃器(新しい時代の波・合理的) という構図を無理矢理作る為にああした古い格好をさせた様に思いました。 実際には日本の武士でも新しい戦い方を求めていたことはご存知の通り。 前者(日本・固有)の時代が終って後者(アメリカ・普遍)の時代が訪れる のは必然だが、そこには一片の哀愁が漂う。 そんな価値観を無意識に反映させていたというのは、深読みのし過ぎか。
また変なのが来た
せごどん似とか言われる大相撲の武蔵丸、日本では男前に見られるけど、 欧米ではすごい悪役顔に見られるって聞いたことがある
だんなはんはこげな人じゃなか
>>525 監督の記者会見では「世界中で見られる近代化による伝統破壊を描きたかった」らしい。
どの国にでもある近代化を。
ラリーニーブンの KnownSpace の設定を使ったゲームで、Kzin星人が裃をつけていたぞ。
>>525 誰だったか「日本が列強の植民地にならずに済んだのは、植民地にみられる
西洋人と原住民の役割を両方ともネイティブの日本人でやってしまったからだ。
近代日本は日本人の中の西洋化した層による植民地なのだ」
とか書いてた人がいたっけ。
まあヨーロッパも「近代化したヨーロッパ人による植民地」だったんだろうけど・・・
ナイジェリアというかビアフラが、なんであんだけこじれたかご存知ない方がいらっしゃるようで。 名前をさらしちゃえ。 どーせ2ちゃんねる。
>>532 ビアフラか…
40代以上の人には常識なのかな?
選挙に立候補した猿の話しか思いつかん。
534 :
世界@名無史さん :2006/04/25(火) 03:26:01 0
ハリウッドも中国の抗日ドラマも 最後は日本人がハラキリしてめでたしめでたしなのは代わらんね ラストサムライはいい線いっていたけど やっぱりセオリーどおり最後はハラキリエンド
535 :
世界@名無史さん :2006/04/29(土) 19:32:47 0
ノエル・ぺリン『鉄砲を捨てた日本人』より 「朝鮮の役」後の日本が鉄砲を放棄した5つの理由 1.鉄砲嫌いの武士が大勢いたこと 2.地理的・政治的な要因 3.西洋と比べて日本では刀剣が鉄砲より象徴的意味を持っていた 4.火器蔑視の背景として反西洋思想の反動的潮流があった 5.純粋な美的感覚の問題 最終的要因は江戸幕府による鉄砲鍛冶の統制だった訳だから 厳密に言うと本のタイトルは誤解を招くことになる。でも長すぎる 鉄砲鍛冶の統制が結果的に技術伝承を衰退させ使用法まで忘却させたとは・・・。 これはすごく示唆に富んでる。日本は西洋諸国より大規模な武士階級を擁して 西洋より大量の鉄砲を生産したにもかかわらず、国内の武器の歴史を逆行させた。 1846年の米国捕鯨船の水兵の記録が笑える。「港に近づくと、要塞のようなもの が見えた。しかしそれは、さらに近づいていくと、四分の三マイルほどに広げら れた一枚の布であることが分かった。布には絵が描かれていて、銃を装備した要塞 にみせかけてあった。その地に上陸するや、刀と槍で武装した60人ばかりの男たち がこちら目掛けて駆け寄ってきた」。ぺリンいわく、「武田勝頼や織田信長がその場に 居合わせていたならば、さだめし目を疑ったに相違あるまい」w 長すぎる平和に慣れてしまった現代日本。どこにいても外国軍に守ってもらう自衛隊。 案外、冗談でなく今の日本自衛隊は、戦争の仕方まで忘れた軍隊かもしれない。
536 :
【卍】G\(^■^ ラ :2006/04/29(土) 20:35:07 O
【卍】 ≦予 ̄> G\(^■^ ラ \ <!>+\ 我が国にも2種類のドイツがあるように、日本にも2種類の日本がある。 一つが資本主義的、親英的日本。 もう一つは、「日出づる国」、「サムライの国」としての日本だ。 日本海軍は後者の具現化だ。 人間が自分自身の本質に一番近いものを見出すのは海の男の中なのだ。 (1942.1.5) 日本の宗教は何よりも英雄崇拝を旨とし、英雄達は母国の栄光と安寧のためなら 命を投げ出すことも厭わないのである。 それに対してキリスト教徒は聖者を尊ぶ風習がある。 聖者とは片足で何年も立っていたり、乙女の微笑みに答えるより刺だらけのベッドに寝る方を好む。 余は、日本を傷つけることによってヨーロッパの世界に奉仕していると 信ずる政治家たちに同意することはできない。 余は、東亞において日本人が敗北すれば、 それは決してヨーロッパまたはアメリカに何ら有益ではなく、 ひとりボルシェヴィキ・ソヴィエト・ロシアに利するに過ぎぬであろうと信じている。 余は、支那をボルシェヴィキの攻撃に抵抗し得るほど 精神的または物質的に強力だとは考えない。 しかし余は、日本の最大の勝利ですらも、ボルシェヴィキの勝利に比すると、 世界の文化と一般的平和にとって、危険は無限に小さいものと考えている。
飛び道具に対する嫌悪感が一番強い文化圏は西欧だと思うけどね。
リアル戦闘を経験することのなくなった武士が 鉄砲を否定し、刀に傾倒する美意識はしょうがない。
日本の仏教美術、とりわけ仏像なんかの評価はどうなん? まあガンダーラ美術の方がメジャーで人気はあるのだろうけど、鎌倉時代の仏像なんて リアリズムも感じられるし西洋人にも人気でそうだと思うんだけど。
540 :
世界@名無史さん :2006/05/06(土) 13:51:50 0
>>535 それが平和の代償。江戸時代と戦後日本の類似性を比較する研究者は
結構いるし、小泉首相まで国連=天皇、米国=将軍に例えたりしてるし。
541 :
世界@名無史さん :2006/05/07(日) 03:33:50 0
日本国憲法の戦争放棄は対外的にはどう評価されているのか知りたいな
ビアフラか・・・ 幼少時代、ひどい小食だった私を、母はよく「ビアフラ行きたいのか!」といって叱りつけました。 思えば何故あのとき「うん、行きたい!海外旅行したい!パスポート申請してよ!」と 言い返さなかったのか、残念でたまりません。
>>541 戦争放棄の条項事態はフランスやフィリピンとか南米とか、たくさんある。
戦力放棄は日本とコスタリカだけじゃねーかな。
544 :
世界@名無史さん :2006/05/24(水) 00:58:18 0
コスタリカ?
545 :
世界@名無史さん :2006/05/24(水) 18:25:07 0
あまり知られてないけど戦時の大物スパイのリヒャルト・ゾルゲも日本論者。 彼の論では大日本帝国は「玉虫色の国」。彼によると外国人が観察する方向に よって日本は議院内閣制の民主国家だったり軍部独裁の全体主義国家の姿を 示す。見る角度で姿を変える戦時日本はしかし実際にはどちらでもないという。 結局、一種の定義しがたい不思議な「玉虫色の国」がゾルゲの見た戦時日本。
546 :
世界@名無史さん :2006/05/24(水) 19:41:19 0
逆に外国人のステレオタイプに凝り固まった日本の歴史も見たい。 大名がゲイシャ侍らして天ぷら食ってるようなの。
>546 佐藤亜紀がフランスでTVをつけたら「わが社の製品のハイクオリティに 日本人も絶望してハラキリ」というCMをやってたそうだ。 バブル景気で日本企業の進出が話題になってた頃の話。
ん?でもそれは事実だろ。 日本人は絶望するとハラキリするじゃん。
「日本や韓国の選手は、負けるくらいなら死を選ぶ。それほどの覚悟を持った選手達だ。」 ↑ 昨日、サッカー豪州代表監督が言ってたコメント
また韓国が日本のイメージを利用してますね。
551 :
世界@名無史さん :2006/05/25(木) 12:06:26 0
ポール・バランという学者は、日本が西欧から見て極東の最果てにあって、 国土が狭く、資源に乏しく、植民地としての魅力に欠ける存在であったが ゆえに、衛星経済として組み込まれるインセンティヴが生じず、それが日本を して、自立的な発展の道を歩ませた第一の要因であると述べている。
> ポール・バランという学者は、日本が西欧から見て極東の最果てにあって、 >国土が狭く、資源に乏しく、植民地としての魅力に欠ける存在であったが 朝鮮も同じ条件だったのに…いや、ゲフンゲフン スレ違いでしたな
ttp://www.ywad.com/books/575.html 強国論 富と覇権の世界史
D・S・ランデス / 三笠書房
ところで、日本の農民の困窮具合を描いている324ページには次のような記述が
ある。
……魚(頭、皮、骨、尾も全部)というよりは、海の屑のような海草やプランクトン
などであった。今日でさえ日本人は、食べ物がなかったり、あり合わせのもので
間に合わせていた時代の名残りを残している。
つまり、たとえば「わかめそば」は、海の屑の海草と雑穀を組み合わせた食べ物
である。なめこの酢のものとか魚のカマ焼きとか鯛の皮とかは、全部、貧しい
頃の食生活の名残りである。持ち上げられている日本がこういう扱いをされて
いることからわかるように、他の(非西洋の)国々の扱いはもっと悲惨なものだ。
>>549 昔、李承晩大統領がワールドカップ予選で日本に負けたら韓国代表は
「玄界灘に身を投げて死ね」と言ったのは史実だけどなw
>>310 スレ違いだが、売れる売れないを評価基準として重要視するのはよせ。
新條まゆみたいな、文化的になんら見るべき物がない低俗作品まで評価することになりかねんぞ。
昭和30年代にタレントのオヒョイさんが米国へ行った時のこと レストランでカチカチに乾涸びたパンを出され、「これはパンというものだ、食べてみろ」 オヒョイさん、「日本にはここよりおいしいパンがあるわい!」とそれを投げ返した。 会う白人に会う白人に、「すまないが、足の指を見せてくれないか?」と言われる。 日本人=足袋=指が日本しかない? という発想らしい。
557 :
訂正 :2006/06/02(金) 00:33:17 0
日本しかない? =二本しかない?
558 :
世界@名無史さん :2006/06/02(金) 06:48:12 0
ってことは、指割れのない靴下を履いているのは指が無いということか。 なるほどなるほど。
日本人の女性のマムコは縦ではなく横に割れているというのもあった。
560 :
世界@名無史さん :2006/06/02(金) 15:13:23 0
アイルランド人やスウェーデン人のマンコは横に割れているとアメリカ人と言っていたような。
561 :
世界@名無史さん :2006/06/02(金) 15:17:01 0
おまいの心も縦に割れてるしな
562 :
世界@名無史さん :2006/06/02(金) 15:36:43 0
おまえさんの息子は刺股に・・・
563 :
世界@名無史さん :2006/06/02(金) 15:41:39 0
否定するおまえは畸形かw
アメリカ人以外の外人に「IKEBUKURO」を読ませると、 「ィケ〜ブクロゥ」と何とか「イケブクロ」に聞こえる発音をする。 しかしアメリカ人は「アィケバクロオ〜」としか読めない。 頭悪すぎ。
日本の江戸時代の政治制度について、イギリス人もオランダ人も、えらくさらっと 流している。 維新前後になると、途端に京についての記述が増え、「政府が二つ別個に共存して いるようだ」(朝廷と幕府を指す)という注釈が付くようになる。 大政奉還で、ようやく、実質的に政務を長く行っていなかった朝廷の方が権威が高い ということに気づく。 それ以外は、貴族(大名のこと)に封建し、定期的に宮廷(幕府のこと)に召集される くらいのことしか特異な面として指摘していない。 内容については誤謬が比較的少ない。 19世紀の支那や朝鮮、ベトナムなんかの政治制度についての記述は、正確さは欠いている (支那が自ら記したものや後に考証したものと合致しないものも多い)が、特異性の指摘や 説明に割く分量自体も多い。 ここから分るのは、ヨーロッパ人にとって、自国のやっていることの知識とそれほど違和感の ない、既知のもので理解しやすい政治制度を、日本がとっていたということだ。
典型的な封建制ということか。
「目を日本に向けてみよう。そこでは、ほとんどすべての罪は死をもって 罰せられる。なぜなら、日本の皇帝ほど偉大な皇帝に服従しないことは、 大変な罪であるから。罪人を矯正することではなく、君公の報復をすることが 問題なのである。こうした観念は隷属状態から導き出されたものであり、特に、 皇帝があらゆる財産の所有者であるため、ほとんどすべての罪が直接皇帝の 利益に反することになるということから生じてくる」 by モンテスキュー
映画「すばらしきヒコーキ野郎」 頓挫した石原裕次郎機、ロープを切ろうと 「ナイフを貸してくれ」と言う石原裕次郎に、「ハラキリするのか?」と外人俳優
>>567 それだけ、フューダリズムと幕藩体制が酷似していたのでしょうね。
お遊びの話になってしまいますが、「信長の野望」英語版を作る際、
造語をする必要が全く無かったとか。
572 :
世界@名無史さん :2006/06/04(日) 03:48:21 0
それ以前に海外で、「信長の野望」なんて売れるのか 「信長の野望」じゃなくて、無双のことじゃないが、あれなら確かに造語はイラン 三国志の方なら欧米でねそこそこ知名度高いらしいが。
米アマゾンなんかで見ると、売れてるのか知らんが一定のファンはいるようだな。 「ランペルール」とかマニアックなのも出てる。
チンギスハーンはさすがにだめか。
>>572 信長の野望が売れたかどうかは知らんけど、商品化されたのは確か。
もうだいぶ前だけど
Nobunaga's ambition
Romance of three kingdom
が発売…っつー記事を読んだ覚えがある。
576 :
世界@名無史さん :2006/06/08(木) 19:17:51 0
>>565 >>アメリカから見た戦前の東京
映像だけ見てると、反日プロパガンダには見えない。
そこそこ文明的な、人間の暮らしを描いているように見える。
もっと今の北朝鮮みたいな非道な独裁国家を見せ付けるのかと思った。
>>577 意図的に、日本の映画フィルムから抜粋した映像も混ぜて演出してある
明治初期に日本にやってきた西欧人は風呂の混浴や肌を見せる事に躊躇がないことに驚いた。 一方日本人は西欧人が全裸の女性像を庭に飾っている事に驚いた。
日本では肌を見せることが禁忌になって、 今は西欧の方が肌を見せる事に躊躇がないように見えるな。
ヌーデイストビーチはおkなのに日本の温泉の混浴はイカンという感覚がわからん。
欧米の人は本当によく脱ぐよな。 ミス・イタリアになったら最初のお仕事は ヌードカレンダーの制作だなんてのはまだいいとして、 芸能人でもない有名人一家が親父から子供まで揃って オールヌードでポーズとってんのが雑誌で掲載されてたりすると さすがについていけなくなる。
おーべーか!
ヨーロッパはまだマシな方で、アメリカでは全裸のファミリーが 屋根の上で日光浴したりするという…。 文明の狂気を感じる。
(・_・☆\(-_-) 欧米か!
586 :
世界@名無史さん :2006/06/12(月) 03:46:39 0
test
>>586 映像の世紀じゃないか。これは面白い番組だ。
「パリは燃えているか」は名曲。
590 :
世界@名無史さん :2006/06/22(木) 15:49:29 0
日本は海外からみてあまり魅力を感じない国なのかな アジアへの旅行者で日本に訪れる外国人はアジアで六番目 トップの中国、二位の香港には勝てないのは仕方ないと思うけど タイやベトナムにも負けているのは正直ショックだ 物価の高さもあるのだろうが、それよりも問題は中国と少し違う程度の国としうイメージから払拭されていないのが問題だと思う
だれが平日に「丸の内」や「八重洲口」に来ると思う?日本はアメリカのドル栽培地でしかないんだから、 来る方がおかしいよ、そんなオフィス街みたいなところに。よく日本に来ている外国人(GDPの低い国家の)に 「なぜ日本に来たのか?」と訊けば100人中99人までが「金」と答える。大きい戦争に負けた地域の 行く末なんてこんなもんさ。
平日だってw休日の間違いな。
今日本に来る外人は・・・実際ウィリアム・ギブスンの「あいどる」 みたいな世界を期待してるのかも知れないが
594 :
世界@名無史さん :2006/06/22(木) 16:29:00 0
昔の日本の田舎は朝鮮と負けず劣らず不潔だったらしいな。 蚤、ダニ、しらくも頭、洗濯しない垢だらけの服、黴、皮膚病、眼病、その他いろいろ。
595 :
世界@名無史さん :2006/06/22(木) 19:59:56 0
フランシスコ・ザビエルは 「彼ら(注:日本人のこと)は刀や剣を家の中でも外でも持ち歩き、眠るときには 枕元に置いて眠る。私は人生のなかで、これど武器に頼っている人間たちを 見たことがない」 と書いている。 この時代の日本人は、現代のアメリカ人のように簡単に武器を手に取る 国民だった。
>>595 当時(戦国時代)の日本人は武士階級は言うに及ばず
農民でも徴兵される事を考えれば、常時刀剣で武装していても
不思議じゃない。
刀狩前だし。
天安門事件のときの、米国の日本留学生が親に言われた言葉で、当時紹介されてたもの 「危ないから、あんまり近寄るんじゃないよ」
>>594 分かってて書いているんだろうけど、何も日本や朝鮮に限った話しじゃ無いよ。
600 :
世界@名無史さん :2006/06/23(金) 00:28:37 0
確か、ヴェルテールの「カンディード」の中に 日本に来て危うく踏み絵をやらなければならなかったとあったが、 翻訳者が、日本では外国人には踏み絵は強要しなかったと註をつけていた。
キリスト教は偶像崇拝を禁じているんだから、あんなもの踏もうが 叩き付けようが無問題。 むしろ問題と感じる方が教義を知らない似非クリスチャン。
602 :
世界@名無史さん :2006/06/23(金) 01:02:10 0
正教徒もイコンあるがな。 イスラームも隕石拝んでるし。 なんでかしらんが偶像崇拝禁止ってのは相当難しいもんなんだろうな。
604 :
世界@名無史さん :2006/06/23(金) 13:33:41 0
フランス人のまあまあ信仰深いローマ・カトリックの キリスト教徒に言わせると、 磔のキリスト像とかマリア像を崇拝しているわけではなく、 敬意を抱いているそうな。 偶像崇拝者はそういった像をアイドルに狂うように 熱愛してしまう人種らしい。 踏み絵の時代の日本人にそんな違いが分かるはずはないな。
605 :
世界@名無史さん :2006/06/23(金) 14:47:39 0
>>120 かなり昔のレスに返答するのもなんだが、「エコノミク・アニマル」を揶揄と勘違いしたように、
「支那」も差別用語と思い込んでいるよね。単に一時的なメディアのミスリードや政治的圧力でこのように
あっというまに様変わりするのも、なんらかの「後ろめたさ」があったからなのかもしれない。
例えばエコノミクアニマルなら「政治や外交、世界情勢にまったく無頓着で経済的発展のみ追及している」から
エコノミクアニマルに否定的な印象を投影したのかもしれない。支那も、これは北支事変から続く戦争への反省
じゃなしに、それ以降の「いまだ途上国の支那をうわべでは尊敬してみせるも心のうちではダメな国家と思っている」
から支那という用語にスケープゴートさせるのでは?井沢元彦じゃないが、言霊の影響かね?
井沢元彦
607 :
世界@名無史さん :2006/06/24(土) 00:15:06 0
>>604 >踏み絵の時代の日本人にそんな違いが分かるはずはないな。
カトリック教会も仏教と同じく相手の常識や知力に合わせて「方便」を使ってたわけだしな。
608 :
世界@名無史さん :2006/06/24(土) 01:29:32 0
「方便」も使っただろうし、折衷もした。 九州に今も残る昔ながらの教会の建物はとても面白い。 例えば、ステンドグラスなどの技術がないと、ガラスに絵を描いたり、 柱の装飾も妙に和風だ。 ゴシックの尖塔などとうてい望めないからトタン屋根だったり。
609 :
世界@名無史さん :2006/06/24(土) 12:19:57 0
「ガリバー旅行記」の中にガリバーが日本に来て、 踏み絵だけは勘弁してほしいと言って、日本側はおかしいと思うけど 大目に見るシーンがなかったかな
>>610 ラグナグの後だね。
オランダ人がそんなことを気にするのはおかしい、お前ホントにオランダ人か?ってヤツだな。
今見直してみた。
612 :
世界@名無史さん :2006/06/24(土) 14:08:21 0
>>610 ヴォルテールもスウィフトも誰それの航海記をもとにしているから、
また、時代も少々違うから
【踏み絵】感も違ったのでは?
社会的な身分職業や権力者たちの要求といった俗世界リアリティを超えたところに、 独立の普遍的心理、不変の宗扱的信条があるという概念は、もちろん日本にも入って きたのだが、現在の世界観の中には根づかなかった。政治的な取り決めや社会的な 慣習は、もともと自然や祖先崇拝を基調にして矛盾やあいまいさを許容する宗教である 神道が司ってきた。この日本固有の宗教―ただしこれを、一九世紀後半から一九四五年 まで大日本帝国の思想的な支柱として利用された「国家神道」と混同してはならない― には、哲学的あるいは道徳的な教理の展開がまったくない。その後に哲学的・道徳的な 教義が中国から移入された時も、これらの教義が日本古来の社会・政治的な定めや 前提に取ってかわることはなかった。それどころかむしろ、これら中国の思想によって、 時の権力者を支える既存の現世的な信仰体制がさらに強化されたのである。
儒教および仏教の本来の教えに含まれていた、社会・政治上の方便と しての現実を超越した思想・概念は、日本の支配エリートにとってつねに 歓迎されざる思想でありつづけた。キリスト教そして後にマルクス主義 によっても、日本人の思想の世界にこの超越概念が導入されかけたが、 結局どちらも、禁止されるか教義の本質に妥協的な折衷が強いられた のである。日本はつねに新しい宗教をきわめて寛大に迎え入れてきた というのが定説になっているが、そう言えるのは、その新しい宗教や 教理体系が既存の政治体制を脅かすことがたいとみなされた場合だけ である。
ザビエルは?
616 :
世界@名無史さん :2006/06/30(金) 17:09:28 0
イザベラ・バードの日本奥地紀行読むと、マジでしょげる。 ある意味朝鮮以下じゃねぇか!栃木県民(特に旧藤原町)と埼玉県民(特に春日部)と東北人視ね。
618 :
世界@名無史さん :2006/06/30(金) 18:13:38 0
>>616 明治時代といえどもそんな急激に日本中が近代化するわけがない。
だから政治家の利益誘導は未開発地域のインフラ整備に貢献したんだよ。
今でも四国あたりはまだ開発が遅れているとかTVでやってたなぁ。
上下水道の整備率や電化整備が進んでいない地域はまだ日本には多いはず。
619 :
世界@名無史さん :2006/06/30(金) 18:57:10 0
未開ったって未開すぎるわあの時代の田舎者は。何なんだあの百姓ども町民どもは一体。日本の恥。 バードの通訳やってた伊藤が落ち込むのも無理はない。
>未開すぎるわあの時代の田舎者は 俺は好きだけどなあアレ・・・良くも悪くも今は存在しないノリだからね。
どんな生活してたら満足なんだろう?
西郷や大久保の無茶苦茶な貧乏暮らしを知ったら落ち込むどころじゃないぞ。
奥地を旅行するのにも警護を雇う必要は無いって言わせただけでもすごいけど。 多分イザベラはアラ探ししたかっただけだろう。都会のことは他の旅行家に性分化まで語り尽くされてたから イギリス人はすべてを見下したいんだよ
朝鮮の奥地とかも探索してるから、単なるあら探しなんて目的じゃない。 この時代のイギリス人ならではの探検心だと思う。 この時代は山とかジャングルとか秘境とか未開民族とかの冒険が盛んに行われ、 イギリス本国の学会で発表されてた時期。
万博の展示物に色んな地域の「未開人」とか置いてた時代だからな。 他にも世界各地の動植物を採集収集したりしてた時代。 植物で人気があったのは、南米産の各種ランや日本産のヤマユリ。
626 :
世界@名無史さん :2006/07/18(火) 16:43:38 0
以前、イタリア人が書いた美術の本を読んでいたら、興福寺の阿修羅像について、 「日本でインド人が製作したものと考えている専門家もいる」みたいなことが 書いてあった。 ヨーロッパ人は日本人にこんな彫刻が作れるはずがない、とでも思っているんだろうか?
627 :
世界@名無史さん :2006/07/18(火) 17:25:30 0
阿修羅、無着、世親などの像の顔は日本人そのものだわな
628 :
世界@名無史さん :2006/07/18(火) 17:37:15 0
東シナ海や南シナ海やインド洋やヒマラヤやゴビ砂漠や東南アジアのジャングルを 甘く見るてるな、そのイタリア人。インド人が日本に来るのは超大変なのに。 鑑真なんて東シナ海渡るのに、何度難破してるんだワロスwwww って感じなのに。
日本奥地紀行と朝鮮紀行を読んでると、どっちが未開なんだか分からなくなる さすがに首都東京とソウルでは東京の圧勝なんだが
都会至上主義も俺は警鐘を鳴らしたいけどね。
東大寺の大佛開眼供養で有名な菩提僊那以外に来日したインド人がいたとしても不思議はありま せんが、インド風の像には見えませんね。中国のそれでもない様な。
632 :
世界@名無史さん :2006/07/18(火) 20:38:19 0
モンテスキューは、『法の精神』の中で、 「日本では、ほとんどすべての罪が死(死刑)をもって罰せられる」 「日本人は最も残虐な刑をおこなう民族」 と記述し、残酷さがどんどん増幅する悪循環の例として日本をあげている。
モンテスキューまで日教組に毒されていたのか。 日教組許すまじ!
ザビエルも講話の途中に乱入してきた異教徒を日本人キリシタンらが「首切ります?」 とやってるのを見て、日本人はすぐ殺す と書いてる。
日本人はすぐ殺す
そりゃ時代が悪い。
ザビエルも殉教者の仲間入りさせてやればもっと良かったのに。
近世日本ならルイス・風呂椅子の「ヨーロッパ文化と日本文化」だな
>>632 「高い城の男」でカリフォルニアの悪徳家主が
日本軍に斬首刑にされる元ネタはその辺かな
欧米人が、日本人は簡単に人を殺す 残虐な民族というイメージを持っているのは本当らしい。 侍の切腹や斬首刑、第二次大戦での神風、玉砕、捕虜虐待、南京大虐殺みたいな プロパガンダ、はたまたヤクザの抗争や指詰めなどのイメージが浸透してて、 日本人自体が凶暴で野蛮な民族と思い込んで怖がっていたりする。 有名なロシア・マフィアの首領のあだ名はヤポンチク(日本人)だし、 (あだ名の由来は、この首領が平気で人を殺す残忍な性格だったから) ベナン共和国のゾマホンや、彼の家族も日本を怖い国だと思い込んでいたという。 (ゾマホンは日本に来る前は中国に留学していたが、中国には怖いイメージは 持っていなかった)
>640 >有名なロシア・マフィアの首領のあだ名はヤポンチク(日本人)だし、 >(あだ名の由来は、この首領が平気で人を殺す残忍な性格だったから) 寺谷弘壬「ロシアン・マフィア」では日本人顔だったからその名が付いたと書いてたが? ちなみにその一代前の首領はモンゴル人顔だったので「モンゴル」と呼ばれていた。
642 :
世界@名無史さん :2006/07/19(水) 16:46:38 0
「島の人民は大陸の人民よりも自由への傾向が強い。島は通常その面積が小さい。 人民の一部分を用いて他の部分を圧迫するということもそれほどうまくはなしえない。 海が彼らを諸々の大帝国から切り離しており、だから暴政がそこに手を出す ことはできない……日本については、その面積の大きさと隷属の度合とのゆえに、 この結論は当てはまらない」 by モンテスキュー
日本って面積大きいのか
644 :
世界@名無史さん :2006/07/19(水) 20:23:01 0
「鎖国」中にも西欧の知識人が日本を肯定的に、或いは否定的に捉えて紹介 する機会は何度かありましたが、大抵持論の補強材料として「都合のよい日 本像」を引き合いに出したものでした。 どちらも「日本の実態」を見ようとしたものでない事が多かった。 日本人が簡単に死刑を行う(私刑含む)事は、16世紀以降、ヨーロッパ人 の多くが指摘しており、家畜の命より軽いとも言われています。 そもそも武士自体が、身代金ではなく頸をとってなんぼでしたからね。 「殺す」事への嫌悪感の薄さは全国的にありました。 違和感を抱いて「不憫」と記録していたのは、九条政基や山科言継といった 公家が中心の様です。こちらは死穢から遠ざかっていた事もあり、殺生を業 とする軍事貴族の家系から生じた武家とは感覚が違った。
646 :
世界@名無史さん :2006/07/19(水) 21:58:46 0
なぜ欧米人は伝統的に日本を過小評価する傾向が強いのか? 単なる無知?
過小評価って? 例えば?
ジャパン・バッシングのときは過大評価してたけどw
>>648 あのころは日本異質論が流行していて、「日本文化=劣等文化」
みたいな言説が幅を利かせていた。
>「日本文化=劣等文化」みたいな言説が幅を利かせていた。 例えば?
652 :
世界@名無史さん :2006/07/19(水) 22:57:12 0
海外在住ですが、ここまで読んだ限りで、同意できるのは、
・中国文化圏と同視している人は多い。ヨーロッパ人に文化的には
ほとんど中国の影響下だろ?と言われて違和感を覚えた。
・
>>564 にあるとおり、欧米人には日本語はk,t,g,dの音ばかりに聞こえる模様。
スペイン語圏の人がまったく同じことを言っていた。
平家物語の冒頭を話して聞かせたところ、「自分の知ってる日本語の音ではない」
だって。
まあステレオタイプな日本観を持ってる人が多い中確実に日本オタも一定数
いるのですがw
653 :
世界@名無史さん :2006/07/19(水) 23:04:22 0
>>565 の映像みたけど全然プロパガンダじゃないな。
天然資源の確保を戦争の動機に挙げてるし、
御丁寧に食管法の説明までしてくれているw
むしろ、一般的な米国民の抱いている「わけのわからん日本」という幻想に対し、
「そんなことはない。我々の敵はちゃんとした近代国家なのだから、
なめてかかるべきではない」というアメリカ政府のメッセージに見える。
宗教の本来の教えに含まれていた、現実を超越したような 思想概念は、日本の支配階級に受け入れられなかった。例えば キリスト教やマルクス主義である。これらも導入されかけた か、禁止されるか、妥協的な折衷しいられた。 日本は(仏教を取入れたように、)新しい宗教について寛容だと というのが通説である。しかし、それは宗教やその教理体系が 政治体制を脅かさない場合であり、キリスト教は、政治体制 を脅かすものとして受け入れられなかった。 よって、日本は劣等文化だ?
>>652 日本語で気になる音はK、G、T、D、それからSというのが
欧州では一般的な感想であるようだね。
「カタカトカタスー」というような音に聞こえるらしい。
これは日本語が欧州の多くの言語のようなK、Gの口蓋化を起こしておらず、
代わりにPが歴史的音韻としては消滅してしまっているから、
KやGがやたらと目立つというのがある。
逆に日本人から見ると欧州の言語はPが目立って「ペラペラ〜」と聞こえる。
東アジアの言語の音のイメージとしてはCHとNGが圧倒的なもので
(これは日本人の中国語や朝鮮語などへのイメージと全く一致する)
いわゆるChang-Chung-Chongにつながるから、日本語のイメージとは程遠くなる。
『中世ヨーロッパの身分制議会』(A・R・マイヤーズ、刀水書房)より引用 日本の君主と家臣の関係は擬制の血縁関係に基づいており、ヨーロッパの封建 制度のような契約によるものではなかった。また、ヨーロッパの聖職者に相当 する神道の神主たちが、ヨーロッパの聖職者のように独自の身分を形成したり、 特権を要求したりすることもなかった。
>>656 その引用文の前半には部分的に同意するが後半は的外れだよなあ。
(ただ擬似的血縁と言い切るのにも疑問がある。明確ではないにしても
御恩と奉公を結ぶのは契りの関係だと考えたほうがいいと思う)
日本中世の仏教寺院勢力は武装した強力な身分団体であり
明らかな身分特権の要求や維持に奔走していたんだが。
日本は神道国であるという明治国家思想による近視眼的な誤解が
まだまだ深く広く浸透している気がするよ。
仏教国だと考えて中国やインドなどの常識が割り込んでくるのも良くないが、
日本は純然たる神道国だと考えてしまったら、
日本中世における宗教の影響力は微々たる物しか見えなくなってしまう。
>>658 一神教をほぼ全く知らない日本とゴリゴリ政教一致の一神教正教会圏を比較して
「政教分離していないから同じ」も糞も無いだろうにw
バーマンの見識の浅さは仕方ないにしても、
この宮島とか言うチュン大のセンセーはただの東欧マンセーなだけだろ。
自分の研究対象地域と日本を勝手に同一化してホルホル自己満足するという
不思議な性癖は、日本のマイナー地域研究家の
救いようの無い病理として広く見られるからなw
660 :
世界@名無史さん :2006/07/20(木) 02:29:49 0
エドワード・ベア『ラスト・エンペラー』(ハヤカワ文庫)。 著者は英国人のジャーナリスト。 デイヴィッド・バーガミーニの“Japan's Imperial Conspiracy”に 全面的に依拠して書かれている。 この著者には『裕仁天皇 神話に包まれて(上)(下)』(駐文館) という著作もある。
>>656 その前半部分の妥当性もどうかなぁ。
ヨーロッパの封建制にしても家士とそのオマージュを受ける主との関係
というのは、一種の擬制的な親子関係にあったと言えなくはない。
マルク・ブロックもそういう事を書いてたような希ガス。
662 :
世界@名無史さん :2006/07/20(木) 09:57:59 0
ttp://www.ohtan.net/column/200312/20031219.html <ニール・ファーガソン(その5)>
私はファーガソンが、欧州列強や英国のそれと一味もふた味も違う日本の
植民地統治を視野に入れなかったために、彼の指摘が甚だバランスを欠いた
ものになったことを惜しみむものです。
(中略)
また、ここでもファーガソンは日本をナチスドイツと同一視しており、既
にこのことに対する批判は十分行いましたが、若干付言しておきます。
彼がナチスドイツのホロコーストと日本の南京事件を同列に並べているの
は全くいただけません。(なぜかは説明するまでもありますまい。)
このような、「戦前の日本嫌い」のファーガソンの指摘に接して改めてひ
しひしと感じるのは、ホンネのところでイギリス人が抱いているであろう日
本への憎しみです。英帝国の崩壊は避けられなかったとしても、第二次世界
大戦直後に早くも崩壊しまったことについては、ファーガソン自身が認めて
いるように、英国の戦略的意思決定の誤りによる自業自得であるわけです
が、一般のイギリス人にはそれがいかにも日本のせいのように見えるであろ
うからです。
ttp://www.law.hit-u.ac.jp/ILPR/H16_P3-3.pdf フローリアン・コルビンガー
5.ロシアと日本の相違点
ロシアとは異なり、日本は西欧型の改革を導入して国家を近代化することに
成功し、しかもそれをかなり効率的に行った。それでは、ロシアと日本の
決定的な相違は何だったのだろうか。まず一般的な相違点を挙げよう。
ロシアは巨大な大陸国家で、西欧の発展とは密接なコンタクトがあり、
ヨーロッパ文化の形成に参与してきた。これに対して、日本は島国で、
こうしたコンタクトから用心深く隔離されてきた。ロシアが民族的にも
社会層としても非同質性を特徴とするのに対して、日本は極めて同質的
(homogeneous)である。 このような一般的特徴に加えて、最も注目すべき
相違は、明治維新後に導入された変化が王政復古した天皇制の支配階層に
よって支持されていたことである。さらに、明治政府による諸々の変革は、
日本を軍事的・技術的に優越する西欧諸国から守ろうと考えた(十分な
教育のある)下級武士たちに支持されていた。
ロシアとは異なって、日本の若き学究たちの多数派は既存の秩序に異議を 唱えなかった。むしろ法学教授たちは、新しいシステムの基礎をなす 天皇制の理論的基礎を強化することに貢献した。彼らは、日本的伝統と 西欧法思想を互いに適合させ結合することにも成功した。法的モデルや 諸制度の変容は、極めて古い伝統を基礎として行われた。したがって、 現実の日本における法は、西欧化されてはいるが、しかし西欧法そのもの ではない。実定法の根底に存する規範的サブシステムとして伝統的諸価値 を維持するというアプローチは、ロシアのみならず他のヨーロッパ諸国 にも見られない。
それゆえ日本における西欧化を成功させた理由として、 ・ 19 世紀中葉の日本が置かれた歴史的状況のゆえに、西欧型モデルの導入は 不可避だった。 ・ 日本には外国文化の摂取に関する非常に長い伝統があり、外国法の受容は 伝統的サブシステムの維持によって、より容易に実現した。 ・ 特に明治期を通じて、日本社会の構造は非常にピラミッド型だったので、 迅速で効率的な動員が可能だった。 ・ 西欧世界もまた、日本を「タブラ・ラーサ」や実験場とみなさなかった。
筆者の見解では、ロシアと日本の主たる相違は、日本社会が迅速かつ効率的に 動員可能な社会だという点に存する。日本では、西欧化は支配階層と一般大衆 との乖離を帰結しなかった。それどころか、極めて同質的な日本社会は、外国 の経験を受容し活用する長い伝統を基礎として、西欧型モデルを日本的生活に 取り込むことに成功した。これに対して、極めて非同質的なロシア社会は、 内なる断絶を克服できなかった。すなわち、西欧化のような根底的変容にとって 決め手となるのは、社会的気質だと思われる。外部の観察者は、しばしば社会的 気質の理解が困難なので、神秘化に逃避しがちである。西欧による誤った理解や 神秘化の対象になるという経験は、ロシアも日本もともに間違いなく共有して きた経験である。西欧による神秘化は、ロシアと日本に共通するもう一つの 類似性であって、今後とも両者はこの類似性を共有し続けることだろう。
667 :
世界@名無史さん :2006/07/20(木) 13:13:35 0
悪魔の子
6月66日?
670 :
世界@名無史さん :2006/07/20(木) 14:27:45 0
6月66日?
>>652 >平家物語の冒頭を話して聞かせたところ、「自分の知ってる日本語の音ではない」
これはまた、気のきいた選択をなさいましたね。
ただ、「祇園精舎」などの佛教系の単語や「如し」というのは、日常会話では
まず使用されないので、余計聞きなれなかったのであろうと思われます。
>>657 本地垂迹説中心の佛神習合国家(17世紀以降分離傾向出現)でしたね。
武士と騎士の関係についてですが、近年では武士にも代々仕える家人型とは
別に、契約社員の様な家礼型が中世には存在しており、後者の方が多数派で
あったと言われています。代々仕えて忠義を尽くす武士像というものは、近
世に作り出され、強調されたものでしょう。
鎌倉時代には、朝廷や院に出仕しながら御家人として幕府にも仕え、両者に
奉公していた武士も少なくなかったのですが。
生まれながらにして従う存在とした方が、近世権力には都合が良かった。
>鎌倉時代には、朝廷や院に出仕しながら御家人として幕府にも仕え、両者に >奉公していた武士も少なくなかったのですが。 ならもう、日本とヨーロッパの封建制の違いなんてほとんどないじゃんw 普通、一番強調されるのがヨーロッパの場合、オマージュが複数の封主に 捧げられ得るけど日本では...という所なんだし。
一向一揆の基本理念になった「仏法領」は、封建社会に適応した存在形態で、 そのイメージは封建領主の所領支配の形を映したもの。 これは中世ヨーロッパで起こった「神の平和」運動と共通するところが あるのでは?
674 :
世界@名無史さん :2006/07/20(木) 23:01:06 0
マルクス『資本論』 「日本は、その土地所有の純封建的な組織とその発達した小農民経営とをもって、 たいていは市民的偏見にとらわれているわれわれのすべての歴史書よりも はるかに忠実なヨーロッパ中世の姿を示している。中世の犠牲において、 『自由主義的』であるということは、あまりにも都合の良すぎることである」
>>672 >オマージュが複数の封主に捧げられ
複数の封主に捧げられたことは有名だが、禁止令があちこちで
でていることは余り知られていない。
『中世ヨーロッパの身分制議会』(A・R・マイヤーズ、刀水書房)より引用 それまでヨーロッパでは、さまざまな団体が階層をなす形で国を構成しており、 その国を国王が統治するとされてきたが、フランス革命は、そんな考え方を 吹き飛ばしてしまったのである。どの団体にも、昔からあった習慣や国王との あいだで結ばれた新たな契約を根拠に、さまざまな特権が認められていたが、 そんな団体の中でも規模が大きく、かつ構成員の資格が明確に規定されていた のが「身分」であった。ふつう身分は、三つあるとされていた(後述するように、 四つあった国もある)。
677 :
676 :2006/07/21(金) 00:37:23 0
いちばん重要な身分は、聖職者であった。(中略)つぎに重要な身分とされたのは、 貴族であった。(中略)最下位の身分は都市民であった。都市民は、さらに商人組合、 職人組合、学者は弁護士や公証人の団体、医師や薬剤師の団体などに属していた。 スエーデンや東フリースラント地方(現在はドイツ領)では、農民が身分として 認められていたが、しかし農民とはいっても、それは影響力のある富裕な農民に 限られており、あくまでも別個の身分として、特権を認めるのに値すると 考えられていた者に限定されていた。
678 :
676 :2006/07/21(金) 00:41:48 0
こうした身分や団体は、13世紀から14世紀のヨーロッパにだけ登場してきた 現象であって、ドイツの歴史家は当時の国家を「身分制国家」と呼んでいる。 ↑ヨーロッパの身分や団体と、日本の身分や団体の違いはどこにあるの?
>>675 ただ、禁止令というのは政権の志向を表してはいても、出されている時点で
現実には統制しきれないほど広がっていた事を表しているのではないかと。
君主としては、洋の東西を問わず一本化したがったでしょうが。
いえ、欧州史には詳しくないので僭越ですが、日本の(史料が豊富な)近世
の例を見ていると、法令と実態(含お目こぼし)の間に溝があったので。
>>678 職業別の排他的特権を保持する同業者組合というのなら、
室町時代の日本でも「座」という名称でソックリのものがある。
日本に限らず他の国にも似たようなものはあったはずだよ。
公家・武家・土民(僧侶は出家した者だから身分として別枠)という
士農工商の原型になる身分の大まかな分類も室町時代にはなんとなく存在した。
唯一の違いは、それぞれの身分代表が集まる
身分制議会のようなものが欠けていたということだけ。
まあ、ぶっちゃけ、世界中で中世ヨーロッパにだけ固有の社会組織なんて
ローマコンプレックスというか地中海コンプレックスの
ドイツ人の妄想の中にしか存在しないと言っていいんだろうな。
ローマ法に対するゲルマン法やら、ギリシアやローマの民会や元老院に対する
ゲルマンの部族民民主集会なんてものも、
本当にギリシアローマに対立するようなものとして存在したのかどうか怪しい。
681 :
世界@名無史さん :2006/07/21(金) 03:53:21 0
>>678 不勉強なのでまったくの想像で言うけど、日本の「座」の場合、
それがその座に属する人間の身分証の役割を果たしていたか、少々疑問。
欧州の場合は、ある団体に属していることがその人の社会的評価や地位まで
規定していたということでしょ(現在の欧米でもこの傾向はある)。
日本における同業者組合はそこまで構成員の社会的な存在まで規定するもの
ではなかったのでは。
>>680 中国の「行」(商人の同業組合)や、作(手工業者の同業組合)もそうかな?
行の運営は選ばれた役員があたっていた。
『日本/権力構造の謎』(カレル・ヴァン・ウォルフレン、ハヤカワ文庫) 中国から数多く輸入された宗教や哲学の日本版のうち、特に禅が忍従の論理を さらに強化した。禅は、道徳とまったく無関係で、人生への反主知主義的な アプローチを理想化し、より優れた認識の世界に到達できるものとされている。 徳川の権力者は気づいていなかったかもしれないが、武士で禅僧の鈴木正三 (1579〜1655)が、後に徳川のイデオロギーとなるものの最初の宣伝活動をした 主要人物だった。彼は一連の禅寺で、また下級武士の私的な助言役としてある 考えを広めた。それは物事の判断に自己の知力を使うのはすべての邪悪の源であり、 より具体的には、政府転覆につながる邪心の源であるというものだ。
>欧州の場合は、ある団体に属していることがその人の社会的評価や地位まで >規定していたということでしょ(現在の欧米でもこの傾向はある)。 カースト制度が思い浮かんだ。 インドと欧州はやはり何か繋がりがあるんだろうな。
>>684 同じインド・ヨーロッパ語族だからでは?
古代ギリシアでもフラトリア(兄弟団、胞族)があった。
イランにも階級があるらしい。
686 :
世界@名無史さん :2006/07/21(金) 19:17:34 0
欧米じゃ日本史入門はいまだにルース・ベネディクトだったりするらしい。 その上、ベネディクトより認識が後退している例もあるとか…。
>>683 >禅は、道徳とまったく無関係で
「無縁の慈悲」の事かもしれませんが、やはり説明不足です。
どうもあちらの宗教関係の(門外漢の)著作を見ていると、偏見が多い。
白居易が佛教とは何かと聞いたのも、禅僧だったでしょうに。
>鈴木正三
一次史料をお読みになられたのでしょうか。一部だけ切り取った(それはこ
のコピペもそうですが)様な評価です。
それぞれの職分を全うしていればというのは、確かに支配者側にとっては都
合が良かったかもしれませんが、各自の職能を認め、その道を精進していれ
ばというのは近世の家訓などに共通して見られる姿勢であり、それが日本と
いう国の勤労精神を発達させた功績は否定出来ません。
どの道も皆共通の価値を持っているというのは、全階層の価値を認めた姿勢
でもあり、これは正三以前から禅宗に見られた思想ですが、正三は各道=各
職業をそのまま行う事がそのまま「禅」になると考えてそれを奨励したので
あり(禅=日々の営みとは渡宋直後に道元が言われた事)、それを広めた事
は、人々の誇りを指摘しただろうと思います。
この場合、階層の分というよりは、社会が急速に発展していく中で、職業を
替える様な浮ついた行動を指して批判した様にも見られる。
仮に階層内の事であったとしても、ようやく世が治まった時代であった事を
考えればそれが適切であり、「自由」を考えるべき時代でも無かった筈。
(しかし、欧米人はすぐ「邪悪」という表現を使いたがりますね)
こうも否定的な表現ばかりでは、評価を誤るのでは。
ところで、コメントなしで一部だけ貼り付けるのはどうでしょう。
せめて自分なりの意見も添えられては。
689 :
世界@名無史さん :2006/07/21(金) 20:52:28 0 BE:655735695-
中国人ですが,日本の特に近代史に歴史的に重要な転換点のとき 非常に優秀な人材が出現する気がする.非常に運がいい気がする. アジアでは珍しく植民地にもならずに済んだし,
690 :
683 :2006/07/21(金) 21:14:32 0
>>688 鈴木正三の思想は、よくカルヴィニズムと比較されたりしますが、
欧米人には「徳川のイデオロギー」としか映らないというのが少し
ショックでした。
それと、欧米人が日本の宗教について言及するとき取り上げられるのは
もっぱら神道と禅宗で、浄土宗・浄土真宗・真言宗・時宗などは完全に
無視されている場合が多い。
これでは日本に対する認識が歪んでしまうのはいたしかたないかと。
691 :
世界@名無史さん :2006/07/21(金) 21:14:42 0
>>689 教育システムが理由ではないでしょうか。
明治維新を支えたのは下級武士出身者たちですが、
彼らの受けた教育に着目した英語の論文を昔読んだ覚えがあります。
(詳しい内容は忘れましたが)
こうした階層は20世紀前半まで人材の供給源であったように思われます。
明治以降戦前まで各界で活躍した人物の出自を見ても、士族か
裕福な商人・豪農の次男坊、三男坊というケースが多いですね。
692 :
世界@名無史さん :2006/07/21(金) 21:23:50 0
693 :
691 :2006/07/21(金) 21:31:37 0
中国との違いは何なんだろう。 中国にも士大夫層がいたわけで、李鴻章とか康有為とか宋教仁とか おもしろい人材は結構出ている。 こうした階層内での流動性が問題なのかな?
>>689 >>691-693 ロシア史を勉強していると、ときどき改革が起こり、国際的な関心を
集め、喝采を浴びた後、成果を生み出すことなく、かなりの程度逆戻り
するということが繰り返されてきましたが、これは巨大で強力な中央集権的
機構というものが非常に変えにくいものであることから来ているように
思えます。
あるいは、中国にも同種の問題が存在するのかもしれません。
>>686 >ベネディクトより認識が後退している
長い間、ヨーロッパの特殊性を説明するのに、人種というカテゴリーが
用いられてきたが、現在ではそれに変わって文化の違いという概念が
用いられている。
>>690 >もっぱら神道と禅宗で、浄土宗・浄土真宗・真言宗・時宗などは完全に
「神道」と「神祇信仰」の違いと、「権門体制論」すら知られていないという事ですか・・・。
近世までは浄土衆や一向衆・時衆で真言宗や華厳宗とは区別されていた(宗門扱いされ
ていなかった)事も知らずに語られても面食らいますね。禅は知名度で取り上げるだけ。
>中国
朝鮮もそうですが、中央集権化が進みすぎて異端者が出るほど多様性がなかったせい
・・・というと、単純すぎますか。
連投失礼。異端者というのは、日常においてはそう呼ばれるものであって、 異常事態においては正当と成り得る存在(予備軍)の事です。 ガチガチの原理主義では、これが生じにくい。 それと、早速意見を述べて下さった690氏に感謝を。
>>688 >>690 欧米人が日本仏教を考察する時に浄土系宗門が悉く無かったものとして
等閑視どころか存在自体を完全無視されるというのは明らかなことだからね。
中世以来の特に一般在家における仏教思想を考える上では絶対不可欠なのに。
おそらくキリスト教徒から見ると、キリスト教の新約聖書のごく一部だけを
劣化コピーさせたような低質な教義にしか見えず興味をひかないんだろうな。
学問研究においても、仏門に入ろうかと考える日本文化愛好家のレベルでも、
浄土教に関心を持つ欧米人は本当に皆無と言っていい。見たことが無いよ。
>>693 意外にも人材選抜法が公平・平等だったことが大きな問題だったんだよ。
日本の場合武家の「不平等」な家柄主義が統一された試験官僚制の採用を阻止した結果、
多様性のある知性と人材が生まれたというところがある。
近世の時期にはこれは世界のあちこちで見られたことで、
西欧よりずっと柔軟で平等性が高く合理的な人材登用を行ったオスマン帝国が
なぜか西欧列強に長期国力戦でボロボロに敗れてしまったなんて例もある。
>>652 欧米人には日本よりも中国を高く評価する人が多いね。
中国の個々人は、社会よりも自己の道徳的判断を優先させよと教える儒教の
伝統に頼れる、孔子は皇帝への絶対忠誠を拒み、「道」つまり原理への忠誠を
選び、その結果生命を捧げて道を守った殉教者の高貴な一団が生まれた、この
伝統が中国人に統治者の正当性について考えてみるというひとつの自由を許した、
などなど。
日本が他のアジアの国々より比較的容易に近代工業世界への仲間入りができた
理由も、日本には超越的信念に基づく強固な戒律がまったく欠如し、物質面での
変化に対処するのに必要となる精神面の変化を妨げるものがなかったからである、
あっさり片付けられたりする。
彼らは「中国人=理念重視=高級」、「日本人=無節操=低級」という
イメージを持っているんだろう。
>>698 >浄土教
『異文化から見た日本宗教の世界』所収「現世主義的日本人を疑う」はどうです。
ロイヤル・タイラー氏の論考ですが、特に104頁の「現世に十分に満足してい
る場合に〜」以降は面白いと思いました(断章取義になりそうですが)。
行き詰って久しい感のある「浄土教」研究ですが、どうも理想視し過ぎて来世志
向の者>現世志向の者と扱う傾向が(未だに)ありますからね。
日本人の本当の信仰は、仏教でも神道でも、それが融合したものでもありません。 もちろん、言霊でもありません。 何かと言えば、それは「日本はダメだ!」「今のままじゃ日本はダメになる!」という信仰ですw
>>701 このスレ的には、どこかの外国人がそんなこと言ってたってわけ?
「『日本文化』といわれるものは、インド、中国、あるいは西洋諸国から伝播 したもので日本に固有の文化はない。あるのはアニムズムだけだ」 ってのもよくあるステレオタイプだな。
ttp://society.2ch.net/test/read.cgi/kokusai/1057555587/ 2001年9月9日、サンデイタイムズ マガジン(The Sunday Times magazine)は
"狂った日本(Mad in Japan)"と題したA.A.Gill氏の記事を掲載しました。
(中略)
宗教は日本の社会が不具な理由の一つである。過去には神道があった、そして今日、
宗教を車に例えるならば、神道は手押し車のようなものだ。それはアニミズム、
つまり先祖崇拝、精霊、霊魂、木や石の霊への信仰である。
それは最も初歩的な理論に欠ける。神道は天皇を太陽の神と見立てた。日本の
宗教は、この神道に間違った仏教を接ぎ木した。ダライラマの幸福な仏教では
なく、中国経由の禅仏教である。それは生気のない美意識であり、誰もその
意味する事が理解できない。さらに日本人は儒教をその上に足した。
悪い哲学などと言うものはない、あるレベル以下は、哲学にはなり得ないと
言われている。儒教はその言葉を証明している。
不愉快極まりなく、低級である。儒教・道教は全てを許し、責務を免れる侍用の
信仰である。近代の日本人は神道教徒として生まれ、キリスト教で結婚し、
仏教徒として埋められ、マツダで働く。
結果として、彼らは全てを信じ、また信じない。日本の宗教の中には安らぎも、
救済も、贖罪、希望も、励ましも、そして最も重要なのは個性概念がないことで、
このため日本人は大衆心理に走る。自己を明確に見詰める日本人は自己の存在を
不定する。その心理は静的で、悲惨な法人としての責任と子としての義務
そのものである。日本ほど信仰的選択が限られ空しい国は無い。
このような信仰概念は刈り込まれ、根っこをぎりぎり巻きにされた松の木の
ように日本の成長を妨げている。
>>704 日本に宗教があるのか、ないのかはっきりしろ。
>>704 サンな釣りに日本人が引っかかるとでもクマー
707 :
世界@名無史さん :2006/07/22(土) 02:58:55 0
いやいや、今の日本人ならそれが釣りである事も分からずしょんぼりするw
必ずしも信仰する対象を必要としなくても ぎりぎりの境目のところで真剣に生きるというか、 いることそのものが宗教の根っこだとは思わないんだろうか。 そういう意味では禅ほど先鋭的でパンクな宗教もないと思うけどなあ。 このへんがそもそも彼らの言う日本人チックな宗教音痴なのかなあ。
709 :
世界@名無史さん :2006/07/22(土) 03:25:26 0
つまりはぎりぎり境目とか真剣に生きるとかいう事態がないんだろう。 現代日本人にはなかなかさ。
なぜ日本にはカルトが多いかを研究した外人っている? 現代の新興宗教で。
カルトが多いのは現代の日本に限った事じゃないよ。
712 :
世界@名無史さん :2006/07/22(土) 06:41:11 0
日本人の信仰について考えるとき、欧米人の信仰についても考える必要が あるのだと思うが、僕には彼らのいう「信仰」なるものの内実がはっきりしない。 誰か解説してくれ〜
スティーヴン・ハウ『帝国』(岩波書店) 今、歴史家として、次のように問いかけてみてもよいだろう。「ともあれ、 ヨーロッパについて何が特殊であったのか」 「東洋」と「西洋」、ヨーロッパと非ヨーロッパとの間には、基本的で絶対的な 違いがあるということが、世界史の決まり文句のひとつになっている(中略) 現在の有力な研究方法は、ヨーロッパがユニークであること、とくに、資本主義の 唯一の誕生の地だったことを前提にして出発し、そのことを説明しようとする ことである。(中略)この図柄はなお有力だとはいえ、一連の、その場しのぎの 修正を余儀なくされてきた。まず、日本の勃興をその構図に組み入れなければ ならなかった。そこで、日本はアジアでは唯一、ヨーロッパ型の封建制度の 伝統をもっていたからとか、「ブルジョワ革命」が成功したからとか、企業精神 の文化があったからとか、植民地支配を受けなかったからとか、という説明が なされてきた。ところが、東アジアの国が次々と経済的に離陸するようになると、 もとの議論を維持するのがだんだんむずかしくなった。例外が多すぎれば、その 法則は否定される。
714 :
713 :2006/07/22(土) 08:27:48 0
そこで、次のように論じる人もいる。もっと長い視野で歴史をみなければ いけない。そうすれば、ヨーロッパ経済のダイナミズムとアジア経済の 停滞を決定づけたとされる相違なるものは、そもそも存在しないか、 もしくは、説明すると称しているものを説明できていないかのいずれかで あることが見えてくる。ヨーロッパが独自の合理性、企業精神、個人主義、 労働や財産に対する姿勢を発展させたというのも事実ではない、もしくは、 東洋と西洋との本質的な分岐を生むほどのものではなかった。たとえば 複式簿記のように、見なれたものだが、資本主義の出現にとって決定的で あり、西欧に固有のものと思われていたが、じつは中世のインド、中国、 エジプトにも非常によく似通ったものがすでにあった。全地球規模で勝利 するか敗北するかは、これまで考えられてきた以上に、偶発的だったに 違いないのである。
715 :
713 :2006/07/22(土) 08:35:57 0
※これはおそらく、《アジア修正主義者》とか《カリフォルニア学派》 と呼ばれる学者たちの主張のことを指しているのだと思われ。 (ケネス・ポメランツ、ビン・ウォン、ジェイムズ・リー、キャメロン・ キャンベル、ワン・フェン、アンドレ・グンダー・フランク、ジョン・ ホブソンなど)。
>>707 >今の日本人ならそれが釣りである事も分からず
それが問題ですね。近世には既にいい加減な信仰態度が見られましたが、パ
ロディの一方で真面目な祈願もあった。
明治に無理矢理国家神道に一本化しようとして、それも否定されて訳が分か
らなくなった(代替する存在を見失ったまま)という気もします。
要するに、それもこれも明治政府が悪(ry
しかし、本当に「神道と禅」だけですね。先入観で書いている。
>安らぎも、救済も、贖罪、希望も、励ましも、そして最も重要なのは個性概念がない
逆に言えば、これはサンの記者と読者(キリスト教徒)が、自分たちの信仰には
それがあり、故に価値があると見做しているという事でしょうね。
ただ、そもそもここに挙げられた価値観が無条件で首肯すべきものなのか否か、
日本の信仰では代わりに何が言われて来たのか(何も無いと言っている様です
が)、それが本当に正しいのかという問いかけが欠けている。
先代や当代のローマ教皇もそうですが、どうもキリスト教徒は聞きかじりの知
識で佛教を「虚無主義」と捉える傾向が強いらしく、この場合も禅を虚無主義
「神道」を無教義として「救済なき教え」と見做している様です。
そもそも、(上位者による)救済が無いといけないとするのもどうかと思いま
すが、自文化を上位においた偏見なしでは書けない記事でしょう。
ただ、実はあまり伝統のない「アニミズム系神道」を古代からの伝統として説
明して来た(来ている)日本の宗教界(特に神社)にも問題はあります。
でも、2ちゃんの嫌韓厨・嫌中厨が隣国に対して似たような事を書けば一笑 に附す人達も、日本に対して西欧人が同様の事を書けば真剣に議論するって のもどうなのよ? いくつかの単語入れ替えれば、そのまま嫌韓厨やらなんやらの発言と同レベ ルにしか読めんのだけど。
>>717 まあ、日本人も「一神教徒は非寛容」「ナチズムにはキリスト教の影響がある」
なんてデタラメなことを書き散らしている御仁がイパーイいるからな。
>>716 戦後に代替物として注入されたのがあえリカ式の自由と民主主義、人権といったイデオロギーでしょう。
>>713 >ヨーロッパについて何が特殊であったのか
漏れは中世に聖俗の分離が起こったことと、古代ギリシアの文献から学んだ
「自由」だと思うけど、どうよ?
11〜12世紀以前のヨーロッパは、他の血縁的・部族制社会と共通する普遍的な
世界だったようにみえる。
>>719 明治以降の日本は、外見上は西洋化されたが、内部ではずっと日本古来の人間関係、
あるいはそれが変形した形を保ってきたので、リビジョニズム(日本異質論)も
そこから出てきたものだろう。
アメリカの場合、大統領候補討論会を見れば分かるように、選挙のプロセスは
ガラス張り。日本の総理大臣の場合、企業から不正資金を受けた実力者が一般
には一般にはまったく不明の基準や理由で次の総理を決めたりしていた。
企業の株主総会も同様に、モノ言わぬ株主のおかげで茶番劇と化していた。
>>717 嫌韓厨⇒言うだけ時間の無駄
サンの記者など⇒言う機会が無い
どちらも本人に向けている訳ではありません。
好きな事を書き散らしてだべっているだけです(私の場合は)。
>>719 >アメリカ式の自由と民主主義、人権といったイデオロギー
それも今ひとつ定着していない気がしますね。
市民としての義務と権利という意識が希薄な気が。日本の歴史に「市民は見
えないが、中国や朝鮮と比較して市民的存在は見られ、この事が近代化にあ
たって+に働いた」云々の事は既に言い古されていますが、欧米のものと同
じ「市民」として主体的に権利に向かう意識は今も薄い。
別に、無くてもいいと思いますが。
日本だけではネタが尽きてしまいそうだから、 中国・インド・イスラーム圏・アフリカなども語ろうか。 【東方見聞録】【三大陸周遊記】【中国訪問使節日記】
723 :
世界@名無史さん :2006/07/23(日) 11:35:15 0
今回の昭和天皇のメモをめぐる騒動を見ていて思ったんだが、 中国人や韓国人は、“日本人は天皇の意向には何でも従う”と でも思っているのか?
<,,`∀´,,><シーッ!723、声が大きいニダ
皇道派の俺が100年ぶりにひのき舞台に立つ時が来たな
>>640 >日本人自体が凶暴で野蛮な民族と思い込んで怖がっていたりする
ロバート・ケーガンが、ヨーロッパの風刺漫画では、極端な場合、アメリカは
「死の文化」として描かれる。全員が銃を持ち、死刑が執行されている暴力的な
社会なのだから、好戦的なのも当然だとされる、と書いていた。
729 :
世界@名無史さん :2006/07/23(日) 21:41:57 0
>>680 >ゲルマンの部族民民主集会
ヘーゲルは世界史を四段階(東洋的世界・ギリシア的世界・ローマ的世界・
ゲルマン的世界)に分け、ギリシア人はローマ人と同様、特定の人間が自由で
あることを知っていただけで、人間そのものが自由であることは知らなかった…
ゲルマン国家の受け入れたキリスト教においてはじめて、人間そのものが自由
であり、精神の自由こそが人間の最も固有の本性をなすことが意識された、
と主張している。
730 :
世界@名無史さん :2006/07/23(日) 21:59:23 0
>>720 > アメリカの場合、大統領候補討論会を見れば分かるように、選挙のプロセスは
> ガラス張り。日本の総理大臣の場合、企業から不正資金を受けた実力者が一般
> には一般にはまったく不明の基準や理由で次の総理を決めたりしていた。
いや、この点はアメリカの方が世界の例外のように思うのだが。
「ヨーロッパ的概念は中国のような国では全く使いものになりません…… 中国人を民主主義の概念によって救うことは、あまり期待できないと思われます。 彼らは何百年も上から下される儒教的伝統の中で育ってきています。これは 周恩来やケ小平において支配的な観念になっており、天安門事件での大量虐殺 の歴史的背景になっています。……日本も民主主義ではありません。外見上は 民主主義に見えていますし、日本人自身は民主主義だと信じています。彼らの 信心深いこの信仰を壊すべきではないかも知れませんが、日本は民主国家には なりません」 by ヘルムート・シュミット
「徳川女刑罰絵巻〜牛裂きの刑」って昔のオムニバス映画、なぜかフランスでは大人気。 日本では諸般の事情でソフト化されてないのに、向こうでは正規のDVDが出てたりする。
『日本/権力構造の謎』(カレル・ヴァン・ウォルフレン、ハヤカワ文庫) 中国の歴史を画した革命や王座強奪は、天からの命令だとしてつねに正当化 された。多数の一般大衆も、政治的、経済的な方便を超越する道徳的秩序の 概念を拠りどころとした。彼らは少なくとも原理として、権力者の独断専行 から自由になるために、この概念に訴えたのだった。 中国人がいかに理念的な原理に重きを置き、イデオロギーに力を与えてきたかは、 彼らが最近何十年かに体験した「大躍進」と「文化大革命」という社会変革に よく表れている。それらは世界歴史上、最大級の恐るべき事件として数えられる ものであるが、ともに社会の上位に位置するとされる歴史的“真理”に訴えて 正当化されたのであった。 ↑欧米人は大躍進や文化大革命を、フランス革命とそれに伴った恐怖政治と 同じように捉えているのかな。中国の易姓革命と西欧の革命は似て非なるもの だと思うんだけど。
>733
そこで「キル・ビル」の東宝映画「修羅雪姫」ですよ。
ハリウッドが、いかに日本文化に汚せnもとい影響されてきたかわかる。
70年代熱血アニメの再現シーンは素晴らしかった。
>>734 >彼らは少なくとも原理として、権力者の独断専行
から自由になるために、この概念に訴えたのだった。
絶対違うw
中国の「天」って権力者の正当化の為だけにしかもちいられてないきがす 庶民に天って根付いていたのか疑問。 庶民にとっちゃ天より道教でしょ。
結局日本や中国について核心を突くような言論が、 西欧人から出てきたことはないんですかね?
>>737 中国についてはよく知らないけど、日本に関してはイギリスの知識人が
いちばんまともな見方をしているように思える。
これはイギリス人の経験論的なものの考え方と関係があると思われ。
何だかんだいって日本を一番知ってるのはアメリカじゃないですか。 フランスやドイツあたりだとそもそも日本についてあまり関心ないらしいですから。
『日本/権力構造の謎』(カレル・ヴァン・ウォルフレン、ハヤカワ文庫) 日本の歴史をふりかえって見ると、支配権の所在の不明確さを補うため次々と 対策が導入されたのが認められる…日本史初期の氏族の族長は、守護神の元来の 親族であるから徳が本来備わっているとして、支配権を主張した。族長はさらに、 氏族の寺や塚をつくり年代記を書いて権利を強調した。日本で最初の政治権力を 正当化するこのような試みが、うまくいったかどうかは明らかでない。415年に 允恭天皇が出した勅令により、氏族の族長や世襲の称号を持つものは、熱湯に 手を入れて彼らの主張する地位が正当なものか神の裁断を仰がなければならない とされた。
武家の台頭と内乱の時代については、多言を要しないだろう。未解決のままの 正統性が新たに問題になる時には、武力が前面に出る傾向がある。こうして、 日本は、さかのぼれるかぎりの歴史の半分以上の期間、なんらかの形の武家支配を 経験することになったわけである。外国からの脅威がほとんどなかったことを 思えば、ますます驚くべきことであった。 日本の支配者は、しばしば、政治的主張の後押しに大規模な武力を誇示できたし、 その必要もあった。豊臣秀吉は小田原城を包囲するのに、15万人の兵士を召集した。 この数は、カール5世(神聖ローマ皇帝、在位1519〜56年)がヨーロッパの大半を 支配するのに要した軍隊と守備軍を合わせた人数より多い。 ↑神明裁判や軍事貴族による支配、武力による威嚇なんて世界のあちこちに 見られる現象だろうに、なぜか特殊日本的な支配のあり方とされてしまっている。
742 :
世界@名無史さん :2006/07/25(火) 08:50:09 0
西洋人が見たアフリカの歴史 「歴史というものは本質的にある目的に向かって進む運動なのである。 おそらく将来、アフリカにも何らかの歴史が出現するだろう。しかしながら 今日、アフリカに歴史はない。強いてあげるならばアフリカにはヨーロッパ人の 歴史のみが存在しているのである」
743 :
世界@名無史さん :2006/07/25(火) 11:52:54 0
日本は全体主義の国だと依然として思われている イラク人質の三人が官民あげて袋叩きになったとき アメリカのマスコミですら、日本はまだ民主主義の成熟がなく民度が低いと記事にして 人質の三人を弁護した
>>743 あれはリベラル派のマスコミが故意にそう書きたてたんだよ。
アメリカのリベラル派は昔から日本に対する不信感や偏見が
強いことで有名。
745 :
世界@名無史さん :2006/07/25(火) 12:46:36 0
いや、海外メディアの殆どは人質がかわいそうという内容だぞ
>>745 別に欧米人からどう思われてようがいいじゃん。
所詮、欧米人は有色人種を自分たちと同質の仲間と認める
ことなんてないんだから。
こういうことは日本側の努力で変えられるものではないよ。
747 :
世界@名無史さん :2006/07/25(火) 13:01:43 0
>>743-745 1.結局国としては助けたんだからいいじゃん。
2.あそこまで思想傾向が露骨な人がたたかれる、というか議論を呼ぶのは、
(それがどのような思想であれ)当然じゃないの。
人質の側でも、むしろそういう議論を受けて立つべきでしょう。
以前日本でヘアヌード論争が起きたとき、アメリカ人のジャーナリストが、 「ささいなことで規則を振り回す国に生まれて、大変お気の毒です。 西洋では、古代ギリシア以来、人間の身体のどの部分も美しいとするのが 伝統です」 とからかっていた。 でも西洋でも中世には裸体画は(アダムとイブなどの特殊な例を除いて) タブーだったし、近代になっても裸体画は何でも許されていたわけではなく、 ギリシャ・ローマ神話の女神や、古典古代の歴史に題材をとった場合 のみだった。(マネの『オランピア』が轟々たる非難にさらされたのが その一例)
749 :
世界@名無史さん :2006/07/25(火) 13:21:28 0
アメリカは今でもアダルトと非アダルトは厳然として区別されている。 規制はないけど、行くところに行かないとお目にかかれない。 米国amazonにアダルトがないのが典型例。 規制する代わりにコンビニでもエロ本が手に入る日本と、 表だって規制しない代わりに一般書店ではエロ本を買えないアメリカ、 単なるアプローチの違いでしょう。
「西洋人が見た西洋の歴史」って話になっちゃうけど… 1992年に、民主政の2500周年を祝う行事が欧米の各地で催された。 前508年のクレステネスの改革から数えてちょうど2500年、というわけ。 欧米人はなぜか「古代ギリシア以来〜」と言いたがる。古代ギリシアの 直接民主政と近代ヨーロッパの代表制民主主義とは異なっているし、 フランス革命まで長い断絶があったことは忘れ去られている。
×クレステネス→○クレイステネス
752 :
世界@名無史さん :2006/07/25(火) 14:53:09 0
ttp://www.asahi-net.or.jp/~pb6m-ogr/ans038.htm さらに、「日本では、歴史的にも、法が権力者自身の行動を規制する役目を
果たしたことがまったくない」(102ページ)とも指摘しています。
あきらめの心理の原因となっているもう一つの要因が「和」の精神といえます。
聖徳太子が十七条憲法で「和」を強調して以来、日本人は政治的に厳しく抑圧
されてきたため、「和」を装うしか道がなかったというのがウォルフレン氏の
見方で、「現在でも日本の社会では真の対立はすぐに表面下に押し込められる
ので、対立が対立として適切に処理されない」(259ページ)という傾向がある
ようです。
その結果として、日本人の生活は、ハンガリー、ポーランド、チェコなどの
東欧諸国がかつて経験したのに比べても、はるかに強く、特定の政治的
イデオロギーに支配されている(政治化されている)と、これら東欧諸国出身
の人々は語っているそうです(298ページ)。
また、日本では民衆の力によって、政治が変わったという経験もないようです。
明治維新は武士階級の一部がリードしましたし、戦後の民主主義も米国の指導の
下に導入されたもので、民衆が勝ち取ったものではないためです。
日本の政治のリアリティに最も深い関心を寄せた研究者で、偉大な歴史家であった
E.H.ノーマン氏は次のように述べているそうです。
「日本の遅咲きの封建主義の過酷な抑圧は、現代の日本に精神的かつ社会的な
深い傷痕を残しており、その一見平穏かつ整然たる外観の内側、底知れぬ暗部に、
暴力と、病的興奮(ヒステイアリア)と、獣性が鬱積している」(Origins of
the Modern Japanese, Random House、 1975)
自由民権運動家が泣いてるぞ!
754 :
世界@名無史さん :2006/07/25(火) 15:04:17 0
1600年間、日本を「和の精神」が支配していた、というのは どこかの国に「そういうことなんだよ」と教えてやりたいね。
755 :
世界@名無史さん :2006/07/25(火) 15:17:55 0
カレル・ヴァン・ウォルフレン『世界が日本を認める日』(PHP研究所) 近代になるまで、中国は日本を、中国皇帝に敬意を払うべき属国とみなしていた。 これは貢ぎ物を携えた日本の使節が中国の都にたびたび派遣されたことに象徴的に 示されていた。 中国の権力保持者たちは、ベトナムや朝鮮やビルマについても同様の見方をしていた。 中国が世界の真ん中に位置する文明の中心であり、敬意を払われる国であると。 しかし彼らは、それらの属国が脅威にならないかぎり、それらの国に干渉はしなかった。 今日の中国の権力保持者の間に中華思想のメンタリティが残っているとしても、 われわれにはそれに対処するための簡単な経験則がある。「中国を脅かしたり せず、敬意を示せ」である。 モンゴル人が統治していた時代の中国が日本を侵略しようとしたことがあるのは、 もちろん私も知っている「神風」が中国の艦隊を破壊し、そのため失敗に終わった あの元寇である。 しかし、あれは中国の典型的な姿ではなかった。モンゴル人のフビライ・ハーンの 統治下で起きたことだった。
756 :
755 :2006/07/25(火) 15:21:48 0
(中略)その他にチベットの問題があることも、もちろん知っている。しかし チベットは、中国人が「われわれの国」の外にあるものとみなしていた 地域ではない。 今日の中国を批判する人々が中華思想について語るとき言外に匂わせている ように、歴史が参考になるとすれば、われわれは中国が世界帝国の建設に まったく関心を示さなかったことに気づいて感嘆すべきなのだ。 中国はコロンブスの100年以上も前に、またヨーロッパ人が帝国を求めて 世界を探検するようになる前に、その気になれば帝国を建設することが できていた。
757 :
755 :2006/07/25(火) 15:26:32 0
15世紀初めには、近代以前の歴史では最大規模の船団(船自体も木造船と しては史上最大のものだった)を擁しており、これらの船は鄭和提督の 指揮下でアジア全域に出かけ、オーストラリアやアフリカの海岸にまで 達していた。世界の海を支配したこの歴史的偉業の時代は、新皇帝の 即位と彼の側近たち謀略のために終わりを迎えた。(中略) もう一度言うが、中国の過去の権力者の間には、19世紀、20世紀のイギリス、 オランダ、フランス、日本、ロシアの海外活動の背後にあった情熱に 匹敵するような、植民地征服への大きな情熱は見受けられないのである。
758 :
世界@名無史さん :2006/07/25(火) 16:15:55 0
欧米人が日本のよき伝統「足入れ婚」の風習についての記述した本はありませんか?
現代朝鮮の歴史 世界のなかの朝鮮 世界歴史叢書
ttp://www.hanmoto.com/bd/ISBN4-7503-1794-2.html 本書は、ブルース・カミングスの著書Korea's Place in the Sun:
A Modern History (Norton, 1997)の翻訳である。・・・
「日の当たる場所に位置を占めた朝鮮」とでも訳すことができる、
原書の表題も変わっている。著者が序言で述べているように、著者から
この題名を聞いたシカゴ大学のボイヤー学部長は「ビスマルクみたいだね」
と言って笑ったという。ドイツ・オーストリア史の専門家だけに、小邦
分立状態を克服して統一ドイツ帝国をつくりあげ、やがて世界における
列強の一員となった近代ドイツの歴史が思わず脳裏に浮かんだのかも
知れない。カミングスはかつての「隠者の王国」から今や「太陽系」
としての「産業時代の世界」の一員となった朝鮮の歴史を書こうとした
のである。
760 :
世界@名無史さん :2006/07/26(水) 16:16:57 0
日本人は、人を殺すことを、動物を殺すことよりも重大には考えていない。そのため取るに足りない 理由からだけでなく、自分の刀の切れ味を試すためであれば人を殺してしまうのである。各自は自分の 屋敷でも人を殺すことがあり得るし、戦争が実に絶え間ないので、大部分の人々が刀で命を奪われて いるものと思われる。日本人は次のような非常に残酷な行為に及ぶ。すなわち、母親自らが子供を産む や否や「この子は養えない」とだけ言って、ごく当たり前のように首を踏みつけて殺してしまうのである。 それに自らの脇差を使って切腹し、自害する者も大勢いる・・・ この国民は世界中のあらゆる人種の中で、最も偽善的で上辺を取り繕う国民である。なぜなら、日本人は 幼い頃から本心を露わにしないことを学びそれを分別あることとし、それとは反対のことを愚行と考えて いるからである。そのため、軽々しく(本心を)さらけ出してしまう者たちは愚か者と見なされ、心が 一つしかない者と呼ばれて軽蔑されてしまう。その結果、親も子も共々、彼らの間では約束も親愛の徴も 信用できないので、互いに信じ合ったままでいることはない。そのためこの国民は、何か悪事を行なおう との決心を固めれば固めるほど、さらに多くの誉め言葉を利用する・・・ 以上のような事情と、また日本が大勢の領主と多くの王国の間で分割されているので、(日本では)戦争 や裏切りが絶え間なく生じ自領にあっても身の安全な領主はいない。それゆえ、日本は決して安定した状態 にはなく、むしろ車輪のように絶えず動き回っている。そのため、今は権勢を誇っている領主でも明日に なれば無一文となり、またこのように(勢力が)拮抗した状態にある者は、自分たちの収入と栄誉を増大 できる好機が到来すると別の領主と結んで、本来の領主を裏切って見捨て、自分自身の両親のことすら気に かけないこともしょっちゅうなのである。両親は、子供たちが成人すると、我が身の許に引き留める方法と して次のような方法しか打つ手がない。つまり、子供たちに収入と家屋を譲り、自分たちは我が身のために 残してある僅かな貯えを持って隠居し、ひっそりと暮らす。これは日本の一般的な風習なのである。 イエズス会東方巡察師アレッサンドロ・ヴァリニャーノ『東インド巡察記』(1579年)
>>760 >この国民は世界中のあらゆる人種の中で、最も偽善的で上辺を取り繕う国民である。
……そのためこの国民は、何か悪事を行なおう との決心を固めれば固めるほど、
さらに多くの誉め言葉を利用する・・・
イギリス人のことかと思ったw
>>760-761 生き馬の目を抜くような流動的な社会にあって、最終的な勝利者になるためには、
その場は怒りを抑えて、じっと時節を待つよりほかに方法がなかったのかも。
ついでにいうと、日本は転換点が来ると一挙に変わるというのもこういう性格と
何か関係があるのかもしれん。
そのパードレは日本は植民地には不向きだって国王に報告した人だっけ? 事実をかなり強調したような文章に見える。
ttp://members.jcom.home.ne.jp/miurat/MIUR4-05.HTM 三浦俊彦「B.ラッセルと中国・日本」
私たちは始終フラッシュの光に追いかけられ、眠っている姿までも写真を撮られた。
(中略) 京都と東京で極端にへつらったもてなしをうけるかと思うと、警察のスパイに
たえず尾行された。ホテルの私たちの隣りの部屋はいつも、タイプライターを持った
大勢の警察官に占領されていた。ホテルの給仕たちは、私たちをあたかも皇族の
ように取り扱い、部屋から出てゆくときは後ずさりするという具合だった。
私たちはよく、「この給仕めが!(Damn this waiter!)」と言ったものである。
すると直ちに、警察のタイプがカチカチ鳴り出すのだった。私たちのために
催された教授たちのパーティでは、私が誰かと少しでも活気ある会話に入るや
いなやフラッシュをたいた写真を撮られるのが常で、その結果会話はもちろん
中断されてしまうのだった。
またラッセルは、女性に対する日本人の態度を具体的事例に即して批判したり
などしている。しかし日本での最大のエピソードは、七月二四日、京都から
十時間の汽車旅で午後七時半に横浜に着いたときの出来事だった。横浜駅に
つめかけた写真班がマグネシウムを一斉にたいたので、妊娠中のドーラが気分が
悪くなって転倒しそうになった、ラッセルは心配してフラッシュを止めさせようと
するが一向にきかない、それでラッセルは激怒して、ステッキを振り上げて
カメラマンに殴りかかったのであった。
ttp://members.jcom.home.ne.jp/miurat/MIUR4-06.HTM 自叙伝によれば、「私は足をひきずっていたので追いつくことができず、それが
幸いした。確かに殺人を犯しかねなかったからだ。」(p.135)ということで、
このときの彼の心情がさらにどう述べられているかというと、
あのときの私の感情は、ミューティニイに際して、(中略) 有色人叛徒にとり囲まれた
インド在住英国人が抱いたに違いない感情と同じものであった。そのとき私は、
異人種の手にかかって害を被ることから家族を護る欲求は、人間の持ちうる感情の
うち最も激しく熱情的なものであろうと実感した。(p.135)
ここで、ミューティニイは、一八五七年のベルガル原住民の暴動をさす。確かに
この連想は、国際的なヒューマニストであるラッセルの、極東における必然的
限界を示しているのかもしれない。
Bラッセルって誰?
"アニメ"と書くとスレが荒れるというのは本当ですか?
769 :
世界@名無史さん :2006/07/26(水) 23:50:48 0
タイプライターを持った 大勢の警察官に占領されていたってどうゆう事?
>>769 日本のジャーナリストのことを皮肉って「警察」と呼んだのかなあ。
>>767 哲学者のバートランド・ラッセルです。
771 :
世界@名無史さん :2006/07/27(木) 00:10:33 0
>>762 だが…歴史はまだ終わっちゃいないのだぜ…相棒
>>765 >ホテルの給仕たちは、私たちをあたかも皇族のように取り扱い
そりゃラッセル伯爵家は3代前の19世紀にイギリス首相ジョン・ラッセルを
輩出した大名門貴族でバートランドはそこの現当主だもん。そうなるわさ。
>それでラッセルは激怒して、ステッキを振り上げてカメラマンに殴りかかったのであった。
オイオイ殴んなよバートw
愛妻と子供のためなら体を張るのが英国紳士か。まあ、たぶんただの癇癪だろうが。
しかし、面白いエピソードだ。トリビアスレに書きたいくらいだ。
>>769 ラッセルは国賓級のVIPで当時は非常に左よりの思想を持っていると、思われていたから
日本の警察も神経質になってたんだろうか。
チャップリンやアインシュタインよりVIPだったの? そこまで取材する理由がわかんない。
774 :
772 :2006/07/27(木) 02:55:44 0
>>773 クグればわかるがラッセルは数学、哲学に偉大な足跡を残した大天才。
平和活動家としても知られるが、なせかもらったのはノーベル文学賞w
血筋の良さも考えるとVIPとしてはチャップリンやアインシュタイン以上。
775 :
世界@名無史さん :2006/07/27(木) 05:56:16 0
ラッセルは人混みを押し分けて突き進むのは得意なはずなんだが
776 :
世界@名無史さん :2006/07/27(木) 07:58:35 O
くぐる?ぐぐるでしょ?
777 :
世界@名無史さん :2006/07/27(木) 08:21:13 0
千早ぶる 神代も聞かず 竜田川 唐紅に 水くぐるとは
778 :
世界@名無史さん :2006/07/27(木) 09:06:29 0
ttp://members.jcom.home.ne.jp/miurat/MIUR4-06.HTM これに対し、来日前にラッセルが暮らした中国の場合はやや事情が異なっている。
(中略)ラッセルの方も、中国とその国民性を深く愛した。日本では、
ラフカディオ・ハーンの本などは古いものに関わりすぎていてつまらんと
言い捨てていた彼であるが(7)、中国においては西洋の思想や文物が
持ちこまれるのを頻りに嘆き、自ら好んで古い中国風家具を集めて
持ち帰ったり、杭州で見た「喜雨亭」というあずまやが気に入って
それに似せた別荘をイギリスにつくる計画を抱いたりしている。
ttp://members.jcom.home.ne.jp/miurat/MIUR4-08.HTM 実際ラッセルは、中国の全てが気に入ったようである。中国人が科学に
無関心であることまで賞めたと言われている。(8) しかしこれは、
あのビクトリア的進歩主義者ラッセル、科学的思想家ラッセルとしては
大いなる矛盾に違いないし、そればかりでなく、中国が当面の危機を
のりきって自立するための主に西欧的科学思想的バックボーンを求めて
きたヤング・チャイナの気構えにも逆行するものである筈だろう。事実、
ラッセルの中国骨董趣味に対しては、ときおり中国人から「抹香臭い
(It smells Buddhist)」と嫌な顔をされたというし(9)、前衛的な知識人
たちはさらに厳しい反応を示しもしたのであった。例えば、魯迅の次の
言葉を聴いてみよう。
中国にやってきた人で、中国を憎み、考えただけでも頭が痛くなり顔を しかめたくなるといえる人があったら、私は心からその人に感謝を捧げる だろう。なぜなら、そういう人は決して中国人の肉を食うことを欲しない 人にちがいないからだ。(中略) 外国人のうち、知らずに讃美している ものは恕せる。高位におり、贅沢に暮らしつけているために、惑わされ、 霊知がくもってしまって讃美するのも、まだ恕せる。しかしその外にまだ 二つある。一つは、中国人は劣等人種であって、従来のままの有様でいる より外に能がないと考えるところから、故意に中国の古いものを賞める人々 である。もう一つは、自分の旅行の興味を増すためには、世界各国の人々が それぞれ異っていて、中国に来れば辮髪が見られる、日本に行けば下駄が 見られる、朝鮮に行けば笠が見られる、という具合であるのが望ましく、 もしも服飾が同じだと、さっぱり面白味がないとあって、アジアの欧化に 反対する人々である。これらはいずれも憎むべきである。ラッセルが西湖で、 轎夫の微笑を見て、中国人を讃美したのは、別に考えがあってのことかも しれない。しかし、轎夫がもしも轎に乗っている人に微笑を向けないで いられたら、中国もとっくに今日のような中国ではなくなっていたろう。
782 :
722 :2006/07/28(金) 03:47:16 0
>>781 スルドい名言だなこれは。
今俺の中では
魯迅>>>越えられない壁>>>ラッセルになった。
日本の政府は、国民が自国の文明だけで満足し、 そして自分たちの知恵で発明したものだけを利用することを欲し、 外国の学問や芸術やまた風習がこの国に入り込まないためにも、 外国人の考案や発明をまねることを禁じている。 日本の隣国は、予見が日本の立法家たちにこのような考えを吹き込んだことに感謝し、 日本人が自分の政策を放棄し、ヨーロッパ式を採用するきっかけを 日本人に与えないよう努力すべきである。 もしこの人口多く聡明で抜け目のない、模倣の上手な、 忍耐強く勤勉でどんなことでもできる国民の上に、 わがピョートル大帝ほどの偉大な王者が君臨すれば、 日本が内蔵している能力と財宝によって、 その王者は多年を要せずして、日本を全東洋に君臨する国家に仕上げるであろう。 その時には、遠く離れた国が保護しなければならないアジアの東部や アメリカ西部の沿岸の地方はどのようになるであろう?
また、もし日本人がヨーロッパの文明を取り入れ我々の政策に追随しようと考え出したら、 支那人も同じ政策をとらざるをえないだろう。 そのようなことが実現すれば、この二大強国は ヨーロッパの問題をまったく別のものにすることができるだろう。 日本や支那の政策には異国的なものに対する深い嫌悪が根を下ろしているにしても、 両国の制度にこのような変化が起こることがありえないとは言えない。 彼らも人間であり、人間のやることに不変のものはない。 彼らが自発的にやろうと欲したら、どんな極端なことでもとことんやれるのである。 例えば隣国の襲撃が頻繁に繰り返されると、 一握りの異国人のために多数の国民が不安に陥ることがないように 日本人は防止する方法を考えざるをえないだろう。 これがヨーロッパの形式の軍艦を作るきっかけとなり、これらの軍艦から艦隊が生まれ、 その次には、たぶんこの方策の成功は、 人類の絶滅に役立つ他のヨーロッパ文明の技術を日本人が採用することとなり、 わがピョートル大帝のような飛びぬけた天才がいなくても 情勢の推移によってそれが実現するであろう。 日本側がただ招聘する気にさえなれば、 ヨーロッパの隅々からでも大勢の先生方が飛んでくるであろう。
それゆえに、この公正で尊敬すべき国民を、 いうなれば刺激すべきではないと私は思う。 もし思いがけなく何らか余儀ない理由により他の行動に出ざるを得ないときには、 あらゆる手段と力を傾注し決然と行動すべきである。 すなわち事態を短期間のうちに完結することである。 私は、日本人や支那人がヨーロッパの様式を取り入れ、 我々の世代にヨーロッパの諸国に危険な国民になれるとは思わない。 しかしそれは早晩起こりうることである―― (ゴロウニン〈ロシア士官の見た徳川日本〉から) これは、1811年に日本に抑留されたロシア人ゴロウニンが、 自分の体験をもとに書いた文章だが、 その後二百年間の東アジアの歴史を大筋で正しく予測していると思う。
>>765 >>766 >>780 身に着けているものは腰蓑だけ。
穂先が石で出来た槍を手に狩猟生活をする黒人。
これを見て微笑むB.ラッセル。
スーツを着、片手にケイタイ。
PCを使って仕事をする黒人。
これを見て憎悪の表情を露わにするB.ラッセル。
つまり、こういう事でしょ?
787 :
世界@名無史さん :2006/07/28(金) 21:51:03 0
・うわべと本音の使いわけは、外国人にとっておおいなる障壁。 ・男性は感情的衝撃を受けると、ひきこもって内向的になってしまい、情緒を わかちあえなくなってしまう。それはたぶんプライドなのである。彼らは小さい ときから感情や弱さを表に出さないように訓練されているから。 ・彼らは性的に抑圧されていて、女性に近づき、つきあい、一緒に寝るという 自信がない。 ・子供のことをすべて母親任せにするのは父親としてごくあたりまえ。 ・外国人には入られたくないし、自分たちの社会にも入りこまれたくない。 ・「大陸人」を絶対に信用していない。 ・この島のなかにいると安心感、つまり守られている感覚に浸れる。 ・相手のことをどう思っているのかまったくわからない。面と向かって正直な 人間なんて見たことがない。いつもにこやかで丁寧なのだけど、本心は全然 違うところにある。 ・とくに敵対的ではないが、かといって人に温かいというわけでもない。 ・彼らは感情を絶対に爆発させず、だからアルコールを飲まないとリラックス できない人も多い。かわいそうですね。「一杯」に加わらないと、どこか悪い のかと思われたあげく、座を白けさせることにもなりかねない。 『裸にされたイギリス人 在英外国人が見た英国像』(キャスリーン・マクロン、 草思社)
788 :
世界@名無史さん :2006/07/28(金) 22:52:22 0
日中両国の歴史学者の主張を聞いたら、 大概の外国人は南京大虐殺があったと思うだろう。
>>787 画面をスクロールして全部読み終わるまで、外国人が見た日本人の事だと思ったよ。
790 :
世界@名無史さん :2006/07/29(土) 14:45:48 O
「彼等は、感情を表わすことにはなはだ慎み深く、胸中に抱く感情を 外部に示さず、憤怒の情を抑制しているので、怒りを発することは稀で ある・・・互いにはなはだ残忍な敵であっても、相互に明るい表情を もって、慣習となっている儀礼を絶対に放棄しない・・・胸中を深く 隠蔽していて、表面上は儀礼的で鄭重な態度を示すが、時節が到来して 自分の勝利となる日を待ちながら堪え忍ぶのである」 BY イエズス会宣教師アレッサンドロ・ヴャリニャーノ
ロシア、フランス、ドイツによる「三国干渉」という威嚇にあって、 日本政府はしぶしぶ旅順と遼東半島を返還した。だが、このことで、 日本政府は捲土重来の決意をいっそう固めただけだった。林男爵の 次のような苦々しい決意に共感しない者は、日本政府のなかにほとんど いなかったのだ。 新しい軍艦が必要ならば、われわれはどんな犠牲を払っても建造しなければ ならない。わが陸軍の組織が不備だというなら、ただちに改善にとりかか なければならない。必要なら軍事制度全体をも変更しなければならない……。 現在、日本は平静を保ち毅然として身を処し、外国から向けられた疑惑を 晴らさなければならない。そして、そのあいだに国力の基礎を固め、東洋に 進出する機会を待つのだ。その機会はきっと到来する。その日がきたとき、 日本は国としての運命を決することになるのだ……。 復讐のときは10年後にやってくる。朝鮮および満州にたいする日本の野心が ロシアのツァーリのそれと衝突したのである。 ポール・ケネディ『決定版 大国の興亡(上)』(草思社)
ところで戦国時代、カソリックの連中が50万もの女性を含む日本人を奴隷として欧米に強制連行、 それに関白切れちゃってついにはカソリック弾圧に至った資料があるはずだが 別スレにあったやつ、もう誰かあげちゃった?
それは日本人が日本人を捕まえて奴隷として西洋人に売った事に太閤が怒った。 その書き方だと西洋人が日本で奴隷狩りしたみたいじゃないか。
戦国時代に米国に強制連行?
マイムルグのことだな、きっと。
799 :
世界@名無史さん :2006/07/30(日) 02:38:20 0
800 :
世界@名無史さん :2006/07/30(日) 03:44:07 0
800ゲット
801 :
世界@名無史さん :2006/07/31(月) 21:10:36 0
日本文明の特色の中には、世界と接触すると生き残れないようなものが多いということを、日本人は本能 的な潜在意識の中で感じ取っているようである。天照大神や神道の神話、神代からの皇統、日本の特異性、 皇道、日本史として教えられている物語、――これらは日本人を興奮させるものであるが、近代的世界の 懐疑的雰囲気にひとたび触れれば、変化と衰退は免れない。日本精神は新しい西洋の自由な思考の世界では 落ち着く場所がない。大企業を動かすビジネスマンは、夜オフィスから帰宅後、茶道――内容を欠いた途方 もない様式の儀式――の中で自分の近代的自我を忘れようとする。それと同じように、民族としての日本人の 個性は、鎖国時代の再現を求めて駆り立てられているように見える。日本民族はもう狭い島国に閉じこもって は生きていけない。それで、自給自足の可能なより広大な地域を探し求め、戦いとろうとしているのだ。 ・・・戦略的近視眼よりも心理的な視野の狭さが、日本人の致命的欠陥である。過去20年間、日本の軍人は 徹底的に中国研究をしてきたが、結局のところ彼らは中国人を理解していない・・・自分たちの誤りを認め ず、その失敗の原因を米英が中国に送っている緩慢な援助のせいにしている。彼らは中国を軍事という狭い 観点からしか見ようとせず、中国問題の全ての側面を誤解している。彼らは複雑に交錯した政治問題を、 単純な軍事問題に還元してしまった・・・軍事面での勝利は、困難な政治問題への安易な導入部でしかない。 「銃剣を用いればいかなる事も可能であるが、その上に座り続けることだけはできない」というビスマルク の言葉を、日本の将軍たちは忘れたのだ。5年にわたる勝利に次ぐ勝利で、中国の占領地区にいる日本人は いまだに「銃剣の上に座り続けて」いる。 ・・・この論旨のどの箇所についても、敵国日本の扱いに関して寛大な措置を申し立てている、と受け取られ るのは著者の本意ではない。ここで繰り返さなければならないが、日本の将来を論じ始める際の唯一の条件は、 全面降伏と完全非武装化なのである。 米特派員ヒュー・バイアス『敵国日本――太平洋戦争時、アメリカは日本をどう見たか?――』(1942年)
ラフカディオ・ハーンが、日本は“鏡”のような国で、じっと見れば見るほど 自分自身の姿が浮かんでくる、みたいなことを書いていたそうな。 日本について語る外国人は、無意識のうちに自分の内面を吐露している。 さらに付け加えるなら、日本について書いている悪口は、彼等自身にも そっくりそのまま当て嵌まってしまう場合が多い。
要約しました。 日本の悪口を言う人間は、その人間が劣っているからだ。 日本は偉大にして素晴らしい国なんだウヨ。
いきなりなんでファビョってるんだ?
夏だから。
英国人エリートのアジア観
ttp://bontv.web.infoseek.co.jp/column.uk2.html#elite 今回は「エコノミスト」誌の香港・中国特派員の、ドミニクと言う人のスピーチ
があった。
テーマは「中国大陸における都市部と地方の経済格差について」。
その後、「北京でのオリンピック開催は是か非か?」というテーマでの会員同士の
ディベートがあってなかなか盛り上がったのだが、私はちょっと引っかかる物を
感じていた。
帰りの車の中で夫に、「あのディベート聞いててどう思った?」と聞いてみた。
彼曰く「ちょっと、Condescendな感じだった。」
そう、私が言いたかったのは正にその感じなのだ。
「Condescend」は日本語では一語で言い表す適切な言葉が無いんだけど、
「自分達よりレベルの低い立場まで下りていって何かしてやる」という感じ。
威張らずに目下の立場に立ってあげるという意味では悪いとも言い切れないけれど、
「Condescend」な言動の背後には、確実に優越的な立場(或いは単なる
優越感)が存在している。
(中略) 中国の(発展途上国の・非西欧社会の)目線まで下りていって「あげている」 という優越感が滲み出てしまう英国人も居れば、そうでない英国人も居る。 それでも一般的に見ると、前者の方が多数派であるのは否定できない。 日本人が日本以外のアジアの国に対して発言をする時も、一見友好的に見えても、 単なる優越感からくる寛容さでしかなかったりする事が多いのだが、西洋人の場合、 第三世界とそこに住む人間を、全く純粋に「研究対象」として観察し意見を 述べている様な、体温の低さを感じる事がある。 何と言うか、珍種の動植物の生態研究をしてるみたいな感じ。興味も愛着も 特別な思いも、それはたっぷりあるのだろうけど、その中に分け入っていって 一体になりたいとか、毒を食らわば皿までの感情ではないのだ。
205 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/07/07(金) 00:30:03 ID:Pov1Kggj
>>193-194 まさにその通りだと思うよ。人類学と霊長類学(サル学)は
英語などでは全く同じ単語(anthropology)で表されることを
思い出してみればよく分かる。特殊なポリス的人間の営みを分析する
古代ギリシア以来の古典的政治哲学の埒外の人間集団については
サルの群れの研究と同じ方法で「観察する」のが西洋的知性の本来の伝統。
今ではアメリカ式の現代政治学が政治学本流ということになっているので、
「北朝鮮の政治」なんてものまで一応政治学で扱えるようになっているが、
本来はどう見てもサル学の対象というのがモンテスキュー以来の伝統だな。
809 :
世界@名無史さん :2006/08/01(火) 20:57:56 0
欧米人がよく日本のことを“異質”だというけど……そういう話を聞くたびに そんなことはない、と思ってきたけど、最近やっぱり欧米人の主張のほうが 正しいのではないかと思うようになった。
疲れてアイデンティティを喪失してるんじゃね
東洋人の心は入り組んで迷路のようになっており、それに立ち入って調べようと しても無益なことである。諸君は諸君で、議論のときにはいつも率直で正直で いるのがよい。いかに努めようとも、諸君は、彼らのような複雑な柄模様を 編み上げることはけっしてできないであろう。そこにはつねに、西洋人が 入りこむことをためらう欺瞞の領域があるだろう。それはちょうど、自分より 何倍も金持の男とポーカーをするようなものである。したがって西洋人に とっては、つねに真理―それを費消するにあたっては、彼に十分の貯えがある ―に忠実であることが賢明である。彼の行動はいずれにしても誤り伝えられる であろう。だがもしその行動が論証可能な真実に基づいているならば、それが 誤伝であることはもっとも教育のない者にとってすら明らかとなる。 H・ニコルソン『外交』(東京大学出版会)
>>810 欧米と日本の間に共通点なんてあるのか?
共通点がうんたらかんたらとか、向こうにとっての「異質」とか気にする時点で
814 :
世界@名無史さん :2006/08/02(水) 03:30:59 0
「日本人は自己をさらけ出すのを嫌う」 D・C・バーランド 「日本人は自己をさらけ出すのが好きである」 ルース・ベネディクト …どっちやねん!
外国人の誤解と偏見に満ちた日本像とか日本観が如何に形成されるのか興味が湧くな。 特に、学者が書いたものには参考文献ぐらい付くんだろうから、彼らが何を見て与太飛ばしてるのか 知りたくなってきたw
>>815 ヤシらの願望からきてるんだろw
「東洋人は自分たちより劣った、奇妙な存在であってほしい」
と考えてるんだろうなw
欧米人には自分が持っている日本に対する先入観が裏切られると
不機嫌になるヤシが多いからな。
逆にヤシらの先入観にあうことを言ってやると、それが嘘であっても
大喜びするのさ。
817 :
世界@名無史さん :2006/08/02(水) 09:42:29 0
まるでネトウヨ嫌韓派だなw
>>815 >外国人の誤解と偏見に満ちた日本像とか日本観
塩野七生のヨーロッパ関連の本と同じようなものでは?
彼女の著作だってヨーロッパ人から見たら間違いだらけだろうし。
欧米人の場合、日本語の文献が読めないので、英語文献だけを参照に
して日本に関する著作を物す、なんてパターンも多いしね。
819 :
世界@名無史さん :2006/08/02(水) 10:45:36 0
まあ日本は非ヨーロッパで唯一先進国の仲間入りした国だからな。 不可解なところがあるのだろう。 ただ産業革命を研究する上で日本は興味深いとは思うがね。
今、『ギリシャ・ローマの戦争』(ハリー・サイドボトム、岩波書店) を読んでるんだけど、こんな記述があった。 カルタゴ人を「東洋人」―臆病な野蛮人―として描写するにあたって… 海岸の商港に生きる人々であるがゆえに、カルタゴ人は貪欲で嘘つきな 者とされた…カルタゴは、女性的なものと見なされた…カルタゴの男は、 女のように寛やかな帯のない服をまとい、性欲を抑制する力に欠けていた。 …そして、彼らが野蛮であり、他者であるということの究極の「証拠」は、 彼らが犬を食用に供しているという通念であった。 カルタゴ人に関するネガティヴな民族誌的なイメージは…ある程度は 空想に基づいて(彼らが犬を食さなかったことはほぼ確実である)作り上げられた。 そうしたイメージは、その逆を示すような証拠があっても生き続けた。
ギリシャ・ローマ人は、自分たちの敵が、現実には変わっていったのに、 変わらないままであると考えたがったのである…4世紀までに、ゲルマン人は 以前より少数の、より大きな部族に組織されていた。農業の集約化は、 人口の増加と経済の成長をいやが上にも促進した。ゲルマン社会は政治的な 集権化と社会的な階層分化を押し進め、比較的安定した王朝と「生成さなかの 貴族層」のような戦士中のエリートを出現させた。こうしたことによって、 部族民に対して行使される強制権が拡大し、それにより戦闘に際して行使 されうる指揮権と統制権も増大したらしい…しかし、現存するローマ時代の 文献史料から、こうした推測を立証するのは困難である。これらの史料に おいては、ゲルマン人は相も変らぬゲルマン人のままであった。 ※結局、人間の性質というのは古代から進歩していないということかね。 日本人もいずれはこうなるんだろうな。
>>818 >欧米人の場合、日本語の文献が読めないので、英語文献だけを参照に
>して日本に関する著作を物す、なんてパターンも多いしね。
評論家とかならそれでもいいけど、歴史学者がそんな知的怠慢、知的不誠実だと
困るよなあw塩婆は間違ってること書いてるかもしれないけど、少なくとも
欧州人と同じ土俵(同じ文献を見て)で書いてるんだし。
系譜学的に日本に関する言説の源流たどっていくとか、そういう研究はないのかな。
それは「オリエンタリズム」的言説が如何に形成されたのか、と換言できるのかもしれんが。
823 :
世界@名無史さん :2006/08/02(水) 17:23:20 0
>>822 まあ世界で流通している文献の量が圧倒的に違う事もある。
まだ日本や中国に関する資料は未整理だし、トンデモ、デムパも多い。
18,19世紀でもヨーロッパの学問ではそういうデムパもけっこう多かったが
今は日本や中国がそのような時代に当たるのではないかな?
研究する人だって思い込みや主観からは逃れられないけど、世代を重ねる事に
よってそういったトンデモなんかは淘汰されていくと思うし。
まだ研究対象としての歴史が浅いんだよ、たぶん。
824 :
世界@名無史さん :2006/08/02(水) 18:03:34 0
外国人の日本論は非常に直截・辛辣で、心底日本人として凹むものが多い。 でも知的な鍛練として日本の見えない部分が見えてきて、やはり勉強になるね。
825 :
世界@名無史さん :2006/08/02(水) 19:52:26 0
>>824 見えている人には見えているんだろうと思う。そういうのは後世にも
残っていくだろう。
日本人でも日本の歴史を学問的に把握できていない、あるいは
政治的干渉が多くてできかねる部分もあるからね。
海外の学者ならなおさら適格な判断が下せないのは仕方ないと思う。
>>752 >日本の遅咲きの封建主義の過酷な抑圧は、現代の日本に精神的かつ社会的な
>深い傷痕を残しており、その一見平穏かつ整然たる外観の内側、底知れぬ暗部に、
>暴力と、病的興奮(ヒステイアリア)と、獣性が鬱積している
『十字軍の思想』(山内進、ちくま新書 P.227)
かつて丸山真男は日本的なるものを無体的な「古層」と理解し、常に執拗低音
として流れ、何かがあると表面に突出すると指摘した。この指摘は傾聴に値する。
しかし、意味合いは異なるとはいえ、この種の現象は何も日本だけに認められる
わけではない。十字軍思想という執拗低音は、西洋とくにアメリカではいまも
なお健在だと私は思う。
>>752 そこのページをざっと読んでみたが「NASAはアポロの月着陸がウソである事を隠してる」とか書いてあって吹いた
国際関係における異質論について
ttp://www.mof.go.jp/f-review/r15/r_15_001_012.pdf 当時決して大きな問題ではなかったが,日本に対する異質性についてのヴェブレンの
議論を見てみることにしよう。日露戦争の勝利以降,日本は「非西欧」の国として
唯一「強国」となったという事情も作用し,日本の異質論についても,かなり
広汎に存在した。ところがヴェブレンは,日本の異質性を完全に否定はしなかったが,
その全てを異質性で説明することは誤りであると説いたのであった。つまり,
完全に異質的なものはまず成功しないし,また,成功が異質なものをより一般的な
ものにするという作用が,近代産業社会には存在するという点を認め,日本の
場合にも,独特の国民性とも言うべきものが存在するが,それだけに捉われる
べきではないと述べたのであった。しかし,それと同時に,近代化への飛躍度,
速度などの事情が,しばらくの間,独特なものを産み出すことをヴェブレンは
指摘している。それはたしかにタイム・ラグの問題だが、だからといって無視
または軽視すべきではない。
>>824 >外国人の日本論は非常に直截・辛辣で、心底日本人として凹むものが多い。
現代の日本人を相手にフィールドワークを行っている研究者の著書でも、わ
ざわざ話をさせておいて「ごまかしている」などと批判したものが多い。
その「ごまかしている」点こそ重要だろうと思うのですが。
それに、あんな書きぶりでは、聞かれた人々ももう話したくなくなる筈。
その結果、ますます理解し難くなるのではないかと思われますね。
(フィールドワークの対象が研究者に限らず、寧ろ学会外の一般人が多い事
も考慮して、批評はしても彼らの対応自体への批判は避けるべきでしょう。
日本文化・社会を論じる前に、日本人的対応を学べと。結果無理解にも繋がる)
ttp://members.jcom.home.ne.jp/u333/ithink040118doituhaeunoitiin.htm 日高義樹氏:ドイツと日本に民主主義を教えたと主張するアメリカ人がいます。
今度は中東に民主主義を教えたいと考えている……?
シュミット氏:それはばかげた比較だ。徳川の統治2世紀半、明治維新後の
1世紀半という長い歴史を持つ日本とイラクを比較するのはばかげている。
ドイツの歴史も、歴史のないイラクとは全く異なっている。
イラクは植民地勢力によって作られた人工的な国だ。
彼等は1919年にオスマントルコ帝国を滅ぼし、まず保護領を作った。
1945年以降は、あきらめ国家を作った。
それが歴史の全てだ。
日本やドイツと比べても意味がない。
>>815 ウォルフレンが参考文献としてあげていた本のひとつにこれがある。
ttp://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1090.html ヘルマン・オームス『徳川イデオロギー』1990 ぺりかん社
Herman Ooms : Tokugawa Ideology 1985 黒住真・清水正之・豊澤一・頼住光子 訳
オームスは闇斎こそは徳川イデオロギーの最も重要なところを用意したと言っている
ちなみに、オームスはもう一人、鈴木正三をあげている。正三は家康の家臣の
鈴木重次の長男に生まれた禅僧で、仮名草子の作家としてスタートを切るのだが
大坂夏の陣のあとに旗本となって神田駿河台に住み、そのころまったく冴えなかった
仏教思想をなんとか浮上させようとした。その禅風は「仁王勇猛の禅法」と、
その念仏は「果たし眼の念仏」とよばれ、ぼくはかなり好きな禅僧なのだが、
オームスが言うような意味で徳川イデオロギー形成に寄与したというふうには
おもえないので、割愛する。
(中略)
附記¶本文にも書いたようにヘルマン・オームスの分析は、いまなお議論の
渦中にある。あまりにも安易に、また楽観的に徳川の社会思想を見ているの
ではないかという批判も少なくない。その議論がどういうものであるかは
『シンポジウム「徳川イデオロギー」』(ぺりかん社)を読まれるとよい。
>>819 まるで韓国が先進国ではないような言い方だな。
世界第10位の経済大国だぞ。
韓国は一応陸軍50万を擁するアジアでも有数の陸軍国家。
欧米人が書いたものを読んでいると、中国・朝鮮半島の文化が日本に与えた 影響は語られても、その逆はほとんどない。 日本人がつくった西欧翻訳語がなければ、現代の中国語や韓国語は成り立たない んだが。 あと、日本の朝鮮半島・台湾の植民地統治の実績を認めることも非常に少ない。
外国人の書いた日本の歴史をみていつも思うことは、最初から 日本が日本人による単一民族国家と見なしていること。 古代の日本は諸民族が争って、最終的に天皇家が日本列島を征服して 同化していったという視点が抜けている。 いわば日本の歴史とは、メソポタミアで幾多の民族が勃興して最後には アラブ人となっていったようなモノなのにな。
>>831 「徳川幕府の支配イデオロギー供給源=林家に始まる儒教特に朱子学」
という旧通説のゴリゴリの固定観念を打破するネタとしては面白いけどね。
これは水戸学や皇国史観の評価と絡んで扱いが厄介なものなので、
外国人ならではのしがらみの無い強力なアタックはとりあえず歓迎というところだろう。
俺は、徳川幕府の武士支配思想の真のバックボーンは
明らかに仏教それも浄土教だと思っているけどね。「武士といえば禅だろ?」
というステレオタイプと儒教重視が二重に絡んで浄土教は不思議と等閑視される。
徳川氏の旗印が「厭離穢土欣求浄土」と浄土教の教義そのままであることや
徳川家の菩提寺は浄土宗なのはほとんど常識に属する話なのだが。
>>834 「近代日本が東アジア圏広域に強い文明的影響を与えた」という命題、
さらには「日本は明治時代に確実な近代化を始めた」という命題自体が、
欧米人にとっては本音レベルではどのような種類の話であっても
絶対に承服し難いものなんだよな。ここが欧米人の日本人論の真の限界だろう。
アメリカの政治学学説でも
「日本はマッカーサーにより近代化されたんだよ説」−A説(ライシャワー説)
「まだ日本は近代社会ではないんだよ説」−B説(修正主義説)
の2つしかない。明治大正日本の近代化への苦闘は
科学技術導入・軍備拡充の側面を除いて全て無視される。
>>837 >明治大正日本の近代化への苦闘は
>科学技術導入・軍備拡充の側面を除いて全て無視される。
政治思想史的な見方でも、天皇制、国家神道、軍国主義、家父長絶対の封建制の残滓など
と言ったお決まりのフレーズで、戦争中のプロパガンダの焼き直しばりに、やはり日本は非近代的、
非民主的な民族という結論が用意されてるね。大正デモクラシーなんて無視か、全く評価しないしw
>「日本はマッカーサーにより近代化されたんだよ説」−A説(ライシャワー説)
という虚構を維持するためには、戦前の日本の近代化への苦闘は無視しないと都合が悪いのかね。
日本の近代化、という命題に対しては、中国人のほうがよほど真摯に向き合ってると感じる。
>>837 >欧米人にとっては本音レベルではどのような種類の話であっても
>絶対に承服し難いものなんだよな。
なぜそれを認めたくないの?
841 :
世界@名無史さん :2006/08/03(木) 08:58:37 0
>> 欧米=白人>>>>>越えられない壁>>>>日本=非白人 と思ってるから
842 :
世界@名無史さん :2006/08/03(木) 09:03:19 0
>>838 その誤解がイラクでの失敗を生んだんだろうね。
戦前と戦後の日本の国内体制の連続性を理解していれば、
少なくともあの局面で日本を引き合いに出すというセンスは
出てこないと思うんだけど。
結局上から見下した視点からの物言いしかないんですかねぇ。 しかもそれを有りがたがって受け入れて、自分は他の日本人とは違うと思いたがる。 そういうところにこの手の物の需要があるんですかね。
実証的な研究の成果や、それを援用しての論なら受け入れるに吝かではないけど 適当な話が多いもんなあw
>>838 >日本の近代化、という命題に対しては、中国人のほうがよほど真摯に
>向き合ってると感じる。
マジ?中国人のことを見直しちゃったな。彼らは中華思想に凝り固まって、
日本人の業績なんか認めないのかと思っていた。
>>842 アメリカは昔、南ベトナムでも同じ過ちを犯してる。日本で農地改革が
成功したのに気をよくして、南ベトナムでも同じことをやろうとしたが
見事に失敗。歴史から全然学んでないね。
846 :
世界@名無史さん :2006/08/03(木) 10:39:26 0
日本の農地改革は、内務省が内案として持っていたのを GHQ様の威を借りて断行したものだが。
>>838 >>841 でも欧米人は同じ非白人でも中国人のことは日本と逆に過大評価したがる。
「中国ほど学生が新しい思考様式に関心を寄せている国はない」
「保守思想も、知的で思慮深く因習に縛られていない。中国人は日本人
よりはるかに大きな変化を遂げるであろう」
「中国人は妥協を愛し輿論に従い争いを発展させない習慣がある」
「中国は栄華を極めた11世紀から17世紀にかけて、世界最大の艦隊を
保有し、高い経済力と技術力を備えていたにもかかわらずヨーロッパ人
と違い、ひとつの民族も文明も滅ぼすことはなかった」
などなど。
848 :
世界@名無史さん :2006/08/03(木) 11:06:42 0
まあいい商売相手だし。リップサービスってやつ?
>>837 今の欧米人を見ていると、明清代の中国を連想してしまうんだよなあ。
過去の栄光にしがみつき、西欧文明に対して遅れをとっていることを
認めようとしなかった。
対照的に、西欧人は中国語の学習を強化し、中国語の辞書をつくり、
『大清律令』の翻訳も行った。
「彼を知り己を知れば、百戦殆からず」という孫子の言葉は活かされなかった。
850 :
世界@名無史さん :2006/08/03(木) 11:58:04 0
851 :
世界@名無史さん :2006/08/03(木) 14:28:11 0
>>846 >日本の農地改革は、内務省が内案として持っていたのを
>GHQ様の威を借りて断行したものだが。
日本国内の勢力がGHQの威を借りて断行といえば、国語改革とかもそうだな。
自分たちが(一部の)日本人にいいように利用されていたとは、
欧米人は決して認められないだろうけど。
852 :
世界@名無史さん :2006/08/03(木) 14:37:24 0
感覚的なもの言いで悪いが アメリカ人=田舎者 ヨーロッパ人=ヒッキー というイメージが似合うと思う。
ttp://sp.mt.tama.hosei.ac.jp/users/igajin/duncan1.htm Duncan McCargo,“Contemporary Japan”を読んで
しかし、本人が、「序文と謝辞」の中で「日本語についての学術的な知識を
習得しなかった」と書いているように、日本語については、おそらく話せは
しても読むことはできないようです。この点は、本書の限界となっていますが、
これについては後ほど触れることになるでしょう。
(中略)
この歪みの一例は、三里塚闘争が過大に評価されていると思われる点です。
この運動については、このわずか200頁ほどの本の中に、152頁から154頁まで
3頁にわたって断続的に出てきます。これはおそらく、D・E・ApterとN・
Sawaによる、“Against the State:Politics and Social Protest in
Japan”という立派な本に引きずられた結果でしょう。
このような「新左翼運動」への過大評価によって、マッカーゴ氏はさらなる
誤りを犯すことになります。それは、60年安保闘争がこのような新左翼運動に
主導されていたかのような思い込みに捕らわれてしまったことです。彼は次の
ように書いています。
「日本の新左翼の絶頂期(The heyday of the Japanese New Left)に、
この抵抗闘争は日米安保条約の改定に反対して、武装闘争(armed straggle)
に専念するグループと共に、数多くの学生(急進的なものも急進的でないものも)、
知識人、大学教授、主婦、女優、労働組合員を結集し、数百万の人々を動員した。」
(p.152)
60年安保闘争について知る日本人なら、誰でもこの記述の誤りに直ぐ気が付く
でしょう。60年安保当時、「新左翼」という言い方はありませんし、またこの
運動の一部には彼らの先輩が加わっていたとはいえ、それは学生の一部に過ぎず、
運動全体が彼らによって主導されていたわけでもありません。したがって、
安保闘争を「新左翼運動」の「絶頂期」などと評価することはできません。
しかし、日本についての実際の知識が少なく、主として英語文献で知識を得た
マッカーゴ氏は、ここでの誤りに気が付かなかったわけです。
この他、本書には、かなりの誇張ではないかと思われる記述や、首を傾げたく なるような部分もあります。これらは、完全な誤りだとはいえませんが、我々 日本人からすれば、いささか違和感のあるものとなっています。 たとえば、「昼食時間内(during the lunch hour)に行われるストのような 無害な行動によって賃上げ要求を行う、儀式化された『春闘』」(p.52)、 「日本社会の性道徳は高くない。実際、婚前の性交渉は普通で、日本の男女の 多くは婚外の不倫や密通を求めて」おり、「いわゆる『ラブホテル』(時間で 部屋を貸すけばけばしい建物)は、日本中に広まっている」(p.63)、 「記者クラブは『スクープ』を手に入れることから構成員を妨げる内規を 持っている」(p.144)などという記述です。かなり誇張されているように 思われますが、完全に誤りだと言い切れないのが残念です。 同様に、「大学生は、高等教育での年月を高校での猛勉強に対する褒美であり、 職場に入っていく前の休息と回復の期間と見なしている。大学生は、一般に、 授業の間は眠っており、試験にはまじめに取り組まず、ほとんど全てが卒業 していく」(p.132)というのもあります。まあ、大学生の皆が皆「授業の間は 眠っている」わけではありませんが、これも完全に誤りだとは言い切れないと いう点で、複雑な思いがします。
また、「日本の民族主義的な『国際化論者たち』は、左翼の平和主義的な国際 主義者のお株を奪おうとしたが、完全には成功しなかった」(p.179)と、 中曽根氏のような「民族主義者」による「国際化」論を解説し、「EUは、 多国間システムを弱めようとするアメリカからこれを保護するために日本との 2国間関係を強めようとしてきた。しかし、日本はもっぱらアメリカとの関係 に専念しており、このような展開は実行困難になっている」(p.180)として、 アメリカ一辺倒の日本の外交姿勢を批判しています。 そして、「日本はもはや、他のアジア諸国が見習うような理想的なモデルとは 見られていない」「日本は復活する中国という予測に直面している。中国は、 日本が今も抱き続けている地域的リーダーシップという考えを完全に降り崩す だろう」(p.181)と、将来における中国の台頭と日本の後退を予測しています。
856 :
世界@名無史さん :2006/08/03(木) 21:55:32 0
天皇陛下は、「現人神」とも呼ばれ、キリスト教における神(GOD)の ようなものだ、などと言い出し、その考えを海外にまで宣伝したのは、 浄土真宗の信仰を持ち東京帝国大学で宗教学を教えていた加藤玄智です。 彼は、明治45年に『我が国体思想の本義』という本をだして、古来か らキリスト教における神の位置を日本では天皇が占めていた、という主張 を始め、さらに英語の本まで刊行して、その考え方を海外にまで宣伝します。 (元々の加藤の意図は、合理主義を持ち出して神道を批判するアメリカ人) (に対して、その批判を抑えること) この加藤の主張は、D・C・ホルトムによってアメリカ人に紹介され、 人間と絶対神を同一視するなんて、とんでもない奴らだというイメージを 広めてしまいました。 また、加藤は、英文で書いた本の中で、神道を「宗派神道(Sectarian Shinto)」 と「国家的神道(State Shinto:国家神道)」に分類し、さらに、「国家的神道」を 「神社神道」と「国体神道」に分類しています。 これら加藤の著作は、D・C・ホルトムの神道論に大きな影響を与えています。 そして、GHQの民間情報教育局で宗教改革を担当したW・K・バンスは、 ホルトムの本によって神道について勉強し、「神道指令」を作成しました。 結果として、加藤玄智の主張した「現人神」論は、ある意味、GHQの 「お墨付き」を得て、戦後の日本人に宣伝されることに、、、orz 以上、『「現人神」「国家神道」という幻想』という本を参考に書いてみますた。
米国の National Security Agency の公開文書
〈UFO Hypothesis and Survival Questions〉の一節で、
仮に高度文明と接触した場合の生き残り手法として、日本の開国が引き合いに出されている。
http://www.nsa.gov/ufo/ufo00035.pdf 5.UFOは地球外知性に関連
a.略
b.略
c.一部の民族は科学技術や文化が他の国家より劣っていながら生き残った
――独自性を保ち続けた――彼我の差を埋めたのである。
日本民族はそのようなサバイバルの達成に必要な手段の優れた実例を、我々に教えてくれる。
(1)彼我の優劣をつける長所と短所の性質を全面的かつ率直に認める。
(2)貴賎上下の別無く挙国一致して、異国文化にあたる。
(3)相手側との交渉は高度に制御・限定し、外来者にとっての利益の提供は、
状況上絶対的に強制されることだけにとどめる。
(4)だが、相手国民に対して行儀正しく友好的な姿勢を保つ。
(5)相手国の市民に関するあらゆること――
その科学技術上文化上の長所短所を、国を挙げて熱心に学習する。
これは選抜された集団や個人を相手国へ送ってその一員となり、
他の敵対国との戦争に際しては協力援助することまで意味する。
(6)相手国民の長所をできるだけ多く採用し、可能な限り迅速に実行する――
その一方では、新知識の増大分を己の文化的鋳型にはめ込んで、独自性の保全に努める。
>>760 英国の同僚が言っていました。
「日本の人はエモーショナルだねえ。あんなにすぐに感情を出して。子供っぽい」
日本人の顧客と会っていると、機嫌がいいのか、提案が気に入ったのか、疲れて
いるのか、全部見えると言うのです。
英国人は常に淡々としていて、何を考えているのか分かりません。人の話を
聞いているときにも、感情を露にするということがないので、どういうつもり
なのかを、彼らは、結論が決まっていても、最後まで何も言いません。
(中略)
日本の人は分かりやすい。動揺しているところが見える。分からなくて
知ったかぶりしている様子が見える、と英国の同僚たちは口を揃えます。
ということは、日本人は、だましやすく、だまされやすいと言えます。
「言いたいこと『全部』言えるスキル 『何も言えなかった』私が金融の戦場・
シティーで学んだこと」(藤原美喜子、祥伝社)
859 :
世界@名無史さん :2006/08/04(金) 11:13:54 0
>英国人は常に淡々としていて、何を考えているのか分かりません。 フーリガン・・・・
860 :
世界@名無史さん :2006/08/04(金) 11:21:08 0
>>859 階級社会の人と話す場合、そのような呼称をある程度脳内変換して
考えることをお薦めする。
>>859 英国のエリートってことだろ。
学者とか、シティーで働くホワイトカラーとか。
>>858 ま、これは「英語で話しているから」なんだがな。
不自由な英語で、しかも相手の土俵で自己表現しなくては
ならなくなると当然オーバーアクションになるし、
現実問題としてその方が相手に理解されやすい。
これを逆に、日本語が出来、かつ日本語を話さざるを得ない
状況にあるイギリス人が京都あたりで「ぶぶ漬けでもいかが」
とでも聞かれた場合を考えてみればw、その後の展開において
日本人にとってどちらが子供っぽく見えるかは自明だと思う。
要するに英語国民が自己を客観化できてないだけの話だな。
英国のエリートたちのクールさや超然とした横柄さは、植民地で支配者として 振舞ううちに身につけたものだ、という説があるらすぃ。 当局は決して屈辱を受けてはならない、白人の優位は揺らいではならないという 強迫観念に駆られているうちに、中身のほうがその仮面に近づいてきたと。
というかイギリス人が「白人の優位」なんて観念を身につけたのはいつ頃なんですかね。
>>864 イギリスとインドの関係について調べてみると、18世紀にはネイボッブ(インド
帰りの成金)はいかがわしい目で見られていた。
初代ベンガル総督のヘイスティングスはネイボッブ批判の風潮が高まるなかで
裁判にまでかけられた。
しかし1790年代になるとこのような批判は姿を消し、上流階級の次男・三男が
インドに行くことは名誉なことだと考えられるようになった。
それと同時に、アジアの文化は蔑視され、イギリス人がインドを支配すること
こそがインド人の幸福につながるという意見が主流になっていく。
絹は空想をかきたてる力のある、まれな貿易財の一つである。そして、中国との 貿易について最初の大いなる幻想を生み出した―“シルクロード”は古代の主要な 商業道路だったという見方である…だが最近の研究によって、シルクロードを 通じての貿易は過大視されてきたことがわかっている。前近代の陸上輸送には 莫大なコストがかかったこと(海上輸送の20〜40倍)、商人が踏破すべき距離は 数千キロにもおよんだこと、彼らが敵の攻撃に対して肉体的にも財政的にも 弱みを抱えていたことなどから、大規模な交易があったとはとても考えられない(3)。 合理的に分析すれば、ほとんどの絹は中国南部からマレー半島へと海上を運ばれ、 アラブやペルシャの仲買人に買われ、ヨーロッパへ送られたはずだ。 原注3.シルクロードを通じての交流が盛んだったとしたら、もっと早い時期に、 アジアからヨーロッパへ疫病が伝わっていたのではないだろうか(実際に伝わった のは6世紀)。 『チャイナ・ドリーム(上)』(ジョー・スタッドウェル、早川書房)
18世紀の末にグローバリゼーションが始まるとともに、人々の識字能力は向上した。 おかげで、過去のどんな時代にも増して、中国の評判が世界各地で語られることに なった。だが、その国について一貫した見解は得られなかった。観察者は、今日 なお見られる三つの陣営に分かれた。中国の力に懐疑的な少数派。常に貪欲で 手に負えない商業的圧力団体。文化に焦点を当て、シノワズリーを礼賛し 神話化するグループ。この三つである。 初期の懐疑論者の一人は、マッカートニーその人だった。彼は、「単に見かけの 巨大さによって」世界を圧倒しようとする中国のやり方はやがて破綻をきたす だろう、と結論付けた。中国の驕りと誤った優越感というテーマは、次のような 書き手によって取り上げられた。ダニエル・デフォーは「中国は自国を除く 全世界を蔑視している」と書いた。モンテスキューは、イエズス会はだまされて きたと結論し、「宣教師たちは、現実ではなく見せかけの秩序によってあざむかれた ……中国は、恐怖を原理とする専制国家である」と書いた。中国びいきのイエズス会で 教育を受けたヴォルテールでさえ、中国は時代の流れに取り残されているようなのに、 皇帝は国境を越えた世界にまったく関心がない、と述べた。
>865 864です ありがとうございます
ところが商業的圧力団体は、中国の広さと人口―おそらくそれに加えて、商人が 絶えず追い払われていたという事実―のために、そこに開拓を待つ巨大な市場が あると信じて疑わなかった。18世紀に中国の新しい輸出品―お茶―が発見されると、 世界的な通商を求める気運はさらに高まった。ヨーロッパは、1800年までに年間 1万トン以上、1830年までには年間2万トン以上の中国茶を輸入していた。問題は、 中国がいまだにほとんど何も輸入していないことだった。お茶の代金を支払う ため、イギリス東インド会社は、インドの綿花を中国に輸送しはじめた。これで 足りなくなると、積荷にアヘンを加えた。 中国のアヘン貿易について書かれてきたものの多くは、誤解を招きやすい。 中東に起源を持つその麻薬は、医薬用に使われていたが、清では社会的装身具、 つまり働かなくてもいい身分の象徴となった。その後、労働者階級の中に新たな 購買層が現れ、飢えを忘れさせてくれるその興奮剤に魅せられた。主に19世紀、 中国におけるアヘンの蔓延は、ヨーロッパにおけるお茶の普及の鏡像だった。 最初は強壮剤として、続いて社会の潤滑油として、最後には大量消費財として 広まっていったのだ。
ttp://www2s.biglobe.ne.jp/~keri/smile.htm 先日テレビで、日本人が喜怒哀楽を表情に表さないことを美徳と考えるように
なったのは、江戸時代頃かららしいと言うようなことをやっていた。いずれに
しても、日本人の無表情さは筋金入りということだ。
だが、日本人のこの無表情さは、イギリス人からすれば、美徳どころか随分と
不気味に映っているようだ。極端な言い方をすれば、イギリス人が笑顔を見せた
のに、日本人が無表情で返すと、喧嘩を売っているように取られかねない。
イギリスは、植民地時代からの歴史もあって、意外にいろんな人種が住んでいる
(もちろん私もその一人だった)。言葉も、文化も違う。唯一、共通していた
のは、”笑顔を見せる人は自分にとって取りあえず敵ではない”ということ
だったようだ。道ですれ違いざまに相手が敵か見方かを見分けるのに、一応の
目安になる。
871 :
世界@名無史さん :2006/08/05(土) 02:51:16 0
トリノオンピックでキャンデローロに質問されていた時の 安藤美姫のはにかんだ笑顔は?日本人がよくする反応ですよね。 フランス人にとっては随分バカっぽく見えたそうな・・・
872 :
世界@名無史さん :2006/08/05(土) 06:06:55 0
「戦後民主主義万歳」みたいなことを長年書いてきた知識人たちは、このことに自覚がない。 欧米では、戦後の日本社会のことを「ニューディーラーが植えつけて育てた日本体制」と呼んでいる。 これを英語では、‘New Dealr ingrained japan system.'(ニューディーラー・イングレインド・ジャパン・システム)と言う。 引用は副島隆彦「日本の危機の本質」P296 社会党や日教組、それから戦後日本共産党という「反戦平和・護憲、再軍備反対、海外派兵阻止」を主張する勢力は、 ソビエト・ロシアによって作られた勢力ではない。 これらの勢力は、実はマッカーサーが憲法典と共に予め意図的に日本の戦後体制の中に仕組んだ装置であった。 引用は「日本の秘密」副島隆彦 P22
>>806-808 日本人のように変に「相互理解」とか考えず、欧米人のように相手を自分と
異質で、同化不可能な存在と考えたほうが国際社会ではうまくいくんじゃね?
欧米諸国の植民地支配のやり方とか調べてるとそう思う。
なんか、欧米人の精神構造って理解不能。
欧州情勢複雑怪奇
875 :
世界@名無史さん :2006/08/05(土) 11:01:36 0
祭政一致
ttp://www.asahi-net.or.jp/~pb6m-ogr/ans074.htm 例えば、『イギリス発/日本人が知らないニッポン』(緑ゆうこ著、岩波
アクティブ新書)、74ページの<人間性を知らない日本人>によれば、
「太平洋戦争に関するテレビ番組は、(イギリスでも)21世紀になっても
毎年必ず新しいシリーズが作られ、繰り返し放映されている。そのたびに
新聞の番組欄に写真入りで紹介され、放映後には番組評も載るので、
番組そのものは見なかった人でも、新聞のテレビ欄の印象は残っている
だろう」と述べられています。
例えば、『デイリー・エクスプレス紙』(2001年6月18日号)の、「地獄
とは、日本帝国陸軍に捕えられることだ」 「中国人を殺すのは犬を殺す
のと同じだった」という番組評の一部を以下で引用させていただきます
(同書74-75ページ)。
『今の人たちは、ドラッグ地獄だのアルコール地獄だのというけれど、
本当の地獄とはそんなものではない。地獄とは日本帝国陸軍に捕らえ
られることだ。
チャンネル4の番組『太平洋の地獄』で元捕虜が回顧したところによると、
日本軍は赤十字の旗をかかげた病院をも襲い、医者や看護婦を銃でなぎ倒し、
手術台に横たわっている患者を銃剣で刺し殺したという。「自分たち
イギリス人の兵隊が進撃して日本兵がしたようなことをするのは、
どう考えても想像できない。」
フィリピンでは米兵捕虜が死の行軍をさせられ、倒れた者は日本兵に
サムライ刀(ママ、日本刀のことか)で首をはねられた。「彼の頭が
転がっている光景は絶対に忘れない。頭のない体の手足が、まだ動いていた。」
879 :
世界@名無史さん :2006/08/05(土) 11:48:00 0
はいはい、それとおなじことを18〜9世紀のアフリカ人に聞きましょうね。
880 :
世界@名無史さん :2006/08/05(土) 12:03:13 0
>チャンネル4の番組『太平洋の地獄』で元捕虜が回顧したところによると、 >日本軍は赤十字の旗をかかげた病院をも襲い、医者や看護婦を銃でなぎ倒し、 >手術台に横たわっている患者を銃剣で刺し殺したという。 この様子を見てた英軍兵士さんはなにをしてたんでしょうか。
881 :
世界@名無史さん :2006/08/05(土) 12:21:03 0
イラクでも間抜けな赤十字が堂々とレッドクロス旗を立てて、 攻撃の的になっていたね。
882 :
世界@名無史さん :2006/08/05(土) 12:45:59 0
>>870 >>871 日本人は無表情というより常に自信なさげな照れ笑いをしていることが多いと思う。
883 :
世界@名無史さん :2006/08/05(土) 13:57:26 0
>>858 >「日本の人はエモーショナルだねえ。あんなにすぐに感情を出して。子供っぽい」
>>870 >だが、日本人のこの無表情さは、イギリス人からすれば、美徳どころか随分と
>不気味に映っているようだ。極端な言い方をすれば、イギリス人が笑顔を見せた
>のに、日本人が無表情で返すと、喧嘩を売っているように取られかねない。
感情を表すと子供扱いされ、隠すと反感を買う。
どうすればいいんでしょうね。
884 :
世界@名無史さん :2006/08/05(土) 15:10:26 0
右往左往しませう
885 :
世界@名無史さん :2006/08/05(土) 15:37:35 0
表情というかノンヴァーヴァル・コミニケーションの取り方が、 文化によって異なる。ただそれだけだと思うが。日本がいわゆる 国際化社会とか言っている割に、他国の研究などしないし国際化 していない。
886 :
世界@名無史さん :2006/08/05(土) 15:51:48 0
nonverbal communication 非言語的伝達
ファストフードの美味しさを、太ることで表現する連中に敵うわけがない。
>イギリス人の兵隊が進撃して日本兵がしたようなことをするのは、 >どう考えても想像できない こういう発言を読むにつけ、やっぱり欧米人は日本人とは異質な人間だ という思いを深くするね。 彼らは自分たちが植民地で行った残虐行為をすっかり忘れているか、 あるいは日本人が行った行為とは別種のものだと主張する。 「相互理解」なんて日本人の幻想の中にしか存在しないでしょう。
>>878 リンドバーグの「第二次世界大戦日記」によると、その手の蛮行は連合国軍でも
例外ではないようだがw
891 :
世界@名無史さん :2006/08/05(土) 22:25:38 0
>>791 の続き
中世日本人は決して瞬間的にキレるのではなく、その場は必要に応じた儀礼関係を
維持し、しかし決して復讐を忘れず、その日が来るのを虎視眈々とうかがいつづける。
当時の西洋人にとっては、この日本人の恨みを内に秘めた「穏やかさ」が相当に
不気味だったようだ。ほかの宣教師も同様に「われわれの間では偽りの笑いは
不真面目だと考えられている。日本では品格のある高尚なこととされている」
と述べており、彼らは現代日本人もよくやる「お愛想笑い」をきわめて不可解な
ものと感じていたらしい。
自力救済を旨とする一方で、天皇を頂点とする独特な身分制のヒエラルキーが
強固に残ったのも、中世日本の大きな特徴である。そうした社会にあって、
人々はその地位や状況にふさわしい振る舞いをし、私的な復讐心を内に秘める
術を身につけていった。その結果、彼らは自己の名誉についてきわめて過敏で
ありながらも、それを内面化する粘着型の気質を帯びていったようである。
宣教師たちは、そうした当時の人々の複雑な心性を違和感とともに鋭く感じ
とっていたのだろう。
『喧嘩両成敗法の誕生』(清水克行、講談社選書メチエ)
インディアンは未だに無表情だってことになってるしなあ 思い込みって怖いねえ
ここまで読んだけど、ほんと外国人の日本評はばらばらであてにならんあ。
一番まともそうなのが
>>857 というのがなんともw
896 :
世界@名無史さん :2006/08/06(日) 07:00:16 0
韓国はどう見られてきたのか値。 例の英国人女性の朝鮮は汚いって、一部分だけを切り取りしたコピペは どうでもいいんだけど、向こうだって日本ばかり見てきたわけでもないだろ
897 :
世界@名無史さん :2006/08/06(日) 07:15:13 0
>>895 でもさ、江戸幕府って
常に長崎で海外の情報を仕入れてはいたよね
>>896 あのー。スレ違いの話題を誘導して荒らそうとしないでくださいね。
魂胆が見え見えなんですよ。
どうしてもやりたきゃ自分でスレでも立てて一人でやっててね。
>>894 でも日本人の外国人評もカナーリばらばらだし。
例えば、塩野七生はイタリア人は人種的偏見の薄い民族だ、と書いてるけど、
2ちゃんの書き込みではヨーロッパで一番人種偏見のキツいのはイタリア・
スペインだ、と書いてあったりする。
900 :
世界@名無史さん :2006/08/06(日) 10:53:18 0
900get
901 :
世界@名無史さん :2006/08/06(日) 11:55:12 0
小日本 東洋鬼
>>899 塩婆はイタリア至上主義者で、多少の事は目を瞑ったりお茶を濁したりするのがザラだしな
ttp://www2.wbs.ne.jp/~wolf/ ヨーロッパ再考 森木 暢
ヨーロッパという概念を考える上で、ラテン諸国の寛容性を無視することは
できないと私は改めて思う。ゲルマンにせよスラブにせよ、彼らは構成要素と
言うより、やはり受け容れられている側であり、ラテン人のその包容力こそが
ヨーロッパという枠組みの大きな源泉なのであると…。今日のEUという機構も、
それは決してドイツの寛大さによって牽引され成り立っているという類のもの
ではない。根本的には独自性なるものなど気にしなくともやってゆけるラテン人
のその鷹揚さに従った恰好のものでこそある。排除よりも受容、規律よりも
コミュニケーションに社会の円滑化の鍵を見い出す彼ら。私はそこにヨーロッパ
を見、またヨーロッパなるものの普遍性を見い出す。そして、何が真の強さと
言えるのかについて考えさせられる。
日本人でよその国を研究してる学者って、その国や地域に 感情的にのめりこんで、甘い評価を下しがちになる。 (ほかの国の学者はどうか知らんが、やはりそういう傾向は あるんだろうか?) 本来研究なんだからのめりこめばのめりこむほど、評価は 厳しくならなると思うんだけど。
>>904 自分が研究対象としている国や民族を批判されると、怒ったり不機嫌になったり
する人がけっこういるね。
自分のアイデンティティを傷つけられたような気持ちになるんだろうか。
>>905 昔は知らないが、中国史・中国思想史とかやってる人は、
中国人の悪口ばかり言う。(笑
ほとんど小馬鹿にしたようなことばかり言っていて、笑えてくる。
むかしの漢文の時代にはこういう研究者は少なかっただろうが、
今は中国の学者のレベルの低さがよく話の種になるね。
逆にモンゴルや中東をやっている人は、その地域への思い入れが
強くなる傾向にある気がする。
907 :
世界@名無史さん :2006/08/06(日) 19:27:45 0
>>906 じゃあ、
なんで害務省の支那語スクール生は
支那好きなんだ?
908 :
世界@名無史さん :2006/08/06(日) 19:48:05 0
外交官と学者を一緒くたにするな。勉強してる内容もテーマもちがう。
909 :
世界@名無史さん :2006/08/06(日) 20:22:54 0
>>906 中東やモンゴルのようなマイナー地域(日本にとっては)を
やる人はもともと思い入れが強くなきゃ、研究対象に
選ばないだろう。
>>907 普通その地域の専門家になればなるほど、目は厳しく
なるはずなんだが。
アメリカの対ソ連担当の人間がソ連に対して甘かった
という話は聞いたことがない。対中国でも同様だろう。
日本は外交官というものを何か誤解しているのではないの
だろうか?
それにしても、日本ネタが出ると朝鮮ネタも出て 在日とそれへの反対者が現れて、スレが荒れ気味になる傾向は 何とかならんものか。
>>857 >>862 >>895 ヤパーリ欧米人は“強者”の立場から異文明を見るのに慣れすぎてるってことかね。
リベラル派の学者でさえそうなんだもの。
田川建三も『書物としての新約聖書』(勁草書房)で、西洋人は自分たちの言語を
世界中に押しつけることに慣れてしまっているから、こういう言語の相違による
苦労、理解や発言の不自由などという要素を、歴史の事実を考える場合にほとんど
まったく考慮することもしない。考慮しないどころか、ほとんどそういう問題に
気づくことさえしない、と書いていたが。
>>909 アメリカの対中外交は失敗の連続だよ。
・孫文、蒋介石が中国を統一してくれると思って援助するも統一できず。
・日中戦争で蒋介石を援助すれば、同様に援助したソ連のように
第二戦線を形成して日本軍を追い詰めると思ったらできず、というかしない。
・国共内戦で国民党が勝つと思ったらあっという間に負ける。
・朝鮮戦争で中国は介入しないと本気で思っていた。
etc
最近でも6ヵ国協議で中国が北朝鮮を押さえてくれると思ってたらテポドンどーん!
ネタや煽り抜きでいうと、アメリカが中国への見通しが甘くなるのは上下院議会に
19世紀から現代に至るまで華僑の有権者や、その豊富な資金援助を受けた
「チャイニーズロビー」が存在して影響しているのが原因だといわれている。
以上スレ違いスマン。
ttp://d.hatena.ne.jp/HODGE/20060514/p1 「戦争の西洋的流儀」は、アメリカ有数の軍事史家ヴィクター・ハンソン
(Victor Davis Hanson)が『The Western Way of War』以来一貫して
主張している概念であるという。彼は「戦争の西洋的流儀」の継続を
前提として、古代から現代の戦争について包括的に論じている。
西洋人と非西洋人の間で戦われた、古代から現代までの九つの大戦闘を
取り上げ、自由と民主主義を信奉する西洋人がその自由と民主牛義を
守るために「戦争の西洋的流儀」に則って非西洋人と戦った結果、
西洋の軍隊には必ず勝利がもたらされた、と説く。1942年のミッドウェー
海戦もそうした戦闘の一つとして検討されており、日本軍の大敗北が
「戦争の西洋的流儀」の論理に沿って説明される。
自由と民主主義のために自発的に従軍する市民兵士から成り、厳しい 訓練や軍紀に特徴づけられる「文明的」な西洋の軍隊は、飛び道具に 依存し、奇襲やゲリラ戦法を駆使して決戦回避をはかる「臆病」で 「野蛮」な非西洋の軍隊とは対照的に、正々堂々とした正面からの 接近戦を求め、それゆえに圧倒的な軍事的優位を保ってきた、と いうのがハンソンの議論の骨子である。
なんかもう、お笑いの域に達しているな。
結論ありきって感じですな
ヴィクター・ハンソンのいう「九つの大戦闘」は、 ・サラミス海戦 ・ガウガメラの戦い ・カンネーの戦い ・トゥール=ポワティエ間の戦い ・コルテスのアステカ征服 ・レパントの海戦 ・イサンドルワナの戦い ・ミッドウェー海戦 ・テト攻勢 なのだそうです。
ワールシュタットなんかはなかったこと扱いみたいだね
コルテスのアステカ征服? 民主主義なんか全然ないやん。
>>913-914 軍事と言う露骨な実力場面で絶対優位を証明しようとして
悲惨な墓穴を掘ったという例だね。
1「西洋側」に自由主義と民主主義が保障されていたか
2対戦相手が完全な東洋的専制体制だったと言えるか
3きっちり「西洋側」が圧倒的勝利を収めているか
を比較してみよう。○や×などは123の順に並べた。
・サラミス海戦 ○○△(東方側から見ればただの局地紛争だね)
・ガウガメラの戦い ×○○(アレクサンドロス帝国は自由も民主も無い)
・カンネーの戦い ○△○(これが一番論旨に沿っているかな)
・トゥール=ポワティエ間の戦い ×○△(中世欧州に自由や民主など(ry)
・コルテスのアステカ征服 ×○○(コルテス軍が自由主義かよプゲラッチョ)
・レパントの海戦 △○△(良く出来ているが西洋側完勝とは言いがたい)
・イサンドルワナの戦い △○△(苦戦しているし、アフリカ征服は汚点では?)
・ミッドウェー海戦 ○△○(大日本帝国は一応普通選挙の議会制だった)
・テト攻勢 ××○(これはむしろ反対例じゃないのか??出した趣旨さえ良く分からん)
>>912 政治家の場合はチャイニーズロビーのせいだろうけど、学者の場合、
イデオロギーも関係しているように思える。
現在の欧米諸国でも左派は中国に対して甘い傾向がある。
922 :
世界@名無史さん :2006/08/07(月) 04:37:06 0
欧米の左派と日本の左派って違わないか?
923 :
世界@名無史さん :2006/08/07(月) 05:12:54 0
云ったら本家ですもの。 日本のソレよりヒューマニズム色が強いわ。 乱暴に言うと人道主義かしらん☆
英国植民者のタスマニア原住民狩りなんかも入れておけば、ギャグとして完成度が上がったのに。
なぜ欧米諸国の左派は中国に対して甘いんですか?
ttp://www.hm.h555.net/~hajinoue/jinbutu/dyu-i.htm デモといえば、一九一九年に起こった「五・四運動」(中国.北京での反帝国
主義運動)でのことである。学生たちがデモ行進をしていた。彼らは皆、
洗面用具を持っていた。なぜか?「いつ、牢屋へ行ってもいいようにしてあるんだ。
だから、洗面用具をポケットに入れて持っている。彼らの姿の中に、デューイは
「中国の新しき精神」を見た。「ここに新しき中国が生まれようとしている。
この青年たちの不屈の魂があるかぎり、いつか中国は世界を動かすにちがいない」
と。そういう青年たちの中に、若き周恩来総理夫妻がいたことも有名である。
見かけだけならば、当時、中国は混乱し、日本は近代化されていた。しかし、
デューイは、日本の近代化は表面的なもので、内発のものではない、魂の内側
からのものではないと見抜いたのである。
ttp://groups.yahoo.co.jp/group/TUP-Bulletin/message/526 速報485号 チャルマーズ・ジョンソン「米中の狭間で日本は……」
日本にとっては、さらに厄介な選択になる。東アジアにおける中国=日本間反
目関係は長い歴史を有し、いつも悲惨な結果を招いてきた。第二次世界大戦前、
中国事情に関して日本で最も影響力のある著述者に数えられた尾崎秀美[おざ
きほつみ。近衛内閣ブレーン、ゾルゲ事件に関与]は、日本が中国革命を認め
るのを拒み、戦争をもって対応するなら、中国の民衆を先鋭化させるだけであ
り、中国共産党による権力の掌握に貢献することになると、予言するがごとき
警告を発した。彼は、「どうして中国革命の成功が日本の不都合になるの
か?」という問に命を捧げた。1944年に日本政府は尾崎を売国奴として絞
首刑に処したが、彼の問は今でも1930年代末期と変わらず適切である。
928 :
世界@名無史さん :2006/08/08(火) 00:38:27 0
頼むから同じコピペを張り付けるのはやめてくれ。 いい加減見飽きた。
出張さんって、何で迷惑なことしかしないの? どこの宗教にはいってんの? むしろ、そっちを教えて。
欧米人てさ、昭和天皇の戦争責任にはしつこく拘るくせに、 アジア諸国の“対日協力者”についてはほとんど問題にしないよね。 (それとも漏れが知らないだけか?)
931 :
世界@名無史さん :2006/08/08(火) 20:57:58 0
日本をよく知らない外国人たちは、国会があって、衆議院選挙の行われるのを 知り、戦前のドイツと同様に日本も少なくとも民主的であると想像している。 これは妄想である。1889年に公布された憲法を立案した伊藤候は、日本海軍が イギリス海軍をまねた以外、日本の西欧化の一切をドイツから学んだように、 憲法の雛型もドイツから得たのも真実である。しかし、日本憲法がドイツ帝国 憲法とちがう点が多々あった。まず第一に、ドイツ国会は成人男子に選挙権を 与え、選出されたが、日本においては、選挙権を成人男子の約25パーセントに 制限する財産上の資格があった。しかしながら、この資格制限も、日本天皇の 権限が独皇帝カイゼルの権限よりもはるかに大きい事実にくらべれば、些細な 小事であった……日本では、もし国会が予算の通過を拒否すれば、前年度の 予算がそのまま踏襲され、国会が審議を行わなければ、勅令によって臨時に 立法できる。(これはドイツ憲法に類例のない条項である) 『中国の問題』(B・ラッセル著、理想社)
明治維新以後の日本の変貌は驚愕すべきものであり、国民も当然それに 驚嘆した。しかし、なお一層驚くべきことは、知識や人生観が測り知れない 変化を受けても、宗教や倫理にはさほどの変化が見られない点、また、 そのような変化から当然期待されるような変化とは裏腹の方向に日本が 向かっていった点である。科学は人を合理主義に走らせやすいと想像するのに、 日本における科学的知識の普及は、日本文化の中でも一番時代錯誤的な 特色である天皇崇拝の一大強化策に合体されてきた。社会学、社会心理学、 および政治理論にとりにほんは特別に興味深い国である。成果をあげた 東洋と西洋の綜合は甚だ得意な性格のものである。表面に現れている以上に ずっと東洋的であるのに、国家的能率に役立つ西洋の特色がすべての面に 存在している。東洋的要素と西洋的要素の真正の融合がどれほど行われて いるかは甚だ疑問であるかも知れない。国民が神経質に興奮し易い性格には 彼らの生活態度のどこかに緊張と作為とがあることを示唆するが、これは 多分単なる一時的現象にすぎないかも知れない。
933 :
世界@名無史さん :2006/08/09(水) 13:49:36 0
欧米の史家はは天皇の(個人的)権限について過大評価する傾向にあるね。 (我々が過小評価なのかも・・・?)
第二帝政期のドイツってそんなに民主的だったの? ドイツ近代史についてはよく知らないんだが。
確かに鉄血宰相と馬鹿皇帝のイメージしか無いなw
ロシア史研究者が、西欧の歴史家のロシアに対する分析は、いつもロシアの 後進性、邪悪さ、失敗といったものだとボヤいてたけど、 欧米人の日本史に対する分析にも似たような要素があるのかもしれん。
937 :
世界@名無史さん :2006/08/09(水) 22:23:47 0
そのまま共産主義の愚に突き進んだロシアに比べると、日本には清露列強を 破ったり、日英同盟を結んだり、かといえば大東亜戦争を起こしたり、サプ ライズがあって面白いのかも痴れない。 なんといっても有色人種で独立国家として近代化を成し遂げたのは日本だけ だし。「東洋の神秘」である。
それが近年ではオタク文化の大輸出国
ポール・ケネディの『大国の興亡』では、「二つのアウトサイダー― 日本とロシア』と書かれていたな。
なんか2chではオタク文化なるものを過大評価する傾向があるようだけど、 結局向こうでもオタクにしか受けないし、狭いマーケットだよ。 しかも最近頭打ちだし。
というか、向こうの「オタク」ってどういう層なのかよく分からん。 「ナード」ともちょっと違うみたいだし。 昔海外の掲示板をROMってたらアメリカ人の女の子が 「千と千尋観に行ったら周りの客がハードコアなナードばかりですごかった」 とか書いてたが、そういう住み分けみたいのはどうなってるのか。
「ナード」はガリ勉のことでは。 スポーツマンとマッチョが礼讃される米国では馬鹿にされる存在。 「ギーク」がいわゆるオタク。
どの国にもナードは存在し、都市化が進むとさらにナードは多くなる。 だから中国は大きな市場になるだろう。 彼らがバカにされる存在だとしても、存在する限り市場として成り立つ。
944 :
世界@名無史さん :2006/08/12(土) 10:43:10 0
英語版Wikipediaの日本史関係はは殆ど中韓工作の場と化している それが各国語に翻訳され世界中へ広まっていく
945 :
世界@名無史さん :2006/08/12(土) 12:40:18 0
中国とその文化伝統に対する態度が18世紀日本の知識人の世界観の中心にあったことは 疑いない・・・指導者層が彼らを中国の伝統に従わせようと努力したこと、また西洋から の隔離という事情のために、中国観は彼らの多くの者にとって決定的な要因として働いた。 多くの日本人がこれまでにないほど深く中国文化の圏内に入り込んで暮らしていた。 アーサー・ライトが指摘しているように、徳川の儒者には中国の儒者の「中国」イメージ をそのまま受け入れている者が多く、彼らは時おり外夷に生まれたことを嘆いては、同時代 人やライヴァルたちの怒りを買ったのであった。この誇張された中国礼賛のうちに、西洋を 前にして明治人が示した自己卑下と自己非難の徳川版を見ることも可能である。たしかに、 この種の卑下は深い根拠があるものというよりはむしろ儀礼的な哀歌風なものというべき 場合の方が多い。 中国が漢学者たちの上に一箇の政治勢力ないしは戦略問題として押しかぶさってきたことは なかったし、中国の叡智を学び取るべく辛苦はしても、同時に中国の強大さを怖れねばなら ない必要はなかった。しかしそれにもかかわらず、彼らの中国に対する讃美と尊敬の念は深く、 その多くは19世紀にいたるまで生きながらえてゆくのである。 この18世紀中に、国学者という思想上の敵対派が登場してきて漢学者の中国崇拝に挑戦した。 だが、そうはいっても、彼らの中国伝統を攻撃する辛辣さそのものが、また中国一辺倒の 同時代人に対する彼らの悪罵そのものが、国学者たちはいかに的確に、日本における中国 文化の名声と勢力を測知していたかを示すものに他ならなかった。 マリウス・B・ジャンセン『近代化に対する日本人の態度の変遷』
946 :
世界@名無史さん :2006/08/12(土) 15:45:06 0
>>937 東洋の神秘?
そんなものから離れて欧米化していったのが近代日本でしょ。
947 :
世界@名無史さん :2006/08/12(土) 16:53:57 0
いや、国体はそのままで、技術・文明だけ和魂洋才で取り入れた事が「神秘」なんだろ。
そもそも伝統的なものを全部なくすことなんてできるのか? 中国なんて、文化大革命みたいなことをやっても、相変わらず 中国文化は健在じゃん。 最近は儒教を復興しようなんて動きもあるし。
あちらさんからしたら、肌が黄色けりゃどんなことしてようが「東洋の神秘」だろ
朝鮮人のWikipedia(ウィキペディア)捏造に対抗せよ 12
http://society3.2ch.net/test/read.cgi/korea/1153715761/l50 お願いです、英語の書ける方、力を貸して下さい。
中韓系アメリカ人や彼らの肩を持つ他のユーザーに比して、日本勢は無勢です。
(韓国系だけが相手なら現状拮抗していると言えるんだけど)
日本、日本人、日本史 (特に古代)、竹島、対馬、日本の戦争犯罪、等々
酷いことが書かれています。
ひとつひとつ順番に計画を立てて当たり、
議論とソースで何が正しいか示し、相手やその他大勢を
納得させていかないと、書き直すことができません。
向こうでは
>>878 みたいな番組が普通に流れてるうえに
旧枢軸国の悪印象もあって
肩を持つ連中が多いのは致し方ない。
952 :
世界@名無史さん :2006/08/12(土) 21:38:59 0
日本の文化や宗教の大部分は、古い歴史を持つ大陸の文明から取り入れられた ものだった。しかし、中国が統一的な官僚機構によって動かされていたのに対し、 日本の権力は氏族に基盤を置く多くの封建領主の手に分散されていて、天皇の 権威はほんのかたちばかりでしかなかった。14世紀には中央集権的な支配体制が 存在したが、その後は領主がおたがいに争う時代がつづいた。このころの日本の 状況は、同時代のスコットランドに似ている。 ポール・ケネディ『大国の興亡(上)』(草思社)
ジュール・ベルヌ「四十日間世界一周」の中のセリフ 「やあ、君は日本人じゃないね?」 「そうとも、君が猿じゃないのと同じようにね!」
954 :
世界@名無史さん :2006/08/12(土) 23:19:37 0
>>八十日じゃないの?
>>945 江戸時代後期から末期にかけて、漢学者と中国文明そのものの権威を
包括的かつ急速に失墜させていった張本人は国学思想じゃないんだけどなあ。
決定的なのは、蘭学・洋学の文献が理系限定だが入ってきて、
科学技術というプラグマティックな面で
洋学>>>>越えられない壁>>>>漢学
ということが実証的に明らかになっていったから。
医学にしても測量術にしても、中国式は西洋式の前には
全く子どもの遊戯レベルで歯が立たなかった。
日本人は実際に試してみてこの真実に気づいたわけだ。
これが、明治維新後の中国系「学問」の一掃・完全追放と
広義の科学技術に関する全面西洋化路線(文明開化)に繋がっていく。
まあ、この事実を西欧人が書くと、恐らく余りにも鬱陶しい
西欧の自画自賛になることは確実だから、これでいいのかもしれないが(w
957 :
世界@名無史さん :2006/08/13(日) 00:38:05 0
伊能忠敬なんかも、西洋の技術をいち早く取り立てただけ出しな。 世間ではまるで日本人が独自に西洋に追いついたみたいなもてはやし方だけど。
>>957 伊能忠敬の測量技術自体を日本オリジナルなんて言う香具師はただの電波だろうよ。
もちろん情報の乏しい中での彼の創意工夫は素晴らしいものがあるにしても
まともなヤシなら、彼を正確に実践的洋学者の系譜に結びつける。
もちろんこれが今でも当然に通説であるはずだ。
伊能図のすごいところは、当時、非西欧のまともな地図は西欧人が作成するのが
世界的常識だったのにも関わらず、日本は開国前なのに
自分でほぼ西欧レベルに匹敵する地図を作ってしまったこと。
これと関連するんだが、
19世紀前半の非西欧で、西欧文明のもつとんでもない特異な力とその本質に
独力で気づき、さらにこれに関する知的探求を進めたのは
事実上日本人だけだったということが洋学者・蘭学者の偉大なところでもある。
この時点で西欧に匹敵するものがオリジナルとしてあったわけではない。
西欧の凄さをただ一人理解できたということだけ。
959 :
世界@名無史さん :2006/08/13(日) 04:02:12 0
近代日本がやったのは所詮欧米の猿真似よ。 東洋の神秘だの和魂洋才だのと言ってみたところで、 近代日本人がいかなる価値観を欧米に対して示し得たというのか。 せいぜい特攻ぐらいではないか。
960 :
世界@名無史さん :2006/08/13(日) 04:39:06 0
>>819 数年前通貨危機で死にかけたわけだが
そして日本が100億ドルの保障をして信用を補完してやったわけだが
961 :
世界@名無史さん :2006/08/13(日) 05:02:26 0
>>959 文化を破壊せず、他国の技術や文化を取り入れることが驚くほど巧いってのは評価の対象にならんのか?
戦史的に見ても、日本人の目的遂行に対する意識ってのはびっくりするほど高いんじゃない?
壊滅的な状況でほとんど逃げずに戦った(軍事的な意味はともかく)軍隊なんてそうそうないでしょ
二次大戦のペリリュー島の戦闘とか見ても、12000人がほぼ全員戦死なんて結果、過去ありえないじゃん。
特攻って括ってしまえばそれまでだけど、そういう潔さというか、終わりを重視する精神性だけでも十分欧米と違うっていえるんじゃね?
逃げずに戦ったからいくつもの民族が滅びてきたんじゃないのか。 逃げているならその民族は続いているだろう。ユダヤ人みたいに。
963 :
世界@名無史さん :2006/08/13(日) 05:33:20 0
具体的にどの民族が滅んだの?
964 :
世界@名無史さん :
2006/08/13(日) 06:55:14 0