世界史なんでも質問スレッド18

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>>919
フランス革命以後は「フランス市民たらん」としたユダヤ人もおりましたが、
もろくも根強く残る差別の前に敗北しますた。
ドレフュス事件に衝撃を受けたヘルツルがシオニズム運動を興したのは有名な話ですね。

レコンキスタの昔から、キリスト教徒は改宗した後のユダヤ人すら差別・弾圧の対象にしておりました。
つまり変化を受け入れず受け入れられずってところです。

ちなみにユダヤ人自体はイスラエルに住んでる住んでないを問わず、めっさ世俗化しております。
真面目に戒律を守ってるのは一部の人々に過ぎません。
極端なのも残ってますけど。
933世界@名無史さん:05/01/16 17:24:45
大戦終結〜国共内戦終結(51年頃?)までの中国史について調べています。
特に関東軍の武装解除、ソ連軍から中国政府への満州の引き渡し、国共内戦の推移について詳しい書籍サイトがあれば御教授お願いします。
934世界@名無史さん:05/01/16 17:25:44
>>921
白はロマノフの色、ロシア帝国の色
935世界@名無史さん:05/01/16 17:27:18
「赤は血の色、黒は罪の色 オレ!」
936@名無史さん :05/01/16 19:31:04
>933
森下修一編「国共内戦史」三州書房、昭和46年
937世界@名無史さん:05/01/16 20:45:56
オランダスレがほとんど人がいないみたいなのでこちらで教えてください。

オランダで昔、子供が防波堤だか堤防に亀裂が出来ているのを見つけて自分の体で
亀裂を防いで決壊を防いだが翌朝子供は死亡していた、ってエピソードを子供の頃に聞いたのですが、
これって事実なのでしょうか?

色々とぐぐったのですが、見つからなかったので。
938世界@名無史さん:05/01/16 21:05:52
>>937
私も道徳の授業で読んだ記憶があります。
現地には「オランダを救ったハンス少年」の銅像がありますが、
史実かどうか、モデルになった出来事が実在したのかは定かでないようで。
http://homepage2.nifty.com/heritage200/holland/beem2.htm
939ハリネズミ ◆qBLXpo7Q9Y :05/01/16 21:24:05
>>これって事実なのでしょうか?
多分、フィクションです。
その話自体はある程度有名なようで、私は、ウィリアム・J・ベネットの
『モラル・コンパス』で知りましたが、『銀のスケートぐつ』(1865年)の中の
「ハールレムの英雄」という挿話に登場するフィクションなどがもとネタのようです。
昔の教科書にものっていたようですが(といっても直接確認したわけではありませんが
……)。
>色々とぐぐったのですが、見つからなかったので。
検索ワードは、「ハールレム 少年 堤防」あたりで
http://www.google.com/search?hl=ja&lr=&ie=UTF-8&oe=UTF-8&q=%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%AC%E3%83%A0+%E5%B0%91%E5%B9%B4+%E5%A0%A4%E9%98%B2&num=50
940937:05/01/16 21:44:22
フィクションなのですね。ありがとうごじました。
941@名無史さん:05/01/16 21:57:33
>933
追加。
満州の旧日本軍はソ連軍に降伏し武器の引渡しをしたようです。
それをソ連軍から中共軍の引き渡したので、日本人は直接の証拠は
無く、中共軍も日本のおかげと言いたくないので資料として書かないので
ソ連解体後のソ連からしか資料が出ないと思います。
「中国革命とソ連」にあったような気もしますが・・
事実として中共軍が日本軍の武器を使ってはいたのでしょうが・・
942世界@名無史さん:05/01/16 22:48:01
受験生なんですがいつも疑問に思うことがあるのですが、オスマン帝国は敵国の都であるウイーンを包囲しながら、それに失敗して衰退などするのですか?敵の都を包囲するなど圧倒的な力の差があると感じます
943世界@名無史さん:05/01/16 22:51:25
>>942
衰退したのは第二次包囲の失敗以降。
この時、ドイツ諸侯からなる帝国軍の追撃を食らって
国境線が大幅に後退しました。

・・・これ、けっこう常識(教科書レベル)だと思うんですけど。

ちなみにウィーンは首都ですけど、東欧にたいする最前線防衛都市でも
あったのでハンガリー側がチョッカイ出すと、すぐ攻撃を受けていました。
944世界@名無史さん:05/01/16 23:22:25
オットマン側に加藤哲朗みたいなポカする香具師がいたって事。
945世界@名無史さん:05/01/16 23:31:15
中世のイベリア半島の文化について
取り扱っている書籍がありましたら教えてください。
946世界@名無史さん :05/01/16 23:57:26
>941
>933
>936の書籍が一番まとまっていますし、航空戦では、台湾の中国之翼社から出ていた、「中國之翼」
シリーズで国共内戦を取り上げた部分もあります。

また、10年前の同時代ライブラリーに、「中国残留日本兵の記録」という本があります。
共産党解放区で活動し、その後、朝鮮戦争にまで従軍した日本兵とか、共産政権で空軍戦力を
ゼロから彼らに教えた日本兵の記録です。

ちなみに、中国本土の航空博物館には、ソ連や米国製の航空機と並んで、日本の陸軍航空隊の機体
が展示されています。
947世界@名無史さん:05/01/17 00:03:34
バチカン市国って何者?
イタリアの一部でいいじゃん
948世界@名無史さん:05/01/17 00:57:29
まぁ、俺も歴史を解さない厨房のころはそう思っていたよ。

今となってはそんなこと言えない。
949世界@名無史さん:05/01/17 01:01:49
いや別にイタリアの一部でいいと思う
っつか本来そうあるべき
あそこに居座ったのはやはり問題であるよ
歴史的経過を見るとそうはならなかっただろうとは言えるけどね
950世界@名無史さん:05/01/17 01:14:43
今のジョン・ポール二世さんは、ポーランド人だぜ。
まあ、すっげー久しぶりの非イタリア人法王だそうだが。
951世界@名無史さん:05/01/17 01:20:07
ポーランド人なの?
バチカンの国籍じゃないの?
952世界@名無史さん:05/01/17 01:26:12
後漢は「ごかん」って読むのに後梁は「こうりょう」とか読み方に統一はないのですか?
953世界@名無史さん:05/01/17 01:28:58
>>951
二重国籍って知ってますか?
バチカンの国籍を持つ者は、全てそれ以前の国籍も保有しています。
ヨハネ・パウロ2世は、当然出身国であるポーランド籍も持っていると
言うことです。

さて、ローマ教皇がローマ司教であることを知らない人が、少なくとも
2名以上いるスレはここですか?
954世界@名無史さん:05/01/17 01:31:36
何で統一する必要があるの?
955世界@名無史さん:05/01/17 01:32:53
>>952
逆にいうと「ご」で読むのは「後漢」くらいじゃない?
他にあったかな。
956世界@名無史さん:05/01/17 01:34:36
>>952
五代に「後漢(こうかん)」って呼ぶ国もあるからです。
紛らわしいので「後漢(ごかん)」ではなく「東漢(とうかん)」と呼ぶこともあります。
957世界@名無史さん:05/01/17 01:57:03
>>955
後渤海(ごぼっかい)
後高句麗(ごこうくり)
後百済(ごくだら)
くらいか。
958世界@名無史さん:05/01/17 02:15:23
>>953
>ローマ教皇がローマ司教であることを知らない人が

he?
だれのことだ?
みんなそれを承知で論議してるだろ?
959世界@名無史さん:05/01/17 10:40:11
後ウマイヤ朝も「こう」だな
960世界@名無史さん:05/01/17 12:01:46
>>942
>敵の都を包囲するなど圧倒的な力の差があると感じます
それはそのとおり。
ただ1683年は「終わりの始まり」だから。
ここから長くて、いくつかのステージを踏んだ衰退過程が始まる。
だからいきなりいわゆる「弱小国」になったわけではない。

18世紀いっぱい(少なくとも18世紀前半には)オスマン朝vs露・墺では、まだまだイーブンだったと思われ。
1737-9年の戦争(←墺にはもうオイゲンがいなかった)では、トルコが国境線を逆に戻しているし、
あと、18世紀に露−墺間が基本的に友好関係にあった一つの要因は、主要敵としてのオスマン朝の存在せい。

この状況が崩れて、いわゆる「東方問題」が生起するのは19世紀に入ってからやね。
(もうトルコがダメになってきてるから、露−墺関係が安心して?きな臭くなり始める。
何とかトルコ助けたらなあかんと英仏がやきもきする。)
961世界@名無史さん:05/01/17 12:02:42
ブラザーフッドを見て思ったが
朝鮮戦争で韓国では赤狩りと称して
アカの疑いのあるものはユダヤ人並に裁判なしでどんどん虐殺していったのでしょうか?

ブラザーフッドでの描き方がホロコーストと全く同じだったのですが
962世界@名無史さん:05/01/17 12:11:14
>>860
ナポレオン戦争の頃(1805-1815)の欧州の国際通貨ターリーがオスマン朝のお金だったことも付記しておくれ。
少なくとも、19世紀前期まではトルコのお金が現代のドルに相当するものとして使用されていたということを。
963世界@名無史さん:05/01/17 19:37:28 ,
まぁ「衰退の始まり」は最盛期の頂点からだからな。
964世界@名無史さん:05/01/17 20:32:50 0
ホロコースト、ユダヤ問題など興味があって調べたんですけど
ナチス問題が現代でもタブーなのは解りますが
なぜナポレオンは英雄扱いなのか理解に苦しみます
ナポレオンによって苦しんだ国々は沢山あると思うし・・・
ナポレオンについて冷静に書いてある本などあったら教えて下さい。
965世界@名無史さん:05/01/17 20:36:45 0
>>964
>なぜナポレオンは英雄扱いなのか

偉大な軍人であった事は否定できないけど
「英雄」扱いしているのはフランス人の一部だけ。
ナチス廚がヒットラーのソ連戦略が失敗した事について
「ナポレオンも駄目だった、あのナポレオンですら」と言い訳する事はよくある。


966世界@名無史さん:05/01/17 21:01:58 0
>>945
中世のイベリア半島って、具体的に何が知りたいわけ?
967世界@名無史さん:05/01/17 21:29:21 0
>>965
ナポレオンは、軍事面での成果ばかりが強調されるが、彼の政治方面での業績は
軍事面以上のものだ。特にナポレオン民法典をはじめとする各種法律の制定は、
現在の主流となる法律の直接的な祖先といえる。
(日本の民法も、ナポレオン民法典を手本に作られている)

西欧文明史においてナポレオンは、その負の側面よりも正の面の方が大きいのだよ。
だから肯定される。

>>964
法史学の教科書あたりから手を付けてみると良いかも。
フランス革命が、今なお肯定的に解釈されるのは何故か、そのあたりが分かるかもね。
ナポレオンはフランス革命の評価抜きには語れない。
968964:05/01/17 21:47:16 0
>>965
軍人としても評価が高いということは
やはり演説とかも上手かったのかな?

>>967
博愛などを掲げたのがフランス革命ですよね?
歴史に興味があるとどこから手を付けていいか解らないですね
私は最初はアンネの日記を読んでホロコーストに興味が沸き
ユダヤ問題、シオニスト、パレスチナイスラエルに行き
世界の独裁者を知りたくなり→なぜナポレオンが英雄なのかに疑問
知らないことが多すぎて困ってます
最近は「無知の知」を知って、自分に言い聞かせてます
969世界@名無史さん:05/01/17 22:06:09 0
>>967
>負の側面よりも正の面の方が大きいのだよ。
>だから肯定

肯定する事と質問の「英雄扱い」とは違うんじゃないか
970世界@名無史さん:05/01/17 23:25:56 0
軍事の改革者って英雄扱いされやすいだろ。
アレキサンダーとか源義経とか織田信長とかチンギスとかナポレオンとか〜
人に迷惑をかけた・かけてないとかってお互いに主観的な見方だから、
能力がある人間は全部英雄扱いしても問題ないんじゃないか。ヒトラーでも。
971世界@名無史さん:05/01/17 23:29:01 0
よく解らない間はあまり結論に走らないで知識の蓄積に励むべき。
972世界@名無史さん:05/01/17 23:31:31 0
>>970
>ヒトラーでも

最後にくっつけてある、臆病者だな。
973世界@名無史さん:05/01/17 23:37:01 0
宗教が科学の発展に与えた影響について、ちょこちょこっとおせーてください
大学のレポートのテーマです。
ほんの取っ掛かり程度で良いから軽く。お願い
974世界@名無史さん:05/01/18 00:06:54 0
次スレ

世界史なんでも質問スレッド 19
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/whis/1105974235/

>>973
キリスト教なら天動説・地動説、進化論に対して
与えた影響から書けば。
975世界@名無史さん:05/01/18 01:20:05 0
>>970
英雄について国語辞典を引く事をお勧めする。
976世界@名無史さん
>>973
キリスト教スレとのマルチはイクない