麻の葉・・・ゲフンゲフン
>>941 フランス語だとジャガイモは「大地の林檎」、
イタリア語だとトマトは「黄金の林檎」。
>>944 それって、本邦で大豆のことを「畑の肉」とか言うのと同列のアレと違うん?
>>945 違うと思う。
むしろマイタケの一種がシメジと称されて一般的に売られていることや
沖縄スギがクロカンパチの名前で売られていた事例のようなものだと思う。
947 :
世界@名無史さん:04/05/12 22:38
>>945 オランダ語ではジャガイモはアンプールだが、これも「大地のリンゴ」、アップルの意味だそうな。
秋田県ではジャガイモを「アンプラ」というが、このアンプールが訛った言葉。
>>946 シメジの名で売られているのは平茸じゃない?
>>946 フランス人は馬鈴薯を林檎の種類と認識しているのか?
949 :
世界@名無史さん :04/05/13 01:03
古代ギリシャではワインに松脂の香りをつけてたらしい
>949
過去スレでkrt氏がカキコしたところによれば、輸送用のアンフォラ壷の内部を松脂で固めていたので
ワインに松脂の香りが移り、ひいては松脂の香りをわざとつけるようになったとか。
松脂じゃないが、針葉樹の匂いがついた酒といえばジンだな。
杜松の実の香りがつけてある。
本邦でも杉や檜の樽で酒に匂いをつけるし、
ワインに樫材の匂いをつけるのは普通に行われているし、
松脂で燻す茶は中国にあるし
別にギリシャがどくとくでもなんでもないような……
松の薪で燻す茶は、支那のラプサンスーチョンだな。
あれは正露丸臭くて不味い!
>>945 トマトのイタリア語「ポモドーロ」はそのまま金のリンゴの意味
ところでラテン語では「林檎」がmalum(果実)、malus(樹)なのに、
フランス語やイタリア語では一般に「果実、果樹」の意味のpomus
から派生したpomme, pomoとなっている。
956 :
世界@名無史さん:04/05/13 13:48
リンゴはドイツ語ではアプフェル
>>945 "pomme de terre"がフランス語で普通にじゃがいも。他の表現は聞いた
ことも見たこともない。イタリア語では
>>945の言う通り"pomodoro"が
トマト。これも他の表現は知らない。
ヨーロッパではジャガイモは比較的新しい野菜のせいか、各国語で呼び方がばらばら
だよね、フランス語が前のレスにも出てきているように、"pomme de terre"、英語
だと”potato”、ドイツ語では”kartofel”ラテン諸国では比較的「大地のりんご」
系の呼び方が多いけど。
スラブ語圏なんかは国ごとによびかたが違う。
ロシア語 катофель カルトーフェリドイツからの外来語)
ポーランド語 ziemniaki ズィェムニャキ
チェコ語 brambory ブランボリ
セルビア語 krompir クロンピル
ブルガリア語でジャガイモがなんというか知っている人いませんか?
↑ずれた。鬱
961 :
世界@名無史さん:04/05/13 19:48
日本では大抵「芋」系だな。太古から里芋、山芋に親しんでいたから。
朝鮮語でジャガイモはカムジャ、薩摩芋はコグマ。対馬で薩摩芋を「孝行芋」というので、
その名前が訛って伝わった。
中国語ではじゃが芋は土豆。台湾では日本の影響で馬鈴薯という。
また、台湾先住民のタイヤル族は薩摩芋はガヒというが、じゃが芋はガヒ・ナ・リプンという。
「日本の薩摩芋」の意味。
西洋にはじゃが芋以外に「イモ類」はあるのかな?
>>961 西洋ではないがボリビアで黒いもを食べた。
里芋のような外見だったのでねっとりとした食感を予想したのに硬く、くさい。
パパ ネグラ
(じゃがいも 黒 )
と呼ばれていたよ。
セロリの根とかは芋の部類に入るの?
>>963 花生。殻をむいたピーナッツの事は花生米と言うそうです。
>>959 一応訂正すると、
> ドイツ語では”kartofel”
Kartoffel. "f"が一つ足りない。ちゃんとGrossschreibungしましょう。
方言でフランス語と同式のErdapfelもあるらしい。
> ポーランド語 ziemniaki ズィェムニャキ
何故に複数?単数はziemniak. 発音は「ジェムニャク」の方が近いかと。
日本語で語頭の「ジ」が破擦音になるのを嫌ったのかな?
> チェコ語 brambory ブランボリ
これも複数ではなかろうか?チェコ語は知らんが。
ご指摘ありがとうございます。正直ロシア語以外は詳しくないんで。辞書で見たのを
そのまま書きこんだだけなんですけどね。
ベラルーシ語ではジャガイモはбульба(ブリバ)だそうです。タラス・ブリバ
のブリバと同じなんですかね?あっちはウクライナですけど。 ブルガリア語では、
калтоф(カルトーフ)これもドイツ語からの借用語みたいですね。
>>961 フランスでは菊芋を食べるそうです。フランス語ではトピナンプール。
↑ 【誰が】目指せ1500人釣りPart3【釣れる?】
飛ぶ前からスレタイ見えてるよ。いつまでこんなことやってるんだか。
>>966 複数形のみ専ら使われる単語とか、あるだろ。
ピロシキとか、ワレニキとか、日本語に入ってくるときに複数形だろ。
>>970 すくなくともziemniakはポーランド語では単数でも使われます。
"jeden ziemniak"でグーグル検索してみてください。また日本語
に入ってきてもいません。
ついでに書くと専ら複数でのみ使われる単語は「はさみ」を
意味するnoz.yczki, 「バイオリン」を意味するskrzypceなど
の組になる物を表す単語です。野菜は普通単数形を持ちます。
ここは言語板ではありません
>>967 トピナンプールは『モーニング』というマンガ雑誌で連載されている
「大使閣下の料理人」というマンガで出てきましたね。
現在ではあまり使われない食材だとか。
芋が1個か2個かなんていちいち顧慮するか?
積んで一山ナンボだろ。複数に決まってンじゃん。
中国では「芋」といえばサトイモのことで、それ以外の芋は「薯」の字を使う。
確かに、甘藷、馬鈴薯、自然薯 は本邦でも書くが、タロの類を書くのに
「藷」の字はつかわなんなぁ
>>975 > 芋が1個か2個かなんていちいち顧慮するか?
勿論。「ジャガイモ1個」なんて書いてあるレシピはいくらでもある。
> 積んで一山ナンボだろ。複数に決まってンじゃん。
知りもしない言語について、出鱈目な因縁をつけるのはやめろよ。
英語のpotatoは複数か?
979 :
世界@名無史さん:04/05/15 21:18
一首浮かんだぞ。
魚油苺 米の研ぎ方 唐辛子 芋を数えて スレは荒れたり
うむ、素晴らしい!
山形の芋煮なんていうのも芋を主食にしていた名残だろうか?
周辺各県にも同じような習慣があるが、関係あるのだろうか?
(秋田、岩手、宮城などには同様の習慣あり)
一時期仙台に住んでたけど、そういや確かに学校のイベントで芋煮会ってあったな
親も参加して河原で芋食うの
山形の芋煮は里芋と牛肉だが、明治以前は油揚げと芋を炊いていたそうだね。
らぶひなを読んでいて「芋煮会」ってのが良く分からなかったが、
そうか赤松は東北出身なのか…。
うちの地方では無かったからなあ。
寄り合いの時に芋鍋を囲む、或いは蕎麦や饂飩が出る地域というのは大抵江戸時代
に米があまりとれなかった地域のようです。
次スレよろ
芋(日本で云う処の山芋)生で食べるのってアボリジニーもしてたような気がしますが、
ソースなんだったろか…
>985
今回で懲りたからヤダ。立て方も>1の文章も酔いが醒めてから
冷や汗かいたので。皆様の大人な対応に感謝してます。
>>958さんのテンプレ元に誰かヨロ
山形やら秋田やらで里芋は栽培できるの?
青森でも栽培できるから、秋田では充分栽培できる。
ていうか、早く次スレ。俺立てられないから。
芋の数え方で荒れてしまいましたね。
ロシア語だと逆にジャガイモは複数がなくて、物質名詞みたいな扱いですが。
参考にした辞書がロシアで買った、露波辞典だったんで、ポーランド語だと
複数形もあるよ、と言いたかったんでしょうか?
992 :
世界@名無史さん:
芋の粒の数なんか顧慮しないから、物質名詞なんだろ。