インド史について

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1世界@名無史さん
インド史が世界史の表舞台に登場しるのはムガール朝からでつが
それ以前ってどうだったの?
マウリヤ朝くらいしか知らないのですが
2世界@名無史さん:03/05/18 15:57
インダス文明からじゃないの?
3世界@名無史さん:03/05/18 16:01
インダス文明〜ムガール朝の間の時期って、どうなの?
知ってるのは仏陀とアショカ王くらいだから
4世界@名無史さん:03/05/18 16:03
マウリヤ朝、サータヴァーハナ朝、クシャーナ朝、グプタ朝、ヴァルダナ朝、
ラージプート諸王朝、ガズナ朝、ゴール朝、デリー=スルタン朝、ムガール帝国、
イギリス支配。
5世界@名無史さん:03/05/18 16:06
それ全部統一王朝でふか?
6世界@名無史さん:03/05/18 16:15
>>5
違いまつ。
たとえば、クシャーナ朝はインド西北部を支配し、
サータヴァーハナ朝は南部を支配していますた。
グプタ朝、ヴァルダナ朝は北部だけ。
8世紀はじめにはウマイヤ朝が一時シンド地方を征服しますたが長続きせず。
その後アフガニスタンにトルコ系のガズナ朝・ゴール朝が建国され、
インド侵入をくりかえし、北インドはイスラム王朝の支配下に入りまつ。
13世紀始めにゴール朝の将軍アイバクが、デリーに自立して奴隷王朝を
開きまつ。
その後ムガール帝国の建国まで、北インドにはデリーを都とする五つの
イスラム王朝が続き、この時代をデリー=スルタン朝と総称しまつ。
7世界@名無史さん:03/05/18 16:23
チャンドラグプタのマウリヤ朝以前はアケメネス朝ペルシアの属州 ・マガタ国 ・ナンダ朝
と続くわけかー
8世界@名無史さん:03/05/18 16:32
インド亜大陸を統一した王朝ってあったっけ
9世界@名無史さん:03/05/18 16:40
>8
インドの南の先まで統一した王朝は一つもないはず。
強いていうなら、ハノーヴァー朝
10世界@名無史さん:03/05/18 16:42
結局、英国の支配がなければ一つの国である必然性はなかったんだな。
11世界@名無史さん:03/05/18 16:48
シュンガ朝・カーンヴァ朝・チャールキヤ朝・パッラヴァ朝・パーラ朝
ラーシュトラクータ朝・プラティハーラ朝・チョーラ朝・ガズニ朝
チョーラ朝・・・・なんだこれ。。インド史がメジャーになれないわけでつね
(´д`)クスクス
12世界@名無史さん:03/05/18 18:42
インドが長い間統一されなかったのは何故なんでそうか
13世界@名無史さん:03/05/18 19:29
広いから、気候風土が違ううえに、
農本的な社会体制が優勢だったため、
気候風土の相違が地域社会の自律性を温存した。

環境要因により温存された農本的地域社会の自律性は、ヴァルナ=カースト制に補強され続けた。
すなわち、統一王朝に近いものが生まれても地域社会を解体し広域社会に再構成することが困難だった。
14世界@名無史さん:03/05/18 20:00
インド史って、王朝名見ただけで読む意欲がおこらなくなる。
詳しい人はマジで尊敬するよ。
15しつもん:03/05/18 20:29
中国の三国時代、日本の戦国末期みたいな、
ゲームにしてもおもしろそうなドラマチックな時期って、
インド史ではどの辺ですか?
16世界@名無史さん:03/05/18 21:02
>>14 >>15
安心しる。
プロの作家(陳舜臣)でさえ、
「インド三国志」途中で
書けなくなって中断したくらいに
ドラマ的に詰まらん時代しかない。
17世界@名無史さん:03/05/19 04:13
「歴史」のない国
18世界@名無史さん:03/05/19 04:27
>16
陳舜臣は、モンゴル扱っても、琉球扱っても、
インド扱っても、テーマは面白そうなのに
内容はどれもつまんない。

>ドラマ的に詰まらん時代しかない。
そんなことはない。これから開拓していく
フロンティアだよ。

「インド」なんていう概念はイギリスが支配して
はじめて生まれたもので、それ以前は各地バラバラ
でしかない。だから「インドとは・・・」なんて
言い出すヤシは信用できない。
19世界@名無史さん:03/05/19 04:32
>ゲームにしてもおもしろそうなドラマチックな時期って、

十六王国がマガダ国に統一されていく過程とか、
エフタルの侵入にあわてふためく時代とか、
ムガル初期のすったもんだとか、アクバル対ラージプート
とか、シーク教国の興亡とかドラマティックな時代は
いくらでもあるんだけど、歴史書(特に日本語で)では
しっかりまとまっていないからマイナーなまま
というのが現状だろうね。
20世界@名無史さん:03/05/19 04:39
>インドが長い間統一されなかったのは何故なんでそうか

最初から統一されるべき総体として「インド」があった、
という概念を捨てると「インド史」はおもしろくなるよ。

「日本、韓国、中国、ベトナムが一国として統一されない
のはなぜなんですか?」という質問してるようなもんだ。

21世界@名無史さん:03/05/19 07:14
>>20
漢朝は、ベトナム北半分と朝鮮を支配していたし……
22世界@名無史さん:03/05/19 10:33
印僑が、現在のように世界中に広がっていったのはいつの時代からなんですか?
日本には華僑に関する本はいっぱいあるのに、印僑について書いた本はあまり
みかけんな・・・
23世界@名無史さん:03/05/19 10:51
ttp://www.jcci.or.jp/indoit/takyuubin/column/ishigaki.htm

〔印僑とマルワリ商人〕

インドは日本より早く西欧近代化の波を受け、東インド会社の拠点だった
ボンベイ(ムンバイ)、カルカッタ、マドラスとデリーの4大都市には、
綿や機械に始まる近代工業が形成される。
英国系ではないタタ、ビルラに代表される民族系の財閥も植民地時代
(19世紀)に形成され、食品、繊維、機会、鉄鋼、化学、自動車、建設、
セメントとあらゆる事業に進出した。他のアジアの財閥は大半が第2次大戦後に
誕生したが、インドは日本に次ぐ歴史を持ち、工業化の蓄積があった。
財閥の主要輩出地はラージャスターン州で、貧しく産物のない砂漠地帯から
「マルワリ」と呼ばれる商人集団が、その結束力とネットワークで全土に進出した。
マルワリ商人はインド経済をひもとくカギでもある。
一方で、植民地時代の奴隷(クーリー)を経て華僑と並び印僑(NRI)が
世界に進出、戦後の混合経済で国内は停滞したが、貴金属、金融サービスなど
欧米を中心に大富豪が続々生まれていた。
さらに、NRIの中でアメリカに渡り高学歴を修めながら人種差別された頭脳が、
70年代以降、新興の“シリコンバレー”に雇用される構図が生まれた。

24世界@名無史さん:03/05/19 11:14
25世界@名無史さん:03/05/19 11:21
インドってある種特異なのかな、
仏教・イスラム教が衰退してヒンドゥー教が民間信仰の最たるものになって
いる。仏教・イスラム教は時の権力者が推奨してきたものだが。。。
やはりこれはカースト制度のせいなのか
26世界@名無史さん:03/05/19 11:41
ハノーヴァー朝のプリンスオブウェールズやレパルスを
静めた日本にインド占領権があるわけか。
27世界@名無史さん:03/05/19 11:59
主要な言語として憲法にあげられたのはアッサム語(アッサミー)Assam ̄,
ベンガル語(ベンガリー),グジャラート語(グジャラーティー)Gujar´t ̄
,ヒンディー語,カンナダ語 Kannada,カシミール語(カシミーリー)Kashm ̄r ̄,
マラヤーラム語Malay´lam,マラーティー語,オリヤー語 Oriy´,パンジャーブ語
(パンジャービー)Punj´b ̄,サンスクリット語,シンド語(シンディー)Sindh ̄,
タミル語,テルグ語,ウルドゥー語の15であったが,92年の改憲によってこれに
コンカン語,マニプル語,ネパール語が加わった。カンナダ,マラヤーラム,
タミル,テルグの4語がドラビダ系(ドラビダ語族)に属し,マニプル語はシナ・
チベット系に,他はインド・アーリヤ系(インド・ヨーロッパ語族)に属している。
話者人口の比率はインド・アーリヤ系の3に対しドラビダ系がほぼ1である。
97年からのインドの紙幣は,マニプル語とシンド語以外のこれらすべての言語に
英語を加えた17言語で金額を記している。国語とされるものはないが,北インド
を中心に話者人口が最多のヒンディー語が公用語と定められている(憲法343条)。
28世界@名無史さん:03/05/19 12:06
どうなの?

18・19世紀のヨーロッパ人の間には,インドの社会を停滞的なアジア社会
の典型例とみる学説が有力であったが,こうした停滞社会論は,今日では
否定されている。
近年,多くの歴史家によって,インド社会が一定の発達段階を経て今日
に至ったことを立証する試みがなされてきた。
そこでは,

(1)インド古代を奴隷制社会としてとらえることができるかどうか,

(2)グプタ朝末期以後のインド社会の変化(都市と商業の衰退,地域社会
の自給自足化,領主層の台頭など)を封建制としてとらえることができるかどうか,

(3)ムガル時代中期以後のインド経済の発達を資本制経済成立の前段階として
とらえることができるかどうかなど,

さまざまな問題が検討されている。
29世界@名無史さん:03/05/19 12:36
インド古代はバラモン・ヴァルナ制でそ。自然神信仰。
一番身分低いのはシュードラだけど家族所有は禁じられてなかたし
財産に所有も許されてたし、奴隷制は古代インドでは発達してない
それは厳格すぎる身分制度が発達し隷属民があらかじめ決まっていたから
30世界@名無史さん:03/05/19 12:42
>>27の添削

主要な言語として憲法にあげられたのは、
インド・アーリヤ系(インド・ヨーロッパ語族)
  アッサム語(アッサミー)Assam ̄,
  ベンガル語(ベンガリー),
  グジャラート語(グジャラーティー)Gujar´t ̄,
  ヒンディー語,       
  カシミール語(カシミーリー)Kashm ̄r ̄,  
  マラーティー語,     オリヤー語 Oriy´,
  パンジャーブ語(パンジャービー)Punj´b ̄,
  サンスクリット語,    シンド語(シンディー)Sindh ̄,
  ウルドゥー語
  ※コンカン語,  ※ネパール語
ドラビダ系(ドラビダ語族)
  カンナダ語 Kannada,  マラヤーラム語Malay´lam,  タミル語,        テルグ語,
シナ・チベット系
  ※マニプル語

初めは15であったが,92年の改憲によってこれに※印のコンカン語,マニプル語,ネパール語が加わった。

話者人口の比率はインド・アーリヤ系の3に対しドラビダ系がほぼ1である。
97年からのインドの紙幣は,マニプル語とシンド語以外のこれらすべての言語に
英語を加えた17言語で金額を記している。国語とされるものはないが,北インド
を中心に話者人口が最多のヒンディー語が公用語と定められている(憲法343条)。
31世界@名無史さん:03/05/19 12:54
どの言語かは知らんが、昔、某大学教授のインド南部の現地取材で、アイウエオ (日本の50音) と発音がほぼ同じ言語を紹介していた。
タ行だったかサ行だったかが抜けていただけで、後はアイウエオと全く同じなの。
32世界@名無史さん:03/05/19 13:02
>>8>>9
悪いけど英国も統一してないよ
インド南西部はポルトガル領、南東部はフランス領です。
どちらも1960年代に入って現在のインドに併合された。

よって歴史上完全統一した政府は存在しません。
33世界@名無史さん:03/05/19 13:12
>31
五十音自体、梵語(サンスクリット語)の
アルファベットを参考にして作製された
ものだから、五十音がインド系文字の
アルファベットと似ていてもさほど驚きはない。
34世界@名無史さん:03/05/19 14:24
南東部も南西部も大半はイギリス領だったろ
ポルトガル領だったのはゴアとディウ
フランス領だったのはポンディシェリー(数ヶ所ある)
ゴアも広くないしディウやポンディシェリーは点だ
35世界@名無史さん:03/05/19 15:47
>>15
イギリス東インド会社がインド各地を支配下におさめていった時代もおもしろいよ。

http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/whis/1042542633/-100
■イギリス軍事・外交史■
ここのスレでもちょこっとこの話題が出てる。



36世界@名無史さん:03/05/19 16:42
>>15
1857年も面白いよ。
ラクシュミー・バーイーたん萌え〜。
37世界@名無史さん:03/05/19 18:06
イスラム化した地域では、カースト制度は残ってないの?
建前上はなくてもやっぱりあるの?
38世界@名無史さん:03/05/19 18:18
39世界@名無史さん:03/05/19 18:27
>>37
あります。

ttp://www.geocities.co.jp/PowderRoom-Tulip/2231/diary/0207.html
パキスタン中北部パンジャブ州の村で、18歳の女性教師が、村の伝統的
自治組織である長老会議の裁定に基づき“合法的”に集団レイプされた。
この女性の弟(11)が、高位に属する別の部族の女性(22)と2人だけで
歩いていたのを「不適切な関係を持ったのでは」と疑い、懲罰的に行ったという。
現地からの報道によると、高位部族の女性の家族が、「下位部族の男に汚された」
と長老会議に訴え、報復を求めた。
先月22日、長老会議は同日中に女性教師を招致して報復レイプの裁定を下した。
女性は「私はあなた方の娘か妹のようなものなのに」と泣いて訴えたが、
聞き入れられなかった。
暴行した4人の男のうちの1人は、長老会議のメンバーだったという。
40世界@名無史さん:03/05/19 18:41
41世界@名無史さん:03/05/19 18:56
インドといえばサティでしょ。サティでまっくろこげになって天を仰ぐ女性の
写真を持ってるよ。orion pressという会社が写真を提供していたんだが、これが
凄い。残念ながらカラーの写真は小さいやつで、手と足の先が炭化せずに肌色の
ままなのが凄みを増している。まだ若い女性だったようなので勿体無いとしか
言い様がない。

1999年11月インド北部ウッタルプラデシュ州でサティが行われたそうだが
これ以降の最新の事件を知ってる人はいますか?
42世界@名無史さん:03/05/19 20:07
>15
個人的には、ハイダル=アリーやティプーのマイソール王国が、ハイデラバードや
マーラタ同盟、イギリス、フランスなどと競った時代が一番面白いと思う。
それ以外も、全般的に中国史よりむしろ動的な歴史だと思う。
ただ、ディーテイルが記録されているのはおそらく10世紀頃のイスラム教徒の
侵入以降に限られると思われるので、それ以前は面白いか面白くないか
さえわからないだろう。
43世界@名無史さん:03/05/19 20:56
インドにも三国志みたいな時期あるよ
西暦800年頃のパーラ朝 プラティーハーラ朝 ラーシュトラクータ朝
の長期戦
44yuis:03/05/19 20:57
27才人妻です。ダンナがかまってくれないので、いつも一人でオナってます。
でも、けっこうオカズに困るんですよね。そんな時見つけたのがYUIS!!
安いし、安心して買えるしなかなかいいですよ!いつもバイブ物買ってます!

http://www.dvd-yuis.com/
45世界@名無史さん:03/05/19 20:57
↑くすくす
46世界@名無史さん:03/05/19 21:12
シーク教社会にも一応、カーストはうっすらと残存しています。
日常生活ではほぼ無縁ですが、就職や結婚の時に障壁となるようで。
47世界@名無史さん:03/05/19 21:23
>>41
ネット検索では、それが「最新」ですな。
しかし、結構ありそうな悪寒は駿河。
48世界@名無史さん:03/05/19 22:02
http://cvu.strath.ac.uk/~tomlin_t/sati.jpg
サティーを描いた絵
49世界@名無史さん:03/05/19 22:20
サティーって何だろうと思ったら、殉死なのか(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
50世界@名無史さん:03/05/19 22:34
ダウリー殺人や幼児婚もよく問題になってますな。
ダウリー(持参金)が少ないという理由で夫やその家族が花嫁を殺害する事件。
51世界@名無史さん:03/05/19 22:39
サティはラジャスタン州に根強く残っていると聞きますが、何か
理由があるのでせうか?
52世界@名無史さん:03/05/19 22:56
マイカル・サティのサティってこれが語源?
53世界@名無史さん:03/05/19 22:58
>>28
17世紀のイギリスでは、インドキャラコの大ブームが起こっていますな。
当時、インドの見事な染色技術は、西欧よりも優位に立っていたとか。
54世界@名無史さん:03/05/19 22:59
>>52
マイカルはsaty
インドの殉死はsati,sateeだったと思う(うろ覚え)
55世界@名無史さん:03/05/19 23:00
寡婦殉死だっけ
ウチの実家の近所にもサティあったな
56世界@名無史さん:03/05/19 23:03
>>50
幼児婚はイスラーム社会とかにもなかったっけ?
あと、先進国にも幼児買春ならあるしな。
57世界@名無史さん:03/05/20 02:58
「零の発見」はインド人不朽の業績。でも誰が発見者なんだろ?
58世界@名無史さん:03/05/20 10:45
最近よくメディアで報道されるようになった「ヒンズー・ナショナリズム」
ですが、こういう問題はインドでは昔から起こっていたんですか?
59世界@名無史さん:03/05/20 14:35
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Lake/2917/index.html
世界飛び地領土研究会

インドの飛び地についての解説あり。



60山崎渉:03/05/21 22:00
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
61世界@名無史さん:03/05/21 23:21
>>41
げぇ、まだやってるのかよ、そんなこと。

サティなんて制度どうして生まれてきたんだ?
ある本にはヴェーダの規定を思いっきり曲解してできた制度とあるけど。
62世界@名無史さん:03/05/21 23:26
>>50
持参金ねらいの殺人も結構多いって言うね。
結婚して持参金もらって、家族で殺して証拠を残さない。
そしてまた結婚して持参金を・・・・
最低だな。
63世界@名無史さん:03/05/22 00:08
ttp://www.edu.t.soka.ac.jp/~kkubota/goddess/list2/mdevi.html
サティー
夫に先立たれた妻が荼毘の際に火中に飛び込み殉死すると
サティーという名の女神になるとされている。
英国人によって寡婦殉死の習慣そのものがサティー(suttee)と呼称された。
ラム・モハン・ロイが禁止運動、英国議会でも取り上げられた。
その結果、A.D.1833にサティー禁止法が成立施行された。
しかし、現在でも時折この事件が発生することもあるらしい。

神話では、火中に飛び込んで亡くなり、
生まれ変わってパールヴァティーとなった。


64世界@名無史さん:03/05/22 00:12
インドにはタグ(サッグ)と呼ばれる殺人結社も存在していたというけど・・・
本当に何でもありだな。
人間を殺すのは女神カーリーに捧げるためだというけど。
65世界@名無史さん:03/05/22 01:04
インドは拷問大国でワースト10に入らしいぞ。
こえーよインド。
66世界@名無史さん:03/05/22 22:00
カシミール問題って、日本ではほとんど関心もたれてないね。
あれはもともと、藩王と臣民の宗教が違ってたことが原因だっけ?
67とてた:03/05/22 22:06
>>66
ムスリムのマハラジャと、ヒンズーの住民…。

素直に「独立」できればよかったんですけど。
68世界@名無史さん:03/05/22 22:12
>>67
独立していたところで、シッキムのように最終的に併合されてしまう可能性も
あるんじゃない? もっとも、ネパールやブータンは独立を守っているか。
69世界@名無史さん:03/05/22 22:14
ttp://www1.ttcn.ne.jp/~trade-food.cars/ip_war1.htm

カシミール藩王ハリ・シングは 当初イギリスの宗主権の喪失に乗じた
独立を構想していました。 藩王はヒンドゥー教徒でしたが、住民の
大半はイスラム教徒でした。
ヒンドゥー教徒の藩王がインドへの帰属を表明したため、 ギルギット
付近一帯の住民はパキスタンへの帰属を主張して反旗を翻しました。
反乱軍を指導したのはギルギットの有力者ババール・カーンで、
藩王に対しパキスタンへの帰属を要求しました。
47年10月、パシュトゥン部族がカシミール渓谷に侵入、 カシミール藩王は
インドへの併合に合意し、インドの支援を要請しました。
空輸されたインド兵はカシミール渓谷掃討作戦を展開し、 ほぼ成功しました。
48年5月にはパキスタン軍の参戦もありましたが、 49年1月、国連の調停で
停戦協定にこぎつけ、 7月には停戦ラインを暫定的な国境とし、 最終的な
帰属は将来の住民投票によることとなりました。
しかし、何回にもわたる国連の勧告にもかかわらず、 インドは住民投票を
拒否してきました。もし、住民投票を行えば、 パキスタンへの帰属が
決定するからです。
このカシミールを舞台にした宣戦布告なき戦争は、 第1次インド・パキスタン戦争と
よばれています。
カシミールの3分の2がインド ジャンムー・カシミール州、 3分の1が
パキスタン アザド・カシミールとなりましたが、 両国とも現状を公式に
承認したわけではありませんでした。
51年9月にはインド側スリナガル政府は、 一方的に制憲議会の選挙を行い、
54年2月、同議会はインド連邦への帰属を 決定したのです。大多数の住民と
パキスタンは、これを認めていません。
70とてた:03/05/22 22:19
>>69
すいません、>>67は逆でした…。
71世界@名無史さん:03/05/22 22:34
ある意味、戦前の日本人のほうがインドに対して関心を持ってたんじゃないかなあ。
チャンドラ・ボースなどとの関係は除くにしても、
神戸にはインド=イスラーム様式のモスクがあるし、
ジャイナ教の寺院もあるし。
岡倉天心とタゴールの交流。
あと、日本の商社によるインド綿の大量輸入とか。
72世界@名無史さん:03/05/23 02:07
インドて ご飯食べるとき手で食べてるの?
なんで箸とかフォークとかできなかたんでそ
73世界@名無史さん:03/05/23 02:13
道具を使うほうが特異な風習なんですけど。
74世界@名無史さん:03/05/23 23:31
日本人も握り寿司やおむすびは手づかみで食べてるよ。
75世界@名無史さん:03/05/24 00:05
インドと言えば哲学者だろ。
76世界@名無史さん:03/05/25 20:03
>>65
どんな拷問をするのかくわしい解説キボーン。
77世界@名無史さん:03/05/25 21:04
>>76
ヨガ
78山崎渉:03/05/28 15:07
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
79世界@名無史さん:03/06/02 08:12
age
80世界@名無史さん:03/06/02 10:32
インドって東はアラカン山脈と小国乱立のインドシナ、
北は鉄壁ヒマラヤ山脈、南はインド洋に囲まれて、
外的の侵入は北西のカシミール、パンジャブを越えるか、
タール砂漠を越えるしかない。
中国なんかより外敵に対してずっと守りやすいはずなんだけど
北部は常に北方からの侵入民族に支配されてるね。
81世界@名無史さん:03/06/02 16:50
82世界@名無史さん:03/06/16 11:24
age
83世界@名無史さん:03/06/18 23:06
みんなでクリシュナを称えよう。
84世界@名無史さん:03/06/20 01:30
マハローシニー
85世界@名無史さん:03/06/26 09:50
age
86世界@名無史さん:03/07/06 09:09
age
87世界@名無史さん:03/07/10 02:51
ムガル帝国はモンゴル系の王朝なんでしょ?
88世界@名無史さん:03/07/10 11:20
>>87
だって、「ムガル」ってのは「モンゴル」って意味だもの。
89世界@名無史さん:03/07/10 12:30
ここのサイト、パイパンおま○こ画像がいっぱい!
http://plaza16.mbn.or.jp/~satchel/wareme_tatesuji/omanko/

(*´Д`)ノ<美人おねーさんのオッパイもいっぱい!
90例の170 ◆vBOFA0jTOg :03/07/10 12:57
>>87-88
モンゴル系を自称していたティムールの後継者を自認していたから、モンゴル系と
されていますが、実際はトルコ系だったみたいです。
91世界@名無史さん:03/07/10 12:59
ビザンツ滅亡後、ビザンツ皇室と縁戚だったロシアが「第三のローマ」を名乗った程度には、
ムガール朝もモンゴル帝国だね。
92世界@名無史さん:03/07/10 21:03
ブッダの生まれた国はどんな国?
93世界@名無史さん:03/07/10 21:06
ネパールだっけ?
94世界@名無史さん:03/07/10 21:47
シャカ族って遊牧民的なところがあるとかいう話を聴いたおぼえが
95世界@名無史さん:03/07/10 21:58
インドでの昔の戦争の記録を読んでいると、絶望的状況になった篭城側が兵士達の妻を集めて薪の上に乗せて火をつけて・・・、というのを目にする。
「ジャウハルの儀式」というものらしいけど、これもサティの一種と考えてよいのかな?
96世界@名無史さん:03/07/10 23:55
>>94
シャカ -> サカ -> スキタイという連想ゲームかいな。北インドにまでスキタイ
きていたのかな?
97世界@名無史さん:03/07/11 23:04
>90
バーブルのお母ちゃんはチャガタイ汗家の
お姫様だったよ。
98世界@名無史さん:03/07/11 23:06
ズールー族のシャカ……はさすがに関係ないな。
ゴメソ
99例の170 ◆vBOFA0jTOg :03/07/11 23:43
>>97
あ・・・、そうだったんでつか。っでもバーブル自身や支配階級らはトルコ系だよね(必死;
100世界@名無史さん:03/07/12 00:02
てかバーブルは大のモンゴル人嫌い。
101世界@名無史さん:03/07/12 03:10
ムスリムだしねぇ
102山崎 渉:03/07/12 12:37

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
103山崎 渉:03/07/15 12:37

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
104世界@名無史さん:03/07/16 01:50
バーブル・ナーマ誰か訳して
英語版は持ってるけど、とても
読む気しない
105世界@名無史さん:03/07/16 01:58
>>104
何で英語版なんか買ったんだ?
間野英二先生がチャガタイトルコ語の校訂版と邦訳を出してるじゃん。
まああんまり普通の本屋じゃ見ないが神保町の三省堂には置いてあったな。
ハッキリ言ってアメリカなどの多民族国家では黒人の方がアジア人よりもずっと立場は上だよ。
貧弱で弱弱しく、アグレッシブさに欠け、醜いアジア人は黒人のストレス解消のいい的。
黒人は有名スポーツ選手、ミュージシャンを多数輩出してるし、アジア人はかなり彼らに見下されている。
(黒人は白人には頭があがらないため日系料理天などの日本人店員相手に威張り散らしてストレス解消する。
また、日本女はすぐヤラせてくれる肉便器としてとおっている。
「○ドルでどうだ?(俺を買え)」と逆売春を持ちかける黒人男性も多い。)
彼らの見ていないところでこそこそ陰口しか叩けない日本人は滑稽。
107世界@名無史さん:03/07/18 03:23
ラージプート絵画は何時代?
ああいう絵好きなんだよね。
108世界@名無史さん:03/07/18 19:12
ラージプート絵画 
 16c〜19cごろ隆盛
109世界@名無史さん:03/07/18 20:47
>105
おお、あったのか。でも高いな。
英訳版(インドで買った)は800ページで
800円くらいだったから買ったんだが
枕にしかなっていない(w。

ムガル初期の歴史では Tarikh-i-Rashidi も
おもしろい(こっちは一部読んだ)んだけど
これが和訳されることはないだろうな
110世界@名無史さん:03/07/18 20:54
>107
http://kshoin.hp.infoseek.co.jp/bunko/bun06a.htm
畠中光享 『印度細密画』(京都書院文庫、\1000)

大判の『インド宮廷絵画』をそっくりそのまま文庫化した
ものだからお得。京都書院、整理中ながら細々と営業
しているようだね。
111世界@名無史さん:03/07/18 22:36
>>110
さんくす

112世界@名無史さん:03/07/18 22:56
古代、中世、近世、近代に諸王朝を(むりやりにでも)当てはめると
どういう区分になりますか?
113世界@名無史さん:03/07/18 22:59
じゃ、
古代 アレクサンダー侵入以後
中世 イスラム教徒侵入以後
近世 ムガル朝
近代 ハノーヴァー朝
なんてどうよ
114世界@名無史さん:03/07/19 17:25
>110
細密画って実物はホント小さいのが
多いから文庫サイズでもあまり縮小が
気にならないのはいいね。
115世界@名無史さん:03/07/19 21:37
>>113
もしイギリス支配がなかったら、「インド人」という意識も生まれなかったのでせうか?
116世界@名無史さん:03/07/19 21:38
ヒンドゥスターンかもね
117世界@名無史さん:03/07/19 22:31
バーラト
118世界@名無史さん:03/07/19 23:20
チャンドラグプタ多すぎ!
119世界@名無史さん:03/07/19 23:20
インド人民党(BJP)について教えて
120世界@名無史さん:03/07/19 23:22
国民会議派についても
121世界@名無史さん:03/07/19 23:46
>119 >120
『南アジアを知る事典』(平凡社)知ってる?
その手のごくごく基本的な話題はほとんど
項目があるぞ。市町村営図書館ならたいてい
あるはず。
122世界@名無史さん:03/07/20 00:26
どうも。
パキスタンやバングラデシュもインド史の領域だよね?
123世界@名無史さん:03/07/20 11:52
>>115
当然。言語も人種も違うし歴史上インド亜大陸を統一した王朝もないんだから。
124世界@名無史さん:03/07/21 04:29
どこの大学でインドやってるの?
125世界@名無史さん:03/07/21 04:34
東京インドヨーロッパ大学
126世界@名無史さん:03/07/22 06:55
デリー大学
127世界@名無史さん:03/07/22 12:52
東洋大学
128世界@名無史さん:03/07/22 18:09
京都大学
129世界@名無史さん:03/07/23 03:54
ヴェーダに書いてあること教えて!
130世界@名無史さん:03/07/23 09:09
>129 「リグ・ヴェーダ」を買いなさい。
131_:03/07/23 09:10
132_:03/07/23 09:11
133世界@名無史さん:03/07/23 15:20
>>130
なんか阿修羅王とか夜叉王とか出てきて、わけわかんないんえすけど。
あ、作者はCLAMPってなっていました。
134世界@名無史さん:03/07/23 15:58
オーム
ブールブヴァ スヴァハ
タトサヴィトルワレーニヤム
バルゴー デーヴァースヤ ディーマヒー
ディヨー ヨー ナ プラツォーダヤート

                 リグヴェーダ 三巻62章10節

ヒンドゥー教徒が最も重視するマントラ。
135世界@名無史さん:03/07/23 19:34
>>133
けんだっぱカワイイ(;´Д`)
136世界@名無史さん:03/07/23 22:12
>>123
んなことないだろう。
強烈な宗教的連帯感があるんだから。
137世界@名無史さん:03/07/23 22:30
>>136
ヒンドゥー教についてろくに知りもしないヤシ登場
138世界@名無史さん:03/07/23 23:20
TBSのニュースで
ガンディーが元インド首相って表示されてたけど間違ってない?
139世界@名無史さん:03/07/23 23:39
インドって何さ?
140世界@名無史さん:03/07/23 23:51
ガンディーの娘のことじゃない?
141世界@名無史さん:03/07/23 23:57
インディラ・ガンディーはネルーの娘だよ
142世界@名無史さん:03/07/24 00:40
>>140
映像はマハトマでした。
143世界@名無史さん:03/07/24 03:02
行為はブラフマンから生じると知れ。
144世界@名無史さん:03/07/24 20:57
カリ〜マ〜
  by インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説
145n:03/07/24 20:59
☆貴方の見たい娘がイッパイ(^0^)☆無修正☆
http://endou.kir.jp/akira/linkvp.html
146世界@名無史さん:03/07/24 23:19
大学でインドについてやってる人いるかい?
147世界@名無史さん:03/07/27 17:27

    私は一切の本源である。
148世界@名無史さん :03/07/27 19:31
アッサム、メガラヤ、マニプールの地域にかつて栄えた王国について
調べたいんですが。。。
文献、あまりないみたいですね。(少なくとも日本語のものは。)
149世界@名無史さん:03/07/27 21:38
過去ログ
驚異驚嘆 インド世界
http://mentai.2ch.net/whis/kako/1010/10106/1010672392.html
150世界@名無史さん:03/07/30 02:30
インド亜大陸は熱いの?
151世界@名無史さん:03/07/30 11:14
なんか面白い話聞かせてくれ。

ネタは嫌だぞ。実話のみ!
152世界@名無史さん:03/07/30 11:38
学校の歴史の先生によると「印度古代史は資料が無い」らしい。
なんでも死んでも生まれ変わるカースト制度を採用している宗教観から、
「どーせ似たようなもんだから記録しても無駄」とされたかららしく、
玄嬢三蔵が来たとか、外国人の記録くらいしか無いらしい。

だから、1000年くらい空白があるとかないとか。
153世界@名無史さん:03/07/30 11:57
「無駄」と考えたのではなく「記録しよう」という発想そのものが無かった。
154世界@名無史さん:03/07/30 12:05
インドの存在はそれ自体一つの大いなる謎である
155世界@名無史さん:03/07/30 13:40
あれだけ低地があれば一定の早期発展は当然だろう
156世界@名無史さん:03/07/31 23:30
え〜〜〜ザンネンだな〜。
目茶目茶怪しくて面白い話絶対たくさんあるよな。
誰か発掘頑張って欲しいな。
157世界@名無史さん:03/07/31 23:39
君に任せた!(・∀・)
     ∧_∧  ∧_∧
ピュ.ー (  ・3・) (  ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
  = ◎――――――◎                      山崎渉&ぼるじょあ
159世界@名無しさん:03/08/02 14:40
どういう環境で育てば、インド史やりたくなるのだろうか?
どうしても東洋史=中国史と思えてしまうので。
馬鹿にするわけではありませんが、念のため。
160世界@名無史さん:03/08/06 05:32
底辺の被差別カーストってニグロイド?
インド人は色で識別できるっていうし
歴史的にも異民族で婚姻も禁じられてたわけだけど
カーストごとに身体的特徴の差はあんの?

>>159
日本に根ざした仏教はインド発祥じゃん。
ヒンズーの神々が寺にまつってあんだろ。
福神漬けに頭つっこんで史ね。
161世界@名無史さん:03/08/06 17:33
NHKスペシャル
8月6日(水)21:00〜
「拡散する核の脅威
 〜インド・パキスタンからの報告〜」


「抑止力」に代わり、「先制攻撃」や「使える核」が声高に論じられはじめた
「核兵器」。その現実を突きつける事態が明らかになってきた。
カシミールの問題をめぐって激しく敵対してきた核保有国インドとパキスタンでは、
1999年、カルギル地方での紛争をきっかけに「核戦争につながる可能性のある
深刻な危機」があったとする報告書がアメリカで発表された。さらに、テロ事件を
きっかけに緊張が高まった去年の危機では、さらに深刻な事態に至っていたことが
明らかになってきた。
核危機の実態に迫りながら、冷戦崩壊後、核が拡散するなかでの「核兵器」の
危ない現状を探る。





162世界@名無史さん:03/08/06 18:51
> 底辺の被差別カーストってニグロイド?

古くはアウストラロイド(オーストラリアの
アボリジニと近縁)だったと推測されているが
現在は大々的に混血していてよくわからない。

今でもかなり色黒だけど顔つきはアーリア
っぽい人が多いね。言語もサンスクリット系の
かなり古いタイプの言語をしゃべっている。

この辺の形成過程はなかなかわからないよね。
163世界@名無史さん:03/08/06 18:54
インド原住アウストラロイドの形質が
よく残っているのは、ビハールあたりの
ムンダとかサンタルとか呼ばれている人たち。
ことばも印欧語族じゃない。
164世界@名無史さん:03/08/06 19:26
新しくヒンズー教徒になった場合、勝手に自分のカーストを決めていいんですか?
165世界@名無史さん:03/08/06 19:34
カーストとヒンドゥー教は直接関係はない。
ヒンドゥー教徒になってもインド社会の
構成員とならなければ、それはただの
「ヒンドゥー教を信じているよそ者」と
いうだけ。
166世界@名無史さん:03/08/06 19:50
>>165
そだね。なのでムスリムやキリスト教徒でもカーストにしばられる。
167世界@名無史さん:03/08/06 20:57
>160
>日本に根ざした仏教はインド発祥じゃん。

今でも「インド=仏教発祥の地」という
イメージしか持てないヤシが大半だね<特にお年寄り
168世界@名無史さん:03/08/06 21:37
インドといえばレインボーマンだろ
169世界@名無史さん:03/08/06 21:39
>>168
年寄りめ、インドといえばダルシムに決まってんじゃねーか
170世界@名無史さん:03/08/06 23:13
あー、早くインドがパキスタンを木っ端微塵に吹き飛ばしてくれないカナァ。
怖くてインドへなかなか行けない。
171世界@名無史さん:03/08/06 23:46
インド国防相の部屋には、広島市長からおくられた原爆投下後の絵が
飾ってあるそうだが、意味無いヨカーン。
172世界@名無史さん:03/08/07 20:24
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173世界@名無史さん:03/08/08 00:16
亜大陸、インド世界ねー。古代アメリカと共に数千年に及ぶ文化人類学サンプルに最適な「少世界」では。
174世界@名無史さん:03/08/16 16:55
インドには英国人ポルトガル人フランス人アルメニア人子孫は出て行っていなくなったの?
175世界@名無史さん:03/08/18 00:13
大都市を中心にたくさんいるよ。
イギリス系インド人(見た目は全く白人)は
旅行者と間違われてしょちゅう強盗に遭う
と言ってたぞ
176世界@名無史さん:03/09/19 21:47
>>148
とりあえず
エドワード・ゲイト著、民族學協會調査部譯
「アッサム史」 三省堂 1945
という本があるぞ。欧文だともっといろいろ
あるからWebcatでも当たってみるとヨロシ。

Nagalandは最近いろいろ見るけど、
Maghalaya、Manipurあたりはあまり
見かけない。デリーの本屋では何冊か
見たような気もする。
177世界@名無史さん:03/09/19 21:49
それから
国立民族学博物館研究報告別冊第9号
栗田靖之・編『北東インド諸民族の基礎資料』
1989
は必携書だね。
178世界@名無史さん:03/09/19 23:52
>どういう環境で育てば、インド史やりたくなるのだろうか?

日本のインド史研究は、インド哲学(辻直四郎とか)や
仏教思想(中村元とか)の片手間仕事で始まったんだよ。
本格化するのは戦後、辛島昇、荒松雄の登場あたりから
じゃない?
179世界@名無史さん:03/09/20 22:49
>>176,177
どうもありがとう。
「北東アジア諸民族の基礎資料」は先日図書館で見つけて全部コピーしたけど、
ゲイド「アッサム史」はすぐには見つからないだろうと思います。
180179:03/09/20 22:56
訂正
「北東アジア」じゃなくて「北東インド」
181世界@名無史さん:03/09/21 00:36
  欧州へ大勢のホワイトカラーを送る国インド
  シアトルでもインド人の技術者をよく見かける
182世界@名無史さん:03/09/21 00:46
人口が異様に多いから優秀な人間も
たくさんいるよ。ただし馬鹿はその
数万倍(w。
183世界@名無史さん:03/09/21 01:00
今のインドは(昔は知らん)極端なエリート主義教育だからね。
現状では平等教育の実現はそもそも不可能だから、教育可能なものに最大限の教育を施す、
と割り切ってる。だから、より高等の教育機関への生き残り競争も熾烈を極める

それとは別に、ゼロの概念を発明した、とかラマヌジャンなんかにみられるような
インド独自の文化圏的才能のようなものも否定できないし
184世界@名無史さん:03/09/21 01:09
最近はUSAのクレジットカード
カスタマーセンターをデリーに
移したりしてるらしいね。
人件費は中国よりも安いし、
なんといってもインド人は英語が
できるからね。ただしインド風発音を
矯正の必要あり(w。
185世界@名無史さん:03/09/21 01:24
インド人などという民族はいない。
インド人は、国民会議派=ガンジーが
作り上げた虚構。
だから、インドの分裂という言い方もおかしい
歴史の常態として、インド亜大陸には
別々の国家、別々の民族が多く存在していた。
というだけのことだ。

日本の〇〇史学者、と呼ばれる連中は
なぜか、シナ学者なら中共政府の公式のイデオロギー
朝鮮史学者は北朝鮮のイデオロギー
インド史学者は、インド政府のイデオロギーにそのまま
盲従することが、学問的良心だと思い込むらしい。
186世界@名無史さん:03/09/21 01:32
>>185
> 歴史の常態として、インド亜大陸には
> 別々の国家、別々の民族が多く存在していた。

じゃ、ウインザー朝インドは? とか言ってみる。
お前の言っていることはこのスレで散々ガイシュツなんで、ちったぁスレ
読んでから書け。
187世界@名無史さん:03/09/21 01:34
あ、ウインザー朝っていうよりはハノーヴァー朝か。
188世界@名無史さん:03/09/21 01:36
だから基本的にはインド史というのもおかしい。
諸王朝のほとんどが西アジアを起源にする事から考えても
南西アジアはあわせて考えるべき。
国民会議派の虚構に付き合う必要はなし

189世界@名無史さん:03/09/21 01:46
>186
上のスレッドの何処に
何処にインド人の概念は、国民会議派が
作ったなんで書いてあるのか教えてください。

パンジャプ人 ベンガル人 ドラヴィタ人 マラータ人
などの表記がなく、インド人という表記ばかりのようですが
それもなぜなのか教えてください
190世界@名無史さん:03/09/21 02:04
「インド人」という言葉を使うときは
普通「インド連邦に住んでいる人」あるいは
「先祖が英領インド〜インド連邦出身の印僑」と
いう意味で使ってるんだよ。

「インド人=単一のインド民族」という
使い方する人なんかいないよ。ましてや
日本の学者の誰がそんなこと言ってるの?

存在しない敵を攻撃して満足した?
191世界@名無史さん:03/09/21 02:09
それから
>諸王朝のほとんどが西アジアを起源にする事から考えても
どの王朝が西アジア起源なの?
中央アジア起源なら話はわかるが。

通常「インド史」という場合、実際は
パキスタン、バングラ、スリランカ、
ブータン、ネパールを含めた「南アジア史」
だし、文化的なまとまりとしては手頃だと
思うぞ。
192世界@名無史さん:03/09/21 02:29
>190

186の人ですか?
論点をずらさないで
散々既出といったのですから
何処で既出に成っているかを示してください。(プ

193190+191:03/09/21 02:41
186じゃないよ。
論点が混乱しているようだから、整理しておくと

まず190は >189 じゃなく >185+188 のつもり。

次に186は
「『インド人の概念は、国民会議派が作った』と
いう話は既出」なんて言ってないと思うぞ。
散々既出というのは「『国としてのインド』とか
『インド人』という概念は英領インド時代に始めて
できた概念」というお話よ。よって185は既出の
話題をエラソーに蒸し返しただけ、という非難でしょ。
194世界@名無史さん:03/09/21 02:45
>191

アフガニスタンは入れないのですか
バカですね。

>通常「インド史」という場合、実際は
>パキスタン、バングラ、スリランカ、
>ブータン、ネパールを含めた「南アジア史」
>だし、文化的なまとまりとしては手頃だと
>思うぞ。

頭の悪い無知をさらけ出さないでください。
パキスタンをいれて、アフガニスタンを
入れない意味がわかりません

>どの王朝が西アジア起源なの?
>中央アジア起源なら話はわかるが。

西アジアと言うのは、一般的に
地域の名称ではなく
イスラム教圏のアジアのことを言います。
中東だけのことを示すのではありません。
イスラム教圏の中央アジアのことも
西アジアというのです。
こんな基本的なことも知らないんですか?
195世界@名無史さん:03/09/21 02:51
>193

論理矛盾ですね。よほどバカなんですか?
あなたの主張
A 185は過去に出ている主張を蒸し返しただけ
B 185の主張は趣旨が二つある。
そのうちのひとつは、上に出ている
もうひとつは出ていない。

196190+191:03/09/21 02:59
>西アジアと言うのは、一般的に地域の名称ではなく
>イスラム教圏のアジアのことを言います。

じゃあ早速、山川出版社に「西アジアにインドネシアや
マレーシアを入れろ!バカですか?」と抗議しなくちゃね(w。

英領インド時代はアフガニスタンをインドとくっつけて
論じた歴史書が多かったが、今はくっついていないことが
ほとんどだよね。あんたの「西アジア」の定義はわかったけど
それが主流になるよう頑張ってね。
197世界@名無史さん:03/09/21 03:16
>196

『イスラム教圏の中央アジアのことも
西アジアというのです。』
と書いてあるのが読めないのですか?
インドネシアやマレーシアが中央アジアですか。
バカもここにきわまれりですね

>あんたの「西アジア」の定義はわかったけど
>それが主流になるよう頑張ってね。

西アジア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
中東と一部の中央アジアをあわせた地域。主にイスラム教圏。

三省堂提供「大辞林 第二版」より
アジア西部、アフガニスタンから地中海東岸に至る地域の総称。
イラン・イラク・トルコ・シリア・レバノン・ヨルダン・イスラエル・アラビア半島の諸国を含む。西南アジア。

上記の二つを見ても判るように
あんたが間違っているのであって
西アジアの定義は、最初から私の言ってるほうが主流ですが?
インドの征服王朝は、ほとんど起源が
トルコ(今と違ってもう少し東ですが)か
ペルシャですから、「インド王朝の出身はほとんどが西アジア」
という文章に間違いは無い。
あんたが頓珍漢な批判をしただけ
198世界@名無史さん:03/09/21 03:22
>英領インド時代はアフガニスタンをインドとくっつけて
>論じた歴史書が多かったが、今はくっついていないことが
>ほとんどだよね。

だから、『「インド史」なるインド国民会議派的歴史観の
押し付けによる歪曲である』 とこっちは言ってるでしょ。

アフガニスタンとパキスタンは歴史的にみても
ベンガルなんかより、よほど同一性が高いんですが?
パキスタンとバングラディッシュを「インド史」の枠でくくるほうがおかしいっつうの
199190+191:03/09/21 03:27
あんた
>西アジアと言うのは、一般的に地域の名称ではなく

と言っておいて、出してきた例が

>中東と一部の中央アジアをあわせた地域。
>アジア西部、アフガニスタンから地中海東岸に至る地域の総称。

って思いっきり「地域」じゃねえか(w。

それに上2つ読んで、どうやったら「中央アジア
全域が西アジア」って読めるの?(w
200190+191:03/09/21 03:31
それに王家が「トルコ系民族」「イラン系民族」で
あっても「出身はトルコ」とか「出身はペルシャ」
って言わないんだよ。

なぜかっていうとまぎらわしいから。あんたもっと
用語の使い方もっとよく考えて、相手が理解しやすい
よう自分勝手な定義を使わないよう気をつけないと
人と話ができませんよ。
201世界@名無史さん:03/09/21 03:37
>193

論点ずらしに必死ですね。

>どの王朝が西アジア起源なの?
>中央アジア起源なら話はわかるが。

とあなたが言ってることからこのはなしは始まっているんですよ。
こっちは中央アジア全域が西アジアなど一言も
言ってません。言っていないことを言ったように見せかけて
論点をずらそうとするのは卑怯な論客の常套手段ですね(プ

上記の二つの辞書が示している地域以外で
インド征服王朝の故地となっているのを探すのが
難しいぐらいです。
あなたが無知なだけです。

>って思いっきり「地域」じゃねえか(w。
『西アジアと言うのは、一般的に
地域の名称ではなく』
と言ったのは言葉が足りませんでしたね。
正確に言うなら
「西アジアのというのは、一般的に
方角だけを示す地域の名称でなく』
という意味で言いました。

まあ、そんな瑣末なところを必死で突こうとする
あなたの必死さには笑えますけど
202190+191:03/09/21 03:38
どこまで「西アジア」でどこから
「中央アジア」「南アジア」か
なんてのは議論しても意味ない。

たとえば境界に当たるパキスタンには
南アジア的な要素もあるし西アジアの
要素も中央アジアの要素もある。

それぞれのテーマに合わせて含めたり
含めなかったりがあっていいよ。

あんたの西アジアにインドを
含めても別にかまわない。ただそれで
一般に誤解を与えないようにするには
どうしたらいいかよく考えた方がいいぜ。
203世界@名無史さん:03/09/21 03:41
>200

>それに王家が「トルコ系民族」「イラン系民族」で
>あっても「出身はトルコ」とか「出身はペルシャ」
>って言わないんだよ。

頭の悪い妄想は止めてください(プ
204世界@名無史さん:03/09/21 03:45
おやおや 言っていることが矛盾してますね

>通常「インド史」という場合、実際は
>パキスタン、バングラ、スリランカ、
>ブータン、ネパールを含めた「南アジア史」
>だし、文化的なまとまりとしては手頃だと
>思うぞ。

などと言っていたのは何処の誰やら(プ
205190+191:03/09/21 04:07
「サカ王朝は中央アジア・トルキスタンから
西インドに侵入したイラン系民族」
というのと
「サカ王朝は西アジア・ペルシャから
北西インドに侵入したイラン系民族」
というのとどっちが誤解を与えないか
よく考えな。
206世界@名無史さん:03/09/21 04:14
>205

どんどん論点をずらしていますね。
卑怯な論客の常套手段ですが(爆笑

>どの王朝が西アジア起源なの?
>中央アジア起源なら話はわかるが。

と言ったあなたの台詞とどう結びつくことやら(プププ
>>194
>アフガニスタンは入れないのですか
クシャナとゴールはアフガニスタン起源だが、グプタもムガルもアフガニスタンは版図に入ってないね。

>イスラム教圏の中央アジアのことも
>西アジアというのです。
イスラム教圏じゃない中央アジアってどこよ。モンゴル、グルジア、アルメニアしかない気がするが。

>>197
西アジア にしアジア West Asia アジアの西部、アフガニスタンより西側を占める地域。主要国はアフガニスタン、イラン、イラク、サウジアラビア、イスラエル、シリア、トルコなど。
Microsoft(R) Encarta(R) Reference Library 2003. (C) 1993-2002 Microsoft Corporation. All rights reserved.

あんたの挙げた二つの例も、>>194
>イスラム教圏のアジアのことを言います。
とは大分ニュアンスが違う気がするが。

>インドの征服王朝は、ほとんど起源が
>トルコ(今と違ってもう少し東ですが)か
>ペルシャですから、「インド王朝の出身はほとんどが西アジア」
どこだよ。クシャナもゴールもアフガニスタン、ムガルはウズベキスタン。

>>203
ほうほう、では貴方の定義では、ノルマン・コンクエスト以降の英王朝は北欧起源だから、英国史と
北欧史は統合すべきなんですな。
208世界@名無史さん:03/09/22 04:25
インドの主要民族って、もっとあるでしょ?タミル人とか。
詳しい解説気キボーン。

http://www.h3.dion.ne.jp/~asiaway/country/southasia/india.html
インド

 首都:デリー
 人口:10億2702万人
 面積:328万7千km2
 (中・パとの係争地を含む)
主要民族:インド・アーリア族
主要言語:ヒンドゥー語・英語
 宗教:ヒンズー教
 GNP:4418億US$/440US$


209世界@名無史さん:03/09/22 07:03
まともにスレを読みもせず、あとは煽っているだけのバカ相手にすんなよ…
210世界@名無史さん:03/09/22 21:18
>208
インドの民族は周縁部民族を除くと、インド
主要部ではカーストの中に埋没してしまって
いてよくわからない(例えばロム/ドム=
ジプシーなんかは民族でありカースト)。

とりあえず言語分布を見るのが、民族分布の概要を
知るのにいいと思うぞ。
http://www3.aa.tufs.ac.jp/~kmach/grammatology/devanagari/languages_of_india_j.htm
http://bamse.ling.su.se/~ljuba/maps/india-langs.jpg
211世界@名無史さん:03/09/22 21:22
ラージプートなんかはもともと西インドで
形成された民族だが、今は西〜北インド一帯に
武士カーストの一種として広がっている。

勝手にラージプートを名乗り始めた連中も
多いし、こうなると民族分布はなかなか
把握できない。
212世界@名無史さん:03/09/22 21:29
  パンジャブ人とシンド人は、インド、パキスタン双方に居る
  ベンガル人は、バングラディシュとベンガル州
  紅茶で有名なアッサム州のアッサム人は仏教徒

  戦後ネルーが州を言語別に再編成したから、州境が概ね民族の分布図では
213世界@名無史さん:03/09/22 21:56
> 紅茶で有名なアッサム州のアッサム人は仏教徒

たぶんシッキムと勘違いされているような・・・。
アッサム州はヒンドゥー教徒が67%、ムスリムが
28%など(1991年国勢調査)。
http://www.bisnetworld.net/bisnet/states/assam2.htm
214世界@名無史さん:03/09/23 20:15
パキスタン・バローチスタンに飛び地の
ようにドラヴィダ系言語(ブラーフイー語)を
話すブラフイー人がいる。インダス文明を
担った連中の子孫かも?と言われているが、
あんまり詳しい報告聞いたことないね。
215208:03/09/24 04:53
>>210-214
みなさんくす!
まとめるとこんな感じ?

ドラヴィダ(Dravidian)→南部
(テルグ、タミル、カンナダ、マラヤーラム、ブラフイー)

インド・アーリア(Indo-Aryan) インド系文字 →全体
(ヒンディー、ベンガル、マラーティー、グジャラーティー、オリヤー、パンジャービー、アッサム、ネーパーリー)

インド・アーリア(Indo-Aryan) ペルシャ文字
ウルドゥー、カシュミーリー
216世界@名無史さん:03/09/24 05:02
タミルは、テロで有名だなー。

ヒンディーは、主要民族?ラージプートっぽい?
ベンガルも有名か。
マラーティーは、マラータ同盟?
パンジャービー
アッサム、
ネーパーリーは、ネパールかな。

カシュミーリー はカシミアかな。
ウルドゥーって散ってるのか。

シーク教・ジャイナ教・ゾロアスター教とかは、どの民族かな。

うーん、奥が深いなー。
217世界@名無史さん:03/09/24 05:07
黒人のオーストロアジアは、こんなとこに。

http://www3.aa.tufs.ac.jp/~mmine/GICAS/SantaliDatj.htm 
サンタル語とサンタル人について -- 民族動態と文字:
 サンタル語 (Santali, Santal Language) は、インドの4つの言語グループ
(インド・アーリア、ドラヴィダ、オーストロアジア、チベット・ビルマ)のう
ち、人口にして3番目のオーストロアジア(オーストリックとも呼ばれる)語族
における最大の言語で、ムンダ語(ムンダリ語)とともに、同語族の主要言語で
す.サンタル語の使用人口は600万人ともいわれ、インド国内における最大の
「少数民族語」です.
 オーストロアジア語族は、後で南アジア地域に移住してきたインド・アーリア
語族やドラヴィダ語族よりも古くからこの地に暮らしていたとされ、インドの「
アーディーバーシー」(原住民族)といわれています.インドの基層文化におけ
るその重要性はよく指摘されますが、その研究は必ずしも十分とはいえません.
218世界@名無史さん:03/09/24 05:11
インド独立によって、サンタル人の居住地域はビハール州、西ベンガル州、オリ
ッサ州上記の4州(それぞれヒンディー語、ベンガル語、オリヤー語が州の公用
語)に分断されたため、サンタル人のコミュニティーも、各州の言語境界に分断
される結果となりました.もともと固有の文字をもたなかったため、サンタル語
を文字に表すために、その居住地域によって、デーヴァナーガリー、ベンガル、
オリヤー文字を用いたサンタル語表記が行われることになりました.さらに、本
研究でデジタル化を進めているローマ字表記も、主としてキリスト教の宣教師に
よって工夫され、クリスチャンとなったサンタル人にも用いられています.
 その上、民族のアイデンティティーの危機を感じた一人のサンタル人が、神の
啓示を受けて、オルチキ文字(Ol Chiki とは、「書き文字」の意味)を用いる
ようになった結果、サンタル語の文字表記は、5種類の文字を使って行われるこ
とになったのです.

2000年11月:「ジャールカンド州」の成立:
このような複雑な文字文化の形成過程そのものが、十分研究に値するもので
すが、政治的な変化がこれに拍車をかけることになりました.長い間サンタ
ル人、ムンダ人等のコミュニティーが要求してきた自治州が、2000年11月に
ビハール州の南半分に半自治権を与えるという形で、ジャールカンド (Jhar
khand) 州として実現したのです.

219世界@名無史さん:03/09/24 21:13
>216
整理しきれない様子がありありですね(w。

程度の差こそあれ、インドの民族、人種、言語、
宗教、カーストをきちんと整理して把握している
人は誰もいないでしょうね。

> タミルは、テロで有名だなー。

テロで有名なのはスリランカのタミル・ゲリラで
インド側のタミル・ナードゥ州が危険なわけ
じゃないですよ。

ドラヴィダ系民族の中で「タミル人」だけ民族名称
として強調されるのは、スリランカでシンハラ人と
対比されるせいなんでしょうね。「ケラーラ人」とか
「カルナータカ人」って言わないよね。
220世界@名無史さん:03/09/24 21:14
> ネーパーリーは、ネパールかな。

ネパール隣接地域の住民と、インド各地にいる
ネパール人移民(先祖がネパール国民だった
人たち)なんだろうね。こんなにいるとは
思わなかった。

ネパール人出稼ぎ労働者は国勢調査の
対象外かな?数代に渡って住んでいる
連中もかなりいるんだけど。

インドで会うネパール人も民族はバラバラ。
シェルパだったり、チェットリだったり、
マガルだったり・・・。
221世界@名無史さん:03/09/24 21:15
> カシュミーリー はカシミアかな。

意味不明なんですが・・・(w。
インド・アーリア系言語の中でもカシミール語は
ちょっと異質で、ギルギットのシナー語や
チトラル語と共に「ダルド諸語」と分類されています。

イラン〜パンジャーブ経由でインドに入ったアーリア人
とは別経由で、おそらく中央アジアからパミールを
越えて直接北西インド山岳部に入った別系統アーリア
人の言葉と推測されています。月氏と関係づけている
学者もいますね。
222世界@名無史さん:03/09/24 21:15
> ウルドゥーって散ってるのか。

ウルドゥー語は実質ヒンディー語とほぼ同じで、
「主に北〜西インド、パキスタン中部の
イスラム教徒の言語」と見ていいし、散って
いるとはいえどっちかというと西よりに言語
人口が多いでしょう。

ちなみに「ウルドゥー」の語源は中央アジア古代
テュルク語「ordu=陣営」。英語だと「horde」、
モンゴル語だと「オルダ」。北インドの
ヒンドゥスターニー語(ヒンディー語の古形)に
イスラム教用語やペルシャ語単語が混じって
できたもので、ムガル宮廷周辺で使われていた
言葉です。

言葉では中央アジアの要素をほとんど失って
しまったけど、かすかながら「Urdu」という名前に
中央アジア・テュルク系遊牧民の血がうかがえ
ますね。

もっとも食い物だと北インド料理は中央アジアの
影響がモロ残ってますけど(w。
223世界@名無史さん:03/09/24 21:16
> シーク教・ジャイナ教・ゾロアスター教とかは、どの民族かな。

シーク教はパンジャービー(現パンジャーブ地方住民および
先祖がパンジャーブ地方出身)に限られ、インドの
パンジャーブ州では6割がシーク教徒。

ジャイナ教徒はインド中にいるが、多いのはMaharashtra、
Madhya Pradesh、Gujarat、Rajasthanなど中〜西部。
http://www.jainworld.com/society/jainevents/statistics.htm

シーク教のように民族宗教ではないから、信者は特定の
民族に限らないが、宗教上の理由から職業は商業や金融業に
限られるので、実質的に「ジャイナ教徒(Jain)」というカーストに
なってしまっている。

ゾロアスター教徒はムンバイを中心に住んでいるパールシー
(8世紀にイランから移住したペルシャ人の子孫)に限られる。
10万人程度。インド経済を牛耳るTATA財閥やQueenの
Freddie Mercury (Farrokh Bulsara)が有名だね。
224世界@名無史さん:03/09/24 21:17
> 黒人のオーストロアジアは、こんなとこに。

ムンダやサンタルは確かに色黒いけど、「黒人」と
表現するとアフリカ人種や東南アジアのネグリートと
紛らわしい。

ムンダやサンタルは言語的には東南アジアのクメール人や
ヴェトナム人と近縁。でもアフリカ人種的な風貌の人もいる
から、基層にはネグリートもあったのかもしれないね。
225世界@名無史さん:03/09/24 22:04
ヒンディーのカースト間でのDNA調査を
やっていたイギリス人の学者がいて
彼の調査によると、ブラフミンには明らかに
コーカソイドのDNAを持つものが多く、シュードラには
モンゴロイドでなく、ネグロイドの特徴を持つものが多く
みられたそうだ。
ちなみに、発表した学者はインドの民族主義者に殺された
ヒンディーですら複数のDNAの起源をもつ
言語学から、起源をさかのぼるなど電波の領域
226世界@名無史さん:03/09/24 23:40
誰かインドの言語分布地図みたいのあったらうpお願いします。
227世界@名無史さん:03/09/24 23:59
228世界@名無史さん:03/09/25 01:10
>218
オルチキ文字って神代文字以上にDQNな文字だなw
229226:03/09/26 20:13
>>227ありがとうございます
230世界@名無史さん:03/09/28 10:33
>>225
民族は、主に言語で同一性を確立しているんだけど。
人種の話?

いうならば、言語の起源は、その民族の支配者の起源かも?
231世界@名無史さん:03/09/28 10:37
>>224
オーストロアジアは、オーストラリアー古のインドネシア系の黒人では?
232世界@名無史さん:03/09/28 22:06
>231
多分、語族と人種がごっちゃになっていると
思うぞ。確かにややこしいね。

インド・ムンダ系民族
(言語)オーストロアジア語族
(人種)オーストラロイドが優勢だがかなり雑多

モン・クメール/ヴェトナムなど
(言語)オーストロアジア語族
(人種)モンゴロイドが優勢
233世界@名無史さん:03/09/28 22:07
マレーシア/インドネシア/ミクロネシア/ポリネシア
(言語)オーストロネシア語族
(人種)モンゴロイドが優勢

メラネシア
(言語)オーストロネシア語族
(人種)オーストラロイドが優勢

オーストラリアのアボリジニ
(言語)オーストラリア諸語(系統は不明)
(人種)オーストラロイド
234世界@名無史さん:03/09/28 22:08
結構広いから人種は一概には言えないけど・・・。

人種でいえば、このうちどれかは「黒人(黒色人種)」と
言えるのか?という問題はかなり主観的な話になると
思うのでやめましょう。
235世界@名無史さん:03/09/28 22:48
言語の分類や系統は書き換えられることもあるからなあ。
ウラル・アルタイ語族なんてのが否定されたように。
ムンダ系諸語がモン・クメール系諸語と兄弟関係にあってオーストロアジア語族を形成する、
っていうのはほぼ決定的な学説といっていいの?
236世界@名無史さん:03/09/29 01:13
20世紀はじめにWilhelm Schmidtの研究で
確立した学説らしいよ。

疑問に思うならこの辺の論文当たってみたら?

http://www.southasiabibliography.de/Bibliography/Austroasiatic/austroasiatic.html

もっともSchmidtは突っ走り過ぎちゃって、
お隣りのオーストロネシア語族と合わせて
「オーストリック語族」という大語族説を
ブチ上げたが、これは今は否定されている。
237世界@名無史さん:03/09/29 01:21
この辺の言語はあんまり興味ないんで、
手元にはいい資料がないんだけど、
オーストロアジア語族の最大の特徴は

「前接辞」「挿入辞」(ムンダ諸語には
「後接辞」もある)を用いて派生語を
作る機能だそうな。

【クメール語の例】
前接辞−KAN+cah(古い)=KONcah(おいぼれ)
挿入辞−P+rian(習う)=rooBian(習った知識)
238世界@名無史さん:03/09/29 01:22
数詞は1〜5はかなり似てるね

・ 1 2 3 4 5
サンタル語 mi baar paa poon mara
モン語 mua baa poi pon measan
クメール語 muai pii bai buan pram
ヴェトナム語 mot hai ba bon nam

・ 6 7 8 9 10
サンタル語 turuui eeaae iraal aara gaal
モン語 tarao thapoh hacam hacit coh
クメール語 pram-muai pram-pii pram-bai pram-buan dop
ヴェトナム語 sau bay tam chim muoi
239世界@名無史さん:03/09/29 19:28
>230

逆でしょ?同一性を保持している社会共同体を
主に、言語というくくりで分けたのが民族という概念
240235:03/09/29 20:20
>>236,237,238
情報、どうもありがとう。
241世界@名無史さん:03/10/01 08:49
>>232
なるほど。すると大雑把に

オーストラロイド系進入
ドラヴィタ系侵入(インダス文明)
アーリア系進入 (ヒンズー教)

こんなとこかな?
242世界@名無史さん:03/10/01 21:25
> 241

おおむねそんな理解で十分だと思うよ。

もう少し細かい話をすると・・・

オーストラロイド以前にネグリートがいたという
説もある。ただ今インド国内でまとまった
集団としてはアンダマンにしかいないので、
手がかりがあまりない。
243世界@名無史さん:03/10/01 21:26
それからドラヴィダとアーリアの間に
モンゴロイドの侵入がある。今はヒマラヤ沿いに
しかいないが、かつてはもっと広い範囲に分布
していたとみられる。インダス文明の遺跡からも
モンゴロイド形質を持つ人骨が見つかっている。

あまり定着している用語がないんだが、「キラータ
系民族」と呼んでおこうか。代表例は北東インド
の民族、シッキムのレプチャ、ネパールの
ネワールやライ・リンブー。数百年以内に
ヒマラヤを越えてきたチベット系民族とよく混同
されるけど、彼らは数千年前からインド亜大陸に
住んでいる。「マハーバーラタ」にも出てくるよ。
244世界@名無史さん:03/10/01 21:54
 >>238
ベトナム語と広東語はどうよ?
245世界@名無史さん:03/10/01 22:05
キラータというと「山の民のモンゴロイド」というイメージなのかな?
アッサム平原に展開した種族(ボド族など)もキラータでいい?
246世界@名無史さん:03/10/02 08:06
ドラヴィダ系民族は、南方モンゴロイド?
なんか混乱したな。
アーリア人は白人じゃないの?

これがいかんのかな?
http://www2s.biglobe.ne.jp/~t_tajima/nenpyo-1/se-0-7.htm
原始人種、黒色人種 or 類黒色人種、白色人種、黄色人種
247世界@名無史さん:03/10/02 16:10
インダス文明って謎めいていて、おもしろいよね。
未解読の文字、高熱&放射能を浴びた死体の山、オーパーツ・・・
一体何があったんだろうね。
早く文字が解読されないかな。
248世界@名無史さん:03/10/02 16:25
上の方で「インドという概念は近代になってから云々」みたいな話が出てきますが、
すると「インド」という単語は、近代以前はどういう意味だったのでしょうか?
またいつこの単語が出来たのでしょうか?
249世界@名無史さん:03/10/02 20:31
>244
> ベトナム語と広東語はどうよ?

ここで語るテーマじゃないが簡単にやっとくと・・・

ヴェトナム語は語彙、声調、文法でシナ・タイ語系の
影響を受けているそうで(よく知らない)、そのため
かつてシナ・チベット語族シナ・タイ語系?という説も
あったが、最近はオーストロアジア語族モン・
クメール諸語が定説だそうな。

ただいきなり「広東語の影響?」とみるより、
間に挟まっている壮(チワン)語やタイ語(共に
シナ・チベット語族カム・タイ語群)の影響をまず
考えた方がいいような気がするが、どんなもん
だろね。広東語自体かなりカム・タイ語的な性格が
濃厚らしいし。
250世界@名無史さん:03/10/02 20:32
数詞1〜10の例

広東語(シナ・チベット語族中国語南方方言?)
yat yii saam sei ng
luk chat baat gau sap

壮語(シナ・チベット語族カム・タイ語群)
ndeu song sam seiq haj
roek caet bet gouj cib

タイ語(シナ・チベット語族カム・タイ語群)
hnung song sam si ha
hok ced ped kau sib

ヴェトナム語(オーストロアジア語族モン・クメール諸語)
mot hai ba bon nam
sau bay tam chim muoi
251世界@名無史さん:03/10/02 21:24
広東語と日本語は似ているな。
252世界@名無史さん:03/10/02 21:43
  確かに近い
253世界@名無史さん:03/10/02 22:16
>>251, 252
そらあ漢語のイチ、ニ、サンと比べれば似てるかもしれんが
和語のひー、ふー、みー、と比べればさっぱり似ておらんじゃろ。
254世界@名無史さん:03/10/02 22:27
以前ニュースステーションでラオスあたりに日本人のルーツかもしれない
少数民族がいるっていう特集があった。
久米「その民族の言葉では1,2,3は何て言うんですか?」
レポーター「日本語のイチ、ニ、サンに近いです」
久米「本当ですか!やはり日本人のルーツかも知れませんね!」
255世界@名無史さん:03/10/02 22:31
日本語−広東語関係論はあとは
どっかよそでやっとくれ
256世界@名無史さん:03/10/02 23:40
>>254
ルーツじゃなくて、祖先を同じくする部族じゃねぇの?
鳥越憲三郎でも読むべし。
257世界@名無史さん:03/10/03 00:45
>245
「キラータ」という用語はまだ厳密に定義
されていないようだが、オレは「インド
亜大陸に住み、チベット・ビルマ系言語を
話すモンゴロイドの中で、チベット系を除く
民族(おおむねヒマラヤ南縁に住む)」と
いう意味で使いたい。

チベット系が入っている場合も多いけど、
できれば区別したいね。

そういう意味ではボド(Bodo Naga)も
キラータに入れていいと思うよ。

東の方はビルマと関係が深いし、
どこまでかという問題はあるけど、まあ
とりあえずインド亜大陸ということで(w。
258世界@名無史さん:03/10/03 00:46
>247
> 高熱&放射能を浴びた死体の山

なにそれ?(w
259世界@名無史さん:03/10/03 00:47
> 248

インド(India)の語源はSindhu
(インダス川あるいはその流域と
そこに住む人)。10世紀頃、西から
やって来たイスラム教徒がその地で
出会った非イスラム教徒(まあヒンドゥー
教徒)をHindu(Sindhuが訛ったもの)と
呼んだ。

これは他称で、インド人/ヒンドゥー
教徒が自らをHinduとは呼ばないし、
ヒンドゥー教を総称することばもインド
にはない。

Sindhu/Hinduがヨーロッパに伝わり
Indiaと訛った。インド人自身が自らを
Indianという名称で呼ぶようになるのは、
やはりイギリス統治下時代でしょうね。

曖昧にインドを示すことばだったら
Bharatがあったけど、南インドでも
使われていたのかな?
260世界@名無史さん:03/10/03 02:10
> 259
Bharatってそういう意味だったんですか。Mumbai以南ではあんまり目にしない気がします。
 そもそも、インドの人が”われわれインドでは”なんていってるのかなぁ。聞いたことはないけれど…。
 
 
261世界@名無史さん:03/10/03 02:38
もともと「リグ・ヴェーダ」のバラタ王が語源で、
「マハーバーラタ」の登場人物はみなその子孫の
バラタ族。その領土がBharatavarshaで、Bharatは
それを略したもの。いつのことやらインド全体
(どこまでをBharatというのかはよく知らない)を
Bharatというようになり、今ではインドの自称正式
国号よ。

国号としてなら現在南インドでも目にするかも
しれないが、問題は昔どの程度普及していたか?
262世界@名無史さん:03/10/03 02:42
単純に考えると、Bharatはサンスクリット系の
ことばだから、ドラヴィダ語圏でそのまま
使われていたとは考えにくい。「Bharat」に
対応することばがドラヴィダ系言語にあったのか?
謎だね。

予想は「たぶんなかった」・・・どうかな?
263世界@名無史さん:03/10/03 03:48
拝火教崇めてる商業民族ってなんていうんだっけ?名前が出てこない。
264世界@名無史さん:03/10/03 09:51
>>263
パルシー
265世界@名無史さん:03/10/03 09:53
パルシー
266世界@名無史さん:03/10/03 09:58
タミルもシークも総理殺した
タミルは自爆 テロ
267世界@名無史さん:03/10/03 11:40
スリランカはシンハラ人74%、タミル人18%。
シンハラ人は仏教徒、タミル人はヒンドゥー教徒。
どちらもインド亜大陸から渡来。
268世界@名無史さん:03/10/03 11:50
  >>267
言語的に両者は近い?
269世界@名無史さん:03/10/03 21:39
シンハラ語はインド・アーリア系(北方系)で
ドラヴィダ系のタミル語とは全然違う。

シンハラ人は紀元前5世紀頃に南西インドから
スリランカに入った(たぶん)海洋民族。

移住譚は伝説的な色彩が強いが、途中にある
モルディヴのディヴェヒ語もシンハラ語に
近い北方系言語なので、この航路は古くから
発達してたんでしょう。
270世界@名無史さん:03/10/04 02:28
インダス文明時代から北西インドとメソポタミアの往来があったし、
紀元前からエジプト・シリア〜イエメン〜インドの紅海とアラビア海を
横切った航路が確立していたから、島づたいの移住はかなり早い時期
から行われていただろうね
271世界@名無史さん:03/10/04 08:17
紀元1世紀ころメコン川下流域に扶南という国が興った。
インド方面とシナ方面の中継貿易で栄えたようだ。
言語はサンスクリット系、宗教はシヴァ神・ヴィシュヌ神信仰、大乗仏教。
この国の王は諸王の中の最高位を示す「山の王」を名乗ったという。

この国の担い手はどういう人たちだったのだろうか。
シンハラ人である可能性が高いだろうか。
272世界@名無史さん:03/10/04 08:22
扶南はクメール人ざんす
273世界@名無史さん:03/10/04 13:53
政権の担い手という意味では?
274世界@名無史さん:03/10/04 16:01
>>272, 273
扶南については政権の主体も住民も実はよく分かっていないようです。
建国神話によると、土地を支配していた女性が、海からやってきた
インドのバラモンに弓の霊力を見せつけられ降伏して妻となり、以後
このバラモンが国を治めたということです。

住民がクメール人であったということも決定的とまでは言えないようです。
「山の王」はサンスクリットでパルヴァタ・ブーパーラまたはシャイラ・ラージャ、
古代クメール語でクルン・プナム。このプナムを中国側で「扶南」と記録した
ということになっているようですが、古代クメール語の記録なんてどこにも
ありませんから、現代クメール語のプノム(phnom、山・丘の意)と「扶南」
からの類推でプナムが古形だろうとしているわけです。

それに扶南がインド系支配者とクメール系住民との二重国家であったとすれば
王が被支配者の言葉で山の王を名乗るのはおかしいということもあります。

のちにメコン川上流からやってきて扶南を吸収・合併した真臘がクメール人で
あることはクメール語の碑文を残していることからも確かなようなんですが。

インド方面からやってきてこの土地に影響を与えた勢力の実体は何か
ということでお願いします。
275世界@名無史さん:03/10/05 03:06
「エリュトゥラー海案内記」に
なんか記述ないの?(読んだことない)
276世界@名無史さん:03/10/09 18:59
『エリュトゥラー海案内記』一度読んでみたいが、定価\28,000じゃぁちょっと。
どっかの図書館にないかなぁ。
277世界@名無史さん:03/10/09 23:43
>276
中公文庫の古本がいいと思われ・・・。
もっとも九州のふるほん文庫や位でしか
見かけないが。値段も\1400と高いけど
中公は絶版希少本だらけだから仕方ないか。
278世界@名無史さん:03/10/11 04:05
結構興味深いスリランカと日本の話


http://homepage1.nifty.com/boddo/ajia/all/2chap1.html
日本への信仰じみた期待
 アナガーリカ・ダルマパーラ(1864〜1933)は南アジアの仏教国スリランカ
(旧セイロン)に生まれ、イギリスの植民地支配に喘ぐ祖国で、仏教の復興を
図った先駆者、建国の父として記憶される偉人である。

 日本は、“第二の祖国”であるインドと並び、ダルマパーラに強い影響を与えた国とされる。
ダルマパーラは終生、日本に対して信仰にも似た期待をいだき続けていた。なぜなら、彼の眼
に映った近代日本とは、世界で唯一、西欧キリスト教列強と敢然と対峙するアジア『仏教国』
の希望の星だったからだ。西欧の白人キリスト教諸国による支配に甘んじていた十九世紀アジ
ア、その屈辱の時代をアジアの隷従民として生きたダルマパーラは、偉大なるアーリアの教え、
仏陀の教説こそが、アジア復興の精神的原動力となると信じていた。ゆえに彼は『仏教国』日
本の発展に成長に期待したのである。
279世界@名無史さん:03/10/11 05:08
「仏教国」とは言うが、明治維新以来の近代化、
戦後の経済発展で、仏教が果たした役割って
皆無に近い。日本が「仏教国」と思われるのも
ちょっと気恥ずかしいね。

だいたいインド旅行で仏蹟に来る若者は
ほとんど観光地としか見ていないだろ
280世界@名無史さん:03/10/11 05:37
>278
現在の日本の仏教界が「祖先崇拝の司祭」と
して「世襲の職業」としてしか機能していない
ことを知ったら彼らは驚きかつ幻滅するよ
(彼らは知らない)。

立派な仏僧が今もたくさんいることは認めるが
一般への影響力は皆無に近い・・・。
281世界@名無史さん:03/10/11 05:43
「釈迦牟尼の思想」よりも
駐車場経営の方が重要
282世界@名無史さん:03/10/11 05:44
>>280
ダルマパーラは来日したのに気付かなかったんだな。
しかし、逆に彼らの仏教の方が実はわからんなー。
修行僧のイメージかな。
283世界@名無史さん:03/10/11 23:00
アーリアマンセーな香具師に「非アーリア」な日本の真相など分からんのが普通。
ヒトラーでもマンセーしてればよかったのに。
284世界@名無史さん:03/10/18 18:42
インドのRSS(民族義勇団)は、欧米のメディアでは「ファシスト集団」
みたいなニュアンスで報道されることが多いけど、実際はどうなんでしょうね?

彼ら自身は、均質な「インド国民」をつくりたいと思っているようだけど。
285山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/10/18 19:14
>>280
それもずいぶんな偏見かと。第一あちらでも唯識とか十二因縁を理解
している信者なんてほとんどいないのでは。大分土俗化しているよう
ですが。
286世界@名無史さん:03/10/18 20:03
輪廻の主体は何? と聞いて、ちゃんと答えられた仏教徒を見たこと無い。
287世界@名無史さん:03/10/18 20:30
坊さん?
288世界@名無史さん:03/10/19 02:16
インド史からずれてまっせ
289世界@名無史さん:03/10/19 17:50
じゃあ、プラティハーラ朝についてでも語ろう
290世界@名無史さん:03/10/20 00:50
この時代はラージプートが北インド一帯に
広がったし(プラティハーラ朝王家も
ラージプート)、グプタ朝時代に始まった
ヒンドゥー教の逆襲がついに仏教を逆転
した。というわけで現在に続く北インド・
ヒンドゥー教文化優位がほぼ固まった重要な
時代なんだが、知らない人が多いんじゃ
ないかな。

なぜかというと、日本じゃ仏教と関係ない
王朝は完全に無視されるから・・・。トホホ。
291世界@名無史さん:03/10/20 01:06
北インドにドカドカでかい石造寺院が
建ったのもこの時代。

プラティハーラ朝から分かれた
チャンデッラ朝も狂ったようにお寺を
建て始めた。カジュラーホーの寺院群
建てたのはこの王家。

しかしまあみんな貧しいのに、あの宗教
エネルギーはどこから来るんじゃ?
イカれてるよな。
292世界@名無史さん:03/10/20 01:10
この頃、仏教は一層凋落していくのだが、
その理由としてラージプートはヒンドゥー教徒
ばかりで、支配者や金持ちに依存する体質の
仏教が施主を失っていったのも理由の一つだと
思う(他にも仏教内部の理由や、ムスリムによる
打撃などもあるが)。

ラージプートは、仏教嫌いだったエフタルの血を
ひいているせいか、ヒンドゥー教マンセーなんだよな。
293世界@名無史さん:03/10/20 01:50
大体在家信者捨てて逃亡する坊主ばっかだったからな>仏教
攻め込んだムスリムの将兵もさぞかしあきれたことだろう・・・
294世界@名無史さん:03/10/20 21:00
プラティハーラ朝初代のボージャ1世は
別名「Mihira」。どういう意味かは
知らないが、エフタル王ミヒラクラと
無関係ではないだろう。
295世界@名無史さん:03/10/20 21:02
ラージプート時代って史料は何語なんですか?
296世界@名無史さん:03/10/22 20:33
プラティーハーラ朝の主要史料って何だろう?よくわからん。
断片的な情報しかみかけないから、碑文、他王国の史料、
ペルシャ語史料などから構成されているのかもしれん。

当時はプラークリット語の時代が終わり、近代ヒンディー語の
前身が発達し始めた頃で、プラティーハーラ時代の北インド
ではヒンディー語(デーヴァナーガリー文字)が使われて
いたんでしょう。

Rajasthanのラージプート諸国ではMarwari語(ラージャスタニー語
方言)で書かれた年代記が多数残っているらしいです。
297世界@名無史さん:03/10/22 20:34
>>220
>> ネーパーリーは、ネパールかな。
> ネパール隣接地域の住民と、インド各地にいる
> ネパール人移民(先祖がネパール国民だった
> 人たち)なんだろうね。

忘れていた。ダージリン周辺は今ではネパール人移民が70%。
1980年代に「ゴルカランド州分離運動」が展開されたが、
1988年にDarjeeling Gorkha Hill Councilが設立されて一応
落ち着いた。その流れで1992年にネパール語がインド公用語の
一つとして認定された。そういうわけでした。
298世界@名無史さん:03/10/23 22:22
プラティーハーラ朝の功績として「8世紀にシンドまで制圧した
イスラーム勢力の進出を長期に渡り阻んだ」とよくいわれるが、
シンドのイスラーム勢力は分裂してインドへの侵略どころでは
なかったらしく、たいした戦闘はなかったみたい。

11世紀のガズナ朝による侵攻では、弱体化していた
プラティーハーラ朝は負けっぱなしだったし。
299世界@名無史さん:03/10/23 22:23
むしろ、アフガニスタンのテュルク・シャー国(650頃〜780頃)と
その傍系ザーブル(謝[風日])国がターヒル朝と戦い、その後
インド人カッラールが建てたヒンドゥー・シャー国(780頃〜1008)が
サッファール朝を阻止し続けた功績の方が大きいと思うけど。

この辺の連中は史料が少ないせいもあって、インド史でも
アフガニスタン史でもほとんど無視されているが、結構おもしろい。

例えば、テュルク・シャーは東ローマ帝国とつき合いが
あったらしくて、718年にイスラーム軍がコンスタンティノープル攻略に
失敗して撃退されたことを祝う記念コインを発行したりしている。
300世界@名無史さん:03/10/23 23:29
>>299
 テュルク・シャー朝は780じゃなくて9世紀の後半まで存続。
 ザーブルの王国はサッファール朝によって870年代に
 征服されてる。 

 718年のコインというのが、From Kesarのやつのことなら、これは
 テュルク・シャーの名前で、ローマの戦勝を祝ったもんじゃない筈。
 ただし、From Kesar貨幣はもう少し後(730年代くらい)。

>この辺の連中は史料が少ないせいもあって、インド史でも
>アフガニスタン史でもほとんど無視されているが、結構おもしろい。
 実は、ここ十年ほど、このあたりについては日本でもヨーロッパでも
 結構研究が行われてるという罠。
301299:03/10/24 23:41
> テュルク・シャー朝は780じゃなくて9世紀の後半まで存続。

7と8が入れ替わっちゃいましたね。(〜870頃)です。

> ローマの戦勝を祝ったもんじゃない筈。

あら、そうなの。やっぱりHumbachの論文当たらんと
いかんなあ。

それにしてもPhrom(Khrom/From)Gesar(Kesar)は
いろんな意味で不思議な称号ですな。
302世界@名無史さん:03/10/27 19:54
ガズナ朝からデリー・スルタン諸王朝、ムガル朝に
到るまでテュルク系民族がかなりインドに入って
きているはずだが、すっかりインド文化に融合して
いるね。中国に負けず劣らずインドの異文化吸収力も
すごいぞ。
303世界@名無史さん:03/10/27 20:54
印僑もカースト制度引きずってるの?
304世界@名無史さん:03/10/27 22:59
まだあるでしょう(民間レベルで)。
特に高位カースト。

インドの結婚相談サイト見てると
おもしろいよ。男女とも必ずカーストが
書いてある。印僑の応募でも。
ほとんど高位カーストだけどね。
305世界@名無史さん:03/10/27 23:01
ただし、印僑と一口に言っても、東アフリカは
グジャラーティ・モスレムが多いし、ヨーロッパ/
アメリカ大陸方面はパンジャービー・シークが多い
など、地域によって状況は異なるので注意。
306世界@名無史さん:03/10/27 23:08
オスカー俳優のベン・キングスレーの父方の先祖は
東アフリカに移住したグジャラーティーだったな。
307世界@名無史さん:03/10/28 00:42
戦士のカーストの人は、やはり軍隊にはいるわけ?
308世界@名無史さん:03/10/28 02:32
ユル・ブリンナーもインドに源流を持つ
ロマ(ジプシー)出身だし、インド系と
いえないこともない(かな)?
309世界@名無史さん:03/10/28 11:25
>307

徴兵は満遍なくすると思うが戦士系カーストは軍学校への志願率高そうだな。
310世界@名無史さん:03/10/28 12:09
軍隊の階級とカーストってどうなっているの?
やっぱ、軍隊内部では階級優先させないとまずいよね。
カーストによって昇進が変わるとかあるんだろうか?
制度では存在していなくても、実際にはカーストで変化するとかそんな感じだろうか?
311世界@名無史さん:03/10/28 12:13
>>305
モスレムは移住したがるんだ。
バングラディシュも海外への出稼ぎ多いね。
312世界@名無史さん:03/10/28 12:48
インド憲法により、国会議員、公務員、大学の学生につき一定割合を、
下級カーストに割かなくてはならない。
313世界@名無史さん:03/10/29 02:48
>312
公式には「指定カースト(Scheduled Caste)」といいます。

現在は不可触賤民(Untouchable)、アウトカースト
(Outcaste)、チャンダーラ(Chandala)といった用語は
公式には抹殺されていますね。一時使われていたハリジャン
も結局だんだん差別的な意味合いになってしまって、最近
聞かない。

指定部族(Scheduled Tribe)という制度もあります。

一定の特典があるんで、自分たちから進んで政府に
認定を求める民族が結構多いですね。
314世界@名無史さん:03/10/29 04:09
カーストは職能区分なところがあると思うのですが、近代化でなくなった
職業や新しくできた職業といって隙間はどうやって埋められているん
でしょうか?
315世界@名無史さん:03/10/29 20:38
インドの不可触民なら日本人のいいルポがあるよ。
『不可触民』山際素男、三一書房、1981
ショッキングな内容だった。不可触民を平然とひき逃げするのだから。
316世界@名無史さん:03/10/29 21:21
平安時代の日本みたいだな。
317世界@名無史さん:03/10/30 00:02
>314
プログラマーとかはカースト問わずにやってる模様
318世界@名無史さん:03/10/30 01:31
古来の手洗い洗濯屋は低カーストにされているが、
最近都会ではクリーニング・チェーン店が大当たり。
これにはカーストを問わず就職希望者が殺到してる
そうな。
319世界@名無史さん:03/10/30 01:40
軍隊では公式には「カーストによる差別はない」と
されているが、実際にはカーストごとに小隊編成
されているという「噂」もある。外部の人間は
なかなか調べようがないんだけど。
320世界@名無史さん:03/10/30 01:59
バンギーという清掃人カーストがあるが、
現在は清掃・屎尿処理関係の公共事業
下請人となり、現代化しつつも存続している。

屎尿を肥料として販売する権利も持っていたため
下水道の建設に猛反対し、汲み取り拒否のストを
するなどの実力行使もする。

カースト問題は、差別・被差別という単純図式だけ
ではなかなか解決できない複雑なテーマです。
321世界@名無史さん:03/10/30 23:00
>311
ヒンドゥー教徒は、「黒い水(おそらくインド洋の外)」を越えて
野蛮人・汚れた連中の土地へ渡航するとカーストから追放
される、というしきたりがあったので、移民や海外渡航には
積極的ではなかった。

マハトマ・ガンジーが、イギリス留学の際に家族やカースト
集団から猛反対にあい、帰国後も贖罪・清めの儀式を受けて
からようやく帰郷を許されたのは有名な話。高位カーストの
間では、形式化しているかもしれないが、このようなしきたりが
まだ生きてるらしいよ。

古くからあった東南アジアや中東・東アフリカへの渡航は、
インド洋内ということで大目に見られていたか、帰国後この
ような儀式を行うことで許可されていたのかもしれない。

インド洋を越えて、フィジー、トリニダード、イギリスなどへも
移民が活発化するのはイギリス統治時代19世紀以降。
322世界@名無史さん:03/10/30 23:44
シーク教徒には、そうした縛りはないの?
323世界@名無史さん:03/10/30 23:53
カースト問題がヒンズー教の教義にあるなら、リグ・ウェーダあたりを
たたき台にして議論してもよさそうなものだ。
それが出来ないのは彼らはインド叩きに必死な夷スラム厨だからw
ソ連崩壊後、行き場を失った共産主義者=プロ市民が活動場を探して
そのうちの一派が夷スラム擁護に道を見出した。
インド史を論じるなら、リグ・ウェーダから引用してカースト問題を論じてみてよ。
多分必死な夷スラム厨はできないと思うがw
324世界@名無史さん:03/10/31 00:30
>322
シーク教はカーストを否定しているし、労働・経済活動を
積極的に奨励している(ヒンドゥー教/仏教的な隠遁修行・
宗教活動専念は否定)から、海外渡航を否定する要素は
何もない。

でもシーク教改宗前の元カーストが何か(いったい何世代
前の事やら)での差別が一部に残るという噂は聞くね。
325世界@名無史さん:03/10/31 09:51
リグヴェーダにカーストの説明はあったかな?。
マヌの法典もカーストを擁護するために引用される部分はあるけど
カーストを直接に肯定するような記述はないと思う。
326世界@名無史さん:03/10/31 19:57
最近歴史本体から少し離れ気味だし、
カースト関係の話は別スレで集中的に
ワンワンやったほうがいいかな?
327世界@名無史さん:03/10/31 20:28
じゃ、バーブルとアクバルどっちが偉い?
どうだ入りやすいだろ。わはは。
フマユーンが偉くないのは周知の事実。
328世界@名無史さん:03/10/31 20:32
カーストのスレあるみたいね。
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/whis/1067493057/
329世界@名無史さん:03/11/12 05:04
グルジャラage
330世界@名無史さん:03/11/12 07:31
スバース・チャンドラ・ボース
331世界@名無史さん:03/11/15 17:39
インドで教職についていた人の本で、
ヒンズー教徒は、低いカーストの料理したものは食べないとありました。
だから料理人は、バラモンとかがよいのです。
ちなみに、日本人である自分は、手料理を持っていってよい先(あまり、古い仕来りにこだわらないヒンズー)、
そうではない先(親切なんだが、やはり、日本人の作ったものは食べたがらない)を区別するのに気を使ったらしい。
日本人は、カーストの外、アウトオブカーストだそうです。

外国人をアウトオブカーストというとき、それといわゆる不可蝕賤民と、また、先住民(それぞれ、少数の先住民族。いわゆる南部の多数人ドラビダのことではない。)と
どういうくくりになるのかな。
332校長が強盗:03/11/15 17:52
この事件は報道されていません。教育委員会も校長を処分しません。
 皆様の力でこの事件を広めてください。
被害者先生のサイト
 http://www.geocities.co.jp/NeverLand/8595/
 事件究明を求める署名サイト
 http://chiba_273.at.infoseek.co.jp/
   ∧_∧
  (  ^^ )< ひろめよう
333世界@名無史さん:03/11/15 18:24
シュメール→ドラヴィダ→日本だよ
334世界@名無史さん:03/11/17 21:35
レッド・フォート裁判について教えてください。
それとインド国民軍女性部隊隊長のラクシュミさんのその後とか
335世界@名無史さん:03/11/18 13:40
11月18日(火) 午後10時00分〜10時50分
BS1 BSプライムタイム

「クブラの死」                       
                              
 − パキスタン・女性救護施設からの報告 −


  〜2002年 オランダ ヒューマニスト・
      ブロードキャスティング・ファウンデーション制作〜
336世界@名無史さん:03/11/20 23:16
NHK そのとき歴史が動いた
第159回

ガンジー
暴力の連鎖を断ちきれ!
〜自由への行進400キロ〜

放映日
平成15年11月26日(水)
21:15〜21:58 総合
337世界@名無史さん:03/11/20 23:30
ガンジー・インク消しってまだある?
子供の頃あのマークが怖かった・・・。
338世界@名無史さん:03/11/22 17:20
>>314
都市では割と(むしろ比較的か)関係ないみたいだね
そうでないとバスにも乗れなくなる ってどっかで読んだ
339世界@名無史さん:03/11/30 18:48
カーストは別スレでやって下さい
340世界@名無史さん:03/12/08 17:21
教えてチャンで申し訳ないですが
ラクシュミー・バーイーのことが詳しく書いてある本を
知っていたら教えて下さい
341世界@名無史さん:03/12/08 21:53
>>327
バーブルはアル中だったね。
しかし彼は王朝創建を決する際、全軍の前で酒盃をなげうって禁酒を宣言したとか。
その後、生涯禁酒したのかは疑問。
342世界@名無史さん:03/12/08 23:59
酔っぱらって禁酒宣言したが、一晩寝て酔いが醒めたら忘れていたとか。
・・・ヨッバライにありがちなパターンを想像してしまった。
343世界@名無史さん:03/12/09 23:18
>>327
フマユーンはアヘンに溺れたらしい。
344世界@名無史さん:03/12/12 10:34
近親で血で血を洗うケンカばっかやってるのは、
ティムール家、チンギスハーン家の血を
しっかり受け継いだな。
345世界@名無史さん:03/12/13 16:34
>>344
王位継承者以外の王子は大体殺されたのはオスマントルコも同じだな。
346世界@名無史さん:03/12/20 05:29
インド人は歴史を書き残さないから謎だらけ。
347世界@名無史さん:03/12/20 13:07
『仏教メソポタミア起源説』パール著
を読んだ時はひっくり返った

まだまだ西アジアとインドの歴史は謎だらけ
348世界@名無史さん:03/12/21 02:58
>>347
あの本は言語学の専門家からみるとデタラメやこじつけだらけらしいよ。
日本でいえば『ムー』とかのレベルなのかも。
349348:03/12/21 13:04
聖書アラビア起源説(旧約のイスラエルがアラビア半島だったという説)
の方がいくらかましらしいけど、漏れの印象ではほとんど似たようなレベルだと思った。
350:03/12/29 11:01
インドには、フリチンの修行者がいるそうだ。ジャイナ教と呼ぶのだろうか?
彼らの教義が、いったい何か知りません。しかし、フリチンで街を歩く姿が、
テレビで放映されていたのを見てビックリしますた。我が国でも時々、
新聞に報道される露出狂との違いは、どこにあるのか悩んでしまいます。
あれは、やはり宗教なのでしょうか? 怖いですね。
351世界@名無史さん:03/12/29 16:45
>>350
そのフリチンの修行者連中の大半はジャイナ教徒。
ただ、この宗教も「裸形派(フリチン)」と「白衣派」の二派がある。
前者は教祖の教えが無所有なので徹底してこんな格好をする。
現地で戒律の厳しい彼らは尊敬を受けている。
戒律がゆるかった仏教は堕落して滅んだ。
352世界@名無史さん:03/12/30 01:40
ジャイナ教は商売で成功しているから裕福。
353世界@名無史さん:03/12/30 04:01
フリチンで商売って・・・?
354世界@名無史さん:03/12/30 09:17
フリチンは出家した修行僧、商売で裕福なのは在家の一般人でそ
355世界@名無史さん:03/12/30 16:33
クーンブメラーの映像は、NHKでもフリチン解禁
なのが楽しいな
356世界@名無史さん:04/01/01 02:03
ガンジーが二人で ガンジーツー
357世界@名無史さん:04/01/02 09:44
フリチンが好きな人は、意外と多いような気がします。我が国で
ジャイナ教が受け入れられるとすれば、動機の不純な人々が、先頭に立つ
ような恐れがありますね。露出系サイトの住人達は、ジャイナ教の一部分だけを
信奉するだろうな。チンコを出したい人は、インドへ行くべし。
358世界@名無史さん:04/01/04 00:31
〜Deva (天使、精霊などの意味)って、女性の名前専用?
359世界@名無史さん:04/01/04 00:43
デーヴァは天使でも精霊でもないが・・・
360世界@名無史さん:04/01/04 00:44
デーヴァって男性名詞だが・・・それなのに女性専用って・・・・・・
デーヴィーが女性名詞だが・・・・・・
361世界@名無史さん:04/01/04 01:09
ああ、ツッコミどうも。
インドの昔の王国の系図見てて、カーカティヤ朝のMahadeva(1195-1198)が女性だったらしいので。
あと、その子孫のMummadanpaってのがMahadevaという女性と結婚していたみたいなので、〜devaってのが女性の名前専用なのかと思って聞いてみました。
そうでもないみたいでつね。
362世界@名無史さん:04/01/04 17:57
358=361ですが、さらにすみません。
勘違いしてました。(藁

Mahadeva (1195-1198) brother of Rudradeva became the king since Rudradeva has no sons, and died under invasion of Devagiri.
Rudramadevi (1261 - 1289):As Ganapati Deva had no sons, his daughter Rudramba succeeded him in A.D.1262 and carried on the administration.
363世界@名無史さん:04/01/07 00:09
Mahadevaって女性の酋長に対する尊称?
364世界@名無史さん:04/01/07 00:36
maha 大いなる
deva 神
365世界@名無史さん:04/01/07 23:21
Mahadevaは通常シヴァの別名として使われることが多いです。
まれにヴィシュヌの尊称として使われることもありますが・・・。

一方、Mahadeviは『ヴァラーハ・プラーナ』では「シャクティの根源」
という抽象的な神格にされていますが、これはかなり後世に
神話が整理された結果でしょう。

一般には、インド各地のローカルな女神の総称として使われて
いますね。
366世界@名無史さん:04/01/07 23:22
シヴァはヴェーダのルドラ神から発達したものですが、神格が
完成するまでに、インド各地のローカルな「山の荒ぶる神々」の
性格を吸収・統合しています。これらの神々の名(固有名詞
ではなく尊称的な名)がMahadevaだったわけです。

現在はこれらの神々もシヴァと同一視されていますが、よく見ると
Mahadevaが3兄弟だったり、親子だったりと、メインストリームの
神話にはないローカルな性格を残しています。

女神はシヴァほど統合が進んでいませんが、名前は違えど、
パールヴァティー、ドゥルガー、カーリー的な「おっかない女神様」の
性格を持つものが多いですね。
367世界@名無史さん:04/02/03 04:44
age
368世界@名無史さん:04/02/14 17:38
インド北部ラクノウ──キリスト教の聖人バレンティーノにちなんだ「バレンタイン・デー」が
近付き、インドではヒンドゥー教の強硬派がバレンタインの行事を「インド文化を脅かす
欧米文化」とする抗議活動が激しくなっている。
 ヒンドゥー教原理主義団体のバラジン・ダルは12日、若者に対して行事に参加した場合は
「顔を黒く塗り、頭を丸める」と警告した。
 同団体は、「インド文化を脅かす外国の祭りは、いかなるものであっても許されるもの
ではない」と主張。ヒンドゥー至上主義の極右政党シブ・セナも11日、「インド文化の西洋化は
認められない。聖人バレンティーノはキリスト教徒であり、バレンタイン・デーを祝うことは
インド文化に対する侵害だ」として、竹を振り回しながらインド北部ウッタルプラデシュ州都の
ラクノウ市内を練り歩き、バレンタイン・デーを祝う人々を脅した。
 インドでは信仰の自由が憲法で保障されているが、人口の8割をヒンズー教徒が占めている。
 過去にもヒンドゥー教徒がバレンタイン・デー前に、若いカップルや贈り物などを販売している
店舗を襲う事件が起こっている。しかし、警官の目の前でこういった事件が起こっても、
対応しない例も多いという。
 ヒンズー教の抗議に対してある男子学生は、「バレンタイン・デーを祝うことは、ヒンズー教の
教えに反するものではない。女友達と祝うつもりだ」と挑戦している。

- CNN/REUTERS/AP ttp://cnn.co.jp/world/CNN200402120023.html
369世界@名無史さん:04/02/14 20:49
>368
> ヒンドゥー教原理主義団体のバラジン・ダルは12日、若者に対して行事
> に参加した場合は「顔を黒く塗り、頭を丸める」と警告した。

バ「ラジ」ン・ダルはバ「ジラ」ン・ダルの誤植?

バジラン・ダル(Bajrang Dal) - RSS(民族奉仕団)を母体とする武装組織。
BJP(インド人民党)と密接な協力関係にあったが、最近は穏健化したBJP
との路線の違いが表面化。
http://www.hinduunity.org/bajrangdal.html
370あぼーん:あぼーん
あぼーん
371世界@名無史さん:04/02/14 20:55

インドの司法は、カースト差別を助長することもあるそうですね。



日本の司法公務員などが「ホウソウ癒着」で、公正な裁判がもはや、
不可能になっているからなのです。たとえば公務員や法曹関係者の
経済犯罪に対する防御や彼らの職権乱用などの暴力に対する緊急避難
行為や正当防衛の権利は有名無実の空文化されてしまった。
だから、被害者である国民が、加害者である司法公民によって犯罪者に
仕立て上げれられることすら頻繁におき始まっているのですよ。そこま
ででなくても、以下のような「出鱈目司法、癒着ホウソウ界」が腐臭を盛ん
に放っているのは明らかなのです。
(仙台の検察庁の)「不正流用」といえば、なにか犯罪でないように聞こえるが、実態は「詐欺(刑
法246条違反)」か「業務上横領(刑法253条)」のいずれかなのである。
「不正流用は1993年ごろまではあった。」と裁判所は事実認定した。何故、1993年まで認め
たかといえば、詐欺罪や、業務上横領罪の時効が10年だからである。また、裁判所は1993年の
犯罪の事実の認定をした上で、「1998年の分が濃厚」としたのである。そうなら最終犯罪はまだ
時効でない。そうなら当然に関係者は逮捕、収監されるべきである。証拠隠滅の恐れ濃厚だからで
ある。関係者は「証拠隠滅の恐れ」があるのだから、これまでの司法の慣例に従って「逮捕、収監」
されるべきである。検察官、裁判官らも「組織的証拠隠滅、組織的犯人隠避」の容疑で逮捕される
べきである。
国民が容疑者なら、「証拠隠滅の恐れ」がなくても、「証拠隠滅の恐れがあるから。」という、強引
なこじつけ理由で逮捕、収監されるのである。何故、弁護士会、司法記者会はそれを指摘できない
のか。「ホウソウ癒着」とはこういうことなのである。日本の「ホウソウ界」は腐臭に満ちている。
又最終犯罪が継続していれば、時効は成立しない。少なくとも、犯人隠避や証拠隠滅の組織的犯罪
は継続中である。関係者は逮捕されるべきである。このままでは、法曹界のみ時効の解釈を悪用し
て、「経済犯罪、不当利得をしたい放題」の「ホウソウ天国国家」になるだけで
372世界@名無史さん:04/02/14 20:59
>>351
堕落して滅んだ仏教信者をヒンズー教徒たちは最下層民においやった。
そしてそれを解放したのがイスラム教である。
373世界@名無史さん:04/02/14 21:20
インド亜大陸の中でバングラデシュに飛び地のようにしてムスリム人口が異常に多いのは
パーラ朝の仏教徒がヒンドゥーのセーナ朝で圧迫を受けてイスラームに入信した名残かな。
374世界@名無史さん:04/02/15 03:34
>372
また偽ムスリムがデマ流してるか。

10世紀頃にはヒンドゥー教も仏教もタントラを導入して
似たようなものになっていたから、ヒンドゥー教徒が
仏教徒を「堕落した」と迫害するわけはない。

ヒンドゥー教徒の認識は「仏教もヒンドゥー教の一種
だろ?」程度だよ。
375世界@名無史さん:04/02/15 03:37
ただし反カーストの道具として仏教徒になっていた連中は
イスラム軍侵攻の際に「反カーストならどっちでもいいや」
とばかりにイスラム教に乗り換えたらしい。

また、仏教の施主であった富裕商人がイスラム商人との
競争に敗れ、支持基盤を失ったのも仏教衰亡の理由。
376世界@名無史さん:04/02/15 03:41
>373
別に「ヒンドゥー教徒による仏教徒の迫害」なんかを
想像しなくても、11世紀以降デリースルタン朝から
ベンガル・ムスリム王国が支配者だったからで
十分説明できるんじゃないの?

歴史を階級闘争や宗教対立で切ると一見わかりやすいが
まあほとんどは暴力を正当化する幼稚な道具にしか
ならないな。
377世界@名無史さん:04/02/16 12:06
>368
「バレンタイン・デー」はあのサウジでもあったよ。
確か数年前に宗教界からの圧力で廃止された。
シブ・セナはインドでもかなり悪名高い人物。
内心はどうあれ、彼を讃えれば学識のない人物と見なされる。
ところで、サウジではインドの男子学生のようにちゃんと抗議できるかな?
378世界@名無史さん:04/02/16 14:11
>377
そのシブ・セナはアイルトン・セナの親戚か何かかな?
379世界@名無史さん:04/02/16 20:03
>>371
DQN悔詐余の必死な戯言スレですたw
法曹関係者など皆無な国の典型は北朝鮮(だから日本に在日が居着いてる)で
日本の「ホウソウ癒着」など些事と思えるほど、救いがたい腐臭ぷんぷんたる惨状なのが韓国。
政党シンパが妨害して汚職追及が出来ず国会が開かれない最近のザマを見れば、
台湾の国会乱闘など陽気なお祭り騒ぎで笑える。
一家郎党(妻の親族も含め)が権力者に群がる李氏朝鮮時代からの悪癖は未だに健在と思われ。

そういえば最近、仙台の朝鮮学校の高校生がカラオケ喫茶でケンカで刺殺されたな。
以前なら民族差別の犠牲者と同情してくれただろうが、今では全く無関心。
数年前には「変な外国人は出て行け!」とニュージーランド人がバットで襲われる事件もあった。
保守的な東北の中心都市でもヘイトクライムが起きている。
今のうちに半島に帰ったほうが身のためだよ、在日君。
380世界@名無史さん:04/02/16 20:24
半島のほうがもっと酷い、というだけで日本にもそういう事例はあるわけで。
漏れには371が在日だとは気づかなかったよ。
381世界@名無史さん:04/02/16 20:54
>>380
白々しいしらばっくれw
「そういう事例」を執拗に取り上げ自虐カキコする香具師の正体など知れてるYo!
382世界@名無史さん:04/02/16 21:00
朝鮮関係はよそでやれ
383世界@名無史さん:04/02/16 21:01
それとカースト関係も別スレがあるからそっちでやれ
384世界@名無史さん:04/02/16 21:01
>382
日本関係もよそでやれ
385世界@名無史さん:04/02/16 21:05
>383
それとカースト関係の別スレも、インド史に無知でインドと関係のないことばかり書く香具師がいるぜ。
386世界@名無史さん:04/02/16 21:07
カーストだろうが在日だろうが、差別発言がしたいだけ
っていう連中ばっかりだからな。2chらしいといえば
そうなるが。
387世界@名無史さん:04/02/16 23:06
インドの例に対して日本でもこういうことがある、て書いてあるわけだろ。
そこでなんで話が在日に行くのかがわからんな。
インド人のつけたレスだと言うんならともかく。
とか書くと在日必死だなとか言われるんだろうが。
388世界@名無史さん:04/02/16 23:22
ボヤキはいいから、誰かインド史の話して
389世界@名無史さん:04/02/17 17:09
インドの最初の王様って、なんていう人?
390世界@名無史さん:04/02/18 01:44
インダス文明は政治体制も明らかではないし、
支配者らしき名前も見つかっていない。

アーリヤ人侵入の時代になると、実在の人物か
どうかはわからないが、「Tritus族の王 Divodasaが
Dasa族の王 Sambaraを破った」というのが最も
古い王名かもしれない。

他にもその孫 Sudasも十王の戦いで活躍した王。
Puru族のTrasadasyu王なんかも有名。

アーリヤ人侵入前には土着のドラヴィダ人やムンダ人にも
Sambaraの他にたくさん王がいたことだろうが、名前は
わかっていない。
391世界@名無史さん:04/02/18 03:56
日本の神武天皇とか
英国のアーサー王とか
中国の黄帝みたいなのは、いないの?
392世界@名無史さん:04/02/18 04:30
むしろ神様がそれに当たるんじゃないの
黄帝はインドラ、孔子はビシュヌ、老子はシヴァみたいな
393世界@名無史さん:04/02/18 04:58
ノアにそっくりな洪水伝説の主人公マヌってのがいるよ。
彼が人間(インドの)の祖になってる。
394世界@名無史さん:04/02/18 13:37
manuって英語のmanと同語源だから、manuが人間の祖っていうのも、後代の伝説っぽいね。
395世界@名無史さん:04/02/18 19:30
「Manuが人類の祖」という話はすでに『リグ・ヴェーダ』(1000B.C.以前)
に現れているから、アーリヤ人が持ち込んだかなり古い伝承だ。

これに洪水神話が加わったのは『ブラーフマナ』(1000〜500B.C.)。

骨子はノアとアダムを合わせたような話だから、メソポタミアから
伝わった神話を借用したと考えてもいいだろう。シュメール文明→
インダス文明を経て、インドに入ったのかもしれない。

『プラーナ』諸文献(4世紀以降)になると、14期あるカルパ(劫)の
それぞれに人類の祖Manuがいることになっている。
396世界@名無史さん:04/02/18 19:40
インド神話は時系列化されていないから、
ひどくわかりにくい。中国史書に例えると
本紀がなくて列伝ばっかりみたいなもの。

王権の由来を伝える史書的な神話ではなく、
すべて宗教的な神話だから、黄帝みたいな
存在はいない。黄帝自体も苗族の神話を
漢民族が取り入れて統合しただけでしょう。
397世界@名無史さん:04/02/18 19:51
インド史自体わかりにくい。
アショーカ王とかカニシカ王くらいしか記憶に残ってない。
398世界@名無史さん:04/02/18 19:53
初心者でもわかりやすいインド史の本は・・・ないなw
399世界@名無史さん:04/02/18 19:55
サンドラスコット=アレクサンドロス
400世界@名無史さん:04/02/18 19:56
イギリス人がまとめるまで通史的な史書が
ひとつもないんだから仕方ない。

歴史といってもほとんどは王の名前だけで
その人となりが伝わる話も極めて少ないから
そうなるわな。
401世界@名無史さん:04/02/18 20:01
> 397
山川のインド史は近代史偏重だし、みすずのは
3冊でちょっと重いね。

オレが重宝しているのは、古い本だけど

アラン・ヘイグ、ドッドウェル・著、山本晃紹・訳
『印度政治史 上巻』(帝国書院、1944)

近代史の下巻は出なかったが、近代史は他にいろいろ
あるから充分。むしろ古代史・中世史を詳しく扱った
邦文書が今はないのが問題だ。
402世界@名無史さん:04/02/18 20:08
>>401
インド中世史なら、サティーシュ・チャンドラ=著、小名康之・長島弘=訳
『中世インドの歴史』(山川出版社)みたいな詳しい本が日本語で読めるやんけ。
この本がインドの高校で教科書として使われてるんだからインドの教育は凄いな。
403世界@名無史さん:04/02/19 00:56
インドで高校行くようなやつはブルジョア
404世界@名無史さん:04/02/19 04:03
インド古代史で詳しくておすすめの本あります?
405世界@名無史さん:04/02/19 19:33
402と同じくインドの高校教科書を翻訳したもので

R.S.シャルマ・著、山崎利男・山崎元一・訳
『古代インドの歴史』(山川出版社、1985)

てのがあるよ。新刊でも古本でもめったに見ないから
あまり部数は出なかったんだろうが、内容はいいよ。
なんか自費出版みたいな安っぽい装丁だけど。

でも『印度政治史 上巻』には、かなわないな。
オレは古本で1000円で買ったから実に得した気分。
406世界@名無史さん:04/02/19 20:00
第二次世界大戦中は、日本はインド占領も視野に
入れていたから、インド関係の本は充実したものが
多いんだよ。もっとも敵国イギリスの本を無断で
翻訳したり、そういった本から丸ごと引用ものが
ほとんどだけど。

■辻直四郎・責任編集『印度』(偕成社、1944)
■仏教圏協会・編『印度民族誌』(大東亜出版社、1944)
■三森定男『印度未開民族』(日光書院、1943)
■W.バートン・著、国土計画研究所・訳
『印度藩王国』(中川書院、1943)

大戦後半の本なんで紙質は悪いわ、部数は少ないわ、
空襲で焼けたわで、あまり残っていないせいか
一般にはあまり知られていないのが残念だ。

講談社学術文庫あたりがお手ごろ価格でドカンと
復刻してくれないかねえ。
407世界@名無史さん:04/02/19 20:06
そういう本は東南アジア関係も多いな。
408世界@名無史さん:04/02/19 20:23
この中では、日本のインド学の父、辻直四郎の
本が超名作だな。他の本と違ってインド言語の
原典に自分で当たっているし。

歴史的な視点は物足りないが、もともと印哲の
学者だからそれはしかたなかろう。
409世界@名無史さん:04/02/20 14:06
プロのインド研究者の書いた本はインド言語の原典に直接あたってるものが多い
410世界@名無史さん:04/02/20 23:29
サンスクリットとかパーリとかか。
411409:04/02/21 00:47
戦前に出た本限定の話ですね

ごめんなさい
412世界@名無史さん:04/03/09 17:40
インド人というのは刹那的だから歴史のことなど知るか、というわけよ。
413世界@名無史さん:04/03/09 17:50
世界一女の価値が低い国。
414世界@名無史さん:04/03/09 18:08
女のバーベキュー
415世界@名無史さん:04/03/10 01:21
>412
時間のスケール観が日本人とは違うのだ
カルパの概念があるんだから
416世界@名無史さん:04/03/10 10:31
仏教の坊さんから、「サンクスクリット語で書かれた経典は読んではいけない。それは神様の文字だから」といわれたっと大学の講師が話していたのを聞いたことある
417世界@名無史さん:04/03/11 00:08
インド人にそう言えばいいのになw
418世界@名無史さん:04/03/11 00:46
んな馬鹿なw
419世界@名無史さん:04/03/11 02:50
>>416
問題はその講師がその坊さんに対して

感心した・呆れた・納得した・怒った・冷笑した・反論した

のどれか、ということだな。(複数選択可)

420世界@名無史さん:04/03/11 03:08
苦笑して「可愛いな、今夜暇かな」と思った。
421お初でございます。:04/03/17 00:42
 よろしくお願いします。<(_ _)>

お伺いしたいのですが、インドに利息の概念が発生したのはいつ頃のことなんでしょうか?
何故かと言いますとお釈迦様が生きていらした時代に利息の制度・概念があったのか
知りたいのです。

 重ねてお願いいたします。<(_ _)>
422世界@名無史さん:04/03/17 12:33
>>420
うほっ
423世界@名無史さん:04/03/17 21:13
>>413-14
人身売買に栄える中国 - エクパットジャパン関西(1997年6月14日)
http://homepage3.nifty.com/ecpat/ECPAT/world/world97/China.htm

人身売買で中国はインドと大差ない。
424世界@名無史さん:04/03/17 21:15
59 :世界@名無史さん :03/12/04 17:28
ところで誰も書いてないけど、ガンジーって南アの出身じゃなかったっけ?
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/whis/1069771398/l50

他のスレや板でやたらインド叩きをしてる香具師の正体などこの程度のレベル。
上っ面、表面だけの知識さえなく、歴史のイロハのイも知らぬ無学丸出し。
学のあるフリをしたいばかりに知ったかぶりの挙句、
ボロを出しまくるのだからお目出度い通り越してお寒い限り。
映画『ガンジー』で南アで活動してたのを見て、南ア生まれだと思い込んだんじゃないの ゲラ

これでは恥ずかしくて出る所には出られないな。
425世界@名無史さん:04/03/17 21:47
>>424
はぁ?
だから、なに?
426世界@名無史さん:04/03/17 22:47
>だから、なに?
無学厨のいつものバカの一つ覚え台詞がでますたw
427世界@名無史さん:04/03/18 01:09
ムー大陸伝説の発信源をつきつめればインドにたどり着きます
428世界@名無史さん:04/03/18 01:24
インドはヒマラヤの雪山、緑のジャングル、いろんな自然があっていいなあ。
429世界@名無史さん:04/03/18 01:52
>427
ウソ。発信源はチャーチワードより先には
たどり着きません。

ナーカル文書なる偽造文書が発見された寺院が
どこか教えてくれよ(w
430世界@名無史さん:04/03/18 02:47
ネタにマジレスって奴じゃないのか、それ。
431世界@名無史さん:04/03/18 03:07
一応、噂の出所というか、伝説のネタになったのはインドなんじゃないの。
432世界@名無史さん:04/03/18 17:18
チャーチワードは自称英国人だが
実は米国人でインドにもいったことがない。
433世界@名無史さん:04/03/18 17:46
ナーカルの粘土板はインドなら本当にありそうじゃない?
434世界@名無史さん:04/03/18 19:13
だからどこにあったか教えてくれよ
435世界@名無史さん:04/03/18 20:32
「神秘のインド」「神秘のチベット」で
インチキ商売する詐欺師が多いから気をつけよう
436世界@名無史さん:04/03/25 02:13
>433-434
アッサム州のナガ族の僧院で
チャーチワードが僧から寺に伝わる文書を見せてもらった、と書かれていたが
代々守ってきた門外不出の古文書を、しかも
外国人で宗主国の異教徒に易々と見せるだろうか?
おまけにヒンドゥー教徒のナガー族なんていたっけか?
437世界@名無史さん:04/03/25 09:55
結局具体的な場所は依然不明なわけね
438世界@名無史さん:04/03/27 11:19
ムー大陸はユーラシア大陸と繋がる前のインド大陸ですw

これで問題はほぼ解決したので
次にインド洋に沈んだ謎のレムリア大陸について検証しませうw
439世界@名無史さん:04/03/27 16:05
>439
馬鹿?
440世界@名無史さん:04/03/27 16:07
ワロタ
441世界@名無史さん:04/03/27 18:38
( ´,_ゝ`)プッ
442世界@名無史さん:04/03/28 02:36
TATA財閥っていつ頃から起きたのだろう。
443世界@名無史さん:04/03/28 02:50
さあね。ゆうべは早寝してたが
444世界@名無史さん:04/03/28 03:24
Jamsetji Tata(1839-1904)が19世紀後半に
綿紡績業で成功したのが始まりだよ。20世紀初頭に
鉄工業、発電などに手を広げて財閥化した。

これ以上詳しくは「南アジアを知る事典」でも見てよ
445世界@名無史さん:04/03/28 03:55
インドが中国に比べて文明的に見劣りがするのは歴史を記録しなかったから。
歴史から学べることは無限にある。
社会科学の基礎は歴史だから。
その歴史を軽視したインドでは社会を統治する制度の発展が中国や西欧と比べて著しく劣っていた
446世界@名無史さん:04/03/28 07:47
インドは九九じゃなく初等教育で20×20まで暗記するだってな。
こらプログラマ大国にもなるわ
447世界@名無史さん:04/03/28 09:58
>>445
政治学や統治術や国家制度はインドでも古くから研究されて発達してたよ
タイトル忘れたけどサンスクリット文献でも有名なのあったはず
448世界@名無史さん:04/03/28 17:03
>>444
インドの財閥ってあんまりしられてないよね。
華僑も印僑も、言葉は知っていても実態はあんまり。
449世界@名無史さん:04/03/28 17:28
>>448
両方とも先に変なイメージが連想されるからねぇ>在外中国人と在外インド人
意外と大きいネットワークを構成してるんだ。
俺の弟の勤務先も印僑資本だし。
450世界@名無史さん:04/03/28 19:58
インドの財閥って言うとアレよね、ゾロアスター系の。
なんかそういうイメージがありますね。インド版ユダヤ人みたいな。
タタもそうだったっけか?
451世界@名無史さん:04/03/29 02:02
タータ財閥はゾロアスター教徒ですよん
452世界@名無史さん:04/04/09 20:53
>>445
歴史学こそ発達しなかったが、宗教及び哲学、文学、叙事詩では中国を圧倒してる。
453世界@名無史さん:04/04/09 22:00
>>452

文化はインド→中国、の一方通行。インドの宗教、哲学、文学、その他
は中国に流れ込み続けた。
454世界@名無史さん:04/04/09 22:02
>>453
ギリシャ→インドへの流れもインド→ヨーロッパへの流れもありますね。
(別に反論ではない)
455世界@名無史さん:04/04/10 01:32
紙や火薬は中国発明ですが、なにか?
456世界@名無史さん:04/04/10 03:22
印刷機もそうですね。
457世界@名無史さん:04/04/10 16:45
インド武術も中国、日本へと
458世界@名無史さん:04/04/10 23:20
中国がインドや中東をうわまわるようになるのは
文化でも経済でも宋代になってから。
それ以前はインドや中東の方が上。
459世界@名無史さん:04/04/11 00:04
>>458
え〜。紙の有無だけとってみても、文化的にはずいぶん違うだろ〜。
460世界@名無史さん:04/04/11 07:39
紙の有無だけでいわれてもな・・・
461世界@名無史さん:04/04/11 21:11
そういえば、インドの焼き物に著名な文物がある?
中国は白磁や青磁などで有名なんだが。
462世界@名無史さん:04/04/11 23:42
紙の有無が文化に及ぼす影響の大きさを知らないヴァカが湧いて出たようです。
>>461
グジャラートやベンガルで大量生産されていた粗製の素焼き土器ぐらいやね。
これは専ら水瓶若しくは使い捨ての碗として利用されていた。
土器には当然釉薬がかけられてないので、微細孔から少しずつ水が漏れ、
それが蒸散することで冷却の働きを為すというが…。

陶磁器の需要はほとんど輸入物と金属器で賄ってたようだ。
貿易で大いに栄えたこの土地なればこそできた業だろう。
>>463に付け足しっつ。インド洋貿易が盛んになる以前のインダス期とかでは
もう少し土器類の用途は広かったようだ。誰か頼めぬか?
465世界@名無史さん:04/04/12 04:16
インド諸王朝スレッド (50)
http://mentai.2ch.net/whis/kako/972/972206247.html
466世界@名無史さん:04/04/13 17:43
ハルジーについて情報キボン
チンギス=ハーンに出てくるんですが
結構いい能力値なんですよ。
彼が登場する書籍(和訳で)有ります?
467世界@名無史さん:04/04/13 21:16
中国文化がインドに流れにくかったのは
環境上実用主義だった中国の文化が
とりあえず暖かくて働かないでもそれなりに
暮らしていけるインドでは必要性が低かったため。
そしてインドではじっくり座って考える文化が発展し
余裕が出来たころの中国に流れた。
468世界@名無史さん:04/04/13 21:27
歴史を記録することに異常なまでの情熱を注いだ中国と
歴史を記録する情熱がほとんどないインドだもんなぁ。
文化の質は全然違ってくるんだから、話がかみあわなくても当然か。
469世界@名無史さん:04/04/14 05:28
>>466
奴隷王朝の貴族トルコ系ハルジー族出身ジャラールッディーンが前王朝を倒して創始。
Khalji朝系図
      ______________
     |                   |
Jalalu'd Din(Firuz Shah)  Ruknu'd Din(Ibrahim Shah)1295
  1290-1295                 |
             Alau'd Din(Muhammad Khali)1296-1316
                 ______|_____
                |                 |
    Shihabu'd Din(Umar Shah)  Qutbu'd Din(Mubarak Shah)1316-1320
              1316                 |
                         Nasiru'd Din(Khusru Shah)
                                 1320
470世界@名無史さん:04/04/18 20:12
>>468
陳舜臣氏が何故インド人が中国人に比べ記録に熱心でなかったか、こう書いていた。

インド人にとって歴史より宗教の方がより大切だったせいかもしれない。
人間の世俗的な行動よりも精神の動きの方が根本的なものである。
そして、人間の精神の動きは厳密に言えば記述が不可能なのだ。
それをとらえるのは文字によるものではない、霊感による把握がほとんど唯一の方法といってよい、と。

中国人の場合は記録好きの性癖というより、前王朝からの政権簒奪の理に歴史を最大限利用した背景もあると思われ。
471世界@名無史さん:04/04/18 20:18
中国文明が影響を及ぼしたのは朝鮮とベトナムと日本くらいじゃないの?
孔子も儒教は東夷の国に広まるだろうと予言した、というエピソードがある。
東南アジアはベトナムを除いてインド文明圏だった。
472世界@名無史さん:04/04/18 20:25
1954年6月、ネルー・周恩来会談が行われ、平和五原則が協定される。
その五原則とは@領土主権の尊重A相互不侵略B内政不干渉C平等互恵D平和共存、だった。
その後の中国のチベット侵攻や中印国境紛争(1959年9月〜62年11月)を見れば、ブラックジョークにしか見えない。
実は1950年代初め既に、中共のチベットへの軍事侵攻を警告するインド軍幹部がいた。
この軍人の再三にわたる警告を、中国びいきのネルーは「社会主義国が軍事侵攻するはずがない」と握りつぶす。
ネルー最大の誤算であり、これで辞任という名の失脚に追い込まれる。

首相を辞任した後のネルーは“パンディット・ジー(学者さん、の意)”のあだ名に相応しく
大学で教鞭を取る事があったが、かつての外交上の失策を学生が思いきり罵声を浴びせる始末。
しかし、彼は嘲る若造を浩然と無視して講義を続けた。大人とは彼のためにある言葉だろう。
同時代の毛沢東支配下の中国ならこんな事は考えられるか?
何もしなくとも批判した、と疑いをかけられただけで、その人物はおろか九族収容所行きだったろう。
473世界@名無史さん:04/04/18 20:52
「神学者」は「異端審問」が大好きだからな。
474世界@名無史さん:04/04/18 21:02
>>473
「異端」というのが一神教の特色。
正確な生没年ははっきりしてないが、16世紀を中心に生涯をおくったと思われる
インドの神秘主義者ラッジャブ(Rajjab)はこう歌っている。

−人間の数と同じだけの宗派がある。神の創造はそれほどまでにも多様なのだ。
−各派の祈りは多くの小川にも似て、大海の如きハリ(神)のなかへ共に流れ込む。

一神教はこんな考えは出来ないだろう。異端は基本的に撲滅すべき存在でしかないのだから。
475世界@名無史さん:04/04/18 21:14
普通の日本人には、そっちの方がわかりやすいかもね。
476世界@名無史さん:04/04/18 22:52
というか、セム系以外の心の人には分かりやすい。
477世界@名無史さん:04/04/18 22:55
>>474
その引用文、名言だな。覚えとこう
478世界@名無史さん:04/04/18 23:08
180 :世界@名無史さん :04/04/18 20:38
称えたり、歌ったり、数珠を操っての祈りを棄てよ。
全ての扉が閉ざされた薄暗い寺院の片隅でいったい誰に祈るのか。
目を開け、そして貴方の前に神はいないことを悟れ。
荒地を耕す農夫のそばに、石を砕く道路工夫の傍らにこそ神はまします。
−『ギーターンジャリ』〜タゴール
479世界@名無史さん:04/04/21 16:20
マウリヤ朝のチャンドラグプタが若いころ
アレクサンドロス大王に会ったってほんと?
480世界@名無史さん:04/04/25 20:12
>>479
ありうるかもな。
彼はシュードラ階級でありながら、西北インドを平定するくらいの男だから。
ただ、アレクサンドロスと対峙したインド王としては、ポロスの方が有名。
481世界@名無史さん:04/04/26 16:07
カウティリヤっていう参謀バラモンが付いていたとか。

セレウコスの娘を娶ったわけだが、アショーカ王の曽祖父がセレウコスってのは
・・・・・・さすがにありえんだろうな。
482世界@名無史さん:04/04/28 21:36
>>481
カウティリヤって、すごい人物だな。
インドのマキアヴェッリ、というよりそれ以上。
一官僚と異なり宰相をやるくらいだから。
483世界@名無史さん:04/04/28 23:27
>>461
インド文化圏の特にヒンズー教徒には、他者の皿に盛られた料理は穢れているという
概念があって、一度誰かの食事に使われた食器は、最初に使った人のものであって、
洗浄しても、また、共用する相手が家族であっても、他者が食事に使うことに抵抗を
持つという。

だから、食器は永代的なものではなく、特に富裕層では食事のその都度、使った食器を
破壊し、毎回新しい食器に替えて食事をするそうな。
(召使が食べ残しをつまみ食いなんてすると、その皿に次に盛られた料理がが穢れて
しまうから)

そういうことで、長く大切に使う食器というものが発展しなかったのでなからろうか。
484世界@名無史さん:04/04/29 01:33
昔の日本のお膳も家族でもひとりひとり食器が別だったのは
インド=東南アジアの文化圏だったんだろうな

鍋とかは中国系の文化なような気がする。
485世界@名無史さん:04/04/29 06:56
>>484
カレーを思い出したら?
鍋ならインドにもある。
486484:04/04/29 11:33
>>485
漏れだけじゃなくて483にも言ってくれ
487世界@名無史さん:04/04/29 12:31
484の方が変だと思うが。
488世界@名無史さん:04/04/29 12:59
鍋といえば、インドにも中華なべそっくりのものがある。
両国共にルーツはわが国、と争ってるそうだ。
489世界@名無史さん:04/04/29 13:00
鍋といえば、インドにも中華なべそっくりのものがある。
両国共にルーツはわが国、と争ってるそうだ。
490世界@名無史さん:04/04/29 16:24
>>484
日本の銘銘膳は単純に給仕の方法。
食器一組を個人に支給しその所有とするというやり方もあるが、一般的には、
一回の食事ごとに銘銘膳と個人との関係は断絶し、次の食事の際には、前回
その膳・食器を誰が使ったかは問題にならない。
赤の他人であっても、洗浄されていれば問題ないから、永代的に使う、財産
価値のある食器というものが発達するし、不特定多数に飲食を供するような
店でも高価な食器を揃えることができる。

ところが、インドのヒンズー教徒では、器を前回誰が使ったかが問題になる。
一度使われた食器はずっと最初に使った人のもので、他の誰かが一度使った
食器を使うことに大きな抵抗を持つ。
こういう感覚の上では、高価な食器を相続したりすることもなければ、他者
の使った皿を使いまわしにするようなこともできない。結果的に使い捨ての
粗製の食器しか生じようがない。
491世界@名無史さん:04/04/30 20:25
山際素男の「不可触民」おもしれー。
初めて読んだときインドという国に恐怖したよ。
492世界@名無史さん:04/05/01 06:44
>>491
批判もある模様。
不可触民の悲惨さに重点をおきすぎて、不可触民の生活全体を誤解させてないか、とか人類学者の人が書いてた。
493世界@名無史さん:04/05/01 10:14
>>490
し、しかし、日本の家庭でも各自の食器がきまってて云々(インド人と同じ)
それが穢れ思想にもとづくものでなんたらかんたらって何かの記事で
読んだような気がするけど・・・
494世界@名無史さん:04/05/01 11:32
そういや家庭じゃないが職場でも湯飲みは銘銘碗だったりするな。
495世界@名無史さん:04/05/01 22:38
>>493
日本人には、回し飲みの習慣なんてあるんだが……

>>494
社員食堂で皿や椀が各人の所有だったりするか?
「仮に共食器としての大鉢のような食器を用いる場合でも、金属製や石製品は
比較的きれいに洗えるから、概して浄である。陶器(ことに素焼きの土器)や
木器は、あまり用いられない。」
・インドにおける畜産と宗教・文化の影響
http://www.gifu-cwc.ac.jp/tosyo/kiyo/zenbun52/India_kamiya.pdf

さてこれを信じるなら、>>463の5行目”輸入物と”はどうも勇み足だったようだ。
あやふやな物言いで申し訳ないが。
497世界@名無史さん:04/05/02 14:59
家庭や職場の給湯室とかでは食器や湯呑みは銘々個人のものという
ケースは多いよ。
だからといってインド文化圏一元説で説明はできない、
反証となる例もあるもあるわけで。

とりあえず、日本は複合文化でいろんな例があるってことでいいんじゃないの?
インド系とどことの複合なのかはよくわからんが・・・
498世界@名無史さん:04/05/02 20:01
ってか日本に限らず複合性の無い文化なんて存在するのか?
499世界@名無史さん:04/05/02 21:30
>>495
回し飲みはハレの儀式などで使われる公の器として特別扱いされる。
そういう物はたいてい一回限りである事が多い。
滅多に来ない客人に対して出される客用茶碗も同様。社員食堂の食器も似た感じ。
客人や社員にとっては次にその器を使う機会ないかもしれないから平気で使える。
公の器と異なって、長く使う私の器は他人の干渉を激しく嫌う・・・でいいかと。
500世界@名無史さん:04/05/03 14:55
>>497
会社なんかで飲むお茶は、名目的だが、会社の負担ではなく、個人の負担だろ。
まとめて買ってまとめて置いてあるから個人の所有分はハッキリしないが、あくまでも
飲む人の自前。
で、器についても、そうやりたいのはヤマヤマなんだが、お茶っばと違って消費しきれる
ものではない。モノが残って人が退職したりすると、計算がややこしい。
経済的な理由で、「自分の湯飲みは自分で持ってこい」になるわけだ。
501世界@名無史さん:04/05/05 18:18
インドで陶芸があまり発達しなかったのは、土の問題も
あるんじゃないかな?白磁に適した粘土なんてありそうな
気がしないし。

といっても、インドの土壌について調べても出てこないから
ホントはどうかよく知らないけど。
502世界@名無史さん:04/05/05 22:57
確かに日用の雑器くらいしか思い浮かばないな・・・美術品としてはあったのかな?
食器は金属が主だし。
503世界@名無史さん:04/05/06 03:56
>>501
デカン楯状地なんて、ほとんど全部花崗岩だから、土質自体は焼き物向きだよ
504世界@名無史さん:04/05/06 13:26
花崗岩? 玄武岩の間違いだろ?
505世界@名無史さん:04/05/12 20:30
>>490
>結果的に使い捨ての粗製の食器しか生じようがない。
案外知られてないが、インドでも陶芸作家はいる。
もっとも一般的にはバナナの葉を食器代わりに使用する者が多い。
何も貧しい人だけでなく、高位カーストの者もそうする。
理由は誰が使用したか分らぬ食器よりも清潔だから、というヒンドゥー特有の不浄感から。
しかも、バナナの葉は一回きりで棄てられて環境にも優しい、とインド人は言う。
506世界@名無史さん:04/05/12 20:47
岩山から彫り出したカイラサナータ?寺院、あれだけでとにかくあきれたインド。
507世界@名無史さん:04/05/12 20:51
意外だが、インドは日本に次いでノーベル賞受賞が多い国。
パキスタン、中国、台湾も実学で章を取っている。
朝鮮はカネで買った平和賞(金大中)唯一つのみw
508世界@名無史さん:04/05/14 05:30
まぁまぁまぁ。
ノーベル賞の中で一番価値が低いのが平和賞なんで
それぐらい大目に見ましょうよ。
509世界@名無史さん:04/05/14 22:26
アインシュタインとタゴールの会話で面白い意見の相違があった。
前者が「在って在り続ける永遠なる神に〜」と言ったのに対し、
タゴールは「存在を認識する者がいて、初めて神は存在する」と反論したそうだ。
これ程セム族一神教と多神教の宗教観の違いが分る例はないと思う。
日本人やヒンドゥーのみならず、中国人も圧倒的多数がタゴールの意見に共感するだろう。
510世界@名無史さん:04/05/14 22:56
ネルー王朝復活age
511議員板から転載:04/05/15 00:37
インド総選挙開票結果(定数545 小選挙区543、大統領指名2)※不正のため4議席再投票
http://www.indian-elections.com/resultsupdate/index.html#inc
BJP+ ...... 185(-90)
BJP ......... 138 -42 :インド人民党
SHS ........... 12 ...-3 :シヴ・セーナー(強烈なヒンドゥー至上主義政党)
BJD ........... 11 ...+1 :(オリッサ州地域政党)
SAD ............. 8 ...+6 :(パンジャブ州地域政党)
JD(U) .......... 7 -14 :人民党統一派(ビハール州地域政党)
TDP ............. 5 -24 :(アンドラプラデシュ州地域政党)
AITC ............ 2 ...-6 :(西ベンガル州地域政党)
ADMK .......... 0 -10 :全インドアンナ・ドラヴィダ進歩同盟(DMKから分派)

INC+ ....... 217(+66)
INC ......... 145 +31 :インド国民会議派
RJD ........... 21 +15 :(ビハール州地域政党)
DMK ......... 16 ...+4 :ドラヴィダ進歩同盟(タミル・ナードゥ州地域政党)
NCP ............ 9 ...+2 :国民会議党(INCから分派、マハラシュトラ州が地盤)
PMK ............ 6 ...+1 :勤労者党(タミル・ナードゥ州地域政党)
TRS ............. 5 ..+5 :(アンドラプラデシュ州地域政党)
JMM ............ 5 ..+5 :(ジャカールカンド州地域政党)
MDMK ..........4 ..+0 :(タミル・ナードゥ州地域政党)

OTHERS 137(+24)
CPM .......... 43 +10 :インド共産党マルクス主義
SP .............. 36 +10 :社会党(下層カースト、イスラム教徒が支持基盤)
BSP ........... 19 ...+5 :社会大衆党(指定カーストが支持基盤)
CPI ............ 10 ...+6 :インド共産党
512世界@名無史さん:04/05/15 21:28
スリランカに植民地化以前まで存在した王室は、紀元前600年頃から万世一系だったのですか?
それとも王朝交代があったのですか?
513世界@名無史さん:04/05/15 22:52
>>512
紀元前600年頃から万世一系・・・なんだかどこぞの国の皇室みたい。
スリランカは系図があまりわからないが、王朝交代はあったようだ。
A.Sinkhala王国 161BC-276AD
Lambakanna朝(I) 276-459
Moriya朝 459-684
Lambakanna朝(II) 684-1215(簒奪者政権1215-1236)
Dambadeniya朝 1232-1272
Yapahuya朝 1272-1286
Kurunegaha朝(I) 1287-1351
Gampola朝 1344-1408
B.Kotte王国 1412-1478
Kurunegaha朝(II) 1478-1508
1505年以降はポルトガル→オランダ→英国の植民地時代。
514世界@名無史さん:04/05/15 23:38
>>513

ありがとうございます。
515世界@名無史さん:04/05/16 23:57
>>513
ほうほう・・・
大陸からの征服王朝は上の中にあるのでしょうか?
タミル人との確執も関わっているのかな。
516世界@名無史さん:04/05/17 00:12
シンハラ人自体が西インドからの移住者の子孫
517世界@名無史さん:04/05/20 19:24
またヒンドゥー過激派のテロが活発化しそうだな
大統領がムスリムで首相がシク教徒だなんて・・・
もうブチキレでしょ
518世界@名無史さん:04/05/20 21:04
シンハラ人=オーストロネシア系との説もあった?

519世界@名無史さん:04/05/20 21:42
キリスト教徒や無神論者のインド人はカーストの外側にいるの?
520世界@名無史さん:04/05/21 00:07
>509
そもそも中国人は神など余り考えていないと思うが。
521世界@名無史さん:04/05/21 01:43
>>175
彼らはアウトカーストとして差別対象にならないの?
522世界@名無史さん:04/05/21 20:43
>>517
シーク教徒が首相となっても特に問題はない。
大統領にしてもムスリムは現代で三人目。
元々インドは首相の権限がさして強くなく、地方は州政府のボスが実験を握る。
インディラ・ガンジーのような強権指導型はむしろ例外。
むしろヒンドゥーよりシークの方がイスラムに対して強行な傾向がある。
523世界@名無史さん:04/05/21 20:45
インドのキリスト教徒も、キリスト教徒というカーストとして扱われるかもしくは、
教会堂の中でも厳重にカースト差別(席はカーストの上下で厳重に分離)があるということらしい。
524世界@名無史さん:04/05/21 20:51
>>520
もちろん中国人は信仰心の薄さでは世界一だろう。
しかし、セム族一神教より多神教の方が共感できると思われ。
525世界@名無史さん:04/05/21 20:56
>>523
イスラムやシーク教徒もやはりカーストは厳重にある。
カーストに無縁なのはユダヤ、ゾロアスター教徒程度。
526世界@名無史さん:04/05/21 21:29
イスラムのスーフィズムとヒンドゥーのバクティ(信愛)を融合させた15世紀のインド人カビールはこう詠った。

−おお神よ、アッラーにせよ、ラーマにせよ、私はその名によって生きている。
−宗教の違いは単なる神を呼ぶ名前の違いに過ぎない。誰でも同じ神に祈っているのである。

こんな思想はインドならでは。一神教では“異端”で生命の保証はない。
527世界@名無史さん:04/05/22 01:32
>526
その末裔たるシーク教徒がしょっちゅう異教徒にテロや戦争を仕掛けたわけだが。
528世界@名無史さん:04/05/22 09:51
>>526
女真族の雍正帝も似たようなことを主張していたと
宮崎先生の本に書いてあった

漢族の天も、女真族の天も、
そしてキリスト教徒の天も同じ天であると
529世界@名無史さん:04/05/22 21:38
これからインドがどうなるか楽しみだな。
でもシークの首相っといっても、ソニア・ガンジーの傀儡になりそうな気がするんだが・・・
530世界@名無史さん:04/05/23 13:08
ソニア・ガンジー自身が傀儡・お飾りなんだから、
裏で操るほどの実力はないよ
531世界@名無史さん:04/05/23 16:57
>>527
カビール自体はシークではないが。
異教徒にテロや戦争を仕掛けのはムスリムの程ではない。
532世界@名無史さん:04/05/23 19:36
裏で操られるのが嫌でソニアは辞退したのかな
533変なインド人:04/05/23 20:17
前大蔵大臣のシン総理はそれほど馬鹿じゃないからな。ご心配なく。
そしてシークだからといっても彼はすごい信頼されているよう国民に
534世界@名無史さん:04/05/23 20:26
ソニアは人気取りのアイドル的存在だけど
シンは実務肌の官僚
535世界@名無史さん:04/05/23 21:18
536世界@名無史さん:04/05/23 21:45
537世界@名無史さん:04/05/23 22:18
にしても、政権交代できるのは羨ましい。
538世界@名無史さん:04/05/23 22:22
ところでシーク教徒のSinghって専門書は「シング」なのに、一般メディアは
「シン」オンリー、プロレスまた然り。たしかライオンという意味だったと思う。
シンガポールのシンガも同様のはず。
実際にはシンと聞こえるのか?
539世界@名無史さん:04/05/25 22:30
タイガージェット・シン
540世界@名無史さん:04/05/25 23:26
>538
「シン」と「シング」の中間だからどっちの表記もあり。
ご丁寧に「シンフ」と表記する人もいる。

siを「スィ」、shi「シ」と区別して表記する人もいる。
Singhは「シン」「シング」「シンフ」「スィン」
「スィング」「スィンフ」とどれでもあり。

ちなみにSinghという姓はシーク(スィク)教徒に
限らないから注意してね。
541世界@名無史さん:04/05/26 01:25
アルンダティ・ロイはどうですか?
542世界@名無史さん:04/05/30 19:02
あげ
543世界@名無史さん:04/05/31 12:47
>>526
イブン・アラビーも似たようなこといってるが。

現代ではジョン・ヒックとか。
544世界@名無史さん:04/06/03 20:11
映画『ベッカムに恋して』のヒロインの家庭はシーク教徒。
娘に彼氏が出来たのかと推測した母親が「ムスリムはダメよ!」とクギを刺すシーンがあった。
つまりヒンドゥーは構わないという事。
日本では対立がある時だけクローズアップで伝えられる傾向があるが、
シークとヒンドゥーの確執はムスリムほど激しくはない。
ヒンドゥー至上主義者さえもインド人と定義している(彼らの言うインド人とは
インド生まれでインドの宗教を信仰する者、ヒンドゥー、ジャイナ、シーク、仏教徒が当たる)。

シーク教徒は概して移民先で自分たちの文化を守りながらも成功者が多い。
この点、何処へ行ってもトラブルばかり起こすムスリムと対照的。
同じ南アジアからの移民でもパキなどアフリカ移民より失業率が高い有様。
545世界@名無史さん:04/06/03 20:36
でも、英国でフルーツジュースの店開いてたりするよね。
546世界@名無史さん:04/06/03 20:46
シークがヒンドゥーと酷く仲悪ければ、インドで大統領や首相に就任できる
はず無いものな。

ところで、今のムシャラフ・パキ大統領は、パキスタン諸地域に地盤のない
「インドからの難民」出身者だね。建国の功労者なのに、差別されることが
多いそうな。
547世界@名無史さん:04/06/03 20:47
俺は2年程前インド説話集を読んだ事があったが、その中で興味深い物語があった。
地名は忘れたが南インドの話に、三人のムスリムの悪党を少数民族のミャオ族の男がやり込めるというもの。
この話の北インドバージョンもあり、こちらではパールシーがムスリムとキリスト教徒の悪党を出し抜く。
これらの説話は少数民族が作ったというより、自らの願望を託したヒンドゥーが創作したのだろう。
いずれにせよ、パールシーやミャオ族のようなマイノリティーもムスリムを憎んでいたのはヒンドゥーと同じ。
彼らは対ムスリムではヒンドゥーと常に共闘関係にあったのだから。
548世界@名無史さん:04/06/03 21:41
同じムスリムの多い場所でテロをやるアルカイダ観てると、インド人のムスリム
嫌いもわかるような。
IRAなら、こういう無差別テロは支持者を失わないためにやらなかったそうだ。
549世界@名無史さん:04/06/04 07:58
多分に自作自演臭いな
550世界@名無史さん:04/06/04 12:20
インドに製紙法が伝わったのは何世紀?

南インドなんか近代になるまで製紙法を知らなさそうだけど。
551世界@名無史さん:04/06/04 15:57
>>546
インドのシン首相もパキスタン地域出身らしいね。
552世界@名無史さん:04/06/04 20:04
>>543
そのイブン・アラビーの思想は残念ながらあまり受け入れられなかったな。
ちなみにホメイニは彼の思想の学者として有名だったとか。
553世界@名無史さん:04/06/04 20:11
>>550
>インドに製紙法が伝わったのは何世紀?
イスラム侵攻前後と思われ。ただ、例の如くインド人は記録に熱心ではない。
寺院外壁に刻まれたエロチックな男女像で有名な観光地カジュラホに手紙を書く天女の浮き彫りがある。

>南インドなんか近代になるまで製紙法を知らなさそうだけど。
ソース、ぎぼんぬ。南インドといってもかなり広いが。
554世界@名無史さん:04/06/04 22:02
↓南アジアへは結構遅く伝わった模様。
http://www.taniguchi.co.jp/honsya/inpaku/genkou/dento1-2.htm
>[1420−70年] サマルカンドからインドのカシミール地方に製紙法が伝えられた。
> しかし沈幅偉著『中西文化交流史』は、王玄策『中天竺行記』により、王玄策が 643年に
>インドのカシミールに行ったとき紙を見ているので、それより前に新彊省のホータンあたりから伝わったのであろう、と記している。
555世界@名無史さん:04/06/04 23:58
歴史を知らない民族は滅びる

ヨーロッパのある格言だが、インド史に社会の安定した発展を見いだせないのは
歴史を知らない民族だったからかも。
中国とは社会システムの成熟度が天と地ほどの差がある。

556世界@名無史さん:04/06/05 00:03
> 歴史を知らない民族は滅びる
> インド史に社会の安定した発展を見いだせないのは歴史を知らない民族だったからかも。

どちらも根拠皆無。中国右翼は来るな。

557世界@名無史さん:04/06/05 00:05
>>554
北インドでも15世紀まで製紙法が伝わらなかったのか?
南インドはどうなんだろうか?
558世界@名無史さん:04/06/05 00:06
>中国とは社会システムの成熟度が天と地ほどの差がある。

もちろん、インドが天で、中国が地だよね?

長年にわたって大英帝国の心臓部(胃袋部?)だったインドには、
膨大な貧困人口にもかかわらず、民主主義が根づいている。選挙に
よって有効な政権交代が行われ、内乱の予兆もない。
559世界@名無史さん:04/06/05 00:15
社会主義国家なんて、崩壊した国といつ崩壊してもおかしくない国の二種類しか無いもんな。
560世界@名無史さん:04/06/05 00:16
>[1420−70年] サマルカンドからインドのカシミール地方に製紙法が伝えられた。

サマルカンドには、8世紀から製紙法があった。ということは、製紙法が
サマルカンドからカシミールまで移動するのに、700年を要したことに
なる。ほんまかいな?地球儀で見たら非常に近そうなのだが。

南インドは、海上貿易で古代から栄えていた。アラビア商人にとっては、
中国との貿易の中継地点でもあったし。
561世界@名無史さん:04/06/05 00:39
日本や中国が15世紀から持っていた綿打ちの技術が、朝鮮にもたされたのは
日清戦争の後、19世紀の終わり。

案外、伝わらないものもある。
562世界@名無史さん:04/06/05 01:36
単に朝鮮人がりかいできるのに400年かかったんだろ。
さすが半万年ミンジョク!
563世界@名無史さん:04/06/05 04:02
玄奘三蔵が持ち帰った経典てどんなものだったのか?
西遊記の挿絵なんかだと、荷車に巻物がどっさり
積んであったりするけど・・・。

貝葉の束ていう可能性が高そうな気がするが、
布の可能性もあるかな?でもインドで布の巻物経典なんて
聞いたことない。木簡という可能性はまずないだろうな。
564世界@名無史さん:04/06/05 07:59
>>552
スーフィズムの超大物だが。
565553:04/06/07 21:26
>>554
>[1420−70年] サマルカンドからインドのカシミール地方に製紙法が伝えられた。
繰り返すが寺院外壁に刻まれたエロチックな男女像で有名な観光地カジュラホに手紙を書く天女の浮き彫りがある。
これらヒンドゥー寺院が作られたの主に9世紀から13世紀にかけて。
この浮き彫りの例を見ただけで北インドにもっと早く伝わったはず。
566世界@名無史さん:04/06/07 23:11
東南アジア方面はいつごろ伝わったのだろうか?
インドシナ経由でインドへ伝来ということはないか・・・
567世界@名無史さん:04/06/08 20:34
>565
完成品としての紙はずっと前から輸入されてて、
製紙法は遅く入ってきた、という可能性もあるのかな?

いずれにしてもインド民俗史て研究が遅れてるね
カシミールのパピエマシェなんていつからあるんだろうか?
568世界@名無史さん:04/06/09 20:29
>>555
そのインドがアジアで日本に次いでノーベル賞受賞者が多いという事実は如何に?
ずっと社会基盤がある韓国などは実学では未だゼロという体たらくw

>>556
>>424の例が示すとおり連中はインド史をまるで知らないからね。
知ったかぶりの果てM.ガンディーが南ア生まれなどと書いて赤っ恥を晒してる始末。
569世界@名無史さん:04/06/09 20:31
インドは数のシステムを発明した(“アラビヤ数字”の考案やゼロの発見を含む)。
十進法、代数、三角法、積分法はインドで考案され、二次方程式も11世紀にインド人のSridharacharyaが考案した。
世界最古の大学はインドで開設された(BC700年)。世界の医学の祖はインドのSushrutaである。
彼は2600年前に、すでに白内障、骨折、尿路結石、脳の手術を行なった。
麻酔術は古代インドで、すでに知れ渡っていたとか。
http://ishiishimr.hp.infoseek.co.jp/0107r.html
570世界@名無史さん:04/06/10 00:43
で、南インドに製紙法が伝わったのは何世紀?
北インドで15世紀なら南インドは近代になってからか?
571世界@名無史さん:04/06/11 06:54
>>570
北インドは15世紀というがもっと早いはずだ。
インド人の傾向からして輸入品だけで満足していたはずがない。
別に製紙法が遅れたといってそれがあった地域に比べ発展が遅れていたという結論は出せないが。
南インドに製紙法が伝わったのは何世紀かは知らんが、自分で調べてみれば?
些事目的の詰問に答える義理はないからなw
572世界@名無史さん:04/06/12 10:29
>>554のソースをじっくり読むと、南インドに製紙法が近代までなかったと書いてない上、
そう取れないにも拘らず、何を根拠に近代までなかったらしいと断定できるのか?
ベトナムは3世紀既に製紙法が伝わったとあるし、南インドは東南アジアとこれ以前から交易があった。
573世界@名無史さん:04/06/12 10:39
英国人はインドに民主主義を伝授したと喧伝してるが、他の民主主義に程遠い旧植民地を見れば、
元からその土台があったと見るべきだろう。
釈迦は晩年よく当時の大商都ヴェーサーリーに滞在したが、ここを治めていたヴァッジ人をこう褒めている。

ヴァッジ人はしばしば会議を開き会議には多数の人々が参加する、
ヴァッジ人は協同して集合・行動し、事柄を処理している、
ヴァッジ人は婦女、少女を暴力で連れ出したりしないetc…
574世界@名無史さん:04/06/12 13:04
南インドに製紙法が伝わったのっていつ?
製紙法の伝わった年代って各地域ともはっきりしてるよね。
575世界@名無史さん:04/06/12 23:24
お釈迦様からイギリスのインド帝冠奪取まで二千年以上間があるよ。
イギリスの民主主義は目一杯遡っても13世紀のマグナカルタだろ、それを、
アテネやローマの民主制の後裔とは言えないだろ?
576世界@名無史さん:04/06/12 23:37
>>573
インドも似たようなものでは…。
577世界@名無史さん:04/06/17 23:21
最近インドの下位カーストの間では、仏教信仰が急速に広まっているようだね。
578世界@名無史さん:04/06/17 23:23
恋を語らず何を語る?という世の中ですが、
このコピペを必ず5つのスレに書き込んでください。
あなたの好きな人に10日以内に告白されます
嘘だと思うんなら無視してください。
ちなみにあなたの運勢が良かったら5日以内に告白&告白したらOKされます
579世界@名無史さん:04/06/17 23:24
>>577
アンベードカルの帰依宣言は今読んでも強烈だ・・・
580世界@名無史さん:04/06/18 13:39
南インドって製紙技術が広まったのは何時なんだ?
581世界@名無史さん:04/06/18 13:53
インドにはヒンディー語普及をやめて
シンガポールみたいに英語教育をより徹底することによって国民統合を図ろうという動きはないんですか?
582世界@名無史さん:04/06/18 20:50
インドも「英帝から独立した」っていうプライドがあるからね

学校では小学校から英語教えてるし、今は若者はほとんど英語
しゃべれるよね。少なくとも独立時よりは実質的に英語化が進んでる。

ただ変なプライドが邪魔して「公式に英語で行きましょう」に
なるにはあと50年くらいかかるんじゃないの?なあに50年くらい
瞬きみたいなもの>インドでは
583世界@名無史さん:04/06/19 02:19
>581
ヒンディ語の国語化にはベンガル人やタミル人が猛反発している。
結局英語が最大公約数的な公用語になるのだろう。
584世界@名無史さん:04/06/19 02:22
エリートしか話せないのが問題だなぁ
シンガポールのケースを参考に出来ないのかな。
585世界@名無史さん:04/06/19 02:59
プラサドって独立前は何してた人ですか?
なんで初代大統領になれたのですか?
政治的な活動とかしてたのでしょうか?
586世界@名無史さん:04/06/26 14:55
サンスクリットじゃダメですかね。
全寮制の私立校では授業も日常生活もサンスクリットで過ごす学校が結構あるので・・・
587世界@名無史さん:04/06/27 03:08

1位 ラテン文字  識字人口約15〜20億?
2位 漢字※     〃  約 9〜10億?(中台日韓朝越+華僑)
3位 アラビア文字  〃  約 4〜 5億?(イラン系各変種も含む)
4位 デーヴァナーガリー文字 〃 約 3.5〜4億?(北インド+ネパール)
5位 キリル文字   〃  約 3〜3.5億?(ほとんどが旧東側諸国)
6位 ベンガル文字  〃  これら伯仲か?約1.5億前後か(全て南アジア)
   タミル文字
   テルグ文字
   カンナダ文字
   オリヤー文字
   ラージャスターニー文字
   グジャラーティー文字
13位 ひらがな+カタカナ 約1.2億(日本)
14位 グルムキー文字   約0.9〜1億あたりで伯仲?(全て南アジア)
    シンディー文字
    アッサム文字
17位 ハングル      約7千万人(南北朝鮮+吉林+イルボンw)
18位 タイ文字      約4千万人?
    ビルマ文字
19位 シンハラ文字    約1千万人強で伯仲か?
    ギリシャ文字    

人口1千万超の文字はおおよそこんなでしょうか。(ほとんど当て推量スマソ)


よそのスレからのコピペだが、インドの文字の種類はとんでもなく多いんだね。
それだけ「文化的な民族」が居たってことか。
588世界@名無史さん:04/07/07 07:43
そういや昔少年ジャンプで「バラモンの家族」という漫画があったな。
スラムダンクやドラゴンボールなどのジャンプ黄金期のときに掲載されてたんで
すぐにジャンプでいう低カースト(つまり最後のほうに載る)になって結局打ち切りになってた。
バラモンなのは名前だけだったというお話。
589世界@名無史さん:04/07/07 08:06
>>587
でも、記録を残さない国民性としかいいようがない国であることも確か。
いったい文字をなにに使っていたんだろ?
590世界@名無史さん:04/07/07 08:59
全部が全部、お経や呪文を書くのに使った
591世界@名無史さん:04/07/07 15:45
たしかルピー札にインドで使われてる全種類の文字が書いてあんだよな。
592世界@名無史さん:04/07/07 23:00
>>590
文字の種類が多い理由の一つには、カーストごとに使う文字が異なることも一因。
商人カーストは帳簿や契約書など、迅速に書けて改竄しにくい実用的な字体が追及され、
聖職者階級の文字は、その場の書きやすさより、後世に正確に記録を残すことと字体の壮麗さに重きを置いた、など。

>>591
「全ての公用語の文字」ね。公用語以外の文字まで全部含めた日にゃ
 お札が真っ黒にみえちまうw
593世界@名無史さん:04/07/14 06:25
まじでそんなに文字の種類が多いの?
それってでも全部梵字の仲間じゃないの?
それとも体系もまったく違う文字が沢山あるってこと?
594世界@名無史さん:04/07/14 17:02
起源をたどると全部ブラーフミー文字に行き着くし、
「子音字母+母音字母」という構造はどれも同じだから
「梵字の仲間」といってもいいかもしれないね。

普通は(チベット文字、タイ文字、ジャワ文字なども含め)
インド系文字と総称される。

インドで使われている非インド系文字は、ウルドゥー語や
カシミール語に使われる(改良)ペルシャ文字と
英語に使われるアルファベットくらいかな?

新作のオル・チキ文字もやはり「子音字母+母音字母」と
いう構造で、インド系文字に変わりはない。
595世界@名無史さん:04/07/14 17:03
こういう本がある。

ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4560005559/250-9703575-5483420
華麗なるインド系文字 町田 和彦
¥2,520 207p 白水社

この本から発展して、2002年に東京外語大で展覧会が開かれている。
展覧会自体むちゃくちゃおもしろかった。展覧会のサイトもまだ残ってる。

ttp://www.aa.tufs.ac.jp/i-moji/
アジア文字曼陀羅〜インド系文字の旅
596世界@名無史さん:04/07/20 01:33
しかも今なお新作の文字が続々登場してくるのはすごいわな。
系統の異なる言語にも適合する柔軟性の高さが多様さの理由なのかな。
597世界@名無史さん:04/07/20 01:36
>>587 北鮮の連中はもはやほとんど漢字を使ってないわけですよ
             /;;;;;;;;;;;;;\
            /;;:::::::::::::::::::::::\
       ∈=━/,,;;:::::::::::::::::::::::::.;ヽ━=∋
            L::;;,__     ..:::ゝ
          //;;;;::::::.. ̄ ̄ ̄ ̄..::::;;;ヽ
          / ;;;;;;;;:::::::::::;;;;;;;;;;;;;::::::::;;;;; ヽ
         /j/三三三三三三三三三三ヾ、
         l::||::::              |l  
        / ̄\ ヽ-=・=-′ヽ-=・=-′ ||  
      r┤    ト::::: \___/     ||     
     /  \_/ ヽ:::.  \/    ,ノ   
      |   _( ̄ l―---oo-――'"ヽ__
      |   _)_ノヽ\  ハ // /    ヽ   
     ヽ____)ノ      ̄ ̄ ̄   /     ヽ、
598世界@名無史さん:04/07/20 13:28
   ____
 /:::::::::::::::::::\
 |:::::l~~~~~~~~~)
 |:::::| ■■ ■
 |:::/ <・) <・)
 レ(6:. .:/(´ヽ >
  \::::::((━━)  <インダス文明は本質的にマイラー
    \::::::::::::ノ
599世界@名無史さん:04/07/23 18:39
大きく分けて
1.ギリシャ文字(亜種 西欧、キリル文字)
2.漢字(亜種 日本、朝鮮、契丹、チューノム)
3.アラビア文字(亜種 ペルシャ文字)
までは分かるけど、

デーヴァナーガリー文字(亜種 クメール文字、グジャラート文字、ビルマ文字、タイ文字、チベット文字)
アッサム文字、ベンガル文字
モン文字
・・・
600世界@名無史さん:04/07/23 20:29
>>599
とりあえず図書館行って
西田龍雄・編 『講座言語5世界の文字』大修館書店
の巻末見なはれ
601世界@名無史さん:04/07/24 00:14
歴史というのは中国とギリシャから発明された概念。
と岡田英弘は言っています。
602世界@名無史さん:04/07/24 00:40
それじゃあエジプトで王名を表にしたりしたのに歴史の概念がなかったってこと?
603世界@名無史さん:04/07/24 22:49
デーヴァナーガリーもわからんのか。
なぜか氏名だけデーヴァナーガリーで書けるぜ。
604世界@名無史さん:04/08/02 01:06
一般的な本やサイトの記述を見ると未だに
「インド/公用語/ヒンズー語」
とあるのは萎える・・・なんとかナラネノガ〜
605世界@名無史さん:04/08/02 01:15
>>604
なんで?
英語は準でそ。
606世界@名無史さん:04/08/02 01:17
「ヒンズー語」なんて存在しないからっしょ
607世界@名無史さん:04/08/02 11:49
ヒンディー語と書けってことか
608世界@名無史さん:04/08/10 19:00
サンスクリットが共通語だった時代はどのくらい続いたんだろう。
609世界@名無史さん:04/08/10 20:52
今でもサンスクリットは公用語。
610世界@名無史さん:04/08/13 17:11
はい馬鹿発見
さらしあげ!
611世界@名無史さん:04/08/13 22:32
サンスクリットが公用語だというのも知らんのか・・・
612世界@名無史さん:04/08/13 23:17
一匹
613世界@名無史さん:04/08/15 00:37
インドは、過去10, 000年に他国を侵略しなかった。
614世界@名無史さん:04/08/15 01:19
どこがじゃ。
615世界@名無史さん:04/08/15 04:37
インドはヒマラヤと大海に囲まれている一つの大陸のような場所
616世界@名無史さん:04/08/15 19:03
インド人はコーカソイドだが、バングラデシュ、スリランカは南方モンゴロイドの赤色遺伝子が多い。
http://www3.mahoroba.ne.jp/~npa/narayaku/image/dna_map.jpg
タミール人もコーカソイド特有の白色遺伝子が多いからコーカソイドだ。
617世界@名無史さん:04/08/16 02:49
ハングルは、パスパ文字、チベット文字の楷書体・筆記体が土台という説がある。

概説では、中野美代子【砂漠に消えた文字】で述べられている。
618世界@名無史さん:04/08/16 22:18
インドも、ジョジョでは偉い書かれようだったけど、この10年で変わったね。
619世界@名無史さん:04/08/16 22:27
日本のカナと中国の漢字を除くと
現在使われている文字のほとんどがエジプト文字にたどり着く
620世界@名無史さん:04/08/16 22:30
621世界@名無史さん:04/08/17 01:00
>>619
へーそうなんだ。
619クンって頭いいんだね。あたし尊敬しちゃう。
622世界@名無史さん:04/08/18 02:09
地球上のあらゆる文字は檀君が発明した神誌文字が起源ニダ
平壌の檀君陵からコンクリ製の碑文が出土しているニダ
623世界@名無史さん:04/08/18 13:44
ハングル文字のルーツはインド文字だろ
624世界@名無史さん:04/08/21 13:54
>>611
>サンスクリットが公用語だというのも知らんのか・・・
サンスクリットはもう死語になって久しい。
ラテン語同様に一般には使用されない古典用語。
ヒンドゥーでもこれを理解するものは少数。
イタイイタイw
625世界@名無史さん:04/08/21 14:02
>インドは自称「世界最大の民主主義国」。
インドの民主主義は欧米や日本ともかなり異なるのは事実。
しかし、あの広大な国土と複雑極まる民族、宗教、言語を抱えながらも、選挙を実施してるのは異例としか言えない。
隣国のパキスタンは論外だが、欧米の植民地にされた国々で曲がりなりにも民主制を実施した国があるだろうか?
ムバラクなど何年元首をしているのか?アサド(父)は?フセインも米が戦争を仕掛けない限りまだ大統領だったろう。
軍事独裁政権が続いたのは南米も同様。
こうして世界を見ると、やはりインドは異色な国だと思う。
中国はたとえサウジが民主化されても民主制は取り入れないだろう。その方が中国及び周辺諸国にとっても結構だが。
626世界@名無史さん:04/08/21 14:50
>623
神誌文字はハングルじゃないのだが
627世界@名無史さん:04/08/21 14:54
つまり正しいのは610ってことでアホなのは609=611ってことだね。

馬鹿発見さらしあげ!
628世界@名無史さん:04/08/21 22:25
>>624
こいつアフォすぎ。
サンスクリットはれっきとした公用語ですが。
ルピー札にも使われてますが。
629世界@名無史さん:04/08/21 22:27
>>627
こいつアフォすぎ。
なんで自分が正しいなんて自作自演してんの?( ´,_ゝ`)プッ
630世界@名無史さん:04/08/21 22:39
629馬鹿発見さらしあげ!
631いわみ:04/08/22 14:13
サンスクリットは死語で使う人はほとんどいないのは
本当だけど
歴史的な意義をふまえて公用語になってる
632世界@名無史さん:04/08/22 17:14
ヨーロッパにおけるラテン語みたいなもんか
633世界@名無史さん:04/08/27 23:27
>>625
フィリピン
634世界@名無史さん:04/08/28 14:47
>>628
>ルピー札にも使われてますが。
ほう、どのルピー札だ?
俺の持ってる10ルピー札に使用されてるのはアッサミー、グジャラーティ、カシミール、マラティ、
パンジャビー、タミル、ウルドゥー、ヒンディー、ベンガル、カンナーダ、マラヤナム、オリヤー、
ラージャスタン、テルグ語の14言語。インドの公用語として認可されてるのはこの言語(英語は別格)。
知ったかぶりの果てにボロを出す大アフォ君。
635世界@名無史さん:04/08/28 15:06
ttp://www.tradition-net.co.jp/door/door_money/ind.htm#004
図は10ルピー紙幣裏面の公用語記載部分。

上からアッサム語、ベンガル語、グジャラティ語、カンナダ語、カシミール語、
コンカニ語、マラヤラム語、マラティ語、ネパリ語、オリヤ語、パンジャブ語、
サンスクリット語、タミール語、テルグ語、ウルドゥ語。
全て国(州)の認める公用語。


( ´∀`)
636世界@名無史さん:04/08/28 15:07
かつて、日本の朝鮮支配を糾弾したのはガンジーやネルーといったインド人たちだった。
これに対し、中国は自国がいかに日本に虐げられているかは訴えたが、朝鮮のことはまず触れなかった。
そもそも朝鮮を有史から隷属国家にしてきたから言える資格は全くないが。
ネルーは著著『父が子に語る世界史』で、日本をかなり批判してるし、ガンジーは旧日本軍部当てに
「あなた方のしてることは欧米と同じではないか」と抗議の手紙を送っている。
この二人だけでなく、詩人タゴール他、少なからぬインド知識人も同様だった。
それなのに、中国の尻馬に乗ってインド叩きをしてる在日の根性のさもしさは救い様がない。
韓国人はウェブサイトで「ヨガは朝鮮半島が起源」とまでヨタを飛ばしている始末。
637世界@名無史さん:04/08/28 16:24
日本語で読める通史で一番いいのは何ですか?
638世界@名無史さん:04/08/28 18:56
印度政治史. 上巻 / アラン,ヘイグ,ドッドウエル[他]. -- 帝国書院, 昭和19
(下巻は出なかった)

が圧倒的だと思うけどね。

これはThe Cambridge Shorter History of Indiaの前半部(ムガル滅亡まで)の
無断翻訳(だから復刻はない)。Shorter Historyの前半部といっても738ページも
あるから、実に使いでがある。南インドやカシミールなど地方政権にも目が
行き届いてる。
639世界@名無史さん:04/08/28 18:56
三分冊になるが、インドの高校教科書を訳した

古代インドの歴史 / R.S.シャルマ[著] ; 山崎利男, 山崎元一訳. -- 山川出版社, 1985
中世インドの歴史 / サティーシュ・チャンドラ著 ; 小名康之, 長島弘訳. -- 山川出版社, 1999
近代インドの歴史 / ビパン・チャンドラ著 ; 粟屋利江訳. -- 山川出版社, 2001

もかなり詳しい。ただインド人特有の思いこみ(ナショナリズム)も
結構入ってるから、全部真に受けたりしないように。

インド史 / ロミラ=ターパル著 ; 辛島昇[ほか]共訳 ; 1 - 3. -- みすず書房, 1970
インド史 / P.N.チョプラ[他]. -- 法蔵館, 1994.6

はちょっと物足りないね。
640世界@名無史さん:04/08/28 18:57
日本人が書いた本は、だいたい古代史と仏教関係に偏りすぎ。インド史では
一瞬にすぎないハルシャ・ヴァルダナに大きく紙面をさくくせに、その後の
プラティーハーラ朝は一行だけだったり、南インド諸国なんかはほとんど
存在しなかったことにされてる。

インド史 / 山本達郎編. -- 山川出版社, 1960. -- (世界各国史 ; 10)

は、これまた近代史偏重で、特に中世史は使い物になりません。
新版はまだ出ていないが、既刊を見るとあんまり期待できそうにない。
641世界@名無史さん:04/08/28 20:12
> 新版はまだ出ていないが、

すまん。もう出てたのね。そういえば立ち読みしたような気もするが、
なんか印象にないな。なぜだろう。
ttp://www.yamakawa.co.jp/catalogue/exec/browse.cgi?code=00411-00007
書  名 南アジア史  
シリーズ名 新版世界各国史 7
出 版 社 発行所=山川出版社(千代田区)
著   者 辛島昇 
税込価格 3,885円(本体3,700円+税)
発行年月 2004/03 判型 A5 ページ 615
世界全域を網羅した新版世界各国史。本巻は、インド・パキスタン・ネパール・ブータンといった南アジアの歴史を取り上げる。インダス文明の時代から現代の国家まで、様々な新しい見方を取り入れて詳しく解説する。
世界全域を網羅した新版世界各国史。7巻はインド・パキスタン・ネパール・ブータン・バングラデシュ・スリランカ・モルディヴの歴史。
642世界@名無史さん:04/08/29 11:08
>>639
君の挙げたインドの教科書だが、インド人の手によるものだから“ナショナリズム”が
入るのは避けられないが、それでも俺の読んだ限り自国を誇っても冷静な史観が感じられたよ。
やたら“ウラナラ”を強調したがる極東の某国の教科書とは根本的に異なる。
あと、R.S.シャルマとビパン・チャンドラ、特に後者は右派の歴史家からあまりに左寄りと批判されているとか。
チャンドラはヒンドゥーとムスリムの対立より協調の歴史に筆を割いたからと思われ。
643世界@名無史さん:04/08/29 19:18
ウラナラって何?
644世界@名無史さん:04/08/29 20:11
インド大好き
645世界@名無史さん:04/08/29 20:47
インド史 / ロミラ=ターパル著 ; 辛島昇[ほか]共訳 ; 1 - 3. -- みすず書房, 1970

↑これ駄目なんですか?
図書館で見たら詳しくて良さそうだったんですが
646世界@名無史さん:04/08/29 20:55
読めばええ。
647世界@名無史さん:04/08/29 20:57
ウラナラって何?
648世界@名無史さん:04/08/29 21:06
Q.インドの特産品を一つ挙げよ。

A.カレー
649世界@名無史さん:04/08/29 21:19
カレーなんて料理はないんだって。
650世界@名無史さん:04/08/30 00:07
クルフィーおいしいよクルフィー
651世界@名無史さん:04/08/31 01:29
>640
学校の歴史教育もひどいな。
スレイマン大帝がインドに軍派遣したなんて大学入ってから知ったよ。
652世界@名無史さん:04/08/31 05:54
カレーライスはもう日本料理だろう。
653世界@名無史さん:04/08/31 19:12
チャツネってどこでどうやって福神漬けに化けたのだろう・・・
654世界@名無史さん:04/09/01 20:11
>>640
>日本人が書いた本は、だいたい古代史と仏教関係に偏りすぎ
それは仏教発祥の国だから日本人はどうしても肩入れしたくなるのは当然だろう。
もし、中国人が書いてもやはり仏教中心、法顕や玄奘に筆を割く。
これに対し、西欧のインド史家はギリシアの影を追い求める。
インド・グリーク、特にメナンドロス(ミリンダ王)に関心を寄せる。
実際には西北インドの一地方の王に過ぎなかったのに大王みたいに持ち上げる。
インド人史家はこれをあまり快く思ってないとか。
655世界@名無史さん:04/09/01 20:14
インドの人権弾圧で悪名高いのは何といってもサティー(未亡人殉死)だが、
これが何時から始まったのはインド史学者も回答を出せないでいる。
ただ、中世から行われたのは確実なようで、ちょうどイスラムのインド侵攻と時を同じくしている。
「生きて虜囚の辱めを受けず」は何も旧日本軍の専売特許ではない。
ムスリムに捕まったインド婦人は奴隷にされるのが相場だから、バラモンも盛んに殉死を讃えた。
ちなみにサティーは貞女の意味。
イスラム侵攻時代以降、インドの女性の地位は相対的に低下したが、
何処までがイスラム流の厳しい男女隔離政策が反映されたのか、
インド社会状況の変化の為かは学者も結論は下せない。そのどちらも原因があるのだろう。
これに対し、近代の英国支配下では女性や不可触民の地位は確実に向上した。
656世界@名無史さん:04/09/01 22:10
ジャウハルの儀式
657世界@名無史さん:04/09/02 21:47
>>651
他文明圏への記述なら欧米も似たり寄ったりのはずだが。
古代インドの歴史 / R.S.シャルマでも釈迦について間違った記述があった。
中国や韓国のケースは話にもならない。
658世界@名無史さん:04/09/07 16:17
テルグ文化(アーンドラプラデシュ州)には愛好者がけっこういるみたいだ。
まさに「南インドのフランス」??

ttp://www.indo.to/telugu-picchi/index.html(日本テルグの会)

州公式言語は、テルグ語(Telugu)。サンスクリットとウルドゥ語の影響をうけた
この言語は、「東洋のイタリア語である」(―言語学者C.P.ブラウン)、「インド
でもっともスイートな言葉」、「言葉ではなく音楽である」と褒め称えられるほど、
その発音や文法は繊細にして豊か。インドではそれぞれの母言語を誇ることは当たり前
のことだが、特にテルグ人はテルグ語の美しさに対して誇りと敬愛をもっている。
659世界@名無史さん:04/09/07 16:33
タミール・ナドゥ州(タミール語)は、スリランカはもちろん、東南アジア・マダガスカル
にも移民してきた印僑の発祥地。南インドの大都・チェンナイ(マドラス)を擁する、
南インドの中心だ。

だが、最近は「インドのシリコンバレー」こと、バンガロールを擁するカルナータカ州
(カンナダ語)がIT産業で台頭してきている。

インドは映画が盛んな国で、タミール映画・カンナダ映画・テルグ映画それぞれに
熱心なファンがいる。

歴史的には(民族移動により、現在の民族分布とは異なるのだが)、タミールで
チョーラ朝、アーンドラでアーンドラ王国、カルナータカでヴィジャヤナガル王国
が栄えた。それぞれに栄光の歴史を背負っている。

それぞれ、独自の魅力を持つ南インド諸国(どう見ても、州というより、国だ)。
過剰人口の問題も北ほどじゃないし、人々の気質も温和と言われる。今後の注目株の
国々と言えるだろう。
660世界@名無史さん:04/09/08 02:24
>>587 話者数として、たとえば MS Encarta から http://encarta.msn.com/media_701500404/Languages_Spoken_by_More_Than_10_Million_People.html
Chinese > Arabic > Hindi > English > Spanish > Bengali > 2億 > Portuguese > Russian
> Japanese > German > French > 1億 > Korean > Javanese > Telugu 〜 Marathi 〜 Vietnamese 〜 Tamil
> Italian 〜 Turkish 〜 Urdu > 6千万 > Punjabi > 5千万 > Ukrainian 〜 Gujarati 〜 Thai 〜 Polish
> 4千万 > Malayalam 〜 Kannada 〜 Oriya 〜 Burmese 〜 Azerbaijani 〜 Farsi
> 3千万 > … > Bhojpuri > … > Awadhi > … > 2千万 > Sindh > … > Nepali > Assamese , Saraiki,
Chittagonian, Marwari, Magahi, Haryanvi, Chhattisgarhi, Deccan > 1千万 だそう。

というわけで、
ラテン>漢字>アラビア文字>Devanagari > キリル > Bengali > 日本 > ハングル
> Telugu, Tamil > Gurmukhi > Gujarati > タイ > Malayalam, Kannada, Oriya, ビルマ
といった順序ではないでしょうか。1千万以上どころか3千万以上も網羅できてるか怪しいですが。

>>659 インドの映画の歴史を知りたければ 杉本良男『インド映画への招待状』 は良い本だと思います。
http://www.seikyusha.co.jp/books/ISBN4-7872-7161-X.html
661世界@名無史さん:04/09/08 02:41
あと、製作本数は タミル, テルグともヒンディー映画と拮抗し(年150〜200本)、
カンナダやマラヤラムは数十本/年 に留まるものの、
テルグ映画の存在感がタミルと同じだけあるかというと微妙な気がします。

タミルは州首相が30年以上映画関係者という映画抜きには語れない州で、
アーンドラやカルナータカはそこまでではない。
662世界@名無史さん:04/09/10 23:53:20
>>660
面白そうな本だ。
663世界@名無史さん:04/09/11 00:16:00
>>660

アラブ人は地理的には広範囲に渡っているが、人口は1億4千万人くらいしか
いないはずだけどなあ。2億を超えている、ヒンディ語人口より多い、という
ことからすると、MSエンカルタはイスラム教徒の人口をアラビア語話者に
含めてるのかな?

いずれにしても、ヒンディ語とベンガル語が英語・スペイン語に匹敵する
巨大言語なのは間違いないね(影響力はともかく、人口では)。

各州の地方公用語も、5千万人を超える大言語が多いな。
664世界@名無史さん:04/09/11 00:43:23
アラビア語話者以外にもアラビア文字使用人口は相当いるもの。
特にイラン・パキスタンが大人口かと。
665世界@名無史さん:04/09/11 01:20:57
>>664
>>660 の元の資料は話者数。
ペルシャ文字をアラビア文字に含めるかとか、
Gujarati を Devanagari に含めるかとかは微妙なんじゃない?

(他の例:北京と台北の文字を同一視するか? ソウルと平壌の… ベトナムのローマ字とロンドンの…)
666世界@名無史さん:04/09/12 23:33:50
タミル(通は、タミールと伸ばさないらしい)は、紀元前から大国だ。北インドの
帝国に併合された歴史がほとんどない。現代のインドは、よくタミルを版図に
おさめられたものだ。。。
667世界@名無史さん:04/09/12 23:35:43
ムガール帝国が史上初めて併呑できたんだっけ?
668世界@名無史さん:04/09/13 00:27:12
>>667
それでも、南端部までは支配できなかった。
669世界@名無史さん:04/09/13 00:30:37
トゥグルク朝の最盛期には短期間ながらインド全域を支配しましたが。
670世界@名無史さん:04/09/13 00:51:29
マガダ国の首都・ラージャグリハ、マウリヤ朝の首都・パータリプトラが
あったガンジス川流域のビハール州は、現代では「インド最貧困地帯」、
「呪われた州」、「観光客は鉄道でビハールを通過することさえ避ける
べきだ(車内犯罪が多くて危険だから」と、散々な言われようだ。
671世界@名無史さん:04/09/13 10:14:25
本当に南端まで征したのはイギリスだけか。
672世界@名無史さん:04/09/14 01:38:47
なぜ独立を維持できたのだろう。
海上交易による経済力のおかげだろうか?
673世界@名無史さん:04/09/14 03:00:09
>>669
南端は支配してない。
674世界@名無史さん:04/09/15 00:57:23
インチキ蛇使いの歴史について教えてください。
675世界@名無史さん:04/09/17 23:43:59
スリランカのタミル系がバックで支えていたから
南端で粘れたのだろうか。
676世界@名無史さん:04/09/18 11:42:22
イギリスがプランテーションの労働力としてタミル人労働者を南インドからセイロン島に導入する前から
スリランカに現在みたいに大勢のタミル人が住んでいたのだろうかと思う。
677世界@名無史さん:04/09/18 19:50:51
いや、タミル人も広東人も、世界に広がった歴史は意外と浅い。
678世界@名無史さん:04/09/18 23:14:37
インド史がつまらない理由は美少女がいないからだろう。
679世界@名無史さん:04/09/19 00:58:33
>>676
前2世紀から少しずつ、海峡の対岸側から渡来、移住してきたようで。
680世界@名無史さん:04/09/19 15:18:03
スリランカの人口のうちタミル民族は18.2%。
そのうちわけは、古くから定住しているスリランカ・タミル人が12.6%、
英領時代に労働力として来島したインド・タミル人は5.6%。

この他、タミル語を話すムスリムであるマラッカラ人が7.1%。

出典は『南インドを知る事典』
681世界@名無史さん:04/09/19 20:02:51
かつてはインドといえばガンジス川流域のバラナシあたりを連想するのが普通
だったが、最近はバンガロールに代表される先進的な南インドの都市、特に
デカン高原の快適な高原都市に注目が集まってきている。

イギリス支配に抵抗したことで有名なマイソールあたりもそうだ。

これは最近に始まったことではなく、実は大昔から、デカン高原がインドの
先進地域だったんじゃないのか?
682世界@名無史さん:04/09/19 20:46:29
マイソール藩王国の歴史

南インド、カルナータカ地方(=現マイソール州)の藩王国。18世紀後半に
強大な王国を築いてイギリスに対抗した。

12世紀  ユダヤ教を信じる好戦的なバララス族、マイソール地方を平定。

1310  バララス王、北から侵入したイスラム王アラー・ウッディーン・ムハマッドの将軍マリク・カーフールに捕らえられる。

1327  イスラム王トゥグルクが首都を完膚無きまで破壊。

その後ヒンドゥー系諸王国ができた。
やがてマイソールのウォーデヤルがセリンガパタムの要塞を占領、そこを
首都に王朝を開く。

第4代チッカ・デヴァ・ラージャ
34年の治世で南インド最強の国家に。
683世界@名無史さん:04/09/19 20:48:53

1767〜69  第1次マイソール戦争
 イギリスと講和後、カルナータカへ勢力を伸ばす。

1780〜84  第2次マイソール戦争

1782  ハイダル・アーリー、第2次マイソール戦争の最中に病没。

1782〜99  第2代ティープー・スルターン
 父ハイダル・アーリー没後、イギリスに最後の抵抗を試み、軍隊の
 近代化、内政の改善、諸外国との同盟に務めた。
 カルナータカの攻略を進める。

1790〜92  第3次マイソール戦争

1799  第4次マイソール戦争
 首都セリンガパタムでの白兵戦でティープー・スルターンは戦死。
 南インドのイギリス植民地化は決定的に。
684世界@名無史さん:04/09/19 20:52:06
この近代インドで最強の国家・マイソール藩王国と、IT産業で注目を集める
「インドのシリコンバレー」ことバンガロールは近い。

このあたりの地域のパワーは、インドでも特別だ。
685世界@名無史さん:04/09/26 02:35:24
ペルシャ域(主とイラン)から移住してきた宗族で、マハラシュトラ、ムンバイを
拠点にしている。現代、インド最大の企業TATA(タータ)は、ゾロアスター、
インドではパーシーの一族による。今日、印僑と呼ばれる海外進出のビスネス集団も、
核はパーシー宗族である。
http://nippon.zaidan.info/seikabutsu/2001/00092/contents/00003.htm

印僑がイラン系主体だとは知らなかった。
ペルシャでのイスラム教隆盛から逃れてきたのが今のインドのゾロアスター教徒なんだって。
ゾロアスター教徒の経済的活躍は、イギリスによる統治の影響もあるそうだけど。
686世界@名無史さん:04/10/18 22:09:19
印僑といえばシーク教徒も忘れないでけろ〜
概して教育水準が高く、海外でも現地で成功している人が多い印象があるね。

しかしあのカラフルターバンは目立ち過ぎるほど目立つ・・・
687世界@名無史さん:04/10/19 18:41:47
関連スレ
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1098177908/l50
【インド】南アジアの紛争を語るスレ【パキスタン】
688世界@名無史さん:04/10/19 20:06:38
タイガー・ジェット・シンもカナダのシーク。
バンクーバーは特にシークが多いので有名。
689世界@名無史さん:04/10/19 20:16:16
インドとは関係ないけど、TJSの相棒ザ・シーク(THE SHIEK=
シェイク)は「アラビアの怪人」というキャッチフレーズなのに
実はUSA籍ユダヤ人。
690世界@名無史さん:04/10/19 21:04:42
シークのターバンかなり熱いらしいね。
691世界@名無史さん:04/10/19 21:12:39
熱いときに、カポッとはずしてるのおもしろいね
最初見たときギョッとした
692世界@名無史さん:04/10/19 21:56:17
インドでは、シーク教徒はヘルメット着用義務を免除されるそうな。
オートバイ運転、工事現場、軍隊のシーク教徒部隊等々・・・
693世界@名無史さん:04/10/19 22:00:30
シーク教の男の名前は全員シン。髪は(髭も)切ってはならない。最近は厳密に
守っている人は減ったようだが。あのターバンの中には長い長い長髪が隠れている。
694世界@名無史さん:04/10/19 22:10:14
開祖のナーナクはどこかの宗教の聖職者か何かだったのでしょうか。
あの時代に新宗教が生まれるのは世界で見ても珍しいかも。
695世界@名無史さん:04/10/19 22:57:45
>694
もともとイスラム教の坊さんに育ててもらったんじゃなかった?
696世界@名無史さん:04/10/20 00:22:44
> もともとイスラム教の坊さんに育ててもらったんじゃなかった?

それはカビール。

ナーナク(1469-1538)の家はヒンドゥー教徒だが書記カースト。
ブラーミンではないからヒンドゥー教司祭にはなれないし、
ナーナクも若いときは商売をやっていた。

33歳で突如宗教に目覚めて各地を巡礼して回りシーク教を開いた。
ヒンドゥー教、イスラム教、仏教のたくさんの師について修行したから、
直系の師というものは存在しないが、ヒンドゥー教バクティ信仰と
イスラム教スーフィズムの統合を目指した宗教改革者カビール
(1418-1518)の影響を強く受けている。

> あの時代に新宗教が生まれるのは世界で見ても珍しいかも。

ヒンドゥー教とイスラム教が混在するパンジャーブで、両者の
いいとこ取りをするシーク教が生まれたのは、それほど不思議とは
思わないが。
697世界@名無史さん:04/10/20 00:56:35
ナーナクより先にも印回融合の先覚者がいたんですね。

そう言われてみればイスラム以降は確かに新宗教ってしばらく登場しないですな。
強いて挙げれば白蓮教くらい?
698世界@名無史さん:04/10/20 01:05:34
三大宗教はユーラシア全土で施政者と強く結びついて
しまっていたから、新興宗教が勢力を拡大する余地は
なかったんだろうね。

その中でシーク教はパンジャービ・ナショナリズムと
結びついて政教一致体制を敷いたんである程度成功したわけ。
時期的にムガル衰亡期と一致したのもラッキーだった。

第十代グル・ゴーヴィンド・シンなんかはムガル皇帝に
テロリスト扱いされてずいぶん迫害された。
699世界@名無史さん:04/10/20 01:14:31
ドルーズ派は?
あれはもはやイスラム教とは別物だろ?
700世界@名無史さん:04/10/20 01:17:06
700げ
701世界@名無史さん:04/10/27 02:38:26
「ムトゥ踊るマハラジャ」ってタミル人ですか?
702世界@名無史さん:04/10/27 03:38:37
>>699
ケルト信仰か?
703世界@名無史さん:04/11/02 00:24:32
>>701
主演のラジニカーントのことか?一応履歴を。

1950年12月12日、インド・カルナータカ州バンガロール生まれ
本名 Shivaji Rao Gaekwad
両親はマハーラシュトラ州出身。
家族は夫人と娘2人
ラジニは「夜」、カーントは「愛されるもの」、二つあわせて「月」の意。

ちなみに映画「ムトゥ〜」はタミル語。
出身だけで見るとタミル人ではない可能性が多いのかな・・・
704世界@名無史さん:04/11/02 22:42:58
>>703
レス感謝。日本のテレビでラジニカーントを「インドのキムタクだ」なんて紹介していた。
705世界@名無史さん:04/11/02 22:57:08
インド一のイケメン
706世界@名無史さん:04/11/02 23:00:26
インドに限らずヒゲが美男子の条件になってる国多いみたいだが
欧米文化の影響とかないのかな。
あと髪型がモサい。
707世界@名無史さん:04/11/02 23:50:02
インド映画ではアミタブバッチャンの方がよくでてくるな。もうかなり年だが。
708世界@名無史さん:04/11/05 00:54:30
ttp://tv6.2ch.net/test/read.cgi/celebrity/996935742/ ラジニカーント
>>703 家ではマラータ語を話し、カンナダ語(とおそらく英語, ヒンディー語)はできたものの、
タミル語をちゃんと身に付けたのはマドラスで俳優になってから、という記事を読んだことがあります。
テルグ語やマラヤラム語、ベンガル語の映画にも出演しています。

全篇英語の「インディアナ・アドベンチャー ブラッドストーンの謎」というのもあります。

>>707 それは何を見るかしだいで… 彼の作品はほとんどヒンディー語ですね。全国で公開されるので目立つ。

>>706 シャールクカーンはヒゲを生やしてません。美男子扱いされてないかもしれないが超人気俳優。
709世界@名無史さん:04/11/07 17:15:37
ttp://www.worldtimes.co.jp/
カシミールで分離独立派と政府軍が衝突、双方で14人死亡

【スリナガル(インド) 6日 ロイター】 
パキスタンとインドが領有権を争うカシミールで6日、同地方の分離独立を
目指す武装勢力と政府軍との間で衝突があり、武装勢力11人と政府軍兵士
3人が死亡した。当局者が明らかにした。
パティル・インド内相が3日間の予定でスリナガルに到着し、記者会見を開いた
直後に市内3カ所で衝突が起きた。この衝突で武装勢力10人と政府軍兵士
2人が死亡したほか、市北方の政府軍設営地を武装勢力が襲撃し、武装勢力
1人と政府軍兵士1人が死亡した。
インドでただ一つイスラム教徒が多数派を占めるジャム・カシミール州を
同内相が訪問するのは、5月の組閣以来初めて。
710世界@名無史さん:04/11/10 09:56:16
1929年にラホールでの国民会議派大会でガンジーの提唱でプールナ=スワラージが決議されてから
英印円卓会議のボイコットが始まったけど
第二回英印円卓会議からガンジー参加してるよな?
このダブスタぶりは一体何なんだろう
711世界@名無史さん:04/11/19 01:39:17
「踊るマハラジャ」が流行ってた頃テレビでインド映画でエキストラやってる役者は、カーストのため一生エキストラ専門、とか言ってたんですが本当ですか?
712世界@名無史さん:04/11/20 01:25:02
>>711 いたとしても本人のその時点での予定・予想に過ぎず、法的な根拠がないのはもちろん、
慣習としても代々映画のエキストラ専門というカーストは存在しないと思いますが。

だいたい映画の世界では恋愛結婚は異教徒間だろうと普通のようです。日本人もエキストラで出てます。
シャールク・カーンはヒンドゥーと、リティック・ローシャンはムスリムと結婚してます。
713世界@名無史さん:04/11/20 16:57:32
ムスリム女性は異教徒と結婚できないんじゃなかったか
714世界@名無史さん:04/11/20 17:00:33
相手がイスラムに改宗しても不可?
715世界@名無史さん:04/11/20 21:33:01
仏教徒に改宗する人もいるとか
716世界@名無史さん:04/11/21 23:30:39
世界最大のムスリム保有国。
717世界@名無史さん:04/11/21 23:52:06
ムスリム人口最多はインドネシアじゃなかったっけ。
718世界@名無史さん:04/11/21 23:57:52
断食の後は大食いしてかえって太る。
つまり
ムスリム=無スリム
719世界@名無史さん:04/11/22 00:07:48
今の大統領はムスリムで首相はスィーク教徒なのに、よく多数派のヒンドゥーが文句を言わないもんだ。
720世界@名無史さん:04/11/22 00:30:31
傀儡ですから。
721世界@名無史さん:04/11/26 22:01:07
インドへの最古のキリスト教伝来はいつごろでしょうか?
信者の到来と公伝とでは時期がだいぶ異なるかもしれませんが・・・
722世界@名無史さん:04/11/26 22:11:12
6世紀に教会があったのは確実といわれている
使徒トマスが伝えた、というのは怪しいけど

そういえばキリスト自身が若い頃インドやカシミールに
来た、なんていう俗説もあるね
723世界@名無史さん:04/11/26 22:13:56
イエスは仏教徒でした。
724世界@名無史さん:04/11/26 22:53:10

紀元前にはエジプト、紅海、モルジブ、南印度を結ぶ航路があったし、
ペルシャ湾からインダス川河口域への航路は、四大文明時代にもあったし、
725世界@名無史さん:04/11/26 23:48:41
ケーララにはシリア語を典礼語として使い続けている教会があるそうで。
726世界@名無史さん:04/11/27 17:26:16
>>725
おおっ、いつごろ来たのだろう! イスラムに圧迫されてかな。
727世界@名無史さん:04/11/27 17:47:50
彼らの伝承では使徒トマスが伝えたことになってるが、
それはお話として。まあ紀元数世紀の早い時期、
としか今はわからない。
728世界@名無史さん:04/11/28 18:03:29
何でインド人はアレキサンダー大王の軍を撃退できたの?
729世界@名無史さん:04/11/28 18:21:55
ギリシャ人にはインドは暑すぎたんでは。
730世界@名無史さん:04/11/28 18:56:23
昔出てた講談社現代新書のインド史をブコフで見つけた
入門用にこれはどうなんでしょ?
アマゾンのレビュー評価は低かったが
731世界@名無史さん:04/11/28 20:33:31
入門用に最適な本は、値段が入門用じゃないからなぁ。
732世界@名無史さん:04/11/28 21:37:31
インド史スレなんで山崎で検索したら
渉が何個も引っかかってきたんで笑った。
733世界@名無史さん:04/11/28 23:50:00
あのシリーズで評判いいのは中央アジアだけだと思う。
734世界@名無史さん:04/11/29 12:09:58
いや、そっちじゃなくて三冊で\16500の方。
735世界@名無史さん:04/11/29 17:16:25
インドの糖尿病患者の数は世界最多だそうだ。
どんな生活習慣なんだろう?
カレーって体によくないの?
736世界@名無史さん:04/11/29 17:18:29
>>735
チャイ(お茶)に鬼のように砂糖が入ってるからかな?
737世界@名無史さん:04/11/29 17:20:50
数ってなんだよ。率のことか?
数なら単純に人口が多いからだろ。
738世界@名無史さん:04/12/16 18:31:49
南インドにはどの様な王朝が立ったのでしょう?
北インドの王朝ばかりがインドの代表みたいに扱われるのが
よくわかりません。
ヒンドスタン平原ってそんなに豊かだったのですか?
739世界@名無史さん:04/12/16 18:37:39
>>738
南インドの王朝は↓これの16節をご参照あれ:
http://ishiishimr.hp.infoseek.co.jp/0302rex.html

南は南で豊かだったよ。遊牧民やイスラム国家の侵略もなかったしね。
独自のドラヴィダ文化は現在まで継承されてきたし。
740世界@名無史さん:04/12/16 19:03:45
>>735
糖尿病は遺伝的要素が大きい。
(一般に)酒を飲まないインド人に糖尿が多いのは
遺伝的な問題。
741世界@名無史さん:04/12/16 19:10:38
「マダカ国」、「サルナトール」、「ハシャル・ヴァルダナ」、「トゥルグ朝」、「アウト」・・・
表記の間違いが大杉で読む気にならん。
742世界@名無史さん:04/12/17 06:27:37
もし、「フンド」という国とか区域とかがあったとしたら、そこの歴史は
「ふんどし」ということになるんだろうか?
743世界@名無史さん:04/12/25 01:37:03
イッテヨ史とかね
744世界@名無史さん:04/12/26 05:56:24
うん。
745世界@名無史さん:04/12/26 12:26:12
>>738
ヒンドゥターン平原はいわばインド史の中原。
長江流域の方が豊かだったとしても、中国史は黄河流域を中心に描かれる
・・・っていう説明じゃ駄目なのかな?
746世界@名無史さん:04/12/27 00:19:26
インド亜大陸全域に支配を及ぼしたのはイギリスだけだったのに
ガンジーがそれ以前から統一されたインドという国があるかのように
全インドの統一国家を主張したのは滑稽。
747世界@名無史さん:04/12/27 00:36:41
この場合は滑稽と言うのではなくてうまくやったと言うべきでは?
748世界@名無史さん:04/12/27 04:40:08
>>746-747
逆、逆。
英国がインドを一円支配したところから独立しようってんだから
そこで「インド」というナショナリティが生まれた。
749世界@名無史さん:05/01/04 20:51:16

インド皇帝という概念はいつ生まれたのかな?
これがインド大陸の共通概念になる気がするけど。
750世界@名無史さん:05/01/04 20:58:29
ハノーヴァー朝の時代と思われw

ムガル帝国時代にもまだ「インド帝国」という概念は無かったと思う。
ムガルと言うととかくインド全域を支配している帝国というイメージが強いが、
実際にはあの最大版図が実現したのはアウラングゼーブ時代半ばの一瞬、
それも相当不安定な形だった。

その歴史のほとんどを通じて、ムガルは歴代デリー・スルタン朝同様
単なる「北インド帝国」でしかなかったわけだ。

統合された亜大陸全体としての「インド」という概念は外から来たものだと思う。
もちろんバラモン禁足の範囲(インダス〜ヒマラヤ〜ガンジス〜海)みたいな
もともとの下地は古代からあったわけだけど。
751世界@名無史さん:05/01/04 21:06:43
考えて見るとアラー・アッディーン・ハルジー&宰相マリク・カーフールは偉大ですなぁ

一時的とは言え、ほぼ亜大陸全体を勢力下におさめた

少なくともアウラングゼーブ程度の重要性はあると思われ

もっとも、肝心の王朝があっさり瓦解したのが難
752世界@名無史さん:05/01/04 21:16:28

        >>750-751結論



               「ムガル帝国なんて大したことねえよ!」

で、よろしいか?
753749:05/01/04 21:22:08
じゃあインドの皇帝位ってのは、近辺の王位と差別化されてなかったの?
754世界@名無史さん:05/01/04 21:30:29
スルタンだから、皇帝じゃないようだ。
755世界@名無史さん:05/01/04 22:32:35
なにせハルジーは第二のアレクサンダーだからな。
756世界@名無史さん:05/01/04 23:35:31
パーディシャー=皇帝
757世界@名無史さん:05/01/09 19:39:12
758世界@名無史さん:05/01/10 01:08:30
セポイの反乱でムガール皇帝を担ごうとしたのがインド帝国の概念のはしりかと思ってましたが
違うのでしょうか?
759世界@名無史さん:05/01/19 22:46:45 0
まあな
760世界@名無史さん:05/01/20 04:10:59 0
広告の裏の代わりに雑文を

インド文化は海を超えてセイロンやらモルディブやらさらにはバリなどの
東南アジア方面にまで広がっていったわけだけど、北インドから見たら
南インドも東南アジアも似たようなもんだったりしたのかなぁ?

あと、ハノーヴァー朝は19世紀にはビルマも支配したわけだけど、
もしインドの独立があと100年後だったらビルマもインドの一部だとかいう主張が
起きたかなぁ?

ビルマはそもそも8世紀以降にビルマはチベット系のビルマ族が入ってくるまでは
バリバリのインド文化圏だったとか色々理由をつけようと思えばつけられる
わけだし。
761世界@名無史さん:05/01/24 21:28:17 0
マンサブダールの階位って66とも実際には33とも言われていますが、
確認されているのはどういうのがあるんですか?
最高が1万(後1万2千)
あと7千(改定後の臣下の最上位)・5千(改定前の臣下の最上位)・2千・千(改定後のアミールの最低位)
・五百(改定前のアミールの最低位)・百・二十(十廃止後の最低位)・十(最低位)とかが
あるのは知っていますが、他にどんなのがあったんですか?
それと百位のユズ・バシってペルシャの百人長や現代トルコの大尉と語源が同じだと思いますが、
大本はどこの言葉でしょう?
762世界@名無史さん:05/01/24 21:31:54 0
トルコ語じゃないか?
ユズってまんま100って意味。
バシは・・・キジルバシと同じで帽子って意味だったりして。
763世界@名無史さん:05/01/26 02:40:46 0
トルコのオイルレスリングことヤーレ・ギュレシュで横綱に相当する
トップランカーの称号が「バシ」なのだが関係あるだろうか?
764世界@名無史さん:05/01/26 20:58:15 0
basi(バシュ・バシ)は一般に長・隊長の意味で使われる言葉のようです。
現代トルコ軍でbin basi(直訳は千人隊長)が少佐、on basi(十人隊長)が伍長または兵長。
su basiはオスマン時代の地方駐留騎兵隊長兼保安官のごときもの。
長を意味するbasの語尾変化でしょうか。
basはer(兵士)の後ろにつけてer bas上等兵?(直訳は兵長?)
逆にcavus(曹=伍長?)の頭につけてbas cavus(筆頭曹=曹長?)、ust cavus(上級曹=軍曹?)
とか言う使い方をするようです。さらに各々にkidcmli(先任)bas cavus等有り。
ちなみにオスマン時代のcavusは伝令兼衛士のうようなものです。
765世界@名無史さん:05/01/30 14:53:42 0
このニュースってどうなったの?
http://www.asyura.com/sora/bd16/msg/333.html
>インドのジョシ科学技術相は16日、同国西部グジャラート州スラト沖で9500年前のもの
>とみられる古代都市の遺跡が見つかったと発表した。インド政府の声明は、「紀元前3500年
>ごろに出現したイラクのシュメール文化をさかのぼる世界最古の都市の可能性がある」としている。
766世界@名無史さん:05/01/30 15:27:59 0
大川周明の人生を大きく変えたコットンの「新インド」ってどんな本なのですか?
767世界@名無史さん:05/01/30 18:41:58 0
インド史ってなんかカースト制度の詳細とか暗殺教団とか知ると悪い意味で神秘的だね。
768世界@名無史さん:05/02/13 12:09:12 0
ガンディーと言えばアヒンサー(非暴力)の実践者として有名。
しかし、その彼にしても必ずしもアヒンサーの姿勢が一貫しなかった。
映画「ガンジー」にも登場するが、女子供も多数の丸腰のデモ隊に向かい、イギリス兵が発砲するシーンがある。
(数百名の死者と数千人もの負傷者を出した1919年4月のアムリッツァーの虐殺事件)。
さすがに怒ったガンディーは農民運動家たちとの会合で、
「イギリス人はインド人が戦えないと見下しているのです。我々も武器を取って戦いましょう!」と
呼びかけるが、農民代表から「非暴力を言い出したのは貴方ではないか」と反論されて、
軽はずみだったと大変な下痢に悩まされるくらい猛反省した時もあったとか。
また第二次大戦中、旧日本軍がビルマ(現ミャンマー)まで制圧した後、
インドの国民会議派はすっかり動揺し日本と交渉すべきだと言う者まで出たのに対し、
ガンディーは「もし日本が一歩でもインドに足を踏み入れたなら、私は武器を取って戦う!」と宣言。
さらにイギリス兵になったインド青年も多数いたが、彼らはガンディーの元に来て
祖国との板ばさみの悩みを打ち明けたところ、「君達の悩みなど取るに足らない。
君等のしてる事はインド独立後大いに役立つのでしっかり学ぶべき」との回答。
かつての某野党のように非武装中立など大甘の考えなど全くない。

以上の逸話はガンディーを貶めることにはならない。それゆえ、未だ毛沢東批判も出来ない中国と違い
生前から彼は国内保守派、左派活動家双方から厳しい批判にさらされるが、見事に独立運動を指導する。
彼のような稀有な人物でさえいかに非暴力が難しかったのか、まして凡夫など論外だろう。
一般大衆は彼を“マハートマー”という尊称より“バプー ジー(グジャラート語で親父さんの意)”と呼んでいた。
769世界@名無史さん:05/02/13 16:22:36 0
WW1の時だって率先して兵隊集めしとるしな。ガンジー的に戦時の大英帝国への
協力はデフォな行動。
770世界@名無史さん:05/02/13 17:10:27 0
あれだけ言語も民族も雑多な地域をひとつに結びつけてるものって何だろう。
普通に考えたら、ヨーロッパみたいに多数の国家が分立してる方が自然だと思うが。
771世界@名無史さん:05/02/13 17:12:16 0
>>728
兵士が従軍ストライキ起こしたから
772世界@名無史さん:05/02/13 17:17:41 0
>>770
マジレスするとカレー文化圏?
773世界@名無史さん:05/02/14 00:18:28 0
暑苦しい国だね。気候も顔も。
774世界@名無史さん:05/02/14 00:41:14 0
>>772
カースト制度ってば、インドで普遍的なのかな。
カレー、カーストときたから、ほかに「か」で始まるものを
考えれば、、。
775世界@名無史さん:05/02/14 00:56:54 0
カバディ、カラリパヤット、カーマスートラw
776世界@名無史さん:05/02/14 12:44:43 0
褌一丁でカラリパヤットか。おめでてーな。
よーしパパもメイパヤットしちゃうぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。
お前らな、カーマスートラやるから子作りしてろと。
インドってのはな、もっと殺伐としているべきなんだよ。
ヒンドゥー教とイスラム教の奴とでいつテロが始ってもおかしくない、
独立するか併合されるか、そんな雰囲気がいいんじゃんーか。ジャイナ教徒は、すっこんでろ。
で、やっとベンガル州に行ったら、カバディカバディ、とか言ってるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、カバディなんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
777世界@名無史さん:05/02/14 20:16:30 0

最近また流行りだしたの?このコピペ。

まあおもしろけりゃ何でもいいけど。
778世界@名無史さん:05/02/17 16:22:02 0
タミル語やベンガル語を話す人にはタミル人とかベンガル人とかいう民族名があるけど
ヒンドゥごを母語にする集団には名前はないの?
779世界@名無史さん:05/02/17 18:37:37 0
インド人。
780世界@名無史さん:05/02/17 18:46:26 0
日本国の最大民族が日本人みたいなものか。
781世界@名無史さん:05/02/17 18:51:59 0
日本国は単一民族国家です。
在日は日本人ではありません。
782世界@名無史さん:05/02/17 18:53:25 0
アイヌは絶滅あつかいでつか、そうでつか。
783世界@名無史さん:05/02/17 18:57:09 0
とっくに同化されてるだろ、沖縄も含めて。
シリアスな民族問題など国内には存在しない。
784世界@名無史さん:05/02/17 19:01:21 0
確かに日系日本人は国内最大のエスニックグループだが、
単一民族というのは言い過ぎ。
785世界@名無史さん:05/02/17 19:22:10 0
単一だよ。
国民同士に文化障壁など存在しない。
786世界@名無史さん:05/02/17 20:20:16 0
>>785
大阪以外はな。
787世界@名無史さん:05/02/17 20:46:14 0
インドには「指定言語」が18あるんだよね。話者人口が1万人以上の言語は
114ある。
インド・ヨーロッパ語族(20)、ドラヴィダ語族(17)、オストロ・アジア語族(14)、
チベット・ビルマ語族(62)、セム・ハム語族(1)に分類されている。
788世界@名無史さん:05/02/17 20:56:54 0
>>778
ヒンドゥスターニーという呼び方はあるが「平原部に住んでる人々」と
いう意味。しかし他言語話者の場合は「ベンガリ」とか「マラーティー」とか
区別されるから実質的に「ヒンドゥー語話者」とイコールに近い。

実際は、ヒンドゥー語話者はあまりにも人口が多いから、カーストが
民族区分みたいになってる。
789世界@名無史さん:05/02/18 20:08:13 0
自伝によれば、M.ガンディーは少年時代はキリスト教嫌いだった。
その理由はキリスト教宣教師がヒンドゥーの悪口ばかり言っていたからとか。
成人した後は聖書を読み、キリスト教のよい点は認めるようになったが。
彼の父親にはムスリムやパールシーの友人がいて、彼らが自分の宗教について語るのに
熱心に耳を傾けていたという。やはり、この父にしてガンディーあり。
790世界@名無史さん:05/02/18 21:59:51 0
インドでもムスリムは“インド人”と見なされてないね。
何もヒンドゥー至上主義者ばかりでなく、他の宗教の者からもまるで信用されてない。
ムスリムも自分たちの出自をトルコやペルシアと思い込みたがる傾向がある。
「ガンディーが余計なことをしなければ、インドからムスリムを一掃出来たものを」と毒づく者もいる。
あからさまに「パキスタンに行け!」と罵る者も。
インドのムスリムに当たるのが日本の在日。国力が衰えるとマイノリティはどうなるかは書くまでもない。
791世界@名無史さん:05/02/18 22:01:17 0
2CHに常駐してるDQN在日で、やたら語学の才があるのを強調する奴がいる。
もっともらしく語源を提示し、原文で史料を読んでいるのだと言わんばかり。
しかし、真に語学の能のある者が2CHなどに粘着書込みするはずがないのは知れている。
ネット検索、手軽なインフォシークや便利な翻訳ソフトなどいくらでもある。
そして、>>424の「ガンジーって南アの出身じゃなかったっけ?」の例のように、
知ったかぶりの果て、世界史を習いたての中学生にも劣るお粗末な惨状をさらけ出すザマ。
792世界@名無史さん:05/02/18 22:05:38 0
でもムスリムは1割もいるんだろ。インドで1割というと1億人か。
793世界@名無史さん:05/02/18 22:20:26 0
インドはインドネシアに次ぐ世界第二のイスラム国家。
794世界@名無史さん:05/02/18 23:11:54 0
地理的にはインドの一部であるパキスタン・バングラデシュも合わせれば4億人もいるのか。
イスラム教の伝播力もすごいけどそれを跳ね返すヒンドゥー教(文化)の呪縛力も恐ろしい。
アフリカ奥部、中央アジア、東南アジアの一部まで軒並みイスラム教化されたのに。
ヒンドゥーとはつまりインドそのものなんだな。
795世界@名無史さん:05/02/18 23:14:29 0
>>794
おまけにパキスタン、バングラデシュにもいまだにカーストが
残っている品。
796世界@名無史さん:05/02/18 23:21:54 0
この世でイスラムに対抗できるのはインド人と中国人だけ。
797世界@名無史さん:05/02/18 23:24:12 0
ユダヤ人も入れてトーナメントにしろ
798世界@名無史さん:05/02/18 23:26:39 0
それなら日本も。全くイスラムに浸食されてないぞ。
799世界@名無史さん:05/02/18 23:29:36 0
大部分のインド人にとっては開明的で文明的なイスラムに教化された方が幸せなのにな
800世界@名無史さん:05/02/18 23:32:01 0
そういえばインドで、キリスト教って聞かないね。
801世界@名無史さん:05/02/18 23:36:45 0
インド全体ではキリスト教徒は数%だったと思うが、結構いるよ。
ケララは20%位がクリスチャンじゃなかったかな
802世界@名無史さん:05/02/19 00:27:50 0
>>801
キリスト教徒はけっこう識字率が高いらしい。
803世界@名無史さん:05/02/19 04:27:09 0
識字率がいちばん高いのはパールシーでそ。
804世界@名無史さん:05/02/19 10:11:14 0
インド史ってどこから読めばいい?
古代文明から読むと早々に挫折しそうだし、中世あたりはゴチャゴチャしてるし・・・
あんまり予備知識のない人間がスッと入れそうなのは、やっぱり18世紀以降?
805世界@名無史さん:05/02/19 15:54:53 0
必要ない・興味がない、なら読まなくていいよ
図書館で適当なもの一冊パラパラ見て興味のあるとこ
掘っていけばいいだけなのに。
806世界@名無史さん:05/02/19 17:11:03 0
>>790
ムスリム自身はどうなんだろ?
インドへの帰属意識は持ってるのかね。
今の大統領はムスリムじゃなかったっけ。
807世界@名無史さん:05/02/20 00:16:08 0
ムガールスタン国家の版図予想図(笑)
http://www.dalitstan.org/mughalstan/images/sasia.gif

ムスリムだけの国家を目指すのだろうか?
しかしいいブッ飛びっぷりなのでアゲますた。歴史上の王朝でこんな版図だった王朝あったっけ?
 
808世界@名無史さん:05/02/20 00:37:40 0
世界でインド北部ほどずうずうしい民族っているんですか?
世界一、ド厚かましくないですか?
809世界@名無史さん:05/02/20 01:08:33 0
大丈夫だよ、強く出るとすぐ引き下がるから。
何でもダメもとでやってみるが、あきらめは早いぞ。
810世界@名無史さん:05/02/20 02:09:48 0
>>807
ゴール朝とかデリー=スルタン朝とか初期ムガル朝がこんな感じ。
どれもムスリム王朝だし意識してるんだろうな。
811世界@名無史さん:05/02/20 02:48:07 0
>>806
スンニ派はあんまり国家への帰属意識というものはもってない。
まぁ例外もあるだろうけど一般論としてね。イスラーム世界の一員というアイデンティティー。

シーア派は国家意識かなりある。ほとんどイラン人だからってのもあるけど。
イラン人以外のシーア派というものがそもそも少数派だし。
812世界@名無史さん:05/02/20 13:02:30 0
親回(のフリ在日)は、インドでムスリムが増えていると、出鱈目にちかいでっちあげを繰り返す。
現実はカースト制に関らずさほど増えてない。理由は改宗すればその村で生きていくのが困難であり、
海外移住できる技能も金もない。むしろ、ヒンドゥー至上主義の台頭で状況は悪くなっている。

'02にBJP活動家たちが乗った列車にムスリムが放火して58名の死者を出す事件があったが、
これに対し、グジャラート州だけでも千人以上のムスリムが報復殺害された。
BJPの息のかかったマスコミが「ムスリムがヒンドゥー女性を誘拐、レイプして惨殺した」と
デマ情報を飛ばし、ヒンドゥー側では実際にムスリマに対し同じ“報復”行為で報いた。
この種の対立としては、むしろ死者は出なかったほう。

BJP幹部は列車死亡事件を「未だにガンディーの思想が蔓延っているからだ」と、彼に責任転嫁。
「ムスリムがすべてテロリストとは限らぬが、テロリストはすべてムスリムだ」
「イラスムに媚びるソニア・ガンディーはキリスト教徒!」などと気勢を挙げる。
そして、「ヴァンデー・ナーラム」の大連呼。実はこの国歌は国民会議派詩人の作ったもの。
俺は逆にムスリムが欧州のような民族浄化の対象にされるのではないか危惧している。
アフリカの部族紛争一つ解決できない国連は全くの無力、欧米もチベット同様無視を決め込むだろう。
813世界@名無史さん:05/02/20 13:06:24 0
イスラム教徒が征服者の装いをもって剣を手にしてインドに入り、そこに激しい反動が生まれ、
昔の寛容が憎悪と抗争に道を譲ったのは11世紀に入ってからのことだった。
このインドで放火と虐殺を行った剣の使い手はガズナのマフムードだった。
毎年のように彼はインドに侵入し、略奪、虐殺を繰り返し、夥しい財宝と捕虜を持ち帰った。
あわせて17回彼は侵入し、其のうち唯一度だけ−カシミール侵攻−失敗したに過ぎなかった。
その他は戦うたびに勝ちを占め、かくて北部一帯の恐怖の的となった。
彼は遠く南のパータリプトラ、マトゥラー及びソームナートにまで達した。
タネーシュワラからは二十万の捕虜と巨額の富を持ち去ったという。

しかし、彼がもっとも多くの財宝を略奪したのはソームナートだった。
マフムードが一度近付くと、何万という人々が奇跡が現れるのを願って寺院に隠れたといわれる。
しかし、奇跡などというものは信者の空想の中でもなければめったに起こるものではない。
それで寺院は破壊され、マフムードの為に略奪され、五万人が当てにならぬ奇跡を待ちながら皆殺しにされた。
以上「父が子に語る世界歴史 J.ネルー」より一部抜粋。

これではねぇ…
814世界@名無史さん:05/02/20 13:23:03 0
20万もの捕虜を持ち去ることは不可能。
どうやって捕虜を食わせるんだ。

5万人も虐殺するのは不可能。
近代戦争でさえそれほど死傷者はでない。

誇張のレベルは中国と変わらない。
815世界@名無史さん:05/02/20 13:38:02 0
>>814
反論があるなら、ちゃんと史料を列記して挙げるのが筋ではないか?
誇張の可能性もあるが、「5万人も虐殺するのは不可能」と断言するくらいなら、
ちゃんと根拠はあるのだろうな?
世界史でソースもつけないのは、信用されないのが常識。
816世界@名無史さん:05/02/20 16:22:43 0
>>812
増えてるんじゃなくてもともと多いんだよ。
817世界@名無史さん:05/02/20 18:59:24 0
インドで男子普通選挙っていつ導入されたんですか?
いくら検索かけても出てこないので、
もし知ってる方いらっしゃったら教えていただけると幸いです。
818世界@名無史さん:05/02/20 20:48:20 0
>>817
1952年に第一回総選挙が行われたけど、これのことかなあ?
819世界@名無史さん:05/02/20 21:11:30 0
英領時代の連邦議会選挙、州会選挙は?
820世界@名無史さん:05/02/20 21:25:39 0
新インド統治法での州レベルでの自治?
821817:05/02/20 22:06:19 0
>>818-820
「インドがはじめて男子普通選挙を導入したのは何年か。」
と、それだけの問題文なので、第1回総選挙が普通選挙かどうかとか、
何選挙かとかはわからないんですが…
選択肢が他に無いので1957年かもしれませんね。
有難うございました。
822世界@名無史さん:05/02/20 22:13:16 0
57年か。あれだけ宗教と身分制度でガチガチになってたら
平坦な道乗りじゃないだろう。

日本が戦前から既に民主政治の先進国だったのと
較べるとかなりの差がある。
823世界@名無史さん:05/02/20 22:45:25 0
>>820
全インドの議会も無かったっけ。権限は限定的だが。
824世界@名無史さん:05/02/23 22:12:41 0
ムガルより前のインド諸王朝で「皇帝(諸王の王)」を名乗ったのってクシャーナ朝君主の一部だけか?
825世界@名無史さん:05/03/07 01:13:57 0
>>807の地図でマラーティーあたりにある「BRAJ」の出所はなんだろう?
826世界@名無史さん:05/03/08 09:08:57 0
>>825
英露米日共同租界地?

でも、今後一切紛争を起こさないって誓うならば
そのくらいバラバラに分裂しても構わないね。
ただし、その全ての国が日本のODAに群がってくるだろうけど・・・。

中国とインドがいい具合に分裂したら世界の国の数が2倍になったりして・・・。
827世界@名無史さん:05/03/08 19:57:22 0
ついでにロシアとUSAも解体してくれ
828世界@名無史さん:05/03/09 00:51:50 0
つか第二次大戦後なんでインドはあんなでかい国として独立したんだろね。
829世界@名無史さん:05/03/09 00:56:08 0
文句あっか
830世界@名無史さん:2005/03/24(木) 20:40:36 0
>>808>>809
>世界でインド北部ほどずうずうしい民族っているんですか?
>大丈夫だよ、強く出るとすぐ引き下がるから。

それってまさに白丁鮮人じゃん。
概ね人間は強い奴にはひれ伏し、弱いと見ると付け上がる生き物だが、
えげつなさではインドの不可触民といい勝負。だから同類嫌悪なのねw
在日など大半が白丁鮮人出なのは日本でも知れているし、本国人からも全く信用されない(惨)。
意外と知られてないが、インドの不可触民のガメツさやさもしさは観光客の悪評を買っている。
自分はとても虐げられているんだとお涙頂戴話で同情とカネを得ようとする。
訪印した外国人に好感情を与えるのは、実は高位カーストの者が少なくない事実は知られてない。
831世界@名無史さん:2005/03/24(木) 20:42:05 0
>>814
古代に限らず中世でも、戦争時の捕虜は奴隷として売り飛ばすのが常だった。
奴隷は兵士への給料の一部であり、戦争時には奴隷商人もついてきた。
捕虜を満足に食べさせる事など、現代の戦争でもまずありえない。

大規模な広域奴隷売買は主としてイスラム時代に発達したとされ、
その理由はイスラムの基本事項によれば、イスラム教徒であれ他の公認の宗教(ユダヤ、キリスト教)の
信者であれ、武装した叛徒以外イスラム国家で自由の身で生まれた臣民は
誰でも借金や犯罪を理由に奴隷にすることは出来なかった、とB.ルイスは著書に書いていた。
832世界@名無史さん:2005/03/24(木) 20:43:07 0
「しかし、もう一度言っておくが、だからと言って一つの国や国民、
つまりイギリスやイギリス人に対して腹を立てるのは愚かなな事だ。
彼らもちょうど今我々がそうであるように、時代の流れの犠牲者だったのだ…
そのことを無暗に嘆いたり、また一つの国を罵倒したりするのは馬鹿げた事であり、
また何の役にも立たない。それよりは貧困と悲惨と搾取の原因を突き止めて、
それを排除しようと努力する方が遥かに優っている…
もし彼らがそこに居合わせなかったら、どこかよその国民が同じことをしたに違いない」

「私は今、ヨーロッパ人と我々自身や他の諸人種と比較して、我々の方に軍配を上げようとしているのだ、
などと想像しないように。それどころでない。我々も皆、叩けばずいぶん埃が出るのだ。
我々の中にもずいぶん悪い者がいる。そうでなければ、我々もここまで堕ちなかったに違いない」
 −J.ネルー『父が子に語る世界歴史』より抜粋。

まったくシナ・チョソとはすごい違いだ!
インドは昔から様々な異民族・異教徒を受け入れてきた。ディアスポラ後のユダヤ人、ネストリウス派、
ゾロアスター、バハーイー教徒、20世紀に入ってのチベット仏教徒…
特にゾロアスター、バハーイー両教徒を受け入れたのは驚きだ。イスラム化する以前からペルシア帝国は
盛んにインド侵攻を繰り返していたのに対し、インド側はインダス川を越境して攻撃した事はない。
にも拘らず、尾羽打ち枯らしたゾロアスター教徒難民を受け入れたのだ。
19世紀に起こったバハーイー教徒にしても元ムスリムであり、18世紀にはすっかり弱体化したムガルを狙い、
アフシャール朝のナーディル・シャーが侵攻、デリー大虐殺と徹底した略奪をやっていた。
833世界@名無史さん:2005/03/25(金) 00:52:03 0
まあなんと言うかその本は政治家が国民に語る世界歴史とかつけたほうがよさげだけどな。
834世界@名無史さん:2005/03/25(金) 17:02:45 0
>19世紀に起こったバハーイー教徒にしても元ムスリムであり、18世紀にはすっかり弱体化したムガルを狙い、
>アフシャール朝のナーディル・シャーが侵攻、デリー大虐殺と徹底した略奪をやっていた

この二行の意味がわからん。
バハーイーは関係ないじゃん。
835世界@名無史さん:2005/03/27(日) 13:12:40 0
>>833
もちろんインド政治家の国民に語る世界歴史の側面はあるが、(実際は獄中から娘に当てた膨大な手紙集)
デタラメと捏造でないことだけは確か。むしろ普遍的な史観は並の学者以上だ。
お前が間違いだと思うならば、ちゃんと史料を付けて反論しろ。どうせ無理だろうが。

>>834
全くトロいな。
バハーイー教徒は、ヒンドゥーから見れば百年たたぬ前に侵略したムスリムの子孫だぜ。
いくら改宗しても、それで罪が帳消しか?朝鮮人がイスラムに改宗した日本人を受け入れるのか?
836世界@名無史さん:2005/03/27(日) 13:15:28 0
>>816
>増えてるんじゃなくてもともと多いんだよ

親回(ごっこ在日)房は未だにインドでムスリムは増え続けているとの根拠のない妄想願望に
いつまでもしがみついていると見える。太古からの過酷な主人・漢族の望みどおりに、
世界で唯一日本の朝鮮支配を厳しく非難したインドの混乱を望むとは、度し難い奴隷根性の見本例。

多いといっても少数民族として多いだけであり、金も力もない上、非ムスリムすべてに敵視されている。
シーク教徒などムスリムを憎むのはヒンドゥーに劣らないし、対イスラムとなるとヒンドゥーと共同戦線を張る。
本来は兄弟宗教のキリスト教徒も同様。今でもインドの経済を牛耳り、何か災害があると
ヒンドゥーよりいち早く支援活動を始めるパールシーも歴史的因縁があるのは書くまでもない。
あのカースト制がありながら、イスラム(キリストも)が案外普及しない原因は輪廻転生がネックとなっているから。
改宗すれば自分の祖先とあの世で切り離されてしまうので、結局棄教する者もいる。ヒンドゥーもその点を突いてくる。

俺は清朝時代の中国のような「洗回」の可能性はインドでも起こりうると思う。
インドで食を食みながら周囲を憎悪してる反動分子など、排斥・迫害されても身から出た錆だろう。
日本にもこの手合いが居るので、「洗回」ならぬ「洗朝」できたら、さぞすっきりするだろう。
837世界@名無史さん:2005/03/27(日) 13:18:00 0
確か文藝春秋と思うが、日本の朝鮮支配はイギリスと比べ物にならぬほど惨いと書いた在日がいた。
そのイギリスのセポイの乱への鎮圧は以下の通り。

1857年9月のデリー包囲と陥落は反乱の転回点になった。その時から数ヶ月間にイギリス人は反乱を壊滅させた。
それに伴ってイギリス人は至る所で恐怖政治を繰り広げた。情け容赦もなく射殺された者は無数に上った。
多数の人たちが大砲の砲口から弾丸代わりに撃ち出されて粉微塵にされ、
何千という人々が路傍の木にその屍をさらしものにされた。
アラーハーバードからカウンポールへ進撃したイギリス人将軍ネイルは、街道に沿って木という木に死体をつるし、
絞首台に早変わりしなかった木は一本もなかったほどだという。裕福な村も略奪の上、破壊された。
それは血生臭い、聞くほどに身を切られるような物語だ。

ナーナー・サーハブ(英国の民間人を殺した反乱指導者の一人)が野蛮で不実な振る舞いをしたというなら、
多くのイギリス士官はその百倍も上をいったのだ。
将校も指揮官もいないインド人の暴兵たちが、残酷で乱暴な振る舞いに責任があるというのならば、
訓練されたイギリスの兵隊たちの方が遥かにそれを超えるものがあったのだ。
私はこの両者を比較しようとは思わない。それはどちら側にしても、自慢にならない話だ。
しかし、現代の逆立ちした歴史は、インド側の悪逆と残酷をくどくどと書き連ねながら、
反対側のことにはほとんど言及しない。同時に銘記しておいてよいことは、暴民の残虐さなどは、
ひとたび暴民のような振る舞いを始めた組織的な政府の暴民とは比べ物にならないということだ。 −J.ネルー
838世界@名無史さん:2005/03/31(木) 21:35:32 0
5年間ジャワ副総督を努めた英国人はオランダ植民地支配をこう酷評。
「オランダの植民地行政の歴史は陰謀、詐欺、賄賂、虐殺、不正の歴史の最悪なものの一つである」

その英国支配下のインドでは1769-70年の飢饉でベンガル、ビハール地方の全人口の三分の一が野垂れ死にをしたという。
1861年に北部インド、ことに連合州に大飢饉があった。被害区域の人口の8.5%以上が死んだといわれる。
1876年には、さらに二ヵ年にわたる大飢饉が北部、中部、南部インドを通じて起こった。
中部諸州、パンジャーブと共に連合州は又しても甚だしい被害を受け、およそ一千万人が死んだ。
1896年に概ね同じ地方に、もう一つのインド史上最大の飢饉が襲った。
この襲来は北部、中部インドを完全に打ちのめした。1900年にもまた飢饉があった。
四十年が経過するうちに、四度も恐るべき飢饉が襲来した。
839世界@名無史さん:2005/03/31(木) 21:37:06 0
「マハーバーラタ」のダイジェストが「バガヴァッド・ギーター」だが、ギーターには何ともすごい文句がある。
一族の内輪もめの戦いで敵陣に叔父、従兄弟や師匠までいるため、戦意を喪失する主人公格のアルジュナに
御者であり、実は神の化身のクリシュナはこう説き伏せる。「迷わず殺せ!」

納得できないアルジュナにクリシュナはその理由を延々と語るのがギーターの内容。
「あなたはクシャトリアである。クシャトリアの義務は戦うことにある。
だから戦うことに迷うな。義務を果たせ。あなたの職務は行為そのものにある。
決してその結果にはない。行為の結果を動機としてはいけない。また無為に執着してはならぬ」

こんな叙事詩を大昔から繰り返し親しんできたインド人は、いざとなるとどんな行動に出るのだろうか。
M.ガンディーもギーターを座右の書としていたらしい。それで非暴力を決意したというから凡夫には理解不能。
840:2005/03/31(木) 23:45:43 O
神話などどこもそんなものだが。
841世界@名無史さん:エジプト暦2329年,2005/04/03(日) 22:49:58 0
>>840
神話ばかりでなく叙事詩でもあり、ヒンドゥーの聖典ともなってる。
ただ、その壮大なスケールや物語の面白さはまず例を見ない。
朝鮮の檀君神話など神話と呼ぶのもお粗末の極み。
842世界@名無史さん:エジプト暦2329年,2005/04/04(月) 00:28:05 0
マハーバーラタの大河ドラマ化したやつとかすげーな。
永遠に続く帯回しとか口から水をドボドボ吐くクリシュナとか。
想像の一歩先を行くクオリティだ。てかインドで視聴率90パーセントを誇ったらしいぜ。
843世界@名無史さん:エジプト暦2329年,2005/04/04(月) 09:52:53 0
テレビの普及率も低いわけだが。
844世界@名無史さん:エジプト暦2329年,2005/04/04(月) 22:54:21 0
だいたい日曜の朝っぱらから
シヴァ+パールバティー+ガネーシャ一家のホームドラマなんか
やってるんだからインドのテレビはおもしろい
845世界@名無史さん:2005/04/05(火) 09:10:28 0
>>シヴァ+パールバティー+ガネーシャ一家のホームドラマなんか
なんだよそれ!
846世界@名無史さん:2005/04/05(火) 11:33:08 0
シヴァが踊りながら破壊しているそばで、
パールバティが「僕の顔をお食べ」とアンパンマンの劇をしている一方、
ガネーシャは鼠にのって縦横無尽に走り回っている家庭崩壊のドラマなんだろ。
847世界@名無史さん:2005/04/07(木) 06:55:46 0
142 名前:嬲嬲 :05/03/18 20:27:08 ID:???
Yahoo設立者もインドだったよね?

145 名前:anonymous@ EAOcf-306p172.ppp15.odn.ne.jp :2005/04/07(木) 05:24:00 ID:r2NWe/mH
>>142
ホットメールもインド人

NASA勤務者の36%、IBMの28%、インテルの17%、ゼロックスの13%がインド人
アメリカの医大生の1割もインド人だし
インドが先進国になってインド人が母国に帰ったら、もう終わり。
世界はインドの物になってしまう・・・・・。天才多すぎるからインドは。

146 名前:anonymous@ EAOcf-306p172.ppp15.odn.ne.jp :2005/04/07(木) 05:32:04 ID:r2NWe/mH
あとマイクロソフトのエンジニアの34%がインド人だ。
なんていうかインドは勢いがヤバい。
あと世界で3番目の金持ちにインド人のミタルが入りやがった。
仏教もカレーも大学も数字もチェスもインドの発明だしな・・・・・
インドは今のうちにつぶしといた方がいいと思う。マジで
先進国は本当に足元すくわれるぞ
848世界@名無史さん:2005/04/21(木) 21:56:48 0
カルカッタ→コルカタみたいに都市名を変えるなら先に
インドって国号をバーラトにしろよと思う。
849世界@名無史さん:2005/04/26(火) 23:25:46 0
>>848
bharatは素手に正式な国号なんだが・・・

都市名変更は地元政党が票を集める為におらが村根性を煽った結果。
850世界@名無史さん:2005/04/26(火) 23:31:37 0
>>849
英語ではなんでインディア使ってんの?
851世界@名無史さん:2005/04/27(水) 00:16:31 0
ヨーロッパ人による呼び名が全部「India」の系列だから
852世界@名無史さん:2005/04/27(水) 00:26:50 0
ヴェーダ文明の時期が全盛期だろうな。
853世界@名無史さん:2005/04/27(水) 03:15:32 0
http://www.geocities.com/neovedanta/acxxvi.html
このサイト、非常に興味深く読ませていただいたんだが、
最後に、アーリア人はインドに南下したのではなく、インドから
北上してヨーロッパに渡った・・・と書いてあっておもいっきし
トーンダウンしてしまった。
このサイトではインド古代文明、ヴェーダからハラッパ文明は
独英が言うアーリア人の南下とは関係ないと主張しているが、
それは現在の考古学でも定説なのでは?古代文明の遺跡から発掘される
人骨は一様にドラビダ系だったと聞いたことがある。

インドの文化・文明の根幹は原住民のドラビダ系が作って、アーリア人は
それを彼らなりの解釈で受け継いだだけ・・・とでも言えばいいのでは?

でもおかしいな。リグ・ヴェーダはサンスクリットで書かれているわけでしょ?
これは印欧語の筈だ。でそこにはアーリアンの記述もあると書いてある。で
時期が紀元前5000年前のもの(少なくともアーリア人の侵入の
ずっと前)と考古学的に証明されていると説明している。
年代が間違っているのか、それともアーリア人の侵入がもっと早かったのか
どっちですか?

なんだろうね。文字の発明がアーリア人の主な発明で、それ以外は先住民の
発明に負うところが大きい、こんな風に考えれば、矛盾しないんだろうか?

854世界@名無史さん:2005/04/27(水) 03:30:56 0
中にはアーリア人の南下や印欧語族を否定する学者も
いるが、これも無理があるのではないだろうか?
インド人の容姿は明らかに白人が混じっているとしか
思えないから。
印欧語族が捏造だったとしても、インドにコーカソイドが大量に
南下したのはほぼ事実ではなかろうか?
855世界@名無史さん:2005/04/27(水) 03:35:22 0
アーリア人が原住民のドラヴィダ人を征服して奴隷にしてその征服社会構造を絶対名ものにするためにヒンドゥー教のカースト制度が生まれたんだろ。
856世界@名無史さん:2005/04/27(水) 13:42:57 0
>>855
それが事実だったかどうかは知らんが、その理論をイギリス人が
植民地支配を正当化するために都合よく使ったのは事実。

アーリア人の侵略があったとしても、それ以前からインドには高度な
文明があったのは事実。ヒンドゥー教は古代インド宗教と
アーリア人の文化が混ざったものでは。
857世界@名無史さん:2005/04/27(水) 14:11:32 0
>>853,>>856
「アーリア人によるインド征服」という歴史観は
インドのナショナリスティックな歴史学者には不人気で、
白人優越感に基づく人種差別が根底にありひいてはインド国民の分断を画策するもの
と映っているようだ。しかし、かといってインド人のいうようにインドは歴史のはじめから
同一民族だという主張もなかなか受け入れがたい。多元的な文化からなる多民族社会
だったことにはかわりないだろう。しかし神話などはまったく相容れないものではなく
ローマ人とゲルマン人程度には相互理解(神々の習合)がしやすい関係だったのだろう。

いわゆる歴史的実在としてのアーリア部族ではなく、印欧語語族は中央アジアからきて
インド・イランへ分かれていったが、もっぱら「言語の同化」であって人種的な影響は
少なかったらしい。神々による悪魔征伐の神話を民族移動の伝承と見立てる説は
19世紀的発想で、現代の神話学からは拒否される解釈。
北インドのコーカソイド形質は、アレキサンダー大王の東征やサカ王朝、そしてエフタル族の
侵入などによって段階的にもたらされたもので、アーリア人の侵入という一回性の変化ではない。
古くはドラビダ系の人種がデカン高原を中心とする一帯に広がっていたようだ。

結局「アーリア人の侵入」というのは言語と宗教と人種をいちいち対応させて
複雑な歴史的複合を単純化したためにおこった錯誤=現代の神話だったということ。
858世界@名無史さん:2005/04/27(水) 16:42:19 0
>>857
しかしなあ。圧倒的数的不利にいた印欧語族が
圧倒的多数のドラヴィダ系を言語的に圧倒したのは
どーいうこと?

北インドの人種が段階的に白くなったとしても、古代アーリア人の
優位および人種の説明にはならないぜ。
859世界@名無史さん:2005/04/27(水) 21:13:01 0
圧倒的多数っていったって、現代の言語学からの観点で共通言語というだけで
実際には方言の壁もあったろうし諸部族が一致団結してたわけじゃあるまいよ。
でも方言の壁を乗り越えるために異言語を採用するという例もある。

印欧語というのは交易から発達したものでもともと外部との交流や異民族同士の
連帯の折りに採用されやすい(言語的影響をうけやすい)ものだったと考えられる。

>古代アーリア人の優位

歴史的実体を示す用語としてはアーリアという言葉は慎重に避けたつもりだが、
あなたのいう「古代アーリア人」の具体的な定義は?
860世界@名無史さん:2005/04/28(木) 00:13:28 0
いや、中央アジアから南下した印欧語族人がインドの原住民の容姿
に与えた影響は少ないとしても、アーリア人の容姿そのものは
よく分かってないということと、過半数を超えない(これは勝手な推測)
印欧語族の勢力がドラヴィダ人の言語形態を変えたのはやはり不思議である。
>>859
のようにも考えられるが、これも仮説の一つでしょ。

http://www.geocities.com/neovedanta/acxxvi.html
ところでここには、アーリア人の侵入以前とされる時期に
既に印章などに「アーリア人」の文字があったと書いてあるけど、
ホントに解読できてんの?

さっき読んだ日本語のサイトでは、インド人のサイトとは逆に
南に移動したのではないか?と書いてあった。インド南部にドラヴィダ系が
集中しているのは、アーリア人に追い払われたのではなく、自然環境の
変化の影響で南下したのではないかと。そしてその後にアーリア人が北部に
進入したのではないかと推察している。とすると、北インド人の容姿と
侵入した印欧語族の容姿は大して変わらんってことにもなりそう。

ああでもインダス文明の文字が印欧語族系なのは何故なのだろう?
ドラヴィダ人が打ち捨てた廃墟の文明なら、もう使い道はない筈だし。
ある程度の共生、習合がないとおかしいか。
861世界@名無史さん:2005/04/28(木) 00:22:59 0
おや、ヴェーダ時代以降からしか解読されてないんだっけ?

インド人のサイトを見たせいで、よく分からなくなってきた。
862世界@名無史さん:2005/04/28(木) 00:30:48 0
ありゃりゃ、インダス古代文字は何語であるかも、不明。ドラヴィダ語
系説が有力。表音文字か表意文字かすら分かっていない。おそらく
表意文字。

そこからアーリア(高貴な人)と解読するのは無理がありすぎるなあ。
863世界@名無史さん:2005/04/28(木) 00:42:30 0
ああ、こういうことか。さすがに印欧語系とドラヴィダ系が同じと
主張するのは無理がありすぎる。ここのところは違うというスタンスなのだろう。
だから民族的にも両者は異なるという認識で、人種的にも本来は異なる
グループだと自覚しているのかもしれない。

要は、文化的に勝るドラヴィダ人の語彙が印欧語族に取り入れられたと
言いたいのかな。北上したドラヴィダ人は、白人どもに多大な影響を
及ぼし、「アーリア」を始めとして印欧語族にはドラヴィダ系の言葉が多く採用されている・・
と考えれば矛盾しないのか。



864世界@名無史さん:2005/04/28(木) 07:46:30 0
えーと、納得してるかな?

>>869
>過半数を超えない(これは勝手な推測)印欧語族の勢力が
>ドラヴィダ人の言語形態を変えたのはやはり不思議

トルコ語が中央アジアからアナトリアまで広がってるけど
征服したトルコ人より先住民の方が圧倒的に多かったんじゃないの?
中南米のスペイン語だって国によっては先住民系の方が多い。

中南米の場合、混血が多いってのもあるが。
インドの場合も現在の北インドが先史以来の純粋なアーリアじゃないし
南インドも先史以来の純粋なドラヴィダのままじゃないわけで
中世にも古代にも遺伝子的にはだいぶかわってるだろう。
古代にはなんど混血したことか。
865世界@名無史さん:2005/04/28(木) 21:04:22 0
インドの「英雄」ボース映画化−対日協力の意義問う
ttp://www.sanspo.com/sokuho/0428sokuho013.html
866世界@名無史さん:2005/04/28(木) 21:13:37 0
ボースってベンガル人だったのか。
867世界@名無史さん:2005/04/28(木) 21:37:23 0
チャンドラ・ボースは、スバシ・チャンドラ・ボースと
ビハリ・チャンドラ・ボースの二人がいて、どちらも
ベンガル出身で、どちらも独立運動の戦士、
どちらも終戦前後に亡くなっているから、混同しやすい。

来日してるのはビハリ、インパール作戦がスバシ。
868世界@名無史さん:2005/04/28(木) 21:42:42 0
>>857
>インドは歴史のはじめから同一民族だという主張

最近、中国でも似たような主張がなされている。
869世界@名無史さん:2005/04/28(木) 21:46:15 0
>>867
> 来日してるのはビハリ、インパール作戦がスバシ。

すまん、二人とも来日してる。改めて、

中村屋のカレーがビハリ、インパール作戦がスバシ。


870朱由檢:2005/04/28(木) 22:00:27 0
ふふふ…におい消しでカレーにトマト入れたら失敗。

中村屋のカレーって、おいしい?

インパール作戦って、なんだったっけ?
871世界@名無史さん:2005/04/29(金) 20:49:27 0
中国と朝鮮を峻別することがマルクス主義的観点から必要である。
中国は戦勝国であり、また日本の侵略の被害を受けた国である。謝罪は必要である。
対して朝鮮は植民地であり、植民地統治がなければ近代国家の礎を築く力はなかった。
旧宗主国が植民地に謝罪した例はほとんど聞かない。旧宗主国はむしろ、植民地の
民に文明を与えたと信じているからであり、またそれは事実である。
植民地化されるまでの朝鮮は儒教的因習にとらわれた国であり、ちょうどカースト制度
でがんじがらめになっていたインドに相当する。
イギリス資本の文明化作用がなければ、インドは悠久の歴史を繰り返してるだけであった。
朝鮮も植民地化によってはじめて資本の本源的蓄積と法制度社会制度の整備、近代化
が進行したのである。ここに善悪の判断はない。客観的に必然的歴史法則にしたがって
アジアの歴史は展開していったのだ。日本統治を逃れたとしてもロシアをはじめとした
列強の手に朝鮮は落ちていたことは間違いない。彼らに内発的近代化を進める力が
なかったからであり、日本を恨むのは筋違いである。
872世界@名無史さん:2005/05/02(月) 00:23:43 0
土の小車、という題名の3世紀頃に書かれた戯曲を読んでいます。
まさか邦訳が出ているとは知りませんでした。。
インドというと、神話に依拠した戯曲か、王や王女の話くらいしかないと
思っていたら、土の小車は市井の話です。しかも作者はシュードラカという王様で、
アーンドラ朝を滅ぼしたヴァーカータカ朝の始祖に比定されているとか。
4世紀のサムドラグプタや、6世紀のヴァルダナなど、古代インドの国王で
芸術家肌の人って多いですね。ちょっとインド史に興味が出てきました。
873世界@名無史さん:2005/05/08(日) 03:09:23 0
インドがほぼ統一されたのって、マウリヤ朝とムガル朝の一時期だけだと思ってたら、
1300年代の前半もトゥグルグ朝に統一されてたの、最近知りました。
なんで、世界史アトラスでは、ムガル朝のアウランゼブの統一ばかり
掲載するんだろう。14世紀の統一も重要なのでは?と思いました。
874転載くん:2005/05/09(月) 23:35:54 0
255 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 メェル:sage 投稿日:2005/05/09(月) 22:26:34 ID:dlbH04nk
それから、スレタイ「インドとヨーロッパが同じ語族なんて」

についてだが、インドでは言語の置き換えに比べて人の入れ替わりは少ししかなかった。
つまり、今のインド人の先祖のほとんどはドラヴィダ系、あるいはムンダ系
またはその他の、死語となった言葉を使っていた。

これは実はヨーロッパも大して変わらない。
DNA調査で、ヨーロッパ人の遺伝子構成が
1万年前と大きく変わっていないことが明らかになってきた。
一方、印欧語が分かれたのは1万年前よりも新しいから
ヨーロッパ人たちも祖先のほとんどは印欧語以外の言語を使っていた。

大昔はバスク語の地域は今よりはるかに広かったし、
イベリア語やエトルリア語のような、死語になった非印欧語も使われていた。
875世界@名無史さん:2005/05/11(水) 02:12:04 0
とすると、数の少ないアーリア人が土着民を吸収、支配できた
理由はなんだろう。なんだかんだでアーリア至上主義にむすびつけられ
そうだ。
オランダとかイングランドとか最も白人らしい民族の国でも、
半分はヨーロッパの先住民のDNAだそうな。
彼らを特徴づけているのは、印欧語族の血なのか、先住民の
血なのかどちらなのだろう。所謂ノルディックに他のコーカソイドが
混じっても外形的にはあまり変わらないということかな。
そりゃ細かくみりゃ違うんだろうけど。
876世界@名無史さん:2005/05/11(水) 02:12:42 0
バスク人とノルウェー人を掛け合わせると、イングランド人になるのか?
877世界@名無史さん:2005/05/11(水) 02:20:27 0
そうではなくて、バルト海沿岸にはもともと非印欧語族系の
金髪碧眼の種族がいて、そいつらが印欧語族に乗っ取られて今の
形になったんだろうか?北方系のゲルマン民族が移動して
バルト海沿岸に住み着いたとするのが元来の説だと思うけど、
逆だったとしたら面白いね。

にしても印欧語族がヨーロッパやイラン、インドで猛威を振るった
理由はなんなのだろう。彼等の原郷地は中央アジアや黒海周辺と
推測されてるけど、草原で培われた乗馬の技術や鉄器の技術が
他の民族を凌いだのだろうか?
878世界@名無史さん:2005/05/11(水) 02:24:05 0
エロティクな精霊といわれてもしかたないな
879世界@名無史さん:2005/05/11(水) 02:31:30 0
印欧語って定義をしなきゃ。

単語は先住民のを使い、文法はアーリア系の便利なのを使ったのかも。
フェニキア人の作ったアルファベットをヨーロッパが使ってるからと言って
フェニキア人が底まで征服したわけじゃないし。
880世界@名無史さん:2005/05/11(水) 12:26:06 0
印欧語の特徴は
1)まず「私が」と主語を立てる
2)具体的内容より先にイエスかノーをまず言う

異文化交流に適した言葉。文字以前の時代に商業用言語として猛威をふるった。
だから大陸の中央(様々な文化がもっとも交差する場所)すなわち中央アジア
(後世のシルクロードに該当する地域)からおこって四方に広まった。

印欧語の拡散が停止したのは文字が発明されたから。
881世界@名無史さん:2005/05/11(水) 12:49:21 0
>>880
商業の民を多く輩出したセム系言語は昔からVSO語順だった記憶が。
882世界@名無史さん:2005/05/11(水) 18:13:08 0
日本が縄文から弥生への時代、人口20万人程度と推定されていた頃、
インドの人口は5千万人だって。
秀吉の頃、やっと1千万ぐらいだからな。
883世界@名無史さん:2005/05/11(水) 18:17:21 0
>>880
印欧語で主語を立てる言語なんてごく一部だと思うが?
884世界@名無史さん:2005/05/11(水) 18:32:37 0
てか印欧語つったって素人にはどこがどう共通してるのか、なんで同じ言語系統なのか
全然解らんしね。
885世界@名無史さん:2005/05/12(木) 00:51:45 0
枡添要一にサンスクリット語を憶えさせれば
理解できるのだろうか?日本人で英語、フランス語、ドイツ語、
ラテン語などの古ヨーロッパ語を解し、なおかつサンスクリット
およびペルシア語、インドアーリア語を理解できる人間なんているの?

アーリアンとは何か?っつー偉そうな本を書いたおっさんはこれくらい
できるのか?
886世界@名無史さん:2005/05/12(木) 01:04:11 0
印欧語がどうとか散々語っておいて誰も定義できてないしw


だれか印欧語を定義してくれw

887世界@名無史さん:2005/05/12(木) 09:20:52 0
梵英独仏は、インド哲学科/文学科 なら必須。ラテン語も学部で勉強する人も。
現代のインドアーリア語は、現地に長期滞在して研究してれば学ぶはず。
ペルシア語はどうですかね。
888世界@名無史さん:2005/05/12(木) 13:21:16 0
近世ペルシア語は文法簡単すぎる。
889世界@名無史さん:2005/06/09(木) 13:21:59 0
チベット族とドラビダ族は関係ある。
アーリア以前に北上したドラビダがチベット,雲南にまざっている。
890世界@名無史さん:2005/06/09(木) 13:22:56 0
>>889
すまん,最後に?忘れた。
断定でなく質問です。
891世界@名無史さん:2005/06/09(木) 22:35:40 0
?
892世界@名無史さん:2005/06/09(木) 23:08:21 0
>>889
では、チベット系言語とドラヴィダ系言語に
どういう共通点があるのか説明しなさい
893世界@名無史さん:2005/06/10(金) 00:49:37 0
>>892
言語はわからん。
距離的に近いからそういうことがないのかなと思った。
逆にインド内の少数民族にチベット系っていないのかな?
894世界@名無史さん:2005/06/10(金) 01:05:55 0
インド国内のチベット系民族というのは、J&Kのラダッキ/バルティ、
HPのラーホーリ/スピティパ、シッキムのボドなどヒマラヤ沿いに
たくさんいる。

一般に「Bhotiya」と呼ばれているモンゴロイドの形質を持つ民族は、
最近の研究ではチベットから最近下ってきた民族ではなく、
もっと古くからヒマラヤ南面に住んでいる人々
(チベット・ビルマ語族ヒマラヤ諸語を話す人々)とみられている。
895世界@名無史さん:2005/06/21(火) 23:16:21 0
言語系統に関する有名なサイトでは、チベット・ビルマ系で
各国全体で389の別を立てている。

http://www.ethnologue.com/show_family.asp?subid=90173
896世界@名無史さん:2005/06/21(火) 23:46:49 0
>>895
おお、いい頁だ、サンキュー。
ただ日本の方言が取り上げられていない、がっくし。
897世界@名無史さん:2005/07/01(金) 22:40:40 0
>>894
もっと古くは平野部にも広く住んでいたんでしょうか。
898世界@名無史さん:2005/07/02(土) 08:08:27 0
インド史ってアレクサンドロス大王の名前(サンドロコッテス)が見つかって初めて
西暦に当てはめることが出来たって聞いたけどホント?
それまでは王朝ごとの歴史書がバラバラでまとめる事が出来なかったとか
899世界@名無史さん:2005/07/02(土) 08:16:35 0
アレクサンドロス大王の名前では無くして、
チャンドラグプタのギリシア語形表記。
900世界@名無史さん:2005/07/02(土) 08:21:01 0
アレクサンドロス大王以前の印度世界に於いて男色関係は
どの程度、盛んだったのでありましょうか?
仏典類を繙く限り、けっこうオーラル・セックス(フェラチオ)を
含めて、男性同士の性愛は盛行して居たように見受けられるが、
成立年代が判然として居ません。
『マヌの法典』の文言は「バラモン層」の理想を記したものでしかナイし。
識者の方々、御教示下されい。
901世界@名無史さん:2005/07/02(土) 17:52:15 0
>>897
モエンジョダロ出土の人骨にはモンゴロイド形質を持つものが
あるらしいよ。ただ彼らがチベット・ビルマ系言語を話していたか
どうかは皆目分からん。

もし古い時代、平野部にチベット・ビルマ系民族が住んで
いたのなら、パキスタンに残るブラフーイー語(ドラヴィダ系言語)や
インド東部に残るムンダ諸語(オースロアジア系言語)
みたいに何らかの痕跡が残っているはずだが、そういう痕跡は
発見されていない。

マハーバーラタあたりに出てくるキラータはチベット・ビルマ系民族と
みてよさそうだが、当時すでに山岳民族とみなされていた。
移動経路から考えると平野部にいたとしてもヒマラヤ寄りに
多く住んでいたとみていいでしょう。
902世界@名無史さん:2005/07/16(土) 01:36:56 0
15日の日経記事によると、英国におけるインド系の平均所得は白人を追い抜いたらしいな。
小売業の主導権を握ったらしい。
パキスタン系は全然あかんらしい。
米国でのインド系の活躍も目覚しいし。
903世界@名無史さん:2005/07/16(土) 01:41:58 0
>>902
だってインド移民って都会にしか住んでないんだから、
田舎に住んでる連中も一緒くたにした平均と比べても
意味ないよ
904世界@名無史さん:2005/07/31(日) 16:42:13 0
>>903
都会に住んでいる点だけならアフリカ系も同じでは。
都会は都会でもスラムという可能性があることを思えば、やはり収入のいい職についている層が多いのでは。
905世界@名無史さん:2005/07/31(日) 17:42:38 0
印僑とアフリカ系じゃ移民の歴史が全然違うしねえ
いろんな要素があるから単純化して語れる話じゃないよ
906世界@名無史さん:2005/07/31(日) 18:35:31 0
みすず書房のインド史3巻本を復刻して欲しい
907世界@名無史さん:2005/08/01(月) 05:04:47 0
アフリカ人や中国人じゃインド人にはかてんだろう。
908世界@名無史さん:2005/08/01(月) 22:58:45 0
イギリス華人ってどうなんだろ?
909世界@名無史さん:2005/08/06(土) 18:38:28 0
>>907
>中国人じゃインド人にはかてんだろう
たしかマクマホンラインは中国側有利に引かれたんじゃなかった?
中共きらいだけど

あと、数学オリンピックの上位常連は中国陣だったような。
種明かせば、国威発揚のための国を挙げてのバックアップ、だがw

中国とインドが喧嘩してる場合じゃまいが
910世界@名無史さん:2005/08/20(土) 23:47:45 0
age
911世界@名無史さん:2005/08/22(月) 06:19:20 0
NHKブックスの「インダス文明」読んだけど面白いね。
インダス文明って意外に後のインド文明とつながってたんだなー
912世界@名無史さん:2005/08/27(土) 08:08:28 0
インドって凄く面白い地方なんだが
派手さがないんだよなぁ…
中国史より学ぶ価値有ると思うんだが
913世界@名無史さん:2005/08/27(土) 15:44:06 0
記録の量が中国と段違いだからなあ。
学ぼうと思ってもなかなか思うようには。
914世界@名無史さん:2005/09/10(土) 12:07:36 0
>>898
インドは紀年法自体がおびただしい数の種類が乱立していたからね・・・
915世界@名無史さん:2005/10/02(日) 23:18:29 0
916世界@名無史さん:2005/10/03(月) 03:09:31 0
始皇帝やアレクサンドロスはメジャーなのに、
アレクサンドロスと同時代のアショカ王は無名だよね。
征服領域に関してだけを見れば、始皇帝と同程度のような気がするんだが。
917世界@名無史さん:2005/10/03(月) 19:49:59 0
アショーカって「諸王の王(バシレイオス・バシレイオン)」を名乗ったんだっけ?
918世界@名無史さん:2005/10/05(水) 22:12:52 0
>>916
それは日本だけの事だよね?
欧米じゃ始皇帝はほとんどの人が知らないんだけど。
無名有名に関しては、出版されてる書物次第じゃないかと。
919世界@名無史さん:2005/10/18(火) 23:45:13 0
康煕帝やスレイマン大帝はメジャーなのに
アウラングゼーブは…とか言ってもしゃーないしな
920世界@名無史さん:2005/10/19(水) 11:46:58 0
その2人も一般人にとっては微妙だぞ
921919:2005/10/20(木) 00:51:11 0
いや、そーだが清朝やオスマン朝よりもムガルは輪を掛けてマイナーだよね
インド史ってそんな感じって比喩だと思ってくれい
922世界@名無史さん:2005/10/23(日) 22:02:14 0

            ,i´, i´ , 'ィ , '´ノ_,. -‐''"=−‐- 、._
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         シ    ノ くゝ'  r从ノ人ノ''
          ',  f ̄~¨¨`'(⌒)-こij
           ヶヽ|     ___〉 j
           ` ー     `ニ゛/
            |   ヽ,   /
            |     「`ヽ、
      _,.、-ー'"¨゛´     |  , '´〈ニ三ヘ_
      i    , '´     | /     , - ', '´ ` ー- 、._
      ゝ、  /    /''^⌒       /::::r'
     / 久,-'  ,,,_ノ , '´`ヽ、   /::: i
    r'      r'"    (   ノ  /:::::::|  ターンセーン
923世界@名無史さん:2005/10/23(日) 22:04:37 0
ttp://academy4.2ch.net/test/read.cgi/whis/1130071928/
【ムガール】インド近現代史【英国】
924世界@名無史さん:2005/11/03(木) 18:28:14 0
1192つくろうタラーイン
覚え易い
925世界@名無史さん:2005/11/03(木) 19:03:01 0
何かインド史って出来損ないの歴史みたいね。
膨大な人口と悠久の歴史があるにも関わらず、世界史の上で重要だったことは一度もない。
926世界@名無史さん:2005/11/03(木) 19:11:01 0
ムガル帝国がインドの大部分を統治したのって半世紀に満たない間だけだったしなぁ。
それも今のインドより狭い領域だし。
清やオスマンに比べると格が…
927世界@名無史さん:2005/11/03(木) 19:40:56 0
つかみどころがない。全体のイメージがとらえにくい。
ターバン巻いてカレー食ってるインド人しか思い浮かばないw
928李星:2005/11/03(木) 19:59:22 0
まあ、‘‘ゼロ,,の概念を生み出したのはインド人だがな。
他にも色々と数学や医学や天文学の知識を次々と発明していたから意外と地味に活躍してるしな。
それに仏教の発祥地でもあるし、今でも米国ではコンピューターや医療の分野で活躍している人は多いね。
でもやっぱりインド史は全く違った人種や民族の王朝の興亡の繰り返しであって、
そもそもインド人は「歴史」に興味を持った事が全く無いと言われていて、「歴史」の概念そのものが無いらしい。
ちなみに、南米でも高度な数学の知識を持ったアステカ文明があったと言われ、
南米の先住民も‘‘ゼロ,,の概念を編み出していたと聞いた事がある。
929世界@名無史さん:2005/11/03(木) 22:48:28 0
政治史ということでは、インドはあまり世界史的な影響はないね。
日本よりはあるけれどw
しかしローマ交易史やアジア各地の古典文化とかを見てもわかるように、文化史的には結構、重要。
思想史に至っては、世界史上でもナンバーワンの影響力だよ。

仏教がアジアに及ぼした影響、ヒンドゥー教と東南アジアはもちろん、
欧州におけるネオ・プラトニズムやイスラーム神秘主義におけるインド思想の影響。
キリスト教と比較しても、その深い影響力は絶大。
930世界@名無史さん:2005/11/03(木) 22:51:09 0
また現代物理学においても、量子論の形成にインパクトを与えたのはインド思想。
931世界@名無史さん:2005/11/05(土) 10:33:52 0
>>927
ターバン巻いているのは実はシーク教徒だったりな
932世界@名無史さん:2005/11/06(日) 12:00:16 0
基本的に外国人はアウトカーストだから、カーストによる穢れを気にする
ヒンドゥー教徒は外国ではメシも食えんわな。
933世界@名無史さん:2005/11/08(火) 18:09:11 0
インダス文明からじゃないの?
934世界@名無史さん:2005/11/23(水) 19:13:46 0
age
935世界@名無史さん:2005/12/04(日) 22:22:36 0
古代インドの数学者ブラフマーグプタは実在の人?
936世界@名無史さん:2005/12/08(木) 22:20:19 0
日本語で読める通史で一番いいのは
みすず書房のターパル・スピア共著の「インド史」全3巻なのかな
937世界@名無史さん:2005/12/11(日) 12:45:01 0
インドめ…… なかなかやるわい
938世界@名無史さん:2005/12/19(月) 16:34:49 0
【地学】川が逆流したとき――地球が傾いてインダス川の源流が変わった
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1134755774/
 パキスタンにおける主要な河川であるインダス川は、すべての人類文明の中で最も古い
ものの1つに水を与えた。そしてインドという名称は、この川の名前によるものである。
ところが、P CliftとJ Blusztajnによると、かつてのインダス川は今日とは異なる水源から
水を得ていたらしい。

 インダス川は、パキスタンのカラコラム山岳域に源を発している。しかし、インダス川の
水の多くは、チベットのヒマラヤ山脈西部からパンジャブ地方を貫いて流れ、パキスタン
中央部でインダス川と合流する4つの大河によって運ばれている。しかし、これは比較的
新しい状況である。

 CliftとBlusztajnは、過去3000万年にわたってインダス川によってアラビア海に運ばれ、
現在は海底に堆積岩として沈積している堆積物の厚さと化学組成を調べて、約500万年前に
堆積物の供給源が変わったらしいことを見いだした。それ以前の堆積物はカラコラム山脈
の特徴を持つように見えるが、その後はヒマラヤ山脈西部起源の物質の特徴が残されてい
るのである。

 CliftとBlusztajnは、それまで東流してガンジス流域に流れ込んでいたパンジャブ地方の
河川をインダス流域が「分捕った」ためにこの変化が生じたと結論している。この流路変更は、
プレートテクトニクス運動によってパンジャブ地方の河川が西方に傾いたために引き起こ
された可能性がある、と著者たちは考えている。

Nature Highlight December 15, 2005
http://www.natureasia.com/japan/nature/updates/index.php?id=1196&issue=7070
地球:500万年前以降に起こったヒマラヤ西部の河川系の再構成
Peter D. Cliftand Jerzy Blusztajn
Nature 438, 1001-1003 (15 December 2005) | doi:10.1038/nature04379
http://www.nature.com/nature/journal/v438/n7070/abs/nature04379.html
地球科学:パンジャブ地方で起こった川の方向転換
Philip A. Allen
http://www.nature.com/nature/journal/v438/n7070/full/438925a.html
939世界@名無史さん:2005/12/19(月) 23:21:26 0
こういう話聞くと「ある日突然地塊が傾いて大変動が起きたのか!
そうか!グラハム・ハンコックは正しかった」と思いこむ阿呆が
出てきそうだけど、こういう動きは数万〜数百万年かけてゆっくり
進むものだ、ということをちゃんと理解しておきたい。
940世界@名無史さん:2006/01/01(日) 00:03:25 0
age
941世界@名無史さん:2006/01/09(月) 21:52:05 0
チャイナや支那は中国
ペルシアやパルシーはイラン
インドは、世界からインドと呼ばれて
クレームをつけたりしないんでしょうか
942みぽ:2006/01/11(水) 11:11:48 0
唐突ですが、カルカッタ大学が生徒数莫大なため事務手続きが滞り10年ほどして届いたものをご存知なかたいらっしゃったら、
教えてください。宜しくお願いします☆
943世界@名無史さん:2006/01/15(日) 22:39:43 0
クシャナ朝の征服時に北インドを支配していた王朝って何?
944世界@名無史さん:2006/01/15(日) 23:22:00 0
クシャナ朝って北インドを支配していたのでは・・・
945世界@名無史さん:2006/01/15(日) 23:33:29 0
だからクシャナ朝はどこから北インドを奪ったのかと・・・
946世界@名無史さん:2006/01/16(月) 01:10:21 0
アーンドラ朝は、今ではサータヴァーハナ朝というんだな。
それに、大月氏とクシャン朝は、別物になったんだな。
世の中、変わるな。
947世界@名無史さん:2006/01/16(月) 15:58:23 0
いつk等?
948世界@名無史さん:2006/01/22(日) 15:14:23 0
>>943
サカが居たかと
949世界@名無史さん:2006/01/24(火) 12:40:08 0
学術文庫の「古代インド」はどうでした??
950世界@名無史さん:2006/01/24(火) 15:55:36 0
>>943
パルティア人の王朝があったらしい
ttp://en.wikipedia.org/wiki/Indo-Parthian_Kingdom
951世界@名無史さん:2006/01/26(木) 21:24:51 0
スンガ朝とかは続いてなかったのでしょうか?
952世界@名無史さん:2006/01/26(木) 23:26:26 0
シュンガ朝が大部分をサータヴァーハナ朝に征服されたあとに
カーンヴァ朝マガダ王国が辛うじて残るけど、
北インドの大部分は結局サカ族と群小政権の手に帰した……じゃなかったかな?
953世界@名無史さん:2006/01/29(日) 16:04:40 0
ゴール朝のインド侵入時も群小政権だったっすね
954世界@名無史さん:2006/01/30(月) 18:07:10 0
インドのロリータは目がくりってしていてかわいい。
さすがに手を出すのは憚られたが・・・(同行者に止められた、ていうかそれでよかったと思う)
955世界@名無史さん:2006/02/01(水) 22:44:54 0
うう
956世界@名無史さん:2006/02/02(木) 03:14:47 0
インドの女の人が良くしてる(?)鼻ピアスにはなんか意味があるの?
957世界@名無史さん:2006/02/02(木) 20:11:26 0
インドのサカ・パフラヴァ系王朝は主なものだけでも5つも
あって把握しにくい。日本の本ではあまり整理して解説された
ことないし。

クシャンがインド進出を始める(1世紀後半)前はどういう状況
だったかというと、

紀元前1世紀はじめにインド・グリークを蹴散らしてサカが
ガンダーラ〜パンジャーブを占領した(マウエス王〜アゼス王の
王朝)。この王朝は1世紀前半に分裂して自壊。その配下の
サトラップで、後に自立したマトゥラーのサカも1世紀前半
以降消息が知れない。
958世界@名無史さん:2006/02/02(木) 20:12:52 0
その隙を縫うようにパルティア傘下のサトラップだった
ゴンドフェルネスが20年頃西〜北西インドに領土を広げ
新たな王朝を建てた。この王朝だけは特にパルティア系
(パフラヴァ)と呼ばれるが、この辺の連中は純粋なサカ
なんだかパルティアなんだか混血なんだか実際は
区別できない。

この王国はほとんどゴンドフェルネスの一代王朝で、その死後
1世紀後半クシャンに蹴散らされて西〜北西インド領土を失う。
後継者はもといたアフガニスタン南部に引き上げた。
959世界@名無史さん:2006/02/02(木) 20:14:11 0
東インド(マガダ)は、マウリヤ朝(180BCE頃滅亡)、シュンガ朝
(187BCE頃〜72BCE頃)、カーンヴァ朝(72BCE頃〜25BCE頃)と
経るに従ってどんどん領土が小さくなっていき、カーンヴァ朝が
サータヴァーハナ朝(アーンドラ朝)に滅ぼされると、東インドに
統一政権はなくなった。

サータヴァーハナ朝が北インドにどこまで深入りしていたかは
知らない。
960世界@名無史さん:2006/02/02(木) 20:15:23 0
クシャン朝ヴィーマ・カドフィセスが北西インドに進出したのは
こういう時期。クシャン朝領土は東はヴァラーナスィーあたりまでで
これ以上東インドへ深入りしていない。仏典には、カニシカ王
(小月氏王)がパータリプトラに攻め入ったという話があるが、
あんまり信用できない。

クシャン朝は西インド(現スィンド〜グジャラート/ラージャスターン)
は直轄領とせず、ここにはサカ族のサトラップを置いた
(クシャハラータと西クシャトラパ)。
961世界@名無史さん:2006/02/02(木) 20:16:40 0
クシャハラータ(1世紀中頃〜153)はラージャスターンを支配し、
サータヴァーハナ朝と戦争を繰り返すうちに弱体化して自滅。
最終的には153年に西クシャトラパに滅ぼされた。

西クシャトラパ(78〜390)はスィンド〜グジャラートを支配し、
後にクシャハラータを滅ぼしてマールワーのウジャインに都を
移した。単に「サカ王朝」といえばこの王朝を指すことが多い。
かの有名な「サカ紀年」はこの王朝の年号。
962世界@名無史さん:2006/02/02(木) 20:17:53 0
西クシャトラパはルドラダーマン王(120頃〜150頃)時代に
最盛期を迎え、クシャハラータを滅ぼした後はサータヴァーハナ朝領を
侵食して最大領土を達成する。

2世紀後半〜3世紀前半の西インドは、北から順にクシャン、サカ
(西クシャトラパ)、サータヴァーハナが並ぶ。東インドはポツポツ
群小王国の記録があるくらいで、320年にグプタ朝が出てくるまで
詳しい状況は不明。
963世界@名無史さん:2006/02/02(木) 20:19:22 0
なお「サータヴァーハナ朝」は昔「アーンドラ朝」と呼ばれることが
多かった。この名称の混乱は、プラーナ文献では王族名を取って
「アーンドラ」とだけ呼ばれているのに、碑文では「サータヴァーハナ」と
だけ呼ばれているから。

両者は同一王朝に間違いないが、この王家の発祥の地や本拠地は
アーンドラ・プラデシュ州ではなくマハーラーシュトラ州であるせいか、
最近は「サータヴァーハナ」と呼ぶ方がはやり。
964世界@名無史さん:2006/02/02(木) 21:07:36 0
インド・グリーク朝は紀元前後まで残ってインド・パルティアに
滅ぼされたんじゃないの?
965世界@名無史さん:2006/02/05(日) 20:28:13 0
えと、使徒トマスは何処へ行ったの?
966世界@名無史さん:2006/02/07(火) 22:05:50 0
>>964
グレコ・バクトリア〜インド・グリークも一本じゃないからね。
末期(紀元前1世紀)には4系統くらいに分裂していた。

デメトリオス2世(180BCE頃〜165BCE頃)がガンダーラ
〜パンジャーブに進出したが、その隙にバクトリア本土の方は
エウクラティデス1世に奪われ、バクトリア〜ソグディアナは
この系統が支配。

エウクラティデス系が支配したバクトリア本土は140BCE頃、
大月氏に奪われ、この王家はバダフシャン〜カーブルあたりに
押し込まれた。最後ははっきりしないが、南下を続ける
大月氏に50BCE頃滅ぼされたよう。
967世界@名無史さん:2006/02/07(火) 22:06:46 0
ガンダーラ〜パンジャーブは、デメトリオス2世の武将だった
メナンドロスの系統が支配。一般にインド・グリークと呼ばれる
のはこの系統。メナンドロスの死(130BCE頃)後は分裂して、
大半は次々にサカの餌食になった(80〜50BCE頃)。

メナンドロスの嫡流は、東パンジャーブに弱小政権として
生きながらえる。かつては、70BCE頃にサカ(アゼス1世の頃)に
滅ぼされたとみられていたが、最近の説だと、唯一紀元前後まで
細々と続いて、最後の王ストラトン2世が10CE頃マトゥラーの
サカに滅ぼされた、というのが有力らしい。

この説はOsmund Bopearachchiの研究が出典らしく、ネット上でも
この説を採用しているサイトが多いが、この著作自体見ていないので
妥当かどうか知らん。
968世界@名無史さん:2006/02/07(火) 22:07:30 0
インド・グリークを滅ぼしたのは「サカ」か「インド・パルティア」か?
という問題は、>>958 にもあるように両者を明確に区別するのは
難しい。

最初にガンダーラ〜パンジャーブに侵入したマウエス(モガ)の
出自に関する最も有力な説は、

スィースターン(サカスターナ)にいたサカ(当時すでにパルティアと
混在していたはず)の一部が、120BCE頃パルティアのミトリダテス
2世に敗れて東進。110BCE頃一旦スィンドに落ち着き、80BCE頃
マウエスに率いられてインダス川を北上、ガンダーラ〜パンジャーブの
インド・グリーク諸王家を蹴散らした、といわれる。
969世界@名無史さん:2006/02/07(火) 22:08:13 0
これとは別に、マウエスの系統は、『漢書西域伝烏孫国条』にある
「大月氏に敗れて南へ縣度(カラコルム)を越えた塞王」が、さらに
南下してガンダーラ〜パンジャーブに現れたものだ、という説もある。
実際、カラコルム街道でサカが残した碑文が数多く発見されている。

また、このスィースターン東遷派とカラコルム南下派が合流したもの、
という説もあり決着してない。

80BCE頃にガンダーラ〜パンジャーブのインド・グリークを蹴散らした
マウエスと、50BCE頃にガンダーラのインド・グリーク残党にとどめを
刺したアゼス1世の関係についてもよくわかっていない。

アゼス1世はマウエスの子孫だとも、これと関係なくスィースターンの
パフラヴァが新たに東進したもの、ともいわれている。
970世界@名無史さん:2006/02/07(火) 22:08:49 0
日本のインド史研究では、インド・グリークやサカ・パフラヴァあたりは
今は非常に手薄で、最近の知見についても邦文ではあまり報告されていない。

前田耕作 『バクトリア王国の興亡』 も、メナンドロス以降のインド・
グリーク後期については内容が古くなりつつある。
971世界@名無史さん:2006/02/07(火) 23:16:48 0
そういうアナタはカロシュティ文字が読めるの?
972世界@名無史さん:2006/02/11(土) 22:33:11 0
カロシュティ難しいよねえ。
973世界@名無史さん:2006/02/14(火) 22:38:11 0
そろそろ次スレでは?
974世界@名無史さん:2006/02/14(火) 22:50:14 0
そういえば、中国正史の記事を解読するのがあれだけ好きな
日本の学者さんも、前漢の使節とインド・グリークとサカが
入り乱れてガンダーラでチャンバラした様子を伝えているらしい
『漢書西域伝罽賓国条』にはあまり注目する人がいない。

やっぱりマイナーな分野なんだな。
975世界@名無史さん:2006/02/26(日) 23:28:24 0
まいなーだ
976世界@名無史さん:2006/03/11(土) 12:29:24 0
インドの古代遺跡は優れた排水路を持つとあったので、汚水はどこに向かったのか質問スレで聞こうと思ったが、単純に川だわな。
977世界@名無史さん:2006/03/12(日) 21:54:03 0
英語版wikiのグレコ・バクトリアやインド・グリークの記事は結構豊富なようだ。
機械翻訳してだいぶ読んだ。

バクトリア
ttp://en.wikipedia.org/wiki/Bactria
グレコ・バクトリア
ttp://en.wikipedia.org/wiki/Greco-Bactrian
インド・グリーク
ttp://en.wikipedia.org/wiki/Indo-Greek_Kingdom
デメトリオス1世(BC200-BC180)
ttp://en.wikipedia.org/wiki/Demetrius_I_of_Bactria
アポロドトス1世(BC180-BC160)
ttp://en.wikipedia.org/wiki/King_Apollodotus_I
デメトリオス2世(BC155-BC150)
ttp://en.wikipedia.org/wiki/Demetrius_II_of_India
メナンドロス1世[大王](BC155?150-BC130)
ttp://en.wikipedia.org/wiki/Menander_I

見てみると「バクトリア王国の興亡」ではアポロドトスはメナンドロス1世より
後の王になっているのに対し
英語版wikiでデメトリオス1世とメナンドロス1世の間が30年ほども空いててそこに
アポロドトス1世らが入っている。
どちらもデメトリオス1世がカチャワール半島まで達したとする説には懐疑的だが
では誰がそこまで行ったのかとなると「バクトリア王国の興亡」では
デメトリオス2世(BC180-BC165)。英語版wikiではアポロドトス1世になっており、
デメトリオス2世の在位はBC155-BC150とされている

インド・グリークの諸王の在位年数や関係、支配地域の特定は一筋縄では
ゆかぬようだ。貨幣の特定も大変なようだし。
978世界@名無史さん:2006/03/12(日) 21:57:41 0
ttp://oak.zero.ad.jp/~zae06141/iranhistory36_0.html
パルティアのミトラダテス1世(BC171-BC138)の領土はヒダスペスとインダス間にある、
という記述があるらしいがもしインダスに達しておればアポロドトス1世もしくは
デメトリオス2世とメナンドロス1世の勢力圏と隣接したかもしれん。
しかしよーわからんのう。

>>967のOsmund Bopearachchiですが
ttp://en.wikipedia.org/wiki/Osmund_Bopearachchi
を機械翻訳してみると1991年にグレコ・バクトリアやインド・グリークの
貨幣の研究を発表して1992年に賞をとったらしい。
「バクトリア王国の興亡」は1992年01月20日発行とあるから
Osmund Bopearachchiのネタは入っていないと思われる。
979世界@名無史さん:2006/03/13(月) 12:04:19 0
インダス文明からじゃないの?
980世界@名無史さん:2006/03/14(火) 22:07:37 0
en.wikiはグレコ・バクトリアとかサカ・パフラヴァは異様に詳しい。
多分この辺をやってる(やってた)院生クラスが深く関わってると
思われる。グレコ・バクトリア/インド・グリークの項目での
主なネタ元がボパラッチの研究。

前田耕作 『バクトリア王国の興亡』は、Tarn説(1951)とNarain説
(1957)が主なネタ元で、両者を中途半端に折衷してるもんだから、
本文中に自己矛盾がたくさんあって、読んでて混乱する。
たぶん著者自身も混乱したまま書いているはず。
981世界@名無史さん:2006/03/14(火) 22:09:13 0
邦文では、ほかに G.ウッドコック 『古代インドとギリシア文化』
平楽寺書店 1972 というのがあって、非常にわかりやすく
まとめられている。それはTarn説ともNarain説とも違う説が多い。

ただし「妙にわかりやすい」というのは反面危険でもあって、
この本でも根拠のない断定?と思われる記述が多い。
982世界@名無史さん:2006/03/14(火) 22:10:43 0
アポロドトスという王については、一人だけという説と二人いるという
説があって決着していない。メナンドロスとほぼ同時代に置かれる
アポロドトス(1世)については、年代が錯綜しているどころか、存在自体
怪しいらしい。この辺の歴史は、史料は極めて少なく、ほとんど
コイン編年とコインの出土地から支配地を推測する、という作業で
構成されているから、定説が固まった、というにはほど遠い状態。
983世界@名無史さん:2006/03/14(火) 22:12:37 0
ミトラダテス1世の時代は西のセレウコス朝領を侵食し始めた頃で、
「ヒダスペス(普通はパンジャーブのジェラム川のことだが、これは別の
場所=たぶんメディア、だろう)〜インダス間」というのは「まだ本拠地が
東の方にあった」という程度の意味で、パルティアの領土がインダスまで
達していた、というわけではないだろう。

ミトラダテス1世の東方進出で確実な記録は、170BCE頃、
グレコ・バクトリアのデメトリオス2世が武将エウクラティデスの
クーデターで滅びた際に、エウクラティデスへの協力の代償として
マルギアナ(メルヴ周辺)の割譲を受けた(あるいは、エウクラティデス
と戦って奪取した、という説もある)というもので、北東方面。
東方沿岸部への進出をはっきりと伝える記録はない。

ミトラダテス1世の末期(140BCE頃)、パルティア領とグレコ・
バクトリア領の間に、大月氏に逐われて南下してきたサカが割り込んで
きて定着する(で、そこはサカスターナと呼ばれるようになる
>のちのスィースターン)。だから、仮にパルティアの支配がインダス
付近まで及んでいたとしても、さほど重要視されてはいなかったはずで、
常駐するサトラップなどがいたような形跡も知られていない。
984世界@名無史さん:2006/03/14(火) 23:40:22 0
>>976
産経に週1連載してるインド特集でガンジス川の汚れについて
ヒンドゥー至上主義者の説
「イギリス人が下水道を作ったから川が汚れる」
しかしこれ一理あるんだ
昔は汚水ってもっぱら地下浸透だったんだよ
985世界@名無史さん:2006/03/15(水) 00:07:36 0
インドでは、乾期に地上にたまっていた汚物が
雨期には全部地中に染み込んで行くから
井戸水は使い物にならなくなる。
986世界@名無史さん:2006/03/15(水) 10:39:30 0
頼むから年代とか王の家系の話は原典(最近の本じゃなく)
・論拠を挙げてくれ。
987シヴァタ:2006/03/15(水) 23:17:24 0
岩波書店が出してる年表に、「800年、タミル辞典『ティヴァーガラム』成立」
とあります。どの王朝下で主に誰が編纂したのか知ってる人教えてくださーい
988世界@名無史さん:2006/03/16(木) 14:04:58 0
(ティヴァーガラム)それは作者ティヴァーガラル「目の作者」の名にちなんで名づけられ、
アムバル(sic.)の王侯シェーンタヌの保護の下に作られたものである。
                       ルヌー 『インド学大辞典』1550
989世界@名無史さん:2006/03/16(木) 22:06:44 0
一応たてておきました

インド史総合スレ その2
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/whis/1142514312/l50
990世界@名無史さん:2006/03/16(木) 23:28:41 0
>>989
とりあえず乙
991世界@名無史さん:2006/03/17(金) 02:16:42 0
さあ埋めるか
992世界@名無史さん:2006/03/17(金) 20:59:07 0
このスレ読み返してみたら意外におもしろかったな
話題が散漫なのもインドらしくていい。
993世界@名無史さん
今更ながら上げ