ファシズム体制を語り尽くそう 2

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1世界@名無史さん
ファシズム体制について、思う存分語ってください。

※前スレ
 http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/whis/1045102941/

※前々スレ
 http://academy.2ch.net/test/read.cgi/whis/1040145753/l50
2世界@名無史さん:03/04/06 08:08
>>909
>対ソ防衛及び防共の要地として満州を確保する事、これが大陸において守るべき最大の利権。
>放棄するとどう言う事になるかは朝鮮戦争が証明している。

はぁ?
対ソ戦略で、なんで南京を陥落させる必要があるんですか?
なんで仏印に進駐する必要があるんですか?
なんでアメリカを敵に回す必要があるんですか?
ソ連が最大の脅威だから、アメリカとの友好関係が最大の日本の生命線、利権だとは何度も指摘されております。

太平洋戦争がソ連に南下のいちばんの口実を与えておいて、なに言ってるんでしょうかね。
日本は島国です。アメリカに機動艦隊を全滅させられなければ、じゅうぶん陸戦主体のソ連とは戦えました。
日本海海戦のように、海戦でソ連を圧倒すればいいだけです。
日本がもう少し理知的に動けていたら、5年早い太平洋での冷戦期の対ソ戦略戦略(日米安保条約)を作り上げることが可能だったでしょう。

>後、戦後の日本が経済大国になれたのは冷戦のおかげ。

太平洋戦争はまったく不必要ですね。5年はやく冷戦状態を作り上げることができたなら。
そもそも、戦争に介入しなきゃ、戦争景気を謳歌することも十分可能でした。
戦争は介入すれば割に合いませんが、漁夫の利を得れば、これほど美味しいイベントはありません。
日本が経済大国になれたのは、「第2次大戦のおかげ」って言われてたでしょうね。
きみの指摘にはまったく意味がありません。
3世界@名無史さん:03/04/06 08:09
>いい加減ピントの外れたことばかり言うのは止めれば?恥かくだけだよ?

ふっ。そのままお返ししますよ。戦略論にはまったくシロウトみたいだね、きみは。いや、君たちは。( ´,_ゝ`)プッ
4世界@名無史さん:03/04/06 08:10
>>910
そういう資料を無視してるのは歴史修正主義者たちだから、仕方ないよね。
少し勉強すれば、天皇が強い権限を持ってたのはわかるのにね。
5世界@名無史さん:03/04/06 09:36
たぶん、統帥権てよくわかってないんだろうな。
6世界@名無史さん:03/04/06 21:43
>>2
>対ソ戦略で、なんで南京を陥落させる必要があるんですか?
国民党政府が和平の提案を蹴って、共産党と手を組むというDQNな選択をしたから。
>なんで仏印に進駐する必要があるんですか?
資源の確保及びアジアブロック化構想の一環。
>なんでアメリカを敵に回す必要があるんですか?
アメリカが、アジア域における防共よりも日本の利権をそぐ事を優先したから。
>ソ連が最大の脅威だから、アメリカとの友好関係が最大の日本の生命線、利権だとは何度も指摘されております。
何度も言うが、貿易と利権とは無関係。
中国の市場独占を狙うアメリカと当時の日本がアジア太平洋域で共存共栄する事はありえない。
そもそも、対米戦の責任は日本側にのみ帰されるものではない。

>日本海海戦のように、海戦でソ連を圧倒すればいいだけです。
その結果、日本本土の防衛には成功しても、大陸は共産勢力に席巻されるだろうね。
満州の確保は、日本の構想にとっては最重要事項だった。
資源も兵器もろくに無かった北朝鮮が何故あれほど優位に戦えたのか考えてみればわかるはずだがね?

>太平洋戦争はまったく不必要ですね。5年はやく冷戦状態を作り上げることができたなら。
>そもそも、戦争に介入しなきゃ、戦争景気を謳歌することも十分可能でした。
>戦争は介入すれば割に合いませんが、漁夫の利を得れば、これほど美味しいイベントはありません。
>日本が経済大国になれたのは、「第2次大戦のおかげ」って言われてたでしょうね。
当時の情勢ではまったく不可能な妄想。
欧州での戦争の行方が当時の日本の経済に「戦争景気」をもたらす事はない。
そもそも、日本は英米と太平洋域において「開戦」したのであり、第二次世界大戦に「介入」した訳ではない。
第二次世界大戦と太平洋戦争がまったく別物の戦争である事を認識できているか?

>>3
>戦略論にはまったくシロウトみたいだね、きみは。いや、君たちは。
机上の空論で遊んでいる君には言われたくないね。( ´,_ゝ`)プッ
7世界@名無史さん:03/04/07 08:42
>>6
>国民党政府が和平の提案を蹴って、共産党と手を組むというDQNな選択をしたから。

はぁ? それだけ日本が中国から嫌われてた証拠でしょ?
他国を侵略した日本と、祖国を守るために手を組んだ国民党と共産党と、どっちがドキュンなんでしょうねぇ?

>資源の確保及びアジアブロック化構想の一環。

ぷっ。それが誇大妄想だって言ってるんですよ。ぜんぜん戦略論としてリアリティがありません。

>アメリカが、アジア域における防共よりも日本の利権をそぐ事を優先したから。

共産主義よりドキュン視されて、どこが合理的な行動なんでしょうね?
絶妙な軍事バランス状態を自分で進んで崩したとしか思えませんな。

>中国の市場独占を狙うアメリカと当時の日本がアジア太平洋域で共存共栄する事はありえない。

はぁ? 石油は? 石油止められたら、3年半でおだぶつですよ。
最大の利権はアメリカからの石油輸入。これはなにも覆せておりませんなぁ。

>そもそも、対米戦の責任は日本側にのみ帰されるものではない。

ぷっ。大東亜戦争肯定論者?
英仏米は、日独伊に最大限の宥和政策を採っていましたが?
南仏進駐まで石油を輸出してくれたことに感謝こそすれ、アメリカの何に文句を言えるんですか?
8世界@名無史さん:03/04/07 08:43

>その結果、日本本土の防衛には成功しても、大陸は共産勢力に席巻されるだろうね。

ぷっ。だからこそ、アメリカに防共を餌に、援助や友好関係を引き出せたはずだけどね。
さんざん太平洋やアジアを荒らしまくって、防共の拠点をつぶしまくった日本がどの面下げてそんなことが言えるんでしょうねぇ?

>第二次世界大戦と太平洋戦争がまったく別物の戦争である事を認識できているか?

ぷっ。君の頭の中では別次元の世界での出来事なんだろうね。

>机上の空論で遊んでいる君には言われたくないね。

机上の空論を振り回していたのは、当時の日本なんですが( ´,_ゝ`)プッ
9世界@名無史さん:03/04/07 09:07
>>910
それは国務大臣の意見を無視したわけでもなんでもないのだが、そのくらいのこと分かってる?
また輔佐なくして、行動出来た事を示すものでもない。

それになんども言うようだが、立憲君主制国家とは君主の権限を法によって体系化し、また制限したのも。
君主が政治に口出しできないわけではない。
だからイギリスの国王は、積極的に政治に介入し色々意見を述べている。

ついでに立憲君主制国家で独裁はいかんと言っているのは、戦前からだよ。
>>4
西洋の立憲君主制国家でも、最終的な権限は君主に帰する。
強大な権限を持っていたからというのは、あまりに無意味な意見。
勿論統帥権も君主が持っている。
10世界@名無史さん:03/04/07 09:17
>>2
>対ソ戦略で、なんで南京を陥落させる必要があるんですか?

紛争の拡大が原因であり、満州事変とはつながりがない、
というか、南京攻略は日本政府の基本方針ですらない。基礎知識をまず持ちましょう。

>なんで仏印に進駐する必要があるんですか?

北部は蒋介石の支援ルートを遮断するため、南部は利権拡大。

>なんでアメリカを敵に回す必要があるんですか?

アメリカが敵対行動をそもそも最初から取っているんですが?
日本が何度も交渉を持とうとしたのをお忘れか?

>5年早い太平洋での冷戦期の対ソ戦略戦略(日米安保条約)を作り上げることが可能だったでしょう。

日本が提案した不可侵条約をを無視したのはアメリカです。

>戦争は介入すれば割に合いませんが、漁夫の利を得れば、これほど美味しいイベントはありません。

中立国は戦後発言力を持ちません、勝者の犬に成り下がるのみです。
トルコなどは親独的な態度も原因でしょうが、朝鮮戦争で懲罰的に出兵させられています。

また総力戦を経験していない国家が、戦後社会で躍進するとも思えませんね。




11世界@名無史さん:03/04/07 22:50
>>7
>はぁ? それだけ日本が中国から嫌われてた証拠でしょ?
正確には、日本を嫌っていたのは共産党。
毛沢東にとって、ソ連との連絡の要衝である満州を押さえている日本が目障りだった。
蒋介石は元々親日で、日本と共同戦線を張って共産党を壊滅させるつもりだった。
しかし、共産党のプロパガンダに乗せられて日本と対立、講和の申し出も断り続けてついには第二次国共合作と言う愚行に走ってしまう。
後、大陸で戦線を南方に拡大して行ったのは軍部(特に海軍)。
政府の方針は一貫して対中講和だった。

>ぷっ。それが誇大妄想だって言ってるんですよ。ぜんぜん戦略論としてリアリティがありません。
根拠も述べずに誇大妄想か…リア厨ですか?( ´,_ゝ`)プッ

>共産主義よりドキュン視されて、どこが合理的な行動なんでしょうね?
アメリカは別に日本をDQN視した訳じゃなく、あくまで国益優先の視点から動いた訳なんだが。
基本的な知識が足りないようだね?

>はぁ? 石油は? 石油止められたら、3年半でおだぶつですよ。
>最大の利権はアメリカからの石油輸入。これはなにも覆せておりませんなぁ。
その為に仏領南印及び蘭領インドネシアに進駐した訳だが…。
対米戦回避の為に日本がどこまで譲歩して繰り返し交渉を続けたか知らない訳じゃないよね?

>英仏米は、日独伊に最大限の宥和政策を採っていましたが?
まったくのピント外れ。
英米仏共に日本に対する宥和政策は採っていない。
むしろ、アジアにおける日本の影響力の拡大を警戒して様々な形の干渉を行っている。
12世界@名無史さん:03/04/07 22:51
>>8
>ぷっ。だからこそ、アメリカに防共を餌に、援助や友好関係を引き出せたはずだけどね。
肝心の満州をソ連や共産党政権に押さえられてからでは遅きに失する。
そもそも、開戦前の日米交渉の段階で防共の重要性は何度も話題にのぼっている。
それを無視し続けて強硬姿勢を貫いたのはアメリカの方だ。
この点は戦後にアメリカ国内からも散々批判の声が上がっている。
さんざん太平洋やアジアを荒らしまくって、防共の拠点をことごとくつぶしたのはアメリカの方だな。

>ぷっ。君の頭の中では別次元の世界での出来事なんだろうね。
どうやら基礎的な知識が決定的に欠けているようだね?
まあ、厨房レベルで習う歴史ならその程度の認識でOKなんだろうが。

>机上の空論を振り回していたのは、当時の日本なんですが( ´,_ゝ`)プッ
君は結果論から導き出した空論を振り回して遊んでいるだけに過ぎないよ。
当時の情勢や選択を完全に無視しているし、事件事象を上っ面でしか捉えていない。
後からああすればこうすればと言うのは簡単な事だ。
それも判らずに自論を振り回して悦に入ってるからDQNな厨房と言われるんだよ( ´,_ゝ`)プッ
13世界@名無史さん:03/04/08 11:20
>>9
>強大な権限を持っていたからというのは、あまりに無意味な意見。

いや、それはわかるんですが、天皇が全く権限がないように言う人がいるのでそのための反証でしょ?

>>10
>というか、南京攻略は日本政府の基本方針ですらない。基礎知識をまず持ちましょう。

南京を攻略したこと事態が、軍部が暴走している証拠でしょ? 
日本政府の基本方針じゃないからって何なんですか?
暴走を止められなければ、立派なドキュン国家だと思うんですが。
南京攻略は、日本国民も提灯行列で大喜びしたって聞きますよね。
国民が熱狂してちゃ、良識派の政府の基本方針なんて意味もないでしょう。

>北部は蒋介石の支援ルートを遮断するため、南部は利権拡大。

ぷっ。対ソ戦略と関係ないじゃん。

>アメリカが敵対行動をそもそも最初から取っているんですが?

満州事変、ロンドン海軍軍縮会議脱退、南京攻略、3国同盟、南仏進駐、アメリカの制止をことごとく無視してなに言ってるんだか。

>日本が何度も交渉を持とうとしたのをお忘れか?

ぷっ。2枚舌外交でしょ。どんどん戦線を拡大しておいて、だれが交渉の誠意を感じる?
アメリカからすれば、ただの時間稼ぎにしか見えなかっただろうね。

>日本が提案した不可侵条約をを無視したのはアメリカです。

ソ連よりもドキュン視されたのは日本です。
14世界@名無史さん:03/04/08 11:21
>中立国は戦後発言力を持ちません、勝者の犬に成り下がるのみです。

はぁ? だったら、勝敗の趨勢が決してから参戦すればいいんじゃないの?
その間は黙ってればいいんだよ。共倒れしてくれれば、これに越したことはないんだから。

>また総力戦を経験していない国家が、戦後社会で躍進するとも思えませんね。

はぁ? それこそ結果論でしょ?

>>11
>根拠も述べずに誇大妄想か…リア厨ですか?( ´,_ゝ`)プッ

ぷっ。あんな巨大な戦線に戦略的なリアリティがあるとでも?

>アメリカは別に日本をDQN視した訳じゃなく、あくまで国益優先の視点から動いた訳なんだが。
>基本的な知識が足りないようだね?

はぁ? 輸出先第3位のお得意さまを犠牲にしてぇ?
20万のアメリカ兵士を犠牲にして?
反戦の国内世論もあるのに?
アメリカは日本が譲歩してくれたらいくらでも戦争を避ける用意はあったと思うがね。
国益優先って、アメリカは中国に自由な門戸を求めただけだよ。領土的支配だなんて、時代遅れだってとっくに知ってたんだよ。
日本はドキュン丸出しで、領土拡大してたけどね。
15世界@名無史さん:03/04/08 11:22
>その為に仏領南印及び蘭領インドネシアに進駐した訳だが…。

ぷっ。東南アジアの資源なんて、無制限潜水艦戦で壊滅させられるだけだけどね。
そもそも、占領しただけで、すぐ資源が獲得できるとでも思ってるのかねぇ。
不効率きわまりないよ。
アメリカの友好関係が最大の国益。

>対米戦回避の為に日本がどこまで譲歩して繰り返し交渉を続けたか知らない訳じゃないよね?

ぜんぜんしてないじゃん。君なにを見て、そんなデンパ飛ばしてんの?
日本は力一杯暴走してるじゃん。

>むしろ、アジアにおける日本の影響力の拡大を警戒して様々な形の干渉を行っている。

ぷっ。石油は輸出してくれてたんだよね。そりゃ、中国を荒らせば、文句ぐらい言うさ。
だが、ハルノートまで宥和してたんだよ、アメリカは。
16世界@名無史さん:03/04/08 11:22
>>12
>肝心の満州をソ連や共産党政権に押さえられてからでは遅きに失する。

はぁ? 満州まではぎりぎりそういいきれますけど、どうして南下政策を採るんですかぁ?

>それを無視し続けて強硬姿勢を貫いたのはアメリカの方だ。

はいはい。大東亜戦争肯定論者はみんなそういうんだよ。
他人の譲歩も気づかないぐらい自己中心的なの。

>まあ、厨房レベルで習う歴史ならその程度の認識でOKなんだろうが。

まあ、トンデモレベルで習う歴史ならその程度の認識でOKなんだろうが。

>君は結果論から導き出した空論を振り回して遊んでいるだけに過ぎないよ。

ぷっ。ぼこぼこにされて負けた日本が、戦略的に合理性を持っていたと信じてる方がどうかしてると思うけどねぇ。
アメリカと戦っても勝てないってみんな当時の人間も知ってたんだよ。
でも、浪花節のドキュン丸出しで挑みかかったんだろ?
米軍に攻撃されているという被害妄想を抱え、ハルマゲドンを自作自演してサリンをまいたオウム真理教徒と、
世界最終戦論を自作自演して真珠湾奇襲した日本が重なって見えるよ。
同レベルの精神状態だったんだろうねぇ。
神風が吹くとかデンパ飛ばして、最後にはソ連に仲介役を申し込む行き当たりばったりのご都合主義。
17世界@名無史さん:03/04/08 14:59
>14
>はぁ? 輸出先第3位のお得意さまを犠牲にしてぇ?
米のホーリースムート法、英のオタワ会議って知ってる?
18世界@名無史さん:03/04/08 20:28
しかし、ここまで知識の無い香具師見てるとかえって笑えてくるな(ワラ
19世界@名無史さん:03/04/08 20:30
>暴走を止められなければ、立派なドキュン国家だと思うんですが。
では、CIAの暴走を止められずに世界各地の民主政権を軍事独裁政権に塗り替えてきたアメリカはDQN国家って事でよろしいな?
20世界@名無史さん:03/04/08 20:58
皇太子の不倫の暴走をやめさせられずに離婚に至って世界に大恥を曝してしまったあの女王国も。
21世界@名無史さん:03/04/09 00:26
>>愛☆戦士
>いや、それはわかるんですが、天皇が全く権限がないように言う人がいるのでそのための反証でしょ?

実質的な権力と、法的な権限の違いは基礎なんですけどね。
この程度のことが分からないから、君は不思議に思うのです。

>南京を攻略したこと事態が、軍部が暴走している証拠でしょ? 

軍部の暴走が、日本政府が強硬路線であることを示すというのかな?
つーかアメリカが、軍部が暴走を理由にしたことあったっけ?

>ぷっ。対ソ戦略と関係ないじゃん。

俺には無知な君を啓蒙してやっただけで、対ソ戦略と答えた覚えはないのだが。

>満州事変、ロンドン海軍軍縮会議脱退、南京攻略、3国同盟、南仏進駐、アメリカの制止をことごとく無視してなに言ってるんだか。

どれもアメリカが実害を受けるものではない、
今で言えば、アメリカのイラク侵略に異を唱え、経済制裁をするようなもの。
どうでもいいけど、軍部の暴走である満州事変と南京攻略以外全て、
アメリカが原因と言ってもあたらずとも遠からずなのだが。。。

>ぷっ。2枚舌外交でしょ。どんどん戦線を拡大しておいて、だれが交渉の誠意を感じる?

ほう、どんな資料でもって、二枚舌外交だとされるわけで?
そもそも戦線の拡大と交渉の停止は関係ないね、交渉を続ける意思があるのなら、
むしろ戦線が拡大しつつあるからこそするんだよ。

>ソ連よりもドキュン視されたのは日本です。

つまりソ連にイデオロギー共感性を感じたわけですな。
それになんら答えになってないよ、日本が戦争をする気がなかったのに、断ったと言うことをね。
22世界@名無史さん:03/04/09 00:39
>はぁ? だったら、勝敗の趨勢が決してから参戦すればいいんじゃないの?

だから、それでは国際的な発言権が一切なくなるんだよ。
何時もアメリカが各国の紛争に介入しているのをなんだと思っているわけ?
それにその相手国を併呑した国が、次の矛先を日本に向けないわけじゃないんだよ。

つーか君が言っているのは結果論にすらなっていない、あくまで全ての事象が自分の都合の言い様に運ぶという前提が必要だからね。

>はぁ? それこそ結果論でしょ?

戦争を負荷試練に例える事は、よくある事です。

そういや自分が結果論ばかり述べているって、実は少しは気付いてたのかな。
23世界@名無史さん:03/04/09 00:51
>アメリカは日本が譲歩してくれたらいくらでも戦争を避ける用意はあったと思うがね。

それはないね、
日本は譲歩を続けていたが、それを尽く無視していたのがアメリカだ。
世界で一番好戦的な国家がアメリカ。
あ、これは誉め言葉だからね、今の日本もこれぐらい自国の国益を重視してほしいしね。国益優先って、

>アメリカは中国に自由な門戸を求めただけだよ。領土的支配だなんて、

それは日本も同じ。
満州以外の中国本土を統治しようと考えた事はありません。
そしてアメリカは商売の邪魔という、至極もっともな理由で日本に圧力を掛け続けました。

>はぁ? 輸出先第3位のお得意さまを犠牲にしてぇ?
>20万のアメリカ兵士を犠牲にして?

改文コピペでもしようか?

日本もアメリカもその程度の犠牲なら、問題ないとしたんだよ。
でなければ、貿易規制などしない。

それにアメリカは戦後一時期、世界の7割を占める経済大国になり、
危機的な自国の経済状況を打破し、軍需産業は大儲け、超大国になりあがった。
損になった事は一つもない。それに比べれば、自国民が数十万人死んだことなど歯牙にもかけないだろうね。
24あぼーん:03/04/09 00:52
あぼーん
25世界@名無史さん:03/04/09 09:12
>>17
>米のホーリースムート法、英のオタワ会議って知ってる?

ぷっ。1931年は、日本が満州事変を起こし一時的に輸出は落ち込んでいるが、
それ以降は1937年までは、アメリカや英連邦に対するは輸出量は増加していますが?
日本がドキュンさを発揮しなければ、英米は主要な輸出相手だったんですが?
被害妄想も大概にしてくださいね。( ´,_ゝ`)プッ 

>>18
>しかし、ここまで知識の無い香具師見てるとかえって笑えてくるな(ワラ

ぷっ。全部トンデモ知識でしょ?

>>19
>では、CIAの暴走を止められずに世界各地の民主政権を軍事独裁政権に塗り替えてきたアメリカはDQN国家って事でよろしいな?

はぁ? 具体的に何のことを言ってるのか知りませんが、正規の軍隊が暴走しているのとでは重要度が違いますよ。
軍隊の統率を失っていることが、どれだけ他国から信用を失うことになるか。
軍隊は最大の暴力装置ですからねぇ。
26世界@名無史さん:03/04/09 09:13
>>21
>>>愛☆戦士

だから、ちがうって。まぁ、証明はできませんがねぇ。

>実質的な権力と、法的な権限の違いは基礎なんですけどね。
>この程度のことが分からないから、君は不思議に思うのです。

実質的にも、法的にも権限を持っているってことでしょ。

>軍部の暴走が、日本政府が強硬路線であることを示すというのかな?
>つーかアメリカが、軍部が暴走を理由にしたことあったっけ?

政府ものちのち追認しておりますが、何か?

>どれもアメリカが実害を受けるものではない、

はぁ? アジアの秩序を乱しておいてなに言ってんだか。
アメリカは見るに見かねたんでしょ。そもそも、アメリカ参戦の決定打は真珠湾奇襲だということを忘れないでくださいねぇ。

>そもそも戦線の拡大と交渉の停止は関係ないね、交渉を続ける意思があるのなら、
>むしろ戦線が拡大しつつあるからこそするんだよ。

はぁ? 南仏進駐しなきゃ、ハルノートも突きつけられなかったでしょうにねぇ。

>つまりソ連にイデオロギー共感性を感じたわけですな。

はぁ? それは軍事バランス論の範疇でしょ? すぐ冷戦に突入したじゃないの。

>それになんら答えになってないよ、日本が戦争をする気がなかったのに、断ったと言うことをね。

はぁ? ハルノートを受け入れて中国から撤退すればよかったでしょうに。
27世界@名無史さん:03/04/09 09:13
>>23
>世界で一番好戦的な国家がアメリカ。

ぷっ。反米主義者だったんですか?
さいしょに主義主張ありきじゃ、科学的な議論ができないわけだぁ。

>そしてアメリカは商売の邪魔という、至極もっともな理由で日本に圧力を掛け続けました。

はぁ? 市場なんて独占する意味がありませんが?
ブロック化なんて実質効果なかったんだよ。
資本主義って言うものは、比較生産秘説に基づいて最低限の自由貿易は確保されるものだ。
それが共存共栄につながるって言うのは、アメリカだってよく知ってたんだよ。

>危機的な自国の経済状況を打破し、軍需産業は大儲け、超大国になりあがった。
>損になった事は一つもない。それに比べれば、自国民が数十万人死んだことなど歯牙にもかけないだろうね。

第二次大戦で得した国はないよ。戦争ほど非生産的な行為はないからね。まぁ、一部の企業が儲かるってことはあるだろうけど。
得したように見えても、それは他国が凋落したために相対的に得したように見えただけ。
戦後復興させるために、アメリカがマーシャル・プランで何千万ドル、諸国に贈与したと思ってるの?
相変わらず陰謀史観が好きなんだねぇ。( ´,_ゝ`)プッ
28かおりん祭り:03/04/09 09:19
http://www.saitama.gasuki.com/kaorin/

  〜oノノハヽo〜
     ( ^▽^)/⌒\                       , −-
     ((ニ[二=(  こんなのがございま−−==≡≡す♪  ))
   /∧=:||  \_/                       `ー‐‐'
     じ/___/
29世界@名無史さん:03/04/09 10:14
>>9
<天皇免責の論理>
「天皇は、立憲君主であるがゆえに、内閣や陸海軍が一致して決定した事項に
対しては、たとえ異論があっても従うことを原則としていた。だから、内閣や
陸海軍の責任は問えても、天皇の責任は問えない。」
これがもう崩れてしまった訳だな。
>>990における東京裁判終了後の3人の重臣証言によって。
慣習上、上奏を裁可する前に保留して考え直させる権利を有する陛下が、
政策決定への拒否権を行使する最終決定権保有者。
天皇陛下自身が臣下の輔弼に従って行動していると観念していても、
問われるのは事実認定であって、主観の問題では無い。
そして法律上の責任には時効や不遡及の原則があるし、
それ以前に憲法3条の神聖不可侵条項や憲法55条の輔弼条項で
免責事由としては必要十分。
しかし政治上の責任については大日本帝国憲法が失効した以上、
上記のいずれも適用できない。
戦後になって立憲君主制から象徴君主制へ移行したのだから、
主権者たる国民の立場からの責任追及は合理的であるし、
もし東京裁判史観からの脱却が戦後の総決算ならば是非やるべきであろう。


30世界@名無史さん:03/04/09 21:05
重臣達も具体的にどの案件に対して陛下が留保してたか言って逝かなかったせいで
証言の信頼性がほとんどないのは陛下のそれと同じ。それは事実認定出来ない。
困ったもんだ。
31世界@名無史さん:03/04/09 22:29
>さいしょに主義主張ありきじゃ、科学的な議論ができないわけだぁ。
人の事だとよく見えるんだな(ワラ
32世界@名無史さん:03/04/09 23:11
>具体的に何のことを言ってるのか知りませんが、正規の軍隊が暴走しているのとでは重要度が違いますよ。
ギリシア内戦介入 1947〜49年
民主的な左派に対抗して「ネオ・ファシスト党」に味方して介入。
ネオ・ファシスト勝利後は長期にわたって独裁政権による圧制が始まる。
なお、この際の見返りにアメリカはギリシア国内の莫大な不動産利権を獲得。

フィリピン内戦介入 1945〜53年
抗日戦を行ってきた左派の「フクバラハップ(フク)団」と大戦中から戦争。
最終的にフク団を壊滅させ、軍事独裁政権を樹立。
マルコスの長期独裁にも積極的に協力。

イランクーデター介入 1953年
議会で圧倒的な支持を受け、首相になったモサデク政権を英国と共同で打倒。
この際のクーデターで国王による絶対権力が回復し、その後も王権維持に協力。
原因は、イラン唯一の石油会社(英国の所有)をモサデクが国有化しようとした為。

グァテマラ介入 1953〜90年代
国民の圧倒的支持で政権を獲得した、民主的かつ進歩的なハコボ・アルベレス政権をCIAの組織したクーデターで打倒。
以後40年間軍事政権による独裁・圧政が続く。
原因はアルベレス大統領が、米ユナイテッド・フルーツ社所有の不耕作地の一部を貧民の為の開発用地として収用した為。

終戦直後のものだけでもこれだけあるな。
これ以降も、コスタリカ介入、英領ギアナ(独立ガイアナ)介入、ブラジル軍事クーデター援助、ドミニカ介入、チリピノチェト政権援助などなど挙げていけばきりがない。
米国にとって、イデオロギーや民主主義擁護がいかに空虚なお題目に過ぎないかが良くわかる。
因みに、ベトナム建国の父ホーチミンは熱心な親米論者で、ベトナム独立宣言もアメリカ独立宣言を元にして起草している。
しかし、旧仏印での利権を優先するアメリカにとって、リベラルだがナチュラリストであるホーチミンは目障りな「共産主義者」でしか無かった。
33世界@名無史さん:03/04/10 00:16
>>哀☆戦士と同レベルの香具師
>実質的にも、法的にも権限を持っているってことでしょ。

法的には多大な権限をもっていますが、実質的な権力はもっていません。

>政府ものちのち追認しておりますが、何か?

追認したからといって、強硬的な態度を取ったわけじゃないんだが?

>はぁ? アジアの秩序を乱しておいてなに言ってんだか。

アメリカに裁く権利はありませんなあ。
つーか戦前戦後通じて、他国に侵略し世界の秩序を乱しているのがアメリカだぞ。
真珠湾にしても、アメリカが貿易を停止しなければ、そんなことにはなりません。

>はぁ? 南仏進駐しなきゃ、ハルノートも突きつけられなかったでしょうにねぇ。

貿易規制をしなければ、南進する必要もなかったのです・

>はぁ? それは軍事バランス論の範疇でしょ? すぐ冷戦に突入したじゃないの。

同時期日本より多くの国々に侵略しまくっていたのが、ソ連なんですが、知りませんか?
つまりねアメリカにとって、侵略国であるかどうかなどどうでもいいんです。自国の権益の拡大に『今』邪魔になるかどうかなのです。
日本も自国の権益の拡大を重視していただけ、イデオロギー共感性など皆無。

>はぁ? ハルノートを受け入れて中国から撤退すればよかったでしょうに。

日本案の甲乙案の中に、南進の撤回や、満州を除く中国からの撤退は含まれていますが、なにか?
34世界@名無史さん:03/04/10 00:21
横レスだが>>33に補足。
ハル・ノートには日本側に渡す直前まで中国の部分に「満州を除く」と注釈が書かれていた。
アメリカも満州が日本にとっての生命線である事が判っていたからである。
判っていながら最終的には「満州を除く」の一文は削除されている。
35世界@名無史さん:03/04/10 00:26
>>27
>さいしょに主義主張ありきじゃ、科学的な議論ができないわけだぁ。

いや結果から判断したわけだけど?
世界でもっとも軍事費を使っていて、おそらく世界でもっとも紛争に介入し、戦争をしている国家だよ。

>資本主義って言うものは、比較生産秘説に基づいて最低限の自由貿易は確保されるものだ。

その最低限で満足しない国がアメリカなんだがな、世界で最も市場解放と五月蝿いのもアメリカ。
んで、自国の弱い産業分野は保護主義と。

>得したように見えても、それは他国が凋落したために相対的に得したように見えただけ。

全ての物事は相対的なんだよ。
ついでに日独ソ英仏は兎も角、アメリカだけはどう考えても得しているが?

>戦後復興させるために、アメリカがマーシャル・プランで何千万ドル、諸国に贈与したと思ってるの?

軍事バランス論と、市場の拡大

>相変わらず陰謀史観が好きなんだねぇ。( ´,_ゝ`)プッ

イデオロギー共感性という、陰謀史観を唱える馬鹿に言われてもねえ。
36世界@名無史さん:03/04/10 00:35
>>29
「天皇は、立憲君主であるがゆえに、内閣や陸海軍が一致して決定した事項に
対しては、たとえ異論があっても従うことを原則としていた。だから、内閣や
陸海軍の責任は問えても、天皇の責任は問えない。」

これに当て嵌まることを昭和天皇は1度もしたことはないが?
なにでもって崩れたと?
閣議不一致で、最終的な決断をしたことはあるけどな。

ついでに俺は法的な責任は一切ないが、道義的な敗戦責任はあると思っているんだけどね。
37世界@名無史さん:03/04/10 06:18
>>31
>人の事だとよく見えるんだな(ワラ

ふふっ。おれはイデオロギーの効果を思考のなかに取り入れているだけで、特定のイデオロギーに染まってる訳じゃないからね。
イデオロギー的な中立性を維持すると言うことと、イデオロギーの国策に与える効果を切り捨てると言うことはぜんぜん違うよ。
ねぇ、反米厨君。( ´,_ゝ`)プッ

>>32
>米国にとって、イデオロギーや民主主義擁護がいかに空虚なお題目に過ぎないかが良くわかる。

そりゃ、反共の要素もあったんだから、事態は複雑だよ。
ナチやソ連や日本軍国主義と戦った大局的な流れは無視できないよ。
アメリカは民主主義と自由の守護者として、その世界的普及に努力したと言うことは否定できない。
そもそも今回のイラク戦争を見ただろ?
バクダット陥落でのイラク市民の喜びの表情を。
君らがデンパ飛ばしてても、大衆がいちばん真理をよく知っているんだよ。
愛戦史が、「日本の進駐は侵略であり、皇民化。アメリカの進駐は解放であり、民主化」っと言っていたが、あながち間違いじゃないよね。
むしろシンプルに事実を伝えてるんじゃないの。
38世界@名無史さん:03/04/10 06:19
>>33
>法的には多大な権限をもっていますが、実質的な権力はもっていません。

さんざん反論されてるのに、デンパ飛ばさないように。
当時の重臣には天皇主義者も多かったんだから、天皇の叱責に恐縮したという資料も残っている。
そりゃ、万能神じゃないんだから、天皇がすべてを決定できたわけじゃない。
でも強大な実質的権力を持っていたのは様々な資料から間違いはない。

>追認したからといって、強硬的な態度を取ったわけじゃないんだが?

追認したら立派な国策。国の方針で中国を荒らし回ったんだよ。アメリカが怒って当然。

>アメリカに裁く権利はありませんなあ。

アフォ。国民政府が日本の蛮行から助けてほしいと、アメリカに協力を依頼したんだろ。
中国から依頼されたら、アメリカが介入する権限ぐらいはある。

>真珠湾にしても、アメリカが貿易を停止しなければ、そんなことにはなりません。

はぁ? アメリカへの輸出は開戦まで伸びてたし、石油輸入だって南仏進駐しなきゃできてたんだよ。
石油禁輸まで、どれだけアメリカが日本に抗議したと思ってるんだよ。

>貿易規制をしなければ、南進する必要もなかったのです・

南仏進駐で石油止められたんです。デンパ飛ばさないように。

>日本案の甲乙案の中に、南進の撤回や、満州を除く中国からの撤退は含まれていますが、なにか?

ぷっ。それじゃ、ハルノート受け入れればよかったじゃん。
南仏進駐したら、甲乙案も口ばっかでしたって自ら表明するもんだと思うけど?
そりゃ、石油止められるよね。かんぜんに相手なめてるもん。
39世界@名無史さん:03/04/10 06:19
>>35
>世界でもっとも軍事費を使っていて、おそらく世界でもっとも紛争に介入し、戦争をしている国家だよ。

世界の警察としてね。軍事費を世界平和のために負担してくれてるんだよ。
世界が民主化したら、戦争もなくなる。
そうすればアメリカの世界の警察としての任務も終わるさ。

>その最低限で満足しない国がアメリカなんだがな、世界で最も市場解放と五月蝿いのもアメリカ。
>んで、自国の弱い産業分野は保護主義と。

ぷっ。戦前の日本の主な貿易相手が、英米なのにね。資本主義って共存共栄を旨としてるんだよ。
戦後もアメリカに自動車とゲーム機ばんばん輸入してもらってなに言ってんだか。
ビジネスマンはみんなアメリカ好きだよ。アメリカ嫌ってんのは君みたいなヒッキーだけ。

>ついでに日独ソ英仏は兎も角、アメリカだけはどう考えても得しているが?

君の脳内ではね。影響力は増大しただろうが、それが得とは限らない。

>軍事バランス論と、市場の拡大

ぷっ。もちろん自国の利益のためでもあるだろうね。でも、共存共栄が資本主義だから。
アメリカの利益が、結局、諸国の利益にもなるんだよ。
アメリカの利益になったら、すべてアメリカの陰謀なのかい?

>イデオロギー共感性という、陰謀史観を唱える馬鹿に言われてもねえ。

ぷっ。イデオロギー論を完全に無視して世界を語る単細胞に言われたくないね。
軍事バランス論、経済的利害、そしてイデオロギー的効果、この3つを視野に入れて初めて歴史は理解できるんだけどね。
人間は理性だけでなく、欲望と感情で動くからね。
40世界@名無史さん:03/04/10 06:35
>>37
>おれはイデオロギーの効果を思考のなかに取り入れているだけで、特定のイデオロギーに染まってる訳じゃないからね。
十分自由民主主義マンセーに染まってますね、親米厨君。( ´,_ゝ`)プッ

>そりゃ、反共の要素もあったんだから、事態は複雑だよ。
>ナチやソ連や日本軍国主義と戦った大局的な流れは無視できないよ。
>アメリカは民主主義と自由の守護者として、その世界的普及に努力したと言うことは否定できない。
反共の為と称して米国の国益にならない親米政権の打倒に尽力している例も多数ありますねぇ。
民主主義の守護者なら、チリで親米民主主義政権を打倒して悪名高いピノチェト政権樹立に尽力したのは何故かな?
君が考えているほどアメリカはイデオロギーや他国の民主主義に関心は無い様だねぇ。

>そもそも今回のイラク戦争を見ただろ?
>バクダット陥落でのイラク市民の喜びの表情を。
>君らがデンパ飛ばしてても、大衆がいちばん真理をよく知っているんだよ
「プロパガンダ」って知ってますか?(ワラ
フセインの銅像引き倒しの現場に来ていた人数が200人程度、うち100人程度はジャーナリストだって言う現地ジャーナリストの報告もありますねぇ。
また、喜びの表情とやらを見せていたバクダッド市民の半数以上が銃器で武装していたのはどういう事なんでしょうねぇ?(ワラ
ああ、アフガニスタン攻撃の時にも同じような映像が流れたっけ…あそこは今どうなってましたかねぇ?(ワラ
41世界@名無史さん:03/04/10 07:03
国益ってなにさ(笑
42世界@名無史さん:03/04/10 07:21
>>38
>追認したら立派な国策。国の方針で中国を荒らし回ったんだよ。アメリカが怒って当然。
アメリカが怒ったのは中国での権益を日本に独占されると考えたからですねぇ。
門戸開放政策やフィリピン宥和など、それまで打ってきた政策がすべてムダに終わってしまいますからねぇ。

>中国から依頼されたら、アメリカが介入する権限ぐらいはある。
しかし、国民党政府にアメリカの対日交渉案に口を挟む権限はありませんね。

>アメリカへの輸出は開戦まで伸びてたし
安価・高品質の綿織物が売れるのは市場原理から言えば当然のことですね。
また、輸出が伸びてたと言うのも誤りですねぇ。
実際には1937年までに対米輸出は縮小してますし、37年以降は日本製品ボイコットによって更に輸出は縮小してますねぇ。
1930年のスヌート・ハウリー関税法、1933年の綿布市場割り当て規制、1934年相互貿易法での対日関税引き下げ不履行と、締め付けは年々厳しくなっていますから当然の事ですねぇ。

>石油輸入だって南仏進駐しなきゃできてたんだよ。
石油以前に1917年に既に鉄鋼の輸入がストップしてますねぇ。
また、くず鉄の輸入も1930年代に入ると輸入に制限がかけられ、1940年には対日スクラップ禁輸法が施行されてますねぇ。

>南仏進駐で石油止められたんです。デンパ飛ばさないように。
米国内の事情も無視しないように。
当時はタンカーが不足しており、米国東海岸は石油不足に苦しんでいました。
そこで、カリフォルニア産の石油は日本に送られる前に国内で消費されたのです。
また、米国本土からの石油の対日輸出規制が始まったのは1930年代半ばからですねぇ。
41年の前面禁輸までの間に年々減少を見せていますねぇ。
最も、蘭印の米国企業は輸出量を減少させていませんけどね。
彼らは市場原理に従ってましたから、高く買ってくれる相手に商品を売るのは当然の事ですねぇ。

>ぷっ。それじゃ、ハルノート受け入れればよかったじゃん。
>南仏進駐したら、甲乙案も口ばっかでしたって自ら表明するもんだと思うけど?
前後関係を取り違えてはいけませんね。
甲乙案が出されたのは南部仏印進出の3ヶ月後の話ですねぇ。
もう少し当時の情勢を整理し直したほうが良いのではないですか?
43世界@名無史さん:03/04/10 07:27
フセイン体制崩壊。
アメリカ圧勝。
国民のゲリラ的抵抗も無し。
さすがだねぇ、アメリカは。
いや〜っ、アメリカを支持していてよかったね、小泉さん。

あれ、ここのスレじゃ、まだ負け惜しみ言ってる反米厨君がいるね。( ´,_ゝ`)プッ
44世界@名無史さん:03/04/10 07:31
>>43
リア厨ですか?( ´,_ゝ`)プッ
45世界@名無史さん:03/04/10 07:39
そのときなにが国益かなんてのは
答えはひとつじゃない。
いくらでも理屈は立てられるのよ。

ある瞬間に戦争をするのが国益とする考え方と
戦争を避けるのが国益とする考え方は
それぞれの理屈で成立する。

国(や人)が正義で動くことは少ないが、
それぞれの正義(イデオロギー)を持たない国(や人)もまたいない。

そしてそれはもちろん、現実的であろうとすべきときにも、その判断に影響する。


純粋に経済的利益や軍事バランス論や、
そういったものだけで国や人が行動するなんて馬鹿馬鹿しい。
そんなの不可能なんだから。
できるというなら、コンピュータに国家の運営をまかせられるか?
無理です。
46世界@名無史さん:03/04/10 19:16
>>30
連合国側による天皇訴追実施や国体廃絶の可能性が消えた後という
証言時期も私は判断材料に入れてね、
三人の重臣とも嘘をついてる蓋然性の方が
天皇一人が隠した方が都合の良い真実にあえて言及しない蓋然性よりも
遥かに低いと推測する立場だからね。
まああなたにとっても北朝鮮の金正日本人が日本人拉致に関与したかについても、
状況証拠はあっても決定的な証言、物証どころか
本人の自白すら無いから事実認定はできないのは当然だろう。
でも私は両方とも限りなく黒に近いと信じているから
わざわざ言及したまでのこと。
同時に「国父」を何が何でもかばわなくてはならない精神構造は、
中国人や朝鮮人のそれと一緒だと信じる。
しかも我々は両国と違って言論の自由がある国に住んでいるのだから、
なおさら醜態を晒したくはないものだ。
47世界@名無史さん:03/04/10 19:49
>>37
> そもそも今回のイラク戦争を見ただろ?
> バクダット陥落でのイラク市民の喜びの表情を。
> 君らがデンパ飛ばしてても、大衆がいちばん真理をよく知っているんだよ。

さっきテレビでやってたね。フセイン像が倒された時の映像が。
500万都市なのに数百人しかこない市民とか
米兵がフセイン像の顔に掛けた星条旗を引きずり降ろすバグダッド市民とか
「何人の子供殺した?!」って米兵に迫る誰かとか。
確かにシンプルに事実が伝わってきたね。
48世界@名無史さん:03/04/10 19:56
諸君、イラク国民のフセイン政権支持度の結論を論ずるには
あまりにも気が早いなあ。
まだまだバグダッド市内には便意兵だっているのにね、
なぜか小林よしのり氏は南京や上海でのそれに言及していても
これには触れないけどさ(w
なんで現時点での一映像ごときにこだわるのさ。
49世界@名無史さん:03/04/10 20:00
>>46
つーか「蓋然性」で「事実認定」してたんかいな?ダメじゃん。
そもそも>>29の「合理的」って認識がよく分かんないし。何が?
50世界@名無史さん:03/04/10 20:55
>>45
まず、誤爆だったらスマソ。
よく判ってるじゃないか。
でもな、今回問題になってるのは戦前の日本のイデオロギーを「国体の本義」だけで「外見的立憲君主制天皇カルト教主義国家(by愛☆戦士)」としている点なんだよ。
その他の事象(三国防共協定や対日経済封鎖)については、イデオロギー論を持ち出さなくても十分に説明がつくし、開戦に至るプロセスにおいても十分に説明はつくからね。
そもそも、漏れは一貫して戦前の日本のイデオロギーは「国権主義」だと言っているし、イデオロギーの介在を否定もしていないんだがな?
漏れが否定しているのは、戦前の日本が「DQNなカルト国家(by愛☆戦士)」だったと言う点と陳腐なアメリカ民主主義マンセー論な訳だが。
国益に対するコメントで価値観の流動性を理解している事は判ったが、何故同じ理屈を史観やイデオロギーに当てはめられないのかね?
国家や人が理だけで動くと考えるのは確かに馬鹿馬鹿しいが、同様に主義や感情だけで動くと考えるのもまた馬鹿馬鹿しい事なんだよ。
51世界@名無史さん:03/04/11 00:51
>>38
>当時の重臣には天皇主義者も多かったんだから、天皇の叱責に恐縮したという資料も残っている。

全く理解してないようだね、つまりそれは親天皇の重臣がいなければ、なんら実行できない事を意味する。
つまるところそれはただのカリスマであって、天皇に権力があったことを示すものでない。
アメリカだって大統領に国民と議会の支持があれば、大抵のことは出来るが、それをもって大統領はなんでも出来るとは言わない。

>認したら立派な国策。国の方針で中国を荒らし回ったんだよ。アメリカが怒って当然。

何の為に追認したかぐらい分かれば、日本政府が強硬路線でなかったことがわかるんだけどねえ。
ついでにアメリカに怒る権利はないわな。

>南仏進駐で石油止められたんです。デンパ飛ばさないように。

アフォ?それまでの数々の貿易規制は脳内アボーンですか?
つーかその石油だって、それまで色々理由つけて、南部仏印進駐前にピーク時の半分以下まで減らしているんですよ。

>アフォ。国民政府が日本の蛮行から助けてほしいと、アメリカに協力を依頼したんだろ。

イラクに(以下省略
それに100歩譲ってそれを認めたとしても、インドシナへの進駐に抗議する権限はどこからくるの?
あれは2ヶ国間協議ですが?

>ぷっ。それじゃ、ハルノート受け入れればよかったじゃん。
>南仏進駐したら、甲乙案も口ばっかでしたって自ら表明するもんだと思うけど?

本当に哀悼☆戦死と別人なら、最低限の知識くらい仕入れろ、飽きれてものもいえん。
時系列も分かってないとは情けない。
52世界@名無史さん:03/04/11 01:06
>>39
>世界が民主化したら、戦争もなくなる。

そりゃあ世界征服に成功すれば、戦争はおこらないだろうね。
ナチスがしてもソ連がしてもそれは変わらない。

>ぷっ。戦前の日本の主な貿易相手が、英米なのにね。資本主義って共存共栄を旨としてるんだよ。

もともと資本主義は重商主義を根にもってますから、自国の権益の拡大を旨としています。



以下戯言
米国の輸入製品は最低だ!品質のひの字もねえ、取引先からの返品は糞多いし、
精度とかサイズとかいう言葉しってんのかメリケンはよお!そもそも商品としてあつかってんのか、
欠損したり、ピンホールしたりなど日常茶飯事だ糞。
おかげで予備をもっとくことや、返品で在庫が膨れて、利益が目減りするんだよ。
米国マンセー?アフォか、
米国と商売している香具師は大抵泣かされてんだよ、安いから渋々とってやってるんだが本音を言えば取りたくねえ!!!!!
53世界@名無史さん:03/04/11 01:23

>君の脳内ではね。影響力は増大しただろうが、それが得とは限らない。

おそらく君以外全ての人達の脳内で起こっている事だと思うけど、
俺は宗教の自由を否定しないから、君の脳内空間まで支配するつもりはないのであしからず。

>アメリカの利益が、結局、諸国の利益にもなるんだよ。

・・・・ギャグ?
君がいうと笑えないんだけど。

>ぷっ。イデオロギー論を完全に無視して世界を語る単細胞に言われたくないね。

ならとっとと説明しろ、イデオロギー共感性という君が作り上げた珍説のね。
さらに言えば、日本とナチスの共感しているところもな。
たぶん君の定義だと、ナチスとアメリカでも当て嵌まるとオモウケドナー。


54世界@名無史さん:03/04/11 01:31
1:事実に対して仮定を持ち出す
2:ごくまれな反例をとりあげる
3:自分に有利な将来像を予想する
4:主観で決め付ける
5:資料を示さず自論が支持されていると思わせる
6:一見関係ありそうで関係ない話を始める
7:陰謀であると力説する
8:知能障害を起こす
9:自分の見解を述べずに人格批判をする
10:ありえない解決策を図る

全てに当て嵌まってらっしゃる方が。。。。
55世界@名無史さん:03/04/11 01:47
>>54
トンデモさんの10の条件ですな。
56世界@名無史さん:03/04/11 04:54
>>40
>十分自由民主主義マンセーに染まってますね、親米厨君。( ´,_ゝ`)プッ

君やおれがどう思おうと、世界が民主化している事実は否定できない。
おれ個人が民主主義者かどうかは関係がない。
ただ世界市民に民主主義が広がっているのを歴史的事実として認めているだけだよ。

>君が考えているほどアメリカはイデオロギーや他国の民主主義に関心は無い様だねぇ。

はぁ? 平和的民主論を重視しているのはアメリカだよ。
敵性国を民主化すれば、それだけアメリカへの軍事的脅威は軽減する。
自己防衛の必要上、関心がないわけないだろ。( ´,_ゝ`)プッ

>「プロパガンダ」って知ってますか?(ワラ
>ああ、アフガニスタン攻撃の時にも同じような映像が流れたっけ…あそこは今どうなってましたかねぇ?(ワラ

( ´,_ゝ`)プッ なんでもプロパガンダ?
陰謀説が大好きだからね。自分の認めたらがない事実はみんなプロパガンダなんだ。
アフガンもタリバン圧制下よりもましになってんだろ。
57世界@名無史さん:03/04/11 04:55
>>42
>アメリカが怒ったのは中国での権益を日本に独占されると考えたからですねぇ。

( ´,_ゝ`)プッ それは独占しようとした日本が悪い。

>しかし、国民党政府にアメリカの対日交渉案に口を挟む権限はありませんね。

3国同盟を結んだ時点で、完全に世界の鼻つまみ者だからねぇ。
アメリカも国際社会の一員として、ようやく行動を起こしたんでしょ。

>1930年のスヌート・ハウリー関税法、1933年の綿布市場割り当て規制、1934年相互貿易法での対日関税引き下げ不履行と、締め付けは年々厳しくなっていますから当然の事ですねぇ。

ぷっ。だから37年までのびてるよ。
世界への貿易は開戦直前がピークだし、ブロック化が日本を苦しめたっているのはデンパでしかないってことだよね。

>また、くず鉄の輸入も1930年代に入ると輸入に制限がかけられ、1940年には対日スクラップ禁輸法が施行されてますねぇ。

( ´,_ゝ`)プッ。屑鉄は、3国同盟への制裁措置。君の説明を聞くと、3国同盟がいかに不合理だったかってことがよくわかるよねぇ。

>>47
>確かにシンプルに事実が伝わってきたね。

ぷっ。
アメリカを歓喜で迎えるイラク市民の映像が全部プロパガンダですか。
君の脳内じゃ、都合の悪いことは全部プロパガンダなんですねぇ。
本当にイラク人が反米意識を持っていたら決死を覚悟した便意兵化するよ。なんせ祖国に進駐されているわけだしね。
あれほどゲリラ的抵抗がなかったことが、フセインよりもアメリカをましだと思っているいちばんの証拠さ。
58世界@名無史さん:03/04/11 04:56
>>51
>アメリカだって大統領に国民と議会の支持があれば、大抵のことは出来るが、それをもって大統領はなんでも出来るとは言わない。

はぁ? それじゃ、アメリカ大統領なみの権限を持っていたと主張するのはよろしいんですね?
そもそも万能神じゃないんだから、誰も天皇がなんでもできるだなんて言っていませんが。

>何の為に追認したかぐらい分かれば、日本政府が強硬路線でなかったことがわかるんだけどねえ。

誰も政府が強硬路線だったなんて言ってないさ。でも国民と軍部は強硬路線だったと主張してるんだよ。

>ついでにアメリカに怒る権利はないわな。

中国侵略については世界中から非難されてましたが、何か?

>アフォ?それまでの数々の貿易規制は脳内アボーンですか?
>つーかその石油だって、それまで色々理由つけて、南部仏印進駐前にピーク時の半分以下まで減らしているんですよ。

ぷっ。それだけ段階的に警告してたったことでしょ。アメリカの誠意を疑うことはできないと思うけどね。

>それに100歩譲ってそれを認めたとしても、インドシナへの進駐に抗議する権限はどこからくるの?
>あれは2ヶ国間協議ですが?

はぁ? 他国侵略してれば、国際社会の一国家として、抗議する権利ぐらいあると思いますが。
明らかに国際秩序を乱してるんだしね。
59世界@名無史さん:03/04/11 04:56
>>52
>そりゃあ世界征服に成功すれば、戦争はおこらないだろうね。
>ナチスがしてもソ連がしてもそれは変わらない。

内乱が起こって、ふたたび国が独立するだけです。
軍事的緊張感そのものを緩和する民主化とは意味が違う。
民主的平和論の意味をもう少しよく理解してほしいねぇ。

>もともと資本主義は重商主義を根にもってますから、自国の権益の拡大を旨としています。

それが他国に利害にもつながるのが、アダム・スミスの主張した資本主義のすごいところ。

>>53
>たぶん君の定義だと、ナチスとアメリカでも当て嵌まるとオモウケドナー。

はぁ? ドイツがアメリカと友好関係を築いたのは、ドイツが第2時大戦後民主化してからですが、なにか?

>>55
>トンデモさんの10の条件ですな。

まったく、同意ですね。
反米厨君が、なんでもアメリカ陰謀論で片づけるところなんて、その通りだね。
60世界@名無史さん:03/04/11 05:01
>>50
>その他の事象(三国防共協定や対日経済封鎖)については、イデオロギー論を持ち出さなくても十分に説明がつくし、開戦に至るプロセスにおいても十分に説明はつくからね。

3国同盟は説明できてないけどね。

>漏れが否定しているのは、戦前の日本が「DQNなカルト国家(by愛☆戦士)」だったと言う点と陳腐なアメリカ民主主義マンセー論な訳だが。

おいおい。アメリカさまに刃向かった上、戦後民主化していただき、食料援助や資金援助までしていただいて、
しかも安全保障を提供していただいたアメリカさまに比べれば、戦前の日本がどれほどドキュンだったかはわかると思うけどね。
61j:03/04/11 05:43
62世界@名無史さん:03/04/11 09:08
>>57
> 本当にイラク人が反米意識を持っていたら決死を覚悟した便意兵化するよ。なんせ祖国に進駐されているわけだしね。
> あれほどゲリラ的抵抗がなかったことが、フセインよりもアメリカをましだと思っているいちばんの証拠さ。
「ブッシュは嫌いだ。だがフセインは大嫌いだ。」が正直なトコだろ。
歓喜の表情で出迎えてたのは?00/500,000。
隣人殺されて大歓迎なんて非人間的なマネが出来るのはアンタだけだよ。
63世界@名無史さん:03/04/11 09:33
>>49
別に事実認定なんかしていないだろ?
現時点で既に発覚している
昭和天皇に対する嫌疑は十分な蓋然性を伴っており、
日本国民には追及する権利があると言うだけ。
もちろん東京裁判の審理で
陸軍首脳部への責任押し付けと
戦時下における陸軍独裁なる虚像を描いた
日米の当時の為政者たちにとっても都合が悪いだろうけど。
金正日に対するのと同様にね。
ただしこちらは現行法でも裁きうる立場だけど。
64世界@名無史さん:03/04/11 10:18
日本軍が『解放』したところは住民が沿道に出て小旗を振っていたが、
これもプロパではなく、日本軍に感謝していたのだろう。
65世界@名無史さん:03/04/11 11:23
>>62
>隣人殺されて大歓迎なんて非人間的なマネが出来るのはアンタだけだよ。

支配地域の解放戦争なんてそんなもんだろ。
今回は誤爆でないかぎり、米軍に逆らわなければ殺されないことはよくわかっていた。
誤爆の巻き添えになった市民の遺族ならともかく、じっと自宅に潜んでいた市民は本気で喜んでんじゃんーの。
なんせ、市民を人間の盾に使っていたのはフセインなんだからな。
ラムズフェルドは、歴史上、こんかいの作戦ほど一般市民に気を配った作戦はないといっていたが、
その手並みの見事さはその通りだと思うね。

>>64
>これもプロパではなく、日本軍に感謝していたのだろう。

反日ゲリラがなかったら、そうだったのかもね。
66世界@名無史さん:03/04/11 11:47
>>34
>ハル・ノートには日本側に渡す直前まで中国の部分に「満州を除く」と注釈が書かれていた。
>アメリカも満州が日本にとっての生命線である事が判っていたからである。
>判っていながら最終的には「満州を除く」の一文は削除されている。

ハルノートは、日本軍の船団の南下の連絡で内容が強硬文に書き直されてるね。
日本はちょっと、情報分析が根本的に誤っていたか、アメリカをなめきっていたんでないかな。

67世界@名無史さん:03/04/11 11:56
満州と朝鮮をあわせた貿易額より、
英米などとの貿易額のほうが多かったと言う事実。

性格には、英米蘭は、日本の生命線。
68世界@名無史さん:03/04/11 12:00
>性格には、英米蘭は、日本の生命線。

「正確には、英米蘭協調は、日本の生命線」かな。
癌は、やはり、ドイツ過信の日独同盟と、
軍部と革新官僚の一部のアジアモンロー主義の過信。

過信ばっかりじゃん。トホホ・・・。


69世界@名無史さん:03/04/11 12:09
<天皇の発言によって軍事行動が左右された事項>

1、1933年・熱河作戦の一時指し止め
2、1936年・2・26事件における反乱軍の武力鎮圧の決定
3、1937年・日中戦争初期の兵力増強、戦略爆撃実施方針の決定
4、1938年・張鼓峰事件における武力行使方針の一時指し止め
5、1939年・「昭和14年度帝国海軍作戦計画」の修正要求
6、1940年・宜昌再確保への作戦変更
7、1942年・フィリピン・バターン要塞への早期攻撃の実現
8、1942年・重慶攻略の方針の決定と取りやめ
9、1942年・ガダルカナル攻防戦における陸軍航空隊の進出
10、1943年・ガダルカナル撤退後のニューギニアでの新攻勢の実施
11、1943年・統帥部内の中部ソロモン放棄論の棚上げ
12、1943年・アッツ島玉砕後の海上決戦のたびかさなる要求と、海軍消極姿勢への
厳しい叱責による統帥部引き締め
13、1943年・陸軍のニューギニアでの航空戦への没入
14、1943〜44年・絶対国防圏設定後の攻勢防御の実施(ブラウン奇襲後の軍令部指示など)
15、1944年・サイパン奪還計画の立案
16、1945年・沖縄戦における攻勢作戦の実施(防御部隊が突撃させられアボーン)
17、1945年・朝鮮軍の関東軍への編入取りやめ

<例>
1、「沖縄では守るだけか、海軍はどうしたのか」→防戦予定が突撃させられる、
大和特攻が敢行され死者3721人。
2、「(特攻隊は)そのようにまでせねばならなかったか。しかし良くやった」
→現地では「よくやった」とのお言葉をもらったと続々と続く一要因となる
3、1947年9月20日、寺崎英成を通して、「沖縄に関する軍事占領を継続する
事を希望する」「25年ないし50年という長期が良い」と要望した覚書をGHQ顧問
からマッカーサーに提出。
(「昭和天皇の軍事思想」校倉書房)
70世界@名無史さん:03/04/11 12:11
<無責任規定について>
ヨーロッパの主な君主国には明確な無答責規定がある。
オランダ王国憲法(1815年)
・第55条「国王は不可侵とする。大臣が責任を負う」
デンマーク王国憲法(1958年)
・第13条「国王は、その行為については責任を負わず、その一身は神聖とする。
大臣は、政府の行為について責任を負う。大臣の責任は、法律の定めるところ
による」
ベルギー王国憲法(1831年)
・第63条「国王の一身は不可侵であり、その大臣が責任を負う」

大日本帝国第3条の神聖条項による天皇無答責論は一種の拡大解釈である。
そもそも条文において明文化された無答責規定がないということが重要。
大日本帝国憲法における天皇の地位は、西欧・北欧の立憲君主制よりも
絶対君主に近い物である。
西欧・北欧の立憲君主制論(=国民主権と両立)を前提とする議論には
そもそも無理がある。

また、帝国憲法55条の輔弼条項を根拠とした輔弼機関答責論も、そもそも
戦前日本の統帥権の独立というシステムを無視した議論である。
軍令機関(参謀本部・軍令部)の長は、天皇に直属の幕僚長であり、最高命令
(大陸命・大海令)を下す権限を持たなかった。(権限は天皇)
帝國憲法55条は、軍事命令発令の所在について全くふれてない。統帥権が政府から
独立しており、かつ、幕僚長に最高命令を下す権限がないのであれば、
その責任は最高統帥者たる天皇に帰着せざるをえない。

つまり、天皇の憲法上の機能からの責任否定論は、ともに西欧流の立憲君主制
を前提とし、むしろ大日本帝国憲法が運用されていた政治体制の実態にはそぐ
わない議論であるといわざるをえない。
(昭和天皇の軍事思想と戦略、山田朗、校倉書房)
71世界@名無史さん:03/04/11 12:41
>>69
コピペご苦労様
過去スレにも貼られていなかったか?これ?w
72世界@名無史さん:03/04/11 12:55
>>69
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/whis/1045102941/233
で既出のコピペ。反論は同スレ244,250など

>>70
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/whis/1045102941/514
で既出のコピペ。反論は同スレ526など
73世界@名無史さん:03/04/11 12:58
244 名前:世界@名無史さん 投稿日:03/03/03 18:07
>>233
2以外は「政府」が天皇の意向を踏まえて決定したにすぎない。
2は明治憲法の想定外の出来事に国家元首として適切に対処したにすぎない。
>>233
226はクーデターにより、政府が機能していなかったので、仕方のないのこと。
作戦行動に関しては、軍令部と協議した結果であり、輔佐の範囲であり、立憲君主制を逸脱した行為ではない。
また作戦立案などは、国家方針を変えるような問題でもない。

>「沖縄では守るだけか、海軍はどうしたのか」→

俺の記憶と微妙に違うんだけどな。
「沖縄は捨石か、海軍にはもう船はないのか」だったと思うぞ。

つーか233の発言だったとしても、どこが命令なのさ。
面子の問題で大和特攻をした海軍は馬鹿だし、実情を十分しらない昭和天皇もアホだと思うが、
命令ではないだろ。
まああの頃は少しでも攻勢に出て、講和の条件を少しでもよくしようとしていたのは事実だけどさ。
74世界@名無史さん:03/04/11 15:30
>>63
>>29
> 慣習上、上奏を裁可する前に保留して考え直させる権利を有する陛下が、
> 政策決定への拒否権を行使する最終決定権保有者。
> 天皇陛下自身が臣下の輔弼に従って行動していると観念していても、
> 問われるのは事実認定であって、主観の問題では無い。
とばっちり事実認定してますが。どう見ても重臣三人の証言を基にした意見だし。

> 日本国民には追及する権利があると言うだけ。
永遠の平行線だろうけど俺はこれを認めない。そんな権利はない。
仮に責任の追及をするにしても明治憲法に則ってやるべき。
75世界@名無史さん:03/04/11 15:42
>>65
今回は数千人。前回が十数万人。
ついでに言えば湾岸戦争直後のイラク国内の蜂起を米国が支援しなかったせいで
その後フセインに弾圧され殺された南部の反体制派も数は忘れたが結構居たわな。
ついでにクルド人は'88、'91、'95と三度に渡って蜂起をするも米国に見捨てられて見殺しにされてたね。
「フセインが殺した?」、直接手を下したのは米英軍であり多国籍軍だよ。
フセインも米国もどっちも憎悪の対象に決まってんだろ。
イラク国民が本気で喜んでたと本気で信じられるその軽さが羨ましいよ。
76世界@名無史さん:03/04/11 16:16
>>73
昭和天皇は下問を繰り返して、軍事政策を変えてるね。
どうしても変えたいときは、昭和天皇はわざと同じ事を3度言うそうだ。
そうすると政策が変わるそうだ。
昭和天皇は、その事を知っていて、変えたいときはわざと繰り返す。
つまり命令ですな。
77世界@名無史さん:03/04/11 17:30
いいえ、それは下問です。昭和天皇はより的確な回答を求めただけ。;-)
78世界@名無史さん:03/04/11 18:52
>>74
これは失礼。
事実認定をめぐる蓋然性の問題と言い換えるべきだったな。
3人の重臣だけが根拠ではないよ。
今しばらくサーチしなくてはならないが、
2ちゃんレスのコピペでも相当に出回っているはず。
暇ができて見つかったら貼り付けてみる。
悪文や表現が稚拙だったのはスマソ。
あとは水掛け論で意味なしだな(w
79世界@名無史さん:03/04/11 20:31
>>77
政策を変更させられる下問ね。
知らないの?
80世界@名無史さん:03/04/11 23:18
>>56
>はぁ? 平和的民主論を重視しているのはアメリカだよ。
>敵性国を民主化すれば、それだけアメリカへの軍事的脅威は軽減する。
>自己防衛の必要上、関心がないわけないだろ。( ´,_ゝ`)プッ
敵性国を民主化する傍らで影響下の国の軍事独裁を黙認・助長する訳ですか。
寝言やお題目は良いから、>>40での問いに答えてくれよ。
何で親米の民主主義国だったチリでクーデターを起こしてピノチェト独裁政権の誕生に尽力したんですか?(ワラ
世界各地で同様な構図を引き起こしているのは何故なんですか?
君の大好きな「民主平和論」では説明がつかないねぇ?(ワラ
81世界@名無史さん:03/04/11 23:18
>>57
>( ´,_ゝ`)プッ それは独占しようとした日本が悪い。
米国も同様に中国市場を独占しようとしてましたが何か?

>3国同盟を結んだ時点で、完全に世界の鼻つまみ者だからねぇ。
>アメリカも国際社会の一員として、ようやく行動を起こしたんでしょ。
中国利権に関するアメリカの対日干渉は日露戦争直後から既に始まってますねぇ。
1917年のウッドロー・ウィルソン大統領の「対華21ヶ条要求の凍結と引き換えに鉄鋼の輸出を再開する」と言う台詞はあまりにも有名ですがねぇ?

>ぷっ。だから37年までのびてるよ。
>世界への貿易は開戦直前がピークだし、ブロック化が日本を苦しめたっているのはデンパでしかないってことだよね。
具体的な数字も挙げないのでは説得力に欠けますよ…以下にアメリカの対日貿易のデータを示しましょうかねぇ。

アメリカの対日貿易額の推移(単位:100万ドル)
年度   1910年 1915年 1920年 1925年 1930年 1935年 1940年 1941年
輸出日本  22   41   378 230 165 203 227 60
輸入日本  66   99   415 384 279 153 158 78

おやぁ?ピークは第一次大戦直後の1920年の様ですねぇ?
更に、日本からの輸入(日本の輸出)もブロック化の半分以下のレベルまで落ち込んでいますねぇ?
35年から40年までの間に僅か500万ドルしか輸出の伸びが無いのではどの道日本側はジリ貧ですねぇ。
まあ、70%もの高関税を掛けられていたのでは輸出が伸びないのも無理も無いでしょうがねぇ。

>( ´,_ゝ`)プッ。屑鉄は、3国同盟への制裁措置。君の説明を聞くと、3国同盟がいかに不合理だったかってことがよくわかるよねぇ。
またまた事実関係の誤認ですか…お勉強が足りないようですねぇ。
三国同盟締結は1940年9月27日、アメリカの対日スクラップ禁輸法は40年4月の事ですよ?
また、対日スクラップ輸出制限が掛かるのは1930年代の事で、当時三国同盟は影も形もありませんねぇ。

>本当にイラク人が反米意識を持っていたら決死を覚悟した便意兵化するよ。なんせ祖国に進駐されているわけだしね。
一般市民を一体なんだと思ってるんでしょうねぇ?
恐ろしくビジランティックな思想を持ってらっしゃるようですねぇ?
82世界@名無史さん:03/04/11 23:20
>>81の表は失敗してますね、スマソ。

アメリカの対日貿易額の推移(単位:100万ドル)
年度   1910年 1915年 1920年 1925年 1930年 1935年 1940年 1941年
輸出日本  22   41   378   230 165 203 227 60
輸入日本  66   99   415 384 279 153 158 78
83世界@名無史さん:03/04/11 23:33
う〜む…(汗)
仕方ないな、口頭で補完しとこう。
1910年度:輸出額 2,200万ドル、輸入額 6,600万ドル
1915年度:輸出額 4,100万ドル、輸入額 9,900万ドル
1920年度:輸出額37,800万ドル、輸入額41,500万ドル
1925年度:輸出額23,000万ドル、輸入額38,400万ドル
1930年度:輸出額16,500万ドル、輸入額27,900万ドル
1935年度:輸出額20,300万ドル、輸入額15,300万ドル
1940年度:輸出額22,700万ドル、輸入額15,800万ドル
1945年度:輸出額 6,000万ドル、輸入額 7,800万ドル

以上ですな。
84世界@名無史さん:03/04/12 00:14
>はぁ? それじゃ、アメリカ大統領なみの権限を持っていたと主張するのはよろしいんですね?

だから法的な権限は持っていたが、権力は持っていないと何度も言っているだろうが。

>誰も政府が強硬路線だったなんて言ってないさ。でも国民と軍部は強硬路線だったと主張してるんだよ。

軍部の大半も事変の拡大を嫌っていたんだけどねえ。

>中国侵略については世界中から非難されてましたが、何か?

そりゃ外交文書で非難くらいするわな。今回のアメリカの行為にだって、
反対派の国々は非難しているし。問題はそれに留まらなくて、貿易規制などの占めつけをすることにある。
自らの国が今までやってきたことを棚に上げているんだから、アメリカに避難する資格はない。

>ぷっ。それだけ段階的に警告してたったことでしょ。アメリカの誠意を疑うことはできないと思うけどね。

俺のレスが読めないわけ?それとも文意が読み取れないのですか?
もっと簡単にかいた方が言いですか?それともひらがなで書くべきでしたか?
つーか日本の交渉継続の意思を無視して、貿易規制を続けていたってのは否定できてないんだけどな。

>はぁ? 他国侵略してれば、国際社会の一国家として、抗議する権利ぐらいあると思いますが。

これを侵略というのなら、今でもアメリカは世界中を侵略していることになります。
85世界@名無史さん:03/04/12 00:25
>内乱が起こって、ふたたび国が独立するだけです。

ナチスやソ連の占領国で、それほどおきてたとは思わんが、
アメリカの占領国でも、フィリピンではゲリラ狩りしているし、中南米で幾つも政権を潰している。
そもそも民主化したら、軍事的緊張が緩和するわけじゃない。
国民が好戦的であれば、戦争を続けるだろう、今のアメリカのようにね。
日本も国民の意思が抑えられていた明治大正期は、無駄な戦争はしていないが、
国民の発言力が強くなった昭和期は、その支持を背景に軍部の一部が暴走していたしね。

>それが他国に利害にもつながるのが、アダム・スミスの主張した資本主義のすごいところ。

そのとおりあくまで、『利害』であって『利益』じゃない、で、なにがいいたいの?

>はぁ? ドイツがアメリカと友好関係を築いたのは、ドイツが第2時大戦後民主化してからですが、なにか?

日本とナチスの共感している部分についてなのですが、日本語の意味が理解できないようですね。

>まったく、同意ですね。

自分のトンデモには気付かないらしい、いやまあ哀悼☆戦死だしあたりまえか。

86世界@名無史さん:03/04/12 13:50
>>80
横レス失礼。
>何で親米の民主主義国だったチリでクーデターを起こしてピノチェト独裁政権
>の誕生に尽力したんですか?(ワラ
えぇと、チリのアジェンデは選挙で選ばれた左翼政権でした。アメリカ資本だった
銅鉱山などを国有化しようとして、アメリカ企業とアメリカ情報局が暗躍し、
軍事クーデターを起こさせました。
アジェンデ大統領は官邸に攻め込まれるまでラジオで「チリ万歳」と国民に呼び
かけ続け、ついには射殺されたのはあまりにも有名。
87世界@名無史さん:03/04/12 15:01
>86
カストロからプレゼントされた機関銃で戦いながら死んだんだよな。

アジェンデ政権は世界ではじめて、選挙によって成立した左翼政権。しかもアメリカの裏庭で。
まあ、アメリカに敵視されるのもむべなるかな、と。
88世界@名無史さん:03/04/12 18:09
>>75
>イラク国民が本気で喜んでたと本気で信じられるその軽さが羨ましいよ。

( ´,_ゝ`)プッ。そりゃ、さいしょは敵国だから抵抗感ぐらいはあるだろ。
しかし、アメリカの懐柔能力は半端じゃない。
かならず民主主義の普及がイラクにとってプラスになることを、イラク国民は時間をかけても悟るさ。

>>80
>何で親米の民主主義国だったチリでクーデターを起こしてピノチェト独裁政権の誕生に尽力したんですか?(ワラ
>世界各地で同様な構図を引き起こしているのは何故なんですか?

社会主義政権をつぶすため。

>>81
>米国も同様に中国市場を独占しようとしてましたが何か?

うんなわけねーだろ。被害妄想も大概にしろよ。
戦後勝利したアメリカが、市場を独占しようとしたか?
もちろん規制とのバランスをとりながら、自由貿易を促進しただろ。
それが世界の富の増大につながると言うことをアメリカは知ってたんだよ。
そもそも、そんな国に、戦後日本が感謝するかっつーの。敗戦国・日本の対米感情の良さを考えてじゃべれよ。
開戦直前まで、日本の輸出量は増えてんだっての。
ただ経済的利益だけ考えるんだったら、戦争なんてリスクを背負う必要全然ないの。
89世界@名無史さん:03/04/12 18:10
>1917年のウッドロー・ウィルソン大統領の「対華21ヶ条要求の凍結と引き換えに鉄鋼の輸出を再開する」と言う台詞はあまりにも有名ですがねぇ?

対華21箇条を出し日本が悪い。牽制ぐらいされて当然。

>更に、日本からの輸入(日本の輸出)もブロック化の半分以下のレベルまで落ち込んでいますねぇ?

確かにアメリカ一国への輸出は1925,29がピークだが、蘭英米へ輸出へのトータルの最高は、1937年。うんで、世界輸出のピークは40年。
いずれにせよ、経済的な面では戦争する必要性は全くなかった。順調に伸びていたんだから。

>またまた事実関係の誤認ですか…お勉強が足りないようですねぇ。

くず鉄・鉄鋼の対日輸出禁止は、3国同盟の対抗措置だよ。

>一般市民を一体なんだと思ってるんでしょうねぇ?

ほんとうに反米意識を持っていたら戦いって言ってるんだよ。
世界の大国がゲリラ戦に悩まされ続けたことを知らない訳じゃあるまい。
90世界@名無史さん:03/04/12 18:10
>>84
>だから法的な権限は持っていたが、権力は持っていないと何度も言っているだろうが。

それが根拠のない妄想だって、すべに指摘されてるだろ。

>軍部の大半も事変の拡大を嫌っていたんだけどねえ。

でも拡大してんじゃん。

>自らの国が今までやってきたことを棚に上げているんだから、アメリカに避難する資格はない。

はぁ? 過去の自分への反省から、他国の侵略を批判する権利ぐらいあると思うぜ。
日本だって、大戦の反省から、平和主義国家に生まれ変わったんだから。

>つーか日本の交渉継続の意思を無視して、貿易規制を続けていたってのは否定できてないんだけどな。

宥和性は否定できないって言ってるだろうに。アメリカが本気で日本をつぶそうと思ってるんなら、満州事変の時点で石油を止めている。
いまのアメリカならそうするね。

>これを侵略というのなら、今でもアメリカは世界中を侵略していることになります。

はぁ? 左翼デンパの脳内ならともかく、アメリカは世界の支持を受けて、世界秩序のために軍を派遣してるんだよ。
安全保障のために血を流すことがどれほど負担になったいるかわからんのか?
91世界@名無史さん:03/04/12 18:11
>>85
>アメリカの占領国でも、フィリピンではゲリラ狩りしているし、中南米で幾つも政権を潰している。

はぁ? あくまで民主的平和論は双方民主国家だった場合に適応されると何度言ってもわからんのか?

>国民が好戦的であれば、戦争を続けるだろう、今のアメリカのようにね。

自由民主国家には戦争を仕掛けてませんが何か?

>国民の発言力が強くなった昭和期は、その支持を背景に軍部の一部が暴走していたしね。

自由民主主義から離れたから、アメリカと敵対した。国民の熱狂的な支持があったのは、ファッショでも同じこと。
熱狂の方向性だよ。

>そのとおりあくまで、『利害』であって『利益』じゃない、で、なにがいいたいの?

これは誤植だ。利益を利害と書いてしまった。アメリカの利益が世界の利益につながるんだよ。
92世界@名無史さん:03/04/12 18:12

>日本とナチスの共感している部分についてなのですが、日本語の意味が理解できないようですね。

もっと具体的に書いてくれ。なにを言っているのかわからん。

>自分のトンデモには気付かないらしい

そっくりかえすよ。中学生じゃないんだから、反米デンパも大概にしろよ。
世界がアメリカに同調したのは、少なくとも他の軍事超大国よりはアメリカの方がましで、正当性があると思ってるからだよ。
なんでもかんでも、アメリカの軍事力に世界が脅されてると思うなよ。
たとえどんなに軍事力が強大でも、不合理なものには世界は反発する気概を持っている。
世界を支配するのに必要なのは、軍事力ではなく正当性だよ。
アメリカは他の大国よりも、そのことをよく知っていたから、大戦にも冷戦にも勝利した。
まぁ、君の頭のなかでは、アメリカへの同調=アメリカへの屈服と考えてるのかもしれんけどな。
93世界@名無史さん:03/04/12 18:17
>>88
> 社会主義政権をつぶすため。
直前に自分で言った「アメリカの懐柔能力」はどうしましたか?
懐柔能力ないじゃん。
94世界@名無史さん:03/04/12 18:24
>>92
>「不合理」
うんうん。イラクのフセイン政権を適当に理由つけて潰して
石油の安定的に供給するのは合理的だよね。
「世界」も納得してるよね。
95世界@名無史さん:03/04/12 19:39
スレタイの『語り尽くそう』ってかなり無理がある気がするのは俺だけか?
一人のバカにみんながよってたかって教えてるだけのような気が・・・。
96世界@名無史さん:03/04/12 23:13
>>90
>それが根拠のない妄想だって、すべに指摘されてるだろ。

それにはもう反論済み、ループさせんな。

>でも拡大してんじゃん。

継続的に攻撃を仕掛けてきているのに、どうやって戦争を止めろと?

>はぁ? 過去の自分への反省から、他国の侵略を批判する権利ぐらいあると思うぜ。

戦後も何度もしているだろうが。
つーか反省とかいうのなら、まずメキシコに領土を返還してからじゃなければ説得力ねえよ。
世間ではダブスタなんだからな。

>宥和性は否定できないって言ってるだろうに。アメリカが本気で日本をつぶそうと思ってるんなら、満州事変の時点で石油を止めている。

その当時は英仏とは対立していませんから、貿易規制されてもそんなに日本は痛くありません。
少なくとも石油や鉄などがストップすることはありませんな。
そもそも宥和性が多少なりともあれば、日本の行為を擁護しているはずです、英仏は日本側の弁護に立ちましたよ。

>安全保障のために血を流すことがどれほど負担になったいるかわからんのか?

日本の仏印進駐も、治安維持や防衛などの安全保障の効果がありましたが、なにか?
日本がどれだけ血を流したかお忘れか?

また双方合意の条約に他国が文句をつける事はよくあります、
ソ連や中国が日米安全保障条約を非難したようにね、日本の進駐も同じ事です。
97世界@名無史さん:03/04/12 23:19
>>88
>社会主義政権をつぶすため。
何だ、やっぱり民主主義はどうでもいいんじゃん(w
98世界@名無史さん:03/04/12 23:34
>>91
>はぁ? あくまで民主的平和論は双方民主国家だった場合に適応されると何度言ってもわからんのか?

だからナチスだろうが、ソ連だろうが、世界征服に成功すれば一緒だ。
ソ連と東欧諸国の対立は、西側諸国の対立と比べても差があるとは思わない。
(どちらも経済または資源を、アメリカおよびソ連に依存しているから逆らえないだけだ)

>自由民主国家には戦争を仕掛けてませんが何か?

各国で産まれた民主化を軍事政権を援助し潰しているのにか?
つーか民主国家なんて近代以前アメリカ以外存在しないわけで、無茶苦茶な理論だね。
英国あたりの立憲君主制国家も民主国家に入れられるかもしれんが、
だが米英戦争だってあるわけで、そもそも理論を支える基盤はないと言っても過言じゃないよ。

>自由民主主義から離れたから、アメリカと敵対した。国民の熱狂的な支持があったのは、ファッショでも同じこと。

ほうほう、明治の方が自由民主主義だったと珍説を飛ばされるので?
そして国民の熱狂的な支持を支えたのは、アメリカの強硬姿勢に他ならない。
アメリカに多少宥和の意思があれば、日本を枢軸国側に追いやる事はなかった。

>これは誤植だ。利益を利害と書いてしまった。アメリカの利益が世界の利益につながるんだよ。

んなわけねーだろ、根拠示せ根拠。
自由貿易の名を元に、各国の産業を破壊して、どこの国が利益を得たんだ?





99世界@名無史さん:03/04/12 23:36
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100世界@名無史さん:03/04/12 23:42
>もっと具体的に書いてくれ。なにを言っているのかわからん。

だから日本とナチスが共感する部分だよ。

>たとえどんなに軍事力が強大でも、不合理なものには世界は反発する気概を持っている。

今世界中から反発されているのがアメリカ、おそらく戦前のナチスやソ連と変わらないね
ナチスはあれでも欧州圏を押さえ、ソ連と宥和し、日本を巻きこみ、
南米などに親独政権を建てられ、英米にも多くのナチスシンパを作り上げたほどの人気者。
それに比べてアメリカを、支持している国は世界で何ヶ国あることやら。

101世界@名無史さん :03/04/13 08:26
>>93
>直前に自分で言った「アメリカの懐柔能力」はどうしましたか?
>懐柔能力ないじゃん。

つぶした後、懐柔するんだよ。日本も、アフガンも、イラクもみんなそうだったろ。
ファッショは自浄能力は欠乏してるから、外圧でぶっつぶした方が早いんだよ。

>>94
>「世界」も納得してるよね。

うん、あれだけ戦争に反対していたドイツも、戦争を支持したしね。
もうイラクの解放、戦後復興は世界のコモンセンスになってるよね。
筑紫や久米のバカサヨ・キャスターも必死すぎて笑えるよね。

>>95
>一人のバカにみんながよってたかって教えてるだけのような気が・・・。

そうだよね。反米厨はバカ丸出しだからね。
いい歳して、いい加減気づいてほしいよね。
102世界@名無史さん:03/04/13 08:27
>>96
>それにはもう反論済み、ループさせんな。

初耳。何番のレス?

>継続的に攻撃を仕掛けてきているのに、どうやって戦争を止めろと?

中国から撤退すればいいだろ。泥沼化させておいてなに言ってるんだか。

>つーか反省とかいうのなら、まずメキシコに領土を返還してからじゃなければ説得力ねえよ。
>世間ではダブスタなんだからな。

そんなこと言い出したら、新大陸すべてを返還しなきゃならなくなるんですが?

>そもそも宥和性が多少なりともあれば、日本の行為を擁護しているはずです、英仏は日本側の弁護に立ちましたよ。

はぁ? だから、英仏も宥和してるんだろ? なに言ってるの?

>日本の仏印進駐も、治安維持や防衛などの安全保障の効果がありましたが、なにか?

ん? 戦後は、憲法9条を盾にまったく血を流していないが?
103世界@名無史さん:03/04/13 08:28
>>97
>何だ、やっぱり民主主義はどうでもいいんじゃん(w

略して民主化って言ってるけど、自由民主主義のこと。
ただ大衆的支持があったという点では、ナチも大日本帝国も民主主義のなかにはいるよ。
ただ自由主義でなかっただけだ。

>>98
>だからナチスだろうが、ソ連だろうが、世界征服に成功すれば一緒だ。

はぁ? 長期化することによる独裁体制への大衆の不満を、どうやって一党独裁体制ではらす?
旧ソ連は内部崩壊してんだぞ? 
リベラル民主主義が本質的に持っている柔軟性が軍事的緊張感を緩和する効果をもっているんだよ。
その点理解できてる?
議会制が国内に根付いているからこそ、議会制自由民主主義国家は、大概のことは交渉によって解決できるんだよ。
民主平和論がまったく無根拠に唱えられてると思うなよ。
交渉による解決。そういう性質を民主国家は持ってるんだよ。

>だが米英戦争だってあるわけで、そもそも理論を支える基盤はないと言っても過言じゃないよ。

20世紀、デモクラシーが強く意識化されるにつれて、その傾向性は顕著になっている。
104世界@名無史さん:03/04/13 08:29
>ほうほう、明治の方が自由民主主義だったと珍説を飛ばされるので?

明治の頃は、むしろ軍事バランス論で説明した方が早い。何度も言うが民主平和論は、20世紀から顕著になる。
ただアメリカと戦っても勝ち目がなかったから、刃向かわなかっただけ。
元老が、過激になりがちな大衆ナショナリズムをうまく制御できていた。
しかし元老が倒れて、天皇と国民が結ばれるにつれてその暴走性が顕著になってくる。

>そして国民の熱狂的な支持を支えたのは、アメリカの強硬姿勢に他ならない。

アフォだなぁ。日中戦争泥沼化させておいて、どの面下げて人の強硬姿勢を批判できるの?
満州でやめとけば、あんなにアメリカが硬化することはなかったんだよ。決定打は、3国同盟だがな。
国民の熱狂的な支持を支えたのは、ペリー以来の欧米コンプレックスだよ。
それが世界最終戦論という強烈な誇大妄想を生んだ。
経済的利害で説明できない以上、精神的な面に求めるのが自然。

>アメリカに多少宥和の意思があれば、日本を枢軸国側に追いやる事はなかった。

ぷっ。こんだけ言ってもまだわからんとは。
まさに、「軍人に言わせれば、国家が一日でも安全であった日はない」だな。いくらでも拡大解釈が可能だ。
軍部独裁化していた日本には何の非もないと?
世界中の国からタコ殴りにされてなに言ってんだか。

>自由貿易の名を元に、各国の産業を破壊して、どこの国が利益を得たんだ?

ぷっ。マーシャル・プランでさんざん援助してもらってなに言ってんだか。
少なくとも戦後日本は利益を得たんじゃねーの。
105世界@名無史さん:03/04/13 08:29
>>100
>それに比べてアメリカを、支持している国は世界で何ヶ国あることやら。

はぁ? フランス・ロシア・ドイツを反対に回した今回のイラク戦争でも、40カ国以上の支持国があったのですが、何か?
短期決戦に成功した現在は、3国もアメリカにふたたびすり寄ってきてるんですが?
106世界@名無史さん:03/04/13 08:42
ほう、おまえんとこのニュースではすり寄ってることになってるんだ。
戦後処理を巡って対立してるってうちのほうのニュースではやって
いたが。(ww
107世界@名無史さん:03/04/13 08:59
 その当時の中国市場、満州国を失えば、米・欧州市場を失った日本は
列強の地位を失うのは間違いない。

 戦後ここまで日本が大きくなれたのは、
・軍事をアメリカが負担したこと
・アメリカが巨大市場となり日本が食い込めたこと
・冷戦による日本の地理的重要性の向上

 などで、民主性どうたらとは関係ない。
108世界@名無史さん:03/04/13 09:03
>>106
住んでる世界が違うので仕方ないと思われ(藁
109世界@名無史さん:03/04/13 09:31
彼の中の「世界」はどうも日米欧だけなようだね。
自由民主主義国以外は「世界」には入れてはいけないらしい。
110世界@名無史さん:03/04/13 13:45
>>96
>日本の仏印進駐も、治安維持や防衛などの安全保障の効果がありましたが、なにか?
混乱しててよくわからんが、この一文は馬鹿と見た。
111世界@名無史さん:03/04/13 13:55
>>107
1930年代には大恐慌から復活してたし、日独同盟解消または無名化し、
英米協調路線に戻ればよかったんでないかな。
ナチスの緒戦の勝利が判断を誤らせたと思うが。

民主化は関係あるのでは?
・財界のトップをふっとばし、ベンチャー化させた。
・それなりの財閥解体で競争を促進させた。
・自作農創出で国内消費を増加させた。
・単線型学校教育で教育による人材発掘が一層進んだ。
112前スレのスレ立て人:03/04/13 13:55
>95 :世界@名無史さん :03/04/12 19:39
 >スレタイの『語り尽くそう』ってかなり無理がある気がするのは俺だけか?
 >一人のバカにみんながよってたかって教えてるだけのような気が・・・。

その「一人のバカ」を前々スレの継承スレ(閑古鳥が啼いて寂れて消えた)から
隔離するために、「ファシズム体制を語り尽くそう」スレは生まれたのです。
113世界@名無史さん:03/04/13 13:58
1995年に放送されたNHKスペシャル「映像の世紀」第1集〜最終集までの
録画ビデオ欲しい人いる。身の回りの整理をしていていらないから捨てようかな
とおもうてるけど。
114世界@名無史さん:03/04/13 15:05
オークションに出せば売れるかも?
115世界@名無史さん:03/04/13 17:55
>>111
 むりだな。どうやって英はともかく米に対して宥和政策を打ち出せると?
打ち出せなかったから戦争に向かっていったのはこのスレの人間ならわかって
いるものと思うが。

 今の知識を持った後出しで良ければ、ドイツが負け始めた頃にドイツに
宣戦布告すればいいってのはあったかもしれんがな。
116世界@名無史さん:03/04/13 19:16
>>107
>・軍事をアメリカが負担したこと
>・アメリカが巨大市場となり日本が食い込めたこと
>・冷戦による日本の地理的重要性の向上

> などで、民主性どうたらとは関係ない。

はぁ?
これ、全部民主化して西側に入らないと受けられない恩恵なんですが?
117世界@名無史さん:03/04/13 19:21
民主化してないフランコ体制下のスペインも西側諸国の陣営に入りました
118世界@名無史さん:03/04/13 19:26
西側といえるかわからんが、ケ小平中国もそうだね。
119世界@名無史さん:03/04/13 20:48
>>115
軍事同盟解消、仏印進駐停止、日中戦争停戦。
これやってたら、ハルノートは違う物になってだろう。
日本はアメリカの出方を全て読み間違え、自己妄想の餌食になったようなもの。
日米交渉最終局面で船団を南下させなければ、
ハルノートも強硬案にはならなかったという。
情報戦での負けだ。
120世界@名無史さん:03/04/13 20:52
>>116-117
まあ、でも日本の場合は民主化=非軍国主義化が条件だったから
>>116も一理あるんでないの。
東側に入ってたら、「どうなってたかー!」だからね。
121世界@名無史さん:03/04/13 21:40
>>117
>民主化してないフランコ体制下のスペインも西側諸国の陣営に入りました

アフォだなぁ。
スペインはフランコ死亡の後、フアン・カルロス1世のもとで民主化が進みましたが?
西側に留まろうとすれば、強烈な民主化へのモチベーションが要求される。
不可避的に民主化せざるをえないんだよ。スペインはその大きな根拠だ。
冷戦下では軍事バランス論にもとづいて、民主化しないで西側につくことは可能だったかもしれないが、冷戦が終わればただ孤立するだけだ。
民主化しない国家を、西側の主要民主諸国家が本気で信頼するかよ。
122世界@名無史さん:03/04/13 22:18
>>哀悼☆戦死
>初耳。何番のレス?

51だが?なんか反論あったっけ?

>中国から撤退すればいいだろ。泥沼化させておいてなに言ってるんだか。

日本人が滞在していて、国民党が日本人を守るつもりがないから、撤退することは不可能です。
ついでに泥沼させた原因の半分は国民党。

>そんなこと言い出したら、新大陸すべてを返還しなきゃならなくなるんですが?

そのとおり、他国または別の民族がいた地域を侵略して奪った土地に居座っていて、
他国が同じ事をして止めに入るのはダブスタだよ、自らが違反しているので相手が納得することはありえない。

>はぁ? だから、英仏も宥和してるんだろ? なに言ってるの?

だから英仏は宥和しているが、アメリカはしてないんだよ。アメリカが日本側を庇った事例を教えてくれ。
何時もはナイフで刺し殺しているヤクザが、パンチ1発で済ましたから、このヤクザは宥和的な態度示したとお前は述べているんだゾ。
これを宥和的な態度と解釈するか?知恵遅れじゃないのか?

>ん? 戦後は、憲法9条を盾にまったく血を流していないが?

まず日本語を読めるようにしましょう。
>>110
ほう、なにが間違っているのか指摘してもらおう、
あ、最初に言っておくが、これは治安維持の為に条約を結んだと言う意味じゃない事くらいわかるよな。
123世界@名無史さん:03/04/13 22:31
>>122
横レスだが、国家成立以前の生活地への征服と、
帝国主義時代の侵略は分けたほうが良いのではないかと。
縄文人・弥生人・えみし・アイヌまで話に入れたら混乱しますよ。

タスマニア人虐殺は非道で非難されるべきことです。
しかし、日本の中国侵略とはちょっとニュアンスが違いますな。
これは時代背景の違いで、ダブスタとは違うものです。

普通、戦争において泥沼化は先に手を出した方に責任があります。
124世界@名無史さん:03/04/13 22:42
>>103
>はぁ? 長期化することによる独裁体制への大衆の不満を、どうやって一党独裁体制ではらす?

中国共産党は一党支配で今まで問題なく統治しております、天安門事件も大したことありませんしね。
あくまで不満は経済などに問題があった場合のみ、噴き出します。経済成長などが上手くいっている限り一党独裁体制が崩れる事はありません。
国民に不満を感じさせなければ、統治は上手くいくものです。
そして民主主義であれ社会主義であれ、国民が不満を持てば、その支持を基盤とする軍がクーデターを起こし、政権を奪取します。
民主体制だったら、社会の不満の受け皿になるわけでもないんですよ。

何度も言うようですが、独裁であるだけで国民はそうそう不満を持ちません。
経済的な問題や社会的な問題が溜まった場合のみ不満を持つのです。
そして問題が山済みの場合、どこの国家でも政府の権限を拡大し独裁を強めます。

>リベラル民主主義が本質的に持っている柔軟性が軍事的緊張感を緩和する効果をもっているんだよ。

まず民主主義がもっている柔軟性とやらを説明してみ。
出なければ、んな君の脳内妄想には付き合えないよ。

>議会制が国内に根付いているからこそ、議会制自由民主主義国家は、大概のことは交渉によって解決できるんだよ。

アメリカがその事例から違反しているから、それもありえん。
つーか、第一次大戦に参加した独逸などは、立憲君主制の国家で議会もそれなりの権限を持っているんだけどねえ。

>20世紀、デモクラシーが強く意識化されるにつれて、その傾向性は顕著になっている。

つまりたった100年にも満たない期間で、結論を下しているわけか、珍説以外のなにものでもないね。
東アジアは数百年間戦争が起きなかったが、これをもとにアジアの王政の国々は戦争をしないという結論も下せるな。
もう笑うしかないよそれ。
125世界@名無史さん:03/04/13 22:47
>>123
だから最初はメキシコを事例にだしたのに、新大陸全部と言い出したのは哀悼☆戦死。

>普通、戦争において泥沼化は先に手を出した方に責任があります。

ほう学会が何時、日中戦争でどちらが先に仕掛けたか、断定したのですかな?
寡黙にも聞きませんが?

126世界@名無史さん:03/04/13 22:49
まさか満州事変までふくめないよね。
満州事変は日中戦争が起こる必要条件だが、満州事変が起きたからといって日中戦争が必ず起きたわけじゃないよ。
127世界@名無史さん:03/04/13 22:50
天安門は大事件だど。戦車の水平撃ちだ。死者何千?
一党独裁は不満をもたらす。それは人間の必然だ。汚職もおきやすく、
人治主義になりやすい。

WWT前の憲法ではドイツの議会は著しく権限を制限されてたよ。
128世界@名無史さん:03/04/13 23:08
>>104
>ただアメリカと戦っても勝ち目がなかったから、刃向かわなかっただけ。

だから日本はアメリカにはずっと戦争をする気がなかったんだよ。
石油が止められた後でも、ずっと交渉を継続していたし、
蘭印にも石油輸入の為に交渉していた、そこまで戦争を避けようと努力していたのが日本なんだよ。
アメリカ政府はどうせ勝てるからということで、常に強硬路線だった。

>アフォだなぁ。日中戦争泥沼化させておいて、どの面下げて人の強硬姿勢を批判できるの?

泥沼化させた原因の半分は国民党。また満干不可分論により、満州国の否認していたからね。
んで日本は国民党には強硬路線だが、アメリカには常に柔軟姿勢だったね。

>それが世界最終戦論という強烈な誇大妄想を生んだ。

個人の考えと、国家の考えを混同しとりゃせんか?

>経済的利害で説明できない以上、精神的な面に求めるのが自然。

全て経済的な利害で説明できる、理解できないのは君だけだ。

>ぷっ。こんだけ言ってもまだわからんとは。

全然答えになってないよ、それでどうやってアメリカが日本に強硬姿勢を貫いた結果、
日本を枢軸よりにさせたことを否定できるのかね?
129世界@名無史さん:03/04/13 23:09
>>104
>軍部独裁化していた日本には何の非もないと?

なんで軍部独裁だと、日本に非があるのか理解できん。
自由民主主義の維持していたとしても、戦争仕掛けていれば問題だろうし。
軍部独裁だろうと、戦争仕掛けていないなら、問題などない。
つーかそもそも日本は戦時体制であって、軍部独裁じゃねえ。
戦線布告も三国同盟も政府の方針であって軍部の方針じゃないしな。

>ぷっ。マーシャル・プランでさんざん援助してもらってなに言ってんだか。

理解不能。ついに壊れたとしか思えん。
マーシャルプランと、アメリカの利益が世界の利益になるというのがどうやってコイツの脳内で結びついたんだ???
130世界@名無史さん:03/04/13 23:21
>>127
天安門事件の死者は数百人程度。それ以上は裏づけがないよ。

そして一党独裁じゃなければ、それだけで無条件で問題なしというのもまた疑問だね。
第一次大戦後のフランスなどは政局が流動し、何十回も政権が倒れていた。
勿論経済は滅茶苦茶、国民の不満は常に頂点に達していた。
経済を安定させるには、磐石足る地盤を持つ政治が必要なこともある。

>WWT前の憲法ではドイツの議会は著しく権限を制限されてたよ。

イギリスや日本にあって独逸にないのは予算の審議権とかかな。
んで、どうやったら立憲君主制国家ではないという結論になるのかな?
131世界@名無史さん:03/04/13 23:24
民主主義国家は侵略をしないのか。へー。
ところでイギリスの殖民地は本土の100(ry
132世界@名無史さん:03/04/13 23:27
>>105
枢軸国よりの国々もそれぐらいありますが。なにか?
>>111
時系列が無茶苦茶。
133世界@名無史さん:03/04/13 23:50
ガイアナ、ホンジュラス、ニカラグアの人達にアメリカの事を聞いてみたら、
アメリカの真実がわかるんじゃない?
134世界@名無史さん:03/04/14 01:49
あんま詳しくないんだけどさー

親米のバカがいるってことはわかったよ
135世界@名無史さん:03/04/14 03:49
>>134
 彼は「親米」なのではなく、彼の脳内にだけ存在する、妄想の、架空の「米国」について語っております。
136世界@名無史さん:03/04/14 04:51
あんま詳しくないんだけどさー

反米のバカがいるってことはわかったよ
137世界@名無史さん:03/04/14 06:05
>>105
そりゃ、理想よりも戦後利権をとったんでしょう
その40国のうちで本当に国益抜きして、
結果はともかく
戦争に至るまでのアメリカのやりかたは正しいと思ってんのはどれくらいいるの?
138世界@名無史さん:03/04/14 06:09
>>107
80年代までの
韓国や台湾なんかは選挙があったにしろ
「民主化」とはいえないのでは?
139世界@名無史さん:03/04/14 06:13
第二次天安門事件は外(日本やアメリカ的感覚)
で見ればとんでもない大事件だけど
社会主義の感覚からすると別に普通じゃないの?
140世界@名無史さん:03/04/14 06:50
>>122
>51だが?なんか反論あったっけ?

はぁ? 天皇が政治的影響力を持っていたことをなにも否定できてないじゃん。

>日本人が滞在していて、国民党が日本人を守るつもりがないから、撤退することは不可能です。
>ついでに泥沼させた原因の半分は国民党。

はぁ? 他国に進駐しておいてなに言ってんの?
どの面下げて半分が国民党の責任なんて言ってんの?
反日感情が強ければ、排日運動が起こるの当然じゃん。
侵攻してきたら抵抗ぐらいするだろ、ふつう。

>何時もはナイフで刺し殺しているヤクザが、パンチ1発で済ましたから、このヤクザは宥和的な態度示したとお前は述べているんだゾ。

まぁ、君の頭の中じゃ、アメリカがどんな態度とっても強硬に見えるんだろうね。( ´,_ゝ`)プッ
141世界@名無史さん:03/04/14 06:51
>>124
>中国共産党は一党支配で今まで問題なく統治しております、天安門事件も大したことありませんしね。

アフォだなぁ。天安門事件は大きな国際非難を浴びただろ。頭寝ぼけてんのか?
スペインやポルトガルの例があるだろ。
現在、一党独裁で機能しているからと言って、このまま維持できる分けないだろ。
今後経済が発達するにつれ、不可避的に政治的自由の欲求は国民の中に生まれてくる。
中国もそのうち民主化するよ。
歴史を流れで考えているものと、点で見るものの差が決定的に出るから、見ててごらん。

>民主体制だったら、社会の不満の受け皿になるわけでもないんですよ。

( ´,_ゝ`)プッ。これだけの民主主義が世界的普及している現代で、なにデンパ飛ばしてんだか。

>まず民主主義がもっている柔軟性とやらを説明してみ。

説明するまでもない。世界大戦と冷戦に勝利した民主主義は、もっとも滅びにくい政体であることを証明した。
まぁ、君は米帝陰謀論者だから理解できないだろうけどね。

>つまりたった100年にも満たない期間で、結論を下しているわけか、珍説以外のなにものでもないね。
>東アジアは数百年間戦争が起きなかったが、これをもとにアジアの王政の国々は戦争をしないという結論も下せるな。

現代の歴史の流れの速さを無視して、他の時代と比べているバカ。
142世界@名無史さん:03/04/14 06:51
>>127
>一党独裁は不満をもたらす。それは人間の必然だ。汚職もおきやすく、
>人治主義になりやすい。

そうだよね。
そんな簡単なことを、米帝陰謀論者は理解できないんだよね。
143世界@名無史さん:03/04/14 06:52
>>128
>だから日本はアメリカにはずっと戦争をする気がなかったんだよ。

うんなわけねーって。
あくまで開戦時期を引き延ばすための交渉であって、将来的な対米決戦はやる気満々だった。
そのことをアメリカはとっくの昔に見抜いていたの。

>個人の考えと、国家の考えを混同しとりゃせんか?

世界最終戦論(覇道と王道の決戦)は、大きな思想的影響力を持っていましたが何か?

>全て経済的な利害で説明できる、理解できないのは君だけだ。

経済的利害だけでは戦争は起きません。
命あっての物種だからです。

>全然答えになってないよ、それでどうやってアメリカが日本に強硬姿勢を貫いた結果、
>日本を枢軸よりにさせたことを否定できるのかね?

アメリカが強硬派だったら、戦後日本を民主化なんかさせるかよ。
アフォか? 誰が日本に言論の自由を与えてくれたと思ってんだよ。
こうやって、敗戦国にもかかわらず戦勝国批判ができるのも、アメリカの寛容性のおかげだぞ。
民主主義のぬるま湯に育って、そのありがたみを忘れてんじゃねーの?
144世界@名無史さん:03/04/14 06:53
>>129
>軍部独裁だろうと、戦争仕掛けていないなら、問題などない。

はぁ? 軍部独裁の国に君も育てば、ちがう感想持つんじゃない。

>>131
>民主主義国家は侵略をしないのか。へー。
>ところでイギリスの殖民地は本土の100(ry

戦後どんどん領土を縮小しただろうが。寝ぼけてんのか?

>>138
>80年代までの
>韓国や台湾なんかは選挙があったにしろ
>「民主化」とはいえないのでは?

もう民主化している。西側に留まろうとすれば、民主化への欲求を受けるという点はまったく覆らない。
145世界@名無史さん:03/04/14 07:02
>>143
>あくまで開戦時期を引き延ばすための交渉であって、将来的な対米決戦はやる気満々だった。
初めて聞く珍説だが ソ ー ス は ?
米国との戦争を避けるべしと言う方針のソースなら山盛りで残ってるんだが…。
146世界@名無史さん:03/04/14 07:04
>世界最終戦論(覇道と王道の決戦)は、大きな思想的影響力を持っていましたが何か?
石原莞爾はDQN扱いされて更迭されたような…。
147世界@名無史さん:03/04/14 07:07
>>144
韓国も台湾も民主化への改革は「上から」起こっていますが何か?
148世界@名無史さん:03/04/14 08:25
>>145
>初めて聞く珍説だが ソ ー ス は ?

ソースもくそも、真珠湾奇襲に日本国民があれだけ歓喜したことが最大の根拠だよ。
日本の欧米コンプレックスを棚に上げてなにを言ってるんだ、おまえは。

>>146
>石原莞爾はDQN扱いされて更迭されたような…。

東条英機と対立しただけで、最終戦論そのものがドキュン視されたわけではない。

>>147
>韓国も台湾も民主化への改革は「上から」起こっていますが何か?

独裁政権に対する反体制デモは各地で起きてるよ。
149世界@名無史さん:03/04/14 09:07
アメリカのネオコン(新保守主義)を考える。
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/philo/1050130927/
150世界@名無史さん:03/04/14 10:07
横レスだが
>>103
>ただ大衆的支持があったという点では、ナチも大日本帝国も民主主義のなかにはいるよ。
遅くとも大躍進を民衆が勇躍して遂行した頃までの中華人民共和国なら
政治協商会議という他党連立人民戦線方式が形骸化した所で
共産党独裁ながら民主主義のなかにはいるな。
151洋物動画直リン:03/04/14 10:38
152世界@名無史さん:03/04/14 11:54
>>125
>>123
>だから最初はメキシコを事例にだしたのに、新大陸全部と言い出したのは哀悼☆戦死。
ふぅん。そうでっか。

>>普通、戦争において泥沼化は先に手を出した方に責任があります。
>ほう学会が何時、日中戦争でどちらが先に仕掛けたか、断定したのですかな?
>寡黙にも聞きませんが?
1、蘆溝橋事件の謎の砲声は多分中国軍
2、その後現地停戦協定
3、その停戦協定の日の夕刻、帝国政府閣議は戦争拡大・部隊派遣を決定。
4、その派兵により北支で戦線拡大
5、海軍の熱望してた上海に飛び火
6、上海から南京へ侵攻
通説ですが。
153世界@名無史さん:03/04/14 11:59
7、北支掃討作戦を考えると、満州事変との継続戦争との学説が半数。
154世界@名無史さん:03/04/14 12:03
日中戦争の発端

>1936.12:西安事件で蒋介石が毛沢東と対日奇襲攻撃を合意。
毛沢東と蒋介石は会ってない。蒋介石を軟禁し内戦停止・挙国抗日
をせまったのは、東北軍閥の張学良。第2次国共合作は1937年10月から。

>1937.7.8:中国軍が義和団議定書で駐屯していた各国軍隊のうち、
> 日本軍に夜間 攻撃を加え、日本人への攻撃開始。
事件の2日後(7・11)に日本北京特務機関長と中国現地師団長で
停戦協定に調印。ところが、同日の夕刻、日本政府は中国派兵を閣議決定

>1937.7.29:通州事件:中国軍が通州の日本人市民300を大虐殺。
>     女性は強姦斬首、日本人幼児の目をくりぬき虐殺。
事件責任者は日本傀儡軍閥政府。日本軍の誤爆と中国放送のデマに
のせられ事件実行。
事件後、この日本傀儡軍閥政府は日本軍と行動を日中戦争終了まで
ともにする。戦争終了後、中国側によって、売国敵として処刑される。
ちなみに、事件の被害者の約半数は朝鮮民族。
155世界@名無史さん:03/04/14 12:03
>1937.8.13:上海で中国軍20万が日本人居留民に奇襲攻撃。
>      日本政府、居留民防衛のため出兵。戦争はじまる。
7月11日の決定に基づき、7月下旬に朝鮮軍・関東軍部隊が華北侵攻し、
北京・天津を占領。8月上旬には3個師団が渡海し、華北に上陸。
中旬には上海にも戦線拡大。
国民党政府は動揺するが、8月中旬に対日抗戦を決意。全国発動令だす。

>1937.12.13:中国首都南京陥落、日本が講和を提議するも中国拒否。
> 戦争を選ぶ。
南京を落とせば降伏するだろうと甘く見ていたが、
1、満州国承認
2、華北と内モンゴルを中国から離す
3、上海など各地への日本軍駐留
4、日本・満州・中国の経済的一体化(つまり全中国の従属化)
が、日本側のねらいであったので当然戦争は泥沼化した。
156世界@名無史さん:03/04/14 12:08
 満州の経営に行きづまった日本、とくに陸軍は、1935年ごろから
華北を第二の「満州国」化しようとして華北分離工作を進め冀東防共
自治委員会、冀察政務委員会をつぎつぎに成立させた。また関東軍の
傀儡である内蒙軍を緩遠省に侵入させて失敗するなど(緩遠事件)、
中国の抗日民族運動を一挙に燃えたたせた。このころになると、中国国民
の民族意識のたかまり、幣制改革などの経済的統一の進展などによって、
中国はようやく近代的統一国家としてのまとまりを見せはじめていた。
しかし中国への蔑視感にとらわれている日本の軍部も政府も、この事態を
認識できなかった。そのことが日中戦争全面化の背景にあったのである。

 1937年7月7日の蘆溝橋事件は、6年前の柳条湖事件のような
計画的陰謀ではなかった。しかし日本は前年に支那駐屯軍の兵力を一方
的に三倍近くに増強し、中国側の反対を押し切って北京西南部の豊台
に兵営を作った。この豊台駐屯の部隊が、抗日意識に燃える中国軍の
目の前で夜間演習を行ったのだから、事件がおこるのは当然といえる。
問題はこの事件を一挙に全面戦争に拡大したことである。

157世界@名無史さん:03/04/14 12:09
 現地では、日本側の支那駐屯軍も、中国側の第29軍も、局地的な事
件として解決する方針で、7月2日には両軍間で停戦協定を成立させて
いた。ところが同じ7月11日に、東京では近衛文麿内閣が「重大決議」
のもとに華北へ増援部隊を送ることを決定し、一挙に戦争拡大に突き進
んでいった。そして朝鮮と満州からの増援兵力がほぼ北京(当時は北平
といった)、天津地方に集中した7月27日、支那駐屯軍にたいし、
「平津地方ノ支那軍ヲ膺懲シテ同地方主要各地ノ安定二任ズベシ」との
大命が出され、翌28日総攻撃が開始された。またこの27日、政府は
「自衛行動」を開始するとの声明を発表し、陸軍は内地3個師団の動員
を開始するなど、中央が主導して戦争を全面化させていったのである。

 このとき陸軍には、参謀本部の第一(作戦)部長石原莞爾に代表され
る不拡大派があって、中国との戦争に深入りすることは対ソ戦備に妨げ
になると主張していた。だが陸軍の中堅幹部たちや杉山元陸相は、この
さい中国に強大な一撃を与えてこれを屈服させようと主張する拡大派で
、近衛首相や広田弘毅外相、さらに昭和天皇までが、こうした一撃論に
立っていた。それは彼らが、中国にたかまってきた民族意識と、抗日統
一戦線の力量を正しく認識することができず、たやすく中国を屈服させ
ることができると軽視していたからであった。

158世界@名無史さん:03/04/14 12:10
 8月に入って事件が上海に波及すると、陸軍の上海への派遣を決定し、
8月15日に「暴戻支那」を「膺懲」するという政府声明を発表した。
これは宣戦布告に代るもので、全面戦争開始の宣言であった。石原作戦
部長は対ソ戦重視の立場から、なおも上海への兵力増強に反対したが、
昭和天皇はくりかえし兵力増派を催促した。天皇が、大兵力で一挙に決戦
を求めて、中国の戦争意志を放棄させようとする短期決戦論者であった
ことは、「昭和天皇独白緑」で自ら告白していることである。結局石原
作戦部長は辞任し、上海方面へは陸軍兵力の増派がつづき、海軍も航空
兵力の主力を投入して、南京など都市への戦略爆撃を行った。他国の領
土に大軍を侵入させたことも、都市への無差別爆撃を行ったことも、
国際法に違反する侵略行動に他ならないものである。

 中国軍の抗戦は、天皇や日本政府や軍首脳の予想とは正反対で、
激烈をきわめ、上海の日本軍は大損害を出した。三ヵ月の苦戦の後に、
杭州湾に新たな軍を上陸させて、ようやく中国軍を退却させ、その勢い
で首都の南京に急進した。そしてこの間に、「南京アトロシティーズ」
とも言われる世界に知られた事件をおこした。そして戦争は、日本が予想
もしなかった長期戦の泥沼に踏み込んでいったのである。
159世界@名無史さん:03/04/14 12:18
>>144
>戦後どんどん領地を縮小
寝ぼけてるのはお前だろうが。植民地を放棄した第一要因は持ち出しだけで金にならないから(反乱鎮圧の経費も)。
そこまでうま味があったらいくら人道言っても手放さんわな。
インド人の血税を毎年直接本国に搾取(ホームチャージ)するイギリスですら、赤字だったんだよ
(日本は日中全面戦争の軍事費までは、半島の朝鮮人の税金を本土のために使ったことはありません)。
アメリカはいち早くそれに気づいたからフィリピンを放棄した。
当時は、自分の勢力圏を持つことが利益になると考えられていた。
コノエ文麿の論文、「英米本位の平和主義」でググってみろ。
まあそれは間違いだったわけだが。それでも植民地手放したから民主主義が偉いわけだ?
まあ日本敗戦後民主主義国家のイギリスとオランダは東南アジアに戻ってきて「武力」で再侵略したわけだが。
問題は、民主主義国家が本土の100倍もの領土を侵略し支配したという、
自由や平等などのスバラシー理念が植民地には適用されなかったことにあると思うのだが。
160世界@名無史さん:03/04/14 12:31
それは、当時の民主主義国家がブルジョワ民主主義国家で、
現代のとはちょっと違うからではないでしょうか。

ブル民は帝国主義と表裏一体です。
161159:03/04/14 12:36
アメリカはともかく、「民主主義」と言うだけでイギリスを無罪放免にしてしまうとは、工房の民主主義史観は和歌ランナー
共産主義者も民主主義は帝国主義って言ってるだろ。自由が外へ外へ限りなく侵略するの。
ほんなら日本も日清戦争期のドサクサに中国や東南アジアを
ほかの民主主義列強と一緒に取っておけばよかったなー。
食料・鉱物の満州と石油のインドネシアあたりを支配すれば日本も勢力圏を持つ「現状維持派」に
なれてWW2も起きない、侵略国と非難されることもなかっただろうなー
162世界@名無史さん:03/04/14 13:31
レーニンの見解は「帝国主義は資本主義の最高の段階」です。
民主主義には触れてません。

イギリスの帝国主義時代の民主主義はブルジョワ民主主義で、
資本の代弁です。ですから殖民地を拡張しました。

現在の大衆民主主義では、植民地主義は民族自決の概念に阻まれて
成功しません。もっとも、露骨なそれは、もう儲かりませんがねw。
163159:03/04/14 14:56
てか今時15年戦争が侵略だいや侵略じゃないなどとモメてるのはコウ"ァと良心厨だけじゃないのか?
別に植民地or勢力圏広げることが日本政府の中で絶対禁止じゃない以上、拡大、不拡大、
植民地、ただの親日国家にするなどの違いなどは、ただの時々・ケースバイケースの方針の違いに過ぎない。
そしてすでに広大な勢力圏を持っている国が、植民地を増やすのは止めようと言ったところで
持てる民主主義帝国が日本の侵略を非難する根拠はないと俺は考える
164世界@名無史さん:03/04/14 15:25
繁殖したい!
165世界@名無史さん:03/04/14 15:28
被侵略国側が侵略国を非難する根拠はあると考える。
166世界@名無史さん:03/04/14 15:29
第三世界が日欧米を非難するいわれはあるわな。
167159:03/04/14 16:03
ええ僕もそう思いますよ。だから「民主主義帝国」と前置きしたわけで。このスレの
工房は米英と中国、東南アジアの視点を混同してるから駄目。民主主義帝国を
弁護するのか植民地国の立場なのかはっきりしなさいよ
168世界@名無史さん:03/04/14 20:27
>>145
> >あくまで開戦時期を引き延ばすための交渉であって、将来的な対米決戦はやる気満々だった。
> 初めて聞く珍説だが ソ ー ス は ?
> 米国との戦争を避けるべしと言う方針のソースなら山盛りで残ってるんだが…。

>>148
> >初めて聞く珍説だが ソ ー ス は ?
> ソースもくそも、真珠湾奇襲に日本国民があれだけ歓喜したことが最大の根拠だよ。
> 日本の欧米コンプレックスを棚に上げてなにを言ってるんだ、おまえは。

外野から見てても明らかに反論になってない。しかもそれが「最大の証拠」とわね。
169世界@名無史さん:03/04/14 21:50
>>144
>戦後どんどん領土を縮小しただろうが。寝ぼけてんのか?
何やら誤解があるようですが、英国の植民地縮小は第一次世界大戦後に始まる事です。
WW1後、英国は多額の戦費等から債務国になり覇権を失います。
また、米国の圧倒的な生産力の前に貿易も不振となり、国内は不況に見舞われました。
不況の中、植民地(この頃には多くが自治領となっていますが)の直轄管理・運営にかかる費用も財政を圧迫するようになってきます。
そこで、1926年の大英帝
国会議で各自治領の外交自主権や政治的独立を認める替わりに本国と財政を分離させました。
この結果、本国が直轄支配するのは要衝であったインドやに限られ、本国の経済的負担は軽減される事になりました。
こうして、各自治領は本国と対等な立場となり、1931年のウェストミンスター憲章では英連邦の成立が成文化されました。
また、第二次世界大戦後には多くの国が独立し、英連邦の構成国となります。
現在も、英連邦内の各国は政治的な独立性は維持しているものの、政治・外交面では協調姿勢を見せる事が一般的です。
また、経済的には特恵関税制度で経済ブロックが形成されています。
また、連邦におけるUK、カナダ、オーストラリア等の大国の発展途上のコモンウェルス諸国に対する資本投下や技術開発援助は、なお重要性を失なっていません。
すなわち、現実的に見れば植民地を放棄したと言うよりも、より効率的に経営できる緩やかな繋がりの一国に整理されたと言えるでしょう。
170世界@名無史さん:03/04/14 21:55
>>162
>イギリスの帝国主義時代の民主主義はブルジョワ民主主義で、
>資本の代弁です。ですから殖民地を拡張しました。

現在のアメリカの民主主義はコングロマリット民主主義で、資本の代弁です。ですから市場や海外資産を拡張しています。
171世界@名無史さん:03/04/14 22:45
アメリカの赤字が世界経済を潤す矛盾はどう説明する?
172世界@名無史さん:03/04/14 22:50
<ハルノート時期の日本の対応>

対米戦が回避されることを恐れていた参謀本部幕僚たちのハルノートに
接した時の反応
「之レ天佑トモ云ウベシ、之ニテ帝国ノ開戦決意ハ踏切リ容易ニナレリ、芽出度シ
芽出度シ」(11月27日)。

陸軍省軍務課員・石井秋穂大佐によれば、9月6日の御前会議後、次のような
やり取りがあった。
石井中佐が服部卓四郎参本第2課長を訪ね御前会議の空気からしても戦争は
あり得ぬから、むしろ重慶攻略作戦の準備をすべし、と忠告すると、
議論になり、服部は「今のうちに戦争をやっておかぬと動けなくなる。
いくらでもその理由を具体的に説明してやろうか、陸軍大臣として目下
務むべきことは、
毎日、毎夜でも参台して陛下に開戦の必要を上奏することだ」と色をな
して主戦論を強調したという。
出典:戦史叢書「大本営陸軍部、大東亜戦争開戦経緯」「石井秋穂大佐回想録」
173世界@名無史さん:03/04/14 22:53
 たとえば、蘭印との交渉(いわゆる日蘭会商)における日本の資源要求量
と蘭印側の最終回答量は次のようになっています。
(蛇足ながら付け加えれば、この日蘭会商においては、別途、130万トン
の石油買付契約が成立し、1940年11月12日に調印されています)
        最終要求量 最終回答量 受諾率
生ゴム     20,000 15,000 75.0%
錫・錫鉱石   3,000 3,000 100.0%
ニッケル    180,000 150,000 83.3%
ヒマシ     6,000 6,000 100.0%
規那皮     600 600 100.0%
樹脂ダマルコパル 1,450 1,400 96.6%
カポック繊維  1,000 1,200 120.0%
カポック種子  5,500 6,000 109.1%
コプラ     25,000 19,800 79.2%
籐       1,000 1,200 120.0%
パーム油    12,000 12,000 100.0%
タンニン材   4,000 1,200 30.0%
ボーキサイト  400,000 240,000 60.0%
マンガン鉱   20,000 6,000 30.0%
キニーネ    80 60 75.0%
黄麻(ジュート) 1,300 1,400 107.7%
合計      680,930 464,860 68.3%
(「戦史叢書 大東亜戦争開戦経緯4」 P46)
(続く)
174世界@名無史さん:03/04/14 22:54
(続き)
ここからは、結果的に、蘭印が日本の要求の大部分を受け入れている
ことが分かります。
ここまで妥協が成立している以上、普通は、ここで手を打つでしょう。
何しろ、当時の日本はこれらの資源をのどから手が出るほど求めていた
のですから。
 ですが、実際には、信じられないほど馬鹿げたことに今日までの蘭印
のやり方は不都合にして、又応諾量も不足故、調印すれば国民は不承知
なるべく、佛印や泰等にも日本の弱くなった感想を与え好結果とならず、
調印せざるを可とす
(「戦史叢書 大東亜戦争開戦経緯4」P51)
として、日本は自ら交渉を打ち切ったのです。
相手は、売ってくれると言っているのに、相手がこちらの思うように
ならず、最終的に売ってくれる量が、自分の要求量そのままではないか
らと断ったのです。

★しかも、自分からいらないと言っておきながら、これ以降、経済封鎖
されたとして、ABCD包囲陣の打破を主張するようになります。

これに伴い、平和的に石油、ゴム等の戦略物資を取得出来ない(!)
以上、武力によって確保するしかないという手前勝手な意見が強くなり、
南進論が強化され、南進の拠点とするため、日本は南部仏印進駐を計画します。
175世界@名無史さん:03/04/14 22:55
ABCD包囲網は日本の国民向けプロパガンダであったか・・・。
176コピペ厨:03/04/14 23:34
>>174
サイトのURLを示さないのがなんだかなあ・・ググればすぐ出てくるんだよ?
177リビドーニスト:03/04/14 23:52
で、本当は結局何人ホロコーストしたんだよ。
それと命の泉計画の被検者の孫と結婚したいんだけど日本人はOKなのかよ!
178世界@名無史さん:03/04/14 23:53
>>哀悼☆戦死
>はぁ? 天皇が政治的影響力を持っていたことをなにも否定できてないじゃん。

政治的影響力なら、どの立憲君主制国にも等しく存在しますが?
ヴィクトリアがどれだけ政治に介入したと思っているわけで?

>はぁ? 他国に進駐しておいてなに言ってんの?

進駐は条約で認められているのですから、問題ないです。
また駐留民の保護は当然のことで、米英も何度も中国に遺留民保護の名目で出兵しております。

>どの面下げて半分が国民党の責任なんて言ってんの?

どっちかと言われれば、本格的な戦争に拡大した原因の上海事変は国民党の責任かと思われ。
>>152
ひょっとして国民党の動きは全く知らないのかな?

>まぁ、君の頭の中じゃ、アメリカがどんな態度とっても強硬に見えるんだろうね。( ´,_ゝ`)プッ

まあ君の脳内では、最初からヒトラーがホロコーストを実施しなかったから、ユダヤ民族に宥和政策をとったというのだろうな。



179リビドーニスト:03/04/14 23:57
誤爆スマソ。携帯からだから誰かホロコーストスレにコピペお願いします・・
180世界@名無史さん:03/04/15 00:05
>>141
>アフォだなぁ。天安門事件は大きな国際非難を浴びただろ。頭寝ぼけてんのか?

中国には全くと言っていいほど、影響がなかったですね。
所詮全人口の何百万分の一の暴動にすぎませんからね。

>現在、一党独裁で機能しているからと言って、このまま維持できる分けないだろ。

自分にとって都合のいい未来を予想しています。トンデモさんの条件に該当してますね。

>( ´,_ゝ`)プッ。これだけの民主主義が世界的普及している現代で、なにデンパ飛ばしてんだか。

世界でどれだけの国が、民主化に限界を感じ独裁体制に移行したと思っているのですかね。

>説明するまでもない。

説明できないと正直に言え。

>現代の歴史の流れの速さを無視して、他の時代と比べているバカ。

自分にとって都合のいい時代のみ抜き出す方法とはこんなものだよ。他人がやればよくわかるだろ。
そして歴史の流れの速さなどは良い訳にもならないね。





181:03/04/15 00:12
とんでもない赤い奴だな
182世界@名無史さん:03/04/15 00:19
続き
>あくまで開戦時期を引き延ばすための交渉であって、将来的な対米決戦はやる気満々だった。
>ソースもくそも、真珠湾奇襲に日本国民があれだけ歓喜したことが最大の根拠だよ。

つまりソースなしの脳内電波ということか、これも事実に対して仮定で応じてますからトンデモに該当します。
とりあえず、黄禍論を根拠にアメリカが、日本に戦争を仕掛けたということもありかな。

>世界最終戦論(覇道と王道の決戦)は、大きな思想的影響力を持っていましたが何か?

日本人の殆どはそんなもの知りませんでしたよ。石原個人の考えですから当然ですけど。

>東条英機と対立しただけで、最終戦論そのものがドキュン視されたわけではない。

そもそも影響力がないんですけど、、、満州系の官僚や軍人の一部には知っている人もいたでしょうが、
世間一般の人がどれだけ知っていたかと言われればねえ。はあ、、、

>経済的利害だけでは戦争は起きません。命あっての物種だからです。

経済的な問題で、今も世界で毎年何百万人も死んでいるわけですが…
戦前の日本も満州を手放せば、300万人は餓死すると言われたそうですし。

>アメリカが強硬派だったら、戦後日本を民主化なんかさせるかよ。

丸で答えになってないんだが。。。
コイツの十八番は、関係ない言葉で誤魔化し、レスしないことだからもう今更気にしないけどな。
俺が関係ない事まで、答えてるからいけないのかな。
183世界@名無史さん:03/04/15 00:22
>とりあえず、黄禍論を根拠にアメリカが、日本に戦争を仕掛けたということもありかな。
スマンがそれもトンデモの範疇に入るかと…。
184世界@名無史さん:03/04/15 00:40
>>175
ABCD包囲を日本が名付けたと言っているのかな?
>>172-174
悪質なサイトのコピペだね。
ハルノートのころの対応と銘をうっているのに、その頃行われた日蘭交渉ではなく、
1年も前の情報を流すとは恐れ入った。

>★しかも、自分からいらないと言っておきながら、これ以降、経済封鎖
>されたとして、ABCD包囲陣の打破を主張するようになります。

経済封鎖された後に日蘭交渉したなら、このサイトの言うとおりだろうが、
経済封鎖を受ける前なのだから、日本の行動は不思議でもなんでもない。

185世界@名無史さん:03/04/15 00:43
>>183
だって、それが哀悼☆戦死の論理なんだから仕方ないだろ。
俺は哀悼☆戦死に分かり安く教えているんだよ。
186世界@名無史さん:03/04/15 00:52
ここまできて、愛☆戦士に対する皮肉だと理解出来ない人もいるんだなあ。
187世界@名無史さん:03/04/15 07:52
ハルノートに喜んだ軍部の説明はこれだけだろ。
あってんじゃないの?

172 :世界@名無史さん :03/04/14 22:50
<ハルノート時期の日本の対応>

対米戦が回避されることを恐れていた参謀本部幕僚たちのハルノートに
接した時の反応
「之レ天佑トモ云ウベシ、之ニテ帝国ノ開戦決意ハ踏切リ容易ニナレリ、芽出度シ
芽出度シ」(11月27日)。

陸軍省軍務課員・石井秋穂大佐によれば、9月6日の御前会議後、次のような
やり取りがあった。
石井中佐が服部卓四郎参本第2課長を訪ね御前会議の空気からしても戦争は
あり得ぬから、むしろ重慶攻略作戦の準備をすべし、と忠告すると、
議論になり、服部は「今のうちに戦争をやっておかぬと動けなくなる。
いくらでもその理由を具体的に説明してやろうか、陸軍大臣として目下
務むべきことは、
毎日、毎夜でも参台して陛下に開戦の必要を上奏することだ」と色をな
して主戦論を強調したという。
出典:戦史叢書「大本営陸軍部、大東亜戦争開戦経緯」「石井秋穂大佐回想録」
188世界@名無史さん:03/04/15 08:06
>ハルノートに喜んだ軍部の説明
「軍部」と言うよりは軍内部の一部中堅層だろ?
「軍全体」という認識はおかしい
189世界@名無史さん:03/04/15 08:11
>>173-174は、日蘭交渉を日本が断ったと言うこと。

日蘭交渉決裂→40年10月20日小林特派大使召還

アメリカ経済制裁→40年7月31日、西半球以外への航空機燃料輸出禁止
→40年9月26日、くず鉄の輸出禁止

「ABCD同盟」の形成の宣伝→朝日新聞(大阪)41年8月4日からキャンペーン

南進阻止でなく「対日完全包囲をめざ」す「ABCD包囲陣」が存在し
強化されてると拡大解釈→朝日新聞(大阪)9月8日からキャンペーン

軍部の意向があったのでしょ。言論統制化の時期ですから。
190世界@名無史さん:03/04/15 08:24
上海事変
日中戦争初期の上海方面の戦争。蘆溝橋事件を発端とする日本の華北侵攻
に対して,上海では抗日運動が激化したが,

海軍はこれに積極的に対処する方針をとり,

1937年8月9日海軍特別陸戦隊の大山勇夫中尉と水兵1名が虹橋飛行場偵察
で中国保安隊に殺害される事件が発生すると,兵力を増強した。
これに対して中国側も増兵して緊張はいちだんと高まり,

12日海軍軍令部は陸軍派兵を要請,

近衛文麿内閣は13日内地2個師団派兵を決定した。

同日夜日中両軍は衝突,はげしい市街戦となり,14日中国空軍の日本艦
隊爆撃,日本海軍の台湾基地からの杭州などへの空爆,15日長崎県大村
基地からの

南京への〈渡洋爆撃〉,

第3・第11師団を基幹とする上海派遣軍(軍司令官松井石根大将)の編制
へと戦局は拡大し,

23日上海北方への日本軍上陸により戦争は完全に全面化した。

9月2日〈北支事変〉は〈支那事変〉へと改称され,上海事変はその一部
となった。

・どこが国民党の責任なんだか・・・
191世界@名無史さん:03/04/15 08:35
>仏印進駐は協定どおり
一部誤解。
協定は飛行場使用・駐屯兵5000・軍隊通過など。
日本は、内部でも「止めろって」言われてた協定違反の武力進駐を強行した。

第五師団(広島・師団長中村中将)が協定無視。
1940年9月23日に鎮南関から越境・進入しフランス軍と25日まで戦闘。
陸軍の横暴に起こった海軍は護衛艦を引き上げ、海上護衛なしで上陸w。
192世界@名無史さん:03/04/15 09:31
>ABCD包囲陣が存在し強化されてると拡大解釈
1933年オランダ政府が緊急輸入制限法による蘭印からの輸出規制。
1934年蘭印への綿布輸入規制
徐々に強化されていますが?
193世界@名無史さん:03/04/15 09:42
>陸軍の横暴に起こった海軍は護衛艦を引き上げ、海上護衛なしで上陸w。
なんなんだ皇軍ってのは!!!!!

194世界@名無史さん:03/04/15 09:54
>>190
事前に国民党は上海に大兵力を動員していたのは無視ですか。
列強の利権が存在しない華北では、国際的な注目を受けれず、
利権が集中する上海付近に飛び火させたのは誰だと思っているわけで?
その徴発に安易にのったのは、事実ではあるが、
肝心の攻撃をしたのは国民党です。

また現地の駐留していた日本軍はたったの一万人強、数十万の国民党に対し兵力を増強するのは当然のこと。

ああそうそう、まさか国民党が非戦派だったとでも思っているわけですか?
195159:03/04/15 11:31
ドロボーが盗家を他のドロボーに攻め込まれたところで、文句を言えるものでもあるまいて。
「アメリカの鏡:日本」にも根本的に悪いのは植民地というシステムなのだ、と書いてある。
現状維持派のドロボーを擁護するのはやめい。
植民地・対外侵略という要素でファシズムを絶対悪と批判できる反対勢力を規定するというのが
スレの進行主旨なら、共産主義を、植民地解放の観点から擁護せよ
196世界@名無史さん:03/04/15 11:42
>>168
>外野から見てても明らかに反論になってない。しかもそれが「最大の証拠」とわね。

国を動かすのは国民世論です。
どんなクソ資料よりも最大の根拠をあげたつもりですが、何か?
反論になってないと思うのは君が国家行動の発動因を認識してないからだよ。
一部の政治家や軍人の発言をあげるよりは、はるかに説得力があると思いますが。

>>178
>>>哀悼☆戦死

だからちがうって言ってんだろ。

>政治的影響力なら、どの立憲君主制国にも等しく存在しますが?

だからどうしたの? 天皇がまったく政治介入していないと言うことは間違いだと言っているだけだ。
197世界@名無史さん:03/04/15 11:44
>>180
>中国には全くと言っていいほど、影響がなかったですね。

国際批判を浴びたという点が重要なんだよ。
少なくとも中国の株は下がったし、そのことへの圧迫感は確実に中国の今後の国策に影響を与える。

>自分にとって都合のいい未来を予想しています。トンデモさんの条件に該当してますね。

民主国家が世界的に増加している歴史的流れを無視してなに言ってんだか。
さいしょ英米しかなかった民主国家が、現在何十カ国になってと思ってるんだよ。

>世界でどれだけの国が、民主化に限界を感じ独裁体制に移行したと思っているのですかね。

ドイツなんかもすぐ民主国家に戻って、安定してるけどね。
そもそも民主化って言うのは根付くのに時間がかかるんだよ。
世界最初の共和制自由民主国家・アメリカが誕生するまで、人類史は何万年かけたと思ってんだよ。

>そして歴史の流れの速さなどは良い訳にもならないね。

はぁ? 交通速度や、通信速度が上がれば、それだけ歴史のスピードは増大します。
現代の100年は、古代の1000年にも値するでしょう。

>>182
>経済的な問題で、今も世界で毎年何百万人も死んでいるわけですが…

アフォや。飢餓の問題は、政治的な側面からの影響が大きい。
北朝鮮を見ろよ。食料が公正に行き渡らない国家体制の方がはるかに、餓死を加速させるんだよ。
だから国際社会は、飢餓線上にいる北朝鮮人民を救うために、キム・ジョンイル体制を転覆させようとしてるんだろ。
経済的な問題じゃなくて、政治的な問題なんだよ。
そのくらい言われなくてもわかるだろ。
198世界@名無史さん:03/04/15 11:56
>さいしょ英米しかなかった民主国家が、現在何十カ国になってと思ってるんだよ。
ワロタ(w
199159:03/04/15 12:23
アングロサクソンは、征服した他の人種とは交わらない。未開な人間と猿の中間とみなし、支配した被征服民を間接統治し、
被征服民はじわじわと真綿で絞め殺されるようにして絶滅していく。
タスマニア人は絶滅した。これは、ひとつ文化が消えたのだ。スペイン人は征服時は
虐殺もしたが、しだいに現地人と混血していった。
北海に浮かぶ小さな島国の人類だけで、支配した地球の表面積は2割はいくだろうか。
ナチズムの親もファシズムの原因も、アングロサクソンのアングロコンキニズムによるのだ。
こいつらを使って新たな侵略者を批判するのは、長い人類史に於いては冗談ですらあるのだ。


と、詩的に語ってみる
200世界@名無史さん:03/04/15 12:23
しかし、ここは俗流マルクス主義から抜け出てない人が多いんだね。
世界史板がゆえに、ちょっと時代錯誤になっているというのは当たってると思うよ。

アメリカの経済史教授J・R・T・ヒューズは、
『世界経済史』のなかで、
アメリカは独立戦争を起こし、イギリスから1778年に独立したが、
それ以前にイギリス本国から、きびしい経済搾取にあっていたということはなかった。
それどころか、当時のアメリカは、イギリスからかなりの経済的恩恵を受けていた。
こうしたことからヒューズは、経済状態が革命を起こすのではないと断言している。
(これは、蘭英米から最大の利益を得ていたのにも関わらず、開戦した日本にも通ずるものがあると思う)

ヒューズが指摘しているように、経済的利害から戦争はおこらんよ。
合理的で打算的な経済対立以外の理由で戦争が起こるから、大混乱に陥ってポストモダニズムが生まれたんだよ。
そのなかにはバタイユみたいに、ポトラッチとか、「死にまで至る生の高揚」とかいうエロティシズム論のような、はんぶん神秘主義に片足突っ込んだようなものも生まれた。
経済論で戦争が語れるのなら、ポストモダニズムなんてそもそも起こらなかったはずだよ。
ちゃんとそこまで考えてみんな語ってるのかなぁ?

最近では戦争は、経済的欲望論よりも、気概論から説明されることが多い。
要するに、戦争というものは、負けず嫌いの人間の意地と意地、プライドとプライドのぶつかり合い。
だから自爆攻撃というような、自己保存本能に反する行為も起こりうる。

殺人事件なんかも、男が男を殺すケースが圧倒的に多くて、その原因は、「ついカッとなって」というものがほとんど。
カッとなってるときは、経済的合理性など頭から消し飛んでしまっている。
経済格差、利害から起こったように見える戦争も、本当は「経済格差から発生するルサンチマン」の方が本質的なんだよね。
貧乏がつらいんじゃなくて、貧乏だと侮れることとがつらい、ってやつだよ。

民主平和論の根拠も、民主国家間も経済摩擦は永遠に消すことはできないが、
そこから発生するルサンチマンはうまく緩和することができるという理由によって成り立っているんだよ。
けっこう奥が深いんだよ、民主平和論は。
201159:03/04/15 13:01
ハイハイ最初民主主義国家は米英しかいなかったんですよー
それが世界に広がっていったんですよーやっぱアングロサクソンは偉大だわ。
中学校ではこんな面白い教科書使ってるのか。それとも商業高校?
まそれはさておき、第三世界は最初圧倒的に解放者として共産主義を選択したと思うんだが。
実際やってみてDQNだったからやめたわけで。
上レスでもあるがWW2以前のイギリスは植民地主義でしょ。
そんな対外的には奴隷制の民主主義は流行らないから
作り替えて広めたアメリカが偉いわけで。
202世界@名無史さん:03/04/15 13:30
>>192
>>ABCD包囲陣が存在し強化されてると拡大解釈
>1933年オランダ政府が緊急輸入制限法による蘭印からの輸出規制。
>1934年蘭印への綿布輸入規制
>徐々に強化されていますが?
これはブロック化ですね。日本への経済制裁ではない。
この時、誰もABCD包囲陣などと言ってません。
朝日が軍部の以降でキャンペーンを張ったのは、1941年になってから。
対英米蘭戦争用です。
203159:03/04/15 13:47
ルソーを無視し、意地でも米と英を同一視させる民主主義帝国擁護論者を私は許さないのだ
204世界@名無史さん:03/04/15 13:53
>>194
上海は中国領土ですよ。

日本で言えば、北海道が満州として取られ、東北で侵攻が始まり
(7月30日に北平・天津占領)、さらに南下してきた状況です。
東京もしくは大阪死守は当然でしょう。

居留民は理由になりません。7月28日に引き揚げを指令してます。
交戦開始は8月13日。
日本は中国大陸においては、侵略軍であり、国民党軍が追い払おうと
攻撃するのは当然。
日本軍の北支総攻撃7月28日の2週間以上も後の事です。
国民党軍が防衛するのは当然。先に手を出したとしても防衛となる状況です。
共産党の陰謀と言うなら、何年も言い続けつつ、はめられたのが異常。
少ない兵力の自衛と言いますが、14日に台湾から杭州爆撃。
15日には長崎から南京まで爆撃しています。(これはWWT後の民間人無差別爆撃
として錦州爆撃以来の国際プロブレムニュースとなりましたね)

日本軍の北支総攻撃が7月28日。
国民党の抗日自衛宣言は8月14日、15日に全国動員令。
205世界@名無史さん:03/04/15 14:01
>>200
63年イギリス政府は〈国王の宣言〉により,アパラチア山脈以西の新領土
への植民地人の移住を禁止し,インディアンとの摩擦をさけ,また毛皮
産業を本国側に確保しようとし,植民地農民の反発をかった。
また,イギリス政府は,アメリカにおける軍事費を植民地側にも分担させ
るということで,本国議会による植民地人への課税を計画,64年収入の
目的で砂糖に対する関税(砂糖税法)が課せられ,65年には新聞,パンフレ
ット,証書類などに対する印紙税法が制定された。従来本国議会による
植民地人に対する直接の課税はなかったので,この税は植民地人の強い
危惧を引き起こし,アメリカ全土に反対運動が起こり,65年10月には
ニューヨークで9植民地の代表が会して印紙税法会議を開き,本国に対し
抗議を行う。各植民地において,反英抗争の組織として〈自由の息子
Sons of Liberty〉が形成され,印紙販売人を脅かして辞職させ,イギリス
商品の非買運動を実効化するなど,実力を伴った行動に出るにいたる。
このイギリス商品のボイコットに打撃を受けたロンドン商人の圧力により,
印紙税法は66年3月廃止され,砂糖税法も修正された。
206世界@名無史さん:03/04/15 14:03
>>200
 印紙税法の廃止により,植民地側は一応その目的を達したとして平常
にもどったが,植民地側に財政の分担をさせるという本国側の方針は変
わらず,67年,ガラス,鉛,ペンキ,茶などに収入を目的として輸入税
を課することにした。時の大蔵大臣の名をとってタウンゼンド諸法と呼ば
れる同法によれば,その収入は軍事費のみならず植民地行政費にもあて
られ,同時に植民地関税機構も強化され,密貿易の取締りも履行される
ことになっていた。かくして同法の制定とともにイギリス商品のボイコ
ットが行われ,イギリス商品の輸入が半減するにいたる。再びロンドン
商人の要請により,タウンゼンド諸法も70年4月,茶を残して廃止される
ことになった。ここに,本国と植民地の関係は小康を得たが,破産に采
した東インド会社の財政を救うために,その茶を本国を通さずに直接,
したがって廉価にアメリカ市場で売り払うことを許した73年の本国の政策
(茶税法)は,オランダ茶の密貿易で利益を得ていたアメリカ商人に打撃
を与えるのみならず,同様の政策を本国政府が恣意的に行うのではない
かとの危惧を植民地人にもたせることになる。その結果各地で茶の陸上
げが阻止されたが,73年12月ボストンにおいてサミュエル・アダムズを
指導者とする植民地人の一群が,インディアンに扮して船上の茶箱を
ボストン港湾に投げすてるという事件が起こった。ボストン茶会事件
と呼ばれるこの事件は,本国と植民地間の対立を抜き差しならないもの
にしてゆく。すなわち,この報に接した本国政府はボストン港の封鎖を
はじめとする制裁的な諸法を制定,駐米イギリス軍司令官のT. ゲージ
将軍をマサチューセッツの総督に任命,強行措置に出ることを明らかに
し,他方植民地側も74年9月フィラデルフィアに各植民地の代表よりなる
大陸会議を開き,植民地間の団結した反英抗争を展開することを決議する。

マクロではないが少なくともミクロでは経済権益の争いに見えるが?
207m:03/04/15 14:03
208世界@名無史さん:03/04/15 14:13
>>204
わかりました、駐留米軍は侵略者なので、今から攻撃しても正当なのですね。
209世界@名無史さん:03/04/15 14:34
日米安全保障条約、日米地位協定。2000年度国会にて自動継続批准。
210159:03/04/15 16:19
民主主義に福祉や労働運動などの弱者救済措置を付け加えさせたのは共産主義の影響な
わけで。300年前から民主主義が完全無欠なんて考えてんのか
211世界@名無史さん:03/04/15 16:41
s/民主主義/自由主義/;
s/共産主義/社会主義/;
でわ?
212世界@名無史さん:03/04/15 16:53
>202
>対英米蘭戦争用です。
言っておくが、対英米戦が始まった時点でも
まだ対蘭戦はしていないのだが?
東条も「オランダ次第」としているしね。
事実、宣戦布告はオランダからなされている。
213世界@名無史さん:03/04/15 17:36
>196
>国を動かすのは国民世論です。
>どんなクソ資料よりも最大の根拠をあげたつもりですが、何か?
その当時の国民世論を貴方はどうやって知ったのですか?
タイムスリップして世論調査をしたとか言わない限り
当時の世論も「資料」からしか分かりません。
また世論を知る資料も「統制のかかった新聞」からではないのですか?
貴方が証拠としている「世論」は貴方が全く信用していない「資料」から・・・
信用しているのかしてないのかはっきりしてほしいものです。
214世界@名無史さん:03/04/15 18:23
国を動かすのは世論です、ってそれ民主主義じゃないかw
215世界@名無史さん:03/04/15 20:24
こうして自分で首を絞めていく愛☆戦士(藁
216世界@名無史さん:03/04/15 20:49
>>212 :世界@名無史さん :03/04/15 16:53
>言っておくが、対英米戦が始まった時点でも
>まだ対蘭戦はしていないのだが?
>東条も「オランダ次第」としているしね。
>事実、宣戦布告はオランダからなされている。

私はこういっただけだが?
>>1933年オランダ政府が緊急輸入制限法による蘭印からの輸出規制。
>>1934年蘭印への綿布輸入規制
>>徐々に強化されていますが?
>これはブロック化ですね。日本への経済制裁ではない。
>この時、誰もABCD包囲陣などと言ってません。
>朝日が軍部の意向でキャンペーンを張ったのは、1941年になってから。
>対英米蘭戦争用です。
歴史順序ですと、
日本の政策→米の経済制裁(40年7月)→日蘭交渉を日本が蹴る(40年10月)
→1940年5月からABCD包囲陣がキャンペーン開始される(41年5月)

包囲陣についての話だったはずですが。オランダは1940年5月15日にドイツに
降伏し、ロンドンに亡命政府ですね。


217世界@名無史さん:03/04/15 20:51
>>200
トンデモさんハケーン!
ポストモダニズムとは、「近代」に対するアンチテーゼに過ぎないよ。
近代において目指されていたもの(社会の発展や国家・政治・思想・倫理等等)すべてを相対化して否定するのがポストモダニズムだな。
ポストモダニズムに前提はなく、すべての事象を疑って否定してしまう。
そのため、歴史や伝統は単なる物語、国家・共同体・家族は幻想として切り捨ててしまう。
また、ポストモダニズムが排除する前提の中には、生物にとっての最終目標である生存本能も含まれてしまっている。
この為、ポストモダニズム自体が現代の思想界における病理の一つであるとされる訳だね。

まあ、>合理的で打算的な経済対立以外の理由で戦争が起こるから、大混乱に陥ってポストモダニズムが生まれたんだよ。
とか、>経済論で戦争が語れるのなら、ポストモダニズムなんてそもそも起こらなかったはずだよ。
の部分は完全に意味不明。
別にポストモダニズムは戦争を考察する事で生まれた訳ではないし、大混乱の中から生まれた訳でもないよ。
218あぼーん:03/04/15 20:53
219世界@名無史さん:03/04/15 21:38
ポストの前に、そもそも日本は本来的にモダニズムしたことあるのかと小一時間・・
220世界@名無史さん:03/04/15 22:09
今日のプロジェクトXは素晴らしかった
日本の教育パソコンのOSという大きい市場を握るために、トロンにスーパー301条を適用して、報復関税をちらつかしてきたそうな
それでも携帯や車のエンジンの制御ソフトに採用されて、多くの人が使用するOSになったんだって
アメリカって素晴らしい自由競争の国だなと思いました

え、スレ違い?
まぁ、アメリカの自分さえ良ければOKという理念が垣間見えた気がします

にしても、一つも賛成することもなく反論していくなぁ
中国の将来像さえも予測できるなんて素晴らしい
経済成長著しい共産主義国家より、経済衰退の著しい民主主義国家のほうが先行き不安だと思うのは俺だけ?
221世界@名無史さん:03/04/16 00:01
>>187
じゃあ引用した香具師が悪質だったということだね。
んでそれを差し引いても内容が充分悪質だね。
一番重要な石油の確保量と要求量がかいてない。
日本が要求した量は、310万(希望としては380万)
だがオランダ示した割り当て量はたったの65万
当時日本で最低限必要な量は500万、
日本の生産量は50万、事前の協議で獲得していた量は75万。(このコピペは最初から合わせてあるけどね)
今回で手に入れたものも合わせて180万しかない。これではどう考えても足りないんだよ。
一番重要な石油に関しての交渉を無視して、だいたい日本の要求に答えていたから、
日本が交渉をけったのは間違いと言っているんだよ。
ついでに蘭印の原油の生産量だけで、日本の消費量を賄えます。

それに貿易規制が南進阻止ってのも嘘だね、
ルーズベルト本人が、貿易規制をすぐにしなかった理由として、南進されない為と言っている。
222世界@名無史さん:03/04/16 00:06
さらに言えばABCD包囲網打破の為に、
41年に日蘭交渉をしているわけだが、コピペ厨は知らないのかな?
223世界@名無史さん:03/04/16 00:19
>>204
>東京もしくは大阪死守は当然でしょう。

上海攻撃がなければ、南京に攻撃をかけられることもなかったわけですが?
紛争を自分で拡大しておいて、首都が危ないとか言われましてもねえ。

>居留民は理由になりません。7月28日に引き揚げを指令してます。

戦争になっているんだから、引き上げを支持するのは当然、だが実際に全員が引き上げたわけじゃない。

>日本は中国大陸においては、侵略軍であり、国民党軍が追い払おうと攻撃するのは当然。

条約によって正当な方法で駐留している上海駐留軍を、武力で攻撃仕掛ければ全面戦争になるのは当然だと思いますが?
そこが元々どこの国の領土であるかなど問題にもなりません。
自衛隊が在日米軍に攻撃を仕掛ければ、どんなことになると思っているわけで?

>少ない兵力の自衛と言いますが、14日に台湾から杭州爆撃。

十倍以上の兵力差があるんだから、当然だと思われ。
んで戦争において爆撃はよくないとか、偽善を垂れたいのですかな?

>日本軍の北支総攻撃が7月28日。
>国民党の抗日自衛宣言は8月14日、15日に全国動員令。

つまり北支の問題を拡大したと自ら表明しているだけですね。

224世界@名無史さん:03/04/16 00:21
>>196
>だからちがうって言ってんだろ。

このスレの人間で、別人だと思っている人1人でもいる?

>だからどうしたの? 天皇がまったく政治介入していないと言うことは間違いだと言っているだけだ。

つまり英国などと一緒だったというわけですか?
それならそう思いますけど?
225世界@名無史さん:03/04/16 00:39
>少なくとも中国の株は下がったし、そのことへの圧迫感は確実に中国の今後の国策に影響を与える。

君の願望じゃん。

>民主国家が世界的に増加している歴史的流れを無視してなに言ってんだか。

これも根拠が欠片もない、御託をいう前に中国の政治形態が民主化しつつあることを一つでも示してみろ。

>ドイツなんかもすぐ民主国家に戻って、安定してるけどね。

それがなにか?世界各国で民主体制が崩壊していった事例を否定出来るものではないよ。

>世界最初の共和制自由民主国家・アメリカが誕生するまで、人類史は何万年かけたと思ってんだよ。

古代ローマも民主共和政体でしたが、なにか?

>はぁ? 交通速度や、通信速度が上がれば、それだけ歴史のスピードは増大します。

君の脳内定義に興味はないよ、交通速度と通信速度と歴史の相関関係をさっさと示してくれ。

>アフォや。飢餓の問題は、政治的な側面からの影響が大きい。

政治的な影響を無視するつもりはないが、経済的な側面を無視しているお前はドキュン。
外貨が足りなくて、食料や医薬品が買えず、国民を餓死や病死させている国は一つや二つじゃない。

>北朝鮮を見ろよ。食料が公正に行き渡らない国家体制の方がはるかに、餓死を加速させるんだよ。

今の北朝鮮で市場経済に移行した場合、餓死者の数は半端じゃなくなりますよ。
226世界@名無史さん:03/04/16 08:12
>216
>日本の政策→米の経済制裁
だからさ、なんで「日本の政策」から始まる訳よ?
それ以前になんで日本がそのような政策をとったかがある訳だろ?
で、「包囲陣のキャンペーンは拡大解釈」としているが
当時英米蘭が自国の恐慌状態からの脱出のためにブロック化し、
日本製品の締め出しを行なったことは事実。
決して拡大解釈という訳ではない。
ま、C(チャイナ)は半分語呂合わせだったらしいけどね。
227世界@名無史さん:03/04/16 09:03
>>214
>国を動かすのは世論です、ってそれ民主主義じゃないかw

民主主義だが自由主義ではないよ。

>>224
>つまり英国などと一緒だったというわけですか?
>それならそう思いますけど?

現状論とイデオロギー論の混同。
戦前の日本は「天皇親政国家」ではなかったが、「天皇親政《主義》国家」ではあった。
すでに指摘されているが、現状論だけで語れば、この世界には完全な「民主国家」も「全体国家」も「共産国家」も存在しない。
「民主主義国家」「全体主義国家」「共産主義国家」が存在するだけ。
228世界@名無史さん:03/04/16 09:03
>>225
>これも根拠が欠片もない、

はぁ? 民主国家の数数えて見れば。君、文盲?( ´,_ゝ`)プッ

>それがなにか?世界各国で民主体制が崩壊していった事例を否定出来るものではないよ。

多少の反動化を繰り返しながらも、世界が民主化していく巨大な歴史の潮流を否定できるものではない。
ギリシャもエストニアもアルゼンチンもウルグアイもブラジルもペルーもエクアドルもエルサルバドルもボリビアもフィリピンも一時期反動化しましたが、
のち、みな民主化しましたが何か?

>古代ローマも民主共和政体でしたが、なにか?

はぁ? 人権思想にもとついた近代自由民主主義国家だったんですか?
古代ローマと近代民主主義国家・アメリカをどうやったら、君は同一視できるのですか?

>交通速度と通信速度と歴史の相関関係をさっさと示してくれ。

君はなに言ってるの?
交通速度と通信速度の影響を歴史が受けないと言う根拠の方が知りたいね。

>今の北朝鮮で市場経済に移行した場合、餓死者の数は半端じゃなくなりますよ。

ぷっ。なにを根拠にそんなこと言ってるの?
デンパ飛ばすのもいい加減にしなさいよ。
少なくとも諸外国からの支援物資が、キムにピンハネされないぶん、餓死者はへる。
いま、いちばん問題なのは、支援物資を送っても、飢餓に苦しんでいる庶民まで届かない点だ。
援助物資のほとんどが、キム・ジョンイルのぜい肉に変わっていく。
まずキム・ジョンイル体制を崩壊させ、周辺国の物質的・技術的な支援のもと、経済も活性化させていけば、餓死者の数は減っていく。

北朝鮮の貧しさは自由主義経済から搾取されているのではなく、比較生産費説による自由主義経済に参加できないことこそが、あれほどの食料不足を生み出す。
229世界@名無史さん:03/04/16 09:11
>228
なぁ、アメリカ独立宣言ってフランスの人権宣言を
参考にされたって知ってる??
世界最初の近代民主国家は英米と協調してるけど
230世界@名無史さん:03/04/16 09:17
>なにを根拠にそんなこと言ってるの?
ここ10年のソ連邦崩壊からロシアへの移行を
見ていれば理解できると思うが?
新聞読んでないの?
231159:03/04/16 09:32
>>229
独立宣言が先だよ。
人権宣言がたった2年後なのに、なぜかフランスを除外して英米を
「最初の民主主義国家」とセットにしたかがワケワカラン。しかも先住民や黒人の地位は何も変わってないし。
>>228
ローマも共和制の民主主義だろ。具体的に何が駄目?
232世界@名無史さん:03/04/16 09:37
>>230
>ここ10年のソ連邦崩壊からロシアへの移行を
>見ていれば理解できると思うが?

旧ソ連といまの北朝鮮の現状を同一視している点で、君の頭は腐ってる。
233世界@名無史さん:03/04/16 09:38
≪天皇親政主義国家≫などという造語は今まで一度たりとも見た事はないんだが。
234世界@名無史さん:03/04/16 09:53
>はぁ? 民主国家の数数えて見れば。君、文盲?( ´,_ゝ`)プッ

現在は民主国家<<<<<<<<<<<<<<<<<<その他の政体
ですがなにか?

>多少の反動化を繰り返しながらも、世界が民主化していく巨大な歴史の潮流を否定できるものではない。

殆ど君の妄想じゃないか、
逆説的にいえば、民主化という反動を繰り返しながら、国家統制を強めているという事だって言える。
ついでに軍政などに移行した国を、あげてみようか。

>はぁ? 人権思想にもとついた近代自由民主主義国家だったんですか?

奴隷が存在したアメリカに人権思想も糞もないですが?

>交通速度と通信速度の影響を歴史が受けないと言う根拠の方が知りたいね。

質問を質問で返すというやつだね、つまり出来ない、いや嘘でしたということかな。

>いま、いちばん問題なのは、支援物資を送っても、飢餓に苦しんでいる庶民まで届かない点だ。

北朝鮮の国民の購買力に付いて少しはさっしてあげるべきだね。
日本などと一緒と思ってないか君は。
ついでに庶民に直接届いていないのは、中国に米や麦を転売し、かわりにとうもろこしを輸入しているからですね。

>北朝鮮の貧しさは自由主義経済から搾取されているのではなく、

あれはあのブタの政策ミス。70年代までは韓国より順調に成長していたほどだしね。

235世界@名無史さん:03/04/16 10:34
>あれはあのブタの政策ミス。70年代までは韓国より順調に成長していたほどだしね。
えー、脇から失礼。
それは、日本時代の置きみやげたる工業資産とソ連からの援助のためだね。
戦前からの工場が耐用年数を過ぎ、旧式になってもそれを更新せず(出来ず?)、
ソ連も次第に他国への援助どころではなくなってきて、
北朝鮮の今の事態に陥ったんだけどね。
236159:03/04/16 10:53
金豚はせっかく日帝が植えてやった山林を食料自給と称して伐採しまくったので
洪水が起きて逆に飢餓になりました
237159:03/04/16 11:08
よく「中国はあと20年で崩壊する」って本があるけどマジにそうあって欲しいよ。
以降このスレは共産党一党独裁軍国主義統制自由経済中国型ファシズムの
崩壊の可能性を論ずるスレにしましょう
238世界@名無史さん:03/04/16 11:46
>>221
この日蘭会商においては、別途、130万トンの石油買付契約が成立し、
1940年11月12日に調印。
石油は買ってる。他の資源を破談にしてる

>41年に日蘭交渉をしているわけだが、コピペ厨は知らないのかな?
日・蘭印会商
>オランダ領東インド(蘭印)政府がとった対日輸入制限をめぐる通商交渉。
>1930年代に入って日本の蘭印に対する貿易量は急速に拡大し,とくに輸出額が
>急増,34年には蘭印の全輸入額の3割以上が日本によって占められるに至った。
>蘭印政府はこの片貿易(1934年の対日輸出額は全体の4%)を調整するため,対日
>輸入制限を開始した。この制限をめぐっての両政府間の交渉は,バタビア(現,
>ジャカルタ)で第1次(1934年6月)が行われ,一時中断ののち,37年に石沢=ハルト
>協定が結ばれた。
>次いで40年9月から翌年6月にかけて,小林一三,芳沢謙吉を代表に第2次会商
>が開かれたが,石油確保をめざす日本側の意図は果たされず,交渉は決裂した。  
41年のは継続審議。蘭印はもともと包囲陣とは無関係だった。
ABCD包囲陣のキャンペーン開始は41年8月に開始。
239世界@名無史さん:03/04/16 11:50
>>223
もう一度、満州事変〜日中戦争開始・拡大の経過の復習をしてください。
240世界@名無史さん:03/04/16 12:08
>>226
>>日本の政策→米の経済制裁
>だからさ、なんで「日本の政策」から始まる訳よ?
日中戦争拡大、日独同盟、仏印進出に対応してアメリカの制裁
日本は情報収集力不足でアメリカの出方を見誤った。
屑鉄・石油部分禁輸・石油全面禁輸など全部アメリカの警告を無視して
同盟や仏印進駐した結果。単純明快。

>それ以前になんで日本がそのような政策をとったかがある訳だろ?
中国利権の独り占め、日中泥路沼打破とドイツの緒戦の大勝利に幻惑されての
南方進出

>で、「包囲陣のキャンペーンは拡大解釈」としているが
>当時英米蘭が自国の恐慌状態からの脱出のためにブロック化し、
>日本製品の締め出しを行なったことは事実。
>決して拡大解釈という訳ではない。
>ま、C(チャイナ)は半分語呂合わせだったらしいけどね。
ブロック経済は世界恐慌後。日本は世界恐慌から、高橋是清の積極財政
などで30年代なかばにはすでに不況から好景気に転じていた。
ブロック化による不景気と言うのは事実誤認。

ABCD包囲陣のキャンペーンは1941年8月から。時期があってない。
オランダからの石油以外の資源輸入を蹴ったのは御存知のとおり。
ドイツの勝利に幻惑され、アジアモンロー主義に取り付かれた、対英米戦争用の国民向けキャンペーン。
41年夏以降に、実は日本の石油の備蓄は1年半以上あったと言うのが事実。
実質はA国経済制裁。対ドイツ戦争に参加したくて、うずうずしてたアメリカを
なめて日独同盟と仏印進駐したのが痛い。Bはドイツの敵国だから制裁は当然。
241世界@名無史さん:03/04/16 12:10
>>235
>それは、日本時代の置きみやげたる工業資産
朝鮮戦争で破壊されてます。
242世界@名無史さん:03/04/16 12:24
スープン・ダムは今も動いているのか?
243世界@名無史さん:03/04/16 14:28
>Bはドイツの敵国だから制裁は当然。
Dもだろうが(w
やっぱり包囲してるじゃん
244世界@名無史さん:03/04/16 14:28
>>217
>この為、ポストモダニズム自体が現代の思想界における病理の一つであるとされる訳だね。

それが混乱している証拠だよ。
もともとポストモダンという言葉は、建築デザインの世界から生まれたものだが、思想的な意味では、近代化の限界性の自覚から生まれた。
ヨーロッパの田舎国・ロシアから最先端の国家体制であるとされた共産主義国家が生まれたり、
先進国のドイツが、ナチによって反動化したり、
利便性を生み出すはずの科学文明が、大量殺戮兵器を生んだり、
もっとも決定的なのは、人類が進歩しているのにも関わらず、20世紀前半に史上もっとも悲惨で野蛮な第1,2次大戦が勃発してしまったことだ。


>別にポストモダニズムは戦争を考察する事で生まれた訳ではないし、大混乱の中から生まれた訳でもないよ。

合理性だけで説明できないものへの自覚から、ポストモダンは生まれたんだよ。
戦争論もその一部にすぎない。
245世界@名無史さん:03/04/16 15:04
あと、戦争原因が下部構造性(経済的利害)ではなく上部構造性(精神性)であるという大きな根拠は、
やはり1993年のブルース・ラセット教授の『パクス・デモクラティア』で提唱された民主的平和論だね。

このスレを一通り見たが、やはり民主的平和論に対する効果的な反論は見られない。
若干の不明瞭なケースで、たとえば米西戦争(1898)や第二次大戦中のフィンランドと連合国(1941)などあるが、
民主主義国同士は戦わず、の仮説はかなりの精度で実証されたというのが、一般的な見解だよ。

民主国家間の不戦構造性が、客観的に指摘できる以上、戦争原因がイデオロギー性であるということは大きな説得力を持って述べることができると思うよ。
だから、経済摩擦をいくら言い合っていても、2義的なものにすぎないと思う。
日本が民主国家だったら、十分に、回避できたと主張することは可能だろう。
また、アメリカが日本に対して石油禁輸などの宣戦布告ともとれる強硬な態度に出たのも、
やはり大日本帝国が非民主主義国家だからと指摘するのが適切だと思う。
246動画直リン:03/04/16 15:16
247世界@名無史さん:03/04/16 15:24
245というキチガイがいるな
248世界@名無史さん:03/04/16 15:30
>>240さん!
がんばれ!
大東亜戦争肯定論者を倒してくれ!!
249世界@名無史さん:03/04/16 16:16
>245
自由民主主義国同士の戦争が起きると、この理論は崩壊するね。
あるいは戦争に勝つために、弱小国が必ず軍国化するという結論に達するか。

しかしこのスレにはスゲー頭の良い新米厨がいるんだなあ。たった一人でよく戦うよ。
こいつが戦前にいたら日本は戦争をせずに済んだわけだ。
この調子で現代日本も救ってくれよ。
って、アメリカに尻尾振る以外のことはするわけないか。(w
250世界@名無史さん:03/04/16 16:22
>>249
すでに何度もおきてますから、崩壊しています。
251249:03/04/16 16:26
>>250
最後は「アメリカ以外に自由民主主義国家はない」という結論にファイナルアンサー?
252世界@名無史さん:03/04/16 17:25
つーか戦時下で統制が強まったことをもって、反動が出たので民主国家ではないというんじゃない?
253世界@名無史さん:03/04/16 18:24
>>248 名前:世界@名無史さん :03/04/16 15:30
>>240さん!
>がんばれ!
>大東亜戦争肯定論者を倒してくれ!!
悪いが、私は英仏米蘭ソの当時及びそれ以前のアジア・アフリカ・LA
への侵略行為を肯定してない。
だから大東亜戦争=太平洋戦争を日本の10割の侵略戦争とは思ってない。
6割くらいだ。
満州への侵略は日本の責任が10割。中国本土への侵略は日本の責任は8割。

さらに2ちゃんの大切な交流相手を倒すとか勝ち負けとかそういう意識では、
いません。
歴史が好きなだけです。
事実重視の昭和史がお好みでしたら、
「昭和の歴史」小学館ライブラリー(全10巻程度)
「十五年戦争小史」青木書店
「歴史教科書と日本の戦争」小学館
でもどうでしょうか。
254 :03/04/16 18:51
愛国法が成立して、捜査当局がテロリストの疑いのある人を令状なしに拘束できるとか
思想の調査ができるとか(図書館の閲覧記録を調べられる)
とか聞くと、ファシズム国家に近づいているのはアメリカという気がするな。
255世界@名無史さん:03/04/16 18:57
アメリカ連邦裁判所が、左寄りとも言えるほど民主的原則にこだわり、
政府行政に断固たる判断が下せて、各地の州最高裁判決をひっくり返せるのは
なぜだろうか?

共和党関係が多いと聞いたこともあるが。
256世界@名無史さん:03/04/16 22:07
>>227
>この世界には完全な「民主国家」も「全体国家」も「共産国家」も存在しない。
>「民主主義国家」「全体主義国家」「共産主義国家」が存在するだけ。
「民主国家」と「民主主義国家」、「全体主義国家」と「全体国家」、「共産主義国家」と「共産国家」の違いを詳しく述べよ。
257世界@名無史さん:03/04/16 22:24
>>255
訂正
×共和党
○民主党
258世界@名無史さん:03/04/16 22:36
>>238
>石油は買ってる。他の資源を破談にしてる

だから日本が求めた石油は、300万以上なんだよ。
交渉が破談しているだろが。

>41年のは継続審議。蘭印はもともと包囲陣とは無関係だった。

つまりあくまで貿易再開を求めていたのがわかる。
ついでにオランダは、事前に英米と対日案についで協議していましたとさ。

>>239
国民党の動きを勉強しましょう。

259世界@名無史さん:03/04/16 23:03
>>228
外務省のホームページで世界各国の政体を数えてみますた。

共和制:106
立憲君主制:35
立憲共和制:16
民主共和制:1
人民民主共和制:2
連邦共和制:7
君主制:3
社会主義共和制:1
大統領制:5
軍事体制(臨時政府):1
首長国連邦制:1
イスラム共和制:1
首長制:2
一党制(臨時政府):1
王制:1
立憲民主制による連邦共和制:1
議会民主制:1
二つの共和国からなる連合国家:1
複数政党制に基づく共和制:1
ジャマーヒリーヤ(人々の共同体制の意)体制:1
法王及び法王庁等を総称した概念:1
内戦状態:1
分裂中:1

便利な分類だな、共和制って。
260世界@名無史さん:03/04/16 23:15
実質軍事独裁政権でも、共和制国家だと対外的に発表していれば、
共和制国家ですからね。
261世界@名無史さん:03/04/16 23:21
>>227
>戦前の日本は「天皇親政国家」ではなかったが、「天皇親政《主義》国家」ではあった。
何度も言うが、戦前の日本は「国権主義」です。
勝手に恣意的な造語を造ってはいけませんね。
天皇の親政はありませんでしたし、志向されてもおらず、また望まれてもいませんでした。
天皇には政策・法案の認可権があっただけです。
もう少し帝国憲法とその運用について勉強しましょう。
262世界@名無史さん:03/04/16 23:21
>>258
>だから日本が求めた石油は、300万以上なんだよ。
>交渉が破談しているだろが。
石油だけちゃっかり買って、他を日本から破談にした理由は?
300万と言う数字は日本の勝手な戦争遂行予定量。
41年の夏にさえ、石油備蓄は1年半以上あった。

>つまりあくまで貿易再開を求めていたのがわかる。
>ついでにオランダは、事前に英米と対日案についで協議していましたとさ。
貿易再開を求めてたと言うより、一つの交渉が長引いてただけ。
第二次日蘭印会商が40年9月から41年6月まで続いてただけ。

41年4月の英米蘭の極東方面参謀長会議は艦隊の作戦について。
対日資産凍結・石油禁輸での事前協議は、日本軍の南部仏印侵攻への
報復について(7月)。

>国民党の動きを勉強しましょう。
はい。勉強したいので、日中戦争の責任・拡大責任が日本にはなく、
抵抗した国民党にあるという文献の紹介をお願いします。

263世界@名無史さん:03/04/16 23:25
つーか名無しでやるな。混乱する
264世界@名無史さん:03/04/16 23:26
>>228
>ギリシャもエストニアもアルゼンチンもウルグアイもブラジルもペルーもエクアドルもエルサルバドルもボリビアもフィリピンも一時期反動化しましたが、のち、みな民主化しましたが何か?

そうだね、因みにエストニア以外は反動化の原因を作ったのはアメリカだね(藁
265ヨコレスだが:03/04/16 23:33
>300万と言う数字は日本の勝手な戦争遂行予定量。
>41年の夏にさえ、石油備蓄は1年半以上あった。

お前は絶対に日本人じゃないな。
『日本が戦争するのに必要な石油の量』は、『日本が勝手に決める』に決まってるだろう?
できることなら10年分ぐらい欲しいさ。
戦争をするのであれば、何が何でも勝ちたいんだよ。
266世界@名無史さん:03/04/16 23:33
スエズ戦争は、英仏の侵略戦争ではないの?
267265:03/04/16 23:34
>265は>>262へのレスね
268159:03/04/16 23:37
まあー在日さんでもなんでもいいけどねー
日本は機会があったら殖民地拡張を狙っていたと思うよ僕は
だが独立宣言から勧善懲悪無敵モードの親米史観はいただけない
269世界@名無史さん:03/04/16 23:37
いや、10年分も買っても備蓄施設が足りないが。
270世界@名無史さん:03/04/16 23:37
>>262
>300万と言う数字は日本の勝手な戦争遂行予定量。

日本の当時の消費量は500万、国際生産の十倍。
オランダから事前協議で手に入れた量と、310万ないと生活できません。
戦争遂行ではなく、最低限の消費量の確保ですね。

>41年の夏にさえ、石油備蓄は1年半以上あった。

だからなに?日本は1年半で尽きるのにジリ貧の輸入量で我慢しろと?

>第二次日蘭印会商が40年9月から41年6月まで続いてただけ。

1度打ち切ってますし、41年一月から特使を変えています。

>41年4月の英米蘭の極東方面参謀長会議は艦隊の作戦について。

対日交渉についても話し合ってます。

>はい。勉強したいので、日中戦争の責任・拡大責任が日本にはなく、

日本にはないといったつもりはないけどな。
国民党にも相応の責任があるという話だ。
ネタ元は吉田や秦郁彦など。
ついでに秦は兎も角吉田はサヨだからな。




271世界@名無史さん:03/04/16 23:40
わかると思うけど『国際生産』の十倍。
じゃなくて『国内生産』の十倍。
スマソ。
272山崎渉:03/04/17 09:14
(^^)
273世界@名無史さん:03/04/17 09:24
>>244
そもそも順序が逆。
ポストモダニズムは元々既存の哲学や思想の体系に対するカウンターとして生まれている。
政治・経済や戦争などの社会事象に当てはめられる様になったのは90年代に入ってからの事だね。
それ以前にも取り上げられる事はあったが、ごく一部の例外に過ぎない。
後、ポストモダニズムは混乱とは言えない。
事象に対して冷静かつ論理的に相対化と価値の否定を試みるのがポストモダニズムの姿勢。
結果として価値・思想面での混沌を生み出すが、成立の過程やプロセスは混乱とは無縁だな。
274世界@名無史さん:03/04/17 12:15
>>270
>日本の当時の消費量は500万、国際生産の十倍。
>オランダから事前協議で手に入れた量と、310万ないと生活できません。
>戦争遂行ではなく、最低限の消費量の確保ですね。
それは、軍事関係込みの数字です。国際→国内ですね。国内は少ないからね。

>だからなに?日本は1年半で尽きるのにジリ貧の輸入量で我慢しろと?
1年半の備蓄があったのに国民には、さも石油が一滴もすぐなくなるように
ABCD包囲陣とプロパしてた。
1年半の備蓄が少ないと見るなら、41年7月に南仏印侵攻で石油禁輸を招いたのは
歴史的愚作。

>1度打ち切ってますし、41年一月から特使を変えています。
40年8月に小林一三,芳沢謙吉が代表となり9月からバタビアで日蘭会商開始。
日本の日独軍事同盟締結で蘭は対日不信を深め交渉は進展せず、10月20日小林は召還。
しかし、交渉は継続され、11月12日130万tの石油売買契約成立。
継続してます。
石油以外の必要物資を日本が断った理由は、強硬姿勢顕示か国民への見栄かプロパ以外に
見当たりません。
275世界@名無史さん:03/04/17 12:16
>>270
>>41年4月の英米蘭の極東方面参謀長会議は艦隊の作戦について。
>対日交渉についても話し合ってます。
参謀長会議は対日艦隊作戦についてです。
対日交渉話し合いは、南仏印侵攻への制裁についてですから、41年7月以降です。

>ネタ元は吉田や秦郁彦など。
>ついでに秦は兎も角吉田はサヨだからな。
いわゆる右派の秦氏は日中戦争での日本の侵略度数・侵略責任7〜8割と著書で述べてますね。
「現代史の光と影」か「昭和史の論点」か何かそこらへんで。
吉田氏は日中15年戦争は日本の侵略戦争という立場と理解してます。

>日本にはないといったつもりはないけどな。
>国民党にも相応の責任があるという話だ。
主責任が日本にあるというなら、同意見なので終了させていただきます。
ありがとうございました。
276世界@名無史さん:03/04/17 14:35
>>275
おっ今日も頑張ってるね。また時間のある時来るよ。
次こそはギタンギタンに論破して日本バンザイって言わせてやるからな
ヒノマルの小旗用意しとけYO
277世界@名無史さん:03/04/17 16:55
>>245
>日本が民主国家だったら、十分に、回避できたと主張することは可能だろう。
>また、アメリカが日本に対して石油禁輸などの宣戦布告ともとれる強硬な態度に出たのも、
>やはり大日本帝国が非民主主義国家だからと指摘するのが適切だと思う。

245がいいことを言った!!
もうこれが結論だよ。これ以上、どんな結論が出せるんだよ。
だいたい経済的利害で考えたら、
「南下して、石油を止められた日本が悪い」
「経済制裁を加えて、日本を南下させたアメリカが悪い」
の無限循環だろ。
この無限循環から議論をうまくすくい上げた結論だと思うがね。

>>256
>「民主国家」と「民主主義国家」、「全体主義国家」と「全体国家」、「共産主義国家」と「共産国家」の違いを詳しく述べよ。

主義というのは、理想性・理念性・将来目標性を指すんだよ。
現状で完成されていなくとも、理念をしっかり持っていれば、それは○○主義国家だ。
278世界@名無史さん:03/04/17 16:56
>>261
>何度も言うが、戦前の日本は「国権主義」です。

はぁ? それこそ根拠を示せよ。

>天皇の親政はありませんでしたし、志向されてもおらず、また望まれてもいませんでした。

はぁ? だから「国体の本義」があるだろ? これ以上ない根拠だ。
この史料を一度でも、批判できたことがあるのか?

>もう少し帝国憲法とその運用について勉強しましょう。

憲法なんて解釈でどうにでもなりますが、何か?
アメリカと開戦した時期(1941)に近いぶん、
「国体の本義」(1937)のほうが憲法解釈として当時の現状を示している思いますが、何か?
279世界@名無史さん:03/04/17 17:06
>>277>>245ですか?

>日本が日本が民主国家だったら、十分に、回避できたと主張することは可能だろう。

ぜんぜん納得できないんだが・・・

>また、アメリカが日本に対して石油禁輸などの宣戦布告ともとれる強硬な態度に出たのも、
>やはり大日本帝国が非民主主義国家だからと指摘するのが適切だと思う

これは同意。アメに攻撃の口実を与えたのは日本がアメリカ的な民主国家ではなかったからだ。
280世界@名無史さん:03/04/17 17:11
>>278
>はぁ? それこそ根拠を示せよ。
一般に、国家の権威や利害を第一に置くのが「国権主義」です。
戦前の日本は「まず国家ありき」と言う考え方でしたね?
例え天皇の意見であっても、国家に有益ならずと判断された場合は丁重に退けられています。
これはこのスレでもさんざんガイシュツですね。

>はぁ? だから「国体の本義」があるだろ? これ以上ない根拠だ。
>この史料を一度でも、批判できたことがあるのか?
批判できて無いと思ってるのは貴方だけですね(藁
国民学校(今なら小学校か)の教材持ってきて国家体制を語るトンデモさにまず気付きましょう(藁

>「国体の本義」(1937)のほうが憲法解釈として当時の現状を示している思いますが、何か?
「国体の本義」は憲法解釈の文書だったのですか?それは寡聞にして聞いた事が無いですね。
で、「国体の本義」が憲法解釈の文書であるとする根拠はなんですか?
281世界@名無史さん:03/04/17 17:14
しかしかつてはソ連による「解放=民主化」恐れた俺たちが、
今度はアメリカによる「解放=民主化」を恐れねばならなくなるとはね。
ソ連の時代にはまだ俺は子供だったわけだが、その頃の活動家ってのは
このスレみたいな民主的平和論を語っていたんだろうなあ。
歳を取るに連れ先人の苦労が理解できるようになるよ。こりゃ大変だ。
赤狩りの次は星条旗狩りの時代なんだろうか・・・
282世界@名無史さん:03/04/17 17:21
当時の「世論こそ最大の証拠」としておいて、その当時の世論を
本人はどうやって知ったのか・・・
まだ答えてもらってないなぁ〜
283281:03/04/17 17:34
ああデンパっぽい書き込みしちゃったな。
アメリカ型自由民主主義でない国は戦争の原因になる。即ち悪。
世界は全てアメリカ型自由民主主義になるべき。
場合によっては世界の警察アメリカ軍が正義の暴力で悪を討つ、
じゃなくて独裁者から解放して民主化してあげる、と。
ソ連・中共・北朝鮮の論理じゃないか。
284世界@名無史さん:03/04/17 17:43
>>245
残念ながら当時の日本が民主国家であったなら、なおの事開戦は避けられなかっただろう。
明治〜戦前の日本の国民は、とかく対外的に「嘗められるな」「権益を守れ」と言った方向に流れがちだった。
その性質はポーツマス講和会議後の一連の騒動などに如実に反映されている。
これが民意として政治に反映されればどうなるかは容易に想像がつくよね?

また、民主国家間の不戦構造性についても、抽出する事例の恣意性で結論を操作できる類のものだ。
不明瞭なケースが残されているというのなら、なおさら「かなりの精度で実証された」等とはいえない筈だが?
ガイシュツだが、同じ論法で「東アジアの専制王権同士は戦争を起こさない」と言う理論も、抽出する時代と条件の選択次第では可能なんだよ。
285281:03/04/17 17:46
>>284
でも説としては面白いよね。
いやいや俺は日本マンセーなんで「面白くないよね」が正解か(w
286159:03/04/17 18:56
つーか民主的だったらWW1後の民主主義世界の現状維持・平和主義の流れで侵略戦争なんて
しないでしょ。若つき内閣の如く軍縮と協調外交はワンセットの車輪だからね。
対外侵略を行わないことが民主主義国家間の多数決になったわけだ。
287世界@名無史さん:03/04/17 19:07
日本は民主性が強かったから、戦争したわけだが。
288世界@名無史さん:03/04/17 20:15
当時は日本における海外移民の最盛期だろ。だから満蒙の地が必要だった。
ついでに彼の地に於ける中ソの圧力も相当なもんだったんだし。
国内で養えないなら海外に出てくしかないんじゃないの?、普通。
そしてその方策として武力での制圧を使ったってだけの話では?
289281:03/04/17 21:08
>288
俺は中国人の野党どもが居留地の日本人家庭を荒らしまわったのがきっかけだと聞いたが?
現代の中国人犯罪者どもの悪行を見ればありそうな話だと思う。
スレの上の方のでポストモダニズムって言葉が出てるが、細かい概念はともかくとして
戦争は国民が感情で行うもので論理的でも功利的でもない、というのは該当する場合が多いと思う。
日本が中国やロシア、米国と戦争したのは、どちらかといえばこれだと思う。
イラク戦争は綿密な損得計算がされているようだけどね。
290世界@名無史さん:03/04/17 21:22
>>289
まず、日清、日露戦争は共にロシアの南進政策に対するカウンターとしての意味があった。
別に国民感情で戦争したわけじゃない。
それから対米戦は十分に論理的だよ。
外交交渉が決裂した際の最後のカードとして切っただけに過ぎないし、国力差を踏まえて短期決戦・早期講和が目的だった。
ずるずると長引いたのは、政府がアメリカの戦意を低く見積もりすぎたのと参謀本部の作戦ミスによる所が大きい。
291281:03/04/17 22:10
>290
俺はそうは思わないんだ。
理屈をつけることはできるけど、それは本質ではないってこと。
日露も日中も太平洋戦争も、国民の圧倒的な支持が軍部を動かした。
軍人はむしろ戦争を恐れていた。
国民が望んだ戦争なんだ。死ぬのも国民だぜ?金儲けにつながる可能性なんて低いんだぜ?
赤字になるのがむしろ当たり前なんだ。
でもやっちゃう。理由はむかついたから。これはDQNのケンカだ。俺たち一般国民はおおむねDQNなんだよ。
ブタキムがノドンを撃って人死にが出るとしても、対決を望むの国民なのさ。
俺はそれを2chで知った。
292281:03/04/17 22:12
>291
対決を望むの が 国民なのさ
293名無的発言者:03/04/17 22:17
>>287
どうだか。
本当に民主性が強かったら
陸軍の贔屓の、先行き不安なドイツ側より
勝算高いイギリス側での参戦と相成っただろう。

あの時は上からの世論操作で
日本国民が親ドイツ・反イギリスにされてたからね。
294世界@名無史さん:03/04/17 22:29
>293
実際イギリスと手を組むって選択肢はあったの?
アメリカの圧力でイギリスとは完全に切り離されたと理解しているんだが。
295世界@名無史さん:03/04/17 22:29
>>291
日清・日露戦争時に軍を動かしたのは、世論ではなく元老のグランドプランだった。
日中戦争の時にも国民はそれ程熱狂的に戦争は支持していない。
当時の開戦時の新聞記事でも比較的醒めた様子が伺える。
これは日本の国民性なのかもしれないが、国民のヴォルテージが上がってくるのは勝ちを重ね始めてから。
太平洋戦争の場合は、日中戦争からのテンションが維持されたままの状態だったから真珠湾攻撃成功時には国民は熱狂した。
しかし、実際に開戦するまでは対米世論はそれ程悪くなかったようだしね。
一般国民がDQNだって意見にはある意味賛成だが、それと戦争とはまた別の話だな。
80年代の貿易摩擦の時に、米国内で「もう一回日本と戦争しろ」と言う世論があったのを漏れはまだ覚えているよ。
それと、戦争は非生産行為なんだから赤字になるのが当たり前だよ。
問題は戦勝後に期待される利益だよね。
296世界@名無史さん:03/04/17 22:31
>>294
アメリカの圧力で日英同盟を破棄した後、中国利権の絡みで対立が深まっていたね。
297世界@名無史さん:03/04/17 23:03
>>293
三国同盟締結時に、イギリスについたら日本はそれこそ負け馬についたと思われるが。
298291:03/04/17 23:06
>>295
にゃるほど。するとバール判事が言ってた「結局、なんで戦争を始めたかよくわからない。そういう雰囲気だったから始まった」てのは、どう解釈すればいいのかな。合理性か感情の問題か。
それと戦勝後の利益ってのがほんとに割りにあうのかどうか、極めてアヤシイって意味で自分は書きました。人の命をいくらで見積もるかってのが大きいかもしれませんが(w
299世界@名無史さん:03/04/17 23:10
悪徳勧誘業者に大人数で押し掛けるオフ
http://life2.2ch.net/test/read.cgi/offevent/1044439342/l50
300世界@名無史さん:03/04/17 23:14
>>236
>金豚はせっかく日帝が植えてやった山林を食料自給と称して伐採しまくったので
>洪水が起きて逆に飢餓になりました

訪朝記未来に挑戦する国
作家小田実
現地指導の原理
(前略)共和国では、アボジキム・イルソン元帥(アボジーお父さんの意)
という歌があるように、キム・イルソン主席はお父さん
というイメージがぴったりなんですね。
そして、キム・イルソン主席の指導原理の中で非常に重要なのは、
現地指導なんですね。
案内の人に現地指導という言葉をよく聞かされたんですけど、最初のうちは
それほど気に止めなかったんですが、よく考えてみると非常におもしろいこと
をやってるんですね。というのは、今共和国では「自然改造5大方針」
というのをうち出して、積極的にとり組んでいるんですよ。
その中に、16度以上の傾斜地はだんだん畑にするという方針があるんですが、
それでわたしは、そんなこまかいことをどう決めたのかと尋ねたら、
主席の賢明な指導があったからだと言うんですよ。
そんなバカなことがあるか、いっ国の元首が、そんなこまかいことまで
知っているはずが無いじゃないかと思って、キム・イルソン主席に、
率直に聞いてみたんですよ。すると主席は笑いながら、
わたしは農民じゃないからそんなこと知るわけがないと言われるんですよ。
それじゃどうやってああいう方針をうち出したんですかと尋ねてみたんですよ。
そこがおもしろいんですね。つまり、自分はあっちこっちよく出かけるんだと、
そしてなんの前触れもなしに突然出現して、そこで働く農民の横にいって
「おじさんどうですか―」という感じで話しかけて、そこでいろんなことを
聞くんですね。その中でいいこと言うなあと思ったら、それを覚えておいて、
また別の農民の所にいって世間話をしながら、農民がそれはいいことだと言う、
また別な所にいって確かめるわけですよ。そして、それがいいことだと確信すると
手帳に書いておいて、それをどんどん政策にとり入れていくんですね。
301世界@名無史さん:03/04/17 23:15
わたしが主席にその手帳をくれませんかといったら、主席はこれは大切な物だ
といってうしろに隠すんですよ。そうして手帳に書いたものを大衆化して
いってそれを論理化、現実化して、集大成したひとつの政策を作りあげるんですよ。
この現地指導は、一つの指導のありかただと感心しました。
それに、こういう過程でキム・イルソン主席の思想が作りだ
されて行くんだという気がしました。
わたしは、いろんな人の意見を聞きながら作りあげた思想だ
から、これから将来、大きな力になるんとゃないかという気が
しました。

>その中に、16度以上の傾斜地はだんだん畑にするという方
>針があるんですが、それでわたしは、そんなこまかいことをど
>う決めたのかと尋ねたら、主席の賢明な指導があったからだと
>言うんですよ。

首領様のツルの一声で山の木を剥ぎ取って、全国に段々畑作った結果
が川の氾濫と食料危機、そして300万人の餓死者だったね。
小田さんはどう考えてるのかいな?ってもう忘れてるだろうな。
飯の種にならなければすぐ忘れられる都合よい左翼の頭(藁
302世界@名無史さん:03/04/17 23:25
>>300-301
どこぞと誤爆でつか?w
303世界@名無史さん:03/04/18 01:43
>>302
ニホンゴワカリマスルデスアルカ?
304世界@名無史さん:03/04/18 01:56
>>303
ああ、よく読んでなかった、スマソ。
305世界@名無史さん:03/04/18 03:40
>>301
コラ!サヨと左翼を間違えちゃダメですよ(笑
駄レスなのでsageと自嘲。
306世界@名無史さん:03/04/18 06:21
>>280
>一般に、国家の権威や利害を第一に置くのが「国権主義」です。

だから、ちゃんと明確に「国権主義」がイデオロギーだと宣言されたことがあるのか?
「天皇の御親政」は明確に宣言されている。

>例え天皇の意見であっても、国家に有益ならずと判断された場合は丁重に退けられています。

はぁ? 天皇制と国体は同一視されています。
国家の有益にならないということは、天皇の利益にもならないと言うことです。
天皇が自分の利益にならないから、結果的に退けられただけです。
君の言う国権主義は、天皇親政主義となにも矛盾しませんが何か?

>国民学校(今なら小学校か)の教材持ってきて国家体制を語るトンデモさにまず気付きましょう(藁

教材として採用したと言うことは、上層部が国民に浸透させたいイデオロギーであったことに他なりませんが、何か?

>で、「国体の本義」が憲法解釈の文書であるとする根拠はなんですか?

国体の本義を読めばわかる。
307世界@名無史さん:03/04/18 06:24
>>284
>ガイシュツだが、同じ論法で「東アジアの専制王権同士は戦争を起こさない」と言う理論も、抽出する時代と条件の選択次第では可能なんだよ。

こんな珍説は初めて聞きましたね。
民主平和論と同様に語れるというのなら、「東アジア専制王権間不戦構造性」を証明してください。
308世界@名無史さん:03/04/18 06:37
>>284
>また、民主国家間の不戦構造性についても、抽出する事例の恣意性で結論を操作できる類のものだ。
>不明瞭なケースが残されているというのなら、なおさら「かなりの精度で実証された」等とはいえない筈だが?

純粋に、民主国家間の2個群の組み合わせの総数に対して、候補がたった2つしか存在しないと言うことは、確率論的に考えて驚異的な低さだから。
309bloom:03/04/18 07:11
310世界@名無史さん:03/04/18 07:17
結局>>306は何も答えになってないな(w
311世界@名無史さん:03/04/18 08:29
>「天皇の御親政」は明確に宣言
子供向け以外に周辺諸国、国民に発表されたことは無い。
天皇は主権者と明記してあるだけだ。
主権者=親政なら、現在は国民全員が親政を行なってることになる。
>はぁ? 天皇制と国体は同一視されています
日露戦争勃発時、強硬に明治天皇は反対したが、内閣はこれを無視して
戦争を始めている。
>上層部が国民に浸透させたいイデオロギー
認可したのは文部省だけですが?
>国体の本義を読めばわかる。
どう読んでも古事記や日本書紀の焼き直し程度だぞ。
ホントに読んだのか?
312世界@名無史さん:03/04/18 08:44
>>280
>国民学校(今なら小学校か)の教材持ってきて国家体制を語るトンデモさにまず気付きましょう(藁

これは君の方がトンデモだね。
「国体の本義」は確かに国民学校に配布されたものだが、子供向けの教材としてつかわれたものじゃないよ。
あくまでも、大人の先生用に教育資料として配布されたものだ。否定しがたい重要資料だよ。
そもそも本文を読めば、小学生向けじゃないと言うことはすぐわかると思うのだが。
313世界@名無史さん:03/04/18 08:46
粘着の巣窟
314世界@名無史さん:03/04/18 09:13
>>311
>どう読んでも古事記や日本書紀の焼き直し程度だぞ。
>ホントに読んだのか?

きみ、本当に読んだの?

以下、本文から抜粋。

然るに帝国憲法は、万世一系の天皇が「祖宗ニ承クルノ大権」を以て大御心のまゝに制定遊ばされた欽定憲法であつて、
皇室典範と共に全く「みことのり」に外ならぬ。
而してこの欽定せられた憲法の内容は、外国に於けるが如き、
制定当時の権力関係を永久に固定せんがために規範化したものでもなく、
或は民主主義・法治主義・立憲主義・共産主義・独裁主義等の
抽象的理論又は実践的要求を制度化したものでもない。
又外国の制度を移植し模倣したものでもなく、
皇祖皇宗の御遺訓を顕彰せられた統治の洪範に外ならぬ。
315世界@名無史さん:03/04/18 09:14
我が憲法に祖述せられてある皇祖皇宗の御遺訓中、
最も基礎的なものは、天壌無窮の神勅である。
この神勅は、万世一系の天皇の大御心であり、八百万ノ神の念願であると共に、
一切の国民の願である、従つて知ると知らざるとに拘らず、現実に存在し規律する命法である。
それは独り将来に向つての規範たるのみならず、肇国以来の一大事実である。
憲法第一条に「大日本帝国ハ万世一系ノ天皇之ヲ統治ス」とあるのは、これを昭示し給うたものであり、
第二条は皇位継承の資格並びに順位を昭かにし給ひ、第四条前半は元首・統治権等、
明治維新以来採択せられた新しき概念を以て、第一条を更に紹述し給うたものである。
天皇は統治権の主体であらせられるのであつて、かの統治権の主体は国家であり、
天皇はその機関に過ぎないといふ説の如きは、西洋国家学説の無批判的の踏襲といふ以外には何等の根拠はない。
天皇は、外国の所謂元首・君主・主権者・統治権者たるに止まらせられる御方ではなく、
現御神として肇国以来の大義に随つて、この国をしろしめし給ふのであつて、
第三条に「天皇ハ神聖ニシテ侵スヘカラス」とあるのは、これを昭示せられたものである。
外国に於て見られるこれと類似の規定は、勿論かゝる浅い意義に基づくものではなくして、
元首の地位を法規によつて確保せんとするものに過ぎない。
316世界@名無史さん:03/04/18 09:15
尚、帝国憲法の他の規定は、すべてかくの如き御本質を有せられる天皇御統治の準則である。
就中、その政体法の根本原則は、中世以降の如き御委任の政治ではなく、
或は又英国流の「君臨すれども統治せず」でもなく、又は君民共治でもなく、
三権分立主義でも法治主義でもなくして、一に天皇の御親政である。
これは、肇国以来万世一系の天皇の大御心に於ては一貫せる御統治の洪範でありながら、
中世以降絶えて久しく政体法上制度化せられなかつたが、
明治維新に於て復古せられ、憲法にこれを明示し給うたのである。
帝国憲法の政体法の一切は、この御親政の原則の拡充紹述に外ならぬ。
例へば臣民権利義務の規定の如きも、西洋諸国に於ける自由権の制度が、
主権者に対して人民の天賦の権利を擁護せんとするのとは異なり、
天皇の恵撫慈養の御精神と、
国民に隔てなき翼賛の機会を均しうせしめ給はんとの大和心より打出づるのである。
政府・裁判所・議会の鼎立の如きも、外国に於ける三権分立の如くに、
統治者の権力を掣肘せんがために、その統治権者より司法権と立法権とを奪ひ、
行政権のみを容認し、これを掣肘せんとするものとは異なつて、
我が国に於ては、分立は統治権の分立ではなくして、親政輔翼機関の分立に過ぎず、
これによつて天皇の御親政の翼賛を弥々確実ならしめんとするものである。
317世界@名無史さん:03/04/18 09:16
議会の如きも、所謂民主国に於ては、名義上の主権者たる人民の代表機関であり、
又君民共治の所謂君主国に於ては、君主の専横を抑制し、
君民共治するための人民の代表機関である。
我が帝国議会は、全くこれと異なつて、天皇の御親政を、
国民をして特殊の事項につき特殊の方法を以て、
翼賛せしめ給はんがために設けられたものに外ならぬ。
我が国の法は、すべてこの典憲を基礎として成立する。
個々の法典法規としては、直接御親裁によつて定まるものもあれば、
天皇の御委任によつて制定せられるものもある。
併しいづれも天皇の御稜威に淵源せざるものはないのである。
その内容についても、これを具体化する分野及びその程度には、
種々の品位階次の相違はあるが、結局に於ては、
御祖訓紹述のみことのりたる典憲の具体化ならぬはない。
従つて万法は天皇の御稜威に帰する。
それ故に我が国の法は、すべて我が国体の表現である。
318世界@名無史さん:03/04/18 09:24
古事記や日本書紀には、こんなこと書いてあったんですね。びっくりです。
319世界@名無史さん:03/04/18 09:26
戦前の日本は自由民主主義国家だよ、五箇条のご誓文ですでに広く会議をおこし〜と
自由民主体制を目標にしている。
320世界@名無史さん:03/04/18 09:32
また愛☆戦士は戦時下のプロパを出してるなあ。
アメリカの普遍的なデータとして、戦時下のプロパを基準で考えてもいいのかねえ。
321世界@名無史さん:03/04/18 09:34
>>307
つーかお前今までに1度も、民主体制下における不戦構造性を説明してないだろ。
322世界@名無史さん:03/04/18 09:50
>>311
>日露戦争勃発時、強硬に明治天皇は反対したが、内閣はこれを無視して
>戦争を始めている。

バカジャネーノ。
誰が元老の力の強い明治期の話してんだよ。
ファッショの話だから、昭和期の話に決まってんだろ。
得意げに勘違い飛ばしてんじゃねーよ。
323世界@名無史さん:03/04/18 10:08
>>321
>つーかお前今までに1度も、民主体制下における不戦構造性を説明してないだろ。

説明されてるけど、それをきみが認識できてないだけでしょ。
反論したかったら、20世紀に入ってからの民主国家同士の戦争例を挙げてごらんよ。

ラセットによる「政治的に意味のある国家間の2個群における紛争行動、1946−86年」の表によれば、
両国とも民主的な2個群の組み合わせの年毎の総数は3,878、
武力使用の威嚇は2,
武力の誇示は4,
武力の使用は8,
戦争は0,
紛争なしは3,864。

対立が戦争までエスカレートする確率は、実に0パーセントという結果が出ている。
324bloom:03/04/18 10:08
325世界@名無史さん:03/04/18 10:13
>>323
それは統計論であって、根拠じゃないよ。
統計でいうなら、極東アジアの1600から1800までの200年間一度も戦争はない。
これは実に0%という統計的に無視できない数字だ。

またソ連と東欧諸国の間も1度たりとも戦争はおきていない、これも確率としては無視できない数字だね。
326世界@名無史さん:03/04/18 10:16
>>322
昭和天皇考えを無視し、軍部の一部は紛争を拡大しました。
そして天皇はそれを止める事は出来ませんでした。
327世界@名無史さん:03/04/18 10:16
>314-318
だから読んで無いじゃん
貴方が挙げたのは一番最後の第二-六「政治経済軍事」の
部分だけ。他のとこもきっちり読んだら?
>322
ファッショの話だから、昭和期の話
明治と昭和の政治体系が全く異なっているのなら
貴方が言う通りなんだがね。
残念ながら明治昭和は同一形態だよ、よって的外れという指摘は的外れ。
時に貴方にとって天皇親政を目指すことはファッショなのか??
328世界@名無史さん:03/04/18 10:35
まぁ、たしかに、国体の本義は子供向けの教材ではないわな。
329世界@名無史さん:03/04/18 11:01
>>325
>統計でいうなら、極東アジアの1600から1800までの200年間一度も戦争はない。

李自成の乱は?
三藩の乱は?
鄭氏台湾と清の抗争は?
ピョートル1世と清の抗争は?
百蓮教徒の乱は?
天理教徒の乱は?
1600年直前だが、秀吉の朝鮮出兵は?
関ヶ原の合戦は?
大阪冬の陣、夏の陣は?
西山党の乱は?

>またソ連と東欧諸国の間も1度たりとも戦争はおきていない、これも確率としては無視できない数字だね。

1956年にソ連がハンガリーに対してとった軍事行動は?
チェコスロバキアへの軍事介入は?
330世界@名無史さん:03/04/18 11:08
>323
>ラセットによる「政治的に意味のある国家間の2個群における紛争行動、1946−86年」の表によれば、
>両国とも民主的な2個群の組み合わせの年毎の総数は3,878

不勉強で悪いんだがここでいう「民主的な国」って具体的にどこの国なんだ?
331330:03/04/18 11:08
>323
つーかたった40年間の事例なのか・・・
332330:03/04/18 11:22
>323
それと2つの国の組み合わせだとしたら、国が88個の時、組み合わせの数が3828個になると思うけど、3878個ってどういう計算方法なんだろう。
ある時期民主的だったけど、そうでない時期もあったり、滅亡したり、分裂したり、合併したりするとこうなるのだろうか。
333世界@名無史さん:03/04/18 11:41
>>329
関ヶ原って、南北戦争と似てないか?
国内の2大勢力の衝突って感じがします。
いや、なんとなくだから間違ってたら言ってちょうだいw
334世界@名無史さん:03/04/18 11:48
>>331
>つーかたった40年間の事例なのか・・・

その表での考察は40年間だけど、ここ200年で考えると、民主国家間の戦争の候補は次の12。

英米戦争(1812)
ローマ共和国 対 フランス(1849)
アメリカ南北戦争(1861)
エクアドル 対 コロンビア(1863)
普仏戦争(1870)
米西戦争(1898)
ボーア戦争(1899)
第2次フィリピン戦争(1899)
帝政ドイツ 対 欧米民主諸国(1914ー17)
フィンランド 対 欧米民主諸国(1941)
レバノン 対 イスラエル(1948)
レバノン 対 イスラエル(1967)

この中でいちばん位置づけがやっかいなのは、米西戦争(1898)だとラセット教授は述べている。
335世界@名無史さん :03/04/18 12:23
日本帝国がファシズムをドイツから取り入れたのはいつ?
イタリアより早かったのかな。

立憲君主制に続いて取り入れたシステムだが。
336世界@名無史さん:03/04/18 12:30
>>326
>昭和天皇考えを無視し、軍部の一部は紛争を拡大しました。
>そして天皇はそれを止める事は出来ませんでした。
何の話?
満州事変?昭和は後日、褒め言葉を下されてるね。
対英米戦?41年10月には慎重派だったが、その後、どんどん開戦派になり、
12月の御前会議では裁可してるよ。
近臣の記録では、軍部に早期講和と領土拡大を吹き込まれて、どんどん高揚してきて
慎重派の意見を聞く耳持たずになってきたらしい。
明治帝を尊敬してたからね。領土拡大は天皇の務めと思ってたようだ。
あと、開戦後は積極的に作戦に関与し、時に変更させてるね。
337世界@名無史さん:03/04/18 12:43
>五箇条の誓文
「広く会議をおこし」は民主主義とか関係ない。
大名などの列候の会議の事。

大政奉還以来の土佐藩の藩論であった列侯会議の開催を意図し,天皇と
大名との盟約で五ヵ条の国是の確立を行おうとするものであった。
しかし,天皇と大名との盟約は歴史上の先例がないと主張する三条実美
ら公家の反対により,福岡案は否定され,天皇が天神地梢を祭る儀式の
もとで,大名が天皇へ誓詞を差し出す形式がとられた。
このため,木戸孝允が

福岡案の第1条の〈列侯会議ヲ興シ〉という部分を,〈広ク会議ヲ興シ〉と修正,

また会議の開催に関連した部分を削除,

第4条を付け加えて誓文の条目の確定をみた。
338世界@名無史さん:03/04/18 13:07
>>329
内乱か地域紛争ばっかで全面戦争ってのが無いな
339世界@名無史さん:03/04/18 13:26
>335
そんなものをわざわざ取り入れたの?知らんかったな。そもそも日本はファシズム国家ではないような。
340世界@名無史さん:03/04/18 13:41
もりあがってまいりました。
341世界@名無史さん :03/04/18 13:44
>>339
治安維持法施行のあたりからファッショっぽくなってきてるな
英国的なデモクラシーは圧殺されてきてるし。

・・・・ただこれだとナチス党台頭より時期が古くなる
342世界@名無史さん:03/04/18 13:51
>慎重派の意見を聞く耳持たずになってきたらしい。
天皇に上奏できる権利を持っていたものは極少数なんだが?
上奏できて慎重派で且つ話を聞いてもらえなかったのは誰と誰?
343世界@名無史さん:03/04/18 13:59
>>335
 ファシズムは取り入れたというより方向が重なっただけでは?立憲君主制みたいに誰か視察に派遣した訳でもないし。
>>341
 ファッショっぽくなったといえるのは2.26事件後くらいではないかな。治安維持法は当初は防共が目的であったし。ファッショ化するにつれ本来の目的と違う使われ方がされるようになったんだと思われ。
344世界@名無史さん:03/04/18 14:18
>>338
>内乱か地域紛争ばっかで全面戦争ってのが無いな

総力戦の時代じゃあるまいし、17C,18Cの戦争なんてそんなもん。
345世界@名無史さん:03/04/18 14:57
>>342
木戸日記でも読むといいのでは。確か愚痴めいて書いてたような。
346世界@名無史さん:03/04/18 15:02
>344
欧州では30年戦争、スペイン継承戦争、英蘭戦争みたいに
国を挙げての大戦争が行なわれているよ。
対して、極東アジアではこのような戦争は起きていない。
347世界@名無史さん:03/04/18 15:05
>>343
一応、政党政治の終わりは1932年の5・15事件。
1938年の国家総動員法で、国民の権利の一部停止。
といわれ、
1940年の大政翼賛会で完全なドイツ型ファシズムを取り入れてるね。
>翼賛会の運営は多数決原理を廃止し,ナチスの指導者原理をまねた
>〈衆議統裁〉(衆議はつくすが最終決定は総裁が下す)方式によって
>おこなわれた。
>総裁は首相が兼任。
348世界@名無史さん:03/04/18 20:24
>>306
>国体の本義を読めばわかる。
読んだが判らん。厨房の漏れにも判るように説明してくれよ。
349世界@名無史さん:03/04/18 20:37
>>306
>だから、ちゃんと明確に「国権主義」がイデオロギーだと宣言されたことがあるのか?
対外的に「我が国は国権主義である」なんて宣言すればそれこそDQN扱いだな(ワラ
350世界@名無史さん:03/04/18 20:46
>>312
>「国体の本義」は確かに国民学校に配布されたものだが、子供向けの教材としてつかわれたものじゃないよ。
>あくまでも、大人の先生用に教育資料として配布されたものだ。否定しがたい重要資料だよ。
>そもそも本文を読めば、小学生向けじゃないと言うことはすぐわかると思うのだが。

国民学校のカリキュラムの中に、教師が教材を音読して生徒にひたすら聞かせて暗記させる科目があったの知ってる?
「国体の本義」は元々その為に配布された教材なんだがね。
子供に意味が判る判らないはどうでも良い事なんだよ、何しろ当時は今で言う小学1年生に論語を暗記させてた位なんだからな(w
351世界@名無史さん:03/04/18 21:15
>>329
その殆どは内乱じゃん、それに極東国家の封建体制国家同士の戦争は1度もないけど?
>チェコスロバキアへの軍事介入は?

これもあくまで内乱の鎮圧、国家間の戦争ではない。
>>336
日華事変を昭和天皇が推進したとは初耳だね。
また英米戦は彼は積極派じゃないよ、重臣の意見に逆らえなかったのが真相。
だからといって彼が決定に無関係とはおもわんがな。
>>337
木戸が変更した理由がわかってないね。
これは元々諸外国への発表を兼ねていたから、このように変更したんだよ。
352世界@名無史さん:03/04/18 21:29
>>351
>>336
>日華事変を昭和天皇が推進したとは初耳だね。
>また英米戦は彼は積極派じゃないよ、重臣の意見に逆らえなかったのが真相。
>だからといって彼が決定に無関係とはおもわんがな。
>>336は日華事変については、一言も触れてないわけだが。
南京鎮圧部隊には、お褒めの言葉を下してたとは思うが。
昭和天皇の英米戦へのためらいの表現「四方の海〜」は10月の御前会議。
それ以降、ソ連仲介案やローマ法王仲介案で早期講和が具体化すると、
開戦派へ傾いている。「火事場泥棒ではなく、八紘一宇の精神で」
との言葉は領土拡大へと意欲的に変化してきている一表現。
このあたりの御前会議の記録や、吉田氏や山田氏の研究の一読を。

336 :世界@名無史さん :03/04/18 12:30
>>326
>昭和天皇考えを無視し、軍部の一部は紛争を拡大しました。
>そして天皇はそれを止める事は出来ませんでした。
何の話?
満州事変?昭和は後日、褒め言葉を下されてるね。
対英米戦?41年10月には慎重派だったが、その後、どんどん開戦派になり、
12月の御前会議では裁可してるよ。
近臣の記録では、軍部に早期講和と領土拡大を吹き込まれて、どんどん高揚してきて
慎重派の意見を聞く耳持たずになってきたらしい。
明治帝を尊敬してたからね。領土拡大は天皇の務めと思ってたようだ。
あと、開戦後は積極的に作戦に関与し、時に変更させてるね。

353世界@名無史さん:03/04/18 21:31
>>274
>それは、軍事関係込みの数字です。国際→国内ですね。国内は少ないからね。

そりゃあ平時でも軍事関連に石油は使用しますよ。
軍隊を維持するだけで莫大な石油が必要ですからね、んでなにがいいたいの?
軍隊を解散しろというつもり?無茶苦茶だよそれは。
ついでに戦争遂行予定の為の分は入ってないからね。
というかミッドウェイ海戦だけで、海軍の備蓄の半分も消費してしまったほどだから、
足りるわけがないんだけどね。

>ABCD包囲陣とプロパしてた。
>1年半の備蓄が少ないと見るなら、41年7月に南仏印侵攻で石油禁輸を招いたのは歴史的愚作。

プロパしたのは政府じゃない。マスコミが勝手にやったこと。
満州事変でも、政府は調査団の好意的回答が得られて喜んでいたが、
頼まれもしないのにマスコミが猛烈に反発し、それに沸騰した世論に押される形だった。
また石油禁輸の原因は関係ないだろ、ここでのポイントは石油禁輸された場合、
オランダからの割り当てだけでは、生き残れないという話しだ。ポイントをずらすな。しかし、交渉は継続され、

>11月12日130万tの石油売買契約成立。継続してます。

石油の交渉は別のところでも行われているわけですが、
それをなんで一緒に行ったとし、あたかも交渉を継続されたように印象操作されるのですか?

354世界@名無史さん:03/04/18 21:34
>五箇条の誓文
「広ク会議ヲ興シ」は、その後の民権派や国会期成同盟運動の
よりどころとなったが、本来は議会や民主主義を表現してはいない。

木戸自身は、国民の声を聞くことをライフワークの一つとし、
全国府県長会?とかを進めてはいるが。形式で終わってしまったが。
355世界@名無史さん:03/04/18 21:38
>353
俺はあんたを応援してる。日本の立場を養護します。
356世界@名無史さん:03/04/18 21:58
>>275
>対日交渉話し合いは、南仏印侵攻への制裁についてですから、41年7月以降です。

いやだから、それ以前にしてるって、確かマニラかどっかで。

>吉田氏は日中15年戦争は日本の侵略戦争という立場と理解してます。

侵略戦争であるが、国民党に戦争拡大の意思がなかったとは言ってはいないだろ。
特に上海への飛び火は国民党の意思。
勿論現地の日本軍は非戦派だったなとは言うつもりはないがな。
国民党はくすぶっていた所に、火をつけて回ったのさ。

>主責任が日本にあるというなら、同意見なので終了させていただきます。

主責任がどっちかといわれても困るね、どちらも紛争拡大の意思を持ち、
その為の徴発行為をし、実際紛争を拡大した。
まあ取り合えず、国民党『も』紛争拡大の原因を担ったということが分かってくれればいいよ。
357世界@名無史さん:03/04/18 22:02
>>352
なんの話しと言われたから、俺は自分の思っていた日華事変の話しをしただけだが?
それに昭和天皇がどちらかといえば非戦派であり、開戦派の意思に押された形なのは変わらないだろうが。
358世界@名無史さん:03/04/18 22:04
>>354
実態を意味しているわけじゃないぞ、
あくまで哀悼☆戦死の論理にのっとった、『主義』の話しだ。
だからこれでいいんだよ、
俺も自由民主主義を目指したなんて思ってない。極論を唱える馬鹿には、
同じく極論をもって相手をしているだけだ、
でなければ、自分がどれだけトンデモか理解できないからな。
359159:03/04/19 00:28
つーか長いスパンで見れば、領土拡大は維新以来敗戦までの日本の国策だったのは
確かでしょ。昭和天皇も満州事変を戦況の日和見的に黙認している。
領土拡張が悪という意識なんざ、当時の日本国民の99%、
政策者の99.9%が持ち合わせちゃいないよ。軍事政権ができるまで
日本は国際協調体制で「合法的」に侵略を行っていた。台湾・朝鮮・
対支21箇条・シベリア出兵と機会があらばね。
軍事政権はそれを国際社会の支持無しで行ったから侵略なのだ。
第三者の力のある観察者がそれを侵略と判断すれば、それは侵略なのである。
360世界@名無史さん:03/04/19 10:59
>>358
>俺も自由民主主義を目指したなんて思ってない。極論を唱える馬鹿には、
>同じく極論をもって相手をしているだけだ、
>でなければ、自分がどれだけトンデモか理解できないからな。

極論で返すとしても、なんかズレてないか?
五箇条のご誓文だけでは、多様に解釈できすぎて、主義的にも自由民主主義を祈念していたとは断言しにくい。
たとえそれが、自由民主主義を祈念したものであったとしても、昭和期までどのくらい影響力を持っていたかは疑問だ。
もっとちがう史料(年代的に昭和のもの)を持って、国体の本義に対抗すべきでは?
361世界@名無史さん:03/04/19 11:12
>>351
>>チェコスロバキアへの軍事介入は?

>これもあくまで内乱の鎮圧、国家間の戦争ではない。

それはちがうよ。
ソ連をはじめ、東欧五カ国に全土を制圧されて首脳であるドプチェクらを強制連行したんだから立派な軍事侵略だよ。
チェコスロバキアの内乱を鎮圧したんじゃない。ソ連は正規の政権を転覆させたんだよ。
362世界@名無史さん:03/04/19 11:25
>>361
それは「不明瞭な事例」に含まれると思われ(藁
363世界@名無史さん:03/04/19 11:33
>>353
>足りるわけがないんだけどね。
石油は英米蘭に頼っていた。ドイツの緒戦勝利に我を忘れ南仏へ行き、禁輸された。

>プロパしたのは政府じゃない。マスコミが勝手にやったこと。
ABCD宣伝は報道統制下の1941年の事です。

>満州事変でも、政府は調査団の好意的回答が得られて喜んでいたが、
>頼まれもしないのにマスコミが猛烈に反発し、それに沸騰した世論に押される形だった。
これは1932年のリットン報告書の事ですね。
政府を動かしたのは世論もあるが、実際には石原ら軍部と政府の強硬派。
報告書否決・国連脱退は松岡ら強硬派のの積極的自主的行動。

>また石油禁輸の原因は関係ないだろ、ここでのポイントは石油禁輸された場合、
>オランダからの割り当てだけでは、生き残れないという話しだ。ポイントをずらすな。
では、生き残れない国が、石油禁輸を呼んだ南仏印侵攻した理由は?
他の生き残りに必要な貴重な資源の輸入を断ってる理由は?
そもそも、経済制裁の根本理由は?

>しかし、交渉は継続され、
>>11月12日130万tの石油売買契約成立。継続してます。
>石油の交渉は別のところでも行われているわけですが、
>それをなんで一緒に行ったとし、あたかも交渉を継続されたように
>印象操作されるのですか?
私の歴史事典や書籍類では、日蘭印会商は1934〜1937年が第一次会談。
40年9月から41年6月までが第二次会談です。他はいつどこでですか?

364世界@名無史さん:03/04/19 11:47
>>356
>>対日交渉話し合いは、南仏印侵攻への制裁についてですから、41年7月以降です。
>いやだから、それ以前にしてるって、確かマニラかどっかで。
日時と内容を書いてくれないことには・・・。

>侵略戦争であるが、国民党に戦争拡大の意思がなかったとは言ってはいないだろ。
吉田氏の著書名とページを教えてくれれば幸いです。

>特に上海への飛び火は国民党の意思。
>勿論現地の日本軍は非戦派だったなとは言うつもりはないがな。
海軍が、上海飛び火以前から、上海方面の計画を立ててたはずです。

>国民党はくすぶっていた所に、火をつけて回ったのさ。
どこにどうやってですか?
マクロ的には自衛戦争にしか見えませんが。
上海交戦はにらみ合い緊張激化の結果です

>主責任がどっちかといわれても困るね、どちらも紛争拡大の意思を持ち、
>その為の徴発行為をし、実際紛争を拡大した。
>まあ取り合えず、国民党『も』紛争拡大の原因を担ったということが
>分かってくれればいいよ。
君の出した秦氏は日本の主責任度7〜8割ですね。
吉田氏は9割以上と推測されますが。

局地紛争では、その原因特定は難しく、意味のない議論になりがちです、
相対的に、満州事変から連なる日中戦争の原因が何かが大切です。
原因は9カ条条約違反の日本の権益独占狙いと思われます。
365世界@名無史さん:03/04/19 11:51
南仏進出は、仏ヴィシー政府によって承認されていたような。
366世界@名無史さん:03/04/19 12:11
ビシー政府はドイツの意向で許諾したのかな。傀儡だったからね。
ちなみに、南仏印進駐はシンガポール爆撃圏内を意味する。
それで、7月2日に御前会議で決定したことを知った米は7月25日に
日本の在米資産凍結を行い石油禁輸を宣言。英蘭も資産凍結。
しかし、日本は7月28日以降に南仏印進軍をはじめ、
米は8月1日に石油の全面禁輸。
367世界@名無史さん:03/04/19 12:16
>>366
でもまぁ、この時でも、石油備蓄は1年と8ヶ月あったそうだよ。
引き返せばよかったのにね。
368世界@名無史さん:03/04/19 12:27
>満州事変後の世論操作
国民に対しては柳条湖事件の真相は太平洋戦争敗戦後まで秘匿され,
軍部の発表をうのみにした新聞,ラジオなどマスコミのセンセーショナル
な報道や,軍部が在郷軍人会の組織を動員して全国に展開した国防思想
普及運動などによって,反中国・反連盟・反欧米の排外主義が急激に形成
された。
369世界@名無史さん:03/04/19 12:58
>>359
おいおい、日露戦争時もすでに拡張政策をめぐる批判は一般大衆にもあったんだがな。
370世界@名無史さん:03/04/19 13:01
>>369
「小日本主義」と「大日本主義」があったのは事実。
ただ、圧倒的に優勢だったのは「大日本主義」の方。
371世界@名無史さん:03/04/19 13:17
やはり日露戦争をどう評価するかで歴史観は変わってくるな。

世界史板の住人なら
世論の面でもかなーり限界ギリギリの戦争だったことを認識すべき。
372世界@名無史さん:03/04/19 13:18
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373159:03/04/19 14:12
>>371日露戦争の勝利により日本人の帝国意識が完全に固まったと見るべき。
北清事変の鎮圧時、山縣有朋だか誰だかが
「半植民地の清国を率先して鎮圧することにより、アジアの警察官として列強に加われる」
と言っている。うろ覚えですまんが。
374世界@名無史さん:03/04/19 19:06
愛☆戦士たんにアメリカのイラク攻撃の正当性についても語ってもらいたい。
たぶん全面的にアメリカ支持だと思うけど・・・
375世界@名無史さん:03/04/19 19:52
327
>明治と昭和の政治体系が全く異なっているのなら
>貴方が言う通りなんだがね。
>残念ながら明治昭和は同一形態だよ、よって的外れという指摘は的外れ。

いや、ファッショ化の動きは昭和期に見られ始めたので、
たしかに大日本帝国という点では、同一の政治大系だろうけど、
明治期とイデオロギーまで同じだと見なすのは無理があると思う。
5・15事件や天皇機関説論争以後は、やはり事情がちがう
376山崎渉:03/04/20 04:33
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
377世界@名無史さん:03/04/20 05:55
>376
>明治期とイデオロギーまで同じだと見なすのは無理があると思う。
イデオロギーと言ったって何を持って異なると言っているんだ?
ついでに一部の住人が持ち出している「国体の本義」の緒言においても
ファシズムの否定を述べているのだが?
378世界@名無史さん:03/04/20 09:35
 そもそも宇宙絶対の神に在します皇祖天照大神より天津日嗣の御位を
承けさせ給う天皇陛下は、また宇宙絶対の神に在しますこと今更申すまでもなく、
而して天照大神より君民一体たることの御諭を承け継ぎたる私共臣民は、
天皇の大御業が絶対なることを信仰し奉りつつ各自が与えられたその職分を通して
遂行すべき使命もまた絶対であることを信ずるものであります。この信念に立脚して
億兆一心総力を発揮いたしますとき、その結果は宇宙を貫く絶対力となって顕われ、
よく天壌無窮の皇運を扶翼し奉り、戦に臨んでは完全に勝利を獲得して、
皇国の前途を悠久磐石の安きに導き得るものと確信いたします。
 即ち大詔のまにまに軍も、官も、民も一切を天皇陛下に捧げ奉って大和一致し、
各々その本分使命の上に絶対力を発揮するとき、茲に人類最高の道義は確立せられ、
戦勝に必要なる物量も神助と相俟って自ら獲得せられ、敵を挫く雄渾果敢なる作戦も
自然にその力を増し、斯くして初めて大東亜戦争の勝利把握も期待し得るので
ありまして、これを私は必勝信念の本体であると確信いたし、国民諸君に対し
この信念の把捉を強力に提唱いたすものであります。
(昭和十九年八月八日大詔奉戴日小磯国昭内閣総理大臣ラジオ演説より)

( ´,_ゝ`)ぷっ。デンパ全開。
379世界@名無史さん:03/04/20 16:45
議論の大勢は決したな。

1,国体の本義
2,日独伊3国軍事同盟
3,民主的平和論
4,経済摩擦による戦争勃発の不合理性
5,ブロック経済の無効性(英米蘭への輸出量は1937年、全世界では1940年がピーク)
6,木戸幸一日記

など、次々と提出される昭和期の大日本帝国のファッショ性や宗教性、あるいは戦争責任性を示す材料や史料に、反米的歴史修正主義者たちは、ろくな反論ができない。
ただ、「アメリカは史上もっとも利己的で好戦的な帝国主義国家である。だから、すべての戦争の原因は、アメリカにあるはずだ」という、思考停止した妄言を繰り返すだけ。
宗教は論破できないと言われるゆえんだな。
昭和期のイデオロギー論に五箇条のご誓文を出したり、チェコスロバキアの軍事介入を内乱だと述べたり、
そのデンパは失笑感を通り越して、悲壮感すら感じさせる。

歴史修正主義者が議論で惨敗するのはいつものことだが、
イデオロギー的中立性を喪失した反米厨がここまで学問板にはびこっているのは問題だな。
世界史板の品位が汚れるというものだ。
デンパはデンパ板で飛ばしてほしい。
380世界@名無史さん:03/04/20 17:34
>>379
あほかーなんの戦争責任じゃぼけ。日本帝国主義と欧米帝国主義のぶつかりあい
でなんで後出しの日本だけが戦犯になるんだ。ユニオンジャックもイギリス王室も
禁止しろ
381世界@名無史さん:03/04/20 17:41
>5,ブロック経済の無効性(英米蘭への輸出量は1937年、全世界では1940年がピーク)

これのソース出さんかいボケ
382世界@名無史さん:03/04/20 17:49
>>381
>4,経済摩擦による戦争勃発の不合理性
>5,ブロック経済の無効性(英米蘭への輸出量は1937年、全世界では1940年がピーク)

こんなもんどこの高校の教科書にも載ってる一般論じゃねーか。
むしろこれを覆すお前こそリビジョニストである事を要理解しなさい。
383世界@名無史さん:03/04/20 20:34
>>379 >>382
やっぱりお前は哀戦死だろw
384世界@名無史さん:03/04/20 23:54
>>360
国体の本義と五箇条のご誓文では、遥かに後者の方が歴史的影響力も大きいと思われるが?
国体の本義が五箇条のご誓文以上に、何らかの影響を与えた事例があるなら、教えてもらおう。

>>361
内戦に介入しただけだろ。
つーかソ連に言わせれば、西側の工作員により反動化した国家を正常な状態に戻しただけだよ。
385世界@名無史さん:03/04/20 23:59
>>379
やけに結論急いでるな。

 愛 ☆ 戦 士 必 死 か ? (藁
386世界@名無史さん:03/04/21 00:43
>>363
>石油は英米蘭に頼っていた。ドイツの緒戦勝利に我を忘れ南仏へ行き、禁輸された。

また話を反らす、石油が足りないのは理解できましたか?

>ABCD宣伝は報道統制下の1941年の事です。

それなら政府が情報を操作したという資料を提出してくださいね。

>報告書否決・国連脱退は松岡ら強硬派のの積極的自主的行動。

松岡は国連脱退反対派でしたが、なんの資料でもってそんなことを言われるのですか?
まさか最終的には認めたからですか、その程度のことで松岡は強硬派になってしまうのですか?

>では、生き残れない国が、石油禁輸を呼んだ南仏印侵攻した理由は?

あくまでポイントをずらしますね。、ここで問題なのは、どう足掻いても日本がオランダからの輸入量では生活できないという点です。
他の重要資源も日本の要求量に足りません。
ついでに石油禁輸される前に、もうすでに石油規制されてまして、アメリカからの輸入量は激減しています。
南進したのはそれらの規制された資源の、獲得を目的としたものですね。


>40年9月から41年6月までが第二次会談です。他はいつどこでですか?

今家をひっくり返して探した結果。
石油の買い付けは東京で行われてますね(約70万)
387世界@名無史さん:03/04/21 00:54
>>364
>日時と内容を書いてくれないことには・・・。

そこまで正確には覚えてないな、図書館で確認してきます。

>吉田氏の著書名とページを教えてくれれば幸いです。

これもね。
この人一杯出しているから、どの本かもよく憶えてないすまんね。
つーかページはどうやっても、憶えられるわけがないだろ。

>海軍が、上海飛び火以前から、上海方面の計画を立ててたはずです。

そのとおり、だが飛び火させたのは国民党。
何度も言うようだが、俺は日本の野心を否定した事は1度もない。
国民党の野心も同じように否定せず、現しているだけだ。

>マクロ的には自衛戦争にしか見えませんが。

マクロ的に見れば、日本だって自衛戦争と言える。
だからこそあくまで細かい事象を注目すべきだね。
それに貴方だって暴発寸前だった上海駐留軍への徴発行為を知らないわけではないでしょ。

>君の出した秦氏は日本の主責任度7〜8割ですね。吉田氏は9割以上と推測されますが。

国民党が紛争を拡大したというのを否定するものではないが?
388世界@名無史さん:03/04/21 01:06
>>373
山縣は日中提携論者だから違うだろ。
21箇条の要求にも強硬に反対しているほどだぜ。

ちなみに山縣の構想は、日本は水面下で中国と提携するべきだと考えていたようだよ。
表面的に提携すると、米英などの欧米諸国と対立するかもしれんからだとさ。

将来人種戦争に発展するかもしれないから、中国とは出来る限り対立しない。
だが同じに、積極的に締結した場合欧米と対立してしまうから、一定の距離は開けておくべきだと考えていたようだ。
今から考えると、山縣の予想通りになっているのが悔しいね。

ついでにこれは明治政府の基本的な考えの一つでもあるそうだ。
日清間の最初の条約だったか共同宣言だったか忘れたが、
その内容が同盟を意味するのではないかといわれ、欧米から圧力をかけられたらしい。
ですぐに、台湾出兵を強硬に推し進めた。
勿論台湾出兵の主目的は別だが、この側面も否定できないらしい。
389世界@名無史さん:03/04/21 10:08
>379
さしずめ貴方は、自由民主教、略して自民教の信徒ですね。
アメリカ生まれの新興宗教ってとこだろな。
ブッシュ大統領と同じ宗派に属しているんじゃ、勢いがあるのも当然か。
言うこと聞かないやつにはミサイルをお見舞いするんだからな(w
390世界@名無史さん:03/04/21 11:46
>>379
>「アメリカは史上もっとも利己的で好戦的な帝国主義国家である。だから、すべての戦争の原因は、アメリカにあるはずだ」

だれが言ったんだ?
391世界@名無史さん:03/04/21 17:02
>>386
>また話を反らす、石油が足りないのは理解できましたか?
答えられないのね。だから決定打は南仏進駐でしょ。
>それなら政府が情報を操作したという資料を提出してくださいね。
満州事変以来、軍のマスコミへの情報はコントロールされてた。
満鉄の関東軍自作自演自爆を国民が知ったのは戦後。
>松岡は国連脱退反対派でしたが、なんの資料でもってそんなことを言われるのですか?
>まさか最終的には認めたからですか、その程度のことで松岡は強硬派になってしまうのですか?
松岡は、国連脱退で英雄として凱旋帰国する自分を受け入れている。
そんなことより、リットン報告書反対は、受けいれ賛成の政府首脳部に対し、
軍部・政府の強硬派が反対したことの結果であって、世論の結果ではない。
>>では、生き残れない国が、石油禁輸を呼んだ南仏印侵攻した理由は?
>あくまでポイントをずらしますね。、ここで問題なのは、どう足掻いても日本が
>オランダからの輸入量では生活できないという点です。他の重要資源も日本の
>要求量に足りません。
答えられないってことね。他の重要資源が要求より少ないと言って、喉から手が
出るほど欲しいのになぜ拒否したのかがポイント。南方進出へのプロパです。
だから石油だけは一応買っといた。
>ついでに石油禁輸される前に、もうすでに石油規制されてまして、アメリカから
>の輸入量は激減しています。
>南進したのはそれらの規制された資源の、獲得を目的としたものですね。
1940年7月のアメリカの石油一部制裁と9月の屑鉄禁輸は、40年9月の日独同盟
と北部仏印への協定破りの軍部直接侵攻への対応です。当然。
そして、さらに英米の考えを誤って脳内妄想判断し、南部仏印侵攻で完全禁輸。
そして真珠湾・マレー奇襲への道。
>今家をひっくり返して探した結果。
>石油の買い付けは東京で行われてますね(約70万)
お疲れさま。で、日時はわかりますか。70万tて少ないですね。2ヵ月分ないですね。
392世界@名無史さん:03/04/21 17:03
>>387
>そこまで正確には覚えてないな、図書館で確認してきます。
えっ、悪いね、そこまでしてくれるの?スマソ。

>これもね。
>この人一杯出しているから、どの本かもよく憶えてないすまんね。
>つーかページはどうやっても、憶えられるわけがないだろ。
吉田氏は岩波文庫かな?ページは申し訳ないが、よければ頼む。

>そのとおり、だが飛び火させたのは国民党。
>何度も言うようだが、俺は日本の野心を否定した事は1度もない。
>国民党の野心も同じように否定せず、現しているだけだ。
日本については一致だが、国民党の野心と言うのがわからん。
国民党はもともと対日融和策。張作霖に蒋介石が監禁され国共合作と抗日へ。
共産党の野心と言うなら、よく右の人が言ってるが。

>マクロ的に見れば、日本だって自衛戦争と言える。
日中戦争が、日本の自衛戦争と言うのはあまり言わんだろ。

>だからこそあくまで細かい事象を注目すべきだね。
>それに貴方だって暴発寸前だった上海駐留軍への徴発行為を知らないわけではないでしょ。
1937年8月9日海軍特別陸戦隊の大山勇夫中尉と水兵1名が虹橋飛行場偵察で中国
保安隊に殺害される事件とかかな。
海軍はこの事件以前から上海侵攻作戦を立てていて、この事件を好機に増兵してる。
その結果緊張が高まり、勃発。
ミクロを追うなら真珠湾・マレー半島奇襲で日本は対米英南方侵略度100%となってしまうど。

>>君の出した秦氏は日本の主責任度7〜8割ですね。吉田氏は9割以上と推測されますが。
>国民党が紛争を拡大したというのを否定するものではないが?
ま、吉田本の出典を待つわ。ゆっくりでいいよ。悪いから。

393世界@名無史さん:03/04/21 18:18
>1940年7月のアメリカの石油一部制裁と9月の屑鉄禁輸は、40年9月の日独同盟
>と北部仏印への協定破りの軍部直接侵攻への対応です。
素朴な疑問なんだが、北印進駐も三国同盟も9月なのに、
なんで7月の時点で制裁されるんだ?
394世界@名無史さん:03/04/21 20:50
>>393
ほっとけ…何度言われても判らないって事はネタ師なんだろうよ。
395世界@名無史さん:03/04/21 22:17
>>393
そりゃそうですね。ちょっと再確認しますた。スマソ。

アメリカの日本への対抗措置は1939年の航空機輸出禁止から始まってますね。
原因は、1938年の近衛内閣の東亜新秩序声明=中国門戸開放原則否定声明ですね。

アメリカの1940年7月31日の石油の件は「西半球以外への航空機用ガソリン輸出禁止」
で、1940年4月汪兆名傀儡政権成立(アメリカは国民党政府支持)と、
40年6月の有田外相の日本は東アジアの安定勢力宣言=米国の中国政策非難
への対抗措置ですね。

40年9月の北部仏印進駐と三国同盟への対抗措置は、「対中援助の拡大・
原油以外の石油・鉄鋼(屑鉄)の輸出を禁止」ですね。

 

396世界@名無史さん:03/04/21 22:25
略年表・1

・1938年近衛内閣、東亜新秩序を発表(門戸開放原則を否定)

・1938年10月米国、日本政府に対し抗議:「門戸開放」主義違反
→日本、事変の存在の故に事変前の観念・原則をそのまま適用できぬと回答

 ・1938年12月米、初めて2500万ドルの対中借款(東亜新秩序に対抗)

 ・1939年6月米、対日航空機輸出抑制措置

 ・1939年7月米、日米通商条約破棄を通告
  =欧州情勢を利用して侵略行動に出ないように日本に対する牽制
  =米国は日本を中国で釘づけにして(=時間稼ぎ)欧州に全力を注ぎたい

 ・1939年12月航空機・航空機装備・航空機製造用装備資材の対日輸出抑制措置
397世界@名無史さん:03/04/21 22:26
略年表・2

 ・1940年1月日米通商航海条約失効

 ・1940年4月汪兆名政権成立→米は重慶の国民党政府のみを支持すると声明

 ・1940年6月外相有田、日本東アジアにおける安定勢力であると宣言
    →米国の中国政策を非難

 ・1940年7月第二次近衛内閣成立

 ・1940年9月北部仏印進駐(仏の対独降伏を機に)

 ・1940年9月27日日独伊三国同盟成立
  ;米、対中援助の拡大・原油以外の石油・鉄鋼の輸出を禁止する経済制裁へ

 ・1940年11月米、私的レベルでの日米交渉進める
398世界@名無史さん:03/04/21 22:28
略年表・3

 ・1941年3月ハルと野村駐米大使との間でも交渉開始

 ・1941年4月日ソ中立条約締結(期限5年)

 ・1941年4月中旬日米諒解案作成→米、ハル4原則の承認を日本に求める
  →松岡外相(日ソ中立条約を成立させていた)これに憤慨し、大幅な修正を加える
  ;「三国同盟とソ連との提携による力を背景に毅然たる態度でアメリカに臨むことが   日米和解の鍵である」
  →事態悪化

 ・1941年7月2日米、御前会議で南進策決定を傍受・解読
  ;帝国国策遂行要領=南進にあたっては対米戦も辞せず
  ;独ソ戦の影響(1941年6月)
   →南部仏印進駐→石油の全面的禁輸
  ;日本に対し国防に必要な軍需品・物資・機械の輸出を禁止・統制
   →米、日米交渉打ち切り

   近衛はルーズベルトとの直接会談を期待するもハルの反対により実現せず
399世界@名無史さん:03/04/21 22:30
略年表・4

  ;同18日第三次近衛内閣成立(松岡を外相から外すため)

  ;同25日在米日本資産凍結

  ;同26日アメリカ極東陸軍創設(@フィリピン)
   →退役し比政府軍事顧問のD・マッカーサーを現役復帰させ総司令に任命
  ;同下旬に石油製品・テトラエチル鉛・鉄・鉄屑を追加
  ;同末に航空機用ガソリンの禁輸・統制
   ※日本から抗議を招くも米国は国防上の必要措置として聴き入れず

・1941年9月御前会議
  →交渉促進と合わせて10月下旬の対米戦準備完成を決定

 ・1941年9月12日米、対日輸出統制を強化
  →航空機用ガソリン、テトラエチル鉛製造用施設・装置・設計図・技術情報など
400世界@名無史さん:03/04/21 22:31
略年表・5

 ・1941年年10月東条内閣成立(日米交渉に進展がなかったため)

・1941年11月20日日、乙案提示→米国の態度変わらず
  (独ソ戦の越冬が確実になったため)
  →同26日ハルよりハルノート提示(交渉決裂へ)

 ・1941年12月8日真珠湾攻撃
  →上下両院反対1票で対日宣戦を決定

 ・1941年12月11日独、対米宣戦布告(三国同盟では参戦義務ない)
401世界@名無史さん:03/04/21 23:26
>>395
鉄鋼等の禁輸措置は第一次大戦中の1917年から既に起きていますが何か?
戦後に入ってからも日本の対中国政策に干渉して、鉄鋼の禁輸は解除されませんでしたが何か?
402世界@名無史さん:03/04/22 06:29
>395-400
略歴表・0
・1930 米国にてホーリースムート法成立(自由貿易の破棄)
・1932 オタワ会議にて英帝国徳恵関税制度を成立(保護貿易化推進)
・1933 オランダ、緊急輸入制限法成立(蘭印への輸出入制限)
・1934 米国にて互恵通商法が成立(日本は除外)
403世界@名無史さん:03/04/22 09:01
>>401
1917年の措置は詳しくはないが、対英米戦への囲い込みとは無関係でしょう。
戦後日本の中国政策は対米追従で台湾政府のみ承認だが。何か?
404世界@名無史さん:03/04/22 09:16
>>402
特に上の二つは、世界恐慌に対応してのブロック化政策。
アメリカはニューディールと言われ、ブロック政策とは普通言われないが。
どっちにせよ、対英米戦の伏線とはならないもの。

と、いうのは、1930年代半ばに、日本は高橋財相の積極財政で、
不景気を脱出している。好景気一番乗り。
どれも、日本経済へのダメージにはなってない。

日中戦争(1937年)で、9カ国条約を無視し、中国の門戸開放の機会均等を
破り、日本の一国利権支配狙いあたりから、対英米戦へ連なる経済制裁が
開始されている。
見逃されやすいが、英米に恐怖的緊迫感を与えていた破竹のナチスドイツ
との日独軍事同盟は、英米に与えたインパクトが日本の想像を絶するもの
だったもよう。
405世界@名無史さん:03/04/22 09:29
>>401
>>403
1917年の鉄の一時的禁輸措置は、アメリカが第一次世界大戦の軍需に
鉄を回すため。日本も日本を圧迫すると言う理由でないことに理解を示している。

神戸新聞・1917・8・8
「米国の鉄、鋼、禁輸が日本の船舶製造業、器械工業を圧迫するの意思
にあらず、全く連合国に欠乏せんとする船艦材料の欠乏を考慮せられた
るものとすれば日本に於ても連合国の為めにする造船、及び軍需品、
食料品等を連合軍に輸送せらるべく船舶建造の材料たらば米国の之が
輸出を禁ずるの理由なきことは実に此所報の如くならん、夫にしても
戦争の目的に使用せらるることが直接明瞭のものなるを要するを原則
とすれば斯くの如き条件の取極めは頗る局限せられたるものなるを知る
べく間接戦争補助の製品、一般製品に及ぼすものは除外せらるべく、
殊に此禁輸令の一方には日本船舶の大部分を欧洲戦争用たらしむべく
強要せられんとするの意味を有することは日本国民の不快とする所ならん」
406世界@名無史さん:03/04/22 10:07
>404
前それ書いて散々言われたでしょ?
ループすんな
407世界@名無史さん:03/04/22 10:11
>>406
理解してもらえんのか?
世間では通説だが。
残念。
408世界@名無史さん:03/04/22 12:02
>406
つーかさ、それまで国際協調外交していた日本が
近衛声明を発したのか説明してもらえんか?
中国への侵攻した理由でも良いが。
409世界@名無史さん:03/04/22 12:18
>>408
近衛声明と東亜新秩序

日中戦争下における日本の中国侵略を合理化するためのイデオロギーとスローガン。
東亜新秩序構想の萌芽は,〈帝国指導の下に日満支三国の提携共助〉の実現
を決めた1933年10月21日の斎藤実内閣の閣議決定にあった。
それは満州事変勃発前後の〈日満ブロック〉構想を一歩進め,〈日満支ブロック〉
の実現を国策として決定したものであり,
36年8月7日の広田弘毅内閣下の5相会議決定〈国策の基準〉に受け継がれた。

37年7月7日に勃発した日中戦争は,日本の予想に反して長期戦となり,
38年1月16日近衛文麿首相は,〈爾後国民政府を対手とせず〉,日本は
〈新興支那政権の成立発展を期待する〉との声明(第1次近衛声明)を発し,
国民政府との和平交渉の道をみずから閉ざした。ついで同年11月3日,
近衛首相は日本の戦争目的が〈日満支三国〉の提携による東亜新秩序建設
にあると声明(第2次近衛声明)し,さらに陸軍の謀略により国民政府
反蒋介石派の汪兆銘が重慶からハノイへ脱出した直後の12月22日,
日本と〈更生新支那〉との提携の原則は〈善隣友好,共同防共,経済提携〉
にあるという近衛3原則を発表した(第3次近衛声明)。
東亜新秩序とは,欧米帝国主義と共産主義を東アジアから駆逐し,中国の抗日
民族統一戦線を崩壊させ,〈日満支ブロック〉構想にもとづき日本が中国を
排他的に独占支配することを合理化するためのイデオロギーであり,
のちの大東亜共栄圏構想の先駆をなすものであった。       

政府&軍部内で、アジアモンロー派(膨張主義派)が英米協調派を上回った
ってことでしょ。近衛は何でも軍部の言う通りしてくれるので軍部に大人気だった。
近衛本人は、あとで変更すればいいやと、軽い気持ちでドツボにはまった模様。    
410世界@名無史さん:03/04/22 13:06
>409
だからさ、「理由」っといっとろうが。
近衛声明が日中戦争のイデオロギー的後付け理論ならば
ではなぜ大陸侵攻をしたんだ?
それまでのずっと国際協調路線を貫いていたのにね。
411世界@名無史さん:03/04/22 13:38
>>410
知らんのか?
1、満州事変以来、国際協調路線はふらふら。膨張主義が力を持つ
2、5・15、2・26と現役武官制復活で軍部の発言権強まる
3、満州安定のために華北の平定を軍・政府が望む
4、盧溝橋事件では、現地停戦協定にもかかわらず、政府軍部が一致し、
戦線拡大を閣議決定
5、海軍は上海を狙い、すぐ片がつくと考えていたが、追い詰められず泥沼化

中国の北伐による統一機運向上と、抗日機運、満鉄平行線などで
満州利権財閥と関東軍があせる
→満鉄自作自演自爆
→軍主導の満州事変
→傀儡の満州国作り
→満州防衛のために華北鎮圧を望む
→盧溝橋事件
→軍・政府一致となっての戦線拡大
→全面戦争

ちなみに、英米協調派は敗戦までいたよ。鳩山や吉田。宮廷内にも多かったようだ。

もう疲れたから、本でも読んで調べてくれ。
「昭和の歴史1〜10」(小学館ライブラリー)
「十五年戦争小史」江口圭一(青木書店)
などはどうかな。
日時や理由がよくわかる。あとは百科事典や歴史事典もどうぞ。
さよなら。
412横レスだが:03/04/22 13:57
>>411
それってそのまま信じていいものなの?
我ながら厨な質問だと思うが。
413世界@名無史さん:03/04/22 14:32
>>412
俺は>>411とだいたい同じ考え。
満州の安定化と中国の利権独り占めを狙って日華事変が起きた。
>>409によると、1933年にすでに日本を中心にして日本と満州と支那がまとまる
って日本が勝手に決めている。これは日本が満州と支那を支配するってのと同じような物じゃないのかな。
414世界@名無史さん:03/04/22 14:46
>411
満州事変以降の事実はその通りなんだけどね。
貴方に聞いてるのなぜに
「満州事変以来、国際協調路線はふらふら。膨張主義が力を持つ」
という経緯となったのか?
1920年代終盤までずっと国際協調路線を採って来た
(貿易立国だった当時の日本としては当たり前の路線)
日本が満州事変を起こし拡張路線に走ったのかという「理由」を聞いているのさ。
ある日突然ってなことはあるまい?
415世界@名無史さん:03/04/22 19:51
>>403
ああ、戦後ってのは「第一次大戦後」って意味だな、スマソ。
416世界@名無史さん:03/04/22 20:32
>>414
日露戦争以来の歴史となりますね。膨大すぎて書けませんので、いくつか
関連しそうな部分を事典からコピペしときます。
この分析には、講談社や中央公論社の日露戦争期から満州事変までの通史
の該当巻の分析が良いのではないかと思われます。
キーワードは国際(英米)協調路線とアジア(アジアモンロー)主義or膨張主義かな。
417世界@名無史さん:03/04/22 20:36
>>405
その後の経緯も書かないとフェアじゃないな。
第一次世界大戦終結後も、アメリカは日本の対中国政策に干渉(ウィルソンの「対華21箇条」撤回要求が一番有名)し、鉄鋼の輸出再開をそのカードに使っている。
結局、米本土からの鉄鋼輸入は再開されず、対米不信論の土壌を築く事になる訳だが。
また、略年表・1の前の1930年から、屑鉄の対日輸出も段階的に制限されていってるね。
完全禁輸は1940年の話だが、1930年から39年にかけて、屑鉄の輸入量は1/4以下に落ち込んでるよ。

また、ブロック化が日本の好景気に悪影響が無かったなんて言ってるアフォな香具師がいるが、単なるたわ言だな。
1934年の相互貿易法の見直しの際に、アメリカ側はスヌートハウリー法による関税の引き下げを拒否している。
対欧州貿易の関税を引き下げているにも関わらずだ。
これによって、日本側は最終的には実に70%と言う高率の関税を押し付けられることになった。
見た目の貿易量は伸びていても、収益は年々目減りしていってたのが実情なんだよ。
これを念頭に置かないと、当時の日本の危機感は理解できない。
引用するならその事も併記すべきだったね。
最も、印象操作のために伏せたと言うのなら話は別なわけだが?
418世界@名無史さん:03/04/22 20:36
>>414
満州事変以前

[原因,準備]日露戦争後のポーツマス会議で日本は帝政ロシアから
関東州・南満州鉄道などの権益を譲渡させ,中国の東北(東三省(奉天,
吉林,黒竜江の3省)。満州)南部に強固な勢力範囲を設け,二十一ヵ条
要求によりこれをさらに強化し,満蒙特殊権益と称した。
しかし第1次世界大戦後,中国で反帝国主義運動が成長し,とくに1928年末
張学良政権が国民政府へ合流したのを契機に,東北でも国権回復運動が
高まり,鉄道問題,商租権問題,在満朝鮮人問題などをめぐり,日中間
に紛争が頻発するようになった。
一方,陸軍は第1次大戦の経験から,将来の国家総力戦準備として,
満州の鉄,石炭などの資源獲得を緊要とするとともに,最大の仮想敵国
であるソ連との戦争に備えるために南満州の確保を必須とした。
さらに朝鮮統治の安定,大恐慌下の社会的不安の鎮静や人口問題の解決
などのためにも,満蒙問題の解決が必要であると高唱されるようになった。
 浜口雄幸・第2次若槻礼次郎両民政党内閣の幣原喜重郎外相は日中の
〈共存共栄〉を説くことで懸案の解決をはかったが,鉄道交渉などは
進展せず,これに対して1931年初め松岡洋右が〈生命線満蒙〉を叫んだ
のをはじめ,野党の政友会や右翼は幣原外交の〈軟弱〉を攻撃した。
また関東軍幕僚板垣征四郎大佐,石原莞爾(かんじ)中佐らは29年ころ
から満蒙問題の武力解決=満州領有の計画に着手した。参謀本部第2部
長建川美次(たてかわよしつぐ)少将ら軍中央首脳層は密かに関東軍幕僚
の画策に支持をあたえ,橋本欣五郎中佐らの桜会急進派は三月事件の
クーデタ計画でこれに呼応した。
419世界@名無史さん:03/04/22 20:45
>>414
アジア主義と強調主義・1
 日清戦争による日本の大陸侵出をきっかけとして,皮肉にも列強とくに
ロシアの極東侵出が激化するが,戦後にはこれを阻止するためにアジア
主義が強く出てくる。これは列強に対する日本の劣勢をアジアとの連帯
によって克服しようとしたものと考えられるが,ここでは列強の侵出に対
する中国・朝鮮との連帯とは,日本の指導,いな日本の力による朝鮮・中国
の防衛を意味しており,連帯と侵略とが表裏の関係となっている(事実,
日露戦争により日本は中国におけるロシアの権益の一部を当然のことと
してわが物とし,朝鮮を植民地化した)。こうしてアジア主義は膨張主義
と結びつき,むしろ後者に吸収されていくが,この傾向は日露戦争後には
いっそう強まる。この時期になると,アジア主義は列強の新たな侵出
を阻止するだけにとどまらず,すでに侵出している列強の勢力をアジア
から駆逐しようという主張を展開しはじめる。しかし,第1次大戦中に
北一輝や徳富蘇峰が説いた〈亜細亜(東亜)モンロー主義〉という言葉
が端的に示すように,ここでは列強からの東亜解放の主張は,東亜に
おける日本の覇権の要求であった。したがって,この前後より急速に
高まる中国ナショナリズムの側が,アジア主義を中国侵略のイデオロギー
と受け取ったのは,理由がないわけではない。
420世界@名無史さん:03/04/22 20:47
>>414
アジア主義と協調主義・2
満州事変は,世界が列強と植民地とに両極化するという国際像(第1次大戦
までは事実の認識として一定の真実を含んでいたように思われる)に固執
する日本膨張主義が,中国の国民的統一の進行に脅威を感じ,それを機
に単に既存の権益を維持するだけにとどまらず,一挙に権益を拡大する
ことによって,日本の列強としての地位を確保しようとした戦争である。
アジア主義はこの戦争を擁護することによって,膨張主義に完全に従属し,
アジア解放という主張の対立物となったことを明らかにした。その後,
日華事変(日中戦争),〈大東亜戦争〉へと戦争が拡大するにつれて,
アジア主義は国内にまんえんし,その立場から〈東亜新秩序〉〈東亜共同体〉
〈大東亜共栄圏〉といった観念が打ち出されるが,これらは日本のアジア侵略
の事実を隠ぺいするか,現に行われているアジア支配の方法をある程度
合理化しようとするものにすぎなかった。
421世界@名無史さん:03/04/22 20:51
>>414
アジア主義と協調主義・3
[アジア主義と協調主義]アジア主義と対比すべきものは欧米列強との
協調主義である。両者は近代日本が列強と鋭く対立しつつも,巨大な力
の格差からして,それに対する従属性を免れえなかったという事情を条件
として出現する。その場合,アジア主義が西洋の優越に反発し,アジア
諸国との連帯によってそれに対抗しようとしたとすれば,協調主義は西洋
優越の現実に意識的に照応し,一部の列強と提携することによって,
他の一部の列強に対立しよう,少なくとも列強全体を敵にまわすのを
避けようとしたのである。両者はある面では鋭く対立するのであり,
前者は後者を事大ないし軟弱外交と攻撃し,後者は前者を無謀と批判
した。にもかかわらず,両者は相互に補完し,ある場合には同一人物の
うちに共存することによって,近代日本の対外的膨張を支えた。
日露戦争の際には日清提携論と対英米協調主義が共働したが,アジア主義
が前面に出ているかに見える〈大東亜戦争〉も,ドイツ,イタリアとの
同盟なくしてはありえなかったのである。この二つの傾向のうち,
対列強協調主義が経済界をも含めた支配層の中枢を主たる基盤としていた
のに対して,アジア主義は政治的意味での中間層を主たる担い手として
いたといってよかろう。
したがって,国家の対外政策という面では,満州事変以前には協調主義
のほうが全面に出ているかのようである。しかし,政府の指導者は黄禍論
に象徴されるような欧米の疑惑を避けるために,アジア主義的な主張を
公言するのをはばかったけれども,多くの場合,彼らも内心にはアジア
主義と共通な西洋優越への反発をもっており,さまざまな仕方でアジア
主義を利用したのである。
422世界@名無史さん:03/04/22 21:09
>>417
WW1後の鉄鋼規制は、日本の対中華21ヶ条要求が原因。機会均等への日本の妨害。
1930〜1940年の段階的屑鉄輸出規制は、日本の満州事変・日中戦争が原因。

>また、ブロック化が日本の好景気に悪影響が無かったなんて言ってるアフォな香具師がいるが、単なるたわ言だな。
>1934年の相互貿易法の見直しの際に、アメリカ側はスヌートハウリー法による関税の引き下げを拒否している。
>対欧州貿易の関税を引き下げているにも関わらずだ。
>これによって、日本側は最終的には実に70%と言う高率の関税を押し付けられることになった。
>見た目の貿易量は伸びていても、収益は年々目減りしていってたのが実情なんだよ。
>これを念頭に置かないと、当時の日本の危機感は理解できない。
>引用するならその事も併記すべきだったね。
>最も、印象操作のために伏せたと言うのなら話は別なわけだが?
世界恐慌後の、日本が好景気を回復した時期の列強各国の国内生産額・量を
知ってるのかな?
危機感と言うのは、そういうのを言う。日本の比でない。

1935年における1929年に対する工業生産指数
日本=140〜150、イギリス=100〜105、ドイツ=100、
イタリア=90、フランス=75、アメリカ=75

「当時の日本の危機感は理解できない」とは「印象操作」かな?
423世界@名無史さん:03/04/22 21:34
>>422
そうやって、元々の工業力を提示せずに成長率だけを挙げる訳だ(w
1920〜30年代って言うのは日本の工業が軽工業から重工業へシフトしていった時期だよな?
これによって例に挙げられた欧米諸国とやっと肩を並べる事が出来るようになったに過ぎない。
また、漏れの指摘に対して国内生産額や工業生産比率を示してどうする?
どうせ出すなら、各国の貿易収支と純利益を出すべきだろう。
漏れが指摘しているのは、その成長によって作れるようになったモノを真っ当な価格で売る事が出来ず、実質収益は減少し、原料の輸入も制限されてジリ貧に陥っていく状態が誘う危機感なんだがな。
424世界@名無史さん:03/04/22 21:43
統計学の悪用と、相手の欲している資料を隠匿するのは左翼の常套手段。
まさに>>422ですね。(w
425世界@名無史さん:03/04/22 22:39
つーかさ、「ブロック経済化」「持てる国」と「持たざる国」の対決
なんて高校の教科書やら参考書でも習ったでしょ。>>422はこれを否定してるんだから、
左翼史観でもなくて、新説だよこれは。
貿易・経済が絶好調なのに侵略をする原因を、全て軍部の「侵略欲」で説明できるものかと。
ブロック経済下で貿易が絶好調のままなんていう説明は、普通に考えておかしいでしょ。
資料の使い方が間違っているに100ペソ賭けるよ。
426世界@名無史さん:03/04/22 22:46
えらく安いな(w
427世界@名無史さん:03/04/23 09:34
>>423
>どうせ出すなら、各国の貿易収支と純利益を出すべきだろう。
>漏れが指摘しているのは、その成長によって作れるようになったモノを真っ当
>な価格で売る事が出来ず、実質収益は減少し、原料の輸入も制限されてジリ貧
>に陥っていく状態が誘う危機感なんだがな。
資料が不満なら、御自分で他の資料提示をどうぞ。手もとにあったから出しただけ。
ケチつけるだけなら誰でもできる。
生産額の絶対額を出してどうなる。元が違う日本が一位のわけはなし。
回復指数にこそ意味がある。後ろに景気回復と輸出順調のコピペ貼るから
参考にしてくれ。
高関税の原因は?ダンピング輸出って知ってる?日本はよく行った。その結果でもある。
原料輸入制限の原因は日本が作ったんでしょ。避けてはダメよ。
428世界@名無史さん:03/04/23 09:35
>>424
何か出せば

>>425
>つーかさ、「ブロック経済化」「持てる国」と「持たざる国」の対決
>なんて高校の教科書やら参考書でも習ったでしょ。>>422はこれを否定してるんだから、
>左翼史観でもなくて、新説だよこれは。
否定してないよ。「持たざる国」が「持てる国」との協調関係を壊して、
アボーンしてった過程を分析してる。
「持たざる国」は英米協調を捨てた時に、真に「持たざる国」となった訳。

>貿易・経済が絶好調なのに侵略をする原因を、全て軍部の「侵略欲」で説明できるものかと。
>ブロック経済下で貿易が絶好調のままなんていう説明は、普通に考えておかしいでしょ。
>資料の使い方が間違っているに100ペソ賭けるよ。
絶好調などとどこにも書いてない。
世界恐慌後に割と早く復興したと行っただけ。ヒトラー以後のドイツもだけどね。
日中戦争泥沼化による日常物資不足は否定してない。
経済的ピンチの対日経済制裁の大きな原因が、日本にあることを述べてるだけ。
それを呼んだのは、政府と軍部の一部の膨張主義=アジアモンロー主義が実権を
握ったから。

429世界@名無史さん:03/04/23 09:37
>高橋財政による景気回復と貿易関係・1
恐慌後の景気回復と輸出の好調。日本は為替ダンピングによる低価格輸出と
輸入品に対する保護関税政策をとる。2・26事件が痛いね。

高橋は,赤字公債日本銀行引受発行方式を考案した。昭和恐慌で萎縮した国内需要を,
赤字公債を財源とする積極財政で刺激し,景気回復を図り,企業利潤の好転で民間の
資金蓄積が進むようになったときに,日本銀行が引受公債を民間に売却して
日銀券を回収し,通貨の過剰化を回避するという構想であった。
高橋財政の展開とともに,日本経済は景気の回復過程に入った。はじめは,
軍事費と時局匡救費の撒布による国内需要の拡大が景気回復に大きく寄与したが,
その後は,
輸出の拡大と民間需要の回復が景気上昇を支えた。
輸出拡大は,金輸出再禁止後に円の為替相場が急落したため,日本製品の
対外競争力が強くなった結果であった。
為替下落に対して高橋蔵相はしばらくは放任主義をとり,1933年春になって
外国為替管理法による為替統制を開始した。
円を低い水準で安定させて輸出を伸ばした日本に対して,外国は為替ダンピング
であるとの非難をあびせた。
また高橋は,輸入関税を引き上げて輸入を防遏(ぼうあつ)する保護政策も実施した。
低為替と関税障壁は,ブロック経済化に進んだ1930年代の世界的な潮流であった。

430世界@名無史さん:03/04/23 09:37
>高橋財政による景気回復と貿易関係・2
高橋の財政運営は,景気回復が顕著になったころから微妙な変化を示し,34年
度予算編成では財政収支の均衡が強く意識されはじめた。赤字公債の発行には
限界があり,過剰発行が悪性インフレーションを引き起こすことを高橋は警戒した。
財政の健全化が大きな課題となったが,そのためには膨張する軍事費の抑制が
不可欠であった。岡田内閣の藤井真信蔵相が病気退任ののち7回目の蔵相就任
を受諾した高橋は,36年度予算編成に際して公債漸減方針を掲げ,軍事費の拡大
を最小限に抑え込み,財政の生命線を守ろうとした。前期高橋財政が積極主義
を特徴とするのに対比して,後期高橋財政は財政健全化の努力に特質を持っていた。
しかし軍事費抑制は軍部の強い反発を招き,二・二六事件で高橋老蔵相は惨殺され,
以後の日本財政は歯止めを失って膨張の一途をたどる。
 管理通貨制のもとに財政金融政策を軸に景気調整政策を展開した高橋財政は,
世界史上最初のケインズ主義的経済政策と評価することができる。
431世界@名無史さん:03/04/23 10:10
なんか「昭和の歴史」をコピペするスレと化してるような・・・
432世界@名無史さん:03/04/23 10:16
>協調関係を壊して、 アボーンしてった過程
なんかずっと逃げてるな、この人
「なぜ協調関係を捨てたのか?」と言う問いに対して
「協調関係が壊れた後の過程」を延々語ってお茶濁してるし(w
433世界@名無史さん:03/04/23 10:35
>>432
以前のスレ読め。簡単には説明してあるはず。
協調関係を捨てたのは、日本のせいじゃない、アメリカが仕組んだんだ。
って言いたいの?w
434世界@名無史さん:03/04/23 11:19
1929年以降、世界経済状況の悪化によって
日本が拡張路線に走ったと言うなら納得だがね。
貴方のレスを見てると、まず拡張路線、イデオロギー有りきで
因果関係が全く無視しているように思われる。
資料の見方も偏ってるように見受けられるし。
例えば、「恐慌後の貿易収支が好調」とする資料を見たら
次に「恐慌前後貿易相手国の変遷」資料も見るべきだよ。

それにしても「アメリカが仕組んだ」ってかなりチープな発言だな(w
435世界@名無史さん:03/04/23 11:30
>まず拡張路線、イデオロギー有りきで
>因果関係が全く無視しているように思われる。
どこにも書いてないが?
日露後からすでに英米協調主義とアジア・モンロー主義はせめぎあいを続け、
世界恐慌やら国内パワーバランスやら数々の要因で、結論としてアジア・
モンロー主義=拡張路線が指導権をとった。と言ってる。

>「恐慌前後貿易相手国の変遷」資料
キボンヌ
436世界@名無史さん:03/04/23 12:01
>日露後からすでに英米協調主義とアジア・モンロー主義はせめぎあいを続け
それは日本国内という話?
WW1以前に誰と誰(もしくは派閥)が争ったって?

>「恐慌前後貿易相手国の変遷」資料
手書きはメンドクさいので
ttp://www.history.gr.jp/showa/232.html
HPそのものはかなり方向性の怪しげなページだが、
(あなた同様、偏った資料の示し方をしている)
資料そのものは問題ないと思うよ
437イパーン人:03/04/23 14:09
ここは学術板ということなんだが
何だかイデオロギーの戦いとか、工作員との戦いって感じなんだな。
世の中ってのは恐ろしいな、
戦争の原因を日本のせいにするためにここまでするとは・・・
438世界@名無史さん:03/04/23 14:36
英米協調派は明治の早期からいた。日露後膨張主義派がめだってっくる。

>怪しげなページ
ああ、知ってるはここ。怪しいというか、操作的というか。一緒にすんなよw。

米・中が減って、英印(インド) 、蘭印(インドネシア)、ラテン・アメリカ諸国と
関東州、満州、英国、フィリピン(米領)、アフリカ諸国(欧米領)が増加ってことか。

何の問題もないじゃない。英米仏蘭とその殖民地と連邦で輸出シェア約60%。
関東州と満州は19%。1937年でね。
ブロック経済がそれほどされてるわけじゃない。
対アメリカが減ってるのは、保護関税と日本のダンピング輸出に対する報復関税と
日本の中国政策に対する対抗措置。1929年で減ってなくて1932年から減りだしている。
中国で減っているのは、日本商品排斥運動の高まり。日本の政策への対応だ。

ちなみに、1937年の対世界恐慌鉱工業生産指数は、日本が175、ドイツ125
に対し、イギリスは120だが、アメリカはなんとまだ75にさがっている。
アメリカでは大恐慌が10年間にも達しようとしている。
保護関税やダンピング輸出に対する報復関税や中国市場重視は当然だろう。
それでも、米領フィリピンへの日本の輸出は増えている。ブロックされてない。
439世界@名無史さん:03/04/23 16:19
>英米協調派は明治の早期からいた。日露後膨張主義派がめだってっくる。
だからその時代の誰と誰だ?と聞いている。簡単な質問だろ?
>何の問題もないじゃない。
足し算すらできんのか?
1929年 英米蘭仏67.6%中16%計83.6%
1937年 英米蘭仏49.8%中5%計54.8%
英米蘭仏だけどで総輸出量の17.8%もダウンしている。
対して
1929年 関東州+満州5%
1937年 関東州+満州19%
と、総輸出量の14%もアップしている。
よってブロック化に伴う高関税によりそれまでの輸出先では商売とならず
別方面へ輸出をシフトすることにより不況を乗り切ったことがわかる。
(中国方面の縮小は貴方の言う通り)
英米蘭仏の0.1%単位の微増は赤字でも輸出しないよりはマシという程度のもの。
>ブロックされてない。という発言はデンパそのものだ。
>日本が175、ドイツ125に対し、イギリスは120だが、
>アメリカはなんとまだ75にさがっている。
これは侵攻に伴う外需拡大と内需拡大(軍拡)による高橋財政の成功と
ブロック化に伴う外需縮小と内需拡大不発(公共事業)によるニューデイールの
失敗と差。
で、貴方が何を証明したいのかよくわからんが?

440世界@名無史さん:03/04/23 16:27
訂正
「侵攻に伴う」は語弊があるので「輸出先変更による」とします。
441世界@名無史さん:03/04/23 19:19
>>439
>だからその時代の誰と誰だ?
知らん。調べろ。多くの本にはこう書いてある。
「対列強協調主義が経済界をも含めた支配層の中枢を主たる基盤としていたのに対して,
アジア主義は政治的意味での中間層を主たる担い手としていた」

>英米蘭仏だけどで総輸出量の17.8%もダウンしている。
>1937年 関東州+満州19%
>と、総輸出量の14%もアップしている。
>よってブロック化に伴う高関税によりそれまでの輸出先では商売とならず
>別方面へ輸出をシフトすることにより不況を乗り切ったことがわかる。
わずか17,8%現象が日本の未曾有のブロック化による危機か?
そもそも関東州と満州への1929年5%が1937年19%との増加は満州国占拠したのだから
当然。シフトの結果とは一概に言えない。
大体、輸出額が出てないので、シフトなのか、単に満州が増加して統計上
英米が減ったのか区別がつかん。
貿易額の資料は無いのか?

>ニューデイールの失敗
これこそアメリカの危機の証明、中国や満州の機会均等は米にとって死活問題。

>で、貴方が何を証明したいのかよくわからんが?
実は、自分でも何を議論してるのかわからなくなった。打ち止めにする。
442世界@名無史さん:03/04/23 20:38
>知らん。調べろ。多くの本にはこう書いてある。
つまりデンパという事です。
1930年代以降ならいざ知らず、WW1以前にそんな事実は無いのですから。

>貿易額の資料は無いのか?
多少年度が異なるが日本国政図会による輸出額は(数値は100万円)
1930年 英米仏蘭949.4(64.6%) 満州+関東州121.4(8.3%) 輸出総額1469.9
1937年 英米仏蘭1593.4(50.2%) 満州+関東州612(19.3%) 輸出総額3175.4
米英仏蘭が7割増程度の増分に対して満州+関東は約5倍に増えている。
(総額に対する比率は前スレのHPの内容とほぼ同様。)
米英仏蘭の増加は前レスでもの述べたが「売らないよりは」程度の増分。
やはり日本の貿易収支が好調に転じた理由は輸出先の変更と見られる。
さらにこれは「輸出額」であって「利益」ではないのでお間違いなく。

>機会均等は米にとって死活問題。
日本がやっとこ見つけた輸出先を何ゆえ米国の都合で開け渡す必要があるんで?
米国はとっくに本国と南米を囲っているのにね。(互恵商法)
それとも米国のために当時の日本は飢え死にしろと?
443世界@名無史さん:03/04/23 21:14
ここに貿易量の資料が載ってるぞ
http://homepage1.nifty.com/SENSHI/siryousyuu.htm
444世界@名無史さん:03/04/23 21:37
膨張の背景には人口問題もあるんじゃない?年に100万のペースで増えてたからね。


イギリスの教科書。すごく古いけど。
http://mentai.2ch.net/whis/kako/997/997931113.html
19  ●真珠湾への道  極東1917〜1941 より

  ヨーロッパについては、この政策は、近視眼的であったといえるが、極東に適用さ
れた場合には、悲惨な結果を招くもととなった。日本の人口は、近代化が開始されて以
来、着実に増大してきていた。1852年には1,700万人であった人口が、1910年には4,900
万人になり、その30年後には、7,200万人にも達していたのである。

しかし,日本はアメリカのカリフォルニア州よりも小さな国で、作物を育てることのでき
ない山岳地帯が多く存在していた。そこで日本の指導者たちは、近隣のアジア地域の中で
比較的人間の住んでいない地域に,国民を移住させる必要があると感じていた。日清・日
露両戦争における征服行動の背後には、こうした衝動がひそんでいた。
445世界@名無史さん:03/04/23 21:40
 バカに言っておく。
内需主導になった現在の日本ですら17.8%も輸出量が減れば経済が逼迫する。
ましてや、輸出のウェートが大きいそのころの日本なら潰れてもおかしくないぞ。

 もっと勉強しろ、たわけが。
446_:03/04/23 21:41
447世界@名無史さん:03/04/23 22:16
>>391
>答えられないのね。だから決定打は南仏進駐でしょ。
石油が足りないのは理解できたようだね、
ついでに南仏印進駐前に、規制されアメリカからの石油の輸入は減っております、だから進駐を実行したんだよ。
それにアメリカが各国に進駐する様を見て、対抗しようという意識があったのかもね。

>満州事変以来、軍のマスコミへの情報はコントロールされてた。
完全な傍証じゃん、アメリカがUFOを隠しているってのとどこが違うんだか。

>松岡は、国連脱退で英雄として凱旋帰国する自分を受け入れている。
松岡が強硬派というのは貴方の勇み足ってことでいいね。
それにマスコミなどに煽られた結果、強硬的な態度を取ったと言う事を否定できているとは思えないな。
それは軍部の一部に強硬派がいたことを示しているだけだよ。

>答えられないってことね。他の重要資源が要求より少ないと言って、喉から手が
違うね、オランダが要求に答えないから、南進したんだよ。
オランダが要求に答えていれば、そんなことはなかった。

>1940年7月のアメリカの石油一部制裁と9月の屑鉄禁輸は、40年9月の日独同盟
>と北部仏印への協定破りの軍部直接侵攻への対応です。当然。
???

>で、日時はわかりますか。70万tて少ないですね。2ヵ月分ないですね。
正確な日時はしらん、手元にないからタグってみるので少し待て。
448世界@名無史さん:03/04/23 22:45
支那事変と南進は延長線上だと思うんですね。同時企画ではないと。

支那事変は何度も日本側から和平交渉をしています(その度に日本の条件吊り上げ
や駐兵権などで決裂しているが)。いちおう収束させる気はあったのでしょう。
ハルノート直前の甲案・乙案を見ても分かる
http://homepage1.nifty.com/SENSHI/book/objection/3kouan.htm

アメリカや日本に中国権益を脅かされている列強(といっても陸軍含め和平交渉に
「外国人の権益を尊重」という条件を入れているが)は日本に敵対して蒋介石を援助。
日本の外務省は各国に中立義務を守るよう抗議している。
日本も援蒋ルートは断たなければならない、資源も確保しなければならない。それでインドシナ
進駐。

つまり対米開戦の全ての根本原因は日本が満州の殖民地化、中国の保護国化を強行し、
列強はこの問題に関わるなと主張。
それが列強(特にアメリカ)に認められなかったからという事でしょう。

ドイツの快進撃でWW1のような漁夫の利の誘惑はあっても、それで対米・連合国戦をやって
のけるほど単純な強硬派が多数だったわけではないでしょう。

449世界@名無史さん:03/04/23 23:11
>吉田氏は岩波文庫かな?ページは申し訳ないが、よければ頼む。

調べた結果、天皇の軍隊と南京事件にちょろっと書かれてた。
けど俺が見たのはこれじゃないんだよね。ひょっとして別人だったのかな。
国民党の徴発は、同じサヨの大杉の著書でもみてくれ。これは手元にあるから引用も出来る。

>国民党はもともと対日融和策。張作霖に蒋介石が監禁され国共合作と抗日へ。

国民党がそもそも一枚岩じゃないんだよ。各種軍閥を完全に統制しきれていなかった。
だから反日派が、蒋介石の方針に反対していたし。
だから支那事変が拡大しても、親日派(これで纏めるとかなり語弊があるが)が国民党から独立する自体になっている。
つーか北支事変で現地軍が停戦したのに、これに異を唱えているぐらい好戦的なんだよ。
これによって日本軍の北支総攻撃が行われてしまった。
共産党がどうとかいうのは、戦前の通説。

>日中戦争が、日本の自衛戦争と言うのはあまり言わんだろ。

だからマクロ的にみればだよ。日本が中国に投資していた金額は列強の中でも最も多い(満州を合わせればイギリスを超える)
これだけ投資したのに、失ったらたまらんだろうが。

>海軍はこの事件以前から上海侵攻作戦を立てていて、この事件を好機に増兵してる。

このちょっと前に通州事件が起きてる、増兵くらい認めてやれ。
それも増やした人数はたったの千名だ。12万とも言われる国民党軍に比べれば雀の涙のようなもの。
ついでにその問題の陸戦隊の人数はたったの2500人、被害妄想だといわれても言い訳できんよ。
さらに最初の発砲も、最初の爆撃も全て国民党軍から行われている。
その上、休戦協定に違反し、非武装地域に兵を入れたり、増派したりして、列強から反発も受けていたな

>えっ、悪いね、そこまでしてくれるの?スマソ。

吉田に必死で、これ調べるの忘れてた、時間もなかったし、スマンネ。
450世界@名無史さん:03/04/23 23:41
まあ、飢えて死ねとは言わんけど、日本は堪え忍ぶべきだったな。
明治の頃だって、近代化するために国民に負担を強いているわけでしょ。
外国の勝手な都合で陥った状況だからってのは、強硬論の理由にはならんわな。
その方針で上手くいくかどうかの方が重要なんだから。

結局、目先の利益とイデオロギーが合理性に勝ったということではないのか。
え、未来を見通せる合理性なんて元々人間には無いって?(笑
451世界@名無史さん:03/04/23 23:46
日蘭会商で色々手繰ったら出てきた、でも日付はないなあ。
そのうえアレなサイトだ、参考文献はマトモなんだが。
http://yokohama.cool.ne.jp/esearch/sensi-keii2.html
452世界@名無史さん:03/04/23 23:47
>>450
共産党じゃないんだから、国民におまえ等餓えて死ね、
なんて言えるわけないでしょ。
453世界@名無史さん:03/04/23 23:50
つーか明治新政府にしても国民を餓死させてないし。
454世界@名無史さん:03/04/23 23:54
ついでに満州への投資の割合
日本は全体の72、2%でぶっちぎりで最大。
アメリカは全体の、1、3%
なんで日本が開拓した市場をアメリカに譲らなければいけないのだろうか。
哀悼☆戦死の考えは理解できない。
455世界@名無史さん:03/04/23 23:58
ついでに中国全土
イギリス36、7%
日本35、1%
アメリカ6、1%

アメリカが参入する理由は見つからんね。
456世界@名無史さん:03/04/24 08:36
>結局、目先の利益とイデオロギーが合理性に勝ったということではないのか。
これまでの貴方へのレスを見て、どうしてそんな結論になるのか?
>外国の勝手な都合で陥った状況だからってのは、強硬論の理由にはならんわな。
なぜ、ならないのか論理的に説明してくれ。
漏れには「まず結果有りき」としか見えないんでね
>未来を見通せる合理性
そんな能力は「合理性」と言わないし、今現在も存在しない(w
457世界@名無史さん:03/04/24 13:21
>>442
>1930年代以降ならいざ知らず、WW1以前にそんな事実は無いのですから。
おいおい、英米派やロシア派が日露前からいたのは知ってるだろ。
北一輝のアジア主義はWWTの最中に発表。

>輸出額は(数値は100万円)
>1937年 英米仏蘭1593.4(50.2%) 満州+関東州612(19.3%) 輸出総額3175.4
英米仏蘭と同盟国で60%近くでしょ。満州の2,6倍だよ。

>やはり日本の貿易収支が好調に転じた理由は輸出先の変更と見られる。
疑問。大体満州は、いわば属国。そこの開発が増えたから相対的に増えただけ。

>日本がやっとこ見つけた輸出先を何ゆえ米国の都合で開け渡す必要があるんで?
見つけたんでないよ。かっぱらった。9か国条約無視してね。
だから英米は門戸開放を求めている。矛盾ある?

>それとも米国のために当時の日本は飢え死にしろと?
満州・中国を独り占めしようとすると自分で首を絞めます。君の統計からもわかる。
458世界@名無史さん:03/04/24 13:21
>>445
>バカに言っておく。
>内需主導になった現在の日本ですら17.8%も輸出量が減れば経済が逼迫する。
>ましてや、輸出のウェートが大きいそのころの日本なら潰れてもおかしくないぞ。
統計が読めないのか?輸出額は増加してるだろ。輸出先が相対的に変化しただけだ。馬鹿。
 
459世界@名無史さん:03/04/24 13:22
>>454
>ついでに満州への投資の割合
>日本は全体の72、2%でぶっちぎりで最大。
>アメリカは全体の、1、3%
>なんで日本が開拓した市場をアメリカに譲らなければいけないのだろうか。
だから参入を希望してるんでしょ。満州は日本が盗んだ。9ヶ国条約違反。

>哀悼☆戦死の考えは理解できない。
違う人だ。

>>455
>ついでに中国全土
>イギリス36、7%
>日本35、1%
>アメリカ6、1%
>アメリカが参入する理由は見つからんね。
だから参入する余地が大きくて魅力なんでしょ。では、なぜ、蒋介石を援助したんだ?

460世界@名無史さん:03/04/24 13:23
>>456
レス相手は私ではない。その人は違う人だよ。

461世界@名無史さん:03/04/24 13:24
>>447
まず最初に調べてくれたことに敬意と感謝を述べます。
意見は合わないけど、ありがとうございました。

>石油が足りないのは理解できたようだね、
>ついでに南仏印進駐前に、規制されアメリカからの石油の輸入は減っております、
>だから進駐を実行したんだよ。
>それにアメリカが各国に進駐する様を見て、対抗しようという意識があったのかもね。
石油不足の原因は、日本の政策の積み重ね。特に近衛宣言や対中国政策。
前レスの年表見てくれ。

>>満州事変以来、軍のマスコミへの情報はコントロールされてた。
>完全な傍証じゃん、アメリカがUFOを隠しているってのとどこが違うんだか。
自作自演を軍が情報流しましたか?

>それは軍部の一部に強硬派がいたことを示しているだけだよ。
一部より多いかも。あと、政治家の一部にもね。

>違うね、オランダが要求に答えないから、南進したんだよ。
石油以外の物資は輸入を断っている。

>オランダが要求に答えていれば、そんなことはなかった。
オランダにドイツと同盟結んだ日本を支えろと?すでに本国はドイツ占領下なのに?

>???
あ、これ訂正してあっから、近辺探して。

462世界@名無史さん:03/04/24 13:25
>>449
>調べた結果、天皇の軍隊と南京事件にちょろっと書かれてた。
>けど俺が見たのはこれじゃないんだよね。ひょっとして別人だったのかな。
>国民党の挑発は、同じサヨの大杉の著書でもみてくれ。これは手元にあるから引用も出来る。
ありがとね調べてくれて。サンクス。
http://sky-i922.hp.infoseek.co.jp/nihonkaigun.html
>軍令部は「大山事件」勃発前の六日に派兵準備を海軍省に申し入れており、
>海軍省としても居留民保護のための派兵は否定する理由もなく米内海相は翌七日
>に杉山陸軍大臣に派兵準備を申し入れている。
>その後に「大山事件」が勃発し、軍令部は積極的増兵を直に行い、事態急進する
>なら陸軍兵力によって処断するしかないと検討していたが、事件翌十日に山本海軍次官
>及び嶋田軍令部次長は長谷川第三艦隊司令長官に時局指導の次の如く申進している。(88)
>「目下外交交渉進行中にして最も慎重を要する時機にてもあり旁旁事態の解決は窮極
>は武力に依るの外無きに 至るとするも陸軍の派兵には相当の時日を要するのみならず
>我方より攻撃を開始せざる限り支那側より攻撃せざる中央政府の意向なる旨の特情もある
>次第なるを考慮し大山中尉射殺事件に対する当面の処置は先づ真相を糾明する等必要なる
>外交的措置を執ることとし可及的事態を急速破局に導かしめざる様致し度」
>これは大山事件後も「最も慎重を要する時機」であるからと外交交渉に望みを
>つないでいるのは米内海相以下海軍省側と思われ、
>一方で「事態の解決は窮極は武力に依る」として一刻も早く派兵したい軍令部との
>方針が違う妥協の電報であることが推測ができる。

463世界@名無史さん:03/04/24 13:26
>>449
>つーか北支事変で現地軍が停戦したのに、これに異を唱えているぐらい好戦的なんだよ。
>これによって日本軍の北支総攻撃が行われてしまった。
盧溝橋事件の事?現地停戦協定締結の夕刻に、日本政府閣議は戦争拡大派兵を決定してるが。

>このちょっと前に通州事件が起きてる、増兵くらい認めてやれ。
通州と上海じゃ離れすぎだよ。

>さらに最初の発砲も、最初の爆撃も全て国民党軍から行われている。
>その上、休戦協定に違反し、非武装地域に兵を入れたり、増派したりして、
>列強から反発も受けていたな
冬至の国民党の置かれた状況は?北支で全面後退し、上海で引いたら首都陥落
間違いなし。背水の陣。

>吉田に必死で、これ調べるの忘れてた、時間もなかったし、スマンネ。
ありがとう。ゆっくりでいいです。
というか、レスなかったらスマソ。

464世界@名無史さん:03/04/24 13:34
日本は満州などにおける特殊権益を認めさせる代わりに、門戸開放の原則に応じた。
アメリカ人は実は中国に興味がさほどない。ところが日本人は単純に競争すると
資本力で負けるからハンディキャップ(特殊権益)をくれ、また日米共同で治安の
保持に努めよう、と要求した。より実際的かつ現実的である。ただ実際現地では
アメリカの資本進出なり、アメリカへの輸出が拡大した方が日本資本にとりよかっただろう。

ところがアメリカは根が孤立主義だから、派兵はしないし対外一般原則は崩せない。
日本の軍部はこれをアメリカの日本にたいする敵意と受け取った。その面でこの協定は
太平洋戦争開始までの日米交渉スレ違いの原点でもある。違いよりもアメリカが
特殊権益を是認(現状維持)し、日本が門戸開放の原則を認めた方に力点を置くべきだった。
http://ww1.m78.com/question/ishilanshing.html
465世界@名無史さん:03/04/24 13:47
>>463
>戦争拡大派兵
防衛庁の戦史研究「北支の治安戦(だったかな?)」には「関東軍の暴走を
防止するため、支那駐屯軍に関東軍と同等の地位に引き上げ、駐屯軍を
交渉に当たらせる、また戦力が少ないと支那の対駐屯軍侮蔑を招くので
派兵して兵力を増強した。」とあるぞ。これは近衛の決定ね。
で南京まで進軍しちゃったのは陸軍の拡大派(支那に一撃を加えて和平派)
の意思でしょう。え、拡大派に和平なんてする気はなかったって?いやいや
http://www3.kiwi-us.com/~ingle/topix-2/konoe%20comment.html
このページの近衛の発言通り。


466世界@名無史さん:03/04/24 17:30
( ´,_ゝ`)プッ
コピペ合戦してないで、さっさとこれに反論して見ろよ、反米厨ども。

1,国体の本義
2,日独伊3国軍事同盟
3,民主的平和論
4,経済摩擦による戦争勃発の不合理性
5,ブロック経済の無効性(英米蘭への輸出量は1937年、全世界では1940年がピーク)
6,木戸幸一日記
467世界@名無史さん:03/04/24 21:06
自分がもう舞台から引きずり降ろされていることに気づけない哀れな哀☆戦死。もはや誰も彼の相手なんてしていないのにね…
468世界@名無史さん:03/04/24 22:11
いくら反論しても。理解しないからなあ、哀悼☆戦死は。
469世界@名無史さん:03/04/24 22:23
>英米仏蘭と同盟国で60%近くでしょ。満州の2,6倍だよ。
ばかだな。その2.6倍の市場で17%も減少してるんだが・・・。
470世界@名無史さん:03/04/24 23:14
>>463
>盧溝橋事件の事?現地停戦協定締結の夕刻に、日本政府閣議は戦争拡大派兵を決定してるが。

派兵の検討は事件直後に行われていて、発表したのがその日になったんだよ。
そして同じに停戦協定が成立したので、それを見守りたいという理由で内地の軍隊の派兵は延期になった。
けど、国民党は四個師団ほど増援したので、取り合えず朝鮮と満州の部隊だけにした。
(陸相は国民党が誠意ある回答をすれば、全部復員させるとまで言っている)

その後国民党は、現地の休戦協定を事実上否認した。
んで協定を無視し、北平に侵入し朗防事件がおき、
その上広安門事件が勃発して、流石の不拡大派も堪忍袋の尾が切れて、
今まで2度に渡って延期していた、内地師団の投入を要求しました。

>通州と上海じゃ離れすぎだよ。

同じ中国ですから、気にするなというのは無理だと思われ。
少なくとも世論は納得しませんよ、邦人が三万人もいるわけですしね。
それに僅か千人ですよ、十日前に事件が起きたことを鑑みても強硬的な態度とは思えません。

>当時の国民党の置かれた状況は?北支で全面後退し、上海で引いたら首都陥落間違いなし。背水の陣。

そうだよ、だから国民党はここで挽回しようと思っていた。駐留兵力に歴然とした差があったし、
日本陸軍は華南への関心が薄く、積極的に介入していなかった。
そうそう停戦協定に違反して非武装地域の要塞化や軍隊配備をしていたのは、北支事変の前年からだよ

取り合えず中国人のナショナリズムも理解してあげて下さい。
471世界@名無史さん:03/04/24 23:35
>石油不足の原因は、日本の政策の積み重ね。特に近衛宣言や対中国政策。

アメリカには直接的に関係ないような気もしますが?
それに石油不足→南進の構図は変わらないかと。

>自作自演を軍が情報流しましたか?

いやだから、傍証じゃん。
英国は日本のように大本営発表したことあるけど、英国の情報全てが嘘なんて言っている学者はいないわけで、
それと同じように個別事象ごとに検証すべきかと。

>一部より多いかも。あと、政治家の一部にもね。

後満州と縁の深い官僚などかな、けど決して多数派じゃないよ。

>石油以外の物資は輸入を断っている。

重要度の違いでしょう。それに石油以外は南進すれば取れますし。
和蘭との交渉決裂→南進決定の構図は変わらないかと。
まあ海軍の一部に、おそらく断られることをだろうから、それを理由に南進シル!って意見というか作戦のようなものはありましたがね。

>オランダにドイツと同盟結んだ日本を支えろと?すでに本国はドイツ占領下なのに?

和蘭の気持ちはよく分かるよ、おそらく同じ立場なら日本だって同じ対応をしただろう、
だがそれが日本の行動を決定付けたのもまた一つの真実。

>あ、これ訂正してあっから、近辺探して。

すまん、後で気が付いた。
472世界@名無史さん:03/04/25 00:04
>>459
>だから参入を希望してるんでしょ。満州は日本が盗んだ。9ヶ国条約違反。

自分の国へは高率の関税をかけ、日本製品を追い出しているのに、
日本が開拓した市場には参入したいか、いい度胸してますねえ。

>だから参入する余地が大きくて魅力なんでしょ。では、なぜ、蒋介石を援助したんだ?

つまり日本やイギリスが成長させつつあった市場を奪い取ろうとしていたわけだ。




そういえば、中国の門戸開放をしきりに主張していましたが、太平洋の門戸開放はしない国がありましたな、
どこの国かはあえて言いませんが(笑

列強も満州には利権持ってないからいいと、アメリカ以外日本の権益を認めていますし。
473世界@名無史さん:03/04/25 00:17
>>466
哀悼☆戦死や、
そのどれにも皆さんが君を啓蒙してやろうと色々レスをしてあげている。
君が素直に事実を認められないだけだ。
474世界@名無史さん:03/04/25 05:46
>>457
>英米派やロシア派が日露前からいたのは知ってるだろ。
話をすり替えないように。
英米派、ロシア派ではなく「強硬派、国際協調派が居たのか」と言う質問だ。
>北一輝のアジア主義はWWTの最中に発表。
彼は国家運営の人間ではない。
せいぜい、青年将校に夢を与くえた程度のカルト教教祖。
当時の中枢の誰と誰?と聞いているんだが?
>英米仏蘭と同盟国で60%近くでしょ
英米仏蘭(及びその植民地)以外の欧州、アフリカ、ラテンアメリカ諸国を
除いて約50%という事。60%はどこから出た数値なんだ??
>開発が増えたから相対的に増えただけ。
なぜ開発が増えたのか?と言う考察がすっぽり抜けています。
>英米は門戸開放を求めている。矛盾ある?
高関税をかけて自国、インド、蘭印への門戸を閉じておいて
日本にだけ門戸を開放を求めることは大いに矛盾です。
ワシントン体制における自由貿易の原則違反ですね。
つーか、キリが無いと思うぞ?「〜違反!」の応酬は??
>満州・中国を独り占めしようとすると自分で首を絞めます。
米国への輸出減少は1930年から始まっている。
満州事変も北支侵攻もまだ無い時期だ。
つまり、その見解は全くこじ付け。
475  :03/04/25 08:24
( ´,_ゝ`)プッ
反論できなきゃ、愛戦死とレッテル張って逃げか。
反米厨の常套手段になりつつあるな。
476世界@名無史さん:03/04/25 08:29
ここで反米唱えてる香具師いるか?
477(σ・∀・)σ:03/04/25 08:40
478世界@名無史さん:03/04/25 12:02
>>469
>ばかだな。その2.6倍の市場で17%も減少してるんだが・・・。
17%ひいたあとの数字で、英米グループへの輸出が満州らの2.6倍なんだが・・・。

479世界@名無史さん:03/04/25 12:03
>>470
盧溝橋以前の華北への日本軍の圧迫も大きな原因なのだが。
事実確認。
>日本軍は翌8日夜明けに中国軍陣地を攻撃して戦闘にはいった。停戦交渉では
>日本側は永定河西岸への中国軍の撤退を要求したが,前年9月の小競合いで豊台
>を撤退させられた経験をもつ中国側は容易に承認せず小衝突も起こったが,
>11日にようやくこれをのんで停戦協定が成立した。
>ところがこの日近衛文麿内閣は〈支那側の計画的武力抗日〉によるとして華北派兵
>を声明し,内地3個師団の動員を決定するとともに各界に挙国一致を呼びかけた。
>これに対して中国国民政府は,中国の主権侵害と冀察(きさつ)政権(冀察政務委員会)
>への強要は断固拒否し,〈最後の関頭〉に立ち至れば抗戦も辞さないと声明した。
>28日には華北の日本軍は総攻撃を開始し,日中全面戦争にはいった。

>取り合えず中国人のナショナリズムも理解してあげて下さい。
これは同意見。大きいと思う。

>>471
>>石油不足の原因は、日本の政策の積み重ね。特に近衛宣言や対中国政策。
これ大きいと思うんですけど。
レス少なくてスマソ。
480世界@名無史さん:03/04/25 12:05
>>472
米国高関税は恐慌対策。9カ国条約違反でない。満州国設立・日中戦争は違反。区別しれ。

>>474
いたよ。名前はわからんが。元勲や指導部の多くは協調派だ。アジア主義で調べれ。

アフリカ、ラテンアメリカをなぜ輸出数字から引くんだい?英米仏らの勢力圏だ。

蘭印・英国領インドへの日本の輸出は、1927年より1937年のほうが%で増加してるが?

満州開発が増えたのは金城湯池が手に入ったから。排外的独占利益だ。

>米国への輸出減少は1930年から始まっている。
>満州事変も北支侵攻もまだ無い時期だ。
>つまり、その見解は全くこじ付け。
あなたは「世界恐慌後の米国購買力減少及びダンピング対策への高関税による輸入減少」
と、「その後の米国による日本の対中国・南方政策への対抗経済措置」を混乱してます。
例の、あなたが出した作為的なサイトの影響じゃないかな。


481世界@名無史さん:03/04/25 12:08
そういえば、第一次世界大戦勃発の情報を聞いて「天佑」と叫んだ政治家がいたな。
大臣だっけかな。
482世界@名無史さん:03/04/25 14:28
>いたよ。名前はわからんが
いいかげん資料も無に脳内妄想は喚くのは止めてもらいたい。
「居ない」といってる人間を説得できるだけ資料を提示してから
喚いて下さいね(w
>英米仏らの勢力圏だ。
>>438で「ブロック経済がそれほどされてるわけじゃない。」と発言されてるが?
ブロック化されてることを認められるという訳ですね。
>1927年より1937年のほうが%で増加してるが?
十何%の下げ幅と小数点前後の上昇を一緒にするな(w
>「世界恐慌後の米国購買力減少及びダンピング対策への高関税による輸入減少」
>と、「その後の米国による日本の対中国・南方政策への対抗経済措置」
意味不明???
漏れは「世界恐慌後、各有力国(日本にとって特にアメリカ)が保護貿易に走ったため
日本は拡張路線に走った」と述べている。
この拡張路線に対して米国は対抗措置を採ったことに何も異論を唱えていない。
で、これまで貴方は一度も「なぜ日本は拡張路線に走ったのか?」
「日露以後からならば、それは拡張路線推進者は誰と誰だ?」を答えていない。

も一つ付け加えておくと米のダンピング対策も誤り。
「ダンピング」と日本に難癖をつけたのは1930年代初頭のイギリス。
米国はホーリースムート法以来、約1000商品の関税が跳ね上がっている。
当然輸出入も40〜50%ダウンだ。
483世界@名無史さん:03/04/25 21:21
>>482
>米国はホーリースムート法以来、約1000商品の関税が跳ね上がっている
当時、日本の主力商品だった綿布への締め付けなんかはかなり露骨だな。
最初はスヌートタウリー関税法で40%の関税をかけられ、綿市場割り当て法で対米輸出量に制限をかけられ、相互貿易法見直しでは関税率は維持だ。
その間にも関税は上がり続け、綿布に限って言えば、最終的には実に85%の高関税だ。
自国市場ブロックへの輸入にこれだけの圧力をかけておきながら、日本の中国市場をただ取りしようって言うのはムシが良すぎる話だろうね。
484支那そば屋:03/04/25 21:42
僕はここの素人のブロック経済無効説よりも、一般論を信じます。
ただ日本がブロックで締めつけられて開戦したという決定的要因説には
同意しませんがね。


>かつて第二次世界大戦以前に、世界経済はいくつかの先進国の勢力圏
>(ブロック経済)に分かれていたが、ブロック経済間の利害関係の衝突が
>世界大戦を引き起こす重要な原因のひとつとなった。この経験に懲りて
>ブロック経済をやめ、世界経済を一つにしようとする動き(グローバ
>リズム)が強くなった。
http://www2.asia-u.ac.jp/~kokusai/Syllabi/2002/e05.html
485ちと思ったこと:03/04/25 21:46
21世紀の大市場か知らないが中国市場なんぞより
アメリカ市場の方がその時点でよほどパイがでかくて
将来性もあるのを見越すべきだったのだろうか。
どうも日本人は中国という国の危うさを戦前も戦後の今も
実感として認識できてないきらいがある。
満州事変や日中戦争なんぞ起こさずに済んでいたら
9カ国条約違反もやらないで済むし、
中国に先行投資した分も安値で売り払って軍隊も居留民も大方撤退させても構わない。
その見返りに製品輸出面でも原料輸入面でも関税や市場割り当てで優遇させてもらって
日本円のドルペッグ採用でもさせてもらって、
つまる所、ドルブロック経済圏に参入させてちょ、
って選択も国家としてはありえた。
第一次大戦前までの日本の指導者たちなら、
日米彼我の経済的軍事的実力大格差及び米中市場の大格差
を考慮して率先、世論誘導に励んだのでは。
それこそ合理的発想だが国際事情に疎い軍人のごり押しや
誘導に引きずられやすい世論に惑わされぬ、 
開明的な政党政治家や元老たちが
不在もしくは無力だったのが残念だ。

飛び入り御免。
486支那そば屋:03/04/25 22:08
とりあえず僕の手持ちの資料では、

・世界恐慌後の工業生産『統計月報』国際連盟
32年から大幅に伸びてますね。

・『日本の歴史』小学館・満州の産業開発グラフ
石炭・鉄鉱石・大豆など、「満蒙は日本の生命線」を裏付ける開発量でした。

結論として、陸軍の侵略政策が日本経済を潤わせた(ように国民に思わせた)事は確か。
でも満州事変の臨時予算は年間予算の数倍なんだよね。赤字国債発行。
487支那そば屋:03/04/25 22:22
>>484
大正デモクラシーという民主化への機会がありながら、結局政党が
汚職やくだらない政争で、国民に見限られ、金融政策で失敗し
しかも満州事変で謀略軍に同調して軍の政治介入の道を開いてしまう。

現在でもその政党政治の体たらくは変わっておりません。
488支那そば屋:03/04/25 22:30
犬養首相は「産業立国」をめざして軍縮や陸海軍の統合=国防省への一本化
や殖民地放棄論をうったえていた。

犬飼首相の暗殺は、その後の日本の武力侵略による生存圏建設構想への
象徴的事件ですね。
489世界@名無史さん:03/04/25 22:33
>>479
>日本軍は翌8日夜明けに中国軍陣地を攻撃して戦闘にはいった。
中国軍が何度も発砲を繰り返しています。最初の一発は今も分かっていませんが、
その後射撃は明らかに中国軍、当然反撃されます。

>停戦交渉では日本側は永定河西岸への中国軍の撤退を要求したが,前年9月の小競合いで豊台
>を撤退させられた経験をもつ中国側は容易に承認せず小衝突も起こったが,
>11日にようやくこれをのんで停戦協定が成立した。
松井秦協議を無視し、軍隊を駐留したのは中国軍。つーか発砲もしてるね。
当然反撃される、んでやっと中国軍を撤退させられた。
その後、やっと中国軍は軍隊を撤収した、それを見て日本軍も撤退している。

>ところがこの日近衛文麿内閣は〈支那側の計画的武力抗日〉によるとして華北派兵
>を声明し,内地3個師団の動員を決定するとともに各界に挙国一致を呼びかけた。
この時内地師団は投入されてません。現地の停戦協定が時を同じくして成立しましたからね。

>これに対して中国国民政府は,中国の主権侵害と冀察(きさつ)政権(冀察政務委員会)
>への強要は断固拒否し,〈最後の関頭〉に立ち至れば抗戦も辞さないと声明した。
つまり現地軍が停戦しているのに、国民党が停戦したわけじゃないからという理由で、停戦協定を無視したのです。
その結果その後も何度も徴発行為いや、小規模な攻撃加えています。
それどころか停戦協定を無視し、撤退するどころか北上しているんですね。
日本軍は当然中国軍に注意しましたが、逆に先制攻撃されました。

>28日には華北の日本軍は総攻撃を開始し,日中全面戦争にはいった。
だから日本軍は、反撃のため、華北総攻撃を開始しました。
けど現地軍は兎も角、軍閥自体はそれほど反日というわけでもないので、即日降伏しました。
後は現地の掃討におわり、全面戦争には突入しませんでした。
突入したのは上海事変からです(第二次ね)

浅いね、もう少し勉強してくるといい。
いやまあ君に言っても無駄かもしれんが。
490世界@名無史さん:03/04/25 22:42
>>480
>米国高関税は恐慌対策。9カ国条約違反でない。満州国設立・日中戦争は違反。区別しれ。

満州国建国で九ヶ国条約違反などといったのは、アメリカだけです。
イギリスもフランスも日本の特殊権益を認めました。
それどころか国民党にも認めるように働きかけをしようともしてました。
九ヶ国条約違反になったのは、上海事変後です。区別しましょうね。

どうでもいいけど、アメリカが介入する権利を持たないってのは分かったかね。

>いたよ。名前はわからんが。元勲や指導部の多くは協調派だ。アジア主義で調べれ。

元勲や国家指導部は、英派や米派などは存在したが、アジア主義者はいないぞ。
山縣にしても、中国との対立を避けるべしというだけで、英米とは決して対立するなという方針だよ。
英米協調かつ、中国協調ならいただろうがね。
491世界@名無史さん:03/04/25 22:58
>>488
なんか色々な点で間違っているんだが。
犬養毅の政権下の説教財政作の為に軍備増強されてるし。
植民地放棄なんて一言も言ってないぞ。
つーか満州国を形だけの主権を中国に譲り、だが実質的な権力を握るという政策を進めていた。
(要は溥儀を傀儡とするのではなく、国民党を立てて権益だけを貰う)
492支那そば屋:03/04/25 23:13
>>491
演説で殖民地放棄をアメリカに訴えている。
「犬養木堂氏大演説集」

犬養は孤立していたんだよ。政友会森書記管長は侵略大アジア主義派、
外務省も軍部も政友会も一致して満蒙の権益を擁護=満州国容認だった。
そして遂に犬養首相は暗殺された。

板垣や石原などの関東軍参謀は、最初は直接日本領土に併合する
計画だったんだよ。建川美次との会談で溥儀を立てて傀儡政権を作ることに
変更している。
493支那そば屋:03/04/25 23:21
「世界平和の中心と誇る米国にして其平和主義を確立せんとせば、此際起って
其絶大の権力を発揮し、直ちに東洋諸小国及び印度其他の諸邦を独立せしめることに
尽力すべきでないか、(中略)元来人間の幸福といふ上から言えば、
他国の領土を獲得することは何程の利益となるものではない(中略)
即ち諸国門戸解放、機会均等等何の制限も無き文明世界
を現出せしむることは、真に人類の幸福・・(以下略)」

494世界@名無史さん:03/04/25 23:27
>>492−3
朝鮮や台湾の放棄論じゃないのか?
つーかこれ↓マニアック過ぎるぞ、手に入りやすいくて引用されてるのないの
>犬養木堂大演説集

それに犬養毅つーたら統帥権干犯問題を起こした最低のクズかと。
495マスタード:03/04/26 00:23
>>489
>>ところがこの日近衛文麿内閣は〈支那側の計画的武力抗日〉によるとして華北派兵
 >を声明し,内地3個師団の動員を決定するとともに各界に挙国一致を呼びかけた。
>この時内地師団は投入されてません。現地の停戦協定が時を同じくして成立しましたからね。
「蒋介石日記」を読むと近衛文麿声明を事実上の宣戦布告と受け取ったようですね。
華北派兵が実際に尻切れトンボで終わるのを確認した後で
総動員体制を取るなんて悠長なことしていたら、
満州事変の二の舞を演ずることになるという発想からでしょう。
あと日中戦争が全面戦争に拡大した最後のきっかけとしては、
上海防衛を主任務とする現地軍が独断で南京攻略を強行し、
帝国海軍も南京渡洋爆撃で結果的に側面支援する形となったからでは。

>>490
>満州国建国で九ヶ国条約違反などといったのは、アメリカだけです。
 イギリスもフランスも日本の特殊権益を認めました。
 それどころか国民党にも認めるように働きかけをしようともしてました。
特殊権益を認めるのと満洲国を承認するのとは別次元の話ですが。
国際連盟での投票結果からみる限り、
ほぼ世界中から九ヶ国条約違反と認定されたのでは?
496世界@名無史さん:03/04/26 00:54
>上海防衛を主任務とする現地軍が独断で南京攻略を強行し、
>帝国海軍も南京渡洋爆撃で結果的に側面支援する形となったからでは。

上海事変の先制攻撃も国民党だねえ。日本の艦船に先制爆撃を行い、
上海にも盲爆を行なった(死者千人以上)これをみて日本は報復として渡洋爆撃を行った。
ついでに国民党は上海に全軍の三分の一の軍勢を集結し、全面攻勢打って出ているから、
南京攻略依然と見るべきだね。

>国際連盟での投票結果からみる限り、ほぼ世界中から九ヶ国条約違反と認定されたのでは?

満州国の承認と九ヶ国条約こそ別問題ですが?
つーか九ヶ国条約違反として問題になったのは何時だと思っているわけ?
華北分離工作あたりで一時英国とは揉めたが、実際そのことで九ヶ国条約違反だとは言っていない。
満州は言わずもがな。
つーか経済使節団を満州国に派遣するなど、事実上承認に近い形をとっているほどだ。

497マスタード:03/04/26 01:51
>>496
私の真意が伝わってないようなのであえて>>495の強調したい部分に
カギ括弧つけて再録してみました。

>あと日中戦争が全面戦争に拡大した「最後のきっかけ」としては
そういうことです。
別に参謀本部とか陸軍省とかが
南京攻略戦で決着をつけようとして泥沼化したわけじゃないけどね。
対外的には日本政府の意思となってしまうでしょう。
軍事衝突の規模がいくら大きくとも
国民党軍が上海租界をターゲットにした地域紛争だったのが
軍事的イニシアティブを握った側の作戦行為によって
中国全土へと広がったのでは?

>「国際連盟での投票結果」からみる限り、
 「ほぼ世界中」から九ヶ国条約違反と認定されたのでは?
これについては中国に関する九カ国条約の対訳をば。
>http://www.chukai.ne.jp/~masago/kyuukako.html
>Article I
 第一条
 The Contracting Powers, other than China, agree:
 支那国以外の締約国は左の通り約定す
 (1) To respect the sovereignty, the independence, and the territorial and administrative integrity of China;
   支那の主権、独立並びにその領土的及び行政的保全を尊重すること
満州国を承認していない政府にとっては当然、条約違反となるのでは?
ことさら異議申し立てをするかどうかは別として。
そして英仏は最後まで満州国を承認しないまま。
そもそも蒋介石政権だって郵便協定を満州国との間に締結したりしてますけど、
国是は相変わらず満州絶対不放棄方針のまま勝利の日を迎えましたね。
あとからソ連も承認してくれましたけど
米英の支持なしが痛かったですね。
498世界@名無史さん:03/04/26 10:08
>国民党軍が上海租界をターゲットにした地域紛争だったのが
>軍事的イニシアティブを握った側の作戦行為によって
>中国全土へと広がったのでは?

違うねそれ以前の問題だ、八月十五日に動員令発しと大本営を設けているから、
国民党はこの時に全面戦闘を覚悟したとわかる。
共産党もこの日抗日救国なんたらを発表し、
日本政府も声明を行い、17日になると不拡大方針を撤回するとした。
南京侵攻は以前に全面戦争に拡大している、まあ対外的には国民党も日本も紛争と言い張ったがね。

>「ほぼ世界中」から九ヶ国条約違反と認定されたのでは?
>これについては中国に関する九カ国条約の対訳をば。
所詮君の主観。
リットン調査団の報告も満州国の否認を含んでいるものの、
九ヶ国条約と国際連盟規約に一致しているとする見解を示し、
事変以前の状態へは戻すべきではないという非常に親日的な見解を示している。
ついでに英国は承認派が結構有力で、海相なども承認すべきとし、
リースロス案に至っては、日本が財政改革に参加すれば、
英国の承認どころか、国民党へも承認を勧告するという立場まで示している。
日本も日英間での提携を模索していた。華北事変が起きなければ、英国は承認していたとも言われている。
つーかそれ以前に実質的な承認をしているわけですけどね。
499世界@名無史さん:03/04/26 10:24
>「なぜ日本は拡張路線に走ったのか?」
恐慌後のブロック化を全否定したことはない。
ただし、
1、日本は素早く再成長した
2、欲をかきすぎ、満州・中国・南方へ膨張し、英米協調の機会を失った
と言ってる「だけ」。

>「日露以後からならば、それは拡張路線推進者は誰と誰だ?」
朝鮮併合派は拡張主義でしょ。桂太郎、小村寿太郎などはどうだい。
小村の外交政策は大陸膨張主義に特色付けられてると事典にあるが?
500世界@名無史さん:03/04/26 10:27
>>489
>(盧溝橋の)最初の一発
秦説などでは「中国側じゃないか、しかし決定根拠は不明」が強いね。

>>ところがこの日近衛文麿内閣は〈支那側の計画的武力抗日〉によるとして華北派兵
>>を声明し,内地3個師団の動員を決定するとともに各界に挙国一致を呼びかけた。
>この時内地師団は投入されてません。現地の停戦協定が時を同じくして成立しましたからね。
あのね、現地停戦協定の動きを無視して、3個師団の動員が閣議決定されたの。
20日に派兵決定し、一時待機の後、27日に三個師団動員を最終決定してます。
満州事変は軍暴走・政府追認、盧溝橋事件は政府はやる気ありあり。

>だから日本軍は、反撃のため、華北総攻撃を開始しました。
28日午前8時に計画的作戦開始ですが?中国軍がどうのはさして関係なし。

>突入したのは上海事変からです(第二次ね)
当時は、北支事変から支那事変へと言ったね。ただし、今、考えると北支総攻撃
が上海事件の引き金なのだから、北支総攻撃開始が全面戦争開始ともいえる。

>浅いね、もう少し勉強してくるといい。
>いやまあ君に言っても無駄かもしれんが。
お互い様。君の持ってる本、中国悪玉説すぎ。ミクロでマクロを隠蔽してる。
小林や自由主義史観派じゃないよね。
501世界@名無史さん:03/04/26 10:37
>>498
横レスだが事実確認を幾つか。

>違うねそれ以前の問題だ、八月十五日に動員令発しと大本営を設けているから、
>国民党はこの時に全面戦闘を覚悟したとわかる。

国民政府の全面抗戦・8月14日の抗日自衛宣言は、
上海事変への対応でなく、
7月28日の華北での日本軍の全面攻撃を「最後の関頭」直面と認可して
対応したものです。

>リットン調査団の報告も満州国の否認を含んでいるものの、
>九ヶ国条約と国際連盟規約に一致しているとする見解を示し、
>事変以前の状態へは戻すべきではないという非常に親日的な見解を示している。
リットン報告は、列強の共同関与を提案。
つまり、日本の優先は認めるが、列強による満州の共同権益確保。
これは、日本を優先した満州の門戸開放・9カ国条約の変形した現状追認。
それさえ蹴った国は、日本だけと。
502世界@名無史さん:03/04/26 22:10
それさえ蹴ったのは関東軍です。中国にすら勝てない小国の軍隊が図に乗ってはじめた
醜戦です。
503支那そば屋:03/04/26 22:28
日本は満州事変で軍事費使いまくって円安、輸出絶好調で米英にソーシャルダンピングって
言われちゃってブロック経済される。それで日満支のブロックを作るんだよね。
なんか自業自得の感ありだが、米英仏も奪った殖民地を使いそれを自国のために使ったわけで、
いちがいに日本の「現状打破」「新秩序建設」だけを批難することもできないと思う。

この反省がGATTとかの戦後自由貿易体制につながるわけで。
504世界@名無史さん:03/04/26 22:51
>あのね、現地停戦協定の動きを無視して、3個師団の動員が閣議決定されたの。
>20日に派兵決定し、一時待機の後、27日に三個師団動員を最終決定してます。

はあ?
内地からの派兵は、現地での停戦協定の成立がしたと同時に延期になっていますよ。
九日の会議の途中に停戦の見通しがたったので、方針を変えています。
どこから、現地の停戦協定の動きを無視して、なんていう電波を受信されたので?
また廿日の件も電波だな、廿日の決定も延期されている。
ついでに廿日に1度決定したのは、現地の中国軍の現地の日本軍への射撃や砲撃に他ならない。
そして27日の派兵決定の理由も、停戦協定を守らずそれどころか中国軍の攻撃してきてのが理由。

>満州事変は軍暴走・政府追認、盧溝橋事件は政府はやる気ありあり。

珍説だな。政府の方針は一貫して事変不拡大。

>28日午前8時に計画的作戦開始ですが?中国軍がどうのはさして関係なし。

この計画が出来たのは、広安門事件の勃発を受けてだね(これも中国軍の先制攻撃)
この事件を期に不拡大方針を変えている。
どうでもいいけど貴方の中で計画的作戦の開始とは、敵軍の行動を受けて前日に決まった作戦のことをいうのかね。

>ただし、今、考えると北支総攻撃が上海事件の引き金なのだから、北支総攻撃開始が全面戦争開始ともいえる。

ただし今考えると満州が、ただし今考えると軍閥の利権侵害が、ただし今考え(以下省略
事件の因果関係を遡れば明治維新にまで遡る、無茶な理屈はやめれ。
そして北支総攻撃の理由も、現地の停戦協定を一方的に無視した中国軍が原因。

>お互い様。君の持ってる本、中国悪玉説すぎ。ミクロでマクロを隠蔽してる。

歴史修整主義者に汚染された貴方にとって、マトモな学者の意見は全てそうなんでしょう。
505世界@名無史さん:03/04/26 23:00
>>501
>7月28日の華北での日本軍の全面攻撃を「最後の関頭」直面と認可して

それなら北支総攻撃の後にされて叱るべきだが、
実際は上海事変が本格化した後なんだよ。

>これは、日本を優先した満州の門戸開放・9カ国条約の変形した現状追認。
>それさえ蹴った国は、日本だけと。

別にこの意見を否定するつもりはない、つかなにが言いたかったのやら。
506支那そば屋:03/04/26 23:08
>満州事変は軍暴走・政府追認、

一概に「政府」って言ってもなー。整理しようよ。若槻内閣は事変不拡大、世論もまだ不拡大だった。
それで上海事変起こして気を逸らそうとして、さらに陸軍は歪曲した発表をする。
で世論もだんだん満州国承認に傾いて次の犬養首相は満州国承認に反対で日中との2国間政府を
作る事も考えてたみたいだが、暗殺されちゃって、次の斎藤内閣の内田外相が関東軍に同調して
満州国を承認してしまう。

いちばん気になるのは、この時朝日新聞とかはどうしてたんだろうなーって事。
リットン調査団の発表はちゃんと国内に公表したの?この頃の言論監視って
どうなっていたか知ってる人いますか?マスコミがちゃんとしてたらその後の
暴走も防げた事だと思うんだけど。
507世界@名無史さん:03/04/26 23:29
政府はキチンと発表したが、満州国の非承認に世論は我慢ならなかった。
508支那そば屋:03/04/26 23:38
「日本内閣史録4」より

・事件以前から、支那駐屯軍の増強があり中国側は華北侵略の加速と警戒していた。
・1937年7.7盧溝橋事件発生・軍中央部&政府は不拡大方針。
・7.8参謀本部声明「事件の拡大を防止する為更に進んで兵力を行使する事を避くべし」
同日停戦交渉開始
・7.9臨時閣議「不拡大、現地解決」方針決定
・7.10拡大派・武藤章作戦課長、朝鮮及び内地軍派兵案作成。蒋介石が中央軍増援との
情報が入る、それで石原莞爾も派兵案に同意。
・7.11には近衛内閣も派兵承認、「政府上げて事件拡大に滑り出さんとする気配」by石射東亜局長
「北支事変」と命名。しかし同日夜現地では停戦交渉成立。
・その後停戦協定の具体的条件をめぐってモメる(いつも通り日本の言い分を聞いて譲歩するのは嫌。)
・7.25から7.28まで日中両軍の衝突事件
・7.28最後通牒をした支那駐屯軍は全面攻撃を開始
509支那そば屋:03/04/26 23:43
>>500
「昭和史の謎を追う」
では7.7夜の「第1発」&兵士行方不明の前にも日中ともに爆竹やら何やらで
中間地点で煽ってたのがいたみたいね。
510世界@名無史さん:03/04/27 10:12
>>504
なんか事実確認や因果関係や、ミクロとマクロの把握やら、バイアスがかかってますね。
>>508の支那そば屋さんでも参考にしてください。

>盧溝橋後の派兵
事実確認をよろしく。
関東軍2個旅団・朝鮮軍1個師団派兵と、内地から3個師団が派兵されてます。
7月11日の決定に基づき、7月下旬(19日)に朝鮮軍・関東軍部隊が華北侵攻し、
北京・天津を占領。8月上旬には3個師団が渡海し、華北に上陸。

>政府の方針は一貫して事変不拡大。
37年7月11日閣議ですでに拡大の気配を見せている。
近衛の3回にわたる対中国声明とか知らんのか?

>マトモな学者の意見は全てそうなんでしょう。
勉強したいので、日中戦争は中国の責任で、戦争は国民党政府の責任だという、
マトモな研究者の氏名と著作名を教えてくださいますか。
511世界@名無史さん:03/04/27 10:13
>>506-507
満州鉄道の自作自演自爆と満州国は実は傀儡ってのを、軍はマスコミに隠してた
ようだから、国民の意識は、「日露以来血で手にした満蒙の生命線を守れ」
「満州国を作ってあげた関東軍は正義の義挙」だったんじゃないかな。
だから、リットン報告書は不正義・横暴に見えたのでは。
512世界@名無史さん:03/04/27 10:13
>>509
牟田口の責任が大きいとの意見もあるね。

「「発砲」を受けた部隊を指揮していた中隊長清水節郎大尉、その上官である
大隊長一木清直少佐、連隊長牟田口廉也大佐の三人が、あたかも互いに煽り合う
かのようにして些細な出来事を大事件にまで拡大してしまう。
とりわけ、兵士一名が行方不明というの理由で大隊に出動を命じ、ついで再び
銃声が聞こえたというだけで攻撃を許可してしまった牟田口の責任は重大である」
513横やり:03/04/27 12:32
>マトモな学者の意見は全てそうなんでしょう。
勉強したいので、日中戦争は中国の責任で、戦争は国民党政府の責任だという、
マトモな研究者の氏名と著作名を教えてくださいますか。

議論に参加してない人間の横やりだが、、
彼は「中国にも責任がある」って所を強調したいだけでしょう。
日本の責任について言及したく無いだけで、主責任がどっちかとか断言してないと思う。
だから、そう極端な聞き方をしてもしかたないのでは?
横やりスマソ。
514世界@名無史さん :03/04/27 18:28
なにがなんだかよくわからなくなってきたが、がんばれ!
反米歴史修正主義者を倒してくれ!!
515支那そば屋:03/04/27 19:26
>>512
インパール作戦の牟田口ですよね。確か阿片謀略に身を染めて
いたと思う。検索したら出てきた
http://www1.vecceed.ne.jp/~swtamura/minaosu19.htm

特務機関のアヘン謀略組が、華北分離工作や傀儡政権作りに関わっている。
事変拡大を望んだのもアヘン組。今まで余り触れられていないけど、アヘン
戦争の観点から日中戦争を見ることも重要だと思う。
516世界@名無史さん:03/04/27 22:13
>>510
>>508の支那そば屋さんでも参考にしてください。

馬鹿かお前は、509の昭和史の謎を追うの著者と、
俺が参項にしている資料(日中戦争史)の著者は同じだ。

>関東軍2個旅団・朝鮮軍1個師団派兵と、内地から3個師団が派兵されてます。

何度も言うようですが、朝鮮と満州は兎も角内地からの三個師団の派兵は延期されています。
貴方こそ事実関係を整理為されては?

>北京・天津を占領。8月上旬には3個師団が渡海し、華北に上陸。

そして2度も延期されていた出兵が、なんでこの時になって投入されたのかという前後関係もね。

>37年7月11日閣議ですでに拡大の気配を見せている。

デムパを受信なさいましたね。
政府が不拡大方針を転換したのは、8月15日
現地軍が方針を転換したのは7月26日夜
石原などの内地で主導権を握っていた人達は7月27日朝、
不拡大方針の転換を閣議決定した日を調べたらどうだね。自分の無知差が分かるよ。

>勉強したいので、日中戦争は中国の責任で、戦争は国民党政府の責任だという、

513さんが言っているというか俺も何度も言っているが、紛争の拡大には中国も大きく絡んでいると言っているだけ。
言いたい事は一つ秦くらい読めと。
517世界@名無史さん:03/04/27 22:15
最低限の基礎知識を仕入れてから、突っ込んで欲しいね。
繰り言になるのは哀悼☆戦死でこりごりなんでね。
518世界@名無史さん:03/04/27 22:23
政府の不拡大方針の転換は8月17日だったこれは俺のミス。
519世界@名無史さん:03/04/27 23:42
>>498
国民党軍が全面戦争を覚悟しても、
第二次上海事変の段階では、
日本側にとって作戦目的は地域防衛。
喧嘩をわざわざ買って出たのは日本側。
正確に言えば現地軍の独断専行ですよ。
あなたは知識は豊富なようだけど、
物の見方が少し偏ってるような。
天皇の統帥大権干犯ものですけど、
もっとも軍事的実力行使の結果さえ良ければ処罰ではなく賞賛ですます悪癖に
天皇自らはじめ軍中央も政府も染まっていたり、
立場によっては追認せざるをえなかったりしたようです。

あと9カ国条約を文面通り解釈する限り、
日本に好意的なリットン報告の満州国際管理案とは抵触しないと見なしえますが、
主観も何も満州国の建国が、中国の領土的保全を真っ向から侵害しているのは、
その当時の誰にも否定しえない真実です。
英仏は最後まで満州国を承認しなかったのであって
それは何故なのでしょうか?
日本に好意的であれ何であれ、
別次元の問題としか把握できません。

>>513
どちらの側に主たる責任があるか、の話でしょう。
そして日中戦争については一切、日本側の責任を認めない人がいるのでは?
520519:03/04/27 23:43
名前入れ忘れました。
>>497のマスタードです。
521世界@名無史さん:03/04/28 00:15
>>519
>喧嘩をわざわざ買って出たのは日本側。

なにも日本が非戦派だったと言っているわけじゃない、
中国が喧嘩を売って来たから、一部が『喜んで』買っただけだよ。

日本が、軍隊全てを統制できていなかったように、中国軍も出来ていなかった。
いや祖国が危機だったので、日本軍よりより一層出来ていなかったのがその当時の中国軍の実態。
どうも貴方達は、日本軍の実態には目を向けていても、中国軍の実態に全く目を向けていないように見えるね。

それに南京攻略は、12月1日に大本営から命令されているから、統帥権干犯には違反しないよ。
政府に元々南京攻略の意思はなかったし、その用意もなかったのですが、
直前に命令されていますから、違反しないと思われますね。

>英仏は最後まで満州国を承認しなかったのであってそれは何故なのでしょうか?

英国は親米派との対立が原因かと、大勢を承認派だったが、反対派も根強よかった。、
俺が思うに日本が、英国の承認を積極的に求めてなかったのが最大の原因じゃないかな。
(フランスは知らん)
ついでに条約の文面通りの解釈は歴史において無意味だね、
時代と情勢において条文を曲解するのが普通だ。
各国の不戦条約の拡大解釈を見ていればわかるでしょ。

>そして日中戦争については一切、日本側の責任を認めない人がいるのでは?

誰その人?
522世界@名無史さん:03/04/28 08:45
>>516
>馬鹿かお前は、509の昭和史の謎を追うの著者と、
>俺が参項にしている資料(日中戦争史)の著者は同じだ。
秦氏は、日本側の侵略責任を7〜8割認めているが。
同じ秦氏からというが、ずいぶん印象が違う。なぜでしょうねw。
PS、「馬鹿」は?

>朝鮮と満州は兎も角内地からの三個師団の派兵は延期されています。
>貴方こそ事実関係を整理為されては?
朝鮮1師団、満州2旅団は派兵されています。その結果、7月末に北京・天津占領です。
そして、8月上旬には内地からの三個師団がさらに追加されてます。

>>37年7月11日閣議ですでに拡大の気配を見せている。
>デムパを受信なさいましたね。
>政府が不拡大方針を転換したのは、8月15日
7月11日近衛内閣は「重大決意声明」を発し、「不拡大方針」を表明したが、
その舌の根も乾かぬうちに華北への師団急派を承認し、
「中国側の武力抗日に対して反省を促すため、重大決意をもって華北に派兵する」
と理由付けした。
7月11日に脅してますが?
その後様子を見て臨機応変にしただけ。満州事変に比べ、政府内拡大派は多かった。

>言いたい事は一つ秦くらい読めと。
右派の中では、唯一秦は信頼して何冊か読んでるが、受け止め方の差かな?
秦は満州事変〜日中戦争では日本の責任を常に第一にあげている。
通州事件でもそうだ。
あなの論調からすると、他になんか本を読んでるはずです。
523世界@名無史さん:03/04/28 08:46
>>515
>日中アヘン戦争
初期には通州が、大きな日本の麻薬販売拠点になってますね。

「日本傀儡の冀東自治政府は首府を北平(北京)城外の通州に置いた。
冀東の渤海沿岸は日本からの密輸入の舞台であったが,36年2月に冀東政府は
低率の査験料を徴収して密輸入を公認し,人絹,砂糖をはじめ大量の密輸品
が天津の日本租界を経て中国各地に流入した(冀東貿易)。
アヘンや麻薬の密売も盛んに行われた。これらの収入の一部は日本軍の工作費
に使われた。中国の関税収入は激減し,中国企業や外国の貿易業者も打撃をうけ,
抗日運動をおし広めた」
524世界@名無史さん:03/04/28 08:48
>>519
>現地軍の独断専行
>統帥権干犯
石原莞爾が今度は逆に若手にやり込められてますね。

「新鋭師団の到着で勢いづいた陸軍は、華北で暴走し始め、7月末に北京・天津
地区を占領した。その後も軍内強行派の意見により、派遣軍が逐次増やされ、
派遣軍内強行派の独断専行で正式な宣戦布告も行われ無いまま、戦争目的も
曖昧なまま、なし崩し的に戦線を拡大し続けた。
石原は戦線不拡大に全身全霊を傾注して頑張り続けるが、これにより陸軍内部
で孤立する事になった。
この頃強行派の武藤章から、「あなたの行動(満州事変で上部の指令を受けず
に勝手に戦端を開き、成功させたこと)を見習い、その通り実行しているだけです」
と言い放され、石原は言葉を失ったと伝えられている。
が、石原の予見した通り、ゲリラ戦による小規模戦闘が果てしなく繰り返される
泥沼の日中戦争に突入していくことになった」
525世界@名無史さん:03/04/28 09:02
>満州国不承認について
>俺が思うに日本が、英国の承認を積極的に求めてなかったのが最大の原因
>じゃないかな。(フランスは知らん)
日本の武力による現状変更に対する英米仏の共同歩調です。

「満州事変の勃発に際して列国は対応策を検討したがとくに米国は強硬で、国務長官のス
チムソンは日本軍が奉天だけでなく錦州やチチハルの占領したのに際し、その日記にある
ように「これは単なる事件でなく、日本軍の目的は反日的な張学良政権の絶滅にある」こ
とを認識するとともに、国務省において対策を協議し、列国が日本に対しとるべき措置と
してつぎの3つを提案している。その一は列国が一致して日本を条約侵犯者として弾劾す
ること、二は列国は日本が中国に強制するいかなる条約も承認しないこと、三は対日経済
ボイコットの発動である。

ボイコット6ケ月以内に日本は屈伏せざるを得ないと判断している。日本の政治家も資本家も
このことは良く知っており、ただ列国がボイコットを発動しないと推測して状況をみてい
るに過ぎないとしている。

 スチムソン米国務長官はこの案について列国と討議したが、英国および仏国は二案につ
いてはよいとしながらも三案については同意しなかったといわれる。中国に多大な利権を
有するイギリスおよびフランスとしては、対日経済ボイコットが戦争状態とみなされて日
本軍による中国沿岸および河川の封鎖を引き起こし、戦争となる可能性もあるという危惧
もあったものと思われる。これによりわが国はこの時点で列国による経済制裁をまのがれ
たが、もしもこの際に経済断交を受けたならば、日本は10年後の日米開戦を待たずして
米国に屈伏するか戦争に突入するかの選択を迫られたものと思われる。

 しかしスチムソン・ドクトリンと呼ばれた二案は、中国の主権、独立、領土保全の原則
の下に、日本の軍事力による現状変更の合法性を承認しないことを日本および中国に通告
することで示され、列国にもその後の方針として採用されたため、満州国を承認する国が
一国も現れなかったことに示されている。この満州事変以後の現状変更不承認の原則は、
その10年後の米国のハルノ−トに採用され、わが国はすべての既成事実の否認、大陸か
らの完全な撤退を迫られることになる」
526世界@名無史さん :03/04/28 10:39
>>522さん、かっこいい!
得意げな相手を、ぎゃくに完全に論破している!
そこにしびれる、憧れるぅぅぅぅっ!!
527世界@名無史さん:03/04/28 14:39
>>521
>日本が、軍隊全てを統制できていなかったように、中国軍も出来ていなかった。
少なくとも私は、どちらにも責任があるという立場ですよ。
そしてどちらが最初に喧嘩を売って来たかの議論の落ち着き所は別として、
日本の一部の者が『喜んで』買っただけにせよ
一気に片をつけようと首都攻略戦による敵側全面降伏という形の全面戦争の決着を図った訳です。
なにも中国側が工作活動で誘導した訳ではありません。
1991年の湾岸戦争の時に、多国籍軍が独断専行でバグダッドを陥落させましたか?
その選択肢の政治的是非はともかくとして、戦争の決着は早まりましたね。

>それに南京攻略は、12月1日に大本営から命令されているから、統帥権干犯には違反しないよ。
本国政府や軍中央の公式な意思に反して南京攻略戦を余儀させなくした、それ以前の松井石根らの独断専行こそ処罰に値するのではないですか?

>ついでに条約の文面通りの解釈は歴史において無意味だね、
 時代と情勢において条文を曲解するのが普通だ。
この場合は解釈の幅を広げた所で
あまりにも明白な9カ国条約違反だったので、
せいぜい黙認しかできなかったのでは?
1945年8月9日に明白となった
ソ連の日ソ不可侵条約違反をあなたは条文の曲解によって
合法的なものと擁護できますか?

最後にあなたはどの点について
日中戦争における日本側の責任を認めるのですか?
日本側の政治的軍事的行為は戦争拡大派も含め、
目指すところはなべて自衛であって、
喧嘩を売った中国側が一切を事態責任を負うべきか、と
あなたのレスを拝見した限りは思われ。
528527=マスタード:03/04/28 14:57
すいません、また名を忘れちゃいました。
いや、そんなに似通った論旨の人が
たくさん入り乱れているのではないから
あえてHNにこだわる必要は無いのだけども、
これからこのHNで活動するつもりなので、
明記しときます。
529世界@名無史さん:03/04/28 22:03
>>522
>同じ秦氏からというが、ずいぶん印象が違う。なぜでしょうねw。PS、「馬鹿」は?

馬鹿は君だねえ、秦は中国軍の徴発行為や先制攻撃を鑑みても日本に主責任があると判断しているだけだよ。
彼は右派だが、いや右派だからこそ、ナショナリズムの暴発を否定的に見てはいないんだ。
基礎知識が不足している貴方の判断とは、判断材料がそもそも違う。
そして中国軍の問題行動を知ってて判断している秦と、なにも知らない貴方達ではそこに埋められない差がある。

>朝鮮1師団、満州2旅団は派兵されています。その結果、7月末に北京・天津占領です。

満州朝鮮の師団の投入理由は、中国軍の北上が原因。
そして北京天津占領は、派遣時には政府は勿論現地軍とて予定していなかった。
ついでにこれは現地軍の暴走したからではなく、暴走した中国軍に攻撃をされたからだよ。

>その舌の根も乾かぬうちに華北への師団急派を承認し、

だから派遣した理由は、その時中国軍が北上しているという情報を掴み、
また現地の邦人の避難が遅れていた為。

>その後様子を見て臨機応変にしただけ。満州事変に比べ、政府内拡大派は多かった。

そもそも貴方拡大派ってなにを意味しているのか分かって言ってる?
そして臨機応変だからこそ、中国軍の問題行為にも目を向けるべきなんだよ。
陸相本人からして、中国の誠意ある行動があればすぐに撤退すると言っているわけだしな。

530世界@名無史さん:03/04/28 22:07
>あなたの論調からすると、他になんか本を読んでるはずです。

そりゃ貴方とは読書量が違うから、色々読んでいるけどね。
だが俺のかいたものの殆どは秦の著書にも書かれているんだよ。
貴方はそれをどうやら知らない。だから読めと言っているんだよ。
531世界@名無史さん:03/04/28 22:34
>>524
>「新鋭師団の到着で勢いづいた陸軍は、華北で暴走し始め、7月末に北京・天津

脳内フィクションですか?
満州朝鮮の師団が到着した時現地軍は、当面はこれで充分と判断し、内地師団の出兵断っています。
(ただし現地軍のは兎も角柴山が送ったものは確証はないが第三課に握りつぶされたといわれている)
これが再び一激論に傾くのは、広安門事件と現地軍の停戦協定無視を確認した後です。

>この頃強行派の武藤章から

んで大佐がなにを目的としていたか知ってて言ってるのかな?
これを引用する人は大抵間違った意味で引用するんだが。

>中国の関税収入は激減し,中国企業や外国の貿易業者も打撃をうけ,
>抗日運動をおし広めた」

ふむ確かに、
国民党が専売の名の元独占していた阿片市場に、日本が介入した結果、
現地の阿片企業や国民党は苦しんだそうだね。
532世界@名無史さん:03/04/28 22:53
>日本の武力による現状変更に対する英米仏の共同歩調です。

この頃米英の中は非常に悪かった、
むしろ同じ中国のナショナリズムの爆発に手を焼いていた日本に親近感を感じていたようだね。
だから会議の時でも中国の日本利権の侵害が理由だといって、終始弁護していたほどだ。
利権を持っていなかった米国とは考え方が違う。
ハル曰く「英国は日本に同情を持ちすぎている」だそうです。

逆に華北分離工作で日英が対立していた時でさえ、英国の対日声明に米国は参加しませんでしたし、
両国は非常に中が悪かった事が色々見て取れます。
533世界@名無史さん:03/04/28 23:19
>>527
>一気に片をつけようと首都攻略戦による敵側全面降伏という形の全面戦争の決着を図った訳です。

首都攻略により戦争が早期解決した場合も多々ありますが?
結果論を論じているとしか思えませんね、
というかあそこまで全面戦争に拡大していて、南京攻略がなければ戦争は早期解決したと思っているわけですか?

上海事変でも不拡大方針を払拭しきれず、兵力の逐次投入で大被害を被っていますし、
上海事変クラスの抗争を続けるのは、日本には苦しいと思いますね。

>本国政府や軍中央の公式な意思に反して南京攻略戦を余儀させなくした、それ以前の松井石根らの独断専行こそ処罰に値するのではないですか?

解釈論か詰らん議題だね。
政府はもうすでに不拡大方針を、一撃論に変えているから、拡大解釈ではあっても避難されるほどではなかった。
そしてトラウトマン工作の最中だったから、少しでも戦略的優位な情勢を政府が欲していたという政府の意思がある。
勿論政府が追撃限界線を規定し、極力国民党を刺激しないようにしていたのもまた事実だけどね。

>明白な9カ国条約違反だったので、せいぜい黙認しかできなかったのでは?

これは貴方の個人的な意見じゃないか。
歴史的に明確に違反とされた時が問題であって、列強が目を瞑った程度の細かい事例に意味はない。

>最後にあなたはどの点について日中戦争における日本側の責任を認めるのですか?

華北分離工作あたりはかなり日本が露骨だったかと。
だが北支事変あたりは、華北分離工作が遠因とは言え、中国側の責任は無視できず。
上海事変になると、中国側の責任が重大だと思われ。
まあ、半々ってところじゃないかな。
534世界@名無史さん:03/04/29 12:06
>>529
>基礎知識が不足している貴方の判断とは、判断材料がそもそも違う。
>そして中国軍の問題行動を知ってて判断している秦と、
>なにも知らない貴方達ではそこに埋められない差がある。
秦氏はミクロを見つつマクロで判断してる。君の本はミクロを見るとそこで判断してしまう。

>満州朝鮮の師団の投入理由は、中国軍の北上が原因。
>そして北京天津占領は、派遣時には政府は勿論現地軍とて予定していなかった。
>ついでにこれは現地軍の暴走したからではなく、暴走した中国軍に攻撃をされたからだよ。
誤解です。
盧溝橋への対応として、7月10日に関東軍2個師団・朝鮮軍1個師団・内地3個師団
をセットで陸軍中央が華北派遣を決定しています。
7月11日に、近衛ら5相会議は内地師団だけは状況を見てとの留保つきで承認してます。
さらに近衛閣議も同じ決定をして、事態を「北支事変」と命名し、「重大決意表明」をし、
閣議終了後、マスコミ・政界・財界の代表者を首相官邸に呼び、政府協力を要請するという
異例の措置を取り、政府の「重大決意」を内外に大きく宣伝しています。

>だから派遣した理由は、その時中国軍が北上しているという情報を掴み、
>また現地の邦人の避難が遅れていた為。
誤解。状況は前述。

>そもそも貴方拡大派ってなにを意味しているのか分かって言ってる?
>そして臨機応変だからこそ、中国軍の問題行為にも目を向けるべきなんだよ。
>陸相本人からして、中国の誠意ある行動があればすぐに撤退すると言っているわけだしな。
誤解。
近衛首相から米内海相へ(7月16日)(要約)
「問題解決と同時に、根本的に対支那問題を解決したい。北支は経済開発の意味で、
一層(日本に)必要ありと思う」

田中軍事課長(業務日誌)(要約)
「盧溝橋事件の解決だけでは物足らない。多年の対支那問題を片付けたいとの
思いが閣僚・総理に強い。そのため、緊迫した事態の収拾をしようとしない傾向がある」
535世界@名無史さん:03/04/29 12:07
>>530
>そりゃ貴方とは読書量が違うから、色々読んでいるけどね。
>だが俺のかいたものの殆どは秦の著書にも書かれているんだよ。
>貴方はそれをどうやら知らない。だから読めと言っているんだよ。
秦氏は読んであると言ったが。秦氏はあなたのような解釈はしていない。
あなたが国民党に対する粘ついた非難の論拠に興味を持ったのでね。
答えたくないなら別にいいが。
536世界@名無史さん:03/04/29 12:09
>>531
>満州朝鮮の師団が到着した時現地軍は、当面はこれで充分と判断し、
>内地師団の出兵断っています。
誤解。
内地師団留保は、7月11日決定。北支総攻撃開始は28日。北京・天津占領は30日。
上記の新鋭師団とは満州朝鮮師団のこと。

>これが再び一激論に傾くのは、広安門事件と現地軍の停戦協定無視を確認した後です。
誤解。
7月20日、軍中央と閣議は、内地3個師団(広島・熊本・姫路)派兵を決定。
「外交では到底解決に至らざる。武力行使の決意を要す」軍の分析(戦史叢書・要約)
と、とっくに一激論で内地は結束している。
郎坊日中衝突事件は7月25日。公安門日中衝突事件は26日。
27日の3個師団動員と言うのは、20日の閣議決定に関する政府の最終「承認」。

>国民党が専売の名の元独占していた阿片市場に、日本が介入した結果、
>現地の阿片企業や国民党は苦しんだそうだね。
曲解。
冀東の渤海沿岸は日本からの密輸入の舞台であったが,36年2月に冀東政府は
低率の査験料を徴収して密輸入を公認し,人絹,砂糖をはじめ大量の密輸品
が天津の日本租界を経て中国各地に流入した(冀東貿易)。
アヘンや麻薬の密売も盛んに行われた。これらの収入の一部は日本軍の工作費
に使われた。中国の関税収入は激減し,中国企業や外国の貿易業者も打撃をうけ,
抗日運動をおし広めた。

冀東政府の密輸承認は日本が背景。
日本のアヘン輸出の計画性(日中アヘン戦争)は御存知の通り。
通州事件の原因の一つ。
537世界@名無史さん:03/04/29 12:10
>>532
>この頃米英の中は非常に悪かった

スチムソン・ドクトリンと呼ばれた二案は、
「中国の主権、独立、領土保全の原則の下に、
日本の軍事力による現状変更の合法性を承認しない」
ことを日本および中国に通告することで示され、
列国もその後の方針として採用。

「日本の軍事力による現状変更の合法性を承認しない」ことを
米英仏ら列強は合意確認しています。
538白熱スレへの感想:03/04/29 13:01
日本側の主張からすれば
自国市場参入を阻みながら中国市場参入を主張するアメリカの身勝手さ。
米国側の主張からすれば
締結国でありながら9カ国条約違反を犯した日本の身勝手さ。

政治的にはどちらもどっちかもしれないが、
国際法の観点からは、どちらがより身勝手なのかは明確だな。
539世界@名無史さん:03/04/29 13:24
アメリカだな(w
540支那そば屋:03/04/29 13:37
>>533
トラウトマン和平交渉は、日本軍が南京攻略しちゃったら賠償金とか要求して、
やる気ないですよ。日清戦争から賠償金漬けの国民が納得しなかったのかな。
軍部は満州事変から正当な自衛戦争と言っていたわけだし。
541世界@名無史さん:03/04/29 14:44
>>539
おまえ何気に馬鹿だろう(藁々
542世界@名無史さん:03/04/29 14:58
全世界にウイルソン14か条を提言しながら
人種不平等な移民法を制定するは、国連には入らない
おまけに世界中を恐慌のどん底に叩き込んどいて
さっさと保護貿易化を推進するは・・・
で、ニューデイールに失敗して中国門戸開放ですか?
これだけ身勝手な国も珍しい(w
543世界@名無史さん:03/04/29 15:02
南北アメリカ市場は一切開放せず、中国の市場を開放しろといった国あるな。
544世界@名無史さん:03/04/29 15:20
>>538
まあ領土主権問題と貿易摩擦問題とを
同列に論ずるのは無理があるのは確かだな。
満蒙が生命線と思い込んだのが、
軍人をはじめとした指導者たちで
結局は戦略判断ミスだろう。
輸出先や輸入先について中国大陸に固執する限り、
日本の未来がないのは今もその頃も変わらないんじゃないかな。
545世界@名無史さん:03/04/29 15:48
まぁブロック経済下では領土=貿易相手と
考えても非難はできんけどね。
事実、枢軸はそれで最速で不況を脱した訳だし
546世界@名無史さん:03/04/29 16:23
で領土=貿易相手と考えた日独伊ソは海外侵略と軍拡で不景気を脱して、
国際連盟から脱退なり除名なりで非難された挙句、
成り行き任せにまとめてアボーンね。
ソ連はうまく生き残ったけど。

547世界@名無史さん:03/04/29 22:48
>>534
>秦氏はミクロを見つつマクロで判断してる。君の本はミクロを見るとそこで判断してしまう。

秦はミクロを積み重ね裏も表も調べ尽くした後で、マクロ的な判断を下したにすぎん。
貴方はミクロを見ずに、最初から結論ありきでマクロ的な判断を下している。
方法論が全く逆だ。だから貴方はダメなんだよ。

>盧溝橋への対応として、7月10日に関東軍2個師団・朝鮮軍1個師団・内地3個師団
>をセットで陸軍中央が華北派遣を決定しています。

知識不足の露呈が甚だしいな。
事件当初は政府は派遣論にまで至っていない。(8日)
九日陸相が内地師団の派遣を要求したが、却下されている。
派遣論が出来あがったのは、南京駐在武官からの中央軍北上の知らせを受けた後。(11日で知らせがあったのは十日)
んで現地で停戦協定が出来たと同時に、参謀本部は内地師団に関しては派遣を即時中止している。
そして派兵も現地での問題が解決した場合即座に撤兵するという条件付きだ。

>誤解。状況は前述。

出鱈目であるという事が証明されたね。

>「問題解決と同時に、根本的に対支那問題を解決したい。北支は経済開発の意味で、
>「盧溝橋事件の解決だけでは物足らない。多年の対支那問題「問題解決と同時にを片付けたいとの

ほう、その『片付けたい』がなにを意味していると思う?
政府の船津工作案を知ってて言っているのかな?
1933年以降北支に日本が得ていた既得権益の放棄意味する、ほぼ全面譲歩案だ。
貴方が後で騒いでいる冀東特殊貿易の廃止なども国交調整案に含まれているほどだよ。
548世界@名無史さん:03/04/29 22:51
>>535
資料や著書を読んでどんな解釈をするか、どんな判断を下すかは人それぞれ。
その程度も理解できないようでは救いがたいね。
549世界@名無史さん:03/04/29 23:08
>内地師団留保は、7月11日決定。北支総攻撃開始は28日。北京・天津占領は30日。
>と、とっくに一激論で内地は結束している。

穴が多いな。というか事実を認められないようだ。
廿日に決定されたが、その翌日不拡大派の中島柴山が帰朝し、内地師団の派遣の延期を提案し、
それが22日の参謀本部会議によって内地師団の派遣を延期している。『軍令部戦史』
22日に延期されてんのに、廿日の文書を出すところを見ると本当に知らないようだね。
そして朗防、広安門事件の後でよって派遣が実施されることになった。

>中国の関税収入は激減し,中国企業や外国の貿易業者も打撃をうけ抗日運動をおし広めた。

???それで?
中国政府自らが自国民を麻薬漬けにしていたことを、否定出来るとは思えませんが?
550世界@名無史さん:03/04/29 23:24
http://member.nifty.ne.jp/kokamoto/10REKISI.html
つーか本を読まないコピペ厨か。
537もなんら反論にもなってないし。
551世界@名無史さん:03/04/30 12:09
>>547

>秦はミクロを積み重ね裏も表も調べ尽くした後で、マクロ的な判断を下したにすぎん。
>貴方はミクロを見ずに、最初から結論ありきでマクロ的な判断を下している。
>方法論が全く逆だ。だから貴方はダメなんだよ。

ミクロばかり主張して、マクロな判断ができないようでは歴史学習の意味がないわけだが。

>事件当初は政府は派遣論にまで至っていない。(8日)
>九日陸相が内地師団の派遣を要求したが、却下されている。
>派遣論が出来あがったのは、南京駐在武官からの中央軍北上の知らせを受けた後。
>(11日で知らせがあったのは十日)
>んで現地で停戦協定が出来たと同時に、参謀本部は内地師団に関しては派遣を即時中止している。
>そして派兵も現地での問題が解決した場合即座に撤兵するという条件付きだ。

8日の時点で、柴山慎重派と、武藤拡大派が分かれてます。
慎重派は、「万一事態出兵の要あれば、むしろ日支の全面転換」のために、
15師団同時派遣・作戦半年・戦費55億の全面戦争という構想を持ってた(支那事変戦争指導史)。
この軍内2派の対立が拡大派でまとまったのが、中国駐在武官からの蒋介石直系の中央軍北上
の情報が過大に伝えられてから。石原は下克上の雰囲気に対抗できず。
つまり、慎重派が先にありきとのあなたの解釈は誤り。2派あり、慎重派はやるなら全面戦争派。

そして、10日の陸軍中央の派兵決定。11日に閣議決定。
状況による留保つきで内地師団派遣承認。留保とは日本の言い分が通ったらとの事。8月派兵。
近衛内閣は11日にマスコミ・政・財界を官邸に呼ぶ異例の協力要請を取り、
挙国一致の重大決意を内外にアピール。近衛は一衝突を「北支事変」と大きく命名。
国民党政府の動向の結果とはとても解釈できません。
即座に、朝鮮1師団・関東軍2旅団は19日に華北侵攻。

>出鱈目であるという事が証明されたね。
貴兄の頭のなかだけでは。
552世界@名無史さん:03/04/30 12:14
>>547
>ほう、その『片付けたい』がなにを意味していると思う?
>政府の船津工作案を知ってて言っているのかな?
>1933年以降北支に日本が得ていた既得権益の放棄意味する、ほぼ全面譲歩案だ。
>貴方が後で騒いでいる冀東特殊貿易の廃止なども国交調整案に含まれているほどだよ。

全く誤解。近衛や田中の問題解決は、権益放棄とは180度違う。
もしそれを指してると書いてある本があったら、著者は社会的に死んだも同然。

近衛首相「今次の問題解決と同時に、根本的な対支那問題を解決するような談判を
初めてはいかがかと思う。北支は満州国の隣接地帯なるが故にわが軍を駐屯せしめおるも、
それよりも北支は経済開発の意味において、一層必要ありと思う」(7月16日、米内海相に)

田中軍事課長「ただ、盧溝橋の解決だけではいかにも物足らない・・・との考えが閣僚特に総理に強い」
これは、近衛内閣の積極性と安易さを示す物で拡大派の田中でさえ心配している。
553世界@名無史さん:03/04/30 12:18
>>548
>資料や著書を読んでどんな解釈をするか、どんな判断を下すかは人それぞれ。
>その程度も理解できないようでは救いがたいね。
繰り返すが、秦氏はあなたのような解釈や書き方はしてない。
554世界@名無史さん:03/04/30 12:22
>>549
>穴が多いな。というか事実を認められないようだ。
>廿日に決定されたが、その翌日不拡大派の中島柴山が帰朝し、内地師団の派遣の延期を提案し、
>それが22日の参謀本部会議によって内地師団の派遣を延期している。『軍令部戦史』
>22日に延期されてんのに、廿日の文書を出すところを見ると本当に知らないようだね。
>そして朗防、広安門事件の後でよって派遣が実施されることになった。

7月11日、近衛政府「重大決意」声明
→17日、近衛声明に対し蒋介石「廬山(ろざん)談話」やむをえない場合は抗戦
→19日日本に妥協し停戦調印、「17日の日本提案は中国中央政府の承認がいる」
→20日「交渉では解決至らず、武力行使の決意を要す」内地3師団派兵を閣議決定
→派兵一時見合わせ
→25日、郎坊で日中衝突
→26日、支那司令官香月「随時兵力行使の承認をこう」
→石原「徹底的に膺徴すべし。一切の責任は参謀本部が負う」
→支那駐屯軍、中国軍撤退の最後通告
→26日、公安門で日中衝突
→27日、政府は内地三個師団動員承認。参謀本部「支那司令官は、現任務の外平津地方
の支那軍を膺徴して同地方主要各地を安定せよ」
→28日午前8時、日本軍総攻撃開始。

近衛の重大声明が与えた影響がわかるかな。

>中国政府自らが自国民を麻薬漬けにしていた
こういうことって、トンデモ本にしか書いてないよねw。論拠は?
555世界@名無史さん:03/04/30 12:24
>>550
http://member.nifty.ne.jp/kokamoto/10REKISI.html
>つーか本を読まないコピペ厨か。
>537もなんら反論にもなってないし。

本よりサイトが早いので引用したことが何か?
というか、そのサイト違う気がしますがw。
なぜ、私の読書量や書庫がわかるのかな?

>>537は、あなたの「日本の中国侵攻に反対してたのはアメリカだけ」「米英は仲悪かった」
に対して具体的事実で、列強が統一歩調で日本に抗議していることを示した資料だが。

反論ができないと、知りもしない相手の知りもしない読書量の煽りですかw?
556マスタード:03/04/30 13:15
>>533
>首都攻略により戦争が早期解決した場合も多々ありますが?
 結果論を論じているとしか思えませんね、
歴史は結果によって裁かれるますからね。
日本の対外イメージを著しく傷つけた「南京大虐殺」問題(このスレではその実態は問いません)も
上海防衛戦で疲弊した派遣軍に南京攻略戦を強行させなければ、
そもそも発生しようが無かったことですし。
南京攻略戦の戦術的成功にも関わらず重慶政府の継戦意思破砕という政略的失敗の後で、
その後のトラウトマン工作打ち切りや近衛声明により、さらに長期化した訳ですが。

>歴史的に明確に違反とされた時が問題であって、列強が目を瞑った程度の細かい事例に意味はない。
満洲国承認が鍵概念でしょう。
それにアメリカと中国だけが当時において明確に違反を主張としたとしても、
れっきとした条約締結当事国や対象国の批判です。
あなたは日ソ不可侵条約違反それ自体は歴史的に明確に違反とされたことが無いので、
終戦間際の国際法的不法行為との日本側の批判は無意味という立場ですか?
第一、第二次世界大戦後の世界の共通認識として
満州の領土的帰属について何の議論の余地が無くなった以上、
満州国建国が9カ国条約違反なのは明確化されているはずですが。
極東軍事裁判での事実認定においても然り。

557動画直リン:03/04/30 13:18
558マスタード:03/04/30 13:34
>>533
>華北分離工作あたりはかなり日本が露骨だったかと。
 だが北支事変あたりは、華北分離工作が遠因とは言え、中国側の責任は無視できず。
遠因なんて言い出すと、それこそ事件の因果関係を遡れば
明治維新にまで至ってしまいますよ。
あなたのレスの>>504から論拠をお借りしました。参照してください。
だからあなたの本来の主張からすれば北支事変の段階で既に
日本側の責任は全く無いのでは?
そして日中戦争の開始時点が北支事変の結果を受けた後での、
上海への国民党軍総攻撃なんですよね?
という事で日中戦争は中国側がもたらしたものかと。
私はその通りとは思いませんが。
559世界@名無史さん:03/04/30 22:29
>>554
アヘン戦争って知ってる?
560世界@名無史さん:03/04/30 23:47
>>554
>近衛の重大声明が与えた影響がわかるかな。

無知を晒したから論点をずらしにかかったようだね。
とりあえず君は、第二次派兵の延期はしらなかったということだね。

ところで近衛の重大決意表明の要因を考えたことはあるか?
八日の共産党の対日即時開戦論、中国軍の撤退の遅延、いや逆に小規模な紛争。
中央軍の北上などの、中国側の強硬路線を受けてだ。
何故か貴方は何時も日本側の要因を、意図的に隠すように見える。いやそれとも知らないのかな。
どちらにしてもダメだけどね。

>こういうことって、トンデモ本にしか書いてないよねw。論拠は?

中国が阿片を専売制で自国民に売っていた事は、歴史的な事実なのですが、なにか?
日本の毒花政策を痛烈に批判している人達も、この事を否定している人はいなかったと思います。
最終的に日本の台湾のように自国民には廃止する方針だったのに、とか言っている人はいたと思いますけどね。
無知をまた晒しましたね。
561世界@名無史さん:03/05/01 00:08
>>551
>ミクロばかり主張して、マクロな判断ができないようでは歴史学習の意味がないわけだが。

俺はミクロを知った上でマクロ的な判断を下している。
君はミクロを知らないで、マクロ的な判断を下している。

>この軍内2派の対立が拡大派でまとまったのが、中国駐在武官からの蒋介石直系の中央軍北上
>の情報が過大に伝えられてから。石原は下克上の雰囲気に対抗できず。

また無知を晒したな。これで何度目だ?
拡大派不拡大派の対立は、26日まで続いている。
何度も内地師団の投入を断わっていたのをなんだと思っているのやら。

>つまり、慎重派が先にありきとのあなたの解釈は誤り。2派あり、慎重派はやるなら全面戦争派。

脳内解釈を勘弁してくれ、陸軍に一撃論者がいなかったと誰がいった。

>状況による留保つきで内地師団派遣承認。留保とは日本の言い分が通ったらとの事。8月派兵。

はあ?日本政府はなんども中国軍が現地停戦協定を遵守すれば、撤退するといっていますよ。
それに言い訳ってなんです?

>国民党政府の動向の結果とはとても解釈できません。

そりゃおまえさんが国民党の動きや、中国人のナショナリズムの高まりを全く知らないからだ。
562世界@名無史さん:03/05/01 00:20
>>552
>全く誤解。近衛や田中の問題解決は、権益放棄とは180度違う。

拡大派の田中を兎も角、第二次上海事変までの近衛の方針は事変不拡大ですが、なにか?
石原の軍を満州まで引き上げて、近衛が中国ににとんで和平を推進するというのに乗り気でしたよ?
また墓穴を掘りましたね。

>>553
同じ資料で違う見解を示すことは珍しくもなんともありませんが?
563世界@名無史さん:03/05/01 00:32
>>555
>本よりサイトが早いので引用したことが何か?

ほう引用した本はなにかな?

>>537は、あなたの「日本の中国侵攻に反対してたのはアメリカだけ」「米英は仲悪かった」
>に対して具体的事実で、列強が統一歩調で日本に抗議していることを示した資料だが。

はあ?三国が共同歩調をとってスチムソンドクトリンを発表したといいたいのか?
珍説の発表会かいここは。
つーかチェンバレンは、アメリカに日本との協調を要求しているぞ。
564世界@名無史さん:03/05/01 00:33
http://member.nifty.ne.jp/kokamoto/7JIDAIHE.html
サイトはこっちだったね、これは俺のミスだすまんね。
565世界@名無史さん:03/05/01 00:56
>>556
>歴史は結果によって裁かれるますからね。
>日本の対外イメージを著しく傷つけた「南京大虐殺」問題(このスレではその実態は問いません)も

結果を知っているなら、日本もそんな政策は取らなかっただろうね。
で、それになんの意味があるわけ?
それに南京事件がなんの関係があるわけよ。

>れっきとした条約締結当事国や対象国の批判です。

だからそれがどうした、契約国のうち一国か二国が、他国の行為を批判する事は何時でもある。
というか、アメリカは満州事変の時は、九ヶ国条約を引用して批判したことはない。

>あなたは日ソ不可侵条約違反それ自体は歴史的に明確に違反とされたことが無いので、

日ソ不可侵条約が、条約で許される範囲内だと言った国が一つでも(ソ連を含め)あるのかな?

>遠因なんて言い出すと、それこそ事件の因果関係を遡れば明治維新にまで至ってしまいますよ。

だから無意味だと言ったんだよ。

>だからあなたの本来の主張からすれば北支事変の段階で既に
>日本側の責任は全く無いのでは?

徴発に簡単にのったという責任がある。
後はそれのエスカレート、だから半々だと言ったんだよ。

566世界@名無史さん:03/05/01 11:59
>>560
>ところで近衛の重大決意表明の要因を考えたことはあるか?
>何故か貴方は何時も日本側の要因を、意図的に隠すように見える。いやそれとも
>知らないのかな。どちらにしてもダメだけどね。
なぜかあなたは、マクロを無視して、ミクロをつつき、日本を正当化するなぁ。
無理が出てて、破綻してるが。
柳条湖事件では現地軍が独断謀略により戦争拡大に対し、
盧溝橋事件では、現地停戦協定成立にもかかわらず、政府は「重大決意」と華北派兵決定と
「挙国一致」の戦争協力体制を作り出した。
ここがマクロポイントだ。

>中国が阿片を専売制で自国民に売っていた
「中国政府自らが自国民を麻薬漬けにしていた」
これがあなたの最初のレスです。ずいぶん、ニュアンスを後退させましたね。
567世界@名無史さん:03/05/01 12:00
>>561
>俺はミクロを知った上でマクロ的な判断を下している。
>君はミクロを知らないで、マクロ的な判断を下している。
君は、ある前提から出発し、ミクロを都合よく利用し、マクロを先に決めている。
一応年表風なのを出して、ミクロ確認をしたつもりだが。

>拡大派不拡大派の対立は、26日まで続いている。
>何度も内地師団の投入を断わっていたのをなんだと思っているのやら。
26日は内地師団の最終決定なだけ、すでに10日に決定の朝鮮・関東軍計3師団
は19日に華北侵攻している。
10日に決定の内地師団の投入は26日まで待機させてただけ。
内地師団の原則的な派兵(現地で日本軍が優勢なら派兵は様子見)は、10日に方針決定。

>脳内解釈を勘弁してくれ、陸軍に一撃論者がいなかったと誰がいった。
君のレスだとそう取らざるを得ない部分が多すぎます。

>はあ?日本政府はなんども中国軍が現地停戦協定を遵守すれば、撤退するといっていますよ。
現地協定が19日に調印されたのを日本が破棄した理由は知ってますか?
同時撤兵・外交解決・現地協定は中央政府の承認がいるから待ってくれ(文官統制の国なら当然)と
言ったら、中国は従順でないと言うことで日本軍中央が「武力行使決意」を決め、
閣議も内地派兵を再度決定(その後一時見合わせるが)したんですよ。
もう、めちゃくちゃでござりますがな。

>そりゃおまえさんが国民党の動きや、中国人のナショナリズムの高まりを
>全く知らないからだ。
国民党に徹底抗戦を決意させ、中国人のナショナリズムを高めたのは、
主にどこの国の責任ですか?
568世界@名無史さん:03/05/01 12:01
>>562
>拡大派の田中を兎も角、第二次上海事変までの近衛の方針は事変不拡大ですが、なにか?
>石原の軍を満州まで引き上げて、近衛が中国ににとんで和平を推進するというのに乗り気でしたよ?
>また墓穴を掘りましたね。
誤解。
石原の引き上げ命令は出しても現地軍に無視された状況。
繰り返すが近衛は、7月11日に「重大決意」「北支事変」「挙国一致」を内外にアピール。
また、16日に北支が日本にとって必要な地域と発言している。
近衛分析で大切なのは、彼の内外への具体的なアピール。
内部での彼のぶれは重要要件ではない。
だから、彼は戦後処刑された。彼の内外アピールが中国を引くに引けなくしている。
全く日中戦争を理解できてないとの墓穴を掘りましたね。

>同じ資料で違う見解を示すことは珍しくもなんともありませんが?
あなたの資料はたぶん秦氏ではない。出せないようなので、もう問わないが。
569世界@名無史さん:03/05/01 12:15
>>563
>本は何かな
だから、サイトで確認したといってるのだが。何か不都合でも?

>はあ?三国が共同歩調をとってスチムソンドクトリンを発表したといいたいのか?
>珍説の発表会かいここは。
>つーかチェンバレンは、アメリカに日本との協調を要求しているぞ。
スチムソンドクトリン3項のうち、第2項まで英仏は了解してます。
1項は満州事変が日本の九カ国条約違反との列強の共同歩調
2項は日本の中国への条約強制を列強が共同で認めないこと
3項は対日経済ボイコット
チェンバレンのアメリカへの協調要求は、満州の共同管理についてでなかったかな?
イギリス、フランス、イタリアなどがスチムソンドクトリンを了解しつつも、共同で
宣言しなかったのは、犬養首相が満州の門戸開放宣言をしてたからだけ。
それをアボンしたのは日本側。
570世界@名無史さん:03/05/01 15:44
>567

>国民党に徹底抗戦を決意させ、中国人のナショナリズムを高めたのは、
>主にどこの国の責任ですか?

どこの国の責任なの?
571世界@名無史さん:03/05/01 22:35
>>566
>なぜかあなたは、マクロを無視して、ミクロをつつき、日本を正当化するなぁ。

そもそも貴方がミクロとマクロを勝手に決めつけているだけじゃん。
それにマクロ的な現象は全て多くのミクロ的な現象によって引き起こされるんだよ。

>盧溝橋事件では、現地停戦協定成立にもかかわらず、政府は「重大決意」と華北派兵決定と

だから歴史的な順序を変えるな、派兵宣言を行ったのは11日の午後6時二十四分
現地停戦協定の調印はその日の夜。午後八時。
そして停戦協定が成立すると同じに内地師団の派兵を直ちに延期した。
知っててやっているのか?それとも全く知らないのか?

>「中国政府自らが自国民を麻薬漬けにしていた」
>これがあなたの最初のレスです。ずいぶん、ニュアンスを後退させましたね。

はあ?内容は全く同じですが、なにか?
それに531で最初なんて言ったかもう一度確認したら?阿片の専売も知らなかった厨房君。
572世界@名無史さん:03/05/01 23:23
>>567
>君は、ある前提から出発し、ミクロを都合よく利用し、マクロを先に決めている。
自爆ですか?つーか貴方の見た年表って引用した資料ってなんなのよ。

>26日は内地師団の最終決定なだけ、すでに10日に決定の朝鮮・関東軍計3師団は19日に華北侵攻している。
侵攻じゃなくて駐屯歴史用語は正しく使いましょう、戦争する目的で出兵したわけじゃなく、
中央軍の北上に対処する為だからね。

>内地師団の原則的な派兵(現地で日本軍が優勢なら派兵は様子見)は、10日に方針決定。
また、資料的な根拠なしの妄想だね。
派兵の延期は現地停戦協定を見守ってだ。現地軍も即座に停戦しているし、(牟田口の応戦はあるがな)
陸軍も派兵を即座に延期している。さて当時の誰が派兵を延期した理由を現地の情勢で日本軍が有利だからという発言をしたのかな?
それに動員準備まで中止しているのに、どうやったら待機などという表現が出てくるのか疑問だ。
さらに陸軍の公式発言は停戦協定を守れば、全員復員するも可なりと言っている。
それに不拡大派との論議が26日まで続いているのを否定できるものではないね。
つーか誰が十日の派兵決定の段階で不拡大派が拡大派に迎合したと判断したのか知りたいね。

>君のレスだとそう取らざるを得ない部分が多すぎます。
貴方の曲解にまで責任は取れない。

>同時撤兵・外交解決・現地協定は中央政府の承認がいるから待ってくれ(文官統制の国なら当然)と
はあ?何時から文官統制の国に変わったんだよ。
それに撤兵どころか、逆に進出している歴史的な事実をどう覆すんだ?
つーか現地で一旦成立した、協定を一方的に無視したことはかわらんだろ。
協定を自ら拒否して攻撃されますた、って言われてもねえ。
そもそも廃棄ってなによ、これは期限付きであり、そもそも履行されていない場合廃棄も糞もない。

>国民党に徹底抗戦を決意させ、中国人のナショナリズムを高めたのは、
だからそういった意味での責任を認め、半々だと俺は判断してんだよ。
後は中国共産党の力だねえ、徹底抗戦の決意もナショナリズムを高めたのもね。
573世界@名無史さん:03/05/01 23:40
>>568
>石原の引き上げ命令は出しても現地軍に無視された状況。

貴方の勝手な解釈。

>近衛分析で大切なのは、彼の内外への具体的なアピール。

政府としての発言と、個人としての発言の区別もつかないとは嘆かわしい。
そして船津工作案により日本政府の基本方針ははっきりしている、
(つまり華北の維持ではなく、華北からの撤退)
貴方の私見など、歴史的事実の前では反論にもならんよ。
歴史修整主義者っていやーねえ。

>あなたの資料はたぶん秦氏ではない。出せないようなので、もう問わないが。

さっさと秦の日中戦争史を読んだら?
なんなら何ページから参項したかも示してもいいけどね。
そもそも読んでもいない香具師が勝手に解釈しても恥かくだけだよ。
574世界@名無史さん:03/05/01 23:48
>>569
>だから、サイトで確認したといってるのだが。何か不都合でも?

つまり一部の兼韓厨のようにネットソースだけを頼りにした持論なんだね。

>チェンバレンのアメリカへの協調要求は、満州の共同管理についてでなかったかな?

違います、日本の華北での権益を認めるような方向です。
独逸やソ連の脅威を肌に判じていた英国としては、日本とも対立するのは避けたかったからです。

>イギリス、フランス、イタリアなどがスチムソンドクトリンを了解しつつも、共同で
>宣言しなかったのは、犬養首相が満州の門戸開放宣言をしてたからだけ。

だから共同歩調を取ってないということだろうが。




575世界@名無史さん:03/05/02 10:05
>>>570
>どこの国の責任なの?
主に日本です。
576世界@名無史さん:03/05/02 10:06
>>571
>それにマクロ的な現象は全て多くのミクロ的な現象によって引き起こされるんだよ。
そこだね。秦氏はマクロを見て、日中戦争日本の侵略責任8割としている。

>だから歴史的な順序を変えるな、派兵宣言を行ったのは11日の午後6時二十四分
>現地停戦協定の調印はその日の夜。午後八時。
>そして停戦協定が成立すると同じに内地師団の派兵を直ちに延期した。
>知っててやっているのか?それとも全く知らないのか?
現地停戦協定進行中の情報を無視して、派兵宣言。
延期は内地部隊だけ、朝鮮・満州計3個師団は南下させてる。
停戦協定成立後に、午後9時から「重大決意」を官邸でマスコミ・政財界を呼び、
内外アピールしてますが、何か?

>「中国政府自らが自国民を麻薬漬けにしていた」
>「阿片の専売」
この2つはニュアンスが違いますが。上は確信的傷害及び殺意。下は販売方式。
577世界@名無史さん:03/05/02 10:08
>>572
>自爆ですか?つーか貴方の見た年表って引用した資料ってなんなのよ。
元ネタは、「戦史叢書・支那事変陸軍作戦」「日本外務省年表主要年表・外務省編」
「現代史資料・日中戦争」ですが。何か。秦氏もこれらでしょ。

>侵攻じゃなくて駐屯歴史用語は正しく使いましょう、戦争する目的で出兵したわけじゃなく、
>中央軍の北上に対処する為だからね。
侵攻と言います。だから全体像が見えてないといわれる。
北上は何のためですか?北上軍と出会ったらどうするのですか?

>派兵の延期は現地停戦協定を見守ってだ。現地軍も即座に停戦しているし、
>(牟田口の応戦はあるがな)
>陸軍も派兵を即座に延期している。さて当時の誰が派兵を延期した理由を
>現地の情勢で日本軍が有利だからという発言をしたのかな?
>それに動員準備まで中止しているのに、どうやったら待機などという表現が出てくるのか疑問だ。
>さらに陸軍の公式発言は停戦協定を守れば、全員復員するも可なりと言っている。
>それに不拡大派との論議が26日まで続いているのを否定できるものではないね。
>つーか誰が十日の派兵決定の段階で不拡大派が拡大派に迎合したと判断したのか知りたいね。
脳内変換が増えてきたね。
陸軍中央は10日に内地3師団派兵決定。軍中央はこの時点でいったん派兵決定で意見統一されてる。
11日に5相会議と閣議も承認。留保は「内地師団の動員は状況による」ということ。
つまり、原則派兵承認。続いて、政府の「北支事変」命名と「重大決意」表明。
戦争表明ですね。全体像を見よ。

>貴方の曲解にまで責任は取れない。
私以外にも同様なレスがついたはず。
578世界@名無史さん:03/05/02 10:09
>はあ?何時から文官統制の国に変わったんだよ。
語弊があれば、政府中央が出先軍部を把握している国なら、中央に聞くのは当然。

>それに撤兵どころか、逆に進出している歴史的な事実をどう覆すんだ?
>つーか現地で一旦成立した、協定を一方的に無視したことはかわらんだろ。
>協定を自ら拒否して攻撃されますた、って言われてもねえ。
>そもそも廃棄ってなによ、これは期限付きであり、そもそも履行されていない場合廃棄も糞もない。
この調印の中身知ってるよね。
17日に「宋の謝罪・中国37師団長の罷免・八宝山からの中国軍撤退・11日の停戦調印を19日まで
に履行・履行せぬ場合は中国29軍を攻撃し潰す」を19日までに受け入れよとの
命令的なものなんですが。
そこで、威嚇に妥協した29軍は調印したが、「軍の撤退と外交解決と現地調停」は、
中央政府の「承認」を必要とすると答えた(当然)。
これに対し、逆切れした軍中央は、翌日「武力行使決意を要す」とし、
閣議も内地3個師団派兵決定(27日まで一時見合わせ)。
おかしいのは日中どちらですか?ミクロ分析するなら内容も必要。

>だからそういった意味での責任を認め、半々だと俺は判断してんだよ。
>後は中国共産党の力だねえ、徹底抗戦の決意もナショナリズムを高めたのもね。
半々というのは、殖民地再分割の帝国主義同士の戦争の場合に使います。
イギリス対インドや、日本対中国のよな場合は使いません。
ミクロのパラドクスならインド独立戦争(セポイ戦争)も理屈で半々にできるかもしれない。
少なくとも日本の侵略度は8割以上です。
あなたが半々と言う上海戦でも、杭州や南京への空爆をしている。
あなたの言う居留民保護戦争の枠を超えています。
あなたの言う北支は日本の責任、上海は五分なら、足して割れば、戦争全体で7割5部は
日本の責任となるじゃないですか。
共産党の作用は日本の行動に対しての民衆の抗日心情を形にしたものです。
全体像、全体像を見ましょう。
579世界@名無史さん:03/05/02 10:14
>>573
>>石原の引き上げ命令は出しても現地軍に無視された状況。
>貴方の勝手な解釈。
武藤章から、「あなたの行動(満州事変で上部の指令を受けずに勝手に戦端を開き、
成功させたこと)を見習い、その通り実行しているだけです」とすでに7月に言われているようだが。

>政府としての発言と、個人としての発言の区別もつかないとは嘆かわしい。
>そして船津工作案により日本政府の基本方針ははっきりしている、
>(つまり華北の維持ではなく、華北からの撤退)
>貴方の私見など、歴史的事実の前では反論にもならんよ。
>歴史修整主義者っていやーねえ。
田中軍事長の業務日記は近衛内閣の姿勢を記録したもの。
船津工作より近衛の「重大決意」「北支事変命名」の内外アピールのほうが、
日本政府の基本方針として優位。
軍中央に華北撤退案はない。
選択的ミクロから正しいマクロは出てこないよ。歴史修正主義者のよくやることだね。
全体像を見よう。

>さっさと秦の日中戦争史を読んだら?
>なんなら何ページから参項したかも示してもいいけどね。
>そもそも読んでもいない香具師が勝手に解釈しても恥かくだけだよ。
秦は「日中戦争の責任は半々」とか、「中国政府自ら国民を麻薬づけ」とか書きません。
580世界@名無史さん:03/05/02 10:15
>>574
>違います、日本の華北での権益を認めるような方向です。
>独逸やソ連の脅威を肌に判じていた英国としては、日本とも対立するのは避けたかったからです。
イギリスは日本権益を優先ながらも、日本の独占は認めず、満州共同管理案だったはず。
さらに、その理由は、自分も中国に特殊権益を持ってたから。
日本のためではない。自国権益のため。

>だから共同歩調を取ってないということだろうが。
3項中、2項まで了解してます。英仏は対日ボイコット以外は日本の領土拡大に反対。
581世界@名無史さん:03/05/03 23:34
>>576
>現地停戦協定進行中の情報を無視して、派兵宣言。
>延期は内地部隊だけ、朝鮮・満州計3個師団は南下させてる。

それは現地停戦協定を無視して中央軍が北上しているという情報を掴んだ為。
現地軍だけでは対処できないので、派兵せざるをえない。

>この2つはニュアンスが違いますが。上は確信的傷害及び殺意。下は販売方式。

俺が事実からどのような表現しようと俺の勝手でしょ。
事実が変わるなら問題だが、事実が一緒なので問題なし。中国政府は国民を麻薬漬けにすることを理解して売ったんだからな。
貴方だって『南京事件』を『南京大虐殺』と読んでない?
前者と後者では明らかにニュアンスが違うよ。

582支那そば屋:03/05/03 23:42
横やりだけど蒋介石って国共内戦中もCIAの指導でアヘン増産してたみたいよ

http://www6.plala.or.jp/GEKI/geki/3/11wazoku.html
583世界@名無史さん:03/05/03 23:59
>何か。秦氏もこれらでしょ。

どれも使ってませんよ。

>侵攻と言います。だから全体像が見えてないといわれる。
>北上は何のためですか?北上軍と出会ったらどうするのですか?

進駐といいます、だから貴方は全体像以前になにもわかってないんだよ。
北上はなんの為?中国中央軍の北上ですよ、日本軍じゃない。
そして北上軍出会ったら?、中国軍が攻撃を仕掛けてきたら反撃するでしょうね、
で、それがなにか?
反撃は当然の行為であり、駐兵している部隊に攻撃すれば、戦闘になるでしょうね。
日本の自衛隊が、在日米軍に攻撃をかけても同じ事でしょう。

>11日に5相会議と閣議も承認。留保は「内地師団の動員は状況による」ということ。
>つまり、原則派兵承認。続いて、政府の「北支事変」命名と「重大決意」表明。

これを脳内変換と言わずなにを脳内変換というのだ?
つまり中国軍が停戦を守れば、日本は攻撃しないという原則を否定しているわけでもない。
中国軍が攻撃または進軍すれば、反撃するというだけだ。

そして小規模紛争に事変と名付けるのは何時も変わりません。
日本政府にとって、これは現地の小規模な問題だということの現れですね。
むしろ日本が気にしていたのは、満ソ国境ですから。
正直な話日本政府にとって、片手間でミクロ的な問題だったのです。
日本にとって在日米軍は大きな問題ですが、アメリカにとっては世界中で起こっている問題の一つにすぎないのと同じです。

全体をもう少し見ましょう。
584世界@名無史さん:03/05/04 00:56
>>578
>語弊があれば、政府中央が出先軍部を把握している国なら、中央に聞くのは当然。

ん?現地軍ではなく中国政府が悪いといいたいのかな?
それに日本の分離政策の結果、半独立状態。この自治政府は日中双方の顔色を伺いながら存続していた。

>おかしいのは日中どちらですか?ミクロ分析するなら内容も必要。

考えるまでもなく中国。1度協定を結んだのに、それを履行せず、その上逆に進撃し攻撃まで加えている。
それに貴方の言っていることは根本的に間違っている。
>「軍の撤退と外交解決と現地調停」は、中央政府の「承認」を必要とすると答えた(当然)。
これを言ったのは南京政府。現地での協定を無視したんだよ。
それに協定に基づき一時は現地軍は撤退しており、また中央政府の意向を受けず撤退を中止し進撃している、
よって現地軍の裁量により進軍撤退を出来ることもまた事実。
つまり貴方が言っている事は根拠を持たない、希望的な意見にすぎん。

>イギリス対インドや、日本対中国のよな場合は使いません。

そりゃあ貴方の主観だよ。

>あなたが半々と言う上海戦でも、杭州や南京への空爆をしている。

現地軍は4000人、遺留民は三万人。中国軍は十万以上。
爆撃などにより妨害しなければ、一瞬で勝負がつく数字です。
585世界@名無史さん:03/05/04 00:57
>あなたの言う北支は日本の責任、上海は五分なら、足して割れば、戦争全体で7割5部は

全面戦争の要因は上海事変がなにより大きい。それまでは日本は戦争を極力避ける方針だった。
あの拡大派も全面戦争など望んでいない、早期解決が方針が不拡大ではなく、一撃論だっただけ。
ついでに俺は、満州事変から分離工作までが八分、北支事変が五分、上海が三分から四分くらいだと思っている。

そもそも日本は長城以南を占領しようとまでは考えていない。
華北分離工作も対ソ連戦争において二正面作戦を避ける為、緩衝地帯を作ろうと考えただけだしな。
そして華北分離工作の失敗と、なにより国民党の中国統一が確実視されつつあった為、
華北を分離させるより、この頃から指導力を発揮しつつあった大本の南京政府自らと、
手を結んだ方が、有利と考えを変えつつあった。
そして日本がなにより目的としていた防共の為、中国を手を結ぶべしという意見が強かったんだよ。
実際防共協定への参加を要請していたしな、成功した場合華北の自治政府を手放してもよいとも考えてた。これが真の全体像
586世界@名無史さん:03/05/04 01:11
>>579
>武藤章から、「あなたの行動(満州事変で上部の指令を受けずに勝手に戦端を開き、
>成功させたこと)を見習い、その通り実行しているだけです」とすでに7月に言われているようだが。

???傍証にすらならんよ、それ。

>船津工作より近衛の「重大決意」「北支事変命名」の内外アピールのほうが、
>日本政府の基本方針として優位。
>軍中央に華北撤退案はない。

そもそも北支事変命名や重大決意表明こそなんの意味もない。
日本政府の方針は一貫して事変不拡大、不拡大の方法として一撃論が存在しただけだ。
その上に船津工作が存在しているわけです、両者は矛盾する存在じゃありません。認識不足ですね。
そして陸相も船津工作を了承していますから、軍も認めていることになります。
また知識不足が露呈しましたね。

>秦は「日中戦争の責任は半々」とか、「中国政府自ら国民を麻薬づけ」とか書きません。

それは俺の著書を読んだ上での判断。あと阿片に関してはこれには記載されてない。

587世界@名無史さん:03/05/04 01:33
>>580
>イギリスは日本権益を優先ながらも、日本の独占は認めず、満州共同管理案だったはず。

あのーチェンバレンの首相の任期って何時から何時までか知ってます?
つーか何時俺が英国が日本の為に動いたって言ったよ。
つーかさ世界中全ての国は自国と自国民の為だけに動くんだよ。
他国の為に動く国はありません。

>3項中、2項まで了解してます。

世界の決裂した条約においても、全ての案反対、一致点ゼロというのは稀です。
多少なりとも一致点はあります、交渉をしているのだから当然です。
ですが、一致できない点があるからこそ、条約などは締結されないのです。
それを貴方は、一致点があったから両国は一致した行動をとったと拡大解釈しているのです。
日本の21箇条の要求にしても、列強は条約の多くは認めているわけですね。
けど認められない点があるからこそ、国際的な避難を招いたとされているわけです。

>英仏は対日ボイコット以外は日本の領土拡大に反対。

違いますねえ、英国は自国の権益が侵されないなら、日本の権益の拡大には目を瞑る方針でした。
国民党にも現地停戦協定を守る事を勧告しています。(国民党は拒否)


588世界@名無史さん:03/05/04 01:39
ふと思ったが現地停戦協定は、別に日本の権益を拡大するわけじゃありません。
例としては不適でしたね。
日本の華北の権益の拡大を認めていた根拠は、秦のを見る限り外国の論文ですね。
ご希望なら、原題をカキコしますが?
589ももえ:03/05/04 02:24
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590世界@名無史さん:03/05/04 10:46
>>581
>それは現地停戦協定を無視して中央軍が北上しているという情報を掴んだ為。
>現地軍だけでは対処できないので、派兵せざるをえない。
北上の情報は10日以前でなかったかい?停戦協定は11日。
ちなみに、この北上情報は誤報に近い誇大情報と秦氏は知ってるんじゃないか?

>俺が事実からどのような表現しようと俺の勝手でしょ。
>「中国政府は国民を麻薬漬けにすることを理解して売った」
管理専売制と、侵略国相手民衆へのアヘン売りつけは意味が違う。事実も違う。
日本の売り込みは、アヘン戦争時のイギリスに似ている。
591世界@名無史さん:03/05/04 10:47
>>583
>どれも使ってませんよ。
「戦史叢書」は一次資料だろ。

>進駐といいます、だから貴方は全体像以前になにもわかってないんだよ。
>北上はなんの為?中国中央軍の北上ですよ、日本軍じゃない。
>そして北上軍出会ったら?、中国軍が攻撃を仕掛けてきたら反撃するでしょうね、
>で、それがなにか?
>反撃は当然の行為であり、駐兵している部隊に攻撃すれば、戦闘になるでしょうね。
>日本の自衛隊が、在日米軍に攻撃をかけても同じ事でしょう。
論外。盧溝橋の攻撃開始は、8日に牟田口の許可で日本軍から中国領土に向けて。
北上は誇大情報。停戦協定は一方的な中国の譲歩を要求。
28日の総攻撃開始を進駐と言う人はいない。

>これを脳内変換と言わずなにを脳内変換というのだ?
>つまり中国軍が停戦を守れば、日本は攻撃しないという原則を否定しているわけでもない。
>中国軍が攻撃または進軍すれば、反撃するというだけだ。
あのね、朝鮮・満州3師団は南下してるんです。

>そして小規模紛争に事変と名付けるのは何時も変わりません。
>日本政府にとって、これは現地の小規模な問題だということの現れですね。
>むしろ日本が気にしていたのは、満ソ国境ですから。
>正直な話日本政府にとって、片手間でミクロ的な問題だったのです。
>日本にとって在日米軍は大きな問題ですが、アメリカにとっては世界中で起こっている問題の一つにすぎないのと同じです。
「北支事変」は9月2日に「支那事変」と改称し、国内物資不足するほどの総力戦・全面戦争
になり、以後8年間続いてますが?宣戦布告しなかった理由は知ってますよね。

>全体をもう少し見ましょう。
頼むから、見てくれ。満州事変から続く中国全土への侵攻戦争だよ。
592世界@名無史さん:03/05/04 10:49
>>584
>考えるまでもなく中国。1度協定を結んだのに、それを履行せず、その上
>逆に進撃し攻撃まで加えている。
郎坊衝突は25日。公安門衝突は26日。日本軍中央の「武力行使」発言と内地師団派兵
決定(一時据え置いたが)は20日。時差が逆。

>>「軍の撤退と外交解決と現地調停」は、中央政府の「承認」を必要とすると答えた(当然)。
>これを言ったのは南京政府。現地での協定を無視したんだよ。
>それに協定に基づき一時は現地軍は撤退しており、また中央政府の意向を受けず撤退を中止し進撃している、
>よって現地軍の裁量により進軍撤退を出来ることもまた事実。
>つまり貴方が言っている事は根拠を持たない、希望的な意見にすぎん。
そうだよ。言ったのは南京国民党政府だよ。「軍の撤退」とは日中双方同時撤退ね。
政府の「承認」必要は当然でしょう。それが、普通の「国」です。
それに、近衛の「重大決意」と蒋介石の「最後の関頭」発言の後と言う、
本土侵略対徹底抗戦の声明合戦の「後」の状況と言うことを把握すべし。

>>イギリス対インドや、日本対中国のよな場合は使いません。
>そりゃあ貴方の主観だよ。
上記2つの戦いの責任が半々という出典をキボンヌ。

>現地軍は4000人、遺留民は三万人。中国軍は十万以上。
>爆撃などにより妨害しなければ、一瞬で勝負がつく数字です。
華北総攻撃の28日、政府は上海居留民の引き上げを指示。次は上海とわかってた。
海軍は8月8日、上海方面での事態拡大準備を指示。9日、日本海軍兵力増強。
12日、陸軍の上海派兵要請。13日閣議で、第3師団と第11師団の上海派遣承認。
同日抗戦開始。14日、中国空軍の爆撃と日本海軍の台湾からの杭州爆撃。
15日、南京爆撃開始&「膺徴する〜断固たる措置をとる」の政府声明。
7月30日には北京・天津が占領されてたことが中国軍の徹底抗戦の背景なのを
お忘れなく。
593世界@名無史さん:03/05/04 10:50
>>585
>全面戦争の要因は上海事変がなにより大きい。それまでは日本は戦争を極力避ける方針だった。
>あの拡大派も全面戦争など望んでいない、早期解決が方針が不拡大ではなく、一撃論だっただけ。
>ついでに俺は、満州事変から分離工作までが八分、北支事変が五分、上海が三分から四分くらいだと思っている。
>そもそも日本は長城以南を占領しようとまでは考えていない。
>華北分離工作も対ソ連戦争において二正面作戦を避ける為、緩衝地帯を作ろうと考えただけだしな。
>そして華北分離工作の失敗と、なにより国民党の中国統一が確実視されつつあった為、
>華北を分離させるより、この頃から指導力を発揮しつつあった大本の南京政府自らと、
>手を結んだ方が、有利と考えを変えつつあった。
>そして日本がなにより目的としていた防共の為、中国を手を結ぶべしという意見が強かったんだよ。
>実際防共協定への参加を要請していたしな、成功した場合華北の自治政府を手放してもよいとも考えてた。
>これが真の全体像。
上海事変勃発以前に、上海方面への周到な準備を日本がしてたことは前述。
北京・天津占領が上海事変以前なのも前述。論拠は崩壊してます。
北京占領しておいて、中国と手を結ぶも何もない。虫が良すぎ&矛盾しすぎ。
(8+5+4)÷3=約6ですが?これらは、みな関連性があります。
594世界@名無史さん:03/05/04 10:52
>>586
>???傍証にすらならんよ、それ。
石原のその後の人生は知ってるよね。

>そもそも北支事変命名や重大決意表明こそなんの意味もない。
>日本政府の方針は一貫して事変不拡大、不拡大の方法として一撃論が存在しただけだ。
>その上に船津工作が存在しているわけです、両者は矛盾する存在じゃありません。認識不足ですね。
>そして陸相も船津工作を了承していますから、軍も認めていることになります。
>また知識不足が露呈しましたね。
つくづくとマクロを見て欲しい。船津工作が結果出しました?瑣末事象です。
近衛の三度の声明が、どれだけ全面戦争へと導いて行ったか。戦犯理由は知ってるでしょ。

>それは俺の著書を読んだ上での判断。あと阿片に関してはこれには記載されてない。
判断基準が?ですね。秦氏の再読を。アヘンの表現はないでしょうね。秦氏は他虐者ではないですから。

595世界@名無史さん:03/05/04 10:53
>>587
>つーかさ世界中全ての国は自国と自国民の為だけに動くんだよ。
>他国の為に動く国はありません。
それが、自国の真の利益となる場合は他国のために動きます。

>世界の決裂した条約においても、全ての案反対、一致点ゼロというのは稀です。
>多少なりとも一致点はあります、交渉をしているのだから当然です。
>ですが、一致できない点があるからこそ、条約などは締結されないのです。
>それを貴方は、一致点があったから両国は一致した行動をとったと拡大解釈しているのです。
>日本の21箇条の要求にしても、列強は条約の多くは認めているわけですね。
>けど認められない点があるからこそ、国際的な避難を招いたとされているわけです。
列強は、日本の中国における領土拡大もしくは排他的独善権益に反対してますが?
21ヶ条要求の認められない部分の内容と秘密要求条項知ってるよね。非難は当然。

>違いますねえ、英国は自国の権益が侵されないなら、日本の権益の拡大には目を瞑る方針でした。
>国民党にも現地停戦協定を守る事を勧告しています。(国民党は拒否)
違いますね。
日本の権益を優先しながらも、英国は領土占領=満州国には反対している。
リットン報告の再読を。

596世界@名無史さん:03/05/04 10:56
<提案>
話題が拡散しすぎて、レス内容が重複してたり、日中戦争と満州事変ととんだりしています。
そこで、少し整理しませんか。
1日、2レスくらいに、まとめてくれると、ありがたいのですが。
597世界@名無史さん:03/05/06 22:31
>北上の情報は10日以前でなかったかい?停戦協定は11日。

いや知ったのは十日。そしてその日に内定された。
よって北上の情報→派遣

>ちなみに、この北上情報は誤報に近い誇大情報と秦氏は知ってるんじゃないか?

後に誇大情報だとわかったことが、その時の判断になにか影響を与えるのですか?
後知恵もいい所ですね。

>論外。盧溝橋の攻撃開始は、8日に牟田口の許可で日本軍から中国領土に向けて。
>北上は誇大情報。停戦協定は一方的な中国の譲歩を要求。
>28日の総攻撃開始を進駐と言う人はいない。

アフォだね。牟田口がしたのは応戦。先制攻撃をしてきた奴等がボロ負けしたからといって歴史を歪曲するな。
停戦協定は日本軍も同時に撤兵することになっており、平等な意見。
現地への進駐と28日の攻撃は別問題、歴史歪曲はいい加減にしてくれ。

>あのね、朝鮮・満州3師団は南下してるんです。

停戦ラインより南下したという資料が、もしこの世に存在するなら出してくれ。

>「北支事変」は9月2日に「支那事変」と改称し、国内物資不足するほどの総力戦・全面戦争

つまり北支事変と支那事変は別問題ということです。
さっさと歴史を復習したらどうかな。全体が全く見えてないようだし。
598世界@名無史さん:03/05/06 23:05
>郎坊衝突は25日。公安門衝突は26日。日本軍中央の「武力行使」発言と内地師団派兵
>決定(一時据え置いたが)は20日。時差が逆。

逆にしているのは貴方、22日に派兵は延期されている、そして派兵が決定されたのは事件後。
時間をぼやかすのも歴史修整主義者の常套手段、恥を知れ。

>そうだよ。言ったのは南京国民党政府だよ。「軍の撤退」とは日中双方同時撤退ね。
>政府の「承認」必要は当然でしょう。それが、普通の「国」です。

現地ですでに撤退しつつあったのを、政府が止めたということですね。
日本の和平を現地軍は受け入れていたのに、南京政府が拒否したということです。
どちらが好戦的なのかよく分かります。

>上記2つの戦いの責任が半々という出典をキボンヌ。

イギリスが阿片戦争は英国が悪かったと言ったわけですか、初耳ですね出典をお願いします。

>華北総攻撃の28日、政府は上海居留民の引き上げを指示。次は上海とわかってた。

歴史修整主義者の上、陰謀論者ですか貴方は。それとも全くの無知なんですか?
上海からの引き上げの理由は、通州事件と、中国保安隊の演習、停戦協定違反、
そして南京政府最高軍事会議が抗日戦を決意したという情報をつかんだからです。
海軍の行動もこれらの中国軍の行動に触発されてです。膨大な遺留民がいますので、当然の判断です。
そして大山事件が起きたが、それに対しての謝罪も拒否。
その上先制攻撃も先制爆撃ともに中国軍から。


599世界@名無史さん:03/05/06 23:21
>上海事変勃発以前に、上海方面への周到な準備を日本がしてたことは前述。

どこ?
それらしきレスは一つも存在しないが?

>北京・天津占領が上海事変以前なのも前述。論拠は崩壊してます。

意味不明、俺のどのレスに対応しているのか該当個所を述べよ。

>北京占領しておいて、中国と手を結ぶも何もない。虫が良すぎ&矛盾しすぎ。

なんで?日露戦争後、日本と露西亜は協定を結んでいますよ。
貴方歴史全く知らないんじゃない?

>(8+5+4)÷3=約6ですが?これらは、みな関連性があります。

比率が違う。そして関連性はあっても、必然じゃないんだよ。

>石原のその後の人生は知ってるよね。

石原のその後の人生で、その時参謀本部において最も大きな発言力を持っていたこと否定できるとは思いませんでしたなあ。
例えば昭和天皇は敗戦により、一切の発言権を失ったわけですが、それを根拠に、一切の発言権を持っていなかったと言っているようなものです。
電波以外のなにものでもないですね。

>近衛の三度の声明が、どれだけ全面戦争へと導いて行ったか。戦犯理由は知ってるでしょ。

歴史的事実を東京裁判で決めるとは恐れ入った。
それに船津工作が日本の基本方針であったことに変わりないですよ、陸軍が認めていたことも知らなかった御馬鹿さん。
600世界@名無史さん:03/05/06 23:31
>それが、自国の真の利益となる場合は他国のために動きます。

それは世間では自国の為と言われるものです。

>列強は、日本の中国における領土拡大もしくは排他的独善権益に反対してますが?

だからなに?一部が一致しているからといって、協調姿勢をとったと拡大解釈するのが間違いということの『言い訳』になってないだろ。

>日本の権益を優先しながらも、英国は領土占領=満州国には反対している。
>リットン報告の再読を。

チェンバレンの任期(1937〜1940)
さて貴方の言っている事が、どれだけ相手に溜息をつかせているのか分かるかな。
>>596
とんでません。みんな37年頃の話。
貴方がチェンバレンの任期すら知らないから、混乱しているのです。
601世界@名無史さん:03/05/07 10:28
まとめてくれないので一部勝手にまとめるかも。

>>597
>いや知ったのは十日。そしてその日に内定された。
>よって北上の情報→派遣
北上情報→派遣内定→停戦協定→重大決意マスコミ表明。大矛盾ですな。

>後に誇大情報だとわかったことが
お、認めてるねね。正直でよろしい。誤認に基づく派兵内定と言うことだ。
責任の所在は誤認をしたほう側だね。

>アフォだね。牟田口がしたのは応戦。先制攻撃をしてきた奴等がボロ負けしたからといって歴史を歪曲するな。
>停戦協定は日本軍も同時に撤兵することになっており、平等な意見。
>現地への進駐と28日の攻撃は別問題、歴史歪曲はいい加減にしてくれ。
誤り。
最初の銃声は不明兵士志村が道に迷い、中国陣地に近づいたので発砲された。
これに対し一木指揮官は、兵一命不明事件が解決された後「実弾で日本軍は逃げていくと
思われたくない。要するに日本軍の面目さえ保てればいい。軍の威信上奮起した」(東京朝日・1938年・6・30)
次の銃声は、第八中隊の二名が移動に遅れ龍王廟付近で右往左往してて発砲された。
一木「断然攻撃したい」牟田口「やって宜しい」(同新聞)

停戦協定(中国に一方的な譲歩を強いてると言うのが普通の説。君、他とまちがえた?)
1、中国29軍の日本軍への遺憾の意の表明と責任者の処分
2、盧溝橋城・龍王廟からの中国軍の撤退
3、抗日各種団体の取り締まり

>停戦ラインより南下したという資料が、もしこの世に存在するなら出してくれ。
停戦ラインなど誰も言ってない。総攻撃準備のために南下してきた。

>つまり北支事変と支那事変は別問題ということです。
>さっさと歴史を復習したらどうかな。全体が全く見えてないようだし。
北支事変が拡大し支那事変と命名されたんですが?これが別問題と言う人はさすがに少ない。
602世界@名無史さん:03/05/07 10:34
>>598
>逆にしているのは貴方、22日に派兵は延期されている、そして派兵が決定されたのは事件後。
>時間をぼやかすのも歴史修整主義者の常套手段、恥を知れ。
20日に武力行使声明を行い、同時に、一旦、派兵決定してますよ?延期はその後の判断。

>現地ですでに撤退しつつあったのを、政府が止めたということですね。
>日本の和平を現地軍は受け入れていたのに、南京政府が拒否したということです。
>どちらが好戦的なのかよく分かります。
嫌中厨房?中国は政府の確認が必要だから待ってくれといっただけ。
日本は逆切れして武力行使宣言と内地派兵決定(一時延期)。
日本軍は、政府コントロールを全く聞かないのかね?

>イギリスが阿片戦争は英国が悪かったと言ったわけですか、初耳ですね出典をお願いします。
はぁ?そんな話してませんが。ついでに言えば、この件での英国議会議事録は知ってるよね。

>歴史修整主義者の上、陰謀論者ですか貴方は。それとも全くの無知なんですか?
>上海からの引き上げの理由は、通州事件と、中国保安隊の演習、停戦協定違反、
>そして南京政府最高軍事会議が抗日戦を決意したという情報をつかんだからです。
>海軍の行動もこれらの中国軍の行動に触発されてです。膨大な遺留民がいますので、当然の判断です。
>そして大山事件が起きたが、それに対しての謝罪も拒否。
>その上先制攻撃も先制爆撃ともに中国軍から。
幾つか誤り。前後関係を変えてはいけません。
蒋介石の廬山談話(17日)は、近衛の11日の重大声明に対して、もうどうしようもなくなった
時点まできたら抗戦するとの表明。
通州事件は29日。上海の居留民引き上げ指令は28日。君のネタ本の嘘の一つ目。
上海の激しい抗日の様子から、次は上海とわかって自然。
海軍の上海事変時準備は8月8日から(長谷川指示)。
大山事件(かわいそうだが大山が無分別)は翌日の9日。ネタ本の嘘の二つ目。
12日に追加の2個師団を上海に要請。上海事変は13日から交戦状態。三つ目。
603世界@名無史さん:03/05/07 10:36
>>599
>どこ?
>>592の後半

>>北京・天津占領が上海事変以前なのも前述。論拠は崩壊してます。
>意味不明、俺のどのレスに対応しているのか該当個所を述べよ。
全面戦争の原因は上海事変。さらにその責任は中国。

>なんで?日露戦争後、日本と露西亜は協定を結んでいますよ。
>貴方歴史全く知らないんじゃない?
戦後と戦争継続中は違います。

>石原のその後の人生で、その時参謀本部において最も大きな発言力を
>持っていたこと否定できるとは思いませんでしたなあ。
石原の意見は通ってますか?

>それに船津工作が日本の基本方針であったことに変わりないですよ、
>陸軍が認めていたことも知らなかった御馬鹿さん。
根拠はそれだけか。1936年の皇道派2・26事件に対する統制派のカウンタークーデター
で、英米協調派は完全に押さえ込まれ、アジア膨張派が主導権を握ってるが?
「認めていた」というのは、「そういうことも一応やっていた」「知ってはいた」のレベル。

>チェンバレンの任期(1937〜1940)
で、英仏が日本の満州国支配に賛成したとの論拠は何ですか?
まさか、チェンバレンが融和主義者だからとかじゃないよね。
604世界@名無史さん:03/05/08 00:02
>北上情報→派遣内定→停戦協定→重大決意マスコミ表明。大矛盾ですな。

なにが矛盾しているのか不明ですな。

>お、認めてるねね。正直でよろしい。誤認に基づく派兵内定と言うことだ。

初期の情報より少ないだけで、北上は事実です。またその部隊は先発隊で後に増援も送られてますね。
派兵したのは間違った選択とは思いませんが?

>最初の銃声は不明兵士志村が道に迷い、中国陣地に近づいたので発砲された。

これは学者はおろか関係者の戦友からも珍説扱いされている、高桑の見聞きした伝聞ですね。
志村本人の発言や他の人の発言では、道に迷ったうろうろしていたという説が最有力です。

>これに対し一木指揮官は、兵一命不明事件が解決された後「実弾で日本軍は逃げていくと

事実に即してませんね、攻撃が実施されたのは、再度中国軍から攻撃された後です。
それも明るくなって、日本軍だと確実に認識された後です。敵対行動を取って発砲を繰り返す部隊を攻撃するのは当然です。

>停戦協定(中国に一方的な譲歩を強いてると言うのが普通の説。君、他とまちがえた?)

日本はその前提条件として日本軍の自発的撤退を表明しています、
そして協定締結と同時に戦闘行動を中止し、部隊を撤退しております。

>停戦ラインなど誰も言ってない。総攻撃準備のために南下してきた。

ほう、そんな命令書がどこに存在したのか非常に興味があります。出展をお願いします。
もし事実なら認識を改めましょう。

>北支事変が拡大し支那事変と命名されたんですが

そうだよ、だから両者は関連はあっても別。
605世界@名無史さん:03/05/08 00:26
>20日に武力行使声明を行い、同時に、一旦、派兵決定してますよ?延期はその後の判断。

だから翌日に異論が出され22日に否定されている。日本が再度派兵を決定したのは事件以後。
よって事件によって、派兵が決定されたと判断されるでしょうね。

>嫌中厨房?中国は政府の確認が必要だから待ってくれといっただけ。

厨房は貴方、現地協定を否定したのは南京政府に他ならん。
日本側の和平を蹴ったんだからね。

>はぁ?そんな話してませんが。ついでに言えば、この件での英国議会議事録は知ってるよね。

グラッドストンの言葉でも引用するつもり?それになんの意味があるのか分かりませんなあ。

>通州事件は29日。上海の居留民引き上げ指令は28日。君のネタ本の嘘の一つ目。

漢口と上海の区別がついてないのでは?それとも知っててやってるの?

>海軍の上海事変時準備は8月8日から(長谷川指示)。

八月六日に情報が入っていますから、当然ですね。

>大山事件(かわいそうだが大山が無分別)は翌日の9日。ネタ本の嘘の二つ目。

なんの為に日付をかいているのか不明なんだが?
まあそれを置いとくとして、大山が無分別とはなにを根拠に?中国側の嘘を間に受けてないか?

>12日に追加の2個師団を上海に要請。上海事変は13日から交戦状態。三つ目。

全く理解不明、人のレスの内容を全く理解できていないと見える。そもそもなんの意図で書かれたのかな?
んで12日は四相会議の内定で、13日御前9時ごろに中国側から発砲があったあと、やっと閣議決定されている。
606世界@名無史さん:03/05/08 00:51
>>592の後半

それにはすでに反論済み、海軍の強硬的な態度は中国軍の現地協定を無視した増兵や、
南京政府が抗日戦を決意したという情報が入ったため。

>全面戦争の原因は上海事変。さらにその責任は中国。

すまん全く意味不明なんだが、上海事変より北京占領が先なのがなんの意味があるというんだ?

>戦後と戦争継続中は違います。

船津工作のなかの停戦交渉案と、国交調整案の違いも理解できない人に説明するのはめんどいなあ。
防共協定はは後者の国交調整案に入り、停戦交渉後の話です。だから調べろと言ったのに。

>石原の意見は通ってますか?

内閣の組閣を阻止し、都合のいい林内閣を組閣、対ソ戦略を立案、五ヵ年計画の立案。
絶対的な権力者ではないが、当時陸軍において最も発言権を持っていた人物の一人。

>で、英米協調派は完全に押さえ込まれ、アジア膨張派が主導権を握ってるが?

陸軍が認めていたという歴史事実に対し、貴方のレスは印象操作の域を出ない。

>で、英仏が日本の満州国支配に賛成したとの論拠は何ですか?

満州の場合はチェンバレン就任前だが、有名なのはリースロス案。
華北の場合は、チェンバレン自身の発言が物語っている。

都合の悪いレスを無視されたような気もするが、めんどいのでいいや。
607普段はログっ子さん:03/05/08 09:31
>>601
>停戦協定(中国に一方的な譲歩を強いてると言うのが普通の説。君、他とまちがえた?)
 1、中国29軍の日本軍への遺憾の意の表明と責任者の処分
 2、盧溝橋城・龍王廟からの中国軍の撤退
 3、抗日各種団体の取り締まり
のレスに対して回答が
>>604
>日本はその前提条件として日本軍の自発的撤退を表明しています、
 そして協定締結と同時に戦闘行動を中止し、部隊を撤退しております。

なんか素人見には1と3の停戦条件に対して、
日本側譲歩は全然、釣り合ってないぞ?
あと感情的、挑発的な台詞は慎まないと、
品性以前に余裕の無さを彷彿とさせるよ。
608世界@名無史さん:03/05/08 10:02
>>607
日本側譲歩・・・日本軍の方が圧倒的に強かった、あるいは自信があったってことなんじゃないの?
609世界@名無史さん:03/05/08 11:49
>>604
>派兵したのは間違った選択とは思いませんが?
間違ったも何も、対中国問題を一気に解決する目的ですからね。

>道に迷ったうろうろしていたという説が最有力です。
ま、これは研究者でもワカランのだからやめときましょ。

>事実に即してませんね、攻撃が実施されたのは、再度中国軍から攻撃された後です。
>それも明るくなって、日本軍だと確実に認識された後です。敵対行動を取って発砲
>を繰り返す部隊を攻撃するのは当然です。
あなたの誤解をを訂正しておきます。
再度の攻撃と言うのは、龍王廟方面から銃声が聞こえてきたと言う物です。
聞こえてきただけです。日本軍部隊に向かって撃たれてません。
第八中隊の2名が中隊から離れ右往左往してたら銃撃されたとの伝聞があります。
さらに、時間は午前3時25分。明るくなってません。
明るくなってからと言うのは、日本軍の中国軍への攻撃開始が8日の夜明けを待ってと言うこと。

>日本はその前提条件として日本軍の自発的撤退を表明しています、
>そして協定締結と同時に戦闘行動を中止し、部隊を撤退しております。
全然「停戦協定は平等」の論拠になってません。中国側に不利な協定を押し付けたのは事実。
日本が行ったのは日本の戦略上の必要から行っただけ。中国のためではない。

>ほう、そんな命令書がどこに存在したのか非常に興味があります。出展をお願いします。
>もし事実なら認識を改めましょう。
何のために関東軍・朝鮮軍計3個師団を北支派遣したんですか?決定は軍が10日。
政府は11日。さらに「北支事変」と名前までつけて「重大な決意で北支派兵をして、
やるべきことはやる」(略)と近衛が声明。
610世界@名無史さん:03/05/08 11:53
>>605
>そうだよ、だから両者は関連はあっても別。
珍しい意見ですね。北海道に傀儡政府が作られ、東北で本格的に侵攻され、
仙台・郡山が取られ、首都付近の横浜に飛び火したら別の戦争ですか?
横浜から居留民が引き上げ、相手軍が増強してくれば戦闘行為開始は当然。
マクロを見てください。
そういう学者っているんですか?秦氏は言ってないでしょう。

>だから翌日に異論が出され22日に否定されている。日本が再度派兵を決定したのは事件以後。
>よって事件によって、派兵が決定されたと判断されるでしょうね。
否定されてません。一時延期されただけです。20日に正式決定が正論。

>日本側の和平を蹴ったんだからね。
だから、蹴ってません。ポイントを中央政府が確認したいとのこと。
締め切りを勝手に決めて、しかも政府確認してる間に打ち切るのは、
日本はトラウトマン交渉でも同じ事をやってますね。いきなり相手の責任にしている。

>なんの為に日付をかいているのか不明なんだが?
君がレスした上海居留民引き上げ理由が、変だからです。
引き上げ指示は通州事件発生の前。なぜ発生がわかるのか?
海軍増強内定も大山事件の前。理由の時系列があってません。

>上海からの引き上げの理由は、通州事件と、中国保安隊の演習、停戦協定違反、
>そして南京政府最高軍事会議が抗日戦を決意したという情報をつかんだからです。
>海軍の行動もこれらの中国軍の行動に触発されてです。膨大な遺留民がいますので、当然の判断です。
>そして大山事件が起きたが、それに対しての謝罪も拒否。

>んで12日は四相会議の内定で、13日御前9時ごろに中国側から発砲があったあと、
>やっと閣議決定されている。
上海交戦前に、海軍増強が決められてます。上海派遣軍増強指示は8月8日にすでにされてます。
611世界@名無史さん:03/05/08 11:57
>>606
>それにはすでに反論済み、海軍の強硬的な態度は中国軍の現地協定を無視した増兵や、
>南京政府が抗日戦を決意したという情報が入ったため。
反論は成立してません。しかも、誤解がある。情報も何も抗日決意は発表してます。
抗日戦決意の蒋介石談話は7月17日。項目の一は「中国主権領土の完璧製への侵害」
これは、「近衛の重大決意」に対抗した談話。それを日本が破ったのは7月28日。華北総攻撃。
海軍強硬論とは関係ない。海軍は8月8日に上海増強指示。
それ以前に案が内部で錬られてたのは当然だろう。

>上海事変より北京占領が先なのがなんの意味があるというんだ?
前述。1928年まで首都だった、中国のシンボル的都市を占領されたのは上海事変の大きな背景。
横浜か大阪が取られても、東京ではほっとけば増強していく眼前の敵に一兵も動かすなと?

>船津工作
悪いがこれは意味がない。効果があったとでも?

>当時陸軍において最も発言権を持っていた人物の一人。
その石原の不拡大意見が現地や東京でも下克上的に無視されています。

>満州の場合はチェンバレン就任前だが、有名なのはリースロス案。
>華北の場合は、チェンバレン自身の発言が物語っている。
領土の侵略は認定してません。満州と華北の日本利権の優位を認めただけ。
満州国が崩壊するまで、英仏は承認してません。

>都合の悪いレスを無視されたような気もするが、めんどいのでいいや。
よかったら2レスくらいにまとめてください。

612愛☆戦士:03/05/09 19:45
し〜んぱいないからね
君の勇気が
誰かに届く
明日がきっとくる
どんなに困難で
くじけそうでも
信じることさ
かなら〜ず
613愛☆戦士:03/05/09 19:46
         〔_ラレ        ,、_,-‐y;
           `y"l       rヲレへシ'"
           iト-ヘ、      (_;フイ             r;_/iレソ
            l  'ヽ      ル ||                し ン′
              ヽ   ヽ     レ' ||!            人_フ
             V  ヽ,    |   |.| r‐-、=‐-、    _/ /
              ヽ   ヽ,  ト = }{i y=‐'~Y__ 〉  / /
               `i 、,  ヽ, }- ルハjト'`_ント∠-r'   シ´ ←わたくし
                V   `;|   i∨  ̄~7  ン〈___/
                V丶  |   リ >,    ( _/ ,_
                 ヾ  {   ソ レ  ン ;_ン'" ,r" rn ゞミヽ
                  ゝ、ゝ = 〃ソノ__/   / y'"J | \` ヽ
   rn,              rfレ`ー-=-‐''~ ̄   /`7  `、|  ヽ-'ヽ  ← 先生方
  rJllル7       rnh;   l´ ´'リ  ,rn     / r'ン==ト、!__  V ヽ  
  〉__ソ       ヾヽ``ij'l 〉 /、,ハjjj し'l mhレ'   /f, |リ<レ7,,m〉  |  | 
  |  {   rfjn   ,;'V _ン',/ //〉r>,、__//リリ ト  〈 }'=‐' ソ 〉トii,_/  j
614愛☆戦士:03/05/09 19:46
       rー、 ←わたくし
    」´ ̄`lー) \             rー、
    T¨L |_/⌒/         」´ ̄`lー) \
     `レ ̄`ヽ〈         T¨L |_/⌒/
       |  i__1          `レ ̄`ヽ〈
     _ゝ_/ ノ |           |  i__1 
      L__jイ´_ )          _ゝ_/ ノ |  
        |  イ           L__jイ´_ )
         |  ノ--、            |  イ
        ゝ、___ノ二7          |  ノ--、
         |ーi |   l_/          ゝ、___ノ二7
        __〉 {               |ーi |   l_/
       'ー‐┘             __〉 {
                       'ー‐┘
                      r'⌒ヽ_
                 /´ ̄l、_,/}:\
                /__ィ::.  ゝ~_ィ´:; ,ゝ
                 (T´ |1:::.  \_>、};;_」 ←せんせい
                 ! ` ̄''ァ一 、\ ヽ}    
               〈` ̄ ̄^`¬ノ .::〔 ̄´
                   1  ヽ   .:::レ  ヽ、
                |_イー-、_;;j|_:.   ゝ、      
                __,,,... -- |. {―――‐フゝ、   〉 -- ...,,,__
        _,, -‐ ´       ,r|__ト,    1ニノ ー'´   ⊂(。Д。⊂⌒`つ
    , ‐ ´         └―'´                    
615愛☆戦士:03/05/09 19:47
青い地球を守るため
胸の鼓動が天をつく!
自由を守れと天が呼ぶ!!
愛を守れと人が呼ぶ!!

愛 ☆ 戦 士 見 参 ! ! !

おほほほほっ。
お久しぶりですわ、先生方。
なんか中国戦線の議論が終わるまで待っていようと思ったのですが、なんか長くなりそうなので、ここで割り込ませていただきますわ。
けっきょく先生は、

1,国体の本義
2,日独伊3国軍事同盟
3,民主的平和論
4,経済摩擦による戦争勃発の不合理性
5,ブロック経済の無効性(英米蘭への輸出量は1937年、全世界では1940年がピーク)
6,木戸幸一日記

らの指摘に対して、何ら反論することができませんでしたわね。
先生はわたくしのことをバカとか、デンパとかおっしゃっておられましたが、けっきょくわたくしの方が正しかったことが証明されましたわ。
戦前の日本の昭和期の国体は「外見的立憲君主制天皇カルト教主義国家」だったということですわ。
おバカだったのは先生方のほう( ´,_ゝ`)プッ
ここで、お約束どおり勝利宣言を出させていただきますわ!!

 最 後 に 愛 は 勝 つ ! !
616世界@名無史さん:03/05/09 20:10
なんかリアルで哀戦死が心配になってきた。
617世界@名無史さん:03/05/09 20:51
勝利宣言キター
618世界@名無史さん:03/05/10 00:30
>>607-615
今帰って来たんだが、今日は疲れてなにもする気がおきんからまた明日以降レスします。
んじゃ。
619ところで確認だが:03/05/10 12:15
このスレのタイトルは「ファシズム体制を語り尽くそう」となっている。

で、なぜか話題が戦前・戦中の日本に集中しているのだが、当時の
日本の政治社会体制がファシズムであると規定しているのかな?

「外見的立憲君主制天皇カルト教主義国家」ではファシズムとはず
いぶんと違うように思えるのだが。
620sage:03/05/10 14:59
なんか大本営発表を聞いてる気分だ
621世界@名無史さん:03/05/10 15:38
1、【日本ファシズムの特質】
日本ファシズムも第1次世界大戦後に思想的に形成されたが,天皇制
官僚が階級闘争や革命運動を抑えつけていた日本では,ドイツやイタリア
のようにこれに対抗する大衆運動としては発展しなかった。
世界恐慌下に政党政治が行き詰まると,軍部強硬派は満蒙侵略の軍事行動
を開始し,ファシズムへの道を切り開いた。民間右翼や青年将校の
ファシズム運動は,テロやクーデタのおどしでその道をならす前衛部隊
の役割をつとめた。軍事侵略を先行させる形で〈上からのファシズム〉
が進行したのである。軍部は二・二六事件で政治的実権をにぎると,
ファシズム運動を抑え,支配層を引きずり国家総動員体制の樹立という
形でファシズム体制の確立をはかった。戦争政策に批判的な運動が弾圧
されたばかりでなく,軍部批判の出口となりうる機構や組織は無力化
ないし解体され,国民は翼賛体制のなかに強制的に組織化されたのである。
だがそれは戦争の圧力を利用した官僚支配の強化の形をとったから,
陸海軍の対立など官僚のセクショナリズムを克服できず,国民を面従腹背
に追いやるなどの矛盾を生んだ。
622世界@名無史さん:03/05/10 15:39
2、[国家改造と対外侵略]  
日本ファシズムの思想が,第1次世界大戦とロシア革命の所産であるデモクラシー,
革命運動,平和主義に対抗して生まれたことは,1919年夏の大川周明と
北一輝の出会いが象徴する。日本が革命になるとして,北を中国へ迎えに
行った大川に,北は五・四運動の渦中で執筆中の,のちの《日本改造法案大綱》
を示した。そこでは大日本帝国の内憂外患,すなわち階級闘争激化と
国際的孤立の危機を打開する方策として,天皇を奉じたクーデタによる
国家改造と,日本の剣の福音によるアジア解放とを通じて大革命帝国
を建設することが提示され,国家改造と対外侵略とを結びつけたファシズム
思想が打ち出されていた。北の思想は軍事侵略の面を強調しているが,
大川を含む日本主義派は,北よりも国家改造の主張が弱く,伝統的国家主義に近い。
天皇と国民との間に介在する中間的特権層を打破して,天皇親政,
換言すれば天皇中心の共同体国家を実現することが主眼とされている。
623世界@名無史さん:03/05/10 15:39
3、[軍部と右翼]  
日本では上述のようにファシズムの大衆運動は発展しなかったが,
民間右翼は政党政治や軍縮,協調外交に反発する支配層の保守派,
とくに軍部に食い込んだ。大川は中堅軍人と結びついたし,北の思想は
青年将校の間に軍隊の国家主義的革命化を通ずる改造運動を広げ,
他方浪人的無法者のなかに,一人一殺の志士的行動で富豪,顕官,既成政党
などの排除をはかろうとする動きを呼び起こした。それだけ天皇主義の
色彩を強めたのである。
 1930年代にはいると,世界恐慌による社会不安,ロンドン軍縮条約
をめぐる統帥権干犯問題,中国ナショナリズムの進展による満蒙問題が
一挙に噴き出し,政党内閣が適切な対策をとれずに行き詰まった。
これは,ファシズム運動に絶好の地盤を提供した。政党政治の腐敗と
軟弱外交が攻撃され,強力政権樹立と満蒙問題の武力解決の必要が宣伝
された。そして軍部と民間右翼で立てた三月事件のクーデタ計画は流産
したが,統帥権をふりかざした出先軍の独走による満蒙侵略への突入が,
国民の戦争熱をあおり政党内閣を圧倒してファシズムへの道を開き,
軍部がファッショ化の主導力となった。ファシズム運動も活発化し,
民間右翼は青年将校と結んで血盟団事件,五・一五事件のテロで政党内閣
を崩壊させた。無産政党からの転向派も増大した。こうして天皇の権威
を押し立て侵略政策と強力政権とを求めるファッショ的な雰囲気が強化された。
しかし,民間右翼運動は統一した大衆運動とはならず,軍部やこれと結ぶ
新官僚の政治的進出を助ける役割を果たすにとどまり,主要人物が検挙
されると青年将校が運動の中心となった。
 こうしたなかでクーデタによる国家改造をめざす皇道派青年将校と,
軍中央部の統制下に新官僚,新興財閥,社会大衆党右派などと結び,
政府を動かして総動員体制の樹立をはかろうとする統制派の幕僚層
との対立が激化した。そのあげくは青年将校らの蜂起を想定し,
軍中央部がこれを鎮圧することで一挙に政治的覇権をにぎろうという
筋書が,統制派少壮幕僚によって作られた。二・二六事件はこの筋書を
よりどぎつくした形で進行し,青年将校らの運動は圧殺された。
624世界@名無史さん:03/05/10 15:40
4、[総動員体制]  
軍部は戒厳令下で政治的実権をにぎると,いわゆる粛軍で下からのファシズム
運動を一掃する代償として軍部大臣現役制を復活し,内閣の死命を制する特権を手にした。
二・二六事件後には軍部の圧力で大戦争計画が立てられ,ドイツ,イタリア
との提携がすすむなかで,軍部は総動員体制樹立のためファシズム体制
の確立を急いだ。しかし国民の間には軍部批判が広がり,支配層も国力
を超えた戦争政策が経済混乱を招くことを恐れ,軍部の企図は難航した。
そこで軍部によく国民にも人気のある近衛文麿を押し立て,戦争拡大の
つどにその圧力を利用してファシズム体制を強化する方法がとられ,
日中戦争下の国家総動員法による議会権限の影奪,ドイツ電撃戦の成功
と呼応した近衛新体制による政党・労働組合の解散と翼賛体制の樹立など,
つぎつぎと国民統制は強化された。しかし,各分野の政治力を結集して
強力政権をつくり統一的な政治指導を行うことはついにできず,
いわゆる東条独裁はむきだしの官僚支配にとどまった。
 国民組織の面でも新体制運動では,総動員体制強化のため政治・経済
の合理的再編成を目ざし,そのため職域的に中堅人物を組織することも企図された。
しかし結局は内務官僚の線で地方官庁に翼賛団体を統制させ,市町村の
もとに町内会,隣組などを置いて共同体的な圧力で国民を相互に監視させる
という方式がとられ,産業報国会などは警察署ごとに分断監督された。
警察は左翼運動の前歴者に眼をつけ,戦時体制批判はもちろん,単なる
サークル活動までも厳しく取り締まり,企画院事件・横浜事件など多数
の弾圧事件を引き起こした。そしてその結果は,やがて国民の家と私生活
への没入をもたらした。
625世界@名無史さん:03/05/10 22:16
>>607
ん?
発砲はほぼ間違いなく中国側からだぞ、(日本の特務機関の謀略説もあるが珍説と断言していい)
勿論部隊として行動した行動ではないだろうが、構成員が発砲したなら、組織として謝罪を要求するのは当然だと思われ。
そして再発防止のために、反日団体などの取締りを要求するのも正当な要求だとおもうが?
状況をもう少し分析する力をつけろ。
626,,,,,,,,,,,:03/05/10 22:29
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627わはは:03/05/10 22:36
>>621-624
歴史教科書あたりの記述だろうが、いくら読んでも、結局はファシズムでは
ないものを無理に「日本的」ファシズムと呼んでいるようにしか読めんな。
そもそも(軍を含め)官僚主導のファシズムなんて語義矛盾だと思うのだが。
628世界@名無史さん:03/05/10 22:39
>>609
>間違ったも何も、対中国問題を一気に解決する目的ですからね。

石原がいつそんな発言をしたのですか?

>さらに、時間は午前3時25分。明るくなってません。

向こうの夜明けはしらんが、たぶんこれは現地時間じゃないと思われ。
牟田口手記には、一木に明瞭な区別がついたかどうか問い質して、ついたと一木は答えているしね。
一木も日本軍にむかって撃たれたと言っている。
ついでに言っておくが、伝聞を根拠にしないでね。

>全然「停戦協定は平等」の論拠になってません。中国側に不利な協定を押し付けたのは事実。

だからどこが不利なんだよ、日本軍は撤退すると言っているし、
中国軍も撤退するが、保安隊を変わりに入れてもよいとなっているし、
謝罪なども宋の自由裁量にまかされてた。被害者なのにこれだけ寛大な要求をすることは稀だぞ。

>何のために関東軍・朝鮮軍計3個師団を北支派遣したんですか?決定は軍が10日。

だから中央軍の北上に対処する為だろうが。情報が入ると同時に認められているんだから間違いない。

629世界@名無史さん:03/05/10 23:02
>仙台・郡山が取られ、首都付近の横浜に飛び火したら別の戦争ですか?

そっちこそ面白い説だな。満ソ国境ではつねに紛争が耐えず、領土をとったり取られたりしているが、
不可侵条約廃棄後の本格南下と一緒にあつかうつもりか?

>否定されてません。一時延期されただけです。20日に正式決定が正論。

表現としては派兵そのものが見合すとされているし、延期する日程が決まっていたわけではないから、中止が近い。
中国側の暴挙によって結果的に延期なってしまったがね。
ついでに中国側が暴挙にでなければ、派兵はそのまま中止されていただろうしね。
廿日が正式決定というのに至っては、詭弁や曲解言われるもので、正論じゃない。

>締め切りを勝手に決めて、しかも政府確認してる間に打ち切るのは、

何時どこで中央政府がこれの確認をしたのか知りたいな、勿論資料的な根拠があるんだろうねえ。

>引き上げ指示は通州事件発生の前。なぜ発生がわかるのか?

陰謀論は勘弁してくださいね、世間では相手にされないものですから。貴方の知性が疑われますよ。
もしそんな妄想を唱えたいなら、引き揚げ指示が海軍の事件を起こすというのを受けて行われたという、論文でも発表して下さい。
(ひょっとして世界の彼方此方で行われている引き揚げ指示って、紛争を起こす予定だからとでも思ってたのかな?)

>海軍増強内定も大山事件の前。理由の時系列があってません。

それと海軍増強内定が大山事件より後って誰がそんなことを言ったのかな?
つーか貴方は文章を読み解く力もないわけですか?一緒にするなら、そのまま続けましたよ。

>上海交戦前に、海軍増強が決められてます。上海派遣軍増強指示は8月8日にすでにされてます。

そりゃあ通州事件があったのですから当然でしょう。
2500人(後に増えて4000人)で12万人の敵軍から、遺留民を守りきる自身がありますか?
俺は一万いても足りないと思いますよ。
630世界@名無史さん:03/05/10 23:20
>海軍強硬論とは関係ない。海軍は8月8日に上海増強指示。

はあ?どこの世界に談話と最高軍事会議の決定を同レベルで判断する人がいるわけですか?
そして例えそうであったとしても、海軍の増強がこの最高軍事会議の決定によって決められたのは動かしがたい事実なんですが?

>前述。1928年まで首都だった、中国のシンボル的都市を占領されたのは上海事変の大きな背景。

だからそれが停戦となんの関係があるわけですか?むしろ好材料というべきでしょう。

>悪いがこれは意味がない。効果があったとでも?

日本側の姿勢を示す上で示したものです。

>その石原の不拡大意見が現地や東京でも下克上的に無視されています。

十日の内地出兵案も、27日の出兵も石原が了承したから通ったわけなのですが?
まさか彼の決定を無視して、これらが通ったと思っていたわけですか?

>領土の侵略は認定してません。満州と華北の日本利権の優位を認めただけ。

本当にリースロス案を知ってます?中国に満州国を承認させることまで踏みこんでいるわけですよ。
なお英国の基本的な姿勢は、華南の利権の安定、その為に日本ですら利用しようとしていたのが当時の英国なんです。
アメリカの『不承認主義』と英国の『事実上の承認』と大きく違うわけです。
また英国は1度も当時の日本を侵略国だと言っていません。

>よかったら2レスくらいにまとめてください。

自分で気付いてないなら、別にいいです。
631世界@名無史さん:03/05/10 23:30
1,国体の本義
米国の格プロパガンダは政策決定の要因だったといいたいわけね。

2,日独伊3国軍事同盟
純軍事バランス論の結果であることは君以外全員が納得している。

3,民主的平和論
電波

4,経済摩擦による戦争勃発の不合理性
納得できてないのは君だけ

5,ブロック経済の無効性(英米蘭への輸出量は1937年、全世界では1940年がピーク)
米国の対日貿易の割合は、30年頃がピークで全体の1割前後だが、このころは全体6%程度に減っている。
半分まではいかないが、三分のニ程度までは減少している。
日本との貿易が重要でなくなりつつあったから、日本と縁を切ったというのがよくわかりますなあ。

6,木戸幸一日記
そうですねえ、木戸日記に、天皇が自分の意見が通らなかった事実が書かれてますね。
例えば南進に反対していたのですが、これは決定事項ですと突っぱねたら従わざるを得なかったとされています。
この事は東久邇日記にも記されてますね。
ファシズムなど、祭りのような物。
扇動者とそれに従う熱狂的な群集!
633世界@名無史さん:03/05/11 11:55
>>628
>石原がいつそんな発言をしたのですか?
政府・軍部ない強硬派の意見のこと。石原とはどこにも書いてません。

>むこうの夜明けはしらんが、たぶんこれは現地時間じゃないと思われ。
>牟田口手記には、一木に明瞭な区別がついたかどうか問い質して、ついたと一木は答えているしね。
>一木も日本軍にむかって撃たれたと言っている。
>ついでに言っておくが、伝聞を根拠にしないでね。
現地時間です。日本時間なら現地時間はもっと西ですからもっと深夜になります。
一度目に銃弾は午後10時40分。これは実弾飛来した。2度目は銃声が聞こえただけ。
伝聞は、その二度目の聞こえた場所には第八中隊2名がいたのではという部分だけ。
あとは事実記録。

>だからどこが不利なんだよ、日本軍は撤退すると言っているし、
>中国軍も撤退するが、保安隊を変わりに入れてもよいとなっているし、
>謝罪なども宋の自由裁量にまかされてた。被害者なのにこれだけ寛大な要求をすることは稀だぞ。
なぜ撤退が明文化されてないかわかりますよね。守る拘束力を持たせないためです。
軍と保安隊は違います。中国第29軍代表の遺憾の意の表明と責任者の処分は明記されてます。

>だから中央軍の北上に対処する為だろうが。情報が入ると同時に認められているんだから間違いない。
中国の国内軍移動に対する日本の軍移動の目的は?普通に考えれば戦闘でしょう。


634世界@名無史さん:03/05/11 11:59
>>629
>そっちこそ面白い説だな。満ソ国境ではつねに紛争が耐えず、領土をとったり取られたりしているが、
>不可侵条約廃棄後の本格南下と一緒にあつかうつもりか?
は?ソ連の話はしてません。再読を。

>表現としては派兵そのものが見合すとされているし、延期する日程が決まっていたわけではないから、中止が近い。
>中国側の暴挙によって結果的に延期なってしまったがね。
>ついでに中国側が暴挙にでなければ、派兵はそのまま中止されていただろうしね。
>廿日が正式決定というのに至っては、詭弁や曲解言われるもので、正論じゃない。
20日に軍中央と閣議で、広島・熊本・姫路と部隊支持までして決定しています。一時見合わせただけ。
暴挙って郎坊と公安門?公安門は26日。27日承認の内地師団がつく前に28日に日本軍総攻撃開始。

>何時どこで中央政府がこれの確認をしたのか知りたいな、勿論資料的な根拠があるんだろうねえ。
19日に一部は中央政府に回すと回答し、それに対し20日に日本軍は武力行使決意判断をし、
確認以前にそのまま全面所と津にもつれこんなでますが?

>陰謀論は勘弁してくださいね、世間では相手にされないものですから。貴方の知性が疑われますよ。
>もしそんな妄想を唱えたいなら、引き揚げ指示が海軍の事件を起こすというのを受けて行われたという、論文でも発表して下さい。
>(ひょっとして世界の彼方此方で行われている引き揚げ指示って、紛争を起こす予定だからとでも思ってたのかな?)
あなたが、「28日の上海居留民引き上げ指令の原因は、通州事件」(29日)と言ったのだよw。
私は、次は上海方面へ飛び火すると察知してたと言っただけ。
635世界@名無史さん:03/05/11 12:01
>それと海軍増強内定が大山事件より後って誰がそんなことを言ったのかな?
>つーか貴方は文章を読み解く力もないわけですか?一緒にするなら、そのまま続けましたよ。
>>598の君が書いたレスが、以下の三行。
>海軍の行動もこれらの中国軍の行動に触発されてです。膨大な遺留民がいますので、
>当然の判断です。
>そして大山事件が起きたが、それに対しての謝罪も拒否。
誤解だと言い張るなら、いいけどねw。

>そりゃあ通州事件があったのですから当然でしょう。
>2500人(後に増えて4000人)で12万人の敵軍から、遺留民を守りきる自身がありますか?
>俺は一万いても足りないと思いますよ。
通州事件は日本軍総攻撃開始の翌日。場所は北支。事件をおこした冀東政府は
終戦まで日本軍と行動をともにして、長官は戦後、中国が売国奴として死刑にした。
通州事件は、対中国敵愾心あおりネタとして統制下のマスコミで君のように使用された。

636世界@名無史さん:03/05/11 12:01
>>630 :世界@名無史さん :03/05/10 23:20
>はあ?どこの世界に談話と最高軍事会議の決定を同レベルで判断する人がいるわけですか?
>そして例えそうであったとしても、海軍の増強がこの最高軍事会議の決定によって決められたのは
>動かしがたい事実なんですが?
8月8日の長谷川第3艦隊司令長官の渦中兵力増強準備は、正式な内部指示(現代史資料12・p380)。

>だからそれが停戦となんの関係があるわけですか?むしろ好材料というべきでしょう。
意味不明。北京を取られれば、徹底抗戦を全土で行い、対日攻撃全土各地で開始が普通。
17日の蒋介石の廬山談話で警告していた「最後の関頭」を日本が踏んだわけ。

>日本側の姿勢を示す上で示したものです。
日本政府・軍内部が不拡大で一致して、船津工作が成功すればよかったですね。

>十日の内地出兵案も、27日の出兵も石原が了承したから通ったわけなのですが?
>まさか彼の決定を無視して、これらが通ったと思っていたわけですか?
不拡大派の石原が盧溝橋からの既成事実積み重ねの山に押されたわけです。

>本当にリースロス案を知ってます?中国に満州国を承認させることまで踏みこんでいるわけですよ。
>なお英国の基本的な姿勢は、華南の利権の安定、その為に日本ですら利用しようとしていたのが当時の英国なんです。
>アメリカの『不承認主義』と英国の『事実上の承認』と大きく違うわけです。
>また英国は1度も当時の日本を侵略国だと言っていません。
だから取引材料として満州の権益が日本優先とリットン報告でも融和策を出している。
しかし領土制圧には不承認。
イギリスは国連でリットン報告に反対しましたか?侵略不承認態度の表明です。
その後、公式にこの姿勢は変えたことを対外表明してません。
637607:03/05/11 20:08
>>625
だったら発砲事件という過失を犯した中国側に対して、
日本側が譲歩を迫ることで報いたってニュアンスで
表現すればよかろう。
君の>>597のようにカマトトぶらず。
>停戦協定は日本軍も同時に撤兵することになっており、平等な意見。
638世界@名無史さん:03/05/11 21:41
>>633
>政府・軍部ない強硬派の意見のこと。石原とはどこにも書いてません。

一部の意見を一般化したわけだね。

>現地時間です。日本時間なら現地時間はもっと西ですからもっと深夜になります。

それでも区別がついたということだね。
ついでに空砲か実弾かの違いくらい当時の人達にはついていたよ。

>なぜ撤退が明文化されてないかわかりますよね。守る拘束力を持たせないためです。

はあ?どこの誰がそんな電波飛ばしたのですか?はっきりいってそんな学者がこの世に存在するとは思えません。
そもそも協定に調印すれば、自発的な撤退をすると約していますから、充分拘束力を持ちますす、実際日本は即座に履行しています。
また日本は責任者も特定しておらず、そのあたりの判断も相手に委ねています。
非常に寛大な意見です。だからこそ簡単に相手が飲んだわけですよ。

>中国の国内軍移動に対する日本の軍移動の目的は?普通に考えれば戦闘でしょう。

普通に考えれば、北上軍に包囲されるかもしれないから、遺留民を保護する為ですね。
貴方の解釈は一般的じゃありません、資料的な根拠もないですしね。
639世界@名無史さん:03/05/11 22:12
>は?ソ連の話はしてません。再読を。

は?俺も日本の話なんかしてませんよ、例えばなしに置き換えたから、同じ例で付き返しただけです。

>20日に軍中央と閣議で、広島・熊本・姫路と部隊支持までして決定しています。一時見合わせただけ。

22日の延期は、無期限延期といわれるものです。27日に出兵する予定があったわけではありません。
そして廿日の決定で、22日にそれが覆されたのを否定できるとは笑えますな。

>確認以前にそのまま全面衝突?にもつれこんなでますが?

確認以前って、これは19日までの期限付きです。それに彼は調印しています。
そして 部隊も≪撤退≫させていました。ですが23日に方向を変え部隊の撤退を止めたばかりか北上させています。
それを受けて日本は25日に27日正午までに協定を遵守しない場合は攻撃すると最後通牒を行っています。
協定に自ら違反しておいて、どの面下げて、日本を非難できるのやら。

>あなたが、「28日の上海居留民引き上げ指令の原因は、通州事件」(29日)と言ったのだよw。

だから上海の引揚げは28日じゃない、28日は漢口(正しくは漢口より奥地)だって。
上海(正しくは揚子江流域)は六日。貴方が間違った資料を持っているんだよ。
だから通州事件などが要因なんだよ。間違いくらい潔く認めろ。
640世界@名無史さん:03/05/11 22:18
>誤解だと言い張るなら、いいけどねw。

文意も読み取れない厨房は困るね。
大山事件も含めるなら、通州や軍事会議の結果と続けて書くよ。
何の為に態々分けてかいたと思っているのやら。
そういや時々いるんだよなあ、相手のレスを曲解してミスを指摘する馬鹿。
言ってもいない事に反論されても困るんですよね。ほんと。

>通州事件は日本軍総攻撃開始の翌日。場所は北支。事件をおこした冀東政府は

それが上海防衛の根拠なのですか、笑えますなあ。こんなレスを返すようなら、哀悼☆戦死認定してもいいですか?
そして冀東防共自治政府として立場と、末端の中国人の行動原理は別ですぜ旦那。
641動画直リン:03/05/11 22:20
642世界@名無史さん:03/05/11 22:32
>8月8日の長谷川第3艦隊司令長官の渦中兵力増強準備は、正式な内部指示(現代史資料12・p380)。

つまり八月六日までの情報に動かされたわけだよな。
通州事件と、最高軍事会議と、保安隊の行動だね。
そして大山事件がおき、それに対して一切謝罪をしないという姿勢で、海軍も一気に硬化した。

>意味不明。北京を取られれば、徹底抗戦を全土で行い、対日攻撃全土各地で開始が普通。

意味不明、日本が本土決戦せず講和したのをなんだと思っているんだ?

>日本政府・軍内部が不拡大で一致して、船津工作が成功すればよかったですね。

だから一致してこれを認めていたわけだが?
だがこれを出した日に大山事件が勃発。
ついでに後にこれを踏まえたトラウトマン工作が行われたが、蒋介石は最初これを又しても拒否。
その当時の国民党には、国内の反日感情を抑える力もなかったのさ、情けないたらありゃしない。

>不拡大派の石原が盧溝橋からの既成事実積み重ねの山に押されたわけです。

中国側の不貞行為の事ですか?

>だから取引材料として満州の権益が日本優先とリットン報告でも融和策を出している。

だからリースロス案やチェンバレンの任期を調べろ。
月日がたてば方針くらい変わる。



643世界@名無史さん:03/05/11 22:41
>>637
中国側の過失に対する謝罪、将来の保障は加害者である限り、最低限行われる事です。
両者の元々の立場が違うのですから、含まれていて始めて平等といえる。

その程度ことも察することが出来ないなら、もう少しレスせず、
ロムってた方がよろしいかと思われ。
644世界@名無史さん:03/05/12 11:08
>>638
>それでも区別がついたということだね。
>ついでに空砲か実弾かの違いくらい当時の人達にはついていたよ。
午前3時20分なので暗闇です。区別はつきません。遠方から音が聞こえたと言うだけです。
誰も空砲などの話はしてません。過ちを認めなさい。あなたが言う日本時間なら現地は2時台?

>はあ?どこの誰がそんな電波飛ばしたのですか?はっきりいってそんな学者がこの世
>に存在するとは思えません。そもそも協定に調印すれば、自発的な撤退をすると約し
>ていますから、充分拘束力を持ちますす、実際日本は即座に履行しています。また日本
>は責任者も特定しておらず、そのあたりの判断も相手に委ねています。非常に寛大な
>意見です。だからこそ簡単に相手が飲んだわけですよ。
自発的≠拘束力。29軍の謝罪・責任者処分を明記。交渉相手は38師長・天津市長。

>普通に考えれば、北上軍に包囲されるかもしれないから、遺留民を保護する為ですね。
>貴方の解釈は一般的じゃありません、資料的な根拠もないですしね。
居留民保護。常套句ですな。根拠なし。対峙したとき睨み負けしないように。次に戦闘に備えて。

645世界@名無史さん:03/05/12 11:09
>>639
>同じ例で付き返しただけです。
北海道取られたのと、満州が同じ例え??

>22日の延期は、無期限延期といわれるものです。27日に出兵する予定があったわけではありません。
>そして廿日の決定で、22日にそれが覆されたのを否定できるとは笑えますな。
無期限延期が2つの小事件で5日後に取り消しですかw。
延期と言うのは、一度決めたことに対する日本語です。一度決めたのは20日。

>確認以前って、これは19日までの期限付きです。それに彼は調印しています。
>そして 部隊も≪撤退≫させていました。ですが23日に方向を変え部隊の撤退を
>止めたばかりか北上させています。それを受けて日本は25日に27日正午まで
>に協定を遵守しない場合は攻撃すると最後通牒を行っています。
>協定に自ら違反しておいて、どの面下げて、日本を非難できるのやら。
勢力増強を背景に、17日に19日までだと4項目要求。調印しないと29軍を攻撃するの脅しつき。
それに屈して29軍は妥協。国民政府は承認が必要と回答。対し、日本が20日の武力決意と派兵決定。

>だから上海の引揚げは28日じゃない、28日は漢口(正しくは漢口より奥地)だって。
>上海(正しくは揚子江流域)は六日。貴方が間違った資料を持っているんだよ。
>だから通州事件などが要因なんだよ。間違いくらい潔く認めろ。
ああ、すまん。これは間違えた。認める。
28日は、揚子江流域の上海「へ」の引き上げ指令だ。
646世界@名無史さん:03/05/12 11:10
>>640
>それが上海防衛の根拠なのですか、笑えますなあ。こんなレスを返すようなら、
>哀悼☆戦死認定してもいいですか?
上海の地理的重要性と背景を、まだ理解してないね。主要都市を取られて後の、
首都防衛の背水の陣なのだよ。向こうにとっては。結局上海戦線が崩れたら、首都を移転した。

>>642
>つまり八月六日までの情報に動かされたわけだよな。
>通州事件と、最高軍事会議と、保安隊の行動だね。
>そして大山事件がおき、それに対して一切謝罪をしないという姿勢で、
>海軍も一気に硬化した。
ごまかすの?8日の海軍指令が内部談話だと言うから正式指示との根拠を出したんだよ。
わかってるだろうけど、大山事件は9日ね。大山事件の評価は面倒だから止めよう。

>意味不明、日本が本土決戦せず講和したのをなんだと思っているんだ?
日本がヘタレということ。さらに中国側はずっと本土決戦してますが?

>トラウトマン工作が行われたが、蒋介石は最初これを又しても拒否。
拒否と言う言葉は普通ここでは使わない。最初、回答引き延ばしを図った。次に、
工作受託を内諾した、そうしたら、より強硬な第二案がでてきた。再相談するといったら、
その間に、軍事音痴の近衛の「国民政府を相手にせず」声明が飛び出てきた。
停戦の可能性アボーンとなった。

>中国側の不貞行為の事ですか?
石原は7月10日の段階ですでに、自説を保持できなくなってるね。
「小壮者の考え積極的・動員即時断行、不拡大方針の部長以上動揺し方針急変」
(石原莞爾中将回想応答録:現代史資料9・p306〜307)

>だからリースロス案やチェンバレンの任期を調べろ。
>月日がたてば方針くらい変わる。
ポツダム宣言でも満州放棄案に英国は賛成ですが?
647607:03/05/13 18:02
>>643
研究の蓄積に依拠する、
後知恵に基づく結果論だよ。
さらに未だ確証も存在しない推測の話。
当時の中国政府が発砲事件について
自身の管理責任を認めたなら話は別だが、
双方とも相手方の責任を主張している以上、
日本側の主張の方が相手方に
より強硬な条件を突きつけた停戦交渉を
行ったとなるのは至極当然の話。

厨房にマジレスは疲れるから
お勧めの通りロムに戻るけど、
匿名のメディアで怪気炎を吐くのがお好み?
648607:03/05/13 18:51
誤>より強硬な条件を突きつけた停戦交渉を
↓ 行ったとなるのは至極当然の話。
正>より強硬な条件を突きつけた停戦交渉が
  実際に行われたとなるのは至極当然の話。

649世界@名無史さん:03/05/13 21:24
>>644
>午前3時20分なので暗闇です。区別はつきません。遠方から音が聞こえたと言うだけです。

現地時間のことなら間違いを認めるが、区別がついたってのは間違いじゃないね。
牟田口と一木の双方が明瞭な区別がついたと言っている。

>自発的≠拘束力。29軍の謝罪・責任者処分を明記。交渉相手は38師長・天津市長。

だから相互撤退という形で停戦協定を結んでいるんだって。
そして中国軍も日本軍の自発的に撤退するというので、喜んで呑んでいる。
むしろ日本側に、甘すぎるとして停戦協定廃棄論が出るしまつ。
んで日本側は成立と同じに撤退し、履行されてますね。
それに自発的が拘束力ゼロってのは間違い、命令を待たず実行するという非常にマトモな行動。
謝罪と責任者の処罰は当然盛りこんであるが、これも個人を指定したわけではなく相手に任せるという意見である。

>居留民保護。常套句ですな。根拠なし。対峙したとき睨み負けしないように。次に戦闘に備えて。

それ以外の理由があったというなら、資料を出して証明してください。
はてさて根拠なしはどちらでしょう?
650世界@名無史さん:03/05/13 21:30
>>645
>北海道取られたのと、満州が同じ例え??

現実の問題としては俺の出して例の方が近いから、貴方の方が滅茶苦茶かもしれんがね。

>無期限延期が2つの小事件で5日後に取り消しですかw。

それだけ無視できない事件だったということだね。事件の与えた影響を知らない人には分からんようだが。

>勢力増強を背景に、17日に19日までだと4項目要求。調印しないと29軍を攻撃するの脅しつき。

それが中国軍の違法行為の弁護になるのかね?
651世界@名無史さん:03/05/13 21:56
>上海の地理的重要性と背景を、まだ理解してないね。主要都市を取られて後の、

だからそれがなんで、戦力比十倍いや三十倍(ランチェスターに当てはめると絶望的な差)
で上海の遺留民を保護できる根拠になるわけ?なんか関係ないことで煙に巻こうとしてないか?
それにそれならなんで、日本軍に攻撃を仕掛けてんだよ。

>ごまかすの?8日の海軍指令が内部談話だと言うから正式指示との根拠を出したんだよ。

はあ??????
内部談話ってなに?談話は蒋介石の最後の関頭で、
最高軍事会議は、南京最高軍事会議が抗日戦を決したことだぞ。
誤魔化してのはどっちよ。

>日本がヘタレということ。さらに中国側はずっと本土決戦してますが?

それは馬鹿というものです。まあだけど本土決戦支持派が存在していたとは面白い。

>拒否と言う言葉は普通ここでは使わない。最初、回答引き延ばしを図った。次に、

はあ?ディルクゼンになんて答えたか知ってる?事変前まで戻せだぞ。
これを拒否といわずなにを拒否というんだ?
彼は九ヶ国会議で対日制裁が可決されるかもしれないという希望があったから強気に出ただけ。
んで蒋介石がこれに色目を使い出したのは、首都陥落間近の時。
普通は全面降伏といわれても仕方のない状態でだよ。

>石原は7月10日の段階ですでに、自説を保持できなくなってるね。

そうそう中国側の北上がどれがけ影響を与えたかわかるでしょ。

>ポツダム宣言でも満州放棄案に英国は賛成ですが?

北支事変や上海事変の事話してて、なんでそこまで飛ぶかなあ。
652世界@名無史さん:03/05/13 22:11
>>647
>双方とも相手方の責任を主張している以上、

へえ、中国側が日本の発砲を主張してたとは知らなかった。
誰を参項にされましたか?
俺の知る限り、当日日本と交渉した王冷斉は、一言も日本に非があるとはいってませんが?
その後の交渉相手の、秦、張、斉、孫もそんなことは言っていなかったと記憶しているんですがね。

>匿名のメディアで怪気炎を吐くのがお好み?

自分というものすら理解できていないのは、哀れであるな。
他者の批判は結構だが、自らがその範疇に入っている場合は笑える。
極論に対し極論で返すのは間違いとは言えないが、
自分は普通の意見を言っていると、思っているようじゃ駄目だよ。
まず自らが、どれだけ毒を吐いているかぐらい、分かりましょうね。
653世界@名無史さん:03/05/14 11:13
>>649
>現地時間のことなら間違いを認めるが、区別がついたってのは間違いじゃないね。
>牟田口と一木の双方が明瞭な区別がついたと言っている。
一部、ありがd。一木は盧溝橋だけど、牟田口は北京市内にいた。現場にいない。

>だから相互撤退という形で停戦協定を結んでいるんだって。
>これも個人を指定したわけではなく相手に任せるという意見である。
なぜ、日本軍だけ明記されないのか。謝罪と処分は29軍「代表」と明記。

>それ以外の理由があったというなら、資料を出して証明してください。
>はてさて根拠なしはどちらでしょう?
7月10日までの計5個師団+1旅団派兵決定までの会議および10日の近衛声明に
「居留民保護」との言葉なし。さらに「北支事変」と命名。居留民保護に「事変」はつけない。
654世界@名無史さん:03/05/14 11:15
>>650
>現実の問題としては俺の出して例の方が近いから、貴方の方が滅茶苦茶かもしれんがね。
とられた側の立場としての例。北海道が満州の代わり。東北が北支。上海が横浜。

>それだけ無視できない事件だったということだね。事件の与えた影響を
>知らない人には分からんようだが。
2事件とも、大事件とはいえない。ともかく、何が起ころうが行動しないのが
「無期限延長」。延長をやめたのだから、矛盾。出発点は、10日と20日の決定。

>それが中国軍の違法行為の弁護になるのかね?
中央政府が答えを出すの2日以上かかるのが違法行為?

>>651
>だからそれがなんで、戦力比十倍いや三十倍(ランチェスターに当てはめると絶望的な差)
>で上海の遺留民を保護できる根拠になるわけ?なんか関係ないことで煙に巻こうとしてないか?
>それにそれならなんで、日本軍に攻撃を仕掛けてんだよ。
時には中国側に立ってみてくれ。待てば待つほど上海日本軍は増強して来るんだよ。
北京の次は、ここだと決断すれば防衛のために先手は当然。待てば北京の二の舞。
で、居留民保護なら上海中国軍をまず徹底的に叩くはずだが、交戦翌日に杭州爆撃・
翌々日には南京爆撃。ずいぶん余裕のある作戦だ。補給路にしては通すぎる。上海をなめてた証拠。

>内部談話ってなに?談話は蒋介石の最後の関頭で、
>最高軍事会議は、南京最高軍事会議が抗日戦を決したことだぞ。
>誤魔化してのはどっちよ。
混乱。私の答えは、あなたが長谷川司令長官の命令を談話と誤解してると読めたから。
蒋介石の話はここではしてない。
655世界@名無史さん:03/05/14 11:16
(続)
>それは馬鹿というものです。まあだけど本土決戦支持派が存在していたとは面白い。
馬鹿と言われても日本が入ってきちゃってんだから中国は本土決戦以外できない。

>はあ?ディルクゼンになんて答えたか知ってる?事変前まで戻せだぞ。
>これを拒否といわずなにを拒否というんだ?
>彼は九ヶ国会議で対日制裁が可決されるかもしれないという希望があったから強気に出ただけ。
>んで蒋介石がこれに色目を使い出したのは、首都陥落間近の時。
>普通は全面降伏といわれても仕方のない状態でだよ。
国際会議の尚が期待してたのは事実。しかし、広田のピエロぶりは以下の如し。
蒋介石は11月5日第1条件を入手。広田への回答はせず引き延ばしを図る。
11月28日から蒋介石は第1条件受諾の根回しを開始。
12月2日蒋介石は除、唐、白、顧、銭らを招集し意見を求め、一任をとりつける。
12月2日、蒋介石は第1条件を交渉の基礎として受け入れることを駐南京ドイツ
大使トラウトマンに伝達。付帯条件は即時停戦と秘密外交。
この返事を受けても広田は回答を出すことができない。元々、参謀本部とだけ
組んだ私的外交だから閣議の承認がなければならない。
仲介に当ったドイツ外務省は12月7日日本側の回答を求めた。広田は「戦局
が動いたので以前の条件では難しい」と回答。閣内では広田・参謀本部の勇み足を
咎める声が強まった。内相末次信正(海軍大将)が軽易なる条件では認めがた
いとした。そして南京の陥落を見た軍事オンチの近衛はここぞ出番と、強硬な条件
を要求した。こんどは、第2条件。
そして広田は、参謀本部に見切りをつけ強硬条件派に寝返った。12月21日の閣議で新条件を決定。
あと、ディルクゼンは東京にいた。

>そうそう中国側の北上がどれがけ影響を与えたかわかるでしょ。
石原が自説を保持できない下克上雰囲気と言うことだよ。石原が書いてる。

>北支事変や上海事変の事話してて、なんでそこまで飛ぶかなあ。
イギリスが日本の領土侵攻・確保は公式には最初から最後まで認める声明は出してないということ。
656世界@名無史さん:03/05/14 22:46
>>653
>一部、ありがd。一木は盧溝橋だけど、牟田口は北京市内にいた。現場にいない。

正確にかいてなかったな、牟田口がこの時間なら、明瞭な区別がついたのではないかと問い質し。
一木がそのとおりと認めたの。

>なぜ、日本軍だけ明記されないのか。謝罪と処分は29軍「代表」と明記。

だから中国側が主張した同時撤退を今井は呑んでいます。
あと何度も言うようですが、謝罪と処分は特定の個人を指してません。
橋本の要求と、今井が締結した協定は若干違います。

>「居留民保護」との言葉なし。さらに「北支事変」と命名。居留民保護に「事変」はつけない。

はあ?華北派兵声明のなかにある、将来の保障ってなんのことだと思っているわけですか?
657世界@名無史さん:03/05/14 23:11
>とられた側の立場としての例。北海道が満州の代わり。東北が北支。上海が横浜。

だから日本もソ連(モンゴル含む)に満州の領土を少なからず取られてますよ。

ともかく、何が起ころうが行動しないのが「無期限延長」。延長をやめたのだから、

日本語がわからないのかな?無期限延期の無期限とは、期限を定めないことを意味するわけなんだが。
国語の成績、実は悪かったでしょ。

>中央政府が答えを出すの2日以上かかるのが違法行為?

結んだ協定を無視して北上。これは違法行為ではないと?

>時には中国側に立ってみてくれ。待てば待つほど上海日本軍は増強して来るんだよ。

最初に兵力を増強し、上海停戦協定に違反していたのは中国軍ですが?(36年頃から)
それに数千の陸戦隊がどうしたと。
あと日本の立場として、避けられなかったというのは間違いではないというのは分かったね。

>翌々日には南京爆撃。ずいぶん余裕のある作戦だ。補給路にしては通すぎる。上海をなめてた証拠。

初期アメリカも危機的状況のなか、東京爆撃をしていますよ。
少数の爆撃機で圧力をかけるのは適切な行動。

>混乱。私の答えは、あなたが長谷川司令長官の命令を談話と誤解してると読めたから。

混乱しているのは貴方、611をもう1度読み返せ。
658世界@名無史さん:03/05/14 23:23
>>655
>馬鹿と言われても日本が入ってきちゃってんだから中国は本土決戦以外できない。

ずっと昔から駐兵しているわけなんですが?

>蒋介石は11月5日第1条件を入手。広田への回答はせず引き延ばしを図る。

トラウトマンに満州事変まで戻せと言ったのを、(トラウトマンが抜けてたのはすまん俺のミス)
ディルクゼンから広田に伝えられたのは11月8日ですが?
えーともしかして知らないわけですか?

>石原が自説を保持できない下克上雰囲気と言うことだよ。石原が書いてる。

はあ?出兵の要因は北上だと言っていますが?(川辺虎四郎回想録)

>イギリスが日本の領土侵攻・確保は公式には最初から最後まで認める声明は出してないということ。

だからリースロス案を調べて見れって。

659世界@名無史さん:03/05/14 23:49
なんで日本絡みのスレってどっちも必死なんだろう。
できればヨソの板でやってホスィ。
660世界@名無史さん:03/05/14 23:52
ハルノート機違いの出現かい
661世界@名無史さん:03/05/15 00:04
自治厨出現
662世界@名無史さん:03/05/15 10:36
リースロス案ってこれのこと?
http://www.glocomnet.or.jp/okazaki-inst/hyakuisan45.html

他ならぬ日本がリースロス案に乗らない限り、
イギリス政府は満洲国を事実上の承認すらしないということ?
日本が蹴っちゃったんだから何の意味ないじゃん。
訳分からんやっちゃな。
663世界@名無史さん:03/05/15 12:00
>>656
>明瞭な区別がついたのではないかと問い質し。一木がそのとおりと認めたの。
陣地に発砲されたのは10時台。離れたところで聞こえたのが3時台。それだけ。
3時に日本軍に向かっては撃たれてないんだから区別も何もない。
3時に日本軍に向かって打たれたというきちんとした説は今はないよ。

>だから中国側が主張した同時撤退を今井は呑んでいます。
当然。だから、明文化しないところに高圧さの差が出てる。
17日の停戦協定要求には宋の陳謝と馮37師長の罷免が明記されてるよ。

>はあ?華北派兵声明のなかにある、将来の保障ってなんのことだと思っているわけですか?
居留民の保護ってほんとに信じてるの??狙いは長年の華北問題の一挙解決だよw。
664世界@名無史さん:03/05/15 12:01
>>657
>だから日本もソ連(モンゴル含む)に満州の領土を少なからず取られてますよ。
例え話が通用しないな。

>日本語がわからないのかな?無期限延期の無期限とは、期限を定めないことを意味するわけなんだが。
だから、ある決定に関して使う言葉でしょw。

>結んだ協定を無視して北上。これは違法行為ではないと?
日付け確認してね。さらに、違法ではない。国内移動ですが。

>最初に兵力を増強し、上海停戦協定に違反していたのは中国軍ですが?(36年頃から)
>それに数千の陸戦隊がどうしたと。
>あと日本の立場として、避けられなかったというのは間違いではないというのは分かったね。
兵力増強の背景は何ですか?上海に飛び火した時の日中の構図はどうでした?

>初期アメリカも危機的状況のなか、東京爆撃をしていますよ。
>少数の爆撃機で圧力をかけるのは適切な行動。
あの、4ヵ月後に1回きりなんですが。翌日に杭州、翌々日から南京爆撃開始。
665世界@名無史さん:03/05/15 12:04
>>658
>ずっと昔から駐兵しているわけなんですが?
そこで戦争になれば、当然、自国防衛は本土決戦しかないでしょう。

>トラウトマンに満州事変まで戻せと言ったのを、(トラウトマンが抜けてたのはすまん俺のミス)
>ディルクゼンから広田に伝えられたのは11月8日ですが?
交渉は続いてますよ?12月2日に受け入れを伝えたら、第2条件が返ってきた。
それを協議してる間に近衛の「国民政府相手にせず」声明。

>はあ?出兵の要因は北上だと言っていますが?(川辺虎四郎回想録)
石原自身が、突き上げで上層部は変わったと述べてる。(石原莞爾中将回想応答録)

>だからリースロス案を調べて見れって。
だから公式にはイギリスは一度も認める発表してません。

★ループがキリがないのでもう止めましょう。
ヨソへ行って欲しいとも言われてるし。ありがとうね。バイチャ。
666世界@名無史さん:03/05/15 22:09
>>662
英国が認める用意があったってわかったでしょ。
そしてこれは日本にとって呑めないものじゃない、
それどころか後にこの幣制改革が成功したのを見るやいなや、
参加させてくれと言い出しているほど。
そしてチェンバレンの言葉などにより、対日協調論が強かったことがわかる。
667世界@名無史さん:03/05/15 22:17
>>663
>3時に日本軍に向かっては撃たれてないんだから区別も何もない。

いや日本軍のいる方向に撃たれてますよ。

>17日の停戦協定要求には宋の陳謝と馮37師長の罷免が明記されてるよ。

はあ?停戦協定の締結は11日だぞ、17日は細部の細かい調整案だ。
そして11日の締結では同時撤退まで認めています、非常に寛大な態度といえます。

>居留民の保護ってほんとに信じてるの??狙いは長年の華北問題の一挙解決だよw。

君の妄想と現実には大きな開きがあるようだね。
668世界@名無史さん:03/05/15 22:25
>だから、ある決定に関して使う言葉でしょw。

だからそれが無期限延期になったということだろ、
その延期が取り消され派兵が決定されたのは、朗坊広安門事件という大事件が発生した為。

>日付け確認してね。さらに、違法ではない。国内移動ですが。

日付は当然確認してます。
そして違法ではないというのは笑える。協定で決められた停戦ラインを無視して北上したのが違法ではないと?
国内とかいうのは言い訳にはなりません。どこの領土であれ、停戦ライン侵犯すれば違法です。

>兵力増強の背景は何ですか?上海に飛び火した時の日中の構図はどうでした?

だから停戦協定を無視した中国軍の暴挙と、保安隊活動、
さらに8月6日の南京最高軍事会議の結果。すべて受身です。

>あの、4ヵ月後に1回きりなんですが。翌日に杭州、翌々日から南京爆撃開始。

だから?敵国に圧力をかけるのに有効というのを否定できているとは思いませんが?
669世界@名無史さん:03/05/15 22:46
>そこで戦争になれば、当然、自国防衛は本土決戦しかないでしょう。

戦争を仕掛けなけりゃいいじゃん。日本もやる気ないんだから。

>交渉は続いてますよ?12月2日に受け入れを伝えたら、第2条件が返ってきた。

蒋介石が1度断り、トラウトマンが根気よく説得していただけだね。
日本に受け入れが伝えられたのは12月七日。もうその頃は首都陥落寸前。
状況が違うのだから停戦条件が違うのは当たり前。

>石原自身が、突き上げで上層部は変わったと述べてる。(石原莞爾中将回想応答録)

十日の決定は石原自身が北上が原因だと言ってますよ、資料は前提。
それどころか石原本人が、反対派を説き伏せています。
27日は突き上げでしょうが、それは朗坊事件広安門事件が起きた後ですから当然です。

670607:03/05/17 19:16
>>666
>>607の既出サイトより
http://www.glocomnet.or.jp/okazaki-inst/hyakuisan45.html
>もう一つ、惜しんでもあまりあるのは、昭和十年に日本が千載一遇のチャンスをミスしたことです。
 当時国民党政府は、経済危機打開のため各国の援助を求め、英国はこれに応じましたが、
 こと中国となると、日本の頭越しでは、日本から文句がでるので、日英共同の援助を提案しました。
 英国の特使リース・ロスの案は、中国の対外債務の三割ぐらいは、満州分と想定して、援助の三割は満州分とするが、
 満州は分離されているので、その分を満州国から中国に払う形で、満州国を事実上承認させるという、英国らしい老練なアイデアです。

≪英国の提案に応ぜず≫
 外務省は、本省も出先も飛びつきましたが、大蔵省は日本の国際収支が悪いうえに、
 ロシアからの東支鉄道買収にもお金が要るので不可能と言います。
 須磨彌吉郎南京総領事は、あきらめきれず、「対支外交に王手がかかっている」と高橋是清蔵相に直訴しますが、
 「趣旨はもっともだが、無い袖は振れない」と断られました。
 折から上海の為替相場は、いよいよ悪化していたので、英国の援助はたちまち即効を表し、感謝されています。
 もしここに、日本が一枚噛(か)んでいたら、その後の日満支関係は、全く変わったものとなっていたでしょう。
 しかし、結果として英国の単独援助となってしまったので、中国は俺の縄張りだという日本の建前上抗議せざるを得ず、
 対中政策の日英協力関係復活のチャンスも同時にミスしてしまいます。
 日本の建前上抗議せざるを得ず、対中政策の日英協力関係復活のチャンスも同時にミスしてしまいます。
 畢竟(ひっきょう)、日本のような貧乏国にとって、軍備を増強し、満州に投資し、
 ロシアの鉄道を買収した上に、中国経済まで援(たす)ける力がなかったということです。
イギリス政府に認める用意があっても認めてもらわなきゃ
君の立場からすれば意味ないだろ。
そもそも岡崎久彦氏の主張では日本政府にとって財源面の理由から現実味が薄い条件だったようだが。
それに成功した南京政権の幣制改革に日本は参加を要求しても
受け入れてもらわなければ、これも意味なしとしか受け取れないよ?
詭弁を書き連ねて何が面白いんだか。

671607:03/05/17 21:57
>>666
>>670でちょっと誤解の余地を与える記述をしてしまった。
>それに成功した南京政権の幣制改革に日本は参加を要求しても
 受け入れてもらわなければ、これも意味なしとしか受け取れないよ?
についてだが、君の>>666での
>英国が認める用意があったってわかったでしょ。
 そしてこれは日本にとって呑めないものじゃない、
 それどころか後にこの幣制改革が成功したのを見るやいなや、
 参加させてくれと言い出しているほど。
が岡崎氏の日本資金逼迫説よりも妥当な解釈とするなら、
つまり日本政府が呑めるものでありながら呑まずに
かえって英国の単独援助についてイギリス政府を非難するに至ったならば、
なおさらその時点でイギリスと中国による事実上の承認を必要もしなかったし、
あとになって成功した南京政権の幣制改革に日本は参加を要求しても
その時には話を蹴られてしまったのなら、これも話にならないでしょ?
あと岡崎氏の文章のコピペミスがあって
>しかし、結果として英国の単独援助となってしまったので、中国は俺の縄張りだという日本の建前上抗議せざるを得ず、
 対中政策の日英協力関係復活のチャンスも同時にミスしてしまいます。
 日本の建前上抗議せざるを得ず、対中政策の日英協力関係復活のチャンスも同時にミスしてしまいます。
最下行が重複だった。

672世界@名無史さん:03/05/18 00:40
>>670-1
いやそのサイトあいまいにかいてあるから、あまりあてにしないほうがいいよ。
(岡崎さんはかなりまともな人物なんだけどね)
まず英国の単独援助は行われてません。
日本が反対したので予定していた1000万ポンドの借款は停止しました。
(もともと日本の参加が絶対条件だった)
日本以外に要請していた国ではフランス、アメリカがありましたが、どちらも英国主導の今回の改革には反対で、
日本同様に拒否しました。そしてだから、日本も成功しないのではと危ぶみ参加しなかったのです。
呑めない条件ではないが、金を溝に捨てるわけにはいきませんからね。
(外交的なプラスと財政的なプラスは別問題、当時の日本は特に各機関の協調がなってなかった)
英国の援助といえるのは、上海中央銀行に銀を引き渡したことかな、(日米などは各国で協議した結果拒否)
あとはカークパトリック卿を派遣して幣制改革の指導を行わせた事くらい。つーか英国は関与を否定している、
それでも、まあこれは失敗とは言えないんだけど、
(日本は成功したのに驚き、一月後に方針を変えています、つか妨害をしようともしていたらしい)
改革の成功による、貿易の活発化により銀不足がおこり、危なかった。

んで最終的になんで成功したかというと、困った南京政府が、アメリカに泣きつき銀の買い上げを頼んだから。(米華銀協定)
これにより、新通貨はポンドリンクからドルリンクに変わったのね
つまり英国の影響が薄れ、米国の影響が強まり、その後の国際情勢に大きな影響を与えたわけ。
そして肝心の英国が日本離れをしたかというとそうではなくて、逆に米国と中国が緊密になったから、
それを取り返すべく、日本とのより一層の協調論が出てきたんだよ。満州国承認論どころか、日英同盟復活論まで出てる。
そして日本もこの改革の成功により、国民党政権が安定し中国が統一しつつあったから、
対支要綱を変化して、融和的な行動へと変化しつつあった(まあソ連の脅威が最大の要因だがね)
673世界@名無史さん:03/05/18 01:05
あと日本は英国に抗議してません。
リースロスやクライブ駐日大使が釈明してますから、問題になりませんでした。
この時英国は日本を始め各国に、今回の幣制改革に英国は関係ないと公式に表明しています。

拒否されたらというのは意味不明、元々求めてきたのは英国。
またその時の英国政府は日英親善を建前としていたから、認められた可能性が高かったですね。
まあ最も日本の中国の幣制改革への参加は、日本単独の独自案ですから、日英親善とは関係ないかもしれん。
それとね、貴方がはもちっと前後関係を調べた方がいい。
資料的な裏付けがなく、適当なことを事を言っても、史実と違ったら意味がない。
674607:03/05/19 11:54
>>673
前後関係に疎かったのは須磨祖だが、
漏れの関心とはそもそもたいして関係ない。
>拒否されたらというのは意味不明、元々求めてきたのは英国。
 またその時の英国政府は日英親善を建前としていたから、認められた可能性が高かったですね。
 まあ最も日本の中国の幣制改革への参加は、日本単独の独自案ですから、日英親善とは関係ないかもしれん。
元々英国が求めていようが認められた可能性が高かろうが、
日本から話を持ちかけた時点で中国政府やイギリス政府に認められなかったら
両国による満洲国の事実上承認や日英親善や日中親善とは、
同じ文脈で語れないとしか認識しえないのだが。
満洲国承認論や日英同盟復活論まで盛り上がっても、
肝心なのはそれと同等の外交的成果と結びついたかどうかでは。
675世界@名無史さん:03/05/19 13:14
リース・ロス紙幣改革案反対の理由

1.日満支円ブロック構想の破壊、蒋介石国民党勢力の増強につながるという陸軍の見解

2.陸軍アヘン組の猛反対

3.政財界・経済評論家も改革成功の可能性が少ないと陸軍に同調した事。

676山崎渉:03/05/22 00:44
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
677山崎渉:03/05/28 15:22
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
678徳川家太郎:03/06/09 11:48
続きに期待age
679世界@名無史さん :03/06/19 17:56
なんだ?
結局、愛戦士との論争の結果はどうなった?
680世界@名無史さん:03/07/06 15:16
秦氏は盧溝橋事件以後の日本の対応は、戦争の大拡大に大きな責任があると、
先日のNHKで語ってましたな。
681世界@名無史さん:03/07/06 23:11
ライヒスヒューラーってなんだかわかります?
682世界@名無史さん:03/07/06 23:38
>>679
とっくにあれは埋葬済みだ。
683世界@名無史さん:03/07/12 02:44
戦前の日本側による中国へのアヘン密輸まで弁護するレスが
前スレのどこかにあったが、萎えた。
国民党が国内でアヘン売ってようが、
密輸の法的責任を相殺できるはずも無いのに。
684山崎 渉:03/07/12 12:36

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
685世界@名無史さん:03/07/12 21:35
>>683
国民党が国内で売っている場合は、
麻薬問題ではなく、ただの貿易問題だと逝っているだけです。
ブロック経済の中に、密輸をしたという責任はあるでしょうね。

密輸の法的責任ではなく、麻薬に対しての責任を相殺しているのです。
お分かりですか?
686世界@名無史さん:03/07/13 16:55
>>685
>国民党が国内で売っている場合は、
 麻薬問題ではなく、ただの貿易問題だと逝っているだけです。
ただの貿易問題なら麻薬の国際取引を禁止する国際条約にわざわざ引っかかたりせんよ。
意図的に話をずらそうとする点が実にみっともない。
国民党が満州国やその他の外国に麻薬を密輸していたというなら、
道義的な問題としては相殺もできるだろうが。
687686:03/07/13 19:30
>>685
>ただの貿易問題
と称しうるのは冀東密貿易における
麻薬以外の産品についてだろう。
(http://www1.vecceed.ne.jp/~swtamura/minaosu19.htmの「日中アヘン戦争」に詳しい)
国民党政権によるアヘンの国内販売についてのカウンターパートは、
台湾や満州国での専売制度ではないのか。
別に国内の民生破壊を目的の一つとして行われたのではない。
688_:03/07/13 19:31
689ほのぼの:03/07/13 20:04
690世界@名無史さん:03/07/14 01:16
>>686
日本が麻薬の売買に関する国際条約に、何時頃加入したと思っているのですかな?
691686:03/07/14 17:04
>690
「麻薬に対しての責任を相殺」なんかせず、はじめからその論点を提示していれば良かったのに。
そもそもあなた自身はじめに、麻薬に対しての日本政府責任の相殺を図ったのだから、
国際条約云々とは関係無しに、犯罪性の所在を認めていたのも同然と思われ。
さて、何時頃か、ご教授願いたいものだな。私の手元の資料では判別できなかったので。
もちろん日本政府にとって、この時代には加入したくても加入できるような状態ではなかった点につき、私も弁えている。
そもそも国際条約に調印していなくても条約を振りかざした諸外国の非難を招く自体を恐れていたから、
国内でのケシ栽培をはじめアヘン密売についての情報は国家機密として、
内外のマスコミに対して隠蔽工作が採られていたんだよ。
現に、麻薬密輸に関しては国民党政権からだけではなく、
アメリカ政府からも非難を浴びせられていたしね。
カウンターパートの誤魔化しについては、
渋々でも自らの非を認めてくれたようなのは評価に値する進歩だから、
これからあなたを詭弁家呼ばわりするつもりはない。

まあ実の所、あなたが、北朝鮮は現在に至るまで麻薬の売買に関する国際条約に加入していないから、
密輸の法的責任はあっても、麻薬に対しての責任はないという向きだとすれば、話は別だが。
692世界@名無史さん:03/07/14 23:09
まず日本が今でも麻薬の売買をしていれば、北朝鮮が日本に密輸したとしても悪いとは思わないよ。

そして国際条約に犯罪性なんか関係ないよ。
対人地雷禁止条約に加盟していない国は犯罪だといいたいの?

つーか当時の日本は阿片は兎も角、大麻がほぼフリーパスで手に入り、
覚醒剤の使用を国家が推奨していた時代なんだけどね。
693山崎 渉:03/07/15 12:30

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
694686:03/07/15 16:13
>692
>まず日本が今でも麻薬の売買をしていれば、北朝鮮が日本に密輸したとしても悪いとは思わないよ。
あなたは多分知らないんだろうけど、中毒患者が多数発生している国で国家権力が供給を遮断したら、
かえって幻覚症状多発で治安悪化や闇社会の収益向上が同時に懸念されるため、
国家が麻薬販売に関与する政策的意義が、その頃の日本や中国では認められていたのだ。
君が国内で国内産ではなく外国産の麻薬密輸入による犯罪が多発した所で
どうでも良いと思う立場の人間なら、
当該の外国の密輸出行為を悪いとは思わないだろうな。
これが密貿易ではなくて堂々と中身も確認されて税関を通過していたら中国政府側の責任もあるだろうが、
中国政府が関税収入に計上できるような、表立った正規の取引は不可能な品目だったからこその密貿易品目だろうが。

<続く>
695686:03/07/15 16:14
>692
>そして国際条約に犯罪性なんか関係ないよ。
 対人地雷禁止条約に加盟していない国は犯罪だといいたいの?
随分と頭悪そうだな(++;
あのね、国際犯罪を取り締まるための国際条約も存在するわけよ。
外国に逃亡した犯罪者の引渡しの為の条約とかね。
対人地雷の設置が犯罪という認識の国際的コンセンサスが無かったから、
その頃はその手の国際条約は存在しなかった。
もちろん今も公式には犯罪行為と認識していない政府も存在するし、
非加盟国間における対人地雷の対外取引もまた、
どの国の領海内で臨検を受けても構わない形式で存在するだろう。
ただし阿片の国際取引について日本政府は公開どころか隠蔽していたのだ。
だから日本政府はどの貿易相手国対象であれ、
正規の対外取引品目の中に阿片が加えられるのを
認めることなどは、到底できなかったのさ。

>つーか当時の日本は阿片は兎も角、大麻がほぼフリーパスで手に入り、
 覚醒剤の使用を国家が推奨していた時代なんだけどね。
つーか、当時の日本はアヘンの国内使用を厳禁し、
専売政策の採用による、台湾での漸禁政策の成功を謳ってた時代なんだけどね。
対外政策と対内政策とのダブルスタンダードが、ここで透けて見える訳。

しかしまあ必死に論点ずらしていく人が
相手である事も理解した。
詭弁家ではなく、頭の悪い負けず嫌いであることについても
理解が深まった。
一通り言い尽くしたし、これからレスつけても
揚げ足鳥や水掛け論で仕方がないから、
あとはウォッチャーの方が是非を判断してくれ。
696世界@名無史さん:03/07/15 22:45
>>694
>あなたは多分知らないんだろうけど、中毒患者が多数発生している国で国家権力が供給を遮断したら、

んな事は当然知ってる。だが貴方は「多分知らないだろうけど、」
国民党は、内戦末期には共産党支配下に麻薬を流したりもしたんだよ、
これをどう解釈したら国家による、阿片の漸減政策と取れるのかおしえて欲しいな。
俺には日本の行動と違う点が見当たらないのだがなあ?

つか日中戦争当時も、麻薬の販売量を減らしたなんて聞いた事ない。
阿片撲滅を目指しているいて、日本が密輸をしているなら、国民党の生産量を減らすなりなんなりすればいいのに、
だがそんな事はしていない。つまり自国民の麻薬問題より、政府というか国民党の財源確保の方が重要だったと言う事だ。
国民党の麻薬供給ルートをズタズタにしたのは、正直悪いことしたのだなと思うけどね。

あ、それとも自国民なら、いくら麻薬漬けにしても問題ないと考えておられるなら、
それでいいけどねえ、そういった屑だったと判断しますから。

>これが密貿易ではなくて堂々と中身も確認されて税関を通過していたら中国政府側の責任もあるだろうが、

だから密輸としての罪はあると言っているだろうが、日本語が読めなかったのかな?
俺が言っているのは、それが麻薬だからどうしたって言う事だよ。
697世界@名無史さん:03/07/15 23:11
>>695
>もちろん今も公式には犯罪行為と認識していない政府も存在するし、

当時の阿片がこれにあたるわけだが、理解すら出来ないようだな。

>ただし阿片の国際取引について日本政府は公開どころか隠蔽していたのだ。

日本の占領下で、阿片が公に売られていたのはあまりに有名な話ですが?
貴方、日中アヘン戦争を本当に読んでます?
上海からの陸揚げ量などもちゃんと資料に残っています。ていうか江口って誰だか知ってる?
(ついでに当然日本産だけじゃなくて、イギリス統治下の植民地からも輸入されてます)
(更に言っとくと、イギリスはアヘン貿易は廃止する条約に加盟してた)
キトウキサツは密貿易だから隠していただけだよ、関税がかかるからね。

>対外政策と対内政策とのダブルスタンダードが、ここで透けて見える訳。

国内にアヘンを蒔く国よりはマシ。
確かにダブスタではないが、やっている事は最低だ。
ハッキリ言ってアメリカなどの多民族国家では黒人の方がアジア人よりもずっと立場は上だよ。
貧弱で弱弱しく、アグレッシブさに欠け、醜いアジア人は黒人のストレス解消のいい的。
黒人は有名スポーツ選手、ミュージシャンを多数輩出してるし、アジア人はかなり彼らに見下されている。
(黒人は白人には頭があがらないため日系料理天などの日本人店員相手に威張り散らしてストレス解消する。
また、日本女はすぐヤラせてくれる肉便器としてとおっている。
「○ドルでどうだ?(俺を買え)」と逆売春を持ちかける黒人男性も多い。)
彼らの見ていないところでこそこそ陰口しか叩けない日本人は滑稽。
699世界@名無史さん:03/07/21 10:59
>>695-697
697まで熱い論戦を展開している二人は
偉そうだが何も知っちゃいない。
研究文献としては基礎的な
倉橋正直『日本の阿片戦略―隠された国家犯罪―』共栄書房、1996
すら実は読んだことがないだろう?
pp24-25を参照汁!
日本は1912年のハーグ阿片条約をはじめ
1925年のジュネーブ第一阿片条約、ジュネーブ第二阿片条約
そして1931年の「麻薬の製造の制限および分配取締に関する条約」にも調印批准している。
厨房どもが知ったかぶりしておるのは見かねるぞ。



700世界@名無史さん:03/07/21 10:59
>>695-697
あとこの個所だけではなく、一冊まるごと読んでみろ。
日本政府が批判されたのは批准国でありながら国際条約に違反していたからで、
未だアメリカとの対立深刻化を懸念していたからこそ、
キトウでは密貿易でしかやれなかったのがよく理解できる。
関税がどうのこうのなんぞ、表面的な口実でしかない。
ただし国際社会からの孤立を意にしなくなった段階では、
堂々と日本占領地で販売するようになってきたのだ。

>つか日中戦争当時も、麻薬の販売量を減らしたなんて聞いた事ない。
 阿片撲滅を目指しているいて、日本が密輸をしているなら、国民党の生産量を減らすなりなんなりすればいいのに、
 だがそんな事はしていない。つまり自国民の麻薬問題より、政府というか国民党の財源確保の方が重要だったと言う事だ。
ガセネタで厨房を惑わせるのは、醜いぞ。
第一、おまえ自身、日本による阿片市場開拓が
国民党の販売ルートをずたずたにしたと明言していながら、
国民党が生産量を減らしていないとか、矛盾していること限りない。
もちろん販売量減少は国民党政権のイニシアティブでは無いだろうが。
自国の社会環境保全のためにやむをえないものなら国際的に認められるものでも
貿易相手国での販売は国際的に承認されないものであったのだ。
701疲労に「ヒロポン」吶喊公示!!:03/07/21 11:10
当時は日本の兵士や労働者も覚醒剤でハイになてたヨ!!
                  ∩
                  ( ⌒)      ∩_ _ グッジョブ!!
                 /,. ノ      i .,,E)
             / /"      / /"
  _n  グッジョブ!!   / / _、_   ,/ ノ'
 ( l     _、 _   / / ,_ノ` )/ / _、_    グッジョブ!!
  \ \ ( <_,` )(       / ( ,_ノ` )     n
   ヽ___ ̄ ̄ ノ ヽ      |  ̄     \    ( E)
     /    /   \    ヽ フ    / ヽ ヽ_//
702世界@名無史さん:03/07/21 12:14
人気サイト
http://pocket.muvc.net/
703世界@名無史さん:03/07/23 15:41
このスレ前から見てんだけど勉強になるなー。
まぁ、右翼と左翼の対立がひどいというのはあるけど。
じいさんたちが何を思ってるか、考えてるかなんて事を
じっくりと見たリ聞いた機会なんてあまりなかったからね。
704大日本帝国軍人:03/08/05 15:24
チャンコロにはダウン系のアヘン流して廃人増加、ヘロヘロインに!
わが臣民にはアッパー系の覚せい剤で生産意欲増進、夜通し操業に!
705宣伝スマソ:03/08/05 15:25
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   ヽ ,お客さんが少ない日本ハム・オリックス戦をみんなで満員にしよう! _。_  Ψ
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 (ヽ(,,゚Д゚)n#'i'i'i   ■8/11(月) 東京ドーム(18:00〜)■   ミ(´∀` 彡‖
 /`´…Y,-ヽ_)_ノ                              ⊂〔・Y… 〕つ
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706むごいスレ晒しあげ:03/08/26 15:33
>>685
>国民党が国内で売っている場合は、
 麻薬問題ではなく、ただの貿易問題だと逝っているだけです。
 ブロック経済の中に、密輸をしたという責任はあるでしょうね。
国民党支配下ではアヘンの漸禁政策が取られていたのも知らない厨房だね、こいつは。
突っ込みを入れられるのも当然だろうな。
結局、逃げていったけど、こういう手合いが世界史板を駄目にするのだ。
707世界@名無史さん:03/10/03 10:04
>706
馬鹿ウヨに混じれ酢、カコワルイ
708世界@名無史さん:03/10/03 22:51
>>706
最初からそれを踏まえて両者は議論していたわけだが、読んでないのか?
生産量増したり、勢力圏以外に輸出して、なにが漸減政策だよ、とね。
彼に組するわけではないが、脊髄反射せず、スレの流れを見ることを進める。
709世界@名無史さん:03/10/04 14:04
>>708
>生産量増したり
>>700の部分コピペ参照
>つか日中戦争当時も、麻薬の販売量を減らしたなんて聞いた事ない。
 阿片撲滅を目指しているいて、日本が密輸をしているなら、国民党の生産量を減らすなりなんなりすればいいのに、
 だがそんな事はしていない。つまり自国民の麻薬問題より、政府というか国民党の財源確保の方が重要だったと言う事だ。
ガセネタで厨房を惑わせるのは、醜いぞ。
第一、おまえ自身、日本による阿片市場開拓が
国民党の販売ルートをずたずたにしたと明言していながら、
国民党が生産量を減らしていないとか、矛盾していること限りない。
もちろん販売量減少は国民党政権のイニシアティブでは無いだろうが。
自国の社会環境保全のためにやむをえないものなら国際的に認められるものでも
貿易相手国での販売は国際的に承認されないものであったのだ。

>勢力圏以外に輸出して
それは国民党にとって漸減政策の意義が喪失した第二次国共内戦末期の出来事であり、
このスレで論点となっている日中戦争から第二次大戦末期にかけての
国際的なアヘン及び麻薬輸出問題とは関係ない。
同時期だった、あるいは日本に密輸していたならば
「罪責相殺論」にも肯定的意義が生じようが。
そして通常の貿易産品の密輸問題なら二カ国間協定などに抵触したところで
国際条約とは直接関係がなく、第三国や国際機関の介入余地は少ないが、
アヘン密輸となると日本が批准した国際条約に背反しているのは明瞭。
実際にも米国、中国の対日世論硬化の一因ともなった。
710世界@名無史さん:03/10/05 10:33
前レスの部分訂正。
下段の上から3行目
誤>このスレで論点となっている日中戦争から
正>このスレで論点となっている冀東密貿易時期から
711世界@名無史さん:03/10/08 12:46
かなりカルトな話しになってきたな
712世界@名無史さん:03/11/04 21:07
日本がかつてケシの栽培をしていたのは事実のようだが。

なお北朝鮮では麻酔に阿片が使われている。
713世界@名無史さん:03/11/05 10:51
★☆〜大疑問〜☆★
日中戦争について日本の立場を擁護する論客たちの中で
アヘン・麻薬輸出の事実について
真っ向から取り組んで歴史的位置付けを与えている人は
ネットも含めて存在しているのだろうか?
ここの議論は別として。
本格的な評論なら閲してみたいものだが。
714世界@名無史さん:03/11/06 19:00
>713
みんな臭いものに蓋なんだろうな。
715 :03/11/06 20:22
戦後の中共や、ベトナム戦争後のベトナムも、外貨稼ぎに阿片栽培をしていたそうだ。
716世界@名無史さん:03/11/06 21:03
中共は日中戦争中もアヘン栽培してたよ。
まさに日本、国民党、中共のアヘン戦争だったわけだ。
717世界@名無史さん:03/11/07 10:24
>>713
便所の落書きとか
サイバースペースのように
ローテクだろうがハイテクだろうが
匿名の言論空間じゃないとその手のポジショニングする人は居ないだろうな。
715や716は論点がずれていて論外だけど
>>685さんが該当するのでは。
ただしいくら匿名可能な2ちゃんでも名誉毀損やりすぎたら
告訴で強制化民具アウトさせられる可能性はあるけど。
自分の立場を弁えていたら是ほどの息抜きはないわけで、
こんな所で煽られて火病を発症するのは愚の骨頂ってことだな。
718世界@名無史さん:03/12/25 16:22
晒しage
719<^し^>(^も^):03/12/25 20:54
大日本帝国は賢明だったアルネ!吾等支那人にとって金銀一番大事アル。
紙幣なんか誰も信用しないから、煙草巻くしか不要不要ネ。阿片は金銀と
交換できるから紙幣なんかより大事アルヨ。みんな欲しがる当たり前ネ。
支那の軍閥みんな作ってたヨ。落水打狗、日本負犬だから支那の封建的悪
は全部責任とらせるネ。
※ついでに言おう。支那事変が始まると多数の傷病者が出るので、痛み止
めのために多量のモルヒネが必要となった。そのために、ケシを栽培した
からといって何が悪いのだろうか?
720世界@名無史さん:04/01/23 16:52
>>719
痛み止めのためにだけ、
ケシを栽培していたら
国際問題になりようがないのだが。

国民党や共産党のそれではなく、
軍閥の財源捻出方法をリピートしてしまったのが、
大日本帝国の後世から見た「失敗」だった。
721世界@名無史さん:04/03/23 00:33
ファシズムは人民の故郷さ!
722世界@名無史さん:04/03/26 23:16
マルクス主義やファシズムのような全体主義がほとんど
力を持たなかったのって、英米等のアングロ・サクソン系の国だけ?
723世界@名無史さん:04/03/27 00:44
アメリカもマッカーシズムとかいう全体主義があったのだが
724世界@名無史さん:04/03/27 01:00
フランコはファシストなのにドイツに付かないでスペインは
WW2で生き残り。あの国はいつもなかなかしたたかな選択を
しますね。今回も最後はどう進むか微妙ですね。
725世界@名無史さん:04/03/27 03:43
アメリカはキリスト教的色彩が強いし、ドイツの思想の
影響も大きいから、結構教条主義的なところがあるよね。
またーりしてたのはイギリスぐらいか。
726世界@名無史さん:04/04/06 11:35
>>723
あなた共産主義者?
727世界@名無史さん:04/04/06 21:02
ファシズム = 共産主義 - 国際主義 + 国家主義
728世界@名無史さん:04/04/06 21:15
>>720
共産党もアヘン栽培して軍資金にしてるでしょ。
日・国・共とも軍閥ゴロツキと変わらないよ。
729723:04/04/06 21:39
>726
違うよ。
むしろ、ファシズムってのはそれまで自由主義を支持してた中間層が危機的状況において支持することが多いし。

>727
ファシズムについて一致した定義ってないよね。
ドイツとイタリアでも大分違うしね。
730世界@名無史さん:04/04/06 23:33
>>729
ファシズムの支持者が中間層ってのはトロツキー以来の常識になってるが、
労働者もファシズムの有力な支持者だよ。
共産主義の経済政策には惹かれても、国際主義、階級闘争を嫌う労働者
は結構多かった。愛国主義、宗教心は階級に関係なく普遍的にある物で、
労働者はパンにしか興味が無いってのはマルキストの偏見だ。
ファシズムが社会の広範な支持を得た背景には、共産主義者
がそれまで信じていた社会を破壊しょうとしたのも大きい。
日本にはローザ・ルクセンブルクをマンセーする人が多いが、ドイツ共産党
のやってることは結構酷いぞ。
ドイツ、イタリア、スペインとも共産党の跳梁がなかったら、ファシズムはあんな
に支持を得られなかっただろうね。
共産主義への憧憬が強い戦後日本だとフランコ=悪で片付けられることが多いが、
当時の共和国側の惨劇を思えば、共産主義とファシズムという究極の選択の中で
より「まし」ということでフランコが支持されたのは当然だと思う。
731エズラ・パウンド詩章より:04/04/06 23:51
そしてムッスは救った
事態を救った
スペインでは今も救っている

(○m○)』戦わざる亡国は真の「亡国」精強なる国軍がある以上は一戦交えて相手を反省させる必要があった。
大日本帝国は、覇道を主張したことなど一度もなかった。
732世界@名無史さん:04/04/07 00:14
>730
いちおう、それは存じております。
中間層の投票行動を分析すると、初めのうちこそは年金制度と資格制度の整備を訴えたナチスに票を入れてましたが、
だんだん中間層の解体をもくろんでいることがバレてきて、都市部では社会民主党の方が票を彼らから獲得してました。
その分労働者から獲得してたことになるわけですが、地域差も大きかったりします。
データなくしちゃったからね、詳しいことは言えないけど。

でも、構成員を見ると、労働者出身は人口の割に少なく、中間層出身が多かったりします。

まあ、トロツキーとかの時代にはコンピュータなどはありませんから、
構成員や積極的な支持者から考察するしかなかったのでしょう。

ついでに、ローザが誉め讃えられるのは、ドイツ共産党の社会ファシズム論などの誤りと対比されてることもあると思います。
733世界@名無史さん:04/04/07 00:29
ナチスの支持層は中層だったと思うが。
失う物がない者は→共産党
失う物がある、もしくは失いつつある人→ナチス
734世界@名無史さん:04/04/07 00:51
社会ファシズム論はアフォ過ぎるよね
735世界@名無史さん:04/04/07 00:57
http://ww1.m78.com/weimal/germancommunistparty.html
ナチスと共産党の共闘だって
736世界@名無史さん:04/04/07 01:12
ヒトラーが勝っていれば
俺の職場の禁煙のトイレで
隠れてタバコ吸ってる同僚は
確実に強制収容所送り、だな。
737世界@名無史さん:04/04/07 15:07
強烈な人種理論があったのって、ナチス・ドイツだけ?
イタリア、スペイン等には無かったのかな?
あ、クロアチアのウスタシャはセルビア人を虐殺してるか。
738世界@名無史さん:04/04/07 21:52
http://www.marxists.org/nihon/trotsky/1930-1/df-natis.htm
昔の人はこんなデタラメを信じてたの?
739世界@名無史さん:04/04/07 22:06
何がデタラメなの?
話のタネに書いてくれ。
740世界@名無史さん:04/04/09 02:03
>733
伝統的にはそうされてきました。
でも、中間層のなかでも新中間層と呼ばれる人達はナチスが自分達の生活を守ってくれないことに気付き、
必ずしもナチス一辺倒なわけではないことが後になって分かってきました。
741世界@名無史さん:04/04/10 21:24
東欧史研に来なさい!
742世界@名無史さん:04/04/11 12:45
>>740
ナチスってあくまで社会主義だからね。
ここがイタリアファシズムと違うところ。
743世界@名無史さん:04/04/11 15:55
>742
反自由主義≒反資本主義・社会主義って考えてません?
まあイタリアは置いておきます。
で、ナチスは初期こそ反資本主義的側面もありますが、政権を獲得するころには大分違いますね。
資本―賃労働の関係を弱めるどころか、強化しましたからね。

経済が優位に立つワイマール国家は力がなく、
労働市場では労働組合が、製品市場では各種のカルテルにより、市場経済は機能不全に陥ってました。
そこで、市場権力の解体・抑制により機能不全を解消、
つまり強い国家の介入により、あたかも完全競争で達成される均衡を得ようとした。

これはナチスを支えてた当時の経済学者の主張のパクリでつ。
別に資本主義を否定したわけじゃなく、国家により指導された資本主義経済秩序を指向してたの。
744世界@名無史さん:04/04/12 01:16
>>728
>共産党もアヘン栽培して軍資金にしてるでしょ。
実証されている事ではないよ。
それに国際条約違反でもない。
まあ満州国の専売政策ならば「漸減政策」の口実もある程度、機能しうるけど。
台湾とは事情が大分異なるけど、
「友邦国家」と「帝国領土」との相違に
一つは由来するのだろうか。

まあ>>713-714あたりが、
事情を問わず語りにしているのでは?

745世界@名無史さん:04/04/12 01:25
あと>>709のレスで大体の論点に決着は付いているね。

日本による9カ国条約違反もソ連による日ソ中立条約違反も
それぞれ疑問の余地無く立証されうるのと同じく。
746世界@名無史さん:04/04/12 02:40
709はかなり詭弁っぽい気が・…
麻薬は絶対ダメといえばいいのに、国民党を庇うのが見苦しい。
国民党の支配権が減り、麻薬の販売量が減っただけで、斬減政策でもなんでもないし。
これはどちらもだが、実際の生産量の推移を示していない、本人達は史料持っているんだろうけど、
端から見ている俺らには良く分からん。

国共内戦末期だろうが、日中戦争中だろうが、生産して輸出しているのは弁護に値しないと思われ。
日本となにが違うんだ。
747世界@名無史さん:04/04/14 19:07
ファシズム研究で一番良い本を教えれ
748世界@名無史さん:04/04/16 11:26
>>746
>麻薬は絶対ダメといえばいいのに、国民党を庇うのが見苦しい。
台湾でも総督府は絶対駄目なんて、立場じゃ無かったが何か?
厳禁政策は取れたくても取るのが困難な社会状況下にあったからで、
国際犯罪に相当しないのはもちろん、決して専売政策は収益だけを目的としたものではない。
私が台湾総督府をも庇うのは、君にとって都合が悪いのか?(藁
厨房はせめて過去レスぐらい、よく読め。

>国民党の支配権が減り、麻薬の販売量が減っただけで、斬減政策でもなんでもないし。
既に過去ログに指摘されているけど、
講談社現代新書、江口圭一「日中アヘン戦争」のような基礎文献でも、まずは読め。
国民党は漸減政策を採用し、首都南京では、消費量が激減していた。
その上で日本が内蒙古産品などの横流しまでしてきたら、さらに減る罠。
もっとも倉橋正直氏の一連の著作の読破がもっとも望ましいね。
清朝時代から続く、長期的なアヘン根絶政策を国民政府は継続しただけでもあった。
生産量の全体的な推移に関しては、敗戦時の組織的な史料隠滅で分かりづらい面が大きい。
ただし個別研究の面では上記をはじめとした蓄積があるね。
学術シンポジウムとかも研究者名でググってみると、ヒットするよ。

>国共内戦末期だろうが、日中戦争中だろうが、生産して輸出しているのは弁護に値しないと思われ。
断末魔の国共内戦末期ですら海外輸出はしてないがな。どこでそういう話が出てくるのか?


>日本となにが違うんだ。
国際条約を違反しなったため、国際問題とはならなかった。
第三者を装った馬鹿ウヨの君が依拠できるような、
研究文献も素人サイトも存在しないのは悲しいね。

もうこれ以上、お相手しても馬耳東風だから、勘弁ね。
749世界@名無史さん:04/04/16 18:05
>747
少し古いけど、曽良清司の「権威主義的人間」とか。
750世界@名無史さん:04/04/18 01:02
>>748
>厳禁政策は取れたくても取るのが困難な社会状況下にあったからで、

私の記憶が確かなら、阿片戦争後から専売により斬減政策が行われていた筈だけど、
100年近くたってもろくに減ってないね。それで減らしたと言えるのかな?

>国民党は漸減政策を採用し、首都南京では、消費量が激減していた。

で、国民党の販売量を積極的に減らしていたのかな、日本や諸外国からの輸入で減ったのと、
減らしたのでは意味が違います。


>生産量の全体的な推移に関しては、敗戦時の組織的な史料隠滅で分かりづらい面が大きい。

と言うことは、減らしたという根拠はないわけですが。

>断末魔の国共内戦末期ですら海外輸出はしてないがな。どこでそういう話が出てくるのか?

国民党の支配権外だから移出ではなく輸出という表現に変えました、海外輸出なんて言葉は1度も使ってないと思うのだけど、
曲解が好きなんですね。

>国際条約を違反しなったため、国際問題とはならなかった。

つまり行為自体は全く同じという事でしょう。

>第三者を装った馬鹿ウヨの君が依拠できるような、

相手にレッテルを貼り、悦に入っているような人にはなにを言っても無駄なんでしょうね。

751世界@名無史さん:04/04/21 23:15
昭和研究会や革新官僚が目指してたのは国家社会主義?
真性の共産主義者も結構多かったみたいだけど。
752世界@名無史さん:04/04/22 02:54
共産主義者なんて、そんないたの?
マルクス経済学者はいそうだけど、ってか、いたが。
753世界@名無史さん:04/04/24 16:17
 一九三四年に来日した仏ジャーナリスト、モーリス・ラシャンは、当時のこれら一連の右翼革新運動を、
天皇と勤労大衆を直結してその中間にある資本家階級を排除しようとする「ナショナル・コミュニズム」であると指摘し(10)、
計画経済の本質が政府(官僚)の恣意的な判断決定に依存する非計画経済であることを論証これを完全否定し、小川平吉
と共に近衛新体制に反対した山本勝市博士は、
「結局自由経済に優るものなし、今日日本では右翼も左翼も皆マルキシズム思想を根底とする如し。」
と述べ(鳩山一郎日記昭和十五年四月二十九日)、原嘉道枢密院議長は、岩村司法大臣に右翼運動に対する取締の寛に
過ぎること又は見当違いであることを力説して、右翼と赤とは必ずしも区別すべきではないことを強調し(4)、いずれも右翼
の正体が共産主義者であることを見抜いていた。
754世界@名無史さん:04/04/25 21:51
なんだ、くだらね。
自由主義者からみれば、右翼も左翼も大して変わらないでしょ。
755世界@名無史さん:04/05/01 14:57
>>747
>第三者を装った馬鹿ウヨの君が依拠できるような、
 研究文献も素人サイトも存在しないのは悲しいね。
じゃあ、はじめから馬鹿ウヨとやらの相手にレスつけるな。
不毛。

>>748
>私の記憶が確かなら、阿片戦争後から専売により斬減政策が行われていた筈だけど、
 100年近くたってもろくに減ってないね。
印象論で語るなよ、くだらいな。
756世界@名無史さん:04/05/17 20:22
チャウシェスク政権時代の秘密警察「セクリタテ」には
戦前〜戦中のファシスト団体「鉄衛団」の残党がたくさんいたそうだ
757世界@名無史さん:04/05/17 20:28
第三帝国の傀儡と化した東欧の小国。ヒトラーがトップに据えつけた連中は意外にも、
強力なファシスト団体ではなく伝統的な保守主義層である場合が多かった。
ルーマニアでホリマ・シマよりもアントネスクを選び、
ハンガリーではサーロシよりホルティを選んだのは有名な話しだ。
というか、ファシズムなるものが国家を強力にすることを目的とした運動である以上、
ドイツとしては衛星国に力を付けてもらっては困るわけで、その意味では
ヒトラーのやり方は巧妙だったと言えよう。
758世界@名無史さん:04/05/21 02:44
ドイツのようなファシズムの方が珍しい。
どこも、伝統的な保守主義に乗っかったようなイタリア・ファシズムの方に近い。
オーストリアではナチズムは弾圧されてたし。
759世界@名無史さん:04/07/15 08:51
  
760世界@名無史さん
ナチスはあくまで国家社会主義だからな。
反ユンカーや婦人の解放なんてまさしく社会主義そのもの。
日本、イタリアよりずっと革新度が高い。