《《 熱く書け！架空の歴史。パート２ 》》

たまに無性にみたくなる。皆さんの博識でこうだったらなあという
のを見せてくれ。市販の架空戦記ものとはひと味ちがうのをお願い。

前スレ
http://academy.2ch.net/test/read.cgi/whis/1012445319/601-700

　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ∩
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※音声は変えてあります。

みんなこっちに気付いてくれるかなあ・・・。

東西大国の代理戦争として始まった朝鮮戦争の際
マッカーサー元帥が日本国内に配備されていた原爆
（１９５３年に国防総省が核攻撃で破壊された為資料は消滅）
で中国に核攻撃を行った事が発端となり攻撃から二週間後
国際連合本部でアメリカ合衆国はソビエト連邦に対して宣戦布告した。
当初戦争は早期に大量の原爆と戦略爆撃機を保有する
アメリカの圧倒的勝利で終わると見られていたがヨーロッパ各国の
中立宣言とソ連の防空網に阻まれ戦線は膠着状態に陥った。
その空白期間を逃さずソビエト連邦は中立宣言を行った国々に侵攻を行い
イタリアとイギリスを除く殆どの国がソビエト連邦に組み込まれた。
（中国も２度目の核攻撃が仇となりソ連領に変身した）
５３年に米ソ両国がＩＣＢＭを完成させた事でアメリカ、
ソ連の最後の戦闘が始まり、米ソ共に核兵器の応酬の結果国土の半数の都市が消滅し、
その際日本も航空自衛隊が奮戦したもののソ連爆撃機を防ぎ切れず東京、大阪を除き再び焦土と化した。
最後の戦闘から３日後スターリン書記長がベリヤKGB長官に射殺された事で
（ベリヤKGB長官は一年後に処刑された）停戦交渉が開始され
核兵器保有制限条約締結とともに和平が成立したものの
終戦直後に開始された米ソ間の２度目の冷戦は現在も継続中である。

スターリンの死亡と朝鮮戦争が後２年遅ければ違和感が少なくていいのに。
一応この世界ではロケット技術が３、４年早まってます

みんながんばってるなぁ。
おいらも続き書こうかしら。

<6
がんばれスウェーデンさん、久々のカキコではないですか。前のスレッドでの
カール12世の話はかなり楽しかったですよ。続き期待してます。

１さ、、おつかれさまです。
私も、なかなか、設定が崩れて大変ですが、すこしづつ書いていこうと思います。　
　どうしよう・・・このままじゃ二次大戦が起きない・・・

誰か一言でいいから感想書いてくれ
ネタはあるけど何処が駄目か判らないと
続きが書けないよー

>>9　初参加さん

だめな感じしませんよ？ここの人はみな、静かに楽しんでます＾＾
おもうまま突っ走ってください。区切りがついたあたりで、盛り上がりましょう。

しまた・・・ﾀｲﾄﾙ崩壊じゃなくて解体だったのに・・・
こりは、もう崩壊に修正しなきゃどうにもならん・・・困った
>>9
　取り敢えず、少しくらい破綻してても整合性があれば問題無いと思うけど・・・

初参加さん

桜４７さんの言うとうり、特に疑問を感じませんよ？。
それに、一度正史から離れてしまえば、突っ込みも在りませんし・・・。

前スレでは、何度か質問・要望が在りましたが、何時のまにやら無くなりましたな。

age

ホシュ

ほしゅ

受験生には、長編小説打つ時間がなーい。来年の春まで書けない残念

保守

ハンニバルさん
此方もイマイチ時間無し。
信長物における、東南アジア・インドの歴史改変のネタがまとめられない（泣）。

hoshu

ほしゅ

hosyu

スターリンは１００歳となる誕生日を迎えていた。
しかし、彼の長寿を祝うものは一人としていなかった。
国中、粛正してしまったから。

しかし彼はそれでも１００歳を数えてなお健在だった。

なぜなら世界中の国々が忌わしいロシアを消滅させた彼の功績を認め
最後のロシア人としてクレムリンに幽閉して見せ物にしていたからであった。

ﾜﾛﾀ。けどこっちに書いた方が良いのでは？
世界史系ジョーク集・第三集
http://academy.2ch.net/test/read.cgi/whis/1035989314/

hosyu

うーん、忙しくて暫く来なかったら、大分経ってしまった。
で、ネタが纏らないので、1900年代の各国の領土をアップ。
まず、米大陸から。
英領カナダ・現状維持。
ノヴァ・イスパーニャ（メキシコ合衆国）+米墨戦争で失った大陸西海岸及びパナマ地峡帯まで。
アメリカ合衆国・西海岸北部のシアトルを中心に確保、テキサス併合、フロリダ及びカリブ海スペイン領確保。
ノヴァ・グラナダ（コロンビア連邦）+エクアドル+ヴェネズエラ領有。
ノヴァ・カスティーリャ（ペルー共和国）+ボリビア。
ノヴァ・エストレマドラ（チリ共和国）ｱﾙｾﾞﾝﾁﾝのパタゴニア地方領有。
ノヴァ・ラプラタ（アルゼンチン共和国）パラグアイ+ウルグアイ。
ブラジル・ブラジル帝国（領土微増）

で、アジア

日本国（日本合藩連合帝国）樺太・千島・台湾・フィリピン・北ボルネオ・パラオ・マリアナ・セレベス北部。
朝鮮半島（李氏朝鮮）そのまま。
清（大清帝国）長江以北・ウイグル・モンゴル領有。
明（大明帝国）長江以南。
チベット（西蔵法国）チベット地方。清と友好関係維持。
インド・ムガール帝国（帝号は英国国王兼任）
ムガール内には、オード・ベンガル・マラータ同盟・二ザムの四強在り（様々な形で英国支配強化中）。
インド北西部はシーク教国独立（パキスタンあたり）。アフガニスタン・規模維持。
インド南部はアイソール王国在り。
アチュー王国・スマトラ北部・中部領有（反欧州・反日・親清）。
インドネシアの余りはオランダ領（ジャワに保護下の王国在り）。
インドシナはラオス王国・クメール帝国（カンボジア・仏保護下）・コーチシナ（仏植民地）・広南（大越・安南合併国）。
タイ王国（領土増）。豪州（オーストラリア）・英領。内南洋はドイツ、他に英・仏・葡・など。

中東・アフリカ

オスマン-トルコ帝国。エチオピア帝国。英領エジプト。他、史実と変わらず。
欧州地域も特に変化は無し。ロシア帝国も変わらず（アラスカは米に売却）。

ＭＯさん。おかえりなさい＾＾

こんなのあたので乗せて置こう。

8 ：世界＠名無史さん ：02/12/18 14:28
義経はなんとか脱出したものの、日本に彼の居場所などない。
そこで親義経派だった先代秀衡の御用商人で宋との貿易を
行なっていた吉次の導きにより、宋に渡るが、宋は金との戦いで
疲弊しきっていた。義経は戦乱を避けてモンゴル高原に逃げのびた。
そこで出会ったのは、モンゴル統一の野望に燃えるテムジン
という青年だった。

日本語と同じウラル・アルタイ語族ながらモンゴル語を学ぶのには
四苦八苦、やっと片言なりに話せるようになったモンゴル語で
テムジンの苦境を知った義経は、テムジンに手を貸す決意をする。
義経は卓越した戦略をもってテムジンを補佐し、自らも得意の
騎馬で戦う。モンゴル軍は、虎が翼を得た勢いであった。

かつては戦友だったオン・ハーン、ジャムカらの勢力と対立した
テムジンと義経だったが、十三翼の戦いでオン・ハーンらを葬り去った。
二つの大勢力を倒した今、残る敵はナイマン族だが、その族長
ダヤン・ハーンは大した男ではない。

しかしモンゴル統一も間近という矢先、テムジンは病で急死してしまう。
彼から後事を託された義経はテムジンの死を秘し、彼に代わって
その遺業を達成する決意をするのである。

１２０６年、義経はモンゴルのハーン（王）として即位する。

即位時に掲げた旗は源氏の白旗、数は名の九郎にちなんで
九本だった。そして、遠く離れた祖国を懐かしむ義経は、
日本に残した愛妾、静との誓いを思い出し、吉野の誓いが
成った今静を想う、という意味を込めて

10 ：世界＠名無史さん ：02/12/18 14:29
成吉思汗と名を変えた。
吉とは吉野の吉、静が白拍子だったことから汗は白拍子の衣装の
水干を意味するのである。
さらにチンギス・ハーンこと義経は、モンゴル軍の紋章を源氏の桔梗に
定め、世界へと飛躍する。

金、ホラズムなどに遠征して打撃を与える義経だったが、
その覇業半ばにして、金を孤立させるための西夏攻撃のさなかに、
義経は倒れてしまう。死に際まで義経は、兄頼朝、引いては鎌倉幕府へ
の怨みを、義経を父の代わりと慕うテムジンの子オゴタイや孫フビライら
にのこし、波乱の生涯を閉じた。

後年、祖父がわりと思っていた義経の打倒鎌倉幕府の遺志と、黄金の
国ジパングへの野心をうけたフビライ・ハーンは、日本への侵攻を決意、
二度に渡って日本に襲来するのである。

中東･アフリカ修正
ペルシア王国・エチオピア帝国入れ忘れ。後は史実道理。

欧州
ｸﾞﾚｰﾄ・ﾌﾞﾘﾃﾝ連合王国。フランス帝国（ボナパルト王家）。イスパーニャ王国。ポルトガル王国。
イタリア王国。スイス連邦。ルクセンブルク大公国。オランダ王国。ベルギー王国。デンマーク王国。
ノルヴェー王国。スエーデン王国。ドイツ帝国。オーストリア＝ハンガリー帝国。セルビア王国。
ギリシャ王国。アルバニア公国。モンテネグロ公国。
ワラキア大公国（ツエッペシ公家「ドラクル公」「串刺し公」子孫。ルーマニア･ﾌﾞﾙｶﾞﾘｱ・モルドバ等）。

桜４７さん、ただいま（笑）。時間あり次第、細々とUPします。

乾す

寂れてるね。
世界史だけに限らず、日本史や三戦板のネタも有りというのはどうだろう？

文化元年(1804) ロシア使節レザノフが来航・ナポレオン仏皇帝に就任
文化３年(1806) 神聖ローマ帝国解体・ナポレオンの大陸封鎖令
文化７年(1810) 清　アヘンの北京流入を禁止
文化11年(1814) 連合軍のパリ入城失敗・ウィーン会議
文化12年(1815) ナポレオン帝号維持。清　アヘン輸入を厳禁
文政４年(1821) 伊能忠敬の「大日本沿海輿地全図」が完成。ギリシャ独立戦争
天保11年(1840) 英明アヘン戦争がはじまる　日本、明国を支援
天保13年(1842) 清、北京条約を英と締結。
弘化３年(1846) 米墨戦争、墨が米を撃退。
嘉永２年(1849) 諸藩に海防強化を命令
嘉永６年(1853) クリミア戦争
安政５年(1858) ムガール帝国、英に実権を盗られる。ロシアと清の間で愛琿条約が結ばれ、ロシアは黒龍江などの河川の自由航行権取得
万延元年(1860) 北京条約で清国が沿海州をロシアに割譲
文久元年(1861) 14代相国・織田信政改革断行。イタリア王国成立。
　　　　　　　　米、南北戦争　墨、南軍支援するも、南軍敗北。
元治元年(1864) 西方征伐 日本、清・朝鮮と戦う。
慶応３年(1867) オーストリア＝ハンガリー二重帝国の成立
明治元年(1868) 露、樺太・蝦夷に派兵、戊辰戦争勃発。徳川の分家　一橋慶喜活躍（維新時に本家相続）
　　　　　　　（ネルチンスク条約を再確認、露国賠償金支払い）
明治４年(1871) ドイツ帝国成立
明治８年(1875) 清　同治帝が没し、西太后が実権を握る
明治９年(1876) 英・ビクトリア女王がムガール帝号を称す
明治10年(1877) 仏、台湾に侵攻、西南の役はじまる（後に相国となる西郷隆盛活躍）。露土戦争
明治26年(1893) ドイツ駐在武官だった陸軍の福島安正中佐、日本帰国に際し、ただ一人、馬を駆ってシベリアを横断
明治27年(1894) 清に宣戦布告、日清戦争はじまる。朝鮮、甲午内乱
明治31年(1898) 米西戦争 、米カリブ海の西班牙領を取得

年表漁ってて思いついた

嘉永６年(1853) ペリー事件
日本を対墨西哥戦の道具とする為、ペリー提督率いる米国艦隊が、関東鎮守府である江戸を攻撃しようとして、
東国艦隊に殲滅された事件。
大陸の清・明の英国に対する弱腰を見て、脅すだけで従うと思った米国の自信を、打ち破った。
嘉永２年に海防強化策として、諸藩の軍事力を吸収開始した事が、間違いではない事の証明である。
なお、この事件を契機に、日本は米国の対墨西哥包囲網の大東洋戦線を破壊し、
要石たるハワイ王国の独立維持を、英国と同じく猛烈に支援し、東西両洋から米国を締付ける事となり。
また、この事件からアジアの戦争が激化したので、日本の”太平の眠り”を醒まし、
利害が一致する、日英独三国同盟締結へと続く下地ができたのである

>>35さん
ＯＫ，元々その傾向も強いですし、何でも有りも良いかな。
皆さんどうでしょう？。

最初から文にするのは難しいからこつこつネタだしてこうかと思います。
それを皆さんに叩いてもらって修正加えて文にすると。

やっぱ時代は戦国末期、本能寺直後ががらくちん。
んで日本を統一するのは家康と言う事で。信長や秀吉でもいいけど。
家康ほうが史実で登場する子孫達を流用出来るので楽そうだから。

んで、
本能寺後の混乱から如何に速く家康が天下を統一出来るか、
史実と同じような幕藩体制では無く海外進出がやり易い様にするために
徳川家による日本の一円支配を達成するにはどうすればよいか、
家康が日本国内で引き篭らずに外に出るにはどのような出来事が必要か、
取り敢えずはここらへんから考えていこうかと思います。

kohou

あと一ヶ月もあれば再始動します。受験中も時間を見つけて妄想しておりました。

３８
文章にするのが苦手なら、moさんがやってるみたいに年表風にしてみては
細かい設定を伝えたいときは、ちょっとピックアップして説明してみるとか。
どうですかね。

>>38さん
家康に速やかに天下を取らすのであれば、
明智を半年もたすか、秀吉に大返しさせない方向で改変してわ？。
家康は単に貿易の独占で、経済の立て直しをしていただけだと思います。
半島・大陸に目を向けさせない為、早くに南蛮商人どもにあわせては？。
あと、家康・秀忠・家光の三人は予防攻撃として、ルソン島への侵攻を考えていました。
内乱と水軍衆の不足で、お流れになりましたが。

（＾＾）

３８さん＞徳川政権による海外進出を想定するならば、
とりあえず日本に置ける海外交易の強力なライバル。南蛮貿易や中国貿易において
日本に競合するライバルが欲しい。例えば九州征伐が失敗したかして
九州が独立王国化して海外交易で利潤を上げ強国化するというのは？

ぼしゅ

ふと自作の信長物を、読み返して気がついたがこの世界、
アジアでの大戦争がしづらいわ。

日英独三国同盟に墺・土が加わり、仏・露・伊の三国協商と戦うんだろうか、
そして、史実より弱い米と強いメキシコが、どう絡むのか。
第一、欧州で独・英は仲良くできるのか？、独が海軍を諦めれば良いかなぁ。
大東洋では、どの国も特に利害関係でぶつかる事は、なさそうだけど。

ほす

捕手

hosu

「二十一世紀はアジアの世紀である。」
これは大日本共和国前大統領松永恭治郎の演説の中に含まれれている有名な言葉である。
事実、大日本共和国・大韓帝国・満州連邦・中華民国の四カ国で構成されている極東連合
の経済力は最早、米国、ＥＵを凌駕している。
とは言え、その中での日本の役割はだいぶ低下してきた。今やＧＤＰでは満州に負けているし
韓国とも僅差である。しかし、やはり極東アジアの政治の中心は日本であった。東京に極東連合
本部があるのがその象徴である。大日本共和国建国今年で１３５年になる、この著書は初代徳川慶喜
から現在の大統領長澤裕一郎までの歴史を書いたものである。

前スレ、実は５０２Kもしくは５００ｷﾞﾘｷﾞﾘで書けなくなるみたいなんで
しばらく向こうで書きますね。

>>44
　九州征伐失敗の為には「黒田勘兵衛親子戦死」を入れるといいかと思われ

　

軍事板でこんなのやってみますた。

ttp://hobby.2ch.net/test/read.cgi/army/1042735973/864-885

　万一秀吉の九州遠征軍が失敗した場合、それは秀吉の動きより島津の九州統一が
先行し基盤固めの余裕があった、というのが妥当ですね。
　その場合失敗しても秀吉は関白として島津を朝敵扱いして九州地侍に揺さぶりをかける。
ソレに対し島津がとった方法は対外交渉の窓口として征西府を開き九州を独立王国として明の皇帝に朝貢し、
朝廷ではなく明から九州の統治権者の御墨付を得た。そして琉球を属国とした筑紫(九州王国）の発展。
筑紫は対中国貿易や南蛮貿易を積極的に奨励し秀吉の支配する日本を仮想敵国として急速に軍事・経済大国
として成長してくる。
やがて秀吉も懐柔策を取り朝廷に言上して島津義久に九州全土の守護職と鎮西管領と琉球の支国を認めた。
但しその際島津義弘に九州探題の官職と（義久には独立國筑紫国王してあえて与えなかった）朝廷の正式な官位
権中納言そして四国は淡路に封土をあたえ懐柔と島津の分断を狙った。

>>55
　ちなみに、私の地元では、黒田親子を相手に2年くらい篭城戦に持ち込んで
ついに謀殺によって処断せざるを得なかった豪族がおりました。
　
　それが黒田節bに出てくる「日本丸」に関する逸話ですがね・・・ここでしくじってれば
黒田氏は1580年以降の歴史には登場しなくなります。

　秀吉は小牧長久手の戦い以降，徳川家康に妥協し，九州征伐は惨憺たる失敗
黒田勘兵衛という智謀の臣も戦死により失われた。秀吉の権威と政権は非常に不安定な物となった。
　秀吉は権威回復の手段として豊臣天下(九州･琉球を除く日本）の諸侯に総動員を下し対明征伐を
企画する。が秀吉は戦下手と居う評価が普及しており周囲の大反対は秀吉の暴挙を止める事になる。
　そんな秀吉にとある知恵者が面白い考えを授けた。「いっそのこと高砂を征伐なさいませ」
島津の筑紫･琉球連合王国を挟み撃ちにすることもできる。がそのためには南蛮の遠洋航海技術は不可欠だった。
　とりあえず筑紫大使に任命していた小西行長に島津の慰撫を図らせ、同時に南蛮船数隻の購入を申し出る。
この申し出をかたくなに拒否するイスパニアとポルトガルであった。

　

信長物の続きが思いつかない、どうも前の満州物に繋げてしまいたくなった・・・（汗。
かといって、最近思いついた大統一場理論ネタも（別に”重力＝電力”の公式でも良いけど）、
熱エネルギーから直接電力云々も、ＳＦならいいけど歴史物ではあんまり役に立たん、ＳＦかけんのに。

たんに、早く”湯沸し発電”から次にいかんかな、・・・あ！水素エンジンでもいいか、水あれば使えるし、
でもソンナ物誰に開発させれば良いんだろ。

平賀源内とか言ってみる…時代が合わんか

>>59
　レオナルド・ダ・ヴィンチ・・・も合わないかな？
・・・ニコラ・テスラも・・・

大統一場理論とかが完成したら、
光・熱線・電波・放射線・重力さえあれば、永遠不滅に電力が発生するんだと理解。
そして重力再編も可能、エネルギーさえ確保すれば宇宙船の床に対して１Ｇ加圧もできる、
そして何より放射能が怖くない、重力機関（仮）さえ機能していれば、電力になるから。
ただ恒星間飛行では、コノ機関だけでは加速し続けるのは無理、速度維持は簡単だけど。
できる限り恒星系での加速をするか、常温核融合機関・常温超伝導バッテリーの実現、
低温元素変換装置の開発が必要か。

水素エンジンは初期型はかなり大きいだろうな、水素吸着合金出来ないと。
水素発生装置（水の電気分解でいいかな）と発生装置専用の電源、エンジン本体。

どちらにせよ、大規模発電装置は要らなくなるだろうけど。

大日本帝國崩壊さんへ
うーん、確かにニコラ・テスラなら開発しそうだ（笑）。
なにしろ世界定周波装置での、電力送信・発電実験してたぐらいだから、
水素エンジンなら、環境影響は少ないでしょうね、
定周波装置は聞く所によると、自転を止めかねない発想だそうですから。

（＾＾）

山崎荒らしに救われるとは・・・

むむ？、もしかして（もしかしなくても）、パート1落ちた？。
荒らし（許さん！）か圧縮（仕方無し）ですか？。

>>65
　板移転に伴う圧縮だと思いますよ。

喪主

良スレにつきサルベージｱｹﾞ

今までのあらすじ。
　
　長年続いたデフレ不況によって銀河連邦のとある中小企業が破綻した。　
　その財務調査によって判明した犯罪行為は銀河を震撼させた。

　それは地脈の力を使ったエネルギー抽出装置の
前恒星間航行文明どころか、一つの国すら統治し得ないような人物に貸与されていたと言うこと。
　その人物の名は、徳河家康・大田道灌・宙海。
　どんなに急いでワープアウトしても、ワームホールでつなげても300年かかる。
　その間に、彼の惑星に甚大な影響を与えかねない事が判明、やむをえず、惑星連合・銀河連盟・銀河連邦ら
オリオン上腕銀河Ｇ３による「惑星地球　地脈利用装置無断貸与事件対策本部」言語を略して「魔」が発足した。

　昭和7年、1月4日。
　５・１５事件によって死亡した重臣、犬飼とその連れが黄泉返り、天孫降臨と称し昭和帝の前に現れた。
　これから激動の50年と呼ばれる、地球統合前史が始まったのである。

　・・・というわけで、前スレの内容の後半は無しということで。

一応信長物？

昭和１４年式野戦服＜銃鎧＞
この”服”は、大砲の榴弾化によって多くなった負傷者の、
軽減装備として開発された事になっている。
しかし開発史を確認すると、そう言いきることも出来ない。
当初の目的は、銃弾防御の為だった、もしそのままなら、この種の兵器は失敗していただろう。
１６ー１７世紀の当世具足・フルプレートの如く（ご存知のとうり重量超過によって）。
初期の試作品は多面構造で文字どうり、亀の甲羅を背負っているような物であり、
機動性が著しく低かった。
そのため腹側に、小さな車輪が幾つも取りつけられた事もある。
だが、直接防御を諦め、間接防御（戦場での大部分の負傷原因の砲弾片）に徹するならば、
何も”重量物に拘らなくて良い”、その答えが”銃鎧”である。
鉄砲の貫通力に負け、兜を残して消えた鎧の復活であった。
もっとも、金属板と鋼糸を、不撚服に複雑に織込んだだけだったが。

これが後の、機動装甲歩兵服”鉄騎”・・・外国の言う所の”パワードスーツ”の直接の祖先である。
”鉄騎”に放射線防御機構を取り付けた、対放射線作業服である”天狗２３型”（推進装置の追加で宇宙服として使えた）や、
工作専用作業服”土蜘蛛”（このタイプにも宇宙用、陸上用の各種型がある）などの系譜に繋がる。
これらの発動機は、ステラ博士が開発した水素エンジン（初期型は巨大で、艦船類にしか搭載できなかった）の、
改良縮小タイプであり、新開発の水素吸着合金によって、初めて開発に成功した。
なにしろ、出力も高いが容積もデカイエンジンなのだ。

>70
＞ステラ博士

ニコラ・テスラのこと？

ほしゅ

（＾＾）

　　 ∧＿∧
　　（　　＾＾ ）＜ ぬるぽ（＾＾）

　西暦２０５０年
地球上に人類文明が拘束されるのが困難になってきた今日、だが本格的な宇宙進出
を可能にする技術は現代版のローマ帝国アメリカ、復権をもくろむかっての世界の覇者
欧州諸国。そして鮮血にそまった貪欲な羆ロシアあとはせいぜい金銭めあてに日本が
関与するのみであった。
　が地球上は限界が近い。欧米ロの白人層は当初は人類全体の場所とした火星を秘密裏に
白人(コーガソイド）の占有物とすべく一計を巡らせた。先んじて送った開拓のため白人
エリートに独立宣言を出させ、”白い火星”主義つまり白人でクリスチャン以外の入植
禁止としたのだ。
　刻々と悪化する地球環境。取り残される格好となった諸民族は中国とインドそして日本
に分かれて独自の宇宙移住手段としてスペースコロニーの大量建造を図る。
　金星の地球化も検討されるが、実現には１０００年かかる。やがてまだみぬ金星利権を
めぐり日中印の三大グループは対立し出す。そして第一次太陽系戦争（アジア大戦）に・・・。
　地球は既に人口の８割がムスリム(イスラム教徒）となっていたが彼らは「アッラーの
最も愛し祝福したもう星から離れるのは禁じ」られていた。

1941年、真珠湾攻撃後もアメリカ勢力圏にさらに深く侵攻した連合艦隊は、
サンフランシスコ湾を制圧し、東南アジア及び中国地域に干渉しないことを条件に
ルーズベルトに講和を申し込んだ。
「だまし討ち」に遭い激情していたアメリカ国民はもちろんこれを却下。
山本五十六率いる連合艦隊の小さな陸戦隊は殲滅されるかと思われたが、
日本軍の関東防疫給水部、通称731部隊は既に満州で細菌兵器の実用化に成功していた。
そしてゼロ戦300機による徹底的な細菌散布は、西海岸からロッキー山脈までの合衆国の
国土を壊滅的に汚染し、元来小児マヒで病気を極度に恐れていたルーズベルトはホワイトハウスでの
講和を決意する。
かくして大日本帝国は満州・インドシナ・インドネシア・フィリピンなどの領土を獲得し、
不敗神話による天皇崇拝は恒久的なものになるのであった。

>>69
＞昭和7年、1月4日。
＞５・１５事件によって死亡した重臣、犬飼とその連れが黄泉返り、天孫降臨と称し昭和帝の前に現れた。
＞これから激動の50年と呼ばれる、地球統合前史が始まったのである。

ワラタ。電波だろ

>>77
　そう、デﾑﾊﾟ。某分家の皇家が本家の登場をびくびくと怯えているところにつけこんだ電波。
　

日本では未訳のSF作家シルヴァーバーグの「永遠のローマ」シリーズの
評判聞いて思った事。
　何とかしてローマが崩壊しない架空歴史できんかな?そいでもって仮定

１）モーセによるユダヤのエジプト脱出が無かった。極端な差別がなくヘブライ
　　はエジプトに同化してしまった。
　　ついでにイクナトンによる唯一太陽神アトンへの宗教改革もない。
２）秦の始皇帝による中原統一が実現せず、匈奴の安易な進入を容易ならしめ
　　匈奴の一派がフン族として進入するんじゃなく、逆に強力なローマに圧迫
　　されたゲルマンの一派まで東方アジアに流入。民族大移動は中国が経験。
３）当然ユダヤ・キリスト教は存在しないが、変則的な形でマホメットが
　　初の一神教としてのイスラームを登場させる。その教えはローマじゃなく
　　厳しいカースト政度に圧迫されたインドに広く受け入れられかの地の文明
　　を史実とは違ったスピードとコースで進歩させる。
４）ローマが崩壊したのは多分に内的要因が強いんで内部に新たな要素として
　　カルタゴがローマの有力な１州として人材などを提供した。
　　史実では大カトーのような保守タカ派が良識なカルタゴ弁護派の少数意見
　　を破ったんだが、これが逆転し第三ポエニ戦争無いままローマに吸収。
かなり無理多いぞ。といわれるんだろが、なんとかこの仮定で考えてみようかな
と思います。どうでしょうかね？

中原統一が実現しない必要はないでしょうし、ムハンマドが一神教を
唱える必要もない。カースト制もインドでは「仕方が無い事。当たり
前。」と受け止められていたという面も。
それとインド限定ではすぐに多神教化するかも。

ガンパレードマーチ外伝　青のコメディアン（１）

　今ここに一冊の報告書が有る。
　それは一人の人間の一生の物語。
　時空には平行時空や垂直時空と言う概念が存在する・・・・・

　垂直時空は時間の流れ、つまりは過去と未来と言う時間軸・・・その流れのズレや
歴史上の食い違いによって分岐したものを平行世界と言う・・・・・・・・・
　
　これは、通常我々が取り扱う管理権限が及ばない特異な平行世界郡となってしまった
「要注意世界郡」指定を受けた地域を担当する管理官の為の物語である。
　我々が唯一のつながりをもつ第七世界においてゲームとして発売された第五世界の情報を元に
調査を行い作成されたものである。　

青のコメディアン（２）　
序章　幻獣と人類の50年

　1949年8月19日　アメリカが交戦国である日本合藩連合公国の首都江戸に3発目の原子爆弾トールボーイを
投下した同時刻・・・
　全世界規模で行われた人類同志の戦い、すなわち第二次世界大戦は意外な形で終幕を
見ることとなる。
　「黒い月」の出現。
　それに続く人類の天敵の出現である。
　これを幻獣と言う。
　神話の世界にしか存在しない名を被せられた、本来我々の世界にはは存在し得ない
確固たる目的も理由も無く、ただ人を刈る人類の天敵。
　生殖もせず口も無く、幻のように現れ身に蓄えられた栄養粥着るまで戦い、力尽きれば死んで幻へと帰る。
1973年。英国・フランス等のドイツを除く欧州・東シベリア・カナダ・アラスカ・中央アフリカ・パナマの陥落。
　日本義勇軍なる日本左翼などにによる従軍者多数戦死。

　1997年ドイツ陥落。
　一九九八年4月員ちょん防衛戦失敗。人類の生存圏はアメリカ合衆国・南アメリカの一部・南アフリカ・日本
のみとなった。

　9月。九州西岸より防衛戦争開始。。
　98年、八代平原に投入された自衛軍、陸自のほぼ全力の48万。
　対する幻獣軍、1400万。政府は生物兵器ヲ使い同地の8割をの業火を持って30万の犠牲と
引き換えに焦土と化し幻獣を葬った。

　この物語は、73年から志願し98年、ユーラシア連合軍最後の戦いである
仁川撤退戦に従軍、更に八代平原大会戦において見事に生き延びたものの
同年に宇都宮で戦死が確認されるまで闘いつづけた、あるコメディアンの物語である。

　なお本編では、1999年3月に始まる、栄光の時間分岐【第五世界の独立】に関しては
触れることは無い。
　それらは全て彼等の犠牲の上に始まった・・・・

　第五世界　標準時間　1997年　八代平原

　幻獣と呼ばれる敵によって既に世界の大部分は陥落させしめられた。　
　こうやって始まった日本防衛戦争。
　今まさに自衛軍は潰滅しようとしていた。　

　一人のスカウト・・・しかしウォードレスの頭部には指揮官の証である
赤いスカーフ。
　「イッチョメイッチョメワーヲ！」
　最早伝説と化した軍楽「東村山音頭」を歌いながら酔拳のごとく酔っ払った格好をして
敵からのレーザーを避け、腕を斜め上方に曲げる独特な剣術で幻獣を狩る。

　そして、高千穂奇蹟の撤退と呼ばれた事件は起こったのである。

>>81‐83
　　世界史かどうかは微妙

青のコメディアン（４）

第七世界　標準時間１９５０年　2月20日
　日本国　東京都東村山において志村康徳、後の天才コメディアン志村けんが誕生する。
第七世界　標準時間１９９X年　
　志村けん死亡説が流れる。宇都宮のがんセンターにて死亡、と。 事実は今もって不明。

第五世界　標準時間　1998年　宇都宮
　
　英国の滅亡、米国への亡命後も一貫として戦いつづけた義勇兵の中に
一つの軍楽歩兵師団があった。

　その名をドリフ・ザ・リンゴスター師団。
　英国軍楽隊において結成されたビートルズに日本から義勇兵として
参加していた二代目志村けん始めとするドリフスター師団との混成によって
生まれたビートルズ師団の後継部隊である。

　やれやれ、と医者の止められていた酒を飲みながら芝村けん防衛軍中将は悪態をついた。
　まったくどいつもこいつも早死にしたがる。
　幻獣共生派に寝返ってドイツを牛耳りやがったジョンレノン。
　1964年には既に居なかったポール。
　ソ連滅亡戦であっさり逝きやがった荒井注、いかりや長介。
　 ハワイ防衛戦線で粘りつづけているブー。
　　仁川防衛戦で逝った加藤茶・・・・みんな良い奴だった。　俺ももうすぐ、逝く。

　当たり前のことを当たり前にやり最善を尽くせば奴等も死なずに済んだのに。
　当たり前のことが出来れば、仕事も人生も絶対に成功する。生き残るためには、「常識」で攻めろ。
　これが二代目志村けんの信念であり、芝村を名乗ることが許された
死亡時点で終身撃墜数２８３体を誇る常人の中の常人にして世界史上最高クラスのエース、
これが非常識なｺﾒﾃﾞｨｱﾝの本当の姿である。

　関東の誰も俺がそんな人間であると言うことは知らない。
　知っていても、オリジナルではなく、自分のことをクローンとしてしか
見ていないだろう・・・しかし、俺は志願したのだ、あの日、父が戦死した あの時に。

━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅（＾＾）]━―━―━―━―━―━―━―━―━―

　　　 　∧＿∧
ﾋﾟｭ.ｰ　(　　＾＾ ） ＜これからも僕を応援して下さいね（＾＾）。
　　＝〔~∪￣￣〕
　　＝ ◎――◎ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　山崎渉

いいねえいいねえ、続けて呉ラップ　　

青のコメディアン（５）
　二世、誕生。

第５世界　標準時間１９６６年　日本武道館

　もうこれが最初で最後かもしれない。
　そう、リンゴスターは覚悟していた。
　レノンが幻獣共生派である事は薄々感じていたし、ポールは既に戦死し、クローンを
代わりに連れてきたけれど、長旅で限界だ。
　ジョージは・・・彼だけが頼りだ。　
　英国は・・・栄光有る大栄帝國は既に・・滅亡寸前だ。少しでも援軍が、欲しかった。
　例え、２０年前まで闘っていた国であっても、もはや、そんなことは言っていられないくらい
切羽詰っていた。
　既にフランスやアフリカは陥落しつつある。是が非でも応援が必要だった。

　その為に、我々は全世界を幻獣と戦いながら援軍を求めてきた。
　そして、それも今日が最後だ。

　戦時だから、２日間しかコンサートはできない・・・けれど、シバムラとかいう新興有力者の御蔭で
２日間もライブができるだけ幸せなのかもしれない・・・・・軍楽。
　まさか自分達が、こんな道に進むとは・・・オリジナルたちは思わなかったに違いない。
　１９４０〜６０年代、人類は遺伝子の異常で生殖が行えなくなった。
　そこにシバムラという異世界のテクノロジー保有者が現れ・・・・今の人類がある。

　・・・さぁ始めよう！・・・そえにしても、日本の自衛軍の軍楽隊は・・・コメディアンなんだろうか？
　そう思いながら、リンゴスターがステージへと挙がり、後ろを振り向いた瞬間、それは起きた。

ガンパレードマーチ外伝（外典）
青のコメディアン（５）
　二世、誕生。 （２）

黒いめがねをかけたジャパニーズが幻獣へと変身してしまったのだ。

　不敵に笑いながらﾚﾉﾝが近寄っていく。
　「ふふ・・・ラヴ＆ピースだよ・・・」・・・武道館一杯に広がった巨大な中型幻獣の肩の上に乗ったレノン・・・
　更にポールまでもが取りこまれてしまった・・・・

　すぐに我に帰り、私は観客の軍属に呼びかけた。
　「オールハンデッド！ガンパレード！さぁおいで、全ての勇者達よ！♪盟約に基づいていざ打ち果たさん♪」
　半分は一般人だったが、そのほとんどは何とか逃げ延び、残り半分の軍関係者は応戦を始めた。
　火器で応戦するもの。カトラスで切りつけるもの。。。。多くがなぎ倒されていき、多くが撤退した・・・

　「次行ってみよぅ！」唇の大きな士官、あれが有名なイカリヤ軍楽少将か。
　「ズンズンズンズンズンドッコ、ズンズンズンズンズンドッコ・・♪」軍楽ドリフのズンドコ節により戦線が
立てなおされていく・・・少しづつダメージは与えてい居るものの、やはり、中型幻獣はビクともしない。
　
　そこに、明らかに年の若い、ジャパニーズが目の前に現れた・・・奇妙な動きでレ−ザーを避けていく。
「ひがぁしむぅらやぁまぁ〜♪」奇妙なソウルミュージックだ。
　少年は、そうすることが当たり前であるかのように倒れた軍人の手からカトラスをとり斬り掛かっていった。

　うめく幻獣。レノンがわめく。「やれ、やれぇ！」レーザーが少年を襲う。惜しい。本当に惜しい。
　ああいう人材が、今、まさに失われるのは、実にもったいない。
　
　その時。「彼」が少年を抱きかかえて去っていった。「Ａ」。シバムラの創始者。
　そして一閃。中型幻獣は一瞬にして斬り捨てられてしまった・・・Ａ・・・まｓだか、絢爛舞踏なのか？

　ほっとしたのも、つかの間。取りこまれたポールが幻獣化しレノンを連れ去っていってしまった・・・
　レノンは「ふははははっははははははっは！ドイツで会おう！」と言い残して去ってしまった・・
　それにしても、あの少年は・・・一体？

文体から判断
時空管理官淡雪＝大日本帝國崩壊

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イカリヤ軍楽少将ｲｶｽ!
いや、ミュージシャンとしてのドリフターズが大好きなもんで。
本物のソウルやR&Bを笑いとともにお茶の間に届けていた思いで深い番組。
クラビネットのパラディドルバッキングに絡むベースとドラムなんかもう・・・
板違いですな。すまそ

>>94
いえいえ。元々、ガンパレードマーチ外伝書きたくて>>92でも指摘されてる小説
うっちゃって、こっちにのめりこんでます。

　ガンパレ世界は軍楽が結構重みがあるし、１９９９年のゲーム・アニメ世界になるまでは、
とことんまで敗戦が続きます。

　そこで、まぁ・・・志村けんが居たら・・・というモナー板の冗談を見て火がついた、そんなとこです。

　有る意味、この小説にドリフは書かせない存在かも。いきなり仲本工事を殉職させちゃったけど。
　きっと普通に終われないし、ドリフ末期しか知らないので見苦しいとは思いますが・・・大目に見てください。

ttp://www2.ocn.ne.jp/~koh-h/25_haiban2.html
ドリフミュージックのかっこよさを貴方にも。
うーんファンキー

>>96
参考にしまーす

　ちとカキコさしてもらいます。矛盾てんこもりだけど水に流してください。
　チンギスの切り開いたユーラシア帝国モンゴルは、新たな覇者ティムール
によって再統一を成し遂げる端緒を得た。
　詳細は省くが、モンゴルの築いた安定したアフロユーラシア大交易圏を
保つと言う時代の要請がユーラシアの再統合を可能としたのかもしれない。
　その版図はティムール死後も後継者の努力により維持発展されていく。
このティムールの果たした偉業はチンギスの築いた物と区別する為
　チンギス以降をタタールモンゴル　そしてティムール以降をティムール
モンゴルと呼ぶ。
　新蒙古帝国ティムールの勃興で一時圧迫され衰亡の危機にあったオスマン朝
はティムールの関心が明に向かっているおかげで一息つき、以降西向きに
進路を取り全欧州を席巻、ヨーロッパ、アナトリア、シリア、アラビア半島
エジプト、北アフリカに跨る大帝国に成長する。
　ティムール＝モンゴルが北はロシアからシベリア、東は朝鮮中国全土、南は
ビルマインド大陸全土にわたる征服活動にようやく休止していた。
全ユーラシアと北アフリカは唯二つの権威を仰ぐだけとなった。
即ち超巨大帝国ティムール＝モンゴルそしてオスマン＝トルコ大帝国である。
　これに対し自立を辛うじて保ったのは西はブリテンそして東は日本だけ
であった。
　そして日本がティムール＝モンゴルの関心を買いつつあったとき日本に
ひとりの英傑をむかえていたことは大変な幸運であったのかもしれない。
即ち織田信長である。
　今日本が世界史に燦然と輝きを放つ瞬間が訪れようとしていた。
日本の生んだ一代の風雲児織田信長が大モンゴル帝国の侵攻を受けて
立とうとしていた。
　果たして信長は第２の元寇を退ける事が出来るのか？

　ちなみに続きないですが・・メンゴです。
えっ・・続きなんぞいらないーっ？つまんねーって？・・・ガーン。

バイト見つけた。１０００円くれるってさ。
http://f15.aaacafe.ne.jp/~storm/

>>98
モンゴルは色々いじれますね。（前スレで私も書きましたが病気で未完）
本になったものでは豊田有恒・光瀬龍くらいのようですが。それと信長・秀
吉が元寇を防ぐという海外のゲームもあった気が。

>>95
気になって検索したら・・・まんまでしたか。それにしてもすごい設定
ですね（あなたの発想も凄いですが）。ケット・シーまで居るし。

>>101
　そうですね・・・・・最近、民俗板に行くようになったのですが、過去ログで貴方の名前を
発見し驚きました。

　ガンパレは・・・今はアニメで話題沸騰してますが本来はゲームですから・・・
　ただ、
ゴッドスピードで1が裏設定の質問に応えるスレ（移転）
ttp://jbbs.shitaraba.com/game//bbs/read.cgi?BBS=2447&KEY=1031426472
のように、頭が痛くなるような裏設定が満載なのは悩みです。

　ところで、モンゴルも良いですが、渤海が博多を攻め落としたという事件があったと思います。
　確か、この時は、時の太宰少弐が決死の覚悟で反撃して事無きを得た、と弘仁時代の貴族の日誌を
読んでいて出てきたのを思い出しました。
　群書類従に収録されていたような気がしますが・・

NHKスペシャル　「文明の道」にちなみ
「オスマン＝トルコ！文明の狭間の大帝国」
「大英帝国　七つの海を支配した海の女王」
「大日本帝国　帝国への孤独なる挑戦者」
「ソビエト連邦！世界最初の神無き帝国」
「アメリカ合衆国　見果てぬ夢の地球帝国」
て題名になるのかな後世の史家にとって、
この国々の特集番組の題名は。

「日本　東洋の奇跡」で明治維新〜高度経済成長までできそうな予感？

「中国共産党　時代に倒立した錯誤の王朝」
「インド　魂を引き裂かれた古き精神の王国」
「ＡＳＥＡＮ　群れ集う弱者の熱き挑戦」
「ＥＵ　憎悪と羨望の蜃気楼」
かなーっそのノリでいくと・・・。

>>102
刀尹の入寇とは別なのですか。藤原隆家が撃退したものですが。

>>106
うぅむ・・・多分そうだと思います。
　その時に読んでいたのが弘仁時代ではなく弘安の役のころの勘仲記でしたから、
自分が「渤海地方」と「渤海」を間違えたのだと思います。

各県対抗独立戦争　Part6
http://hobby3.2ch.net/test/read.cgi/army/1055579899/248
誰か書いて。

>>103-105
こんな感じだろうか？

２０５０年４月　新シリーズスタート

ＮＨＫスペシャル「スーパーパワー」（全１２集）



・番組概要

過去に類を見ないほどのスピードで変遷を続けた近代史。その主役となったのは、
スーパーパワーと呼ばれる大国や国家連合でした。近代の夜明けである１９世紀末
から２０世紀の世界では、様々なスーパーパワーが興亡を繰り返しました。あると
きはその政治力で、またあるときは軍事力、経済力、そして宗教やイデオロギーで、
スーパーパワーは歴史そのものを織り成して行ったのです。その遺産は２１世紀半
ばを迎えた現代においても、なお世界の在り様に大きな影を投げかけています。

番組では、激動の近現代を駆け抜けたスーパーパワーの姿から、当時の映像記録と
最新の考証を元に、彼らが歴史において為した役割に迫ります。

第１集（４月１７日放送）：大英帝国　黄昏の海の女王
　大航海時代の覇者、大英帝国。２００年に渡り七つの海を支配してきたその栄光に、
　限界のときが訪れようとしていました。活力を失った国民、次々と立ち上がる植民
　地、そして現れた強力なライバル。失われつつある帝国の中で、指導者達がどのよ
　うな決断を迫られ、どのような道を選んだのかを描きます。

第２集（５月１５日放送）：オスマン＝トルコ　文明の狭間にて
　東洋と西洋を隔てる大いなるイスラムの帝国、オスマン＝トルコ。小アジアの雄と
　言われた大国も、近代に至っては見る影も無く衰退の道をたどりつつありました。
　腐敗する政治と強大な外国の侵略。その中で誇りを胸に生き、現代イスラム世界の
　ルーツを成した人々の姿を描きます。

第３集（６月１９日放送）：ソビエト連邦　神なき神の帝国
　労働者主権の共産主義を高らかに歌い上げ、ロシアの大地に誕生した社会主義国家。
　しかし、その誕生は決して望まれた形とはなりませんでした。理想と現実の乖離、
　ドイツの侵略、そして冷戦。縋るべき神さえ捨て去って理想への道を突き進んだ先
　に、革命の英雄達が直面した世界の真実に迫ります。

第４集（７月１７日放送）：大日本帝国　孤独な挑戦者
　近代の荒波に身一つで乗り出した日本。その歩みは、苛烈な試練の道のりでした。
　頼るべきものもなく列強の狭間で揺れ動くその先には、破滅の運命が大きくその口
　を開けて待ち構えていました。しかし、そこで蒔かれた種は確実に芽吹きつつあっ
　たのです。度重なる苦難に耐え、遂に繁栄を築き上げた人々の光と影を描きます。

第５集（８月２１日放送）：ハプスブルグ朝　栄華は記憶のかなたに
　血縁によって近世ヨーロッパの陰の盟主となったハプスブルグ家。その本拠である
　オーストリアは、体制の行き詰まりに喘いでいました。進まない改革と迷走する国
　家運営を打開すべく、皇帝が打ち出した起死回生の策とは。滅び行く帝国の運命に
　抗った名門王家の苦闘と悲劇を描きます。

第６集（９月１８日放送）：インド　引き裂かれた魂の故郷
　かつてインドの人々は独立を掲げて強大な宗主国に挑み、果てしない戦いに勝利を
　収めました。しかし、それは新たな戦いの幕開けにすぎなかったのです。根強く残
　る階級制度、そして宗教対立。独立の父の願いをよそに、祖国は最悪の結末を迎え
　ました。融和の理想が辿り着いた歓喜と混迷の実情に迫ります。

第７集（１０月１６日放送）：ＥＵ　憎悪の蜃気楼
　ヨーロッパの人々にとって、統一は長年の悲願でした。しかし、ようやく実現した
　統一ヨーロッパは、その内部に様々な歪みを抱えて揺らぎ始めます。地域間の貧富
　の差、文化対立、そしてかつて矛を交えた隣国への感情のしこり。繁栄の陰に秘め
　られた大国間の羨望と憎悪を描きます。

第８集（１１月２０日放送）：中華人民共和国　逆行と錯誤の王朝
　３０年に渡る流血を経て中国大陸に覇を唱えた共産党政権。しかし、建国の理想を
　見失った彼らは、自壊の道を歩み始めました。迷走の果てに成し遂げられた繁栄、
　その表面に噴出した数々の歪みを元に、混迷と野望の大陸に樹立された皇帝なき帝
　国がもたらした功罪に迫ります。

第９集（１２月１８日放送）：ドイツ第三帝国　虚飾の中の閃光
　２０世紀半ばのヨーロッパに一瞬の閃光を放ち、幻のように消えていった国家社会
　主義政権。それは、第一次世界大戦の灰の中に封じ込められたエネルギーの爆発で
　もありました。虚飾に彩られた短い歴史の中で、彼らが国家として、民族としての
　誇りと狂気を懸けて戦った興亡の道程を描きます。

第１０集（１月１５日放送）：ＡＳＥＡＮ　現実への逃避
　様々な文化をもつアジアの国々による緩やかな経済連合体。皮肉にも、それを強固
　に結束させたのは大国が剥き出しにしたエゴがもたらした過酷な現実でした。頻発
　する経済危機と、度重なる紛争。それを乗り越えた先に彼らは何を見たのか。西太
　平洋に咲いた一輪の仇花の運命を描きます。

第１１集（２月１９日放送）：アメリカ合衆国　地球標準への見果てぬ夢
　比肩するもののない経済と軍事力で２０世紀の世界に君臨した超大国アメリカ。し
　かし、その地位は決して磐石なものではありませんでした。独自の思惑を抱えて蠢
　動する同盟国、そしてアメリカが掲げたグローバル・スタンダードに抵抗する人々。
　「現代のローマ」が直面した試練を描きます。

第１２集（３月１９日放送）：国際連合　国際協調の栄光と挫折
　平和と協調の旗印の元に世界の融和を掲げた国際連合。しかしその実態は、大国と
　ＮＧＯが利権と主導権を争う闘争の場でした。激動の時代に彼らが成し遂げたもの、
　そして失ったものは何だったのか。崇高な理念の裏側に隠された国連誕生の秘密と、
　それが世界にもたらしたものに迫ります。

252 名前：名無し三等兵 投稿日：03/06/19 12:36 ID:???
テルミドール反動クーデター後にジロンド派から干されたナポレオンが
フランスを見限ってオスマン･トルコに亡命。
そしたら軍事的才能のおかげでセリム三世の信を受け、トントン拍子に出世して
台頭し始めたイェニチェリのおかげで傾きかけたトルコを立て直し、
しまいには露土戦争でキエフ〜コーカサスまで併呑してオーストリアと裏口対決……

なんて仮想戦記を考えてみた。

【バイオ】架空戦記総合スレ第９巻【超ＡＩ】
http://hobby3.2ch.net/test/read.cgi/army/1053509191/252
誰か書いて。

朝鮮韓国ネタで戦後分裂することなく維持する歴史というのを書いたけど
需要ある？

>114
とりあえず貼ってみれ。

大雑把な思いつきなんだけどネタとして
まず朝鮮史が17世紀で少し変わる。

光海君の治世がクーデターで倒れることなく、
無事清と日本とのパワーバランスをとりつつ
独立を保つことに成功する。

その一方で清経由で西洋の学問が流れ、
考証学派の影響を受けて近代思想の受け入れが比較的容易になっています。
それと同時に朝日の通商は対馬の宗氏を通じてのみでなく
幕府と直接通商を行い、数は少ないと言えどもヨーロッパの文化も入ってきます。

しかし相変わらずの両班の勢力が強く、
それをうまくかわしつつ19世紀に入るということから始めようと思います。

ここでのツッコミはないでしょうか？

ｶﾞﾝｶﾞﾚ。

>>109-112うーん良いですね。見てみたいなその番組。
それと>>114がんがってください。

>109-112
なんかいい感じの番組ですね、見たくなりましたよ。

114さん、清の直接支配を、のらりくらりと避け続けるだけの外交力も必須です。
地続きで何万もの兵相手に、勝ち得る要素がないですから。

うーむ、琉球やｱｲﾇ絡めるとか・・・

あるいは清朝を脅かす新興遊牧民族が満州かモンゴルに台頭し、
これと連携する、とか？

http://homepage.mac.com/hiroyuki44/

　ちょっとカキコしてみるっす。
近代西洋文明のアンカーたる新ローマ帝国アメリカその栄華は陰りを
帯びつつも22世紀まで継続していた。何より変わりとなるパワーは
無かった。中国が急過ぎる高度成長の末に日本の轍を踏みバブル経済
が破綻・・その際の環太平洋戦争そしてユーラシア動乱は世界に
深い傷跡を残した。
　その後は一層アメリカに取って代わる国家は無かった。
・・・・が世界のパワーバランスは着実に変わっていた。
世界の中心は大西洋時代から太平洋時代へと移行し、メインステージは
欧州からユーラシアへと重心を移した。
欧州は平和で穏やかでそして自由と豊かさを満喫できたが斜陽と老衰の
隣り合わせになっていた。
　中国の混乱と欧州の午睡は、東南アジア諸国をして再び一大工業基地
としシンガポールは沖縄、サンフランシスコそして豪州の新香港と並ぶ
情報都市国家として国際金融センターとなしえた。南沙諸島の資源、
華僑の経済力との相乗効果もあいまってASEANはEUを遥かに凌ぐ強大な
政経軍の共同統一体となった・・満を持したASEAN共同通貨アセアは
ユーロの失敗と自らの通貨危機の教訓もあって順調な滑り出しだった。
否応なく緩やかな連邦制による立て直しをせざるを得なかった旧中国では、

様々な複合的要因が北米からの資本移動（ようはユダヤ系）を招き、
当初は米系多国籍企業の経済植民地・と思われた中国は本格的な
勃興を見せ出していた。この時樺太が東イスラエル共和国とされ
たり、沖縄の都市国家独立という痛みを日本が受けたものの
その後道州制による日本連邦への再編を齎した。
アメリカがニューエコノミー大不況、移民問題と極右台頭で揺れる
欧州からの白人移民が排他的白人至上主義をアメリカ白人が復古的
ピューリタニズムを標榜し要はユダヤ系を代表とする人材を排斥
しかもイスラエルは移住しようにも紛争の本場。中国敗亡など
揺れるイースタシアへ豪州へ大挙した国籍移管が進んだ。
ユダヤ系が安心して国籍取得先としたのは緩やかな没落途上の日本
であった。そして日本を拠点とし（特に沖縄）中国に新たなシステム
構築を図ったのはユダヤ系の梃入れが起きた。
EUからの投資ロ拡大とEUオブバーザー加盟で欧州化するロシアのモス
クワ中央政府に対し、その恩恵を受けられぬウラル周辺以東とが対立。
　シベリアを巡って３D戦争（別名　第四次世界大戦）が起きようとしていた。

まあ・・もろ架空だが（藁。しかし「未来のアメリカ衰亡史を書け」
じゃアメリカ視点しか書けんので・ようは23世紀以降のアメリカ衰亡と
世界戦争、地球情勢とか全体的に書きたいんでつ。
ぜひご容赦の事を。

カトー 殿
・・・そういえば2050年くらいから軌道エレベータが稼働し始めるとか。


さて・・・そろそろ続き書かないとなあ。

ちと違うネタ考え付いたんでそれを題して
【エウローパオッフェンバルグ】その１
世界史を激変させた一発の閃光！それはさながらバベルの塔に
怒った神の雷だろうか。
1508年欧州の上空に隕石の空中爆発が起こった。欧州への悲劇は
それが成層圏で数個に分解、一発はマドリードを直撃、イベリア
半島は一夜にして死の大地へ。
一発は細かな火の雨となってフランスから北イタリア、ネーデルランド
ベルリンを舐め尽くした。
巨大な（不運にも金属質の部分）一発はモスクワ上空を直撃した。
もしこの一発がなければ恐らくはロシアといわれる白人の国が生まれた
かも知れない地だった。
　そして逆に巨大な氷と土壌の部分はサハラの大地、アラビア半島の
中心部に被さった。大勢の人命を喪失したものの、これはムスリムには
アッラーの恩寵と称される事となる。

【エウローパオッフェンバルグ】その２
激減し故郷を喪失したポルトガルそしてスペインの民は
海へ逃れた・・だが大航海時代を齎すには人口が少なすぎた。
新しい故郷を探す彼等は西と南アフリカ沿岸、インドのゴア
周辺に大きな居留地を確保する。スペインの一派は新大陸へ
逃れた。
そして混乱の100年が過ぎた。
ポルトガルとスペインはいがみ合い己こそキリスト教の栄光を
伝える正当を主張した。
オスマン＝トルコ大帝国は欧州の隣に位置しながら死滅した欧州と
正反対に繁栄を謳歌していた。
サハラとアラビア半島中心の広い砂漠は水の滴る豊かな大地になり
少しずつ灌漑と開拓が進んだ。死滅した欧州から優れたユダヤや
白人の人材が逃れてもきたからだ。
否欧州の死を生贄としてオスマン＝トルコ大帝国、サファービー朝
ペルシャ帝国、ムガール帝国というイスラム３大帝国は新たな活力を
得ようとしていた。

【エウローパオッフェンバルグ】その３
ポルトガルがイスラム帝国に取り入りパトロン化したのにスペインは
巧くインカ、アステカ等の協力を得られなかった。スペインは別の有力な
大国を協力者とする必要に迫られた。
当初は明を望んだものの明には既にポルトガルが香港という海外県を確保
してしまっていた。そして彼等が次に目をつけたのが日本であった。
日本は漸く織田信長による天下統一がポルトガルの助力もあって1585年には
成されたものの、その後は明や東南アジアを巡りポルトガルとの中が険悪化
していた。

【エウローパオッフェンバルグ】その４
スペインは日本の協力を仰ぐ事に成功したが、それは日本に遠洋航海の
技術と海外への野望を与えると言う諸刃の刃でもあった。
1600年天下分け目の海戦インド洋戦争において日本は
オスマン＝トルコに不戦の密約を交わし、見事大勝する。
さてスペインは戦勝後インドでの利権などを得るが当然主力たる
日本に分け前が求められた。明での交易権は折半だったしスペインの
得たものに比較して日本の得たものは労多く益は少なかったのだ。

【エウローパオッフェンバルグ】その５
スペインに協力してポルトガルによるイスラム連合艦隊とのインド洋海戦に
引き出された日本。だがその時、日本の直近くで不穏な動きがあった。
満州の策動であった。明が己の腐敗で崩れそうになっていた事もあり・・
明崩壊は目前に迫っていた。主力をインド洋へ向けた日本としては已む無く
ある方法を使った。家康が信長に対する謀反（真偽は定かではない）による
徳川族滅の窮地にあって三河や北条といったある種昔気質の半士半農の東国
武士達を屯田兵とする。それは信長の先鋭的な重商主義通商工立国策に対する
阻害要因の絶好の処分方法であった。

【エウローパオッフェンバルグ】その５
嫡子信康は信長の配慮を無視し自ら大陸に乗り出す。明に権利保証を
得た黒龍江の近辺に居留地を確保、・・後年史家にドイツの東方殖民
「ドイツ騎士団領」の成立と伍して比較される事になる「日本武士団領」
の成立、そして日本の海外殖民の起こりであった。

エウローパオッフェンバルグ】その５（その２）
さて続いては毛利であった。毛利宗家そして小早川は織田に恭順を
誓い海戦での活躍もあったが・・吉川は立場が微妙であった。
吉川の内より男子が（後年の広家）が徳川を主とする北方殖民
（ようはシベリア開拓）に投入することで点数稼ぎするはずが・・・
織田家の重臣羽柴秀吉の配下近江系官僚団との亀裂から・・
吉川広家を主とする武士団が（それには秀吉に疎まれ出した黒田堪兵衛の
息子長政とかも随行していた。）が新たな殖民拠点確保を命ぜられ・・
未知の新天地に。それは欧州にアラスカと呼ばれたであろう大地であった。

>>133
あまりこのスレで「つっこみ」はすべきではないと思いますが、

「アラスカ」の語源はアリュ−ト語の「アラアスカ（大きな土地の意）」です。

>>134　ノウワアァァァーン･ﾟ･｡(ﾉД`)｡･ﾟ･｡
申し訳ありません。なんせ厨房の戯言でつんでご容赦の程を。
んで【エウローパオッフェンバルグ】
地球に飛来した隕石の大半は空中爆発（といってもかなりの衝撃）
ですんだものの、少なくともキリスト教西欧文明を再建不能なまでに
壊滅させるには十分であった。
オスマン帝国とて水害などの甚大な被害を受け一時サファービー朝
に席巻されたものの、その後は不幸中の幸いでより強大に繁栄を
謳歌し史上最大の大帝国への道をたどった。
明は天候異常に加え未曾有の悪疫に（隕石のウィルスだろうか）直面し
壊滅的な人口激減に見舞われた。
満州族後金やジュンガル部などが中原を単なる略奪の場としたのも加わり
激滅という形容が漢民族を襲った。
無論異常気象は例えば日本にも直撃したが・日本は海外雄飛により
人口を外へ外へ流出させる事に熱心であった。多産奨励も手伝っていた。
そしてインド・当時はムガール帝国であったが、ここに新たな異変が・・。

＞人口を外へ外へ
老婆心ながら、結果的に人材流出で衰退するような・・・。

【エウローパオッフェンバルグ】
日本本国を取り仕切る織田絶対王朝に含み処を持つ黒龍江日本武士団
領の徳川は織田と関係の深い明に対する対抗勢力を育てていた。
満州族討伐という目的の他「ジンギスカン＝源義経であり」我ら
第2のモンゴルたらんとする気概で日本人としては初の多民族国家
それも遊牧−狩猟−農耕の多層的な国家運営に乗り出した。
徳川の勢力増大を牽制すべく新手が大陸派遣された。
佐竹、上杉、そして真田に代表される新手組であった。
すでに華北は悪疫の後遺症と略奪で空白に等しく漢族は江南に続々
と逃れていた。
鎮守府将軍による暫定統治そして日本人の入植・・・
さてインドにも天候異常と悪疫による人口激減は起きていた。そこへ
スペインが勢力を扶植するため人手とし提供したのが欧州での生活に
困窮するネーデルランドやイギリスの白人であった。
スペイン人は彼等を奴隷としてムガル帝国に供給したのだ。
白人奴隷の問題は世界史に大きな影響を与える。
宗教と人の坩堝インドにおいて世界初の産業革命を起した原動力
そして明朝においての江南大革命による史上初の共和国の誕生
といった民主化へのうねりはムガルにおける名誉革命を、近代化を
白人奴隷の働きによってもたらしていく。
オスマン帝国でも、ムガル帝国でも、日本帝国でもユダヤ人の身分は
良かった。というかスペイン・ポルトガル人というユダヤ以下の
漂泊の賎民がおり、その下にはネーデルランドやブリトンの新教徒が
いたからだ。

【エウローパオッフェンバルグ】
新大陸では小数のスペイン・ポルトガルが後続の日本や江南に刈りたてられ
原住民は皇民化、臣民化の対象として同化政策が取られた。
　欧羅巴半島の壊滅に関わらず東方にはオスマン＝トルコ大帝国、ムガール
インド帝国、ロシア＝ジュンガル、ペルシャ、日本帝國、江南共和国といった
古き大帝國から新時代の列強諸国が芽生えてきた。

厳しいカースト制のもとで奴隷階級が産業革命の担い手になれるのかどうか。

第5世界　1966年
A。それは199X年に姿を消した、絢爛舞踏。舞踏の中の舞踏。それは息をするごとに
幻獣を殺したといわれる。
　現時点では未だに芝村は政権を撮っても居らず、無名の財閥に過ぎない。

　A、彼もまた、当時は未成年でありながら芝村の有力な一族として才覚を表しつつあった。
　そのAが、有る日、こう切り出したのは、この第五世界の志村康徳の瀕死がきっかけであったといわれている。

　A裏語録ともいうべき、「士官戦術教本」には、こうある。
　「強きものは弱気者を守るのが定め。しかし、人類の最強は弱き者より生まれる。弱き者は敗北に強い。
　敗北しても死ななければ何度でも挑戦するからだ。全員が死なない敗北。それこそが最善の負けである」と。

　そして、観測データによれば、1970年代から、1990年代に書けて、ﾜｰﾄﾞｸﾛｽと呼ばれる現象が起きている。
　これは、二つ以上の世界が交差し、互いに情報を保管し合うことによって、それぞれの歴史の過去が書き
換わることである。
　このワールドクロスによって、第五世界の志村康徳は瀕死を追わず、一閃で中型幻獣を切り捨て
た、という様に歴史が書き換わった。Aが世界移動存在となったためにAの行動が世界の歴史から抹殺されやすい
傾向にあった為、といわれている。
　この時、第7世界では友人のﾁｹｯﾄをもぎ取った志村であったが、この第五世界では東京原爆と後の幻獣による
関東蹂躙によって親族が死亡。孤児となり、知己を得て整備学校に入学。
　動員によってコンサートを見に行っていたことが判明している。
　一説によれば、第7世界の志村との共通性からワールドクロス時に記憶の交換が行われたのではないか、とも言われている。

　この時、イカリヤ軍楽少将（後に本件の責任をとって軍楽中佐に降格）によって軍楽部隊整備士兼軍楽士
として拾われることとなったのである。

　__∧＿∧_
　|（　　＾＾ ）|　＜寝るぽ（＾＾）
　|＼⌒⌒⌒＼
　＼ |⌒⌒⌒~|　　　　　　　　　山崎渉
　　 ~￣￣￣￣

ハッキリ言ってアメリカなどの多民族国家では黒人の方がアジア人よりもずっと立場は上だよ。
貧弱で弱弱しく、アグレッシブさに欠け、醜いアジア人は黒人のストレス解消のいい的。
黒人は有名スポーツ選手、ミュージシャンを多数輩出してるし、アジア人はかなり彼らに見下されている。
(黒人は白人には頭があがらないため日系料理天などの日本人店員相手に威張り散らしてストレス解消する。
また、日本女はすぐヤラせてくれる肉便器としてとおっている。
「○ドルでどうだ？(俺を買え）」と逆売春を持ちかける黒人男性も多い。）
彼らの見ていないところでこそこそ陰口しか叩けない日本人は滑稽。

第五世界　1968年　8月　

　この日、日本共和国軍楽師団は米国経由で英国へと向かった。
　長い長い、ユーラシアの戦いの始まりであった。　

　風前の灯火となった英国軍楽大将、リンゴスターの発案によりXday、つまりは、ｶﾚｰ上陸作戦の
敢行及びユーラシア連合軍との合流のためのヨーロッパだ通の為である。
　結果として、この戦いにおいて、ジョンレノンは討ち果たされた。

　しかし、その代償は大きく、小モルトケ、チトー、フランコ、ヒトラー、ドゴール、ロンメル、
スターリン、トロツキー、ナジイムレ、ドゥダエフ、チャウシェスク、サダムフセインやｲﾂﾊｸﾗﾋﾞﾝ、ｶﾀﾞﾌｨ、ナポレオン四世
そして山本五十六駐在武官や吉田茂といった英雄達の文字通り死力の限りを尽くした戦いにもかかわらず、
全ヨーロッパ及び南アフリカを覗く全アフリカは1973年に陥落した。

　ユーラシア連合軍は部隊を東シベリアへと移した…・・…これまでも充分に壮絶な戦いであったが、
何とか、軍楽師団の主力の面々は生き残っていた。
　そして、運命の1973年。ソ連滅亡戦において、それは起こったのである。

age

cominng soon

１．ロシア、その最後。
２．亡命者達の挽歌
３．ユーラシア失陥　お呼びでなかった民族達

終章　１．ロシア、その最期。

永きにわたる戦いの末、ユーラシア連合軍は多くの有為なる人材を失った。
ドリススターリンゴスター師団とても例外ではなく、リンゴスターが重傷を負って療養の為に
関東送りになってからは、いかりや長介防衛軍付軍楽大将、荒井防衛軍付軍楽中将、
高木ブー防衛軍付軍楽中将、加藤茶防衛軍付軍楽中将、そして、志村康徳防衛軍付軍楽少将が
主力となっていた。
　
　1973年。この頃になると、出来得る限り日本への上陸を阻止しようとする動きに重点が置かれるようになり、
旧ソ連や旧ヨーロッパからの技術者は樺太経由で北海道に逃れ「きたかぜ」や「紅天」などの対中型幻獣決戦
兵器の開発に挑んでいた。

　そんな状態が10年も続いた頃、ついに均衡が破られ、東シベリアに最期の時がやってこようとしていた。

「志村！後ろだ、後ろ！何度も言わせんじゃねーぞ！」この頃の記録に拠れば、志村康徳は撃墜数は
少ないものの有能な支援能力で善く部隊を支えた、とある。

「チョーさん、何やってんすか！幻獣来ますよ！このままじゃ助かりませんよ！」
「・・・・おめぇ、幻獣があそこからやってきた他の世界の人間だ、と言ったら信じるか？」
いかりやは天空の「黒い月」を指差して言った。
本来のつきに貼りついてもう50年は付かずはなれずである。　

終章　１．ロシア、その最期。 その２　幻獣の支配する世界

「・・・・・」
「そうだな、にわかには信じられねぇだろう。しかし、これは事実らしい。そして・・・おまえは知ってるよな？
幻獣に支配されるって事がどう言うことかを。」

知らないはずが無い、志村康徳は、この手で止めを刺したジョンレノンとオノヨーコを思い出した。
1945年、ドイツは未だにヒトラー総統が健在でアルプスでにらみ合った状態で休戦状態に入った。
そして、首脳は徹底交戦を図ることを条件に一切の講話条件無くユーラシア連合軍が組織された。
それも・・・80年代から90年代に掛けて欧州が陥落の憂き目にあうと同時に夏季休戦期・・・何故か夏休み
の数箇月は幻獣は現れなかった・・・を縫って旧ソ連領を突破しようとしたのだが・・・

そこには人類がいた。幻獣と共に生きる生体部品のような輩では有ったが。
結局は海路で東シベリアへの脱出を図ったのだが・・・

「つまりは、自然ファシズムって奴だな。問題は、長い間奴等と接してると体中が胞子や植物繁殖菌に蝕まれ・・・
最悪、幻獣となる、って事だ。」

「チョ―さん、まさか・・・・」
「あぁ、そうだ。俺と注さんは、ここまでだ。御前等は俺達の分も長く生きて多くの者を救え。」
「チョ―さん！」
「あと、一時間、いや幻獣が来たらそれまでだが・・・各部隊に配られている焦土弾だ。これを起爆させる。
良いか、お前らは21世紀をその目で見るんだぞ！」
「・・・・・・全軍に通達！本部隊はこれより全ロシアの焦土化作戦に入る。よって全軍は朝鮮半島方面より
脱出を図れ！」

「さぁ、次、行って見よう・・・麦捕落ちて新たな麦となるように、我等は落ちて新たなものとなる。
　その身と魂は、われらの知らぬところで、新たな生となるだろう。…次もまた、ともに戦う戦友となることを願う。
…我等の旅が良い旅であらんことを。ゴッドスピード。『いかりや長介』『荒井注』本人同士で引導渡し合うのも
オツで良いもんだ・・・」

・・・この核の業火による焦土化作戦により幻獣は環境の修復を優先させた為に進撃が止まり、人類は
貴重な時間を得た。
　しかし、97年、その安寧も終わりの時が来たのである。

終章　２．亡命者達の挽歌　その１　国の夢の終わりに
話は　ttp://www.alfasystem.net/game/gp/GPMOS/gpm_gaiden_top.html
の第7話最終幕から始まる・・・・

「何だ、こりゃあ・・・・」
志村が目にしたものは見渡す限りの死体。
鬼善行と呼ばれた伝説的少尉の率いた部隊のなれの果て。

同時に何者かに幻獣がものすごい勢いｺﾛされていっているのが分かる。
・・・・懐かしい、姿は違うが、あれはＡだ。

女が傷ついた少尉に話しかける。そうか、あれが善行か。
「そろそろお別れだ。善行。希望の種はまき終えた。我はまた新しい世界に行く・・・待て。」

女はこちらに気づいたようだ。
「本来有りうべからざる者……我は、反逆者。天と地の理に異を唱え、反逆するもの。そして志村、
そなたもも、そうだ。久しいな。」
「あぁ、30年ぶりになる。仲間は皆死んじまった。俺には運命は変えられなかったようだ。」
「そなたは反逆しすぎた。そなたは肉体の限界により伝説のこちら側の人間にはなれぬようだが・・・」
「現在の撃墜数は２８９だ。足りねえな。」
「何よりそなたは仲間を殺しすぎた。敵も。味方をｺﾛした敵を殺してもマイナス２のままだ・・・・」

「時間だ。善行、時の果てで会おうぞ、英雄の介添え人よ。」
「待て！何故仲間を助けなかった！」
「・・・同じ事だ。残るは死体が二つだけ。敵と味方の両方の死に責任を持てるようにせよ」

・・・・・・・一連のやり取りを見守りつつ志村は考えていた。
東南アジアの失陥によるユーラシア連合軍の最後のこと、日本義勇軍に志願して戦った、この戦いのこと。
そして、殿を勤めた善行隊の生き残りを回収するように依頼してきた芝村のこと。

善行はひとしきり何故一介の大学生の中途出陣に過ぎない自分が生き残るのか！
と泣き叫び返事の無い、もう消えてしまった友に問いかけ、絶叫した後、しばらく黙っていた。
志村はここで初めて、若宮タイプの戦士が一人生き残っていることに気づいた。
「貴方は？」まだ震えながらも戦士としてのふるまいは忘れていない、上出来だ・・

「志村康徳。　旧ユーラシア連合軍内・旧大英帝国防衛軍付き軍楽中将・・・今はただの陸自大佐だ。
芝村もやっている。貴官らは敵を撃滅させた。命を捨てて最期の30分を稼ごうとするものを見捨てる者を
芝村とは言わないしな。」

若宮の目が大きく見開かれるのが分かる。志村。芝村であるのは気にくわないが、さっき消えた少女と同じく
絢爛舞踏の素質あるものとして学校の教科書に載る生ける伝説・・・そのカトラスはスキュラですらも
砕いたと言う。

善行は冷静に言った。
「さて、芝村さん、で良いですか？脱出方法はありますか？」
「できれば志村の方が良いが・・・隠してある旧連合軍の艦艇を使えば対馬までは持つだろう・・・」

志村！このスレッド、むざむざ沈むに任せるには惜しい！惜し過ぎるのじゃあああ！

>151
あー、すみません、もうすぐ最終章書きますんで。
多分、宮崎編と病室編で終わるかと。

つーか5ヶ月はくらいは足きりないと思ってる私は逝って良しですかね？

最終章　亡命者達の挽歌　エデンからの追放

我々は果たして生き延びることができるんだろうか、とリリオカラニ2世・・・美貌の第６世代の女王は
考えていた。
祖国ハワイが滅亡したのは15歳の自分が産まれるよりも前のことだ。
自分は・・・というよりも宮崎の高千穂に居る亡命ハワイ人の多くはハワイ陥落の際に自分のＤＮＡを
冷凍保存して地下に埋めておいた者達のクローンだ・・・生き延びた第4世代達は関東やアメリカで
亡命生活を送っている・・・

宮崎陥落の日。
日本共和国は一つの決断を強いられていた。陸上自衛軍の総力に当たる43万を投じていながら、
幻獣の勢力は実に、1400万。戦力比、およそ1対３２．

後の熊本防衛戦では戦力比1対36と言う絶望的な戦いで、完全な包囲下にありながら、開戦から
三ヶ月持ちこたえた上に、最後の熊本空港防衛戦後の本土山口への脱出作戦を行うことが出来た
（他の時空においては三ヶ月後、人類の圧勝となった世界や幻獣との和平が成立した世界などが
存在することを本官は職務上、付け加えておく。）のは極端なまでの対中型幻獣戦思想によるもの
であったのだが、それを立案した九州軍総司令は学兵であり自衛軍の統帥権は握ってはいなかった。

結果・・・政府は忌まわしき反逆者にして第二次世界大戦の原因、生物兵器を投入することを決断した。

第五世代、それが兵器に関せられた名前である。
そして、エデンは、今まさに焼き払われようとしていた。

志村は善行と話したことを思い出していた・・・・肝臓が痛む。
「はい、いいえ、志村大佐。私は必ずや朝鮮の地を踏もうと思います・・・」
「そうか・・・・気分はマッカーサーだあな・・・・さて、その為には、どんな努力をすれば良いのかよ？」
「そうですね・・・さしあたって九州の防衛、沖縄奪回、そして、その後の厭戦的な関東の世論・・・政界の浄化
及び旧弊の多き藩閥の打破、ですか。挙国一致政権が欲しいところですね。」
「・・・少尉。国家反逆罪に問われかねない発言はいただけませんな。・・・失礼、」若宮が割って入る。

「・・・九州には何がある？」志村は何かを持ちかけようと思っていた。
「・・・熊本と言う【絶対結界】とやらがあるという奇妙な発想に基づいた奇妙な戦線を形成しようとする動き
は知っています・・・・」
「いや、違うだろ、確かに、おまえさんたちゃ転戦することはあるだろうけどヨ、実際に、他に戦場になり
戦闘を行いやすいのはどこだぁよ？」
「・・宮崎ですね。過去の防衛戦争ではかろうじて沖縄の恒常的陥落と鹿児島の陥落だけで済ん
で居ますが・・」
「・・・宮崎と言えば【神の国】【神話の国】だぁな・・・・・高千穂に何があるか知ってるか？」
「・・・・・・ハワイ王国亡命政権、ですね。・・・もっとも、前政権が幻獣戦後、我が国が生存していた時の
ハワイ領有を主張しよう、という発想に基づいて作られた政府ですが」
「そうだ。地域振興や米軍の本土上陸作戦の抑止の意味もあったんだが・・・・これを政府は見捨
てることに決めた。」
「・・・・・・前政権の遺物は焼き払いたいと？・・・ｸｿｯ大統領はどこまで無能なら気が済むんだ！」
若宮は珍しく意気巻いている。

「さて・・・俺は一応、芝村だ。宮崎で敗北した場合のケーススタディの中に、「学兵創設法案」「熊本要塞化」
法案が有る。このままだと確実に九州は捨石になるだろうよ。ここで俺達がやるべきことは何だろな？」
「はい、いいえ、何でもねぇよ、とは貴方のバンドの十八番のギャグトークでしたが、九州を死守して、
守り抜くことでしょう・・・そして、そのモデルケースを示す必要があるでしょう。」
「そうだ。既に政府は第5世代・・・二度と反乱できないように制御が掛けられた幻獣化人類兵器を投入することを
決定した。善行。お前は政府上層部から疎まれている。そこで志願し、救出作戦に従軍するんだ。
俺達も込みでな。」

「・・・・・そして、成功すれば、熊本へ、ですか？」
「・・・俺はそこまで体がもたねぇよ。俺は初期ガンでな、助かろうと思えば助かるんだが、そろそろ仲間のところへ
行こうと思ってる。」

「志村大佐！」
善行はまっすぐに目の前の志村を見据えた。
顔のあちこちに細かい傷が残り、何故か禿げ上がった頭には皺が深く刻み込まれている。
よく日焼けしたその体は、まさに歴戦の古兵といった感じだ。

「そんな怖い目で見るなよ・・・・・・・ウソだ。宮崎戦に加わってると治療の時間が無い。
時間的にどうしても手遅れになっちまう、しかし命には換えがたいプランなんだぁ。頼むわ。」
「・・・・分かりました、下関についたら陳情してみましょう。」

そして、今俺達は高千穂に居る。
リリオカラニ2世達、第6世代のハワイ亡命政府の者には善行が【鬼善行】と呼ばれる所以となった
訓練を善行が朝鮮で戦っている期間に行うように求めておいた。
高千穂に住む沖縄からの難民については、政治的に問題が無いことから、密かに大分や福岡へ
避難させられたが・・・・・目の前に工場ほどの大きさの幻獣が迫る。ヒトウバンだ。
・・・・一番胸糞悪い相手だ。しかも三体か。
切り取られた顔が張りついている・・・・しかももとの人格のまま生きて幻獣にはりつく・・・・そいつらが
一斉に「殺して！殺して！」と叫ぶ・・・・容赦無く切り殺す。
・・・成仏できれば幸いなのだが・・・・・・・・撃墜数、292．

このｽﾚ、ﾁｭｳに乗っ取られた
もうﾀﾞﾒﾎﾟ

最終章　亡命者達の挽歌　エデンからの追放

血路を切り開き、延岡まで進出。
そこでまた幻獣に襲われ、これを集中放火により撃破。
志村の撃墜数、299．

日向港。高知行きの最終船に乗りこむ、一行の見たものは、焦土と化した宮崎の赤く染まった
空であった。
・・・・高知につく間際。船は大型幻獣、クラーケンに襲われた。
国内での発生例は、2例目。
しかし、他世界からの実体化と見られる幻獣の習性上、高知鎮台からの警告が無かったのは奇妙を
通り越して・・・・・・「やはり、こう来ましたな」若宮は既に覚悟していたかのように、平然と言った。

しかし、足は震えている。大型幻獣。教科書でしか見たことの無い姿。善行とても同じであった。

「土佐は坂本公・板垣公の働きにより上院・下院で一大勢力を築いたが、それも東京原爆により過去の
ものとなった・・・そりゃ必死にもなるだろうなあ。もう陸地は見えてるだろ？おまえ等、このまま
走って高知鎮台に援護射撃を要請しろ。」
「貴方は・・・行かれるんですね」善行は、来るべきものが来た、という表情で言った。

「若宮、善行。俺達の時代では無理だったが、お前達の時代には、お前等の下で俺なんかよりも
何万回、何十万回、何億回も努力を積み重ねて、いつかあの空に居座ってやがる黒い月を撃破
する者が現れるかもしれねぇ・・・良いか。【当たり前のことを当たり前にやり最善を尽くせば
誰も死なずに済む・・・幻獣もだ。
　当たり前のことが出来れば、仕事も人生も絶対に成功する。生き残るためには、「常識」で攻めろ。】
以上を俺の遺言とする。ついでに、俺の終身撃墜数は283に減らしておいてくれ。
死後に絢爛舞踏章なんざ貰っても嬉しくも何とも無いからな・・・・・」

・・・・・・これだけを一気にまくし立てると、青い光に志村は、少ない頭髪が青くなり、目も蒼く輝いた彼は
クラーケン口の中と飛びこんだ。
「・・・・・・全速前進、お願いできますか」善行は艦長に、そう具申するのが精一杯だった。

もがき苦しむクラーケンは太平洋岸の各都市で目撃され、駆け付けた護衛艦「水戸」
（旧戦艦水戸）の砲撃の後、内部から光を上げ、最終的に茨城の大津港に打ち上げられた後に
内側からの蒼い輝きによって撃破され、後には一人の肉体が残された。

最終章　エデンからの追放

宮崎での歴史的大敗により陸自連合軍は壊滅し、その総員の半ば以上を失った。
任期切れ間近の大統領にとり「水戸」と謎の人物による日本史上初の大型幻獣撃破という
快挙に藁をもすがりたい気持ちになったのは、事実だ。

大統領は既に「学徒動員」と称し中学三年から高校3年までの全日本人を召集し熊本の地で
皆殺しになっても関東を守ることができれば・・・という発想によって日本全土に大統領令を布告したばかりであった。

「謎の人物」が芝村であることを知った時には不快だったが、それが志村であると知ると同時に顔を
ほころばせた。彼は・・・東村山出身だったのだ。そして、志村も。
彼は幻獣を３００体を撃破した。つまり人類史上5人目の【絢爛舞踏章】受賞者となる。
これで、次の選挙も安泰だ。
そう、思っていたのだが、時計を見て宇都宮の病院からの知らせと共に不安になった。

彼の余命はあと数時間だと言う。
しかし・・・・絢爛舞踏章は達成当日づけで授章可能だが、長い口上の後に大統領自身が手渡さねばならない。
・・・・・果たして、大統領が到着したと同時に志村は蒼き光と共に掻き消えた。

大統領は落ち込んだが、299機撃墜のスーパーエースの死と「水戸」の快挙を世界に声明として伝えた。

以上が我々、機構に残された記録である。
追記・・・その後、50年以上をかけて人類連合軍は黒い月を制圧した。
　　　　　　その「黒い月作戦」の従軍者の中にクローンでは有り得ない禿頭の人物が居たとされるが
　　　　　定かではない。
（了）

有る意味王道の徳川家が存続して世界に乗り出したらどうなる？って
世界史が見たい。上にあるみたいなトンデモじゃなくて。

やと時空監視官のワンマンスレから開放されたか？

さすがに続けようがないやろ。

>>160
樺太・台湾を得てからは朝鮮にも直接兵を出さず、真珠湾も攻撃せずに引き篭もり
続けるような気が。そういう小説もありましたが、あれは幕府が勝利してアメリカ
西部へ逃げた坂本竜馬を新撰組が追うという話でしたからねえ。

争乱の収まりつつある日本に愛想を尽かした伊達政宗が、
スペイン王の協力を得て、はるか東の『新大陸』に出兵。
北の大国の消滅を願う豊臣家、のち徳川家はそれを許可。
豊臣家残党、キリシタン大名、戦争にあぶれた浪人が次から次へ海を渡る。

徳川幕府は、英国にとってのオーストラリアのように、
新大陸を流刑地兼出島として、島原・天草のキリシタン、四十七士の息子――
その他諸々のいらない人々を島流しにしてくる。
政争に敗れ流された、徳川宗春、田沼意次の指導力と、
積極的に取り入れられた欧州の技術、そして狩幌（カリフォルニア）金山の金により、
西海岸の日本領は自存自衛が可能な程度の経済的発展を遂げる。

西海岸の日本人植民地と東海岸の白人植民地は当初友好的な関係を築き
東海岸の独立戦争の際にはサムライの一個連隊が派遣されるほどだったが、
合衆国の西漸運動が進展する19世紀中頃から両者の関係は悪化する。
・日本人がインディアンゲリラを支援しているという疑惑
・フォーティーナイナーズと呼ばれるならず者の狩幌金山への侵入
・逃亡奴隷引渡しに関する条約の不履行
・メキシコに対する干渉問題
小さな火種も４つも重なれば大問題だった。
1861年、南部問題に頭を悩ませていたリンカーン大統領は、
祖国の統一を維持するために「対日開戦」を決意する。

狩幌戦記1861、第一次東西戦争。
リー・シャーマンコンビＶＳ西郷・大村以下オールスターの薩長土肥派遣軍。
坂本龍馬率いる海援隊による甲鉄艦奪取作戦。
時代錯誤か、特殊部隊の先駆けか、暗殺集団新撰組。
背後で暗躍する、戦争やりたくねー将軍マクレラン、貿易商ハリス、英公使オールコック。
燃え燃えなネタがぎょーさん思い浮かぶのですが。
リアリティより燃えだと思いませんか？

以下、キューバ・ハワイ紛争（米西戦争／日清日露戦争対応）、第一次世界大戦アメリカ戦線、
第二次世界大戦アメリカ戦線と続いたり続かなかったり――

北海道アイヌと千島〜ベーリンジアを介してのアラスカ制圧とか面白そう。

馬でかけようとしてぼろぼろになる白人vsいぬぞリで掛けぬける日本植民地軍・・・

南部からの脱走黒人奴隷を受け入れて結成された黒人部隊が
米軍の白人に一泡ふかすとか。
剣術と兵法を極めたボブ・サップ大将とかｗ

缶コーシー「ボス」のあゆＣＭ西部劇版のようですねｗ

>>167
マリオ・ヴァン・ピーブルズ主演映画・
「黒豹のバラード」とかあるね

続きは無くなったの？

>170さん
皆さん、ネタ切れじゃないかな。
いっぱいネタが在るようでも、
書き始めると混ざって一つになったりするから。

age

sage

あげ

hosyu

保守

ボス

１９６６年１月１４日、ソ連市民の間では、「主任設計士」と言う名前でのみ知られていた、
ソ連宇宙開発の第一人者セルゲイ・コロリョフはポリープ除去手術を無事に終えた。
彼は、これまで以上に精力的にまるで何かにとりつかれたかのようにロケット開発を進めることとなった。

１９８０年、セルゲイ・コロリョフ死去。享年７３歳。
しかし、彼はその死までに有人火星探査宇宙船の基礎設計を終えていた。

１９８７年、火星の接近を待って、巨大宇宙ステーション「ミール」から
ソ連の有人火星探査宇宙船「マルス」が出発した。

１９８８年、「マルス」火星到着。
着陸作業も順調に推移、無事、マリネリス峡谷付近に着陸した。
彼ら、ソ連の宇宙飛行士たちは人類は初めて火星の土を踏むこととなったが
しかし、同時にそこで予想もつかない大発見をすることになる。
数万年前に、火星に到達した太陽系外の文明種族が残した宇宙船である。
この宇宙船は信じられないことに、その機能を維持していた。
時のソ連政府は、この発見を隠蔽し宇宙船の存在と技術情報の独占をはかった。

１９９４年、ソ連は常温核融合発電所を建設、慢性的なエネルギー不足は解消された。

１９９５年、ソ連宇宙軍は初の宇宙戦闘艦「セルゲイ・コロリョフ」を建造。
さらに、汎用人型兵器（我ながらバカだｗ）「ＶＴ−９５」の実戦配備を始めた。
アメリカ優位で推移していた米ソ冷戦は一挙に、ソ連優位に傾くことになった。

　火星から襲来した火星人は地球の疫病に倒れたものの彼等の侵略の
第一目標とされた米ソの状況はと言うと
　北米を死滅させ、新造間もないソ連邦が国体を維持できない程
の大被害を蒙った。

　　欧州では再び黄禍論が横行し、米国が瀕死状態の今こそ世界を
統べる責務は欧州文明にあり。その為に過去の蟠りは捨てて
団結せねばならぬとの意見が主流となった。

　　わけてもヴィルヘルム�U世が『黄禍論』なる怪画を掲げていた
事でも知られる大ドイツ帝国では、この奇行の目立つ皇帝の野放図
な軍拡政策のおかげで国庫の破綻と不況の底に喘ぐ民衆に訴え
国家社会主義ドイツ労働者党いわゆるナチスが政権を掌握。
ナチスと大ドイツ帝国の指導者となったアドルフヒトラーはこの未曾有
の危機に、欧州に国家超越共同体を組織する事を広く訴えかけた。
既に神がかり的な手腕でドイツ再建を成し遂げた彼は
大ドイツ帝国（ｸﾞﾛｰｽ･ﾄﾞｲｯﾁｪｽ･ﾗｲﾋ)そしてオーストリア＝ハンガリー
二重帝国(ｵﾙﾄ･ﾗｲﾋ)の連名で、ヨーロッパが過去のしがらみを捨て
共同体を模索しようと呼びかけた。
そして独墺仏にイタリア、ベネルックス、スペイン、ポルトガル等が
集まってGETTO−大欧州統合条約機構が結成された。
　　後にヨーロッパ全体を網羅する軍事同盟となる。その司令部及び
事務局がベルギーのブリュッセルに置かれたものの、その主導権が
ドイツの手にあるのは明らかだった。
　　ヒトラー総統が発した号令のもと、経済的統合が急速に進む
ヨーロッパは実質的に一元化しつつあった。
それは日和見主義のチェンバレン首相が率いる英国ですら同様で
あった。
　　既に欧州統一通貨Euroーユーロが誕生し、欧州中央銀行をドイツ
のフランクフルトに設置する事にも成功。総裁はフランスから選出
されたがヒトラーにはどうでも良い事であった。

　　ヒトラーは首相就任以来、対外的にはヨーロッパの一元化に尽力
するばかりか、矢継ぎ早に大ドイツ帝国の国体を一新し始めた。
ソヴィエト崩壊を受けて帝政ロシア以来分割してきたポーランドを
ダンツィヒ大管区として纏め、ポーランド国民の慰撫に勤め
大穀倉地帯のウクライナはウクライナ大管区
クリミア半島はウクライナと別にゴーテン大管区
ラトビア、エストニア、リトアニアはベラルーシ（白ロシア）と一括して
オストラント大管区
レニングラードは再びセントペテルスブルグと改められてロシア西部を
インゲルマンラント大管区
ナポレオンが目指したロシアの都モスクワは、その名もバルバロッサ
ポリスと改められもはや昔のモスクワ大公国の版図まで後退していた
ロシア東部を管轄するバルバロッサ民政府管区とされた。
　　もはやロシアの後ろ盾のないセルビアはドイツとオーストリアの
干渉とセルビア内の穏健派により過激な民族主義が徹底的に
粛清されセルビア民政府管区とされた。

北米はカナダがラブラドル半島に押し込まれた恰好となっていたが
元来フランス系住民の多いケベック州が独立を宣言して、ケベック
共和国を名乗り、残るカナダと紛争が起きたのを幸い欧州合同軍を
派遣し制圧してしまう。
既に古の東部十三州に後退していた米国では、民主党と共和党が
合同し国家社会主義アメリカ労働党と改称を組織、瓦解寸前の国体
を支えるため欧州の支援を仰いだ。
これはアメリカが大国の威信を永久に捨てて欧州というよりドイツの
経済的支配下に収まる事を意味していた。
逆にアメリカはそこまで追い詰められていたとも言えた。
ペンタゴン−国防総省の謂れである−は在米欧軍の指揮系統を
握る大ドイツ北米総軍（ｵｰﾍﾞﾙﾍﾞｯﾌｪﾙｼｭﾍﾞﾙ･ﾉﾙﾄｱﾒﾘｶ)に明け渡され
た。
当然アメリカの軍は北米総軍司令部の指揮下に入る事となった。

　　これは欧州諸国を大欧州連合（GEU）および欧州統一機構（OEU）
を相次いで締結し、政治面にまで踏み込んで推し進められる欧州の
一体化に大きな効果を齎した。
没落したとはいえアメリカの抱える軍事力をドイツが掌握した事で
必ずしも強固な同盟関係ではなかった軍事面での一体化が加速。
　　だが全く抵抗がなかったわけではなかった。
フランスではドゴール将軍の慎重論があったが、ペタン元帥以下の
主流派の前に結局は影を潜めてしまった。
英国では海軍大臣チャーチルが政治的駆け引きによる時間稼ぎを
図ったものの大英帝国の誇りを手放す役目を担う結果となった。
　　世界一の水上戦力を保有する英国海軍を欧州合同艦隊（ヨー
ロッパ・ジョイント・フリート）に譲渡し、女王陛下のポンドをユーロに
引き渡した結果となった。
これをもって英国首相に就任したチャーチルは大英帝国の幕引き役
と言われる事になった。

ここで欧州帝国は小康状態を持つこととなった。全欧州の王室を
合同王室として棚上げし筆頭に英国王室を戴く事で、英国を黙らせて
から”ヨーロッパ”の建国を宣言したドイツ帝国首相ヒトラーは
ヨーロッパ総統の座に就いた。
これにより欧州第三帝国総統アドルフ・ヒトラーと呼ばれる事となる。
　　これは古代ローマ帝国を第一帝国、神聖ローマ帝国を第二帝国
とし第三のローマ帝国という意であった。

　　が欧州全体に米国を加算してその軍事力は強大そのもので
国士無双と評せるほどであっても
というかその巨大ゆえに動く事が困難であった。
汎ヨーロッパ帝国は経済的には破断界に達しており、その建て直し
を優先させねば折角の欧州諸国の結束は再び瓦解する危機に
あったからだ。

旧来の欧米列強がドイツの属国化したことで、確かに総合能力は
強大であっても、その一元化は欧州諸国の自由な経済発展を阻害
する事になっていたからだ。

　　とはいえローマ帝国を髣髴とさせる欧州帝国の威容こそは
白人文明の総本山であるヨーロッパで、欧州諸国がこれまでの
しがらみ、偏見や国境を超越し強引に一体化することによって
地球的規模の難関を突破しようという欧州全体の総意を示していた。

　　だが総統アドルフ・ヒトラーがヨーロッパの全権代表となった事実
は吉となるのか凶となるのか。

　対して東方では清帝国が西太后を強引に暗殺した恭親王が
国の実権を握ると上からの改革で強引な近代化に踏み切った。
既に明治維新を果たした日本と妥協の末、日清両国の介入で
朝鮮を強引な近代化に追い立てた。
北海道共和国の肝いりで日朝清との東亜四国により東亜連盟が
組まれ共同で西欧列強の圧迫を跳ね返そうとしたのだ。

　WW1がアメリカの中立の為に双方手詰まりとなり、休戦の止む無き
に終わった後、ロシアでは革命が起こりソ連邦が成立した。
ロシア皇室の一部は極東シベリアに逃れていく。
　幸いにも大英帝国からの借款によりアラスカの売却が中止となっていた。
王朝はアラスカに東ロシア帝国を宣言した。
　
　

　その最中に起こった火星人襲来は、当時微妙であった世界のパワーバランス
を突き崩したのであった。

レッドサンブラッククロス？

>>187
いえ、複数の架空戦記の痕跡が見て取れるかと。

「火星人来襲」はイギリス・アメリカの他に日本にもやってきました。
（東京近郊と熊本…元ネタわかる人いるかしら）。

187−188やはり解りますか・・まあ当然でしょうね（￣▽￣；
一応ギャグですんで勘弁してください。（−人ー）

>>188
その小説持ってますよ＾＾

＞カトーさん
「火星人来襲」たしか、続編形式のやつが、
「宇宙大戦争」とか言う題名で何年か前のブームのときに出たような。
三脚歩行戦車（五本の触手）と、毒ガスに光線兵器積んだヤツ。
エイ型飛行装置とそれに搭載させてた、どっかで見たような三角で、
提灯アンコウ見たいなもんが、突き出してる飛行機で襲ってくるのを、
欧州連合軍と地球産三脚歩行戦車で迎撃するって言う作品が。

あと、「東方露西亜帝国秘史」（だったっけ？）も混ざってますね。

＞カトーさん
前スレのイスラム世界、続きお願いできますか？。
私は戦国物と、第二次世界大戦物しかできないんで、
世界史物は読んでて飽きません。

あのイスラムですか。あれも相当某小説を、引用してます。 あの内容はアメリカとイラクへの皮肉なんですが。 それで続きだけでいいですか？

では前スレ751-758の続き
【大覚醒時代】　ナドハその２
ここでいうムスレムの俗物根性とは、上昇気運にあったアラブ系の創業者
や経営者の子弟は、最良の学校へ送り込まれ、やがて新しい上流階級が
出来上がった。
しだいに数を減らした、イギリス人の紳士達の子弟は、模倣という誠実な
御世辞によって、この状況に対応した。
ダイアナ妃の暗殺疑惑の理由に挙げられた彼女のムスレムの富豪ハリ
ファイドとの結婚は彼女の孫の代に持ち越された。
　　結局、彼女の姑エリザベス女王と元夫チャールズ皇太子は
彼等亡き後に英国王室がアラブ系富豪や王族との姻戚関係を持つという
皮肉な結末となった。
イングランドは最初ローマ化され、そしてノルマン化された。
今度は彼等はアラブ化されたのだった。

　　アメリカは難物であった。しかしアッラーには世界中の時間と、自らの
遺志を実現なさる無数の方法があった。

　　石油は代替するものがなく、西側は釣針から自由にはならなかった。
21世紀初頭のアメリカの暴挙という教訓から、産油国は彼等の富を
政治的経済的な力を細切れにせず、西側諸国の首根っこを押さえつけるのに
傾注し、それは一定の成果を収めた。

まず第一に火星着陸時の名言「これは最初の足跡だが、最後の足跡ではない」
から将来有望な宇宙というフロンティアに膨大な投資を集中させ、事実上
そのすべてを買い占めた。

　　西側諸国が中東の枯れかけた油田を当てにして、最後の石油まみれの
贅沢にひたっていた間に
サウジはじめＯＰＥＣ諸国の膨大な過剰収入、そして全ての遊んでいる金
は全てかき集められて仕事をしていった。
日本と合衆国の航空宇宙産業と英仏共同企業体のＥＵの航空宇宙産業
は稼働率が下がって餓えており、先を争って宇宙機の売込みを行い
ハードウェアの値段は競争のおかげで安くなり、こうしてサウジとイラン、
モスレム・アフリカと、インドネシアに、その赤道に近い地の利を生かして
次々に大規模な発射施設が建造された。
　　金余りの産油国が打った二つめの手は、西側の資産を大規模に
買い漁り、その一時的な豊かさを半永久的なものにすることであった。
彼等は共同で金融会社を乗っ取り、不動産を買いあさり、基幹産業や
農作物企業の支配権を握った。
農地は人気のある投資先であり、アラブの旅行者がよくなじんでいた
高級ホテルや豪華な行楽地も人気が高かった。
　　そしてアメリカのダブツキと中国のバブル破裂、日本の長期不況による、
世界同時不況は追い風となった。

　　この攻勢にあってイギリスが最初に平らげられ、堂々とした田舎の大邸宅が
一つまた一つと、サウジやクウェートの王族、更に厳格なイエメンの高級官僚
イランの成金僧侶によって買い占められていき、
クラリッジやリッチといった高級ホテルはアラブ人専用となり、
レストラン・コンノート・グリルでは店先に”イギリス人と犬は立ち入り禁止”
の掲示板が立った。
右手で肉を削ぎ取り左手で食べるイギリス人の客に、新たな常連客達が
苦情を申し立てたからだった。
サヴォイ・ホテルではアーノルド・ベネット・オムレツが茹でた羊の目玉に
取って代わり、あらゆるアルコール類は禁止された。
サヴィル・ロウの働きすぎの仕立て屋たちはバーヌースーの仕立てを覚え
エプソン・ダウントでは王が自ら参加の意志を証明した後、駱駝レースが
大流行した。
スコットランド人は誰よりも長く持ちこたえたが、それでもあっという間に
あらゆる方面で譲歩を迫られ、タータン・ジャラーバを着込み、狩猟用
カラシニコフ銃を持った面々がバルモラルで雷鳥撃ちを楽しんだ日に
アラブ・マネーは勝利を収めた。

　　中東地域で、宗教的結束より経済的結束を優先させて結成された
経済協力体制としてイスラム協調条約がイスラム諸国間でイスラム連合
が誕生した。
　　中東地域ではいわゆるパレスチナと言われる地域を巡る、古くから
続いていたイスラエルとの宗教的対立と領土紛争が頻発していた事で
大いに消耗していた。
　　また中東地域は21世紀の中盤まで当時の主力エネルギーであった
石油の産出を中核とした産業が発達していたが、石油の枯渇後は確実に
経済的衰退を見せ、第三次産業を中心とした新産業へと転換を図るが、
安定的な経済状態こそ保ったものの躍進を見せることはなく、停滞した
景気が中東を包んでいた。
　　そこで事態を打開すべく中等拡大宣言が採択され、集大成として
イスラム連合の結成を踏み切ったのである。
イスラエルで政権を握ったハマスのパレスチナ人首相がアラブ諸国と
パレスチナ協調会議を開催、ここでかつてのＥＵをモデルとして
イスラム連合を連邦型政治形態とする旨を採択した。
パレスチナ協調会議議長を盟主とし経済成長政策を推し進めた。
そして結成当時の加盟国から連合は飛躍的に拡大した。　
石油の枯渇後、主力産業が育たずまた国内不安が拡大し、国連の
支援を受けるまで国力が失墜していたイスラム諸国が、続々と加盟
し連合は飛躍的に拡大した。

　　イスラム連合は連邦型政治形態をとっていた。
が議会の紛糾が続く中やがて軍事独裁政権の様相を呈していった。
　　連合は各国の併合で世界第二の軍事力を保有するようになっていたが、
国力増強を目指し、当時世界第5位の穀倉地帯であったウクライナに
圧力をかけ暫定的な加盟を強要するに至った。
その後、余勢をかって北アフリカのイスラム各国を加盟させる事で
イスラム連合の面積は4倍に膨れ上がり、経済力は6倍になる。

　　ブラックアフリカ諸国がイスラムの平和的浸透という大波の洗礼を
受けて、部族間、反政府組織と政府軍による長きに渡る紛争にも
変化が生じた。
ＡＵ（アフリカ連合）はリビアの提唱で、かつてヘルマン・ゼーゲルの提唱
したアフリカ大内陸海計画を推し進める事となる。
強力なイスラム連合の後ろ盾とイスラムの法学者の呼びかけが大きな
力となったのだ。

ザイール川に巨大ダムを建設しコンゴ盆地は、湖水面積90万平方キロ
実にカスピ海の2倍の面積の巨大な湖”コンゴ海”が誕生した。
この巨大人造湖のコンゴ海から死に掛けたチャド湖に運河を引いて
チャド湖を増水させチャド盆地を湖にした新チャド湖にする。
枯渇しかけていたチャド湖が湖水面積30万平方キロ。湖の周囲6400キロ
というカスピ海クラスの威容を誇る新チャド湖として世界最悪の旱魃地帯
セイヘルベルトに再生する。アフリカ北西部にこの新チャド湖の流出河川
を造る。
新チャド湖からニジェールを経て、アルジェリアへと向かい、その北西部を
通ってチュニジアから地中海へと注ぎ込む“第二ナイル川”が誕生。
世界最悪の旱魃地帯セイヘル・ベルトやサハラ砂漠の大規模灌漑を実施
200万平方キロ実に日本の国土総面積（38万平方キロ）の約5倍以上の
砂塵舞う不毛の大地が、豊穣を約束する肥沃な大地へ一変する。
　　加えて、この巨大河川は水路として地中海を船出した船舶が、川を
遡り、新チャド湖、運河を経てコンゴ海にまで入り込む水路となる。
実にアフリカの半分以上もの長距離を貫通し地中海とアフリカ中央部を
直接結ぶ長大な航路となる。

　　これを掌握し、そしてサハラ耕地のほぼ全てを手中にしたイスラム連合
は一挙に世界の食料物価を握ることとなった。

　　合衆国もまた似たような事態に陥っていた。
イラクを初め中東事情に不用意に足を突っ込んだブッシュジュニアの愚策
により消耗し、その中東介入も立ち枯れとなったまま財政破綻に陥っていた
アメリカ合衆国が気がついてみれば、
儲かりそうに育っていた航空宇宙産業は日本のミツビシやフランスのエーロス
パシアル、中国の神舟、長征ロケット、ロシアの強力なエネルギヤ・ブースター
までアラブのお抱えとなり、アメリカ自身の航空宇宙産業すら急成長して
いたアラブ宇宙計画に吸収されていった。
　　巨富は社会的にも認知され、やがてアラブ風なものが大流行しはじめ
女にとっては外出の時ヴェールをつけるのがシックなファッションとなり、
流行の先端を行く男は、湾曲した短剣を身に着けて出歩くこととなった。
社交の場では男女両性を分離することが粋で今様とされ、
例によって例のごとく、マナーや習慣も様々に広く社会に浸透していった。
羊の丸焼きが高級料理となり、ファーストフード店では肉を、ビーフから
マトンに変更した。
狂牛病の存在がその風潮を後押しした。

　　スポーツ・ファンは日曜の午後のＴＶ中継で野球に変わって鷹狩りや
ポロに熱狂し、感謝祭のビッグゲームはフットボールからサッカーに
変わった。
会話に片ことのアラビア語を混ぜるのが、最初はファディッシュだった。
が、それはすぐに社交やビジネスに欠かせない要素になった。
イギリスと同様に、流入したアラブ人の甘やかされた子供達は最良の
学校に入学し、卒業した後は、それぞれの大学の理事会に対して
大きな影響力を持った。
全国いたるところにモスクが立てられた。（西暦で言う1980年代ですら
　アメリカで監督教会派キリスト教徒より、モスレムの方が多かった。）
今や、上昇志向のアメリカ人たちが先を争って、大量にイスラム教に改宗
しはじめた。
全国津々浦々に告知僧の声が、響き渡った。
新たな国民感情の流れは、公共のモラルにも、法律にも、社会制度にも、
反映され始め、ほとんどの州が禁酒地帯となり、飲酒地帯を制約され
道徳的に厳格な法律がキノコの様にうじゃうじゃ生まれ、女たちの獲得した
社会的な権利が次々にイスラム的な解釈で制約されていった。
最高裁判所では、ある歴史的な判決で、ついに学校での祈祷を許可した。
そればかりか憲法上の権利を自由に行使して、メッカに向かって祈りたい
と意志を表明した子供達の為に、自治体の予算を使って、学校にミフラブ
つまり方向性のある小部屋を設けることさえ許した。
奇妙な事に、このころまで世捨て人のクラブで生き延びていた反ユダヤ主義
は、もうファッショナブルではなくなっていた。
アラブ諸国がイスラエルとの論争をやめ仲間にしていた―人口統計学上の
必然から、イスラエルはアラブの国に進化してしまっていたのだ。

　　アラブ・マネーの動きと、マナーと社会習慣に対するアラブ文化の影響
は、他の工業国でも全く似た様なものであった。
復興なったレバノンは、世界中の金融上の首都となり、合衆国やスイス、
ロンドン、極東の大金融機関はみなレバノンの奏でる曲の乗ってダンスを
した。
西洋人の銀行とは利子を取って金を貸し肥え太っていた。
無論そのような邪悪なる遣り方はアッラーの罰を受けた。
近代資本主義なる呼び方をされた、その手法は最後はサイバー金融資本
主義という末期的状態となり、デリバティブという最悪の投機が、
国家まで破産させた。
その危険に満ちた死のゲームは、アメリカを財政破綻させ、大国への道
を歩んでいる（少なくとも当時は砂上の楼閣とは見えていなかった）中国
をバブル破綻させ国家の体裁すら失わせた。
イスラムの恩寵を受けた金融機関はサーヴィスに対する手数料とか別の
やり方を使っている。

　　アメリカでは単にファッション的な流行としてでなく、かような資本主義の
限界への反省が、イスラムへの回心を促した。
今ひとつ、ＡＩＤＳエイズという奇病が社会を恐怖の縁に叩き込んでいた
がイスラムでは、性行為が厳格に、家庭という壁の内部に規制させる効果
があり、彼等からは犠牲者を出さなかったのに、
アメリカという破産した西側社会の古い栄光を引きずる者達は、墓穴に
突き落とされる最後の一押しとなった。
道徳的に厳格なイスラムの風習に反った法律の制定が助長され、イスラム
との対話が魅力的に映るようになっていた。

　　復活時代―壮大なるナハドの物語に欠かせないのは、宗教的熱狂、
であろう。
宇宙時代の夜明けにあってすら勝利したのはこの宗教的情熱であった。
　　ウマイア朝、アッバース朝のあの偉大な征服の日々の当時、アッラー
の帝国は三つの大陸に跨りスペインからインドまで支配していたのだ。
また第二の偉大な波、オスマン帝国はその最大のうねりが来た時は
ウィーンの城門を叩き壊そうとした。
　　そして第三の最も偉大な振り子のゆれがやってきた。
この最も新しいイスラム復活の凄まじいエネルギーは、疲弊し堕落した
西洋文化を圧倒しただけでなく、東方へもその影響力を広げた。
　　中国はイスラムの宣教師によって踏み潰された。昔、キリスト教の
宣教師によって踏み潰されたように。
日本人は、かつてクリスマス・キャロルやクリスマス・ショッピングに夢中に
なったように今度は断食月ラマダンやアリの誕生日を受け入れて行った、
そしてアラブの商人は再び太平洋の島々に<預言者>の言葉を広めた。
かつてのスルタンによるマライ帝王国の時代と同じように、フィリピンでは
滅亡したスペインの影響力が消え、モロ族がコンキスタドールによって
奪われた独立を回復した。
南アメリカですら、イスラムの宣教師たちは、貧困と社会的不正義の中で
カソリック信仰に望みをなくした人々の間に、信徒を獲得し始めた。
結局、イスラムの輝かしい約束は、土着のゲリラたちの約束よりも信用を
得た。何十年に及ぶ何ら成果のないゲリラ闘争は、ただ苦しみを増した
だけだった。
皮肉にも、この悲惨な地域では植民地時代が再現された。ヨーロッパの
銀行家や投資家がでていった後には、イスラムの説教師や安価な労働力
を求めるアラブの企業家が訪れた。

大統領が宣誓する聖典を新約聖書からコーランに変えた。これはかつて
罰当たりなサウジ駐留やイスラエルへの不当な肩入れを続けたアメリカが
真にアッラーの恩寵を受け入れた歴史の一ページであった。

　　アラブ世界が一度はスペインから太平洋の島々にまで広がる興隆を
誇りながら、ヨーロッパとその子孫であるアメリカ人が勢力を拡大するにつれ
衰退に向かい、そしてまた世界の支配者に返り咲いた。
不鮮明な時代ではあったが、キリスト教徒が二千年に及ぶ支配を終え
遂にイスラムの番が回ってきた。
<預言者>は剣によって征服をする必要などなかった。
巨富と人口統計が彼の武器となり、スターシップが彼の奇跡の軍馬であり、
からっぽの宇宙が彼の戦利品であった。

　　キリスト教暦で20世紀、オスマン帝国が遂にし、かのトルコ人、
ムスタファ・ケマルが教主制を廃止し、国をイギリスやドイツに倣って西洋化
しようと試みて以来、教主カリフは不在であった。
西洋人が時流から取り残されてから大復活時代ナハドが続いても、カリフ
の存在は空位のままであった。
つまり黄金時代ではないという事であった。

　　今は状況が変わっているが、ロシアがまだシーア派を信仰するトルコ系
の地でなくロシア正教を信仰するスラブ人の物だった当事、共産主義から
逃れたユダヤ人の学者にして小説家がいた。
アイザック・アジモフ、彼の名がヴェルヌやウエルズといった草創の
ＳＦ小説家の名に並ぶのは無論だが、ノストラダムスと並ぶきっかけになった
著書がある。
『銀河帝国興亡史』なる著書である。
今日、敬虔なるムスリムが、当然の恩寵として銀河帝国を築いておるのは
周知の通りであるが、人類で最も最初に“銀河帝国”という構想を世に喧伝した
のは彼である。
これをもってアジモフ氏がアッラーの啓治を受けたのだと主張する奴バラも
いるが、その意見には賛同できない。
彼は結局、キリスト教への改宗ユダヤ人であり、時代の制約もあった。
　　銀河帝国の共通語いわゆる言語が、当時で言うところのアラビア語ではなく
英語だと主張している点も、首都惑星の名がカーバではなくトランターだと
している点も、当時のキリスト教支配のアメリカという原始的な時代の限界
であったろう。
　　銀河帝国の首都カーバにおわす皇帝陛下（スルタン）が
マホメットの部族クライシュ族の一員、つまりスンニ派の要求している保証
付きの高貴人シャリーフであるばかりでなく、第四代教主、アリの子孫で
ある事でシーア派の要求にも答え、<預言者の寛衣>を着用する資格を
持たれ教主（カリフ）の位に立たれた事実は明らかである。
これに異を唱えた輩は、専ら地球に多かったが果断にも処断され、地球は
多くを放射能に汚染された宇宙の小石となった。
（これもアジモフ氏の著書に似た内容の書物がある）

　　さて銀河帝国の初代皇帝陛下（スルタン）が何故に教主会議を開催し
人類発祥の星地球を懲罰してまで教主（カリフ）に拘ったのかといえば
　　キリスト教徒がヨーロッパで長い暗黒の中世に国王たちはヨーロッパを
支配したが、ローマ法王はその国王たちを支配し、ローマは富と権力の
真の中心にあり続けた。
教主（カリフ）は全イスラムの精神的指導者として道徳的な権威を行使され
るが、それ以上に大都星カーバを―かのアッバース朝カリフの時代の
バクダッドのように―世の中心・イスラム宇宙の光り輝く首都となした。

「チュンクオ風雲録」のイスラム版…といってみたり。

前にアメリカ衰亡史も拝見しましたが、なかなかの書き手ですね。

test

ベトナム合衆国志みたい

age

私には冒頭部分からドナルド・モフィットの焼き直しというかコピーにしか見えませんが・・

2014年　小惑星が地球に激突の危機も、スンヨプ、ボンズ、Ａ−ＲＯＤ、ソーサの野球四天王の
　　　　　 ホームランで隕石を宇宙に投げ飛ばす、７割９分８厘　ホームラン１７０本
2015年　スンヨプ率いるダジャースが実践的訓練として米海兵隊へ体験練習、その瞬間に時空のねじれが発生、
　　　　　 オゴタイ汗が猛威を振るうヨーロッパにタイムスリップ、しかし、ダジャースのメンバーは
　　　　　 バットとボールでオゴタイ軍を撃退する、７割９部９厘　ホームラン１７５本
2016年　打倒ダジャースに燃えるヤンキースはスンヨプのクローン人間を作る事に成功、
　　　　　 ９人全員がスンヨプという恐怖のチームでダジャースを苦しめるも、韓国焼酎をかけると
　　　　　 クローンスンヨプは体がドロドロに溶解する事をソリアーノが発見し、撃退
　　　　　 打率はついに８割とんで３厘、ホームラン１９０本
2017年　打倒ダジャースに燃えるヤンキースはブードゥー教の秘奥義を操り、タイ・カップ､
　　　　 　ベーブ・ルース、シューレス・ジョー、ミッキー・マントル、ノーラン・ライアンなどの
　　　　　 レジェンド軍団でダジャースを苦しめるもソリアーノが爆弾を抱え自爆テロで勝利する
　　　　 　スンヨプに亡きソリアーノの霊が乗り移り、打率８割４分３厘　ホームラン２２０本に加え
　　　 　　盗塁１５１も達成
2018年　打倒ダジャースに燃えるヤンキースは改造人間軍団を結成、カニシアパーラ
　　　　 　バリー・ポン太、ペドロ・マルチーズなどの怪人がダジャースを襲う、
　　　　　 スンヨプも負け時と改造手術を受け、変身能力を身に着ける、
　　　　　 戦いはワールドシリーズまでもつれ込み、巨大ビックアップルモンスターを
　　　　 　野球王ビクトリーダジャースロボで撃退する、打率８割３分４厘、ホームラン２５０本
2019年　打倒ダジャースに燃えるヤンキースは悪の銀河皇帝と手を結び、世界各地に
　　　　　 巨大ＵＦＯで攻撃を仕掛ける、全世界パニックになり、ビクトリーダジャースロボも破壊
　　　 　　されるが、韓国人科学者の発明した新薬でスンヨプが２５０ｍに巨大化、持ち前の劣化ウランバットで
　　　　　 次々とＵＦＯを叩き落し勝利、打率９割１部７厘　ホームラン２９０本

ほしゅし

>212
ﾊｹﾞｼｸﾜﾛﾀ　おバカ爆裂の真骨頂だｗ

ほっしゅほｓｓｔｙ

最深部からｻﾙﾍﾞｰｼﾞ浚渫age

24歳　現在中卒無職童貞引き篭もり
25歳　猛勉強の末大検を獲る
26歳　日本の大学のレベルが低すぎるので単身渡米、MIT主席入学
27歳　飛び級でマスターへ
28歳　優秀すぎるのでドクターへ
29歳　天才すぎるのでいきなりプロフェッサーへ
30歳　ソロスも真っ青の革命的金融工学理論を構築し起業
31歳　超伝導量子コンピュータの開発大量生産に成功
32歳　M$を押しのけダウ入り
33歳　ゲイツを押しのけ総資産世界一へ
34歳　ノーベル経済物理化学平和文学賞同時受賞
35歳　全世界総生産の80％を独占し経済的世界征服完了
36歳　国連加盟国全ての大統領・首相・書記長に同時就任
37歳　国連非加盟国を軍事力で制圧統制世界征服完了
38歳　エネルギー問題と人口問題を解決する為に粛清し人口を1000分の1へ
39歳　労働力不足を補う為人型ロボットを開発
40歳　恒星間移動船及びワープ航法を開発
41歳　天の川銀河系を支配下に置く
42歳　アンドロメダ銀河連邦と全面戦争→完全勝利
43歳　アンドロメダを植民地とする
44歳　50億光年内の全ての惑星を掌握し宇宙征服完了
45歳　自分の導いたワーム理論により他宇宙を掌握し森羅万象征服完了
46歳　自分の導いたスーパーストリング理論により多次元空間へ
47歳　108次元に居た神と対決→完全勝利
48歳　神を忠実な僕とする
49歳　109.655次元にて物理法則の再構築を開始
50歳　厄年だから靖国神社へ厄払いへ逝く
51歳　なんかめんどくさくなってきたからこの世の全てをn=n+1とする
53歳　喪雑完全制覇
54歳　鬱病で自殺

まだあったのね

>218そうね

108次元の神ってどこの宗教に影響されてるんだか

１８７１年普仏戦争でドイツ帝国が成立。フランスと同盟を結ぶ。
１９１４年オーストリア皇太子暗殺。第一次世界大戦勃発。
１９１５年飛行船に帝国軍が注目。落下傘を導入し空挺部隊を創設。
１９１６年ロンドン・モスクワに空挺部隊が降下。世界大戦終結。
１９１７年ポツダム講和条約で英国からカナダ、インド、豪州を、
ロシアからはバルト３国、白ロシア、ウクライナ、コーカサス地方を、
イタリアからはイタリア北東部を得る。
１９１８年ベネルクス、リヒテンシュタイン、東欧諸国を合併し
ドイツ＝オーストリア連邦帝国を建国。中華民国と同盟を結び、帝政派
を黙らせるため満州国を建国。満洲とも同盟を結ぶ。
ロシアで赤衛隊が革命騒ぎを起こすがドイツ軍に鎮圧。東ロシアへと逃げる。
１９２９年世界恐慌。ドイツはブロック経済をしき、ロシアは公共事業を
乱発することで凌ぐ。
１９３３年アメリカでクーデター。ルーズベルト大統領が亡命。WASP党が
マッカーサーを担ぎ上げアメリカ国家社会主義共和国の樹立を宣言。

１９３７年ドイツ帝国軍、中華民国軍と共に共産党を鎮圧。
１９３９年アメリカ軍カナダに侵攻。日米英三国同盟を締結。
１９４１年日本軍チンタオのドイツ極東艦隊を奇襲。満洲に兵を進める。
１９４２年ドイツ極東艦隊が復活。日本の通商路破壊作戦を行う。
日本満洲国を制圧。アメリカ、ケベックとトロントを制圧。
１９４４年ドイツ、アメリカへ空挺作戦と上陸作戦を行う。日本、新京から
撤退。イギリスでモントゴメリー将軍がクーデターを起こし、枢軸国から
抜ける。
１９４５年シカゴとピッツバーグに反応弾を投下。アメリカ降伏。日本軍
遅滞作戦を行う。沖縄にドイツ軍上陸。日本への反応弾投下を仄めかす。
日本降伏。
１９４６年占領軍が進駐。新憲法が作成される。アメリカは永久的にドイツの
植民地となる。
１９４７年トロツキストとの内戦を終えたソ連が南樺太へ侵攻。ドイツ軍
南樺太へ上陸。新憲法発布による日本皇国国防軍もドイツ軍と合流。東久邇宮稔彦王
が総理大臣となる。

えーと。
南北アメリカスレが限界になったのでこちらに…。
なんだかだありましたが、ＲＯＭな人がけっこう多くいたのが新鮮な発見でした。

地図……僕も必要性は感じていたんですが、
地図ソフトはフリーで良さそうなのがなかったし、白地図を塗ってスキャンして…
というのもちょと無理があったので…（ＨＴＭＬの基礎で手一杯なのです）。
ともあれ、２スレ目の編集はかなり骨が折れそうで……気長ーに待っててください。
３スレ目も必要だとは思いますが、カトーさんの充電・僕の取り纏め以後に…でもよいかと。


＞ルソン情勢
了解しました。
港市国家連合である蓬莱都市同盟を「紐帯」する日系古南王権
（明の公主の降嫁はともかく、ニカラグア教の法主はどうしましょ…スルタンとの兼任は不可ですよね…）
と実務を取り仕切る呂宋徳川家…。
徳川日本よりもややこしい重層構造ですね。
たしかに、恒常的に海外進出しなければならないような状況ではあります。

＞マレガについて
うーん、史実の東南アジア（インドネシア）レベルには行くとは思いますが、
それ以上にいくかどうかは…。

・・おっとーここにとてたさんのカキコあったとは・・。
一応南北アメリカの3スレ目だしました。
ついでにけちのついたカトーも改名しました。ｗｗ

ルソンについては地形的にも地政学的にも、それくらい複雑な
構造に発展してしかるべきかと思いましたので。

マレガについては一応17世紀まで持っていってくだされば
こじつけできます。

せっかくなので今現在
南北アメリカに旧大陸に匹敵する文明があったら３で検証している
ある仮定を考察カキコしてみる。

オスマン帝国による欧州支配についてです。

新大陸にカルタゴ滅亡後のフェニキア人が退去移動して
新大陸に独自の文明圏を生み触発していった。
という仮定から始まっていますが・・

フェニキア人が大航海時代前夜の欧州に到来します。

で当初は交易が始まったのですが・・経済的に
新大陸の物産を仲介するフェニキア人と
アジアの物産を仲介するイスラム商人の
交易が主流となりアフリカ沿岸に殖民都市を続々切り開いて
フェニキア人がインド洋近辺まで渡来し始めます。

　こうした大動脈からはずれ片貿易の持ち出し超過の続く
欧州では一応史実どおり新大陸やアフリカインド洋にも
渡来しだすが史実ほどのさばれず細々としたものです。　　

当時の欧州は
キリスト教会支配の暗黒時代も末期を向かえ
教会の腐敗、教皇や枢機卿の俗物化も起き、
挙句の果ては免罪符まで登場しておりました。

政治的にも
�@教皇権と皇帝権がどちらが“太陽と月”（主と従）のどちらになるか
　で権威をめぐる激しい鍔迫り合い
�A強い封建領主（諸侯）と王権の確立を目指す国王
　その双方と対峙する皇帝権
の激しい抗争が続いていた。

　交易での利益が史実以上に少なく（つまり高価で）偏りの激しくなった
以上、商業勢力に不満がたまるのも必定になります。

　で、ここで新大陸問題に新たな展開があります。
新大陸は本来聖書に記されてない土地で、そこにアダムとイブの系譜でない
謎の民が異端の教えで暮らし、そこにはあの悪魔崇拝（と昔のキリスト教会
　が決めつけていた）フェニキア人が跋扈していた。

こんな事が一般大衆に知られだすと教会の権威に関わってくる。

　教会としては結局のところ
1431〜1449　バーゼル公会議でウィクリフ、フス派への対応とともに
　　　　　　新世界問題を協議し、教皇庁は公式に
　　　　　　「新世界は悪魔の所産」という声明を発す。
フェニキア人を狩り立てだします。

こうしてフェニキア人は欧州を迂回してアフリカにシフト
新大陸＝アフリカ＝アジアという世界の大動脈が生まれてきます。

欧州では
�@教会の権威回復のためにフェニキア追討という格好の見せしめを
　必要としたローマ教会
�A教皇の正式要請で公然とフェニキア追討の十字軍の為という名文で
　封建領主や王権の統制を図れる皇帝
�B経済的理由から十字軍で新大陸やアジアへの公然たる略奪と交易路の
　確保を望む商業勢力
�C教皇や皇帝の権威を背景に在地領主を弱体な国王権の差配に編成しなおす
　ことを望む各国王
�D対外宗教戦争で名誉と恩賞を得ようと望む封建在地領主
これらの思惑が合致して十字軍運動が本格化します。

　数度の十字軍での成果から、そして略奪･海賊行為に偏り
大動脈への経済物産的な参加をしない欧州は
経済的物理的には萎縮しだします。
　おりしも欧州では結婚戦略により神聖ローマ帝国とイスパニア王国
二つの大国を結合させることに成功したハプスブルグ家が
欧州の覇者に近づきつつあった時代。

　教皇権力は予想外の（そして一時的な）成果から
継続的な十字軍を何度も試み軍事的総司令官たる皇帝に大きく
譲歩していきます。
俗に言う「太陽と月の結婚」であり
教皇庁は史実よりもはるかに強く神聖ローマ皇帝ハプスブルク家と連携し、
聖界と俗界の支配を分担しつつ、ヨーロッパのカトリック的
世界秩序再建を目指し、激しい反動政策を展開。

新大陸の交易はフェニキアからのルート以外にも
ヴァイキングが新大陸に営んだヴィンランドとスウェーデン等の
北欧とのルートもあり
双方の中継点であったアイルランドやスコットランドは
大きく発展していたが
彼らは対フェニキア貿易を優先し、教皇庁と対立しはじめます。

イングランドはスコットランドとの対抗上北方諸国と対立して
大陸のハプスブルグ帝国と結び、カトリック色を強める。

一方イスパニアと神聖ローマ帝国にはさまれたフランスは台頭するハプスブルクへの警戒
を強めスコットランドと友好関係を結び、
ハプスブルグ家・神聖ローマ皇帝･ローマ教皇庁が一体となった権威に対抗すべく
アヴィニョン教皇を再擁立しカトリックは再び分裂します。

ハプスブルグ家は北イタリア諸都市や神聖ローマ帝国の諸侯
そしてイスパニア軍を総動員して対フランス戦争を敢行
イングランドも教皇のお墨付きを得てフランス沿岸略奪に専念
国内の産業もおろそかになり羊毛産業は衰えはじめ、
それに伴ってネーデルラント地方の経済的重要性も低下していく。

こうした凄まじい混乱の裡にあり、外世界から外れだした
欧州では消耗戦の末
フランス王としてハプスブルグのフェルディナンド2世が即位
強引にローマ教皇庁の権威の下にフランス平定。
次いでイングランドの男系が途絶えたことを理由に
ハプスブルグ家が王位を宣言。スコットランド等北方諸国の
支持を受けるヨーク公とイングランド継承戦争を引き起こす。

こうしたヨーロッパ南北戦争の後
西欧世界は一応ハプスブルグ朝の神聖ローマ帝国（汎西欧帝国）
に完全統一されるものの、
宗教的には頑迷で保守的なカソリックが強まり
　ルネッサンスなどの人材が続々と中東やアフリカへ流出します。

まあ、長々書いたが
ようは大航海時代が尻切れトンボに終わり
ルネッサンス文芸復興えの進歩的潮流が圧殺され
　代わりにローマ教皇とローマ皇帝が結託して
保守的な統一欧州帝国を営んだということで
そこまでの戦乱の仮定で相当に消耗した欧州を
結局はオスマン帝国が併合してしまう。
のですが・・・

でIF歴史で申し訳ないが・・こうした考察をやってみて
はっきりしたのは“欧州使えねーよ”て事です。
　ある程度知識としては分かってたんですが・・
改めて西欧列強なる代物があんな土地からよく出てきたもんだ;￣ロ￣)!!
と思ってしまった。
ほんまに西欧の世界支配なんぞ綱渡りのような偶然でしかない。
まあ時代が新しくなるにつれ磐石にはなるんですが
大航海時代からナポレオンあたりまでは相当危険なところが多々あり・・
　というか他の土地が息切れしすぎていたのもあるのかもしれません。

列強の顔ぶれですらちょっと違う事件ひとつ加えるだけで相当変わって
しまった事が結構ありました。

…新スレの発見が遅れていたもので。

オスマン隷下とハンザ圏の狭間の欧州…。
１スレ目でも出ていましたが、
「新大陸の発見・支配」が欧州の飛躍のための主要因ですし。

age

ほげ

hohi

　なんか最近下がりすぎなので漏れがカキコ汁か・・
【神聖欧州帝國建国記】

　　８００年　時の教皇レオ３世によって西ローマの皇冠を受けたフランク王国の王
カール大帝（シャルルマ―ニュ）によって西ローマ帝国の復興が宣言され、
９６２年　ザクセン族の君主オットーが教皇ヨハネス１３世からローマ皇冠を受けて
神聖ローマ帝国が出現した。

　　パリ周辺のイル･ド･フランスしか王領を持たない脆弱なカペー朝フランス王国その前途に
フランス王の臣下であるノルマンディー公ウィリアム（ギョーム）のイングランド王即位
をきっかけとしてスコットランド国境からピレネー山脈にいたる広大な地域が
一つの家門（プランタジネット朝）で統治されるアンジュ−帝国が登場していた。
ヘンリー２世が家中内紛の末にヘンリーの三人の王子（リチャード、ジェリフ、ヘンリー）の
相次ぐ変死、そして王妃イリナの幽閉で幕を閉じ
ヘンリー２世の王位は、ジョンに継承された。

　　やがて１２００年、アンジュー諸侯リュジャニン家とアングレーム家の紛争にかこつけた
カペー朝とプランタジネット朝の紛争が起き、結局ブーヴィーヌの戦いで
カペー朝フランスが大敗北を喫して終息。
窮地に陥ったカペー朝は財政難の克服からアナーニ事件そして法王のアヴィニョン捕囚を起こし
てしまいます。
やがてシャルル４世の死から、カペー家の男系は断絶し
ヴァロア家が一時的に王位を取るもののアンジュー帝国の弱体を画策したことから
時のイングランド国王エドワード３世と対立。
結局フランス王位はエドワード３世に奪われ、
ここに事実上、アンジュー帝国はイングランド王位とフランス王位をかねる権威として
歴史に登場します。
しかしその栄光も長くは続きません。
ヘンリー６世の病気が発端で、護国卿ヨーク公とのばら戦争が勃発
チューダー朝の成立で一応の解決を見るものの、その後の歴史に長く尾を引きます。

チューダー朝はヘンリー７世、ヘンリー８世と続き、やがて登場してくる
神聖ローマ帝国皇帝カール５世（イスパニア国王カルロス１世）の登場で新しい欧州地図の
書き換えに至るのである。
皇帝カール５世に残されていた事業は皇帝カール４世時代の負の遺産『金印勅書』の克服
であった。
宗教改革により混迷のうちにあった神聖ローマ帝国で、１５４６年シュマルカンデン戦争が勃発
この戦争による成果はハプスブルグ家の中欧支配を嫌うドイツ諸侯を掃討しオットー大帝
以来続く帝国史上初の皇帝独裁体制の樹立であった。

一方かのイングランドとフランス全土に及ぶアンジュー帝国（チューダー朝フランス）では
かの神聖ローマ帝国皇帝カール５世が皇帝選出を受ける際ヘンリー８世がこれを承認する
代わりに自身の娘メアリーをカール５世の嗣子フェリペに嫁がせることであった。
　　その後何の運命の悪戯か、ヘンリー８世そしてエドワード６世の相次ぐ死でチューダー朝の
男系は途絶え、このメアリーがチューダー朝フランスの王位（及び同君連合にあるイングランド王位）
を継承しメアリー１世となるに及んで欧州の地図は激変する。
　　カール５世の嗣子フェリペ２世と結婚したメアリ１世とイングランドで反ハプスブルグ派の後押し
で即位したエリザベス１世との対立が起こる。
１５５４年歴史上名高い姉妹戦争が起こるのである。
この戦争によりエリザベスが大敗し、その後はスコットランドのメアリースチュアートが女王の
権利を主張するなど問題はまだ残されてはいたもののハプスブルグ家がアンジュー帝国を
その手に握ることとなった。
１５５６年カール５世は神聖ローマ帝国皇帝位とイスパニア王位を嗣子フェリペに正式に譲る。
　　このカール５世をもって最後の神聖ローマ帝国皇帝と呼ぶ。
事実上西ヨーロッパ全域の君主と呼ぶに等しいフェリペ２世は国号をエウローパ（ヨーロッパ）
と改めている。
とはいえ自身はローマ皇帝と呼ばれもし書類にそう署名もしてはいる。
実際神聖ローマ帝国とは『神聖でもなくローマでもなく帝国でもない』実体の無い幻であり
ドイツ周辺に確定された表現になり下がっていた。
　　まだ西欧統一を成し遂げたとはいえ、あまねく絶対王政を布く様な状態ではなく
改めてバチカン（ローマ教皇庁）に全欧州の統治権者としての委任を受ける形を取り
その際に「帝国としてのヨーロッパ」が始めて登場している。

『唯一人の羊飼いのもとに、まさにキリスト教世界を結集させたもうことを成し遂げ
先達たるシャルルマーニュ（カール大帝）のみが経験した事を成し遂げ、
そして、かの旧約聖書ダニエル書いわく第一のバビロン、第二のメディア･ペルシャ、
第三のギリシャ、第四のローマに続く第五の世界君主国を創設したもう。　　』

この日の、ある枢機卿はそう叫んだという。

　　歴史の中ではこの世界最大級の国家は“神聖欧州帝國”と呼ばれている。
最後のキリスト教的世界帝国の成立である。
実際は北の果てのロシアがリューリック朝断絶の後、悪しき偶然の連鎖から
汎ヨーロッパ十字軍の最初の標的となりクレムリン陥落を経験した。
キエフ公国、モスクワ大公国として神聖欧州帝國の一部に編入され東ローマの衣鉢が
ハプスブルグ皇帝家に帰して後をそう呼ぶべきかもしれないが・・・・・・
　　追記しておくと、この汎ヨーロッパ十字軍とはオスマン帝国に対して
全欧州を動員した軍事行動と指揮権の確立を図る為に行われたものであった。
　　実際に「ヨーロッパ統一帝国」そして「汎ヨーロッパ十字軍」は内外に印象つけられた。

フェリペ２世への墓碑銘にはこう刻まれている。
「唯一の君主、一つの帝国、一振りの剣もて欧州を統治した男」

ジョンがフィリップオーギュストに勝ってのは難しいよ。
てかジェリフって誰よ。