1 :
sekaisi ◆kwS.qz96 :
イランイラク戦争、湾岸戦争について調べたいのですが何か
参考になるHPや知っていることがあったら教えてください
検索すれば?
湾岸戦争でアメリカが劣化ウラン弾使ったせいで、アメリカ軍兵士に被曝者がでた
とかで問題になってたね。
劣化ウラン弾でも被曝するほど放射能が出るんだなぁと思ったよ。
マジで放射線物質を兵器にするのは止めろと思った。
あ、1の意図した話題じゃなかったかな。スマソ
>>3 でも劣化ウラン弾と同等の貫徹力の弾を作ろうとしたら
「非常に高価な」タングステンを使うしかないんだよね。
自衛隊はそれでもタングステン使ってるけど。
おっとスレタイとは全然関係ないな。
>>1 とりあえず学研M文庫の「中東戦争全史」がいいすよ。
6 :
世界@名無史さん:02/08/11 16:18
7 :
世界@名無史さん:02/08/23 22:04
イラン・イラク戦争の始まりは、1980年9月22日、イラク軍がイラン南部の
油田地帯フーゼスターン州に侵入したことから。
(1)イラン国内で軍の粛清が行われ、指揮系統が乱れていた
(2)イラン国内で少数民族(特にクルド人)の反乱がおきていた
(3)イラン南部はアラブ系住民が多いので、イラク軍が突入すれば、同胞と
して歓迎されるのではという期待があった
(4)アフガニスタンのソ連軍に備えて、イランは虎の子の機甲師団を
北部国境付近に配備していた
(5)イランは経済封鎖されていたので、イラン軍は主要兵器の交換部品の
補給を断たれていた
などがイラクが戦争を決意した諸要因。
8 :
世界@名無史さん:02/08/23 22:19
イライラ戦争における米ソは?
9 :
世界@名無史さん:02/08/23 22:28
今、劣化ウラン弾を使っているの?>米軍
イライラ戦争ではクウェートがイラクを支援した。
11 :
世界@名無史さん:02/08/23 22:31
湾岸戦争は米帝によるねつ造であり、イラクのフセイン大統領は
いわばサラディンに比すべき人物。
12 :
世界@名無史さん:02/08/23 22:33
>>8 米ソは詳しく知らないけど、イスラエルが陰でイランを援助してたのは
ほぼ確実。
イスラエル軍の装備もアメリカ製で、イラン軍のために部品を交換できる
立場にあった。
部品だけでなく、対戦車砲も売却していた。
イラク軍のソ連製戦車がこの対戦車砲の餌食になった。
ちなみに、アメリカはこのイスラエルの動きを知っていて、黙認していた
可能性大。
13 :
世界@名無史さん:02/08/23 22:38
かつて英帝は石油資源が潤沢な有望地域であるクエートをサバハ王家なるもの
をかついで意のままにし、自らの搾取構造に組み入れた
元来、イラク自体、ヨルダンの王家につならる家系であり、カシム中将がこれを打倒して
粛正し、英帝から人民を解放するとともに、米英の魔手から人民の解放の先導者となっていた
ソビエト連邦と友好関係を築き、人民は欧米の国際資本からの解放をよころんだ。
そしてカシム中将は人民達の圧倒的な支持を受けて大統領に着任し、社会主義政権への
第一歩を高らかに踏み出したのである。
14 :
世界@名無史さん:02/08/23 22:39
ソ連はアフガニスタンで泥沼にはまってたのでたいしたことは出来ず。
15 :
世界@名無史さん:02/08/23 22:40
そして、カシム政権は人民の推戴をうけて着任したが、時流に合わせて
フセイン氏がカシム政権を倒して新たなる人民の政権となり、
人民の歓声を受けて大統領に着任した。
フセイン氏は30年以上大統領として人民選挙で高支持率を誇る
正に代表者であり、イラクの意志といえる。
16 :
世界@名無史さん:02/08/23 22:42
イランイラク戦争は米帝がイスラム革命で米亭の手先であった
パウレビ国王を追放し、理想的な神権政治を開始し、イラン人民に
歓声をもって迎えられた。
まさに歴史の夜明けともいうべきものであった。
17 :
世界@名無史さん:02/08/23 22:43
イラン・イラク戦争でイラク側は化学兵器を使った。
イランはこのことを国際社会に訴えたけど、国際世論は型どおりの
非難を表明しただけで、イラクに制裁を加えようとはしなかった。
18 :
世界@名無史さん:02/08/23 22:54
>>8 アメリカといえばイラン・コントラ・ゲートを思い出すね。
20 :
世界@名無史さん:02/08/24 21:00
21 :
世界@名無史さん:02/08/29 19:19
アラブ世界のサラディンとも呼称されるフセイン大統領と米帝の戦いですよね。
フセインの圧勝におわりますよ。
人民の力は最終的に勝利します。
22 :
ジョージ・ブッシュ:02/08/29 19:30
>21それはどうだか・・・
23 :
ジョージ・ブッシュ:02/08/29 19:32
あと、反フセイン組織もあることをお忘れなく。
24 :
世界@名無史さん:02/08/29 19:36
イラクは共和制・政教分離・西洋文化的な国家でイラン・イラク戦争では
アメリカ合衆国がイラクを援助してました。
湾岸戦争においても、アラブの後進独裁国であるクウェート侵攻に
対してイラクはアメリカが支持してくれると期待してました。
結局、イスラム諸国は石油に頼って怠けすぎたわけだね(−人ー)
人民は圧制のただの犠牲者だろう。
26 :
世界@名無史さん:02/08/29 20:34
>>18 アメリカは、イラン孤立化計画を進めつつ、裏ではイランとの交渉を
開始しました。
その内容は、アメリカがホーク地対空ミサイルなどをイランに売却し、
逆にイランはレバノンで急進派の人質となっているアメリカ人の解放
のためにその影響力を行使する、というものでした。
しかし、イランが支払った代金がアメリカ政府でなく、ニカラグアの
サンディニスタ政権とたたかうコントラと呼ばれる反政府ゲリラの
支援に使われたことが後に問題になります。
27 :
世界@名無史さん:02/08/29 20:49
元々フセインは人民選挙で常に90%以上の得票率を獲得する選良で
ある事実を忘れてはいけない。
28 :
世界@名無史さん:02/08/29 20:49
29 :
世界@名無史さん:02/08/29 21:11
イライラ戦争でイラクを応援し資金を援助したのは
米、サウジ、クウェート等の湾岸戦争時のイラクの敵。
イランのイスラム革命の輸出は周辺諸国にとって非常に脅威
であり、フセインがどんな野郎だったとしてもイランを抑えて
くれるならと、せっせっせと金を貸した。
戦争終了後、借りた金を返せなくなったイラクはいちゃもんを
付け借金の棒引きを計り、ついには金を貸した奴がいなくなりゃ
返さなくてもよいのだとの結論にいたり、クウェート侵攻しました。
30 :
世界@名無史さん:02/08/29 21:12
結論
米国が悪い。
31 :
世界@名無史さん:02/09/07 19:37
自分、厨房何ですが中東の戦史に興味があります。そこで湾岸戦争や中東戦争とか
乗ってるお勧めの本教えてください
32 :
オリバー・ノース:02/09/07 19:39
>>26 悪いことやってるな、アメリカ。初めて知った。
>>32 やかましい、この現代のポンチウス・ピラトスめが
>革命の輸出は周辺諸国にとって非常に脅威
中東版フランス革命
35 :
世界@名無史さん:02/09/07 22:13
きのう「スリーキングス」って映画見たけど
アメリカがイラク内の反フセイン派を支援すると約束しておいて
見捨てたって本当? そのため彼らはフセインに虐殺されたらしい。
36 :
世界@名無史さん:02/09/07 22:16
>>31 山崎雅弘『中東戦争全史』(学研M文庫)
藤村信『中東現代史』(岩波新書)
『世界現代史11 中東現代史』(山川出版社)
高橋和夫『燃え上がる海 湾岸現代史』(東京大学出版会)
なんかどう?
37 :
世界@名無史さん:02/09/07 22:20
>>35 イラク国内の反フセイン派というと、クルド人?
それともシーア派系アラブ人?
>>27 まともな選挙は行われているの?
投票者にフセイン以外の選択肢が与えられているの?
39 :
世界@名無史さん:02/09/07 22:35
40 :
世界@名無史さん:02/09/07 22:44
村松剛『血と砂と祈り』(中公文庫)
ただし品切れ
41 :
世界@名無史さん:02/09/08 21:20
アメリカによるイランのエアバス撃墜事件もあったな。
42 :
世界@名無史さん:02/09/08 21:52
>>34 イラン・イラク戦争の終結で、イランは「一国イスラム革命主義」
へと路線の転換を余儀なくされます。
43 :
世界@名無史さん:02/09/08 22:02
デザート・ライオン(確かこの名前)というイラン製戦争映画を見ると良い。
カルバラ5号作戦を描いている。戦車にAH−1J、RPGと見所沢山です。
イラク軍の参謀がフセイン面なのが笑えます。
45 :
世界@名無史さん:02/09/09 00:11
>>38 無い。
イラク国内においてフセインを脅かす事のできる者は全て処分済。
フセインとその臣下以外に選択肢がないなら選挙など意味がない。
ただし、これは中東の国においては一般的な事象なので、これを持って
イラクが悪であるなどとは言えない。
イラクは社会主義?民主主義?このスレではよーわからん
あと中東で立憲?王政以外の国はあるのかと
47 :
世界@名無史さん:02/09/09 09:45
王政じゃないといえばイスラエルとトルコとレバノンとイラク、シリア、イエメン、イラン。
なんだ、王政のほうが少ないじゃん。
立憲じゃないといえばサウジがそうじゃなかったっけ。
48 :
世界@名無史さん:02/09/09 12:19
>>46 バース党は一応社会主義ということになってると思う。
実態は軍事独裁だけど。
49 :
世界@名無史さん:02/09/09 12:22
>>46 イスラム圏では君主制か、世俗軍事政権か、イスラム共和国(イランや
パキスタンのように憲法にシャリーアが組み込まれている)しかないんじゃ
ないかな。
50 :
世界@名無史さん:02/09/09 13:58
トルコは世俗主義の共和制、エジプトも立憲共和制でしょ一応。
イランのパーレビもアタチュルク的な改革を目指したらしいが、失敗してしまったな。。。
51 :
世界@名無史さん:02/09/09 14:07
>>47 シリアは事実上は王制です。共和主義で選挙なしの世襲大統領はヘン
52 :
世界@名無史さん:02/09/09 14:19
イライラ戦争では、スウェーデンやスイスを含む
兵器輸出を行う国の大多数がボロ儲けしました。
あの戦争は、多くの国にとって国益にかなっていたのです。
53 :
世界@名無史さん:02/09/09 16:06
54 :
世界@名無史さん:02/09/09 20:24
>>44 クルド人て、なぜああも団結できないんだろうね?せっかく独立国家を持つ
千載一遇のチャンスなのに。
55 :
世界@名無史さん:02/09/09 20:50
56 :
世界@名無史さん:02/09/09 22:16
>>54 さらに、周囲に支援する国がない
アメリカもトルコの弱体化を望まないから、CIAがはしごを外す形になった。
57 :
世界@名無史さん:02/09/09 22:18
クルド人なんてそもそもひとくくりに出来ない。
『トルコのもう1つの顔』という本がオススメ。
58 :
世界@名無史さん:02/09/09 22:55
サウジアラビアもアフガンのタリバン政権と同じイスラム原理主義。
未だに、残酷刑が存在する。
者を盗んだ者は、腕を切り落とされたり。
殺害された者の家族に犯人を殺させたり。
サウジには片腕を切り落とされたものが町にたくさん
歩いているという
女性の人権なんてのも無いに等しい。
ただし、アメリカの重要な同盟国だから、
サウジの人権問題には一切アメリカは触れない。
59 :
世界@名無史さん:02/09/09 22:57
王族(イブン・サウードの一族)は酒や女やり放題 でも宗教警察は見てみぬ
ふり 一般市民に不満たまってます
60 :
世界@名無史さん:02/09/10 21:01
イラン・イラク戦争の後、イラクは巨大な負債を背負い込むことになりましたが、
そのせいで戦後のイラクは湾岸の首長国に対して負債の帳消しを求めました。
イラクが守ったのはフセイン政権だけでなく、湾岸の首長たちもそうである。
したがって金を返す必要はないという論理でした。
61 :
世界@名無史さん:02/09/14 01:39
何かお勧めの書籍教えて下さい
62 :
世界@名無史さん:02/09/14 01:43
もしイランイラク戦争でイランがイラクに勝っていたら、間違いなく
フセイン政権は崩壊していたのに、なぜアメリカはイランではなくイ
ラクを支援したのかな?
63 :
世界@名無史さん:02/09/14 02:15
>>62 あの時代においては、イラクよりもイランのほうが問題だった。
イランは革命をイスラム諸国に波及させようとしたし、
そうなったら中東の石油が危うい。
サダム・フセインは独裁者だが、アメリカは独裁者=悪、という行動規範を持っていない。
中東には親米独裁国家がたくさんある。
64 :
バアス主義イラク:02/09/14 02:54
軍事政権と呼ばれることが多いが実際はソ連やナチに近い国家体制みたい。
Regular Forces尋常軍よりも党と党に直属するRepublican Guard
共和国防衛隊の権力の方が強いようだ。
国民三十人に一人の割合で秘密警察員を配する
密告体制も完備。
65 :
◆.NipponA :02/09/14 10:38
湾岸戦争で、ただ、クエートの石油欲しさに、
イラク民間人を虐殺したアメリカ。捕虜の扱いも酷かったらしい。
何がピンポイント攻撃だよ。欺瞞以外の何物でもなかったね!
66 :
世界@名無史さん:02/09/14 11:10
67 :
世界@名無史さん:02/09/14 11:27
フランス軍(?)が白兵戦を行ったというのは本当ですか?
>>65 目標しか壊れないと言う訳では有りません。
by 国防総省
69 :
世界@名無史さん:02/09/14 16:14
>>65 ピンポイント攻撃って、劣化ウラン弾だったんだよね。
イラクでは今も子供が白血病でバタバタ死んでるらしい。
アメリカは威力が低いので核兵器ではないとか言ってるが。
完全にサギだね。日本はこんなもんに金出してたのか!と思ったよ。
>>69 こんな奴の教育にもとんでもない額の税金がかかったんだろうな…。
しかもぜんぜん役に立ってない…。
>>69 劣化ウラン弾のことを勘違いしていると思われる。
73 :
世界@名無史さん:02/09/14 23:23
もしイランイラク戦争でアメリカがイラクではなくイランを支援していたら、
間違いなくイランがイラクに勝ってフセイン政権は崩壊していたよ。
アメリカも、今頃は後悔しているだろうね?
>>73 要するに、その後のイラクが中東の石油利権に欲かいて
クウェートに攻め込まなきゃよかったんだけどね。
それですべては丸く収まって、戦争をしないで済んだはずなんだけど
まあ、そんな10年後のことはカーターにもサダム・フセインにも
分かるはずもなく、神のみぞ知るということだな。
75 :
世界@名無史さん:02/09/15 06:32
おっとスレタイとは全然関係ないな。
76 :
世界@名無史さん:02/09/15 11:10
>>73 イラン革命ってイスラム原理主義のハシリじゃないのか。
77 :
世界@名無史さん:02/09/15 17:08
>>74 アメリカがイラクに何らかの条件を提示すれば、イラクも無理して
クウェートに攻め込まなかったはず。
つまり、湾岸戦争についてはアメリカにも責任がある!
79 :
世界@名無史さん:02/09/15 20:55
80 :
世界@名無史さん:02/09/15 21:01
81 :
世界@名無史さん:02/09/15 22:30
>>80 しかし、イラクはクウェートから撤退したはず
82 :
世界@名無史さん:02/09/18 01:54
>>76 イスラム原理主義のほんとのハシリは青年トルコ党だよ。
83 :
世界@名無史さん:02/09/18 06:54
アイアン・シークって知ってる?
84 :
世界@名無史さん:02/09/18 11:50
ヨーロッパがイスラムより優れているのか、イスラムが正しく発展しなかっただけなのか。
イスラム原理主義の原点はここ。
科学はイスラムと対立するのではない。
科学はイスラムから起こったものであり、
近代化できなかったのはイスラムの内部に問題がある。
イスラムに西欧の近代技術だけをとりいれることが出来る。
世界史板の見解とイスラム原理主義(とされてる考え方)は実はすごく近い。
85 :
世界@名無史さん:02/09/18 12:46
問題なのは近代技術による発展とは今のところ
大量生産、大量消費の金金金の世界を意味する。
近代技術の発展は、もうけたい、もうかりそうとの思いが原動力。
かなりコーランの解釈をゆるやかにする必要あるんじゃない
86 :
世界@名無史さん:02/09/18 18:32
8世紀のアラビア語を正語としててはダメだと思うがどうよ
87 :
みなしごハッチ:02/09/18 18:36
88 :
世界@名無史さん:02/09/18 21:40
イラク反体制組織指導者で、英国亡命中のアリ・ビン・アルフセイン王子
という人がいるけど、もしフセイン体制が崩壊したら、祖国に戻るつもりなんだろうか?
ちょうどアフガニスタンのザヒル・シャーみたいに・・・
>86
紀元前に滅んだ言語を復活させた
隣人に負けるわけにはいかんでしょう
90 :
世界@名無史さん:02/09/19 09:31
イスラム原理主義って、ぜんぜん原理主義じゃないのに
誰が言いはじめたんだろ?
91 :
世界@名無史さん:02/09/19 09:54
相変わらずイスラム原理主義とイスラム過激派の違いが白人とコーカソイドくらいゴッチャにされたまま。
相変わらず「原理主義」の意味も誤解されたまま。
>90
多分、アメリカ人
アーミシュ(ジョージア州に居る17Cドイツの生活文化で暮らす人達)なんかの
「世俗から離れて宗教を主とする人達の考え」キリスト教原理主義ファンタメンタリズム
からの転用が、イスラム原理主義の語源らしい
93 :
世界@名無史さん:02/09/19 10:06
>>85 イスラムはもともと商人の教えで、商売や金もうけは否定してない。
商人としてのモラルみたいなとこから出発したってのもあるんじゃないかなあ。
イスラム原理主義?も誰か天才的な人があらわれてもっとうまくいけば面白そうな気もする。
要するにコーランに依拠した反西欧主義でしょ。
95 :
世界@名無史さん:02/09/19 12:30
>>93 利子とかの金融に関する考えを整合させる必要はあると思うよ。
イスラムの教えを近代化にあわせた解釈に変えることは可能だと思う。
ただ、あたりまえだけど既存の宗教権威者達はそれらの動きを嫌うでしょうね。
96 :
世界@名無史さん:02/09/19 13:27
日本でもっと広くイスラムの知識があれば何かいいアドバイスが出てくるのかもしれん。
マジで。
某大のイスラム研究機関とかじゃなくて、もっとアホな意見もアリの場で。
97 :
世界@名無史さん:02/09/19 13:30
>>94 そういう呼び方が誤解のモトのような気がする。
98 :
世界@名無史さん:02/10/09 00:14
age
99 :
世界@名無史さん:02/10/19 00:57
age
100 :
世界@名無史さん:02/10/19 10:59
100ゲットしてみる。
101 :
世界@名無史さん:02/10/19 11:01
パウエルかわいい。
そうですね。
103 :
世界@名無史さん:02/10/23 19:13
でも黒人という割には色白だね。
黒人のほうが好きです。
黒人もいいですよ。
106 :
世界@名無史さん:02/10/31 12:03
でもパウエルは嫌いです。
107 :
世界@名無史さん:02/11/08 19:29
クェートは世界史板的に見るとほんとに独立国でいいのか?
もにくはほんとにイラクの一部なのか?
108 :
世界@名無史さん:02/11/08 19:32
>>107 そんなこといいだしたら世界中の殆どの国は人工的につくられたもの。
アフリカ諸国の国境線は直線だらけ。
109 :
世界@名無史さん:02/11/08 19:41
答えになっとらん.....
110 :
世界@名無史さん:02/11/09 17:40
アッバーズ朝の直轄下にあったかどうかでは?
アラビア半島南部のイエメンやオマーンなどはアッバーズ朝の時代から自立性があった地域だが、
イラク近辺の国境線は一次大戦の悪名高きサイクス=ピコ協定で英仏分割されたもの。
特にイラクは国家自体がアラブ民族宥和のためにつくられたもので英仏の責任大。
アッバーズ朝の時代にバーレーンから湾岸はカルマートと呼ばれて自立していたが、クゥエートが入るかどうか微妙。
まあ、シリアとイラクは確かに歴史的経緯は違うのだが。
111 :
世界@名無史さん:02/11/09 18:07
112 :
世界@名無史さん:02/11/10 02:48
もちろんオスマン朝が解体したからなんだが
イラクって実はイスラム時代はイランと一体の時期がほとんどで
今のイラクにあたる地域が単体だったのはアッバーズカリフ領くらいだったりする。
113 :
世界@名無史さん:02/11/16 01:40
そろそろ旬な話題になりそうなのであげ
114 :
世界@名無史さん:02/11/22 01:02
フセインってそんなに悪い奴なのかな、ブッシュ親子の方がよっぽどヤバイと思うが……
フセインについてどなたか詳しく教えてくださらないでしょうか。
>>112 でも、イランとイラクは分割しておかないと、ペルシャ帝国になっちゃって
とんでもなく強力になりすぎちゃうからねぇ。
116 :
世界@名無史さん:02/11/22 22:04
>114
クルド人、反政府勢力の虐殺は聞いてない?
結構ニュースでもやってるはずだけど。
イスラム系テロに資金、武器を供給しているのもニュースで結構やってるはずだけど。
っていうかこの程度はぐぐって簡単に調べられるんだけど。
フセインについて何を知っていて、大小ブッシュについて何を知っていて、その上で
どうしてブッシュ親子の方がヤバいと思うか書いてから質問した方がえーよ。はっきり
いって。
イラクがイスラム系テロ組織に資金、武器を供給してるっていう説は
アメリカがそう主張している、以上の話は聞かないな。
>>117 フセインがテログループのリーダーらと会談して彼らに「イスラムの栄光うんぬんかんぬん」
とか言ってる現場を見ている西側のジャーナリストがいるよ。
ちょっと前のニューズウィークに記事があった。
>116
フセインについてはほとんど何も知らないです。
ブッシュ親子についても一般で知られている石油利権問題だとかアルカイダとの癒着程度の知識しかないです。
リアル工房なんで知識薄くてすまそ。
サダム=フセイン
自称バビロニア王クセルクセス二世の意志を継ぐもの
イラクのクウェ―ト侵攻は正しい。
イギリスは諸悪の根源。
>>114 ブッシュ親子とフセインのヤバさの比較というのは難しいね。
できることだけ見るとブッシュ親子の方がヤバいんだけど、アメリカ大統領は世論の
影響を受けざるを得ないというのがあるからそこでヤバさが相殺される面があって。
ここでいう世論は国際世論じゃなくて国内の世論ね。
逆にフセインは秘密警察で国内を掌握しているから世論を気にせずにやろうと思えば
やれる。軍事行動の影響で次の大統領の地位を失う心配がないからね。
ところで「アルカイダの癒着」というのがよくわからないな。
80年代にアメリカがビンラディン経由でアフガンゲリラ援助していたのは事実だけど、
アルカイダってのはアメリカとの縁が切れたあとにビンラディンが作った組織なわけで。
>>121 イギリスは諸悪の根源だしクウェートがイラク領だって主張はイラクにも分があるけど、だからといって侵攻が
正統というわけにはいかんでしょ。
イラン・イラク戦争のときイラクは
エジプト人留学生を強制的に徴兵した
125 :
【^▽^】刺客兼用心棒ジョーカー:02/11/22 23:56
ホメイニ!ホメイニ!ホメイニ!ホメイニ!
イラン・イラク戦争と言えばフセインは「イラク上空を通過するあらゆる外国の航空機を
撃墜する」と宣言したな。
腰抜け日本政府はトルコ政府が助けてくれなければ一人の邦人も救えなかった。
>122
レスありがとうございます、厨風に言えば両方とも悪党だが甲乙つけがたいわけですね。
それと「アルカイダとの癒着」という表現は確かに適当ではありませんでしたね。
128 :
世界@名無史さん:02/11/25 09:54
イラクって国の作られ方自体がかなり問題あるよね。
確かにバグダッドはイスラム最重要級の都市だが、
イラクの大部分て世界史的にはペルシアだし西半分はシリアとかぶってるし
だからシーア派が多かったり、
実はアラブ諸国のなかでいちばん不自然なんじゃないかな。
129 :
世界@名無史さん:02/11/25 09:56
イスラエルとアラブのくだりは結構出て来るけど
サイクス=ピコ協定ってなかったことになってるよな。
>>128 ってことで、16世紀のように東のサファヴィー朝、西のオスマン帝国って
しちゃうのがいい? オスマン帝国がない状況でサファヴィー朝的な国ができると
あんまりにも地域大国化しちゃってまずいって判断からああいうふうに
分割したんだろうなぁ。
131 :
世界@名無史さん:02/11/25 13:35
アラブはアラブでサウジ以外まとまればいいんじゃないの、そういう約束なんだし。
132 :
世界@名無史さん:02/11/25 13:44
どっかで言ってたがやっぱりイスラム圏でEUみたいなの作るしか無いみたいだな。
133 :
世界@名無史さん:02/11/25 14:01
つーかアラブ民族主義というもの自体が
第一次大戦時のイギリスのプロパガンダに
端を発しているのだが。
134 :
世界@名無史さん:02/11/25 14:05
>>131 統一アラブ国家というものは
反アラブの立場を取れば石油を失い、
反ユダヤの立場を取ればマーケットを失う
日本の国益には反するモノだけどねぇ。
エジプトとシリアが一時期、アラブ連合共和国作ったけど
うまくいかなかったから、もっと多くの国が集まったらもっとうまくいかないだろうな
136 :
世界@名無史さん:02/11/25 17:51
アラブ連合の失敗詳細きぼーん!
137 :
世界@名無史さん:02/11/25 18:37
>>132 それは絶対にアメリカ(を始め全ての先進国)が許さないと思われ
戦後米の最重要外交策はいかに中東諸国を団結させないかに尽きる
中東に新生OPECの様な組織が出来て、原油価格統制を始めたら
世界経済(つーか主要先進国)が一発でガタガタになる。
近い将来、原油が枯渇した時めて中東の統一国家が誕生するかも
知れませんが、時の国民は、過去の産油国指導者を「限りあった原油
を先進国にタダみたいな値段で売り渡して私物化した売国奴」と評価
するかも知れません。
138 :
世界@名無史さん:02/11/25 19:42
139 :
世界@名無史さん:02/11/25 20:39
モンゴル以降のイスラム/マムルーク朝をみるとこの組み合わせは正しいのだがな....
140 :
世界@名無史さん:02/12/01 12:42
シリア/エジプト/ヨルダンとイラク/イラン/クウエートのほうが一体性というか連続性はあるな。
141 :
世界@名無史さん:02/12/03 17:49
シリアとエジプトに一体性あるのはわかるが
イラクとシリア、メソポタミアとシリアって歴史的には連続性ないの?
>>141 何度もガイシュツだけど、イラクを一体として考えちゃいけない。
>>128 にも
あるように、東部のシーア派が多数いる地域はイランとまとめて考えるべきだし、
西部はシリアとまとめて考えるべきだし、北部は昔も今もクルド人地域だし。
143 :
世界@名無史さん:02/12/03 19:52
実際問題として、現在の主要中東産油国が連合して一つの国家になり、民主的な政府を作ったら
どのぐらい強力な国家になるかね?
144 :
世界@名無史さん:02/12/05 03:27
>>142 国としてのイラクではなく地域としてのメソポタミアとシリアは歴史的に連続性あるのか?と思ったのだが…
145 :
世界@名無史さん:02/12/05 03:54
>>143 それ以前に、現在の中東産油国に一つとして民主的といえる国が存在しないからなぁ。
敢えて言うとイランでは選挙が機能しているけど、非アラブでシーア派の国だから
アラブ諸国の統合の中核にはなりえないし。
146 :
世界@名無史さん:02/12/06 04:58
>>145 UAEは?結果的には成功してるように見えるが....
>>146 UAE 全体で見ればともかく、各首長国の内部はアレやん…
148 :
世界@名無史さん:02/12/07 02:35
中世からオスマン時代のイスラム圏て、まさに文字通り巨大UAEってかんじだったのかも。
149 :
世界@名無史さん:02/12/11 00:04
150 :
世界@名無史さん:02/12/16 00:23
いくら欧米旧列強といえども
自分達は統合提唱しておいて自分達の利益にあわない地域の統合に反対する権利あるもんかね?
そこまでDQNじゃないと信じたい。
151 :
世界@名無史さん:02/12/16 00:58
152 :
世界@名無史さん:02/12/16 17:55
DQN論理にしか思えんがなあ。
154 :
世界@名無史さん:02/12/19 16:52
>>150,152
気持ちは分かるが、その程度でDQNと言ってるようでは、世界史板住人など
やってられないと思われ。
平和教育の成果がこんなところにまで……。
156 :
世界@名無史さん :02/12/22 18:58
リア厨ですか?
157 :
世界@名無史さん:02/12/22 19:58
戦争は絶対悪でも必要悪でもなければ、積極的に肯定すべき善である。
それはありふれた営みである。
世界史板にも変なのが出て来たな…日本史板ほどじゃないが。
159 :
世界@名無史さん:02/12/23 04:05
そもそもサイクス=ピコ協定、特にイラクって国家の設定が間違ってるのだが
シーア派居住域ったってくっきり分かれる訳ではないだろうし。
クウェートやクルディスタンはともかくとして、
歴史的にメソポタミアがアラブなのかペルシアなのかは微妙だな。
まあ今のイランイラク国境はサファヴィー朝とオスマン朝の境だから問題ないと思うのだが。
160 :
世界@名無史さん:02/12/23 05:40
シリアとイラクで新バビロニア?
サウジより北のイスラエル以外の国でまとまって連邦制に、ってのがよさげに見えるけどね。
クルド人問題とかとうまく共存しようと思ったら
162 :
世界@名無史さん:02/12/23 06:44
クルド人てシーア派なの?
イランのクルド人がいちばん境遇はマシに見えるけど。
163 :
世界@名無史さん:02/12/24 04:38
サラディンがクルド人だったとは知らなかったよ。トホホ。
164 :
世界@名無史さん:02/12/31 01:34
どっかのスレでイラクとはサイクス=ピコ協定時にチャーチル側が
シリアからメソポタミアを切り離して地下資源のあるクルディスタンをくってけたもの。
と言ってて言い得て妙と思いますた。
産経新聞 平成 14年 (2002年) 12月 31日 火曜日
「フセイン後」おののくアラブ 米流民主化は“両刃の剣”
米国の対イラク攻撃がいよいよ現実味を帯びる中、アラブ世界はフセイン政権崩壊後に
訪れる激変の予兆におののいている。ブッシュ米政権が描く「フセイン後」のイラク統治の
青写真は依然明確ではないが、アラブ為政者にとっては、米国が唱える「中東の民主化」が
イラクにとどまらず、自らの足元を脅かす既存秩序の崩壊につながる危険なスローガンと
映っている。イラク攻撃はその序章に過ぎない。
パウエル米国務長官は今月十二日、中東の民主化推進と市場経済化を目指す
「中東と米国のパートナーシップ構想」を発表し、二千九百万ドル(約三十六億六千万円)を投じ、
中東地域の経済改革、投資促進、女性の教育向上などを進める考えを示した。長官は、
イラク攻撃をめぐるアラブ世界の根強い反発と懸念を意識してか、「この構想は米国と
中東を結ぶ懸け橋となる」と強調した。
だが、この演説に対し、アラブ世界は冷淡だった。政府レベルでの公式な反応は皆無で、
各国メディアは「米国がアラブ世界の民主化を呼びかける本当の狙いは何か」(レバノン紙アンナハール)
などと、懐疑的な論調に終始した。
批判的な論調は、ブッシュ政権が、確実に核兵器を保有しているとみられているイスラエルの
シャロン政権が圧倒的な軍事力でパレスチナ再占領に踏み切ったことには触れず、「パレスチナの
民主化」ばかりを求めているといった指摘に始まり、「中東地図を都合よく書き換えようとしている」
という“帝国主義批判”までさまざまだ。
しかし、中東世界にとってもっとも本質的なのは「演説はアラブ側にパートナーシップへの
参加を呼びかける形をとっているが、現存のアラブ為政者たちには、存在意義がないと
宣告しているように聞こえる」(汎アラブ紙アルクドゥス・アルアラビー)という指摘に違いない。
そもそも、イスラム勢力の台頭を“独裁体制”で封じてきたエジプトやシリア、
親米的な外交政策をとることで、原理主義的な社会風土が国外に拡散するのを防ぐ、
一定の重しとなってきたサウジなどの王政が文字通り民主化されれば、問題をはらみつつも
一定の安定を実現してきた従来の中東構造が維持できなくなることは明らかだ。
エジプトのムバラク政権が完全に公正な選挙を実施すれば、たちどころに非合法の
穏健イスラム原理主義勢力「ムスリム同胞団」が政権の座につくと多くの専門家は指摘している。
サウジで自由選挙を行えば、米軍の駐留は不可能になるのも目にみえている。
米国の構想が「民主化」をお題目としながらも、経済支援を中心とした既存型の
開発プロジェクトの域にとどまるなら、独裁と王政に二分される中東の「非民主的体制」
にとっても許容可能なものだろう。
しかし、フセイン体制打倒にかけるブッシュ政権の動きをみれば、そうした楽観的な
見方は通用しないとの雰囲気が広がっている。親米的なアラブ指導者からみれば、
これまで中東における親米の要となることで国内での独裁的体制には干渉を受けないという
“暗黙の了解”が根底から崩れることになる。
アラブ世界では「イラク攻撃は不可避」との見方がすでに定着しているが、
各国はいま、打つ手もなく息をひそめている。
>>142 イラクはスンニー派よりもシーア派が全人口の6割を超え多数派。
人種はアラブ人が8割、残りはクルド人とトルコ人。
イランはほぼ全人口がペルシア人でペルシア語を話し、シーア派。
イラクは政教分離の共和制で自分たちはバビロニアだと思っている。
同じアラブ人でも原理主義国家で石油成金のサウジを見下し、
ペルシアの末裔で原理主義のイランが嫌い。
(^^)
169 :
世界@名無史さん:03/01/12 21:22
>166
ちょっと待て。
ムスリム同胞団は穏健ではなく、過激派だろ?
>>166 ムスリム同胞団のどこの国での活動をいってるのかによるねえ。
エジプトではかなりちゃんとしたNGOといっていい。
171 :
世界@名無史さん:03/01/13 15:17
>>170 エジプトで文化人を襲撃したり、
コプト教徒からジズヤを勝手に取り立てたりしているのは?
別のムスリム同胞団か?
イラク攻撃→数週間で決着→フセイン失脚→中東に米軍駐留→
そこまではスムーズに行ってもそのあとにヒドイことが起きそうな気がするな。
173 :
世界@名無史さん:03/01/28 14:03
クウェート侵攻の直前、フセイン大統領は駐イラクアメリカ大使を呼んだ。この時グラスピー大使はクウェート併合をけしかけるかのごとき発言をしたという。
そのため侵攻後のアメリカの強硬な姿勢に驚いた。そこで、フセインは戦力を維持しつつ負ける事を選んだ。
奇襲で一子を報いつつ、同時にクウェートからさっさと引き上げた。
結局フセインは、その後のクルド人とシーア派の反乱を一ヶ月で鎮圧。権力維持という大目標は完遂した。
一方、アメリカはクウェートをだしにイラクの石油利権を手に入れるつもりだったが叶わなかった。
さて、今度イラクを攻撃したとして、アメリカにどれだけの被害が出るか見物だな。
下手すりゃブッシュが失脚する。大ブッシュは被害を恐れてバグダットまで行けなかったからな。
174 :
世界@名無史さん:03/01/28 15:40
Xデーは何時かな?
175 :
世界@名無史さん:03/02/06 17:19
パウエルあげ
176 :
世界@名無史さん:03/02/10 22:38
「もしハプスブルク帝国が崩壊しなかったら」
というスレが立ってるけど、
もしオスマン帝国が崩壊しなかったら中東はどうなってたんだろうね?
Xデーの祭りに備えて軍事板の看板は今日から新作になってまつ。
178 :
世界@名無史さん:03/02/11 01:05
>>176 そういえば考えた事なかった。
自力で近代化の波乗り切ったら妄想は面白いな。
どっちにしろ地方自治分権は進むだろうから中国やロシアみたいになるか、
言語や学派で分かれて今のEUみたいになるかどっちかだね。
179 :
世界@名無史さん:03/02/12 20:29
>>173 >この時グラスピー大使はクウェート併合をけしかけるかのごとき発言をしたという。
グラスビーは「国境問題に米国は関知しない」と言っただけだぜ?
>>176 >>178 オスマン帝国が第一次世界大戦に参戦しなかったら、その後の展開は
変わっていたのかな?
>>179 クウェート併合を黙認するかのごとき発言をしたという。
が正解かね。
182 :
世界@名無史さん:03/02/13 18:04
>クウェート併合を黙認するかのごとき発言をしたという。
してねえって。
「国境問題に米国は関知しない」は十分「黙認」する発言だと思うけどなあ
184 :
世界@名無史さん:03/02/14 19:44
>>180 第一次大戦は東方問題の総決算みたいな形だから、
参戦しないのはバルカン半島を完全に放棄することになるが
シリア、メソポタミアの英仏分割という形にはならず確かにその意味では展開は変わってくるな。
どっちにしろオスマン帝国は社会の近代化に対処できなかった。
よほど強力な立憲改革が起きない限り崩壊はさけられない。
その意味ではロシア帝国に似てる。
逆に立憲改革→英仏側に参戦ならまた展開違ったかもね。
185 :
世界@名無史さん:03/02/14 21:08
>「国境問題に米国は関知しない」
アメリカの基本政策だぞ?
北方領土にしろ竹島にしろ尖閣にしろ、アメリカの態度は常に「国境問題に米国は関知しない」だ
北方領土についてアメリカのコメントを求めたら「国境問題に米国は関知しない」だったので
アメリカは「北方領土攻略に暗黙の了解を与えた」と思うか?
186 :
世界@名無史さん:03/02/14 22:55
>>183 北方領土問題や竹島問題についても米国は「関知しない」立場だが?
それがソ連や中国、韓国による日本併合を「黙認」することを意味してる
などと国際社会が判断すると思うかい?
よほどアホな独裁者なら別かもしれんがね。
187 :
世界@名無史さん:03/02/14 22:55
被ったか。
188 :
世界@名無史さん:03/02/22 10:49
>>173 >フセインは戦力を維持しつつ負ける事を選んだ。
ソース元は何だよ?w
当時、米軍の作戦は情報中枢を叩くほうに軸足を置いていたんだがな。
湾岸戦争でなぜフセインを打倒しなかったか
国境、国家の再編への動きを恐れたからにほかならない
クルディスタンの分離は、即シリア、トルコ、イランに飛び火する
おいおい、アルメニアやトルクメンの問題も生じるだろう
イラク南部に自決権を与えれば、イランが食指を伸ばしてくる
そこに民族性を加味すると、こんどはイラン南西部の分離という罠にはまる
残されたイラクのうち、メソポタミアの農民はシリア東部との一体感をもつだろうし
西部の遊牧民たちは、シリア砂漠、ヨルダン、サウジ北部のかつての栄光に郷愁を感じるかもしれない
まあ見てなさいって。
アフガン顔負けのクルド三つ巴内乱は目の前だから。
そしてアメリカはトルコにも新イラクにも領土を保証しなければならず、
結局割を食うのはクルド人。アホだね。
>>190 内乱はどうか分からないけど
クルド人といっても歴史的経過もあってまるで一枚岩じゃないからね
アラビア文字使う地域とアルファベット使う地域
東部方言と西部方言じゃ基礎語彙もまるで違う
イスラム教徒にゾロアスター教徒、キリスト教徒
都市民に農民…
それに、トルコ、シリア、イランへの兼ね合いから、イラクからクルド人地域を分類させることは困難だろう
とくにシリアにとって、クルド人地域は大事な油田地帯でもあるから…
でも、フセイン政権を引き摺り下ろしても、間違いなくイラク内乱だな
ティクリートのつぎは、どこの門閥が政権を取るか
192 :
世界@名無史さん:03/02/22 18:53
イラン・イラク戦争で良くわからないことがあるのですが(基礎的)
どなたか教えて頂けますでしょうか?
1.イランを攻め込むチャンスはわかったのですが何故そもそもイラクはイランを攻め込もうとしたのか。
2.結局どっちが勝って、その結果どうなったか(見る限り領土が増えてない・・)
基礎的な事ですみません(汗
直接的なきっかけは領土紛争でしょう
シャトルアルアラブ川の航行権など
間接的には、やはりイスラム革命の波及を恐れた内外の後押し
イラク国内にもシーア派は少なくないし、湾岸の王政諸国などは革命波及を恐れてた
同様に、石油利権確保のために王政諸国への革命波及を望まない欧米諸国、国内イスラム教徒への影響を恐れるソ連(当時)
という抜群のバックアップ体制でフセインはイランへ攻め込みました
兄弟党でありながら決別したシリアのアサド(父)が対イスラエルの陣頭に立ってアラブ諸国に影響力を発揮していたことへの対抗
エジプトがイスラエルへ接近していることを見越して、アラブ世界の盟主(警察官)になることも当然意識していたでしょう
勝ち負けは、まぁないでしょう
194 :
世界@名無史さん:03/02/22 19:47
>>193 なるほどです・・・連続質問で誠に申し訳ないのですが、
勝ち負けナシ・・なら、何がきっかけで戦争が終わったのでしょうか。
1番は良く解りました。ありがとうございました><
>>190 もしクルド自治区をイラク国内に作ってしまったら、
シリアとトルコへのゲリラ越境基地化することは確実と思われ。
そしてそれぞれの両国の御用クルド集団と骨肉の争い。
・・・なんだ、現状と一緒じゃないか。
196 :
世界@名無史さん:03/02/22 20:23
当初はイラン革命政府内外の混乱、テロなどもあり、イラクは破竹の進撃
しかし、イランの体制安定化とイスラム共和体制死守への士気の高さ(少年兵の突入による地雷原の啓開なんかしたり…)もあって膠着
さらに、イラクの勢力拡大を恐れた周辺諸国の牽制
そしてレーガン政権の秘密武器供与(イランコントラゲート事件:これによりイラン側は革命前に取得していた欧米製兵器の補充、修理、再稼動が可能になった)
イラン側の反抗が始まり、一時はイラク領内にまで侵攻します
するとイラク側は化学兵器も使用して再反撃、何とかイラン領内への押し戻しを成功させますが、完全に膠着
イラン側はイラクの原油輸出を妨害するためタンカーへのミサイル攻撃を開始したりします(北朝鮮のミサイル輸出が問題になったのがこの頃)
そうこうしているうちに両者は疲弊し、厭戦ムードも広がります
そして1987年国連で停戦決議が可決され、1988年、ついにホメイニ師はこれを受諾しました
火種はくすぶり続けますが、翌1989年、ホメイニ師死去によりイスラム革命の拡散方針はほぼ取り下げられ、一方のイラクはクウェート侵攻へと矛先を変えます
>>195 いえいえ、カミシュリなどシリア北東部のクルド人はバラザニ派の支持者が多いです
イラクからの分離独立が達成されると、分離独立運動は(今のところほとんど平穏な)シリア領内に波及するでしょう
御用クルド人集団は、確かにありますが、クルド人社会への影響力はほとんどありません
シリア政府が、国境地帯のクルド人を対トルコ防衛の捨石にしていることは間違い有りませんが
>>196 なるほど・・・良くわかりました^^;
誠にありがとうございました。
奥が深いですね・・・
199 :
世界@名無史さん:03/03/07 14:43
「戦争中毒」という本では、イランの高速船のことをまるでただの民間船みたいに言っているが、
あれは何でだろう?
自爆ボートなんだから、米軍に攻撃されるのが当たり前なんだが。
けっこういい加減な本だな。
金日成がしかけた朝鮮戦争を、アメリカが仕掛けたみたいに書いてたりして。
200 :
世界@名無史さん:03/03/07 15:05
>>199 革命防衛隊は警察や国防軍と指揮権の独立した民間軍(ミリシャ)だからかもね?
あと朝鮮戦争の起源を「済州島虐殺に置いてる可能性があるかもね?
201 :
世界@名無史さん:03/03/07 17:42
>200
「朝鮮戦争の謎と真実」
毎日新聞 01/12/12(夕刊)ひ・と・も・よ・う
韓国と北朝鮮の分断を決定づけた朝鮮戦争(1950〜53年)の
開戦に至る背景などを旧ソ連の公文書で明らかにした
「朝鮮戦争の謎と真実」(草思社刊)の著者で
モスクワ国際関係大学長のアナトーリー・トルクノフさん(51)が来日し
「戦争の背景を知り、南北統一のために何が出来るかを
関係各国の人たちは考えて欲しい」と訴えた。
朝鮮戦争前後に在北朝鮮ソ連大使館や当時の金日成、
スターリン両首相が交わした秘密文書を研究。
北朝鮮側が戦争の火蓋を切ったことを証明した。
一方で韓国も戦争準備をすすめているとソ連が判断していたことも紹介した。
近年の研究で、北側の先制攻撃だとする見方がほぼ定説化しており、
同書もこれを裏付けている。
その上で「悪いのは両首相だけではない。
南北双方の指導者が武力統一を望み、結果的に失敗した罪がある。
米ソ対立も元凶だ」と語った。
トルクノフさんは朝鮮戦争を完全に解明するには南北朝鮮、中国、米国の秘密文書との比較研究が必要だと考えている。「統一失敗につながった戦争の原因をきちんと解明できれば、今後必要な施策が見えてくるでしょう」と強調した。
202 :
世界@名無史さん:03/03/07 18:00
>200
命令系統が違っていても、
武装団体、要するに武装しており、戦闘意思のある集団であれば、
攻撃されて当然。
第二次大戦時、作家のヘミングウェイは独自の武装団体を組織し、
ドイツで交戦したが、
この団体の人間を殺したことでドイツが批判されたという話は聞かない。
また、よど号事件のときには、クムポ空港に着陸したよど号に対しては、
日本赤軍を武装団体と認定して韓国軍が出動している。
オウム真理教事件でのサティアン立入捜査でも、
オウム信徒との銃撃戦を想定し、自衛隊が待機していたという。
(^^)
204 :
世界@名無史さん:03/03/15 01:32
保全あげしておく
205 :
世界@名無史さん:03/03/18 19:31
〈図説〉湾岸戦争
(Rekishi gunzo series Modern warfare)
本体価格: \1,900
出版:学研
サイズ:B5判 / 182p
ISBN:4-05-603040-5
発行年月:2003.4
■内容説明
全長200kmの防衛線「サダム・ライン」の実像、幻の「バグダッド侵攻」
作戦の全貌などを徹底図説。その他、湾岸戦争によって米軍はどう変わったか
などを検証する。湾岸戦争のすべてがわかる。
206 :
世界@名無史さん:03/03/18 19:42
∧_∧
( ・■・)
/つ从从) )
( /| | l l |〃 アメリカハ センソウシナケリャ イジデキナイ!!
|从ハ~ ーノ)
/)\><|つ
⊂<(/ 8/
し\_ヘ_/
し'
<血液型A型の一般的な特徴>(見せかけのもっともらしさ(偽善)に騙されるな!!)
●とにかく神経質で気が小さい、了見が狭い(臆病、二言目には「世間」(「世間」と言っても、一部のA型を中心とした一部の人間の動向に過ぎない))
●他人に異常に干渉して自分たちのシキタリを押し付け、それから少しでも外れる奴に対しては好戦的でファイト満々な態度をとり、かなりキモイ(自己中心、硬直的でデリカシーがない)
●妙に気位が高く、自分が馬鹿にされるとカッと怒るくせに平気で他人を馬鹿にしようとする(ただし、相手を表面的・形式的にしか判断できず(早合点・誤解の名人)、実際にはたいてい、内面的・実質的に負けていることが多い)
●権力・強者には平身低頭だが、弱者に対しては八つ当たり等していじめる(強い者にはへつらい、弱い者に対してはいじめる)
●あら探しだけは名人級でウザく、とにかく否定的(例え10の長所があっても褒めることをせず、たった1つの短所を見つけては貶す)
●基本的に悲観主義でマイナス思考に支配されているため性格が鬱陶しい(根暗)
●何でも「右へ習え」で、単独では何もできない(群れでしか行動できないヘタレ)
●少数派の異質・異文化を理解しようとせず、あるいは理解を示さず、排斥する(差別主義者、狭量、視野が狭い、多数派=正しい と信じて疑わない)
●集団によるいじめのリーダーとなり皆を先導する(陰湿かつ陰険で狡猾)
●他人の悪口・陰口を好むと同時に、自分は他人からどう見られているか、人の目を異常に気にする(自分がそうだから容易に他人を信用できない、ポーズだけで中身を伴っていない、世間体命)
●たとえ友達が多い奴でも、いずれも浅い付き合いでしかなく、心の友達はいない(心の感度が低く、包容力がなく、冷酷だから)
●頭が硬く融通が利かないためストレスを溜め込みやすく、また短気で、地雷持ちが多い(不合理な馬鹿)
●たとえ後で自分の誤りに気づいても、素直に謝れず強引に筋を通し、こじつけの言い訳ばかりする(もう腹を切るしかない!)
●男は、女々しいあるいは女の腐ったみたいな考えのやつが多い(例:「俺のほうが男前やのに、なんでや!(あの野郎の足を引っ張ってやる!!)」)
学研のそのシリーズは、あまり当てにならないことが多いんだが、
その本はどうなんだろう?
209 :
世界@名無史さん:03/03/22 22:31
偉大なるホメイニ師万歳!!!
偉大なるホメイニ師万歳!!!
偉大なるホメイニ師万歳!!!
偉大なるホメイニ師万歳!!!
偉大なるホメイニ師万歳!!!
210 :
世界@名無史さん:03/03/30 12:12
>209
死んでるよ。大分まえに
212 :
世界@名無史さん:03/04/11 12:57
湾岸戦争での多国籍軍の勝利は、包囲殲滅戦(タンネンベルクの戦いやカンネー
の戦いなどがその例)だったけど、
今回のイラク戦争はどういう分類になるんですか?
213 :
世界@名無史さん:03/04/11 13:07
ホメイニ死去って中東の大ニュースなはずだったんだけど
丁度同じ日に天安門事件がおきてかすんでしまったんだよね
214 :
【^▽^】酔鯨ジョーカー土佐守:03/04/11 13:14
>>213 同じ日だったっけ?
ただホメイニーの葬式が何かで
テヘラン市民が泣いて大騒ぎして、
棺が落ちたのは憶えているけど。
215 :
【^▽^】酔鯨ジョーカー土佐守:03/04/11 13:14
訂正:葬式か何かで
(^^)
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
218 :
世界@名無史さん:03/04/23 12:43
>>212 漏れ聞く話から判断する限りは、過去のカテゴリにはどれも適合しないと思う。
湾岸戦争後言われ続けていた、RMA軍による非対称戦
あるいは麻痺戦の見本のようなものってとこ。
219 :
世界@名無史さん:03/04/23 16:28
湾岸戦争はアメリカの自作自演。
↑キチガイですか?
この世にアメリカなんて国はありません。
221 :
世界@名無史さん:03/05/16 19:38
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
ハッキリ言ってアメリカなどの多民族国家では黒人の方がアジア人よりもずっと立場は上だよ。
貧弱で弱弱しく、アグレッシブさに欠け、醜いアジア人は黒人のストレス解消のいい的。
黒人は有名スポーツ選手、ミュージシャンを多数輩出してるし、アジア人はかなり彼らに見下されている。
(黒人は白人には頭があがらないため日系料理天などの日本人店員相手に威張り散らしてストレス解消する。
また、日本女はすぐヤラせてくれる肉便器としてとおっている。
「○ドルでどうだ?(俺を買え)」と逆売春を持ちかける黒人男性も多い。)
彼らの見ていないところでこそこそ陰口しか叩けない日本人は滑稽。
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
227 :
世界@名無史さん:03/08/15 20:42
イラクが、クウェートに侵攻した背景にはクウェートが
イラクの石油を盗んでいてしかもCIAがクウェートにやら
せていたと聞いたんだが、そこのところをよく知ってる人いませんか?
229 :
世界@名無史さん: