好きな歴史ものの映画☆第二幕☆

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1世界@名無史さん
史実を越えて脚色や演出激しいのが常だが「映画は芸術」ということで。
古典・旧作・新作・既出もの問わずマターリと語りあいませう。

過去スレはこちら

「好きな歴史ものの映画」
http://academy.2ch.net/test/read.cgi/whis/997169713/

良いレスばかりです。参考にどうぞ!

2世界@名無史さん:02/05/27 16:18
原作のほうがおもしろかったし、好きってほどでもないけど
一応新作情報として。
「突入せよ!あさま山荘事件」
事件に関する警察の細かい動きが視覚的にわかるので興味が
ある人にはいいかもしれない。

考えてみれば30年前の事件なんだよねえ。
捕まった5人のうち2人は逃走したし・・・

ワンスアンドフォーエバーはどうだ?
3世界@名無史さん:02/05/27 16:20
前スレの続きだけど「ベント」は気になる。駄作でも
見てみたいかも。
4世界@名無史さん:02/05/27 19:26
「愛と悲しみの生涯/クイン・メリー」。
メアリー・スチュワート−情熱的で純で美しい。
エリザベス1世−意地が悪いヴァヴァ。
1970年頃の映画だけれど、当時はメアリーの方が人気あったんだ(たぶん)。
5ジーモン三等兵@バルムベック:02/05/27 20:18
>3 ベントでミック・ジャガーはゲイバーの'ママ'を演じているのですが、醜すぎて見ちゃいられません(笑
6ジーモン三等兵@バルムベック:02/05/27 20:22
でも突撃隊のホモ男は金髪のイケメンでした。主人公の男と寝た翌日にssに粛清されますが。
73:02/05/27 22:32
>ベント
ありがとう!やっぱどうせホモるなら美形の俳優のほうがいいよ。
ドイツってゲイが多いって聞くけど本当なのかねえ。ナチスが弾圧したほど・・・。
まあ同性結婚が出来る国だし。。
8世界@名無史さん:02/05/29 00:04
「活きる」見てきました。
中国の貧乏な家族の1940年代〜80年代の物語。
数々の不幸や政治に流されながらも、それなりに逞しく「活きる」家族。
中国の20世紀って絶対に行きたくない時代だけれど、それを題材にした映画はどれも面白い。
「覇王別姫/さらば、わが愛」「太陽の少年」「芙蓉鎮」。
9【^▽^】酔鯨ジョーカー土佐守:02/05/29 10:58
伊米合作「家族日誌」。
マストロヤン二の弟役のジャック・ぺランがかっわゆ〜い!
この人、左翼・社会派になってから偏屈顔になってしまった。
10【^▽^】足軽浪人ジョーカー@長屋:02/05/30 11:23
既出でしょうが、「地獄におちた勇者ども」。
ヘルムート・バーガーのマレーネ風女装踊りといい、
SAのホモ乱交といい、ヴィスコンティの趣味がよく
描かれている。
11世界@名無史さん:02/05/30 22:37
>10
ヴィスコンティって本物の貴族だよね。
どの映画を見ても貧乏ったさが全く無い。
ヨーロッパの貴族の贅沢は桁が違うと思わされる。
「ルードウィヒ/神々の黄昏」がまた見たくなった。
12極東の貧乏人:02/05/31 03:54
ヴィスコンティはミラノ公の家系に連なる、それこそ名門中の名門ですからね。
ジャン・ルノアールに師事し映画業界にはいったのも、ココ・シャネルの紹介だったと記憶。

セレブリティっていいなあ。
13世界@名無史さん:02/05/31 18:32
え?ヴィスコンティってそんな人だったの?セレブかあ。世界が違うよ・・・
「ベニスに死す」くらいしか観たことないので勉強して出直して参ります。
14世界@名無史さん:02/06/02 15:55
「ラストエンペラー」めちゃくちゃ良かった!
ちょうど授業でやったとこだったから余計に良かった。
15【^▽^】勤皇の志士ジョーカー:02/06/03 10:53
「上海のグランド」のレスリー・チャン(張國榮)演じる台湾抗日戦士
の話もなかなか面白い。
16世界@名無史さん:02/06/03 12:09
>15
レスリー・チャンはアンディ・ラウとの抱き合ってのダンスシーンが
やりたいばかりに「上海グランド」に出たという噂があります。
17世界@名無史さん:02/06/03 12:31
男なら「火龍」をみろ。そして寝ろ。
・・・京劇音楽がうるさくて眠れないか
18【^▽^】勤皇の志士ジョーカー:02/06/03 13:00
>16
レスリーは男にも女にも性欲旺盛のようだからね。
19【^▽^】勤皇の志士ジョーカー:02/06/03 13:10
もちろん既出だけど、「覇王別妃/さらばわが愛」での
レスリー、可愛いかったなぁ。
京劇の舞台での女形姿も良いけど、
日常でのレスリー(=蝶衣)がより可愛かった。
石頭はなんで、蝶衣に喰らいつかなかったのだろう?
20世界@名無史さん:02/06/03 14:32
あまり女には旺盛ではないようです。
「ブエノスアイレス」撮影中、キスシーン後、トニー・レオンに向かって
「あたしがどんな気持ちで女とのキスシーンを撮っているか分かったでしょ」
と言ったという逸話があります。
「覇王別姫/さらば、わが愛」のレスリーのキャスティングは原作者(女性)からの指名です。
というかレスリーをイメージして原作を書いたそうです。
ちなみに原作ではあそこでは死にません。延々と二人の愛憎が続きます。

世界史とは関係ないレスすいません。
21【^▽^】勤皇の志士ジョーカー:02/06/03 14:37
>20
レスリーは男の方が好きなバイなのですか。
あと、「覇王別姫」は原作では、石頭もちょっと蝶衣に
ホモ的な微妙な感情を持っているとか聞きましたが。
22【^▽^】勤皇の志士ジョーカー:02/06/03 15:05
>17
「火龍」って溥儀を描いた中国映画でしょう?
あの役者の方がショーン・ローンより溥儀に
似ていた(w
23【^▽^】勤皇の志士ジョーカー:02/06/03 17:25
レスリー・チャンとショーン・ローンと
ホモ3Pしたいなぁ。
24世界@名無史さん:02/06/03 20:08
>ショーン・ローン
ジョン・ローン。確か孤児で小さいときから京劇をしこまれた。
蝶衣そのままの人生。
25世界@名無史さん:02/06/04 13:22
テレンス・マリックの出世作「天国の日々」
・・・よく大恐慌時代のアメリカの中西部季節労働者の過酷な農作業って「怒りの葡萄」
みたいに解説されるけど、作中、うっどろう・W・スミス大統領(だっけ?WW1の米大統領)
がでてくるように、WW1参戦直前のアメリカが舞台。

これ、好きなんだよな。
80年代に入ると、穀物価格の大幅下落で、レーガン政権の農業政策に批判が集中。
ウィンダム・ヒル音楽、サム・シェパード主演の「カントリー」いう
これまた中西部の破産農家をテーマにした映画あったな。
26【^▽^】勤皇の志士ジョーカー:02/06/04 13:58
>25
リチャード・ギアが出ていますよね。
27世界@名無史さん:02/06/06 09:31
「蝶の舌」ってガイシュツ?
たるい人にはたるいと思うけどあのゆっくりした進行が好き。
WW2時にスペインの農村にしのびよるファシズムの影・・・みたいなお話。
28【^▽^】勤皇の志士ジョーカー:02/06/06 10:32
歴史映画とはいえないけれど、「蜘蛛女のキス」。
原作ではアルゼンチンが舞台だけど、
映画では南米の某国(ブラジルっぽかった)。
29世界@名無史さん:02/06/06 13:27
「蜘蛛女のキス」だいぶ評判良かったですね
原作マヌエル・プイグでしたっけ?

わたしゃ、もっと俗受けする「ネイキッド・タンゴ」(プイグの影響下にあり)
しかみたことないなあ。

南米軍事政権下に抑圧される個人いうテーマだと、「スール(南へ)」とか「タンゴ・ガルデルの亡命」
とか・・・
30世界@名無史さん:02/06/06 13:35
あと、スペイン農村にしのびよるファシズムの影いうと
「ガルシア・ロルカ」いう映画の噂をききました。
これも未見。みたいなあ・・・
31世界@名無史さん:02/06/08 00:04
「王妃マルゴ」中1のとき見たときはさーぱり理解できなかったが。
今日みて、すごい!と思った。アンリ4世、最高でさ!
32世界@名無史さん:02/06/08 00:40
既出かもしれんが、「インディ・ジョーンズ 若き日々の冒険」が好き
33世界@名無史さん:02/06/08 13:25
「ヤコペッティの大残酷」。
中世の青年が愛する女性との仲を引き裂かれ、城を追放される。
青年は時を越え、ブルガリアで従軍したり、異端審問所で死刑判決を受けたり、
現代NYでセックスショー見たり、アイルランドで戦争に巻き込まれたり、
イスラエルの女兵士とアラブの男兵士の殺し合いを目撃したりする。
映像が非常に綺麗だった。
34↑原作ヴォルテール:02/06/08 13:58
カンディードですな
3533:02/06/09 11:00
>34
ヴォルテール原作だったんですか。
昔はエロと残酷目的で見たので、もう一回違う視点で見てみたい。
36おれも仲間にいれてくれ:02/06/13 09:28
スマンが第1幕は全部目を通していない。
既出かもしれんが「ダントン」
ポーランドのワイダ監督の作品でフランス革命史劇。
革命の進行が極に達した異常な時代、大公安委員会の先頭に立って恐怖政治
を押し進めるロベスピエールとモンターニュ右派の中心ダントンの熾烈な
闘いを描く。言葉を武器に政敵をギロチンへ追い込む様が凄まじい。
ダントンは仏のドパルデユー、ロベスピエールの役者さんは名前忘れてしまった
がポーランドの人だった。なんでもポーランドじゃフランス革命劇という
専門分野があるらしく、その分野ではロベスピエール役として聞こえた人
らしい。とにかく両者ともはまり役でした。脚本、演出も最高。
37世界@名無史さん:02/06/13 22:49
>36
ロベスピエール=ヴォイチェック・プショニャク。
監督の中ではダントン=ワレサだったらしい。
38世界@名無史さん:02/06/13 22:51
LAWRENCE OF ARABIA
が一番面白かった。
逆にパールハーバーは
見た映画の中で最低。
39噂スズメ:02/06/14 01:43
なんだっけな。リドリー・スコットの新作「トリポリ」は
19世紀トリポリ(現リビア)を舞台にしたアメリカ人帝国主義者の物語とか。
アラビアのロレンス風の西欧人が辺境のエキゾチックな距離と時間にのみこまれていく
物語とか。

噂うわさウワサですよ。チチチチチ
40世界@名無史さん:02/06/24 19:50
「日の名残」
アンソニー・ホプキンス主演

歴史がメインじゃないけど
英国貴族の執事の話、この主人の貴族ってのが親ナチで
館でナチと英国首脳の秘密会談が行われたりする。その後当然没落。
メインストーリーよりこっちのほうが気になった。
41世界@名無史さん:02/06/25 15:05
きのうだか一昨日はボブ・フォッシーの誕生日だったそうで。
この人の作品は全部好きだけど、歴史関係だと「キャバレー」でしょ。

グロッスいうワイマール系反ナチの風俗画家の絵の雰囲気が再現されてて
好きな映画。

野阿梓、はやくジュブナイル変態ナチSF「伯林星列」出版しないかな。
きっと20年代ベルリン歓楽街の雰囲気てんこもりだろな
42世界@名無史さん:02/06/26 13:32
インサイダー取引で有名だったアイヴァン・ボウスキー(だっけ?)モデルの
ゴードン・ゲッコー(Mダグラス)主人公の「ウォール街」視聴。

・・・いやあ、隔世の感だわ。
バブル破裂の前々年に学校のホールで上映。学生にレポートもとめると、まず99%が
「主人公が破滅するのは偽善。株で儲けて何が悪い」
いくら先生が、
「規制緩和が世界経済全体をひとつのカジノにしてしまった。これは危険だ」
とレーガノミクス批判しても馬耳東風。

馬鹿だったなあ、おれたち(w
43世界@名無史さん:02/06/26 13:37
いま、アメリカの大手会計事務所の(顧客の株価維持のための)粉飾決算が
つぎつぎ暴露されてるじゃん。
アメリカの90年代末バブルがようやくはじけそうで、ちと怖い。

21世紀は「世界史」が「世界市場史」になりそうデナ。
それ関連の映画だと、なんだろ。
「マネー・トレーダー」とか大和銀行の「告白」とか・・・
44世界@名無史さん:02/06/26 13:49
スタンリー・キューブリックのバリー・リンドン鑑賞した人いますか
私は主人公がプロシアのスパイとして働いた後
資産家の未亡人に見初められて結婚したところで止めてしまいました
45:02/06/26 13:55
>>44
恐ろしくガイシュツ

第一部で見るのをやめてしまったようですね
でも、未亡人ではないね。

ああ、テーマ音楽が頭の中でリプレイを始めた
46世界@名無史さん:02/06/26 13:55
バリーリンドンは世界史板だと結構、ファン、多いです。

第一部で成りあがり、リンドン家の称号を得るまではバリー逝け逝けドンドンですが
第2部では維持に失敗。ついに「失脚」するに至ります。
原因はリンドン夫人の連れ子との不仲や、貴族社会の成りあがりモノへの排他性、
牧師の陰険な暗躍等あげられます。

あのなで肩牧師は、コンスタンブルだかゲインズボロだか、英国絵画からの
引用ですね。

バリーリンドンは物語よりも、むしろ17-18世紀絵画の映像化として
ディテールを見ると面白いかもしれません
4744:02/06/26 14:12
あんな長い映画を鑑賞できるなんてみなさんすごいですなー
2001年は最後まで見れたんだが・・・
ぜんぜん理解できなかったけど
48:02/06/28 02:17

「王は踊る」借りてきたぞ!!
ついでに
「カストラート」
「鉄の男」
49世界@名無史さん:02/06/28 02:24
既出ダケド「ルードウィヒ」
50酔生夢死ジーモン三等兵@香宋我部家中:02/06/28 11:20
早乙女貢原作、ショーケン主演の「竜馬を斬った男」。
佐々木只三郎役はショーケン、坂本龍馬役は根津甚八。
51:02/06/28 12:02
ならば
「竜馬暗殺」
を挙げぬわけにはいくまい
52牧瀬里穂:02/06/28 13:12
うふふふ♪
53酔生夢死ジーモン三等兵@香宋我部家中:02/06/28 13:41
>51
原田義雄の?
54酔生夢死ジーモン三等兵@香宋我部家中:02/06/28 13:53
「竜馬暗殺」では、暗殺犯は薩摩の中村半次郎(桐野利秋)
になっていたような。。。
55:02/06/28 15:08
>>53
さいごは「ええじゃないか」に飛び込んで終わるやつ
56パラボッキ:02/06/28 19:59
アルジェの戦い、たしかアルジェリアの独立戦争の内容だったと思う。
あと、大脱走なんかも好き。
57世界@名無史さん:02/06/29 06:47
そういえば、こないだ夜中やってたルイ・マル監督「思春期」(だっけ?母子相姦映画)
「仏軍のヴェトミン・インドシナ派兵反対!」とかいうデモシーンのカットあったな。

なんかカッコイイヨナ。まるでフランス映画みたい・・・思ったらフランス映画だった。
58世界@名無史さん:02/06/29 10:56
>57
その映画は「好奇心」です。
(“思春期”は「トリュフォーの思春期」が有名)。
59世界@名無史さん:02/06/29 14:12
>58
おお訂正感謝です。トリュフォーいうと「未知との遭遇」にでてた
UFO研究家ラコーム博士でしか知らない(涙)作品みたことないなあ・・・
60世界@名無史さん:02/06/29 17:36
>>43
大手会計事務所の不正と言えば、「ファーム」ですね。
発音が気になる。舌を巻いて。
61世界@名無史さん:02/06/29 21:27
×大手会計事務所
○大手法律事務所
62世界@名無史さん:02/06/30 02:31
>>40
「モーリス」いう英国ホモ寄宿舎映画もあります。

あれ主人公が80年代の亡命先のモスクワで、30年代パクリックスク〜ルライフ
回想するお話だけど、モデルはガイ・バージェスだかドナルド・マクリーン(どっちかが50年代に早死に)
63世界@名無史さん:02/06/30 12:57
追憶
64世界@名無史さん:02/06/30 12:57
じゃねかった!追想だ
65世界@名無史さん:02/06/30 13:18
どっちの「追想」?

(アメリカ映画)
彼女は本当にアナスタシアなのか?原題「アナスタシア」

(フランス映画)
家族をナチスに殺された男が、復讐に立ち上がる。原題「古い銃」。

ちなみに「追憶」
赤狩りをバックにした恋愛映画
66世界@名無史さん:02/06/30 14:00
アナスタシアのほうのです。
67世界@名無史さん:02/06/30 14:31
「王は踊る」を見たよ。
太陽王踊り狂ってたよ・・・
でも当時の風俗・文化・音楽を再現した興味深い映画だね。
68酔生夢死ジーモン三等兵@香宋我部家中:02/06/30 16:40
>62
それは「モーリス」じゃなくて「アナザー・カントリー」です。
6948:02/06/30 17:25
「鉄の男」はじめてみたけど
「大理石の男」の続編だって気がつくのにずいぶん時間かかった。
また同じ役者かぁ、とか思っていた
ちょと宣伝臭くさかったかな

「ダントン」はビデオ屋においていなかった

「王は踊る」は最後にとってある。
701900:02/06/30 23:57
NOVE CENTO見ましたか。ベルナルド・ベルトルッチ の「1900年」です。イタリア現代史がヴィットリオ・ストラーロのカメラでもうため息ものです。
71世界@名無史さん:02/06/30 23:58
>>70
最後が腑抜けのような。>>1900
72世界@名無史さん:02/07/01 03:10
>>68
がーん(笑 そうです。アナザ・カントリーでした。
あとは英国皇太子もでてくる「炎のランナー」とか
73世界@名無史さん:02/07/01 13:38
ベルトリッチは当時、ダシール・ハメット「赤い収穫」いう労働争議モノ映画撮ろうとしてたらしいけど
流れたんで、1900年撮ったそうな。赤旗乱立と農村はしる騎馬警官隊の美しい映画。

「リゴレット」の道化が、「ヴェルディが死んだ!ヴェルディが死んだ!」いって
泣き叫ぶOPは好き
74世界@名無史さん:02/07/02 14:42
Oストーン「ニクソン」燃え!

金持ちどら息子JFKはもういらない。時代は酸いも甘い噛み分けた苦労人のワル
ニクソンだ。
75:02/07/04 22:51
>>74
全然似てないんだもん
でも、ドキュンOストーンがああいう視点の映画を撮るとはおもわんかった。
M.Xもそうだけどね
76世界@名無史さん:02/07/06 13:37
アランJパクラ「大統領の陰謀」にくらべると、まあバランスはとれていると思う>ニクソン

似てないはしょうがないし、例の執務室盗聴テープで録音消去された部分がお約束の「JFK暗殺の陰謀だ」
いう妄想はしょうがないが(笑)

ただあの盗聴テープは面白いね。やたら「キューバ人がやってくる」「テキサスの連中」連発してて
いわゆる大統領再選委員会とかニクソンの政治資金って暗黒街の匂いがして素敵。
プア・ホワイトなんだなあ・・・
77:02/07/06 13:48
>>76
もう何年も前から、うちの近くのVTR屋、
「大統領の陰謀」箱だけで中身がはいってないのだ。
これは陰謀に違いない。

実は文春文庫で「大統領の陰謀」の続編「最後の日々」ってのを探している。
権力崩壊までの過程を丹念に追っかけていったやつで、なぜかうちの本棚から
後編が消えているのだ。前編はボロボロだし。
これも陰謀だな。

78世界@名無史さん:02/07/06 14:04
>>77
すまん。わし、こないだ文春文庫でBOOKOFFに売ってしまった>「続・大統領の陰謀」
土曜の夜の大虐殺が憲法上の危機とか、当時はニクソン憎しで大分大騒ぎだったけど、
結局、鉛管工グループについて偽証したか否かが首をしめてしまっただけのようで。

性質は違うがコントラ・ゲートとか、ホワイトウォーター・ゲートとかに比べると
まだまだナイーブな時代だったんだなあと確認。

鉛管工グループの期限は、ニューヨークタイムズに国務省の役人が載せた
「ペンタゴンペーパーズ(ベトナム戦争介入に至る国務省内外交記録)」
に「機密漏洩」だと怒ったニクソンが自分で非合法活動はじめちゃった結果だから
自業自得といえばそれまでだけど、権力中枢にコネクションがなければそういう手段も
とらざるをえないと、オレ自身は結構、同情的です
79:02/07/06 14:31
その後の経緯を知りたい。
あちらでは今年も事件の見直しでいろいろやってたみたいだけど。。
個人的にはヘイグ=ディープスロートだと思うのだが、本人否定しているようだし。
キッシンジャーという線はないかな?

それはそうと、Wポストの取材もかなり強引だよね。
編集主幹、あきらかにニクソンに敵意もってる。

80世界@名無史さん:02/07/06 15:03
ボブ・ウッドワードが元海軍情報部中尉で、すべてがニクソン追い落としの
エスタブリッシュメントの陰謀いうあの本ですな>「静かなるクーデター」(だっけ?

わしもヘイグ=深い喉いう噂聞いたことあるけど、たぶん同一ソース。
どら、書棚さがしてみますか。

ではその間、「ボブ・ロバーツ」をみてお楽しみください
81:02/07/06 15:22
>>80
ありゃうまくできた映画だね。めちゃめちゃ現実感がある。
歌もうまいし。

同じ系統でいくと「候補者ビル・マッケィ」てのもあったね。
いかにも70年代ってイメージの映画ではあった。
82世界@名無史さん:02/07/07 01:08
ビル・マッケイかあ。ありゃ、わしも見たい思っているがレンタル屋にみつからんです。

ケネディ家の4男坊の秘書水死(チャパクティだかパチャクティ)事件を事実無根の面白いスリラーに仕立てた
デ・パルマ「ミッドナイトクロス」とか、やはりハリウッドは政治ネタを撮らせても上手い。
わが国は・・・九頭龍ダム汚職事件(池田隼人の秘書変死)「金環食」とか「日本のドン」とか(笑)
際物ばかり・・・

閑話休題
「静かなるクーデター」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4105265016/bookmapcom-22/249-5489439-9685158

内容はといえば、国防省高級官僚がニクソンのデタント政策に反対して、
権力欲強いヘイグを使い、ウォーターゲート侵入の椿事を僥倖に、失脚を画策するいうお話

そういえば最近、どこかの国の外務省が、利権議員をつかって省大臣の失脚を画策。
収拾のつかぬスキャンダルに発展しているけど、あんな感じかなあ・・・
83:02/07/07 02:51
面白そうなので買うかもしれない。

陰謀大好きな私としてはウォーターゲートくらいがちょうどいいのかも。
JFKは少し調べれば荒唐無稽、厨房レベルの「陰謀」だと思っていますです。
(非難の大合唱が聞こえる、、、^^;)
84世界@名無史さん:02/07/07 12:18
>>40
「日の名残」アンソニー・ホプキンス主演

>英国貴族の執事の話、この主人の貴族ってのが親ナチで
>館でナチと英国首脳の秘密会談が行われたりする。その後当然没落。

・・・あ!青池保子「エロイカより愛を込めて」で、そのネタ読んだ。
こっちが本家か

85世界@名無史さん:02/07/07 16:24
「レッズ」ウォーレン・ビーティー監督主演作品。

どうでもいいけれど、何で左翼的映画はみんな監督主演なんだ?
「ニューヨークの王様」しかり「ライフイスビューティフル」しかり。


86世界@名無史さん:02/07/07 16:26
そういや「ライフイズビューティフル」の題名はトロツキーの遺書から拝借したんだって。
知ってた?
87世界@名無史さん:02/07/09 10:57
昨日の早朝やてたよ、日の名残り。
おかげで寝不足
個人的には、主役が彼だと、どうもホラー系の雰囲気が。
88世界@名無史さん:02/07/09 18:41
笑われるかもしれないが「スパルタカス」
ローマを脱出して、束の間自由を勝ち取った反乱奴隷達。
背景の夕空が書き割りとわかっていながら、とても美しく、
何故か懐かしく感じたのを憶えている。
「おれは人間だ!」
89世界@名無史さん:02/07/10 01:44
>87
「タイタス」いうシェイクスピア劇映画では、Aホプキンスが(原作にもある)
人肉料理シェフをじつに楽しそうに演じてます。

>88
スパルタカス、ええじゃないですか。8000人のエキストラ、燃え
90世界@名無史さん:02/07/10 09:47
全て中〜高・大時代に見たものだけど、ずーっと心に残ってる。
「レッズ」:Internationalが心に響く。最近、これとソビエト国歌をよく
聞いてるよ。
「ソフィーの選択」:原作も非常に面白い。ナチス。
「蜘蛛女のキス」:同性愛、政治、夢物語と現実(ラウル・ジュリア、
若くして亡くなっちゃったね・・・。)原作もVery Good。

大人になってからは、「English Patient」「シンドラーのリスト」、
「クイルズ」かな。
「クルーシブル」も人間の怖さを描いた傑作だと思ってる。
映画って本当にイイね。
91世界@名無史さん:02/07/10 11:27
「ソフィーの選択」はほとんど予備知識が無いまま
観たのでショックが大きかったな....
「レッズ」サントラ版レコードにも「インターナショナル」
は入っていたが、あの歌がもたらした人民扇動効果とその結末
を思うと複雑.....

92世界@名無史さん:02/07/10 11:47
インターナショナルで思い出したけど、「奇跡の恋人」???いうベートーベン映画
(未見。ゲイリー・オールドマンが楽聖)では、冒頭の葬式シーンから彼を
<革命の作曲家>として演出してました。

誰かみたことある人いる?
予告編が、<歓喜の唄>をBGMにむちゃかっこいいんだもの
93世界@名無史さん:02/07/10 12:29
94世界@名無史さん:02/07/10 22:07
ワンスアンドフォーエバー観て来たよ。
まあ激しくアメリカナイズなアメリカ都合映画なんだけどさ
戦闘シーンがすごいリアルだね・・・どうやって撮ったんだろう?みたいな。
最近の戦争映画はストーリーはともかく技術は圧倒されるなあ。
ベトナム戦争を扱った映画では「天と地」が好き・・・かな。
95世界@名無史さん:02/07/10 23:13
「ベニスに死す」のビデオ見たよ。
綺麗だった・・・あの男の子が女の子に見えてしまった・・・
あの映画の中で使われてた音楽がよかった。CD売ってるかな?
96世界@名無史さん:02/07/11 01:53
PHILIPSレコードから大昔、CD-CINEMATHEQUEいうシリーズで「ルキノ・ヴィスコンティの肖像」
とかいう2枚組CDでてましたね>>95
収録曲のめぼしいものあげれば
『ルドヴィヒ〜神々の黄昏』
・ワグナー「ローエングリン前奏曲」「タンホイザーより 夕星の歌」「イゾルデ情死」
ほか遺作のピアノ曲。映画初公開(ちがうかな?)のワグナーの子守唄(タイトル失念)は残念ながら
なし
『ベニスに死す』
有名なマーラーの「交響曲第5番第4楽章アダージェット」とか「3番第4楽章」とか収録されてます。
『夏の嵐』
ヴェルディ「イル・トロヴァトーレ」(冒頭のオペラです)
ブルックナー交響曲第7番第1楽章(アリダ・ヴァリがマーラー中尉にめろめろの夜の運河散歩でかかる曲)
『イノセント』
リスト「巡礼の年」第3年〜エステ荘の噴水
『家族の肖像』
モーツァルト「ヴァイオリンとヴィオラのための協奏曲 第2楽章」
97世界@名無史さん:02/07/11 01:58
>>94
ケサンだか824高地だかの激戦映画とか>メル・ギブソン映画
見たい〜

「天と地」は何かと悪し様に言われるオリヴァー・ストーンですが、
戦後のアメリカ移住までフォローしているところが、商魂では片付けられぬ
映画製作への誠実さを感じます。

・・・などといったくちで、ポール・シュレーダー脚本だか監督の「ローリング・サンダー」見ようっと
元祖ヴェトナム帰還兵男同士のヴァイオレンス心中映画
98:02/07/12 23:03
うろ覚えなのだが「サクリファイス」は
バッハのカンタータだっけ
99世界@名無史さん:02/07/13 21:25
>98
タルコフスキーは未見なのですが、ネットで検索かけると
マタイ受難曲全47曲中の冒頭の曲(あるいは終曲)「憐れみたまえ、わが神よ」
らしいですね。

・・・これってもしかしてスコセッシ「カジノ」の冒頭で、デ・ニーロが爆弾で吹き飛ばされる瞬間
かかるアリアと同じ曲かしら?
嗚呼、核戦争の黙示録を提示する芸術家より、アメリカ暗黒街に心引かれてしまうのは
人間として何か問題ありますね(w
100世界@名無史さん:02/07/13 22:06


             わ          ,..-―-、           今
              |         /:::::::::::::::::l       100 や
                 ∩  /::::::::::::::::::::|      ,、 番 !
      -―-、        |⌒ヽ/::::::::::::::::::::::|    _/|ノ ゲ
   /´Y    (´ヽ  ,、    l: : : i::::::::::::::::::::::::|-―'´: :丿  ッ
 ,、 _し' l     lヽJ/|ノ   \: |∧/l/|ノレ : : : :/   ト
 Y: : `ー`ー-―'´一': : |     /: : : : : : : : : : ::i-‐'′   や
  \: : : : : : : : : : : : /      /: : : : : : : : : : : |         |
   Y: : : : : : : : :r'´      /: : : : : : : : : : : :|
   /: : : : : : : : : :|       /: : : : : : : : : : : : |
  /:: : : : : : : : : ::|      / : : : : : : : : : : : : |
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  `77ー--┬r一'       ̄/ / ̄`ー-┬r-'
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  し'    (ニ⊃        し'      (ニ⊃


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                      ヽ/\l::::::::::::::::::::\ /: : /
         ,..-―-、/)       |: : :|::::::::::::::::::::::/: : /
     /⌒Y    (_ノ  /)       |: : :|:::::::::::::::::::::|: : : /
      ̄l ̄l、     ) /`〉     ヽ:: :|::::::::::::::::::::l: : :/
         l: : :`ー--‐'‐'´: :/        \|∧ハ/l/: ::〈
       \: : : : : : : : : :く         |: : : : : : : : : : `ー-┐  ,.、
         l: : : : : : : : : :`ー―┐ ,、   |: : : : : : : : : : : : : : |二lニノ
         ヽ.: : : : : : : : : : : : : :|ニノ   |: : : : : : : : : : : : : : |
           ヽ: : : : : : : : : : : : :|      ヽ: : : : : : : : : : : /
           \: : : : : : : : :/       \ : : : : : : /
              ̄ ̄ ̄ ̄    ノ|      ̄ ̄ ̄       ノ)
                   ノしノ  し'(           ノ)__ノ (ノ(
                   '――――-'′         '-――一-'′


101:02/07/15 22:33
ずさーはおいといて。

>>99
確認しました。ただ、マタイ受難曲は「全」47曲ではないみたい。
手元にあるりひたーのCDでは全78曲みたいです。
47曲目が確かにあの曲で、
Arie(Alt) Erbarme dich, mein Gott
となってますね。

#なにをカンタータといってなにをアリアというのか今ひとつ理解できない

でも、好きな曲ではあります。
102世界@名無史さん:02/07/19 18:22
あらら。本当だ

わしもフィリップスのマタイもってるのに。これは誤情報スマンです
主よ哀れみたまえ(笑
103世界@名無史さん:02/07/19 18:29
全然関係ないが昔、伊丹十三のエッセイでカンタータ88番(ハチハチカンタータ)
いうのあったなあ

混声4合唱「主イエス、ハチハチを成さんとのたまいて」
男声テノール「エホヴァが来りてアカ短を切れとのたまいぬ」
女性レチタティーボ「イエスは主に逆らいて青短をさらしぬ」
さいご大合唱「輝しきときはきたれり。青短は滅びぬ。汝の受難はわれにとりて真の喜び」

・・・詳細はわすれたが、これドイツ語で朗々と歌ったら傑作だったろう
104:02/07/19 21:55
あれですな、
タモリの「トルコ行進曲」並みの。

105世界@名無史さん:02/07/19 22:07
どどどど童貞ちゃうわ
106世界@名無史さん:02/07/20 23:33
>>15で【^▽^】ジョーカーさん推薦の「上海グランド」見ました。
映画としては正直イマイチ。しかしレスリーはイイ。薄汚れた感じがイイ。
この映画通りとすると、1930年代上海危険すぎ。
107【^▽^】胃病ジョーカー土佐守:02/07/20 23:36
>106
音響効果で内容を補おうとする、
典型的な二流香港映画ですよね。
でもレスリーがイイ!
108【^▽^】胃病ジョーカー土佐守:02/07/20 23:38
薄汚れた台湾抗日烈士役のレスリーもイイけど、
「覇王別姫(さらばわが愛)」でのレスリーも最高!
109106:02/07/20 23:56
>108
「覇王別姫/さらば、わが愛」最高。
1990年代中国史の勉強になるし。
宦官の権力とか、中共の糾弾裁判とか。
文革の告発しあうところは胸が痛くなった。

「上海グランド」ヒロイン ブスすぎ。レスリーの女装のほうが…。
110106:02/07/21 00:05
中国の今世紀前半ものでは「變臉<へんめん>この櫂に手をそえて」もいい。
老いた大道芸人が後継ぎになってくれる孤児を探す。
その孤児は実は後継ぎになれない女の子。
棄てられそうになるが、子供は必死にじいさんに尽す。
交流を深める二人が、大きな不幸に襲われる…。

思い出すとだけで泣けてしまう映画。
111世界@名無史さん:02/07/21 11:30
>96
マーラーとかワーグナーとかヴィスコンティの映画ってドイツ音楽が多いね。
112かんかん:02/07/22 01:08
「エリザベス」これでケイト=ブランシェットの大ファンになった。
113世界@名無史さん:02/07/31 13:29
ブレイブ・ハート
スコットランドの実話
ウイリアム・オォレスの英雄伝説
114世界@名無史さん:02/07/31 21:06
岩波ホールでやってる『この素晴らしき世界』よかったで〜。
115世界@名無史さん:02/07/31 21:50
「13ウォーリアーズ」
これはフィクションだけど
中世ヨーロッパで異民族と戦った人たちは
この映画のようにきっと敵を同じ人間ではなく
異形のバケモノだと思ってたんだろうなー
と納得できた作品だった。
既出だったらスマン
116世界@名無史さん:02/07/31 22:29
大航海時代もの、帆船時代の海賊もの、奴隷船もの、異民族略奪ものでお勧めありますか?
アミスタッドっておもしろい??道徳臭い?
117世界@名無史さん:02/08/04 03:14
ヴェニスに死すに出てる美少年って音楽学校の学生だったんだってね。
ヴィスコンティはいろんなとこからいろんな人を見つけてくるんだね。
118世界@名無史さん:02/08/04 13:18
「ベン・ハー」
どう見ても英語名だけれど、これをラテン語名にするとどう変わるの?
119世界@名無史さん:02/08/04 23:22
>114
ああ!観たい!!チェコのお話ですよね。気になる〜
120世界@名無史さん:02/08/05 02:17
フランス革命もので面白い映画ありますかね?

たしかマラーとかダントンとか有名人タイトルにした文学ポルノ・シリーズ
大昔、ビデオ屋で見た記憶あるのだが・・・?
121世界@名無史さん:02/08/05 02:36
>116
アミスタッド良かった。レンタル代払うくらいの価値はある。
お勧め「セルバンテス」
某お人の衝撃の伝記作品。
何処までホントカはさっぱり知らんのだが。
122世界@名無史さん:02/08/05 02:49
オマエラみたいなネット初心者さんや、ニュース見て面白そうだからって
ここに来てる奴みると思うわけよ。
こいつ自分ってのを持ってないなーってね。
学校のパソコンの授業とかでもさ、教師がダブルクリックから教えてるのよ。
もう馬鹿かってね。 そんなんいまどき小学生でもしってるっての。
しかも馬鹿な女子が「センセイ、できません」とか言っちゃったりしてさ。
はぁ? もう見てらんないのよ。オマエラこの俺が手取り足取り腰取り教えて上げようかってね。
でさぁ、他の奴等もよ、yahooとか見て喜んでんのよ。もう笑っちゃうね。
123世界@名無史さん:02/08/05 03:00
「ドクトル・ジバゴ」
帝政ロシア〜ロシア革命〜ソヴィエトあたりの話。
ロシア語でないのが惜しいと思ったが、ストーリーは俺的には好き。
124世界@名無史さん:02/08/06 03:13
ドクトル・ジバゴって幼年士官学校の痛ましい出陣シーン?
125世界@名無史さん:02/08/17 23:40
ラスト・オブ・モヒカン良かったよ

フレンチ・インディアン戦争舞台で
126世界@名無史さん:02/08/17 23:59
「この素晴らしき世界」よかったよ〜〜〜笑えるやら泣けるやら。
チェコの人々って粘り強いね・・・というイメージ。
でもホロコーストとかユダヤ人とかに興味がない人にはサッパリわからん
だろうなあ。二次大戦中歴史好き向けの映画だね。
127世界@名無史さん:02/08/18 00:04
『この素晴らしき世界』俺もヨイーショするYO!
この映画の肝は何と言ってもホルストとシマーチェクだね。
俺CDも買っちゃった。
128ミミ彡  ゚̄ ̄' 〈 ゚̄ ̄ .|ミミ彡:02/08/18 00:07
エミール・クストリッツァ監督の
「アンダーグラウンド」はガイシュツ?
129世界@名無史さん:02/08/18 00:12
>127

「この素晴らしき世界」
私は原作まで買ってしまいました!!
ドイツ系チェコ人のホルストはいい味出してますよね。どこか憎めなくて好き。
チェコの住民てやっぱドイツ系多いんでしょうなあ。

130127:02/08/18 00:14
>129
俺も買ったよ〜小説。
個人的には映画の方が良かったな〜。
131世界@名無史さん:02/08/18 00:16
物議をかもし出して騒ぎになった映画だね。
セルビア人武装勢力の行いを肯定してるとかなんとかでカンヌの
審査ももめたとかだっけ?個人的にはすごく個性的で好きだけど>アンダーグラウンド
132129:02/08/18 00:18
>130

いやーまだ半分しか読んでないので。小説は。
比較して楽しみますわ。
133127:02/08/18 00:21
いやー、個人的に肝だと思ってるシマーチェクが出てこない
(それっぽいのは出てくるけど)もんで、
なーんか話の奥行きがなあ、と。
あとホルスト君も映画のユーモラスな憎めないところが全部なくなって、
ただの下種野郎になってる気がして。
あとケプケもアレだし。
訳文とか、個人的な好みもあるけどね。
あなたの感想も聞きたいな。>129
134129:02/08/25 21:07
ライフイズビューティフル見たよ。
資金不足?だったのかああいうものなのか、
収容所とかあんまりリアルじゃなかったし、相当ありえない話だけど
息子の心に傷を残すまいと必死に騙しとおす主人公の頑張り具合は
なんかジーンときた。
あんなにいくつものピンチをとっさの機転とユーモアで乗り切るのに
最期は実にアッサリしてて逆にあんなもんなのかなあと思った。。。
135世界@名無史さん:02/08/25 21:53
フィクションですがジェフリーアーチャー原作の
「ケインとアベル」も良かったです
136知世:02/08/26 04:13
そういえば、ジェフリー・アーチャーさん。出世作の「100$を取りかえせ」だか
80年代サッチャー政権の閣僚のときだかどちらかのスキャンダルで偽証してたのがばれて
今、収監中らしいですわね。
つくづく人生七転び八起九転十倒のお方って素敵ですわ〜。

世界史的にはケインとアベル、何ですが、原作だかでアベルさんだかが
40年ぶりにポーランドに里帰りして乞食のお母さんと再会するんだけど
お母さんは呆けてて「私の可愛いアベルはこんな年よりじゃない」とお金持ちになった
アベルさんが吾が子とわからない。
仕方ないから、アベルさんお母さんにありったけの札束わたして、
「息子さん元気だといいですね」
というと、お母さん、これで暖をとれると札束を暖炉で燃やしてしまう・・・。

小説を読んでてこんなに泣いたのはドストエフスキー「貧しき人々」読んで以来ですわ。
137世界@名無史さん:02/08/26 07:21
「プレイス・イン・ザ・ハート」 概出?

クレイマー、クレイマーよりこっちの方が好きなんです。
138世界@名無史さん:02/09/07 20:35
マイナー多い
139世界@名無史さん:02/09/07 20:41
「おニャン子ムービー危機一髪」 歴史を感じずにはいられない。
140世界@名無史さん:02/09/07 20:44
「オースティン・パワーズ」
141世界@名無史さん:02/09/08 00:16
映画秘宝の別冊で「シネマスペクタクル」っていう
歴史スペクタクル映画の特集本が出てるよ!
142世界@名無史さん:02/09/08 00:58
>141
でてたでてた。思わず立ち読みしちゃったよ。
さっきamazonで注文した
The Charge of the Light Brigade (1968)
ttp://www.amazon.com/exec/obidos/ASIN/B000062XEW/ref=cm_wed_ovu-pg.1-pos.1/002-0886654-1319268?coliid=IUQBR9WCQZWLT

ちゃんと出てたねえ
143世界@名無史さん:02/09/09 12:05
「ブレイブハート」と「グラディエーター」は激しく燃えた。
同系統の作品って他にどんなのあります?
「スパルタカス」を見ようかと思ってるんだけど
あれキューブリックですよね?燃えるイメージが全然無いんだけど。
144世界@名無史さん:02/09/09 12:40
一応、グラディエーターはスパルタカスの後継者としてRスコットこさえたらしいですが
(奴隷剣闘士の反乱)、ダルトン・トランボ脚本(赤狩り時代に追放されたハリウッド・テンのひとり)
にしても、いまみるとタルイかもしれません。

ただ8000人のエキストラつかった、合戦の俯瞰シーンは一応一見の価値ありですね。

13世紀末のスコットランド映画と、紀元前2世紀のマルクス・アウレリウスの時代の映画では
共通点がやはり大規模な合戦と推測しますが、すると、リュック・ベンソンの「ジャンヌ・ダルク」
あたりが合戦映画としては、ここ数年では出色の出来ですね。

一応、CG一切使わぬ、実写の城攻めと平原合戦視聴できます
145世界@名無史さん:02/09/09 13:33
「グラディエイター」とは「タイタス」がかなりシナリオかぶってるけど
あまりにも演出ぶっとんでるから、歴史モノとしてはダメかなぁ

「ブレイブハート」と同じくメル・ギブソンの「パトリオット」はガイシュツ?
146世界@名無史さん:02/09/11 00:34
タイタスは、むしろエリザベス朝残酷舞台劇の雰囲気、現代に翻案して映像化したってことで、
個人的には好き〜。
前スレでも評価高かったような・・・。

アンソニー・ホプキンスが人肉パイ作成の場面で、じつにもう嬉々として
セルフ・パロディ(いうまでもなくアレ)演じてたのがよかった
147世界@名無史さん:02/09/12 02:58
いま、9.11テロに関しての映画TBSでやってるね
セプテンバー11とかいうどうでもいいんだかいくないんだか微妙なドキュメンタリー映画。

冒頭でチリ・クーデターの映像(11/Sep/1973)やってたから
「戒厳令下チリ潜入記」の映画でもやってたかと思った
148世界@名無史さん:02/09/18 03:59
「エリザベス」みたよ。
いや女装専門店じゃなく、映画の。おもろかった
149:02/09/18 04:27
「戒厳令下チリ潜入記」
なつかしー
あれって11/Sep/1973だったのか。
あの当時は善玉と悪玉が明確だったなー。

>>148
「えりざべす」はエッチホテルです(たとえば吉祥寺)が、なにか?
150世界@名無史さん:02/09/18 04:33
「眼下の敵」
アメリカの駆逐艦とドイツの潜水艦の攻防を描いた映画。
お互いが知力の限りを尽くして戦うその様は見てて燃える。
でも一番泣いたシーンは、アメリカの駆逐艦で爆雷を発射していた水兵が
操作ミスから指を無くしてしまう。そして見舞いに来た艦長とのやりとりのシーン。

(うろ覚えだけど)
水兵:「指を無くしてしまいました」
艦長:「大丈夫さ、普段通りの生活は出来る。仕事は何をしていた?」
水兵:「時計の・・・修理工です」
艦長:「・・・そうか・・・戦争が終わったら一緒に職を探そう」

敵にやられた訳でもない、戦争ってこういう不条理もあるのかと泣いてしまったよ。
151世界@名無史さん:02/09/18 06:35
>>146
ぶっ飛んだ演出がお好みなら「リチャード3世」はどう?
あれもなかなかいい感じに逝ってると思うが。
152世界@名無史さん:02/09/18 12:48
>151
シェイクスピアものって、語り尽くされてるから、みんな演出に凝りますねえ。
リチャード3世って、戦車がでてくる奴でしたっけ

黒澤明とかロマン・ポランスキーとか・・・
153世界@名無史さん:02/09/19 01:01
クリストファー・マーローの原作をデレク・ジャーマンが監督した
「エドワードU」もだいぶぶっ飛んでいる。
完全にゲイフィルム。イザベラ王妃はエルメスのバッグを抱えている。
映像はとんでもなく綺麗。
154いや渋谷の女装専門店です:02/09/19 12:50
デレク・ジャーマンの「エドワード2世」と「カラヴァッジオ」両方、レンタル落ちでビデオ
持ってるけど未見。

うう。正直、当方の盆暗頭じゃりかいできないなあ。
「故意に落ちたシェイクスピア(自殺説)」と同じ頃公開された「エリザベス」は
洒落者たちのイギリス史みたいで、衣装がともかく華やか。でもって陰謀劇がじつに華麗で
おもろかったけど。

・・・こういうのならわかるんですが
155世界@名無史さん:02/09/19 13:06
156黒太 ◆KUROTAUc :02/10/02 00:43
ベンハーは評価低い?

グラディエイターとベンハーは歴史モノの中じゃかなり好き。
157世界@名無史さん:02/10/06 04:06
「Restoration 恋の闇・愛の光」(1995英米合作)

映画自体の存在しらなかった。きょう古本屋で映画のパンフあさってはじめて叱咤(げきれい)
なんかチャールズ二世の王政復古時代の英蘭舞台に、ハーヴェイ(血液循環発見したあの人)門下の医学生が
色恋する話。

クライマックスはロンドン大疫にロンドン大火なんだと。
それはいいのだが、大火のおかげでペストが焼失したいうのって史実はあるの?
158世界@名無史さん:02/10/06 04:09
ttp://manzoku.topica.ne.jp/click/cinema/c7cnm_9701_003.html

これこれ。17世紀って英国式庭園殺人事件とかプロスペローの本とか
地味なんだけど好きだな
159世界@名無史さん:02/10/11 08:31
「活きる」見たよ。なかなかよかった。共産党の政策に翻弄される人民の姿が。
中国では後悔禁止らしいが・・・・
映画はそれほどでもないが原作はもっと悲惨な話らしいね。
160志村喬:02/10/11 13:28
命み〜じかし。
恋せよ乙女〜♪(たぶん、べつな映画)

ヴェトナム映画で「青いパパイヤの香り」いうのがあったな。
50年代60年代70年代を舞台にしたヴェトナム版「おしん」
161世界@名無史さん:02/10/20 03:22
冷静と情熱のあいだ・・・いや、ヴィスコンティのルドヴィヒ放映あげ
162世界@名無史さん:02/10/20 03:25
Another Way (Kyotaro NISHIMURA)
163世界@名無史さん:02/10/20 04:45
それ君、D機関情報やろ
164象使いの少年:02/10/20 19:51
ローマの官憲が「斯くの如く記録し実行せよ!」ってキメ台詞を吐くの
ってベン・ハーだと思うのだが、DVDを見ても該当シーンが出てこない。
もしかして別の映画か?
あるいは見落としているのか?
チャールトン・ヘストンじゃないほうのベン・ハーのシーンなのか?
年のせいか記憶力が低下しているので、だれか助けて。
165世界@名無史さん:02/10/21 02:40
チャールトン・ヘストンじゃないほうのベンハーいうたら、めっちゃ古いなあ
166アマノウヅメ ◆3O/knRokaQ :02/10/21 03:25
>>157
ロンドン大火の時は、ペストは既に終焉に向っていたようですが、全部焼いて
消毒した効果は大きかったと思われます。
167世界@名無史さん:02/10/21 20:45
文化大革命の悲惨さがよくわかる「芙蓉鎮」
評論家スジには政治色が強すぎてうんざりらしいが
もともとそういう動機でつくられてるのでしょうがない
168世界@名無史さん:02/10/21 21:00
>芙蓉鎮
迫害される女も迫害する女もとんでもなく気が強い。
中国女怖ひ・・
169世界@名無史さん:02/10/21 23:26
「アマデウス」
名作だよー!!鑑賞中何度も鳥肌がたった。
ヨーゼフ二世は肖像画にそっくりだった。
170世界@名無史さん:02/10/21 23:43
「黒い太陽、石井細菌部隊」

凍傷の手、トンカチで破壊萌え
171世界@名無史さん:02/10/21 23:45
「鷲は舞い降りた」
原作はかなり好きだったのに映画はかなり適当で萎え萎え。
172世界@名無史さん:02/10/22 02:18
グリフィスの「国民の創生」DVDで買ったよ。
南北戦争叙事詩。KKKがかなり肯定的に描かれている・・・・。

・・・て正直、サイレント白黒映画、最後まで見るほどの根気はもはや当方にないと
再確認。
173世界@名無史さん:02/10/22 06:24
シャベール大佐(COLONEL CHABERT 伊・仏 1994)
http://www.amazon.com/exec/obidos/tg/detail/-/6303443109/qid=1035234779/sr=8-4/ref=sr_8_4/002-7398404-8438437?v=glance&n=507846

今、フランスTV2ch製作のTV超大作Napoleon
http://napoleon.france2.fr/home/index.htm
が話題だけど、じつは日本でも公開されたバルザック原作(当時、河出書房文庫で邦訳アリ)
の映画「シャベール大佐」を覚えている人が何人いるだろうか?

アイラウ戦で死んだとされた騎兵大佐シャベールの突然の帰国に驚く、
再婚ずみ(だったかな?)夫人との財産権をめぐる確執・・・。
アイラウ戦の描写は凄かった・・・
174世界@名無史さん:02/10/22 09:39
未来の歴史「サイレントランニング」面白いけど、
用事で結論見られなかった。だれかおせーて。
175世界@名無史さん:02/10/22 14:02
主人公の技師の尊い自己犠牲により植物プラントは爆破されず宇宙空間を放浪開始。
例の水遣りロボットは、無人の宇宙プラントできょうも植物にみずをやりつづける・・・。

何、最近、TV放映でもあったの?
ちなみに脚本はマイケル・チミノだったと思う。特撮はダグラス・トランブル
176世界@名無史さん:02/10/22 14:47
ハンニバルが何故映画化されないのが疑問。
177世界@名無史さん:02/10/22 15:07
ラストシーンがキモみたいな映画なのに、見逃すとは…
178世界@名無史さん:02/10/22 23:58
ラピュタみたいな話だな・・・

>166
なるほど〜。そういえばロンドン大疫の頃、教会がラベンダーを燃やしてその香りで
大気に充満する毒気を払おうとしたそうで。
「もう〜意地悪ゴロちゃん。どこにいるの?出てらっしゃい。はっ。ラベンダーの香り」
思うに原田知世扮する時をかける少女をペストの病禍から守るべく 高柳良一が・・・

どうでもいいか。ネタは
179YP:02/10/23 01:11
>>178
スウェーデンキティ原田知世にスウェーデンの歴史を小一時間語ってもらい
たい。

南果穂のデヴュー作は小栗康平監督の「カヤ子の為に」
在日の話なんだよね。 
小学生の頃に親に連れられて映画館に観に逝ったけど、エッチかったなぁ・・
「泥の河」とかはレンタル屋にも置いてあるけど、「カヤ子の為に」には
置いてあるの見た事が無い。

同時期に、いとうつかさが出演した中国が舞台の映画のタイトルってなん
でしたっけ?
180アメリカ!:02/10/23 01:18

パールハーバー

181世界@名無史さん:02/10/23 01:23
伊藤つかさが出演したのは「未完の対局」です
182YP:02/10/23 01:39
>>181
サンクス! これね。
ttp://www.asahi-net.or.jp/~ys9m-ymgt/1982/1982-095.html

つでに、こんな伊藤つかさファンサイトも
ttp://tukasa.dyndns.org/~arihiko/itosinotukasa/kyoukarin/kyoukarin.html
183YP:02/10/23 01:42
×つでに ○ついでに
184世界@名無史さん:02/10/23 02:12
「未完の大局」はTV-CMで、件の棋士が商売道具の指を、なにやら
切羽詰った表情で断ちきるシーンを覚えているが、どんな内容やら・・・。

閑話休題

ドナルドサザーランド共演日活最後の映画「落陽」で文字通り落陽したけど、
新人製作進行として入社し撮影に従事した、
おれの大学時代の友人(ルーカスに会いたさに最後の聖戦だかジェダイの復讐撮影中の砂漠まで単身でかけた)
田中はいまどうしているだろうか。

いまから5年前、「躁鬱病で精神病院に入院してた。2001年になったら
東京タワーの下で会おうな!」と深夜、突然、電話を受けていらい消息が不明

奴は
185世界@名無史さん:02/10/26 03:35
いまTV東京でやっている「グレートウォリアーズ」て何物?
やたら甲冑と衣装の考証がいいんだけど?
186世界@名無史さん:02/10/26 07:02
エリミネーターズはどう?
歴史物でも何でもないけどさ。
悪の親玉が科学者を騙してタイムマシンをかっぱらったので、それを退治しに行くというストーリーなのだが。
ラストで明らかにされる悪の親玉のタイムマシン奪取の目的は、何と、ローマ皇帝になること!
爆笑しつつも、ローマ帝国が西欧諸国に与えた影響を感じずには居られなかった。
187世界@名無史さん:02/10/26 09:41
「サイレントランニング」のストーリーありがとう。
世の中にはまだ面白い映画があるもんだな。
188闇よおちるなかれ!:02/10/26 15:03
じゃ貴様はタイムボンバーも世界史的にOKだというのかっ(笑)
よ〜しパパ語っちゃうぞ
189世界@名無史さん:02/10/27 12:17
>>185
映画板の「映画のタイトル教えて!」では頻出の映画。

「グレート・ウォリアーズ」
中世の騎士物語でレイプシーンなど残虐場面がてんこ盛り。
城を占拠する親玉はルトガー・ハウアー。ヒロインの姫役に
ジェニファー・ジェイソン・リー
190世界@名無史さん:02/10/27 13:19
>189
重要なこと忘れている。監督はあの基地街ポール・バーホーヴェンだ。
いうまでもなく残虐の源だ
191世界@名無史さん:02/10/29 06:03
おいおい。物故したリチャード・ハリス(マルクス・アウレリウス)が出た
「モンテ・クリスト伯」てどうよ?

三銃士とか鉄火面(賭場向きのツラ)とかレ・ミゼラブルとかOKなら
これだってOKだろ?
192世界@名無史さん:02/10/30 02:58
ぽちょむきん
193世界@名無史さん:02/11/01 08:28
今日の20時衛星第二で「始皇帝暗殺」放映。
賛否両論の映画だが、自分は好き。
秦の宮殿や衣装も興味深い。
194世界@名無史さん:02/11/01 13:54
コスチュームプレイ映画って好き。背景の美術と服の文様がからんで
バロック絵画みないなのって、洋の東西問わずいいな
195世界@名無史さん:02/11/01 14:02
 
 X-ファイルのシーズン6のサブタイトル『トライアングル』では、
 モルダーが1939年にタイムスリップしちゃうヨ
 そしてタイタニック号そっくりのクイーン・アン号にはお馴染みのメンバーが別人の役柄で乗船してるヨ
 お馴染みのメンバーってのは、もちろんスカしぃとか煙草男とかのことだヨ

 http://www.alfheim.jp/~narikiri/narikiri/TheSun/kako/1000/1000124111.html

     ∧ ∧__  
   /爪゚ー゚)  /\   
 /| ̄ ∪∪  ̄|\/
   | スカしぃ  |/
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

196世界@名無史さん:02/11/01 14:05
あらら。じゃバンデットQのアガメムノン王-ナポレオンのカスティリオーネ(だっけ?)
タイタニックもあげとこう。

アン女王号て実在したっけ?メリー女王なら1940年にナチの陰謀というよりは
港湾荷役のマフィアの陰謀で焼失したけど
クイーン・メリー号なんてのもあるのネ・・・・???
198世界@名無史さん:02/11/03 02:22
NHK海外ドラマ「ジャンヌダルク」てどうよ?
http://www.nhk.or.jp/kaigai/bs/joanofarc/index.html

リーリー・ソビエンスキー可愛い・・・
199世界@名無史さん:02/11/03 06:44
>>198
英国の牢屋で看守に強姦される部分を
克明に描写していただきたい
あと司祭に非処女であることを証明されるとこ
とか
200@名無史さん      :02/11/05 01:14
「トコリの橋」という映画がある。見たいけど見たことはない。
朝鮮戦争の映画なんだけれど、トコリという場所はどこなんだろう?
マッカーサーの仁川上陸のあと、北へ侵攻するとき、元山からも
上陸し、中共軍に囲まれて逃げ帰るところで、コトリという場所が
あるんだけれどここは違うらしい。
201     :02/11/13 12:24
未来の歴史「華氏451度」が再映画化されるらしいね。見たい。
202世界@名無史さん:02/11/13 15:16
おまえらは世界史板で映画の話をしてるのに
なぜ『珍説世界史』をお挙げになりませんか。
203世界@名無史さん:02/11/13 18:45
歴史映画で好きなのは1966年作品の「カーツーム」。
イスラム勢力に包囲された英領スーダンのハルツームに高名な将軍ゴードンが
総督として赴任する。本国は政治的な都合で援軍を与えなかったため、
彼は現地の戦力だけで包囲軍と戦う。が、段々戦況不利となりついに陥落し
本人も戦死するというシブくて重い作品です。

 ところで、メキシコ皇帝マクシミリアンの出る映画ってありますか?
情報キボンヌ。
204世界@名無史さん:02/11/14 00:00
珍説世界史を言うならメルブルックスの大脱走もどうぞ。
205世界@名無史さん:02/11/14 03:26
「ウォーカー」だと、あきらかにマクシミリアンの銃殺モデルにした
ニカラグア大統領の銃殺刑シーンあったな
206世界@名無史さん:02/11/15 14:29
「メルブルックスの大脱走」の元ネタになった
エルンスト・ルビッチの「生きるべきか死ぬべきか」は
「メルブルックスの大脱走」の1億倍くらい面白い。
同じネタかと信じられないくらい出来が違う。
コスタ・ガブラス「告白」と「宮廷料理人ヴァテール」を見ました。
あまり関係のない取り合わせですが・・・
前者は、50年代、スターリン時代のチェコの政変の粛清で、
イブ・モンタン扮する外務次官補ジェラールが突然逮捕、
十数ヶ月の刑務所での拷問を経て、架空の陰謀を「告白」させられるもの。
衝撃のラストが戦慄を誘います。
スターリン時代のエジョフ裁判などの過程はこうだったのかと思わされますね。
後者は、最近公開の話題作ですが、料理や宮廷の宴会は見応えがありますね。
ユマ・サーマンもとてもイイ!ですねえ。

私は、やはり歴史映画はヨーロッパ、と思ってしまいますね。
208世界@名無史さん:02/11/16 14:08
ルビッチ自身が、フリッツ・ラングやファイト・ハーランいったUFAと
同時代の映画史的人物ですからね〜>206
209どとうとしや:02/11/17 22:14
私は、「主婦マリーのしたこと Une affaire des femmes」という映画を薦めます。
クロード・シャブロル Claude Chabrol 監督
イザベル・ユペール Isabelle Yuppert 主演です。
マリー・ルイーズ・ジロー Marie-Louise Giraud という名の主婦が、1942年あたりに
闇堕胎でお金を儲けて繁盛して……というストーリーです。
1943年7月30日、パリの刑務所で彼女は「正義の柱 Boîs de justice」の刃のもとに
亡くなられました。実話を映画化したものです。
当時フランスでは、共産党のビラを配っただけで処刑された方もいました。
ドイツになると、ユダヤ人だというだけで虐殺された時代です。
その当時の国家元首のアンリ・フィリップ・ペタン Henri Filippe Pétain も、第二次
世界大戦終了後、死刑判決を受けましたが後に終身刑に減刑されました。
210世界@名無史さん:02/11/20 02:10
ヒラリースワンク主演の『マリーアントワネットの首飾り』はどうよ?
211世界@名無史さん:02/11/20 02:15
>>203
ゴードン将軍って、本国の撤退命令に逆らって
干されたんでしょ?
212世界@名無史さん:02/11/24 12:09
>>206
そうなのか。俺エアハルト大佐好きなのに。
213ベッティ:02/11/24 21:39
War&Rememberance(戦争と追憶)のVideoです。第2次大戦の大河ドラマです
214世界@名無史さん:02/11/29 08:20
http://www.herothemovie.com/
また始皇帝暗殺物がつくられました。「英雄」。
監督が「初恋の来た道」「活きる」のチャン・イーモー。
215いや始皇帝ものも好きよ:02/11/30 04:22
始皇帝暗殺よりナポレオン暗殺関連こさえろ!

・・・ってどうでもいいこと書き込もうとして思い出した。
「ジャッカルの日」のルベル警視役の俳優て、「007/ムーンレイカー」で
ラテン民族世界最優秀・ジョーンズ役のゲルマンも含めて(おいおい)他の民族死んじゃえ計画の総黒幕役やってたんだね。

・・・似あわねえ
216世界@名無史さん:02/11/30 22:34
「美しき虜」観ました。

ゲッペルズがヘタレです。ドイツ語・スペイン語・ロシア語入り乱れてて大変です。
にしても妻のマグダ老けすぎ・・・・

しかし、当時本当に映画のエキストラに捕らえたユダヤ人や戦争捕虜を使ってたんでしょうか?
217世界@名無史さん:02/12/08 07:10
誰かゲイリーオールドマンがベートーベン演じた「不滅の恋人」って見たことある人います?

第9の季節なんで思い出したけど、あの予告編だけはケレンミある映像の連続で格好良かった。
もしかして1809年のナポレオンによるウィーン砲撃シーンってあります?
218世界@名無史さん:02/12/08 07:12
あと「アマデウス」・・・・つうか、世界史板でモーツァルトの暗殺スレ
ないの解せないなあ。僕も含めてみんなそっち方面疎い・・・てわけも
博識ぞろいの面々じゃないだろうしなあ
219世界@名無史さん:02/12/08 08:59
陰謀論やったらキリないし。
220世界@名無史さん:02/12/08 09:45
>218
1ヶ月前くらいに「知らなくてもいいが本当だ!」あたりで結構語られてました。
トンカツ説とか出ていてなかなか面白かった。
221世界@名無史さん:02/12/08 13:13
陰陽師・・・
野村萬斎はよかったが・・・
222世界@名無史さん:02/12/10 23:17
こないだTVで「裸のガンをもつ男PART3?」だか見たよ。
内容は例によってあれだが、嬉しいのはそっくりさん出演のなかに
三大テノール歌手まででたこと
http://www003.upp.so-net.ne.jp/tad-hp/sub2.html

ああ、この3人見ると古きよきバブル時代を思い出すよ。
日本は幸せだったなあ
223世界@名無史さん:02/12/10 23:25
でもって、今、自宅のCD在庫漁ってたらパバロッティのデビュー25周年
(1986)記念CDでてきましたよ旦那方。
しかも隣にはキャンディーズの解散コンサートの全曲収録3枚組CDまで
でてきたよ淑女方。

どっちを聴くべか・・・。
キャンディーズ・コンサートのラストは凄いんだよ。ドン・ジョバンニの地獄落ちなど
児戯。
「わたしたちは幸せでした」の号泣の元、エレベーターにのって奈落へとくだり
ファンの絶叫のなか消える異常な盛り上がり方。

ああ、思い出すなあ。1970年代。ロッキード事件。
おれの青春よ
224今TBS放映中:02/12/15 02:30
映]QueenVictoria 至上の恋
2:10〜4:36 TBSテレビ

97年イギリス。ジュディ・デンチ。夫の死から立ち直れないビクトリア女王と、
彼女の心を開くために忠誠を尽くす従者の許されない恋を描く。ジョン・マッデン監
督。字幕スーパー。
225世界@名無史さん:02/12/25 12:00
遅ればせながら「エリザベス」を見た。
けっこー怖かった。やっぱ権力握った人間て変わるね・・・庶民でえがったよ〜
226世界@名無史さん:02/12/25 13:37
エリザベス、最近の歴史映画の中で一番大好きなんだけど、あれって史実?
結構、50年くらいのダイジェストのような
夕べ、ETVで池内紀の案内で、ウィーンとドレスデンの歴史紀行みたいの
みたけど、後者は凄いね。
1945年3月の大空襲で、ザクセン公時代の歴史建築物、ほとんど炎上倒壊したんだけど
それ、東ドイツ時代に破片をあつめてほとんど修理修復。ドイツ統一後は、マルクス体制の
関係で倒壊したまま放置してた聖教会の超高層建築物も、2006年再建完了めざしてるんだってさ
いや、世界史映画の何に関係あるかというと、先日物故した
ジョージ・ロイ・ヒル監督『スローターハウス5』いうドレスデン空襲
映画があってさ。
ドレスデンの歴史的建築物ほとんど焼失したんで、アマデウス同様プラハロケ
だったんだけど、中欧バロック建築物がかぎりなく美しい映画。

・・・そうか、ドレスデンは復興したのか。感慨無量です
229世界@名無史さん:03/01/01 12:11
今日、テレ東で「不滅の恋〜ヴェートーヴェン」がやってたね。
やっぱ第九くながりなのかな。けっこう好きなんだが。
230世界@名無史さん:03/01/01 12:21
期待してたので見たけど、途中で酔いにまけて寝てしまった(不覚)
やはりカスパルの妻がなにで甥のカールが×××だったのかな?

クロツェル・ソナタがそういう曲だったとは知らんかった
231世界@名無史さん:03/01/06 23:49
「ジェヴォーダンの獣」
グロいけど( ・ ∀ ・ )いい!
232世界@名無史さん:03/01/07 00:29
>エリザベス
むか〜しはメアリー・スチュワートの方が人気があった(映画的には)。
時代は変わった。
ちなみに「エリザベス」の監督はインド人。
233世界@名無史さん:03/01/07 11:30
「トロイアの女」
トロイア戦争敗戦直後の悲劇を描いたもの。舞台劇風のセリフ回しが雰囲気に合っている。
ヘレネを演じたイレーネ・パパス{若い!}が良かった。
ひとつの王朝が崩壊するときはあんなことになるんだなあ。
234世界@名無史さん:03/01/07 13:53
イレーネ・パパス・・・・懐かしい。
235世界@名無史さん:03/01/07 15:26
「もしジャンヌ・ダルクがいなかったら」
http://academy.2ch.net/test/read.cgi/whis/1041007146/l50
ここでNHK総合でのドラマ「ジャンヌ・ダルク」の感想で盛り上がっている。
236世界@名無史さん:03/01/08 23:05
見たよ。NHK総合のジャンヌ。個人的にはリュック・ベンソンのが一番なんだが。
なんか電波うけた単なる田舎娘ってかんじでちょい狂気ぽくてよい。
まあ宗教だって全部そういうもんなんだけどな・・・
要するに説明つかないけどおしまくられるパワーが肝心みたいな。
237【^▽^】足軽浪人ジーモン:03/01/08 23:10
壬生義士伝!
238世界@名無史さん:03/01/09 03:19
この前お正月深夜映画で「ラストエンペラー」、「ブレイブハート」見ました。
ラストエンペラーは坂本龍一の音楽と紫禁城の迫力が(・∀・)イイ!
ブレイブハートも良かった。あーいう熱い映画好きです。
239世界@名無史さん:03/01/09 03:23
「ブレイブ・ハート」
「ガンジー」
「ダンス・ウィズ・ウルブス」
いずれも文明人のはずの西洋人の野蛮さが描かれた秀作でしたね〜。
240世界@名無史さん:03/01/10 20:04
>>231
あ、それは去年NHKの教育で、ドキュメンタリー風にやってました。
結局狼と犬の雑種だったという結論だったんですけど、映画はみてませんが
映画もそう言う結末だったんですか?
241世界@名無史さん:03/01/11 01:35
「2001年宇宙の旅」

かつての未来像と現在のギャップに感慨を抱いてしまう。
あの映画見た時は、21世紀には宇宙旅行は当たり前で、知性を持ったコンピュータが
できてると思ったんだがな〜。
242世界@名無史さん:03/01/11 09:41
ジャンヌ・ダルクといえば、「裁かれるジャンヌ」という古典的名作がありましたね。
あと、イングリット・バーグマンが主演した作品もあったけど、バーグマンでは
しっくりこなかった。
俺的にはジャンヌ役は
若かりし頃のジュディ・フォスターや、テイタム・オニールにやって欲しかったな。
243山崎渉:03/01/11 12:57
(^^)
244遠すぎた橋
戦争映画では一番好き。
失敗に終わったマーケット・ガーデン作戦を描いた大作(興行的には失敗だったらしいが)。

オランダの主要な河川に空挺3個師団を降下させて橋を確保、同時に機甲師団を
送り込んで一気にライン河を渡り、ドイツ本国に侵攻するという大胆な作戦だったが、
イギリス空挺旅団の降下地点に有力なドイツ機甲師団がいた。

ショーンコネリー扮する旅団長は、3日持ちこたえれば十分というところを機甲師団の
到着を待って、11日間も頑張るんだけど、イギリス陸軍史上最大の損害を受け撤退。

ブリーフィングで作戦を説明する将軍が、「ドイツ軍には悪いが彼らはインディアンの役だ。
敵中に包囲された空挺部隊は幌馬車に乗った開拓民、そして機甲部隊の諸君、君らは
援軍に駆けつける勇ましい騎兵隊である」と言うと、イギリス将校達がワーッと盛り上がる。

この映画見てイギリス好きになりました。