好きな歴史ものの映画

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1世界@名無史さん
史実を越えて脚色や演出激しいのが常だが「映画は芸術」ということで。
マターリと語りあいませう。
2世界@名無史さん:2001/08/07(火) 16:39
ラストエンペラーはくり返し見たよ。
英語しゃべってんのが未だに違和感あるが(笑)
3世界@名無史さん:2001/08/07(火) 16:42
「アンナと王様」は美しすぎた。史実はどうなんだろ?
4世界@名無史さん:2001/08/07(火) 16:49
「スパルタカス」燃え燃え。
あと定番で「アラビアのロレンス」
5世界@名無史さん:2001/08/07(火) 16:55
「王妃マルゴ」サン・バルテルミの虐殺死体累々シーンが怖かった。
マルゴが処刑された男の首もって馬車にゆられるラストシーンも
妙に印象的だった。
6アマノウヅメ:2001/08/07(火) 17:13
「千日のアン」
アン・ブーリンの処刑の後、2歳半くらいのエリザベスが
何も知らずにお城の中庭をヨチヨチ歩いていたのが印象的だった。
7世界@名無史さん:2001/08/07(火) 17:25
「始皇帝暗殺(刺秦)」
皇なつきのマンガとのギャップがすごかったが
実際はこんなもんだろうと変に納得。
8世界@名無史さん:2001/08/07(火) 17:28
ライトスタッフ
9世界@名無史さん:2001/08/07(火) 17:30
「西太后」
好きつーかなんつーか・・・
昔TVでやってたのを見ただけだが凄かった。
2もあるらしいが見てない。
10世界@名無史さん:2001/08/07(火) 17:38
『第七の封印』(モノクロのやつ)
鞭打ち苦行者が怖かった
11世界@名無史さん:2001/08/07(火) 17:42
[宋家の三姉妹]
岩波ホールで二時間半はちょいきつかったが
いい映画だと思う。
12世界@名無史さん:2001/08/07(火) 17:51
「ブレイブハート」
当時の男はパンツはいてなかったということがわかった。
13世界@名無史さん:2001/08/07(火) 17:53
あ、sageで書いちゃった。
別にsageんでもいいスレなのでage
14世界@名無史さん:2001/08/07(火) 17:56
『火龍』
ラストエンペラーより私は好きだ。
15世界@名無史さん:2001/08/07(火) 18:08
「チンギスハーン」
大河ドラマより私は好きだ。
モンゴル軍強そう。。。
16世界@名無史さん:2001/08/07(火) 19:44
これ知ってない(見てない)と歴史オタとしてヤバイみたいな
映画ってある?
17世界@名無史さん:2001/08/07(火) 19:49
ライトスタッフってどんな映画?
18世界@名無史さん:2001/08/07(火) 19:54
音速の壁と宇宙に挑んだ男達の物語。
いい映画だが歴史物か?
19世界@名無史さん:2001/08/07(火) 19:58
18さんありがとう!でもなんか、歴史ものともおもえないけど
夏休みなんでヒマだから見てみるよ。
20世界@名無史さん:2001/08/07(火) 20:01
パールハーバー見てきたけど私的にはあんまり。。。
でも45分間の戦闘シーンはなかなかのものだったよ。
21世界@名無史さん:2001/08/07(火) 20:09
エリザベスと恋におちたシェイクスピア
22世界@名無史さん:2001/08/07(火) 20:09
やっぱベン・ハー
23世界@名無史さん:2001/08/07(火) 20:24
>>10
「第七の封印」よかったですねえ。
鞭打苦行者のテーマ(w を古楽サイトから見つけてきて、
たまに聴いてます。

僕の推薦は、中世つながりで「薔薇の名前」。
ああ、当時の書物って本当に貴重だったんだなあ
と実感させてくれます。
一冊か二冊の写本が燃えただけで、
もう人類はその本を永久に失ってしまうんですから。
24世界@名無史さん:2001/08/07(火) 20:26
三国志なんかもおもろいよ。
とりあえず中国映画って映画の動員数がすごいからさ。
戦闘シーンだけでも人海戦術で圧巻。
25世界@名無史さん:2001/08/07(火) 20:27
「薔薇の名前」ってどんなのですか?名前に惹かれます。
26世界@名無史さん:2001/08/07(火) 20:31
>>25
私は好き。雰囲気がよく出てる。
すげーサワヤカ美少年が出てきて「誰だこれ」と思ってて、
最後にキャストみて驚きました。
27フニャフニャディ:2001/08/07(火) 20:36
>>26
あれは若き日のクリスチャン・スレーターですよ。
あんなに美少年だったとは・・・今では影もない。
元007のハゲオヤジは今もあのまんまですが。
28世界@名無史さん:2001/08/07(火) 20:37
ディカプリオが出ていた「月と闇に背いて(?)」
題名があやふやで申し訳ないんですがなんかすごいインパクト
でしたよ。
2927:2001/08/07(火) 20:37
>最後にキャストみて驚きました。
あっ、お気付きでしたか。
失礼しました。

・・・確かに僕も驚きました。
30世界@名無史さん:2001/08/07(火) 20:40
項羽と劉邦
コン・リー目当てで見たんだけどね。
31世界@名無史さん:2001/08/07(火) 21:00
え!?パールハーバー最高じゃん。
あのラストで東京に焼夷弾ぶちまけながら"Yeahhhhhh!!!"とか
言いながら狂喜乱舞してるベン・アフレックの白痴的な馬面なんて
オスカー賞狙えるんじゃないか?それに7:55なんていう朝っぱらから、
子供たちがリトルリーグの試合やっててさ、ありゃほとんどカルトだな。
育ち盛りの子供たちに朝ごはん食べる暇すら与えない、野球連盟。
逆らう奴にはケツバットだ!修業するぞ!修業するぞ!ノックするぞ!ノックするぞ!
あ、そういや英語のスラングでノックオフってなんでしたっけ?
全米少年野球教団ハワイ支部の脅威の一端を垣間見たね。
ああ、それと野原で凧揚げしてるガキたちの横で、日本軍司令部が
作戦命令の機密会議してたのも笑ったなあ。あれじゃあ情報駄々漏れな
はずだよ、全く。日本の諜報力の低さを見事に現した1シーンでした。
そうそう、忘れちゃいけないのはアレだよ。アメリカ本土で例のおっさん、
当時の大統領だな。ルーズベルトが、直立二足歩行したときなんか、
感動して涙が止まらなかったヨ。「ええ〜?お前、脚、病気じゃなかったの〜!?」とか
一人でつっこみながら、笑い泣きしてた。
とにかく、あの脚本を書いた人物は、今世紀稀に見る
天才的なコメディー作家だ。彼と提携すればディズニーなんて
メじゃないね。
32世界@貧乏学生さん:2001/08/07(火) 21:01
「ブレイブ・ハート」「パトリオット」「カストラート」「シャイン」
「グラディエーター」

新しい物ではこの位ですか?
33世界@名無史さん:2001/08/07(火) 21:10
僕の中では「項羽=ベトナム系」「劉邦=イラン系」
なので、あの配役はイメージと違い、見るのに随分苦労しました。
当時の楚は南越と同じ文化風習でしたし、越人の身体的特徴は
ベトナム系なので、項羽は大柄なベトナム人というイメージです。
劉邦に関しては突き出た眉とか高い鼻とか史記に書いてあるので
胡人的だなと。
34世界@名無史さん:2001/08/07(火) 21:13
愛人 ラマン
35世界@名無史さん:2001/08/07(火) 21:16
カストラートはよかったなあ。
あんな職業(?)が中世オーストリア(ヨーロッパ
にあるなんて知らなかったのですごく斬新でした。
声がすごすぎ。ソプラノ歌手があてたらしいですけど。
36世界@名無史さん:2001/08/07(火) 21:19
「始皇帝暗殺」「項羽と劉邦」、オレも見たよ。
見て損しなかったが、コンリーでしゃばりすぎ。
女優が出しゃばると、男女の愛憎とやらが前面に出てきて
話のスケールが妙にこぢんまりしてくる。
37世界@名無史さん:2001/08/07(火) 21:20
>>33
文化と形質的特徴は区別した方がいいと思いますよ
面白い着眼点だけどね
38世界@名無史さん:2001/08/07(火) 21:21
シャインはよかった。ピアノのシーンが特に。
あと「ピアノレッスン(原題:ザ・ピアノ)ってニュージーランドに
移民した親子連れの話なんですが歴史ものですかね?
マイケル・ナウマンの曲の方が有名ですが。
39世界@名無史さん:2001/08/07(火) 21:24
「ペロ」ってどうですか?
19世紀のアイルランド系移民の過酷な生活環境を描いたもの
なんですけどすごく感動しました。
40世界@名無史さん:2001/08/07(火) 21:27
これは歴史映画になるのかな?
「1900年」
ファシストを演じたD・サザーランドが特によかった。
・・「ファシスト=変態性欲者」という設定は確かに通俗だが。
41世界@名無史さん:2001/08/07(火) 21:31
歴史映画か…
俺が好きなジャンルは第二次世界大戦を舞台にしたヒューマニズムドラマばっか
だな。「シンドラーのリスト」、「プライベート・ライアン」、「聖なるうそつき」、
「ライフ イズ ビューティフル」、「戦場のメリークリスマス」…
まだ「スターリングラード」と「パールハーバー」は見てないな。
そういや第二次世界大戦ものじゃないけどメル・ギブソン主演監督に「ブレイブ
ハート」も良かったな。また、「ジェロニモ」も良かったよ。
42世界@名無史さん:2001/08/07(火) 21:32
歴史ものなのかあまり自信ないけど「愛の嵐」
元ナチス将校と彼に強制収容所時代彼に陵辱されたユダヤ人女性が
戦後出会う話。悲しい話だった。
43世界@名無史さん:2001/08/07(火) 21:36
シンドラーのリストは中学生時代授業で見ました。
ナチスに殺されないように医者がユダヤ人患者に
毒薬を注射して死なせるとこが一番印象的だった。
あとは強制労働で働けなくなった老人を射殺するところとか。
44世界@名無史さん:2001/08/07(火) 21:40
いっぱいあるんだな〜モノクロなんかでも
いい映画あるよね。
45世界@名無史さん:2001/08/07(火) 22:58
モノクロだったら「戦艦ポチョムキン」なんかでてくるけど
実は未見。どうなのよ?
46世界@名無史さん:2001/08/07(火) 23:00
ポチョムキン私も見たいんだけど近所のTUTAYAに置いてない・・・
47世界@名無史さん:2001/08/07(火) 23:03
>「ポチョムキン」
映画史的な意味(スペクタクルの見せ方など)は大だが、
ストーリー的な面白さは期待しない方が良いかもしれない。
余談だけど、ビデオで観た際にタワーリシチ(だっけ?)
に「同士」という字幕がついていて、激しく萎えた記憶がある。
48世界@名無史さん:2001/08/07(火) 23:05
パルハバ
49世界@名無史さん:2001/08/07(火) 23:12
パルハバ?パールハーバーのこと?
5010:2001/08/07(火) 23:21
>>23
>鞭打苦行者のテーマ(w を古楽サイトから見つけてきて、
>たまに聴いてます。
よろしければ URL と曲名について乞御教示。
そう言えば、『第七の封印』はパッケの「生ある限りこの悦びを」
というアオリに惹かれて借りたんだけど、本編中のどの台詞だか
わからなかったなぁ。
『薔薇の名前』、こういう作品はビデオじゃなくて、
劇場で見たかった、と猛烈に後悔した作品。
51世界@名無史さん:2001/08/07(火) 23:23
イギリスの炭坑町を描いた名作「わが谷は緑なりき」
これは歴史ものっていうか、多少時代がかってると思うので・・
映画板でも絶賛されてたよ。主役の少年がまた現在でも活躍してる
ロディー・マクドウェル。女の子みたいに可愛い。泣ける名作。
「鷲は舞い降りた」戦時中のドイツを極悪にえがいた作品ばかりのなかでこれだけ
視点をかえてドイツ落下傘舞台を描いてる。映画より原作のほうがもっと好きだけど。
クルト・シュタイナはいい男だ・・
「ミニヴァー夫人」
これ自体はたぶん時代が「鷲〜」とほとんど一緒だけどイギリスが舞台なので
ドイツ軍は空からの敵なんだよね。うーんセットで見るといいかも。
「大脱走」
同じような時代のものばっかりだけど、ドイツの捕虜収容所からの脱走を描いた
作品。なんていうか、最後は悲劇なんだけど、明るい映画。
軽快なテーマソングと最後の処刑のギャップが気になるけど(?)
52世界@名無史さん:2001/08/07(火) 23:28
荒らしがなくて良いスレッドだが・・・
「歴史物」というより、舞台が昔ってだけの映画
が続々でてるな。まあ、良しとするか!
53世界@名無史さん:2001/08/07(火) 23:32
敦煌知ってるか?
西田としゆきがいい味だしてるよな。
54世界@名無史さん:2001/08/07(火) 23:50
映画ものちゃうけど、人形劇の「三国志」も良かったなあ。
孔明の声を演じていた人の声(名前度忘れ)がいい味だしていたなあ。
55世界@名無史さん:2001/08/07(火) 23:54
コスチュームプレイじゃないとだめ?
「ルートヴィッヒ」はちょっと・・・なんでイタリア語なんだろう
あれって純ドイツ風に行ってほしかったけど
ヴィスコンティだからしょうがないか。


「敦煌」って宣伝費用膨大だったわりにはヒットしなかったんじゃ・・
まあテレビで何回も放送されてるから名作?
56世界@名無史さん:2001/08/07(火) 23:57
全然史実無視だけど「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」
すごい面白い。正式な辮髪で登場してるヒーロー、初めてみた。
オープニングで超わらえる(笑うところではないかもしれないけど)
あのテーマソングも終る頃にはうたえてしまいそう。
57世界@名無史さん:2001/08/08(水) 00:02
「ワン・チャイ」シリーズって基本的には義和団の乱を描いてる。
一応史実もはいってるかな?主人公は中国の坂本竜馬?実在の人物
黄飛鴻(ウォン・フェイフォン)
58世界@名無史さん:2001/08/08(水) 00:04
「会議は踊る」とりあえず名作
アレクサンドル1世とメッテルニヒなどが登場します。
59世界@名無史さん:2001/08/08(水) 00:29
<<54
森本レオですな。あの声で、
「この際、農民達は見捨てていきましょう」
って言われた日には・・見捨てますとも!
60世界@名無史さん:2001/08/08(水) 00:32
ジャンヌ・ダルクものって結構ありそうだね。
「裁かるるジャンヌ」ってのを見た覚えが。
61世界@名無史さん:2001/08/08(水) 00:46
リュック・ベッソンのジャンヌ・ダルク見た。
迫力あって面白かった。
62世界@名無史さん:2001/08/08(水) 01:34
>>59
くぅー、懐かしいぜ。
俺が好きなタイトルは「曹操の死」と「秋風五丈原」かな。
63世界@名無史さん:2001/08/08(水) 01:58
「ラヴソング」
ピーター・チャン監督。レオンライ&マギーチャン主演。

大陸からの出稼ぎ:マック:エイズ:黒社会:香港返還:人民解放軍:東方紅:アメリカ
そしてテレサ・テン。

恋愛ドラマの体裁を通して、
「中国人」のアイデンティティを、あくまで声高にならずに描いているよ。
64世界@名無史さん:2001/08/08(水) 02:16
>>35
>あんな職業(?)が中世オーストリア(ヨーロッパ
>にあるなんて知らなかったのですごく斬新でした。

誤謬多すぎです・・・・・ 中世ではなく18世紀中葉(音楽史上では
バロック末期、美術史上ではロココ)、舞台はイタリア(後半はス
ペイン)です。
65世界@名無史さん:2001/08/08(水) 02:17
>>18
ある意味、歴史物

冷戦期の宇宙開発競争助走を描いた
66世界@名無史さん:2001/08/08(水) 02:50
コスチュームプレイ、ということではアマデウスが好きだけど。
…でも歴史物かなあ?
6745:2001/08/08(水) 03:11
>>47
解説サンキュー
監督エイゼンシュタインだっけ?
代ゼミの世界史で習った(どっかの大学の入試問題)記憶あり。
なんか気に留めてたっす。
内容も歴史物だし。
68音速の名無しさん:2001/08/08(水) 04:11
>>18
ライトスタッフ?
69世界@名無史さん:2001/08/08(水) 05:06
39す。すみません。「ペレ」でした。
70世界@名無史さん:2001/08/08(水) 05:15
巨匠黒澤の「影武者」
・・・歴史ものだろうか???
71世界@名無史さん:2001/08/08(水) 09:12
近代だけど「アポロ13」
よくあんな状態で地球に帰ってこれたな〜
72世界@名無史さん:2001/08/08(水) 09:25
「クイルズ」よかったよ
R指定映画で激しすぎると思ったけど
フランス革命の頃の性風俗ってあんなもんだったらしい
73世界@名無史さん:2001/08/08(水) 09:25
三国志の人形劇は懐かしいな。
小学生のころ毎日見てたよ。
74アマノウヅメ:2001/08/08(水) 12:19
「うたかたの恋」 ダニエル・ダリューがとにかく綺麗で可憐で・・・
昔教育テレビで見ました。ビデオはいくら探してもありません。
75世界@名無史さん:2001/08/08(水) 12:33
筋違いだとは思うが「梟の城」
織田信長の伊賀攻めが描かれてるのが印象的でね
76世界@名無史さん:2001/08/08(水) 13:17
どうして「パン・タデウシュ物語」が出てきてないの?
「地下水道」も歴史ヲタとしては必須。
77世界@名無史さん:2001/08/08(水) 13:44
クオヴァデス
78世界@名無史さん:2001/08/08(水) 14:09
>>76
文学ものでしょうが。
79世界@名無史さん:2001/08/08(水) 14:22
「アマデウス」はダメでしょうか?
モーツァルトの天才と○○の紙一重の演技はウマイと思いますけど。
80世界@名無史さん:2001/08/08(水) 14:25
『恋に落ちたシェイクスピア』よかったよ。
そーかそれでヴァイオラ。。。って思った。
81世界@名無史さん:2001/08/08(水) 16:16
アマデウスいいですよね・・・
つかラストの当時の精神病院の光景が
かなりアレで忘れられません。
82世界@名無史さん:2001/08/08(水) 16:33
地獄に堕ちた勇者どもはダメですか?
83世界@名無史さん:2001/08/08(水) 16:42
・・・どんな映画ですかそれ。すごい題名なんですが。
84世界@名無史さん:2001/08/08(水) 16:43
ドイツ鉄鋼一族の馴れの果て
85世界@名無史さん:2001/08/08(水) 16:44
>>83
ナチスの頃の話。ヴィスコンティ監督。主演ヘルムート・バーガー
兵士の乱交シーンあり。
86世界@名無史さん:2001/08/08(水) 16:46
「アルジェの戦い」
アルジェリア独立闘争の映画。
プロパガンダ臭さもあるが、ギラギラして面白い。
8783:2001/08/08(水) 16:46
ありがとうございます・・・兵士の乱交ですか。
激しいっすね。探してみます。
88世界@名無史さん:2001/08/08(水) 16:55
SA粛清シーンってまじであんな感じだったのか?

黒服がたくさんいてカッコよかった

>>地獄〜
89世界@名無史さん:2001/08/08(水) 17:03
「ムッソリーニとお茶を」
これ以外にムッソリーニがでてくる映画ってある?
90世界@名無史さん:2001/08/08(水) 17:11
質問です。
最近、っていっても4〜5年前かな〜
スペイン内乱時を描いた作品があったはずなんですが、
題名は何だったでしょうか?
ビデオになっていますか?教えてください。
91世界@名無史さん :2001/08/08(水) 17:35
>>90
おそらくヘミングウェイ原作の「誰かために鐘は鳴る」でしょう。
92世界@名無史さん:2001/08/08(水) 18:20
>>90
「大地と自由」では?
93:2001/08/08(水) 18:39
「もりえーる」
絶対いいって。
94世界@名無史さん:2001/08/08(水) 19:21
「青春記」
文革期に下放された女子学生の話。
もの悲しい展開だが最後がかなりバットエンド。
ちなみに実話。
95世界@名無史さん:2001/08/08(水) 19:22
大脱走って映画なかったっけ?
96世界@名無史さん:2001/08/08(水) 19:26
アンダーグラウンド
鬼才による鬼作
97世界@名無史さん:2001/08/08(水) 21:16
アギーレ 神の怒り
98世界@名無史さん:2001/08/08(水) 21:39
>>14
火龍ですか、、、。
阿片で廃人になった奥さんが衝撃的でしたね。
99世界@名無史さん:2001/08/08(水) 21:46
グレタ・ガルボの「クリスチナ女王」というのを見たが、
退位のいきさつが、男との駆け落ちということになってたな・・・
さ〜すがハリウッド映画。

アメリカ映画はダメだ、というスノッブな意見には与したくないが、
こと歴史映画になると、「今」と「昔」がごっちゃになってる、トンでもないのが多い。
100世界@名無史さん:2001/08/08(水) 21:52
ソクーロフはどうよ
101世界@名無史さん:2001/08/08(水) 23:55
今しがたまで紫禁城の黄昏を読んでいたので
急にラストエンペラーが見たくなった。火龍でもいい。。。
102世界@名無史さん:2001/08/09(木) 00:05
>>100

「モレク神」ですな。
シュペーアの回想録でも読んでから見に行くと、また面白いと思います
103アマノウヅメ:2001/08/09(木) 00:11
「キュリー夫人」
グリア・ガーソンといったかな、主演女優。美人で知性的。
104世界@名無史さん:2001/08/09(木) 00:27
「十戒」なんてのもあるね。
紅海が割れるシーンが最大の見せ場。

あと、「アナスタシア」も歴史物になるのかな、一応。
イングリッド・バーグマン主演だった。
105世界@名無史さん:2001/08/09(木) 00:32
「アナスターシア」って、ロマノフ家の最後だけの話かと思ったら、
「じつは生きていたアナスターシア!しかも主演!!」という展開で
ちょっと吃驚したなあ。

あたしのお勧めは
ボンダルチュク「ワーテルロー」
彼のソ連製「戦争と平和」で、ラウレンティスがこれだ!と口八丁手八丁で
金を集めて撮らせたのが、この畢生の超大作。
エキストラ4万人なんざ、ソビエト陸軍じゃなきゃ、だせんでしょう
106世界@名無史さん:2001/08/09(木) 00:43
愛のコリーダ
歴史ものかどうか自信はないが阿部定事件が元。
ひたすらヤッテルだけだがそこがまたおかし悲しい
107世界@名無史さん:2001/08/09(木) 00:46
「吉原炎上」てのもあるぞ。
炎上したのは事実。
108世界@名無史さん:2001/08/09(木) 00:48
うぐ、それをいうと「伊賀忍法帖」も・・
大仏炎上は事実。
109世界@名無史さん:2001/08/09(木) 00:52
「パリは燃えているか」
何件か燃えたのは事実
110世界@名無史さん:2001/08/09(木) 00:56
ドクトルジバゴ
111世界@名無史さん:2001/08/09(木) 01:54
>>81
癲狂院
112世界@名無史さん:2001/08/09(木) 04:01
デ・ニーロ主演「ミッション」。
冒頭のシーンと終盤の虐殺シーンに一票。
113世界@名無史さん:2001/08/09(木) 04:25
梟の城
114世界@名無史さん:2001/08/09(木) 06:46
>>113
既出
115かきつばた:2001/08/09(木) 07:11
モンゴル映画「賢妃マンドハイ」

>エキストラ4万人なんざ、ソビエト陸軍じゃなきゃ、だせんでしょう

地平線まで埋め尽くす騎馬軍団による大合戦シーンがすごかった。
社会主義体制ならではで、いまのモンゴルではとてもむりでしょうね。
116世界@名無史さん:2001/08/09(木) 09:10
「タイタニック」
ぶっちゃけた話、船が沈むだけだが
船に残る人々の姿が泣けた
117シンドラーのリスト:2001/08/09(木) 23:48
いやあ、きょう、初めて見たけど、よかったよ。

映画ファンに叩かれた、アウシュビッツにおける「ガス室かと思ったらシャワーだった」
というシーン、BGMにかかっている沈鬱な曲をきけば、このカットがサメや恐竜で観客を
驚かすたぐいの意図と、まったく別なものであるのは、わかるよね。

むしろ、「ガス室を見せないでシャワーに」逃げたスピルバーグの節度を誉めるべきだ。
118世界@名無史さん:2001/08/09(木) 23:57
↑あえてモノクロっていうのがすぎよね。
銃殺シーンとかさ、カラーだったら見れないよとてもじゃないけど。
119世界@名無史さん:2001/08/09(木) 23:58
×すぎよね
○すごすぎよね
120名無し:2001/08/10(金) 00:47
「大脱走」
最高!
121世界史板的に補足すれば:2001/08/10(金) 00:51
ポール・ブリッグヒル「大脱走」(ハヤカワ文庫)

ポール・ブリッグヒルは朝日ソノラマ戦記で「暁の出撃」という
第617爆撃隊の戦記もかいております。
いわゆるルールダム破壊作戦です。

スターウォーズ第1作の元ネタのひとつですな。

・・・・世界史に成らんなあ
122吾輩は名無しである:2001/08/10(金) 00:53
有名どころで「カサブランカ」と「風と共に去りぬ」でてないね?

「宋家の三姉妹」中国人の友達が酷評してましたが、面白かった。
女優さん達がみんなキレイでした。すごい三姉妹もいたもんだ。
123世界@名無史さん:2001/08/10(金) 01:08
いわゆる歴史映画じゃないけど、
当時の雰囲気をよく伝えてくれる(ような気がする)作品がいいなあ。

前にピレ・アウグストの「ペレ」が上がっていたけど、
エルマンノ・オルミの「木靴の樹」も良かったよ。
19世紀イタリアの小作民のド貧乏な生活振りがよくわかる。

「ペレ」でもそうだったけど、ヨーロッパの農家って
「コ」の字の縦棒のところに地主の屋敷があって、
上下の横棒の位置に小作民の居住棟があるみたいだね。余談だが。
124世界@名無史さん:2001/08/10(金) 01:30
>>122
風と共に去りぬ
は、タイトルのデザインがかっこいい。そして
なんつっても音楽もいいし。
「明日は明日の風が吹く」的男らしさ、泣けます。
125世界@名無史さん:2001/08/10(金) 01:41
「ダンス・ウィズ・ウルブズ」「ベン・ハー」「天地創造」
126世界@名無史さん:2001/08/10(金) 01:49
「ブレイブハート」
「スターシップ・トゥルーパーズ」
「蜘蛛女のキス」
「グラディエーター」
こんなとこかな。
127世界@名無史さん:2001/08/10(金) 02:09
タイトルだけ挙げてる奴、つまらん。
128世界@名無史さん:2001/08/10(金) 02:18
アレックス・コックス「ウォーカー」。
19世紀、ニカラグアを征服したアメリカ人の話なんだが、これ実話なんか?
まだ髪があったころのエド・ハリスが主人公を熱演している。

けっこうデタラメな話なんよ。
主人公「いいか、最後の一兵になるまで戦い抜くんだ!」
部下「閣下、抜け道が見つかりました。」
主人公「よ〜し、撤退だ!」
・・みたいな脱力系のやりとりが多いんだよね。

まあ、そんないい加減さが、逆に「さもありなん」のリアリティを産んでいるのだが。
129世界@名無史さん:2001/08/10(金) 02:44
「激突!将軍家光の乱心」

>>127
タイトルさえ挙げられん奴、つまらん。
130世界@名無史さん:2001/08/10(金) 07:23
宋家の三姉妹は豪華女優キャスト目当てで見に行ったけど
蒋介石役の人が一番いい味出してた。
131シュウ大佐:2001/08/10(金) 08:38
1「リコ愚連隊!」
「いいか、規則はひとつ、“けして逃げるな”だ」
2「アパム! 早く弾薬を持って来い! アーパーム!」
3「マキシマス!マキシマス!マキシマス!(群衆)」
↑これらの台詞から映画名を想像できるかな? よーし、できた奴には“ダイヤモンドと剣付き黄金柏葉騎士十字章”を授与する。
132世界@名無史さん:2001/08/10(金) 12:43
>>131
君は軍事板のコテハン“ライアン二等兵”でしょう?
133世界@名無史さん:2001/08/10(金) 12:47
戦争映画挙げる奴ってウザイ、

単に歴史映画じゃなくて「時代背景が戦争」だけの映画は特にね
ただのアクション映画だ死ね
134おサル:2001/08/10(金) 13:48
昔のハリウッド・スペクタクル映画って、ウソっぽいけど
ハデでおもしろい。
「サムソンとデリラ」「十戒」「ベン・ハー」など・・・

真面目な歴史映画ならジャック・リュベット「ジャンヌ」がいい。
135A-10回路:2001/08/10(金) 14:22
パトリス・シェロー演出によるワーグナーの指環が面白かったので、シェロー繋がりで王妃マルゴを観た。有る意味スゲ〜勉強になった。宗教対立の馬鹿さ加減、くだらなさ加減で人が死ぬ。
イザベル・アジャーニ可愛かったし、陰毛見せてくれたし。別な女の子のマムコ見えたし。
 好き嫌いが分かれる作品だろな。
136フニャフニャディ:2001/08/10(金) 14:44
>>53
http://midiworld.net/cgibin/x.cgi?mid/c1/stamaria.mid
お探しの曲、僕はここから取ったんですけど、
なんか今逝ってみたら聴けなくなってしまってます。
仕方ないので「第七の封印」の鞭打曲について判明したことを。
スペインのアルフォンソ賢王(十世)の歌曲集に収録された曲で、
曲名は"Santa Maria Strela do dia"です。
「聖母マリア、真昼の星よ」てな感じでしょうか。
ご参考までに。

>「生ある限りこの悦びを」
たぶん旅芸人の一家による劇中劇のセリフじゃないですか?
ビデオ見ないで言ってるので確かじゃありませんが。
137136:2001/08/10(金) 14:47
誤「>>53
正「>>50
鬱なのでベルイマン監督のお墓参り逝ってきます
138世界@名無史さん:2001/08/10(金) 14:50
133そんなに熱くなるなよ・・・
139あるケミストさん:2001/08/10(金) 17:19
確かナポレオン戦争期のベルナドットとその妻の一代記を
妻中心に描いたお笑いものがあった気がする。誰か題名を知りませんか?
140あるケミストさん:2001/08/10(金) 17:21
確かナポレオン戦争期のベルナドットとその妻の一代記を
妻中心に描いたお笑いものがあった気がする。誰か題名を知りませんか?
141あるケミストさん:2001/08/10(金) 17:24
139
ごめん、二重になった。
142アマノウヅメ:2001/08/10(金) 21:09
>>139
ソフィア・ローレン主演の「戦場を駈ける女」でしょうか?
ベルナドットではありませんが、ある部下の恋人の洗濯女が
ナポレオンの借金取りに来てそのまま軍隊に居着いて公爵夫人に
なるという話で。

最後の辺で、大広間の隅っこで旦那はご飯食べてる、奥方はアイロン
かけてるてのが可笑しくてたまらない。

結局その旦那は奥さんと離婚して王族と再婚する気がなかったので国王には
なれず、公爵どまり。
143世界@名無史さん:2001/08/10(金) 22:17
13デイズ
お堅い政治ものかと思いきやなかなか
おもしろかったよ。
144世界@名無史さん:2001/08/10(金) 23:51
A級 「十戒」・・・エジプト王役のユル・ブリンナーがよかった。
   「薔薇の名前」・・・アドソ役のスレーター好演。またコネリー、スレーターのコンビは「ロビンフッド」でも共演。
B級 「ダントン」・・・仏の男優ド・パルデューがダントン役で、最後の断頭台でのシーンが今でも思い出される。
   「がんばれデブゴン」・・・サモ・ハン・キンポーが若き日の明初代皇帝朱元璋役を演じる。
145世界@名無史さん:2001/08/11(土) 00:03
>>144
>「がんばれデブゴン」
それはもしかして「燃えよデブゴン〜出世拳」のことですね。
世界史の知識が無いと100%は楽しめないという。(藁
146世界@名無史さん:2001/08/11(土) 02:56
パトリス・ル・コントの「リディキュール」

旧制度下のフランス。
古典や啓蒙思想などの「教養」を踏まえて、
気の効いた(エスプリの効いた?)発言を効果的に行うことが
宮廷社会におけるパワーゲームの実相であった・・・というようなお話。

2ちゃんの生態にも通じる、
言葉による「権力」(「暴力」?)を描いているという点で
わりと気に入っているのだが、

空疎な言葉遊びの世界よりも、もっと重要な
本音の・ホンモノの言葉の世界(純愛とか・親子の情愛とか)があるはずだ、
という妙にロマンチックな結論に至っちゃってるのが残念。70点。
147世界@名無史さん :2001/08/11(土) 04:17
ニール・ジョーダン監督の「マイケル・コリンズ」。
アイルランド建国の過程、北アイルランド紛争の根深さを
IRAの伝説的指導者を主役に描く。
リアム・ニーソン(シンドラーの方が有名?)主演。

初代大統領デヴァレラの遺族からは故人像に不満が寄せられるが、
監督の歴史観を反映しつつも、大半は史実に忠実だと思う。

惜しむらくはヒロインのジュリア・ロバーツがメロドラマ風なことかな。
若手人気俳優のジョナサン・リース・マイヤーズも少しだけ出演してます。
148世界@名無史さん:2001/08/11(土) 04:54
「非情城市」
国民党統治戒厳令下の台湾の民衆やその蜂起を
描く。それほどおもしろいとはおもわないが台湾史が
好きな人は見た方がいいかも。
ていうか監督は外省人なんだけどね・・・
149維納の黄昏:2001/08/11(土) 05:00
最近では「エリザベス」

「ほがらかな少女が、人格をなくし、国家と結婚する絶対君主という」テーマもなかなかだったです。
オーソン・ウェルズやイスカリオテのユダ以来、西欧では「無垢の喪失」というのは
なかなか燃えるテーマです。

でもそんなことより、あの移動祝祭のような華やかな衣装と宮臣たちを再現してくれたのが
最高でしょう
150フニャフニャディ:2001/08/11(土) 11:21
>>147
「マイケル・コリンズ」いいですねえ。
あれだけよくできたIRAプロパガンダ映画はもうないでしょう。
「テロリストになったらああいう風にやるんだ!」と固く決意した記憶あり。

テロリストつながりでモンティ・パイソンの「ライフ・オブ・ブライアン」。
なにかの間違いで、イエズス・キリストをおしのけて「救世主」になってしまったブライアン。
ロ−マ帝国の圧制に対抗する「ユダヤ解放戦線」(w のバカぶりが大好きです。
151おサル:2001/08/11(土) 12:08
>>148
あれ好き!>「非情城市」

あの口のきけない主人公が天使のように無垢に見えた。
最後がすごく感動した。ああいう悲劇を匂わせるだけで
十分泣かせる描写には、ほれぼれする。
個人的には「さらば、わが愛」のような中国風喜怒哀楽全開
みたいなハデな描写より、どこか抑えある方が想像力を
刺激されていい。
152148:2001/08/11(土) 23:28
いやーさらばわが愛もいいよー
ビデオと写真集まで持ってるし・・・
あれ見て京劇に興味もって色々調べたくらいだし
自分に影響を与える映画っていっぱいあるね。
153世界@名無史さん:2001/08/11(土) 23:35
ミッション

最後にみんな死んじゃうところが泣。
音楽が非常によい。
154世界@名無史さん:2001/08/11(土) 23:44
やっぱり西洋ものと中華ものが多いですよね。
イスラム関係の歴史映画って言うのはありませんか?中東とか中央アジアあたりが
舞台になってるものって、あまり聞いたことないです。見てみたいんだけどな。
155フニャフニャディ:2001/08/12(日) 00:30
>>154
なんかイブン・ファドラーンを主人公にしたハリウッド映画がありましたね。
主演はたしかアントニオ・バンデラス。
「ハリウッドもムチャするなあ」と感心した覚えあり。
156世界@名無史さん:2001/08/12(日) 00:39
恋に落ちたシェイクスピア

>>149
の「エリザベス」を見た直後に見たので、あの美しかったエリザベス
が数十年後あんなド迫力のおばさんになっていたのはショックだった。
157リトル愚礼:2001/08/12(日) 00:45
>>155さん
そりゃあ「13ウォリアーズ」でしょうか?
不潔で野蛮な、当時のバイキングが妙にリアルでした。
が、いかんせん「グラディエーター」見た後だったので
今ひとつの感はぬぐえない。
あと「大将軍」って映画、見た人はいるのだろうか?
158名無しさん:2001/08/12(日) 01:52
以前錦糸町にロシア映画専門館が
あって、何本か見たけど、題名は
わすれた。ロシアでも中央アジアの
イスラム教徒がでてくる。詩人が
よく出てくるのにおどろいた。詩が
非常に日常生活にはいりこんでいた。
159維納の黄昏:2001/08/12(日) 01:59
いまETVで「ヒトラーの側近たち」
やってます
160世界@名無史さん:2001/08/12(日) 03:35
>>154
それならアラビアのロレンスがあるのでは?がいしゅつですか?
まあ自分見たことないけど
161世界@名無史さん:2001/08/12(日) 03:44
たぶん、バグダットかどっかのレンタルビデオ屋いかなきゃ難しいでしょうな

ただし行けば、山のように現地製の時代劇ビデオ入手可能
162吾輩は名無しである:2001/08/12(日) 03:46
歴史物に限らず、イスラム圏を舞台にした映画自体少なそうだし…
163世界@名無史さん:2001/08/12(日) 03:54
「1492コロンブス」で、グラナダ陥落直後再現してます。

まあ、アラブといえばアラブでしょう
164大スキピオ:2001/08/12(日) 06:22
歴史と関係ないけど『運動靴と赤い金魚』っていうイランの映画があったな…
『13ウォーリアーズ』でアントニオ・バンデラスがカットラスを振り回してるシーンがかっこよかった。「お前の国では剣をナイフにするのか?」って言ってたが、主人公の国籍はどこなの? 時代背景としては『グラディエーター』よりわかりにくかった…
165世界@名無史さん:2001/08/12(日) 07:15
歴史物といっていいかどうか微妙だけど、ショー・コスギ&ケイン・コスギ親子主演の
「兜」は面白かったよ。
完全武装した日本の武士とスペインの騎士の決闘が見られる映画なんてそうは無いぞ!
16613ウォリアーズってさ:2001/08/12(日) 07:55
もしかして原作マイケル・クライトン「北人伝説」(ハヤカワ文庫)?

最後、ネアンデルタール人だかでてくる?
だとしたら、10世紀前後。
167世界@名無史さん:2001/08/12(日) 07:55
ハイランダーはマンガです。1,2,3すべてマンガです。

これで歴史を語られたら笑います。好きだけど
168大スキピオ:2001/08/12(日) 08:06
『ハイランダー』ってショーン・コネリーだっけ? ハイランダー系の映画っていったら『ロブ・ロイ』とか『ブレイブ・ハート』がおもしろい。『ブレイブ・ハート』は私が観たスペクタクル映画で五本の指にはいる名作であります。
169154:2001/08/12(日) 23:07
みなさんいろいろあげてくださってありがとうございます。
その中では13ウォリアーズはこのあいだ見ました。気づいてなかったけど、そう
言えば主人公がイスラム系でしたね…あちゃー
口をゆすいだ水をみんなで回して使うシーンがときどき思い出されて、おえっとしてしまいます…
>大スキピオさん
主役のアイツは、トルコの宮廷で女性問題を起こして左遷された詩人じゃなかったかな。

ロシアの映画ってどっかで借りられないんでしょうかね。中央アジアのイスラム文化
の雰囲気を見てみたいんですよねー。
170自転車小僧:2001/08/12(日) 23:32
>169
昨日本屋へ行ったら、DVDでグルジア映画が出てました。
それから『コーカサスの虜』なんかのDVDもありました。
ビデオは難しいかも知れないけれど、DVDならあると思われ。
171フニャフニャディ:2001/08/12(日) 23:34
>>169
映画じゃないけどNHKの「シルクロード第二部」はどう?
中国領トルキスタン(新彊ウイグル自治区)から入って、
トゥルクメンかどっかからイランに抜けてるので丁度よいかと。

ルネ・クレマンの「鉄路の闘い」見た方いらっしゃいますか?
レジスタンス鎮圧にいそしむ装甲列車の勇姿に、僕もうメロメロでした。
ヨーロッパ解放直後の1945年製作ということで、
現役でレジスタンスやってたSNCFマンが多数登場するのもポイント高いです。
172ロビン・フッド:2001/08/12(日) 23:45
歴史ものと言えるかどうか……
でも、獅子心王リチャード1世が出てくるから(ラストにチョロっと)、
あえて歴史ものと言うことで。

ところで、ケビン・コスナー主演のロビン・フッドには、
リチャード1世の役でショーン・コネリーが出てくるけれど、
そのショーン・コネリーも昔、ロビン・フッドの映画で主演したらしい。
まったくドラマティックですね。
とすると、次のリチャード1世はケビン・コスナ-で決まりですか?
173にせくま:2001/08/13(月) 00:27
戦争物が好きであります!
戦争は万物の父であります!
暑い夏はクーラーの利いた部屋でビデオにかぎる、、うん

「太陽の帝国」
上海で日中戦争勃発に巻き込まれ、親とはぐれしまったイギリス人少年が
捕虜となりつつも、たくましく生きていく姿、
夕日をバックに出撃する零戦がイカス

「トラ!トラ!トラ!」パールハーバーの前学習に、、

「王妃マルゴ」サン・バルテルミの虐殺の描写がすごい、
ナヴァール王とフランス王、カトリーヌ・ド・メディシスもはまり役
イザベルの美しさはすごすぎ、、、

「聖女ジャンヌ・ダルク」ジャンヌ・ダルク物はいろいろみたが
これは56年米国作、映画ファンなら知ってる、

「チャップリンの独裁者」チャップリン作品は好きなんで
そのなかで歴史物、、

「Uボート」ドイツ作品、艦長が渋い、レッドオクトーバーとか
U571とか潜水艦ものいろいろでてるけどこれが一番よ!

「ブレイブ・ハート」ちゃんばらっぽいけど、わかりやすい戦闘シーンが
よい、エドワード2世はモーホ(笑)
しかもエドワード3世はウィリアム・ウォレスの子供だというとんでもオチ

「アラビアのロレンス」
これをみると砂漠に行きたくなりますよ、、、ロレンスが砂漠の果てに
みたものは、、、

「イングリッシュ・ペイシェント」
愛深きゆえにドイツ軍に協力してしまう、主人公に燃え!!

「プライド」時期的に、、、ウヨ言うなよ、、、、(笑)
東京裁判で必死に抵抗する東条さん、、、、

「二百三高地」明治の人間は立派だった、、、、日露戦争もの、
死にまくり、、、、しかしあれだけ犠牲者だしといて
乃木は責任とらなかったな、、いや殉死したばっかりに誰も責めなくなった、、、

「バルジ大作戦」
ドイツ戦車がつぇぇぇぇ!

「僕の信じた二つの国、ヨーロッパ、ヨーロッパ」
ユダヤ人なのに、ヒトラーユーゲントに入ってしまう主人公、、、、

「戦場のメリークリスマス」
渚もねぇ〜〜〜、御法度は観ちゃ駄目だ、、、

トンデモ物
「戦国自衛隊」
ワラタ、、、、

誰か、「明治・大正・昭和 天皇三代」映画化してくれ、、、
あれほどダイナミックな時代はナカッタヨ、、、
174世界@名無史さん:2001/08/13(月) 00:30
「戦国自衛隊」どうみても重要文化財の本物の天守閣の上に、ヘリコプターから、役者
ぶらさげたんだよね。

角川、アナーキーだぜ・・・・
175世界@名無史さん:2001/08/13(月) 01:39
スタンリー・キューブリックの「バリー・リンドン」

通俗書だと、「豪華絢爛たる」というような形容詞付きで物語られる
ヨーロッパ初期近代の貴族社会であるが、
本作では、薄暗いロウソクの元で賭博に興じたり、
バカそうな女官の尻を追っかけまわしている
薄化粧・カツラ着用の、くだらな〜い間抜けヅラの群れ、
として描かれているのが斬新。

時として我々は「織田信長ってかっこよかったんだろうな。」という夢想にひたることがあるが、
彼が、歯も磨かず、風呂にもめったに入らない、小柄な中年男であった、
というリアリティもまた別にあったことは確か。

歴史上のどんな英雄も現代人の目から見れば、
ニューギニア高地人の族長などと等価である、という意見にも一面の真理はある。
176おサル:2001/08/13(月) 01:39
>「王妃マルゴ」サン・バルテルミの虐殺の描写がすごい、
>ナヴァール王とフランス王、カトリーヌ・ド・メディシスもはまり役
>イザベルの美しさはすごすぎ、、、
ほんと、アジャーニの肌の美しさは人間離れしていた。
一点の曇りも皺もない、まるで白磁のよう。
あれで40歳だって!!!
虐殺のシーンで、マルゴの部屋にまで押し入ろうとした暴徒に
侯爵夫人アンリエット(金髪の巻き毛の女優)がナイフを突きつけ
「ジュ・スゥイ・カトリクー(カトリック教徒よ!)」と
いったシーンが印象的でした。
177維納の黄昏:2001/08/13(月) 01:41
>>175

おお!僕も、それ、大好きな映画です。
フリードリッヒ大王の軍隊をうつした数少ない傑作でしょう。
むろん、戦時中のドイツなら、フリードリッヒものは量産されましたが・・・。

ところで、「バリーリンドン」にでてくるポツダムの風景って
本物かしら。
だって、ほら、撮影当時、ポツダムって東ドイツ領内じゃあ?
178:2001/08/13(月) 01:57
>>176
僕はなぜかあのおねーさんの方がすきなのだ。
新教徒が殺されまくってる街の中を平然と微笑みながら歩いていく
あの怪しさがすき。
ついでにあの王様(しゃるる9だっけ)、あれもすきだな。

でも、あの映画、後半だれるよねえ。

>>175 177
「ばりーりんどん」英語のナレーションがたまらなく美しい
映像が美しい、色彩が美しい
賭博師バリーがLady Lyndonを誘惑する場面なぞは
音楽色彩カット割り構図何をとっても完璧完璧で
どぎもを抜かれた。

二つだけ文句。
「入浴中のLady Lyndonに朗読する下女のフランス語の発音」

息子が落馬して、医者を探しに行って来い、というBaryの命令で
「はい旦那様といい馬に乗る召使」
の無駄なカット。
179世界@名無史さん:2001/08/13(月) 02:00
『トスカニ―ニ』
180世界@名無史さん:2001/08/14(火) 02:05
『キャバレー』
グロッスの絵が再現されてる
181世界@名無史さん:2001/08/14(火) 02:16
>>173
「太陽の帝国」批評家の評判は散々だったみたいだけど、僕は好きだったなー。

戦争映画の個人的三傑は、「Uボート」「突撃」「フルメタルジャケット」です。
「U571」のようなドキュソ映画は、心の中で撃沈してしまいました。
182世界@名無史さん:2001/08/14(火) 02:32
「太陽の帝国」は、傑作だと思いますよ。

こないだ、やっとシンドラーのリストみたけど、「太陽の帝国」でも
終盤の捕虜移動の死の行進と、荒野の略奪美術品収容所に
ドイツによるユダヤ迫害のイメージが重ねられてたような気がします。

・・・ほんと、いうと、P51の襲撃で「自分が日本人だかアメリカ人だか、はたまたイギリス人かわかならない」と
泣き崩れる少年のところに、ちょっと当方も泣いてしまいました。
長崎原爆を目撃するシーンも、いかにも「少年の夢」という感じがして
いい作品だと思います
183アキレサンドル・デマ:2001/08/14(火) 10:20
「西部戦線異常なし」第一次大戦下が舞台で、1930年の作品なのです。こんな映画も
          あったのに、10年足らずで“マタヤッチャイマシタ〜”
「鴉片戦争」女王陛下がカワイイ。…だけでなく、政治家しててなおステキ。
「バンデットQ」オバカ映画好き。インチキ映画ですが、そのくせ意外と細かい所で
        ちゃんと時代考証してたりして“けっこうやるじゃん!”でした。
       
      
184世界@名無史さん:2001/08/14(火) 11:45
アマデウス好きだなあ
185偽りり-まるれーん:2001/08/14(火) 11:45
>173
「Uボート」いいっす。
素早い潜行の為にみんなで艦首にダッシュ・・・。
水漏れの応急処置に角材。

それと「アミスタッド」が。
ハナシは面白くなかった。
けど、黒人が丸太として扱われ、海に蹴落とされるとこなんか凄かった。
186世界@名無史さん:2001/08/14(火) 16:10
>>168
「ブレイブ・ハート」、スコットランド人から
「本気にしないで見てくれ」と言われてしまったけど好きです。
「ロブ・ロイ」の子孫を名乗る人が少なくなかったり、伝説が育つ土地柄だなと思った。
187世界@名無史さん:2001/08/14(火) 19:24
黒人奴隷ものなら ルーツ のほうが名作では。 OJシンプソンまで出演してるし音楽もこってた。
188世界@名無史さん:2001/08/15(水) 04:41
「バリーリンドン」印象的な映画でした。
18世紀の戦争がどんなものか初めてリアルに見たような気がしました。
(といっても映画では会戦じゃなく小競り合いですけど)
あれを見た後、お化粧してつけぼくろしたくてたまらなかったな。
189世界@名無史さん:2001/08/15(水) 11:34
最近見た中では「グリーン・ディスティニー」。純粋に楽しかった。
実在の人物は出てこないケドサ。

満州民族の良家のお嬢様がそんなことしてていいのか、とかいうツッコミはなしでね。
190世界@名無史さん:2001/08/15(水) 18:58
ルキノ・ヴィスコンティ「山猫」
19〜20世紀のシチリアの地主貴族の優雅で華麗な没落のお話。

悲しいかな、ニッポン中流(=貧乏人)の出身、
近代ブルジョアジーはおろか、初期近代の地主貴族なんてものは、
よくわからんのです。暮らし方とか考え方とか。
ヨーロッパ映画なんか、そのへん参考になりそうな作品が時々あるんですよ。
(アメリカ映画は階級的にmiddle-middle あるいは lower-middle の産物だから
 ここいらへんは全然ダメ。)
で、これは監督が元名門貴族ヴィスコンティ家の末裔ですからなおさらです。
191世界@名無史さん:2001/08/17(金) 18:28
「ズールー戦争 野望の大陸」
バート・ランカスターとピーター・オトゥールが出てるから、一応、大作なのか?
英軍がズールー族にぼろ負けした、
1879年のイサンドルワナ(Isandhlwana)の戦いが題材です。
(1979年作だから、100周年記念の映画化?)

バカな(貴族出身の)指揮官のせいでまじめな部下がヒドイ目にあう、という
ちょうど「八甲田山」と同様の作劇法をとっていて、
その分、帝国主義に対する「反省」の色が、それなりに出ている気がする。

けど悪質なのは(≒もっとも面白いのは)ズールー族の描き方。
ヤリと盾を持った黒人の群が地平線に現れ、倒しても倒してもわらわらと進んでくる。
「スターシップ・トゥルーパーズ」の昆虫型宇宙人の描き方に酷似。
やっぱり、まだまだ植民地主義の時代は終わっていな〜い。
192世界@名無史さん:2001/08/17(金) 18:33
歴史映画じゃないかも知れないけど、ケビン・コスナー主演の「ダンス・ウィズ・ウルブズ」。
北軍の白人兵インディアンをあからさまに野蛮人呼ばわりしてたけど、
一人の白人兵が主役の日記を見つけても字が読めず、野グソをしてその
日記のページを破いてケツを拭くシーンは、「どっちが野蛮人だ?」と
疑ってしまう。
193世界@名無史さん:2001/08/17(金) 20:09
いつも映画はDVDの字幕なしで見てるんだが
『13デイズ』はきつかった…
194世界@名無史さん:2001/08/17(金) 23:39
「わが命つきるとも」はいかがでせう。
トマス・モアに萌える、というよりも演じているポール・スコフィールドに萌える。
195世界@名無史さん:2001/08/17(金) 23:52
>>191
未だに日本人は藁(←畳のこと)の上で寝ていると思っている人は多いのだろうか。
196アマノウヅメ:2001/08/18(土) 00:01
>>195
畳の高級品は藁とイグサですからね。
説明するほどやっかいになるでしょう。
197にせくま:2001/08/18(土) 00:57
すまん、あとのレスを読んでいたらいろいろ思い出したので付け足します、、

>「Uボート」Uボートの名シーンは、、、
出撃する時の挨拶
艦首を下げるためにトイレから船員がケツだして飛び出すシーン
ジブラタル海峡を突破するとき
沈降しすぎてボルトが飛ぶとき
ラスト、
だなぁ、

>「王妃マルゴ」
ジャン・ユーグ・アングラード、とか、配役は豪華でしたねぇ、
イザベルと主人公がハァハァするときは萌え!
なんでシャルルがコルニー提督に頼っていたのか納得いったぞ、、、w

>「太陽の帝国」
パールハーバーも、スピルバーグだったらねぇ、、、
少年を救ってくれた泥棒のあんちゃんが死ぬところ
ゼロ戦のパイロットと敬礼するところ、
ラストの、アイムスレンダー!が印象的、、、


「グローリー」
南北戦争に参加した北軍黒人部隊の話、D・ワシントンかっこいい!
玉砕シーン燃え!

「1492 コロンブス」
コロンブスの晩年のボロい姿が哀愁がただよってた、、

「スターリングラード」
最近のアノー監督のやつ、エド・ハリスが渋くてイイ!
「愛人 ラマン」もイイ、

「レ・ミゼラブル」フランス映画の長い方
ウィーン体制から2月革命まで、、フィクションだけど、イイ


「キリング フィールド」
きょーさんの恐ろしさがよく分りました、、(汗

「地獄の黙示録」ワルキューレがイイ!
「フルメタルジャケット」ミッキーマウスがイイ!

「存在の耐えられない軽さ」こりゃぁ恋愛映画なんだが
一応WW2後のソ連軍のプラハ侵攻がある


ドキュソ映画
「AH-64 アパッチ」・・・・・絶句
「北京原人」・・・・・・・ガーン、
198:2001/08/18(土) 02:23
繰り返しになっちゃうかな

>>197
「王妃マルゴ」微妙に異なるバージョンがあるみたいですね。
シャルル9死去の時の儀式めいた布告、アンリが改宗させられたときの儀式、
興味ある場面がたくさんでした。
コリニー、シュリー、リシュリユー、マザラン、コルベールと仏蘭西はよい大臣に恵まれてますな。
ヴィルナ・リージー最高の演技。アングラード文句無し。
アングラードはギャング映画にもハマリ役あったな。

「太陽の帝国」
「しんどらー」の安直な表現技法をみるとスピルバーグはやはりペケでせう。
実は読んでいないのだがJGバラードの原作本がよいのではないかなと思ったりする
ちょいとプルーストちっくな少年の感傷とか英雄への尊敬の念とか
荒野に打ち捨てられた虚飾の残骸とか原子爆弾のトラウマとか
まったくもおばらーどったらば。
199世界@名無史さん:2001/08/18(土) 03:05
>>197
「存在の耐えられない軽さ」
ついに書かれてしまいましたか.

「プラハの春」とそのあとのワルシャワ条約機構軍の侵入,
さらにその後の抑圧の時期の渦中における主人公たち3人
(軟派な医者と彼の妻と恋人)の葛藤を描いた作品ですね.

ちなみに医者の妻はビノシュだったりする.映画板ではないので
sageときます.
200世界@名無史さん:2001/08/18(土) 07:02
イシュトバン・サボー「ハヌッセン」
やっと見たよ。

人物の固有名詞が、現実と違う!とあげつらっても仕方ありますまい。
ヒトラーの台頭を予言した超能力者ハヌッセンが旅する神秘と退廃にいろどられた
ワイマールの精神風景がみられただけでも良しとしましょう。

しかし「メフィスト」見たいなあ。
どうでもいいが、クラウス・マリアブラダウアー(?)はタケシ軍団のダンカンに
似てる
あと、もうこれね。
トマス・マン「魔の山」というかツバイク「昨日の世界」というか・・・。
泣いた泣いた。泣きました。

市川昆の「細雪」のラストでも、雪子の嫁入りを通して、<昭和への惜別>
ってのを見せてくれましたが、ある時代への挽歌の類の映画は、素晴らしいなあ
202アマノウヅメ:2001/08/18(土) 14:28
「エル・シド」
出ましたっけ?
203にせくま:2001/08/18(土) 19:58
「エドウッド」?
204政治家を描いた映画:2001/08/19(日) 01:06
オリヴァー・ストーン監督「ニクソン」
 徹底して権力に執着する、泥臭いオヤジ政治家を、愛情を込めて描いた映画。
 やや陰謀史観なのが気になるが・・・

フレッド・ジンネマン監督「わが命尽きるとも」
 徹底して自己の良心に殉じたトマス・モアが主人公。

対照的な人物像だがどっちも好きだ。
政治家の伝記作品でいい歴史映画って、他に何か知ってる? 
205世界@名無史さん:2001/08/19(日) 02:02
>>204
「キング・フィッシュ」
30年代のポピュリスト政治家ヒューイ・ロングの伝記作品。
ジョン・グッドマン(コーエン兄弟の映画によく出てくるデブ俳優)が熱演。

「プレジデント・トルーマン(??)」(TVムービーか?)
ゲーリー・シニーズ(涙目の特徴的な俳優)主演。
FDRが死んで急に重責を担うことになった、トルーマンの引きつった顔が印象的。
「宇宙の全てがのし掛かってきたようだ・・・・」

どっちも完全なエスタブリシュメントと違って、
ボス政治の中から出てきた政治家であるのが面白かった。(ニクソンも同じだね。)
206世界史@名無史さん:2001/08/21(火) 13:05
「バリー・リンドン」って、最初キューブリックが完全なナポレオンの生涯を撮ろうと
したんだけど、企画がポシャって仕方なく撮った映画なんだよねえ? まあ、面白かった
から良かったけど、キューブリックでナポレオンってのも見たかったなー、っつーのも
事実。
207世界@名無史さん:2001/08/21(火) 19:47
>>198

スピルバーグは、たぶんあなたが思うより、才能あると思いますよ。
『ショアー』が最高、ともてはやすのは良いけど、あのテーマを
ああ撮ったいうだけでも、シンドラーは評価すべきでしょう
208198じゃないよ:2001/08/21(火) 20:37
>>207
「あのテーマをああ撮った」のがそもそもありふれてる、平凡な作品だと思うのだが。
スピルバーグの本領はやっぱりスリラーとかSF、特撮。
似たテーマでは、「プライヴェート・ライアン」の
戦場シーンが迫力あっていい。
209世界@名無史さん:2001/08/21(火) 22:46
「眼下の敵」
テレビでやっててもいつも途中からしか見れなくて、
かなり気になる作品。
かわぐちかいじの「沈黙の艦隊」で海江田がモーツァルトガンガン鳴らしながら
自艦の位置を誤魔化そうとするのはこれが元ネタなんだろうか……。
210にせくま:2001/08/21(火) 23:22
スピルバーグの初期の作品、ただのおっさんが、正体不明のトレーラーに
追いかけ回されるって話あったけど、

M・ベイとかよりずっとイイ。

映画板でないからパスか、、の、
プライベート・ライアンも史上最大の作戦も観てないなぁ、、、。
211世界@名無史さん:2001/08/21(火) 23:30
「グローリー」
米の南北戦争モノね。個人的に一番好きな映画。
黒人部隊を率いた北軍の白人隊長の話で史実らしいよ。
戦争の事実を淡々と伝えるという姿勢がいい。
戦場帰りの主人公が、窓を閉めた時の物音を砲弾の炸裂音の
様に感じて、驚いて身をすくめる。
あのシーンがリアルで特に好き。
212世界@名無史さん:2001/08/21(火) 23:32
>>208

あのテーマで『平凡でない作品』のタイトルは?
213スレの本旨からはずれるが・・・:2001/08/21(火) 23:33
>>210
「激突!」ですね。
映画好きの友人曰く「スピルバーグの処女作にして最高傑作」
214世界@名無史さん:2001/08/21(火) 23:39
なんだか歴史映画スレと言うより、
映画だけのスレのようになってないか・・・。
215アマノウヅメ:2001/08/21(火) 23:50
>>214
これはもう映画だけになりそうですね。
軌道修正しないと。

「激突」は私も好きでして・・・「ジョーズ」も最高
216世界@名無史さん:2001/08/21(火) 23:52
ジョーズはサメ狩りの歴史をたどる最高のエイガだね!
217アマノウヅメ:2001/08/22(水) 00:12
あのサスペンスの感覚が最高!
ホントに怖い画面は無いし(金無かったせいかも)

すみません。スピルバーグ語りだすと、世界史じゃなくなるので
私降ります。
218:2001/08/22(水) 00:19
>>207
スピルバーグは才能ないとは言っていません
「しんどらー」は映画化が決まったという話を聞いて密かに期待していたものです
それだけに反発が大きかったのだと思う
あの映画でのスピルバーグは悪い意味での職人

今はなき淀川どんが珍しく嫌悪感まるだしであの映画をこき下ろしてるのを見て
はじめて おお同志よ と思ったりしました.

「ああいう手法でアカデミーを狙ってはいけません」
219ま、平行線ですな(笑):2001/08/22(水) 00:38
わからなあ。そりゃ、映画の撮影背景の範疇じゃない。

・・・うーん、絶対、背景雑音や、後半3分の1のメロドラマで全体を
評価してるような・・・。
僕は基本的に、クラクフという歴史上の事実があって、それを映像化したという
だけで十分、満足したけどなあ・・・。

ドイツで大ヒットしたからって、アラン・レネの映画と評価は、僕的に
同じだけどなあ。

淀川さんは慧眼だけど、絶対、<スピルバーグ>や<今度はアカデミー賞か?>で判断してるって・・・
220世界@名無史さん:2001/08/22(水) 00:39
フォルカー・シュレンドルフ「リリー・マルレーン」
ハンナ・シグラがナチスの戦意高揚に利用された、
第二次大戦中の有名歌手に扮する。(李香蘭みたいなもんか?)
で、しがないドイツ系一般庶民のヒロインと、ユダヤ系ブルジョワ指揮者の悲恋が
実は、裏テーマになっている。
まあ、ヒロインの方が振られるわけですが。
(しかもこのユダヤ人指揮者の親父が、対独協力者なんだよね・・・・
 ホロコーストが穏和だった時期に、ユダヤ人の国外脱出をナチスと協力して勧めていたという・・・
 実話かどうかは知らんが。)
ドイツ人監督の第二次大戦に対する「屈折」を色々感じ取れます。
221世界@名無史さん:2001/08/22(水) 00:42
東大の哲学の先生の高橋哲哉が、
「シンドラーのリスト」のラストがイスラエル建国の神話につながる
ホロコーストの政治的利用だとか批判してた。
222世界@名無史さん:2001/08/22(水) 00:44
フォルカー・シュレンドルフ「マリア・ブラウンの結婚」
これもハンナ・シグラ。
夫が出征してしまってスゲー苦労しました・・・という第二次大戦のお話。
米兵の二号になったり戦争成金の二号になったり、
苦労する割にはヒロインは明るく前向きなんですな。
まあ、ここでもドイツ人監督の第二次大戦に対する「屈折」を色々感じ取れます。

で、この映画の教訓は、結局・・・
・・・ガスつけっぱなしにして、サッカーの試合見てちゃいかん、ということですな。
223ま、平行線ですな(笑):2001/08/22(水) 00:47
キネマ旬報社の『ジャーマン・ニュー・シネマ』は、まあ、この手の定番ですな
224世界@名無史さん:2001/08/22(水) 00:49
「シンドラーのリスト」については、
「政治と表象」という観点からだと批判的に論じられ、
(「ショアー」に比べると云々・・・)
「表象」それ自体の力や効力に関しては「さすがスピルバーグ」
ということになるんでは?
(黒沢清氏とかね・・)
225ま、平行線ですな(笑):2001/08/22(水) 00:49
>>221

ウヴェ・リヒタなんか、もっとボロクソにいってますがな(笑)
226世界@名無史さん:2001/08/22(水) 00:51
>>224
確かに、ユダヤ人たちがイスラエルを目指すシーンは泣けたなー。
例え政治的意図が見え見えであっても。
227世界@名無史さん:2001/08/22(水) 00:54
「シンドラーのリスト」よりも「ショアー」を見よう。
最近、欧米ではいわゆるホロコーストはこの映画に倣って
ショアーと呼ばれるようです。

「ショアー」・・・ヘブライ語で災厄の意
228世界@名無史さん:2001/08/22(水) 01:11
「ショアー」が凄いのは分かるが、長すぎるぞ。
深夜ロードショーを友達と見に行ったとき、
途中で居眠りしなかった人間は1人もいなかった。
>>228
・・・そうなんですよ。僕は、それをいいたかったんです。
ま、お気を悪くされたらごめんなさい、ということで
230世界@名無史さん:2001/08/22(水) 01:39
そろそろホロコーストから離れましょうか。

既出かもしれんが、「パットン大戦車軍団」
最初の数分間、パットンの演説だけでも見る価値がある。
「命を捨てるのではない。敵に命を捨てさせてやるのだ」(うろ覚え)
231世界@名無史さん:2001/08/22(水) 01:45
タイトル忘れたんだけど、第二次大戦中にドイツ軍に捕まった連合国の捕虜が、
サッカーの試合中に脱走しようと計画する映画。
232世界@名無史さん:2001/08/22(水) 01:46
>>230
でも、あれは可哀想な話だよ。
管理能力のある後輩のブラッドレーに追い越されてしまうし。
戦国武将タイプのパットンは戦場でしか生きられないアナクロな男。
ラストも「老兵は去りゆくのみ」って感じだったし。
>>231
オフサイド7かなんかでしょう
234230:2001/08/22(水) 01:51
そこら辺が、いかにも無骨な猛将の生き様を表してて好きなんです。
235世界@名無史さん:2001/08/22(水) 01:51
>>231
「勝利への脱出」じゃなかった?
ペレとマイケル・ケインと・・・それからスタローンが出てる。
スタローンはサッカー下手だったせいか、確かキーパーの役。
236にせくま:2001/08/22(水) 20:23
では、歴史物に戻すと言うことで、、

思い出した、、、「アマデウス」も上げておく、、、
モーツァルトの死の謎に、仮説を立ててる、、
追い込み方が怖いっす。

「グラディエーター」
アクションシーンはイイけど、オスカー取るほどでもないね、、、

「ディア・ハンター」
ロシアンルーレット大会はこわかーたよ
237世界@名無史さん:2001/08/23(木) 00:23
「心の地図」
エスキモーがカナダの爆撃機に載ってドレスデンを空襲する。
妙に歴史を感じる
238世界@名無史さん:2001/08/23(木) 00:30
「サウンド・オブ・ミュージック」
ナチは小道具なだけ。世界史じゃないか。
239:2001/08/23(木) 01:26
これは質問なんですが、「テルミドール」を扱った映画とかありますかね?
「ダントン」でダントン対ロベスピエールの演説合戦があったけど、ああいう感じで
てるみどーるを扱った映画ありませんかね?
あと、パリコミューン系とかスターリンの粛清とか。
できるだけドキュメンタリタッチなのがいいな。
240世界@名無史さん:2001/08/23(木) 01:44
ホロコーストの話に戻してスマンが、シンドラーのリストの番外編ともいうべき
「シンドラーのリストの真実」は涙がでそうになった。
ドキュメントで実際にホロコーストを体験したユダヤ人がインタビューに答えていて
死体処理係りのユダヤ人が、「自分が生き延びるために他の人を殺してしまった」
と良心に苛まされ、いまだにその光景が夢に出てきてそのたびに自分の悲鳴で
おきるそうだ。
救いだったのが、別のユダヤ人で「ヒトラーの思惑から外れて私はこんなにかけがえのない
家族を得た」っていうのが良かったな。
241世界@名無史さん:2001/08/25(土) 07:44
さてと
242YP:2001/08/25(土) 08:37
『ワイルド・イースト』 93 カザフスタン

七人の侍のパロディ?といっていいのかな?
私見では丁寧に作り込まれた良い映画だと感じました。(しかしネット上の評価は低い)
2年程前にBSで一度観たっきりですが目に焼き付いてます。
また観たいのですが、ビデオで出てるのかなぁ?? ついでに情報求む!

映画自体は歴史映画じゃないけど、ソ連邦最後の映画ということで。
24390@いまさらですが・・・:2001/08/25(土) 19:12
>>91
>>92
お返事遅れましたスンマセン
92さん、そうです「「大地と自由」でした。
ビデオになっていない・・・残念。とほほ。
244世界@名無史さん:01/09/03 17:04 ID:C.gNLmJ.
映画を見て歴史にはまったって人多そうですね。
私もその1人です。より深みにはまっていくと事実や
ものの考え方の違いがわかってきて自分の無知さを
思い知らされます。
シンドラーのリストも名作だと思ってましたが、
イスラエル建国を神聖化しているという点は
考えにも及びませんでした。
どれが正当だなんて誰にも決められないのですよね。
245世界@名無史さん:01/09/03 19:06 ID:wi1R.O0w
「戦争と冒険」。
ライアン・オニール主演で、ウィンストン・チャーチルの青年時代を描いた作品。
ボーア戦争で捕虜となり、収容所から脱走して英雄となって下院議員に当選し、
軍事費増大に反対する演説をするところまで描かれた。
あのカッコよかった若きチャーチルを見たあと、ヤルタ会談でのブルドッグのよう
な容貌を見たときはショックだったな。
246世界@名無史さん:01/09/03 19:52 ID:cV.MZ/gY
ミシシッピーバーニング

実際起こった事件だから〜
247世界@名無史さん:01/09/04 01:54 ID:sPxpoym2
>>239
う〜ん、ご要望のテルミドールではないですけど、
「マルキ・ド・サドの演出のもとにシャラントン精神病院患者たちによって
演じられたジャン=ポール・マラーの迫害と暗殺」

というのは如何でしょう?
ドキュメンタリーとは対極で舞台劇(劇中劇?)になっており、
タイトルまんま内容となっております。
昔の映画だけど斬新な演出なため楽しめるかと。


スターリンの粛清なら、「テルミン」(現在公開中)は?
シンセサイザーの元を作ったロシア人のドキュメンタリー、とのこと。
未見なのですが気になる一作。


戦争映画って多いけど、革命を扱う映画ってあまりないですね。
…いや、北朝鮮あたりにはうだるほどあるんでしょうけど。
24873:01/09/04 20:43 ID:MdF1yOg.
あれ、どうでしょう?

「ベートーベン/不滅の恋」っての、予告編しかみたこと無いのですが、
第9の歓喜合唱がかかるなか、ナポレオン戦争をふくむなかなか決めまくった
映像が出てました。

まあ予告編とはそういうものでしょうが・・・

どなたかご覧になった方います?
249世界@名無史さん:01/09/04 21:39 ID:NE8NE29o
>>191で既出ですが、
「ズール戦争」
内容は帝国主義まっさかりの頃の英国軍とアフリカ土着部族との戦いで、
わざと英軍の前に部族兵士達を晒して撃たれてる隙に酋長が敵の数を数えるとか、
その兵士らの戦闘中の独特のリズムや歌と、英軍の冷静な2列横隊射撃などが
結構印象深かったのを覚えてます。

あと「アラビアのロレンス」
初めて見た頃はベスト映画の一つでしたが、あとでモデルのT.E.ロレンスの著作自体に
に虚構やかなり批判があったみたいで、映画もかなり都合よく(アラブ人にとっては結構
屈辱的な内容とか)デフォルメされてんだなーと知りつつもやはり今もベスト映画の一つ。
250世界@名無史さん:01/09/04 22:43 ID:df/w6TuQ
「ユリョン」
一言でいうと「沈黙の艦隊」みたいだよ。

韓国の覆面潜水艦が反乱起こして、副艦長が日本に核ミサイル落とそうとする。
なんのために日本を攻撃するのかよくわからんが、この辺は論理ではないのでしょう。
本家の「沈黙の艦隊」が、アメリカ主導の国際秩序に「牙をむく」(書いてて恥ずかしー)ことで
おおかたの日本人読者のウケを得ていたのと同様に、
とにかく日本をやっつけたい、という韓国大衆の無意識の欲望に媚びているんでしょうな。(推定)

まあ、実際にミサイルぶちこんでりゃ、大傑作になったかもしれないのだが、
幸いにも(残念ながら)良心派の主人公の活躍で「海江田」(今つけた)の計画は阻止されるのであった。

純粋な歴史映画じゃないんだが、韓国の日本に対する無意識の構えを知るには最適だよ。
(<アメリカ:日本=日本:韓国>なんでしょうな。)
なんせ、この「海江田」がムチャクチャかっこいい。確実に良心派の主人公よりも。

でも、
「アメリカ野郎や日本野郎(チョッパリって言ってました)に5000年の歴史は譲れない!」
ってふっかけすぎだよ。

あとこういうこと書くと、
「韓国人の反日思想にはあきれますよね。」とか
「チョンはやっぱり卑劣だ。」
とか妙に親しげにレスをくれるバカがたまにいるけど、
ボクは仲間じゃないので・・・・一つよろしく。
251にせくま:01/09/04 23:09 ID:qPbvBMYo
来月韓国に出張だ、、、よ、、、韓国でしか見れない映画ってない?
252ど〜でもいいけど:01/09/04 23:17 ID:23791V6k
>>249
>英軍の冷静な2列横隊射撃

という場面が印象的であったのなら、それは>>191氏が言っている1979年
の「ズールー戦争 野望の大陸」 とは別の「ズールー戦争」という映画だ
と思います。

1960年代の作品で、「アラビアのロレンス」 と同じ頃のものですね。
253世界@名無史さん:01/09/05 00:09 ID:0SqkITLk
>>250
あのなぁ、どこが歴史ものの映画なんだ?ヴォケ
254世界@名無史さん:01/09/05 00:17 ID:0SqkITLk
250がOKなら、「ファイナルカウントダウン」「フィラデルフィアエクスペリメント1・2」もOK?
255世界@名無史さん:01/09/05 01:05 ID:kGeMuiTk
アベルガンス監督の「ナポレオン」
モノクロで無声なんだけど、3面スクリーン使ったりしてて変わってる。
ナポレオンの子供時代の描写が好きです。
監督がサン・ジュストに扮しているのがお茶目。

最近のでは、コルビオ監督の「カストラート」「王は踊る」かな?
256飛び加藤:01/09/07 22:05
質問ですが…。
「スパルタクス」でグラッススの政敵の太った元老院議員がいるが
これは実在の人物なのだろうか。名前は?
257世界@名無史さん:01/09/07 23:03
アンダーグラウンド
258リトル愚礼:01/09/08 22:10
前の投稿に「エル=シド」はどんな映画か?
という質問がありましたが…
これは、その名のとおり、中世スペインの英雄、エル=シドを
テーマとした映画です。

恋人との幸せな生活をあえて捨て
国のために立ち上がる勇士エル=シド
「スペインの為に!!」
史実はがなーり違ったみたいだが
なかなか燃える映画でしたよ。
ただ、ラストは気が抜け始めたのか、11世紀のくせに
プレートメイルを着ている兵士がいやがんの。

後、お勧めの映画といえば「ローマ帝国の滅亡」という映画。
時代は、ゲルマンにより崩壊寸前の
退廃きわまった帝政末期のローマか?と思ってわぅわぅして見たら…
何のことはない、コモドゥス帝治世下の話だった。
でも、セットも合戦シーンも迫力満点。「グラディエーター」と比べても遜色なし。
CGなしで、ようあそこまでやれたもんです。
でも、実際のローマ帝国は、コモドゥスが死んだあとも、200年続くんですがね。

最後になったが、あまりお勧めできないのは
「リチャード三世」
「ロミオ+ジュリエット」が、シェイクスピアを現代にそのまま持ってきて
大当たりしたのを見て作った、二匹目のどじょう狙いな作品。
シェイクスピアに、戦車持ってくんなよ…。
とにかく、金と暇があったらどうぞ、ドキュソ映画確定ッス。
259:01/09/08 22:22
>>255
かすとらーと と 王は踊る って同じ監督なんですかァ
ヘンデル萌えー

あの時代に、どうして片方ではリュリィみたいな軽薄な雑音があり
片方ではぶつぶつ。
260まるこむX:01/09/08 23:06
太白(tebeku)山脈
韓国の現代大長編小説の映画化
全10巻一冊3000円位で高い。
朝鮮戦争直前の共産ゲリラの蜂起とその挫折。
明治維新の赤報隊の運命に近い。
南進して来た共産軍には無視された。
恵比寿のツタヤで借りてみた。
261世界@名無史さん:01/09/08 23:22
>>258
>「リチャード3世」

あれは、確か舞台劇の映画化でしょう。
バラ戦争とファシズムを重ねて演出するという・・・

デレク・ジャーマンの「エドワード2世」や
ジュリー・テイモアの「タイタス」も同じですな。
やたらと鉄兜やカーキ色の軍服を使うのは確信犯でしょう。

自分もこういう「前衛」っぽいのはスカンですが。
262参考まで:01/09/08 23:30
 「奇跡の丘」『マタイによる福音書』を忠実に
再現したキリスト物語。DVDでも出ている。
 「リトル・ブッダ」は、仏陀の物語。
263世界@名無史さん:01/09/09 00:05
来週の金曜日、ETVで「イエスの生涯」みたいな感じで全3回の海外シリーズ
放映されるようだ。
番宣でチラと見た限りだが、売り物は『グラディエーター』なみの
CGで再現されたガラリアの町並み。

ちょっと面白そう。
NHKのリンク先、今、探してきたけど、テレホ中で重過ぎてつながらず
ご免
264世界@名無史さん:01/09/09 00:11
「カリギュラ」(1980、米)
ペントハウス誌社長ボブ・グッチョーネが46億円かけた、絢爛豪華なハードコア巨編。
マルコム・マクダウェル主演、ティベリウス役はピーター・オトゥール。
狂気に満ちたローマ帝国のエロスと退廃てんこもり。

「カリギュラ2」(1982、伊)、「カリギュラ3」(1985、伊)
これらはVideo shopのアダルトコーナーにあり、勇気がなくて未確認。
内容は、推して知るべし。
265リトル愚礼:01/09/09 00:41
>263さん
イエスがらみなら「聖衣」なる映画もある。
イエスの聖衣を手にすることとなった、ローマ貴族の運命を描く
時代物ですが。
後、続編で「デミトリと闘士」なるものもありますが
内容は、見てません…。
266奥足袋亞濡酢:01/09/09 01:07
「裸のローマ帝国2000+1/2年前」

「ベン・ハー」もビックリ! 「スパルタカス」もドッキリ! 「カリギュラ」もモッコリ!
のコピー付の、古代ローマ帝国を舞台にしたギャグぱろコメディ。
主演は「裸の銃を持つ男」シリーズのレスリー・ニールセン。
内容は、推して知るべし。
267世界@名無史さん:01/09/09 05:40
「宮廷料理人ヴァテール」もいい。
268世界@名無史さん:01/09/09 07:15
ポンペイ最後の日
って観た人いる?
269アマノウヅメ:01/09/09 07:44
原作は読んだことあるけど映画は残念ながら・・・
しかし皆さんよく観てますね。
私が観てないってことか。
270世界@名無史さん:01/09/09 09:28
何回か出ている「アンダーグラウンド」ちょっと内容を。
舞台は東欧(チェコだっけ?)地元ヤクザとその友人と恋人が主人公。
革命がなってかたや共産国家の英雄に、かたや地下で人々を指揮しつつ武器製造。
地下では労働時間を誤魔化され、30年を10年に。
冒頭からラストまで登場するブラスバンド隊のながす狂騒的で変に陽気な歌を
背景に、ブラックなギャグに満ちつつ、陰鬱な東欧の戦中戦後史を描く怪作。
たしか東欧が民主化した80年ごろ作成。異様に金がかかっていた。必見。
…随分昔に見たから肝心な点を説明していないかも。…また今度見てみよう。
271ジョーカー:01/09/09 09:41
完全なフィクションだけど、「覇王別姫(さらばわが愛)」。レスリー・チャンの妖しい色気もたまらない!
272ジョーカー:01/09/09 11:09
近々、レスリーが来日するようだから、皆で輪姦しましょう!
273世界@名無史さん:01/09/09 11:11
できることとできないこと、よく考えてからカキコしましょう。

恥ずかしいのでsage
274ジョーカー:01/09/09 11:16
いやいや、私は必ずレスリーのオカマを掘ってみせます。
275世界@名無史さん:01/09/09 11:19
ジーモン。もう一度、よく考えろ。オーデル・ナイセ・ギャグ同様、
所詮、ワルぶった大学生レベルのカキコだぜ
276ジョーカー:01/09/09 11:34
女房にも言われるよ、あなたは15歳子供なんじゃない?って。
277アマノウヅメ:01/09/09 12:18
>>276
失礼ですが、ジョーカーさんは鯨酔ジョーカーさんの素面モードですか?
278アマノウヅメ:01/09/09 12:37
すみません。酔鯨ジョーカーさんの間違いです。
279276>アマノウヅメさん:01/09/09 12:43
はい。武蔵太郎ジョーカー@横濱、
ジーモン、シモニス、憂国の士、関東侍
なども同一人物です。
280世界@名無史さん:01/09/09 15:07

      ∧ ∧
     ヽ( ´∀`)ノ そんなイカれたジョーカー氏には、
    へノ   /  フェリーニ「サテリコン」を推す。
      ω ノ
       >
281280は:01/09/09 20:24
おれじゃないぜ。
282世界@名無史さん:01/09/09 20:48
ぐらでぃえーたー
283世界@名無史さん:01/09/09 20:53
>>271
「さらば我が愛〜覇王別姫」は名作だね。
陳凱歌は元紅衛兵だけあって、クライマックスは超リアル。

紅衛兵の査問のやり口ってのは、
思ってもいないこと、心にもないことを言わせるのではなく、
元々潜んでいる悪意を増幅させて、人間関係をめちゃくちゃにしてしまう。

主人公のかみさんは元売春婦で、
主人公はそんなことほとんど気にしていないんだけど、
実はかすかなひっかかりがないわけでもない。
で、紅衛兵の誘導尋問によって
「オマエなんかバイタだ! オマエなんか愛しちゃいない!」
と言わされてしまい、かみさん(コン・リー)は首を吊る。
284世界@名無史さん:01/09/09 21:05
トラトラトラ
アメリカ映画にしてはえらく公平にかかれていると思う。
日本軍の人間味がちゃんと描かれてる素直にかっこいいと思う。

パトリオット
独立戦争もの
典型的なアメリカ映画かもw
その時の詳しい知識がないから素直にイギリス死ねアメリカがんばれってなっちゃうw
多分イギリス人がみたら間違いだらけで怒るんだろなと思う。
外国人や興味ない日本人がみたらパールハーバー見る気分が味わえたかな。
やや板違いだけどDVD+ホームシアターだと銃声が響いて最高です。
285世界@名無史さん:01/09/09 21:06
>>284
間違い
日本人がみたら→日本人が
286世界@名無史さん:01/09/09 21:08
興味ない→歴史興味ない
2度の訂正ごめんなさい
287世界@名無史さん:01/09/09 21:11
板違いですまんが
PS2でゲラデュエーターのDVD観ると
はじめの合戦のとこコマ落ちするんだけど
あれって演出?それとも仕様?
288世界@名無史さん:01/09/09 21:14
演出っす。ご安心あれ。

なお「時計仕掛けのオレンジ」のウィリアム序曲のコマオチは
PS2の故障です。パイオニアのDVL919で見れば、きちんとスローモーションの
美しい愛の賛歌的シーンになります。バグでしょうね
289世界@名無史さん:01/09/09 22:05
「ケン・ラッセルのサロメ 」 SALOME'S LAST DANCE(1987)

男娼館の仲間達が、オスカー・ワイルドの為に
イギリスで上演禁止となった「サロメ」を上演するというストーリー。
映画の舞台はヴィクトリア朝ロンドンだが、劇中劇がメインなので、
新約聖書の逸話の退廃的な雰囲気がイイカンジ。
衣装、美術ともにスバラシ。「7つのヴェールの踊り」修正あり、ツマラン。
290287:01/09/09 22:30
レスありがとう。
演出かーたぶん仕様だと思ってた。
あっゲラディエーターになってる
欝だ寝よう。
291世界@名無史さん:01/09/09 23:35
「さらば我が愛〜覇王別姫」!!
最後の文革で迫害されるシーンがリアルで旗が燃え尽きるシーンが
美しいのなんのって!!もう13回くらい見ました。
文革が最終的に京劇を壊滅的に叩きのめしたんですよね。
中国人が創り上げ中国人が滅びゆく文化にしてしまったんですよねえ。
ちなみに先日、中国行ったときは京劇みましたよ。
ついでに梅蘭芳記念館に行ったら梅白芳(二代目)のサイン入り
ポストカードを30元で買わされました。
やはりレスリー扮する小豆は梅蘭芳がモデルなのかなあ・・・
「覇王別姫」と「貴妃酔酒」は彼の18番だったし・・・
292大スキピオ:01/09/10 06:20
パトリオットは最高です。兵士がズラーっと並び、ターン制で撃ちあう… イギリスの輸送船が爆破されたとき、イギリス貴族の女が「綺麗な花火」と言ったのには笑いました
293世界@名無史さん:01/09/10 16:34
そのお若さで、ターン制の魅力に気づかれるとは。

・・・SPI、アバロンヒルの時代に生まれたら、確実に身を滅ぼしてたはずです
294:01/09/10 17:20
>>292

今、CSでやってるね。
今日は台風だからうちに帰ってみようかなあ
295元映画板住人:01/09/11 21:36
はぁーここはマターリしていてイイスレですね。
映画好きの皆さん、ゆめゆめ映画板でウンチク語っては駄目ですよ。
集中砲火を浴びますから。「グラディエーター」スレがいい例です。

で、私は「英国万歳!/ THE MADNESS OF KING GEORGE」に一票。
1788年、国王ジョージ3世が突然ご乱心、王室は大混乱…。
ストーリーはともかく、67thアカデミー賞美術賞に輝いた、
当時の王室文化を再現した華麗なコスチューム・セットは一見の価値ありかと。
ウインザー城、イートン校などのロケ地もイギリス好きにはたまりません。
296酔【ゲイ】ジョーカー@雑民党:01/09/11 22:02
>291 やはり貴方も蝶衣(小豆)の色気にやられましたか。
297@名無しさん:01/09/11 23:15
>>295
ジョージ3世はポルフィリアという遺伝性の病気だけど、
今の王室とは血のつながりは、ないのかな?
298アマノウヅメ:01/09/11 23:33
あるはずですよ。
ヴィクトリア女王のお父さんはジョージ3世の孫でしょう?
299世界@名無史さん:01/09/12 00:10
今回のテロ事件をテーマにした映画、
できるのはいつだろうね・・・
300にせくま:01/09/12 00:15
「エグゼブティブ・デジション」、が似てるヨ、、、
化学兵器と乗員積んだ旅客機で突っ込むんだ、ワシントンに、、、
301大スキピオ:01/09/12 01:09
あの映画は、ハイジャックもののなかでは最高峰でしょう。
セガール早死にしすぎ
302:01/09/12 01:16
とむくらんしー の 日米開戦、映画化はされていないとおもうけど。

日本がアメリカに戦争をしかけて、ハワイを占領する
(こんぷたに細工て市場を混乱させて、ジャンボで兵士をハワイに派遣して占領)
ライアンの活躍で日本の野望は失敗。

ところが、JALの一パイロットがジャンボを国会議事堂にカミカゼ攻撃する
大統領、副大統領、議員の半分が死亡、ライアンが大統領になる
303世界@名無史さん:01/09/12 06:06
さらば我が愛〜覇王別姫はあくまで簡略的ではあるけれど
1920年代から文革までのおおまかな中国の歴史がわかりますよね。
つーかその激動の歴史に弄ばれまくったというかなんというか。
304世界@名無史さん:01/09/12 08:40
>>301
あの映画は、「セガールがいないとこんなに苦労するのだ」という映画。
305世界@名無史さん:01/09/12 09:39
>>304
いや、「セガールがいないとこんなに面白くなるのだ」という映画
306世界@名無史さん:01/09/12 10:21
>>270
アンダーグラウンドの舞台はユーゴスラビア(ベオグラード)
チトーと主人公のチャッチイ合成映像が笑う。
監督の名前は今思いだせないがユーゴの人で後「ジプシーの時」
や「黒猫白猫」等の作品がある。ジプシーについての作品多し、
アンダーグラウンドのブラスバンドもジプシー音楽である。
主人公やその周りの人物がジプシーの設定かどうかは不明。
ただ「黒猫白猫」と役者はほぼ同じ。
307世界@名無史さん:01/09/12 11:12
確かアンダーグラウンドの監督ってその映画の政治的関係から
その後の映画製作は禁止されたって聞いたんだけどデマだった
のかな?
308大スキピオ:01/09/12 11:29
アンダーグラウンドの武器工場の人々は散々利用されて可哀相ですな
309世界@名無史さん:01/09/12 12:15
アンダーグラウンド
(1995年フランス=ドイツ=ハンガリー合作)監督:エミール=クストリッツァ
310世界@名無史さん:01/09/12 17:07
>>304はいいことを言った!
311にせくま:01/09/12 23:00
セガールは、沈黙の戦艦だけで終わっていれば良かったのだよ、、、
312大スキピオ:01/09/12 23:59
沈黙の要塞や、暴走特急は?
(ケイシー・ライバック兵曹)
313世界@名無史さん :01/09/13 02:40
スレ違いスマソ。旬の話題ということで。
朝鮮日報、これ映画評じゃなく社会面の記事ですがな。

【米同時多発テロ】ハリウッド映画顔負けの模倣テロ
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2001/09/12/20010912000022.html
314世界@名無史さん:01/09/13 04:41
>>312は沈黙の要塞を見たことのない馬鹿
沈黙の要塞の主人公はライバックではない
315大スキピオ:01/09/13 06:59
暴走特急についてだったのですが…
失敬、書き方が悪かったようですな。
316世界@名無史さん:01/09/13 16:19
「奇跡の丘」カナあ・・・
以前ドイツ語文学の授業で見た
ある修道院で生活している少年が屋根裏で一人の男と出会う
屋根裏には行ってはいけないという掟をやぶって
修道士たちに怒られるのだが実はその男がイエス・キリストで
少年は天に召されるというお話。
授業で二回かなんかに分けてみたくせに
大泣きした記憶が・・・
317にせくま:01/09/13 22:39
アメリカの続編物はイマイチの物が多い、特にアクション物はね、、、、、

ダイ・ハード
エイリアン
スピード
沈黙シリーズ
ダーティー・ハリー
プレデター
フロム・ダスク・ティル・ドーン


あぁ、、、、、

ランボー4 怒りのアフガン、、なんて出ないよな、、、
318ジョーカー:01/09/13 22:53
「奇跡の丘」はパゾリーニが新約聖書を扱った作品。316さんが言っているのはスペインの映画では?
319世界@名無史さん:01/09/13 23:26
>>312
「沈黙の要塞」って、
セガールが環境保護派のテロリストで、
石油プラントを破壊する話じゃなかった?
少なくとも今(=9/12後)考えるとそんな気がする。
320世界@名無史さん:01/09/14 10:46
>>318
そ、そうかも。なんせうろ覚え。
まじめに授業聞いておけばよかった。
ありがとうスペインか。スペイン
321世界@名無史さん:01/09/14 10:56
「誰がために鐘が鳴る」ってもう出た?
322世界@名無史さん:01/09/14 11:52
なんかズレて申し訳無いけど

アフガンものでランボーしか挙がらない奴って痛いよね

「レッドアフガン」がベストだよ
323320:01/09/14 13:21
自己レスだが
「汚れなき悪戯」1955/スペイン
だった・・・
子役のマルセリーノという名前を見て
曲思い出してまた泣けてきた・・・一緒に逝こう・・・
324世界@名無史さん:01/09/14 21:52
レッドアフガンてどういう映画なんでしょうか?
325世界@名無史さん:01/09/14 22:05
>>324
名作なので見るべし
326世界@名無史さん:01/09/14 22:11
327@名無しさん:01/09/15 00:57
”非情城市”
台湾の終戦後の民族派への国民党の弾圧。
見ていて、何かすごいことが起こっているらしくて、
よく解らないけれど、台湾の映画はどれも昔の日本
みたいで、外国なのに、なつかしい。
328Pretty Smile:01/09/15 01:03
ベン・ハーがだい好き!
あと、クレオパトラも!
329世界@名無史さん:01/09/15 01:09
>>328
クレオパトラが好きっていうのは、初心者or相当の映画マニアと見た(笑)
330世界@名無史さん:01/09/15 01:19
327に同感。
台湾の農村の風景って昭和30年代みたいなかんじだよね。
未だに日本が建設した鉄道使ってるしね。
331世界@名無史さん:01/09/15 01:29
>>327
あ〜主人公が牢屋に閉じこめられて、
時折り、散発的に銃声(←処刑の)が聞こえ、
同房の学生らしき人物が引き出されるとき、ペコリと挨拶していく
アレだろ?
2.28事件って言うんだっけ?
考えてみりゃ、ちょっと前まで台湾も中国とどっこいどっこいだったんだろ。
戒厳令をずーっと敷いてたし。
そうするとやっぱり李登輝ってすごいよな。
(陳腐な政治的結論になって申し訳ない。)
332世界@名無史さん:01/09/15 11:35
スターリングラード

色々思うところはあるがけっこう好きだ

↓関連スレ
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=whis&key=986721403
333大スキピオ:01/09/15 11:39
無防備都市
ドイツ零年
モノクロで見にくいけどよい作品
334世界@名無史さん :01/09/15 13:24
ギリシア好きなので、F.F.コッポラの「オデッセイ」を観て見ようかと。
335世界@名無史さん:01/09/15 13:26
いま、はじめてNHK大河ドラマ「北条なんとか」見てるけど、やっぱ
スタッフ、プライベートライアン見て、影響受けてるんだろうか思った。

幾らなんでも、TVドラマで蒙古上陸は無理と再確認
336世界@名無史さん :01/09/15 14:19
過去ログ in 倉庫

世界の歴史映画
http://mentai.2ch.net/whis/kako/948/948162707.html
世界史の勉強ができる映画を教えてください。
http://mentai.2ch.net/whis/kako/981/981122856.html
世界史板住人のおすすめの映画おしえてください
http://mentai.2ch.net/whis/kako/986/986311195.html
337@名無しさん:01/09/15 16:33
題名忘れたギリシャ映画
旅芸人が町から町へ芝居をして歩く。
話の背後で左翼政権が出来たり倒れたりしている。
歴史の知識がもっとあったらと、思いながら見ていた。
映画賞をいろいろとったような気がする。
338世界@名無史さん:01/09/15 16:36
うわー過去ログいっぱいあるんですねー
339世界@名無史さん:01/09/15 16:39
>>337
そりゃテオ・アンゲロプロス『旅芸人の記録』ですがな
340世界@名無史さん:01/09/15 16:42
「黄色い大地」
ラストシーンが好き
341世界@名無史さん :01/09/15 16:47
『ミッション』

十字架にくくりつけられて川にながされたいとあくまでも夢想では願う。
デニーロとアイアンズ・・やはりデニーロのようにすることこそ・・とも思うけど
常に憧憬しているのは、アイアンズの結末。
342世界@名無史さん:01/09/15 20:33
>>337 >>339
テオ・アンゲロプロス「旅芸人の記録」、自分もけっこう好き。

アンゲロプロスがイイのは、
5分ぐらい居眠りしてても、場面が全然変わらないとこだよね、、、、ってオイ!
343>342:01/09/15 20:36
【同義】
「八甲田山」「南極物語」いつみても、人か犬が雪の中であえいでいます
344にせくま:01/09/16 01:35
なんか悔しいから調べてきた、、
レッドアフガン
ttp://members.tripod.co.jp/madamdeep/thebeast.htm

戦車かぁ、、
345世界@名無史さん:01/09/16 10:34
>>342
私は「アレキサンダー大王」(希・伊・独、1980)で寝た(w
アレキサンダーが白馬に乗って延々佇むワンシーン・ワンショットで。
史劇ではないけどヴェネチア金獅子賞とった名作、眠れない方はどうぞ。
346:01/09/16 11:52
>>342 345
「人間の条件」で熟睡
プロパガンダっぽいところがあって感情移入できん
そんな単純なもんぢゃねえだろ、てなかんじ
奥さん美人だけど.
347世界@名無史さん:01/09/17 21:57
今回のテロ事件後世では散々映画に使われるんだろうね。

ところでジョン・F・ケネディの暗殺を題材にした
長編映画があったよね。題名が思い出せない・・・
348世界@名無史さん:01/09/17 22:06
ダラスの熱い日か?

JFKなら受けねらいだと叩くぞ
349世界@名無史さん:01/09/18 00:35
JFKだったかなあ・・・なんか雑誌で酷評されてたので
覚えているのです。中身はあまりたいしたことはなかったような。
350世界@名無史さん:01/09/18 02:22
>「王妃マルゴ」
京都国際映画祭まで見に行きました。
しっかし、お目当てのI・アジャーニは欠席だったのが未だに心残り。
今でも若いままなのかな〜
351世界@名無史さん:01/09/18 07:21
今、某所では中国映画祭が28日まで続いてるのですよ。
とにかく有名な映画が目白押し。
歴史ものも多そうなので行きたいです
352世界@名無史さん:01/09/25 22:13
黒澤の「影武者」

おもろかった。
353世界@名無史さん:01/09/25 23:01
今、黒澤「乱」LD中古で入手したので、見てます〜。

いやあ、安土桃山の色彩がロマン主義的に再現されて大満足っす
354名無しさん@1周年:01/09/26 11:57
>>375
私も”阿片戦争”みたい。9月26日今日だ。いけるか?
http://www.shin-bungeiza.com/
355世界@名無史さん:01/09/26 12:59
???↑どういう意味?
356世界@名無史さん:01/09/26 13:00
あ、351のレスってこと?
357354:01/09/26 15:25
はい、351のレスです。
358世界@名無史さん:01/09/26 18:48
「阿片戦争」はどうでしたか?
359世界@名無史さん:01/09/26 19:08
誰かベルイマンだかベイルマンとかいう人の「第七の騎士」とかいう古い映画
ご存知ないでしょうか?

なんか中世史ファンにとって垂涎もののメメント・モーリ映画いう噂きたのですが
360大スキピオ:01/09/26 21:40
「黒騎士」なら知ってますが…
361359:01/09/26 21:48
>>360
いえ。えーと、マックス・フォン・シドーとかエクソシストで
テイヤール・ド・シャルダンをモデルにした老イエズス会士演じた
俳優さんが主人公の騎士演じてます。

白黒映画で、悪魔とチェスをしたり・・・
「第七の封印」だと違うしなあ・・・。
362世界@名無史さん:01/09/26 22:04
エリザベス。
賢くはあるが、繊細な普通の女性が、自身の内の人間的なるものを全て捨ててる事に
よって、自らを女王にふさわしいカリスマに作り上げようと決意するまでを、ケイト・
ブランシェットがすごく説得力を持って演じていた。脇役も最高(特にメアリー1世)。
歴史大作「らしからぬ」繊細さを持った映画だったと思う。
363世界@名無史さん:01/09/26 22:09
「ラスト・オブ・ザ・モヒーカンズ」
イギリスで見たんだけど、あの追い詰められて滝のところで一時的に別れるとこで
ホークアイがお嬢様(名前忘れた)に言う「どれだけ時間がかかろうとも、どれだけ
遠くに離れていても、必ず君を見つけ出す」と言うとこでは、映画館の暗闇で赤面
してしまいました。ロマンティックすぎ・・。一緒に見てたイギリス人の友人に欧米
人にとってはあんな台詞当たり前なのかと聞いたら、彼女も赤面してたそうだ。
364世界@名無史さん:01/09/26 22:09
『エリザベス』はウォルシンガム卿も格好よかったし、あれ衣装がよすぎましたねえ。
あの規模で、移動宮廷の祝祭の雰囲気や、
キャラコだの伊達男だのウィンザーの陽気な女房連中(侍女連中です)
みせてもらえば、もう満足っす。

『恋に落ちたシェイクスピア』未見なんだよなあ
365世界@名無史さん:01/09/27 00:39
「黒騎士」気になりますねえ・・・レンタルできるんでしょうか?
366世界@名無史さん:01/09/27 01:10
ロッセリーニはいいね。ドイツ零年にしろ、無防備都市にしろ
ストーリーだけではなく、背景の街そのものが本物の戦後廃墟だけに
それだけでも見る価値はある。

あと、エイゼンシュタインの「アレクサンドル・ネフスキー」
北方十字軍と称されたドイツ騎士団とノヴゴロドの戦いを描いた映画。
「イワン雷帝」よりも面白いと思う。
367世界@名無史さん:01/09/27 01:40
ロッセリーニの映画だと、バーグマンのオパーイがやけにでかく見えるんだよな・・・
368世界@名無史さん:01/09/27 02:10
>363
原作読んだ?全く話が違うよ。映画見た後に原作を読んで
あまりの違いにビクーリした。原作の方が数段面白い。
369:01/09/27 07:20
おねがいだ、誰か「モリエール」見ておくれ。
370世界@名無史さん:01/09/27 08:08
モリエール見つからないんですけど・・・
371エロがぞう:01/09/27 08:16
372世界@名無史さん:01/09/27 08:31
最近気がついたんだけど「さらば我が愛〜覇王別姫」って
蒋介石が出てくるんだよね。う〜ん、細かい・・・
373おサル:01/09/27 09:05
「さらば我が愛〜覇王別姫」のコン・リーは、なんであんなに
キツいの?。レスリー・チャンも情けなさ過ぎ。
でもって主演男優が「馬面のジャイアン」風・・・鬱だ。
374世界@名無史さん:01/09/27 09:15
「ゲティスバーグ」はいいよ…エキストラ5000人、撮影場所は
国立ゲティスバーグ公園。かなり忠実に描かれてます。4時間とい
う時間は疲れますが…撃たれた兵隊が延々ピクピクしている映画は
珍しい(人形じゃ出来ない芸当)
375世界@名無史さん:01/09/27 14:12
コン・リーて映画によって様々な役を使い分けてるけど大体において
娼婦だったり情婦だったり愛妾だったりですなあ。
さらばはその中でも一番したたかかつ繊細な女性を演じてると思われ。
376世界@名無史さん:01/09/27 16:41
レスリーを情けないと、とるか
色っぽいと、とるかは主観の相違ですね。
大勢は色っぽいと思っているのでは・・
377大スキピオ:01/09/27 19:56
>>365さん
昔、衛星放送でやってました。
378365:01/09/27 20:14
え?そうなんですか。いやーBS2とかWOWWOW
は映画いっぱいやってていいですよね〜

ところで歴史ものではないのですがこの前チャップリンの
モダンタイムスと犬の生活がTVでやってましたね。
おかしいながらも悲哀ただよう当時の大衆性が
よくわかるのです。発展と混乱の時代だったんですねえ。
「独裁者」も当時から考えると凄すぎ映画ですよね。
379世界@名無史さん:01/09/27 20:16
レスリーは色っぽい派>さらば我が愛
JOKERく〜ん
381世界@名無史さん:01/09/27 20:22
最近中国に行ってきたんですけどあちらのビデオショップには
毛沢東を主人公にした映画が山のようにありました。
しかも毛沢東演じる俳優は皆美形・・・恐るべし!
382@名無しさん:01/09/27 22:42
>>358
”阿片戦争”見てきました。映画というより歴史の勉強として
面白かったです。中国人としては、簡単に植民地にされたので
なく、当時の人は出来る限りの抵抗はしたのだと言いたいらしいです。
日本の明治維新の原因とでもいうべき事件と再認識しました。私は近く
広州へ旅行の計画がありますが、近代史になかなか重要な場所ですが
準備の勉強が難渋しています。
383世界@名無史さん:01/09/28 05:16
パゾリーニの「デカメロン」「カンタベリー物語」。
監督は、あまり時代考証にこだわる人には思えないのだが、
猥雑(=ウンコネタ)で喧噪にみちた(=エロ)中世のイメージがよく伝わってくる、
ような気がする。
384アマノウヅメ:01/09/28 07:07
エロとスカトロってパゾリーニの地じゃないですか?
385大スキピオ:01/09/28 07:28
デカメロン(10日物語)とカンタベリー物語は
ちょっと前までWOWOWでやってましたが、R‐指定のため夜遅くしかやってなかったので見れませんでした。
386世界@名無史さん:01/09/28 13:32
阿片戦争という日本映画があるのは御存じか?
387世界@名無史さん:01/09/28 18:25
>>384

それもあると思うけど、
シェークスピアやモンテーニュの頃:ルネサンス期までは、
ウンコ・シッコ・チンチン・マンコはOKだったんだよ。

17世紀には、宮廷とそこでの作法がガッチリ成立するし、
18世紀には、啓蒙と「文明化」の波が押し寄せる。
で、19世紀のブルジョワ道徳の制覇と共に、
ウンコは人前でするべき話題ではなくなってしまう。
388世界@名無史さん:01/09/28 18:39
「英国万歳」って見たことあります?
389アマノウヅメ:01/09/28 18:40
>>387
ウンコ・シッコの話題がタブーになったのはヴィクトリア朝ですね。
18世紀は最も不潔でトイレもないんだから中世より悪い。
スウィフトの『奴婢訓』には、小間使いの心得として
「奥様が不精者で庭に花を摘みに行くのを面倒がるなら(意味はおわかり?)
おまるの中身を捨てに行く時出来るだけ遠回りして、男の召使みんなと来ていれば
お客の前も通っていく事」というのがありますからね。
390世界@名無史さん:01/09/28 18:45
皆さんどれくらい見てますか?↓

http://www.infoaomori.ne.jp/~yappi/eiga/eiga.html
391世界@名無史さん:01/09/28 18:49
「天と地」

昔、見たのをなかなか題名が思い出せずにいました。
二番目のアメリカ人の夫が狂って事故死するところがなんとも。
ベトナム戦争を女性の側から見た秀作かと・・・
392世界@名無史さん:01/09/28 20:25
がいしゅつだけど「王妃マルゴ」
映像が綺麗。とくに聖バルテルミーの虐殺シーンは圧巻。

ところで映画に歴史上の人物が出てくる場合
映画によって人物の描写が全然違っておもしろい。
「王妃マルゴ」「エリザベス」「娼婦ベロニカ」の三作品に
アンリV世がでてくるんだけどこれが同一人物を描いたのかって言うほど全然違う。
393387:01/09/28 20:31
>>389
最終的にはヴィクトリア朝だ、というのは全然異議ないけど、

トイレがあるかないか、という極めて即物的な話と、
スカトロが隠蔽されるべきものであるかどうか、というような観念の領域の話とは、
とりあえず別でしょ。

「奴婢訓」の引用箇所、後半は意味不明だけど、
「遠回りしろ」というのは、「おまるの中身」をタブーとして扱う、
という心性の現れとして読めるんじゃないの?
(少なくとも、女性の「モノ」についてはということかな。)
394アマノウヅメ:01/09/28 20:49
>>387さん
私はトイレの話になると入れ込む悪いクセがありましてね。
よそでしたほうがいいでしょうね、この手の話。
遠回りしろってのは恥をかかせろということで幼児だっておしっこ布団は恥ずかしがりますよ。
この程度はタブーじゃありません。ルイ14世の義妹だって庭園で用を足すと
道路から丸見えだと元家庭教師に書き送ってるくらいです。
395387:01/09/28 21:26
>>394
あなたの悪いクセは、トイレの話が好きなことではなくて、
論点を読めないことと、無闇に饒舌なことです。
後者は、「話題の豊富さ」と理解すれば、長所でもありますけど。

「スカトロ・シモネタに関するタブーは、遅くともヴィクトリア朝期には成立していた」
この点については、我々は一致するわけですね。
ただし
「18世紀−19世紀に断絶が見られる」
と、あなたが考えるのに対して、
「16世紀(ルネサンス)−17世紀(古典期)に断絶が見られる」
というのが私の考えでしょう。
たしかに、これ以上この係争点をいじくるのは、この場はふさわしくないでしょう。

ただし、最後に確認しておくと、
「中世には、この種のタブーは成立していなかった」という系が
お互いの主張から導き出されるわけですから、
「パゾリーニの「生の3部作」におけるスカトロ主義は、
 単にパゾリーニの「地」(=性的嗜好のような個人的性癖)に根ざしたものではなく、
 前近代の民衆世界を再現しようとした彼の芸術的意図に関わるものだ」
という見解にも同意していただけますね?
396世界@名無史さん:01/09/28 21:34
わーい。いま「Uボート」ディレクターズ・カットみてます。

冒頭のエクストラヴァンガッツァみるたび、ドイツが理知の国であるまえに
かつてローマと戦った森の蛮人いうの連想します。

当人たちにとっては不条理でしょうが。ぬほほほ
397世界@名無史さん:01/09/28 21:34
ベルサイユ宮殿にトイレはあります…団体コースでは見れないだけです。
個人コースの最上級で逝くと見せます。笑えるのがトイレの中に執事椅子
もある事…鏡の間の裏側の控え室横にトイレがある
398世界@名無史さん:01/09/28 22:10
トイレの話になってる・・・(笑)
399世界@名無史さん:01/09/28 23:19

       人        
      (_)
      (___) スカトロ史スレ立テテ
     (,,・∀・)      ウヅメタンノ降臨ヲ待テー
      ( O┬O
  ≡ ◎-ヽJ┴◎
400世界@名無史さん:01/09/29 01:45
クレオパトラ見ました。よかったデス・・・とかしか言えない
ボキャブラリの低さに苦笑。
401世界@名無史さん:01/09/29 02:07
うう。今「バリーリンドン」見てます。今週10回目。

なぜかというとDVDプレイヤー買ったはいいが、まだ「ブレードランナー」とキューブリック
全集しかソフトもってないのよ。いいかげん飽きた・・・といいたいところだが、
これがなかなか飽きないのでございますぅ
402:01/09/29 02:19
ばりーりんどんのナレーションの英語が美しい、ハァハァハァ
Nobody can say Barry was not a good intended fother.
He loves his son passionetely.
But the destinity was determineted he left no races behind.
こんなかんじだっけ
403世界@名無史さん:01/09/29 02:24
>402

うう。その後、せがれが死んで牧師さんの勝利宣言
「主は与えまた、とりたまふううううう!」
につながるのです。音楽は高らかにヘンデルのサラバンド!

いいですなあ
404:01/09/29 02:37
僕は英語ほとんどはなせんのですが耳について離れないフレーズってありますね。
あれ、勝利宣言だったのか、なるほど。

This was the time of King George,
the handsom, the ugly, ???? and ????,
all are equals now.

#全く関係ないけど「プリズナーNo6」の英語も好き。
#特に第7話「死の舞踏」
405リトル愚礼@ロズウェルのアレ:01/09/29 02:43
10月6日封切
「ロック・ユー」はどうなのかね?
10月7日当たりから、速攻レス着そう。
406世界@名無史さん:01/09/29 02:50
>>404

勝利宣言は私個人の解釈です。(^^:;)
キューブリックってわりとメメント・モーリ(死を忘れるな)とか
「死の勝利」とか、ああいうテーマが好きな人なので、あの意地悪牧師さんが
声高らかに野辺送りを口にするのは、あながち間違った解釈ではないでしょう。

ご引用の
「これ全てキング・ジョージの治世の昔。善人も悪人も今は墓の中」
って冷たい視点が、ご贔屓の冷静なナレーションによる人間社会全体への
俯瞰につながるんでしょうなあ
407世界@名無史さん:01/09/29 02:51
ダンス・マカブル・・・うう。プリズナーシリーズは未見です。
見たいなぁ。
408:01/09/29 04:00
>>406
>て冷たい視点が、
うう、僕はむしろ「暖かい視点」と感じていた。
世界史に対する視点とおんなじかな。

#ただ、キューブリックは暖かい視点などは持っていなかったような。
#あの人、昔は大好きだったのだけど途中から「偉大な職人さん」と思うようになった。
#彼の映画の視点てのは彼自身の視点ではなく、誰かの視点の再現ではないかと。
#こりゃ映画板ネタだな
409世界@名無史さん:01/09/29 08:12
>#全く関係ないけど「プリズナーNo6」の英語も好き。

"I'm not a number , I'm a free man!"(細部は忘れた)とかで始まるやつで
すね。
私は、その前のシリーズ"Danger man"「秘密情報部員ジョンドレーク」も好きで
第一回を見たときてっきりのその続編とおもったのでした。ただ内容のあまりの
違いにビックリ。
410世界@名無史さん:01/09/29 12:25
<る>さんは、いつから男になったのですか?
411はて:01/09/29 13:11
「る」氏は、他板(まず女性はいない板です)で初めてお目にかかって
からこのかた、どこにもネカマ風の書き込みをされているところを見た
ことはありませんが。
それとも、わたしが知らないだけで、映画板あたりでは女性を名乗って
いるんでしょうか。
412あやめ:01/09/29 14:56
>る様
「バリー-リンドン」「プリズナー#6」なつかし過ぎ〜
ちょっとお尋ねしますけどバリーが追剥に出っくわすとこで、強盗が礼儀正しく
「申し訳ありませんが貴殿の御所持金をこちらにお引渡し戴けませんでしょうか」
みたいなこと言ってたと記憶しますけど、あのせりふは元の英語ではどんな風に
なってたんでしょうか?
それからプリズナーの方の最終回を見落としたんですけど、どういう結末だったんだか
当時あれ見た人に聞いたら「脱出に成功してロンドンに帰ったよ」とか話してたけど、
それであの筋書のバックグラウンドに何があったのか、不得要領だったもんですので
413キング・ポー:01/09/29 16:53
>>137さんベルイマンはまだ生きてます。
ジャン・ルノワール監督作品「大いなる幻影」
がまだ出てないのはなぜでしょうか。
結構左な思想が入ってますがとてもよい映画です。
あと昔名古屋駅でリュック・ベッソンにサインして
もらいました(「ジャンヌ・ダルク」のパンフに)。
414世界@名無史さん:01/09/29 19:00
アレックス・コックス「ウォーカー」は、多分、歴史的にはウィリアム・ウォーカーという
米人大統領が1860年代ニカラグアで就任してた、それだけの映画だけど、

・・・異様に面白い。多分、クォ・ヴァディスとかフルメタルジャケットとか一都市炎上の
シーンでは最高の出来
415世界@名無史さん:01/09/29 19:03
>>414
あのぅ、フルメタルジャケットに都市炎上シーンってありましたっけ?
416:01/09/29 19:09
>>412
あやめ殿

記憶が・・・そもそもそういう会話があったかしらん?
自己紹介をして、息子を紹介して息子がバリーの財布を見つけ出して
バリーがお願い,許して、っていって。そしたらば。

Mr Barry, beein for this profession for long years, I have heard many of lamentable stories.
However, your story is one of the most touching. So I think you can keep your shoes.

とかいって靴だけは許してもらったような。(ああ、いいかげん)借りてくるかな。

プリズナーは最初からかなり切れていて、どうやって終わるんだろうと思ってたのですが
パワーを全然おとさずに、むしろさらに切れまくって最終回前、最終回へと暴走いたしました。
お願いですからバックグラウンドとか聞かないでくださいね。
417414:01/09/29 19:10
>>415
ラストでフエ市が炎上してましたでしょうが。
ヒェロニムス・ボッシュの絵画の再現で。あれがいいのです
418414:01/09/29 19:21
バリーは今、再見してるのですが、冒頭の挨拶はともかく

Now we must get onto the more regrettable stage of our brief
acquaintance

とregretabel stage(非常に残念な段階に)すすまねばならないと
確かに持って回った言い回しをしています。

ご指摘の動作(手を頭に回し財布をうんぬん)は、英語にすると
ごく直截な言い回しですが、たしかに全体にユーモラスな台詞が頻発する
強盗のようです
419世界@名無史さん:01/09/29 21:25
プリズナー#6!

アイアン・メイデンのファンにはたまりませんな。
420:01/09/29 21:49
>>418,414様

強盗の息子がまた丁寧に挨拶して
Barryがまた丁寧に挨拶しかえすのだな。

ところで、私がいいかげんにアップした部分を含めて、
バリーの運勢が傾きかけた時点ぐらいから
彼の息子が死んで本当に荒廃しちまうまでの
ナレーション(部分だけでよい)英語、
わかりましたら教えていただけないでしょうか?
分量はそれほど多くないと思うのですが
結構トラウマになってしまっているのれす。
421トラウマ?そりゃ大変じゃ:01/09/30 00:00
Barry's grief was inconslabe
Such solace as he could find,came only from drink
His mother was the only person who would remain faithful to him in his misfotune
And many a night, when he was unconcious of her attention

・・・息子が死んだ直後のNaです。
バリーがかつて経験したことのないような悲しみを酔いにまぎらわせ、
彼の母親だけが、献身する様子ですね
422トラウマ?そりゃ大変じゃ:01/09/30 00:16
what was the lonely and broken-hearted man to do?
He took the annuity and returned to Ireland with his mother
to complete his recovery.

Sometime later he traveled abroad.

His life there, we have not the means of following accurately
He appears to have resumed his former profession of a gambler,
without his formar success.

傷心の上、<失脚>したバリーが母親に付き添われアイルランドにかえる
様子です。
サッカレーの原作では、このあと彼の国外での失敗が伝聞形で伝えられますが、
映画のNaにおいても、賭博稼業でついに貧困のうちに消息を絶つ彼の結末が
語られてます
423Epilogue:01/09/30 00:26
It was in the reign of GeorgeV
That the aforesaid personages lived and quarrelled.
Good or Bad, Handsome or Ugly, Rich or Poor.
They are all equal now.

有名な結びの言葉です。
大昔、角川文庫板でバリーの翻訳を読んだのですが、たしか原作の結びも
こんな感じでしたね。
ちょっと細かいところで綴り間違いありますが、ドナルド・リチー教授が
大絶賛する<人間の人生を映画という小宇宙にとじこめたNaの美しさ>
まったく同感です
424:01/09/30 01:09
おおおおお。感涙。。。
やはり記憶はたよりにならないねえ。というか全然聞き取れていなかった。
このNa、原作によるものなの?原作は実はものすごく薄いんじゃないかと想像していたのですが。
425世界@名無史さん:01/09/30 18:57
ユル・ブリンナー主演のゴーゴリ原作の「隊長ブーリバ」。コサックの戦い方が
よく分かる。
426世界@名無史さん:01/09/30 20:43
>>424
ぜえぜえ。僕も英語、手振り身振りのブロークンで無理やり使うほうなので(笑)
今回、いい勉強になりました。
なお原作は、じつは<バリーの一人称による詐欺師の陽気な自伝>で、かなりの
文章量です。
ちょっと記憶するだけでも、映画ではホモ将校の服を盗んだ英軍脱走シーンや、
シュバリエとのプロイセン出国シーンが、もっと煩雑な内容だったと記憶します。

あのNaは結びの言葉をのぞいて、キューブリックの3人称オリジナルですね
427@名無しさん:01/09/30 21:13
”サウンド オブ ミュージック”の一家がアメリカへ
行ったのはユダヤ人だったんですかね?
428世界@名無史さん:01/09/30 21:57
関係ないでしょう。
マリアはカトリック教徒だし、トラップ氏は貴族。
純然たる政治的亡命だと思います。
429世界@名無史さん:01/09/30 23:01
そういえばトラップ大佐はオーストリア海軍でWW1のときの名潜水艦艦長
だったらしいですね。

この辺の経歴、軍事板いくと何故かトラップ大佐マニアの方がいて、懇切丁寧に
教えてくれます。

なお、ドイツとの合邦は国民投票で9割だか9割9分の賛成投票だったということも
あげておきましょう。
A・シュワルッツネッガーのお父さんは、たしか合邦直後にオーストリア・ナチ党に
入党しています。
それはよく知られた事実ですが、大戦中、ベルギーでSS警察部隊にいたいう未確認
情報もあります。どうなんでしょうねえ?
430:01/09/30 23:02
>>426
ありがとうございます。
僕は、実は原作があのNaそのもので、ものすごい短編なのかと思っていましたです。
今回、すごい勉強になりました。
431アマノウヅメ:01/09/30 23:07
>>429
オーストリア併合の国民選挙は『エリザベート 最後の皇女』にありますね。
すごいインチキだったとか。
432世界@名無史さん:01/09/30 23:37
>>431
「すごいインチキだった」というのは、後世の自己弁護では?
ドイツ軍が進駐してきても、オーストリアの民衆は歓呼で迎えたし、
その後も、暴動とか抵抗運動も起こりませんでしたから。
433429:01/09/30 23:51
オーストリアの評価って難しいですよね。
合邦の直前の大統領が、ドイツ系住民の弾圧おこなってましたし、かなり
不人気だったのも事実。

ただし合邦の国民投票は、一度延期され、ドイツ国防軍侵入後、オーストリア・ナチ党の
監視下におこなわれ、99パーセントという驚異的賛成票をとりました。

選挙干渉はたしかにあったでしょうが・・・
>>432氏のいうとおり、大ドイツ主義の旗のもとにオーストリア国民が
はせ参じたという事実もあります。

ヒトラー、カルテンブルンナー、ザイス・インクヴァルト。
みなウィーンの陋巷をさまようのが似合いのオーストリア出身民族主義者ですね
434429:01/09/30 23:52
いや、強烈な選挙干渉はあったのです。でなければ99パーセントは
難しいでしょう。
ただ実質賛成票80パーセントくらいと、踏んでます
435ナポレオン:01/10/01 01:26
『戦争と平和』見た後で
『パン・タデウシュ物語』を見ると、
いろいろ考えさせられる。
ナポレオン(俺じゃなくて皇帝の方)の扱いとか、
1812年の位置付けとか。
まあ、最初に思うことは
「あーーー、疲れたーーーーー!」
だと思うけど。『戦争と平和』、7時間もあるんだもん。
436世界@名無史さん:01/10/01 01:29
自我のインフレーション・・・
437YP:01/10/01 02:02
今日ビデオで『ヒンデンブルグ』あと、公開当時以来に『ラスト・エンペラー』を観た。
ヒンデンブルクの生存者の多さを知ってビックリ。
『ラスト・エンペラー』公開当時(中3)は坂本龍一が出てるくらいの興味しか無かったんだけど。
よく見れば、丁寧に歴史の流れ解説をしながら進行する映画なので良い映画だと思った。
(こんなボクはやっぱりドキュソなんかな?)

>>435 ナポレオンさん
『人間の条件』はもっとありませんでしたっけ?
ほとんど流して観てたので、内容なんかすっかり失念ですが、
年末のテレビ東京の時代劇みたいな長さだった覚えがあります。
438世界@名無史さん:01/10/03 12:23
ベン・ハー。何度もがいしゅつだけど。
船の甲板から出るとき骨が露出した人がいたのがすごい衝撃だった。
439世界@名無史さん:01/10/03 18:53
うげげ?まじですか>>438

こんど、見てみよう。アルゴ探検隊の冒険とかよりは、さすが、ベンハーは風格があります。
あとジョン・ウェインが100人隊長やってたやはりキリスト史劇「偉大な生涯の物語」とか
この手のいっぱいあるなあ。

ジーザスクライストスーパースターはヘロデ王が「おれたちひょうきん族」のアダムステみたいで
見る気が失せるが
440世界@名無史さん:01/10/03 19:29
「戦艦ポチョムキン」「英国万歳」「ワーテルロー」「ダグラス・マッカーサー」
「ラスト・エンペラー」みんな面白いよ!
441世界@名無史さん:01/10/03 20:18
英国万歳見つからないんだよな〜
近所の蔦屋品揃え悪くて(涙)
442世界@名無史さん:01/10/03 20:30
「バラの名前」がいしゅつだけど。
あの時代の修道院を再現したものでは一級品だと思う。
443世界@名無史さん:01/10/03 20:33
チネチッタ謹製の大迷宮ですね。館長の名前がボルヘスいうのはウーコの
お遊びだろうけど、ちゃんとその意を汲んで図書館を視覚化したジャン・ジャックアノーだか
誰だったかは偉い!!

この手の本の映画いうと、Pグリーナウェイ「プロスペローの本」いう佳作もありますが、
高山宏じゃない私には、その魅力をうまく伝えることできません
444世界@名無史さん:01/10/03 20:35
なお高山宏の秘蔵っ子が、江戸研究家の田中優子。
これはトマス・スクリーチ(でしたっけ?)とかとふくめて
アマノウズメさんが詳しいでしょう
445世界@名無史さん:01/10/03 20:41
コリン大佐のマンドリン見てきたよ。
う〜ん、人それぞれだと思うけど私はまあまあかな・・・
446おれのマンドリンが火を吹くぜ:01/10/03 20:44
コレリくらいの、お弁当箱に、マンドリンマンドリン、ちょいと詰めて
447世界@名無史さん:01/10/03 20:48
↑???なんだけどウケタ
448445:01/10/03 20:48
あ、コレリでしたね。スマソ。
449世界@名無史さん:01/10/03 21:41
>>444
タイモン・スクリーチ。
親父さんはモンテーニュ研究家のマイケル・スクリーチだよん。
「モンテーニュとメランコリー」(みすず)
450ルネ・ホッケ焼き:01/10/04 19:49
>>449
それそれ。あたしゃ、近所の図書館で偶然借りて、
「毛唐の癖に、なんて面白い本書きやがる」
と驚嘆したものです。
451世界@名無史さん:01/10/05 01:11
アンソニー・ホプキンズ主演の「タイタス」('99/米)が(・∀・)イイ!
シェイクスピア劇『タイタス・アンドロニカス』を原作とした
西暦400年頃のローマ帝国が舞台の復讐物語で、史実には全く無関係。
元老院は白いスーツにネクタイ姿、帝位継承を争う候補たちは選挙カーからマイクで演説、
皇帝&ローマ軍はヒットラー&ナチスを彷彿とさせるなど演出がユニーク。
映像も音楽も美しく、衣装も美術もキャストもゴージャスで、
ハドリアヌス帝の別荘、カラカラ浴場、コロッセウムといった遺跡でのロケもあり、
ローマファンには嬉しいけれど、なにぶん物語が残虐なので、
スキャンダラスでショッキングなシーンも多く、ホラー映画を直視できる方にだけオススメしますです。
452映画板グラディエーターよりコピペ:01/10/05 01:12
>明日金曜日、教育テレビ22時ドキュメント地球時間で「剣闘士」の特集あるね。
453@名無しさん:01/10/05 17:06
ライザミネリの”キャバレー ”
ナチスがだんだん勢力を増して行くベルリンの感じが
よく解る。ナチスがアメリカ人に気を使っているのも
興味ぶかい。
ライザミネリがなにしろ良い。
454大好きな映画です:01/10/05 17:15
キャバレーは、シャイラー・・・じゃないや。
「私はカメラ」とかいう書き出しで始まる、なんとかいうアメリカ人特派員の
30年代ドイツルポルタージュが原作ですからね。

もちろん、キャバレーのお話など、脇筋にもありません。
455大好きな映画です:01/10/05 17:17
あれ、ヒトラーユーゲント美少年が、どっかの屋外で
「Tomorrow belong to me(明日はわがもの)」とかいうコテコテの
歌、英語で歌うシーンがあります。

あの歌が、なあ、もうなんともいえず可笑しくて、サントラ買っちゃいました
456:01/10/06 01:10



 こそこそ
457主演ドナルド・サザーランド:01/10/07 16:55
フェリーニ「カサノバ」、日曜の午後、ぼんやり見ました。
原作は色魔直筆(ということの)「カサノバ回想録」。
フェリーニはこの回想録を読んで、
「彼には一貫した人生というものがない。あるのは断片だけだ」
ということで、ベネチアのカルニバル、逮捕と永久牢獄からの脱走、カリオストロとの邂逅、
プロイセン滞在、パリやロンドンにおける失敗を断片的に描いてます。

未来も過去もない18世紀の夢の時間にいきる神話的人物を映画化すると、
20世紀人の目から見れば退屈かもしれませんが、
個人的には好きな映画ですね。

この映画が退屈だとすれば、それはカサノバ回想録の無味乾燥の退屈さであり、
ひいては別な世紀をいきる人間の時代精神の異質さのあらわれかと贔屓します(^^:;)
458主演ドナルド・サザーランド:01/10/07 17:13
このヒト、ベルトリッチの1900年とかでもアッチラという
あまりといえばあまりな名前のファシスト役で出演してました。

しかしこのメフィストフェレス顔は貴重です。あと20年わかければ
リヒャルト・ゾルゲ役で映画一本撮ってほしいくらいじゃて
459世界@名無史さん :01/10/07 17:37
チャーリー・シーンが主役を演じた「若き勇者たち」という第三次世界
大戦を描いた映画が自分のおすすめです。
ある日、少年達が学校で授業を受けていると突如ソ連軍がアメリカに攻
めて来る。少年達の学校も落下傘部隊による無差別攻撃を受け、様子を
見に行った先生を始め、多くの人が殺されてしまう。なんとか逃げるこ
との出来た主人公達は近くの山に逃れ、そこでゲリラ活動を始める。
というストーリーだったと思います。
他の戦争映画に比べるとあまり戦闘シーンはありませんが、なかなかよ
かったです。
460ファラカーン師:01/10/07 17:59
ずばり、ソビエト映画 炎628 っす。
見所は、ナチスが、ヨーデルの流れる中、村人をすし詰めに閉じ込めた小屋に向かって、
まるで、キャンプファイヤーを楽しむがごとく、手榴弾を投げ込むところです。
461世界@名無史さん:01/10/07 19:39
ゆ、ゆうべさ。腰痛に苦しみながら、疲れたときに一番心が癒される
フェリーニ「そして船はいく」みたんですよ。

そしたら、ピナ・バウシュ出演してたんですねえ。ラストのクレジットで気がつきましたい
462炎/628:01/10/07 19:57
邦題にある628という数字はドイツ軍によって焼かれた白ロシアの村の数である。
ソ連軍の反攻が始まる直前の1943年、ドイツ軍占領下の白ロシアではパルチザンが村から牛を徴発し、
村を失った村人たちは隣の村から牛を徴発し、最後にドイツ軍が霧の中から出現してすべてを焼き払う。
緑と黒、そして霧の白を基調にした色彩設計が効果的に使われていて、全編が陰鬱で今にも影の中へ消
えてしまいそうだ。
影が子細を埋め尽くすと輪郭だけが後に残り、輪郭に囲まれた闇はとてつもなく不気味に見える。そこへ
炎が点々と散らされていくが、その情景はすでにこの世のものではない。作り手がいかなる意図を抱いて
いたのだとしても、視覚的な素晴らしさのせいでリアリズムとファンタジーの境界を見定めるのが難しい
のだ。
そしてその結果、ここに描かれている惨劇はすでに特定の事件としての意味を失っていて思弁的である。
もし何かの迷いが見えたとするならば、それは直截な解決へと常に人を傾ける人間の本性に根差した迷
いであろう。
傑作である。
そういえば、「ブレイブハート」「仮面の男」
の演出やった、ウォーレスという演出担当(?)は
ウィリアム=ウォーレスの子孫なのでしょうか?
メル=ギブソンがケルト系というのは知っているが(だから力入っていたんです)。
464世界@名無史さん:01/10/08 20:33
ああ、「仮面の男」はなかなか割り切って楽しめましたね。
アンヌ・ドートリッシュ役の女優と衣装が素敵だった。
465世界@名無史さん:01/10/09 14:17
三銃士はどうでした?
466@名無しさん:01/10/09 16:56
三銃士の主題歌は
One for all,all for one だけど
この言葉はラグビーの人達も使うし、
アメリカ海兵隊で一人が犠牲になって部隊を救う、
一人の救出のためには、全部隊が行動するという指針だけれど
最初はどこからでた言葉だろう?
467世界@名無史さん:01/10/09 20:29
やはり部族社会の成立までさかのぼると思われ。

というわけで推薦映画は「人類創世」だろうか(苦笑)
468Rスコット「デュエリスト」:01/10/09 22:39
もうこの手のスレの常連のグランダルメ軽騎兵を主人公にした傑作だけど、
撮影場所について一言。

1812年ロシアの場面は、スコットランドのリゾートスキー場でとりたてていうほどの場所でもないのですが、
問題はフランスの田園風景。
ロケ場所はドルドーニュ地方の以下のリンク先
http://www1.ocn.ne.jp/~sugar/dor.html
いやあ、美しいですねえ。なんでもケルト族が開墾したからドルイドなんたらという
名前でもつけられたのかと夢想してます。
12世紀の風景が(^^)

また、劇中リューベックやボルドーといった都市風景につかわれたのが
以下のサルラ。
http://www1.ocn.ne.jp/~sugar/sarlat.html

雨に濡れた中世の町並みをいくフランス大陸軍フサールの絵がはえる素晴らしい
ロケハンです。

ああ。DVDでたら19800円でも買うぞ
469世界@名無史さん:01/10/10 15:19
詳しい人が多そうなんで聞いてよろしいでしょうか。
パリコミューンのアタリを扱ってる映画ってありますでしょうか?
470お客さんも難しいもの注文するねぇ:01/10/11 00:35
「パペットの晩餐会」なんて映画、最近、放映したからそこからのつながりでしょうか。
パペットはそもそも71年の蜂起で夫をなくした寡婦という設定だったと思います。



ネット検索すると新バビロンなんて映画が出てきました。
新バビロン/(グリゴリー・コージンツェフ&レオニード・トラウベルグ監督:ソ連)(1929年)
1871年、普仏戦争直後に成立したパリ・コミューンが弾圧される悲劇を描く。
ヒロインは、百貨店「新バビロン」(内装はボン・マルシェそっくり)に勤める店員。
彼女は、退廃した上流社会に失望しパリ・コミューンに参加する。しかし、彼女は、一方で政府側の兵士を恋するようにもなる...。
この映画、名前ばかりが有名で、こうして見られたのは確かに幸せなこと。
普仏戦争に出陣する軍隊と、キャバレーでのグロテスクなバカ騒ぎが交錯したりと、才気あふれる編集。
ラストのコミューン参加者の銃殺シーンでも降りしきる雨が効果的。
ショスタコヴィチの音楽(サイレント映画の伴奏用に作曲。東京フィルが演奏)もきちんと画面にシンクロしている。

・・・とか。
471お役に立てず申し訳なし:01/10/11 00:39
あと「紅の豚」

一見、パリ・コミューンに無関係のようですが主題歌の「サクランボの咲くころ」
がじつは、日本の60年代における「アカシアの雨に打たれて」同様、1871年コミューンの
テーマソングです。
詳細は以下のリンク先
http://meta-metaphysica.net/lit/cerises.html

いやあ、プッチーニの「ラ・ボエーム」もそうですが、第二帝政下の
フランスの学生生活は貧乏くさくて素敵です。
カルミナ・ブラーナ?の比ではありません
472469:01/10/11 02:34
>470さん。「パペットの晩餐会」と「新バビロン」ですか。
ありがとうございます〜。探してみます。
>471さん。(=470さん?)紅の豚!
アレ、結構好きなんですよ。そんなつながりがあったんですね。知らなかった。
473:-) NASAしさん:01/10/11 04:27
蝶の舌は既出?

第二共和制からフランコ将軍蜂起まで転げ落ちてゆく有様が・・・
474世界@名無史さん:01/10/11 07:41
いやあ「紅の豚」にこんな曲が使われていたとは驚き・・・
475世界@名無史さん:01/10/11 19:47
リュック・ベンソンのジャンヌ・ダルクはよかった。
ジャンヌが神のお告げを受けた選ばれし者というより
ちょっと極限状態にイッちゃってる普通の村娘ってかんじで。
476ポランスキー「マクベス」:01/10/11 21:17
ポランスキーが近く、強制収容所ものの映画公開するらしいね。
この人たしかポーランド系ユダヤ人だったから・・・。

それはともかくポランスキー「マクベス」お勧め。
ともかくスコットランドの湖水地帯の陰鬱な風景や、冒頭の残酷な
合戦シーン、騎士コスチュームが見所。
あと例のシャロン・テート事件(ポランスキーの奥さんが千石イエスに殺された事件)
の直後の撮影だけあって、劇中マグダフだか誰かの一家惨殺シーンの残酷さは
ちょっと異様の一語につきます。

芥川竜之介の短編に画家が地獄絵図かこうと自分の娘焼き殺して模写する話あるけど
あんな感じといったら贔屓か
477レクター博士主演「タイタス」:01/10/11 21:30
>>451さんの文章読んで、きのう見ました。
いや、・・・・・正直、シェイクスピア独特の悲劇のあとの浄化に感動して
しまいました。ていうか「ハンニバル」よりいい!

美術的にはローマ近郊の有名なファシズム時代の建築や、未来派美術をふんだんに
ロケーションしてて贅沢な映画でした。
ゴート人征伐のローマ軍人タイタスの史実をあげつらっても始まりますまい。
むしろ、この種の人間悪を<劇的>に昇華したシェイクスピアの才能が、どのように
生まれたのか、劇中のムーア人のような<悪>が同時代の何を目撃して
生まれたのか、興味が沸いてきました。

やっぱ劇作家マーロウをケンブリッジ大学内間諜として雇用したウォルシンガム卿
(昭和天皇の側近でいうなら木戸内府ですね)のような暗黒の知恵者がモデルなんでしょうね。
オテロとかにもでてくるムーア人は
478レクター博士主演「タイタス」:01/10/11 21:43
あと人肉料理のシーンは、ふざけすぎ(笑)
ホプキンスが、もうレクター博士意識して、嬉々として演じてます
479世界@名無史さん:01/10/11 21:46
>>476
千石イエスとチャールズ・マンソンを一緒にするなよ。
千石イエスに失礼だ。
480世界@名無史さん:01/10/11 22:19
もう出てるかもしれないけど、ロバート=デ=ニーロのミッション。
最近遠藤周作の沈黙読んで、キリスト教というやつを考えるには
この映画もいいと思つた。
481レクター博士主演「バウンティ」(1984?):01/10/11 22:24
音楽がヴァンゲリスで主題が史上に名高いバウンティ号の反乱いうたら、
ジョゼフ・コンラッド好きのリドリー・スコットが撮ってもおかしくなくこの映画。

1787年?「パンの木」採取に英国海軍がタヒチに派遣したブライ艦長(Aホプキンス)
率いるバウンティ号で、タヒチの女の色香に迷わされたクリスティ以下乗務員が反乱をおこす。
ブライ艦長含む士官は、わずか10日分の水・食料をのせたボートで大洋に放り出される。
普通なら死ぬところ、頑迷と表裏一体の不屈のブライ艦長の指揮で2000キロ、櫂と毛布の帆で
仏領チモール島まで航海。救助され、反乱が本国に報告されるというお話

タヒチの王様がキング・ジョージや、マゼランの消息について西欧世界並に情報を仕入れているという
あたりが、ちょっと面白い描写でした。
同時代の江戸幕府も、じつはこの王様程度には、海外事情、意外と詳しいのじゃと妄想。
482 :01/10/11 23:07
>>481
バウンティの映画っていくつかあるみたいですね。
私が見たバージョン(何年製作か忘れた)は、4時間近くとやたら長く、
途中で寝てしまった。
483YP:01/10/12 00:20
今『戦メリ』観終えた。上映当時は中1だったと思うけど。
この映画、改めて観ても、ちーーっとも面白くないな。
484世界@名無史さん:01/10/12 00:44
>>483

トム・コンティって結構好きでしたが。
金田竜之介のへたくそな英語がとってもキュートだった
記憶がありますが。

やっぱり「戦場に掛ける橋」と比べると、今一つかな。
485バウンティ映画はですねえ:01/10/12 01:29
1916年 『Mutiny on the Bounty』
サイレント映画 モノクロ 上映 アメリカ ロケ地オーストラリア
1933年 『In the Wake of the Bounty』
モノクロ映画 上映アメリカ ロケ地 オーストラリア。俳優は、副長フレッチャー・クリスチャン役に美男俳優エロール・フリンが演じている。
1935年 『Mutiny on the Bounty)』
モノクロ彩色映画 アメリカ、俳優は副長フレッチャー・クリスチャン役にクラーク・ゲーブルである。
1957年 『Women of Pitcairn Island,The』
モノクロ映画 アメリカ この映画は、反乱者のジョン・アダムスが見つかったピトケアン島で、彼らの子孫を題材としている。 1962年 『Mutiny on the Bounty』 テクニカルカラー映画 アメリカ 俳優は副長フレッチャー・クリスチャン役にマーロン・ブランドである。
1989年 『Mutiny on the Bounty』
アメリカ あまり質の良くないコメディー映画である。
どの映画も副長に肩を持った、海洋冒険映画のスタイルである。
486バウンティ映画はですねえ:01/10/12 01:34
・・・以上、コピペですが、好きじゃないと辛いでしょうねえ。海洋帆船物は(笑)

吉田戦車の漫画に映画「白鯨」の好きな女の子が、お父さんに、
このあまりに陰惨な映画のビデオをせがむというギャグがあったと思いますが。
大人が見ても、あまり面白いものではありません
487トム・コンティ好きはガブリエル・バーンも好き:01/10/12 01:40
トム・コンティいうとスコットランドの俳優さんですね。
近年の代表作「サブダウン」監督がアラン・スミシー(監督が作品の不出来を恥じたときにつかう
代表的偽名)というのが彼のキャリアを暗示していて素敵です。

トム・コンティは、他にローマ教皇に扮したコメディ映画があったと記憶します。
歴史映画的にはこれと、リドリー・スコット「デュエリスト」くらいしか
記憶ありませんねえ。
軽騎兵連隊付きの医師で主人公の友人。
なお同映画にはエドワード・フォックスやフーシェ役にアルバート・フィニー
(オリエント急行殺人事件のポアロ役)がでてます
488世界@名無史さん:01/10/12 09:49
>トム・コンティは、他にローマ教皇に扮したコメディ映画があったと記憶します。
イタリアかどこかの貧しい村へ行くと言う話でしたでしょうか。
489世界@名無史さん:01/10/12 12:04
>>477
「タイタス」の脚本・監督ジュリー・テイモアって、ミュージカル「ライオン・キング」で、
女性初のトニー賞演出賞を受賞してるんですよねえ。
さすがにビジュアル的にもなかなか凝っているし麗しい。

台詞がほぼ原作どおりで、芝居がかって大仰なのが映画としてはどうかなと
意見の分かれるところですが、宮殿にムッソリーニ庁舎が使われたのには個人的に萌え。

オフィシャルHP
http://www.gaga.ne.jp/titus/index.html
490世界@名無史さん:01/10/13 13:12
最近、ダンスオブウェルブスのサントラ買ったので一票。

今、公開されてる陰陽師は歴史ものとは思えない(怪奇もの?)
けど阿部清明って実在したんだよねー
あの人実際にはどんな人だったのやら
491世界@名無史さん:01/10/14 21:48
>>488
そうです。そんな感じです。深夜TVだったので、最後まで見ればよかったなぁ。
法王コメディっていうと、他にもたくさんあったような気が。
あちらの水戸黄門みたいなものでしょう。

>>489
リンク先、さっそくブックマーク入れました。今日、ちょっとシェイクスピアの原作に
ついて調べたのですが、タイタスはわりと残酷描写が売り物の初期の修作らしいですね。
しかし、今回の装飾過剰な美術というのが、じつに16世紀末〜17世紀初頭にかかれた
脚本に似合いますねえ。
492YP:01/10/14 23:59
某スレッドの書き込みを見て、ディズニーの「アナスタシア」を観ました。
アメリカ映画なんだから悪役がラスプーチンじゃなく、リアルにレーニンの遺体が蘇るストーリー
だったら面白いのに。と思った。 まあ誰でも?思う事なんだろうけど。
493YP:01/10/15 00:18
ちょっと前「ワーテルロー」も観た。
こういうガチンコの激しい映画って当然怪我人が出るんだろうけど、死者が出たりす
る事ってやっぱりあるのかな?馬なんか沢山死んでそう。
そういう話ってあります?
494世界@名無史さん:01/10/15 00:23
南極物語では、「犬は全部無事だ」とか蔵原監督いってたけど、
どうみても数匹死んでるし・・・。

「仔猫物語」は猫虐殺映画として有名。OPチャトランとEDチャトランの間に
何匹の”チャトラン”が死んだかは実父を石原731部隊出身者にもつムツゴロウさんのみ
知る
495わははは!:01/10/15 00:31
「トラトラトラ」では、ヒッカム飛行場だったかの襲撃シーンで
エキストラが死んでますね。たぶん、あそこかなという凄まじさ。

「アラビアのロレンス」では本当に仲の悪い部族同士の集まりだったので
喧嘩が絶えなかったそうです。で、Pオトールがその最中、ラクダから落馬。
あわや乱戦の蹄にかけられて死ぬかと思うと、そういう場合、乗馬したラクダは人間の体の
うえに座り込み、主人を守るそうです。
Pオトールがラクダの腹の下から這い出したとき、一同、「死んだかと思った」と驚いたそうです
496YP:01/10/15 00:39
>>494
雑誌シンラの小沢昭一のコラムで映画で猫の死体が必要で猫を殺した話もあるそうです。
いや、動物死傷の是非がどうのこうの言いたい訳じゃなくて、単純に事実として。
動物好きであるボクの持論としては、映画作成上動物が数匹死ぬのは仕方ないとは思う。
しかし、いかにも駄作で興行成績も芳しく無い映画の為に死ぬのは‘かわいそ〜’ではある。
497世界@名無史さん:01/10/15 04:26
「プロスペローの本」ビデオ探してるのに、レンタル屋でみつからん(泣)

ルネサンス映画っす。これ、そのうちレポートしたいなあ。
498大スキピオ:01/10/15 12:29
コネリーの「薔薇の名前」の犯人の動機がおもしろい
499世界@名無史さん:01/10/15 15:47
きのう、エーコ「バラの名前」、図書館から借りてきて初読書チャレンジ中っす。
うーむ。面白そうです。

映画は傑作でしたねえ
500世界@名無史さん:01/10/15 15:59
13DAYSビデオで鑑賞。
いやあ、骨太の歴史映画でした。例のトルコのミサイル撤去って、本当になし崩しの決定
だったんですねえ。

そりゃ劇的な演出ということならNHK特集「キューバ危機」の方が、ファナチックなくらい
盛り上げすぎだけど、史実なら、これでいいでしょう。

映画評では「盛りあがらない」「散漫すぎ」なんて批評聞いたけど、キューバ危機ファンとしては
最高の出来だと思います。
海上封鎖をきめた米州会議とかステーブンソン国連大使の更迭問題とか、ジャーナリスティックに
話を入れてあって好感度大。

あとは作中に数回挿入される、軍部の暴走(核実験とかソ連領内U2偵察。ロケット打ち上げ演習)とかが、
どれくらい史実にあっているかでしょうね。
http://www.meridiantv.com/whats_on/programmes/hornblower/index.html

英国の箱庭感覚というか、画面のなかいっぱいに<ある時代>を再現するという
性癖は、NHK大河ドラマ班は見習って欲しいです。

黒澤明くらいかなあ。やっぱ・・・
502@名無しさん:01/10/15 17:15
”上海灘 ”これは映画でない。日本占領中の上海を舞台にしたテレビ
ドラマである。中国、香港、台湾で話題をさらった。ビデオ四巻シリーズ。
一本600円で日本で手に入った。他に三国演義、康熙帝、鄭成功とか
長征、乾隆大帝etcの目録がある。電話で注文したら出てきたお嬢さんは
日本語が出来なかった。
5031:01/10/15 21:55
わあ!半分越えてる〜ありがとうございます。
とりあえず私は昨日13DAYSを見ました。
変な表現ですがおもしろむずかしといった印象でしたね。
ランボー怒りのアフガンの4が製作段階に入ったというのは
本当でしょうか?
本当なら内容は・・・推して知るべしってとこでしょうが。
504世界@名無史さん:01/10/15 22:00
ランボー3は最近のテロがらみで、レーガン政権時代のアラブ過激派と
アメリカとのつながりで、くりかえし引用されましたからネエ。
505あよ〜ん:01/10/15 22:25
キリング・フィールズが大好きです。
毎日、見てもあきないです。
506世界@名無史さん:01/10/15 22:45
キリング・フィールドはカンプチア零年のシーンで
プッチニーニのオペラ「トゥーランドット」よりネッスンドルマ(誰も寝てはならぬ)
というテノール詠唱がかかります。

これって東天紅という中国国歌のメロディと同じなんですよね。
当時ポルポト政権を承認してたのはケ小平の中国だけだったことを
暗示してますね
507世界@名無史さん:01/10/15 23:45
>>506
そうなんですよ。んでもって、ズビンメータ指揮のトゥーランドットを
買っちゃたんですよ。
508世界@名無史さん:01/10/16 17:03
TV映画でもいい?
詳細は不明なんだけど、「原爆投下までの40日(50日?)」ってやつ。
3年ほど前の8月にNHKで放送されたの。誰か詳細しらない?

音楽が印象的で、映画の映像と実物映像を取り混ぜてあった。
4話構成で、3話の途中からしか見てないけど、日本側の俳優さん達は
かなりの大物どころをそろえていたと記憶している。
ラストのトルーマンが日本の降伏を伝えるシーンが凄く印象的だった。
509大スキピオ:01/10/16 18:36
「抵抗の詩」
二次大戦下の子供達のドイツ軍に対する抵抗を描いた作品。
510世界@名無史さん:01/10/16 21:07
「フェラディエーター」 2000年米/83分
〜女たちは愛欲に燃え、 ローマ帝国の淫棒に立ち向かう・・・〜
http://www.taiyolabel.com/gunsou/6eros.html

逝ってよし!
511世界@名無史さん:01/10/16 21:14
おや。ハンニバル・スレから?
わたしも、あそこ重宝してます
512【^▽^】ジョーカー:01/10/16 22:33
>大スキピオさん
『抵抗の詩』は、旧ユーゴ時代に作られた哀しいお話
ですよね。
513世界@名無史さん:01/10/16 23:13
これまた映画ではないのですがNHKの故宮シリーズを
やっと全巻ビデオ見ました。明と清朝のが特におもしろかったです。
いやーすごかったですねえ。。。
今までの中国史の新たな一面が見えましたよ。
中国すごい!!故宮博物館に一日中入り浸っていたいものです。
514【^▽^】ジョーカー:01/10/16 23:20
『特攻サンダーボルト作戦』、『デルタフォース』。
515世界@名無史さん:01/10/16 23:23
>『特攻サンダーボルト作戦』
すごい名前ですがどんなのですか?
516世界@名無史さん:01/10/16 23:24
>>470
今更だが「バベットの晩餐会」だ。
パペットじゃ操り人形だよ・・・。
517470:01/10/16 23:39
僕が見たときには、でも、ピアノ線が見えたんだけどなあ・・・・
518世界@名無史さん:01/10/16 23:39
>>508
見た見た・・・と言いながら、かなり忘れてるし、ビデオが実家にあるのでこれ以上語れん。
いいドラマだったという記憶はあるなー。阿南陸相が印象的だった。
ちなみに3年前だっけ? もっと昔だったようなきもするけど。
誰か詳しい人、語ってくれ。
519:01/10/16 23:59
「日本の一番長い日」

これ出ていないのは「日本史」になっちゃうからなのかな
微妙に史実と違っている気がした
520世界@名無史さん:01/10/19 22:56
>>473
蝶の舌!がいしゅつしてるとは感激です。
いいですよなアレ!!
521世界@名無史さん:01/10/20 00:10
歴史そのものというよりは、背景に歴史を感じる映画で好きなのは、

「ブリキの太鼓」(第二次大戦前後のポーランドを象徴?)
「ワンス・アポンナ・タイム・イン・アメリカ」(禁酒法時代)
「花火降る夏」(香港返還)
「コーリャ〜愛のプラハ」(共産圏の崩壊)
「グッド・モーニング・ベトナム」(ベトナム戦争)

・・・ってただ出ていない映画を適当に並べただけになっちまったか。
レスが500ぐらいになると、ビデオ屋いかないと他は思い出せないっすよ。

あと
ベルトリッチはファシズムに何らかのこだわりあるんかな?
と、「暗殺の森」「暗殺のオペラ」を見ると思ってしまう。
522世界@名無史さん:01/10/20 00:17
ベルトリッチは、戦後左翼学生運動の空気を吸って育ちましたから。
ただし68年ごろ、ゴダールらの文革賞賛にはついていけぬと決別しました。
523世界@名無史さん:01/10/20 01:02
>>522
へぇ、そんなんだ。
いや、ベルトリッチについては
反ファシズムというよりはトラウマに近いものを感じるんだよね・・・。
524世界@名無史さん:01/10/20 01:17
ベルトリッチは41年生まれの北イタリア人で、お父さんが有名な文芸編集者で、
ちょうどわが国の坂本龍一(お父さんが三島由紀夫や水上勉担当の編集者)みたいな
インテリ家庭で、戦後のイタリア共産党の躍進を支えた階層のようです。

「暗殺のオペラ」の前は「革命前夜」という左翼映画撮ってます。
世代的には、わが国の1960年に国会前に集まりアンポハンタイを叫んだ
青年層と重なりますね。

ご指摘のトラウマについては、なんとなくわかるような気がします。
「反抗すべき父親」やとりわけ「不在の父親」というフロイト学説の忠実な
信奉者であるベルトリッチは、その手の映画、つくりつづけてます。
「暗殺のオペラ」「ルナ」「ラストエンペラ」「リトル・ブッダ」
偏執的に不在の父親象を探索してますし、おそらくその情熱は初期の
「暗殺の森」「革命前夜」におけるファシズム反対をさけぶ視点と
同質のものでしょう
525世界@名無史さん:01/10/20 06:02
「リトル・ブッダ」が偏執的に不在の父親像を探索してるんですか。へえ・・・
ラストエンペラーはなんとなくわかる気がしないでもないですが。
526世界@名無史さん:01/10/20 08:09
「リトルブッダ」の書割構造・・・・。

あ。なんか面倒くさそう。わたしの意見など適当に無視してね
527世界@名無史さん:01/10/20 08:13
主人公が父親をさがしているわけじゃないんだけど、ま、どうでもいいか。
これ以上は世界史に関係無いのでsage
528世界@名無史さん:01/10/20 15:12
パン・タデウシュ物語
529世界@名無史さん:01/10/20 23:13
>>528
どんなの?
530世界@名無史さん:01/10/21 01:40
>>14
見た見た。ありゃよかった。
531ナポレオン:01/10/21 02:27
>>529
パン・タデウシュ物語は、
19世紀ポーランドの国民的詩人アダム・ミツキエヴィチの原作を、
アンジェイ・ワイダが監督して作った作品。
ロシア支配下の元ポーランド領リトアニアのある村。
ナポレオンがワルシャワ大公国を作り、
シュラフタ(小貴族)たちはナポレオンを祖国再興の希望と仰ぎ見ていた頃。
しかしシュラフタたちはある城の所有権を巡って2派に分裂して大モメ。
ナポレオンとロシアの戦端を待って蜂起しようと画策する動きの中、
ついにシュラフタ同士の対立は武力での強訴に発展、
当然ロシア軍が介入してきて…。
てな感じの映画。
ポーランドでは国民の3人に1人が見たそうな。
ワイダらしからぬ(?)明るい調子、
美しい映像、美しい音楽、満ち溢れる愛国心、etcで
見るとポーランドが好きになる映画。
532世界@名無史さん:01/10/21 08:10
http://www.beam-e.co.jp/search/IVCF-19.html

うう。注文してしまった(泣)18000円・・・
533世界@名無史さん:01/10/21 16:47
そういや、BSとNHKで10年ほど前にやってたピョートル大帝(全4話)
ってどうかな?ちょっとポルタバの戦いとかの時代を誤魔化してたけど、
ロシアの雰囲気は良くだしてたな。
534世界@名無史さん:01/10/21 17:31
今日、「北京の55日」と「ヒロシマ」をレンタルして見ました。疲れた〜
「ヒロシマ」はアメリカでは不評でしょうな・・・・・
535世界@名無史さん:01/10/21 17:34
『1492コロンブス』は傑作ですね。あまり話題になりませんでしたが、正統な歴史映画です。
つうかめちゃくちゃ好き。

このオデッセウスのテーマは、めぐりめぐって「グラディエーター」でも使われてます
536世界@名無史さん:01/10/21 17:58
ヘンリー5世はローレンス・オリビエ版もケネス・ブラナー版も
どっちも大好き。前者が華麗な中世合戦絵巻。後者が超リアル
路線。中世物だとあと冬のライオンとか。

今公開中の「ロック・ユー」も時代考証をまったく無視した勢い
だけの豪快な演出と舞台設定が萌え。お馬鹿時代劇映画。
537   :01/10/21 18:00
阿片戦争
セブンイヤーズ イン チベット (いちお、歴史でしょ)
プライド
かな。
538       :01/10/21 18:08
仮面の男

女の子キャーキャー
539映画予告編:01/10/21 18:18
>>536
ヘンリー5世はいいですね。ローレンス・オリヴィエ版は御大キューブリックも
お気に入りの大合戦シーン在りですね。未見の方におすすめですね

「ヘンリ5代目/オリヴィエ版 9MB」
http://bluethundermovies.simplenet.com/Movies/HenryV1.htm
「けねす・ブラナ版 7MB」
http://bluethundermovies.simplenet.com/Movies/HenryV2.htm
540世界@名無史さん:01/10/21 18:56
>>537
アヘン戦争とブライドは当事国映画ですが、セブン・イヤーズインチベットって
原作者はドイツ人でしたっけ?(あれ、英国人?)

カルル・ハウスホーファー思い出すなあ。

>>538
誰だったかコテハンさんが、鬼のように今、鉄仮面研究してますね
541@名無しさん:01/10/21 19:55
”阿片戦争”は実によく歴史を研究していると思った。
押収したアヘンを処理して海に流す場面は本に
書いてあることが理解できた。広州にあの本物の
穴があるらしい。いつか見に行きたい。
542世界@名無史さん:01/10/21 21:24
>>538
ネタバレになるかも知れんので一部伏字。
ラストで○が死ぬのが許せん。原作ではジジイになってても
最後まで生き残るぞ。焦点を仮面の男にしているからしょうがない
かも知れんが、子供の頃に読んだ三銃士のロマンをぶち壊された。
543世界@名無史さん:01/10/21 21:31
陳舜深さんの「阿片戦争」読んだことありますが、末期清王朝は気の毒。
主人公の名前、忘れた・・・。

>>540
なんとかハラーです。たしかオーストリア人
544世界@名無史さん:01/10/21 21:47
>>539
オリヴィエ版のヘンリー5世は良いね。
戦意高揚映画の最高傑作だと思う。
最近、大阪の紀伊國屋でビデオを売ってたので
思わず買ってしまったよ。
同じオリヴィエ製作のシェイクピア作品なら
「リチャード3世」も良い。
是非、観て欲しい。
545世界@名無史さん:01/10/22 00:40
セブンイヤーズ・イン・チベットって確か中国では
上映禁止になったよね。
チベット侵略する話だからな〜中国って解放政策が
進む一方で政治的な批判は極力抹殺するよね。
まあ、韓国でも日本映画が見れるようになったのは最近だしなあ・・・
映画界も複雑だよね。特に歴史ものに関しては表現や主張に
各国異なる部分が多いし。
546世界@名無史さん:01/10/22 00:55
ヴィスコンティの「夏の嵐」でさえ、公開当時、イタリア国内で叩かれましたね。
「民族の歴史をねじまげるものだ」って
547世界@名無史さん:01/10/22 01:42
ソ連版「戦争と平和」上演時間が恐ろしく長いらしいですが、見たことある方いますでしょうか?
548:01/10/22 01:52
軍事板のワ−テルロー・スレにわんさか(笑)

あのスレッド、平均年齢高そう。40歳くらいの人もいそうです
549世界@名無史さん:01/10/22 02:17
ムルデカはストーリーは悪くないと思うけど、話の進め方がヘタクソだった。
最初は劣勢だったのに適当に戦ってたらいつの間にか首都を攻め落としてるし。
ちゃんと独立戦争勝利への道程を描いて欲しかった。
あと戦闘シーンも時代劇じゃないんだし、見栄を切るのはやめてほしかった。
インドネシア軍協力なんだからもっとリアリティをだして欲しかった。
550世界@名無史さん:01/10/22 20:04
「女盗賊プーラン」
原作もすごかったが映像で見るとよりウワーってかんじ。
プーラン本人も最近暗殺されたらしいね・・・・
551世界@名無史さん:01/10/22 22:46
スターリングラード借りたけど…
552世界@名無史さん:01/10/22 22:50
あれ、鬼のように評判悪いですネエ。
愛するターニャ、ぼくは君のために挿入するって。

個人的には督戦隊の存在や恐怖のボルガ渡河、政治委員として生きるしかなかった
当時のインテリゲンチャの映像とか再現してくれただけでも満足。

映画全体の整合性についてなぞ、映画批評家にお任せします
553世界@名無史さん:01/10/22 22:57
>>544
じつはシェークスピアものの映画、最近、すごく気に入ってますが、
自分の見たものはいわゆる喜劇と4大悲劇ばかりなんですよ

ピーターグリーナウェイ「プロスペローの本」とかロマン・ポランスキー「マクベス」とか
?「タイタス」黒澤明「乱」

こんな感じ。ただオリヴィエの「ヘンリー5世」みて、エリザベス朝の国権回復運動まっさかりに
かかれた一連の史劇の面白さにうなって、フォルスタッフもの読みなおしてしまいました。

「リチャード3世」というと、アル・パチーノのでしたっけ・・・
554世界@名無史さん:01/10/23 20:17
13DAYSいいよ。歴史的事件における個人の意思決定とか、
大多数の人間は、「ふつうで良識でかつ凡庸な行動をする」って主題がよかった。
・・・<あの事件はだれそれの陰謀だ>とかいう史観振りかざす人たちは見てほしいなぁ。

あとこれ見て思ったのはNHK「映像の世紀」は歴史映画じゃないということ。
555ソ連版「戦争と平和」:01/10/25 02:08
全四部、通して見ると7時間に及ぶ超・超大作なので、とりあえず見せ場のシーンだけ飛ばし視聴する。
ナポレオン軍とロシア軍が正面衝突する「ボロジノの戦い」では地平線の遥かかなたまで人馬が入り乱れる光景が展開し、唖然とさせられる。
もちろんCGなどではない。
このシーンの最後で、地上を俯瞰するカメラ目線がどんどん垂直上昇していき、ついには雲を突き破るシーンがある。
どうやって撮影したのか長らく謎だったのだが、だいぶたってから、ある本に秘密が書いてあった。

このカットを撮影するためにどうやらロケットを打ち上げたらしいのだ。
ウソのようだが本当だ。まじで
556世界@名無史さん:01/10/25 20:40
今夜WOWOWで「騎馬大王アッティラ 平原の支配者」オンエア、観たいなあ。
映画じゃなくてアメリカのTVドラマらしいのですが。約三時間。
557Band of Brothers:01/10/25 23:17
スピルバーグ&トム・ハンクスのSaving Private Ryan(ライアンの私生活を救え!)スタッフが
やらかしてくれました。

101空挺師団の実話エピソードを通して、WW2欧州戦線の傑作TVドラマ。
SPRのブラディ・オマハ再び!!

http://www.h3.dion.ne.jp/~brothers/(日本語サイト)
http://urawa.cool.ne.jp/currahee/(予告編DL)

・・・これは来るよ・・・
558世界@名無史さん:01/10/26 00:22
>>557
うわー超気になる?公開はいつなのかしらん?
557>>558
もともと米国HBO放送(ケーブル?)の目玉商品らしく制作費120億。
噂では、例のブラディオマハれべるの戦闘が10夜10時間分つづくらしいです。

とりあえずWOWWOWかケーブルテレビ加入者のみの視聴でしょうね。
トム・ハンクス主演「人類月に立つ」(だっけ?)みたいに、そのうち
一般放映されると思います。

ともかく想像を絶する傑作らしいです。
あの予告編にまいりました
560世界@名無史さん:01/10/26 00:43
>Saving Private Ryan(ライアンの私生活を救え!)

ネタ?
561YP:01/10/26 00:46
>>556
WOWOWですかー。
WOWOWのクセに、よくそんな気の効いたマイナーな番組の放映権取りましたね。(笑
クオリティーはどうであれ、きっと視聴率悪いでしょうね。 観たいなー。

関係無いですが、金無いからスカパーの契約を随分前に切ってしまったんだけど、スカパー
で歴史関係の面白い番組ってありますか?
562Oh! Bull-shit!!:01/10/26 01:07
>>560

Oh,Really? I'm mistake!!
Non,non<NETA>

I think that Cpt.Miller go to Normandy to resucue private life of Mr.Ryan.
English language transfer Japanise language is very difficult for me!!
563ナポレオン:01/10/26 13:53
>>555
9年前に錦糸町で見たとき買ったパンフレットによれば、
ジェット機のケツにカメラをつけて急上昇させたと書いてあったけど…。
ボロジノは会戦シーンよりもその前日の描写が好き。
スモレンスクの聖母にみんなで祈るところとか。

『戦争と平和』って、
7時間かけても映像化されてない箇所っていっぱいあるのよね。
まったく、トルストイはすごいわ。
564世界@名無史さん:01/10/26 18:54
ばかか?
30時間かけても映画化できるわけねえじゃん(藁)
565世界@名無史さん:01/10/27 03:32
ままま、マターリとね。
戦争と平和は長いですからね。かくいう私も途中で力尽きた組
ですもの・・・
566世界@名無史さん:01/10/27 05:30
>Saving Private Ryan(ライアンの私生活を救え!)
今は亡き淀川長治氏は
「行方不明になった兵士のためにそれを探す部隊が作られんですね。
個人のために活動する。だからプライベート、いいますね」
と解説してたらしい。
567名無し:01/10/27 05:45
ソ連版『戦争と平和』なら一度見た事がある。
結構感動した。一つ気になったのは
ナポレオンは何度も登場するのに
アレクサンドル1世は遠景の中の点としてしか
描かれなかった事。観兵式や舞踏会でそれとおぼしき人が
出て来るんだけど、ほんと遠景だけ。
作品中では結構登場するし、ニコライやペーチャとの接点もあるのに。

単なる演出上の都合じゃなくて、ソ連政権下
余りロマノフ家のことを強調したくなかったんじゃないかとか
邪推してしまう。
568名無し:01/10/27 05:49
原作ではアウステルリッツ会戦で、伝令途中のニコライ・ロストフが
戦場で側近達とはぐれた皇帝を見かけるシーンがある。

皇帝が馬から降りて顔を覆い、敗戦の衝撃の為泣き出すのが
印象に残っている。
569名無し:01/10/27 05:55
そういえばアレクサンドル1世って
よく「美男子」とか書かれているけど
肖像画見る限りでは、おっとりした顔ではあれ美男とは言えないように思う。
570スレ違いなれどお耳を拝借:01/10/27 06:51
やっと届いたよ。Talonの「battleground BOX」
http://www.talonsoft.com/battleground/bgcollection.html

うち一番古いのは下記の「WATERLOO」だけど、ほっとくとワーテルローの全戦闘棋譜、
画面の中で人形がひょこひょこ再現してくれるから助かります
http://www.talonsoft.com/battleground/battleground3.html

あと「Napolean in Russia」
http://www.talonsoft.com/battleground/battleground6.html
「Prelude to Waterloo」
http://www.talonsoft.com/battleground/battleground8.html

オーブニングムービー、ボンダルチュクの「戦争と平和」「ワーテルロー」
編集して使ってる。どうやって版権クリアしたんだ〜?
571スレ違いなれどお耳を拝借:01/10/27 07:00
あと奥様方に朗報。

ボンダルチュク『戦争と平和』DVD日本語版
ここだと14400円です。

http://st5.yahoo.co.jp/nojima/dvd-ivcf-19.html
572@名無しさん:01/10/27 12:29
がい出でしょうけど、ヘンリー8世とトーマスモアの話。
題名わすれ。
573世界@名無史さん:01/10/27 13:12
「わが命つきるとも」
ですな
http://www.infoaomori.ne.jp/~yappi/eiga/EB-05waga-inochi.html
574【^▽^】足軽浪士ジョーカー@長屋:01/10/27 14:24
「栄光への脱出」、「生きるために」
575【^▽^】足軽浪士ジョーカー@長屋:01/10/27 14:31
「レッズ」
576:01/10/27 15:48
>>575

おー>「れっず」
577世界@名無史さん:01/10/27 16:37
どんなのすか?>れっず
578:01/10/27 16:42
>>577

「世界を震撼させた十日間」を書いたジャーナリスト(名前ドワスレ)
の奥さんの半生を描いた映画だと理解しているが、それでよろしいですか?>>575
579世界@名無史さん:01/10/28 06:31
がいしゅつだけど、「キリングフールド」はポルポト時代の
「純真」な少年少女が権力を持ったときの残忍さに恐怖
したね。
インド関係ではアッテンボローの「ガンジー」がよかったです。
イギリス人が国歌の演奏のときに直立不動の姿勢をと
っているのが印象的でした。
デビット・リーンの「インドへの道」は植民地の支配者と
被支配者の関係が描かれているようですが、なにを表現
したいのかよくわからなかった。

文革時代の中国に興味があるのですが、何かお勧めな
映画はありませんか。
NHKドラマの「大地の子」ぐらいしかみたことないので。
580世界@名無史さん:01/10/28 07:05
文革時代のものだと今は「青春祭」「子供達の王様」
くらいしか思いつきませんが・・・・
でも他にもいっぱいあったと思います。
581世界@名無史さん:01/10/28 12:07
大紅旗?だかなんとかいう、分列行進テーマにした映画ありましたね。
北朝鮮みたいにマスゲームに命を賭けるか、賭けざるを得ない男たちの逝きザマ映画
582あやめ:01/10/28 13:39
>>578
ジョン-リードですね、偶然だけど今朝の朝日新聞に「レッズ」のことが
小池真理子さんの思い出の映画として書かれてました。

序だけど誰か教えてください、「千日のアン」という映画があって、アン-
ブーリンが冊立してから処刑されるまでがキッチリ1000日だからってこと
ですが、冊立は1533年6月、処刑が36年4月、ちょっとオーヴァーするん
じゃないかと思うんですが細かい日付が不明なんです、どうなんでしょ?
583あやめ:01/10/28 14:43
>581
陳凱歌監督の「大閲兵」っていうんじゃない?
1984年10月1日に天安門前で行なわれる建国35周年記念の閲兵式の大行進に
参加して僅か100歩足らずのために、兵士が1万キロの不条理で過酷な訓練に
挑む様を描いた作品です。って観たわけじゃないんだけどね。
584579:01/10/28 15:06
>580
ありがとうございます。
レンタルビデオ屋で探してみます。
585世界@名無史さん:01/10/29 03:26
軍事板のワーテルロースレが何だか物凄いので、見てみました。
「戦争と平和」
ただし1956年のハリウッド製。オードリー・ヘプバーンの出てる奴

・・・あの〜。この映画のピエール、バカですか?
ボロジノ戦で砲兵陣地までのこのこ出かけてって邪魔扱いされて戦争見物楽しんで
気にすがって「おのれナポレオンめ許せない」とか泣く姿、バカみたいです・・・。

確かに原作どおりなのですが・・・。
なんかナポレオン狙撃を諦めちゃうのも判るようなバカです。このピエール・ヘンリー・フォンダ。
586世界@名無史さん:01/10/29 05:17
きみみたいな冷たい人見たことないよ!
587世界@名無史さん:01/10/29 15:15
刑事プリオがアレクサンドロス王に!
それも監督セコセッシ・・・イメージじゃないだけどレオ。
原作「アレクサンドロス大戦記」おもしろかったのに。
どうなることやら
588587:01/10/29 15:17
セコセッシだって・・・スコセッシです。
589世界@名無史さん:01/10/29 15:47
がいしゅつだけど「アンダーグラウンド」は強烈だった。
文字通り、食い入るようにして見てた…
あと、コルチャック先生の映画。どうなるか分かってるんだけど
見ていて胸が締め付けられるんだよね…「好き」っていうのとはちょっと違うかな。
ああ、歴史というには近いけど(でも「アンダーグラウンド」よりは遠いか)
「マルコムX」は好きだ!
590世界@名無史さん:01/10/29 19:24
ありゃま。スコセッシがアレクサンドロス大王戦記とは>>587

こりゃ期待あげ。チベットのあの映画、なんだかんだいって映像的には凄かったから。
そういえばスコセッシ、キリストの映画も撮ったけど、個人的にはマフィア3部作のほうが
風格あるなあ
591Krt:01/10/29 19:25
>>582
>序だけど誰か教えてください、「千日のアン」という映画があって、アン-
>ブーリンが冊立してから処刑されるまでがキッチリ1000日だからってこと
>ですが、冊立は1533年6月、処刑が36年4月、ちょっとオーヴァーするん
>じゃないかと思うんですが細かい日付が不明なんです、どうなんでしょ?

ヘンリー八世とアン=ブリンとの間では1533年1月25日頃にまず秘密結婚が行われ、
次の復活祭の時にその事実 the Union が公にされた後、同年5月28日に寵臣である
カンタベリー大司教クランマーによって、この結婚の妥当性と前妻キャザリンとの結婚の
無効性が pronounce されています。
 それに対し彼女が姦通罪で有罪を宣告されたのは1536年5月15日のことで、例の
クランマーによりヘンリーとの結婚の無効が宣せられたのが5月17日。そしてその二日後の
5月19日に彼女はロンドン塔で斬首されています。つまりどのような期間をとってみても、
二人の結婚期間は1000日を軽く超えることになるわけです。だから「千日の」というのは
物語か何かの単なる惹句に過ぎないのではないかと愚考する次第。

もしかしてグレゴリオ歴への切り替えが絡んでいるのかとおもったのだけれど、
それはこの世紀の後半(1582年)のことなので無関係でしょう。
592世界@名無史さん:01/10/29 21:02
たぶんがいしゅつだと思うが「覇王別姫/さらば、わが愛」。
まだ宦官が幅を利かせていた1920年代から、一息落ちついた70年代後半までの
中国の歴史が一気にわかる。京劇の舞台裏もおもしろい。
文化大革命で信頼してた人同士がお互いに罵らされる場面は涙、涙。
593世界@名無史さん:01/10/29 21:03
↑今度DVDがでるね。
594世界@名無史さん:01/10/29 21:10
>579
文革ものなら「太陽の少年」がおもしろい。
み〜んないなくなった台風の目のような北京を舞台に、少年たちが暴れまくる。
この時代の北京がこんな感じとはまったく想像してなかった。

595世界@名無史さん:01/10/29 21:17
>589
クストリッツァ「アンダーグラウンド」評判いいですネエ。
見てみようかしら。
ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争ものの映画って佳作(アングラは違うが)
多かったからなあ。

でも、オリバーストーンの傭兵映画が一番見たかったりする(笑)
596YP:01/11/01 01:37
アベル・ガンスという監督の「ナポレオン」(1927)を観ました。
国威高揚の為のプロパガンダ映画的な印象も受けたけど、サイレント映画
では珍しく面白かった。(最後の方はよく判らなかったが)
アルベール・デュードネという男優もカッチョいいし。
有名な映画なのかな?

つーか、何を隠そうナポレオンって‘大体’でしか知らないので、フラン
ス革命からナポレオンの時代を知るのに適当なオススメ本ありましたら教
えて下さい。
597世界@名無史さん:01/11/01 07:04
一昔前は沢山あったし、単行本の歴史コーナー行けば一通り(大森実の人物伝のたぐい)
ありますが、最近はあまり見かけませんね、話題のナポレオン本

学研歴史群像シリーズ47&48「皇帝篇」「戦争篇」くらいでしょう。
元通産官僚の両角良彦「1812年の雪」(ロシア戦役)「東方の夢」(エジプト戦役)(講談社文庫)
ナイジェル・ニコルソン「1812年」(中公文庫)とか部分部分の戦役ならありますが。

そうですね
元グリーンベレーの柘植久慶氏の好著「ナポレオンの戦場」(原書房)も図版が多くて初心者お勧めです。
ロシア戦役に関する事実誤認や、タクシー運転手とともにアウステルリッツの戦場を眺める著者の勇姿など
意味不明な写真も挿入されてますが、なにより著者のナポレオンに対する愛情が感じられる一冊です。
著者自身の戦場体験など風のざわめきくらいに読み飛ばせば、なかなか楽しい読み物です。

http://www.sanynet.ne.jp/~imperial/Napoleon/sankou.html
598世界@名無史さん:01/11/01 09:17
来年、「地獄の黙示禄」の完全バージョンが公開されますね。
気になっています。
599世界@名無史さん:01/11/01 09:49
「覇王別姫/さらば、わが愛」のどこがおもしろい?
ヒステリックなコン・リーがレスリー・チャンをイジメているだけ。
600世界@名無史さん:01/11/01 10:55
>>598
私も!
フジの笠井アナが試写を見て、「長くなっているけどそれゆえに
分かりやすくなっている」ような感想を書いていた。

>>599
まぁまぁ、好き・嫌いは個人差があるでしょう。
史実として荒唐無稽とかデタラメとかいう批判ならともかく…
601世界@名無史さん:01/11/01 13:02
地獄の黙示録は、Mブランドが太ってしまったからミリアス第一稿ラストの
「北ベトナム正規軍の襲撃によるカーツ砦の大合戦」は撮影不可能になり
フレイザーの金枝篇やらなにやらが入ってしまったときいた。

完全篇は噂のフランスゴム園シーンがみられそうで楽しみ。
アレッホ・カルペンタールのサンリオSF文庫で、なんかこの手の
遡行ものあったなあ・・・
602あやめ:01/11/01 14:50
「覇王別姫」の程蝶衣のモデルは北京占領の日本軍の将校を好感してた
点など程硯秋かなと思うんだけど、まあ色んな人をミックスしてイメー
ジ膨らましたんでしょうね。
「覇王別姫」のレスリー-チャンに張り合うかのような「Mバタフライ」
のジョン-ローン、グロいつー人もいますけど虚心に見ればやっぱり綺麗。
ともかくこの映画は観念操作を要求するプロットだわね。ラストシーンは
「ベニスに死す」を連想しました。
このストーリーの実話については事件発覚当時に('70年代?)新聞の海外
トピックで読んで意外に思った記憶があります。というのは文革直前には
健常な社会主義リアリズムの見地から、京劇の旦角(女役)は女優が演じる
方が自然であるという理由で女形は絶滅したと伝えられていたからです。
その後この話は戯曲になり日本では市村正親がフェイクなヒロインに扮し
てますね。
序でに「クライングゲーム」って見てないんだけど、ほんとに違和感なく
女性に思えたんでしょうか? この俳優は外にどういう映画でどんな役を
やってるのか知りたいです。
この映画もIRAテロを背景とする実話に基づくものなんだそうです。
603あやめ:01/11/01 15:03
>>594
「太陽の少年」は教育TVで放送したのを見ました。例のサイゴン降伏
直後に「解放戦線」軍が進駐して来るまでの間、一種の治安真空状態が
生じ不良少年たちの天下だったという話を思い出したものでした。
604あやめ:01/11/01 20:42
>>591
Krtさん有難うございました。
それにしてもうちにある戦前の歴史年表はいい加減だなあ、まるっきり日付が違ってた
605【^▽^】足軽浪士ジョーカー@長屋:01/11/01 20:49
レスリーといえば台湾抗日同盟の烈士役の『上海グランド』。
606【^▽^】足軽浪士ジョーカー@長屋:01/11/01 20:54
『覇王別姫』で蝶衣の裸体が出なかったのは残念!
露出狂のナルシストたる張國榮さんとしてもさぞ不満
だったでしょう。
607【^▽^】足軽浪士ジョーカー@長屋:01/11/01 20:57
そういえば、中共と並んで国府軍も悪く描かれて
いたけれど、台湾人―特に外省人や、本省人でも国民党員―
はどう思った人が多かったのだろう?
608:01/11/01 21:22
>>591>>604
細かい話ですが、Anne BoleynとHenry VIIIの結婚が宣言されたのは
1533年5月23日という説もありますね。
確かめようとしてbritannica.comいってみたら有料になっててちょいとぷんぷん。
609世界@名無史さん:01/11/01 22:36
「王妃マルゴ」やっと見ました。
中世の人って血の気が荒いんですね。殺戮シーン恐かったです。
あの時代って王家の人の性的乱れって、あんなにオープンだったんですか?
あと全裸のイザベルって吹き替えですよね。体と顔が一緒に写ってる
シーンがなかった。
610Krt:01/11/02 00:33
>>604
いや、失礼しました、訂正があります。
ここだけ具体的な日付が書いてなかったので、うっかり見過ごしていたんですけど、
アン=ブリンの正式結婚自体は5月のことなんですが、戴冠は6月(日付不明)でした。
国王と正式に結婚することと、当人が crowned されることは別だったのですね(汗)。

ネタ元には、記述のある殆どの事件に可能な限り具体的な日付が書いてあるので
(例えば36年1月29日に男児を死産したとか)
もしかすると戴冠したのが6月の何日なのか良くわからないのかもしれません。
(この点は専門家の教示を待ちたいところです。)
とはいえ、たとい即位が6月の30日だったとしても「在位ぴったり1000日」
とはなりそうにないことは同じですけれども。

>>608
いや、私のネタ元もブリタニカの Anne Boleyn の項目なんですよ(笑)。
しかも1960年代の古い本だからその後の研究によって変わった部分もあるかも。
しかしブリタニカは便利ですよ。最初は高い金を出して買った Scribners の
Encyclopedia of the Renaissance 6Vols.あたりになら載っているんじゃないかと
思って調べてみたんだけれど、これが全くのスカで日付なんて書いてない。
でも古いのを只で手に入れたブリタニカにはちゃんと書いてあるんだものなあ。

今、中古のブリタニカなんて揃いで数千円するかしないかでしょう。
こんなお値打ち本はありませんよ、みつけたら是非お揃えあれ。
それに百科事典というのはあたらしけりゃ良いというもんじゃないんです。
古い項目は新版が出るとどんどん削られて行くわけですから古い版は貴重です。
我が家の蔵書の内で私が良く利用する百科事典ベスト3を挙げると、結局の所
戦前版平凡社百科事典、中古ブリタニカ、古事類苑あたりですものね。
611:01/11/02 00:40
>>610
戴冠は6月1日のようですよ
612Krt:01/11/02 00:46
>>611
おお、今の britanica.com に載ってるんですか?
(なんかチャット状態だな)
613:01/11/02 00:48
>>610
なるほど、そういう考え方もあるんですね。
ブリタニカ、父が持っていたようですがCDROM手に入れて廃棄した、っていってました。
おまえもCD買え、とか言うので、インターネットでみられるからいーよ、
とか言って馬鹿にしたのですが有料になっちまった。
年間50USDだそうです。申しこんぢまった。

あれ?でもさっき見たらbritannica.comでも5月23日になってましたよ。
614:01/11/02 00:50
>>612
戴冠の日付は別ソースです
http://tudorhistory.org/boleyn/
615:01/11/02 01:12
やってしまいました。
>>612
catholic encyclopediaによると、Catherineとの結婚を無効としたのが5月23日、boleynとの結婚を
宣言したのが5月28日だそうです。britannica.comもよくよめば同様でした。申し訳ありません。
http://www.newadvent.org/cathen/07222a.htm
616Krt:01/11/02 01:30
>>615

>catholic encyclopediaによると、Catherineとの結婚を無効としたのが5月23日、
>boleynとの結婚を宣言したのが5月28日だそうです。

なるほど、たしかに「る」さんが、614で挙げてくれたサイトでは、

On May 23, the Archbishop officially proclaimed that
the marriage of Henry and Catherine was invalid.

となっていますが、私のブリタニカ1964年度版では微妙に表現が違っていて、

On May 28 Archbishop Cranmer pronounced the marriage valid
and that with Catherine null.

となってます。もしかすると当時、invalid と null とでは法的な意味も違ったのかな。
単に無効だったのと、そんなものは無かった、というのとでは。
それで23日に、invalid だと宣言したが、これだけでは新たな結婚の為には十分ではなく、
28日の結婚当日には改めてCatherine とは null だったと宣言し直す必要があったとか。

もっとも、辞書を引くと、null and void = not valid とあるので、
特に意味の違いはなく、単に諸事情によって結婚の時期を遅らせただけなのかもしれませんが。
617:01/11/02 01:54
>>616
まとめますね。
614のソース
>On May 23, the Archbishop officially proclaimed that
>the marriage of Henry and Catherine was invalid.

ちなみにbritannica.comのはこういう表現になってます。
>o rid himself of his queen. About Jan. 25, 1533, Henry and Anne were
>secretly married. The union was made public on Easter of that year, and on
>May 23 Henry had the archbishop of Canterbury, Thomas Cranmer,
>pronounce the marriage to Catherine null and void. In September Anne
>gave birth to a daughter, the future queen Elizabeth I.

ブリタニカ1964版
>On May 28 Archbishop Cranmer pronounced the marriage valid
>and that with Catherine null.

Catholic encyclopedia
>through a form of marriage with her on 25 January, 1533. On 15 April Cranmer received consecration.
>On 23 May, Parliament having meanwhile forbidden all appeals to Rome, Cranmer pronounced Henry's
>former marriage invalid. On 28 May he declared the marriage with Anne valid. On 1 June Anne was
>crowned, and on 7 September she gave birth to a daughter, the future Queen Elizabeth. Clement, who

こうしてみると、null and void=invalid=not valid であり、5月23日に前者との無効が宣言され、5月28日に
boleynとの結婚の有効性が宣言された、ということでしょうか?ただし、ブリタニカ64年版だけが
5月28日に前者との結婚の無効があらためて宣言された、と書いてあるようですね。
こりゃ5月28日の宣言の内容を実際に見てみないことには確証とれませんね。
いずれにしろ、
「Katherineとの結婚自体は有効だったが突然無効になった」のか
「Katherineとの結婚自体が無効でありそもそも結婚自体が成立していない」のか
よくわからないですね。

ちなみに614のソースには面白い指摘がなされています。

>Interestingly, shortly before her execution on charges of adultery, the Queen's marriage to the King was dissolved and declared invalid. One would
>wonder then how she could have committed adultery if she had in fact never been married to the King, but this was overlooked, as were so many
>other lapses of logic in the charges against Anne.
618Krt:01/11/02 02:39
「る」さん、ご苦労様でした。
最後に引用された部分はたしかに笑ってしまうのだけど、
これは結局、null = invalid だからこそ成り立つ笑いなんでしょうね。

私は最初、nullというのは最初に遡ってそんな事実が無かったと言うことであり、
invalid というのは何らかの理由である時点で無効になったといういうことなのかなと
思っていたのです。
(つまり私は、ヘンリには王位継承権をアンの子供に与えるために、キャザリンの娘 Mary を
王位継承権の無い bastard にするべく、ある時点で結婚が invalid になったのではなく、
最初から結婚の事実がない、null であった、という論理が必要だったのかと思ったのです)

でもこの引用部分を見ると、invalid というのも最初の時点から遡ってのことなのだから
姦通というのは論理的におかしい、という話なのでやはり両概念には違いがないのかもしれません。

それにしても今は検索で何でもわかる時代なのですね。改めてネットの威力を痛感しました。
では、お休みなさい。
619:01/11/02 03:05
>>618
おやすみなさい
この話、ざっと見ただけなんですが専門家に聞くしかなさそうです
本音とタテマエがいりまじって、日本の憲法論議みたい。
「結婚がもともと成立していなかった」ならば離婚ではないですよね。
Cranmerがスペイン大使に宛てた手紙見つけたのですが、それにはきちんとdivorceと書いてありました。
http://www.fordham.edu/halsall/source/cramner-hen8.html
ここのソース、「Original Letters of Illustrative of English History, including Numerous Royal Letters. London: Harding, Triphook, and Lepard,
1825.」、買いですかねえ
620世界@名無史さん:01/11/03 01:34
「トロイアの女」。ギリシャに負けたばかりのトロイアが舞台。
負けても誇りたかい王妃はキャサリン・ヘップバーン(「冬のライオン」ではエレオノール・ダキテーヌ)
発狂する王女はジュヌヴィエーブ・ビジョルド(「千日のアン」ではアン・ブーリン)。
子供を殺される皇太子妃はヴァネッサ・レッドグレーヴ(「愛と哀しみの生涯」ではメアリー・スチュワート)。
トロイのヘレンはイレーネ・パパス(「エレクトラ」も主演、ギリシャの大女優)。

名女優たちの演技合戦に堪能。
621世界@名無史さん:01/11/03 01:49
多分ガイシュツだろうな・・
クロサワの「影武者」。

体格の貧弱な、栄養摂取の悪そうな俳優をワザと選んでるのはサスガなリアリティ。
でも、(「乱」と同じで)毛唐ウケ〜「わかりやすさ」を狙うあまり、
武田軍団が、赤・青・緑と抜群の視認性を誇っているのはいかがなものか。

クライマックス、武田騎馬隊が馬防册に突進し、織田の鉄砲三段撃ちに壊滅せしめられるの図は、
欧米人の戦国日本に対する理解(誤解?)向上に寄与して余りある。
622:01/11/04 00:06
強引に世界史モノに解釈するとして
「モスクワは涙を信じない」

駄目?
623世界@名無史さん:01/11/04 00:25
「1900」って既出か?
624世界@名無史さん:01/11/04 03:08
歴史ものっていうとちょっと違うかもしれないけど、ユーゴの紛争を
描いた「パーフェクト・サークル」

声高に平和とかを訴えたりしない分、余計に哀しくて胸に迫るものがある。
ロケも現場だし、子役も難民だし、サラエボの図書館が砲撃されて
燃えてるところまで映ってる。
625ただの歴史好き:01/11/04 06:00
歴史スペクタルの最高峰「スパルタカス」!
なんか全然話題になっていないけど、僕のような人間にとっては堪らない作品だった。

特にクライマックス。
降伏したスパルタカス軍に対し、敵司令官が「スパルタカスを指差せば、命は助けてやる」というのに、兵士たちが誇り高く返答するシーンで泣きそうになった。
がいしゅつかな?
626ただの歴史好き:01/11/04 06:04
625です。
歴史スペクタクルでした。
ごめんちゃい。
627世界@名無史さん:01/11/05 23:14
げ!?
BSで「カラマーゾフの兄弟」やったんだ。

なんで教えてくれなかったの?
恨むぞ、ゴラア!!
628【^▽^】足軽浪士ジョーカー@長屋:01/11/05 23:52
レスリーのおチンチン晒しage
629BM ◆NoW6wMcg :01/11/06 08:54
スパルタカス私も面白く鑑賞しました。
630世界@名無史さん:01/11/06 09:03
「元禄忠臣蔵」
溝口崇拝者なもので。
631世界@名無史さん:01/11/06 12:34
じゃ大岡越前。

大塩平八郎の大ファンなもので
632世界@名無史さん:01/11/06 19:02
断片しか観たことはないが、ナポレオニック物なら『コルベルク』。
以前NHKでやったBBC制作のナチ・プロパガンダ政策の
ドキュメンタリー番組で紹介されているのを観てそのスケールのでかさに
腰を抜かしたことがある。

東部戦線のドイツ軍兵士をエキストラに動員させており、効果音で
入っている遠くで響く砲声は実際、ソ連軍のものだったそうな。
そういう意味でも歴史物?しかも、完成時にはとっくにコルベルク
要塞は陥落していたというオチまである。

http://home.att.ne.jp/iota/aloysius/cinema/01/c_kolbrg.htm
http://pweb.sophia.ac.jp/~s-yuga/99-2semi5.htm

ゲッペルスの肝いりで『風と共に去りぬ』の向こうを張って撮らせた
フルカラーの映像は是非通しで観てみたい。DVDは出てない?
633【^▽^】足軽浪士ジョーカー@長屋:01/11/06 19:16
『OK牧場の決闘』。カーク・ダグラス演じる
ドック・ホリデー(ジョン・ホリデー)が
かっこいい。
634:01/11/06 19:50
今BSでやってるのはなに?
635:01/11/06 19:52
なんだ、デュマか
636世界@名無史さん:01/11/06 21:26
>>632
ビデオはでているらしい。

http://ihffilm.com/ihf/286.html
637世界@名無史さん:01/11/07 09:29
「旅芸人の記録」と「アンドレイ・ルブリョフ」
638世界@名無史さん:01/11/07 12:06
黄金の日々
ラストに感動
639:01/11/07 18:43
>>638
それがアリなら「獅子の時代」
山田太一ーっつ
640世界@名無史さん:01/11/07 19:33
さっきまで見てた。「シシリアン 虐殺の地」
このタイトルとクリストファー・ウォーケン出演ってことで
ベタなやくざものかと思ったら、アメリカ史上最大のリンチ事件を
描いた地味な佳作だった。
641世界@名無史さん:01/11/07 22:01
マイケル・チミノ監督クリストファー・ランバート主演「シシリアン」だと
戦後のイタリアにおける共産党の躍進と、それを抑える地元顔役たちいうテーマが
でてきますね。

「ニューシネマパラダイス」でも、シシリアの共産党員が、食えずに追い出される描写
あったなあ
642【^▽^】足軽浪士ジョーカー@長屋:01/11/07 23:20
「鉄人長官」
643【^▽^】足軽浪士ジョーカー@長屋:01/11/07 23:27
補足:「鉄人長官」はジュリアーノ・ジェンマ主演の
    イタリア映画で、ムッソリー二時代に
    マフィア大弾圧で名を馳せたチェザーレ・モーリを
    描いた作品です。
644世界@名無史さん:01/11/07 23:57
タイ映画「少年義勇兵」を見てきました。
1941年に日本軍とタイが戦ったなんて、全く知らなかった。
映画自体はまあまあの佳作。
645世界@名無史さん:01/11/08 00:40
「コーザ・ノストラ」もマイヤ・ランスキーと同時に、NYの検事のなんとか
狂言回しにしてたなあ・・
646:01/11/08 01:18
マイケルチミノあげー
「天国の門」駄作だね
647ナポレオン:01/11/09 12:42
ガイシュツだが『阿片戦争』は良かったですね。
中国人でもこんなに冷静に帝国主義時代をみることができる、
というのが新鮮でした。
もっとも、謝晋監督は『セブン・イヤーズ・イン・チベット』を
「くそったれ映画」と評し、
「ラーベ日記の日本語版は大事な部分が翻訳されてない!
 俺が本当の南京戦を日本人に見せてやる!」
と息巻いてた人だから(続報聞かないなあ)、
なんで『芙蓉鎮』や『阿片戦争』のような映画が作れたのか、
そっちのほうが不思議。

あと、ヒントンのドキュメンタリ映画『天安門』もおもしろい。
648@名無しさん:01/11/09 15:30
>>647
中国映画と香港映画の区別もよくわからない。
649ワーテルロー:01/11/09 22:55
http://www.braine-lalleud.com/waterloo/mov/waterlo2.mov
軍事板の信仰篤く性正しい神のような御方が、ついに発見してくれました。
ボンダルチュク版「ワーテルロー」のQTフィルムです。
3310KB。
DL時間たった15分で、
ポンソンビー卿の龍騎兵突撃も ネイ元帥の騎兵突撃も永遠にあなたの
PCに収録!!

1.冒頭からゴードン将軍のスコットランド連隊、
2.フランスの戦列歩兵
3.(地図)カトル・ブラにおける深夜の作戦会議とワーテルローでの迎撃
4.6月17日(前夜)の雨中でワーテルロー英軍陣地を眺めるナポレオン
5.鼓笛隊。えー。夕刻のラ・エイ・サント農場攻略時?
6.ラ・エイサント攻略直前の英仏砲撃戦
7.ポンソンビーの龍騎兵突撃
8.ネイ指揮下のミロー将軍の胸甲騎兵、ルフェーブルの槍騎兵、猟騎兵の
総勢43スコードロン、戦史に名高い5000騎突撃(のち反復攻撃で一万騎に増加)
9.驚愕したウェリントンがあわててこさえた13方陣(26個歩兵大隊)

・・・す、素晴らしい・・
650世界@名無史さん:01/11/10 06:10
「オデッサ・ファイル」を見てました。

原作がフォーサイスだから歴史モノっていうよりトンデモ系かも
しれないけど、マクシミリアン・シェルとか老人入ったおっさんたち
が演じるナチの残党が、マジで迫力もので怖かった。
651世界@名無史さん:01/11/10 10:41
>>648
そうか?
オレは香港・中国・台湾の映画を好きでたまに見るが、
結構傾向が分かれるよ。
652世界@名無史さん:01/11/10 13:27
>>650
もともと書斎探偵系のサイモン・ヴィーゼンタールとか眺められて吉
653世界@名無史さん:01/11/10 23:45
うう。かれこれ10年以上も前から見たかったNミハルコフ「黒い瞳」いま、
見終わったとこ。
いいなあ・・・。
チエホフだから歴史じゃなく文芸だけど、こころが洗われましたわい。

今までフェリーニ「そして船が行く」(トマスマン魔の山、ツヴァイク昨日の世界)が
マイフェイバリットだったけど、順位いれかえてもいいなあ・・・
654世界@名無史さん:01/11/10 23:54
まさしく・・・素晴らしいの一言につきますなワーテルロー氏・・・
655649:01/11/11 00:12
わたしはアレを発見してくださった方が永遠の生命と幸せを得るよう
神棚に灯明を上げて神仏に祈願するくらい感謝しております
656世界@名無史さん:01/11/11 23:09
本日は「タイタス」がやってます。
657@名無しさん:01/11/12 01:09
コンりーなんかの映画が中国映画と思っていたけど
どうもそうでないような気もしますが?
最近の”始皇帝暗殺”は何映画ですか?
658世界@名無史さん:01/11/12 01:22
史劇いうと語弊があるから史劇ミステリ?
アマデウスみたいなものですか
659世界@名無史さん:01/11/12 02:29
Pグリーナウェイ「プロスペローの本」(1991)
シェイクスピアの喜劇「嵐」を題材に、17世紀の世界が記号に表象されるものと
され得ぬものに分離していく過程が背景。
素晴らしい英国16世紀魔術的ルネッサンス衣装と17世紀の驚異の事物に囲まれた
部屋をみせまくりの映画。エークセレント!!

関係サイト/このCG美術はNTTのTVCMに剽窃されてるあれです
ttp://www.worlds4.com/greenaway/movies/grprospb.htm
対訳シナリオ
ttp://www.mit.edu/people/dinoriki/Prospero-Transcription.htm
衣装担当ワダエミのHP
ttp://www.kiryu.co.jp/wadaemi/Costumes/pros/index_frm.html
660YP:01/11/12 03:15
そういや、台湾映画『霊幻導師』のキョンシーは満州族の服装なんだよね。
テンテンちゃんはすんげぇベッピンさんに成長してそう。
と思ったら、そうでも無かった・・
 ↓
ttp://www.netlaputa.ne.jp/~t-akao/ten/seicho/all.html
661YP:01/11/12 03:20
いや、よく見れば写真が悪いだけなのかも・・
662YP:01/11/12 03:25
『霊幻導師』じゃなくて『幽幻道士』でした。

ボクってば、ホント痛恨の誤字が多いわ。
663世界@名無史さん:01/11/12 13:13
>660
満州族の衣装期待して、サイトひらいたら、か、可愛い。
おもわず
「神奈川県の山中で遺体で発見されたテンテンちゃん(7歳)」
と勝手なニュースナレーション、つけたくなるくだいです。

冗談はともかく、満州族のあの晴れ着も、魔よけの呪文とか福文が織り込まれていて
あれはあれでひとつの小宇宙ですね
664世界@名無史さん:01/11/12 16:35
韓国人が怒る理由わかるよ反省しるっていうだろ。
日韓併合で、日本についていけばーマー安泰だわなーロシアも怖いシー
と思ってたら大東亜でまけちまってその後南北分断だもん。

かわいそうだ。
665YP:01/11/12 21:33
BS2は、ここ最近ソ連映画ずくめですね。
今も『戦争と平和 第二部』やってるし。

映画観て思う事は、ほんとロシア人って白人だかモンゴロイドだか
はっきりしない中途半端な顔の人間が多い。
666世界@名無史さん:01/11/12 22:51
わが命つきるとも
  ヘンリー8世とトマス=モア卿のやりとり、トマス=モアの言説にはそのころの人士さがあらわれている
667世界@名無史さん:01/11/13 08:23
>>657
「始皇帝暗殺」は中国、日本、フランス、アメリカの合作です。
美術と衣装がすばらしい。特に衣装。
668世界@名無史さん:01/11/13 18:31
↑え?合作だったんですか〜
私は戦闘シーンがもろ古代ってかんじで好きですが。
669世界@名無史さん:01/11/13 19:53
「コーリャ・愛のプラハ」が好きですね。共産圏の話しです。あと時代物で、「エバーアフター」。シンデレラの新解釈。
ルネッサンス期のフランスが舞台。でも、英語・・・。
670世界@名無史さん:01/11/13 22:16
お。BSで「戦争と平和」第3部放映中だけど、みんな見てるのかな?
あと5分で、ボロジノ戦だ。
史上最大の12万人ロケいう噂だけど・・・
671世界@名無史さん:01/11/13 22:27
>665
たしかクトゥーゾフ将軍(もちろん実在のほう)はタタール人の血をひいている
はずですが・・・
672世界@名無史さん:01/11/14 01:43
一時間かけて過去ログに目を通しました。ハァーしんど。
初めて参加させていただきます。よろしく。

いろいろありますけど、ここんとこのスレの流れは「ソ連映画」になってるみたいなので…まず一発。

>366 エイゼンシュテイン監督「アレクサンドル・ネフスキー」いいですね。
確か1940年くらいの制作で時代状況を映して「反ドイツ映画」になっとります。
例えば、クライマックス「氷上の戦い」のシーンでは、ドイツ騎士団とモスクワ大公国の軍が衝突します。
そこでは、ドイツの騎士が顔の全く見えない甲冑をつけて不気味に迫ってくる。
それに対しモスクワ軍は顔をさらした農民兵が迎え撃つ、という対照的シーンが交互に挟み込まれ、非人間的なドイツ兵vs人間的なソ連兵というメタファーは露骨なまでに明快です。
いやー映画って本当に恐ろしいですねw。
ちなみにこの映画、反独プロパガンダ映画として非常に出来がよかったため、独ソ不可侵条約締結で急速に親独ムードが盛り上がるとしばらくお蔵入りになってたとか。
こんなB級っぽい映画も作っちゃうあたり、職人エイゼンシュテインの真骨頂ですね。
主人公アレクサンドル大公を演じたのは「イワン雷帝」で主演した人と同じです(役者の名前忘れた)。
ソ連映画で2発目。「スタフ王の野蛮な狩り」。

帝政時代末期、かつて農民叛乱の英雄・スタフ王が地主によってだまし討ちにされ無惨な最期を遂げるという伝説が残る地に、ある民俗学者が調査に訪れる。
ところがスタフ王を殺した地主の子孫が次々に惨殺される事件が起こり、スタフ王の幽霊の仕業ではないかという噂が立つ。
で、民俗学者はさっそく事件の調査に乗り出すのだが…。

ここまで書くとお分かりでしょうが例の「スリーピー・ホロー」とストーリーが酷似している。
もちろん、パクったのはティム・バートンの方なんでしょうが、マイナーソ連映画の悲しさ、全く話題になりませんでした。
わが「スタフ王」の方はストーリーがやたらと込み入ってて分かりにくい。
実は最後までみても「スタフ王」の正体って結局何だったのかよく分かりませんでした。
そのくせ、冒頭に地主一家のうら若い女主人が全裸であやしげな秘儀を行うシーンがしっかり入ってて、B級臭ふんぷんです。
まーエンタテインメントとしての質は明らかに、バッタもんの方の「スリーピー・ホロー」の方が上なのですが…。
ティムってB級映画好きそうなので、当然「スタフ王」も見てて映画の着想を得たんだろうなー、と思ったもんです。
ソ連映画の3発目。「ヴィー」。

ゴーゴリ作品の映画化ですが、あらすじ書くのもう面倒くさくなったので興味がある人は講談社学芸文庫から出てる日本語訳を見てください(「外套・鼻」)。
主役の神学生を最初にたぶらかそうとする美少女の魔女に萌えましたw。
「ゴーゴリ=女性嫌い」って説もむべなるかなって気がします。
彼の作品にでてくる女性ってたいていぞっとするような年老いた魔女か、男に破滅をもたらす美女のどっちかだもんな。

4発目。「惑星キン・ザ・ザ」。

SF映画なのですが、実は「諸民族の牢獄」としての旧ソ連の状況をコミカルに活写したお馬鹿映画の名作です。
別の宇宙空間に飛ばされた主人公のロシア人技師が、相手のキンザザ星人が露語を解すると知って急に尊大になるシーンには大笑い。

書き忘れましたが>672「氷上の戦い」については講談社選書メチエの「北の十字軍」が詳しく、映画「アレクサンドル・ネフスキー」についての言及もあります。
675世界@名無史さん:01/11/14 05:12
>673
あのー、スリーピー・ホロウの伝説って実際にある話だし
ティム・バートンはその伝説を下に書かれた小説を参考にしているので
ぱくりではないと思いますが。
洋の東西を問わず、伝承には共通点がある、ということでしょう。

ちなみにクリストファー・ウォーケン主演の「デッド・ゾーン」では
このスリーピー・ホロウの伝説を、授業で取り上げるというシーンがあります。
その後、ウォーケンがバートンの映画で、スリーピー・ホロウの首なし騎士を
やるなんて、面白いつながりだなと思いました。
676世界@名無史さん:01/11/14 06:20
>>672
>一時間かけて過去ログに目を通しました
ごくろうさま〜
でも熱心なだけあってアンタのカキコ面白かたよ。
677672-674ですが:01/11/14 07:34
>675-676 レスありがとうございました。もっと面白いカキコができるよう精進したいと思います。

ただ、>675さんの意見には少し異論がありますです(以下、興味のない人は読み飛ばしてください)。
私は幻想文学ヲタでもあるのでW・アーヴィングの原作も読んだのですが、T・バートンは映画化にあたって原作にはないいくつかの設定を加えました。
それは;
@伝説上の人物の「幽霊」によってある村の特定の家族が次々と殺害される。
A主人公は大都市から事件の「調査」のためその村にやって来る。
B主人公は事件の渦中にある家族の娘と恋に落ちる。
C…
これあんまり書くとネタバレになるので自粛しときますが、さらにもう何点か類似の設定・ストーリー展開があり、特に両作品の結末は全く同じです。
で、その結末もアーヴィングの原作とは異なるもので、映画化の段階で付け加えられたものです。
となると、やっぱティムが「スタフ王」(当然制作年代はこちらの方が先)をパクったと見るのが自然なのではないでしょうか。
や、別に彼を非難したいわけじゃないですよ。
彼は私の好きな映画監督の一人でして、「エド・ウッド」などを見る限り、ハリウッドのB級的伝統をほんとに愛してる人だと思います。
その彼が「スリーピーホロウ」が「スタフ王」へのオマージュである(と思うんですが)ことを明かさなかったのは、彼のためにはいかにも残念だったなぁ…と思っただけです。
まぁあくまでネタとして楽しんでるだけなので、念のため。

ついつい長レスでしたね。以後気をつけます。
678677ですが、補足。:01/11/14 07:43
少し説明不足でしたが、>677にある@AB…というのは「スタフ王」と「スリーピー・ホロウ」の設定のなかで類似している点です。
679世界@名無史さん:01/11/14 07:53
「レジェンド・オブ・スリーピーホロウ」を見たことがある人は
少ないだろう。
680世界@名無史さん:01/11/14 15:13
ナイルの源流探しをめぐるバートンとスピークの逸話をもとにした
「愛と野望のナイル」(だっけ)。
リビングストンなんかも登場する。
主題はホモセクシャルなものだったと思う。
681世界@名無史さん:01/11/14 15:39
スリーピー・ホロウといえば
イガボードとトード氏というディズニーのアニメもあったね。
全然歴史物じゃないけど。
682世界@名無史さん:01/11/15 00:45
>680
いや違うと思うけど。
683680:01/11/15 01:28
>>682
>いや違うと思うけど。

というのは、主題がホモセクシャルなものだったということに対してだろうか。
いや、ちょっと記憶が曖昧なところがあったので、映画通に聞いたんだよ。
そしたら、あれはホモセクシャルをテーマとした映画としては有名なんだそうで、
おすぎ(だっけ)なんかはその視点から絶賛していたっていうんだな。

おれはスピークの死はスピークのバートンへの愛が受け入れられなかったことに
よる自殺と描いているとしか思えなかった。

一緒に見たかみさんは、ただの冒険活劇として見たようだが・・・。
684世界@名無史さん:01/11/15 01:54
>683
そうか?
そう言われればそうかもしれんが、深読みじゃない?

自分は、死の原因は普通に名誉の決裁だと思ったけど。
「探検〜地図の確定」という知の問題は、当初から帝国主義と深く絡み合っており、
二人の友情もそれには無関係でいられなかった、と。

まあクィア理論よりポストコロニアルという感じでしょうか。
685世界@名無史さん:01/11/15 02:00

神戸で開催中の「ポンペイ展」
あれ観ると「グラディエーター」を、もう一度観たくなる。

「ベン・ハー」も、いいなぁ

「カリギュラ」は、グロテスクなところがあるからなぁ・・
686世界@名無史さん:01/11/15 02:17
687世界@名無史さん:01/11/18 01:00
ヴィスコンティの「夏の嵐」の背景、誰か教えてください。
なんか19世紀の真ん中のベネチアが舞台なんだけど、オーストリア軍が占領していて、
でもって独立戦争しかける場面あるんだけど、よくわからんのです
688世界@名無史さん:01/11/18 09:03
>640「シシリアン 虐殺の地」見ました。白人移民に
 まつわる、あんな悲惨な歴史があったなんて、初めて
 知りました。地味ながら考えさせられた映画でした。
689世界@名無史さん:01/11/18 23:35
「ローマ帝国最後の日」だったかな。
レンタルビデオで見たんだけど、登場人物の名前とかはっきり憶えていないから、
間違いかもしれないけど、話の筋などから「グラディエーター」と同じような設定だと思う。
「グラディエーター」は最初の戦争のシーンはさすがに迫力あったけど、
話としては単純な復讐成功話し。
「ローマ帝国最後の日」の方が史実に近い感じがする。
それよりも、若いときのソフィアローレンは本当に綺麗だったね。
知っているのは、おばさんになりかけた後だったから、これをみてびっくりした。
690世界@名無史さん:01/11/18 23:53
最近、イラン映画が話題ですね。日本ではあまり公開されないのですが
あちらの中東の歴史が気になる昨今。どのような視点で映画を製作
しているのでしょうか?何か秀作がありましたらぜひ教えてくださいませ。
691世界@名無史さん:01/11/19 00:21
>690 イラン映画の秀作といえば
「運動靴と赤い金魚」−妹のため運動会で3着になろうとがんばるお兄ちゃんの話。
「桜桃の味」−自殺を手伝ってくれる人を探す男の話。

どちらも現代物。歴史物ではない。
692世界@名無史さん:01/11/19 00:32
>689
「ローマ帝国の滅亡」でした。
Google で検索かけたらやはり「グラディエーター」と同じ設定だった。
話の結末は全然違うけど。
やはりハリウッド映画のお気楽さ、かな。
693YP:01/11/19 01:42
>692
個人的に「ローマ帝国の滅亡」のコンモドゥスの方が、イメージ的に
しっくり来た。
関係無いが、ソフィア・ローレンが女優としてズバ抜けたオーラを持っ
てるのは理解出来るが、美人と広く云われる理由がよくわからない。
研ナオコみたいな顔じゃん。
694大阪人:01/11/19 02:58
ギリシャの近代史が解る「旅芸人の記録」ですね、
トルコに攻め入って敗退したり、国内でのファシストの台頭、
ドイツの侵略、戦後のイギリスの進駐、王党派、社会主義者の抗争
がよく説明されていました。
物語も音楽も楽しめていい映画でした。
695世界@名無史さん:01/11/19 03:09
テオ・アンゲロプロスの映画は、サントラもいいです!
696692:01/11/19 18:30
>693
私もソフィア・ローレンは口が大きく、そんなに美人と思っていなかったけど、
「ローマ帝国の滅亡」では、ものすごくきれいに見えた。
697世界@名無史さん:01/11/19 18:55
ソフィア・ローレン

美人と広く云われてねぇよ
698世界@名無史さん:01/11/19 19:03
ソフィア・ローレンは、たいした面の持ち主では無いでよろしいな。
699世界@名無史さん:01/11/19 19:22
なんだ。ソフィア・ローレン・パッシングか?
700世界@名無史さん:01/11/19 19:51
顔より演技力でしょ
701世界@名無史さん:01/11/19 19:57
すごい没落ストーリーになりそうだ
702世界@名無史さん:01/11/23 22:08
1492コロンブス、今見てるけど面白い。
グラナダ陥落のスペクタクル、一発いれるだけでも、リドリー・スコットの歴史映画製作の
野心が読み取れるというものだ。

これの影で「コロンブス」いう映画、同じ1992年にハリウッドで製作されたと思うけど
知らんなあ・・
703世界@名無史さん:01/11/24 01:13
韓国映画「武士(ムサ)」が見たい。

中国の砂漠に流刑された高麗の兵士たちが脱出を試みるプロセスを
明と元の戦いと絡めて描いた壮大なスケールの作品

一般公開はいつか?
704世界@名無史さん:01/11/24 01:23
>702
1492コロンブス DVD12月発売です。3800円。安い
705世界@名無史さん:01/11/27 06:16
アメリカのTV映画で「ゲティスバーグ」いうのが、なんか物凄いという噂聞きました
706世界@名無史さん:01/11/27 22:08
>>705
タイトルからするとリンカーン物みたいね。
707世界@名無史さん:01/11/28 07:20
リンカーンもの?珍しいね。というか南北戦争期らへんを扱った映画なんて
「風と共に去りぬ」くらいしか知らんし・・・
708世界@名無史さん:01/11/28 22:25
>705
あ。それ、もしかして15億ドル、エキストラ5000人とかいう映画じゃないの?
ワーテルローみたいに、ゲティスバーグ会戦のみをジャーナリスティックに追った・・
709世界@名無史さん:01/11/29 00:14
>707
南北戦争もので「愛情の花咲く樹」という3時間以上の超大作を見たことがあります。
「風と共に去りぬ」とは比べ物にならん駄作でしたけど。
710世界@名無史さん:01/11/29 00:40
駄作なのか〜残念!つか三時間以上ってさあ・・・
711南北戦争モノ映画リンク:01/11/30 14:03
http://www.civilwarinteractive.com/moviemain.htm

さすが、「へえ。沢山あるな〜」という感じ
712勝てば官軍:01/11/30 20:53
小生は大学で黒人史をやったので黒人史関係の映画には萌える。
「ミシシッピー・バーニング」KKKの恐怖
「グローリー」南北戦争で戦った北軍黒人部隊の栄光と悲劇
「ラグタイム」差別に怒りテロに走る黒人ピアニストの悲劇
題忘れたが「黒人初の戦闘機部隊」の話もあったな…。
713世界@名無史さん:01/11/30 21:03
KKK関係の映画といえば「国民の創生」。
グリフィス監督によるサイレント映画。

KKKをヒーローとして描いてるとして糾弾の対象となった。
714世界@名無史さん:01/11/30 22:28
今日本屋さんに逝ってみたらフィルムアート社の新刊で「キューブリック全書」ってのが出てたよ。
「バリー・リンドン」に萌えてた人は必読だね。
715世界@名無史さん:01/11/30 23:24
じゃ、買いますか。
待ってたんです。例の内山一樹本
716世界@名無史さん:01/12/01 07:11
マルコムXを扱った映画ってなかったっけ?
717@名無しさん:01/12/01 11:07
「長い灰色の線」
ウェストポイント陸軍士官学校の世話係??の話。
長く働いたので将軍や大統領に次々と成長していく。
Love me tenderの元歌がなつかしい。
718世界@名無史さん:01/12/01 13:31
>>716
「マルコムX」だったと思うが。
719世界@名無史さん:01/12/01 20:09
マルコム] 監督 スパイクリー 出演 デンゼル ワシントン
二本組みだけど 長く感じなかった。
720世界@名無史さん:01/12/05 03:05
アレクサンドル・ネフスキーとかイワン雷帝、かっといたほうがいいよ。
もうすぐIVCは絶版だから
721世界@名無史さん:01/12/06 16:08
さっきTV東京で薔薇の名前やってたけど、おもしろいねえ
722ただの歴史好き:01/12/06 17:17
「冬のライオン」。
びっくりしたねぇ。
王様の城なのに、犬が城の中を走り回り、ニワトリが飛び交う。
ヨーロッパって本当に野蛮だった事がよくわかる映画。

あ、内容は父王と息子たちの王位を巡る確執と抗争の話。
敗れながらも、それでも偉大な父王が印象的でした。
723世界@名無史さん:01/12/06 18:45
「冬のライオン」良かった。当時の宮廷って本当に暗かった、って雰囲気が出ていた。
キャサリン・ヘップバーンがエレオノール・ダキテーヌ役でオスカー獲得。
724世界@名無史さん:01/12/06 20:46
「冬のライオン」
リチャード獅子心王をレクター博士、
フィリップ・オーギュストを4代目ボンドが演じてた。
725世界@名無史さん:01/12/06 21:30
ラストオブモヒカン。
アメリカの先住民のはなし
726【^▽^】酔鯨ジョーカー@黒潮:01/12/06 22:27
カスター大佐によるインディアン征伐の映画が
面白い。
727【^▽^】酔鯨ジョーカー@黒潮:01/12/06 22:34
シャーマンはインディアンと南部白人にとっては悪魔だが、
黒人にとってはヒーロー。
728世界@名無史さん:01/12/13 03:25
今大阪読売テレビでやってる小林正樹監督の「切腹」を見てる。
寛永年間の実話をもとにしたストーリーらしいが
食い詰め浪人が仕官目当てで大名家を訪れ「切腹したいので庭を貸して欲しい」と願い出る。
で、井伊家では「ならば本懐を遂げさせてやろう」と…。
武士道惨酷物語ってな感じなんですがさすが昔の時代劇映画ですね。
と、思いつつ見てると…おっと、うちの近くの寺がロケに使われてるじゃないか!
興味のある人はぜひビデオか何かで見てくださいね。
729世界@名無史さん:01/12/13 08:28
歴史もの映画を観る人って、ストーリーをあらかじめ(歴史書で)知って観る人が
多いのかなあ。
シェイクスピアものもそうだが。

で、『ジーザス・クライスト・スーパースター』。
聖書の「マタイ伝」くらいはざっと読んでたから、ストーリーはハナっから分
かってたんだけど、面白かった!
そういう解釈ってアリ?って感じだった。解釈というより演出かな。要するに
見せ方がうまい。

俺はミュージカルは基本的に受け付けないんだけど、これだけはイケる。
730世界@名無史さん:01/12/15 05:28
「おれたちひょうきん族」に出てくるアダモステそっくりなユダ萌え〜。
いやまあ冗談はともかく、あれ、傑作でしたね。ジーザス・クライスト・スーパースター。

やっぱ十戒とか創世記は、このスレ的にあかんのだろうか?
731世界@名無史さん:01/12/15 10:20
キリストの伝記なら「奇跡の丘」。
イエスを情熱的(+狂信的)な一青年として描いていて好感。
監督はゲイでキリスト教なんて全く信じていないパゾリーニ。
遺作は美少年美少女を殺しまくる「ソドムの市」。
本人も手を出して少年に殺される。
732世界@名無史さん:01/12/15 10:37
すごい監督だね・・・>バゾリーニ
奇跡の丘は公開当時バッシングなどうけなかったのだろうか?
733世界@名無史さん:01/12/15 10:45
それがなぜか映画祭(カンヌだったか?)でカソリック連盟賞(?)とかいう
キリスト教団体が出す賞を獲ってしまい、本人も回りも大笑い。
その後はキリスト教徒に喧嘩を売るような作品ばかりつくる。
後期の作品はチンコ、マムコ、シッコ、ウンコばっか。
734世界@名無史さん:01/12/19 11:36
昔の大映は、考証二の次の歴史大作(中国史もあり)をよくつくってたよね。
735世界@名無史さん:01/12/19 11:37
   
736世界@名無史さん:01/12/27 20:33
歴史ものかどうかは微妙だけど今日見た「紅夢」は中国の旧封建社会が
垣間見えてちょっとゾクッとした。たかだか数十年前の話なんだけどなあ。
737:01/12/27 20:57
>>732,733
あれ、かなり多くの国で上映禁止になったって聞いてたけど、
それほどでもなかったのかしらん。

#確かに、それほどひどい描き方をしていないよね
738世界@名無史さん:01/12/30 00:27
◆ヒュー・ハドソン監督『レボリューション』(1985)
「炎のランナー」監督が3600万ドルかけて撮った伝説のアメリカ独立戦争映画。
アルパチーノ、Dサザーランド、ナターシャキンスキー等、スターをとりそろえたのに
配給の判断でお蔵入りした曰くつきの作品。

・・・みて納得。こりゃ一般公開してもあたらんわ。
物語は10年後のローランド・ID4・エメリッヒ『パトリオット』(1999)と同様、独立戦争にまきこまれた父子の話だけど
『レボリューション』は「アメリカ建国神話の虚妄を暴く!」みたいな感じで、
独立派の無法ぶりや、親英アメリカ市民の存在、軍隊における残酷な体罰や、
性欲処理のあいてとしての少年鼓笛手等、いろいろダークな描写多数。
正直、『パトリオット』の偽善的なまでの歴史美化へのあてつけにこさえたのかと思うほど、
リアリズムに徹した怜悧な描写がむねにせまる映画っす。

ただし、最初のニューヨーク攻防戦の合戦シーンはさすが。
ヴァレイ・フォージを経てラストのヨークタウン戦は、虚無
739世界@名無史さん:01/12/30 10:06
本日22:05 NHKで「アラビアンナイト」放映。
740世界@名無史さん:01/12/30 10:28
お!見なければ。
741ターバン:01/12/30 10:39
みるぞ・・バグダッド・・も、映るかな。
742世界@名無史さん:01/12/30 22:05
アラビアンナイト、ビデオも
ばっちり準備したよ!!
あー、楽しみだ!!!
743世界@名無史さん:01/12/30 22:40
アラビアンナイト、アリババは
ダマスカスが舞台らしいが、あれは
どうみても、トルコのカッパドキア
ですがな。
744ワーテルロー:01/12/30 22:49
バゾリーニの映画かと思ったら、CGの怪物でてきた。
BBCかどっかのドラマなんでしょうな。英国のドラマは奇抜で好きだなあ
745世界@名無史さん:02/01/01 12:47
>アラビアンナイト
風俗考証がとてもよかったのではないかと。衣装が素敵!
あとダマスカス泣き組合の存在がけっこう笑えた。撮影はとトルコなのか?
746世界@名無史さん:02/01/01 13:14
キューブリックの幻の企画「ナポレオン」のシナリオっす
ご参考までに

http://www.indelibleinc.com/kubrick/texts/Napoleon.pdf
747:02/01/01 20:50
TBS 0115 「アミスタッド」

どうでしょ?要VTR?
748世界@名無史さん:02/01/01 21:05
WOWWOWでグラディエーターやってるよ
749世界@名無史さん:02/01/01 22:49
>738
『レボリューション』はビデオとか出てるんですか?
750738じゃないが:02/01/02 00:14
レボリューション【字幕版】
出演: アル・パチーノ, その他
監督: ヒュー・ハドスン

リリース情報:
販売元: 東北新社/カルチュア・パブリッシャーズ
発売日: 1996/08/23
時間: 125 分

エディション:
? VHS (1996/08/23)
? NTSC(日本、米国、カナダ向け)
? 字幕スーパー
? 東北新社/カルチュア・パブリッシャーズ - ASIN: B00005HBE8

レンタルビデオ屋で時々見かけたような・・・
751世界@名無史さん:02/01/02 01:40
いま、アミスタッドやってるね。
カラーパ^プルとか、シンドラーのリストとか、この手の社会派スピルバーグ見るの初めて。
一応、御大のことだから、面白くは作ってあると思うけど
752世界@名無史さん:02/01/02 03:08
今、見てるけど、結論としてスピルバーグは歴史マニアだろうね。
2chに出入りする人たちと同種の。

詳細はわからぬが、ディテールとか設定、凝っていそうだもの
753世界@名無史さん:02/01/02 12:54
アミスタッド見逃したよ…そうか、歴史もの(社会もの?)だったのか。
おもしろかった???
754世界@名無史さん:02/01/04 01:47
>753
ちらっと見たけど、なんか「ルーツ」みたいに植民地時代だかのアメリカの奴隷制度の
映画っぽかった。
例のぎっちりがちがちの奴隷船の描写とか、法廷における奴隷の所有権の争い(スペイン女王対連邦政府対海軍対奴隷商人みたいな)
で、歴史映画の風格ありました。
755世界@名無史さん:02/01/04 01:48
おっとっと。
いや、いまNTVで「恋に落ちたシェイクスピア」やってます。
エリザベス朝時代の風俗てんこもりっす。

あ、エリザベス1世がデタヨ
756世界@名無史さん:02/01/04 02:08
うす!見とるで!>恋に落ちたシェイクスピア
忠実に再現しとるよねえ…
757世界@名無史さん:02/01/05 03:39
良スレage
758世界@名無史さん:02/01/05 13:47
キューブリック「バリーリンドン」初期草稿
凡庸な詐欺師の一人称映画の域を、まだでてません
http://www.hundland.com/scripts/BarryLyndon.txt

余談ですが、「バリーリンドン」のなかに、兵隊に方陣を組ませ、そのなかでバリーとならず者が
ボクシングの試合をする描写あります。
むろん、原作に喧嘩の描写あるし、そういう喧嘩の仕方もある。
さらにはキューブリックは元々、ボクシングの記録映画の撮影からキャリアをスタートしたこともあるからその
つながりなのですが、

バリーリンドンの映画的アイディアの元ネタであるキューブリック「ナポレオン」
http://www.indelibleinc.com/kubrick/texts/Napoleon.pdf
当時の軍隊の陣形である方陣にフェティッシュな愛情を注いでいます。
ナポレオンの倅ローマ王の死と、バリーの息子の死や、
イタリア戦役における仏軍と、7年戦争におけるの英軍のよく似た描写を読むたび、
このボクシング方陣もまた、軍隊の防御スタイルである方陣へのオマージュかなあと
夢想してます
759:02/01/05 14:27
>>758
へえ、chevalier、死んじゃうんだ
でもこれだとBarry LyndonじゃなくてRoderick Cosgroveになっちゃうね。
760:02/01/05 14:37
>>758
あれ、でも原作は「Barryの陽気ななんとやら」というんでしたよね?
761世界@名無史さん:02/01/06 13:35
>758
いえ、わたしもバリーリンドン草稿発見したばかりで未読なのですが
CAPTAIN GALGENSTEIN(絞首刑大尉)とかRaymond・Barryの名前が
RODERICKとか、なんか原作に記憶にないような(バリーリンドンのほうがほぼ忠実です)
ちょっととまどってます。

いわゆる悪漢ロマネスク物語らしく恋と裏切り多用の印象をうけますが、これじゃ
「トム・ジョーンズの華麗な冒険」で、あまり面白そうにみえませんね(泣)
原作のタイトルも「郷士レイモンド・バリーの華麗だか陽気な冒険」みたいな感じで
方向性は、まちがってないのですが・・・。

・・・すいません。正月中にナポレオンの翻訳しあげようと想ったのですが、
仕事がはじまってしまい、できなくなっちゃった。ちょびちょびっとね

るさんも鉄仮面研究のサイトがんばってください。
あれ、わたし、随分長いこと期待してます
762:02/01/06 22:30
>>761
いたみいりまする
9月後半より怒涛のような仕事、全く手をつけておりませぬ。
ものすごく長い目で見守ってくださいませ
763世界@名無史さん :02/01/06 23:31
>>739,742,743,745
>NHKで「アラビアンナイト」放映。

どうして、アラジンが辮髪なのよ。
原作でも、アラジンは中国人もしくは中国姓?
教えてたもれ。
764世界@名無史さん:02/01/06 23:51
映画「ベン・ハー」について質問
戦車レース撮影の最中、役者の一人が戦車にひかれて亡くなった
という話は本当ですか?
765世界@名無史さん:02/01/07 19:05
>764
カラー版で流れた風聞ですね。デマです。
カラー版DVDの特典、チャールストンヘストンの解説で
はっきりとウソだと言っています。
766世界@名無史さん:02/01/07 23:14
ベン・ハーと言えば、競技場の路面にある車輪の跡のうちいくつかはトラックの車輪の跡だと思うんだが。
気のせい?
767世界@名無史さん:02/01/08 08:30
>766
気のせいじゃなくて並走したカメラ搭載車のわだち
768世界@名無史さん:02/01/08 13:16
「砂漠のライオン」時にファシスト暦8年イタリア支配に反対する
リビアの部族の酋長ムクタールが残虐なイタリヤンを翻弄する!
イギリス軍にボコボコニされたイタリヤンのグラッツィアーニ将軍
がちょっと大活躍?

戦闘シーンがイイ!毒ガス!榴弾砲で制圧射撃!騎兵がイタリヤン戦車に突撃!
戦車で人間踏みつけるわ、戦車は飛ぶわ?機関銃で捕らえた男たちを射殺!!!
769世界@名無史さん:02/01/08 18:58
そういえば、戦前の映画でも「ベンハー」ってあったね。
あれたしか、原作は南北戦争の退役将軍が書いたとか新潮文庫の後書きにあったような。
770世界@名無史さん:02/01/08 19:22
最近、ふと思ったが、もしかしてテリー・ギリアム「バロン」(法螺吹きミュンヒハウゼン男爵の冒険)
って立派なオスマン・トルコ軍描写映画だと思うがいかがか?
771世界@名無史さん:02/01/08 19:54
ベンハーといえば戦車競技直後の群集乱入シーン。
あれ、アドリブだったそうで(つまりハプニング)。
メッサラの帽子を持ってく男も、台本にあったわけではなく
勝手に持っていってしまったそうです。
772世界@名無史さん:02/01/12 22:12
みんな英語なのがどーしてもダメです…違和感があって。
なにもラテン語しゃべれとは言わないけど…なんか…
773766:02/01/12 22:28
>>767
そうだと思ってたけどやっぱりそうなのね。ありがと。

>>769
サイレント映画だったと思う。
774世界@名無史さん:02/01/12 23:38
「ベンハー」の裏ストーリーは同性愛。
ベンハー(チャールトン・ヘストン)とメッサラ(スティーブン・ボイド)は実は元恋人。
メッサラは今でもベンハーが好き、という設定。
このことはスティーブン・ボイドにだけ教えられていた。
だからメッサラがベンハーを見る目が妙に熱っぽい。
775世界@名無史さん:02/01/12 23:53
「デュエリスト」「ブレラン」「1492コロンブス」そして「グラディエーター」の
リドリー・スコットだから、何かあるかなあと強いて自分を騙して、買って見ました
「レジェンド/光りと闇の伝説」

トム・クルーズ主演のファンタジー凡作だけど、響庭なんとかのヨーロッパ紀行とか
好きな人なら、まあ、なんとか・・・。
教会のガーゴイルとか、森の小人とか、一応、ヨーロッパの森のファンタジーという感じでしたね。
世界史的には、それ以上、さすがに強弁してまで語るものはなかったっす(笑)
776:02/01/13 13:00
U−CAnの生涯講座のCM見ると
バリーリンドンを思い出してしまう
777:02/01/13 13:07
『ザ・ラストオブ・モヒカン』
インディアンの俳優がカコイイ。
778j:02/01/13 13:12
メール一通受信で1250円
信じなければそれで結構です。
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*cash 現金 上でプレゼント券を選択すれば2倍になるが製品の種類が英語の本・CD等になっているから日本人なら現金のほうがいいと思います。 cashを選択します。
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●興味ある分野10個まで選択します。(エラーになるから10個ま で)
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779世界@名無史さん:02/01/13 13:34
>776
みてみたいですねえ。U-CanのCM。
以前、映画板キューブリックすれで、駅前留学NOVAのCMが
「2001年」のまんま引用と、アイズワイドシャットのパロディやってたのが
話題になりましたが。

それにしてもキューブリックは遍歴ものがつくづく好きです。
「時計仕掛けのオレンジ」も、ホガースの放蕩息子の帰還(10枚くらいの悪漢もの連続版画)という18世紀だかの風刺版画家の
作品あきらかに意識してるし、彼が1991年ごろ企画したArayn? Papers(アリアン・ペーパーズ)もホロコーストもので、
スピルバーグのあれのため企画ながれましたが、やはりWW2中の死の荒野を少年がさまよう旅行モノです。

人生というものを旅に暗喩し、船の両舷からのぞむ驚異の風景をひたすら描写するってのは
結局、オデッセイの昔から、1番力強い物語形態だと思いますねえ
780おしえてください:02/01/13 14:47
 「シンドラーのリスト」を観て感動しました。彼のことを詳しく知ることができて熱く語れるスレを教えていただけませんか。
781:02/01/13 16:25
>>779
といっても音楽だけです、U-canのCM。
Kubrickの音楽選ってけっこうすごいですよねえ。
昔、2001用の候補曲を集めたLP買ったことがあったのですがこれもなかなか良かった
「こうもり序曲」とかも入っておったぞ
782カピタン:02/01/13 16:40
「EL DORADO」をみずして歴史映画通を語るなかれ。
783 :02/01/13 16:43
マルタン・ゲールの帰還を見たい。
784:02/01/13 16:49
なんかJRの駅に「VIDOQ」ってポスター張ってあった
例の探偵の話なのかな?
785世界@名無史さん:02/01/13 21:00
世界史ネタの映画といえば、今度「マリー・アントワネットの首飾り」っていう
映画やりますよね〜。あれ面白そう♪ベルばら好きならなお楽しみ!!
786世界@名無史さん:02/01/13 21:15
>783
「ジャック・サマーズビー」は嫌いか?
787 :02/01/13 22:05
>>786
今調べたけど、アメリカ版のリメイク作品があったのね。
知らなかった。
788世界@名無史さん:02/01/14 00:02
>781
もう、わたしのなかでキューブリックのメインテーマは、ツァラトゥストラじゃなくロッシーニの泥棒とカササギです。
ああいう乙に澄ました陽気な舞踏会の音楽にあわせ、残酷なコントを見せてくれるからいいですよねえ。

>785
王妃の首飾り事件ですね。
種村季弘センセの「山師カリオストロ」あたりに、ちらと載ってましたが、
18世紀という夢のような時間でおきた、じつにもって退廃的な事件でしたねえ。

18世紀は、そういった仮面遊戯や宮廷陰謀のなかで啓蒙と理性を育てることで、フランス革命とアメリカ独立という
みずからを吹き飛ばす自爆装置をちゃくちゃくと育てたんですねえ。
ああ。19世紀なんか大嫌いじゃい(笑)
789世界@名無史さん:02/01/14 00:21
すいません。18世紀の専門家の皆様をまえに、思わずでかい口を叩いてしまいました。
慎みます
790世界@名無史さん:02/01/14 01:15
去年の夏頃やってた「ルムンバ」を観た人、いますか?
あと今、岩波ホールでやってる「ホセ・リサール」も。
791世界@名無史さん:02/01/14 01:44
こないだ天と地を見たべ。オリバーストーン監督
ベトナム戦争のやつです。世に駄作と言われてるらしいが
凄かった。戦中の酷さと戦後の苦しみどちらも同等に扱ってた。
ただ戦争が終わって良かったで終わるのでなく、戦後の傷跡の
重要性を訴えてた。
792世界@名無史さん:02/01/14 02:20
そういえば、フォレストガンプでもメキシコ湾でエビ猟にいそしむベトナム難民
でてたね
793:02/01/14 06:19
まいける・ちみのぉ まいける・ちみのぉ ファンは おらんかねぇ
まいける・ちみのぉ まいける・ちみのぉ ディア・ハンター以外の まいける・ちみのぉ ファンは おらんかねぇ
794パトリオットもいいね:02/01/14 11:29
>776.779

http://freepages.cultures.rootsweb.com/~xmas/world/british_grenadiers.html

バリーリンドンはサントラ盤CDがあります。
795世界@名無史さん:02/01/14 19:26
ベトナム戦争といえば、「地獄の黙示録」復刻版やるんだよね。
796イヤーオブザドラゴン挿入歌:02/01/15 03:26
マーラー交響曲第2番
第4楽章(きわめて荘厳に、しかし簡潔に)
Urlicht 原光

O Roeschen roth!
Der Mensch liegt in groesster Noth!
Der Mensch liegt in groesster Pein!
Je Lieber moecht' ich im Himmel sein, usw.
Da kam ich auf einen breiten Weg;
da kam ein Engelein und wollt' mich abweisen.
Ach nein! Ich lies mich nicht abweisen! usw.
Ich bin von Gott und will wieder zu Gott!
Der liebe Gott, der liebe Gott wird mir ein Lichtchen geben,
wird leuchten mir bis in das ewig selig Leben!

薔薇は理由なく咲く。永遠に開花を繰り返す。
幾重もの花弁の内部にそうした生命の神秘をつつみ隠す赤い薔薇は、
永遠に再生、復活する生命のシンボルである。

天使が一人現れ、私を追い払おうとした
(人間は、ひとりひとり、かけがえのない存在として一定の期間この世に生かされるのであるが、
個々の死は創造の源が定めたこと(掟)であるにしても、
それが、源にもどることを意味するのか、
人間にはよくわからないまま死んでゆかねばならない。
有限な人間には、永遠との断絶がある。天使が追い払おうとしたり、門番が中に入れてくれないのは、このことを暗示している。
天使や門番は、出口を見失っている私自身でもある)

わたしは、神からでたものでふたたび神のもとにもどるのだ
797世界@名無史さん:02/01/15 03:34
>791
オリバーストーンいいですよね。あの人、アクが強くて映画ファンとやらから嫌われてるらしいけど、
アメリカ史を総括するみたいな視点があっていいです。
評判悪かったドアーズも見たけど、ラスト近くのストーンおなじみ60年代の暗殺事件走馬灯映像のあたり
やっぱり胸に迫りました。
「7月4日に生まれて」とか「ニクソン」とか、あまり人気なかったマイナー作品好きです。
「サルバドル」なんか良かったなあ。
あの強烈な実写フィルム感覚がいいです

ちなみにわが国の五木寛之「戒厳令の夜」の映画、チリ・クーデタ期待してみたらまるで駄目な学生映画でした。
コスタ・ガブラスの「ミッシング」(ジャック・レモン主演 音楽ヴァンゲリス)なんかいいです。
798世界@名無史さん:02/01/15 03:43
>793
チミノの映画デビューって、ダグラス・トランブル(ほら、2001年の特撮担当した)
『サイレントランニング』だか、イーストウッド主演の『特攻サンダーボルト』だかの犯罪映画のシナリオでしたね。

ジョーカー氏お薦めの「シチリアの黒い霧」だったかのリメイク『シシリアン』(原作マリオ・プーゾ)とか
よかったです。
『天国の門』は、正直、ラストのジョンソン郡戦争の演出は期待はずれでしたが、東欧移民の群れとか、
豪邸の牧畜業者の会議とか、とりわけ冒頭のハーバート大学の卒業式はよかったです
チミノはやっぱ、ゴッドファーザーPART2でギャングの抗争を通してイタリア移民史、ひいてはアメリカ史を描いてしまった
コッポラの誇大妄想的な感覚に憧れているのでしょう。
『イヤー・オブ・ザ・ドラゴン』でも、なんの脈絡もなくマーラーの復活交響曲が場をもりあげてしまいますが、
単なるギャング映画以上の歴史映画にしてしまうところがチミノの偉いところです。
でなければ、あのワンカットのためにタイだかどこかの高地民族までロケして、国民党麻薬王のシーンなぞとりませぬ。
799世界@名無史さん:02/01/15 03:49
ちなみに、東南アジアにおける米軍と国民党麻薬組織、ひいてはインドシナ戦争そのものについて
クロストファー・ロビンス「エア・アメリカ」(新潮文庫)というノンフィクションが面白かったです。
法螺吹き王シェンノート以来のアジアにおける、アメリカのCIA下請け航空会社の実態に迫った本ですが、
肩のこらぬパイロットの談話集という感じです。

インドシナ戦争におけるアメリカ人たちの物語は、そのままジョゼフ・コンラッドの「ロードジム」や「闇の奥」「青春」
といった「西欧人が東洋の距離と空間にのみこまれ消えていく恍惚」を味わわせてくれていいです。

これ、メル・ギブソン主演で89年ごろ『エア・アメリカ』のタイトルで映画化されましたが、
なんか3流コメディ映画みたいに改悪されてよろしくありませんでした
800世界@名無史さん:02/01/15 04:05
>794
以前、世界史板で「バリーリンドンのあの曲なーに?」と訊ねたら、
「the British Grenadierさ。渋谷のHMVで売ってるよ」と親切に
教えてくださった方がいました。その節は大変有難う御座いました
お蔭で、件のサントラ、部屋にいるときBGM代わりにきいております。
フリードリヒ大王のHohenfreidberger Marchとこれは、聴くたびに元気の出る名曲です。

『パトリオット』はいいですね!
以前、ヒュー・ハドソン『レボリューション』とくらべて脚本が甘いと思ったものですが、
DVD購入して監督および脚本家の解説つきで見ると、この映画、CGおよび衣装に大枚つぎこんで
こさえた西洋合戦映画の傑作ですね。ベア・スキン帽とかMitre Cap(リンク先にありましたが)、
レボリューション以上に、よくこさえてありますね
カウペンズや、カムデンの戦いは当然として、ヨークタウン戦のGrasse(フランスの封鎖艦隊ですかね?)
対英国救援艦隊の砲撃戦までみせたのは、サービス精神旺盛でいいです
801世界@名無史さん:02/01/15 04:19
>795
『地獄の黙示録』特別篇おもしろそうですね。
戦争映画サイトで有名なCOI http://www.warmovie.com/
のリンク先でBD6氏経営の黙示録サイト http://www5.big.or.jp/~hellcat/index_app_now.htm
有名ですが、ここお薦めです。
ここでウィラード大尉の所属をめぐって激論をかわした日々が懐かしいです。

川を遡行して原始におもむく。この源アイディアはヴェルナー・ヘルツォークの南米征服者映画
『アギーレ』からのものです。同映画でクラウス・キンスキー演じる16世紀のスペイン人征服者アギーレが
山の中で帆船の幻影をみるシーンがありますが、まんま、墜落したB52を目撃するPBTメンバーとして、
『黙示録』で再現されてます。

ちなみに、黙示録第1稿はジョン・ミリアスがかきましたが、これはジョゼフ・コンラッドの『ロードジム』という
大変威勢のよい海洋冒険小説(英国人ごのみの贖罪物語。罪をあがなう行動のはなし。ほれ、アラビアのロレンス)
風で、コッポラの好みに合わず、却下されました。
これはまんま、ジョン・ミリアス監督ニック・ノルティ主演『戦場』(1990)という映画で再現されてます。
WW2末期のボルネオ、現地部族民をひきつれ日本軍とたたかう白人の王ニック・ノルティの物語です
802ただの歴史好き:02/01/15 09:07
話の節々に現れる「ゴットファーザー・サガ」(DVD出ましたね!)。
あまりに有名なので今までほとんど話題にならなかったけど、歴史好きであの作品嫌いな人はいないでしょ。
アメリカを制したマフィア一族の壮大な年代記。
イタリア移民史であり、裏アメリカ史であり、何より家内的な「ファミリー」から会社的な「シンジケート」へと変貌を遂げざる得なかったマフィア史を描いた傑作。
特に温厚な若者マイケルが、紆余曲折の上、父の後を継ぎ、全米マフィアに君臨する専制君主のような冷徹非情なドンになるところが圧巻だった。

この作品だけではなく「グッドフェローズ」(こちらも傑作)とかマフィアをテーマにした作品にはアメリカ史を描いたものが多いのは、やはり、アメリカの歴史におけるマフィアの影響が巨大だからなのかな。
803世界@名無史さん:02/01/15 18:49
第二次大戦映画ではシン・レッド・ラインが好きです。
アメリカ寄りじゃないとこがイイ。
静かに心に訴えるモンがあると思いました。
パー○ハーバーとかはどうも日本バカにしてんのかい!という気が…
ハイハイアメリカ万歳ね、あ・そう。みたいな。
804世界@名無史さん:02/01/15 18:52
>>803
あんなもんを日本で上映するな、とは思った。でも結構人来たみたいね。
805794:02/01/15 19:11
>800
それ私です。
あなたはなんと律義な方なのか!
あの時はヘンデルをハイドンと間違えたりして失礼しました。

バリーリンドンのサントラ盤CD、渋谷HMVにまだあります。
このスレご覧になってThe British Grenadiersと
Hohenfriedberger Marchに興味のある方は
行ってみたらいかがですか?
私はHMVの関係者ではありませんが・・・
尚、Hohenfriedberger Marchは厳密には
‘伝フリードリヒ大王作曲’ということで大王作曲の確証は
ないようなのです。
806ビデオもスゴイ勢いで売れてますね…:02/01/15 19:31
>>804
日本人がバカにされてる映画を喜んで見に行くとは。恥ずかしくないのかな?
のっぱらで軍議はキツいよ…
807:02/01/15 19:33
>>798
「天国の門」、冒頭の10分間だけで「好きな映画」の部類に入っています。
サイレンとランニング関係、初めて知りました
想像だにしなかったです(汗)

>>798 802
Godfatherはやはりパート2がいいですね
言われてみればチミノのどっかスタンスが似ているような気もする
パート1もよいけどパート3はクソ。

見ていないけど「わんすあぽんいんあめりか」とかどうでしたでしょう?

もちろん特定のモデルはいないのだろうけど部分部分に
史実を反映したような描写があってフィクションながらも面白いですね。
Part1のイタリアレストランでマイケルが警察署長を撃ち殺すシーンは
ラッキー・ルチアーノの真似?

音楽的には「愛のテーマ」だけがもてはやされていたようだけど
メインテーマの方が心に残りますです。
Part2のお祭りの音楽なんてよいな。

ゴッドファーザー・サガ って総集編みたいなもの?
808世界@名無史さん:02/01/16 02:25
>802
映画板で『ゴッドファーザー』スレッドが立つたびに毎度、有意義な意見交換がされるのを見るたび、
いかに人工に膾炙した作品か思い知らされますね。
PART2では1では使われなかった「マフィア」「黒手組」「コーザ・ノストラ」という言葉がびしばし飛び交う上院犯罪調査委員会の場面とか、
キューバ革命(実際にバチスタが辞任したのは59年?1月5日なので、あの大晦日のせわしない辞任演説が史実か否かは微妙なところなのですが)とか、
キーフォーバ委員会(下院の犯罪調査聴聞会。TV中継で有名)等、50年代末のアメリカ史の風景がびしばしとびかってつくづく傑作だと思います。
ちなみに評判悪いPart3も、バンコ・アンブロジアーニ事件(イタリアP2スキャンダルがらみの不正融資事件)と法王ヨハネ・パウロ1世暗殺をからめるあたり
個人的にはちょっと気に入ってます。

>傑作『グッドフェローズ』&『カジノ』
70年代、これに平行してフリードキン『フレンチコネクション』とかロイ・シャイダー主演『セブン・アップス』とか
犯罪ドキュメンタリーの態をなしたNYイタリア系組織犯罪映画つくられましたね〜。
これはWASPの側からみたイタリア人犯罪の捜査映画でしたが、スコセッシが満を持してはなった『グッドフェローズ』の
同朋の視点からのリアリズムにはまいってしまいました。
『カジノ』になると、驚くべし全米トラック労働者組合(チームスター。ジミー・ホッファやギャングの世界です)出資による
カジノ設立の物語でした。
「モー・グリーン」の名前でGF2の作中で語られた『バグジー』・シーゲルが、1947年だか8年、寂びれた砂漠の宿場町ラスヴェガスに
ピンク・フラミンゴ・ホテルを建てて、はや半世紀、世界史とはちょっと関係ありませんが、ラストのマタイ受難曲とともに爆破される
旧ラスベガス市内の映像をみるたび、ちょっと胸に迫ります
809世界@名無史さん:02/01/16 02:39
>805
おお、やはり!その節は大変有難う御座いました。
バリーリンドンのサントラって、ショパンをのぞいて皆18世紀の音楽だから
落ち着きますね

>尚、Hohenfriedberger Marchは厳密には
>‘伝フリードリヒ大王作曲’ということで大王作曲の確証は
>ないようなのです。

てっきり本人作曲だと信じてました(^^:;)
劇中、陽気なこのメロディとともに7年戦争におけるヨーロッパの惨禍が語られるくだりは、
なんともいえずブラックなユーモアを感じて好きな個所でしたが、この有名な曲、やはり大王の作曲というのは
伝説なんでしょうかねえ・・・。

ちなみにドレスデン爆撃を主題としたジョージ・ロイ・ヒル『スローターハウス5』では、大王ゆかりの中欧の都(撮影はプラハでしたが)が舞台だけあって
バッハがつかわれてました。ブランデンブルク協奏曲第4番プレストとグレン・グールドのゴルドベルク協奏曲。
非常に音楽と映像がマッチした稀有な映画だと思ってます
810世界@名無史さん:02/01/16 02:54
>807
いえいえ。僕もLDでハーバート大の卒業式(ちなみに学長は「第3の男」のジョゼフ・コットンです)と、
傭兵隊の出陣風景くらいしかみません(^^:;)
細部の撮影に時間をかけすぎると、全体の流れが見えなくなる、だから寸ギレの印象が強く退屈なんでしょうね。
『ディア・ハンター』でも、エピソードが寸切れの印象うけましたし、ちょっと分裂症的な監督さんなのでしょう。

セルジオ・レオーネ監督『ワン・アポン・ア・タイム』は、長尺(4時間)に恐れをなして僕も未見です。
その癖ザンフィルのパンフルート多用のモリコーネ作曲サントラは買いこみ、そのあまりの美しさに涙してます。
モリコーネはイエズス会プロパガンダ映画・・・と片付けるにはやはり惜しい『ミッション』とか、
最近では移民船からの自由の女神を印象的に撮った『1900』とか、いい作曲家さんですね。

ゴッドファーザーPART2、音楽はもちろんニーノ・ロータですが、劇中デ・ニーロ演じる初代パパが
ファブリッチオいう街の顔役と出会う場末のオペレッタがありました。
あの作曲は、コッポラの父、カーマイン・コッポラですね。
PART2、あのキューバのキャバレエ文化まで再現しようとしたのには驚きました。
811ゴッドファーザーDVD予約特典:02/01/16 03:11
さて、同DVD-BOXを予約すると漏れなく
リドリー・スコット『ブラックレイン』orロマン・ポランスキー『チャイナタウン』
のDVDがいずれかおまけでついてきます。

前者はあれですが、後者はじつは単なるハードボイルド・ミステリ映画で片付けるには惜しい傑作です。
物語は主人公が30年代、オーエンス峡谷から水を盗んでサンフェルディナンド渓谷を灌漑。その砂漠の上に
現在、ロサンゼルスとよばれる街が作られた都市創世裏面史です。
海野弘さんの都市物語とかが好きな人は必見です。

30年代ロサンゼルスのアールデコや未来派様式の建築物てんこもりの不思議な映画です
812世界@名無史さん:02/01/16 03:18
へんな文章ばかりになりました・・・。
やはり深夜ですね。早く寝ます
813世界@名無史さん:02/01/16 03:28
>812恥ずかしがらずに、さぁ一緒に
( ゚Д゚)ヴアー!?
814世界@名無史さん:02/01/16 03:29
( ゚Д゚)ヴアー!?
815世界@名無史さん:02/01/16 03:33
ヴァーで思い出したが、ヘルツォーク「ノスフェラトウ」は死都ブリュージュと
メメント・モーリとペスト惨禍を映像で再現した・・・(笑)

オヤスミナサイ( ゚Д゚)ヴアー
816791:02/01/16 19:08
シンレッドラインいいっ
公開時、プライベートライアンに押されぎみだったけど
オイラはこっちのが好きだ。
戦争ものっていいのと糞が極端に分かれてるきがする
感動させるのを売りにしてたり
817803:02/01/16 19:17
>>816
同志よ!!
818@名無しさん:02/01/18 21:41
>>799
「地獄の黙示録」のタネ本の「闇の奥」の映画が一、二年前
スカパーをみてたら始まったのでびっくりしました。
819805:02/01/18 23:12
>809
その他の面白いCDについてちょっと、
カラヤン指揮のベルリンフィル演奏による「ドイツ名行進曲集」全26曲。
Hohenfriedberger Marchも入っていますが、
バリーリンドンの軽快なアレンジとは違って重厚な感じの演奏です。
こちらの方が当時のオリジナル演奏に近いのかもしれません。
当時の軍楽はベルリンフィルとは比較にならないほど簡素だったことは
言うまでもありませんが。
このCDに数曲を加えた「ドイツ行進曲集&ウェリントンの勝利」という
2枚組CDもあります。こちらがお買い得かも。
大手CDショップには在庫があるはずです。
そしてフリードリヒ大王作曲のフルート協奏曲を収めたCDは
ARCHIVより発売の
KONZERT NR.4 FUR FLOTE UND ORCHESTER
SONATE NR.7 FUR FLOTE UND CONTINUOがあります。
タイトルのウムラウト変換できませんでした。
こちらはちょっと入手に手間取るかも。
もし既にこれらのCDをお持ちでしたら私の知ったかぶりを笑って下さい。
820世界@名無史さん:02/01/19 03:09
>818
ニコラス・ローグ『真・闇の奥』ですね。見たいなあ・・・。
オーソン・ウェルズ以来、この作品、映画化狙った人多いけど、結局忠実に映画化したのはこの一本だけらしいです。

>819
とんでもない。軍楽サイトさがしても、みんな、
ttp://www01.u-page.so-net.ne.jp/fb3/uchiyama/まけらいおん氏か
ttp://homepage1.nifty.com/marchworld/ マーチワールドにしか見つからず
往生してます。貴重な音盤情報ありがとうございます。
あれなんですよ。石丸電気あたりで、ぼーっとクラッシックコーナー眺めるの
結構好きなので、そのようなお話を聴くと、また買いこんでしまいそうです。

MP3でPCに元気の出る音楽を常駐させたいと狙っているのですが・・・。
821世界@名無史さん:02/01/24 16:39
age
822世界@名無史さん:02/01/26 13:51
こないだTVで「北京の2人」いう、現代中国法廷サスペンス(殺人容疑でアメリカ市民抑留もの)
みたけど、おもしろかった。

主演のリチャード・ギアがチベット独立運動支持者で入国禁止。
内容も内容だから、北京飯店とか天安門とかすべてCG合成+セット。
なんか、最新の中国風景っぽくてよかった
823小津健二:02/01/26 16:24
私が好きな歴史物の映画と言うと、ここは世界史のスレッドなので
日本映画を別にすると、

1)「アンドレイ・ルブリョフ」(アンドレイ・タルコフスキー監督 ソ連)
2)「バリー・リンドン」(スタンリー・キューブリック監督 イギリス?)
3)「さらば我が愛 覇王別姫」(陳凱歌監督 中国)
4)「イワン雷帝」(セルゲイ・エイゼンシュテイン監督 ソ連)

  と言ったところかな。第二次世界大戦を扱った物は除いて、の話です。
824:02/01/26 16:32
CS シネフィル・イマジカで 1月29日
「三銃士」「四銃士」「仮面の男」
やるよ。

ただし、「仮面の男」は1937年のやつ。
(こちらのほうが貴重)
825世界@名無史さん:02/01/26 21:46
誰かグリーナウェイの「ベイビー・オブ・マコン」見た人いる?
さっぱりわからん・・・
826791:02/01/26 22:59
今日は「僕を愛した二つの国」ってのやってた
ナチスのやつです
827ラスプーチン:02/01/26 23:24
パールハーバー 
日本は学校で習うとうりだね
日本悪魔
サイテー 続編で残された子供が復讐するかも
828世界@名無史さん:02/01/27 05:12
ジェヴォーダンの獣公式サイト
http://www.france-no1.com/

なんかよくわからんが貼っておく
829世界@名無史さん:02/01/27 07:55
昨日、神奈川テレビで「愛の果てに」をやってた。
二次大戦後の占領下ベルリンでの英国諜報員とドイツ人女性との
恋愛話。途中からいきなり殺人サスペンスになったりしてごたごた
したあと、何十年かたってベルリンの壁崩壊で歓喜する民衆のシーン
で終わり。ちょっと詰め込みすぎなかんじがしたが割とおもしろかった。
830左翼だけどガス室はなかったと思う男:02/01/27 08:27
「ニュールンベルグ裁判」って言うアメリカ映画みた人いませんか?
史実としては滅茶苦茶だけど、バート・ランカスターとリチャード・
ウィドマークは好きだから許しちゃう。
http://www.nsjap.com/marco/
83121世紀FOX:02/01/30 19:53
映画「覇王別姫」でレスリー、チャンを口説く京劇界のボスで
日本軍にも影響力のある男が出てきます。あの映画はフィクション
ですが、あの映画の中の名前袁四爺(袁世卿)の役のモデルは、
 袁克文(1890−1931)
河南省の人。袁世凱の次男坊。自由奔放な性格で、父袁世凱の
怒りに触れ、大金をもって上海に行き、そこで青幇に加入した。
1927年天津に戻り、イギリス租界に住んだ。かれは書画、
骨董、京劇などを善くし、みずから文人墨客をもって自負した。
上層人士と交流したが、幇内の下層分子にも理解を示した。
しかし、みずからの考えで、収徒は百余名にとどめた。かれは、
上海や北京の青幇にもかなりの影響力をもった。

映画の人物は文化大革命まで生きているから、同じでなく参孝
にしたというのが正しいだろう。
この説の信憑性はHNから判断されたい。
832関西ネタ:02/01/31 00:27
◇レッドチェリー 紅櫻桃/REDCHERRY
01/30(水) 深夜01:55-04:19 144分 読売テレビ

1940年のモスクワ、イワノフ国際学院に編入して来た中国人の少年と少女のふたりは、
ドイツ軍の侵攻で始まる戦争に巻き込まれてしまう。少女チュチュはドイツ軍将校の
メイドとして働き始めるが、刺青好きの将校により、背中に悪魔の紋章を入れられてしまうのだった。
戦争に運命を変えられた実在の少女たちの悲しみをオール・ロシアロケで描いている。
公開時タイトルは「レッドチェリー」。
葉纓監督。字幕スーパー。NC。
833世界@名無史さん:02/01/31 23:42
激しくガイシュツですが「ラスト・エンペラー」!
今日世界史の時間に初めて見たんすけど、思わず魅入っちゃったっす!
授業2時間使っても終らなかったんで先生が
『残りは放課後空いてる教室使って流すから見たい人だけおいで』
みたいに言ったんですけど、10人ぐらいが集まって
ジョン・ローンかっこいい!とか
二人の夫人との3Pシーンの話題で萌えたり(w とか←女子高です
川島芳子について詳しい子が皆にレクチャーしてくれたりとか盛り上がりました!

ラストシーンで男の子と話す年老いた溥儀の穏やかな顔には思わずナキ……!
DVD買おっかなとか、溥儀の自伝読んでみようかな、とか思ってます
834「世界制服」ってか…?:02/02/01 00:31
>833
史実完全無視だが坂本龍一の甘粕正彦・満映理事の「アジアは日本のものだ〜〜!」
に萌えちゃんだろう…(W
本物の甘粕理事は、森繁久弥などに結構面倒見が良くて敬愛されていたそうな。
「大ばくち元も子もなくすってんてん」が辞世の句(らしい)
835世界@名無史さん:02/02/01 00:48
坂本龍一版甘粕は隻腕描写だったけど、あれ、史実では別のフグ(ま、わかるよね)だったような?
甘粕伝は角田房子のしか読んだことないけど、おもしろい人物ですよね。

ヴィットリオ・ストラーロ撮影の美しい映像に酔います。
ちなみにあの収容所所長って本当に溥儀を収監した刑務所の所長いう噂きいたけど
836世界@名無史さん:02/02/07 22:57
パットン大戦車団が好きですねぇ。
837世界@名無史さん:02/02/07 23:54
地獄の黙示禄特別完全版見てきました。
最初の爆撃のシーンがもうめちゃくちゃ金かかってるんだろうなあって
しみじみ。
あとさっきまで「奇跡の丘」見てました。
場面の切り替えが早すぎるのがなんだが60年代映画ですが
ユダが首吊るシーンと音楽は割と好きです。
838世界@名無史さん:02/02/08 22:21
久しぶりにシンドラーのリストを見ました。
収容所の青年所長ゲートがユダヤ人のメイドに戸惑いつつ愛を告白するシーンが
実は一番好きだったりします。結局は否定しちゃうけど。
人種は関係ないんだなあとしみじみ。
839【^▽^】ジョーカー:02/02/08 22:41
>831
袁世卿は1950年に「人民裁判」で処刑されています。
840【^▽^】ジョーカー:02/02/08 22:51
私が前にカキコしたかもしれないが、『暁の七人(オペレーション・
デイブレイク)』。ハイドリッヒ暗殺の史実に基づく。
841【^▽^】ジョーカー:02/02/08 23:01
>838
その所長役を演じたレイフ・ファインズとジョン・タトゥーロが
主演の『クイズ・ショー』が面白い!
あれも歴史物の一種。
842世界@名無史さん:02/02/09 03:22
イスラムの伝記物なら「若き日の偉人」。イブン・シーナー
の話しです。1982年ソ連。マニアックすぎかも。
既出ですけど、「奇跡の丘」はイイ!イエスが好きになりますよ。
音楽も印象的。東方三博士の訪問に「時には母の無い子のように」
とか、まんまだけど、ペテロの否みに「マタイ受難曲」とか。
同じ宗教物では「ブラザーサンシスタームーン」甘ったるい映画ですが
アレック・ギネスがインノケンティウスVを演じていたのがよかったです。
>>823
「アンドレイ・ルビュリョフ」はいけますね。タタールがロシアの
都市を蹂躪する所なんか迫力ありました。
843世界@名無史さん:02/02/09 05:00
ずーっと上の方で書かれていたベートーベンの映画。
主演俳優目当てで見ました。
映画としての出来は、モーツァルトを描いたアマデウスの方が
はるかに上だと思います。
衣裳などを見るだけでも結構楽しかったですけど。
アマデウスのロココ調宮廷風俗てんこもりに対し
こちらは革命後〜ナポレオン時代です。
844世界@名無史さん:02/02/09 12:36
>843
それ、見たいんですよ。「不滅の恋人・ベートーベン」だと思うのですが・・・。
予告編みるかぎりでは、映像的に凝っていてちょっとよさげだったので。
かれこれ七、八年前の映画だと思います
845世界@名無史さん:02/02/10 02:24
http://www.ivc-tokyo.co.jp/column/0011002.html
悪名高い字幕焼付け画質最悪のIVCだけど、このBBC名作選いうのが
ちょっといい。

エリザベスとかアイヴァンホーとかね。
二都物語もいいし虚栄の市もいい
846843:02/02/10 05:06
>>844
確かそんなタイトルだったと思います。
ベートーベンが出した恋文の「我が不滅の恋人よ」という
フレーズからとったそうです。
物語としては、ベートーベンの死後財産管理人?が
その恋人は誰なのか捜し当てる過程でベートーベンの生涯を
回想する形で進んでいきました。

特に印象深いのが、ベートーベン(ゲイリー・オールドマン)が
ピアノに耳をくっつけながら月光ソナタを弾くシーンで、
曲の美しさとあいまってとてもいい絵でした。
847世界@名無史さん:02/02/10 10:12
この間、BSで深夜放送してた
「リリー・マルレーン」がおもしろかった。
ララ・アンデルセンの人生をもとにしてるのかな?
「リリー・マルレーン」の曲が頭からはなれないよ。
848【^▽^】関東侍ジョーカー:02/02/12 21:20
『遠い夜明け』と『グローリー』と
『ゴースト・オブ・ミシシッピー』。
グローリーはおそらくフィクションだろうが。
849世界@名無史さん:02/02/12 23:18
またジョーカー氏とも思えぬ・・・。
グローリーのロバート・グールド・ショウ大佐以下第54連隊650人の
1863/7/18損耗4割のモリス島要塞にいたる過程は、ほぼ史実に近いです
850【^▽^】スレイマン・ジョーカー:02/02/13 00:05
>849
第54連隊が実在し、半ば玉砕したことは知っていますが、
あの大佐も実在の人物なのですか。
知らなかった・・・
851世界@名無史さん:02/02/13 00:27
一応、給料袋破るあれやホイットマンだか何か暗証するのも含めて実在の人物ですが、
いかんせん美談調にこさえてあるので、多少、不信感もつひといるかなあとは思ってます。
852世界@名無史さん:02/02/13 01:24
集英社文庫「歴史は女で作られる」柳沢一博著
という本みなさんご存知ですか?
レディジェーンとかフォルスタッフとか
見てみたいのですが日本国内でビデオとか流通してるのでしょうか?
853世界@名無史さん:02/02/13 13:28
講談社学術文庫で「オーソンウェルズ・青春の劇場」とかいう本があって、
そこにフォルスタッフ情報、映画。舞台も含めて載ってます。
ご興味あればどうぞ
854【^▽^】アフリカ太郎スレイマン・ジョーカー:02/02/14 20:11
進めシャーマン将軍!
855【^▽^】アフリカ太郎スレイマン・ジョーカー:02/02/14 23:06
『アミスダッド』もなかなか良いよ。
南部やスペインの悪党ぶりがよく描かれている。
856 :02/02/15 01:20
>>176さん、遅くなったけど、
マルゴ役のイザベラ・アジャーニが当時40歳だったのですか?
ふぉんとに?現在40歳ではなくて?
857世界@名無史さん:02/02/15 22:13
http://www.thinkjapan.gr.jp/~fromout/isabelle/bio.html
によると、彼女は1955年6月27日生まれ。
「王妃マルゴ」は1994年の映画。
従って、39歳ですな。
858世界@名無史さん:02/02/15 22:23
あれで39?信じられない。
859856:02/02/16 01:07
>>857
そうですか。(^-^;;
39歳ですかぁ。はぁー奇麗ですねぇ。
特にお肌が奇麗です。39歳であの肌を保つには血のにじむような
努力があったのでしょう(w。
シミ一つないもんなぁ。陶器のようだったYO!
860世界@名無史さん:02/02/22 03:53
age
861世界@名無史さん:02/02/23 23:08
1/31にフジTVでオンエアした、「皇帝のビーナス」('63・伊)はよかった。
ジーナ・ロロブリジーダがナポレオンの妹ポーリーヌ(パオリーナ)役。
イタリア遠征からエルバ島幽閉まで。メロドラマなストーリー展開はともかく、
豪華な衣装やセット、戦争シーンなど時代考証がなかなかしっかりしてた。
禿でちびなボナパルト像も忠実に再現されてて。女性向け。
862世界@名無史さん:02/02/23 23:48
恋に落ちたシェイクスピアに出てくるエリザベス1世がいいっすねえ。
今まで見てきたエリザベスの中で一番いいかも。
863世界@名無史さん:02/02/24 01:59
>>837
「地獄の黙示録」の最初のヘリコプターの場面はヨハネの
黙示録のイメージなんですよね。オウム真理教がヘリコプター
を買ったりしたのは、あれと関係があるんですよね。
864世界@名無史さん:02/02/26 11:56
「略奪の大地」。
イエニチェリ兵として育てられたブリガリア人が、故郷の村をムスリムに改宗
させるために軍隊を率いて戻ってくる、ってお話。本人は事を穏便にすませたい、
とか言ってる割に兵たちにはやりたい放題させちゃいます。はっきし言って
つまんねーが、東ヨーロッパの山中のじめじめした感じがするのは、見事!
ラストで「この映画は惨劇が300年前に惨劇が行われたその土地で撮られた。
エキストラの多くは、その惨禍を逃れた村人の子孫である」って出るのは、萎え。

865世界@名無史さん:02/02/26 15:33
『マリー・アントワネットの首飾り』観た人いる?
866ナポレオン:02/02/27 18:37
>>832
『レッドチェリー』、割と面白いですよ。
ビデオ化されたときは
『処女の入墨』というとんでもないタイトルになってましたが。
867世界@名無史さん:02/02/27 20:19
868軍ヲタ的にあたりくさい:02/02/28 12:50
うぉぉぉ。面白そうな映画じゃん。戊辰戦争とかミニエ銃とか
迫力ありそう。

南北戦争映画の傑作「グローリー」の監督ですよ?
http://www.zakzak.co.jp/midnight/hollywood/backnumber/C/020226-C.html
http://www.eonline.com/News/Items/0,1,9574,00.html
869世界@名無史さん:02/02/28 13:53
>>862
「皇軍」て正しいんだけど、なんか違うような・・・。
870世界@名無史さん:02/02/28 14:02
皇軍はたしか、昭和にはいって出来た「天皇機関説が叩かれまくったファッショ時代の用語」
のような記憶がします(間違ってたら訂正たのみます)

紹介記事のJapanese emperor's armyは、映画においては
おそらく西南戦争の頃の
「ミカドの軍隊」「宮様の軍隊」「鎮台さん(鎮台制の頃の兵隊の俗称)」
あたりの描写になるでしょうね。

この監督のグローリーは傑作だったから・・・
871世界@名無史さん:02/02/28 15:10
地獄の黙示録完全版、オイラも観てきた。
あんまりそういうテンションではなかったんで、
乗り気ではなかったのだが・・・これはみたほーがええぞ
もう終わっちゃうけど、ミニシアター系でならまだ上映するはずだ。
なんか観終わったあと、しばらく喋れないような感じ。言葉がでてこない。
872世界@名無史さん:02/02/28 17:29
アマデウス・王妃マルゴ・ナポレオン等良く知られている部類以外では
娼婦ベロニカがおすすめ。マジメな歴史映画で、知性あふれる高級娼婦が
ベネツアを救ったが、のちに魔女がりの名のもと裁かれようとする、それを
救ったのは・・・。ぜひおすすめです。
873世界@名無史さん:02/02/28 19:07
アガサ、クリスティーの「地中海殺人事件」の謎解きの
ポイントになる大砲の音は映画のなかで千六百何年とかに
イスラム軍をやぶった記念だとか言ってますがあれは史実ですか?
874世界@名無史さん:02/02/28 19:43
今、ナチの鍵十字と十字架をあわせたポスターデザインで物議をかもしだしてる
「AMEN」て日本でも公開されるの?
二次大戦中のナチスとローマ法王庁の関係を描いた映画らしいが。
見たいっす。
875世界@名無史さん:02/02/28 22:43
「ジーザス・クライスト・スーパースター」
新約聖書の物語をロックに乗せて描いていくんだけど、見応えあった!
最近の「タイタス」がやや類似系。
876世界@名無史さん:02/03/01 01:18
>>874
私も観たい。結局、ベルリン国際映画祭ではどうなったんだろ。
何か受賞していれば、単館公開かビデオ化が期待できるかもしれない。

十字架とかぎ十字重ねたポスターに教会猛反発 パリ
http://www.asahi.com/international/update/0225/011.html
877世界@名無史さん:02/03/01 09:06
>>874
同じような話で第二次大戦中、戦後の
ローマ法王庁のダークな一面を見せる映画が
あったような気がするんですが、
題名が思い出せない・・誰かご存じない?
878@名無しさん:02/03/17 16:07
テレビで「武器よさらば」をみた。
ロック・ハドソンのやつでなく、1932年製で、
ゲーリー・クーパー主演。もっとも、キャストのところで
ヘレン・ヘイズという女優はクーパーより前に名前が出て
いた。大女優らしい。ww1のイタリア戦線は激戦だった
らしい。
879世界@名無史さん:02/03/27 00:23
アレックス・コックスの「ウォーカー」なんて映画、誰もしらんだろうな。
エド・ハリスが扮したニカラグア大統領になった北米白人(グリンゴ)の旦那、
こうしてみると似てるなぁ

http://www.sfmuseum.org/hist1/walker.html
880世界@名無史さん:02/03/27 00:56
>>879
知ってる。
鉄道王か誰かに頼まれた主人公が
ドキュソかき集めてニカラグア侵略にいく話だろ?
実に笑える政治映画だったよ。
自分的にはA・コックスのベスト。
881世界@名無史さん:02/04/20 12:25
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

映画作品・映画人@2ch掲示板 で名前を入れなかった時に表示されます
[名無しさん@お腹いっぱい。] の新しいお名前を皆さまの投票により募集いたします。
参考までに 映画一般・8mm@2ch掲示板 の名無しさんは[名無シネマさん] です。

↓こちらへ御投票お願い致します↓
http://www.finito-jp.com/members19/vote000vote000/tvote.cgi?event=vote1&show=all

たくさんあり、後から迷う事もあると思われますので、お一人様3票までと致しました。
期限は、まだ決めていないのでマターリ進行します。
もし、この中にない場合は追加して下さい、
追加する時には、同じものがないか、よくご確認されて投票して下さい。
では、よろしく御投票おねがいします。

↓現在のTOP10↓
http://www.finito-jp.com/members19/vote000vote000/tvote.cgi?event=vote1&show=10

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
882愚礼@倍南:02/04/20 17:14
>>877さん
「バチカンの嵐」だったっけ?
マフィアと銀行とつるむローマ教会。
堕ちたなあ、っツーか、中世の昔からこんな調子でしたっけ?
883世界@名無史さん:02/04/20 18:48
権力は強大であるほど堕落・腐敗するものだから、昔からそんなものだったと思われ。
884世界@名無史さん:02/04/20 20:04
アンダーグラウンド観ました。なんだかすごいアクの強い作品なんですけど
今はないユーゴスラビアのこととかチトーの葬列の映像などなかなか
グッとくるものがりました。
セルビア語っていうのも新鮮ですなー
885世界@名無史さん:02/05/05 17:22
最近観たジョン・マルコヴィッチ主演の「魔王」。
第二次世界大戦でドイツ軍の捕虜になったフランス人青年が、
幼年学校(ナポラ)で働くという内容。
886世界@名無史さん:02/05/13 08:20
「エドワードU」。
ゲイのため王妃に処刑された王エドワード2世の物語。
コスチュームプレイだがコスチュームは全て現代のもの。
映像は幻想的でとても綺麗。
ラストは2種類ある(というか処刑シーンのあとハッピーエンドが写される)。
史実どおり処刑された後のシーンでは、死刑執行人が王にキスするハッピーエンド。
監督はゲイでエイズのため死亡したデレク・ジャーマン。
王妃イザベラ役のティルダ・スゥィントンがとんでもなく美しい。
887世界@名無史さん:02/05/13 13:14
「最後の誘惑」主演ウィレム・デフォー、監督マーティン・スコセッシ
キリストを人間的に描き、その人間的な弱さの部分を表現したため、
公開時は上映反対デモがおこったほどの問題作。
面白くて何度も見た。
888世界@名無史さん:02/05/13 13:23
スコセッシはいいねえ(溜息)

当方は自国の歴代首相の名前より、アメリカの歴代ギャングの名前や事件のほうが詳しいので(笑)
どうしても「グッドフェローズ」「カジノ」のほうばかり見ちゃうけど。

あとチベットものなかったっけ?
889世界@名無史さん:02/05/13 13:27
>886
デレク・ジャーマンって「カラヴァッジオ」てのも撮ってなかったっけ?
俗物なんでよく判らんが、「エド2」も綺麗な光と影の映像だったな。

僕のお薦めは、フェルナンド・ソラナス「タンゴ・ガルデルの亡命」「スール」
アルゼンチンの軍事政権非難映画だけど、ピアソラの哀愁のメロディと幻想的な
ブエノスアイレスの青い風景(冥界風)がいいんです・・・
890世界@名無史さん:02/05/13 13:47
>>888
「クンドゥン」だね。
ダライ・ラマ14世の半生を描いた作品。
忘れがたく美しい映像は賞賛に値する。
中国の覇権主義的本質が露骨に出ている。
891世界@名無史さん:02/05/15 18:39
「会議は踊る」って知ってる人いる?
ウィーン会議の映画があるってことにびっくり。
観たことないけど。
踊るつながりで「王は踊る」ゴージャスでなかなか好き。
892世界@名無史さん:02/05/15 22:30
スコセッシで歴史物と言えば「ジ・エイジ・オヴ・イノセンス」。
ミシェル・ファイファー畢生の名演技が見られます。
893世界@名無史さん:02/05/15 22:35
フェリーニのカサノバ
894んち:02/05/15 22:46
ムルデカ17805

めちゃちゃなける。日本人も悪いことばかりしたわけじゃ
ないんだとおもった
895世界@名無史さん:02/05/22 21:20
「鬼が来た!」はよかったです。幻想的すぎて真実味が薄いシーンも
あるけれど。皇軍の様子が大変リアルです。
大陸に残された日本人慰安婦の姿も哀れだったなあ・・・
896世界@名無史さん:02/05/23 06:31
>891
「会議は踊る」
名作中の名作ですがな
897ジーモン三等兵@バルムベック:02/05/23 09:47
コットンクラブやビリーバスゲイトや奴らに深き眠りをでもダッチ・シュルツ(アーサー・フレゲンハイマー)の極悪ぶりがかっこいい!
898ジーモン三等兵@バルムべック:02/05/23 10:53
男でシュルツに憧れない奴はいないよな。
「マシンガンウオーズ」でのランス・ヘンリクセン演ずる
シュルツも凶暴性がよく出ていた。
899世界@名無史さん:02/05/23 13:50
ダッチ・シュルツいうと「史上最大の作戦」にでてくるエルヴィスだかが扮した
博打に2000$勝つ82nd空挺のダッチ・シュルツニ等兵を思い出すなあ。

コーネリアスライアンの原作だと「ヒトラー最後の戦闘」では軍曹まで昇進。
プライベートライアンのメイキングにも90歳くらいで出演してます
900世界@名無史さん:02/05/23 13:51
コットンクラブってあの20年代の雰囲気が好き。
華麗なるギャッツビーとかオリエント急行殺人事件(あれはリンドバーグ愛児誘拐事件がネタだから
30年代か)とか、金のある時代は服装がいい
901世界@名無史さん:02/05/25 00:31
見ていないけど見たいのが「第七の封印」(1956・スウェーデン)。
十字軍で悲惨な体験をした男が城に帰る途中死神に会う。
死神はチェスの勝負を申し出る。「お前が勝てば死をのがれさせよう」。
チェス勝負の途中に魔女狩り・旅役者の一座が現れる。
男はチェスに負けてしまう・・・。
902【^▽^】酔鯨ジョーカー土佐守:02/05/25 00:35
「OK牧場の決闘」でのドク・ホリデイ(カーク・ダグラス)も
最高にかっちょイイ!
特に、カウンターでウイスキーを飲みながら、
盟友ワイアット・アープ(バート・ランカスター)と
別れるラスト。
903世界@名無史さん:02/05/25 04:07
>901
「第7の封印」て見てみたいんですよね。メメント・モリ総理というか、中世の風景が
おりこんであって。

ローレンス・オリヴィエは「遠すぎた橋」のラストでも、破壊されたヨーロッパの地平線を
とぼとぼ歩くカットで映画を終わらせています。
ダンス・マカブル風でいい・・・・と書いてから気付いた。
第七の封印の騎士はオリヴィエじゃなく、マックス・フォン・シドーだった(失礼)
904世界@名無史さん:02/05/25 04:11
で、マックス・フォン・シドーつながりで「エクソシスト」

イエズス会士でイラクで悪霊バズズの発掘を行なう悪魔払い神父メリンの
モデルはイエズス会子テイヤール・ド・シャルダン(「現象としての人間学」書いた)
ですね。
原作でその旨、書かれています。
テイヤール・ド・シャルダンは戦前、シトロエン社のゴビ砂漠探検隊にも
参加した考古学者でもあります
905世界@名無史さん:02/05/26 21:46
「マルキ・ド・サドの演出によりシャラントン精神病院の患者たちによって
演じられたジャン=ポール・マラーの迫害と暗殺」。
題名もすごい(世界最長)が映画も凄い。
内容は題名のまんま。
異様なのだが品がある、品があるから怖い。
トラウマになる映画です。
906@名無しさん:02/05/27 08:03
「落ちた天使」文はあやしい。堕ちたか?
アメリカ舞台のミステリーだが、その奥に第二次大戦中の
ルーマニアナチス協力組織がある。
907【^▽^】酔鯨ジョーカー土佐守:02/05/27 10:26
>905
おもしろそう!
あと、歴史ものとはいえないけど、
「デュセルドルフの吸血鬼」ペーター・キュルテンを
モデルとした、フリッツ・ラング監督作品の「M」が
なかなかおもしろい。
908ジーモン三等兵@バルムべック:02/05/27 13:15
がっかりしたのは「ベント」。あれじゃエロ・グロな
単なるホモ映画じゃないか。
ナチ政権によるゲイ弾圧を描いた作品というから、
もっと内容に期待していた。
9091:02/05/27 16:18
引越ししました。

こちらへどうぞ↓

http://academy.2ch.net/test/read.cgi/whis/1022483568/
910世界@名無史さん:02/06/13 01:13
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911世界@名無史さん
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