1 :
無名武将@お腹せっぷく:
ガイエとか
2 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/11/08(火) 22:39:19
2
3 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/11/08(火) 22:39:32
ベストセラー(戦国)
天と地と、太閤記、国取り物語、風林火山、真田太平記。
三国
三国志演義、吉川三国、英雄は、北方三国志、石井曹操
4 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/11/08(火) 22:40:18
頼む!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!2ゲットさせてくれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
5 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/11/08(火) 22:40:28
戦争と平和
6 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/11/08(火) 22:45:08
三戦時代に限らなくていいのなら
司馬遷、塩野、池波、司馬遼、
陳寿、陳先生、田中芳樹、羅漢中、司馬光、大田牛一、吉川栄治
あたりが三選板でも大人気だよね
7 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/11/08(火) 22:46:44
山田風太郎
山岡大先生
三戦にこだわらない歴史小説なら、
おすすめは隆慶一郎。
「一夢庵風流記」「死ぬことと見つけたり」「鬼麿斬人剣」「影武者徳川家康」など
ホメロス『イリアス』『オデュッセイア』
ウェルギリウス『アエネーイス』
ヘロドトス『歴史』
プルタルコス『対比列伝』
タキトゥス『年代記』
シェイクスピア『ヘンリー四世』『ヘンリー五世』他
デュマ『ダルタニャン物語』『王妃マルゴ』
アナトール・フランス『神々は渇く』他(短篇も良い)
シュテファン・ツヴァイク『ジョゼフ・フーシェ』『マリー・アントワネット』『メアリ・スチュアート』他
シェンキェヴィチ『クォヴァディス』
西洋文学・史書からとっさに思い出せたものを挙げてみた。
13 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/11/17(木) 19:34:35
ただ羅列するだけではおもしろくないから
特定人物に関しての小説ベストを考えてみるってのはどうだろうか
たとえ脇役でも、おいしい書かれ方をしていたら報告するとか。
たとえば小西行長については白石一郎「海将」がいまんとこベストだとおもう。
宇喜多直家に関しても的確かつ好意的に書かれているのでファンのひと、地元民にお勧め。読んでくれ。
河野みちのぶ・みちなお中心の小説ってない?
北方なら 破軍の星
正直、三国志は読みたいと思わない。ハードボイルドと三国志は合わない
陳御大なら 十八史略と○○伝のような短編集
上下巻とかは長くてだれる。短編集のおもしろさこそ御大の肝
司馬遼なら 風神の門と夏草の賦
風神は登場人物が架空の奴が多いので、司馬史観な主人公が許せる
夏草は行き当たりばったりで書いてる司馬を笑いながら読める
田中なら 風よ万里を駆けよ
コイツは基本的にキモイ。しかし、あえて読むならこれが一番まとも。後書き以外
>>16 >>15の挙げる作品はさほど悪くない。
三国志とハードボイルドが合わないのは俺もそう思うし、陳舜臣は短編が
面白いのも同感。
陳舜臣の「中国任侠伝」の二冊なんかは全て短編形式で面白い。
18 :
勇魚 ◆Cl39TXJnDE :2005/11/17(木) 20:58:08
典厩五郎の城シリーズとかどうかな?まほろばの城が最初。
19 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/11/17(木) 22:32:28
金鯱の夢なんてどうだい。
松永義弘の戦国小説が短めで話もまとまってる
知らない人物をちょっと見てみたいときはお勧め
南原幹夫の『謀将 山本勘助』(上下巻)
…ギャグ小説だからな?
マジで読むなよ?
>21
すげえ、勘助って上杉の間者だったのか
勉強になったよありがとう!
南原先生は間にセクースを挟む癖があるからなぁ。
>>15 >>17 禿同
北方の時代小説は南北朝でなんぼだと思う
ああいう、自己矛盾を抱えながらストイックに生きるっていうのは三国志や戦国には合わないんだよね
北方の三国志はちょっと酷すぎるよね。
いくら小説ったって、あれじゃライトノベルのファンタジーや週間連載の漫画と
大差ないもの…
「屍者の行進」に収録されている朝松健の「豊国祭の鐘」なんてどう?
片桐且元が主人公のホラー。
あ、ホラーはお呼びでない・・・
27 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/11/20(日) 13:22:37
中国作家
司馬遷「史記」
司馬光「資治通鑑」
陳寿「正史三国志」
陳舜臣「中国任侠伝」
曾先之「十八史略」
羅漢中「三国演技」
田中芳樹「風よ万里を駆けよ」
堺屋太一「大いなる企て」
歴史考証は多少胡散臭いけど、すらすら読めるし、面白い。
小説はエンターテイメントとして割り切って読める人にお勧め
でも、予備知識がないと楽しめない内容だから中級者(?)向けやね
30 :
圭破龍文:2005/11/26(土) 07:22:45
>>28 「巨(おお)いなる企て」は僕も大好きです。
あれで一気に石田三成ファンになったな〜〜。
同じ堺屋太一の「豊臣秀長−ある補佐役の生涯−」も面白いです。
とくに「え?それ誰?秀吉の関係者?」って奴は絶対読め!!
「梟の城」
32 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/12/02(金) 17:13:53
田中芳樹にはいつか三国志を書いてほしいが、まず書かないだろうな〜
お戯れもたいがいにしてください
35 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/12/03(土) 01:48:50
宮城谷
36 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/12/03(土) 04:05:11
ミヤギタニの三国志はなあ…
>>36 あれは史料を読む楽しさがわかる人向き。
つまらない人間はやっぱり「演義」を読んだ方がいいと思われ。
宮城谷の三国志は、ちくま正史読み込んでた方が楽しいという重大な欠点を抱えてる。
>>38 少し違う。
娯楽要素や物語性の強い三国志を読みたい人にむかないだけ。
「三国志」だけではなく「後漢書」や「資治通鑑」や「晋書」に親しんでいて、さらに
古代の故事や儒教ら「思想」にもある程度の造詣がある方がより楽しい。
つまり中国史に深く造詣があればあるほど、史書としての「三国志」に限らず多方面
に興味がある人ほど楽しめる。
三国志ではなく「史記」や「左伝」から先に中国史に入った俺などにはやっと楽しめる
三国志を題材にした小説ではある。
じゃあ俺、今度読んでみよ
>>39 しかし『後漢書』や『晋書』あるいは『資治通鑑』を原文で読めるというなら、
そうしている方がずっと楽しいし、そっちを深めていく方が良いんじゃないか。
訳出されていない中国の史書をほとんど網羅してしまって、
その上で娯楽として楽しむというほどのツワモノならともかく、
そうでないなら史書を読んだ方がいいということ。
俺は宮城谷を読むより、史書に触れて自分で中国史に造詣を深めている方が楽しい。
もちろん、北方のがおもろいとか言ってるわけじゃないよ。
個人的に、三国志を読むなら、物語としては演義と吉川だけで十分、
後は正史と、後漢〜三国時代に関わる前後の史書を読むのがベストと思ってる。
あえて三好、興亡三国志と言ってみる
正史と演義が混じって、アクも強くないから入門にはいいだろ
はじめてよんだれきししょうせつ だいさんごくし
・・・流石の初心者だった俺も途中であれ?とおもったよ。
44 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/12/15(木) 21:56:27
志茂田過激?
読んだよ、大三国志!
引っ越しのとき捨てますた
遅れ馳せながら、宮城谷の三国志を読んでいる。
>>36-40の流れを見て、漠然と、正史三国志の焼き直しか、
せいぜい党錮の禁あたりぐらいから始まるのだろうと
高を括っていたのだが、更にその半世紀前から始まるとは。
後漢書を読んだことの無い小生にとっては、まったく全てが刺激的だった。
戦国もいいかい?
池宮彰一郎の「遁げろ家康」はおもしろいぜ!上下二巻なんだが、少しコミカルな三河武将達のキャラが立っていて読みやすいな。
あとは知る人ぞ知る、司馬遼太郎の「幕末」。これはまぁ、三戦国の範囲じゃあないから書かないがおもしろいぜ
司馬遼太郎の「戦雲の夢」
北条早雲がすごい読みたいんだが、
北条早雲の小説でおすすめはあるかい?
微妙に時代が違うが
北方謙三の
『悪党の裔』
『楠木正成』
『破軍の星』
『武王の門』
『道誉なり』
は超オススメ。皆カコイイ!
上記の順番で読むとなお良い!
歴史小説で”かっこいい”ってあまりアテになる評価じゃない気がするんだが。
北方小説はキャラ造型がどれも同じ感じというか、作者の理想像に人物を
当てはめてったって感じで、この人の作品は歴史や歴史人物への愛情を感じない。
>>50-51 津本陽の「信長」が非常に特別な書き方をしていて
厨房の頃はそれが快感だったが、今は好きになれんな
基本的にエンターテイメントとして楽しむものだが、そのなかでも好みがあるって事で
信長小説たくさん出てるが、
坂口安吾と辻邦生を超えるものは未だに無いと思ってる
津本とか秋山とかは、電波系っつか、トンデモネタ満載のくせに、
(小説としてはそれはそれでいい)
信長対談とかで、まるで史実であったかのようにマイ設定を語るのが嫌い
武功夜話とかを本当に信じ込んじゃってるだけかも知れないけど
>>51に同意はするが、「破軍の星」は面白いのは事実
本の厚さ(長さ)的にも、北方イズムにはちょうど良い感じ
三国志はやるべきじゃなかったな
斎藤道三ものでは兵は詭道なりが面白い
国盗り二代説
56 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/12/31(土) 16:18:58
年末向けのスレだお
57 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/12/31(土) 16:48:37
>>49 最近、新刊が出てたよ。
内容は知らんけど
58 :
無名武将@お腹せっぷく:2005/12/31(土) 21:50:35
>>31 梟の城!同意。
これはいいよ〜。
燃えよ剣より面白かった!
梟の城は時代小説だろ
遠藤周作「男の一生」
前野長康が主人公、うさんくさい武功夜話が面白い
男の一生は上巻はものすごくおもしろいんだけど、下巻がすごくつまらない。
というか下巻はもうすでに歴史小説じゃなくて論文になっちゃってるので読むのが苦痛・・・
63 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/01/12(木) 19:05:01
下巻を楽しめてこそ一人前の日本男子なり
64 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/01/12(木) 19:29:57
山岡荘八の『徳川家康』は何回読んでも面白い!
遠藤周作「決戦の時」
内容はウンコだけど、林通勝が前半大活躍するのでそこだけ見所w
67 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/01/15(日) 15:12:20
中国作家
司馬遷「史記」
司馬光「資治通鑑」
陳寿「正史三国志」
陳舜臣「中国任侠伝」
曾先之「十八史略」
羅漢中「三国演技」
李家豊「風よ万里を駆けよ」「海蛎」
↓は歴史小説?
西遊記
封神演技
飛龍伝
隋等演技
68 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/01/15(日) 15:14:54
陳舜臣「中国任侠伝」
中国作家ってお前読んでないだろ
69 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/01/15(日) 15:15:53
上にあがってたから入れた
70 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/01/15(日) 18:53:24
「剣豪将軍義輝」はどう? 結構好きなんだが歴史小説では無いか・・・。
71 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/01/15(日) 19:56:58
フィクションなんでスレ違いになるかもしれんが
仲路さとるの異戦国史がおもしろかった
フィクションだからドキドキしながら読めた
道雪の最期はマジよかった
吉川読んでからはほかのはつまらなくて途中でほとんどリタイヤした
74 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/01/31(火) 00:38:29
最近読んだ中で面白かったのは、火坂雅志の「覇商の門」かな。
茶道を利用し信長と組み、商いの世界で天下を目指した今井宗久の物語。
堺の会合衆とか茶人という存在が、すごく新鮮に思えた。
千利休や津田宗及の小説があれば読んでみたい。
だれか教えてくだされ。
75 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/02/03(金) 22:02:58
「秀吉・朝鮮の乱」面白かったッス!
著者がキム・ソング・ハンという韓国人だから若干向こう寄りの視点だったけど
スケールデカかったし、日本軍の強さと小西行長のアホさがよく描かれてた
76 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/02/03(金) 22:42:31
隆慶一郎『吉原御免状』
つーか、隆慶一郎先生の小説はどれも面白いよ。
説得力が他の人の小説と比べて段違い!
あっちが落ちてしまったようなので、こっちにも書いとこ。
岳宏一郎「群雲、関ヶ原へ」「天正十年夏ノ記」
面白い。英雄といえども「人」なんだな。それでいてみんな魅力的。
前田利長や佐竹義宣なんかの見方がちょっと変わった。
隆慶一郎先生はジャンプの漫画から入った。(花の慶次)
それで原作を読んでみようと思って読んでみたら、(一夢庵風流記)
漫画の100万倍面白かった。
78 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/02/04(土) 16:22:25
PHPの歴史小説ってどうなの
すごい駄作臭漂ってるんだけど
年表
>>78 モノによるんじゃない?
普通に読めるものもあるよ
孫策なんかは参考文献に一次資料が全く無いっていう糞も糞だけど
俺が持ってるのは織田信忠と立花宗茂しかないから何とも……
つーか、織田信忠があるのかw
やるなPHP
まるで隙間産業
この前は関羽ってのもあった
劉備で書くのとほとんど同じじゃないのか・・・・
織田信忠は信忠が松姫に未練たらたらでちょいウジ虫だけど
「俺が信長じゃないからなめてんのか滝川!」とか「信雄は頭がちょっと足りないけど、その残虐性は父上に似てるかもな」とか
自分が行く前に信忠が武田を片づけたことで機嫌が良い信長が可愛いとか
それなりに面白い
宗茂は小説としては学研M文庫の方が面白いだろうな
確かに志木沢の宗茂は学研の癖に面白い
塩野七生は?
時代小説と歴史小説の違いってどうなの?
俺の中では以下のようなんだが…
時代小説…現代に置き換えることも可能
歴史小説…歴史上、その時にだけしか有り得ない事がテーマ
>>86 作品例もあげてくれ。
戦国の時代小説というのは、なかなか想像しづらいものがある。
時代小説・・・江戸時代がテーマ
歴史小説・・・戦国時代及びそれ以前の時代がテーマ
時代小説は別に架空の人物でもいい
その時代に生きた人間の生き様を書くのだから
歴史小説は実在の人物を作者の視点から書くもの
その時代を作った、あるいは翻弄された人物を書くのだから
90 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/02/27(月) 02:19:22
毛利元就・上杉謙信・徳川家康などが好きなのですが
それぞれどの本がおすすめでしょうか?
91 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/02/27(月) 02:21:20
佐藤賢一の女信長
いろんな意味でオススメ
>>91 新聞的にもどうなんだそれは的なアレなわけで。
佐藤賢一は好きじゃない。
バカっぽくみせて実は賢い。って作風がイヤミな感じ。
歴史ギャグならみなもと太郎に勝てないだろう。
まんがだが、小説よりよほどおすすめ。
戦国に嵌まって以来古本屋を漁ってるうちにだいたい地雷の避け方は解った。
タイトルに人物のフルネーム
後書きで主人公への自己投影を語っている
さらに後書きで時代に警鐘を鳴らしている
解説に引用が多い
これで良作だった試しはない。
>>95 だが、PHPでしか取り扱ってない武将も多いんだよな。
「藤堂高虎」が読むのがかなりきつかったw
>>96 藤堂高虎なら、村上元三という著者が徳間文庫で書いてた。
もっとも藤堂高虎に関して知りたいならヘタな小説よりも高山公実録くらいの
方がいい気がするが。
その武将を知りたい好奇心と眠たくなってしまう退屈な文章の板ばさみとかw
藤堂高虎の歴史小説なら、火坂雅志の『虎の城』がいい。
火坂の作品のクセが気にならないなら、お勧めできる。
下手な作家に主人公として描かれるよりは
上手い作家に脇役として使われる方がよい
火坂氏はクセというかアクがあると言うか…でも好きな武将の小説なら絶対読む。
岳宏一郎
南條範夫
火坂雅志
白石一郎
高橋直樹
皆川博子
安部龍太郎
佐藤雅美
このあたりは各々全てを読んだわけではないけど、ハズレはあまりなかった。
エンタテイメント作家としての技量(文章力、構成力)の高さが、
どんな題材でも一定以上の面白さを提供してくれるという事の
要因なんだろうね。上の人たちは、現代が舞台の小説でも、
きっと、充分読ませるレベルの作品を書けるだろう。
PHPなんかでナゾの人物を書いて、皆に読みづらいと
言われているような人には、そういう小説家としての
基本的な部分の程度が少々怪しいのが多いのかと。
>>103 ああそんな感じだと思う。
俺が漠然と感じてる事をうまく表現してくれてるかも。
書庫整理してたら海音寺潮五郎の短編が三冊でてきた。
「剣と笛」
「かぶき大名」
「豪傑組」
で、傑作集の1〜3のやつ。
海音寺潮五郎の作品は「天と地と」で敬遠してたけど、他はまあまあ面白い。
「中国英傑伝(上下)」とか、「孫子」とか、中国史もそれなり。
105 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/03/11(土) 12:11:07
106 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/03/12(日) 00:24:08
作者・出版元失念しちゃったが、以前読んだ「山本勘助」と「趙雲」の小説は
泣きたくなるくらい最悪だった
PHPでは?
あれは読んじゃダメ
108 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/03/14(火) 18:12:59
前のレスにもありましたけど隆慶一郎作品は全部当たりですね。峰隆一郎と間違い易いから気をつけてね。
109 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/03/14(火) 18:40:20
PHPの話だが、宗茂好きなんだが学研のが上なのか。読んでみよう。
桐野の島津も興味あるな。
九鬼嘉隆はつまらなくて止めた覚えがある。
由良国繁が伊勢時代から一益の家臣だったり、
嘉隆に敵対する志摩の国人衆が駿河で暇してた信虎を招娉したりと
好き放題で。
>>81 同じ作者が佐竹義重も書いてる。
読み出したらとまらない
池波 「真田太平記」 新潮
高橋 「天を衝く」 講談社
志木沢 「立花宗茂」 学研M
読み終えたら背筋がゾクッ
黒部 「宇喜多直家」 PHP
短編集では珍しく半分以上の話が心に残る
火坂 「壮心の夢」 徳間
無敵感にひたれる
津本 「武神の階」 角川
112 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/03/15(水) 02:02:51
天を衝くはあからさまなひいきの引き倒しに萎えた
氏郷がアホみたいに書かれてるし
113 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/03/15(水) 02:18:37
>>天を衝く
石川城、大光寺城、田舎館城の城兵を皆殺しに
兵士たちの占領地での略奪、強姦を黙認していた
大浦為信がなんで人のいいおじさんという風に
なっているのはなぜだろうと思った
ついでに外ヶ浜や平内(ここなんて七戸家国の一族の領土だ)
といった津軽以外の領土を占領しているのに
「津軽で暴れているうちはまだよい、南部にきたら叩きのめしてくれるわ」(うろ覚え)
見たいなセリフがあったのは萎えた、
>>113 味方が良く書かれるのは
三国志演義からの常識
115 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/03/15(水) 04:31:49
>>113 それぐらい誰でもやってんだろあの時代は。
特に残酷ってわけでもない。デフォだよデフォ。
>>112 同意というか、ちょっとおかしい贔屓がはいってる。
みんな手厳しいな。小説として普通に面白いと思うんだが・・天を衝く
実力者同士の権力争いや人間関係の複雑さがよく書かれている。
戦国モノなんてすべてと言っていいくらい贔屓の引き倒しなんだし、
名将氏郷が悪く書かれていても俺の中の氏郷像に影響を与えるほど
感化される訳でもないしなあ。でも確かに氏郷を名将に書いたほうが
より主人公の凄さが引き立つから、その点では失敗だと思うが。
118 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/03/17(金) 05:24:39
何事にも限度があるよ
高橋克彦や隆慶一郎は敵訳を馬鹿にし過ぎな印象があるなぁ
PHPの島津義弘と直江兼続読んだ
駄作だった
PHPじゃあ、仕方ないな( ´∀`)
PHPに良作なし
「鬼と人と」と「豊臣秀長」は好きだった。
123 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/03/18(土) 23:08:43
PHP読んで失敗したっていう住民多いけど、いいかげんにせめて参考文献が巻末に
掲載されてるモノは先に目をとおしてから買うことを憶えようよ。
三流レベルの資料からしかひいてない小説なんかがごまんとあるよ。
酷い作品なんか他人の小説の作品名をぬけぬけと載せてるモノなんかもある。
筒井のYAMAZAKIはおもしろかったよ
126 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/03/25(土) 21:00:42
山岡壮八
信長と政宗しか読んだことないけど面白かった
127 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/03/25(土) 21:08:34
あんまり相手にされてないみたいだけど永井路子面白いよ
戦国時代のもちょっと書いてるし
メジャーすぎるけど司馬遼太郎が一番しっくりくる。
サクサク読みやすい
質問。
新田次郎(浅田次郎?申し訳ない、どっちか分からん)
の武田信玄って面白いですか?
読み物としては面白いよ。
史実とは大分違うけど。
131 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/03/27(月) 22:46:14
大河ドラマの原作でござる! 山本勘助を使って桶狭間の勝利を武田信玄が提供したってつーのはどーなんだろう。考えとしてはおもしろい
132 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/03/27(月) 23:00:35
>>131 ありえるとか思わせるんで読物としては成功だよな。
133 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/03/28(火) 12:46:20
134 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/03/28(火) 13:50:04
北条早雲がメインの小説、あったら教えてください。
司馬が読みやすいとは感じないな
読者を本に引き込む力はあると思うが
読みやすいのはむしろ陳舜臣の方だろう
司馬は主人公に対する愛強すぎる
さりげなく史実のすり替えや歪曲を行なうセンスには脱帽するが
陳舜臣は読みやすいというより文章がつまらない
題材はいいけど
荘八の徳川家康
139 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/03/28(火) 18:31:41
早乙女貢も北条早雲書いてたな
140 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/03/28(火) 18:45:51
みんなが戦国時代や戦国武将のことについて知るには、
小説を読んで知るしかないよね?
陳舜臣はぽつんぽつんと面白いエピソードがあったりするけど
全体としてみると地味というか
松永弾正メインで面白い小説ってありますか?
>142
まっとうな歴史小説はたいてい主人公を英雄として描く。
ピカレスクが描きたきゃ、まともな小説家は時代小説か伝奇小説でやる。
早乙女貢「悪霊」
松永をそのまま悪党に描いた希少な歴史小説。夜のおかずにもどうぞ。
宇月原晴明「黎明に叛くもの」
松永メインで、面白い。ただし伝奇小説だから覚悟はしておけ。
山田風太郎「伊賀忍法帳」
松永メインで、忍法帳。まあ、覚悟はしておけ。
144 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/03/28(火) 22:44:18
武田信繁の本探しているんだけど・・・。勝頼はあるんだが・・・
145 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/03/28(火) 22:49:58
武田の忍びの話なんだけど、
池波正太郎の「夜の戦士」はなかなか面白いよ。
146 :
142 :2006/03/29(水) 10:04:23
>山田風太郎「伊賀忍法帳」
だけ読んだことあるけど、これ松永メインか〜
言われてみればそうかも
>早乙女貢「悪霊」
に興味を示しました。今度買ってみます。ありがとうございました
147 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/03/29(水) 11:35:18
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康について詳しく書かれてある本(一般的な本でもいいよ)は
何かありますか?
148 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/03/29(水) 11:39:59
私(147)は戦国のことについて詳しく知らないので、
よろしくお願いします^^
149 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/03/29(水) 11:52:23
>>147 歴史群像のムックがいいんじゃない?
家康のは良かったよ。
>>147 司馬遼フルコースで
国盗り→太閤→関ヶ原→覇王→城塞
シズヶ岳について詳しく書いてある本ってありますか?
加藤、福島等の個人を取り上げた本じゃない物希望。お願いします。
>>151 つ 歴史群像シリーズ15 「賤ヶ岳の戦い」
山田風太郎の「妖説太閤記」
秀吉を英雄視してない所が個人的に好き。
山風は秀吉家康嫌いだからなあ
山風や隆慶一郎はちょっと偏りすぎだな
忍法帖は文句なしに面白いんだがなあ
陳舜臣は出来るだけ公平に、私心を作中人物に入れないように作ってるから淡々として地味ってのはあるんだろうな
司馬とは対照的な作りをしてる。元ミステリー作家という経歴もあるんだろうが、それが作者の歴史に対するスタンスなんだろう
直江兼継と竹中半べえ の小説でお勧めあったら教えてくり
>157
どちらも小説家に愛される部将なのだが、主人公としてより脇役で光ることが多いと思う。
脇役でよければ
竹中半兵衛なら
司馬遼太郎「新史太閤記」
山田風太郎「妖説太閤記」
直江兼続なら
南條典夫「直江兼続」(「武家盛衰記」収録)
高橋直樹「不識庵謙信の影」(「戦国繚乱」収録)
の記述が好きだな。
>>158 あんがちょ!司馬遼は好きなのだが、太閤記は秀吉が主役ということで、ちょっと避けていたのだが・・半兵衛が輝いているなら是非読んでみよう。 まず太閤記から行ってみます!
160 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/04/06(木) 23:21:13
妖説太閤記の半兵衛は無駄にカッコ良い
池波正太郎「戦国幻想曲」
槍の勘兵衛こと渡辺了の小説
織田信忠への強すぎる尊敬と思慕ゆえ仕える主君への強い拘りゆえに
一人の主君に仕えられない悲哀が凄い好き
162 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/04/08(土) 14:56:59
朝鮮出兵、関ヶ原、大坂の陣、の良い資料や本はありませんか?
163 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/04/08(土) 14:58:35
それと豊臣秀吉の良い資料、本はありませんか?
165 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/04/09(日) 05:41:11
関が原なら、司馬の「関が原」が一番おもしろいかな!
司馬の「関が原」の盗作問題で、古本屋でしか売ってない池宮彰一郎の、「島津奔る」も
盗作だけど面白い!
猿一族なら、司馬の「豊臣家の人々」かな!これも新潮社からでてるんだけど、
かなり古いから、古本屋でしかみたことないけど、秀長、秀次、秀家、秀康、朝日姫などの短編集。
個人的には、最近安部龍太郎の、「信長燃えゆ」が一番いい。
166 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/04/09(日) 06:19:02
>>162 再販切れのバーゲン本が7000円くらいで出てる
「秀吉の朝鮮侵攻と民衆・文録の役」がいいらしい。俺は買ってないけど
167 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/04/09(日) 06:56:31
>>158武家盛衰記いいよね!
で時代は違うが南條氏が実見した辻政信に対する感想にびびった。
>>161 渡辺勘兵衛なら司馬の短編「侍大将の胸毛」も最高に良い
勘兵衛に惚れた
白石一郎「火炎城」
容赦ないダメ男描写が主人公の英雄性を損ねるどころかむしろ輝かせているダメ男文学の最高峰。
主人公大友宗麟。
毛利元就か竜造寺メインで面白い小説あります?
あと、幽斎玄旨っていう小説買ってまだ手付けてないんですけど面白いですか?
「幽斎玄旨」を読んでからまたおいで
なぜ???
173 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/04/17(月) 16:18:54
大坂夏の陣が終わった後の全国大名配置図を見れる所はどこかないですか?
174 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/04/22(土) 00:01:28
板違いだが陳舜臣はミステリ作家としてはすごいらしいよ
時代ものとミックスされた「方壷園」や「長安日記」等が良いらしい
出てないようなので、戸部新十郎の剣豪シリーズ「秘剣○○」。
長編は、「蜂須賀小六」ぐらいは押さえて良いんじゃないかと。
ちと清々しすぎるかも知れないけど、読後感良し。
長編では他にも服部半蔵・徳川秀忠・松永弾正・前田太平記とか諸々あるけど、
あまりにキャライメージ違うわ、って言いたくなる人、多いだろうし…
主人公のキャラが、どうしても似通ってるしなー
お江与とか淀殿の視点で書かれた小説って無い?
戦国最大の女大名、今川義元の母が主人公なら知ってる。
永井路子「姫の戦国」。大河ドラマ・毛利の原作者らしい。
179 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/04/24(月) 19:49:44
津本陽の「筑紫哲也」はぜひ読んでほしい
斬新な解釈が面白い。
戦国・三国以外でもいい?
中国古代史好きには、酒見賢一の「童貞」が超オススメ。
この作品、本当にタイトルで絶対に損してると思うんだけど。
酒見は「墨攻」も良かったし、西洋モノだけど「ピュタゴラスの旅」も良かった。
「周公旦」も
宮城谷はふつうにおもろい
小説十八史略に勝るものなし
>181
そういや気づいたら酒見スレ落ちてたな。
酒見賢一、すごく好きなんだけどな・・・。
三国志も凄いし。
187 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/04/28(金) 22:34:16
>>142 亀だが笹沢氏の「野望将軍」も良いかも、読みやすいし松永初心者にはお勧め。
ただ内容は少々薄っぺらいし性描写も余り無いし、何よりあの主人公が少し良い人なのが不満か?
戦国じゃないけど漏れが今まで一番感動のはありきたりだが『燃えよ剣』
最後の土方の突撃シーンはまじしびれた
火の鳥 鳳凰編 ノベライズ版
初めて買った歴史?小説で手放せない。原作を知らなかったのだが、原作にないエビソードの方が心に残っている。
作者は後書きで
「火の鳥ノベライズはまだまだ続く。火の鳥を追い続け、焼かれて死ねば本望だ」
とまで言うも、角川はこの企画をあっさり捨ててしまった…
安部龍太郎の関ヶ原連判状ってのがけっこう良かったよ
細川幽斎の謀略もの
アマゾンのレビュー見て安易に買ったんだが
細川幽斎ならそんな夢を描くのもアリかなとオモタ
安部龍太郎は良い想像力しているけど、小説として見るとつまらない。
読者を楽しませようとする成分が足りないな。
けっこう面白かったよ
萌え要素があったのはいただけなかったけど
193 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/05/05(金) 14:40:06
>>191 そうかな?
「関ヶ原連判状」「神々に告ぐ」「信長燃ゆ」
の三部作はかなりいいとおも
「信長燃ゆ」は信長ものの白眉と言っても良い
短編も面白いよ
>>193 「信長燃ゆ」の視点は面白かったけど白眉とは誉めすぎwww
ほかのどんな信長小説と比較して「白眉」なん?
塚本青史って面白いっすか?
>>195 正しくは史。
読み手を択ぶ著者だと思う。
中国史では春秋から後漢までをひろく書いているが、基本的に漢代以外は
読むに耐えない作品も。
この著者の作品は複線とプロットに比重を置いた展開であるため、推理小説が
苦手な人や、人間像に重点を置いたの描写を好む人には向かない。
文章がやや硬めで淡々としているため、エンターテイメント性に富んだ小説が
好きな人にはいささか辛い。
お薦めは、『呂后』、『凱歌の後』、『霍去病』、『張騫』。
戦国モノだが、『白起』はまあまあいける。
『霍光』、『王莽』、『光武帝』はお好みで。
典厩五郎が面白かったよ
199 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/05/07(日) 19:09:50
尻クラエ!
島津でよい小説はないですか?
>>194 人の好みにいちいちケチ付けるんじゃなくて、自分が面白いと思うものを
どんどん挙げたらいいじゃないのさ
津本陽の宇喜多秀家っておもしろい?
203 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/05/09(火) 19:55:41
津本さんのはいいんじゃない?
高橋直樹の山中鹿介はドゥ?
>>202 宇喜多モノの小説の中ではいちばんいいかも
主役が直家の話だけどな。
津本自体がカスなのでは?
>>207 そう言えるおまえの価値はどれほどなのかと
津本は資料丸写しだから一般書籍の時代小説スレでは評判良くないけど
俺はあの人の殺陣描写が好きだ。
ちゅうか、宇喜多モノ書いてるって知らなかったよ。今度借りてくる。
ついでに俺のオススメは、海音寺潮五郎の孫子。
初読の時、孫武を仙人だと思ってた。枯れたじーさんのイメージ強かったんかな
真田太平記
お姉さんキャラなくの一、お江がいい
それは置いといて、会話主体で読みやすい
何巻も出てるけど、スラスラ読めるしオススメ
今日ぶらっと地元図書館に寄ったら、津本氏の宇喜多秀家があったよ。
貸し出し限度冊数いってたから、借りはしなかったけど。
最後はなんか、前田家から八丈島への支援が幕府に認められた経緯と、
豪姫の死期を書いて終わりだったな。
島原の乱モノのおすすめ本教えてくだされ
大友義鎮本でいいのないでしょうか
wikiで遠藤周作『王の挽歌』とあったので検索かけてみたところ
キリスト教に理解がないと辛い内容とあったので、
>>214 そうですか。一応購入してみます。大友義鎮は嫌いではないですよ。
途中までイケイケなのに、最後には・・なところが好きですね。ネタキャラっぽいんで。
真田太平記はエロい・・・というか、お江という女忍がエロス。
弟キャラ向井佐平次に陵辱されてる夢を毎晩見たりとか。
その割にスーパーがつく位の無敵っぷりを発揮するとか。ある意味昌幸、信繁、信之に次ぐ主役
>>215 王の挽歌か。
むしろキリスト教的見地に立つことで宗麟の行動がより解釈し易くなっとる。
キリスト教に理解がないとツライというのは、理解がないとチンプンカンプン
てことではなくて、重度の宗教アレルギーの人間にはキモイ人間にしか映らない
ということだろーな。
笑って大友の晩年はクスリが原因、とか思うときもある。
スレに目を通してみたけど無かったので
伊達政宗でオススメはありますか?
調べてみたらやっぱり沢山あってどれがいいやら迷う…
221 :
219:2006/05/19(金) 00:10:19
>>220 短編ですか、明日仕事帰りに本屋覗いてきます
ありがとうございました
岩波の三国志って読みやすい?
三国志初めて読むんだけど、吉川と迷ってます
読みやすい三国志は興亡三国志と言ってみる
東秀紀の優しい侍が意外と面白かった
227 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/05/24(水) 18:21:07
墨攻は名作
酒見はすごいな。
「早く打ち切りたかったが面白すぎて手が出せなかった」
と言わせてしまう程だし。
ユダのセリフみたいだが。
日本三大作家
園田光慶
志茂田景樹
田中芳樹
異本太閤記だね。
231 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/05/25(木) 01:34:19
早乙女貢「会津私恨」
スレ違いだが、源平ものは
吉川英治「新平家物語」
村上元三「源義経」
永井路子「北条政子」
の3つで十分だよね。
スレ違いでもないと思うよ。
司馬遼太郎の「義経」も結構面白い。
逆に高橋克彦の「炎立つ」は読むだけ損だった。
高橋はノストラダムスの予言が当たる前提で人生設計している、と宣言。
母校での講演会で、
「あと5年、あと5年しかないんだ!だから精一杯生きて欲しいんだ!」
と語った。
現在まだ生きている。
234 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/05/25(木) 11:47:41
俺は富田の武蔵坊弁慶が面白かったな
「五代群雄伝」が面白い。
ただ、もはや手に入らない。
237 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/05/30(火) 14:47:29
島津か加藤清正で良いのないですか?
238 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/05/30(火) 18:21:50
>>195 『霍去病』は作者の感性を疑う出来だった。
人格破綻者の金持ちのボンボンを絶対的な主人公に持ち上げる為に、
李父子を不当に貶めている感がある。
一言で言うと面白くない。
239 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/05/30(火) 20:56:26
>>237 海音寺潮五郎の加藤清正
あと池波正太郎はものすごい清正贔屓だから
真田太平記あたりでは褒めまくり。火の国の城も清正好きにとっては最高だね。
何も考えず手に取った縄田一男/編「時代小説の楽しみ8〜戦国英雄伝」に色々あった。
短編集だけど。
面白かったのは檀一雄「上杉謙信」
やさぐれデガタン謙信が笑える。
>>177 永井路子「お江さま屏風」
>>219 山岡荘八「一つ目達磨」
死期間近な政宗vs家光の男勝負(c原哲夫)ていう珍しい取り合わせ
241 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/06/04(日) 02:52:55
森戸某の「里見興国記」って読んだことある人いる?
PHPの「里見義尭」とどっち読むか迷ってんだが
峰隆一郎の著作はほとんどお薦めだな
243 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/06/04(日) 06:25:00
雨宮 慶の「制服レイプ」は全然面白くなかった。エロ小説の中では最低だったな…
244 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/06/04(日) 08:39:39
北条早雲で、おもしろい本はありますか??
>>241 246に同意。服部半蔵と北条早雲を読んだけど・・・orz
なんだか、なんの山場も無いまま終わったって感じでした。
248 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/06/04(日) 20:44:11
いやいやPHPも侮れんよ
宗茂とか名作だと思うし
マイナーな武将にスポット当ててくれるだけでも価値があるしね
島津義久や森長可が気になってる
宗茂は学研の方が面白かった
250 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/06/04(日) 23:46:14
それよく聞くんだよな
読んでみたい
251 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/06/05(月) 00:54:33
244です。
『箱根の坂』は誰の作品ですか?ついでに、出版社も知りたいです。
鄭飛石って作家の「孫子の兵法」見てみた。
前振りでそれまでの歴史概要説明してるんだが、何かまちがいだらけ。
夏の傑(にんべん無し)王と、殷の紂王の事跡を載せておきながら
夏傑のほうが史上初にやった、とか妙に史上初にこだわる書き方
をしてるし、第何代の王だったのかとかも混同してる。
史実上その時に殺されてない筈の人物がその時に殺された、とかムチャクチャ。
楚荘王の泣かず飛ばすも本気でアフォ王だったのが諭されてることになってるし
諭した家臣も親子間違ってる。
しかも、王、公の区別が出来てないし・・・
「何だ、この作家」と思って見てみたら朝鮮人作家だった。
あ、お勧めになってねぇ・・・
孫子扱ってる作家って少ないし、海音寺潮五郎は見たし、他にお勧め有ります?
>>252 中島悟史の孫子の兵法は?
つかビジネス書だ、スマン
>>253 ビジネス書っていうか、兵法指南書系も何冊かは読みましたが、
取り敢えず、孫武、ビンの歴史小説ないかなぁ、というところです。
まぁ、今は間違い探しにオラ、ワクワクしてますです。w
払った金の分くらいは元取るぞ〜
255 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/06/05(月) 02:43:50
まず図書館で借りてみるんだよ
そんで面白かったら買うようにすればいい
涼宮ハルヒの動揺
鄭問の東周英雄伝ってのなら、短編ながら孫子(二人共)の話が載ってるが、あれは漫画だしなぁ。
涼宮ハルヒの消失
259 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/06/05(月) 12:39:35
>>251 ぐぐるとよいが、一応教えて進ぜよう。
司馬遼太郎の著作で新潮社から出ている。
峰隆一郎と隆慶一郎はいつも間違える
>>260 自分もノシ
隆慶一郎って推理物も書いてたんだ〜って一瞬手に取りそうになるw
阿井景子って下手じゃないんだけど、つまらない。
でも、戦国女性モノ好きな層の購買でどうにかもってる感じ。
中間雑誌や新聞で連載をもてないタイプの作家だってことが納得。
作家としての知名度が低いから、「○○の妻」「○○の叔母」とかの
タイトルをつけないと発刊できない。
織田信長側室・信孝の母である坂氏の物語なのにタイトルが「秀吉の野望」
鈴木輝一郎「国書偽造」
文章は良い。
戦国期のわだかまりを引きずる宗家の御家騒動という題材の眼の付け所も良い。
キャラクター造形も魅力的。
切れ者ゆえ動かずに居られない臣と不器用ながらも資質を秘めた主の相克。
晩年の伊達政宗が脇役で出るが、これも一筋縄でいかず面白い。
話の引っ張り方も素晴らしい。歴史小説なのに法廷サスペンスが成立している。
安部龍太郎「風の如く水の如く」の後続としても読めて楽しめた。
なのに、著者の主人公への自己投影で台無しになってしまった。
主人公を「智者に見えて実は愚者」とすれば傑作だったのに終始主人公を弁護。
おかしいなと思いつつ読了し後書きを呼んで一気に萎えた。
とても残念。これさえなきゃ傑作っていうのに。
264 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/06/09(金) 18:21:08
age
上杉景勝でお勧めってない?
266 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/06/09(金) 22:44:05
ずっこけ三人組
>>265 >158に出てる戦国繚乱の「不識庵謙信の影」かな
あれは景勝主人公の話
無口で無骨なせいかあまり題材にされないんだよな
いいとこ直江に取られちゃうし
童門の「直江兼続」に出てくる景勝は能弁だがな。
>>262 「秀吉の野望」って女性モノ専の阿井景子にしては珍しい素材と思い
図書館で手にとったら、坂氏の物語だったんで笑った。
景勝主役・・・では無いのだろうけど、
岳何とか氏の「群雲、関が原へ」は景勝の登場が多いらしい。
池波の「真田太平記」での景勝はカッコ良かったね。
>>269 岳宏一郎。
小説ではないが、上杉博物館の「上杉景勝展」が明日終わる。売ってる展示目録マジお勧め。
271 :
265:2006/06/10(土) 15:41:54
箱根の坂読んで思ったこと・・・
司馬さんってVIPPERだったのかよ!
山岡荘八の伊達政宗
けっこうおもろ
275 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/06/28(水) 22:46:15
吉川英治の上杉謙信最高!!!!!!!!!!!!!!!!!!!1
吉川英治の上杉謙信最高!!!!!!!!!!!!!!!!!!!1
新機軸、なのか?
279 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/07/04(火) 22:50:44
>>275 ようは義理の兄と妹がゴニョゴニョなんですよ
いや、VIPPERが好みそうなネタだなって思っただけです
別冊文藝春秋の酒見は相変わらずかっ飛ばしてんなw
そろそろ単行本か?
281 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/07/12(水) 23:50:22
反三国志とか反関ケ原のような系統の小説でオススメありませんか?
工藤章興の反関ケ原はなかなか面白かったです
283 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/07/16(日) 08:36:59
古事記に書かれてる時代の本で良いのない?
最近興味がww
日本書紀
アンチ稗田キター
286 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/07/16(日) 13:40:51
>>248 島津義久今読んでるけどかなり良いよ。最初薩摩弁入ってるんで読みにくかったけど。
PHPも侮れんよな。
マイナーに光を当ててるのがいいと俺も思う。 島津なんてそんなないからな。
>>284 日本書紀に古事記の時代のは書いてねーよwwww
これもゆとり教育の弊害か?
???
291 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/08/10(木) 18:10:52
292 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/09/01(金) 14:31:18
大菩薩峠にイピョー
山岡荘八の徳川家康
295 :
篤姫:2006/09/15(金) 13:47:13
島津久光と成彬の頃の、島津藩のお家騒動話が読める本でお薦めを教えて下さい!
296 :
篤姫:2006/09/15(金) 13:53:19
斎彬の間違いでした。
ダレか、文献紹介頼みます!
297 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/09/21(木) 18:58:33
ついに念願の群雲、関ヶ原へを手に入れたぞ!
特にお気に入りを紹介
佐藤賢一「シーザーを撃て」
大河内龍二「大軍師伝」
中島敦「弟子」
安能務「春秋戦国志」
井上靖「蒼き狼」
>>1 どれも大きな感動を与えてくれるはずだと思う。
大御所は全部押さえとけ。外れの方が少ない。
中里介山最高
塚本青史の「項羽」「呂后」「霍去病」「霍光」「王モウ」「光武帝」
流れで秦末から後漢初期までが分かって面白かった。
間にバンヤローの「武帝」とか桐谷正の「張ケン」とか混ぜてみたら、
ちょっと深みが出た。
まぁ、複数の作者だから、若干の不整合は否めないんだけど。
>バンヤローの「武帝」とか
嘘つけ!
そこまで塚本史を読めるんなら、時期的に項羽と呂后の間を書いてる
「凱歌の後」、武帝の時代とおおよそ重なる「張騫」も読んでみ
どちらも短編で読みやすい
>>301 スマンが嘘ってなに?
違う作者を混ぜて薦めるなって事?
ちなみに「凱歌の後」と「張騫」は文庫で出てないから読んでない。
バンヤローの小説を読んで深みとか言う人をはじめて見た
むかし、かの作家のスレがこの板にもあってな…
バンヤローなどといっている時点でそのスレの常連だったことは明白。
バンヤローの作品全てが駄作だったわけではないということだろう。
>>303 深みとは塚本の作品の情報のスキマを埋める位の意味だったんだが・・・
まぁ、いいや。
特に駄作とは感じんかったよ。
>>303 立て読みだらけだったあのスレ?
下母沢寛の親子鷹と勝海舟お勧め
>>300 バンヤの「大遠征」も読むといいよ。
班超とその兄弟が主役の小説だから、光武帝のすぐ後の時代もフォローできる。
バンヤの超設定に拒絶反応が出ないならマジお勧め。
310 :
無名武将@お腹せっぷく:2006/11/27(月) 21:36:49
堺屋太一の「鬼と人と」
信長と光秀の独白形式がおもしろい
前野家文書からのネタが気になるけど「鬼と人と」は好き