801 :
本間 賢輔 ◆qYUOQZOsz6 :
800なら三戦板に居続ける
803 :
本間 賢輔 ◆fv0tj9zHR. :05/01/30 14:26:10
やっぱり、居続けることにしよっと。
おらもバトルロワイヤル書くね!
>>800 マジ?そりゃありがたいな。
800取っただけに、嘘八百とか言わないよね?
>>801 禿藁
806 :
本間 賢輔 ◆JgRqgRdWj6 :05/01/30 14:56:32
807 :
本間 賢輔 ◆p4x2oLQCcc :05/01/30 14:59:41
いいからsageろ。
まぁどうせまたクソ忍者がコテ変えただけなんだろうな
また荒らしか
放置しましょ。
812 :
伝説の荒らし ◆x0VEEeRskg :05/01/30 15:19:39
813 :
本間 賢輔 ◆lPp.6hZWzo :05/01/30 15:20:51
814 :
本間 賢輔 ◆Z1sxrlLQjs :05/01/30 15:23:44
>>810 荒らし?は?三戦にまともな椰子がいると思ってるの?2ch初心者はカエレ!
01赤尾清綱 26岡部元信× 51佐久間信盛 76林秀貞 ×
02赤穴盛清× 27織田信長○ 52佐々成政 77久武親直
03秋山信友× 28織田信行○ 53宍戸隆家 78平手政秀×
04明智光秀○ 29飯富昌景○ 54柴田勝家 79北条氏照
05安居景健 30小山田信茂× 55下間頼照× 80北条氏政○
06浅井長政○ 31海北綱親× 56下間頼廉 81北条氏康×
07浅井久政 32柿崎景家× 57上条政繁 82北条綱成
08朝倉義景○ 33桂元澄 58鈴木重秀○ 83細川藤孝
09朝比奈泰朝○ 34金森長近× 59大道寺政繁 84本庄繁長×
10足利義秋○ 35蒲生賢秀 60滝川一益 85本多正信×
11足利義輝○ 36川尻秀隆○ 61武田信廉× 86前田利家○
12甘粕景持 37北条高広 62武田信繁 87真柄直隆
13尼子晴久○ 38吉川元春× 63武田晴信○ 88松平元康○
14尼子誠久× 39吉良親貞 64竹中重治× 89松田憲秀
15荒木村重× 40久能宗能× 65長曽我部元親 90松永久秀○
16井伊直親× 41熊谷信直× 66土橋景鏡 91三雲成持×
17池田恒興× 42顕如○ 67鳥居元忠 92三好長慶○
18石川数正○ 43高坂昌信○ 68内藤昌豊 93三好政勝×
19磯野員昌○ 44香宗我部親泰 69長尾景虎○ 94村上義清
20今川氏真 45後藤賢豊 70長尾政景 95毛利隆元○
21今川義元 46小早川隆景○ 71長坂長閑○ 96毛利元就○
22岩成友通 47斎藤道三 72丹羽長秀○ 97森可成 ×
23鵜殿長照× 48斎藤朝信○ 73羽柴秀吉○ 98山中幸盛○
24遠藤直経○ 49斎藤義龍 74蜂須賀正勝 99六角義賢○
25大熊朝秀× 50酒井忠次× 75馬場信房 100和田惟政
×印:死亡確認者 28名
○印:生存確認者 33名
無印:未登場者 39名
>>815 お、まとめてくれたんだな。ありがてえ!恩にきるぜ!
個人
【27番 織田信長 5-B民家で休息中】『デザートイーグル.50AE』『ベレッタM1919』『和泉守兼定』
【58番 鈴木重秀 『USSRドラグノフ』】
【73番 羽柴秀吉 コルトパイソン、備前長船】
【80番 北条氏政 『南部十四年式(弾切れ)』『コブラ』『クナイ(10本)』『鍋(頭に装備)』 3-A付近を移動中】
【28番 織田信行 3-B廃墟 】コルト・パイソン(残弾少数)ミネベア 9mm機関拳銃(残弾少数)
【88番 松平元康 3-B廃墟・重傷】
【18番 石川数正 不明】催涙スプレー、他一種
【11番 足利義輝 九字の破邪刀】4-D森。
【36番 河尻秀隆 妖刀村正】G-4地点
【42番 顕如 FFV M2カール・グスタフ(望遠レンズ附属、残弾1発一時使用不能)】3-I海に逃亡
【99番 六角義賢 滋藤の弓 矢×12隻】2-F湾岸
【89番 松田憲秀 『スタンガン』】5-Cで待機
【98番 山中幸盛 『六角棒』『ナイフ』】4-Fの山中
【43番 高坂昌信 エクストリーマ・ラティオ】3-C荒野から移動
【48番 斎藤朝信 モップ型暗器】3-C荒野から移動
パーティ
【63番 武田晴信 コルトM16A2】&【69番 長尾景虎 片鎌槍】3-A付近を移動中
【72番 丹羽長秀 Mk2破片手榴弾×2 矢×10本】 &【86番 前田利家 ショットガンSPAS12】(両者ともにB-4地点)
【06番 浅井長政 FN5-7 4-G付近】& 【71 番長坂長閑(ノドカ) 無銘・匕首】接吻を交わしています
【96番 毛利元就 弓矢4本・アサルトライフル(残弾少量)・ボーガン5本・十文字槍】&【46番 小早川隆景 『グロック17C』(右腕骨折により体調最悪)】両者とも現在地不明、負傷の為進行遅延。
【13番 尼子晴久・鎖鎌】&【95番 毛利隆元・手裏剣8個】3-Gへ向って進行中
【90番 松永久秀 青酸カリ(小瓶に入ってます)】 &【92番 三好長慶 弓・矢(10本)】合流後5-H地点に向ってます。
【04番・明智光秀 サブマシンガンPPSh41 マシンガンM60】&【10番・足利義秋 釘×5本】(共にD-4付近)
【19番 磯野員昌 呉広】&【24番 遠藤直経 マクアフティル】&【09番 朝比奈泰朝 青龍偃月刀】目的、浅井家臣、今川父子との接触
【58番 鈴木重秀 USSRドラグノフ 食料(少量)】&【29番 飯富昌景 武器不明 】 共に3-Fから出発
未回収アイテム
【91番 三雲成持 武器は不明、死体付近に存在】
【97番 森可成 武器は不明、死体側に存在)】
【15番 荒木村重 『毒饅頭』は5-B民家に放置】
俺が見てない間にいつも人が来る。ついでに変なのも。
俺、もしや乗り切れてねえ?どっちかっつ−と乗り遅れか?(笑)
雑談用にあれば確かに便利だろうな。お話好きが中にも居るみたいだし。俺も話書くのはもちろん、雑談するのも好きだけどな
晴久らで当分頑張るかな。これからもよろしく
>>814 それ言うとマジで初心者が来れなくなるんじゃないか?
いいのか・・?
>>823 まじ、お疲れ。過去ログ見つつまとめるのは大変だろうな。
俺には出来ん。性格的に短気だもので・・
>>825 すまん、よく見たらまともな奴じゃなかった。
荒らしだったと書いた後きがついた・・まじすまんかった
>>756 ごめん、やっぱり一度くらい幸盛使わせてもらってもいい? ◆IVgdXngJC6 様
書き始める葉返事きたらにする・・
>>827 756じゃないが好きにしろ。
人物像や時間帯、場所背景等が前後の話としっかり辻褄が合っていれば問題はない。
そもそもリレーっつーのはそういうもんだ。
伝説の荒らし&本間 賢輔の2人!
いい加減にして帰りなよ
ぼくがいなくなっても出て来てるじゃないか
みんな迷惑してるのがわからないの
みんな これでぼくが悪い子じゃないってわかったでしょ
この2人組があらしてるんだよ
>>828 はい。頑張って書かせていただきます!もう一度背景・ストーリーを読み返してから書かなきゃ・・ですね?
>>830 ガンバレ。リレーだからね。あくまで。
一人で暴走して前後の話無視しちゃったりすると他の書き手さんに迷惑かかるし。
だからこそ自分の書く物には責任を持っていいものに仕上げていただきたい。
>>830 基本的なことだけど大切なことだものね。迷惑かけないように書くね
晴久は負傷した隆元を連れ森を進んでいた。確実に人数は減っている。
それに伴い、自分たちが狙われる確立は高くなっていく。
皆知ってかしらずか天皇の余興に乗っているのだ。もちろん晴久らもであるが・・。
「いったい・・いつまで続くのか・・これが戦国を生きる武士たちの生き様か?」
晴久は天皇が己の暇つぶしに自分たちを巻き込んでいることに腹を立てた。
「誰がどこに居るのかすぐにでも解ればこんなに苦労はせんのだがな・・」
相棒が隆元というのは心もとないが、一人で居たときよりは落ち着く。
今なら晴久にも仲間の有り難さがよく解る。
「・・このようなくだらない殺し合いでも学ぶことはあるのだな・・」
晴久はフフッと笑いがこみ上げた。
【13番尼子晴久・95番毛利隆元 3−G入り口に到着】
二日目日の出、食料配布地点は三箇所である。
既に無事食料を手にした者もいれば、これから手に入れようとする者も居た。
それらの人間を狙う者や、危険を察知し、配布地点から離れる者もいるだろう。
食料配布地点が他の参加者と遭遇する確率の高いことくらい、誰にでも容易に予想できることだった。
13番尼子晴久と95番毛利隆元は、3-G森林出口付近まで近づいたものの、食料配布地点である2番トラック到着地には近づけないで居た。
そこには、なにかブツブツとうわ言のように呟きながら、美しい刀を振り回す奇妙な男がいたからだ。
「うむむ・・・・、どうすればよいのか・・・」
木々に隠れ、晴久は苦悩の表情を浮かべる。
「しかたありません。もう少しここから様子を見ることにしましょう」
隆元も、無造作に刀を振り回す男に恐怖を感じていたが、悟られないように冷静を装って話していた。
それほどまでに、男の手にしている刀は見事なものだった。
それほどまでに、男の手にしている刀は見事なものだった。
あの男の目的はなんなのだろうか。食料を手にする様子は全く無い。その場を立ち去る気配も無い。
ただブツブツと感情の通わぬ独り言を呟くのみである。
実はその男、36番河尻秀隆は、暫く前の凄まじい爆音に連れられてこの場に来たのである。
ただ人を斬りたいという欲望に支配されてしまった彼の思考は、爆音が自然の悪戯ではなく、人為的に行われたものだという解釈をし、誰かと遭遇して刀を振り下ろしたいという欲求を満たすことしか考えていなかったのである。
そしてこの配布地点へと辿り着いたにも関わらず、未だ誰とも遭遇していないことに苛立っていた。
秀隆がこの地点を訪れる直前に、19番磯野員昌、24番遠藤直経、09番朝比奈泰朝の三人がこの場を後にしたなど知るわけがないだろう。
もう随分この場に居る。それでも彼はその場をウロウロし、ただブツブツと奇妙なうわ言を繰り返し、美しい刀を振り回し続けていた。
離れた林から気配を潜め、彼を見つめる晴久と隆元。
3-G、2番トラック食料配布地点での我慢比べは始まった。
【36番 河尻秀隆 妖刀村正】3-G、2番トラック食料配布地点
(村正によって精神を支配されています)
【13番尼子晴久 鎖鎌】
【95番毛利隆元 手裏剣8個】共に3−G、森林地帯の出口付近
ありゃ、
>>838の一行目が被っちゃいましたね・・・、
すいません、読むときは脳内消去しといてください。
ここは何人の作家で回してるんだろ?
たぶん三、四人しかいないんだろうな。お疲れさんと言っておくよ
尼子誠久を失った幸盛は誠久を弔ったあと、すぐその場を離れた。目的地はなかったが幸盛は歩みを止めなかった。
誠久の最後の言葉が今も幸盛の耳に残っている。
(悔しいな・・幸盛。・・・必ず、我が怨みを晴らせ・・)
誠久の死によって『憎き毛利を討ち果たす』ことが幸盛にとっての最大の目標になっていた。
「必ず・・毛利をこの手で・・!誠久殿見ていてくだされ。必ず貴方様の無念この幸盛が晴らしてみせましょう・・」
幸盛の毛利への恨みは誠久の死によって己自信のモノとなっていた。それまでは幸盛自信のモノではなく、尼子の運命を幸盛に背おわせた母親や他の幸盛を頼る尼子の者たちによって創られた恨みであったのだ。
恨みといえば、確かに幸盛が産まれたときに父は毛利との戦で戦死していたが、見たこともない父の為だけではここまで毛利を倒すことに執念を抱かなかったであろう。
自分の腕の中で絶命していった誠久のことを考えると幸盛は居ても立っても居られない気持ちになるのであった。
「(あの時、某が誠久殿を置いて行かなければこのようなことには・・)」
幸盛は首を横へ振った。
「(かようなことばかり気にしても致し方無し。今は前に進むしかないのだ・・)」
そう自分に言い聞かせ、幸盛は進んでいった。
【98番 山中幸盛 (六角棒・ナイフ)現在4−E地点】
一応頑張ってみたけど、読み返したら誤字が・・・お許しを!!
>>841 3.4人!?そんなに人数少ないのかな〜?それにしてはいろんなのが出来てるからもっと居るのかと思ってた。
>>840 晴久ら使っていい話書いてんな〜ヘボな俺とはさすがに違うぜ
気がつけば元就の武器が増えてるから、怖いおじいさん化してる・・幸盛が不利だ・・・
じいさんで張り切りすぎたかも・・脇役を殺す話は書き易いけど主役張りそうなキャラは難しいね〜
>>846 負傷した体であれだけの荷物は無理だと思ってたところだから、
ついでに捨てさせとけば?
>>847 負傷してるのは隆景だから元就が持ってることはオッケーなんだけどね。
本出しませんか?
チンコ出しませんか?
既に出してますがなにか?
>>850 同人ならともかく、一般向けはちょっと無理があると思ふ。
>>852 通報しますた
それはさておき、書き手さん頑張ってください。いつもいい話をありがとう。
>>842 つまらなくはないが、随分と遠慮した様だな。
もっと大胆にいっちゃえばいいのに
>>856 話のすすめ方考えてたら困惑してしまったので、反感買わないように控えめにしちゃったのであります。
>>858 それでいいと思いますよ。
欲張っていろんなことに手を出すよりも、自分が今出来ることを確実にやったんですね。
他の書き手さん達も、ご自分のペースでゆっくり仕上げてください。いつもご苦労様です。
自分が使ってたキャラは「ま、いっか〜」のノリで書けるんだけど。特に人気高いキャラになってるしせっかく書いてくれてた人のを壊したくないから
な〜気をつけて書かないと・・
>>859 ありがとうです。何はともあれ、怒られてなくて良かった・・
で、一体どっちが幸盛を書いていくんだ?
面白ければどっちだろうと構わないんだけどさ
自分が使ってたキャラっつーか、登場人物は登場人物だぞ。
特定の書き手専門ってことはないし、当然アンタ専門のキャラなわけじゃない。
言ってることおかしくないか?まいっか〜のノリで書くんじゃなく、ちゃんと責任もってやってくれ。じゃないと他の書き手や読み手に迷惑がかかる。
>>862 ごめん言い方が悪かった・・そういう意味で言ったんじゃないです。
たとえば、殺すにしてもすぐにひらめくというか・・。逆に相手の続きから書くのは色々行き詰るというか・・
責任は両方あるよね。ごめん
>>861 どっちでもいい。誰か一人しか書いちゃいけないルールなんて全く無い。
>>861 えっ・・どっちがと言われると解らないです・・。この小説は皆で書く話だからね〜断定できないです。
>>逆に相手の続きから書くのは色々行き詰るというか・・
それこそがリレー小説の難しさであり、楽しさ面白さなんですよね。
>>866 ああ〜!なるほど・・リレー小説の難しさ、楽しさ、面白さか。いいこといいますね。
なんか尊敬しちゃいました。
>>866 禿同。自分は読み専門だけどね。
例えば、
>>845がずっと書き続けていた晴久隆元を、
>>837が引き継いで書いたら、
和やかムードから一変、戦闘臭く進んだし、読むほうも全く気が抜けないよ。
これから先
>>837が続きを書くのか、それともまた
>>845が書くのか、全く別の人が書くかもしれないし、だから面白い。
>>865も無理はしないで、自分の出来ることを頑張れ。書くのがきつかったら俺みたいに読み専門も楽しいぞ。
>>862 怒ってる?本当にごめんなさい・・。次から言葉に気をつけて書きます。
>>868 きついわけじゃないんですけど・・確かに読み手に回るのも一つの手かもしれないですよね・・
文才ないし・・無謀なことしてるのかなー・・?
>>869 私は862じゃないけど、
862は、ただ単にリレー小説を書く人としての常識を教えてくれただけに過ぎないと思うよ。怒ってるとかじゃなくってさ。
あとは
>>1に書いてあるルールや
>>828の言ってることなんかも書き手の基本的なマナーかな。
初心者だから慣れないことも多いかもしれないけど、頑張ってね。
>>871 そっか・・良かった。頑張ってマナー覚えます
今このスレに居る人は書き手さん?
それとも執筆中で不在なのかな?
>>873 スレにはいっぱい居ると思うけど、実際の書き手は多分5人いるかいないかぐらいじゃないかな?
ほとんどが読み専門またはロム専。自分も普段はロム専。
77番・久武親直。そして、45番・後藤賢豊。
この2人は、とある森の中、静かに・・・向かい合っていた。
お互いに武器は構えていない。だが、殺気だけは確かにそこに存在していた・・・。
久武「どうやら・・・・てめー、このオレと決着をつけてーようだな・・・・」
腰を入れ、そこから上をキッチリ垂直から45度に傾け、久武は語りだす。
あくまで挑発的に。だが、目だけは緊張感に満ち満ちて。
後藤「・・・・・」
だが、対する後藤は何も語らない。しばし、張り詰めた空気が場を包んだ。
何をトチ狂ったのか、久武は急にこんなことを言い出した。
久武「・・・・オレの武器を見せてやろうじゃあねーか」
そう言い出すと、久武はバッグを開き、中から数十枚のカードを取り出した。
それを見て、後藤の目が光った!
いや、見間違いではないッ!!
確かに後藤の目が『光った』のだッ!!
池上遼一を思い出せばきっとわかるだろうッ!!
後藤「それは・・・・・まさか異国に伝わる伝説の競技『闘乱武』ではッ!?」
-闘乱武(とらんぷ)とは-
勤勉な読者諸兄には説明の必要はないであろうッ!!
これは、今で言う『トランプ』の旧式版であるッ!!
様々な遊び方が出来、かつ対象人数は一人から54人ッ!!
まさに国民的競技であるッ!!
・・・・ちなみにトランプは東洋から発祥しヨーロッパに伝えられ
14世紀後半ほどに今の形が出来たということは通説であるが
元々『闘乱武』は古くから日本に伝わる格闘奥義の一つであり
その最強の使い手『闘乱 武満』(とうらん たけみつ)が語源であることは
あまり知られていない―――『民明書房刊-世界の怪拳・奇拳-より抜粋』
久武「そうだ・・・・コイツがオレの『武器(スタンド)』だ・・・・・。
出しな・・・・・てめーの・・・・・『武器(キラークイーン)』を・・・・」
挑発的な久武に対し、黙る後藤・・・・。
だが、後藤は次の瞬間、笑いながらこういったのだ。
後藤「・・・・・君は、『引力』と言うものを信じるか?」
久武「・・・・・?」
急に宗教論に走った後藤・・・・・?だがッ!!真意はそこではないッ!!
後藤「人と人との間には『引力』があるということを・・・私は今それを信じた。
そして君も・・・・・これから信じることになる」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
久武「てめー・・・・・まさかッ!てめェェェェェェェッ!!」
後藤「『私の武器(スタンド)も闘乱武』だ」 ( ド ギ ャ ァ ッ ! ! )
まさに引力ッ!!まさに運命ッ!!愛=理解ッ!!
この2人に与えられた武器はまったく同一のものであったのだッ!!
後藤「『砲歌阿(ポーカー)』だ。久武。砲歌阿(ポーカー)で決着をつける」
-砲歌阿(ポーカー)-とはッ!!
古来より東洋に伝わる以下略ッ!!
久武「面白いッ!!砲歌阿(ポーカー)は私の最も得意とするゲームの一つだッ!」
久武の頬に墨が入り、ポーズは垂直から斜め45度ッ!!
そして後藤は学帽・・・はないので食料の入ったバッグを頭に被りなおしたッ!!
久武「さて・・・・ではゲームを始めようと思うが・・・・。
まだ君の決意を聞いていなかったな・・・・・」
後藤「いいだろう・・・・オレの『食料(チップ)』を賭けよう」
久武「GOOD!!」
後藤「やれやれだぜ」
そして、熱い朝は今幕を開けたのであるッ!!
【77番・久武親直 闘乱武(トランプ)】
【45番・後藤賢豊 闘乱武(トランプ)】
>>41のさらにパロディ要素を含め、現実離れさせたというか・・・。
まあ、調子にのりすぎた。マズけりゃボツってくれ。
男塾かっ!!!!!!!
戦国とは大きくかけ離れているがチョトワラタよ!!!!!!
>>41の書き手として一言。
むうッ!漏れの書いた作品より遥かに秀逸ッ!
そういや旧作じゃこの後の後藤の運命は中々笑える展開に……
>>879 お、いらっしゃったか。
興味を引く話だし、後藤も久武も出てなかったし
それになにより男塾が好きだから書かせていただいたよ。グラッツェ!
・・・・・どっちかっていうとJOJOネタの方が多い・・・というか大半だが。
今自分で読み直したが、勢いだけで文章メチャメチャだな・・・・まあいいか、フッフフ。
男臭くてワラタよ
反天皇派の勇者っぽくなってるのが鈴木重秀と飯富昌景だね。他にも正義っぽいのたくさんいるし。
逆にジェノサイダーが松永や秀吉、河尻秀隆かな?
信長や義輝、長政なんかは、これからどっち側になるんだろう。
楽しみだぁー。書き手さん頑張ってください!
信長は少しジェノサイダー寄りじゃないか?
個人的な感想だけど、信玄謙信や孫一昌景みたいな男の友情を描いた話がすごくいいね。感動した。
あと斉藤朝信と高坂昌信の話もめっちゃいい。
下っ端のペーペーだけど、一応出版関係の仕事してるから、本の話考えてみようかな
知らない間に話が凄い方向へ・・なんでみんなそんなに凄いの?
あ〜置いてけぼり食らってる感じだ〜。
元就は尼子誠久に致命傷を与えた後
>>886 あ、わりい、間違えた。書き終わらないうちに書きこんじまった・・
「致命傷を与えた後どこいったんだろう」と入れたかったんだが・・
>>887 元就の話し考えてるところだった・・まだ決まりきってないけど書く予定
>>888 この時間帯にいたか!俺はこれからバイトだけどな。話書きたかったが、早起きできんかった・・
無念
元就は尼子誠久に致命傷を与え放置すると目的であった食糧を得、その場を立ち去った。
あれからかなり時を刻んでいた。元就の次の目的地は川のある4-C地点であった。
隆景の様態はあれから悪化し、今となっては支えなしでは立っていられない状態にまでなっていた。
「熱も下がらん・・このままでは隆景までもが・・」
元就は歯噛みした。
「(おのれ・・尼子め!元春の命だけでは足りんと申すのか・・!)」
現在4−Dまで来ていた。もうすぐ川のある場所へたどり着く。そこで隆景の身体を休めるつもりであった。
「父上・・ハァッ・・どう・・か、置いて行って下さい・・っ」
ここに来るまでの間も隆景はそればかりを元就に懇願していた。もちろん元就が承知するはずもない。
すでに戦の役には立たないことを元就も隆景自身も知っている。だからこそ隆景は見捨てて欲しいと元就へ申していた。
戦国の時代を生きる者として、戦の道理と潔さは多少持ち合わせている。いくら血のつながりがあるとはいえ切り捨てなければならない時があるかもしれないのが戦国だ。
甘いことを言っていては危ういことになる。
今まで辛い戦をし、勝ち残ってきた元就がそのことを知らないはずもない。だが、元就には息子を切り捨てる覚悟が出来なかった。どうにかしてでも助けてやりたかったのである。
「隆景、もう良い。何も申すな・・無駄な体力を使うだけじゃて・・今は温存せよ」
「・・・」
隆景はただの重荷にしかなっていない自分が情けなくて涙が溢れた。
元就は隆景の涙に気がつきながらも見ぬ振りをし、ただひたすら歩き続けた。
(もし・・今敵が現れたらいかがいたすか・・)
そんな思いが元就の頭の中で湧くように出てくる。[敵]と言う言葉で元就には一人の男が創造されていた。
その名は・・・山中幸盛・・・・
【46番小早川隆景・96番毛利元就4−D出口に存在・目的地4−C】
次スレのために簡単に人物紹介をしてみる
正親町天皇・・・・・今回の狂気ともいえる余興の主催者。最後まで生き残った者に、天下を約束する。実は剣術の天才?
04番明智光秀・・・・その優しさを相手に理解してもらえない、損な性格。自分を誤解している義秋と行動を共にしている。
06番浅井長政・・・・父・久政と義兄・信長を助けようとしている。ノドカとのエロシーンに期待大。
09番朝比奈泰朝・・・直経・員昌が気に入り行動を共にする。
10番足利義秋・・・・一緒にいる光秀を信じられないが、それしか生きる道がないため、光秀と行動を共にする。
11番足利義輝・・・・九字の破邪刀で大悪を斬ることを決意。
13番尼子晴久・・・・尼子の宿敵、毛利の長男・隆元と意気投合。以来、隆元と行動を共にする。
18番石川数正・・・・仲間と思い安堵した元康を、催涙スプレーで襲った男。
19番磯野員昌・・・・浅井家関係の人間との接触するのが目的。同じ浅井家臣・直経と、突然現れた泰朝と行動を共にする。
24番遠藤直経・・・・浅井家関係の人間との接触するのが目的。同じ浅井家臣・員昌と、突然現れた泰朝と行動を共にする。
27番織田信長・・・・天皇に見せられた男。自分の方が天皇より優れていることを証明するため、殺し合いには積極的に参加。孤高のジェノサイダー。
28番織田信行・・・・兄・信長の理解者であった政秀に助けられ、何かが変わった?
29番飯富昌景・・・・武田家屈指の男。重秀の考えに賛同し、晴信捜しを手伝わさせる。晴信を心から尊敬している。
36番河尻秀隆・・・・妖刀村正により、精神を支配された殺戮マシーン。
42番顕如・・・・・・余興に乗り、殺し合いに積極的に参加した破戒僧。もはや仏を超えた戦いぶりを見せる。
43番高坂昌信・・・・似たような境遇の朝信と友情が生まれる。善光寺での再開を誓い、晴信を捜しに行く。
45番後藤賢豊・・・・親直と闘乱武で、砲歌阿に興じる。
46番小早川隆景・・・父・元就と合流。幸盛の六角棒により右手を負傷するも、元就の重荷になるまいと、それを告げぬ強い意志を持つ。
>>876 『闘乱 武満』=トランプマン?って読めるよね?
48番斎藤朝信・・・・似たような境遇の昌信と友情が生まれる。善光寺での再開を誓い、景虎を捜しに行く。
58番鈴木重秀・・・・鉄砲傭兵集団、雑賀衆頭領で鉄砲の名手。人に縛られるのを嫌い、天皇殺害を心に決める。昌景の申し出を受け、晴信を捜すことになる。
63番武田晴信・・・・武田信玄の名で知られる名将。ひょんなことから、景虎と行動を共にする。まだ余興に参加する意思は無い?
69番長尾景虎・・・・上杉謙信の名で知られる名将。ひょんなことから、晴信と行動を共にする。相当な自信家。
71番長坂長閑・・・・ノドカ。実は歩き巫女なる女忍びで、親方・晴信を探しているところを浅井長政と会う。長政との関係に期待大。
72番丹羽長秀・・・・知略の持ち主。相棒の利家に振り回されながらも、幾多もの危険を回避している。
73番羽柴秀吉・・・・『人たらし』の仮面を被り、平然と仲間を殺した男。勝家に殺意を持っている。
77番久武親直・・・・賢豊と闘乱武で、砲歌阿に興じる。
80番北条氏政・・・・臆病者。しかし、父・氏康の死をきっかけに、生まれ変わることを決意。まだ実力のほどは解らない。
86番前田利家・・・・『むむむ』が口癖の男。長秀にいつも怒られている。
88番松平元康・・・・妊娠線が浮かぶほど太った男。数正に襲われ逃げ出すも、崖から落ちて瀕死の重傷を負う。廃墟で療養中?。
89番松田憲秀・・・・氏政では心もとないと、謀反を企てる?
90番松永久秀・・・・主君・長慶を操り自分の利にしようと企む。今のところ目立つ動きは無い。
92番三好長慶・・・・久秀を信じているが、実は久秀に踊らされている?
95番毛利隆元・・・・心の優しい男。晴久と意気投合し、以来、隆元と行動を共にする。忠次の銃撃により右肩を負傷。
96番毛利元就・・・・息子・隆景と合流。子には優しいが、誠久を嬲り殺すような残忍な一面も持つ。
98番山中幸盛・・・・人気の高さにはキャラ作りした作者もビックリ。義に篤く、主家想いの忠臣。誠久の無念を晴らすため、打倒毛利を決意する。
99番六角義賢・・・・自慢の大軍を蹴散らし、自軍の兵すら尊敬の眼差しを送る長政に、敵意を持つ。
俺から見たものだから、書いた人は気に入らないかもしれない。
間違いや訂正があればよろしくです
>>893 : ◆IVgdXngJC6様お疲れです!・・数少ないトリップ(だったっけ?)ついてる人だから
なにかしら安心感湧きますです。大好きな山中鹿之介(ここでは幸盛だ)を 素敵なキャラメイクしてくださって本当に嬉しいです。
なかなかこのスレでも会えないのでここでお礼を・・ありがとうございます。
>>550 ◆9rH0eHARI
そう言われればなかなか会えないね。
今日は夕方までは暇で張り付いてるつもりです。何かあればどうぞ。
次スレ立てるまでには全員出したい気もするね。
>>897 あんまり無理して出すと、おかしくなるかもよ?
って、俺がもっと出せって過去ログで言ったんだけどね。すまん
>>896 私は学校がこれから行って5時まであるので入るの遅くなる・・うぅ・・
間に合うかな〜?夕方・・
>>550 ◆9rH0eHARI.
無理だw5時には出かけちゃう。夜にもこれたら来るから、その時にでもまた
「いりゃあーー!」
ブゥン
『木太刀』がまた空を切る。一向に当たる気配がしない。岩成友通は肩で息をしながら、相手をまるで化け物を見るような目で見ている。
「フハハハハ、どうした、それまでか?」
北条綱成は涼しい顔をして立っている。何故か隆々とした筋肉を見せびらかすように、上半身裸で腕組みをしていた。
「ふぅふぅ・・・なんなんだよ、この気持ち悪いオッサンは・・・」
「気持ち悪いだと!?俺の筋肉のどこが気持ち悪いってんだよ、おい!見よ、この肉体美を」
綱成は自分の筋肉が最高に格好良く見えるポーズをとって見せる。
「どうだ、惚れ惚れするような美しさであろう?」
「・・・益々もって気持ち悪い。いいかげんに服を着ろ!見ているだけで吐き気がしてくる」
「それ以上、俺を愚弄すると許さんぞ。取り消せ、そして俺の筋肉を誉めろ!褒めちぎれ!」
友通は答えずに地面に唾を吐き出す。
「おのれ〜!いっぺん死んでみるか小僧ぉ!」
綱成は腰に差していた『ヌンチャク』を抜き、ピュンピュンと音をさせながら振り回す。
「しまった・・・筋肉馬鹿を怒らせてしまったか!?」
「後悔しても遅いぞ小僧ぉ・・・我が肉体を馬鹿にした責任は取ってもらうぞ。フフフ」
友通は木太刀を正眼に構えるが、綱成それには構わず、ズカズカと間合いに踏み入ってくる。
「おおりゃぁあ!」
たまらず友通は綱成を打ちつける。が、それをいとも簡単に払い除けられてしまう。
「あーたたたたたたたた、あたぁ!」
ヌンチャクが目にも留まらぬ速さで友通を襲う。
「お前はもう死んでいる」
そう綱成が言うと、友通の顔面が大きく崩れる。
「あべし!」
断末魔とともに、崩れた顔面がっ吹き飛んだ。
「このキレ、この力・・・んー、たまらんな」
【22番 岩成友通 死亡】
【82番 北条綱成 『ヌンチャク』『木太刀』】1-I崖付近
山中鹿之助が人気っつーか、一部の人間だけでワッショイしてるだけじゃないのか?
コテハンが特定の人物を持ち上げるってのはどうなんだ?
>>902 確かに。
でも別に持ち上げてるつもりはさらさらない。
気に入らないようなら
>>893は訂正しといて。
904 :
無名武将@お腹せっぷく:05/01/31 15:08:41
>>904 文句たれる前にスレの流れ嫁や。sageろ
>>902 うーん・・・、俺もちょっと同意かな。
好きなキャラがいるのは別に全く問題ないんだが、なんつーか、一人で異様に盛り上がり過ぎな希ガス。
初心者だから、上手いこと空気嫁っつーのは酷かも知れんけど、とりあえず550 ◆9rH0eHARIはちょっと落ち着いたら?
参考に、他のリレー小説のスレを覗いてみたらいいかもよ。
>>906 え?俺じゃなくて550 ◆9rH0eHARIへのレスなわけ?
>>903 いや、恐らく貴方では無いほうのコテだと思う。
まあ、悪気があるわけじゃないことぐらい十分わかるのだが、
過去ログ見渡しても、なんか本編そっちのけでチャットみたいになっちゃってるし、
とりあえず550 ◆9rH0eHARIは、一応俺らみたいにROM専の読み手が沢山居ることもわかってておいてくれ
初心者だから、色々わかりにくいことはあると思うが頑張ってくれ。決して怒っているわけではないぞ。
最初から抱いてた疑問なんだが、なんで550はコテなんだ?
あとな、初心者だからってのはなんの免罪符にもならん
すまん、俺も早とちりしてた。
チャットになりかけてる件は、過去ログで誰かがログ置き場作るって言ってたから、それを待つしかないな。
出来るだけ、早く作ってもらえるよう願います。
俺もどちらかと言えば、550 ◆9rH0eHARIを応援している方だから、あまりキツイことを言うつもりは無いが、少し自重した方がいいかもしんない。
読み手になれば、一つの話が長々と先へ進んでいくより、他の話も読んでいきたいわけだろうし。
他の武将も使いながら、自分のお気に入りキャラを動かしていけばいいんでないかい?
ところで俺はどうなんだろ?この際だから聞いてみる。
>>911 全く問題ない。
というか、スレを再始動させてくれた張本人たる功績と感謝の想いは果てしなくでかい。と、個人的には思う。
あと、550 ◆9rH0eHARIのことは自分も応援しているつもりだ。だからこそ、注意すべきときは注意する。
>>911 いいんじゃない?
いつもまとめてくれたり、話書いてもらったり正直助かってる
もうすぐ1000行くから雑談はこれくらいにしようぜ
>>912-913 ありがd。励みになります。
じゃ、雑談はこれくらいにして本文が進むのを待ちますか。
>>901 禿藁
綱成が筋肉馬鹿のケンシロウもどきってイイ(・∀・)かも
ごめんなさい。コテってなに?もしかしてコテって550のことなのかな?名前付けないと駄目なのかと思ってたけど違うんですか?
あ・・そ〜いや確かに私チャットみたいにしてしまってる・・・ここは話を書くとこなのをいつも忘れて一人で勝手なことしてました。
皆様にご迷惑かけてしまったことを深くお詫び申し上げます。これからも悪いところは言ってもらえたらと思います。少し図に乗ってました。
これからは自重します。550は消したほうがいいのかな・・?
>>917 名前欄に「無名武将@お腹せっぷく」以外が表示されれば
トリップの有無に関わらず、コテもといコテハン(固定ハンドル)になるよ。
固定ハンドルが占用すれば削除対象。
2chではコテ同士の馴れ合いは疎まれる。以上。
消さなくていい。このスレの住人になるなら付けてても問題無い。
ていうか、ROM専が偉そうなことを言うなってきがする。書く方はそれこそ頭を悩ませて書いてくれてるのにぐだぐた文句つける奴の方がどうかしている。
お前は少しだけ空気を読めるようにすればいいだけ。
>>919 ごめん。マジに涙出てきた・・。まったく空気読めてなかった・・何か騒がしただけだねぇ・・これじゃ荒らしらとあんまりかわらなかったのかもしれないこと
今頃気がついたなんて・・まじに情けない。本当に悪かったね・・私居ても大丈夫なのかな
私はすごくここが好きだから慣れたいけど・・解らんことだらけだし・・
ねーねー。1000こえたらどうすんの?誰かが新しいスレッドたてるのか〜い?
ログ置き場できるまでは書き込むのは少し控えな。ただ書き込むのをヤメロっていうのじゃない。空気を読んで必要なことだけにしときな。
あとはログ置き場ができたらそこでやればいい。
ここにいるのは自由だし、荒らしとは思ってない。だからもっと色々な板やスレを覗いて勉強するんだな。それで無問題。
>>919 禿同。ROM専キチガイの言うことなんて気にすんな!!
偉そうなこと言う奴に限ってなんもできねー役立たずなんだからさ
解った。それまで待つことにします。空気を読むのは多分私には難しいだろうから控えておきます。
また、今も無駄にしてるって怒られるかもしれないから・・・落ちます。色々ありがとうございました。
他の板覗いたら荒らしばかりだったのでよく解らなかったけど諦めずいきます。
他の方々もすみませんでした。ここで謝ってばかりですね・・ハハ・・進歩ない。
では、皆さん頑張って書いてね。もしかしたら、たまに覗かせてもらうかも・・
>>923 正しいことを指摘するのに偉そうもなにもないんだよ。
口調が悪いと荒れる元だからやめようね。
>>924 あなたに悪気が無いことくらいは皆わかっていると思いますよ。
まあ、あとは慣れですね。いきなり空気を読めっていうのは
>>906さんも言っている通り酷だと想いますんで、それも含めて徐々に慣れていってください
誰でも最初は初心者です。あなたには指摘を受け入れる心の広さが備わっていると思いますので慣れさえすれば、きっと大丈夫じゃないでしょうか?
ROM専の分際でレスさせていただきました。失礼いたしました。
「(おかしい・・・、ここに辿り着くまで随分時間がかかったものだ。それなのに、誰一人とも遭遇しないなんて・・・。そもそも食料配布地域においても誰一人から気づかれることなく・・・。)」
4-Cを目指す96番毛利元就の後に行く46番小早川隆景は、重い体でなんとか歩きながら考えていた。
三兄弟の中でも、父親の知略を最も受け継いでいたのが三男の隆景である。本
来ならば、そのずば抜けた知能でこの狂った余興を切り抜ける術を思いついたのかもしれない。
だが今の彼のは、動くどころか、立っていることがやっとの状態なのである。
並大抵の人間では、朦朧とする意識の中で思考を巡らすことすら出来るまい。
隆景の予感は的中していた。
彼ら親子の後ろ100メートルほどに、チャンスを窺う者が居た。
その者の手には大きな爆弾らしき物があった。この森の中で使うにはあまりに威力が大きすぎて自爆行為になりかねないのだろう。
この森を出た瞬間に彼らに向け、大爆発を起こさせることを狙っていたのだ。
予感はしていたものの、存在そのものには気づいていない隆景、そして、息子を救う為、慎重に確実に4-Cの川に向けて進行する元就。そして、その後ろを、見つからぬよう同じように慎重につける男。
二人は、ゆっくりながらも森の出口付近に差し掛かかった。
途切れそうな意識の中で隆景は、視界が段々と明るくなり始めてきたのに気づいた。
「おお、湖が見えるぞ。」
やっと目的地が見えたことで元就は安堵の声を漏らす。
「隆景、苦しかったじゃろうがやっと少しは楽になるじゃろうて」
「ち・・、父上・・、お待ちください・・・」
「うむ。お前の言いたいことはよくわかる。今は森に身を隠している状態じゃ。ここから出るのは慎重に、じゃったな。小さい頃、お前によく教えたものじゃった」
「はい・・・」
平地は得てして目立ちやすい。それ故敵の的になりやすいのは言わずもがなであった。薄れゆく意識の中で隆景は、必死し、それでいて冷静に思考を巡らせていた。
そして、彼の予感はまたも的中した。
姿勢を低くし、湖に少しずつ近づき様子を探る元就の視界に二人の男が入ってきたのである。
04番明智光秀と10番足利義秋である。
長く歩いていたのだろうか。疲労した義秋がダダをこねて光秀の説得むなしく休んでいるようだ。
幸い元就からは遠く離れてはいたが、湖に近づくのは困難と判断せざるには十分であった。
「むむむ・・・、誰かおるわい」
「・・・さようでございますか・・・」
そんなやりとりを後ろから探る爆弾を持った男。当然その男は光秀と義秋の存在には気づいていない。
なかなか森から出ようとしない100メートル先の親子にイライラしながらも、頃合を探っていた。
「あやつらは誰なのであろうか。やはり気づかれたら襲ってくるのであろうか」
元就は光秀達がその場を離れないことに困惑していた。
「なにか言い争いをしているようじゃ。遠くてよく聞こえんが」
「ち・・・、父上・・・、私などの為に・・・、ご迷惑を・・・・申し訳ございません・・・」
「よい。お前はそこで休んでおれ。こうして動かないでいるだけでも十分な休養になるものじゃ」
「は・・、はい・・・」
確かに本編そっちのけは困るかもしんねえけどよ、一人に皆が攻撃すんのは好ましくないと思うが・・
>>822−823
>>826らみたいな心の広い奴らもいるのはわかってっけどよ
。過去のレス読み返してもやっぱりなんかどっちかっつーといじめになってるような気がするぜ?そう考えのは俺だけかもしんねえけどな。
1000近くなって皆焦ってんだろうけど。荒らしがいなけりゃもっと余裕あったかもな〜。さて誰か話書いてくれよ。俺も当分R0M専門でいくことにすっからさ。
元就は息子を心底想っていた。
そんな父親に、今は少しでも意識を快方に向けることを考え、知の面で力になろうと隆景は決意した。
後ろの爆弾男は我慢の限界だった。
足音と立てないように、ゆっくり慎重に近づいてゆく。
視線の先にいる親子は未だ動く様子はない。イライラが募る。
(こやつが届きそうな範囲にまで近づけたら、いっそのこと、投げてしまおうか?)(いやいや、森の中だとまろにも被害が及ぶかも知れんぞな)
考えていることを思わず口に出してしまいそうになりながら、ゆっくりゆっくり近づいてゆく。
元就の視線は未だ、前方の光秀義秋に向けられていた。
そしてその時、二人が湖を後にしようと立ち上がったのだ。
「まずい!こっちに来るぞ!」
元就の心に緊張が走った。尤も、相手は無駄な殺生をする者でないことなど彼はまだ知る術もない。
そして、その様子は、元就親子に近づいていた爆弾男、21番今川義元の目にもしっかりと映っていた。
義元は驚愕した。
自分がターゲットにしていた人物達の先に、もう二人の人物が居たからだ。
その二人の男は遠く離れているとはいえ、自分のいる方向に向かって歩いて来ていた。
(ま、待てよ。これは、もしかしたらまたとない偶然やもしれんぞな)
義元の脳裏には、自分が4人の人間を葬っている姿が浮かんだ。自然と顔からは不気味な笑みがこぼれる。声を上げて笑い出しそうになるのをこらえながら、相手との距離をつめる。
「あの者達、こっちに向かってくるようじゃな。ここはひとまずここから離・・・、!!!」
そう言いかけた元就に戦慄が走る。
なんと、隆景の真後ろに大きな爆弾を手にした義元が居たからである。
一方義元も、ついに気づかれてしまったことで大いに恐怖した。
「!!」
暫く固まって動けない双方。
休養で意識を少しながら取り戻しつつある隆景だが、それでも後ろの義元には気づくことが出来ず、元就の姿を見て未だ状況を飲み込めないでいた。
自分達が向かおうとするところで、そんなやり取りがあることなど、知る訳も無く、光秀と義秋はこちらに近づいてくる。
その様子が否応なく義元の目に映る。それがさらに義元の恐怖心を煽ってしまったのだ。
これ以上この恐怖に耐えられない。今にも恐ろしくてその場に立っていられないほどだった。
「ひぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!!!!」
向かってくる恐怖を精一杯振り払うかのように、義元は手にしていた爆弾を、腕ごと飛んでいきそうなくらい力いっぱい投げた。
その勢いはあまりに強く、元就は、それが自分の頭の上を越えて視界から消えていくのをなんとか確認した。
辺りには、耳を劈くような物凄い爆風と、鼓膜を直に刺激されているかのような爆音が鳴り響いた。
その音を聴くや否や、義元は後ろを振り返り、走り出した。
「あはははひゃひゃひゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃああぁぁぁぁぁ!!!!!!」
全速力で、恐怖から解放されたように大声を上げて笑いながら走り続けた。
小早川隆景は未だ、状況の理解に苦しんでいた。
突然自分の後ろから大きな玉が勢いよく飛んでいき、自分の先でものすごい爆音が轟き、今にも飛ばされそうなほどの爆風が吹いたのだ。
毛利元就は、なんとか無事であった。
しかし、隆景より爆心地に程近かった為、爆風で数メートル吹き飛ばされ、木の幹に体を打ち付けてしまっていた。
【96番 毛利元就 弓矢4本・アサルトライフル(残弾少量)・ボーガン5本・十文字槍 (軽い打撲。命に別状はありません)】
【46番 小早川隆景 『グロック17C』(右腕骨折により体調最悪、意識は少し回復中)】両者とも現在地4-D森林出口付近、負傷の為進行遅延。
【21番 今川義元 武器なし 現在発狂気味】4-Dから逃走。現在地不明
【04番・明智光秀 サブマシンガンPPSh41 マシンガンM60】
【10番・足利義秋 釘×5本】共に生死不明。4-C付近
4-C湖、河口付近で爆発が起きました。
周囲の森林には燃え移っていませんが、その周辺にもし人物が居たならば、なんらかの被害を受けているかもしれません。
話に割り込んだからっしょ
>>938 ああ、そういうことか。つい正義感が出ちまった、とでも言っといていい?
わりわり・・頭突っ込むことじゃなかったな。忘れてくりゃれ。なんなら消してもいいぜ
次スレは980あたりでいいね?
テンプレに
荒らしは放置。
sage進行。
雑談は控える。
って入れておいた方がいいな
雑談・感想スレの件はどうなったの?
まだ検討中かい?
許可とって立てるか、それともいい感じのクソスレを再利用するっていう手もあるね。
お、いいかも。丁度いい感じのクソスレだね。
雑談・感想スレは
>>945を再利用することになりました。
>>947 あ、出来たんだな。雑談用スレ。良かった。
時は弘治三年(1557年)、日本中が新たなる時代を求めて、
戦に戦を繰り返した時代・戦国時代である。
しかし、後奈良天皇崩御の直後、正親町天皇が践祚した直後であった。
戦国の名だたる武将達100名は、ある島に集められ、天皇から地獄のゲームの開始を告げられた。
「この島で殺し合いをせよ」
人を殺すのが日常ともいえるこの時代の武将達ですら、このゲームは異色と感じるが、
有無を言わさずゲームに参加させられた武将たちは、困惑しながらも様々に行動を始める。
殺す者、殺される者。
騙す者、騙される者。
知己を探す者、獲物を探す者。
愛する者、憎む者。
信じる者、諦める者。
絶望と血の島で起こる、永遠の地獄と一瞬の安息の物語。
「やはり一益様には一歩叶わぬのですか・・・」
「・・・・・!」
60番滝川一益は100番和田惟政を一瞬で組み伏せ、取り押さえた。
見覚えのある顔に安堵したのか、一益は惟政の首筋に突きつけた得物の『十手』から力を抜いた。
「殺さないのですか?」
「よくできる弟弟子をむざむざ殺すほど、私は非道では無い」
「買い被りすぎです」
「私は信長様をお守りする為すぐにでも馳せ参じねばならぬ、なるべく余計な体力は使いたくない。そういう意味もある」
「なるほど――実は手前も義輝様の元へ参ろうと思っていた次第。しかし、義輝様にもしもの事があったらと思うと・・・」
「言うな。忍びたるもの心に迷いがあってはならぬ、何があっても耐え忍ぶのだ」
「はい。・・・ですが、この島は狂っています」
「そうだ。こんなふざけた茶番劇で信長様を失うわけにはいかんのだ」
「――私も同感です。互いに仕える主君は違いますが、早くこのような狂った殺し合いを止めましょう」
「そうだな」
二人は万一お互いの主君が死んだときの合流場所(C-1の家屋)を決めてお互いの主君の下に向かった。
【60番 滝川一益 『十手』】
【100番 和田惟政 『不明』】両者主君を捜すために、2-D畑より別々に移動
利家「この向こうかな・・・・・?」
4-B付近にいた長秀と利家にも、先ほどの爆発は聞こえていた。
幸い長秀と利家に被害はなかったものの
さっさと場所を変えようとする長秀に対し、利家は爆発の様子を見に行こうと
森出口まで向かっていったのだ。
無論利家とて爆発地点に近づくことは危険だと思っている。
だが、利家はある種の『予感』というものを感じたのだ。
頭で考え行動する長秀に対し、戦場や喧嘩場で磨かれた『勘』で動く利家にとって
『予感』というものは、従わなくてはならないものであったのかもしれない。
利家「・・・・・酷いものだな・・・・」
利家がそう漏らしたのも無理はない。
先ほどの爆発が原因であろう、2人の男が爆死していたからだ。
その男こそ光秀と義秋・・・・・。
ではなく、『砲歌阿(ポーカー)』で雌雄を決していた後藤と久武であった。
時間はやや遡る。
・・・・ではなく、時間はやや遡るッ!!
後藤「・・・・・ロイヤル・・・・・ロイヤルストレートフラッシュだッ!!」
( バ ン ! ! )
久武「何ィ―――ッ!!」
互いの『食料(たましい)』を描けた大一番勝負はッ!!
後藤の必殺『イカサマ・ロイヤルストレートフラッシュ』で幕を閉じたッ!!
久武「な・・・・なぜだァァァァァッ!!!
このような大一番で・・・・・そのような大技が来るなど
有り得るものではなァァァァァいッ!!」
後藤「フッフフ・・・・・教えてやろうか?この大うつけめがッ!
この勝負に使ったのは貴様の闘乱武(トランプ)だ・・・・・。
ではその間、このオレの闘乱武(トランプ)はどうしたと思うね・・・・?」
久武「・・・・・・・アッ!!」
そうッ!!勝負に使ったのは久武の闘乱武(トランプ)ッ!!
後藤は自らのカードは隠し、大一番の時に己のカードから
『ロイヤルストレートフラッシュ』を繰り出したのだッ!!
念のため言っておくがこれは机上の空論だッ!!
実際にやるとボコボコものなので勤勉な読者諸兄は気をつけて繰り出せッ!!
バレても責任は取らんッ!!
ていうかバレなかったら諸兄の相手を疑えッ!!おかしいぞソイツッ!
久武「そのような・・・・・そのようなイカサマが認められるかァァァァッ!!」
後藤「バレなきゃあイカサマじゃあねーんだぜ・・・・・。
とりあえず食料(たましい)はもらっていこう・・・・フッフフ・・・・」
久武「クッ!!敗北者がすべてを失うのは世の常・・・・・!持って行けッ!!
だがッ!!今度会ったときこそは・・・・・!!」
後藤「何も変わらない。勝利の女神はオレに惚れているのさ。
今も・・・・・そして未来でもな・・・・」
だがそこまで後藤が語った時、今川義元が起こした爆発が2人を巻き込んだッ!!
ド グ ア ァ ァ ァ ァ ァ ァ シ ャ ア ッ ン ッ ! !
・・・・後藤は非常に大きな勘違いしていた。
そもそもこの生き死にの戦いの中、トランプなんぞを配給された時点で
勝利の女神が微笑んでるはずはなかったのだ。
だがそんな事情を利家が知るはずはない。
それより、利家の目はある人物に釘付けとなっていた。
叫びながらこちらに向かってくる人物-21番・今川義元-に。
義元「あひあヒあひゃひゃひゃヒャひゃ――ッ!!」
利家「・・・・・こんなところで会えるとは・・・・・!!」
先の己の予感は、このためだったのかもしれない。
思うが早いか、利家は己の武器『ショットガンSPAS12』を義元に向けた。
利家「織田家が怨敵、今川義元!!その首この前田又左衛門利家が貰い受ける!」
そう叫ぶと、利家はショットガンの引き金を引いた。
長秀「利家の奴、いったいどこに向かったのか・・・・・」
とっとと場所を離れようとしながらも、何の気なしに利家を心配した長秀も
ゆっくりと爆破地点へ向かっていた。
長秀「草が踏まれているからには、おそらくこの道を・・・・む?」
遠くで銃声が鳴った。その後、男2人の怒声、奇声がわずかに聞こえる。
一人は利家の声だ・・・・・だがもう一人は誰だ?
そう思いつつ、長秀は歩を早めた。
しばらく走ると利家が視界に入った。なにやら、巨漢と争いあっている。
利家は一対一でも決して弱くはない。少なくとも長秀よりは肉弾戦はずっと得手がある。
だが、長秀には利家の方が分が悪く映る。
持っている銃がアダになっているのか、『槍の又左』の動きの精彩がないのだ。
長秀(利家を圧倒するほどの相手とは・・・・・・一体何者だ?)
そう思いつつ長秀は相手の巨漢を見た。直後、身体が硬直する。
それもそのはず、巨漢は織田家にとって不倶戴天の敵、今川義元だからであったからだ。
そうか。先ほどの銃声は、利家が義元公を撃ったのか。
だが運悪く外し、その隙に近づかれ、至近距離での戦いになった・・・・そういう事か。
そう確信すると、長秀は利家に『銃を撃て』と叫ぼうとした。
だが、それが不可能なことをすぐに長秀は悟らされる。
利家が銃を撃とうと距離をとると、義元が即座に利家に近寄りまた肉弾戦になるのだ。
義元の動きは見かけによらず、ずっと素早い。あれでは構えて撃つなど出来そうも無い。
長秀「無念だが介入するのは私には無理か・・・・。むしろ利家の邪魔になってしまう・・・」
そう考えた長秀は、援護できる武器を探し、『Mk2手榴弾』を取り出した。
だが利家と義元の距離はかなり近い。投げても利家も死ぬか、大怪我だ。
そう考えると長秀は手榴弾をしまい、義元に飛び掛る決意をした。
長秀「やはり私も・・・・・・む?」
その矢先、長秀に『持っていたもう一つの武器』が目に入った。
長秀「・・・・よし・・・・これに頼ってみるか」
利家は、長秀がすぐ近くにいることを知らなかった。
ゆえに、長秀が視界に入った時にはまず何よりも驚いたのである。
確かに助けに来てくれたのは嬉しかったが、正直長秀の敵う相手ではない。
かと言い「引っ込め」などとはやはり言えない。
利家がそう気を取られた瞬間
利家は義元の体当たりを受けて倒れ、銃を遠くに飛ばしてしまった。
利家「うぐッ・・・・!」
義元「あひゃひゃひゃひゃひゃッ!!」
最初の銃声で完全に狂った義元は奇声を発しながら
利家の落とした銃を拾いに行こうとする。だが、その先を長秀が阻んだ。
長秀「そのような気を違えた状態でも銃を拾いに来ようとは・・・・」
『つくづく戦上手だ』と長秀が言おうとした矢先、長秀は義元の体当たりで吹き飛ばされた。
利家「馬鹿な!!なぜ銃を拾わん!?」
利家は長秀にそう怒声するが、長秀はそれを受け冷静に言った。
長秀「拾う必要がないからだ。義元公を見ろ」
その言葉を受け利家が義元を見ると
義元は先ほどの勢いを無くし、その場に立ち止まっていた。
その喉には、矢が突き刺さっている。
長秀「恒興と可成のところで矢を拾っただろう。
確かに私は喧嘩は不得手だが・・・・。
武器も無く、一直線に向かってくる相手の喉に矢を突き立てるぐらいは出来るつもりだ」
喉は、身体の他の部分よりも細いが、やわらかい。一目でわかる急所である。
義元の喉に突き刺さった矢は、後ろから見てもはっきりわかるほどであった。
だが、それでも義元はおかしな呻き声、奇声を静かに立てている。
利家「・・・・・執念だな・・・・だがそれもこれで終わりだ、義元公」
利家は立ち上がり、直立不動でおかしな動きをする義元を横目で見ながら
飛ばした銃を拾い、しっかりと構えこう言った。
利家「織田が怨敵、今川義元公!!
前田又左衛門利家が討ち取ったり!!」
そう叫ぶと、利家はショットガンの引き金を引いた。
長秀「自分の名前を言うあたり、なんか調子いいなお前」
義元と言う、織田にとっての宿敵を制した気の緩みだろうか。長秀がため息をつき言う。
利家「そう言うなら、先ほどお前も銃を拾えばよかったではないか」
長秀「お前の武器は私には使えん。説明書が無いからな。
それより最初の計画通り場所を移るぞ」
利家も場所を移ることには異存はない。
だが、今の言葉で一つからかいたい言葉が思い浮かび、利家は口を開いた。
利家「・・・・説明書がないから使えない?お前はまさに『まにゅある人間』だな」
少し癇に障ったのか、その言葉を受け長秀が言う。
長秀「お前の様に考えて行動せず、勝手に先走るよりはマシだ。
だいたい今回の事だって私が矢を持っていなければ・・・・」
利家「説教は御免だ。場所をさっさと移し変えるぞ」
長秀「ちょ・・・・待て!人の話は最後まで聞け!だいたいお前は・・・・」
利家のからかいが発端となり、この後場所を変えるまで論争はしばらく続くことになる。
利家「むむむ・・・・義元公を討ち取った気分に乗じたとはいえ
無意味にからかうべきではなかったな・・・」
長秀「何が『むむむ』だ」
利家「お前、それがいいたいだけちゃうんかと」
【45番・後藤賢豊 死亡】
【77番・久武親直 死亡】
【21番・今川義元 死亡】
【72番 丹羽長秀 Mk2破片手榴弾×2 矢×9本】
【86番 前田利家 ショットガンSPAS12】(B-4地点からD-4地点まで移動予定)
爆心地から少し離れてたところを歩いていた52番佐々成政は、鼓膜が破れそうになる程の爆音を聞いて、居ても立ってもいられなくなっていた。
「ここからほど近いな・・・。行ってみるか。・・・いや、他にも様子を探りに来る者がおるかもしれぬな。どうするべきか・・・。」
考えが固まらないながらも、自然と足は、音のした方向へと向かってしまうのであった。
狂った余興のことなど、まるで無縁のようにのどかなこの島だが、やはり先ほどの爆音を聞いてしまった以上は、この事態を夢などでなく現実のものであると認識せざるを得なかった。
「これはひどい・・・。」
周囲はあまりに悲惨な状況であった。
広範囲にわたって草は焼け焦げ、黒い煙が舞い、激しい異臭が発ちこめていた
「!・・とっと!」
ふと、成政は足元に転がっていた木に躓いて転んでしまった。
その木は、焼け焦げて真っ黒になって。少々黒い煙を発していた。
成政が躓いた拍子に、ボロっと木の一部分が脆く崩れてしまった。
「ふぅ〜・・・、気をつけねばな・・・。」
やれやれといった具合に立ち上がる成政。
空は雲ひとつ無い綺麗な快晴である。
「うん?ところで、何故こんなところに木が?ここは草原地帯のはず・・・・」
「・・・・・・」
「!!」
成政は背中に一筋の冷や汗が伝うのを感じた。
「もしや、これは・・・」
そう。真っ黒にこげたそれは、木ではなく、人の焼け焦げた消し炭だったのだ。
よく見ると近くに同じような黒焦げの消し炭がもう一つあった。
「だ、誰なのだろうか・・・・。」
だんだんパニックになってくる。
「むむ・・、だめだ、心を乱してはならぬ。」
必死に自分に言い聞かせ、心を落ち着かせるべく深呼吸してみる。
「すぅぅぅ〜〜〜、はぁぁ〜〜〜〜」
少々古典的かもしれないが、人間取り乱しているときは、基本的なきっかけで立ち直るものである。
少し落ち着いた成政の頭に、織田家の人々の顔が思い浮かんだ。最も尊敬する織田家当主の織田信長、上司であり、父親のような存在の筆頭家老の柴田勝家、仲の良い前田利家。みんなこの狂った余興に巻き込まれているのだ。
もっとも、彼がこの場を立ち去った直後に、同じくこの場に辿り着くのが前田利家と丹羽長秀だという事実など、彼の知る由もない。
「いかんいかん。ここで脅えていては武士の名が廃る。お館様の無事を信じ、なんとしても合流してお力になるのだ。」
成政は決意した。崇拝する織田家当主の為に全力を尽くすことを。
そうでもしないと、この場の恐怖に押しつぶされてしまいそうだからだ。
「ここは危険だ。森にて姿を隠そう」
彼は、恐怖を振り払うかのように、その惨劇の場を後にし、4-Dの森に向けて走っていった。
明智光秀と、足利義秋だった二つの黒焦げの消し炭は、未だ消えぬ黒い煙の中に包まれていた。
【52番 佐々成政 武器不明】 4-D森林入り口地点
【04番 明智光秀 】
【10番 足利義秋 】 共に死亡が確認されました。
965 :
忍者くん ◆NrzNAFPLAQ :05/02/01 10:48:13
ぼくが 立ててあげようか?
966 :
忍者くん ◆NrzNAFPLAQ :05/02/01 12:19:57
柴田勝家は道を歩いていました。
そしたら向こうから信長が来ました。
「あ!信長様だ!」
と言ったらビックリした信長に撃ち殺されてしまいました。
「なんだ勝家だったんだ。」
信長は勝家を殺してしまったけど元気にそこから離れましたとさ。
【54番柴田勝家即死】
日も大分高くなり、20番今川氏真は陽射しを避ける為の家屋を探していた。
普段、屋内に居て涼しい中で政務を行い、遊興にふけっていた氏真にはこの陽射しはきつい。
さらに、安全な場所へと逃げる為に、自分の足の程も考えずに走ったため、
靴擦れはできるわ、筋肉痛は起きるわで、彼はもうへとへとである。
「どこか、いい場所は無いかのう、美しいおなごがおる、涼しい家は・・・」
この暑さの為か、はたまた、まだ自分の置かれている状況を理解できていないのか、この島ではありえないことを呟く。
「・・・天皇のある都では奇異な遊びをするのじゃのう」
集められた教室での天皇の言葉を思い出す。彼はその意味を理解してなかった。
和歌ばかり吟じている彼には「殺す」という言葉が解らなかったのである。
「それに、都は荒れているとは聞いたが、斯様にも草木ばかりじゃとはのう」
途中、何度も転げそうになった山道を思い出す。
幸い彼は誰にも襲われはしなかったが、輿に乗ってばかりの彼には、何もかもが珍しく、理解できない事であった。
・・・しばらくして、氏真の鼻に異様なにおいが届いた。
「はて、また奇怪な香じゃのう、唐土のものであろうか・・・?」
言って、匂いのするほうへと歩き出す。香合せで鍛えた彼の鼻はすぐににおいの元を突き止めた。
古く、潮風にさらされて錆だらけの工場跡である。
昼間でも暗く、ひやりとするその中は、臭いさえ除けば、氏真のよい昼寝場所になったであろう。
しばらく立ち尽くしていた氏真は、血痕に目をとめた。
その血でできた道の上に人の足跡も見て取れる。
この血の意味を理解できない氏真は、その血の跡を辿った。
88番松平元康が、悲しい夜を乗り切り、一度眠りにつこうかとした時だった。
コツ、コツ、コツ・・・
木靴独特の乾いた、高い足音が、半ば眠りの世界へといっていた、元康の意識を呼び戻す。
―ついに、ついに来たか・・・。
嗅ぎ慣れて、気にならなくなったとは言え、自分の体から発せられている腐臭は元康自身にもわかっていた。
そして、その臭いが血に餓えた獣を惹きつけるには十分な要素である事も。
心臓はまた血を激しく送り出し始め、汗がどっと吹き出てきた。
しばらくして木靴の音が元康のいるほうに近づく。
元康は昨夜自分の足を何度も刺し貫いた釘を握り締めた。
しかし、現れたのは以外にも血に餓えた獣ではなく、自分の良く見知っている男であった。
「元康、元康では無いか!」
「う、氏真様?」
驚きに声が裏返り、傷ついた腹を突き刺すように響く。
「どうしたのだその傷は!待て、今医者を呼ぼう。」
この島に医者が居る事に元康は驚いたが、希望の未来を思い描く前に、
「誰ぞ、誰ぞ居らぬか?」
間の抜けたとしか、いいようがない言葉を聞いて、元康は再起を諦めた。
―この島には誰もお前のいう事を聞くものなぞ居るわけなかろうが!
少しだけとは言え、期待していた分、激しく心の中で罵る。
―しかも、ここで大声を出せば、逆に敵を引き寄せるだけだろう!
―人を信じすぎだ、私がいつまでもお前の臣下で居るわけが無いであろう、この馬鹿者が!貴様などすぐ敗者となるわ!
大声を出し続ける氏真を無視しつつ、ひとしきり心の中で言いたい事を言って、元康は唐突に昨日の事を思い出した。
―そうだった。わしも友と信じたために、正信に騙されたのだったな、わしもこの島の敗者だったのか
そして、思考を止め、決意を固めた元康は氏真に話し掛けた。
「氏真様、私はもう駄目ですが、義元様からの伝言があります、お耳を」
氏真が食いつきそうな話題で、元康は話し掛け、
「何、父上から?」
案の定、氏真は疑いもせずに、無防備に元康に近付いて、その左耳を元康に近づけた。
次の瞬間、元康の右手に握られた釘が、渾身の力で叩きつけるように氏真の首を刺し貫いた。
「う゛げぇ!」
一瞬の激痛に氏真は、断末魔を上げ、目を見開いたまま即死した。
しかし、元康の手は止まらない、何度も何度も釘で動かなくなった氏真を刺し貫く。
噴き出る血が元康の目に入るが、昨日の催涙スプレーに比べれば、痛みなど無いに等しく、そのまま右手だけを動つづけた。
「ま・・ぶめ、・・さの・・め・・、正・・ぶめ、まさ信め・・、正信め!」
もう血すらほとんど噴き出なくなった頃、工場には壊れたレコードのような音だけが規則正しく響いていた。
「正信め、正信め、正信め、正信め、正信め、正信め、正信め、正信め、正信め、正信め、正信め、正信め、正信め、正信め、正信め、正信め」
釘を握っていた右手もいつしか、その釘を振り下ろす動作をやめ、乾いた声だけが響いていた。
「正の――」
壊れたレコードが何百回、同じ『音』を発した時だろうか、突然音は止まり、釘が力なく落ちる音を最後に何も聞こえなくなった。
それは、この工場が操業を終えた瞬間に思われた。
【20番 今川氏真 死亡】武器不明放置。
【88番 松平元康 死亡】(3-B廃墟内)
腐臭と氏真の大声に気付いた武将が居る可能性あり。
2−Bに二人の男が対峙していた。一人は片手にショットガンを持ち相手を見下したような態度をとっている。それもそのはず、もう一人の男は武器に鎌を持ってはいるものの震えていたのである。
人間の本性というべきか、自分の優勢を感じると特に器量のない者や弱いものは、ここぞとばかりに強気な態度になるものだ。
「わしの名は大道寺政繁、貴様の名は!?」
ショットガンの男はそう名乗った。しかし、鎌を持つ男は震え俯いたまま何も語らなかった。
見た目も自分のほうが体格もよく強そうだと政繁には思われた。『勝てる』と確信できた政繁は、すぐには殺さずになぶり殺してやろうと考えた。
そのために政繁は、武器を構えずに敵のほうへ近づいた。少しずつ距離が縮まるが相手は動かず俯いたままだ。
「ビビッて動くこともできないようだな・・?くっくっく・・さて、どう料理してやろうか・・」
政繁は嬉しそうに笑顔を見せながら相手に近づいた。鎌の範囲に思い切り入っているのに全く警戒しない政繁。
しかし、次の瞬間政繁は自分の行動を悔やむことになる。
「御主の腐った信念、よく解った」
言葉を発した瞬間、男は鎌で政繁の手首を抉った。動脈まで達し、多量の出血が噴出した。
「ぎゃぁ・・!?」
持っていたショットガンが地面へ落ちる。咄嗟の事もあり、政繁には状況が理解できないでいた。
ドクドクと流れ出る血と共に激痛が襲う。
政繁はドッ・・ドッ・・と脈を打つ音が聞こえた。ただならぬ恐怖が襲ってきた。
あまりのショックに政繁はうずくまったまま動けないでいた。
ガガッ・・・皆の者、聞こえるか?この島のほんに暑き事よのう。カッカッカ。
二日目正午の放送を始める。この暑さの中、水も飲みたかろう?
特別に今回は多めに水を用意しておいたぞ、感謝せよ。
ただし、その中の1本には眠り薬(睡眠薬)を入れておいた。
その場で飲んで、眠りこけるような愚はおかさんようにな。
では、配布場所を発表する。1-E 5番トラック到着地。5-C 沼辺。4-G 森の入口付近だ。
次に死亡者の発表だ。
17番井伊直親、40番久能宗能、61番武田信廉、31番海北綱親、28番朝倉義景、64番竹中重治、14番尼子誠久、50番酒井忠次、22番岩成友通、10番足利義秋、04番明智光秀、45番後藤賢豊、77番久武親直、21番今川義元、20番今川氏真、88番松平元康、以上16名だ。
のべ37人、大分調子が出てきたようだな。今までで最高だ。
次の放送で、褒美を取らそう。ハッハッハッハ・・・
・・・ブツッ
血に濡れた鎌を持った男は政繁に近づきながら言う。
「弱いものを前にしたときどのような態度にでるか試したかった。御主の本性を知りたかった。がっかりだ・・どうやら弱いものは自分より弱いものを見つけると嬉しくなるらしい。」
政繁にはその男の発する声が重く響く感じがした。
「御主は私を嬲り殺そうとわざわざ近づいてきた・・武器も構えずに・・」
政繁が恐る恐る相手の顔を見上げた。さっきまでの弱い人間はどこへ行ったのだろうか?
今、自分の目の前に居るのは恐怖そのものであった。
「私はな、幼き頃より父から「本当に強いものは弱いものを潰さないと」教えられて育った。だからこそ、御主のような輩は嫌いだ。御主は先ほど私に名を聞いたな?せっかく名乗ってくれた相手に名乗らぬのは失礼だ・・お教えいたそう」
ショットガンを拾い上げ、政繁に目を向けた。
「長曽我部元親。姫若子と呼ばれる弱い男だ・・。さて、そのまま放置しても苦痛が長引くだけでどうせ助かりはしまい。本来なら鎌で斬り裂いても良いが私には合わぬ。一瞬で終わらせよう・・」
元親は銃口を政繁の心の臓に狙いを定め構えた。政繁は出血で意識が朦朧としつつも、元親に挑んだことを後悔した。だが、時は遅かった。
ズドンッと音と共に政繁は撃ちぬかれ、まるで赤い花が散るかのように血が辺りに飛び散った。元親は死体に手を合わせるとその場を去った。
【59番大道寺政繁死亡】
【65番長曽我部元親 鎌・ショットガン持ち2-Bを去ろうとして天皇から放送あり。1−Eへ向います。】
時は、正午の天皇の放送よりやや遡る。
地点として3-G、朝の食料配布地点での事である。
尼子晴久、毛利隆元。そして妖刀に心を支配された河尻秀隆。
この三人の我慢比べ、その顛末である。
晴久「奴め・・・・・一体いつまであの場所にとどまるつもりだ?」
時間にしてはまだ10分程度なのだが、その10分が永年にも感じられた晴久は
苛立たしげにそう呟いた。
隆元「まさか四半時の掟を忘れたわけではないでしょうが・・・・・」
食料配布地点に30分以上留まると、爆死するという掟を隆元は思い出し口にする。
晴久と隆元より、秀隆は先にいる。いずれ、爆死を恐れこの場を去るであろう。
それを当てにして晴久と隆元は留まっていた・・・・そういった感覚も確かにあった。
だが、当の秀隆は立ち去る素振りなど一向に見せない。
ただ、ブツブツと何かを言いながら刀を振っているだけである。
秀隆-正確には妖刀-の意思としては、ただ人を斬りたいだけなのだ。
『人を切れるのであれば、この[寄り代(秀隆)]などどうでも良い』
妖刀に意思があるとすれば、そんなところであろう。
妖刀に立ち去る意思はない。そして、また我慢比べは続くのである。
晴久「・・・・・もはや待っても無駄か・・・・隆元殿、引き上げようか―――」
晴久がそう言った瞬間、秀隆の動きに変化が起きた。
先ほどまで刀を振るっていた秀隆が、急に森に向かい走り出したのだ。
遠くてよく見えなかったその顔は、近づくにつれよく見えてきた。
―――明らかに狂気に取り憑かれている。もはや、人間の顔ではない・・・・。
晴久「・・・・・・まずい・・・・気づかれたか!?」
晴久がそう思ったのも無理はない。
だが、秀隆は晴久や隆元達のほうに向かっているのではないようだ。
方向は森に向かっているとは言えど、やや晴久達とはずれている。
隆元「・・・・我らに向かってくるのでは・・・・・ないようですね」
やや安堵したのか、隆元は、ふう、とため息をつきそう言った。
晴久「では・・・・・あやつは一体何を見つけたのだろうか・・・・・」
何の気なしに言ったものの、2人ともわかっていた。
『エモノ』を見つけたのだろう。
晴久「・・・・・・食料はどうする?」
隆元「・・・・・細心の注意を払い、取ってきましょうか」
2人はその『エモノ』に同情を抱きつつも、食料をとることだけに専念した。
あの秀隆の狂気の面に恐怖を覚え、近づくことがかなわなかったのだ。
秀隆「・・・・ククククク・・・・・アッハハハハハハ・・・・・マダタリナイ・・・・・」
哀れなエモノ-66番・土橋景鏡-を、見る影もないほど斬り刻んだ秀隆が
また新たなエモノを探しに行こうとした時―――ふと、声がした。
?「ほう・・・・・妖刀村正か・・・・・・この様な所でお目にかかろうとは・・・・・」
・・・・・・『美しい』・・・・・。
妖刀に支配されたはずの秀隆が、そう感じたほどの声であった。
声のした方に秀隆は正面を向ける。
そこには・・・・・なぜか、見る者を魅了してやまない不思議な男がいた。
?「かような刀まで持ち出す、か・・・・・やはりただの茶番ではないようだ」
形式、動作、声、姿。その男の何もかもに至るまでが何か常人とは違う。
秀隆は妖刀を手にしたまま立ち止まる。なぜか動けなかったのだ。
―――だが、それも束の間の事。
秀隆「ウガァァァァァァァッ!!」
雄たけびを上げ、秀隆は男に飛び掛る。
そして、人間業とは思えない速さで刀を振り下ろした。
だが、秀隆に何かを斬った感覚はなかった。強いて言うならば、空を切った感覚か。
秀隆「・・・・・・ウッ!?」
秀隆が男の姿を見失い、ふと辺りを見回す。
すると男は、先ほど秀隆が斬った元は人間であった肉塊の側にいた。
その男は肉塊を哀れむ目つきで見ながら言う。
?「哀れなものよ・・・・・だが、流石妖刀・・・・凄まじき切れ味だ」
秀隆「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ァァァァァァァァッ!!!!」
間髪おかず、秀隆は奇声と共に男に斬りかかった。直後、激しい金属音がなる。
・・・・・しかし、男を斬ったはずの妖刀は、近場にあった石にぶつかっていた。
直後、秀隆の手に凄まじい衝撃が走る。
?「あれほどの速さで石にぶつかろうとも砕けぬか。強度も大したものだ」
秀隆「ウグッ!?グググゥッ!!」
妖刀が今まで斬った人間の中でも、このような男はいなかった。
皆恐れ逃げ惑い殺されるか、あるいは立ち向かい斬られるかだ。
先ほど妖刀の元の持ち主(柿崎景家)の時に一度不覚を取ったが
あれとて、まともに立ち向かわれたものではない。逃げた末の奇策だ。
だが、この男は逃げない。
それどころか、真っ向から向かい残撃を全てかわしている。
秀隆「グッ!!ググ・・・・・ググゥッ!!」
藤孝「・・・・・怯むか。この藤孝に撃を全てかわされ、怯むのか?」
その男-83番・細川藤孝-は、静かに、だが美しくそう言い放った。
藤孝「・・・・確かに切れ味は素晴らしい。強度も大した物だ。
だが・・・・・肝心の持ち主が、妖刀の力に振り回されているようだな。
真っ向から策もなく突っ込んでくれば、この藤孝にかわせぬ道理はない」
秀隆「ホザケェェェェェェェッ!!!」
藤孝は挑発的に言い放つと、秀隆はまたも一直線に突っ込んでいった。
無論藤孝が当たる道理はなく、またも妖刀は空を斬る。
藤孝(挑発に乗るか・・・・。
おそらくこの寄り代、憑かれる前は勇猛な将であったのだろう。ならば・・・・・)
妖刀の寄り代の性格により違いがあるのかはわからないが、藤孝はそう考える。
直後、何を考えたか藤孝は路傍の小枝を拾った。
藤孝「うぬなど、この一尺にも満たぬ小枝で役が足りる。来るが良い、猪武者よ」
その藤孝の言葉が終わるが早いか、秀隆は大きな雄叫びを上げ
今までにない速度で藤孝に突っ込んでいった。
直後、2人が交差する。
その後・・・・・・ゆっくりと秀隆は倒れた。
藤孝「向かう、うぬの勢いがあれば、小枝でも大きな力となる。
この藤孝の力を甘く見たが・・・うぬの不覚よ」
藤孝はそう言い残すと、己に支給されたバッグをまた持ち、歩き出した。
だが、わずかに歩を進めた後、藤孝は後に人の気配を感じ、振り返る。
その先には―――。
秀隆「マダタリナイ!!マダタリナイ!!マダマダタリナイッ!!ガアアアアァァァァァッ!!!!」
藤孝「・・・・・これは意外だ。確実に急所を突いたはずだが・・・・。
死なぬまでも、しばらくは立つ事かなわぬはず・・・・」
だがそんな藤孝の疑問を無視し、秀隆はまた向かってくる。
だが、秀隆に先ほどの勢いはまるでなかった。
ゆっくりと、呻きながら、それでも斬ることだけを考えているのかのように。
・・・・いや、もはや思考など無いのかもしれない。
藤孝「死して冥府に堕つるまで止まれぬか・・・・・業深き妖刀よ。
ならば是非にも及ぶまい・・・・」
藤孝はそう言うと、己のバッグから、太刀を取り出し、構えた。
藤孝「抜けば珠散る氷の刃も、気づいた時は最後の雫・・・うぬへの餞よ、妖刀。
香取神道流、細川藤孝・・・・・参る」
死なぬとはいえ失速した秀隆が、藤孝にかなう道理は無かった。
藤孝「・・・・・妖刀まで持ち出すとは、果たしてこの狂気の真意は・・・・?
義輝様や義秋様、光秀はご無事であろうか・・・・」
己の太刀で妖刀を森深くに弾き飛ばした後、藤孝は3-G地点から歩き出した。
この後、天皇の放送により藤孝は義秋、そして光秀の死を知る事になる。
彼が天皇の真意を知ろうと決意したのは、その時であった。
【66番・土橋景鏡 死亡】(武器は不明、死体側に放置)
【36番・河尻秀隆 死亡】
【13番尼子晴久 鎖鎌】
【95番毛利隆元 手裏剣8個】(食料入手、現在地は不明)
【83番・細川藤孝 太刀】(3-G付近)
*妖刀も3-G地点の森の中にあるので
見つけた人間(剣の心得が無い人、妖刀を見なかった人)は拾う可能性があります。
983 :
美学1:05/02/01 23:26:47
「ふうむ、次は此処と此処と、此処の3箇所で配給があるから・・よしここが良いな。1−Eにしよう」
北条綱成は一人呟いた。ここまでは他の武将達と変わらなかったが、綱成には他の者ではない野望のようなモノをもっていた。
「多くの者達に我鍛え抜かれた肉体、(筋肉)を見てもらわねばな・・」
と、本気で思っているのである。
「しかし、天皇もワシの筋肉を見せる為に大勢の観客を集め、この場所を提供してくれたのだ。実に素晴らしい」
綱成は思い切り勘違いしつつも今まで生き残ってきていた。武器はヌンチャク。まるで、彼のために用意された物の如く綱成にはピッタリの物であった。
「食料配布場所には人も集まるであろう・・」
綱成には食料をもらうことはついでであり、第一の目的は筋肉を見てもらうことであった。
暫く歩いていると二人の男をみつけた。33番桂元澄と53番宍戸隆家である。綱成は心を弾ませながら二人を追いかけた。そのスピードはとてつもなく速い。
突然目の前に立ちはだかった綱成に二人は武器を構える余裕もなく、ただ驚いた。さらに輪をかけて驚かされたのは綱成が何故か上服を脱いでいたからである。
「さあ、キミ達!我鍛え抜かれた肉体を見るが良い!さぁ!さぁ!!さぁ!!!」
意味不明なポーズで二人に近寄って来る。耐えかねた桂は禁句を発してしまった。
「キモッ!!!」
その一言は綱成をブチキレさせた。
「貴様・・そーかそーか・・どーやら死にたいようだな!ならば望み通りにしてくれるわ!!」
突然ヌンチャクを出し桂に襲い掛かった。
「あーたたたたたたたたぁー!ほぁたーっ!!!!」
「お前はもう死んでいる・・」
「は、何を言って・・・はぶしゃー!!」
突然桂元澄の頭が変形したかと思うと吹き飛んだ事に宍戸は怯えた。血の惨劇に理解ができない。
もちろん綱成はそれで終わるはずもなく、宍戸へポ−ズをとって何やら訴えている。宍戸も桂の死で学んだのか褒めちぎった。
「す、すばらしい肉体・・・まさに美学・・・・?」
疑問になっていた事も全く気にせず綱成は満面の笑みで近づいた。
「キミとは気が合いそうだ!ワシは決めたぞ!共にいざ行かん!!さらなる美学向上のために!!」
否応なしに腕を引っ張られ、宍戸隆家はただ呆然としていた。
【82番北条綱成・ヌンチャク】
【53番宍戸隆家・ブーメラン】二人これから1−Eへ行く予定。
【33番桂元澄死亡・武器木刀は2−Gに未回収】
>>985 綱成の持ち物に大太刀追加です(忘れてました)
久秀と長慶は5-Hに着いた物の食料補給は受けられなかった。
途中長慶が足の痛みを訴えだしその場に座り込んで休んだ事により生じたタイムロスが二人から食料補給(命綱)を遠ざけたのだ。
「す・・すまぬ、久秀・・・」
元・食料補給地点に着くなり早朝の放送を聞かされた長慶は今にも泣き出しそうな面持ちで久秀に謝罪した。
「・・・殿、あの距離を一回の休憩で終わらせていただきまことにご苦労様で御座る。
どれ・・・疲れたでしょうしここいらで休憩といきましょうかな?何を情けのう顔をしていらっしゃる・・・
一国の主ともあろうお方がその様な顔をしていてはいけませぬな・・・」
久秀は自分の心にある長慶への怒りを納めながら平静を装ってゆっくりと長慶に言い聞かせた。
「(この男の使い道はまだある・・・ここで葬り去っても毒の残量が減るだけで得にもならぬ・・・
ここは耐え時じゃて・・・)」
長慶は久秀の言葉を聞き少しの間感涙を流した。
「久秀・・・儂は・・儂は本当に良き家臣恵まれたっ・・・!」
「殿、嬉しゅうございます・・・」
久秀が長慶の肩を抱きしめる事数分・・・長慶の腹の虫がグウゥっと音を立てた。
「はっはっは!殿も空腹で御座ったか!いや、この久秀も昨日より緊張のしっ放しで
何も口にしておりませんでしてな・・・過去を悔いても致し方ありませぬ。
どれ・・・ここらでちと食事がてら休憩しましょうか。」
久秀はそういうと長慶には有無を言わさずに座り込みリュックから食料と水を取り出し始めた。
「久秀が居るなら安心じゃ・・・儂も食べるぞ」
長慶と久秀はしばしの休息を楽しんだ。
少し休んだ二人は久秀の進言により北の浜辺(4-H)に向かうことにした。
海ならば何か食べ物があるかもしれないという久秀の案は長慶を頷かせるには十分だった。
正午前に着いた長慶は疲れにより浜辺に倒れこんだ。
「殿は少し休んでいて下され。拙者は辺りをすこし調べてまいりまする。」
「た、頼んだぞ・・・・久秀・・・」
久秀は辺りを探索するが食料となりそうなものは見当たらなかった。
「やはり水中を見てみねばならぬか・・・・」
そう呟いたその時、天皇から正午の放送が流れた。
「もう・・・正午なのか・・・・」
放送を聞き終わった長慶は静かに久秀に呟いた。
だが、久秀に返答はなく変わりに笑いが帰ってきただけであった。
「くく・・・ふはははは!!」
「ひ、久秀!?疲労で気でも触れたか!?」
長慶は驚いて飛び起き久秀の下に走ってきた。
「ククク・・・殿、先ほどの放送を聞いては居らなかったのですか・・?」
「き、聞いておったぞ・・・?正午を告げておったではないか・・・・」
「おやおや・・・食料補給地までは聞いておらぬご様子・・・次の食料補給地は
1-E・5-C・そして4-G!!4-Gはここより西に歩いた森の入り口あたり!
苦労をして魚を獲るよりこちらに向かった方が断然早く確実!!殿!急ぎ向かいましょう!!」
そこまで聞くと長慶は興奮して足の痛さも全身の疲労もどこへやら、久秀の進言に大きく頷いた。
「うむ!!急ごうぞ!久秀!!」
二人は再び食料を求めて歩き出した・・・久秀は己はやはり強運の持ち主だと思うと当分の間一人笑いがこぼれた・・・
【90番松永久秀 青酸カリ(小瓶入り)】
【92番三好長慶 弓・矢(10隻)】
4-Gへ向かっています。二人とも食料と水は食べきってしまいありません。
990 :
無名武将@お腹せっぷく:05/02/02 08:57:37
>>11 丸腰でも十分強いよ?
油断するなら剣豪じゃないじゃんw
>>990 雑談は雑談スレで、それからsage進行でおねがいします。
992 :
無名武将@お腹せっぷく:05/02/02 09:07:34
埋め立て
埋めたて
埋め立て
埋めたて
産め立て
埋め建て
1000だったら優勝するのは妖刀・・・・・なんてな。
梅立て
1001 :
1001:
立 新 / ,、r'";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`';,、 ,r';;r" _ノ と 何
て し L_ /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\ ,';;/ ) 申 と
ね い //;;/´ `' 、;;;;;;;;,,l;;' /ヽ す 1000
ば ス /.,';/ ヽ;;;;,l;L_ .,,、,--ュ、 ';;;;;;;;;i か を
い レ l |;|┌--‐フ ┌----、、 |;ヾr''‐ヽ, ,、ィ'r-‐''''''‐ヽ ';;;;;;く !! 超
か ッ i |l ~~__´ 、 ``'__''''┘ |;;;;;l rO:、; ´ ィ○ヽ 'i;;;;;厶, え
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ハ ワ {. ヽ. -、、、、 ' ノ き き 了. ゙, ,ヽ===-'゙ ,' , // ヽ
ハ ハ ヽ. ハ ) ん 込 | ',.' ,  ̄ , ' ノ //三国志・戦国板
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