名 ス レ

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1無名武将@お腹せっぷく
三 国 志を語る
<基本ルール>
・荒らし、厨は無視。
・age、sageはご自由に。
・名 ス レにご協力ください。
2無名武将@お腹せっぷく:03/11/20 23:21
うむ
                   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ∧ ∧   < みんな孔明さんにニヤニヤしる。
       (・∀・)      \_____________
      _(つ__つ_∬_  ∧∧
    ∧∧   ∬   目∬\(・∀・) ニヤニヤ
   (・∀・)\ 目    目 \ ヽ  
   ./  |\ \           \ )〜
 〜(__)  \| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
           | ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| 
   ∧        ̄        ̄(・∀・)ニヤニヤ
  /   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  |しあわせのまほう ニヤニヤ
  \_______________
5無名武将@お腹せっぷく:03/11/21 19:28
                   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ∧ ∧   < そういえばこの間、徐晃が逝ったそうだ。
       (・∀・)      \_____________
      _(つ__つ_∬_  ∧∧
    ∧∧   ∬   目∬\(・∀・) ニヤニヤ
   (・∀・)\ 目    目 \ ヽ  
   ./  |\ \           \ )〜
 〜(__)  \| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
           | ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| 
   ∧        ̄        ̄(・∀・)ニヤニヤ
  /   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  |しあわせのまほう ニヤニヤ
  \_______________
2chで時々見かける「次スレ」や「前スレ」などのスレの類かとオモタ
                   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ∧ ∧   < 明日は孔明さんの魔法で快晴、いい天気。
       (・∀・)      \_____________
      _(つ__つ_∬_  ∧∧
    ∧∧   ∬   目∬\(・∀・) ニヤニヤ
   (・∀・)\ 目    目 \ ヽ  
   ./  |\ \           \ )〜
 〜(__)  \| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
           | ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| 
   ∧        ̄        ̄(・∀・)ニヤニヤ
  /   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  |しあわせのまほう ニヤニヤ
  \_______________
8無名武将@お腹せっぷく:03/11/21 19:55
                   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ∧ ∧   < 孔明の策略失敗で逝ってよし
       (・∀・)      \_____________
      _(つ__つ_∬_  ∧∧
    ∧∧   ∬   目∬\(・∀・) イライラ
   (・∀・)\ 目    目 \ ヽ  
   ./  |\ \           \ )〜
 〜(__)  \| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
           | ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| 
   ∧        ̄        ̄(・∀・)
  /   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  |イライラのまほう イライラ
  \_______________
                   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ∧ ∧   < トウ艾と鍾会が自滅したそうな。
       (・∀・)      \_____________
      _(つ__つ_∬_  ∧∧
    ∧∧   ∬   目∬\(・∀・) ニヤニヤ
   (・∀・)\ 目    目 \ ヽ  
   ./  |\ \           \ )〜
 〜(__)  \| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
           | ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| 
   ∧        ̄        ̄(・∀・)ニヤニヤ
  /   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  |しあわせのまほう ニヤニヤ
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                   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ∧ ∧   < 孔明さんがまた北伐するんだってさ。
       (・∀・)      \_____________
      _(つ__つ_∬_  ∧∧
    ∧∧   ∬   目∬\(・∀・) ニヤニヤ
   (・∀・)\ 目    目 \ ヽ  
   ./  |\ \           \ )〜
 〜(__)  \| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
           | ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| 
   ∧        ̄        ̄(・∀・)ニヤニヤ
  /   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  |何度目だよ ニヤニヤ
  \_______________

                   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ∧ ∧   < 孔明さんがまた北伐に失敗したんだってさ。
       (・∀・)      \_____________
      _(つ__つ_∬_  ∧∧
    ∧∧   ∬   目∬\(・∀・) ニヤニヤ
   (・∀・)\ 目    目 \ ヽ  
   ./  |\ \           \ )〜
 〜(__)  \| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
           | ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| 
   ∧        ̄        ̄(・∀・)ニヤニヤ
  /   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  |何度目だよ ニヤニヤ
  \_______________
諸葛亮の亮は光り輝くを意味している。
司馬懿の懿は美しいという意味。
周瑜の瑜は宝石。

軍師の名前は美しくも、女の子のようだ。
劉備の備はそなえる、劉禅の禅はゆずる。国づくりに備えるも2代目であっさりと
譲ってしまったのには名前の因縁もあるのかも。

なんて説は当時からあったらしい。
だったら次男劉永や三男劉理だったらこの国は永らえたのであろうか。
趙雲、名前の雲の字を辞書をひいてみても「くも」の意味と「姓」とあるだけ。
日本人の感覚からすると太陽を遮ったり消えてしまうものの印象もあり、
人名には向いていないだろう。
しかし趙雲の字(子竜)からしても、空を思うがままに飛べる存在として
さらに人から見上げられる存在でもあると考えれば、人名にもあまり
不向きではないのかも知れない。
まあ人名に用いるには珍しい文字を使うなって言う感触は、現代人でも
オリンピックに出てくる中国人名・韓国人名など見ても往々にして
あることだ。
見上げるといえば、岱の文字の持つ意味、「泰山」。
日本でいう富士山のような存在と単純に考えていいだろう。
この名前を持つ人名として
劉岱(公山)……二人とも字も同じ
呂岱(定公)
馬岱(?)
劉岱の字公山。公に「みんなが認めた、公然の」という説明がある。ここから
「誰でも知ってる山=泰山」という意味がこめられている。
一方、呂岱の字に用いられる文字、定には「定説」という用い方から
見られるとおり、一定不変であることをさしている。
馬岱の字は現代には残されていない。ここの流れから+名門の出身で
あることから推測を楽しむことができる。
張魯の魯
現代語では決していい意味ではない。羅列すると、
鈍い・おろか・そそっかしい・あらっぽい・周の地名・姓
文醜の醜
これも同様にいい意味が無い。羅列すると
醜い・醜悪な・厭悪すべき・不名誉な・姓

この二人の名前が良く分からない。古語辞典でも同様。
日本には醜に力強いという意味があったりもするが、
中国語の辞書にはそういう説明は無い。もしかしたら、辞書には
載らない文法的に説明のつかないいい意味が含まれているのか、
はたまた現代でも解明されていない文字の意味があるのか。
李奎・黄奎の奎
天文の二十八宿の一つ、とかきぼし 
これしか説明がない。きっといい星のめぐりを期待して親がつけたのだろう。
三国志の物語の中で天文を占い気候を観察するシーンによくこの
二十八宿がでてくるが、私は良く分からない。
ちなみに、鐘馗の馗、李逵の逵、袁隗の隗、魁などが現代語での読みが全く
一緒なのは、偶然だろうか。
黄皓の皓
なぜか悪役の名に多い?
意味は「真っ白」。日本でも「明眸皓歯」という熟語に用いられる。明るいまなざしに白い歯。
この文字の持つ意味には明るいという意味もある。日本人名でも横山光輝など明るいを
意味する人名は多い。この文字の用例に皓首=白髪の老人を指す、とある。
ナイスミドルだ。長寿への願いもこめられているのだ。

どうでもいいが、黄皓をまんま訳すと、「黄色い真っ白」だ。姓を訳すのはどうかとも
思われるが、洒落だ。
>>16
そんな例は古代をみればいくらでもいるよ。
敢えて悪い意味を含んだ字を名に用いる、ということはよくある。
申不害、魏無忌、田不礼なんて名は有名なところ。
「三国志」だって、呂蒙なんて人物の名もその例に該当するんだし。
王累の累
重ねる・(月日を)積み重ねる・続く・連なる
このあたりからだろう、他の意味は到底人名とは思えないので割愛。
ここにも出てくる、長寿への願い。本人は君主への重なる思いを
自ら断ち切ってしまったが。
張松の松
松の木は風雪に耐え幹が曲がっても折れることはない。また、
針葉樹林だから「エバーグリーン」でもある。長寿の象徴。
本人は枝振りを広げすぎて、静かな兄、張粛に断ち切られてしまったが。
>>19
レスがつくとは思っても見なかった。
感覚的には豊臣秀吉が子供に「捨て子は育つ」という迷信から捨とか拾とか
つけたようなものか。
魏無忌が含まれているが、

無知…知る無し と読み、これから(動詞)することがない と読む。名詞の所有を否定
していない。つまり(これから先)知ること無し=もう何でも知っている という意味になる。
無学の場合は、学が無いのではなく、学ぶことが無い、もう何でも学んだという意味。
現代日本人は誤解しっぱなしだが。
で、
魏無忌をここに当てはめるとどうだね。

蒙のほうはいっぺん調べてみよう。

知識レベルの低い層は、音から名前をつけて、
あとから字をくっつける場合も多いいらしいね。
昔の日本人の「トネ」「マツ」「セイ」みたいな。
科挙制以前は、士大夫階級以上でも、識字率はそんなに
高くはなかったらしいから。

呂蒙の蒙
現代語の辞書の第一義には魯と同じような意味だった。
愚昧とある。しかし、古語辞典は「覆蓋」、フタをおおいかぶせるとある。
この「覆蓋」の文字の並びを見て思い出すのは共に呉臣の
黄蓋(公覆)
そして、黄蓋は蓋+覆と意味が重複しているが、呂蒙のほうは、蒙に暗いとか
愚昧の意味があるので、字では反対側の意味を持つ名前をつけているんだろう。これによって
呂蒙(子明)
となるということか。

自分で納得、気が済んでしまった。
>>22
そうか、なるほど。
そういえば確かに長者番付のばあ様たちの名前がわかりにくかったのは
「呼ぶための名前」であったということだ。
しかし随分と書き連ねてるね。
微妙な時間差があるから、コピペじゃないの?
思いつきで書いてる。あのあと出かけて帰ってきたから、またなんか思い出したのを書く。

地名の基礎
陰…山の北or川の南
陽…山の南or川の北
洛陽は洛水の北にあるから。この条件がダブルで満たしていることの出来る知名は
咸陽。咸の字には「みんな・ことごとく」の意味がある。
厳顔
両方の文字に姓の意味がある。
顔の文字の意味、かおという意味のほか、顔色という例文の通り「色」という意味がある。
名前に向いているかどうか疑問があるが、古語辞典によれば「頭・首」も指す。
無理に英語的解釈を施せば[top][head]という意味合いも持つ。
変な名前だよなあとは思っていたが、そういうことらしい。
辞書スレの文字はIEでコピペしないと使えないのか。JANEではユニコードが
出るだけだ。
龐悳(ホウトク)貼ってみる。あと、辞書スレも。

超雲、許緒、周喩、夏候淵・・・もうええ加減にせぇ
http://hobby.2ch.net/test/read.cgi/warhis/1041327354/

いや、姓ではなく名前の悳(徳)。徳の別字として辞書にも載っている。
真っ直ぐな心。徳の字は蒼天航路にも紹介されてるけど、こっちのほうが
いいなあ。悳。この字なんとなく好き。
この字を名前にしている人物は曹操にほれ込んでしまい、関羽の言葉に
耳を傾けることなく担いできた棺おけに収まってしまった。
真っ直ぐな心 という名に恥じないと思った。
馬超の弟
休の文字の意味を羅列すると、
休息・休整・停止・美善
とある。この美善、慶事という意味も含む。なるほど、慶なら名前につけるに
もってこいだ。
鉄は名に用いることは日中において共通するだろうから割愛。 
しかしこうして挙げていくときりが無い。
紀霊 
周倉
曹洪
張角
雷同
張横
いっぱいいるなあ。まあ、日本人の日本人的感覚で考えるからであって、
逆に中国人からすると日本人の名前だって変な字使っているなあと感じるんだろう。

ボクサーのユーリ・アルバチャコフという選手が日本に来て、リングネームを
ジムの名前を冠して「ユーリ海老原」としたが、後にもとにもどしたという。
本人からすると、出身地の言葉で女性器のことを「エビ」とかなんとかいう
らしい。その名前を呼ばれるのが苦痛でならなかったとか。
>>27
に忘れていた。
厳も顔も現代中国語での読みが全く一緒だ。曹操よりも奇妙な名前になってしまった。
糜竺の竺
天竺って入力して天の字だけ消すという方法が入力が楽だ。それは上記の
辞書スレにもあった。
んで意味は、天竺の略称としか現代語にはないが、古語辞典によれば
「篤に通じる」とあった。楚辞の天問に用例があった。お金持ちで義に篤い
名前の持ち主は劉備に付き従ってついには歴史に名を残すことが出来たってことだね。
曹洪の洪
洪水という意味から、大きな水→大きいという意味が派生している。
大。
と大雑把な説明があった。
大ちゃんの悪寒。

張角の角
動物の角、そこから動物そのものを指す。また、古代の楽器名、
かどを指す。などの説明の最後に出てきたのが例の二十八宿の一つ。
これに一回きちんと調べないとダメかも知れないな。
凄く詳しいサイトを見つけた。二十八宿。ただ詳しいのでここに写すのもアレだ。ので、
URLを書いておこう。
h ttp://www.ne.jp/asahi/stellar/scenes/china28/

占いに用いた場合のここの星の名と、星の名前につけられた文字そのものの意味は
きっと合致しないだろう。もう少しこれは時間をかけつつ、占いの本・天文の本を
読んでみたいものだ。
陳羣の羣
羣=群。部首の配置が異なるが同じ文字というのは往々にしてよくある。
よくみかけるのが、島=嶋=嶌。
まあ固有名詞だから羣とすべきだね。

んで羣の意味は
禽獣の群れ・親族関係・種類・同類・会合・連合・民衆が多いこと
多い・群れが大きいってことかな。字から見ても、「子・士・文・長幼(伯仲…)」などが頭に来て、
名前に関係する文字が続くことが多いんだけど、この人の場合はそれも当てはまらないなあ。
名前の意味が判別しにくいね。
華佗
佗には負うて意味のほかに「人名。[華佗]三国時代の名医」と辞書にある。
負うという意味では「背」って文字を使うので、この佗は人名用、ほぼ華佗
専用みたいな感じかもしれない。
権力者が自分の名前専用の文字を作ってしまうことはあるが、こういう事跡
を持つために人名用として、この人用としてしか使われなくなったということだろうか。
名前のとおり医学の未来を背負っていたわけだ。

三皇五帝の一人。黄河の治水を行った。

この文字、「魚」という文字と読み方が全く同じなので、もしかしたら、
禹は魚なのでは?などというトンデモ説もあるらしい。

中国の古代の権力者が魚とは神話めくのも程がある、というのが
ふっつうの考え方。
荀ケのケ
ものの彩りが美しい・植物が良く育つ
言うならば、植物による自然の美しさといったところか。
彼も、>>12に追加しなければいけない。
呂布の布
勿論、本来の意味「ぬの」のほかにもいろいろな意味がある。
宣布する・宣言する という意味がある。みんなの前で明らかにする、ということ。
また、陳述、述べるという意味、布施、施すっていう意味もある。そして
字の奉、先。
奉は、奉げる・尊ぶ・差し上げる・頂く・信仰する・仕える
先は、順番が先・祖先・先祖・死んだ人に対する尊称・以前・前もって・姓

なんかまとまりがない。これはもしかして、劉備の字のように出典があるのかも。
一文字ずつの持つニュアンスの中にどの文字も敬意を含むということか。
名前負けしたかな。ただ、織田信長の唱えたのは「天下布武」、この場合
布は「しく(=敷く)」と同様で読んでいた。この辺のからみがあるのかとも
思ってみたが、布でばらばらに配置するという意味もあるが「敷く」という
意味は無かった。布=敷くというのは日本人的読み方なのかもしれない。
水滸伝の呉用、無用と中国語の読みが一緒だ。軍師としては実はミスが多い。
「よーし偽手紙造ろう」ってはんこ間違えるし。
それに引き換え、山賊出身の朱武など実は無敗の軍師だったりする。陣形に詳しい山賊。
4134:03/11/28 01:14
>>16
春秋期より以降、あえて不祥の名を付けることで開運を願った風習は確認できます。
4241:03/11/28 01:15
34は他スレのものでした。失礼。
不祥の名を名乗るのですか。
先に挙げた秀吉の子の話以外にも、日本には例えば源頼朝のお兄さんが悪源太義平と
なっていたりします。このように、良くない意味の言葉にも昔は別の意味があるとか
そういう話でもあるのかと思い込んでました。

まあ、日本と中国ってだけでも随分と異なるわけですから。ごっちゃに考えては
ならないですね。

古代中国では、意図的にあまりいい意味ではない文字も名前に用いる。これでFA。
ケ芝の芝
おや?
芝生という単語も意味も無い。「芝蘭」で薫り高い草、徳行才知の優れている、または環境の優れている
たとえとある。また、「芝艾同焚」で玉石混交と一緒のような意味だ。つまり、芝は宝石のような扱いを受け、
艾(ヨモギ)は石ころのような扱いか。もとの意味は「マンネンダケ、霊芝」。

ケ艾の艾
よもぎ。このほかに美しいという意味もあるようだ。>>12の仲間入りだ。しかし、芝は辞書的に見ても
いい意味の語彙しかないが、こちらは文字に美しいの意味があっても、語彙はヨモギとモグサについて
ばっかりだ。ちなみに、モグサで艾の文字に変換できた。この、植物関連の語彙の中に、
[艾艾] 形容詞・書面語 どもるさま。
[艾不出語] どもって言葉が出ない。
この語彙が混じっているのは非常に興味深い。

しかし不思議なものを見つけてしまった。
芝の項目では 芝>艾となっているのに、艾では「美しい」とある。まあどちらもそんなに悪い意味ではなさそうだ。
晋の文侯、名前は仇。
徐庶の庶
庶民という単語から分かると思うが、「数が多い」ことを指す。勿論、庶民の意も。
また、さして差が無いという意味もある。そして、希望or可能を指す副詞としても用いられる
字だ。荘子・左伝・出師表などの例文が並ぶ文字だった。
まあ字が元直だから、直と庶で「真っ直ぐな希望」とでも解釈すればいいのかなあ。
元直の直を「出会う」と漢書風に読めば、「衆に出会う」とか「希望に出会う」とかかな。

自分で書いてて照れくさい文章だ。少し気恥ずかしい。
まあ、演義の中の彼の出番は一々気恥ずかしかったし。
龐統の統
統べる・統一・血統・伝統・すべて
現代語ではこうだが、古語ではちと違っていた。
もともとは糸の先っちょのことのようだ。ここを把握しなければ糸をつむぐことが
出来ないことから、統べるという意味が生まれたらしい。
綱要・綱領という意味、総括・総合という意味、主管という意味が派生していった。

それにしても、>>12の面々とは随分と性格の違う、「華の無い」名前だ。
糸の先っちょのごとく、ぷっつりと三国志の舞台から居なくなってしまった。
>>45

詩経・周南には”公侯好仇”、
曹植の浮萍篇には”来為君子仇”
とある。
上は「同伴」下は「配偶」として意味が説明されている。念のため、
同伴…一緒に活動・生活する人。仲間。
配偶…配偶者
これが、古語辞書にある、現代中国語で書いてある説明の日本語訳。

まあ普通にあだの意味もあるが、古語辞典ではこの「同伴・配偶」が第一義
になっている。よって、少々意訳すると、

>晋の文侯、名前はともちゃん。
ケ艾も徐庶も改名しているね。
その名を持つ人間にはこだわるけれど、名前自体の持つ
意味にはさしてこだわらなかったんじゃないかしら。
昔の人の倫理観はわからん。
音に出すことを嫌うし。そのために字があるわけだし。そうすると、
>>22にある「呼ぶため」の名前の付け方じゃなくなってくるからね。
しかし確かに、倫理観はわからん。
51甘藷 ◆Pc3CKansyo :03/12/01 00:14
>>43
えーと、悪源太の悪は「悪い」ではなく「強い」の意です。
楠公の「河内の悪党」と同じく。
>>51
平家の悪七郎兵衛景清が山口の秋吉洞の近くにある洞窟に鎌倉幕府成立後もこもってて
御家再興を図ってました。彼の没年は1196年。なんと10年以上もここに居たんですね。
そしてこの逸話をもとに近松門左衛門が浄瑠璃の台本を書きました。「出世景清」です。

なんて話も知っていながらにしてこのミス。指摘ありがとう。

ついでに。
お相撲さんの四股名(シコナ)に「醜名」という当て字もある。「醜」にも力強いという
用い方が江戸期以降にはあったらしい。
っていうのが頭の片隅にひっかかった。中国語の古語辞典にも日本語の古語辞典にも
漢和辞典でも見かけなかった、「強い」のニュアンス。

悪には「つよい」意味があり、日本では名前にも用いられことがあったが、「醜」には
それがない。ないからこその>>19のような名前の付け方だと考えられても、
現に日本には「力が強い」の意味で用いられている。手元の辞書が一般向けの
小さなものであるということだけでなく、「辞書にはないニュアンス・表現」の一種かも
しれないし。一度大きな辞書で見てみたいなあとは思っているけど。
孫乾の乾

日本語で「ソンケン」と読むにはわけがある。
「乾坤一擲」という熟語の場合、「ケンコンイッテキ」。乾くという意味のほかに、この文字には「天」という
意味がある。その場合、カンではなくケンと読む。現代中国語でも読み方は異なっている。
しかし、ファミコンのナムコ三国志ではカタカナでしか表示できないので、ソンカンと覚えている人も
案外多いかもしれない。それによって呉の親子との区別もつきやすい、ということもある。

名前が乾=天、字に公祐、あわせれば天祐となる。
54無名武将@お腹せっぷく:03/12/07 23:38
今の中国の人の名前ってなんで劉 玄徳みたいに字がないの?
>>12
新武将作るときは懿 亮瑜とさせていただくよ
>>54

えっ!? 今って字ないの?
>>38
荀イクのイクは別の史書、例えば漢紀などでは郁と表記されている。
由来は確か論語、八イツの
「子曰く、周は二代に鑑みる。郁郁乎として文なる哉。吾は周に従わん。」
郁文というと文化がさかんなさま。
ちなみに曹操は荀子、勧学編だったと思う。
「生も是に由り死も是に由る、夫れ是を徳操と謂うなり。」

あ、水鏡先生も徳操だな。
58弓長川頁 ◆ROLIOLVCXE :03/12/08 23:55
孫文の字は逸仙、毛沢東の字は潤之と言ったっけ。

いまの中国人の字って聞いた事ないなあ。
>>55
是非知力は最大値で。
>>56
今ではないでしょ。まあ、字は士大夫階級以上(典イにはない、甘寧は後付くさい)という
条件付のものだし、親しい間柄で呼ぶものだからって条件があればこそすれ、
>>58に出てくるような人物には残っているのかもしれないね。
>>57
長くなるので改めて。
>>58
孫文が孫中山って呼ばれるのは字だっけ?号だっけ?
これが由来となって、今上海に「中山公園」てのがあるね。
>>57
郁の意味を調べると、「物の彩りが美しい」とある。見たこと有る文章だと思ったら、ケと全く
同じ説明文だった。辞書にびっくりした。中国語の読みも全く一緒。
郁郁という例文はどこの辞書にも出てた。文采郁郁で文章が際立って優れている、とある。

劉備の字にも出展あったよね。
61無名武将@お腹せっぷく:03/12/09 21:18
>58      毛沢東って姓が毛沢で名が東、字が潤之?
>>61
ちょっとウケタのでマジレスしてみる。
毛が姓、沢東が名前。
沢は光沢の沢、この字にも光るという意味がある。
東は日の出の方向だ、もちろんいい意味。
63弓長川頁 ◆ROLIOLVCXE :03/12/10 00:59
>>53
そういや周易で乾為天(ケンイテン)って読みますね。
・・・まあ孫乾をソンカンって読んでも、孫観や孫奐と区別がつかなくなるかも知れないw

>>59
サイトぐぐってみた。

孫文。字は逸仙、号は中山。
中国人は「孫中山」欧米人は「孫逸仙」と呼ぶことが多いとか。

だそうです。

>>61
毛沢東は「けざわ ひがし」と読みます。             うそです。
64無名武将@お腹せっぷく:03/12/10 11:06
>62      三文字なのでつい前二文字が姓かと思ってしまった…
名スレの悪寒
だから名スレだってば。
67無名武将@お腹せっぷく:03/12/11 13:10
名前に使われてる字に悪い字ってないんでしょ?  皓は悪そうだけど
>>67
>名前に使われてる字に悪い字ってないんでしょ?  
それをいろいろと調べたりして楽しんでいる。
良い意味、悪い意味、意外な意味もある。いろいろな人物のいろいろな名前が
いろんな意味をもっている、ということを知っていると、三国志の世界の
記号の羅列みたいに覚えていた人物名の知識もふくらみ、さらに楽しめるかも
しれない。無駄知識かもしれないけどね。

>皓は悪そうだけど
時に君はこのスレを最初から読んだのかい?
その話は>>18で既出だ。
呉班の班
班には団体・グループを数える量詞だとか列だとか行だとか分けるとかが現代語の意味。
古語の意味もほぼ同じ。
そして、もとの字の意味に「宝玉を分け与える」とある。ここから、分ける→分けられたグループ
の意味が派生した。宝玉を賜るって意味だね。
張嶷の嶷
日本語の読みは「ギ」「ギヨク」どちらもOK。
幼い頃から聡明なこと
高尚で特出している様
特出している→高くそびえたつ山という意味も。
また、九嶷という山の名前にもこの文字は用いられるが、その場合は
中国語の読みも異なるので要注意だ。
山のようにそびえるという名前をもった男は南に山々を越えて功績を手に入れた。
周倉の倉
食料庫のこと。他に、=蒼、青いこと、=滄だと青緑色。=艙、ふなぐら というのもある。
あおいの意味、ため込むの意味の大雑把に2種類か。
まあためこむという意味でも青いでもそんなにおかしくもないか。
伊集院忠倉(いじゅういん・ただあお)なんて人名もあることだし。
>>71
ずっと ただくら だと思ってた・・・
73無名武将@お腹せっぷく:03/12/23 11:56
age
レスが止まってるな……
75無名武将@お腹せっぷく:03/12/24 09:33
age
伊籍の籍
かわった名前だなあ。
書籍・戸籍などなんですよねえ。現代語・古語の辞書をひいても。
古籍・書籍という意味と思っていいんだろうけど。
まあ、「倉」同様に貯めるの意味合いがあるんだけど、文字の代用も
発生してないし、意味の派生もないし。
郭図の図
はかる、と読む。策略を企む意味で。勿論、絵を描くとか図画の意味もある。
本来は「反復して考える、熟考する」という意味がもとの字。
しかしながら、かんがえに考えた献策も裏目に出てしまったようだ。
78信濃守 ◆DQQQQjlepg :03/12/26 01:13
郭図の図はアザナから考えても「はかる」だと思うのだが。
だからなに?
郭図・公則
図…はかる・くわだてる・もとめる 
則…模範・規範・規則・規定・のっとる・ならう

別に「はかる」でもいいんだけど、図の持つ本来の意味を中国語の古語辞書には「想」
とある。これを日本語に訳すと「考える・想う・希望する」という意味。現代語の辞書にある
求めるのニュアンスを含むわけだ。
ここから謀略を企てるの意味での「はかる」が派生した。その点について調べもしないで
日本語のニュアンスで考え、かつ字の文字の持つ意味がこれまた日本語的に近しい
から>>78でそう思っただけ、かな。
確かに、>>79の突っ込みは正しく、>>78がいつどこで何を「思う」としても、そんなことは
申し訳ないが知ったこっちゃないね。自分のスレにお帰り。どうせこれ読んでも
鸚鵡返し的な質問を繰り返すだけで回答もできんのだろうし、レス不要。
81もとぷら ◆DQQQQjlepg :03/12/28 00:46
賢い人は余裕だね。バカなりに期待通りの鸚鵡返し的レスを返しておこう。

字が名から連想されるのは周〜晋代の色濃い特徴。
孫策・孫権兄弟の「策符」「権謀」のように関連づく点はあるものだ。

>則…模範・規範・規則・規定・のっとる・ならう
それだけ列挙できるのに、「模」「定」以外に「のり」と読む字がないことに気づこうよ。
「のり」=「きめごと」「ことば」「はかること」「ねがうこと」「えがくこと」

必死にいろいろ散りばめてみたよ。意味不明と罵ってみる?
のり
と読むことに固執すれば、図と即に近い意味合いが通じることは明らかだ。
その図の文字のもともとの意味するものが「反復・熟考」であると書いたんだよ?
字といみ名の関連など大昔からこの板にかき散らばっていることだし、
孫呉の兄弟をわざわざ並べなくても結構。無駄な知ったかを見せ付けなくても
よろしい。

なぜ?
なぜ中国の人名を日本語で読む?
のり?
のりなんて読まないよ。はかるとも読まないよ?郭図の図のルビがなぜ「と」なのか
考えてご覧。

考えた結果を報告する必要なし。レス不要。
2行目
×即
○則
649 名前: ◆DQQQQjlepg [] 投稿日:03/12/28 01:32
>>644
よく見てたなあ。略すなよ。他の住民の前に「良スレ」ならオレに煽りを入れるなよ。
ってのがオレの言い分だが。
85あぼーん:あぼーん
あぼーん
86無名武将@お腹せっぷく:04/01/01 01:39
>>12341 age
>>86
死ね
88無名武将@お腹せっぷく:04/01/03 20:53
age
89無名武将@お腹せっぷく:04/01/03 21:37
/⌒ヽ
  / ´_ゝ`)すいません、ちょっと通りますよ・・・
  |    /
  | /| |
  // | |
 U  .U
90無名武将@お腹せっぷく:04/01/03 21:39
   /⌒ヽ
  / ´_ゝ`)すいません、ちょっと通りますよ・・・
  |    /
  | /| |
  // | |
 U  .U
91無名武将@お腹せっぷく:04/01/05 23:29
馬良、馬謖、馬、馬徳、馬。
馬家5人
92郭図公則 ◆v12geteYmY :04/01/06 00:56
>>80
93無名武将@お腹せっぷく:04/01/06 16:13
age
94無名武将@お腹せっぷく:04/01/07 14:51
基地外固定の出現でスレが荒れる好例ですな
ほんと迷惑だよなぁ
ぷらっと
ドイツ語のPlatz(場所)からだろうか
自称だろうが、「自分の『居場所』を求めさまよう」孤独な心情が
無意識に出たのかもしれない
しかしこの名がここ三戦板では「どこにも居場所が無い嫌われ者」
を指すようになるとは皮肉な話だ
関羽・張飛で対になってると聞いたことがあるんだが
「関」は「とざす」「張」は「ひらく」(逆か?)だったか
どーも永く民間で伝わってる間に名前とか創りこまれた可能性はあるのか?

関羽といえば前名が「馮賢」という話はどこからきたんだ?
あと、字が元は「長生」だったと聞いた気が・・・。
「長生き」は出来なかったが「雲長」(雲の上に永くつまり神、、苦しいな)は出来たようだな
なんかこのスレ変だな
>>1 のスレ立て動機には甚だ賛成なのだが若そうなレスが目立つのは気のせいか?
99無名武将@お腹せっぷく:04/01/18 09:59
そういえば、孫幹ってそんけんってあるけどそんかんとも読むよね。
あれってどっちなの?
100無名武将@お腹せっぷく:04/01/18 15:38
>>100
やったね
101無名武将@お腹せっぷく:04/01/18 16:37
関羽の元来の名が馮賢って俺も知りたい。
ちなみに、地元では177年18歳で胡氏と結婚。
翌年関平。その後、関興も誕生。
関彜の後は、郎、康之、播と続いて言ったんだって。
>>99
http://hobby.2ch.net/test/read.cgi/warhis/1058026176/l50
こことここの前スレでさんざんガイシュツ
もう終わりなの?
104無名武将@お腹せっぷく:04/01/25 14:16
これからが本番。
>>103
廖化も呂岱も長生きしたよな。
長生きする名前とかあるかな。
名前に長や生があったら長生きするのか?
誰かいたっけ?
107無名武将@お腹せっぷく:04/01/30 21:15
水滸伝に出てくる関勝ていう人物についても知りたい。
関勝っていうのは関羽の子孫で20代目だっけ。
まだあったかこのスレ。
んじゃ久々になんか書こう。

>>106
長生きと名前の関係といっても、生没年不詳の人物のほうがおおいからなんとも言えない。
ただ正史には「関羽、字は雲長、もとの字は長生」とある。ぱっと思いついたのはそれくらいか。

>>107
関勝、綽名は大刀。宋史劉予伝や宣和遺事にも名前が出てくる。関羽の子孫。
大刀、これは関羽の青竜刀を指すが、隋唐以降の武器の発達により長柄の大刀が
このころに多く用いられた。で、宋史や金史にも大刀を名前に冠した人物も結構見られる。
水滸伝では関勝と聞達がいる。
ちなみに、九天玄女の天書には「関必勝」とある。
>>97>>101
関羽の旧姓名が「馮賢」に関して、少しだが自分の知ってる限りを。

この件については、出典は『小説聞見録』の引く『小説識小録』内の
「関公姓馮」に基づくものらしい。
とはいえこの文献、大半が民間伝承や神話の類が多く、すでに現存
しない古書からの引用が大半らしい。
またこの内容は、迫害をうけていた人物を助ける為に県の官吏と親類
を殺して追われ、逃げた先が潼関というから、信憑性はたぶん高くない。

ちなみにこの文献内では、関羽の姓名は「馮賢」で、字は「寿長」である。
110無名武将@お腹せっぷく:04/01/31 23:28
司馬懿と孔明は遠い親戚。
孔明と劉表。劉表と劉備。劉備と献帝。献帝と曹操。曹操と荀イクの孫、荀ヨク。
荀ヨクと南陽公主。南陽公主と司馬懿。
http://www1.odn.ne.jp/~cas50570/si-z.html
に詳しく乗っている
111無名武将@お腹せっぷく:04/02/01 01:43
誰か字(あざな)のつけ方を教えて
連想できん・・不勉強もあるが
酷いスレタイの割には、みんな頑張ってるな
>>111
超雲、許緒、周喩、夏候淵・・・もうええ加減にせぇ
http://hobby.2ch.net/test/read.cgi/warhis/1041327354/
字のつけ方は概略がここに書いてある。ある程度の参考にはなるぞ。

>>109
そして、関羽の影響からか、後の明・清の小説で「関」の姓は扱いが「忠義者」という役割を持たされるように
なる。これはまるで、孔子の影響で「魯の国」といえば堅物のまじめな人の代名詞的存在になるのと似ている。
俺が知っている話では、関羽は塩の密売人だったとか。
まあ、人気の人物なだけに、いろんな伝承が講釈師によってこねくり回され付随していく。それと、華僑が世界各国に
移り、そのときに「約束を守る」人物の代表として関羽を祭り、世界各国に関帝廟を作ったことからも、この関羽の
人気と信仰の広がりがわかるね。

>>110
それを言うと、張飛と曹家のつながりとか、孫権の妹と劉備とかみんなつながって、三国志は「壮大な兄弟げんか」に
なってしまうね。
114無名武将@お腹せっぷく:04/02/03 14:29
関羽=三界伏魔大帝神威遠震天尊関聖帝君
三界伏「魔」大帝神威遠震天尊関聖帝君

「魔」の字は説文解字に入っていない。古漢字ではないってこと。
梁の武帝が作ったということが「正字通・鬼部」にある。
(魔王という言葉が仏教説話に乗ってインドから中国へ渡来し、宋以降、
結構この言葉が流行ったりもする。水滸伝の混世魔王もそのうちの一人)
それ以後、仏教説話による「語り」が中国文学に影響を及ぼすという側面も
持ちながら、関羽に対する畏敬の念は名前に付加されてついにはそんなにも
長ったらしい名前になった、というわけだ。
しまった読み返すと訳のわからん文章になってしまった
117無名武将@お腹せっぷく:04/02/05 22:51
馬家について語るか。馬超とかのほうじゃなくて馬良とかのな。
白眉=馬良は三国志ファンだったら常識。夷陵で戦っている内に死亡。
馬謖、泣いて馬謖を斬るについて有名。
馬家って5人いたよな。あと3人について情報きぼん。
118無名武将@お腹せっぷく:04/02/05 22:54
徳といえば必殺関羽だな。
119無名武将@お腹せっぷく:04/02/05 23:03
イベント:徳は処刑されました。

曹操:なんだ、死んだのか。
曹丕:はい、死にました。
>>117
馬氏の五常白眉よし
なんて言葉として残っている。馬良(季常)馬謖 (幼常)の字からすると、

長兄(伯常)次兄(仲常)三兄(叔常)馬良(季常)馬謖 (幼常)という順番通りだとすると
馬良は四男、馬謖が五男となる。んでこの5人兄弟の中でも白眉(馬良の眉毛が白かったor白髪混じり)
がもっとも優秀だったとされる。ここから、「白眉」=優秀なものの中で更にぬきんでていることを指す言葉
となった。

このことわざ、あくまでも「優秀な者の中でも特にぬきんでている」ことを指すので、兄貴たちもよくお出来
になる人物だったということは推測できる。また、兄弟そろった字、個人的につけた字でないということからも、
名家の出身であることも見て取れる。
そして兄3人事績が何もなく、正史にも演義にも一切出てこない。ことわざから存在が知られているだけ。
よって彼ら兄3人の情報は「何もない」 となる。劉備に仕えたかどうかも分からない。
そんだけ。

121無名武将@お腹せっぷく:04/02/08 12:58
イベント:劉封は処刑されました。

曹操:誰だ、そいつ?
曹丕:さぁ、わかりません。
122無名武将@お腹せっぷく:04/02/14 23:17
age
123無名武将@お腹せっぷく:04/02/16 23:52
age
124弓長川頁 ◆ROLIOLVCXE :04/02/18 23:04
>>76
名が籍といえば他には項籍(羽)くらいしか思い浮かびませんね。
劉備だけど質問ある?part2は名スレだと思います。
マターリ度では3本の指に入るかと、また、癒され度でも2本の指に入ると
思います。是非みなさま、参加してくだされ。
名が統といえばホウ統と凌統ぐらいしか思い浮かびませんね。
127無名武将@お腹せっぷく:04/02/22 13:52
李統輝
名が岱といえば馬岱と朱岱?ぐらいしか思い浮かびませんね。
呂岱、劉岱
名が倉といえば周倉ぐらいしか思い浮かびませんね。
名が倉といえば周倉ぐらいしか思い浮かびませんね。
ネプチューンの名倉なんとかって香具師おるやん
133無名武将@お腹せっぷく:04/02/23 21:24
晒しage
134無名武将@お腹せっぷく:04/02/26 19:53
名が超といえば馬超ぐらいしか思い浮かびませんね。
張超
急先鋒 索超
久しぶりに見た、このスレ。
>>132
スレタイを読んでから書き込んでください。

馬超の超
超える。とびぬけている様をあらわす。並とはことなる。範囲外にあって、制約を受けないことも
この字を使う。
一定の年齢を超える・超短波・超階級・超政治的などの例文が載っていた。

カイ越の越
越す・越える・かかげる・高めるなどの意味がある。例文に、
山を越える・感情が高ぶる などの言葉がある。

超…自動詞
越…他動詞
大雑把な比較はこうなるのかな。
138弓長川頁 ◆ROLIOLVCXE :04/02/27 00:27
>>137
名が越といえば公孫越、彭越くらいしか思い浮かびませんね。
>>126
駱統、関統、仲長統
140無名武将@お腹せっぷく:04/02/28 21:26
李豊って2人いるんだよな。
141無名武将@お腹せっぷく:04/02/28 21:30
李厳の子と後は誰だっけ?
袁術配下にいるね。
李豊の豊

ま、日本人にもある名前だし、調べるまでも無いとは思ってたけど、辞書を引いてみるとこうだ。
1、盛んな、豊かな、多い。 
2、(功績などが)大きい
3、容姿が美しい
4、姓

3の容姿が美しい、「豊姿」で美しい容姿という熟語がある。また、豊富は「富が多い」と解釈しよう。同じ意味の文字2つをくっつけた
熟語ではないと言うことが分かる。
>>140
三人。
145無名武将@お腹せっぷく:04/02/29 21:56
たしか李豊と李豊と李豊だよね(藁
146無名武将@お腹せっぷく:04/02/29 22:34
147無名武将@お腹せっぷく:04/02/29 22:39
>>1
148無名武将@お腹せっぷく:04/02/29 22:39
〉〉1
149弓長川頁 ◆ROLIOLVCXE :04/02/29 23:26
袁術配下の李豊、李厳の子の李豊、魏の中書令で斬られた李豊。
3人いますね。
張三李四

熊さん八っつぁん;不特定の人を指す。
このまま「張三と李四」として水滸伝に出てきたりもする。特におおい姓の見本みたいなものだ。
Question.李豊ってBカップなんだろ?



Answer.牧瀬李豊(新撰組の映画に出てた)
>>151
我ながらひどい・・
幕末純情伝
牧瀬里穂主演 「沖田総司はBカップ」が宣伝文句だった。

って古いなあ・・・
154age:04/03/02 16:35
名スレage
155無名武将@お腹せっぷく:04/03/06 20:11
王平の平
平ら。ひらたい。平地、水平という意味。かたよらない。等しい。平等、平均。
おだやか、やすらか。平和、太平。平らげる、しずめる。平定。つね、並み、普通。
平常、平素。やさしい、簡単。平易、平明。
漢字音の四声の一つ。平声。四姓(源、平、藤、橘)の一つ。平氏の略。
156無名武将@お腹せっぷく:04/03/13 20:39
徹里吉
>>155は日本語の辞書のようなので勝手に補足

王平の平
平ら。ひらたい。               …平坦  
平地、水平という意味。           …削平
かたよらない。等しい。     
平等、平均。                  …公平・平均
おだやか、やすらか。      
平和、太平。平らげる、しずめる。平定。…安定・平定・平定・平息
つね、並み、普通。平常、平素。     …普通・平常
やさしい、簡単。平易、平明。
漢字音の四声の一つ。平声。
四姓(源、平、藤、橘)の一つ。平氏の略。

このほか、「講和」び意味で左伝で使われてる。また、
評議の評と同じ意味としても用いられる。
四声の一つ、というのは現代語の辞書に載っている。
現代語では、「怒りを静める、落ち着く」の意味もある
勿論、中国語の辞書に平氏のことなど載ってはいない。
>>156には申し訳ないが、漢民族でないので少し解釈が難しい。
というのも、まず「徹」という文字には姓という意味は無い。あとの
里・吉はともい人名として日本人も使うこともあるだろう。これは別に
いいとして。
姓ではない文字が先頭にきているので、漢語で解釈するのはちと
むりがあるだろう。

おまけのけ
里吉と同じ読み、李吉という人物が水滸伝にでてくる。史進の家の小間使いだ。
水滸伝中の群衆の人名は、北宋の画家などの芸術家から借りられてくる
ことが多い。李吉もその一人だ。まあとんでもない役割を与えられてしまっているが。
159無名武将@お腹せっぷく:04/03/17 11:41
越吉、雅丹。
160無名武将@お腹せっぷく:04/03/23 14:06
越吉元帥と雅丹丞相のことか。
(゚д゚)ウマー
このスレの削除依頼を出すバカもいる三戦の自治に萌えろ