━━━━━アイテムの説明━━━━━
※参加者は、【フィールド略地図】【全参加者名簿】【鉛筆】【水とパン1日分】【懐中電灯】
【腕時計】を基本アイテムとして支給されています。
基本アイテムのレス末表示は特に必要ありません。
※参加者は不確定要素として、通常は単に【アイテム】と呼ばれる武器アイテムを、
各自1つづつ支給されています。支給された武器アイテムの制限はありません。
※参加者は、スタート時には普段着以外の、全ての装備を没収されています。
━━━━━【首輪】の説明━━━━━
※参加者は全員、耐ショック・完全防水の、銀色の【首輪】を付けられています。
※【首輪】には主催者用の、生存判定用高性能心電図・位置確認用発信機・爆殺用高性能爆薬が、
標準装備されています。
※【首輪】は、不正に外ずそうとしたり、禁止エリアに侵入すると爆発し、参加者を死に導きます。
最後の死亡者放送から100レス超過以内に死亡者が無い場合、全員の首輪が爆発します。
(以上の首輪に関しての情報は、参加者にも公開されています。)
━━━━━フィールドの説明━━━━━
※ フィールドは、下記地図を縦30キロ・横20キロ程度の大きさにした、ミニミニ中国大陸です。
参考資料 →
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/3952/tizu.html ※ フィールド内の禁止エリアは、およそ300レス毎に1州づつ追加されていきます。
※ フィールド内に参加者以外の人間や、アイテム以外の強力な武器装備は存在しません。
※ 参加者には、『死亡者放送』『禁止エリア放送』のみ公開されます。
━━━━━お願い━━━━━ ※ 一旦死亡確認表示のなされた死者の復活は認めません。 ※ 参加者の死亡があればレス末に、必ず【死亡確認】の表示を行ってください。 ※ 又、武器等の所持アイテム、編成変更の表示も、レス末に下記フォーマット、 もしくはリストの形式に従って行ってください。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ @武将名[健康状態に被害があったときにはその状態]【アイテム】 ※(状況変更) 例: @劉備[片腕・風邪]【ボウガン、はさみ、割烹着】 ※ 割烹着着用中 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ※ 参加武将は全305人です。新規登場参加者は認めません。 ※ 複数にわたる話(名前欄に「○/○」記載)は、3時間以内に最後まで連続で書き込んでください。 ※ 本スレは800レス。または450KB になると書き込みを中止して引っ越します。 ※ 最低限のマナーは守るようお願いします。※ ★出されたご飯は残さず食べる。 (新しいお話を書く方は前からのお話を読んで無理のない設定にして下さい) ★転んでも泣かない。 (お気に入りのキャラが思わぬ展開になっても気持を切替えて次に進みましょう) ★おいらのギャグには大爆笑する。 (いろんなネタが出てきても、なるべくおおらかな気持で見てあげましょう)
━━━生存者リスト・パーティの部・1/3━━━ ≪打倒張譲軍プラス電波系/4名≫ 菅亥【防弾チョッキ(弓矢も防げる)、黄色い布10枚、日本刀、麻酔薬?】 &紀霊【飴水5リットル、火縄銃】&袁術【人物レーダー】 &楊弘【「5分でできる人さがし。」という本、「食べれる草や花」という本】 ≪蒙古の血/4名≫高沛【「自殺の仕方ベスト100」】&馬騰【槍】&[广龍]徳【トラバサミ×5】 &馬岱【懐中時計】 ≪クラブの2/4名≫苗沢【ガントレット、ソードオフ・ショットガン】 &秦慶童【名刺複数、投擲用ナイフ複数,ワースレイヤー(剣)】 &楊松【コイン入り靴下(即席ブラックジャック)黒星(中国製トカレフ)】 &楊柏【アームスコー40mm MGL、ハルバード、首輪】 ≪二本刀/2名≫華雄【七星剣、手裏剣×12、食料、、キャリコ110】 &孫堅【吹毛剣、煙管、蝦蟇の油、グルカナイフ、S&W/チーフスペシャル38口径】 ≪破滅の主従/2名≫ 呂布[銃創治療中]【戟、青龍刀、麦、金属バット、玉璽、日本刀】 陳宮[左足治療中]【出刃包丁、鍬、SOCOM mk23(ソコム)、ニューンナンブ×12、 鮫鞘の戒刀、44オートマグ】 ≪孫尚香ちゃん/2名≫呂蒙【ククリ刀、畳針】&孫尚香[10歳程度の身長]【????】 ≪孫兄弟/2名≫ 孫権【L96A1(スナイパーライフル)瑠璃子ちゃん人形(毒電波発生装置)マジック各色 掻き爪】 &孫策【ウージーサブマシンガン 熊手】 ≪喜べ!心配、泣く!交換/2名≫審配【ハリセン(普通の紙)】&高幹【漫才の基本】 ≪騙し討ち/3名≫曹丕【拡声器、アイスピック】&于禁【九鉤刀】&文聘【レミントンM700】 ≪追跡者/2名≫ケ芝【???】&沙摩柯【???】 ≪????/2名≫冷苞(冷ホウ)【スタンガン、中国大陸地図、ガスバーナー】&馬超【鉄槍、銃】 ――――――――――――――〔11・29名〕
━━━生存者リスト・パーティの部・2/3━━━ ≪虎の威/4名≫袁尚【ディフェンダー45口径】&顔良【防弾盾】&文醜【兜】 &沮授【ギャルゲー10本の説明書と箱入り】 ≪バランス/3名≫曹彰【狼牙棒 Cz75】 &曹休[腹部、腿 腕被弾(止血済)+意識不明]【直刀、迷彩服(着用】 &糜竺【ロケットペンダント、食料一週間分×3、飛刀×3、スコーピオンマン(マシンピストル)】 ≪江東からの使者/2名≫諸葛瑾(諸葛謹)【ゲイラカイト、ブローニングハイパワー】 &周瑜【クレイモア、毒薬の小ビン、(デリンジャー)】 ≪四人の優しい中国人/4名≫ 凌統[傷は支障ない程度に回復]【鉈】&簡擁【????】 &虞翻【簡易救急セット、酒、鍋】 &張紹【ダーツセット(的付き)12本、鎖(着用中 素早さ−1)、鍬の先(着用中)】 ≪見た目農民一揆/3名≫袁譚【ハンマー】&郭図【鋤】&麹義【鍬】 ≪森の愉快な中間達/2名≫ 司馬懿【袖籤 カラーひよこの羽 首輪 ワイヤー 虎バサミ】&許[ネ`者]【ナイフ】 ≪曹仁君と張遼君/2名≫ 曹仁【携帯電話、グロッグ17、イングラムM11、遠隔C4×2、スペツナズナイフ】& &張遼【戟、ベレッタ92F、SPAS12、短剣】 ≪曹性と迷惑な仲間達/3名≫曹性【銀の弓(銀の矢15・木の矢18)鉄兜】 &審栄(記憶喪失)【日記帳、????】 &陳蘭【義手2個(必殺ロケットパンチができます)】 ――――――――――――――〔8・23名〕
━━━生存者リスト・パーティの部・3/3━━━ ≪南蛮の死神/2名≫祝融【ダイバーズナイフ、チャッカマン、ダイナマイト】 &兀突骨【フライパン、ツルハシ、薙刀】 ≪三人の「泰」/3名≫陳泰【チェコ製Cz/M75(残弾数不明)】 &州泰【ミニモニ。テレフォン(おもちゃ)】&曹泰【根性棒】 ≪黄巾党3人組と常識人/4名≫ 杜遠【瑠璃子ちゃん人形(毒電波発生装置)】&波才【ニンジャブレード(ケ茂から渡された)】 &程遠志【集音マイクとイヤホン、直刀(高昇から渡された)】&田豊【短刀 毒吹き矢】 ≪黄巾党の愉快な人たち/8名≫趙弘【手作りの木のやり】 &ケ茂【血のり、手作り棍棒】&何儀【『電子ロック解除技術について』、手作り棍棒】 &馬元義【ノートパソコン、】 &高昇【ホワイトボードとマジック】&厳政【謎の鍵】 &韓忠【ダウジングロッド】&孫仲【防弾チョッキの詰め合わせ】 ≪アイドルと私/3名≫向朗(機会を見て二人にサインを貰う)【写真集『辻加護』】 &大喬【S&W M59オート】&小喬【CDウォークマン+アルバム「DEEP RIVER」】 ≪魏将軍団/6名≫夏侯惇【サブマシンガン、山刀、グロック17】 &夏候淵[重度火傷]【ライフル(玉切れ)、ボウガン】 &満寵[軽度火傷]【バタフライナイフ、ボウガン、キンチョール(残り僅か)、大刀】 &楽進[軽度火傷]【三叉槍、ショットガン】&典韋[重度火傷]【八十斤の双戟】 &荀[或〃][軽度火傷]【銃】 ≪荒くれ南蛮男+2/5名≫朶思王【麻痺毒吹き矢】&木鹿大王【鞭】&帯来洞主【???】 &貂蝉【トランシーバー】&孫尚香[10歳程度の身長]【????、ポムポムプリンのぬいぐるみ】 ≪孫家血筋を求めて/4名≫ 韓当【???】&顧雍【???】&カン〔門敢〕沢【???】&潘璋【???】 ――――――――――――――〔8・35名〕 ☆パーティの部 27パーティ・87名生存確認
━━━生存者リスト・ピンユニットの部━━━ @袁紹【携帯電話】 @郭嘉【小型双眼鏡、食用植物各種、薬草】 @関興【携帯電話、青竜刀、弓、矢18本】 @関索【なし】 @甘寧【釘打ち機、MP5K、トランシーバー、飛刀】 @毋丘倹【???】 @魏延【画鋲、バタフライナイフ、お手製棍棒、凧糸】@厳顔【ベネリM3スーパー90】 @黄忠【弓】 @吾彦[左手軽傷]【スーパーブラックホーク(リボルバー銃)、ボウガンの矢、 裁縫セット(反物・鋏・針・糸)】 @左慈【????】 @朱然【????】 @諸葛亮【自在警棒、肉切り包丁】 @諸葛誕【????】 @徐庶【インスタントカメラ】 @徐盛【デザートイーグル、ジッポ、鉄鞭】 @成廉【サバイバルナイフ】@曹操【折りたたみ傘 寝袋 三国レーダー アルミホイル】 @曹熊【ニューナンプ】 @[登β]艾【ズバットスーツ・ズバット説明書(おまけ)】 @陳羣【なし】 @張燕【クロスボウ(矢×16)、弓(矢×26)、小型ナイフ、閃光弾×2、デリンジャー(隠し武器)】 @張角【携帯電話】 @張飛【槍】 @張苞【ロケッティアパック(短距離飛行が可能)】 @陳武【ベレッタM11、懐中電灯、紙袋】 @程[日立]【消音器付きライフル、アメリカンクラッカー、千枚通し】 @程普【10Mロープ】 @文欽【????】 @[广龍]統(ホウ統)【ワルサーPPK、アウトドア用ナイフ】 @法正【トマホーク×5、さいたま弾】 @呂蒙【ククリ刀、畳針、飛刀】 @孟獲【携帯電話、大斧】 @雷薄[5歳児]【なし】 @陸遜【携帯電話、ナタ、ワイヤー】 @劉備[女性]【ハリセン(鉄板入り)、九環刀、柳葉刀 白羽扇(使いこなせばビームが可能)】 @??【宇宙服】 ――――――――――――――― ☆ピンユニットの部・37名が生存確認。 合計124名が生存確認。
≪あ行≫15名(+7) 伊籍 袁熙 王允 王平 応劭 王基、王渾、王戒、王濬、王子服 王双 王甫 王累 王朗 王氏 ≪か行≫46名(+13) 賈逵 賈充、賈[言羽] 華[音欠] [萠リ]越 [萠リ]良、郭 郭淮 [赤β]昭 夏侯和 夏侯恵 夏侯尚 夏侯玄 夏侯覇 夏侯楙 何進 何晏 桓階 関羽 韓玄 韓浩 韓嵩、韓遂 関平 管輅 牛金 牛輔(/牛哺) 姜維 鞏志 喬瑁 許攸 金旋 区星 ケイ道栄 厳輿 呉懿 黄権 黄蓋 黄祖、公孫越 公孫[王贊] 孔融 胡車児 胡軫(/胡シン) 呉班 呉蘭 ≪さ行≫36名(+9) 蔡瑁 紫虚上人 司馬昭 司馬師 司馬徽 司馬炎、司馬孚、司馬望、司馬朗 周泰 周倉 周魴 朱桓 朱霊 朱儁 淳于瓊 荀攸 鍾会(鐘会) 蒋欽 鍾[月缶系] 徐栄 徐商 徐晃 申儀、申耽 甄姚 成宜 宋忠 臧覇 曹豹 蘇飛 孫観 孫乾 孫峻 孫礼 ≪た行≫38名(+6) 太史慈 譚雄 趙雲 張英 張衛 張[門豈](/張ガイ) 張嶷 張挙 張済 張昭 張任 張宝 張翼 張允 張繍、張[合β] 張梁 趙広 趙累 陳珪 陳到 陳登 陳横 陳震 陳式 陳倉 張勳 程秉 丁儀 田章 田豫 董卓 董承 董旻 陶謙 杜襲 杜預 董荼奴 ≪は行≫12名(+1) 裴元紹 潘鳳、馬良、馬忠 馬謖 馬休 馬遵 費詩 糜芳 武安国 傅士仁 鮑信 ≪ま行≫2名(+1) 孟優 迷当大王 ≪や行≫4名(+1) 楊彪 楊阜 楊儀 羊[示古] ≪ら行≫28名(+4) 雷銅 李異 李典 陸抗 李厳 李意 李儒 呂範 呂公 呂翔 劉焉 劉勳 劉賢 劉璋 劉曄 劉禅 劉岱 劉度 劉辟 劉封 劉表、劉[王奇]、劉j、凌操 呂凱 李楽 魯粛 盧植 ――――――――――――――― ■計:181名死亡 ■全登場武将数:305名 ■禁止エリア:洛陽・幽州・涼州
ー上庸ー 秦慶童「到着っ!」 楊柏「これからどうします、兄上?」 楊松「今日はゆっくり休んで明日は新野を目指すとしようかのぅ。」 楊柏「日はまだ高いですぞ?それに宛に行った方が良いのでは?」 楊松「袁術が死んだならそれも有りなんじゃがのぅ、後は…」 苗沢「つ……着いた〜〜〜。」 楊柏「……納得…」 ≪クラブの2/4名≫苗沢【ガントレット、ソードオフ・ショットガン】 &秦慶童【名刺複数、投擲用ナイフ複数,ワースレイヤー(剣)】 &楊松【コイン入り靴下(即席ブラックジャック)黒星(中国製トカレフ)】 &楊柏【アームスコー40mm MGL、ハルバード、首輪】
劉備は近くの民家の方にいた。 劉備「甘寧、呂蒙は女性を守るため今、戦っている」 今分かることは、関羽が私を守ってくれたこと。 自分も逝こうかと刃物を首に近づけようとしたとき。 一人の女性が劉備に近づいた。殺意は無い、、 馬雲緑「まだ、早すぎると思います。」 劉備「あんたは、馬超の、、よく私に気がついたねぇ」 馬雲緑「走ってるとこを見て、、、不安で追いかけてみました。」 劉備「ちょうど良かった、武器が多いのよ。何か使う?」 馬雲緑「冗談はやめた方がいい。少なくとも、 常に生死の境にいる。殺意が出せないのはあなた程度よ」 劉備「君主なのに、、やっぱこのゲームじゃ一人の女か、、、んじゃどうする?」 馬雲緑「は?、、、どうするといわれましても」 劉備「そだね〜、じゃ!逃げよう!とりあえず!こっから」 遠目から劉備を見ていた馬雲緑には、泣いている姿があった。 様子を聞こうと思ったらすぐ感情を変えて、冗談を交わした 劉備、どちらにせよ大きな人物だ。 馬雲緑生存確認 ※初登場 ユニット結成 《女二人/2人》 劉備[女性]【ハリセン(鉄板入り)、九環刀、柳葉刀 白羽扇(使いこなせばビームが可能)】 馬雲緑【SMセット】
銃声がする。遠くの方から聞こえる。 弓術で重要な位置を占めるのは 視力と空間把握能力である。もちろん経験はそれ以上に大事ではあるが 遠く木の陰に誰か隠れて大声で指示している。 あれは・・・・・夏侯惇 近くに横たわっている将がいる。 あれは・・・・・夏候淵!!! わしと同じく弓の名手と言われた達人である。 だが黄忠にはわかっていた。 人口極少の蜀で神と謳われている自分と 人材キラ星のごとく魏で頭角を表し、弓の雷名が鳴り響いている夏候淵とでは どちらが弓の腕が確かなのか・・・・・ そんな事を考えながら、夏候淵に狙いを定めて空弓を引く・・・・・・ ほれ・・・・・死んだ 次に夏侯惇に向けて空弓を引く・・・・ ほれ・・・・胸を貫いたわい 本当に全員殺すと助かるのか? 猛者ぞろいの中で、わしだけが最後の一人になれるのか? 夏侯惇、夏候淵お前らは何を思っているのだ? その金属の物体で人を何人殺めてきたのだ? ここは危険だ、彼らの戦闘に巻き込まれるかもしれん。 立ち去るとしよう・・・・ 黄忠【弓】
トランシーバーを頼りに探索するも鬱蒼と茂る森の中では追跡は困難を極めていた。 そして2人は衝撃を受けていた。 さっきこの飛刀を渡してくれた関羽達があっさり死亡者として読み上げられたからだ。 この飛刀がいわば形見となってしまった(ぬいぐるみもそうなるのか・・・)。 お嬢様や貂蝉の名はなかったため少し胸を撫で下ろしたが、まさに一瞬先は闇。 選択肢を誤れば、自分らもたった一言読み上げられてハイ終わりである。 一刻を争うこの状況に焦るなと言う方がおかしい。 時間だけが過ぎていった。 その時、森の枯れ葉のベッドにそっと横たえられている貂蝉を見つけたのは奇跡だった。 怪我はなく、周囲には誰もいない。 しかし、孫尚香の姿もなかった。 気絶している貂蝉をひとりにするわけに行かないので甘寧を残し、 さらなる捜索は続けられた。 しかし、なぜ貂蝉は置いていかれたのか…… なぜは深まる。 ≪荒くれ南蛮男+2/5名≫朶思王【麻痺毒吹き矢】&木鹿大王【鞭】&帯来洞主【???】 &孫尚香[10歳程度の身長]【????、ポムポムプリンのぬいぐるみ】 @呂蒙【ククリ刀、畳針、飛刀】 ※孫尚香を探してます ≪美女と騎士/2名≫※再結成 甘寧【釘打ち機、MP5K、トランシーバー、飛刀】&貂蝉[気絶]【トランシーバー】
ここはどこだろう。 今はいつだろう。 どうして、自分はこんな事に巻き込まれてしまったのだろう。 何一つ考えられないまま、陳羣は広大なフィールドをさまよい歩く。 この「ゲーム」が始まって以来、最悪の殺戮劇を招いてしまったという後悔、 いつ何時敵に襲われるかもしれないという恐怖、 そして、後悔や恐怖を分かち合う相手すらいないという孤独。 元より戦闘向きでない彼の精神は、度重なる衝撃を受け続けた結果、 今やぼろぼろに崩れかけていた。 地面の凹凸に足を取られ、ばたりとその場に倒れる。 もう、立ち上がる気力もなかった。 どのみち、自分に生き残る術など残されていなかったのだ。 このまま飢えて死ぬか、或いは凍えて死ぬか。 いや、それよりも他の武将達に殺されるのが先か。 これ以上生きている意味など無い。 また誰かに迷惑を掛けるくらいなら、いっそこのまま―― ふと足元に目を向けた陳羣は、自分が何に躓いたかに気が付いた。 しおれかけた野花と、半ば崩れた土饅頭。 そして、彼が蹴飛ばした卵形の石。 それは、確かに「墓」であった。
道半ばで斃れた仲間に手向けたものか。 あるいは、自らが生き延びるために倒した敵将を弔うものなのか。 粗末な、しかし誰かが心を込めて作ったであろう墓を見た陳羣の目に 熱いものが滲む。 こんな狂った世界にも、失われた命を悼む者は存在するのだ。 自暴自棄になっていた己が恥ずかしい。 あとどれほどの時間が残されているのかは判らないが、 自分にもまだ為すべきことがあるはずだ。 再び起き上がった陳羣は、踏みにじってしまった墓を作り直す。 土饅頭を固め、その上に石を置き、最後に新しく集めてきた花を墓前に供える。 自分の軽挙妄動故に亡くなった人々を弔うこと―― それが、己に残された使命だと思った。 名も無き墓前で一心不乱に祈りを捧げる陳羣。 ――その墓が、荀[或〃]の作った「カラーひよこたんのお墓」であることを、 彼は知らない。 @陳羣【なし】 ※「グラウンド・ゼロ」犠牲者の冥福を祈っています。
「成都には誰もいなかった…。 次に人が集まりそうなのは…、やはり長安か」 司馬師(の死体)に出会った後、厳顔は長安に向かっていた。 やる気のない人間ならばあの変な音から逃げるであろうといった 考えも含め、そこにいくのが最善と判断したからだ。 「それにしてもジジイの体にはこの山道はこたえるわい…」 半分泣きそうな厳顔であった。 @厳顔【ベネリM3スーパー90】
16 :
無名武将@お腹せっぷく :02/11/17 22:42
袁尚「はい、タッチ。」 韓忠「ひゃっほ〜い。また厳政がおにだ〜」 厳政「しくしくしく・・・集中攻撃かよ・・・」 袁尚も加わって鬼ごっこは行われた。厳政はずっと鬼ばっかりで泣きそうだ。 顔良と文醜は手作り木刀を作っている。意外と器用でビックリです。 それにしても、この「ノートパソコン」と「電子ロック解除技術について」は 本当に興味深い。田豊が帰ってきたら二人で話し合おう。 意外にこのメンバーとの生活に溶け込めた4人なのだった。 ≪虎の威/4名≫ 袁尚【ディフェンダー45口径】、顔良【防弾盾】、文醜【兜】 沮授【ギャルゲー10本の説明書と箱入り】 ≪黄巾党の愉快な人たち/8名≫趙弘【手作りの木のやり】 &ケ茂【血のり、手作り棍棒】&何儀【『電子ロック解除技術について』、手作り棍棒】 &馬元義【ノートパソコン、】 &高昇【ホワイトボードとマジック】&厳政【謎の鍵】 &韓忠【ダウジングロッド】&孫仲【防弾チョッキの詰め合わせ】 ※合流しました。
冷苞「・・・あんなところに下手につっこまなくて良かったな。」 馬超「ああ・・・。アイテムは諦めて帰るか。 ん?墓前で一心不乱に祈りを捧げてる奴がいるぞ。」 冷苞「見たところアイテムも持ってないようだし、狂人は ほっといて帰るとしようぜ。」 《戦好きの人々/2人》 @冷苞【スタンガン、中国大陸地図、ガスバーナー】 @馬超【鉄槍、銃】
18 :
無名武将@お腹せっぷく :02/11/17 23:12
袁紹は森に入る、森を抜ける直前袁紹は立っているところに違和感をかんじる 袁尚が呼ばれ前に出させる、袁尚は奈落の底に落ちた・・ 袁譚VS袁紹 袁紹のスタンガンにより奈落の底へ 袁譚 袁尚 死亡 裏声君主 @袁紹【スタンガン・AV雑誌・アダルトビデオ・北朝鮮・金正日・包茎】
>>18 ……そこで袁紹は夢から醒めた。
いつのまにか眠ってしまっていたらしい。
これほど切迫した状況下であるのにも関わらず。
「いかんな……。」 そう呟くと、左手で強く瞼を押さえ込む。
慣れない作業をこなした右手の親指がジクジク痛む。
目の奥では青白い携帯画面が、まだ明滅を続けているようだった。
思わず、さっきからメールを使いこなしている男(たぶん張角)に、
尊敬の念が湧いてしまう袁紹だった。
@袁紹【携帯電話】
≪虎の威/4名≫
袁尚【ディフェンダー45口径】&顔良【防弾盾】&文醜【兜】
&沮授【ギャルゲー10本の説明書と箱入り】
≪見た目農民一揆/3名≫袁譚【ハンマー】&郭図【鋤】&麹義【鍬】
※別位置で行動中。
関羽と孫堅&華雄の死闘を目の前にして3人はそれぞれ別の面持ちだった。 大喬(自嘲気味に)『やはり、自分の身は自分で護らねばならないってことね。しかし女の身でどこまで生き残れるかしら?』 小喬(目をキラキラさせながら)『公瑾様に聞いてはいたけれど、文台様、やっぱりかっこいいなぁ〜。』 向朗(泣きながら)『雲長殿…。これほどまでに自分の力不足を感じたことはありません。 …あの雲長殿でさえ、生き残れなかったのだ。わたしごときが最後まで生き延びられるとは思えない。 ならば、やりたいことはやっておくべきか。』 向朗は立ち上がると2人を見つめた。その真剣な面持ちに2人は少したじろぐ。 向朗「2人にお願いがあります。…………サインください。」 ≪アイドルと私/3名≫向朗(満足げ)【写真集『辻加護』(大喬と小喬のサイン付き)】 &大喬【S&W M59オート】&小喬(現実逃避気味)【CDウォークマン+アルバム「DEEP RIVER」】 ※とりあえず柴桑方面へ行き、今後の対策を立てます。
袁尚「やっと全員がそろった所で、今後について話そうと思う。だが私はまだ遊んで 置きたいので後はまかせた!!と言いたいのだが 「ノートパソコン」と「電子ロック解除技術について」がとても興味深いので 田豊と話がしたい。だから程遠志殿、沮授頑張ってくれ」とか突然ちょうど来た程遠志達に、 言い出す袁尚なのだが、まぁいいやと思うことにした。 突然だが簡潔に今どうなっているか図で説明しよう 話し合い4名 程遠志、沮授、田豊、袁尚 武器作り3名 顔良、文醜、趙弘(強制) 遊び 9名 その他の人々。 そしてそんな話をしている横で、また厳政が鬼になったのであった・・・・。 厳政「また俺が鬼か〜〜!!」厳政よ幸あれ。 ≪黄巾党と一部まともな人たち/16名≫ 袁尚【ディフェンダー45口径】&顔良【防弾盾、手作り木刀】 &文醜【兜、手作り木刀】&沮授【ギャルゲー10本の説明書と箱入り】 &趙弘【手作りの木のやり】&ケ茂【血のり、手作り棍棒】 &何儀【『電子ロック解除技術について』&手作り棍棒】 &馬元義【ノートパソコン、】 & 高昇【ホワイトボードとマジック、手作り木のやり】&厳政【謎の鍵】 &韓忠【ダウジングロッド】&孫仲【防弾チョッキの詰め合わせ】 &杜遠【瑠璃子ちゃん人形(毒電波発生装置)】&波才【ニンジャブレード】 &程遠志【集音マイクとイヤホン、直刀】&田豊【短刀 毒吹き矢】 ※虎の威、黄巾党の愉快な人たち、黄巾党3人組と常識人解散
呂蒙は森をさまよった。 そしてキョトンと唐突に森の中に立っている陸遜を見つけた。 あまりもの唐突さに呆気にとられたが、話しを聞くに手持ちアイテムの携帯電話に導かれてここまで来たのだという。 陸遜が言うには、意を決してメールを出してみたところ会ってみませんか? ということになり、ここまで来たのだという。 相手は「宗教バカ」でも「ボンボン」でも「南蛮王」でもない。 普通っぽい人とアポをとったのだという。 どうも相手は急いでいるらしく、一番近くにいるであろう私と会いましょうということになったらしい。 しかも相手は女性。 ドキドキ半分、怖さ半分。 陸遜が躊躇している時に、呂蒙が来たのだという。 その時。どこかからか女性の声が聞こえた。 もしかしたら待ち合わせの相手が襲われているかもしれない。 呂蒙はその襲っている相手が荒くれ南蛮男達であることに賭け、陸遜と共にそちらへと向った。 そしてその現場に到着した2人が見たものは・・・ 孫尚香ちゃんに小突かれ、馬乗りにされ、遊びの相手をさせられて楽しそうに遊ぶ荒くれどもと、 同じく南蛮出身者だとあからさまにわかるかっこうで、一生懸命携帯電話でメールを打つ、 孟獲の姿があった。 あんぐり。
孟獲は携帯のメールに導かれ森に入っていった。 どうやら「暇だから遊びましょう!」というお誘いメール。 こりゃいかんと、と急行したところ、見たことがある者どもが不甲斐なく小娘に小突かれている。 どういうことかと喝を入れにその小娘に近づき、振り向いたその笑顔にやられてしまった。 こうして孟獲は南蛮出身者を束ね孫尚香ちゃんサポーターの会長の座に君臨してしまった。 そんなこんなでしばらくして呂蒙達が追いついたのだった。 陸遜は例の会いたくなかった「南蛮王」と期せずして会ってしまった。 それにしてもメールで陸遜と孟獲を呼び出した人間とは・・・ もちろん、孫尚香ちゃん。その人であった。 つまり最後の7人目の携帯ユーザーが彼女だったのだ。 孫尚香は首をかしげた可愛いポーズで携帯の写メールを撮っている。 それを2人に送信して待ち受け画面に設定させるのだった。 まんざらでもない。 ※再合流&チーム名変更 ≪孫尚香ちゃん/3名≫ 孫尚香[10歳程度の身長]【携帯電話、ポムポムプリンのぬいぐるみ】& 呂蒙【ククリ刀、畳針、飛刀】&陸遜【携帯電話、ナタ、ワイヤー】 ※ちょっと疲れたので(呂蒙が)、休んでます。 ≪荒くれ南蛮孫尚香ちゃんサポーター/4名≫ 孟獲【携帯電話、大斧】&朶思王【麻痺毒吹き矢】&木鹿大王【鞭】&帯来洞主【火炎放射器】 ※あとを追ってサポートします。あくまでもファン心理で。 「そういえば甘寧ってどうしたんだっけ?」 呂蒙はぼんやりそんなことを考えていた。
男はある死体のそばで泣いていた。 泣いて泣いてしばらくしてその死体のそばにある得物を握って立ちあがった。 その得物は元々自分が得意としていたもの。 これもなにかのメッセージかもしれない。 兄貴、まかせてくれ。あとは俺に! その男は軍神と崇められた関羽に別れを告げ立ち去った。 @張飛【槍、蛇矛】 ※劉備探し
張飛が去ったのを確認してひとりの男が場を漁りに来ていた。 諸葛誕公休。 魏末期の名将にして、呉や文欽を退けた人物。 朝廷と関係が思い通りにいかず疑心にかられ反乱に加わることになるその男は惨めに死体を漁っていた。 このアーチェリーだけでは心もとない。 草むらに放置していた董荼奴所持だった高圧蒸気クリーナーを見つけ、鍬も手に入れた。 周囲の気配が気になってそれだけ手に入れると、 焦って走っていった。 @諸葛誕【アーチェリーと矢、高圧蒸気クリーナー、鍬】
張飛と諸葛誕が去るのをじっと見送っていた男が現れた。 「あいつ俺を殺してくれた張本人じゃん。こりゃ意外なところであったね。ま、どうでもいいけど」 そして累々と重なる死体の山に近づいていく。 「ふーん。たくさん死んだもんだ。あら軍神と崇められたお方もあっけない最期だね。あーあ、はっきり言って失望しちゃったよ」 男は関羽の死体を眺めていた。 「なんだよ。徐晃さんあんたもたいしたことなかったね。あっちにも司馬一族なんかザコもいいとこだったし。あっけなさすぎだよ」 死体の間を歩く足取りが軽い。 「はぁー、こりゃ豪勢だね。俺も混ぜてくれればいいのにさ」 まるでこの凄惨な現場に似合わない軽い口調で見て回っている。 「おや?なんだよ、いいものあんじゃん」 破棄されたり破壊されたアイテム類を男は手にとってみている。 「あーあ、もったいないなー。なにも壊さなくてもいいのにさ。でもまだ道具としては使えるわな」 男は破壊されたアイテムから武器を作る気らしい。 鼻歌まじりでチャンソーの刃や、電動ドリルのドリル部分、バール、鎌、飛刀、肥後之守などを手にとった。 さすがにバールや鎌などの鉄製ものは原形を留めている。 「使用できなくとも罠には使えるかな?」 マシンガンの残弾も抜け目なく抜き取った。 あらかた漁ると諸葛誕とは逆方向へその場を離れる。 あとは遠くに離れていく鼻歌だけだった。 @文欽【????、刃やパーツ(チャンソー&ドリル&バール&鎌&飛刀&肥後之守)、マシンガンの弾】
ずりっ。 ずりっ。 がたがたっ。 「畜生、本当にこれ重いぞ…。 ああ、もう。これのせいであの時合流し損ねたんだよなあ…」 そんな事を考えながら宇宙服を着た男は進んでゆく。 そんな男の視界に3人の男が見える。 作戦会議中なのか、円陣を組んで下を向いている。 その近くにさらに2人の男達。こいつらがターゲットらしい。 「向こうは向こうで夢中みたいだし、気づかれないうちに逃げよう…」 と気づかれぬようにゆっくり方向転換するのであった。 @??【宇宙服】 ※逃げます。洛陽方面へ逆戻り。 ≪騙し討ち/3名≫曹丕【拡声器、アイスピック】&于禁【九鉤刀】&文聘【レミントンM700】 ※宇宙服の男には気づいていません 《戦好きの人々/2人》 @冷苞【スタンガン、中国大陸地図、ガスバーナー】 @馬超【鉄槍、銃】 ※上のどちらにも気づいていません
審栄がとんでも発言してからしばらく二人は無言だったのだが、覚悟を決めた曹性は言った 「え〜っと。陳蘭殿、僕は一体どうしたらいいんでしょうか?」 覚悟を決めたはずなのになんか軽い調子で少しこまり気味に言う曹性に、あっさりと返事をした。 「それは言うな。無視しろ」 「そうですね。」 と置いてきぼりをくらい、何も言えない審栄は、とりあえずしばらく黙っている事に すると心に誓いベッドの上に丸まり二人の話を真剣に聞いていたのだが、突然二人がこちらを向き 「「ところで本気でお前はわからないのか?」」 とものすごく息が、あっているような二人に、おもわず苦笑していると二人は。 「「笑うな!!」」 またもや息がぴったりで、「あはははは」と爆笑しだしたのでもう無視する事にした二人。 「もう良いや。まぁなんだが話がすすまなそうだから組まないか?」 「いやだ雷薄を探しに行く。」 「いや人は、多い方がいいってきみのアイテムじゃすぐやられてしまうよ。そういえば 気味アイテム見てなかった。見してもらってもいい?」 なんで気絶させた相手に了承を得るかよくわらないがまぁ 曹性は無言でうなづき(顔はまだわらっている。)アイテムをみせてもらったら。 100円ライターに灯油にガソリンに新聞紙がはいっており、なぜか紙がはいっており。 「これであなたも放火魔になれる。」などと書かれていた。 それを見た曹性は無言になり、こう言った。 「なぁ駄目もとで、町を火の海にして雷薄を見つけ出していい?」 「駄目に決まってるといいたいのだが、早く見つけ出さないとあいつ子供だし殺されそうだし な〜。でもあいつが焼死したらどうするんだ?」 「気味の言葉を、聞いていると雷薄とは、しんゆんのような仲と推測するんだが、 友が他人に殺されるより、自分の手で殺した方が後悔はマシにだど思うんだが、審栄 はどうおもう?」 と問い掛けても中々返事をしないから歩みよった。 「おいお前に聞いてるんだ!!」
「えっぼく審栄って名前なんですか?」 と突然怒り気味に言われた彼は少し腰がひけ、びびりながら言い、それを聞いた曹性は あせった(忘れてたよ・・・・。めっちゃはずかしいしごまかそう。) 「えっといや別に・・・意見がなかったら良いんだ。ただ少し意見を仰ぎたかっただけで あり。え〜っと。・・・・・まぁそんなことだ」 としどろもどろになりつつ顔を赤くさせ必死に言っている所はむ、まだ子供であり 傍から見ればものすごくわらえるのであり、また先ほどみたいに笑うのも時間の問題に なっていた審栄は、そのまさに爆笑する寸前に、漫才みたいな二人の会話を聞いていた 陳蘭は腹をくくったらしく 「よし決めた。町を炎でしずめるぞ。第一目標は、ここ長安だ。」 彼の言葉に、もうどうしたらよくわからない審栄と、発案者の曹性はうなずき。 「敵が来たら僕が撃ち殺すから安心して火をつけてね〜。というよりあの子意外は、全員殺すから さっきあなたたちが気絶している間にものすごい量の人が、死んだからね〜多分乗り気な人いっぱいいるよ。 それと君たちが気絶している間暇だったから盾とかつくってみたから、あと銀の槍を。」 と笑顔で言いつつその作ったという盾と槍をわたされる二人、(なんか知らんが殺されなくてよかったな〜。)と思う審栄と、 「そんな危険すぎる言葉やめとけ」と注意する陳蘭なのであった。 ≪曹性と迷惑な仲間達/3名≫ 曹性【銀の弓(銀の矢13・木の矢18)鉄兜】 審栄(記憶喪失)【日記帳、放火魔セット、木の盾(厚さ15センチ。かなり丈夫だが動きがおそくなる)、銀の槍】 陳蘭【義手2個(必殺ロケットパンチができます)、木の盾(厚さ15センチ。かなり丈夫だが動きがおそくなる、銀の槍】 ※長安を炎でしずめます。乗り気です。
冷苞「・・・そろそろ生き残ったのも強い奴ばかりになってきただろうな。」 馬超「そうだな。どうする?そろそろ弱そうな奴から殺して・・・。」 ズルッ!ガチャン! ???「いたた・・・。こけてしまった・・・ってもしかしてやばい?」 馬超「・・・誰かいるぞ。」 冷苞「気をつけろ。まだ相手が何人かわかってない。 自分の獲物を放すなよ。」 @??【宇宙服】 ※こけました。 ≪騙し討ち/3名≫曹丕【拡声器、アイスピック】&于禁【九鉤刀】&文聘【レミントンM700】 ※宇宙服の男に気づきました。 ≪戦好きの人々/2人≫ @冷苞【スタンガン、中国大陸地図、ガスバーナー】 @馬超【鉄槍、銃】 ※誰にも気づいてませんが人の気配から注意深くなりました。
話し合いチームは議題が二つに分かれていた。 袁尚「この二つは絶対なんかに使えると思うんだけどなー。」 沮授「確かに。もしかしたらこの首輪をはずせたり・・・。」 袁尚「近くに立ってる放送塔とかとつないで何かできないかなー。」 田豊「この世界からどうやったら逃げれますかなぁ。」 程遠志「うーむ。やはりこの首輪を何とかしないと。」 田豊「となると、やはり監視用の塔を探さないと・・・。」 四人「うーん。」 結局気の合う4人なのだった。 武器作りチームは、一方・・・。 顔良「もっと腰を入れろ!木刀だからとなめるな!」 文醜「木刀でもこの通り・・・。うりゃぁぁ!」「スパッ」 顔良「細い丸太なら切れるんだぁ!」 趙弘「・・・。(木刀製作用の丸太が切れるなんて・・・。この人たち何者?)」 彼らが「筋肉バカ」だと、趙弘はまだ知らない。
さて、今ひとつ意味のない遊びチームはというと、 杜遠は、何やら人形を見て難しい顔をしてるし、 何儀と馬元義は厳政をやたらとけん制してるし、 そしてまた、波才が厳政にタッチして、 厳政が通算47回目の鬼になったのであった・・・・。 厳政「もういやだ〜〜!!」厳政よ。お前って奴は・・・。 ≪黄巾党と一部まともな人たち/16名≫ 袁尚【ディフェンダー45口径】&顔良【防弾盾、手作り木刀】 &文醜【兜、手作り木刀】&沮授【ギャルゲー10本の説明書と箱入り】 &趙弘【手作りの木のやり】&ケ茂【血のり、手作り棍棒】 &何儀【『電子ロック解除技術について』&手作り棍棒】 &馬元義【ノートパソコン、】 &高昇【ホワイトボードとマジック、手作り木のやり】 &厳政【謎の鍵】&韓忠【ダウジングロッド】&孫仲【防弾チョッキの詰め合わせ】 &杜遠【瑠璃子ちゃん人形(毒電波発生装置)】&波才【ニンジャブレード】 &程遠志【集音マイクとイヤホン、直刀】&田豊【短刀 毒吹き矢】 ※その他、共通アイテム「手作り木刀×2」作成
「痛たた・・・って于禁とバッチリ目が合っちゃった…。大ピンチ? 隣にでかい銃持ってた奴がいたからこのままだと撃たれそうだな。 とりあえずそこに隠れよう…」 @??【宇宙服】 ※手近な藪に逃げこみます。銃怖い。 ≪騙し討ち/3名≫ @曹丕【拡声器、アイスピック】 @于禁【九鉤刀】 @文聘【レミントンM700】 ※宇宙服の男とを戦好きの人々を捕捉済 ≪戦好きの人々/2人≫ @冷苞【スタンガン、中国大陸地図、ガスバーナー】 @馬超【鉄槍、銃】 ※誰にも気づいてませんが曹丕らの近くにいます
(殺してしまった…… あそこには張[合β]が居た。それに、賈[言羽]も居た……。 みんな。みんな死んでしまった……。) 魏将軍団が傷の手当てのために潜伏した民家。 その一室で荀[或〃]は一人、さいたまフィールドでの惨劇を思い起こしていた。 夏侯惇の言っていることは、分かる。 私自身も、すでにこのゲームにノッているのだ。 殺しを厭うていては、曹操様と再会してヒヨコを返してもらうことはおろか、 そもそも生き残ることができないだろう――― 理性ではそう理解できていた。 自分とて戦場に立ったことが無いわけでもなかったが、 それでも、自らも武器を取って、名のある将が手ずから殺しあう現場に参戦したことは 荀[或〃]の神経を想像以上にすり減らした。 部屋の奥からは時折、火傷に苦しむ夏侯淵のうめき声が流れてきている。 と、冷や汗とも脂汗とも付かぬ嫌な汗が荀[或〃]の〃を伝い、 顎先からしたたり落ちたそれは、誰のものとも知れぬ血に染まって 荀[或〃]の足元に赤い染みを作った。
(―――自分は、今、どんな顔をしているだろうか?) 幽鬼のように憔悴しているのではないだろうか。 それとも、血に酔った悪鬼羅刹のような恐ろしい顔をしているのでは…… ・ 気がついた時には、荀[或〃]は誰にも声をかけることもなく、 ふらふらと魏将軍団の隠れ家からさまよい出していた。 足は自然とある場所へと向かっている。 (この場所からは、そう遠くは無かったはず。 少しだけ。……ほんの少しだけ、自分の心に踏ん切りをつけるために、 もう一度「あの場所」へと行っておきたい……。) 荀[或〃]「私に、最初の怒りをくれた、カラーひよこタンのお墓へ……。」 ≪魏将軍団/5名≫夏侯惇【サブマシンガン、山刀、グロック17】 &夏候淵[重度火傷]【ライフル(玉切れ)、ボウガン】 &満寵[軽度火傷]【バタフライナイフ、ボウガン、キンチョール(残り僅か)、大刀】 &楽進[軽度火傷]【三叉槍、ショットガン】&典韋[重度火傷]【八十斤の双戟】 ※ヒヨコタンのお墓参りに。 @荀[或〃][軽度火傷]【銃】
、、、ん。夢か。あーあ、、、 関羽が逝ったから張飛だけかぁ、、、生きてるかなぁ。 かなり落ち込んでいたが、そんなに落ち込んでいる暇があれば 「張飛を捜せと」誰かに言われそうな気分だった。 ま、生き残るためにはあの馬鹿力が必要だし、さてと、、行くか。 @劉備[女性]【ハリセン(鉄板入り)、九環刀、柳葉刀 白羽扇(使いこなせばビームが可能)】 恨んでる人も多いんだろうなぁ、、、
前スレ474で囚われの身となった怪傑ズバット=[登β]艾は、 後ろ手に縛られたまま、地面に転がされていた。 「ふっふっふ。いい様だな、[登β]艾――いや、怪傑ズバットよ・・・」 すっかりヒーローものの悪役になりきった毋丘倹が 陶酔した口調で語りかける。 「魏朝の厚き恩寵を忘れ、江南の賊と結んだ変節漢・毋丘倹! その悪行には必ずや天誅が下るであろう!」 辛うじて頭だけをもたげた[登β]艾が叫ぶと、毋丘倹の顔は 見る間に真っ赤に染まった。 「黙れ! 司馬家の狗が偉そうな口を利くな! 真に魏の忠臣であったのは我らの方だ!」 右手に構えた日本刀を怒りに任せて振り下ろす。 鋭い刃が風を切る音。 [登β]艾が目を瞑って覚悟を決めたとき―― 「天誅!!」 突如飛び出した人影が、毋丘倹へと飛び掛った。 脳天を棒で直撃され、思わず足元をふらつかせた毋丘倹めがけて 第二の人影が突進する。 見事な連携プレーで地面に突き倒された毋丘倹の頭に、 三人目の男が銃を突きつけた。 「――死ねや、裏切り者」 乾いた音と共に、9mmパラベラム弾が毋丘倹の眉間を貫いた。
毋丘倹の上に馬乗りになって押さえつけていた男は、 相手が絶命するのを確認してからおもむろに立ち上がった。 「飛び道具は持っていないか……残念」 最後まで死体が握り締めていた日本刀を取り上げると、 二三度素振りしてから、[登β]艾の腕を縛めていた縄を断ち切る。 「大丈夫か? [登β]艾殿」 [登β]艾を助けた人物の正体は、同郷の朋輩・州泰だった。 その後ろで発砲したばかりの銃を点検しているのは、 かつて共に蜀軍と戦ったこともある陳泰。 そして、彼の隣にいるのが……??? 「窮地を救っていただき、まことにかたじけない」 [登β]艾は三人に対し、丁重に頭を下げる。 「……ところで、貴殿はどなたかな?」 「又かよ……」 [登β]艾の言葉に、思わずがっくりと肩を落とす曹泰だった。
[登β]艾を助けた三人は、代わる代わるにこれまでの経過を説明する。 さしたる当てもないまま徐州を目指していた彼らは、 例の「さいたま〜」を目撃して進路を変更したそうだ。 「あんな間抜けなアイテムを引き当てた、 おもろい奴の顔でも拝んでやろうかな〜って」 「そういうお前の武器だって『ミニモニ。テレフォン』だったくせに」 「言ったな、こいつ〜」 「あはははは」 その「おもろい奴」が他ならぬ自分の父親であるとも知らず、 呑気に旅を続けていた陳泰達が目にしたもの―― それは、≪晋を作った男たち≫VS≪信頼できる仲間達≫の死闘だった。 陳泰や州泰の時代には、既に伝説と化していた関羽の武勇。 曹泰を除く二人は、初めてそれを生で目撃したのだ。 「司馬炎様も、司馬孚様も、賈充の糞野郎も……皆、一撃で殺られた」 人数にして倍以上(しかも四人組には何故か女性が一人混じっていた)、 装備の面でも圧倒的に有利であったにもかかわらず、 晋将達はあたかも草木の如く無抵抗に刈られていった。 彼らの時代においては名将と讃えられた者も混じっていたのだが、 関羽や徐晃の前では彼らの武勇など児戯にも等しかった。 ――しかも、その徐晃や関羽ですら、奮戦虚しく孫親子に倒されたのだ。 「『魏末の名将』だなんていきがったところで、本当の修羅場を 潜ってきた連中には敵わない……思い知ったよ」
初めて見た殺戮の現場は、それまでどこか物見遊山気分が 抜けなかった三人に、ようやく危機感をもたらした。 今のままでは、戦争の場数を踏んだ敵に出くわしたらひとたまりもない。 より多くの武器と、できれば共に戦う仲間を―― そうしてフィールドを歩いている時に、[登β]艾が縛られている現場に 遭遇したのだった。 「そういう訳なので、良かったら貴殿も我らと合流しないか?」 曹仁の子・曹泰と名乗った武将が、[登β]艾に語りかける。 彼から手渡された「ズバット・マスク」を何となく被りながら、 [登β]艾は考えた。 (確かに、このまま一人で戦うというのも危険な話だ。 ここは一つ、彼らの話を聞――……き、き、き、 キタ‐wwヘ√レvv~(((゚∀゚)))─wwヘ√レvv~─ !!!!! ) ※解説しよう! [登β]艾は「ズバット・スーツ」をフル着用することで αケンタウリ星からの電波を受信し、正義のヒーロー 怪傑ズバットに変身するのだ!!
「フハハハハハハハ! ありがとう、勇敢な少年たちよ!」 突然仁王立ちになって無双司馬懿もどきの高笑いを始めた[登β]艾に、 泰×3名は思わず二三歩退いた。 「しかし、ヒーローとは常に孤独な存在なのだ。 この世に悪のある限り、戦い続けねばならぬ。 それがヒーロー、それがズバット! ――さらばだ、諸君!!」 〜〜〜 ズバット参上!ズバット解決! 友よ 友よ 友よ 友よ見えるか 唸る鞭 俺は快傑ズバットさ!! 〜〜〜 どこからともなく流れてきたテーマソングと共に 退場する[登β]艾を、少年にはほど遠いおっさん三名は 呆然と見送っていた。 毋丘倹【死亡確認】 @[登β]艾【ズバットスーツ・ズバット説明書(おまけ)】 ※正義の為にパトロール ≪三人の「泰」/3名≫陳泰【チェコ製Cz/M75(残弾数不明)】 &州泰【ミニモニ。テレフォン(おもちゃ)、日本刀】&曹泰【根性棒】
「なぜお前はここにいる?」 関興が再び漠然とした質問を投げかけている。 「俺は親父殿のためにいる!」 自信まんまんに答えたお坊ちゃんに追随して、脇にいた郭図と麹義の2人も答えた。 「そんなお坊ちゃまのために私らはおります」 忠臣ぶりを見せ付けられ涙を流しながら2人を労うのは袁譚。 弟は一大勢力を形成しているなんて知るよしもなく、いまだ3人で父親を探していた。 そんな様子を腑に落ちないとばかりに関興は再び聞いた。 「ならば貴様の親父が死ねば貴様はどうする?」 至極当然の質問なのだが、真性は違っていた。 「親父殿が死ぬはずがあるまい。もし亡くなっても俺が意思を継ぐ!」 「立派です!お坊ちゃま!」 拍手の中、涙を流し悦に入る袁譚。 それもありかも?と思わせる根拠なき説得力で関興の心は揺れた。 その時、空気を割く音がし――――ズサ! 拍手をしていた麹義の肩口にざっくりとダイバーズナイフが刺さって生えている。 「!!!!」 関興の後ろから妖艶な微笑を称えて、筋肉質で目鼻立ちのしっかりとした女が現れる。 その後ろには異常なまでの高い身長を揺らして男が現れる。手にはツルハシと薙刀。 「坊や。なんのためにここにいるかって言ってたね?それは……殺すためさ」 後ろの男がブンと腕を振ると一際大きな空気を割く音と共に麹義の胸にツルハシが生える。 自分がどうなっているのか理解し、麹義は口から血を吐き、パクパクしながら倒れこんだ。 【麹義:死亡確認】 @関興【携帯電話、青竜刀、弓、矢18本】 ≪南蛮の死神/2名≫祝融【チャッカマン、ダイナマイト】 &兀突骨【フライパン、薙刀】 VS ≪見た目農民一揆/2名≫袁譚【ハンマー】&郭図【鋤、鍬】 ※麹義の死体にツルハシとダイバーズナイフ
宇宙服の男が草むらに逃げ込んだところには先客がいた。 ちょうど竈の用意をしていたところに人の気配がして隠れていたらしい。 手には火種とちょうど片付け終わって最期のアイテムを持とうとしているところだった。 その男は慌てたのだろう。そりゃ宇宙服の男だから。 そして、よりによって握っていた例の物に点火。 軽いポンという音とともに筒先から3つの光球が斜め上空へ飛んでいく。 目も眩むような閃光を放ち、弾け飛んだ。 さいたまさいたま! さいたまさいたまさいたま! さいたま〜 青空に響き渡る甲高い歓声。 「こ、こ、これだったのかぁぁぁ!」 その男は事態を急激に把握し、自分の置かれている状況をフル回転で判断。 そこにいた全員がその男を見た時には、後姿が見えるだけだった。 そして残された全員が勘違いをした。 例の事件の首謀者があいつだと……法正!!! @法正【トマホーク×5】 ※逃亡しました。 @??【宇宙服】 ※呆然と見送っています。戦闘域の全員を把握。 ≪騙し討ち/3名≫曹丕【拡声器、アイスピック】&于禁【九鉤刀】&文聘【レミントンM700】 ※呆然と見送っています。戦闘域の全員を把握。 ≪戦好きの人々/2人≫冷苞【スタンガン、中国大陸地図、ガスバーナー】&馬超【鉄槍、銃】 ※呆然と見送っています。戦闘域の全員を把握。
馬超「物音がして、がさっと音がして、『さいたまさいたまー』・・・。 一体どうなってるんだ?」 冷苞「そんなことはどうでもいい。えーっとあそこに怪しい身なりの男がいる。 あそこには3人組だ。一人走り去った。このままだとここに人が集まるぞ。」 馬超「そうだな。よし。全員軽症を負わせてからしばらく身を潜めようか。」 冷苞「気をつけろ。3人組の中にはレミントンM700を持ってる奴がいる。 殺さなくていい。あいつら同士を戦わせて、集まってくる奴らも あわよくば殺して、漁夫の利をせしめよう。」 馬超「(こいつこんなに頭良かったっけ?)・・・OK。」 冷苞「よし、作戦開始だ。少し先で落ち合おう。 3・2・1・スタート!」 冷苞がそういうと同時に、二人は駆け出した。 馬超は宇宙服を着た男のほうへ、冷苞は≪騙し討ち/3名≫のほうへ。 ちょうどみんなはさいたまに気を取られていて、上のほうに視点がいっていた。 冷苞はスタンガンでうわの空だった文聘を攻撃し、気絶させた。 馬超は宇宙服を着た男の上をまたいで、曹丕たちに向かって銃を4発撃った。 一度だけ「ぐわっ」と音がしたと思う。あたったのだろうか。 そして宇宙服を着た男にも、弾が当たったかどうかにも目をくれず、 数百メートル先まではしって、冷苞と合流した。 そして二人は、あらたな住処を探しに行くのだった。 @??【宇宙服】 ≪騙し討ち/3名≫曹丕【拡声器、アイスピック】&于禁【九鉤刀】&文聘(気絶)【レミントンM700】 ※被弾したかどうかわかりません。文聘は気絶しました。 ≪戦好きの人々/2人≫ @冷苞【スタンガン、中国大陸地図、ガスバーナー】 @馬超【鉄槍、銃】 ※逃げました。
袁尚「うーん・・・。兄さん・・・。」 沮授「坊ちゃん・・・。よっぽど疲れているんですね。」 田豊「・・・寝かせといてあげましょう。」 そう、袁尚がちょうど嫌な予感を感じながら寝ていて、 厳政が通算53回目の鬼になり「お前ら卑怯だぞ!」とマジ切れしたとき、 袁譚は実際にピンチだったりしたのだ。 ちょうどその頃、袁紹も体に悪寒が走った。 袁紹「やっぱ寝ぼけてたし冷えたかなぁ。」・・・なんて男だ。 ≪黄巾党と一部まともな人たち/16名≫ 袁尚【ディフェンダー45口径】&顔良【防弾盾、手作り木刀】 &文醜【兜、手作り木刀】&沮授【ギャルゲー10本の説明書と箱入り】 &趙弘【手作りの木のやり】&ケ茂【血のり、手作り棍棒】 &何儀【『電子ロック解除技術について』&手作り棍棒】 &馬元義【ノートパソコン、】 &高昇【ホワイトボードとマジック、手作り木のやり】 &厳政【謎の鍵】&韓忠【ダウジングロッド】&孫仲【防弾チョッキの詰め合わせ】 &杜遠【瑠璃子ちゃん人形(毒電波発生装置)】&波才【ニンジャブレード】 &程遠志【集音マイクとイヤホン、直刀】&田豊【短刀 毒吹き矢】 ※その他、共通アイテム「手作り木刀×2」作成 @関興【携帯電話、青竜刀、弓、矢18本】 ≪南蛮の死神/2名≫祝融【チャッカマン、ダイナマイト】 &兀突骨【フライパン、薙刀】 VS ≪見た目農民一揆/2名≫袁譚【ハンマー】&郭図【鋤、鍬】 ※麹義の死体にツルハシとダイバーズナイフ @袁紹【携帯電話】
馬超の弾は曹丕らには当たらず、その後方で追跡していたケ芝をカスっていた。 思わず声を出してしまったため追跡がバレた。 オマケに曹丕らは気絶した文聘を素早く回復し、肩を貸してここからの逃走にうつっている。 まもなくここは戦場になるやもしれない。 素早い対応をとるべく追跡を諦め、逆方面へと逃れた。 かくして戦場には宇宙服の男がひとり・・・ @??【宇宙服】 ※ポツン・・・ ≪騙し討ち/3名≫曹丕【拡声器、アイスピック】&于禁【九鉤刀】&文聘【レミントンM700】 ※逃げました ≪追跡者/2名≫ケ芝[カスリ傷]【???】&沙摩柯【???】 ※逃げました
二人は走り続けていた。少しでもあの場所を離れるためと、もうひとつ あの音であっけにとられている奴らを殺すためだ。 馬超「早速一人目ゲトー!」 冷苞「・・・だれだ?知らないな・・・。殺ってよし!」 馬超は鉄槍でその男を唐竹割りにしてしまった。 冷苞「また細かいアイテムもってるなー。とりあえず回収しておこう。」 馬超「口笛なんて吹いてるからだ!っと言ってる間に二人目ゲトー!」 冷苞「ちょっと待て!そいつは徐庶だ。捕虜にしとこう。」 そういうと、冷苞は徐庶にスタンガンを浴びせて気絶させ、体を抱えた。 馬超「で、どうする・・・。」 冷苞「しばらくあの民家で様子を見よう。ドアの施錠を忘れるな。」 こうして、彼らは再び潜んだのである。 【文欽:死亡確認】 ≪戦好きの人々と捕虜(仮)/3人≫ @冷苞【スタンガン、中国大陸地図、ガスバーナー、刃やパーツ(チェーンソー&ドリル&バール&鎌&飛刀&肥後之守)】 @馬超【鉄槍、銃、????、マシンガンの弾】 @徐庶【インスタントカメラ】 ※潜伏中です。
貴族の闘いに逃げはありえない。 しかし、袁譚は逃げていた。 逃げて逃げて転んで、それでも逃げていた。 ドロだらけになってはじめて後ろを振り返ると誰もいない。 ひとりになって涙が溢れてきた。 ひとり逃げてしまった自分の不甲斐なさや、心細さや、たくさんの感情で泣いた。 その時、そっと布を渡す影が。 郭図! どうやら郭図も逃げおおせられたらしい。 「郭図っ!!!」 今は泣きなされ。 郭図はこのお坊ちゃまでも愛しいのだ。 一方―――― 麹義の死体からツルハシとダイバーズナイフを抜き、関興へ妖艶に女は近づき悪魔の言葉を囁く。 「お前にここにいる目的をあげるわ……」 関興が篭絡された瞬間だった。 「ではまず誰を殺すというのだ?」 関興が訊ねる。 祝融は関興の耳元に唇を重ね吐息と共に言葉を贈る。 「孟獲をコ・ロ・シ・テ……」 妖しく微笑む2人であった。 ≪南蛮の死神/3名≫祝融【ダイバーズナイフ、チャッカマン、ダイナマイト】 &兀突骨【ツルハシ、フライパン、薙刀】&関興【携帯電話、青竜刀、弓、矢18本】 ※孟獲狙い ≪見た目農民一揆/2名≫袁譚【ハンマー】&郭図【鋤、鍬】 ※泣いてます
宇宙服の男は周囲の出来事をただ眺めているより無かった。 まず、法正が妙な音を出す筒を持っていたこと。 馬超が突進してきたときには「俺、死ぬかも」とも思ったりもしたが、 実際、俺はまだ死んでない。なんか知らんけど助かってる。 さらに前方での銃声。誰か撃たれたみたいだがどうなったのか? 宇宙服の男は、これが殺し合いである事を今更ながら認識した。 そして、この騒動の間何もできなかった自分が悔しかった。 武器が無かった、ということは言い訳にはならない。 生き残るために必要なのは「行動力」と「勇気」なのだ。 意を決した宇宙服の男はひとり歩き始めた。 その足取りは心持ち以前より軽くなっていた。 が傍目にはやはり鈍足でしかないのであった・・・。 @??【宇宙服】 ※そうだ、長安へ行こう
軽い、音がした。 少量の火薬が弾ける音、それと金属の筒が生むのは推進力を持った小さな鉄。 だが、それで人は死ぬのだ。 そう、今、蹲った糜竺のように、その鉄を受けた者は、皆死んで行く─── 「曹熊、貴様!」 曹彰は、叫ぶより前に駆けだしていた。 距離を詰めながら、叫んでいた。 弟だという意識はその軽い音が吹き飛ばしたかのように霧散し、ただ殺意にのみ捕らわれて。 「ひ………っ」 曹熊が、ニューナンブを慌てて曹彰に向ける、間に合うはずもないその動きが、突然止まった。 下から伸びてきた手が、曹熊の手を掴んでいる。 糜竺、撃たれたはずの糜竺である。糜竺がそのまま組み合うように飛び出した。曹彰の動きが 止まる、狼牙棒を振りぬけば糜竺も無事では済まない。いや、撃たれている今、無事であるはず はなかったのだが──── 二人がもつれ合って、倒れた。曹熊が情けない悲鳴を上げる、荒事向きではないのだ。だが、 糜竺も荒事向きではない、お互いに組み合ったまま転げまわった。 曹熊が自由な左手で糜竺を打ち、糜竺は、ニューナンブを握る手を両手で必死に締め上げてい た。しかし、それは、ほんの少しの時間。 性質の違う軽い音と共に、ニューナンブが、床に転がった。 その銃に、曹彰が飛びつくのよりも早く、手が伸びてそれを拾った。 既に息を引き取っていたのではないかと曹彰が密かに恐れていた曹休、その人自身の手がニュ ーナンブを握り締める。 そのすぐ後に、留め金が外れたのか糜竺のロケットペンダントが転がった。曹彰が手に取った それには、ニューナンブから吐き出された鉄が食い込んだまま、止まっていた───
そうしている間にも、二人は既に回りが見えぬとでも言うように立ち上がり、殴り合っていた。 いや、正確には曹熊が一方的に糜竺を殴りつけていた。 無造作にとはいえ、死を覚悟した曹熊に人を殺す恐れなどなかった。容赦なく殴りつけていく。 曹彰は、動かなかった。動けなかった。 助けに入ろうとした曹彰を見た糜竺の目がそれを否定している。助けを求めるようにして見た 曹休もまた、目でそれを否定する。そんな場合ではなかったが、その曹休の目にはまだ力があり、 安堵を微かに覚える。 糜竺の膝が崩れ、下がった腹に足が飛んでくる。 倒れた。立ち上がろうとして、また腹を蹴られて倒れた。 到底、無理なのだ。殴り合いなどしたこともない糜竺が、精神的に危険な位置までいった曹熊 に、いや、曹熊に限らずそういった者に対抗するなど──── 曹彰は言葉を飲み込んだ。 本来、あそこにいるのは糜竺ではなく私であったはずだ、だが、今そこにいるのは糜竺─── 何故身代わりになっているのか、何故こんなことになっているのか、何故こうしてこういう場 でこうなってしまったのか─── 糜竺が立ち上がっていた。 案山子のように、不動のまま糜竺が立っていた。揺れているのはむしろ曹熊。 状態が変わったわけではない、糜竺は殴られ続けていただけだ。それでも、今は糜竺が曹熊を 呑んでいる。 一歩、踏み出した。曹熊が一歩下がる。 一歩、一歩と、糜竺が歩みを進める度に、曹熊が下がる。 五歩目で曹熊が止まった。背には、家の壁。 追い詰められた、その意識を振り払うように曹熊は踏み出した、声を張り上げながら。 糜竺もまた踏み出した。二人が、交錯した───
「無茶をするものだな、まったく。」 顔中を腫らした糜竺が困ったように笑う。それが腫れに障ったのか、すぐに顔を顰めた。 「そなたの為にしたことであろう……そうむくれるな。」 憮然とした様子の曹彰を、寝台に横になった曹休が宥めていた。 床には、曹熊が倒れている。意識は、ない、胸が動いているのが生きている事を示している。 糜竺は、効果的な殴り方を知っていたわけではない。だが、硬いものを勢いよくぶつければ破 壊力があると思っただけだった。 そう、曹熊と糜竺が交錯した時、糜竺は、自分の頭をぶつけ ていった。それは、踏み出した曹熊の顔面に叩きつけられていた─── そして、今である。 「わかっては、いるのです、曹休閣下。」 やはり、憮然とした様子の曹彰がむっつりと言う。 曹熊は、ただ誰かに何かをぶつけたかっただけなのだ。そこに自分がいた、そういう事なのだ と、曹彰は理解していた。それを済ませた曹熊に機会を与えてやりたい。この二人がそう思って いるのだという事も理解できた。曹彰が相手をすれば、ぶつけるどころか、何もせずに終わって いただろう。そう思ったから糜竺がああしたのだと、それも理解していた。 今なら、曹熊は曹操を探すこともできる、曹彰と話す事もできる。曹彰に芽生えたしこりを話 し合って解くこともできるだろう、曹彰もああ言われて何も言う事がなかったわけではない。 「もう、閣下らには何も言わない事とします。」 お人好しだと、言うのは馬鹿げていた。言うまでもない事だからだ。 気絶した曹熊を見た。 目の端に涙が浮かんでいる、自分のした事にか、それとも今まで堪えていただけなのか。 曹彰にはわからなかった、それでも、わからないで済ませていいものだとは思えなかった。 「もう暫くしたら離れるべきやも知れぬな……」 曹休が身体を起こした。痛みに顔を顰める、それでもなんとか動くことは出来そうだった。 曹操に打たれたのではないと、まだ曹休は知らない。 まだ三人いるのは確かだが、曹操を討てたとも思っていない。だからここを早く離れる事を考 えていた。曹操に撃たれたという、誤解とはいえその事実という重い鉛を飲み込んだまま───
≪バランス/4名≫ 曹彰【狼牙棒 Cz75】 曹休[腹部、腿 腕被弾(止血済)]【直刀、ニューナンブ、迷彩服(着用】 糜竺【ロケットペンダント、食料一週間分×3、飛刀×3、スコーピオンマン(マシンピストル)】 曹熊[気絶]【なし】 とりあえず、長安脱出の予定。 曹熊は連れて行く予定のようです。
――――そして時は一気に加速する。 太陽は傾き、まもなく戦場にゆっくりと夜の帳が下りていく。 まだ太陽は地平の上にある。 こんなにも美しい景色も、明日また見れるかはわからない。 もうすぐ恐ろしい闇が包み込むのだ。 膝を抱えて今はその恐怖を耐えるしかない。 太陽よ、沈むな。 早く朝よ来い。 当初は強力な武器を持ち人を殺めてきた程[日立]だったが、 それは自分にも起こり得るのだとすっかり気弱になってしまっていた。 一人ではとてもじゃないが勝ち残ることはできない。 得策ではないが、今はじっと静かに潜伏しているしかないのだ。 せめて魏将でもいればいいのだが……。 今はじっと静かに時の過ぎるのを待つしかなかった。 @程[日立]【消音器付きライフル、アメリカンクラッカー、千枚通し】 ※急に気弱になって老け込んでしまいました。 ※どうやら夕方でまもなく夜です。
━━━生存者リスト・パーティの部・1/3━━━ ≪打倒張譲軍プラス電波系/4名≫ 菅亥【防弾チョッキ(弓矢も防げる)、黄色い布10枚、日本刀、麻酔薬?】 &紀霊【飴水5リットル、火縄銃】&袁術【人物レーダー】 &楊弘【「5分でできる人さがし。」という本、「食べれる草や花」という本】 ≪蒙古の血/4名≫高沛【「自殺の仕方ベスト100」】&馬騰【槍】&[广龍]徳【トラバサミ×5】 &馬岱【懐中時計】 ≪クラブの2/4名≫苗沢【ガントレット、ソードオフ・ショットガン】 &秦慶童【名刺複数、投擲用ナイフ複数,ワースレイヤー(剣)】 &楊松【コイン入り靴下(即席ブラックジャック)黒星(中国製トカレフ)】 &楊柏【アームスコー40mm MGL、ハルバード、首輪】 ≪二本刀/2名≫華雄【七星剣、手裏剣×12、食料、、キャリコ110】 &孫堅【吹毛剣、煙管、蝦蟇の油、グルカナイフ、S&W/チーフスペシャル38口径】 ≪破滅の主従/2名≫ 呂布[銃創治療中]【戟、青龍刀、麦、金属バット、玉璽、日本刀】 陳宮[左足治療中]【出刃包丁、鍬、SOCOM mk23(ソコム)、ニューンナンブ×12、 鮫鞘の戒刀、44オートマグ】 ≪孫兄弟/2名≫孫権【L96A1(スナイパーライフル)、マジック各色 掻き爪】 &孫策【ウージーサブマシンガン 熊手】 ≪喜べ!心配、泣く!交換/2名≫審配【ハリセン(普通の紙)】&高幹【漫才の基本】 ≪騙し討ち/3名≫曹丕【拡声器、アイスピック】&于禁【九鉤刀】&文聘(気絶)【レミントンM700】 ≪追跡者/2名≫ケ芝【???】&沙摩柯【???】 ≪戦好きの人々と捕虜(仮)/3人≫冷苞【スタンガン、中国大陸地図、ガスバーナー、 刃やパーツ(チェーンソー&ドリル&バール&鎌&飛刀&肥後之守)】 &馬超【鉄槍、銃、????、マシンガンの弾】 &徐庶【インスタントカメラ】 ――――――――――――――〔10・28名〕
━━━生存者リスト・パーティの部・2/3━━━ ≪バランス/4名≫曹彰【狼牙棒 Cz75】 &曹休[腹部、腿 腕被弾(止血済)]【直刀、ニューナンブ、迷彩服(着用】 &糜竺【ロケットペンダント、食料一週間分×3、飛刀×3、スコーピオンマン(マシンピストル)】 &曹熊[気絶]【なし】 ≪江東からの使者/2名≫諸葛瑾(諸葛謹)【ゲイラカイト、ブローニングハイパワー】 &周瑜【クレイモア、毒薬の小ビン、(デリンジャー)】 ≪四人の優しい中国人/4名≫ 凌統[傷は支障ない程度に回復]【鉈】&簡擁【????】 &虞翻【簡易救急セット、酒、鍋】 &張紹【ダーツセット(的付き)12本、鎖(着用中 素早さ−1)、鍬の先(着用中)】 ≪見た目農民一揆/2名≫袁譚【ハンマー】&郭図【鋤、鍬】 ≪森の愉快な中間達/2名≫ 司馬懿【袖籤 カラーひよこの羽 首輪 ワイヤー 虎バサミ】&許[ネ`者]【ナイフ】 ≪曹仁君と張遼君/2名≫ 曹仁【携帯電話、グロッグ17、イングラムM11、遠隔C4×2、スペツナズナイフ】& &張遼【戟、ベレッタ92F、SPAS12、短剣】 ≪曹性と迷惑な仲間達/3名≫曹性【銀の弓(銀の矢13・木の矢18)鉄兜】 &審栄[記憶喪失]【日記帳、放火魔セット、 木の盾(厚さ15センチ。かなり丈夫だが動きがおそくなる)、銀の槍】 &陳蘭【義手2個(必殺ロケットパンチができます)、 木の盾(厚さ15センチ。かなり丈夫だが動きがおそくなる、銀の槍】 ≪美女と騎士/2名≫ 甘寧【釘打ち機、MP5K、トランシーバー、飛刀】&貂蝉[気絶]【トランシーバー】 ≪南蛮の死神/3名≫祝融【ダイバーズナイフ、チャッカマン、ダイナマイト】 &兀突骨【ツルハシ、フライパン、薙刀】&関興【携帯電話、青竜刀、弓、矢18本】 ――――――――――――――〔9・24名〕
━━━生存者リスト・パーティの部・3/3━━━ ≪三人の「泰」/3名≫陳泰【チェコ製Cz/M75(残弾数不明)】 &州泰【ミニモニ。テレフォン(おもちゃ)、日本刀】&曹泰【根性棒】 ≪黄巾党と一部まともな人たち/16名≫ 袁尚【ディフェンダー45口径】&顔良【防弾盾、手作り木刀】 &文醜【兜、手作り木刀】&沮授【ギャルゲー10本の説明書と箱入り】 &趙弘【手作りの木のやり】&ケ茂【血のり、手作り棍棒】 &何儀【『電子ロック解除技術について』&手作り棍棒】 &馬元義【ノートパソコン、】 &高昇【ホワイトボードとマジック、手作り木のやり】 &厳政【謎の鍵】&韓忠【ダウジングロッド】&孫仲【防弾チョッキの詰め合わせ】 &杜遠【瑠璃子ちゃん人形(毒電波発生装置)】&波才【ニンジャブレード】 &程遠志【集音マイクとイヤホン、直刀】&田豊【短刀 毒吹き矢】&【共有)手作り木刀×2】 ≪アイドルと私/3名≫向朗【写真集『辻加護』】 &大喬【S&W M59オート】&小喬【CDウォークマン+アルバム「DEEP RIVER」】 ≪魏将軍団/5名≫夏侯惇【サブマシンガン、山刀、グロック17】 &夏候淵[重度火傷]【ライフル(玉切れ)、ボウガン】 &満寵[軽度火傷]【バタフライナイフ、ボウガン、キンチョール(残り僅か)、大刀】 &楽進[軽度火傷]【三叉槍、ショットガン】&典韋[重度火傷]【八十斤の双戟】 ≪孫尚香ちゃん/3名≫ 孫尚香[10歳程度の身長]【携帯電話、ポムポムプリンのぬいぐるみ】& 呂蒙【ククリ刀、畳針、飛刀】&陸遜【携帯電話、ナタ、ワイヤー】 ≪荒くれ南蛮孫尚香ちゃんサポーター/4名≫ 孟獲【携帯電話、大斧】&朶思王【麻痺毒吹き矢】&木鹿大王【鞭】&帯来洞主【火炎放射器】 ≪孫家血筋を求めて/4名≫ 韓当【???】&顧雍【???】&カン〔門敢〕沢【???】&潘璋【???】 ――――――――――――――〔7・38名〕 ☆パーティの部 26パーティ・90名生存確認
━━━生存者リスト・ピンユニットの部━━━ @袁紹【携帯電話】 @郭嘉【小型双眼鏡、食用植物各種、薬草】@関索【なし】 @魏延【画鋲、バタフライナイフ、お手製棍棒、凧糸】@厳顔【ベネリM3スーパー90】 @黄忠【弓】 @吾彦[左手軽傷]【スーパーブラックホーク(リボルバー銃)、ボウガンの矢、 裁縫セット(反物・鋏・針・糸)】 @左慈【????】 @朱然【????】 @諸葛亮【自在警棒、肉切り包丁】 @諸葛誕【アーチェリーと矢、高圧蒸気クリーナー、鍬】 @荀[或〃][軽度火傷]【銃】 @徐盛【デザートイーグル、ジッポ、鉄鞭】 @成廉【サバイバルナイフ】 @曹操【折りたたみ傘 寝袋 三国レーダー アルミホイル】 @[登β]艾【ズバットスーツ・ズバット説明書(おまけ)】 @陳羣【なし】 @張燕【クロスボウ(矢×16)、弓(矢×26)、小型ナイフ、閃光弾×2、デリンジャー(隠し武器)】 @張角【携帯電話】 @張飛【槍、蛇矛】 @張苞【ロケッティアパック(短距離飛行が可能)】 @陳武【ベレッタM11、懐中電灯、紙袋】 @程[日立]【消音器付きライフル、アメリカンクラッカー、千枚通し】 @程普【10Mロープ】 @[广龍]統(ホウ統)【ワルサーPPK、アウトドア用ナイフ】 @法正【トマホーク×5】 @孟獲【携帯電話、大斧】 @雷薄[5歳児]【なし】 @劉備[女性]【ハリセン(鉄板入り)、九環刀、柳葉刀 白羽扇(使いこなせばビームが可能)】 @??【宇宙服】 ――――――――――――――― ☆ピンユニットの部・30名が生存確認。 合計120名が生存確認。
≪あ行≫15名(+0) 伊籍 袁熙 王允 王平 応劭 王基、王渾、王戒、王濬、王子服 王双 王甫 王累 王朗 王氏 ≪か行≫48名(+2) 賈逵 賈充、賈[言羽] 華[音欠] [萠リ]越 [萠リ]良、郭 郭淮 [赤β]昭 夏侯和 夏侯恵 夏侯尚 夏侯玄 夏侯覇 夏侯楙 何進 何晏 桓階 関羽 韓玄 韓浩 韓嵩、韓遂 関平 毋丘倹 管輅 麹義 牛金 牛輔(/牛哺) 姜維 鞏志 喬瑁 許攸 金旋 区星 ケイ道栄 厳輿 呉懿 黄権 黄蓋 黄祖、公孫越 公孫[王贊] 孔融 胡車児 胡軫(/胡シン) 呉班 呉蘭 ≪さ行≫36名(+0) 蔡瑁 紫虚上人 司馬昭 司馬師 司馬徽 司馬炎、司馬孚、司馬望、司馬朗 周泰 周倉 周魴 朱桓 朱霊 朱儁 淳于瓊 荀攸 鍾会(鐘会) 蒋欽 鍾[月缶系] 徐栄 徐商 徐晃 申儀、申耽 甄姚 成宜 宋忠 臧覇 曹豹 蘇飛 孫観 孫乾 孫峻 孫礼 ≪た行≫38名(+0) 太史慈 譚雄 趙雲 張英 張衛 張[門豈](/張ガイ) 張嶷 張挙 張済 張昭 張任 張宝 張翼 張允 張繍、張[合β] 張梁 趙広 趙累 陳珪 陳到 陳登 陳横 陳震 陳式 陳倉 張勳 程秉 丁儀 田章 田豫 董卓 董承 董旻 陶謙 杜襲 杜預 董荼奴 ≪は行≫13名(+1) 裴元紹 潘鳳、馬良、馬忠 馬謖 馬休 馬遵 費詩 糜芳 武安国 文欽 傅士仁 鮑信 ≪ま行≫2名(+0) 孟優 迷当大王 ≪や行≫4名(+0) 楊彪 楊阜 楊儀 羊[示古] ≪ら行≫28名(+0) 雷銅 李異 李典 陸抗 李厳 李意 李儒 呂範 呂公 呂翔 劉焉 劉勳 劉賢 劉璋 劉曄 劉禅 劉岱 劉度 劉辟 劉封 劉表、劉[王奇]、劉j、凌操 呂凱 李楽 魯粛 盧植 ――――――――――――――― ■計:184名死亡 ■全登場武将数:304名
きんこーん♪ きんこーん♪
張譲「星影さやか〜に静かにふ〜けぬ〜……みなさ〜ぁぁん、
そろそろ夜だからといって、さすがに静か過ぎますよ〜? モルァ(゚д゚)!!
目の前の相手といくら馴れ合ったからといっても、
明日の太陽は、2人のためには昇りませ〜ん。
生きてそこから帰してあげるのは、あくまでの最後の一人だけですよぉ〜? うふふふふ。
そんなこんなで禁止エリアの発表です。
追加される禁止エリアは……、交州、揚州の2州で〜す。
これを機会に、重いお荷物はサッパリと処分しちゃって、
速やかに移動しておきなさ〜い。 うふふふふふふ…。」
きんこーん♪ きんこーん♪
※ 次の禁止エリアは交州・揚州、禁止エリアは100レス後(
>>160 )に発動します。
■現禁止エリア:洛陽・幽州・涼州
何かに導かれるように曹操は南へ向かっていた。 ひどく気分が悪い、何かの拒否反応のように何度も何度も吐いてしまう。 不思議と、司馬懿と居た時は治まったようだったが、離れたとたんすぐこんな状態だった。 頭痛、何かを考えようとすると出てくる拒否反応。 その、『何か』 李意に呪いでもかけられたのだろうか。李意が死ぬ前に残した言葉を思い出そうとする その度に体に拒否反応が走った。 司馬懿と話をして居るときは、その、『何か』を忘れていられた。 人だ、人に出会えばきっとこの苦痛から解放される、そして曹操は司馬師に出会っていた。 極限状況で一人というのは気を病んでしまうものなのだろうか、司馬師も狂っていた。 狂った人間、それを見ていると今まで会った奴を思い出してしまってとても嫌な気分がした。 司馬師を殺していた。こんな時は頭痛も吐き気も無く体は良く動く。 司馬師のもっていたサブマシンガンを奪った。 胸を血で染め、それでも生きているという左慈。こんなものが左慈に効くとは思えなかったが、 李意がこれと同じもので襲ってきたときの事を思い出すと、持たずにはおれなかった。 『何か』について考え出そうとする知的欲求と、身体的苦痛の狭間で苦しみ続ける。 きっと何も考えなければ頭痛と吐き気は無いのだろう。司馬懿と話をしている時、 司馬師を殺すときも頭痛は消えていた。 ただ何も考えず殺し続ければこの苦しみから逃れられる。
なんとなく、旅を続けている。 そして東西南北を目指してきた。 其れは果たして自分の意思か。 李意の言葉。其れを思い出そうとすると頭痛と吐き気がやってくる、。。 その痛みを逃れるように左慈への怒りを強めていく、触れてはいけない『何か』を 忘れるために・・・・・・もしくは思い出すため、か。 左慈、左慈ほどのものがこのバトルロワイヤルに飲み込まれて居ようはずが無い。 其れは確信していた。あの幻術をもってすれば張譲などは簡単に殺しきれていただろう。 曹操本人も其れは身をもって知っていた、元の世界で、あるいはこのゲームの始まった時にだろうか。 洛陽城から出て、初めてこの世界に触れた時。 この世界の仕組みに酔い始めた曹操は、意気揚々とその城を出た。 生き残り競争、素晴らしいではないか。 バトルロワイヤルそんなことを仕組める力、それに果てしない欲求を覚えた。 強い欲求を発し、それを激しい気に変え歩く曹操に声をかけるものが居た。 老人、見覚えのある老人。その顔は人を馬鹿にしたようなものに見えた。 左慈、元の世で自分がくびり殺そうとして失敗したものの一人、幻術を操るというふざけた奴。 当時はその力を恐れ、軍を向け追いかけもした。 まずはこいつを血祭りにあげてくれる。
左慈は笑顔であった、こちらも笑顔で銃を構える。 パーんッ、発砲音、左慈の胸が血に染まる。 崩れ落ちるかのように左慈が身を縮める。 曹操は得意満面の顔で苦しむ左慈を見続けている。 どんどん左慈の身が縮まっていく、もう其れは人間のあるべき形ではない小ささまで縮んでいき、 やがてそこには血のりと布が一枚だけになった。 不思議そうな目で曹操はその布を見る。 布を摘んでめくると、そこには血溜まりがあるだけだった。 血溜まりを見つめていると、左慈の顔が地面から生えてきた。 ぎょっとした曹操がそこを離れようとすると 次に、手、腕と生えてきて曹操をつかんで地面の中に引きずり込んでしまう。 地面の中、そこは冷たく何も無い世界. 何も無い世界、呼吸もできないことに曹操があわてていると 胸を血で染めた笑顔の左慈が目の前に現れる。 血を吐き吐き左慈は何かを語っている。 しかし音が聞こえてこなかった。 ゆうっくりと周りが白くなり、曹操の意識が消えてしまうと 左慈は曹操の頭に自分の頭を擦り何かを流し込む。 曹操が意識を取り戻すと、周りには何も居なくなっていた、ただ木々が立っている。 何をされたかを覚えていない、左慈もあの銀の首輪をつけていたなぁ。 そんなことを覚えて居るだけだった。 この後曹操は、自分は東へ行くそう思い込んでいた、そして管輅に会うことになる。
色々なことを思い出せるようになってきた。段々と左慈の暗示も解けていく。 意識の奥では南にいくことを否定している、しかし止まって『何か』を考え出すと頭痛がひどくなるばかり。 他の場所へ行くことも考えたが、別に行く当てなど無いのだ。 結局曹操は南に向かうことに逆らわなかった。左慈を殺すため。殺せばきっとこの痛みは消えるのだろう。 そして放送も気にせず、曹操は禁止エリアになろうとしているその場所に入っていった。 @曹操【折りたたみ傘 寝袋 三国レーダー アルミホイル サブマシンガン】 ※交州に入りました。 @左慈【????】
雷薄「えええ〜ん。えええ〜ん。こわいでちゅ〜。 えんじゅつさまもいないし、そーせーにいちゃんもいないし、 ぼくもう、だめでちゅう〜。まいごでちゅう〜……」 洞窟を進むに連れて、浅く深く、 何人もの人間が呼吸している気配がする。 時々、痛みに耐えかねるかのような鋭い呼吸音が混じるのは、 怪我人でもいるのだろうか? 雷薄は途中でよほど引き消そうかとも思ったが、 次々と聞こえてくる死亡者放送と薄暗さをましていく野外の景色に覚悟を決めて、 ひたすらに洞窟の奥へと向かっていった。 ……大きな声で泣きじゃくりながら。 そんな無用心な雷薄が見つからないはずは無かった。 曲がりくねった洞窟の奥、雷薄が岩陰から出た途端に 彼の襟元は暗闇から伸びてきた戟に貫かれ、 次の瞬間、雷薄は高々とつるし上げられた。 雷薄「……ええええ〜ん!びええええ〜ん! えんじゅつさまぁ〜、そーせーにいちゃあぁああん」 ※ピンの雷薄回収 ≪破滅の主従/2名≫ 呂布[銃創治療中]【戟、青龍刀、麦、金属バット、玉璽、日本刀】 陳宮[左足治療中]【出刃包丁、鍬、SOCOM mk23(ソコム)、ニューンナンブ×12、 鮫鞘の戒刀、44オートマグ】 ≪五人の優しい中国人/5名≫ 凌統[傷は支障ない程度に回復]【鉈】 &簡擁【????】&虞翻【簡易救急セット、酒、鍋】 &張紹【ダーツセット(的付き)12本、鎖(着用中 素早さ−1)、鍬の先(着用中)】 &雷薄[5歳児]【なし】
放送少し前の出来事── それまでよりも言葉少なく進んできた≪アイドルと私≫一行。 柴桑に誰にも会わずにつくことが出来た。 向朗「ここが柴桑です。この道を真っ直ぐ進めばやがて建業につけるでしょう。」 大喬「なるほどね。ここまでどうもありがとう。ここからは私たちでなんとかします。顔見知りもいるでしょうし。 ……では失礼します。」 小喬「お兄さんも元気でね。バイバイ。」 向朗は2人の後姿を見ながら思う。(もう会うこともないでしょう。さて、私は成都へ行きましょうか。) 彼は歩き始める。と、遠くに4人の姿を目撃する。 ≪孫家血筋を求めて≫の面々である。 (さて、どうしよう。向こうは気づいていないし、逃げとこうかな?) とここで放送が流れる。向朗は地図にメモをとる。 (禁止区域はっと、交州、揚州か。そういえば建業ってたしか……ん?) 何やら4人が騒ぎ始めた。それは彼らも揚州に入るところだったからである。向朗の知ったところではないのだが。 向朗は4人から少し離れ、死亡した名前を書き込んでいる時、後ろから足音がする。
小喬「……ただいま。」 向朗「……おかえり。」 大喬(気まずい……) 揚州が禁止区域にされてしまったため、戻ってきたのだった。向朗が先程みかけた4人組の話をすると、 知り合いかもしれないということで、4人が見える地点まで戻る。 向朗「知り合いですか?」 大喬「……ええ、知り合いです。(しかし、出て行ってもいきなり撃たれてしまうかもしれない。) とりあえず私がコンタクトをとってみます。それで、もし私が何か異常事態になってしまったら逃げてください。」 小喬に向かうと、 大喬「これを預かっていて。」 とS&W M59オートを手渡すのだった。 ≪妹者とわたし/2名≫向朗【写真集『辻加護』(大喬と小喬のサイン付き)】 &小喬【S&W M59オート、CDウォークマン+アルバム「DEEP RIVER」】 @大喬【なし】 ※↓とコンタクトします。≪妹者とわたし≫の2名は奥に隠れています。 ≪孫家血筋を求めて/4名≫ 韓当【???】&顧雍【???】&カン〔門敢〕沢【???】&潘璋【???】
まもなく夜がくる。 とりあえず一人で夜うろうろするのは危険と判断し、郭嘉は落ちつける小屋を探していた。 方々見て周り、情報を得ようと思ったが、残念ながら芳しくない。 このゲームの理を知らずして死ぬわけにはいかないのだが、さてどうしたものか・・・。 しばらくして郭嘉は一軒の小屋を発見した。 少し様子を覗ってから中に入ろうと、とりあえず小屋の周囲を見て回った時、 やはりここで夜露をしのごうと思っていた成廉と鉢合わせしてしまった。 すぐに手持ちのナイフに目がいき、身の危険を感じた。 ヤバイ。ニゲロ。キケン。 心臓がバクバクいっている。 そして永遠と思えるちょっとの時間を置いて2人は小屋を周囲をグルグル周る形で追いかけっこが始まった。 もちろん追われているのは郭嘉である。 何周か目についに転んでしまい、絶対絶命になってしまう。 このまま何も知らずに死んでしまうのか・・・。 郭嘉はせめて最期の瞬間くらいはこの目で見ようと大きく見開くと、 自分が倒れていた手前の扉がドガンと中から吹っ飛び、 その飛んできた扉で成廉が吹っ飛んだ。 埃が舞う中、小屋の中から出て来たのは見知った顔2つ。 曹仁、そして張遼。
「うるさくて寝られん」 曹仁が本当に迷惑そうに郭嘉を見る。 「夕方から寝てしまうその無計画さはいかがと思うが」 張遼が憮然と曹仁に意見している。 「疲れたんだよ。よう奉孝。元気でなによりだ」 曹仁はそんな張遼を無視して人懐っこい笑顔で近づいてきた。 「魏将でも警戒くらいするものだ」 「バカ。それくらい目を見ればわかる。あ、信じてねーな?」 なんと緊張感のない会話だ。 しかし、郭嘉は気がついた。彼らの所持している武器を。 彼らは自分が逃げ隠れるようにしている間、確実にこのゲームで闘っていたのだ。 『その方がシンプルだし、このゲームを知りたいなら近道なんじゃねーの?』 とこのあと聞くことになるのだが、なるほど自分は実践するからこそ郭嘉が郭嘉である理由なのだ。 郭嘉が開眼した頃、扉に吹っ飛ばされた成廉は愚かにも2人に挑みかかっていた。 彼は頭にきていたのだ。 しかし、ナイフひとつでは勝てる相手ではなかった。 あっけなく短剣一本で成廉は沈んだ。 「ほれ。これくらい持っておけ」 郭嘉に見て、聞き、知り、生きる術と力が宿っていく気がして心震えた。 【成廉:死亡確認】 ※ピンユニット回収 ≪曹仁君と張遼君と郭嘉君/3名≫ 曹仁【携帯電話、グロッグ17、イングラムM11、スペツナズナイフ】& 張遼【戟、ベレッタ92F、短剣】& 郭嘉【サバイバルナイフ、SPAS12、遠隔C4×2、小型双眼鏡、食用植物各種、薬草】
とある民家、扉には重いタンスが置かれ、開かないようになっている。 窓も(外に置いた以外の)トラバサミを下に仕掛けて、入ってくるとすぐに 引っかかるようにしてある。そんな万全の状態にしておいて、馬岱たちは 一番奥の部屋へと隠れていたのだった。食事ならあった。事前に[广龍]徳が トラバサミの設置とともに採ってきた食べられる草を食べていた。 ・・・時は一日前にさかのぼる。家の方に男が二人歩いてきた。 馬岱「あ・・・あれは許[ネ`者]!!」 馬騰「どうしたんだYO!」 馬岱「静かにしてください!!」 その後すぐにこの状態にして、招かれざる客に備えた。 4人でそれぞれ四方にある窓から(隠れながら)監視をしていた。 ところが、2〜3時間後突然許[ネ`者]たちは姿を消した。というより 森のほうへと去っていった。だが、まだ潜んでいる可能性があるからといって、 馬岱はしばらく間をおいた。しかし・・・。 馬岱「完全に去ったようですね。」 馬騰「暇だったYO!」 高沛「暇だからって、兄さん7時間もあっち向いてほいするなんて、 付き合い続けて僕眠いですよ。」 [广龍]徳「お前ら夜中うるさかったもんなゴルァ! 一応トラバサミは回収しとくぞ」 馬岱「でも、結局なんだったんだろう。」 一方、こちらは≪森の愉快な中間達≫。 許[ネ`者]「おいらたち、何してたんだっけ?まあいいや。 腹も減ったし帰えろーっと。」 司馬懿「・・・(こいつに着いていったら多分死ぬ・・・。)」 そして司馬懿はそっと許[ネ`者]からはなれた。 そして・・・。
コンコンコン 馬岱「!!!」 馬騰「合言葉を・・・ふぐっ」とっさに[广龍]徳が口をおさえた。 司馬懿「拙者は司馬懿と申す。訳あって先ほどの男と別れた。 貴殿たちに危害を加えるつもりはない。入れてくれ。」 馬岱が「ちょっと待て、だいたい・・・」ぐらいまで言ったとき、 馬騰が叫んだ。 馬騰「い、1さん!!」 その後、司馬懿は家に迎え入れられた。武器を確認させ、 馬岱が「この武器なら大丈夫。」と判断して、改めて 司馬懿はチームの一員となったのであった。 司馬懿は、とりあえずこれまでのいきさつを説明した。馬岱もそれに熱く心打たれた。 馬騰は、さっきから「はわわ・・・1さんがうちに・・・。」とたわごとをいっている。 〜馬岱、心の日記〜 今日、あの北伐を退けた司馬懿がうちにきた。危害を加えるつもりはないらしい。 あの時はあんなににくかった彼が、今となってはむしろ頼りになりそうな人No.1だと いうのがちょっと悲しい。どうやら久しぶりにまともな会話ができそうだ。 あと、「1さん」って誰だろう。ちょっと気になる。 ≪蒙古の血/5名≫高沛【「自殺の仕方ベスト100」】&馬騰【槍】&[广龍]徳【トラバサミ×5】 &馬岱【懐中時計】&司馬懿【袖籤 カラーひよこの羽 首輪 ワイヤー 虎バサミ】 @許[ネ`者]【ナイフ】 ※≪森の愉快な中間達/2名≫消滅、ピンユニットに許[ネ`者]追加
「も〜えろよ〜もえろ〜よ〜。」 などと審栄が言ってる横で、火を付けまくる2人組。 「・・・・・・・・(はっ殺気が)」 殺気を感じとった曹性は、ふと、遠くの方をみつめ止まった、そしてそれを不思議に 思った陳蘭は、たずねた。 「どうされましたか?」 「いや・・・気のせいだと思うのだが、あの子供捕まったかもしれませんぞ」 「なんだとならばあちらにいくぞ。こい審栄よ。」 と言ったら、キャンプファイヤーのごとく楽しんでいたはずの審栄は、なんだかおきらくっぽい返事。 「あいよ〜。」 「・・・・・・(なんか審栄殿が変わってきたような?」 と言いつつ雷薄がいるはずの方向とは逆の方向にいく曹性達であった ≪曹性と迷惑な仲間達/3名≫ 曹性【銀の弓(銀の矢13・木の矢18)鉄兜】 審栄(記憶喪失)【日記帳、放火魔セット、木の盾(厚さ15センチ。かなり丈夫だが動きがおそくなる)、銀の槍】 陳蘭【義手2個(必殺ロケットパンチができます)、木の盾(厚さ15センチ。かなり丈夫だが動きがおそくなる、銀の槍】 ※長安の町の民家に火をつけました。またそれほどひろかってません。
正直まいったのー・・・ すでに闇に覆われてしまい心寂しい袁紹は、放送塔の下で丸くなっていた。 今やたまに来るメールだけが心の支えだ。 これが繋がっているっていうんだろうな・・・なんて甘っちょろいことを考え、 先ほど送られてきた写メールの写真を眺める。 あーあ、早く会いたいなぁ・・・。 写真の10歳程度の女の子は愛らしくVサインを出している。 その女の子の後ろにはなんともいかつい南蛮出身者らしい男が写っている。 あーあ、うらやましい。 ワシも一緒にいたいものだ・・・。 ますます丸くなって寝に入る袁紹だった。 その頃、遥か南方。 全員同時に送られたその写メールの写真をギラギラした目で眺めている一団がいた。 関興が拾ったその携帯電話の受信ボックスには「南蛮王」と記録があった。 そしてこの写真。 「どうやらこの機械、使えるね」 待ってなさい・・・すぐに殺しにいってあげるから・・・。 祝融は歪んだ微笑でその写真を眺めるのだった。 @袁紹【携帯電話】 ※ひとり丸くなってます ≪南蛮の死神/3名≫祝融【ダイバーズナイフ、チャッカマン、ダイナマイト】 &兀突骨【ツルハシ、フライパン、薙刀】&関興【携帯電話、青竜刀、弓、矢18本】 ※孟獲の存在を補足しました
捕捉だ。
≪二本刀≫の2人はとある小屋の前にそっと近づいていた。 闇に覆われるこの時を待っていたのだ。 事前に入手していた油壷を2人は両手に2つずつ持って散っていく。 小屋の両サイドでセッティングすると図った様に油壷に火を放ち、小屋に投げ放った。 炎はあっという間に屋根に壁に窓に扉にと燃え移っていく。 あとはゆっくり狩っていくだけ……。 たまらず飛び出してくる方も、もちろんこちらを意識して出てくる。 いかに助かるかを必死で考えるだろう。だから面白い。 「見せてくれ、その必死の様を!」 孫堅が叫ぶと同時にたまらず飛び出して来たのは冷苞だった。 お手製なのか妙な形の武器を投げてよこすが、そんなものなんの意味もなかった。 華雄のキャリコが火を吹き、踊りながら死んでいった。 「もっと楽しませてくれ!」 さらに相手を挑発すると小屋の中から捕虜の徐庶を突き出し馬超は銃で牽制。 やはり冷苞と同じ道を歩くかと思いきや、運良く人が来る気配を察した≪二本刀≫は、 そちらに気をやり、隙をみた馬超はひとりその場から消えていた。 もちろん、すぐに≪二本刀≫も消えていた。
徐庶が呆然とする中、近づいてきたのは≪騙し討ち≫の3人だった。 例の「さいたま」の借りを返さんと馬超らを探していた矢先の火事だったのだ。 冷苞の死体を確認すると、少ないアイテムだけ確保し、やはりその場を足早に去っていった。 当然徐庶を捕虜にして。 【冷苞:死亡確認】 ※≪戦好きの人々と捕虜(仮)≫解散→馬超ピンユニットへ ≪騙し討ち/3+1名≫曹丕【拡声器、アイスピック、ガスバーナー】&于禁【九鉤刀、スタンガン】& 文聘【レミントンM700】&徐庶[縛られ]【インスタントカメラ】 ≪二本刀/2名≫華雄【七星剣、手裏剣×12、食料、、キャリコ110】 &孫堅【吹毛剣、煙管、蝦蟇の油、グルカナイフ、S&W/チーフスペシャル38口径】 @馬超【鉄槍、銃、????、マシンガンの弾】
放送を聞いて≪孫家血筋を求めて≫の4人は焦った。今から行こうとしていた揚州が禁止区域に指定されてしまったからだ。 韓当「んなアホな〜」 顧雍「これからどうします? どこに行きますか?」 潘璋「北に行くとは思えない……」 うーん、うーんと悩む一行。と、その時、女性の声がした。 大喬「失礼します。みなさんお久しぶりです。」 カン〔門敢〕沢「大喬様!」 潘璋「ご無事でしたか!」 5人が無事を喜び合っている時、大喬が何かに気づく。 大喬「うしろ!!」 4人が振り向くと、連弩を構えたケ芝が立っていた。 ケ芝は「ちっ」と舌打ちすると、矢を放つ。1つ目の矢は外れたが、2つ目の矢はカン〔門敢〕沢の左腕に命中する。 同時に脇から、ハルバードを持った沙摩柯が飛び出し、カン〔門敢〕沢の胸を突く。 胸を赤く染め絶命するカン〔門敢〕沢を跨ぎ、今度は韓当に向かってハルバードを突き立てる。 韓当は支給武器のラージシールドでこれをはじき、叫んだ。 韓当「潘璋! 大喬様を連れてお前は逃げるんや!」 潘璋「了解!」 潘璋は大喬を抱きかかえると、一目散に逃げ出す。 ケ芝「逃がすか!」 ケ芝は追いかける。沙摩柯も追いかけようとするが、韓当と顧雍に阻まれる。
【カン〔門敢〕沢:死亡確認】 ※≪追跡者≫解散→ケ芝、沙摩柯ピンユニットへ ※≪逃げる人たち≫チーム誕生 ≪逃げる人たち/2名≫ 潘璋【毒針】&大喬【なし】 ※↑を追いかけます @ケ芝【連弩】 ≪孫家血筋を求めて/2名≫ 韓当【ラージシールド】&顧雍【ディフェンダー(剣)】 VS @沙摩柯【ハルバード】 ※カン〔門敢〕沢のアイテム(折畳式自転車)は彼の死体のそばにあります。
「なんや、えらい簡単にかつての同僚を殺ってまうやないか。なぁ張遼さんよ」 張燕は茂みに身を隠し、張遼が成廉を一突きする現場を見ていた。 成廉と張遼は呂布配下の時、ともに闘った仲のはず。 そして自分をボロクソに痛めつけた張本人だった。 郭嘉を連れてさっさと移動をしようとしている。 「やったろかいな……いや、やめてこか……」 そっとクロスボウを構えるが、相手は3人。 しかも誰か一人を殺せたとしても次は危ない。 そう判断して再びクロスボウを降ろして静観することにした。 張遼が殿を務め、最期振り返り確認する。 そしてそっと目を伏せ成廉に手をあわせる。 戦場での習いとはいえ、かつての同僚を躊躇なく殺せる男。 そして自分同様、魏に下る決断ができる男。 「……そういう選択かいな。かわらん男やの」 残り100人程度、こういう決断のできるやつらのみ生き残っているということか。 「こりゃ手厳しい」 張燕は3人とは逆の方向の闇の中へと消えていった。 ≪曹仁君と張遼君と郭嘉君/3名≫ 曹仁【携帯電話、グロッグ17、イングラムM11、スペツナズナイフ】& 張遼【戟、ベレッタ92F、短剣】& 郭嘉【サバイバルナイフ、SPAS12、遠隔C4×2、小型双眼鏡、食用植物各種、薬草】 ※移動開始 @張燕【クロスボウ(矢×16)、弓(矢×26)、小型ナイフ、閃光弾×2、デリンジャー(隠し武器)】 ※再び潜伏
・・・くそっ。しまった。 あの「さいたま」に気を取られてみんな向こうに行くと思った。 まさかこんなことになるなんて・・・。 くそ。冷苞が・・・。 ・・・思えば、バトロワで最初に会った敵はこちらが圧倒的有利だった。 その後も、そのまた後も。ずっと勝てる戦いしかしなかった。 今回は、まったく違う。負け戦となった。くそっ! ・・・いけると思った。冷苞が先に出てチェーンソーの歯で相手の足を傷つける。 その後徐庶を盾に俺が出て行く。いい作戦だと思っていた。 まさかあんなことになったなんて・・・。 ・・・今更俺が残ってなんになるんだ。冷苞を失った俺に、一体どんなことが できるっていうんだ。 俺よりも物を作るのに長けていて、機転の利いた冷苞・・・。 ・・・この世界ではじめに抱いたのは、韓遂への憎しみだっけ。 俺の中には、憎しみしかなかった。 それが、冷苞にあってから、彼に惹かれていたのかもしれない。 位も、名声も、こちらのほうが上だったはずだ。 でも、奴といると憎しみなんて感情が沸かなかった。 人は殺した。でも、それは彼と一緒にいる時間を楽しみたかったから・・・。 もはや、俺には生きる意味が無い。 ・・・だが、冷苞のためにしてやれることはある。 もう死ぬことに何のためらいも無い。こうなったら できることをやっとこうじゃないか。
そう考えながら歩いていると、目の前にはお墓と陳羣が。 あの時、冷苞と殺さないことにした男だ。 一人になった今、少しでも人数を減らしたい。 頼れる仲間がいなくなったのだから・・・。 今までなら殺していた。しかし、今はそんな気がしない。 「なにをしているんだ?」と声をかけても返事もしない。 ただ一心不乱に祈り続けている。 その姿が、なんだか人間の本来あるべき姿のように思えて、 いつのまにかすぐ後ろでいっしょに祈っていた馬超なのだった。 「待ってろ、冷苞。仇は討つ。あの二人を殺すよう、頑張るよ。」 二人が「カラーひよこタソ」にお祈りしているとは、まだ二人とも知らない。 @馬超【鉄槍、銃、????、マシンガンの弾】 ※だいぶ2人を恨んでます。 @陳羣【なし】
≪妹者と私≫の2人は、中々もどってこない大喬を心配していたところ、 大喬を抱きかかえた潘璋と、その後ろで連弩を持ったケ芝がこっち方向に向かってくるのを発見した。 小喬「お、お姉様に文珪様……。大丈夫かなあ?」 向朗「あまり大丈夫そうじゃないですね。私に大喬を助ける考えがあるんですが、それには小喬様の協力が必要です。」 小喬「お姉様を助けるためなら、あたし頑張るよ☆」 向朗「それでは耳を貸してください。」 向朗は小喬に耳打ちすると、2人で民家の影に隠れる。 潘璋が通り過ぎるのを確認し、ケ芝が民家の横を通り過ぎる時に向朗は臑の位置に位置に『辻加護』をヌッと出す。 追いかけるのに集中していたケ芝はそれを避けられずにまともにぶつかりつんのめり、腹ばいに倒れる。 彼の背中の上に向朗が乗っかり、手を押さえつけ動きを封じる。 向朗「小喬殿! 今です!」 小喬は倒れたケ芝の耳にウォークマンのイヤホンを突っ込み、音量を最大まであげて再生を押す。 音楽が向朗のところまではっきり聞こえる。直接聞いているケ芝がどんなもんかは言わずもがなであろう。 やがて、ケ芝は耳から血を流し、口から泡を吹き、気絶した。 その顔を見て、向朗はびっくりした。 向朗『伯苗殿! あわわわ……』 小喬「いっちょあがりっと☆ このゴテゴテした弓みたいなのもらっちゃおっと。 さて、お姉さまをおいかけなくっちゃ。」 向朗は顔見知りを傷つけてしまったという焦燥感、小喬は姉を助けたという充実感でそれぞれ心を満たしながら、 大喬の後を追っていった。 ≪妹者とわたし/2名≫向朗【写真集『辻加護』(大喬と小喬のサイン付き)、連弩】 &小喬【S&W M59オート、CDウォークマン+アルバム「DEEP RIVER」】 ※連弩は向朗が運びます。 @ケ芝[気絶、鼓膜破損]【なし】
袁尚「兄さん・・・。泣かないで・・・。」 沮授「坊ちゃん・・・。そんなに袁譚さまのことを・・・。」 程遠志「兄弟愛ですねぇ。」 顔良「くぉらぁ!もっと気合をいれてぇ。今度は盾だぁ!」 趙弘「ひぃ〜。」 田豊「こら、静かにせんか!。」 そう、袁尚がまだ嫌な予感を感じながら寝ていて、 厳政が通算62回目の鬼になり「もう俺止める!」「じゃあ厳政鬼のまま終了な。」 厳政「ちょっと待て、わかった、続けるから。」とか言ってる間に、 袁譚は実際に泣いてたりしたのだ。 ≪黄巾党と一部まともな人たち/16名≫ 袁尚【ディフェンダー45口径】&顔良【防弾盾、手作り木刀】 &文醜【兜、手作り木刀】&沮授【ギャルゲー10本の説明書と箱入り】 &趙弘【手作りの木のやり】&ケ茂【血のり、手作り棍棒】 &何儀【『電子ロック解除技術について』&手作り棍棒】 &馬元義【ノートパソコン、】 &高昇【ホワイトボードとマジック、手作り木のやり】 &厳政【謎の鍵】&韓忠【ダウジングロッド】&孫仲【防弾チョッキの詰め合わせ】 &杜遠【瑠璃子ちゃん人形(毒電波発生装置)】&波才【ニンジャブレード】 &程遠志【集音マイクとイヤホン、直刀】&田豊【短刀 毒吹き矢】 ※その他、共通アイテム「手作り木刀×5」作成(増えました。)
<ズバットスーツの特長> (1)洗練されたデザイン バーニングレッドのシンプルなフォルムが クールなヒーロー像を演出。 (2)軽くて丈夫な特殊加工繊維を使用 サポート効果で全身すっきり! (3)乱戦でも安心・ヒーローの見切り 敵が乱射するマシンガン・レーザー・手榴弾等を 地面に転がるだけで回避できるようになります(※注) ※注:刀剣等による直接攻撃及び、お客様個人に狙いを定めた 攻撃につきましては「見切り」の対象外となりますので ご注意下さい。 <お客様の声> 【義陽郡 T.G.様】 「ズバットスーツ」に出会うまでは、何をやっても上手く行かない毎日でした。 どもりだの、成り上がりだのと、上司や同僚に馬鹿にされて・・・ ところがこのスーツを着用したとたん、全身に自身とパワーが漲り、 何事にもポジティブに取り組めるようになりました。 最近ではすっかり若返って、息子と見間違えられるくらいですよ、ハハハ(笑い) 今ならテーマソングCDも付いて、驚異の19,800エソ(税別)! お求めは0xx0-35x-3x9まで 深まる闇の中、ヒーローは走り続ける。 遥か彼方で赤々と燃え盛る長安の火を目指して―― @[登β]艾【ズバットスーツ・ズバット説明書(おまけ)】
審配「こんなネタを考えてみたぞ。」 タクシー (゚」゚)ノ ノ|ミ| 」L  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ _/ ̄ ̄\_ └-○--○-┘=3 (゚」゚)ノ アイヨー ギャー ノ|ミ|_/ ̄ ̄\_ //└-○--○-┘=3  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ミ 高幹「おもいっきり盗作じゃないですか・・・」 審配「なにか言ったか?」 高幹「言えなにも(泣)」 審配「もしくは、こんな感じの語りを。 もしも私が、スパイだったらむかついたやつを全員殺すだろう。 もしも私が、万年便所掃除委員だったらクラスメイトを全員殺すだろう。 もしも私が、戦闘員なら正義の味方が変身終えるまでまたないだろう。」 高幹「は・・はははははははいいですね(泣)そんな感じでいきましょう。」 ≪喜べ!心配、泣く!交換/2名≫ 審配【ハリセン(普通の紙)】&高幹【漫才の基本】
本来一面夕闇のはずであったが、この一角だけは違っていた。
そう、ここは長安。曹性らが火を放った地点である。(
>>72 )
厳顔は放火の一部始終を隠れて見ていた。
特に彼らに気配を察知される事も無く、
そのまま曹性たちの後をつけてを観察していた。
(やっと人に出会ったと思ったらこんなことをする奴らとは…。
少なくとも話し合える雰囲気ではないな…。
わしもツイてないのう…)
そんな事を思いながら尾行を続けるのであった。
@厳顔【ベネリM3スーパー90】
※尾行中。
≪曹性と迷惑な仲間達/3名≫
曹性【銀の弓(銀の矢13・木の矢18)鉄兜】
審栄(記憶喪失)【日記帳、放火魔セット、木の盾(厚さ15センチ。かなり丈夫だが動きがおそくなる)、銀の槍】
陳蘭【義手2個(必殺ロケットパンチができます)、木の盾(厚さ15センチ。かなり丈夫だが動きがおそくなる、銀の槍】
※移動中。厳顔のことは気づいていません
Σハッ! 私のカラーひよこタンのお墓に、人が……!? 魏将たちから離脱した荀[或〃]が目にしたのは、 カラーひよこタンの墓に一心不乱に祈りを捧げる二人の姿だった。 その真摯な祈りに、不覚にも胸が熱くなる。 (ああ、この者たちも、夏侯惇に見つかってしまえば埋められてしまう……) そう思った途端、荀[或〃]は祈る二人の前に姿を現していた。 何の考えがあったわけでもない。 曹操様に言われたように、最後の10人にはなりたかった。 しかしそれ以上に、グラウンドさいたまの戦いは 荀[或〃]の精神に消耗を強いていた。 @馬超【鉄槍、銃、????、マシンガンの弾】 @陳羣【なし】 @荀[或〃][軽度火傷]【銃】
曹性達は、結局道を間違い続け三国志バトルロワイアル の最大の激戦が行われたさいたま弾のグランドゼロに来ていた しばらくは三人とも無言であったが曹性が初めに言葉を発した。 「そうかここのおかげで、さっきものすごい量の死者がでたのか。」 「そ、そのようですな。」 とあいづちをうった陳蘭だが、心なしか声が震えていたそしてその間に審栄は、 足を進めており、劉表オーケストラ達の前に来て無言で楽器を拾い 「この人たちどうやら演奏したまま死んだみたい。でも楽器は壊れてない。 まだ歌いたいんだよこの楽器達は、という事で この人達のためにレイクエムやろ。」 「まぁいいぞ。だがまだまわりに人が残っていたら絶対に撃たれるがな。 まぁ私は、死んでもいいからいいぞ」と曹性 「雷薄を一刻も早く探したいがいいだろう。」 「「いやあなたはだめ(です)(だ)」 と曹性と審栄の、声がかぶる 「な、なぜだ。」 「雷薄を探しながら死んだら未練が残るだろう。だからお前とはここでお別れだ。」 「そうそう」 「ついでに言うと俺と審栄で墓を作ってやりたいから、もうお前とはお別れだ。それとこれやるよ」 「そうそう。僕もこれあげる」 と言い鉄兜と日記帳と放火魔セットの一部をわたす二人 「・・・・・・・・・わかった。俺を気絶させ雷薄どっか言った時は、かなり 怨んだが、最後まで怨んでいそうだな。」 とてもしずかに、そしてなにかをあきらめたように言いつつこの言葉を発した後無言でそこから立ち去る陳蘭。 無言で手を振る二人はしばらくずっと手を振って、しばらくした後
「こんな事頼んでしまってすみません。」 「かまわんどうせ最後は、一人しか残れないからな。お前からこんなこと頼んでくると思わなかったよ」 そんなことをいった直後二人は、指揮棒とヴァイオリンを拾い 「二人だからこんな事しかできんが、やすらかに眠ってくれや」 「そうそうやすらかに」 それ以降二人は、無言になり「レイクエム」を演奏することにした。 遠くから見ていた厳顔は、 「な、なんだあやつらはなにをかんがえているんだ。」 と言ったとか、言わなかったとか。 ≪死者へと送る/2名≫ 曹性【銀の弓(銀の矢13・木の矢18)、ヴァイオリン】 審栄(記憶喪失)【放火魔セット、木の盾(厚さ15センチ。かなり丈夫だが動きがおそくなる)、銀の槍、指揮棒】 @厳顔【ベネリM3スーパー90】 @陳蘭【義手2個(必殺ロケットパンチができます)、木の盾(厚さ15センチ。かなり丈夫だが動きがおそくなる、銀の槍、鉄兜、日記帳、放火魔セット一部】 ※移動中。厳顔のことは気づいていません。曹性と迷惑な仲間達消滅。
「周瑜殿、見事に誰も来ませんね。ここに陣取ったのは失敗でしたかね・・・。 危険を冒してでも『さいたま』とやらを見に行くべきだったかもしれません。」 「過ぎた事を悔やんでも仕方が無いですぞ、諸葛瑾殿。 重要なのはこの状況からどう優位に展開できるか、だ。」 「ごもっともで。守りを固める事ができた、と思う事にしましょう」 そう言いながら、昼の間に集めておいた木や竹を使い城内の各所に トラップを仕掛けてゆく2人なのであった。 「ところで、長安のほうが妙に明るいみたいですけど・・・。」 「あれも罠だろ。夜だしむやみに動かないほうがいい。」 ≪江東からの使者/2名≫諸葛瑾(諸葛謹)【ゲイラカイト、ブローニングハイパワー、木材】 &周瑜【クレイモア、毒薬の小ビン、竹(デリンジャー)】
違う!違う!私は違うんだぁ!!! 心の中で叫びながら法正は走り続けていた。 不運にもさいたま弾が炸裂してしまい。 グラウンドゼロの容疑者として誤解されている。 そんなまま死んでは一生の不覚・・・ などと考えて走り続けていたら急に転んだ。 いや吹っ飛ばされた感じである。 見ると目の前に見知った顔がある。 「あぁ張苞殿・・・」 だが次の瞬間彼の首は絞まり意識は薄れていった。 張苞【ロケッティアパック(短距離飛行が可能)、 トマホーク×5、さいたま弾】 法正【死亡確認】
張紹「こらこら、やめんか。まだ小さな坊ではないか。」 簡擁「おお、よしよしよし。かわいそうに。 どれ、おっちゃんの乳吸うか?」 雷薄「……ええええ〜ん!びええええ〜ん!」 優しい中国人たちは呂布に吊り下げられた雷薄(5歳児)を抱え下ろすと、 てんで好き勝手なことを言い始めた。 虞翻「「袁術」「曹性」がどうとかと言ってましたな。どこの子じゃろう?」 張紹「どれどれ。 ……首輪には「雷薄」と書いてはあるが……」 凌統「雷薄? 雷薄は成人のはすだ。それがし、雷薄とは洛陽での出席番号が近かったが 出発する時、ラ行に子供は居なかったぞ。」 簡擁「はて、面妖な……」 同意を求めるように呂布の方に目をやると、凌統の言葉に呂布も僅かに頷いた。 ―――それでは出発以降、なにかの拍子で雷薄は子供になってしまっただろうか? 言い知れぬ不気味さが一同を包んだとき、 突然、簡擁が突拍子も無い事を言い始めた。 簡擁「……これは使えるぞ!!」
簡擁「考えても見い。子供の手の器用さ繊細さは大人以上じゃ。 これで細かい怪我の治療もお茶の子さいさい!」 虞翻「おおおっ」 簡擁「どーせ交州行きは禁止エリアでおじゃんになってしもうたんじゃ。 子供になってしもうたいきさつはおいおい聞くとしても、 張飛一人を探すのも、この坊の探している袁術・曹性を探すのも、探す手間は同じこと。」 凌統「坊。お兄ちゃんたちと一緒に来るか?」 雷薄「うん…… よくわからないけど、おねがいしまっす。」 ≪破滅の主従/2名≫ 呂布[銃創治療中]【戟、青龍刀、麦、金属バット、玉璽、日本刀】 &陳宮[左足治療中]【出刃包丁、鍬、SOCOM mk23(ソコム)、ニューンナンブ×12、 鮫鞘の戒刀、44オートマグ】 ≪五人の優しい中国人/5名≫ 凌統[傷は支障ない程度に回復]【鉈】 &簡擁【????】&虞翻【簡易救急セット、酒、鍋】 &張紹【ダーツセット(的付き)12本、鎖(着用中 素早さ−1)、鍬の先(着用中)】 &雷薄[5歳児]【なし】
レクイエムが鳴り響くグラウンドに困惑している男がここにいた。 もちろん厳顔である。 (放火したと思ったら今度は楽器演奏とは…。 全く何考えてるんだか見当もつかん…。 こいつらとは関わらんほうがいいのかも知れん。 それよりもあっちの奴は何か目的ありそうな感じじゃな。 無駄足になるのも癪だしこのまま奴を追ってみるか…。) 厳顔はあくまでも3人に気づかれないようにして 陳蘭の後を追うのであった。 ≪死者へと送る/2名≫ 曹性【銀の弓(銀の矢13・木の矢18)、ヴァイオリン】 審栄(記憶喪失)【放火魔セット、木の盾(厚さ15センチ。かなり丈夫だが動きがおそくなる)、銀の槍、指揮棒】 @厳顔【ベネリM3スーパー90】 ※陳蘭追跡中。まだ存在は気づかれてません。 @陳蘭【義手2個(必殺ロケットパンチができます)、木の盾(厚さ15センチ。かなり丈夫だが動きがおそくなる、銀の槍、鉄兜、日記帳、放火魔セット一部】 ※移動中。
周瑜と諸葛瑾の弛まぬ努力によって、宛城は蜘蛛の巣の如く罠が張り巡らされていた。 何も知らぬ者が不用意に足を踏み入れれば、地獄を目にすることだろう。 そう、何も知らぬ者が訪れればの話だが…… 「……相変わらず誰も来ませんね」 「焦っても仕方ないでしょう。大魚を吊り上げるには、それなりの仕掛けと忍耐が必要だ」 「公瑾殿らしからぬ、お気の長い台詞ですな」 そうでしょうか、と周瑜は端正な顔を軽くほころばせる。 「先程の放送でも、新たな死者の名が大量に読み上げられていた。 こうして一刻、一日を生き残ることで、我々はこの戦いに勝利し続けている。 ――そう考えれば、待つこともさほど苦痛には感じませぬ」 「…おやおや、」 城壁の外に目を向けていた諸葛瑾が、ゆっくりと周瑜の方に振り返る。 「あなたのお言葉通り、さっそく大魚が現れたようですよ」 窓辺へと歩み寄った周瑜が目にしたのは、彼ら二人にとって因縁浅からぬ人物―― 諸葛亮の姿だった。 ≪江東からの使者/2名≫諸葛瑾(諸葛謹)【ゲイラカイト、ブローニングハイパワー、木材】 &周瑜【クレイモア、毒薬の小ビン、竹(デリンジャー)】 @諸葛亮【自在警棒、肉切り包丁】
潘璋は大喬を抱えながら必死に走っていたが、やがて前方に民家を見つけそこに入る。 様子を伺っていたが、どうやら追っ手はいなくなったらしい。 潘璋「やれやれ。」 大喬「文珪殿。背中に矢が。」 潘璋は走るのに夢中で気付かなかったのだが、潘璋の背中に3本矢が刺さっていた。 それは逃げる途中でケ芝の撃った矢だった。 潘璋「…そういえば痛いような気がする。まあ、森の中を逃げてきたので3本で済んだということか。」 大喬「とりあえず手当てをします。大したことはできないけれど。」 ≪逃げる人たち/2名≫ 潘璋[軽傷]【毒針】&大喬【なし】 一方── 小喬「お姉さま、どこにいったんだろう。」 向朗「見失ってしまいましたね。」 ≪妹者とわたし/2名≫向朗【写真集『辻加護』(大喬と小喬のサイン付き)、連弩】 &小喬【S&W M59オート、CDウォークマン+アルバム「DEEP RIVER」】 ※逃げる人たちを見失いました。
ぼーっとお祈りをしていると、目の前に荀[或〃]の姿が。 右手に銃を持っている。どこから来たのだろう。 そういえば、ひとつザックをあけていなかったな。そう思い、ザックをあけてみると 中にはマシンガンがあった。冷苞が撃たれたのと同じような銃だ。 世の中は皮肉だな、と馬超は思った。 マシンガンに弾を込めると、目の前の陳羣に銃を渡していった。 「こんな中、何も持っていないのでは心細いのではないか? 貴殿の祈っている墓が誰のものかわからないが、もし良かったら 私のために倒れた親友を弔いにきてはくれないか。無理なら結構だ。」 これでも精一杯丁寧語を使ったつもりだった。人に物を頼むのも久しぶりに思えた。 (待ってろ冷苞。今弔いに行ってやるからな。たとえ一人ででも。 そして、もし彼らがついて来てくれたら、いっしょに弔ってやれるしな・・・。) ※チーム仮結成 ≪三銃士/3名≫ @馬超【鉄槍、マシンガン】 ※勧誘中です。 @陳羣【銃】 @荀[或〃][軽度火傷]【銃】
「落とし穴とはこれまた愉快なものを・・・」 常人にはわからないように完璧にカムフラージュされている落とし穴であったが、 天才軍師たる諸葛亮には完全にバレバレであった。 「どんな奴が作ったのか見に行くのも悪くはない…。」 そこには宛城へと向かう影と、さらにそれを追いかける影があった。 ≪江東からの使者/2名≫諸葛瑾(諸葛謹)【ゲイラカイト、ブローニングハイパワー、木材】 &周瑜【クレイモア、毒薬の小ビン、竹、(デリンジャー)】 ※宛城にて待機。諸葛亮には気づいてます @諸葛亮【自在警棒、肉切り包丁】 ※宛城に入りました @程普【10Mロープ】 ※宛城に入りました。諸葛亮とは別行動
グツグツグツグツ…… 甘寧の頭が沸騰していた。 「結局帰ってこない……」 孫尚香を探しに別れてから呂蒙をずっと待っていたもののどうも戻ってくる気配がない。 しかも夜になってしまった。 てっきり戻ってくると思っていたが、そんな気毛頭なかったのか? なんか置いてきぼりをくらった子供のように不安になった。 俺って嫌われてる? 振りかえると貂蝉が艶かしい感じで寝返りをうっている。 むぅぅぅぅ…… ≪美女と騎士/2名≫ 甘寧【釘打ち機、MP5K、トランシーバー、飛刀】&貂蝉[おやすみ]【トランシーバー】
≪孫兄弟≫は気絶しているケ芝を発見していた。 孫権「大哥、こいつどうする?」 孫策「んー? とりあえず、捕虜としてつれていくか。盾くらいにはなるだろう。」 孫権「しかしこいつすさまじいダメージだな。やったやつの義理の兄の顔が見てみたいな。」 ※ピンユニット回収 ≪孫兄弟と捕虜/3名≫孫権【L96A1(スナイパーライフル)、マジック各色 掻き爪】 &孫策【ウージーサブマシンガン 熊手】、ケ芝[気絶、鼓膜破損]【なし】
「つまり、その携帯電話というのを少なくとも7人持ってて、そのうちのひとつがこれだと」 郭嘉がこの未知の伝達手段に興味をもった。 そして曹仁の説明からわかったことはこういうことだった。 1・7人これと同じものを所持していて、曹仁以外で判明しているのは張角、袁紹、孟獲、そしてこの写真を送ってよこした謎の少女である。そして少女と孟獲は共にいる。 2・曹仁が当初助けられたメールはこの7人以外からのアドレスだった。 3・あとの2人は不明。メールを送っていないか殺されているかも不明。 ここで郭嘉は思い出した。 情報は武器になるのだと。 これを悪用すれば簡単に人は殺せるのではないか? たまたま子孝は何も疑わずに信用したが、それも気まぐれだったのではないか? 信用したところを裏切るには顔を見せていない分、都合がいいのではないか? どうやらこの先は迂闊に携帯電話を使用できない、と郭嘉が高速で思考していた矢先に、 写メールで自分を写して送ろうとしている曹仁であった。 写真撮るなー! ≪曹仁君と張遼君と郭嘉君/3名≫ 曹仁【携帯電話、グロッグ17、イングラムM11、スペツナズナイフ】& 張遼【戟、ベレッタ92F、短剣】& 郭嘉【サバイバルナイフ、SPAS12、遠隔C4×2、小型双眼鏡、食用植物各種、薬草】 ※夜はふけていきます
劉備は、自分が殺されなかった理由をずっと考えていた。 孫一族が劉備と知っていたら真っ先に殺していた、もしくは遊びで逃がしたか、、 ほとんどの人間が知らないだろうな。関さんは自分に気付いていたけど、、 周倉仲間にするのも自分説明が大変だったし、、、張飛は気づけるのか? 「自分を知らない奴らがたくさんいる、コレは吉なのか?しかも女の体、、、割と色気もあるし」 劉備は、池に写った自分の顔を眺めてふと思った。 集落を移動しているときに虎髭の巨漢に会った。 張飛「女ぁ!俺に殺されたくなけりゃこっから去れ!」 劉備「あ、、、え、、(気付いていないよ、、)」 @劉備[女性]【ハリセン(鉄板入り)、九環刀、柳葉刀 白羽扇(使いこなせばビームが可能)】 @張飛【槍、蛇矛】
━━━生存者リスト・パーティの部・1/3━━━ ≪打倒張譲軍プラス電波系/4名≫ 菅亥【防弾チョッキ(弓矢も防げる)、黄色い布10枚、日本刀、麻酔薬?】 &紀霊【飴水5リットル、火縄銃】&袁術【人物レーダー】 &楊弘【「5分でできる人さがし。」という本、「食べれる草や花」という本】 ≪蒙古の血/5名≫高沛【「自殺の仕方ベスト100」】&馬騰【槍】&[广龍]徳【トラバサミ×5】 &馬岱【懐中時計】&司馬懿【袖籤 カラーひよこの羽 首輪 ワイヤー 虎バサミ】 ≪クラブの2/4名≫苗沢【ガントレット、ソードオフ・ショットガン】 &秦慶童【名刺複数、投擲用ナイフ複数,ワースレイヤー(剣)】 &楊松【コイン入り靴下(即席ブラックジャック)黒星(中国製トカレフ)】 &楊柏【アームスコー40mm MGL、ハルバード、首輪】 ≪二本刀/2名≫華雄【七星剣、手裏剣×12、食料、、キャリコ110】 &孫堅【吹毛剣、煙管、蝦蟇の油、グルカナイフ、S&W/チーフスペシャル38口径】 ≪破滅の主従/2名≫ 呂布[銃創治療中]【戟、青龍刀、麦、金属バット、玉璽、日本刀】 &陳宮[左足治療中]【出刃包丁、鍬、SOCOM mk23(ソコム)、ニューンナンブ×12、 鮫鞘の戒刀、44オートマグ】 ≪孫兄弟と捕虜/3名≫孫権【L96A1(スナイパーライフル)、マジック各色 掻き爪】 &孫策【ウージーサブマシンガン 熊手】、ケ芝[気絶、鼓膜破損]【なし】 ≪喜べ!心配、泣く!交換/2名≫審配【ハリセン(普通の紙)】&高幹【漫才の基本】 ≪騙し討ち/4名≫曹丕【拡声器、アイスピック、ガスバーナー】&于禁【九鉤刀、スタンガン】& 文聘【レミントンM700】&徐庶[縛られ]【インスタントカメラ】 ≪逃げる人たち/2名≫潘璋[軽傷]【毒針】&大喬【なし】 ≪三銃士/3名≫馬超【鉄槍、マシンガン】&陳羣【銃】&荀[或〃][軽度火傷]【銃】 ――――――――――――――〔10・31名〕
━━━生存者リスト・パーティの部・2/3━━━ ≪バランス/4名≫曹彰【狼牙棒 Cz75】 &曹休[腹部、腿 腕被弾(止血済)]【直刀、ニューナンブ、迷彩服(着用】 &糜竺【ロケットペンダント、食料一週間分×3、飛刀×3、スコーピオンマン(マシンピストル)】 &曹熊[気絶]【なし】 ≪江東からの使者/2名≫諸葛瑾(諸葛謹)【ゲイラカイト、ブローニングハイパワー】 &周瑜【クレイモア、毒薬の小ビン、(デリンジャー)】 ≪五人の優しい中国人/5名≫ 凌統[傷は支障ない程度に回復]【鉈】 &簡擁【????】&虞翻【簡易救急セット、酒、鍋】 &張紹【ダーツセット(的付き)12本、鎖(着用中 素早さ−1)、鍬の先(着用中)】 &雷薄[5歳児]【なし】 ≪見た目農民一揆/2名≫袁譚【ハンマー】&郭図【鋤、鍬】 ≪曹仁君と張遼君と郭嘉君/3名≫ 曹仁【携帯電話、グロッグ17、イングラムM11、スペツナズナイフ】 &張遼【戟、ベレッタ92F、短剣】 &郭嘉【サバイバルナイフ、SPAS12、遠隔C4×2、小型双眼鏡、食用植物各種、薬草】 ≪死者へと送る/2名≫ 曹性【銀の弓(銀の矢13・木の矢18)、ヴァイオリン】 &審栄(記憶喪失)【放火魔セット、木の盾(厚さ15センチ。かなり丈夫だが動きがおそくなる) 銀の槍、指揮棒】 ≪美女と騎士/2名≫ 甘寧【釘打ち機、MP5K、トランシーバー、飛刀】&貂蝉[気絶]【トランシーバー】 ≪南蛮の死神/3名≫祝融【ダイバーズナイフ、チャッカマン、ダイナマイト】 &兀突骨【ツルハシ、フライパン、薙刀】&関興【携帯電話、青竜刀、弓、矢18本】 ――――――――――――――〔8・23名〕
━━━生存者リスト・パーティの部・3/3━━━ ≪三人の「泰」/3名≫陳泰【チェコ製Cz/M75(残弾数不明)】 &州泰【ミニモニ。テレフォン(おもちゃ)、日本刀】&曹泰【根性棒】 ≪黄巾党と一部まともな人たち/16名≫ 袁尚【ディフェンダー45口径】&顔良【防弾盾、手作り木刀】 &文醜【兜、手作り木刀】&沮授【ギャルゲー10本の説明書と箱入り】 &趙弘【手作りの木のやり】&ケ茂【血のり、手作り棍棒】 &何儀【『電子ロック解除技術について』&手作り棍棒】 &馬元義【ノートパソコン、】 &高昇【ホワイトボードとマジック、手作り木のやり】 &厳政【謎の鍵】&韓忠【ダウジングロッド】&孫仲【防弾チョッキの詰め合わせ】 &杜遠【瑠璃子ちゃん人形(毒電波発生装置)】&波才【ニンジャブレード】 &程遠志【集音マイクとイヤホン、直刀】&田豊【短刀 毒吹き矢】 【共通アイテム:手作り木刀×5】 ≪妹者とわたし/2名≫向朗【写真集『辻加護』(大喬と小喬のサイン付き)】 &小喬【S&W M59オート、CDウォークマン+アルバム「DEEP RIVER」】 ≪魏将軍団/5名≫夏侯惇【サブマシンガン、山刀、グロック17】 &夏候淵[重度火傷]【ライフル(玉切れ)、ボウガン】 &満寵[軽度火傷]【バタフライナイフ、ボウガン、キンチョール(残り僅か)、大刀】 &楽進[軽度火傷]【三叉槍、ショットガン】&典韋[重度火傷]【八十斤の双戟】 ≪孫尚香ちゃん/3名≫ 孫尚香[10歳程度の身長]【携帯電話、ポムポムプリンのぬいぐるみ】& 呂蒙【ククリ刀、畳針、飛刀】&陸遜【携帯電話、ナタ、ワイヤー】 ≪荒くれ南蛮孫尚香ちゃんサポーター/4名≫ 孟獲【携帯電話、大斧】&朶思王【麻痺毒吹き矢】&木鹿大王【鞭】&帯来洞主【火炎放射器】 ≪孫家血筋を求めて/2名≫韓当【ラージシールド】&顧雍【ディフェンダー(剣)】 ――――――――――――――〔7・35名〕 ☆パーティの部 25パーティ・89名生存確認
━━━生存者リスト・ピンユニットの部━━━ @袁紹【携帯電話】 @大喬【なし】 @関索【なし】 @許[ネ`者]【ナイフ】 @魏延【画鋲、バタフライナイフ、お手製棍棒、凧糸】@厳顔【ベネリM3スーパー90】 @黄忠【弓】 @吾彦[左手軽傷]【スーパーブラックホーク(リボルバー銃)、ボウガンの矢、 裁縫セット(反物・鋏・針・糸)】 @左慈【????】 @朱然【????】 @沙摩柯【ハルバード】 @諸葛亮【自在警棒、肉切り包丁】 @諸葛誕【アーチェリーと矢、高圧蒸気クリーナー、鍬】 @徐盛【デザートイーグル、ジッポ、鉄鞭】 @曹操【折りたたみ傘 寝袋 三国レーダー アルミホイル サブマシンガン】 @[登β]艾【ズバットスーツ・ズバット説明書(おまけ)】 @陳蘭【義手2個(必殺ロケットパンチができます)、銀の槍、鉄兜、日記帳、 木の盾(厚さ15センチ。かなり丈夫だが動きがおそくなる、放火魔セット一部】 @張燕【クロスボウ(矢×16)、弓(矢×26)、小型ナイフ、閃光弾×2、デリンジャー(隠し武器)】 @張角【携帯電話】 @張飛【槍、蛇矛】 @張苞【ロケッティアパック(短距離飛行が可能)、トマホーク×5、さいたま弾】 @陳武【ベレッタM11、懐中電灯、紙袋】 @程[日立]【消音器付きライフル、アメリカンクラッカー、千枚通し】 @程普【10Mロープ】 @[广龍]統(ホウ統)【ワルサーPPK、アウトドア用ナイフ】 @劉備[女性]【ハリセン(鉄板入り)、九環刀、柳葉刀 白羽扇(使いこなせばビームが可能)】 @??【宇宙服】 ――――――――――――――― ☆ピンユニットの部・27名が生存確認。 合計116名が生存確認。
≪あ行≫15名(+0)
伊籍 袁熙 王允 王平 応劭 王基、王渾、王戒、王濬、王子服 王双 王甫 王累 王朗 王氏
≪か行≫49名(+1)
賈逵 賈充、賈[言羽] 華[音欠] [萠リ]越 [萠リ]良、カン〔門敢〕沢 郭 郭淮 [赤β]昭 夏侯和
夏侯恵 夏侯尚 夏侯玄 夏侯覇 夏侯楙
何進 何晏 桓階 関羽 韓玄 韓浩 韓嵩、韓遂 関平 毋丘倹
管輅 麹義 牛金 牛輔(/牛哺) 姜維 鞏志 喬瑁 許攸 金旋 区星 ケイ道栄 厳輿
呉懿 黄権 黄蓋 黄祖、公孫越 公孫[王贊] 孔融 胡車児 胡軫(/胡シン) 呉班 呉蘭
≪さ行≫37名(+1)
蔡瑁 紫虚上人 司馬昭 司馬師 司馬徽 司馬炎、司馬孚、司馬望、司馬朗
周泰 周倉 周魴 朱桓 朱霊 朱儁 淳于瓊 荀攸 鍾会(鐘会) 蒋欽
鍾[月缶系] 徐栄 徐商 徐晃 申儀、申耽 甄姚 成廉 成宜 宋忠 臧覇
曹豹 蘇飛 孫観 孫乾 孫峻 孫礼
≪た行≫38名(+0)
太史慈 譚雄 趙雲 張英 張衛 張[門豈](/張ガイ) 張嶷 張挙 張済 張昭 張任 張宝
張翼 張允 張繍、張[合β] 張梁 趙広 趙累 陳珪 陳到 陳登 陳横 陳震 陳式 陳倉
張勳 程秉 丁儀 田章 田豫 董卓 董承 董旻 陶謙 杜襲 杜預 董荼奴
≪は行≫14名(+1)
裴元紹 潘鳳、馬良、馬忠 馬謖 馬休 馬遵 費詩 糜芳 武安国 文欽 傅士仁 鮑信 法正
≪ま行≫2名(+0)
孟優 迷当大王
≪や行≫4名(+0)
楊彪 楊阜 楊儀 羊[示古]
≪ら行≫29名(+1)
雷銅 李異 李典 陸抗 李厳 李意 李儒 呂範 呂公 呂翔 劉焉 劉勳 劉賢 劉璋 劉曄
劉禅 劉岱 劉度 劉辟 劉封 劉表、劉[王奇]、劉j、凌操 呂凱 李楽 冷苞 魯粛 盧植
―――――――――――――――
■計:188名死亡 ■全登場武将数:304名
■現禁止エリア:洛陽・幽州・涼州
※ 次の禁止エリアは交州・揚州、禁止エリアは100レス後(
>>160 )に発動します。
「しかし、本当に人が飛べるものか……」 しっかりとした武器が手に入った今、張苞はあるものが気になっていた。 ロケッティアパック(短距離飛行が可能)。 そう書かれた自らが引き当てた武器(?)である。 本当に飛べたら素晴らしい、だが、嫌な予感もまたする。 「ものは試しと言うし……」 張苞はいそいそと装着を始めた。 もしもの時に始めて使用するというのは余りにも危険であるからである しばらくして装着を終えたのは……何故か法正の遺体であった。 やはり、試験は大切であると張苞が結論づけた為だ。 「スイッチON!」 飛び出した。 飛び上がった。 法正の身体はロケッティアパックに導かれ、空に、空に、空に──── その次の瞬間、唐突に、響き渡る爆音。 轟音。 先のさいたま弾など比べるべくも無い程の爆音が周囲に響き渡り……… 張苞は鼓膜の悲鳴を聞きながらそこに取り残されていた。 「ふ、不良品かよ!しかも空葬かよ!」
「なんて事だ………」 厳政は一人で呟いた。 唐突な爆音、それだけだったら一人でいる必要もなかった。 厳政を一人にしたのは続けて振ってきた、焼け焦げた人の足だった。 足だけ、それも右足だけ………それはそこにいた者を混乱と恐怖の渦に 叩き落すのには十分すぎる代物だった。 蜘蛛の子を散らすように仲間達はバラバラに逃げた。 何人かは一緒の連中もいたようだが、大抵は一人だったような気がする。 「鬼のまま、バラバラかよ…………」 泣きたくなったが、厳政は耐えた。 鬼のする事は見つけ出す事だ……今度こそ鬼を抜け出してやる! その意思を心に秘めて…… 「…………権……なんだったんだ、ありゃあ。」 「わかりませぬが……撃墜しましたぞ、兄上。」 「いや、そりゃ分かるがな………」 ロケッティアパックを撃墜した男達がここにいた。 そう、撃墜したのは孫権のスナイパーライフルである。 それがどんなことをもたらしたのか知るべくもなく、二人は空を見上げ ていた。 その衝撃でか、目覚め、二人の後ろにゆらりと立ち上がったケ芝の姿に 気がつく事もなく────
張苞【トマホーク×5、さいたま弾】 ≪黄巾党と一部まともな人たち/16名≫ *パーティー解散 袁尚【ディフェンダー45口径】&顔良【防弾盾、手作り木刀】 &文醜【兜、手作り木刀】&沮授【ギャルゲー10本の説明書と箱入り】 &趙弘【手作りの木のやり】&ケ茂【血のり、手作り棍棒】 &何儀【『電子ロック解除技術について』&手作り棍棒】 &馬元義【ノートパソコン、】 &高昇【ホワイトボードとマジック、手作り木のやり】&厳政【謎の鍵】&韓忠【ダウジングロッド】&孫仲【防弾チョッキの詰め合わせ】 &杜遠【瑠璃子ちゃん人形(毒電波発生装置)】&波才【ニンジャブレード】 &程遠志【集音マイクとイヤホン、直刀】&田豊【短刀 毒吹き矢】 【共通アイテム:手作り木刀×5】 *状況は其々不明、厳政は一人で、他はピンであったり組である者もいるようです。 ≪孫兄弟と捕虜/3名≫ ↓ ≪孫兄弟/2名≫ 孫権【L96A1(スナイパーライフル)、マジック各色 掻き爪】 &孫策【ウージーサブマシンガン 熊手】 *空を見上げています ケ芝[鼓膜破損]【なし】 *孫兄弟の後ろに立っています。
しばらくレーダーなどを見ていた袁術であったが、さすがに1日近くまって だれもこないと嫌気がさして来た所に、なんとレーダーについに反応が起きた。 「誰か来たようじゃな・・・。」 とまわりは、全員寝ていて外を見るとパトロール中の快傑ズバットが歩いていたのだが 「なっなんだかしらんが引かれるぞ。会いに行くか・・・。」 となにやらえたいの知れない物に、引かれた袁術は外に出て会いに行こうとしたら 後ろでむくりとおきあがる電波君こと菅亥が復活した 「キタ‐wwヘ√レvv~(((゚∀゚)))─wwヘ√レvv~─ !!!!! 」 そんな事いったら全員が目が覚めるのは、目に見えふらふらとあるいて行く袁術を見て 紀霊は「何事だ!!」と言い追いかけ楊弘は「なんだろね〜なんだろね〜」とか 言いながらとぼとぼ歩いていくのであった。 ≪打倒張譲軍プラス電波系/4名≫ 菅亥【防弾チョッキ(弓矢も防げる)、黄色い布10枚、日本刀、麻酔薬?】 &紀霊【飴水5リットル、火縄銃】&袁術【人物レーダー】 &楊弘【「5分でできる人さがし。」という本、「食べれる草や花」という本】 @[登β]艾【ズバットスーツ・ズバット説明書(おまけ)】 ※正義の為にパトロール中に、出会いました。
冷たい鉄の感触が、祈りに没頭していた陳羣を現実へと引き戻した。 いつの間にか太陽は地平線の彼方に沈んでいる。 目の前に立つ男の顔も定かには見えない。 「私のために倒れた親友を弔いにきてはくれないか」 ぼんやりと見上げる陳羣に言い聞かせるように、男は――馬超はもう一度繰り返した。 煤に塗れた長身の姿と、手渡された銃の間を、陳羣の視線は何度も往復する。 さいたま弾によって失われた命を弔うことが、自分の使命だと思った。 その為に誰が作ったとも知れぬ墓前で祈り続けていた。 だが、馬超は祈りの代わりにこの鉄の塊で死者を弔えと言うのだ。 命を償うためには、更なる命が必要なのか。 戦いを放棄し、祈ることさえ我々には許されていないのか。 (こうして丸腰で祈り続けていれば、すぐに死ねると思ったのに) 陳羣は運命の気紛れに苦笑する。 「わかりました。…その代わり、一つだけお願いしたいことがあります」 強張った足で立ち上がりながら、陳羣は言葉を続けた。 「私が足手まといになったら、すぐに殺して下さい」 ≪三銃士(仮)/2名≫ 馬超【鉄槍、マシンガン】 &陳羣【銃】 ※引き続き荀[或〃]勧誘中 @荀[或〃][軽度火傷]【銃】
「くそ!!あいつらめ、焼けこげた足ぐらいで逃げるなよ」 程遠志は、城にのこったやつに嘆いた。 あの瞬間、程遠志達が話し合ってるいるよこで突然叫び声がし数名が行方不明になり、 くそあいつらめ、ここ100人ぐらいまで生き残れたのはパーティ組んでたからなのに 俺らなんか元々3流並みで沮授殿がいなければとっくに外にいって壊滅してたじゃねえか。 それにやっぱり沮授殿の知り合いは違うな全員恐慌状態なんかにならず全員残っているじゃねえか。 それにくらべ俺らには・・・ 程遠志の目線には、まだ脅迫っぽいことをされ、へたしたらこの状況に気がついていないんじゃ ないか?て具合の趙弘と、気絶した高昇と、逃げる途中誰かに押され階段の途中に転げ落ちてる 孫仲、電波人形に祈っている杜遠、放心状態になった波才だけが残った。 「すみませんあやつら探してきたいので武器貸してくれませんか?」 くそうケ茂、何儀、馬元義、韓忠、と誰か今行くぞ 完全に忘れ去られた厳政であった。 ≪袁尚軍と黄巾党残党/11名≫ 袁尚【ディフェンダー45口径、ノートパソコン、『電子ロック解除技術について』】&顔良【防弾盾、手作り木刀】 &文醜【兜、手作り木刀】&沮授【ギャルゲー10本の説明書と箱入り】 &趙弘【手作りの木のやり】 &高昇(気絶)【ホワイトボードとマジック、手作り木のやり】&孫仲(気絶)【防弾チョッキの詰め合わせ】 &杜遠【瑠璃子ちゃん人形(毒電波発生装置)】&波才【ニンジャブレード】 &程遠志【集音マイクとイヤホン、直刀】&田豊【短刀 毒吹き矢】
韓当&顧雍と沙摩柯の戦いは人数に勝る韓当&顧雍が終始押していた。 とその時、空からものすごい爆音が響いてきた。 戦闘中なのも忘れ呆気にとられる3人。 韓当「な、なんやあれ?」 顧雍「しりませんよ。」 2人が視線を戻すと、沙摩柯の姿は忽然と消えていた。 韓当「逃げられてもうた。」 顧雍「とりあえず、潘璋殿達を探しましょう。」 ≪孫家血筋を求めて/2名≫ 韓当【ラージシールド】&顧雍【ディフェンダー(剣)】 ※≪逃げる人たち≫を探します。 @沙摩柯【ハルバード】 ※逃走しました。
孫尚香「保全♪」 呂蒙「何ですかそれ?」 ≪孫尚香ちゃん/3名≫ 孫尚香[10歳程度の身長]【携帯電話、ポムポムプリンのぬいぐるみ】& 呂蒙【ククリ刀、畳針、飛刀】&陸遜【携帯電話、ナタ、ワイヤー】 ※変わりなし
( 弔い? この期に及んでまだそんなことを……。 ) 死亡者放送が、また新たに4名の死者の名を告げる中、 荀[或〃]は銃を握り締めたまま、馬超と陳羣の会話を聞いていた。 馬超は「弔い」と言っている。……戦う気は無いのだろうか? しかし、陳羣はグラウンドさいたまに関して何かを知っているらしい。 (―――危険だ!もしも自分が、あの戦闘の中にいたことを知られたら……!!) そう思った刹那、荀[或〃]はパッと身を翻すと後も見ずに駆け出していた。 制止する陳羣の声が聞こえてきたが、それでも全く速度を落とさず、 魏将軍団のアジトともグラウンドさいたまとも全く違う方向へと駆け抜けていく。 夏侯惇の誘いに乗って、戦闘に参加してしまったことだけが悔やまれる。 あのとき仲間になることを断固として拒否するべきだった。 たとえ曹操様との約束を破り、自分を待ってくれているいたいけなひよこタンを裏切ることになろうとも、 少なくとも積極的に戦闘に参加してしまう前に、死を選ぶべきだった。 自分はもう、陳羣のように純粋には祈ることなど出来はしない。 ―――もう自分は誰も信用できないのではないだろうか? そんな思いを抱きながら、荀[或〃]は夜の中へと消えていった。 ≪三銃士(仮)/2名≫ 馬超【鉄槍、マシンガン】 &陳羣【銃】 @荀[或〃][軽度火傷]【銃】
・・・まあ当然だな。こんな銃持った奴に「いっしょに弔え」って言われたら いっしょに戦えと言ってるものと感じるよな。そんな中、こいつは付いて来てくれた。 ・・・俺はこれ以上仲間を失いたくは無い・・・。 馬超「じゃあ、ついてきてくれ。」 馬超が陳羣を連れて行った場所は、あの惨劇の場所だった。 死体がひとつ、まだ転がっている。ほかならぬ、冷苞の死体だ。 ・・・あのときのままだった。仕方なく逃げて、冷苞を見捨ててしまった時と。 馬超は、手早く近くに穴を掘ると、そこに冷苞の死体を入れて、 上から土をかぶせた。そして、近くの木の板、これは潜んでいた民家の屋根の後だろう、 それを立てた。こんなところでできるのはこれくらいしかなかったのが、 とても残念だった。そして、さっきからあっけに取られている陳羣に言った。 「何をぼーっとしているんだ?貴殿も祈ってくれるのだろう? ほんの5分でもいいんだ。その後はまた好きなようにしてくれて構わないから・・・。」と。 ≪三銃士(仮)/2名≫ 馬超【鉄槍、マシンガン】 &陳羣【銃】 ※お祈り開始します。
夜―――暗闇は俺の世界。 張燕「さあ。生き残ったるでぇ〜? 公孫[王贊]よ。」 張遼をやり過ごして後、何度か人の気配を感じてはいたが、 いずれも数人連れだったため、張燕は安全策を取って、 静かに樹上に隠れていた。 あちこちで数人連れの参加者は見かけるのに、 死亡者放送で流れてきた名前はたったの4人。 ―――思ったよりも多くのパーティが出現しているようだった。 張燕「ふん、群れたいんならそれでもええわいな。」 (せやかて、わてはあんさんらみたいに、だらだらと夜を待ってたわけとちゃうでぇ〜?) 余裕の笑みを浮かべる張燕の潜む木立の下に、 人声が近付いてきていた。 @張燕【クロスボウ(矢×16)、弓(矢×26)、小型ナイフ、閃光弾×2、デリンジャー(隠し武器)】 vs ≪騙し討ち/4名≫曹丕【拡声器、アイスピック、ガスバーナー】&于禁【九鉤刀、スタンガン】& 文聘【レミントンM700】&徐庶[縛られ]【インスタントカメラ】
「完全に忘れていたこれ着とくか」 と言いつつ防弾チョッキを着る馬元義 さっきの足騒ぎで全力で走った結果完全に道に迷い、いいかげん恐怖状態から少し さめ、もうどうしたらいいかわからないので取りあえず手作り木刀に当たる事にした。 「焦げた足の馬鹿ぁぁぁぁぁぁぁ」 小声でさけび全力で木刀を投げてみた後誰かの悲鳴が聞こえてきた 「・・・・・ぎゃぁぁぁ・・・・・兄上・・・胸にささったぁ・・・・」 「・・・・おい大丈夫かぁぁ・・・・」 どうやら2人組らしい。 ちなみにそれは、パーティがなくなった原因とも言える孫権だったりすることには 彼は気が付いていない。 そして焦りまくって走ったが元の城の近くにいる事も、もう暗くなっているので気が付いていない。 @馬元義【手作り木刀×4、防弾チョッキ】 ≪孫兄弟/2名≫ 孫権(胸に木刀が刺さりました)【L96A1(スナイパーライフル)、マジック各色 掻き爪】 &孫策【ウージーサブマシンガン 熊手】
一面暗闇である。 月があるであろう空には重い雲があるのか、まったくその存在を忘れさせていた。 光ないこのただ木々が幾本か立っているであろう場所で曹丕らは、 捕虜の徐庶に猿ぐつわをはめ、木に縛り上げ、準備をはじめた。 張燕が暗闇の向こうへ何事かと目を凝らすと、その耳をつくイヤな音が響いた。 『ここに徐庶元直がいるぞぉぉぉ!誰か助けてぇー!』 『ここに徐庶元直がいるぞぉぉぉ!誰か助けてぇー!』 何度も何度も繰り返されるその自殺行為の主を張燕は判断できなかった。 なにを考えているのかわからないが、ずいぶん面白いことをしてくれる。 曹丕は拡声器で猿ぐつわされ抵抗する徐庶の脇腹にケリを入れながら、楽しげに叫び続けていた。 この暗闇を利用して遊ばない手はない。 さあ、集まれ。そして遊ぼうぞ。すべて狩ってやる! @張燕【クロスボウ(矢×16)、弓(矢×26)、小型ナイフ、閃光弾×2、デリンジャー(隠し武器)】 vs ≪騙し討ち/4名≫曹丕【拡声器、アイスピック、ガスバーナー】&于禁【九鉤刀、スタンガン】& 文聘【レミントンM700】&徐庶[縛られ]【インスタントカメラ】 ※于禁と文聘は散会してそこにはいません
インディジョーンズばりのトラップを発動させる事すらなく通り抜ける諸葛亮。 程普はそんな諸葛亮を見失わないようにするのが精一杯であった。 「もう勘弁してくれ・・・。 こんなところで迷ってしまおうものなら生きて出られないじゃないか・・。」 宛城の中心部、玉座の間。 宝飾だらけで無駄に煌びやかな玉座(誰の趣味なのか言うまでもない)が 城内の薄暗さに映えてやけに気味が悪い。 そこに諸葛亮の到着を待つ男がいた。 「さすが天才軍師様。よくここまでたどり着けましたね」 (罠で倒せるとは思ってなかったけど無傷とは驚きましたよ…) 「誰かと思えば兄上でしたか。」 (よりによってあんたかよ…。臆病なのは変わってないな…)
その頃、周瑜は予想外の事態に困惑していた。 諸葛亮を挟撃するつもりであったが、諸葛亮の後を追っていた程普と遭遇してしまったのである。 (ち、これはまずい事になったな…。 私がここでやられる事はないだろうがあの馬面が心配だ。相手が相手だしな) 長く重苦しい沈黙が二人の間に流れる。 互いに警戒を崩すことなく、長いようで短い時が過ぎていった。 その沈黙を破ったのはやや焦りが見える周瑜ではなく、程普のほうであった。 「・・・・・・。 周瑜殿。わしの話を聞いてくだされ。」 ≪江東からの使者/2名≫諸葛瑾(諸葛謹)【ゲイラカイト、ブローニングハイパワー】 &周瑜【クレイモア、毒薬の小ビン、(デリンジャー)】 ※材木・竹は城内に置いています @諸葛亮【自在警棒、肉切り包丁】 @程普【10Mロープ】 ※諸葛瑾vs諸葛亮 少し離れて周瑜vs程普。
「ぎゃぁぁぁ……兄上……胸にささったぁ……」 「おい大丈夫かぁぁ」 などと茶番をしている2人の背後に忍び寄る影は、意識を取り戻したケ芝だった。 鼓膜が破れてはいるものの、空気に響く波を頭蓋骨で察して、そこに誰かが何かを言っていることは判断できた。 宇多田の曲で地獄のシンフォニーをされたことで、確実に状況確認に支障をきたしていたが、 それが人間の持つ未知の領域の扉を開いたことになった。 耳が聞こえないため、気配を肌で感じる力が宿っていたのだ。 カレラハ、アブナイ・・・ ケ芝はすぐ目の前にいる、無用心な殺せるかもしれない獲物からクルリと背を向けて走り出す。 暗闇でも不思議と障害物を察することができた。 後ろからは短い銃声が何発か聞こえたが当たる気はしなかった。 いつのまにか目すら開くことを忘れ、ケ芝は無事夜の闇へと消えていった。
孫権はわざとらしく痛がってみせ、木刀の破片を抜き取り放り投げた。 胸には血の一滴もない。 片方の手にはスナイパーライフルが握られており、銃身の先が少し熱くなっていた。 一方孫策は逃がした獲物に残念がり無駄弾を使ったことに恥じていた。 「チッ、せっかくチャンスをやったのにあっさり逃げやがった。そっちはどうだ?」 「もちろん心臓を一発さ」 ライフルの暗視スコープがキラリと光る。 じゃあとりあえずアイテムゲットだとばかり無用心に近づく2人。 もちろん2人は防弾チョッキの存在を知らなかった。 そして近づく別の勢力にも……。 ケ芝[鼓膜破損]【なし】 ※超感覚を身につけて逃げました @馬元義【手作り木刀×4、防弾チョッキ】 ※倒れてます VS ≪孫兄弟/2名≫ 孫権【L96A1(スナイパーライフル)、マジック各色 掻き爪】 &孫策【ウージーサブマシンガン 熊手】 ≪三人の「泰」/3名≫陳泰【チェコ製Cz/M75(残弾数不明)】 &州泰【ミニモニ。テレフォン(おもちゃ)、日本刀】&曹泰【根性棒】 ※爆音と銃声を聴きつけ接近中→出会い頭
「すみませんあやつら探してきたいので武器貸してくれませんか?」 などと言っていたときふと集音マイクとイヤホンから馬元義の声が程遠志の耳には聞こえたような気がし、 「いいっすよ。」 と軽くディフェンダー45口径を貸してくれた袁尚殿。 「この近くに色々敵がいるみたいだしこの際撃退しようと思うから。わしもついて行く」 と田豊殿。 「軍師殿がいって我々が行かないわけがない。」 などとと顔良殿、文醜殿も付いてきてくれるようで 「お主ほどの人物一人で行かせる事はできん」 などと沮授殿も前にでてきて、袁尚殿は、少し無言でばつがわるそう口を開き 「みなのものが行くなら私も行くしかか無いだろうに」 そんな袁尚達に心の底から感謝した程遠志は 「ありがとうございます。ありがとうございます。」 と礼を述べたのだが、そこら辺の仲間どうしようかな?などと考えていると それを感じ取った顔良、文醜は 「「こらー貴様らいいかげん起きろ!!」」 と言ったら放心状態だった波才も電波人形に祈っている杜遠とその他のやつらもどうやら気を 取り戻し目をぱちくりさせてたりしていた。 「おいお前ら仲間を助けにいくぞ。」
と言う程遠志の言葉に、あんまり乗り気じゃなさそうなやつらは、顔良、文醜に 殴られほぼ強制的に着いていく事になり 何日間もいたこの城を後にしたとたんいきなり血に濡れた馬元義が倒れているのを遠目で袁尚 が見つけ、程遠志が集音マイクで敵がいる事にきずき、たすけに行こうとしたのだが、顔良が口を挟んだ 「どうやら近くに敵が複数いるらしいから別れて攻撃するぞわかったか。」 ほぼ全員が、無言でうなづき(顔が引いてたやつもいるが) 4部隊に、別れ馬元義救出作戦が始まった。 1、直接戦闘部隊 高昇(木のやり)、顔良(木刀)、文醜(木刀)、趙弘(木の槍) 2、後方支援部隊 孫仲(木刀)、杜遠(電波)、田豊(毒吹き矢) 3本部。 沮授(待機)、程遠志(直刀)、波才(ニンジャブレード) 4(木の上から狙撃) 袁尚(ディフェンダー45口径) (馬元義。囮のような事をしてすまない波才印の血のり付き防弾チョッキが、 あるから死なないと思うが死ぬなよ)
そして3部隊が隠れようとしているときも、その間にも孫兄弟は完全に油断しつつちかずいてきた と思ったら急にこちらを向き私と波才が撃たれ、あちらでも誰かが胸を打たれた血のりをだし倒れ 「馬鹿かお前らばればれなんだよ。」 「ふん馬鹿達目。」 と言う二人は正確に心臓らへんを、うって来たのがあだとなり全員が倒れたのを 見て馬元義とかを無視してこちらにむかって来た所を、 「全員突撃だぁぁぁぁ!!」 と沮授殿が、叫んだのを機に 突然全員が立ち上がり、孫権と孫策が驚いている隙に 程遠志が、直刀で切りかかり。田豊が、毒吹き矢を射ち。高昇と趙弘が木の槍を刺し。 文醜が、孫権の木刀で頭に殴り掛かり。顔良が、孫策に木刀で殴り掛かり 袁尚が、二人を頭を撃ち。沮授が待機。杜遠は、電波人形に祈り。 波才がニンジャブレードに斬りかかり。 孫権と孫策もすぐ銃に手をかけていたのだが、あいかわらずむねばかりねらって 来たのだが、偶然腕に当たり怪我をした者(杜遠、高昇) ほとんど真正面にいくしかなかった顔良と文醜も足とか首とかあたったが、 ぎりぎり致命傷ではなく10人の突撃にあった 呉の初代皇帝大帝。孫権仲謀。と江東の小覇王と呼ばれた孫策はここに散った ちなみに三人の「泰」も彼らのかなり近くに居たのだが気がついていない のであったまだ誰も。 【孫権、孫策死亡確認】
≪袁尚軍と黄巾党残党/12名≫ 袁尚【ディフェンダー45口径、ノートパソコン、『電子ロック解除技術について』、血のり付き防弾チョッキ】&顔良(重傷)【防弾盾、手作り木刀】 &文醜(重傷)【兜、手作り木刀】&沮授【ギャルゲー10本の説明書と箱入り、L96A1(スナイパーライフル)(残量少し)、マジック各色 】 &趙弘【手作りの木のやり、ウージーサブマシンガン(弾切れ) 熊手】 &高昇(腕に怪我)【ホワイトボードとマジック、手作り木のやり】&孫仲【血のり防弾チョッキ】 &杜遠(腕に怪我)【瑠璃子ちゃん人形(毒電波発生装置)、血のり付き手作り木の鎧】&波才【ニンジャブレード、掻き爪、血のり付き防弾チョッキ】 &程遠志【集音マイクとイヤホン、直刀、血のり付き手作り木の鎧】&田豊【短刀、毒吹き矢、血のり付き防弾チョッキ】 &馬元義【手作り木刀×4、血のり付き防弾チョッキ】 ※馬元義は倒れてます。共通アイテム手作り木刀×5 ≪三人の「泰」/3名≫陳泰【チェコ製Cz/M75(残弾数不明)】 &州泰【ミニモニ。テレフォン(おもちゃ)、日本刀】&曹泰【根性棒】 ※まだ知りません。
潘璋「ところで、大喬殿の武器は何を?」 大喬「あったんですけど、妹に預けてきたんで今は何もありません。」 潘璋「フーム、とりあえずこの毒針を持っていてください。女性でも扱えますよ。」 大喬「これを借りてしまうと文珪殿は武器がなくなってしまうのではないですか?」 潘璋「まあ、そんなんですが、これは私には小さすぎて正直扱いづらいのです。ですから遠慮なさらずに。」 大喬「わかりました。ありがとうございます。妹に武器を返してもらったらこれはお返ししますね。」 ≪逃げる人たち/2名≫ 潘璋[軽傷]【なし】&大喬【毒針】 ※毒針を大喬が借りました。
彼らは、彼らがずっと探していた人物をやっと見つかった。しかも2人も。 しかし、近寄って声を掛けようとした時に>125-128が起きて、 その2人の命は奪われてしまったのだ。 韓当「な、なんでや! なんでこんなことになったんや! くそっ、離してや、顧雍はん! あいつらに一撃くらわすんや!」 顧雍「あっちは大人数。今いっても無駄死にするだけです! ここは落ち着いてください! それよりも、今はあいつらを尾行して本拠地を探るのが先です。 そうしたら仲間と合流して急襲しましょう。」 韓当「……せやな。でもあいつらの顔は覚えたで。絶対にゆるさへん!!」 ≪孫家血筋を求めて/2名≫ 韓当【ディフェンダー(剣)、折畳式自転車】&顧雍【ラージシールド】 ※元・カン〔門敢〕沢のアイテム(折畳式自転車)は回収しました。 ※アイテム交換しました。 ※≪袁尚軍と黄巾党残党≫を尾行します。そして仲間を集め復讐するつもりです。 ≪袁尚軍と黄巾党残党/12名≫ 袁尚【ディフェンダー45口径、ノートパソコン、『電子ロック解除技術について』、血のり付き防弾チョッキ】&顔良(重傷)【防弾盾、手作り木刀】 &文醜(重傷)【兜、手作り木刀】&沮授【ギャルゲー10本の説明書と箱入り、L96A1(スナイパーライフル)(残量少し)、マジック各色 】 &趙弘【手作りの木のやり、ウージーサブマシンガン(弾切れ) 熊手】 &高昇(腕に怪我)【ホワイトボードとマジック、手作り木のやり】&孫仲【血のり防弾チョッキ】 &杜遠(腕に怪我)【瑠璃子ちゃん人形(毒電波発生装置)、血のり付き手作り木の鎧】&波才【ニンジャブレード、掻き爪、血のり付き防弾チョッキ】 &程遠志【集音マイクとイヤホン、直刀、血のり付き手作り木の鎧】&田豊【短刀、毒吹き矢、血のり付き防弾チョッキ】 &馬元義【手作り木刀×4、血のり付き防弾チョッキ】 ※馬元義は倒れてます。共通アイテム手作り木刀×5
沮授「はぁ。人というのは恐ろしいものですね・・・。えーっと確かこの人たちは 孫権さんと孫策さんですか。ごめんなさい。あなたたちのためにも、 私たちは生き抜いて見せます。でも、憎しみからは憎しみしか生まれないと言うのに、 このゲームでは人間を人間じゃなくするつもりなんですね・・・。」 袁尚「沮授。次は何をすればいいだろうか。」 沮授「とりあえず、重傷者もいます。ここに残る組といったん城に帰る組に分ける事が必要です。 坊ちゃんと私と怪我人の方々と孫仲殿は城に戻りましょう。この場は田豊に 任せます。」 皆は黙ってうなづくと、孫仲は顔良を、高昇と杜遠は二人で文醜を、それぞれ運んで 城へと入っていった。帰り際に、沮授は田豊に言った。 「知ってるとは思いますが、彼らは仮にも超有名武将。彼らの死が憎しみを呼ぶことは 必至。あと、鼠は一グループじゃなさそうです。どうか、お命を大切に・・・。」と。 そんななかの余談であるが、 「兄貴ぃ。なんで防弾盾を使わなかったんだ?」「あ・・・。」 答えは風の中である・・・。 ≪袁尚軍と黄巾党残党/7名≫ 袁尚【ディフェンダー45口径、ノートパソコン、『電子ロック解除技術について』、血のり付き防弾チョッキ】&顔良(重傷)【防弾盾、手作り木刀】 &文醜(重傷)【兜、手作り木刀】&沮授【ギャルゲー10本の説明書と箱入り、L96A1(スナイパーライフル)(残量少し)、マジック各色、手作り木刀 】 &高昇(腕に怪我)【ホワイトボードとマジック、手作り木のやり】&孫仲【血のり防弾チョッキ、ウージーサブマシンガン(弾切れ) 】 &杜遠(腕に怪我)【瑠璃子ちゃん人形(毒電波発生装置)、血のり付き手作り木の鎧、手作り木刀】 ※お城に帰りました。 ≪残党探し/5名≫ &趙弘【手作りの木のやり、熊手】 &波才【ニンジャブレード、掻き爪、血のり付き防弾チョッキ】 &程遠志【集音マイクとイヤホン、直刀、血のり付き手作り木の鎧】&田豊【短刀、毒吹き矢、血のり付き防弾チョッキ】 &馬元義【手作り木刀×2、血のり付き防弾チョッキ】
空中で人が爆発するというある意味「さいたま」よりも珍しい光景に 人が集まらないはずがない。 程[日立]もその一人であった。 だが、早めに動くのは損であると思いここまでの様子を偵察するにとどめていた。 前方には先ほどまで大集団がいたのだがどうやら分裂したらしい。残っているのは5人ほどのようだ。 (この人数なら・・・勝てる) 程[日立]はゆっくりとライフルの狙いを集団の誰かの頭に定め、引き金を引いた。 パシュ。と軽い音がしたと同時にその男は倒れ、息を引き取った。 (なんだ、全然手ごたえないな・・・。ならばもう1人くらい行けるか・・・) そして、程[日立]は次の目標に向けて狙いを定め始めた。 @程[日立]【消音器付きライフル、アメリカンクラッカー、千枚通し】 ≪残党探し/4名≫ &趙弘【手作りの木のやり、熊手】&程遠志【集音マイクとイヤホン、直刀、血のり付き手作り木の鎧】 &田豊【短刀、毒吹き矢、血のり付き防弾チョッキ】&馬元義【手作り木刀×2、血のり付き防弾チョッキ】 【波才:死亡確認】
―――『ここに徐庶元直がいるぞぉぉぉ!誰か助けてぇー!』 ――― 『ここに徐庶元直がいるぞぉぉぉ!誰か助けてぇー!』 「助けてだって!?」 拡声器の呼びかけにいち早く反応したのは張紹だった。 誰かが助けを求めてる。 聞こえてきた名前は、徐庶。それは彼に取っては伝説の軍師だった。 幼い頃父に聞かされたその神略の数々、 その彼が危険に晒されている? 気が付けば、肩には虞翻先生の手が置かれている。 ―――先生、行くのですか? ―――ああ。呂布はもう休ませておけば大丈夫だ。 交わす目と目が、ふつふつと自らの使命に燃えていた。 「医者としてぇぇぇ!!」 @張燕【クロスボウ(矢×16)、弓(矢×26)、小型ナイフ、閃光弾×2、デリンジャー(隠し武器)】 vs ≪騙し討ち/4名≫曹丕【拡声器、アイスピック、ガスバーナー】&于禁【九鉤刀、スタンガン】& 文聘【レミントンM700】&徐庶[縛られ]【インスタントカメラ】 ≪五人の優しい中国人/5名≫ 凌統[傷は支障ない程度に回復]【鉈】 &簡擁【????】&虞翻【簡易救急セット、酒、鍋】 &張紹【ダーツセット(的付き)12本、鎖(着用中 素早さ−1)、鍬の先(着用中)】 &雷薄[5歳児]【なし】
「はっ・・・波才!!」 「敵はあっちか!!」 と誰かと誰かかが叫んだ瞬間、私程遠志の頭に物凄い衝撃が走り、ああ私もここまでかなどと思っていたら それは違い馬元義が、私の頭を木刀でぶんなぐりその一瞬後、私は第2の弾丸を避けられ偶然か どうかはわからないが、助かったのだが立ち上がる気力もなく倒れたままで、趙弘と馬元義が 城の方向に走っていった。 (俺って仲間に見捨てられてたんでしょうか?張角様・・・・・。) その間、狙われなかった田豊はすばやく防弾チョッキを頭にかぶり今は、死んでしまった波才の防弾 チョッキを奪い着て伏せている。 (ああ・・・・田豊殿・・・冷静過ぎです。すこしは慌てた方が人間らしいですよ。 もう一目、もう一目会いたかったです。張角様。希望のない我々に希望を作って くださった張角様。) その時、程[日立]は。 @程[日立]【消音器付きライフル、アメリカンクラッカー、千枚通し】 ≪残党探し/4名≫ 程遠志【集音マイクとイヤホン、直刀、血のり付き手作り木の鎧】&田豊【短刀、毒吹き矢、血のり付き防弾チョッキ】&馬元義【手作り木刀×2、血のり付き防弾チョッキ】 @趙弘【手作りの木のやり、熊手】 @馬元義【手作り木刀×2、血のり付き防弾チョッキ】
焼け落ちた小屋。銃弾の撃ち込まれた木。そして、どす黒く変色した血に塗れた死体。 無残な戦闘の跡地に立ち尽くした陳羣は、ただ息を呑むことしかできなかった。 そんな彼を気に留める風もなく、馬超は黙々と墓造りを続ける。 「何をぼーっとしているんだ?貴殿も祈ってくれるのだろう?」 振り向きながら馬超が言ったとき、陳羣は初めて彼の言葉を誤解していたことに気付いた。 『親友を弔う』という先程の依頼は、敵討ちではなく 文字通り死者の冥福を祈念して欲しいということだったのだ。 慌てて陳羣は馬超の後ろに膝をつき、祈り始める。 冷苞の墓前に祈りを捧げる馬超の姿は、陳羣の抱いていた「西涼軍閥の頭領」の イメージとはどこか趣を異にしていた。 朝廷の威光など気にもかけず、辺境を跋扈する騎馬の民。 彼らにとって、徳や礼などは鴻毛程の重みすらないと思っていた。 だが、亡き親友の為に危険も顧みず戦場で祈り続ける彼の背は、 どんな経典よりも雄弁に「人の在るべき姿」を語りかける。 遠い、もう思い出せないくらい遠い昔、陳羣は朝廷において「人物の鑑識眼を有する」と評されていた。 しかし、結局のところ彼が目にしていたのは、乱世のごく限られた上澄みの部分だけだったのだ。 この狂った世界でしか得ることのできない真実を手に入れる為に、我々は生かされているのだろうか。 ――そう考えながら、陳羣は目を閉じて亡き人を弔った。 ≪三銃士(仮)/2名≫ 馬超【鉄槍、マシンガン】 &陳羣【銃】
韓当「ふっふっふ、この城かいな。きっちり覚えたで。さて、みなを呼びにいこか?」 顧雍「って、どこにいるです?」 韓当「ど、どこやろ?」 ≪孫家血筋を求めて/2名≫ 韓当【ディフェンダー(剣)、折畳式自転車】&顧雍【ラージシールド】 ※≪袁尚軍と黄巾党残党≫の 拠点を発見しました。仲間を集め次第、急襲するつもりです。
『ここに徐庶元直がいるぞぉぉぉ!誰か助けてぇー!』 捕虜の脇腹を繰り返し蹴り上げながら、拡声器で叫ぶ曹丕。 少し離れた藪の中に潜む于禁は、そんな主君の姿を吐き気を堪えながら眺めていた。 ――楽しんでやがる。 抵抗する術を持たないものを徹底的にいたぶる曹丕の嗜虐的な性向を、 于禁は骨身に沁みるほど思い知っていた。 かつてやむなく関羽に降った彼を、曹丕は愚弄し、貶め、 遂には死に至るまで追い詰めたのだ。 (せいぜい楽しく遊ぶがいいさ、坊ちゃん) 心の中で呟きながら、于禁は刀の柄を握り締める。 (…だが、あんたが思っているより近くに敵はいるかもしれないぜ) @張燕【クロスボウ(矢×16)、弓(矢×26)、小型ナイフ、閃光弾×2、デリンジャー(隠し武器)】 vs ≪騙し討ち/4名≫曹丕【拡声器、アイスピック、ガスバーナー】&于禁【九鉤刀、スタンガン】& 文聘【レミントンM700】&徐庶[縛られ]【インスタントカメラ】 ※于禁は密かに曹丕への叛逆を考えています。 ≪五人の優しい中国人/5名≫ 凌統[傷は支障ない程度に回復]【鉈】 &簡擁【????】&虞翻【簡易救急セット、酒、鍋】 &張紹【ダーツセット(的付き)12本、鎖(着用中 素早さ−1)、鍬の先(着用中)】 &雷薄[5歳児]【なし】
「おーい!!大丈夫か!?今行くぞ!」 虞翻の大声が響き渡った。 (ふふふ、、、馬鹿がまたかかった。) 曹丕は心中でほくそ笑んだ。 信頼を裏切り、何をされたか理解できない人間を殺すことほど簡単なことはない。 張燕はじっと自殺行為に走る大馬鹿者の顔を見てやろうと思い、目を凝らした。 (どこのあほやろ、こんなこまい手に引っかかる奴は。親の顔見てみたいわ。) やがて暗闇の中、一人の男が姿を現した。 虞翻仲翔である。 「怪我はないか?俺が来たからにはもう大丈夫だ。」 (俺達は大丈夫だが、お前はだめだよ。) 曹丕はゆっくりと手を上げ、藪の仲間に合図を送った。
空間に銃声が、、、鳴らなかった。 「な、なに!?」 「甘かったようだな、坊ちゃんよ。」 虞翻の声が静かに響く。 「別に俺は軍人じゃないが、伏兵しやすい所くらい検討がつくぜ。だいだい、お前の声には危機が感じられない!」 藪の中の文聘は、簡擁に鍋で頭をどつかれ、気絶している。 于禁は凌統と張紹の存在をいち早く察知し、とっとと逃げ出した。 「医者の心得その一!医者は人に幸せをもたらすべく、常に患者の心を知らねばならない!」 「ふ、ふざけたことを言いやがって、、、死ねぇ!!」 曹丕は己の持っているアイスピッグを抜き放ち、虞翻めがけて突っ込んだ。 逆上した曹丕は徐庶を人質にするなどという考えには至らなかった。 「だから貴様は甘いんだよ。」 虞翻は流星のような速さで、手の中で弄んでいた麻酔ダーツを投げつけた。 かわすまもなくみごとに曹丕の眉間に刺さった。 そしてもんどり打って倒れる坊やのドサッと言う音が空間に響いた。
「終わったな。」 虞翻は仲間に手を振った。 凌統と張紹と簡擁と雷薄が出てくる。 その内簡擁は、気絶した文聘を背負っている。 「説明書によるとレミントンM700だとよ。危なかったな。」 「先生、とりあえず徐庶さんを。」 「もう縄は解いてあるぜ。」 「かたじけない。おかげで助かった。」 「こいつらどうします?」 「とりあえず縄で縛っとけ。運がよければ助けて貰えるだろうよ。」 「殺さないのか?」 「殺しはいかんよ。」 こうして後には縄で縛られた文聘と曹丕が残された。 しかし、彼らの命運はすでに尽きていた。 「わるいなぁ、あんさんら。わては確実な戦いしかせんさかいに。」 ナイフが二閃した。 ≪五人の優しい中国人/≫ 徐庶の新規参入によりチーム名変更 ≪六人の優しい中国人/6名≫ 凌統[傷は支障ない程度に回復]【鉈、レミントンM700】】 &簡擁【????】&虞翻【簡易救急セット、酒、鍋、ガスバーナー】 &張紹【ダーツセット(的付き)12本、鎖(着用中 素早さ−1)、鍬の先(着用中)】 &雷薄[5歳児]【なし】&徐庶【インスタントカメラ】 】 @張燕【クロスボウ(矢×16)、弓(矢×26)、小型ナイフ、閃光弾×2、デリンジャー(隠し武器)アイスピック】 @于禁 ピンユニット化【九鉤刀、スタンガン】 【曹丕:死亡確認】【文聘:死亡確認】
(悲鳴が聞こえてこない。外したか・・・) 2射目を外したのを確認すると程[日立]は素早く立ち上がり、 また闇に同化するのであった。 (まだ夜は長い。じわじわ時間をかけて スナイパーの真の恐ろしさを教えてやるとしようか・・) @程[日立]【消音器付きライフル、アメリカンクラッカー、千枚通し】 ※少し移動して再び潜伏。 ≪残党探し/4名≫ 程遠志【集音マイクとイヤホン、直刀、血のり付き手作り木の鎧】&田豊【短刀、毒吹き矢、血のり付き防弾チョッキ】&馬元義【手作り木刀×2、血のり付き防弾チョッキ】 @趙弘【手作りの木のやり、熊手】 @馬元義【手作り木刀×2、血のり付き防弾チョッキ】
高幹「みんなシリアスにやっとるから、もうそろそろ。瞬死される運命何だろうな〜。」 審配「何か言ったか。」 高幹「言え何も。」 というわけで我々はまだ、誰にもあっていない。 これは、はたして運が、良いと言えるのだろうか? まぁ深くは考えないけど。取りあえずは、死にたくないな〜。 審配「あっ。あんな所に人がいるぞ。我々の漫才の客の一号になってもらうぞ。」 高幹「そうですね〜。(嗚呼多分死んだな。審配は冷静な、でも我が強い普通の軍師のはずだったんだけどな〜。) そんなこんなで、走っていき見たことの無い二人に漫才をみせるのであった。 そう、それは丁度審配が、探している相手に急襲を、かけようとしている韓当と顧雍ともしらずに。 審配「はぁはぁ・・突然だが、・・・ぜいぜい・・・私たちの漫才を・・・見ろ。」 高幹「見てください。(あっ呆然としている。そりゃ物語も後半なのにこんなやつら残ってたら唖然とするよな。)」
審配「喜べ!心配。」 高幹「泣く!交換。」 二人「「行ってみよー!!」」 高幹「今日のお客さんには、ぜひ我々の名前を覚えていってもらいたいです」 審配「皆の物には是非覚えていってくだされよ〜。わしが心配。こちらが交換。」 高幹「いや〜今年も、変な最後の言葉言って死んでく人おおいですね〜。」 審配「無視かよ!まぁよい。だがわしはかっこいいぞ。「我が君は北枕におわす」という」 高幹「北枕ってそれ祟られてるんですよ。すぱーん(ハリセン)それに最後って生きてるじゃないですか!!」 審配「そういえばそうじゃの〜」 二人「「そんなこんなで行きます。ショートコント「レポーター」」」 高幹「今日未明、曹操軍につかまった審配が斬られあっちにいっちゃった模様です。現地の審配さ〜ん」 審配「わしは、鬼になったのじゃ!!」 審配「喜べ!心配。」 高幹「泣く!交換。」 ≪孫家血筋を求めて/2名≫ 韓当【ディフェンダー(剣)、折畳式自転車】&顧雍【ラージシールド】 ※≪袁尚軍と黄巾党残党≫の 拠点を発見しました。仲間を集め次第、急襲するつもりの所です。 ≪喜べ!心配、泣く!交換/2名≫ 審配【ハリセン(普通の紙)】&高幹【漫才の基本】 ※強引に漫才みせてます。近くでは程[日立]とか残党探しが、色々してます。
程[日立]の放った銃弾を運良く避けた≪残党探し≫の4名は、 程遠志の集音マイクで慎重に周囲の様子を探りつつ、 ゆっくりその場を離れようとしていた。 相手は遠距離からの狙撃である。 音もしなかったため、どこから狙っているかもわからないのだ。 闇夜では周囲すべてから敵意を感じてしまう。 慎重に慎重に、ゆっくり戻るつもりだった。 その時、雲に隠れていた月が、すっと辺りを照らし出す。 そこに出し抜けに飛び出してきたのは、≪三人の「泰」≫だった。 せっかく集音マイクで敵を避けようとするという田豊の作戦を、 程遠志は当初の予定どおり索敵をしていたにすぎなかったのだ。 その強気なのか阿呆なのかわからない行動で4対3の闘いが開始された。 ※月が雲から出てきました。もうすぐ朝です。 ≪残党探し/4名≫ 程遠志【集音マイクとイヤホン、直刀、血のり付き手作り木の鎧】& 田豊【短刀、毒吹き矢、血のり付き防弾チョッキ】& 馬元義【手作り木刀×2、血のり付き防弾チョッキ】&趙弘【手作りの木のやり、熊手】 ※出会い頭 VS. ≪三人の「泰」/3名≫陳泰【チェコ製Cz/M75(残弾数不明)】 &州泰【ミニモニ。テレフォン(おもちゃ)、日本刀】&曹泰【根性棒】 ※出会い頭 @程[日立]【消音器付きライフル、アメリカンクラッカー、千枚通し】 ※潜伏しながら見学
(ちょっとまずいなぁ・・・。沮授のとこに戻るか・・・。 っつーか戦いたい人が多すぎだよ・・・。)心の中で思って、田豊は言った。 田豊「みなさん。悔しいですが一度形勢を立て直しましょう。他の方はきっと見つかりますから。」 そう言うと、田豊は波才のアイテムを匍匐前進しながら拾い集めると、みんなを城に走らせた。 ちゃんと帰ったことを確認すると、自分も走り出した。 ≪三人の「泰」≫が唖然とする中を・・・。
一方、程[日立]は一時は喪失していた自信を取り戻していた。 程[日立]「よし、スナイパーの恐ろしさをこれからも・・・!」 程[日立]は、人の気配を感じて、ゾクッとした。そして後ろを向いた瞬間・・・。 田豊「よくもそう軽軽しく人が殺せますのぉ。」 程[日立]「!!!」 気づいた瞬間、程[日立]は毒吹き矢を受けてしまい、その場へ倒れこんでしまった。 田豊「あなたの戦術は・・・85点ですな。遠くから人を狙う考えは大変よろしい。だが、少々 無理をしすぎてしまった事と、移動の際に少し用心深くなかった事です。 今度から、移動の際は足跡を残さないように。あ、あと、この毒吹き矢は 苦しみなく死ねるので、ご安心を。まあ、やられたらやり返されるわけですので、 ご容赦くださいね・・・。あ、あなたの命、あと5分です。 助かると良いですのぉ。では私はこれで・・・。」 そう言うと、程[日立]のアイテムを奪って、田豊は去っていった。
城では、皆がわいわいと騒いでいた。 先に帰りついた仲間が、皆に危険を知らせて、どうしようかと思った矢先に程遠志が 帰ってきたわけで、まだ来ない田豊を皆心配していたのだ。 みんながいろいろ聞いてくる中、田豊は「沮授殿とお話がしたい。」とだけ言って、 沮授とともにいってしまった。僕としてはとても心配だが、まああの二人なら何とかしてくれるだろう。 勝手に心の中でまとめる袁尚なのであった。 ≪袁尚軍と黄巾党残党/11名≫ 袁尚【ディフェンダー45口径、ノートパソコン、『電子ロック解除技術について』、血のり付き防弾チョッキ】&顔良(重傷)【防弾盾、手作り木刀】 &文醜(重傷)【兜、手作り木刀】&沮授【ギャルゲー10本の説明書と箱入り、L96A1(スナイパーライフル)(残量少し)、マジック各色、手作り木刀 】 &高昇(腕に怪我)【ホワイトボードとマジック、手作り木のやり】&孫仲【血のり防弾チョッキ、ウージーサブマシンガン(弾切れ) 】 &杜遠(腕に怪我)【瑠璃子ちゃん人形(毒電波発生装置)、血のり付き手作り木の鎧、手作り木刀】 &趙弘【手作りの木のやり、熊手ニンジャブレード、掻き爪、血のり付き防弾チョッキ】&程遠志【集音マイクとイヤホン、直刀、血のり付き手作り木の鎧】 &田豊【短刀、毒吹き矢、ニンジャブレード、掻き爪、血のり付き防弾チョッキ、消音器付きライフル、アメリカンクラッカー、千枚通し】 &馬元義【手作り木刀×2、血のり付き防弾チョッキ】 ※合流しました。 ≪三人の「泰」/3名≫陳泰【チェコ製Cz/M75(残弾数不明)】 &州泰【ミニモニ。テレフォン(おもちゃ)、日本刀】&曹泰【根性棒】 ※ぼーっとしてます。 @程[日立](意識不明)【なし】 ※五分後(大体5レス後)までに解毒剤とかを投与しないと死にます。
( ゜д゜)ポカーン… 突然現れたと思ったら、運動会の行進よろしく一列に並んで走り去る四人組を、陳泰達は呆然と眺めていた。 「交戦宣言したとおもったら、あっさり撤退かよ…せっかく華麗な戦闘シーンを考え中だったのに」 「兄さん、兄さん、なに訳のわからんこというてますか」 根性棒で陳泰に突っ込みを入れる曹泰。 そんな二人の掛け合いに呆れた州泰は、刀を片手に周囲をパトロールする。 「おい、ちょっと来てみろ!」 草むらの中にのびていた程cを発見し、州泰は大声で仲間を呼んだ。 何やらしょうもない漫談を続けていた二人も、慌てて州泰の元に駆け寄る。 「これは…毒のようですな」 程[日立]の瞼をひっくり返したり、口を開けて覗き込んでいたりした曹泰は、そう結論付けた。 腕組みしたまま、州泰は陳泰に声をかける。 「どうするよ、このジジイ」 「どうするって…『お年寄りには親切に』って言われてるしなぁ。見捨てては行けないだろう」 ≪三人の「泰」プラスお爺ちゃん/4名≫陳泰【チェコ製Cz/M75(残弾数不明)】 &州泰【ミニモニ。テレフォン(おもちゃ)、日本刀】&曹泰【根性棒】&程[日立][意識不明]【なし】 ※ピンユニット・程[日立]回収
審配「うむ。初めてにしては大盛況だったな。」 高幹「はぁ。そうですね〜。」 審配「意外に、夜中の漫才と言うのも風流だったし。って、いきなり3人組を見つけたぞ!! あやつらが、お客二号だ!!」 高幹「はい!!(やけくそ)(多分今度こそ殺られるな。)」 などといって走る二人。 審配「そこの三人組わし達の漫才を見ろ!!」 高幹「聞いてください見てください。この高幹頑張ります。」 審配「3人だけかと思ったらあそこに人が、寝ているではないか。高幹持ってこい。」 高幹「あいあいさー。」 それは毒矢くらって倒れてる程[日立]なのだが、そんな事おかまいなしに、足をひっぱって くる高幹なのだが、こちらに連れてきたとき、どこをどう見ても顔色が死に掛けなわけなのだが 審配「顔色が、悪いな・・・。だが大丈夫わしらの漫才みたら復活するよ。」 高幹「そうですね。」
審配「喜べ!心配。」 高幹「泣く!交換。」 審配「いや〜、このバトルも、結構終盤に来たわけですが、まだだれも死んでませんね〜。」 高幹「いや300人から始まっていまは、もう100人前後ですよ。」 審配「残り200人か!!」 高幹「あほかー!!(すぱーん)」 ≪喜べ!心配、泣く!交換/2名≫ 審配【ハリセン(普通の紙)】&高幹【漫才の基本】 ≪三人の「泰」/3名≫陳泰【チェコ製Cz/M75(残弾数不明)】 &州泰【ミニモニ。テレフォン(おもちゃ)、日本刀】&曹泰【根性棒】 ※ぼ〜っと見てます。 @程[日立](意識不明)【なし】 ※ひきずったおかげで、3分後(大体2レス後)までに解毒剤とかを投与しないと死にます。
149、150はスルーしてください。 なんとも情けない。
程[日立]は薄らボンヤリする視界の中で目を開くと数人の男らに囲まれていた。 どういう経緯か彼等はある目的のためにとりあえず手を組むことにしたのだという。 そしてワシのために奔走してくれたようだ。 身体の熱は失われ、もう自分が長くないことを知っていた。 もちろん彼らもそうだろう。 しかし、薬草を探してくれたりお湯を沸かして身体をふいてくれたりと手厚く看護してくれる。 ワシは勘違いをしていたようだ。 この腐った戦場では情けは無用。 そう思っていた。 しかし、こういう甘い行動もいいのかもしれない。 楽しげな漫才が見える。 頼もしく成長した曹仁の息子をはじめとした次なる世代達が見える。 他勢力の見知った顔も見える。 ワシの日を担ぐという夢はついには実現できそうになかった。 空が白く明るくなっていき、まもなく太陽が昇ろうとするとき、 ここにひとりの男が息を引き取った。 残した者たちに新たな結束と目的を与えて・・・。 【程[日立]:死亡確認】 ※朝が来ました ※チームとりあえずひとつの目的で結束→あくまでも袁尚黄巾党打倒まで ≪孫家血筋を求めて/2名≫ 韓当【ディフェンダー(剣)、折畳式自転車】&顧雍【ラージシールド】 ≪喜べ!心配、泣く!交換/2名≫ 審配【ハリセン(普通の紙)】&高幹【漫才の基本】 ≪三人の「泰」/3名≫陳泰【チェコ製Cz/M75(残弾数不明)】 &州泰【ミニモニ。テレフォン(おもちゃ)、日本刀】&曹泰【根性棒】 ※行動を共に。作戦会議開始。
なんの生存確認も状態告知もされないまま忘れ去られること数時間。 ケ茂と何儀と韓忠の3人はトボトボとまるっと見当違いの場所に歩いていた。 なぜか厳政のみはぐれてしまい、いつのまにかいなくなっていた。 彼等は仲間らが一触即発な状態であることを知るよしもなく、朝を迎えてしまった。 ただでさえ恐怖を増長させる暗闇で、なんか足やら肉片やらが飛び散ってくれば逃げないほうがおかしいのだ。 しかし、もう安心。 朝になれば少なくとも周囲の状態がわかる。 徐々に明るくなっていく中でケ茂が血まみれなのに気がつく。 ザック内にあった血のりの袋がやぶれ、それがザックから身体中に広がっているのだ。 その状態を見て3人ともやっと緊張が解け、笑いあった。 よく見ると後方に点々と血のりが続いている。 「これを辿って帰ればみんなに合流できる」 3人の顔に笑顔が戻り、元来た方向へと踵を返す。 彼らの4人の笑顔はその状態で張り付く。 振りかえるとそこに銃を構え華雄と孫堅が立っていたのだ。 それぞれ3発ずつ確実に頭と胸を撃ち抜き、トドメで剣で首を刎ねる。 2人は確実に殺すことに長けている。 まさか息子らがこの一党に殺されたことを知らないでいた。 こうして間接的なあだ討ちを済ませた2人は、さらに続いている血のりを辿って進んでいくのだった。 【ケ茂、何儀、韓忠:死亡確認】 @厳政【謎の鍵】 ※全然逆の方向へ半べそかきながら移動しています。もちろん元の場所からも遠くへ。 ≪二本刀/2名≫華雄【七星剣、手裏剣×12、食料、ダウジングロッド、キャリコ110】 &孫堅【吹毛剣、煙管、蝦蟇の油、グルカナイフ、S&W/チーフスペシャル38口径】 ※血のりを辿って
一騒動あってから5分後、袁尚は沮授と田豊に呼ばれた。 袁尚「何ー?」 沮授「坊ちゃん。この城から逃げてください。」 田豊「空が明るくなってくる前に、早く!」 袁尚「へ、なんで?」 沮授「この城にはもうすぐかなりの人数が来ます。さあ、田豊といっしょに。」 袁尚「でも他のみんなは?」 沮授「・・・今まで、一緒に入れて楽しかったです。坊ちゃん。」 田豊「さあ、城の北側なら誰もいません。あの城門から出てください。」 そう言うと、田豊は袁尚と沮授を押し出して、鍵を閉めた。 沮授「な・・・、ここに残るのは私で、あなたが坊ちゃんを連れて行くはずじゃ・・・。」 田豊「私はもう十分生きたよ。それに、もう戻れないんだ・・・。 『やったらやり返される。』そうだろ?」 沮授「・・・」 田豊「生きてたら、また会おうな・・・。」 その後、ひたすら北へと走る沮授と袁尚の姿があった。 ※チーム分離 ≪坊ちゃんと軍師/2名≫ 袁尚【ディフェンダー45口径、ノートパソコン、『電子ロック解除技術について』、血のり付き防弾チョッキ、防弾盾】 沮授【マジック各色、手作り木刀、消音器付きライフル、兜】 ≪袁尚軍残党と黄巾党残党/9名≫ &顔良(重傷)【手作り木刀】&文醜(重傷)【手作り木刀】 &高昇(腕に怪我)【ホワイトボードとマジック、手作り木のやり】&孫仲【血のり防弾チョッキ、ウージーサブマシンガン(弾切れ) 】 &杜遠(腕に怪我)【瑠璃子ちゃん人形(毒電波発生装置)、血のり付き手作り木の鎧、手作り木刀】 &趙弘【手作りの木のやり、熊手ニンジャブレード、掻き爪、血のり付き防弾チョッキ】&程遠志【集音マイクとイヤホン、直刀、血のり付き手作り木の鎧】 &田豊【短刀、毒吹き矢、ギャルゲー10本の説明書と箱入り、L96A1(スナイパーライフル)(残量少し)、アメリカンクラッカー、千枚通し】 &馬元義【手作り木刀×2、血のり付き防弾チョッキ】
動物たちがどんどん減るぞ! 許チョの危惧は全く晴れることは無かった。 ちょっと前には司馬懿も消えた。 そして自分の周りに居た動物たちも少しずつ消えていく。 人間ドモめ許さない、許さないぞ。 しかし、その許チョを見る周りの動物の目が変わっていって居ることに彼は気がつかない そう、許チョはまだ気がついていなかった。 一番森の動物を減らしているのは、彼の食欲だということを、、、 @許[ネ`者]【ナイフ】
「いっきしッ!」 さすがに朝は冷える。 丸まって寝ていた袁紹は眠気眼で携帯電話のメール着信分を開いた。 そういえばなぜか身体にムシロと汚れているものの毛布がかけられているのに気がつく。 はて?ワシこんなのかけたっけ? とりあえず周囲を見まわしたものの誰もいない。 再び着信分を開く。 10ある8は「宗教バカ」の神の声やら、人の道やらの説法がビッシリ書き込まれている。 残り1はなんかカワイイどこぞの少女(孫尚香ちゃん)と、 むさくるしい男(曹仁が無理矢理撮った郭嘉)の写メールだった。 どちらかというと、女の子のほうだよなーと一人ごちに惰眠を貪る。 息子達が大変な目にあっているなど知る由もなし。 @袁紹【携帯電話】 ※近くに誰か優しい人がいるようです
冷苞の遺体を弔った後、馬超と陳羣は見通しのよい丘の上に移動した。 家屋の中で休憩を取ることがいかに危険を伴うかかを、馬超は親友の命と引き換えに学んだのだ。 幸いなことに、彼らの所有する武器はどちらも射程が長い。 この丘の上ならば、誰かが近付こうとすれば先手を打って行動できるだろう。 遠くから火を見つけられないように、石を組んで即席のかまどを作る。 焼け落ちた民家の地下に保存されていた食糧で、二人は簡単な夕食を作った。 「喰わないのか? 何か腹に入れておかないと、朝まで持たないぞ」 たっぷりと脂の乗った猪の肋に齧り付きながら、馬超は陳羣に問い掛ける。 陳羣は手にした炙り肉の塊に視線を落としたまま、身動きもしない。 (食が進まないと言うなら、好きにすればいいさ) 馬超は陳羣の様子などお構いなしに、三個目の肉へと手を伸ばす。 こんがりと焼けた猪肉を口一杯に頬張っている最中に、聞こえるか聞こえないかほどの声で陳羣が呟いた。 「馬超殿は……生きながら喰われたことがありますか」
「はぁ?」 口の中の食べ物を飲み込んでから、馬超は頓狂な声を出す。 やはり、こいつは頭がおかしいのだろうか? 武器一つ持たずに延々と祈っているのを見たときから、変な奴だとは思っていたのだが… 「生きたまま食われたりしたら、死んでしまうだろう? そうしたら今頃こんな所にいる訳が無い。とっくに放送されているはずだ」 「それは、そうなのですが…」 陳羣の言葉は妙に歯切れが悪い。何か重大なことを内に秘めているかのように。 だが、馬超にとっての関心事は、取りあえず目の前の炙り肉だけだった。 「…そう言えば、昔は良く『何故お前は頭を虎に齧られてるんだ?』などと聞かれたな」 馬超がそう答えると、ようやく陳羣は小さく笑い、肉を食べ始めた。 ≪三銃士(仮)/2名≫ 馬超【鉄槍、マシンガン】 &陳羣【銃】 ※夜明けは近いようです。
深い闇の中、曹操はさまよい続ける。 バトルロワイヤル 少なくてもバトルロワイヤルの目的に沿って自分は動いていない。 確かに数人殺しているが、生き残るためなどではない。 闇の中、歩いても歩いても何も見えることは無かった。 時計はもう、闇が明けるはずの時間を指しているのだが、目の前の暗闇は一向に晴れようとはしない。 この闇も左慈の幻術なのだろうか。 そんなことを考え付くのだが、もうその術中から逃れるすべはなかった。 声が聞こえる。 殺した者たちの呪詛の声、それはこの世界だけのものではなかく、 何万何十万という、自分が命じてきたことで死んだ者達。 その声を聞いても曹操は前へ歩くことしかできない。ここで立ち止まったところで何になるものではないのだ。 彼らの屍の上に築いた国、それは歴史が望んだのだ。 感謝されこそすれ恨むとは、愚か者たちめ。 恨まれて迷うことなど無い。曹操が自分の意思を確かめると、呪詛の声は消えていった。
急に目の前に光が広がった。その中の人影に、迷うことなく曹操は鉛の玉を浴びせかける。 左慈、その姿は幻か。鉛の玉を吸い込んでもそれに応じることなくそこに立っていた。 「ふふふ。曹操よ、今更ワシを殺してどうなるというのだ?後数分でワシもお前も死ぬのだぞ、 そんな基本的なことも忘れたのか?」 支給された時計に目を落とすと、確かに時間は禁止エリア発動を示そうとしていた。 しかし曹操は迷わなかった。 「少なくても貴様は私の手で殺す。そうすればこの気も晴れるのだ!」 左慈が笑っている、それは可笑しいというより嬉しそうな表情。 「曹操よ、お前もこの世界の狂気に飲まれたか?ただ殺しあうことだけを求められる世界の。」 「ふん、仕組まれた世界などに誰が乗ってやるものか。」 「それでもこのワシを殺そうとするか、その意思は貴様のものか?貴様もこの狂気に飲まれたのではないのか? 曹操よ、今までの旅はお前の意思だったと思うか? 何か気がついていただろうお前も。」 「わかっているからこそ、それを打ち破るためにここに来たのだ!」 「そうだ、最初にワシにあったときに暗示をかけてやったのだよ。 世界を手にしようと望むお前が、操り人形、滑稽ではないか。」 「左慈・・・貴様も操り人形ではないか、お前もこの世界に生かされている」 にやりと左慈が笑う。 曹操も応えて笑う。 曹操は李意の言葉を思い出せていた。 『お前はこの世界に生かされている、お前の意思などというものは無いのだ』 その言葉はこの世界の琴線に触れる言葉。それを知ろうとするたびに曹操の体に拒否反応が走ったものだが、 今は頭痛も吐き気も無かった。 「よくわかっているではないか曹操、しかしそれがわかったところでワシは殺せまいぞ。」 「いや、絶対にこの手で 殺 し て や る。」
サブマシンガンを構えると敵に向かって撃ち続ける。 左慈はただただ狂ったように高々と笑っていた。 そしてその銃声と笑い声は禁止エリア発動、その時が来るまで続いた。 生きているのではなく、生かされている、それはあの張譲も同じ この仕組み、を壊さなくては。 しかし、その意思は届かない、届かないのか。 死が二人をこの世界から開放する。 やがて曹操と左慈を示す、交州にあった2つの点は禁止エリア発動と共に消えてしまった。 【曹操 左慈 死亡確認】
小喬「朝焼けが綺麗・・・。」 向朗「zzz」 ≪妹者とわたし/2名≫向朗【写真集『辻加護』(大喬と小喬のサイン付き)、連弩】 &小喬【S&W M59オート、CDウォークマン+アルバム「DEEP RIVER」】 ※今朝は朝焼けです。
≪打倒張譲軍プラス電波系/4名≫ 菅亥【防弾チョッキ(弓矢も防げる)、黄色い布10枚、日本刀、麻酔薬?】 &紀霊【飴水5リットル、火縄銃】&袁術【人物レーダー】 &楊弘【「5分でできる人さがし。」という本、「食べれる草や花」という本】 ≪蒙古の血/5名≫高沛【「自殺の仕方ベスト100」】&馬騰【槍】&[广龍]徳【トラバサミ×5】 &馬岱【懐中時計】&司馬懿【袖籤 カラーひよこの羽 首輪 ワイヤー 虎バサミ】 ≪クラブの2/4名≫苗沢【ガントレット、ソードオフ・ショットガン】 &秦慶童【名刺複数、投擲用ナイフ複数,ワースレイヤー(剣)】 &楊松【コイン入り靴下(即席ブラックジャック)黒星(中国製トカレフ)】 &楊柏【アームスコー40mm MGL、ハルバード、首輪】 ≪二本刀/2名≫華雄【七星剣、手裏剣×12、食料、ダウジングロッド、キャリコ110】 &孫堅【吹毛剣、煙管、蝦蟇の油、グルカナイフ、S&W/チーフスペシャル38口径】 ≪破滅の主従/2名≫ 呂布[銃創治療中]【戟、青龍刀、麦、金属バット、玉璽、日本刀】 &陳宮[左足治療中]【出刃包丁、鍬、SOCOM mk23(ソコム)、ニューンナンブ×12、 鮫鞘の戒刀、44オートマグ】 ≪喜べ!心配、泣く!交換/2名≫審配【ハリセン(普通の紙)】&高幹【漫才の基本】 ≪逃げる人たち/2名≫潘璋[軽傷]【なし】&大喬【毒針】 ≪三銃士(仮)/2名≫馬超【鉄槍、マシンガン】&陳羣【銃】 ――――――――――――――〔8・23名〕
≪バランス/4名≫曹彰【狼牙棒 Cz75】 &曹休[腹部、腿 腕被弾(止血済)]【直刀、ニューナンブ、迷彩服(着用】 &糜竺【ロケットペンダント、食料一週間分×3、飛刀×3、スコーピオンマン(マシンピストル)】 &曹熊[気絶]【なし】 ≪江東からの使者/2名≫諸葛瑾(諸葛謹)【ゲイラカイト、ブローニングハイパワー】 &周瑜【クレイモア、毒薬の小ビン、(デリンジャー)】 ≪六人の優しい中国人/6名≫ 凌統[傷は支障ない程度に回復]【鉈、レミントンM700】】 &簡擁【????】&虞翻【簡易救急セット、酒、鍋、ガスバーナー】 &張紹【ダーツセット(的付き)12本、鎖(着用中 素早さ−1)、鍬の先(着用中)】 &雷薄[5歳児]【なし】&徐庶【インスタントカメラ】 ≪見た目農民一揆/2名≫袁譚【ハンマー】&郭図【鋤、鍬】 ≪曹仁君と張遼君と郭嘉君/3名≫ 曹仁【携帯電話、グロッグ17、イングラムM11、スペツナズナイフ】 &張遼【戟、ベレッタ92F、短剣】 &郭嘉【サバイバルナイフ、SPAS12、遠隔C4×2、小型双眼鏡、食用植物各種、薬草】 ≪死者へと送る/2名≫ 曹性【銀の弓(銀の矢13・木の矢18)、ヴァイオリン】 &審栄(記憶喪失)【放火魔セット、木の盾(厚さ15センチ。かなり丈夫だが動きがおそくなる) 銀の槍、指揮棒】 ≪美女と騎士/2名≫ 甘寧【釘打ち機、MP5K、トランシーバー、飛刀】&貂蝉[気絶]【トランシーバー】 ≪南蛮の死神/3名≫祝融【ダイバーズナイフ、チャッカマン、ダイナマイト】 &兀突骨【ツルハシ、フライパン、薙刀】&関興【携帯電話、青竜刀、弓、矢18本】 ――――――――――――――〔8・24名〕
≪三人の「泰」/3名≫陳泰【チェコ製Cz/M75(残弾数不明)】 &州泰【ミニモニ。テレフォン(おもちゃ)、日本刀】&曹泰【根性棒】 ≪坊ちゃんと軍師/2名≫袁尚【ディフェンダー45口径、ノートパソコン、『電子ロック解除技術について』、血のり付き防弾チョッキ、防弾盾】 &沮授【マジック各色、手作り木刀、消音器付きライフル、兜】 ≪袁尚軍残党と黄巾党残党/9名≫顔良(重傷)【手作り木刀】&文醜(重傷)【手作り木刀】 &高昇(腕に怪我)【ホワイトボードとマジック、手作り木のやり】&孫仲【血のり防弾チョッキ、ウージーサブマシンガン(弾切れ)】 &杜遠(腕に怪我)【瑠璃子ちゃん人形(毒電波発生装置)、血のり付き手作り木の鎧、手作り木刀】 &趙弘【手作りの木のやり、熊手ニンジャブレード、掻き爪、血のり付き防弾チョッキ】 &程遠志【集音マイクとイヤホン、直刀、血のり付き手作り木の鎧】 &田豊【短刀、毒吹き矢、ギャルゲー10本の説明書と箱入り、L96A1(スナイパーライフル)(残量少し)、アメリカンクラッカー、千枚通し】 &馬元義【手作り木刀×2、血のり付き防弾チョッキ】 ≪妹者とわたし/2名≫向朗【写真集『辻加護』(大喬と小喬のサイン付き)】 &小喬【S&W M59オート、CDウォークマン+アルバム「DEEP RIVER」】 ≪魏将軍団/5名≫夏侯惇【サブマシンガン、山刀、グロック17】 &夏候淵[重度火傷]【ライフル(玉切れ)、ボウガン】 &満寵[軽度火傷]【バタフライナイフ、ボウガン、キンチョール(残り僅か)、大刀】 &楽進[軽度火傷]【三叉槍、ショットガン】&典韋[重度火傷]【八十斤の双戟】 ≪孫尚香ちゃん/3名≫ 孫尚香[10歳程度の身長]【携帯電話、ポムポムプリンのぬいぐるみ】& 呂蒙【ククリ刀、畳針、飛刀】&陸遜【携帯電話、ナタ、ワイヤー】 ≪荒くれ南蛮孫尚香ちゃんサポーター/4名≫ 孟獲【携帯電話、大斧】&朶思王【麻痺毒吹き矢】&木鹿大王【鞭】&帯来洞主【火炎放射器】 ≪孫家血筋を求めて/2名≫韓当【ディフェンダー(剣)、折畳式自転車】&顧雍【ラージシールド】 ――――――――――――――〔8・30名〕
@于禁【九鉤刀、スタンガン】@袁紹【携帯電話】 @大喬【なし】 @関索【なし】 @許[ネ`者]【ナイフ】 @魏延【画鋲、バタフライナイフ、お手製棍棒、凧糸】@厳顔【ベネリM3スーパー90】 @厳政【謎の鍵】 @黄忠【弓】 @吾彦[左手軽傷]【スーパーブラックホーク(リボルバー銃)、ボウガンの矢、 裁縫セット(反物・鋏・針・糸)】 @朱然【????】 @沙摩柯【ハルバード】 @荀[或〃][軽度火傷]【銃】 @諸葛亮【自在警棒、肉切り包丁】 @諸葛誕【アーチェリーと矢、高圧蒸気クリーナー、鍬】 @徐盛【デザートイーグル、ジッポ、鉄鞭】 @[登β]艾【ズバットスーツ・ズバット説明書(おまけ)】 @陳蘭【義手2個(必殺ロケットパンチができます)、銀の槍、鉄兜、日記帳、 木の盾(厚さ15センチ。かなり丈夫だが動きがおそくなる、放火魔セット一部】 @張燕【クロスボウ(矢×16)、弓(矢×26)、小型ナイフ、閃光弾×2、デリンジャー(隠し武器)、アイスピック】 @張角【携帯電話】 @張飛【槍、蛇矛】 @張苞【トマホーク×5、さいたま弾】 @陳武【ベレッタM11、懐中電灯、紙袋】 @程普【10Mロープ】@ケ芝[鼓膜破損]【なし】 @[广龍]統(ホウ統)【ワルサーPPK、アウトドア用ナイフ】 @劉備[女性]【ハリセン(鉄板入り)、九環刀、柳葉刀 白羽扇(使いこなせばビームが可能)】 @??【宇宙服】 ――――――――――――――― ☆パーティの部 24パーティ・77名生存確認 ピンユニットの部・28名が生存確認。 合計105名が生存確認。
≪あ行≫15名(+0) 伊籍 袁熙 王允 王平 応劭 王基、王渾、王戒、王濬、王子服 王双 王甫 王累 王朗 王氏 ≪か行≫51名(+2) 賈逵 賈充、賈[言羽] 華[音欠] [萠リ]越 [萠リ]良、☆何儀 郭 郭淮 [赤β]昭 夏侯和 夏侯恵 夏侯尚 夏侯玄 夏侯覇 夏侯楙 何進 何晏 桓階 関羽 韓玄 韓浩 韓嵩、韓遂 関平 毋丘倹 カン〔門敢〕沢 ☆韓忠 管輅 麹義 牛金 牛輔(/牛哺) 姜維 鞏志 喬瑁 許攸 金旋 区星 ケイ道栄 厳輿 呉懿 黄権 黄蓋 黄祖、公孫越 公孫[王贊] 孔融 胡車児 胡軫(/胡シン) 呉班 呉蘭 ≪さ行≫42名(+5) 蔡瑁 ☆左慈 紫虚上人 司馬昭 司馬師 司馬徽 司馬炎、司馬孚、司馬望、司馬朗 周泰 周倉 周魴 朱桓 朱霊 朱儁 淳于瓊 荀攸 鍾会(鐘会) 蒋欽 鍾[月缶系] 徐栄 徐商 徐晃 申儀、申耽 甄姚 成廉 成宜 ☆曹操 宋忠 臧覇 ☆曹丕 曹豹 蘇飛 孫観 孫乾 ☆孫権 ☆孫策 孫峻 孫礼 ≪た行≫40名(+2) 太史慈 譚雄 趙雲 張英 張衛 張[門豈](/張ガイ) 張嶷 張挙 張済 張昭 張任 張宝 張翼 張允 張繍、張[合β] 張梁 趙広 趙累 陳珪 陳到 陳登 陳横 陳震 陳式 陳倉 張勳 ☆程[日立] 丁儀 程秉 田章 田豫 董卓 董承 董旻 ☆ケ茂 陶謙 杜襲 杜預 董荼奴 ≪は行≫16名(+2) 馬休 ☆波才 馬遵 馬謖 馬忠 馬良 潘鳳 裴元紹 費詩 糜芳 武安国 傅士仁 文欽 ☆文聘 鮑信 法正 ≪ま行≫2名(+0) 孟優 迷当大王 ≪や行≫4名(+0) 楊彪 楊阜 楊儀 羊[示古] ≪ら行≫29名(+0) 雷銅 李異 李典 陸抗 李厳 李意 李儒 呂範 呂公 呂翔 劉焉 劉勳 劉賢 劉璋 劉曄 劉禅 劉岱 劉度 劉辟 劉封 劉表、劉[王奇]、劉j、凌操 呂凱 李楽 冷苞 魯粛 盧植 ――――――――――――――― ■今回の死者:11名 ■計:199名死亡 ■全登場武将数:304名 ■現禁止エリア:洛陽・幽州・涼州・揚州・交州
からんころ〜ん。ごろごろ〜ん。♪
趙忠「グッドモーニング、エヴリワン。お元気ですかな?
張譲様が二日酔いで倒れていらっしゃるのでこの私、趙忠が代理させていただく事になった。
張譲様曰く、『けっこう順調に減ってるのね。この調子で頑張るのよん』だそうだ。
この言葉を胸に刻み皆精進するように。
それと私から一つアドバイスだが、最後に残るのはあくまで一人。
隣の奴が涼しい顔してあなたの命を狙ってるかも・・・。ふふ。
そういう事なのでせいぜい頑張ってくれたまえ。
あ、言い忘れてたが禁止エリアを追加する。益州と冀州だ。注意するように。以上で放送を終わる。」
ころころ〜ん。がらんごろ〜ん。♪
※ 次の禁止エリアは、益州・冀州です。この放送のちょうど100レス後(
>>268 )に発動します。
がた、がたごと、がた。 がた。がらら。 宇宙服の男はゆっくりと、しかし着実に長安に向けて進んでいた。 途中でいい頃合の棒も見つけた。 これでも頼りないが何もないよりはマシであろう。 「そろそろ俺の街が見えてきてもいいはずだが・・ げ、なんじゃこりゃ〜〜〜!!」 男の眼前に広がっていたのはすっかり燃え広がり、 辺り一面炭と化していた長安であった。 しかも一部はまだ燃えていてものすごく暑い。 もっとも、NASAとやらの誇る宇宙服はこのくらいの熱では 燃えることはおろか、中の人間に暑いと思わせることもないのだが。 「お、俺の長安が・・・。火ぃつけた奴、絶対殺す!!」 @??【宇宙服、木の棒】 ※怒りに震えてます。
そして城に帰ってきた時、待っていたのは程遠志だった。 「まさか、あなたが残ってくれるとは、思わなかったですよ。集音マイクって結構 広範囲にいきますから・・・・。城の周りの人々は、どうやらもうそろそろ来るらしいです。」 「・・・・・」 「そして一つ頼みたい事が、あるんです。ケ茂、何儀、韓忠は、どうやら死んでしまったらしいんです。 でもまだ厳政は、生きてるんですよ。多分あいつ鬼のまま終わるのは嫌だと思いますからこいつら連れてってくれませんか? 元々馬元義探しを提案したのは、私ですし、あなたたちが、狙われる必要がないんですよ。 頼みます田豊殿。あなたはまだ死ぬような人じゃないんです。」 いつのまにか、厳政の事を思い出した程遠志は、後半は、半分泣きながらそして土下座して頼んだ。 「そんな事、されたら私が断れないってあなた知ってるでしょ。それに何故あなたは、こんな人たちのためにそこまで・・・。」 「言えませんが、早く行ってくださいここは私だけが、残りますから重傷の顔良と文醜とその他も頼みます。」 それ以降は、二人とも無言となり寝てる全員をおこし、田豊達に少しだけ付いていって離脱し、城にもどったら
何故か、高昇一人だけがいてホワイトボードにこう書かれていた。 「あなたは嘘が、顔にでやすすぎ。そんな人を死なせるわけにはいかない。」 なんだか泣けたが、ひとつ気になった。 「それでみんなは、気が付いているのか。」 そういったらいそいそのホワイトボードに書き込んで 「全然。」 「そうか・・。すまない・・・・。」 まぁそれは置いといて、程遠志はさっき、田豊に言えなかった理由を考えてた (それにしても言えないよな。理由が厳政に、いつも鬼かわってもらってたなんて・・・) 「もうそろそろ来るか・・。」 ※チーム分離 ≪不明。/2名≫ 高昇(腕に怪我)【ホワイトボードとマジック、手作り木のやり】& 程遠志【直刀、血のり付き手作り木の鎧】 ≪田豊軍/9名≫ &顔良(重傷)【手作り木刀】&文醜(重傷)【手作り木刀】 孫仲【血のり防弾チョッキ、ウージーサブマシンガン(弾切れ) 】 &杜遠(腕に怪我)【瑠璃子ちゃん人形(毒電波発生装置)、血のり付き手作り木の鎧、手作り木刀】 &趙弘【手作りの木のやり、熊手ニンジャブレード、掻き爪、血のり付き防弾チョッキ】&田豊【短刀、毒吹き矢、ギャルゲー10本の説明書と箱入り、L96A1(スナイパーライフル)(残量少し)、アメリカンクラッカー、千枚通し、集音マイクとイヤホン】 &馬元義【手作り木刀×2、血のり付き防弾チョッキ】
曹操の死亡を伝える死亡者放送の残響が 朝の光に消えていく。 朝露の降りる深い草地の中。 慣れない戦闘の疲れと、恐怖と後悔の念から 一晩中場所も分からず走り続けて、 荀[或〃]は丸くなって、泥のように眠っていた。 失意の中で夢に見るのは、ただ、曹操様に預けたひよこのことだけ。 @荀[或〃][睡眠中・軽度火傷]【銃】
程普「周瑜殿。わしの話を聞いてくだされ。」 押し迫る沈黙を破る程普の問いに周瑜は答えた。 周瑜「先にいくつか聞きたい事がある。その返答次第ですね。」 程普「なるほど…。わかりました。それで質問とは?」 周瑜「まず、何故貴殿がここまで無傷で来れたのか。 こういっては失礼だが貴殿に破れるほど安易な罠ではなかったはずです。」 程普「それは諸葛亮殿の後を追っていたからです。」 周瑜「やはりそうか…。それについては納得した。では第2の質問だ。 どうやってその諸葛亮に気づかれないようにここまで来れたのか。 ついでになぜ諸葛亮『殿』なのかも併せてお聞きしたい。」 程普「…。」 周瑜「……。」 周瑜の目つきが鋭くなったのを感じ取って程普は観念した。 程普「………。わかりました。お話しましょう。ですが、この事は他言無用にお願いいたします。」 周瑜「承知した。」 ≪江東からの使者/2名≫諸葛瑾(諸葛謹)【ゲイラカイト、ブローニングハイパワー】 &周瑜【クレイモア、毒薬の小ビン、(デリンジャー)】 @諸葛亮【自在警棒、肉切り包丁】 @程普【10Mロープ】 ※状況は変わらず
宛城の廊下にて二人の会話は続く。 ほかに聞こえる音といえばスズメの鳴く音くらいだ。 (もう朝か…。それよりもあっちも動きが無いみたいだな…) 話を聞きながら周瑜はそんな事を考えていた。 程普「周瑜殿のことですから、わしがそなた達を追っていた時があるのは知っていると思いますが…」 周瑜「ああ、知っているとも。特に撒いた覚えは無かったんだがいつの間にかいなくなってたな。 そんな事はどうでもいいか。続けてくれ」 程普「その後、しばらく一人で行動していたのですが、諸葛亮殿に突然声をかけられて。 戦おうとも考えたのですが、あいにくこの武器では(とロープを見せる)勝ち目が薄くて。 結局は話を聞く事になってしまったんですよ」 周瑜「奴の武器は確認したのか?」 程普「ええ。あれは肉切り用の包丁でした」 周瑜「成る程。それで奴の手下になった、という事か」 程普「大雑把に言えばそうなりますな。ですが諸葛亮殿の言ってきた条件が奇妙なのですよ。」 周瑜「ほう、条件とは?」 程普「傍から見て組んでるように見せないように、との事で。 一緒に行動しないであくまで陰から援護しろ、と。何を考えてるのかは私にもわかりませぬ…」 周瑜(集団でいることのデメリット、ってやつか。諸葛亮め、なかなか面白い事を考えるじゃないか) 「事情は大体確認した。では最後の質問だ。貴殿は我らと諸葛亮のどちらに従うのか。 それともどちらにも手を貸さず、一人戦い続けるのか」 程普「…」 こうして宛城にふたたび静寂が訪れた・・・。 そして程普の返答はいかに。
≪江東からの使者/2名≫諸葛瑾(諸葛謹)【ゲイラカイト、ブローニングハイパワー】 &周瑜【クレイモア、毒薬の小ビン、(デリンジャー)】 @諸葛亮【自在警棒、肉切り包丁】 @程普【10Mロープ】 ※いまだ状況は変わらず
朝だ。 突入! ≪孫家血筋を求めて≫≪喜べ!心配、泣く!交換≫≪三人の「泰」≫の7名は こうして敵が居城へと突入していく。 そこにはすでに2名しかいないと知らずに。 ≪不明。/2名≫ 高昇(腕に怪我)【ホワイトボードとマジック、手作り木のやり】& 程遠志【直刀、血のり付き手作り木の鎧】 VS ≪孫家血筋を求めて/2名≫ 韓当【ディフェンダー(剣)、折畳式自転車】&顧雍【ラージシールド】 ≪喜べ!心配、泣く!交換/2名≫ 審配【ハリセン(普通の紙)】&高幹【漫才の基本】 ≪三人の「泰」/3名≫陳泰【チェコ製Cz/M75(残弾数不明)】 &州泰【ミニモニ。テレフォン(おもちゃ)、日本刀】&曹泰【根性棒】 ※行動を共に
それはいきなりだった。 程遠志らと涙ながらに別れ、今は先に出た袁尚を追うことで焦っていた。 さらに渡されたばかりの集音マイクも使用を怠ってもいた。 油断としかいえない。 田豊がその急襲を知った時には後にも先にも引けない状態だった。 敵が何人いるのか・・・果たして罠はないのか・・・。 草むらからの最初の襲撃で中央にいた孫仲の頭に穴が開いていた。 狙いを定めた一撃必殺だった。 ウージーサブマシンガンという目立つものを持っていたのが原因だろう。 同時に反対側からのキャリコの掃射で重傷者だった顔良と文醜は蜂の巣になる。 これで先頭集団の馬元義と趙弘、後方集団の田豊と杜遠とが引き離されてしまった。 次に田豊が狙われてしまう。 L96A1など目立つものを持っていたのが原因だろう。 ただこちらも必死に地を這いつくばったおかげで、 ライフルに手をかけていた右手首から先が吹っ飛んだだけで済んだ。
田豊は冷静になろうと周囲を見渡す。 進退極まり杜遠は瑠璃子ちゃん人形を抱きしめ、 「俺は見えてない、俺は見えてない」とブツクサ呪文を唱えはじめている。 馬元義は奇声を上げながら敵を罵倒しているようだ。 趙弘はよせばいいのに孫仲の防弾チョッキを引きずり剥し、頭にかぶるという失態を冒してしまう。 これで防弾チョッキの存在を知られてしまった。 しかも集音マイクはキャリコの掃射で破壊されてしまった。 敵は依然草むらに潜み、じっとこちらを見ているのか・・・ あれから何一つ物音ひとつしない。 【顔良、文醜、孫仲:死亡確認】 ※手作り木刀×2、ウージーサブマシンガン(弾切れ)は放置 ≪田豊軍/4名≫ 杜遠(腕に怪我)【瑠璃子ちゃん人形(毒電波発生装置)、血のり付き手作り木の鎧、手作り木刀】 &趙弘【手作りの木のやり、熊手ニンジャブレード、掻き爪、血のり付き防弾チョッキ×2】 &田豊[右手首先消失]【短刀、毒吹き矢、ギャルゲー10本の説明書と箱入り、L96A1(スナイパーライフル)(残量少し)、アメリカンクラッカー、千枚通し】 &馬元義【手作り木刀×2、血のり付き防弾チョッキ】 VS ≪二本刀/2名≫華雄【七星剣、手裏剣×12、食料、ダウジングロッド、キャリコ110】 &孫堅【吹毛剣、煙管、蝦蟇の油、グルカナイフ、S&W/チーフスペシャル38口径】 ※密かに移動&潜伏
「くすん……くすん……」 「おい、女、泣くなよ。まあ、あれだ、いきなりだったから驚いたかもしれねーが、俺はお前、優しいんだぜ。なんだ、ほら。お前キレイだから。ああ、何て言ったらいいのかなー。すまん!本当にすまん!押さえられなかったんだ。だから……ああ……悪い」 張飛が背中を向けながら泣いている裸の女に土下座して謝っている。 女を無理矢理手篭めにしてしまい、朝になってその事を詫びているのだ。 戦場の緊張感と高揚感でつい間が差してしまったのだが、それにしても美しいこの女が悪いのだ。 なんか最初はやけに親しげに話してくるから、つい服ひん剥いてやってしまって……。 「くすん……くすん……」 「だから悪かったってば!悪いと思ってるからさ、ほら、あれだ、俺がお前を守ってやる。な?いい考えだろ?玄徳の兄貴を見つけて合流してよ、一緒に生き残ろうぜ、な」 必死で男っぷりを見せようとしているが、その当人が目の前にいるとは露知れず。 (・・・まさか張飛にやられるとは・・・こいつ気がついてないし・・・) 劉備は泣くしかなかった。 (ああ・・・曹操も孫権も孫策も死んでしまったっていうのに・・・俺はこれか・・・いっそ死にたい) ※チーム強制結成≪男女の関係の義兄弟/2名≫ ≪男女の関係の義兄弟/2名≫張飛【槍、蛇矛】& 劉備[女性]【ハリセン(鉄板入り)、九環刀、柳葉刀 白羽扇(使いこなせばビームが可能)】 ※しばらく涙で枕を濡らします
バトルロワイヤルが始まってから、最後に話をした曹操さんも死んだ。
曹操さんと話した、あの日から自分の目的を持った。
このゲームで一番自分の手を汚さずに勝ち残る方法、それは最後の二人になった後
もう一人を殺す。きっと自分が殺すことになる一人は手を汚しきって居るのだから
罪悪感は無いはずだ。
そんなわけで逃げ回っていた私、実はさいたま弾も目撃していたし、父上が殺され
て逝くところも目撃していた。
人殺しは人殺しに殺される。父の死に、そんなつまらない感想しか持てない自分に
涙した。
今日も近くで銃声が聞こえる。
>>177 今まで誰にも気が付かれること無く過ごしたのだ、こんな場合の対処も慣れたもの
だった。ひとまずは息を潜め、身軽な体で逃げる。これまでもそうやって生きた。
この脚だけは誰にも負けない自信はあるんだ。
@関索【なし】
城の階段から音がしたと同時に、外から銃の音が、聞こえてきた。 それを、聞いた時彼程遠志は、本能的になにかを悟った (ああ・・・逝ってしまったか・・だが一人だけでも生き残ってほしいものだなぁ。 あの頃が、なつかしいあの頃、戻りたい物だな) などと程遠志が、考えていると外から 「張角様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ来たんですねぇぇぇぇ!!」 などと誰だろう多分趙弘あたりが、叫んだ声が聞こえたと同時に 韓当と顧雍と審配と高幹と陳泰と州泰と曹泰が乗り込んできた 「「主君の敵とらせてもらうぞ!!」と韓当と顧雍 外に孫堅がいる事も、知らずに 「「俺達の漫才を見ろぉぉぉ!!」などと突然言い出し他の人たちが、あきれている。 審配と高幹。 「「「さっきの続きだぜぇぇ」」」と気を取り直して陳泰と州泰と曹泰が、いった時、7人の声がはもった。 「「「「「「あれっ?なんで二人(なんだ)(なの)」」」」」」 ≪不明。/2名≫ 高昇(腕に怪我)【ホワイトボードとマジック、手作り木のやり】& 程遠志【直刀、血のり付き手作り木の鎧】 VS ≪孫家血筋を求めて/2名≫ 韓当【ディフェンダー(剣)、折畳式自転車】&顧雍【ラージシールド】 ≪喜べ!心配、泣く!交換/2名≫ 審配【ハリセン(普通の紙)】&高幹【漫才の基本】 ≪三人の「泰」/3名≫陳泰【チェコ製Cz/M75(残弾数不明)】 &州泰【ミニモニ。テレフォン(おもちゃ)、日本刀】&曹泰【根性棒】
≪田豊軍/4名≫ 杜遠(腕に怪我)【瑠璃子ちゃん人形(毒電波発生装置)、血のり付き手作り木の鎧、手作り木刀】 &趙弘【手作りの木のやり、熊手ニンジャブレード、掻き爪、血のり付き防弾チョッキ×2】 &田豊[右手首先消失]【短刀、毒吹き矢、ギャルゲー10本の説明書と箱入り、L96A1(スナイパーライフル)(残量少し)、アメリカンクラッカー、千枚通し】 &馬元義【手作り木刀×2、血のり付き防弾チョッキ】 VS ≪二本刀/2名≫華雄【七星剣、手裏剣×12、食料、ダウジングロッド、キャリコ110】 &孫堅【吹毛剣、煙管、蝦蟇の油、グルカナイフ、S&W/チーフスペシャル38口径】 VS @張角【携帯電話、木の棒(杖)】
「みんな〜。俺を置いて死ぬなよ〜。」 などと半べそかきながら、厳政は、つぶやきとぼとぼ歩いていて、疲れたので民家で休憩をとって居た時 放送が流れ仲間が、数名死んでいた事がわかった。 「全員死なないでくれよ。せめて程遠志お前だけがたよりなんだ」 そして暇だったので自分のアイテムの謎の鍵で、遊んでいたら首輪に鍵穴を偶然見つけ なんとなく差し込んだら。ぽろっと取れてしまった。 「あれっ?」 はたして彼は、この物語のキーパーソンになれるのか!? 多分無理だろうけど・・・・ @厳政【謎の鍵、手作り木刀×5、血のり付き防弾チョッキ】 ※江夏あたりの民家で休憩中。
一瞬の静寂のあと、華雄と孫堅は息を合わせたように飛び出してきた。 それも田豊へ。敵の手足を潰す前に頭脳を潰す。 2人は不器用にL96A1を構えようとする、田豊の残った左手をバッサリと切断し、 とって返して孫堅がブツブツ呪文を唱えて消えたふりをしている杜遠を。 罵倒しヤケになって挑んでくる馬元義を華雄が首ごと斬って捨てた。 あとは丸く亀になっている趙弘と両手を失いうずくまっている田豊だけである。 その時何かを見つけたのか趙弘が、 「張角様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ来たんですねぇぇぇぇ!!」 などと叫び声をあげた。 2人は素早くその方向へと銃を向ける。 しかし、そこには誰もいなかった。 趙弘はひたすら誰かそこにいない誰かに助けを求めていた。 木の幹にしがみつき、その幹を張角と叫び救いを求める姿は哀れですらあった。 華雄は躊躇なくその狂人に刃を突き刺した。 残るは田豊のみ。 早くこの場を離れなくてはいけない。 2人は早々に処理をしてその場を去ったのだった。 何、無理はしないさ。 【杜遠、趙弘、馬元義:死亡確認】 ※≪田豊軍≫消滅 @田豊[両手消失重症]【ナシ】 ※周囲に残りアイテム放置 ≪二本刀/2名≫華雄【七星剣、手裏剣×12、食料、ダウジングロッド、キャリコ110、ニンジャブレード防弾チョッキ、毒吹き矢】 &孫堅【吹毛剣、煙管、蝦蟇の油、グルカナイフ、S&W/チーフスペシャル38口径、L96A1(スナイパーライフル)、短刀、防弾チョッキ】 ※離脱 ※張角は幻
朝の放送から≪逃げる人たち≫の2人の雰囲気は重かった。 孫策と孫権の死は2人にとって大きいということである。 だから、幸運にも呉のメンバーと合流できても 誰1人として喜びの声を挙げる者はなかった。 合流直後に大喬が放った言葉、 「また、……また、置いていかれちゃった。」 その場の他の4人はこれを返せる言葉を持っていなかった。 ※≪孫尚香ちゃん≫と≪逃げる人たち≫合流 ≪五人祭/5名≫ 孫尚香[10歳程度の身長]【携帯電話、ポムポムプリンのぬいぐるみ】& 呂蒙【ククリ刀、畳針、飛刀】&陸遜【携帯電話、ナタ、ワイヤー】& 潘璋【なし】&大喬【毒針】 ※全体的に雰囲気が重いです。
「朝ぁぁぁ!」 昨晩たっぷり寝て孫尚香ちゃんはご機嫌に皆を起こしまくっている。 なんのことはない。空元気だ。 あまりの元気っぷりに南蛮サポーターらは調子にのって食材を探しに森へ走る。 だが、呂蒙も陸遜も大喬もわかっていた。 朝の放送で兄たちが名前を呼ばれてしまい泣いていたことを……。 「おツライでしょうな……」 「我々もな……」 あとは父親のみが血縁(二喬もいるけど)となってしまったことになる。 孫尚香が朝日を見つめ再びひっそりと涙を流す後ろでは、 着々と南蛮サポーターがかいがいしく朝食を作っている。 朝食時、孫尚香ちゃんはその小さな身体いっぱいに空気を吸い込んで深呼吸をしたあと、 新たに決意を述べた。 「メールを送って残りの人と合流してみようと思うの。そして生き残りましょ」 元より誰も反対のしようもない。 とりあえず張角と袁紹、そして郭嘉と共にいる人間、ここにいる孟獲と孫尚香ちゃんは身元が割れている。(孫尚香ちゃんは身元というか正体すらわかられていないけども) ここにいる陸遜が携帯電話を持っていることは伏せておいて、あと1人はいったい誰なんだろうか? 一行はとりあえず集まりませんか?というメールを配信し、場所を伝える。 相手はそれが罠かもしれないと勘ぐるもよし、馳せ参じるもよし。 ただ悪意を持って近づく人間がいないことだけを祈っていた。 良くも悪くもどうやら我々はこの子のためにこのゲームを闘っていかなくてはならないのだ。
しかし、悪意はこのメールを受けとってほくそ笑んでいた……。 ≪五人祭/5名≫ 孫尚香[10歳程度の身長]【携帯電話、ポムポムプリンのぬいぐるみ】& 呂蒙【ククリ刀、畳針、飛刀】&陸遜【携帯電話、ナタ、ワイヤー】& 潘璋【なし】&大喬【毒針】 ≪荒くれ南蛮孫尚香ちゃんサポーター/4名≫ 孟獲【携帯電話、大斧】&朶思王【麻痺毒吹き矢】&木鹿大王【鞭】&帯来洞主【火炎放射器】 ※携帯電話を持っている人間へ集合位置をメール ≪南蛮の死神/3名≫祝融【ダイバーズナイフ、チャッカマン、ダイナマイト】 &兀突骨【ツルハシ、フライパン、薙刀】&関興【携帯電話、青竜刀、弓、矢18本】 ※集合位置を知り向います
徐盛は凌操の一件以来心を病んでいた。 殺してしまった。私は自分の正統性を認めていながら、矛盾した思いにかられていた。 ヤラナケレバヤラレテイタ・・・ 徐盛はもう呉の連中と組む気はなかった。 だからといって一人も狂いそうになるくらい心細い。 いや、もうどこかおかしくなっているのかもしれない。 だって、あの2人がとても輝いてみえたから・・・ あれは天使だ。 ワシを救ってくれる神の使いだ。 徐盛が見つめるのは田豊軍を血祭りにあげていく黒い翼の死神。 すっかり魅せられた徐盛は、2人に神を見てしまった。 そして逃げ切った彼らの前に現れた。 撃たれるかもしれないとも考えていない。 「ワシを救ってくれ・・・」 しばらくして、2人に身も心も掌握された徐盛がそこにいた。 「力が欲しいか?ならば力をくれてやろう。受け取れ」 鈍く光るニンジャブレードを差しだし、徐盛は至福を得た。 そしてそれは2人の生きる盾の完成だった。 ※≪二本刀≫チーム名変更 ≪三本刀/3名≫徐盛【ニンジャブレード、短刀、デザートイーグル、ジッポ、鉄鞭】& 華雄【七星剣、手裏剣×12、食料、ダウジングロッド、キャリコ110、防弾チョッキ、毒吹き矢】& 孫堅【吹毛剣、煙管、蝦蟇の油、グルカナイフ、S&W/チーフスペシャル38口径、L96A1(スナイパーライフル)、防弾チョッキ】
携帯を眺めながら曹仁は悩んでいるようだった。 「行くのか?」 張遼が訊ねる。 「もちろん。行って生き残りの話しをするもよし。殺し合うもよし」 どうやら曹仁の腹は決まっているらしい。 「何勝手に決めてるんですか。あからさまな罠でしょうが」 郭嘉が至極まっとうなことを言う。 「罠だったらぶっつぶす!」 そりゃ曹仁の闘い方だ……とは口が裂けても言えない。 こいつ曹仁だったっんだよなー……。 2人ともしょうがなく腹をくくる。 ≪曹仁君と張遼君と郭嘉君/3名≫ 曹仁【携帯電話、グロッグ17、イングラムM11、スペツナズナイフ】 &張遼【戟、ベレッタ92F、短剣】 &郭嘉【サバイバルナイフ、SPAS12、遠隔C4×2、小型双眼鏡、食用植物各種、薬草】 ※集合場所へ
「朝か・・・。」 「朝ですね・・・。」 まぶしい太陽の中、二人は意味のない会話をする。 ふいに、銃声が聞こえる。二人はとっさに音のしたほうを振り向いた。 丘の上なので、向こうの様子も大体見えた。どうやらかなりの人数殺されたらしい。 再び銃声がした。まあ関係ないか、そう思ったとき、馬超の脳裏にあの、 親友を殺されたときの場面が思い出された。 「あ・・・あのときの銃の音だ・・・。きっとそうだ・・・。」 突然たわごとのようなことを言い出した馬超に、陳羣はなるべく穏やかに 「どうしました?」と聞いた。すると、馬超は深刻な顔で話し始めた・・・。 「さっき貴殿に弔ってもらった男を殺した奴が、今他の人を殺している。 俺は・・・貴殿には死んでもらいたくない。だが、弔い合戦はぜひともしてやりたい。 俺には知力がないので、どうすることもできないが、せめて奴らに一泡吹かせ、 親友を殺したことを後悔させたいんだ・・・。貴殿に最後のお願いだ・・・。 俺に、奴らを殺す良い知恵を貸してくれ・・・。いや、無理にとは言わないんだ・・・。」 その、今までとは打って変わって怒りの念をあらわにしている馬超を見て、 思わずたじろいでしまった陳羣なのであった。 ≪二銃士(仮)/2名≫ 馬超【鉄槍、マシンガン】※返事待ち &陳羣【銃】
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無名武将@お腹せっぷく :02/12/02 23:24
秦慶童「今日は新野まで移動する予定だったよな、その次は?」 楊松「楊州の北部を…」 楊柏「そこは禁止エリアですぞ?」 楊松「そうなんじゃよー、どうしたものかのぅ?」 苗沢「許昌は駄目なんですか?」 楊松「あーゆー場所は人が集まり易いからのぅ、それだけ危険でもある訳じゃ。」 秦慶童「考えても仕方がねぇんじゃねぇか?今日の予定は新野まで、その先の事は その時に考えようぜ。」 ≪クラブの2/4名≫苗沢【ガントレット、ソードオフ・ショットガン】 &秦慶童【名刺複数、投擲用ナイフ複数,ワースレイヤー(剣)】 &楊松【コイン入り靴下(即席ブラックジャック)黒星(中国製トカレフ)】 &楊柏【アームスコー40mm MGL、ハルバード、首輪】 ※新野に移動開始
ふらふらと[登β]艾りもとに、歩いていた袁術は、どうやらあちらにきずかりあちらもこちらに 歩いてきて、目の前に来た時、ズバットは、仁王立ちをし、高笑いをしつつ。 「フハハハハハハハ! そこのじいさん!夜中に一人で歩くのは危ないぞ! だが私が来たからには安心だ! ズバッと参上、ズバッと解決。人呼んでさすらいのヒーロー! 快傑ズバァット!!」 などといっているとどこからともなく 〜〜〜 ズバット参上!ズバット解決! 友よ 友よ 友よ 友よ見えるか 唸る鞭 俺は快傑ズバットさ!! 〜〜〜 とテーマソングが、流れてきた。のだがもうなれたというかそれ系の袁術は、 「お主の方が色々危ないのだが、お主に頼みたい事がある! 実は、「ダッカーの総元締、張譲」をやっつけ・ぐえっ!!」
袁術、もう少しで言い終わる前に、菅亥がやって来て袁術を倒し踏みながら叫んだ。 「お前は、わが同胞のズバットでは、ないか!?」 「お主は誰だ!」 「ふっ。見てもわからないならこれを見ておけ!!!」 などと言って、黄色い布を頭に巻き、日本刀を腰にびしっとかまえ、服にどろをつけはじめたのをみて 「まっまさか!!うわさで聞いた火星本部の、ミスターコウキンこと・・・コウキン様!!」 「はっはっはようやくきずいたか、ズバットよ。私はこの腐った世界に、正義をもたらせよう。 と思ったのだが、ちょっと病気なので精神を、この菅亥に乗り移ったのだ。 地球に来た時、誰を正義の味方にするかなやんだ。 何しろレベルが、圧倒的に足りず、悲哀性レベルが、まったくたりないものばかりだったからの 。だがこやつは、違うなんと!常人の7倍!テングダケの72倍!そしてあの有名な カナディアンマンの175倍の力を持っておったのじゃ!!」 などとわけのわからないたとえを 言ってる横で、やっと追いついた紀霊は呆れ返り。楊弘は、これからの展開を考え目が、輝いていた。 「わくわく。わくわく。」 また、機体のしかたが、某ロボットのような感じなのだが、別に誰も気にせず はなしは、すすめられた。 「な、なんと!!それは・・・世界が滅ぶ危険性もあるのでは?」 「うむ。だがお主が、来たらもう安心。こやつをまかす、お主とこやつ達の手で、ダッカーの総元締、張譲をやっつけてくれ。」 「それは無理です。」 「なっなにぃ!!」 話が、だんだんと盛り上がっていく下で、袁術は、潰れたカエルのような声を出していたが、 物語にしたら山場なので、無視されていた
「ぐぎょ〜」 「ヒーローとは常に孤独な存在で、なければいけないのです!」 「それはちがうなズバットよ。確かに孤独ではなければなるまいが、助けてくれる存在を素直に受け入れないと ヒーローとは言えないのじゃ!!!」 「だが、しかし・・」 「くどい!!だがそんな所が、お前の長所とも短所とも言える!たまには肩を下ろしながら生きないと駄目なのじゃ」 「あっありがとうございます。わかりましたこのズバット全身全霊をかけ、この人たちとともに悪の総裁張譲をやっつけます。」 本家なら、第二の飛鳥が、増えるかもしれないから、意地でも断ると思うのだが、 コウキンの言葉に、少し考え方を変えた[登β]艾は、言う事をきくことに、した。 「さらばじゃ」 「まってください!!」 「なんじゃ?」 「あなたが、帰るのは反則です。いてください。」 「そっ、そういえばそうじゃったの」 しぶしぶ了解をしたところで、 紀霊は、なんだか頭が、痛くなり袁術が踏み台にされていることを忘れていて 「へ、陛下ぁぁぁぁぁ大丈夫ですか!!!」
「あんまりじゃ・・・・ぐぶ・・・」 などと、言い気を失った袁術だったが、すぐに紀霊は、飴水を、もって来て 「飴水のんでください。」 と無理矢理口にいれたら袁術はすぐに復活しこう言った。 「とりあえず見張りを続け、ずっと待機。」 「「パトロールは、どうするのですか!?」」 などと、正義の味方コンビは言ったが 「大丈夫じゃ、それは考えてるんじゃ。ふっふっふ」 あっさり却下に近い事を、言われた。 話を、期待しずっと聞いて、かなり面白く満足した楊弘は、そういえば、こんなに 叫んで大丈夫なのか?って思い、レーダーを見てみたが、2キロ四方誰もいなかったりする。 ≪打倒張譲軍事、正義の味方Wレンジャーと司令官/5名≫ 菅亥【防弾チョッキ(弓矢も防げる)、黄色い布10枚、日本刀、麻酔薬?】 &紀霊【飴水5リットル、火縄銃】&袁術【人物レーダー】 &楊弘【「5分でできる人さがし。」という本、「食べれる草や花」という本】 &[登β]艾【ズバットスーツ・ズバット説明書(おまけ)】 ※合流。でも待機
「父……上………?」 曹彰は曹熊を担いだまま、呆然と呟いた。 曹休と糜竺の姿はない。長安の焼き討ちから逃れる為に三人が取った手段は、二組に 分かれることであった。 曹休と、糜竺の名前がないという事に安堵しつつもやはり訪れた衝撃は計り知れない。 こうなると、背で意識を失っている曹熊が疎ましくなった、放り出して曹操の残した 軌跡を辿りたいという強い意識が生まれた。 「…………!」 放り出そうとして、やめた。 曹休と、糜竺。その二人の事を考えると出来なかった。お人好し、お人好しと言い続 けて来たあの二人に憧れる部分がある。 自分もそうありたいと思っている。 それが、人としての尊厳を保つ手段であると思っている─── 「陳留だ。」 曹休の言葉が頭に浮かんだ。 別れ際の言葉、あれだけの怪我でまだ諦めていない。その意思が感じられる言葉。 「必ず、生きて。」 そう答えた。答えたときには曹熊を担いで走り出していた。 曹休も、糜竺もまだ生きている。最後の言葉が二人に届いたのかどうかは分からな い。それでも曹彰にとっては誓いであった。 曹操の死、それを悲しむよりも先にやるべき事、それがまだある。誓いがある。 衝撃を心の中で抱え込んだ、生きているのだ。まだ、自分は生きている。 「う………」 背の呻き声が曹彰の意識を現実に引き戻した。 目を覚ます前に、曹彰は曹熊を背から下ろし、向かい合うように立った。 ≪バランス/4名≫解散 曹彰【狼牙棒 Cz75】 *陳留を目指しています。長安からは南に脱出し、南回りで向かう予定です。 曹熊【なし】 *目覚めました
レクイエムを、ずっと引いていた曹性達、その時ずっと言ってもいいか迷ってた言葉。 「今更だけどレイクエムじゃなくて。レクイエムなんだけど」 曹性は、ヴァイオリンをずっとひきながらそれを、言うか、言わないかずっと迷っていた 時、視界の片隅に、何人か人影が、見えたので、一度引くのをやめ 「おい審栄。誰か来てるがどうする。俺は引いといても死んでもいいが。」 「僕も同じだよ。」 となんだか、俺が、男手も女でも、惚れそうなはればれとした笑顔を、見せられ 二人とも、無言で再開した。 ≪死者へと送る/2名≫ 曹性【銀の弓(銀の矢13・木の矢18)、ヴァイオリン】 審栄(記憶喪失)【放火魔セット、木の盾(厚さ15センチ。かなり丈夫だが動きがおそくなる)、銀の槍、指揮棒】 *誰かが近くに来た模様ですが、不明。引き続きレクイエム続行中
足を引きずるように逃げていた曹休は、死亡者放送に足を止めた。 長安焼き討ち、それから逃れる時曹休は既に命を捨てていた、糜竺と曹彰を逃すために 自分が注意を引き寄せる為に襲撃犯を襲うつもりであった。 糜竺が、付いてきた。曹彰が曹熊を担いで走り去った時、一人で死に向かおうとした曹 休に糜竺がこう言った。 「一人で死なせはしませぬぞ、曹休殿。」 低い、しかし強い言葉。恐らくそのときにも曹休は、曹彰をもたじろがせたあの獣性を 身に纏っていたであろう。それでも一歩も引かぬ糜竺に折れたのは曹休であった。 今は長安の北西に二人はいた。追手はかからず、また曹彰と曹熊の名も呼ばれない、安 堵の表情を浮かべた曹休であったが、その表情は一瞬で凍りついた。 曹操の名が、呼ばれた。 心に飲み込んだ重い鉛が、更に重さを増したような、そんな錯覚。 「曹休殿………」 「大丈夫だ、糜竺……」 大丈夫だというのを見せるために歩き出そうとした、足が動かなかった。まるで、本当 に鉛も飲み込んでしまったかのように。 「休みましょう、疲れました。」 糜竺が、曹休よりも先に座った。曹休は自分からは座ろうとしないだろう、そう思って の配慮。それは曹休の頭を素直に糜竺に下げさせた。また、その腰も降りてくる。 やはり、この方は違う……… それは糜竺の中の微かな感覚だった、文官と武官。どうしても文官には武官に対する劣 等感があり、武官には文官を見下す部分がある。しかし、曹休にそれは然程に感じられな い。また、感じない。 どこか、頼りない。それでもその力は曹操をして一族の誇りと言わしめた実力者。 その風評に余りにもそぐわないその感覚。 糜竺は曹休を感覚的に理解していたのかもしれない。 人材の宝庫であった魏においては、曹休ですら飛び抜けた将ではなかったという事を。
しかし、魏において曹休は全てにおいて高い能力を発揮していたといってよい。 それでも、いずれかの部分で他を圧倒する力を持たなかった、いつもどの部分でも己を 超える者がいた。それは高い能力と誇りを持つ者からすれば屈辱的な事であったかもしれ ない。 しかし、曹休はそれぞれで自らを勝るものに敬意を払うことができた。 文官にも、武官にも。 そう、それは様々な素養を持っていたからこそ出来たことだろう。文の素養で文を理解 し、武の素養で武を理解する。だからこそ、出来たことだ。 曹操も出来た事、しかしできる者が少なかった事、もしかしたら、曹操はそれまで理解 した上で曹休を一族の誇りであると、そう語ったのかもしれない。 「生き残りましょう。」 糜竺の唐突な言葉、それに曹休は頷いた。 「………うむ。」 立ち上がる、傷は悲鳴を上げている。それでも身体は動いた。 「陳留へ……」 息が切れた、それでも言葉は紡げる。 曹休に糜竺が肩を貸そうとした、その瞬間に、目の前に若武者の姿が湧いた。 お互いに武器を構えることも無く呆然と、茂みをかき分けて進んできた黄忠と、二人は 正面で向かい合った。 黄忠【弓】 ≪バランス2/2名≫ 曹休[腹部、腿 腕被弾(止血済)]【直刀、ニューナンブ、迷彩服(着用】 &糜竺【ロケットペンダント、食料一週間分×3、飛刀×3、スコーピオンマン(マシンピストル)】 *お互いに向かい合っています。武器は双方構えていません。 *曹休と糜竺は長安を北から脱出して北周りで陳留に向かっています。
日が昇り始め、城内も明るく、そしてわずかだが暖かくなってきた。 しかし、程普は相変わらず無言を突き通すばかり。 「もうよい。こんな所で無駄な時間を食ってる暇はない」 ついに痺れを切らした周瑜。それでも程普は全く動じない。 一呼吸置いて周瑜が再び語り出す。 周瑜「その答えはごたごたが落ち着くまで待つことにしましょう。 それよりもそちらの話、これが本題でしたな」 程普「そうでした。すっかり忘れておりました」 周瑜(おい・・。この年でアルツハイマーでも始まったのか?) 程普「その諸葛亮殿のことなのですが…。(ごにょごにょ)」 数分後。 周瑜「!!。それは本当なのか?」 程普「私の推測も混じっていますが、おそらくはそうなのではないかと…」 周瑜「とにかく状況を確かめない事にはどうしようもないな。 程普殿、一刻も早く諸葛亮を追うぞ」 程普「委細承知した」 周瑜(実はもう死んでたりとかそう言うことないだろうなあ… 銃声は聞こえてきてないから可能性は低そうだがな…)
所変わって玉座の間の諸葛亮と諸葛瑾。 こちらもお互い動けぬ状態となっていた。 さらに周瑜らの場合と異なり、元来お互いが敵であるだけに 2人の間には余計に張り詰めた雰囲気が展開していた。 諸葛瑾(まったく、周瑜殿は何をしているのですか。挟み撃ちするはずでしょう…) 諸葛亮(2対1なら銃相手でもなんとかなるのですがね…。程普殿はなぜ来ない?) 互いに援軍を待つこの2人、やっぱり兄弟なのであった。 そして2人の思いは通じることになる。 しかし、その援軍が一緒に来るとはさすがに天才軍師といえども予測できないのであった… ≪江東からの使者/2名≫諸葛瑾(諸葛謹)【ゲイラカイト、ブローニングハイパワー】 &周瑜【クレイモア、毒薬の小ビン、(デリンジャー)】 @諸葛亮【自在警棒、肉切り包丁】 @程普【10Mロープ】 ※4人合流直前。
よほど足の怪我が堪えているのか、陳宮は久しぶりに目を開けたかと思うと、 またすぐに、グズグズとまどろみの中へと落ちていった。 明るい光の差し込む洞窟の入り口を、 呂布は眠る陳宮を抱えた格好のままで見つめている。 夜明けに聞こえてきた死亡者放送。 あれを信用するならば、優しい中国人たちは生きて朝を迎えたらしい。 ―――不思議なことだ。 戟一本で戦い抜くはずだったものが、今は陳宮と、 どこかで朝を迎えている優しい中国人たちの存在が喜ばしい。 「不思議なことだ。」 今度は声に出して呟いた呂布はのっそりと立ち上がると、洞窟の入り口へと向かっていった。 体の各所に受けていた銃弾は虞翻の手で取り除かれ、 ピンク色の肉を覗かせてすでに塞がりつつあった。 虞翻の助けがあってこその恐るべき回復力であっただろう。 陽の下まで出てきた呂布は、鼻筋に深いしわが寄るほど歯を剥き出して、大きく笑った。 (……存外、いい位置かも知れん。) 何に? もちろん夏侯惇どもを、派手に血祭りに上げるためにだ! ≪破滅の主従/2名≫呂布[銃創]【戟、青龍刀、麦、金属バット、玉璽、日本刀】 &陳宮[左踵損失]【出刃包丁、鍬、SOCOM mk23(ソコム)、ニューンナンブ×12、 鮫鞘の戒刀、44オートマグ】
≪魏将軍団≫はじっと回復に努めていた。 脅威的な回復力には目を見張るものがあり、 ジュクジュクとしていた火傷した肌もすでに新しいものへと変化していた。 重度の火傷だった者も動けるようになっている。 あと少し・・・あと少しで戦闘開始だ。 孟徳といえど退場していったこのゲームを狩り取りに参ろうぞ! ≪魏将軍団/5名≫夏侯惇【サブマシンガン、山刀、グロック17】 &夏候淵[軽度火傷]【ライフル(玉切れ)、ボウガン】 &満寵[回復]【バタフライナイフ、ボウガン、キンチョール(残り僅か)、大刀】 &楽進[回復]【三叉槍、ショットガン】&典韋[軽度火傷]【八十斤の双戟】 ※まもなく戦線復帰
田豊は目を覚ました。 どうやら痛みで気絶をしていたようだ。 身体がうまく動かない。やけに喉が渇く。儂はどうしたんだろうか? 手も足も動かない。あれからどのくらい経ったのだろうか? ≪2本刀≫に襲われてたくさんの仲間を失ってしまった。 こうして目の前におびただしい死体が重なっている。目の前に・・・ 田豊は両手を失い、大量の出血でその命を落とそうとしていた。 最期の瞬間まで袁家のために生きたのだが、結局は何の助けにもなれなかった。 そして目を閉じる。もう二度と開けることはない。 その時、どこかで聞いたことがある声を聴いた気がした。 どこだろうか? そうだ。思い出した。これは顕思殿! 目を開く。そこには袁譚と郭図が立っていた。 聞き取りづらい。何かしゃべっているのだが、遠くこもって聞こえる。 ああ、今少し!神よ!今少し我に力を!最期の力を!一言でよいのだ! 「・・・け・・・顕甫様・・は・・・無事・・・脱出・・・」 もう少し! 「て、敵は・・・・・・華雄・・・孫堅!」 そしてもう何も聞こえなくなった。 【田豊:死亡確認】 ≪見た目農民一揆/2名≫袁譚【ハンマー、千枚通し、防弾チョッキ】&郭図【鋤、鍬】 ※アイテム回収
甘寧は貂蝉をかばう形で動きを封じられていた。 油断をした。一人ならば何とかなったが、後ろに貂蝉がいる。避けきれない。 アーチェリーでしっかり狙いをつけている諸葛誕が2人を狙っている。 「動けば殺す」と言われ、とりあえず武装解除を要求されたのだ。 MP5Kなどのアイテムを放り投げ、諸葛誕の動向を探っていた。 しかし、奴の狙いは一目瞭然だ。 先ほどからチラリチラリと貂蝉しか見ていない。 イヤらしい目と、怯えたような目が交互に現れる。ゲスが……。 諸葛誕は本来は魏の名将だった。しかし、猜疑心にかられ反乱を起こしてしまう。 元より小物だったのかもしれないが、過度の期待と小心で潰れてしまったのだ。 そんな奴に遅れをとった。俺もまだまだってことだ。 アーチェリーの矢がキリリと張られる。 ここでおしまいか……ぱっとしないゲームだった。 死ぬ前にもう一度美しい貂蝉の顔を見てからにしようと顔を見る。 しかし、いつまでたっても矢は飛んでこない。 再び振りかえると、そこには倒れている諸葛誕と、 木々の間からの木漏れ日に照らされた小さな姫様一行が立っていた。 「押忍!待たせたね!」 孫尚香ちゃんが悪いとは思っていない感じの軽いノリで微笑んでいる。 やっと来たぁぁぁ! 甘寧は力が抜けた。そしてそれからいろいろ説明をうけるのだった。
@諸葛誕[気絶]【鍬】 ※放置されました チーム合流&分離→≪孫尚香ちゃん/3名≫&≪美女と騎士/4名≫ ≪孫尚香ちゃん/3名≫ 孫尚香[10歳程度の身長]【携帯電話、ポムポムプリンのぬいぐるみ】& 呂蒙【ククリ刀、畳針、飛刀】&陸遜【携帯電話、アーチェリーと矢、ワイヤー】 ※メール合流作戦のためチーム再編制→移動 ≪荒くれ南蛮孫尚香ちゃんサポーター/4名≫ 孟獲【携帯電話、大斧】&朶思王【麻痺毒吹き矢】&木鹿大王【鞭】&帯来洞主【火炎放射器】 ※孫尚香ちゃんを応援→移動 ≪美女と騎士/4名≫ 甘寧【釘打ち機、MP5K、トランシーバー、飛刀】& 貂蝉【トランシーバー、高圧蒸気クリーナー】&潘璋【ナタ】&大喬【毒針】 ※メール合流作戦のためチーム再編制→移動
太陽が中天を差す頃、袁紹は一人集合場所の荒野の城にある楼閣に立っていた。 約束の時間までまだ大分ある。 運良く自分が一番近くにいたようで、まだ誰も来ていない。 警戒して周囲の様子を探って安全を確かめてみる。 待ちきれずにメールに、 『もう着きました。待ってます。一応誰もいないので安全ですよ』なんて送信もしてみた。 ホストではないが、自分が一番冠位も高いし、もてなすべきだろうとちょっとした食事も用意した。 このへんが自意識の高い坊ちゃん気質と言えるのだろう。 この城はあまりに小さく、このひとつだけある楼閣に立っていると、周囲どこから現れてもわかるようになっている。もう一度グルリと周囲を見渡してもまだ誰も来ない。 袁紹は充実感を味わっていた。やっと寂しさから解放されていた。 私はひとりではない。もうすぐ少女に会える。ウキウキしていた。皆にも会える。 なぜかスタート以来今まで、誰一人として会っていない袁紹は人恋しくてしかたがなかったのだ。 袁紹は一人パーティー準備をしながら、大宴会を夢見ていた。 「とりあえずパーティー会場に降りて準備をしよう」 楼閣を降り、宴会の準備に移動した袁紹のあと、ゆっくりそこに立つ影がひとつ・・・。 そして見渡した荒野にまたひとつ影が現れた。 @袁紹【携帯電話】 vs? @沙摩柯【ハルバード】 ※荒野に出現 @?? ※楼閣に謎の影
荀[或〃]はふらふらと南のほうに向かっていた。 ”最後の?氓O人まで生き残る。そしてひよこを曹操様に…” けれど、曹操が死んだ今、それはもうかなわない。 いっそのこと禁止エリアの中にでも入って死んでしまおうか そんなことも頭によぎる。 そして辿り着いた場所は偶然にも、 曹操が左慈とともに死亡した、あの交州への州境だった。 カーカー 頭上でカラスが舞っている。 葬儀屋に向いている、そう示[爾]衡にいわれたことを思い出した。 辛気くさい自分の顔を見て、カラスも仲間だろうと思っているのか。 突然。 カラスは荀[或〃]めがけて一直線に飛んできた。 思わず頭をかばう。 頭には光る石を埋め込んだかんざしが刺してある。 ”これを狙ってカラスが…!!” カラスを振払いながら荀[或〃]はカラスがすでに、 その足に光る何かを握り込んでいることに気付いた。
「あれは!!」 見覚えがあった。 自分と同じような、光る石を埋め込んだかんざし。 ”あの かんざしは 曹操様のもの” 荀[或〃]は迷わなかった。 銃声が響き渡る危険を気にすることなく、一発。 カラスは、ぼとりとかんざしを落とし、飛びさっていった。 「曹操様…!」 ところどころ血糊がついたかんざしを手に取ると、 曹操の死が、現実的なものとなって荀[或〃]に突き刺さる。 かんざしには、布が結わえ付けられてあった。 ”これは!” 布をほどくと、恐らく曹操のものであろう血で 書かれた、一遍の詩があった。 神亀雖壽 (神亀は命ながしといえども) 猶有竟時 (猶お終わる時あり) 騰蛇乗霧 (騰がれる蛇は霧に乗れど) 終爲土灰 (終に土灰となりはてん) 老驥伏櫪 (老驥は厩に伏すとも) 志在千里 (志は千里にあり) 烈士暮年 (烈士は暮年にかかるも) 壮心不已 (壮心は止めあえず) 盈縮之期 (長く短きさだめは) 不但在天 (但だ天のみに在るにあらず) 養怡之福 (養いのばして福におもむけば) 可得永年 (永き年も得べきなり) 幸甚至哉 (幸い甚だ至れるかな) 歌以詠志 (歌いて以って志を詠わん)
「これは、曹操様の詩…でも、なぜ」 ”なぜ、この詩がかんざしに結わえ付けられていたのだろう。” ぽとりと、荀[或〃]の頬を伝い、涙が流れ落ち、布をしめらせた。 盈縮之期 不但在天 の文字が儚く滲んでいく。 「長く短きさだめは、但だ天のみに在るにあらず」 滲んで読めなくなってしまった一文を、 曹操に代わるように、荀[或〃]は強く暗唱する。 なぜ、この詩を曹操が書き残したのか、荀[或〃]は少し、分かったような気がした。 涙は、止まった。 曹操の残した布をたたもうとしたとき、裏にも、 走り書きが在ることに気付いた。 『ひよこの在り処は…』 立ち上がり、荀[或〃]は元来た道を引き返した。 「私は、行かなくては」 @荀[或〃][軽度火傷]【銃】 *北の方に行く模様です
≪打倒張譲軍事、正義の味方Wレンジャーと司令官/5名≫ 菅亥【防弾チョッキ(弓矢も防げる)、黄色い布10枚、日本刀、麻酔薬?】 &紀霊【飴水5リットル、火縄銃】&袁術【人物レーダー】 &楊弘【「5分でできる人さがし。」という本、「食べれる草や花」という本】 &[登β]艾【ズバットスーツ・ズバット説明書(おまけ)】 ≪蒙古の血/5名≫高沛【「自殺の仕方ベスト100」】&馬騰【槍】&[广龍]徳【トラバサミ×5】 &馬岱【懐中時計】&司馬懿【袖籤 カラーひよこの羽 首輪 ワイヤー 虎バサミ】 ≪クラブの2/4名≫苗沢【ガントレット、ソードオフ・ショットガン】 &秦慶童【名刺複数、投擲用ナイフ複数,ワースレイヤー(剣)】 &楊松【コイン入り靴下(即席ブラックジャック)黒星(中国製トカレフ)】 &楊柏【アームスコー40mm MGL、ハルバード、首輪】 ≪三本刀/3名≫徐盛【ニンジャブレード、短刀、デザートイーグル、ジッポ、鉄鞭】 &華雄【七星剣、手裏剣×12、食料、ダウジングロッド、キャリコ110、 防弾チョッキ、毒吹き矢】 &孫堅【吹毛剣、煙管、蝦蟇の油、グルカナイフ、S&W/チーフスペシャル38口径、 L96A1(スナイパーライフル)、防弾チョッキ】 ≪破滅の主従/2名≫呂布[銃創]【戟、青龍刀、麦、金属バット、玉璽、日本刀】 &陳宮[左踵損失]【出刃包丁、鍬、SOCOM mk23(ソコム)、ニューンナンブ×12、 鮫鞘の戒刀、44オートマグ】 ≪喜べ!心配、泣く!交換/2名≫審配【ハリセン(普通の紙)】&高幹【漫才の基本】 ≪二銃士(仮)/2名≫馬超【鉄槍、マシンガン】&陳羣【銃】 ≪男女の関係の義兄弟/2名≫張飛【槍、蛇矛】 &劉備[女性]【ハリセン(鉄板入り)、九環刀、柳葉刀 白羽扇(使いこなせばビームが可能)】 ――――――――――――――〔8・25名〕
≪江東からの使者/2名≫諸葛瑾(諸葛謹)【ゲイラカイト、ブローニングハイパワー】 &周瑜【クレイモア、毒薬の小ビン、(デリンジャー)】 ≪六人の優しい中国人/6名≫ 凌統[傷は支障ない程度に回復]【鉈、レミントンM700】】 &簡擁【????】&虞翻【簡易救急セット、酒、鍋、ガスバーナー】 &張紹【ダーツセット(的付き)12本、鎖(着用中 素早さ−1)、鍬の先(着用中)】 &雷薄[5歳児]【なし】&徐庶【インスタントカメラ】 ≪見た目農民一揆/2名≫袁譚【ハンマー、千枚通し、防弾チョッキ】&郭図【鋤、鍬】 ≪曹仁君と張遼君と郭嘉君/3名≫ 曹仁【携帯電話、グロッグ17、イングラムM11、スペツナズナイフ】 &張遼【戟、ベレッタ92F、短剣】 &郭嘉【サバイバルナイフ、SPAS12、遠隔C4×2、小型双眼鏡、食用植物各種、薬草】 ≪死者へと送る/2名≫ 曹性【銀の弓(銀の矢13・木の矢18)、ヴァイオリン】 &審栄(記憶喪失)【放火魔セット、木の盾(厚さ15センチ。かなり丈夫だが動きがおそくなる)、 銀の槍、指揮棒】 ≪美女と騎士/4名≫甘寧【釘打ち機、MP5K、トランシーバー、飛刀】 &貂蝉【トランシーバー、高圧蒸気クリーナー】&潘璋【ナタ】&大喬【毒針】 ≪南蛮の死神/3名≫祝融【ダイバーズナイフ、チャッカマン、ダイナマイト】 &兀突骨【ツルハシ、フライパン、薙刀】&関興【携帯電話、青竜刀、弓、矢18本】 ≪バランス2/2名≫ 曹休[腹部、腿 腕被弾(止血済)]【直刀、ニューナンブ、迷彩服(着用】 &糜竺【ロケットペンダント、食料一週間分×3、飛刀×3、スコーピオンマン(マシンピストル)】 ――――――――――――――〔8・24名〕
≪三人の「泰」/3名≫陳泰【チェコ製Cz/M75(残弾数不明)】 &州泰【ミニモニ。テレフォン(おもちゃ)、日本刀】&曹泰【根性棒】 ≪坊ちゃんと軍師/2名≫袁尚【ディフェンダー45口径、ノートパソコン、 『電子ロック解除技術について』、血のり付き防弾チョッキ、防弾盾】 &沮授【マジック各色、手作り木刀、消音器付きライフル、兜】 ≪不明。/2名≫ 高昇(腕に怪我)【ホワイトボードとマジック、手作り木のやり】 &程遠志【直刀、血のり付き手作り木の鎧】 ≪妹者とわたし/2名≫向朗【写真集『辻加護』(大喬と小喬のサイン付き)】 &小喬【S&W M59オート、CDウォークマン+アルバム「DEEP RIVER」】 ≪魏将軍団/5名≫夏侯惇【サブマシンガン、山刀、グロック17】 &夏候淵[軽度火傷]【ライフル(玉切れ)、ボウガン】 &満寵[回復]【バタフライナイフ、ボウガン、キンチョール(残り僅か)、大刀】 &楽進[回復]【三叉槍、ショットガン】&典韋[軽度火傷]【八十斤の双戟】 ≪孫尚香ちゃん/3名≫ 孫尚香[10歳程度の身長]【携帯電話、ポムポムプリンのぬいぐるみ】& 呂蒙【ククリ刀、畳針、飛刀】&陸遜【携帯電話、アーチェリーと矢、ワイヤー】 ≪荒くれ南蛮孫尚香ちゃんサポーター/4名≫ 孟獲【携帯電話、大斧】&朶思王【麻痺毒吹き矢】&木鹿大王【鞭】&帯来洞主【火炎放射器】 ≪孫家血筋を求めて/2名≫韓当【ディフェンダー(剣)、折畳式自転車】&顧雍【ラージシールド】 ――――――――――――――〔8・23名〕〔計:24・72名〕
@于禁【九鉤刀、スタンガン】@袁紹【携帯電話】 @関索【なし】 @許[ネ`者]【ナイフ】 @魏延【画鋲、バタフライナイフ、お手製棍棒、凧糸】@厳顔【ベネリM3スーパー90】 @黄忠【弓】 @吾彦[左手軽傷]【スーパーブラックホーク(リボルバー銃)、ボウガンの矢、 裁縫セット(反物・鋏・針・糸)】 @朱然【????】 @沙摩柯【ハルバード】 @荀[或〃][軽度火傷]【銃】 @諸葛亮【自在警棒、肉切り包丁】 @諸葛誕[気絶]【鍬】 @曹彰【狼牙棒 Cz75】 @曹熊【なし】 @陳蘭【義手2個(必殺ロケットパンチができます)、銀の槍、鉄兜、日記帳、 木の盾(厚さ15センチ。かなり丈夫だが動きがおそくなる、放火魔セット一部】 @張燕【クロスボウ(矢×16)、弓(矢×26)、小型ナイフ、閃光弾×2、デリンジャー(隠し武器)、 アイスピック】 @張角【携帯電話、木の棒(杖)】 @張苞【トマホーク×5、さいたま弾】 @陳武【ベレッタM11、懐中電灯、紙袋】 @程普【10Mロープ】@ケ芝[鼓膜破損]【なし】 @[广龍]統(ホウ統)【ワルサーPPK、アウトドア用ナイフ】 @??【宇宙服、木の棒】 @厳政[首輪無し]【謎の鍵、手作り木刀×5、血のり付き防弾チョッキ】 ――――――――――――――― ☆パーティの部 24パーティ・72名生存確認 ☆ピンユニットの部・24名が生存確認。1名が判定不能。 合計96(+1)名が生存確認。
(※ 前回放送までの死亡者は、
>>167 参照。新規死亡者には「☆」印。 ※)
≪あ行≫15名(+0)
≪か行≫52名(+1)
☆顔良
≪さ行≫43名(+1)
☆孫仲
≪た行≫43名(+3)
☆趙弘 ☆田豊 ☆杜遠
≪は行≫18名(+2)
☆馬元義 ☆文醜
≪ま行≫2名(+0)
≪や行≫4名(+0)
≪ら行≫29名(+0)
―――――――――――――――
■今回の死者:7名 ■計:206名死亡 ■全登場武将数:303名
■現禁止エリア:洛陽・幽州・涼州・揚州・交州
※ 次の禁止エリアは、益州・冀州です。
>>268 に発動します。
「貴殿に最後のお願いだ・・・。 俺に、奴らを殺す良い知恵を貸してくれ・・・」 血を吐くような声が、陳羣の耳を打つ。 己の命を投げ打ってでも復讐を遂げようとする馬超の姿に、 知らず陳羣の胸にも熱いものが込み上げてきた。 (これが・・・「侠」というものなのか) 縁もゆかりもない人間の敵討ちに参加するなど、 男伊達気取りの無法者がすることだと思っていた。 しかし、馬超の真情に触れることによって 何かが陳羣の中で変化しつつあったのだ。 この「ゲーム」において、陳羣のような内政官は概して 最も弱い立場にあった。 夏侯惇や張遼のように武勇に長けているわけでもない。 かといって、郭嘉のように智略で生き残ることもできない。 迫り来る敵から逃げ回り、罪悪感に潰され、ただ死を待つだけの 無力な存在――そんな自分を馬超は必要としてくれた。 (考えるんだ) 奴らを殺す方法を。 夏侯惇のように強くなくても、郭嘉のように賢くなくても、 きっと何か術があるはずだ。 力無き者にしかできないことが―― そこまで考えると、陳羣は真っ直ぐに馬超を見た。 「一つだけ、方法があります」
「彼らがいかに武勇に優れているとしても、隙を突くことができれば 馬超殿とて一撃で倒されることはないでしょう。 貴殿がマシンガンで彼らの注意を惹き――そうですね、 遠くから銃を乱射して、できるだけ彼らを足留めするようにして下さい。 その間に私が彼らに近付き、この銃で狙い撃ちます。 優れた戦士ほど強敵の気配には敏感でしょうが、 私のような文官であれば、かえって彼らに気取られずに 接近できるかもしれません。 ・・・その代わり、手が震えて狙いを外してしまうかもしれませんが」 馬超は陳羣の言葉をゆっくりと反芻する。 もしかしたら上手く行くかもしれない。 装備面で圧倒的に不利な自分達が奴らに一泡吹かせるとしたら、 この作戦を取るしかないだろう。 だが・・・ 「それでは、貴殿は・・・」 敵は一人ではないのだ。 首尾良く片方を倒せたとしても、生き残った片割れは 躊躇なく陳羣に襲い掛かるだろう。 一見、囮を演じる馬超の方が危険なように思えるが、 彼には敵を遠ざけたまま撤退できる可能性も残されている。 しかし、仮に全ての賽が彼らに有利な目を出した場合でも、 陳羣に生還という選択肢は存在しなかった。
「構いません」 陳羣は馬超の目を見たまま、しっかりと頷いた。 「あの墓前で馬超殿が声を掛けてくれなければ、 おそらく私は朝を迎える前に死んでいました。 だから・・・この命、好きにお使い下さい」 正直、旧知でも何でもない陳羣がここまで言うとは思わなかった。 良い作戦を立ててもらったら、あとは一人で何とかするつもりだったのだ。 (貴殿には死んでもらいたくない)という先程の言葉に嘘は無い。 だがこれ以上何かを言ったら、かえって陳羣の気持ちを 無にするような気がしたので、馬超は無言のまま頷き返した。 「『彼らの隙を突く』と貴殿は言うが・・・なまじな事では奴らの動揺は 誘えないぞ」 「それについても考えてあります。付いて来て下さい」 そう言うなり、戦場に背を向けて丘を下り始めた陳羣の後を、 馬超は慌てて追いかける。 「どこに行くんだ? 奴らは向こうだぞ!」 「確か、ここからそう遠くないところにあったはずです。 彼らを驚かせるのに最適なものが・・・」 ≪二銃士/2名≫ 馬超【鉄槍、マシンガン】 &陳羣【銃】
沙摩柯はやけにウェルカム状態の袁紹に警戒した。 たまたま立ち寄ったところに袁紹がおり、メールがどうの、集合がどうの、 とワケのわからないことをのたまっているのだ。警戒しないはずがない。 当初罠かと思ったものの、その無邪気なパーティーの誘いに、こいつはカモだと思えてきた。 (誰もいないようだし、こいつを血祭りにあげてさっさと引き上げるとするか・・・) どうやらそのうち誰か来るようだし・・・。 沙摩柯は慣れない引きつった笑顔で近づき、密かに後ろ手でハルバードを握る。 とりあえず名前を聞いたりしてその場をつなぐ。 (さあ、いよいよだ!) ハルバードで突き殺そうとしたそのとき、いきなり袁紹が手を振り声をあげる。 遠くに人影が見える。 (ちっ!仲間か。ちょっと面倒になるかもしれないが、様子を見てみるか・・・) 遠くの人影は徐々に近づき、誰なのか判別できるまでになった。 (・・・も、孟獲?しかも南蛮出身者ばかり?) 孫尚香ちゃん一行(孫尚香と呂蒙のみ)とサポーター4名がゾロゾロと現れた。
「孟獲殿ではないですか!お、遅かったですな」 沙摩柯の慣れない腹芸の開始である。 「おお、なるほどあなたは先発隊でしたか。なるほど、そりゃ安全を確認するものですからな」 袁紹はどうやらいいほうに勘違いしてくれたようだ。あとは・・・ 「孟獲殿、こちらは袁紹殿です。袁紹殿と一緒におりましたよ」 「おお、そうなのか」 大声でガハガハ笑いハグを求めてくる。どうやら第1段階は成功したようだ。チャンスがあったらさっさと逃げてやる。もしくは・・・。 しかし、なんだあのさっきから袁紹や南蛮人どもにチヤホヤされているチビっ子は。 それにあのムスっとした奴(呂蒙)。あいつが一番手ごわそうだ。 どうやらまだ誰か来るらしい。『一緒に逃げる』やら、『戦いをやめさせる』とか言っているが そんなことできるわけがない。甘いのだ。こんな甘い連中と組んでいたら、命がいくつあっても足りないだろう。 沙摩柯はうまく解け込みつつ、早々に勝負に出ることにした。 そんな沙摩柯の悪意なんか吹き飛ばす、ドス黒く大きな悪意が荒野の向こうから姿を現した。 冷たい笑顔と共に・・・。 @袁紹【携帯電話】 @沙摩柯【ハルバード】※とりあえず仲間のフリします ≪孫尚香ちゃん/3名≫ 孫尚香[10歳程度の身長]【携帯電話、ポムポムプリンのぬいぐるみ】& 呂蒙【ククリ刀、畳針、飛刀】&陸遜【携帯電話、アーチェリーと矢、ワイヤー】 ※陸遜はどこかにいます ※≪美女と騎士≫は離れて待機 ≪荒くれ南蛮孫尚香ちゃんサポーター/4名≫ 孟獲【携帯電話、大斧】&朶思王【麻痺毒吹き矢】&木鹿大王【鞭】&帯来洞主【火炎放射器】 ※孫尚香ちゃんと一緒→沙摩柯を仲間と思っています ≪南蛮の死神/3名≫祝融【ダイバーズナイフ、チャッカマン、ダイナマイト】 &兀突骨【ツルハシ、フライパン、薙刀】&関興【携帯電話、青竜刀、弓、矢18本】 ※ヤル気マンマン
曹仁らは待ち合わせ場所の城郭目指し歩いていた。 この丘陵を超えると見えるはずだ。 いつしか周囲は森から林に、そして木がまばらに点在するだけの荒涼とした姿になっていく。 離れたところには小さいながらも急流の河が流れており、そのゴウゴウと流れる音が聞こえてくる。 曹仁らはそんな丘陵を超えたところで戦友達に出会ってしまった。 夏侯惇らだ。 現在の戦闘レベルは完全とは言えない夏侯惇は彼らにこう切り出した。 「お前らも共に狩らないか?」 ≪魏将軍団≫への勧誘である。彼らが決起した経緯と考えを説く。 悪魔の囁きだ。しかし、ゲームに乗っているということに関して抵抗があった。 本当にそれでいいのか? 結局最期の一人になるまで潰しあい、それでいいのか? 元々シンプルな考えでしか行動できないし、そっちのほうが性に合っている。 しかし、やはり引っかかる。 なかなかいい返事を貰えない夏侯惇は一瞬殺してしまおうかとも思った。 しかし、こいつらの装備は油断ならない。こちらの犠牲はこれ以上キツイのも事実。 ならば……
「ならば、あれを見ろ。ああいう輩がまだウロウロしているってのは許せないよな?」 夏侯惇はそう言うと、遠くの茂みを指差した。 そこにはよく見えないが、誰か集団が固まっているように見える。 「ついてこい。あの後にお前らの考えを聞かせてもらう」 5人は火傷していること感じさせない足取りでその集団に向って駆けていく。 曹仁はただ遅れてついて行くだけだった。 ≪曹仁君と張遼君と郭嘉君/3名≫ 曹仁【携帯電話、グロッグ17、イングラムM11、スペツナズナイフ】 &張遼【戟、ベレッタ92F、短剣】 &郭嘉【サバイバルナイフ、SPAS12、遠隔C4×2、小型双眼鏡、食用植物各種、薬草】 ≪魏将軍団/5名≫夏侯惇【サブマシンガン、山刀、グロック17】 &夏候淵[軽度火傷]【ライフル(玉切れ)、ボウガン】 &満寵[回復]【バタフライナイフ、ボウガン、キンチョール(残り僅か)、大刀】 &楽進[回復]【三叉槍、ショットガン】&典韋[軽度火傷]【八十斤の双戟】 VS ≪美女と騎士/4名≫ 甘寧【釘打ち機、MP5K、トランシーバー、飛刀】& 貂蝉【トランシーバー、高圧蒸気クリーナー】&潘璋【ナタ】&大喬【毒針】
諸葛瑾「周瑜殿!!」 諸葛亮「程普殿!!」 程普と周瑜が玉座の間に着いた瞬間、全く同時に声を上げた二人であった。 そして、それぞれの計略が破綻した瞬間でも有った。 もう何度目だろう。再び気まずい空気が4人を取り囲む。 が、今回の沈黙は長くは続かなかった。 程普 「御二方、止めて下され。 ここは戦っている場合ではないと思うのですが…」 周瑜 「私も一応話を聞いてみる価値はあると思う。 程普殿が言うには『助かる方法』があるとか…」 諸葛亮「ええ。この地獄から生還する方法を私は知っています」 諸葛瑾「助かる方法?聞くだけ聞いてみましょうか…」 そう言いながら銃の構えを解く諸葛瑾。 諸葛亮「それはこういう事です」 諸葛瑾「ぐあっ!!」
諸葛瑾に向かっていきなり持っていた包丁を投げつける諸葛亮。 文武両道を体現している周瑜・程普ならば容易く避けられようものであったが、 どう見ても武芸に縁の無い諸葛瑾にはその刃を避けきれず、 投げられた包丁は見事に彼の太腿に突き刺さった。 諸葛亮はさらに袖に隠してあった自在警棒を手品師顔負けのスピードでさっと取り出し、 諸葛瑾の右腕に向けヒュンと振るう。 この一撃もまともに食らった諸葛瑾は銃を落としてしまった。諸葛亮の狙い通りに。 諸葛亮「私以外が全員死ねばこのゲームは終わる。簡単な事じゃありませんか、ねえ…」 諸葛亮が微笑みながら落とした銃のほうに歩み寄る。 しかし確かにそこに落ちたはずの銃は既に無く、そこにあったのは 大剣を構え、今まさに振り下ろそうかという周瑜の姿であった。 周瑜 「大体そんな事だろうとは思ってましたよ。 ほかの2人、特に程普は完全に騙せたようですが、私を甘く見すぎましたね。 第一、あなたが程普殿やこの私を助ける理由がどこにあるのです?」 諸葛亮「く・・・」 唯一の飛び道具を奪い損ねた以上、ましてや3対1では勝ち目は完全に無い。 誰よりも早く敗戦の匂いを察知した諸葛亮は周瑜の渾身の一撃を辛うじてかわし、 そのまま部屋の外へと逃げ去ってしまった。
それからしばらく経った後も、男たちの会話は続いていた。 諸葛瑾「一瞬でも信じてしまった私がうかつでした…。」 周瑜 「程普殿から生還について聞かされたときに予想はできましたけどね」 程普 「いや、真にかたじけない…。全てわしが悪かった…」 周瑜 「戦いである以上、このくらいの怪我はあって当然というもの。 逆にここまで無傷だったのがおかしいくらいです。 (私が傷を負うのは遠慮したいですけどね…) それよりも奴がやる気なのがわかっただけでも収穫です。 武器複数持っていた所から見て、既に誰かを殺してると見て間違いないでしょう」 程普 「わしのせいで諸葛瑾殿が怪我をしてしまったことには変わりが無い… 御二方、わしにせめてもの罪滅ぼしをさせてくだされ。」 周瑜 「贖罪とかそういう甘い考えだからこういう事になるんです。 程普殿もそこにいる誰かのようになりたいのなら別ですがね」 諸葛瑾(あくまで一瞬。一瞬油断しただけですよ…。でもこれは言わないでおきましょう) 周瑜 「あくまで自分が生き残るためだと言うのでしたら当面の間組んでも構いません。 もちろん最後は敵になるのを覚悟の上で、ですが」 程普 「わかりました。その条件、お受けいたしましょう」 周瑜 「程普殿、よろしく頼みますよ…。 まずは諸葛瑾殿の怪我を何とかしないといけませんね…」 ≪江東からの使者/3名≫諸葛瑾(諸葛謹)[右足負傷]【ゲイラカイト、ブローニングハイパワー】 &周瑜【クレイモア、毒薬の小ビン、(デリンジャー)】&程普【肉切り包丁、10mロープ】 ※ピンの程普合流。しばらくは諸葛瑾の足の治療を試みます @諸葛亮【自在警棒】 ※城から脱出したようです
……女の・・・体なんだよなぁ。 女の方が気持ちがいいっていうし、自分でしてみても・・・・・・・ ドキドキドキドキドキ ポンポンと、肩を叩く手 劉備「え?っだ誰?曹操!」 曹操「おお、劉備女になったか!俺好みだ、抱かせろ!」 劉備「え、え、ちょっと、やめ、、、」 曹操「もうこの世界には俺とお前しか居ないんだ、二人でこの世界のアダムとイブになろうじゃないか!」 劉備「な、な、な、な、むーむー。じたばたじたばた。」 ・ ・ ・ ・ ・ 劉備「うわああぁぁッッ!!」 ぐわーごーぐわーごー 隣で大きなイビキをかいて張飛が寝ている。 ああしかし、男に抱かれるなんて、、、きもい(泣) それにしても、死んだ曹操が夢に出るなんてなぁ。 夢に出てきた曹操は銀色の首輪もしていた、妙にリアルな夢なんだ、そんなところは。 首輪、、、か、孔明ならこの首輪のからくりも解けるかもなぁ。 ≪男女の関係の義兄弟/2名≫張飛【槍、蛇矛】& 劉備[女性]【ハリセン(鉄板入り)、九環刀、柳葉刀 白羽扇(使いこなせばビームが可能)】
程遠志と高昇は無言で、突如流れてきた放送に涙した。 さっき見送ったばかりの、全員が死んでいたからだ そして無意識の内につぶやいた 「田豊殿、顔良殿、文醜殿、趙弘、馬元義、孫仲、杜遠・・・・」 その言葉をきいて驚くのは、審配と高幹である 突然、自軍の軍師と武のトップの二人組が言われたからである その言葉が、気になりたずね、返事を聞こうとしたが、程遠志と高昇は、無言で 高昇は、言おうかどうか少し迷い。意を消して、ホワイトボードに書き込もうとしたのだが、 程遠志に、無言で腕を遮られ止めた 「これはこのゲームの大分序盤の話だ、最初ここに我々黄巾党のメンバー10人と 張角様、以上に信頼できるといってもいいほどの人物がいた。」 突然こんな話をしても、誰も着いていけが困っていたので、話を止めた 「まぁ良い。話は、こいつ高昇に聞けこいつは、偶然ここにいただけだお前らの主君の敵ではない。」 その言葉にびっくりした高昇は、抗議しようとホワイトボードに書こうとしたが、 高昇にしか聞こえないはずの声で。 「私は、お前を死なせたくない。私・・・いや僕の最初の親友だからね。」
そう言われた彼は、出会いの時を少し思い出していた 正義の味方を気取るつもりなんてなかった。 村の広場の片隅、 いきなり自分の家の横に、越してきて以来、 気になっていたやさしそうな少年が、かなり獣じみた顔をした 村の男達に囲まれている場面に出くわしたのも偶然だった。 そいつらは、村の間でも悪い意味で名前が知られており、 たまに村などで同じように一人を、ぼこぼこにしてる連中に気がついても、 大半の村人達は見て見ぬふりをするのが通例だった。 だから、もしも虐められているのがあの子ではなければ、おばけが僕の目に映るはずがないのと同様に、 意気地なしの僕はそのまま知らんふりをして帰っていたに違いないと思う。 その時僕は、なけなしの勇気をしぼって、僕はその僕の身長よりずっと高い男達に言った。 「ねえ、やめてあげなよ。」 その後の事は、よく覚えていない気が付いたら家に寝かされて囲まれていた少年が、 目が覚めた僕に泣きながら 「ごめんなさい。ごめんなさい」 と言われ事は、「いいんだよ。」 といくら言おうとしても、もう僕はしゃべれなくなってしまった事は、覚えている だがそれ以降の事は、覚えていない。 だけどそれ以来僕と程遠志は、何をするのも一緒だったと思う だけどあの時から・・・ いやもうよそう僕が、いくら考えても無駄だ。
高昇が考えてる間、その言葉が、その場の全員に聞こえてしまい、体全身をビクンと震わせ「三人の「泰」」の3人と「孫家血筋を求めて」 の二人」、反応しなかった審配達は、突然会議を始めたりして、 少し手間取っていたが、すぐに気を取り戻し 「とりかく!!お前を討ち、主君の敵をとらせてもらう」 気を取り戻しそう言い放つ、韓当。 だが、この時彼は、少しだけ、本当に少しだけ迷っていたかも知れない・・・程遠志を、殺す事を。 こうして、僕なんかを親友と言ってくれた程遠志は逝った。 【程遠志:死亡確認】 ≪孫家血筋を求めて/2名≫ 韓当【ディフェンダー(剣)、折畳式自転車】&顧雍【ラージシールド】 ≪喜べ!心配、泣く!交換/2名≫ 審配【ハリセン(普通の紙)】&高幹【漫才の基本】 ≪三人の「泰」/3名≫陳泰【チェコ製Cz/M75(残弾数不明)】 &州泰【ミニモニ。テレフォン(おもちゃ)、日本刀】&曹泰【根性棒】 @高昇(腕に怪我)【ホワイトボードとマジック、手作り木のやり】 ※泣きながら、そして呆然と程遠志を見てます。
厳政は、そういえば説明書見て鍵をあけたけどこれでどうするんだと思い 小さい字で、書かれている字を読んでいた。 「え〜っとなになに。 「このアイテムを受け取った者よ。もう禁止エリアに入って大丈夫だから。 一番最初に、禁止エリアになった所の北の民家で、待っているので来てください。」 だと!?えっえっ。俺ってもしかして運がいいのか? でも・・・最初の禁止エリアって二つあるぞ?まぁいいか行くか。」 とずっと取っていた休憩を終え、体力十分な厳政は、とりあえず夜まで待つ事にした。 果たして彼の運命は!! @厳政【謎の鍵、手作り木刀×5、血のり付き防弾チョッキ】 ※とりあえず幽州へ。 こういう展開駄目なら、もう夢落ちにしてください。ご迷惑かけてすみません。
甘寧らは丘を駆け下って来る≪魏将軍団≫を確認すると一目散に撤退を開始した。 とてもじゃないが敵わない。せめて遮蔽物のある河沿いへ行くしかない。 城郭への道は広い平野で遠距離の武器では狙い撃ちだ。 丘陵からは敵となれば、進むのは河川方向のみとなる。しかし行き止まり。 甘寧だけならば水場こそ得意の戦場なのだが、3人はそうはいかない。 走るだけ走る。敵はズンズン追いついてくる。 やっと河川に辿りつき、渡河を開始した。 急流のため女一人では時間がかかる。 潘璋が蔦を絡めて簡易ロープを作り、それを甘寧がスイスイと急流を渡り向こう岸へ結わえる。 取って返し、貂蝉を抱え渡らせる。 すぐに帰り、ロープを持つ潘璋と代わり、今度は潘璋に大喬を抱えさせ渡河させる。 しかし、どうやらここでタイムアップのようだ。 あんなに離れていた敵が目の前に来ている。 「早く!」 渡河に潘璋と大喬がてこずっている。 ロープを放すわけにいかず片手でロープを持ったまま対峙することになってしまった。 そうこうしているうちに甘寧は魏将に囲まれる。 8対1か……。(本当は曹仁らがやる気ないので5対1なのだが) しかも大物ばかりじゃないか。 甘寧は自重気味に笑ってから、トランシーバに囁く。
-wヘ√―――もしもし……─wヘ√レvv 貂蝉のトランシーバーから声が聞こえる。 この関係もあの時の「もしもし」から始まったんだ…… 『もしもし……こちら貂蝉……どうぞ』 悲壮感だけが漂う。 -wヘ√―――もしもし。こちら甘寧興覇。ちょっとトラブっちまってな、どうやらそっち行けなそうにないわ。ごめんな……─wヘ√レvv 彼はこちらに背を向けたままトランシーバーに言葉を重ねる。 -wヘ√―――だから……逃げろ。逃げて逃げて逃げまくれ。運がよければうちのお嬢様達がなんとかしてくれる ─wヘ√レvv 依然、潘璋と大喬は渡河に手間取っている。 彼等は甘寧の気迫あってこそ手が出せないという、危険な状態なのだ。 -wヘ√―――あんたといて……楽しかった……すげー楽しかった……だから……勘違いだったら悪い……俺のことを頼ってくれているって思ったんだ……そういうことってあまりないから……─wヘ√レvv 一瞬の躊躇の沈黙が続く。
-wヘ√―――だから……好きになっちまった……勘違いだったらすまねー。あんたも俺のこと好きなんじゃないかなーなんて思っちまってさ。だから……─wヘ√レvv 「何言ってんのよ!こんな時に!」 涙で声がつまる。 -wヘ√―――ごめんな。やっぱ勘違いだよな。忘れてくれ。すまない……─wヘ√レvv こんな時に何を言ってるんだと何度も何度も謝っている。違うの!違うの! 貂蝉はトランシーバーなしでも聞こえるくらい大きな声で、彼に言葉という力を与える。 『違うの!勘違いじゃない!私だって!私だって……好きになっちゃったんだから!変なこと言わせないでよ!』 貂蝉が叫んでいるのを背中ごしに聞いていた甘寧が、ちょっと笑ったように見えた。 『何よ!今笑ったな!…………ちょっと!無視すんな!もしもーし!もしもーし!』
今まで人の色恋沙汰を見たいがために攻撃を躊躇していたわけではない。 甘寧から凄まじい殺気が放たれ、攻撃を見送っていたのだ。 しかし、その気迫が今消えたように思えた。 夏侯惇はそろそろ頃合だと判断し、こんな時に告白している粗忽者に問う。 「用事は済んだか?」 頭をガクリと落とし、肩をクスクスと振るわせ笑っている甘寧は左手に持つトランシーバーを 今一度口に持って行き、一番愛しいものへと言葉を贈る。 愛の力は偉大なのだ。それが死へと向うしかないものであっても。 wヘ√―――愛しているぜ、ベェイビィー!─wヘ√レvv なぜか英語を話すあたりハイカラさんである。 しかし、それがずいぶんしっくりくる。 甘寧は左手のトランシーバーを放し、右手のロープも投げ河に流す。 どうやら今この瞬間、潘璋と大喬が渡河し終わったのだ。 もう河を渡ることはない……。 これで甘寧は自分だけが死んでいくのだと覚悟し、もう一度だけ愛しい人を見た。 その時、向こう岸の―――貂蝉達がいる側に信じられない風景を見た。 茂みからいきなり出現した于禁が潘璋を一撃に突き刺していた。 そして大喬にスタンガンを食らわせ眠らせると、于禁は貂蝉を人質に取るべく近づいていった。 夏侯惇は余裕たっぷりに 「悪いが人質だ。これが闘いだよ。抵抗すれば殺すぞ。愛しい女が死ぬ姿、見たくないだろ?だから、さっさと死ね」
どこで変わったんだ? 夏侯惇はこんな人間だったのか? 曹仁達は呆然とその変貌を眺めるしかなかった。 「文則(于禁)はお前らに会う前に仲間にしててな、ちょっと伏兵を演じてもらった」 夏侯惇は曹仁達にも迫る。 「さあ、殺してみろ。そしたらスッキリする。俺らが正しいとわかる」 吐き気がする。これは俺の闘い方ではない。 それに夏侯惇ら魏将の闘い方でもない。 いったい何が起きたんだ? 曹仁らがその変貌に落胆していると、向こう岸で叫び声が聞こえた。 貂蝉が所持していた高圧蒸気クリーナーの高温に熱せられた蒸気を目盛りいっぱいに 于禁の顔へと噴射したのだ。 『闘って!』 貂蝉は甘寧の邪魔だけにはなりたくなかった。 あまりの高温で顔の皮膚がドロドロになる于禁は怒りに任せて得物の九鉤刀を振りまわす。 それは貂蝉の肩口から背中をばっさりと斬り割く。 貂蝉は何歩か河の中に歩き、手を伸ばすとそこで力尽きた。 あとは急流にあがなうことも出来ず、その身を流れに任せ流れていった。
「貂蝉っっっ!」 MP5Kのグリップを握り甘寧は空を駆けた。 夏侯惇のサブマシンガンが火を吹き、甘寧の身体に穴が空く。。 楽進のショットガンで甘寧の右足に幾つも穴が空く。 満寵のボウガンを強引に受け、甘寧はMP5Kを撃ち続ける。 5対1とは思えない勝負だった。 曹仁達はその戦闘を眺めていた。 この闘い、やつらの勝ちだ。こちらに正義はない。 正義なんて幻想的な言葉を思うとは考えたことのなかった。 彼らこそ生き残るべきなのだ。 彼を殺してはならない。 心は決まった。今、魏将であるという戒めから解き放たれる時――― 「心を決めたよ……今から敵じゃぁぁあ!」 それは曹仁だけではなかったらしい。 ありったけの銃の乱射ののち、静寂が戻った時、その場には傷ついた≪魏将軍団≫しかいなかった。 甘寧を抱え曹仁らは、急流に飛び込んだのだ。
夏侯惇が周囲を見渡す。 「やってくれる……」 散々な結果だ。一人増えて一人失った。そしてこれで敵がまた増えたのだ。 次はないと思え! 【潘璋、楽進:死亡確認】 ≪美女と騎士≫解散 高圧蒸気クリーナー、釘打ち機は壊れたので破棄 ≪曹仁君と張遼君と郭嘉君/3名≫ 曹仁【携帯電話、グロッグ17、イングラムM11(弾残りわずか)、スペツナズナイフ】 &張遼【戟、ベレッタ92F(弾残りわずか)、短剣】 &郭嘉【サバイバルナイフ、SPAS12(残弾少し)、遠隔C4×2、小型双眼鏡、食用植物各種、薬草】@甘寧[余命わずか]【MP5K(弾切れ)、トランシーバー、飛刀】 @貂蝉[余命わずか]【トランシーバー】 ※流れていきました ≪魏将軍団/5名≫夏侯惇【サブマシンガン(弾切れ)、山刀、グロック17】 &夏候淵[軽度火傷]【ライフル(弾切れ)、ボウガン、三叉槍】 &満寵[重傷]【バタフライナイフ、ボウガン、キンチョール(残り僅か)、大刀】 &典韋[軽度火傷]【八十斤の双戟】&于禁[顔面溶解]【九鉤刀、ナタ、ショットガン、スタンガン】 &大喬[気絶捕虜]【毒針(隠し持ってます)】 ※また潜伏
下流――― 甘寧を引き上げると曹仁らは、急いで貂蝉を探したが見当たらない。 甘寧もあと少ししかない命の炎を費やし、トランシーバーに語りかけるが、 聞こえてくるのは雑音ばかりで、ついにはトランシーバーも壊れてしまった。 最初疑っていた甘寧も、曹仁の携帯電話を見ると安心したようで、 これまでの経緯と、携帯電話の持ち主達のことを伝える。 そして自分が死んだらこのまま河に流して欲しいむねも……。 水と共に生き、水と共に死す。 この河を流れていけばどこかで貂蝉に会えるかもしれないから……。 今は貂蝉が生きていてくれることだけを願うばかりだ。 こうして、恋に生きた男は息を引き取った。 3人は遺言どおり河に遺体を流す。 そして、遅れたがやっと待ち合わせ場所へと急行するのだった。
遺体はゆっくり流れ、いつしかどこかの砂浜に打ち上げられることになる。 そこには死んでいるとは思えないほど綺麗な顔をした女性が先に流れ着いていた。 まるで恋人が待ち合わせをしているように引き寄せあって寄り添う2つの遺体。 (ごめん、待った?) (もう、遅いんだから) 彼らの顔は安堵に満ちている。 (もう離れない) (やっと会えたね) 魂の会話はこれからも続く。 こうしてトランシーバーから生まれた奇妙な現世での恋は終わった。 【甘寧、貂蝉:死亡確認】 ≪曹仁君と張遼君と郭嘉君/3名≫ 曹仁【携帯電話、グロッグ17、イングラムM11(弾残りわずか)、スペツナズナイフ】 &張遼【戟、ベレッタ92F(弾残りわずか)、短剣、飛刀】 &郭嘉【サバイバルナイフ、SPAS12(残弾少し)、遠隔C4×2、小型双眼鏡、食用植物各種、薬草】
「それで、これからどうする?」 程遠志の亡骸を前にして、なんとなくしんみりとした空気を破るように陳泰が口を開いた。 「我らは引き続き孫家の皆様をお探しする。若殿方は亡くなられたが、大殿はご健在のはず。 一刻も早く合流して、微力ながらお助けせねば」 重々しい口調で顧雍が答える。 実のところ、今の孫堅にとって韓当や顧雍は弾除けにすらならないような存在でしかなかったが、 それを二人が知るよしも無かった。 「我々三人はお笑いの道を究めようと思う」 そう答えた審配の後ろには高幹と、真っ赤に泣き腫らした目をした高昇が付き従っていた。 「審配殿と自分の漫才、そして高幹殿のお絵描き芸のユニットで天下を取る! ――次にお会いするときは、満員の武道館ですな」 意味不明に自信満々な高幹の言葉に、ぎこちなく頷く高昇。 どうやら彼は≪喜べ!心配、泣く!交換≫と同道することに決めたらしい。 既に高昇を殺す気も失せていた陳泰達は、素直に三人の新しい門出を祝うことにした。
「それじゃ、皆元気でな」 「短い間だが、世話になり申した」 「喜べ!心配、泣く!交換、叫べ!交渉」 それぞれの道に進む二組の人々を見送ってから、州泰は仲間の方に振り返った。 「行っちまったな。・・・ところで、俺達はどうするんだ?」 「お爺ちゃんの仇も一応取ったし、またその辺を適当に流そうか」 「しかし、こんな非常事態の中、我々だけ大した目的も無しにマターリしててもいいんですかね」 曹泰の言葉に、陳泰は肩を竦める。 「しょうがないだろ。今時の若者に、明確な夢や目的を持って生きてる奴なんかいないさ」 「今時って・・・『今』はいつなんだ?」 「・・・・・・」 ※同盟解散 ≪孫家血筋を求めて/2名≫ 韓当【ディフェンダー(剣)、折畳式自転車】&顧雍【ラージシールド、血のり付き手作り木の鎧】 ≪喜べ!心配、泣く!交換、叫べ!交渉/3名≫ 審配【ハリセン(普通の紙)】&高幹【漫才の基本】&高昇(腕に怪我)【ホワイトボードとマジック、手作り木のやり】 ※高昇加入に伴いチーム名変更 ≪三人の「泰」/3名≫陳泰【チェコ製Cz/M75(残弾数不明)、直刀】 &州泰【ミニモニ。テレフォン(おもちゃ)、日本刀】&曹泰【根性棒】
祝融達は冷たい笑顔のまま、あくまでも友好的に近づいてくる。 もちろん孟獲の妻ということも安心材料だった。 だから早々に警戒心を解いていたのだ。 しかし、沙摩柯は違っていた。沙摩柯は知っていたのだ。 スタートが比較的近い彼は当初、祝融を外で待っていた。 飛び出してきた祝融を追い、とりあえず異民族同志、もしくは蜀組で組むべきではと進言するつもりだった。 しかし、祝融は同じく異民族である迷当大王に襲いかかっていた。 迷当大王ははじめから疑っていたのか、難なく逃げたようだったが、 そのあとの彼女の言葉が耳から離れていない。 『皆殺しだよ……。孟獲だって殺してやる』 すぐに交渉不能だと判断した沙摩柯はその場から逃げた。 そして今に至る。 (迷当大王はそのショックもあってか、日がな法螺貝を吹いて過ごす生活を送り、死んだとは沙摩柯も知らない) 沙摩柯はそしてじっとその笑顔の裏を見透かそうと女の目を見た。 その目の奥にはどこまでも落ちていきそうなほど、深い闇しかない。 悪寒がした。 そしてもうすぐ起きる惨劇を予感していた。
祝融は広い大広間で目覚めた時から孟獲への殺意しかなかった。 なぜかはわからない。しかし、殺さなくてはいけないと思い込んでいた。 そうしないと救われない。 (誰が?) そんなことすら考えられずに、殺人衝動だけで動いていた。 血縁だから、友人だから、親子だから、 義兄弟だから、同じ勢力だから、夫婦だから――― そんな理由で群れても結局は一人なのだ。 ならば愛しいものに葬られたほうが幾分マシだろ? 祝融は「久しぶりに会った愛しい妻」という仮面をつけて孟獲と再会を喜び合う。 兀突骨も無言で南蛮将達の異常なテンション(孫尚香ちゃんLOVE)に付き合っていた。 その中でただ一人、関興だけが携帯を握ったままその様子を眺めていた。 ゆっくり抱き合う祝融と孟獲。 祝融の口元が醜く歪んだ刹那、孟獲が曇ったうめき声を上げ跪く。 脇腹からの深い傷からドクドクと血が流れ飛び散る。 それを見下す祝融の手には、血がべったりとこびりついたダイバーズナイフが握られていた。 それが合図だった。
兀突骨が薙刀で木鹿大王を一閃。 朶思王へツルハシを投げ突き刺し、返す刀で帯来洞主を斬りかかる。 帯来洞主の火炎放射器にも怯むことなく、身体を燃やしながらも帯来洞主と対峙する。 いきなりの戦闘開始に迅速に対応した呂蒙は、孫尚香を守り関興を牽制。 袁紹は燃えるパーティー会場の影で腰を抜かしていた。 祝融は何度も何度も孟獲の背中にナイフを突き刺し罵倒している。 沙摩柯は瞬時に計算する。 孟獲と木鹿大王、朶思王が倒れ、帯来洞主と兀突骨が対峙。 関興は呂蒙と対峙し、あとは使えない袁紹とガキ(孫尚香)。 祝融がひとり余った時点で俺が取る道は―――――― 沙摩柯はここが頃合だと見て、孫尚香を人質にするべく走ろうとした。 力関係は明確だし、俺がこいつらの仲間だと思わせてしまったのも問題だ。 (まずあのガキを人質にして牽制。飛び道具系がいないのだから、誰かさらに倒れた時点でさっさと撤退だ) だから走った。 あと少し!その時、目の前に矢が突き刺さる。 上空を仰ぎ見ると、楼閣から一人の男がアーチェリーで狙いを定めている陸遜が。 そう、袁紹が去ったあと楼閣に現れた影は陸遜だったのだ。 まずは警告。次は……空気を裂く音がした時には、もう矢が頬をかすめていた。 恐ろしいほど正確で早い。
@袁紹【携帯電話】 @沙摩柯【ハルバード】 ≪孫尚香ちゃん/3名≫ 孫尚香[10歳程度の身長]【携帯電話、ポムポムプリンのぬいぐるみ】& 呂蒙【ククリ刀、畳針、飛刀】&陸遜【携帯電話、アーチェリーと矢、ワイヤー】 ※陸遜は楼閣上 ≪荒くれ南蛮孫尚香ちゃんサポーター/4名≫ 孟獲【携帯電話、大斧】&朶思王【麻痺毒吹き矢】&木鹿大王【鞭】&帯来洞主【火炎放射器】 ≪南蛮の死神/3名≫祝融【ダイバーズナイフ、チャッカマン、ダイナマイト】 &兀突骨【ツルハシ、フライパン、薙刀】&関興【携帯電話、青竜刀、弓、矢18本】
「ここも燃えちまったか・・・。よくも俺の・・。俺の長安を・・・」 宇宙服姿の男が佇むのは長安の宮殿。 いや、宮殿が有った場所、と言ったほうが正しかった。 曹性らの放った火は結果的に都のほぼ全てを燃やし尽くしていた。 風がそこそこ吹いており、晴天であった事も不運であった。 こうして洛陽に次ぐ中国第二の都、長安は事実上消滅したのであった。 「そろそろ腹が減ってきたな…。 少し遠いがあっちに見える民家に行って食糧でも探そう。」 そこが≪蒙古の血≫の隠れ家となっている民家である事を彼は知る由も無い。 ≪蒙古の血/5名≫高沛【「自殺の仕方ベスト100」】&馬騰【槍】&[广龍]徳【トラバサミ×5】 &馬岱【懐中時計】&司馬懿【袖籤 カラーひよこの羽 首輪 ワイヤー 虎バサミ】 ※相変わらず民家に篭城中 @??【宇宙服、木の棒】 ※民家へ向かいます。長安に火つけた奴は死刑
死亡者放送が流れる。 今日も、いつもと変わらない、比較的のどかな時間をすごしている。 馬岱殿は、さっきから現在死亡者を持っている地図に書き込んでいる。 彼はなかなかの知恵者で、この前もこの「首輪」について話した (とは言っても結局結論はでなかったし、彼の発言は私に言わせるとまだまだ 考えが浅いところがある)。なかなか頼れる男だ。 馬騰殿と高沛殿は、さっきから何かで遊んでいる。そもそも何か糸が一本でもあったら あやとりでもして遊ぶ人たちだ。緊張感のない・・・。 しかし、彼らは狂ってしまったわけでもないようだ。私が曹操様の死亡の 放送を聞いて思わず泣いてしまったとき、馬騰殿はずいぶん長い間私を 慰めようとしてくれていたからな・・・。 私、司馬懿は今、ぼーっと馬岱殿が紙に書いた死亡者一覧の「曹操」という文字を見ている。 ・・・曹操様・・・。何故死んでしまったのだろう・・・。 あれほどのお方が亡くなるなんて、やはりこの世界は私には生き抜けないものなのだろうか・・・。 ここ数日で感じた事だが、このグループはいたって何もしていないし、このあたりは とても平和だ(まあ時々銃声は聞こえるが)。食料はそれこそそんなに多いわけではないが、 飢えて死ぬ心配はない。それに、ここにいるとなんだか暖かい・・・。
[广龍]徳殿が帰ってきた。今日も食材をとってきてくれたのだ・・・。 だが、いつもと様子が違う。なんだか慌てている。 [广龍]徳「大変だぞゴルァ!この近くに怪しい格好の人がいる。どうやらここに 来るらしいぞゴルァ!」 馬騰「今度こそラルクか?1さんどう思う?」 高沛「だからラルクってだれなんですか?ちょっとぐらい教えてくれたって 良いじゃないですか〜。」 馬岱「とりあえず誰かわからないので様子を見ましょう。扉の前に何か重いものを。 三方の窓の下にはトラバサミを、一方だけは空けて置いてください。そこから 相手がだれなのか特定します。」 こうして、今日ののどかな時間は崩れ、馬騰殿が「ラルクに対してなんて失礼な・・・」なんて 言っている間に用意は完了するのだった。 ≪蒙古の血/5名≫高沛【「自殺の仕方ベスト100」】&馬騰【槍】&[广龍]徳【トラバサミ×2】 &馬岱【懐中時計】&司馬懿【袖籤 カラーひよこの羽 首輪 ワイヤー 虎バサミ】 ※トラバサミ×3を設置しました。 ※相手が来るまで待ちます。 @??【宇宙服、木の棒】
帯来洞主は火炎放射器で牽制するのが精一杯だった。 相手は兀突骨。敵うわけがない。すでに薙刀に斬りつけられ全身血みどろだった。 しかし、ここで自分が引けば孫尚香ちゃんに害を与える。 だから俺は引くわけにはいかないのだ。 燃えながらも薙刀を振りまわし近づいてくる巨体に、帯来洞主は覚悟した。 ファンは命をかけて応援するものだ。 帯来洞主はチラリと立ち尽くす沙摩柯に目をやり、燃える兀突骨に抱きつく。 そして、 「俺ごと貫け!!!!!」 陸遜はすべてを察して矢を次々に繰り出す。 兀突骨は咆哮をあげて矢に貫かれていく。 そして帯来洞主と共に燃えていった。 祝融はその咆哮を聞き、我に返っていた。 そして、兀突骨が燃える姿が目に入り、あの時のことを思い出していた。 祝融はスタート後、しばらくして兀突骨をも殺そうと身体で誘いだした。 しかし、兀突骨はなんの抵抗もせずに従った。 その目はやさしく、そして哀れんでいる・・・。 祝融はその時からこの男を殺すことをやめた。 どうでもよくなったのだ。 兀突骨はそれ以後、忠実な従者となった。 なぜ祝融に黙って従い、そして死んでいくのかわからない。 愛だったのか、戦略だったのか・・・。 兀突骨がいつのまにか心の支えとなっていたと、この時祝融は感じていた。
祝融はいつのまにかダイナマイトを取りだし、チャッカマンで点火していた。 死なば諸共・・・。 矢が腕を抉る。だがもう遅い。 それを孫尚香のほうへ投げた。 祝融は細切れになったフィルムを見るかのようなシーンを見る。 足元で完全に死んだと思っていた孟獲がダイナマイトの方へと飛び出す。 傷つき動けるはずがない朶思王や木鹿大王をまたそれに続く。 そして光。 轟音。 衝撃。 ・ ・ ・ 辺りを包んでいた煙が徐々に晴れてくる。 祝融はまだ生きていた。 ダイナマイトの爆発したあたりは砂埃などでよく見えない。 兀突骨と帯来洞主はブスブスと焦げた姿で転がっている。 呂蒙と関興も倒れている。 袁紹も向こうで倒れている。威力は相当だったようだ。 砂埃が落ちつき、爆心のあたりに黒い肉の塊が見える。 その黒い塊の間からなにかが這い出てくる。 クソガキ(孫尚香)! その黒い塊である孟獲、朶思王、木鹿大王が身体を賭して守ったのだ。 まさに肉の壁。
なんだろう。これが嫉妬というのだろうか? 無性にあのガキを殺したくなった。 今なら殺せる。 楼閣上の男は矢を射ってこない。 今なら殺せる。 孫尚香はコホコホと咳をして腰が抜けているようだ。 徐々に近づく祝融。 あと少し、あと少しで首を締めてあげるから。 矢で射られた腕だということも忘れて、その腕を突き出していく。 その時。 唐突にその黒い肉が蠢き、祝融を抱きしめる。 孟獲はまだ生きていたのだ。 そのほかの者達もまだ生きているようだ。 抵抗する祝融に言い聞かせるように強く強く黙って抱きしめる孟獲。 繰りかえし刺すナイフの動きが鈍っていく。 祝融はそして薄れていく意識の中、孟獲の目を見る。 やさしい目・・・。 兀突骨と同じ目。 (そんな目で見ないでよ。どうでもよくなっちゃうじゃない・・・) 祝融は薄れゆく意識の中で、孟獲の胸に抱かれた記憶を蘇らせていた。 (ああ、なんで憎んでいたんだろう・・・) 祝融はナイフを放し、ちょっとだけ残った力で腕を背中に回し、やさしく抱きしめた。 ――――――ボキッ!ボキボキッ!
祝融の背骨は砕け、絶命した。 時同じくして孟獲も―――――― 【孟獲、祝融、兀突骨、帯来洞主:死亡確認】 ※≪南蛮の死神≫解散 @袁紹[気絶]【携帯電話】 @沙摩柯【ハルバード】※姿が見えません @関興[気絶]【携帯電話、青竜刀、弓、矢18本】 ≪孫尚香ちゃん/3名≫ 孫尚香[10歳程度の身長]【携帯電話、ポムポムプリンのぬいぐるみ】& 呂蒙[気絶]【ククリ刀、畳針、飛刀】&陸遜【携帯電話、アーチェリーと矢、ワイヤー】 ※陸遜はどこかにいます ≪荒くれ南蛮孫尚香ちゃんサポーター/2名≫ 朶思王[重態]【麻痺毒吹き矢】&木鹿大王[重態]【鞭】 ※携帯電話、大斧、火炎放射器、チャッカマン、ダイバーズナイフ、ツルハシ、フライパン、薙刀は放置
「チャンスだ!」 ほぼ全員気絶している、もしくは戦闘不能の状態であり、邪魔をするものはいない! 適当に強力な武器を奪取して逃げるに限る。 沙摩柯はそう思い、呂蒙のククリ刀に手をかけたところ、 それを阻もうとする小さい手が――――――孫尚香ちゃんだ。 泣きながら必死に武器を取られまいとする姿に妙なイラダチを感じた沙摩柯は、 孫尚香を平手で払い飛ばす。それでもまた必死に阻止しようとしてくる。 何度も何度も払ってもしがみつき、殴っても諦めなかった。 だから大人げないが思い切り殴り飛ばす。 沙摩柯は残念ながら熟女が好みだ。 こいつらみたいにロリコンではない。 なんの躊躇もなかった。 その時、沙摩柯はチクリと首筋に違和感を感じた。 ゆっくり振り向くと朶思王が吹き矢を向けている。 自らの首筋に手をやると、そこに小さな矢が刺さっており、 早くもその矢に触れた手が震え出した。 「わ……儂は…毒こそ武器……。そ、孫尚香ちゃんを……傷つけるもの……許さない……」 朶思王こそ毒泉で蜀軍を苦しめた毒を熟知した者。 「共に行こうぞ」 朶思王はダイナマイトの爆発で肉がこそげ落ちた身体をひねり、不敵に笑って見せた。
「朶思王ぉぉぉぉ!」 沙摩柯は怒りに任せてハルバードで首を刎ねた。 そして、そのまま卒倒し、泡を吹き沙摩柯は苦しみの中で死んでいく。 俺の選択は間違っていたのか? どこで間違ったんだ? 答えは出ない。 【朶思王、沙摩柯:死亡確認】 ※≪荒くれ南蛮孫尚香ちゃんサポーター≫消滅→木鹿大王ピンユニットへ @袁紹[気絶]【携帯電話】 @関興[気絶]【携帯電話、青竜刀、弓、矢18本】 @木鹿大王[重態]【鞭】 ≪孫尚香ちゃん/3名≫ 孫尚香[10歳程度の身長]【携帯電話、ポムポムプリンのぬいぐるみ】& 呂蒙[気絶]【ククリ刀、畳針、飛刀】&陸遜【携帯電話、アーチェリーと矢、ワイヤー】 ※陸遜はどこかにいます ※携帯電話、大斧、火炎放射器、チャッカマン、ダイバーズナイフ、ツルハシ、フライパン、薙刀、ハルバード、麻痺毒吹き矢は放置
丘を下りた二人は、小川を越え、背の低い茂みが点在する草原を歩き続けた。 陳羣は見覚えのある景色を探すように、辺りを見回しながら慎重に歩を進める。 訳の判らぬまま彼の後に続く馬超も、武器を手に警戒の姿勢を崩さなかった。 (いかにも伏兵にうってつけの地形だ。用心するに越したことはない) 今更命を惜しいとも思わなかったが、復讐を遂げぬまま犬死することだけは嫌だった。 冷苞の命を易々と奪った奴らに一矢報いない限りは、死んでも死にきれない。 勿論、馬超と冷苞もこのゲームの中で罪無き者を幾人も屠ってきたのだから、 彼らが狩られる側に回ったのは因果応報というものだろう。 殺す者はいずれ殺される者となる――古より変わることのない、戦場における唯一の掟。 だが、それならば奴らもまた殺戮の代償を支払わねばならないはずだ。 (陳羣を巻き込んでしまったのが心残りだな。 人を手に掛けたことなど一度も無さそうな男なのに) 間接的にとはいえ彼が十数名の死に携わっていることを知らない馬超は、 微かな悔恨の情とともに陳羣の背を見る。
半刻ほど経った頃だろうか。 馬超の目には他とさして変わらぬような茂みの前で、陳羣はぴたりと足を止めた。 地面に膝をつき、藪の中を探し回る。 「確か、この茂みの中に・・・・・・おかしいな、あともう一つあったはずだが・・・?」 やがて立ち上がった陳羣が手にしたものを見たとき、思わず馬超は大声をあげた。 「そ、それは法正の武器ではないか。何故貴殿がそんなものを!?」 忘れもしない、竈の側で苦し紛れに法正が打ち上げた―― そして、その前には「グラウンド・ゼロ」の惨劇を招いた忌まわしい花火。 ひそかな苦痛に耐えるように、陳羣はさいたま弾を固く握り締めたまま俯いた。 「いずれ、全てをお話します・・・必ず・・・」 ≪二銃士/2名≫ 馬超【鉄槍、マシンガン】 &陳羣【銃、さいたま弾×2】 ※方針:≪三本刀≫の隙を狙って襲撃
憮然とした表情で曹彰は歩いていた。後ろから曹熊が無言で付いてくる。 何を言えばいいのか分からない、ああまで正面から否定された。その時は言いたいことが 多々あったのだ。いや、今でもある。 だが、向かい合ってしまうと言葉にすることができず、曹彰はただ「ついて来い」と曹熊 にいう事しか出来なかった。 「……あ、兄上……」 「……なんだ。」 「……なんでもありませぬ……」 曹熊の尻すぼみな言葉、それはこの沈黙を破るには余りに力がない。 気まずいのだ、二人が二人でそうでは会話が成り立つはずがなかった。 「……らしくない。」 「は?」 「……らしくない、と言ったのだ。今の私はこの曹彰らしくない。」 曹彰の唐突な言葉に曹熊が驚いたような目を向けた。 「父にも、兄にも、色々な者にも、私は思慮が足らぬと言われてきたものだ。」 「は、はぁ………」 「お前に対して、こうしてらしくなく言葉を選び、考えておるなど、私らしくはない。」 別に曹熊に向けて口にした言葉ではない、曹彰が踏ん切りをつける為に自分自身に向けた 言葉だ。 「よいか、曹熊。私はな────」 口を開きかけた、その瞬間に唐突な爆音が周囲に鳴り響いた。 二人はすぐに近くの木の影に飛んだ。自分達が狙われたものかどうかはわからない。 しかし、そうであってもそうでなくても、怪我はない。それを確認し、周囲を見回した曹 彰は、その視界に信じがたいものを捕える事となる─────
辺りに散らばる屍、屍、屍……… まさに死の荒野と化したその場所。 もはや立つ者は一人としておらず、全員が地に伏し、ぴくりとも動かない。 戦場跡、その形容がもっとも合うその地を前にして、曹彰は瞬時に心を決めた。Cz75を曹 熊に放り、自らは周囲を確かめる。 「あ、兄上?」 「陳留に向かえ、曹熊。閣下と糜竺がいる。」 背を向けた。 先ほど言葉で語ろうとした、それよりも雄弁に語れているような気がする。 「お前が生きてここにいるという意味を考えてみよ、曹熊。」 「兄上はどうなさる……兄上!?」 曹熊の問いに答える暇もないとばかりに曹彰は狼牙棒を手に駆け出した。 「陳留だ!行け!」 その言葉を最後に曹彰は曹熊から意識を外した。 放っておけばよいのだ、放って陳留に向かえばいい。それが正解であり、今取っている行 動は余りにも愚かだと、そう理解しながら曹彰はその惨状に駆け出していた。 誰か生きているのなら、放ってはおけなかった。間違いなく、この近くにゲームに乗った 者がいればここにくるだろう、そして生きているものを殺すだろう。 勿論生存者などいない可能性もある。 しかし、もしここに曹休が、糜竺がいたら、多分自分と同じ行動を取っただろう。生存者 がいる可能性、それがあるなら決して見て見ぬ振りなどしない─── 曹彰の肩を矢が掠めた。 意に介さず、走り続けた。 二本目の矢が飛来するより早く、曹彰はその惨劇の場に辿り着いた。
「生きている………」 呂蒙、関興、袁紹と生存を確認した曹彰の目の端を何か動くものが捉えた。 木鹿大王。 既に死の淵に手をかけたその身体で、何かを曹彰から隠すようにして曹彰を睨んでいた。 動きは、その微かな身動ぎだ。 「……さ…せぬ……」 声というには聞き取りにくすぎた言葉、既に喉を痛め、満足に発音できぬその言葉に曹彰 は正面から木鹿大王を見た。 「殺すつもりで来たわけではない……」 こんな遊戯の中で、なんと浮いた言葉か。 口にしながら曹彰はそんなことを思っていた、言葉。なんと頼りないものであることか。 いつだって、本当に伝わるのは言葉ではない。そう思った瞬間に、曹彰は手の狼牙棒を手放 していた。 「………」 そして、無手のまま歩み寄る。木鹿大王がゆっくりと目を閉じていくのと合わせるように、 曹彰は歩み寄った。 「………子供……?」 既にものいわぬ身体となった木鹿大王の影に、孫尚香が倒れていた。 それが、沙摩柯の拳を受け、意識を失いかけていた孫尚香その人だとは曹彰が知るはずも ないことであった。だが、曹彰が周辺の警戒を怠ったのは、その余りに場違いな姿に目を奪 われたからに他ならない。 左肩に激痛。 矢が、突き立っていた。先ほど掠めていった矢。そう、陸遜の放った矢が曹彰の肩を射抜 いていた。 曹彰の姿を確認し、陸遜は隠れていた場所から飛び出していた。そして今、曹彰の後方に 弓矢を構えて立っていた。
「その方にそれ以上近づくな………」 「………この者達の仲間か……」 無言の陸遜に曹彰が言葉を続けた。 「今、こんなことをしているばあいではないという事が、分からぬのか……!」 居場所は知られている。 そう、いままで潜伏を続け、機会を伺っていた者達が、動き出していた……… まだ、血の宴は終わらない……… 【木鹿大王:死亡確認】 @袁紹[気絶]【携帯電話】 @関興[気絶]【携帯電話、青竜刀、弓、矢18本】 ≪孫尚香ちゃん/3名≫ 孫尚香[10歳程度の身長]【携帯電話、ポムポムプリンのぬいぐるみ】& 呂蒙[気絶]【ククリ刀、畳針、飛刀】&陸遜【携帯電話、アーチェリーと矢、ワイヤー】 ※陸遜と曹彰が向かい合っています。距離は20メートル程。 @曹彰[左肩に矢]【なし】 *狼牙棒が少し離れた場所に落ちています。 @曹熊【Cz75】 *まだ近くにいます。 @陳武【ベレッタM11、懐中電灯、紙袋】 @魏延【画鋲、バタフライナイフ、お手製棍棒、凧糸】 @朱然【????】 *周辺に迫っています。全員ゲームに乗っているようです。
やっとのことで民家の前に辿り着いた謎の男。 戸を開けて中に入ろうとしたが何かに支えているようで扉は開かない。 限界まで力を込めて押したり、宇宙服の重さを利用して体重をかけてみたりしたがこれでもダメ。 挙句、戸を蹴り飛ばしてみたものの扉の下のほうに小さな穴が開いただけ。 もちろんそこから中など見えやしない。 「くそ、開かねえ。一体どうなってやがるんだ」 通常なら中に人がいることくらいさすがに気づきそうなものであるが、 彼はそんなこと思う素振りもなく、ただ戸を空けようと手に力を込めるだけであった。 しかし、彼の努力はついに実る事となる。 ズゥ、と扉を支えていた棚がわずかではあるがずれる音がした。 これだけでは扉が開かないのは変わらないが、先ほど蹴り飛ばした穴から 少し家の中が見えるようになった。そしてそのわずかな視界の先に見えるは… 馬騰!!
そういえばこのクソゲームの世界に来る前にもこいつと戦った事があった。 この俺の長安を奪おうなんてセコい事考えやがって。 あの時は返り討ちにしてやったが、まだこいつは根に持ってやがったのか… さらに嫌な記憶は続く。少し前に馬超にいいようにあしらわれた事だ。 お前はあの時、わざと俺を殺さなかった。 『あんたなんかいつでも殺せる』と言いたげな目をしていた。去って行ったな。 あの時は恐怖に震えて何もできなかったが、今は違う。戦って、そして勝ち残ってやる。 それにしても最初の獲物が親父さんとは、偶然とは怖いもんだ。なあ、馬超よ。 宇宙服の男はヘルメットになってる部分を脱ぎ捨てると、おもむろに叫び始めた。 『おい、馬騰!! 長安に火をつけたのはお前か!! この卑怯者め。出てきやがれ!!』 宇宙服の男、その正体は李[イ寉]であった。 ≪蒙古の血/5名≫高沛【「自殺の仕方ベスト100」】&馬騰【槍】&[广龍]徳【トラバサミ×2】 &馬岱【懐中時計】&司馬懿【袖籤 カラーひよこの羽 首輪 ワイヤー 虎バサミ】 ※戸にバリケード、窓の下にトラバサミ3個を設置済み @李[イ寉]【宇宙服、木の棒】 ※正体判明 ※馬騰を殺すつもり。 しかし馬騰以外のメンバーはおろか、窓にすら気づいていません
馬騰「長安?何のことだYO?」 李[イ寉]「とぼけるな!俺の長安に火をつけて、さらにしらまで切ろうってのか!!」 馬騰はきょとんとして[广龍]徳のほうを振り向いた。[广龍]徳が 「長安のほうには行ってないから知らない」と目配せした。 馬岱が小声で「叔父上、相手は何か武器を持っていますか?」と聞くと 馬騰が首を横に振り、「木の棒だけだYO」と、ほとんど口の動きだけで伝えた。 声がしなくても口の動きだけでわかるなんて、やはり彼らの結束は固いなと司馬懿は 思った。李[イ寉]はまだ悪口を言っている。 そのあと馬岱が「しばらく時間を稼いでください。どうするか考えます。」と言って、 司馬懿と小声で話し始めた。 馬岱「どうしましょうか。」 司馬懿「うーん。まあ戦うんなら十中八九勝てるでしょうが・・・」 ≪蒙古の血/5名≫高沛【「自殺の仕方ベスト100」】&馬騰【槍】&[广龍]徳【トラバサミ×2】 &馬岱【懐中時計】&司馬懿【袖籤 カラーひよこの羽 首輪 ワイヤー 虎バサミ】 ※戸にバリケード、窓の下にトラバサミ3個を設置済み、作戦会議中 @李[イ寉]【宇宙服、木の棒】 ※状況変わらず
上庸〜新野間 あん?何なんだあいつは?この非常時に堂々と普通に歩いていやがる、神経切れてんじゃねーのか? 「馬鹿じゃのーあの人こそが天才軍師、諸葛公明殿じゃよ。」 「そんなの俺が知る訳ねーだろ!だいたい天才軍師って言ったら郭嘉とかの事じゃねーのか?」 「僕は少しだけ聞いた事がありますよ〜何でも劉備さんの軍師になった人らしいですよ〜。」 「結構話せる御仁じゃよ、気前も良いしの。」 「因みにそれのとばっちりで私は死んだのですぞ。」 そーか、俺だけあいつと活躍時期がずれてんのか。 「って事はドキュソじゃねーよな?」 「当たり前じゃ。」 「だったら無視だ無視、寄って来る様ならアームスコーで追い払っとけ。」 あーゆー賢い奴は何やってくるか判んねーからな、武器は大した事なさそーだから接近させなきゃどーって事ねーだろ…多分。 ≪クラブの2/4名≫苗沢【ガントレット、ソードオフ・ショットガン】 &秦慶童【名刺複数、投擲用ナイフ複数,ワースレイヤー(剣)】 &楊松【コイン入り靴下(即席ブラックジャック)黒星(中国製トカレフ)】 &楊柏【アームスコー40mm MGL、ハルバード、首輪】 ※基本的には無視。 @諸葛亮【自在警棒】
≪打倒張譲軍事、正義の味方Wレンジャーと司令官/5名≫ 菅亥【防弾チョッキ(弓矢も防げる)、黄色い布10枚、日本刀、麻酔薬?】 &紀霊【飴水5リットル、火縄銃】&袁術【人物レーダー】 &楊弘【「5分でできる人さがし。」という本、「食べれる草や花」という本】 &[登β]艾【ズバットスーツ・ズバット説明書(おまけ)】 ≪蒙古の血/5名≫高沛【「自殺の仕方ベスト100」】&馬騰【槍】&[广龍]徳【トラバサミ×2】 &馬岱【懐中時計】&司馬懿【袖籤 カラーひよこの羽 首輪 ワイヤー 虎バサミ】 ≪クラブの2/4名≫苗沢【ガントレット、ソードオフ・ショットガン】 &秦慶童【名刺複数、投擲用ナイフ複数,ワースレイヤー(剣)】 &楊松【コイン入り靴下(即席ブラックジャック)黒星(中国製トカレフ)】 &楊柏【アームスコー40mm MGL、ハルバード、首輪】 ≪三本刀/3名≫徐盛【ニンジャブレード、短刀、デザートイーグル、ジッポ、鉄鞭】 &華雄【七星剣、手裏剣×12、食料、ダウジングロッド、キャリコ110、 防弾チョッキ、毒吹き矢】 &孫堅【吹毛剣、煙管、蝦蟇の油、グルカナイフ、S&W/チーフスペシャル38口径、 L96A1(スナイパーライフル)、防弾チョッキ】 ≪破滅の主従/2名≫呂布[銃創]【戟、青龍刀、麦、金属バット、玉璽、日本刀】 &陳宮[左踵損失]【出刃包丁、鍬、SOCOM mk23(ソコム)、ニューンナンブ×12、 鮫鞘の戒刀、44オートマグ】 ≪喜べ!心配、泣く!交換/2名≫審配【ハリセン(普通の紙)】&高幹【漫才の基本】 ≪二銃士/2名≫馬超【鉄槍、マシンガン】&陳羣【銃、さいたま弾×2】 ≪男女の関係の義兄弟/2名≫張飛【槍、蛇矛】 &劉備[女性]【ハリセン(鉄板入り)、九環刀、柳葉刀 白羽扇(使いこなせばビームが可能)】 ――――――――――――――〔8・25名〕
≪見た目農民一揆/2名≫袁譚【ハンマー、千枚通し、防弾チョッキ】&郭図【鋤、鍬】 ≪曹仁君と張遼君と郭嘉君/3名≫ 曹仁【携帯電話、グロッグ17、イングラムM11(弾残りわずか)、スペツナズナイフ】 &張遼【戟、ベレッタ92F(弾残りわずか)、短剣、飛刀】 &郭嘉【サバイバルナイフ、SPAS12(残弾少し)、遠隔C4×2、小型双眼鏡、食用植物各種、薬草】 ≪死者へと送る/2名≫曹性【銀の弓(銀の矢13・木の矢18)、ヴァイオリン】 &審栄(記憶喪失)【放火魔セット、木の盾(厚さ15センチ。かなり丈夫だが動きがおそくなる)、 銀の槍、指揮棒】 ≪バランス2/2名≫曹休[腹部、腿 腕被弾(止血済)]【直刀、ニューナンブ、迷彩服(着用】 &糜竺【ロケットペンダント、食料一週間分×3、飛刀×3、スコーピオンマン(マシンピストル)】 ≪三人の「泰」/3名≫陳泰【チェコ製Cz/M75(残弾数不明)】 &州泰【ミニモニ。テレフォン(おもちゃ)、日本刀】&曹泰【根性棒】 ≪坊ちゃんと軍師/2名≫袁尚【ディフェンダー45口径、ノートパソコン、 『電子ロック解除技術について』、血のり付き防弾チョッキ、防弾盾】 &沮授【マジック各色、手作り木刀、消音器付きライフル、兜】 ≪妹者とわたし/2名≫向朗【写真集『辻加護』(大喬と小喬のサイン付き)】 &小喬【S&W M59オート、CDウォークマン+アルバム「DEEP RIVER」】 ――――――――――――――〔7・16名〕
≪魏将軍団/5名≫夏侯惇【サブマシンガン(弾切れ)、山刀、グロック17】 &夏候淵[軽度火傷]【ライフル(弾切れ)、ボウガン、三叉槍】 &満寵[重傷]【バタフライナイフ、ボウガン、キンチョール(残り僅か)、大刀】 &典韋[軽度火傷]【八十斤の双戟】&于禁[顔面溶解]【九鉤刀、ナタ、ショットガン、スタンガン】 &大喬[気絶捕虜]【毒針(隠し持ってます)】 ≪孫尚香ちゃん/3名≫孫尚香[10歳程度の身長]【携帯電話、ポムポムプリンのぬいぐるみ】& 呂蒙[気絶]【ククリ刀、畳針、飛刀】&陸遜【携帯電話、アーチェリーと矢、ワイヤー】 ≪孫家血筋を求めて/2名≫韓当【ディフェンダー(剣)、折畳式自転車】&顧雍【ラージシールド】 ≪江東からの使者/3名≫諸葛瑾(諸葛謹)[右足負傷]【ゲイラカイト、ブローニングハイパワー】 &周瑜【クレイモア、毒薬の小ビン、(デリンジャー)】&程普【肉切り包丁、10mロープ】 ≪六人の優しい中国人/6名≫ 凌統[傷は支障ない程度に回復]【鉈、レミントンM700】】 &簡擁【????】&虞翻【簡易救急セット、酒、鍋、ガスバーナー】 &張紹【ダーツセット(的付き)12本、鎖(着用中 素早さ−1)、鍬の先(着用中)】 &雷薄[5歳児]【なし】&徐庶【インスタントカメラ】 ――――――――――――――〔5・19名〕〔計:20・60名〕
@袁紹[気絶]【携帯電話】 @関索【なし】 @関興[気絶]【携帯電話、青竜刀、弓、矢18本】 @許[ネ`者]【ナイフ】 @魏延【画鋲、バタフライナイフ、お手製棍棒、凧糸】@厳顔【ベネリM3スーパー90】 @黄忠【弓】 @高昇(腕に怪我)【ホワイトボードとマジック、手作り木のやり】 @吾彦[左手軽傷]【スーパーブラックホーク(リボルバー銃)、ボウガンの矢、 裁縫セット(反物・鋏・針・糸)】 @朱然【????】@荀[或〃][軽度火傷]【銃】 @諸葛亮【自在警棒】 @諸葛誕[気絶]【鍬】 @曹彰[左肩に矢]【なし】 @曹熊【Cz75】 @陳蘭【義手2個(必殺ロケットパンチができます)、銀の槍、鉄兜、日記帳、 木の盾(厚さ15センチ。かなり丈夫だが動きがおそくなる、放火魔セット一部】 @張燕【クロスボウ(矢×16)、弓(矢×26)、小型ナイフ、閃光弾×2、デリンジャー(隠し武器)、 アイスピック】 @張角【携帯電話、木の棒(杖)】 @張苞【トマホーク×5、さいたま弾】 @陳武【ベレッタM11、懐中電灯、紙袋】 @ケ芝[鼓膜破損]【なし】 @[广龍]統(ホウ統)【ワルサーPPK、アウトドア用ナイフ】 @李[イ寉]【宇宙服、木の棒】 @厳政[首輪無し]【謎の鍵、手作り木刀×5、血のり付き防弾チョッキ】 ――――――――――――――― ☆パーティの部 20パーティ・60名生存確認 ☆ピンユニットの部・23名が生存確認。1名が判定不能。 合計83(+1)名が生存確認。
(※ 以前までの放送の死亡者は、
>>167 参照。新規死亡者には「☆」印。 ※)
≪あ行≫15名(+0)
≪か行≫55名(+3)
☆甘寧 ☆楽進 顔良 ☆兀突骨
≪さ行≫45名(+2)
☆沙摩柯 ☆祝融 孫仲
≪た行≫47名(+4)
☆帯来洞主 ☆朶思王 ☆貂蝉 趙弘 ☆程遠志 田豊 杜遠
≪は行≫20名(+2)
馬元義 ☆潘璋 文醜 ☆木鹿大王
≪ま行≫3名(+1)
☆孟獲
≪や行≫4名(+0)
≪ら行≫29名(+0)
―――――――――――――――
■今回の死者:12名 ■計:219名死亡 ■全登場武将数:303名
■現禁止エリア:洛陽・幽州・涼州・揚州・交州
※ 次の禁止エリアは、益州・冀州です。
>>268 に発動します。
関興はぼやける視界の中、必死で意識を集中しようとしていた。 (手は動く、足も大丈夫だ、身体の節々が痛いが特に損傷があるわけではない) 目の前で沙摩柯が何か叫んでのたうちまわっている。 (俺は・・・なんのためにいるんだ?) 緩慢に首を動かし周囲を覗う。 そこで背骨を折られた祝融の目を見てしまった。 そのカッと見開かれた深く闇が広がった目で訴える。 ――――――お前は殺すためにここにいるんだ (そうだ、俺は殺すためにここにいる!) 意識がハッキリ覚醒していく。 さらに周囲に目をやると、陸遜と曹彰が対峙している。 目の前には火炎放射器がすぐ手の届く場所に。 (状況を把握しろ。集中しろ!闘え!動け!動け!) 鼓動が激しくなり、身体の節々にまで力が漲っていく。 (動け!) 関興は悲鳴をあげる身体を強引に動かし飛躍する。 火炎放射器で地面を焼け払う。 陸遜と曹彰が怯む隙に、気絶した孫尚香を抱え城郭内へと駆けた。 (ゲーム再開だ!)
陸遜は燃え盛る紅蓮の炎の向こうに走り去る関興へ狙いを変える。 しかし、すぐにそれは曹彰に止められる。 「あの子に当たるぞ!」 関興は城門を抜け内部へと走り去っていく。 「くそ!私としたことが!」 陸遜はすぐさま炎を避け、あとを追う。 曹彰も共に駆けていた。 「小さき者を盾にする所業、許せない」 それだけで十分だった。 木鹿大王の周囲に降りたっていた白い鳥が、2人に驚き再び飛び立つ。 白い鳥は魂を乗せて大空を渡る・・・。 陸遜達が城郭内に消えたあと、この闘いの鍵を握る最期の男がゆらりと蜃気楼のように現れた。 その男の肩には先ほどの白い鳥がとまっており、その鳥が木鹿大王の元へ再び飛ぶ。 彼は倒れている全員をゆっくり気遣い、死者には敬意を払い、生者には手厚い看護をした。 ちょうど袁紹の身体を、楽な姿勢に直しているとき、袁紹の意識が戻った。 袁紹には中天の太陽が邪魔して誰なのかよく見えない。 しかし、影になった彼の目を見ていると、何か安心感を与えられ再び眠りの中に落ちていく。 まどろみの中、袁紹は思い出していた。 そういえばあの目を見たことがある――― あれは・・・そうだ、昨夜儂に毛布をかけてくれた・・・ 袁紹は今朝の不思議な事件を思い出しながら眠りについた。
「さあ、道を示せ」 木鹿大王だったモノに止まる一羽の白い鳥がハネを大きく羽ばたかせて飛び立った。 木鹿大王は獣を操ると聞く。蜀の南蛮行でもそれで苦しめられたことがあるらしい。 「きっと助けてあげます。だから安らかに眠りなさい」 白い鳥は木鹿大王の元を飛び立ち、上空で何度か弧を描き、すっと城郭内へと飛んでいく。 その時、携帯のメール着信音が鳴る。 孟獲や袁紹のモノでもなければ、もちろん孫尚香や関興、陸遜のものでもない。 7個ある携帯電話、最期の一個。 彼はメールに目を落とし、それからハトが飛んでいく城郭内へと駆けた。 彼の名は――――――大賢良師・張角! 「宗教バカ」と呼ばれたその男である。 @関興【携帯電話、青竜刀、弓、矢18本】 ※気絶した孫尚香を捕虜 @張角【携帯電話】 @袁紹[気絶]【携帯電話】 @木鹿大王[重態&気絶]【鞭】 ≪孫尚香ちゃん/3名≫ 孫尚香[10歳程度の身長]【携帯電話、ポムポムプリンのぬいぐるみ】& 呂蒙[気絶]【ククリ刀、畳針、飛刀】&陸遜【携帯電話、アーチェリーと矢、ワイヤー】 ※陸遜は孫尚香を追いました @曹彰[左肩に矢]【狼牙棒、ダイバーズナイフ】 ※陸遜と共に孫尚香を追いました
@木鹿大王[重態&気絶]【鞭】→死んでました。すいません。 これを抜いておいてください。
2回前の放送直後から、ずっと南にあるいている一行があった袁術である 袁術「危ない。危ない。禁止エリアになるところじゃったの。」 紀霊「そうですね。」 そんな会話をしているところで、正義の味方(?)の二人組は、受信を始めていた 菅亥&[登β]艾「袁術殿、あちらの方向で助けを呼ぶ声がします。逝きましょう。」 袁術「わかった。」 ちなみにその方向には誰もいない。 彼らは、何を受信したのであろうか。 ≪打倒張譲軍事、正義の味方Wレンジャーと司令官/5名≫ 菅亥【防弾チョッキ(弓矢も防げる)、黄色い布10枚、日本刀、麻酔薬?】 &紀霊【飴水5リットル、火縄銃】&袁術【人物レーダー】 &楊弘【「5分でできる人さがし。」という本、「食べれる草や花」という本】 &[登β]艾【ズバットスーツ・ズバット説明書(おまけ)】 ※南の方向にあるいています。
李[イ寉]「おい、こら。シカトしてないで出てきやがれ!!」 戸をガシガシ蹴りながら叫び続ける李[イ寉]。 これではどこぞの新聞勧誘員とやってることが同じである。 しかし馬騰が出てくる気配は一向に無い。 司馬懿「全くうるさいですね・・・」 馬岱 「こんな奴ほっといたらいいんじゃないですか?」 司馬懿「李[イ寉]なんかはどうでもいいんですが このままだと他のやる気の奴らが集まってきそうなのが嫌ですね」 こちらは民家の中。比較的冷静な司馬懿と馬岱は小声で作戦会議をしていた。 いつのまにか李[イ寉]の叫び声が聞こえなくなった。 代わりに、あの重そうな服をずりずり引きずっている音が聞こえた。 李[イ寉]「あんなところに窓があったんじゃねーか… 最初からあっちに行けばよかったぜ。」 誰にとも無く悪態をつきながら窓の前にまで移動してきた李[イ寉]。 しかし、そこは[广龍]徳が罠を仕掛けたポイントでもあった…。
李[イ寉]「ここからなら何とか入れそうだな」 などと思っているうちに足元で『ガチャリ』と音が。 地面に設置された鉄製の歯は宇宙服を食い破り、 李[イ寉]の足にしっかりと食いついて離さないのであった。 李[イ寉]「わ・・罠だと・・・。くそ、小癪なやつめ… この痛み、100倍にして返してくれる!!」 ≪蒙古の血/5名≫高沛【「自殺の仕方ベスト100」】&馬騰【槍】&[广龍]徳【トラバサミ×2】 &馬岱【懐中時計】&司馬懿【袖籤 カラーひよこの羽 首輪 ワイヤー 虎バサミ】 ※戸にバリケード、窓の下のトラバサミは残り2個 @李[イ寉]【宇宙服、木の棒】 ※トラバサミにかかってます まだ馬騰以外のメンバーには気づいていません
「間に合わなかった…」 荀[或〃]は冀州への州境で立ち尽くしてしまった。 [業β]城は目の前だというのに。 かんざしに結ばれていた布に記されていた、ひよこの在り処。 そこにもう行くことはできない。 交州との境から、必死に駆けてきた。フィールドの南から北へ。 しかし、 結局、荀[或〃]の足では禁止エリアの発動前に 目的地である[業β]城に辿り着くことはできなかった。 曹操は、幽州から徐州へと向かう関羽一行に、青州で出会ったあと、 広武へ行く途中、自分にとっても荀[或〃]にとっても縁のある [業β]城のなかにひよこを置いてきていたのだった。 「これから私はどうすれば…」 今にして思えば、 一人になってから敵に遭遇しなかったことが奇跡である。 遠くで、草が揺れる音がする。 誰かが、近付いてきていたのだろうか。 荀[或〃]の背筋が凍る。
しかし、一つの事実が倒れそうになる荀[或〃]をささえる。 生き残る。ゲーム終了まで生き残る。 それが唯一、曹操様に預けたひよこと再開できる方法、なのだから。 でも、 それは自分が最後の一人になるということを意味するのではない。 この 愚かな バトルロワイアルという仕組みを 壊さなくては 「生命の長い短いは、ただ天の命ずるところに左右されるわけではない」 曹操の遺した詩の一説を吟じる。 ”生きているのではなく、生かされている、それはあの張譲も同じ この仕組み、を壊さなくては” 荀[或〃]には曹操の最期の叫びが、聞こえたような気がした。 @荀[或〃][軽度火傷]【銃】 *誰かが接近中?
「やばいな〜完全に道に迷ったよ幽州はどこだ〜。」 元々所在地が、わからないの上に、彼は方向音痴なのでやみくもに歩いた結果完全に道に迷ったのだが、 そこら中を歩き回って敵に遭遇しなかったことが奇跡である。 そして時々人がかなり近くにいても気がつかないような、精神状態であった。 それは、あの足のせいではぐれてから、 最初の放送で一緒に鬼ごっこをやってたケ茂、何儀、韓忠、波才が逝き 次の放送であのこわい顔良と文醜兄弟と、 昔から仲が良い馬元義、趙弘、孫仲、そしてちょっとおかしかった杜遠、 色々お世話になった田豊殿が逝った。 そして次の放送では、勝手に親友ともおもっている程遠志が呼ばれた。 実際は、程遠志も親友と思っているのだが彼は知る機会を永遠に逃している
その放送を聞いた時彼は泣き崩れた。 しばらくした後、城に居た時、多分最後に聞いた彼の言葉を思い出した。 「俺が死んだら沮授殿を頼れ。沮授殿ならお前を導いてくれるはずだ。 もしくは、泣いている人間を探せそいつは、このゲームの中で一番信用できるはずだ。」 あの時は、縁起でもない。と思っていたが早くも彼は、その言葉に頼ろうとしたのだが、この辺には人すらいない。 そして2日もたたないうちに、もう残っている黄巾党のメンバーは、高昇と俺だけで、 城にいたメンバーだと袁尚、沮授を加えた4人だけと思うとまた泣きたくなってくる。 そんな事を頭で考えつつ草むらをただ機械のように歩き、ついに草むらが終わった時に そこには―― 荀[或〃]が、こちらに銃を向け立っていた。 @厳政【謎の鍵、手作り木刀×5、血のり付き防弾チョッキ】 *気が付きました。 @荀[或〃][軽度火傷]【銃】
メールは孫尚香からだった。 複雑に入り組んでいる城郭内で現在地を知らせている。 孫尚香はこっそりとメールを送ってきているのだろうか? 陸遜は携帯電話のことを簡単に説明し、曹彰と共にそのメールに従って追跡した。 角を曲がり、壁を越え、階段を昇り降りする……。 メールのとおり追跡し、何度目かの角を曲がった時、 いきなり陸遜の鼻先に矢が突き刺さった。 その飛んできた方向はまるっきり指示とは違う城壁の上。 やられた――― 孫尚香はどこから持ってきたのか、ロープで城壁に吊るされぐったりとしている。 関興の手には孫尚香の携帯電話と自らので2つ。 (あいつも持っていたのか) 関興は孫尚香の携帯電話からメールを打つ。 『残念。発信者は俺だ』 そして関興はキリリと弓に矢をつがえ、狙いを定める。 ここは逃げ場がない。元来た道も戻れば後ろから狙い撃ちされる。 「さあ、問うぞ?お前らはなんのためにここにいる!」
(私に殺されるためですよ・・・) その様子を遠くから眺めている男がいた。 紙袋をかぶり、そこに開けられた穴から血走ったような赤い目で、じっと凝視している。 戦闘を感じ取り、逆側から侵入していたのだ。 (私が苦しみから解放してやりますよ) 陳武は城壁への階段を昇り、そっとベレッタで狙いをつけた。 関興でも、陸遜でも曹彰でもない。 気絶してぶら下げられている孫尚香に。 (ここでガキが死ねばどうなるのかな?) 紙袋の下の陳武の口元は醜く笑っていた。 @関興【携帯電話、青竜刀、弓、矢17本】 @孫尚香[10歳程度の身長&気絶&捕縛ぶら下がり]【携帯電話、ポムポムプリンのぬいぐるみ】 ※関興は気絶した孫尚香を捕虜 vs @曹彰[左肩に矢]【狼牙棒、ダイバーズナイフ】 @陸遜【携帯電話、アーチェリーと矢、ワイヤー】 ※フォールドアップ vs @陳武【ベレッタM11、懐中電灯、紙袋】
曹彰にうながされるまま陳留に歩を進めたが、やはり気になってしまう。 戻るべきなのだ。 曹熊の心は決まった。行くなら一緒に! そして元来た道を戻ろうとしたその時、 目の前には魏延が立っていた。 彼は自分を突き刺す目で、さらに遠くを見据えている。 オロオロする曹熊を邪魔だと言わんばかりに、魏延はチラリと見て舌打ちした。 @曹熊【Cz75】 vs @魏延【画鋲、バタフライナイフ、お手製棍棒、凧糸】
呂蒙は誰かに呼ばれたような気がした。 誰だ?殿か?いや、南蛮サポーターか?甘寧か?周囲にたくさんの人がいる。 皆が『起きろ起きる』とうるさくてしょうがない。 殿がいる。孟獲がいる。朶思王も、木鹿大王も、帯来洞主もいる。 甘寧と貂蝉が寄り添って立っている。潘璋までいる。祝融や兀突骨までいる。 いったいここはどこなんだ? そうだ、陸遜はどうしたんだ? そうだ・・・そういえばお嬢様は? ―――――――――起きろ!そして・・・ 目を覚ました。 はっきりとまだ耳に残っている。 『起きろ!そして――――――――――闘え!』 頭の先から足の指の先まで自らの身体を確認する。 (やれやれだ・・・) ぴょんと音もなく立ちあがると、ポリポリと頭を掻き、こちらに背中を向けている人間を凝視する。 どさくさ紛れに武器を漁り、あろうことか死体を足蹴にして物色している。 その背中には見覚えがあった。朱然――――― 「見下げた行いだな?義封(朱然)」 朱然義封――呂蒙亡きあと、呉の軍事を任された者。 朱然はブルブルと震えながらゆっくり呂蒙を確認すると、いきなりしゃべりだした。 甘寧と貂蝉の最期の瞬間を。そう、あの魏将軍団との背水の闘いの様子である。 彼はあれを見ていたのだ・・・。 @朱然【????、薙刀、ハルバード、麻痺毒吹き矢】※放置アイテム回収 VS? @呂蒙【ククリ刀、畳針、飛刀】※黙って聞いてます @袁紹[気絶]【携帯電話】
285 :
無名武将@お腹せっぷく :02/12/06 19:35
3、治安を回復させる 陳宮「町にいるならず者を捕らえるのだ」 ・・・・・数日後・・・・・・・ 牢屋は武安国軍の兵士でいっぱいになっていた。 その中には何故か武安国の姿があった。 武安国「・・・・陳宮。悪かった。ここから出してくれ〜」 陳宮「殿はしばらく反省していてください。指示はここから出していただければ実行します」 呂翔「遠征してきたぜ。兵はみんな途中で逃げてしまったので観光旅行になっちまったが・・一応、凄腕の傭兵を連れてきたぜ」 陳宮「財政が逼迫しているので雇えるのは一人だけです」 1、自称南蛮一の知恵者 朶思王 2、人妻 祝融 3、モンスター使い 木鹿大王 4、毒の罠の名手 帯来洞主
すいません。誤爆しました
「残り83人か・・・」 周瑜は見張りをしながら呟いていた。 奥の部屋(あの気味悪い玉座の間だ)では程普が諸葛瑾の手当てをしている。 先ほどの程普の報告では『出血は一応止まっていて普通に歩くくらいなら何とかできる』 と言っていたが私の足を引っ張ったりしないだろうか不安で仕方が無い。 集められた303人の猛将達も、既に残り人数は当初の3割を切った。 今後はより熾烈な消耗戦になるであろう。 「どんな奴が残っているのか確認しとくのも悪く無いな・・・」 と言いながら名簿を開き、死亡の印をつけてない名前をチェックしてゆく。 郭嘉、夏候淵、夏侯惇、許[ネ`者]、司馬懿、曹仁、張遼、典韋。 孫堅様、呂蒙殿。 劉備、魏延、黄忠、諸葛亮、徐庶、張飛、馬超。 華雄、張角、そして呂布。 ざっと見ただけでもこれだけの名将がまだ健在である。 「ずいぶん大物が残ってるな…。やはり生き残るには運だけではなく実力も、言う事か。 ここからが本当の勝負のようだな…。面白い。」 口元を歪め、かすかに笑う周瑜。 そして名簿を閉じ、再び見張りを続けるのであった。 「そういやさっきの名簿に小喬の名前もあったな…。 どう考えても真っ先に死にそうに思ってたが少し見直してやらんといかんな…」 ≪江東からの使者/3名≫諸葛瑾(諸葛謹)[右足負傷]【ゲイラカイト、ブローニングハイパワー】 &周瑜【クレイモア、毒薬の小ビン、(デリンジャー)】&程普【肉切り包丁、10mロープ】 ※マターリ治療中
白い鳥が飛んでいた。 陳武がまさにお嬢様を殺めようとしたその時、 城壁下にいる陸遜と曹彰に狙いを絞っていた関興の影からユラリと蜃気楼が現れた。 その存在に気がついた関興が慌てて振り向くと、 蜃気楼の人差し指が、ぴたりと関興の額のあたりを指す。 それで関興は動けなくなった。 どんなに抵抗しても、指を動かすこともできず、矢を放すこともできない。 次にその蜃気楼がパチンと指を鳴らす。 すると関興は急激な睡魔に襲われ立っていることすらできなくなってしまった。 蜃気楼は静かに関興の弓を緩めさせ、矢を外させ、懸命に開いている眼をすっと右の手のひらで閉じさせる。 関興はまるで赤子のように眠りについた。 そして蜃気楼は城壁向こうの影を見据える。 中天の太陽がその蜃気楼の男の顔に当たる。 その眼はどこまでも透明で、吸い込まれそうなほど魅力的だった。 私とまるで違う・・・ 陳武は赤く燃えるような目でその男と対峙した。 (救世主は私だ・・・お前じゃない)
城壁下の陸遜と曹彰は状況を呑み込めずに困惑していた。 (動いていいのかな?) その時、メールが届く。 陸遜はその蜃気楼の男の左手に同じ携帯電話が握られているのを見逃さなかった。 (私、お嬢様、孟獲、袁紹、郭嘉(勘違い)、そして関興が携帯を持っている・・・ということは、あいつはまさか!?) メール着信音と共に受信が完了していた。 『人を救う道は言葉だけにあらず。我が名は張角』 (やっぱりーぃぃぃぃ!!!!) しかし、本当にあれは張角なのか? ヒゲ面の妖しいおっさんのイメージしかないのに、どうもヒゲすらない。 むしろホリの深い顔立ちと高い鼻が特徴的な美青年風だ。 (あれが張角?イケメンじゃん!) 今までにない張角像に違和感を感じずにはいられなかった。 が、城壁上ではそれどころではない。 @張角【携帯電話】 vs @陳武【ベレッタM11、懐中電灯、紙袋】 @関興[睡眠]【携帯電話、青竜刀、弓、矢17本】 @孫尚香[10歳程度の身長&気絶&捕縛ぶら下がり]【携帯電話、ポムポムプリンのぬいぐるみ】 ※催眠術にかかった @曹彰[左肩に矢]【狼牙棒、ダイバーズナイフ】 @陸遜【携帯電話、アーチェリーと矢、ワイヤー】 ※孫尚香救助に向います
荀[或〃]は厳政と対峙したその瞬間ためらいも無く厳政の額を撃ち抜いた。 だが厳政が薄れ行く意識の中最後に思ったことは、死の恐怖でも仲間への思いでもなく 自分が鬼ごっこの鬼のまま人生を終える事だけであった。 【厳政:死亡確認】 @荀[或〃][軽度火傷]【銃、謎の鍵、手作り木刀×1、血のり付き防弾チョッキ】 ※木刀五本は邪魔と判断したので荀[或〃]が四本を破棄
高沛「今、ガチャッって音が・・・」 馬岱「叔父上、行ってきて下さい。」 そちらのほうへ行ってみると案の定李[イ寉]が・・・。 李[イ寉]「! 馬騰!さっさとこれをはずして俺と勝負をしろ!」 馬騰「だからー。火をつけたのは漏れじゃないし・・・。」 李[イ寉]「御託はいい!さっさと勝負しろ!それとも西涼の民族は皆そうやって 敵から逃げることを教えるのか!」 その言葉を聞いて、馬騰は眼の色が変わった。 突然持っていた槍の柄の部分で李[イ寉]の頭を思いっきり殴った。 そのあまりの突然さと、当たったのが後頭部だったということもあり、 李[イ寉]は、白目をむいて気絶してしまった。 李[イ寉]が倒れたのを見ると、馬騰は「私を馬鹿にしても、西涼の民を馬鹿にするな!」 とだけ言って、宇宙服と木の棒を没収し、みんなを呼んだ。3分後に、彼を 長安の近くにおいてくることにした。「次に来たら容赦はしないですよ。貴殿は 憎しみを捨てて、愛に行きなさい。」という、馬騰の書いたメモといっしょに・・・。 〜馬岱、心の日記〜 なんか、李[イ寉]さんがここにきて、怒るだけ怒った上に、トラバサミに引っかかり、 後で見に行ったら気絶していました。やっぱり叔父上がやったのかなぁ。そのあと、 [广龍]徳さんが「どっかに捨てとけ。」と指示していました。「そりゃないだろ!」と思ったら 司馬懿さんが「そうしましょう」って・・・。李[イ寉]さんが死なないことを祈ります。 ≪蒙古の血/5名≫高沛【「自殺の仕方ベスト100」、木の棒】&馬騰【槍、宇宙服(未装着)】 &[广龍]徳【トラバサミ×2】&馬岱【懐中時計】 &司馬懿【袖籤 カラーひよこの羽 首輪 ワイヤー 虎バサミ】 ※まだ戸にバリケード、窓の下にトラバサミ3個を設置中 @李[イ寉](気絶、足にトラバサミで少し怪我)【なし】 ※長安付近に倒れています。近くに(無記名の)メモあり。
>>285 夢を、見ていた。
国を建てる夢を。人もいない、金も無い、無いない尽くしの状況。それでも知恵を絞り体を動かす事が楽しかった。
そこには未来があった。希望があった。そして、自由があった。首輪で繋がれている今に比べるとなんとすばらしい
事だろう。少なくとも他の命を殺すも生かすも、自分の意志でできる事だけでも。
「・・・それにしても武安国はなかろうよ・・・。わしにも相手を選ぶ権利を・・・」
「なんか言ったか。もう少しだから寝てろ」
陳宮を背負った呂布が言った。木々のある場所を選んで歩いていてもその歩調に乱れは無い。
木陰の向こう、家々の連なり―――地図で言えば襄陽か―――が見えてきた。
そもそもは陳宮が言い出した事だった。「足が欲しい」と。正確には砕かれた踵を保持する器具が欲しかった。
「そうでもせんとわしはただの役立たずじゃ」
後衛として狙撃を担当するにしろ、俊敏な行動はともかくある程度動けるようにならねばならない。
そこらの雑木を足にくくりつけるだけでは駄目だ。なんらか加工するにも手持ちの道具では細かい作業はやり辛い。
危険を覚悟で人里に下りて工具を探すとの提案に、呂布はそれほど考える時間をかけずに首を縦に振った。
彼自身の気質も座して待つより動く事の方がはるかに合っていたし、何よりここまでの長い休息に飽いていた。
そうして二人は荷物を整理し、洞窟を後にしたのだ。そのまま林伝いに移動する。
だが呂布は陳宮が予想もしなかった行動に出た。洞窟から程近い北方ではなく南へと足を向けたからだ。
「なんとなくだ」 そう空を見ながら呂布は言う。早めに作業をしたい陳宮は気が急くのを感じたが、一方でその判断を是ともしていた。 微かに聞こえてきた爆発音、地面に示された大勢が移動した跡。歴戦の武将である呂布はそれらを見て判断したのだ ろう。口下手ゆえ細かく説明する事が出来ないだけで。 ”第一背負われている身では何かと文句も言えんわな” 苦笑を口に浮かべると、驚いた事に顔をこちらに向け、呂布も笑っていた。ゲームが始まって以来始めて見る表情。 その瞬間、互いの胸の中に確かに何か共通したものが流れていた。それは以前ともに主従として曹操と相対した頃よ りも強い絆に思えた。 視線を外し、呂布がもう一度空を仰いだ。つられて陳宮も首を上に向ける。どこまでも青い空に一羽の白い鳥がくる くると舞っていたが、やがて南を指して飛んでいく。指し示された様に二人は歩みを始めた。 まだ気付かない。彼らの、街を挟んで反対側から別の参加者が近づいている事を。 その名を、諸葛亮と言う。 【アイテム整理】 ≪破滅の主従/2名≫呂布[銃創]【戟、青龍刀、日本刀、44オートマグ】 &陳宮[左踵損失]【出刃包丁、SOCOM mk23(ソコム)、ニューナンブ×12、鮫鞘の戒刀】 ※【麦、玉璽、金属バット、鍬】は洞窟に放置 @諸葛亮【自在警棒】
「う、う〜ん・・・」 気絶していた李[イ寉]が目を覚ました。辺り一面、焼け野原である。 「ここは・・長安か。でもなんで俺はこんな所にいるんだ?」 李[イ寉]は少しの間目を閉じて、今までにあったことを思い出す。 「そうか、馬騰にやられたのか… 罠だけじゃなく不意打ちとはなんて卑怯な奴だ。これだから田舎者は…」 もしこの言葉を先ほど馬騰の目の前で喋っていたら李[イ寉]の命は無かったかもしれない。 もっとも、今彼の言葉を聴いてるものなんかいるはずないので関係ないことであるが。 そしてここで李[イ寉]は体が軽い事に気がついた。 慌てて自分の体を見回す。 「命の次に大切な宇宙服が無い!!棒も無くなってやがる!! ついでに普通の服も無い!!」 そう、馬騰らに身包みを剥がされため、李[イ寉]は全裸なのであった。 それに気づくと慌てて周囲を見渡すとそこにあるのは妙な紙切れだけ。 一通り目を通すと李[イ寉]の中に怒りが再び込み上げてきた。 「身包み剥いでおいて愛だと?ふざけるな。第一、おまえに容赦してもらった覚えも無いわ。 今度こそあいつをぶち殺してやる…。 でもその前に服探さないとここから出れないな…。」 メモを即座に破り捨てると李[イ寉]は再び長安へと向かうのであった。 @李[イ寉](全裸、足に少し怪我)【なし】 ※焼け野原で服&武器探し
唐突に、張角の姿が視界から消えた。 それが陳武と張角の戦いの始まりであると、そこまでの理解が二人に できるはずも無かったが、この二人は期を見るのを誤るような凡将では ない。 「縄を───」 曹彰の言葉に陸遜は頷くと弓に矢を番えた。 上まで上るより、この方が圧倒的に早い。 陸遜の放った矢は過たず孫尚香をぶら下げていた縄を断ち、孫尚香の 身体は下で待ち受ける曹彰の腕の中に収まる。 「何者かに、襲われたのか?」 孫尚香を縛めていた縄を無造作にダイバーズナイフで断ち切り、駆け 寄ってきた陸遜に孫尚香を受け渡しながら、曹彰はずっと気になってい た問いを口にした。 誰かに襲われてああいう惨状になったのであれば、その相手には注意 が必要だろう。乗っていると分かっている相手に友好的に話し掛けると いうのは余りに危険である。 「襲ってきた者は……あの上の奴を除いて全員死んだ。後から来た者ま では分からぬ……」 「そうか。」 曹彰はそれを聞くと歩き出した。 動かなくなった関興の元に向かって。
「何処に、行くのだ?」 信じられない、といった様子の陸遜の問いが追いかけてくる。何処に 行くのかなど分かっているだろう、ただ信じられないだけだ。 それでも足は止めなかった。 さあ、問うぞ?お前らはなんのためにここにいる! 関興の問い、それが何のためであるのかは曹彰には分からなかった。 ただ自己正当化の理由が欲しかったのか、もしかしたら意味など無い のかもしれなかった。 それでも、それでもその問いに意味があるのだと、そう思いたかった。 何故、何のためにここにいるのか。 きっとそれはこの遊戯に参加させられてしまった者ならば一度は考え て、自らに問い掛けた問いだろうから。 「お前達は何をしている?」 関興の元に辿り着き、武装を解除しながら曹彰は陸遜に逆に問い掛け た。なぜ、孫尚香を取り戻して、ここを去っていかないのか。 「お前を───」 待っている。陸遜はそう言いかけて、やめた。 確かに協力はした、だから脱出も一緒に、と自然に考えた。しかし、 元々の信頼しあう仲ではない、成り行きという部分が大きかった。 それならば、今ここで離れた方がいいのかも知れない。 そう、今陸遜らの方に向き、関興に背を向けた曹彰の後ろで、ゆらり と関興が立ち上がるのを見なければ、陸遜は間違いなくそうしていただ ろう───
「後ろ───!」 陸遜が叫ぶよりも早く、関興は手から離れていた青竜刀に飛びついた。 曹彰も反応できないのか、邪魔をしようという動きはない。 関興は青竜刀の柄を掴み、そのまま曹彰をなぎ払う─── 陸遜にはそう見えた。 だが、次の瞬間に手から取り落としはしなかったものの関興の青竜刀 は狼牙棒で弾かれ、関興もまた後ろに飛んだ。 そうして、曹彰と関興、二人が向かい合う─── @張角【携帯電話】 vs @陳武【ベレッタM11、懐中電灯、紙袋】 *戦闘開始?多少距離が離れました。 @関興【青竜刀】 VS @曹彰[左肩に矢]【狼牙棒、ダイバーズナイフ】 *携帯電話、弓、矢17本は二人の足元に @陸遜【携帯電話、アーチェリーと矢、ワイヤー】 @孫尚香[10歳程度の身長&気絶]【携帯電話、ポムポムプリンのぬいぐるみ】
≪クラブの2≫の四人がひそかに後をつけているとも知らず、 諸葛亮はどこか浮世離れした滑るような足取りで歩き続ける。 「本当に感付いてないのか? 俺達をからかってるだけなんじゃねーのか?」 「あの御仁にわざわざ我らをからかう理由もないじゃろう」 「だったら単に鈍い奴ってことじゃねーか」 苗沢らはこそこそと話し合いながら、前を行く諸葛亮を追いかける。 ――あんなに自信たっぷりに歩いているところから見ると、何か目算があるのではないか。 そう考えた彼らは、諸葛亮を尾行することで意見が一致したのだ。 たとえ罠だったとしても、これだけ装備を固めた自分達が易々と倒されることはないだろうし、 いざとなればさっさと逃げ出せば良いだけのことだ。 やがて街中に差し掛かった四人は、彼方に信じられないほど巨大な影を目撃した。 「りょ、りょ、りょ、」 呂布だ〜っ! と叫びかけた苗沢の口を、慌てて秦慶童が塞ぐ。 脱兎の如く廃屋の影に隠れた彼らは、三国志における最高の武勇と知略を誇る者達が 遭遇する様を、息を呑んで見守った。 ≪破滅の主従/2名≫呂布[銃創]【戟、青龍刀、日本刀、44オートマグ】 &陳宮[左踵損失]【出刃包丁、SOCOM mk23(ソコム)、ニューナンブ×12、鮫鞘の戒刀】 ※諸葛亮にも≪クラブの2≫にもまだ気付いていません。 ≪クラブの2/4名≫苗沢【ガントレット、ソードオフ・ショットガン】 &秦慶童【名刺複数、投擲用ナイフ複数,ワースレイヤー(剣)】 &楊松【コイン入り靴下(即席ブラックジャック)黒星(中国製トカレフ)】 &楊柏【アームスコー40mm MGL、ハルバード、首輪】 ※呂布&諸葛亮の双方に気付いています。 @諸葛亮【自在警棒】 ※気付いているのかいないのか、よく判りません。
陳蘭は雷薄を見つけるべく方々を回っていた。 しかし手がかりが何も無いためになかなか見つけることが出来ずにいた。 厳顔(どうやら奴は誰かを探しているようじゃの…。 それにしても誰にも出会わんとはこやつ、わし以上に運が無いのかもしれんな… どれ、もうしばらく様子を見ることにするか) あくまで陳蘭に気づかれぬように慎重に尾行を続ける厳顔であった。 @厳顔【ベネリM3スーパー90】 ※陳蘭追跡中。まだまだ存在は気づかれてません。 @陳蘭【義手2個(必殺ロケットパンチができます)、木の盾(厚さ15cm。かなり丈夫だが動きがおそくなる)銀の槍、鉄兜、日記帳、放火魔セット一部】 ※雷薄捜索継続中。
荀[或〃]は禁止エリアの手前に立っていた。 厳政は首輪を外していた。 当然それに気づいた荀[或〃]は厳政のアイテムから当然のように謎の鍵を発見する。 それが首輪の解除キーだということは、すぐに判別できた。 厳政がいつから首輪を外しているのかわからないが、死亡者放送には名前は挙がっていなかった。 首輪の説明にはこうある。 ━━━━━【首輪】の説明━━━━━ ※参加者は全員、耐ショック・完全防水の、銀色の【首輪】を付けられています。 ※【首輪】には主催者用の、生存判定用高性能心電図・位置確認用発信機・爆殺用高性能爆薬が、 標準装備されています。 ※【首輪】は、不正に外ずそうとしたり、禁止エリアに侵入すると爆発し、参加者を死に導きます。 最後の死亡者放送から100レス超過以内に死亡者が無い場合、全員の首輪が爆発します。 (以上の首輪に関しての情報は、参加者にも公開されています。)
この首輪は不正に外そうとすれば爆発する。 ということはこれは不正ではないのだ。なぜなら鍵があった。これは不正ではなく、わざと混入された正規アイテムだということだ。ならば矛盾がある。 生死確認だ。 放送後に首輪を外した可能性もあるが、それ以前に外されたのならその時点で死亡となるはずだ。 しかし、放送はされていない。 ということは、どこかに首輪以外で判断できる目があるか、耳があるか……。 そもそも脱出不可能にさせるための強制力としての拘束具という、意味を失わせるのに意味があるのか? 首輪を外した人間が取る行動といえば、逃亡か主催者側への謀反……。 それを望んでいるということか? 荀[或〃]はじっと鍵を見つめると、自らの首輪にそれを差し込む。 我が身で体験せねば何もわかるまい。 荀[或〃]は冷たく凍る眼をしていた。 しかし、心の中にあるのはヒヨコのふわふわした愛らしい姿。 まだ堕ちるわけにはいかない。 確かめなければ。 こうして禁止エリア冀州の[業β]城へと踏み出した。 @荀[或〃][軽度火傷]【銃、謎の鍵、手作り木刀×1、防弾チョッキ、自分の首輪】
救助電波(?)をキャッチしたと、一行は南に歩いていた。 念入りにレーダーを確認していると前方に光点を捉える。 どうやらまっすぐこちらに来るようなので、とって返すことにした。 無駄な闘いはしてはならない。 あくまでも正義のためだ。 レーダーを確認し、迅速に撤退すると今度は後方、来た方から光点が。 ならばと東に逃げようとするとやはり光点。 もしかしてと確認すると西にも光点が出現した。 彼ら同様に禁止エリアの発動で大移動が展開されている中心に位置してしまったのだ。 今までそれらしいピンチもなかった彼らに訪れた大ピンチ!
≪打倒張譲軍事、正義の味方Wレンジャーと司令官/5名≫ 菅亥【防弾チョッキ(弓矢も防げる)、黄色い布10枚、日本刀、麻酔薬?】 &紀霊【飴水5リットル、火縄銃】&袁術【人物レーダー】 &楊弘【「5分でできる人さがし。」という本、「食べれる草や花」という本】 &[登β]艾【ズバットスーツ・ズバット説明書(おまけ)】 ※中心で隠れる場所などありません vs ≪坊ちゃんと軍師/2名≫袁尚【ディフェンダー45口径、ノートパソコン、 『電子ロック解除技術について』、血のり付き防弾チョッキ、防弾盾】 &沮授【マジック各色、手作り木刀、消音器付きライフル、兜】 ※北から出現 vs @張苞【トマホーク×5、さいたま弾】 ※西から出現 vs ≪三人の「泰」/3名≫陳泰【チェコ製Cz/M75(残弾数不明)】 &州泰【ミニモニ。テレフォン(おもちゃ)、日本刀】&曹泰【根性棒】 ※東から出現 vs ≪クラブの2/4名≫苗沢【ガントレット、ソードオフ・ショットガン】 &秦慶童【名刺複数、投擲用ナイフ複数,ワースレイヤー(剣)】 &楊松【コイン入り靴下(即席ブラックジャック)黒星(中国製トカレフ)】 &楊柏【アームスコー40mm MGL、ハルバード、首輪】 ※南から出現
李[イ寉]は焦土の中から武器や服になりそうなものを探していた。 しかし、見つかったのは片手鍋が一つのみ。 とても奴に対抗できるような武器には(当然服にも)なりそうな代物ではない。 「ちっ。しけてやがんなあ…。こんだけ熱い思いして収穫はこれだけとはな…。 …。 ん。熱い?そうだ。いい事を思いついたぞ。俺ってなんて頭良いんだろ」 その後、まだ火の残っている炭を片手鍋一杯に集める李[イ寉]であった。 無論全裸で。
数十分後。 (馬騰よ。俺は戻って来たぜ。お前がそういう卑怯な事をするんなら こっちだって何しても文句をいえないよな?) 再び≪蒙古の血/5名≫の隠れ家の近くにやってきた李[イ寉]。 前回トラバサミに引っ掛かったときとは逆方向から、気づかれぬように静かに小屋に近づいてゆく。 途中、何度かクシャミをしそうになってしまったが何とかこらえ、 裏の馬小屋の所まで辿り着くことはできた。 (お前も俺と同じ苦しみを味わえ…。自分の火で自分の城を失う苦しみをな…) 長安から持ってきた炭を馬小屋にばら撒く李[イ寉]。 その赤き光は枯れ草に拡がり、やがて馬小屋そのものが炎を上げるのであった。 ≪蒙古の血/5名≫高沛【「自殺の仕方ベスト100」、木の棒】&馬騰【槍、宇宙服(未装着)】 &[广龍]徳【トラバサミ×2】&馬岱【懐中時計】 &司馬懿【袖籤 カラーひよこの羽 首輪 ワイヤー 虎バサミ】 ※まだ戸にバリケード、窓の下にトラバサミ3個を設置中 ※馬小屋炎上中。このままだと母屋も燃えます @李[イ寉](全裸、足に少し怪我)【片手鍋】 ※狂ってます
クラブの2の一行は、諸葛亮と呂布らの接触を見守るために距離を取ろうとしていた。 その行動が、袁術一行のレーダーの圏内に入ってしまうことへ繋がったのである。 つまり、彼らの大接触が始まろうとしていたその時、 そのさらに南の街中では諸葛亮と呂布らが接触寸前であった。 そしてさらに吾彦が、袁術のレーダーの圏内に入ろうとしていた。 左手の軽傷から回復した彼は、数時間前に張苞を発見し尾行していたのである。
≪打倒張譲軍事、正義の味方Wレンジャーと司令官/5名≫ 菅亥【防弾チョッキ(弓矢も防げる)、黄色い布10枚、日本刀、麻酔薬?】 &紀霊【飴水5リットル、火縄銃】&袁術【人物レーダー】 &楊弘【「5分でできる人さがし。」という本、「食べれる草や花」という本】 &[登β]艾【ズバットスーツ・ズバット説明書(おまけ)】 ※中心で隠れる場所などありません vs ≪坊ちゃんと軍師/2名≫袁尚【ディフェンダー45口径、ノートパソコン、 『電子ロック解除技術について』、血のり付き防弾チョッキ、防弾盾】 &沮授【マジック各色、手作り木刀、消音器付きライフル、兜】 ※北から出現 vs @張苞【トマホーク×5、さいたま弾】 ※西から出現 vs ≪三人の「泰」/3名≫陳泰【チェコ製Cz/M75(残弾数不明)】 &州泰【ミニモニ。テレフォン(おもちゃ)、日本刀】&曹泰【根性棒】 ※東から出現 vs ≪クラブの2/4名≫苗沢【ガントレット、ソードオフ・ショットガン】 &秦慶童【名刺複数、投擲用ナイフ複数,ワースレイヤー(剣)】 &楊松【コイン入り靴下(即席ブラックジャック)黒星(中国製トカレフ)】 &楊柏【アームスコー40mm MGL、ハルバード、首輪】 ※南から出現 vs 吾彦【スーパーブラックホーク(リボルバー銃)、ボウガンの矢、 裁縫セット(反物・鋏・針・糸)】 ※さらに西から出現 この南方では街中で諸葛亮と呂布らが接触しようとしています。 大接触が行われれば、彼らも気付くことでしょう。
張苞「あれは丞相か・・・」 それに向こうからは見るからに強そうな男が来る。 ただ接触させても面白くないな・・・。 フフフ、これでその姿を多いに照らしてさしあげますよ。 轟音と供に諸葛亮の姿が照らされたのはその後の事であった。 @張苞【トマホーク×5】 ※さいたま弾を諸葛亮の頭上に発射しました。 そのまま逃走を開始。吾彦にはまだ気付いていません。 @諸葛亮【自在警棒】 ※さいたま弾に照らされ物凄く目立っています。 付近のチームに気付かれました。
「ん、あ、あれは!」張紹が叫ぶ。 けが人を求めて歩き回っていた六人の優しい中国人は、あるグループを発見した。 「父上!」 「ん、張紹の親ってことは、、、張飛?」 そこにいたのは、壮年の男と、妙齢の女性だった。 「あれは誰だ?お前の母か?」 「え、、、?知りませんけど。」 女性の絶対数が少ないこの世界ではあるが、誰一人として知らなかった。 「父上、誰ですかこの人。」 「俺もよく知らんのだが・・・。おいお前ら、ちょうどいいからこの女、引き取ってくれないか?」 さっき守ると言ったのはなんだったのか。 「女は苦手なんだよ。」 「たしかに、、、先生、どうします?」 「お前と交換するか?」 「俺は玄徳の兄貴を捜さにゃならんし。一人のほうがやりやすい。」 「別に一人増えても大丈夫だよな。みんな?」 首を縦に振る一同。 「で、姐さん、名前は?」 いつのまにか決まってしまったことに動揺する劉備。 「え、えええと、こ、胡姫、胡姫!」 適当に知った名前の女性の名前を言う無責任劉備。 「胡姫か。よし、これでついに看護婦が入った!よっしゃあ!!」 無茶苦茶嬉しそうだ。 「簡擁、ついにお前のアイテムが役に立つ時がきたぞ。。」 「おう。ついに・・。」 バッグの中身は、、、?
バッグの中身。それは一着の看護服だった。 「簡擁!」「虞翻!」満面の笑みを浮かべる男二人。 「あのー。これを・・・。」 「着てくれ。」二人の声がはもる。 「いやあ、やっぱり看護服を着た女性はいいな。」 「人類の生み出した文化の極みだな。」 着替え中に、お互いの心中を語る二人。 呆れている凌統と張飛。よくわからない雷薄。 「徐庶さん、、、。」 「人には、様々な趣味があるものだ。張紹君。」 しみじみ語り合う徐庶と張紹。 こういう時、人の性格は出るものだ。 そして数刻後。 徐庶のインスタントカメラで記念撮影をする一同だった。 「看護婦さんの隣は俺が。」 「いや、俺だ。」 (こいつらと一緒で、本当に大丈夫だろうか、、?)一抹の不安のよぎる劉備だった。 ≪六人の優しい中国人≫ 劉備新規参入によりチーム名変更 ≪六人の優しい中国人+看護婦/7名≫ 凌統[傷は支障ない程度に回復]【鉈、レミントンM700】】 &簡擁【柳葉刀】&虞翻【簡易救急セット、酒、鍋、ガスバーナー】 &張紹【ダーツセット(的付き)12本、鎖(着用中 素早さ−1)、鍬の先(着用中)】 &雷薄[5歳児]【なし】&徐庶【インスタントカメラ、九環刀】&劉備劉備[女性]【ハリセン(鉄板入り)、白羽扇(使いこなせばビームが可能)防弾仕様看護服(着用中)】 @ 張飛 ピンユニット化【槍、蛇矛】 「防弾仕様?」 「このバトロワでは戦う看護婦が美しい!」
陳武は嫉妬していた。その容姿とカリスマ性に。 そして恐怖していた。その眼と神秘性に。 張角は携帯電話しか持っていない。 絶対的に優位にあるのは自分なのに、イラだってしかたがなかった。 目の前にいるのに、涼しい顔で白い鳥が弧を描くのを眺めている。 私を無視したその余裕な姿にもイラだっていた。 (救世主がどちらか・・・バケの皮を剥してやる) 陳武はベレッタを突き付け、命乞いをさせるつもりだった。 「人を救うためにはどうしたらいいと思いますか?」 張角が唐突に質問する。 陳武は慌てた。(人を救う?何を言ってるんだ?) 「私が殺してやるのさ。そうすれば救われる。苦しまずに済む」 慌てたわりにはちゃんと言えたと思う。 「なるほど。そういう言い方もありますか。それも道理。有りですね」 本当に感心した顔で言われるのもムカツク。 陳武はすぐさま逆に説う。 「貴様はどうやって人を救うって言うんだ?」 「私がいれば救われる。いるだけで救われるのさ」 しれっと真面目な顔で言いきる張角に陳武はブチ切れた。 「じゃあ私も救ってみろ!」
叫ぶと陳武はベレッタを撃とうとしていた。 その時、張角がおもむろに携帯電話の光る画面を陳武に見せ、 「これを見なさい」とまるで耳元でやさしく吹き込むように囁く。 その淡く緑色に光るバックライトの画面を左右に振ると、 陳武は自分の意思とは反して、銃を撃つことができなくなっていた。 ゆっくり近づく張角に吐く罵倒する言葉すら出ない。 ぴたりと鼻先数センチまで近づいていく。 見てはいけないと思っても、その深く吸い込まれる眼に贖えない。 今度は本当に耳元で囁かれる。 「自分が一番救われると思うことをなさい…………あなたは美しい」 陳武は一人城壁に立っている。 私はこの黄色い肌と赤い目でトカゲと蔑まれた。 コンプレックスの塊だった。 ―――私は美しい 救われる方法はわかっていた。 紙袋を頭から取り、それを放る。 ベレッタを頭に運ぶ。 「あなたがいれば救われる……ならば、私はいてはならない」 そして渇いた音が響いた。 【陳武:死亡確認】 @張角【携帯電話】
≪打倒張譲軍事、正義の味方Wレンジャーと司令官/5名≫ 菅亥【防弾チョッキ(弓矢も防げる)、黄色い布10枚、日本刀、麻酔薬?】 &紀霊【飴水5リットル、火縄銃】&袁術【人物レーダー】 &楊弘【「5分でできる人さがし。」という本、「食べれる草や花」という本】 &[登β]艾【ズバットスーツ・ズバット説明書(おまけ)】 ≪蒙古の血/5名≫高沛【「自殺の仕方ベスト100」、木の棒】&馬騰【槍、宇宙服(未装着)】 &[广龍]徳【トラバサミ×2】&馬岱【懐中時計】 &司馬懿【袖籤 カラーひよこの羽 首輪 ワイヤー 虎バサミ】 ≪クラブの2/4名≫苗沢【ガントレット、ソードオフ・ショットガン】 &秦慶童【名刺複数、投擲用ナイフ複数,ワースレイヤー(剣)】 &楊松【コイン入り靴下(即席ブラックジャック)黒星(中国製トカレフ)】 &楊柏【アームスコー40mm MGL、ハルバード、首輪】 ≪三本刀/3名≫徐盛【ニンジャブレード、短刀、デザートイーグル、ジッポ、鉄鞭】 &華雄【七星剣、手裏剣×12、食料、ダウジングロッド、キャリコ110、 防弾チョッキ、毒吹き矢】 &孫堅【吹毛剣、煙管、蝦蟇の油、グルカナイフ、S&W/チーフスペシャル38口径、 L96A1(スナイパーライフル)、防弾チョッキ】 ≪破滅の主従/2名≫呂布[銃創]【戟、青龍刀、日本刀、44オートマグ】 &陳宮[左踵損失]【出刃包丁、SOCOM mk23(ソコム)、ニューナンブ×12、鮫鞘の戒刀】 ≪喜べ!心配、泣く!交換、叫べ!交渉/3名≫ 審配【ハリセン(普通の紙)】&高幹【漫才の基本】 &高昇(腕に怪我)【ホワイトボードとマジック、手作り木のやり】 ≪二銃士/2名≫馬超【鉄槍、マシンガン】&陳羣【銃、さいたま弾×2】 ――――――――――――――〔7・24名〕
≪見た目農民一揆/2名≫袁譚【ハンマー、千枚通し、防弾チョッキ】&郭図【鋤、鍬】 ≪曹仁君と張遼君と郭嘉君/3名≫ 曹仁【携帯電話、グロッグ17、イングラムM11(弾残りわずか)、スペツナズナイフ】 &張遼【戟、ベレッタ92F(弾残りわずか)、短剣、飛刀】 &郭嘉【サバイバルナイフ、SPAS12(残弾少し)、遠隔C4×2、小型双眼鏡、食用植物各種、薬草】 ≪死者へと送る/2名≫曹性【銀の弓(銀の矢13・木の矢18)、ヴァイオリン】 &審栄(記憶喪失)【放火魔セット、木の盾(厚さ15センチ。かなり丈夫だが動きがおそくなる)、 銀の槍、指揮棒】 ≪バランス2/2名≫曹休[腹部、腿 腕被弾(止血済)]【直刀、ニューナンブ、迷彩服(着用】 &糜竺【ロケットペンダント、食料一週間分×3、飛刀×3、スコーピオンマン(マシンピストル)】 ≪三人の「泰」/3名≫陳泰【チェコ製Cz/M75(残弾数不明)、直刀】 &州泰【ミニモニ。テレフォン(おもちゃ)、日本刀】&曹泰【根性棒】 ≪坊ちゃんと軍師/2名≫袁尚【ディフェンダー45口径、ノートパソコン、 『電子ロック解除技術について』、血のり付き防弾チョッキ、防弾盾】 &沮授【マジック各色、手作り木刀、消音器付きライフル、兜】 ≪妹者とわたし/2名≫向朗【写真集『辻加護』(大喬と小喬のサイン付き)】 &小喬【S&W M59オート、CDウォークマン+アルバム「DEEP RIVER」】 ――――――――――――――〔7・16名〕
≪魏将軍団/6名≫夏侯惇【サブマシンガン(弾切れ)、山刀、グロック17】 &夏候淵[軽度火傷]【ライフル(弾切れ)、ボウガン、三叉槍】 &満寵[重傷]【バタフライナイフ、ボウガン、キンチョール(残り僅か)、大刀】 &典韋[軽度火傷]【八十斤の双戟】&于禁[顔面溶解]【九鉤刀、ナタ、ショットガン、スタンガン】 &大喬[気絶捕虜]【毒針(隠し持ってます)】 ≪孫家血筋を求めて/2名≫ 韓当【ディフェンダー(剣)、折畳式自転車】&顧雍【ラージシールド、血のり付き手作り木の鎧】 ≪江東からの使者/3名≫諸葛瑾(諸葛謹)[右足負傷]【ゲイラカイト、ブローニングハイパワー】 &周瑜【クレイモア、毒薬の小ビン、(デリンジャー)】&程普【肉切り包丁、10mロープ】 ≪六人の優しい中国人+看護婦/7名≫ 凌統[傷は支障ない程度に回復]【鉈、レミントンM700】】 &簡擁【柳葉刀】&虞翻【簡易救急セット、酒、鍋、ガスバーナー】 &張紹【ダーツセット(的付き)12本、鎖(着用中 素早さ−1)、鍬の先(着用中)】 &雷薄[5歳児]【なし】&徐庶【インスタントカメラ、九環刀】 &劉備[女性]【ハリセン(鉄板入り)、白羽扇(使いこなせばビームが可能) 防弾仕様看護服(着用中)】 ――――――――――――――〔4・18名〕〔計:18・58名〕
@袁紹[気絶]【携帯電話】 @関索【なし】 @関興【青竜刀】 @許[ネ`者]【ナイフ】 @魏延【画鋲、バタフライナイフ、お手製棍棒、凧糸】 @厳顔【ベネリM3スーパー90】 @黄忠【弓】 @吾彦[左手軽傷]【スーパーブラックホーク(リボルバー銃)、ボウガンの矢、 裁縫セット(反物・鋏・針・糸)】 @朱然【????、薙刀、ハルバード、麻痺毒吹き矢】@諸葛亮【自在警棒】 @諸葛誕[気絶]【鍬】 @曹熊【Cz75】 @曹彰[左肩に矢]【狼牙棒、ダイバーズナイフ】 @孫尚香[10歳程度の身長&気絶&捕縛ぶら下がり]【携帯電話、ポムポムプリンのぬいぐるみ】 @陳蘭【義手2個(必殺ロケットパンチができます)、 木の盾(厚さ15cm。かなり丈夫だが動きがおそくなる)銀の槍、鉄兜、日記帳、放火魔セット一部】 @張燕【クロスボウ(矢×16)、弓(矢×26)、小型ナイフ、閃光弾×2、デリンジャー(隠し武器)、 アイスピック】 @張角【携帯電話、木の棒(杖)】 @ 張飛【槍、蛇矛】 @張苞【トマホーク×5】 @ケ芝[鼓膜破損]【なし】 @[广龍]統(ホウ統)【ワルサーPPK、アウトドア用ナイフ】 @李[イ寉](全裸、足に少し怪我)【片手鍋】 @呂蒙【ククリ刀、畳針、飛刀】 @陸遜【携帯電話、アーチェリーと矢、ワイヤー】 @荀[或〃][軽度火傷]【銃、謎の鍵、手作り木刀×1、防弾チョッキ、自分の首輪】 ――――――――――――――― ☆パーティの部 18パーティ・58名生存確認 ☆ピンユニットの部・24名が生存確認。1名が判定不能。 合計82(+1)名が生存確認。
(※ 以前の死亡者は、
>>167 参照。新規死亡者には「☆」印。 ※)
≪あ行≫15名(+0)
≪か行≫56名(+1)
甘寧 楽進 顔良 ☆厳政 兀突骨
≪さ行≫45名(+0)
沙摩柯 祝融 孫仲
≪た行≫48名(+1)
帯来洞主 朶思王 貂蝉 趙弘 ☆陳武 程遠志 田豊 杜遠
≪は行≫20名(+0)
馬元義 潘璋 文醜 木鹿大王
≪ま行≫3名(+0)
孟獲
≪や行≫4名(+0)
≪ら行≫29名(+0)
―――――――――――――――
■今回の死者:2名 ■計:220名死亡 ■全参加武将数:303名
■現禁止エリア:洛陽・幽州・涼州・揚州・交州・益州・冀州
高沛「ふー。やっぱり我が家は落ち着きますねー。変な人もいなくなったし・・・。」 馬岱「ええ。ところでなんか焦げ臭くありませんか?」 ふと馬岱が見てみると家の隣にあった馬小屋から火が! 馬岱「みなさん、火事です!!」 その言葉が発せられたときには、既に馬騰と[广龍]徳、そして司馬懿は 家から飛び出していた。馬岱と高沛も後に続く。 司馬懿が大体の目算を立て、[广龍]徳と馬岱がこれ以上被害を増やさないために 周りの草までもすべて燃え移りそうなものをどけた。風があまり強くなかったのと、火種がそんなに 大きくなかったこともあるだろう。迅速な行動により、水無しでも小屋に引火する ことは防がれた。数分後高沛が水を汲んできて言った。 「あれ、水いりませんでしたか?まあ備えあれば憂い無しですから、家に置いときます。 ところで、馬騰さんは?」 火事を見つけた後、馬騰は外に出てすぐ、長安のほうへ向かった。 そして、案の定もっと被害を増やそうと新しい炭を集めている李[イ寉]を見つけた。 馬騰「李[イ寉]!自分のしたことが分かってるのか!」 李[イ寉]「ああ。貴様がやったことをまねただけよ。命の次に大切な宇宙服までとりやがって。 お詫びに貴様の命をもらう!!」 そういうと、李[イ寉]は今まで集めた、まだ赤い炭を馬騰に向かって投げつけた。 馬騰は一歩下がってそれらを避けると、相手を諭すような声で言った。 馬騰「なあ。長安に火をつけたのは漏れたちじゃないし、漏れはあまり人を殺したくない。 没収したものは返すから、どこか他のところに行ってくれ。そして、 他の参加者達に『今必要なのは殺し合いじゃなく、愛だ』と説いて回ったらどうだ?」 李[イ寉]「ハハハ。おかしいことを言う奴だ。頭でも狂ったか?それとも、 また西涼の田舎者の御託か?負けるのが嫌なんだろ?え・・・? 君主がそんなんじゃ、民衆はもう糞以下だな。」 ・・・それが、李[イ寉]の最後の言葉となった。
馬騰の持っていた槍で一閃。なにぶん持ち物が片手鍋だけだったのは痛かった。 反応するまもなく李[イ寉]の首は胴体から離れていた。 馬騰「一度忠告したはずだぞ。二度と来るなと。そして、民を馬鹿にするなと。 ・・・かわいそうな奴だ。長安に火をつけた奴め、漏れは貴様を許さない! さて、李[イ寉]よ。お前の死は無駄にはしないぞ・・・。安らかに眠れ・・・。」 数十分後、小屋に馬騰が帰ってきた。馬騰の様子からみんなは察し、これ以上何も言わなかった。 ・・・沈黙を破ったのは馬騰だった。 馬騰「なあ。兄さん、炭もまだあるし、鍋を使って料理でもしようと思うんだ。 だから、みんな明日のご飯は豪勢になるぞー。」 どんよりしていたムードが、明るくなったようだった。 それからはいつも通り、馬岱が死亡者をメモし、[广龍]徳がトラバサミで捕まえた 鹿を一頭と兎を一頭持って帰ってきて、司馬懿は首輪について調べていた。 ただ、[广龍]徳だけはいつもと違う点に気づいていた。長安にお墓が立っていることに。 〜馬岱、心の日記〜 どうやら火事を起こしたのは李[イ寉]さんだったようです。叔父上が殺してしまったようですが・・・。 叔父上は悲しそうな目をしていたから、多分ゲームには乗っていないようなので、 それだけが唯一のほっとしたことでした。ところで、調味料も無いのに、どうやって おいしい料理を作る気なんだろう。叔父上の料理だから、食べたら大変なことになるんじゃ・・・。 とにかく、李[イ寉]さんの冥福を祈ります。 ≪蒙古の血/5名≫&馬騰【槍、片手鍋、炭少し(まだ熱い)】 &[广龍]徳【トラバサミ×2、宇宙服(未装着)】 &馬岱【懐中時計】&高沛【「自殺の仕方ベスト100」、木の棒】 &司馬懿【袖籤 カラーひよこの羽 首輪 ワイヤー 虎バサミ】 ※まだ戸にバリケード、窓にトラバサミ×3を設置。 【李[イ寉]:死亡確認】
「あの隻眼の戦士は夏侯惇。その横にいるのは夏候淵で、女性を担いでいるのは典韋です。 どうやら、魏の者たちですね。なかなか強力な集団です。しかし現在は怪我をしている者もいるようですが。」 徐盛は報告する。 「ふん。あとあと残しておくとやっかいだな。今のうちに潰しておくか。どう思う?」 華雄が孫堅に尋ねる。 「……文嚮。初陣だ。しくじるなよ。」 (あの女はおそらく伯符の嫁だな。すると息子達はあの集団に殺されたのかもしれぬな。) ≪魏将軍団/6名≫夏侯惇【サブマシンガン(弾切れ)、山刀、グロック17】 &夏候淵[軽度火傷]【ライフル(弾切れ)、ボウガン、三叉槍】 &満寵[重傷]【バタフライナイフ、ボウガン、キンチョール(残り僅か)、大刀】 &典韋[軽度火傷]【八十斤の双戟】&于禁[顔面溶解]【九鉤刀、ナタ、ショットガン、スタンガン】 &大喬[気絶捕虜]【毒針(隠し持ってます)】 VS ≪三本刀/3名≫徐盛【ニンジャブレード、短刀、デザートイーグル、ジッポ、鉄鞭】 &華雄【七星剣、手裏剣×12、食料、ダウジングロッド、キャリコ110、 防弾チョッキ、毒吹き矢】 &孫堅【吹毛剣、煙管、蝦蟇の油、グルカナイフ、S&W/チーフスペシャル38口径、 L96A1(スナイパーライフル)、防弾チョッキ】 ※魏将軍団は三本刀に気付いていません。
朱然は甘寧と貂蝉の最期を報告した。 移動途中に孫尚香一行を見て、あとをつけていたのだという。 怖くて声がかけられずにいたら甘寧や貂蝉がその場に待機し、 2つに別れてしまったのでそちらに残った・・・そしてあの惨劇が起きたのだという。 「私は皆さんにそれを知らせようと思って」 朱然は上手く言えたと内心舌を出していた。 いくらなんでも呂蒙では相手が悪い。それに面倒は嫌いだ。 もっとスマートに勝ち進みたいしね。 周囲を確認すると、呂蒙のほかには気絶している袁紹以外誰もいない。 こんなにアイテムが転がっているのだ。 生き残るには利用せねばなるまい。 (うまく言いくるめて逃げるか、もしくは仲間になるフリでも・・・) 朱然は同じ呉下にいたことも含めて楽勝だと考えていた。 しかし、呂蒙は納得していなかったようだ。 「なぜお前はただ黙って見ていたのだ?」 雲行きが怪しくなった。 「なぜお前は見捨てた。なぜ助けようとしなかった」 (だって、あの人数と武装だぜ?わけわかんないこと言うなよな) 朱然はもちろん口に出さずに黙って聞いていたが、だんだん面倒くさくなっていた。 黙ってアイテムだけいただくつもりだったのに――― 仲間になるっていう手だってあっただろう――― 一応敬意を払って黙って聞いていたのに――― (あーあ、面倒くせー。殺しちゃおうかな)
もう一度呂蒙の武器を確認する。 (飛刀を気をつければ楽勝かな?なんせ俺には・・・) 朱然は懐の武器にそっと手を入れて確認する。 これさえあれば勝てるさ。 呂蒙は冷たい目でこちらを見ている。 (これだから頭が堅く無骨な奴は好きじゃないんだ) 懐のUSPを素早く呂蒙に向ける。 その時、いきなりあらぬ方向からけたたましい音が鳴る。 驚いてそちらに振り向くと孟獲のだった携帯電話が鳴っている。 (しまった!!!!) 慌てて振り向くとすでに呂蒙は距離を詰め、ククリ刀で銃を飛ばす。 そして鼻先にピタリと刀を据える。 「やるか?」 (やるわけないだろ?) 朱然は背後に飛び、隠し持っていた麻痺毒吹き矢を投げる。 しかし、あっさりそれも弾かれる。 ならばと、ハルバードを投げるかこれも同様。 最期に薙刀で斬りかかったが相手にもされず、ついには果てた。
「手助け感謝」 気絶していたはずの袁紹が携帯電話を握り、頷いている。 どうやら孟獲の携帯を鳴らしたのは袁紹だった。 (さて、今度は勝てるかな?) 呂蒙は頭をポリポリと掻きながら手持ちの武器を確認した。 安堵している袁紹は地平に3つの影を見つける。 【朱然:死亡確認】 @呂蒙【ククリ刀、H&K USP、畳針、飛刀】 @袁紹【携帯電話】 vs? ≪曹仁君と張遼君と郭嘉君/3名≫ 曹仁【携帯電話、グロッグ17、イングラムM11(弾残りわずか)、スペツナズナイフ】 &張遼【戟、ベレッタ92F(弾残りわずか)、短剣、飛刀】 &郭嘉【サバイバルナイフ、SPAS12(残弾少し)、遠隔C4×2、小型双眼鏡、食用植物各種、薬草】 ※携帯電話、大斧、火炎放射器、チャッカマン、ツルハシ、フライパン、薙刀、ハルバード、麻痺毒吹き矢は放置のまま
ちっ、変な色気出したせいでとんでもねー事に巻き込まれたみてーだな。 状況を整理するぞ、南に呂布と諸葛亮、更に後ろには変な弾を撃った奴。 あ、今変な格好をした奴([登β]艾)と目が合った。 で、変な弾のおかげで諸葛亮が目立ちまくり、そっちに視線がいってるせいで俺達も動きが取れねーときた。 ひょっとして俺達ピンチ? …って事は……問答無用だよなぁ
「楊柏、あの方向にぶち込め」 「はっはっは、任せたまえ」 次の瞬間、アームスコーから榴弾が飛び出しその辺一帯を満遍なく吹き飛ばす。 腕みてーなものも宙に舞っていたしこれで奴はお終いだろうぜ。 説明書によると六連発、ダブルアクションで多目的に使えるグレネードランチャーだそうだ。 「次はそっちに催涙弾。」 「はっはっは、君は人使いが荒いな」 いきなりの事に呆然としている変な奴に催涙弾を喰らわせてやる、これで多分無力化できた筈だ さ、て、とぉ! 「逃げるぞ手前等。」 「どうやってじゃ?」 「楊柏は適当に催涙弾と榴弾をばら撒いとけ、苗沢は正面の警戒、俺は左で楊松は右。」 「で〜どっちに逃げるんですか〜?」 「俺達は東に行くんだろ?」 こんな危険な武器持った奴に近付きたい奴は一人もいねー筈だからな、 正面は…苗沢のショットガンに期待するしかねーんだが。
【張苞 死亡確認】 トマホーク×5は放置 ≪打倒張譲軍事、正義の味方Wレンジャーと司令官/5名≫ 菅亥【防弾チョッキ(弓矢も防げる)、黄色い布10枚、日本刀、麻酔薬?】 &紀霊【飴水5リットル、火縄銃】&袁術【人物レーダー】 &楊弘【「5分でできる人さがし。」という本、「食べれる草や花」という本】 &[登β]艾【ズバットスーツ・ズバット説明書(おまけ)】 ※中心で隠れる場所などありません、催涙弾をくらいました vs ≪坊ちゃんと軍師/2名≫袁尚【ディフェンダー45口径、ノートパソコン、 『電子ロック解除技術について』、血のり付き防弾チョッキ、防弾盾】 &沮授【マジック各色、手作り木刀、消音器付きライフル、兜】 ※北から出現 vs ≪三人の「泰」/3名≫陳泰【チェコ製Cz/M75(残弾数不明)】 &州泰【ミニモニ。テレフォン(おもちゃ)、日本刀】&曹泰【根性棒】 ※東から出現 vs ≪クラブの2/4名≫苗沢【ガントレット、ソードオフ・ショットガン】 &秦慶童【名刺複数、投擲用ナイフ複数,ワースレイヤー(剣)】 &楊松【コイン入り靴下(即席ブラックジャック)黒星(中国製トカレフ)】 &楊柏【アームスコー40mm MGL、ハルバード、首輪】 ※南から出現、東に移動開始 vs 吾彦【スーパーブラックホーク(リボルバー銃)、ボウガンの矢、 裁縫セット(反物・鋏・針・糸)】 ※西から出現
@諸葛亮【自在警棒】 ※さいたま弾に照らされ物凄く目立っています。 付近のチームに気付かれました、北の騒ぎには多分気付いてます。 ≪破滅の主従/2名≫呂布[銃創]【戟、青龍刀、日本刀、44オートマグ】 &陳宮[左踵損失]【出刃包丁、SOCOM mk23(ソコム)、ニューナンブ×12、鮫鞘の戒刀】 ※諸葛亮に気付きました、北の騒ぎにも多分気付いてます。
魏将軍団、その士気は明らかに落ちていた。 ばたばたと戦友が死ぬ、そして自分たちの頭が死んだ。 魏を守るため、導くため、建てるために生きていた彼ら。 この閉じられた世界で曹操孟徳、彼の死は希望を失わせていた。 狂気に飲まれる、それが一番らくな道だった。 戦場なら華々しく散ることもできる。 戦場での死、それだけが妙に明るい未来に見えた。 夏侯惇、夏侯淵、典韋、満寵、于禁、それぞれ傷を負いつつも自分の武器を放そうとはしなかった。 それを握っていることが唯一生きている証に感じていた。 孫堅らが魏軍団を襲う期を伺っていると ヒュッ 後方からの投石、その向かう先は魏軍団だった。 突撃の体制をとろうとした徐盛と夏侯惇の目が合う。 隻眼、暗い目、その迫力に押された徐盛の少しの体の硬直、その期を逃さず夏侯惇はグロッグ を撃ち込む。孫堅はその挙動のすべてを見通しながら、折角の盾を使う前に殺されてはと、硬 直した徐盛を木の陰に引き込む。弾は当たらない。 さすがは魏の名将、他の者たちも夏侯惇の威嚇射撃の数秒で臨戦の体制を整えていた。
期を逸した。そう呟き孫堅は退却を選んだ。 華雄「あの目…。」 孫堅も同じことを感じたのかそれ以上何も言わず頷き会うだけだった。 投石の主、関索は魏軍団が3本刀に気がついたのを確認することもせずその身軽な脚でその場 から離れた。父を殺した者に、少なくても一矢報いることにはなったと思いながら。 ≪魏将軍団/6名≫夏侯惇【サブマシンガン(弾切れ)、山刀、グロック17】 &夏候淵[軽度火傷]【ライフル(弾切れ)、ボウガン、三叉槍】 &満寵[重傷]【バタフライナイフ、ボウガン、キンチョール(残り僅か)、大刀】 &典韋[軽度火傷]【八十斤の双戟】&于禁[顔面溶解]【九鉤刀、ナタ、ショットガン、スタンガン】 &大喬[気絶捕虜]【毒針(隠し持ってます)】 ≪三本刀/3名≫徐盛【ニンジャブレード、短刀、デザートイーグル、ジッポ、鉄鞭】 &華雄【七星剣、手裏剣×12、食料、ダウジングロッド、キャリコ110、 防弾チョッキ、毒吹き矢】 &孫堅【吹毛剣、煙管、蝦蟇の油、グルカナイフ、S&W/チーフスペシャル38口径、 L96A1(スナイパーライフル)、防弾チョッキ】 ※交戦回避 @関索【なし】
1/3 駄目だ・・・勝てぬ・・・・・・ 人材宝庫の魏で五将軍筆頭にまで、登りつめたと言われる張遼 演技でこそ活躍してないものの、正史ではその張遼をもしのぐと言われた曹仁 生前は曹操にもっともたよりにされていた。と言っても過言ではない軍師・郭嘉 自分も文・武ともに優れている事は、自他ともに認めるところであるが 逆にいえば、武のみに生きた男・智謀のみに生きた男には勝てないと言う事でもあった。 仲間の袁紹に関しても、一応名門の生まれとはいえ、この三人の前では 自分と同じ凡人と大して変わらない、そのような事を袁紹・呂蒙は感じたのか あきらめて、呂蒙の判断に全てを任せる目をしていた。敵をそのまま見逃すわけに逝かない せめて自分の命と引き換えに、相手に少しでも痛手を与えようと銃を構え それに応じて曹仁も銃で対応しようとし、戦いが始まろうとした瞬間 突然張遼が、武器を全て地面に放り投げた。 これにはその場にいる全員が唖然とした。 曹仁「張遼殿!気は確かか!?」 張遼「袁紹殿に戦う意思が無く!郭嘉殿は戦いは不向き!ならば呂蒙殿と曹仁殿での一騎討ちで方をつけよ! 1対2で戦うなど言語道断!」 曹仁「・・・・・・そうだな・・・・・・」 曹仁「呂蒙殿!無礼を許されい!この曹仁と一騎打ちで決着をつけん!!!」
2/3 呂蒙は一瞬このやりとりが理解できなかった。この何でも有りの戦いで 敵意を持つ敵の前で、武器を捨てるやり方があるか? しかも魏将の戦い方ではないと言い出した。その間に撃たれる事など考えないのだろうか? だがどうでもいいことなのかもしれない、晩成は知将として生きたとはいえ純粋に力に 頼っていた頃の自分も、ああではなかったか?そう思うとこの目の前の強大な相手と 純粋に戦ってみたくなった。そう思うえば銃などはいらない。男と男の勝負にこんなものは 邪魔なだけだ。そう思い呂蒙は銃を捨て、ククリ刀を構えた それを見て呂蒙の気持ちを汲み取った曹仁も、張遼の捨てた戟を広い叫んだ 曹仁「呂蒙よ!獲物はそれでよいのか!」 呂蒙「それではお言葉に甘え、そこに落ちている薙刀と返させていただこう!」 そう言い落ちていた薙刀と、ククリ刀を交換し叫んだ 呂蒙「我がままを一つ聞いていただきたい!我敗れし時!!袁紹殿を頼む!!!」 曹仁「よかろう!」 呂蒙「では参る!!!!!」 前置きが長引いたわりに、勝負は一撃で終わった。 呂蒙「礼を言う!!!」 そう叫び呂蒙は倒れた、満足げな表情で死んでいた。その表情は このバトルロワイヤルの中で一番幸福な者の表情だったかもしれない。
。 3/3 袁紹は生きようと思った。 呂蒙のためにも生きようと思った。 呂蒙を倒した武将の行方を見るためにも生きようと思った。 それが何より呂蒙のためだとそう思った。 呂蒙の墓を作る事、三人の後についていく事を願った。 そして三人はそれを許し、墓を作りその場を去った。 【呂蒙:死亡確認】 ≪曹仁君と張遼君と郭嘉君と袁紹君/4名≫ 曹仁【携帯電話、グロッグ17、イングラムM11(弾残りわずか)、スペツナズナイフ、ハルバード】 &張遼【戟、ベレッタ92F(弾残りわずか)、短剣、飛刀】 &郭嘉【サバイバルナイフ、SPAS12(残弾少し)、遠隔C4×2、小型双眼鏡、食用植物各種、薬草、麻痺毒吹き矢】 &袁紹【携帯電話、H&K USP、畳針、飛刀、麻痺毒吹き矢、チャッカマン、火炎放射器】 ※携帯電話、ククリ刀、大斧、ツルハシ、フライパン、は放置 ※麻酔毒吹き矢は、袁紹・郭嘉で半分こ ※薙刀は呂蒙の墓にささってます。
さいたま弾には驚いたが、目前のグレネード掃射にはもっと驚いた。 だいたいあんな派手な事をして目立たない方がおかしい。 あんな危険な連中を生かしておくわけにはいかない。 見た所武器は強力そうだが、扱う人間はひ弱そうだ。 接近戦に持ちこめば勝算は十分になる。 陳泰は州泰と曹泰に目で合図すると距離を詰めていった。 ≪三人の「泰」/3名≫ 陳泰【チェコ製Cz/M75(残弾数不明)】&州泰【ミニモニ。テレフォン(おもちゃ)、日本刀】&曹泰【根性棒】 ※クラブの2/4名に接近戦をしかけました。 ≪クラブの2/4名≫ 苗沢【ガントレット、ソードオフ・ショットガン】&秦慶童【名刺複数、投擲用ナイフ複数,ワースレイヤー(剣)】 &楊松【コイン入り靴下(即席ブラックジャック)黒星(中国製トカレフ)】 &楊柏【アームスコー40mm MGL、ハルバード、首輪】
吾彦の目の前で張苞の体が弾け飛んだ。 尤も、目の前といってもそれなりの距離は取っていたが。 おそらく、奴ら(苗沢一行)にはまだ気付かれてはいまい。 それにしてもあれほどの殺傷力を持つ武器が存在するのか。 奇声をあげて飛んでいったあの弾… あれを撃ったがために張苞は自らを晒してこのザマだ。 しかし…お前らも、居場所を晒したんだ。 東へ向かうクラブの2は、もはや後ろ(西)には目を向けていなかった。 目の前に三人の泰が現れたからである。 吾彦は、彼らに見つかることなく、張苞のトマホークを拾うとすぐさま振りかぶる。 吾彦から放たれたトマホークは、その持ち主であった男の命を奪った楊柏へと一直線に向かった。 が、その回転による独特の音によって相手に気付かれることとなった。
「うぉっ!?」 楊柏は叫ぶとMGLを盾にしてそれを防ぐ。 トマホークは虚しく弾かれて宙を舞った。 「そっちかっ!」 吾彦へ向けて榴弾が放たれる――ことは無かった。 木っ端みじんになったのは楊柏だったからだ。 トマホークを受けたために、MGLの砲身が歪んでいたのである。 榴弾の暴発で、担いだMGLと共に楊柏は吹き飛んだ。 【楊柏:死亡確認】 アームスコー40mm MGLは粉々 ハルバード、首輪は放置 クラブの2は軽傷を負いました。 ≪三人の「泰」/3名≫ 陳泰【チェコ製Cz/M75(残弾数不明)】&州泰【ミニモニ。テレフォン(おもちゃ)、日本刀】&曹泰【根性棒】 ※クラブの2/4名に接近戦をしかけました。 vs ≪クラブの2/3名≫ 苗沢[軽傷]【ガントレット、ソードオフ・ショットガン】&秦慶童[軽傷]【名刺複数、投擲用ナイフ複数,ワースレイヤー(剣)】 &楊松[軽傷]【コイン入り靴下(即席ブラックジャック)黒星(中国製トカレフ)】 vs 吾彦【スーパーブラックホーク(リボルバー銃)、ボウガンの矢、 裁縫セット(反物・鋏・針・糸)トマホーク×4】 ※クラブの2一行に気付かれました。袁術のレーダーにも映りました。
――――――パチン 指を鳴らす合図で目が覚めた。 「どうやら嘘はついていないようです」 張角の誘導催眠から覚めた曹仁が改めて携帯電話を突き出す。 「気が晴れたか?俺らが来た時には呂蒙は死んでた」 視線の先には薙刀を胸に突き刺して死んでいる呂蒙がいた。 脇では孫尚香ちゃんが泣きじゃくっている。 「心を覗くようなことをしてすみませんでした」 陸遜は沈痛な表情で無礼を詫びた。 曹仁達だってその痛みはわかっている。 なぜ、ここに曹仁、張遼、郭嘉、陸遜、張角、そして孫尚香ちゃんがいるのか? なぜ呂蒙が死んでいるのか? 話は幾分か戻る。
曹彰が関興と何度も打ち合い、殴り合い、城壁上で死闘を繰り広げていた。 近くで渇いた銃声を聞いた時は全員に緊張が走ったが、すぐに戦闘は再開された。 孫尚香がその音でやっと気がついた頃、蜃気楼の男がいつのまにか陸遜の後ろに立っていた。 携帯電話を見せるだけでお互い理解した。 その場はただ2人の闘いを見守るしかないのだ。 手出し無用とも言われている。 何度か目の激突で関興の青竜刀は、横からの打撃で折れていまった。 勝負ありかと思われた。 しかし、関興は城壁端まで走りここからは見えない楼閣向こうへと飛び込む。 それを追う曹彰。 何度かの銃声。 そしてその影からはよろめきながら曹彰が現れ、城壁からその身を落とす。 あとからはベレッタを構える関興。 陳武のベレッタM11を得た関興の逆転勝利となった。 関興はそのままこちらに銃を向ける。 陸遜がアーチェリーに矢を番えるよりも早く狙いは定まったようだった。 その時、後ろから銃を構えた手がいくつも伸び、関興は蜂の巣に。 死の間際、関興は城壁ふちに踏ん張り、叫ぶ。 「さあ答えろ!貴様らはなぜここにいる!答えられぬだろう!お前らはその恐怖に目を逸らしているだけだ!」 関興はそのまま曹彰のあとを追い落ちていった。 陸遜らの後ろに現れた手こそ曹仁、郭嘉の2人。 城外で呂蒙と袁紹に会い、銃声を聞きこちらに急行したのだという。 呂蒙は袁紹の手当てと、見張り、そして死者の弔いで残っている。 死者として孫尚香らは放送されていないし、信じているという。
北方では大規模な戦闘が展開されているらしい。 先ほど以前見た光(さいたま弾)も上がっている。 警戒を怠ることはできないと張遼を残しここに来たのだ。 とりあえず合流しようと情報好感しながら来た道を戻る。 そして城門を出たところで呂蒙の死体を発見するのだ。 薙刀を胸に差し、その柄が天を指す。 周囲にはいるはずの袁紹の姿はなく、そして張遼が城壁の角を曲がってこちらに向ってくる。 張遼の両肩には関興と曹彰が。 こうして呂蒙殺人の犯人探しがはじまった。 すぐに曹仁達が疑われた。 しかし、当然犯人ならばこんなタルいことはしないと身の潔白を主張。 張遼は落下音(関興と曹彰)が聞こえたからそちらに様子を見に言ったと言う。 すべてを信じると、曹仁達が城門を入り、張遼が城壁向こうへ移動していた、このわずかな時間で殺されたことになる。 そして袁紹は行方不明に。 その時孫尚香ちゃんが呂蒙が携帯電話を持っていることに気づく。 携帯電話の新規メール文章のところに、彼は慣れない手つきでダイイングメッセージを残していた。 血だらけで打ったその携帯電話は孟獲の携帯だった。 そのメッセージとは・・・ 『生きろ』 孫尚香は何度も頷いて泣くしかなかった。
話は戻る。 落ちついた頃、自己紹介と今までの情報を交換した。 改めて甘寧達の最期を聞き涙した。死者も弔った。 そしてすぐに張角の催眠術が開始された。 曹仁達からの提案だった。疑われるのも面倒だということだ。 そして張角はひとつの仮説を話して聞かせた。 誰かが自分と同じように催眠術を使えれば簡単かもしれない、というものだ。 事実、携帯を持っている我々は予備催眠をかけられていた節がある。 時々入る謎のメール(広告だったり、ageとかsageとか関係ない文章など)がそれ。 何気ない文章の羅列で知らずのうちに脳の奥深くに催眠をかけている。 事実履歴を見ると、張角のものだと思われていた宗教勧誘メールは7人の誰でもないアドレスだった。 バトル当初曹仁に送られていたメールも同じアドレス。 ということは悪意があるにしろないにしろ、所持者をうまく操ろうとしていたということだ。 こんなことができる人間といえば・・・ とりあえず事実を知っている袁紹捜索と、生き残りを画策することにした。 全員張角に導入催眠を解いてもらい、携帯電話を分配。 チームを分けて捜索と生き残りを誓った。 なにかあった場合はメール。しかし、暗号を決めておいた。 誰が邪魔をするかわからないからだ。
準備はすぐに行われその場を去った。 張角はひとり光(さいたま弾)を見つめ考える。 あの光とて誘導催眠の一種。見れば夜の蛾の如く群れ集まって闘ってしまう。 催眠とは実は簡単な技術で可能なのだ。 左慈殿も確かこの力使えたはず。 あとは……諸葛亮……か? 張角は裏に潜む暗闇の存在を感じていた。 空には白い鳥が円を描き飛んでいる。 またひとりの武将の魂を乗せて・・・ 【関興、曹彰:死亡確認】 ≪孫尚香ちゃん/3名≫※チーム再結成 孫尚香[10歳程度の身長]【携帯電話、ベレッタM11、畳針、ポムポムプリンのぬいぐるみ】& 陸遜【携帯電話、ククリ刀、アーチェリーと矢、ワイヤー】 張角【携帯電話、飛刀、弓、矢17本、ダイバーズナイフ】 ≪曹仁君と張遼君と郭嘉君/3名≫ 曹仁【携帯電話、グロッグ17、イングラムM11(弾残りわずか)、スペツナズナイフ】 &張遼【携帯電話、戟、ベレッタ92F(弾残りわずか)、短剣、飛刀】 &郭嘉【携帯電話、サバイバルナイフ、SPAS12(残弾少し)、遠隔C4×2、小型双眼鏡、食用植物各種、薬草】 ※大斧、火炎放射器、チャッカマン、ツルハシ、フライパン、薙刀、ハルバード、狼牙棒は放置のまま
俺が好きな言葉は自尊心だ。 固執するもよし、捨てるもよし。 俺は自分の直感で動くのがモットーなんでね。 気分次第ってのはずいぶんシンプルでいいと思わないか? 諸葛亮はダメだと思ってたんだけどな。 でも面白い奴だぜ?あれは面白い。 さっきあいつに会っていろいろ話たんだけど、まあ、あれだ。 過去につまらないことでお互い気まずい思いをしたもんだ。 でも、今はすこぶる楽しいんだ。 それにしてもあいつはつまらない奴だった。 曹熊とか言ったっけ? 本当につまらない奴だった。 今さら人のためでもないだろ? 慣れない武器で俺に対したのが運のつきだ。 だから殺した。 なんかいろいろ言ってたけど忘れた。 で、騒がしい方に向ったらお前に会ったわけさ。 それで、まあ騙し討ちみたいな感じになったけど、こいつオモシロそうだから連れて行くわ。 その前にちょっと習った暗示をかけさせてもらうよ。 凧糸と画鋲で作ったやつだが、大丈夫だろう。 俺も諸葛亮にやってもらったし。なーに、お前もすぐにいい夢が見れるさ。 あいつに会い関わった奴はきっと最期までこの呪縛に捕らわれる。
ん?こいつ反抗しようってのか?
そうだな、理由が欲しいか?
ならば、袁紹本初よ。生きる理由をくれてやる。
こいつのために生きろ。お前が殺したようなものだ。
だから生きろ。呂蒙のためにな。
素敵な話をでっちあげてやろう。
お前の頭だけでそう思っておけ。
お前は罪人だ。
袁紹は魏延のあとについていく。
催眠をかけられた袁紹に抗うことはできなかった。
後ろには袁紹を守ろうと果てた呂蒙の死体・・・。
袁紹はこうして夢を見る。
都合のいい夢を見る。
私が殺したんじゃない。
私を守って死んだのだ。
そうだ、あの最期に現れた魏将達が犯人だ。
そうだ、そうに違いない。
私はまぬけにも人質になって撃たれて息を止められたとは考えたくもない。
私は悪くない。私ハ悪クナイ。ワタシハワルクナイ・・・
袁紹もまた深い闇に落ちていった・・・
そして袁紹は勝手な妄想(
>>330 )に思いを馳せる。
【曹熊:死亡確認】
※チーム結成
≪深い闇/2名≫
魏延【Cz75、画鋲、バタフライナイフ、お手製棍棒、凧糸】&
袁紹【携帯電話、H&K USP、麻痺毒吹き矢】
※こうして
>>330 へとつながる
遥か頭上で皓々と輝く三つの光球を、諸葛亮は硝子玉のように無感動な瞳で見上げていた。 (これで、三つ目か・・・) 陳羣が試射したのが一つ。 法正が誤って打ち上げたのが一つ。 そして、張苞が彼めがけて発射したのが一つ。 (残りは後二つ。五つ全てを正しく用いれば、このゲームに幕を引くことすら 可能だったかもしれないのに・・・愚かなことだ) 武将達はかつての生でそうであった如くに戦い、そして死ぬ。 だが、これは戦ではなく「ゲーム」だ。 気紛れな「マスター」は遊戯により趣向を添えるべく、数々の手掛かりをフィールドにばら撒いた。 その大部分は誰にも気づかれぬまま、戦塵の中に埋もれていく。 人々が鼻先に鍵をぶら下げられたまま、虚しく檻に体当たりを続ける様を、 どこかでほくそ笑みながら見ている者がいるのだろう。 諸葛亮の足元に、べしゃりと赤黒い塊が落下する。 それは、かつて共に中原を目指した同胞の成れの果てだった。 (陳羣、法正、張苞。「さいたま弾」を使用したのは、皆、我が君に縁ある者だ) ――偶然だろうか。或いは、これも「鍵」の一つなのだろうか。 そう考えながら、諸葛亮は静かに歩き出す。 張苞であったものを無造作に踏みにじり、迫り来る呂布主従に目もくれず―― @諸葛亮【自在警棒】 ※北に向かってゆっくり歩いています。 ≪破滅の主従/2名≫呂布[銃創]【戟、青龍刀、日本刀、44オートマグ】 &陳宮[左踵損失]【出刃包丁、SOCOM mk23(ソコム)、ニューナンブ×12、鮫鞘の戒刀】 ※警戒しながら諸葛亮の後をつけています。
沮授「はぁ。私達はいつまで彷徨えばいいのだろうか・・・。」 傍で泣き疲れながらも必死に沮授のあとをついて来ている袁尚を見ながら、 沮授は考えていた。 彼らが城から抜け出たあと、ひたすら北へ袁紹に会うために(まあ殿のことだから 自分の領地にいると思ったからだが)進んでいたのだが、生憎袁紹の姿はまったく見つからなかった。 それどころか、死亡者放送では残ったグループは高昇以外全滅だった。あの田豊までが 死んでしまうとは、城を包囲していた奴らはゲームに相当乗っていたに違いない。 あの人は仲間を殺す人ではないので、運良く高昇だけが逃げたんだな、と沮授は思った。 これ以上北に行っても仕方ないので、泣いている袁尚を連れて南下してきたら突然轟音がして、 その後銃火器の音がしたりと、どうやら南側も危ないらしい。 だから、なるべく音を立てないように、かつできる限りのスピードで、 戦場と思われるところを迂回してきたのだった。 沮授(ああ、こんなときに、殿・・・いや、もっと頼れて、坊ちゃんを支持してくれる、 審配殿や、殿の甥に当たる高幹殿がいたらなぁ。) 実際のところ、城に入ってきた中に二人とも入っていて、田豊たちは城外に出て 死んでしまったので、城にこもっていたほうが良かったのだが、そんなことを 沮授が知る由も無い。
目の前に、開けた土地が見えた。良く見ると、お城が見える。 そこには、6人ぐらい人がいた。沮授は「まだ誰かわかっていないから、 どうか大声だけは張り上げないでくださいね。」と言おうとした。言おうとはしたのだが、 一歩遅かった。 沮授「坊ちゃん、相手が・・・」 袁尚「おーい。僕は袁尚って言うんだけどー。だれか僕の父上知らないー?」 沮授(ああぁぁ。そんなこと言って、相手が殺す気だったらどうするんですかー! ・・・こうなったら、坊ちゃん一人では死なせませんよ。) 気を引き締める沮授なのであった。 ≪坊ちゃんと軍師/2名≫ 袁尚【ディフェンダー45口径、ノートパソコン、『電子ロック解除技術について』、 血のり付き防弾チョッキ、防弾盾】 &沮授【マジック各色、手作り木刀、消音器付きライフル、兜】 ※戦場からは迂回して逃げました。両チームとも発見しています。 ※戦う気はありませんが沮授は神経を尖らせています ≪孫尚香ちゃん/3名≫ 孫尚香[10歳程度の身長]【携帯電話、ベレッタM11、畳針、ポムポムプリンのぬいぐるみ】& 陸遜【携帯電話、ククリ刀、アーチェリーと矢、ワイヤー】 張角【携帯電話、飛刀、弓、矢17本、ダイバーズナイフ】 ≪曹仁君と張遼君と郭嘉君/3名≫ 曹仁【携帯電話、グロッグ17、イングラムM11(弾残りわずか)、スペツナズナイフ】 &張遼【携帯電話、戟、ベレッタ92F(弾残りわずか)、短剣、飛刀】 &郭嘉【携帯電話、サバイバルナイフ、SPAS12(残弾少し)、遠隔C4×2、小型双眼鏡、食用植物各種、薬草】 ※両チームとも袁尚たちを発見しています。
おお、楊柏よ、死んでしまうとは何事だ。 「仮にもわしの弟じゃぞ、もっと言い様は無いのかいっ!」 「ん〜そ〜ゆ〜事はちゃっかり首輪を握っている手を放してから言ってください。」 「何を呑気に喋ってる?この距離では銃は使え…」 「るんだよ、ボケ!」 一瞬のうちに苗沢から奪い取ったソード・オフが火を吹き知らない三人組をあっさり絶命させた。 ソードオフ・ショットガン、厳密にはソードオフデザインのショットガンと言うべきか? 要するにあれだ、ショットガンの長いパイプをカットしたやつだ。 その結果射程はやたら短くなったがより広範囲に散弾を撒き散らせる上に取り扱いも普通のより楽だったりする。 「警戒はもういい!走れ!」 三人組のアイテムは惜しいがこの場に留まってもいられねぇ、斧を投げた奴は知らねーだろうが近くに呂布もいるしな。 【陳泰、州泰、曹泰 死亡確認】 ※チーム、≪三人の泰≫消滅 ※アイテムはその場に放置 ≪クラブの2/3名≫ 苗沢[軽傷]【ガントレット】&秦慶童[軽傷]【名刺複数、投擲用ナイフ複数,ワースレイヤー(剣)ソードオフ・ショットガン】 &楊松[軽傷]【コイン入り靴下(即席ブラックジャック)黒星(中国製トカレフ)、首輪】 ※この場から逃走しました。 吾彦【スーパーブラックホーク(リボルバー銃)、ボウガンの矢、 裁縫セット(反物・鋏・針・糸)トマホーク×4】 ※袁術のレーダーに映りました。
そのあまりに見事な遁走ぶりに吾彦はあっけに取られた。 そして我に返れば、袁術一行は催涙弾の影響から回復しつつあり、 南からは先程さいたま弾に照らされて姿を露わにした諸葛亮が歩いてくる。 このままでは挟まれることになる。 こうしてはおれん―― Cz/M75を拾うと、彼もまた姿を消した。 吾彦【スーパーブラックホーク(リボルバー銃)、ボウガンの矢、 裁縫セット(反物・鋏・針・糸)、トマホーク×4、チェコ製Cz/M75(残弾数不明)】】 ※西から現れ東へ逃走しました。 ≪打倒張譲軍事、正義の味方Wレンジャーと司令官/5名≫ 菅亥【防弾チョッキ(弓矢も防げる)、黄色い布10枚、日本刀、麻酔薬?】 &紀霊【飴水5リットル、火縄銃】&袁術【人物レーダー】 &楊弘【「5分でできる人さがし。」という本、「食べれる草や花」という本】 &[登β]艾【ズバットスーツ・ズバット説明書(おまけ)】 ※中心で隠れる場所などありません、催涙弾から回復しつつあります。 @諸葛亮【自在警棒】 ※北に向かってゆっくり歩いています。 ≪破滅の主従/2名≫呂布[銃創]【戟、青龍刀、日本刀、44オートマグ】 &陳宮[左踵損失]【出刃包丁、SOCOM mk23(ソコム)、ニューナンブ×12、鮫鞘の戒刀】 ※警戒しながら諸葛亮の後をつけています。 ※ハルバード、ミニモニ。テレフォン(おもちゃ)、日本刀、根性棒が放置されています。
黄忠は汝南付近にいた。 感覚を取り戻すため、出来る限り誰とも会わないようにしながら鍛錬をしていたのも幸いだった。 「ようやく勘も戻ってきたわい・・・」 途中、戦場の跡で誰かが落としていったと思われる剣や矢も手に入れた。 「そろそろ動き出すとするか・・・」 名将と呼ばれた将達が次々と散っていく。まず付近の状況を知りたかった。 黄忠【弓、矢×30、鉄剣】 (戦闘感覚は全盛期の90%ほど) ※とりあえず周辺を探索。
袁術のレーダーには先ほどから目まぐるしく光点が現れては消え、消えては現れていた。 どうやらここは知らずのうちに戦場の中心となったようだ。 ヘタには動けない。 周囲にはいくつもの集団が闘っているのが見えている。 空に輝く光と音も不安をかき立てるだけだった。 南からひとり近づいてもくる。 どうするか決めないといけない。 「逃げるぞ!」 もうそれしかなかった。 光点がない方向は……北! いつのまにか北にいたはずの光点(袁尚たち)は中心を迂回して南に抜けたようだ。 今なら逃げられる! そう思ったが時期を逸した。 突然走りこんでこちらにくる幾つもの光。 魏将から逃げきった≪三本刀≫は止まる事もなく、袁術達をすり抜け、そして北へ去っていった。 あとには運悪く攻撃を受けた死体が転がるだけだった。 【楊弘、紀霊:死亡確認】 ≪打倒張譲軍事、正義の味方Wレンジャーと司令官/3名≫ 菅亥[軽傷]【防弾チョッキ(弓矢も防げる)、黄色い布10枚、日本刀、麻酔薬?】 &袁術[軽傷]【人物レーダー、火縄銃】&[登β]艾【ズバットスーツ・ズバット説明書(おまけ)】 ※怪我人多数 ※南から諸葛亮と≪破滅の主従≫接近 ≪三本刀/3名≫徐盛【ニンジャブレード、短刀、デザートイーグル、ジッポ、鉄鞭】 &華雄【七星剣、手裏剣×12、食料、ダウジングロッド、キャリコ110、 防弾チョッキ、毒吹き矢】 &孫堅【吹毛剣、煙管、蝦蟇の油、グルカナイフ、S&W/チーフスペシャル38口径、 L96A1(スナイパーライフル)、防弾チョッキ】 ※北へ離脱
「おーい。僕は袁尚って言うんだけどー。だれか僕の父上知らないー?」 袁尚の無邪気な呼びかけに一瞬、緊張が走った2チームだったが、相手が袁尚と知っても態度を硬化させたままだった。 なにぶん呂蒙殺害の容疑は袁紹にもかかっているのである。 その子供が今目の前にいるのは、都合が良過ぎるのだ。 しかし、いきなり殺すというのも違っている。 だから最終的にとった行動は「無視」だった。 2チームはお互い簡単な会話を交わし、そそくさとお互い離れていく。 あとには小さく「おーい・・・」と呼びかける坊ちゃんと軍師の2人だけ。 ポツーン・・・・ 袁尚「・・・あれ?」 沮授「行ってしまいましたね」 とりあえずアイテムがいっぱいあるのでそれを漁ることにした。 ≪坊ちゃんと軍師/2名≫ 袁尚【ディフェンダー45口径、ノートパソコン、『電子ロック解除技術について』、 血のり付き防弾チョッキ、防弾盾】 &沮授【マジック各色、手作り木刀、消音器付きライフル、兜】 ※置いてきぼりにされたので、アイテム拾いしようっと ≪孫尚香ちゃん/3名≫ 孫尚香[10歳程度の身長]【携帯電話、ベレッタM11、畳針、ポムポムプリンのぬいぐるみ】& 陸遜【携帯電話、ククリ刀、アーチェリーと矢、ワイヤー】 張角【携帯電話、飛刀、弓、矢17本、ダイバーズナイフ】 ※離脱 ≪曹仁君と張遼君と郭嘉君/3名≫ 曹仁【携帯電話、グロッグ17、イングラムM11(弾残りわずか)、スペツナズナイフ】 &張遼【携帯電話、戟、ベレッタ92F(弾残りわずか)、短剣、飛刀】 &郭嘉【携帯電話、サバイバルナイフ、SPAS12(残弾少し)、遠隔C4×2、小型双眼鏡、食用植物各種、薬草】 ※離脱
ギリリ、悔しさを噛み締める。 「糞、こんなものに頼るあまりに判断を誤ってしまった、最後ぐらいは・・・」 そういうと袁術はレーダーを岩に投げつけて、紀霊の持っていた水飴に目をやる。 「何を不思議そうな目で見ているのだまたあれか、お得意のデムパか!?今度 はかまってやらんぞ。」 それを聞くと管亥は目にじわっと涙を浮かべ、、、 「うああああん」 と、泣き去ってしまった。 「おまへはどうする!?ズバット!」 「………あでゅ〜」 [登β]艾はマントを翻し明日の方向へ走り去る。 「さて、今度は私だな」 そういうと水飴の缶を手に取る。 その一連の袁術の行動、諸葛亮は静かに見つめていた。 さすがの諸葛亮もその意図は図りかねた。 「メ”〜べメ〜」 手を前に出し、気色の悪い液体に支配されたようなその姿はゾンビを思わせた。 何を思ったか袁術は、水飴を自分の頭からかぶっていた、そして思い切り口に 流し込むと、その液体は彼の呼吸を封じようとしていた。 諸葛亮は目も合わさず彼の横を通り過ぎていく。 数分後。。。 彼の最後は幸せに包まれた。せめて死ぬ前には自分の大好物に包まれたいという思 いが叶ったのだから、、、 【袁術:死亡確認】人物レーダーは破壊されました。 ≪打倒張譲軍事、正義の味方Wレンジャーと司令官/≫消滅 ↓ピンユニットに @菅亥[軽傷]【防弾チョッキ(弓矢も防げる)、黄色い布10枚、日本刀、麻酔薬?】 @[登β]艾【ズバットスーツ・ズバット説明書(おまけ)】
凄まじい殺気を感じる。爆音も聞こえた。銃、という武器のものだろう。 おそらく西に何里か行ったところでは、戦闘が行われているはずだ。 この城・・・。黄忠の目の前にそびえ立つ苑城にも、人の気配は感じる。 だが、おそらく自分が無傷で侵入するのは無理だろう。罠だらけのようだ。 待ち伏せされていたら勝ち目はない。 この戦い・・・判断を誤れば、死ぬ。いくつか傍観してきた戦場がそれを物語る。多少名の通った将でも例外はない。 蜀将同士でも殺し合っているはずだ。何人かの骸を見てきた。 「西・・・新野には、人が沢山居るはずじゃ・・・あるいは殿もおるやも知れん」 この狂った戦いを生き抜くのだ。主催者側の意図、情報も知りたい。そのためには、武器も要る。信頼できる仲間も欲しい。 場合によっては・・・戦う。今の自分なら、遠距離の一対一なら苦戦はすまい。 新野と苑の間の街道を見下ろせる位置の高台に、身を潜めた。自分が登ってきた場所以外は、登れそうもない。 「ここなら先制攻撃は絶対されん・・・さて、仲間となりそうな骨のある奴はいるかの・・・」 そう言うと気配を断ち、狙撃手の顔になった。 黄忠【弓、矢×30、鉄剣】 ※隙のない狙撃体勢。蜀将なら様子見。その他は状況によって矢を射つか判断する。
「はぁ。知らない顔だらけでしたけど、1,2人ぐらい曹操陣営の人がいましたね。 去ってくれたのはうれしいことです。身の危険が減ったわけですから。 でも、いまだに二人だと少し心配ですね・・・。」 そんなことを言いながら、お城に入ってみると、周りには死体の山が。 沮授「やっぱりあの人たちが殺したんでしょうか・・・。 坊ちゃん。どうします?埋葬してあげませんか?」 袁尚「うん・・・。」 それから二人で手分けしてつるはしで穴を掘り、「顔良達も弔ってやりたかった。」と いうことで死体といっしょに手作り木刀を埋めたあと、二人はとりあえずお祈りをした。 お祈りのあと、ひとしきりアイテムを取捨選択して、袁尚が「狼牙棒が振り回せない」ことで ひとしきり文句を言った後、袁尚たちは前々から気になっていた ノートパソコンと「電子ロック解除技術について」について話し始めた・・・。 ≪坊ちゃんと軍師/2名≫ 袁尚【ディフェンダー45口径、ノートパソコン、『電子ロック解除技術について』、 血のり付き防弾チョッキ、防弾盾、薙刀、チャッカマン】 &沮授【マジック各色、火炎放射器、消音器付きライフル、兜、ハルバード】 ※ただいま『電子ロック解除技術について』、解読中。 ※大斧、ツルハシ(かなり消耗)、フライパン、狼牙棒はお墓にさしてあります。
戦場から辛くも脱出した≪クラブの2≫ 達は、深い森の中へと逃げ込んだ。 鼓膜を破らんばかりの轟音、断末魔の絶叫――しかし、それらよりも耳について離れないのが 「さいたまさいたまさいたま〜!」という甲高い笑い声だった。 襤褸屑のように、案山子のように、次々と死んで行く武将達を嘲笑う声。 頭の中でわんわんと反響する声から逃げようとするかのように、三人は走り続ける。 不意に、先頭を走っていた苗沢がもんどりうって倒れた。 勢い付いた楊松はそのまま彼にぶつかって地面に転がる。 慌てて立ち止まろうとした秦慶童も、下生えの中に巧妙に張り巡らされていたロープに 足を取られてひっくり返った。 (――罠だ!) 遅まきながら秦慶童が悟った瞬間、ブローニングハイパワーの銃弾は 既に彼の脳漿を吹き飛ばしていた。 みるみる狭まる視界の中で、木から飛び降りた二人の武将が苗沢と楊松の首を刎ねる。 やっと五月蝿い耳鳴りが止んだ――それが、最期の記憶だった。
「ふふふ…この美周郎にかかれば、彼らの逃走経路を割り出すなど造作ないこと」 周瑜は楊松の血を刀から振り払い、勝ち誇った口調で言葉を続けた。 「所詮、醜悪な存在は美しき者に敵わない。不変の真理ですな」 (…よくもまあ抜け抜けと…) 内心呆れながら、諸葛瑾はそろそろと木から降りてくる。 弟に傷付けられた足は、適切な治療が功を奏して、移動には不自由ないほどまでに 回復していた。 城から逃走した諸葛亮の行方を追い掛けているうちに、またしても例の「さいたま〜」が始まった。 今度こそ機を逃すまいと駆けつけた三人は、少し離れたこの森に罠を張り、獲物がかかるのを 待ち構えていたのだ。 宛城のトラップは結局不発に終わったが、今回の罠はそれを補って有り余るほどの成果を もたらしてくれた。 「こやつら、思ったより良い武器を持っていましたぞ」 ≪クラブの2≫ の死体を調べていた程普が、顔を上げて報告する。 「これだけの装備を集めるには、どれほど多くの武将を血祭りに上げてきたのやら…」 長い顔に憂わしげな表情を作り、諸葛瑾が呟く。 「今更善人のふりなどしても無駄ですよ、子瑜殿」 周瑜は形の良い唇を歪めながら吐き捨てた。 「……彼らが必死にかき集めたものを、汗一つかかずに手に入れる。 これが利口なやり方と言うものです」 【苗沢、秦慶童、楊松:死亡確認】 ※≪クラブの2≫消滅 ≪江東からの使者/3名≫諸葛瑾(諸葛謹)[右足負傷]【ゲイラカイト、ブローニングハイパワー、投擲用ナイフ複数】 &周瑜【クレイモア、毒薬の小ビン、ソードオフ・ショットガン、(デリンジャー)】 &程普【肉切り包丁、黒星(中国製トカレフ)、ワースレイヤー(剣)、ガントレット】 ※コイン入り靴下(即席ブラックジャック)、名刺複数、10mロープ(罠として使用済)は放置
新野と苑の間の街道を、新野方面から歩いてくる2人の姿。 「あれは文長?」 (いや……違うのか?) 姿形は魏延そのものなのだが、その実まるで違う雰囲気を感じ取っていた。 まるでハーメルンの笛吹きに操られるように後ろに黙々とついて行く袁紹がいる。 (矢を射るべきか?) その時、魏延はクルリとこちらを見て、銃を撃つフリをした。 ちょっと笑っているようにも見える。 その後は何事もなかったかのように、再び苑へ歩きだす。 (ワシもまだまだか) 黄忠は今いる高台を降り、2人を追跡することにした。 しかも堂々と隠れることもせず。 (なに、どうせ隠れても無駄なんだろう) ≪深い闇/2名≫ 魏延【Cz75、画鋲、バタフライナイフ、お手製棍棒、凧糸】& 袁紹【携帯電話、H&K USP、麻痺毒吹き矢】 ※苑へ向かいました 黄忠【弓、矢×30、鉄剣】 ※堂々と追跡
≪孫尚香ちゃん≫も≪曹仁君と張遼君と郭嘉君≫もとりあえず南を二手に別れて捜索していた。 携帯電話でのメールに袁紹はまったく応答してこない。 位置がわからない今、北で大戦闘が繰り広げられているのであれば、南へ向うかもとそちらを選択した。 あの城郭が荊州北部新野ならば、それより南―――――― 荊州中央部へと歩を進めることにして進んでいくのだった。 きっとこの先に袁紹がいると信じて! しかーし! まるっきり反対方向だぞ袁紹は! ≪孫尚香ちゃん/3名≫ 孫尚香[10歳程度の身長]【携帯電話、ベレッタM11、畳針、ポムポムプリンのぬいぐるみ】& 陸遜【携帯電話、ククリ刀、アーチェリーと矢、ワイヤー】 張角【携帯電話、飛刀、弓、矢17本、ダイバーズナイフ】 ※≪曹仁君と張遼君と郭嘉君≫とは別行動 ≪曹仁君と張遼君と郭嘉君/3名≫ 曹仁【携帯電話、グロッグ17、イングラムM11(弾残りわずか)、スペツナズナイフ】 &張遼【携帯電話、戟、ベレッタ92F(弾残りわずか)、短剣、飛刀】 &郭嘉【携帯電話、サバイバルナイフ、SPAS12(残弾少し)、遠隔C4×2、小型双眼鏡、食用植物各種、薬草】 ※≪孫尚香ちゃん≫とは別行動
魏将軍団は大き目の家にて傷の手当てをしていた。どうやら富豪の持ち家らしい。 それぞれの傷の応急手当が終わり、これからの対策を話し合おうと、 夏侯惇が入り口の見張りをしている典韋以外のメンバー全員を集めて回った。 しかし、于禁の姿が見当たらない。満寵の話によると、于禁はナタを持ち捕虜の女を抱えて屋敷の何処へと消えたらしい。 夏侯惇は思い出していた。手当てしている最中、于禁はずっと何やらぶつくさ呟いていたことを。 『殺しさえしなければ捕虜をどうしようがこっちの勝手だが・・・。会議の内容は于禁には後で報告するか。』 夏侯惇・夏候淵・満寵の3人はこれからの対策を話し合う。とその時。 「ギャーーーーーーーーーーーーーーー」という悲鳴が響き渡たった。 だがそれは、女のものではなく、野太い男の悲鳴だった。 3人は会議どころでなくなり、悲鳴の上がった方向へ急ぐ。途中で典韋と合流し、とある部屋の前に到着した。 中から于禁のものと思われるうめき声が聞こえる。 夏侯惇はグロック17を、夏候淵はショットガンを構え、部屋に入る。 中にいたのは── 下半身丸出しの于禁だけだった。近くに血のついたナタがあるが、捕虜の女はいない。 于禁は股間から血を流し、白目を剥き、口から泡を吹いてうめいている。 「いてえよお。いてえよお。」 満寵が夏侯惇に耳打ちする。 「どうやら毒を差し込まれたようです。おそらく股間の傷口からでしょう。」 夏侯惇は窓から外を見る。捕虜の女が左腕を抑えながら走っていくのがみえる。 夏侯惇はグロッグを一瞬構えたが、この状況で銃声を響かせるのは得策ではないと思いすぐさま構えを解く。 依然、于禁は「いてえよお。」と繰り返すばかり。そんな彼の状態をみていた満寵が夏侯惇と目線を合わせると、 満寵は静かに首を横に振った。夏侯惇は側に落ちていたナタを拾い上げると于禁の首に当てこう呟いた。 「今、楽にしてやる。」
大喬は左腕をおさえながら逃げながら、さっきのことを思い出していた。 于禁に担がれてどこかへ移動している途中ですでに気絶から回復していたのだが、 相手がナタを持っていたこともあり、直ぐに抵抗してもどうにもならないと思い、気絶しているフリをしていた。 やがて大喬は屋敷の一室に運ばされた。そして、ここで何をされるかを理解した。 大喬は一瞬の隙を狙おうと、隠し持っていた毒針に手をかけて、そっと背中に隠す。 于禁には気づかれなかったようだ。(それは、顔面溶解による于禁の視界が狭かったことと、于禁自身の油断に他ならなかったが。) やがて、于禁は下半身を丸出しにして、大喬を脱がせ始めた。 大喬が嫌な思いをしていたが、薄目をあけるとちょうど目の前に于禁の膨れ上がったモノがあった。 瞬間、背中に隠し持っていた毒針で袋の方を刺す! 「ギャーーーーーーーーーーーーーーー」という悲鳴が響き渡たった。 大喬は素早く身を起こし窓の方へ逃げようとするが、暴れた于禁の振り回したナタで左腕を切りつけられてしまう。 痛みをこらえ、窓から外に飛び出して逃げたのだった。 屋敷が見えなくなり、自分の左腕を見てみる。血は出ているが、傷は深くないようだ。 『とりあえず、傷が癒えるまで大人しくしてないといけないか・・・。』 【于禁:死亡確認】 ≪魏将軍団/4名≫夏侯惇【ナタ、山刀、グロック17】 &夏候淵[軽度火傷]【ショットガン、ボウガン、三叉槍】 &満寵[重傷]【バタフライナイフ、九鉤刀、ボウガン、大刀】 &典韋[軽度火傷]【スタンガン、八十斤の双戟】 ※傷は手当て済み ※サブマシンガン(弾切れ)、ライフル(弾切れ)、キンチョール(残り僅か)は破棄 ↓ピンユニットに @大喬[軽傷]【毒針】
香の匂いがする。 人が居るのであろうか?しかしここは禁止エリア内、ありえないはずである、 そして・・・・・・ ピーピー !?!!!ひよこたん!! ドアの向こうから声がする、警戒もなくただ猛然とドアを開け進む。 西洋式のドアノブに知の結晶を見出だすこともせず、 やたらそこに辿り着くまでにあるドアの数々を開け、進む。進む。 ああ煩わしい、どれだけ進めば辿り着けるのだ、あいかわらずひよこタンの声は聞こえるというのに。 少しでも早く、前へ。ザックも放り投げ、ついには銃をも手放し進む。 なぜ、なぜだ、開けても開けてもそこにはひよこタンは居ない。 ふと振り返ると自分の開いた開けっ放しのドアが連々と続いていた、入り口はもう見えない。 自分が分けのわからない空間に足を立てて居ることに、急に不安に駆られた。 とうとうそこにしゃがみこんでしまうと、その部屋はただ四角い真っ白な部屋になってしまった。 もう、帰るドアもなくなった。声も聞こえない。 何も無い恐怖、荀イクはもう身を震わせることしかできない。 膝と膝に顔を挟んでうずくまる、すべてを拒絶するかのようにその体制を取る。 そして恐怖な耐えること数分、また、声が聞こえてきた。 ふと顔を上げるとその部屋には窓ができていた、その向こうには青いきれいな世界。 窓に、白いものがとまっている。 「ジュンイクサン、ボクハココマデオオキクナッタヨ?」 荀イクは震える手でそれに触ろうとする。 しかし、鳥はそれをかわすように窓から飛び立ってしまった。 そこで荀イクの意識は暗転する。
気がつくとそこはただ殺風景な城の中だった。 幻だろうか??もうそこにはドアも無い。ただあるのは、、、 「ひよこたん、、、白い羽に生え変わったんだね。」 ひよこたんがいた証、その羽を持って荀イクは涙した。 私はひよこタンのように成長しているのだろうか?自問しながらそれでも気分は晴れていた。 あのひよこタン、曹操様の声だったなぁ。。。? @荀[或〃]【銃、謎の鍵、手作り木刀×1、防弾チョッキ、自分の首輪】
諸葛亮と呂布主従が北へと去ってから数刻後。
かつて戦場であったその場所には、もの悲しいヴァイオリンの調べが流れていた。
モーツァルトのレクイエム――夭折した天才音楽家が自らの死を予期して作ったと言い伝えられている曲。
水飴に塗れて息絶えた袁術なら「朕に相応しい葬送じゃ」と喜んだろうか。
その死に顔は不思議に安らかだった。
曹性はヴァイオリンを操りながら、
「結局、前回の演奏のとき(
>>197 )には、『レイクエム』じゃなくて『レクイエム』だよって言えなかった…」
などと回想に耽っていた。
もしかしたら、審栄は未だに『レイクエム』だと勘違いしているのだろうか?
次第に深まる夕暮れの中、レクイエムは静かに流れ続ける……
≪死者へと送る/2名≫
曹性【銀の弓(銀の矢13・木の矢18)、ヴァイオリン】
審栄(記憶喪失)【放火魔セット、木の盾(厚さ15センチ。かなり丈夫だが動きがおそくなる)、銀の槍、指揮棒】
※日没が近いようです
「さて、どうするかな………」 先ほど拾った日本刀を握りしめながら、関索は黙考していた。 思ったより軽い。自分の素早さを殺すことはまず無いだろう。 その時、「ギャーーーーーーーーーーーーーーー」という悲鳴が響き渡る。 そして逃げていく女。魏将を仕留めて逃げ出したのだろうか。 「なかなか手際が良いじゃないか…奴らはこれで4人だな…だが…」 相手は飛び道具持ち。しかも手練ればかりだ。自分がかなう相手ではない。このまま様子を見続けるのも危険だろう。 「それじゃ、女を追うか」 手際よく武将を片付けた女に興味を持ったのだろうか。関索は屋敷の側から姿を消し、暗くなり始めた森の中に入っていった。
「しかし、一体あの武将は誰だったのだ?」 「わかりません。どこかで会ったことがあるような気がするのですが」 (あれは黄忠殿の鎧兜だった…。だが黄忠殿はあの武人より2周りは年長のはず。だがしかし顔立ちはどことなく…) 先日に出くわした武将。曹休と糜竺が臨戦態勢に入る前に、撤退してしまった。 「さて、もうすぐ陳留に着くぞ、糜竺」 食事を片付け、歩き出しながら曹休が言った。 「はい、曹休殿」 しかし陳留には先客がいるようだった。 「曹休殿、あれは…?たしか袁譚?」 ≪バランス2/2名≫曹休[腹部、腿 腕被弾(止血済、やや治癒)]【直刀、ニューナンブ、迷彩服(着用】 &糜竺【ロケットペンダント、食料一週間分×2、飛刀×3、スコーピオンマン(マシンピストル)】 vs ≪見た目農民一揆/2名≫袁譚【ハンマー、千枚通し、防弾チョッキ】&郭図【鋤、鍬】 ※お互いに気付いているようです。
≪蒙古の血/5名≫&馬騰【槍、片手鍋、炭少し(まだ熱い)】 &[广龍]徳【トラバサミ×2、宇宙服(未装着)】 &馬岱【懐中時計】&高沛【「自殺の仕方ベスト100」、木の棒】 &司馬懿【袖籤 カラーひよこの羽 首輪 ワイヤー 虎バサミ】 ≪三本刀/3名≫徐盛【ニンジャブレード、短刀、デザートイーグル、ジッポ、鉄鞭】 &華雄【七星剣、手裏剣×12、食料、ダウジングロッド、キャリコ110、 防弾チョッキ、毒吹き矢】 &孫堅【吹毛剣、煙管、蝦蟇の油、グルカナイフ、S&W/チーフスペシャル38口径、 L96A1(スナイパーライフル)、防弾チョッキ】 ≪破滅の主従/2名≫呂布[銃創]【戟、青龍刀、日本刀、44オートマグ】 &陳宮[左踵損失]【出刃包丁、SOCOM mk23(ソコム)、ニューナンブ×12、鮫鞘の戒刀】 ≪喜べ!心配、泣く!交換、叫べ!交渉/3名≫ 審配【ハリセン(普通の紙)】&高幹【漫才の基本】 &高昇(腕に怪我)【ホワイトボードとマジック、手作り木のやり】 ≪二銃士/2名≫馬超【鉄槍、マシンガン】&陳羣【銃、さいたま弾×2】 ≪見た目農民一揆/2名≫袁譚【ハンマー、千枚通し、防弾チョッキ】&郭図【鋤、鍬】 ≪曹仁君と張遼君と郭嘉君/3名≫ 曹仁【携帯電話、グロッグ17、イングラムM11(弾残りわずか)、スペツナズナイフ】 &張遼【携帯電話、戟、ベレッタ92F(弾残りわずか)、短剣、飛刀】 &郭嘉【携帯電話、サバイバルナイフ、SPAS12(残弾少し)、遠隔C4×2、 小型双眼鏡、食用植物各種、薬草】 ≪バランス2/2名≫曹休[腹部、腿 腕被弾(止血済)]【直刀、ニューナンブ、迷彩服(着用】 &糜竺【ロケットペンダント、食料一週間分×3、飛刀×3、スコーピオンマン(マシンピストル)】 ≪深い闇/2名≫魏延【Cz75、画鋲、バタフライナイフ、お手製棍棒、凧糸】& 袁紹【携帯電話、H&K USP、麻痺毒吹き矢】 ≪孫家血筋を求めて/2名≫ 韓当【ディフェンダー(剣)、折畳式自転車】&顧雍【ラージシールド、血のり付き手作り木の鎧】 ――――――――――――――〔10・26名〕
≪死者へと送る/2名≫曹性【銀の弓(銀の矢13・木の矢18)、ヴァイオリン】 &審栄(記憶喪失)【放火魔セット、木の盾(厚さ15センチ。かなり丈夫だが動きがおそくなる)、 銀の槍、指揮棒】 ≪坊ちゃんと軍師/2名≫ 袁尚【ディフェンダー45口径、ノートパソコン、『電子ロック解除技術について』、 血のり付き防弾チョッキ、防弾盾、薙刀、チャッカマン】 &沮授【マジック各色、火炎放射器、消音器付きライフル、兜、ハルバード】 ≪妹者とわたし/2名≫向朗【写真集『辻加護』(大喬と小喬のサイン付き)】 &小喬【S&W M59オート、CDウォークマン+アルバム「DEEP RIVER」】 ≪魏将軍団/4名≫夏侯惇【ナタ、山刀、グロック17】 &夏候淵[軽度火傷]【ショットガン、ボウガン、三叉槍】 &満寵[重傷]【バタフライナイフ、九鉤刀、ボウガン、大刀】 &典韋[軽度火傷]【スタンガン、八十斤の双戟】 ≪江東からの使者/3名≫ 諸葛瑾(諸葛謹)[右足負傷]【ゲイラカイト、ブローニングハイパワー、投擲用ナイフ複数】 &周瑜【クレイモア、毒薬の小ビン、ソードオフ・ショットガン、(デリンジャー)】 &程普【肉切り包丁、黒星(中国製トカレフ)、ワースレイヤー(剣)、ガントレット】 ≪六人の優しい中国人+看護婦/7名≫ 凌統[傷は支障ない程度に回復]【鉈、レミントンM700】】 &簡擁【柳葉刀】&虞翻【簡易救急セット、酒、鍋、ガスバーナー】 &張紹【ダーツセット(的付き)12本、鎖(着用中 素早さ−1)、鍬の先(着用中)】 &雷薄[5歳児]【なし】&徐庶【インスタントカメラ、九環刀】 &劉備[女性]【ハリセン(鉄板入り)、白羽扇(使いこなせばビームが可能) 防弾仕様看護服(着用中)】 ≪孫尚香ちゃん/3名≫ 孫尚香[10歳程度の身長]【携帯電話、ベレッタM11、畳針、ポムポムプリンのぬいぐるみ】& 陸遜【携帯電話、ククリ刀、アーチェリーと矢、ワイヤー】 張角【携帯電話、飛刀、弓、矢17本、ダイバーズナイフ】 ――――――――――――――〔7・23名〕〔計:17・49名〕
@大喬[軽傷]【毒針】 @関索【なし】 @菅亥[軽傷]【防弾チョッキ(弓矢も防げる)、黄色い布10枚、日本刀、麻酔薬?】 @許[ネ`者]【ナイフ】 @厳顔【ベネリM3スーパー90】 @黄忠【弓、矢×30、鉄剣】 @吾彦【スーパーブラックホーク(リボルバー銃)、ボウガンの矢、 裁縫セット(反物・鋏・針・糸) トマホーク×4】 @諸葛亮【自在警棒】 @諸葛誕[気絶]【鍬】 @陳蘭【義手2個(必殺ロケットパンチができます)、 木の盾(厚さ15cm。かなり丈夫だが動きがおそくなる)銀の槍、鉄兜、日記帳、放火魔セット一部】 @張燕【クロスボウ(矢×16)、弓(矢×26)、小型ナイフ、閃光弾×2、デリンジャー(隠し武器)、 アイスピック】 @張飛【槍、蛇矛】 @ケ芝[鼓膜破損]【なし】 @[登β]艾【ズバットスーツ・ズバット説明書(おまけ)】 @[广龍]統(ホウ統)【ワルサーPPK、アウトドア用ナイフ】 @荀[或〃]【銃、謎の鍵、手作り木刀×1、防弾チョッキ、自分の首輪】 ――――――――――――――― ☆パーティの部 17パーティ・49名生存確認 ☆ピンユニットの部・15名が生存確認。1名が判定不能。 合計63(+1)名が生存確認。
(※ 以前の死亡者は、
>>167 参照。新規死亡者には「☆」印。 ※)
≪あ行≫17名(+2)
☆袁術 ☆于禁
≪か行≫58名(+2)
甘寧 ☆関興 楽進 顔良 ☆紀霊 厳政 兀突骨
≪さ行≫51名(+6)
沙摩柯 ☆朱然 祝融 ☆州泰 ☆秦慶童 ☆曹彰 ☆曹熊 ☆曹泰 孫仲
≪た行≫50名(+2)
帯来洞主 朶思王 貂蝉 趙弘 陳武 ☆陳泰 ☆張苞 程遠志 田豊 杜遠
≪は行≫21名(+1)
馬元義 潘璋 ☆苗沢 文醜 木鹿大王
≪ま行≫3名(+0)
孟獲
≪や行≫7名(+3)
☆楊柏 ☆楊弘 ☆楊松
≪ら行≫31名(+2)
☆李[イ寉] ☆呂蒙
―――――――――――――――
■今回の死者:18名 ■計:238名死亡 ■全参加武将数:303名
きんこーん♪ きんこーん♪
張譲「あ。あ。
テステステス。
ふわぁ。夕方になるとさすがに冷え込みが厳しいですねぇ。
うふふふ。そろそろ踏ん切りもついてきたのか、順調に減って行ってくれているようで、
喜ばしい限りで〜す。
そんなみなさんの活躍に答えまして、新しい禁止エリアを発表しまーす。
次回の禁止エリアは……
雍州、青州、并州の一挙3エリアで〜す。
そろそろ暗くなってきますが、該当地域の君達は早く移動しなさいね。 うふふふふふ。」
きんこーん♪ きんこーん♪
■現禁止エリア:洛陽・幽州・涼州・揚州・交州・益州・冀州
※ 次の禁止エリアは雍州、青州、并州、禁止エリアは100レス後(
>>469 )に発動します。
今日も死亡放送を聞いている五人。平和の崩れる一時・・・。 馬騰「苗沢も死んだか・・・。」 一通り死亡者が放送されると、張譲の声が聞こえる。聞いていると、今度の禁止エリアは・・・ 馬岱「えっ。雍州!」 [广龍]徳「仕方ない。移動するぞゴルァ!」 馬騰「よし、ちょっと待っててくれ。[广龍]徳はついてきてくれ。」 10分後、彼らはこの狂った世界で愛する長安のためを思い犠牲者となった李[イ寉] の墓に宇宙服を立てて来た。遠目ではあたかも人が立ってるように見えるだろう。 馬騰曰く「あれがオトコのすばらしい死に様だ」だそうだ。 馬岱「次はどこ行きますか?」 馬騰「このまま南下して荊州ってことでどうだYO!1さん。」 司馬懿「そうだな。でも、荊州は人が集まりますよ?」 馬騰「人が集まる中央部、つまりは城に隠れて進入されないようにしたら無敵だから 移動のためにいるには最適、というわけじゃないかな。1さん?」 司馬懿「・・・あなたについていきますよ。」 高沛「じゃあ出発ですね。」
のこのことみんなが荊州へと足を進め、休憩している間に馬岱と司馬懿は話し合っていた。 馬岱「一回目と、今回。どうやら張譲はわれわれを監視できるみたいですね。」 司馬懿「確かに、話によるとこのグループは狙われているらしいな。」 馬岱「ところで、首輪については、何かわかりましたか?」 司馬懿「うーん。この首輪は精密な電気機器らしい。だから何かショートさせたり、 あるいはこちらから何か妨害できれば、もしかすると・・・。」 馬岱「うーむ。私には詳しいことは解かりません。何か書物でもあればいいのですがね。」 途中で手ごろな木の棒を拾った馬岱は、半ば諦めたような顔で言った。 「おーい。手ごろなお城があったYO!」「皆さん。もうすぐですよー。」 馬騰と高沛が偵察から戻ってきて言った。そしてみな再び歩き始めた。 〜馬岱、心の日記〜 司馬懿さんは「首輪」についてだいぶ解かってきているみたいです。 ・・・そういえば、司馬懿さんが魏陣営だってこと、まだ叔父上達は知らないのかなぁ。 司馬懿さんは遠慮して付いて来るって言ってくれたけど、叔父上達は遠慮なしだもんなぁ。 ・・・それにしても、絶対に僕ら主催者の嫌がらせによって動かされてますよ。 ≪蒙古の血/5名≫&馬騰【槍、片手鍋、炭(まだ熱い)】 &[广龍]徳【トラバサミ×5】 &馬岱【懐中時計、木の棒】&高沛【「自殺の仕方ベスト100」、木の棒】 &司馬懿【袖籤 カラーひよこの羽 首輪 ワイヤー 虎バサミ】 ※荊州北部へと移動中。袁尚のいるお城が近いです。
俺が医者の集団と別れてまた兄貴を探してたんだが、 放送があったあと、俺に話しかける人物がいたんだよ。 「張将軍、ご無事でしたか」とな。 学者っぽい奴で最初誰だか分からなかったんだが、 俺が「お前誰だっけ?」と聞くとそいつは、「向朗ですよー。」と名乗ったんだ。 まあ、正直言って同じ蜀将といってもあんまり喋ったことなかったし、 「( ´_ゝ`)フーン」ってとこだったが、とりあえず、俺は兄貴を見たか聞いてみたのさ。 したら、「いえ、見てないですね。」だとさ。まあ期待はしてなかったんだがな。 今度は向こうから「若い女性を見ませんでしたか?」と聞いてきた。 咄嗟に胡姫のことを思い出し、さっきまで一緒だったと答えたんだ。 そしたら、向朗は「おーい、出てきて大丈夫だよ。」と全然俺とは別の方向を見て呼びかけた。 俺が何だ?と思ってたら、呼びかけた方の岩陰からえらい別嬪さんが登場しやがった。 そのあとの向朗の台詞がおかしかった。その別嬪さんの顔を俺によくみせて、 「こんな顔してませんでしたか?」と聞いてきたんだ。 俺は混乱して、どういうことか聞くと、何でもその別嬪さんの姉を探しているとかで、 姉妹は顔が似ているとのこと。俺は迷った。似ているといえば似ているし、似てないといえば似ていない・・・ つまり微妙だったんだな、これが。
俺が正直に「わからねえが胡姫という名前だった。」と答えると、2人は不思議そうな顔をし、 小喬が(名前は後でわかったんだが)「えー、胡姫なんて名簿に載ってないよー。偽名なんだよー。」といい、 向朗が「でも、残っている女性って大喬・小喬・孫尚香しかいないですよ。」といったんだ。 それから俺たちは胡姫は誰かについて考えはじめたんだ。その結果、 ・大喬?(孫尚香は子供だと2人が知っていた) ・雲長の兄貴や周倉と一緒にいた女性?(2人の情報による) ・↑の人物は参加者が何らかのトラブルで女性化? とまあ、最終的には本人に会ってみた方が早いという結論になり、2人は医者達の居場所に向って 歩き始めたわけだ。そこで俺は考えた。もしその女性が大喬なら、まあいいだろう。 だが、元々は野郎だったら? 俺は野郎とやっちまったのか? (((;゚Д゚)))ガクガクブルブル 少し悩んだが、結局は俺も胡姫の正体が知りたくて2人についていくことにしたわけだ。 ≪胡姫の正体とは?/3名≫向朗【写真集『辻加護』(大喬と小喬のサイン付き)、連弩】 &小喬【S&W M59オート、CDウォークマン+アルバム「DEEP RIVER」】 &張飛【槍、蛇矛】 ※ピンユニット張飛吸収
陳蘭「よし。まだ生きてるな。絶対に探してやるから待っていろ、雷薄」 放送が終わるたびに安堵を浮かべる陳蘭。 そしてそれを追跡する黒い影。 荊州に人が集めっていたため、北部を中心に回っていた彼らは 不幸な事にここまで誰一人遭遇しなかった。 が、その徒労もここまでであった。 前方に人がいる。それも2人だ。 おまけにそんなに怖くはなさそうだ。 あの人たちなら雷薄の居所を知っているかもしれない。 そう思った陳蘭は脇目も振らずそちらに駆けつけるのであった。 その2人が他のグループと接触中とはつゆ知らず。 厳顔(むう、いきなり走り出しおって…なにか見つけたようじゃな。 こうなれば隠れてなんぞいられん。とにかくわしも行く事にしよう) ≪バランス2/2名≫曹休[腹部、腿 腕被弾(止血済、やや治癒)]【直刀、ニューナンブ、迷彩服(着用】 &糜竺【ロケットペンダント、食料一週間分×2、飛刀×3、スコーピオンマン(マシンピストル)】 vs? ≪見た目農民一揆/2名≫袁譚【ハンマー、千枚通し、防弾チョッキ】&郭図【鋤、鍬】 ※両チームとも全員に気付いているようです @陳蘭【義手2個(必殺ロケットパンチができます)、木の盾(厚さ15cm。かなり丈夫だが動きがおそくなる)銀の槍、鉄兜、日記帳、放火魔セット一部】 ※袁譚たちに向けて猛ダッシュ。≪バランス2≫には気づいてません 厳顔に気づいたかどうかは判りません @厳顔【ベネリM3スーパー90】 ※陳蘭を追いダッシュ。陳蘭以外には気づいてません
息子の名が死亡者として読み上げられるのを、陳羣は丈の高い草の間に蹲ったまま聞いていた。 (…泰の方が先に逝ったか…) 彼は暫し目を閉じ、我が子の冥福を祈る。 「……うふふふ。そろそろ踏ん切りもついてきたのか、 順調に減って行ってくれているようで、 喜ばしい限りで〜す。……」 張譲の楽しそうな声が続いている。 放送が終了した瞬間が決起の時。もはや感傷に浸る暇は無かった。 陳羣は目を開けて、手持ちの装備を確かめる。 銃には弾が込められている。 さいたま弾は火を点けるばかりになっている。 左手首にしっかりと巻かれた白い布の上から脈を計ってみる。 ひとつ…ふたつ…みっつ… 速まっても乱れてもいない。まだ、自分は冷静さを保っている。 三十まで数えたところで、放送終了の鐘が鳴った。 ――さあ、特攻の時間だ。
夕闇の中、次々と打ち上げられる光の球。 あたかも帝堯の時代、空に昇った十個の太陽のように、それらは眩い閃光を放って炸裂した。 「 さいたまさいたま! 」 「 さいたまさいたま! 」 「 さいたまさいたまさいたま! 」 「 さいたまさいたまさいたま! 」 「「さいたま〜!」」 二つ同時に発射されたさいたま弾の歓声は、互いに木霊し合い、四方数十里へと響き渡った。 突如起こった異変に、≪三本刀≫の三名が一斉に空を見上げる。 ――馬超が待っていたのは、その瞬間だった。 日没直後、目が未だ暗闇に慣れていないときに閃光弾を打ち上げて視覚を封じ、 彼らの耳が放送に集中している隙に「さいたま〜!」の大合唱で聴覚を麻痺させる。 そんな作戦がどこまで熟練の戦士達に通用するのか…… だが、もう余計なことを考える必要は無い。 戦場に現れた瞬間から、彼は復讐に燃える西涼の虎に戻っていた。 「冷苞の仇、覚悟――!」 叫ぶと同時に手元のマシンガンは火を吹いていた。 ぱらららら…という独特の音と共に、周囲の草が舞い上がる。 何発かは敵を掠めたようだが、さしてダメージを与えた様子も無い。 一瞬不意を衝かれた≪三本刀≫は、すぐさま武器を手に散開し、反撃を始めた。
≪二銃士/2名≫馬超【鉄槍、マシンガン】&陳羣【銃】 ※陳羣は付近に潜伏。≪三本刀≫に気付かれぬよう接近しようとしています。 VS ≪三本刀/3名≫徐盛[軽傷]【ニンジャブレード、短刀、デザートイーグル、ジッポ、鉄鞭】 &華雄【七星剣、手裏剣×12、食料、ダウジングロッド、キャリコ110、 防弾チョッキ、毒吹き矢】 &孫堅【吹毛剣、煙管、蝦蟇の油、グルカナイフ、S&W/チーフスペシャル38口径、 L96A1(スナイパーライフル)、防弾チョッキ】 ※その他、複数の人間が「さいたま弾」の打ち上げに気付きました。
「 さいたまさいたま! 」 「 さいたまさいたま! 」 「 さいたまさいたまさいたま! 」 「 さいたまさいたまさいたま! 」 「「さいたま〜!」」 「………あれは確か」 あれが出ると、激戦が決まって起こる。ずっと長沙で逃げ隠れてしていた自分には避けるべきものだ。 「せっかく助けてもらった命だからねぇ、大事にしないと。」 そう言うとホウ統は、司隷方面に向かった。 「次は荊州があぶないだろうからねぇ、逃げないとやられちまう」 ホウ統【ワルサーPPK、アウトドア用ナイフ】 ※荊州から司隷方面に向かっています。
「ちっ。そううまくは死んではくれないか。」 馬超は素早く木の陰に隠れると、再びマシンガンを乱射し始めた。 孫堅たちも素早くおのおのの銃火器を撃つが、この木がちょうどいい隠れ場所になって、 しかも薄暗くなってからの突然の「さいたま」で目が慣れていないので、そうそう簡単に場所は 解からなかった。華雄に至っては、まったく見当違いの方角を撃っている。 「その今無駄遣いしているキャリコで、お前は冷苞を・・・。 しかしさっきから孫堅の胸には被弾しているはずだが、苦しみもしない・・・。 ならば・・・頭を狙うまで!」 そう心の中で言うと、馬超は狙いを上のほうへと移した。 それによって運良く華雄の頭に被弾して、倒れた所までは良かったのだが、 何分高いところを銃弾が飛ぶのだ、手練の孫堅に銃弾の方向を見られ、 自分の居場所がばれてしまった。二人ともこちらに向かって近づきながら 銃を乱射している。 「まずい、このままでは死ぬ・・・」
そう思ったときだった。自分の正面、つまり孫堅達の背後から3〜4発の銃弾が。 それは後ろへと回って来た陳羣の銃弾だった。練習はしていなかったとはいえ、 息子の死亡を聞いてから、彼の神経は研ぎ澄まされていたように思える。 うち1発は孫堅の銃を持っていた右腕に被弾した。 「いまだ!」そう思った馬超は持っていた鉄槍を孫堅に向かって投げつけた。 思えば、この鉄槍は冷苞が最初に作ったものであった。しかし、孫堅はさすがに ずいぶん熟練された戦士だった。鉄槍を即座にかわした。そのお陰で鉄槍は やや後ろに立っていた徐盛のわき腹に突き刺さって落ちたのだが。 形勢が不利だと思ったのだろうか、それとももっと自分に有利な場所で戦おうと言うのか、 孫堅は、徐盛を盾にしながら森の奥へと消えていった。 「さて、俺たちも逃げないとまずいぞ。じきに人が集まってくるだろう。 残りの2人はゆっくりと追跡して、とりあえず隙をうかがおう。」そう言うと、 馬超は華雄の持ち物を奪って、二人で分け、もう一度華雄に鉄槍を刺して、 空を見上げて、「冷苞、とりあえず一人だ。」と言った。その後二人は孫堅達が 消えた方角へと消えていった。途中、お守りといって、馬超は陳羣に鉄槍を くれたのだが、その意味は陳羣には解からなかったという。 【華雄:死亡確認】 ≪二銃士/2名≫馬超【手裏剣×12、マシンガン、七星剣、防弾チョッキ、食料】 &陳羣【銃、キャリコ110、ダウジングロッド、毒吹き矢、鉄槍】 ※≪ニ本刀≫を追跡中 ※チーム名変更 ≪ニ本刀/2名≫徐盛[重傷]【ニンジャブレード、短刀、デザートイーグル、ジッポ、鉄鞭】 &孫堅[右腕被弾]【吹毛剣、煙管、蝦蟇の油、グルカナイフ、S&W/チーフスペシャル38口径、 L96A1(スナイパーライフル)、防弾チョッキ】
「さいたまさいたま! さいたまさいた…うきゅっ」 花火にあわせてぴょんぴょん飛び跳ねていた孫尚香を、いきなり張角が背後から抱きしめる。 「こら! うちのお嬢様に何て事を!!」 血相を変えた陸遜が詰め寄ると、張角は意外なほど厳しい口調で彼に命じた。 「命が惜しければ、貴殿も目を逸らすが良い」 張角は両袖でしっかりと尚香の目を覆いながら呟いた。 「あれは、不吉なものだ。見てはならない…」 ≪孫尚香ちゃん/3名≫ 孫尚香[10歳程度の身長]【携帯電話、ベレッタM11、畳針、ポムポムプリンのぬいぐるみ】& 陸遜【携帯電話、ククリ刀、アーチェリーと矢、ワイヤー】 張角【携帯電話、飛刀、弓、矢17本、ダイバーズナイフ】
日が完全に暮れれば冷え込みは激しくなる、今のうちに焚き木を集めなければならない。 劉備は自分にも何か、手伝えることはないかと徐庶の焚き木集めについてきたのだ。 一通り枝を集め「はぁ」と息を吐く 沈みゆく太陽を見つめながら、劉備は張飛のことで思案に沈んでいた。 張飛は玄徳の兄貴を探すと言って別れたが、探して再開するなど不可能なのだ。 自分が劉備なのだと説明しようとしても張飛は聞く耳を持たず 結局うやむやの内に別れてしまった。 (もう一度ちゃんと説明すれば解ってくれるかもしれない) 張飛を追いかけることに決心した劉備に 「そんなにボーっとして、どうかしましたか胡姫殿。」 適当な枝を集めてきた徐庶が、背後から声をかける 「あっいえ、ちょっと考え事が・・・。」 胡姫と呼ばれることに慣れてないため返事がワンテンポ遅れてしまう。 張飛を追いかける前に、このチームの皆に自分が劉備だということを説明しておこうと思い 徐庶の横に並んで話しかける 「皆さんに後で少し相談があるのですが。」 「相談ですか?火を皆で囲むときにでも言ってはどうです。」 「ええ、そうしますね。」 「そうするといい。それにしても重そうですな。」 劉備の抱えている焚き木に目をやり 「胡姫殿、私がお持ちしますよ。」 徐庶は劉備が抱えていた焚き木を、自分の焚き木と一緒に片腕に抱えた。 「そのぐらい自分で持てますから平気です。」 「女性に荷物を持たせるなんて、男のすることじゃない。」
笑いながら言う徐庶に、劉備は何か言おうとしたが、止めて代わりに 「ありがとうございます。」 と、微笑んで礼を述べた。 徐庶は、なんとなしに劉備を直視できなかった。 薄暗い視界の中で真っ白な看護服と、その微笑みは少し眩しかったのかもしれない。 「急いで帰りましょう、冷え込みがきつくなってきた。」 徐庶は、こそばゆい、照れ臭いような気持ちが顔に出ないよう気をつけながら すぐそこの集合場所へと戻った。 焚き木を集め火を起こし、それぞれが円を描く様に座っている。 徐庶が相談事とは?と劉備に聞いてきたので、劉備は思い切って打ち明けてみた。 「体は女ですが、元は男だったのです。」 ――――――!? 状況が解らない5歳児の雷薄を除き全員が驚き、黙っている。 焚き木のパチっとはぜる音がした。 「胡姫というのは成り行きで偽名にしてしまったのです、すまなかった。」 我に戻った凌統が徐庶を見ると徐庶は呆然と火を見据えていた。 (俺は野郎相手に・・・そんな、だって白い、眩しい微笑みが・・・) 徐庶の中で、こそばゆい、照れ臭いような気持ちが音を立てて崩れていく。 「・・・で、結局あなたは誰なんだ?」 元は男ということに、ややショックを引きずっている張紹が尋ねた。 「私は劉備玄徳です。」 思ったよりも、はっきりとした口調で告げる。 一同が驚きを通り越して押し黙るが、劉備の大振りの耳を見て、簡擁がつぶやく。 「そういやぁ、耳の辺りに玄さんの面影があるような・・・。」
「簡擁!解ってくれるのか!!」 嬉しそうな劉備を見て、簡擁は胡姫が劉備であることを確認した。 その場にいる者が、胡姫は劉備なのだと解するのに、時間はあまりかからなかった。 その後、張飛を追いかけたいと劉備が話したが 元は男だと言っても体は女性なので危険だと虞翻が言うと、徐庶が一緒に行くと言い出した この申し出に劉備は喜び、翌朝二人で追いかけることに決まった。 徐庶は思う (あのときは、不本意にも魏に留まったが今回はそうではない。 姿形は違えど劉備殿には違いないのだ。今度こそ必ず、守ってみせる。) ≪六人の優しい中国人+看護婦/7名≫ 劉備と徐庶が抜けてチーム名変更 ≪五人の優しい中国人≫ 凌統[傷は支障ない程度に回復]【鉈、レミントンM700】】 &簡擁【柳葉刀】&虞翻【簡易救急セット、酒、鍋、ガスバーナー】 &張紹【ダーツセット(的付き)12本、鎖(着用中 素早さ−1)、鍬の先(着用中)】 &雷薄[5歳児]【なし】 ≪君主と軍師≫※新ユニット結成 劉備[女性]【ハリセン(鉄板入り)、白羽扇(使いこなせばビームが可能) 防弾仕様看護服(着用中)】&徐庶【インスタントカメラ、九環刀】 ※張飛を追いかけます。
馬騰「あ゙ー。もうすぐお城だけど腹減ったYO!」 馬岱「お城に入るまで我慢してください父上!」 司馬懿「いや、万が一城内に誰か人が潜んでいた場合、中に入ってから食べると 途中で襲われるおそれがある。それよりは今食事を食べ、煙を立てることによって 周囲の気配を調べたほうが得策だ。もし誰か近くに潜んでいたら、きっと 出て来るに違いない。そのときを狙おう。全員、戦闘準備をしながら休憩!」 こうして、一行は小休止をとることにした。 「と、言うことで、」 馬騰「馬騰と!」 高沛「高沛の!」 二人「簡単お手軽クッキングー!」 馬岱「・・・。」 馬騰「栄えある第一回。今日は数時間前に捕ってきた鹿と兎、そしてそこらの薬草 を使って、野菜炒めを作ろうと思います。」 高沛「材料は鹿、兎それぞれ一頭と、各種薬草、さらにさっき道中で見つけた ハーブと川にあった岩塩を使用します。」 [广龍]徳「(よくそんなに材料見つけられたな・・・。)」 馬騰「作り方は簡単、すべてを手際よく混ぜ、炭火で炒めるだけ!もちろん、火の通りが 悪い順に入れて、最後に塩とハーブで味&香り付けします。」 高沛「やだなー義兄さん僕の仕事ないじゃないですか。」 司馬懿「(いつから義兄弟に・・・)」 馬騰「今回の注意点は最初にお肉の脂をとって、鍋に引いておくこと。 出ないと焦げて引っ付きますYO!あとは料理人の腕次第です。では・・・。」 そう言った時、既に野菜炒めは完成していた。
馬騰「一口目は1さんが・・・」 司馬懿「(ビクッとして)え・・・いや・・・。」 馬騰「・・・と言いたいけど今回はいつもがんがってくれている馬岱が。」 馬岱「え、ちょ、ちょっと待って・・・。」 そう言った時には馬岱の口には野菜炒めが挿入されていた。 馬岱「ふぐっ・・・ん・・・意外といける!」 馬騰「当たり前だろ?叔父さんを馬鹿にしちゃいけないYO!」 こうして周りが少し騒がしくなった。 沮授は、「電子ロック解除技術について」を読みながら、ふと周囲の異変に気づいた。 城外で少し煙が上がっている。「火事かな」と思いふと外を見ていると、なにやら 誰かが騒いでいる。食事中か? 沮授「坊ちゃん。ああいう輩には近づかないほうが・・・って坊ちゃん?」 後ろを振り向くと、既に袁尚の姿は無い。もう行ってしまったのだろう。 沮授「ぼ、坊ちゃぁーん!!」 沮授は血相を変えて煙の元へと走っていった。そして目の前の人達に 「坊ちゃんに触るなぁー!!」と怒鳴った。だが、視線の先には・・・ 袁尚が馬騰達と会話している。とても楽しそうだ。袁尚は満面の笑みをこぼしている。 司馬懿「あなたの連れですか?」 沮授「はい、お恥ずかしい・・・。私、沮授と申します。」 司馬懿「ああ、袁紹陣営ですか。」 馬岱「あ、拙者は馬岱と申します。宜しく。あ、戦う気はありません。あしからず。」 沮授「え、いや、こちらこそ。」 こうして、この不思議な会話は始まった。
話によると、いままでのいきさつは、袁尚が走ってきて突然 「僕もお腹がすいたから食べさせてくれ。」と言い出し、司馬懿は臨戦態勢を とっていたのだが、いきなり馬騰が「おお、フサ!さあ、少ないけど食べろ。」と 言い出し、この二人はまるで知り合いだったかのように話し合い始めたと言う。 そのあまりにも不思議な光景に、一同はポカーンとしてしまって、そこに 沮授が来たと言うわけだった。 沮授「とにかく、城に戻りましょう。一体いつ何が起こるかわかりませんから。」 袁尚「でも、考えてみたら、沮授の方が危険じゃない?僕は一応 ちゃんと武装して相手の武器も確認してから城をでたけど、沮授は 大声で怒鳴ったりお城を空にしてきたり、危険すぎるよ。ま、とりあえず、 この人たちを客人として招待してもいいよね?」 「客人」と言うところが袁紹の持つ坊ちゃん思想と少しかぶる。 沮授「(坊ちゃんは日に日に聡明になっていらっしゃる・・・)はい、 申し訳ございませんでした。・・・どうぞ、お客人たち。むさくるしいところですが、 ここよりは安全です。さあ、お城の中へ。」 こうして、料理によって繋がった7人がお城へと入っていくのだった。 ※とりあえずグループ結成 ≪北の国から/7名≫&馬騰【槍、片手鍋、炭(まだ熱い)】 &[广龍]徳【トラバサミ×5】 &馬岱【懐中時計、木の棒】&高沛【「自殺の仕方ベスト100」、木の棒】 &司馬懿【袖籤 カラーひよこの羽 首輪 ワイヤー 虎バサミ】 &袁尚【ディフェンダー45口径、ノートパソコン、『電子ロック解除技術について』、 血のり付き防弾チョッキ、防弾盾、薙刀、チャッカマン】 &沮授【マジック各色、火炎放射器、消音器付きライフル、兜、ハルバード】
荊州北部。 「 さいたまさいたま! 」 「 さいたまさいたま! 」 「 さいたまさいたまさいたま! 」 「 さいたまさいたまさいたま! 」 「「さいたま〜!」」 「またあれかいな・・・近寄らんどこう」 頭と腹に矢が刺さり、冷たくなっている菅亥の道具類をあさる張燕が呟いた。 大体目立つところにはろくな事がない。 グラウンド・ゼロ………あの血なまぐさい戦場も、あれがきっかけやった……。 危険な所は避けて生き延びてきた張燕である。そういう機を見るに敏なところが、彼の武器でもあった。 「あー、こいつこんなもん付けとったから、最初の矢効かなかったんか…これもらっとこ。お、これは麻酔薬やな?使えるわ。」 そう言うと普通弓用の矢の一本一本に、一瓶全部の麻酔薬を塗る。 「これは…黄巾か。さーて、他には・・・ん??」 その刹那、辺りを圧倒する殺気に背筋が凍る。 菅亥の遺体を放置して、とっさに張燕は道側の林の奥に逃げ込んだ。 @張燕【クロスボウ(矢×14)、弓(矢×26、遅効性の麻酔鏃)、小型ナイフ、閃光弾×2、デリンジャー(隠し武器)、黄色い布10枚、防弾チョッキ(弓矢も防げる)】 日本刀、空き瓶、道端に放置。 【菅亥、死亡確認】 ※南方から何かが来ている。
(二人…やな。しかしあの殺気は…呂布!!?) 「奴は……何処へ行った?」 「縮地の術…ではないでしょうが……。どうやら尾行をまかれたようですな」 陳宮は、諸葛亮にあっさり逃げられたことに疑問を感じたようでもある。 「それより、魏将どもがそばにいるやもしれません。何かあったら私を盾にしてでも生き延びて下さい」 「そんなことはせん。奴らに俺を殺すなど100年早いという事を死をもって分からせてやるのだ」 ほとんど治った傷口を見ながら、呂布は移動し始めた。 「気を付けましょう……そこの死体のようにならないように」 「……行くぞ」 その数分後、張燕はようやく呂布らが去った事で一息つく。 「あんなの勝てっこ無いわ、相変わらずバケモンや、呂布は。しかも陳宮いるから知略もあるようなもんやし…」冷や汗を流しながら呟く張燕。 「しかも戟に銃の完全装備。あれ倒すのは骨やろなぁ。曹操の息子みたいに簡単にはいかんわ」 さいたま弾(東)の方向に行った呂布達に遭遇しないよう、張燕はもといた北に戻っていった。 「この装備と、わいの勘。まだまだ生き残ってやるでぇ…」 ≪破滅の主従/2名≫呂布[銃創ほぼ治癒]【戟、青龍刀、日本刀、44オートマグ】 &陳宮[左踵損失]【出刃包丁、SOCOM mk23(ソコム)、ニューナンブ×12、鮫鞘の戒刀】 ※さいたま弾方向にゆっくり移動。魏将チームを探しています。 @張燕【クロスボウ(矢×14)、弓(矢×26、遅効性の麻酔鏃)、小型ナイフ、閃光弾×2、デリンジャー(隠し武器)、黄色い布10枚、防弾チョッキ(弓矢も防げる)】 ※荊州最北部方面に移動。できるだけ、狙撃のみか戦闘回避の安全策をとる。
≪バランス2≫と≪見た目農民一揆≫は対峙しつつ、「さいたま弾」の光を見つめていた。 その音と光を見つめるうちに、またあの忘れていた思いが蘇ってくる。 生物が本来持ち合わせている闘争本能をくすぐられている。 ゆっくり目を落とすと目の前には敵対者がいる。 やらなければ、やられる。 そう思った時、いきなり陳蘭が飛び込んできた。 それが合図となり、その場は戦場と化した。 いきなり止める間もなく、糜竺が袁譚の心臓をあたりを撃ち、倒れる。 郭図が間に飛び込んだ陳蘭に飛びつくと、義手が飛び出し曹休の腹を抉る。 郭図に背中をとられ暴れる陳蘭に、糜竺はありったけの弾を撃ち込む。 木の盾で防ぐこともできないまま、ただ肉の壁となり撃ち込まれる。 「雷薄・・・」 陳蘭は死に逝く最期の意識のなかで雷薄を思い浮かべ、もうひとつの義手で必殺ロケットパンチを繰り出す。 それは背中に張りついていた郭図をふっ飛ばす。 あとには弾ギレのマシンピストルをいまだガチガチとトリガーを引く糜竺だけが立っていた。
「ど、どうなってるんだ?」 一瞬の出来事で何がなんだかわからない厳顔はただ草むらでその地獄絵図を覗き見ることしかできなかった。 糜竺はようやく落ちつくと近くに落ちていた直刀を握り、何度も死体に刺してまわる。 そして袁譚を刺そうと近づく。 すると、袁譚はいきなりむくりと立ちあがり糜竺を抱え込むと、千枚通しで首筋を刺し貫いた。 糜竺はなんだか安心したような笑みを浮かべて崩れて逝った。 これがわずか3分もない出来事だ。 あの光と音は今も妖しく瞬き、木霊している。 あれは・・・危険だ。 厳顔は急に恐怖にかられ、静かにその場を後にした。 あとには袁譚がただひとり。 【曹休、糜竺、郭図、陳蘭:死亡確認】 ※≪バランス2≫&≪見た目農民一揆≫解散→袁譚ピンユニットへ @袁譚【千枚通し、直刀、ニューナンブ、飛刀×3、銀の槍、鉄兜】 ※南へ移動 @厳顔【ベネリM3スーパー90】 ※離脱 ※迷彩服、スコーピオンマン[弾切れ]、鋤、鍬、木の盾、日記帳、放火魔セット一部、ハンマーは放置 ※義手は使用不能
「この森、動物いなくなった」 許[ネ`者]は静まり返った森をあとにし、新たに動物のいる森を探すことにした。 なぜならば自分は森の守護者だから! 立ち上がった彼の後方には綺麗に舐め取られた骨が散乱している。 そちらを丸っきり見るそぶりも見せずに悠々と森を去るのだった。 そして森を抜けたその時、上空に広がる「さいたま」の光と音。 彼は猛然と、何かに吸い寄せられるように走り出した。 ―――同時刻 諸葛誕はぼっーっっと「さいたま弾」を眺めていた。 鍬しかない現在、生き残ることなどとても不可能だ。 今までずっと隠れてたが、禁止エリア発動でそれも敵わない。 なるべく目立たないようにこっそり生きていこうと心入れ替えたはずなのに。 また心が分裂していく。 血が欲しい……血だ…… 諸葛誕はゆっくり立ちあがり南へと向う。 その先は―――荊州北部新野。 かつて壮絶な携帯電話戦が展開され、現在≪北の国から≫が篭城する城であった。 @諸葛誕【鍬】 @許[ネ`者]【ナイフ】 ※共に南へ移動開始
ケ芝は冷静な心を取り戻していた。 鼓膜破損でかえって別の能力を発露させたといえる。 危険を察知する力を得て、今まで誰にも会わずに生きていた。 どうやら「さいたま弾」が再び空でけたたましく鳴り響いているようだが、 それは振動だけで伝わるだけで、よく聞こえていなかった。 だから「心」を喪失せずに済んでいるといえる。 「私はどうかしていた」 ケ芝は悟りを開いた仏陀のように心穏やかに戦場を歩いていく。 ふっと視線が小高い丘に止まる。 夕日を浴びてキラキラ輝いている。 きっとあちらからは私は夕日を浴びて影になっているに違いない。 「ああ、そうか……」 キラリと光る。 別に逃げようとも思わなかった。 だって、本当は死にたかったんだから。 遅れて破裂音が聞こえてくる。 だが、その音をケ芝は聞くことはなかった。 もちろんそれは、鼓膜が破損しているからではない……。 【ケ芝:死亡確認】 ≪江東からの使者/3名≫諸葛瑾(諸葛謹)[右足負傷]【ゲイラカイト、ブローニングハイパワー、投擲用ナイフ複数】 &周瑜【クレイモア、毒薬の小ビン、ソードオフ・ショットガン、(デリンジャー)】 &程普【肉切り包丁、黒星(中国製トカレフ)、ワースレイヤー(剣)、ガントレット】 ※さいたま弾方面(荊州北部へ)移動
荀[或〃]は再び冀州から戻ってきていた。 遠く南方ではあの「さいたま」が夕闇に轟いている。 行くか・・・ 何を思うのか。自らの首輪を再び装着する。 その時、ふと視線の端に白い鳥を見たような気がした。 慌てて探すが見つからない。 その鳥は確かに南へ飛んでいったように思えた。 あの鳥の導く先に、何があるんだろうか・・・ 何か虚無を感じながらも、その白い鳥に導かれるように今、 荀[或〃]は戦場へと舞い戻る。 @荀[或〃]【銃、謎の鍵、手作り木刀×1、防弾チョッキ】 ※首輪再装着
クラブの2らとの接触後、吾彦はずっと悩んでいた。 どうしてあれほどまでに好戦的になってしまったのだろうかと。 周瑜に謀られ、ボウガンを失ったときから、 彼は常に冷静に、誰も信じずに居ることを誓ったはずであった。 それ故に、張苞の隙を狙い、ずっと尾行をしていたのではなかったか。 ところが、トマホークを投げて自らの身を敵にさらした自分が居た。 クラブの2の見事な遁走で目を覚まさなければ、 袁術や諸葛亮と交戦していたかも知れない。 どうしてあのとき、自分は気が狂っていたのだろうか。 三人の泰が、クラブの2に無謀にも接近戦を図って全滅したのも気が狂っていたせいだろうか。 空に再び、彼を狂わせた原因が打ち上がった。 彼もまた、戦場へその身を投じるために向かうのだった―― @吾彦【スーパーブラックホーク(リボルバー銃)、ボウガンの矢、 裁縫セット(反物・鋏・針・糸) トマホーク×4】 ※さいたま弾方面(荊州北部へ)移動
関索は、大喬を追っていた。 「さて、追いつけるけどどうするかな…」 正直、余計な事には関わりたくない。さっさと離脱してしまおうか。あの女も……尾行には気付いていないようであるし。なにより、自分はこの脇差様の日本刀一本だけしかない。 やはり危険だ。離脱しよう、そう思った矢先だった。 「きゃあああああ!!」 森の中に女の叫び声が響き渡った。 (敵か!?なら離脱を……) だが関索の足は、なぜか無意識に大喬の方へ、彼女の方へ向かって走っていた。 大蛇がいた。いつの日か南蛮の地で見た毒蛇である。シュー、シューと音を立てながら迫っていた。 大喬は毒針を蛇に刺していた。だがほとんど効いてないようだ。 (助けろ…関索…その女性を助けろ……) 自分の声ではない、だがよく知っている声が聞こえたような気がした。関索は躊躇無く大蛇の前に飛び出す。必死の形相で日本刀を、一閃、二閃。大蛇は崩れ落ち、ほとんど動かなくなった。 「あ…あなたは……誰です?」 肩で息をしながら刀の血を拭う関索に、大喬がおそるおそる声をかけた。
大喬の問いに、顔を背けながら答える。 「俺は……俺は関索という者です」 とても自分が人を助けた事が信じられない。そんな自分の表情を見られるのがなんとなく嫌だった。 「私は大喬と言います。関索さん、危ないところを助けていただきありがとうございました」 そう言って立とうとしたが、足を咬まれていたのか、しびれて立ち上がれない。 見ると大喬の右脛に咬み跡がある。関索ははっとして気付いた。 (この南蛮蛇は確か毒蛇……毒が回ったらこの人は、死ぬ) かつて毒が回って死んでいった部下達の顔が思い浮かぶ。 (この人を死なせてはならないぞ。あの時の兵のように助けてやれはしないのか?) まただ。自分の声のような、それでいて何か違う、だがよく知った声。関索は、また突き動かされるように行動を始めた。 「大喬殿、咬まれた場所の毒を抜いて手当します故、しばし我慢願いたいのですが?」 大喬の答えを聞かずに、自分の上着の袖を引きちぎり、大喬の右太股をそれで縛って固定する。 「毒…やはり蛇毒なのですか?…わ……分かりました。お願いします」 先ほど人質に取られ、しかも強姦されかけたのだ。大喬は正直怖かったが、自分を助けてくれたこの男、関索は信用できると思った。 「はい。失礼します。少し痛みますが」 そう言うと、脇差の先端で咬まれた場所に小さな切り口を作る。つうっ、と血が流れだしていく。 びくっ、と痛みで一瞬震えた大喬にかまわず、関索は少しとまどいながら言った。 「これから、傷口付近の悪血を吸い出します。…いえ、かの呉子も行ったという方法ですからご安心を…では」 罪悪感の様な感覚が頭をよぎったが、かまわず大喬の白くすらっと伸びた足、その脛にある傷口に口をあて、血を吸っては吐き、吸っては吐いていく。 「あっ、そこまでなさらなくても結構ですっ!汚いですよ!」 突然の関索の行動に、大喬の顔がわずかに赤く染まる。 「この毒が血に混ざるとしびれの後、場合によっては死にます。俺はあなたを見殺しにはできない」 以前とは何かが変わったような関索の表情がそこにあった。
四半刻ほど経った頃だろうか、大喬の足からしびれが消え、立ち上がれることもできるくらいに毒は抜けた。 「これでもう大丈夫だ。それじゃ俺はここから出発します。あなたもお気をつけて」 刀を拾い、ややためらいながら立ち去ろうとする。 「ちょっと、ま、待って下さい!まだしっかりお礼も言っていませんのに、もう出発するだなんて!」 大喬の言葉に歩き出そうとした関索の足どりが止まった。振り返り大喬に質問をする。 「あなたは…そう、どこかから逃げてきたような感じだ。これから行くところはあるのか?」 大喬が魏の奴らの所から逃げ出してきたのは知っていたが、あえて言わずにおいた。 「私は、荊州に居るはずの妹の小喬達と合流したいのです。関索さんはどうなんですか?」 「俺は…ただ今まで逃げ回ってきただけなんだ…。特に今、目的はないよ」 幾分か柔らかい口調で言う。大喬は、いぶかしむ様子もない。その様子を見て、関索は大喬に聞いてみた。 「なんだったら…君の目的の助けにでもなろうか?」 この狂ったゲームの中だが、なぜか他人を助けたい。そんな思いが関索の中で沸きあがり始めていた。 「よろしいんですか!?………はい、ぜひよろしくお願いします!」 少し考えた後、ペコリ、と大喬は頭を下げた。そしてここのすぐ近くで通過した戦場で拾ってきたのか、やや小型の青龍偃月刀を抱えてきている。 (思ったより…腕力があるみたいだな…それに青龍刀…これは父の引き合わせなのか?) 大喬と武器を交換しながら関索はそう思った。 パーティ≪小喬を探して≫結成。ピンユニット@大喬、@関索、消滅。 @大喬[軽傷、歩行遅]【日本刀(脇差)】(毒針は毒切れにより放置) @関索【青龍偃月刀】 ※小喬達を探すつもりです。
袁譚の姿が遠くへ見えなくなったのを確認すると 姿を隠していた厳顔は先ほどの場所に向かっていた。 「酷い有様じゃな…」 曹休が、糜竺が、郭図がそこに倒れている。 陳蘭に至ってはすでに散り散りの肉片と化しており、人としての原形をとどめていない。 戦いを見ていたものでなければそれが誰であるかを推測するのが困難なほどであった。 わしが見ていた限りでは、5人とも警戒はすれども積極的に戦いに乗っている雰囲気では無かった。 何かがきっかけで仕掛けざるを得なくなったという感じである。 ではそのきっかけとは? 陳蘭? いや、確かに陳蘭が突っ込んできたのが直接のきっかけであったが、 それだけでいきなり銃を乱射とは剛毅すぎる。まして一見おとなしそうな糜竺がだ。 とても彼がそんなことするとは思えなかった。
では他に何か理由が? あからさまに怪しいのはあの「さいたま」だ。 あれが元凶なのか?あれには何かしらの催眠作用があるとでも言うのか? わしは運が良かったのか毎回「さいたま」とは離れたところにいた。 今回のも距離こそ遠くなかったがちょうど「さいたま」に背を向けていたため、 その奇怪な音こそ聞こえたものの「さいたま」の姿を見る事は無かった。 あの中でわし(と陳蘭)だけが正気を保っていた事も一応辻褄は合う。 あくまで推測の域を出ないが。 「じゃからといって無益な戦いをする必要も無かろうに…」 推測が事実であるなら明らかに外部の力がこのゲームにかかっている事になる。 殺し合いを誘発するために。 ルールでは最後の一人とやらしか生き残れない。 禁止エリアや一定時間死者が出ないと全滅というルールがある以上、 ただ待っているだけでもいずれ自然に戦わざるを得なくなるはずである。 だが、現実にはこんなものまで使って戦いを意図的に起こさせている。
ルールでは最後の一人とやらしか生き残れない。 禁止エリアや一定時間死者が出ないと全滅というルールがある以上、 ただ待っているだけでもいずれ自然に戦わざるを得なくなるはずである。 だが、現実にはこんなものまで使って戦いを意図的に起こさせている。 主催者が恐れる何かがこのゲームにはある。 それは何か。 だめだ。情報が少なすぎる。 所詮釈迦の掌の上なのか・・・。 「あんな珍妙な超常現象なんぞにわし一人で太刀打ちできる訳は無い。 わしはわしにできる事をやるだけじゃ…」 厳顔は4人を丁重に弔いながらこんな事を考えていた。 そして、陳蘭の遺品となった日記帳を拾い上げると 袁譚が向かった方向とは違う方へと歩き出すのであった。 「陳蘭の志、継いでみるのも悪くなかろう…」 @厳顔【ベネリM3スーパー90、日記帳】 ※西、司州方面へ。雷薄を探せたら探してみる
さいたま弾に魅せられた者は他にもいた。魏将軍団の4人である。 治療が終わり、悲鳴により長居ができなくなってしまった屋敷から出て 他に傷を癒せる場所がないか探している最中のことであった。 4人といっても、隻眼であり光る瞬間目を逸らした夏侯惇は正気であった。 夏侯惇がグランド・ゼロのことを思い出していると、他の3人の様子がおかしいことに気づく。 3人ともぶつくさ呟いて、何か吸い込まれるように光の方向へ向かっていく。 夏侯惇は、近くにいた夏候淵に光の方向へ行くなと注意したが、夏候淵は、 「さいたま、さいたま、さいたまぁ。ククク・・・。」 と口元に笑みを浮かべながら、歩みを止めようとしない。 『ちっ、3人だけで行かせるわけにはいかないか・・・。』 夏侯惇は腹を決めてさいたま弾の方へ向かっていくのだった。 ≪魏将軍団/4名≫夏侯惇【ナタ、山刀、グロック17】 &夏候淵[軽度火傷]【ショットガン、ボウガン、三叉槍】 &満寵[重傷]【バタフライナイフ、九鉤刀、ボウガン、大刀】 &典韋[軽度火傷]【スタンガン、八十斤の双戟】 ※さいたま弾方面(荊州北部へ)移動
「つまりは『さいたま』には耳を塞ぎ目を閉じていればいいわけだろ?」 曹仁が遠く北方から木霊してくる「さいたま」の声に耳を塞ぎながら話している。 しかし、全員耳を塞いでいるわけだから誰も聞こえていない。 光は山々に阻まれ見えなかったが念の為張角に言われたとおりにしてみた。 誰も答えてくれないため、曹仁は静かにせざるを得なかった。 ここは荊州中央部を過ぎたあたりだろうか? 襄陽を過ぎ、さらに南へ向っていた。 あいかわらず行方不明の袁紹は発見できていない(あたりまえ)。 静かにただ音がなくなるのを待つことにした。 その少し離れたところ。 ひとり北へ目指す男が運良く集団の脇を通り過ぎていく。 @[广龍]統(ホウ統)【ワルサーPPK、アウトドア用ナイフ】 ※荊州北部へ吸い寄せられてます ≪曹仁君と張遼君と郭嘉君/3名≫ 曹仁【携帯電話、グロッグ17、イングラムM11(弾残りわずか)、スペツナズナイフ】 &張遼【携帯電話、戟、ベレッタ92F(弾残りわずか)、短剣、飛刀】 &郭嘉【携帯電話、サバイバルナイフ、SPAS12(残弾少し)、遠隔C4×2、 小型双眼鏡、食用植物各種、薬草】 ※さらに南下政策
―――荊州北部新野付近 陳羣によって放たれた「さいたま弾」に吸い寄せられるように、周囲の武将達が集まってきていた。 抵抗できない力――― それによってこのゲーム最大の殲滅戦の参加武将が続々とエントリーしていく。 それが本人の意思とは関係なく……。 袁尚や馬騰がいる≪北の国から≫がいる城郭を中心にそこへ向かうは、 ≪江東からの使者≫≪魏将軍団≫≪破滅の主従≫の3チームと、 吾彦、諸葛誕、許[ネ`者]、袁譚、張燕、厳顔が北側から。 [广龍]統(ホウ統)が南側から接近している。 さらにその周辺には、前回の戦闘から離れていないこともあり、 ≪死者へと送る≫≪孫家血筋を求めて≫≪喜べ!心配、泣く!交換、叫べ!交渉≫の3チームも「さいたま」に導かれて接近していた。 それを取り巻くように≪小喬を探して≫≪胡姫の正体とは?≫≪五人の優しい中国人≫≪君主と軍師≫の4チームも、位置的には巻き込まれる可能性を孕んでいる。 実に現在生存者の3分の2が関係するであろう緊張状態へと事態は発展していた。 そして当の「さいたま弾」をあげた本人はそこから南へ移動しつつあった。 南下して逃げる≪ニ本刀≫と、それを追う≪二銃士≫。 背後ではいまだ強烈な光と音のシンフォニーが奏でられていた。 彼らからは背後になるため音だけがビリビリと響いてくる。 目指すは荊州南部。 ≪二銃士/2名≫馬超【手裏剣×12、マシンガン、七星剣、防弾チョッキ、食料】 &陳羣【銃、キャリコ110、ダウジングロッド、毒吹き矢、鉄槍】 ※≪ニ本刀≫を追跡中 ≪ニ本刀/2名≫徐盛[重傷]【ニンジャブレード、短刀、デザートイーグル、ジッポ、鉄鞭】 &孫堅[右腕被弾]【吹毛剣、煙管、蝦蟇の油、グルカナイフ、S&W/チーフスペシャル38口径、 L96A1(スナイパーライフル)、防弾チョッキ】 ※逃走中
「さて、諸君。これからどうするについてだが。」 看護婦フィーバーの過ぎ去った虞翻は、冷静に皆に話し始めた。 とりあえず、徐庶達との合流地点は徐州と決まっている。その間になにをするかについて、男達は討議していた。 「雷薄は首輪がないことだし、洛陽にいってアイテム回収でも、、、。」 その時だった。 「「さいたま〜!」」 「!!!」 謎のさいたまの声が辺りに響き渡った。 「さいたま?さいたま?さいたまさいたまさいた、、いかん!」 流石に虞翻は気づいていた。 医師と催眠は、アリストテレスの時代からの知り合いだ。 「おいっ、しっかりしろ!」 耳を塞ぎながら、他のメンバーを止めようとするが、皆「さいたまさいたま」 と虚ろな目をしながら呟いている。 「一体どうすれば、、、そうだ!」 虞翻はなにか思いついたらしい。 「簡擁!!あんなところに美人の看護婦の群があるぞ!!」 「なに!!?・・・・おい、いないぞ。なんなんだよ・・」 「耳ふさげ!」 目を白黒させている簡擁に鍋を被せる。 「俺がいいって言うまで絶対取るな!」 虞翻のただならぬ剣幕に、簡擁もうなずいた。 「あと3人か、、、。どうしようか?」
≪五人の優しい中国人≫ 凌統[傷は支障ない程度に回復]【鉈、レミントンM700】】 &簡擁【柳葉刀、鍋(着用中)】&虞翻【簡易救急セット、酒、ガスバーナー】 &張紹【ダーツセット(的付き)12本、鎖(着用中 素早さ−1)、鍬の先(着用中)】 &雷薄[5歳児]【なし】 雷薄と張紹と凌統はさいたま催眠にかかっています。 簡擁と虞翻は3人をなんとか止めようとしています。 さいたま催眠について簡擁はよく知りませんが、虞翻はこれが催眠だと気づいています。
厳顔はまだあの「さいたま」について考え込んでいた。 「先ほどのやつは特に音が大きかったのう・・・。 まるでハウリングでも起こしたかのようじゃ。 直視していたらわしも危なかったかもしれんな・・・」 そんな間に厳顔は官渡のあたりに到着していた。 「ここを渡れば洛陽じゃな。 …。 洛陽は禁止エリアじゃったわい。こりゃまた不覚。 北は冀州、ここも禁止エリアじゃな。 南はあの「さいたま」じゃ。嫌な予感がするからあっちはパスじゃ。 仕方が無い・・。戻るしかないようじゃな・・・。」 思わぬうっかりで無駄足を食う厳顔なのであった。 @厳顔【ベネリM3スーパー90、日記帳】 ※しょうがないので東へ逆戻り。無理しない範囲で雷薄を探してみる
審配と高幹と高昇は、一番はじめにさいたまの地についた。 ここに吸い寄せられた3人だが、その目的は敵を倒すのではなく自分達の傑作コントをみんなに見せるためである。 そのために、今までずっとコントの打ち合わせをしていたのだった。 審配は思った。おそらくこれが最後のコントになるであろうと。 3人寄れば何とやらで、かなり自信のあるネタが出来た。 審配はうなずくと、最初に高幹を、そして高昇を見る。 そして心の中で、『ついてきてくれてありがとう。』と思う。 そんな彼の心中を察したのか2人は笑顔でうなずき返してくれた。 客はまだ冷たくなった華雄1人のみ。いや0人か。 審配は深呼吸すると、ラストコントをはじめた。
審配「(にこにこしながら)どーもぉ、審配です。」 高幹「(泣きまねをしながら)うぐっ、うぐっ、高幹です。」 高昇「高昇だ!!!!!!!!!!!!!!」 「「「三人合わせて『喜べ!心配、泣く!交換、叫べ!交渉』です。」」」 高幹「略して、『こんなバトロワの最中だけれども、こんなときこそ人々に笑いをもたらそうじゃないか。 そんなイカした3人が集まったぜぇ!』です。」 審配(ハリセンで高幹をはたく)「アホか! 余計長くなっとるがな。」 高昇「いやしかし、ついに60名ほどになりましたね。バトロワも。」 高幹「最初、洛陽にみんないたころは300名くらいいたんですけどねー。」 「「「『洛陽にて』」」」 審配「いやあ、ここが洛陽かあ・・・。」 こうしてさいたま最終戦は意外な形ではじまったのであった。 ≪喜べ!心配、泣く!交換、叫べ!交渉/3名≫ 審配【ハリセン(普通の紙)】&高幹【漫才の基本】 &高昇【ホワイトボードとマジック、手作り木のやり】 ※高昇の怪我は影響がなくなるくらいまで回復。 ※さいたまの地でコントをはじめました。
明かりに惹かれる蛾のように武将達が集いつつある、荊州北部。 心ならずも篭城する形になってしまった≪北の国から≫の七名は、 戦の支度に余念が無かった。 これまでずっと遊んできたような五人+二人だったが、よくよく見れば 文武共にトップレベルの人材が集っている。 城の入口に罠を設置し、袁尚達が持っていた武器を皆で分配すれば 歴戦のパーティーにもさほど見劣りがしなくなった。 「仲達殿! 済まぬがこちらにお越し願えますか」 沮授のただならぬ声に、城壁から外を伺っていた司馬懿は慌てて室内へと戻る。 「坊ちゃんが怪しげな壁画を発見なさったのです」 袁尚が震える指先で示す方向を見たとき、思わず司馬懿は息を呑んだ。 \ │ / / ̄\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ─( ゚ ∀ ゚ )< さいたまさいたま! \_/ \_________ / │ \ ∩ ∧ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\∩ ∧ ∧ \( ゚∀゚)< さいたまさいたまさいたま! さいたま〜〜〜! >( ゚∀゚ )/ | / \__________ ________/ | 〈 | | / /\_」 / /\」  ̄ / / さいたまハ祭魂ナリ 封ジラレシ御魂ハ 正シク祀レバ幸魂トナリ 時ヲ誤レバ災魂トナル
「こ、これは……」 釘で引っかいたような稚拙な絵は、明らかに窓の外の異変を模したものだった。 その下には怪しげな句が書き付けられている。 「『時を誤れば災魂となる』…すると、この災厄は…」 壁に張り付くようにして壁画を調べていた司馬懿が呟く。 その時、高沛が足元を指して「ここにも何か書いてあるYO!」と声を上げた。 何度も書いたり消したりした後らしく、ばらばらの数字や文字ばかりが残っている。 その中で、かろうじて以下の箇所だけが判読できた。 3×5=15 13+2=15 ↑ 先主と後主? ならばあの女の正体は? 特徴のある書体には見覚えがあった。以前、女物の衣服と簪に添えられていた手紙と同じ…… 「孔明……お主は一体何を知っている……?」 彼自身も知らぬ間に、司馬懿の声は緊張で掠れていた。 ※アイテム整理。虎バサミは城の出入口及び窓に設置しました。 ≪北の国から/7名≫&馬騰【槍、片手鍋、炭(だいぶ冷めてきた)】 &[广龍]徳【兜、ハルバード】 &馬岱【懐中時計、防弾盾、薙刀】&高沛【「自殺の仕方ベスト100」、木の棒】 &司馬懿【袖籤、カラーひよこの羽、首輪、ワイヤー、木の棒】 &袁尚【ディフェンダー45口径、ノートパソコン、『電子ロック解除技術について』、 血のり付き防弾チョッキ、チャッカマン】 &沮授【マジック各色、火炎放射器、消音器付きライフル】
大喬の足の状態が不十分な事もあり、俺達は警戒しながらゆっくりと移動を続けていた。 (結果的にはさいたまの地方面へ向かっているとはいえ、遅い移動のおかげでさいたま弾の光を見ていない) 数刻の間、彼女と色々話すうちに、俺がこの戦いで何故今まで他人を見捨てて、父の助太刀さえもせずに逃げ回っていたか分かったような気がした。 この戦場に来る前の人生……父はもちろん兄達にも能力は及ばず、南征の時、わずかに活躍したのみ。その後も表舞台に立つことなく数年で世を去った悔しさ、寂しさ。 あの晩年の人間不信もあって、この戦いで俺は何か大切なことを忘れていたのかも知れない。…だが大喬を助けた時、父に教えられた事を思い出したような気がした。 その大喬も俺と近かったかも知れない。数年で夫…たしか呉の孫策…と死別して、その後は永く独りだったと蜀時代に誰かから聞いた。この世界でも、孫策に先立たれた。彼女の話の中から、最初は何となく寂しげな感じを受けた。 だが、今の俺も大喬も今は身体が若いからだろうか、此処の殺伐とした雰囲気とは違う明るい話をするうちに、少し元気が出てきた気がする。 「関索さん、どうしたの?」 食糧をザックから出しながら、すっかりうち解けた大喬が俺に声をかける。 「ああ、いや、ちょっと考え事をしててさ、ごめん」 (父が昔使っていたこの青龍偃月刀…これで誰かを殺すんじゃなく、守れ、ということかもしれない) 「さて、腹ごしらえも済んだし、出発しようか」 全てが修羅場のようなこの世界で、久しぶりにうまいと思える食事をして、関索達は出発することにした。
さらに移動を続ける。 「関索さん、私…何か怖い……」 大喬が俺の服の左腕の裾をぎゅっとつかむ。 「ああ、南の方にものすごい殺気、いや狂気を感じる。あれは一体?」 しばらく二人で話し合った末、危険そうな新野方向を回避して、上庸から襄陽の南を通り、長坂から江陵方面に抜けることにした。 しかしある程度移動していて、尾けられているような気がした。それもよく知っている気配に。 (距離は遠いが……この気はおそらく文長殿か?複数だし、殺気もわずかに感じるな) 少し迷ったが、大喬の状態を考えると逃げた方がいい。今戦っても勝ち目は薄いだろう。ならば…。 「大喬、しっかり掴まっててくれよ!」 そう言うと、大喬の体をひょい、と持ち上げ、可能な限りの速さで俺は駆けだした。 「か、関索さん!?」 突然の事に驚いてじたばたする大喬を離さないようにしっかり抱き、走りながら俺は言った。 「後ろから敵が攻撃してくるかもしれない!今から全力で逃げるぞ!」 「敵?……はい!わかりました!」 事態を理解してくれたのか、大喬も俺に体を預けてくれた。 (こんな俺を…信頼してくれている) どんな人でもいい、理由も要らない。守るべき人がいるという強さ、その意味が分かったような気がした。 神速。それに近い速さで、関索は走り続けていく。 ≪小喬を探して≫ @大喬[軽傷、歩行遅]【日本刀(脇差)】 @関索【青龍偃月刀】 ※高速で上庸〜襄陽の南方面間を移動中。
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◆EtBXFd66fk :02/12/18 02:08
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ Λ_Λ | 君さぁ こんなスレッド立てるから | ( ´∀`)< 厨房って言われちゃうんだよ | ( ΛΛ つ >―――――――――――――――――――‐< ( ゚Д゚) < おまえのことを必要としてる奴なんて | /つつ | いないんだからさっさと回線切って首吊れ | \____________________/ (-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ… (∩∩) (∩∩) (∩∩) (-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ… (∩∩) (∩∩) (∩∩) (-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ… (∩∩) (∩∩) (∩∩)
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無名武将@お腹せっぷく :03/01/25 22:10
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無名武将@お腹せっぷく :03/01/27 15:05
age
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無名武将@お腹せっぷく :03/01/27 20:31
山崎
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無名武将@お腹せっぷく :
03/01/28 22:37 age