歴史操作の疑い。タイムパトロール出動か?
>>814 「今言ったのが一つ目。これから二つ目を説明するよ」
しずかの視線をまっすぐ見返しながら出木杉が続ける。
「ボク達のようにタイムマシンで観光に来ている人を探すんだ」
「なるほど!」
「おお、そうか!」のび太とジャイアンはさっきと同じ反応を示す。
「三国志の時代なら、名場面や有名人は無数といってもいいくらいだから、きっとかなりの数の人がタイムマシンを使って訪れていると思うんだ。だからそういう人たちとコンタクトをとる事ができれば、もとの時代に帰ることもできるんじゃないかと思うんだけど、どうかな」
そう出木杉が言うと、のび太、ジャイアン、しずかの三人は素直にうなずいている。
するとスネ夫が「そんなに都合よくいくもんか」と言い出した。
「だってそうだろう。名場面と言えば戦場だし、有名人と言えば偉い将軍や軍師じゃないか。そんなところにどうやって行くって言うんだい。近づく前に兵隊に捕まったりしたら、それどころじゃないじゃないか」なかなか鋭いところを突いてくる。
「それと…」ドラえもんも口を開く。
「時間旅行者は過去への介入を避けるため目立たないように観光に来ているんだろうから、そんな人たちを見つけ出すっていうのもかなり難しいと思うよ」否定的な意見だ。
おまけに、と続けて「時間旅行では、現地の人たちはもちろん、同じような時間旅行者に対しても関わっちゃいけないって言うのが決まり事なんだ」と、止めをさすかのような発言。
「もしボク達が未来に帰れず困っているって伝えれたとしても、きっと何もしてもらえないと思うよ。せいぜいタイムパトロールに知らせて…」ドラえもんのセリフはそこで止まり、じっと出木杉を見つめた。
「出木杉君、もしかして…」ドラえもんの表情は固い。
「そう、そのもしかして、が三つ目だよ」ドラえもんとは対照的に、出木杉はかすかな笑みをたたえていた。
845 :
無名武将@お腹せっぷく:02/05/12 23:14
う〜ん、渋い
のび犬さん、旨いなぁ・・・
スネ雄さんの続きも読みたい・・・
あぁどうしてみんなこんなに凄いんだ!
847 :
無名武将@お腹せっぷく:02/05/12 23:18
しずか連環の呂布、しずかにベタ惚れで良い感じ・・・
とうとう嫉妬に駆られて董卓コロシチャッタ・・・クックック
無名雑兵の三国志は無人島脱出ゲームみたいだ
あと一つが気になる
849 :
無名武将@お腹せっぷく:02/05/12 23:34
860踏んだ人が次スレ立てるってのはどう?
そろそろほんっとやばいので
第38回
連合軍の主だった武将は孫堅軍敗退の報をうけ、緊急の作戦会議を行っ
ていた。
「所詮、あのような出自も定かではない男にはこれが限界でしょう。」
そう言って、袁術はしきりに周りの武将の顔を窺っている。
その様子を曹操は苦々しげに見ていた。
(貴様が兵糧を送らなかったせいで孫堅殿は敗れたのだ。それをよくも
まあ、あつかましく言ったものよ。)
そう思いながらも曹操は口には出さなかった。いや、出せなかったとい
うのが本当のところであった。名門の出である袁術と曹操の力の差は歴
然としている。それに下手に口出しすれば今度はこちらが兵糧を断たれ
る危険性もあった。
その時、番兵の制止を振り切って3人の武将が会議を行っている天幕に
きた。ざわつく諸将の声を遮って3人のうち最も大柄な武将が大声を張
りあげた。
「会議中、失礼いたす。我らは孫堅文台が家臣にござる。本日は確かめ
たき義があり、参上した次第。」
そう言うとその武将の後ろから小柄な人影が現れた。
(子供・・?)
曹操は訝しげに見た。
人影はスネ夫だった。
キターーーーー(・∀・)ーーーーーー!!
852 :
スネオ のび犬スナイパー ◆nobiF2XA :02/05/13 00:08
どうやらこわれてるみたいだな、ぼくはギゴショックカードを見ていった。
チクショウどうすればいいんだ、この時代にぼくが生きていけるわけないじゃないか。
はぁ、おなかすいた・・・フィレミ二オンステーキをレアで食べたいのに・・・とぶつぶついってると、そこに大勢の馬に乗った兵隊のようなものが列を作って進んでいるのが見えた。
「そこのボウヤ、なにしてんだ」
そこの先頭にいた強そうな人がぼくに話し掛けてきた。でもなんていえばいいかわからなかった。
「え、えっと散歩です」
「そうか、この界隈は危険だぜ、すぐ家に帰るといい」
「家なんてありません、ぼくは・・・ぼくは・・・うわーん」
「おいおいどうした、何か悪いことでも言ったか?」
「家族はみな賊に殺されてしまいました、それでいまはどこへも身寄りがなくて…、うわーん」
こうして情に訴えれば助けてくれるかも…
「ふむ、しかし俺にはどうすることも・・・っと」
隊の後ろのほうから豪華な服をまとった人が馬に乗ってきた。
「黄蓋、なに止まっているのじゃ。早く品物を届けねばならんのじゃぞ」
「ご主人、わかってますよ。でもこの子が気になって仕方ねえのさ」
「ほっとけほっとけ、まかなう余裕はここにはないわ」
「ふむ、そういうわけだ、すまんなボウヤ」
あっさり! これが人間か! ママーンとんでもないところだよー
さらにまた後ろのほうから男が走ってくる。
「ご主人ご主人、輸送中に品が駄目になってます!」
「なにい損害はどのくらいじゃ!」
「ええと、金210の価値のツボが3つ、それに金46のの上等の酒が2かめ。
さらには金780の価値の書物が3つほど」
「で、いくらになるんじゃ」
「それは・・・」
「答えよ、損害は以下ほどになるんじゃ?」
「ええとええと、すいません主計官に聞いてきます」
「ええい、はやくせんか!」
「3062」
ぼくはは答えた。このくらいじゃ小学生だってわかるさ。簡単なかけ算だよ。
「なんじゃとわかるのか?」
ご主人という人が聞く。なんだか驚いているようだ。
「わかるよ、そのくらい」
その言葉を聞き黄蓋と呼ばれた人はは何言ってんだという顔をしていた。
853 :
黄蓋 のび犬スナイパー ◆nobiF2XA :02/05/13 00:08
おいおいおいおい冗談だろ?
あんなすぐにわかるもんかよ、でも・・・まあいい、主計官の答え待ちだ。
ずいぶん待って返事が来た、主計官の答えは2983・・・ってこのガキ間違えてんじゃねえよ!
「もう一回確かめてよ、絶対にあってるんだよぼくの答えが!」
泣きながらいってらあ、まったく人騒がせな。ご主人、もう行きましょうや。
「そうだな出発だ!」
俺達はガキを残して進んだ。さいわい街はすぐそばだ、夕方にようやく着いた。
俺の仕事は旅商人の護衛、ご主人・・・その商人から金を貰い部下に配る。
宿で俺はボーっとしていた、女にでも声をかけようかねぇ・・・。
金があるから酒でもぱーっと飲みますかって思ったそのとき、宿の別の部屋から声がした。
「バカもん! 計算が違うではないか!!」
おいおいおいおい、なんだいいったい。
さっき品物の護衛をしてやったご主人・・・いや契約切れたから商人って呼ぶか。その商人がでけえ声あげてる。
「なにが2983じゃ!、 3062の間違いではないか!」
ってえと何かい、あの坊やの答えがあってたってことかい。
やるねえ、へへへ。 あのボウヤ俺より頭いいじゃねえか。
ま、おれにとっちゃどうでもいいことさ。
さあて、一杯引っ掛けにいきますか!
854 :
スネオ のび犬スナイパー ◆nobiF2XA :02/05/13 00:09
すっかり夜だ、ぼくは草むらにへたり込んだ。ああお腹すいた。
これからどうしようかな、でもどうしようもない
・・・うう、ママーン。
ねっころがるにもベットでなきゃ寝れないし、下はごつごつして痛いし…。
遠くから馬が走ってくる音が聞こえた、ぼくは賊か何かだと思って草むらに隠れる。
ぼくの前でそいつは止まった、そしてまたどこかへ行った。
お腹がぐうと鳴る。
このままじゃ飢え死にしちゃうよ、とりあえずどこか大きな街を見つけてそこでどうにか生きていこう。
そこにまた馬の足音。
「3062で正解だぜ!どこにいるんだ!」
おやとぼくは思った、この声は今日会った黄蓋って人の声だ。
「ここですここです」
「なんでえ、ずいぶん探したぜ・・・とにかく俺の馬に乗りな」
「お前さんを雇いたいやつがいるんだ、数字の計算のすごさを見込んでな」
馬の上で黄蓋さんは言った。
「まあ、俺なんだけどよ」
ぼくはてっきりあのご主人って呼ばれていた人かと思った。
「俺は黄蓋、字は公覆ってえんだ。ちょいと前までは役人の仕事してたんだけどよ。しょうにあわないっつーかなんちゅうか・・・
ってこんなことはどーでもいい、いまじゃ俺は商人相手の護衛の仕事をしてんだ。そこでだ」
ぼくは黄蓋さんの言葉を待った。
「今回も500人の兵を使って護衛したんだがな。赤字なんだよ。貰った金いきあたりばったりで使ってるからかどうかしらねえけどよ。
で、おまえさんのようなやつがいればもうちょっと儲けられそうだなあと・・・わかるか?」
うんうんとぼくはうなずいた。
やった、ぼくはついてるよママ、やっぱりこのぼくが美しいからこんなことになるんだ・・・。
「で、やるか?」
「やります、やらせてください黄蓋サマ」
「おいおいおいおいサマはよけいだぜ、サマはよ」
こうしてぼくは黄蓋さんのところで主計官(お金を管理する人らしい)を任されることになった。
ああ、スネ雄さんのスネオとのび犬さんのスネオが両方読めるなんて・・・シアワセ
856 :
無名武将@お腹せっぷく:02/05/13 01:32
倉木麻衣の新曲「Feel dead!」
聴いた瞬間、思わず「蒼天航路」を思い出した。
死にたくない、戦場で殺し合う武将たちが、返り血を浴びながら風を切って走る…。
完全に妄想だが少し聴いただけでここまで想像を膨らませるとは、恐ろしい曲といえるかも。
ドラえもん〜のび太の三国志〜主題歌ソング。
>>844 「ねえ、焦らさないで早く言ってよ」のび太がせかす。
「うん、つまりだね…」出木杉による「三つ目」の説明が始まった。
「歴史を変えて、タイムパトロールを誘い出すんだよ」そう出木杉はいった。
「ええっ!」のび太。
「歴史を…」スネ夫。
「変えるのか?」ジャイアン。
「そんなこと…」しずか。
一様に二の句が継げない。
「犯罪だよ」ポツリと、だがしっかりした口調でドラえもんが言う。
「それは解ってる、でも早く、確実にもとの時代に帰るためには、これが一番だと思うんだ」出木杉は力を込めて反論する。
「別に歴史を大きく捻じ曲げるような事はする必要はないんだ。ただ困ってる人や飢えに苦しむ人を助けたり、この時代ではまだ発見、発明されてない物を紹介するだけで充分だと思うよ」
「それくらいなら、明日にでもできると思わないかい?」そういってみんなを見まわすと、のび太達は「歴史を変える」という妄想の世界に入っているようだった。
ファンページに年表をつくったらどうでしょう?
職人達が何年にタイムスリップしたか、わかりやすいので。
別口の業務が忙しいので次回までもう少し時間がかかります(^^;
続きは絶対上げますのでどうか気長にお待ち下さい……(o_ _)oパタ
>>764さん
ありがとうございます!
自分なりによりドラえもんっぽいストーリーを目指して頑張ろうと思います。
あ、一応『いつでもポスター』は実際に登場している道具ですw
>>連ドラさん
あわわ、お褒めのお言葉ありがたいですー(^^;;
ドラマニアって程ではないですが、ドラえもんはやはり幼い頃から親しんだ名作ですからね。
実は道具は検索して調べてたり……w
後、連ドラさんのギャルゲネタなどを交えた独特のノリ、いつも楽しく読ませて頂いております。
これからも頑張ってください〜♪
>>スネ雄さん
いえいえ、私が書き出したのもスネ雄さんを始めとする職人さん達の名作があってこそですよ!
皆さん素晴らしいアイデアとセンスをお持ちです。本当に凄い!
スネ雄さんのカッコイイスネ夫にはベタ惚れですw
続き期待してます、頑張ってください!
>>ジャイアン伍長さん
うひゃあ、勿体無いお言葉を……本当にありがとうございます。
私のアイデアでよければいくらでも使っちゃってください。
ジャイアン伍長さんの素晴らしいストーリーの助けとなるならば本望でございます。
壮大なストーリーとなりそうで、毎回楽しみにしております。頑張ってください!
今回は反応してくださった方へのレスという形で書き込みましたが、
次回からはサポートBBSに書き込むようにします。どうかご容赦を……
外部・一
ピリリリリリ!ピリリリリ!
けたたましいベルの音。
「まあ大変!」
「なんなの?ドラミちゃん?」
ここは二十二世紀の世界。のびたの孫の孫セワシと、ドラえもんの妹ドラミが住んでいる所。
ドラミがセワシの宿題を見ていたとき、そのベルが聞こえてドラミは飛び上がった。
「『虫の知らせアラーム』よ!」というとドラミは自分の部屋に走っていった。
「え、だれかな?」「パパさん達かもしれないわ」
この時代、緊急連絡用として虫の知らせアラームを使う家が多かった。
これは危険に見舞われた者の意思に関わらず警報を鳴らしてくれる優れものである。
「んーと・・・」
アラームに接続したモニター画面になにやら作業を始めるドラミ。
「おにいちゃん達だわ!」
「え?何があったんだろう、場所は?」
「それがおかしいのよ、すぐわかる筈なのに…あっ、時間移動したのね!」
「時間移動?」「今夏休みでしょう?多分旅行にでもいったんじゃない」
「おじいちゃんたちも懲りないね」
「もう!一言いってくれてもいいのに、いつもそうじゃない」
ぶつぶつ言いながら作業を続ける。
「A.C19・・・特定しづらいわね、中国大陸・・・・?あらま、なんて時代にいったの!?」
「190年ぐらいの中国だって?ああ、平安時代ね」
「何いってるのよ!それは日本でしょ、時代違うし。後漢、三国志の時代よ!」
「ああ、そうかぁ」「今さっき勉強してた所じゃないのよう…」
へらへら笑うセワシと溜息つくドラミ。二十世紀ののびたとドラえもんそのままだ。
>>861 外部・二
時々ドラミは自分の兄のオッチョコチョイさにあきれる事がある。
のびたをしっかりした男に育て上げる為に未来に行ってるのに、のびたに丸め込まれて
秘密道具を貸し与えたり、そのうえ一緒に悪戯をしかけたりと騒動を起している。
それに過去に行ったり、宇宙に行ったり、地底、海底、魔界までにも行ったり…
行く先々でトラブルに巻き込まれている。
よくもまあ、こんな危険な事をしてきたものだ。
ドラミ自身が彼等の死地を救いに行った事さえある。
「本当に頼りないお兄ちゃんね」と独り言がでてくる。
「で、ドラえもんの場所は解ったの?」
「難しいのよ、二十世紀じゃ無いから」
いっこうに場所の特定が出来ない。苛立ちが募る。
「もしかしたら・・・・」「なあに?」
「お兄ちゃんのスイッチが切れているのかも」
「誰かが尻尾を引っ張ったって言うの?」
「何かが有ったみたいね」
というとドラミはすっくと立ち上がった。
「行かなきゃ」
アラームはドラえもんだけにセットされている。
だからドラえもんの近くにのび太達がいるとは限らないのだ。
「おじいちゃん達の所に行ってくるのかい?」セワシが心配そうに言う。
「うん、20世紀に行ってタイムテレビを使うしかないみたい。
「セワシくん、ちゃんとお勉強しててね」
「わかってるよ」セワシはそういうと顔を膨らませた。
「けど…気をつけてよ」
「大丈夫」そう云うと、ドラミはタイムマシンに乗り込んだ。
863 :
閑話休題 のび犬スナイパー ◆nobiF2XA :02/05/13 18:32
スレ立て早すぎ
865 :
連ドラ ◆Am7DdtsA :02/05/13 21:07
>>546 孫策との出会い2
孫堅軍が城に着いた頃にはもう日は暮れていた。
だが日が暮れたのにも関わらず城では盛大な歓迎をうけた。
「父上!この度の戦お疲れさまです!」
孫堅の下に走り寄ってきた少年は凛とした声を発した。
「おお、拍符よ!久方振りじゃのう!元気にしておったか!」
馬から降りるなり孫堅は息子を抱え上げた。
「やめてください父上!拍符はそんな年ではありませぬ。」
口では嫌がってる孫策だがひさし振りに父に会えたのでまんざらでもないようだ。
(私も本当のお父さんに会いたいな…。)
目の前の幸せそうな親子を見てると、憂鬱になってしまうしずかだった。
「ところで父上、そちらのお方は?」
孫策がしずかに気がついたようだ。不意に目が合ってしまったしずかは思わず目線をそらしてしまう。
「そうだった!拍符よ、この方はしずかという者でな黄巾賊に襲われてる所を助けた折、お前の良い話相手になると思ってな、連れてきたのだ。身寄りがないから喬玄殿に預けるつもりでな。」
「そうなんですか…。話をしてきてもよろしいですか?」
孫堅の言ったことを疑いもせず孫策はしずかに近づいた。
孫堅は自分のいいように話を作り変えたがおおむね合っているからよしとしよう。
遠くにいた孫策の顔が明らかになる。しずかは息を飲んだ。
まだ自分とそう変わらない年なのにその瞳には曇りがなく、また全身覇気がみなぎっていた。ついでにいうとイケメンだった。
「はじめまして!しずか殿!」
先ほどの印象からは打って変わってニカッと笑う孫策少年だった。
866 :
連ドラ ◆Am7DdtsA :02/05/13 21:59
小喬との出会い
はっきりいってしずかは孫策に惚れたみたいだ。わずかな時間を話しただけだがすぐに虜になった。やや虚ろな顔のしずかを見た孫堅はニンマリしていたのは言うまでもない。
2人は喬玄の屋敷に向かっていた。
「お義父様。なぜ拍符様に私のことを婚約者として話さなかったのですか?」
孫堅はああ、そんなこともあったな。という顔をした。
「それはな、いきなり見ず知らずの人に結婚の話なんていったらお互い気マズイだけだろう?だからだ。」
しずかは孫堅の意外な考えに驚いた。この時代にあって強引な結婚は当たり前だろうに。
(でも、お前が拍符に惚れたからいいんじゃ。)
と心の中で付け加えた。
喬玄の屋敷の門の所に着いた時、不意に頭上から声がした。
「そこの二人!私の屋敷に何の用!?」
しずかはとても驚いた。と、言うのもあまりのアニメ声に。孫堅はどこ吹く風で頭上の人物に声をかけた。
「はははッ!小喬殿!相変わらず元気がよいな!ところで喬玄殿は居られるかな?」
「お父様は今はいませんわ!変わりに私が承ります!」
そう言い放つと小喬は「はッ!」とジャンプして門から降りた。
が、着地の際足を滑らして転んでしまった。
思わずしずかが駆け寄り小喬を起こす。
「だいじょうぶ?」
「イタタタタ…。そんな大丈夫な訳…はッ!」
しずかと目が合い小喬は頬を赤くした。
「そ…そんな目で…私をみないで…ください…」
「?」
モジモジする小喬。
しずかの背後から孫堅が口を開いた。
「小喬殿!本日からお前の姉になるしずかだ!もちろん喬玄殿には話しを通してある!仲良くしなされよ!」
しずかは前々から聞かされていたから驚きはしなかったが、少なからず小喬は衝撃を受けたらしい。
(な、なんでしずかお姉さまを前にすると気持ちが変になるの…)
まだ10歳にも満たないのにまったくマセたガキである。
867 :
閑話休題 のび犬スナイパー ◆nobiF2XA :02/05/13 22:20
時期尚早だったかもしれません、みなさんにはご迷惑おかけします。
とりあえずは2巻(次スレ)はふつうにage、sage自由進行
今までのはsage進行にすればどちらに書き込んでも問題ないかと思います。
と言う自分がsageてないとは。不覚です。
本当に、どうもすいませんでした。
>>686 どんとまいんど 略して どんまい
気にすんなってことで続きをどうぞ
新しいスレに移ったようですし、ここは読者が頑張ってこのスレ消化しないと。
でも一人で残り130はツライなぁ・・・
なにも書かずに落としたらいいとおもわれ
落とすにしては微妙なレス数だとおもわないかい?のび太君。
ドラえもん、それならなにか長文書き込んで容量オーバーさせるのはどう?
のび太君にできるなら他の人がすでにやっているさ
じゃあ、AAは?これならすぐにオーバーだよ。
とりあえず記念書き込み。
あと120あまりじゃないか。
だらだら続けてれば行くよ。
英雄たちに敬礼。
無名雑兵さんの、なかなか好み。
ああー すいませーん
そりゃ名前欄でんがな!
sageと書くのはそのとなり、メール欄でっせ!
知ってたんかいな。
.,.ノ‐''¨¨¨¨ ̄ ̄` ^'.'ーn、
._,-'.´`.,‐'¨`゙^':v ,-.¨´¨''-_ ^'v
./ .:´ .'l..,! .゙! `┐
..「 .| o .)( < .> .^、
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..゙ .,/「.、、、_ ´''ヽ''.'|′ .丁¬'^´ ._.._¨-、 }
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http://salami.2ch.net/test/read.cgi/kao/1013270294/ ここにいいAAありまっせ
だらだら。
終わらせなきゃならんの?
___ _
/ ____ヽ /  ̄  ̄ \
| | /, −、, -、l /、 ヽ
| _| -| ・|< || |・ |―-、 |
, ―-、 (6 _ー っ-´、} q -´ 二 ヽ |
| -⊂) \ ヽ_  ̄ ̄ノノ ノ_ ー | |
| ̄ ̄|/ (_ ∧ ̄ / 、 \ \. ̄` | /
ヽ ` ,.|  ̄ | | O===== |
`− ´ | | _| / |
| (t ) / / |
こんなのとか
___ _
/ ____ヽ /  ̄  ̄ \
| | /, −、, -、l /、 ヽ
| _| -| ・|< || |・ |―-、 |
, ―-、 (6 _ー っ-´、} q -´ 二 ヽ |
| -⊂) \ ヽ_  ̄ ̄ノノ ノ_ ー | |
| ̄ ̄|/ (_ ∧ ̄ / 、 \ \. ̄` | /
ヽ ` ,.|  ̄ | | O===== |
`− ´ | | _| / |
| (t ) / / |
なんで無表情なの?
うるせー馬鹿
___ _
/ ____ヽ /  ̄  ̄ \
| | /, −、, -、l /、 ヽ
| _| -| ・|< || |・ |―-、 |
, ―-、 (6 _ー っ-´、} q -´ 二 ヽ |
| -⊂) \ ヽ_  ̄ ̄ノノ ノ_ ー | |
| ̄ ̄|/ (_ ∧ ̄ / 、 \ \. ̄` | /
ヽ ` ,.|  ̄ | | O===== |
`− ´ | | _| / |
| (t ) / / |
やっぱ劉備っていいよね。
曹豹にきまってんじゃん
,,r''¨¨^'':v_
,/′ `'┐
/ .\
.| . _,,,,,,,..,,._\
._|,,--冖 ̄´  ̄^'''ー-、,_
,.u‐''゙´ .^'‐u
.,r‐''^¨¨¨^''¬‐-、.,,,r┘ _,,v-ー''^¨^¨´`¨^^''ー-、,_ .゙\
/′ ,/′ ._.-‐'^´ .''^¨'''‐ `'-v \
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〕 | |/^<.,/ {, ,/'工、、 .¨'''^′ | }
.| | .リv,厂¨^! ( .`r''` .} .¨^v } .}
.| } .ミ_ ,ノ .,「 .)_ _,/ } ノ .}
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\_ ゙゙v _,,、-─冖¨` ,ノ冖''ー.,,y-ー''''l(′
.゙'┐ ゙-、 ._、.:-ー'''¨´` _,,.,,、/´_,vー'''^'丁^‐y 「 __,,,,,,,._
. ¨‐v .,.>''¨` _,.,、-┬''^´ .ミ'^゙,,v:;ニ⌒.} \..-:'´′ .¨'┐
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.lllllllト ._ ._,,yzlllllll》》ミミミ|llllllllllllllllllllllllllll″
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