━━━━━アイテムの説明━━━━━
※参加者は、【ザック】に入った、【フィールド略地図】【全参加者名簿】【鉛筆】【水とパン1日分】
【懐中電灯】【腕時計】を基本アイテムとして支給されています。
基本アイテムのレス末表示は特に必要ありません。
※参加者は不確定要素として、通常は単に【アイテム】と呼ばれる、ザックに入る程度の武器アイテムを、
各自1つづつ支給されています。支給された武器アイテムの制限はありません。
※参加者は、スタート時には普段着以外の、全ての装備を没収されています。
━━━━━【首輪】の説明━━━━━
※参加者は全員、耐ショック・完全防水の、銀色の【首輪】を身に付けています。
※【首輪】には主催者用の、生存判定用高性能心電図・位置確認用発信機・爆殺用高性能爆薬が、
標準装備されています。
※【首輪】は、外ずそうとしたり、禁止エリアに接触したりすると爆発し、参加者を死に導きます。
又、24時間以内の死亡者が居ない時は全員の【首輪】が爆発します。
※優勝者(=最後の生存参加者)のみ、首輪は安全に外されます。
(以上の首輪に関しての情報は、参加者にも公開されています。)
━━━━━フィールドの説明━━━━━
※フィールドは、1州が東京23区程度の広さに縮尺された、ミニミニ中国大陸です。
参考資料 →
ttp://www1.kcn.ne.jp/~wm6y-hrt/tizu.htm ※複数の生存参加者が存在する間にフィールド外に出るか、禁止エリア内に入ると、
もれなく主催者に強制遠隔爆殺されるか、暗殺されます。
※フィールド内の禁止エリアは、随時追加されていきます。
※フィールド内の参加者以外の人間と、アイテム以外の強力な武器装備は、
事前に回収されており存在しません。
※参加者には、『死亡者放送』『禁止エリア放送』の情報のみ、公開されます。
特に、『職人用』と銘打たれた放送は聞こえておりません。
━━━━━お願い━━━━━
※一旦死亡確認表示のなされた死者の復活は認めません。
※新キャラ(=参加者)の登場は、総登場参加者が500人を越えてから最初の死亡アナウンス以降
認めません。
※参加者の新登場、死亡等あればレス末に、【生存確認】・【死亡確認】の表示を行ってください。
※又、武器等の所持アイテム表示も極力行ってください。
※人物死亡等の場合アイテムはその場に放置となり、表示されたレス番号より100経過した時点で
強制破棄となります。
※複数にわたる話(=レス末に「続く」、名前欄に「○/○」記載)の場合、
中断されたレス番号より100経過した時点で継続する権利はフリーとなります。
※本スレは500になると書き込み禁止、新スレが建つまで書き込みは凍結されます。
※詳細は、雑談スレでの判定で決定されていきます。
※主催者側のキャラを動かすことは、原則的に禁止します。
※放送を行う際は、雑談スレで宣言してから行うよう、お願いします。
――洛陽――
気がつくと、群雄たちは城の中に寝かされていた。
体を起こし、あたりを見渡すと、よく見知った奴や全く知らない奴。
武官から文官、果ては異民族までがいるようだった。
ただ皆に共通していたことは、銀色の首輪(!)をはめられていた事と、普段着以外何も身につけていないことだった。
各々、次第に身を起こし始めると、同僚や主君となにやら話し始めるが、何が起こったのかは誰もわからなかった。
しばらくすると、一人の男が入ってきた。男は快活な声で言った。
??「はーい目が覚めましたかー?よく眠れましたかー?」
誰も一言も喋らなかった。
孫堅や袁紹といった血の気の多い面々ですら、何も言わなかった。
霊帝「はいはいはい、それじゃ、説明しまーす。まず、私が漢王朝の現皇帝です。いわゆる霊帝です」
霊帝は背を向け、黒板にチョークで大きく"霊帝"と書いた。まだ在位中なのに。
誰かが手を上げ「よくわからんぞゴルァ!」と言った。それが引き金になって、ほぼ全員がてんでに騒ぎ始めた。
何も喋っていない人間も何人か、いた。
まず目に付いたのは、曹操だった。周りに陣取った夏侯惇や許[ネ'者]が話し掛けるのにも、全然かまっていなかった。
それに――董卓だ。董卓は他の仲間――李儒や呂布たちと位置が離れており、当然、他に彼に話し掛ける者も、いなかった。
董卓は、体つきこそでっぷりと醜いのに、どこか油断できない厳しい表情を浮かべ、腕を組んで霊帝を見据えていた。
霊帝「はいはいはい静かにしなさーい」
手を叩いて注意をひきつけ、ざわめきが収まったのを確認すると、霊帝は言った。
霊帝「じゃ説明しまーす。えー、この国は、外戚や宦官の横暴で、すっかりダメになってしまいました。
そこで今日は皆さんに、ちょっと殺し合いをしてもらいます。最後の一人までです。
反則も、もちろん例外もありませーん」
??「そんなバカな!」
誰かがうわずった声を上げ、立ち上がった。皆がそちらに注目する。
大将軍の何進だった。いつもは血色のいい顔が、真っ青になっている。
何進「ぼっ、僕の妹は陛下の皇后なんだ。その僕がそんな殺し合いに参加するなんてことが――」
霊帝「あのね、君は何進くんだよね。臣下がどういうものか、知らないわけじゃないだろ?
いいですかぁ、皇帝以外の人間は生まれながらに下賎の輩、朕から見れば皆同じなんです。
妹が皇后だからって、その人が特別扱いを受けていいわけがありません。いいですか、
君たちにはそれぞれ境遇があります。農民出身の人も、異民族の人も、そりゃあいまーす。
だけど、そんなことで朕からの、君たちに対する評価は変わったりしないんです。
だから何進くんも自分だけが特別だなんてそんな勘違いを――するんじゃない!」
何進「ひぃっ!」
何進が床に座り込んだのを確認すると、霊帝は説明を始めた。
と、再び誰が手を上げた。十常侍の張讓だ。
張讓「一つよろしいですか?」
霊帝「はい、張讓くん」
張讓「最後の一人は……生き残れるんですか?」
霊帝「帰れますよ。但し本当に最後の一人だけな」
張讓「もう一つ…何故このようなことを?」
霊帝「…お前らのせいだよ」
張讓「……」
霊帝「お前ら、朕をなめてんだろ? なめんのはいいよ。だけどな、これだけは憶えとけ。
人生はゲームです。みんな必死になって戦って、生き残る、価値のある臣下になりましょう」
ふいに、誰かが叫びながら立ち上がった。再び皆がそちらに注目する。
その男は、清流派として名高い李膺だった。
李膺「こんなのはおかしいぞ! 絶対におかしい!」
霊帝「ん…李膺か。そりゃあお前は濁流の奴らを批判してたけどな。正直、我慢してくれないか?」
李膺「いくら陛下と言えど、こんな馬鹿げたことを認めることはできない!」
霊帝「…ふーん、李膺それ本気で言ってるのか。人間、自分の言葉には責任を持たないとダメだぞ?」
李膺「いいかげんにしてください! 絶対認めることはできない! 考え直してください!」
霊帝「……しょうがねぇな、お前は」
霊帝がリモコンを李膺に向けると、首輪がピピッと鳴り始めた。点滅する李膺の首輪。
霊帝「お前ら、離れてた方がいいぞ」
李膺「な、なんだ、これ!?」
――あぼ―――ん
爆発する李膺の首輪。
霊帝「あちゃぁ…ごめんな。朕が殺したら反則だよな」
霊帝は頭をかくと、すぐに真顔に戻って再び説明を始めた。
もはや、誰も異を唱えようとする者は現れず、説明は順調に進んでいった。
主催者の霊帝による、大会に関する説明が終わり、いよいよ出発となった。
霊帝「じゃあ、名前順に出発なー。一人目は、えーっと…」
霊帝が名簿を順番に読み上げていく。
その場にいたほとんどの人が、心の中で、(日本語読みじゃねぇか!)と突っ込んだのは言うまでもない。
各々、ザックを手渡されると、次々と洛陽を後にした。
…ゲームは、まさに始まろうとしていた。
【霊帝&親衛隊→全員が出発後、倭国へ】
【倭国 禁止エリアに指定】
【李膺 死亡確認……残り 約500人】(李膺は人数制限に含まないでいいです)
――ゲーム開始です――
阿会ナン[口南]は誰よりも早く洛陽城を出ると、一目散に益州方面を目指した。
阿会ナン「俺の名前は日本語読みだとかなり最初の方に来るんだよなあ。えーっと、ザックの中身は、」
「のこぎり?」
【阿会ナン[口南] 生存確認】
アイテムは【のこぎり(刃渡り30cm)】
劉備は蜀の面々を目で探していた。
自分一人でこんな狂ったゲームに勝てるわけが無い。
文字通り血眼になって探した。
唐突に、孫乾が眼の端に入った。
劉備「(孫乾は信頼できるが……)」
孫乾は真っ青になり、遠目からでも分かるほど震えていた。
劉備「まあ、仲間は多いに越したことは無い」
小さく呟き、また探索をはじめた。
劉備「!?」
劉備の驚きは声にならなかった。
魏延がいきなり見つかったこともあるからかもしれないが、何より彼の行動が異常だったからだ。
劉備「(寝ているだと・・・?)」
この状況にあって魏延は眠っていた。
ほぼ100パーセントの死亡を前にして眠るほどの度胸はそうそう持ち合わせていなかった。
劉備「(何という男だ・・・)」
劉備は恐怖とも驚愕とも取れない異様な感触がしていた。
スマソ、生存確認忘れてた。
【劉備、魏延、孫乾生存確認】
阿会ナン「っていうか、『喃』ってでるじゃねえか!」
【
>>9の阿会ナンは阿会喃に表記が変わりました】
阿会喃「なんなんだよ!」
【阿会喃、益州方面を目指す】
【9の生体反応が消滅しました。首輪を引っこ抜いて自爆した模様】
霊帝「出席番号それなりに前のほう、賈文和!」
賈文和「まったく、普通に参加せねばならぬとはつらいものよのう。」
霊帝「出席番号賈文和と似たり寄ったり、郭図!」
郭図「嗚呼、ついにゲーム開始ですか…」
賈文和「つまり、わしに同行したいと?」
郭図「ええ、あんた知力高いし。」
賈文和「その言い方が気に食わんが、まあいいじゃろう。
所でお主の支給品は?」
郭図「ええと、ロープですな。」
賈文和「わしが灯油8リットルじゃな。」
郭図「ならば是非!」
賈文和「アルコールランプは却下!」
賈文和&郭図生存確認(灯油・ロープ)
洛陽周辺の森。
劉封「おっ!なかなかいい武器じゃん!」
劉封のリュックサックには、なかなかよさげな剣が入っていた。
剣を天にかざし、何回か振り下ろす。
劉封「こいつなら、何人斬っても歯こぼれしそうにないな。
よしっ!このゲーム乗った!生き残ったら、俺が蜀の皇帝になれるかもしんないし!」
剣を腰に差し、劉封は森を進んで行った。
【劉封生存確認。所持アイテム…よさげな剣。行動方針…やる気】
んん、よく寝た。
・・・なんだ、俺の番まだまだじゃねえか。
そりゃ、500人もいりゃあ時間かかるわな。
ちょいと面子を拝見しましょうかね。
おっ、呂布だよ呂布。
さすが万夫不当の男だね、動揺してねえ。
ってあいつのおつむがとろいだけか。
あの武力バカが当面の敵だな。
ん?
近くに居るのは耳猿か?
奴は人信じることしか能がねえからな。
のこのこ歩いてきたところをやっちまえば楽勝だな。
蜀の連中は揃いも揃って平和ボケ野郎ばっかだからな。
あときついのは曹操か・・・
何考えてんのか全然わかんねえからな・・・
とりあえず、もう一眠りするか。
【呂布、曹操生存確認】
霊帝「うーんと、えー次は。いんせき〜。」
誰も立つ者は居なかった。
霊帝「あれ〜?イ・ン・セ・キ君はいないのかな〜?」
・・・・!! うつむいていた顔を上げると霊帝がこちらを向いているのを見て驚いた。
「しょっ! ひょっとして、私ですか!?」
霊帝「なーんだ。居るじゃないか。危うく朕の怒りを買っちゃうところだったぞ〜。
尹籍くん 早く行きな〜。」
慌ててバックを抱え込み外へ出ていった。
危なかった。あんなところで死んではしゃれにならない・・。
伊籍、字は機伯。今は只ひたすら荊州に向かって走っていくだけだった。
【伊籍 生存確認】
張宝と張梁は、月明かりの中を慎重に進んでいた。
張宝の手にはワルサーPPK。そして額に黄色い布。
張梁の手には曲刀。やはり額には黄色い布。
彼らは、出発前に彼らの偉大なリーダー、大賢良師張角より渡されたメモに書かれた、
冀州の鉅鹿、かつての本拠地跡へと向かっていた。
もちろん、このゲームでは誰一人として味方になるものはいない。それがルールだ。
しかし、”黄巾党”には、絶対の絆があった。
例え”邪教”というレッテルを貼られていようとも、その絆の強さには何ら変わりはない。
とりわけ、張宝と張梁、張角の関係は特別な物があった。なぜなら、彼らは兄弟だからである。
やがて、かつての本拠地跡についた。
岩の上に腰掛けた張角の姿を認め、二人はそこへ近寄ろうとし――
――そこに3つの塊が転がっていることに気づいた。
仰向けになって天を睨んでいるのが韓忠。
横向きに体を曲げて横たわっているのが孫仲。
もう一人はうつ伏せでよく判らないが、どうやら何儀らしかった。
まぎれもなく、皆、黄巾党のメンバーであった。
倒れ伏す3人の下には、水溜りがあった。
夜なのでよくわからなかったが、それは、日の光の下ならば、緋色に見えるに違いなかった。
張宝、張梁は訳がわからないまま、震え上がった。
張角「ここが鉅鹿じゃ」
張宝「こっここ、こいつは――」
張梁「こいつは、い一体――」
張角「こいつらか?…こいつらは、我を殺そうとしおった。何儀も、韓忠も、孫仲も――
だから、我が殺したのじゃ」
張宝は耳を疑った。こいつらは皆、黄巾に絶対の忠誠を誓っている。
大して能のない奴らだが、それだけにその忠誠心は高いはずだった。
――だが、能がないだけに、この状況で兄者の才を恐れたとしたら…。
そうだ、そうに決まってる。一人の人間が何を考えるかなんて、わかったもんじゃない。
張宝「おっ俺は大丈夫でさぁ。兄者を殺そうなんて思ってない。こんなゲーム糞喰らえだ」
張梁「そうだ。霊帝と近衛兵の連中をやるんでしょう?やるぜ、俺は――」
だが、張角はゆっくりと首を振っていた。
張角「我は…黄巾の乱に敗れて以来、あれが正しいことだったのか判らなくなっていた…」
張宝「……え?ど、どういう………?」
張角「……役立たずの同士を引き連れて戦うのか、我一人の力で生き延びるか…
ずっと迷っていたのじゃ……」
張梁「……?」
張角「我は鉅鹿についた。そこには既にその3人がいた。そこで我は杖を投げた。
そしてそれが右に倒れれば、以前のようにそいつらと共に漢王朝と戦い、そして――」
まさか――そんな――
信じたくはなかった、そんなことはないはずだった。3人は兄弟であり、同士であったのだから。
だが――張宝と張梁はようやく気づいたのだ。
もしかしたら、兄者は我々二人が使う妖術が、ただのまやかしだと気づいていたのではないか?
南華老仙から直に書を受け取ってない我々が、妖術など使えるはずがないと知っていたのでは?
――そして、直接それを口にしなくとも、内心では我々を蔑んでいたのでは――
しかし、そこまで思考が及ぶ余裕は二人にはなかった。
二人は、それぞれの武器に神経を集中していた。
張宝のワルサーの銃口がピクリと動き――しかしその時にはもう、張角は持っていた杖を
二人に向けて振るっていた。
ごぉぉぉっ、っと音が響き、杖の先から灼熱の炎が吹きだし、二人を飲み込んだ。
張宝と張梁はまだ立っていた。…既に個人の判別がつかないほど黒焦げになっていたが。
その辺の木をただ削っただけの、曲がりくねった杖を手にした張角が言った。
張角「左に倒れたら、このゲームに乗ると――」
顔良「こいつ、いきなり襲ってきやがった…」
足元に転がる馬ハクの死体を見て、顔良は呟いた。
洛陽から少し離れた所を歩いていた顔良は、
突然襲いかかって血きた馬ハクを、支給品の槍で返り討ちにしたのだ。
顔良「こんな弱そうなヤツまでやる気になるとはな。こいつはうかうかしてられんな」
とはいえ、ちょっとやそっとのことで死なない自信が、顔良にはあった。
顔良「関羽あたりがでてこなきゃ大丈夫だろう」
馬ハクの持っていた支給アイテム(手斧)とリュックサックを回収し、
顔良は道を急いだ。
【顔良生存確認。所持アイテム…槍、手斧】
【馬ハク死亡確認】
その張角の言葉を待っていたように、二人がどっと前のめりに倒れた。
張角はしばらくその場に座り、呼吸を整えているようだった。
そして5分ほどすると、3人を殺した時に使い、孫仲に刺したままになっていたナイフ
(張角の至急武器)を抜き取り、死んだかつての仲間たちの食料や使えそうな武器を拾った。
張角「……悪く思うな。これも全て、真の実力者による、太平道の世を築くためじゃ…
じゃが、来たのはこいつらだけか…もう少し減らしておきたかったのじゃが、
まぁ仕方あるまい。これ以上ここに留まりつづけるのも危険そうじゃしな」
罪悪感のかけらもない表情でそう言い、張角は岩場からかき消すようにいなくなる。
あとには、月明かりの下、5つの死体のみが存在していた。
【何儀、韓忠、孫仲、張宝、張梁……死亡確認】
【ワルサーPPK(故障)、曲刀、棍棒→島の南端に放置】
【張角:杖、黄巾、ナイフ、連弩、ベレッタ所持】
(※杖があれば妖術で炎を出せるが、体力消耗が激しい)
※行動方針→出会った奴には容赦なく攻撃。ただし、無理はしない。
「黄巾賊の首領どもだ!」
小声で叫ぶものがあった。泣く泣くゲームに参加させられた皇甫嵩。
「せめて、こいつらだけでも始末しなければ、死んでも死にきれぬわ。しかし、
三対一か…なっ!仲間割れか…よし」
皇甫嵩は張角に迫りつつあった。
【皇甫嵩 生存確認】
【所持アイテム 鋼の剣】
清流派知識人の端くれを自任する劉巴は悩んでいた。
李膺のように犬死にしては意味が無い。だが、張飛のごとき兵隊野郎どもなら
ともかく、名士たる自分がこんな馬鹿げた殺し合いをするなんて、と思うと背筋が
寒くなる。ここは命を捨てて諌めるべきだったのか。文台殿や伯緒(桓楷)殿、
孔明殿はどうなさるつもりなのか。…いや。考えていても始まらない。
「…と、ともかく、故郷に帰って考えよう。財産と食料をまず確保だ」
劉巴は荊州、零陵に向かって馬を進めた。
【劉巴 生存確認】
【所持アイテム 懐刀】
洛陽近くの小高い山のさびれた民家。
管輅「人たるもの、その運命に従うのみ…」
管輅「されば、私はやはり人目を避けつつ世の行く末など観ておりましょう」
管輅「幸いにして、アイテムは囲碁セット(碁石と碁盤)」
碁盤の上に碁石をばらまく管輅。
管輅「ふむ、この場所も長くおっては危険、と出ておるの」
【管輅 生存確認 アイテム:囲碁セット(碁石&碁盤)】
諸葛瑾は、出口からでると、当ても無く飛ぶように走った。
諸葛瑾「はあ、はあ・・・」
ここまで来れば大丈夫、そう思って、茂みの中に腰を下ろした。
諸葛瑾「恪・・・どこにいるんだ」
最後に息子の姿を見たのはついさっき。
肩を震わせながら、静かに出て行った。
諸葛瑾「私が居てやらないと・・・」
彼はとても扱いきれない薙刀を抱えて、とぼとぼとさまよい始めた。
【諸葛瑾生存確認】
【諸葛瑾 薙刀】
※方針→必要最低限の戦いしかしない
霊帝「よし、次。諸葛亮」
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
何だ?
うなだれていた武将、キョロキョロと周りを見ていた顔が、どうしたのか。と
一斉に霊帝の方を向いた。一体、諸葛亮と言う奴は何をやっているのか。
寝ているのか。気絶しているのか。ぐずぐずしていては殺されるぞ。
心配そうな顔をして諸葛亮を探している者もいる。
霊帝の口が動いた。
「よーし、次は・・・」
?!
「諸葛亮とか言う奴は、お前らが顔を上げた時には、もう外に出ていたよ。」
誰かが、少し笑ったような声でそう言った。
【諸葛亮 生存確認】
「くそっ、見失ったか…。」
皇甫嵩は舌打ちした。斬り込んでみれば、張角は影も形もない。これが彼の妖術なのか。
いやいや、まだ近くにいるはずだ。精神を集中させる。果たして、背後に人の気配を感じた。
「何奴っ!」
反射的に剣を
「車騎将軍殿までが……………ぐわっ」
何と、息絶え絶えの孫堅であった。
「しまったぁ!漢の忠臣に手を掛けるとは。…しっかりしてくだされ!」
だが、孫堅は、その武勇からは信じられぬほどあっけなく死んでいた。
「ううぬっ!必ず!必ず倒してくれるっ!」
皇甫嵩は張角の妖術に騙されたと思い込み、さらに黄巾への怒りをたぎらせたのだった。
だが彼はまだ知らない、本当の原因が内なる猜疑心にあることを………!
【孫堅 死亡確認】
>>21の放置アイテムは、島の南端ではなく冀州です。
どうもすいません。
「烏程候殿、許してくだされ!」
皇甫嵩は孫子の兵法書を孫堅の懐から奪うと、張角の本拠地である冀州に向かった。
*方針→黄巾賊以外との戦いはなるべく避ける
霊帝 「次、兀突骨くん」
兀突骨「…ふんがー!」
霊帝 「兀突骨くんには、これっぽっちの食料じゃあ足りないかもしれないけど、
まぁ、なんとかしてくれなー」
兀突骨「ぶふぅ〜〜!」
兀突骨は、そのあまりのデカさ故に、入り口を壊しながら外へ出て行った。
とりあえず、南蛮方面へと向かうことにする。
途中、荷物の中身を確認すると、中に入っていたのは弓矢だった。
しかしその弓は、兀突骨には小さすぎて、上手く使うことができなかった。
兀突骨「………ぐがーーーーっ!(怒)」
【兀突骨 生存確認:南蛮へ】
【所持アイテム:弓(ただし、小さすぎて上手く使えない)】
※方針→動物と同じで、腹が減ったら相手に襲いかかる。
霊帝「次、軻比能君!」
軻比能「はい!」
霊帝「ああきみね、孔明伝でやたら顔グラかっこよかったから
多くの孔明伝出演者に恨まれてるよ、がんばってね!」
軻比能生存確認
まさかなぁ。
でも、まてよ?
うーん。
ちょっと力入れてみようかな。
ちょっと脆そうな気もするけど、鉄だしなぁ。
引っ張ってみっか。
ほら、軽く引っ張るくらいならだいじょぶじゃん。
案外、あれ嘘かもな(笑)
おし、いっちょ思いっきり
ぉおっ
侯成が手に力を込めた瞬間彼の肩から上は無くなっていた
「・・・うわぁ、、、あいつあほだ・・・」
自分もちょっとひっぱてみてたりしていた車冑であった。
【侯成 死亡確認】
【車冑 生存確認 拳銃一丁所持】
霊帝「次、拓跋力微君!」
拓跋力微「ははっ」
拓跋力微も軻比能同様、鮮卑の族長である。ただし知名度はぐっと低い。それなのに
たまたま交易に来たせいで、参加させられてしまった。
霊帝「君の子孫が華北を統一した北魏をつくったんだってね。でも、君は陳壽にも
無視されてるから、気楽にやるといいよ」
拓跋力微「…(くそっ、漢民族はどうしてこんな奴ばっかりなのだ。いつか殺す!)」
霊帝「なんなの〜、その反抗的な目は?」
拓跋力微「は、ははっ!」
こんないかれた野郎に殺されてはたまらない。故郷に戻れないとなれば、なるべく
勝手知った場所に向かうしかないだろう。まずはヘイ州、晋陽に鉄騎を向けた。
【拓跋力微 生存確認】
【所持アイテム 火炎放射器(大秦国より密輸)】
※方針→名門の連中を重点的に狙う
「貴様の名はなんだ、夷狄めは変な名前ばかりだな!」
走り去る馬を見て前の男を鮮卑族と知り、公孫サンは月牙(月の形の刃の付いた戟)
を振りかざしつつ呼ばわった。近づくと間違い無く鮮卑族とわかった。当時の
中国では夷狄(非漢民族)は動物並みと、信じて疑わぬ者が多かったが、
公孫サンは特に酷い男で、周囲の異民族である烏丸・鮮卑に怨まれ、恐れられていた。
「ふん、そうか、貴様も馬を奪われたのか。鉄騎もない夷狄など、もはや雑魚同然。
死ねい!」
「うるさい、拓跋力微(たくばつ りきび)だ!」
串刺しにしようと突進する公孫サンを、素早く下に滑り込んで脇腹に一撃を食らわせる。
公孫サンが一瞬視界から消えた拓跋力微を確認したとき、視界には蒼い炎が
広がっていた。
「ふん、わしらから見れば、漢民族の名の方がよほどおかしいわい。劉虞殿は
まだ話のわかる御方だったが、こいつは」
そこで言葉を切ると、もう二度と見たくないと、拓跋力微は死体を完全に
焼き切った。
【公孫サン 死亡確認】
【月牙→幽州に放置 ただし刃以外は黒焦げで使用不能】
※>35の「鉄騎」は放置アイテムではありません。主催者によって回収されたことにして下さい。
賈文和「さて、それはそうとこれからどうするかのう?」
郭図「やはり安全地帯を探すべきでは?」
賈文和「いや、その前にやっておかねばならないことがある。」
郭図「……まさか!?あれですか!!?」
賈文和「われらの今後のためじゃ。」
賈文和&郭図 呂布足止め作戦準備開始 続く
>>30 アイテムを持ち去れたのですね。ならば回収したことにします。たびたび
済みません。
貂蝉は洛陽を出ると、辺りに気をつけながら慎重に歩き始めた。
なにしろ女の一人身である。こんな状況では、何が起こってもおかしくない。
なるべく危険は避けなくてはならない。
養父である王允は、順番が離れすぎていたので合流は難しい。
呂布でもまぁ良かったが、やはり順番が離れている。
董卓と一緒は……死んでもご免である。
どうせ、こんな状況でも身体を求めてくるに決まっている。
貂蝉「さて、どうしましょう…そうそう、武器を確認しておいた方が良いわ」
中から出てきたのは、一握りのナイフだった。
貂蝉は一言だけ「まぁ」というと、ナイフをあれこれ点検し始めた。
…突然、ナイフの刃が柄から飛び出し、地面に突き刺さった。
貂蝉「……え? な、なんですの、これは。………そう、説明書が付いてたわね」
説明書によると、これは「スペツナズナイフ」と言う武器で、刃の部分を
飛ばすことができるとの事であった。
貂蝉「まぁ、なんて危険な武器なんでしょう…でも、意表を突くにはいいかもしれませんね」
貂蝉は、説明書を見ながら苦労して刃を元に戻す。
そして、再び辺りを警戒しながら歩き始めた。
【貂蝉 生存確認】
【アイテム スペツナズナイフ】
※方針→話し合い優先。董卓からは逃げようとする。
ついでながら
【王允、董卓、呂布…生存確認】(一緒にいるわけじゃないですよ)
馬謖は城を出た後、敵がいないことを確かめつつ林をぼんやりと歩いていた。
「ポリタンクかあ…、水の調達に使う物らしいが人を殺すことはできなさそうだな」
そこに城の方から足音と銃声が。誰かが追われているようだ。
「あれは、馬岱殿?助けて差し上げたいものだが…」
馬謖は城で見た馬岱の偉丈夫ぶりにほれぼれしていたのである。
馬謖は道の上に架かるようにして立っている木に登り、2人が通るのを待った。
馬岱をやり過ごし、追跡者が木の下に来たその瞬間、追跡者の背中をめがけて馬謖は勢い良く飛び降りた。
ドカッ。
鈍い音が発した。馬謖は追跡者に確実なダメージを与えたのである。
馬謖「大丈夫か、馬岱殿…」
馬岱「助けていただいてなんとお礼を申して良いか。そなたは」
馬謖「馬謖幼常、荊州の育ちである。お城でお見かけしてより馬岱殿には何か光るものを感じてござった。」
馬岱「なんと…。して、馬謖殿はなにでそれがしを追ってきたものを倒されたのかな?」
馬謖「はは、私のアイテムはこの水入れ容器だけじゃ、して体当たりで頭の上に飛び降りてやったわ」
馬岱「身を危険に侵してまでそれがしを助けていただいたこと、感謝の極みでござる」
馬謖「それとして、馬岱殿のアイテムは?」
馬岱「うむ、それが衣服のようなものが入っておってな」
馬謖「なるほど。よろしければ、これからご一緒させてはいただけませぬか。」
馬岱「身を持ってそれがしを守ってくださった馬謖殿の申し出、ことわるはずもない。むしろそれがしからもお願いいたす」
ここに、馬謖&馬岱のユニットが誕生した。
馬忠(アイテム:ピストル&銃弾50発)は意識を失って倒れている。
馬岱は馬忠の掌から銃器らしきものを頂戴した。
【馬謖 馬岱 馬忠 生存確認】
【馬謖(10Lポリタンク)&馬岱(超強化防火・防水・防寒スーツ、ピストル&銃弾50発) あてもなく移動中】
【馬忠(アイテム無し) 洛陽近くの林で気絶中】
「こいつぁ・・・いい獲物じゃないか。かなりの当たりだな」
曹仁はザックから取り出した黒光りする物をみつけて、ニヤリと笑った。こいつなら大抵の輩は一撃で葬り去ることができるはずだ。
「ふん・・・試しに使ってみるか」
曹仁はザックからそれを取り出す。何故かは分からないが使い方もマスターしているような感じだ。
「・・・死ねよ」
重い音が辺りに響く。その先では男がスローモーションのように倒れていくのが見えた。
【曹仁:生存確認】
【アイテム:スナイパーライフル(注:呪われてます。これを持つと交戦確率100%になります)】
【死亡確認:費詩】
呂布「ふふふ俺の武器が方天画センとは勝ったもどうぜんだな
さて親父(今は丁原)を捜さなければ」
【呂布 生存確認】【アイテム方天画セン】【匂いと野生の勘で丁原探索中】
郭図「呂布発見!呂布発見!!」
賈文和「良し!落とし穴作動!!」
呂布「まてや!落とし穴なんか掘るなボケ!!」
呂布は落とし穴に落ち灯油をかけられてしまった。
賈文和「いくら知力低いからといって、こんな作戦に…」
郭図「俺だって知力70以上あるのに…」
呂布「馬鹿にすんな!武力は高いんだ!高いんだぞ!!」
郭図「見苦しいから放置ね。」
賈文和「どうせならロープを首輪に引っ掛けておけばよかったのう。」
呂布「かってなこと言うな!!」
呂布 落とし穴に放置(方天画センは落とし穴の上。)
賈文和&郭図 灯油四リットル ロープ 続く
呂布「待て!あいつらだけ続くのかよ!!」
郭図「と言うわけで復讐出来んぞ、がんばれや。」
魏延は支給された青竜刀を日の光に反射させて林の中を散策していた。
でたらめな口笛を機嫌良く吹いている。
城を出たとき、茂みに隠れて真っ先にザックを開いた。
途端、口笛が彼の口を突いて出る。
魏延「すげえ・・・これさえありゃあ鬼に金棒だ・・・」
魏延が支給品に見惚れていたところに、背後から楽就が近付いていた。
大振りの青竜刀を振りかぶり、魏延の首筋を狙っている。
楽就「り、りゃあーっ!」
勝った。
あの魏延将軍の首を刎ねた。
俺は勝ったのだ。
魏延の足元には、悲惨な姿になった楽就があった。
魏延「さすがだね、バズーカは・・・」
彼には武器に慣れる天賦の才があった。
説明書の一瞥で充分に使いこなせる。
魏延「じゃ、もらっていくから」
彼は青竜刀の所をうまく外したつもりだったが、幾分峰が欠けていた。
しかしそんなことは気に留めず、右手でぶらさげて歩き出した。
魏延「殺人ゲームの始まり始まり・・・」
【楽就死亡確認】
【魏延 対戦車ロケット砲
青竜刀】
※方針→見つけた者は青竜刀で斬殺。バズーカは極力使わない。
曹仁はスナイパーライフルの呪いに操られるように、狙撃に適した場所を探していた。
相手の姿がよく見え、且つ、自分は簡単には見つからない場所。
接近戦を挑まれたら終わりである。慎重に場所を選び、条件に合った場所を探す。
曹仁「よし、あの崖の上の茂みがよさそうだ」
歩きに歩き、荊州まで南下したところで、ようやくいい場所を見つけた。
曹仁はここを狩場に定めると、茂みに潜り込んで息を潜めた。
曹仁:所在地→荊州北部
※禁止エリアに指定されるか、敵に襲われるまで動かない。
月明かりの下、一人の老人がブツブツ言いながら歩いていた。
手には、支給された風車手裏剣を重そうに引きずっている。
――ふぅふぅ、全くなんでワシがこんな目にあうんじゃ。
ワシが何をした?陛下に嫌われる事などした憶えはないのに。
…それに、この武器はなんじゃ!こんな重いモン、投げられる訳ないじゃろが!
董卓や呂布まで居るし、まともに戦ったら死ぬに決まってる。
いや、待てよ…貂蝉を上手く使って、連環の計にかけられれば或いは…
それで奴らを共倒れさせた後は、同じように他の奴らも片付ければいいか…
よし、ではまず貂蝉を探さねば!
その老人は、どう考えても無茶な作戦を実行に移すべく、貂蝉を探し始めた。
彼の名は王允。どうやら、この状況で既に半分おかしくなっているようだった。
【王允:風車手裏剣を所持】
※方針→貂蝉を使い、他の参加者に連環の計をかけることを企む。
司隷・河内(かだい)。司馬一族の本拠地である。漸く本拠に戻った彼らは、
家族会議の最中だった。
「ふっ、黄巾三兄弟が仲間割れしたか………清流派の端くれと評価する者も
あったが、所詮その程度の連中だ」
張宝、張梁の死亡確認を聞き、司馬懿は呟いた。
「ですが父上、今回の決まりならば我々もいずれ同士討ちせざるをえなくなる
でしょう」
末っ子の司馬倫が口を挟んだ。
「こらっ、何てことを」
長兄の司馬師が慌てて咎める。
「いや、よいよい。彼らは順序を間違えたのだ。まずは敵を倒してから仲間割れ
しても遅くはあるまいて」
「良いのですか!?このような暴虐に進んで加わると!このような時こそ陛下を
お諌めするのが…」
司馬懿の弟、孚がいきり立った。だが司馬懿の声は冷たかった。
「一度だけ言う。少しでも命永らえたければ、二度と口にするな」
「…………………………はい」
孚は口をつぐんでしまう。こういう時の兄は、絶対に躊躇しないのを、彼らは
否応無しに理解させられていた。
「いずれ天下をその手にすれば家庭に騒動起こるは必定…それが少し早くなるだけ
じゃよ、倫よ…ふっふっふっ」
司馬懿は子孫たちを前に、意味ありげな笑い声を立てて見せた。その笑顔は、ぞっと
するほど凄惨な雰囲気に満ちていた。
『我が子ながら…どこまで恐ろしい男なのか………』
傍らの司馬防、字は建公は思わずにはいられなかった。彼こそが司馬懿の父である。
【司馬懿、司馬師、司馬倫、司馬孚、司馬防 生存確認】
司馬懿「いずれにせよ…これほどの大人数では狙ってくれといわんばかりですな、
父上」
司馬防「あ、ああ、全くじゃ。して、どうする。まさか今から…」
その先は言うも憚られる。動揺を隠せない。
司馬懿「黄巾賊の轍は踏みません。数組に分かれて行動すれば、一網打尽にされる
ことはありません」
司馬防「そうだな」
ほっとしたように言う。
司馬朗(司馬懿の兄)「では、早速どのように徒党を組むか決めねばな」
物騒な弟とは一刻も早く離れたいというのが本音である。
司馬懿「もちろんです。しかしその前に」
司馬懿は、つかつかと司馬師の元に歩み寄った。
司馬師「!?」
ずぶっっっっ。
夏侯徽(夏侯尚の娘で司馬師の妻)「ち、義父上、何をなされ………あっ」
司馬懿の刀は、彼女の胸を貫いていた。夏侯徽はなお何か言いたげに唇を震わせた
が、叶わず絶命する。
【司馬朗 生存確認】
【夏侯徽 死亡確認】
袁紹「な……なんだ?これが私の武器か!?いや、そもそも武器ではないぞ、これは!」
バッグを開けて中身を確認した袁紹、思わず叫ばずにはいられなかった。
そして、慌てて口をつぐみ、辺りを見渡す。
その声を聞いたのか、すぐ前に出発していた袁尚が、彼の方に走ってきた。
袁尚「父上、ここにいらしたのですか。ですが、大きな声を出されては危険ですよ」
袁紹「あ、あぁそうだな。いや、すまなかった。…ん、お前だけか?袁煕はどうした?」
袁尚「さぁ……私が出てきたときには、もういませんでした」
袁紹「うーむ、そうか……順番は近いはずなのに、何故待っていなかったのだろう?」
二人は辺りを見渡してみたが、やはり袁煕の姿は見えない。
こうしているうちにも、次の参加者が出てくるかもしれないので、
二人はひとまず茂みに隠れ、袁譚が出て来るのを待つことにした。
袁紹「時に息子よ。お前の武器は何だ?」
袁尚「はぁ、それが武器といって良いのかどうか…これなんですが」
袁尚が取り出してみせたのは、何の変哲もないネットだった。
使い慣れた者なら魚が良く取れるでしょうね、といった感じの。
もちろん、でたらめに投げても人に絡ませる事くらいはできるだろうけど。
袁尚「……相手を傷つけることはできそうもないです。で、父上の武器は?」
袁紹「……私の武器、というか支給されたものだが……これだっ」
袁尚「なっ……これはぁー――ッ!!!」
??「なにしてるんです、こんなところで?」
――びびくぅっ
不意に後ろから声をかけられ、面白いくらいに動揺する二人。
それを見て、声をかけた人物――袁譚――は思わず笑ってしまう。
袁譚「ははは、そんなに同様しなくても良いじゃないですか」
袁紹「バカモン、敵かと思ったではないか」
袁尚「そうです。こっちはワザワザ兄上を待っていたというのに」
袁尚が口を尖らせると、袁譚は大げさに肩をすくめてみせた。
袁譚「そりゃあ悪かったな、弟。だがな、こんなところで大声を上げていては、
殺してくれと言ってるようなものだ。父上もですぞ。気をつけなくては」
袁紹「う、うむ…ではお前も来たことだし、ひとまずここを離れようではないか」
袁譚「それは良いですが、煕はどうしました?見当たらないようですが」
袁紹「……それも後で話す」
李儒「これで何をしろと…」
李儒生存確認(雑巾所持)
小さな洞穴を見つけ、3人はとりあえずそこに隠れた。
そして、袁譚に袁煕が既にいなかったことを説明した。
袁譚「そうですか、もういなかったと…だが、どこへ行ってしまったのだろう。
あいつはもっと冷静な奴かと思っていた。まさか一人で動くとはな」
袁紹「うむ…何とか合流したいところだがな。ところで、お前の武器は何だ?」
袁尚「兄さんのことも気になりますが、今はそっちの方が重要かもしれません」
袁譚「私の武器は、三叉の槍でしたが…何か?」
袁紹「うむ、実は尚の武器は網であった。そして………これが私の武器だっ!」
小さく叫びながら、袁紹は自分の支給品を見せる。
バッグを覗き込んだ袁譚は、思わず目が点になった。
袁譚「…………武器、ですか?武器と言うか、食べ物に見えるんですが」
そう、袁紹の支給武器(?)は、保存食一ヵ月分であった。
食料の乏しいこのゲームでは、ある意味貴重ではあったが…
袁紹「……………」
袁譚「……………」
袁尚「……………」
とりあえず、彼らはしばらく動かないことにした。
トライデント一本にネットが一つ、それと食料だけではどうしようもなかった。
袁煕のことは、無事を祈るしかなかった。
……実は、袁紹のバッグの奥に毒薬のビンが入ってるのだが、まだそれには気づいていない。
――その頃――
袁術「ふふふ、こいつを連れておれば、盾くらいにはなるじゃろ」
袁煕「………zzz」
予州の辺りを走る、猿に似た男。
ぐっすりと眠りこける袁煕を担いだ、袁術の姿があった。
@袁紹&袁譚&袁尚:生存確認(冀州へ)
【保存食一ヵ月分、毒薬ビン、トライデント、ネット】
@袁術&袁煕(予州)
【眠り薬噴射装置(霧吹きの形)、弩】
司馬師「父上、何てことを!これでは黄巾賊と同じではありませんかっ」
どうと倒れた妻の亡骸を抱えてい叫んだ。その手に、見る見る鮮血が溢れて行く。
その声は涙に震えていた。
司馬懿「徽の実家は曹操の親戚じゃ。実家に何を漏らすかわからぬからな…
今までも何度か不穏な動きをみせておる。」
司馬師「実家に連絡を取るのは当然ですよっ」
司馬懿「まだわからぬか。所詮敵の家の者、後々面倒になるより早く消すに限る
のだ。でなければ我々が倒される」
司馬師「…………………………」
司馬懿「そなたたちも…」
司馬懿は王元姫(王朗の孫。王粛の子。司馬昭の妻。司馬炎・攸の母)・楊艶
(司馬炎の妻)・賈南風(賈充の子。司馬衷の妻)に向き直って、芝居気たっぷりに
いった。
司馬懿「十分気を付けるがよいぞ」
二人は、ただ平伏するのみだった。ただ、賈南風は、内に復讐の火がともっていた。
しかし、それを司馬懿に気取られぬよう、必死に平伏していた。
賈南風は幸運だった。司馬懿は妻の張春華に気を取られていたのである。
司馬懿「不服か、うちのばあさんは」
張春華「(全くこの爺はいつも減らず口を…)いえ、ただ我が子を悲しませたくない
だけです」
司馬懿「ふん…まあ良いわ」
妻には今一つ弱い司馬懿であった。
【王元姫、楊艶、賈南風、張春華 生存確認】
それから様々な思惑があり、司馬一族の徒党(パーティー)は次の八つに分かれて
行動することになった。
本隊 隊長:司馬防 隊員:司馬朗・司馬馗(しばき。司馬防の五男)・司馬泰
(司馬馗の次男)・司馬カン(幹の干の部分が木。司馬懿の三男)・司馬進(司馬防
の六男)
※方針→河内に留まって防衛に専念。基本的に戦闘に参加せず。
第一分隊 隊長:司馬懿 隊員:張春華・司馬[イ由](司馬懿の五男)・司馬穎
(司馬炎の十六男、文盲その1、ただし美形。晋「八王」の一人)・司馬駿
(司馬懿の七男)
※方針→荊州の宛に向かう。適当な拠点を作る予定。
第二分隊 隊長:司馬師 隊員:司馬望(司馬孚の子。けちんぼ)・司馬騰
(司馬泰の次男)・司馬冏(司馬攸の次男、晋「八王」の一人)
※方針→涼州・武威に向かう。
第三分隊 隊長:司馬昭 隊員:司馬孚・王元姫・司馬乂(司馬炎の六男、
晋「八王」の一人)
※方針→洛陽で他の参加者の動静を探る。
第四分隊 隊長:司馬炎 隊員:司馬亮(司馬懿の四男、晋「八王」の一人)・楊艶
・司馬威(司馬望の孫)
※方針→豫州・許(許昌と呼ばれるのはもう少し後)で適当に行動。
第五分隊 隊長:司馬攸 隊員:司馬衷(司馬炎の次男。晋の恵帝、暗愚で
知られる)・賈南風・司馬[禺頁](しばぎょく、司馬孚の子。晋「八王」の一人)
※方針→司馬衷を教育しつつ青州・北海へ。
第六分隊 隊長:司馬倫(文盲その1、司馬懿の九男。晋「八王」の一人)
隊員:司馬睦(しばぼく。司馬進の子)・司馬ヨウ(劉ヨウと同じ漢字、
司馬[イ由]の三男。文鴦が嫌い)・司馬[王韋](司馬炎の五男、乱暴者。
晋「八王」の一人)
※方針→益州・成都に向かい、遅れてやって来るはずの劉璋一味を倒す。
第七分隊 隊長:司馬睿(司馬覲の子、東晋の元帝) 隊員:司馬覲(司馬[イ由]の
長男)司馬越(司馬泰の長男、晋「八王」の一人)・司馬[音欠](司馬駿の子)
※方針→揚州・秣陵(建業)に秘密基地をつくる。
独立(隊を組まず) 司馬彪(司馬睦の子、淫乱だが文筆に巧みで『後漢書』を著す
志を持つ)
※方針→適当に遊び歩きつつ人々の動きを取材する。目指すは自分の『後漢書』が
正史に採用されること。
本隊は6名、第一分隊は5名、それ以外は4名。他に独立1名。ただ、司馬[王韋]は
第三分隊に入る予定だったが、今すぐにでも暴れたいというので動静を探る役には
向かないと第六分隊に配置替えした。
【司馬馗、司馬泰、司馬進、司馬カン、司馬[イ由]、司馬穎、司馬駿、司馬望、
司馬騰、司馬冏、司馬昭、司馬乂、司馬炎、司馬亮、司馬威、司馬攸、司馬衷、
司馬[禺頁]、司馬[王韋]、司馬睦、司馬ヨウ、司馬睿、司馬覲、司馬越、司馬[音欠]、
司馬彪 生存確認】
【長くなったので、武器は続きで】
朱桓の妻「ばぁっ♪」
孟獲「うわぁっっ!!!………バタッ」
孟獲は倒れたきり、起きあがってこなかった。ショックで息が止まってしまったらしい。
近くには、祝融夫人も倒れている。
朱桓の妻「もお…みんなひどいわ(泣)
でも…これって有効ね♪」
「首だけで飛び出してビックリ」作戦は、確実に功を奏していた。
【朱桓の妻、生存確認 アイテム:最高級茶葉】
【孟獲・祝融夫人、死亡確認】
※朱桓の妻は飛頭蛮(首だけが身体から抜けて飛び回る、妖怪の一種)ですが、首輪は彼女専用の特別製なので、外れることはありません。
また、生存判定は心電ではなく、脳波によって行われます。
霊帝「主催者だって大変なのよ……嗚呼、悲しい中間管理職」
文醜「顔良…どこにいるんだ?」
この腐ったゲームで、文醜が信じれる者はただ一人。
兄弟同然の顔良だけだった。
文醜「顔良と俺がそろえば、ちょっとやそっとのことではやられないよな」
実際、さっき襲いかかってきた呉巨を、文醜は返り討ちにしていた。
文醜「関羽あたりがでてこなきゃ大丈夫だろう」
呉巨のアイテムとリュックを回収し、文醜は道を急いだ。
【文醜生存確認。アイテム…でかいハンマー、短刀。行動方針…顔良を探す】
【呉巨死亡確認】
李恢「まったく、この蜀三番目の知恵者がなぜこのようなことを…」
李恢(孔明伝風味)は現在蜀の山道を越えて成都に向かおうとしていた。
李恢「やっぱりここはMAP兵器で、おや?」
陳横「助けて、落ちそう…」
李恢「チョイ」
陳横「落とすナーーーーー」
陳横死亡確認
【李恢生存確認アイテム 三国志孔明伝 行き先、成都。】
孔明伝は持っているものの能力値が孔明伝にあわせられます。
そのため、[广龍]統についで知力が高い李恢は強いです。
霊帝【総員に告ぐ!現在雑談スレにて会議進行中!!】
霊帝【といっても武将たちには聞こえないんだよな(w】
64 :
無名武将@お腹せっぷく:01/11/27 21:52
スレが立っているのを知らない奴が増えている、よってage
凌操は、手の中でバタフライナイフを弄びながら林の中を一人歩いていた。
もちろん注意深く。
自分の直後に出た息子を捕まえることができず、こうして当ても無くさまよっている。
ほぼ確実に死ぬ。
そういう意識はあった。
しかし、息子に何一つしてやれない自分が歯がゆくて仕方なかったのだ。
凌操「(統を見つけるまでは死ねん)」
正直、ナイフ一本では生き残る自身は皆無だった。
彼は今まで一度も敵に会わなかったが、味方にも会わなかった。
凌操「(せめて仲間さえ居れば……)」
奥歯をきつく噛み締めながら、林を歩きつづけた。
【凌操生存確認】
【凌操 バタフライナイフ】
※方針→凌統を探す。呉の仲間には友好的に話しかける。
諸葛恪は、体格に不相応な得物を抱えて全速力で走っていた。
城から出た後は父親のことも一族のことも考えずに飛び出してきたのだ。
数分間走るとすぐに疲れ果て、側にあった石に腰をおろした。
諸葛恪「スポーツってあんまし得意じゃねえんだよなあ……」
荒い息を吐きながら、体を休める。
諸葛恪「それにしても、よくこんな物持って走れたな……
関羽とかいう人の奴はもっと重いんだろうけど」
偃月刀を脇に置くと、呟くように言った。
今になって考えれば、茂みなんかに隠れて父上や叔父上を待てば良かったのだ……
不毛な考えが頭をよぎる。
ガサッ
背の低い木々から音がする。
諸葛恪「(やばい、喋り過ぎた)」
音も無く立ちあがると、また全速力で走り出した。
【諸葛恪生存確認】
【諸葛恪 偃月刀】
※方針→諸葛一族以外の人間からは逃げる。
「ふ〜、とんだことに巻き込まれてしまったわい。」
越吉はため息混じりに歩き始めた。
「大体ワシは霊帝などとは全く関係ないはずなんじゃが。まあ、始まってしまった物は仕方ない。とりあえず我が国に一番近いところでのんびりと行く末を眺めつつ身の振り方を考えよう。」
誰に言うでもなくそうつぶやくと西涼に向かって歩き始めた。
【越吉生存確認】
【所持アイテム 鉈(なた)】
*行動方針→西涼に向かう。禁止区域にならない限り西涼で自活する。途中で出会う人物には極力関わらないようにする。
68 :
無名武将@お腹せっぷく:01/11/27 22:26
司馬昭「父上!分隊が変なことになっています!!」
本隊 隊長:司馬防 隊員:司馬朗・司馬徽・士燮 ・士徽・朱然
第一分隊 隊長:司馬懿 隊員:朱治・鍾ヨウ・朱桓・周泰
第二分隊 隊長:司馬師 隊員:徐晃・諸葛瑾・蒋[王宛]
第三分隊 隊長:司馬昭 隊員:辛[田比]・諸葛セン・諸葛尚
第四分隊 隊長:司馬炎 隊員:諸葛誕・諸葛均・徐栄
第五分隊 隊長:鍾会 隊員:司馬孚・司馬攸・車胄
第六分隊 隊長:謝旌 隊員:周倉・朱讃・周[日斤]
第七分隊 隊長:荀[或〃] 隊員:朱褒・朱霊・荀攸
独立 司馬懿・司馬昭・司馬師以外全員(分隊も即時解散)
司馬懿「しかじょがついてるだけじゃねーか!!!」
司馬懿「所でほかの連中は?」
司馬師「何人いて誰が今したっけ?」
司馬昭「面倒だから無視。」
68に出ていない司馬一族無効。
〜宛方面・宛城前〜
――長くない。
そう。長くない。
もう決して長くないのだ。老い先短い人生。
老いた。年老いた。
若くない。戦場を離れて尚、死を身近に感じる瞬間がある。
洛陽でちらと見かけた関将軍。
だが、自分とほぼ同年代のはずの美髭殿は、醜いシワや白髪に侵されること無い瑞々しい若いままの姿であった。
納得がいかない。
何故、自分だけがこのような老兵の形(ナリ)をせねばならないのか。納得がいかない。
だが
これが現実。老いた自分――それが今ある現実。事実。覆せぬ絶対的な位置付け――。
――受け容れるしかあるまい。
余命が知れた自分が、今なすべきこと。
それは決して殺し合いゲームへの参戦ではない。
むしろ数多のあたら若い生命を救わねばなるまい。それこそが自分に相応しい使命だと思える。
すなわち、「仲裁役」。
だが一人では無理だ。同志を募らねばなるまい。
――劉玄徳。
不意にその名が浮かんだ。
【黄忠 生存確認】〜現在地・宛〜
【アイテム 未確認】
※行動方針……1).殺し合いの仲裁。2).同じ志を抱く者を探す。3).進路北北東。(特にあてなし)
管輅「む、あと20スレ以内に最初の生存&死亡確認がある兆し」
司馬一族中史実で活躍の度合いの少ない以下の人物及び年代の遅い
司馬冏、司馬[王韋]、司馬乂、司馬穎、司馬睿、司馬騰、司馬ヨウ、司馬越、
司馬[禺頁]。以上を取り消します。どうも御迷惑をお掛けしました。
本隊 司馬馗 司馬泰 司馬進 司馬カン
第一分隊 司馬駿
第四分隊 司馬威
第六分隊 司馬睦
第七分隊 司馬[音欠] 司馬覲
管輅「河内の馬ら数十匹、各々の才こそ非凡なるも、あまた輝き過ぎしゆえに見えざりし地上の星々とならんとす」
「されどそれも運命、人の身たる我らに覆すこと能はんや、悲しいかな、惜しいかな…」
李恢「知名度が低いあなたには負けません、食らえ炎熱の計!」
司馬睦「うぎゃーーーーーー」
司馬陸死亡確認
李恢いまだ蜀の山道
管輅「袁家の長、生の源と同時に死の源を私す、これは天よりニ物を与えらるる規律違反の者たり、必ずや災いをもたらさん…」
【所持アイテム 司馬懿:刀、夏侯徽から奪ったスタンガン
司馬師:発電機(灯油が無いと役立たず) 司馬倫:『西蜀地形図』
司馬孚:ライフル 司馬防:弩 王元姫:毒針 楊艶:青銅矛
賈南風:青龍刀(重くてまともに使えない) 張春華:『韓非子』(竹簡)
司馬[イ由]:電撃ムチ 司馬望:鉤付きロープ
司馬昭:『Kanon』(パソコンが無いと役立たず)
司馬炎:日曜大工セット・超小型ドリル付き
司馬亮:テレビ(テレビ局がないので役立たず) 司馬攸:鉞(まさかり)
司馬衷:ダイナマイト(10回分) 司馬彪:紙(当時貴重品)・硯・筆の三点セット
57の生存確認を以下のように変更。
【司馬[イ由]、司馬望、司馬昭、司馬炎、司馬亮、司馬攸、司馬衷、司馬彪
生存確認】
【司馬馗、司馬泰、司馬進、司馬カン、司馬穎、司馬駿、司馬騰、司馬冏、
司馬乂、司馬威、司馬[王韋]、司馬ヨウ、司馬睿、司馬覲、司馬越、司馬[禺頁]、
司馬[音欠] 生存確認抹消】
ふと左手を自らの頬に当て、古傷を撫でる。
男は古傷を撫でながら、今の状況を考えていた。
気がついてみると、首輪をつけられこのような場所に放り出されている――
すでに幾人かの死を見た。いきなり霊帝に殺された李膺という男・・・
洛陽城から出た所では、肩から上のない死体が転がっていた.。
狂っている――
男は思う。
しかし、すでに避けられないのだろう。
ならば、私のすることはただ一つ。
(孫権様を守護する。あの時のように。)
その男、周泰は頬の古傷に誓い、南へと向かった――
先程、何故か司馬懿等と一緒に集まっていたのを後悔しながら――
そう、彼は司馬懿と出会い、その危険性を察知して独りいち早く逃げた為に、孫権を待つことが出来なかった。
そのことがどのように彼の運命を左右するか――
天のみが知るのだろう
【周泰 生存確認】 現在地:汝南 アイテム:毒薬
行動方針:孫権及び呉勢以外とは場合により交戦。
「何だ、どうなっているんだ??」
後頭部に鈍い痛みがするが、どうやら仮死状態に落ちていただけらしい。
まだ生きている。周りを見渡すと、何時の間にかはぐれてしまった。
馬鹿息子の司馬彪はもうどこか(ちなみに長安)へ行ってしまったらしい。
「頼みの綱はこれだけか…何々、『空からの攻撃をこれで撃ち落とせます』
…?? おい、意味が無いだろこんなの!」
【司馬睦 生存確認】
【所持アイテム スティンガー(携帯式対空ミサイル)】
張任「おまえか?李恢に喧嘩売った司馬何とかというのは?」
司馬睦「立ったら何だというのだ?」
張任「劉氏の繁栄の為死んでもらう!!」
司馬睦「うっきゃーーーー」
司馬睦死亡確認
張任「シミター所持)
スティンガーは蜀の山道に放置。
袁紹「さて、そろそろ食事にしよう。幸い食料は豊富だ」
袁譚「……そうですね。煕のことも心配ですが、とりあえずは力をつけねば」
袁尚「では、私が薪を集めてきましょう。この洞穴なら、少しは火を焚いても平気でしょうから」
袁尚が外に出て行き、袁譚は武器の手入れをしている。
袁紹は、バッグから食料を取り出して……何かに気づいた。
袁紹(? なんだろう、このビンは……『特別付録』?)
袁譚「父上、どうかしましたか?」
袁紹「い、いや…何でもない」
なにやら妖しげな茶色のビン。中には液体が入ってるように見える。
そして、貼ってあるラベルは何やら危険そうな文字が並んでいた。
いやな予感がしたので、袁紹はそれを捨ててくることにした。
外に出ようとしたところで、袁尚が戻ってくる。
袁尚「すいません、いつのまにか雨になったようで、薪は拾えませんでした」
袁紹「そ、そうか…まぁいい。干し肉でも食べるとしよう。
あー、私はちょっと外を見てくるから、先に食べていろ」
袁尚「外は危ないですよ」
袁紹「なに、ちょっと見てくるだけだ。いいから、早く食べていろ」
袁紹は息子を中に押しやると、外に出てビンを放り投げた。
ビンは遠くに飛んでいき、石にあたって砕け散った。
袁紹「ふむ、これで良し。妖しい物は、持たぬに限る」
@袁紹&袁譚&袁尚【保存食一ヵ月分、トライデント、ネット】
※毒薬ビンは消失。
弘農まで来た馬謖と馬岱。人のいない酒場に入る。
馬謖「私たちは同じ馬氏。義兄弟の杯を交わすというのはいかがだろう」
馬岱「願ってもない事だ」
馬謖「では、馬岱殿を兄、それがしを弟としましょう」
馬岱「実際のところ、どちらが年上なのかもよくわからないしな、異存はない」
馬謖&馬岱「では、乾杯!」
【馬謖(10Lポリタンク)&馬岱(超強化防火・防水・防寒スーツ、ピストル&銃弾50発) 弘農の元酒場】
今後の方針:どうやら涼州にむかうらしい。
その頃、長安にいた司馬彪は、馬謖と馬岱の会話に聞き耳を立てていた。時折、
筆を走らせる。といっても、まだちゃんとした文章ではなく、メモ程度のものだ。
「さて、気づかれないうちに行くかな」
二人が立ち去ったのを確認して、司馬彪はまた歩き出した。宿場にはまだ人が
いるはずだ。誰が何をして行くのか、じっくり楽しんで観察しよう。
父が死んだというのに、既にこれから書く『後漢書』のことで頭が一杯に
なっている司馬彪であった。
【司馬彪 長安で人間観察&『後漢書』正史化作戦開始】
厳願「俺は本当にジジイなのか。それを確かめる」
厳願は後からきた誰かの脳天を、とりあえず叩き潰した。
それが厳与と知ることは無かった。
サックを漁ると、手裏剣が入っている。
厳願「飛び道具か、有り難い…」
厳願は慣れた益州へ向かった。
【厳願 生存確認 アイテム 六角棒 十字手裏剣×20 基本戦術…有利な地形での待ち伏せ】
【死亡確認 厳与】
>>82 「弘農」です。訂正します。その後、長安の宿場に向かったということでお願いします。
ここは代県の少し北、鮮卑との国境。
拓跋力微「この山を越えれば故郷に帰れるのだが」
歩いて行くと何と遠いことか。野草や、狩りで仕留めた獲物がなければ危なかった。
しかし、それよりも問題はこの首輪だ。国境より外に出ると爆発するという。
本当なのか?大体、明確な国境線なる物がないこの時代に、どうやって判定すると
いうのだろう?
あぼーーーーーーん
前方で、何とも厭な音がした。何か、大切なものが壊れたような…。その方角を凝視
すると、かすかに煙が上がっている。
拓跋力微「山火事か!?」
力微が駆け出そうとしたその時。
「やめろ!」
何者かに呼び止められ、とっさに振り返って身構えた。
(つづく)
拓跋力微「おまえは…軻比能!どういうことだ」
軻比能「本当はこのまま見捨ててもいいんだが、そいつはちょっと癪だしな」
拓跋力微「どういうことだ」
軻比能「あれは…歩度根(ほどこん、鮮卑の族長の一人)だ」
拓跋力微「歩度根と言えば、おまえとはいつも争っていた奴だな。おまえが
殺したのか?」
軻比能「原因の一端はあるがな」
拓跋力微「やはりおまえか」
軻比能「まあ落ち着け。いいか?漢の連中が、国境を越えたら死だと言っているのは
知っての通りだ」
拓跋力微「………! では、歩度根は」
軻比能「そういうことだ。俺が止めたら、奴め、自ら死にに行ったのさ」
拓跋力微「おまえという奴は…」
軻比能「まあ待て。俺だって、まさかこうすぐ殺されるとは思っていなかったんだ。
大体、俺にとっては国境はもっと向こうの山のはずだった。ところが漢の連中め、
自分に有利なように国境線を引きやがった」
拓跋力微「夷狄には、故郷に帰る事すら許さぬというのか……」
最後の方は、もう声にならない。
軻比能「俺の言いたいことはこれだけだ。一度だけだぞ、助けるのは」
拓跋力微「あ、ああ…」
軻比能は北平に向けて去っていった。
拓跋力微は、結局晋陽に戻ることにした。
【歩度根 死亡確認】
【歩度根の所持アイテム 仏教のお経(未翻訳)→国境に放置、取りに行くと
フィールド外に出たとみなされ主催者に殺される恐れあり】
【軻比能の所持アイテム 鉄鞭】
【拓跋力微 漢民族への憎悪強まる】
洛陽を出た郭シ[ミ巳]は思い直して洛陽に舞い戻っていた。
そして出口の城門上で震えていた。
怖くなった。いつか殺されてしまうのだろうか。
洛陽を出る回廊でバックを見ると弓矢が入っていた。
武器だ。一応、殺傷能力からみて、まあハズレではない。
事実とても武器になり得ないものも多数あるこのゲームでは、貴重といえる。
しかし、今の郭シ[ミ巳]にはそれでも不安だった。
殺される前に殺さなくちゃ・・・。
郭シ[ミ巳]は弓に矢をつがえ、出てくるのを待った。
そのとき、男が出てきた。
誰かを待っているようだ。
そんなところでじっとしている奴が悪いんだ。
悪いのは僕じゃない・・・。
自分に言い聞かせて矢を放った。
矢は偶然にも正確にその人物の喉元に突き刺さった。
「ひ!」
郭シ[ミ巳]は自分のしたことが恐ろしくなった。
【郭シ[ミ巳]:生存確認】(洛陽城門上)
アイテムは期待していた弓や剣ではなくアサルトライフルというものだった。
機械の使い方はよくわからないと思っていたが、まあなんとかなるものだな・・・なるほど、遠距離攻撃という点では弓と同じか。
まだ硝煙臭いライフルを脇に抱え再び歩き出した。
夏候淵は官渡の付近にいた。
洛陽を出たところで先に出ていた息子の夏候威と共に、夏候一族を待とうと思っていたが、出たところで待っていたのは首筋を貫かれて苦しみ果てた夏候威の姿だった。
すぐに事態を察知し、とりあえずは洛陽を走り去ったのだ。
あれから一族は無事だったのだろうか。
それにしても誰が息子を。
怒りは後悔に変わっていた。
あの時逃げずに闘うべきだった。
それにしてもなんともバカバカしいことになった。
戦国の世ゆえ、殺すことにはなんの迷いもないが、やり方が気にくわない。
だからといっておめおめ殺されるのも腹立たしい。
夏候淵は誰に向けていいのかわからない怒りを覚えつつ、傍目には無防備に道の真ん中を歩いていた。襲ってくれといわんばかりに。
夏候淵が姿を消した道端の茂み−−−。
一発で額を撃ち抜かれたが韓玄が転がっていた。
夏候淵を狙ったボウガンの初弾が外れ、次に装填するはずだった矢を持ったまま。
【夏候淵:生存確認 アイテム:アサルトライフル】(現在官渡)
※方針→夏候一族に合流
【韓玄:死亡確認】
【夏候威:死亡確認】
その少しあと。
今はもう動かない韓玄からボウガンと矢(残り5本)、それにバックを奪う人間がいた。胡車児だ。
「今のは夏候淵か」
そういえば息子が死んで転がっていたが・・・
まあ、いい。なんにしろこれで少しは戦えそうだ。
なんせ自分のバックに入ってたのがこの先割れスプーンだったのだから。
せいぜい頑張ってもらうか。
【胡車児:生存確認 アイテム:先割れスプーン、ボウガン(残り矢5本)】(現在官渡)
※方針→夏候淵を追跡しておいしいとこどり
夏候一族はことごとく驚愕して洛陽を飛び出していた。
夏候威の無残な死に様をいきなり見せられるのだ。
警戒し、落ち合うこともままならなかった。
こうして一大勢力になり得るはずの夏候一族はバラバラに引き離された。
夏侯惇は考えていた。
甥をやった人間はどこにいるんだ?
夏候威が殺されてから数人が通りすぎているはずなのに、誰も死んではいないようだ。
何皇后も俺より前に出ていったはず。
女の足でも逃げられるというのか?
では、もういないのかといえばそうではない。
弱々しいながらも殺気を感じる。
どこだ?
しかし、バッグに入っているアイテムがカメラとは・・・。
観光旅行でもしろというのか。ふざけている。
あとはこの肉体に頼るしかないか。
せめて夏候威のバッグを取れればいいのだが。
夏候威まで約20メートルというところか。
イチかバチかやってみるか。
これで確かめられる。
夏侯惇は夏候威の遺体まで一気に走った。
まだ撃ってこない。何をしているんだ。
俺ならばすでに射殺しているぞ。
夏侯惇は夏候威のバッグを掴むと振り向いた。
遺体の矢の角度から上からの攻撃に間違いない。
だとすると、射手はあそこ意外に考えられない。
夏侯惇が城門の上を見やったとき、ひゅんという音とともに矢が迫っていた。
確かに当たったはず・・・。
郭シ[ミ巳]は城門上の楼閣にまだいた。
あれから幾人か通りすぎたが、今度は怖くなって射てなくなったのだ。
そして動けなかった。
今動けば殺される。
郭シ[ミ巳]はただ黙って震えていた。
あの男が現れるまで。
確かに当たったんだ・・・。
あいつが僕を見なければ射たずにすんだのに。
いきなり走り際、夏候威のバッグを掴みこちらに振り向こうとした。
矢は番えていたけど、射つに射てなかった。
でもこっちを見ようとした。僕を殺そうとしてるんだ。
郭シ[ミ巳]はそう思った瞬間、また意志とは関係なく弓を引き、矢を射ていた。
そして運悪く振り向き様の夏侯惇の左目に矢が刺さった・・・はずだった。
でもあいつはその瞬間いなくなった。
ちょっと目を離した隙に消えていた。
しかし、左目に矢が当たった瞬間を覚えている。
あいつは俺を確かに見た。
見て笑った。
怖い。あいつは怖い。早くここから逃げなくちゃ。
郭シ[ミ巳]は震える手で矢をつがえ、移動しようと立ちあがった。
その瞬間。
郭シ[ミ巳]の背後に左目に矢が刺さったままの夏侯惇が立っていた。
郭シ[ミ巳]は震えたまま絶命した。
夏候威のバッグに入っていた斬馬刀によって。
【郭シ[ミ巳]:死亡確認】
夏侯覇もまた夏侯威の死体を目の当たりにして混乱していた。
弟が死んでいるのだ。
そんな時、夏侯惇は現れた。
「よう」
なんとも拍子抜けな挨拶だった。
左目の矢を無理矢理引っこ抜き、その矢先についている目玉を食っている。
「親からもらったもんだからな。もったいない。」
なんなんだこの叔父は。
夏侯惇「いてーなー。まったく・・・」
夏侯覇「いったいこれは」
夏侯惇「あ。仇はとったぞ」
夏侯覇「敵は?」
夏侯惇「・・・誰だったっけ?」
夏侯覇「叔父上、左目が」
夏侯惇「こんなもん唾つけとけば治る。それより仲権(夏侯覇)、そろそろ行くがお前はどうする?」
夏侯覇「え?」
夏侯惇「長居は無用だ」
夏侯覇「でもこの後に子息の夏侯楙殿が出てまいりますが?」
夏侯惇「放っとけばいい。頼られても困るし、一人でやれないでどうするよ、いい大人が」
夏侯覇「はあ」
夏侯惇「じゃあな」
夏侯覇「え?ま、待ってください。私も」
夏侯惇「邪魔だよ」
夏侯覇「そ、そんなー」
夏侯惇と夏侯覇はこうして洛陽をあとにした。
目指すはとりあえず東。
【夏侯惇:生存確認 アイテム:カメラ、斬馬刀、弓(矢は残り8本)】
【夏侯覇:生存確認 アイテム:不明】
※方針→とりあえず東へ
【ここからは参加者に聞こえます】
--死亡者リスト--
郭シ[ミ巳]、楽就、何儀、夏候(侯?)威、夏侯徽、韓玄、韓忠、厳与(輿?)、
侯成、公孫サン([王贊]?)、呉巨、
司馬睦、祝融、孫堅、孫仲
張宝、張梁、陳横
馬ハク([しんにょうに貌]?)、費詩、歩度根、
孟獲
李膺
--以上23名--
【ここまで参加者に聞こえます】
--生存者リスト--
阿会喃、伊籍、越吉、袁煕、袁術、袁紹、袁尚、袁譚、王允、王元姫
郭図、賈文和(=賈[言羽])、夏候(侯?)淵、夏侯惇、夏侯覇、賈南風、軻比能、顔良、管輅、
魏延、厳願(顔?)、黄忠、皇甫嵩、胡車児、兀突骨
司馬懿、司馬炎、司馬師、司馬昭、司馬[イ由]、司馬彪
司馬孚、司馬防、司馬望、司馬攸、司馬衷、司馬亮、司馬倫、司馬朗
車冑、周泰、朱桓の妻、諸葛恪、諸葛瑾、諸葛亮、曹仁、曹操、孫乾、
拓跋力微、張角、張春華、張任、貂蝉、董卓
馬謖、馬岱、(呉の)馬忠、文醜
楊艶
李恢、李儒、劉巴、劉備、劉封、凌操、呂布
--以下、プロローグのみ登場--
何進、許[ネ'者]、張讓、
--以上69名--
(霊帝)
「夏候」間違い→「夏侯」正解。
ごめんなさい。
華陀は洛陽の門外で夏候威の死骸を見つけた。
あたりには誰もいない。
それを確認するとおもむろにバッグから今回与えられたアイテムを取りだし、夏候威を処理した。
恐ろしい程の手際のよさで、ものの1分もかからずに肩から上を分離し、夏候威の頭をそのまま持ち去った。
こうして門外には肩から上がない、身元不明の遺体が残されたのだった(>77参照)。
華陀はただニヤニヤしながら姿を消した。
夏候威の頭をブラブラさせながら。
【華陀 生存確認】【アイテム 医療器具一式】
趙雲は新野にたどり着いた。
少し待とうと思った。
しかし、すでに100人以上が出ていったとあっては、スタート場所に留まるのは自殺行為とも思い直し、まずは蜀へ行こうと南下していたのだ。
事実、茂みには幾人もの気配を感じた。
ここ新野でしばし待つか。我が主君を。
趙雲はきっと我が主君劉備ならば蜀へ向かうに違いない。
そう考えたのだ。
しかし、我が主君は大丈夫なのだろうか。
呼び名順となれば周りは劉ばかり。
しかし、油断ならんはず。
無事ならばいいが。
趙雲は本当に心配そうに窓から見える遠く洛陽の方角を見た。
足元に転がる幾人もの死骸にまるで気をとめていない様子で……。
【趙雲 生存確認】(とりあえず新野に駐屯)
状態;ちょっとおかしい
最初、趙雲を見つけたのは張勲だった。
番号も近かったため覚えていたらしい。
蜀軍でも良識派として名が通っている趙雲はやはり全員知っていた。
いきなり斬りつけてくるような輩ではないはずだ。
(事実、孫策は斬りつけてきた。我が血族である袁術殿に痛い目あわされたといって、いきなりはないだろう)
結局、趙雲に話してみようという結論に達した。
しかし、出発してから時間が経ちすぎている。
まっすぐここには来なかったのだろうか?
すでに我々は仲間を集めて立てこもっていた。
本当は南陽郡に行きたかったのだが、例の孫策に追われたのだ。
趙雲は礼儀正しかった。
いきなり斬りつけるようなことはしなかった。
ただ、同行していた劉勲、劉偕兄弟に劉備殿の事を聞いた瞬間変わってしまった。
ちょっと口を滑らせただけなのだ。ちょっと。
「さて、とんと見かけなかった」と。
その瞬間、趙雲の目が変わった。いや、その前から正気じゃなかったのかもしれない。
目になんの感情も消えていた。
趙雲はいきなり持っていたベレッタで劉勲と劉偕の頭部を正確に撃ち抜いた。
振り向き様に後ろに立っていた閻象の心臓に2発。
趙雲に倒れこむ閻象を片手で受けつつ、左横にいた韓胤の腹部に3発撃ちこんだ。
閻象を突き飛ばしてその延長上にいた張勲を転ばせた隙に張勲に2発。
所持アイテムのウージーサブマシンガンを息も絶え絶えの韓胤が構えた途端、頭部にもう1発撃ちこみ留めをさした。
趙雲はゆっくり韓胤のウージーサブマシンガンと、閻象の所持アイテムだったサバイバルナイフを拾い上げ、ベレッタを捨てた。
ゆっくり私に近づいてくる。
ぱららららららら。
逃げようとした袁燿がウージーで撃たれて動かなくなった。
抵抗しようと所持アイテムの消火器で向かっていった韓暹もあえなく撃たれた。
もうダメだ。私しかいない。殺される。
その時、哨戒に当たっていた雷薄と紀霊、陳蘭が駆け付けた。
助かった。そう思った。
しかし、その瞬間、趙雲は冷静だった。
パラララララというタイプライターのような音が聞こえたかと思うと、辺り一面が白く見えなくなったのだ。消火器が爆発したのだ。中に入っていた消化剤が辺り一面に撒き散らされ、視界が閉ざされた。
瞬間、私の首元に冷たい感触のものが通りすぎた。
次には直接消化剤を吸ってしまった雷薄の後ろにまわり脇腹にサバイバルナイフを突きたてていた。煙が晴れてきて紀霊が所持アイテムのカラシニコフを撃とうとしたが、またしても雷薄を突き飛ばし、盾とした。
そしてそのまま直進、雷薄の所持アイテムの日本刀をそのまま雷薄ごと突き刺し紀霊は絶命していた。
やっと完全に消化剤の煙が収まった。
陳蘭が命乞いしている。なにか魅力的な言葉をたくさん並べているが趙雲はなにも聞いていないようだ。そして面倒くさそうに持っていたウージーを撃ちこんだ。
ぱらららららららららら。
これが私、袁胤が見た最後の光景だった。
【袁胤、閻象、紀霊、張勲、韓胤、雷薄、陳蘭、韓暹、袁燿、劉勲、劉偕 死亡確認】
【趙雲 生存確認】【所持アイテム:ウージーサブマシンガン、カラシニコフ、サバイバルナイフ、長槍(元袁胤所持)、手榴弾3発(元陳蘭所持)】
※ベレッタ(弾切れ)、消火器(剤なし)、日本刀(刺さったまま)、歯ブラシ(元劉勲所持)、かんざし(元劉偕所持)、鍋フタ(元張勲所持)、棍棒(元袁燿所持)は放置
※方針→新野で駐屯、2重人格っぽい(ダークサイドはキリングマシン)が、主人格は温厚で正義感
顔良「文醜しか信用できない」
思案の末、顔良はそう結論を出した。
顔良「文醜と俺が組めば、関羽だって倒せるかもしれないしな」
顔良はそこそこ強いハズなのだ。
実際、さっきいきなり襲いかかってきた宋憲を、
顔良は一人で返り討ちにした。
顔良「文醜、俺と会うまで死ぬんじゃねえぞ」
宋憲の支給アイテムとリュックサックを回収し、顔良は道を急いだ。
【顔良所持アイテム…槍、手斧、双剣】
「袁術憎し!だああああああ!」
孫策は袁胤ご一行様にアイテムの薙刀でいきなり切りつけて南陽郡から追い出した。
去っていく一行を見送ってから。
「・・・もどろっと」
【孫策 生存確認】*目的とんとわからず
※これは参加者には聞こえません
@パーティー(93まで)
≪カクカク組≫
賈文和(賈[言羽])【灯油4リットル】&郭図【ロープ】
≪馬組≫
馬謖【10Lポリタンク】&馬岱【超強化防火・防水・防寒スーツ、ピストル(銃弾50発)】
≪袁家の人々≫
袁紹【保存食一ヵ月分】&袁譚【トライデント】&袁尚【ネット】
≪猿組≫
袁術【眠り薬噴射装置(霧吹きの形)、弩】&袁煕
≪司馬一族≫
司馬懿【刀、スタンガン】&司馬師【発電機(灯油なし)】&司馬倫【西蜀地形図】
&司馬孚【ライフル】&司馬望【弩】&司馬[イ由]【電撃ムチ】&司馬望【鉤つきロープ】
&司馬昭【『kanon』(ソフトのみ)】&司馬炎【日曜大工セット・超小型ドリル付き】
&司馬亮【テレビ(見られない)】&司馬攸【鉞(まさかり)】&司馬衷【ダイナマイト(10本)】
&司馬彪【書道セット(紙・硯・筆)】&王元姫【毒針】&楊艶【青銅矛】
&賈南風【青竜刀(重くて使えない)】&張春華【韓非子(竹簡)】
@放置アイテム(93まで)
≪ワルサーPPK(故障)、曲刀、棍棒≫→冀州に放置(1スレ21)
≪スティンガー≫→蜀の山道に放置(1スレ79)
≪仏教のお経(未翻訳)≫→北の国境に放置(1スレ86)
※取りにいくと脱走とみなされ、爆殺される恐れあり
曹操「……あれは司馬一族か?あれほど多くのものが参加させられていたか」
曹爽「そのようですな。…ふふふ、好都合だ。一気に片付けましょう」
曹操「まぁまて。相手は司馬懿だ。隙があるように見えるが、何らかの備えがあるに違いない」
曹爽「ふっ…武帝ともあろうお方が、随分臆病ですな…」
曹操「そうではない。急いては事を仕損じるといっている」
曹爽「……ならば勝手にさせていただきます。きゃつらを野放しにするわけにはいかんのです」
順番が続いていたこと、一族だったことからパーティーを組んだ二人。
所詮は時代が違うからか、それは長続きしなかった。
曹爽は曹操が止めるのも聞かず、司馬一族が集まっていた家に特攻を仕掛けた。
曹爽(ふん、武帝か、どんな方かと思っていたが、とんだこけおどしよ)
走りながら、曹爽は支給武器のショットガンを構える。
しかし、家の側まできた時に不意に何かに足をとられ、転んでしまった。
――ズシャッ
曹爽(しまった!)
ロープに足をとられ混乱する曹爽めがけて、連動するようになっていた弩が発射される。
曹爽「ぐわっ」
それより少し前、司馬一族の集まる家。
司馬師「父上、罠の準備ができました」
司馬昭「…いつまでもここにいるわけではないのに、罠なんているんですか?」
司馬懿「念のためじゃよ、念のため。こう大勢でいては、すぐに見つかるからの。
それに使ったのは鉤つきロープと弩だけじゃ。戦力的には問題ない」
そして、今後のことについて指示を出そうとした矢先、外で物音がした。
ついで、誰かの悲鳴も。
司馬[イ由]「やった、誰か罠にかかったらしいぞ!止めを刺してこよう!」
司馬攸 「まて!うかつに出ては危険だ!」
司馬[イ由]が外に出るのに続き、司馬攸もそれを止めるために出て行った。
司馬懿「まて!……おのれ、行ってしまったか。仕方ない、皆の者。裏口から逃げるぞ」
司馬炎「あ……あの二人はおいていくので?」
司馬懿「多少の犠牲はやむをえん。二人には囮になってもらうとしよう」
一同 「…………(´Д`;)」
一族が裏口から出ようとしたとき、戸口にナイフが一本突き刺さった。
司馬懿がはっとして顔を上げる。
曹操「ふふふ、司馬懿よ、どこへ行くつもりかな?」
曹操「おぬしともあろう者が、ぬかったのぅ。裏口を警戒しないとはな。
足手まといをそれだけ抱えていては、無理もないか?」
司馬懿は一瞬公開したが、その間にすぐ横に居た司馬孚が行動に出た。
ライフルを向けると、曹操に向けて行きなりぶっぱなした。
が、それはわずかにそれ、闇の中に消える。
司馬懿(くっ…馬鹿者めが、焦りおって!)
曹操「ほぅ、どうやらそっちもやる気のようだな。ならば容赦はせん」
曹操は次々にナイフを取り出すと、曲芸師さながらに司馬一族に向けて投げまくった。
司馬懿「くっ、散らばって逃げろ!落ち合うのは例の場所だ!」
そう言うなり、司馬懿は司馬衷を敵前に突き飛ばし、真っ先に逃げ出した。
司馬衷がすっころんでいるうちに、他の者も次々と逃げだしていく。
そのうちの一人――張春華がナイフに当たり、倒れた。
司馬衷「ひぃぃぃっ!!あぁっ、みんな!待ってくだされぇ!」
曹操「ふむ、そうそう当たらないものだな。まぁいい」
曹操は残ったナイフをしまうと、司馬衷に近づいた。
曹操 「……情けないやつめ。身内からも見捨てられるとはな」
司馬衷「い、命だけは……このダイナマイトもあげますので…」
曹操 「…わざわざ殺すのも無駄な気がしてきたな。まぁ武器はもらっておこう。
貴様なぞ、ほっといても死ぬであろう。どこへでも行くがいい」
いやぁ、3回で終わるつもりだったんだけど、長くなってしまって…
曹操が家の表に回ってみると、そこには曹爽と司馬[イ由]が倒れていた。
曹爽が司馬[イ由]をショットガンで倒した後、司馬攸に武器を奪われて殺されたようだ。
二人の武器は無く、どうやら司馬攸が持ち去ったようであった。
曹操(ふむ……思慮が足りん奴であったが、少しは役に立ってくれたか)
曹操は裏口に残された装備品、表の二人の食料を拾うと、冀州へと向かった。
一族とは合流を図らず、袁紹のもとへ向かう予定だった。
≪司馬一族→パーティー分断≫
@司馬懿【刀、スタンガン】&司馬孚【ライフル】
@司馬師【発電機(灯油なし)】&司馬昭【『kanon』(ソフトのみ)】&司馬炎【日曜大工セット・超小型ドリル付き】
@司馬亮【テレビ(見られない)】
@王元姫【毒針】&楊艶【青銅矛】&賈南風【青竜刀(重くて使えない)】
@司馬倫【西蜀地形図】&司馬防【弩】&司馬望【なし】
@司馬攸【鉞(まさかり)、ショットガン(残弾2)、電撃ムチ】
@司馬衷【なし】
@司馬彪【書道セット(紙・硯・筆)】
【曹操 投げナイフ(12本)、韓非子、ダイナマイト(10本)、ショットガンの弾(10)】
→冀州の袁紹のもとへ
【曹爽、司馬[イ由]、張春華…死亡確認】
彼は、己の生まれを呪っていた。
呂蒙(くっ・・・呂姓に生まれたことをこれほど恨んだ事はないぞっ!)
彼の前には、通常の3割増しの性能の馬に乗ることで有名な、かの天下無双の武将が居た。
呂蒙(ここに残っている武将は残り少ない。
・・・コイツがちょっと頭働かせて後続を全滅させるつもりになったら目ッ茶危険じゃん)
やがて・・・・
霊帝護衛兵「次ッ、呂布奉先!」
呂布「応よ!」
呂布は鞄を受け取ると、嬉々として駆けていった。
>>44 ・
・
・
霊帝護衛兵「次ッ、呂蒙子明!」
呂蒙「オス。(さて、どうなることやら)」
そして呂蒙が見たのは、
>>45の風景であった。
賈文和達が去った後、
呂蒙「方天画セン、ゲットDAZE!」
呂布「うをぉぉぉぉぉぉのれらぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
【呂蒙】アイテム:方天画セン、バックラー
【呂布】-あなのなかにいる-
呂蒙 呂布:生存確認!
>>99よ、宋憲の死亡確認出し忘れてるぞ…
【宋憲、死亡確認】
鐘会は興奮していた。
防弾チョッキの効果を直に体験できたからだ。
陸績が頭から血を流して死んでいる。
倒れて油断した隙に手頃な石で頭をカチ割ってやった。
あはははは。
俺をバカにするからだ。
ちょうど心臓のあたりに小さな穴が開いている。
陸績がグロックで撃ったのだ。いきなりだった。
出会い頭に撃たれた。危ないところだった。
さすがに衝撃で息が止まるかと思ったがなんとか気を失わなかった。
しかし、なにか慌てていたようだが・・・まあ関係ないか。
陸績のザックを漁ろうとすると、茂みから男が走ってこちらに来る。陸抗だ。
誰かに追われているのか。全然こちらに気がついていない。
まあ、俺はこの防弾チョッキさえあればなんとかなる。
やっと陸抗が俺に気が付いたらしい。
挟まれる形になった陸抗は身動きが取れなかった。
そうしてゆっくり茂みから追っ手の男が現れた。
男は陸抗が立ち止まったのを見て、ゆっくりとアイテムであるストレイヤーボイトの引き金を引いた。陸抗はそのまま崩れ落ちた。
「仲間割れか?それともゲームに乗ったのか?なあ、陸遜さんよ」
陸遜と呼ばれた男は涼しげにこう言い返した。
「やられそうになったからやったんだ。僕は悪くない」
鐘会は嫌な予感がした。
【陸抗&陸績:死亡確認】
鐘会はそれでも自信があった。
俺にはこいつがある。防弾チョッキのことは知らないはずだ。
案の定正確に心臓めがけて陸遜は撃った。
俺は少し死んだふりをしていればいいんだ。ほんのすこし。
さあ、油断しろ。油断して後ろを向け。
ん?なんだ?なにをしているんだ?近づいてくるな。
「待って・・・」
鐘会は頭を撃ち抜かれ、今度こそ本当に死んだ。
「君が悪いんだ。君が僕を襲うから・・・」
【鐘会:死亡確認】
劉延は獲物を探していた。
せっかくこのコルト オフィサーズACPを手に入れたのだ。
試したいじゃないか。
そんなとき銃声を聞いた。そちらに近づくといいカモがいる。
どうやら誰かをしとめて荷物を漁っているらしい。
2体の死体が転がっている。
気が付かれない様に、そっとそっと・・・。
しかしあいつはバカだ。
こうも無用心なんだからな。
劉延は外すはずのない位置まで近づき、狙いを背中から心臓に定め放った。
瞬間、その死体を漁っていた男がのけぞって倒れた。
「あははははははー!」
当たった。当たった。
誰だマヌケな奴は。
劉延は足でうつ伏せで倒れている男をひっくり返した。
陸遜だ。
かー、呉の切れ者もかたなしだな。
さて、あそこの死体は・・・陸績と陸抗じゃないか。ん?仲間割れか?あっちにも死体があるな・・・あれは鐘会?どうなってるんだ?
まあいい。早いところ4人のザックを奪ってトンズラだ。
えっと、ん?武器らしきものがないな。陸遜がすでに取ったのかな?と振り向いたそこに陸遜がいなかった。あるはずの陸遜の死体が。
?どこだ?どこにいった。
「後ろです」
陸遜は陸抗からすでに奪っていたワイヤーで劉延の首を締めていた。
何度かビクンと跳ねて完全に動かなくなるまでワイヤーは緩めなかった。
「なるほど。なかなか便利ですね。この防弾チョッキというものは。ちゃんと使い方を間違えなければ使えますよ。そう思いませんか?」
陸遜はすでに応えるはずもない鐘会の死体にしきりに話しかけた。
「無口なんですね・・・怒ったんですか?でも悪いのはあなたですよ。先に仕掛けたあ・な・た・が。ゲラゲラゲラゲラゲラ・・・」
陸遜はコルト オフィサーズACPと共にザックを2つにわけ、気色悪く笑いながら足早に去っていった。
【劉延:死亡確認】
【陸遜:生存確認 アイテム:ストレイヤーボイト、防弾チョッキ、グロック、コルト オフィサーズACP、鋼鉄ワイヤー】(言ってないけど許昌郊外移動中)
行動方針→専守防衛、やられたら死をもってやりかえす、ちょっと壊れ気味
魯粛はひとり配布物の三国史演義を読みこんでいた。
なんせマニュアル世代なもんで。
対策と傾向を立てないとね。
魯粛はひとり草庵で読書。
【生存確認 魯粛/臨淮郡東城付近の山の中】
【魯粛/アイテム 三国史演義】
忘れてた。
えっさえっさ。
説明書どおりに地雷をセッティングした。
あとは誰かが踏むのをじっと待つだけだ。
わくわくわくわく。
人って死ぬときどうなるんだろう。
今まで殺したことがないから興味津々。てへ。
劉禅はただ純粋に無邪気に待った。
わくわくわくわく。
【劉禅:生存確認 アイテム:地雷3つ(うち1つセット済み) 現在地:弘農近郊)
管輅「胸の傷みを防ぎしも頭の傷みで死に至らん、汝は金の童にあらず、金を重んず輩に過ぎぬ…」
「なんでじゃぁぁぁぁぁ!!!」
絶叫する、武人一人。確認したアイテムがよほど納得のいかない物だったのであろう。
怒髪天を突き、眦はさけんばかりである。
「・・・・」
一転、真面目くさった顔に戻ると、その、ひきがね状のからくりを引いてみた。
しゅっ・・・・
わずかな香りと共に小さく広がった飛沫が、風と共に流れていった。
ファブリーズ。
優しく香るらしい。
「・・・・・・・!!」
【生存確認:張飛/「優しく香る」ファブリーズ】
(――時間は少々遡って――)
「さてさて、私の武器はなにかなー?」
脳天気にはしゃぎながらリュックを漁る。
どうも彼女はこのゲームの趣旨をよく理解していないようだ。
場違いな明るい雰囲気。「一風変わった祭典」程度にしか考えていないのかも知れない。
「え…服? なにこれ……? くさりかたびら?くろしょうぞく?」
ザックの中には、真っ黒な服の上下の他、頭巾や手袋のようなモノまで入っていた。
「えーと…『ニンジャセット(T)』?……へ〜、さっそく着替えてみよ♪」
彼女は手近な小屋に入り、ごそごそと着替えを始めた・・・数分後・・。
「へっへ〜♪ なかなかカッコイイかも☆ でもちょっと胸が苦しいかな?」
くの一、誕生。
【孫尚香 生存確認】現在地・洛陽郊外民家
【アイテム ニンジャセット(T)】敏捷性up・防御力ややup
※行動方針 特になし。とりあえず江南方面に移動中
「よくよく考えたら、これって武器じゃないンじゃあ…。
まぁ、イイか。とりあえず父様や兄様でも探しに行こっ♪」
――南蛮――
※この会話は烏戈国語で行われています。
兀突骨「ハラヘッタ…ドアン、オマエノめしヨコセ」
土安 「冗談じゃないすよ、大将。さっき虎を捕まえて食ったばかりじゃないすか。
(なんなんだよ、なんで翻訳されてんのにカタカナなんだよ)」
奚泥 「大将は身体がでかいから仕方ないスよ。あっしが食料を調達してきます」
兀突骨は、道中で落ち合った二人の部下と共に、何とか南蛮までたどり着いた。
しかし支給された食料は既に食いつくし、途中で動物を捕まえて飢えを凌ぐ有様だった。
兀突骨「……ぐぐぐ、ケイデイ、オソイ…ドアン、ミテコイ」
土安 「今出かけたばかりっすよ!……ったくしょうがねぇなぁ」
そう言いながらも、土安は兀突骨に背を向け、歩き始めた。
兀突骨「…………(ごくり)」
――――がぶっ ぎゃーーーーー! がりがり ばきっ ばりぼり
奚泥 「ただいまーっす!…あれ?土安は?果物たくさんとってきたんすけど」
兀突骨「ドアン、オマエサガシニイッタ。ミテナイカ?」
奚泥 「…さぁ、見てないっすけど。まぁいいや、そのうち戻ってくるっしょ!」
兀突骨「…………げぷっ」
兀突骨【弓(彼には小さすぎて使いにくい)、石斧】&奚泥【ベアトラップ×5】
【土安 死亡確認】
まったく仕様のない奴だ。一人じゃ何にもできないくせに。
司馬攸は司馬衷を探していた。
攸には冏という子がいるが、年少すぎたために危うく参加を免れた。正直言って、
甥の衷より数十倍出来がイイ(・∀・)と思う。
「しかし、あいつは司馬家の嫡流だからなあ…。ひょっとして、逃げ遅れたか」
最後の一人になるまで皆殺し、と言われても、どうしてもピンと来ない攸はつぶや
いた。嫌な予感がしつつも、こっそり戻ってみる。
「あ、おじさん」
司馬衷は馬鹿みたいに突っ立っていた。たった一人で。
「何をしてるんだ、こんなところで」
「それがね…」
司馬衷はたどたどしく曹操に武器を差し出して逃がしてもらった顛末を告げた。
「差し出さずに火を点けて投げつければ良かったのに…といってもこいつには
わからんか」
ふう、と溜息をつく。
「行くぞ」
「どこへ?」
「取り敢えず北海だ。最初の計画もあるし」
二人は、再び北海に向けて歩き出した。
【司馬攸、司馬衷合流、北海へ】
>>105 司馬彪は
>>82でもう独りで長安に行ってしまったので徒党にはいません。よろしく
お願いします。
――冀州
袁家三兄弟が長男、袁譚は、武器をもっているという理由で、一人で偵察に出ていた。
誰かの武器を奪うか、あわよくば袁煕が見つかるかもと、密かに期待していたのだが…
袁譚「……何も成果は無かったな。父上たちも心配だし、そろそろ戻ろう」
??「とまりなさい」
袁譚「!?」
??「そのまま、ゆっくりと手を上げなさい」
不意に、誰かが後ろに立ち、袁譚に何かを突きつけていた。
袁譚は、とりあえず相手の言うとおりにした。
??「では袁譚様、ゆっくりとこちらを向いてください」
袁譚「お、お前は誰だ? ……って、まてよ。その声は…」
袁譚がゆっくりと振り返ると……そこにいたのは、張[合β]であった。
なぜか判らないが、服の上半身部分を引き裂き、半身をさらしている。
手には、鉤爪つきの手甲を両手につけていた。
袁譚「何だ、張[合β]かじゃないか。脅かすな」
張[合β]「…動かないでください」
張[合β]はニコリともしないで、鉤爪を袁譚に向ける。
思わず袁譚は、相手の気迫に呑まれそうになってしまう。
袁譚「な、な、何のつもりだ? 冗談なら、面白くないぞ」
張[合β]「冗談ではありません。その武器を置いて、早いところ立ち去ってください」
袁譚「なっ、何を言うか!誰に言ってるか分かってるのか?袁紹様も一緒なのだぞ!」
張[合β]「…私は貴方がたと組むつもりはありません。一度仕えた恩として、
命は奪わないで差し上げます。早く武器を置きなさい」
袁譚「くっ………し、仕方ないか…」
袁譚はがっくりとうなだれ、武器を持った手をゆっくりと下ろす。
……しかし、不意に武器を振るうと、張[合β]の鉤爪を払いのけた。
袁譚「…やむを得ぬが、むしろ好都合か。ちょうど武器が欲しかったところでな!」
張[合β]「ふっ、黙って置いていけば命は奪わぬというのに……わかっていませんね。
私の爪に、切れぬものは無いのですよ!」
――続く――
すいません、>120に追加です。
【張[合β] 生存確認】:手甲鉤(鉤爪つきの手甲)を両手に装備
――――うをぉぉぉぉぉぉのれらぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
――――うをぉぉぉぉぉぉのれらぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
周瑜ははるか遠くから聞こえる謎の叫び声に恐怖した。
・・・なんなんだ、あのうめき声は・・・。
【周瑜 ワルサーP38所持 生存確認】
謎のうめき声は
>>106
――――最初の装備である程度は勝負が決まる・・・。
体力差を覆すようなアイテムであれば・・・。
審配はそう思いながらザックを開けた。
でてきたのは、、、就職情報雑誌だった。
【審配 就職情報雑誌 生存確認】
※ とりあえず就職先を探してみる?
その頃北平郊外では・・・・・。
ぱちぱちぱちぱち。木のはじける音がする。
田豫「火事だ!」
父のほとんど骨ばかりになった遺体を発見して、愕然としていた公孫[王贊]の息子や
遺臣たち。燃え残った月牙で、辛うじて公孫[王贊]と判別できた。
ところが、遺体に気を取られている間に、残り火が周囲の草に燃え移り、本当の
山火事になりつつあった。
その近くの高台までやって来ていた軻比能。
軻比能「ちいっ!拓跋力微め、派手にやったな」
単経「あいつだ!あいつがやったに違いない」
軻比能の姿を認め、叫んだ。違いない。夷狄に殺されたのだ。得物の鉄の杖
(如意棒風)を振りかざして飛び掛かるが、鉄鞭に打たれて転げ落ちる。
単経「うぉぉぉぉ!」
背中から火に突っ込んでいった単経がもがけばもがくほど、火が全身に広がって
いった。遂に力尽きて動かなくなる。
軻比能「あばよ!」
関靖「逃がすかぁ〜」
田豫「や、やめろ、それを使うのは!」
公孫続は構わず火焔瓶を投げつける。だが、軻比能は既におらず、炎が燃え広がった
だけだった。
一同「あわわ」
田楷「趙雲殿は?」
公孫範「劉備殿を探すと言ってとっくにいなくなってます」
公孫越・関靖「うわ…火が来る!」
・・・・・このままでは全員焼死するのは火を見るより明らかだった。
【公孫続、公孫範、公孫越、田楷、関靖、田豫 生存確認】
【単経 死亡確認】
【所持アイテム 公孫続:戈 公孫範:ブランデー 公孫越:懐中電灯型拳銃
(電灯は電池が切れるまで使える) 田楷:のろし用火薬 関靖:火焔瓶(あと9回)
田豫:トマホーク 単経:鉄の杖(如意棒風)】
【軻比能は代県に戻ってから安定に向かう】
>>124公孫続は構わず火焔瓶を投げつける。
関靖が正しいです。申し訳ありません。
一同「逃げよう!」
一同「でもどこへ?」
迷っている暇はない。てんでに火から逃げられそうな方角へ走り出した。
田楷と公孫越は東へ、公孫範と田豫は南へ。ところが、公孫範と一緒に行こうとした
公孫続が立ち止まった。
公孫続「関靖、早く逃げましょう」
関靖「君子は、他人を危難に陥れた場合には、必ずその人と運命を共にすると聞いて
いる。どうしてわし一人生きられようか」
関靖は公孫[王贊]の側近だが、おべっか使いの癖に周囲には厳しいので、他の家臣
からは嫌われていた。だが、父に殉じるつもりと悟った公孫続ははっとなった。
公孫続「ごちゃごちゃ言う暇はないです」
何度か関靖を促すと、関靖は遺体のそばに燃え残っていた月牙の刃を拾いあげた。
関靖「では、行きましょう」
だが、二人が気づいたときには、もう逃げ道はなくなりかけていた。じりじりと炎の
包囲が迫る。風向きは、東に変わっていた。
【田楷、公孫越 襄平に向かって逃げる(パーティーは組んでいない。20レス以内に
雨が降るか消火しないと逃げ遅れて焼死)】
【公孫範、田豫 冀州・南皮に向かって逃げる(パーティーは組んでいない)】
【公孫続&関靖 5レス以内に雨が降るか消火しないと焼死。生き残れば軻比能を追う】
【所持アイテム変更 関靖:火焔瓶(あと9回)・月牙の刃】
【鉄の杖は北平郊外に放置】
【火事は晴でも40レスで自然鎮火】
♪リョフ! リョフ!
今はいいのさ すべてを忘れて
一人残った 傷ついた俺が
この戦場で あとに戻れば地獄におちる
リョフ! リョフ!
焔 輝く
フラッシュバックに 奴の影
リョフリョフリョフ リョフリョフリョフ
飛ばした手や首 後で後で拾え
狙いさだめる 俺がターゲット
リョフリョフリョフ リョフリョフリョフ
今はいいのさ 養父を捨てて
一人残った 武人の俺が
この戦場で もかき苦しむ地獄の炎
リョフ! リョフ!
刀身 輝やく
フラッシュバックに 奴の影
リョフリョフリョフ リョフリョフリョフ
一人で死ぬかよ 奴も奴も呼ぶ
狙い定める リョフがターゲット
リョフリョフリョフ リョフリョフリョフ
凱歌あがって 蒼天を裂く
生きて見つめる・・・・・・
落とし穴の底。
ヤケになった呂布は、替え歌「リョフが来る」を作詞、熱唱していた…
郭図「ヤバ!もうすぐ100レスになりますよ!!」
賈文和「だからこうして登場しておるんではないか?」
郭図「それはそうと我々は今どこにいるんですか?」
賈文和「何処って決まっておるじゃろ、北平じゃ!」
郭図「ほくへ…さっさとそれを言わんか!!」
賈文和「まあまあそう慌てるな、ちゃんと逃げ道は確保してある。」
郭図「それはいいんだが、わしらに向かって直進してくる連中が…」
田楷・公孫越、カクカクコンビ追跡中
なお、四人は5レス後に襄平到着。
128 :
無名武将@お腹せっぷく:01/11/28 22:34
「はぁ、はぁ、はぁ…」
皇甫嵩は肩で息をしていた。鋼の剣は、べっとりと血がこびり付いている。
そのそばには、高昇の首の無い遺体が転がっている。
「全く、張角の居場所も知らないとは…」
皇甫嵩は焦っていた。だから、知らないと命乞いする高昇を無理矢理叩き
切ったのだ。皇甫嵩は高昇から奪ったサーベルを背中にかけると、また歩き
出した。
【皇甫嵩、冀州で張角を捜索中、黄巾以外には基本的に攻撃しない】
【高昇 死亡確認】
「・・・・!!」
ひとしきり葛藤を地面にぶつけた後、ひやりとした視線に気がついた。
ぎこちなくそちらに視線を向ける。
「ダメだぜ益徳・・・・こーゆーゲームで大声だしたらよ?」
「・・・・憲和・・・あんたか」
簡擁憲和。地味ではあるが、劉備にとっては関張以外に、唯一といっていい子飼の配下である。
「おっと動くなよ・・・」
ちゃき・・・と音を立てて、簡擁は、手にした武器だったのだろう、手にしたH&K USPの銃口を、張飛に向けた。
不思議と、それが武器で、放たれれば高確率で自分は死ぬと言う事は、理解できた。
「・・・・・・!!」
「便利なもんだ・・・こいつが、俺みてぇなちゅーとハンパな文官と、おまえら生粋の武人との能力差をチャラにしてくれる・・」
ぎりっ・・・っと、張飛は奥歯をかみ締める
「憲和・・・できんのかよ・・・あんたに」
あ? という声と共にす・・・っと簡擁の目が細まった。
「なめんなよ、虎髭ぇ? 伊達におまえらより先に玄徳さんとつるんでたんじゃないんだぜ?」
近づく事が出来れば、簡擁の首など、素手でわけもなくひねれるだろう。
しかし、簡擁の手元の、小ぶりの癖にやたら口径の大きな銃器がそれを阻んでいた。
まして、もっとも古くからの仲間を手にかけることには、抵抗があった・・・
続く
「周りが見えないようだと死んでしまいますよ。」
公孫続「あ、あんた誰だ。何処にいる?」
「あなたの走っている右側です。こっちに来なさいな。」
公孫続、関靖 今や、その声を頼って走るしかない。
ザブザブザブ
関靖「ん? 川だ!川があった。」
公孫続「助かった。これで助かったかもしれん。」
火は、まだ勢いよく燃えているが公孫越・関靖は何とか窮地を脱した。
関靖「さっきの声の人は何処に?」
声の主、諸葛亮は結果を見ることなくその場を立ち去っていた。
「くっ・・・・・」
万事休すか・・・張飛は歯噛みして、簡擁の次の行動を待った。
「くくっ・・・・」
簡擁は短く笑い、人差し指に力を入れる・・・・
「なーんてな」
不用意に、明るい声が耳に入った。
大きな目をぱちくりさせているとH&K USPを足元に置き、両手を上げて
実際には敵意のない事をアピールする。
「憲和・・・あんた・・・?」
「くくっ敵意なんざないない。始まったばっかりでよ、俺たち殺しあったって仕方ねぇじゃん?」
それにさ・・・・前置きして更に続ける。
「人殺しの道具持ってたって、必ず人殺ししなきゃなん無いってわけでもないじゃんよ? 玄徳さんにも言ったけどよ・・・」
そこまで行ってわずかに顔をしかめた。言った・・・? いつ・・・? 過去か? それとも来るはずだった未来・・・?
「・・・・・・?」
いぶかしがる張飛に、いつもの人懐っこい、不精髭の目立つ笑みを浮かべると
「いこうぜ益徳。とりあえず、玄徳さん探しによ」
せめて、最後の生き残りになるまでは・・・・仲間と共にいたかった。
あるいは、あるはずだった別の人生を探しているのか・・・
【簡擁:生存確認 アイテム:H&K USP】
【張飛、簡擁、同行二人 方針:劉備を探してとりあえず(シ豕)県へ】
穴から上を見上げると、少年がこっちを見つめていた
「ち、ガキかまぁいい、助けろ」
聞いたか聞かなかったかのうちに少年は姿を消した
「おーいお前・・・・」
言いかけて虚しくなった。小僧に助けてもらわないといけないほどの常態か・・・
この呂布も小さくなったな・・・・・自力で登るか。
そう思いたったときだった。
上から縄が降りてきた。
・・・罠か?とも思ったが、導かれるように登った。
登るとそこにはさっきの少年がたっていた。
「・・・借りを作ったな、小僧」
首輪をつけている、こいつも参加者なのか・・・まぁいい
さて、こんな罠を作った奴を殺しにいくか・・・そう思って歩き出すと
後ろから少年も無言で付いていった。
【呂布穴脱出生存確認】
華陀は与えられたパンを食べながら今さっき切り取った夏侯威の頭から皮を剥いでいた。ご機嫌だ。ふーふふーんふふーんふふーん。
鼻歌を歌いながら、綺麗に剥ぐ。
「こんなもんじゃろ」
華陀はそれをかぶると夏侯威がそこにいた。
「医学は偉大だな」
【華陀 生存確認】【アイテム 医療器具一式】
方針→夏侯威になりすます
夏侯恵は夏侯和と共に沛国へ向かっていた。
一族の故郷である。
きっと皆もそこを目指すに違いない。
てっきり一族で行動できるものだと思っていたのに、みんなさっさと行ってしまうし。
まあ夏侯威のあんな姿を見せられたらしょうがないが。
あれから夏侯和は一言もしゃべらない。
とりあえずは進むか。誰にも会わなければいいが。
そう考えていた矢先、突然人が出てきた。
夏侯威だ。
夏侯和「兄上!」
夏侯和が無防備に近づく。
少し安心した。夏侯威ならば・・・ん?待てよ。夏侯威は・・・。
そう思った瞬間、夏侯和の首筋から血が噴き出した。
夏侯威の・・・死亡告知があったじゃないか・・・
油断した。
じゃあ、この夏侯威は誰だ?
答えがみつからないまま、夏侯恵もまた肝臓をえぐられ意識を失っていった。
「次の顔はこいつでいこうかの」
どういう仕組みか不明だが、夏侯威の皮を脱ぎ、今度は夏侯恵の顔を処理しだした。
【華陀 生存確認】
【アイテム 医療器具一式、(夏侯恵の)流星錘、(夏侯和の)煙幕】
方針→夏侯恵になりすます 現在地→沛付近
徐庶は邪魔な首輪をいじりながら洛陽の回廊を歩いていた。
全員が出て行き、霊帝が倭国へ移動したあと、舞い戻ってきたのだ。
あれだけギュウギュウに押し込められていた城はものけのカラで、誰一人いなかった。
「さすがに何もないか・・・」
なにかこのゲームの根幹に関わるヒントでもあれば脱出の目処も立つというものだが、そんなものを残しておくほどあの帝はお人よしではなかったようだ。
さて・・・どうしたものか・・・
と心の中で言ったつもりだった。
「どうしましょうか?」」
背後にいたことを気が付かなかった。
諸葛亮。いつの間に。
動けなかった。
「そんなに緊張しないでください。殺すつもりはありませんので。それにあなたには貸しがある」
貸し?なんのことだ?
「おっと、さらに侵入者のようですよ。徐庶さん、お気をつけを」
振り向くともうそこに諸葛亮はいなかった。
代わりに遠くから声が近づいてくる。
ここは逃げるか。
さしたる活躍もなく消えていくのはまっぴらだ。
徐庶は頭を掻きながら洛陽を後にした。
【徐庶、諸葛亮 生存確認】(洛陽からロスト)
夕日の反射により、赤く染まった黄河。
その川辺にて対峙する二人の武将が居た。
二人はここ数刻、戦い、休み、そしてまた戦うという状態で、既に所持していた武器は破棄していた。
今ではただの殴り合いを続けているだけに過ぎなくなっている。
そしてまた休憩。
呂蒙(くそっ、こんなところでこんな相手に出会ってしまうとは・・・ヤツは何者なのだ?)
呂蒙の対峙する相手は覆面を被っているので表情は見えないが、呂蒙よりはダメージが少ないようにも見える。
呂蒙「なんてタフなヤツだ。もっと技に磨きをかけなければ。」
と、棒読みで呟いてみたところで氷柱もビール瓶も出て来はしなかった。
------ドゥーーーン!!・・・
遠くで爆発音がした。
それを契機に、二人はまた立ち上がり、そしてまた泥試合にハマろうとしていた。
呂蒙(いつまでもこんな所で時間を食う訳にはいかないな・・・よし)
呂蒙は相手に向かって片手を突き出し、
呂蒙「オラオラァッ!」
と、手招きした。
司馬懿であれば乗ったであろう挑発も、この敵には効果が薄い様だった。
呂蒙(・・・チッ、ならば体力が尽きる前に、この拳に全てを込めるのみ!)
呂蒙は構えを解き、自然体で右手にのみ意識を集中する。
究極のカウンター攻撃「崩拳」。呂蒙の最終兵器だ。
すると、相手も一撃に掛けるという考えは同じらしく体をねじって右手に力を溜めていく。
後は何かのきっかけが有れば、勝負は終わるだろう。
両者はその体勢のまま膠着した。
顧雍(はぁ〜っ、一体何なんでしょうね、このゲームは。)
こちらは、呂蒙と同じく南を目指した顧雍。
今は黄河に沿って歩いていた。船もなしでは渡河出来ないので、取り敢えずは船を捜していたのだ。
ちなみに顧雍の出発は早かったが、夏侯一族と華佗の顛末を確認してから行動を開始した為に、まだこんな場所に居たのだ。
顧雍(あの華佗先生ですらおかしくなってしまったみたいだし
>>133。誰が敵だか分かりませんねぇ。)
トボトボと歩いていく先に、二人の武将が対峙していた。
顧雍「あれは、呂蒙殿?」
相手は背を向けているので誰かは分からない。
顧雍が歩みを止めると、呂蒙の気配がこちらを向いたのが分かった。
顧雍(あ、対峙中に意識を逸らすなんて・・・)
と、思った瞬間、相手が動いた。
覆面「ギャラクティカ・ファントムゥゥゥゥゥ!!!!」
一瞬で呂蒙の目の前に移動し、遠心力を付けた右腕を振り下ろす。
対する呂蒙は、柳が風に揺られるように、自然に右手を前に出す。
呂蒙「一撃、必殺!」
---見事な相打ちだった。
薄れ行く意識の中、呂蒙は崩れ行く相手の顔を見た。
呂蒙(ナンだ、結構男前じゃないか・・・)
と、頭に一つの言葉が浮かんだので、口にしてみる。
呂蒙「ヤルナ」
覆面「オマエモナ」
考えることは同じか---と微笑をもらしたところで呂蒙の意識は闇に落ちた。
顧雍「まったくっ、何をやってるんでしょうねっ、この人達はっ。」
夕日に映える黄河沿い。
近くの民家に武将二人を引き摺って行きながら、顧雍はボヤいていた。
そして、無様に引き摺られる二人の武将の口元には、揃って微笑が浮かんでいた。
【顧雍】アイテム:十拳剣 ※二人を引き摺って民家へ
【呂蒙】気絶中 アイテム:バックラー
【張[合β](二人目)】気絶中 アイテム:無し
※覆面は張[合β]儁艾の二人目でした。
※呂蒙との男の友情に目覚める?
〜許昌方面〜
はてさて、どうするべきか。
徒党を組むというのは特に問題ではない。むしろ歓迎すべき展開だ。自分に与えられた支給品は武器と呼ぶにはあまりにも頼りなく、身を守るのに適していない。
問題なのはその思想だ。
「仲裁役」だと。
この戦国乱世になにを戯れ言を、と笑い飛ばそうかと思ったが、どうやら相手は本気らしい。
どうするべきか。
相手はワタシの返答を待っている。
どうする。
「――わかりました。老将軍殿の純然たる思想に感服いたしました。ワタシでよろしければ力を貸しましょう」
「おお、そうか。ありがたい。これよりは共に救命に尽力いたそうぞ」
平和主義――専守防衛か。足かせにならねば良いが。
【法正 生存確認】〜黄忠と合流、現在地・許昌〜
【アイテム 硫酸ビン】
※行動方針 不明。今は黄忠に追従中
結局、夏侯惇についていった夏侯覇は沛にいた。
夏侯覇のたっての頼みを渋々のんでくれたのだ。
そして今、目の前に一族の死体が累々と重ねられているのを見た。
なんだこれは。なぜこんなことになったんだ。
夏侯恩、夏候尚、夏侯蘭、夏侯徳、夏候存、夏侯玄・・・夏侯和もいる。
あともう一人、顔が切り取られているむごい死体もある。
夏侯惇は黙ってそれを見ていた。
そこへ茂みから誰かが転がり出てきた。
夏侯恵だ。
血だらけで怪我をしている。
夏侯覇「無事でしたか」
近づこうとするのを夏侯惇が止める。
「?」
「お前、誰だ?」
夏侯惇が夏侯恵に言った。
「恵です。稚権です」
夏侯惇はそれを聞くと黙って夏侯恵を斬った。かに見えた。
夏侯恵は寸前で下がり、距離を保っている。
「なぜわかった?」
夏侯恵の顔がゆっくりと崩れ落ちる。
そこには一人の老人がいた。
「華陀先生・・・」
夏侯覇の言葉を聞いているのか華陀はゆっくり夏侯恵の顔を捨て、メスを握った。
「なぜ華陀先生のような方がこんな・・・」
「こんな殺しをしているかって?」
夏侯覇はうなずいた。華陀は少し笑って答えた。
「試してみたくなったんじゃ。人を生かすことができるのであれば、人を殺すこともできるはず。いっとくがワシは正常じゃぞ?」
やけに饒舌にしゃべる華陀。
「なぜ我々にこんなむごいことを」
「忘れているわけではあるまい?貴様らが、貴様ら魏の連中がワシにやった行いを。せっかく助けてやろうと思ったのに。獄につなぎあろうことか・・・」
何を言っているのかわからなかった。もしかしたら華陀自身わかっていないのかもしれない。そんな目をしていた。
その空ろな目が、今まで黙っていた夏侯惇を見た。
「で、なぜわかった?」
華陀の問いの答えは言われてみれば簡単だった。
「身長が低いし、第一声が違う」
華陀は去った。
少し顔が赤かったようにも見えた。
【夏侯恩、夏候尚、夏侯蘭、夏侯徳、夏候存、夏侯玄 死亡確認】
ついでに(
>>137)でやりのがした【夏侯威、夏侯和 も死亡確認】
【華陀:生存確認 アイテム:医療器具一式、流星錘、煙幕】(→逃亡)
【夏侯惇:生存確認 アイテム:カメラ、斬馬刀、弓(矢は残り8本)】
【夏侯覇:生存確認 アイテム:不明、ヘッケラー&コックMP5K(元夏侯蘭所持)】
※方針→とりあえず一族を埋葬、同行継続
【アイテム:痴漢撃退スプレー(元夏侯恩所持)、細剣(元夏候尚所持)、荒縄(元夏侯徳所持)、ロケット花火(元夏候存所持)、ハサミ(元夏侯玄所持)はその場に放置)
(あの家に誰かが居るらしい。)
伊籍は、スタートから二日が経って、また洛陽の近くに戻ってきた。
窓から覗き込んでみると、どうやら何かを書いているらしい。
伊籍「孔明殿。」
諸葛亮は笑いながら
孔明「機伯殿、遠慮は要りません。どうぞ。誰やら知らぬ民の家ですが。」
(気づいていたか) 基より伊籍は根っからの文官、音の立てない歩き方など知るはずもない。
伊籍「何を書かれておりますか。」
見てみるとズラリと人名が並んでいた。
伊籍「ははぁ、これは参加者の名前ですな。この×は・・・死んだということでしょう。」
孔明「この「ゲーム」に参加させられてから急にすることが無くなりました。
せめて、私の知れる範囲で参加者の行動を後世に残そうと思いまして。」
伊籍「孔明殿はどう生きていかれるおつもりでしょうか。」
孔明「どうでしょう。」
伊籍「笑っておられる。何か有りますな。」
孔明「いえ、ただ、死ぬ前に色々、見ておきたいことがあります。」
そう言って、諸葛亮は外に出ていこうとしていた。
伊籍「劉備様は・・・。」
諸葛亮は少し考えると
孔明「もし、機伯殿が会われて劉備様が私に会いたいと言われたら
家で待って欲しいとお伝え頂けますか?」
伊籍「家とは、ここですか?」
孔明「劉備様にお伝えいただければわかります。」
そうして、諸葛亮はそこを去っていった。
【伊籍 洛陽付近】
【諸葛亮 放浪】
・・・誰がこんなモン思いついたんだ?あの霊帝なはずがねぇ。あんな漢帝国始まって以来の馬鹿にこんなことができるはずがねぇ。誰か黒幕がいるのか・・・?
「とにかくは仲間と食料だな。ないと話にもなりゃしねぇ」
幸いにして支給された武器はシンプルな直刀だ。下手な火気よりもよほど扱いやすい。
「さて、まずは合肥にでも行ってみるか」
男・・・張遼はひとまず歩きだした。
【張遼:生存確認 アイテム:直刀】
方針:仲間集め
森の中、幾度となく響き渡る金属音。
張[合β]と袁譚は、あれからずっと打ち合いを続けていた。
袁譚がトライデントを突き出せば、張[合β]は手甲を交差させて受け、
張[合β]が爪を振るえば、袁譚はトライデントを巧みに使ってそれを受ける。
袁譚「はぁ、はぁ……(いつまでもここにいては危険だが…逃げる隙が無い)」
張[合β]「(袁譚殿がここまでやるとは、少し侮っていました。これ以上は危険ですね…
誰かが来るかもしれません。しかし…上手く逃げられるかが問題です)」
一方、そこから少し離れた位置で、その戦いを見ている者がいた。
肩からサブマシンガンを吊るした男の名は、淳于瓊。
二人の戦いの音を聞きつけて、彼はここまでやってきた。
淳于瓊「誰かと思えば、袁譚のお坊っちゃんと、張[合β]の野郎じゃないか」
元は袁紹と同じ西園八校尉の一人である彼は、表向きは袁紹に仕えながら、内心では
彼とその一族を、あまり快く思っていなかった。
その一人である袁譚が、同僚のはずの張[合β]と争っている。
――これは、袁譚をヤるチャンスだ。ついでに張[合β]もぶち殺して、武器を奪ってやる。
淳于瓊は、そう思った。
淳于瓊「こんなところで、いつまでもキンキンと音を響かせてる方が悪いんだぜェ…」
――ぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱ
森の中に、サブマシンガンの音が響き渡った。
その数瞬前、張[合β]は一気に決着をつけるべく、袁譚に向かって走っていた。
巧みにフェイントを使い、既に疲れ始めていた袁譚を翻弄しつつ、サイドに回りこむ。
…サブマシンガンが放たれたのは、まさにその時であった。
――ぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱ
袁譚「…ッ!?」
張[合β]「な……ぐっ!!!」
淳于瓊は袁譚を集中的に狙っていたのだが、ちょうどその瞬間に袁譚の横に回りこんだ
張[合β]に阻まれ、袁譚に当たるはずのほとんどの弾が、張[合β]に命中する。
崩れ落ちる張[合β]。
淳于瓊は舌打ちすると、今度は確実に袁譚を殺すべく、走って距離を詰め始めた。
袁譚「…あれは!淳于瓊か!?」
淳于瓊「死にやがれっ!袁家のボンボンめっ!」
袁譚「……おのれ、この卑怯者め!」
淳于瓊は油断していた。さっきの射撃のうち、何発かは袁譚に命中した。
それにまだ間合いは遠く、もう少し近づいてからでも撃つのは遅くないと思っていた。
しかし次の瞬間には、彼の胸にトライデントが深々と刺さっていた。
トライデントは投げても使える武器であり、今まさに袁譚によってそう使われたのだが、
それを認識することなく、淳于瓊の意識は途切れた。
袁譚は、少しだけ張[合β]に手を合わせると、サブマシンガンを拾って帰路についた。
腕と足に穿たれた弾痕から流れ落ちた血が、彼の歩いたとおりに地面を点々と染めていた。
【張[合β]、淳于瓊…死亡確認】
【袁譚 トライデント、サブマシンガン】→袁紹の下に戻る(※負傷)
@手甲鉤……冀州の森の中に放置
【公孫続、関靖 死亡確認】(焼死)
>>124参照
火炎瓶は火事で燃えつきる。月刃の刃は焼け焦げて使用不可
すまん、↑の参照は
>>125です。
ついでに、時間制限が来ちゃいました(藁
【田楷、公孫越 死亡確認】
のろし用火薬…燃えつきる。
懐中電灯型拳銃…北平に放置
すまん、どちらの組も脱出してたね。
氏んできます。
劉禅はおなかがすいた。
あれからずっっっと待っているのに、誰も通らない。
パンも水もなくなった。
「むうう」ちょっとかわいくふくれて劉禅は民家に家捜しに出かけた。
普段なら召使とかがやってくれるのになー。
やっと民家を見つけどうにか水とゴハンを手にいれ戻ってくると、誰かがこっぱ微塵に吹き飛ばされていた(ちなみに吹っ飛んだのは費イ[示韋])。そういえば遠くで音が聞こえたような。
残念だ。見られなかった。
しょうがない、また別のところに仕掛けるかな。
アイテムは拾っていこう。
劉禅は思うようにいかないせいか、またかわいくふくれ面をしてみせた。
【劉禅 アイテム:地雷2、サバイバルブック 現在地:弘農近郊→移動】
【費イ[示韋] 死亡確認】
厳顔「なんだ?変なのが歩いてくる」
のんきにも、のそのそと歩いている。
それが劉禅であることを遠目に確認する厳顔。
なにかを埋め込んでいる。
手裏剣を構えて様子を伺う。
厳顔(仕掛けるか、否か…)
焦ることはない、ここは「見」(ケン)に回るのが賢明。
厳顔は、そう判断し劉禅を見過ごした。
そして、劉禅が「何か」を埋め込んだ部分に手裏剣を投げつける。
途端に地雷が反応し爆発した。
劉禅「おや?もう罠にかかったやつがいるのか?」
引き返してくる劉禅。
だが、何も吹き飛んだような形跡はない。
劉禅「誤爆かなあ?」
途端、ぶすりと彼の脇腹に刺さる十字手裏剣があった。
劉禅(い、いたいよ…)
この場から離れるには、彼の足は遅すぎた。
厳顔の手裏剣が、二投、三投される。
劉禅「ひいっ、助けて!!」
残念、費偉はアナタが殺しました。
いやいや、これは悲鳴ですよ。
今度の厳顔は、躊躇うことは無かった。
六角棒がニブーい音を響かせた。
【劉禅 死亡確認】
【厳顔 地雷 サバイバルブック入手 十字手裏剣×17 六角棒】
ババババァン。
太史慈が頭から血を噴いて倒れる。
「すげえ、すげえぜ、このAUG(アサルトライフル)って得物はよお」
魏続は興奮していた。まともに打ち合えば絶対に敵わない相手が、手も無く倒れて
ゆく。太史慈の得物はヌンチャク。刃物でないとは言え、一騎討ちなら五分以上に
戦えていただろう。
さらに少し後れてやって来た橋瑁。太史慈の死体を見て慌てて逃げ出した彼の背中を
撃った。橋瑁も倒れた。
「これさえあれば無敵だな。呂布だって怖くないぞ」
魏続は得意の絶頂にあった。
【魏続 生存確認】
【太史慈、橋瑁 死亡確認】
【所持アイテム AUG(アサルトライフル)】
【太史慈のアイテム:ヌンチャク 橋瑁のアイテム:黒い傘→いずれも放置】
【下[丕β]付近】
シュッ。
かすかな風を切る音とともに、冷たいものが魏続の背に刺さった。
「う…」
虫に刺されたか、と一瞬思った。だが、まもなく全身に痛みが走り、痙攣を起こして
誰の仕業なのか理解出来ぬまま逝った。
「あれだけ大きな物音を立てて、無敵も糞もない物だな」
魏続の後ろに、大柄の男が歩み寄った。程cである。楽勝だった。
「ふむ、この吹き矢はなかなか便利だが、獲物を利用出来なくなるのが残念だな」
念のため、魏続の首を絞めておいた程cが言う。毒矢なのだ。
「この武器と食料は貰って行くとしよう。どんな武器でも人を得なければ役立たず
なのだ。」
シュッ。…ばたっ。
程cの後を付けていた賈充。今にも程cを刺し殺そうとしていた。だが一瞬早く、
程cの毒矢が刺さっていた。
「ここがまあ、あの男(魏続)とわしの違いじゃな」
賈充の武器は小刀だったが、今度は放置して、水と食料だけ貰っていった。
「さて、長居は無用だ」
程cは用心深く周囲を見渡した後で、歩き出した。
【程c 生存確認】
【魏続、賈充 死亡確認】
【所持アイテム 吹き矢(毒入り)あと18本、AUG(アサルトライフル)】
【賈充のアイテム:小刀→放置】
【程c、[ミ僕]陽に向かう】
顔良を探して早や2日。
まったく顔良は見つかる気配がない。
文醜「やみくもに進んでても、無駄な気がするな…」
足元には、ハンマーで叩き殺された張虎の死体。
少し考えて、文醜は北平に向かうことにした。
文醜「運がよければ、顔良と会えるだろう…」
【文醜、北平に移動開始。所持アイテム…でかいハンマー、短刀、組紐(張虎から回収)】
【張虎死亡確認】
向こうから何かが来る、田疇は矢を構えて待っていた
劉虞魏攸もまた茂みから襲い掛かろうとしていた
しとしとぴっちゃん しとぴっちゃん
しとぴっちゃん
悲しく冷たい 雨すだれ
幼い心を 凍てつかせ
帰らぬちゃんを 待っている
ちゃんの仕事は 刺客(しかく)ぞな
しとしとぴっちゃん しとぴっちゃん
しとしとぴっちゃん しとぴっちゃん
涙隠して 人を斬る
帰りゃあいいが 帰らんときゃあ
この子も雨ン中 骨になる
この子も雨ン中 骨になる
ああ 大五郎 まだ三つ
しとしとぴっちゃん しとぴっちゃん
しとしとぴっちゃん しとぴっちゃん・・・
彼の通る先には問答無用の死体が転がっていた
茂みから矢で撃とうと無駄であった、やはり呂布は呂布なのだ
すでに呂布にはこの子供への愛情のようなものがわいていた
子供のほうは子供のほうで、進んで押し車の中に納まっている
「北へ。」
押し車の中の子供が言うと何も言わず呂布は歩き始めた
【呂布宛付近生存確認、歩みは遅い】
【魏攸劉虞田疇死亡確認】
155 :
無名武将@お腹せっぷく:01/11/29 21:45
荀ツ「父上、これからどうします?」
荀ケ「それがわかれば苦労などしない。陛下は気でも狂われたのか」
潁陰(えいいん)。許から少し西、荀一族の故郷である。二人は途方に暮れていた。
荀ツ「司馬懿殿は…」
荀ケ「駄目だ。あの様子を見ただろう。聞けば、我が曾孫を見殺しにしたというでは
ないか。以前はあの様な人ではなかった。皆、狂い出している…」
荀ツ「丞相…いや、(今はまだ)騎都尉どのも…」
そこで口篭もった。さっきここに来る途中で、曹操に会った。いきなり同行していた
荀[豈頁](じゅんぎ。荀ケの四男)がナイフで殺され、荀ケの装備品と二人の食料を
没収されてしまったのだ。代りに手渡されたのが韓非子の竹簡。徳目を重んずる
儒学の徒に取って、法治主義・性悪説に立つ韓非の書を手渡されるというのは
面白いことではない。もっとも、諸葛亮は愛読者らしいが。
ようやく家に辿り着いて、食事にありついたところだった。
荀ツ「あのように錯乱した男の戯れ言など」
曹操が情報と称して司馬一族の醜態を告げていったのだ。
荀ケ「だといいのだが。だが、孟徳殿の振る舞いもまた、狂気の証拠ではないか」
荀ツ「…………………………」
しばし沈黙の時が流れる。
荀ツ「まさか、我が一族ももう…」
荀ケ「誰も信じられない、それも韓非の説いたことだな」
荀ツ「!!」
荀ケ「これからどうするか、天下の形勢を見極めねばならぬ」
【荀ケ、荀ツ 生存確認】
【荀[豈頁] 死亡確認】
【所持アイテム 荀ケ:韓非子(竹簡) 荀ツ:棍棒
曹操:投げナイフ(11本)、ダイナマイト(10本)、ショットガンの弾(10)、
荀ケから奪った腕時計、荀[豈頁]から奪った野外用浄水器】
【荀ケ&荀ツ 豫州・潁陰。許の少し西、洛陽の東。しばらく様子を伺う】
【袁紹捜索中の曹操は[業β]へ】
>>様子を伺う
様子を「窺う」です。済みません。
司馬衷「ふぅ〜〜、すっきりした」
司馬攸と歩いてる途中、尿意を覚えた司馬衷は木陰で用を足した。
そして司馬攸のもとに戻ろうとしたとき――
眼前わずか15m、野原の真中に何進が――あの大将軍が、拳銃を握って立っていた。
拳銃をこちらに向けようとしてるのが見えたので、司馬衷は慌てて逃げ出した。
あまり慌てたので、身体をひねりながら仰向けに倒れてしまう。
瞬間、ぱん、という破裂音がして、拳銃が火を噴くが、幸い弾は当たらなかった。
司馬衷は立ち上がるのも忘れ、仰向けのまま後退するが、逃げられるわけがない。
何進が再び拳銃を向けて――
「やめろ!」という別の声がした。
何進と、つられるように司馬衷もそちらを向く。
そこには、ショットガンを構えた司馬攸が立っていた。
いきなり、何進が司馬攸に向けて撃った。
司馬攸は身を屈め、膝立ちの姿勢で保持したショットガンを撃つ。
火花が銃口から伸び、次の瞬間、何進の右腕が消失していた。
何進は一瞬、無くなった腕のあたりを不思議そうに見つめていた。
司馬攸が、素早くショットガンに次弾を装填する。これが最後の弾だ。
何進「あああああああ」
何進が思い出したように動物のような叫び声を上げ、地面に落ちた自分の腕へ走った。
左手で、
自分の右手から銃をもぎ取った。
司馬攸「やめろと言ってるんだ!」
司馬攸が叫んだが、何進はやめなかった。銃を司馬攸へ向けて構えた。
司馬攸がもう一度撃った。何進は身体の真ん中からくの字に折れ曲がって、
走り幅跳びの選手のような姿勢で、ただし、後ろに吹っ飛んだ。
地面に仰向けに落ち、それっきり動かなかった。
司馬攸が、その死体にはほとんど目を留めず、すぐに司馬衷に近づいてきた。
ショットガンの弾が尽きたので、その場に投げ捨てる。
司馬攸「だから、小便などその場で足せと言ったのだ。銃をを無駄に使ってしまった」
司馬攸は何進の腕から拳銃をもぎ取ると、何進の顔を眺めた。
…恐怖に歪んでいた。
聞けば、この男は元はただのブタ飼いだか肉屋だという。
それがいきなり大将軍になったかと思えば、今度はこんなゲームだ。
精神が半分崩壊していたのだろう…哀れな男だ。
司馬攸「さて、そろそろ行くぞ。………ん?」
傍らの司馬衷に目をやると、彼は何進のグロテスクな死体を目にし、気を失っていた。
司馬攸「……………………………ふぅ」
【何進 死亡確認】
司馬攸【電撃ムチ、拳銃(S&W)と弾30発】&司馬衷【鉞(まさかり)】※北海へ
馬超「ふぅ・・・これからどうするか・・・・とりあえず、弟達と合流すべきか・・・。」
【馬超生存確認@リュック未確認】
行動→弟達と合流すべく移動・襲われた際の反撃のみ・強い
蔡瑁と蔡夫人は2人、赤壁のほとりに座っていた。
あれから何時間経っただろうか。
そろそろ時間が来たようだ。
後ろから誰かが来る。
2人は姉弟の関係以上の深い愛情で結ばれていた。
なにも言わずギュッと手を結び、お互い見詰め合った。
2人で決めたことだ。
蔡瑁と蔡夫人はそのまま黄河に沈んでいった。
そのすぐあとに現れたのが許チョだった。
「あでぇ?誰かいると思ったんだけどなー」
とりあえず手付かずのザックからパンをペロリと食べた。
「あー腹へったなー」
許チョはやっぱり許チョだった。
【蔡瑁&蔡夫人:死亡確認】
【許チョ[衣者]:生存確認 アイテム:3人分だけど不明(食料は尽きた)】
@現在地:赤壁 行動方針:食物ゲット優先
魯粛は一気に三国史演義を読破した。
だいたいわかった。そしてちょっと自分が悲しくなった。
マニュアル世代がやっと重い腰をあげる。
そしてなんか呂蒙に会いたくなった。
なんだ、この気持ちは。恋?
魯粛は唐突に黄河に向けて歩き出した。
魯粛→移動
アイテム:三国史演義は破棄
夜
まだあの小僧は付いてきているのか、足手まといになっても面倒だ、殺すか。
振り返ると、少年は手招きをしていた。
詠まれたか?などとも思ったが、所詮は小僧だ。
寄っていくと、今度は遠くを指差している。
ふむ、寝床かよく気が付いたな。はは、これでまたこいつに借りができるのか
などと思って少し笑った。
小屋の中には少しの食料もあった。
寝床に就くと霊帝の言葉を思い出した。
「最後の一人・・・か」
少年のほうへ目をやった、そして寝た。
夜明け前目を覚ますと少年の姿が無かった。
まぁ、いいか。
などと思って体を起こし、外に出ると、どこから見つけたのか手押し車に荷物を全部詰め
自分も乗り込みそこで眠っていた。
苦笑しつつそれを押し進んでいった。
泰山近くの湖沼地帯。梁山泊と呼ばれるその山塞の前で、魯粛は黄祖と対峙していた。
先に襲いかかってきたのは黄祖だった。物陰からの第一撃は何とかかわしたが、鋭い攻撃をいつまでもかわし続けられるとは思えない。
かといって迂闊に仕掛ければ、一撃で急所を掻き切られる。相手は苦無を持っているのだ。
魯粛(やばいな、あの武器を何とかせな…よし)
魯粛はおもむろに構えを解いた。そして、片手をポケットに突っ込むと、突き出した手指を自分に向けてクイクイと動かし、言った。
魯粛「どないしたんや?」
その挑発に、黄祖は乗ってしまった。
隙ありとみて慌てて攻撃を繰り出すが、難なくかわされる。体勢が崩れた。
それこそ、魯粛が待っていた好機だった。
黄祖「しまった!」
体勢を崩した黄祖に、魯粛は跳び蹴りを放った。そのまま空中で後ろ回し蹴り。黄祖の手から、苦無が飛んだ。
魯粛「今や!ハァァァ……」
一気に気力を高めると、魯粛は起きあがった黄祖に向かって突進した。
魯粛「そりゃ、そりゃ、そりゃ〜〜!!どないや!!」
突きと蹴りの、怒濤の連打。止めの強烈なアッパーカットが、黄祖の意識を断ち切った。
呼吸を整えると、魯粛は苦無を拾い上げた。空中に放り上げ、巧みにキャッチする。
魯粛「まぁざっとこんなもんや」
そう言い残すと、魯粛は黄河への道を急ぐことにした。
【黄祖、生存確認(気絶)】
【アイテム:無し】
【魯粛 アイテム:苦無を入手】方針:呂蒙と合流する。
張承と張昭と張紹と張松の4人は「チョウショウ」の名をかけて言い争っている。
事の始まりは順番であった。
それからずっとこうして言い争っているのだ。
張昭「年寄りに譲るのが儒学の精神ではないのか?」
張紹「後身を育てないで何が年寄りだ」
張昭「なにを!親が張飛だと子もしつけがなってないわ」
張紹「あんたなんか単なる頑固爺ってだけじゃねーか!孫家も災難だよな」
張承「父上も張紹殿もいい加減にしてください」
張紹「うるせいよ、このマイナーキャラ」
張承「な、な、な」
張昭「そうじゃ、お前は黙ってろ」
張松「まったくどっちもどっちだよ」
3人「うるさいブサイク!」
張松「ブ、ブサイクだと?言ってはならないことを!きぃぃぃぃ!」
【張昭、張紹、張松、張承 生存確認】(アイテム不明)
@4人で言い争いしつつ、まだ「チョウショウ」がいないか様子見(観戦スレで募集するか)
(つづく)
孫権「おお、魯粛に呂蒙。良く来たな。」
魯粛「孫権様、今日は何用ですか?」
魯粛と呂蒙は孫権の屋敷に招待されていた。
孫権「フム、お前達も要職に就く身。少しは体術にも精通してもらおうと思ってな。」
呂蒙「いや、しかし・・・軍事が忙しくてその様な暇はありませんが。」
ふ、と孫権の顔が歪む。
孫権「なにも手足を伸ばしたり火を噴ける様になれと言っている訳ではない。
ちょっと修行して手から何かを出せる様になる程度で良いのだ。
ワシも職務の合間に修行して・・・見るがいい!」
孫権の体が一瞬光に包まれる。
魯&呂「おおっ!」
孫権「真・昇竜拳!」ピョーン・・・スタッ
魯&呂「(;´Д`)?」
孫権「と、この暗殺術を極めるまでに至ったのじゃ!」
魯&呂(ジャンプしただけじゃん!?)
孫権「まぁ、この技は危険に過ぎるのでな。封印しようと思っているのだが。
・・・どうだ。ワシとお主達、どちらが忙しいと思っているのだ?」
魯粛「は、はぁ。それくらいで良いのなら・・・修行します。」
呂蒙(あんな技(?)、3秒で会得出来るっつーの)
孫権「決まりだな。」
孫権「ならば、魯粛はワシが呑んだ酒瓶を10本並べて、手刀のみで切断せよ!」
-----ビール瓶斬り!!
魯粛「(;´Д`)!?」
孫権「呂蒙は、特別に氷室の氷を使う事を許す! 5枚を一撃で割れる様になれ!!」
-----氷柱割り!!
呂蒙「(;゚Д゚)!!」
孫権「ちなみに、出来るようになるまでメシ抜きな。」
魯&呂「(;´Д`)!!?」
---5日後
魯&呂「な、なんとか会得出来ました・・・」
孫権「ウム! 見事だ!」
魯粛「と、ところで・・・食事をしてきても宜しいでしょうか?」
孫権「おお、既に準備はしてある。」
魯&呂(助かった・・・)
呂蒙「で、メシは何処に?」
孫権「・・・あの壁の向こうじゃ。」
そこには、樫で出来た頑丈な壁が見えるのみだった。
魯粛「はぁ。 で、どこから入れば良いのですか?」
孫権「入り口は埋めてしまった。」
呂蒙「で、では・・・」
孫権「そう! あの壁はお主等の力で粉砕するのだ!」
魯&呂(・・・それくらいなら楽勝だな)
孫権「手を触れずにな。」
魯&呂(・・・一休さん?)
孫権「今から孫家に伝わる最終奥義を伝授する。
その名も・・・「覇王翔吼拳」!」
-----超必殺技伝授!!
魯&呂「おおっ!」
孫権「ちなみに開祖はワシだが。
一度しか見せん! 良く見ておけ! おおおおおおおおぉ!!」
魯粛「光が・・・広がって・・・」
顧雍「呂蒙殿、呂蒙殿。」
呂蒙「孫権様・・・メシが・・・メシが腐ってマス・・・5日前から!?」
顧雍「呂蒙殿!」
呂蒙「・・・はっ!?」
顧雍「やけにうなされていましたね。」
呂蒙「あ、ああ。辛い思い出が夢になってな・・・ここは?」
顧雍「黄河沿いの漁村です。」
呂蒙「そうか、相打ちになって・・・アイツは?」
顧雍「まだ寝ていますよ。 ほら、そこ。」
隣の部屋で覆面は寝ていた。
改めて見ると、顧雍は部屋の仕切りに剣を持ったまま座り込んでいる。
あそこから両方の部屋を監視していたのだろう。
呂蒙「ま、いいか。」
呂蒙「そういえば顧雍殿。貴殿もやはり建業を目指して?」
顧雍「ええ。呉国の臣下は大抵そう思っているのでしょうし。
こんな不測の事態ですしね。団結するのが一番です。」
呂蒙「私もそう考えていた。 ・・・となると、やはり、船が必要だな。」
顧雍「ええ。貴方達を診ていたので捜索はしていませんでしたが、ここは漁村。
いくらでも船は有るでしょうね。」
呂蒙「じゃあヤツが起きたら少し話でもして、それから船でも捜しに行くか。」
【呂蒙&顧雍】バックラー、十拳剣
※船を捜して建業へ。
【張[合β]ツヴァイ】所持品無し
※狸寝入り中。
ここは呉国の建業城。
明かりの灯っていない玉座に、一人の男が腰掛けていた。
顔面は紅く染まり、碧い目は前方を見据えて瞬きもしない。
そして、美しく伸びた鼻。
・・・それは、仮面だった。
仮面の男「誰でも良い・・・早く来い・・・」
男は微動だにしないが、内面に溢れる"気"は既に爆発寸前だった。
仮面の男「この城に辿り付いた者には、ワシ直々に死をくれてやる。
このゲーム・・・誰が最強かを決めるに相応しい舞台よの。」
無造作に右手が上がる。そして振り下ろされる。
すると、手も触れていないのに、鈍い音を立てて机が両断された。
仮面の男「ワシは、決断したのだ。」
【孫権(バレバレ)】呪いの仮面(天狗)
※目の前に現れた者に死を。
※基本的に建業から動きません。
※建業が危険エリアに入ったら、諸国を遊撃する方針で。
張烱と橋ズイ(草冠の下に豕+生)は呆然としていた。
当時、「漢に代わるものは当塗高ならん」という予言が密かにささやかれていた。
「塗(みち)に当たりて高くそびえ立つもの」と解釈されていたが、張烱は主君袁術の
「術」という名と「公路」という字がいずれも「みち」という意味を持つことから、
彼こそ漢に取って代わる存在だと確信していた。
霊帝が自分の意志にせよ、誰かに操られたにせよ、これほど馬鹿げたことを言いだしたの
では、どのみち漢王室はおしまいだ。ただ暗愚なだけではない。もはや殷の紂王を凌ぐ暴虐さだ。
「漢室の天命は尽きた」
今こそ、袁術に進言するつもりだった。
ところが、他の同僚達と落ち合う予定で新野に来てみれば、そこには無惨な死体が転がって
いたのである。
「オニギリワッショイ、オニギリワッショイ」
橋ズイのザックから声がした。
正三角形の頭をした、白い小さな生き物「ワショーイ」。これが彼の支給品だった。
橋ズイ「おお、よしよし」
彼がザックを開けると、ワショーイは勢いよく飛び出して、張勲の遺体に駆け寄った。
橋ズイ「どうした?」
「オニギリワッショイ、オニギリワッショイ」
遺体のそばにある、消火器の粉がかぶったご飯を指さす。これをおにぎりにしてくれという意味だ。
ワショーイは、おにぎりしか受け付けないのだ。
橋ズイ「はは、無邪気なやつだ…」
悲惨な状況の中、ただえさにありつけたことに喜ぶワショーイの無邪気さに、橋ズイは多少なりとも
気を紛らせることができた。粉を振り払って、三角形にご飯を握ると、ワショーイはうまそうに食べた。
華北では、米の飯は手に入りにくい。久々に大好物の米にありついたのだ。
張烱「橋ズイ、いつまでこの無駄飯喰らいを連れて行く気だ。なんと驕った畜生であることか」
張烱が苛立ったのも無理はない。
おにぎりしか食べないワショーイの為に、橋ズイは苦労して麦飯を調達し、ワショーイに食べさせた。
自分たちの食料にも事欠いているのに。しかも麦のおにぎりだと、ワショーイは何とも不満そうに
鳴いてみせるのだ。畜生のくせに、驕っている。今までに何度も捨てていこう、と張烱は言った。
だが、どうしても橋ズイは折れようとしなかった。
(つづく)
【張烱、橋ズイ 生存確認】
【所持アイテム 張烱:メガンテの術(使うと自分の死と引き替えにどんな強敵も必ず倒す)
橋ズイ:ワショーイ(おにぎりしか食べない生き物)】
【新野、袁術の配下の拠点跡地】
孫礼{本当にやるのか?」
郭攸之{ええ、こうなったら破れかぶれです。}
二人は漢中で偶然遭遇、敵同士ではあったが現状打破のため
同行していたのだ。
彼らの支給品はともに拡声器、そして現在地は高い山の上。
孫礼{いくぞ…みんなー!聞いてクレーー!!}
郭攸之{集まらなくていいからただ聞いてクレーー!!}
孫礼{呂布が落ちた落とし穴はーー!}
郭攸之{深さ70センチしかなかったんだーーー!!}
孫礼・郭攸之生存確認(拡声器)
>>169 「ワショーイ」を「ワッショイ」に訂正します。
(もう一回続きます)
「あー腹減ったわぁ」
…と、嘆きながら赤壁のほとりをトボトボとあるいている男がいた。
彼は典韋。開始直後にパンを食べてしまった典韋は、今、まさに
空腹と戦っていた。
「…ん?」
遠くの方で、人が倒れているのをふいに発見した。
「死人か…?」
近くに寄って顔を覗き込んでみる。
「!? お前は…虎痴か?」
許チョ「んぁ?」
まぬけな声をあげて、許チョは目を覚ました。
許チョ「おぉ、悪来。食いもんないかぁ?」
味方といえど殺し合いをするこのゲーム、典韋も多少用心していたが…
許チョにおいては、その心配は無さそうだった。
典韋「食糧など、開始直後に食い尽くしておるわ。だから俺も困ってる」
許チョ「そおかぁ。残念だなぁ。腹減ったなぁ」
典韋「ここで釣りでもしようか?」
許チョ「あーいいなそれぇ。でも、道具がないぞー?」
典韋「道具ならある。俺の支給品が釣り道具一式だからな」
こうして、赤壁でのんびりと釣りをすることとなった。
それから二時間後…
許チョ「腹減ったなー」
典韋「言うなッ、それをッ!」
…一匹も釣れてなかった。さらに三時間後。
許チョ「もう、オイラ我慢できねぇよぉ!」
典韋「お…俺も、正直、我慢できん…くそ…」
許チョ「もうだめだぁ、オイタ達、ここで死ぬのかぁ…」
典韋「意識がもうろうとしてきたぜ…」
そのとき、背後から声がした。
胡班「我が名は胡班と申す。そなた達は、典韋・許チョと見た。勝負いたせ!」
二人の目が光った!
許チョ「聞いたか悪来! ごはんって言ったぞぉ!!」
典韋「ああ! 確かに聞いた! やっとメシにありつけそうだぞ、虎痴!」
いただきま〜す
胡班「ギィヤァァァァァァァァァ…」
【胡班 死亡確認】【典韋 生存確認】
【所持アイテム 典韋:釣り道具一式 許チョ[衣者]:未確認(3人分)】
@現在地:赤壁 行動方針:食物ゲット優先
176 :
無名武将@お腹せっぷく:01/11/30 16:44
曹昂「えーと・・・ここどこ?」
曹昂は迷っていた。
<曹昂生存確認>
177 :
武将狩りのカード発動:01/11/30 17:16
曹昂「うわっ!」
曹昂は石につまずいて転けた。
その拍子に、サックを川に落としてしまった。
ドンブラコドンブラコ・・・
そして曹昂のサックは流れていった。
曹昂「ああ〜っ」
【曹昂、サック紛失】
【「曹昂のサック」黄河横断中(※中身未確認)】
曹昂「サックを失ってしまって・・・僕はもうだめだ・・・鬱だ死のう」
曹昂は川に飛び込んだ。
【曹昂に緊急事態発生!曹昂、川に飛び込み意識喪失。(3時間放置で溺死)】
魯粛「まだ強い奴が出てきそうやなぁ。しゃあない!!稽古でもしよか!」
そう言って、魯粛は日課のトレーニングを始めた(もちろん、氷柱もビール瓶もありはしないが)。
拳足を振るうことに夢中になっていると、遠いあの日のことが頭に浮かんでくる。
それは、魯粛、字子敬がまだ少年だった頃の話…。
魯粛「お父ん、話があんねん」
突然の息子の言葉に、父は飲みかけの酒杯を置いた。
魯粛の父「なんや、今は食事中や。話ならあとにせんかい」
だが、興奮した魯粛は、父の言葉も耳に入らない様子で話し続ける。
魯粛「ワイ、孫氏道場に入門したいねん。極限流を習いたいねん!」
魯粛の父「な、何やて!?」
魯粛「お願いや、ワイも呂蒙みたいに極限流を…」
魯粛の父「黙れ!えぇか、お前はワイの跡を継いで魯財閥の総帥になる男やねんぞ。
そないな格闘技にうつつを抜かしとる暇があるなら、勉強せんかい、勉強を」
臨淮郡東城県の名家に生まれた魯粛には、生まれながらにしてその跡継ぎの座が用意されていたのだ。
だが、魯粛は与えられた立場を享受するだけの人生など、真っ平ごめんだった。
魯粛「ワイは跡継ぎなんかイヤや!お父んの言いなりになんかならへん!」
そう叫んだ魯粛は、父の制止も聞かず、部屋を飛び出していってしまった。
父にはショックだった。息子が自分に反抗した事もだが、何より跡継ぎの座を拒否されたことが。
その日の真夜中、父は魯粛の部屋の前に立っていた。
戸を開けて中に入ると、部屋の明かりを付けたまま、魯粛が机にうつ伏せになって眠っている。
魯粛の父「しゃあないな…こないな格好で寝とったら、風邪引くで」
苦笑して、息子の肩に上着を掛けてやる父。その時、机の上の書物が目に留まった。
手にとって頁をめくると、それはスクラップブックだった。街の読み売りの記事が、丁寧に張り付けてある。
それらの記事は全て、孫氏道場の主、孫権を紹介したものだった。その当時から、孫権の名は強者として知れ渡っていたのだ。
魯粛の父(粛、お前…)
実は父は昨日孫権から、魯粛がここ1週間ほど毎日のように、道場に来て稽古を見学しているという話を聞いていた。
その時は、単なる興味本位なのだろうと思い、気にも留めていなかったのだが、実は真剣に思い詰めた行動だったのだ。
魯粛の父(そうか、ワイはお前のことを何にも知らんかったんやな)
翌日。朝食の席でも魯粛は、俯いたまま一言も口を利こうとはしなかった。
すると、父は言った。
魯粛の父「お前、夕べ言うた事は本気なんか?」
魯粛「………」
魯粛の父「どうなんや?本気かどうか聞いてるんや。返事くらいしたってええやろ?」
魯粛「うん…。ワイ、強くなりたいんや」
魯粛の父「そうか…。せやけどな、孫権は厳しい男やで。
金持ちの息子やからいうて手ェ抜くなんて事はせえへん。
辛い稽古が毎日続くことになるけど、それでもやるんか?」
魯粛「ああ、絶対やってみせるわ!」
それを聞いた父は、魯粛に何かを投げてよこした。一枚の銅貨だった。
魯粛「これ、何や?」
魯粛の父「先祖代々伝わる、幸運のお守りや。ワイもワイのお父んも、これに命を助けられた」
魯粛「ふ〜ん、すごいな。でも、その銅貨がどないしたん?」
魯粛の父「ワイからのプレゼントや。お前が将来、孫家流の最強の使い手になること。
そして、名実ともに優れた、魯財閥の総帥になることを祈ってな」
魯粛「え?プレゼントって、そしたら入門してもええんか?」
魯粛の父「ああ。そん代わり、途中で投げ出したらあかんで。最後までやり通すんや、ええな」
あれから月日は流れた。魯粛は、呂蒙と並んで龍虎と称されるほどの漢に成長した。
そして、父から手渡された銅貨は今でも魯粛の手元にある。何物にも代え難い、最高の宝として。
稽古を終え、更に歩き続けた魯粛は、黄河に辿り着いていた。
魯粛「呂蒙はこの近くにおる。永遠のライバルにして親友の、ワイが言うんやから間違いあらへん。
ん?アレは何や?」
ふと川面を見ると、何かが流れてくる。どうやら、リュックサックのようだ(
>>177)。
落ちていた木の枝で引っ掛けて、拾い上げてみた。
開けてみると、中に入っていたのは丈夫なロープだった。
魯粛「どこのアホや、こないなモン川に流しよったんは?
ん?今度は何や?」
今度は、何と人間が流れて来るではないか(
>>178)。
魯粛は、手にしたロープを見て考えた。
魯粛(これなら、アイツを引っ掛けられるかも知れへんな。試してみる価値はアリやで)
早速ロープで輪を作り、頭上で回し始める魯粛。勢いを付けて振りかぶった瞬間、後ろの方で豚を絞め殺したような悲鳴が上がった。
魯粛「なんや?まあええわ、投げたれ」
唸りを上げて飛ぶロープ。その先端に、一人の人間がぶら下がっていた。黄祖だ。
>>163で魯粛に倒された後、意識を取り戻して後をつけてきた所を、この惨禍に遭ったものだろう。
ロープに首でぶら下がって宙を行く、その顔には、(当然だが)生気はなかった。
魯粛(さっきの悲鳴は、アイツの断末魔の悲鳴やったんやな)
魯粛が手を放したため、黄祖はロープもろとも水面下へと消えた。永遠に。
魯粛「思えばアイツも哀れな奴っちゃ。成仏せえや。
それより、流されとるアイツ、助ける手段のうなってもうたな。
しゃあない、これも運命や。運が良かったら、誰かが助けてくれるやろ」
【黄祖、死亡確認】ロープと共に黄河の川底へ。
【曹昂、未だ黄河を流され中】
【魯粛】アイテム:苦無
@現在位置:呂蒙達のいる民家のほど近く。
※行動方針:永遠のライバルにして親友、呂蒙と合流する。
しばらく歩き続けた魯粛の目の前に、1軒の民家が見えてきた。
魯粛「呂蒙はあそこやな。強烈な気配を感じるで。けど、アイツ1人やないな。
他にもおるで、強そうなんが」
呟きながら民家の戸を叩こうとした魯粛の耳に、絹を裂くような女性の悲鳴が聞こえてきた。
魯粛「あの声は、尚香ちゃん!?あの娘も、このゲームにおったんか!?」
声のした南の方を見ると、数人の男達が、師・孫権の妹、孫尚香に猿ぐつわを噛ませ、縛り上げて走り去って行こうとしていた。
距離が遠い。追いつくには時間が掛かりそうだ。
それに、相手が多い。一人で追いかけても、殺されに行くようなものだろう。
魯粛「あの方向は…建業やな。今追いかければ間に合うハズや」
そうと決まれば、話は早い。魯粛は民家の戸を叩くと、中に入るなり言った。
魯粛「呂蒙、ワイや、魯粛や。急いで支度せぇ、尚香ちゃんがおかしな奴等に攫われた!
建業や、急ぐで!」
呂蒙「何だと!?」
−−−続く−−−
【孫尚香(孫夫人)、生存確認】アイテム:不明。猿ぐつわを噛まされ、縛り上げられて建業方向へ連行中。
張烱はワッショイを指差して言った。
張烱「あれを我々で食ってしまった方がどれほど役に立つか」
橋ズイ「張烱殿。今や我々の方が、畜生にも劣る振る舞いをしているのでは
ありませんか」
張烱「ふん、この『ゲーム』とやらのことか。だからこそ、袁術殿に…そうだ、
こうしてはいられない!」
ワッショイに気を取られていた二人は、ようやく自分達の状況に気づいた。
何者か判らないが、ともかく自分の仲間たちがそう遠くない過去に惨殺されている
のだ。という事は、ここに留まるのは危険極まりない。
橋ズイ「一体誰が、こんなことを」
張烱「呂布か、曹操か、董卓か、孫策か、張飛か…無茶苦茶やりそうなのは大体このあたりだな」
橋ズイ「袁術様は嫌われていますからね」
張烱「……………あのな」
しかしさすがに、二人とも趙雲とは気づかなかったのだ。
二人は仲間の遺体を穴に掘って埋めると、土で盛って近くで拾って来た板切れを
上に挿し、墓とした。残念だが、今はこれくらいしか出来ない。
彼らの集めた食料のおかげで、当分はしのげそうだ。香ばしい匂いのする飯を見て、
またワッショイが騒ぎ出す。それにしても、食料に手がつけられていないところを
見ると、下手人はよほど頭に血が上っていたのだろう。
橋ズイ「さっきの話の続きだが」
張烱「何だ」
橋ズイ「食べることだけ考えているこいつを見ると、どうにも憎めなくてな。本当は
わしとて真っ先に殺そうと思ったが」
張烱「だったら、今からでも」
橋ズイ「いいじゃないか。当分食料も持つ」
張烱は少しの間考えた。
張烱「仕方あるまい。その時はその時だ。さあ、もう出掛けるか。そうそう、
武器も要るな。自爆などごめんだ。仲間たちには申し訳ないが、拾って使わせて
もらうしかあるまい」
メガンテとワッショイでは生き残ることは至難の業だろう。
張烱は日本刀、橋ズイは棍棒を拾っていった。
二人は同僚たちの墓にもう一度手を合わせ、袁術を探しに要塞を出た。
【所持アイテム変更 張烱:メガンテの術(使うと自分の死と引き替えにどんな強敵も
必ず倒す)・日本刀 橋ズイ:ワショーイ(おにぎりしか食べない生き物)・棍棒】
【張烱&橋ズイ、袁術捜索に寿春方面へ】
「ふぅ」
雛靖を焼却した拓跋力微は息をついた。
「これから、どうするかだな」
雛靖は簡単に死んだ。何しろ、アイテムがザックのスペアだったのだ。
拓跋力微は出会い頭に素手で気絶させると、彼に火を点けたのだ。気がついて悶え
苦しむ姿も、今の彼には愉悦になりつつあった。だが、心の片隅で、虚しさも
感じてしまう。
結局、拓跋力微は歩き出した。疑問は山ほどあるが、今夜はどうやって寝るか、
その方が先決だった。
今度は道の上だけに、火はしばらく経つと消えた。
【雛靖 死亡確認】
【拓跋力微 晋陽付近を放浪中】
【漢族だと見境無しに襲撃、それ以外は交渉優先】
帝はどうなされたのか・・・。
劉協は、スタート以来ずっとそのことを考えていた。
「ん?あれは霊帝んとこの子供じゃないのか。」
張烱と橋ズイだった。
張烱「丁度良いじゃないか。連れて行って袁術様がご即位される際に
あいつを斬って漢の衰退と袁術様の威光を明らかにしよう。」
橋ズイ「それは良い。早速、捕まえてこよう。」
橋ズイは劉協へ襲いかかって行った。
劉協「? 何者か!?」
橋ズイ「漢の命運は尽きた。お主には生け贄になって欲しい。」
劉協「なに!?」
劉協は、逃げ始めたが、如何せん宮中住まい、今にも追いつかれんとしていた。
━━━ドーン━━━
爆発音に驚き劉協が振り向くと、煙と共に倒れる首の無い人間があった。
(首輪が爆発したのか?)
首輪は主催者しか爆発させることが出来ないはずだ。
何故、今、爆発させたのか?帝位を狙おうとしたからか?
それとも、私を守ろうとしたからか?
何れにしろ、主催者側にどうやってその状況が伝わったのか・・・。
見られているのか?
何にしろ迂闊な行動は出来ないということか。
【張烱・橋ズイ 死亡 爆発と共にアイテムは破壊】
【劉協(献帝) 生存確認】
関羽はザックの中身を見て、腕組みしていた。生憎劉備とも張飛とも順番が
離れていて、今二人がどこにいるのか全くわからなかった。
「塩か…こういう時でなければ有り難かったが」
関羽への支給品は、岩塩だった。
塩商人の用心棒を務めていた関羽にとって、塩の価値はよく知っている。
料理に使えるだけでなく、水と共に少量補給すれば飢えをしのげるということも。
そして何より、塩は高級品だ。これだけ売れば、かなりの金になる。それで武器を
造ってもらうことも十分できただろう。普段なら。
いつも世話になっている塩商人や鍛冶屋の家に行ってみたが、案の定人っ子一人
いない。
「この広大な世界で、参加者以外誰もいないというのか。…そのような事が
出来るものなのか」
関羽は独り考え込んでいた。
【関羽 生存確認】
【所持アイテム 岩塩100斤(当時の基準で約22.273kg)】
【平原付近で座り込んでいる。劉備たちを捜索予定】
>>178 から3時間が経ちました。
曹昂は溺死したんでしょう。合掌。
【曹昂 死亡確認】
>>185 注意書きをよく読むこと。
主催者を動かすのはルール違反。
よって185は無効。
【張烱・橋ズイ 生存確認】(※アイテムも無事)
2-1スレ189まで、2-1スレ185は無効として記述
【ここからは参加者に聞こえます】
--死亡者リスト--
<ア行 3名>
袁胤、袁燿、閻象、
<カ行 29名>
郭シ[ミ巳]、楽就、何儀、何進、
夏侯威、夏侯恩、夏侯和、夏侯徽、夏侯玄、夏候尚、夏候存、夏侯徳、夏侯蘭、
賈充、韓胤、韓玄、韓暹、韓忠、
魏続、魏攸、橋(喬)瑁、紀霊、
厳与(輿?)、
高昇、侯成、黄祖、公孫サン([王贊]?)、呉巨、胡班、
<サ行 15名>
蔡夫人、蔡瑁、
司馬[イ由]、司馬睦、祝融、淳于瓊、荀[豈頁]、鐘(鍾?)会、
雛(鄒?)靖、
単経、
宋憲、曹昂、曹爽、孫堅、孫仲
<タ行 11名>
太史慈、
張勲、張虎、張[合β](1人目)、張春華、張宝、張梁、陳横、陳蘭、
田疇、
土安、
<ハ行 4名>
馬ハク([しんにょうに貌]?)、
費[示韋]、費詩、
歩度根、
<マ行 1名>
孟獲
<ラ行 9名>
雷薄、
陸抗、陸績、劉延、劉偕、劉虞、劉勲、劉禅、李膺、
--以上 72名--
【ここまで参加者に聞こえます】
--生存者リスト--
*付きは一緒に行動してる参加者です。番号同士が一緒にいます。
【これは参加者には聞こえていません】
<ア行 10名>
阿会喃、
伊籍、
越吉、4*袁煕、4*袁術、3*袁紹、3*袁尚、3*袁譚、
王允、7*王元姫
<カ行 27名>
1*郭図、1*賈文和(=賈[言羽])、19*郭攸之、夏侯淵、17*夏侯惇、17*夏侯覇、
華陀(佗)、7*賈南風、軻比能、関羽、12*関靖、13*簡擁、顔良、管輅、
魏延、21*橋ズイ([廾豕生])、20*許[ネ'者]、
9*奚泥、厳顔、
11*公孫越、12*公孫続、公孫範、16*黄忠、皇甫嵩、胡車児、9*兀突骨、15*顧雍、
<サ行 31名>
5*司馬懿、6*司馬炎、6*司馬師、6*司馬昭、司馬彪、5*司馬孚、
8*司馬防、8*司馬望、10*司馬攸、10*司馬衷、司馬亮、8*司馬倫、司馬朗
車冑、周泰、朱桓の妻、周瑜、18*荀ケ、18*荀ツ、諸葛恪、諸葛瑾、諸葛亮、徐庶、審配、
曹仁、曹操、孫乾、孫権、孫策、孫尚香、19*孫礼、
<タ行 19名>
拓跋力微、
趙雲、張角、15*張[合β](二人目)、
21*張烱、張昭、張紹、張松、張承、張讓、張任、貂蝉、13*張飛、張遼、
程c、20*典韋、11*田楷、田豫、
董卓、
<ハ行 6名>
2*馬謖、2*馬岱、(呉の)馬忠、馬超、
文醜、
16*法正、
<ヤ行 1名>
7*楊艶
<ラ行 10名>
李恢、陸遜、李儒、劉巴、劉備、劉封、凌操、
14*呂布、15*呂蒙、15*魯粛、
<不明 1名>14*呂布の連れている子供
--以上105名--
(霊帝)
孫礼「誰も相手にしてくれないな…」
郭攸之「俺たちそんなにつまらん事言ったか?」
孫礼「まあいいや、もう少しここにいよう。」
郭攸之「そだね、またネタ見つかるだろうし。」
二人、山の上に大気中。
【襄平】
郭図 「放送・・・聞きました?」
賈文和「・・・うん」
郭図 「呂布死んでませんね・・・」
賈文和「・・・うん」
郭図 「こっち、来るんですかね」
賈文和「・・・・・」
郭図 「・・・・・ま、大丈夫ですよ、また罠にはめれば」
賈文和「だ、だな」
このふたり、罠には自信を持った。
後ろから追跡していたとおもわれる田楷公孫越をあっさり
縄で木に逆さ吊りしてしまっている。
賈文和「まぁ・・・放置だな」
郭図 「これはこれでまた哀れな奴らですね、、、」
賈文和「さて、いくか」
【田楷公孫越30スレ放置すると、死亡】
【郭図 賈文和 懐中電灯型拳銃、のろし用火薬、灯油、所持】
〜許昌郊外〜
「あれは――陸遜」
「ですな。少し様子がおかしいようですが」
黄忠、法正は茂みに隠れならが様子を窺っていた。
距離にして約50mというところか。
視界の先に見える影――陸遜は、足取りもふらふらとしており確かに少し様子がおかしいように感じられた。
「よし、行こう」
「なんですと」
――ガサッ
「黄忠殿、よもやあの男を仲間に引き入れようとするおつもりか」
茂みから出ようとする老将軍を、法正は慌てて引き留める。
「応よ。陸遜と言えば軍略に富み、才知溢れ志し高く思慮深い方と伝え聞いておる。なにも問題はあるまい」
袖を掴む手を振り払い、黄忠は再び茂みを抜けようとする。
――ガサッ
「あいやいや、お止めくだされ、黄忠殿」
なおも上着を掴み引き留める。
「見られい、彼の男のあの足取りを。ふらふらとおぼつかず人心ここにあらずであることは明らか、おそらく精神に何らかの異常を来して居るのでありましょう。斯様な者を味方に引き入れたところで百害あって一利なし、足手まといになるのは目に見えておりまするぞ」
法正の頭の中では、先ほどから警鐘が鳴り響いていた。
危険――そう、あの男は危険だ。破滅の匂いがする。
アレと行動を共にするということは、家中に虎を放し飼いにするようなものだ。
絶対に、いけない。
「――法正殿」
黄忠は向き返り、深いシワをさらに縦横に歪めて云った。
「法正殿。そのような境遇にある者ならば、尚更、我らが救ってやらねばなるまいよ。心が壊れたというならば、それもまたゲームの犠牲者である証。我らが保護してやるべきなのだ」
だめだ。この翁の嗅覚は確実に鈍っている。
あの男の心理状態は予想は付かないが、これだけは確実に云える。
奴は、このゲームに乗っている。
――ガサッ
「では、ちと行って来る。お主はここで待っておるがよかろう」
そう云って黄忠は、茂みを、出た。
――ガササッ
「だめだッ!」
手を思い切り引っ張る。
バランスを崩し、黄忠は上体を大きく仰け反らせた。
瞬間、パンッ――と乾いた音が聞こえて背後にあった樹木に小さな弾痕が刻まれた。
「逃げるんだ、黄忠殿!」
だが黄忠は動かない。
それどころか両手を広げ、堂々と茂みを抜け出し奴に歩み寄って行くではないか!
「おまえも、おまえが、おれを、わたし、は、殺すのか、殺、す、のか」
血走った目で、銃を構えながら近づいてくる陸遜。
「安心せい。儂はお主に危害を加える者ではござらぬよ。さぁ、儂と共に参ろう……」
「黄忠殿ォォォォォォッ!」
法正の声が山道に虚しく響いた。
続く
あれから数刻しか経っていないがすでにお腹が空いてしまったのだ。
すでに許チョは寝転んでしまった。
なんとか魚を釣らねば、と思った矢先。
お!かかった!
典韋は勢いよく引き上げた。
蔡瑁がぐったり釣られた。慌ててリリース。
すぐにまた竿がしなる。嫌な予感がしたが釣り上げた。
蔡夫人だった。もちろんリリース。
典韋はちょっとドキドキしていた。
またしばらくすると竿が引かれたからだ。
まさか・・・
恐る恐る引き上げると曹昂だった。
ここはなんだ?魚じゃなくてドザエモンしかあがらんのか?
典韋は釣り場所の変更を申し出たのは言うまでもなかった。
@許チョ[衣者]、典韋→釣り場所移動
【所持アイテム 典韋:釣り道具一式 許チョ[衣者]:未確認(3人分)】
行動方針:食物ゲット優先
そのころ、馬謖&馬岱は長安まで来ていた。
馬岱「静かだなあ…」
ある通りにさしかかった時、不意に建物から青年が薙刀を構えて飛び出てきた。
??「そこのお二人、荷物を置いていってもらおう」
馬岱「何?」
??「見たところ、武器を身につけておられないご様子。役に立つものを下されば、命まで戴いたりはしません」
馬謖「仕方がない。言うとおりにしよう。馬岱殿、例の物を」
パーンッ
馬岱が腰につけていたピストルを撃った。と同時に、建物の脇に無造作に置いてあった大きな壺が割れる。
馬岱はすぐさまピストルを青年の方に向けた。
青年は今まで聞いたことのない音に驚き、壺が割れたことに驚き、その音を発した物が自分に向けられていることに驚いた。
自分の不利を悟った青年は、構えた薙刀を下ろした。
??「それは、いったい何だ…?」
馬岱「これは火器の一種だ。一瞬で人を殺すことができる。」 青年から殺気が消えたのを見て、馬岱もピストルを下ろす。
??「そうでしたか。世の中には、まだ私の知らないものがたくさんあるようだな…。」
馬謖「ところで、君はここでいったい何をしてるんだ?」
??「はあ、洛陽から故郷の天水に向かう途中、ここで体を休めておりましたところ、お二人が。丸腰に見えましたので、山賊の真似事などしてしまいました。」
馬岱「我々も涼州にむかっておるのだ」
馬謖「もし良ければ、いっしょに行動しないか。私たちはこの戦い、仲間が多い方が良いと考えている」
??「一人で戦い抜いていくのも、限界があります。是非にも。」
青年は自分の感情を素直に口に出した。??「私の名は…、姜維伯約。よろしくお願いいたします」
【姜維 生存確認】アイテム:薙刀(なぎなた)
【馬謖(10Lポリタンク)&馬岱(超強化防火・防水・防寒スーツ、ピストル&銃弾50発)&姜維(薙刀)】長安にいます。天水へ向かうつもり。
夏侯淵は放送を聞いて愕然としていた。
一族がほぼ全滅している。
残っているのは惇の兄ぃと覇仲権、楙子林くらいしか思い浮かばなかった。
もっと早く合流しておけばこんなことにはならなかったのに・・・。
やはり後悔していた。
あれから幾度となく敵と戦い歩みが遅くなったのだ。
現に今も尹賞、尹黙を倒したばかりだ。
目的地がなくなってしまったな。
それでも行くか。
夏侯淵は沛に改めて向かう決心をした。
そのとき、右崖上からアイテムを回収する夏侯淵を狙う男がいた。文俶だ。
「ようは楽をすればいい。誰かが殺った上前をはねる。それがこのゲームを勝ち抜く一番てっとりばやい方法だ。そう思わないか?夏侯淵さんよ」
文俶はゆっくり夏侯淵にPSG1で狙いを定めた。
この長距離からの狙撃だ。気づく前に死んでいるさ。
一度舌なめずりをして引き金を引こうとした。
が、引くことはできなかった。
「なるほどそのとおりだ。お前は正しい」
胡車児はそう言うと、文俶の後頭部に刺さったボウガンの矢を抜いた。
「矢は大事なんでね。回収させてもらう」
胡車児は文俶のザックとPSG1をさっさと奪い、遠く崖下にいる夏侯淵を覗きこんだ。
「貸し1だ夏侯淵。こんなところで死んでくれるなよ?」
【尹賞、尹黙、文俶:死亡確認】
【夏侯淵 アイテム:アサルトライフル、鎖かたびら、肉きり包丁】
※方針→沛へ
【胡車児 アイテム:先割れスプーン、ボウガン(残り矢5本)、PSG1】
※方針→夏侯淵をストーキング
大音響とともに華雄が仕掛けたC4が炸裂した。
今ので申耽が吹き飛んだ。
ここ漢中終南山には張魯&陶謙&韓馥率いる連合軍が占拠していた。
もちろん一時的な同盟関係で、ここに閉じこもりながら情勢を見ようという考えだった。
圧倒的な数と武器を保持しているからといって、油断していたわけではない。
奴らはいきなり現れた。
張ガイ[門豈]と楊昂の眉間に正確にスナイパーライフルのレミントン モデル700の弾丸が撃ちこまれたのだ。どこから撃たれたのかわからない。
それを合図に李イ寉が湖の上を走って現れ、張ガイ[門豈]を大型の2本のサバイナルナイフで刺した。
見張り櫓にいた楊任が楊白がAKとM4で迎え撃ったがなぜかすべてナイフで跳ね返される。
李イ寉はそのまま見張り櫓に垂直に駆け上がり楊任と楊白を殺害。
あろうことか血をすすっていた。
次に城門が突然吹き飛んだ。
吹き飛んで城門の向こうにはレールガンをかまえた徐栄がいた。
徐栄のレールガンの電撃で閔純が死んだ。
耿武と李歴が、S&Wとスプリングフィールドで反撃したが、すべて弾がよけたように見えた。
耿武と李歴がそのまま餌食になったのは言うまでもない。
次にあっけにとられていた王朗の背後に忍者の如く樊稠が(実際忍者のかっこうをしていたのだが)現れ、ニンジャブレードで両断した。
曹豹は董旻のリボルバー式拳銃(シングル・アクション・アーミー)でやはり突然撃たれ、楊松は牛輔のバルカン砲の餌食になった。
閻圃だけはよくわからない防毒マスクをつけた男(王方)に催眠術をかけられていたが、結局は首を締められて死んだ。
そして、東門から逃げようとした申耽が華雄の仕掛けたC4で吹き飛んだのだ。
東門から現れた華雄は、申耽のアイテム・ローラーブレードを気に入り、器用に履きこなしC4を仕掛けていく。華雄に従う趙岑と胡軫はそれぞれクレイモアとスタン・グレネードを持っているようだが、結局は華雄の一人舞台となった。張衛もまた吹っ飛んだのだ。
張魯、陶謙、韓馥の3人が一箇所に集められた。
ものの5分と経っていなかった。
【張衛、閻圃、楊任、楊白、楊昂、楊松、申耽、王朗、曹豹、張ガイ[門豈]、耿武、閔純、李歴:死亡確認】
【華雄(無線式発火装置つきC4、董旻(リボルバー式拳銃)、李カク[イ寉](大型サバイバルナイフ2本)、牛輔(バルカン砲)、徐栄(レールガン)、樊稠(ニンジャブレード)、王方(防毒マスク)、趙岑(クレイモア)、胡軫(スタン・グレネード):生存確認】
【張魯、陶謙、韓馥:生存確認】
破壊された門からスナイパーライフルのレミントン モデル700を持った張済が李別と共に入ってくる。
この顔ぶれ。記憶にあるぞ。こいつらは。張魯は思いだしたくなかった。
韓馥が震えている。陶謙もだ。
そうだ。あの男に違いない。こいつらをこれほどまでにまとめる人物。
そして李儒までも・・・。
張魯「お、おまえら、なんで・・・」
李儒「なぜここにと?」
張魯「(こくり)」
李儒「弱そうだったからな」
張魯「あんなに人がいたのに」
李儒「おまえらはただ集まっていただけ。結束も脆い。だが我々は違う。思想がある」
張魯「思想なら私だって」
李儒「五斗米道か?くだらん。弱い者の考えだ」
張魯「なら、貴様らに思想があるのか?」
李儒「ああ、大いなる思想がね。だが、貴様には理解できまい?あの方の考えはな」
【張済(スナイパーライフルのレミントン モデル700)、李別(不明)、李儒(雑巾):生存確認】
一陣の風が砂埃をあげる。
影が近づいてくる。
李儒「郭シ[ミ巳]は残念でしたな」
砂埃で見えない。しかし、この威圧感、間違いない。
??「奴が弱いだけだ」
李儒「ここに呂布と張遼がいないのも残念では?」
??「奴らは奴らよ。我思想を解せぬだけ」
李儒「左様で」
砂埃が収まる。
ああ、奴の顔など見たくない。奴には会いたくなかった。
なぜ広き中華で奴に会わねばならないのか。
もっとも会いたくない男・・・董卓!
【董卓:生存確認 アイテム:不明】@漢中
@目的不明→謎のどこかで見たことある設定の集団のボスとして君臨
(つづく)
郭嘉は木に登って様子をうかがっていた。
その下を賈くと郭図が歩いていた・・・。
――ああ、かくとかくとだ。
俺がでていけばかくとかくととかくかだ。
そんなどうでもいいことを郭嘉は思った。
【郭嘉:生存確認 アイテム:不明】
※とりあえずカクカクコンビは放置。
――新野にて
>>98 で趙雲がウージーサブマシンガンを乱射していたとき彼の
はるか後方で趙雲を付け狙っている男がいた。
沮授だった。
沮授はこの戦いの優勝候補として趙雲をまず、第一に考えた。
つまり最後の瞬間まで生き延びて趙雲をしとめれば・・・。
彼のアイテムは都合のよいことにスコープ付きのライフルだったので
この作戦を思いついたのだ。
まあ趙雲をみつけだしたのは本当に偶然だが・・。
【沮授 生存確認 ライフル所持】
※行動方針 射程内ぎりぎりで趙雲追跡 ただし発砲はしない。
また細心の注意でまわりを警戒
関羽はあることを考えていた。
――あいつらをぶっ殺す・・・。
あいつらとは、黄忠、馬超、諸葛亮のことだった。
あいつらがいなければ兄者は間違うことはなかった。
【関羽 行動方針 黄忠、馬超、諸葛亮をぶっ殺す、岩塩で・・・。】
魯粛「呂蒙、ワイや、魯粛や。急いで支度せぇ、尚香ちゃんがおかしな奴等に攫われた!
建業や、急ぐで!」
呂蒙「何だと!?」
慌てて飛び出そうとした呂蒙を押しとどめ、顧雍が言った。
顧雍「お待ち下さい。この男が本当に魯粛殿かどうか、怪しいものです。他人に変装する輩も出没している模様。
あなたが本当に魯粛殿であるという、確かな証拠を見せていただきましょうか」
魯粛「……しゃあないな。顧雍はんは昔から、自分の目で見たこと以外は信じへん人やったからな。
行くで!一度しかやらんから、よう見ときや!!
「幻影脚」!!」
無数の残像を残して繰り出される蹴りの連打が、民家の壁を木っ端微塵に破壊した。
下手に近づけば、吸い込まれそうな勢いだ。
魯粛「まぁざっとこんなもんや」
顧雍「この威力、間違いない…。確かに本物の魯粛殿。疑って申し訳ない」
魯粛「なあに、気にすることはあらへん。いきなり飛び込んできた、ワイが悪いんや」
呂蒙「しかし、船で建業へ向かうというわけにはいかなくなったな。
危険だが、陸路を行くしかないな」
とその時、部屋の隅で寝転がっていた覆面の男が言った。
「俺も行くぜ」
呂&魯&顧「!?」
魯粛「その前に、その覆面取ってもらおか。顔も見せへん奴なんぞ信用でけるか。
アンタの強さはホンモノみたいやけどな」
男は特に嫌がりもせず、あっさりと覆面を取った。張[合β]だ。
呂蒙「!?おまえは……!?しかし、さっき放送で死亡したと…」
張[合β]「俺は1人じゃないんだよ。何故かは知らんがな」
顧雍「しかし、何故覆面など?それに、我々と同行しても、あなたにはメリットはないはず」
張[合β]「覆面には特に理由はねぇよ。死んだはずの俺がここにいるのを見て驚いたろう?それだけさ。
それに、メリットだってないわけじゃねぇ。アンタらと同行することは、俺の利益にも繋がるのさ。
今はまだ、言うわけにはいかんがな」
魯粛「変な奴やな。まぁええ。実力はホンモノみたいやしな。
そしたら…」
呂蒙「建業へ向かって出発だ!!」
顧&張「オウ!!」
魯粛「おい呂蒙、ワイのセリフ取んなや!!」
−−−続く−−−
【呂蒙 & 魯粛 & 顧雍 & 張[合β](二人目)】アイテム:バックラー、十拳剣、苦無
@現在位置:黄河の畔の民家。
※行動方針:建業へ向かう。孫尚香を救出する。
郭図「さっきの二人、なんだったんでしょうね?」
賈文和「知るかそんなん、わし等には関係無し。」
郭図「それはそうとこれからどこへ?」
賈文和「おぬし、この大会を勝ち残るのに必要なのは何だと思う?」
郭図「装備、食料、腕力、頭脳…」
賈文和「確かにそれらは必要だ、だが何より必要なのは地理だ。」
郭図「地理、ですか?」
賈文和「そうじゃ、何より必要なのは詳しい地図じゃ、北に向かった
連中の中にその持ち主がいるらしい。」
郭図「なるほど、それで北に…」
賈文和(こいつの智謀は北でしか発揮されないからな…)
賈文和「とにかく、地図を最優先で手に入れるぞ、それさえあれば
鬼に金棒長州に福岡じゃ!」
郭図「張繍?」
カクカクコンビ、地図持ちを捜索中
ちなみに、郭図は北での戦闘に強いです。
曹仁…
>>47で狙撃体制に入った彼は、じっと獲物を待っていた。
途中何度か放送が聞こえたが、既に正気を失っている彼は、
そんなものは聞いていなかった。
食料も最低限に抑え、水もほとんど飲まず、ただ獲物を待つ。
そんな彼のもとに、ようやく獲物が現れた。
曹仁「…趙雲」
そう、趙雲だ。戦場でも何度か見かけたことがある。
…今の曹仁に、そんな記憶は残っていなかったが。
もちろん、趙雲の様子がどこかおかしいことにも気づいていない。
ただ、スコープ越しに獲物を見ているだけである。
狙いを眉間に定め………
ズキューーーーーーーーーーーン……
趙雲「っ!………………」
ゴルゴに撃たれたかのごとく、眉間に一発の弾痕が穿たれ、趙雲は倒れた。
そして再び獲物を待つ体勢に戻る。
しかし、そんな彼の背後に忍び寄る一つの影が…!
【趙雲 死亡確認】
【ウージーサブマシンガン、カラシニコフ、サバイバルナイフ、長槍、手榴弾3発】→荊州北部に放置
※続きません、どなたでも好きなように薦めてください。
管輅「禁止エリアというルールがあったはずだが、その兆しは全く感じられないな」
諸葛亮「ふふふ、それは恐らく、州単位で禁止エリア指定する以上、あまり早くからエリアを
作ってしまうと、すぐに狭くなってしまうからでしょう。ま、そろそろ一州くらいは
禁止エリアにしてもいいかとは思いますが」
管輅 「…っ!?……………いない、気の所為か」
――!
>>206 を間のあたりにして沮授は凍った・・・。
まさか趙雲がこんなにあっさり死ぬなんて。
しかし狙撃手が誰なのか何処にいるのか沮授からは分からない・・・。
おそらく自分のことは狙撃手には気づかれていないはず、
とにかく今は動いては危険だ。沮授はそう思った。
× 間のあたり
○ 目の当たり
南蛮一の知恵者、朶思王のザックに入っていたのは
「電子ロック解除技術について」と書かれた書物だった。
でもねぇ朶思王は字が読めないんだこれが・・・・。
【朶思王 生存確認 電子ロック解除技術について所持】
※「電子ロック解除技術について」は字が読めても
軍師クラス3人がかりぐらいじゃないと理解ができません。
――陳宮の所持アイテムはザックの中いっぱいの「花の種」だった。
これで俺にどう生き残れと・・・。
陳宮はある種アキラメにも似た境地となった。
【陳宮 生存確認 花の種所持】
※行動方針 井戸や水辺を見つけたら花の種をまいて回る。
>>170 の叫びは関平の元には届いていた。
―――どんな理由であれ呂布なんて言葉とは関わり合いたくない。
それが関平の正直な感想だった。
【関平:生存確認 アイテム:不明】
赤壁の祈祷所
諸葛誕(諸葛亮の叔父)「ふふ・・・次は誰だ?」
諸葛誕は、曹昂への呪いが成功したことに御満悦だった。
−バトロワ開始直後の諸葛誕−
思えば、彼のザックに入っていたのは、小さい銀色の箱だった。
諸葛誕「・・・ふぅ・・・駄目か・・・」
諸葛金は、失望しつつも、その銀箱を開けてみることにした。
が、そこの中には、参加者全員の名が書かれた紙束。
紙束は、祈祷に使う「呪符」と呼ばれる物だった。
そして、ザックの奥にはクシャクシャになった紙切れ。
「〜これで貴方も呪鬼!呪符取扱説明書!〜」
諸葛誕「おお・・・これは・・・」
−そして、今に至る。
諸葛誕「ふふふ・・覚悟しておれ・・・生き残るのは我である」
【諸葛誕、行動方針→誰かを呪い、災厄を起こす。】
諸葛誕「祖授!」
諸葛誕の引いたカードには、「祖授、呪災滅道辿」と記してあった。
−そのころ祖授は−
祖授「うおおおおおおおぁ!」
自分の服の裾を踏み、転倒。
曹仁「何奴!」
とっさに祖授を狙撃した。
祖授「う・・・」
祖授はそのまま奈落の底へ・・・
【祖授、瀕死。10時間放置で死亡】
諸葛誕「そらそらそらそらぁ!」
諸葛誕は、カードを引きまくていた。
諸葛誕「死ね死ね死ねぃ!ははははは!」
しかしそのとき・・・
強風に煽られ、燭台が倒れた・・・
諸葛誕「は・・・ははは・・・な、なにぃ」
すぐさま炎は祈祷所に燃え広がり、諸葛誕は猛り狂う炎の前に逃げ場を失った。
諸葛誕「だ、誰か・・・なぜ・・・この私がっ・・・ぐはぁっ!」
呪符は全て燃えた・・・
しかし、最後に彼の握っていたカード・・・
そう、『諸葛誕』と書かれたカードは、最後まで彼の遺骨と共に輝いていた・・・
【諸葛誕死亡確認。呪いの呪符、消滅】
217 :
無名武将@お腹せっぷく:01/12/01 18:02
アゲ
曹仁はやや正気に帰った。
――趙雲を狙っていたのは自分だけではなかったようだ。
手ごたえはあったが殺ったかどうかまでは分からん・・・。
相手の武器が分からん以上、長居は無用だ。
【曹仁、益州の方向に移動】
――荊州北部
数時間して
>>206 を通りかかったのは韓遂だった。
「趙雲ともあろうものでも、こんな惨めな姿に・・。」
韓遂は趙雲の装備が素晴らしくよいものであることに気がついた。
「これではまるで、畜生だな」
【韓遂 ウージーサブマシンガン、カラシニコフ、手榴弾3発入手】
※ 槍、サバイバルナイフ、初期装備(内容不明)は放置
※ 近くにいるはずの瀕死の沮授には気づかず・・・。
>>216 うまい!オチがサイコー!
でも、呪いの呪符って・・・別に良かったんじゃないの?
田楷と公孫越が逆さ釣りにされているところを、一人の男が通りがかった。駄目もと
で叫ぶ。
二人「た、助けて下さい!せめて、降ろして〜」
男「…貴殿らはどこの者だ」
二人「幽州の者ですっ」
男「そうではない、誰に仕えていたのかを聞いている」
二人「公孫[王贊]…うぐっ」
どさっ。…ぶすぶすっ。二人を吊るしていた紐が切られ、ほっとしたのも束の間、
地面に叩き落とされ、ジャンビアで刺される。
丘力居(きゅうりききょ)「悪く思うな、おぬしらの主君が悪いのだ」
二人「おのれ、夷狄か…」
丘力居は烏丸王の一人で、やはり公孫[王贊]に痛い目に遭っていたのだ。
丘力居は行ってしまった。
【丘力居 生存確認】
【田楷 死亡確認】
【公孫越 まだ生きているが1時間に手当てを受けないと出血多量で死亡】
【丘力居所持アイテム ジャンビア(アラビア半島南端、イエメンのナイフ。柄は象牙製)】
【丘力居 襄平付近、特に行く当て無し】
>>221 1時間に手当てを受けないと
1時間「以内」に〜です。訂正します。
張遼、袁譚、黄蓋、朱然、黄忠、孟優、関平、孫尚香、曹仁、劉碕、陳宮・・・
そして、曹操、劉備、孫権、呂布までも・・・
諸葛誕が死に際に引いたカードは、そいつらだった・・・
【上記の人間、病に倒れる。3日放置で死亡。】
そこには、PS2をプレイ中の少年が居た・・・
何もない真っ白な部屋に座る、1人の人影。
アナウンス「禁止エリア内に入った武将、劉碕が死亡いたしました!」
少年「うふふふ・・・私こそ、このゲームの黒幕なのだよ・・・」
彼はコントローラーで劉碕を動かし、禁止エリアへ導き抹殺した・・・
少年「1週目は魏延が優勝か・・・。
あ〜何度プレイしても、このゲーム面白いな〜」
そう言うと、プレイヤーの少年は駒を進めた・・・
−ゲームはまだ続く・・・
楊儀は洛陽の王宮にいた、故意に入ったわけではない、道を間
違えてしまったのだ。
ここにはいる前に支給品のカード無効化スペルを発動し
劉備らにかかった呪いを解除(本人は気づいてない)した
ものの彼にはまったく意味の無いことであった。
そんな時、彼の耳に魏延優勝なる言葉が飛び込んできた。
楊儀「どんな事情であれ魏延などという言葉を発する物許すマジ!!」
少年「ちょいまち、黒幕がこんな簡単に…」
楊儀「最初の黒幕は瞬殺されんだボケが!!」
少年死亡確認
楊儀生存確認(アイテム呪い解除スペル残り二回)
――― 除州東部 ―――
ハァ、ヒィ、ハッ、ヒィ、ハッ、
何故わしがこのような目に?
類まれなる文才を漢室にもとどろいていたはず!
わしのような有能で忠義あつい臣下を、何故?何故?
彼は不眠不休で走っていた。能吏としてならともかく、
戦って生き残れるとは思えない。
逃げなければ、逃げなければ、逃げなければ!
幸い順番は早かった。このまま中華の端まで逃げ続ければ
誰にも遭遇せずにすむ。その内みんな死んでくれるに違いない。
ヒッ、ヒヒヒ!わしが死ぬわけが無いのじゃ!
ハッ、ヒィ、ハッ、“びーん”っはぅ?? ドテン!
山道に張られていた一本の麻糸。食事もとらずに走りつづけ、
足腰もおぼつかなくなっていた彼は、もんどりうって倒れた。
?「・・・これは、王朗殿。」
王「シュ、周瑜!?」
いまいましい孫策の仲間だと!なんでこいつがわしより先に!!
周「そう驚かれますな、ご老体を殺めるような不義は致しませんよ。」
殺されてたまるか、殺されてたまるか!
周「にしてもどちらへ?また洛陽に戻られるおつもりか?」
若造が何か言っているようだが、何を言っているのか分からない。
どうせわしを殺す気なのだろう。こやつは敵じゃ!!
周「道にでも迷われたか?方位は腕時計と太陽で・・・」
やられはせんぞ!・・・そうじゃザックじゃ!これさえあれば!
周「王朗殿!こちらに害意はありませぬ!」
不恰好に後ずさりながらザックをあさる王朗をみて、さすがに周瑜も警戒する。
初めて開く王朗のザック。中に紙が入っている。読んでみると・・『あたり』
しめた!
(続く)
【王朗 周瑜 生存確認】【所持武器 王朗 あたりくじ 周瑜 裁縫セット】
しめた!『あたり』なら相手が噂の美周朗でも勝てる!
そうか・・そうか!そうか!!読めたぞ!!!
恐怖に錆付いた王朗の頭脳が大会開始以来の回転を始める。
ザックは名前順、武器を入れるのは主催者!
であれば、誰に何を渡すかは自由に決められる!!すなわち!!!
「きけぃ、若造!これは漢室に仇成す不埒者を誅する宴じゃ!
ランダムに武器を配る様に見せて、わしのような忠臣には強力な武器を!
貴様のような賊にはクズ武器をあてがい、あたかも天命に沿うような形で
臣下の選定を行う!さすれば再び漢王朝は浄化されるという寸法!!
驚いたか!想像だにすまい!! さぁ!おのが過ちを悔いて死ぬが良い!!
小利口な若造が真の賢者たるこの王朗に勝てるわけが無いのだ!」
さぁ、さぁ!ザックには何が入っているのだ?『あたり』というからには
さぞ強力な・・・まぁそんなもの無くても若造など相手ではないがなァ!!!
何だ!何だ!?・・・何だ??中には、地図、名簿、鉛筆、食料、電灯、腕時計
といった基本アイテムしか入っていない! まさか、これか?
『あたり』が支給武器だとでも言うのかっぁぁぁぁ!
漢室は、漢室は、漢室はッ!!! きゅぅ・・バタン(死亡)
周「不憫な・・・にしても騒ぎすぎたな。二人罠にかかった。」
周瑜の指にかかった絹糸が、何者かの接近と罠の作動を知らせていた。
他にもいるかもしれん、回収は避けたほうが良いだろう。周瑜は、王朗の
ザックを手に、再び森の中に消えていった。
【王朗(脳卒中)厳輿・楽就(罠)死亡確認】
【アイテム】周瑜:裁縫セット ザック×2 厳輿・楽就:不明
【周瑜の行動方針:罠を張りながらゆっくり建業へ】
少年死亡確認
PS2破壊確認
楊儀生存確認
少年のリュックは楊儀が入手
中身は巨人の星全巻
続かないので後はご自由にどうぞ。
「ここは・・除州西部だな。」 周瑜は地図で確認した。
深い意味は無いが、227の王朗は現在地を間違えていたようだ。
鬱だ志能 (227死亡確認)
・・・なぜこんな姿なのだ。
理解しがたいことばかりだった。
襄陽城内で聞かされたこと、漢の名だたる武将が一箇所に集められていたこと
自分の姿。
そして最後の一人まで生き残るということ。
城外に出され、身を隠しながら考えあぐねた。
自分の姿、11歳ぐらい、、、か?
場内に居たものは、老体もやや居たようだが、やはり成体のものが多かった。
うむ最盛期・・・か、共通点はそこしか考え付かなかった。
そうだ、私の易の最盛期もこの歳だった。自分は人物評より
易を見ることを見出されたのだな・・・
それに賭けるか・・・
簡単な易学、棒倒しによって吉の方角を見出し、許子将は進んでいくのであった。
続
ただひたすら吉の方角へ進む。
すると、遠くから声が聞こえる。歌か?
この異常時に歌など・・・しかし聞き覚えはあった。しかもあまり良い予感はしない。
しかし、棒はそっちを指したのだ。
声の方向に進むと少し油の臭いがした。そして、穴。
穴の中からの声、やはり予感は的中した。
呂布、、、か。誰かに罠にはめられたのだろう。そう思うとさっさとその場を立ち去ろうとした。
しかし、彼の頭の中で何かが繋がった。
呂布・・・奴に武将として足りないもの・・・「志」だな。
彼に志を持たせることができれば天下も狙えたはずだ。それほどの武将をめぐり合わせた
自分の易、それを信じるか・・・
そして自分の持っている道具、を手に取った、あまりにできすぎた話だが、
自分に渡された武器は縄だった。
バッグを開けたときは、首を吊れ、か?などと思って愕然としたものだが。
なるほどここに繋がるのか、運命とは・・・計り知れぬな。
そう思いながら、木に縄をくくり穴の中へ落とした。
穴から呂布を助け出すと、やはりでかい。
あまりのおおきさと威圧感に圧倒され言葉を発することすら忘れた。
しかし、呑まれるわけにはいかなかった。
「借りを作ったな、小僧」と、呂布が言うとそのまま去っていくようだった。
?あの呂布が借りを。などと言うのか。
やはり何かを変えられるかもしれない、許子将はそう思い彼について行くことを決めた。
162へ続く
曹訓「ババンババンバンバン!」
曹彦「ハァ〜ビバビバ!」
曹彦「ババンババンバンバン!ゥ〜イェィス!」
曹訓「いい湯だな〜ハァァッ!」
−以下略−
曹訓のザックにはマイク。
曹彦のザックには銭湯用具一式。
諦めて歌って踊ることにした2人。
こんな大きな声で歌っていては、すぐ見つかるのも当然。
呂蒙「出過ぎだぞ!自重せい!」
彦アンド訓「ほわ〜!!!」
呂蒙「・・・通りすがりに殺されるとは・・・不用心な・・・」
【曹訓、曹彦死亡確認】
――撃て。撃ち殺せ。
――いや冷静になれ。この男に敵意は
――撃て。殺すのだ。我を見下すことは許さな
――ない。それよりもまず戦闘態勢を維持しながら敵を
――い。我に足りないのは名声だけだ。我は優秀なのだ。我は
――なんだって?戦闘態勢だと? 落ち着け!くそ、私は一体どうしたという
――殺せ。
――のだ。私の頭はおかしくなり敵を
――殺せ。
――――殺せ。
“陸遜”は混乱していた。
頭の中には、必死に平静を取り戻そうとする自分と殺意の固まりのような自分がいる。
前者は優等生の自分だ。
平穏を求め、いつまでも変わらぬ日常を望み、日々を精一杯生きている自分。
“陸遜”がよく知っている、自分の姿だ。
後者は破壊者の自分。
野心を抱き、混沌を好み、殺伐とした戦場を生き甲斐とする破壊者。
このゲームに参加してから生まれた、新たな自分の姿だ。
“破壊者の陸遜”は心地よかった。“優等生の陸遜”と違って、なにより開放感があった。
何者にも束縛されず、自由に、いろんなものを壊した。
敵を壊した。肉親を壊した。“優等生の自分”も壊した。
気分が良かった。最高だった。
このまま“破壊者”として人臣最高の頂まで駆け抜けるのも悪くない――そう思った。
だが。
続く
「さぁ、儂と共に参ろう」
なんなのだ、このジジイは。まるで白痴だ。
何故なんの敵意も見せない、何故助けを乞わない、何故逃げない、何故怯えない、何故そんなに無防備に近づいてくるのだ!
いけない。
このままでは“破壊者”が眠ってしまう。“優等生”が目を覚ます。
やめろ――――やめろ――――。
「ワタシ、は、ワタシは、」
「――陸遜。貴殿の名前は陸遜。清廉高潔で知られる、呉の陸遜殿じゃよ」
「ワタシは――――」
なんだ。
何故撃たない。
法正は茂みから半身を乗り出した体勢のまま、じっと二人のやりとりを見ていた。
黄忠殿と陸遜との距離はわずか5m程、銃器ならば殺傷可能な間合いだ。
それでも撃たないのは、なにか撃てない理由があるからに他ならない。
どうする。
陸遜の注意は今のところ黄忠殿だけに向けられているようだ。
ワタシの動きに特に反応した様子はない。
隙をつくなら今だ。だが、どうやって?
法正はふところから「硫酸」とラベルの貼られた小ビンを取り出した。
せめて火器が有れば――――そのような泣き言を云っているときではないな。
茂みを抜け出し、そっと二人に近づく。
30m…20m…15m…10m……
まだだ。もう少し近づかねば――。
「あなたは、そう――黄忠殿、でしたかな」
一つ一つの言葉を、絞り出すように口から吐く。
喋るたびに頭を激しい痛みが苛む。
まるで悪い夢を見ていたかのような後味の悪さだ。気分が悪い。
だが、少しずつではある落ち着いてきたようだ。
“いつもの自分”という感覚があることは、なにより安心できる。
「そう、儂は黄忠。字は漢升じゃ。知っていてもらえたとは、光栄じゃの」
軽笑し、黄忠は私の手元に視線を落とした。
「こ、これは失礼」
私は慌てて手にある銃――コルト オフィサーズACP――をふところにしまった。
――銃?
なぜそんなものを私が持っているのだ。いや、それよりもこの状況は一体――?
「お見受けしたところ、どうも身体の調子よろしからぬご様子。お節介とは思うたがそのまま捨て置くわけにもいかんのでな。どうじゃ、お主さえよければこの先われらと同道せぬか」
「同道――なぜ私が――。いやそんなことより」
「ああ、すまぬ。行き先は今のところ特には決まっておらぬのじゃ。詳しいことは道すがら説明するでな」
黄忠は饒舌だ。しかも早合点なところがあるらしく、人の話を最後まで聞かず自分で勝手に解釈して話を進める。
正直、少々耳障りだったが、せっかく世話してくれると申し出てくれているのを無碍に断るわけにはいくまい。
それに体の調子が悪いのも事実だ。回復を待ち庇護を受けるのが上策であろう。
「とりあえずは劉備殿を探そうと思うのだが――――」
――――ドクンッ
「とりあえずは劉備殿を探そうと思うのだが――――」
「い、今なんと?」
「うん?」
「あ、いや失礼。今、なんと仰られたかもう一度お聞かせ願えないかな」
「うむ。我らの同志として、劉玄徳殿をお探ししようかと――――」
――――ドクンッ
なんだ、なんだ、なんだ、なんなのだ!
意識がまわる。天地が返る。
鼓動が跳ねる。血液が沸騰し内臓を溶ろかす。
激しい頭痛、目眩、吐き気、
「う゛…う゛ぇっ! がハッ、げヘッ、ゴフッ、ゴフッ…!」
私はたまらず、その場に嘔吐した。汚物がびしゃびしゃと水たまりを作る。
「?! 陸遜殿、いかがいたした?! 陸遜殿……」
黄忠の声がやけに遠くに聞こえる。
――劉備玄徳。
記憶が混濁する。見てないはずの、見たはずの記憶が浮かび上がる。
それは私の、もう一人の私の朧な記憶。
劉備、夷陵、火、死体、焼死体、
――やめろ――やめろ。
“奴”が目覚めてしまう。“奴”が、もう一人の私が、
焼け野原、逃走、追撃、
――やめろ、やめろ、やめろ。
私は違うんだ、私はそんな、“奴”の仕業、私ではない、“奴”が、
孔明、魚腹浦、石兵八陣、
劉備、白帝城、
法正が生きていたら――――
目を覚ます。
「陸遜ーーーーーーッ!!」
「貴様か」
初めて会えた。我が好敵手。
「陸遜ーーーーーーッ!!」
放物線を描きながら、ソレは陸遜の頭上へとそれは飛んでいく。
「甘いわ」
「うわっ」
黄忠をどん、と肩で跳ね飛ばし電光石火のクイック&ドロウ、袖に隠し持ったグロックが火を噴いた。
見事銃弾はソレを打ち抜く。勢いを失ったソレは、液体を撒き散らしながら陸遜の手前に落ちた。
「ふん。爆発物かと思ったが、薬品か。もちろん人体に有害なモノなんだろう?」
「自分の体で試してみるんだな」
「――なに?」
反射的に陸遜は頭上を見上げた。途端、その目に硫酸の雨が降ってきた。
「ぐおおおおおおおおおッッッ!」
「お前がその水袋を撃ち落とした瞬間に、二撃目を投じたのだよ。策は二重三重に構えておくことだ。油断したな」
顔面をかきむしり呻く陸遜を一瞥し、法正は黄忠に向き直る。
「逃げますぞ」
「あ、ああ」
法正は黄忠を抱き起こすと、再び北へ走り去っていった。
「ガアアアアアアアアッッッ!」
あとにはただ一匹、“破壊者”として覚醒した獣が怒りの咆吼をあげていた。
【黄忠、法正 生存確認】【アイテム/未確認(黄忠)】
【陸遜 生存確認(負傷)右目失明、顔の右半分が硫酸によりただれる】
【アイテム/ストレイヤーボイト、防弾チョッキ、グロック、コルト オフィサーズACP、鋼鉄ワイヤー】
240 :
7/7 劉封side:01/12/01 23:03
ふう、やっと森を抜けた。
ここはどの辺だろう? そんなに洛陽からは離れてないと思うけど…。
…ん? なんだ、この匂い…。肉が焼けるような…なんだか知らないけど、気持ち悪いな。
『ガアアアアアアアアッッッ!』
う、うわ、なんだあの人?!
顔を押さえて……怪我してるのかな?
こっちには気付いてないみたいだし、少し近づいてみるか……。
「ぐウウうっ!フウウウッッッ!」
相当苦しそうだな…。うわ、なんだあの顔?!
さては妖怪変化の類か。よし、早速この剣を使って成敗してやる。
ゆっくり近づくんだ…。気付かれないように…ゆっくり。
――ん?
こ、これは銃?なんでこんなところに落ちてるんだ。ひょっとしてあの化け物が落としたのか……?
まあいい。
剣でやるより、こっちの方が安全だし、簡単だ。
悪く思うなよ。せめて楽に死ねるように心臓を一撃で打ち抜いてやる。
パンッ――。
化け物の体が大きく仰け反った。
「…………………」
あ、あれ?
パンッ!パンッ!パパンッ!
……なんで……なんで倒れないんだよ!!
「貴様も」
「ひぃっ!」
「貴様も、我を蔑むのか、見下すのか、」
「あ、あ、あ、あ、あああ……」
「……貴様、名を云え」
「り、りっ、りりりゅうほっ」
――云い終える前に脳天に眉間を空けてやった。恐怖に歪んだ顔のままそれは逝った。
我は“破壊者”だ。
殺したいときに殺し、奪いたいときに奪い、邪魔だと思ったモノは消す。
我を蔑むなかれ。我を見下すなかれ――――。
【劉封 死亡確認】
【陸遜 生存確認(右目失明)】【アイテム/ストレイヤーボイト、防弾チョッキ、グロック、コルト オフィサーズACP、鋼鉄ワイヤー】
※行動方針 まったく不明 /進路 南西
楊儀「ふう・・・だが・・・参加者でもない一般人を殺してしまうなんて・・・」
そのころ、精神空間・・・楊儀の精神内に、ウィルス侵入。
少年(残留思念)「ふ・・・PS2こそ我の本体・・・PS2を壊さなかったのは間違いだったね。」
そういうと、少年は消え、禁止エリアへとPS2は撤退。
PS2メモリーカードには、「楊儀、死亡」の文字が・・・
少年「残念だったな・・・お前らは所詮・・・我のゲームのプレイデータなのだ。」
少年は、ゲームの中・・・いやTV画面の映像と言うべきか・・・
それに写される・・・幻想である自分が死んでいくのを妖しく微笑して見ていた・・・
少年「僕を倒して見たかったら、倭国までおいで。
あ、なにも知らずに死んじゃうなんて可哀想だね・・・
教えてあげよう・・・僕の名はネオ・・・このゲームのプレイヤーさ・・・」
プレイヤーを殺したらこのゲーム終わっちゃうしね(藁」
【楊儀死亡確認。ネオ、2001年倭国にてゲームをプレイ中(撃破は不可能)】
>241
おっと!PS2は破壊されていたな・・・すまん。
ま、メモリーカードが残っていて、現在のPS2が無傷だからよしとしよう!
PS2の移動は、メモリーカード倭国に移動と言うことで・・・
>>228 あの〜、楽就は
>>46で、厳輿は
>>83で、既に亡くなっておりますので。
それと、「除州」は「徐州」の誤りではないかと。
倭国に移動したメモリーカードは、誰にも見つからないところ(見つけることは不可)
に移動。
なお、武将の現在のPS2破壊も不可である。
霊帝「まったく、これだからお子ちゃまは…」
霊帝倭国内部の電力切断、ゲーム停止、ネオ消滅確認。
霊帝「そうそう、徐州が禁止エリアになったよ、あと五時間で作動、じゃ。」
ネオ「さて、そろそろ寝るかな・・・」
強盗「動くな!」
ネオ「きゃあああああああああああああ!」
【ネオ、ゲーム続行不可能。PS2も強盗に持ち去られ破壊。】
それと…
【公孫越 死亡確認】
>>221 時間切れでした。南無三宝。
>246
かぶったねー両方有効ということにしような。
ゲーム停止により、このスレも消滅(藁
ネオは、現在たくましく生きてます。(二〇〇一年に)
長い間このスレのご利用ありがとうございました!
PS2がなくなったので、ゲーム内に存在する、バトロワも無事消滅いたしました!
−終了−(^ー^)
対処法でも機転を効かして考えてください!
じゃあね〜(w
しかし、予備のソフトがあったので、霊帝がパソコンでやることになりました。
一件落着!
そして再開!
「ロムが一つと思ったか」
主催者権限で249を退場処分。
【ネオ 死亡確認】
sage
みんなー徐州が禁止エリアになってるよー五時間後起動だよー
わすれるなよーー
馬謖一行は街亭に来ていた。
姜維「ところで、お二人にはご家族はおられないのですか」
馬謖「兄はこの戦いに参加しているはずだが、どこへ行かれたか…」
馬岱「いとこの一家がいるはずだ。涼州にいけば何かがわかるかと思っている」
あたりの景色を見まわして馬謖がつぶやく。
馬謖「この辺りで敵が山に陣取ったら、囲んで水を絶ってしまえばいちころだな」
姜維&馬岱「さすがは馬謖殿」
256 :
無名武将@お腹せっぷく:01/12/01 23:57
「ハァ・・・ハァ・・・」
狙撃され谷底に転落した沮授は重症であった。
この沮授を見つめる一人の男がいた。
「覆面作戦は失敗したが・・」などとブツブツ言っている。
男は沮授に近付き瀕死の沮授もそれに気がついたようだ。
男の顔に沮授は見覚えがある。
「そなたは名高い呉の名医華佗・・・ハァハァ・・・
私を助けて下さるのか?」
「えぇご安心下さいあなたの体は助けましょう」
「そ・それはかたじけない・・・ん?体は?」
その瞬間それまで淡々としていた華佗の
顔つきがガラリと変わった。
そうそれは正に狂科学者の目でであった・・・。
「や、やめろぉぉぉぉ!!!!!!」
沮授の人としての最後の叫びが谷底に響いた。
バカが荒らしたんで勘違いしてる人もいるかも知れないから、一応書いておこう。
>>241は無効って事で、
【楊儀、生存確認】
楽進「しまっ……仲徳…殿………ぐふっ」
程c「やれやれ、[ミ僕]陽に来ていて良かったわい」
放送を聞いてほっとしている程cであった。その傍らには、毒矢に斃れた楽進の
遺体があった。味方と思い、さらに相手が文官という油断もあった。
楽進が声を掛けたところ、程cはいきなり隠し持っていた吹き矢を放ったのだ。
程c「もはや、身内といえども倒さねば生きて行けぬ」
【程c 生存確認】
【楽進 死亡確認】
【所持アイテム 吹き矢(毒入り)あと17本、AUG(アサルトライフル)】
【楽進のアイテム:鉞戟(沙悟浄の武器に似た物と考えて下さい。ただし振り回し
やすいよう柄は短めで、魔力もないただの武器です)→放置】
【程c、[ミ僕]陽で待ち伏せ】
程cの生存確認は先に出ていました。失礼しました。
>>243 ガーン!まさか適当に入れた奴が2個ともヒットするとは・・
厳輿・楽就は周マ・周魴ってことで一つ。ジョシュウもスマソ。
―――― 徐州西部・周瑜 ―――――
やれやれ、早くも追い出されることになるとは。
揚州に一気に行きたいところだが、裁縫セットでは遭遇戦に耐えん。
まだ時間がある内に予州の内地に移動して武器を調達するしかないか。
【アイテム】周瑜:裁縫セット ザック×2
周マ・周魴:不明(徐州西部に放置)
【周瑜の行動方針:罠を張りながらゆっくり建業へ(予州経由)】
【死亡確認 227(2人目)】
禁止エリアを知らせる放送(
>>254)が聞こえてきた。
顧雍「らしいですぞ、気をつけましょう」
呂蒙「押〜忍!」
魯粛「よっしゃ!」
張[合β]「イェ〜イ!」
呂&魯&顧(イェ〜イって何だよ…)
気を取り直しつつ進むと、前方に人影が見えた。
剣道で使うような胴を身に付け、ご丁寧に日の丸の鉢巻きまで締めている。
4人(しっかし、一部の人間にしか分からんが、分かる奴には分かりすぎるカッコだなまったく…)
男−−劉巴は言った。
劉巴「ふむ、来よったか!!」
呂蒙「尚香さんの居場所を教えてもらおう!」
劉巴「お前のその拳で聞くが良い」
−−−続く−−−
【劉巴、生存確認】アイテム:剣道の胴(色は赤)と鉢巻き
【呂蒙 vs 劉巴、戦闘開始!】
【呂蒙 & 魯粛 & 顧雍 & 張[合β](二人目)】アイテム:バックラー、十拳剣、苦無
@現在位置:陳留郊外
※行動方針:禁止エリアを避けつつ建業へ。孫尚香を救出。
ゴソゴソゴソ・・・チョキチョキチョキ
ニヤニヤと狂気の笑みを満面に浮かべながら華佗は作業?を進めていた。
「ふふふ熊の腕の筋肉の移植は成功だな
よし鹿の腿の筋肉も移植してみるか・・・ブツブツ」
「それにしても夏侯惇めこのワシを馬鹿にしおって
ワシを誰だと思っているんじゃ・・・。
今にコイツ(?)で目に物見せて・・ブツブツ」
【華陀:生存確認 作業中? アイテム:医療器具一式、流星錘、煙幕】
【沮授:生存?確認 昏睡中 アイテム:転落時に行方不明】
孫礼「……誰もかまってくれない」
郭攸之「もう忘れられたんじゃないのか?」
孫礼「仕方ない、最後の手段だが……アレをやるぞ」
郭攸之「むぅ……仕方ないか」
すぅ〜〜〜〜〜〜〜っ(←大きく息を吸う音)
孫礼『みんな〜〜!戦うのを止めてここまで来てェ〜〜〜っ!!!』
郭攸之『そうよ、みんな戦いたくなんか無いはずよ――』
――ドン、ドン、ドン
郭攸之『――うぐっ……ちょ、ちょっと撃つのが早すぎ…もう少し喋ってから……がくっ』
孫礼『女言葉を使ってまで、原作を再現して、ちょっとは目立とうと思ったのに…ぐふっ』
張角「………………」
【孫礼、郭攸之 死亡確認】
【張角:杖、黄巾、ナイフ、連弩、ベレッタ所持】
(※杖があれば妖術で炎を出せるが、体力消耗が激しい)
【拡声器、ピコピコハンマー →漢中の山上に放置】
「さて、これで紙と筆は揃った、と」
曹植はおもむろに墨をすり始めた。ありがたい事にこの許昌に来た時、目星をつけておいた
この屋敷には目当ての物であった紙と筆がふんだんに置いてあった。そして支給品であった
この墨……。
「では、始めるとするか」
そう言って彼は目を閉じて詩想を練りはじめた。
曹植はゲーム開始当初から途方にくれていた。常々自分には経世の才があるだろうとは思っ
ていたが、この様な状況でそんな物はなんら役には立たない。さっさと姿を消した父や兄達
について行く事もできず、おろおろするばかりの弟達にも同調できず、気がつくと足は故郷
へと向いていた。
許昌の城門に立った時、初めて自分の荷物を確認した。そこにあった墨を見て彼は自らの持
っていたもう一つの才能を見出したのだ。
”そうか、私にはまだやれる事があった……”
いずれ生き残れないのならば、せめて生きた証を何か残したい。それにうってつけの能力を
自分は持っているではないか。
”詩だ、詩を作ろう。全身全霊を打ち込んだ、最高の詩を”
今この時だからこそできる筈だ。命旦夕に迫る、その切迫した緊張感がみなぎる心のままに
情念をぶつけ、後世に残るような物を作り上げよう。
他には随分緊張感の無い姿に見えるだろうが、曹植には机に向かう今が最も熱い時間だった。
【曹植 生存確認】
【現在位置:許昌内某邸宅、支給アイテム:墨】
【行動指針:一世一代の詩を作る】
>>262 うげ、しまった……。ちゃんと確認してないのがバレバレ。
劉巴でなく、劉岱ってことでよろしくお願いします。
以下、
>>261訂正
【劉岱、生存確認】アイテム:剣道の胴(色は赤)と鉢巻き
それじゃ、覇王翔吼拳でアルティメットKOされて逝ってきます……。
【261、死亡確認】
267 :
無名武将@お腹せっぷく:01/12/02 14:30
北平近辺の森を歩く賈文和と郭図……
突然、背中に熱い衝撃を受ける!
狂ったように吐き出される銃弾に倒れたくとも倒れられない二人が最後に見たものは……
後方の木の上に作った足場からトミーガンを乱射している沙摩珂だった……
沙摩珂「どうせなら楽しまなきゃな……」
【沙摩珂 生存確認 方針:殺人マシーン 支給アイテム:トミーガン】
【賈文和、郭図 死亡確認】
郭図「だあほが、ルールを良く見なさい。」
賈文和「わしらは続く扱いだから殺せないのじゃよ。」
郭図「と言うわけだからしばらく寝てなさい。」
沙摩柯気絶(トミーガンは破壊)
カクカクコンビ相変わらず。
>>268 もっとはっきり「つづく」とわかるように書いていただけないでしょうか。
つい勘違いしそうです。
ちなみに公孫家家臣担当者です。
>269
すみません、こっちの配慮が足りませんでしたね。
これからはちゃんと続くと書きます。
age
李別が一人の女を連れてきた。
気を失っている何皇后だ。
「利用価値がありますかね?」
「なに、目的は別のところよ」
李儒がほくそ笑んだ。そしてさらに指事を出す。
董卓はただ黙っていた。
【何皇后 生存確認】(気を失ってます)
(つづく)→今日は時間がないのでまた明日
「さてはて・・・どうしたものか・・・
ゲームが再開されたことで我も復活したのだが・・・」
ネオ(少帝)は、不覚にも、愚かなるデータ如きに存在を消滅されそうになったのである。
「ふん・・・浅はかな・・・我の残留思念は電子内を移動する・・・」
我は黒幕として・・・行く末を見守る。
あと、愚かなデータ共に残留思念を消去されぬように気を付けねば・・・
【少帝(ネオと自称する存在)残留思念、どこかを移動中(バトロワ界とは干渉不可)】
干渉不可にしておけば、時がくるまで消されることはあるまい・・・ふふ・・・
たとえ、霊帝だとしても無駄だね(大問題浄化完了藁)
馬鹿が変なことをしたので、勘違いしてる奴がいるので訂正。
【楊儀、死亡確定】
少帝「まったく・・・ああゆう輩には困りますな・・・」
呂蒙「うむ・・・ここが街定か・・・」
曹初は、街帝に来ていた・・・
支給品は、「両津のサイン入りペンダント(謎)」・・・こんな物でなにをしろと?
曹初「まずは、協力者を見つけ、体勢を立てなければ・・・」
曹初は、辺りを見回した。
馬岱「だぁっしゃーあ!敵だー!姜維殿っ!馬謖ーっ!」
曹初「うお!しまった!」
【曹初、馬岱アンド馬謖アンド姜維と接触。曹初の運命は・・・?】
>>275
少帝「お前こそ出てくるな。下賤の輩が・・・」
【275、楊儀、死亡確認】
ここでもう一度考え直してみましょう。
ネオなどという固有名詞は三国志に登場しません。
よって、黒幕としては成立しないと見るべきです。
である以上あの投稿は無効です。
賈文和「さて、わしらもまずいらしいしそろそろ行くか。」
郭図「ほかに誰がいたかな?」
郭図は公孫[王贊]戦に、賈文和は馬超戦のため
演技ワールドに誘拐されました(死亡扱い)
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ネオは死刑!
|
\_____ ________________
∨
─────┐ ,∧_∧
∧_∧ | ∩_∩ ∂ノノハ)))
( ´Д`) | (´ー`) |ハ^∀^ノ _______________
,丿~, ~ヽ│ 丿~, ~ヾ 丿~, ~.ヾ、 /
 ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | そんな・・・
| | |
|. A_A. | \
| ( ´D`) |  ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ノ~, iO)、 | ∧_∧ / ̄ ̄ ̄
| | ̄ ̄|~. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.| (∀・ ; ,) ∧∧ | 直ちに
∧|_∧ | ┌─┬┴⊂ 〇 ) ,,'⌒丶、 (゚Д゚ )< 控訴します!
( `) | │ │ │ | │_ゝ@==>(〈y〉 `つ────
┏━┳┓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| │ │ (__)__,) (´∀` ;) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄
┃ ┃┗┓ | | │ │ ̄ ̄ ̄| ̄~i ( =|=,~ ),, |
┗━╋━┛ | | │ │ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄|⌒(⌒,,_,) |
┏┻┓_ │, │ │ │ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄|(__) ̄ ̄ ̄| ̄|、 │
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧
( )( )(, )(,, ) ,,)( )( )(, )(^×^ ;)
絞首刑かな? ザワザワ 電気イスだな ザワザワ いや、ギロチンだ!
【ネオ、死刑確認】
霊帝「まったく・・・手を焼かせるのう・・・」
【楊儀、生存確認】
いやいや、ネオとやらにワザワザかまわずに、無視すればよろしい。
楊儀殿の生存確認も、あえて出さずとも、皆わかっておろう。
楊儀「どのような事情であれ、殺してしまった以上は弔わねば。」
楊儀はネオのリュックに入っていたスコップで彼の墓を作った。
楊儀「これが安らかに眠ってくれれば良いが…」
時を同じくして、沙摩柯の死亡が確認された、誰かが賈文和の灯油に
火をつけたのだ。
楊儀生存確認
沙摩柯死亡確認
>>227 王朗って別の場所で誰かに拘束されてるようですよ。
厳輿、楽就のことといい、ちゃんと読みましょう。
顔良「あ。小屋だ」
たまたま見つけたボロ小屋で、顔良は一休みすることにした。
顔良「文醜…いったいどこに…」
文醜「あ、小屋だ」
たまたま見つけたボロ小屋で、文醜は一休みしようと思ったが、
関羽やらがいたらイヤなので、我慢することにした。
文醜「顔良…いったいどこに…」
続く
>>284 返す返すスマソ。
検索のとき字を間違ったみたい。
キャラ違うけど王朗→王粲ってことで。
ハァ、もう死ぬに死ねぬ…・
【227 魂魄消滅】
【王粲 死亡確認】
・・・マジですまん
李典はすごく寒かった、だから見つけた灯油に火をつけた。
そしてたいまつ作って旅を続けた。
>>283に。
沙摩柯「どれ、こいつらのアイテムは?」
「これは、火薬と灯油のようだな」
「こっちは懐中電灯か?どれ…」 それは懐中電灯形の拳銃(
>>192)だった。
パーンッ
ボボーーーーン
発砲した瞬間に、火薬と灯油が燃えてしまいました。
沙摩柯は火だるまになって死んでいきました。
【沙摩柯 死亡確認】アイテムも全部消滅(焼滅)
あ!288ができてる
>>288に続く
ついでながら【李典 生存確認】
「馬鹿な奴だ。ずっとつけられていたとも知らずに」
男は、気を失って地面に倒れ伏す沙摩柯に向かって呟く。
「そのまま殺してやろうかと思ったが。丁度好いことに縄も油もあるんでな」
賈文和、郭図の死体が脇に転がっていた。沙摩柯が殺したのだ。
奴はアイテムを奪おうと木を降り、無防備にも俺の前に姿をさらした。
「借りは返したぜ」
なんの借りだろう。思い出せない。
だが、そんな言葉が自然と口をついて出たことに違和感を感じることはなかった。
両手両足の腱を砕かれ、縄でグルグル巻きにされた沙摩柯。
その周囲はすでに炎が燃え広がっている。
「あばよ」
男は、焔に背を向け、一路南へと駆けだしていった。
【沙摩柯 死亡確認】
【甘寧 生存確認】【アイテム/小型火炎放射器】
張遼は合肥に着いていた。途中の放送で同僚の楽進死亡の放送を聴いた時は正直落胆した。まさかあの男が簡単に殺されるとは・・・
「くそぅ・・・」
ともすれば壊れそうになる心を必死で抑えつつ、仲間になってくれそうな奴を探す・・・。地道に行くしかないが・・・
・・・そうやって1時間もたっただろうか。張遼はとある部屋の前に来ていた。人の気配がする・・・
「しかし誰だろうか・・・ええい!ままよ!」
ドアを蹴り開ける張遼。中には、部屋の隅に必死で隠れようとする田豊がいた。
「ひぃっ!!頼む!殺すな!殺さないでくれ・・・」
慌てて助命の言葉を並べ立てる田豊。その目がまだ狂気に犯されていないことを確認した張遼はゆっくりと口を開いた。
「田豊よ・・・俺と一緒に来る気はないか?」
「え・・?」
田豊の動きが止まる。
「気づかないか?あの霊帝が一人でこの戦いを考え出せると思わないだろう?」
「・・・確かに・・・な」
「俺はこの戦いには裏があると思っている。もっとも何の手がかりも掴めてないがな。どうだ、よかったら一緒に来ないか?」
「・・・いいだろう」
【田豊:生存確認 アイテム:はさみ】
【張遼、田豊:行動開始・・・信頼できる仲間を集める】
郭嘉はカクカクコンビの遺体を見つけた。
郭嘉「この二人も死んでしまったか、魂が抜けてるように見える
のは気のせいか?とりあえず埋葬しておこう。」
郭嘉行動方針 ひたすら埋葬。
「どうしてわしがこんな目に…」
劉表は草むらの中に身を潜めそう呟いた。
ゲーム開始直後からこうして身を隠しているが、いつまでも
隠れているわけにはいかない。
それは自分でもわかっているのだ。
ゲーム開始直後、
「非力な自分独りの力では生き残れない」
そう思って、始めから息子や部下と手を組むつもりだった。
だが頼みの綱の息子や部下は、自分が外に出たときには
既に姿が見えなかった。
「わしは皆に見捨てられたのか…」
そうなるのではないかと薄々思ってはいた。
自分のような老いぼれが共にいては、足手まといになるだけだからだ。
自分一人で生き残れる可能性はほぼゼロに等しいだろう。
ならば潔く自害しようと思い、袋の中身を見てみると、
「刃物ならいいのだが…、これは?フム、”だいなまいと”というのか。
これなら痛みを感じずに死ねるじゃろう」
しかし自分に火をおこす術が無いことに気付き、それ以来ずっと隠れているが
今、最後の食料を食べてしまった。
このままでは敵に見付からずとも、いずれ餓死してしまうだろう。
「とは言っても、わしが素手で人を殺せるはすがないし…」
隠れている間に参加者が死ぬのを見ていたが、武器の無い自分が外に出ようものなら
あっというまに殺されていたことだろう。
放送によると妻と蔡瑁も死んだらしい。
「わしの支給品がこんなものでなければ、すぐにでも妻のもとへ逝くものを!!
嗚呼、天はなぜわしに死なせてくれないのか!!」
「じゃあ死ね」
「アンタみたいに優柔不断な奴ァ、この地獄を生き残れねぇよ」
劉表の死体を見下ろしながら、孫策は言う。
その手には刃こぼれの激しい薙刀が握られていた…。
【[萠リ]良、[萠リ]越、劉[王宗]、劉表 死亡確認】
【孫策 生存確認】【アイテム 薙刀(使い物にならないので破棄)、ロープ、
バタフライナイフ、玉璽、ダイナマイト5本】
【孫策 行動方針:信用するに足る者以外殺す。 進路:揚子江へ向かう。】
2-1スレ294まで
【ここからは参加者に聞こえます】
--死亡者リスト--
<ア行 8名>
尹賞、尹黙、
袁胤、袁燿、閻象、閻圃、
王粲、王朗、
<カ行 37名>
[萠リ]越、[萠リ]良、賈文和(=賈[言羽])、郭シ[ミ巳]、楽就、楽進、郭図、郭攸之、何儀、何進、
夏侯威、夏侯恩、夏侯和、夏侯徽、夏侯玄、夏候尚、夏候存、夏侯徳、夏侯蘭、
賈充、韓胤、韓玄、韓暹、韓忠、
魏続、魏攸、橋(喬)瑁、紀霊、
厳輿、
高昇、侯成、黄祖、公孫越、公孫[王贊]、耿武、呉巨、胡班、
<サ行 22名>
蔡夫人、蔡瑁、
司馬[イ由]、司馬睦、沙摩柯、祝融、淳于瓊、荀[豈頁]、鐘(鍾?)会、諸葛誕、申耽、
雛(鄒?)靖、
単経、
宋憲、曹訓、曹彦、曹昂、曹爽、曹豹、孫堅、孫仲、孫礼、
<タ行 15名>
太史慈、
趙雲、張衛、張ガイ[門豈]、張勲、張虎、張[合β](1人目)、張春華、張宝、張梁、陳横、陳蘭、
田楷、田疇、
土安、
<ハ行 6名>
馬ハク([しんにょうに貌]?)、
費[示韋]、費詩、耿武、
歩度根、文俶、
<マ行 1名>
孟獲
<ヤ行 4名>
楊昂、楊松、楊任、楊白、
<ラ行 13名>
雷薄、
陸抗、陸績、劉延、劉偕、劉虞、劉勲、劉[王宗]、劉禅、劉表、劉封、李膺、李歴、
--以上 106名--
--禁止エリア--
徐州
【ここまで参加者に聞こえます】
--生存者リスト--
*付きは一緒に行動してる参加者です。番号同士が一緒にいます。欠番:1、11、19
<ア行 11名>
阿会喃、
伊籍、
越吉、4*袁煕、4*袁術、3*袁紹、3*袁尚、3*袁譚、
王允、7*王元姫、22*王方、
<カ行 35名>
郭嘉、夏侯淵、何皇后、17*夏侯惇、17*夏侯覇、
華陀(佗)、7*賈南風、軻比能、22*華雄、関羽、12*関靖、韓遂、甘寧、23*韓馥、関平、13*簡擁、顔良、管輅、
魏延、22*牛輔、丘力居、2*姜維、21*橋ズイ([廾豕生])、14*許子将、20*許[ネ'者]、
9*奚泥、厳顔、
12*公孫続、公孫範、16*黄忠、皇甫嵩、胡車児、22*胡軫、9*兀突骨、15*顧雍、
<サ行 35名>
5*司馬懿、6*司馬炎、6*司馬師、6*司馬昭、司馬彪、5*司馬孚、
8*司馬防、8*司馬望、10*司馬攸、10*司馬衷、司馬亮、8*司馬倫、司馬朗
車冑、沙摩柯、周泰、周瑜、朱桓の妻、18*荀ケ、18*荀ツ、22*徐栄、諸葛恪、諸葛瑾、諸葛亮、徐庶、審配、
曹初、曹仁、曹操、曹植、沮授、孫乾、孫権、孫策、孫尚香、
<タ行 25名>
拓跋力微、朶思王、
張角、22*趙岑、15*張[合β](二人目)、21*張烱、22*張済、張昭、張紹、張松、張承、張讓、
張任、貂蝉、13*張飛、24*張遼、23*張魯、陳宮、
程c、20*典韋、24*田豊、田豫、
23*陶謙、董卓、22*董旻
<ハ行 7名>
2*馬謖、2*馬岱、(呉の)馬忠、馬超、22*樊稠、
文醜、
16*法正、
<ヤ行 1名>
7*楊艶
<ラ行 13名>
李恢、22*李[イ寉]、陸遜、22*李儒、李典、22*李別、劉岱、劉巴、劉備、凌操、14*呂布、15*呂蒙、
15*魯粛、
--以上 127名--
(霊帝)
郭淮{はあ、この支給品はいったい・・・」
郭淮生存確認、現在地は郭嘉の左70メートル
アイテムは強くてニューゲーム発動の札(二週目に経験値持越し)
どうもすいません、生存リストに周マ・周魴をわすれてました
「・・・わしもカクカクコンビに入りたかったのう」
できた。
華陀は昔、沮授と言われていた怪物を見上げた。
熊の力強さ、鹿のような俊敏さ、虎のような牙と、パンダの愛くるしさ。
傑作だ。
そこにはキメラを思わせる(でも少しかわいい怪物、沮授がいた)。
夏侯惇に目にもの見せてやりたいところだが、あいつが今どこにいるかなどわからない。
だが、当初の予定どおり、魏に復讐できればいいのだ。
そして華陀はひとつ咳払いをすると高らかに吼えた。
「いけ!我が愛しき怪物よ!目覚めよ!魏への復讐者よ!我が恨みを母に、我が医学を父に、怨敵魏を滅ぼすのじゃ!」
予想外だった。
華陀はなんとか逃げ延びた。
沮授の目が覚めた途端、華陀に襲いかかったのだ。
そうか。頭は沮授そのものなんだよなー。
【華陀 アイテム:医療器具一式、流星錘、煙幕】方針→次なる獲物(魏将)を求めて潜伏
【沮授 アイテム:なし】方針→化け物の身体に悲嘆するも、とりあえずどうするか検討中
孫尚香を担いだ男-傅士仁-は段々と欲求に耐えられなくなってきていた。
傅士仁「よぉ、麋芳よぅ・・・この娘、孟達に届ける意味はあるのか?」
先行していた麋芳が応える。
麋芳「さぁて? アイツにも何か考えがあるんじゃないか?」
二人は現在江夏の辺りを早足で移動中だった。
傅士仁「もう少しで隠れ家だけどよぅ・・・
こんな上玉、みすみすヤツにくれてやるのも惜しくないか?」
麋芳「・・・まぁ、なあ」
ゲームが始まり、麋芳と傅士仁は意外とすぐに連合を組む事が出来た。
そして、今後について話している所に、あの男が現れたのだ。
孟達は巧みな話術で二人の心を掴み、二人を手懐けると、
江夏にある隠れ家に黒装束の娘を連れてくる様に命令して去っていった。
傅士仁「この先、アイツに付いていて良いことって有るか?」
欲に絡まれると全ての思考がそちらを優先しようとする。
傅士仁の頭の中は、既に孫尚香に対する欲求が満たしていた。
麋芳「まぁ、なぁ・・・」
そして、麋芳も少なからずそれに同意しようとしていた。
孫尚香「なんだ、そんな小物なのかぁ。」
麋芳「何!?」
麋芳が振り向いた先、傅士仁の肩には孫尚香の姿が無かった。
そして傅士仁は、首だけで真後ろを向いていた。
麋芳「な、なんだ!?」
その瞬間、視界の隅、自分の真下に黒装束がちらりと見えた。
孫尚香「---空牙!」
麋芳「うおおっ!?」
真下からの打ち上げ攻撃。麋芳は辛うじて身を引いた。
目の前を黒装束が舞う。
麋芳「目覚めていたのか・・・」
孫尚香「姫様を誘拐しようとする大悪党がどれほどの者か見たかったんだけどね。」
麋芳(こいつ、こちらを全滅させるつもりだったのか!?)
麋芳は武器-苦無-を構えた。
麋芳「(ん、姫様・・・? コイツ、まさか?)
アンタ、ひょっとして孫尚香サマ?」
孫尚香「なによ、知らないで誘拐したわけ?」
麋芳(やばっ!!)
麋芳は、呉に下ってから孫尚香の噂はよく聞いていた。
弓腰姫。武党派孫家でも相当の使い手であるという話だ。
麋芳「い、いや。これは姫様とは露知らず、ご無礼を・・・」
孫尚香「なにを今更言い訳してるのかな?」
孫尚香は後ろ手に隠し持っていた短刀を麋芳に突きつける。
麋芳「(コイツ、傅士仁の武器を・・・)
い、いえ・・・私共も命令されて、止むを得ず・・・」
言いながら、麋芳は逃げる体制を整えていた。
孫尚香「五月蝿いなぁ。」
一閃。
予備動作も無しに振るわれる小刀。
麋芳が避けられたのは僥倖だったろう-----が。
---タンッタンッ
銃声が二発轟いた。
麋芳は、足に一発、側頭部に一発喰らい、絶命していた。
??「お嬢ちゃん、おたくシヴイねぇ。」
孫尚香「誰よ? 出てきたら?」
その声に応えるように、声の主が木陰から姿を現した。
??「いやぁ、その歳でよくそれだけの動きが出来るもんだ。」
孫尚香「・・・誰?」
張[合β]「張[合β]儁艾。噂に聞いたことはないかな、弓腰姫サン?」
孫尚香「聞いたわよ。さっき。 ----ウソならもっとマシなのを考えたら?」
確かに死亡放送で流れた名だ。
張[合β]「ククク・・・」
しかし、男は真面目に答える気は無いようだった。
孫尚香(何にしても、楽しくお話出来る相手じゃなさそうね・・・)
孫尚香は全く隙を見せない相手の動きを感知していた。
孫尚香(かなりのヤリ手ね・・・この武器の差は辛いかな? ・・・って!)
気配が動いた。背後で。
孫尚香は振り向かず、前方に跳んで受身を取り、構えなおした。
張[合β]「おやおやおや・・・避けられちまったなぁ、[赤β]昭。」
孫尚香の背後から現れた相手-[赤β]昭-は特に残念そうでもなかった。
孫尚香(増えたか・・・ここは逃げた方が得策ねぇ)
とはいえ、もう張[合β]も油断していないのか、銃口はこちらを向いている。
素直に逃がしてくれそうも無い。
孫尚香の左手には、いくつかの小石が握られている。
孫尚香(一か八か、目くらまし!)
孫尚香が右に飛び出すと同時に左手を大きくスイングし、石を放つ。
そして、その左手の勢いで体を反転させて体制を整える。
張[合β](3つ・・・いや、もうひとつ!)
張[合β]は即座に判断し、銃を4連射した。
孫尚香が左手で投げた石は3個だったが、体の死角から右手で更に一投していたのだ。
張[合β](甘いぜぇ? お嬢ちゃん・・・なっ!?)
張[合β]の銃弾は確実に4個の石を弾き飛ばした。
が、4投目の石の影に麋芳から掠め取った苦無を忍ばせていたのだ。
孫尚香に狙いをつけようとしていた銃身を戻す時間は無い!
張[合β]「クソッ!」
慌てて身をかわそうとする張[合β]の目前に、棒が突き出される。
苦無は、その棒によって受け止められた。
[赤β]昭「お怪我は?」
張[合β]「見ての通りだ。」
棒を引きつつ、[赤β]昭が訊ねる。
既に孫尚香の姿は無い。
[赤β]昭「追いますか?」
張[合β]「いや・・・別に構わんだろう。」
これだけ有利な状況で、見事に逃げられたのだ。
追いかけたら、なんだか自棄になっている様で見苦しい。
張[合β]「それより、そっちの二人の装備を奪っておきな。」
[赤β]昭「了解。」
[赤β]昭は、死体漁りを始めた。
張[合β](---やれやれ。)
張[合β](3人目)は、このゲームが始まって以来、常に違和感を感じていた。
張[合β]「・・・この空の下に、もう一人の俺がいる・・・」
先ほどまでは漠然とした感覚であったが、死亡放送が流れた時に確信した。
何故かは分からないが、この地には「自分」の他に「自分」が居る。
そして、未だにその感覚が続いているという事は、まだ少なくとも一人は「自分」が残っているという事だ。
張[合β](ゲームが終わるまでに、確かめられるのだろうか?)
[赤β]昭「・・・張[合β]様?」
張[合β]「あ、ああ。終わったかい?」
[赤β]昭「はい。 武器は所持していませんでした。先ほどの娘が持ち去ったのでしょうね。」
手元で苦無を玩びながら答える。
張[合β]「じゃあ食料だけでも頂戴するか・・・行くぞ。」
[赤β]昭「どちらへ?」
張[合β]「こいつらのボス、孟達と言っただろ? 久しぶりに挨拶でも、な。」
[赤β]昭「・・・了解。」
【孫尚香】ニンジャセット、小刀
【張[合β](3人目)&[赤β]昭】ベレッタ、双鞭
【麋芳、傅士仁】死亡確認!
【孟達】生存確認!
※孫尚香は逃亡。取り敢えずは身を隠す。
※張[合β]&[赤β]昭は孟達の元(江夏の近く)へ。
※βコンビは好戦的です。
シ番鳳はたまたま終南山の外に食料確保に出ていた。
そして華雄にやられた。
薄れゆく意識の中、韓馥のことを心配していた。
あれは確かに董卓だった。
放送では名前がなかったが、一緒にいた幾人かの名前はあった。
無事に逃げられたのだろうか。
そんなことばかり考えていた。
ふと気が付くと誰かがいる。
ああ、やっと死ねる。
そう思い、最後の人間は誰なのだろうかとなんとか頭を動かして見た。
徐晃だ。
もう誰でもいい。殺してくれ。
だが、徐晃は何も言わず傷の手当てをしてくれた。
もう助からないのに。
だから俺は徐晃に事の顛末を伝えた。
たどたどしい俺の話をじっと聞いてくれた。
そして俺の最後の頼みも聞いてくれた。
見ず知らずの人間の戯言を。
いや、違うか。そういえば思い出した。
一度会っている。あれは・・・。
徐晃はシ番鳳を手厚く埋葬すると、終南山に向けて歩き出した。
そう韓馥達の救出に。
徐晃は思い出していた。
洛陽から出て、いきなり方悦に鎌で襲われたのを大斧で助けてくれたのを。
まあ、負けるわけがなかったのだが、それでも感謝していた。
なんせ自分の武器がこのバンダナひとつだったのだから。
徐晃はこうして終南山に潜入することにした。
武器ひとつなく。
【徐晃:生存確認 アイテム:バンダナ】@終南山に潜入
【方悦:生存確認 アイテム:鎌】@ただし左腕なし。どこかで唸っている
【シ番鳳:死亡確認】(アイテムの大斧は一緒に埋葬)
徐晃は終南山の西門から中に潜入した。
武器は現地調達。
目的は韓馥たちの救出である。
じっと辺りをうかがうと、何人かが哨戒をしているようだ。
夜のうちに事を終わらせなければ。
そう思いながら徐晃はさきほど後ろから絞め殺した胡赤児のアイテムを手にとった。
ペーパーナイフ。まあないよりはマシだろうとそれを奪った。
場所を移動して南門にむかった。南門はなにかで吹き飛ばされたように見える。
趙岑と胡軫が何かを話しているように見える。
やるか。
徐晃はそっと近づき様子をうかがった。
少しだけ話の内容が聞こえてくる。
今回のこと・・・作戦・・・誘拐・・・偽装・・・
なんのことだかわからない。胡軫が別れて小便に立った。
チャンスだ。徐晃は壁に沿って近づき、まず趙岑にペーパーナイフを突き刺した。
すぐさま胡軫を追う。小便をしながら今は何も言わない趙岑にしきりに話しかけている。
「俺みたいな下っ端はよくわからないんだけどさ、ま、だからこそ今回のことはわかりやすいって言えばわかりやすいよな。そう思わないか?・・・なあ。・・・趙岑?」
胡軫が何も言わない趙岑の方に振り返ようとしたそのとき、喉元にペーパーナイフが突き刺さった。
徐晃は誰にも気づかれなかったと確信していた。
しかし、その破壊された南門楼閣から華雄が現れたのだ。
華雄はローラーブレードでいきなり近づき後ろに立っていた。
華雄「パーティーの始まりだ!」
そう言うと華雄は王朗から奪ったRGB6(6連装グレネード)を取り出し撃とうとする。
咄嗟に危険を察知した徐晃は、腰に差していた懐中電灯を華雄に向け、スイッチを入れた。
闇夜に照らされる華雄が視線を避けた隙を、徐晃は見逃さなかった。
華雄が辺りを見渡したとき、そこに徐晃はいなかった。
「面白い。楽しもうぜ」
華雄は趙岑と胡軫からクレイモアとスタン・グレネードを奪うと、楽しそうに去っていった。
【趙岑、胡軫、胡赤児:死亡確認】
【華雄 アイテム:無線式発火装置つきC4(4)、クレイモア(3)、スタングレネード(3)、RGB6(6連装グレネード)所持】@立派な爆弾魔に成長
【徐晃 アイテム:バンダナ、ペーパーナイフ】@潜入がばれたものの依然潜伏】
(つづく)
タンッ、タタンッ。小気味よい音が響く。
「ふん・・・」
曹仁は益州に向かっている。幸いにして漢中で仕留めた張翼が拳銃と弾丸を持っていた。ライフルの弾は残り43発・・・心許なかったがこれで多少は楽になる。
「・・・まだ生きてるか」
そして今彼の足元には・・・馬玩、程銀、李湛が転がっている。辛うじて程銀が生きているが・・・
「貴様・・・なぜ・・・そう非情・・に・・・なれるんだ・・・」
そう呟く程銀の頭に鉛をくれてやった曹仁。だが、ほどなくして頭を抱えて苦しみだした。
「ぐぅぅ・・・なんだこの痛みは・・・」
【馬玩、程銀、李湛:死亡確認】
【曹仁所持アイテム:スナイパーライフル、ベレッタ92F(程銀)、小麦粉30グラム(馬玩)、納豆(李湛)】
(続く)
本当にあっさり死んだので追悼
>>98から
趙雲は新野でしばらく待ってみようと思ったが、気がつくと荊州の北部にまで歩いてきていた。
劉備を待ってたはずなのになぜここに?
記憶がまったくない。
途方にくれていた。
そんなときだった。
本当に偶然だった。
劉備が向こうから糜竺とともに歩いてくる。
趙雲は嬉しかった。
嬉しくてそのまま駆け出していった。
劉備たちも気がつき、こちらに走ってこようとしたが、何故か顔がこわばり、近寄ってはこない。
どうしたのだろう。
しかし、趙雲は気にせず走った。
糜竺が劉備をかばって前に立ちふさがる。
私が襲うとでも思っているのか?
いや、主君に万が一のことがあってはならない。見上げた心意気よ。
趙雲がやっと劉備の前に着いた。
嬉しかった。
さあ一緒に連れて行ってくだされ。私が命に代えてもお守りしますぞ。
しかし、劉備は黙って指さした。
私の手を。
なにか持っている。
なんだろうこれは?
これはなんだか見せてはならないような気がした。
趙雲は恐る恐る左手に持っているものを見た。
そこには張南とフウ[冫馬]習の生首がぶら下がっていた。
バカな。私は知らない。殿の部下を、大事な同胞をなぜ!?
吐き気がした。
そして同時に理解した。
私は壊れたのだと。
会わせる顔がない。
もうダメだ。
今の私ではダメだ。
趙雲は2人の首をゆっくり起き、深深とそれに詫びた。
そして劉備にも。
趙雲は黙って去ろうとした。
そのとき劉備が呼びとめた。
「趙さん!」
振り返らずに止まった。
「趙さん。待ってる。オイラは待ってるぜ。趙さんが戻ってきてくれることを信じてる」
涙が出そうになった。
糜竺も続ける。
「それまでは私が命に代えてもお守りいたすゆえ、必ず戻ってこい」
「今度もまたオイラの前に現れてくれよな!あの時のように!」
趙雲は思い出した。
あの時の空の青さを、そしてこの人の笑顔を。
趙雲は黙ってうなずくと走って去った。
今はダメだ。もっともっと自分と向き合い、堂々とあの方の前に立てる日まで修行のしなおしだ。
ただ足取りは軽かった。
もう迷わない。
私は求められている。
必要としてくれている。
この不安感が何か得体の知れないものにつけこまれた。
もう迷わない。
趙雲は憑き物が落ちたように、爽やかに駆けていった。
今しばらくお待ちくだされ。何者にも負けない心を持って推参いたす。
そうしてあの時のような青空を見上げた。
趙雲が見た最後の景色だった。
>>206へ
【趙雲 改めて死亡確認】
【張南、フウ[冫馬]習 死亡確認】(アイテムは道端に放置。中身不明】
あ。
【糜竺 生存確認】
郭淮はカクカクコンビの遺体を埋葬する郭嘉を見つけた。
郭淮「郭嘉殿、そんなことしていたら殺されてしまいますぞ。」
郭嘉「いや、これが自分の生きがいに見えてきてな…」
郭淮「しかし、おや?これは…」
郭嘉「大尉殿の遺言状か、何々・・」
{この書をはじめて読んだ者、第二次カクカクコンビを結成すべし」
郭嘉&郭淮カクカクコンビ結成。
>>174と
>>195の間のひととき
典韋「典韋と」
許チョ「許チョの」
典韋&許チョ「漢(おとこ)の料理〜!」
典韋「今日の料理は胡班の丸焼き。奥さん、メモの用意」
許チョ「食材の説明だぞぉ」
典韋「胡班の死体と調味料(許チョの支給品)。単純だろ?」
許チョ「死体は新鮮な方がいいぞー」
典韋「まずは、はらわたを全部取り出して捨てる」
許チョ「捨てるのか? もったいねぇなぁー」
典韋「次に臭みが出ないように血抜きをする。その後、赤壁の河で
胡班をよく洗う」
許チョ「そして、皮膚を剥がすんだなー?」
典韋「そうだ。食感が悪いからな。虎痴、火の用意!」
許チョ「用意できたぞぉ」
典韋「焼きに入る。その前に塩・胡椒で下味をつけるのを忘れるな」
許チョ「焼くときには、好みで味噌・醤油を塗って焼くのも美味いぞぉ」
典韋「火加減は中火でじっくり焼く事。中まで火を通すんだ
コラ、虎痴! 醤油を舐めるな」
許チョ「焼く時間は10分くらいで大丈夫だぞー」
…10分後
許チョ「腹減ったぞー」
典韋「頃合いだな。では、試食に移る。…どうだ、虎痴?」
許チョ「うめぇぞ」
典韋「うめぇじゃ分からん。もっと、なんつーか、違う表現で」
許チョ「おいしいぞ」
典韋「…今日のポイント。<中火でじっくり>だ。これ重要。
奥さん、メモメモ」
許チョ「悪来、いつまでもバカやってねぇで、おめぇも食えよー」
典韋「次回は蒸しに挑戦だ。お楽しみにな」
許チョ「あーうめぇ。生き返るなー」
典韋「オイ虎痴、食い過ぎだ! 俺の分残しとけ」
…そして、
>>195へと続く。
@許チョ[衣者]、典韋→釣り場所移動
【所持アイテム 典韋:釣り道具一式 許チョ[衣者]:調味料(他2つは未確認)】
行動方針:食物ゲット優先
劉岱「重ね当て!」
呂蒙「やるな!しかし、その程度の気の使い方では、この俺は倒せん!!
虎煌拳!!」
劉岱「ぐわ〜〜!」
呂蒙の気合いを込めた拳を受け、劉岱は崩れ落ちた。
大量に吐血する。折れた肋骨が、内臓に刺さったらしい。致命傷だ。
劉岱「見事だ…」
呂蒙「尚香さんはどこだ!?」
劉岱「女の居場所はわしにも分からん………
走り屋の張繍なら何かを知っているかもな………」
苦しい息の下そう呟くと、劉岱の頭がガクリと垂れた。息絶えたらしい。
顧雍「思えば、彼も哀れな男…似合いもしない武装などさせられ、こんな所で果てるなど…
せめて、手厚く葬ってやりましょう」
その言葉に従い、4人は劉岱の為に墓穴を掘り始めた。
その頃…許昌方面から東へ向かう、一人の男がいた。
支給品であるらしい、ポケバイに乗っている。
防音装置など、取っ払ってしまっていることは言うまでもない。
張繍「イ〜〜ヤッホゥゥ〜〜〜〜ッ!!!」
いつの時代でも、走り屋という人種は意味のない奇声をあげたがるものらしい…。
張繍「とりあえず、陳留にでも行ってみるかァ!?」
【劉岱、死亡確認】アイテム:剣道の胴(色は赤)と鉢巻きは放置。
【張繍、生存確認】アイテム:ポケバイ(防音装置無し)
@現在位置:許昌の東方。陳留を経由して東へ。
【呂蒙 & 魯粛 & 顧雍 & 張[合β](二人目)】アイテム:バックラー、十拳剣、苦無
@現在位置:陳留郊外
※行動方針:禁止エリアを避けつつ建業へ。孫尚香を救出。
む、、、。あれは、呂蒙に魯粛。後の二人は・・・?顔がよくみえんな。
まあいい。ここからなら手裏剣で狙い撃ち。そのまま離脱じゃ。
厳願は木の上から四人を見ていた。
離脱を考えれば一度に三つ投げるのががせいぜい。だが、確実に
しとめるため、二発に絞り、確実に殺す!
魯粛「ぐあっ!?」 呂蒙「むぐっ」
顧雍「呂蒙! 魯粛! 」
張[合β]「何奴!」
張[合β]はとっさに苦無をなげる。だがその気配はすぐに消えていった、、、。
張[合β]「顧雍、二人は?」
顧雍「駄目だ・・・。たかが手裏剣で・・・なんてこった・・・」
張[合β]は、魯粛の首筋にささった手裏剣を引き抜き、
「これを投げた奴はだれだ・・・!絶対投げた奴殺す・・・!」
といまいましげに手裏剣をにらみつける。
一方、離脱した厳願。肩口に苦無が深くささっている。
厳願「く・・・。ぬかったわい」とりあえず苦無を引き抜き手当てをしなくては。
だがさっきの奴らに見つかるわけにはいかない。・・・どうする・・・??
【呂蒙 & 魯粛 、死亡確認】
厳願負傷。手当てを500までに行わないと動けなくなり、瀕死に状態変更
張允は荊州をさまよっていた。
途中でであった杜襲の言葉が忘れられない。
杜襲「内輪ネタわけわかんないんだよボケが!大体規則きついんだよ!!」
張允生存確認 カタナ所持
杜襲生存確認 スタンガン所持
張承と張昭と張紹と張松の「チョウショウ」4人組の言い争いもネタが尽きていた。
なんかどうでもよくなっていた。
そんなわけで僕ら「チョウショウ4」はチームを組んだ。
知恵の張昭。力の張紹。男前の張承。お笑い担当張松。
そんなわけで僕らの大冒険が始まったわけだけど、それはまた別のお話。
【張昭、張紹、張松、張承 チーム結成 アイテム不明】
阿会喃「一番はじめに洛陽城から出てきた俺を忘れちゃいないだろうな」
阿会喃は武陵にいます。アイテムはのこぎり。南蛮めざして移動中
エキセントリック エキセントリック
エキセントリック 劉璋ボウイ
今日も成都がごたごたなのは
エキセントリック
劉璋!
ボウイがいるからさ
早いぜ 早すぎるぜ
木牛流馬号
装備は高級 嬉しいなー
仕置きの手段さ
無双乱舞ー
呼べば応える腐れ縁
ただれた仲間だ 人畜有害の人材
張任ドッグ! 「忠臣は(以下略!」
李恢バード! 「弁舌なめるな!」
呉蘭モンキー! 「目立つっキー!」
さあ,みんな行くぞ!!
同棲相手は息子の劉循
今は戦時のワケあり ボンジュール
もちろんね
敵か味方か 劉玄徳
敵かな?味方かな?
だけど悲しい事もある
首輪のことは、絶対考えたくない。
がんばれ蜀軍 がんばれ蜀軍
雷同も限界だ
くらわせろ くらわせろ
誰ももってない金貨小袋 80袋
エキセントリック エキセントリック
エキセントリック 劉璋ボウイ
劉璋・呉蘭・雷同・李恢・張任・劉循成都に集結(生存確認)
所持品 シミター 孔明伝 普通の槍 コンビニのレシート
マッチ一箱 べっこうあめ一袋
徐晃は北門近くまで逃れていた。
潜入がばれた。一刻の猶予もない。
さっきも見張りの伍習を沈黙させたばかりだ。
ちなみに伍習からはゴム手袋をゲットした。
そんな矢先、隠れていた土壁を粉みじんにするほどの銃撃を受けた。
バルカン砲をかまえた牛輔だ。
慌てて移動する。その途端にそこが破壊される。
それを何度繰り返しただろうか、いきなり静寂が訪れた。
バルカン砲を撃ち尽くしたのだ。
なにか唸っているがあとの祭り。その隙に接近した。
慌てて重いバルカン砲を捨て、楊白から奪ったM4をかまえる。
やはり全弾撃ち尽くした。続いて楊任から奪ったAKをかまえ撃ってきたが、これまた明後日の方角に飛んでいく。
・・・あいつ、もしかしてヘタ?
そうなのだ。牛輔は射撃が下手だったのだ。だからこそ物量戦だったのだが、筍剥ぎのように武器を撃ち尽くし、もう耿武から奪ったS&Wしかない。
腰から抜こうとしている。
もう十分だ。これ以上仕える武器を台無しにされたらたまらない。
牛輔がなにかトラブっているうちに
徐晃は唯一の仕える武器、ペーパーナイフでおもいきり突き刺した。
牛輔から奪ったS&Wを拾おうとしてさすがに疲れたのか、よろめいた。
その数センチ先をいきなり撃たれた。
危ない。どこかから狙われている。
実際は張済が狙っていたのだが、それから次弾がくることはなかった。
少し様子をみて、徐晃はその場を離れた。
ちなみにS&Wは弾つまりで破棄した。
張済が狙っていたところに一人の人影が現れる。
董卓だ。張済から九曲剣を引きぬくとそのまま闇に消えていった。
【張済、伍習、牛輔 死亡確認】(アイテム全部破棄)
【董卓 アイテム:九曲剣】
【徐晃 アイテム:バンダナ、ペーパーナイフ、ゴム手袋】@潜入がばれたものの依然潜伏】
徐晃はあれから幾多の戦いをした。
なぜ急いでいるかはきっとなにか巨大な力に動かされたからだろう。
さっさと解決したいのだ。
レールガンを持っていた徐栄にはゴム手袋で感電を対処し、勝利した。
リボルバー式拳銃の董旻は結果的には逃げられたが勝利した(こいつも弾切れしやがった)。
そして李別にいたっては、出会い頭に絞め殺した。
おかげではじめてスプリングフィールドというまともな武器を手に入れた。
ついでに奴の元々のアイテム、パチンコも手に入れた。
まだまだあった。李儒が何皇后を突き落として殺すのを遠くから見て悔やんでもみた。
王方の催眠術に危うく寝そうになったが、それも乗り越えた。
そうしてやっと楼閣最上階に登りつめた。
そこには縛られた張魯と陶謙、そして韓馥がいた。
まだ生きている。
しかし、そこには董卓の姿はさる事ながら、李儒や華雄の姿もなかった。
代わりに李カク[イ寉]と、それを取り囲むように段ワイ[火畏]、宗果、そして徐晃のかつての主、楊奉がいた。
楊奉「お前が来るとは皮肉だな」
徐晃「楊奉殿」
李カク[イ寉]「誰でもよかったのだよ」
徐晃「董卓はどこだ?なぜこんなことをした?」
李カク[イ寉]「もうここにはいない。それにこんなことをすることが目的なのだよ」
徐晃「?」
李カク[イ寉]「わからないだろうな」
徐晃「ああ」
李カク[イ寉]「我々は誰でもよかったのだ。誰かがここに来て我々と戦ってくれればな」
徐晃「言っている意味がよくわからん」
李カク[イ寉]「だろうな。まあそのうち知るさ。この世界のルールをな」
徐晃「?」
李カク[イ寉]「我々はこうして出てくることに意味があるのさ。まあわからないだろうな。
お前は感じたことがないか?この世の不条理を。明日ともしれぬこの命を。
こうしてお前と対していても、次の瞬間には、そこにいなかったはずの人物に殺される。
なんたる不条理。しかし、だからこそ我々は生きていける。董卓様は知っていたよ。
この世界の仕組みをな。だからすべて受け入れたのさ。我々はこの先、バラバラに行動する。
登場のインパクトは残したのだ、もう徒党を組むこともない。そして一人ずつ死んでいくだろう。
しかし、それが役割だ。この世界の役割をあえて私達は受け入れようと思ったのだよ。
運良く生き残れればそれはそれ。だから貴様も、せいぜい気をつけて役割を果たすのだな。
もし、もう一度、どこかで我々が出会えたとしても、それはきっと別の私だ。
そのことをよく理解しておくのだな。油断するな。この世は夢幻よ」
李カク[イ寉]がなんとも長いセリフをしゃべってくれているのだが、よく理解できなかった。
まあ、次は殺すからね?というところだろうか。
李カク[イ寉]、段ワイ[火畏]、宗果、そして楊奉はいつの間にか消えていた。
さっさと張魯と陶謙、韓馥を救出し、城から見送った。
徐晃は一人で行動することを選んだ。
どさくさまぎれに終南山が燃えている。
【李別、何皇后:死亡確認】
【李カク[イ寉]、段ワイ[火畏]、宗果、楊奉:生存確認 *アイテム:李カク[イ寉](大型サバイバルナイフ2本)*段ワイ[火畏]、宗果、楊奉は不明】
【張魯、陶謙、韓馥 アイテムは無事でそれぞれ不明 *3人でいずこかへ逃亡】
董卓(九曲剣所持)
李儒(雑巾、元閻圃と元張衛所持のバグパイプと三節棍、元何皇后所持のトンカチ所持)
華雄(無線式発火装置つきC4×4、クレイモア×3、スタングレネード×3、RGB6、ローラーブレード所持)
董旻(リボルバー式拳銃弾切れのため破棄、元楊昂所持の水鉄砲のみ所持)
徐栄(レールガン破棄、元楊松所持の九鈎刀所持)
樊稠(ニンジャブレード、元曹豹手裏剣×3所持)
王方(防毒マスク、元閔純所持のマスタードガス×3所持)
*方針→それぞれ7人はバラバラにいずこかへ
【徐晃 アイテム:バンダナ、スプリングフィールド(12)、パチンコ】
*ペーパーナイフ、ゴム手袋は破棄
*方針→とりあえず燃え盛る終南山からの撤退
(つづかない)(あとは焼くなり殺すなりなんなりと)
奚泥「ぎゃーーーーーーーーーーーーっ!!」
兀突骨「コレデ、シバラク、モツゾ……げぷっ」
【奚泥 死亡確認】
その後、食料を求めて動き始めた兀突骨。
彼はどこへ向かうのか…
兀突骨は、その後も動物を捕まえて食いちらかしながら歩いていた。
南蛮から蜀へ、蜀から川沿いに東へ……
兀突骨「…ン。ダレカ、イルノカ」
そこには、釣りをしている二人の男。
許[ネ'者]「ちっとも釣れないぞぉ」
典韋「釣りは忍耐、もう少し待てや」
兀突骨は、魚を食いたくなったのか、二人に近づいていった。
許[ネ'者]「…ん〜?あんたは誰だい?」
典韋「随分でかい奴だなぁ〜」
兀突骨「ハラ、ヘッタ……」
許[ネ'者]「おいらたちもおなかペコペコだぞ〜」
典韋「あんたは食いモンもってねぇのかい?」
兀突骨は、黙って背中に背負っていた果物を差し出した。
自分も腹は減っていたが、これには裏があった。部下を食ったように、彼らも食おうというのだ。
しかし、一方で典韋たちもまた、突然現れたボリュームたっぷりのお肉に、食欲をそそられた。
…が、互いに今はまだその時ではないと考え、とりあえず一緒にいることにした。
兀突骨「……ごくり(体がでかくて上手そうな二人だ)」
許[ネ'者]「…(食いでが有りそうだなぁ〜)」
典韋「…ごくっ(こいつがいれば、いざってときも安心だ)」
兀突骨&許[ネ'者]&典韋…にわかトリオ結成
【河内】
自分の察せない何か、たぶん殺気のようなものを感じると
彼はすぐさま動き出す。劉虞一行のときもそうだった。
呂布が押し車を離れるとすぐさま悲鳴が上がった。
声の主は当然呂布のものではなかった。
・・・やはり殺し合いなのだな・・・そう思い、心の中で手を合わせる。
しかし、この殺しは吉方の故なのか?
劉虞一行抹殺のとき
呂布が帰ってくると、呂布は返り血をぬぐわず笑っていた。
その相は鬼にも見えた。血は、鬼の心を落ち着かせるのか?
鬼人のかごの中か、、、思案に暮れ、ふと我に返る。
む?かご、が、うごいてる。
呂布が手を放した場所は坂の途中だった。
もはや手がつけられないスピードになりつつある籠の中で
坂の上を見上げると、呂布が自分の手に付いた血を見てうっとりしていた。
・・・これも易がゆえ、呂布とは離れるべきなのか・・・
と思いつつ、後ろを振り返ると、崖が目の前にあった
「!!」
許子将は落下の途中に気を失った。
【士燮士壱紫虚上人死亡確認】
【呂布生存確認武器短剣、許子将死亡‘未”確認】
【士燮一行の武器、スナイパーライフル、鎖は河内に放置】
>>276より。場所は街亭。馬謖&馬岱&姜維が曹初と遭遇。
一人でうろついていた何者かが襲ってこないのを見て、馬謖は話しかけた。
馬謖「我々は無益な戦いを避けている。あなたはどう動いておられるのだ」
曹初「わたしは曹初。ともに行動する人物を探していた」
姜維「曹彰殿であったか。たしか曹丕殿の弟君」
曹初「いえ、ソウショです」
馬岱「知らないな。馬謖殿どうする」
馬謖「仕方がない。姜維殿」
姜維「ご免」ドカッ。薙刀で曹初を真っ二つにする。
曹初(えーっ、私を殺すのって、無益な戦いじゃん…なぜ…)
馬謖&馬岱&姜維「だって、知らない人と行動しても、先が続かないんだもん」
馬謖&馬岱&姜維は街亭を後にし、天水へ向かう。
【曹初 死亡確認】アイテム(両津のサイン入りペンダント)は放置。
厳顔か厳願かハッキリしなさい。
某月某日
妙な催しが開催された、日記帳とペンを支給された。
某月某日
禰衡に会った、相変わらずイカシテイタ。
某月某日
張繍に会った、ダイエーホークスのユニホームを着た男を捜していた。
某月某日
食料が尽きた、虞翻を殺して奪った。
某月某日
すること無し、ヒマだ…
高幹生存確認(日記帳とペンと乾パン5缶)
禰衡生存確認(不明)
虞翻死亡確認(乾パンは高幹へ)
332 :
私は美しい!:01/12/04 01:43
何晏は恐怖していた。
死への恐怖ではない、己の美貌が損なわれる事への恐怖・・・。
今までは専属のエステシャンや美容師などがいたのでその心配は全くなかった。
ところが今日からは誰もいないのである。
急にあんな所へ集められたものだから基礎化粧品さえ持っていなかったのだ。
「今日から一体どうすれば良いのだ?!
私の美貌が損なわれる事は中華の損失だぞ!!!」
そうだ、このザックに何かないのか?
「やはりな美しい私には当然の物だな」
そう、中身は化粧品やエステグッズが山の様に入っていたのだ。
これでどうにか自分の美貌を維持する事ができる。
安心した瞬間ザックの粗末さが気になってきた。
何故こんな酷い物を使わされるのだ?
自分には当然しかるべき物があるはずだ・・・。
「そう言えば今襄陽限定の新しい美しいカバンがあるはずだったな。」
【何晏:生存確認 アイテム:各種化粧品などの各種お手入れグッズ沢山
行動方針:己の美貌?を維持する、美しいカバンを探す、襄陽へ移動中 】
??「おお?おお!おお。なんとも立派な岩塩であるのう。ふむふむ。
よかろう!この鉄塊とその塩を交換してしんぜよう。うむうむ」
突然、フラフラと関羽の眼前に現われた文官風な男は何処か熱を帯びた様に
やや甲高い声でまくし立てた。
関羽はこの奇妙に目が充血し、明らかに正気を保っていないであろう男に見覚えがあった。
関羽の目の前にいる男こそ、王連、字を文儀。
蜀の司塩校尉に任命され塩、鉄の管理を行っていた男である。
関羽「なんと!県令を歴任しては功績を挙げ、軍師殿の南征を諌めるなど冷静な
人物であった御仁が。。。
この異常なゲームで気が触れてしまわれたのであろう。
やはり文官出身の者にはこの狂気は耐えられるモノなのか」
関羽は哀れみを感じつつも、納得させられざるを得なかった。
「有能で人畜無害な文官ひとりすら救えぬとは。我等はなんと無力なのだ」と。
王連は半ば強引に関羽の得物である岩塩と、
自分の得物らしき鉄塊(というには長すぎるのだが)を交換すると依然として覚束ぬ
足取りで何処かへ歩いていった。
良い塩じゃ。良い塩じゃ。と呟きながら。
関羽は呆然と王連を見送った後、手渡されたアイテムを確認する。
しっくりと手になじむ。郷愁にも似た感触すら与えてくれる。
新たな武器を手に関羽は改めて誓う。
――やはりアイツらをぶっ殺す・・・。と。
【王連 生存確認 アイテム変更 青龍偃月刀→岩塩 】
(行動方針 塩と鉄を求めてフラフラ。ちょっと壊れ気味)
【関羽 アイテム変更 岩塩→青龍偃月刀 】
(行動方針 とりあえずアイツらぶっ殺す。
>>203 )
※現在地 漢中のやや西(で良いのか?)
ここは并州辺境。ゲーム開始から一目散に逃げ隠れていた親子が潜伏中。
毋丘興「食べ物も尽きちゃったね。息子よ」
毋丘倹「・・・そうですね。父上・・」
毋丘興「いままでテキトーに逃げてきたけど、食料なくなっちゃったらそうもいかないよね」
毋丘倹「・・・そうですね。父上・・」
毋丘興「とりあえず食べ物ないと、死んじゃうね」
毋丘倹「・・・そうですね。父上・・」
毋丘興「ここから南下して都会に向かえば何処かに食料も蓄えてあると思うんだけどね」
毋丘倹「・・・そうですね。父上・・」
毋丘興「それじゃ、行ってみようか。河内、洛陽、許昌の順に」
毋丘倹「・・・そうですね。父上・・」
遠い目をして生返事を繰り返すばかりの我が子にやや辟易としながら毋丘興は直も語りかける。
毋丘興「でも、曹操の一族とか居たら恐いから、遭遇したら速攻で逃げようね」
毋丘倹「・・・そうですね。父上・・」
毋丘興「司馬一族と遭遇しても恐そうだから逃げようね」
虚ろな目をしていた倹が突然カッと目を見開きがなりたてる
毋丘倹「なりません!なりませんぞっ!司馬一族めは根絶やしにするべきです!!
後の災厄は取り除かねばなりません。取り除かねば!!駄目ですっ!殺さねばっ!!」
生気(狂気?)もあらわに豹変した息子の怒声に吃驚しながら、毋丘興は
なだめるように続ける。
毋丘興「うんうん、そうだねぇ。司馬一族は殺そうねぇ。殺し尽くそうねぇ」
毋丘倹「司馬一族に死を!司馬師に復讐を!!司馬師には・・司馬師には・・ブツブツ・・・」
毋丘倹は熱にうなされたように繰り返す。
毋丘興『司馬氏には何の恨みもないが狙わせてもらうとしよう。息子の為だ・・・』
【毋丘興 生存確認(やや親バカ)】
【毋丘倹 生存確認(司馬一族、特に司馬師を酷く憎悪)】
【毋丘興 釘バット】
【毋丘倹 M16A2ライフル】
※方針→食料を求めて南下。司馬一族と遭遇時のみ徹底交戦。
その他の勢力には積極的には仕掛けない
兀突骨を仲間に加えた、その後…
典韋「このあたりが良さそうだな」
赤壁の下流へと移動した一行。再び釣りを始める典韋。再び寝る許チョ。
兀突骨も特にすることもなく、典韋の釣りを眺めていた。
…糸を垂らすこと10分…
典韋「きたァ!!」
勢いよく引き上げた。今の声で許チョも目を覚ました。
許チョ「? なんだぁ? 釣れたのかー?」
水面から姿を表したのは…
典韋「曹昂殿! またか!」
上流から流れてきたドザエモンと再び目を合わせた典韋…
兀突骨「ハラ、ヘッタ。コイツハ死体ダ。クッテイイカ?」
典韋「むぅ…確かに、食べ物を選んでいる余裕は無さそうだな」
許チョ「じゃぁ、オイラ料理の支度をはじめるぞー♪」
許チョはすっかり上機嫌になっていた。腹に入れば何でもいいらしい。
典韋「…すまん、曹昂殿! 我等の血肉となってくれい」
そして…
典韋 「典韋と」
許チョ 「許チョと」
兀突骨「兀突骨ノ」
典韋&許チョ&兀突骨「漢(おとこ)の料理〜!」
典韋 「第2回である今回の料理は曹昂殿の蒸し焼きだ」
兀突骨「ショクザイヲ、セツメイスル」
典韋 「曹昂殿の死体と調味料。てか前回と同じだな」
許チョ 「でも、今回の死体は新鮮じゃないぞー」
典韋 「まあ、構わん。蒸すんだからな」
許チョ 「関係ねぇのかぁ? でも、蒸すってどうすんだ?」
典韋 「湯気をとおして熱すれば蒸し料理っつーんだよ」
兀突骨「ダベラレレバ、ドウデモイイ」
典韋 「まず、下処理は前回と同じなので省略」
許チョ 「内臓・血・皮膚を取り除くんだなー?」
典韋 「80点。死体を丁寧に洗っておくのを忘れるな。そして、
器(ザックで代用)に赤壁で汲んだ水を少量入れる」
兀突骨「オイ。ミズガモレテルゾ」
典韋 「頭使え。ザックを二重にするんだ。…そして、中に
下味をつけた曹昂殿を入れて弱火で約半刻ほど蒸す」
…半刻後
兀突骨「ハラヘッタ…モウイイダロウ?」
典韋 「あぁ、頃合いだな。では、試食に移るってもう食ってるし…」
許チョ 「肉がやわらけぇな」
典韋 「そうだ。それが今回のポイントだ。赤壁の河に長時間
漬かっていた曹昂殿は肉が軟らかくなり、美味だ」
許チョ 「うめぇうめぇ。新鮮さは関係ないってこういう事かぁー」
兀突骨「ウマイゾ」
典韋 「奥さん、メモしたか? 次回は煮物に挑戦だ。お楽しみにな」
許チョ 「アァ、食った食った。悪来、右足とっておいたぞぉ。あれ?右足は?」
兀突骨「?コレカ? マダ、オマエ、クッテナカッタノカ」
典韋 「…オマエ等の肉を食ったろか」
許チョ 「おやすみー」
兀突骨「ミギアシ、ウマカッタゾ」
【所持アイテム 典韋:釣り道具一式 許チョ[衣者]:調味料(他2人分未確認)
兀突骨:弓(彼には小さすぎて使いにくい)、石斧】
行動方針:食物ゲット優先
現在位置:赤壁
許子将少年が気がついたのは、どこかの民家の居間であった。
許子将「ここは・・・」
諸葛亮「幽州の北方・・・国境近くの邑ですよ。気がつかれましたか許子将様。
衝撃で首輪が爆発しなかったのは何よりでした」
この男、確か諸葛亮・・・なぜ一目で見ぬかれたのか。
許子将はやや狼狽していた。そして、直前まで同行していたはずの武人の姿を求めた。
許子将「りょ・・・呂布はっ!?」
諸葛亮「わかりません。あの方ばかりは私の予測も及びません・・・今も一人、どこかをさまよっているのでしょう」
許子将「・・・・・」
す・・・・と孔明は、南の方を指差した。
諸葛亮「この先・・・・タク(シ豕)県に二人の侠者が来ています。どこにいるのかわからない、主の影を求めて・・・」
許子将「侠者・・・・」
諸葛亮「やや粗野な面はありますが、気持ちのいい好漢達です。その方々ならば・・・あるいは、あなたの力になってくれるでしょう」
許子将は、言われるまま、タク(シ豕)県を目指し歩き出した。時を逃してはならない・・・何かに急かされているかのようだった。
一人残った孔明は、白羽扇で口元をかくし、物憂げに空を見上げた。
諸葛亮「呂布殿と益徳殿・・・・あなたなら最強の武人を結び付けられるかもしれない・・・許子将様、頼みましたぞ・・・」
【許子将→タク(シ豕)県へ。張飛、簡擁と合流を目指す】
【諸葛亮→放浪再開】
現在位置:幽州
最初の沮授――あるいはかつて沮授と呼ばれた男――の被害者は馬休だった。
馬休がそれを発見した瞬間、沮授――かつて沮授と呼ばれた男――は馬休の頭部を
彼の熊のごとき腕による一撃で撃破した。
【馬休 死亡確認】
――ダレデモ・・・イイ・・・オレヲ・・・トメテクレ。
沮授はそう思った。
――青州
程普は井戸のまわりから草花の芽がでていることに気がついた。
明らかにこれは誰かが意図的に種をまいたもののように思えた。
「誰がいったいこんなことを・・・。」
【程普 所持品不明】
ちなみに花の種を蒔いたのは、、、
>>212
文欽は青州の沿岸に来ていた。
足元の小舟には、尹大目が猿ぐつわをされて縛られている。
尹大目が何かを言っているようなのだが、言葉にならない。
「俺はさ、友達思いだから。一番最初に脱出する機会を与えるよ。なあ兄弟」
文欽はそういうと、海に小舟を流した。
どんどん遠く流されていく。
遠くから、甲高い音が聞こえる。
ピィ・・・・ピィ・・・ピィ・・ピィ・ピィピィピィピィ・・・
一瞬の静寂があった。
途端、小舟から小さい爆発が見えた。
あとは波の音しか聞こえない。
「なんでぇ。先にあの世に脱出か。やっぱ海もダメかぁ」
文欽は悪びれることもなく、その場をあとにした。
【文欽 生存確認 アイテム:クロロフォルム、アイスピック】(現在青州沿岸)
【尹大目 死亡確認】
343 :
無名武将@お腹せっぷく:01/12/04 23:34
沮授はずっと悩んでいた。
華佗に改造されて以来この先どうしたら良いか・・・。
馬休にあった時はそんな時であった。
馬休は持っていたワルサーでいきなり撃とうとしていた。
何しろこの愛くるしい姿を見てしまったのだ無理もない。
沮授が気が付いた時には体は自然に反応していた。
その驚異的な瞬発力と力で馬休を屠っていたのである。
以前の自分では素手で馬休を殺す事など全く考えもしなかった。
それが今では悲鳴を上げる時さえ与えずに瞬殺である。
沮授は思った。
「考え様によっては良かったのかもしれない、
最早あの呂布や関羽や張飛さえ恐れる必要はなくなったのだ。
その上この私の明晰な頭脳まであるのだから・・・。」
その後彼の虎の如き牙で馬休を引き裂く音が辺りに響くのだった
【沮授:生存確認 アイテム:なし 馬休のワルサーは放置
行動方針:思う存分力を発揮する】
劉璋「命知らずはどなたかな?」
馬超「……」
劉璋「私が相手では不服かな?」
馬超「物凄く」
馬超死亡確認(無双乱舞直撃&袋叩き)
劉璋軍カンニングペーパー入手。
周泰は汝南を離れ寿春へと足を進めていた。
その途中、彼は孫堅と呉の将達の死を聞いた。
(孫権様の父上が殺された。 それに彼らも。
このゲームとやらに乗っている奴がいる、気を付けねばならんな・・・。
仇を討ってはやりたいが、まずは孫権様と出会わねば・・・)
そして、二度目の放送を聞く。
彼は沙摩柯の名を聞き、何故か、彼を殺したのは自分ではなかったかという記憶が脳裏を過ぎった。
(いや、気のせいだ・・・ そもそも、沙摩柯などという男は知らぬ・・・)
周泰が現実と虚構の狭間で周囲への気配りを忘れたその時――
鍾ヨウは、二度目の放送を草むらの中で聞いた。
何度聞いてもそれは変わらない。
(息子が殺された・・・)
このゲームが始まったとき、彼はその優秀な息子に守ってもらおうと考えた。
しかし、息子と数人分出るのが遅れた為であろうか、期待していた息子の姿は洛陽城の門の前にはなかった。
そして、一度目の放送、そこに息子の名があった。
誰が殺したのだ。優秀な我が息子を。
そして彼はふらふらと南へ進み、今に至る。
運良くここまでは誰にも会わなかったようだ。
そう、ここまでは。
(誰か来る・・・ あれは・・・、周泰・・・)
洛陽城で、自分のそして息子の数人前に呼ばれていったあの男。
あの顔の傷からしてもただものでは無いだろうとその時思った。
そして、それ故に確かに記憶に残っていたのだ。
(息子を殺したのは奴かもしれぬ。
奴ほどの将であれば、息子を殺すこともできるやもしれん。
いずれにせよ、このままでは見つかって殺される。
これだけ、人が殺されているのだ。奴のような者が、ゲームに乗っていないはずはない・・・)
そして、彼はザックに入っていた大きな弓を、そう彼の力では完全に引くことはできないような強い弓を手に取った。
その時、二度目の放送を耳にしたのだ。周泰から隠れる為に潜んだ草むらの中で。
そして、息子の死を改めて確認し、半ば自暴自棄になった彼はその強弓をわずかに引き、周泰へ向けたのた――
(油断したっ――)
周泰は、一瞬、気をそらしたことを後悔し、その矢を見た。
自らの胸に突き刺さった――
いや、突き刺さるはずであったろう、胸に弾かれ地面に落ちた矢を。
そして、矢の飛んできた方向を見、老文官を視認する。
確認するやいなや、彼は走り出しその老文官を捕らえた。
腕の中でもがくその老人に尋ねる。
「あんた、何で俺を狙った?」
その老人、鍾?は震えながら答える。
「お、おまえに殺されると思ったからじゃっ。
そ、それにおまえは儂の息子を殺したじゃろう?」
「俺はあんたの息子なんざ、殺しちゃいねぇし、今のところあんたを殺す気もねぇ。
そもそもあんたは誰で、あんたの息子って誰だ?」
「わ、儂は鍾?、そ、そして息子の名は鍾会じゃっ。」
(あぁ、そう言えば死亡者リストにそんな名があったな・・・)
「で、鍾?さんとやらよ。あんたはどうしてぇ?
このままここで息子の後を追うと言うのなら手伝ってやろう。
それとも、息子の仇でも討つかね? その優秀な息子を殺したのならさぞかし強い奴だろうがな。」
「わ、儂は息子を殺した奴を知りたいっ。
そして、できることならば仇を討ってやりたい・・・」
自信の無さの現れか、語尾は弱々しかった。
「そうか、なら俺と一緒に来るか?
どうも、俺は腕は立つのだが、頭のほうはそうでも無いのでね。
誰が敵かわからん今、多少でも頭のいい奴がそばにいれば見極めることもできるかもしれんしな。」
「わ、わかった。儂としてもこのような強い弓を持っていても引くこともできぬ。
おぬしに渡して、おぬしの影に隠れていた方が良さそうじゃ・・・・」
「交渉成立だな。これから頼むぜ、じいさん。」
「う、うむ、よろしく頼む、周泰殿。」
豪傑と老人。 なんとも言えぬ組み合わせだが、二人は寿春へと足を進めた。
まずは、孫権に会うという、周泰の意志が優先されたようである。
【鍾ヨウ 生存確認】
【アイテム:強弓を周泰に渡した為、無し。】
【周泰 アイテム:強弓(矢二〇本)、毒薬 毒を塗って一撃必殺の毒矢にすることも可能。】
【行動方針:孫権に会う為、南方の各都市を巡る。鍾ヨウの仇探しの情報集めも行う。】
(ヨウの字、文字化けのまま3/4は書いてしまいました。スマソ。)
馬超はカンニングペーパーを前に愕然としていた。
何をカンニングしろと?
期待できないアイテムではあったが、弟達と合流できればなんとかなるやもとも考えていた。
一応真っ先に涼州・武威に赴いたが、誰にも会えずとりあえず馴染みの土地に沿って南下することにした。漢中では破壊された城址を見た。幾多の死体もみた。
そして蜀の本幹地、成都へと到着していた。
途中、楊阜、楊氏(馬超の妻)と偶然門外で遭い、共に成都入りしたのだ。
成都に入るやいなや突然歌が辺りに鳴り響いた。(
>>321)
唖然としているとエキセントリック劉璋ボーイズとか抜かす6人が現れた。
劉璋がシミターを持っているものの、負けるわけがない。
そう思っていた。楊阜、楊氏が怯えている。
彼らは武器を持っていないという。
私が守らねば。
彼らをかばい立ちふさがった時、脇腹に熱いものを感じた。
信じられない。
まさか・・・。
ゆっくり後ろを振り返ると、妻の楊氏が細身の短剣を突き立てている。
目の前が歪む。
ご丁寧に毒つきか。
劉璋らがニヤニヤしている。
なるほど、そういうことか。
私はここでも裏切られたのだな・・・。
馬超はそれでも最後の力で楊阜を捕らえ殴り殺した。
そして暴れる妻を抱き寄せ、最後の力で強く抱きしめた。
愛していたのに・・・。
膝から崩れた馬超にやっと近づいてきた劉璋は問う。
劉璋「命知らずはどなたかな?」
馬超「……」
劉璋「私が相手では不服かな?」
馬超「物凄く」
馬超は最後に、せいいっぱいの皮肉を言って笑って逝った。
劉璋はここぞとばかりに事切れた馬超を蹴り上げていた。
【馬超 改めて死亡確認】
【楊阜、楊氏 死亡確認】(アイテムは破棄)
【劉璋、呉蘭、雷同、李恢、張任、劉循 成都に滞在/所持品変わらず】
交州・交趾。
南端も南端まで曹休は逃げてきた。
土地勘などないが、意外といい手だと思ったのだ。
このゲームをやる気になった奴はきっと中央をウロウロするに違いない。
そんなところになんていられない。
第一俺のザックに入っていたパラボラアンテナではどうしようもない。
とりあえず禁止エリアになるまでは身を隠すに限る。
そうして今、休める場所を探していたのだ。
しばらく歩くと開けた場所に出た。
そのとき、プンと焦げ臭い、そして嫌な匂いがした。
この匂いは・・・。
開けた広場には4人の亡骸が燃やされていた。
曹休はわからなかったが、この数時間前までは薛瑩、薛綜、薛蘭、程ヘイと呼ばれていた死体だった。「こ、これは・・・」
曹休が愕然としていると、背後に人が立った。
慌てて持っていたパラボラを盾代わりにかざす。
しかし、それは盾にはなり得なかった。
曹休だった死体も他の4人のように燃やされた。
「やる気のない奴ほど、端に逃げてくる。それを狩ればいいんだろ?」
炎に照らされた凌統は笑った。
【薛瑩、薛綜、薛蘭、程ヘイ、曹休:死亡確認】
【凌統:生存確認 グロッグ18(残り6発)】八卦刀、鈴、フリスビーをゲット
(パラボラアンテナとCSデコーダーは放置)
甄姚はじっと息を殺して隠れていた。
私が城を出てから最初の放送があるまで、ザックの中を確かめる気にはなれなかった。
最初の放送で知っている方々が何人も亡くなっていた。
そんなときにあの方の顔が浮かんだ。
私は死ぬわけにはいかない。
あの方に会うまでは。
そうして初めてザックの中を確認した。
中には妙な箱と説明書が入っている。
于吉レーダー?
なんか前にもこんなものを使っていた気もするけど……なんだっけ?
とにかく説明書を読めば読むほど、今回の目的にはとても役に立つものだと理解した。
要はこれでどこに参加者がいるかわかるのだ。
でも範囲は決められている・・・。
甄姚は最後まで説明書を読むと初めてスイッチを入れた。
自分を中心に画面が表示され、青い光点は自分、赤い光点が他者ということらしい。
画面内には端の方に赤い光点がある。あとは中心にあるだけだ。
画面端ならば300メートルは離れている。あとは中心だし。
よかった・・・?中心?
甄姚は慌てて振り向くとすごそこに、まさに棍棒を振り下ろそうとしている高幹がいた。
咄嗟に避ける甄姚。高幹の鼻息は荒い。
同族袁煕の嫁だったことなど忘れている。いや、むしろ知ってて欲望を向けているようだ。
男の力では抵抗もままならない。叫んでも誰も助けてくれないだろう。
あの人に会えないまま死んでしまうなんて。
その時、突然高幹の力が抜け、覆い被さってきた。
慌てて跳ねのけ、数メートル離れた。
ぐったりして高幹は動かない。
「危ないところでしたわね」
いきなり目の前から声だけが聞こる。
どこ?
「ここ」
そう言うと今まで景色だったところに、スラリとした体型もバッチリわかる、ぴっちりボディースーツを着ている一人の女性が現れた。
ステルス迷彩、いわゆる光学迷彩スーツが彼女のアイテムなのだと後で教えてもらった。
彼女に私の目的を話すと快く同行をしてくれると言ってくれた。
ある意味、これほどまでに心強い方はいない。
彼女も旦那を探しているのだというし、息投合。
私はこうして諸葛亮が妻、黄月英と共に旅することになったのです。
あの方に会うために・・・。
【甄姚:生存確認/アイテム:于吉レーダー、棍棒】
【黄月英:生存確認/アイテム:光学迷彩スーツ(ステルス)】
行動方針→注意深く半径300メートル以内に人がいたら逃げながら遠くから目的の人探し
【高幹:生存確認/アイテム:なし】洛陽近郊でいまだ昏倒中
袁煕「…私をどうするつもりですか、袁術どの?」
袁術「ふわぁぁぁぁぁ……〜〜っ、ふーむ、眠くなってきたわい」
袁煕「同族なのですから、このように縛らずともよいではないですか」
袁術「……腹も減ったのぅ」
袁煕「これでは、いざという時に身を守ることもできません」
袁術「部下は死んじまうし………ま、無能な奴らじゃったが」
袁煕は小さくため息をついた。
――ダメだこいつは。ちっとも話を聞いてくれない…
出発してからどのくらい経ったのか、眠らされていたのでよく分からない。
しかし、少なくとも父や兄弟は、まだ死んでいない。それだけが救いか…
不意に、袁煕は何か物音を聞いたような気がして、慌てて周囲の森を見渡した。
……何もいない。気の所為だったようだ。
傍らの袁術を見やると、のんびりとパンをかじっている。
片手には、例の眠り薬噴射装置をしっかりと握っていた。
…やれやれ、私は一体どうなるのだろう。父上たちとも再会できないまま、
袁術どのの盾にでもされて朽ち果てるのだろうか。
――そうだ、妻にも一目会いたかった。この大会に参加してるかどうか、
それは定かでないが、もし参加させられていたなら…死ぬ前に一目会いたい…
ふわぁぁぁぁぁ……〜〜っ、ふーむ、眠くなってきたわい。それに……腹も減ったのぅ。
ったく、部下は死んじまうし………ま、無能な奴らじゃったが……
袁煕のやつめ、目を覚ますなり何かブツブツ言っておる。
よっぽど眠らせてやろうかと思ったが、それはちともったいない。
この薬も、せいぜいあと10回ほどしか使えんからの。
それにしても腹が減ったわ。
パンとかいう物でも食うとするか……スカスカでちっとも美味くないがな。
霊帝のやつめ…ワシは成皇帝じゃぞ。いわば同格じゃぞ。
どうせなら、ワシも主催者として参加させてくれてもよかろうに…
しかもこんなまずい飯しか食わせんで…どういうつもりじゃ!
…さて、これからどうするか。
袁煕の縄はそろそろ解いてやってもよいな。このままでは足手まといじゃし。
どこか大きな宮殿でも見つけて、そこでくつろぐとしよう。
それにしても……玉璽がほしいのぅ。
【袁術&袁煕 予州在中:宮殿を探す】
アイテム(どちらも袁術が所持):眠り薬噴射装置(あと10回)、弩
長安近郊、張角は休息をとっていた。
そしてその後方、木陰から、張角の様子をうかがう管亥の姿があった。
管亥は息を整えた。疲れていたが、特に気にはならなかった。
なにしろ、彼にとって、最大の使命を果たす時がきたのだから。
――黄巾の戦士として。
――覚悟はいいですか、戦士コーキン・タイホウ・カンガイ?
頭の中、仙人南華老仙が訊いた。その声は、額にしている黄巾から届いてくるようだった。
もちろんです。私はあの悪魔が、同志たちを殺し、その場から立ち去るのをこの目で
見ていたのです。そのあと見失いはしましたが、再び発見しました。
かつての同志を殺したあの男こそ、倒すべき敵なのです。
――よろしい。あなたは自分の使命をわかっていたのですね。怖くはありませんか?
いいえ、あなたの導きに従い、私には何も恐れるものがありません。
――よろしい。あなたは黄巾の生き残り、選ばれた戦士です。勝利の光があなたを包むでしょう。
――殺された同志の為にも、戦うのです。そして、勝つのです、カンガイ。よいですね。
はい。オーケイです。黄巾です。黄色い布を信じるのです。額に巻いた布を。
カンガイの中に光が満ちた。温かい、全てを包み込む黄巾の力が。
カンガイは安息の中でもう一度頷いた。はい。はい。はい。
それから、両刃のナイフを鞘から抜き出した。顔の前に両手で構えた。
その青い刃に黄色い光が満ち、カンガイはその光ごしに、張角を見た。
張角の背中が見えていた。がらあきだった。
――今です。今こそ、あの敵を討ち倒すのです!
はい!
カンガイは音を立てないように木陰を出て、だっ、と張角の方へ走った。
わずか刃渡り15cmのナイフの周りに光が噴き上がり、長さ1mたっぷりの宝剣に変わった。
光の剣は邪悪な怪物を一直線に貫き通すだろう。
張角は目を閉じて体を休めたまま、右手ですっとベレッタを抜き出すと、振り返ることもなく
腕だけを背後に伸ばして、二度、引き金をしぼった。
一発目が管亥の胸に当たってその動きを止め、二発目が正確にその頭を打ち抜いた。
戦士コーキン・タイホウ・カンガイの魂は黄天の世へと旅立った。
【管亥 死亡確認】
【張角 杖、黄巾、ナイフ×2、連弩、ベレッタ所持】
(※杖があれば妖術で炎を出せるが、体力消耗が激しい)
やがて、赤壁にも夜が訪れる…
月の光が赤壁の水面を照らして幻想的な風景を見せてくれていた。
許チョ「まんまるなお月様だなぁー…」
ぼんやりと夜空を見上げながら、許チョは釣りをしていた。
昼間寝過ぎた彼は、どうしても寝付けなかったのである。
他の二人は、豪快ないびきをかいて寝ている。
ふいに、釣竿が反応した。
許チョ「ん? かかったのか?」
釣り上げる。魚が釣れた!
許チョ「おぉ。お月様のようにまんまるとふくれた魚だなぁ」
その後も立て続けに同じ魚が四匹つれた。
許チョ「大漁だぁ。…そうだ、オイラと悪来でコレ全部食っちまおう」
典韋を起こす事にした。
許チョ「おい、おい、悪来、目を覚ませぇ」
典韋「……? 虎痴? なんだ、朝か?」
許チョ「違うよ。魚がたぁくさん釣れたから、オイラ達で
食っちまおう」
釣れた五匹の魚を典韋に見せる
典韋「馬鹿、この魚は…、!! そうだ! オイ虎痴、耳貸せ」
許チョ「?」
典韋 「典韋と」
許チョ 「許チョと」
兀突骨「兀突骨ノ…(ネムイ…)」
典韋&許チョ&兀突骨「漢(おとこ)の料理〜!」
典韋 「えー今回で第3回を迎えた。今回の料理は魚のみそ煮」
許チョ 「焼き魚でいいんじゃないかぁ?」
典韋 「それじゃあ簡単すぎて、すぐに終わっちまうからな」
兀突骨「オレハ、カンタンナリョウリデイイ、トイウカ、ネムイ…」
典韋 「まぁ、そう言うなよ。虎痴、食材の説明」
許チョ 「え〜と…二枚におろした魚×5、水、調理用の酒、赤味噌」
典韋 「生姜があるとなお良い。それから、魚の皮に切り目を入れろ」
兀突骨「ナニカ、スルコトハアルカ?」
典韋 「じゃあ、火を起こしておいてくれ。まず、魚以外の材料を
混ぜる。折角だから、魚の卵巣も漉して混ぜようか」
許チョ 「これを煮立たせるんだなー?」
典韋 「そうだ。これが煮汁になる。次に、魚を皮目を上にして入れ
落し蓋をして弱火で15分煮る」
許チョ 「鍋は二重にしたサック、落し蓋は曹昂様の皮膚で代用なー」
15分後…
兀突骨「モウイイダロウ」
典韋 「よし。後は魚に煮汁をかけて完成だ」
許チョ 「美味そうだなぁ。兀突骨、食ってみろよぉ」
兀突骨「オウ。ン、ウマイゾ。………ウッ……」
許チョ 「ん? どうしたんだ?」
兀突骨「…ワカラン…。ク…クルシ…イ……ウゥ…」
許チョ 「フグだからなぁ。この魚…」
典韋 「河豚には、卵巣や肝臓にテトロドドキシンが含まれている。
河豚料理は、ちゃんと調理免許を持ってる専門家に
やってもらえよ。こうなりたくなかったらな」
兀突骨「…ム…ムネン……(ガクッ)」
許チョ 「でも、ちょっと美味しそうだなぁ」
典韋 「そういう訳で奥さん、今回は卵巣を入れる部分以外をメモな」
許チョ 「今度はコイツを食うのかー?」
典韋 「そうだな。次回は揚げ料理に挑戦だ。お楽しみにな」
【兀突骨 死亡確認】
【所持アイテム 典韋:釣り道具一式、石斧、弓
許チョ[衣者]:調味料(他2人分未確認)】
行動方針:食物ゲット優先
現在位置:赤壁
銃を持つ俺がいる・・・しかし・・・同じように剣を持って戦う俺がいる・・・
(どっちが本当の俺なんだ?)
曹仁は自問自答していた。記憶が混在していてあまりにも不快感がある。
数分たち、曹仁は決意した表情で銃を握り締めた。
「・・・記憶がどうあろうとも、今ここにいるのは俺自身だ。俺はやりたいようにやるさ」
・・・彼の目に迷いの色はもうない。
【曹仁:アイテム変わらず。成都に向かって移動中。見つけた者は倒す】
おまけ、張翼死亡確認
孫権は物凄く悩んでいた。
このまま参加しつづけるか、それとも自ら死を選ぶか…
どんなにがんばっても自分が優勝するのは難しい、
である以上取るべき道はひとつ。
孫権「最もあっけなく死んだ有名武将になってやる!」
そういって彼はみずから命をたった…
孫権死亡確認(アイテムは放置)
孫権臨終の一言。
孫権「馬超の死に方のほうがあっけない!!」
阿会喃は南蛮に到着した。
途中でベアトラップ(
>>326で死んだ奚泥が持ってた物)を拾った以外は、
特に変わったこともなかった。
阿会喃「董荼奴はどうしてるだろうか…無事ならここに来ると思うのだが」
???「よぉ、阿会喃じゃねーか。無事にここまでこれたようだな」
阿会喃「あ、忙牙長。お前も無事だったか…よかった」
忙牙長「おうよ、道中で漢人を一人殺ってやったぜ」
阿会喃「ほぅ、さすがだな…(こいつめ、ゲームに乗りやがったのか)」
二人はとりあえず一緒にいることにした。
だが、阿会喃は忙牙長を完全に信用したわけではなかった。
【阿会喃 のこぎり、ベアトラップ×5】&【忙牙長 木槌】:南蛮で董荼奴を待つ
失礼、忙牙長が殺した漢人のことを書き忘れました。
呂凱「あっ、その格好は南蛮人!」
忙牙長「そういう貴様は漢人だな、死ねぃ!」
どかっ
呂凱「ぎゃーーーーーーーーーーーーーーーっ」
【呂凱 死亡確認】※アイテムは木槌で呂凱ごと粉砕されました
南蛮地図(ゲーム開始後から今までに、呂凱が描いた物):益州南部に放置
劉安は木陰から半分身を乗り出し、彼ら(
>>359)の様子を眺めていた。
そんなことではダメだ。
「ご馳走といえば人だろ、人」
劉安は所持アイテムの小麦粉をかぶり彼らの前に踊り出た。
「俺を食べろ!」
そう言いたかったが、つまづいてしまいゴロゴロゴロゴロゴロゴロ……。
ボチャン。
川面にじんわり小麦粉が広がっていった。
【劉安 死亡確認】アイテムの小麦粉は、典韋&許チョ[衣者]の手に
劉安=劉備をもてなそうと、自分の妻を殺してその肉を与えたカリバニスト
「お前の名を言え」
そう言われて素直に答えてしまった。
公孫淵「我は公孫淵。貴様こそ誰だ!」
??「そうか・・・コウか・・・ビンゴだ。やっと見つけたぜ」
公孫淵「?」
??「最初は韓浩(コウ)だった・・・次に(コウ)公孫康(コウ)・・・それで貴様(コウ)公孫淵・・・次はエンを探すとしようかな」
公孫淵「なにを言っている?」
??「しりとりだよ。しりとり。俺なりのルールを決めてやってみようかと思ってな。いいアイディアだろ?退屈しのぎにはもってこいだと思わないか?」
砂まじりの風が吹いた。
彼の得物である九環刀がガチャガチャと音を立てる。
こうして公孫淵の死体を前に、魏延は砂埃を払い去っていった。
【魏延 @九環刀、(韓浩の)畳針、(公孫康の)ゴム鞠、(公孫淵の)釘打ち機(釘つき)所持】現在地:遼東付近
方針→しりとりをルールに「エン」のつく人物を探して南下。途中誰かに会っても「エン」から始まる人物じゃなければスルー。シリアルキラーの誕生
【韓浩、公孫康、公孫淵:死亡確認】
やや溯って。
>>170 司馬防「大声で叫んでいる者がおるな」
司馬望「だからどうだと言われても困りますね」
司馬防・司馬望・司馬倫の三人は、徒党を組んで益州に向かっていた。
わざわざ引き返すほどの内容でもあるまい。
司馬倫『ああ、鬱陶しいなあ。字が読めないからしょうがないけど』
司馬倫は文盲である。せっかくの『西蜀地形図』も、地形はおおよそわかるが、
字が読めないので、そちらは祖父(防)と従兄(望)に読んでもらうしかなかった。
だが、二人に四の五の言われるのは耳に痛い内容だけに、急激にストレスが
たまった。
司馬防「息子(司馬懿)の教育はどうなっておるのだ。庶人ならいざ知らず、
我が一族に文盲をつくるとは」
司馬倫「はあ、父もいつも嘆いております」
司馬望「馬鹿か!おまえが悪いんだろ。こういう事になったから今更仕方が無いが、
いつも勉強していないからいざとなって苦労する」
司馬倫「はいはい、わかってますよ」
司馬望「い〜〜〜や、その言い方はわかってない。おまえは長幼の序も弁えないのか」
この調子で祖父と従兄の説教が延々続くのである。小一時間どころでは無い。出来る
ことなら、さっさと小五月蝿い爺たちをぶっ殺したい心境だった。
【益州、梓潼付近】
【所持アイテム 司馬倫:西蜀地形図&司馬防:弩&司馬望:なし】
黄皓は打ちひしがれていた。
なぜこんなことに。
思えば出発のとき、渡されたザックの交換を申し出たのが間違っていたのか
それともそれも計算の内だったのか
ダメージが大きすぎた。
黄皓は立派なペニスサックを前に立ちあがることができなかった。
宦官の彼には、これほど無駄なものはなかった。
【黄皓:生存確認 アイテム:立派なペニスサック】(実は今だスタート地点付近の茂みにいる)
司馬倫「あっ!誰かが死んでいる」
前方にあったのは、殺されてかなり経った司馬睦
>>79の腐乱死体だった。さっそく
駆け寄った司馬倫が始めたのは、死体あさりだった。
司馬望「何をしている!」
司馬倫「確か良い武器を持っていたはずだから、探しているのです。でも無さそう
ですね。下手人が持ち去っちまったのかな…」
事実は100レスの期限を過ぎたので、主催者に回収されたのである。舌打ちする司馬倫
を、司馬防が怒鳴りつけた。
「お前は、恥というものを知らんのかあっ!ああ、情けなや…」
再び小一時間ほど二人に問い詰められる司馬倫の姿が、そこにはあった。
…今に見てろよ…。とはいえ、今の状況で二人に挑むほど無謀ではなかった。
三人は場所のあるところまで戻って司馬睦を埋葬し、成都に向けて歩き出した。
【益州、梓潼より成都に蜀の桟道を移動】
物見の李恢が成都に接近する司馬軍を発見した。
直ちにエキセントリック劉璋オールスターズに
召集がかけられ(ちなみに、劉備玄徳氏も参加)
防戦体制を整えていた。
劉備「馬超とか言う奴、いったいどこの誰なんだ?」
李恢「一応あなたの家臣でしょうが…」
劉備「わりい、俺赤壁経験前だから。」
劉循「何の話?」
エキセントリック劉璋オールスターズ、準備万端
劉璋 シミター 張任 普通の槍 呉蘭 マッチ一箱
雷同 コンビニのレシート 李恢 孔明伝(妖術書)
劉循 べっこうあめ 劉備 滅麒麟牙
劉備生存確認
みんな頑張れ。
ようやく成都に近づいた司馬一族。
司馬望「どうなってるんだ!?」
偵察に先行していた彼は目を疑った。あの馬超が、あっさり劉璋に殺された
>>344 のである。
司馬望「誰だよ劉璋は楽勝だといったのは…あ、叔父上(司馬懿)か。それとも
これも計算のうちだったのか?」
司馬望はしばし考え、一つの結論に達した。
「あの飛び道具(シミター)を何とかしないと…」
まともな武器が弩しかないのでは、相当に不利だ。逆に言えば、それさえ封じて
しまえば高台にいる自分達が少数とはいえ有利だ、と計算した。
しばらくして、劉璋の家臣と思しき連中が集まってきた。劉備もいる。
司馬望「気づかれたかな。しかし劉備か…これをどう使うかだな」
司馬望は二人の待っているところに引き返して報告し、成都近くの高台に潜んで
計画を練ることにした。幸い、地図がある。逃げ道を確保でき、成都の方からは死角
になる場所を捜し当てることが出来た。
劉備(蒼天行路)「滅麒麟牙ってどれくらい使えるんだ?」
劉璋「説明書を読んでみなされカウボーイ」
李恢「カウボーイ、何気に一番信用できますな。」
雷同「俺なんか役もらえないのに…」
劉備「まあ、何とかなるか。」
李恢「私も妖術使えますしね。」
“厳顔、厳顔、起きるのです…。
あなたは死んではいけません。”
厳顔「む、ここは?」
怪我は治っている。
石でできた祭壇、厳顔は、気がつくとそこに居た。
「ひみつのほこら」と書かれている。
“あなたに、ドラゴンボールを1つ授けましょう
七つ、集めた時、どんな願いでも叶えることができるはずです”
五つの星が輝く水晶が手元に落ちる。
厳顔「他の球は?」
もう、声は聞こえなかった。
【厳顔、ダメージ回復 五星球を入手】
それは、つい先日のことでした。
突如聞こえた奇妙な音楽に導かれ我が君
があさっての方向に走っていったのは…
一体、我が君はどこに…
???「ふ〜っ・・・なんとか成功したな・・・」
その声の主、献帝は草むらから姿を現した。
献帝「・・・霊帝の奴・・・まさかこんな事をやるとはな・・・」
あきれ顔で献帝は、身体に付着した草やら虫やらを払っている。
献帝「俺は途中参加の身だ・・しかし、いいアイテムが入ってると良いが・・」
−そう、献帝は、途中参加・・・というより、ここに紛れ込んでいた。
全ては、霊帝の不穏な動きを感じ取っての事だった。
ガサガサ・・・座り込んでザックを開けると、そこには・・・
『MY・マイク 霊帝様』
献帝「ふっ・・・ふっ・・・ざけとんのかワレェ!」
献帝、涼州近辺に滞在。
【献帝生存確認。(※本来は漢王室皇帝なので不参加だが、正義感にかられ出場)】
(黒幕ではない、一般の参加者と見なされる)
《そして、続く》
376 :
献帝物語(続く):01/12/05 23:30
献帝、「my・マイク 霊帝様」放置。
エキセントリック劉璋オールスターズの前から劉備の姿が消える。
すべては王累が見せた幻だった。
「ああ、今ごろ私のカウボーイはいずこへ」
劉璋はしんみり涙した。
【エキセントリック劉璋オールスターズは変わらず)
【王累 生存確認】(アイテム:立体ホログラム装置)スタッフとして劉璋を影で支えることに徹する
劉備はここにはいない。どこかで元気にやっているらしい。
麋竺「あれ?どこに行ってたのですか?」
劉備「わからん。一瞬呼ばれていた気がしたんだけど」
相変わらずよくわからん行動をする人だ。
慣れっこになった自分に気が付いた。
【五丈原付近の街道】
呉懿は地面と熱い抱擁を交わしていた。
土の色が赤く染まっているのは痩せた土地の所為なのか、あるいは自らの
流した血だまりの所為なのか呉懿はついに判断することなく意識を彼方へ飛ばした。
頭頂部に激しい裂傷を負い、脳しょうの一部を大気にさらしたまま息絶えた呉懿を
見下ろすように王連は立っていた。
血にまみれた岩塩を大切そうに抱えつつ。
【呉懿 死亡確認】※初登場
【呉懿 アイテム 木刀 五丈原街道に放置】※鉄と塩以外興味なし
【黒山】
子供を失くした。
呂布はそう思い込んでいた。貂蝉を失くしたときもこんな気持ちだった。
鬱々とした気持ちで当ても無く一日歩き、途方に暮れる、行くべき路が無いのだ。
血が・・・見たい、血を求め天に向かって雄叫びを上げる。
すると、どこからか声が聞こえる
‘呂布、悲しむことは無いのですよあの少年、許子将は生きています”
声はすれど姿は見えない、幻か?そう思った。
すると、空からゆっくりと輝く玉が降りてきた。そしてまだ声は続く。
‘あなたにドラゴンボー・・・
呂布「わっ、なにこれ、光る玉だ、金玉?なぁ金玉?」
‘それはドラゴンボールと言って7つあつめ・・・
呂布は股間のところに玉をやって
呂布「ほら、でけえ金玉だ、金玉だわこりゃあいいな」
‘・・・・・もういいです”
そして声は聞こえなくなった。
ふむ、この世の中、わけのわからないことが多いなぁ。
落ちた気分も飛んだ気がした、この不思議な玉を見ている限り。
【呂布生存、目的無く放浪】
「もっとー!」
ピシ!
山々に鞭の音が響く。
「もっとー!」
ピシ!
ここは揚州呉にある甘露寺。
ここのところずっと鞭の音と怒号が響いているのだ。
「もっとー!」
ピシ!
声の主は黄蓋。鞭を打っているのは韓当だった。
恍惚とした表情でひたすら支給品の鞭を打ちつける韓当。
また、苦悶の中にもどこかやはり恍惚とした表情を浮かべる黄蓋。
パーフェクトな関係が成立していた。
こうして甘露寺では今日もまた鞭の音と、それを求める声が響くのだった。
【黄蓋 生存確認/アイテム 手錠】
【韓当 生存確認/アイテム 鞭】
現在地:揚州呉にある甘露寺
方針:目覚めてしまったSとMの関係に溺れる
高沛「この計略、果たしてうまく行くのでしょうか?」
冷苞「敵は[登β]芝です、見破られるのは時間の問題でしょう。」
[登β]芝「費観は埋伏の毒であった!」
費観「……馬鹿だろ、おまえ…」
[登β]芝死亡確認(自爆)
冷苞、高沛、費観生存確認【矛槍、ハリセン、鉄兜、パンツァーファスト×4】
夏侯楙は畏れていた。
誰かに会わないか。誰かに会ったらどうすればいいのか。
そんな時、秦hに会ったのだ。
秦hは夏侯惇の部下で、夏侯楙とも面識があった。
安心した。安心しきって油断した。
いきなり脇腹に激痛が走る。
刺された。
「やはりあなたはバカだ。父上だったら刺すことすらできなかっただろうな。」
秦hの顔が歪んでみえる。
いつもそうだ。
偉大な父親を持つといつも比較される。
夏侯楙は恨んだ。
父を。
秦hを。
自分を。
夏侯楙はすべてを呪って逝こうとしていた。
しかし、意外にもそれよりも早くに秦hの命が断たれた。
空ろな目の武安国が武器である鉄槌を、潰された秦hの頭から引き抜く。
武安国の頭には生々しい傷跡が見て取れる。
その後ろから一人の老人が姿を現す。華陀だ。
死体から刺身包丁を奪うと、華陀はゆっくり夏侯楙に近づき耳元で囁いた。
「お前の望みを叶えてやろう」
華陀が合図をすると、武安国は黙って意識を失った夏侯楙を担ぎ、去っていった。
【夏侯楙:生存確認(青竜刀)】※意識不明
【武安国:生存確認(鉄槌)】※ロボトミー手術で華陀の操り人形
【華陀:(医療器具一式、流星錘、煙幕、刺身包丁)】※夏侯楙の改造
【秦h:死亡確認】※濮陽郊外
2-1スレ384まで
【この放送は参加者に聞こえます】
--死亡者リスト--
<ア行 9名>
尹賞、尹大目、尹黙、
袁胤、袁燿、閻象、閻圃、
王粲、王朗、
<カ行 51名>
[萠リ]越、[萠リ]良、賈文和(=賈[言羽])、郭[ミ巳]、楽就、楽進、郭図、郭攸之、何儀、何進、
夏侯威、夏侯恩、夏侯和、夏侯徽、夏侯玄、何皇后、夏候尚、夏候存、夏侯徳、夏侯蘭、
賈充、韓胤、管亥、韓玄、韓浩、韓暹、韓忠、
魏続、魏攸、牛輔、橋(喬)瑁、紀霊、
虞翻、
奚泥、厳輿、
呉懿、黄権、高昇、侯成、黄祖、公孫越、公孫淵、公孫康、公孫[王贊]、耿武、
呉巨、胡車児、伍習、胡軫、兀突骨、胡班、
<サ行 32名>
蔡夫人、蔡瑁、
士壱、紫虚上人、士燮、司馬[イ由]、司馬睦、沙摩柯、祝融、淳于瓊、
荀[豈頁]、鍾会、諸葛誕、秦h、申耽、
雛(鄒?)靖、
薛瑩、薛綜、薛蘭、単経、
曹休、宋憲、曹訓、曹彦、曹昂、曹初、曹爽、曹豹、孫堅、孫権、孫仲、孫礼、
<タ行 22名>
太史慈、
趙雲、張衛、張ガイ[門豈]、趙岑、張勲、張虎、張[合β](1人目)、
張済、張春華、張南、張宝、張翼、張梁、陳横、陳蘭、
程銀、程秉、田楷、田疇、
土安、[登β]芝、
<ハ行 12名>
馬玩、馬休、馬超、馬ハク([しんにょうに貌]?)、[シ番]鳳
費[示韋]、費詩、麋芳、
[冫馬]習、傅士仁、歩度根、文俶、
<マ行 1名>
孟獲
<ヤ行 6名>
楊昂、楊氏、楊松、楊任、楊白、楊阜、
<ラ行 20名>
雷薄、
陸抗、陸績、李湛、李別、劉安、劉延、劉偕、劉虞、劉勲、劉[王宗]、劉禅、劉岱、劉表、劉封、李膺、
呂凱、呂蒙、李歴、
魯粛、
--以上 153名--
--禁止エリア--
徐州
【これは参加者には聞こえていません】
--生存者リスト--
*付きは一緒に行動してる参加者です。番号同士が一緒にいます。欠番:1、9、11、19、22
<ア行 13名>
31*阿会喃、
伊籍、
越吉、4*袁煕、4*袁術、3*袁紹、3*袁尚、3*袁譚、
王允、7*王元姫、王方、王累、王連、
<カ行 42名>
何晏、26*郭嘉、25*[赤β]昭、26*郭淮、夏侯淵、17*夏侯惇、17*夏侯覇、夏侯楙、華陀(佗)、7*賈南風、
軻比能、22*華雄、関羽、29*毋丘倹、29*毋丘興、12*関靖、韓遂、33*韓当、
甘寧、23*韓馥、関平、13*簡擁、顔良、管輅、
魏延、丘力居、2*姜維、21*橋ズイ([廾豕生])、14*許子将、20*許[ネ'者]、
厳顔、
33*黄蓋、高幹、30*黄月英、黄皓、12*公孫続、公孫範、16*黄忠、34*高沛、皇甫嵩、15*顧雍、28*呉蘭、
<サ行 39名>
5*司馬懿、6*司馬炎、6*司馬師、6*司馬昭、司馬彪、5*司馬孚、
8*司馬防、8*司馬望、10*司馬攸、10*司馬衷、司馬亮、8*司馬倫、司馬朗
車冑、沙摩柯、宗果、周マ、35*周泰、周魴、周瑜、朱桓の妻、18*荀ケ、18*荀ツ、
35*鍾ヨウ[揺のつくりと系]、徐栄、諸葛恪、諸葛瑾、諸葛亮、徐晃、徐庶、審配、30*甄姚、
曹仁、曹操、曹植、沮授、孫乾、孫策、孫尚香、
<タ行 34名>
拓跋力微、朶思王、段ワイ[火畏]、
張允、張角、15*張[合β](2人目)、25*張[合β](3人目)、21*張烱、張繍、(後漢の)張昭、
27*(呉の)張昭、27*張紹、27*張松、27*(呉の)張承、(魏の)張承、張翔、張尚、
張讓、28*張任、貂蝉、13*張飛、24*張遼、23*張魯、陳宮、
程c、禰衡、程普、20*典韋、24*田豊、田豫、
23*陶謙、董卓、董旻、杜襲、
<ハ行 12名>
2*馬謖、2*馬岱、(呉の)馬忠、樊稠、
費観、32*糜竺、
武安国、文欽、文醜、
方悦、31*忙牙長、16*法正、
<マ行 1名>
孟達、
<ヤ行 2名>
7*楊艶、楊奉、
<ラ行 14名>
28*雷同、
28*李恢、李[イ寉]、陸遜、李儒、李典、28*劉循、28*劉璋、劉巴、32*劉備、凌操、凌統、14*呂布、
34*冷苞、
--以上 157名--
(霊帝)
−涼州南部−
献帝「いってぇぇぇぇ!」
尖った石で竹を削っていた献帝は、自分の指までやってしまった。
−一時間前−
献帝「だが・・・ちゃんとした武器が無いのは辛いな・・・」
そう、献帝はザックに入っていた「My・マイク 霊帝様」を放置してきたので、
(ザックは持っているが)ほぼ手ぶらだった。
献帝「せめて護身用に・・・」
そう言うと献帝は、足元に大量に転がっている石を物色しだした。
献帝「おし!これだ!」
そう言い、献帝は尖った石を手に取った。
献帝「うん、これで流竹でも削って竹鞭を作ろう!」
−で、献帝は・・・
献帝「でぇぇきたぁぁぁ!!!」
そう一叫し、
献帝は作ったばかりの「竹鞭」と、使用済み「尖った石」をザックに放り込み、
涼州・南部を南下しだした・・・
【献帝、竹鞭、使用済み尖った石を入手。】
(※行動方針・・・出逢った者とはなるべく協定を組み、攻撃してくる者とは干渉せず逃げる)
続かないのでこの後は、お好きにどうぞ・・・
潘璋「郭嘉さんよ、悪いが死んでもらうぜ。」
郭嘉「殺すなら殺せ、きっと誰かが追弔文を…」
潘璋「残念だったな、あんたは追弔文禁止だ!」
郭嘉「な、そんなことがあってたまるかあ!」
潘璋「うるさい!死ね!!」
賈文和「……」
公孫康「……」
その他「……」
潘璋「亡霊だ、亡霊が、ヒイイイイイ」
郭嘉「今だ!」
それは、遺体を丁重に弔ったものに対する返礼なのであろうか
潘璋死亡確認(亡霊を見てしまいました)
郭嘉【ナイフ、カラシニコフ】
李堪は月明かりに照らされながら荊州方面を進んでいた。
彼の支給品はワルサーPPK9ミリでこのゲームの中で
支給された武器の中ではあたりといって良いものだった。
拳銃の感触はささやかな安心感を彼に与えてくれたが、
もっと重要なことが李堪の中にはあった。
このゲームの始まる前、李堪達の偉大なるリーダー韓遂が手渡したメモにはこうあった。
”ここが本当にミニ中国大陸なら荊州で待っている”と。
もちろん――このゲームでは誰一人見方になるものはいない、それがルールだ。
しかし韓遂ファミリーには絶対の絆があった。
たとえ”叛乱軍”とレッテルを貼られようとも、それが絆の強さについては
何ほどの意味を持つものではなかった。
こういう事態に至っても、ほかの群雄たちならいざ知らず、
韓遂と自分達旗本八騎が殺しあうなどと言うことは考えられなかった。
だからこそ韓遂も自分たちにメモを渡したのだ。
韓遂のことだ。すでに今の状況にどう対応すべきか、頭の中ではとっくに
計算されているに違いなかった。
あの幽帝をどうやって出し抜き、ここから逃げ出すか。
韓遂が本気になったら漢王朝なんてメじゃないはずだ。
李堪が荊州に到着しあてもなく韓遂を探していると・・・。
「李堪」
背後から突然声がかかり、李堪は一瞬飛び上がりかけた。
反射的に銃をかまえて振り返った。
ほうっ、と息をついて、李堪は銃口をおろした。
岩の影には韓遂がいた。
「探しました」李堪は安堵の声をだした。
・・・だが
李堪はすぐ韓遂の足元に6つの塊が転がっているのに気づいた。
李堪は目を見開いた。その6つの塊は人だった・・・・。
楊秋、成宜 、梁興 、程銀 、張横、侯選、彼を除く旗本八騎達だった。
※ 馬玩はすでに死んでる。
李堪は何がなんだか分からないまま震え上がった。
一体、一体これは。
「こっこっこ、こいつは」李堪のあごががくがく震え、それが声に伝わった。
「これかい?」韓遂はつまらなさそうに程銀の遺体をけった。
「俺を殺そうとしたんだよ、だから俺が殺した」
韓遂が「聞いてくれるかな?」
といったので李堪は言いたいことがあったが黙った。
「俺は、どちらでもいいと思っていたんだ」
「どっちでもいいって?」李堪には何のことか判らなかった。
「俺には、時々、何が正しいのかよく分からなくなるよ」
李堪は韓遂が何を言いたいのかますますワカらなくなった。
「今回もそうだ、俺にはわからない」
「とにかく」韓遂は李堪に方を向き直った。
李堪にはこころなしか韓遂の口調がはやくなっていた気がした。
「俺の支給品はコイン一枚だった、そこで俺はコインを投げたんだ。
表だったら幽帝と戦う。そして――」
李堪は韓遂の言葉が終わらないうちにようやく気づいた。
――まさか、そんな。
信じたくなかった、そんなことがあるなんて・・・。
――ぱららっと小気味のよい音がした。
【李堪、楊秋、成宜 、梁興 、程銀 、張横、侯選 死亡確認】
【韓遂 行動方針 コインが裏だったんだよ、つまりこのゲームに乗ると・・・。】
※所持アイテム ウージーサブマシンガン、カラシニコフ、手榴弾3発入手
>>219
蹇碩は月明かりに照らされながら長安に進んでいた。
このゲームの始まる前、十常侍の偉大なるリーダー張譲が手渡したメモにはこうあった。
”ここが本当にミニ中国大陸なら長安で待っている”と。
「うさんくさい」そう思った。
しかしこういう事態に至っても、ほかの群雄たちならいざ知らず、
張譲と自分達十常侍が殺しあうなどと言うことは考えられなかった。
だからこそ張譲も自分たちにメモを渡したのだ。
張譲のことだ。すでに今の状況にどう対応すべきか、頭の中ではとっくに
計算されているに違いなかった。
あの幽帝をどうやって出し抜き、ここから逃げ出すか。
張譲が本気になったら漢王朝なんてメじゃないはずだ。
長安に着くと張譲を探した。
張譲はとある屋敷にいた。
「探しました」蹇碩は安堵の声をだした。
・・・だが
張譲が「聞いてくれるかな?」
蹇碩は言いたいことがあったが黙った。
「私は、どちらでもいいと思っていたんだ」
「どっちでもいいって?」蹇碩には何のことか判らなかった。
「私には、時々、何が正しいのかよく分からなくなるよ」
蹇碩は張譲が何を言いたいのかますますワカらなくなった。
「今回もそうだ、私にはわからない」
「とにかく」張譲は蹇碩に方を向き直った。
蹇碩にはこころなしか張譲の口調がはやくなっていた気がした。
「私の支給品は杖一本だった、そこで俺は杖を倒してみたんだ。
右だったら幽帝と戦う。そして――」
蹇碩は張譲の言葉が終わらないうちにようやく気づいた。
――まさか、そんな。
信じたくなかった、そんなことがあるなんて・・・。
――ドドドドドっと何かが現れた。
なんと他の十常侍達であった。
「杖は右に倒れたよ。戦うぞ、幽帝と!」
盛り上がる一同を見ながら蹇碩は、いいのかこんな十常侍で?と鳥肌を立てていた。
【張譲、趙忠、封[言胥]、段珪、曹節、侯覧、蹇碩、程曠、夏[小軍]、郭勝 生存確認】
【十常侍 行動方針 杖が右に倒れたので幽帝と戦う】
※所持アイテム (左から)杖、鍋、チャッカマン、長めのフォーク、チーズ、高枝切りハサミ、チェーンソー、斧、ナタ、脚立
――馬超が死んだな・・・。
義弟(張飛)がやったのかな?関羽はそう思った・・。
濮陽で待ち伏せしている程cのまさに目の前に陳珪・陳登親子が通りかかった。
次は貴殿らにしようかの。
程cは銃声を聞かれるのもどうかと思い、吹き矢をかまえた。
まずは陳珪。次に陳登に。
確実に当たった。
これで、あいつらは苦しんで倒れ・・・・・・なかった。
奴らの目が私を捉える。
なんだあいつらは。
血を吐きながらなお私に迫る。バカな。
程cはかまわずAUG(アサルトライフル)を至近距離で撃った。
腕が飛ばされようが、腹に穴が空こうが迫ってくる。
奴らは鬼人か?それにあの頭の傷はなんだ?
程cは恐怖し、その場から逃げようとした。
しかし、その逃げ道に獣の頭をかぶった男が立ちはだかった。
ゆっくりその毛皮を脱ぐと、夏侯楙であった。
なんだ・・・。奴ならば私でも・・・
程cは躊躇なくAUGを撃った。
しかし、その考えは甘かった。
人間ではないスピードで夏侯楙は駆け、次の瞬間程cの首が飛んでいた。
「まずまずのスピードです。しかしまだまだ。父上には遠く及びませんぞ。もっと高めてもらわねば・・・」
武安国と共に現れた華陀は夏侯楙の改造にまずまずの手応えを感じていた。
そして夏侯楙もまた。
【程c:死亡確認】
【陳珪・陳登:死亡確認】(さすがに改造された身体でも壊れた)
【夏侯楙:(青龍刀所持)】※精神は正常のまま改造成功。復讐に燃える
【武安国:(鉄槌)】※ロボトミー手術で華陀の操り人形
【華陀:(医療器具一式、流星錘、煙幕、刺身包丁、吹き矢(毒入り)あと12本、AUG)】※次なる標的探し
396 :
無名武将@お腹せっぷく:01/12/07 13:42
−襄平−
?「貴様の名は?」
丘力居は素直に自分の名前を答えた。
?「違ったか。ならば用はない」
ガチャガチャと音がしたかと思うと右手が吹き飛んだ。
?「命だけは助けてやる」
そういうと奴は去っていった。
丘力居は命拾いをしたのだが、何もできなかった自分に腹が立っていた。
右手をきつく布でしばり、治療をした。
畜生。畜生。畜生。
痛みのために気が遠くなる。
気絶している汗びっしょりの丘力居のそばにいつのまにか文欽が立っていた。
「油断しすぎ」
文欽はアイスピックでとどめをさした。
【丘力居 死亡確認】
【魏延 @九環刀、(韓浩の)畳針、(公孫康の)ゴム鞠、(公孫淵の)釘打ち機(釘つき)所持】現在地:襄平
方針→しりとりをルールに「エン」のつく人物を探して南下中。途中誰かに会っても「エン」から始まる人物じゃなければスルー(命だけは奪わない)。シリアルキラー。
【文欽 @クロロフォルム、アイスピック、丘力居のジャンビア(アラビア半島南端、イエメンのナイフ。柄は象牙製)】
ビン貢「この大会に、献帝様が参加してると聞いてきたが・・・」
催毅「うむ。はよ探さんといかん」
−ビン貢と催毅が組んだのは、二日前の早朝だった−
チュンチュンと小鳥が囀る朝明け、岩陰の茂みからビン貢は起きあがった。
ビン貢「ふぁ〜あ」
今までビン貢は、大会前に献帝が述べていた「ある論」が気になっていた。
そのため、献帝が一般庶民に紛れ(名を欺いたかもしれんが)この大会に参加している可能性に賭け、
今までの時間、ずっと献帝を探していた。
ビン貢「献帝様は何処にいるのだろうか・・・?」
そんな時、出逢ったのが催毅だった。
催毅も献帝を探し、今まで捜索に当たっていた。
殺し合う理由など見あたらない。ビン貢に協力者が現れたのだ。
催毅「献帝様・・・待っていてくだされ。」
【催毅、ビン貢、生存確認】
(続く)
>397献帝物語
続き物は、タイトルに(○/○)、つまり、何話で完結するかを入れてください。
雑談スレで、これからはそうすることに決まりましたので。
いやいや・・・申し訳ない。
あと7話で完結です。
では、さようなら。
劉恢「地水火風の精霊達、森羅万象を司る者達よ…聞こえるか私の声が!
無の闇、蒼く引き裂くは光雷の交響曲! 深蒼は赫怒の訃音の旋律!」
彼のその告げによって、虚空に雷鳴が迸る。
劉恢「ふむ・・・使える・・・」
劉恢の腕には鬼神の腕輪がはめられている・・・
劉恢「諸葛亮もまた、鬼神と聞く・・・私の得た鬼神の力を試すには良いサンプルだ・・」
最初は雷を呼ぶに苦労したが、慣れれば此方のものだ。諸葛亮か・・・ふふふ・・・
いでよ!地獄の雷閃!『暴雷煉獄』
そして・・・鬼神は動き出した・・・
呂範「寒い……」
呂範はずっと、スタート地点からほど近い民家に潜伏していたのだが、
地道に食いつないでいた支給の食料も尽き、飢えと寒さに苛まれて呆然と座る彼の頭からは、
早くも生存への熱意も、正常な判断力も失われていた。
呂範「ああ、こうすれば温かいや…… もっと早くこうすればよかったな…」
赤々と燃え上がる洛陽をいつまでも見つめ、呂範はただ微笑んでいる。
【呂範 生存確認 アイテム:火打石】 洛陽半焼
402 :
無名武将@お腹せっぷく:01/12/08 03:16
燃える洛陽を眺める呂範の背後に方悦が立っていた。
鎌を振り下ろす。
左手がうずく。今はない左手が痒い。
「徐晃ぉぉぉっ!」
方悦が復讐を誓い去っていく。
その様子をひとりの裸族が眺めている。
黄皓だ。
腰には立派なペニスサックが立派にその存在を主張している。
「祭り?」
ペニスサックをつけた時とは違う熱い想いが全身を駆け巡る。
洛陽は巨大なキャンプファイヤー。
今、黄皓の祭りが始まった。
【呂範:死亡確認】
【方悦:鎌】@左腕なし。徐晃へ復讐。
【黄皓:立派なペニスサック】@洛陽で祭り
曹性(おやおやぁ? 前方にバカ集団をはっけーん……)
呆けたままで斬り捨てられた呂範、熱くなって大声をあげるアフォな方悦、踊り狂う黄皓を
物陰からじっと観察した曹性は軽くあきれていた。
曹性「……ふぅ。さては寒がりさんだの、野戦未経験者だのの小ネタ集団だな?
八健将一の変り種…… 口八丁手八丁で雑兵からのし上がり、”河内の健児”とまで呼ばれた俺の、
出て行く幕でもなさそうだな……」
踊る黄皓の目を盗んですばやく呂範の装備品を奪った曹性は、
音もなく洛陽から離脱していった。
この炎を求めて洛陽に近づいてきたハンターや探索者は、自分と今の小ネタ集団だけではないはずだ……
俺に正面切っての激戦など、似合わん。 俺はあくまでもしなやかな、
不意打ち狙いの最強のハンターを目指してやる。
ふいに、悲惨だった『三国志』中での自分の人生の記憶が蘇り、曹性はぎりりと唇を噛み締めた。
曹性(ああ。そうさ… 俺は史実では、「将軍」とは名ばかりの、ただの雑兵だったのさ……
まるで「物」のように太守の命令一つで故郷からもぎ取られ、
十束ひとからげで「贈答」されたり、上将同士のあてこすりの道具にされて
針の筵に座らされちゃうような、本当にただの雑兵さ……)
―――だがな!!!
いつのまにか曹性の頬を熱い涙が濡らしていた。
雑兵にだって、人生はあるンだ! 生き残ろうとした俺がそんなにも悪者か?!
俺が…… 俺がどれだけの血の涙を流しながら、恥辱にまみれて生きてきたと思ってるンだ……。
おい! そこいらの名の通った将軍ども! お前らが「部隊のHP」とくらいしか思わずに
ぺろぺろ気軽に大陸中連れまわしてくれた雑兵だってなぁ、郷里からもぎ取られれば悲しみを感じるし、
斬れば血の出る人間なンだよッ!!!
呂範? ……呂範だと?! ははは! こいつはおかしいや!
俺にとっては雲の上のような存在の、名将中の名将……、けっこうな家柄出身の大司馬殿か!!
そんな男とて1対1のバトロワゲームでは、こうもあっさりと死ぬというのか!!?
曹性「大丈夫。誰がなんと言おうと、サバイバルゲームでは、将軍職だの政治家だのより、
戦場密着型の雑兵出身の俺のほうが、遥かに強い。生き残るための知識だけでもケタ違いだ。」
とりあえず、序盤はパーティ組んだほうが身のためかな?
この俺のたらし技で、どっかのボンボンでもたらし込んで味方につけるか……
【曹性 生存確認】【アイテム:ナイフ、火打石】
(※【火打石】は呂範の死体から獲得)
麹義(おや? あそこを走り去っていくのは曹性ってやつじゃないか?
確か俺が河内に出兵したときに見かけたような記憶があるぞ?
何ぃっ?! お、お、お前が史書準拠で行く気かい!
・・・だとしたら、結構(取り扱いが)やっかいなコちゃんかもなぁ・・・)
でも関係ない。
今、俺は炭を取りに洛陽に来たのだ。
煮炊きをしてまともな食事をとるには、なにを置いてもまず炭だからな。
【麹義 生存確認 アイテム:洗濯板、ザックいっぱいの炭】
曹性、麹義、呂範は初登場ですね。
霊帝宮殿某所
宦官A 「しかし陛下は何故この様な遊びを始められたのでしょうか?」
宦官B 「この間の人犬遊びの方が面白いでしょうに。」
宦官C 「それに陛下は最近お部屋に篭もりきりのご様子でまるでお人が
変わられたようだとか。」
宦官A 「さようさよう、お好きだった後宮通いもとんとご無沙汰で、寵姫
の方々も足の間に蜘蛛の巣が張ったとか。」
ABC 「フォフォフォ。」
宦官D 「しっ、声が大きいですぞ、我らは張譲様や他の十常侍様のように
名前が知られていないから今回のゲームに参加せずにすみましたが
陛下のお心一つで我らも参加させられるやも知れませんぞ、陛下の
ご機嫌を損ねては一大事、ご奉公に励みましょうぞ。」
恐ろしげに首をすくめると、宦官達は宮殿に散っていった。
張嶷「…ん、何だ、あれ?」
劉恢「ふへへへ……い、いでよいでよ…ギコハハハ」
張嶷「……哀れな奴、精神が逝っちまったらしいな」
張嶷は劉恢の背後に回ると、延髄に五寸釘を突き刺した。
劉恢「ギコっ!?…………」
崩れ落ちる劉恢。
その腕にはめられた腕輪には「きじん」と文字が彫られていた。
張嶷は劉恢を哀れそうに見下ろすと、木の根元に遺体を横たえ、上から落ち葉や土をかけ
その姿を隠し、埋葬の代わりとした。
【張嶷 生存確認:アイテム 五寸釘】
【劉恢 死亡確認】
「『エキセントリック劉璋ボウイ』のテーマ」
(2)
死に行く武将が増えているのは
エキセントリック
劉璋!
ボウイがいるからさ
怖いぜ 怖すぎるぜ
禁止エリア
たまに行く奴いるけれど
正義の刃(やいば)だ!
無条件降伏!
甘い香りと口当たり
腹もちのいい都会のお菓子
キクゾウラーメン
毒見はきいても シュガーレス
職人さんもぜひお子さまに
すすめてあげて下さい
だけどつらい事もある
司馬懿には会わせる顔がない…
丸いぞ益州! 丸いぞ益州!
そんなに丸いのか
くらわせろ くらわせろ
誰も持ってない金貨小袋 70袋
エキセントリック エキセントリック
エキセントリック 劉璋ボウイ
司馬望死亡確認
呉蘭・雷同・司馬倫負傷
「・・・・・・・っ!!!!!」
「何と!!!!!」
あたかもアイドルを見るかのような視線で、
魚釣りをしている二人の武将を見る視線があった。
戦略面ではたいした事の無い諸葛亮の軍勢は破ったものの
当時の蜀の軍事面を支えていた魏延に敗れてしまった。
奴ともう一度決着をつけたいと思っていた思惑など、吹っ飛んでしまった。
自分がまだ幼いとき、父の軍勢に連れられて行った長安での戦い。
怒涛の勢いで迫り来る西涼の軍勢。
あの時は馬超軍の余りの強さに子供心ながら、死を覚悟したものだった。
しかし雨あられと降りそそぐ矢弾の中、群がり来る敵兵から武帝を守り抜き、
鬼神のごとき強さを誇っていた馬超と、互角の戦いを演じ
「虎」の部分を見せてくれた仲康殿。
それに、あれは呂布とも互して戦ったと言われる悪来殿ではないか?
虎衛軍の前任と後任が揃っているとは、魏の武将としては鳥肌物である。
この二人、1対1で戦ったとしても
勝てる可能性があるのは、馬超無き今、関羽、張飛、呂布くらいであろう。
それが今、二人で組んでいる・・・・・・・
まさに最強タッグであろう。
男は決心していた。
「関、張、呂ならば手は出さん。しかし、それ以外の二流以下の武将に万が一にも
やられそうになった時は・・・・・」
虎衛軍に憧れていた幼少時代が、懐かしく思い出される。
「強さも無く、武器の強さや徒党に頼っている輩にお二人の命は奪わせん」
【王双 生存確認:アイテム 流星槌、許チョの携帯用ミニ絵図(私物)】
【目的 虎衛軍タッグのストーカー】
ぱらぱらぱらぱら……
??「―――ッ!」(カサッ)
陳宮(うっ?! 井戸の底に誰か居たのかっ?!)
ぼんやりと無目的に花の種を井戸に撒きながら徘徊していた陳宮は、
井戸の底からかすかに聞こえてきた物音に正気を取り戻すと、手近にあった石を抱え込んで
井戸端にへばりついた。
陳宮(……こんな場所にこそこそ隠れているヤツといえば、ヤル気の無い単体ユニットか―――?
だが、休息中の、2人以上のパーティの片割れだったら厄介だぞ……)
「…殺すか」と、しごくあっさりとしたいつもの解決方法も頭をよぎったが、まだまだ序盤だ。
当面は誰かとパーティを組んだ方が、生存確率は遥かに高い。
青州という場所柄を考えれば、意外と、いきなり知り合いかも……?
陳宮(さぁ、誰だ? 10レス中に自主的に出て来無ければ、情け容赦なくぶち殺してやる……
この高低差…… ふふふっ。どう考えても儂の勝ちだな。
てめえの苦痛なんぞはお構いなしに、
この、から井戸の壁を押し壊して、落石でなぶり殺しだよ……)
交戦開始
陳宮 【花の種(残りわずか)、石】青州、から井戸の上 vs ??【????】青州、から井戸の底
審配「……こんなもん、要らんよ。」
アイテムであった就職情報誌を惜しげもなく破り捨てた審配は、
民家の庭先から木の杭を引き抜くと、大きく息を吸い込んだ。
何本目めかに引き抜いた杭はいい具合に先が尖って、若干朽ちてきていて腐っている。
場合によっては即死は無理でも、この寒さと飢えの中では、
こいつで傷つけさえすれば、大抵のヤツをもれなく死地に送り届けられるぞ……?
審配「『演義』ヴァカは知らんだろうがな。俺は……、強いよ。」
飢餓地獄だの極寒地だのでの野戦とくれば、俺は人後には絶対に落ちない。
知恵もある! 勇気もある!! 度胸に到っては、全三国志でも10指に入るわッ!!!
……「河北の兇犬」? 「最悪の袁紹マンセー厨」?
ふン! 最上級の誉め言葉だな。
禁止エリアに追われるまでは、寒冷地で粘って、狩って狩って狩りまくだ!
―――腹は、決まった。
審配「俺にとっての唯一の正義は………」
審配の小柄な体いっぱいに、初めてあの方に出合った時の甘苦しい衝撃が蘇ってくる。
雄々しい風貌。爽やかな声。生まれながらの帝王。あくまでも朗らかで、限りなく優しく、
すがすがしい気性(※審配判定)の、あの…… お方。
……俺の、世界でただ一人の主君。 いや! 主君以上の存在だった。
俺の人生そのものだった。
他の同僚など全員クズだ! 他陣営のバカ共などは、クズ以下のゴミ虫野郎どもだ!!!
俺が……、ただ俺だけが、あのお方を心から愛していた……。
審配「この世に正義などただ一つ! ……袁紹様の望まれることだけだいっ!!」
※アイテム廃棄&変更
【審配 アイテム:木の杭】 就職情報誌←廃棄
長い間、必死で参加者リストを睨みつけていた張遼は、
考え込みすぎて疲れた頭を振ると目線を上げた。
疲れ果てて泥のように眠りこけている田豊の姿が、いやでも目に入ってくる。
張遼「仲間になってくれそうなヤツ…… か……。」
すでに田豊連れの移動には疲れ始めていた。
さすがに苦労人だけあって、田豊は食べ物に文句を言ったり、寝床の悪さや寒さに
不平をもらすといったことは全く無い。その点は、大いに助かる。
サシで出会ってみさえすれば、長年の敵とはいえ、意外と田豊自身はイイヤツだった。
俺はこういう田豊のような、苦労人で我慢強く、賢い男が、割り合い好きだ。
こんなイイヤツを切り捨てるだなんて無道は、俺には出来ない。
張遼(しかし…… しかし、だよ?)
思考がそこまでいったところで、張遼の顔は苦渋にひきゆがむ。
みるみるうちに衰弱していくような文人連れでは、思うようには動けない。
サバイバルではテンションの高さがそのまま生存確率に直結していくというのに、
このままでは、こちらの気までが滅入ってくる。
それに田豊ではちょっとばかり廉潔過ぎて、俺には取り扱いが面倒だよ……。
だいいち、このまま交戦に置かれるようなことがあれば、俺までもが死んでしまいかねんぞ……?
張遼「……誰か、居ないかな?」
賢い男が、いい。wiseというよりshrewdな男だ。それも、武人であれば、もっといい。
できるだけ、忍耐強く、寒冷地でのサバイバル戦に慣れた、そういう、卑劣OKな男。
さらにいえば、(……万が一の仲間割れ対策のために)俺よりは弱い男なら尚ベストだ。
そうだな…… 例えば…………
張遼「黒山系とか、白波、泰山系の山賊とか・・・・・・
丹陽、河内、青州黄巾兵系出身者…… そのあたりが有力候補かな?」
◎張遼【直刀】&田豊【はさみ】※変更無し
>>46から
楽就を斬って捨てゲームに参加することにはしたものの、どうもいまいち心が晴れない。
純粋に楽しめないのだ。
あれから高柔を斬り、蘇飛を対戦車ロケット砲でふっ飛ばしたのだが、なにかすっきりしない。
そんなときだった。
「名前を言え」
突然がちゃがちゃと九環刀を持った朱桓に呼びとめられた。
「魏延文長」
そういうと朱桓が笑ったように思えた。
こいつもゲームを楽しんでいる。
戦闘は意外に手間取った。
それというのも持っていた青竜刀が開幕折れたせいだ。
そして対戦車ロケット砲の弾数が残り1つだったのにもかかわらず、あいつは最後の1発を避けてしまった。
あとは高柔から奪った麻袋と、蘇飛から奪った袖箭(しゅせん)しかない。
麻袋は論外。袖箭は使い方がわからなかった。
朱桓の九環刀が振り下ろされる刹那、偶然袖箭から針が飛び出し、奴の喉元を貫いた。
一瞬の隙。
折れた青竜刀で叩きつけていた。
そして魏延は問う。
なぜ最初に名前を聞いたのか?黙って後ろから襲えばいいものを。
ゲームに乗っているならなおのことだ。
朱桓は針で穴があいた喉から、空気をもらしながら、
「どうせ、乗るんだ・・・ルールを、作った・・・」
「ルール?」
「しりとり、だよ・・、俺は、丁儀を殺した。だから、次は、「ぎ」から始まる、名前を探して、いた。お前に、会えて・・うれしかった・・ぜ・・・」
「・・・・」
「自分に、ルールを作れば、逆に、狂わずにすむ・・・こんな、狂った・・世界・・・なら・・・」
しゅうううううううううう。
朱桓の最期の言葉は言葉にならず漏れていくばかりだった。
魏延は朱桓の持っていた九環刀を振った。
そしてつぶやく。
ならば俺がそのルールにそってやってやろう。
まず朱桓をやった。
ならば次は「かん」から始まる人間を探せばいい。
魏延の心のもやもやがなくなった。
そして、数刻。
魏延は韓浩を斬って捨てた。
【朱桓、丁儀、高柔、蘇飛 死亡確認】
【魏延 @九環刀】
対戦車ロケット砲、青竜刀、麻袋、袖箭は破棄
>>365へ
第二回-1スレ
>>413まで
【この放送は参加者に聞こえます】
--死亡者リスト--
<ア行 9名>
尹賞、尹大目、尹黙、
袁胤、袁燿、閻象、閻圃、
王粲、王朗、
<カ行 53名>
[萠リ]越、[萠リ]良、賈文和(=賈[言羽])、郭[ミ巳]、楽就、楽進、郭図、郭攸之、何儀、何進、
夏侯威、夏侯恩、夏侯和、夏侯徽、夏侯玄、何皇后、夏候尚、夏候存、夏侯徳、夏侯蘭、
賈充、韓胤、管亥、韓玄、韓浩、韓暹、韓忠、
魏続、魏攸、牛輔、橋(喬)瑁、紀霊、
虞翻、
奚泥、厳輿、
呉懿、黄権、高昇、高柔、侯成、侯選、黄祖、公孫越、公孫淵、公孫康、公孫[王贊]、耿武、
呉巨、胡車児、伍習、胡軫、兀突骨、胡班、
<サ行 36名>
蔡夫人、蔡瑁、
士壱、紫虚上人、士燮、司馬[イ由]、司馬睦、司馬望、沙摩柯、朱桓、祝融、淳于瓊、
荀[豈頁]、鍾会、諸葛誕、秦h、申耽、
雛(鄒?)靖、
薛瑩、薛綜、薛蘭、単経、成宜 、
蘇飛、曹休、宋憲、曹訓、曹彦、曹昂、曹初、曹爽、曹豹、孫堅、孫権、孫仲、孫礼、
<タ行 27名>
太史慈、
趙雲、張衛、張ガイ[門豈]、趙岑、張勲、張虎、張[合β](1人目)、
張横、張済、張春華、張南、張宝、張翼、張梁、陳横、陳蘭、陳珪、陳登
程銀、程秉、程c、田楷、田疇、丁儀
土安、[登β]芝、
<ハ行 14名>
馬玩、馬休、馬超、馬ハク([しんにょうに貌]?)、[シ番]鳳、潘璋
費[示韋]、費詩、麋芳、
[冫馬]習、傅士仁、歩度根、文俶、
丘力居
<マ行 1名>
孟獲
<ヤ行 7名>
楊昂、楊氏、楊松、楊任、楊秋、楊白、楊阜、
<ラ行 23名>
雷薄、
陸抗、陸績、李膺、李湛、李別、劉安、劉延、劉偕、劉虞、劉勲、劉[王宗]、劉禅、劉岱、劉表、劉封、劉恢
呂凱、呂蒙、呂範、李歴、梁興 、
魯粛、
--以上 170名--
--禁止エリア--
徐州
【これは参加者には聞こえていません】
--生存者リスト--
*付きは一緒に行動してる参加者です。番号同士が一緒にいます。欠番:11、19、22
<ア行 14名>
31*阿会喃、
伊籍、
越吉、4*袁煕、4*袁術、3*袁紹、3*袁尚、3*袁譚、
王允、7*王元姫、王方、王累、王連、王双
<カ行 47名>
何晏、1*夏[小軍]、26*郭嘉、1*郭勝、25*[赤β]昭、26*郭淮、夏侯淵、17*夏侯惇、17*夏侯覇、夏侯楙、華陀(佗)、7*賈南風、
軻比能、22*華雄、関羽、29*毋丘倹、29*毋丘興、12*関靖、韓遂、33*韓当、
甘寧、23*韓馥、関平、13*簡擁、顔良、管輅、
麹義、魏延、2*姜維、21*橋ズイ([廾豕生])、14*許子将、20*許[ネ'者]、
厳顔、献帝(=劉協)、1*蹇碩、
33*黄蓋、高幹、30*黄月英、黄皓、12*公孫続、公孫範、16*黄忠、34*高沛、皇甫嵩、15*顧雍、28*呉蘭、
1*侯覧、
<サ行 42名>
9*催毅
5*司馬懿、6*司馬炎、6*司馬師、6*司馬昭、司馬彪、5*司馬孚、
8*司馬防、10*司馬攸、10*司馬衷、司馬亮、8*司馬倫、司馬朗
車冑、沙摩柯、宗果、周マ、35*周泰、周魴、周瑜、朱桓の妻、18*荀ケ、18*荀ツ、
35*鍾ヨウ[揺のつくりと系]、徐栄、諸葛恪、諸葛瑾、諸葛亮、徐晃、徐庶、審配、30*甄姚、
曹仁、曹操、曹植、1*曹節、曹性、沮授、孫乾、孫策、孫尚香、
<タ行 39名>
拓跋力微、朶思王、段ワイ[火畏]、1*段珪、
張允、張角、張嶷、15*張[合β](2人目)、25*張[合β](3人目)、21*張烱、張繍、(後漢の)張昭、
27*(呉の)張昭、27*張紹、27*張松、1*張譲、27*(呉の)張承、(魏の)張承、張翔、張尚、
張讓、28*張任、貂蝉、13*張飛、24*張遼、23*張魯、1*趙忠、陳宮、
程c、禰衡、程普、1*程曠、20*典韋、24*田豊、田豫、
23*陶謙、董卓、董旻、杜襲、
<ハ行 14名>
2*馬謖、2*馬岱、(呉の)馬忠、樊稠、
費観、32*糜竺、9*ビン貢
武安国、文欽、文醜、1*封[言胥]、
方悦、31*忙牙長、16*法正、
<マ行 1名>
孟達、
<ヤ行 2名>
7*楊艶、楊奉、
<ラ行 14名>
28*雷同、
28*李恢、李[イ寉]、陸遜、李儒、李典、28*劉循、28*劉璋、劉巴、32*劉備、凌操、凌統、14*呂布、
34*冷苞、
--以上 173名--
計、343名登場。 残り未登場参加者157名(+α)
(霊帝)
416 :
無名武将@お腹せっぷく:01/12/08 23:41
「う〜ん誰もいないのか・・・」
襄陽の「愚ッ痴」の店に着いた何晏であったが、
当然店内には誰もおらず商品もなかった。
「この私に合うカバンはあれだけだと言うのに・・・」
当分はまだこの汚いザックを使わなければならないようである。
しかし、彼にはもう一つ重要悩みがあった。
化粧品などは山ほど持っていたがそのなかに何故か鏡がないのである。
「これではこの私の美しい顔を見る事ができないではないか!!」
カバンはまだ我慢できるだが鏡がないのは絶対に我慢ならない何晏であった。
【何晏:襄陽にて生存確認 アイテム:化粧品・エステグッズ多数
行動方針:何としても鏡を手に入れる】
417 :
無名武将@お腹せっぷく:01/12/08 23:51
「父上は元気かなぁ?」
郭奕は心配であった。
元々たいして体は丈夫ではない父が、
こんなサバイバルに参加させられているのである。
いや、体の事も心配だっただがそれ以上に心配だったのは
自分が想像以上に皆から嫌われていた事である。
場内に参加者が集められた時、取りあえず仲間を探そうと何人かに
声を掛けてみたが全員に断られた。
それどころか何人からは「途中であったらぶっ殺してやる」
などど物騒な事まで言われていた。
こんなんで自分は生き残れるのであろうか?
一刻も早く父と合流しなければ・・・
【郭奕:生存確認 アイテム:ひとらー著 我が闘争】
418 :
12・14:01/12/08 23:55
そろそろ討ち入りだけど、どうするよ?
今回はキムタクも参加するらしいし、
結構参加者増えんじゃないかな。
まぁ、自由参加だから本人の意思にまかせるよ。
あっ、それと、今年は前倒しで13日にやるかも
しんないからよろしくね。
419 :
無名武将@お腹せっぷく:01/12/08 23:56
「何でこんなに・・・」
曹叡は途方にくれていた。
ザックの中には大量の銅鏡が入っていたのだ。
【曹叡:生存確認 アイテム:銅鏡百枚】
わたくしの目的などは最初から決まっている。
わたくしは呂布様に巡り会い、呂布様だけの盾となって戦い抜いて、そして…… 死ぬのだ。
呂布様をお守りするために死んでも良いし。もしも呂布様と最後の二人きりになれば……
そのときは自害すればよいだけのこと。
〜〜〜〜
しかし……、自分にはあまりにも"運"というものが無いな。さすがにそれは認めざるを得ない。
今回も最初の禁止エリアの発動ギリギリまで徐州下[丕β]城で粘って合流を狙っていたが、
呂布様は下[丕β]には来られなかった……
……しかも、 なんじゃ? こ、こ、このアイテムは……(呆
身をひそめた廃屋の暗がりで、高順は、アイテムとして自分のザックから出てきた、
【コンドーム(L)3ダース】を抱えると、天を仰いだ。
ザックの中身を確認するや否や、すぐさま河原に走ると石を割って
小さな石刀を製作してはおいたのだが……、
今の装備で、積極的に交戦するほどの自信家ではない。
当分はどぶねずみのように、逃げ隠れする生活を強いられることになるだろうな……
12月の切りつけるような冷たい風が、石刀で短く切リ棄てられた高順の髪と簡衣とを吹き散らす。
長々しい髪など、交戦の邪魔だ。重い礼装も、道徳も、矜持も……、今のわたくしには全く不要だ。
―――呂布様がどこかで生きておられる。
その事実の温もりだけで、わたくしは進んでゆける……
首輪を始めとした全身にまんべんなく泥を塗りこめ、できるだけ両目を細めると、
自分の身体から夜戦では最も危険な光の反射を殺しきった高順は、
徐州州境付近から西進を開始した。
高順「ともかく… ともかく、呂布様が陣を布かれた場所をまんべんなく捜索してみよう。
嗚呼、呂布様……! 臣は必ず、お傍へと参上致します!!」
【高順 生存確認】※初登場【アイテム:石刀、コンドーム(L)3ダース】
司馬昭「ひ… くぅ……っ」
司馬師「ぐぅっ…… げ、ふ……」
司馬炎「ま…さか…… まさかこのような、田舎腐れ犬コロ風情、め……、に…… ぐふっ」
審配「……よっ…… 弱っわぁっ〜!! ちょっちビックリ……」
樹上から飛び降りざまに、振り回した杭で司馬炎パーティの顔面をなぎ倒した審配は、
血まみれの口をぽかんと開けて、吹き飛ばされた前歯を探すようにして地面をのた打ち回る彼らに
念入りに止めを刺して回りながら、軽い衝撃に襲われていた。
審配「……なるほどね〜。つまりこういう、手前ェの猿股も自分で洗ったことも無いような
エエトコのボンは勝手に衰弱しててくれるから、いくらでも楽勝で勝てるってわけですか?
つ〜か、こいつら、着衣からしてボっケボケだけどなぁ……。」
司馬炎パーティの普段着であった、きらびやかな陳留錦の長衣をひっぱりながら、
審配はさらにもう一度呆れておいた。
まかりなりにも(※自称)軍師である自分の普段着も黒羅紗の長衣だったが……
とっくに袖や裾は引き絞り上げていて、泥でぐちょぐちょに汚した迷彩服だし、
下半身も、民家の地下室からかっぱらってきた、一番地味な色合いの胡服(=騎馬袴)に履き替えている。
……俺程度の武力だと……カッコつけてると、死んじゃうしな……。
・
司馬炎の腹を杭でかき回して切り裂き、まだ熱く感じるほどの内臓の中に手を浸して
しばしの暖を取りながら、審配は彼らの装備品をゆっくりと物色した。
今後、何が必要になってくるかわからないので、出来るだけ正規アイテムは無駄にしたくない。
自分には必要なくても、愛する袁紹様がお入用かもしれンしな……。
―――さりとて、せっかくの単身なンだ。移動速度も殺せないよな〜……。
日曜大工セットの中の金槌で、一番重そうだった発電機をめちゃめちゃに分解し、
武器になりそうな部品だけを適当に選び出すと、司馬隊3人の屍骸から抜き取った帯で、
アイテムを自分が使いやすいように体中に巻きつけてから、審配は再び移動を開始した。
審配「袁紹様、萌え〜〜〜♥」
【死亡確認 司馬師、司馬昭、司馬炎】6番パーティ全滅
※アイテム獲得
@審配【発電機の残骸、『kanon』(ソフトのみ)、日曜大工セット・超小型ドリル付き】
木の杭、発電機の残骸の残り ← 廃棄
司馬倫「しまった、ここが落[广龍]破だということを…」
張任「気づくのが遅い!」
司馬倫「ぎゃーーー」
司馬防「なっ、」
劉璋「その首、いただきに参った。」
司馬防「しまっ…」
司馬倫司馬防死亡確認
>>422 で呑気なことを言っている審配ではあったが日頃のおこないが良くない為か
随所で不興を買っていた・・・。
―――例えば改造された沮授。
「呂布や関・張と戦う前にすることがある、そうだろ?許攸、審配!
おまえらも郭図のいるあの世に送ってやるよ・・・。」
【殺戮マシーン沮授 許攸、審配殺しを決意、でも荊州をうろうろ】
※沮授は手が熊なので食料以外のアイテムを持てません。
―――そのころ許攸は揚州にいた。
【許攸 生存確認 所持品不明】
―――涼州
荀攸は少し悩んでいた。
旅は道連れとはいえ、こんな連中と道中をともにするとは・・・。
荀攸と一緒にいたのは、
ケイ道栄、、、、乱暴者、なんでこんな奴と・・・。
劉賢、、、、、、ケイ道栄の腰巾着、よりによって・・・。
ホウ統、、、、、敵か味方か?頭の良すぎる輩は嫌いだ・・。
【荀攸、ケイ道栄、劉賢、ホウ統 生存確認】
「こいつはすげぇ!」
孫峻は目を輝かせていた。
何しろザックの中にはRX−78操作マニュアルと
書かれた一冊の本が入っていた。
「これさえあれば俺の優勝は間違いない」
孫峻は己の勝利を信じて疑わなかった。
ただ一つ気になるのはザックの中には
マニュアルしか入っていなかった事だ・・・。
【孫峻:生存確認 アイテム:RX−78操作マニュアル】
――― 予州
蔡文姫は闇の中に座り込み、膝を抱えながら小さな体をがたがた震わせていた。
予州にある集落の外れ近く一軒の家屋の中だ。
どこかの家に飛びこんで篭城してしまえば―――少なくとも、例の禁止エリアとやらの件で
動かざるを得なくなるまでは、安全で入られる。
”エリアに入ると爆発する”という首輪の存在は重苦しかったが、それはいかんともしがたかった。
霊帝はこうも言った。”外そうとしても爆発しますよ”
とにかく重要なのは、禁止エリアとその時間を告げる霊帝の放送を聞き逃さないことだった。
【蔡文姫 生存確認 ダイヴァーズ・ナイフ所持】
―――蔡文姫が予州で過ごしてどれくらい時間がたったころだろうか?
かしゃん!という音が蔡文姫の耳に届いてきた。誰かがこの家に侵入してきたのだ。
誰かが! どうして? 家はいくつもあるというのいうのにどうしてここに?
蔡文姫は慌てて物陰に隠れて自分の支給品、両刃のダイヴァーズ・ナイフを握った。
「ふう、よかった、誰もいないのね」
その侵入者は安堵の声をあげた。
―――女の声だ・・・。もしかしたら自分にも勝ち目があるかも・・・。
―――そうだ、殺さなければならない、殺さなければ自分も殺される。殺さなければ。
そう蔡文姫が思った瞬間。
かちゃん。
蔡文姫はダイヴァーズ・ナイフの鞘を落としてしまった。
「誰かいるの?そこにいるんでしょ?」
侵入者は蔡文姫に気付いた。
「あ、あたし・・。」侵入者は蔡文姫の前に姿をあらわした。侵入者は雛氏だった。
【雛氏 生存確認】
「よかった―――」雛氏はぶるぶる震えながら、その弱々しい言葉を押し出した。
「あたし―――あたし―――とても怖くて」
雛氏は蔡文姫にすがるように言った。
「あなたなら、あなたなら大丈夫よね?あたしを殺そうなんてそんなことしないでしょ?
ねえ、あたしと一緒にいてくれるでしょ?」
蔡文姫は一瞬でも雛氏を殺そうとしたことを後悔した。
自分は―――自分はひどい人間だ。
「私―――私、自分が恥ずかしいわ。一瞬、あなたを殺そうとしたの。
殺そうって思ったの。―――とても怖かったから。」
それを聞いて雛氏は一瞬目を丸くしたが―――しかし、怒り出したりしなかった。
「いいの。いいの。気にしないで、そんな、こと。無理ないもの。気にしないで」
蔡文姫はまた胸がいっぱいになった。
ごめんなさい。ごめんなさい。あたしは本当に醜い人間だったわ・・・。
あたしは本当に―――
ざくっ という音が蔡文姫の耳に聞こえた。とてもいい音だった。
雛氏が手を話すと蔡文姫はどっと横に倒れた。
雛氏は蔡文姫の死体を見下ろして静かにいった。
「ごめんなさいね。あたしもあなたを殺そうとしていたのよ」
【蔡文姫 死亡確認】
【雛氏 カマ所持】
陳宮「そーら、タイムアップじゃあ! どりゃあっ、せいっ!!」(ドシン!)
ガラガラガラガラ……
??「くぐぎゃあああああぁああぁぁぁあぁ〜〜!!!」
陳宮「ふぅ。知り合いかと思って無駄な時間を使ってしもうたが……
誰じゃ? これ? まだめちゃめちゃに若いようじゃが……、全然知らんな。
まぁ、変質者っぽい顔をしとるし、引き篭もりじゃし、
服装も三国時代にしてはずいぶんとおかしいし……
きっと誰からも必要とされない、ただ生きているだけの無駄な生物なのだろう。
逆に生かしておいたとしたら、なんとなく中つ国の経済に損失を与えそうな顔をしとるしな。
アイテム取ったら、こいつのことはもう忘れよっと♪」
このようにして、後々には『洛陽の紙価を高らしむ』とまで言われたはずの、
4世紀の中つ国を代表するほどの、西晋の偉大なる文人・司馬彪は、
取材に集中していたばっかりに、うかうかと100レスを通過したため長安から強制移動させられて、
2世紀の後漢の将・陳宮のすばらすぃ蹴りで蹴り崩された石垣の下敷きとなった。
そしてそのまま、なにほどの功績を残すほど成長する間も無いままに、ただの軽薄ドエロな無能野朗で、
親に廃嫡されたヒッキーなだけの存在として、その生涯を終えていくこととなったのだ。
『続漢書 完結』
【死亡確認 司馬彪】
※アイテム獲得
@陳宮【書道セット(紙・硯・筆)、石】 現在地 青州
―――幽州
ホウ徳の支給品は釣り竿だった。
―――俺はどうしたらいいのだ?
【ホウ徳 生存確認 釣竿】
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ざわ・・・
ざわ・・・
「怖い怖い、まだまだ怖い・・・・・・」
「全然怖い・・・・・・・・・」
ざわ・・・
ざわ・・・
ホウ徳の支給品は釣竿。
ザックから釣竿を取り出したその瞬間、心を強力に支配したこの感情。
そのあまりにも不可解な、あるものへの強い恐れ恐怖。
それを見透かしたかのように支給された釣竿。
ホウ徳は釣竿を握り締める強く強く。
ざわ・・・
ざわ・・・
「ああそれにしても・・・水が怖い・・・・・・」
先程から痛いぐらいに顔が引きつっている。
とがった鼻、定規を引かれたかのような顎のライン
ざわ・・・
ざわ・・・
※【ホウ徳:100スレ以内に所在エリア内で雨が降った場合、憤死】
434 :
無名武将@お腹せっぷく:01/12/09 13:50
ザックの中身を見た曹洪は微妙な気持ちだった。
「たしかに数えるのは好きなんだけどさぁ・・・」
【曹洪:エン州にて生存確認 アイテム:金貨365枚、曹丕からの借用申込書】
435 :
無名武将@お腹せっぷく:01/12/09 13:58
??「まずは今後の方針を占っておくか。」
そう言うと彼はスヤスヤと昼寝を始めた。
え?何でこんなゲームの最中に寝るのかって?
仕方ないよ彼は夢占い師、夢見ないと占えないんだよ!
【周宣:幽州の洞窟にて生存確認 お昼寝中
アイテム:ダムダム弾×8】
436 :
無名武将@お腹せっぷく:01/12/09 14:15
半焼中の洛陽にて
「俺の歌を聞けぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
彼の後ろでは黄皓がバックダンサーとして活躍している。
【杜キ:生存確認 熱唱中 アイテム:エレキギター】
【黄皓:生存確認 バックダンサー アイテム:ペニスサック】
訂正
【黄皓:生存確認 バックダンサー アイテム:立派なペニスサック】
*雑談スレでの協議の結果、431は無効になったので。
やはり長安。
司馬彪「あ〜、誰だ誰だ、ヒッキーとか言ってるのは!」
司馬彪は思わず叫んだ。だがそこには誰もいない。
「寝ぼけたのかな………?」
あくびをすると、書道道具を片付けて、出発の準備に掛かった。
引き篭もりが外を取材して歩くわけが無いだろう。ついでに、悔しいが
『洛陽の紙価を高らしむ』と言われたのは司馬彪ではない。未登場(250年頃生まれ)
の左思である。
司馬彪「今の時代にヒッキーなんて言い回しがあったのか知らん………めもめも」
自分も当時無いはずの言い回しで、筆を取る。
楊儀「何をしている」
司馬彪「今の世の出来事を、後世に残すのです」
楊儀「その必要はない」
司馬彪「おわっと」
突然殴り掛かる楊儀を、危うく躱す。
楊儀「何故なら、おまえの命が今日尽きるのだかな!」
楊儀は司馬彪を殺そうと何度も殴り掛かる。が、意外にもなかなか命中しない。
しかも、足取りもかなりふらついている。
司馬彪(この眼、おかしい…)
端的に言えば、逝った目だ。そう、楊儀は先のごたごたで精神的に参っていたのだ。
司馬彪(これなら、私でも何とかなりそう)
適当に躱しつつ、頃合いを見て股間を蹴り上げる。
楊儀「うげっっっ………」
楊儀はあっさりと崩れ落ちた。
かわいそうに・・・・・命まで奪う必要はあるまい。しかし、所持アイテムは
ちゃっかり頂いた。
楊儀「殺す、殺す、殺すー!」
小さくなって行く司馬彪を尻目に、楊儀は虚しく叫んだ。
司馬彪「原因は…やはり魏延殿かな。しかし、あの人は誇り高く狂暴と聞いている。
また簡単に殺されるかも…どうしよっかなー」
司馬彪は、次の目標を五丈原に定めた。台詞とは裏腹に、軽い足取りで長安を
去った。ちょっと自分がたくましくなったような気がした。
司馬彪「楷書の大家である鍾元常(鍾ヨウ)殿もいいなぁ」
【所持アイテム 楊儀:無し 司馬彪:書道セット(紙・硯・筆)、呪い解除スペル残り二回】
【楊儀 精神疲労で少し逝っている。誰でも見境無しに殴り掛かる。特に「魏延」と
聞くと精神の崩壊は頂点に達するだろう】
『続漢書 再開』
左思「どうして俺が…」
司馬彪の台詞のせいで、自分まで参加者にさせられてしまった左思はふさぎ込んでいた。
詩人とはいえ、単家(権勢の無い家柄)の出だけあって多少なりとも力仕事は
こなしている。しかし、彼には大斧は荷が重かった。
「そうだ、陳思王(曹植)殿がおられるはずだ。死ぬ前に是非とも詩の指導を
受けさせていただこう」
どうせ死ぬのだ、と思うと、何だか吹っ切れた気がした。こうして左思は、唐の
杜甫が現われるまで「詩聖」と称えられた、曹植を捜すことにした。
【左思 生存確認】
【所持アイテム 大斧】
しまった…楊儀の洛陽→長安への移動描写が無い…。どうしましょう?
無効というならまた書き直します。たびたび済みません。
献帝は、そんな最中、フィールドを順調に南下していた・・・
献帝「ふう・・・歩きっぱなしで疲れたな・・・ここいらで少し休むか・・・」
どうやら、ここは森の中・・・身を隠すにはもってこいだ・・・
献帝は、ザックを開けると、さっき川から汲んできた水をゴクゴク飲んだ。
献帝「・・・ゲホッ!・・・なんだこの水は!」
そう・・・献帝はつい最近まで、都で裕福な暮らしを行っていた身だ。
こんな泥水。飲めるわけあるまい・・・
献帝「ったく・・・」
と、その時!・・・後方100メートル程度離れた所から、声がする・・・
(何者だ・・・)
献帝は、瞬時に身を隠し、その方向を見た。
(あれは・・・関羽・・・)
関羽は、もの凄い咆吼をあげながら青龍堰月刀を振り回している。
(駄目だ・・・今の関羽殿は普通じゃない・・・狂っているんだ・・)
献帝は逃げようとしたが、音を立ててしまった・・・
すると関羽は、獲物と見るとすぐさま献帝に襲いかかった。
献帝「うわああああああああああああああ!」
・・・・ところが青龍堰月刀は、空を切り、後ろにいた人物の肩を貫いた。
甘寧「ぐ・・・あっ・・・」
関羽「お逃げ下さい!献帝殿!」
献帝「あ・・・ああ」
献帝は逃げ出した・・・関羽に恩を感じながら・・・
【関羽と甘寧、戦闘開始】
>441
前回が(3/10)だったので、今回は(4/10)ですね。
まぁ、初めから数えれば4回目よりも多いはずですけど。
443 :
無名武将@お腹せっぷく:01/12/09 20:00
甘寧はそれを見た時自分の目を疑った。
そして押さえきれないほどの怒りが沸いてきた。
何故この男がここにいるのだ・・・!
主催者側であると思われている男がここにいるのだ。
甘寧はこれまでのアナウンスで同僚の魯粛、呂蒙、太史慈、朱桓、
そして主君である孫権の死を知っていた。
甘寧という男は義に厚く、気が短い。
考えるよりも先に体が動いていた。
道中崔{王炎}を倒して手に入れた朴刀を持ちまさに切りかかろうとしたその瞬間―
甘寧「ぐ・・・あっ・・・」
関羽「お逃げ下さい!献帝殿!」
肩を貫かれた。しかし軽傷だ。戦闘に影響が出るほどのものではない。
「・・・邪魔すんじゃねえ!!」
【崔{王炎}:死亡確認】
【所持アイテム 甘寧:小型火炎放射器】
【所持アイテム 甘寧:小型火炎放射器,朴刀】
ですね。すみません。
とうか続き物ではあるんですがこれいいんでしょうか?
後、何分初めてなもので文章に至らぬところが多々あります。
そこらへんは容赦なく指摘ください。
――― 予州
曹丕と曹沖の年の離れた兄弟は予州をさまよっていた。
【曹丕 曹沖 生存確認 所持品不明】
陳宮「―――!!(わ、儂は眠ってしまって… いたのか?!
>>431のような夢を見たが……)」
し… し… 信じ難い! そこいらの貧弱な参加者連中からは、儂は完全に突き抜けておるぞ?!
倭国のちゃらけた現代小説では「……なんだかなぁ」な設定になっておるらしいが、
『演義』準拠ですらも、原文を詳細に読んでいけば、『趣味は狩り。弓の腕前は超一級品。
常に一万人部隊を率いて最前列で剣を振るって戦っていた。』という、
すっとんきょうな武闘派軍師な設定を誇る、この、儂が……?
こ、こ、交戦中に、居眠りだと……????
呆然として陳宮は立ち上がった。
井戸の底など、当然のように、すでにもぬけの殻だった。
陳宮「(ブルッ)寒い……。」
―――いかんな。以外と体力を奪われとるぞ?
厳寒地での野戦慣れ度は…… 儂は、まぁ、上の中といった、まずまずのところなのじゃが……、
なぜだろうか? どうにも、こう…… 「活力」というものが沸いてこんな……。
……。……。
……ゼロサムゲーム、か。
つまり、生き残れたとしても……、儂一人……
それはつまり、「自分の命か、愛した者を全て失う」という、ゼロサムゲームの大前提からくる
精神力の低下に他ならなかったのだが、
そのことを認めてしまうことだけは、陳宮にはどうしても出来なかった。
陳宮「ふン!! ちょっと疲れちゃってただけだろうな。
ばばば、ば〜か! 儂を殺さなかったことを、文字通り死ぬほど後悔させてやる。
ま。このようなへっぽこ略地図しか、参加者が渡されなかったとすれば、
土地鑑のある[亠兌]州にさえ入ってしまえば、その後は儂の天下じゃよ……。」
※アイテム変更無し
陳宮【花の種(残り僅か)、石】 [亠兌]州方面を放浪中
…………………………………………………………………………………………。
・
・
・。
あれ?今何をしてたんだっけ?
司馬彪はふと立ち止まった。
「そうだよ、確か楊儀殿から何やら怪しい呪文の…あれ」
そんなものはどこにもない。
「まだねぼけているのかな…?うわっと」
孫礼と郭攸之の遺体
>>264があった。既に、アイテムは回収されていて、遺体だけが
そのまま残っていた。
「一体誰が、こんな器用なことを」
司馬彪は腕組みしてぶつぶつつぶやきながら、荊州に行ってしまった。
※方針→魏延か鍾ヨウに会う。ほか、適当に取材。一騎討ちも取材したい。
【所持アイテム 書道セット(紙・硯・筆)
楊儀のアイテム・呪い解除スペル残り二回の取得は取り消し、引き続き楊儀所有】
司馬彪は五丈原から漢中に移動していたのです。
「埋葬はどうした」と、死者に知覚があるなら思ったであろう司馬彪でした。
450 :
無名武将@お腹せっぷく:01/12/09 23:40
楽チンは燃え上がる洛陽に来ていた。
彼の目の前では炎をバックに杜キ&黄皓が熱いライブを繰り広げていた。
初めは馬鹿にしながらもなんとなくそれを見ていたのだが、
今自分の中から湧き上がる衝動に戸惑っていた。
「な・何だ?この熱い思いは・・・」
ゲームに参加させられた時真っ先に考えたのは父楽進の事であった。
切り込み隊長として常に戦場で活躍していた父。
しかし、自分には父のような才能はない。
恐らく自分は父に会う事も出来ず死んで行くのだろうと思っていた。
・・・が放送を聞いて愕然とした。
父があの父が殺されていた。
絶望の中で彷徨いながら気がついた時にはここにいたのだ。
そんな時彼は見た、熱き思いを表現している男達を・・・。
確かに自分には父のような才はない、
だからこそ父とは違う道を歩み、己の生きた証を立てなければならないのだな・・・。
そう、きっとこのアイテムもこの為に用意されたものなのであろう。
最初に見た時には随分と落胆したものだったが・・・。
「さて行くか・・・」
新たな決意を胸に彼はステージへと歩み寄る。
杜キ&黄皓もその目と手にしたものを見て無言で頷く。
洛陽のライブはその熱さをさらに増すのであった。
【杜キ:生存確認 熱唱中 アイテム:エレキギター】
【黄皓:生存確認 バックダンサー アイテム:立派なペニスサック】
【楽チン:生存確認 ライブ参加 アイテム:軽量型ミニドラムセット】
丁奉「しかしまあ、知らない武将が出すぎだよな」
得物のビームサーベルのスイッチを切る。
彼の眼前には、屠ったばかりの屍体がある。
もっとも倒してから「誰だよ、こいつ」という疑問に襲われたのだ。
それが典偉の息子である、典満と知るのは死亡確認の放送を聞いてからである。
典満の袋を漁る。
丁奉「お、ドラゴンボールだ」
【死亡確認 典満】
【生存確認 丁奉 装備 ビームサーベル 三星球入手】
第二回-1スレ
>>451まで
【この放送は参加者に聞こえます】
--死亡者リスト--
<ア行 9名>
尹賞、尹大目、尹黙、
袁胤、袁燿、閻象、閻圃、
王粲、王朗、
<カ行 53名>
[萠リ]越、[萠リ]良、賈文和(=賈[言羽])、郭[ミ巳]、楽就、楽進、郭図、郭攸之、何儀、何進、
夏侯威、夏侯恩、夏侯和、夏侯徽、夏侯玄、何皇后、夏候尚、夏候存、夏侯徳、夏侯蘭、
賈充、韓胤、管亥、韓玄、韓浩、韓暹、韓忠、
魏続、魏攸、牛輔、橋(喬)瑁、紀霊、
虞翻、
奚泥、厳輿、
呉懿、黄権、高昇、高柔、侯成、侯選、黄祖、公孫越、公孫淵、公孫康、公孫[王贊]、耿武、
呉巨、胡車児、伍習、胡軫、兀突骨、胡班、
<サ行 37名>
蔡夫人、蔡瑁、崔{王炎}
士壱、紫虚上人、士燮、司馬[イ由]、司馬睦、司馬望、沙摩柯、朱桓、祝融、淳于瓊、
荀[豈頁]、鍾会、諸葛誕、秦h、申耽、
雛(鄒?)靖、
薛瑩、薛綜、薛蘭、単経、成宜 、
蘇飛、曹休、宋憲、曹訓、曹彦、曹昂、曹初、曹爽、曹豹、孫堅、孫権、孫仲、孫礼、
<タ行 28名>
太史慈、
趙雲、張衛、張ガイ[門豈]、趙岑、張勲、張虎、張[合β](1人目)、
張横、張済、張春華、張南、張宝、張翼、張梁、陳横、陳蘭、陳珪、陳登
程銀、程秉、程c、典満、田楷、田疇、丁儀
土安、[登β]芝、
<ハ行 14名>
馬玩、馬休、馬超、馬ハク([しんにょうに貌]?)、[シ番]鳳、潘璋
費[示韋]、費詩、麋芳、
[冫馬]習、傅士仁、歩度根、文俶、
丘力居
<マ行 1名>
孟獲
<ヤ行 7名>
楊昂、楊氏、楊松、楊任、楊秋、楊白、楊阜、
<ラ行 23名>
雷薄、
陸抗、陸績、李膺、李湛、李別、劉安、劉延、劉偕、劉虞、劉勲、劉[王宗]、劉禅、劉岱、劉表、劉封、劉
恢
呂凱、呂蒙、呂範、李歴、梁興 、
魯粛、
--以上 172名--
--禁止エリア--
徐州
【これは、参加者には完全に聞こえていません】 職人用
--既出生存者全パーティ情報&所持アイテム--
≪南蛮隊/2名≫阿会喃【のこぎり、ベアトラップ×5】&忙牙長【木槌】
≪猿組/2名≫袁術【眠り薬噴射装置(あと10回)、弩】&袁煕
≪袁家の人々/3名≫袁紹【保存食一ヵ月分】&袁尚【ネット】&袁譚【トライデント、サブマシンガン】
≪チョウショウα/4名≫(呉の)張昭【????】&(魏の)張紹【????】&張松【????】&張承【????】
≪チョウショウβ/4名≫張翔【????】&張承(魏の)【????】&張昭(後漢の)【????】&張尚【????】
≪冷苞隊/3名≫冷苞&高沛&費観【(共有アイテム?)矛槍、ハリセン、鉄兜、パンツァーファスト×4】
≪十常侍/10名≫張譲【杖】&趙忠【鍋】&封[言胥]【チャッカマン】&段珪【長めのフォーク】
&曹節【チーズ】&侯覧【高枝切りバサミ】&蹇碩【チェーンソー】&程曠【斧】
&夏[小軍]【ナタ】&郭勝【脚立】
≪馬謖隊/3名≫馬謖【10Lポリタンク】&馬岱【超強化防火・防水・防寒スーツ、ピストル&銃弾50発】
&姜維【薙刀】
≪司馬一族A/2名≫司馬懿【刀、スタンガン】&司馬孚【ライフル】
≪司馬一族B/3名≫王元姫【毒針】&楊艶【青銅矛】&賈南風【青竜刀(重くて使えない)】
≪司馬一族C/2名≫司馬倫【西蜀地形図】&司馬防【弩】
≪司馬一族D/2名≫司馬攸【電撃ムチ、拳銃(S&W)と弾30発】&司馬衷【鉞(まさかり)】
≪献帝物語/2名≫催毅【????】&ビン貢【????】
≪カクカクコンビ/2名≫郭嘉【ナイフ、カラシニコフ】&郭淮【????】
≪旅は道連れ団/4名≫ホウ統,【????】&荀攸【????】&ケイ道栄【????】&劉賢【????】
≪エキセントリック劉璋ボウイ/6名≫劉璋【シミター】&雷同【コンビニのレシート】
&李恢【孔明伝(妖術書)】&張任【普通の剣】&劉循【べっこうあめ】
&呉蘭【マッチ一箱】
≪盲夏侯隊/2名≫夏侯惇【カメラ、斬馬刀、弓(矢は残り8本)】
&夏侯覇【ヘッケラー&コックMP5K、????】
≪劉備捜索隊/2名≫張飛【「優しく香る」ファブリーズ】&簡擁【H&K USP】
≪孫尚香救出隊/2名≫顧雍&張[合β](2人目)【(共有アイテム?)バックラー、十拳剣、苦無】
≪孫権捜索隊/2名≫周泰【強弓(矢二〇本)、毒薬】&鍾ヨウ[揺のつくりと系]
≪益州おっさんs/2名≫黄忠【????】&法正
≪ぶらりグルメ旅御一行様/2名≫典韋【釣り道具一式、石斧、弓】
& 許チョ[衣者]【調味料、未確認(2アイテム)】
≪はぐれ探索系北方派/2名≫張遼【直刀】&田豊【はさみ】
≪あの人は、今?/2名≫黄月英【光学迷彩スーツ(ステルス)】&甄姚【于吉レーダー、棍棒】
≪シリアルβs/2名≫張[合β](3人目)&[赤β]昭【(共有アイテム?)ベレッタ、双鞭】
≪袁術を探して…/2名≫橋ズイ[廾豕生]【ワショーイ(おにぎりしか食べない生き物)・棍棒】
&張烱【メガンテの術(使うと自分の死と引き替えにどんな強敵も必ず倒す)・日本刀】
≪君主同盟/3名≫張魯【????】&陶謙【????】&韓馥【????】
≪劉備軍草創隊/2名≫劉備【滅麒麟牙】&糜竺【????】
≪潁陰清流派s/2名≫荀ケ【韓非子(竹簡)】&荀ツ【棍棒】
≪親子割引/2名≫丘倹【M16A2ライフル】&毋丘興【釘バット】
≪SM曼遊記/2名≫韓当【鞭】&黄蓋【手錠】
≪焼け出され隊/2名≫公孫続&関靖【火焔瓶(あと9回)・月牙の刃】
≪LIVEin洛陽/3名≫杜キ【エレキギター】&黄皓【立派なペニスサック】
&楽チン【軽量型ミニドラムセット】
☆パーティ形成の部、以上90名既出生存
@越吉【鉈】 @王允【風車手裏剣】 @王方【防毒マスク、マスタードガス×3所持】
@王累【立体ホログラム装置】@王連【岩塩(血まみれ)】 @周宣【ダムダム弾×8】
@王双【流星槌、許チョの携帯用ミニ絵図(私物)】 @宗果【????】
@何晏【各種化粧品などの各種お手入れグッズ沢山】
@郭奕【ひとらー著 我が闘争】 @夏侯淵【アサルトライフル、鎖かたびら、肉きり包丁】
@夏侯楙(※改造人間)【青龍刀】@軻比能【鉄鞭】 @周マ【????】
@華陀(佗)【医療器具一式、流星錘、煙幕、刺身包丁、吹き矢(毒入り)あと12本、AUG】
@関羽【青龍偃月刀】 @関平【????】 @顔良【槍、手斧、双剣】 @魏延【九環刀】
@韓遂【ウージーサブマシンガン、カラシニコフ、手榴弾3発】 @司馬亮【テレビ(見られない)】
@甘寧【小型火炎放射器、朴刀】 @献帝(=劉協)【竹鞭、尖った石】
@厳顔【五星球、地雷、サバイバルブック入手、十字手裏剣×17、六角棒】
@許攸【????】 @管輅【囲碁セット(碁石&碁盤)】 @麹義【洗濯板、ザックいっぱいの炭】
@車冑【拳銃1丁】@諸葛亮【????】@司馬彪【【書道セット(紙・硯・筆)】
@曹植【墨】 @曹性【ナイフ、火打石】 @丁奉【ビームサーベル 三星球】
@高幹【乾パン】 @高順【アイテム:石刀、コンドーム(L)3ダース】
@公孫範【ブランデー】 @周魴【????】@杜襲【スタンガン】 @(呉の)馬忠
@皇甫嵩【サーベル、銅の剣、孫氏の兵法書】 @司馬朗 @周瑜【裁縫セット ザック×2】
@朱桓の妻【最高級茶葉】 @徐栄【九鈎刀】 @諸葛恪【偃月刀】 @諸葛瑾【薙刀】
@徐晃【バンダナ、スプリングフィールド(12)、パチンコ】 @徐庶【????】 @雛氏【カマ】
@審配【発電機の残骸、『kanon』(ソフトのみ)、日曜大工セット・超小型ドリル付き】
@曹仁【スナイパーライフル、ベレッタ92F、小麦粉30グラム、納豆】
@曹操【投げナイフ(11本)、ダイナマイト(10本)、ショットガンの弾(10)、腕時計2、野外用浄水器】
@沮授(※改造人間、アイテムの取得不可能) @孫乾【????】 @孫策【薙刀】
@孫尚香【ニンジャセット、小刀】@左思【大斧】 @董卓【九曲剣】 @董旻【水鉄砲】
@孫峻【RX−78操作マニュアル】 @拓跋力微 @朶思王【『電子ロック解除技術について』】
@段ワイ[火畏]【????】@陳宮【花の種(残り僅か)石】@樊稠【ニンジャブレード、手裏剣×3】
@張允【カタナ】 @張角【杖、黄巾、ナイフ×2、連弩、ベレッタ】 @張嶷【五寸釘】
@張繍【ポケバイ(防音装置無し)】 @貂蝉【スペツナズナイフ】 @禰衡【????】
@田豫【トマホーク】 @程普【????】@曹洪【金貨365枚、曹丕からの借用申込書】
@武安国(※改造人間意思喪失)【鉄槌】 @文欽【クロロフォルム、アイスピック、ジャンビア】
@文醜【でかいハンマー、短刀、組紐】 @方悦(※左腕無し)【鎌】 @ホウ徳【釣竿】
@孟達【????】 @楊奉【????】 @劉巴【懐刀】@楊儀【スコップ、呪い解除スペル残り二回】
@呂布【短剣、ドラゴンボール(?星球)】 @許子将【????】 @凌操【バタフライナイフ】
@凌統【グロッグ18(残り6発)、八卦刀、鈴、フリスビー】
@李儒【雑巾、バグパイプ、三節棍、トンカチ】 @李典【たいまつ】
@李[イ寉]【大型サバイバルナイフ2本】
@陸遜(右目失明)【ストレイヤーボイト、防弾チョッキ、グロック、コルト オフィサーズACP、
鋼鉄ワイヤー】 @華雄【無線式発火装置つきC4×4、クレイモア×3、スタングレネード×3、
RGB6、ローラーブレード】
☆ピンユニットの部、以上92名が既出生存
--以上 、総既出生存参加者 182名--
死亡者込みの合計登場者数354名、 残り未登場参加者数146名(+α)
主催者/霊帝
━━フィールドの状況変更&ウェザーリポート
洛陽 炎上中 そろそろ全焼状態へ
終南山 丸焼け そろそろ鎮火
現在、ユニットたちの自己申告によれば、中国全土は晴れており、
中部以北は厳しい寒さに見舞われています。
…ぶつぶつ……はぁ〜〜ッ…
唱えたいっ。"中黄太乙"を……声高に唱えたい!
……でも駄目よっ!! 口惜しいけどぜったい駄目!! だって……
そんなことして声があの人に聞こえちゃったら……
せっかくの尾行が台無しだもんっ。
そうよねv 大賢良師様……いいえっ、張角くんv
あたしってばね、黄巾党なのにホラァ、宦官に手を貸してもらうために都に行ってたじゃない。
だからさぁ、世の中の裏側っていうの? そんなのがいろいろ見えちゃうのよね。
そうなの、ホント世間って厳しいのよね、不浄って言ってもいいくらい!!
昨日まで味方だったと思ってた人が急に裏切ったりするのよねっ……
だぁーかぁーらぁー……あたしは決して油断なんてしないのよっ!!
自分よりも強い人間に対しては常に有利な立場でいられるように心掛けてるのっ!!
それが一番賢い生き方……そうよねっ、張角くん。
あたしの武器、二連式デリンジャー、こんな小さな銃じゃあ張角くんに勝てっこないわよね。
でもねっ……ウフフv………それでもいいのよ、張角くん。
その調子でどんどん群雄たちを血の海に沈めてちょうだいv
あなたとあたしの2人っきりになるまで……あたしが側で見守っててあげるv
だけど忘れないでね張角くん。三国志にはあなたを上回るかもしれない相手がいることを…
例えば曹操、それに……宦官の…十常侍を率いる張讓さま(ホントは彼(?)を尾行したかったわv)
彼らと戦えば…張角くん、さすがのあなただって無傷ではすまないでしょう。
そして、2人っきりになったまさにその瞬間、手負いのあなたの背中に……
あたしのキツイのお見舞いしてあげるっ!!
――そうっ、つ・ま・リ……"ラスト・マン・スタンディング"は……
あたし、馬元義ってわけv
【馬元義(初登場) 生存確認】(二連式デリンジャー)
※東へ移動する張角を尾行中
ここは赤壁。
許チョ「なぁ、悪来。コイツ食うんだろ? オイラ、コイツがフグを
うまそうに食ってるのを見たら、腹へっちまったよー」
典韋「そうだな。料理するか…っていうか、虎痴、よだれ拭け」
二人が兀突骨の死体に手を伸ばした、その時!
ボチャン。 ※
>>364 許チョ「!? なんだぁ?」
典韋「誰かが河に落ちたみたいだな」
近くに寄ってみると、全身真っ白の死体(劉安)が流されていた。
許チョ「おい、悪来。真っ白な死体があるぞー」
典韋「俺も見てるっつーの。…引き上げてみるか」
許チョ「なんだ、この白いの? ベトベトしてるぞ」
典韋「これは…! 小麦粉だ! オイ、虎痴! 次の料理にはコイツを使うぞ」
許チョ「わかったぁ! 料理の準備をするぞー!」
典韋「典韋と」
許チョ「許チョの」
典韋&許チョ「漢(おとこ)の料理〜!」
典韋「いよいよ漢の料理も第4回になった。今日の料理は?」
許チョ「なんかよくわかんない死体(劉安)のから揚げだぞ」
典韋「材料の説明だ」
許チョ「この死体と調味料。あと油って書いているけど…ないぞ?」
典韋「脂肪っつー立派な油があるだろ」
許チョ「なるほどなー」
典韋「下準備は前々回と同じなので省略」
許チョ「うわぁ、手抜きだなぁ」
典韋「肉を一口の大きさに切ったら、薄口醤油・塩・胡椒・旨み調味料を
かける。小麦粉は、もう十分付着してるな」
許チョ「火の準備が出来たぞー」
典韋「油を使うからサックは三重にする。脂肪が溶けて、適温かなーって
思ったら、おもむろに肉を投入だ」
許チョ「温度はいいのか?」
典韋「適温は180℃くらいだが、この時代に温度計は無い。適温と感じたら
それが適温なんだ。これぞ漢の料理」
許チョ「ふーん。よくわかんねぇけど、わかった」
典韋「肉が浮いてくるまで、しばし待て」
許チョ「肉が浮いてきたぞー」
典韋「よし。油をよく切って、盛り付けて完成だ」
許チョ「いただきまーす!」
典韋「どうだ、虎痴?」
許チョ「うめぇぞ」
典韋「うめぇじゃ分からんっつーの。なんていうか…その…あんだろ
こってりとか、さっぱりとか、まろやかとか、味に深みがあるとか」
許チョ「んーじゃぁ、ソレだ!」
典韋「…もういい。今回のポイントは揚げるときに火をちょっと弱める
ことだ。焦げないようにな」
許チョ「たらふく食ったら眠くなってきたぞー…」
典韋「オマエ、そういう生活よくないぞ」
許チョ「zzz……」
典韋「次回は鍋物に挑戦だ。お楽しみにな」
この様子を見ていた王双(
>>409)は、少し空腹になった…。
【所持アイテム 典韋:釣り道具一式、石斧、弓、兀突骨の死体
許チョ[衣者]:調味料(他2人分未確認)】
行動方針:食物ゲット優先
現在位置:赤壁
正義に燃える十常侍。
これはこれで気持ちがいいものだ。
とりあえず今後どう主催者と戦っていくかを考えるため、長安で会議が催された。
まさに会議は踊る。
なかなかいい策が出てこない。
まず霊帝がどこにいるのかわからない。
次に見つかったとしてもどうやっていっていいかわからなかった。
早くも手詰まり。
せめてこの結成が、初日のまだ早い段階だったらよかった。
それならば、出場者がまだあの会場にいるうちに、主催者を襲撃できたものの。
そんなことを考えながら我々は手持ちのアイテムで
チーズフォンデュをすることにした。
とりあえずはみんなで晩餐会だ。
そんな時だった。
一陣の風が吹いたかと思うと封[言胥]の首が飛んだ。
そして程曠までも。
風がやんだ時には、そこに李カク[イ寉]が立っていた。
血を吸っている。
董卓も嫌だが、長安でこいつも嫌だった。
逃げ惑う十常侍。
曹節が、侯覧が、そして蹇碩が散っていった。
あっけなく。
段ワイ[火畏]、宗果、楊奉の姿もあった。
命からがら都落ちをした我々十常侍はすでに5人になっていた。
十常侍もおしまいだ。
正義に目覚めてすぐにこれだよ。
そのとき!
「我々を忘れてもらっては困りますよ!張譲殿!」
そこには孫璋、畢嵐、栗嵩、高望、張恭、韓[小里]、宋典の姿が!
お前らは正史十常侍!
「我々も正義のために戦います!」
こうしてチーム再結成。
正史十常侍として悪にいどむのだった。
もちろんこれで12人になってしまったことで、十じゃないじゃん!とは誰もつっこまなかった。
【李カク[イ寉]、段ワイ[火畏]、宗果、楊奉:チーム結成 長安占拠】
※アイテム:李カク[イ寉](大型サバイバルナイフ2本)*段ワイ[火畏](斧、手斧、高枝切りハサミ)宗果(レイピア)、楊奉(楔、チェーンソー、チャッカマン)は不明】
【張譲、趙忠、夏[小軍]、郭勝、孫璋、畢嵐、栗嵩、段珪、高望、張恭、韓[小里]、宋典:生存確認】
※所持アイテム (左から)杖、なし、ナタ、なし、PHS、鉄鞭、飛刀、なし、ワルサーP38、ハッキング・クラッキング入門、ノートパソコン(バッテリー満載)、謎のCD−R)
※正史十常侍結成(12人だけど)
※方針→長安から逃亡・正義に燃える
「チョウショウ」たちは今日も行く。
あてもないのに今日も行く。
4人だと思っていた「チョウショウ」も増えに増えて11人だ。
張昭&張紹&張松&張承に、張翔、張承(魏の)、張昭(後漢の)、張尚 張松(呉の)
張象、張敞・・・全部で11人。
「チョウショウイレブン」を結成したよ。
「我ら、生まれた時場所は違えども、死ぬときは一緒!」
なんかどこかで聞いたようなセリフでかわいく結成した新チーム。
サッカーもできる。
11人は桃園の誓いならぬ、蒲公英の誓いをした「チョウショウイレブン」は持ち物を再確認した。
なぜか全員同じような腕輪が入っている。
いぶかしがりながら各々腕輪をはめて説明書を読んだ。
「この言葉を大きな声で、以下のポーズで叫ぶべし」
・・・11人は必死にセリフとポーズを覚えて、全員で叫んだ。
「チョウショウチェーンジ!」
11人はきらびやかな光に包まれ全身を原色のぴっちりしたスーツが覆っていく。
光が収まったとき、そこには「チョウショウイレブン」ならぬ「チョウショウ戦隊」がいた。
以下メンバー紹介(いまさら)
張紹(チョウショウレッド)
張承(チョウショウブルー)
張敞(チョウショウイエロー)
張翔(チョウショウグリーン)
張松(チョウショウピンク)
張昭(後漢の)(チョウショウホワイト)
張松(呉の)(チョウショウシルバー)
張尚(チョウショウブラック)
張承(魏の)(チョウショウブラウン)
張象(チョウショウオレンジ)
張昭(チョウショウゴールド<指令>)
張昭「なんでワシだけ指令って書いてあるんだ?」
張松「私だったよりによってピンクですよ」
各々がやんややっているのだが、楽しそうにみえた。
【張昭、張紹、張松、張承、張翔、張承(魏の)、張昭(後漢の)、張尚 張松(呉の)、張象
張敞:生存確認(初登場含み)】
@「チョウショウ戦隊チョウショウイレブン」を無駄に結成
@アイテム:全員「チョウショウ戦隊変身セット」
@現在:冀州平原付近
「おおっ!司馬昭が死んだか。そうか………」
ここは許(許昌)。司馬昭らの潜伏先を探して、曹髦は探索を続けていた。
あの一族は、我々の禍となる。何としても倒さねば…と意気込んでいた矢先の死亡
放送だった。
「あとは、総帥の司馬懿を始末すればいいわけか」
それ以外の連中は、もう怖くない。何しろ曹髦は、鍾会が司馬昭に「才能は陳思王
(曹植)と同じほど、武勇は太祖と似ておられます」と言って警戒したほどなのだ。
曹髦は、力強く肯いた。
彼の背後に、何者かの影が迫っていた。
【曹髦 生存確認】
【所持アイテム ロケット弾(あと8発)】
その影は、建物から飛び出すと、金槌で思い切り曹髦の後頭部を狙った。
ぐわん。鈍い音がする。
??「やったか?」
一瞬手応えを感じたが、金属音から失敗したことを悟った。
??「…少しは出来るようだな」
曹髦「何奴っ」
剣や矛の類に慣れている身には扱いづらいが、ともかくロケット砲の砲身で防御
した。
審配「審配…字は正南よ」
曹髦「袁紹殿の縁のものか。某は曹髦、字を彦士と申す」
互いに身構えたまま、何故か自己紹介を始めた。
審配「ほう、そうか。曹髦といえば・・・。喜べ、司馬昭は俺が殺ったぞ」
曹髦「それでは…礼は言わねばなりませんね」
審配「忘れたか? 俺の主人は袁紹様ただ一人。仇なす曹操の一族よ、逝け!」
曹髦「うんっ!?」
審配の第二撃が来る。この近さでは、飛び道具では不利だ。曹髦はとっさに逃げ
出した。
審配「逃がしはせんぞ〜〜」
【審配&曹髦、追い掛けあいつつ西進】
徐栄は漢中から西に向かっていた。彼もまた、武勇には自信があった。
しかし、途中で華[音欠]を血祭りに挙げたとはいえ、相手が文官だったのが大いに
不満だった。何やら本を持っていたが、自分にはよく分からなかったので放置して来た。
「お、あいつは」
馬忠だった。洛陽で気絶していた彼は、気づいたときには哀れ服以外の全てを奪われ
ていた。そして、食べ物こそ見つけたものの、洛陽の大火災で慌てて逃げて来たと
いうわけだった。
同じ頃。
審配「さあ、観念しろ〜〜」
審配はサディスティックになって曹髦に突進する。
曹髦は頃合いを見てロケット砲を発射!
あぼ―――――ん。
砲弾は審配から大きくそれ、あらぬ場所で爆発した。
審配「馬鹿め!どこを見ている」
さっきの金槌で、砲身が曲がっていたのだ。だが曹髦はまだ気づかない。原因を
探ろうにも、もう一発撃つ余裕はなかった。ひたすら逃げた。
そして。
「こ、こんな不都合主義って……………あるか」
ロケット弾は、徐栄と馬忠を直撃していた。徐栄はこう叫んで力尽きた。
【華[音欠]、徐栄、(呉の)馬忠 死亡確認】
【徐栄の所持アイテム:九鈎刀は砲撃を受け破壊 華[音欠]の所持アイテム
『電子ロック技術入門』→宛に放置(『電子ロック解除技術について』の解読に軍師
三人が二人に減らせる程度のわかりやすさ)】
【審配のアイテム 発電機の残骸、『Kanon』(ソフトのみ)、日曜大工セット・
超小型ドリル付き】
審配と曹髦の追いかけっこは延々続いたが、次第に差が開いて来た。審配の方が疲労
がたまっているし、減らしたとはいえ背中の荷物は重荷だった。
そこへ、前方に二人の男の姿が目に入った。
「曹髦殿!」
「荀ケ殿、いけない!」
二人は潁陰郊外まで来ていたのだ。前方の二人は荀ケ・荀ツ親子。曹髦と審配の二人
に割って入る恰好になった。
審配「何しやがる、裏切り者め!」
荀ケ「その性格では袁家も持つまい」
審配「やかましい!!」
審配は金槌で荀ケを打ち据えた。荀ケは一言も発せずに倒れた。続いて荀ツも…。
審配は超小型ドリルを取り出すと、二人の急所めがけて突きつけ、スイッチを
入れた。
「ぐごぉっっ…」
声にならない声をあげて、二人はのた打ち回った。さらに脳天をドリルで打ち砕いて、
飛び出した骨髄と脳みそをぐちゃぐちゃに踏み潰した。
審配「はぁ、はぁ、はぁ…もうこれで二度と、減らず口は叩けんぞ」
袁紹を見限って去った男。曹操の軍師になった男。審配は徹底的にその屍に凌辱の
限りを尽くさねば気がすまなかったのだ。
【荀ケ、荀ツ 死亡確認】
【審配のアイテム 発電機の残骸、『Kanon』(ソフトのみ)、日曜大工セット・
超小型ドリル付き・荀ケの持っていた韓非子(竹簡)
荀攸の持っていた棍棒→放置】
「待ってください」
曹髦は、彼の姿を見て逃げようとする親子連れを呼び止めた。あの二人は・・・
ならば。
「司馬一族は憎くないのですか!?」
若い方が思わず立ち止まり、叫んだ。
「憎い!憎い!憎い〜〜〜っっ。わかりきったことですっ」
「・・・というわけで、是非某に力を貸していただきたい」
曹髦は河内に来ていた。相手は、やはり司馬一族を狙っている毋丘興・毋丘倹親子。
毋丘倹「曹髦殿の頼みなら、いやとは言えませぬ。条件はただ一つ、司馬一族の
殲滅。それさえ叶えば、命なり何なりさし出しましょうぞ」
毋丘興「息子よ、それはまずいと思うよ」
曹髦「いいえ、私にはあなたがたを殺す理由はありません」
毋丘興「でも、今のところはそうでもいつかは」
毋丘倹「父上!司馬一族を倒すのが先です、そんな先の話はほっとけばいいん
ですっ」
毋丘興「そ、そうだね」
そうだ、息子のためだ。今は曹髦と一緒になるとしよう・・・。
許昌はさっきまわった。ならば、また北に行ってみよう。
三人は、[業β]を目指すことにした。
【所持アイテム 毋丘興:釘バット&毋丘倹:M16A2ライフル&曹髦:ロケット弾
(あと7発、砲身が曲がっているので時々あらぬ方向に飛ぶ)】
※方針→食料を求めて南下。司馬一族と遭遇時のみ徹底交戦。
>>465 ※方針→食料を求めて北上。司馬一族と遭遇時のみ徹底交戦。
に、訂正します。
【幽州】
死亡アナウンス後
・・・紫虚上人が死んでいる
私の記憶が正しければ彼も占で身を立てたもの・・・
はたして、私の易は正しいのだろうか。
そもそも、易というものに頼るべきなのか。。。
いや、迷うべきではないな、私にはこれしかないのだ。
そう思うとまたそこら辺にある木の枝を拾う。
タク(シ豕)県へ行くといえども、通過する道はこれで選ぶべきだな。
木から手を離そうすると、その手に一滴の水が付いた。
む・・・雨、か。ひとまず宿が欲しいところだな
許子将は木の示す方向へただただ進んだ。
【許子将生存確認、宿が見つかれば宿へ】
468 :
無名武将@お腹せっぷく:01/12/10 23:15
「父上これは一体何に使うのでしょう?」
「う〜む、私にもよく分からないなぁ。
しかし父なら何か知っているはずだ。
今後の事もあるしまずは父と合流しよう。」
「そうですね、お爺様ならきっと何か良いお知恵をお持ちのはずですね。」
【諸葛瞻・諸葛尚:生存確認 アイテム:三八式歩兵銃・謎の鍵】
行動方針:諸葛亮と合流、交戦は避ける。
ほうほう、あれが中国全土に名高い漢(おとこ)の料理か。
さすがは、お二人。見事な腕前だ。
噂では、陳健一とかいう奴があれを真似して作っているとか。
全くけしからん話だ。
「しかし、・・・・・・・それがしも、食べたくなってきたわい」
そう言うと王双は周りをうかがった。
「なぜかは知らぬが、場所を明記されずに死んだ死体は
赤壁に集まってくる傾向があるらしいが・・・・・・おっ、あった!」
20メートル程先に、一つの水死体が浮かんでいた。
しかしあの位置では、取りに行くと仲康殿達に気づかれる恐れがある。
それでは、影から見守っている私の意味が無くなってしまう。
「ふん・・・」
魏後期の猛将、この王双をなめるなよ
「行け!流星槌!!!」
「シャッ」
「ジャボー――ン!!!」
「ヒュルルルルルル・・・・・・・・・パシッ」
王双が投げた流星槌は、寸分の狂いも無く
敵将の心臓部をえぐり取ってきた。
・・・・・・・・・・が、
「心臓だけ取って来てどうすんじゃぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
そしてまだ極めきれていない王双は、
漢(おとこ)の料理(仮)を使って
高柔の心臓を食っていた。
【王双所持アイテム:流星槌、許チョの携帯用ミニ絵図(私物)
おとこの料理レシピ(第一回は抜けてる)】
現在地:虎衛軍後方20メートルをがっちりキープ♪
沮授は戦いに疲れた体を休める為荊州で休息を取っていた。
しばしの休息後、冀州へ向けて旅立とうとしたその時己を見る視線を感じた・・・。
沮授「何物か?!」
??「ふふふ、さすが沮授殿と言う事か・・・」
沮授は驚いた。自分はこの様な姿をしている事を知っている物がいるとは・・・。
こんな体になってしまったのを知ってるのは華佗だけのはずである。
沮授「そうか、お主華佗の手の物だな・・・。」
??「いかにも!華佗様に従わなかった貴様を処置しにきたのだ!
ありがたく思うのだな、この厳綱様の手に掛かって死ねる事を!!!」
すかさず厳綱が茂みの中から飛び出してきた。
厳綱の拳が沮授に迫る・・・が間一髪でかわす沮授。
背後の岩が割れる・・・いや切られたのであった。
沮授「お主その姿・・・。」
厳綱「そう、この俺も華佗様によって新たなる力を手に入れたのだ。」
その姿はどことなく猫を連想させるものであった。
厳綱「いくぞ・・・。」
そう言うと厳綱の手から鋭い爪が伸びてくるのであった。
厳綱「きぇぇぇぇ!!!」
雄たけびとともに厳綱が懐に飛びこんでくる。
その瞬間厳綱は勝利を確信した。
厳綱「もらったぁぁぁぁ」
・・・が厳綱の爪は空しく空を切っていたのである。
厳綱「な、何?!」
いつのまにか沮授が背後に回っていたのである。
沮授「たしかに強力な武器だ、しかし当たらなければどうと言う事はないな。
それにお主は改造されてから日が浅いようだな。
せっかくの力を上手く使いこなしていないようだ。」
厳綱「この厳綱が未熟と言うのか?!」
叫びながら振り向きざまに沮授に爪を叩きこんだのである。
・・・がしかし今度は厳綱の腕は空を切るのではなく、
本当に宙に飛んでいた。
厳綱「ぐわぁぁぁぁ!!!」
片腕を失った厳綱の咆哮があたりに響き渡る。
厳綱「お・おのれ沮授貴様は・・・」
厳綱は最後まで言葉を発する事はできなかった。
その体に深々と沮授の腕が刺さっていたのである。
沮授「未熟なお主に殺られる程私は甘くない。」
そう言うと沮授は厳綱の体にそのまま牙を突き立てるのであった。
沮授の闇の戦いはまだ始りにすぎなかった・・・。
【沮授:生存確認 アイテム:なし】
【厳綱:死亡 アイテム:なし】
「平気です!!構わんでください!!!」
甘寧殿はこういう人だ。決して弱音をみせる事は無い。
徐盛は構わずに傷口を見た。
ほっと一安心すると、目の前に繰り広げられている修羅場に目を戻した。
関羽が臨戦状態で立っており、それを甘寧殿が爛々と睨み付けている。
徐盛は後悔で一杯だった。
こんな事なら引きずってでも韓当殿を連れてくるべきだった・・・・・・!
山野に響き渡る鞭の音を聞きつけて何事かと思って行ってみると、
「てめえのような大した活躍もしてねえ奴が何で無双に出てんじゃ、ボケェ〜!!
おかげで俺らがマイナーキャラだと思われたら、どうすんだコラァ〜!!」
自分は止める事が出来なかった。
少なくとも同じ思いが、自分の中にはあったのだ。
口では止めたものの、きっと心からやめさせようとはしてなかったんだろう。
しかし、困った。
「徐盛殿、手出しは無用です」
甘寧殿がそういうと、立ち上がって関羽を睨みつける。
本当に困った。
関羽は何を考えている?
引こうとは思わないのか?
甘寧殿。
相手は関羽ですぞ!
一人で勝てる相手ではありませんぞ・・・・・・・・・・・・・・・!!
もちろんそんな徐盛の思惑に関羽が気づくはずもない。
これから起こりうる選択肢は三つ。
【徐盛:生存確認 現在地 寿春
所持アイテム:槍
行動方針:呉将は団結しあおう!】
馬良は知らず知らず唇を噛み締めていた。
あのゲーム開始直後の屈辱が忘れられないのだ。
ゲーム開始直後、自分が開始地点を離れたとき
正面にあたる所の林の中から自分を呼んだ声。
あれは――関羽の息子――関興だったと思う。
暗い茂みの中、関興のほかにも何人も影がうかがえた。
闇の中、関興が抑えた鋭い声でいったと思う、
”馬良殿、一緒にきてください! B級武将ばかりだから! 大丈夫です”
けれどそれは――無理な相談だった。
――B級武将っておまえ達俺のこと馬鹿にしすぎ・・・。
【馬良 生存確認 所持品不明】
――ちなみに関興はスタート地点付近でB級武将を集めてB級武将チームを結成!
【関興、呂廣、呂翔、趙統、趙広、蔡和、蔡仲、馬鉄、
王忠、諸葛均、鞏志、呉班、梁剛 計13人 生存確認】
※行動方針 とにかく名誉を・・・。
1 関羽が戦闘を避けてこの場から去る。
2 甘寧殿との一騎打ちを見届ける。
3 加勢して関羽と戦う。
だが、2は取りたくない・・・・・・・・!
甘寧殿だけでは、勝てるはずがない・・・・・・・・!
しかし、甘寧殿が望むならそうするべきなのか・・・・・・・?
しかし、一つだけ希望があった。
もし、そうなれば確実に関羽を倒す事ができる。
周泰殿に韓当殿の場所を教えておいた。
止められなかった事を謝りたかった。
「周泰殿の言う事ならば、韓当殿も聞いてくださるだろう」
あの二人は
時には総大将と先鋒、
時には右軍と左軍
というように、常に戦場で見事な連携を見せてくれた最も信頼しあえる戦友だった。
だが・・・・・・・間に合いそうもない。
そして徐盛は、自分と最も数多くの戦場を戦ってきた戦友の事を思った。
「丁奉・・・・・・・・・・、どこにいる・・・?」
【徐盛:武器 槍
現在地 寿春 】
そんな思惑に関羽が気づくはずも・・・・
甘寧の間違いです。すいません。
田豊「そ、そのような酷い行いはなりません! ……なりませんぞぉっ!!!」
張遼「かっ… 堅物っ! まぬけっ!! バトロワ解明にはどうしたって必要なことだ!
もう俺の息子や同僚もぞろぞろと死んでいって、残り生存参加者が300人切る勢いだっつーに……
もはや一刻の猶予もならんっ!!」
田豊「いけません! 名だたる名士をそのような恐ろしい処遇に処せば、必ずや……」
張遼「エ? 必ずや? ……な、なにかあるの?(ドキドキ」
田豊「いずれ冥府に到った折りに、祖先の御霊に対して申し訳が立たないでしょうともっ!!」
張遼「………な、なんだそりゃあぁ〜??? この漢民族めがっ、儒教徒めがっ(T∀T)
今がそういう場合かよっ!!」
合肥からじわじわと移動して、最も倭国禁止エリアに近い青州へと向かっていた張遼と田豊は、
捕らえた胡母班の処遇を巡って、すでに数時間も激しく対立していた。
胡母班自身は、すでに恐怖のあまり狂っていて、手がつけられない状態だった。
というよりも、自害し損なってもいたようで、発見したときにはすでに瀕死の状態だった。
もう、いまさら誰が何をしてやったところで、絶対に助からないだろう。
ならば、せっかくのロケーション…… あれを試さないわけにはいくまいて……
というのが、張遼の考えだったのだが……
――涼州
荀攸達一行は民家を見つけた。
「ここは客を通す座敷であったに違いないな」部屋の中央にケイ道栄はどかっと寝転んだ。
乱暴者のケイ道栄が部屋の真ん中へ寝転ぶと部屋はなんとなく窮屈にも思えた。
「じゃあここで一休みするか」劉賢はケイ道栄の横に座り込んだ。
ホウ統は一番奥にすでに座っていたので入り口の一番近くに荀攸は腰を落ち着けた。
夜になったばかりだが4人は眠りにつくことにした。
こんなまともなところで眠れるのは何日ぶりだろうか?
半醒半睡の中で荀攸はホウ統のことをしきりに気にしていた。
ケイ道栄はどこにでもいる力自慢の豪放な大男に過ぎないし、
劉賢はその庇護を得ようとしている腰巾着だ。
しかしホウ統は他の人間と少し違ったところがあるようだ。
自分がそのように感じるのは何故だろう?
――そのとき
「くそ。もう我慢ならねぇ」となりで寝ていたケイ道栄が大声をあげはね起きた。
「ぶち殺してきてやる」ケイ道栄は戸を蹴倒し大斧、益州の方向へ走り去ってしまった。
3人がケイ道栄の走っていった方向を見るとケイ道栄の姿はもうなかった。
ケイ道栄が気にいらなかったのは彼の睡眠を邪魔する
>>408 の歌声だった。
【ケイ道栄 大斧 益州の方向へ走りだす】
【荀攸&ホウ統&劉賢 戸締りをしてもう一眠り】
―――2時間経過―――
田豊「未だに息がある者を禁止エリアに蹴り込むなどという非道…… あ、あ、あなたは本当にそれが
正しい行いだと思っておるのか?! それが、あなたほどの慈悲と知恵とを兼ね備えた、
歴戦の勇将の行うことかっ?!」
張遼「……もちろん正しくはないね。 だが、必要な作業であることだけには、間違いが、無い。」
俺たちは、『禁止エリア引っかかり爆死』が、どういうシステムで起こるのかさえ、まだ知らない。
所在地レーダーとやらを使っての主催者の遠隔操作でなのか……?
それとも州境に、なにかそういう反応を引き起こさせる何かが、あらかじめ仕掛けてあるのか……?
そもそも首輪の爆発というものすらも見たことがない。
……今がチャンスだ! どうころんでも、胡母班はもう助からない。
田豊「……なら屍骸の首輪を使えばいいでしょーが! 息のある者の首輪を使おうなどとは……
悪鬼羅刹の所業ですぞ?!」
張遼「だ〜か〜ら〜、屍骸の首輪じゃダメだっつーに!! 霊帝自身はマヌケといえど、
部下までもが全員等しくバカとは限らん!! 軍団というのはそうした構成なのだ。
袁紹軍にも、沮授を筆頭にして、アンタが居たろ?
どうあっても、一度は生体反応アリの首輪を参加者ごと禁止エリアに叩き込まないことには……、
結局正確なところは、分からなくなるぞ?!! そうだろう?!」
田豊「………う、う、う…… でも…… (・д・)ダメー!!!」
―――さらに5時間経過―――
張遼「(ぜぇ、ぜぇ…)つええぃっ! どっちにしてもどーせすぐに死ぬ一人の命と、
まさに千載一遇! 全員救出に挑む大義の成否を賭けた実験のチャンスとの、
どちらが大事とお思いかっ!?(はぁはぁ)」
田豊「(ふぅ、ふぅ…)ならば問おう! これほどまでに哀れをとどめる瀕死の八厨を惨殺してまで、
一体何が大義ですかっ?!!! 天が…… 天がそれを許しませぬぞっ!!(きぃぃーっ)」
剛直だ剛直だとは聞いてはいたが、あまりの田豊の頑なさには辟易する。
しかし、胡母班、というのもマズかったな……
……なにも、当時の俺と田豊の、両所属陣営のおもちゃになって惨殺された
清流派などを拾ってしまうとは、このラッキーボーイの張遼ともあろう俺が、なんたる不運…!
さては田豊、お前の不運の悪影響だな?
張遼「…って…… Σあっ!!」
田豊「Σあああっ!!! ……こ…胡母班、死んでる……」
張遼「ぜ、ぜ……全部、だいなしかよ……!」
張遼&田豊「…………(うわぁぁ〜……)。」
言い争っている間に、すっかり冷たくなってしまった胡母班を見下ろして、張遼は頭を抱え込んだ。
張遼(か…か…神よ……、頑固な道徳野朗なんか本気で要りません……
もちょっと脳みそ腐りかけてる…… できれば俺たち両方が全く見知らぬ相棒を、
どうか俺たちに恵んで下さい……(T∀T)
【死亡確認 胡母班】
≪はぐれ探索系北方派/2名≫ 張遼【直刀】&田豊【はさみ】 進展無し、人材大募集中
481 :
無名武将@お腹せっぷく:01/12/11 01:24
「 青州 」
曹叡は相変わらず思い荷物をハァハァ言いながら運んでいた。
曹叡「く、本当に重いなこれ・・・。
倭国にでもくれてやろうかなぁ?」
あ、誰かいる。
そうだ!これもこうやって使えば結構・・・。
曹叡は銅鏡をフリスビーの様に前を歩いていた男に向かって思いっきり投げた。
??「ぐぎゃぁぁぁ!!!」
見事顔面直撃!男は倒れた。
曹叡「こいつなんか持ってるな・・・、おぉ良い物持ってんじゃん。」
【曹叡:生存確認 アイテム:銅鏡×99、ヒートホーク】
【申儀:顔面負傷、失神中 アイテム:なし】
482 :
無名武将@お腹せっぷく:01/12/11 01:39
洛陽は遂に全焼した。
洛陽の全焼と共に男達の熱きライブも終了となった。
杜キ達は次なるステージへ向けて移動する事にした。
学[糸林]「次は何処へ行くんだ杜キの兄貴?」
黄皓「人が集まりそうな所が良いですなぁ。」
杜キ「そうだなぁこの辺だと・・・許昌だな。」
3人は焦げ臭い洛陽を後に許昌へ向かうのであった。
【杜キ:生存確認 アイテム:エレキギター】
【黄皓:生存確認 アイテム:立派なペニスサック】
【楽[糸林]:生存確認 アイテム:軽量型ミニドラムセット】
第二回-1スレ
>>482まで
【この放送は参加者に聞こえます】
--死亡者リスト--
<ア行 9名>
尹賞、尹大目、尹黙、
袁胤、袁燿、閻象、閻圃、
王粲、王朗、
<カ行 58名>
[萠リ]越、[萠リ]良、賈文和(=賈[言羽])、郭[ミ巳]、楽就、楽進、郭図、郭攸之、何儀、何進、
夏侯威、夏侯恩、夏侯和、夏侯徽、夏侯玄、何皇后、夏候尚、夏候存、夏侯徳、夏侯蘭、
賈充、韓胤、管亥、韓玄、韓浩、韓暹、韓忠、華[音欠]、
魏続、魏攸、牛輔、橋(喬)瑁、紀霊、
虞翻、
奚泥、厳輿、蹇碩
呉懿、黄権、高昇、高柔、侯成、侯選、侯覧、黄祖、公孫越、公孫淵、公孫康、公孫[王贊]、耿武、
呉巨、胡車児、伍習、胡軫、兀突骨、胡班、高柔、胡母班
<サ行 42名>
蔡夫人、蔡瑁、崔{王炎}
士壱、紫虚上人、士燮、司馬[イ由]、司馬睦、司馬望、沙摩柯、朱桓、祝融、淳于瓊、荀ケ、荀ツ
徐栄、荀[豈頁]、鍾会、諸葛誕、秦h、申耽、
雛(鄒?)靖、
薛瑩、薛綜、薛蘭、単経、成宜 、
蘇飛、宗果、曹休、宋憲、曹訓、曹彦、曹昂、曹初、曹節、曹爽、曹豹、孫堅、孫権、孫仲、孫礼、
<タ行 30名>
太史慈、段[火畏]、
趙雲、張衛、張ガイ[門豈]、趙岑、張勲、張虎、張[合β](1人目)、
張横、張済、張春華、張南、張宝、張翼、張梁、陳横、陳蘭、陳珪、陳登
程銀、程秉、程c、程曠、典満、田楷、田疇、丁儀
土安、[登β]芝、
<ハ行 16名>
馬玩、馬休、馬超、馬ハク([しんにょうに貌]?)、馬忠(呉の)、[シ番]鳳、潘璋
費[示韋]、費詩、麋芳、
[冫馬]習、傅士仁、歩度根、文俶、
丘力居 封[言胥]
<マ行 1名>
孟獲
<ヤ行 8名>
楊昂、楊氏、楊松、楊任、楊秋、楊白、楊阜、楊奉
<ラ行 23名>
雷薄、
陸抗、陸績、李膺、李湛、李別、劉安、劉延、劉偕、劉虞、劉勲、劉[王宗]、劉禅、
劉岱、劉表、劉封、劉恢
呂凱、呂蒙、呂範、李歴、梁興 、
魯粛、
--以上 187名--
--禁止エリア--
徐州
【これは、参加者には完全に聞こえていません】 職人用
--既出生存者全パーティ情報&所持アイテム--
≪南蛮隊/2名≫阿会喃【のこぎり、ベアトラップ×5】&忙牙長【木槌】
≪猿組/2名≫袁術【眠り薬噴射装置(あと10回)、弩】&袁煕
≪袁家の人々/3名≫袁紹【保存食一ヵ月分】&袁尚【ネット】&袁譚【トライデント、サブマシンガン】
≪チョウショウ戦隊チョウショウイレブン/11名≫
張昭&張紹&張松&張承&張翔&張承(魏の)&張昭(後漢の)&張尚
&張松(呉の)&張象&張敞
【※全員がチョウショウセンタイ変身セット(各自1)を着用】
≪冷苞隊/3名≫冷苞&高沛&費観【(共有アイテム?)矛槍、ハリセン、鉄兜、パンツァーファスト×4】
≪正史十常侍/12名≫【張譲【杖】&趙忠&夏[小軍]【ナタ】&郭勝&孫璋【PHS】&畢嵐【鉄鞭】
&栗嵩【飛刀】&段珪&高望【ワルサーP38】&張恭【ハッキング・クラッキング入門】
&韓[小里]【ノートパソコン(バッテリー満載)】&宋典【謎のCDR】
≪馬謖隊/3名≫馬謖【10Lポリタンク】&馬岱【超強化防火・防水・防寒スーツ、ピストル&銃弾50発】
&姜維【薙刀】
≪司馬一族A/2名≫司馬懿【刀、スタンガン】&司馬孚【ライフル】
≪司馬一族B/3名≫王元姫【毒針】&楊艶【青銅矛】&賈南風【青竜刀(重くて使えない)】
≪司馬一族C/2名≫司馬倫【西蜀地形図】&司馬防【弩】
≪司馬一族D/2名≫司馬攸【電撃ムチ、拳銃(S&W)と弾30発】&司馬衷【鉞(まさかり)】
≪献帝物語/2名≫催毅【????】&ビン貢【????】
≪カクカクコンビ/2名≫郭嘉【ナイフ、カラシニコフ】&郭淮【????】
≪旅は道連れ団/3名≫ホウ統,【????】&荀攸【????】&劉賢【????】
≪エキセントリック劉璋ボウイ/6名≫劉璋【シミター】&雷同【コンビニのレシート】
&李恢【孔明伝(妖術書)】&張任【普通の剣】&劉循【べっこうあめ】
&呉蘭【マッチ一箱】
≪盲夏侯隊/2名≫夏侯惇【カメラ、斬馬刀、弓(矢は残り8本)】
&夏侯覇【ヘッケラー&コックMP5K、????】
≪劉備捜索隊/2名≫張飛【「優しく香る」ファブリーズ】&簡擁【H&K USP】
≪孫尚香救出隊/2名≫顧雍&張[合β](2人目)【(共有アイテム?)バックラー、十拳剣、苦無】
≪孫権捜索隊/2名≫周泰【強弓(矢二〇本)、毒薬】&鍾ヨウ[揺のつくりと系]
≪益州おっさんs/2名≫黄忠【????】&法正
≪ぶらりグルメ旅御一行様/2名≫典韋【釣り道具一式、石斧、弓】
& 許チョ[衣者]【調味料、未確認(2アイテム)】
≪はぐれ探索系北方派/2名≫張遼【直刀】&田豊【はさみ】
≪あの人は、今?/2名≫黄月英【光学迷彩スーツ(ステルス)】&甄姚【于吉レーダー、棍棒】
≪シリアルβs/2名≫張[合β](3人目)&[赤β]昭【(共有アイテム?)ベレッタ、双鞭】
≪袁術を探して…/2名≫橋ズイ[廾豕生]【ワショーイ(おにぎりしか食べない生き物)・棍棒】
&張烱【メガンテの術(使うと自分の死と引き替えにどんな強敵も必ず倒す)・日本刀】
≪君主同盟/3名≫張魯【????】&陶謙【????】&韓馥【????】
≪劉備軍草創隊/2名≫劉備【滅麒麟牙】&糜竺【????】
≪SM曼遊記/2名≫韓当【鞭】&黄蓋【手錠】
≪焼け出され隊/2名≫公孫続&関靖【火焔瓶(あと9回)・月牙の刃】
≪LIVEin洛陽/3名≫杜キ【エレキギター】&黄皓【立派なペニスサック】
&楽チン【軽量型ミニドラムセット】
≪長安占領軍/4名≫李[イ寉]【大型サバイバルナイフ2本】&段[火畏]【斧、手斧、高枝切りハサミ】
&宗果【レイピア】&楊奉【楔、チェーンソー、チャッカマンは不明】
≪司馬一族誅滅団/3名≫毋丘興【釘バット】&毋丘倹【M16A2ライフル】
&曹髦【ロケット弾(あと7発、砲身が曲がっているので時々あらぬ方向に飛ぶ)】
≪諸葛亮捜索隊/2名≫諸葛瞻【三八式歩兵銃】&諸葛尚【謎の鍵】
≪寄せ鍋B級武将団/13名≫関興&呂廣&呂翔&趙統&趙広&蔡和&蔡仲&馬鉄
&王忠&諸葛均&鞏志&呉班&梁剛【アイテム各自1(????)】
☆パーティ形成の部、以上112名既出生存
@越吉【鉈】 @王允【風車手裏剣】 @王方【防毒マスク、マスタードガス×3所持】
@王累【立体ホログラム装置】@王連【岩塩(血まみれ)】 @周宣【ダムダム弾×8】
@王双【流星槌、許チョの携帯用ミニ絵図(私物)、おとこの料理レシピ(第一回は抜けてる)】
@何晏【各種化粧品などの各種お手入れグッズ沢山】 @徐盛【槍】
@郭奕【ひとらー著 我が闘争】 @夏侯淵【アサルトライフル、鎖かたびら、肉きり包丁】
@夏侯楙(※改造人間)【青龍刀】@軻比能【鉄鞭】 @周マ【????】
@華陀(佗)【医療器具一式、流星錘、煙幕、刺身包丁、吹き矢(毒入り)あと12本、AUG】
@関羽【青龍偃月刀】 @関平【????】 @顔良【槍、手斧、双剣】 @魏延【九環刀】
@韓遂【ウージーサブマシンガン、カラシニコフ、手榴弾3発】 @司馬亮【テレビ(見られない)】
@甘寧【小型火炎放射器、朴刀】 @献帝(=劉協)【竹鞭、尖った石】@ケイ道栄【大斧】
@厳顔【五星球、地雷、サバイバルブック入手、十字手裏剣×17、六角棒】
@許攸【????】 @管輅【囲碁セット(碁石&碁盤)】 @麹義【洗濯板、ザックいっぱいの炭】
@車冑【拳銃1丁】@諸葛亮【????】@司馬彪【【書道セット(紙・硯・筆)】
@曹植【墨】 @曹性【ナイフ、火打石】 @丁奉【ビームサーベル 三星球】
@高幹【乾パン】 @高順【アイテム:石刀、コンドーム(L)3ダース】
@公孫範【ブランデー】 @周魴【????】@杜襲【スタンガン】 @(呉の)馬忠
@皇甫嵩【サーベル、銅の剣、孫氏の兵法書】 @司馬朗 @周瑜【裁縫セット ザック×2】
@朱桓の妻【最高級茶葉】 @諸葛恪【偃月刀】 @諸葛瑾【薙刀】
@徐晃【バンダナ、スプリングフィールド(12)、パチンコ】 @徐庶【????】 @雛氏【カマ】
@審配【発電機の残骸、『kanon』(ソフト)、日曜大工セット・超小型ドリル付き、『韓非子』(竹簡)】
@曹仁【スナイパーライフル、ベレッタ92F、小麦粉30グラム、納豆】
@曹操【投げナイフ(11本)、ダイナマイト(10本)、ショットガンの弾(10)、腕時計2、野外用浄水器】
@沮授(※改造人間、アイテムの取得不可能) @孫乾【????】 @孫策【薙刀】
@孫尚香【ニンジャセット、小刀】@左思【大斧】 @董卓【九曲剣】 @董旻【水鉄砲】
@孫峻【RX−78操作マニュアル】 @拓跋力微 @朶思王【『電子ロック解除技術について』】
@陳宮【花の種(残り僅か)石】@樊稠【ニンジャブレード、手裏剣×3】@馬良【????】
@張允【カタナ】 @張角【杖、黄巾、ナイフ×2、連弩、ベレッタ】 @張嶷【五寸釘】
@張繍【ポケバイ(防音装置無し)】 @貂蝉【スペツナズナイフ】 @禰衡【????】
@田豫【トマホーク】 @程普【????】@曹洪【金貨365枚、曹丕からの借用申込書】
@武安国(※改造人間意思喪失)【鉄槌】 @文欽【クロロフォルム、アイスピック、ジャンビア】
@文醜【でかいハンマー、短刀、組紐】 @方悦(※左腕無し)【鎌】 @ホウ徳【釣竿】
@孟達【????】 @劉巴【懐刀】@楊儀【スコップ、呪い解除スペル残り二回】
@呂布【短剣、ドラゴンボール(?星球)】 @許子将【????】 @凌操【バタフライナイフ】
@凌統【グロッグ18(残り6発)、八卦刀、鈴、フリスビー】 @曹叡【銅鏡99枚、ヒートホーク】
@李儒【雑巾、バグパイプ、三節棍、トンカチ】 @李典【たいまつ】
@陸遜(右目失明)【ストレイヤーボイト、防弾チョッキ、グロック、コルト オフィサーズACP、
鋼鉄ワイヤー】 @華雄【無線式発火装置つきC4×4、クレイモア×3、スタングレネード×3、
RGB6、ローラーブレード】 @馬元義【二連式デリンジャー】@申儀
☆ピンユニットの部、以上94名が既出生存
--以上 、総既出生存参加者 206名--
死亡者込みの合計登場者数393名、 残り未登場参加者数107名(+α)
主催者/霊帝
━━フィールドの状況変更&ウェザーリポート
洛陽 全焼
終南山 丸焼け そろそろ鎮火? まだ?
現在、ユニットたちの自己申告によれば、
幽州は雨。他地域は晴れ。
中部以北は、厳しい寒さに見舞われています。
━━放置アイテム
【『電子ロック技術入門』】
(『電子ロック解除技術について』の解読に軍師二人がいれば成功) → 宛に放置
【棍棒】→許昌に放置
※また、放置アイテム放送まではマジ限界です、もうしません。できません。
各自理性的に、自分で取りに行ってくださいです。
487 :
無名武将@お腹せっぷく:01/12/11 02:04
王双参上
鉄弾なげて関羽を殺し、つぎに曹操もころした。そして叢にかくれた。
488 :
無名武将@お腹せっぷく:01/12/11 02:07
洛陽〜許昌を目指す杜キ・黄皓・楽[糸林]の3人は虎牢関へ到着した。
さすがに関は空いていたが、夜になったと言う事もあってここで一休みする事になった。
夜も更け3人も夢心地になった時、どこからともなく何かが聞こえる。
3人は同じに目が覚めお互いを見合す。
音楽だ音楽が聞こえる・・・。
3人が耳を澄ますとどうやら関の上の方から聞こえる様だ。
急いで駈け上がるとそこには満天の星空の下一人歌う男がいた。
男は3人に気が付き笑顔を見せてみた。
杜キ「お主は何物だ?」
??「拙者は音楽を愛する一人の旅人です。あなた方は?」
杜キ「俺達は音楽を愛する同士。これから許昌へ向こうところだ。」
??「なんと音楽を愛する人達が他にもいたとは!
恐縮だが、拙者も共に連れてってもらえないだろうか?」
杜キ「勿論だとも。さぁ共に語ろうじゃないか!」
満天の星空の下熱き男がまた一人加わったのである
【杜キ:生存確認 アイテム:エレキギター】
【黄皓:生存確認 アイテム:立派なペニスサック】
【楽[糸林]:生存確認 アイテム:軽量型ミニドラムセット】
【李典:生存確認 アイテム:ベース】
王双「ふあぁ〜あ。変な夢を見たな」
「もしかして今のは予知夢か?」
王双、関羽、曹操:生存確認
――― 予州
雛氏の耳に聞こえてきたのは、液体が草をたたくぱらぱらと言う音だった。
ごく近くの藪の中で誰かが用を足しているのだと分かった。
雛氏はその音をたよりに、藪をかきわけて進んだ。
ただし、慎重にこちらが音をたててはならない。
藪がきれたところの隅に男が背中を向けて立っていた。
ぱら、ぱら、という音がまだ続く中、落ち着きなく顔を左右に振り向けている。
もちろん、誰かに襲われやしないだろうかと不安でたまらないのだろうが、
それで、男が曹丕なのだとわかった。あの曹操の息子だが、
どうということのない平凡な男だ。
そんなことより何より、その曹丕が用をたしながらも右手にしっかり
持っているものが雛氏の目にとびこんできた。
―――銃だった。やや大型の、、、
雛氏の口元に笑みが浮かんだ。なんだか分からないけどアレが欲しい。
物音をたてないように、ゆっくりとカマを取り出した。このカマで背後からざっくりと・・・。
―――それであなたの人生は終わりみたいよ、どうもね。
雛氏は曹丕の背後にまわり、右手のカマを持ち上げかけた。
誰かが背後で「あ――」というのが聞こえ、曹丕がそれでびくっと振り返った。
びくっとしたのは雛氏も同じだった。雛氏はカマを振り上げるのをやめ、声のした方を振り返った。
曹沖が、立っていた。右手にはそれが武器の変わりになのかネクタイを持っていた。
曹丕が雛氏を認めてこちらも「あ――」と言い、それから「くそ」と言って銃を持ち上げた。
「兄上、やめてください」曹沖は曹丕に向かって叫んだ。
「何でだ、こいつ、俺を殺そうとしていたんだ、
それにだいたいこいつは父上も殺しかけたんだ・・・。」
雛氏は「ち、違うわ」とのどの奥から声を震わせてだした。
「あ、あたし・・。」
―――この度の主演女優、雛氏さまの見せ場よ、目あけてよっく見とくのよ。
「話し掛けようとしただけだわ、そしたら、あなた、おしっこしてるから・・」
雛氏は頬をちょっと赤らめてみせた。
曹丕は銃を下げなかった。「嘘つくな、俺を殺そうとしたんだろ!」
「兄上、やめてください。俺達、仲間を増やさなきゃ」
「冗談じゃねぇ、こんな女を仲間にしたら父上にも顔が向けらんねぇ!
おまえ、この女がどんな女か知ってるだろ!」
「兄上、大声あげちゃ駄目だよ」
雛氏はちょっと、おやっと思った。曹沖は詩とかが好きな魏の軟弱代表と思っていたのに
随分、堂々とした感じに、それは聞こえたのだ。
「よし分かった、お前のそのネクタイで、そいつの手を縛れ、それが仲間にする条件だ、
もしそれが駄目ならこいつを撃つぞ・・・。」
雛氏は曹沖に「かまわないから、そうして」と言うとカマを放り投げた。
曹沖はただ黙って雛氏の手をネクタイで縛った。
素直に前に手を差し出したまま、雛氏は考えた。
カマを振り上げる前に見つかったのは不幸中の幸いだった。
(カマの血もぬぐってあった。大ラッキー)
”さて。どうしようか。”
【曹丕 銃&曹沖 カマ&雛氏 ネクタイで手を縛られる】
※雛氏はダイヴァーズナイフを隠し持ってます。
馬騰は放送を聞いて心の底から安堵した。
――馬超のやつ死んでるよ、おい!
こんな嬉しいことはないね・・・。
あいつが生きてると多分、俺の老後はロクなことがないよ・・。
なんせ俺の夢は静かな隠居生活なんでね・・。
【馬騰 生存確認 でもちょっと現実逃避ぎみ】
――かー、ネタばりばりかぶってんじゃん、鬱だ、揚州に行こう、、、。
誰のせい?ちゃんと全文読まなかった俺のせい、、。
韓遂は少し鬱な気持ちになりながら揚州に入った。
世界を覆い尽くす灰色の雲の下で、ホウ統はうずくまり一人震えていた。
真っ暗な牢屋の中、手足をがんじがらめにされ身動き一つとれない。
彼はもはや悶え足掻く事すら諦め、身に沸き立つ鳥肌に意識を奪われていた。
もし彼が一度でも顔を上げて空を仰げば、気付いただろう。
そこは牢屋でも何でもなくましてや彼を拘束する物など何一つないという事に。
そして彼は彼に迫る危険を察知し、それに対するなんらかの対処を施す事が
できたかもしれない。
ただ彼の理性は、数分前にその危険を予知した瞬間もはや正常に機能するもの
では無くなっていた。
破滅が木の葉を打ち鳴らす。世界が、終わる。
「ゲウゥゲウゥゲウゥゲウゥゲウゥゲウゥゲウゥゲウゥゲウゥゲウゥゲウゥゲウ
ゲウゥゲウゥゲウゥゲウゥゲウゥゲウゥゲウゥゥッ・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ゲウゥゥーッッッ」
【ホウ統:死亡確認 アイテム:釣竿、@幽州に放置】
文醜「なんか、えらく長い間歩いてた気がする」
さすがの豪傑でも、百スレ以上歩きつづけていると疲れが隠せない。
文醜「さっきの小屋に戻るか」
天敵のヒゲがいる可能性は低いだろうと、文醜はさっきの小屋へと引き返す。
その途中、なぜか釣り竿を持って震えているホウ徳を発見。
ホウ徳「怖い…水怖い…」
基本的に顔良以外と組みたくなかったので無視した。
しばらく進んでいると、小屋が見えてきた。
小屋から出てきた人の影をみた文醜は、思わず駆け出していた。
小屋でくつろいでいた顔良は、そろそろ出発する事にした。
どちらにいくか、と思案しているとこちらに向かって走ってくる者があった。
??「顔良!」
忘れようにも忘れられない声だ。
顔良「文醜!」
そう叫ぶと、顔良は、文醜に向かって駆け出していた。
がしっ!
汗が飛び散る、オニのような抱擁!
汚いけど美しい。
ついに二人は再会したのであった。
顔良【槍、手斧、双剣】と文醜【でかいハンマー、短刀、組紐】、合流。
「そこそこツヨーイズ」結成。
行動方針…自分達より強いヤツとは戦わない。
現在地発覚・幽州
500 :
無名武将@お腹せっぷく:01/12/11 12:16
霊帝宮殿 霊帝寝室前
宦官A 「陛下、陛下、お食事をお持ちいたしました。」
しばらく待つが返事はない、しかし部屋の前に置いておくと次の食事の時には
空になった食器が乱雑に廊下に散らしてあるのだ。
宦官B 「仕方がない、置いて行きましょうぞ。」
宦官A 「陛下、それでは失礼いたしまする。」
宦官達は扉に一礼すると小走りで主の下を立ち去った。
>>477 >>479 >>480 すぐ近くで張遼と田豊の様子をうかがっている男がいた。
彼の名は――南蛮一の知恵者――朶思王だった。
――出て行って仲間になりたいけど俺の所持品、こんなだし・・・。
朶思王は自分の所持品『電子ロック解除技術について』を恨めしげに眺めた。
こんな紙切れいったい何に役立つんだ?
【朶思王 『電子ロック解除技術について』所持】
※ 『電子ロック解除技術について』は軍師3人がかりでやっと理解できるレベルです。
ぱんっ
「こいつ・・・だめだ、本当に狂っていやがったのか・・・」
曹仁は彼を見下ろしていた。
「まさか・・・なぁ、于禁よ。お前までもが狂ってしまうとはな」
曹仁は足元にいる于禁の死体・・・そして彼が殺していたのこりの男・・・高覧、華欽、朱ホウを見ていた.于禁は自分が撃ち殺したのだが・・・残り三人の死体は顔以外が無残に潰されている。于禁が手持ちの棍棒でなぐったのだろうか・・・
「・・・俺たち、もうだめなのかもしれないな」
曹仁はそうつぶやくと足を返した。次は・・・荊州にでも行ってみるか
【高覧、華欽、朱ホウ死亡確認】
【曹仁、武器変わらず】
【于禁、高覧、朱ホウ生存確認】
袁術は食料がなくなり衰弱していた。
下手をすれば横にいる袁煕に噛み付きかねないほどに。
だが、それが訪れることは永遠に無かった…
袁術「エビアン汲んで来て。」
偽帝袁術死す
袁術死亡確認。
孫乾は揚州に居た。
「このような桶で何をしろと言うのか・・・」
ザックに入っていたのは、食料や地図などの他に、この木で出来た普通の桶が一つだけだった。
「しっかし、最近は妙な天気だな。おかしな風も吹いてるし・・・
あ。この風はどっかで・・・。そうだ!台風だ!
いつも、この風が吹いた少し後に台風がくるんだ。」
各地へ使いっ走りをさせられていた孫乾は、天候の事もよくわかっていた。
(この長江付近に台風が来ては)
孫乾は豫州へ走った。
【孫乾 揚州から豫州へ】
【所持品 桶】
※
>>550から
>>600まで揚州に台風が来ると孫乾が予想。
報告、第520レスより荊州が禁止エリアとして
認定されます、滞在している方は爆死するように
退去しないでください。
献帝は、逃げに逃げて成都まで来ていた・・・
献帝「嗚呼・・・関羽殿は何故、朕を助けてくれたのだろうか・・・?」
今、献帝が一つ気がかりなのは関羽のことだった・・・
献帝「あの後・・・関羽殿は・・・
・・・ん?声がする・・・敵か!?」
献帝が振り向くと、そこには催毅が居た。
催毅「献帝殿ーっ!献帝殿!ああ、献帝殿・・・会えて良かった・・・」
献帝「おお!催毅か!」
催毅「はっ!この催毅、ビン貢殿と共に、献帝様を捜していた次第です。」
献帝「ビン貢も居るのか?」
催毅「はっ!あちらに・・・」
ビン貢は、成都の城の木陰で休息をとっていた。
ビン貢「ふぁ〜あ。」
彼は、支給品の枝豆の最後の一つを口に放り込みながら大きなあくびをした。
催毅と合流してからというもの、夜はうるさくて眠れんし、枝豆をどんどん取っていきやがる。
ビン貢「・・・ま、いいか。」
と呟くと、再び深い眠りに入っていった。
催毅「あ、あれがビン貢です。起こしに行きましょう!」
献帝「うむ。」
二人はビン貢に近寄った。
催毅「おーい!ビン貢ゥーッ!ビ、ン、コ、ウーッ!」
ビン貢(まーたいつもの催毅の大騒ぎか・・・。)
ビン貢「んだよ。ウゼェなぁ・・・。無視だ、無視・・・。」
催毅「おい!ビン貢ビン貢ビン貢ビン貢ビン貢ビン貢ビン貢ビン貢ビン貢ビン貢ー!
ビン貢ビン貢ビン貢ビン・・・(略)
ビン貢「あぁ〜・・・催毅の奴・・・マジうるせえ・・・」
そして、献帝もビン貢の姿を見るに、叫ばずにはいられなかった。
献帝「おお!ビン貢!会いたかったぞ!これ!起きぬか!ビン貢!」
(ブチッ!)
ビン貢「っだよ!ウゼェな!てめえ氏ね!逝ってこい!失せろ!(もちろん催毅に言ったつもり)」
と、叫ぶと、ビン貢はそのまま眠りについた・・・
献帝「(ボーゼン)・・・・・なんと無礼な・・・」
催毅「・・・・・」
献帝「さ、行こうか・・・」
催毅「献帝様、こやつの処分は・・・?」
献帝「よい・・・放っておけ・・・」
こうして献帝は催毅と合流することができた。
献帝「まずは叔父上を探そう。」
催毅「さようです。」
【献帝と催毅、合流。(ビン貢、孤立)】
新スレを立てます。
これ以降、このスレに書かれたものは全て無効になります。
献帝、そして催毅は、成都の城を探索にあたっていた。
あれから、催毅と共にここまで来たのだが、問題があった。
全く食料がない。
献帝「食料庫を探してくれ。まずは食料を手に入れよう。叔父上はそれからだ。」
と言ったものの、火の気のない夜の城は思ったより暗い。
グラッ
催毅「足元にお気をつけ下さい。献帝殿。」
献帝「ああ、悪いな。」
よろけそうになった献帝を、催毅が支えた。
やがて、目的地が見えてきた。
催毅「献帝殿、あれがそうなのでは・・・?」
暗い暗い闇の向こうにある部屋を指さして、催毅は言った。
献帝「あれは───・・・」
そこに献帝が目を向けた瞬間・・・
パン!
献帝「うあっ!」
闇の中から迸る・・・一閃。
その光は献帝の右足を貫き、そして足に苦痛という爪痕を残し・・・床へとめり込む。
催毅「大丈夫ですか!?」
すぐさま催毅は献帝に駆け寄り、献帝を抱きかかえ、逆方向に向かって駆けだした。
タッタッタッ・・・
いくら逃げようとも、後ろからついてくる駆音。
・・・そして背後から何度も何度も催毅の頬や身体を掠めていく一閃。
・・・恐怖。
・・・催毅の頭には幾度も、「死」という文字が浮かんでいた・・・。
【献帝、催毅、成都城内部にて何者かに襲撃をうける。】
513 :
無名武将@お腹せっぷく:01/12/29 23:31
軽くあげ
514 :
無名武将@お腹せっぷく:01/12/29 23:49
>>508・512
死んでないのに献帝って諡はないだろう
516 :
無名武将@お腹せっぷく:02/01/13 21:34
age
517 :
無名武将@お腹せっぷく:02/01/23 21:23
age
518 :
無名武将@お腹せっぷく:02/02/03 21:39
age
519 :
春野カスミ:
あたしは小学生だから
バトルロワイアル見てない
でもこのスレ伸びていて
感心感心
まけるなー!ふぁいとー!!