第2回2ちゃんねる全板人気トーナメント宣伝スレ-011

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423クラシック板支援(1/7)
突然ですが、

   彡彡ミ彡
   彡 ´∀`)< モナ澤征爾のクラシック知ったかぶり講座。
   (]づ∞´]つ―
   / / :ヽ|
   ´(__)_)

はじめてのクラシック、CD紹介番外編〜クラシックのレーベル その1

いかがでしょう、クラシックのディスクが少しは身近になったでしょうか?
ところで、録音を入れる「器」としてのレコード・レーベルも、個性は様々、
それぞれのレーベル・カラーが歴然と存在します。
ここからは、番外編として、独断と偏見で選んだ主要レーベルのご紹介です。
CD選びの際には、こちらもご参考になさってください。
424クラシック板支援(2/7):2005/04/04(月) 12:39:09 ID:S4tIeGtt
2)
[Deutsche Grammophon]
http://www.deutschegrammophon.com/
http://www.universal-music.co.jp/classics/index.htm
ドイツを本拠とする伝統のレーベル。グラモフォンとは蓄音機のこと。
かの“帝王”ヘルベルト・フォン・カラヤンが所属したのも、このレーベル。
かつては、ドイツ・ローカルの渋い録音も多かったが、カラヤン加入以来、
ワールド・ワイドなメイン・ストリームへ。プロ野球に例えれば「巨人」か。
焦点の定まらない最近の迷走ぶりも似ている。
現クラ板の看板は、ここのデザインが元となっている。
425クラシック板支援(3/7):2005/04/04(月) 12:40:00 ID:S4tIeGtt
3)
[DECCA]
http://www.deccaclassics.com/
http://www.universal-music.co.jp/classics/index.htm
イギリスの老舗レーベル。
潜水艦の聴音技術を活用した優秀な録音で名をあげ、第2次世界大戦後は、
名録音技師たちが作り上げた鮮やかな「デッカサウンド」で一世を風靡した。
日本では商標権の問題から、つい最近までLondon(ロンドン)という
レーベル名で発売されていた。

[PHILIPS]
http://www.deccaclassics.com/
http://www.universal-music.co.jp/classics/index.htm
CDの開発で有名な、オランダ・フィリップス社のレコード部門として創設。
屈指の名ホールといわれたコンセルトヘボウで、名門・コンセルトヘボウ管と
作り上げた一連のレコードは、今でも高い評価を受けている。
今ではDECCAと同様に、過去の録音を再発売するだけのレーベルになった感が強い。
ちなみにDG・DECCA・PHILIPSの親会社は、みな同じユニバーサルである。
426クラシック板支援(4/7):2005/04/04(月) 12:40:57 ID:S4tIeGtt
[EMI]
http://www.emiclassics.com/phpNewSite/home.html
http://www.toshiba-emi.co.jp/
音楽レコードの歴史を語るには欠かすことのできない、イギリスの大レーベル。
一時期、CCCDを積極的に導入して、一部のクラヲタから囂々たる非難を浴びた。
録音については賛否両論で、加えて、東芝EMIのエンジニアO氏がリマスターを
施した国内盤は「国内盤に死を与える」「最悪のリマスタリング」で、
「東芝EMIは決して信用するな」などと悪し様に罵られることすらあって、
良く言われることはほとんどない。 (一応付言しておこう。先日発売の
「決定盤1300」シリーズに関しては、今のところあまり悪い評価は出ていない。)
最近ではCDの中身が、データとは違う別の演奏だったというハプニングも判明。
クレームをつけたら「担当者だったものが退職しているので、すぐには回答できない」
と逃げた。結局お詫びの告知もせずに廃盤でお茶を濁し、またもやヲタの大顰蹙を買っている。
(通常はお詫びと回収、無料交換という対応が行われる)
いろいろと毀誉褒貶の絶えないレーベルであるが、これからもがんばってね^^

関連スレ:EMIの悪行を糾弾するスレ
http://music4.2ch.net/test/read.cgi/classical/1107244247/l50
【音質の】口隹一ネ申Yoshio Okazaki【破壊神】
http://music4.2ch.net/test/read.cgi/classical/1094770909/l50
427クラシック板支援(5/7):2005/04/04(月) 12:41:49 ID:S4tIeGtt
[SONY Classical(Columbia)]
http://www.sonyclassical.com/
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Classical/
アメリカの名門・コロンビアレーベルをソニーが買い取ってできたのが
ソニークラシカル。コロンビアにはバーンスタインやオーマンディ、セル、
グールドなど、 アメリカの有名演奏家たちが多数所属していた。
あとは、ピアソラの「リベルタンゴ」でかつて話題になったヨー・ヨー・マもここ。
最近、復刻ものの発売が増えてきているが、所属していた天才ヴァイオリニストの
ヒラリー・ハーン(http://www.hilaryhahn.com/)を手放してしまったところをみると、
やる気があるのかないのか微妙な部分もある。

[RCA]
http://www.bmgclassics.com/
http://www.bmgjapan.com/classic.html
Columbiaとアメリカを二分して争いあったメジャーレーベル。
ここのクラシック部門で一番有名な演奏家と言ったら、トスカニーニであろうか。
最近では、ブルックナー演奏に定評のあるヴァントあたりがあげられる。
去年末、親会社の独・ベルテルスマンがソニーと音楽部門を統合するというニュースが流れた
(日本は別のままらしい)。クラシック部門がどうなるかはまだ未定であるという。
428クラシック板支援(6/7):2005/04/04(月) 12:43:26 ID:S4tIeGtt
[TELDEC]
http://www.warnerclassics.com/index.php
もう活動を停止しているため、名前だけになってしまったTELDECレーベル。
ナチス・ドイツの国策電機会社、テレフンケンのレコード部門が前身。
メンゲルベルクを始めとして有名アーティストを擁していたが、大戦後、ほとんど
丸裸にされてしまった。そこで、当時若手だった古楽演奏家を積極的に録音、特に
かつてここに所属していたアーノンクールは、いわゆるピリオド演奏の
先駆者の一人として、このレーベルから次々と刺激的な演奏を送り出していった。

※ピリオド演奏とは、作曲された当時の奏法と楽器(に似せたもの)を使用する
ことで、作曲家の意図を十全に表現しようというコンセプトに基づく演奏のこと。
オリジナル演奏とも言われる。
429クラシック板支援(7/7):2005/04/04(月) 12:44:40 ID:S4tIeGtt
[ERATO]
http://www.warnerclassics.com/index.php
上記のTELDECと同じく、現在はワーナー系で、大規模なリストラによって
すでに活動を停止した(こんなんばっかり〜クラのメジャー・レーベル)
有名レーベル。 フランスの音楽が充実している。

[NAXOS]
http://www.naxos.co.jp/
クラヲタの起業家クラウス・ハイマンが、クラシック音楽業界で価格破壊を起こすために
設立したレーベル。今はジャズにも進出している。
昔は安かろう悪かろうという側面が強かったが、最近はそれなりに質が安定してきた
感がある。一般的に、管弦楽よりも室内楽や器楽などにアタリが多いと言われている。
(しかし、器楽などでも、ビレットなどのハズレもいることはいるので要注意。)
後日、cpoやMALCO POLOといった新レーベルを設立し、知られざる曲の発掘にも
力を注いでいる。
ちなみに、日本独自企画として、「日本作曲家選輯」の発売を続けていて、好評である。

第一回はここまで。次回はマイナー・レーベルを中心にご紹介します。