369 :
age虫:2006/05/22(月) 11:29:28 ID:mVcVH45r
ちょっと某所でちらっと書いたMS戦らしきモノがどうにもストライクノワールのイメージ、
それと激しくダブって頭から離れなくなってしまたw、なのでちょっと書く(・・・)。
ちなみにノワールに付いては全然知らないから。これネタでさえないから。
関連・
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/sf/1143206485/522 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ガンダムシードage虫外伝「邂逅」「ストライク・ノワール、起動」
1.
「なんだ?誰が乗っているんだ?!」
目の前にある2機の新型モビルスーツ、その開発主任であるライトは、動き出した、
その白い一機の方に向けて叫んだ。それはしかし、その制止を無視してゆっくりと、
その巨体を起こして、驚愕する人々の前でコロニーの人工の大地の上に立ち上がった。
それは突然の敵機襲来、その直ぐ後の事。連合、試験場を兼ねた軍事的コロニーへの、
突然の強襲。MSが遠距離から軍事施設へと発砲。何故?何処から?どうやって?!
そんなライトの疑問を余所に、たて続く爆発音の後で、味方のMSが数機動き出す。
それは、そのさなかの出来事だった。
「具合は悪くない・・・な。つまらない連中だが、コレだけは見事だ」
立ち上がったその白いMSの内部で、そのパイロットはそう呟いてペダルを踏んだ。
370 :
age虫:2006/05/22(月) 11:30:53 ID:mVcVH45r
2.
歩き出した、全高18m近いその巨体。開発名称「ストライク・レジュール」ガンダム。
ガンダムというその名称は既に意味を失っているが・・・、貴公子を思わせる立ち姿、
それをライトが呆然と見上げて、その横でハワード少尉が通信機を取り出し、叫んだ。
「司令部!新型を強奪された!!破壊しても良い、止めろ!!」
ライトがそれで気付いて抗議しようとする、爆発音と爆風はその直ぐ後にやってきて、
近くのMSハンガーがそれで吹き飛び彼らは風圧で地面に打ち倒された。起きあがる、
ライトの視界にストライク・レジュールと、その遠方にはバスターライフルを構えた、
ザク・ウォーリアー?の姿が小さくあった。起動した味方のストライクダガーが三機、
それへと突撃するが。リビュールが振り返って、背中のビームキャノンを展開し発砲、
それで一機のダガーは、コックピットをシールド毎貫通されて、爆発した。
「・・・そうだ、ストライク・ノワールは?!」
ライトが気付いて、振り返った。もう一機の新型を載せたキャリアーはまだそこに、
しかしそこへ、多分敵の仲間だろう、味方へ発砲しつつコックピットへ走り寄る人影。
だがそれが乗ろうとした瞬間。その黒いMSは静かに、だが起動した振動音と共に。
彼らの目の前で、それはゆっくりと起きあがり始めたのだ。振り落とされる一人。
「兄さん・・・、あんたって人は・・・!!」
そのコックピットの中、彼はモニターの端に映るレジュールを悲痛に見つめ、呟いた。
371 :
age虫:2006/05/22(月) 12:42:20 ID:56rTCz2y
3.
エイジ、その目の前で。彼が知っているその青年は一瞬驚きの表情を見せた後、
しかし笑みを浮かべて、その白いMSのコックピットを開き、乗り込んでいった。
制止しようとしたエイジ・リーン少尉は、しかしその直ぐ後にやってきた爆発、
遠方からのザク・ウォーリアー、それが持つバスターライフルの砲撃。それで、
一瞬視界を失った。もうもうと立ち上る煙の中、立ち上がっていくその白いガンダム。
彼はそれで決意して、そこにある黒いガンダムのコックピットへと走り寄った。
「ステラ大尉!もう一機が!」
ザクウォーリアーS型からの入電に、ステラと呼ばれたその青年は直ぐにその、
奪い取った新型MSの視線をその方向へと向けた。ハンガーから立ち上がる黒い機体、
開発名称「ストライク・ノワール」ガンダム、そのコックピットでエイジは必死に、
ともかく使えそうな武器を探した。ダガーとはまるで違う。己はコーディネーターだ!
だが”劣等”の烙印を押された半端者に、それは焦りを増幅させる物でしか無い。
そこに通信が入った。聞き覚えのある、声の主は忌々しい、その人だった。
「動かしているのはアーガか?誰だ?!」
「兄さん・・・こんな事して何になるっていうんだ?!あんたは!!」
「強奪に失敗した、破壊しろ」
ストライクノワールのコックピットに、ロックオンされた事の警告音が鳴り響く。
視界の向こうで、ザクウォーリアーがその巨大な砲身をこちらに向けた。エイジが、
直ぐにマニュアル表示を中止させてグリップを動かす。視界がシールドで覆われて、
その隙間から、ザクウォーリアーの砲身が輝くのが見えた。
372 :
age虫:2006/05/22(月) 12:46:40 ID:56rTCz2y
4.
その閃光の後、エネルギーの砲弾がかざしたシールドに直撃したその凄まじい衝撃で、
機体のシステムが各部アクチュエーターへの防御機構を働かせてパワーを切った為、
その衝撃はそのまま機体を、その総重量五十トンにもおよぶ鋼鉄の人型兵器をその、
後方のハンガーデッキへと跳ね飛ばした。エイジは一瞬気を失いそうになりながらも、
足下のペダルを思い切り踏み込む。背後に取り付けられた、ボワード社製の最新型、
最大推力八十トンにもおよぶブーストスラスター「フェンリル・フレイム」がそれで、
最大出力で背後の・・・望んだ訳ではないが・・・構造物へとその炎を叩きつけた。
強烈なブレーキが掛かると同時に、機体背後ではスラスター噴射を受けたそれが、
瓦礫のように破壊され、それでも止まらないまま機体は激突し、ハンガーが倒壊する。
だが雪崩のように降り注ぐ屋根の破片の中で、エイジはレバーを操りから叫んだ。
「俺だって!コーディネーターだ!!」
背後のスラスターが再び炎を放ち、”それ”はその瓦礫の中から、再び躍り出た。
「・・・直撃した筈だぞ?!動けるのか?!」
三機目のストライクダガーをサーベルで両断したステラは、ザクウォーリアーの、
その驚きの声で気が付いた。黒い機体がハンガーから飛び出て、地面を蹴って。
背後の翼を開いた直後にそれは加速する。間に合わなかった、あっと言う間に、
凄まじいスピードでその黒い機体が、ザクウォーリアーとの距離を詰めた。
「当たれぇ!!」
ロックしたターゲットに向けてエイジが叫んで、機体はザクウォーリアーにそのまま、
シールドを翳した格好のままで轟音と共に激突、相手を背後のビルに叩きつけた。
373 :
age虫:2006/05/22(月) 13:38:31 ID:CEB5W5sn
5.
2機のMSが激突した衝撃がコロニーの外壁を揺らして、2機はそのままビルの、
その瓦礫の中に消えた。エイジは、ストライクノワールはしかし直ぐに立ち上がると、
倒れ込み、ビルに埋め込まれた形の、そのザクウォーリアーの頭部を目掛けて右の拳、
それを握るとそれでそのまま殴りつけた。それで頭部は破壊され、その後に左の拳が、
衝突の衝撃で変形した胸元に打ち込まれると、ザクウォーリアーのリアクター付近が、
一瞬激しく放電した後で、それでその機体は爆発した。火炎の中、ゆっくりとその、
黒い機体は立ち上がり、ステラの乗る白いストライク・レジュールへと振り向いた。
ノワールのコックピットでエイジは、ようやく機体の装備であるサーベルを見つけた、
その時にまた、5年前に家を出た、消息不明だった兄から、通信が入った。
「エイジ・・・貴様」
「あんたは俺が止める!リーンの名にかけても!!」
「誇りを捨て連合に属した!その名に何が出来る?!教えてやろうか、現実をな!!」
白いガンダムと黒いガンダムは、サーベルを引き抜くと、それで同時に地面を蹴った。
374 :
age虫:2006/05/22(月) 13:39:14 ID:CEB5W5sn
6.
「誰が乗って居るんだ?!・・・ええい、援軍はまだか?!」
鍔迫り合いを始めたその2機を前に、ハワード少尉が再び通信機に怒鳴った。司令部、
そこからの返答は今は無かったが、ライトの後ろからやってきた女性が、彼に告げた。
「護衛艦隊が、あと3分ほどで到着するそうです。それまで・・・」
「MSはもう無いんだぞ?!乗っているのは誰だ、止められるのか?!」
「そんなこと!私に解る訳無いでしょう?!貴方も・・・!」
その会話は、しかしノワールが鍔迫り合いの後、レジュールの蹴りを受けて、
轟音と共に軍事車両の駐車施設へと倒れ込んだ、その衝撃で遮られた。数台の、
そこにあった戦車や運搬車等が跳ね飛ばされ、あちこちの建物へと叩きつけられる。
コックピットではさっきから警告音が鳴り続けている、反応速度の遅さ、ナチュラル、
それと大差ない”それ”に呪詛の呟きを漏らしつつ立ち上がらせようと、そこに、
レジュールが左足を持ち上げ、それでコックピット付近を踏みつけた。振動、まるで、
砲弾が激突したかのようなそれの後、一瞬モニターへの情報伝達がとぎれた為に、
画面がそのまま停止し。再び動き出した時、レジュールはコックピットへ向けて、
その手に持ったビームサーベルを、無慈悲に突き立てようとしていた。
375 :
age虫:2006/05/22(月) 14:45:24 ID:B3grsrl1
7.
「あんたはいつだってそうだ!こうやって、足蹴にしてから!!」
レジュールのビームサーベルが今突き立てられようとしたその時、エイジは叫び、
そして足下の、「フェンリル・フレイム」を解放させるそのアクセルを踏み込んだ。
スラスターが火を放ち、機体が浮かび上がり、それと同時に右腕を突き出す。
リジュール、その喉元へ向けて、その右手が伸びた。掴みあげてから。
「俺だっていつまでも!あんたの足の下じゃない!!」
そうエイジは叫び。そのままレジェールの喉を掴んだまま、それをそのまま地面へと、
ノワールはそれを最大出力で、”片腕で”叩きつけた。約50mほど先へ打ち倒され、
だが直ぐに回避行動を取り始めるそれに、ノワールが再びその上空へと舞い上がった。
376 :
age虫:2006/05/22(月) 14:47:14 ID:B3grsrl1
8.
「だから!お前は劣等だと言うんだよ!!」
ノワールが、それを踏み潰そうと舞い上がって、それへ目掛けて跳ねたリジュールの、
背後のスラスターが火を放った。ノワールが狼狽えたその一瞬を見逃さずにそれは、
リジュールは一気に間を詰め右腕の拳を固めてノワールの頭部を、左頬を殴りつけた。
姿勢を崩したそれへ向けて、空中で右足がノワールの腹部を蹴り飛ばす。落ちていく、
それを一瞥して、リジェールはそのまま、ザクウォーリアーが侵入してきた、
その古い資材通路へと飛び去っていった。轟音と共に、ノワールが地面へと落ちる。
「感謝するんだな、その機体と己の幸運に!次は殺す!!」
ノワールの中で、兄のその最後の一言を聞きながら。エイジはしかし墜落の衝撃で、
やがて気を失った。ノワールのコンソールに表示される機体のコンディションはだが、
殆どがダメージを受けつつも、今だ「稼働率100%」と、そう、表示されていた。
ガンダムシードage虫外伝「邂逅」「ストライク・ノワール、起動」終
ちなみにこれ、続かないから。書き捨てだから。本物と何の関係もないから。
その辺よろ。
377 :
最低人類0号:2006/05/22(月) 20:48:58 ID:jYORG6g+
仕事しろよ
378 :
age虫:2006/05/22(月) 22:05:43 ID:l+nIV+XJ
>>377 仕事を滞り無く行うために、吐き出す物は吐き出さねばならない。
やっと普通に仕事してられる気分。あーすっきりという。よかよか。
379 :
最低人類0号:2006/05/22(月) 22:38:12 ID:UMg2cfWY
380 :
age虫:2006/05/23(火) 08:06:22 ID:NKwj8e1E
>>369 どうでも良い話。なんか劇中でレジュールとかリジェールとか混乱してるが。
age虫オリジナルとして出てくるガンダムの名称。
「ストライク・リジュール・ガンダム」が正しく。
[Re.joule]。”作り直された力”とか、そういう意味っす。
シルエット的にはZ顔した細身のフリーダム、そんな感じだと思われ。
・・・ええ、どうでも良いですねそうですね。
>>379 別に無理して相手せんでも良いだろw。
381 :
最低人類0号:2006/05/23(火) 09:18:37 ID:QG1Heqaa
まあ、お前にはラノベは無理だってことが痛いほどよく分かった
382 :
最低人類0号:2006/05/23(火) 12:01:29 ID:qGxLqCPb
>>378 自分のブログ作ってそこでやった方がよくね?
383 :
最低人類0号:2006/05/23(火) 12:09:11 ID:vrNMlMzI
384 :
最低人類0号:2006/05/23(火) 12:25:38 ID:vrNMlMzI
385 :
最低人類0号:2006/05/23(火) 12:26:44 ID:vrNMlMzI
なんか二重投稿になっちゃったな。
つかブログを運営するスキルもないか
386 :
最低人類0号:2006/05/23(火) 12:50:30 ID:m03lknFl
トラックバックを削除とか拒否とかできひんもんなん?
387 :
最低人類0号:2006/05/23(火) 13:08:32 ID:vrNMlMzI
388 :
最低人類0号:2006/05/23(火) 16:15:25 ID:AYGaw6LP
ですふぉーくそむし
いまや2CHの代名詞とまで言われる存在。
そんな糞糞糞糞虫を語るすれです
さああなたもレッツ糞虫!
すでに辺りは暗くなり始めていた。
五月だというのに一向に良くならない天候のせいで、人影も疎らな閑散とした住宅街の通学路を、少年はトボトボ歩いている。
霧雨が、よれたブレザーを濡らす。自分ではかっこいいと信じている髪が、額にへばり付く。
−おもしろくない
道に落ちている空き缶を蹴飛ばす。あさっての方向に飛んで、電柱に当たってベコッと落ちた。
−おもしろくない!
現実は、少年にとって生きにくいところだった。ついさっきまでいた学校などは、その最たるものだ。
教師はケチで傲慢で、何かというと彼の授業態度を非難する。
−授業を聴いてほしければ、もっと面白い授業をすればいい
だが、そう思いこそすれ、口に出すことはなかった。ただ、注意されるたびにふて腐れた顔を先生に向けて、口先だけの反省を唱えるだけだ。
教師はそれでもまだマシだ。もっと彼の神経を逆なでするのは、同級生という名のガキの集団だ。
男子生徒は、彼を徹底的にいたぶり、あげつらうことで自己満足している心の貧しい連中。
女子生徒は、彼を避けキモいと噂を立て、触れたらばい菌呼ばわりする売女共。
そんな奴らと一日の半分を過ごすのは苦痛でしかなかった。
そんな時、彼を慰めてくれるのが小説だ。幻想系・ホラーと呼ばれるものが彼のお気に入りだった。
特にH.P.ラヴクラフトの、いわゆる神話モノと呼ばれている作品群に耽怩していた。
それらの作品の中では、人間は取るに足らない存在で、異界の神に蹂躙され、時に発狂し、時に命を落とす。その人外の存在の何と力強い事か!
彼は一通り理解できる作品を読んでしまうと、今度は自分で神話作品を書こうと思い立った。
書くこと自体は意外なほど簡単だった。だが、彼は読み手に恵まれなかった。
数少ない友達は、一枚目を見て苦笑いしながら「自分には向いてない」とノートを突き返して来た。
母親にノートを見られたときは最悪だった。いつまでこんな下らいモノを書いているんだと罵倒され、危うくノートを捨てられかけた。
目の前の現実に失望した彼は、ネットに活動の場を移した。かの総合掲示板の某所に、矢継ぎ早に『傑作群』を投下した。
レスは返らなかったが、彼は悲観しなかった。真の評価は文字では伝わってこない。耳を澄ますと万雷の拍手が聞こえてくる。
だがそれも、彼を嘲笑し蔑む書き込みによって聞こえなくなった。
世界が彼を裏切っていく……
り ん
耳元で澄んだ音が聞こえたような気がして、彼は立ち止まった。
相当頭に来ていたようだ。自宅への曲がり角を通過してしまった。
引き返そうとして、彼は何か変な予感のようなものを感じて、後ろを振り返った。
古い建物があった。トタン屋根に低い軒、今にも落ちそうな看板が屋根に上げられている。
「ふ・る・ほ・ん」
薄暗がりの中、口に出してやっと看板の文字列に得心がいく。古本屋だ。
−こんなところに古本屋なんてあったっけ
一瞬、疑問に思ったものの、少年は魅せられたように、建物に吸い込まれていった。
店の中は、裸電球で照明されているものの、妙に薄暗かった。むせ返るような古本の臭い。ピタッと書架に整理されている本達。
静かだ。電球がジジ…と通電する音まで聞こえるようだ。
書架の陰影が、いつも読んでいる神話作品の図書館のようだと、彼は意味もなく考える。
−とにかく、何があるか見てみよう
手近な棚からラシャ紙で包まれたハードカバーを手に取る。
「日本の神話」
奥付には昭和八年とある。
「お客さん、目が高いね」
いきなり後ろから声をかけられる。
「それは神話系体を再編したときの小学生向け解説本だよ」
恐る恐る振り向いてみると、サングラスをかけ杖をついた老人が、少年に笑いかけていた。
「いや、これは、その」
しどろもどろになりながら、本を書架に戻す。
「いや、いいですよ。で、どんな本が御入り用ですか」
「自分で、探しますから」
本当は『ネクロノミコンありますか?』などと洒落てみたかったのだが、思うだけでできたためしがない。
「ネクロノミコンは取り寄せになるねえ。広東語版になるが、読めるかね」
頭の中が真っ白になった。
「な、んで」
「だいたい、うちに来るお客さんはそうお聞きになるんですよ」
老人は、ヒョウと笑った。そして、真面目な顔になると、
「ネクロノミコンはありませんが……お客さん、夢野久作先生の『暗黒聖書』は読んだこと、ありますかい」
「い、いえ」
作家名とドグラ・マグラは聞いたことはあるが、それすら未読である。
「その作品の中で、反聖書、邪悪の教典として出てくるのが暗黒聖書です。まあ、小説にはオチがあるんですが」
老人は、言葉を切ってサングラス面を少年の顔に近づけた。
「その暗黒聖書が実在してここにあるとしたら、そしてお値段を買いやすく設定しましたら、お客さんお買い上げになりますか?」
デスクの上に紙包みを投げる。鞄をベッドに放り、制服の上着をハンガーにかけて、準備完了。食事はドアの外に置いておくよう母親に言い付けてある。
早速、入学祝いに買ってもらったパソコンを立ち上げて、総合掲示板の某スレッドを開く。
−まただ。またあいつが僕を誹謗中傷している
彼は、怒りを押さえながらキーボードに指を走らせる。今日は前から考えていた事を実行に移すのだ。これでみんな自分を見直すだろう。
−とにかく、あいつだけは目にもの見せてやらなければ。
そして、彼の戦いは幕を開けた。
夜中、まだ「あいつ」は誹謗中傷を書き込み続けている。
もう、彼に取っては自分を否定する者はみな「あいつ」にしか見えなくなっていた。
レスを打ったものの、衝動を押さえられず、机を叩く。紙袋がガサゴソ音を立てる。
彼はふと、紙袋に手をのばす気になった。夕方、半ば強引に売り付けられた暗黒聖書だ。
袋を開いて手に取る。革の装丁が、湿っているように感じられる。頭に帰り際、歯茎を剥き出して笑った店主の顔が浮かんで消えた。
−まさかね
ページを開く。なんて事ない。
−美少女とロボットが出るなら大歓迎なんだけど
脳内妄想を膨らませながらも、ページをめくる。
肉筆で読みにくいが、一応日本語訳だ。聖書というよりは、箇条書きで教えが書き込まれている。
汝、殺さぬ事なかれ
汝、姦淫しない事なかれ
汝、暴食せぬ事なかれ
……
段々、彼は本に引き込まれていった。内容は箇条書から、かつての神の国の描写に移っていった。
頭の中に、極彩色の映像が浮かぶ。南極のコロニーだ。人間なら気の狂いそうな建築物の中で、樽のような身体に翼と海百合状の頭を持つ生物がうごめいている。
もはや、彼の読んでいるのは日本語でも、かのコロニーで使われていた言語でもない。それは、彼に侵入するプログラムだった。
彼の前に、一際大きい海百合生物が近づいて、触手を伸ばして来た。
『君が実験に志願してくれた若者か。君の精神データは「本」という次の時代の支配者の嗜好物に移植される。
そして「本」を開いた者に転送され、かの時代で再び我らの世界を取り戻す先兵となるのだ』
彼は、触手を絡ませて答える。
『ハッ、微力を尽くします』
翌日、少年を起こしに来た母親が、彼がいないことに気付いた。
机の上には何も書かれててない本が、パソコンの横に開かれたまま置かれていた。
それ以来、少年を見かけた者は、いない。
393 :
age虫:2006/05/23(火) 20:04:09 ID:KTXg5YSw
>>388 >いまや2CHの代名詞とまで言われる存在。
そんな事を言うから。
>>389 こんな見て見て虫が来るんじゃないか。
この人には節操が無いのだろうか(-_-;)。
age虫に常識疑われる様になったら最悪だぞ。
394 :
あげ虫(σ・∀・)σ:2006/05/23(火) 22:58:53 ID:AYGaw6LP
なんだ?この下等な存在価値すらないスレは。
395 :
最低人類0号:2006/05/24(水) 14:12:12 ID:VzRBgr03
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| オールスターでage虫をお迎えに上がりました!! お好きな車へ分乗願います!! |
\__ _________________________ ________/
396 :
最低人類0号:2006/05/24(水) 14:12:43 ID:VzRBgr03
V 凸\_________/,凸、 . ∨._________
ノ´⌒`ヽ三三三三三三三i三.ノ´⌒`ヽ、 ―――――――、 \ 〜〜
[二ノ´金`ヽ二]二二二二二二i仁ノ´劵`ヽニフ /.. ̄ ̄ ̄//. ̄ ̄| ||_____\〜
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/∧∧ //∧ ||L匳匳||卅||匳匯||匳|| ..[/____(゚_//[ ].゚Д゚,,) || 清掃局 | |
/_(゚д゚_//_゚Д゚,,)| |丗卅丗卅丗卅丗卅丗 ||_ _|_| ̄ ̄..∪|.|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
_,,,.-―''''"_,,,.-―''''"|コ ̄ ∪i  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄| lO|――|O゜.|____.|.||-――――┴―|
i゙(}[王i王]I()0コ ―― |―――=|――多磨霊園――――〕 |_∈口∋ ̄_l__l⌒l |____l⌒lソ ≡))
|_∈口∋ ̄_l_l⌒l ノ ノ ___l⌒l_ソ≡)) .`ー' ̄ `ー' ̄ `ー' `ー'
 ̄ ̄`ー' ̄ `ー' ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄`ー' `ー'
397 :
最低人類0号:2006/05/24(水) 19:52:03 ID:t4UAwFM3
普通 厨房 キチガイ
┝━━━━━━━━━━┿━━━━━━━━━━┥
88彡ミ8。 /)
8ノ/ノ^^ヾ8。( i )))
|(| ∩ ∩|| / / <ココ!
从ゝ__▽_.从 /
/||_、_|| /
/ (___)
\(ミl_,_(
/. _ \
/_ / \ _.〉
/ / / /
(二/ (二)
398 :
最低人類0号:2006/05/25(木) 00:33:48 ID:B+5MntyE
ageむしね
399 :
最低人類0号:2006/05/25(木) 05:31:36 ID:ioPTj7da
, -──- 、
/:::::::::::::: ::\
/::::::::::: ::∨ト、 こいつはくせえッー!
:::::::::: :: レ'ノ
:::::::::::::: ::: レ'⌒ヽ ゲロ以下のにおいが
ヽ-───i===i─-}ァ' ノ プンプンするぜッ─────ッ!!
、` ー-===-゚---゚==‐' /
、`¨フ>;''ニニゞ,;アニニY´; ) こんなキチガイには出会ったことが
_、;;)¨´,ニ=゚='" ,.ヘ=゚:く {ッリ' ねえほどなァ────ッ
i1(リ r;:ドヽ K
ヾ=、 に二ニヽ `|; ) 2ちゃんねるのせいでキチガイになっただと?
_,ノ| i. {⌒゙'^ヽ.{ i;; ヽ ちがうねッ!!
_,ノ!i ヽ、 ヾ二ニソ ,';;; ;;冫=:、
_;(|.!. \ ‐っ /!;;; ;;/ 、''"\__ こいつは生まれついてのキチガイだッ!
'ト、\. ,ゝ、.二..イリ\ / ー1\'ニゝヽ_
:ヽ `ニア ,. -┴‐‐' ー-:l :=ゞ=ソ」=ヽ ジョースターさん
:::::\ ニ=ト、.i___`ー-┴-、ノ . l __l| ,ニト、くヽ
l::::::::::\ー:ト __}/ト、゙ ー-‐| ,ニ|ゞ=ハ `¨´ー- 早えとこ
;ニ=ー:::::::ヾト、._  ̄ ノ|::ヽ ニ._‐-ゞ=' .ノ ::|::::::::::: 精神病院に渡しちまいな!
:\:::::::::::::::ヽ  ̄ ̄ !:|:::::  ̄ ̄ ::::|::::::::
400 :
age虫:2006/05/25(木) 05:55:28 ID:dNomEIjT
>>399 だからと言って、泥棒をしても良いという事には成らない・・・。
迂闊だった・・・。しかしこの気配の無さ、普通のドロじゃないなと、
ともかく視界に動体反応がある時だけカメラが回り始める、そんな監視カメラは、
どこかに市販されていただろうか?とふと考えた、そんな代掻きの日の朝。
ともかく泥棒は、人の物を盗んだらそれは犯罪だから。もうダメだからそれは。
401 :
最低人類0号:2006/05/25(木) 09:04:17 ID:EkUS15rL
なにこの池沼
402 :
最低人類0号:2006/05/25(木) 11:41:54 ID:doP3tQ1K
a g e 虫
,j;;;;;j,. ---一、 ` ―--‐、_ l;;;;;;
{;;;;;;ゝ T辷iフ i f'辷jァ !i;;;;; 自分が作ったゲームが売れに売れて対応に大忙し・・・
ヾ;;;ハ ノ .::!lリ;;r゙
`Z;i 〈.,_..,. ノ;;;;;;;;> そんなふうに考えていた時期が
,;ぇハ、 、_,.ー-、_',. ,f゙: Y;;f. 俺にもありました
~''戈ヽ `二´ r'´:::. `!
403 :
最低人類0号:2006/05/25(木) 12:47:53 ID:gHvwBJGv
>>400 Cドライブの、Program Files/hotall/document/kitai/の
内容とかも消しておけばよかったかな。
404 :
age虫:2006/05/25(木) 13:55:22 ID:tQoPP8Ln
405 :
最低人類0号:2006/05/25(木) 15:32:48 ID:RSAiTXrd
age虫の夢
406 :
最低人類0号:2006/05/26(金) 02:19:15 ID:VPfmmLUe
こいつ完全に憑かれたな
407 :
最低人類0号:2006/05/27(土) 13:34:10 ID:yWWVCdvC
a g e 虫
,j;;;;;j,. ---一、 ` ―--‐、_ l;;;;;;
{;;;;;;ゝ T辷iフ i f'辷jァ !i;;;;; このスレで宣伝すればあと5本は売れる・・・
ヾ;;;ハ ノ .::!lリ;;r゙
`Z;i 〈.,_..,. ノ;;;;;;;;> そんなふうに考えていた時期が
,;ぇハ、 、_,.ー-、_',. ,f゙: Y;;f. 俺にもありました
~''戈ヽ `二´ r'´:::. `!
408 :
最低人類0号:2006/05/28(日) 08:37:38 ID:yVWY5NSK
U
\ U /
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\ r':;-ヽ / _/\/\/\/|_
\ ノ// l:| イ |:l ミヽ \ /
,/ヽ く ,;トL__」」 ゝ/\ < バーカ! >
ヽ  ̄`ヾ:::::::::::iヽ´ ̄/ / \
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−−− ‐ レ'::::::::::::ヽ/
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(::::〈 ヽ_:ヽ
ヽ__> ヽ__>
409 :
age虫:2006/05/28(日) 10:05:04 ID:4SakMu7O
>>408 怒られちゃったorz。
ともかく、ちと毒電波披露。絵描き(エロ)に対しての批判する何か。
そういうみっともない絵を描く事で、貴方は”お金以外で”どんな有益な物が得られる訳?
人々の支持?そんなの解らないでしょう見えないし。それに”彼ら”に支持されて嬉しい訳?
不特定多数を相手に下半身の相手してるだけでしょうが。そんな事して恥ずかしく無い訳?
社会的に崇高で価値がある物、それへ至る為の当然の行為、それってそういう物なの?
ただ「キモチイイから」では動物と変わらないじゃない、堕落しちゃってるのよ貴方は。
責めてる奴?は「間違っている」とは思うが、「売れる絵を描く」事の意味って何だろうな、
それはちょっと難しい話ではある。
410 :
age虫:2006/05/28(日) 10:51:34 ID:dn/vHCvp
>>409 ここで書く必要は無いんだが、反証。
基本的に絵を書く行為、というのは「対象をより広く解りやすく伝える」、
その為の最も効果的な手段の一つであって、それ単体に価値が有る訳じゃない。
言えば単純に「お手伝い」に過ぎない。テーマ、それをどれだけ多くの人に、
間違いなく理解させたか?それが絵(この場合はイラスト、漫画絵だが)の、
その役目であって力であって、それはそれだけ「役に立つ」と言う証でもある。
だから、”描く対象は問題じゃない”訳だ。エロ絵の場合なら美しい女性が、
男とのそれでXXされてXXている、それを視聴者に伝えられれば良い訳で(・・・)。
まあ全国ネットのTVニュースで「今日XX町でXXさんが転びました」とか、
その程度の事を報道していて楽しい?とかニュースキャスターに聞かれても困る、
ニュアンスとしてはそんな感じだろうか。
ともかく全国の絵師の方はガンガレと。
411 :
最低人類0号:2006/05/29(月) 12:34:05 ID:w075pA0a
>>409 > そういうみっともない絵を描く事で、貴方は”お金以外で”
> どんな有益な物が得られる訳?
キミの場合、まともなお金すら得ていないわけだが。
繰り返しになるが、人は対価があると認めるからこそ金を払う。
金にならない絵よりは金になる絵が“資本主義的価値”がある。
資本主義なんてクソ食らえだ、と考えるのであれば、しょぼい
シェアウェアなんてやってないでフリーで公開すればいいだけ。
それがいやならゲームの公開をスッパリやめる。
ま あ 、 俺 は フ リ ー 化 し た と こ ろ で や っ て み よ う と も 思 わ ん け ど な
412 :
age虫:2006/05/30(火) 16:22:04 ID:hFdgtAmR
>>411 ヲレの絵が売り物にならない事は、ともかくどうでも良いのだ。
それが”才能の無さ”というか、これじゃ売り物になりませんね、
そーですね、で自分として済んでしまう訳で、その程度の位置。
代わってデザインとかシナリオとかへの「使えませんね」に対しては、
「それは困る」と言う一言が出る、だからその辺には才能はあるだろう。
自身の認識はそう言う感じ。これは「俺の技能は高いと言う意味ではない」。
とにかく問題は、”使える絵師”がこれ
>>409を言われて使えなくなると言う、
その現実こそが問題であってな。恐らく誤解ではあろうがw、こういう事を、
言う奴が居る訳だ今の企画か担当には。持論では、例えばエロゲのCG、
アレを1枚描くためには5人のスタッフが必要。イメージ提起、背景、
原画、彩色、エフェクト。このうちイメージ提起の内容でグレードの倍率、
それが決まると思う。イメージ提起が5なら他が合計4でも20になるが、
イメージ提起が1なら他が合計10でも10にしかならない、そんな感じ。
そのイメージ提起の内容があまりにもレベルが低い場合が多々あって、でも、
「それが原画とか技術の問題にされる」と言う現実があって、その人のせいにする、
そいつが更にその後
>>409を言ったりする訳よ今の業界では。言いたいのはそれで、
それに対して「気にするな、”描かせてる奴が悪い”んだ」と、絵師の皆様には。
しかし・・・、仕事はなかなか選べないからなぁ・・・(-_-;)。
413 :
最低人類0号:2006/05/30(火) 16:26:21 ID:youaJgt4
ゲーム業界にいるわけでもないのにこの知ったかぶりはなんなんだろう
414 :
最低人類0号:2006/05/30(火) 17:44:31 ID:+KMRjmhH
>412
作 り 手 な ら 作 品 で 語 れ
415 :
age虫:2006/05/30(火) 19:56:28 ID:7C0n5JIA
416 :
最低人類0号:2006/05/30(火) 22:32:18 ID:zx11AvU8
>415
語れてない。伝わらない言葉はただの呪文だ。つーか市販されたって何よ?
417 :
age虫:2006/05/31(水) 09:07:23 ID:gssg+3ZM
>>416 ソフト自動販売機「タケル」っつーのが古生代にあった。
その頃のログインと言う雑誌ではソフコンと言うのをしていて、
そこで入選した奴はその自販機を通して市販された、そう言う頃があった。
その頃に「虹色宝珠」と言うパズルゲームを作ってグランプリ入選した、
五十万円の賞金を得てタケルにもアップされた。
・・・それがソフコン最後の作品ではあったがつ_T)。
>語れてない。伝わらない言葉はただの呪文だ。
ならば論で語った方が早かろうw。ともかく、結果が全てではあってな。
「とにかく作っている」と言う事実は作らない(作れない)作家の論より、
恐らくは価値があると思う。流石にゲーム一本と言うとキツイが。
418 :
age虫:
凝りもせずに小咄。小説板に入れないので投下。
「ベルト」
「コレは・・・変身ベルトなんだよ」
そう言いながら、散らかった部屋の中で、その太った彼はそれを見せた。古い物、装飾のベルト。
「コレを付ければ1/10の確率でヒーローに成れるが、9/10の確率で違う物に成ると。
そう言われて、僕はコレを旅の老人から貰った。老人はヒーローには成れなかったらしい、
でも、或いはお前なら?と僕は言われた・・・。君だったらどうする?」
そう聞かれて、返答に窮していると。
「そうだろう?僕も付けてみたんだ。人生は博打だ、もしかしたらと・・・、そう思った」
それで、何になったんですか?と、つい聞いた。彼は笑って言った。
「見ての通りさ」
太ったお腹をさすりながら、彼はベルトを僕に手渡した。
つ_T)。