人気音楽プロデューサー小室哲哉(47)が、「チッチキチー」のギャグで人気の
大阪のベテラン漫才コンビ「大木こだまひびき」との異色ユニット「大木こだまひびき
+小室哲哉」を結成した。2人の漫才を小室サウンドに乗せた異色曲「チ」を制作。
11日から「iTunesミュージックストア」などでネット配信する。
吉本興業の同僚でもある同ユニットがお笑い界に新風を起こしそうだ。
「チ」は、小室が作曲したテクノサウンドに、「こだまひびき」の漫才が乗った
異色楽曲。独特のテンポ感で評価が高い2人のネタが、コーラス付きのテクノ
サウンドをバックに展開されていく。「そんなヤツおれへんやろ」「オモロイ
やないかい」といったお約束のフレーズが登場し、名物ギャグ「チッチキチー」が
サビ的な役割で使われている。
異色ユニット誕生のきっかけは小室の妻であるglobeのKEIKO(33)。
3年ほど前から「こだまひびき」のファンというKEIKOのすすめで、漫才を見た
小室は「グルーブというかリズムがある。若手とは違うノリで、音楽にしたいと思った。
チッチキチーなんて音楽にしか聴こえなかった」。10月に2人にオファーを出し、
小室の自宅で打ち合わせ。12月には3人そろって都内のスタジオでレコーディングを
行った。
「小学生の時は音楽は2やった」という大木こだま(54)は「自宅に呼ばれるまで
絶対ウソやでえと思ってました。嫁ハンもドッキリや言うてました」。一方、相方の
大木ひびき(50)は「演歌一辺倒やったんで、はっきり言って世界が違う方やと
思ってました」。曲の仕上がりには「ものすごいエエで。生まれて今日までこんなエエ
のん初めてや。世界に売れるんとちゃうか」(ひびき)と自信満々だ。
ソース・詳細は
http://www.yomiuri.co.jp/hochi/geinou/jan/o20060110_30.htm