吹奏楽曲の最高傑作を考える

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1名無しさん@お腹いっぱい。
既に好き嫌いの観点ではスレッドは存在するので、ここではなるべく
私情を押さえて、作品の出来が極上と認める作品を挙げていただきたい。
なお集計はしない(書き捨てとも言う)ので、自由に発言されたし。

因みに私はこれらを挙げておく。

絶対音楽のNo.1→ヒンデミット「吹奏楽のための交響曲変ロ調」
標題音楽のNo.1→シュミット「ディオニソスの祭」
2名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/13(土) 17:17
イヤーオブザドラゴンだろう。
3名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/13(土) 18:39
>2
それを吹奏楽曲というのは抵抗が無いか?
4名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/13(土) 18:46
エル・カミーノ・レアル
5名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/13(土) 23:52
文句なしにホルストの第一組曲でしょう。
簡素ながらも無駄がなくしっかりした曲の構成、
素朴で胸を打つメロディの美しさ、
難易度は適度でありながらも曲作りの楽しみを味わえる懐の深さ…
この曲が100年近く昔に作曲されたのが信じられない、それくらい古臭さを感じさせない。
6名無しさん@どーでもいいことだが。:2001/01/14(日) 00:00
−古典−
ホルスト「第1組曲」
−標題−
A.リード「アルメニアンダンス」
−邦人−
兼田 敏「シンフォニックバンドのためのパッサカリア」
−現代−
K.フサ「プラハ1968年のための音楽」

この中でNo.1だとしたら、やっぱり第1組曲。
3楽章「マーチ」の、あのバスドラがたまらない。
「パッパッパッ、パッパッパッパンッパンッ ドーンッ!!」ってね。
7名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/14(日) 00:03
−海外作品− グレッグソンの「剣と王冠」
−邦人作品− 伊藤康英「ぐるりよざ」
8課題曲:2001/01/14(日) 00:59
風紋
9名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/14(日) 01:04
アルヴァマー序曲
もしくは
大草原の歌
10課長八神:2001/01/14(日) 18:03
リンカンシャーの花束
11大聖堂への名無しの入場:2001/01/14(日) 22:46
確かにホルストの1組はいいと思う。実際に綿密に構成されているし奥も結構深い。
しかもフルオリジナルときているもんだからこれまたびっくり。
ちなみに最近になってコーリンマーティスってひとがアレンジしているのが売りに出ているのだが
アレンジャーは味付けをすることによって完璧なものに仕上げた。なんて豪語していたが、
しっかり書き損じしてやがった。やっぱBoosyで出している方が俺個人的には好きなんだが...
12名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/15(月) 18:32
>>6
アルメニアンダンス、出版の経緯からパート1と2に分かれているのが痛い。
最初から全4楽章形式の作品としての構想があればなぁ。

全曲通して演奏してみると、どうしても接続曲的な
パート1は軽く(悪くいえば安っぽく)感じられてしまう。

個人的に好きな曲ではあるが、「極上」となると疑問だ。
13名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/15(月) 19:31
既出ならディオニソスとプラハ1968。

あと渋めではあるが「メキシコの祭」はどうかな。
親しみやすい素材を使っているが、リズムの噛み合わせは実に面白い。
独特のオーケストレーションと、楽章間の統一感もいいな。
14名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/15(月) 19:33
>>6
>「パッパッパッ、パッパッパッパンッパンッ ドーンッ!!」

「ドーンッ!!」って・・・・バスドラのチューニングゆるくないか?
15名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/15(月) 21:13
>>11
Boosyから出てるのって、大編成向けにどっかの誰かが
アレンジしたヤツでしょ?アレはイヤだなぁ。。。

最近出たヤツの方は、確かフェネルやホルストの遺族なんかも
校正に参加していたと思うので、多少のミスはあっても、Boosyの
ヤツよりよっぽどいいとおもうよ。
16名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/15(月) 21:30
>>15

へ?そうなの?
Booseyのヤツってアレンジ入ってるんだ。
そりゃ、知らなかった。

>>11さんではありませんが、
かなり意外なことを聴いたので思わず反応。
17名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/15(月) 21:41
−古典−
ハンソン.H 「ディエスナタリス」
−現代−
シュワントナー「そして山の姿はどこにもない」

ナタリスは吹奏楽における美しい曲の1
18名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/15(月) 22:18
民話じゃよ。
19名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/15(月) 22:33
いや、バラの謝肉祭じゃな。
20名無しさん@どーでもいいことだが。:2001/01/15(月) 22:52
こう見てると、60〜80年代の曲が多いな。
「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」は元がブラスバンド版なので除外するとして、
やはり多種多様だと思う。

「ディエス・ナタリス」は、昔全国大会であったなぁ。
「メキシコの祭り」も、確かに傑作ではあると思う。
「民話」「薔薇の謝肉祭」もそうだけど、「西部の人々」
「交響的断章」も忘れられない。

あと、メシアンの「我、死者の復活を待ち望まん」を選ぶのは邪道だろうか?(苦藁
21名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/15(月) 23:14
>>20
メシアンなら「異国の鳥たち」の方を挙げたい。半分ピアノ協奏曲だが。
あんまり使いたくない言葉だが、やはり作曲家の「格の違い」みたいな
ものを感じてしまう。作品に隙が無いと云うか、密度が濃いと云うか。
22名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/16(火) 00:11
>>10
同感!!
23名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/16(火) 01:18
マグナ
24名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/16(火) 23:36
ううむ、私見だがやっぱり「好き」「思い出の曲」みたいなニュアンスのものが
混じってるような。簡単で良いから上記“以外”の理由を沿えてくれないか。

で、俺はネリベル「アンティフォナーレ」を。「交響的断章」2題も捨てがたいが。
弛まぬ緊張感と独自のサウンド、そしてその名の元と思われる金管アンサンブルに
よる「アンティフォナ(交唱)」の部分が素晴らしい。
25名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/17(水) 22:29
ディエス・ナタリスってオリジナルなのか?
オケ版の方が長いし、カッコいいゾ。
26名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/17(水) 22:52
>>25
桶版あるの?
CDでてる?
入手可能?
27名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/17(水) 22:53
>>25
確かオケ版がオリジナルで、吹奏楽版は「2」にあたるらしい。
俺は後者の響きの柔らかさに惹かれるなあ。
オケの曲としては「ロマンティック交響曲(第2番)」を推したいし。
28名無しさん@ゆーふぉ:2001/01/17(水) 22:58
>25-27
ディエス・ナタリスのオケ版情報きぼーん
2927:2001/01/17(水) 22:59
>>26
Howard Hanson VOL.5 "The Mystic Trumpeter"
Schwarts / Seattle Symphony & chorus
(DELOS: DE3160)
に収録。ちとマイナーなので大きいショップで無いと厳しいか。
30名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/17(水) 22:59
>>27
ロマンティック!!
吹奏楽版でさらに終楽章しか聞いたことないけど、
かっこよかった。
一度吹いてみたいと思ってるけど、
無理だろうなぁ・・・うちのバンドじゃ。
31名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/18(木) 23:24
興味深いスレなのであげ。
32名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/20(土) 21:40
ボーンウイリアムス イギリス民謡組曲
33名無しさん@お腹いっぱい:2001/01/20(土) 21:54
兼田敏の交響的瞬間
34名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/21(日) 00:52
スウェアリンジェン「狂詩曲ノヴェナ」。

民話も好き。MIDI欲しいな・・・
35名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/21(日) 01:25
クロードスミス 「フェスティバルヴァリエーションズ」
36名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/21(日) 01:48
>>34 ←他にも同種のヤツが居るようだが代表で

頼むから「好きな曲スレ」へ逝ってくれ。
どっちも俺には“最高”傑作とはとても思えんぞ。
スレの住み分けが出来んようでは「やっぱ水槽」とか言われるわな。
いやマジでそう思うとか云うなら、何か理由くらい書け。

え、俺?
やっぱ強固な構成と楽器の使い方を熟知した(←これくらいで充分)
ヒンデミットの交響曲がイチオシだな。
37名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/21(日) 08:21
>>36に同意。
たのむから三部形式の曲とか教育目的の曲を挙げるのやめてくれ。
38名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/21(日) 14:46
>>35に同意。この感覚は吹奏楽ならではのものだと思う。
「ダンス・フォラトゥル」も良いがちょっとお気楽ムードかな。
「フェスティヴァル」は上手くまとめると、最後など思わずグッとくる。
39名無しの笛の踊り:2001/01/21(日) 15:09
マンハッタン交響曲。
40名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/21(日) 16:02
ヒンデミットのSymphonyは高校のときやった
パーカスなのであまり面白くは無かったが・・・・
41名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/21(日) 17:28
ホルスト1組に一票。
42名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/21(日) 23:19
「ダンス・フォラトゥル」も好きです。
「フェスバリ」と同様、とても独創的な曲作りだが、各楽器の特性を上手く
活かしているという点では、「フェスバリ」が素敵。
43名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/22(月) 05:31
カンタベリーコラール。
でも最高傑作じゃないかな?

「フェスバリ」のいいCD教えてください。
TKWOとアメリカのなんか軍隊バンドのやつ持ってるんですけど、
どっちもヘボいんですよねえ...。
#7/16(?)の小節てメロディーより伴奏の方が難しそうですね。
44名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/22(月) 05:36
カンタベリーコラールはブラスバンド版の方がいいね。
45名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/22(月) 19:54
ブラスオーケストラの為の行列幻想
理知的。
団伊玖磨。
46名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/23(火) 00:16
カンタベリーは確かにブラスバンド版の方が断然よいですね。
最後のチューバのD♭がピッタリはまると最高。>43、44

フェスバリのよいCDは、自分も知りたいです。
コウセイと空軍しか聴いたことがないですわ。
#7/16は確かに伴奏難しそうですね。裏2拍3連。>43
47名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/23(火) 01:49
>>46
フェスバリはベルギーギデの演奏もあるでよ。
まあ、そこそこ聴ける演奏だ。

スレの趣旨から外れるんでsage
48名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/23(火) 23:56
最高と言うには異論があろうが、マクベス「カディッシュ」はイイ。
C.ウィリアムズ追悼の意が滲み出た、コンパクトながらも圧倒的な
存在感だ。
49名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/24(水) 00:07
超絶技巧を追求すれば傑作なの?
一般聴衆に受け入れられないような難解な曲をありがたがるのも変。

シンプル・イズ・ベストというわけで「ロマネスク」。
50名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/24(水) 00:08
ポルトガル系移民人たちの祭り・シャマリータ。
51名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/24(水) 03:02
祈りとトッカータ。
52名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/24(水) 22:06
>>49 すまんがちょっと気になった。

確かに、楽想の貧困さを誤魔化そうとしてハッタリかましてみたり、グチャグチャに
して煙に巻くためにやたら技巧に走って、結果空虚な曲と言うのもあるだろうさ。
だが自らの表現のためには超絶技巧を「使わざるを得ない」場合も多々あるし、例えば
委嘱団体やソリストの技量が素晴らしくて、それを遺憾無く発揮できるように技巧を
凝らすなんてのもごく自然な事。
一方「シンプル」と言っても、分かりやすさの中に作曲家の個性が滲み出てくるような
曲もあれば、ただルールに則っただけで霊感のかけらも無いルーティンワークも存在
する。余計なものを殺ぎ落とすという、その実自らの資質を問われる難儀な作業を経て、
「ベスト」を抽出するのが芸術家の仕事だと思う。

つまり楽譜面や演奏の難易度というのは只の「過程」であって、演奏されてそこに現れた
「結果」こそが傑作か否かの判別基準ではないかい? シンプルが必ずしもベストの条件
ではないし、分かり難さで敬遠するのも勿体無い話だ。

そういう訳で私は、無理なく簡潔でかつ存在感を主張する「ホルスト第1組曲」と、
ギャルドという「楽器」を駆使した超難曲でありつつ絶大な求心力を持ち合わせた
「ディオニソスの祭」を、既出ながら対照的な傑作として挙げたい。
長文失礼した。
53名無しさん@お腹いっぱい:2001/01/25(木) 00:13
国内でフェスバリのCDは土気シビックのやつが出てますね
それしかCD持ってないけどなかなかだと思います。
ちなみに土気のHPで売ってるみたいですね。

よい曲はメリッロのゴッドスピード!が現代らしくていいですね。
少し古いのではバーンズの交響的序曲かな
54名無し行進曲:2001/01/25(木) 23:41
どちらかと言うとブラス作品の評価が高いと思われるスパークだが、例えば
「ダンス・ムーヴメント」はウッド・ブラス・パーカスそれぞれに見合った
美味しいフレーズが割り振られていて、バランス感覚に優れていると思う。
俺はもう専ら聴くばっかりだが、これは演奏者もさぞ楽しかろうて。
深みとかシリアスさとはちと離れるけど、「吹奏楽の愉悦」を味わえるという
観点から、これは傑作と呼んでもいいだろう。
55名無し行進曲:2001/01/25(木) 23:46
>>53
ああいうのを「現代的」というのか。<ゴッドスピード!
勉強になるなぁ。メモっておこう。
56名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/26(金) 09:13
>>54

>「ダンス・ムーヴメント」はウッド・ブラス・パーカスそれぞれに見合った
>美味しいフレーズが割り振られていて、

結局、曲としてどうか、というよりもこういうことが大事な訳ね?

57名無し行進曲:2001/01/26(金) 23:09
>>56
>結局、曲としてどうか、というよりもこういうことが大事な訳ね?

こういうこと‘も’大事。
コトの良し悪しを語るのは難しい。
58名無し行進曲:2001/01/27(土) 00:05
>>54
同意。
演奏者も聞いてる客も楽しめる曲だと思う。
もちろん、演奏にもよるが。
59名無し行進曲:2001/01/28(日) 00:17
日本人限定なら「深層の祭」でええんでねえけ。
もっと良い曲あるなら教えてちょ。
60名無し行進曲:2001/01/28(日) 00:26
>59
「深層の祭」が好きなのなら天野正道の
「贖罪」はオススメ。一度聴いてみて。
61名無し行進曲:2001/01/28(日) 09:21
>>59
その路線だったら田村文生「アルプスの少女」。
ヤマハ浜松がコンクールでやった時は、タイトルの珍妙さとか
特殊奏法(風船割り!)ばかりが注目されたようだが、
これは傑作だと思う。是非ノーカットで聴いてみたいものだ。
62名無し行進曲:2001/01/28(日) 19:29
グールドのアメリカンサリュート。マーチ系の傑作。

リードの5番。吹奏楽らしい傑作。

フサの「プラハのための音楽1968年」か「この地球を神と崇める」は、標題音楽としても傑作。
全曲を聞く機会が少ないのが残念。
63名無し行進曲:2001/01/29(月) 00:58
「贖罪」も「アルプスの少女」も聴いたけど、
こういう曲がもっと認識されるといいなぁ。
6459:2001/01/31(水) 00:52
>>60-61 サンクス。ちとマジレスしてみ〜る。

「贖罪」は川越奏和のCDで聴いた。真摯な力作である事は良く分かるし、確かに聴き応えも
ある。んが、極私的感想ではちと「重心が高い」ような気がするのよ。
アマノッチ(読んでたら失礼!)の手掛けるフィールドの一つである、劇音楽のテイストが
垣間見得て(それは決して悪い事ではなく美質でもある)、ある種の聴きやすさを持つ一方で、
シリアスなモチーフの割に聴後感が意外に軽いと云うか印象に残りにくいきらいがあると思う。
何度か聴いているけど、未だに断片的にしか思い出せない(涙)。でもそれ故に貶めるつもりは
全く無いし、その価値は大いに認めるところだ。

「アルプスの少女」は「かわいい女」よりも表現意欲が成果に繋がっているようで俺も結構好き
(ただ「饗応婦人」は知らんのよ)。ゲンダイオンガクに拒否反応を示す人でなければ、かなり
回帰性を感じられるのではないか? ただこれを演奏する団体が今後どれだけ出てくるのかが
不安の種である。

でもって、俺が「深層の祭」を挙げたのはこんな理由。
・さすがは三善晃、技法と楽想の見事さがコンパクトにまとまって、コストパフォーマンス抜群。
 (ただ「交響三章」「響紋」など氏の代表作と比べると、さすがに小振りな印象だが)
・課題曲であるということは、つまりそれだけ同曲多演の機会に恵まれ、また多く聴かれた訳で、
 それだけ評価(淘汰)されて残っているという事も名曲「となる」条件のひとつ。

そう、>>63 も言ってるけど、良い曲が書かれて、演奏意欲を掻き立てられ、広く聴かれる。
そんなことの積み重ねが、吹奏楽というジャンルが生き残るのには大事よね。
65名無し行進曲:2001/01/31(水) 11:17
天野氏の曲だと「贖罪」よりも「Emanacje i Medytacje」のほうが
優れた曲だと思う。ワルシャワ在住だけあって、何となく東欧の
響きがする。ああいう感じの曲って今まで吹奏楽では聴いたこと
ないけど、どう?CDよりも断然生のほうが良かったなぁ。

あと天野氏って劇音楽を書いているってあるけど、どんな曲
ですか?聴いてみたいので詳細きぼーん>64
66あまの:2001/01/31(水) 17:58
久しぶりにワルシャワより、あまのです。こちらのAP
67名無し行進曲:2001/01/31(水) 21:11
あらま、あまの様、生きていましたか。
68( ´∀`)さん :2001/01/31(水) 21:23
んー、国際的なスレだ。Age
6964:2001/01/31(水) 23:30
>>66
むぎゃ、予想はしていたけどアマノッチぃゃぃゃ天野様、やはりワルソー
からご覧でしたか。好き勝手言って恐縮です(今さらながら汗)。
ご自身の中では既に消化済みでしょうが、シロートさんの意見なので
ひとつ大目にみてやって下さいませ。
今後も良い作品を生み出される事、期待してます(手をスリスリ)。
70名無し行進曲:2001/02/01(木) 00:13
66は本当に天野先生なのですか?アドレスが違うようですが・・・。もしご本人様ならご無礼をお許しください。
71名無し行進曲:2001/02/01(木) 00:31
>>70
本物だと思うよ。天野先生は2chが大好きな先生なのよ。
他スレでマターリなんて書いちゃう所もオチャメですな(藁
クラ板時代も登場してたけどそれ以来じゃないかな。ココでは多分初参戦。
72名無し行進曲:2001/02/01(木) 03:26
>71
どうやら本当にそうらしいですね。吹奏板の他のスレッドにも書き込みがありました。どうやらそちらのアドレスは正しいようなので、勝手に判断。
73名無し行進曲:2001/02/02(金) 01:05
あまのさんウェルカムあげ
74あまの:2001/02/02(金) 03:24
てな訳で国際電話のあまのです(^^;)。
>67様、実は死にかけていましたが・・・・
>68様、たまたまですよ。日本に居るときよりも
少し時間がとれますし。
>70様、あわててtkaを入れるの忘れてしまいました。
ごめんなさいです。
>71様、はい、初参戦です。お手柔らかに。
>72様、>73様、宜しくお願いいたします。
>>64様、あなたの様な方がいるからここスキなんです。
身元が解る掲示板だと、皆様遠慮して書いてきますからね。
よかった、と言われるのは嬉しいですが、それよりも
64様の様な批評のほうがずっと嬉しいのです。というのは、
「あーそっか、そういう感じ方もあるんだ」と、とても
勉強になるからです。有り難うございました。これからも
忌憚のない批評をお願いいたします。

因みに、私の考える吹奏楽曲の最高傑作、沢山あってしぼり
込めません。というか、作曲家が心込めて作った曲はどの曲も
傑作です。時々手を抜いたと思われる曲もありますが。
個人的にあまり好きでなくても、客観的に観ると傑作と
いうのもありますし。
7564:2001/02/02(金) 11:42
天野様、恐縮です。というか、律儀過ぎます(号泣)。
もっとラフにやってもいいのに〜。たまには名無しでコッソリ
>私の考える吹奏楽曲の最高傑作
カキコしてみるのもアリでっせ。
では私も「64」から名無しへ
紛れますにて
それ





い、
せっか
くの有意義スレ
なんだから、ローカルスレに
たむろってる奴等も参加しやがれ、ゴルァ!
76名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/03(土) 00:32
「民衆の祭りのためのコラール」(C・ケックラン)
なんてどう?
77名無し行進曲:2001/02/03(土) 02:14
>>76
渋いねえ。ちょっと地味(って、ケクラン自体がそうかな)だが良い曲。
でもそう思わせるには演奏をシッカリしないと駄目そうで、結構難物かも
知れない。誤魔化しが利かないと言うべきか。
ドンディーヌ、福工大付属高以外(どっちも古い…)で聴いてみたいよ。
78名無し行進曲:2001/02/04(日) 01:58
パーシケッティはもう流行らんのかねえ。
割と知られるのは「ページェント」や「仮面舞踏会」辺りだろうが、
非常に理知的な中に形而上的エモーション(?)が垣間見得る
「バンドのためのパラブル」などかなり良い曲だと思うがなあ。
79名無し行進曲:2001/02/04(日) 21:56
パーシケッティもそうだが、いわゆるアメリカ吹奏楽の
古典作品が軽視されてるっぽい。
例えばクリフトン・ウィリアムズは今でも充分通用するだろ。
「ファンファーレとアレグロ」とか抜群に良いと思う。
他を差し置いて最高かどうかはちと考えるけどな。
80名無し行進曲:2001/02/04(日) 22:02
>>79
クリフトン・ウィリアムズでは「パストラーレ」が好きだ。
最高傑作とは思わないが。
81名無し行進曲:2001/02/06(火) 21:36
サイコケサーク語れage

っつうか、なかなか自信を持って
「これぞ傑作」とか言えないのは
曲が無いのか聴き手が未熟なのか
82名無し行進曲:2001/02/07(水) 02:48
吹奏楽のオリジナルを書く作曲家に、実力ある人がいないだけ。

また、日本も海外でも、吹奏楽の曲というと未だに「キワモノ」
とか、一段低く見られてる。だから、作曲も限定されてくるし
金をつぎ込んで渋々作曲されても、結果吹奏楽の魅力を熟知して
いないから単なる管楽アンサンブルの大編成版になっちゃう。

基本的に、日本ほどステージバンドの組織として出来上がって
活動も活発な地域は世界的に見てさほど多くない。私たちの感覚
では、もっと注目されてもいいのにと思うけど、実際はまだまだ
特殊な団体という認識は世界的に見て強い。

どこかの金持ちの団体が、一生懸命作曲を委嘱し続けてくれれば
そのうち名曲が生まれるかも…
83名無し行進曲:2001/02/08(木) 23:47
じゃあ現時点でのサイーコケサクーは何なのさage
84大聖堂への名無しの入場:2001/02/09(金) 13:00
79の言うとおり古典曲が少ないように思える。
個人的には古典曲の方が趣があっていいとそう思っている。
カテルの序曲ハ調とか、メンデルスゾーンの吹奏楽のための序曲とか...

85名無し行進曲:2001/02/09(金) 16:09
っていうと、よく「そんなことはない!世界的な作曲家も吹奏楽の曲を書いている!!」って例として
ペンデレツキとかメシアンとかが挙がるけど
(ペンデレツキはともかく、メシアンはたまたま弦楽抜きって感じだが)
何であんなおかしな編成で書いて下さったのよ!
あれじゃ演奏できる団体なんてあるわけないさ
それ以前にあんな曲演奏したくないって? (自爆
86> 85:2001/02/10(土) 02:42
当然のことながら、普通にオーケストラ曲を書いている作曲家にとっては、
『普通の吹奏楽団』より、『弦楽器抜きのオーケストラ』や『拡大された
室内管楽アンサンブル』の方がアクセスしやすい媒体なんだよね。

一般の吹奏楽編成では、プロと呼べる団体が殆ど無いわけだから、再演の
機会も減ってしまうだろうしね。なら、オーケストラの部分集合で演奏出
来る曲を書いた方が効率的なわけさ。

そういった作曲家は、よもや自分が作曲した音楽が6分間にカットされて
課題曲に続けて演奏される、なんて思っていないわけだし‥‥。
87名無し行進曲:2001/02/11(日) 06:48
>>85
それは逆。
「曲に合わせて編成を変える」って発想がほとんど見られない
日本のアマ団体が異常なだけ。

88名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/11(日) 10:57
>>85
そういう作曲家が書いているだけで
ありがたがられている曲は
確かに存在するな。
「主題と変奏」とか・・・。
89名無し行進曲:2001/02/11(日) 23:35
この曲に限らずアメリカ時代のシェーンベルクの調性作品にはゴミが多いよ。
12音技法の確立後、まあいろいろあった事も確かだけど、調性作品を書くの
に情熱がもてなくなったんだろうな。
90名無し行進曲:2001/02/11(日) 23:58
>>89
ある意味では調性音楽を書く方が難しいよ。
91名無し行進曲:2001/02/12(月) 00:18
>>90
シェーンベルクの調性音楽聴いたことあるか?
「ペレアスとメリザンド」とか「グレの歌」とか。

現代の一流作曲家なら、調性・非調性のどちらでもいい曲がかけるもんだ。
調性音楽しか書けない作曲家はゴミだな。
9290:2001/02/12(月) 01:36
>>91
正にそのとおりだよ!
そして、逆もまた真なりで
ドデカフォニーしか書けない作曲家も
ダメだな。いまだにそういう人いるなぁ・・・

93名無し行進曲:2001/02/12(月) 03:36
最高傑作なんて人によって違う
怒るぞ!!!!
http://server2040.virtualave.net/upload920ch/upload/source1/920ch266.jpg
94名無し行進曲:2001/02/12(月) 11:47
デル=ボルゴの「ドデカフォニック・エッセイ」は
ドデカフォニーで書かれているわけではない。
95名無し行進曲:2001/02/12(月) 12:12
>>93
ネタかもしれんが、1を良く読め。「最高」を決めるなんて言ってない。
各々思うところを「考えて」語れば良いのだ。言いがかりはよせ。
怒るぞ!!!
96ホー・チ・ミン:2001/02/12(月) 13:51
>>95 そんなのにマジレスすんな。放置だ。
97名無し行進曲:2001/02/12(月) 18:00
>>94
ドデカフォニーの意味知っているよね?
当然デル=ボルゴの「ドデカフォニック・エッセイ」の
アナリーゼもしたことあるよね?

はい、質問があります。あの曲の作曲技法はどういうもの
なのか、教えてくれませんか?

もうひとつ、>>93,色んな所に張り付けているけど、
肖像権がらみでヤバいかもよ。
98名無し行進曲:2001/02/13(火) 08:04
>>97
こらこら、背伸び厨房をいじめちゃいかんよ!
9994:2001/02/13(火) 22:57
>>97
この曲の楽譜も見たことない「背伸び厨房」だけど(藁、
アレグロ(?)になってから、音列を3個づつまとめた和音にのって、
Esクラとかが主題音列、主題音列の反行系を演奏しますわな。

この反行系の音列、オクターブの操作が加えられて、6度下がらなくては
ならないところを4度の上行とかに置き換えてるのは、まあ良しとして、
(純粋な反行・逆行・反行の逆行って登場してればね)
反行音列の789番目の音(Fis・F・A)を繰り返してるのはどうなのかね?
初めて聴いた時にこういう部分に違和感を感じたんだけど。

他の部分もどうかな?ストイックに12音技法を使ってるのか疑問。
君は詳細にアナリーゼしたようなので、是非、教えていただきたい。

僕には「ドデカフォニーの真似事」のように感じられて仕方がないな。
100よこやり学理科:2001/02/14(水) 00:02
>>99
よこやりスマヌ。
あの曲はまさしく「ドデカフォニーの真似事」ですね。
例えばベルクのヴァイオンリンコンチェルトみたいに12音技法を使っても
ロマンティックな曲を書くことは出来るけど、あの曲はまるで作曲家の学生が
12音を使って書いた課題のような感じ(12音使っている箇所)。

確かに厳格な12音技法を使っていない名曲も沢山あるけれど、あの曲の
音列技法は決して素晴らしいものじゃないなぁ。
12音使っていない部分もあるので、敢えて「ドデカフォニック」と
いうタイトル、つまり12音音楽風とつけたのじゃないかな?

勿論だからと言ってこの曲が駄作という意味では無いけど。

>この曲の楽譜も見たことない「背伸び厨房」だけど(藁、
楽譜見ないであれだけ分析出来たとは!凄い!!!

101名無し行進曲:2001/02/14(水) 00:13
何か荒れかけてたのがアカデミークになってきたじょ。
んだば吹奏楽でドデカフォニーの名曲があれば挙げてみてちょ。
102名無し行進曲:2001/02/14(水) 11:06
「若人の心」とかとにかくメロディが口ずさめる曲が
いいと思うなぁ
103名無し行進曲:2001/02/14(水) 16:13
「海の歌」がいいなぁ〜♪
メロディ口ずさめる?
104名無し行進曲:2001/02/14(水) 17:07
>>102
色々なスタイルの音楽があって良いと思います。
メロディ口ずさめる名曲もあるし、響きを中心にした
名曲もあるし、深刻な内容や、楽しい内容の名曲も
あるし、音楽って良いですよね!
105名無し行進曲:2001/02/14(水) 22:12
下らない荒らしから高尚な話題まで・・・・
この懐の広さが2ちゃんの魅力だね。(マジ)
106名無し行進曲:2001/02/15(木) 21:59
名旋律という観点では何が良いじゃろう?
先に出たミッチェル「海の歌」のホルンは泣けるのう。
107名無し行進曲:2001/02/15(木) 22:03
名旋律・・・
ここによくいらっしゃるからとはいわないが、
天野氏の交響組曲3番の最後の方は名旋律だとオレは思う。
108名無し行進曲:2001/02/16(金) 21:21
オリエント急行!!
109名無し行進曲:2001/02/18(日) 12:29
今フェネル/イーストマンのCDでホルスト「ハマースミス」を聴いてる。
組曲の陰に隠れてるけど、これイイ曲だよ、マジで。
似た位置付けのRVW「トッカータ・マルツィアーレ」も良い。
もっとこうした地味&滋味深い曲をドンドンやれ、ハデハデばっかじゃなくて。
110名無し行進曲:2001/02/18(日) 12:55
>>108
「オリエント」は、「ドラゴン」同様、ブラスバンドの作品だからなあ。
頭など、木管のトリルよりも、コルネットのトレモロのほうが好き。

最近流行りのヨーロッパものはどうも・・・
ひと昔前のアメリカ、イギリスが好みじゃ。
ガイシュツだけど「ディエス・ナタリス」がマイブーム。
111名無し行進曲:2001/02/18(日) 14:41
>>110
「ディエス・ナタリス」いいねえ。
「コラールとアレルヤ」もお忘れなく。
112大聖堂への名無しの入場:2001/02/19(月) 18:07
A・リードってよく交響曲なんかはいいって言うけど
個人的にはアレルヤ・ラウダムス・テ(だっけ?)がいいと思うのだが
どうかな...
113名無し行進曲:2001/02/19(月) 21:51
>>112
アレルヤ、ロシアンクリスマス、エルサレム等の宗教系とか
オセロ、ハムレットといったシェイクスピア系の曲などの
所謂シリアス寄りの曲は、やはり力の入れ方が違うような気がするね。
難易度とかあまり気にせず、表現意欲を素直に出している印象がある。

一方、交響曲シリーズって実は組曲シリーズの兄弟みたいな感じで、
少しお気楽な雰囲気だと思っている。特に近作はその傾向が強いみたい。
114名無し行進曲:2001/02/19(月) 23:52
>>107
交響組曲3番の後半、泣けるよねー。オリジナルの
オケ版聴いてみたい。
115名無し行進曲:2001/02/20(火) 00:30
いまさらセリーの話してんな
116あまの:2001/02/20(火) 01:52
>>107
おほめの言葉ありがとうございます。
でもこのスレのタイトルに値するほどのもんじゃ
ございませんよ。
>>114
オリジナルCDはすでに廃盤ですがもしかすると
オークションに出ているかもしれません。
正式名は忘れましたが、何しろ「完全盤」と
ついております。ジャケットにはアニメーションは
無く、青っぽいジャケットです。

117名無し行進曲:2001/02/20(火) 05:14
>>114
>>116
「ジャイアントロボ」のOSTのCDは
レコ屋を探してもないことが多いが
「アニメイト」のようなアニメーション
グッズの専門店に行けば入手可能性大
です。
118名無し行進曲:2001/02/20(火) 19:15
>>115 「ドデカフォニック・エッセイ」のやりとりについてですか?
普通「今さら」と思うよね。

そんな技法を「今さら」使ってるっていう作曲者デル=ボルゴの姿勢が問題だね。
「ドデカフォニックこそ音楽の将来をきりひらく唯一の道」
と信じてその技法の発展に音楽家人生を賭けた新ウィーン楽派の人々には
敬意を表するし、その作品にも魅力を感じるけど。
119107:2001/02/20(火) 22:02
>>あまの先生
素直にそう思ったんでそう書いたまでです。
心に残る旋律はやっぱりいいものです。
ぜひこれからもああいった名旋律を吹奏楽に残して下さい。
120名無し行進曲:2001/02/21(水) 22:27
「たなばた」とかいいんでないの?ヲレが厨房なだけ?
結構クラ萌える気も…。がいしゅつだったらゴメソ。

質問。。
ドデカフォニックエッセイは聴いたことあるんだけど、
どういう手法(?)のこと?
結構かっこいい曲だよね。<どで

あー厨房発言ごめそ。
121名無し行進曲:2001/02/21(水) 22:50
>>120
「ドデカフォニック」=「十二音技法」のこと。
シェーンベルクが開発した作曲方法。
あとは音楽関係の本読んでちょ。
122名無し行進曲:2001/02/21(水) 23:29
>>121
そういうことだったのか。しらんかった・・・
それなら、たしかに>>94の言う事も合点がいく。
123名無し行進曲:2001/02/22(木) 16:54
124名無し行進曲:2001/02/23(金) 22:49
キャンプハウスの "Watchman tell us of the night" はかなりイイ曲だよ〜。
しっとりと美しいだけでなく厳しい側面もあり、内包するエネルギーがボディブロー
のようにジワジワ効いてくる。聴後の充足感はかなりのものだ。
「真摯」という言葉が良く似合うなあ。
125名無し行進曲:2001/02/25(日) 13:15
この頃一部で注目を浴びたメリッロ、例の「ゴッドスピード!」を含む作品集を
1枚だけ聴いてみた。アレは「いかにも吹奏楽」なハジケタ曲だけど、他の曲から
見たらむしろこっちの方が異色なキャラっぽい。「The Chosen」とか中々オモロイ
し、今後どう化けるか期待したい。

それにしてもオランダ海軍バンドって上手。
126名無し行進曲:2001/02/25(日) 18:10
>>117
「ジャイアントロボ」のOSTは全部で8枚あり、
3、4、6は今でも定価で入手可能だと思うんですが、
他のものについては一般のショップでは
まず手に入らないと思います。

ヤフー・オークションに行けば割と出品されているのですが、
どれも定価の2倍、3倍は当り前であり、
天野氏が上で書いておられた「完全盤」もその例外ではありません。

是非ともリーズナブルな価格で再版して頂けると良いんだけど…。
127名無し行進曲:2001/02/26(月) 21:06
サルベージAGE。
128名無し行進曲:2001/02/26(月) 21:24
>>124
キャンプハウスいいねぇ。
トリビュート、ローザのための楽章、
もちろん先にあげられた曲も。
129名無し行進曲:2001/02/28(水) 00:25
チェコ→アメリカの偉大な作曲家、ネリベルとフサ。どっちが良い?
吹奏楽界への貢献度ではネリベルが上だろうか。
逆に他ジャンルの曲も比較的知られ、音盤も目立つのはフサ。

俺はネリベルに一票かなあ、確固たるオリジナリティを支持したい。
特に「交響的断章」なんかは紛れもなく吹奏楽のための曲だなあと思う。
130名無し行進曲:2001/02/28(水) 03:10
フサの「1968」のお勧め演奏は?
131名無し行進曲:2001/03/01(木) 13:53
フサで「1968」、「あがめる」以外の有名曲って
どんなのがある?(煽りではありません)
132名無し行進曲:2001/03/01(木) 13:57
せんちゅりあ
133名無し行進曲:2001/03/01(木) 16:08
「1968」の名演で手に入りやすいのはテンプル大学の自作自演。

フサの作品はワンパターンという気がしないでもないけど、
「スメタナ・ファンファーレ」とか「ル・クレール・フォーヴ」
あたりはいいかも。
「アル・フレスコ」はちょっと...。
「サックス協奏曲」は聞いてみたいけどCDがない。
134名無し行進曲:2001/03/01(木) 20:37
>132
氏ね。
135名無し行進曲:2001/03/03(土) 11:07
ネリベルのマトモな音盤少なすぎ〜!(大泣
アンティフォナーレみたいな傑作でさえ、コーセーの作品集にしかないなんて
信じられん!! エスタンピーも聴きてえ〜〜〜!!!
136名無し行進曲:2001/03/03(土) 13:49
せんちゅりあ
137名無し行進曲:2001/03/03(土) 13:50
せんちゅりあ最高!
138名無し行進曲:2001/03/03(土) 13:50
せんちゅりあ泣ける。
139名無し行進曲:2001/03/03(土) 13:51
せんちゅりあ好き!
140名無し行進曲:2001/03/03(土) 13:51
せんちゅりあ感動!
141名無し行進曲:2001/03/03(土) 13:52
せんちゅりあはいい!
142名無し行進曲:2001/03/03(土) 13:52
せんちゅりあ不滅!
143名無し行進曲:2001/03/03(土) 13:53
せんちゅりあage!
144名無し行進曲:2001/03/03(土) 13:53
おれの着メロせんちゅりあ
145名無し行進曲:2001/03/03(土) 13:54
せんちゅりあバカにする奴逝ってよし!
146ヴァンデル:2001/03/03(土) 15:58
ヤン・ヴァン=デル・ロースト「オリンピカ」
ここまで全然ロースト作品が出てこないのは疑問です。
あとはやっぱり「プラハ」ですね。
最近のスミスとかはやりすぎのような気がする。
147名無し行進曲:2001/03/03(土) 16:25
クロード・スミスですか?
148名無し行進曲:2001/03/03(土) 17:47
せんちゅりあバカ逝ってよし!
149名無し行進曲:2001/03/03(土) 18:56
日本の印象 バーンズ
150名無し行進曲:2001/03/03(土) 20:15
>>136-145
なかなか有意義な土曜の過ごし方じゃないか(藁。
151大聖堂への名無しの入場:2001/03/04(日) 14:09
>130どの。
ちょっと遅くなっちまったが、フサの1968のCD一つ出てきたので、
お教えいたしまする...

ハンスバーガー/イーストマン
CBS MK44916
これで探してみそ。
ちなみに国内でもCBS−SONYで出ているはず。
152名無し行進曲:2001/03/04(日) 23:21
>>151 入手しやすいのはこれだろうね。演奏&録音に不満はあるけど。
1楽章を知ってた方が、終楽章を面白く聴けるね。
153名無し行進曲:2001/03/05(月) 22:53
スパークの新曲「交響曲第1番 Earth
154名無し行進曲:2001/03/06(火) 21:42
てるぷしこーれ
155名無し行進曲:2001/03/07(水) 16:02
ブラスバンドマンセー
156名無し行進曲:2001/03/08(木) 22:37
シュワントナーと言うと、既出の「山姿」が専ら取り沙汰されるけど、
「黒千」や「静夜」はどうなのよ? 私見では 山>=静>黒 なのだが。
157名無し行進曲:2001/03/10(土) 00:31
そうさね、ミレニアムはちょっとイロモノの匂いが…
それでも凡百の作曲家とは一線を画した曲だとは思うけどね。

邦人作品スレとどちらに書こうか迷ったけど、いわゆる「和風テイスト」の曲では、
保科洋「古祀」が最高なんではないかと。キヨシゲさんもビンちゃんもテツノスケも
この曲に並び立つ曲は書けていないと思うし、ヒロシ君の作品の中でも際立ってる。
オケ原曲「祀」も聴いてみたい。
158名無し行進曲:2001/03/10(土) 17:45
>>157
祀は、なかなかイイんだけど、いい演奏がない。
作曲者本人が指導してた桶の演奏は練習不足丸見え。
中間部クラソロがヴァイオリンソロになってるのとかイイんだけどねぇ。
でもやっぱ水槽のほうが向いてると思うが。
159名無し行進曲:2001/03/11(日) 20:26
隠れていたのであげ。あまりハヤってないねえ、こちらは。
160名無し行進曲:2001/03/12(月) 21:49
下手に荒れるよかマシだが、確かに流れが止まってるな。

じゃあ、最近久し振りに聴いたニクソン「平和の祭」をあげようか。
この人の曲ってアッケラカンとしてるようで、結構深いぞ。
161名無し行進曲:2001/03/14(水) 22:23
ニクソンなら Chamarita! がいいなあ。ハジケてるぜ!byボーボボ
162名無し行進曲:2001/03/17(土) 01:08
県別スレに負けんなage
163名無し行進曲:2001/03/17(土) 01:11
もしかしたらもう既出か?
マスランカ作曲「子供の庭の夢」
どうよ。
164名無し行進曲:2001/03/17(土) 15:38
プラハ〜か、この地球〜だと思いますが。(私の私的意見で)
ディオニソスも最高傑作としてあげておいてもいいでしょう。
165名無し行進曲:2001/03/18(日) 17:49
>>108
オリ急も良くできた曲だよね〜
166名無し行進曲:2001/03/20(火) 15:46
>>108
>>165
それを吹奏楽曲というのは抵抗が無いか?
167名無し行進曲:2001/03/22(木) 17:41
メンデルスゾーンの吹奏楽のための序曲は?
168名無し行進曲:2001/03/24(土) 00:58
>>163
それは知らんのだが、マスランカだと「イン・メモリアム」は聴いたことある。
全篇妙にテンションが張られてる印象で、気楽には聴けないね。
その分求心力は高いような気もするし、かなりの実力者ではなかろうか。
演奏する側の意見も聞いてみたい。
169あぼーん:あぼーん
あぼーん
170名無し行進曲:2001/03/26(月) 21:02
見える所へあげておく。
メンデルスゾーンの序曲はまあ良い曲ではあるけど、彼の傑作群の中では
目立たないなあ。「夏の夜の夢」序曲くらいのインパクトがあったら
それこそ最高と言ってもいいだろうが。
171名無し行進曲:2001/03/28(水) 00:31
う〜ん、やっぱグレインジャーってええわ〜。
リンカンシャーも勿論良いけど、ヒルソングも染み渡るわ〜。
172名無し行進曲:2001/03/28(水) 01:18
「君が代」
これに尽きる。ありとあらゆる国際スポーツ大会などで、ありとあらゆる国で
演奏されている日本の曲はこれに尽きる。NHK放送もこれで尽きる。
 ユニゾンで斉奏・斉唱される冒頭部分は日本民族の単一性、国体の一元性を
象徴している。国家としては世界一短いながら世界一深いその歌詞!
日本民族がその誇りを語るのに多くの言葉はいらない。
「君が代は」
それで十分なのだ。五七調の古来ゆかしき調べを荘厳かつ哀切に歌い上げ、
最後にまた万世一系の日本国家の誇りを象徴するあの感動的なユニゾンに
収斂する。おお!
 歌っているだけで感動の涙が伝う!御国のためなら命をも投げ出そう、
という決意もいやがうえにも高揚する!そうだろう?スポーツ選手諸君。

惜しむらくは作曲が毛唐だということぐらいかな・・・
173名無し行進曲:2001/03/28(水) 01:21
すまん。編曲のまちがい。腹切ってきます。
174名無し行進曲:2001/03/28(水) 17:30
拙者が介錯致す。
175名無し行進曲:2001/03/30(金) 20:59
辞世の句ぐらい読め。
176名無し行進曲:2001/03/30(金) 21:35
「パンチネルロ序曲」
リード・スタンダードで、べたで、ほかの曲とは格落ちに見えるが、
実はある意味最高傑作だと思う。
177名無し行進曲:2001/03/30(金) 23:02
173吉外端ね
178名無し行進曲:2001/03/31(土) 11:55
メキシコの祭り
179名無し行進曲:2001/04/01(日) 01:15
あげ荒しから救いage

>>176
ある意味って? よくわからん。
例えば、リードの「格上」に当たるとした「ほかの曲」に対する
アドバンテージはどの辺に見出しているのか?
もうちょっと突っ込んだコメントを聞いてみたいもの。
因みに俺はリードの曲に対して >>113 に近い印象を持っているのだが。
180名無し行進曲:2001/04/03(火) 00:06
ジェイガーのダイアモンド・ヴァリエーションズを推薦するじょ。
スミスのフェスバリよりも(いや好きよこれも)真っ当な変奏曲。
サックスソロとかオイシイ所も欠かさず、聴き応え十分の古典的名曲だあ。
181名無し行進曲:2001/04/03(火) 12:31
剣と王冠
182名無し行進曲:2001/04/04(水) 23:29
吹奏楽だから出来たかも〜という観点でチャンス「呪文と踊り」もageてみよう。
183名無し行進曲:2001/04/04(水) 23:43
ハイライト・フロム・チェス。
聞いても吹いても泣ける曲はこれだけ。
って言ってもこの曲知ってる人少ないんだよな〜。
CDも見つからないし。
誰か詳細知ってる人いたら教えてください。
184名無し行進曲:2001/04/04(水) 23:55
「吹奏楽のためのファンタジー」(夏田鐘甲)

唄い込むいい曲だよ。
アルトサックス・ソロの歌い上げが最高。
185名無し行進曲:2001/04/04(水) 23:57
!!野庭ヲタ注意報!!
186名無し行進曲:2001/04/05(木) 00:00
184だけど、

>>185
?? 北海道教育大旭川校の演奏を聴いて言ったんだよ……
187名無し行進曲:2001/04/05(木) 00:02
185だけど、

同じような時刻にチェス・ファンタジーと並んだからそう思ったのさ。
どっちも野庭高校がやった曲だからな。
188名無し行進曲:2001/04/05(木) 00:07
>>187
野庭のはカットとか好かん。

やっぱ一番はヤマハが演奏したノーカット版かな。
189名無し行進曲:2001/04/06(金) 21:57
BJ5月号「テッちゃんのアメリカ武者修業」より
芸術的に価値がある吹奏楽曲1992年版〜選考者20人による点数つき.1

100% 管楽セレナーデ(ドボルザーク:1878)
リンカンシャーの花束(グレインジャー:1937)
プラハ1968年の為の音楽(フサ:1968)
セレナーデ第10番変ロ長調(モーツァルト)

99% シンフォニエッタ(ダール:1961)
交響曲変ロ長調(ヒンデミット:1951)
ハマースミス(ホルスト:1930)
ピアノと管楽器のための協奏曲(ストラヴィンスキー:1947)

98% ディオニソスの祭(フローラン=シュミット:1914)
主題と変奏(シェーンベルク:1943)
・・・・そしてどこにも山の姿はない(シュワントナー:1977)

97% 第1組曲(ホルスト:1909)
190名無し行進曲:2001/04/06(金) 21:58
BJ5月号「テッちゃんのアメリカ武者修業」より
芸術的に価値がある吹奏楽曲1992年版〜選考者20人による点数つき.2

95% リーヴス・ア・フォーリン(ベンソン:1963)
パッシング・ベル(ベンソン:1974)
エンブレムズ(コープランド:1964)
セレナーデop.7(R.シュトラウス:1881)


(その2)
94% ナグアルの風(コルグラス:1985)
アルトサックスと吹奏楽のための協奏曲(ダール:1949)
小交響曲(グノー:1888)
金管と打楽器のための交響曲(シュラー:1950)

93% 交響曲第6番(パーシケッティ:1956)
トゥラウアー・シンフォニー(ワーグナー/ライゼン編曲:1844)

92% ミサ第2番ホ短調(ブルックナー:1882)
この地球を神と崇める(フサ:1971)
ウィンドアンサンブルのための協奏曲(フサ:1982)
アルトサックスと吹奏楽のための協奏曲(フサ:1967)
ウィリアム・バード組曲(ジェイコブ:1924)
191名無し行進曲:2001/04/06(金) 21:58
BJ5月号「テッちゃんのアメリカ武者修業」より
芸術的に価値がある吹奏楽曲1992年版〜選考者20人による点数つき.3

91% コロニアル・ソング(グレインジャー:1918)
第2組曲(ホルスト:1911)
仮面舞踏会(パーシケッティ:1965)
情景(レイノルズ:1971)
ニューイングランド3部作(W.シューマン:1965)

90% 子供の夢の庭(マスランカ:1981)
フランス組曲(ミヨー:1944)
トッカータ・マルツィアーレ(RVW:1924)

89% 中世の旋律によるヴァリアント(デロ・ジョイオ:1963)
88% 良い兵士シュイーク組曲(クーカ:1957)
87% メキシコの祭(O.リード:1949)
イギリス民謡組曲(RVW:1923)
86% 幻想曲ト長調(バッハ/ゴールドマン編曲)
古いアメリカ舞曲による組曲(ベネット:1949)
192名無し行進曲:2001/04/06(金) 22:01
しまった。その2で上げてもうた。鬱出汁嚢・・・・
続きは誰かやってちょ。
ま、春休み厨房もいなくなったんでいいか。

ちなみに、センチュリア、アルヴァマー序曲は入っていない模様。
193名無し行進曲:2001/04/06(金) 22:04
あ、行頭の半角スペースってなくなっちゃうんだ。ますます宇津田。
194名無し行進曲:2001/04/08(日) 00:14
BJ売ってね〜! 立ち読みしたかったのに〜(買う気はゼロ)。

うーん、名は聞けど曲聴かずのヤツや全く未知の曲もポツポツとあるわな。
アメリカにおもねる気は無いけど、分かる曲を鑑みるとかなり真っ当な評価。
個人的にはM.グールド、ニクソン、ネルソン、ネリベルも入れて欲しかったが。
195名無し行進曲:2001/04/08(日) 00:18
あ、そういえばネリベルとニクソン入ってないねぇ。
グールドは交響曲第4番が85%のランクに入ってるぞ。
196名無し行進曲:2001/04/08(日) 20:35
日本人の作品は全滅? っうか海外のバンドに演奏されてるの?
録音で見当たるのはせいぜい「ぐるりよさ」くらいか。
197名無し行進曲:2001/04/08(日) 21:30
ってーか、ジェイガーはどうなんだ?だめ?
198名無し行進曲:2001/04/09(月) 00:20
>>197
だめじゃないよ〜。
>>180 もあげてるけどダイヤモンドバリエーションは良い曲だよ〜。
ユーフォコンチェルトもコンパクトだけど高密度な曲だよ〜。
ノビリッシマばかりで名が通っている現状は可哀想だよ〜。
199名無し行進曲:2001/04/10(火) 00:13
クレストンも居ないのが悲しいage
なかなか新録も出ないし。プレリュード&ダンスとかザノニとか聴きたい。
200名無し行進曲:2001/04/14(土) 23:19
200到達も空しく下がりっぱなし…
おいどんは何度か書いたから(例えば160とか)
みんな考えてよ〜age
201名無し行進曲:2001/05/02(水) 00:01
半月ぶりにあげてぽよ〜ん。
既出で在り来たりこの上ないけど、やっぱヒンデミットのシンフォニィに同意。
202通りすがり:2001/05/05(土) 17:39
行進曲『軍艦』の決まっておろうが。
これだから吹奏楽自閉症どもは...
203禁断の名無しさん:2001/05/05(土) 19:58
ジェイがー最近ジミですね。
かれの交響曲ってまさに吹奏楽って感じで好きなのですが。
204名無し行進曲:2001/05/06(日) 18:22
バーンズの3番はいいぞ〜!!3楽章が特に・・・・
205名無し行進曲:2001/05/06(日) 23:06
マーラーがいい!
206名無し行進曲:2001/05/07(月) 03:10
兼田敏ちゃんが好きやなー。
207名無し行進曲:2001/05/07(月) 20:26
シンフォニア・フェスティーヴァ!!
208名無し行進曲:2001/05/07(月) 21:43
>>202
日本語が変よ。
209名無し行進曲:2001/05/08(火) 13:10
吹奏楽でかかれるべくして書かれたという点で
 ホルスト:第1組曲
 RVW:トッカータ・マルティアーレ
 シュミット:ディオニソスの祭り
以上3点。
RVWは、はっきり言って最高のポリフォニー音楽。この曲をオケで書いても
全く魅力がない。吹奏楽という形態でこれ以上の音楽は考えられない。地
味だけど。
ホルストは純粋なまでの構成力。どの曲以上に、全ての旋律の意味が
非常に良く分かる。無駄が無い。しかも旋律が美しい。一楽章の最後の方の
和声の動きなんかは、本当に単純だけど、何度聞いてもわくわくする。
ディオニソスは、オーケストレーション。(吹奏楽でこの言い方は変か?)
質的(量もだけど)拡大の限界じゃない?オリジナルの演奏、是非聞きたかった。

以上に比べると、昨今の曲はどうも・・・
「キレイな曲」や「いい曲」はたくさんあるけど、吹奏楽で書く必要あるの?
てっとり早いからそうしてるようにしか思えない。
Aリードなんかは、見た目より理屈っぽくて好きだけど。
「いい曲」だけだったら、別に吹奏楽じゃなくていいじゃん。
210名無し行進曲:2001/05/08(火) 20:21
>>209
激しく同意。

あともし加えるとすれば、
ヒンデミット:交響曲変ロ調
フサ:プラハ1968年のための音楽
だろう。
211ちょっと寄ってみた。:2001/05/10(木) 13:54
ホルストだと「サマーセット・ラプソディ」がキレイにまとまっていると思う。

吹奏楽の最高傑作となると沢山ありすぎて迷っちゃうけど、外国作品では、J.B.チャンスの「管楽器と打楽器のための交響曲」、ニクソンの「パシフィック祝典組曲」あたり。また、ちょっと毛色が違うけど、ジャンジャン「パピヨン」なんかは良くできてると思います。
日本のでは八代秋雄の「交響曲」あたりを挙げておきたいな。
212エッ?:2001/05/10(木) 14:18
八代秋雄の交響曲って、オリジナルだったの?てっきり管弦楽曲の
アレンジだったと思っていた。211の人の勘違いだよね。
213ちょっと寄ってみた。 :2001/05/10(木) 15:13
>212
 これは失礼。おっしゃるとおり勘違いでした。
 オリジナル限定ということでしたね。
 このスレ初登場ということでご勘弁を。以後注意します。
214名無し行進曲:2001/05/10(木) 17:02
>>211,212
ちなみに、、"八代" ではなく、"矢代"です。
215名無し行進曲:2001/05/10(木) 18:56
>>211,212
矢代秋雄の交響曲は管弦楽曲です。
天野先生のアレンジがとても素晴らしいので、
当時から吹奏楽のオリジナルと思われがちでしたが、
日本に於けるオーケストラ作品の名曲です。

216名無し行進曲:2001/05/10(木) 20:11
>>213
勘違いしようのないほど超常識だと思うのだが(藁
初スレ晒しage
217名無し行進曲:2001/05/11(金) 02:12
まあまあ、211=213くんをネチネチいぢめるのはこのへんで…。(藁
218名無し行進曲:2001/05/11(金) 21:24
G.ホルストの「ムーアサイド組曲」
219名無し行進曲:2001/05/17(木) 04:54
salvage
220名無し行進曲:2001/05/17(木) 05:07
heritage
221名無し行進曲:2001/05/17(木) 05:40
age
222名無し行進曲:2001/05/17(木) 07:35
moorsideは確かに名曲だがブラスバンドがオリジナル。
223名無し行進曲:2001/05/18(金) 22:07
>>220
擬態中の昆虫のように地味で目立たないレスだ。
224名無し行進曲:2001/05/19(土) 01:36
ホルストの一組でしょう。
なんど聞いても吹いても飽きのこない名曲。

メキシコの祭りも、ダイアモンドヴァリエーションも、ウィリアムバードも、
イギ民もフランス組曲もリンカンシャーも、もちろん名曲だと思うけど。

リードとかチャンスとかミッチェルも好きだけど、最高傑作という観点からすると
選外かなあ・・・・・
225名無し行進曲:2001/05/19(土) 01:39
民謡だらけだな、しかし。
226禁断の名無しさん:2001/05/19(土) 23:34
かんと
227しぺぺ:2001/05/19(土) 23:37
やっぱりホゼー作曲の「ひとつの声に導かれるとき」かな。
228名無し行進曲:2001/05/20(日) 01:04
>>227
どこがだよ。
229名無し行進曲:2001/05/20(日) 01:34
モーツァルト セレナード変ロ長調K361 "グラン・パルティータ"
やはりこの曲に尽きるでしょう。("13管楽器"というがオリジナルはコントラバス)
普通の吹奏楽ではないのは確かだが、
グレインジャーの「リンカンシャーの花束」にも勝る名曲、
「ヒル・ソング第2番」だって変則的な17人ぐらいの編成だし…

それから、中級程度の何これ、という曲を挙げる人を見ても馬鹿にする気にはならない。
中学、高校のころに長い期間にわたって繰り返して練習、演奏した曲は、
もうその人の身体に刷り込まれていて、逃げられないわけだから。
半年、一年と同じ曲をひたすら練習して仕上げるのは問題だと思うぞ。
実力に見合った質の高い作品を、
1ヶ月程度で技術面で仕上げ、次の1ヶ月で表現を深める。
これぐらいで、さまざまな音楽に触れるほうがいいと思う。
230名無し行進曲:2001/05/20(日) 03:10
軍艦マーチだな
おれはこれがやりたくてブラスやったんだな
でもやらせてくれなかったよ
231たーぼ:2001/05/20(日) 11:50
春の猟犬っていいと思わん?
232名無し行進曲:2001/05/20(日) 12:35
>>231
いい曲だとは思うが、
「吹奏楽曲の最高傑作か」と訊かれると「否」と答えざるを得ないなー。

やっぱりホルストの第1組曲かな。
233名無し行進曲:2001/05/20(日) 12:38
第一組曲のどこがいいのかサパーリなうちは
まだまだ若造ってことですか…欝だ
234名無し行進曲:2001/05/20(日) 12:44
>>233
ホルストの組曲は、
その後の吹奏楽(というよりウインド・バンドか)の展開に与えた影響の大きさを考えると、
吹奏楽におけるベートーヴェンの交響曲的存在にあたると思いますです。
235名無し行進曲:2001/05/20(日) 17:08
>>234
具体的に、どういう影響を与えたの?
ホルストの影響を受けた作曲家って誰?
236209:2001/05/20(日) 19:44
個々の楽器の音色と和声の動きとをきちんと組み合わせて
現在の吹奏楽の大元となる編成で曲を書いたというのは
かなり画期的だったのではないでしょうか。
非常にすっきりとした構成ですが、極めて理屈っぽく
かつ極上の旋律、それまでの管楽合奏曲にはなかったはずです。
影響を直接受けた作曲家がいるかどうかは分かりませんが、
この形態の音楽の可能性が一気に開いたという点で影響は大でしょう。
名曲です。

234は某書籍の受け売りですよね。
237日輪仮面:2001/05/20(日) 20:23
春の猟犬、萌え!
238234:2001/05/20(日) 20:26
>>236
あ、ばれた?(笑)
詳しい解説、ありがとうです。
239名無し行進曲:2001/05/20(日) 23:25
>>236
吹奏楽が今日の編成に落ち着いたのは主に戦前のアメリカのアレンジャーの出版譜の普及が
大きく影響しているでしょう。ライゼン、ゴールドマン、フィルモアなど。

第1組曲のオリジナル版では2本のEbクラ(第2曲冒頭の今日ではFlの八分音符の刻み)が必須で、
アルト・クラ、バス・クラは入っていただろうか、少なくともオプション楽器には違いない。
現在売られているフル・スコアは娘のイモージェンと誰か(マシューズ?)が現代の編成に編集したものです。

フェネル、イーストマンの録音は改訂版の発売以前ですが、これとて手が加えられていることは間違いない。
240名無し行進曲:2001/05/21(月) 00:35
最後はマーチに行き着くな。

ワシントンポスト、星条旗よ永遠なれ

オケに編曲したときよりオリジナルの方が聞こえ映えする曲って
結局マーチが一番じゃん。
究極の吹奏楽音楽ってやっぱりマーチだよ。
241名無し行進曲:2001/05/21(月) 12:25
やっぱC.スミスの「フェスティヴァル・ヴァリエーションズ」。
「ブラスの響き」でこれを聞いたときにはまさに全身に衝撃が走った。
242禁断の名無しさん:2001/05/21(月) 23:30
おっととっと夏だぜ
243名無し行進曲:2001/05/26(土) 20:57
ラソミ
244名無し行進曲:2001/05/31(木) 22:48
>>242
サビの部分は高校野球とかの応援で流行りそうだが、それ以外は最低だな。

で最高傑作か・・・うう〜む、プラハ1968にしとくか。
245ここここ:2001/06/01(金) 00:31
リンカンシャー
246名無し行進曲:2001/06/01(金) 01:01
名曲は色々あると思うが、今年の響宴のCDに入っていた
天野正道の「ゆがぎょうちゅうがん〜吾妻鏡異聞」は
近年希にみる名曲だと思う。演奏に関しては若干難点も
あるが、まぁ、大学生が良くあそこまでやったと思う。

しかし、作曲者の天野正道とは何者か?
247名無し行進曲:2001/06/01(金) 18:49
東北人? 秋田県民?
248名無し行進曲:2001/06/01(金) 21:24
>>246
吹奏楽関係の人なら天野氏のことは大抵知っていると
思うが、あなたは吹奏楽関係の方ではないのでしょうな。
249名無し行進曲:2001/06/01(金) 21:35
やっぱりホルストの1番
250小編成曲:2001/06/01(金) 23:20
 ズバリ、インビクター序曲!!!
初めてのコンクールで流行っていて印象に残った。
251名無し行進曲:2001/06/01(金) 23:39
>>246
天野先生の曲だったら「贖罪」のほうが傑作だと思う。
演奏したいなー。
252名無し行進曲:2001/06/02(土) 01:44
>>251
「贖罪」と「ゆがぎょうちゅうがん〜吾妻鏡異聞」って
同じ人が作ったと思えないぐらい雰囲気が違うよね。
253名無し行進曲:2001/06/02(土) 10:46
>>252
つーか、去年の「響宴」CDに入っていたあまのさんの曲との
ほうが、同じ人とは思えない。あんなオシャレな曲も
書けるんだ、と思った。
254名無し行進曲:2001/06/03(日) 01:07
>>252
でも演奏は????だったぞ。救急車のくだり、
クラのミストーンか、それとも楽譜に書いてるのか?
255名無し行進曲:2001/06/03(日) 01:19
>>254
救急車・・
本番聴いていたけど、演奏はしょっぱかった。
多分本当はもっといい曲。
256名無し行進曲:2001/06/11(月) 23:30
プラハ
257名無し行進曲:2001/06/19(火) 22:56
細々と続けよう・・・・。
258名無し行進曲:2001/06/21(木) 03:41
細々と…
259名無し行進曲:2001/06/22(金) 00:21
相変わらずアレンジ物が多い選曲傾向に警鐘あげ。
もっとオリジナルにチャレンジしろっつうの!
アー○ルドとかよりヒンデミットの交響曲変ロ調の方が
いいって、マジで。
260名無し行進曲:2001/06/23(土) 20:37
PACIFIC COMMEMORATION。
261理屈ではなく:2001/06/23(土) 21:53
いろーんな音楽を聴いて
いろーんな絵も演劇もダンスもみたが
「ディオニソスの祭」のようなものは他になかったぞ。
宇宙旅行にでも行けば
またあんな不思議な感覚に出会えるのだろうか?
吹奏楽素人の意見でした。
262おじ:2001/07/04(水) 17:59
>1.ヒンデミットではなく、P,フォーシェでは?
263名無し行進曲:2001/07/04(水) 18:03
ディオニソスの祭りはコンクールでやった事あり。良かった。
確かにオリジナルではディオ二ソスが最高かも。アレンジなら海とか好きだけど。
264名無し行進曲:2001/07/04(水) 20:37
>>262
フォーシェは「変ロ長調」らしい。名前しか知らんがそんなにイイ曲なの?
ヒンデミットは Symphonie in B fur Blasorchester で「変ロ調」。
265aaa:2001/07/11(水) 17:07
ギリングハムってど−かな?
独特な感じがするんだけど
266名無し行進曲:2001/07/15(日) 04:12
ぐるりよざ
267P:2001/07/15(日) 04:23
>>264
最近演奏した。
とても良い曲だと思ったが、それより『吹奏楽曲にもこういう曲が
あったんだ!!』という新鮮な驚きの方が先に立った。
268CAP:2001/07/15(日) 05:37
最高傑作・・・だと、個人的には
フサのプラハ&この地球。でも難易度の高い各パートに対して
ユーフォは割と暇そうなのでかわいそうかも。
あとチャンスの作品群。若くして逝ったのがホントに惜しい。
ホルストは古典では最高だと思うけど版が混在していてちょっとアレ。
シュミットのディオニソスも好きだけど真のオリジナル版を聴いたことがないので
簡単に評価できないけどアルトホルン吹いてみたいぞ。

PS

あまのさん、ご無沙汰しています。いつぞやはすみませんでした。
折角劇伴でご一緒できると思っていたのに、残念です。
今度■■2の●●●でご一緒できればと画策しております。
近日中にお伺いにあがりますね。
あと、例の曲のスコアもまだ完成しておりませんで・・・。
269名無し行進曲:2001/07/15(日) 11:58
ヒンデミットのウェーバーの主題による交響的変容
作曲者がアメリカに逝き、水槽に触れ、
同僚のウィルソンに編曲を依頼したとかきいた。
おけよりブラスのほうが効果的とか考えたのか。
270名無し行進曲:2001/07/15(日) 14:15
ジェイガーのシンフォニー、
もうちょっと評価高くて良いかも。
20年前だったら結構「シンフォニア・ノビリッシマ」って
書く奴が大勢いただろうし。(藁)
271そうかな・・:2001/07/15(日) 15:34
272名無し行進曲:2001/07/15(日) 15:48

はい、見ないでくださいね。
273名無し行進曲:2001/07/15(日) 16:20
見ないよ
274名無し行進曲:2001/07/16(月) 23:40
最高傑作とかいうから盛り上がらないんじゃないの?
とりあえず「21世紀に残したい30曲」なんてのは?
どっかでやってたけど。(藁
275名無し行進曲:2001/07/16(月) 23:44
>>1の挙げた2曲が"ごもっとも"すぎるんだよな。
こんなの出されたらもう何も書けない(実は書いたけど)。
276名無し行進曲:2001/07/23(月) 22:48
最高…ハァハァ

ホントはこれからより良い曲が出てくるのを期待したんだがな。
277名無し行進曲:2001/07/29(日) 00:24
エターナリーの嘉穂高校「マスク」他のディスクを買った。
激久しぶりに関西学院大のクレストン「ザノニ」を聴いたが、やっぱ良い曲だわ。
(これってカット有りとの噂を聞いたが、全曲の音盤って無いのかなあ…)

一概には言えないけど、クラシック畑の一流どころの人が片手間でなくちゃんと
吹奏楽の事をわかって書いた曲って、ある種の深みとか凄みみたいなのを感じる。
ホルストしかりヒンデミットしかりフローラン・シュミットしかり。こういった
手応えっつうか聴き応えを吹奏専門or中心の人の作品から見出す事が少ないのは
何故だろう。

(とか言っても、クラヲタの間では米国作品は軽薄だの中身が無いだの煽られるし、
説得力を持った一般論として語るのは難しいのだが…)
278名無し行進曲:2001/07/29(日) 15:06
age
279名無し行進曲:2001/07/31(火) 22:33
シュワントナー ・・・・・そしてどこにも山の姿はない
280名無し行進曲:2001/08/05(日) 21:50
ぐるりよざ
281名無し行進曲:2001/08/05(日) 21:54
邦人ならやっぱり神話じゃない?(ノーカット版)
282名無し行進曲:2001/08/05(日) 23:12
>>277
>(とか言っても、クラヲタの間では米国作品は軽薄だの中身が無いだの煽られるし、
>説得力を持った一般論として語るのは難しいのだが…)

御存知かもしれないが、念のため、
ヒンデミットはドイツ、Fシュミットはフランス、ホルストはイギリス。
ただしヒンデミットは、アメリカに渡り、吹奏楽に触れ、作品を書いた。
283名無し行進曲:2001/08/05(日) 23:17
>>277
「ザノニ」はMIDIならニフにあったよ。
284277:2001/08/06(月) 01:35
>>282
ありゃりゃ、これは説明不足っつうか舌足らずだった。ここで言ってたのは…

A:吹奏楽の事をわかって書いたクラ畑の人(Creston,Holst,Hindemith,F.Schmitt,etc...)
B:吹奏専門or中心の人(***,etc...)
C:クラシック界で大作曲家といわれる人(Bach,Mozart,etc...)
D:米国作品(作曲家)(Creston,etc...)

といったカテゴリーに分けると、オレ的感想では感銘度はA>Bなんだけども、
それはひょっとしてクラヲタがC>>>D的視点で「ハァ?所詮クレストンの
曲なんぞたかが知れてる」みたいなこと言うのに似てるかもしれんということ。
つまりは、何となくイメージで語るだけで音楽的にちゃんとした説明をつけられ
ないことへの照れ隠しっつうか言い訳に過ぎないのよ。(←これも言い訳)
でも、ザノニが凡百の吹奏楽曲とは一線を画する佳作だという思いは強くある。

>>283
ニフか…でもサンキュウ。
285名無し行進曲:2001/08/06(月) 19:28
なるほど。
個人的には、プロの団体にA分野の曲をもっときちんと
取り組んでほしいですなあ。
オケでベートーヴェンやブラームスが繰り返し演奏される
ように、これらの作曲家の曲はいろんな意味で完成度が
高いと思うので。

しかし、4つのカテゴリーを考えると、フェネルって凄いと思わない?
286名無し行進曲:2001/08/06(月) 19:40
あえて言う。

スーザ
星条旗よ永遠なれ
287名無し行進曲:2001/08/09(木) 22:28
ぐるりよざかな。
この曲はたくさんの「仕掛け」がしてあって勉強にもなる。
スコア見てると面白いよ。

あと 戦死・行方不明の英雄たち(ベトナムの回顧)もいいと思います。
でも良いCDがないねぇ。
288名無し行進曲:2001/08/09(木) 22:32
>>287
むかしバンドジャーナルの別冊に作曲者の解説が載ってたね。
289名無し行進曲:2001/08/12(日) 20:28
>>284
「ザノニ」はすごかったですよ。市民バンドに遊びに行ったとき、Tbに加わらせてもらったのですが、その独特なハーモニーにもう鳥肌が立ちっぱなしでした。
それまで、「民話」とか「インヴィクタ」などを好んでいた私としては、この衝撃が、やはり一流の作曲家は一流の作品を書くと確信したきっかけでした。
290名無し行進曲:2001/08/15(水) 01:08
クレストンは「プレリュードとダンス」も良い曲だったと思うんだけど、
音源が全然ないのね。聴き比べたいのココロ。
291ちうふぉにうむ:2001/08/16(木) 21:26
個人的に・・・櫛田てつのすけ(で、出ねぇ!)の「元禄」
292名無し行進曲:2001/08/20(月) 01:38
sage
293名無し行進曲:2001/08/20(月) 21:39
vvvvvvvvvvvvvんんん
294名無し行進曲:2001/08/21(火) 01:31
確かに「ディオニソス」はスゲエ。でもシュミットには他に幻の吹奏楽曲、
交響詩「セラムリク」というのがあるそうじゃないのさ。聴いてみたいが
全く音盤に関する情報見た事ナシ。誰か知らない???
295名無し行進曲:2001/08/22(水) 22:15
知らんがあげてしまう。
296名無し行進曲:2001/08/22(水) 22:17
グレッソン「きんぐず ごー ふぉーす」

かこよかったよ。
297名無し行進曲:2001/08/22(水) 22:18
「吹奏楽曲の最低駄作を考える」

デフォッセ「宇宙制服」
298ネリベル:2001/08/22(水) 22:31
公共的談笑
299名無し行進曲:2001/08/22(水) 22:46
バンデルロースト カンタベリーコラール
300名無し行進曲:2001/08/22(水) 22:47
バンデルロースト カンタベリーコラール
301名無し行進曲:01/08/27 00:42 ID:9NZ8NGEE
あげておきたくなった
302名無し行進曲:01/08/28 20:41 ID:XeLqZNO.
やっぱりダフニストクロエ:ラヴェルでしょ
303名無し行進曲:01/08/28 20:44 ID:BkUL/I4I
いや、レスピーギ「ローマの祭り」だと思う
304名無し行進曲:01/08/28 20:44 ID:SbKtaPYo
ここは「吹奏楽曲の最高傑作を考える」スレ。
>ダフニストクロエ:ラヴェル
これはオーケストラ曲です。
305名無し行進曲:01/09/01 23:51 ID:Zv11PCdA
ネルソンのパッサカリアは緻密で効果抜群。激ムズそうだが。
306名無し行進曲:01/09/02 00:06 ID:HgaOmp2c
>>304
ネタにマジレスカコワルイヨ
漏れは交響曲第5番:マーラーかな。
307名無し行進曲:01/09/02 00:18 ID:mlLwB9AY
>>306
ププ

駄作ヨ
308名無し行進曲:01/09/02 00:29 ID:ugKcJfFc
>>307
何だ、またネタにマジレスかよ。ツマラネーナ。
そういうことはsageでやれ。
309名無し行進曲:01/09/05 01:44 ID:.MnBiJTs
100年経って残っている曲ってある?
そういう曲が傑作じゃない?
310名無し行進曲:01/09/05 01:54 ID:hEDcshAw
現代の吹奏楽の形態が確立されて
まだ100年経っていません。

てゆーか、いまだに確立されていないし・・
311名無し行進曲:01/09/05 17:57 ID:F2zoHgtI
レスピーギのベルキスしかないっしょ?
312名無し行進曲:01/09/05 18:15 ID:M6hJW7zA
ローマの祭に1票!
313名無し行進曲:01/09/05 19:28 ID:yu.mTSvQ
じゃあマーラー5番!
314大人の名無しさん:01/09/09 00:01 ID:vpmO0z.Y
バッハのトッカータとフーガはどうよ。
315 :01/09/14 13:07 ID:wBRaEQdU
吹奏楽は軍楽隊の変形ってパターンだから
まだまだ歴史的に浅い。
マーチだと結構歴史のある曲は多いけどね。
316名無し行進曲:01/09/15 12:02 ID:kF2VYx3Q
軍楽の歴史は7〜8世紀からあるみたい。
CMでも使われたが、トルコの軍楽ーオスマンの響き(キングKICW-1001)のCD聴いてみれば?
けっこうおもしろいよ。
317名無し行進曲:01/09/18 23:17 ID:hkQZvUiA
age
318名無し行進曲:01/09/21 14:32 ID:oYv7s0gc
イーストコーストの風景マンセー
319名無し行進曲:01/09/21 15:48 ID:mhZik8ls
高度な技術への指標なんてどう?
320 :01/09/21 15:53 ID:SAAJKMvc
A.Reedのパッサカリア
321名無し行進曲:01/09/21 19:07 ID:JL0ILouo
交響詩「アルプス」:チェザリーニ

中間部のホルンとまわりのアルプスを思わせる雰囲気。
うなるウインドマシーン!
そして最後の木管から始まるメロディ...泣ける!
322名無し行進曲:01/09/21 19:13 ID:mrejr48g
>>321
駄作!!
323名無し行進曲:01/09/21 20:01 ID:SRbmtLpo
>322
禿同。
324名無し行進曲:01/09/21 20:53 ID:GAyLsar2
メチャメチャしんどいけど吹いたらいい曲だと思うよ
325名無し行進曲:01/09/25 16:40 ID:cGtYPdHY
>>322,323
どこのどういう点が駄作なのさ!
教えてください。
私の中では傑作だと思うのだが。
326名無し行進曲:01/09/25 16:48 ID:.f437Hx6
そういえば交響詩アルプスって近大が本邦初演してた。なんか最後の部分マラ3のパクリっぽくない?
327名無し行進曲:01/09/25 21:18 ID:4zhGYGck
水槽に、ゆったりと(終始、一貫して)した、歌える曲ってなにかある?

バーンズ:詩的間奏曲
ロースト:カンタベリーコラール
パーシケッティ:涼しい谷間

                     あと、なにかない?
328名無し行進曲:01/09/25 21:37 ID:xQl41h3g
グレンジャー:デリー地方のアイルランド民謡
329名無し行進曲:01/09/25 21:39 ID:Q/Kcc5nE
>327
その話題だったら、↓のスレへ逝った方がイイ。

「じっくり歌える曲」
http://yasai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=suisou&key=999177973&ls=50
330godspeed:01/09/27 21:20 ID:k5N6hPH6
Stephen Melillo(スティーウ゛ン メリッロ)
のGODSPEED!(ゴットスピード!)
こんなすごい曲はナイと思う、私的だけど。
それか、田中賢の紅炎の鳥!
この曲いままで聞いた曲で一番泣けた!
331 :01/09/27 21:30 ID:FJMxA89Y
Festival Variations かなー>最高傑作といわれれば
華麗なる舞曲は難しいだけで、曲としては駄作だと思うけれど
FVは曲としても非常にできが良いと思うし、あれで吹奏楽というジャンルを
見直したって言う人は多いと思う。
332 :01/09/28 06:09 ID:4zoDBk7s
トスカ
333名無し行進曲:01/09/29 01:08 ID:GSvjXpQc
がいしゅつでしたらスマソ。
ドビュッシーに「こんな音楽をやる楽隊は庶民が聞くには崇高すぎる」
といわせたギャル度の為に書かれたデオニソスの祭りに一票。
334名無し行進曲:01/09/29 01:16 ID:ius5Y4/Y
>>333
>>1でガイシュツ
335名無し行進曲:01/10/01 14:08 ID:h2LfRXtE
いいじゃん別に。
タイトルは「吹奏楽曲の最高傑作を考える」でしょ?
考えた結果、1と同じ意見だなあという事を書き込みしてもいいじゃん別に。
マジレススマソ
336名無し行進曲:01/10/02 22:58 ID:dr5MoqZw
ディオニソス人気有るなあ。確かにこのジャンルでは最高峰の一つだろう。

ただ蛇足ながら、フローランシュミットにはこれや「サロメの悲劇」以外にも
良い曲は沢山あるので、そっちにも興味を持って欲しいのう。
かといって変なアレンジをされるのはノーサンキューだが…
337名無し行進曲:01/10/06 01:08 ID:4DeL8B6M
あえて厨房表現を使わせてもらう。
ダフニス>ディオニソス>>>>>>>>>>>>>>>ダフニス水槽アレンジ
338名無し行進曲:01/10/06 01:11 ID:IO280C26
不等号はよせ、不等号は。
339名無し行進曲:01/10/06 02:01 ID:GxH9e9qE
>337
ワラタ
340名無し行進曲:01/10/06 03:04 ID:rEfuDih.
>>327
スウェアリンジェンの「ロマネスク」
341名無し行進曲:01/10/07 21:48 ID:wM.N1wZo
ディオニソスもコンクールだと「編曲」にした方がいいと思われ。
342名無し行進曲:01/10/09 23:27 ID:YQS86trA
プラハ>ディオニソス>>>>>>>>>>>>>プラハ桶アレンジ
343名無し行進曲:01/10/10 00:15 ID:LlJTVz.w
おまえら、なんか忘れてないか?
誰もが吹いたことのある
星条旗が一番の傑作に決まってるだろ?
344七誌交響曲:01/10/12 20:54 ID:f4Q1mmjg
民話
音楽祭のプレリュード
コラールA
345名無し行進曲:01/10/13 01:03 ID:3qfNygII
マクベス「カデッィシュ」
C.ウィリアムズ「ファンファーレとアレグロ」
最近の厨房、工房で演奏経験あるやつがどれだけいるんだろう…
346名無し行進曲:01/10/13 01:04 ID:CMXeAl3.
>>343
ロバート・ジェイガーの星条旗、確かにいいコンサートマーチだね!(w
347名無し行進曲:01/10/13 01:09 ID:S0mR1TNg
アメリカ国歌のことだろ?(ww
348名無し行進曲:01/10/17 16:13 ID:4X5oXlCK
呪文と踊り
349名無し狂詩曲:01/10/17 16:17 ID:KDZjj9Xc
星条旗よ永遠なれに関する事で・・・

巨匠・バーンスタインはこう語ったそうです。
「これが私の作品だったら、私にはもう右手は必要ない」
350名無し行進曲:01/10/22 16:50 ID:4FeC/Iz/
>349
オナーニする時に困るね!
351名無し行進曲:01/10/23 20:05 ID:xr9qh29C
あげまーす
352名無し行進曲:01/10/23 22:10 ID:lBYHyaY9
所詮、水槽は学芸会と同レベル。
最高傑作といえども、世間の目では「ちーちーぱっぱ、ちーぱっぱ」と同じ。
353名無し行進曲:01/10/23 22:44 ID:wUgJhJuC
>352
またでてきたな、こういうヤツ。
オケ板からの妬み中傷か?

以後放置で
354名無し行進曲:01/10/23 22:46 ID:myLsnsNw
吹奏楽のための神話
355名無し行進曲:01/10/23 22:49 ID:dSjwUZkm
春の猟犬byのば
356名無し行進曲:01/10/23 22:51 ID:lBYHyaY9
所詮、水槽。
>>354-355
こんなレベルだよ。
357名無し行進曲:01/10/23 22:53 ID:myLsnsNw
お前さあ、そんなこといってんなら地上から消えちまったほうがよくね?皆迷惑してんのに良く書き込む気になれるな。
358353:01/10/23 22:53 ID:wUgJhJuC
352,356はID同じ>lBYHyaY9
自分の板に帰れ

わりい、今度こそ放置
359名無し行進曲:01/10/23 22:59 ID:lBYHyaY9
復活
360名無し行進曲:01/10/24 20:09 ID:Ofta887b
建設的な議論をしようYO!
361名無し行進曲:01/10/24 20:23 ID:qorJew0n
 じゃあ、建設的に。でも既出だったらゴメン。

 超マニアックだけど、ウィルソンの「ピース・オブ・マインド」。
最高傑作というほどのものではないけど、人間の持つ精神世界の内面まで描写した芸術性の高い曲だと思う。
現在音楽だけど、70年代に前衛で流行った折衷主義ってゆーか、フュージョン的な感じなので、とっても聞きやすい。

 以下個人的な意見だけど、最近(80年代以降)の現代音楽に限っていえば、管弦楽や室内楽の世界より吹奏楽の世界のほうが音楽性の高い曲が多いと思う。
原因はいろいろあると思うけど、管弦楽の世界じゃあいくら曲を書いたって、初演はガラガラのホール、初演=終焉で二度と取り上げられることはない、なんてことがザラなわけよ。
それに比べれば吹奏楽は、それなりに多くの団体に演奏してもらえるし、ヘタすりゃあ全国大会で演奏されて、CD化されて、翌年以降大流行り、なんてこともある。
作曲者にとって、どっちがいい世界かっていったら、考えるまでもないでしょ?
だから現代音楽の作曲家は吹奏楽に集まる傾向があるというのは事実でしょう。
もちろん管弦楽の世界でも立派な現代音楽を書く人はたくさんいるけど。

・・・とまあ「現代音楽の未来は吹奏楽にあり」的な議論は時々作曲家の間でもされるみたい。
これでも「吹奏楽の曲は稚拙」なんて、いってられる?>352
362名無し行進曲:01/10/24 22:24 ID:2B5WMoes
>管弦楽の世界じゃあいくら曲を書いたって、初演はガラガラのホール
>吹奏楽は、それなりに多くの団体に演奏してもらえるし

これだけで音楽性が高い、とはいえない。
「吹奏楽は、それなりに多くの団体に演奏してもらえる」というのは
単に水槽曲のほとんどがアマチュアを対象に書かれてるため、ということにすぎない。
水槽作曲家は、技術的にも音楽的にもかなりの制約のなかで曲を書いている。

作曲される水槽曲のほとんどが、
メイのビッグアップルやマルゴリスのテレプシコーレのような曲では、
はたしてどれくらいのバンドが演奏できようか?
オケのように、指定の楽器編成で、というのならなおさら。

まあ、水槽演奏会に客が入ったとしても、身内、水槽関係者がほとんど。
一般の聴衆は皆無に等しい。
363名無し行進曲:01/10/24 22:28 ID:2B5WMoes
そもそも、クラ畑で高い評価を受けている作曲家の水槽曲の曲は
一部を除いてあまり演奏されていない。
演奏されているのは、水槽、あるいは管楽の分野で活躍されてる人の曲がほとんど。
364名無し行進曲:01/10/24 22:30 ID:Li1bM/8T
>>361
ちょうど、↓のスレでもウィルソンについて振られてよ。
反応してあげて。

http://yasai.2ch.net/test/read.cgi/suisou/1001937211/l50
365361:01/10/24 22:35 ID:qorJew0n
 ごめん、言葉が足りなかった。
ここでいう作曲家というのはアメリカやヨーロッパも対象にしてみたんだ。(コンクールを引き合いに出したのがまずかったか?)
アメリカの現代音楽作曲家は教育的吹奏楽曲でもない限り、容赦なく難しい曲を書くでしょ?向こうの州立大学や音楽院のレベルは日本の大学の比じゃないからねー。
シュワントナーやマスランカ、ウィルソン、ギリングハムだって、とてもアマチュア向けに曲を書いているとは思えん。技術的制約?とんでもない(と俺は思う)。
あれがアマチュア向けの制約の中で書かれた曲だというんだったら、彼らのアマチュアに対する認識が根本から間違っている。

> これだけで音楽性が高い、とはいえない。

演奏頻度と音楽性についての関連を書いたつもりはないんだけど、文章が下手だったかな?

> まあ、水槽演奏会に客が入ったとしても、身内、水槽関係者がほとんど。
> 一般の聴衆は皆無に等しい。

これはどうしようもなく事実。
とはいうものの、アマチュアの世界はどのジャンルだって関係者オンリーだと思うよ。
俺、実はアマオケの活動中心の人間だけど、演奏会なんて関係者以外来ないもん。
これは吹奏楽だけの現象ではない。アマオケもアマ演劇も、アマチュアバンドのライブも、みんな一緒。
366名無し行進曲:01/10/24 22:48 ID:2B5WMoes
>シュワントナーやマスランカ、ウィルソン、ギリングハム

だから、このような作曲家の曲を演奏できるのはほんの一部のバンド。

>アマオケもアマ演劇も、アマチュアバンドのライブも、みんな一緒。

ホントにそうなら、あんたのとこはほんとうにショボいオケなんだな。(w
俺もアマオケだがな、近くにプロオケがないこともあるのだろうが、
一般音楽愛好者も入るぞ。ホールも結構埋まるしな。
(団員の販売したチケットの回収率は情けないほど低いがな。)
367名無し行進曲:01/10/24 23:10 ID:lAfNnOXp
メシアンやオネゲルの著名な作曲家に比べたら書法に斬新なところは無いが
マイケル・コルグラスの「ナグアルの風」は編成規模が大きいが
かなり判りやすい現代曲、アメリカでは人気が高い
日本の中学生とかでも聞いたらファンになるだろう。

この曲については話題が出ていないようなので挙げます
368名無し行進曲:01/10/24 23:17 ID:vuapxsnN
>367
ナグアルの風、クラヴィアから出てるね。
このスレの>>190で見かけてから興味あったんだけど
まだ入手してない。

↓で出てもおかしくない話題なんだけどね。ここでも触れられてないみたい。
http://yasai.2ch.net/test/read.cgi/suisou/1001937211/l50
369名無し行進曲:01/10/24 23:30 ID:qorJew0n
 2ちゃんに良識を求めるのは土台無理な話だが、

> ホントにそうなら、あんたのとこはほんとうにショボいオケなんだな。(w

スレと本質的には関係ない部分で、自分が一生懸命頑張っている団体をこんな風に侮辱されるとは思わなかった。
他団体を平気で侮辱できるような人間がいることが、同じアマオケに携わる者として、何よりも悲しい。

最後に、

> だから、このような作曲家の曲を演奏できるのはほんの一部のバンド。

演奏できる団体は少ないかもしれないが、何度も取り上げられる。CDになる。その曲を聴く人が(例え関係者でも)増える。その作品の認知度が高くなる。
これは作曲家にとっては大きな幸せではないだろうか。「初演=終焉」の運命をたどる曲よりは。
(だいたいオケの世界で、前衛三羽烏ブーレーズの名作「主のない槌」や「プリ・スロン・プリ」がどれだけの団体に演奏されたというの?)
370名無し行進曲:01/10/24 23:45 ID:2B5WMoes
>他団体を平気で侮辱できるような人間がいることが、同じアマオケに携わる者として、何よりも悲しい。

水槽板のいろんなスレをみてから言ってくれ。

どんな編成でされるかわからない水槽、作曲家がはたして喜ぶか?

>どれだけの団体に演奏されたというの?

水槽でも、出版、日本に紹介される曲は氷山の一角。
有名な水槽作曲家の櫛田氏の「桃山」「吉備路」など、はたしてどれだけの団体に演奏されたというの?
371>370:01/10/24 23:49 ID:eXsHtgIn
> 有名な水槽作曲家の櫛田氏の「桃山」「吉備路」など、はたしてどれだけの団体に演奏されたというの?
それは「有名な作曲家の作品」であって「有名な作品」ではない。

あんたさあ、せっかく吹奏楽に深い知識あるんだから、
無理に吹奏楽を貶める発言するのやめなよ。ここは水槽板だぜ。
372名無し行進曲:01/10/25 00:00 ID:lEacFr+2
「良識ある2ch」とかけて
「吹奏楽の最高傑作」ととく。

そのココロは
「求めても無駄」(藁

って感じの論争ですね。自暴自棄にならずにマターリ逝きませんか?
373名無し行進曲:01/10/25 00:01 ID:64BL3QpV
結局、水槽の奴らは他を見下すことが多い。おらあ不愉快だ!
ちと悪者になってやっただけさ。
所詮、狭い世界。(でも、水槽指揮していてもオケほど面白くないが)

>>361
>これでも「吹奏楽の曲は稚拙」なんて、いってられる?>352

ということだから、出てきたのだよ。
374名無し行進曲:01/10/25 00:07 ID:zfNQI/SY
> 結局、水槽の奴らは他を見下すことが多い。
アマオケの水槽に対する偏見は、その比ではない。

>>これでも「吹奏楽の曲は稚拙」なんて、いってられる?>352
>ということだから、出てきたのだよ。

この352の発言が、水槽に偏見を抱いているものだったのがそもそもの発端では?
もしこの352が本当にオケ板の住人だったら、それこそオケ人の吹奏楽に対する偏見だよな。

> ちと悪者になってやっただけさ
そろそろ旗色悪くなってきたんだから、イヤなことは忘れてもう寝ろ
375名無し行進曲:01/10/25 00:26 ID:64BL3QpV
>>352>>362>>373=俺

>アマオケの水槽に対する偏見は、その比ではない。

はたして「偏見」かな?
両方やってこそわかることは多いよ。
水槽にかじりついていないで、もっといろんなジャンルやってみれば?
(あ、俺、ジャズにも時々ではあるが、逝くよ。
 クラ畑のため、アドリブはままならないが。)
376374:01/10/25 00:34 ID:UbtEzpu9
あのー一応両方やってます。オケ歴は9年目。マーラーだのチャイコだのブラームスだの、それなりにやってきてます。

俺の感じでは、「水槽人はオケに憧れる」「でもオケ人は水槽を見下す」「水槽人はそれ聞いて反発する」って感じだよ。両方やってる人間にとってはいい迷惑だ。
なんでオケ人が水槽を見下すのかよく分からないけど、たぶん水槽がアレンジやって喜んでいる姿を見て稚拙だと思っているからじゃないかな?オリジナル作品なんて聴いたこともないだろう。
だいたいオケ人は現代音楽なんて眼中ない人多いから。

てゆうかこれはもう「水槽vs桶」の論争で、スレの内容と外れてきたので、こういう話はそのテの板でしない?
で、ヘンな捨て台詞はこれ以上はかないこと。煽られて出てくるヤツが必ずいるからさ。
377名無し行進曲:01/10/25 00:37 ID:Ob6JV4Gv
夏ごろにもこういう論争があったような・・・・
378名無し行進曲:01/10/26 00:51 ID:IO+e6Z/w
天野先生、全国大会の浜響吹の「GR」最高でした!
鳥肌立ちました・・・
「GR]は新たな傑作ですね!
379名無し行進曲:01/10/26 15:43 ID:363b5Wlp
>>361
80年代以降の管弦楽曲、室内楽曲といえば、
リゲティの「ヴァイオリン協奏曲」も、「ピアノ協奏曲」も
ノーノの「プロメテオ」も「進むべき道はない、だが進まなければならない」も
フェルドマンの「コプトの光」も「サミュエル・ベケットのために」も
クセナキスの「テトラス」も「ホロス」も
ホリガーの「スカルダネリ・ツィクルス」も
ラッヘンマンの「ハーモニカ」も「アッカント」も「アレグロ・ソステヌート」も
ケージのナンバーピースの大部分も
グロボカールの「移民たち」も「バルカンの哀歌」も

入るわけですが、それらよりシュワントナーやギリングハムらの吹奏楽曲の
方が、本当に素晴らしい作品だと思ってらっしゃるのですか?

単に、良い曲をご存知ないだけでは?
380名無し行進曲:01/10/26 18:47 ID:gNUYfxfv
>379
ついでに日本の名曲も入れてくれ。高橋裕の「理趣交響曲」とか武満氏の
一連の作品とか、水槽の世界でも人気のある三善晃の3部作とか、世界中で
高く評価れている曲って結構あるよね。
381名無し行進曲:01/10/26 19:30 ID:4cweP8Vr
GRって何?
382361:01/10/26 20:40 ID:XzhzuJOi
>379

俺は現代音楽オタクなので、ここに書かれている曲はだいたい知っている(知らないのもあるけど)。
70年代以降、前衛が廃れて不確定性も廃れて、新ロマン主義が台頭して非調性と調性の折衷音楽が増えたことも、日本では吉松隆が現代音楽ブームとしてもてはやされたのも、みんな知っている。
(ウィーン・モデルンをわざわざ聴きに行ったことがあるくらいのオタクなので)

>それらよりシュワントナーやギリングハムらの吹奏楽曲の
>方が、本当に素晴らしい作品だと思ってらっしゃるのですか?

思います。これは個人的な感性でいってるので、あなたが「んなこたあない」と言えば、それまでだと思うが。
ただ俺は吹奏楽しか知らない「水槽オタ」ではないつもりなので、いわゆる前衛なども含めて客観的に現代音楽を判断しているつもり。
GillinghamのHeroes, Lost and FallenやNelsonのPassacaglia、WilsonのPiece of Mindは前衛後の新ロマン主義作品の中でも際立った作品だと思うし、
少し古いがSchwantnerのand the mountains rising nowhereはピューリッツァー賞も受賞してる。
吹奏楽、管弦楽という枠を越えて現代音楽を鳥瞰した場合、これらの作品の音楽性は際立っていると思う。
後は、後世に残る音楽かどうかについてだが、これはただ単に音楽性の良し悪しだけでは決まらないというのは歴史が証明している。
演奏され続けなければ、どんな傑作だろうが、ノーノの「断ち切られた歌」だろうが、ブーレーズの「ル・マルトー・サン・メートル」だろうが、シュトックハウゼンの「ツァイトマッセ」だろうが、リゲティの「アトモスフィア」だろうが、歴史の中に埋蔵されていってしまう。

あなたは相当現代音楽に詳しいようなので、「ただ吹奏楽作品だから」とか「こいつ(俺)はたぶん水槽しか知らないオタなんだろう」とかいう思い込みで書き込んでいるのではないだろう。
俺もこういう議論なら大歓迎だよ。ただ単に俺は吹奏楽というだけで偏見を持って曲の持つ音楽性まで否定してしまう輩が許せないだけ。
具体的には352だが。

ただ、もし俺の「管弦楽や室内楽の世界より吹奏楽の世界のほうが音楽性の高い曲が多いと思う。」という発言に感情的な反発をしているなら、
これはちょっと俺も感情的な発言になってしまったと思ってるので、謝ります。
でも管弦楽の世界より吹奏楽の世界のほうが現代音楽が栄えている、演奏者に受け入れられやすい土壌があるというのは、間違いないと思う。
以上、スレと関係ないのでsageでの発言でした。
383361:01/10/26 20:44 ID:XzhzuJOi
スマン、sageとかいいながらsage忘れた。
ついでに1つ追加。
俺は、
「管弦楽の世界でも立派な現代音楽を書く人はたくさんいるけど。」
ともいっている。一方的にバカにしたり見下すような発言をしたことはまったくない。
384名無し行進曲:01/10/26 22:33 ID:MZcmPWvA
濃い〜!!!
こういう議論いいですね!
385379:01/10/26 23:00 ID:b+ZlF8IO
>>382
私は、現在アメリカで書かれているようなアカデミック系の吹奏楽曲が
>>379 に挙げた曲よりも良いというのは冗談としか思えないので、議論
が平行線を辿ることになると思いますが。

オーケストラでは、現代音楽が演奏される頻度が低いが、吹奏楽では必
ずしもそうではないから、吹奏楽は現代音楽界から注目を集めている、
というのは幻想では?

たとえば、銀座のクラブでヘルプを務めている女の子が、「大宮あたり
のクラブでならナンバーワンになれるから」と勧誘されても、素直に移
籍を承諾するかといえば、そうでは無いように。オーケストラ→吹奏楽
というのは、そうした格落ち感があるのは確か。

それは、「吹奏楽という表現形態に可能性が無い」からではなくて、吹
奏楽のために作曲を行ったとしても、作曲者が期待するような技術的精
度で実演が行われる可能性が限りなく低い(特にアマチュアが演奏する
場合は)からなんだと思う。

三善晃だって、「深層の祭」がヘロヘロの演奏で何度もコンサートにか
けられるより、「チェロ協奏曲」の素晴らしい録音があることを喜んで
いるんじゃないかな?

また、ヤマハ吹奏楽団の委嘱リストは尊敬に値するものだと思うけど、
作曲家にそれなりのやる気を出させるためには、彼らのような半端なプ
ロを凌ぐ実力が必要なんだとも思う。
386379:01/10/26 23:04 ID:b+ZlF8IO
ついでに言っとくと、私はピューリッツァー賞というのは、語るのも
腹立たしくなるような酷い賞だと思ってます。日本の尾高賞の方がま
だマシだね。そりゃあ、アイヴズに賞をあげたことは認めるけど。あ
の時期に交響曲第3番を選んで賞をやるような態度には正直閉口。
387名無し行進曲:01/10/26 23:07 ID:nSYkZ8qo
ここはN●PPの部屋別館か?
388379:01/10/26 23:16 ID:b+ZlF8IO
あと、一番本質的な問題として、

演奏されなければ忘れ去られる、というのはウソで、心有る人の中
に消しがたい印象を残せば、だれかが発掘してくれるものなんだよ
ね。実際、フェラーリとかもキッチリと発掘されたでしょ?

ブーレーズくらいなら(しかも、「ル・マルトー」は私の知る限り
少なくとも5回音盤化されている)、きっちりと次代に語り継がれ
るでしょ?フランク・ザッパだってブーレーズを評価しているくら
いだから。
389361:01/10/26 23:29 ID:XzhzuJOi
379さんのような人と議論できるのは楽しいなあ。

曲の嗜好が違うのは人それぞれなので別にいいと思う。お互いの挙げている曲もアメリカvsヨーロッパだし。そもそも編成の隔たり大きいし。でも「冗談としか思えない」はないだろ・・・。
とはいえ、共感するところもあり。「吹奏楽が現代音楽界から注目を集めてる」という一文は自分でも恥ずかしい幻想だというのは分かってるよ。
でも「現代音楽の表現形態としての可能性」として考えてくれてるとは思うんだよなあ。まぁ、今の吹奏楽の編成が固定的で柔軟性に欠けるから、作曲家にとっては苦しいと思うけど(これは前世紀の桶と似た状況だと思うが)。

>「吹奏楽という表現形態に可能性が無い」からではなくて

こういう文章を読むと、単なる水槽への煽りじゃないと思えてくるから嬉しくなる。
アマチュア云々の問題は、吹奏楽がアマチュア中心の世界である以上、簡単には変わらないな。プロ楽団もあるけど、桶の世界の濃い成熟度とは比べるべくもないし。
その観点からだと、もうぐうの音も出ません。反論の余地なし。完敗です。
でも、作曲家にとっての「幸せ」が、「自分の作品をたくさんの人に聴いてもらうこと」なのか「自分の作品を超一流の奏者に素晴らしく演奏してもらうこと」なのか、それは人それぞれじゃない?(もちろん両方あるに越したことはないが)
個人的には「技術的に一流のプロにしか演奏してほしくない」という発想は、プロ意識の強すぎる選民的思想だと思う。
極端な話、「プロ以外に演奏する資格なし!」「アマチュア如きに俺の音楽を演奏してもらっては困る!」という思考だと思うよ。
クラシック音楽だって、今はすっかり芸術気取りだけど、もともとは「食卓の音楽」「街の祭の大衆音楽」「三文歌劇のBGM」だったのが、時代の淘汰の中で生き残って芸術的価値を帯びてきたのだから。
現代音楽から離れるけど、スーザのマーチや、もしかしたらオリバドティやスウェアリンジェン、チャンスの書いた教育的吹奏楽曲が、今から100年後にはロッシーニのオペラ序曲みたいに歴史的価値を持って音楽の教科書に載るかもしれないんだし。

・・・なんだか、自分でもワケわからない発言になってきたな。思考が崩壊しつつある。
ま、とりあえず不毛な対決姿勢はやめて、もっと他の人が気軽に書き込める板に戻しませんか?
390名無し行進曲:01/10/26 23:30 ID:e/YF2Ax0
>>387
ワラタ。 確かに・・・
391361:01/10/26 23:34 ID:XzhzuJOi
>387、390
ごめんなさい、もう発言しません。
元のスレに戻してください。

でも379さんにはけっこう感服かも。2ちゃんじゃない場所で話したかったな。
392名無し行進曲:01/10/26 23:42 ID:5NrAy8DC
荒れるかも知れんが参入します。

クラシック界(吹奏楽含む)自体が伝統芸能化してゆき、
一部のホビーストのものになっていくような現状はどうよ?

それと、もう作曲という営みは前世紀で飽和状態であって
既に新しいものを生み出すことが出来なくなり、こんにち
の作曲は過去の自己模倣に過ぎないと思うがどうよ。
すなわち、
ドビュッシー、ストラビンスキー、シェーンベルクが
ぶっ壊し、ケージ、シュトックハウゼン、ブーレーズ
がとどめを刺したという。他は再構築してるに過ぎない
と思うがどうよ。
393名無し行進曲:01/10/26 23:45 ID:jkFgc8GB
>392
つーかさ、361と379はかなりのツワモノだったけど
あんた論争して勝てる自信ある?
394名無し行進曲:01/10/26 23:47 ID:jkFgc8GB
>391
続きは「本館」の方でどうぞ(藁

ってウソ。2chでもこういう議論やってくださいな。
端から見てると面白いので。
395名無し行進曲:01/10/26 23:47 ID:5NrAy8DC
はなから、ンナこといわんでも。。。
やになるなあ。(w
396名無し行進曲:01/10/26 23:52 ID:jkFgc8GB
>395
ははは。スマソ。
じゃ、まずは上で議論してた361と379のどちらかの話題に横レスしてみろよ。
397名無し行進曲:01/10/26 23:58 ID:R+fYSLi9
スマン、ちょっとオシッコしてくる。
398名無し行進曲:01/10/27 00:05 ID:lTSdsfxb
吹奏楽=学校のバンド、エンターティメント性が強い(ポップス等も演奏する)
    元は軍楽隊などの実用音楽、機会音楽・・

という見方が一般的には根強いのかもしれない
というか、それを否定することもできないしその必要もないだろう
しかし、現代の吹奏楽は上記のような伝統的なイメージを超えて
管楽器と打楽器による芸術音楽として充分鑑賞の対象となりうるし
むしろ弦楽器が無いことで独特のダイナミズム、
クールでスピード感のあるアンサンブルが出来るのでは
ないだろうか
そのへん、より洗練された作品と優れた演奏能力をもつ吹奏楽団は
新たな認識へのカギとなるのだろう
  
399オシッコもどた:01/10/27 00:39 ID:DRhmJFis
オシッコからもどた。

水槽&桶を現代音楽というくくりで俯瞰する前に、
音楽界そのものから現代音楽(クラ界でいわれる
ところの狭義のだよ)を俯瞰してみると、普遍性
があり、聴かれ続ける作品ってどれだけあるよ。

グレツキなんかも一時のブームだったじゃない?
時間芸術としての音楽は(哲学的には)ケージの
0:00で終わったと思ってるし、ポストウエーベルン
世代のセリエリズムにしたって、音楽の全ての要素
を脱構築しつくしていて、次がないじゃない?
反動としてのアルヴォペルトだって後続する作曲家
がいるかい?20世紀の音楽って次の展望が見えない
まま、次世紀に引き継がれちゃってるのよ。そして、
席捲するマスのための商業音楽。

現代作曲家が水槽に注視する理由が演奏される機会
の問題であって音楽そのものでないなら、退廃じゃ
ない?どの演奏形態を選ぶかということを問題にす
んじゃなくって、前世紀末の閉塞を破る。そこから
始めて欲しいわけ。桶であろうが水槽であろうが
なんでもいいの。これ進歩史観的なオレの音楽観。
400390:01/10/27 00:39 ID:BVKwgaDw
>>391
いや、別に止めろとは言っていない。論議は大いに結構ですよ。
なかなか建設的な意見なので、興味を持って拝見させていただいておりますので。
401名無し行進曲:01/10/27 00:42 ID:3C5XTtCE
>398
>弦楽器がないことで・・・・クールでスピード感のある

その認識はどうか?
402名無し行進曲:01/10/27 00:45 ID:/n3/Vc+N
>399
名前にワラタ。
そのままコテハン化きぼーん
403オシッコもどた:01/10/27 00:50 ID:DRhmJFis
>402

だって、サミいんだもん。夏はイレブンの
シロクマ、冬はオデン。これ水槽人の基本
っしょ。あー、またしょんべん逝ってくらあー。
404オシッコもどた:01/10/27 01:02 ID:DRhmJFis
ケージで哲学的に音楽は終わった、に追加するけど、
ミュージックコンクレートで器楽合奏という形態も
終わってるよね。だから、  いやすまん。小便だ。
405名無し行進曲:01/10/27 01:04 ID:LGUXWg6m
>>400
建設的か?ジュウブン閉塞してるように思えるが・・。
406名無し行進曲:01/10/27 01:04 ID:BVKwgaDw
>>403
小便近いのはご高齢からなのか?
糖尿病には気を付けられたし。
407名無し行進曲:01/10/27 01:06 ID:/n3/Vc+N
おいおい、体調は大丈夫か?
408オシッコもどた:01/10/27 01:15 ID:DRhmJFis
大丈夫だ。寒いだけだよ。もう他の皆は暖房
使ってるのか。それにしても小便ネタにしか
レスつかんな。まーいい。

オレ、「桶VS水槽」とか「なんで桶」でも
何度か言ってたんだけど、対立軸そのもの
を相対化すべきだと思ってるの。クラシック
とかシリアルミュージックとか呼ばれるオレ
らの音楽が閉塞してるから。
409名無し行進曲:01/10/27 01:18 ID:/n3/Vc+N
シリアル?
410オシッコもれた:01/10/27 01:19 ID:DRhmJFis
411オシッコもれた:01/10/27 01:23 ID:DRhmJFis
スはスレ主旨から離れてますの「ス」。

だから、同じ穴のムジナどうしで、ごちゃごちゃ
やりあってても、しゃーねえなちゅう思いがある。
で、打開策だが。。。思いつかねえな。シリアス
ミュージックって固定客しか呼べないからな。
412オシッコもどた:01/10/27 01:33 ID:DRhmJFis
例えば、本スレであげられた作曲の作品の中で
普段あまり音楽を聴かない人にも自信を持って
勧められる曲をあげよ。といった場合、その曲
の芸術的真価うんうん別として、ごくわずかに
なってくるよな。

オレ昔ディオニソス聴いてたら、友人に「おめえ何で
こんな昼間っからジョーズのテーマ聴いてんだ?」て
言われたゾ。
413名無し行進曲:01/10/27 01:39 ID:DRhmJFis
オレって、タイプミス多すぎ。鬱だ。。。
414名無し行進曲:01/10/27 02:08 ID:9PLNmVt7
>普段あまり音楽を聴かない人にも自信を持って勧められる曲をあげよ。

マーチだな!水槽のオリジナリティを発揮できるもの。
オケの色彩感は水槽のそれをはるかに凌ぐ。
(パレットの色が豊富だから、わかるよね)

でも、芸術芸術といっても、アマ(水槽、オケ)の音楽は所詮オナーニ。
だからこそ、実用性のある水槽ならではの音楽=マーチを取り上げるべき。
星条旗とか上がってたね。
415名無し行進曲:01/10/27 02:09 ID:OpHcJfSN
>>399
>現代作曲家が水槽に注視する理由が演奏される機会
の問題であって音楽そのものでないなら、退廃じゃ
ない?

吹奏楽のために作品を書くのは
現代音楽の作曲家にとって妥協であるということか?
逆に言うと現代音楽は「聴かれることを前提にしてはいない」
ということかな
あまたのクラシックの名作も芸術性と大衆性の間で
妥協を繰り返してきたのではなかったか
416名無し行進曲:01/10/27 02:15 ID:9PLNmVt7
日本の多くの作曲家については「妥協である」というか、生活のためですな。
外国でも、水槽の分野で活躍されてる方の大方はそう、では?
「一小節、いくら」という方もおられるしね。
417オシッコもどた:01/10/27 02:18 ID:dQzL87pR
>415

前世紀(特に戦後)から、大衆の芸術音楽の乖離
が大きく進んだのが事実。作曲家は大衆のためで
はなく、音楽の進化のために、いいかえれば音楽
のために音楽を作っている状況がしばらく続いてた。
だから「聴かれることを前提にしてはいない」音楽
というのも厳然と存在してると思う。新しいコンセプ
トの提示が自己目的化してきてしまってたのだ。
418名無し行進曲:01/10/27 02:31 ID:Z5hHXkkD
>>416
吹奏楽であれ何であれ需要があるというのは
重要なことだと思う
ディアギレフがいなかったら20世紀の傑作の
いくつかは存在しなかった
419名無し行進曲:01/10/27 02:40 ID:dQzL87pR
ロシアバレエ団が旬だったってことだよ。
21世紀においてはバレエなんか伝統芸能
で舞台芸術自体が旬じゃないんだから、
今日においてのディアギレフの代替は映画
監督とかになってしまう。で、シリアス
音楽の需要はそこにはあるのかなあー。
既存の作品の使用の他に。。。

まあ、たまに次世代に残したくなるような
佳作もあるけどさ。
420名無し行進曲:01/10/27 08:33 ID:V77ml5zq
>412
ジョーズの音楽は夜に聞くものだったのか・・・・・
421オシッコもどた:01/10/27 13:27 ID:Gk9QVd3k
>420

そのパンピーの友人の事情だからオレは知らん。
サメにハアハアする奴だったんじゃないか?そいつ
の性癖を聞こうにも、工房のころの話だから
確認できん。
422オシッコもどた:01/10/27 18:08 ID:SpIjWfSn
>379

フェラーリネタが出てたの見落としてた。この人なんか
ケージ的な思想をミュージックコンクレート的な手法で
解決してるよねえ。「ほとんど何もない、第一番」なんて
のは、音楽と日常の音響の彼岸にたつような作品で、益々
桶がどうとか水槽がどうとかいった議論を無効化してし
まいます。オレら水槽人の中でもこれを音楽として認識する
ことが出来るか、意見が分かれると思う。
423名無し行進曲:01/10/27 19:04 ID:PkOlqQvy
ヲタの巣窟になったな、このスレ。
424379:01/10/29 21:29 ID:1ylTZAWI
ラッヘンマンの「アッカント」は1970年代の作品でしたね。かわりに「塵」を
推薦しておきます。

あと、フェルドマンとケージはアメリカの作曲家なので、その辺もよろしく。
まあ、確かにフェルドマンの評価は本国よりもヨーロッパや日本での方が高い
けど。あと、アメリカにはテニーという凄い作曲家がいて、優れた室内楽作品
をかいてます。

1980年代以降の日本人作品なら

八村義夫の「ブリージング・フィールド」や「ドルチシマ・ミア・ヴィタ」とか
武満徹の「雨の呪文」や「ノスタルジア」や「ア・ストリング・アラウンド・オータム」
湯浅譲二の「芭蕉の情景」や「啓かれた時」や「ピアノと小オーケストラのコンチェルティーノ」
西村朗の「2台のピアノとオケのためのヘテロフォニー」から光の3部作(オケ)あたり、あと「光の波」も。
近藤譲の「忍冬」や「梔子」や「時の柱」
松平頼則(追悼!)の「モノオペラ源氏物語」や「10楽器のためのラプソディ」
藤枝守の80年代初頭の諸作品
南聡の彩色計画シリーズ

なんかもよい作品です。シュワントナーとかより、よほど良い仕事をしている
と思うけどなあ。
425379:01/10/29 21:39 ID:1ylTZAWI
>>389
技術的完成度とは無縁のところに作曲された作品が次世代に残る可能性
もある、というのは事実だろうけど、それはスウェアリンジェン等の吹
奏楽曲では無いと思います。「吹奏楽のための民話」だって、発表当時
に演奏した人は何故か名曲として有りがたるけど、最近の若者には「あ
れのどこが良いのか全然わからない」っていう人多いですよ。

100 年後にヨハン・シュトラウスのような地位にいるのは、多分、日本
では、J-popとかと分類されている音楽なんだと思う。そういう意味で、
私はスウェアリンジェンとかよりダンス☆マンが良い作曲家なんだと思
ってます。
426オシッコもどた:01/10/29 21:59 ID:SMCd437C
技術的完成度の極偏見的比較

18人の音楽>>>IN C>>>>>>>>パルスモーション
熊蜂の飛行>>>>ほたる>>>>>>クロマチィックプリズム
アイヴズSym.#4>>ベリオ、シンフォニア>>>>>>>>>
スターパズルマーチ

オレってチューボーだな(w
427もしかして:01/10/29 22:01 ID:yvKzIZUx
ネリベルがヤナーチェクと一緒に語られる日が
来るのだろうか
428379:01/10/29 22:02 ID:1ylTZAWI
>>422
「吹奏対オケ」という対立は現代の音楽状況にそって存在するものではなく、
それぞれが持っている歴史に対しての羨望であったり蔑視であったりするの
で、現代の音楽状況がどんなかたちになろうと、容易には解決しない問題だ
と思います。
429オシッコもどた:01/10/29 22:10 ID:SMCd437C
石井眞木、モノプリズム>>>>>>>>メトセラ||
も加えておく。

>428
うん、そうなんだけど私の意見では羨望や蔑視とは
内ゲバのようなもの(同じ穴のムジナと書きましたが)
であって、425でおっしゃったようなマクロ的な視座
にたてば、ごちゃごちゃ言っててもシリアス音楽の持つ
淘汰の危険性という意味において一緒という考えなん
です。当初の問題提起であげましたが、伝統芸能化して
固定客しかつかないのではないかと。
430名無し行進曲:01/10/29 22:34 ID:1ylTZAWI
>>429
シリアス音楽が淘汰される可能性には、私は別の考え方をしていて、
たとえば、ジャズや即興音楽の先端を行く奴らは、クラシックの「前
衛」の語法も消化したハードな音楽を、収支トントンくらいでプレゼ
ンテーションして生きることが出来ているわけです(CDだってそれな
りに売れているようだし)。

オーケストラにしろ、吹奏楽にしろ、20世紀の音楽の大量消費を前提
にしたシステムの中で(たとえばオケのギャラにしろ、会場のキャパ
や、その使用料金にしろ)、新作の初演なんかをやるから、シリアス
音楽が淘汰される可能性なんかを考えなくてはいけなくなるのではな
いかと思うわけです。

だから、オケや吹奏楽によるシリアス・ミュージックの将来を占うた
めには、その辺をどうにかする上手い手を見つけなくてはならない、
というのが私見です。
431379:01/10/29 22:35 ID:1ylTZAWI
430=379です。失礼。
432オシッコもどた:01/10/29 22:41 ID:SMCd437C
昨日、ほとんど一年ぶりにNAPPのweb見に
逝ったら、すごく立派になってて驚いた。
もっと驚いたのは、シリアス音楽淘汰ネタに
似てるようなカキコがあったこと。古くて
新しいネタなのね。これって。
433379:01/10/29 22:59 ID:1ylTZAWI
>>426
「時は時の向こうにある」(平石博一)と「アマデウスのピアノが
聴こえる」(池辺晋一郎)はどの辺に入るかな?

後者はともかく、前者はミニマルの伝統を一身に背負って活躍する
作曲家の快作だから、もっと演奏されても良いのにね。
434オシッコもどた:01/10/29 23:07 ID:zTMm2VMu
いえいえ、ネタにマジレスしていただかなくとも(w
きょうびミニマルを演奏するのってよほど根性座って
ないと出来ないんじゃないすか?って最近の事情知ら
ないんですが、まだミニマル書く人っているんですか?
435オシッコもどた:01/10/29 23:16 ID:zTMm2VMu
あ!水葬つながりで平石博一がいた!!
436オシッコもどた:01/10/29 23:22 ID:zTMm2VMu
すみません、吹楽||聴き直して出直してきます。
鬱だ詩嚢。。。。
437オシッコもどた:01/10/29 23:41 ID:zTMm2VMu
「時は時の向こうにある」鑑賞中なのですが、ちゃんと379
さんが433に書いてくれてるのに気づいておりませんでした。
ミニマルという言葉に脊髄反射してしまい、正直申し訳ありま
せんでした。
438名無し行進曲:01/10/31 15:11 ID:4zIdhQcQ
吹樂がああいった形で終わったのを見れば、現代音楽の作曲家が吹奏楽界
に対して抱いている印象が想像できることと思うが。

吹奏楽に対して可能性を感じていても、吹奏楽界については見放している
というスタンスが主流なんだろう。
439オシッコ改めネタ厨房:01/10/31 21:16 ID:XG2QXdtE
>438

そうそう。回を重ねるにつれ厨房ぽい内容
になっちゃったけど、どーしてなのかな?
440名無し行進曲:01/10/31 21:42 ID:rcItH745
吹樂のコンセプトってどんなのだっけ?
441ネタ厨房:01/11/02 00:03 ID:O3OR8YSw
「吹奏楽にオリジナルな日本の現代曲を」ってとこから
始まったと思う。
東京現代音楽祭の一環で、実は、響楽、吹楽、電楽、唱楽、
童楽、競楽のなかの一つだったりする。

結局、回顧趣味で終わってしまい、新しい現代曲の発表の
場として未成熟であったとしかいいようがない。
残念でならん。つーか、三善さん、自分でももっと書いてよ。

442名無し行進曲:01/11/02 14:13 ID:zF+8gvgS
>>439
やっぱり、現代音楽に対してほとんど知識の無い人達が集まって、現代音楽
のコンサートをやってしまった、というのが敗因なんじゃない?「ディスコ
キッド」がよい曲か悪い曲かは別として、あの場にそぐわない曲だったのは
確か。

よーするに、普段納豆を食べない関西人が開く納豆パーティみたいなものだ
ったんだよ。そういうのを見ると「おかめ納豆」の社長とかは呆れるしかな
いだろ?
443名無し行進曲:01/11/02 17:24 ID:pRHLxlva
ちょっと話が「最高傑作」という趣旨から離れそうなので、
「吹樂」の話題は邦人作品スレへ引っ越しませんか?

http://music.2ch.net/test/read.cgi/suisou/999866003/l50
444ネタ厨房:01/11/02 18:48 ID:SGmj6N6U
上記了承。
すいがくネタ振ったのオレだから、ココはしばらく逝く。
んで引っ越すよ。
445名無し行進曲:01/11/12 19:21 ID:NY02TL1I
で、結局吹奏楽の最高傑作って何よ。
446名無し行進曲:01/11/12 19:48 ID:MNp2SL+F
吹奏楽やってて面白い??

最高傑作といっても、、
それを演奏するプロの団体があれでは、、
いい作品が生まれるわけないじゃん。。

佼成のあるサックス奏者は、楽器の普及のために
“やりたくない”“面白くない”けど、佼成で吹いている
とかいってたようだけど、、、

あと、吹奏楽だけに引きこもってる人へ、
世界がせまいねぇ、、、
芸術、音楽というくくりの中では、
オケも吹奏楽も、民族音楽も一緒だよ!!

あと、難解なだけの“美しくない”音楽は
音楽とはいえないよ、、、(前衛音楽)

もっと純粋に美という観点で曲を評価してみれば??
吹奏楽のオリジナル曲なんて残らないとおもうけれど、、
(おれの知る限りでは、、)
447名無し行進曲:01/11/12 20:22 ID:HrEizE2e
>446
ほぼ賛成だけど、
>あと、難解なだけの“美しくない”音楽は
>音楽とはいえないよ、、、(前衛音楽)
これに関しては「もっと勉強したら」だね。

例えば、ベートーベンの音楽も当時は前衛音楽で、
理解されなかった事も多かったが、今では古典の
名曲扱い。
春の祭典も初演の時は大変な事になった。
武満徹の「弦楽の為のレクイエム」も初演当時は
「音楽以前」などの評価があったが、現在では
世界的名曲。
J.Cegeの一連の作品、初演当時は賛否両論だったが
今では音楽史に残る作品として高く評価されている。

文脈から見て445はまだ高校生だと思うが、作品の
評価というものは一個人では決められないもので
あって、最終的には時代が決めるもの。

勿論、個人的な感想を否定する意味ではないが、
色々吸収していくと感覚も評価も変わってくる。

「美」という観点すらも今のキミ自身の感覚と
10年後の感覚が同じという保障は全くないし、
まぁ、だから芸術って面白いのだけどね。
448447:01/11/12 20:29 ID:HrEizE2e
あ、書き忘れたが、前衛作品に限らず、
良い演奏(この言い方にも語弊はあるが)で
体験しないと「美しさ」を感じられない事も
多々あるね。

また、445は「ダダイズム」ってご存じかな?

音楽に限ら凡そ芸術作品というものは「美しさ」だけを
追求するものでは無い。勿論「美しさ」の追求も
大事なことであるが、それ以外にも芸術家が追求、表現する
事柄は沢山あるのだよ。
449名無し行進曲:01/11/12 20:40 ID:RCEMLDYx
447に同意。

「難解」という理由で現代作品を遠ざけるのはナンセンス。
450名無し行進曲:01/11/12 22:31 ID:SuMf1iHT
吹奏楽曲としていいものは沢山あるが、やはり
Festival Variations[C.T.Smith]
だ。
この人が作品を書く事はもう絶対にないし、
永遠に語り継がれる作品であると思う。

天理高校
ヤマハ吹奏楽団浜松
兵庫高校
尼崎市吹奏楽団
近畿大学
洛南高校
愛工大名電高校
etc.

という名打ての超実力派バンドが
果敢にコンクールで彼の音楽に挑戦しているのだ。
悲しいかな、技術力と表現力さらに充実した編成が伴わなければ、
彼の音楽を創る事は難しい。
だけど難しいからこそ、みんな(そうじゃない人もいるが)吹きたいと
思っている。
老若男女問わずみんなを聴きたい・吹きたいと如実に思わせる曲こそが、
最高傑作なのではと思います。(色んな理論を全く度外視してます)
451名無し行進曲:01/11/12 22:47 ID:vCIqt7HO
>この人が作品を書く事はもう絶対にないし、

そりゃ逝ってしまわれれば書けませんがね。>故スミス氏
452名無し行進曲:01/11/12 23:57 ID:klRIaPSn
俺的にはフェスヴァリは「かなり好きな曲」ではあるが、
「傑作」というのはためらわれる。

だって、明らかにエンタメ作品だもん。
構成も軽薄だし。おそらく「意図された軽薄さ」なんだろうと
思うけどね。

こういう曲は演奏されることはいいと思うし、「それなりの」評価は得て
いいと思うけど
吹奏楽の傑作だというのは非常にためらわれる。
「華麗なる舞曲」なども同じ。
453名無し行進曲:01/11/14 02:50 ID:uDcxvdfk
>446
高校生じゃなくて大学生です。

言いたいのは吹奏楽のオリジナル曲に
100年後に残るような名曲はほとんど見当たらないということ、
今後も作曲されないであろうということ、
その前にまず下を読んでもらってから。

つぎに、いかれた前衛音楽が現代のいかれた社会を
表現しているのなら難解でいかれた音楽もありだけれど、
世界の音楽の流れとしては、
シュトックハウゼンやらシェーンベルクとかのいかれた音楽の出現で
飽和した西洋音楽に対して、
武満は東洋的な表現をもたらしたから評価されているわけで、
更にピアソラが評価されたのもイカレタ西洋音楽とは異なる音楽で
彼の世界を表現したからでしょう?
現代の音楽はイカレタ前衛音楽ではなく、
世界中の民族の音楽の融合という方向に向かっているのでは?

機械化された現代文明を象徴する前衛音楽を止めろと言う気もないが、
(イカレタ社会を表現するという意味では前衛もいいのかもねぇ
でもこういう音楽には何の興味も共感も持てないけれど、、、)
個人的にはピアソラや吉松のようなシンプルな楽曲の方が
現代社会に対する警笛の意味も含めて
重要かつ未来に残して行きたいと思うのだが、、、
(吹奏楽のオリジナル曲のほとんどは
ここで議論さえできるしろものではないでしょ)

で、
他の表現手段(オケ等)と吹奏楽を比較した時、
作曲家はどちらを選ぶのだろう??
オケ代用品とオケではそりゃオケを選ぶでしょう??
表現力が違うもの。
(そういう演奏のできる団体があればいいのだが、、皆無)
だから吹奏楽のオリジナルを書いているのは、
オケの曲を書いても音にならない作曲家ばかりでしょ、、

吹奏楽はもともとオケの代用品だし、
現在は隙間産業のようなものだから、、
そりゃ名曲は作曲されないよねぇ

音楽教育に関してはいわゆる「コンクールバンド」、
指導者の音楽を押し付けるスタイルのバンドを除けば
評価されていいと思うけれど、
その後で吹奏楽に縛られて他のジャンルに興味を示さない
お馬鹿サンが多いのも問題でしょう。

天理高校
ヤマハ吹奏楽団浜松
兵庫高校
尼崎市吹奏楽団
近畿大学
洛南高校
愛工大名電高校
etc.

という名打ての超実力派バンドが
こんなこと書いてるやつがいる事自体が問題なんだよなぁ、、、
まぁプロがあの程度だからそういう事になるのだが、
こいつらがどれだけの音楽を聞かせてくれるのか教えてほしいものですねぇ。
454名無し行進曲:01/11/14 03:43 ID:ZJ6BUiZH
>453
>いかれた前衛音楽が現代のいかれた社会を

懐かしい表現ですね。私が大学生の頃も(約30年前)同じ様な
表現をしていました。当時のほうがもっと過激でしたが。最近の
大学生諸君はおしなべておとなしいのでこういう表現を見ると
少し嬉しくなりますなぁ。視点が狭いのも、一途なのも学生の
頃の特権だし。

>オケの曲を書いても音にならない作曲家ばかりでしょ、、
オーケストラ作品を沢山書いて(勿論演奏会やレコーディングもされて)、なおかつ吹奏楽作品も
書いている作曲家も結構いるのだけど?もう少し色々聴いてみたほうが良いでしょう。
大学生なら音大の図書館でかたっぱしから聴き捲る事もできますよ。それも楽譜も
見ながら。時間があるのなら是非どうぞ。
455名無し行進曲:01/11/14 03:53 ID:A8y3Kv4x
>453
「吹奏楽はオケの代用品」ではありませんよ。
それは認識不足です。
456名無し行進曲:01/11/14 06:54 ID:HalH16Fq
>455
吹奏楽の日本における歴史は代用品でしょう?
終戦後に金がなくて弦楽器が買えないから代用品で
というのが戦後の吹奏楽の原点でしょう!!
代用品じゃないならコンクールで演奏される
アレンジものの数はなんなんでしょうねぇ??
オケと比較した時の吹奏楽の良さって何なんですか??
(別に比較対象はオケじゃなくてもいいけれど、、)
それがなければ永遠にコンクールはアレンジものばかり、、??

>454
>オーケストラ作品を沢山書いて(勿論演奏会やレコーディングもされて)、>なおかつ吹奏楽作品も
だれがいます??教えてほしいものですねぇ、、
っていうか吹奏楽の演奏レベルの低さにたえられなくて
他ばかり聞いてたから、、
(曲が良くても演奏者がダメじゃしょうがないってのはあるが)
ただ、時間はないですけれど、、、

>音楽に限ら凡そ芸術作品というものは「美しさ」だけを
>追求するものでは無い。勿論「美しさ」の追求も
>大事なことであるが、それ以外にも芸術家が追求、表現する
>事柄は沢山あるのだよ。
そりゃ表現する対象はいくらでもある。
そんな事は誰でも解る。
問題は表現の方法論で、
前衛といわれる以前の音楽の反動という側面もあるだろうが、
だれも理解できないような手法で作曲してもしかたないでしょう。
(吉松あたりは更にその反動となってしまう可能性もあるが、、)
別に作曲家のマスターベーションなら勝手にどうぞってとこだけれど、
その方向性で進んでいったら一般人は誰も音楽を聞かなくなるでしょうねぇ
極端にその方向でいくと乱数発生機で作った代物とかでてきそうですね
(もしかしてもう存在してます??)
さすがにこれは音楽とは言えないでしょ?
(幸いにもそんなものは今のところ聞いていないので
精神分裂症にはなっていないが、、試しに作ってみようかなぁ)
まあ実際そんなものが評価されたりしたら、
人類の末期を予感させるようではあるよなぁ、、
俺が非難している音楽はその寸前だと思うのですが??
457名無し行進曲:01/11/14 07:12 ID:TtjMJKw7
>456
とりあえず「吹奏楽はオケの代用品」ということについては

オーケストラと吹奏楽の関係、というのは
ジャン・コクトーが吹奏楽(正確には管打楽器合奏の形態?)を
「男声合唱」と表現したことからもわかるように、
混声合唱と男声合唱の違いとも比較できます。

混声合唱より男声合唱は表現力が狭い、ということを
聴きますか?確かに男声合唱は女声合唱の音域は出ませんが、
もしそんなことを言う人間がいたらその人に
想像力がありません。

オーケストラと吹奏楽もこれと同じです。
日本の事情に縛られて吹奏楽全体を語らないようにしましょう。

ていうか、このネタは多方面でさんざん語られたので
改めて言う必要はないと思っていたんですが・・・
他のスレも参考に。こういうことを論議しているスレすでに
たくさんありますよ。
458名無し行進曲:01/11/14 12:28 ID:meMM0d9M
ここは吹奏楽曲の最高傑作をきめるスレである。
批判者はどこかに逝ってスレたてろ。

あまり書きたくないが、あえて書く。
そもそもウィルヘルム・ウィープライトとかペリネとか
偉大な先人が創作した音楽(吹奏楽)は当時(150年前)
封建社会の影響が強くてなかなか
民間人が楽器に触ることができなかったから、
民間人でも音楽を親しめるように一つの音楽の形態として成立したのだろうが。
今の若輩者は知らなくて当然だが少しは勉強しろ。
吹奏楽の歴史・原点・本質も知らない無知が、最高傑作を語るな。
学生ならもっともっと修養に励め。

音楽と一言でかたずけてしまうと簡単だが、
そのジャンルは多岐にわたるのは周知の通り。
音楽辞典に掲載されている曲数でさえ100000を遥かに超えるのだ。
大半はオケ曲が占めるようだが、批判することなぞ腐るほどあるゾ。

日本のバンドのレベルがいかようなものなのかは言及しないが、
英国・北欧・米国等の吹奏楽を聞いたことがある輩はどのくらいいる?
生のライブを聴いたことのあるのは少数だろう。
それこそ、室管、オケのプロが、足元にも及ばない
レベルにいる団体が多くあるのだ。

今の吹奏楽曲に最高傑作がないというなら、
このスレを読んでいる輩が最高傑作と呼ばれるほどの名曲を創ってみろ。
作曲というものが、どれほど難しいかがよくわかるゾ。
459名無し行進曲:01/11/14 12:56 ID:bjUL+4op
>>オーケストラ作品を沢山書いて(勿論演奏会やレコーディングもされて)、
>>なおかつ吹奏楽作品も
>だれがいます??教えてほしいものですねぇ、、

極一部を紹介すると、
古いところでは、フロランシュミット、ホルスト、ダリウス・ミヨー
日本人では、例えば三善晃、浦田健次郎、菅野由弘、ちょっとジャンルは違うが
天野正道、和田薫、まだまだ沢山いる。

和田薫氏の作品はオーケストラでも幾つか出ているし(純音楽、
映画音楽)吹奏楽曲にも「海峡」のような秀逸曲もある。
天野氏のオーケストラ作品のほとんどはポーランド国立ワルシャワ
交響楽団で演奏、録音されているし、室内楽作品も海外で多く演奏
録音されている。吹奏楽作品は最近やたらとGRばかりもてはやされるが
「贖罪」のような作品、「喩伽行中観」のような能の精神を取り込んだ
芸術性高い作品もある。

若手では長尾淳氏のように武満賞を受賞した作曲家も吹奏楽作品を
書いているし、田村文生氏の一連の作品も独特の世界を作っている。

まぁ、逆に言うとアマチュアの吹奏楽愛好者には好まれにくい作品群
かもしれないが。

NAPP氏のHPをご覧になると色々勉強になると思うが。氏もまだ作曲科の
学生らしいが、深い洞察力と適切な文章で、少なくてもあなたの書いている
文章よりは意図とすることが良く伝わってくる。勿論氏の吹奏楽批判も含めてだが。
460名無し行進曲:01/11/14 13:04 ID:ZJ6BUiZH
>>456
>極端にその方向でいくと乱数発生機で作った代物とかでてきそうですね
>(もしかしてもう存在してます??)
>さすがにこれは音楽とは言えないでしょ?

今から30年以上も前に作られていますぞ。30年以上経った今でも
演奏されているオーケストラ作品。

これすら知らないで書いていたとは、貴君が書いた折角の文章も
急に色あせたものに見えてしまう。もっと、勉強しなさい。
そして、視野をもっと広げなさい。この種の話(貴君の提唱したような)は
ある程度の裏付け(知識、資料)が無ければ全く説得力が無く、
読んでいる人々に共感を与えることは不可能に近い。
音楽に限らず、社会に出てから大切な事です。

自分で調べるクセを付けて欲しいので、敢えて曲名は教えません。
インターネットでも調べられるし、図書館に行けば直ぐ解ること。
461名無し行進曲:01/11/14 13:31 ID:ZBCAFBjY
456はどのような音楽にいかなる理由で未来を感じているのだ?
厭世的に吹奏楽を語るだけで実際にはクラシック音楽全般にも
なにも見出すことの出来ない人物ではないだろうか?
吹奏楽の演奏レベル云々なんて言っているうちは、弦楽器の
世界や民族楽器が登場する音楽を語る必要は無い

自分はヒンデミットの交響曲は昔、黛氏が「金管に味わいのある
旋律が登場して・・・」と言っていた意味が判らなかった。
吹奏楽以外にもクラシックとかのジャンルを問わず知っていくうちに、
ようやく「味わい」の意味が判るようになった
462自閉症児カウンセラー:01/11/14 13:41 ID:4eu2Hgur
>461
経験を積んでいくと感覚って変わるものですよね。
私も同じ様な体験しています。
456はまだあまり音楽的体験が少ない子供みたいですね。
文章を読んでもそう思う。大学生と書いていたが、文体から
察すると中学生だと思います。反抗期にありがちな書き方ですね。
私のクランケにもこのタイプの子供がいますが、文章のみでの
コミュニケーションは少し難しいと思います。
463モミジネコ ◆Y3O11mJ6 :01/11/14 14:24 ID:yNL8Af2H
「木を見て森を語る」の典型例だと思うが、456の発言は。
果たして自分で演奏して、そして貪るように聴いたのか、それが疑わしい。
もちろん吹奏楽だけではなく、ジャズや管弦楽、声楽や現代音楽、民俗音楽など、
一つのジャンルに偏ることなく、だが。

>>オーケストラ作品を沢山書いて(勿論演奏会やレコーディングもされて)、
>>なおかつ吹奏楽作品も
>だれがいます??教えてほしいものですねぇ、、
459が挙げた他にも、故・矢代氏や黛氏、そして伊福部昭氏も書かれていると思うが。
矢代氏は「白銀の祭典」、黛氏は「パーカッション・コンチェルト」、
伊福部氏は特殊編成だが「吉志舞」など、オケだけではなく吹奏楽で書いている人もいる。

>459も書いているが、NAPP氏のような「情報」ではない「知識」の裏付けがなければ、
説得力などない。吹奏楽作品をどれだけ聴いているのか疑問だが、否定する前に、
中古レコード店や図書館などで今手に入れられない古い音源を聴いてから「知識」
として得なければ、頷けるような意見は出てこないと思う。そのような意見を出したいのであれば、
まずは貪るように聴くことを願いたい。

今回はキャラ抜きで。
464名無し行進曲:01/11/14 14:33 ID:ZJ6BUiZH
モミジネコ様、
故人の中には優れた作品(勿論吹奏楽、オーケストラ、室内楽問わず)を
書いていた方は大勢いらっしゃいますね。

しかしいつも思いますが、モミジネコ様の知識及び情報量には脱帽
致します。
465モミジネコ ◆Y3O11mJ6 :01/11/14 14:45 ID:yNL8Af2H
まぎらわしい書き方だったから追記。
伊福部氏は御存命なのでその点よろしく。

じゃ、逝ってくる。
466名無し行進曲:01/11/14 18:42 ID:sx3oNkK2
最もやられる曲というのことで

スウェアリンジェンのセンチュリア序曲

なんてどう?
467名無し行進曲:01/11/14 19:55 ID:7LtB1Wu7
>457
男声合唱と混成合唱の喩えがイイ!

桶曲を無理やり水槽でやるのは声楽に喩えれば、三輪某ってことかな?
(後半は単なる冗談。スマソ)
468名無し行進曲:01/11/14 21:06 ID:9R00doaS
弦抜きオケ作品は吹奏楽に含めて考えてもいい?
469ネタ厨房:01/11/14 21:15 ID:7T3+8Aqs
また、参加してもいいかな?
>468

厳密に言えば別個に考えるものなんだろうけど、
吹奏楽の今後の方向性とかを考えるネタとして
ココで語るのはOKというのでいかがでしょう?
470とよ:01/11/14 21:17 ID:pmYRpRF0
>468
自分は良いと思う。結局のところ金管、木管と打楽器が
ある一定の編成で混ざっていなくても弦抜きっていうのが
キーポイントになると思う
471名無し行進曲:01/11/14 21:23 ID:ZJ6BUiZH
そうですな。シュワントナーの一連の作品は所謂標準編成的な
モノではないが(アンプリファイアードピアノの指定があったり
クラが数本だったり、数パートではなくてね)弦抜きという意味では
ここで語られて良いと思う。
西村朗の作品にも弦抜きの曲があるしな。
472ネタ厨房:01/11/14 21:23 ID:7T3+8Aqs
反論も多いかもしれないけど、旋律楽器が
主に管楽器の編成で、弦が少数加わるという
のも可というのはいけない?そうすれば、
もう少し引用出来る楽曲も多くなり、同時に
管楽合奏の可能性も考えられると思うのだが。
いちどステロタイプ的な編成議論をワキッチョ
に置くとオモロイ気がします。
473名無し行進曲:01/11/14 21:37 ID:ZJ6BUiZH
>472
ワシは賛成だが。
しかし、四角四面の連中が何を言い出すかわからんが。
474とよ:01/11/14 21:46 ID:pmYRpRF0
>472
そうですね。管楽合奏についてとりあげるときに
ストラヴィンスキー編曲のバッハとかは結構面白く
取り上げるのは良いかと・・・

魅惑のブラバン買っておけばよかったな、資料として
475名無し行進曲:01/11/14 23:17 ID:/2hUXwyg
バルトークのピアノ協奏曲第2番の1楽章も現抜きオケですよね。

もしもバルトークが管打楽器の合奏隊のために作曲していたら・・・・
「舞踏組曲」や「役人」のトランスもののような音楽には絶対なってない
でしょうね。
476名無し行進曲:01/11/14 23:26 ID:ZJ6BUiZH
>475
というか、バルトークが管打楽器の合奏曲を書いたとしたら
絶対に現在日本で主流になっている編成では書かないでしょうな。
そういう意味では

>「舞踏組曲」や「役人」のトランスもののような音楽には絶対なってない
>でしょうね。

の、通りでしょう。
477ネタ厨房:01/11/15 00:06 ID:X62BisO+
ヴェーベルンの5つの小品、
ストラビンスキーのシンフォニーズやミニアチュア、
伊福部の土俗的三連画あたりのように、編成をシェイプアップ
した上で、柔軟に組み合わせる。というのがヒントになる気が
してるのですが。。。>新しい水槽の方向性
478名無し行進曲:01/11/15 01:05 ID:gcmHjVQ4
>477
日本の吹奏楽バンドの殆どが所謂標準編成を基本に増やしたり、減らしたり
だから、ネタ厨房様の提案は今後新しい方向を生み出す起爆剤となるかと
思われますね。誰かそういう試みをしてくれると良いのですが。ウーム
479ネタ厨房:01/11/15 01:17 ID:X62BisO+
以前、N○PPさんのコラムにおいて、
「ポリシー無き小編成に走って管楽合奏としての音楽性
 を見失うよか、大編成にも目を向けたほうが良い」と
一時の小編成ブーム(?)に警鐘鳴らしてたような記憶
があるのですが、この考え方ももっともだと思いました。
(細部違ってたらゴメンナサイ)

とはいえ、大にせよ小にせよ、その編成の合理性や歴史性
はいったんカッコにくくっても、新しい大きさと組み合わ
せを考えてみる価値はあると思うんです。
480名無し行進曲:01/11/15 07:24 ID:axnTlu2S
>477
管楽合奏コンテストなどが、そういう
柔軟な編成に対する実験的な試みが行われる場になればね・・・
481名無し行進曲:01/11/15 13:32 ID:gcmHjVQ4
>480
かつて厚木西がバンドとテープの曲とか演奏していたが、
最近の管楽合奏コンテストは藤村や柏以外には実験的
試みをするバンドは無くなった気がする。
管楽合奏コンテストの趣旨からするとちょっと?と
思われる選曲も増えているし。
482名無し行進曲:01/11/15 15:34 ID:AGqAJL6b
おーい、「いかれた」453=456また出てきて蘊蓄を語っておくれ〜(藁
483モミジネコ ◆Y3O11mJ6 :01/11/15 23:32 ID:nDrt1Odt
 いきなりツッコミだけ入れて去るってのも何なんで、ウチも最高傑作と思ってるのを。
なお、ここでは敬称を略すのでご了承を。
 まずは古典作品。これはホルストの「第1組曲」と、シュミットの「ディオニソスの祭り」。
「第1組曲」は簡潔な中にも基本をしっかりと散りばめた構成。「ディオニソスの祭」は、
サクソルン属などの楽器をフル活用し、様々な展開を経て熱狂的なフィナーレへと人を
引きつける絶妙な構成を持っているということで推したい。
 もちろん、原編成でという条件付きだが。
 標題作品としてはチャンスの「朝鮮民謡の主題による変奏曲」と、リードの「メキシコの祭」。
「朝鮮民謡」はアジアの民謡を発掘し、原曲「アリラン」の雰囲気を失わずに様々な形で展開させている
という面で、また「メキシコの祭」は全楽章通して表題としている「祭」の雰囲気を感じさせ、
またTuttiでもアンサンブルでも華麗であり美麗な部分があるということで評価したい。
 現代作品は難しいが、ここはフサの「プラハ1968年のための音楽」と、シュワントナーの
「静められた夜に」を推したい。「プラハ」は「プラハの春」という悲劇をを全楽章通じて
「現代音楽」という形式で表現し、その悲劇の存在を曲として強くこの世に刻み込んでいるということで評価。
特に、戦争の足音が近づいてくるような不安さを醸し出している第3楽章は秀逸。「静められた夜に」だが、
もちろん「…そしてどこにも山の姿はない」もいいとは思う。しかし、ここはあえてハミングなどの
「人声」を排し、すべてを楽器の音色で表現したこの曲を推す。不協和音と純和音で色彩豊かに
展開されていくという世界は、他の曲ではあまり味わえないものではないだろうか。
 邦人作品は、まず古典作品として兼田敏の「パッサカリア」、表題作として夏田鐘甲の
「ファンタジー」、そして現代作品として平石博一の「時は時の向こうにある」を推したい。
 本来なら「古祀」「木挽歌」を入れたいところだが、両方とも原曲が管弦楽曲ということで
ここでは除外する。
「パッサカリア」は易しいながらも基本に忠実で、形式を遵守し、曲の内容も充実している。
「ファンタジー」はすべての楽器を生かす構成で、また日本と韓国の音楽を融和させたという点で
評価したい。
「時は時の向こうにある」は、ミニマルという形式をとりながらも非常に色彩感が豊かで、
作曲者の独自の世界を見事に作り上げていると思う。打楽器の使い方も絶妙。
 ……と書いてみたが、いかがなものか。もちろん反論はあると思う。
 特に30年前に発表された「パッサカリア」を古典として扱うには抵抗がある人もいると思うが、
それだけ日本の吹奏楽の形が見えてくる時期が遅かったのではないだろうか。

 ……いやぁ、この口調は疲れるわぁ。ここじゃキャラが出しにくいっす。
 未熟な上に、お目汚しスマソ。
484モミジネコ ◆Y3O11mJ6 :01/11/15 23:39 ID:nDrt1Odt
うあ、上げよう思ったら下げてもうた。逝ってきます……
485名無し行進曲:01/11/16 00:06 ID:0bUnlenY
>483
モミジネコ殿、短いながらもしっかりと曲の雰囲気を伝える
文章、感服いたしました。是非、雑誌等でも評論をお願いいたしたく
思います。
486ネタ厨房:01/11/16 00:21 ID:7liSjaMX
>484 モミジネコどの

「このちきゆを神とあがめる」も入れていい?
487モミジネコ ◆Y3O11mJ6 :01/11/16 00:31 ID:U9DB7p/k
>486 ネタ厨房どの
いいと思うけど、いい演奏(鳥肌が立って泣きたくなるような悲壮な演奏)が、
あまりないのが残念なところですな。メッセージ性強いと思うけど、
あえてフサが自作自演で残してるいい演奏がある「プラハ」を選んだんで、その点了承を。

いい作品でも、そのメッセージ性を理解した演奏がないと報われないですわ(鬱
488ネタ厨房:01/11/16 00:55 ID:/wcpQy+B
じゃあ、オレなりにモミジネコさんのに追加。
最高傑作というよか捨てられん曲って感じになるけど。
(一つに絞るのは無理な話だよね)
マーチとかクラ系の曲からもチョイスしようと思ったけど、
取りあえずいはゆる「オリジナル作品」から。

グレンジャー 「リンカーンシャーの花束」
ホルスト   「ハマースミス」
ネリベル   「アンティフォナーレ」
パーシケッティ「交響曲第六番」
ニクソン   「パシフィックセレブレーション組曲」
リード    「法華経からの三つの啓示」
ヒンデミット 「ウエーバーの主題による交響的変容」
ミヨー    「フランス組曲」

うわ、書いてて月並みだ。いったん切る。
489名無し行進曲:01/11/16 01:01 ID:5iv7Dg+8
>488
「ウェーバーの主題に・・・」ってオリジナル?
490ネタ厨房:01/11/16 01:07 ID:/wcpQy+B
>489
うっかりしてた。元は桶だわ。死んでくる。
491名無し行進曲:01/11/17 20:12 ID:I08KfjTE
RWの方のスミスの作品はどう?
492age:01/11/17 20:20 ID:KD3Mm5W4
>>483 静められた夜にのCDってありますか??情報キボンヌ!!!(^u^;)ハァハァゼェゼェ・・・
493名無し行進曲:01/11/17 21:17 ID:geoRLTy8
吹奏楽の最高傑作はマーチ作品の中にある。
ホルストやグレンジャー等がどんなに素晴らしい作品を残しても
それ以前に作曲されたマーチの方が市民権を得ている。
客観的に吹奏楽界を見ればマーチこそが吹奏楽の醍醐味。
自信を持って大衆の前で演奏できる吹奏楽オリジナルはマーチ。
「星条旗よ永遠なれ」が作曲されて100年以上経つが、あと100年後、
この曲以外に演奏されるオリジナル曲がいったい何曲あるであろうか?
494名無し行進曲:01/11/17 21:29 ID:c+9h6AzW
>>487
「崇める」、ミシガン大の自作自演はすごいですよ。
壮絶などと言うのも生ぬるい狂気が漲っています。

あれを聴いた瞬間、自分の中では「プラハ」より株が上がりました。
(曲そのものの完成度は「プラハ」の方が上なんでしょうけどね。)
495名無し行進曲:01/11/17 23:37 ID:RknfJRyn
>493
>「星条旗よ永遠なれ」が作曲されて100年以上経つが、あと100年後、
>この曲以外に演奏されるオリジナル曲がいったい何曲あるであろうか?

に同意。前半には異論もあるけど・・・・
496not483:01/11/18 02:08 ID:WuWw3osy
>492
横から失礼、これは私も好きな曲でねえ。所望の作品は黄色いレーベルでお馴染み
KLAVIER のコーポロン/ノーステキサスWSのシリーズのうち『wind dances』に
入っている。原題は「In evening's stilness」、他にもマクティー「Soundings」、
ハービソン「Olympic Danses」、スパーク「Dance Movements」なども含まれる
充実した1枚であーる。勿論演奏も素晴らしい。

なおこの曲をはじめシュワントナー3部作は当シリーズで網羅されていて、
「山の姿〜」はトッホやグレインジャーを含む『Wildflowers』に、
「ミレニアム」の方はギリングハムやルディンを含む『dream chachers』に
収録されている。いずれも聴き応え十分で手許に置く価値があると思う。

蛇足ながら、個人的には所謂クラシック作曲家の範疇に入るハービソンやトッホの
曲あたりがもっと認知されて欲しいと願っている。「イイ仕事」してまっせ。
497名無し行進曲:01/11/18 16:40 ID:Sz3gIicJ
神話。サイコー
北川幻想曲による木挽歌。きれいvvv
498名無し行進曲:01/11/18 17:58 ID:g8lDg/a0
北川幻想曲による木挽歌???
499名無し行進曲:01/11/18 20:09 ID:HHe7fyou
>496
KLAVIERシリーズ、いいですよね!
最近は日本語解説つきのものが出回るようになって、
入手しやすくなりました。広く普及してほしいですね。
500494:01/11/19 10:55 ID:T12z8GWW
なんと、ヤフオクに私の書いた「崇める」収録のレコードが出品されて
ますね。
コレクターの方には、1万出しても損させない名演です(盤面の状態にも
よるでしょうけど…写真を見たらジャケットは結構傷んでますね)。

スレ違いっぽいので下げで。
501名無し行進曲:01/11/20 20:47 ID:LQGu9U6Z
>499
日本語解説付きの発売予定ってどうなってるんでしょう。
502名無し行進曲:01/11/21 16:22 ID:1o5LAX34
フサ客演指揮、アーカンソン大の「崇める」のCDがあると耳にしたのですが、
出来はどうなんでしょう?持ってる人いましたら情報下さい。
503名無し行進曲:01/11/21 17:43 ID:FSgdSsDY
>502
持っています。かなり入手しやすいですね。

自作自演との比較はできませんが、細かいミスはあるものの
かなりの熱演です。
曲を把握するには十分な質だと思います。

同じCDにフサの「ウィンドオーケストラとピアノのための協奏曲」
(管弦楽とピアノの協奏曲の自編)も入っています。
504494:01/11/21 19:40 ID:MnNNn7IX
>>502、503
あれって確か自作自演のはずですよ。
今現在入手できるCDの中では一番マシかと思います。外にも音源の少ない
曲も収録されてますので。

しかし正直言って、ミシガン大の自作自演と比べると雲泥の差です。
あの背筋が凍りつくような迫力は、残念ながらアーカンソー州立大の
演奏からは感じられません。

そういえば、廃盤ですが世界音楽コンクールの1985年盤にもオランダの
バンドの演奏で「崇める」のライヴ演奏が収録されてました。
アンサンブルはちょっと不明瞭ですが、サウンドと音量が圧倒的な演奏
です(観客の反応も、聴いた感じではたぶん総立ちブラボーと思われます)。
505名無し行進曲:01/11/25 00:40 ID:q1Ysq2JD
>>504
それ名演。割と手に入りやすいんじゃないかな。
WMCは今年もあったはずだけど情報ある?
506名無し行進曲:01/11/26 17:06 ID:2rTD2e4/
>501
ブレーンが販売してる様なのでブレーン次第かと。>日本語版
もっとリリースしてくれんかなぁ。
507名無し行進曲:01/11/26 19:00 ID:YSCCQ2MW
>506
激しく同意。
508名無し行進曲:01/12/04 22:43 ID:Wg+zgA6p
あげよう。
それだけじゃナンなので「ディオニソス」に一票。
509名無し行進曲:01/12/04 22:49 ID:lmLHTOrs
ティップスの7番。
510名無し行進曲:01/12/05 22:17 ID:h1xWx9JP
宝の山を発見。英語の読解を兼ねて刮目して読むべし。

http://www.econcertband.com/concert.html
511名無し行進曲:01/12/05 22:28 ID:begOXXJb
>510をExcite翻訳かけてみた(一部)
--------------------------------------------------------------------
新しいリリース
私たちは2を加えました。 スーザ 提供物。1つはキースBrionのナクソスの新しいシリーズ
中の第2のボリュームです。第2はデトロイト・コンサート・バンドの完全な公表された行進
(今アマゾンからセットされた5-CDにおいて利用可能)のセットです。

主な新しい3つの録音がオールバニーと新世界のレコード上でリリースされました。
オールバニーで、ドナルドDeRoche、そして DePaul大学風全体 工場をそばに提示します。
Henk Badings 、 内ゴルフ、ダール Silvestre Revueltas、またHeitor ヴィラロボス。
フランクBattisti、そして ニューイングランド温室風全体 工場をそばに含む
「歌、賛美歌および肖像の」収集をリリースしました。 アーロン・コープランド 、
ウィリアム・シューマン 、 スティーヴンStucky エリザベスMaconchy、またアラン・フレッチャー。

新世界で、マーク・グールド、そして ジュリアード風全体 工場のCD初日をそばに提示します。
エリックEwazen 、 ウィリアム・シューマン またメル・パウエル。Ewazenはアメリカの
真鍮クインテットを特色とする美しいコンチェルト、およびシューマンの仕事です、
その、完全なバンド・バージョンの録音長い望むのために、その 新しい英国3枚続きの絵画 .
--------------------------------------------------------------------
「真鍮クインテット」(藁
512名無し行進曲:01/12/05 22:33 ID:h1xWx9JP
513名無し吹奏楽曲:01/12/05 23:52 ID:ij/s9TWD
天野正道作曲「架空のバレエのための音楽2」
すばらしい曲。
514名無し行進曲:01/12/13 22:54 ID:ZoY5GW9i
吹奏楽というパッケージへの最適化を果たしたと言う点で
あえてネリベルの「交響的断章」をあげてみる。
515名無し行進曲:01/12/13 23:17 ID:bAgr20W1
>吹奏楽というパッケージへの最適化

厨房にも分かる日本語に翻訳してください。
「交響的断章」が傑作だという点は同意なのですが・・・・
516名無し行進曲:01/12/13 23:23 ID:quLAkWr1
スレ主旨から脱線するが、工房のころ好きだった女の子に
フラれて、名電の交響的断章と川口の二つ断章を毎日聴き
まくって立ち直った記憶がある。
アリガトウ>断章
517名無し笛の踊り:01/12/14 00:13 ID:tU3sXxo0
既出だが、Pスパークの「ダンズムーブメンツ」に一票。
あと、櫛田テツノスケの「飛鳥」にも「一票」って、趣味がばれるね。
518名無し行進曲:01/12/14 23:51 ID:8OjVbP/1
>515
厨の戯言にあんまり意味を求めなさんな…というのもナンなので。

簡単に言うと、吹奏楽編成で演奏すること『自体を目的に』作られた曲だと
いうこと。管・打楽器の特性を把握した上で、標題に寄らず純粋に楽想のみで
楽曲としての存在意義を持たせようと試み、それが極めて高度な水準で成功を
収めたというところが賞賛に値すると思う。

他の編成、例えば弦楽合奏やピアノ、オルガン等といったものにトランスする
ことを想像しても、今一つさまにならないような気がする。フサ自身のオケ版が
ある「プラハ」も原曲と比べて少々部が悪いと見るけれど、ネリベルの場合は
それを上回るようなそうした特性を持つと考えるが、いかがなものか。

…って、余計ワカランか。
519名無し行進曲:01/12/15 03:25 ID:yzRJf4bP
論旨は激しく理解するが、一見水槽編成にソリッドな作りであっても、
ネリベル作品に多く見られるオルガン作品にインスパイヤされた楽曲
については、そちらに還元出来る可能性はあると思うのだが。
(オレも衒学的口調になってしまいました)
520名無し行進曲:01/12/15 04:00 ID:Tjicq5U3
管弦楽に還元してみよと諫言してみる。

だみだ、俺はこの程度だ・・・逝ってくる。
521名無し行進曲:01/12/15 14:47 ID:A4yrAU/I
久しぶりにスレを通して見てみたら、>>66の天野氏の発言が
だいぶ消えてる模様。だれかコピペ復活きぼーん。
522名無し行進曲:01/12/20 20:41 ID:B8nkZnc9
ディオニソスの祭に一票。
ところで今オランダ王立海軍の演奏を聞いているんだけど、テンポが遅い!
11分43秒なり。
アメリカ海兵隊が10分5秒、川越奏和が10分20秒からするとこれは遅い。
しかしみょ〜ないい味だしてます。結構良い演奏です。
だれかギャルドの演奏時間知ってますか?
523名無し行進曲:01/12/20 20:47 ID:XIFgoVVG
>522
9分52秒でした。速っ!
524522:01/12/20 23:38 ID:EqB1QXf1
>523
どうもです。そりゃ速い。別に競争ではないが。
速いと言えばイーストマンの大阪ライブCDに入っているカタロニアの栄光って
速いですね。
他に、この曲の最速演奏はこれだ!とか逆に凄く遅いものとかありますか?
スレ違いですが。
525名無し行進曲:01/12/20 23:51 ID:WHYypkzu
>524
このスレの522-524を、最近停滞ぎみの音源スレに転載してみました。
そちらで継続してみませんか?

吹奏楽作品の音源
http://music.2ch.net/test/read.cgi/suisou/1005919121/l50
526522:01/12/21 13:15 ID:EyQ6UzSk
>525
了解。そちらで話を続けます。
527名無し行進曲:02/01/04 18:23 ID:RwqPzIXO
今年も考えようage
528名無し行進曲:02/01/04 22:24 ID:saRAexfs
幻想交響曲(アレンジ
529名無し行進曲:02/01/13 23:00 ID:/IWBVe/d
このスレも1周年か、タイシタモンダ。
オレもヒンデミットの交響曲を支持したいな。立派なクラシック作品。
530名無し行進曲:02/01/13 23:07 ID:RdIYIdhb
記念カキコです。今年も熱く語りましょう!
531名無し行進曲:02/01/13 23:45 ID:eE3jd5q/
アメリカで高く評価されていて日本ではあまり演奏されない曲。
ウィルソンの新世界の踊り、ピース・オブ・マインド、シャカタ。
ウールフェンデンのイリリア舞曲、フランスの印象。
グレグソンのセレブレーション、フェスティーヴォ。
コルグラスの北極の夢、ネイアグルの風。
W・シューマンのチェスター序曲、ジョージ・ワシントン橋。
ティケリのブルー・シェイズ、カジャン族の民謡、ポストカード
ネルソンのアスペン・ジュビリー、パッサカリア、中世組曲。
ベンソンの孤独なダンサー、落ち葉、パッシング・ベル。
マーの幻想曲ト長調。
マーゴリスのカラー。
メイルマンのエグザルテーションズ、いとしい友人たちのために。
このほか、パーシケッティ、デロ=ジョイオの評価が高いようだが…
532名無し行進曲:02/01/14 00:00 ID:/w4bkNl6
>アメリカで高く評価されていて日本ではあまり演奏されない曲。

結局、日本ではコンクールに使えるかどうかがいい曲の定義になりやすい。
オケのアレンジものにしてもしかり。
クラシック(オケ)の世界では見向きもされない曲を取り上げては
・・萌え〜とか言ってる。



                      



                           悲しいことだ!
533若年寄 ◆Y3O11mJ6 :02/01/14 00:11 ID:z0dkKi/f
>531
それに加えてキャンプハウスの曲も日本じゃ評価低いな。
「すべてのこと」「エレジー」はいい曲なのだが。
534名無し行進曲:02/01/14 00:12 ID:0N85weYT
>531
ここに上がった曲の中には音大バンドなどで演奏されている曲もあり、音源も殆ど手に入る。
結局、吹奏楽=コンクール という風潮が強いからね―。
535名無し行進曲:02/01/14 01:23 ID:PQVtCsGY
>>533
エレジーを知ってるなんて通だな。
演奏したけどあれいい曲だよな。
落ち着きのある大人のバンドで採り上げて欲しいな。
宝塚吹があの曲で全国まで来てればもう少し流行ったかも・・・
いい曲だけど音源が少なすぎるのは困り者だよね。

ちなみにエレジーのCDは、マーク・カスタムのイサカ大学の100周年記念盤
MCBS_35891
に収録されてる。
一番のおすすめはアメリカのマリン・バンドなんだけどね、売ってないのよ・・・
536名無し行進曲:02/01/19 18:28 ID:IV+aGmlh
  
537名無し行進曲:02/01/21 22:32 ID:JbbGn5VJ
クラ板でドラスティックな倉庫逝き処分が敢行されているようなので
用心のためageておこう。
538名無し行進曲:02/01/21 23:15 ID:aieGlH6X
え〜ドデカフォニーじゃなくてもいいでしょ?キライだもん。
カンタベリーコラール。
しかも吹奏楽版。
関東一高聴いて確信した。
どうしても12音なら、
絶対に兼田敏の「パッサカリア」。
539若年寄 ◆Y3O11mJ6 :02/01/28 00:52 ID:Nd1HC+XJ
>538
ブラスバンド版のアレンジという時点で、「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」と同じ扱いと思われ。
ブラスバンド全曲版を聴くとどうしてもあのカットされた楽譜には馴染めない……
パッサカリアは同意。

>531 に改めてレス。
「ピース・オブ・マインド」は確かにいい曲。なんか夢の中にいるような、ぼんやりとした
雰囲気の第2楽章「記憶」が特にいい。ミニマルチックで幾度も脳裏に刻みつけるような反復が
印象的。グレグソンのフェスティーボは日本ではすぐに演奏されなくなったのが寂しい。
ネルソンのパッサカリア(B-A-C-H)は調の使い方が巧い。
マーはABAオストワルド賞を取った「空高く舞う鷹」の寂しげ・孤独な感じもまた巧く出ている。
パーシケッティは6番がやはり代表作かと思われ。仮面舞踏会は演奏されなくなったなぁ……

>535
エレジーは地に着いた演奏が真に欲しいと思える曲。
コンサートプログラムの終盤あたりに据えても効果的な曲だと思われ。
540若年寄 ◆Y3O11mJ6 :02/01/28 01:08 ID:Nd1HC+XJ
あ、曲紹介するの忘れてた。
ゴセックの「古典序曲」、カテルの「序曲ハ調」。古典のしっかりとした作りはやはりいい。
効果的な木管の使い方と、あまり目立たないがしっかり裏で支えているトランペットの
使い方が巧い。簡単そうに聴こえるが、こういう曲ほど本当に難しいんじゃないかと思う。
541イヤミくん:02/01/28 01:12 ID:Rqig4o+P
>540 若年寄どの

おふらんすスレで序曲ハ調についての
お問い合わせがあったのでゴザイマス
が何かお知りでしたら、教えて欲しい
でゴザイマスの。ちなみにワタクシは
「基町高校のしか知らんね。」としか
レス出来なかったザマス。
542名無し行進曲:02/01/28 01:16 ID:s3d1hqyP
エレジーは音源が無くて聞く機会が無いんだけど
宝塚水のは聞いた。あれでノーカットなんか?
543某固定2:02/01/28 01:31 ID:Nd1HC+XJ
>541
「吹奏楽ベストテン Vol.3 古典名曲集、前奏曲とフーガ」に収録されとりますわ。
ちなみに演奏はフィルハーモニア・ウインドアンサンブル。まあまあ巧い演奏だと思われ。
楽譜はアメリカ版がマーキュリー、日本版が音友から出版。原編成のはフランスにあるかと。

>542
確か10分以上あったはず。記憶違いだったらスマソ。
544若年寄 ◆Y3O11mJ6 :02/01/28 01:32 ID:Nd1HC+XJ
あー、また間違えた。
って今日はグダグダだな……
545イヤミくん:02/01/28 01:42 ID:Rqig4o+P
サンクスです。職場からみたいですけど、お体に沖を漬けて。
546名無し行進曲:02/01/28 02:38 ID:RQZwbEpg
朝鮮民謡の主題による変奏曲

名演がいまだない名曲だと思うんだが…
最後の変奏、説得力のある演奏をするトコないかな?
テキトーにやってるからこの曲ナメられるんだ。
547名無し行進曲:02/01/28 02:42 ID:kaE5V6WO
>>546
薔薇崇師
名演だとおもうが・・・
548名無し行進曲:02/01/28 05:28 ID:nCmJzAz6
>>542
エレジーは大体12分くらいの曲。
宝塚の演奏は最初の主題を演奏したら、いきなり後半部分に飛んじゃってた。
そのカットしたところが、実はすごい劇的でいいんだけどね。

あの曲はcutしたくないなぁ
549名無し行進曲:02/01/28 08:03 ID:GWnTXXk9
あんたの耳は・・(略)

>>540
両方いい曲と思うのに、なかなか演奏されないんだよね。
派手な曲が水槽ではもてはやされて・・・
550若年寄 ◆Y3O11mJ6 :02/01/28 12:21 ID:4t6AE9TV
>546
ソウルウインドアンサンブルの演奏はいい。フレーズの歌い上げ方がしっとりとしていて、
アリランの主題を聴いているとうっとりするほど。マーチ風の部分からフィナーレまで、
流さずにしっかり吹いているのもいいところ。この曲が名曲だというのが再認識できる。

>548
あの曲はコンクールではなく演奏会向きだと思われ。絶対に。

>549
ああいう堅実な曲も水槽には必要なんじゃないかなぁと思う。
古典は基本から応用まで学べるところがたくさんあるし。
551HS:02/01/28 14:24 ID:ApSM0Moq
伊藤康英の「ゴーフォーブローク」とってもいい曲ですよー
552名無し行進曲:02/01/29 00:56 ID:nR6JrnYP
542っす。
エレジーは12分か。一度全部聞いてみたいな。塚吹の演奏を聞いてこれ良いなって
思ったんよ。エレジーだけでなくキャンプハウスのCDでお勧めってある。
553名無し行進曲:02/02/06 21:35 ID:IFsiAqs9
>552
随分上の方で名前の挙がった「Watchman, Tell Us of the Night」が2種類の
CDで出てる。そのままアルバムタイトルになってるコンコルディア大WSの
マークカスタム盤と、デロ・ジョイオ「アベラールの歌」がメインタイトルの
キーストンWEのシタデル盤。カップリングは後者の方がバラエティに富んで
良さげだけど、いずれを取っても満足できるのでは。
554名無し行進曲:02/02/06 22:58 ID:wYfN4HF/
 昔の曲:F・シュミット「ディオニソス」
 古めの曲:A・リード「オセロ―」
 現代曲:D・ウィルソン「ピースオブマインド」
「ディオニソス」はやりごたえのある曲。コンクールで撃沈しました。でも傑作の一つに挙げてもいいのでは?
「オセロ―」は名曲中の名曲。ストーリーがわかりやすいにもかかわらず奥深さを感じる。終わり方もいい。
「ピースオブマインド」は現代曲っぽさが出まくってていい。でも演奏者の立場に立つとあれはツライ・・・だって出番(バリサク)が少なすぎ。
あんまりみなさん喧嘩しないでね。いいじゃん、自分が好きな曲を挙げたってね。文句は言いこなしでいきましょう。
555名無し行進曲:02/02/06 23:25 ID:yud37R5G
まず、ホルストの組曲とRVウィリアムズのイギリス民謡は、吹奏楽の
元祖として、別格だろうね。

では、「別格」でない通常の曲としては何がよいか。第一に、最大の
功労者として、A.リードが挙げられるだろう。その中でも、オケ曲と
の峻別を図った小型の作品として、第2組曲、オセロ、アルメニアン
ダンスがある。

「オケ曲との峻別」に関連して、その他にも、メジャーなところでは、
朝鮮民謡による変奏曲や、華麗なる舞曲、海の男達の歌、プスタなどが
あげられるだろう。
556名無し行進曲:02/02/07 00:36 ID:6p2odptd
>>555
>華麗なる舞曲、海の男達の歌

傑作と言えるようなものではないと思うが。
クロードの作品としてはどちらかというと駄作。。。
もう一人のスミスも10年経てば果たして聞かれるであろうか、疑問。
かつてのスピアーズ、フォースブラッド、ダッジェンフォーストなどのように。
557名無し行進曲:02/02/07 00:59 ID:6mpdy5fx
やっぱり、ヒンデミットの交響曲変ロ調は外せないでしょう。

ホルストやヴォーン・ウィリアムズを入れるなら、グレインジャーにもっと
光を当てるべき。内声の動きが独特で、オーケストレーションにも特徴のあ
る彼の作品を、現代音楽なんかもきっちり振れる指揮者の演奏で聴いてみた
いものだねえ。

ラトルも「リンカンシャー」しか振っていないし‥‥。
558名無し行進曲:02/02/07 01:09 ID:m38HWgwZ
リードの「3組」ってメキシカンラテンのやつだよね?
559名無し行進曲:02/02/07 14:49 ID:vlIofLDZ
>558
それは2組。
560名無し行進曲:02/02/16 22:26 ID:4oScCnUm
最近つとに人が少なくない? 下がり方も緩やかな感じ。
でも澱まないようにかき混ぜとこう。

オリジナル編成の演奏が難しく、アレンジせざるを得ないとはいえ、
やはり「ディオニソスの祭」はエポックメイキングな曲ではないかな。
他ジャンルの音楽ファンに「吹奏楽ってどれが良いの」と聞かれたら、
これを勧めそうな気がスル。
561名無し行進曲:02/02/16 22:38 ID:dTwoM8Qf
>>557
同意!そういう指揮者が振ってくれれば目からウロコが落ちる
ような演奏が聴けそう。

そういう意味で、chandosから出ている管弦楽曲集がヒコック
スの指揮なのは残念。
562名無し行進曲:02/02/19 15:21 ID:Zjoo/Bqz
リンカンシャー、スコア手に入れて読みながら聞いてるけど、面白い曲だねえ。
563名無し行進曲:02/02/19 21:13 ID:JduTj9Pm
98年の課題曲の「般若」はもっと評価されても
良いと、個人的には思うのですが・・・
564名無し行進曲:02/02/19 21:54 ID:EhYeSJ47
(゚Д゚;)ハニャ?
565名無し行進曲:02/03/02 09:56 ID:pFy0jwgC
>>555
「オケ曲との峻別」でクロード・スミス曲挙げるなら、華麗なる舞曲よりもフェスティヴァル・ヴァリエーションズ。
アメリカ空軍の演奏が特に日本の吹奏楽に与えた衝撃は本当に大きかった。
曲だけで見ても、華麗なる舞曲よりも、曲の完成度は遥かに高い。
いろんな意味でまさに「名曲」と呼ぶにふさわしいと思う。
566名無し行進曲:02/03/02 16:57 ID:hgWG9new
カレル・フサ
プラハのための音楽1968
には感動しました。
1、4楽章の迫力はもちろんですが、3楽章のパーカッションソリも印象的。
というわけで、この曲に1票!
567名無し行進曲:02/03/04 02:34 ID:wGlKD4NY
ハインツ=ホリガー「プネウマ」に一票
568名無し行進曲:02/03/04 05:34 ID:DVY3T08y
>>567
そんな「ドナウエッシンゲン音楽祭の75年」を買わないと聴けない
ような曲を‥‥。良い曲だけどな。

「銀のニューサウンズ」で「ブラジル」を聴きながらこんなことを
書いている自分に鬱だ。
569名無し行進曲:02/03/06 07:51 ID:lTGnwemH
クセナキスの「アクラタ」ってどういう曲?
570名無し行進曲:02/03/06 11:18 ID:yrh2NTFa
>>569
木管8本と金管8本による管楽アンサンブル曲。
「エオンタ」はかなり暴力的だと思ったけど、「アクラタ」はもっと繊細な印象がある。
個人的には確率論がどうのこうの、数学がどうのこうのという堅苦しいクセナキス像を
払拭してくれた作品。
CDだとST−Xアンサンブルの演奏(mode 56)で聞けるだけかな?
571名無し行進曲:02/03/06 18:01 ID:Ml0JVSQp
>>570
そのCD、演奏がイマイチだと思うのですが。
パルス的な音形を、もっと気合いを入れて演奏してくれないと、あの曲の
本当の面白さは表に出てこない。
572570:02/03/06 19:24 ID:yrh2NTFa
>>571
イマイチという話はよく聞きますが、これしか聞いたことがないもので(笑)。
573名無し行進曲:02/03/06 19:55 ID:Ml0JVSQp
>>572
昔、LPで出ていた奴を再発してくれれば良いのだが。
574名無し行進曲:02/03/25 02:43 ID:dhwQC0/.
age
575名無しの行進曲:02/04/02 22:23 ID:1EiBAUoE
この地球を神と崇めましょう
576名無し行進曲:02/04/03 00:11 ID:i5FPJ9Jk
>>570
クセナキスの「ヤメンタ」もとい「エオンタ」って20年ぐらい前に
かなり流行ったよね。タケミツさんの「ガーデンレイン」なんかと
一緒に。
577名無し行進曲:02/04/10 09:03 ID:Y/93z46I
スパークのダンスムーヴメンツ。残る名作だと思う。
578名無し行進曲:02/04/10 15:27 ID:ClFFVtWs
「エオンタ」は、最近、初演者である高橋悠治の演奏が再発されて、タワーレコー
ドでメチャ売れしている。

でも、良い演奏といえば高橋アキ&ASKOアンサンブルのものだと思うが。
579名無し:02/04/10 16:46 ID:wmM0uOs2
既出ならスマソ。西村朗の「巫楽」
580名無し行進曲:02/04/11 15:41 ID:fkHfq4vk
近藤譲の「岩と鳥」や伊佐治直の「南蛮回路」、林光の「プロメテウスの火」なんかも聴いてみたいぞ。
現在進行形の作品の中から、後世に残る名曲が現れるような気がしている。
581みずきちゃん:02/04/11 20:19 ID:Xp8LaJY6
インターネットでボロ儲け集団出現!!!
超不景気の時代に逆行だって!!!
http://www.richdad.jp/
認証番号 a777 
ホントですかね〜
582名無し行進曲:02/04/14 14:38 ID:ymbxENpk
イントラーダドラマチカ
583名無し行進曲:02/04/14 22:34 ID:k4Ygng6U
軍艦行進曲
584名無し行進曲:02/04/15 21:23 ID:LyQB/dw2
age
585名無し行進曲:02/04/30 23:34 ID:uF7MyRGo
息の長いスレだな。そろそろ浮上。
586名無し行進曲:02/05/13 22:58 ID:i3sQPnb6
そしてまた沈む…また上げる。

個人的には田村文生作品に期待はしているのだが…
演奏する側の力量や意欲が追い付かないのがもどかしい。
「饗応夫人」など良作ながら、課題曲として『半ば強制的に』
演奏する機会でもないと(今や)見向きもされないお寒い状況。
啓蒙の意味でもヤマハ浜松には早く「アルプスの少女」全曲版の
音源を出してもらいたいもの。
音楽は演奏されて、人間の耳あるいは感性といったフィルタを
通してこそ後世に残るものだろうから。
587名無し行進曲:02/05/13 23:22 ID:A6wK3XyM
>>586
御意!
田村作品はもっと認識度が増しても良いと思う。ただ、いい加減な指揮者には
曲を把握できない=勘違いの演奏、になってしまうと思うが。

田村作品やごく一部の天野作品(GR、BRなど軟弱な作品以外)の認識度が
高まると少しは日本の吹奏楽世界もマシになるのだが・・・
588名無し行進曲:02/05/13 23:44 ID:Fwt58hmI
>>586,587
そうですね。田村作品は何故もっと演奏されないか不思議です。どの曲も
凄く魅力的でちょっと難しくて、大好きです。でも、どうして殆どの曲名が
女性に因むものなのでしょうか?「婦人」「女」「少女」タイトルからは
想像つかない感じの曲で最高です!

天野さんの曲、藤村女子のCDを聴いてびっくりしました。コンクールで
演奏されたGRみたいな曲だけだと思っていましたが、「メタモルフォーセス」
「エクスピエイション」「喩伽行中観」それにアンサンブルの「ストラクチュア」
シリアスな曲ばかりで気に入りました。GRなんかよりもずっと名曲です。

こんな感じの曲は吹奏楽の世界では理解されないのでしょうかね。
589名無し行進曲:02/05/13 23:47 ID:QIZiUhD.
>>588
理解されることと演奏の頻度は無関係と思われ。
590名無し行進曲:02/05/13 23:48 ID:A6wK3XyM
>>588
をを、同志!
先日聴いた田村氏の「グロテスクなもの」も素晴らしかった。
ただ、リベルテの演奏にしてはツメが甘かったような。

藤村女子のCDはまだ聴いていないので(知らなかった)早速
購入してみよう。
591名無し行進曲:02/05/13 23:50 ID:A6wK3XyM
>>589
横やりスマン、
曲を理解できないから演奏しない(出来ない)というのは
アマチュアの世界では大いにありうると思うが?
592589:02/05/14 00:01 ID:1FKcdiK2
言葉が足りなかったな。

オレは天野氏、田村氏の音楽を否定してるわけじゃないんだ。
特に天野氏はGRやBRなどの通俗的な作品から
>>588氏が挙げられたようなシリアスな作品まで書ける
すばらしい作曲家だと思ってる。
田村氏の作品群も演奏者や指揮者、果ては聴衆にまで
高度な理解度を要求するような難解な作品ながら、
「吹奏楽」という編成をフルに使った表現を描いた
すばらしい作品ばかりだと思う。

ただ、やはり難解な作品群はそれなりの技術を要する。
演奏者にしてみても聴衆にしてみても同様。
結果、たとえば作曲者が直接かかわっているような団体が初演、再演し、
それ以外ではコンクールなどで取り上げるのがやっと。
所詮一般大衆が相手のアマチュア吹奏楽団体に取り上げるのは無理な話。

仕方ない話だと思うな。
593589:02/05/14 00:10 ID:1FKcdiK2
ああ。また足りなかったか。

さらに続き。

>>591氏が言われるようにオレが>>592で書いたのは、
あくまでアマチュアベースの話。
欧米諸国で取り上げられないのは、
国内の作曲家による作品を紹介するのが精一杯だからじゃないだろうか。
実際、アメリカの某大学教授は、
「日本の吹奏楽団体はもっと自国の作曲家の作品を演奏すべきだと思う」
と公言してるぐらいだし。

さらに日本のプロがなかなかそういった作品になかなか手をつけないのも、
同様の理由が考えられる。
CDとして曲を紹介できるのにも限度がある。
その上日本の聴衆はなかなか日本人の作品を理解しようとしない。
結果、邦人のシリアスな作品集より、
欧米諸国の新曲をまとめたもののほうが売れ行きがいいという話になる。

オレもこういった現状を歯がゆく思う人間の一人なんだが。

そういった意味ではまだ構成はプロらしいと思うぜ。
少なくとも何年かに1枚は邦人作品集出してるし。
594589:02/05/14 00:12 ID:1FKcdiK2
ああ。sageが残ってた。
一応ageとこう。
595591:02/05/14 00:38 ID:snlVRGDU
>>589
なるほど、仰ることを理解できました。こちらこそちゃんと把握できずに
申し訳ありませんでした。
貴殿の意見を読んで、久しぶりにああ2ちゃんねるにも素晴らしい考え方を
する人がいるんだ、と嬉しくなりました。

今後とも忌憚のない意見を書きまくってください!楽しみです。
596589:02/05/14 00:56 ID:xvw9QzcM
理解してもらえてわたしも嬉しいです。
こちらこそ今後ともよろしく頼みます。
このスレも後半になってしまいましたが今後ともこういった内容のある話が続くことを期待しています。
もちろん、わたしも参加できる内容は参加させていただきたい。
597名無し行進曲:02/05/16 15:42 ID:MM5fQbgE
どれか一つって言うならウィリアム・バード組曲(G.Jacob)かな。
ホルスト1と比べても見劣りしない、過不足ない名曲だと思うんだけど。
ただ、吹奏楽オリジナル曲っていえないのかな?
598名無し行進曲:02/05/17 02:36 ID:vlvrFx8U
佼成の今度の邦人作品集に「饗応夫人」が入るね。
でも、なぜ今更「饗応夫人」なのか、という疑問が残る。

「饗応夫人」以後、「かわいい女」「アルプスの少女」と自身のリミッターを
外して行くかのような作曲活動を展開していることを知っているが故に。
599名無し行進曲:02/05/29 23:17 ID:pwNsXamM
そうは言っても、音楽(吹奏楽)の歴史上からすると「新曲」だし。
いきなり『アルプス』とかからだと、拒否反応を示す割合も増えかねないし。
これから徐々にフォローしていけば良いでしょう。

一般の聴衆だけでなく、評価・指導する立場の人たちでさえ、これらの曲への
理解がアヤシイといった状況を、何とか改善する切っ掛けになるような演奏を
期待したいのだけど…
600名無し行進曲:02/05/30 00:14 ID:.h0Ekdi.
600ゲト。

田村文生未リリース作品タイトル。
「フランダースの犬」「あらいぐまラスカル」
「大草原の小さな家」「キャンディキャンディ」
「みつばちハッチ」
601名無し行進曲:02/05/30 00:22 ID:3myMshjU
田村文男の「みつばちハッチ」

冒頭は木管楽器総出の半音階を基調としたトーンクラスター。
テュッティーでpppからfffまで右往左往。
蟷螂を表現する打楽器の一打で事態は急変。
中間部はハッチと女王様(母)の心温まるエピソードを
混沌とした雰囲気で澱み、厳しい主題が交差する。

って感じだろうか…
602名無し行進曲:02/05/30 00:27 ID:.h0Ekdi.
クラスターの基本音列は「くまばちの飛行」を
モチーフにおながいします。
603名無し行進曲:02/05/30 05:39 ID:Jn4vWDRo
>>600
せめて、「女」に関係するタイトルを考えるように。
604名無し行進曲:02/05/30 10:14 ID:QjLCzxWk
あ、そうか。単に世界名作劇場系とかダザイ文学系
だけで考えちゃ駄目なのね。スマソ。
605名無し行進曲:02/06/01 09:16 ID:GfTS.ZVM
「アルプスの少女」はカット版で聴く限りは凄く良い曲に思えるが。。。
モチーフの配置の仕方も絶妙だし、特殊奏法もカッコ良く決まっているし。。
ただ、全曲を聴くと評価が変わるかね。

漏れには、一部で評価が高い長生淳の作品などは、うるさいだけの空疎な
曲としか感じられないのだが。。。
606名無し行進曲:02/06/01 13:02 ID:DMMMdJks
>ただ、全曲を聴くと評価が変わるかね。

全曲版はイマイチだったということでやんすか?
607名無し行進曲:02/06/01 16:33 ID:OrO1B2k6
> ただ、全曲を聴くと評価が変わるかね。

全曲を聴くと評価が変わるかもね。

の間違いだった。スマソ。。。。逝ってきます。。。。
608名無し行進曲:02/06/01 16:36 ID:Bs6nMEdE
プスタ(・∀・)イイ!
609名無し行進曲:02/06/02 00:33 ID:Ntwzmw8Y
TANABATA
610名無し行進曲:02/06/02 00:38 ID:rEO9WvDs
邦人ではやっぱ俗謡かな。もとは桶だけど、本人が移したので、
吹奏楽曲に数え入れても可ということに・・・ダメ?。
611名無し行進曲:02/06/02 01:25 ID:UgifIHUI
大栗 裕の神話かなぁ・・・
612名無し行進曲:02/06/02 01:35 ID:wWEkmCL.
理由も書いてくれないと面白くないぜ。
613名無し行進曲:02/06/03 16:26 ID:BIlE55TQ
Jバーンズ「百年祭序曲」
614名無し行進曲:02/06/03 20:04 ID:0doUv3x.
>>613
本気でそれが最高傑作と思うのかと小一時間・・・

フサ「プラハのための音楽1968」に一票。
吹奏楽編成を十二分に生かしきった音楽構成といい、現代音楽としての完成度の
高さといい、最終楽章の感銘度といい、これを超える吹奏楽曲は見当たらない。
615名無し行進曲:02/06/04 04:56 ID:Ug1U1w7o
>>614
漏れ的にはフサよりもヒンデミットなのだが。

あと、三善晃の吹奏楽曲ってそんなに良いか?と思う。
『チェロ協奏曲』や『ヴァイオリン協奏曲』、『響紋』をはじめとした3部作
を聴いてきた経験から言うと、あまりに薄味で悲しくなってくる。
616名無し行進曲:02/06/04 10:18 ID:ro4.kKuQ
>>605
一般的な吹奏楽編成が生み出し得るソノリティの開発という意味で、
「アルプスの少女」は行くところまで行っちゃったという気がします。
特殊奏法とか変な楽器(風船とかピアニカとかウクレレとか)は使っているけど、
いわゆる特殊楽器は使われていないんですよね。
そういう「変な音」が単なる羅列じゃなくて、ちゃんと音楽の中で使われている
というところに凄さを感じます。

個人的に、この曲を始めて聴いたとき以上の衝撃を与えてくれる曲はそうそう
出てこないと思っているので、今のところ文句なしの最高傑作です。

ヤマハ吹奏楽団の演奏はカット版の方がうまいけど、やっぱり全曲版の方が
面白いと思います。
下手にプロが録音するより初演の録音が世に出たほうがいいかも。
617名無し行進曲:02/06/06 06:22 ID:DIZl2cq.
>615

珍説と言われるのを覚悟。
三善の水槽曲は吹奏楽界への挑発も
入ってると思われ。具体的には編曲嗜好
に対するパロディ的素描。

基本となる動機を様々に変容させるのが
初期三善の作風だけど、あれあれ?、
このモチーフってドボルザーク?
ドビュッシー?
618名無し行進曲:02/06/07 00:23 ID:hC2pb/kU
一連の書き込みを見てると、ホルストの1組は第9におけるフルヴェン
バイロイト盤のようなモンなんだな、やっぱ。不動の地位というか。
619名無し行進曲:02/06/11 19:38 ID:3wYL9Xz6
どこかで、田村文生作品集を作ってリリースしてくんないかな?
620名無し行進曲:02/06/11 20:28 ID:V/MRaG66
>620
作品集作るには曲数が足りないだろうな。
編曲も入れれば別だけど。
621名無し行進曲:02/06/12 00:09 ID:t4ow6CQ6
>>620
オリジナル曲だけでも、

令嬢アユ
饗応夫人
かわいい女
アルプスの少女
voice
シャルロット
Snow White

案外あるもの。
622名無し行進曲:02/06/12 00:15 ID:80610HkE
voiceってのは初めて聞くなぁ。
つーか、スレの趣旨とズレてきておるので、
邦人スレ逝った方が良くないか?
623名無し行進曲:02/06/12 00:16 ID:Rt0ptqyk
>621

ジャケ写真はジブリに委嘱キボン。
624名無し行進曲:02/06/12 00:45 ID:t4ow6CQ6
>>622
voiceは吹奏楽バックのトランペット協奏曲

スレはここで良いでしょ。吹奏楽界における最高傑作を書く可能性が
ある優れた才能の持ち主であることには間違いないのだから。
625名無し行進曲:02/06/19 21:19 ID:2/InrCHU
田村氏の他の編成(特にオケ)の作品も聴いてみたいもの。
それでもって吹奏作品のベクトルも見えてきそうだし。

オケ作品で名を成した人の作品はやはり良作が多いような。
ヒンデミット、ホルスト、クレストン、パーシケッティ等…
626名無し行進曲:02/06/19 21:22 ID:2/InrCHU
ああ、肝心のフローラン・シュミットを書き漏らしていた。
「ディオニソス」はやはり『最強』のひとつかと。
627名無し行進曲:02/06/19 21:23 ID:l.SG9eUQ
>626
禿胴。
628名無し行進曲:02/06/19 21:24 ID:l.SG9eUQ
>625
漏れも田村マンセーだから同意する。
できればオケもの聴いてみたい。
629名無し行進曲:02/06/20 23:56 ID:DUJYo32c
田村文生の作品表は持っているけど、2000年10月までの段階では、管弦楽曲は
1曲しかない。1992年の『武蔵野の雑木林』がそれなんだけど、未初演のまま
置かれている習作っぽい。

室内楽曲はけっこうあるな。クラ+弦楽5重奏のための『春分点』などは結構
良い。この人は、伝統的な感性でもって技巧的な作品(注:『アルプス〜』も
「伝統的」な感性で書かれた作品だと私は考えてます)の方が面白い。

だから、ヤマハ吹奏楽団あたりが吹奏楽伴奏のオペラでも委嘱してみれば良い
のに、と思ったりしている。ヤマハでなくとも、自衛隊でも佼成でも市音でも
良いぞ。一足踏み出した奴が、吹奏楽の歴史に新しい足跡を残す事になるのは
必定。
630名無し行進曲:02/06/20 23:59 ID:DUJYo32c
訂正:

伝統的な感性でもって技巧的な作品(注:『アルプス〜』も 「伝統的」
な感性で書かれた作品だと私は考えてます)の方が面白い。



伝統的な感性でもって技巧的な作品(注:『アルプス〜』も 「伝統的」な感性で書かれた作品だと私は考えてます)
を書いた方が面白い。

スマソ。逝ってキマス。
631名無し行進曲:02/06/27 00:49 ID:YMl7gaEY
石井眞木の吹奏楽曲というのも面白いかもしれない。
ただ半分以上打楽器のパートになる可能性も大という罠。
632名無し行進曲:02/07/02 23:33 ID:RRbM7Wds
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633名無し行進曲:02/07/13 07:47 ID:sk5UE41E
田村文生最高!!
634名無し行進曲:02/07/13 16:17 ID:sq96XSXQ
作曲者名が出てこなくてハズイが、
「コラブルニョン序曲」は傑作だと感じる。
吹きこなすのはとてつもなく困難だけど、
バンド全体がビシッ!とハマッタ時の
「音の固まりの存在感」は凄まじいものがあった。

「寄港地」もアゲたいですが、アレンジですし、
ちょっと中だるみになりがちな部分もあるので、サゲます。
635名無し行進曲:02/07/13 17:43 ID:gT9BPyfU
コラブルニョンもアレンジだが・・・・(カバレフスキー作曲)
636若年寄 ◆Y3O11mJ6:02/07/13 18:54 ID:zela0NSc
改めてCDが手に入ったんで紹介。
M.キャンプハウス作曲「すべて、真実のこと」(Whatsoever Things....)。
「聖アンソニー変奏曲」などでよく使用される「聖アン」の主題を用いた曲で、
ドラマティックかつ叙情的な曲調が素晴らしい。イングリッシュホルンやユーフォ、
トランペットといった楽器のソロが朗々と曲中で歌い上げつつ、内声の楽器が曲を
全体的に動かしていくという構成。表現的にも技術的にも難しく、ごまかすことが
無理な曲だが、最後までしっかりと「歌い上げた」ときほど、この曲が輝くことは
ないと思う。フィナーレで「聖アン」がサックス→クラ+フルート→中低音楽器→
トゥッティと静かに歌い上げるのが印象的。
また、同様なタイプの曲として、保科 洋の「響宴I」も挙げておく。
637名無し行進曲:02/07/14 03:09 ID:6UAGO6.s
ゴトコフスキー『炎の詩』  泣ける
638名無し行進曲:02/07/14 03:13 ID:KjfPcY62
J.バーンズ「パガニーニの主題による幻想変奏曲」
通称:ファンタジーバリエーション

本当に、感動的だ。
639名無し行進曲:02/07/14 21:20 ID:OazulvVA
>637
音源出てますか?タイトルしか知らないもので・・・
640名無し行進曲:02/07/14 21:33 ID:e0PsVkbw
コミタスの「カルビン砂漠の夜」非常にグレートが高い。曲想は悲しい、恐ろしい、激しい。といった感じ。早く日本で演奏されないかな?
641名無し行進曲:02/07/17 13:08 ID:DV6sXdOQ
スレ違いかもしれませんが
定期演奏会のオープナーでやる曲で
何かお勧めの曲はありませんか?
このスレの皆さんの意見が聞いてみたいです。
642名無し行進曲:02/07/17 13:54 ID:vFNPsaMg
>>641

ギリングハムの「新世紀の夜明け」等はどうか?時間も6分かかんないし。

なかなか華やかな曲でOPにはピッタリかと思うが。
643若年寄 ◆Y3O11mJ6:02/07/17 14:14 ID:gWSTAHSA
>641
De Haskeから出ている「7インチ フレーム」(ブロッセ作曲)がいいかなと思われ。
ゆったりとはしているけど、始まる前の緊張感や荘厳な感じがしっかりと出ている曲。
冒頭のホルンとトランペットによる静かなファンファーレや、オーボエ・フルートのソロなど、
上手く綺麗に配置されている。上品なオーケストレーションなので、
オープニングを引き締めるのにいいと思う。
644名無し行進曲:02/07/17 15:06 ID:7UZVwf.U
>>637
オレもその曲の音源、ずっと探してるんだ。
ギィデが録音してるはずなんだがCD出版社は倒産…
ほかにあれば是非聞きたい。
よろしく頼む。
645名無し行進曲:02/07/17 16:49 ID:5ue2UXts
>>644
ギデだけっぽい。
ギデのCDはたまにショップで見るからどこかに残っているかもね。
646名無し行進曲:02/07/17 17:53 ID:NmRSIBlM
>>645
そうだよな…
オレも四方八方手あたりしだいに探してたんだが…
どうもそれ以外に録音された形跡がない。
至極残念。
あとはWPNPをマメにみるか…。
647名無し行進曲:02/07/17 18:22 ID:YT3FyGWQ
>641
リバティー・ファンファーレに1票!
648名無し行進曲:02/07/17 19:03 ID:AYAHXw7U
>641 アステロイド シュワルツ作曲 なんかかっこいい
649名無し行進曲:02/07/20 23:34 ID:Ngky5Qqs
>639

国内盤はわかりませんが輸入盤を持っています。
"Ida GOTKOVSKY-Works for Symphonic Band"
演奏:THE SYMPHONIC BAND OF THE BELGIAN GUIDES
指揮:Norbert NOZY
曲目:CONCERTO FOR SYMPHONIC BAND
  :CONCERTO FOR SAXOPHONE AND SYMPHONIC BAND
  :"POEME DU FEU" FOR SYMPHONIC BAND(炎の詩)

かなり昔に「WAVE」でたまたま見つけたんだけど今あるかなあ。
650名無し行進曲:02/07/20 23:36 ID:Ngky5Qqs
しかし>>1さんは2曲とも古いなぁw
651フジコ:02/07/21 00:12 ID:WWAwUhBU
エリザベス、大阪俗謡、神話かな〜
神話は今年自由曲で吹くけど結構キツイ・・・
クラのソロが好き☆
652名無し行進曲:02/07/21 14:33 ID:KA1ASbYg
>>644,645,649
Rene Gailly社って倒産しちまったんだよね。
653名無し行進曲:02/07/21 14:36 ID:O3b7wZTE
>>652
そうだよ。
ギィデマンセーなオレはその知らせを聞いたとたんに泣き崩れた。
他に、あのバンド録音してる会社ないかなぁ。
654名無し行進曲:02/07/21 14:53 ID:y748KP1g
>>653
ギィデの他社の録音だと
東芝が出しているマスターピースシリーズで
ベルリオーズの幻想とベンヴェヌート・チェルリーニ序曲
デ・ハスケからオリンピカやカンタベリー・コラールを
録音しているCDがあったはず。
655名無し行進曲:02/07/30 22:56 ID:bdSAgxec
本当は自分でネタフリしたかったんだが…

吹奏楽曲でサイコな傑作を挙げてくれないかね?
656名無し行進曲:02/08/04 23:28 ID:ES0Vk24s
「饗応夫人」は元ネタからちょっとサイコっぽくて、それでいて
曲自体は真っ当な出来ではないかい。

サイコとはちょっと違うかもしれないけど、アウリス・サリネンの
「コラーリ」も何か閉塞感とか強迫観念みたいなものを感じるな。
657名無し行進曲:02/08/12 20:20 ID:ya2Rhj7Z
これもageよう。

田村氏にはもっとサイコでマッドな曲をどしどし書いてもらいたい。
現時点で最高なのはやっぱりディオニソスかな。半ば聴くドラッグ。
658名無し行進曲:02/08/12 20:26 ID:+BquiCpK
>>654
それはもってる。
オレが探してるのは炎の詩が入ってるゴトコフスキー作品集。
どっかから出てこないかなぁ。
完全なるスレ違いスマソ。
sage。
659名無し行進曲:02/08/12 21:09 ID:Z66+EEAP
「ディオニソス」をギャルドで聴くこと。
パリ+ドンディーヌも聴きたいが。
個人的にはゴーブの「メトロポリス」も好き。
660名無し行進曲:02/08/13 02:42 ID:DeApxXPQ
デメイの指輪物語
ローストのスパルタクス
661名無し行進曲:02/08/13 21:11 ID:wn7e0Bqy
>>660
いい曲ですよね。
指輪のガンダルフ以外も好きです。
ローストもいい曲いっぱいある(^o^)
662名無し行進曲:02/08/26 22:51 ID:XfVSZ//I
繰り返すようだが、やはりヒンデミットの交響曲変ロ調かな。
でも同じ作曲家の交響曲変ホ調(桶)の方がより優れている。
だが音楽全体の中では共に知名度はお寒い限り(後者の方が悲惨かも)。

どうにかならないもんかねえ。
663アルペソギャル:02/08/30 09:57 ID:fPxKFx3f
おいお前ら
「アルプスの少女」初演全曲版の音源(CD)持ってるけど
聴きたい人はいらっしゃいますか?
664名無し行進曲:02/08/30 10:55 ID:Qm8rQRCz
>>663
聞きたい。
けど、だったらどうするの?
WPNPか?
665アルペソギャル:02/08/30 12:55 ID:giZQGjg2
>>664
時間限定でうpしませうか?
666664:02/08/30 12:59 ID:Qm8rQRCz
>>665
っていうか、どうやるの?
ここに日時を晒すんですか?
それこそ危険なんじゃ・・・
667名無し行進曲:02/08/30 13:03 ID:olus/C/X
>>663-665
著作権者(この場合は田村氏及び出版社)の許諾は取っていますか?
もし許諾無しに流した場合は著作権法違反になります。

第百十九条 次の各号のいずれかに該当する者は、三年以下の懲役又は三百万円以下の罰金に処する。
 一 著作者人格権、著作権、出版権又は著作隣接権を侵害した者(第三十条第一項
(第百二条第一項において準用する場合を含む。)に定める私的使用の目的をもつて自ら著作物若しくは
実演等の複製を行つた者又は第百十三条第三項の規定により著作者人格権、著作権若しくは著作隣接権
(同条第四項の規定により著作隣接権とみなされる権利を含む。第百二十条の二第三号において同じ。)を
侵害する行為とみなされる行為を行つた者を除く。)
 二 営利を目的として、第三十条第一項第一号に規定する自動複製機器を著作権、出版権又は著作隣接権の
侵害となる著作物又は実演等の複製に使用させた者
668名無し行進曲:02/08/30 13:04 ID:Qm8rQRCz
>>667
おつかれさまでした。
669名無し行進曲:02/08/30 13:05 ID:olus/C/X
という事は犯罪者扱いになり、当然「前科」も付くことになります。
670名無し行進曲:02/08/30 13:14 ID:olus/C/X
>>668
いえいえどういたしまして。最近こんなことも知らない子供達が増えているので
困りますよね。
著作権関係の訴訟ってその殆どが実刑判決ですし、未成年だし「知らなかった」と
言っても、実刑判決を受けている例があります。

「軽い気持ちでやったのに」「悪いことだとは思わなかった」結果起こる
犯罪を未然に防ぐためにマジレスしています。
アメリカの著作権侵害はつい先日も日本円換算で何十億円もの賠償金を
請求されています。
671名無し行進曲:02/09/01 00:40 ID:cgFqwEvB
あげておくか
672名無し行進曲:02/09/01 01:08 ID:cY9J0KiF
>>671
なんでだ?
673名無し行進曲:02/09/01 01:38 ID:Z5KNRK5N
残り一日の夏休みのためにだよ。
674名無し行進曲:02/09/01 03:24 ID:D5WaKLVy
>>673
なら、やめとけ。
こんな良スレ、夏虫に食い荒らされちゃたまらん。
675名無し行進曲:02/09/02 23:10 ID:Mr2YxMTd
まだ出てないようなので・・・

ホールジンガーの「春王」と「シンフォニアボイチ」に一票!
676名無し行進曲:02/09/02 23:18 ID:2QhdLQfo
>675
ボイチ・・・・・・
677675:02/09/03 14:23 ID:/K15aTh9
>>676
間違ってますか?
私はそう聞きましたけど・・・・。
678名無し行進曲:02/09/03 14:33 ID:EEBmXudM
「ヴォーチ」じゃないの?
679675:02/09/05 01:21 ID:ukzRTK6N
ありゃりゃ・・・聞き間違えだったのかな。
ボイチ、じゃなかった、ヴォーチの音源は
輸入版しかないもので、
邦題を確認しようにも出来ない状態でしたからねえ。

あ、忘れてた。
同じくホー(中略)ガーの
「危険な空を克服する為に」を忘れてた。

・・・なんか俺、穴ジンガーヨイショしてばっかだなあ。
680名無し行進曲:02/09/06 17:56 ID:xOiovStq
アルメニアンダンスパート1
681名無し行進曲:02/09/06 18:10 ID:ZKzLxGb3
作品を挙げるのはいいんだが、
何で挙げたかぐらいは書かないと、好きな曲スレへいけなんて言われかねないぞ。
682名無し行進曲:02/09/06 18:12 ID:zHDL3TZU
アルメニアンダンス全曲
683名無し行進曲:02/09/06 20:25 ID:M+K4cm0h
>679
Sinfonia Voci

voci【伊ヴォーチ】voce の複数。

voce【伊ヴォーチェ】声, 音色。=voice,
  colo a due voci  2声合唱
  sotto voce 声を弱めて
684若年寄 ◆Y3O11mJ6 :02/09/08 03:15 ID:SGXAd8jD
前のほうにあるけど、硬派な曲の傑作として、マクベスの「カディッシュ」を挙げたい。
フサやネリベルとはまた違った硬さで、シンプルで真っ直ぐな響きと、
心に突き刺さってくるような、鋭い重いハーモニーが素晴らしい。
まるで、人の心音を心に永遠に刻み込むかのような打楽器の音が、感動的なフィナーレへの
積み重ねになっているのも、構成として良きものだと思う。

いい演奏は少ないけど、曲自体は名作だと思われ。
古くさいと思う人もいるかもしれないけど、こういう曲も大事やね。
685名無し行進曲:02/09/08 03:27 ID:5cmyREvM
>>684
禿同。
いい演奏は確かに少ないがハンスバーガー・イーストマンがあれば十分。
管もさることながら特筆すべきは打楽器セクション。
至宝の演奏とはこの演奏のためにある言葉ではないか。
686ランクル:02/09/08 03:27 ID:WOJSSvaM
カディッシユ シブい! 心臓の鼓動的じわじわが奥深く ええわぁ 譜面買ったら しんどいとメンバーに即蹴られた
687名無し行進曲:02/09/12 02:19 ID:RS/SSFvj
よろしかったら、こちらでどうぞ。
http://academy.2ch.net/test/read.cgi/philo/1031675652/l50
688名無し行進曲:02/09/21 00:26 ID:fELCQDpp
21世紀になってからの最高傑作はなんじゃらほい?
689名無し行進曲:02/09/21 00:41 ID:miIs+94K
それを語るには時期早尚というものでないかい?
690名無し行進曲:02/09/21 00:49 ID:fELCQDpp
まあ、ごく最近の作品で目立って良い曲だとか
これまで聴いたこと無いような新機軸を打ち出した
アバンガールドな曲はないかねえ、くらいの意味。
691名無し行進曲:02/10/01 20:29 ID:tl08ciiX
ロン・ネルソンは新曲を書かないのかな。もうかなりの年齢だったと思うが。
パッサカリアを超える曲は現れるだろうか?
692名無し行進曲:02/10/05 23:07 ID:XBgvBH4g
そういやネルソン最近きかないな。
最新作って何だろ。
693名無し行進曲:02/10/19 22:24 ID:FiMWzBwX
そろそろあげてみよう
694名無し行進曲:02/10/20 03:47 ID:401eaGRX
将来、NAPP氏が書いてくれるかも、という期待を込めて、21日はオペラシティへ行ってみるか。
695名無し行進曲:02/10/20 18:44 ID:vue4TcIc
バラの謝肉祭

最初から見てる訳じゃないから、もう誰か書いたかな
696名無し行進曲:02/10/20 20:36 ID:BGLrf4KK
>695
これが最高傑作だという人の感性が分からん。
どういうところが傑作なのだ?
697名無し行進曲:02/10/21 03:25 ID:eu/NRlTe
>696
この曲しかご存知無いのでしょう。
マスカーニのどの歌劇を取っても、オリヴァドーティより格段に素晴らしい作品でしょうに。
全ての吹奏楽曲がマスカーニの作品に及ばないとは、考えたくないもの。
698社会史スレの98:02/10/21 12:23 ID:yMF1eSRB
ども。このスレ勉強になりますが金がついていきません。

>639
高校の時にやったから、見たら買うようにしてる。
3種類くらい持ってるけど、今ちょっと出てこない。
アルベルト・ファセ指揮のLPが一番気に入ってるけど、
どれも最後は金管が辛そうなんですわ。

699名無し行進曲:02/11/11 01:10 ID:4yEkfuSc
密やかにゲッターを待ちつつ保守。
700名無し行進曲:02/11/12 22:32 ID:e4HRAHRg
保守ついでに700いただきます。
701名無し行進曲:02/11/26 01:50 ID:RmK2jSJU
そろそろプラハを挙げてもいい頃ではないか。
20世紀吹奏楽のマイルストーンのひとつ。
702名無し行進曲:02/11/26 02:01 ID:DdmiSMhm
地球とか(死亡)
プラプラの春とか(死亡)×100000
703岡田克彦 ◆ikGay75MZI :02/11/29 09:43 ID:HfMkRlu6




ま、悪いことは言いません。あんたら2チャンネラーに代表される下界の凡人連中
には、ベートーヴェンの晩年の弦楽四重奏がちょうどよいですから、そのあたりをお聴きなさい。
間違えても、ぼくやドビュッシーの作品は聴かないように。
豚・に・真珠・でございましょう、ファッハッハッハッ・・・・・
で、ぼくのホームページK.OKADAワールド
(URL;http://debu1957.hp.infoseek.co.jp/)には
あんたら2チャネラーには似合わない私の傑作の音楽がついていますので、
ぜーーーーーったいに来ないで下さいね。

このようにいくら書いても書いても、2チャンの人達が来るんだよね、
カウンターが回って迷惑してます。よっぽど、ぼくの作品が聴きたいんですね。
困った事です、ファンが増えちゃって・・・・・どーしよう。
704名無し行進曲:02/12/09 23:14 ID:7L1yn+e8
保全sage
705名無し行進曲:02/12/11 23:38 ID:F2Wy1lQN
>701
プラハ、いいですな。
個人的にはスメタナファンファーレの方が好き。
706名無し行進曲:02/12/12 11:52 ID:TcGBiK+O
アルヴァマー序曲
707名無し行進曲:02/12/14 18:20 ID:naXu97aC
>701-705
フサは「プラハ1968」「地球神」ばかりが有名になっちゃったけど、
漏れは「ウィンドアンサンブルのための協奏曲」が傑作だと思う。
708名無し行進曲:02/12/24 03:51 ID:FOSuJXG8

岡田克彦氏の作曲作品を語るスレッドを楽器・作曲板の下記URLに立てました。
ご興味のある方はどうぞお越し下さい。
http://music.2ch.net/test/read.cgi/compose/1040567216/l50
709名無し行進曲:02/12/30 17:22 ID:DY5pS+u0
ヒンデミットの交響曲ロ調、カコイイね。
漏れの愛聴盤はコーポロンだけど、他にいいのある?
(ジサクジエーン盤以外で)
710名無し行進曲:02/12/30 17:29 ID:1Ph/7ipE
ヤパ利家と松だろ
711名無し行進曲:02/12/30 17:34 ID:MtgTbq4t
712名無し行進曲:02/12/30 17:37 ID:DY5pS+u0
>711
即レス、ども。
そのCD持ってるような記憶が・・・・
(でも演奏は印象になかったりする)

あとで確認してみます

713名無し行進曲:02/12/30 17:40 ID:MtgTbq4t
714名無し行進曲:02/12/30 17:41 ID:MtgTbq4t
まちがえた。>>711じゃなくて>>712ね。
715名無し行進曲:02/12/30 17:45 ID:DY5pS+u0
>713
あ、それは持ってないです。
演奏はどんなものなんですか?
716名無し行進曲:02/12/30 17:53 ID:DY5pS+u0
あ、試聴コーナーあったんですな。
717名無し行進曲:02/12/30 17:55 ID:MtgTbq4t
>>715
よくまとまった演奏だと思いますよ。
私的には、この演奏も好きなんだよな。試聴しる。
http://www.amazon.com/exec/obidos/tg/detail/-/B000001RRC/qid=1041238373/sr=1-3/ref=sr_1_3/104-1957653-0112754?v=glance&s=classical
718 :02/12/30 18:01 ID:hwmglyjv
かんたべりーこらーる
719名無し行進曲:02/12/30 18:06 ID:4TAZooc+
>717
ID変わっちゃいましたが、709です。
メルボルン響のヒンデミットがあるとは・・・
試聴だけではちょっと判別つきかねますね。

それにしても色々知ってらっしゃいますなぁ!
720名無し行進曲:02/12/30 18:10 ID:4TAZooc+
しまった。これだけ有益なレスが来るんだったら、
↓でネタ振りすればよかった・・・・

◇◇◇◇◇◇吹奏楽の名演奏◇◇◇◇◇◇
http://music.2ch.net/test/read.cgi/suisou/1008598390/
721709:03/01/02 23:44 ID:rvO0FsyH
>>711
このCDやはり持ってました。(本日ハケーン)

けど、これアンサンブル粗くないですか?
722名無し行進曲:03/01/02 23:47 ID:3WW4VXZ8
>>721
そのCDはカップリングが命。
723709:03/01/02 23:57 ID:rvO0FsyH
>722
確かに。
724名無し行進曲:03/01/05 06:11 ID:qdt2vog4
好き嫌いを排して純粋に完成度で論じるなら
やはり>>1の挙げるようにヒンデミットの交響曲やディオニソスになってしまうか。
あとはプラハとか。
古典だとホルストの組曲やイギ民、
日本からは深層の祭や保科・兼田の作品など、

思いっ切りガイシュツばかりですな。スマソ。
725名無し行進曲:03/01/15 22:14 ID:COGePrmr
祝2周年

日本人作品なら西村朗の「巫楽」かな
これだけ息の長いスレでまだ一度しか出てないようだが
726名無し行進曲:03/01/15 22:16 ID:h6tEt+Ya
イギミン
727名無し行進曲:03/01/18 02:34 ID:U/INN1j9
>>725
当然出てます。>>579を参照せよ。
728名無し行進曲:03/01/18 04:46 ID:El5hNjs6
>>727
「一度も出ていない」じゃなくて「一度しか出ていない」なんだけど。
729名無し行進曲:03/01/18 06:36 ID:LvUy04WY
わっはっはっは。
730名無し行進曲:03/01/18 08:38 ID:U/INN1j9
>>728
そうか、スマソ。
731名無し行進曲:03/01/20 19:22 ID:KJ3Mosy2
海の男たちの歌。既出ですまそ
732山崎渉:03/01/21 14:05 ID:K5RTEuoQ
(^^)
733名無し行進曲:03/01/22 23:37 ID:a7blHkXh
吹奏楽をやっていない人にでも薦められような傑作ということで
デ=メイの「指輪物語」
734名無し行進曲:03/01/23 00:17 ID:I8y3VApO
やはりフサのプラハを挙げたいですね。ディオニソスもホルストも
大好きですが。
高校時代、練習に社会科の先生呼んで1968の「プラハの春」について
講義してもらいました。全曲演奏できたのは貴重な体験でした。
あの曲は全曲演奏して(または聴いて)こそよさが感じられます。
735名無し行進曲:03/01/31 22:12 ID:qO7hpsGm
古今東西、名曲とよばれるいい曲はたくさんあるけれど、
どれか1つ最高傑作と言われると、
やはりプラハになってしまうのではないだろうか。
736名無し行進曲:03/01/31 22:38 ID:SUdBrSgB
大阪俗謡かな・・・
737名無し行進曲:03/01/31 22:45 ID:LNk4CNIV
全然共通点はないけど、プラハと一組だろ。それ以上絞れってのは酷だ。
738名無し行進曲:03/01/31 22:54 ID:/jAgURcg
はるか昔の話題だけど、「炎の詩」ってブージーのサンプルテープ持ってた。
現在行方不明で演奏団体とかは判らないけど、当時衝撃だったことは覚えてる。
739名無し行進曲:03/01/31 23:22 ID:kPdPnoG1
交響的序曲!

740名無し行進曲:03/01/31 23:26 ID:yoWVZiNd
>>736
吹奏楽曲じゃないじゃん
741名無し行進曲:03/01/31 23:26 ID:/jAgURcg
誰のよ?
742名無し行進曲:03/02/01 01:07 ID:080+yfxT
>>740
 ま、作曲者自身手によるということで勘弁したりゃあ
743名無し行進曲:03/02/12 14:52 ID:p9Q8AtLz
クセナキスの「アクラタ」が好きじゃ。
744名無し行進曲:03/02/12 14:56 ID:h/4JxsmN
朝鮮民謡の主題による変奏曲。
オーボエソロ好き☆
745名無し行進曲:03/02/21 22:03 ID:woqI0jeT
やっぱりプラハ。
746名無し行進曲:03/02/28 19:36 ID:P6UoHwCy
やはりプラハかのぅ・・・。
しかしこれが作曲されて30年が経つ。
これを超えるあっと驚く作品が出て来てもよさそうなものだが。
747名無し行進曲:03/02/28 19:39 ID:9EqWzSOw
>744 でもあの曲難しいよね。

 道祖神の詩が良いと思う!
748名無し行進曲:03/02/28 22:35 ID:gs3J47Mq
「最高傑作を考える」スレなんだがな……

道祖神が本当に最高傑作なのかと小一時間(ry
749名無し行進曲:03/02/28 22:38 ID:eM9zanL3
プラハやろな。
750名無し行進曲:03/03/01 09:20 ID:Wn1xHF4D
「プラハが吹奏楽曲の最高傑作である」
という命題が成り立つためには

「プラハはフサが書いた吹奏楽曲の最高傑作である」
という命題を検証しなくてはならないわけだが、

そのあたりの検証はなされているのだろうか?

一部の人間は
「コンクールで演奏された吹奏楽曲の最高傑作」スレ
だと思ってないか?(>>747みたいのは論外として)
751 :03/03/01 13:29 ID:doHq7w4v
というか、「自分にとって最高に好きな曲」と勘違いしている厨が
少なからず混じっていることは確か。
752名無し行進曲:03/03/01 16:33 ID:dTz67rld
ブロトンスのレブロール
753名無し行進曲:03/03/01 21:48 ID:N7Mpu7HH
>>750 漏れはフサの曲はよく知らんのだが、漏れはプラハがフサの中では一番だと。
754元 ◆oboePSFvnM :03/03/01 22:20 ID:WwRBu9Tj
>>750
なかなか鋭い所を突きますな。

「プラハ」が名曲であることに異議はないのだが、
際立って斬新であったわけでもなく(古臭いと言っているわけではないが)、
むしろタイトルと書かれた背景で持ち上げられている部分があるような気がする。
ペンデレツキの「ヒロシマの犠牲者に寄せる哀歌」とかと同様にね。
(そういえば、コンクールで「ピッツバーグ序曲」を演奏する強者はおらんのか?)

「ウィンド・アンサンブルのための協奏曲」はフサの吹奏楽曲でも特筆すべき曲だと思う。
進行の面白さでは「プラハ」を凌ぐのでは?
755元 ◆oboePSFvnM :03/03/01 22:30 ID:WwRBu9Tj
参考までにフサの吹奏楽曲

アルト・サックスと吹奏楽のための協奏曲(’67)
プラハ1968年のための音楽(’68)
打楽器と吹奏楽のための協奏曲(’70)
この地球を神と崇める(’71)
トランペットと吹奏楽のための協奏曲(’74)
アル・フレスコ(’74)
アメリカン・テ・デウム〜バリトン独唱と合唱、吹奏楽のための(’76)
ウィンド・アンサンブルのための協奏曲(’82)
ピアノと吹奏楽のための協奏曲(’83)
スメタナ・ファンファーレ(’84)
Les Couleurs Fauves(’96)
ミッドウェスト・セレブレーション(’96)

他にもあるかも。

ちょっと調べてみたら、このヒトの賞歴って凄いね。
ざっと、20近くの賞を受けてるみたいだ。
756750:03/03/01 23:05 ID:BBZN6zYt
>>754
読み応えのあるレスありがとう。
漏れもフサの中では「ウィンドアンサンブルのための協奏曲」
が「プラハ」を上回っていると思う。

この曲がフサの傑作として認知されない理由は、
国内盤CDが存在しないこと、コンクールで演奏された
ことがない、に尽きる。まことに勿体無い。
757名無し行進曲:03/03/01 23:30 ID:zQW4VxJ0
フサならディベルティメントもなかなか面白いと思う。
パーシケッティ等とはまた違った、陰を感じる雰囲気が魅力的かと。

最高傑作かと聞かれると、今まで挙がってきたフサの一連の曲からは一歩引くかも知れないが、
ディベルティメントという様式を持った曲としては逸品ではないかと個人的に思う。

ちとスレ主旨から逸れてスマソ。
758元 ◆oboePSFvnM :03/03/02 00:07 ID:f3lm+ahn
>>756
いちお、国内盤はありまつ。
「アメリカ海兵隊バンドセレクション」(石本しゃんが解説書いた5枚組のやつね)
税抜12500円とあって、厨房工房には手が出しにくいシロモノではあるが。
コンクールでやっても面白いだろうなぁ。
でもやっぱり認知度からいって、最高傑作に推すのは勇気がいります(笑)。

>>757
吹奏楽って範疇だったから抜いたけど、ディヴェルティメントも良いよね。
「金管と打楽器のための」と「金五のための」の2曲を把握してるけど、
渡米初期に書かれた前者に仄かに残るフランス臭さも、
「プラハ」と同じ年に書かれた後者の陰翳もかっくいい。

吹奏楽ではないけど、「金管五重奏とオーケストラのための協奏曲」という曲もありまつ。
私は聴いたことがありませんが、興味深々。
759名無し行進曲:03/03/02 17:48 ID:ewvuzPnH
そっか、国内盤あったのか・・・。

今日あらためて「協奏曲」聴いたけど、やっぱり名曲だわ。
特に第2楽章がいい。実に厳しい音楽だ。

冒頭のフルートのモノローグはえらく東洋的に聞えるけど、
これはボヘミア節なのかね?
760元 ◆oboePSFvnM :03/03/02 21:42 ID:gQOriXOG
>>759
雅楽調のアーティキュレーションや微分音の使い方ではあるけれど、
時折挿入される、連続する3音の進行から、東洋を意識したものではないと思われ。
スコアを持ってないし作曲者本人のノートも読んでいないので何とも言えないが、
曲冒頭の戦士の主題の3音(=上記の3音)に縛られてると思うんだ。
って仮定すると、フス教徒の旋律だから、ボヘミア調と言うこともできるかも。

描写的な「プラハ」と絶対音楽の「協奏曲」。
この2曲は対になるのではないか?
15年近くの時を経て、
同じ主題を用いて「プラハ」を昇華させた作品が「協奏曲」であると思う。
というのは、いくらなんでもさすがに言いすぎかね?
761名無し行進曲:03/03/02 22:34 ID:MYFN3Puf
SUMITTのCDのライナーによると、「協奏曲」はミシガン州立大バンド
Michigan State University Band の委嘱で、件の3音『E,E-flat,C』は

M→mi→E
S→es→E-flat
U→Ut→C

から採られたらしい。
762元 ◆oboePSFvnM :03/03/02 23:27 ID:LN7C57+N
うわっと、これは不勉強だった。
誠に申し訳ない。

お詫びついでに既出だが一曲。

「時は時の向こうにある」(平石)

この曲は、吹奏楽の枠を超えて評価されてしかるべき曲だと思う。
ミニマルの旗手である平石氏のインスピレーションが凝縮された曲ではなかろうか。
763名無し行進曲:03/03/02 23:50 ID:j/IcTEjJ
>>761
ライナーよく読んでないんだよなぁ。何せ語学が苦手で(w
編成が通常のものとは大分違うようなことが書いてありました?

>>760
とは言いながら、微分音のうねりも、現代的な手法としてではなく、
心地よく感じてしまうのが東洋人の性なのかね。

「プラハを昇華」、とはうまい言い方かも。
蒸留酒のようなイメージかな?(違うか)
764若年寄 ◆UkY3O11mJ6 :03/03/03 02:32 ID:Oc0JCcQK
「協奏曲」は未聴なんで、手に入れて聴いてみまつ。

>>元氏
「プラハ」に関しては、事件を題材とした描写曲としては、救いなどの甘さが一切ない
壮絶な曲だということで名曲だと思う。フィナーレの鋭い叫びのような歌い上げなども
心に突き刺さる。
フサの作品は「スメタナ」「地球」含め佳い作品だと思うので、「協奏曲」は早く聴いてみたい。

「時」は、作曲者の平石氏自身が独学で作り上げたということにも意味があると思う。
誰の色にも染まっていない、彼自身の色が曲全体に色濃く出ていて、
現代音楽ながらも難解ではなく、むしろ非常に描写的な音の組み立てになっている。
この曲が初演以来、全くと言っていいほど取り上げられていないのは寂しいところ。
765元 ◆oboePSFvnM :03/03/03 06:11 ID:SyKRcNkF
>>763
絶妙のフォロー、ありがd
はて、あの微分音を西洋人が心地良く思わないかどうかが判らないのでねぇ。
私はあのソロで竜笛を思い起こしました。
そこから雅楽調と書いたのだが、改めて聴いてみると「ぐるりよざ」の竜笛の扱い方に似ているかも。
いかがかな?

>>764=若年寄氏
「協奏曲」は、良くも悪くもフサらしさに溢れているが、他の曲に比べれば地味。
まぁ、絶対音楽の部類だから地味なのは当たり前なのだが。
先にも書いたとおり、「プラハ」の色を強く感じる部分あり、加えてバルトークの影響を滲ませる部分あり。
それを以って評価を下げるか否かは聞き手の判断に委ねられるわけで。

お言葉を返すようで恐縮だが、
私が「プラハ」を高く評価するのは、むしろ壮絶でない部分があるから。
ほんの僅かだった自由の時代の象徴である鳥の鳴き声が、あくまで自由に奏でられる。
怒りに震えるフサが、敢えて書いたこの部分を大切にしたい。
766名無し行進曲:03/03/03 06:34 ID:5mh+xv4h
久しくROMっておったが、
元 ◆oboePSFvnM氏の一連のコメントには非常に好感を持てる。
いわゆる現代音楽スノッブ的な高圧的なコメントは
かえって聴衆を現代音楽から遠ざけてしまうが、
元 ◆oboePSFvnM氏や若年寄殿のような人が、
今後、現代音楽(に限らずとも)の良き水先案内人になって欲しいと切に望む。
767若年寄 ◆UkY3O11mJ6 :03/03/03 14:11 ID:oElAYePR
>>765 =元氏
元氏の発言を見て、WASBEでの演奏を再び聴き返してみた。
なるほど、そういう捉え方もあったのかと、思わず膝を打ってしまうような
部分が確かにあった。その自由との対比があったからこその激しさ、
またフサの思い入れを再認識することが出来た。
元氏、ありがとうございます。

個人的には「音楽は戦いである。が、争いではない」というメッセージが
作品中に込められていると何となく感じた。なんだか電波調な解釈でスマソ。

協奏曲に関してはまた新たな曲として期待しておきます。

ここで新しく……というより、以前ちょこっと出した1曲を紹介。
前に紹介した「響宴I」は、保科氏がシンプルかつ美しい響きを大切にしていた
時代の中でも、素晴らしい作品の一つだと思う。クラリネット1st.の静かな流れから、
落ち着いた雰囲気の低音楽器やハープが加わる場面では、和音の響きが非常に
美しく感じられる。また、非常にゆったりとした流れの中でも時折見せる盛り上がりや
最後の消えゆくような響きの書き方は、氏が「風紋」課題曲版や「古祀」で見せたような
華やかさ、シンプルさを感じることが出来る。
長時間で、コンクールでも挙げられることがないためか知名度は低いが、
じっくりと落ち着いて聴くことのできる一曲かと思われ。
768名無し行進曲:03/03/03 20:53 ID:JwgH41+/
「プラハ」=ドラマを音にした

「協奏曲」=音をドラマにした

要は標題音楽と絶対音楽の違いなんだろうけど、
「音」そのものが作り出す壮絶なドラマは
言葉による具体的なイメージをを介在しないだけに、
より刺激的かつ、感動的であると思うのだが。

>>765
漏れもその視点は抜け落ちてたな。
あらためて聞きなおしてみるよ。
769元 ◆oboePSFvnM :03/03/03 22:41 ID:yfUe6vJZ
>>764=若年寄氏
「時」の話題に乗って頂いたのに、スルーしてしまって申し訳ない。
タイトルからして洒落ていると思うが、内容もタイトル負けしない曲だと思う。
ミニマルというと単調な音楽を想像してしまうが、
遠近感豊かな三次元的(いや、「時」だから四次元的と言うべきだな)な構成は、
近代建築と古典建築の融合を思い起こさせる気がする。
極端に難度の高い曲ではないし、頻繁に演奏されても良さそうなものですな。

>>766
恐縮至極。
単に、専門知識のない一般聴衆としての感想を羅列しているだけですよ。
間違いや勘違いがあるのはご笑覧頂き、訂正して頂けるとありがたい。

>>767=若年寄氏
重ねて恐縮至極。
音楽の捉え方は聴衆一人一人に委ねられるもの。
例えそれが標題音楽で描写的なものであっても、その真意を知るのは作曲者のみ。
私は逆に、自由の象徴(とフサ自身が書いた)の部分が断末魔に聴こえるようになりました。
感想を対等に交換し合い、新たな自分なりの解釈を発見していく。
このような音楽の聴き方をしていきたいものだ。

>>768
うまいことを仰る。
ただ、「言葉による具体的なイメージを介在しない」で「刺激的かつ、感動的」であるためには、
高度な作曲技法と音楽性を持つ作曲家の作品であることが必要不可欠だと思う。
この必要絶対条件を満たした(と私は考える)「協奏曲」は、吹奏楽曲の最高傑作のひとつではなかろうか?
770名無し行進曲:03/03/04 00:03 ID:0z/jAggs
とりあえずは、若年寄氏が早く「協奏曲」の
音源を入手することを願ってやまない。

気に入るといいなぁ。
771名無し行進曲:03/03/04 00:11 ID:UZn2Nefs
やっぱ水槽板の粋はsageスレにあるね(w

「時は」話題に参入。
平石の場合、自らライヒの影響を否定してないものの、
他のどのミニマル。作品とも異なる独自の世界を
作ってるところが偉大。単なる水槽の異色作品にとど
まらない、真にジャンルを越えて訴えかける作品ですな。
この10年の中の水槽作品の中では最も重要な作品の
一つだと思います。
772元 ◆oboePSFvnM :03/03/07 01:35 ID:NKnRE/fp
読み直すと、自分の日本語力の曖昧さに苦笑するしかなかったりするのだが、それはさておき

ABAオストワルド賞、サドラー賞、NBA作曲賞の権威や良識はいかがかな?

ちなみに、フサの「協奏曲」は、83年のサドラー賞を受賞しています。
773名無し行進曲:03/03/08 00:11 ID:W6cG7Y9U
受賞作を眺めてみるとまずまずのレベルのような気はする。該当なしの
年があるのも、ある程度の思慮分別があるということかしらん。

ネルソンの「パッサカリア」はトリプルクラウンだったね。これは名作。
774名無し行進曲:03/03/09 00:38 ID:886bUQfx
最高傑作を絞るのは難しいけど、プロコフィエフの「行進曲作品99」はノミネートされるべき作品だと思うが。
775元 ◆oboePSFvnM :03/03/09 02:02 ID:QNrHh7r3
国内の某HPには記載されてないけど、1999年のNBA作曲賞は
ドナルド・グランサムの「サザン・ハーモニー」だった。
2000年のABAオストワルド賞とのダブル受賞となる。

>>773
「パッサカリア」は名曲だね。
有無を言わさない見事な構成力だと思う。
だが、何故か好きになれないんだよなぁ。
高度すぎて私がついていけないのかもしれない。

>>774
掛け値なしに良い曲だと思う。
交響曲作曲家が書いたマーチの中では最高傑作かもしれないな。
あの求心力と息もつかせぬ展開、思いがけないオーケストレーションは大好きだ。

私はどうやら、高度な技法や「大曲」に無意識に囚われていたのかもしれない。
初心に戻らせてくれてありがとうございます。
776名無し行進曲:03/03/09 02:48 ID:CJ8xOjXp
すげぇ・・・しばらく見失っている間に良スレになってる!
後日,過去ログ読ませて頂きます。sage
777777:03/03/09 08:17 ID:bBKOqoj/
俺が777ゲット。
778名無し行進曲:03/03/09 17:19 ID:M3v+91AF
A.リードの第2、第3、第4交響曲
779名無し行進曲:03/03/12 23:16 ID:sV+cDCDP
元氏や若年寄氏のような方がいるから吹奏楽界はまだ持っているのです…。
780名無し行進曲:03/03/14 16:40 ID:jHhLCqSm
>>778
リードの第2交響曲は(最高かどうか分からないけど)傑作だと思うよ。
781元 ◆oboePSFvnM :03/03/14 20:57 ID:nLKap29J
リードが出たところで。
「春の猟犬」も傑作だと思う。
旋律の進行、和声の進行、対位法的処理、細かなパートの割り振り……
吹奏楽の楽器法を知り尽くしたリードならではの見事なスコアではないか!

「アルメニアン・ダンス」も名曲だが、調性関係に若干の不安定さが感じられる(つなぎの安易さ)。


>>779
私は一介のアマチュアオーボエ吹きにすぎません。
日本の吹奏楽を支えているのは、1万を超えるバンドと20万を超えるバンド・プレイヤーです。
大衆迎合的、教育的な曲でも、ある人にとっては傑作、名曲かもしれません。
このスレでは音楽的完成度の高い曲について論じており、私も参加しているわけですが、
実は、個人的には「バラの謝肉祭」「民話」「インヴィクタ」も傑作だと思っております。
もしかしたら、「民話」が最高傑作かな、と思うこともあるくらいです。

何を書いているんだか判らなくなってきた。
少し頭を冷やしてきます。
782名無し行進曲:03/03/14 23:36 ID:OfI7FAcK
元ネタはベートーベンのバイオリンソナタだけどね(w
>春の猟犬

http://www.asahi-net.or.jp/~uf5y-hsi/spring3.htm
783元 ◆oboePSFvnM :03/03/15 11:52 ID:g5UJSZQu
>>782
ベートーヴェンのヴァイオリンソナタ第5番「春」第3楽章スケルツォとは、
1小節間(「猟犬」では半小節に相当)の進行が装飾音まで含めて同じで、調性も同じ。
リードがモティーフとして用いたのは明らかです。
しかし、「春」が4分の3拍子で書かれているのに対し、「猟犬」は8分の6拍子。
モティーフを変化させ自己昇華することは、その作品の価値を些かも減ずるものではないと思う。
古来、引用はオーソドックスな手法ですからね。
ただ、スコアに一言くらい書いておいてくれてもいいのに、と思う次第。
784782:03/03/15 19:28 ID:WkX26f9l
法華経からの三つの啓示の第三楽章。
下敷きはヒンデミットの「ウエーバーの主題による交響的変容」
の行進曲だけど、作品の価値を減ずることないと思う。

リードの最高傑作の一つと言っても良いと思います。
日本の陽旋法の展開の手法もさることながら、その
精神性の深さにおいて。
785名無し行進曲:03/03/15 21:41 ID:3OYgXpeW
華麗なる舞曲
786名無し行進曲:03/03/15 22:07 ID:ZD2iwfpG
法華経は可哀想な曲やね、名前で相当イメージを悪くしてる
787名無し行進曲:03/03/15 23:02 ID:IZI4SGrT
4分33秒
788名無し行進曲:03/03/15 23:33 ID:GlvVuNj/
0分00秒
演奏不可能。
789名無し行進曲:03/03/16 00:34 ID:Mr1Uke+j
>>787
スェ○リンジェンなんかよりは良い曲だな
790名無し行進曲:03/03/16 00:37 ID:vN8l9K0K
そりゃそうだろ
791名無し行進曲:03/03/16 00:41 ID:1nnXsbe+
>>789
スェ?(w
どう発音するんだ
792ゆきみ:03/03/16 01:01 ID:CR3PU3IP
スウェアリンジェンじゃないんですか?
793782:03/03/16 02:06 ID:g8yQ6agR
>>788

ケージの0’00秒のことかい?
スコア?には「初演は僕がこれを書き留めた時」
と書いてあるぞ。「いつでもどこでも演奏されている」
といった意味のことも書かれてある。
794782:03/03/16 02:09 ID:g8yQ6agR
>>786

変にはったりめかしたタイトルのオリジナル曲
よかよっぽど誠実だと思うぞ。

ロータススートラと言えばむしろカコイイじゃん。
795若年寄 ◆UkY3O11mJ6 :03/03/16 02:14 ID:2mrifcbo
久々のカキコ。

>>771
古典系統でもなく、かといって不規則的な現代系統でもなく、
それでいて作曲家独特の味というのはなかなか出せないものでしょう。
20分という長い曲ながらも、色彩の移ろいや音色の温もりが、
その時間を感じさせないような仕上がりになっているのがいいと思われ。

氏のもう一つの吹奏楽曲「ウォーキング・イン・スペース」も是非聴いてみたい。

>>781
「春の猟犬」は、よく吹奏楽で見かける序曲とは一線を画した美しさがありますな。
6/8のリズムを巧く活かしたな躍動感や、その旋律を活かした形での
流れるような中間部は素晴らしい。

自分も吹奏楽の入門編として「バラの謝肉祭」などは佳曲と思っております。
傑作というのは様々な形で存在するもの。
こうやって多くの作品のことを様々な形で話し、それぞれの「最高傑作」を
選っていくのも良いのではないか、と思われます。

>>784
一度吹いたことがあり、その際に吹いていて「ほう」と思わず唸ってしまうような響きが
あったのにびっくりしたことを覚えている。前出の「春の猟犬」とはまた違った、
中盤での中音を軸とした厚みがある響きが、思わず吹きながら聴いていてゾクゾクしてしまう。
終盤の低・中・高音楽器のそれぞれの動きも面白い。「平和の悦び」というタイトルに
ふさわしき楽曲だと確かに思われる。
796名無し行進曲:03/03/16 02:19 ID:zVRNcKx4
ハンガリー民謡「くじゃく」による変奏曲
プログラムみると、結構やってるところ多かった。概出だったらスマソ。
797782:03/03/16 02:23 ID:g8yQ6agR
>>795
>ばらしゃに。

入門曲じゃなく定番曲、古典とか呼びたいと言って見る
テスト。入門っていう表現はあまりに水槽独自の事情露呈
してる気がしまして。

ばらしゃに&ポンセデレオンはむしろプロの手抜き無しの
しっかりした演奏が聴きたい。
798782:03/03/16 02:24 ID:g8yQ6agR
>>796

管弦楽曲でんがな。
799名無し行進曲:03/03/16 02:25 ID:icVJy/WI
>>796
管弦楽曲の編曲作品を挙げてはいけません。
800796:03/03/16 02:26 ID:zVRNcKx4
スマソ。編曲したやつだ。多分森田一浩
801782:03/03/16 02:30 ID:g8yQ6agR
>>800

気にすんな。オリジナル曲(この表現も好きではないけど)で
良い曲漁ってみてくれよ。

それと、演奏団体が多く定番レパとして定着してるって視点
の他に、前述の「時は〜」のように演奏機会がレアであっても
価値ある曲はランクインさせても良いと思うぞ。
802名無し行進曲:03/03/16 02:31 ID:cLNiKanV
>>797
同意。
ってか、プロだと面白い解釈聴けないかもしれないから、
北テキサス大やジョージア大などの実力あるアメリカの大学の演奏を聞いてみたい。
803782:03/03/16 02:33 ID:g8yQ6agR
>802

厨房曲と唾棄するにはもったいない美しさが
ある罠。
804若年寄 ◆UkY3O11mJ6 :03/03/16 02:37 ID:2mrifcbo
795訂正。
「平和の悦び」というタイトル→「平和の悦び」という楽章名

>>797
確かに古典曲ですな。吹奏楽に初めて触れる曲として「入門曲」と言ってしまいました。
冒頭からの密やかさや中盤以降の軽快さは彼の曲独特のものでしょう。
上のと合わせて吊ってきます。∧||∧

吊り間際にひとつ。
これは大変評価が分かれると思うのだが、バーンズの「交響曲第3番」を個人的に挙げたい。
氏の持つ現代音楽性やアメリカンらしい陽気さは終楽章以外ほとんど息を潜ませ、
それこそ氏が亡き娘に対して抱いていた悲しみや、過ぎゆく日常に対する苛立ち、
何もできない自分に対する怒りといったものが込められていると思う。
1楽章にどす黒く渦巻く感情、2楽章の焦りと苛立たしさ。
そして3楽章で、亡き娘への音楽を通じての語りかけ。
それらを踏まえた上での4楽章における、天や世界に向けての前向きな響き。
初めてライブで聴いたときには身震いがする思いだった。

吹奏楽のレギュレーションにとらわれず、ハープやピアノ、チェロといった特殊楽器を
ふんだんに使い、かつそれを浮くことなく響きに溶け込ませているのは、容易なでは
ないだろう。平易、と言われるかもしれないが、心に伝わるような曲として、ひとつ推しておきたい。
805782:03/03/16 02:45 ID:g8yQ6agR
>>804

釣りはいいけど吊らないでくだせえ。
毎日書いてよ。
806 :03/03/16 03:22 ID:c7hl4oF2
>>797
「ばらの謝肉祭」って、全曲通してシンバルが一切入ってないところが
素晴らしいと思う今日この頃(別にシンバルという楽器そのものが悪い
という意味ではない)。

むしろスネアとバスドラも排して<打楽器はティンパニのみにした演奏
を是非聴いてみたいと思う俺は逝ったほうがいいか??
807806 :03/03/16 03:24 ID:c7hl4oF2
あれ?訂正・・。
> むしろスネアとバスドラも排して<打楽器はティンパニのみにした演奏
                ↓
> むしろスネアとバスドラも排して、打楽器はティンパニのみにした演奏
808名無し行進曲:03/03/16 07:26 ID:BeTQMewG
>>797
プロではないんだけども、管楽合奏コンテストで関東第一/塩谷が
演奏してるのを聴いて、漏れのこの曲に対する評価が一変した。
ハッタリ無しの正統派の演奏で、曲の持つ魅力が十分に表現されていた。
録音出て無いのかなあ。。。


ちなみに漏れは「バラ肉」と略す。
809元 ◆oboePSFvnM :03/03/16 22:31 ID:a6Hp6CqL
>>804=若年寄氏
バーンズの3番。
とてつもなくきれいな曲で、構成力も申し分ない。
というより、ベートーヴェン以来の「苦悩からの勝利」という交響曲の王道をいった曲。
吹奏楽における交響曲という分野で、大きな一里塚となったと思う。
古典だと思って聴けば、ベタベタな部分もさほど気にはならない。

昔、吹奏楽のために書かれた交響曲(だっけ?)ってスレがありましたな。
奇妙な方向性を持っていて興味深かった。

さて、「法華経」と交響曲が出たとなると、
ジェイガーの交響曲第2番「三法印」が自ずと出てくる。
東洋趣味的な部分に私は違和感を感じるが、精神性の深さは特筆。
ジェイガーといえば、吹奏楽らしい「交響曲第1番」、
非常に優れた対位法を用いた「ダイヤモンド・ヴァリエーション」も捨てがたい。
810名無し行進曲:03/03/17 20:24 ID:sPY9+C+P
ジェイガーといえば「寺の礼拝で」(「Litany in Terra Pax」の邦訳なのですが、何かピンとこない…)を演奏したことがあるのですが、技術的に非常に平易でありながら一定の緊張を常に維持しなくてはならない手ごたえのある作品でした。
811名無し行進曲:03/03/20 18:19 ID:XiViNNKK
じっくり歌える曲
http://music2.2ch.net/test/read.cgi/suisou/999177973/

◆オリジナル作曲家(海外)総合スレ◆
http://music2.2ch.net/test/read.cgi/suisou/1001937211/

◇◇◇◇◇◇吹奏楽の名演奏◇◇◇◇◇◇
http://music2.2ch.net/test/read.cgi/suisou/1008598390/
812名無し行進曲:03/03/21 22:31 ID:qNZgzc+g
>>810
「in terra pax」って、「地に平和を」という意味の
ラテン語(ミサかなんかでも使われる)じゃなかったっけ?
「寺の礼拝」と訳した人って……
813若年寄 ◆UkY3O11mJ6 :03/03/22 13:03 ID:6Jf85L3o
「In terra pax」と聞くと、どうしても荻久保和明の混声合唱組曲を思い出してしまう。
「花をさがす少女」「地に平和を」は佳き曲だ。

と、スレ違いはここまでにして。

邦人作品として、名取吾朗氏が作曲された、吹奏楽のための詩曲「永訣の詩」を
挙げておきたい。不安げな響きの中から、トランペットによりけたたましく聞こえる
電話のベルの音。信じられないという思いと頭を駆けめぐる記憶。
「長兄を亡くした」というきっかけで書かれたこの曲だが、曲の隅々までそういった
悲しみと混乱が満ちあふれている。細やかなピアノの動きが焦燥感をかき立て、
ラストの大きな悲しみへと誘っていると感じられる。

名取氏の曲には「アトモスフィア」「黒のファンタジー」などの名曲が多いが、
音源はこの曲を除いて全て絶版(コンクール演奏は改編されすぎてて論外)というのが惜しい。
テーマも重く、取り上げられる機会も少なくなってしまったが、佳き曲のひとつとして
やはり取り上げておきたい。
814若年寄 ◆UkY3O11mJ6 :03/03/22 13:29 ID:6Jf85L3o
>>809(元氏)
確かに古典的な構成になっていると思いますな。
2番はアメリカンな雰囲気だったのが、3番は「いったいどうしたのか」と思えるほど
重厚な内容だったのでびっくりした覚えが。

ジェイガーの1番は、日本において吹奏楽のための交響曲が演奏され、
広まるきっかけになる曲だったかと。コンクールピースとして広まったが、
今なお佳きかなと思わせる作りかと思われ。

H.N.モミジネコ時代に「いい演奏がない」と躊躇していたが、この時期だからこそ
フサの「この地球を神と崇める」を挙げたい。地球に対しての敬虔な響きを持ち、
かつ世界中に渦巻いている不安が続々と渦巻いていくような第1楽章「崇拝」。
地球上の何もかもを破壊し尽くしていく、凶暴な響きを持つ第2楽章「破壊の悲劇」。
そして、破壊され尽くした地球の残骸や破片が宇宙空間を寂しく漂っていく様を
悲しみと重さに満ちあふれた響きを表した第3楽章「終章」。

1楽章での断続的な不協和音、2楽章での畳み掛けてくるような破壊的な
音の羅列。終楽章での消えゆくようなつぶやきとシロフォン……聴く度に、
心が締め付けられるような、そんな気持ちにさせられる。
特に、ラストのシロフォンは、ただ一つ残っていた花のかけらが、宇宙の塵として
消えてしまっていくような、そんな悲しみに満ちている感じがした。

仕事場において、昨晩のイラク攻撃を徹夜で見ていたのだが、あのキノコ雲を
見た瞬間、この曲を思い出してしまった。フサ氏は「こんなことが起こらないように」
という想いを込めて書いたそうだが、果たして氏はこの世界情勢を見て、
どんな想いでいるのだろうか……

2曲続けて重い曲で、正直すまん。
815元 ◆oboePSFvnM :03/03/23 12:10 ID:8iARaVUv
>>814=若年寄氏
もう、あのセンス溢れるAAは使わないんですか?(笑)

「この地球」全曲版のCDは、
WMC1985のKoninklijke Harmonie Oefening en Uitspanning, Beek en Conk
WASBE1995のからす川
WMC2001ウィニングコンサートのアルティスティカ
アーカンサス州立大
イサカ大
の5枚を所有しているが、最初に聴いたWMC1985が未だに私のベスト盤。
ただ、ライヴ収録のため、録音がイマイチ。
自作自演のアーカンサス州立大は壮絶だが、技術的に不満が残る。
LPでも数枚あったと記憶しているが、実家においてきてしまったので詳細は判らない。
オケ版よりも吹奏楽版の方が好きですね。

曲調が激しいからといって、音を乱暴に演奏するのは頂けない。
2楽章ばかり練習しただろ!って演奏も不満。

思いっきりスレ違い、申し訳ない。
次からは悔い改めます。
816元 ◆oboePSFvnM :03/03/29 01:27 ID:1dwp6+bG
保守もかねて。

柳田孝義「協奏的タブロー」
叙情的でありながら、保科氏よりストイックでシリアスな作風を貫く柳田氏の傑作。
氏の作品は弦四や合唱曲の方が優れているとは思うが、あの時代の吹奏楽曲の中では特筆すべき音楽性を持っている。
国内より海外での演奏が盛んだというのも、うなずける話。


>>813=若年寄氏
名取氏のスコアは、教材となりうるほどの完成度を持っていると思う。
あれほど美しい吹奏楽スコアは珍しい。
偉大なる先哲を称えて、陸中音で録音してくれないものか。
817若年寄 ◆UkY3O11mJ6 :03/03/29 15:41 ID:OP2jY/qk
祖母が突然亡くなる一週間前に「永訣の詩」を紹介したのも、何かの巡り合わせだったのだろうか。
電話のベルが鳴り、それを取ったのも自分だった。

>>815(元氏)
名演の紹介有り難く思います。
「破壊の悲劇」は乱暴ではなく、悲壮な楽章だと思われるので、
ただ暴力的なのではいい演奏になりませんな。

「協奏的タブロー」は、「時は時の向こうにある」とともに、
「吹楽」で広く名が知られた曲だと思われ。しっかりと練られたオーケストレーションで、
確かに抒情的ながらも現実的な曲だと感じた。

名取氏の演奏は是非とも復活させてほしいところ。
もちろん、オリジナルの楽譜で。Euph.で電話のベルだけは勘弁。

さて、またシリアス作品だが、2作品目となるメシアンの曲を挙げたいと思う。
管楽曲として作曲された「されば我、死者の蘇るを待ち望む」。
低音群を中心とした造りで、色彩感豊かに、また熱狂的に仕上げている。
特に4楽章は複雑ながらも、上行して継続されていくセンセロスの連打や、
三位一体を模した3台のゴングの連打は心に重く響く。
また金管・木管・打楽器、低音、中音、高音とそれぞれのオーケストレーションが
入り組んでいながらも、一つにまとまっていく様は圧巻。
818名無し行進曲:03/03/29 15:47 ID:Rr0qBIH0
http://www.pink-angel.jp/betu/linkvp2/linkvp.html
        ★みんなの情報局★
819名無し行進曲:03/03/29 15:51 ID:9GwAuxeE
>817
問題は、メシアンの作品群の中での位置づけですよなぁ。
吹奏楽には貴重な、大作曲家の作品であることは認めるにしても・・・・

正直、「トゥーランガリラ」や「世の終わり」、「まなざし」
といった傑作の前ではいささか霞んでみえまする。
820名無し行進曲:03/03/29 20:22 ID:JB0PxczZ
亀で申し訳ないですが、バーンズの三番に激しく同意です。
一、二楽章で現代チックに攻めたあとの、三楽章の美しいこと…!!
三楽章から語法を変えているのも、単一だけではちょっとかっこいいだけの、
ありふれた曲となってしまったであろう四楽章を猛烈に引き立てていますね。
白眉はやはり三楽章でしょうが、四楽章はあえて現代語法を抑えたのも感動的にさせる秘訣ではないでしょうか。

これだけではナニなので、一曲挙げたいと思います。
厨的と思われるかもしれませんが、ライニキーの「Fate of the Gods」(「神々の運命」という訳も見かけました)。
英語のライナーノートをいい加減に訳しただけなので不確かですが、北欧神話の「ラグナロク」を描いた曲のようです。
曲の途中、虹の橋の番人であるヘイムダルがラグナロクのとき吹き鳴らすと言われている角笛を模したような部分があり、
前からそうじゃないかと疑っていたのですが(北欧神話、好きなんです)。
いわゆる「スクールバンド向け」の曲ですが、構成にもあまり無理はないですし(動機の展開はもっと引っ張れるかも…)。
ありがちなA−B−A形式とはちょっと違っているところも耳をひきつける要素でしょうか。
なんにせよ、ドラマティックで、聞きやすい佳曲だと思います。
821名無し行進曲:03/03/29 22:45 ID:8d1sdOkh
>>820
ライニキーは「キルケニー狂詩曲」もおもしろい曲だよな。最後が泣かせる。
でも、最高ケサークとは違うのでスレ違いsage
822名無し行進曲:03/03/29 22:46 ID:AWLPtYBy
さがんなかった。スマソ
823名無し行進曲:03/03/29 22:56 ID:OmNEBZ4D
>>821
「キルケニー狂詩曲」って ケース=フラク作曲じゃなかったっけ?
824名無し行進曲:03/03/29 22:58 ID:z7UEivNa
>>823
今、リストで確認した。
おっしゃるとおりです。
お詫びして訂正します。
825元 ◆oboePSFvnM :03/03/30 09:04 ID:ctyCLi1s
>>817=若年寄氏
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
若年寄殿もあまりお気を落とされませぬよう。

メシアンについてのノートを少々。
正確にタイトルを翻訳すると、「〜死者たちの〜」となります。
戦死者を弔う曲を、と依頼されたことから、このタイトルとなったのだろう。
一般的にこのようなタイトルだと、キリストの復活を望むと解釈されがちなので、
邦題でも複数形で表記する方が的確かと思われる。
また、教会での演奏を想定して書かれた曲なので、
極端に残響のある無指向性の音響空間で聴くべき(私もそのような演奏は未聴だが)。
即ち、終楽章のゴングの連打は、あたかもドローンの如く響くのであろう。

>>819
「トゥーランガリラ」と比べるのは酷な話でしょう。
826名無し行進曲:03/03/30 13:47 ID:8vXmfx7I
>>825
委嘱のきっかけはたしかに戦没者慰霊だったけど、
このタイトルはミサ固有文の一節(クレドの末尾)
そのままを引用しているのだし、メシアンが敬虔な
キリスト教徒だったことからも、タイトルは聖書の
日本語訳をあてるべきではないかと思うのだが、
いかがでしょう?教会での演奏想定なら、なおさら。
827元 ◆oboePSFvnM :03/03/30 17:19 ID:wksQl1Ss
>>826
この曲のタイトルは「Et Exspecto Ressurectionem Mortuorum」ですね。
これはラテン語ですが、「mortuorum」は「亡者」の複数形属格変化です。
語学の授業的に直訳すれば、「私は亡くなった方々の復活を待ちます」となります。

その原典は、というと、
 「Et unam sanctam catholicam et apostolicam ecclesiam.
  Confiteor unum baptisma in remissionem peccatorum.  
  Et exspecto ressurectionem mortuorum Et vitam venturi saeculi Amen.」

一般的な翻訳は、
 「我は一・聖・公・使徒継承の教会を信じ、
  罪のゆるしのためなる唯一の洗礼をみとめ、
  死者のよみがえりと、来世の命とを待ち望む。アーメン。」

翻訳の時点で既に曖昧なことになっています。
私は別に、単数形でも複数形でも構わないのだが、
私のような初級ラテン語しか解さない人間でも疑問に思うような翻訳はいかがなものかと。

また、作曲者が教徒であり教会での演奏想定だから固有文で、というのは些か乱暴な発想では?
J.S.バッハの「マシュー・パッション」すら、聖書の読み上げではありませんよ。
828若年寄 ◆UkY3O11mJ6 :03/04/05 11:03 ID:Fbisaye5
>>819
さすがに「トゥーランガリラ」「四重奏曲」はもう別格かと。
管楽曲としてはまたとない名作ということで。

>>されば我…
この曲の翻訳にはいろいろあるようで……うーん、難しいんやなぁ。

さて、新しい曲の紹介を。
ギリングハム作曲の「主よ、我を導き給え」。
この曲は氏の得意としている現代的な曲調とは違い、抒情的、かつ豊かなハーモニーが
満ちあふれた曲になっている。特に中低音と木管群の書き方は素晴らしい。
暖かみにあふれる和音構成に、天から降ってくる陽射しのような、優しげな
木管群の呼びかけ。そしてユーフォニウムとホルンとの応答からの、抒情的な
フルート・ソロは心に染みるように伝わってくる旋律になっている。
低音や中音の豊かな部分と、木管中心の薄い部分との手法の対比は美麗。
ギリングハムは中低音をを多く使う手法をよくとっているが、こういった抒情的な
曲には特にプラスに作用したのではないかと思う。
829若年寄 ◆UkY3O11mJ6 :03/04/05 11:24 ID:Fbisaye5
そして、以前紹介した曲だが、さらっと流す程度だったので改めて紹介。
O.リード作曲の「メキシコの祭り(メキシコ民謡の主題による交響曲)」。

まず、やはり「民謡」という、一見扱いやすそうで、実は扱いにくい題材を綺麗に、
かつ奔放に仕上げている点が素晴らしい。コテコテになるか、印象が無く終わらせて
しまうか、もしくは「吹奏楽」という編成を活かしきれないかのどれかになりやすい
題材だが、1楽章終盤のアステカ舞曲のダイナミックな造りや、3楽章に使われている
陽気なマリアッチは、しっかりと吹奏楽という編成を活かした上で書かれている。
聴いていて思わずワクワクしてしまうほど、メキシコという地をイメージさせるような
陽気さが滲み出ている。
3楽章ラストの、アステカの燦々とした太陽の輝きを受けて、人々が活き活きと生活
しているような活発なフィナーレも、この曲を締めくくるのにふさわしいのではないだろうか。

また、それらと対比した2楽章「ミサ」の荘厳さは、お互いをよく引き立てあっていると思う。
1楽章冒頭の鐘の音を教会の音と見立て、まるでステンドグラスから淡い光が射し込んで
くるかのような、中低音とフルート・クラリネットの神秘的な響き。
トランペット・トロンボーンが力強く歌い上げる賛美歌は、シンプルながらも説得力
あふれる素晴らしい旋律になっている。朗々と響くホルンのソロに導かれる結末の
静けさも、心に響く。

最近日本ではあまり演奏される機会がないが、佳く書かれた描写音楽の一つとして、
やはり挙げておきたい。
830元 ◆oboePSFvnM :03/04/06 01:40 ID:D71vsABc
ギリングハムは「With Heart and Voice」(違ったか?)も調性やメロディのはっきりした曲ですな。
一度生で聴いただけなので記憶が曖昧だが、細かな書き込みと重量感のある和声が良かった。
「主よ」は未聴です。
O.リードというとこの一曲しか知らないし、オケ版も未聴なのだが、寡作な人だったのかしらん?
「メキシコ」は大袈裟な畳掛けに辟易していたが、最近「こーゆーのもアリかな」と。
最後のどんちゃん騒ぎは一度演奏してみたい。
後世に残したい一曲に必ず入るのに、ほとんど演奏されないですな。
831元 ◆oboePSFvnM :03/04/06 02:28 ID:D71vsABc
私からも数曲。

マーク・キャンプハウス「すべてのこと」
散々使われてきた、かの聖アントニーのコラールをモティーフにした曲。
ブラームスの「ハイドン・ヴァリエーション」やヒルの「セント・アンソニー・ヴァリエーション」が
主題をそのまま使っているのに対して、この曲は執拗に断片を繰り返す。
いつまでたってもカタルシスに浸ることができず、悶々とフラストレーションが溜まっていったが、
その時点でキャンプハウスの術中にはまってしまっていたのだろう。
いわゆるゲンダイオンガクの入門として適しているかもしれない。
(これを前衛と言ったら、前衛スレから石が飛んできそうだが)

兼田敏「パッサカリア」
ちょっと初心に戻る。
中学生でもしっかり練習すれば演奏可能なグレードでありながら、
音楽のエッセンスが「これでもか!」というくらいつまっている。
明確な調性があるが、主題は異なる12音の音列でできている上に、
パッサカリアという形式を自由に使いこなした感がある。
あるプロのオケマンがこの曲を「奇跡」と評していたが、その言葉にも頷ける。

諏訪雅彦「ウィナーズ」
賛否両論あるだろうが、邦人コンサートマーチの中では屈指の傑作。
頻繁にテンポと調性が変化し、それによって緊張感が持続している気がする。
堂々たる主題が流れるが、それを支える和声は
7th、9th(しかも転回形)に向かい続けるため、初期のヴァーグナーの如き荘厳さが生まれている。
オーケストレーションに若干の疑問はあるが、課題曲という性質上仕方がないのかもしれない。
いずれ、原典版なり改訂版なりが出版されることを望む。
ちなみに、過去の課題曲コンサート・マーチで白眉だと思う曲は
「カタロニアの栄光」「フューチュリズム」「クロス・バイ・マーチ」。
(三善氏の作品群の中では駄作なのでしょうが)
832名無し行進曲:03/04/06 03:30 ID:W26IaYft
>>831
諏訪雅彦「ウィナーズ」(・∀・)イイ! ですねぇ。
最初課題曲聴かされたときに、久しぶりにぞくぞくっと来ましたよ!
モチーフの展開の仕方なども巧みだし、ハーモニー感覚も非常に洗練されて良い。
まあ、玉にきずなのがオーケストレーションだが、
これはオケしか書いたことのない人が初めて水槽を書いたときに誰もがくぐる試練だろうね。
元々はもう少し長かったものを縮めたと言っていたが、
もしかしたらエンディングの部分かな?
一瞬Ges Durに行ってもう一展開あるかなと思いきや
ちょっと唐突気味の終わり方の感も否めないので・・
この人の他の作品も聴いてみたいな。
833名無し行進曲:03/04/06 09:57 ID:CiDEELIe
>>829
揚げ足をとるようで恐縮ですが、
「賛美歌」ではなくて「聖歌」ですね。

「ミサ」の旋律、木管に重なってる
マリンバがなんとも味わい深い。


834名無し行進曲:03/04/06 20:22 ID:2FFJhm0F
呪文と踊り(チャンス
835名無し行進曲:03/04/06 23:45 ID:vKrWcSpA
「主よ、私を導きたまえ」俺も素晴らしいと思います。
あの暖かみに溢れた旋律聴いて涙が出そうになった事があったなぁ…

「ウィズ・ハート・アンド・ヴォイス」は未聴ですが、良い音源があれば是非聴いてみたいです。
836名無し行進曲:03/04/06 23:55 ID:HlppUCEp
やっぱりホルストかなぁ?
惑星の中でも「木星」とか(今・・変換したら「木製」ってでてきた!)
吹奏楽のための第1組曲? 等が好き。
837名無し行進曲:03/04/07 00:17 ID:KWjBhtST
聖歌と賛美歌の違いをご存知の方がいらっ
しゃったら教えて下さいです。。。
838若年寄 ◆UkY3O11mJ6 :03/04/07 00:23 ID:L05gYpb0
>>元氏
>「メキシコ」は大袈裟な畳掛けに辟易していたが
 まあメキシコっていうお国柄からしてこういう感じですからw

>「すべてのこと」
 以前この曲を挙げさせていただきましたが、確かに素晴らしい曲ですな。
 聖アンの断片が密やかに、また大胆に使われていく部分は圧巻。
 最後の最後、サックスを始めとしたアンサンブルで全貌が見えた部分では、
 題名の「全ての真実」が顕れるような感じで美しかった。

>「パッサカリア」
 この曲は邦人吹奏楽の古典作品(石投げられそうですが)として、
 吹奏楽史に刻むべき一曲かと。冒頭からフィナーレまで聴き、また吹いたとき、
 その冒頭の主題が最後で出てきたときには鳥肌が立った。
 シンプルながらも、美しく、そして大きな作品だと思う。

「ウィナーズ」は未聴。最近新しい演奏からは離れてるもので。

>>833
 ∧||∧ スマソ。鬱だSNOW。
839名無し行進曲:03/04/07 00:32 ID:j/OzBIEo
バーンズの「シンフォニックオーバーチュア」と同じくバーンズで「サードシンフォニーだな。泣ける。
840名無し行進曲:03/04/07 00:35 ID:iWlAspHn
>>837
聖歌はカトリック。
賛美歌はプロテスタント。

中にはだぶっている曲もありますが、
基本的には全く違う曲で構成されています。

また、聖歌はグレゴリアンチャントの流れを汲むためか
単旋律に教会旋法和声の伴奏がつく曲が殆どですが(日本人が
作ったミサ曲として故高田三郎氏の作品も現在は実際ミサで使用
されている)
賛美歌は基本的には四声体によるコラール形式で書かれています。
バッハのコラールなどもこの中に含まれます。
841837:03/04/07 00:39 ID:KWjBhtST
>>840
ありがとうごさいまつ。
スレ違いな質問ですみませんでした。
842名無し行進曲:03/04/07 00:47 ID:WYRSwNi/
そういや、吹奏楽作品のタイトルでよく「聖歌」がつくのを見かけるけど、
原題はどうなってるんだろうか。
843 :03/04/07 00:48 ID:Ap/b2aYn
>>838
> この曲は邦人吹奏楽の古典作品(石投げられそうですが)

いや、別に石を投げるってことはないよ。邦人作品としては古典に
近い位置付けであるのは確かだから(邦人作品としては、ね)。
コンクールの課題曲も、せめて毎年1曲くらいはこれだけのクオリティを
保った曲を残して欲しいな。
844 :03/04/07 00:53 ID:Ap/b2aYn
>>842
マクベスの「聖歌と祭り」の原題は確か、"Chant and Jubillo"
"Chant"とは下記のような意味があるらしい。

1 歌,唱歌;(鳥の)さえずり.
2 典礼聖歌;詠唱,歌唱;単調な旋律[歌,話し方].
3 シュプレヒコール.

Progressive English-Japanese Dictionary, Third edition
Shogakukan 1980,1987,1998/プログレッシブ英和中辞典
第3版 ゥ小学館 1980,1987,1998
845若年寄 ◆UkY3O11mJ6 :03/04/07 00:55 ID:L05gYpb0
さて、以前紹介したのをもう一作、改めて紹介したい。

夏田鐘甲作曲の「吹奏楽のためのファンタジー」。
N響の「木挽歌」目当てで買ったCDの中に入っていたのだが、
流して聴いていた中で冒頭からはっとするものがあり、消えゆく終曲まで聴いたとき、
思わず涙が滲んでしまった。

流れるように、ゆったりと穏やかな旋律。
故郷を想うように歌い上げるサックスのソロ。
力強い大地のような、打楽器アンサンブル。
そして、雄大な空を、故郷に向かって往くようなクライマックス。
シンプルだが、それがこの曲に込められた郷愁を引き立たせているのかもしれない。
作曲者の夏田氏は韓国出身とのことだが、韓国の旋法と日本の旋法を、
巧い具合に織り込んでいると思う。

ソウルウインドの演奏も聴いたことがあるのだが、日本の楽団との解釈の違いが
とても面白かった。シンプルながらも、様々な内容が詰まった名曲。
846元 ◆oboePSFvnM :03/04/08 00:18 ID:gwiKG0pO
>>835
ギリングハム「ウィズ・ハート・アンド・ヴォイス」は、
4月16日に発売予定の昭和音大W.S.のライヴ盤に収録される。
ライヴのため傷はあるかもしれないが、私は期待しています。

ついでに、5月24日には東京佼成のライヴで
グレインジャー「ローマの権力とキリスト教徒の心」が出る。
これも録音が少ない曲なのでうれしい限り。

とりあえず明日本番なので私はもう寝るです。
847835:03/04/08 19:44 ID:vDr/44Xy
>>846=元氏

どーもありがとうございます。ギリングハムは大好きなので発売日が待ちどおしいです。

最近、シュワントナー「静められた夜に…」がマイブームです。あの透明感に溢れた美しさは、
ウィンドアンサンブルという演奏形態だからこそ出せるものだなぁと思う次第。

『吹奏楽』である事の必然性を持った傑作の一つだと思います。

…なんか拙い文章になってしまった。スマソ
848名無し行進曲:03/04/08 20:19 ID:n1/VQQO+
ホルジンガー、「春になって王達が戦いに出るに及んで」これは傑作!しかもかっこいい!フサのプラハやシュワントナーの山も最高!
849名無し行進曲:03/04/08 21:16 ID:gBUVU7tN
春王か…終始強烈なテンションが続くので私はあまり好きではないな。
演奏したら楽しいかもしれんが。

メリロの最新アルバムを期待せずに買ってみたところ、一曲目がブッ飛んだ難度だった。
曲名は「In a Cause Called "Glorious"。
スコアが大変見てみたい。こんな曲誰が演奏できるのだろうか?プロでもシビアだぞ、これ。
という感じの曲。
ちょっと本来の趣旨と違うが最高難度の曲、というのも面白いかと思ったので一曲挙げてみた。
スレ違いsage。
850若年寄 ◆UkY3O11mJ6 :03/04/09 02:01 ID:uUam167x
>847
「静められた夜に…」は、完全に楽器のみの演奏という点で、
さらにせせらぎのような、また怒濤のような和音の流れを感じられる点で、
「山」や「ミレニアム」以上の作品だと思われ。

ピアノと管楽器の調和されたオーケストレーションも素晴らしく、
中音楽器によるメロディーも神秘的で良い。
何より表現しづらい「夜」という彩りを巧く楽譜に散りばめている。

この曲が管楽曲として創られたのは、
「夜」に生きる物たちの息づかいを表現するため、というのは言い過ぎだろうか。

>849
強烈なテンションというより、どうも勢いだけに感じられてしまうのが残念。
ホルジンガーの作品では「バレエ・サクラ」のほうが美麗さもスケールも大きく、
確かに難易度は高いが内容も充実していると思われる。
中間部・結尾における聖歌の部分と、前半・クライマックスの激しい舞曲との
対比はよく作られている。

コンクールピースでない分、あまり知られていないのが残念。
851名無し行進曲:03/04/09 02:09 ID:F+qWbPDn
春王はほとんどが無駄音で構成されており、うわっつらの効果を
狙ったハッタリ音楽。装飾をはげば実に陳腐な着想から成り立っ
てるのが分かる。同類項として、R.スミスの大半の曲があげられる。
852名無し行進曲:03/04/09 02:12 ID:F+qWbPDn
「静められた夜に…」を聴くヒマがあったら
シェーンベルクの「清められた夜」を聴けと
言って見るテスト。
853名無し行進曲:03/04/09 02:15 ID:F+qWbPDn
>>846

CHANDOS以外で入手出来るCDありますっけか?
>クリスチャンズハート
854名無し行進曲:03/04/09 02:23 ID:R+bU35Iw
ダラス・ウィンド・シンフォニーの盤に入っていなかったか?
オルガンと吹奏楽との取り合わせ。
855名無し行進曲:03/04/09 02:26 ID:F+qWbPDn
856名無し行進曲:03/04/09 19:07 ID:DB0neXgQ
『4分33秒』

と言ってみるテスト
857名無し行進曲:03/04/09 19:08 ID:D9ExH1j9
大人の出逢いから ピュアな出逢いまで・・・。
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858元 ◆oboePSFvnM :03/04/09 19:41 ID:0I6QHKNH
収拾がつかなくなってきたような気配が……

「ファンタジー」は、フレーズ感や旋法を相当整理しないと、退屈な曲にしか聴こえない。
佳作であることは事実だが、もう少し音を整理したスコア構成ができたのではないか?

「夜」は粋な曲ですな。
すべてが洗練されていて、吹奏楽オーケストレーションの極地といった感がある。
純米大吟醸のような味わい。

「浄夜」の美しさは「夜」とは別物のような気がします。
私には、若年寄氏のような巧みな比喩を使う技はないので、
言葉で説明するのが大変困難なのですが……。
「浄夜」が無限の奥行きを感じるのに対して、「夜」は横方向への広がりを感じるというか。
自分の言葉がよくわからんが、なんにせよいずれの曲も傑作ですな。

>>856
「4分33秒」のスコアを熟読し、吹奏楽曲だと確信したら、またおいで下さい。
既出の煽りネタはカコワルイですよ。
859名無し行進曲:03/04/09 20:15 ID:RAcXxgwl
>>849
メリロのサイトにスコアうpしてあるぞい。
てか、メリロの曲全部。「武蔵」のスコアも。

ttp://www.stormworld.com/index1.html

スレ違いsage。



860名無し行進曲:03/04/09 20:38 ID:F+qWbPDn
>>856

そりゃピアノ曲。
厳密には他の編成での演奏が許されているので
水槽でやったっていいんだけど、少なくとも
吹奏楽曲ではねえべ。
861名無し行進曲:03/04/09 20:41 ID:kvZzKJ1o
「春王」はなぁ・・・・中途半端かな

ホルジンガーって分かりやすい調性音楽の方がいいような気がする。
「シンフォニア=ヴォーチ」とか「スクーティン・・・」みたいな。
862元 ◆oboePSFvnM :03/04/09 23:36 ID:0I6QHKNH
次はネリベル!と思っていたのだが、
どれを選ぶかで悩んでしまった。

「交響的断章」「2つの交響的断章」「プレリュードとフーガ」「トリティコ」「アンティフォナーレ」
「シンフォニック・レクエム」「復活のシンフォニア」「コルシカ島の祈り」「アパッショナート」
とまぁ曲は結構思いつくが、果たして最高傑作はどれだろう。
曲の構成や求心力という意味で、「断章」を挙げようかな。
「コルシカ」の美しさも捨てがたいんだよなぁ。
863名無し行進曲:03/04/10 00:13 ID:SzVWiUC4
>862
やっぱり「断章シングル」につきますね。
音楽のアグレッシブさとテクスチュアの多彩さ、
それでいて理知的な作曲のされ方、傑作に値すると思います。

「ダブル」の方は、やや旋律線に比重が置かれており、
(もちろん、動機へのこだわりは相変わらずだけど)
シングルに比べて角がとれて分かりやすい音楽に
なりすぎているように感じます。
864元 ◆oboePSFvnM :03/04/10 02:13 ID:LqlpzWar
>>863
う〜ん。
別に分かりやすい音楽が傑作にならないとは思わんのですよ。
そんなつもりで書いたのではないかもしれませんが。

やはり「シングル」ですかねぇ。
終わり方をもう少し工夫して欲しかった気もするが、
何時間読んでいても飽きないスコアの緻密さは絶品(ある意味尋常じゃないよ、あのスコアは……)。

この曲に限らず、ネリベルは良い録音が極端に少ないのに閉口する。
と思ってCDを漁っていたら、「世の終わりへの行列」(行進の方が良いですかな?)が出てきた。
どこの録音か書いていないが、これが遺作なんですよね。
ちと感慨。
865元 ◆oboePSFvnM :03/04/10 02:18 ID:LqlpzWar
IDが戦争とは……。
このご時世に嫌になる。

当分の間逝ってきます。
866名無し行進曲:03/04/10 23:09 ID:2WvH4C3p
>>864
別に旋律否定主義者ってわけではありませんので(w

>何時間読んでいても飽きないスコアの緻密さは絶品

そうそう。読み応えありますね。一時期ハマりました。
何箇所か疑問点があったので、過去にネリベルスレで
指摘してみたものの、スルーされますた(w
   ↓
http://music2.2ch.net/test/read.cgi/suisou/987521568/274-275

>>865
戻ってきてくださいよぅ。
867元 ◆oboePSFvnM :03/04/11 19:10 ID:iU0N2GY1
じゃ、ちょっとだけ(ネタも入ったし)。

バーンズの4番の録音が届いた。
吹奏楽オリジナル曲ではないが、これは良いかも。
「ダフニス」の夜明けのような構成の1楽章、「熊蜂は飛ぶ」を意識したと思われる2楽章、バーンズ節炸裂の3楽章。
決して最高傑作とは言えないが、楽譜も出版されたことだし、多くのバンドで演奏されてもらいたい。
グレード5の中でも難しい部類に入ると思うけど。
868名無し行進曲:03/04/16 20:31 ID:oqC4E7pO
交響詩「モンタニャールの詩」が好き。(ガイシュツだったらスマソ
最高傑作・・・か。
人によってはなりうる曲だと思われ。
869 :03/04/16 21:31 ID:T7hPcvCU
>>864
> 終わり方をもう少し工夫して欲しかった気もするが

やっぱり人それぞれなんですね、私はあのエンディングは大好きですよ。
終盤になって執拗な音の反復があってテンションが上がりまくったところで、
ダーッ!と一気に雪崩れ込む感じがタマランです。あと、この曲は中間部の
マリンバの伴奏もイイですね。このマリンバパートを演奏した知人によると
「一度やったら一生忘れない!」そうです。

ネリベルといえば、「最高傑作」とまでは言わないけど「フェスティーボ」も
大好きですね。どちらかというと初級バンド向けのレパートリーとして知られて
いるようですが、実力があるバンドのコンサートピースとしても十分通用すると
思います。大阪府音の録音が東芝EMIから今も発売されていると思いますが、個人
的には大昔(昭和40年代?)のヤマハ浜松の演奏による快速バージョンがイチオシ
ですね(勿論、大阪府音の標準的な演奏も好きですが)。
870名無し行進曲:03/04/16 22:10 ID:AFVvzuUL
>869
マリンバじゃなくてシロフォンじゃなかった?
あと、伴奏というよりオブリガートか。

フェスティーボはシンプルな作りながらか佳曲だね。
初級バンドにとっては、後半の金管はかなりキツイと
思うけど。
871名無し行進曲:03/04/16 22:58 ID:5xcrs/31
アンティフォナーレって良くない?
お勧めの音源ないですか?
872869 :03/04/16 23:10 ID:T7hPcvCU
>>870
そういやシロフォンだった・・・・。思えば、前述の演奏経験者にも「あのマリンバ
大変だろ?」と言って「いや、あれはシロフォン・・」と返されたことが(w

「フェスティーボ」がなぜTKWOの作品集に収録されなかったのか、佼成出版社の担当を
小一時間・・・・・・・(ry
873若年寄 ◆UkY3O11mJ6 :03/04/17 02:26 ID:Z9ZBVL8U
「フェスティーボ」、家政学園中の爆速テンポでワロタ。
中1のアタマで演奏したけど、この曲は初心者には結構キツいかもしれず。
途中で楽譜を見失ったこと幾度……でも、シンプルでしっかりまとめられた佳曲かと。

「交響的断章」は、綱渡りのような張りつめた緊迫感が良い。
ヒステリックな木管と、直線的な金管のぶつかり合いは曲に硬質的な雰囲気を与えて、
吹く側にも聴く側にも奇妙な高揚感を与える。ラストの重厚かつ倒れかかってくるような
圧倒感は、楽器の特性と構成をしっかりと考えないと出せない物だと思う。

そして今回も一曲。
厳密にはオリジナルではないのだが、故・兼田敏の「わらべ唄」。
1楽章は金管のみ、2楽章は木管のみ、3楽章で全合奏と、
なかなか面白い構成になっている。題材になっている童歌も
「あんたがたどこさ」「子守唄」「山寺の和尚さん」と、親しみやすいものばかり。
また、音符の配置も薄すぎず、厚すぎずとよく考えられている。
日本人の「心」をしっかりと曲に織り込み、かつ遊び心も満載の曲かと。
民謡を題材にした作品によく見受けられるあざとさや贅肉も無く、素直な構成がまた良い。

「親しみやすく、また心に届く作品」というのも名曲の一つ哉と、最近思うに至り。
874山崎渉:03/04/17 15:06 ID:yIYuxqrc
(^^)
875名無し行進曲:03/04/17 20:29 ID:N+Z0feKL
ネリベル作品集みたいのってありますか?

フェスティーボいいですね。俺も中1のコンクールでやりました。
4拍子なのに拍がずれ込む。
876名無し行進曲:03/04/17 20:43 ID:KTtDd7zF
国内盤なら東京佼成のものがある。

輸入盤で「作品集」といえるのはあったかな・・・?
877 :03/04/17 20:50 ID:yiw9458Q
>>875
現在でも市販されているのは下記の2枚かな。
収録曲目はそれぞれのURLを覗いてみてくれ。

「復活のシンフォニア」F.フェネル/東京佼成ウインドオーケストラ
http://www.tkwo.jp/CD-Data/kaisha/KOCD/3577.html

「ウインド・スタンダーズ〜吹奏楽名曲コレクション〜
 Vol.2 マクベス&ネリベル・コレクション」
D・ハンスバーガー他/イーストマンウィンド・アンサンブル他
http://www.toshiba-emi.co.jp/brass/ws/ws2.htm
878875:03/04/17 21:07 ID:N+Z0feKL
>>877
どうもありがあとうございます。
アンティフォナーレも入ってる!断章も。
フェスティーボはあれだけ単純なのに名曲って凄いよ。まったく。

俺、ヤン・ヴァン=デル=ローストのモンタニャールの詩を
上のほうで挙げたが、反響なくて鬱。
俺の中ではトップを争う作品。
それと彼のハンガリー交響曲聴いた人います。ちょっと聴いてみたい。
879山崎渉:03/04/20 02:57 ID:HJMEgWFO
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
880山崎渉:03/04/20 06:52 ID:YjN874+r
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
881元 ◆oboePSFvnM :03/04/20 10:44 ID:UVrM3iM3
私情を抑えて、とはいっても、どうしても好き嫌いは入ってしまうものなのでご容赦頂きたいが、

ヴァンデルローストの作品は現代の感覚にマッチした聴きやすい曲ではあるが、
何よりオーケストレーションがイマイチ。
近年の大作になって多少改善はされてきたが、
初期の曲は木管の書法がなっていない。
メロディ・メーカーとしては素晴らしいかもしれないが、曲としての完成度が高いとは思えないなぁ。
「シンフォニア・ハンガリカ」は数枚持っており、ライヴでも聴いたが、ヴァンデルローストらしさに溢れた曲。
叫んだり大量の打楽器を使ったりと忙しそうな曲です。
主題はちょっと現代的かな。
882名無し行進曲:03/04/22 20:57 ID:WfehLG/P
>>881
詳しくどうもです。
ハンガリーはローストらしさに溢れてますか。
主題が現代っぽいのは好きなんで、聴いてみたいです。

オーケストレーションは独特だけど、下手だとは思わないです。
木管については、う〜ん、良く解らないがそんなに気にならないです。
初期の作品?ハイランド序曲、マーキュリーあたりはいつごろでしたっけ?

響きに特徴があって、わりと楽器同士がつぶしあわないオーケストレーション
ができる作曲家だとは思う。
特殊楽器の使い方もうまい方だと思うし、そういう点では
彼のオーケストレーションは評価できると自分では感じています。

木管の使い方。う〜ん、やっぱりうまくないかも。
トリルの多様や連符の使い方は個人的には好きです。
883若年寄 ◆UkY3O11mJ6 :03/04/25 00:55 ID:sOUq26y7
ヴァンデルローストは、やっぱり金管の人なのかなぁと思うことがたまに。
「オマージュ」を聴いてると、金管の使い方はそれなりでも、
木管の動きが乖離してる気が……「アマゾニア」とか「カンタベリー」の
金管原典版を聴いてるとそういう違和感はないけどな。

改めて「フランス組曲」をリピートで聴いているが、やっぱりこの曲はいい。
ノルマンディー上陸・解放を祝うかのような牧歌的な第1楽章、
人々の憂いを込めるかのように曇りがちな第2楽章、
賑やかで鳥の啼き声響く第3楽章、係争地における鎮魂歌のような第4楽章、
そして軽快ながらも穏やかで、明朗な第5楽章。
フランスという土地柄を、戦時避難でアメリカにいるミヨーが想いを馳せつつ
表したような、メロディックな曲づくりが良い。
派手に鳴らす部分は無いが、その分楽器の響きが曲を綺麗に彩るように
スマートに作られていて、ほうと唸らされることしきり。

めっきり演奏されなくなったのは残念だが、やはり古典として、また名曲として
も傑作だと思われる。
884元 ◆oboePSFvnM :03/04/25 21:49 ID:CJIee+0h
>>883=若年寄氏

いつもいつも感服させられるのですが、その巧みな比喩は一体どこから出てくるのでつか?

「フランス組曲」は一度演奏したが、譜面の単調さからは想像できないほど面白かった。
プロヴァンスドラムを調達できず、フロアトムで代用していたのが残念といえば残念。
地味だけど粋な一品ですな。
吹奏楽とは関係ない作曲家だが、オネゲルもちょっと好きだったりする。
885 :03/04/25 21:54 ID:lH6XQymU
>>884
> 吹奏楽とは関係ない作曲家だが、オネゲルもちょっと好きだったりする。

オネゲルつーたら「パシフィック231」しか知らない(w
886名無し行進曲:03/04/25 23:52 ID:yLfFaoY/
オネゲルも関係なくは無いぞ。
小品ながら「バスティーユ広場への行進」はイイ。
CDもあるから聴いてみるとよろし。
887元 ◆oboePSFvnM :03/04/26 00:08 ID:IE0udnB0
>>885
またもスレ違いで申し訳ありませんが……

オネゲルの代表作といえば、
サイトウキネンで演奏された「火刑台上のジャンヌ・ダルク」とか、「ダヴィデ王」など。
前期の作風は前衛だったが、後期はフランス新古典の旗手と言えるでしょう。
交響曲第5番「3つのレ」や「クリスマス・カンタータ」は非常に美しい音楽です。

おせっかいな解説
なんで「フランス組曲」からオネゲルに飛んだかといいますと、
ミヨーとオネゲルはともにフランス6人組に属するわけで、
映画音楽の分野では二人の共作も結構あるのです。
888元 ◆oboePSFvnM :03/04/26 00:39 ID:IE0udnB0
連続失敬。

>>886
そかそか。すっかり忘れてたよ。

「バスティーユ広場への行進」はその成立も面白い曲ですね。
元は「7月14日」という共作の中のオネゲルが担当した部分ですが、
この曲に参加した作曲家はイベール、ミヨー、ルーセル、オーリック、ケックラン、ラザルス、そしてオネゲル。
残念ながら、全曲版の録音は廃盤のようです。
ちなみにミヨーが作曲した部分は「序奏と葬送行進曲」。

コンナスゴイキョクナノニ、ドウシテロクオンガナイノダロウ……
889まちBBS煽りスレの1:03/04/26 13:11 ID:+f2kvtld
六人組の合作といえば、エッフェル塔の花嫁花婿
も捨てがたいですな。

六人組つながりの合作では「ジャンヌの扇」の
参加布陣は豪華絢爛!是非おふらんすスレ
あたりで話題にしていただきたいところ。
水槽話題から離れてスマソ。
890名無し行進曲:03/04/26 13:15 ID:fQg3IX08
>889
そりゃそうと、何ですか? そのハンドルは・・
891まちBBS煽りスレの1:03/04/26 13:46 ID:+f2kvtld
一昨日水槽煽りスレを立てたDQNでして(w
ここ読んで下され。
http://music2.2ch.net/test/read.cgi/suisou/1051191473/l50

>元氏&若年寄氏
励みになります。
それと、社会史スレも愛読させていただいてます。
892名無し行進曲:03/04/26 14:34 ID:DMGVPhL7
>>888
元氏、録音はありますよ。
ほか、楽譜などの情報も。
ttp://www003.upp.so-net.ne.jp/napp/kako62.html
893名無し行進曲:03/04/26 15:10 ID:3krOA9uI
このスレ的には「エルサレム賛歌」ってどうなんでしょうか。
厨な質問でなんですが。
894名無し行進曲:03/04/26 18:02 ID:12J7wsMc
>>883-884

フランス組曲は自分も演奏したことあるけど、面白いですね。
木管の色彩感や、独特の調感覚、洒落たフレーズが最高です。
ミヨーといえば、木管五重奏の「ルネ王の暖炉」や、木管三重奏の
「コレットの主題による組曲」なんかも魅力的な作品。

「ルネ王」の原曲である映画音楽(「愛の騎士旅行」、もしくは
「第三の接吻」)、聴いてみたいものだ・・・・
オネゲルもこの映画のために曲を書いてるらしいけど。
895名無し行進曲:03/04/26 18:06 ID:12J7wsMc
>>885
オネゲルで「231」しか知らないというのは不幸ですぞ。
実に厳しく、かつ感動的な作品が多い。
>>887氏と重複になるけど、

「火刑台上のジャンヌ=ダルク」
交響曲第3番「典礼風」
「クリスマス=カンタータ」
交響曲第2番(弦楽とトランペットのための)
「ダヴィデ王」

の5曲は絶対に名曲だと思います(スレ違い失礼)。
896名無し行進曲:03/04/26 18:11 ID:12J7wsMc
>>893
A.リードのシリアスな作品としては完成度が高いと思います。
渾身の一作ですね。

ただ、個人的な好みとしては、もっと明るい作品、
「第2組曲」や「春の猟犬」の方に魅力を感じます。
897名無し行進曲:03/04/26 18:17 ID:12J7wsMc
そういえば、六人組の話題ついでに、プーランクはいかがですか?

6重奏曲をはじめとする、管楽器のための作品群は
どれも傑作揃いで、管楽器奏者が足を向けて寝ることが
できない作曲家の一人だと思いますが。
898名無し行進曲:03/04/26 21:41 ID:L9yAbmHW

        オネゲルワッショイ!!
     \\  オネゲルワッショイ!!   //
 +   + \\ オネゲルワッショイ!!/+
                            +
.   +   /■\  /■\  /■\  +
      ( ´∀`∩(´∀`∩)( ´∀`)
 +  (( (つ 2 ノ(つ 3丿(つ 1つ ))  +
       ヽ  ( ノ ( ヽノ  ) ) )
       (_)し' し(_) (_)_)
899名無し行進曲:03/04/26 22:03 ID:Mad8xKWD
個人的好みも交えて語らせてもらうと、6人組で一番の才能の持ち主は、やっぱりプーランクだった
のではないかと思います。

和声感覚などは天才的じゃないでしょうか?管楽器のための一連の作品のほか、合唱曲や歌曲、
オペラなどにも素晴らしい作品があります。
900名無し行進曲:03/04/26 22:48 ID:BuVMdgYY
>>899
プーランクでイイのは・・・・

合唱曲なら「スターバート=マーテル」
鍵盤協奏曲なら「田園のコンセール」
管楽器のソナタなら「オーボエ&ファゴットソナタ」
もちろん、六重奏曲もイイ!

オペラなら「カルメル会修道女との対話」・・・シュパッ!
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
901元 ◆oboePSFvnM :03/04/27 01:10 ID:e5bjZNZ5
>>891
どもども。
社会史スレもたまには戻らなきゃなぁ。
最近の話題が私の守備範囲外なのと、資料の整理が終わってないので……。

>>892
お?
現役盤ですか?
さすがはNAPPさんですね。
情報ありがとうです。

>>893
「エルサレム」は丹念に作り上げられた魅力的な曲だと思う。
一度演奏してみたいのだが、機会がなくて聴く一方。
あの圧倒的な存在感はリードならではですな。
音楽理論的には貧弱な印象も否定できませんが。

>>895
オネゲルは汽車ポッポの(タイトルの)おかげで印象があまり良くないのが残念。
私も食わず嫌いの期間があったが、一度聴いてみてハマりました。
管楽器の使い方も(・∀・)イイ!!
初めて聴くなら、「典礼風」でしょうかね?
902まちBBS煽りスレの1:03/04/27 05:40 ID:XDHZnb2C
いや、入門としては3つある交響的運動モノと
夏の牧歌でしょう。そこでハマれればシンフォニー
やオペラへと。

903893:03/04/27 11:31 ID:c2GDQAKi
896さん、元氏、サンクスです。
>音楽理論的には貧弱
なんとなく分かります。自分でも「最高傑作」には
程遠い作品とは思いますけど何か他の作品に無い魅力を
個人的に感じるんですよね。
同じような印象をネリベルの「アンティフォナーレ」辺りにも感じます。
長々と失礼。
904名無し行進曲:03/04/27 17:33 ID:tm4yVp05
>>902
いきなり「ジャンヌ」「典礼」でもいいと思うよ。
「231」から入るからオネゲル愛好家が少(略

>>903
「アンティフォナーレ」もいい曲だね。
905名無し行進曲:03/04/27 18:10 ID:kpY90BXT
でも、パシフィック231はやっぱり面白い。
906名無し行進曲:03/04/27 19:05 ID:eYX5rhr2
面白いけど感動できない<パシフィック231
907名無し行進曲:03/04/27 19:34 ID:AhSMonPz
音楽に感動だけを求めなくてもよいのでわ?
908名無し行進曲:03/04/27 19:36 ID:AhSMonPz
あぁ・・IDがP'zに乗ったSMで感動
909若年寄 ◆UkY3O11mJ6 :03/04/27 23:21 ID:NiQi0FeL
感動とは泣くだけでなく、怒ったり笑ったり、また落ち着くことも感動の一種だと思ったり。

>>884=元氏
エロゲーのシナリオ書きというのはこういう比喩が必要になったりしまして。
しょうもない理由でスマソ。今は転職して、一般向けオタ用ゲーム作っとりますw

>>893
重厚な作りでゾクゾクはするが、何か艶がある響きのパートが足りないと思う。
フィナーレにある金管合奏の部分は結構良く作られていると思うが、
緩い部分は色あせてしまう部分があって残念。演奏のせいかもしれないが。
しかし、佳曲ではあると思う。トランペットから導かれる終曲への展開は非常に良い。

邦人の名曲として、阿部亮太郎の「嵌め込み故郷」も捨てがたい。
冒頭の硬質な、衝動的に故郷を飛び出していくかのような響き。
寂寥感に溢れたピアノ、ノスタルジックな金管の和音……
感情を排したように理知的な部分もあるのだが、それが逆に感情的な和音や
短い旋律を引き立たせているような気がする。そういった部分を含めて、
曲全体の構成が非常に巧い。ピアノのと木管の、緩やかながらも軽快な刻みが、
とても印象深い。佼成の全曲版で聴いたのだが、この盤の中でもいい演奏の一つとして、
また非常に近い時代の名曲の一つとして良いものだと思う。
910名無し行進曲:03/04/28 00:34 ID:W+T9cWvR
>>909
「嵌め込み故郷」、私も大好きな曲(演奏したことないですけど)。
圧倒的なクライマックスから、美しい終結部分の音楽は特に見事ですね。

オネゲルの「典礼風」3楽章や、「ジャンヌダルク」の終結部分に共通した
ものを感じます。

聴き終わった後に、音楽の余韻に浸ることのできる曲・・・・
吹奏楽では少ないですね。(熱狂や興奮が残る曲は多いですが)
911元 ◆oboePSFvnM :03/04/28 22:57 ID:ym87Sw3i
6人組といえば、5月30日に東京シティフィルが「サティと6人組」と題して
プーランクの「ティンパニコンチェルト」や、合作の「エッフェル塔の花嫁花婿」などを演奏する。
チケット手に入れておいたのに、すっかり忘れてた(笑)。
912名無し行進曲:03/04/29 01:51 ID:FHv1kvBs
>911
裏山すぃ〜!
やっぱり都会にいる人は環境が違う・・・・

ところで、「ティパニコンチェルト」とあるのは、
いわゆる「オルガンコンチェルト」のことでつか??
913名無し行進曲:03/04/30 00:42 ID:UbYADgAg
オルガン、弦楽とティンパニのための協奏曲。
914まちBBS煽りスレの1:03/04/30 00:51 ID:FezYhTmk
二年以上に渡ってマジレス重ねてきた屈指の名スレも
もう900番代か。。。こういうマジスレの灯を消さぬ
よう願う。>水槽板
915元 ◆oboePSFvnM :03/04/30 20:07 ID:cpx72Xci
>>912
そうそう。
間違えちまったぜい。ごめんよぉ。

>>913
フォローありがとうです。


さて、「ソロテューバと吹奏楽のためのコンチェルティーノ」(保科洋)。
マイナーな作品ではあるが、この編成のレパートリーとしての貴重さも考慮した。
流れるようなメロディに叙情感溢れる繊細な伴奏。
地味っちゃあ地味な作品ですがね。
録音が少ないのが悔やまれる。
916名無し行進曲:03/04/30 20:07 ID:QsjIhh8O
>914
同意。

ところで、
レスが900超えると、ちょっと書き込みがないだけで
dat落ちしやすくなるから注意がいる。
917名無し行進曲:03/04/30 20:09 ID:QsjIhh8O
おっと、こんな時間にこんなスレに同時sage書き込みとは・・・・

>>915 その曲初耳ですけど、録音の現役盤はありますか?
918元 ◆oboePSFvnM :03/04/30 22:37 ID:cpx72Xci
>>917
遅れてごめんよ。

おそらく、現役では弘前コンセールリベルテのライヴ盤しかないと思います。
サウンドシークで録音販売して一時期は銀ヤマにも置いてあったけど、
最近は見ないかもしれない。

そういや、サウンドシークのホームページって最近見当たらない……。
919名無し行進曲:03/04/30 22:54 ID:9mfZ0DQb
>918
サウンドシーク、潰れたんじゃないかな?

半年ほど前に電話してみたら
「現在使われておりません」って言われちゃったよ。
920元 ◆oboePSFvnM :03/04/30 23:22 ID:cpx72Xci
>>919
うんにゃ、移転したんだ。
3月に都内一般団体の定期の録音に入ったことも確認した。
たぶんその時にHPも閉鎖したんだと思うが、復活させてくれないものか。
921919:03/05/01 00:26 ID:EL3r5lBR
>921
あ、そういうことでしたか。それは貴重な情報です。感謝します。
諦めてたCDを入手できる可能性が出てきました。

移転先や連絡先は分かりませんか?(教えて君ですみませんが)
922名無し行進曲:03/05/01 10:47 ID:G5cpn6gj
天野作品
923名無し行進曲:03/05/01 12:57 ID:osuMaGc4
( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )
924若年寄 ◆UkY3O11mJ6 :03/05/02 13:15 ID:ld1u5x3U
>>915
>「ソロテューバと吹奏楽のためのコンチェルティーノ」
未聴なのが悔しい。保科作品は佳き作品が多いだけに、録音が少ない
(響宴IIなど)曲が結構あるのが残念。

>>922
天野作品は難しいところで、「良曲」は多いと思う。
しかしながら、一連の交響組曲作品はトランスクリプションとして扱うべきだと
思われるし、一部の曲では旋律の使い回しなどが見られるのが残念
(断章→出エジプト記など)。ただ完全なシリアス作品は見られるべき所が多い。

スレでも度々出てきているが、グレンジャーの「リンカーンシャーの花束」は、
やはり傑作だと思う。グレンジャー自らリンカンシャー地方に行って民謡を蒐集し、
ここまでまとめ上げたという点も素晴らしいと思うが、なんと言っても内容が濃い。
決して分厚くはなく、かといって薄すぎるというわけでもないオーケストレーションは、
全編を通して洒落っ気と牧歌的な雰囲気を醸し出している。
メインとなっている木管も、巧く配されたハーモニーですっきりと聴こえる。
かといって金管がおざなりになっているわけでなく、影なり日向なり、しっかりと
活躍の場があり、巧く配置を考えている。
楽譜は確かにイカれてはいるが、根本に流れる「土俗的」な部分を残すために、
グレンジャーはそこまでいじろうとしなかったのではないだろうか。
それはこの曲の「個性」として、認められるべき点だと思う。

聴いててじれったくなる「メルボルン卿」と、
木管の動きが、もの悲しくも美しい「ラフォード公園の密猟者」はこの曲の性格を
巧く表している。
925まちBBSスレの1:03/05/02 14:38 ID:ix2xuNcj
>>924

リンカーンシャーの各楽章。
同じモチーフの繰り返しだけで出来てる
ことを忘れてしまう。(その意味では
グリーンブッシュもそうだが。。)

バルトークのフィールドワーク作品や
グリーグの抒情小曲集に匹敵する価値
を持ってると思う。
926元 ◆oboePSFvnM :03/05/02 21:52 ID:5URMsrKV
>>921
ちょっとすぐには分かりませんが、調べておきます。

取り急ぎ用件のみにて。
927名無し行進曲:03/05/02 23:43 ID:f+OQvNS9
やはり
>>189
あたりに答えがあるのではないかと。

個人的にはやはりリンカーンシャーになりますかな。

928名無し行進曲:03/05/02 23:51 ID:nNAbZ5HL
>>924
私も天野作品は2種類に分けて考えています。
交響組曲シリーズに於けるオケからのトランス作品と
オリジナル作品に。オリジナル作品では藤村女子の為に
書いた一連の作品が一番内容があると思います。

でも、みんな交響組曲シリーズばっかりやりたがる・・・・
929名無し行進曲:03/05/05 23:06 ID:MqpgynKE
ちょうど話題に上ってるんで聞きますが、
みなさんのお薦めする「リンカンシャー」の名演、名盤ってありますか?
俺が持ってるのは海兵隊の5枚組のやつだけ。
調べたらさすが傑作なだけあって、いろんな団体がやってて
どれから手をつけていいのか判らんのです。

スレ違いだが下がっているのでage

930名無し行進曲:03/05/05 23:16 ID:xTaOCDLK
サイモン・ラトルがバーミンガム市響の管楽セクションを振ったもの(EMI)
931名無し行進曲:03/05/05 23:21 ID:RRqO9JYT
更に下記の新旧録音あたりを押さえておくと吉。

旧:Mercuryのフェネル/イーストマン
新:KLAVIERのコーポロン/ノーステキサス
932 :03/05/05 23:29 ID:sqpxpC2R
>>930
そのCDを店頭で見つけた時は、「リーンカンシャーにオケ盤があったのか!」と
つい大騒ぎしますた(w。勿論ホントは吹奏ですがいい演奏だと思いまつ。
933まちBBSスレの1:03/05/06 01:42 ID:7yvX/JQb
The Central Band of Royal Air Force/ERIC BANKS
も嫌いじゃないな。
CHANDOSのグレンジャーエディションに収録されて
るのはいまいちかも。何バージョンか編成の違うのが
あるので、聴き比べも楽しいです。
それと、LisbonとThe Brisk Young Sailorにはピアノ版、
The Lost Lady Foundには合唱&桶版がありまして、
こちらもお勧めです。つーか、ディッシングうpが特色
のグレンジャー。他にも異版あるかも。情報きぼん。
934 :03/05/06 01:54 ID:YH1e1sAt
>>933
グレンジャーの「子供のマーチ」も、色々な編成で録音されててオモロイ。
ウチにCDがあるのは、吹奏楽+ピアノ版、吹奏楽+ピアノ+合唱版、
ピアノソロ版、ピアノデュオ版。

まだ管弦楽版を聴いたことがない・・・・・、CDを売ってるのは見掛けたが。
935名無し行進曲:03/05/06 02:00 ID:m70DotMy
漏れもリンカーンシャーはノーステキサス/コーポロン(KLAVIER)のが好き。
録音・演奏レベル・カップリング曲(シュワントナーの「山」等)全てにおいて買って損はしないと思われ。
936まちBBSスレの1:03/05/06 02:02 ID:7yvX/JQb
確かグレンジャー御大の「戦士たち」のディッシングうp(水槽板)
はなかったですよね。残念ながら。他の人の水槽編曲はあります
けど。「はやわかり」はどうでしたっけ?
937名無し行進曲:03/05/06 02:44 ID:7hXnNEmo
>>935
オレも同意。
ただ、ラトルは未聴。
非常に興味あるから探して聴いてみる。
938名無し行進曲:03/05/06 04:18 ID:m70DotMy
「戦士達」原曲はガーディナー指揮のを持ってるなぁ。
良くも悪くもストレートな表現だった。

ちなみにカップリングの惑星はストレート過ぎて面白味がないと思う。

やっぱラトル指揮のを聴いてみたい。

スレ違いスマソ
939名無し行進曲:03/05/06 17:31 ID:2gic/7xd
漏れも個人的にはサイモン・ラトル/バーミンガム市響管楽セクションかな。
あとはイーストマン/フェネル
940名無し行進曲:03/05/06 17:49 ID:VB8ekTp4
941名無し行進曲:03/05/06 21:00 ID:vrqc7mW4
フェネル指揮の「リンカンシャーの花束は」テラークから、クリーブランドオーケストラ
管楽器セクションを指揮したものいいですよ。

うちの高校は一度は「リンカンシャー〜」をやろう!と譜読みをしましたが、
すぐ玉砕しました。
942元 ◆oboePSFvnM :03/05/06 22:43 ID:eldFCn69
>>921
サウンドシークの住所と電話番号分かったけど、どうするかね?
ここに書く気はないので念のため。
943名無し行進曲:03/05/08 17:54 ID:xZjHLiKR
そろそろ新スレ作りますか?
944名無し行進曲:03/05/08 17:58 ID:nGgKOB2b
>>940
現代曲は駄作ばかりじゃない、という内容のスレだね。
945名無し行進曲:03/05/08 18:04 ID:oH+wLzwl
ここってオリジナルだけなのかな?
オリジナルで好きな作曲家だったらM.グールドとR.ニクソンかな。
二人とも和音が非常に個性的で不思議な雰囲気の曲が多い。
946名無し行進曲:03/05/09 15:36 ID:mEqvgQUf
イースト・コーストの風景
947名無し行進曲:03/05/09 22:39 ID:VrQXSLPQ
>>945

サンタフェサガとかジェリコ、そういや
まだ出てきてないっけ?このスレで。
一度、M.グールドスレ水槽板で立った
ことあったけど、確か100に満たずdat
落ちになって残念だった。

ニクソンはパシフィックセレブレーション
とシャマリータネタで前半触れられてた
気が。。

俺も好き。
948名無し行進曲:03/05/09 22:54 ID:igmfslL4
>>947
いいよね、ジェリコ。あと、アメリカンサリュートもいい曲と思う。
つか、モートン・グールドって天才肌だったらしいね。なんでも11歳で
初めて作曲したとか・・。それよりも、1997年に亡くなったということに
驚きもしたけど。もっと昔の人ってイメージがあったから、さ。作曲数が多いらしいので
これからちょっくら調べてタワレコでも逝ってくらあ。誰かお薦めあったらよろしくおながいします。

ニクソンは太平洋の祝典が好きだな。高岡商業の演奏聴いてこの人の
ファンになったんだけど。なんつーか、この人独特の不思議な雰囲気の曲
が多いですよね。不協和音が独特ていうか。
アメリカ作曲協会賞とったフェスティバル・ファンファーレマーチ
も好きっす。初めて聴いたとき「これマーチじゃねえ!」と思ったw
949名無し行進曲:03/05/09 22:59 ID:igmfslL4
あ、アメリカ作曲協会賞でなくABA (American Bandmasters Association : 全米吹奏楽指導者協会)
オストワルド賞ですた
950名無し行進曲:03/05/09 23:41 ID:VrQXSLPQ
ローエングリン第三幕への前奏曲へのリスペクトも
あって渋いっすよね。>パシフィックセレブレーション
951名無し行進曲:03/05/10 03:14 ID:wgnG5HJi
「太平洋の祝典」って「平和の祭」って曲名でも通じましたっけ?

リア工時代にコンクールで聴いて、演奏自体は平凡だったものの、妙にクセになりますた>平和の祭
952 :03/05/10 03:24 ID:Iou7e/Vw
>>951
通じるけど、確か誤訳なので現在ではあまり一般的ではないのではないかと。
"Fiesta del Pacifico" だからね。ウチは「太平洋の祭り」でプログラムに載せた。

バーンズの「呪文とトッカータ」が最近では「祈りとトッカータ」と訳されているのと
同じようなものかと。
953名無し行進曲:03/05/10 09:09 ID:/+sHhwGz
>>948
 モートン・グールドが6歳のときに作曲し、出版されたのが「Just Six」という作品。8歳で名門ジュリアード音楽学校に入ったとか。まあ、なんにしても神童だったようで。
954名無し行進曲:03/05/10 09:57 ID:SMeqWNo4
>>953
ありゃ、6歳でしたか。幼稚園生が作曲w
まさに作曲界の神童だったわけだ。
ちなみに、クリントン元大統領がモートン・グールドの大ファンとか。

今、レックス・ミッチェルの序奏とファンタジア(尚美演奏)
聴いてます。少しくさいメロディーとも思えるが、妙にフレーズが頭に残る。
最後がちょっとあっさりしすぎてるんだよなぁ。でも、割と好き。
955名無し行進曲:03/05/10 19:04 ID:6EngzSWK
やはり、シュワントナーのウィンドアンサンブル三作品は傑作だと思います。
編成が特殊に感じるけど、管楽合奏の形態であの透明感のある響きはこの作者にしか出せないと思います。

日本だと原編成でやってくれる所が少なそうなのが非常に残念な限り。この人の曲に限らないけど。
956若年寄 ◆UkY3O11mJ6 :03/05/12 17:56 ID:ysx9sGDh
仕事が一段落ついたので久々カキコ。ミキシングがキツ。

>>945 >>947 >>948
ニクソンもグールドも、(年寄り臭い言い方で何だが)古き佳きアメリカの匂いがする。
ニクソンといえばパシフィックもそうだが、トランペットの狂ったようなパッセージが
連発される「シャマリータ!」も素晴らしい。ラストの下降するパッセージは脳髄が
かき回されるように目まぐるしく、だからといって他の楽器が殺されているというわけ
でもなく、特に木管のバッキングは活きがあっていい。

グールドは「ジェリコ」の独特なイントロと、よくカットされるが中盤にあるトランペットの
ファンファーレが良い。黒人霊歌のテイストが織り込まれ、土俗的な薫りがするのも特徴的だろう。
フィナーレにおける木管の旋律は瑞々しく、幕を閉じるのにもふさわしい。
対して「サンタフェ・サガ」は穏やかさと楽しさにあふれた曲。金管中低音と木管の扱いの
巧さは絶品だろう。特に冒頭のフルートの旋律は、鄙びていながらも艶があって良い。
ただ美しいだけでなく、活き活きといた場面を用いてお互いを引き立たせあうという手法が、
いい用に作用しているのではないだろうか。

日本吹奏楽史の黎明期において、発展に大きく貢献した曲としても忘れられない。

>>954
ミッチェルの曲は「大草原の歌」といい「海の歌」といい、シンプルながらも佳い曲が
多い。
「大草原」では低音にスポットを当て、「海」では曲全体における広大な雰囲気を巧く
作り出している。前者の低音による目まぐるしい旋律、後者のオーボエによる海上を
疾走する鴎のようなオーボエソロ。甲乙付けがたい。
名曲と呼ぶには魅力が少々薄いのが残念だが、吹奏楽に触れて間もない際には十分に薦められる曲だと思われる。
957若年寄 ◆UkY3O11mJ6 :03/05/12 17:57 ID:ysx9sGDh
>>955
シュワントナーは管と打楽器のブレンドが非常に巧い。
ただ煩いと思われがちな「…そしてどこにも山の姿はない」の打楽器だが、管楽器の響きを
断ち切ったり、バックで鼓動のような音を出したりと、しっかりと曲にエッセンスを加えている。
「暗黒の千年代」では皮革打楽器のアンサンブルで、管の響きと巧く対比をさせていた。
そして真骨頂は「静められた夜に…」で、管に溶け込むように煌びやかさを与えた金属
打楽器群の使い方だろう。ここまで透明感を出せる打楽器の扱い方というのを、吹奏楽曲の
中でお目にかかったことはない。

ここで一曲挙げたいのだが、まず先に、厳密に言うと「吹奏楽オリジナル」ではないことを
詫びておきたいと思う。が、今では吹奏楽曲として立派に成立し、かつ名匠の曲ということで
ご了承頂きたい。

故・團伊玖磨氏の「ブラスオーケストラのための『行列幻想』」は、ブリジストン久留米
が演奏したり、バンドジャーナルで楽譜が掲載されたことでご存じの方が多いと思う。
「男の行列」「女の行列」「そして、男と女の行列」という3楽章で構成されたこの曲は、
それぞれ力強さと朗々とした明るさ、繊細さと包容力、そしてそれらを併せ持った楽章と、
しっかりとした区別が付けられている。
ブラスオーケストラということで金管楽器の活躍が多いが、影なり日向なりに活躍する木管は
やはり素晴らしいとしか良いようがない。2楽章の冒頭からの木管アンサンブルは、楽章の
名の通りの女性の雰囲気を巧く表している。慎ましやかに響くファゴットの音色も粋だ。
3楽章のファンファーレから続く木管の快いステップや、上行するトランペットなど、
「男と女の行列」らしさを出した場面転換も佳い。中間部で優しく響くトランペットと
木管のあたたかさは、男女の心の調和を思わせるものだと感じた。

邦人の名匠が創った曲の一つとして、忘れてはいけない作品だと思う。
また、氏の創った行進曲「希望」「祝典行進曲」「新・祝典行進曲」も、佳き曲として
挙げておきたい。
958名無し行進曲:03/05/12 22:19 ID:eX+Q71UV
タブロウ(R・ジェイガー)

曲終盤まで張り詰めた雰囲気がみなぎり、最後の不協和音で
緊迫感が一気に開放される。
「らしくない」作風で懐の深さを見せてくれたような気がしました。
吹奏楽曲の最高傑作とはいかんかも知れんけどね。
959名無し行進曲:03/05/13 19:43 ID:8ZuVdphQ
ジェイガーといえば、交響曲かな。
960名無し行進曲:03/05/15 13:47 ID:8+qX9eD1
≫955
シュワントナーの作品三部作って、確か楽章があるんだよね?
「夕暮れの静粛の中で」が真ん中の楽章って事は知ってるんだけど、
他の二つはどちらが前の楽章なんでしょうか?題名から察するに、
第1楽章 「暗黒の一千年代」 (暗く深い一千年の闇の中から・・・)
第2楽章 「夕暮れの静粛の中で」 (静められた夜に・・・)
第3楽章 「・・・そしてどこにも山の姿はない」

と思っているのですが、真相はどうなんでしょうか?
961名無し行進曲:03/05/15 14:32 ID:JiMKcwAg
>>960
それは初耳ですね。
やっぱり作曲された年代順なんでしょうか?
962?@:03/05/15 14:38 ID:HgApDQm0
コレって稼げるのかなあ?

http://www3.to/happynight

本気にしても危険はなさそうだし。
963名無し行進曲:03/05/15 14:51 ID:8+qX9eD1
≫961
それが残念ながら作曲された年代順ではないんですよね。
クラヴィア(メーカー)のCDから出ていた日本語訳付きの説明があったのですが、
その作曲順も真ん中の楽章が一番新しく、96年に完成されたものでした。
964960:03/05/15 15:00 ID:JiMKcwAg
へー、興味深いですね。
今度、その順番で聴いてみます。
965955:03/05/15 21:59 ID:PxnLyIaN
>>960

自分もそのCD持っていて、それを読んで知りました。
「暗黒の一千年代」のライナーにも同様の事が書いてありましたが、
楽章の順番には特に触れられていないですね。

でも自分も「暗黒→夜→山」の順番で聴くとしっくりくる様な気がします。
作曲者本人が、「これら三曲を組み合わせて、三楽章からなる
より大きな曲の形に変える可能性を思い描いている」(CDライナーより)
との事なので、それが具体的な形になる事を期待したいところですね。

この三曲が出来るまでに足掛け20年、何年後に実現するのか見当もつきませんが…
966名無し行進曲:03/05/15 22:45 ID:vVQHF+eP
バーンズの交響曲第三番。泣ける…
967 :03/05/15 23:25 ID:qFRDxntY
967
968 :03/05/15 23:25 ID:qFRDxntY
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992 :03/05/15 23:49 ID:1ooitk65
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993 :03/05/15 23:50 ID:1ooitk65
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994 :03/05/15 23:50 ID:1ooitk65
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995 :03/05/15 23:50 ID:1ooitk65
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