JUMP BATTLE ROYALE 2nd 感想議論スレPart2
【基本ルール】
・全員で殺し合いをしてもらい、最後まで生き残った一人が勝者となる。
・勝者のみ元の生活に戻ることができる。
・ゲームに参加するプレイヤー間でのやりとりに反則はない。
・ゲーム開始時、プレイヤーはスタート地点から眠らされ、MAP上にバラバラに配置される。
・プレイヤー全員が死亡した場合、ゲームオーバー(勝者なし)となる。
・開催場所はある孤島。海上に逃れると、禁止エリア外となり首輪が爆発する。
【スタート時の持ち物】
・プレイヤーがあらかじめ所有していた武器、装備品、所持品は全て没収。
・また、衣服とポケットに入るくらいの雑貨(武器は除く)は持ち込みを許される。
・ゲーム開始直前にプレイヤーは開催側から以下の物を支給され、「デイパック」にまとめられている。
「地図」「コンパス」「筆記用具」「水と食料」「名簿」「時計」「ランダムアイテム」
「デイパック」→他の荷物を運ぶための小さいリュック。
「地図」→白紙、禁止エリアを判別するための境界線と座標のみ記されている。
「コンパス」→安っぽい普通のコンパス。東西南北がわかる。
「筆記用具」→;普通の鉛筆と紙。;(デスノートへの記入含む)
「水と食料」→通常の成人男性で二日分。
「名簿」→全ての参加キャラの名前が載っている。
「時計」→;普通の時計。時刻がわかる。開催者側が指定する時刻はこの時計で確認する。
「ランダムアイテム」→何かのアイテムが一つ入っている。内容はランダム。
※「ランダムアイテム」は作者が「エントリー作品中のアイテム」と「現実の日常品」の中から自由に選んでください。
必ずしもデイパックに入るサイズである必要はありません。;
また、イベントのバランスを著しく崩してしまうようなトンデモアイテムはやめましょう。
【「首輪」と禁止エリアについて】
・ゲーム開始前からプレイヤーは全員、「首輪」を填められている。
・首輪が爆発すると、そのプレイヤーは死ぬ。(例外はない)
・開催者側はいつでも自由に首輪を爆発させることができる。
・この首輪はプレイヤーの生死を常に判断し、開催者側へプレイヤーの生死と現在位置のデータを送っている。
・24時間死者が出ない場合は全員の首輪が発動し、全員が死ぬ。
・「首輪」を外すことは専門的な知識がないと難しい。
・下手に無理やり取り去ろうとすると首輪が自動的に爆発し死ぬことになる。
・プレイヤーには説明はされないが、実は盗聴機能があり音声は開催者側に筒抜けである。
・開催者側が一定時間毎に指定する禁止エリア内にプレイヤーがいると、そのプレイヤーの首輪が自動的に爆発する。
【放送について】
・放送は6時間毎に行われる。放送は島のあちこちにあるマイクから流される。
・放送内容は「禁止エリアの場所と指定される時間」「過去6時間に死んだキャラ名」「残りの人数」
「管理者(黒幕の場合も?)の気まぐれなお話」等となっています。
【NGについて】
・ssが投下された後、
@48時間以内に正当な理由あるNG審議要請が出され、
Aその要請に基づいて皆で議論し、NGが妥当とされた場合、作者は48時間以内に意思表明をする。
そして修正する意思があるならそこから48時間以内に修正ss投下。
規定時間内に意思表示がなされなかった場合、該当ssをNG認定する。
・ただしNG認定後、当該SS登場キャラに新しい動きがないうちに修正SSを書き上げたなら自由に投下可能。
・スレの意志の大半に支持されて修正要請がされて48時間以内なら何回でも修正は可。
【注意】
このスレはあくまで『一般人』でバトル・ロワイアルを行う事を主幹とし、登場しているキャラクターは『一般人』と見做されています。
能力や作品の世界観に疑問があったとしても、ここでは例外無く『一般人』という解釈になります。
如何なる理由があろうとも、上記の設定を覆す事は致しません。
また、リセットやリスタートといった事も、まずする事はありません。
こういった話題を提議するのはスレが荒れる一因となる事が多いため、ご理解の上、差し控えて下さい。
2/3【アイシールド21】●小早川瀬那 /◎蛭魔妖一 /◎滝鈴音
4/4【I''s (アイズ)】◎瀬戸一貴 /○葦月伊織 /◎磯崎泉 /○寺谷靖雅
4/4【いちご100%】◎真中淳平 /○西野つかさ /○外村美鈴 /◎南戸唯
3/3【こちら葛飾区亀有公園前派出所】◎両津勘吉 /◎本田速人 /◎ボルボ西郷
4/4【CITY HUNTER】◎冴羽リョウ /○槇村香 /◎伊集院隼人 /◎野上冴子
7/7【SLAM DUNK】◎桜木花道 /◎流川楓 /◎三井寿 /◎宮城リョータ /◎赤木晴子 /◎田岡茂一 /◎魚住純
3/3【DEATH NOTE】◎夜神月 /◎L /◎魅上照
4/4【テニスの王子様】◎越前リョーマ /◎竜崎桜乃 /◎手塚国光 /◎菊丸英二
2/3【ヒカルの碁】●進藤ヒカル /◎塔矢アキラ /○藤崎あかり
4/4【ピューと吹く!ジャガー】◎ジャガージュン市 /◎酒留清彦 /◎浜渡浩満 /◎白川高菜
5/5【BOY】○日々野晴矢 /◎一条誠 /◎伊部麗子 /◎神崎狂 /◎山ノ上春香
3/4【Mr.FULLSWING】◎猿野天国 /○虎鉄大河 /●清熊もみじ /○御柳芭唐
4/5【ルーキーズ】●安仁屋恵壹 /◎御子柴徹 /◎新庄慶 /◎平塚平 /◎八木塔子
6/6【ろくでなしBLUES】◎前田太尊 /◎七瀬千秋 /○中田小平次 /◎中島淳一 /○大場浩人 /◎川島清志郎
55/59 (○生存/●死亡/◎登場済み)
未登場11人
【午前0時〜1時】
F-07:(林)一条+唯+菊丸
E-05:(神塚山山中)晴子
C-06:(崖周辺)越前
【午前1時〜2時】
F-06:(神塚山頂上)御子柴
F-03:(路上)田岡
G-08:(平野)リョウ+春香
J-07:(浜辺)中島
G-06:(鷹野神社)魅上
H-03:(車道)平塚+塔矢
F-02:(平瀬村民家)ボルボ+真中
D-02:(川の畔)猿野・桜木
G-03:(平瀬村分校跡)手塚
E-04:(ホテル跡屋上)神崎
【午前2時〜3時】
A-02:(崖周辺)三井
D-06:(学校近く)ピヨ彦+鈴音
E-02:(菅原神社)冴子+一貴
I-10:(琴ヶ崎灯台)月+本田
H-06:(源五郎池)イブ・リョータ
B-04:(街灯の下)ジャガー
H-04:(車道)両津・蛭魔
C-03:(鎌石村役場)太尊・魚住
H-08:(平地)千秋
E-08:(車道)海坊主+桜乃
I-06:(民家)L
D-04:(高原池)川島
F-07:(森)新庄+塔子
【午前3時〜4時】
F-08:(無学寺)泉・流川
G-06:(鷹野神社)ハマー+高菜
かれこれ一月以上新作無いんだな……
さすがに寂しいものだ
こんな時、まとめが大幅更新されると大分違うんだけどな
809氏はまとめ管理人やってくれないんだっけ?
ちょっと本格的にやってもらいたい所だわ
良い良い!!
激しく、激しくGJ!!!!!
あとはせっかくあるんだから全選手入場も加えて欲しいな
とにかくお疲れ様でした
>>17 シンプルだがそれだけに見易くていいね
たぶん、これを叩き台にして色々と手を加えていくんだろうから技術的な事は別として(悪い意味じゃないよ)
要望などを言わせて貰うと、仮管のまとめサイトの良い所は受け継いで欲しいな
例えば参加者情報を載せるとかおまけページを作るとか
仮管がなんて言うか分からないけど、809氏がまとめ人をやる気になってくれているなら応援したいと思う
仮管も今まで頑張ってくれて本当に有り難かったけど、忙しいらしいから負担になっては可哀想だしね
まだどうなるかは分からないが、乙&サンクス
>>17 GJ!!!
で、実際どうなるのかな?
やっぱ仮管の反応待ちか?
今気付いたけどマップに何故か香がいるな
まだ登場してないからそこだけ削除して下さいな
>>18-21 色々ご指摘ありがとうございます。
今後は、少しずつサイトに手を加えていって、元々仮管さんがサポートされていた
情報をできる限り早くまとめに載せたいと思っています。
>>21 確かに間違っていました。何とか修正し終わりましたが、マップの修正って大変ですね。
何か妙案はあるのだろうか……
今後、変更していくべきポイント
・ 参加者紹介
・ 全選手入場
・ 所持品一覧
・ ステータス一覧
・ 外部リンク etc
ノンビリやっていきますが、正直な話、頻繁な更新は不可能です。
また、長期でサイト管理を行う事もできません。
その点だけあらかじめご了承ください。
>>22 具体的にはどのくらいのスパンで運営していくつもり?
長くて、年度末までです。
また、更新は最低でも週一回は行いたいのですが、それ以上は決してできませんのでご了承ください。
年度末か・・・
それまでに本編が完結するかっていうと絶対無理だよな
となると最悪、本編はまだ続いてるのに途中で纏めサイトが無くなる可能性があるってわけか・・・
うーん、仮管に続けてもらうべきか、809に任せるべきか、俺は判断付かんなあ
どっちの意気込みも、そして纏めサイトも凄くいいから、余計どうして良いのか分からんや
それってかなり深刻な問題だな
年度末って、今年の年度末よね?
どう考えても仮管に続けてもらう方が良いJARO
つまり3月一杯ってことか
本編が進まないから大丈夫
>>24 頻繁な更新で無く月一とかで運営していけばいいんじゃない?
あんまり肩肘張ってやるより少し力抜いてやるくらいで丁度いいかと
それなら3月以降も続けられるんじゃないかなあと勝手な事を言ってみたり
なんか話が噛みあってないぞ>31
さて、その仮管は何時になったら出てくるのやら……
そう急かすな
こっちの都合で呼び出したって忙しければ出てこれんだろ
あんま追い詰めるような真似するな
と言うか、昼間に返事できる人間がこれだけいるのに、
どうして忙しいって言ってる人間の方がやるんだろうな……
やる気が無いんだろう
>>35 だとしたらお前煽り方が下手だぞ
>>36 暇があれば出来るってものでもないしな
スキルだとかやる気とかそういう問題になってくる
問題は、仮管も809も決してスキルがあるわけじゃないのに
やってくれていると言う点。他の人間も少し動け!
手前が動け
>仮管も809も決してスキルがあるわけじゃないのに
随分と上から目線だなwwww
平日の昼間から返信できる人間に言ってるんだよ。
そいつらがやるべきだろう常識的に考えて
お前、少し黙ってた方がいいぞ
暇のある人間が、ない人間に負担をかけるっておかしいと思わんのか?
おかしいとは思うが、そう主張するならまずお前がやったらどうよ?
だから、俺が言ってるのは昼間暇な奴らだよ。
学生か、ニートか知らんが、事実そういう連中が上にいるだろうが
要するに、自分じゃやりたくないけど口だけは達者なわけか
朝だろうが夜だろうが、ここでグチ垂れてる暇があるなら何かしら出来ると思うぞ?常識的に考えて
48 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/15(水) 00:03:56 ID:AkYO9cxe
そいつらは、まとめとか出来ないからニートなんだよ!!
やっぱり他ロワを荒らしまくるしかないな
昼間にレスする奴は暇人だから纏めやれって極論だろwwwww
ま、当事者同士に任せとけ
他にまとめやるって言う人なら別だが、それ以外がああだこうだ言っても雰囲気悪くするだけで意味が無い
誰か何か書いてる?
交流所で色々言われてて不安になってきた
どうもやる気がでない
ぶっちゃけ、このロワが終わると希望を持ってる人間ってどれぐらいいるんだろう?
俺は、希望なんて持ってない。
希望は持ってるよ
途中で止まるより最後まで行くに越した事は無い
当然希望はあるだろ
じゃなきゃこんな過疎ロワにいる意味がない
58 :
54:2006/11/16(木) 21:00:43 ID:5OPVNMpX
あと、仮管や809、Sz氏等も入れておけ。
×六人
○五人
>>60 入れたければ自分で改変してくれ
こういう雑談に鳥を出して参加するか微妙なので、追加しなかった
身分を明かしたほうがいいの?
なら一応書き手だといっておく
あまり俺は求められてるわけではなさそうだがw
別に、身分を明かせなんて誰も言ってない。
単に、人数水増ししてカウントした方が、なんか増えてる気がしていいかなと。
そう思ったから、
>>60を書いただけだ。
>>63 いや、そういうわけじゃないです。
なんとなぁ〜く、そうっぽい人が多い気がしたので、
なんとな〜く集計してたです、紛らわしくてすいません。
>>64 あぁ〜、そういうのダメだわ。
変に期待しちゃうと失望も多くなってクレクレが出そうで怖い。
でも追加したかったらしてくれちゃって良いから、自分でやってくれ。
×なんとな〜く集計してたです、紛らわしくてすいません。
○なんとなぁ〜く集計してただけなんです、紛らわしくてすいません。
いや、やらんでも、5+3で8ってすぐ分かるだろ。
いや、ごめん。言い方が悪かったかな。 ID見ろや
まあ何でもいいさ
これだけ人がいて安心した
うん、だから言い方が悪かったなぁと思って。
うん、ID見ろやって言うからさ。
分かってるよって言ったのね。
>>52 自分は新作はまだ書いていません。
今はちょっと忙しい身ですので、ほとんど書く余裕がないです。申し訳ない。
でもいくつかプロットを組み立てたりはしてるんで、時間ができ次第、練り込んでいって文章化していくつもりでいます。
できれば12月に入るまでには最低1作くらい投下できたらなと思ってます。まあ約束はできませんが……。
プライベートが落ち着けばまた書いていくんで、もうしばらく待って頂けたら幸いです。
焦んなくていいよ
気にせずマイペースで書いてくれりゃ
一人は確実に書いてくれるわけか
んでもう一人はどうしたんだろうな?
もう書いてあるって大分前に言ってたはずだが
Zタンでしょ
キャラ被ってないから関係ない
で、結局まとめはどうなるんだろう…
仮管全く来なくなっちゃったね
もし年度末(2007年3月)までこのロワで書き続ける人がいて、
その時までに仮管さんが復活しないようなら、自分がまとめをやります。
自分は809氏とは逆で、年度内は忙しいので、
もしやるとなったら、4月半ば頃からまとめサイトを始めると思います。
でも本音を言えば、仮管さんの頑張りを尊敬しているので、
出来れば復活してもらえると嬉しいです。
>>83 ありがとうございます。
まとめサイト作成となると、非常に手間がかかり大変だと思いますが、頑張ってください。
名乗り出ていただいた事に感謝いたします。
>>83 おおマジか!そいつはありがたい
もし必要になった時はよろしく頼みますよ
しかしまとめは何人か候補が現れてくれたが書き手はさっぱりだなあ
Sz氏一人しか現状活動中の書き手がいないってのも皮肉な話だ
>>85 あと、二人いる……ミスフル書ける人とテニス書ける人
それは解ってるけど、z氏は最近顔見せてくれないし、ルーキーも何も書いてみたいだし…
新規の人が全く来ないなあとね
一人でも活動してくれてる人がいるんだから有り難く思わなきゃ
まーね
基本的な質問をしていい?
参加者達は同一世界の人達と考えておk?
例えばタレントである伊織を皆が知っているとか、吉良事件は全員知っているとか、スポーツに詳しい人は有名選手の名前を把握してたりとかしてても無理はないんだろうか?
その辺を一度じっくり話し合いたい
たしか、以前同じ話題が出てそれはなしってことになったと思うよ。
以前、同じ話題が出たのには覚えがあるな
結論を忘れてたから意味ないけどw
>>91 そうだっけ?結論には至らなかったように記憶してるが
俺個人としてはありだと思うけどな
何かの能力を使って別世界からかき集めたなんてのは絶対無理だし
同一からと考えていいんじゃないかな
これまでの話に矛盾が出ない方を採用
今のところはどっちにしても矛盾は出なさそうかな
自然な流れとしては同一の方だと思うけど
まあ結論は書き手次第ということでどうよ?
キャラの情報が多少増えるくらいかな
伊織はアイドル?やってた?んだし、知ってる奴も多そうだ
それと違う世界からっていうトンデモを無くすなら
CH勢なんかも主催関連が連れてきたって方向になりそうだ
無理っぽいけどなw
世界観の統一も面倒だったりするのかな……
まぁ、なんにせよSzの考えが聞きたいところだな
(それでほぼ決定なんだけどなw)
CH勢は自分から来たって言う展開を後付する……無理か
自分で無理っぽいと言っておいてなんだが、
主催者に騙されて連れてこられたとかなら可能か
とくに某種馬なんかは美人を送り込めばホイホイ着いてきてくれそうだw
バラバラの世界から来たことに決まったような気がするけど
同一の世界観だと、全部の作品についてある程度知識がないと、
心理描写等で矛盾することが出るかもしれないから避けた方がいい
例:デスノートを知らない人は、キラ事件について全員が知ってる設定だと困る
決定ではないよ。有耶無耶にして流れてただけ。
と言うか、真面目な話決定権はSz氏にあると思う。
彼が結論を出さない限り、どちらにも決定してない。
言いたかったのは2行目以降なんだけどね
今後現われるかもしれない書き手のためにも、俺は同一世界じゃない方がいいと思う
その方が書くのが楽だと思うから
まぁ、確かに書き手が決めることだけどさ
作中の時間もバラバラだしな
西暦何年?とかいってたら考えられなくなる
>>101 逆に脱出、対主催展開になったとき、いい加減な設定になる恐れあり。
宇宙言語か
107:名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/11/26(日) 03:31:29 ID:o3l/wtD7 [sage]
宇宙言語か
109 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/26(日) 16:13:08 ID:d4+HFzNk
何で仮管は出てこないんだ?
出てきたら責められると思ってるんじゃない?
出て来にくい雰囲気だろうから
逆に聞きたいんだけど、何か仮管が出てこなければならない事があるのか?
もし仮管さんが出てきたとして、ここの住人は何が聞きたいんだろう?
例のまとめサイトの移行問題とかは訊いとくべきじゃないかな?
仮管は今現在どのような心境でいて、仮管として続けていく意思があるのかは明確にした方が良いと思うけどな
俺はそれを聞きたいだけで、後は責めるつもりもなければ余計な質問をするつもりもないが
既に表明なさっていたし、自ら名乗られている『仮管』というHNから分かることじゃないかな
新たにサイト管理を名乗り出てくれる人がいるのはありがたいことだが、
それで仮管さんのサイトを終わらせるべきってわけじゃない。
そこの所を勘違いしてる人がいる気がするんだが。
まとめが二つあっても別に不都合はないだろう?
それぞれの管理人に忙しい時期があるんだから、その時々で更新内容の新しい方を見ればいい。
その場合仮管さん自身がやる作業に変化はないのだから、止める意思がないのなら別に無理に発言する必要はない。
最近書き込みがないのは更新する内容がない、忙しい、荒らしが一時期仮管さんに粘着した
とかの事情を考慮すればしょうがないことと思う。
どうでもいいや
今大事なのはまとめより新作だろ
新作が無ければまとめがいくらあったって意味無い
お前らつまらん事言ってる暇あるなら何か書けよ
お前が書け
ネタを考えてはいる。
元々、マーダーだった人間が少ないから、戦闘能力の高いマーダーを作るのがポイントだな。
作ろうと思えば簡単に作れる
なら、簡単に作ってくれ
122 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/02(土) 19:46:50 ID:GLF5A05T
人稲杉
すいません、思ったよりも忙しく、なかなか時間が取れません。
なので何も書けない状態が続いてます。
12月までにはと言っておきながら申し訳ない限りです……。
かなりの亀になってしまいますが、『参加者達は同一世界の人達かどうか』の問題については、
個人的な意見を言わせてもらえれば、自分は『同一』と考えていいと思います。
色々な作品を把握してない人には難しいとの声もありますが、
逆に言えばある程度知ってる人なら話を膨らませる材料になるんじゃないかと思うので。
キラ事件を両さんや冴子が知ってたり、またシティーハンターをLが知ってたりしたら面白いんじゃないかなと。
作中時間が違ったりするのは例によって厳密に突き詰めなければ問題ないんじゃないでしょうか。
ただ、これについて自分に決定権などあるわけないので、一人の書き手の一意見ということに留めてもらいたいです。
それと個人的なお願いなんですが、誰か書き手として参加してくれませんでしょうか?
現状では書き手が何人いても困ることはないので、どんどん参加して欲しいです。
正直なところ、このままではこれから先、自己リレーも已む無しになってくるので、書く方としてはちょっと面白味が……。
やっぱりリレーで繋いで行きたいです。
誰か書ける人がいたら手伝ってくれると凄く助かります。
チラ裏でスマソ
>>123 お疲れ様。 頑張ってください。
私も書き手として参加できるよう頑張っていますが……あまり期待はしないでくださいね。
書き手として参加か・・・
感想書くだけで頭捻ってる俺には縁の無い話だw
書き手も大変なんやね
125:名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/12/03(日) 02:38:32 ID:IK8HnjaZ [sage]
書き手として参加か・・・
感想書くだけで頭捻ってる俺には縁の無い話だw
書き手も大変なんやね
> 書き手として参加か・・・
> 感想書くだけで頭捻ってる俺には縁の無い話だw
> 書き手も大変なんやね
>参加者達は同一世界の人達かどうか
>自分は『同一』と考えていいと思います
年号とかどうすんだろ
それと、やっぱり知らない人に全作品読んでから参加しろってのはキツイと思うよ
ただでさえ人がいないんだから、敷居は低くした方が良いのでは
でも、実質その書き手さん一人でやってるようなもんだからなぁ
別世界とすると、「じゃあ主催者たちはどうやって集めたんだよ」
って話になったりもする諸刃の刃。
でも佐為もリュークもいないみたいだし、生き返りキャラもいるから、
いっそのこと特殊能力持ちの黒幕がいてもいいけどね。
脱出展開になると、主催者がどうやって集めたんだよがモロに問題になるからな。
脱出しようにも、どこに脱出すればいいんだよって話になる。
一般人しかいないロワだから、特殊能力系のキャラも出しにくいし……
あと、年号はどうすんだよって言うけど、年を聞かなければすむだけの問題。
ついでに言えば、年代による生活形態の違いについても、精々携帯電話の有無ぐらいしかない。
当然、CHの時代には携帯電話などなかったわけだが、パラレルのAHで携帯使ってる描写があるので、
ここも特に問題がない。
Szも厳密にしなきゃいいって言ってるしな
なんというか、デスノートがダントツで特殊すぎるんだよなぁ。
他の奴は例え有名人だとしても、せいぜいその世界(アメフト界とかバスケ界とか裏の世界とか)で
有名ってレベルであって、他の人が知らなくても特に問題ない。
モデルとか芸能人でも知らない人は知らないし、知らなくても何か問題があるわけじゃない。
知ってたら◆SzP3LHozsw氏の言う通り話が膨らんで面白いってレベル。
でもキラは逆に全員が知らないとおかしいんだよなぁ…。
しかもリュークがいない+L生き返りは確定。一般人主催だとかなり厳しい。
方法としては、実は一章でLは死んでなかった(しかし何らかの理由でキラ=月は忘れている)
という風に原作無視でこじつけるってとこかなぁ。
リュークは何らかの理由で、自分(もしくは月)の意思でここには居ない、とか。
これでもちょっと厳しいか…?
>方法としては、実は一章でLは死んでなかった(しかし何らかの理由でキラ=月は忘れている)
死んだところは直接描写されてるわけじゃないしな。
それに、忘れている必要もない。証拠があったわけじゃないし。
ま、そこも書き手次第になってくるんだろうな
Lがキラ=月を覚えてるってのはそれはそれで面白そうだから見て見たい気するし
デスノートのルールを改変した時点でリアル志向も糞も何も。
不思議能力が介在しちゃってるからな。デスノはNGのがよかったと思うよ。
今更そんな事言ったって何もならんだろ
いっそのことリリスタート切ろうぜ
完全に一般人+マイナーだったり書き手が付かないのは無しの方向でおk?
リスタートするなら1stみたく人気作中心にしようぜ
書き手も増えるだろうし
一般人ロワはリレーじゃ無理だと思い知らされた
シャレで言ったら乗ってくる奴がいて驚いた。
誰かが切り出すの待ってたのかな。
そういう気運が高まってるのなら少し考えてみる事柄かもしらんね。
お前がシャレで言ったように、シャレで乗ってるんだろ
まあそれをやるとしてももうここじゃ無理だわな
1stの後釜はまた別に出来るだろう
1stの後釜か……、二部だとか言ってやがったなw
どうなんだろうね……リスタート
やりたい人は3rdでも立ててやれば良いんじゃないの?
ここで書くって人と読んでる人がいる以上、リスタートなんてありえない
スレ違いだからよそで話あっとくれ
前にもやったんだから別に良いじゃん
150 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/04(月) 08:00:49 ID:wMbWm9W2
まさに外道!
なんか自演臭いのがいるな、深夜に過疎スレであのレスの速さは異常
ちょうど携帯とPCってのがまた臭い
最初の頃はちょくちょく書いてたんだけどな…
知ってるキャラが少ないのが響いて書けないでいるうちに、書く気力が萎えちまったいw
盛り上がって欲しいんだが、人が少ないよなぁ
>>151 ほっとけばいいさ
現実に勝手にリセットなんて出来るわけない
>>152 結局はそれが悪循環になってるんだろうな
誰も書かない→人がいなくなる→更に誰も書かなくなる→更に人が(ry
みたいに悪い方へループしてる
やっぱり率先して書く人がいなきゃ再び活気を取り戻すのは難しいかも
つーわけで、桜木でも予約
猿野とは組ませられないし単なる繋ぎになると思うけど
>>151 ここって携帯とPC判別できんのか?
末尾が0と0でもないし、どう見分けてるのかと
>>152 もしかして初期に活躍してた人?
盛り上げるためにはもう一度アンタの力が必要なんだぜ
>>153 久々の予約キター!!
繋ぎだろうと短かろうと、今は書いて貰えるってだけで貴重
ガンガレ
世界の話だけど、これはあくまで一案なんだけど
メタ化させたらどう?
つまり主催者はジャンプを漫画として読んでる世界の人
主催じゃない、黒幕
脱出展開にでもならない限り、黒幕は考えなくても良い。
>>155 じゃあその展開で書けば?
口で言うのは簡単だが、それを文章化するのは並大抵ではないだろう
勝手言う前に書けよ
桜木って猿野と接触してなかったけ
回想とかじゃね?
接触はしてない
猿野が桜木を見かけただけで、桜木はそれに気付いてない
まぁ、これで桜木と猿野の分断が確定したわけで、
若干書きやすくはなるな。
「だ、誰…?」
背後の茂みがガサガサと揺れる。
晴子が怯えた様子で表情を強張らせた。
茂みは益々大きく揺れている。
そこから突如として人影が現れた。
「ハルコさん!」
「さ、桜木君…!?」
信じられないと言わんばかりに目を丸くする晴子。
その晴子にいつものニヤケ顔で近づく桜木。
「だっーはっはぁー!!この桜木が来たからにはもう大丈夫。ハルコさん、安心してください」
桜木は手を腰に当てて高らかに笑った。
見ると、桜木の服は所々破れ、血が流れ出ている箇所があった。
「桜木君…まさか私のために危険を冒して…」
「この桜木、ハルコさんのためなら例え火の中水の中、どんな所にだって駆けつけて見せますよ」
「桜木君…」
見詰め合う二人。
どちらからともなく寄り添い、そして抱き合った。
「流川なんかよりよっぽど頼りになるのね」
「この天才とあんなキツネとを比べたら、ルカワが不憫ですよ。はっはっは」
「好きよ、桜木君」
晴子はそう言うと恥ずかしそうに桜木の胸に顔を埋めた。
* * * * *
「―――はッ!?」
多少誇張のある願望を夢見て歩いていた桜木花道は、気付くと海辺の横を走る道路に出ていた。
「イカンイカン、今は余計な事を考えてる暇は無いぞ。早くハルコさんを見つけねば」
自分を戒める桜木。
今は晴子を見つけた時のシミュレートを繰り返すより、肝心の晴子を見つけ出す事が先だ。
「にしても”好きよ、桜木君”か…。いやぁ。へっへっへ」
妄想とはいえ晴子に言われた「好き」という言葉が心地よく耳に残っていて、桜木は照れくさそうに頭を掻いた。
なんとなく自分の胸の辺りに晴子の移り香があるような気がして、思いっきり深呼吸をしてみる。
当たり前何の匂いもしない。だが桜木はそれで十分満足だった。
「しかしとりあえず海に出て来てみたが、いまいち場所が分からん」
もう少し南下すれば左手方向に菅原神社が見える事も、更に南下していけば平瀬村に行き着く事も、地図を正確に読めない桜木は一切知らない。
目印を求めてここまで歩いて来たのに、労力の割には得るものがあまり無かった。
だんだん考えるのが面倒になり、結局はこの天才は己の直感に任せることにした。
「左…いや右…でも左……だぁーもう面倒臭え!こっちでいい!」
直感を信じて桜木は右を選んだ。それは北へ向かう一本道。
「ハルコさーん、今行きますからねぇー!!」
桜木の頭には晴子の事しか無かった。
果たして桜木は晴子に会えるのかどうか…
【D-1/海岸線の道路/1日目・午前2時30分】
【男子14番 桜木花道@SLAM DUNK】
[状態]:健康
[装備]:モップ@SLAM DUNK
[道具]:支給品一式
[思考]:1.北に向かう
2.晴子を探して守る
3.オヤジをぶん殴る
初投稿にして初SS
書くのって難しいんだなと痛いほど思い知った…
新作キタよ
訂正
>>167の
> 当たり前何の匂いもしない。だが桜木はそれで十分満足だった。
> 当たり前だが何の匂いもしない。だが桜木はそれで十分満足だった。
に補完してください
まとめの人ごめんね
ちょっとのんきな気もしないではない
が、問題になるほどでもない
これだけ過疎だからなw
初SS乙!
え?何この展開?と思ったら桜木www妄想乙w
どこまでも桜木らしくアホで笑えました。
次も期待してます。
新作来てたのか
桜木が桜木らしくていいな
猿野と分断できたのが非情に良かった
今思った
これで猿野のSS消せばミスフル勢消滅で万事解決じゃね?www
お前天才!
まぁ、そうやって消えていくキャラがどれぐらい増えていくかが楽しみだ。
変なとこを楽しみにするなよw
後は、今出ていないキャラも
「名簿に載ってるだけで、島には来てませんでした」
と言ってしまえば全員登場か
マジレスするともう少し待った方がいい
どうせ過疎ロワって事には変わりないんだし、今更先を急いだって仕方ない
今いる書き手がこれ以上書けないと宣言した時点でそういった処置を取ればいい話
前に書き手が書ける、書けないの表みたいなの貼ってくれたけど、誰か保存してないか?
830 名前: ◆SzP3LHozsw [sage] 投稿日:2006/10/18(水) 01:30:03 ID:eMxy+BR+
>>802 ○書ける
I''s (アイズ)
こちら葛飾区亀有公園前派出所
CITY HUNTER
SLAM DUNK
DEATH NOTE
ピューと吹く!ジャガー
BOY
ルーキーズ
ろくでなしBLUES
△微妙
アイシールド21
いちご100%
テニスの王子様
ヒカルの碁
×書けない
Mr.FULLSWING
834 名前: ◆z.M0DbQt/Q [sage] 投稿日:2006/10/18(水) 22:08:05 ID:6n2oqhBB
○書ける(全キャラ動かせるはず)
アイシールド21
いちご100%
DEATH NOTE
テニスの王子様
ヒカルの碁
BOY
△微妙(動かせないキャラあり。もしくは原作を読み返せば動かせる)
I''s (アイズ)
こちら葛飾区亀有公園前派出所
CITY HUNTER
SLAM DUNK
ルーキーズ
ろくでなしBLUES
×(書けない。ギャグセンスがないので)
ピューと吹く!ジャガー
Mr.FULLSWING
863 名前:856[sage] 投稿日:2006/10/23(月) 00:13:18 ID:zYDhHfEF
○書ける
I''s (アイズ)
こちら葛飾区亀有公園前派出所
SLAM DUNK
ヒカルの碁
△微妙
アイシールド21
いちご100%
CITY HUNTER
DEATH NOTE
BOY
Mr.FULLSWING
ルーキーズ
×書けない
ピューと吹く!ジャガー
テニスの王子様
ろくでなしBLUES
勢いで新作続かないかな
>>176-180 とりあえず、SS作者の気持ちは微塵も考えてないのな
そりゃ過疎るわ……
その発想は無かったわ
>>186 そのSSというか登場キャラは障害にしかなってないからな
責任を持って書いてくれるってんならまだしも、もういないだろ?
また勝手言う馬鹿が湧いたか
>>186 俺は書き手だけど、仕方ないと思うがね……
気持ちを考えるってのは、読み手側から推測して
推測した結果を周囲に押し付ける事を言うのか?
今度は自称書き手か
「書き手だけど」て言えば何を言ってもいいと勘違いしてるようだな
書き手だと言い張るならトリ出して意見言うか、SSで解決してみせてくれ
トリ出す → 誰かさんが噛み付き、その後も粘着する
SSで解決 → 無理だからこういう流れになっている
>>191 書き手の気持ちを語っているのは、俺もお前も同じなんだよ。
お前は書き手の気持ちが分かってるのか?
論点をすり変えるなよ
お前が「俺は書き手だ」なんてアピってるのがおかしいって言ってるんだよ
書き手の気持ちを分かるだとかなんて事は論じ合ってない
大体本当に書き手か?過去に一作書いたくらいででかい顔とかするなよな?
まあどっちも落ち着け。
とりあえず
>>193は本当に書き手なら鳥を出してくれた方がいい。
これじゃ疑いばかりでキリがない上、読み手が語ってると思われて信用性が無い。
それに書き手の意見ならばまともな人は聞くはずだから
>>194も言い方を考えろ
もし読み手なら尚更黙ってた方がいい
>>194 > 過去に一作書いたくらいででかい顔とかするなよな?
とりあえず、SS作者の気持ちは微塵も考えてないのな
そりゃ過疎るわ……
煽るな
>>197 > 過去に一作書いたくらいででかい顔とかするなよな?
これに対するレスか?
仮に書いたのが一作なら信頼出来る書き手じゃない
二作、三作書いてこそ書き手として堂々と意見を言う資格がある
>>198 それもだし
>とりあえず、SS作者の気持ちは微塵も考えてないのな
>そりゃ過疎るわ……
もな
> 仮に書いたのが一作なら信頼出来る書き手じゃない
> 二作、三作書いてこそ書き手として堂々と意見を言う資格がある
> とりあえず、SS作者の気持ちは微塵も考えてないのな
> そりゃ過疎るわ……
>>200 それコピペだよ
コピペだって知ってるから
だから止めろって言ったの
しつこいよ
こんな状態でトリップ付けろとか言ってる人間が
書き手の気持ちを考えていると……
最近は凄く、気持ちの分かる人間がいるんだな。
俺には想像もつかないや。
爆釣だな
>>202 そのまま返せばあいつも黙るだろうよ
それに止めろとかしつこいって言われてもさ、
見事に自己矛盾してくれてるから止まらんよ
お前らアホか?
くだらない事で噛みつき合いすぎ
もっと他にいくらでも論じなければならん問題があるだろ
>>206 例えば、どんな問題があるのかな?
いっぺんに『いくらでも』って数を出されても困るから
とりあえずは、2,3個ほど上げてくれ
書き手募集問題
>>207 ・書き手の数の問題
・ミスフル勢の扱いについての問題
・未登場キャラの扱いについての問題
・まとめ人の問題
・原作では死んだとされているLが参加してる問題
・世界観の統一問題
・すぐ暴れだす読み手の問題
腐るほどあるだろうが
そうして挙げられると絶望的だな
>>209 じゃあ次は、それぞれについて論じてくれ
まず自分が動こうな
空気読まずに問題のミスフルキャラを使ったSS投下していいですか?
おk
どうしてこんなことになってしまったんだろうか……。
槇村香はそのことがずっと気になっていた。
月明かりの下をあてどもなく歩きながら、そのことばかりを考えている。
しかしいくら考えてみたところで答えはおろか手掛かりになりそうなことさえ思い浮かんでこず、
前に受けた依頼が元でこんなことに巻き込まれたのかと過去の記憶を辿ってみるが、やはりそこに思い当たる節はなかった。
仕事上怨まれるようなことはよくあったが、それにしてはこれは手が込みすぎている気がする。
そういう手合いはほとんど例外なく直接襲ってくるものなのだ。それが裏の世界に生きる者たちの意地や誇りであることを、香はよく知っている。
だから自分達に関係のない人たち――それも高校生や中学生まで巻き込んで殺し合わせるというのが、
どうしても『シティーハンター』を倒して名を挙げようとしている裏の世界の人間と結びついてくれなかった。
或いは自分たちはたまたま偶然、何らかの理由で巻き込まれただけなのかもしれなかった。
名簿を見ると、どうもそんな感じがする。ほとんど知らない人間ばかりで、共通点は見られなかったからだ。
ただ、一つだけはっきりしていることがある。
それはこの『ゲーム』と称している殺し合いの場が、遊びでもなんでもないということだった。
これはちょっとでも気を抜けば次の瞬間には殺されているかもしれない実戦なのだ。
香は暗い顔で首を振り、小さく溜息をついた。
「リョウ……何処にいるの……?」
いつももっこりのことばかり考えているリョウ。
気のない素振りばかり見せて、あたしをやきもきさせるリョウ。
それでもあたしが危ない目に遭うと、必ず助けに来てくれるリョウ。
そして最高のパートナーであるリョウ。
会いたかった。たまらなくリョウに会いたかった。会っていつものような憎まれ口を聞きたかった。
『香、そんな顔してたら益々男が寄り付かんぞ』
今はそんな言葉ですら構わない。とにかく無性にリョウに会いたかった。
216 :
少女と少年と:2006/12/08(金) 01:38:12 ID:BkD+Kree
(もう会えないなんてことになったらどうしよう……)
香は胸を締め付けられる思いがした。数年前に殺された兄を思い出したのだ。
振り払っても振り払っても、気付くとリョウの姿と死んだ兄の姿がダブってしまう。
もう誰かを失うのはたくさんだった。
(リョウなら大丈夫……。きっと無事でいて、あたしを捜し出してくれる)
そう自分に言い聞かせるのが精一杯だった。
香はもどかしくやるせない気持ちになりながらも、それ以外なす術がなく、ただ黙々とリョウを捜すために歩き続けるしかなかった。
・
・
・
・
・
『美しい。なんて美しいんだマイスイートハニー』
『ちょっと……なんですか……』
『そんなに恐がらなくていいんだYO。ボクは怪しい者じゃない。震えているのならボクが暖めてあげようKa』
歩き続けて数時間、原生林の生い茂る森を歩いていた香は、樹の間越しに届く二つの声を聞いた。
それは男と女の声だった。
すぐ近くで男が女を口説いている。
香はこの二つの声を聞いたとき、愕然とした。こんなときにそんな真似をする男といったら一人しかいない――――リョウだ。
普段から女と見れば見境なく襲いまくるリョウの姿が、香の前にありありと浮かんでいた。
言いようのない怒りが込み上げてくる。
217 :
少女と少年と:2006/12/08(金) 01:39:25 ID:BkD+Kree
(あたしがこんなにも心配して気を揉んでるってのに……あの男ときたら……!!)
こんなときにまでもっこりのことしか頭にないのか――。香の怒りは頂点に達しようとしていた。
香はいつものハンマーの代わりに『ラケット』を握り締めると、声のする方に走った。
一発ぶん殴って性根を据えてやらねばならない。
「リョウー! 貴様こんなところに来てまで一体何をしてるんだー!! この恥知らずめッ!!!」
飛び出すと同時に、香はラケットを振りかぶっていた。
そのまま猛烈な勢いで女を口説く男へ突っ込んでいく。
「ん?」
男が気配に気付いたのか、香へ振り向いた。
頭にバンダナを巻いた、まだ高校生くらいの少年だった。どう見てもリョウではない。
「あ……リョウじゃない……?!」
気付くのが少し遅かった。
勢いのついた身体は止まらず、思い切り振ったラケットは真っ直ぐに少年を襲った。
当たると思った瞬間、香は不味いと感じながら恐さで眼を瞑っていた。
――ブウン!
いつもハンマーを軽々と振り回してる分、ラケットのスピードも風切り音も半端じゃない。
当たれば痛いくらいでは済まないはずなのだが、不思議なことにラケットを握る手に手応えはなかった。
香は恐る恐る閉じていた瞼を開く。
風切り音がしたということは、そこに少年がいなかったことを意味している。
少年は――やはりそこにいない。
218 :
少女と少年と:2006/12/08(金) 01:40:24 ID:BkD+Kree
「危ないNa〜。いきなりそんなものを振り回すなんてYo。ファンキーなお姉さまだZe」
後ろで声がした。
香がハッとなって振り返ると、少年が何食わぬ顔で立っている。
見たところ怪我もなく、ぴんぴんしていた。
「ご、ごめんなさい、ちょっと人違いしちゃって……。怪我はなかった?」
「ああ、平気平気。身が軽いのがオレの取り柄だからNe」
どうやらこの少年はラケットが振り下ろされる寸前にするりと身を躱し、素早く香の後ろへと回り込んだようだった。
自負しているように身は軽いようで、香は全くその動きに気付かなかった。もっとも香は眼を閉じていたのだから気付かなくても無理はない。
だがそれにしても一瞬裡のことであり、この少年の身体能力の高さに間違いはなかった。
香は正直なところ困っていた。
リョウだと思い込んで飛び出してきたのに、人違いでしたとはなんともばつが悪い。まして一も二もなく襲い掛かっているのだから尚更だった。
もしこの少年に殺意があったならとっくに戦闘になっていておかしくない。この少年からしたら自分の方が襲撃者なのだから当然である。
戦闘になったとしても、こちらに非難する謂れは何処にもなかった。
しかし少年はやり返すでもなく、小さな八重歯を覗かせた口許をほころばせて立っている。
それがなんとも不気味な感じがして、香を困惑させていたのだ。
「あのう……」
そこで香に助け舟が出た。少年と一緒にいた女が口を開いたのだ。
それまで女のことなどすっかり忘れていた香は、声がして初めて女の存在を思い出し、そっちに向き直った。
改めて見ると、こちらもまだ少年同様幼さを残した少女だった。
栗色のショートカットの少女で、確かにバンダナの少年ならずとも放っておけなくなるくらい可愛らしい。
香は気まずい空気を振り払うように、努めて明るい声を出した。
219 :
少女と少年と:2006/12/08(金) 01:41:16 ID:BkD+Kree
「あ、ごめんなさい。あなたも怪我はなかった?」
「それは大丈夫ですけど」
「驚かせちゃったわね。突然あんなことしちゃったけど、あたしは別にあなた達に危害を加えようと思ってるわけじゃないのよ。
ただ知っている人がまた性懲りもなく女の人を無理に口説いてるんだと思って、慌てて飛び出してきたの。信じてくれる?」
「……ええ」
僅かに間が空いてから、少女が頷いた。
少女はまだ警戒を解いていないようだ。
「俺も信じてやるYo。綺麗なお姉さまは嘘はつかない」
「そ、そう。ありがとう」
香はどうもこの少年が苦手だった。
普段リョウに愛想がないだの女として魅力がないだの言われているのだから、こう面と向かって綺麗と言われるのには慣れてなかった。
「あの」
また少女が口を開いた。
「急いでるんで」
それだけ言ってくるりと背を向けてしまう。
慌てている感じだった。
その様子からも誰かを捜しているだろうことは簡単に推測できた。
「ちょっと待って、一人で行くのは危険よ」
香が呼び止める。
元々お節介な性質であり、少女をこのまま行かせてしまうのは気が咎めたのだ。
220 :
少女と少年と:2006/12/08(金) 01:42:34 ID:BkD+Kree
「言わなくてもわかっているだろうけど、今あたし達はおかしなことに巻き込まれてるわ。すっごく危険なの。
もちろん全員が全員悪い人で襲い掛かってくるとは言わないけど、もしかしたらそういう人だっているかもしれない」
「そんなのわかってます。でも、それでもわたしは真中君のもとへ……」
「誰か捜してる人がいるのね。けど何処にいるのかわからないでしょう? 無闇に動くのは危険だわ」
「だからってじっとしてられない! 真中君が……もし真中君に何か……」
少女は泣き出してしまった。
まるで自分を見ているようだと香は思った。
リョウを捜している自分と、誰かは知らないがその人を捜している少女――。とても他人事ではなかった。
香には少女の気持ちが痛いほどわかる。
誰かの身を案じ、不安で不安でやきもきする辛さは、現に今香自身も味わっているのだから。
「……そう、なら仕方ないわね」
「おいおい、このままこの子を行かせちまうのKa? そいつはかなりヘビーでデンジャラスだZe?」
「いいの。私が決めたことだから」
「何言ってるのよ。あたしもついて行くわ」
「え?」
「どうせあたしも人を捜してるんだもの。一人で行くのも二人で行くのも変わりないわ。むしろ誰かが一緒にいてくれた方が助かるくらい」
「でも……」
「それともあたしが一緒じゃ嫌かしら? これでも多少は荒事に慣れてるから、連れて行って損はさせないけど」
「…………」
「信用できない?」
「いえ、そうじゃないんです。ただ……ううん、ありがとうございます」
少女はまだ警戒していたのだろう。初めは言葉の歯切れが悪かった。
だが香が自分を心配していることが伝わったのか、ようやく同行を承諾してくれた。
221 :
少女と少年と:2006/12/08(金) 01:43:53 ID:BkD+Kree
「HAHAH〜N。こりゃいいNe、美女二人ってわけKa。両手に花だNa」
「なに、あなたも一緒に来るの?」
「当然だRo〜。オレもついて行くさ」
バンダナの少年は口許に微笑を湛えたまま言った。
少し変わってるところはあったが、さっきの少年の動きはかなりのものだった。一緒に来てくれたら頼りになるかもしれない。
香は即座にこの少年の同行を認めた。
「いいわ。なら一緒に来て」
少年がにやりと笑う。
香は二人を見比べて、それから言った。
「あたしは槇村香。あなた達は?」
「西野つかさです」
「虎鉄大河」
三人は誰もいない森の中で静かに自己紹介をしあった。
222 :
少女と少年と:2006/12/08(金) 01:44:49 ID:BkD+Kree
【D-05/森/1日目・午前2時半ごろ】
【女子12番 槇村香@CITY HUNTER】
状態:健康
装備:ラケット(テニスボール×3)@テニスの王子様
道具:支給品一式
思考:1.リョウと合流
2.虎鉄、つかさと協力
3.冴子、海坊主を捜す
【女子09番 西野つかさ@いちご100%】
状態:健康
装備:なし
道具:支給品一式(※ランダムアイテムは不明)
思考:1.真中と合流
2.香、虎鉄と協力
【男子11番 虎鉄大河@Mr.FULLSWING】
状態:健康
装備:なし
道具:支給品一式(※ランダムアイテムは不明)
思考:1.香、つかさに協力
2.可愛い女の子と仲良くする
以上です。
ミスフルは単行本何冊か買ってきて読み返してみたら虎鉄がいけそうだったので
今回使ってみました。不備が無ければいいんですが……。
何か気付いた点・感想などありましたらお願いします。
久々の投下乙!
どれもらしさが上手く引き出されてた
特に虎鉄が良い味出してるな
香の勘違いにはワラタw
西野の好きの俺としてはもうちょい出して欲しかった気もするが、不備なんかはなかった
とにかくミスフルを動かしたのと、一編に未登場キャラを三人消化したのはGJ!
超GJ!
すごいな力量を感じる
やった、新作だ!しかもミスフルまで出て来てる!
使いにくいキャラを出したのは非常にいい!
どれも魅力的に描かれてて読んでて嬉しくなった
忙しい時に乙でした。また次回を楽しみにしてるよ
もう
>>209の問題もほとんど解決だろ
Szに任しとけば全て丸く治まる
別に押し付けてるわけじゃないが、これが一番の解決方法だろうよ
押し付けるのはどうかと思うが、任せとけば安心という気はするな
外野が勝手に騒ぐよりかは確実だろう
でもプレッシャーになるだろうから極力そういう事を言うな
協力者が欲しいところだ……
ところで、リョウはサバイバル技術をどの程度持ってるとしてよい?
単純に木を擦って火を起したいだけなんだが
全然問題無い
むしろそのくらいの事が出来なきゃ困るw
では、冴羽リョウ、山ノ上春香予約。
>>229 いいと思うよ
傭兵ってサバイバル技術なんてあって当たり前なんじゃないかな
リョウを書いてくれるのかな?
トリップ忘れた……
良い感じで活気が出てきたな
あと、もう一つ確認です。わ・す・れ・て・た
CHの超人的能力はどうなるのでしょうか?
今のところ、制限が掛かってるとして書き終えたのですが、
冷静に考えれば、このロワは一般人ロワなので、制限が掛かるのも矛盾かなぁと……
単に感覚能力/運動能力優れてる人って事で制限かけないほうがいいんですかね。
本人曰く、リョウは撃鉄の音なら、相当離れた距離からでも判別できるらしいので。
まあ度が過ぎなければ制限は気にしなくてもいいと思う
例えば、海坊主が背中に銃弾受けても平然としていた等は、原作にそうあったとしても避けるべきかな
リョウの撃鉄もせいぜい2〜30メートルくらいに留めておくべきかもしれない
あとはバトロワだと言う事を念頭に入れて貰って、良識の範囲でやってもらえばいいんじゃないかなと
詳しいことはまとめ才とのルールに載ってる
一度目を通してみるといい
ありがとうございます。
まとめサイトで確認してきます。
日曜に投下します。
そういえば、CH連中の能力制限はどうするのかな?
リョウだって、軽く2〜3mは助走なしでジャンプできるし、
海坊主だって、広背筋に受けた銃弾なら平気だし、
おまけに奴等、絶対に捕まらないように普段行動してるはずなんだろ。
どうやって、島まで連れてこられたんだ?
>>240 つ大人の事情
てゆうか、そういう所に突っ込むなよ
突っ込んだら面白くなくなるんだから
流れに乗って藤崎あかりを予約します
がんばってください
春香の探す人間が何処にいるかなんて、冴羽にも春香にも分からない。
どうやって探したらよいかも、検討がつかない。
「春香ちゃんの生徒は問題児なんだろ、だったら村に行ってんじゃないか?」
「問題児じゃありません!」
と言って否定してみたが、問題児云々はともかく村と言う線は当たりかも知れない。
春香にしても、生徒達にしても、目が覚めたら無人島にいましたなんて体験はこれが初めてだ。
とすれば、いくら彼らでも人恋しくなって村に行くのではないか。
”人恋しく”という所に、かなり疑問が持たれる生徒ではあるが、他に探す当てもない。
ならば山勘で村に行こう。どうせ、正解などない。
「まずは、氷川村から行きましょう」
春香の指示により、二人は氷川村を目指す事になった。
彼らのいる所から、氷川村までは徒歩で三〜四時間ほどかかる。
冴羽の足なら、もっと早く着くだろうが春香がいる限り無茶は出来ない。
それに、周囲を警戒しながら移動する必要もある。
むろん、これらの事だけなら冴羽にとって『普段の事』であり、
彼がゆっくり歩く理由としては弱い。
彼の歩行が遅くなる最大の理由は首輪にあった。
冴羽は自らの首を摩って、その存在を確認する。
これのせいで彼の行動は大きく制限されているのだ。
理由は分からないが、冴羽に付けられた首輪は春香の物と異なっている。
はっきり違うと断定できる部位は、留置針である。
冴羽の首輪には留置針が付いており、それが血管に常駐している。
留置針とは、何度も注射を打たなければならない患者に対して使用される医療器具だ。
これを皮膚に刺し、血管中に常駐させれば、注射のたびに皮膚を刺さなくてよいと言う利点がある。
今、この留置針が冴羽の首と肩の間辺りに埋められている。
恐らく、定時になると首輪から薬剤が投与されるのだろう。
そして、それ以外の大半の時間帯は、留置針の弁が閉じ、出血を防ぐ仕組みになっているようだ。
針の辺りが、冷たく感じるが、恐らくそれはヘパリンか何かの抗凝固剤があるのだろう。
さて……問題は留置針だの、ヘパリンだの言うものではない。
投与されている薬剤だ。
この薬剤が何なのか、冴羽には分からないが、麻酔薬の一種だと推測している。
なぜならば、彼はこの島に来て運動能力と感覚能力の衰えを感じているからだ。
(マズイな……)
スイーパーとしての経験もある。知恵もある。
自分がこの島の中で、最強クラスの人間だと言う自負もある。
けれど、それは運動能力と感覚能力が万全であった場合だ。
これらの能力が衰えている状況でも、自分が強いかどうかは何の保証もない。
隣を歩く春香の足音が聞こえる。
この足音は、プロの耳を持たない人間にも聞こえる音量なのか。
それとも、麻酔薬の効きが弱く、プロの耳はまだ衰えていないのか。
分からない。
「春香ちゃん。もう少し静かに歩いてくれるかなァ」
「そんなに五月蝿いかしら……」
どうやら春香には自分が五月蝿く歩いていると言う自覚はないらしい。
冴羽は神経質になりすぎたかと、考え直した。
と、そのときだ。
「冴羽さん、今銃声が聞こえませんでしたか?」
春香の耳に、銃声が聞こえてきた。
確かに冴羽も銃声らしき音を聞いたが、しかし、小さすぎて銃声かどうかの判定が付かない。
「ほんの少しだから、自信はないんですけど……」
春香の勘違いならいい。
けれど、勘違いでないならば二重の意味でまずい事になる。
「春香ちゃん、銃を構えるんだ」
「え? でも、これは……」
春香の支給品はただの水鉄砲。
リアルな造りをしているが、無論、殺傷能力など持ってない。
「本物に見えるだけで十分だ」
(どうやら、本当にヤバイ事になっちまったらしいな……)
長年のプロ生活でも、こんな経験はした事がない。
感覚能力とは、人間にとって決して離れる事がない友人のようなものだ。
それがある日突然、姿をくらましたのである。
(首輪さえ外せば何とかなるだろうが……)
容易でない事は明らかだ。
それに、首輪が外れたところで薬剤が体から排出されるには数十分から数時間かかるだろう。
その間、自分の能力は制限されたままである。
恐らく、プロである自分と春香のような素人を対等な立場で殺し合わせようとするケンタッキー側の目論見か。
本当に、厄介な事になってしまった。
春香と冴羽が聞いた銃声は、かすかなだったので、かなり遠くのものだろう。
夜は空気が冷え込み、音の伝わりが良くなるから、銃声も遠くまで響くわけだ。
だがしかし、銃声の主はいずれ自分たちの近くまで来る可能性を持っている。
加えて、他に人間がいないとも限らない。
銃声が微かにしか聞こえなかった、と言う事実は冴羽にとってかつてない緊張感を与えた。
【H-7 平野/一日目・午前2時ごろ】
【男子13番 冴羽リョウ@CITY HUNTER】
[状態]:健康
[装備]:特に無し
[道具]:支給品一式、アイテム不明
[思考]:1、あわよくば春香ともっこり
2、春香を守る
3、香、冴子、海坊主、ミックを探す
4、首輪解除の方法を探る
【女子15番 山ノ上春香 @BOY】
[状態]:健康
[装備]:水鉄砲(見た目は本物の拳銃、水は空)
[道具]:支給品一式
[思考]:1、日々野や一条を探す
2、リョウについて行く
投下終了です。
結局、発火ネタは没にしてしまいました。
よく考えると、今は真夜中のはずなんですよね。
火をつけると目立ってしまいます。
あと、内容が内容なので、九分九厘没になると思っていますが
よろしくお願いします。
>>242 おう、久しぶりだぜ
楽しみに待ってるよ
>>249 結構冒険したみたいだけど、これはこれで良いんじゃないだろうか
俺的には、海坊主と並んで最強クラスのリョウを制限できたのがかなり大きいと思う
問題としてはリョウに投薬されてる薬物は何で、どんな効果があり、どのくらいの間隔でどのくらいの量を投薬されているのか
が明確にならないと後が続きずらいんじゃないかなと心配ではあるけれど
でも特別没にしなければならないほど大きな問題とは思わないな
とにかく乙でした
またよろしくお願いします
>>249 うーん際どいな・・・
リョウにだけそんな薬を使うなら何でつれてきたんだって話だし
ロワ制限は受けてるんだからこれ以上付加を与えなくてもいい気がする
しかし今のこの過疎スレで安易に没にしてしまうのも勿体ないし・・・
何とか修正で上手く出来ないかな?
>>251 >ロワ制限は受けてるんだから
受けてたっけ?
つ まとめのルール
ロワ制限に対する言い訳じゃないのかな>薬
海坊主も受けてるんじゃないん?
>>253 まとめには、制限されてる事は書かれてても、制限の方法までは書かれてない。
今回のSSで触れられているのはお前の言うまとめの制限の具体的手法。
あと、リョウだけじゃなく他の超人も同じ首輪を填めてるんだろ
とすると海坊主にも填められてると考えるべきだろうが、登場作過去二話では一切触れられてないんだよな
今後書かれるとするとどうしても後付けになるのは否めない
まあそこは目を瞑るとしても、既にガードレールをぶっ潰してる描写がある以上、薬で制限かけられてるってのがいまいち説得力無くなりそう
でも、具体的な制限の方法はこれ以外に書かれてない。
ロワ制限に対する言い訳にしては度合いが過ぎるんだよな
さすがにさ、春香先生よりも能力的に劣るように描かれちゃってるのがどうもなあ・・・
制限下に置かれたとはいえ、もうちょっと能力高くてもいいんじゃないだろうか?
制限に対する具体的な理由付けをしようと思い、正直な話やりすぎてしまった感があります。
大変申し訳ありませんでした。
まとめサイトにある文章
---
【シティハンター系及び、やや特殊技術を持っている人物について】
明確な能力制限はありませんが、あくまでこのロワは 一般人を動かすことを中心に成立しています。
銃で撃たれたら、まず通常の人間は命がヤバイですよね。
神業のような技能も確かに持っているかもしれませんが、短期間で乱発することが出来る人間はまず居ないでしょう。
通常の人間より、ちょっとだけ強い程度。そんな感じでお願いします。
---
を考えると、CH勢に何かしら制限をつけない限り原作設定無視になる事は避けられないため、
制限を考えてみようと思って、このようなSSを書いた次第です。
無論、没確率99%と見ているので、修正/破棄は全然構いません。
ただ、これを機会にと言うと変な言い方かもしれませんが、CH勢の制限について具体的な手法を考えてみるのはどうでしょうか?
あと、首輪に関しては
>>254,255さんがおっしゃるとおりです。
>>258さんの反論は、正直想定外でした……ゴメンなさい。
書いた意図は良く伝わってるよ。その部分は心配しないで
問題は制限をどのような物にするかって事になるんだろうね
つーわけで一度話し合うべきかも知れないってのには賛成
その結論によって修正してもらうって事でどうだろうか?
というか、これベースで258を考慮して、能力制限をやりすぎないようにしたらいいだけなんじゃ。
うん、それでもいいと思う
・
>>262でFA
・Sz,z.両氏の意見を待つ。
どっち?
2で
1でよくないか?
あんまり大袈裟にして古参の意見を伺うのもどうかと思う
修正で事足りるんなら、わざわざ古参が出ずらくなるようなことをしない方が賢明だろ
作者さんも修正に応じてくれる様子があるみたいだし
制限の方法って他にないかな?
催眠術
催眠術は被術者の拒否があったら成功しない。
薬でいいよ
制限の簡単な方法はやっぱ薬だな
なんだこの単発IDの応酬は…
言っとくが自演じゃねえんだぜ
普通に考えるんだ
結構人数がいるんだと考えるんだ
予想外だ
制限方法
大リーガー養成ギプス:ジャガーは亀甲縛りで。
他に適当な制限方法が無いんだから制限は薬物とし、今回のSSに関しては
>>258を踏まえて若干の修正をしてもらうって事でよくないか?
あんまりこの問題を長引かせて勢い潰すのは勿体ない
>>277 あまり、他に意見がないようでしたら今日中にでも修正版を投下します。
それでいいですか?
はい、それでいいです
お手数掛けて申し訳ありません
>>246 修正
隣を歩く春香の足音が聞こえる。
この足音は、プロの耳を持たない人間にも聞こえる音量なのか。
それとも、麻酔薬の効きが弱く、プロの耳はまだ衰えていないのか。
分からない。
「春香ちゃん。もう少し静かに歩いてくれるかなァ」
「そんなに五月蝿いかしら……」
どうやら春香には自分が五月蝿く歩いていると言う自覚はないらしい。
冴羽は神経質になりすぎたかと、考え直した。
と、そのときだ。
「冴羽さん、今何か聞こえませんでしたか?」
「銃声か……」
冴羽と春香の耳に、銃声らしき音が聞こえてきた。
春香には何の音か判別がつかないらしい。
そして、冴羽にも一瞬何の音か判断がつかなかった。
不味いな、と思う。麻酔のせいか、普段より聴力が弱い。
一体、どれ程まで落ちているのだろうか。
「春香ちゃん、銃を構えるんだ」
「え? でも、これは……」
春香の支給品はただの水鉄砲。
リアルな造りをしているが、無論、殺傷能力など持ってない。
「本物に見えるだけで十分だ」
>>248 修正
【H-7 平野/一日目・午前2時ごろ】
【男子13番 冴羽リョウ@CITY HUNTER】
[状態]:健康
[装備]:特に無し
[道具]:支給品一式、アイテム不明
[思考]:1、あわよくば春香ともっこり
2、春香を守る
3、香、冴子、海坊主、ミックを探す
4、首輪解除の方法を探る
5、薬物による能力制限がどれ程なのかを把握する
【女子15番 山ノ上春香 @BOY】
[状態]:健康
[装備]:水鉄砲(見た目は本物の拳銃、水は空)
[道具]:支給品一式
[思考]:1、日々野や一条を探す
2、リョウについて行く
とりあえず、簡単に二三行だけ書き換えておきました。
冴羽の聴力が春香を上回っていると言う設定です。
これならいいね、問題無いでしょう
乙彼でした
おkおk
後は追々物語の中で制限の効果を語らせていけばいいな
GJ!
新作がこうも続いてるのに、纏めの更新が無いんだが…
やはり仮管や809も愛想尽かしてしまったんだろうか?
せっかくまた少しづつ動き出したのになあ
地図以外、更新終わりました……
乙!大変だろうけど頑張ってくれ
復活の兆し・・・!
>>290 ,、ァ
,、 '";ィ'
________ /::::::/l:l
─- 、::::;;;;;;;;;`゙゙''‐ 、 __,,,,......,,,,_/:::::::::/: !|
. : : : : : : `゙'ヽ、:::゙ヾ´::::::::::::::::::::::`゙゙゙'''‐'、. l|
、、 . : : : : : : : : r'":::::::::::::::::::::::::,r':ぃ::::ヽ::::::::ヽ! ,、- 、
.ヽ:゙ヽ; : : : : : :ノ:::::::::::::::::::::;;、-、、゙::: rー-:'、 / }¬、
. \::゙、: : : :./::::::::::::::;、-''":::::::::: ,...,:::,::., :::':、 _,,/,, ,、.,/ }
ヽ:ヽ、 /::::::::::::::::::::::::: _ `゙''‐''" __,,',,,,___ /~ ヾ::::ツ,、-/
`ヽ、:::::::::;;;、、--‐‐'''''',,iニ- _| 、-l、,},,  ̄""'''¬-, ' ''‐-、 .,ノ'゙,i';;;;ツ
_,,,、-‐l'''"´:::::::' ,、-'" ,.X,_,,、-v'"''゙''yr-ヽ / ゙゙'ヽ、, ,.' j゙,,, ´ 7
,、-''" .l:::::::::::;、-''" ,.-' ゙、""ヾ'r-;;:l 冫、 ヽ、 / __,,.ノ:::::ヽ. /
l;、-'゙: ,/ ゞ=‐'"~゙゙') ./. \ / '''"/::::;:::;r-''‐ヽ
,、‐゙ ヽ:::::..,.r'゙ ,,. ,r/ ./ ヽ. ,' '、ノ''" ノ
,、‐'゙ ン;"::::::. "´ '゙ ´ / ゙、 ,' /
' //::::::::: {. V /
/ ./::::::::::::: ', / /
. / /:::::::::::::::::. ',. / ,.、 /
携帯から失礼します。
投下したいのですがアク禁に巻き込まれたようで投下できません。
809氏のまとめサイトは避難所掲示板がないようなので仮管氏の方の没SS投下スレに投下します。
ずっと膝にくっつけていた顔を上げると、視界に入ってきたのは波間に揺れる満月だった。
どのくらいの時間、こうしていたんだろう。
10分くらいしか経っていないような気もするしもう何時間も経ったような気もする。
砂浜の端っこに広がる岩場を乗り越えた所にあった、この洞窟。
とにかく隠れたいという一心でどうにか入り込んだこの洞窟は、見付けた時と同じようにやっぱり真っ暗で。
抱えていた膝を強く抱きしめ直し、藤崎あかり(女子11番)はひっそりと息を吐いた。
「どうして」と「怖い」。
さっきからこの言葉と思いだけがグルグルと頭の中を回っている。
誘拐、されるなんて。
殺し合い、だなんて。
“死ぬ”とか“殺す”なんて言葉をこんなに身近に感じたのなんて初めて。
もちろん日本が100%安全な国じゃないってことは知ってる。
それでもやっぱり自分にとってはこんな状況はテレビの中の出来事で。
(大丈夫……大丈夫……)
こんな場所、誰かに見つかるわけない。
洞窟の中は広くはないけど、ちゃんと入り口からは見えづらい位置にいる。
大丈夫。だから大丈夫。
一通りの混乱を過ぎた頭で、そんな根拠のない言葉を呟き続ける。
(お父さん……お母さん……)
次々に浮かぶ家族の顔。そして。
(ヒカル……)
幼馴染みがふてくされた後に見せる笑顔が、脳裏に浮かぶ。
(ヒカル……どうしてるかな……)
こんな風に突然私がいなくなっちゃって、驚いてるかな。
心配、してくれてるかな。
それともやっぱりいつもと同じように碁を打ってて、私のことなんて気にもかけてないかな。
碁盤を前にしているヒカルは、私の知っているどのヒカルよりも真剣でちょっとだけかっこよくて……本当にちょっとだけドキドキしちゃうけど。
でもなんだか知らない人みたいで、私が隣にいても、そんなことこれっぽっちも気にしてくれなくて。
だから碁を打っているときのヒカルは好きだけど――――――――嫌い。
……でも、やっぱり好き……かも。ちょっとだけ、ね。
私も碁を始めてちょっとだけそのおもしろさがわかったから、だから碁にのめり込むヒカルの気持ち、前よりはわかるつもり。
(会いたいな……)
無性にそう思う。
帰って――――お父さんとお母さんと……ヒカルに会いたい。
みんなの顔を次々に思い出していると、だんだんと目尻に涙がたまってきちゃった。
流れ落ちた滴を拭うために右腕を上げたら、肘が何か柔らかい物に当たる。
「あ……これ……」
今の今まで忘れていた。
こんな物があったんだっけ。
私の右腕に当たった物はまだ一度も開いていないリュックサック。
中に何が入っているって言ってたっけ。
あの体育館みたいな所にいる時は――――もちろん今もだけど――――本当にすっごく怖くて仕方なくて、あのおじいさんの言葉を聞くどころじゃなかったし。
砂浜で目が覚めた時も頭がこれ以上ないくらいに混乱してたから、この中に何が入っているかはまだ確認してないんだ。
鼻をすすりながら、暗闇の中で眼を凝らしてバッグの中身を広げてみる。
ペットボトルに入った水。パン。筆記用具。コレは……地図、かな。
そして、何か硬い物が手に触れて引っ張り出してみると。
「きゃっ!」
それは、ナイフだった。
怖くって思わず放りなげてしまったそれは、ガランと大きな音を反響させながら地面に横たわった。
カッターナイフとか果物ナイフとかよりもずっと大きくて重い。
これが……私の“支給品”?
こんな危ない物、見るのも触るのも初めて。
恐る恐るナイフを拾い、リュックの中に戻す。
次にリュックから出てきたのは紙だった。
何か書いてあるみたいだけど、ここ、暗いから全然読めない。
あ、そうだ。
もうちょっと入り口の方に行けば月の明かりで読めるかな。
怖々、洞窟の入り口まで移動してみると、満月の明かりが差し込んできていて中よりもだいぶ明るい。
うん。これだったら読める。
あれ、これって……名簿?
男子1番、安仁屋恵壹。男子2番、伊集院隼人。男子3番……。
上から読んでいっても、知らない人の名前ばかり…………――――――――え。
「……男子19番……進藤ヒカル……?!」
何度も読み返してみても、そこに記されているのはやっぱり「進藤ヒカル」の文字。
知らない人、じゃない。
よく知っている幼馴染みの名前だ。
「そんな……ヒカルまで……」
ヒカルまでここに連れてこられているなんて。そんな。
自分がこんな状況に置かれていると知った時よりももっと強く胸が痛い。
「ヒカル……」
ヒカルがいる。私と同じ場所に。ヒカルがいる。
会いたい。会いたい。会いたいよ、ヒカル――――――――!!
――――――――――――ドプン
突然の水音に体が一気に硬くなった。
「な、何……?」
何かが水に落ちた?何かが上から落ちてきた?
そのまま水面を見つめるけど、そこには歪んだ満月しかない。
ゆっくりと上を見上げると海側に大きくせり出した岩山があった。
この洞窟、崖の下にあったんだ。
落ちてきた物は……石、かな?
あれ?上の方に何かある……?
「あ…………」
――――――――――――ドンッ
二度目の音。
今度はさっきの音よりもすごく大きい。
上の方にあった何かが落ちた?
もう一度見上げてみても見えるのは岩肌だけで、崖の上までは見えない。
視線を下に戻すと、崖から落ちてきた何かは岩場にへばりついたまま半分ほど海に浸かっていた。
「な、にアレ……?」
そんな言葉が口から出たけど、本当はわかってる。
私、目はいいもん。
月明かりの中にくっきりと見えるアレは……人だ。人が落ちてきたんだ。
あんな高い所から落ちて無事なわけない、よね。
どう考えても……あの人、無事じゃないよね。
見ちゃ駄目。これ以上見ちゃ駄目。
私の中の何かがそう警告するけど。
だけど私の目は、どうしてもソレから反らせなくって。
足が勝手に動いて、私は転びそうになりながらも岩場を渡り、ソレに近付く。
穏やかに打ち寄せる波が一歩毎に足を濡らしていくけど、そんなことを気にすることも出来ない。
だって。
「……ヒカ、ル」
暗い波間から覗くその横顔を、満月の光は残酷なくらいしっかりと照らしてくれている。
波に晒されながら岩場に横たわるのは、会いたいと願っていた幼馴染み。
「…………」
差し込む月明かりがヒカルの様子を余すところなく私に見せてくれて――――――――私の時間が止まる。
仰向けに倒れるヒカルの目は見開かれたまま。
パックリと割れた頭から流れ出てくる何かが岩場に奇妙な影を作って、すぐに波に攫われる。
胸のあたりに何かが刺さってると思ったら、それは中から飛び出してしまった骨だった。
波が寄せ、ヒカルの頭が水に浸かって、また波が引いても私は瞬きすら忘れてしまって。
ヒカルに会いたい。
ヒカルに会いたい。
ヒカルに会いたい。
ヒカルは――――ヒカルは、私の日常に当たり前にいる存在で。
だからヒカルがいなくちゃ私の日常は私の日常じゃなくて。
日常がなくなるなんてそんなわけないから、ヒカルがいなくなるなんてそんなわけなくて。
ヒカルに会いたい。
ヒカルに会いたい。
ヒカルに会いたい。
生きている、ヒカルに会いたい。
螺旋の様な思考に、絶え間ない波の音と揺れる満月が絡み合って――――――――私は、私の中の何かが弾ける音を聞いたような気がした。
どのくらいの時間が過ぎたんだろう。
もう靴の中は完全にビチャビチャだから、もしかしたら結構長い時間が経ってるのかも。
目前の光景とこの状況があまりにも私の感情の許容範囲を超えていて、なんだか面白くなってくる。
現実じゃないみたい。
「あっ……そっかぁ。そういうことかぁ」
私の中で完全に矛盾するこの状況を説明できる言葉を見付けちゃった。
ヒカルが突然なくなるなんて、そんなことあるわけがない。
だから、コレ、夢なんだ。
きっと――――私一人だけ残れたら醒める、悪夢なんだ。
「早く醒めてくれないかなぁ。こんな夢、見たくないよ……」
こんなすっごく怖くて嫌な夢、これ以上見ていたくなんかない。
ヒカルが死んじゃうなんて……夢の中でも嫌だもん。
「がんばれば早く醒めるかなぁ」
がんばって人を殺して、私一人だけになったら醒めるかなあ。
「ヒカル」
呼びかけながら横たわったままのヒカルの側にしゃがむ。
スカートの裾が濡れちゃわないようにしっかりと膝裏に巻き込んで、私はヒカルの顔を覗き込む。
海水に浸かってしまったヒカルの表情はなんだかとても悔しそう。
まるで囲碁部の大会で、塔矢くんに負けた時みたい。
「ヒカル」
もう一度呼びかけてもヒカルはやっぱり答えてはくれない。
当たり前だよね。
夢だけど……ヒカル、死んじゃってるんだもんね。
「…………」
そっとヒカルの指先に触れてみると、思ったより温かかった。
現実だと、きっと照れたヒカルに「何すんだよ!」って振り払われちゃうけど、夢の中ならホラ、大丈夫。
右手の甲はつぶれてしまっているのか骨が飛び出しちゃってるけど、指はきちんと指の形をしていた。
いつのまにか私より長くなった指。
大きくなった掌。
右手の指先が硬いのは、やっぱり碁を打つせいなんだろうか。
中学に入ったばかりの頃は、私の方が背も手も大きかったのに。
ヒカルは「オマエが縮んだんだ」なんて言ってたけど、そんなわけないじゃない。ねぇ?
碁を始めてからのヒカルは、私が追いつけないくらいすごいスピードで大人になっていっちゃったよね。
正直に言うとね、置いて行かれたような気がしていたの。
現実に戻ったら言ってみようかな。
ちょっと寂しいって。
少しでいいから、振り返って欲しいって。
私がそう言ったら、ヒカルはどうするかな?
「欲しいな、これ。お守り代わりに。…………ちょうだい?」
やがて――――――――少女は立ち上がった。
生来の愛くるしい顔に満面の笑みを浮かべて。
月明かりを背にゆっくりと歩き出す。
その掌に、幼馴染みの少年の人差し指を握りしめながら。
【C-06/崖下の砂浜/午前1時頃】
【女子11番 藤崎あかり@ヒカルの碁】
状態:健康
装備:バタフライナイフ、ヒカルの右人差し指
道具:支給品一式
思考:1.ヒカルに会いたい
2.夢から醒めるために人を殺して一人生き残る
【備考】
1.あかりはヒカルの名前までしか名簿を読んでいないので、塔矢が参加していることに気が付いていません。2.ヒカルの死体から、右人差し指がなくなりました。
>>293 うは、タイトルから何となくそんな気はしたけど、あかりマーダー化ですかww
GJです。
>>282 敢えて難しい題材に取り組んだ心意気は凄いです。
自分も制限方法について考えていたのですが中々いい方策を思いつかず、
結局先延ばしになっていたので、この展開はいいと思います。
GJでした!
>>287 更新お疲れ様です。
手の空いたときに更新してくださればいいですよ。
自分としてはまとめてもらってるだけでもありがたい。
>>293 あかり恐い……。某所のまもりやミサミサを見てるようだw
でも人間が壊れていく過程をリアルに描いているのはお見事!
そりゃいきなりヒカルの死体が降って来ればあかりだっておかしくなっちゃうよね。
では流れを壊さないように月・本田を予約。
投下は明日の今頃にでも。
待っとります!
マジ復活の兆し♪
あかりがマーダーで来るとは思わなかったw
中学生の女の子が何処までやってくれるのか楽しみだ
2/3【アイシールド21】●小早川瀬那 /◎蛭魔妖一 /◎滝鈴音
4/4【I''s (アイズ)】◎瀬戸一貴 /○葦月伊織 /◎磯崎泉 /○寺谷靖雅
4/4【いちご100%】◎真中淳平 /◎西野つかさ /○外村美鈴 /◎南戸唯
3/3【こちら葛飾区亀有公園前派出所】◎両津勘吉 /◎本田速人 /◎ボルボ西郷
4/4【CITY HUNTER】◎冴羽リョウ /◎槇村香 /◎伊集院隼人 /◎野上冴子
7/7【SLAM DUNK】◎桜木花道 /◎流川楓 /◎三井寿 /◎宮城リョータ /◎赤木晴子 /◎田岡茂一 /◎魚住純
3/3【DEATH NOTE】◎夜神月 /◎L /◎魅上照
4/4【テニスの王子様】◎越前リョーマ /◎竜崎桜乃 /◎手塚国光 /◎菊丸英二
2/3【ヒカルの碁】●進藤ヒカル /◎塔矢アキラ /◎藤崎あかり
4/4【ピューと吹く!ジャガー】◎ジャガージュン市 /◎酒留清彦 /◎浜渡浩満 /◎白川高菜
5/5【BOY】○日々野晴矢 /◎一条誠 /◎伊部麗子 /◎神崎狂 /◎山ノ上春香
3/4【Mr.FULLSWING】◎猿野天国 /◎虎鉄大河 /●清熊もみじ /○御柳芭唐
4/5【ルーキーズ】●安仁屋恵壹 /◎御子柴徹 /◎新庄慶 /◎平塚平 /◎八木塔子
6/6【ろくでなしBLUES】◎前田太尊 /◎七瀬千秋 /○中田小平次 /◎中島淳一 /○大場浩人 /◎川島清志郎
55/59 (○生存/●死亡/◎登場済み)
未登場7人
305 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/12(火) 17:09:27 ID:SFg2DJRU
蛭魔、魅上、越前、イブ、神崎、川島にあかりがマーダーか
55人に対して7人のマーダーってけして少ない人数ではないよな
更に月みたいなステルスに、ボルボや海坊主みたいな辺り構わず発砲するキチガイが加わると
大分円滑に進んでくれるんじゃないかなと思った
うん、まあ、だから何?って感じだろうけど
ボルボは銃を手に入れそうだし、真中は危険かもしれないなw
ところで、晴矢は薬組なのか?
薬組みって?
薬物投与された人たち。
微妙だなあ
強いっていやあ強いけど、リョウみたいに具体的にどう強いってのが分からないから
明らかな薬物組はリョウ、海坊主ぐらいか。
両津とか、晴矢は微妙なグループだわな……
しかし、晴矢の場合強さより厄介なのが、背中の四次元ポケット……
ポケットは大丈夫でしょ
持ち物は没収されてるんだから、入れてもせいぜい支給品一式くらい
そんなに心配することじゃないって
原作で、体育館のネットを現地調達していた男だぞ。
・・・まあ、その辺は展開次第だから何ともw
というか、あくまで一般人に拘るか、原作重視に拘るかで晴矢の扱いは変わってくるよな。
四次元ポケット活用するのが、原作での晴矢だし
というか晴矢は使いづらいんだろうなあ
他のボーイキャラが出揃っても主役なのに出てないし
やっぱりどう扱うのかによってだいぶ変わってくるキャラだろうから難しいんかね
四次元ポケット……
そういや、今晩Sz氏が来るんだな。
何でもかんでも聞くのは良くないかも知れないが、
四次元ポケットと晴矢の強さについてはどう思ってるんだろう。
推敲してたらおかしな部分が出てきてしまったので、今夜の投下はちょっと無理かも……。
直し次第、投下します。申し訳ない。
>>294 転載ありがとうございます。
>>319 気長に待ってるんで納得いくまで推敲してください。
焦って投下すると後悔することが多いですからね。
だな
三日でも四日でも好きなだけ時間かけて仕上げてくれたら良い
誰も文句なんて言わないから安心して書いてくれていいよ
晴矢って知らないんだけどどんなキャラなんだ?
説明するのが難しいキャラだな・・・
一言で言えば破天荒な奴
背中に四次元ポケットがあってバットとかフライパンを収納している
たまにカニ3杯とか鍋とかも入ってたりする
まあ一度見たほうが早い
>背中に四次元ポケットがあってバットとかフライパンを収納している
>たまにカニ3杯とか鍋とかも入ってたりする
thx
とりあえず、一般人かどうか微妙だという事は十分伝わってきた。
背中の四次元ポケットはいつも持ち歩いてるのか?
ポケットって言うのは服と背中の隙間の事ね
そこに何でも入れてる
イブの乳間も四次元ポケットじゃなかったか?
あれは携帯くらいしか入ってなかったとオモ
>>329 その発想は無かったわwwwww
たしかにそれならポケット問題はクリアするな
んでも、誰かから服を奪い取ると四次元ポケット復活って事になるわけか。
仮にだ、晴矢を予約する奴が出てきたとして、
そいつが上半身裸で出したとしたら、それはもう晴矢と呼べないんじゃないか?
背中から、色んなものを出すから晴矢らしさが出てくるんだろ。
原作での『らしさ』を重視するなら、少々一般人からずれてても、
四次元ポケットを認めるべきだと思う。
制限をつけよう…と思ったが、四次元ポケットの制限ってどう付ければいいんだ。
薬投与してどうこうじゃないし。
個人的にはバッドやフライパンは許せるけど、ネットまでいくとアウトかなぁ。
>背中から、色んなものを出すから晴矢らしさが出てくるんだろ。
晴矢の魅力はそんなポイントだけだったのかw
なくてもどうにでもなることだろ
まぁ、一般人ならバットとか入れてたら動きにくかったりするが、
晴矢はその辺が大丈夫、くらいにしとけ
なんでも収納できるのはダメだ
難しく考える事無くねえ?
ネットが入るとかはギャグみたいなもんだと捉えればおk
こち亀の両さんが高いとこから落ちても死なないとかと同じようなもん
当然そんなのはロワの世界じゃNGだ
描写が少なかったり、例外的な描写だったりするなら、
そのキャラにとってイレギュラーと言える訳で、無視も出来る。
だが、晴矢の四次元ポケットは決して描写が少なくないし、
例外的でもない。晴矢らしさをだすなら、ポケット必須。
すいません、一旦予約破棄させてください。
手直しのつもりが全て弄ることとなり、結果ちょっと収拾つかなくなってしまった……。
もう一度新しく練り直して最初から書き直すんで、出来あがったら投下するという方向でお願いします。
>>339 個人的にはやはり四次元ポケットあっての晴矢かと。
晴矢にとってバットやフライパンを背中にしまっておくのはごく当たり前のことなので。
けどネットや蟹のことを言われてしまうと、さすがにそれは一般人ロワの概念には合わないのかなとも思ってます。
体積的に入れて入らなくはない、ってとこまでかな?
ごそごそしたり、そこが盛り上がったりはしない。
>>341 そんな事言ったら、金属バットやフライパンだって入らないぞ。
>>340 いっそ晴矢を外してしまうか……
何やっても、四次元ポケットは制限できないし、かと言って、四次元ポケットあっての
晴矢だと、書き手も言っているわけで……
どーすべ?
あ、盛り上がったりしないってのは、
本来なら盛り上がるんだけど
晴矢の場合なぜか盛り上がらないってことね
もう特殊能力にしちゃえばいいじゃん。
デスノートや死神の目と同じで、特殊能力だから制限されましたってことで。
「一般人ロワの主催者が制限できるのか」なんて意見はナシだよ。
デスノートは制限されてるんだから。
書き手が空気読むってことでいいんじゃないでしょうかね?
自分は限度を考えて書いていけば大丈夫なんじゃないかと、比較的楽観してるんですが。
背中に何が入って何が入らないかっていう基準は難しいかもしれないけど、
どうしてもわからなければ実際に自分の背中に物入れて確かめてみますよ。
そこまでする事ねえだろw
>>346 バッキャロウ! 世の中にはなあ、
SSのためにコンセントへと画鋲を突っ込んだ書き手だっていんだよ!
>>345 書き手が読むべき空気は、原作重視と言う空気か、それとも、ロワ設定重視と言う空気か。
本来は両方だろ。晴矢だけ、前者を無視するのが空気を読むことになるわけか?
>>348 原作重視→四次元ポケット有り
ロワ設定重視→やり過ぎに注意
こういう事だろ
>>348 シティーハンターの例もあるだろ
ある程度の制限はやむをえない
ま、書き手が空気読むってのが一番の解決策だわな
上手い事調節するなり、とっとと殺してしまうなり、書き手次第ってのには賛成
無駄に制限付けるのは後々視野を狭くするだけだろうから出来る事ならしたくないし
>>348よ、さっきから無責任な事ばかり言うが、君は書き手かね?
どこにでも口だけの奴はいるもんだ
いちいち取り合うな馬鹿らしい
鷹野神社にたどり着いた高菜とハマー。
しかし神社は何者かによって破壊されていた。
「まずはこれからどうするか考えようYO」
「……そうね」
無惨に破壊された神社の中にいるのはどうも落ち着かないので、二人は神社の外へ出ると、
茂みに隠れて今後の方針を考えることにした。
「(独りよりはマシかもしれないけど、ねぇ)」
「何か言ったでござるか?」
「ううん、なにも」
ハマーに仕切られるのは釈然としない。
しかし、このままここでハマーをどついていても事態が好転しないのは明白だ。
「(とりあえず、仕方ないか…)」
「じゃあまずは互いの支給品を確認するでござるYO。もし敵が来た時に武器があるのとないのとでは大違いだからね」
「敵…って?」
「……殺し合いに乗った人のことだYO」
ハマーがいつになく真剣な顔をしている。
高菜は思わずごくりと喉を鳴らすが…
「まあ、仮に敵が来たとしても拙者の敵ではないけどね!」
やっぱりハマーはハマーであった。
ちょっとでも期待した自分がバカだったと思う高菜。
ため息をついて肩を落とす。
そんな高菜の気も知らずに、ハマーは自分の荷物を探り始めた。
「じゃあまずは拙者のアイテムを……こ、これは!?」
ハマーが取り出したのは、束ねられた手裏剣が20枚ほど。
しかも(高菜は知らないが)懐かしの『ヨーメラン』である。
・ヨーメラン…ハマーがヒップホップ術の講師の頃、「YO!」の練習に使うと嘘をついてジャガーたちに渡した手裏剣。
「ふ…ふははははは!拙者にこんな武器を渡すとは、忍者を舐めてるでござるな!?
ふふふははは!これで拙者に怖いものなしでござるYO!高菜どの!」
「……へー(どう見てもただの手裏剣だけど…ちゃんと当たるのかな)」
「あ、その眼…拙者の手裏剣の腕を疑ってない?」
「うん」
「(あっさり頷かれたー!)」(ガビーン)
「じゃあそこで見てるでござるYO。拙者、あの木にビシーッと手裏剣を当てちゃうからね」
「…ウザッ」
「い、いまなんか『うざっ』とか言わなかった?」
「別に」
「(目をそらしてるしー!)」(ガビーン)
今後の方針を決めるはずが、なぜかハマーが手裏剣の腕前を披露することになってしまった。
高菜としては、普段ならそんなもの見たくもなかったが、いざという時のためにハマーの腕前は知っておきたかっので、
仕方なく付き合ってやることにした。
とは言え鬱陶しいことに変わりはなく、早く終わらせて欲しいというのが本音だ。
「じゃあいくでござるYOー!……YO!」
……手裏剣は木の幹を外れて、背後の茂みへと消えて行った。
「今のは練習だYO!もう一度!」
……手裏剣は木の幹を外れて、背後の茂みへと(以下略
「も、もう一回…」
……手裏剣は木の幹を外れて(以下略
――5分後
「今度こそ!」
「いい加減にしろー!」
ベチーン!
「わぶっ!」
頬を思いっきり叩かれ、その場に崩れ落ちるハマー。
その手からこぼれ落ちた手裏剣は、既に半分以下に減っていた。
「さっきからちっとも当たってない!手裏剣がもったいないじゃない、このブタ忍者が!」
「ぶ、ブタ忍者!?」(ドキーン)
引っ叩かれた頬を押さえながら、なぜかときめくハマー。
そんなハマーを放っておいて、高菜は自分の荷物を調べ始めた。
ハマーと遊んでいる暇はない、さっさと支給品を調べてまともな人を見つけたいと思いながら。
「あ、なんだろこれ…ホース?」
高菜の荷物に入っていたのは、二本のホースのようなモノ。
同梱されていた説明書によるとハーモニック・パイプという楽器。振り回すとホワーンと音がなるらしい。
「楽器……がっき…あは、あははは、終わったわ……orz」
「あ、なんでござるか?そのホースは」
「うるさい!」
ビチーン
思いやりのないハマーの一言に、とっさにハーモニック・パイプで引っ叩く。
「痛っ!な、なにするんだYO!」
「うるさい!この!どうせ私はここで死ぬのよ!」
ビチーン
ベチーン
「痛い!それけっこう痛いYO!」
「あー、もう!どうすんのよ!こんなホースと当たらない手裏剣で!敵に襲われたらどうすんのよ!」
「お、落ち着いて高菜どの。拙者の忍術があれば敵なんてイチコロだから安心してYO!」
「安心できるかぁぁぁ!」
高菜の精神は既にかなり疲労していた。
…半分くらいはハマーのせいで。
【G-06/鷹野神社付近/1日目・午前4時ごろ】
【女子5番 白川高菜@ピューと吹く!ジャガー】
状態:健康 精神的に疲労
装備:ハーモニック・パイプ@ピューと吹く!ジャガー
道具:支給品一式
思考:1.ハマーうざい
2.ジャガー、ピヨ彦、またはまともな人と会いたい
3.殺し合いから脱出したい
【男子27番 浜渡浩満@ピューと吹く!ジャガー】
状態:健康
装備:ヨーメラン(手裏剣)×9@ピューと吹く!ジャガー
道具:支給品一式
思考:1.敵が来たら忍術で高菜を守る
ワハハハハw
ワロスwwwww
高菜さん、なんか可哀想だwww
ハマーウザいよハマーw
もしかして、こいつらばっか時間が進んでたりする?
登場回数(OP含め)
4回
桜木花道
3回
ピヨ彦、高菜、ハマー
2回
鈴音、リョウ、海坊主、三井、晴子、魚住、L、ヒカル、春香先生、安仁屋、前田
1回
セナ、蛭魔、瀬戸、泉、真中、西野、唯、両津、本田、ボルボ、香、冴子、流川、リョータ
田岡、月、照、越前、桜乃、手塚、菊丸、塔矢、あかり、ジャガー、一条、イブ、神崎、猿野
虎鉄、もみじ、御子柴、新庄、平塚、塔子、千秋、中島、川島
0回
伊織、寺谷、美鈴、日々野、御柳、小平次、ヒロト
ところでちょっと質問だけど、月が登場する話でLは死んでるって言ってるんだよね。
それに月の側に死神がいないみたいだし、やっぱりなんらかの超常的な力があるって解釈していいのかな?
ちょっと上に書かれてるように、デスノートの力も改変されてるみたいだし。
まぁ本題は、ジャガーのたてぶえマンについてw
当然使えないだろうけど、使えない理由を制限のためにするか、薬のせいとかにするかってことなんだけどね。
上記のLとかのことも気になったからついでに聞いてみたんだ。
極論になるかもだけど、たてぶえマンが出てくるような展開にしなきゃ良いと思う
下手に何かの所為にするよりかはその方が自然なんじゃないかな
月のリュークも、Lの生きていた理由も、同じように触れないでいけば問題無い
ヒカルの佐為も触れられずに殺したんだし
なるほど、触れなければいいわけね。
そりゃ確かに。
じゃあとりあえずその方向で書いてみます。
ジャガーと魚住予約
モチベーションが高いうちに続けて書いてしまおうという作戦。
すぐにやる気がなくなるからw
神・・・あんた神だよ
ジャガーキャラって難しいから書けるってだけでも凄いのに
応援してるぜ
ジャガーと魚住…かっ、絡みが想像つかねええええ!!
超期待!!
普通の人間は絶対に知らないような支給品ってOK?
特に、高校生ぐらいの年齢だと、月だって知らねぇだろ、って言いたくなるような支給品。
それがどんなものか解らない事にはなんとも言えんなあ
でも明らかなトンデモアイテムじゃないならアリじゃね?
とりあえず書いてみて
余程のことがない限り通るだろうから
ジャガー難しいな。
基本的に真面目な会話が成り立たないキャラだけど、
真面目な話をさせないと話が進まないわけで…
何とか書けたけど違和感あるかも。
「おーい!ピヨ彦〜〜!ぴ〜よ〜ひ〜こ〜!出てこーい!」
妙な形に破れた服を着た男、ジャガーは、デスノートを振り回しながら道を歩いていた。
歩きながら、ピヨ彦の名前を大声で叫んでいる。
「出てこないとデスノートに名前書いちゃうぞー!」
鉛筆を取り出して、デスノートに名前を書く振りをするジャガー。
そのまましばし動かなくなると、辺りをキョロキョロと見回す。
「……やっぱり出てこないか…ふぅ」
ずっと叫び続けていて喉が渇いたジャガーは、水を取り出して一口飲む。
そして、今さっき周囲を見回した時に見つけた、郵便局の入り口を示す看板に向かって行った。
「郵便局……使えるな」
『ピヨ彦へ
平瀬村へ向かう。
このハガキを読んだらピヨ彦も平瀬村へ来てくれ。
ハマーには知らせなくていいぞ。
ジャガーより』
ジャガーは、郵便局にたくさんあったハガキに、ピヨ彦へのメッセージを書き残した。
「よし、これを郵便局の周辺にたくさん貼っておこう」
自分の居場所を無差別に知らせる危険はあるが、それでもピヨ彦にこちらの居場所を伝えたい。
いつもふざけてるようなジャガーだが、いつも彼なりに真面目に行動しているのだ。
しばらくして、郵便局の周囲にハガキを貼り終えたジャガー。
「よし、平瀬村へ向かうとしよう」
ピューピューと口笛を吹きながら、ジャガーはノンキに歩き始める。
そこへ、横からヌッと巨大な影が現われた。
「おい」
「ん?なんだ、キミは…随分と大きいな」
現われたのは、2メートルを越す大男。
手には鉈が握られているが、後ろ手に持っていて、交戦する意志がないことを示しているつもりらしい。
「でかいのは元々だ、ほっといてくれ」
出会い頭に「でかい」と言われてちょっとムッとしたのか、大男はややぶっきらぼうにそう言い返す。
ジャガーはそんな大男の顔をまじまじと見つめると、不意に小さく笑った。
「(人間離れした風貌だなー…ボス猿って感じだ)プススス」
「? なんだ、笑ったりして。そんなことより口笛なんか吹いたりして、場所を教えてるようなもんだぞ。
危険だと思わないのか?」
「大丈夫さ、ボス郎!お前のこと、信じてたぜ!」
ジャガーは親指をグッと立てて突き出すと、にっこり笑ってみせる。
その意味不明な言動に大男は、あっけにとられて固まった。
「(何を言ってるんだ、コイツは。だいたい俺はボス郎じゃない。桜木の奴にはボス猿とか呼ばれてるが…
いや、そんなことはどうでもいい。『俺のことを信じてた』だと?俺を知ってるのか?)」
混乱する大男。
辛うじて口から出たのは、名前の訂正だけだった。
「いや…俺はボス郎じゃなくて魚住だ」
「まぁ、それはどうでもいいけどさ」
「(…よくねぇ)」
ジャガーはふと魚住を見上げると、その顔を見て眉をしかめた。
「それよりお前、顔に何かついてるぞ、汚ねぇなぁ…」
「ん…?」
魚住が自分の顔に触ってみると、乾きかけた血が手のひらにこびり付いた。
「うおっ!な、なんだこりゃあ!」
「おいおいボス郎、よく見るとおでこに怪我してるじゃないか。自分で気づかなかったのか?」
「なに?…っ、本当だ…血は止まってるみたいだが……あ、あの時か!」
傷口を触りながら、魚住は観音堂でのことを思い出す。
興奮していた魚住は木に頭突きを繰り返したのであった。
「そうだ、いや、心配させて悪かった。これは自分でやったんだ」
「自分で……?」
ジャガーの脳裏に、喜々として自分のおでこに傷をつける魚住の姿が浮かぶ。
「なんか気味悪いなお前…」
「おい!変な誤解するな!これはな…」
魚住は慌てて事情を説明し始めようとした。
…が、ジャガーにさえぎられてしまった。
「それは別にいいんだ。別にボス郎が変態でも俺には関係ないことだからな。
…そんなことより、ピヨ彦を知らないか?」
「いや待て、俺は変態なんかじゃ」
「いいんだよ、誰でも人に言いたくない部分はあるさ。…もう聞いちゃったけどな」
「だから違うと言ってるだろう!」
魚住は息も声も荒げてジャガーに掴みかかるが、ジャガーはそれをするりとかわす。
「まぁまぁ、細かいこと気にしてると立派な大人になれないぞ」
「…わかったよ」
別にジャガーの言うことに納得したわけではない。
これ以上言い合っても無駄だと判断したようだ。
「それで、ピヨ彦を探してるんだが、知らないか?」
なんだそれはと思う魚住。名前にしては変だ。
「ピヨヒコってのはあだ名か?変な名前だが…」
「なんだと!ピヨ彦のどこが変なんだ!そんなこと言ったらピヨ彦が可哀想だろう!」
「…あ、あぁスマン」
とっさに謝る魚住。
もうジャガーには逆らわないことにしたようだ。
「いいか、ピヨ彦ってのはな……」
ジャガーはピヨ彦についての情報、大雑把な外見などを魚住に話した。
「なるほど、大体分かったよ」
「あ、それと白川高菜君という女性も見なかったかな。髪はこのくらいで、ここにホクロがあって」
ハマーのことを言う気はないようだ。哀れハマー。
「…二人ともあんたの大事な友人ってとこか」
「あぁ、ピヨ彦と高菜君も大事なふえ科の生徒だ」
「そうか…大事な……」
魚住は仙道や池上のことを思い出す。(彼らがこの殺し合いに参加させられていないのは幸いだった)
そして、赤木のことも。
「どうした、ボス郎?」
「あ?……いや、なんでもない。スマンがその二人には会っていない」
「…使えねえな(ボソッ」
「(名前も聞いてない人に使えないとか言われたー!)」(ガビーン)
思わずガビーンとなってしまう魚住であった。
――5分後
互いにきちんと自己紹介した後、魚住は自分が探している湘北のメンバーのことを、ジャガーに説明していた。
「そうだったのか、体育館で死んでたのはボス郎の友人だったのか…」
「あぁ、だから今言った湘北のメンバーを探して力になりたいんだ。知らないか?」
だがジャガーは小さく首を横に振る。
「そう言われても、ボス郎の前には誰にも会ってないぞ」
「そうか…なら仕方ないな」
魚住は一つ息をつくと、ジャガーに背を向ける。
「行くのか?」
「さっき言った二人に会ったら、ちゃんとあんたのことは伝えておくよ。じゃあな」
「あばよ…ボス郎。こっちもショーホクの人たちに会ったらお前のことを伝えておくよ」
ジャガーも魚住を見送ると、平瀬村へ向かって歩き始めた。
【C-03/鎌石村道路/1日目・午前2時半ごろ】
【男子17番 ジャガージュン市@ピューと吹く!ジャガー】
状態:健康
装備:なし
道具:支給品一式 DEATH NOTE ハガキ20枚
思考:1.ピヨ彦と高菜を探す
2.湘北メンバーに会ったら魚住のことを伝える
【男子4番 魚住純@SLAM DUNK】
状態:額に怪我(血は止まった) 興奮もだいぶ治まった
装備:大きめの鉈
道具:支給品一式
思考:1.赤木に代わって湘北メンバーの手助けをする
2.ピヨ彦と高菜に会ったらジャガーのことを伝える
違和感はあるな。でもこれぐらいだったら全然問題ないと思う
ところどころのジャガーネタが良かったwww
できれば勢いでピヨ彦も書いて貰いたいなと言ってみたり
違和感はあるが、却ってそのちぐはぐな感じが可笑しさにつながってる
ジャガーと魚住の噛み合わなさがうけるwww
GJ
ジャガーw
感想ありがとうございます。
やっぱ違和感ありましたね。
ジャガー、マジでムズイです…
早めに死んだ方がいいのかもw
>>375 アイシールド知らないので、滝鈴音が書けません、スンマセン。
でもジャガーが死ぬってのが思い浮かばない・・・
ぶっちゃけ一番死ににくいキャラなんじゃないかな?
静かになったな
これくらいがここの本来の流れだろw
と、言ってみたりしたらまた書き手が奮闘してくれないかな(´・ω・`)
俺がやればズガンになるに100ガバス
来週の今頃に投下する予定と言って、今予約しても良いか?
人少ないし、いいんじゃね?
OK
葦月伊織、日々野晴矢予約
ただし、12/20:20時を過ぎた時点で、他の方が書きたい場合は本予約を無視して、予約してください。
また、投下は12/23、12/24頃になるものと思われます。
以上です。
待ってるよー!
>>387 期間は建前だからあんま気にしなくて平気だと思うよ
気負わず頑張ってくれ
リスタ前から見てる俺としてはここまで2ndが発展してきてくれてスゲえ嬉しい
いや、遅れたときの言い訳もかねてるんで。
>>387についか、12/24の23:59を過ぎたら、予約を完全無効にしてください。
まあなんでもいいや
とにかく予約ありがとうってことだ
人がいるのかいないのか解らんスレだな
ろくブルの中田小平次を予約
中田小平次は走る。走る。走る―――。
ついさっき目撃したものから逃れようと、懸命に足を動かす。
小平次の網膜には、おぞましい光景が焼き付いていた。
一人の少年が、もう一人の少年を殺すあの瞬間が…。
(やべー!こいつは本当にやべー!)
何の躊躇いも見せずに人を崖から突き落とした少年。
そんな物を見るまで半信半疑で島をうろついていた小平次は、それで一気に現実を思い知らされたようなものだった。
(千秋ちゃん…)
名簿で七瀬千秋がいると確認してから安否ばかりが気になっていたが、あんな場面を目撃してからは千秋が無事でいるとは思えなくなっていた。
(無事でいてくれよ)
今の小平次にはそう願うしか出来ない。
小平次は道路を走りながら越前の影に怯え、そして千秋の影を想っていた。
【D-7/海岸線の道路/1日目・午前1時00分】
【26番 中田小平次@ろくでなしBLUES】
[状態]:混乱
[装備]:なし(ランダムアイテムは不明)
[道具]:支給品一式
[思考]:1.C-6から離れる
2.千秋を探す
>>394 新作乙
ろくブルはジャンプで読んでただけでうろ覚えなんだけどそういえば小平次ってこんなキャラ
だったよなw
越前、あかりの中学生マーダーズの近くなんて本当に運がないなw
短いと思ったけどちゃんと中身詰まってるな
文章も巧いし良かった
GJ!
サブタイどっかで見たことアルと思ったら…w
ああ、京極かw
認識してると言っても、実際に危機感持ってる奴は少ないと思うぞ
上の小平次のように殺しを目撃したりとか、Lや冴子みたいに主催の意図を探ろうとしてるほんの一握りだけが真の意味でロワを認識してるんじゃないか?
現実に身の危険を感じないとまだどっかで他人事のように考えてるんじゃないかな
>>399 なんか、それ見るとロワから逃げ出すって言う行動方針はおかしいんじゃないかって気がしてくるな。
大半の人間が最初に考える事は、これが現実かどうか、次に大抵の人間が現実かどうか把握する前に殺されて、
残った人間が、まだ現実かどうか把握できず、逃げようともしないって感じか?
だから見せしめとかあるんじゃね?
それに支給品まで持たされてるしな、現実感は充分あるだろう。
千差万別ってことで、それぞれ色々な感じ方をさせれば良いじゃん
逃げたいと思うもよし、いきなりノリノリにするもよし、現実逃避させるもよし
全員が全員同じ感じかたしてたらロワは進まなくなるし、面白くなんてない
今はまだ序盤なんだから書き手の自由な発想で登場させればいいと思うぞ
そういやライトパートはまだぁ〜?
こうやってSS読んでいくと、書き手の癖や特徴やどんな傾向を好むかがが現れてるから面白いな
ん?どうした?
流れが止まってるぞ
こういう時こそマターリ雑談で書き手を待つべきだよな
かと言って展開予想は荒れる元になりかねないし・・・
ありきたりだが、今更ながら一話からの感想を少しずつ言ってみる
オープニング
安西先生koeeeeeeeeeeeeee!
ゴリの頭のバスケットボール化といい、怖さ満点だった
スラダンメンバーにとってはこれ以上ない衝撃だったろうな
生徒から信頼されてる川籐、マサさんの寝返りが参加者達に混乱をプラスしてて素晴らしい
全感想ちょっと楽しみなんだが、一話ずつなのか?w
それぐらいのペースのほうが長続きしていいと思うよ
412 :
序曲:2006/12/24(日) 01:05:51 ID:pZITJTPY
「ねえ月君、僕は先輩を捜したいと思うんだけど、どうかな?」
「先輩とは確か両津さんでしたね」
灯台の最上階で、夜神月と本田速人の会話がなお続いている。
年長者であり、また警察官でもある本田が年下の月にお伺いを立てている図もおかしな光景ではあったが、
これはこれまでのやり取りで月が主導権を握ったという現れであった。
月はとりとめのない会話の中で巧みに本田が自分を信用するように仕向け、本田は本田でそんなことなど少しも知らず、
まんまと月の思惑に沿って月を信用するに至っていた。
月の凄まじいところは、こうして本田と会話を交わしながらも、一方では全く別のことを考えているというところにあった。
もちろんそれはLについてだ。
つまり『如何にして自分を表に出すことなく、確実に、且つ円滑にLを消し去るか』その一点である。
二人の会話はまだなお続く。
「本田さん、失礼ですが両津さんとはそれほど信頼できる人なのですか? 僕は本田さんの言葉でしか両津さんという人を知りません。
確かに本田さんはいい人のようだが、両津さんまでがそうだという保障は何処にもありませんよね
(まさかLが生きていたとはな……。一体どんな手を使ったのかは知らないが、さすがにこれには驚いたよ流河……。
…………だが幸か不幸か、僕らはおかしな事件に巻き込まれている。ここでは人と人を無理矢理殺し合わせるそうだ。
あの老人達の意図は不明だが、これは僕にとって大きなチャンスと言える。どういう意味だかわかるかい、流河?
つまり、僕はここでお前を堂々と殺すことができるということだよ。それもキラ事件とは一切関係のないところでね。
ククク……傑作じゃないか。今まで散々お前をどう殺すか考えてきたのに、こうもあっさり事が運ぼうとするなんて。
早くこんなところから逃げ出したいところが、流河……いやL、その前にお前との決着だけはきちんとつけてやるよ)
「それなら大丈夫だよ。そりゃ先輩はいい人だとは言えないけど、でも絶対に僕らに危険を加えるような人じゃないから。それは僕が保障する」
月の質問に対し、本田は言い聞かせるような口調で言った。
よほど両津という男を信頼しているのか、それとも単に知っている人間を悪く言われたような気がしたのか、もしくはその両方なのだろう。
これで月は本田にとって両津という人間がどういう存在なのかを知ったのだが、月はそんなことはおくびにも出さない。
本田の言葉に真摯に接するような態度を取り続け、その実Lへの対抗策を練っていく。
413 :
序曲:2006/12/24(日) 01:07:12 ID:pZITJTPY
「すいません、気を悪くしないでください。こういう現状ですから、用心に越したことはないという意味で言ったんです。
でも本田さんがそこまで言うのならそうなのでしょう。わかりました、僕も両津さんを捜すことに賛成ですよ
(だがなL、僕は直接お前を殺すなんて真似はしないよ。僕が直接手を下すのは、あくまで最後の手段だ。
父さん達――捜査本部が、お前が僕をキラだと疑っていたことを知っている限り、どんな理由にしろ僕がお前を殺したと知ったら疑念を抱くかもしれない。
例え僅かながらでも僕が疑われるような可能性があるなら、それは絶対に避けるべきだろう)」
「先輩は強いし、頭はいいし、頼りになる。きっと助かる方法だって見つけてくれるよ」
「それは心強いですね
(となると問題はどう殺すかだ。デスノートさえ手元にあれば話は早いんだが……。
……いや、名簿には『L』としか記載されていなかった。Lの本名がわからない限り、例えデスノートがあったとしても役には立たない……)」
本田が相好を崩す。
「じゃあさ月君、さっそく先輩を捜しに行こうよ」
まるで両津さえいれば万事解決と言いたそうな顔だ。
月がそんな本田に釘を刺す。
「ちょっと待ってください、さすがにそれはどうでしょうか
(やはり僕以外の第三者による殺害が一番理想的だ。それもなるべくなら僕が介入することなくLが殺されてくれればなおいい。
それなら万が一外部にLの死の詳細が漏れたとしても、僕が疑われることはまずない。Lは不運な被害者の一人としか見られないはずだ。
いくら同じ事件に巻き込まれているとはいえ、その死に僕を結び付けるのは些か強引だろう)」
「どうしてだい? だってさっきは月君も……」
「ええ、賛成はしました。でもそれは今すぐ行動するという意味じゃない。もう少し、様子を見るべきです
(しかし誰かがやってくれるのを待つというのはあまりにも不確か過ぎる……。何の根拠もない希望のようなものだ……。
……確実性だ。重要視しなければならないのは確実性なんだ。このチャンスを活かして、確実にLをここで消し去らねばならない。
だとすると、やはり僕が間に入り、第三者の手によってLを殺させるしかないか……。多少危険ではあるが、それしかないかもしれないな)」
「様子を見る……?」
「はい(では誰にやらせる? 本田か? ――駄目だ。どう考えてもこいつが人を殺せるとは思えない……。ましてあのL相手じゃ尚更だ。
……両津……。本田の話ではかなり無茶な警官らしい。或いはそいつなら――)」
「どういうことなの? じっとしてたら先輩が死んじゃうかもしれないよ!」
捲くし立てようとする本田を制し、月はあくまで冷静に語る。
414 :
序曲:2006/12/24(日) 01:09:13 ID:pZITJTPY
「本田さん、落ち着いてください。僕らはこの事件について何も知らないと言っていいほど無知です。いや、本当に何もわかっていない。
あの老人達が何者であるか、どんな理由によってこんなことをさせているのか、そしてあの老人の言うとおりに動く者はいるのか――。
その全てが謎のままです。もし仮にあの老人の言いなりになる者がいたとして、本当に殺し合いが行われているとするならば、
今、外は無法地帯と考えるべきでしょう。突然思いも寄らぬところから攻撃を受けるかもしれない。攻撃されて無事でいられるとは僕は到底思えない。
今はいたずらに動くより、状況を見極めることが先決ではないでしょうか?」
月自身は知らないが、これは奇しくもLの思考と通じるものがあった。
どちらも情報が不足している中で不用意に動くのは危険だと言っているのだ。
もっとも、月には状況を見極めることの他に、灯台に留まる別の理由もあったのだが――。
「そっか……そう言われるとそんな気もするなあ……。じゃあいつまで様子を見るべきかな?」
「あの連中は6時間毎に放送があると言っていましたね。それまでは待つべきかと思います。
放送では死んだ人の名前を挙げるとも言っていました。もしそこで誰も死んでいないことがわかれば、
それはあの連中の言いなりになった者は誰もいないという証拠ですし、そうなれば多少は僕らも動きやすくなるはずです。
本田さんの話では両津さんはだいぶ強い方だということですし、それから捜しに出ても遅くはないでしょう」
「……わかった、ならそうしよう。放送までに何かあっても、先輩ならたぶん乗り切れるし……」
本田は月の言ったことを受け入れはしたが、まだ心配そうな面持ちで、身体をそわそわと揺すっていた。
月はそれを見て苦笑する。
「大丈夫ですよ。冷静に考えれば、殺し合いに意味はないってことは皆わかるはずだ。心配しなくても、きっと両津さんは無事でいますよ
(――なんにしてもだ、今は本田をきちんと手なずけておく必要がある。こいつの警察官という肩書きと信用性は、きっとこれから役に立つだろう。
仮に両津とやらを使うにしても、こいつがいれば話は早くなる。こいつと少しでも長くいて、僕の意のままに動くように仕立て上げなきゃな)」
「うん、そうだね……ありがとう月君。月君はいい人だね」
「いえ、そんな。僕はただ、『必要だと思うこと』をしてるだけですよ」
415 :
序曲:2006/12/24(日) 01:11:06 ID:pZITJTPY
【I-10/琴ヶ崎灯台/1日目・午前2時半ごろ】
【男子32番 本田速人@こち亀】
状態:健康
装備:なし
道具:支給品一式、ガソリン(2リットル)
思考:1.夜神月と行動を共にする
2.両津と合流する
【男子40番 夜神月@DEATH NOTE】
状態:健康
装備:短い鉄パイプ
道具:支給品一式、支給アイテム(未確認)
思考:1.Lの殺害方法を考える
3.本田を洗脳し、傀儡とする
3.ゲームの脱出方法を考える
※二人は朝になるまで灯台から動くつもりがありません。
どうも綺麗に纏まらなかった……。
もし読みづらい、わかりづらいなどがあれば言ってください。
もう一度修正かけてみます。
それから今日はクリスマス・イブなので、続いてもう一作。
空には煌々と月が輝いている。
白く、丸く、そして気高い月が――。
妖しいまでに冴え冴えとした光が、遠く神塚山の稜線を色濃く縁取っていた。
平瀬村に向かおうとしていた田岡はふと足を止め、しばし目的を忘れてその景勝に魅入った。
荘厳な山の姿。ダークブルーのベルベットの空。散りばめられた幾多の星々。何者も汚すことのできない純白の月。
全てが完璧だった。
まるで用意されたかの演出に、田岡は息を呑む。
(俺も歳かな。こんなときに風流心を持ち出すとは……)
そう、よりによってこんなときにだ。
こんなところで油を売っている暇は田岡にはなかった。今こうしている間にも、あの安西の思惑通りに進んでいく。
それは決して許されるべきことではない。必ず魚住や湘北の面々だけでも助け出さねばならなかった。
それが指導者としての責任であり、年長者としての義務であり、また一個の男としての意地である。
(脚本を書くのは俺だ。断じて安西先生じゃあない)
田岡は硬く拳を握った。
いつか魚住らを助け出すのに成功したとき、安西は一体どんな顔をするのだろうか。
まん丸の身体をブヨブヨ揺らせて地団太を踏む安西の姿を思い描き、田岡はほくそ笑んだ。
(名将・安西光義に、この田岡茂一が挑むのだ)
本来ならばその挑戦はコートの上であるべきだった。
バスケとは全く関係ないこのような形での挑戦など、田岡にとって不本意以外何者でもない。
しかしそんなことを言っている場合ではないことは明白だ。
今優先すべきは私情ではなく、魚住を初めとする六名の若き命なのである。
どうあっても彼らを守らなければならない。生かさねばならない。その責務が自分にはあるのだから。
(そして、それができるのもまたこの俺だけだ)
驕りでも自惚れでもなく、田岡は本気でそう信じている。
その自信はどこからくるものなのか――。それはもちろん彼のキャリアがものを言う。
少なくとも田岡は戦略のプロなのである。状況を冷静に分析し、それに的確に応じえる頭脳を持っている。
実戦経験こそないものの、これらは必ず心強い武器になってくれるだろうという確信があった。
ただ、一人も欠けさせることなく、果たして全員五体満足無事で家に帰してやることができるかどうか……。
こればかりは田岡にも何とも言えない。
だがそれでも田岡は思うのだ。『田岡がやらねば誰がやる』と。
「俺は負けん、負けませんぞ安西先生! 必ず……必ずあいつらを生きて帰してみせる!!」
山上の月に決意のほどを示すように、大声で叫びながら握った拳を打ち振るった。
白く輝く月だけが自分の味方なのだと、何故だか理由もなくそう思った。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
「なるほど、君の事情はよくわかった――」
ここは平瀬村のある民家の一室。
ちょうどボルボが真中の事情を聞き終えたところだった。
銃を後ろ手に隠したままのボルボが、真中にそれと悟られないようなるべく仰々しい態度で頷いて見せている。
真中の語るところによると、この島に連れて来られた真中の知り合いは全員女の子であり、
それもこの狂った惨劇の中で生き残る術など知る由もないごく普通の高校生ばかりなのだという。
一刻も早く捜し出さなければどうなるかわからない、警察ならば協力してくれと、真中はボルボに懇願するように話したのだった。
ボルボは真中をじっと見据えた。
真中の口ぶりから察するに、よほど親しい娘たちなのだろうと容易に想像がつく。
ボルボにもジョディーという交際相手がいる。
もしジョディーに同じような危険が及んでいれば(もっともジョディーなら助けは要らないかもしれないが)、ボルボも放ってはおけないだろう。
だから真中の気持ちはボルボにもよく理解できた。
ボルボはしばらく考え込んでから、「私に任せておけ」ともう一度深く頷いていた。
「本当ですか!? ありがとうございます」
よほど嬉しかったのだろう。ボルボの返事に、さっきまで沈んでいた真中の顔がパッと明るくなった。
だがそんな真中とは対照的に、ボルボの方は少し沈んだ表情になってしまう。
実のところ、ボルボは何も真中に同情して協力を受け入れたわけではなかったのだ。
それがなんとなくボルボを後ろめたい気持ちにさせて、表情を暗いものにさせている。
「うぅむ……まあそのなんだ……市民を守るのは我々の義務だからな」
などと口ごもる始末である。
では一体、ボルボが協力を諒解した理由に何があるかというと――それはやはり銃のことだった。
真中と離れれば銃は返してやらなければならなくなる。どんなに後ろ髪引かれようと、どんなに葛藤しようと、最終的には返さなければならない。
何故なら自分は警官であり、盗みは潔しとしないからだ。
ましてこんな状況である。唯一の武器を奪ってしまっては、死ねと言ってるのも同じなのだ。
それだけはやってはならないとボルボは思った。
だがその点、真中と行動を共にしていれば、少なくともこの銃から離れなくて済む。
ボルボの打算だった。
ただ、真中を不憫に思ったのは確かだった。助けてやりたいと思ったのもまた事実だ。
しかしその気持ち以上に、ボルボは銃に固執したわけである。
そして更にもう一つ、ボルボにはこの銃を返したくない理由があった。
何を隠そうこのコルト社が誇る名銃『パイソン357』はボルボの愛銃である『コルト・キングコブラ』と同系の『蛇シリーズ』であり、
またボルボの数あるコレクションにも加えられている一品でもあった。
しかもこのパイソンは誰が手入れしていたのか見事なまでに緻密な調整が施されていて、
持っていても重さを感じないほどバランスが均一に取られ、照星や照門などにも寸分の狂いも見られない見事なものだった。
傭兵上がりのボルボもこれほど完璧に手入れされた銃は滅多に拝んだことはなく、益々手放すのが惜しくなっていた。
これが同行しようと思った最大の理由である。
(これは私が預かっておこう……。何も盗むわけじゃない、素人が持っているより、私が持っている方がずっといいからそうするまでだ……)
ボルボは自分に言い訳をしながら、コルト・パイソン357を腰の辺りに差し込む。
ひどい罪悪感がボルボを襲う。
罪のない少年の切なる思いにつけ込んでいるような、嫌な感覚だった。
「――じゃあゴルゴさん、早く行きましょう」
真中が早速自分の荷物を抱えて立っていた。
破顔したまま、今すぐ出発しようとばかりにボルボを急かす。
不純な動機とはいえ、同行する旨を承諾したのだから断るわけにはいかなかった。
ボルボも仕方なく荷物を背負って腰を上げた。
「一つ言っておくぞ。私はゴルゴじゃない、ボルボ西郷だ。そこのところ間違えるな」
二人は外に出るため、玄関へ向かった。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
「随分静かだな」
このつい少し前、遠くで太鼓を叩くような低い音が何度も聞こえていたが、それからは本当に静かなものだった。
この平瀬村も民家こそ何十軒とあるものの、やはり森閑としている。どうやら住人などはいないようだ。
田岡はここでも安西が如何に周到な用意をしていたのかを知った。おそらく安西たちによって強制退去させられたのだろう。
と言っても、もう驚くことはなかった
さすがだなと思うだけで感心する余裕ができていた。
今更騒ぎ立てたところでどうにもならないということだけは十二分に理解している。
田岡は注意深く警戒しながら村の中を歩いて行く。
ざっとみたところ戸数はさほど多くなく、村というだけあって栄えていた様子はない。
自然豊かでいい環境だとは思ったが、反面、こんなところでは碌な選手は育たないだろうと、ついつい職業病が出てしまう。
こんなところに来てまでそんなことを考えている自分が可笑しく、俺は根っからのバスケ好きだなと声は出さずに自嘲的に笑った。
「ん?」
その田岡が何かに気付いた。
ちょっと離れた民家から、人影が二つ吐き出されたのだ。
田岡は眼を凝らす。目尻に刻まれた皺の一本一本が、いっそう深いものになる。
(誰だ……。身体は大きいようだが……魚住か、桜木か?)
だが見えない。
距離が離れていたこともあり、二つの人影が誰だか確認しようがなかった。
田岡は一瞬迷う。
声を掛けるのは簡単だった。しかし、もし本気で殺し合いをしようとしている者達だとしたらどうなるか――。
そういう展開も充分に考えられる。
迎え撃って戦うなどは論外だった。
なにせ向こうは二人。こっちは四十を過ぎた中年が一人。
条件が対等だったとしても人数の多寡によって不利は明らかである。
それに手元にある武器といえば支給品の『拡声器』くらいなもので、およそ戦闘に向いているとは思えない。
思案の末、田岡はこの二人を見送ることにした。
月明かりだけではあったが、どうやら捜している6人とは顔形が違うような気がしたというのも理由の一つだった。
だが田岡が身を隠すよりも先に、向こうが田岡の存在に気付いた。
大きな影の方が「敵襲だ!」とかなんとか叫んだと思ったら、突然何かを投擲したのが見えた。
次の瞬間には田岡の頭の中は真っ白になっていた。
投げつけられた缶コーヒーより少し小さいくらいの筒から『音ともつかない音』が発せられ、無意識のうちに胎児のように丸くなっていたのだ。
これが人間が取る最も無防備で自然な姿だと知る間もなく、田岡の意識はぷつりと途切れた。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
乙です
気になったところ
・Lはのレムのノートを見たので本名を知っている可能性がある
(後のモノローグで「L」と呼んでいた。)
・流河より竜崎のほうが使い慣れていると思う
上はともかく下は違和感があります。
ボルボは真中の襟首を掴んで走っていた。E-01の道路である。
危ないところだった。
まさかあんなところに伏兵が潜んでいるとは、ボルボも思ってもみなかった。
当然想定しておかなければならない事態だったが、銃のことが気懸かりとなって注意を怠ったのだ。
あってはならない失態だったと、ボルボは己を恥じた。
これから先は気を引き締めていかなければならないと、考えを新たにするのだった。
「ここまで来れば大丈夫だろう。真中、怪我はないか」
追っ手の付いてないことを確認すると、引っ掴んでいた襟首を離し、アスファルトの上に真中を放り投げる。
膂力に優れたボルボにとって細身の男子高校生一人くらいなど軽いものだった。
ごろごろと地面を転がる真中だったが、しかしいつまでたっても起き上がる様子はなかった。
「おいどうした、しっかりしろ!?」
心配になって顔を覗きこむ。
まさか流れ弾でも喰らってしまったんだろうか? いやいや反撃はなかったと、さっきの出来事を思い返してみたりもした。
実は真中はボルボが強引に引っ張ってきたためにまたも気絶していたのである。
そうとは知らずにボルボは真中の頬をバシバシと引っ叩いてみたが、真中は完全にノビてしまっていた。
「……このまま置いていってもいいのだがな」
ちらりとそう思った。
だがそれでは意味がない。
理由はどうあれ結果的に銃を奪ってしまったからには、できる限り真中に協力してやる必要があった。
それに、ここに真中を一人で置いていくのはさすがに気が咎めもする。
ボルボは今度は真中を肩に担ぎ上げると、人目を避けるようにして海岸へ下りて行った。
【F-02/平瀬村の民家前/1日目・午前3時ごろ】
【男子21番 田岡茂一@SLAM DUNK】
[状態]:気絶
[装備]:なし
[道具]:支給品一式 拡声器
[思考]:1、魚住・湘北勢と合流し、彼らを守る
【E-01/海岸線の道路/1日目・午前3時ごろ】
【男子31番 ボルボ西郷@こち亀】
状態:健康
真中に対して引け目を感じている
装備:スタングレネード×2、錆びたフォーク、
コルトパイソン357(弾数6/予備弾24)@CITY HUNTER
道具:支給品一式
思考:1.一応真中に協力
2.その後のことは正規に武器を手に入れてからでないと考えられない
【男子34番 真中淳平@いちご100%】
状態:気絶
装備:なし
道具:支給品一式
思考:1.知り合いの女の子を助ける
2.ボルボと協力
備考:真中は自分の支給品をまだ確認していません
よって、ボルボが隠しているコルトパイソンが、元々自分の支給武器だということを知りません
以上です。
>>409 前に書いたものに改めて観想もらえると、すごく新鮮な気がします。
ありがとうございます。
>>421 ではその辺は後日修正してみます。
指摘どうもです。
>>426 ×Lはのレムのノートを見たので本名を知っている可能性がある
○月はレムのノートを見たのでLの本名を知っている可能性がある
ごめんなさい…
でもそれって可能性があるってだけなんだよな
Lの死と同じで確たる描写があったわけじゃないから推測の域を出ない
呼び名の方は大して気にならなかった
ま、なにはともあれ2作同時投下は禿げ乙だ
良いクリスマスプレゼントになった
ゴメンなさい、予約していたのにかけそうにないので
一旦破棄させていただきます。
>序曲
濃いな
月の思考が良く現れてると思った
本田の本性を知った時、月がどんなリアクションをするのかが楽しみだ
>Moonlight Crisis
相変わらず田岡が渋くて良い
いぶし銀で熱い男だ
ボルボはある意味突き抜けてるなw
真中はどんだけ気絶するんだと(ry
>>429 いつでもいいから完成したら読ませてくれ
本田の本性は出る機会あるかな
かなり楽しみ
ボルボまたしてもスタングレネードの無駄使いw
古今東西
こいつが出てたら面白かっただろうなってキャラ
登場作品から一般人限定で
ジャガーのジョン太夫
デスノからLの変わりにニアと高田清美
テニプリの乾と千石清純
こち亀のジョディーと爆竜大差
かな、私は
ニアが想像つかないw
ジョディーと大佐は変な料理を作るでしょうね
ビューティー田村、ビリー、ポギー、つんこ
一部ファイル更新……まとめきつ過ぎですorz
>>437 頑張ってとしか言いようないのが申し訳ないや
書き手も言ってたけど、暇な時にこつこつやって行くのが一番だと思う
嫌にならないで下さい
交流所にSz降臨
なんか重くないか?
ゴメンなさい。
誰か、現在地マップ作ってください……どこかのろだに上げていただければ幸いです。
前にサンデーだかガンガンの管理人がつーるをどっかにあげてたような・・・
それじゃ駄目なの?
279 :Classical名無しさん :06/12/26 01:21 ID:wpLR7tM2
まさにそのほぼ一人でやってる書き手だけど、正直言うと、たまには乙かGJ以外の感想が欲しいな……。
一行でも読んだ感想があるととても嬉しいし。
「よく言えば、突っ込みどころが無い。悪く言えば、特に盛り上がるとこも無い」
と理解してるんだが、実際どうなんだろうなー。
一時期、感想欲しいとも書いたけど、あんまり書くのもなんだかなーと思ってそう書くのはやめたし。
まあ、ROMはいるようだし、たまに書き手もやってくるし、細々とやってくしかないんだけどな。
『序曲』の流河という表記を竜崎に変更。
>>413の10行目を
……くそ、手元にないものをどうこう言っても仕方がないか……)」
に修正。
まとめの方、お手数ですがよろしくお願いします。
>>439>>443 それ、自分じゃないんです。
さっき交流所見たら向こうでも勘違いされてるんで言おうかなと思ったんですが……。
他のとこの書き手さんの発言だと思いますよ。
>>437 乙です
これからも無理しない程度に頑張ってください。
今年はもう打ち止めか?
かもな
ってか一時の復活劇が幻かと思うほどの過疎っぷりだ
年末だからだろ
良いお年を
ご丁寧にどうも
来年完結に近づきますように。
453 :
【大吉】 :2007/01/01(月) 09:04:46 ID:1jzokQhU
今年のロワは…
454 :
【大凶】 :2007/01/01(月) 19:00:14 ID:CIcEX2B8
アケオメ〜!
今気付いたが、人知れずまとめ更新されてるんだな
なかなか憎い事するじゃねえか
今年度一杯まで任せたぜ>809
さて、今年一発目は何時来ることやら
現在位置の更新はしないんでしたっけ?
ほしゅ
クリスマスから作品なしか
実は書いてる途中なんだけど、ちっとも筆が進まなくてダメだorz
俺も書いてるんだけど、今日みたいな休みにちょこっとしか書けず、大して進まない……。
しかも予想以上に長くなりそうで、長文が苦手な俺としては纏めるのに苦労している。
思った通りに文にするのってほんと難しいんだよなあ。
462 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/08(月) 18:15:26 ID:uxU5MyZg
>>460-461 すまんが誰を書いてるのか明かしてくれ
被ると嫌だ
俺は御柳でも書いてみようかと思ってるんだが
464 :
461:2007/01/09(火) 00:22:03 ID:jJhQ6RKp
>>462 訊かれたから一応答えるけど、書いてるのはヒロト、寺谷、照。
>>463と被っちゃったけど、せっかくここまで書いたからそのうち没スレにでも投下することにします。
>>462 460だけど、両津を書いてる
でも書きあがりそうにないから予約しない
どれも各所で頻出する予約荒らしじゃない事を祈る
って言っても正式な予約は一つもないのか
いきなり書いてるor書きたいってのが四人か・・・
この内何人かは絶対釣りだろ
予約してないんだから、釣りでも構わんだろ……
構わなくはないけど、まあ構わないか
モチベーション落とすかもだからやっぱ構うだろ
2ちゃんでそんな繊細な神経してる書き手はどっちみち長く続かんだろう
書いてる奴はちゃんと予約しろよ
予約もしてないのに被るとか没スレ行きとかありえないだろ
こういうの何て言うんだっけ……、工作員?
どれも工作員に見えるんだが
大場浩人,日々野晴矢,藤崎あかりを予約
晴矢wktk
予約キタ━(゚∀゚)━ !!!!!
ワクテカ
2chが無くなるかもとの事なんで、したらばへ移住する準備しといた方が良くないか?
手始めにまとめサイト2の方にしたらばのリンクを貼ってもらいたいんだが
そういや仮管のコンテンツの方もまとめ2に移すって言ってなかったっけ?
それともまとめ3候補の人がやるって言ってたんだっけか?
大場浩人は名簿と支給武器を確認してからは、ただ一人の参加者だけを捜していた。
(殿はどこに居るんだよ…)
名簿には知っている名前が幾つかあったが、何よりもまずヒロトはいつも殿と呼び慕っている男、
前田太尊と合流し手助けをしようと考えた。
今までもあらゆる強敵を倒してきた最も身近な英雄。
彼ならこの絶望的な状況も必ず打破できると信じて。
ならば自分はそれに力を貸せばいい。その為には一刻も早く太尊を見つける必要があった。
あてもなく捜しても仕方ないと、とりあえず森の中を鎌石村を目指して進んでいたが、
何故か前方には海岸線に沿った道路が見えてきた。
(くそォ、道に迷ったみてーだな)
「まてコラァー!!!」
「キャーーー!!」
男の怒声と女の悲鳴が聞こえ、急いで身を隠しながら声がした方を見る。
森の中を高校生位の男が中学生位の女を追いかけてこちらに向かってきていた。
突如切迫した状況に置かれ、動転しながらもデイバックから武器を取り出す。
(二人とも俺の存在に気付いた様子は無ぇな、ならこのままやり過ごすか?でもそうなるとあの女の子は見殺しにするこ事になるし…)
考えがまとまらないうちに女は目前を走り去っていき、その後ろの男が1mを超える高さのとび蹴りを女に向けてしかけた。
(な、なんだこいつわ!)
ヒロトはとっさに自分の支給武器を男の背中めがけて投げていた。
――10分前
藤崎あかりはD-07の車道を歩いていると山側の森の中を歩く人を見つけた。
(あそこなら見つからないで、あの人に近付けるかなぁ……)
あかりの武器はナイフだけなので相手と接近する必要がある。あかりは草を掻き分けながら森の中へと入っていく。
相手の進行方向の後ろ側に何とか回り込み、身を屈めて姿を隠しながら相手の背後から3m位の位置に付き相手の姿を確認する。
青いブレザー姿の男で、荷物は肩から下げたデイパックだけしかない様だ。
両手をポケットに入れて堂々と歩く姿はとても殺し合いの渦中にいる様に見えない。
足下の砂利や枝を踏みしめ少しずつ男との距離を詰める。
突然男は左手の茂みの中に飛び込んだ。
(は、早く追いかけないと見失っちゃう!)
慌てて茂みの中を覗き込むと、そこにはさっきまで尾行していた男の胸板があった。
「オレ様に何の用じゃ」
「わ!」
あかりは男に声をかけられ、驚きのあまりその場に立ち尽くしてしまう。
(ど、どどどどうしょう、まさか待ち伏せしてたなんて…)
反射的に持っていたナイフで目の前の男の胸を突こうとするも、
「うるァーーー!!」
ブレザー姿の男―――日々野晴矢の叫び声とともに腹部に衝撃が走りあかりの体は後方にふきとばされた。
「オレ様に不意打ちしようなんざ100万年はえーんだよ」
痛む腹部をおさえ、なんとか立ち上がりながらあかりは片足を上げている(蹴りを放ったらしい)晴矢に質問する。
「な、なんで私がいるってわかったの…?」
「足音じゃ」
しまった、自分の立てた音にも気が回らなかったなんて……そうだそんなことより今は早く逃げ出さないと。
あかりはおぼつかない足取りで、晴矢がいるのと反対方向に駆け出す。
晴矢はあかりを追いかけて自分の手で捕らえるよりリスクの少ない方法を思いつき、
背中側の服の中に手を入れ彼の通う楽園高校の体育館から盗ってきた網を探す。
そう彼は日頃から背中に武器や荷物を入れていた。
(無い?!)
だがそこに入れていたはずのバットも、フライパンも、網も、食べるつもりだった蟹も、それを料理する為の鍋も、何も無い。
背中をまさぐっている内にあかりはどんどん離れていく。晴矢は背中の荷物の事は後回しにしてあかりを追う事にした。
石や木の根に何度も転びそうになりながら、あかりは道路に出るかこのまま森の中を逃げるか考える。
(森の中は視界も足場も悪いけどそれは相手も同じ条件だから、隠れられる場所が多い森の中の方がいいよね)
「まてコラァー!!!」
叫び声に振り返ってみると、晴矢はまるで獣の如き動きで木々を間をくぐりぬけこちらとの距離を縮めてくる。
ここが夢の中だという認識によって、虚ろになっていたあかりの恐怖が急激に増大する。
「キャーーー!!」
恐慌状態になりながら道路に向かうあかりの後頭部に目掛けてとび蹴りを放つ。
―とその背後から小さな物体が飛んでくる。
「…!」
晴矢は超人的な反応と身体能力で空中にいるにも関わらず身をよじりその物体を掴むが、先端の針が背中に刺さる。
そのせいで蹴りはあかりではなく、木に命中しそのまま墜落した。
あかりはその事にも気付かず、車道に出て南東の方向へ走り去っていった。
「ちょ、ちょっと待てよ!くそォ、行っちまった…」
事情を聞きたかったヒロトはあかりを呼び止めるが、その時にはもう姿は見えなくなっていた。
ヒロトはあかりを追うより、自分がダートを投げた相手の様子を窺う事にした。
(この毒入りダートの説明書には一時的に麻痺するだけと書いてあったし、まさか死んでねーよな…)
心配するヒロトをよそに晴矢は木に寄り掛かりながらもなんとか立ち上がり、射殺す様な視線をヒロトにあびせる。
(こ、こいつ立ち上がってきやがった!)
ヒロトは内心焦りながらダートを握り締め、相手との間合いを計る。
(エロババアのトリカブトの毒入りダートか。無敵のオレ様が今更こんなもんにやられるとは…)
晴矢も内心焦り始める。
このゲームは想像以上にヤバイ。早く名簿に名前があった下僕どもの所へ行かねーと。
背中から抜いたダートを握り締め、晴矢も戦闘態勢に入った。
【D-07/車道横の森/1日目・午前2時頃】
【男子06番 大場浩人@ろくでなしBLUES】
状態:健康
装備:トリカブトの毒入りダート×19@BOY
道具:支給品一式
思考:1.晴矢に対処する
2.太尊と合流し手助けをする
【男子27番 日々野晴矢@BOY】
状態:全身が麻痺
装備:トリカブトの毒入りダート@BOY
道具:支給品一式(※ランダムアイテムは不明)
思考:1.ヒロトに対処する
2.一条、イブ、春香を捜す
3.主催者を倒す
【D-07/車道/1日目・午前2時頃】
【女子11番 藤崎あかり@ヒカルの碁】
状態:健康 恐慌状態
装備:バタフライナイフ、ヒカルの右人差し指
道具:支給品一式
思考:1.晴矢から逃げる
2.ヒカルに会いたい
3.夢から醒めるために人を殺して一人生き残る
【備考】
1.あかりはヒロトの存在に気付いていません
投下終了しました。
晴矢の制約に関しては背中は四次元ポケットになっているけど
中の物は全て主催者に取られているという設定で書いてみました。
気になった所を二つ言う
あかりが前の話のキャラとちょっと違うってのと、日々野が女の子であるあかりを躊躇無く襲っている点
この二つがどうもしっくり来ない
補足か説明ヨロ
晴矢については先に仕掛けてきたのはあかりですし、原作でも女の子(晴矢の同年代だけど)に手を上げているし
明らかにマーダーであるあかりには殺さない程度に暴行を加えてもおかしくないと考えました。
あかりについては…自分では特に違和感無いと思ったので、どこが違うのか教えて教えて下さい。
917 :Classical名無しさん :07/01/13 16:46 ID:3zeq5PzY
ジャンプ2ndの新作に感想付けてやりたいが携帯からだと書き込みできねえ・・・
乙です
ゲームにのったとは言え、素人のあかりじゃ晴矢に向かってくのは無謀だわなw
ポケット内のアイテム没収は適切な処置だと思います
なんでも収納できるようになってるのかについては、議論がまだ必要だと思いますけど
488 :
484:2007/01/13(土) 22:20:56 ID:bzwq+NE/
>>485 日々野とあかりの描写が多少薄い気がするから違和感と見えるのかもな
ヒロト目線は問題無いんだが、あかり目線の展開が唐突過ぎるような気がしてしっくり来ないんだわ
あかりは前のSSで発狂しかけてたんだからその部分の狂気染みた面を日々野を襲う前に少しでも見せて欲しかった
そこを見せてくれればあかりにしても日々野にしてもの違和感は減ると思う
>>488 確かにあかりに関しては描写不測だったみたいです。
一部修正したものを今日中にでも投下します。
投下できなかったり、上手くいかなかったりした場合は没にしてもらって結構です。
新作乙です
作者が修正すると言うのなら反対する理由はないが、
少なくとも没になるような要素はない。
そんなにあせる必要ないよ
>>489
>>481修正
――20分前
藤崎あかりはどこか浮ついた足取りでD-07の車道を歩いていると山側の森の中を歩く人を見つけた。
「私とヒカルの他にも、本当に人がいたんだ…」
あかりは普段と変わらない調子で独り言を呟く。
もっとも彼女にとっては独り言ではなく、握り締めている人差し指の持ち主―ヒカルに話しかけているのだが。
「やっぱり見つからないように、あの人に近付いた方がいいよね……」
あかりの武器はナイフだけなので相手と接近する必要がある。あかりは草を掻き分けながら森の中へと入っていく。
もう洞窟の中で怯えていた頃の面影は無く、まるでレクリエーションでも行う様な気軽さで相手の進行方向の後ろ側に回り込む。
だってここは夢の中だから。
覚めれば全ては無くなっている夢の中だから。
だから何も怖いものなんて無い。
身を屈めて姿を隠しながら相手の背後から3m位の位置に付き相手の姿を確認する。
青いブレザー姿の男で、荷物は肩から下げたデイパックだけしかない様だ。
両手をポケットに入れて堂々と歩く姿はとても殺し合いの渦中にいる様に見えない。
足下の砂利や枝を踏みしめ少しずつ男との距離を詰める。
突然男は左手の茂みの中に飛び込んだ。
(は、早く追いかけないと見失っちゃう!)
慌てて茂みの中を覗き込むと、そこにはさっきまで尾行していた男の胸板があった。
「オレ様に何の用じゃ」
「わ!」
あかりは男に声をかけられ、驚きのあまりその場に立ち尽くしてしまう。
(ど、どどどどうしょう、まさか待ち伏せしてたなんて…)
反射的に持っていたナイフで目の前の無防備な男の胸を突こうとするも、
「うるァーーー!!」
ブレザー姿の男―――日々野晴矢の叫び声とともに腹部に衝撃が走りあかりの体は後方にふきとばされた。
「オレ様に不意打ちしようなんざ100万年はえーんだよ」
痛む腹部をおさえ、なんとか立ち上がりながらあかりはこちらに向けて片足を上げている(蹴りを放ったらしい)晴矢に質問する。
「な、なんで私がいるってわかったの…?」
「足音じゃ」
しまった、自分の立てた音にも気が回らなかったなんて……そうだそんなことより今は早く逃げ出さないと。
あかりはおぼつかない足取りで、晴矢がいるのと反対方向に駆け出す。
それを見て晴矢は内心舌打ちをする。
(オレ様としたことが、加減しすぎたようじゃ)
ナイフしか得物を持たない非力な少女とはいえ、このまま逃げるにまかせて放っておく訳にはいかない。
今度は自分の仲間(彼は下僕と呼んでいるが)に危害を加えないとは限らないからだ。
晴矢はあかりを追いかけて自分の手で捕らえるよりリスクの少ない方法を思いつき、
背中側の服の中に手を入れ彼の通う楽園高校の体育館から盗ってきた網を探す。
一応修正を加えてみました。
よろしくお願いします。
内容はこれで繋がったね
あかりがどういう心境で晴矢を襲ったのかが見えるようになった
でも欲を言うなら、あかり→晴矢と視点が混雑してるのは直した方が良いと思った
とは言え不備と言う不備は他に無かったのでこれで問題無くなったね
乙でした
それにしても感想少ないな、おい
ほんとに人がいるのか不安になるぞ
見てますよノシ
いるなら何か書けよw
oremoremo
今北産業
なんかあれだな、晴矢が酷い奴として描かれてるな
晴矢は原作でも女に手を上げてはいるがまさか女子中学生が体がふきとばされるほど蹴ったりする鬼じゃないだろ
普段の晴矢の行動から考えればせいぜい押さえつけて怒鳴り散らすのが関の山かな
原作で小学生の小僧を追い回した事はあったが実際手を上げてはいなかったし泣き叫んで逃げる女子中学生を追って行くほど鬼畜でもない
こんなに晴矢像が歪められてては納得出来んぞ
お前が、今北産業の意味を分かってないのは分かった
「今来た。ここまでの流れを3行で教えて」だNE!
ボーイは読んでないから日々野がどういうキャラなのか分からん
そんなにキャラが歪められてるもんなん?
知ってる人、解説頼む
追いかけてまでは来ない気がする
蹴り飛ばすってのはどうなの?
向かってくるのを止めようとしてたら勢いで弾き飛ばすのはあるかな
ふーむ、そうなのか・・・
今回のは勢いとも取れるから微妙なところだな
ルドヴィジア(10cmくらい)・・・・・・・・・10本
☆
ごめん、誤爆ったわwww
吊ってくる
晴矢像が歪んでいるという意見がありますが
舞台が殺し合いという非日常だし、相手の女子中学生もマーダーだし
ナイフ(ダートの様に毒が仕込まれてる可能性もある)を持った敵に対して
あんまり甘い対応をするのもバトロワの趣旨から外れると考え今回の様な描写にしました。
誰も書いてなかったパートだから俺はこれでもいいんだけど、でも
>>508みたいな説明はちゃんとSSに盛り込んだ方がいいんじゃないのか?
言ってる事は最もだと頷けるんだが、それならそれでSSの中で晴矢にそうした思考を持たせるべきなんではなかろうかと
まあ作者の言いたいところも解らんでもないんだがな
書き手はSSで語れという言葉があってな
出ている問題を箇条書きに纏めてみる
1)視点が混同しすぎている
2)晴矢のキャラが歪められてしまっている
3)作者の意図がSSに反映していない
こんな感じかな?
これ全部を直すとなると丸々文章を弄らなくちゃならんと思うが・・・
作者さんは修正するなら頑張ってくれ
このロワ、SSに要求するレベルがめちゃくちゃ高いと思うんだが……
終盤ならまだしもこんな序盤で感想少ない、注文は多い
こんな状況では真面目に先が思いやられるぞ
レベルが高いってんじゃないでしょ
最低限のレベルだったら誰も文句は言わんが、これはキャラが違うって言う根本的な問題
序盤で歪められてたら注文だってつけなきゃ後が続かんだろ
>>513 キャラのイメージが根本から全然違うってんならともかく、
晴矢が女相手にどこまでするかって線引きの、解釈の違いだけだからなあ。
俺は原作は大体読んだけど違和感感じなかったんで、
キャラを歪めてるって言い方は厳しすぎるんじゃないかと思ったんだ。
まあ原作の隅々まで覚えてはいないんで、もう黙っておくよ。
最後の一行を書くぐらいなら、最初から黙ってりゃ良いのに
視点混同はイラつくが、それを気にしてると素人の2次創作SSなんて読んでられないよ。
とにかく作者の意見を待て
今回は自分が拙いSSを書いた所為で、スレを乱してしまいすいませんでした。
これだけ批判がでているという事は、多くの人が問題を感じているんでしょうが
挙げられた問題点を修正するとなると、一から話を組み立てなければならなくなるので
今回のSSはNGとして下さい。
このロワには、ロワを続けていこうという気概のある人間が一人しかいません。
こうなったらとことんクオリティーを求めるのも一つの手だなw
Szとかそんな人じゃね?
525 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/23(火) 19:29:45 ID:KB59/b2G
また止まっちゃったな
先月の流れはなんだったんだw
SZGって人は一気に投下するの止めた方が良いよね
投下してるんだから良いと思うが
他に書く人がいるわけじゃないし
流れを読んで、少し考えてからレスしろ
何で叩きっぽい流れになってるのか分かんない俺はどうすればいいですか?
叩きっぽい?
単に、Szさんに分割投下してもらったほうが楽しみが持続するって意味じゃないの?
楽しみが持続するというか、
>>525みたいなことにならないんじゃね?
逆に
>>527の言っていることの方が理解できない。
一行目も二行目もそれまでの流れと繋がらないw
(一気に)投下して(も投下してるだけ何もしないよりかは)良いと思うが
他に書(いてる)人がいる(と連続投下は迷惑になるし楽しみだって減るけど、そういう)わけじゃないし(、こんな過疎ロワにいついてくれるだけでも有り難い話なんだから些細な事に突っ込むなよ)
文足らずだったが脳内補完でこう解釈した
>>527がこんな感じの意図であれば流れに繋がらない事も無い、大筋で同意出来る
そんな事よりくだらない議論してるとSz氏が出てきずらくなるぞ?
今彼を逃したら2ndは立ち行かなくなるのは目に見えてるだろ
余計な揚げ足取りはしないで黙ってろよ
どうしても楽しみを持続したい奴は各々で分けて読むとか工夫するだけで解決だろ
最後の二行からして、本人乙としか言いようが無いな
534 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/24(水) 17:08:42 ID:J1oX+qo8
本人だろうと本人じゃなかろうとどっちだっていい
言ってることに間違いはないから
最後の一行が間違いじゃないと思えるなんて、めでたい奴だな
> 投下してるんだから良いと思うが
> 他に書く人がいるわけじゃないし
そもそも、そういう状況なら尚更もったいないって話んだよな。
過疎ってて他に書く人がいないなら、一日で二作まとめて投下する必要なんて無いだろw
一時的に盛り上がってすぐまた過疎るよりも、一週間から二週間くらい間を空けて投下して、
定期的に投下される印象を持たせたり、スレの盛り上がりを持続させる方が良いだろ。
>>535 根も葉もない憶測で書き手叩きをしたいならよそへ行け
そこで叩かれているのは、書き手じゃなくてなんも考えてない
>>534だろw
ふうん、ならそれでいいよ
何この流れ?
上で叩きじゃ無いと言っておきながら一ヶ月以上も前の投下の仕方で暗に氏を非難し、
その擁護が出ると今度はそっちを叩き始め、本人と決め付け、また氏を非難し、次は擁護の方を叩いてると明言してる…
どうしたいわけ?早い話が殺伐とさせたいだけだろ?よくやるなあ
なんかさ、わざと曲解して空気を悪くしている奴が居付いているな。
>>540 本人ってのは、
>>527本人じゃないの?
なんでそこでSz氏本人になるかな。
それに叩きじゃないと言ってる人と、批難している人は別人じゃないの?
擁護が叩かれているのはSz氏の流れとは無関係じゃない。
擁護になっていないというか、日本語になっていないしさw
ついでに、貴方のレスで更に殺伐としてるよ。
>>541 曲解してるわけじゃないけどな
ま、なんでもいいけどさ、殺伐とさせてるんじゃないならこれ以上引っ張るなよ
この流れを続けて得することなんてありはしない
お前がいうなよw
もう言わないよ
丸見え思い出したわw
まず誰がどう考えても、1日で二作投下するより
いくらか間隔をあけてから投下する方がスレが過疎っぽくならないし
過疎対策としては有効、少なくとも緩和されたかのように見える
一時的とはいえ大幅に盛り上げて、
他の書き手を呼び寄せる作戦だったのかも知れないが、
交流所で過疎認定されてたら無駄だろ……
しかし、これは正論っちゃ正論だけど、唯一無二の書き手を失うかもしれない諸刃の剣
素人どこれか玄人にもオススメしない
高い確率で
>>527>>529>>532のように理解せず、意味のない擁護をする馬鹿も現れ荒れる
>>540みたいなのが現れたら末期、諦めて死んでください
要は、書き手様に提案・意見するときは腫れ物に触るが如く、
ご機嫌を損ねたり、馬鹿信者に噛みつかれないように慎重に言葉を選び
ギリギリ伝わるくらいまでオブラートに包めってこった
>まず誰がどう考えても、1日で二作投下するより
>いくらか間隔をあけてから投下する方がスレが過疎っぽくならないし
>過疎対策としては有効、少なくとも緩和されたかのように見える
一つ聞くが、何故今になってそんな事を言い出すんだ?
>>526もそうなんだが、連続投下があったのは一月前のことだぞ?
何故その時に指摘せず、今になってそのことを持ち出す?
馬鹿信者でも殺伐とさせたい工作員でもなく、単なる好奇心として教えて欲しい
>>548 >>525からだってのは判るんだけど、なんでそこに一ヶ月も前のことが絡んでくるのかってとこがね
先月の流れと一日二作投下って別物の話じゃないのかなと思った
その二つを混同して考えてる人と、分けて考えてる人が論争してたようで噛み合ってなかったんじゃないか?
たまたま投下が多かっただけ先月と、一日に二作投下は別の話だな
前者はどうしようも無いけど、後者はどうにかできるってのも違うな
話を豚切りますが、晴矢、ヒロト、あかりの話は結局通ったのでしょうか?
>>552 たかだか40レスそこそこ遡って見れないのかと言いたいが、特別に教えてやろう
>>519で作者が破棄を望んでるから通ってない
最も
>>460が今も書いてればヒロトパートは安泰なんだが
554 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/26(金) 17:35:33 ID:SgUNvYRy
そういや全感想ってオープニングで終っちゃったんだよなw
せっかくだから俺もやっていい?
おk
556 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/26(金) 18:05:43 ID:SgUNvYRy
じゃ暇なときにでも試してみるよ
wktk
期待
期待
期待age
561 :
554:2007/01/27(土) 16:13:42 ID:w+522o38
期待されてるみたいだからとりあえず書いてみた
問題点等はもう出尽くしただろうから、ここでは良いことしか言わない
それから自分の書いたものには感想は書かないので、そこんとこよろしく
>>オープニング
まずOPに必要不可欠な要素を考えてみる。《恐怖》《狂気》《ゲームの説明》、この三つが盛り込まれていて初めてOPと呼ぶに相応しい出来になるだろう。
これ等の要素の一つでも欠けてしまえば、これからゲームを始めるのに対して説得力が弱いものになってしまう。故にこれ程重要な要素は他に無い。
では我等が企画JUMP BATTLE ROYALE 2ndのOPはどうだろうか?上記の要素を踏まえ振り返ってみた。
素晴らしい。その一言に尽きる。
SLAM DUNKの三井寿を主役的な位置づけとし、彼が目覚めるところから始まる物語。序文から緊張感が漂っている。
赤木晴子との会話の中で不安と緊張を煽りに煽り、そしてそこに悠然と登場する主催者、安西。師が主催者という演出が憎い。
OPで最大の見せ場となる見せしめでは、三井や晴子に最も馴染みの深い赤木を選んでいる辺りが皮肉だ。
この見せしめ一つで上記の三つの要素を満たしてしまったと言っても過言ではないだろう。特に安西のキレっぷりには読んでいてぞくぞくさせられた。
淡々と説明をしていく近藤や、いつものマイペースぶりを発揮する川藤の存在もここでは重要だ。場違いな落ち着きは、却って物語に深みと真実味を与えている。
また主催者達の関係者による抗議が更に主催者達の非情さを見せてていて、とても良かった。
最後の最後まで緊張感を引っ張り続け、スピード感に満ちた文は読んでいて飽きさせない。
謎を残しながら多くは語らず、幾通りも先の展開を考えられるという部分も、OPとしては文句が無い。今後の波乱を予感させる。
>>桜木花道の決意
リスタート前のリメイク作品。リスタート第一弾。
この話の主題は、タイトル通り花道の決意だろう。
まずゴリの死を悼み、我知らず涙する花道。桜木花道の素直な気持ちを表す重要なシーンだ。
長く感傷に浸る暇も無く、すぐに晴子に思いを馳せる辺りが切ない。花道は晴子と再会した時、どう声をかけるのかと考えると察して余りある。
また、赤木を殺した安西に殺意を抱くでもなく、「ぶん殴ってやる」と言ったところに花道の思いが見え隠れしているような気がしてならない。
下流に向かった花道は無事に目的を果たすことが出来るのだろうか、先が気になる。
感想ってより評論だなw
なにわともわれGJ!
こんなけちゃんと読み込んで貰えてれば作者も本望だろ
交流スレで話題になってたけど、うちもまとめサイトwikiにしない?
助かります
>>566 東国原英夫。
まとめにあるものを片っ端からwikiに詰め込むだけ。
じゃあそれやろうぜ
wikiだって管理する人間は必要なんだぞ?誰がやるんだ?
出来もしない、やりもしないなら最初から提案するなよ?
wikiって良く知らないんだけどそれにするとどういうメリットが生まれるの?
デメリットは無いの?誰か詳しい人解説頼む
「柳(H2)最高」
書き込んでどうすんの?
それで結局どうなるんだろうか
誰かが動かなければ始まらんよな
/(^o^)\ なんてこったい
誰かwiki借りるだけ借りてよ
補完するのは手伝うからさ
管理するのって借りた人意外もできるの?
編集とかじゃなくて、管理ね。
それと、荒らし対策の為の保存?って管理する人じゃなくてもできるの?
ついでに、なんで自分で借りないの?
編集だけなら俺も手伝うが、借りるのはヤダな
理由?だってやったことないからやり方知らないんだもん
調べてまでやるほど思い入れが強いわけじゃないし
こっちに貼っとこう
739 名前:809 ◆Ug/3J6XnyA [sage] 投稿日:07/01/31(水) 22:58 ID:s1/ks2TM
しばらく落ちてるから、こっちに書き込みます。
JUMP 2ndのwiki取得。
ttp://www25.atwiki.jp/jbr2ndwiki/ んで、ここから先はどうしたらいいんでしょうか?
仕事が忙しくなってきたので、中々管理人業務なんてできなくなってきて……
スンマセン、いい訳です。
>>809氏
激しく激しく乙!!!
こっから補完してけばいいのかな
はしゃいで弄ってたらミスったwwww
jbr2ndwiki @ ウィキ
このタイトルは、管理者しか変えられんのかな?
できれば、JCBR2ndまとめwikiにして貰いたいなぁ。
JCBRのCって何?
コミックス?
キャラクターのC。
2ndってくらいだから、スレタイは1stと同じだと
ず〜っと思ってたんだけど違うのか?
つーか、そもそも略す必要が無いかw
スレタイにはついて無いから違うんじゃね?
無くてもあってもどっちだっていいけど
つーかトップのあれなんとかしろよw
おk、消してくらぁ
>>582 お、スゲー、一応出来たんだ
809氏様様だぜ
589 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/03(土) 17:39:07 ID:CjXnfpMv
まーた静かになっちまったな、wikiも編集されんし
Szやz.が新作書かないかなー?
ついに見放されたのかもな
過疎まで人の所為にされちゃ書き手もやってられんだろ
そうだよな!ウダウダ言ってる暇があるならwikiでもやりゃ良いのにね!
何に対して「そうだよな!」なのかが解らん
ついにここも終わりか・・・
けっこう粘ったんだけどな
594 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/05(月) 13:44:09 ID:ZRZr5ljW
保守はしておく
やれよ
じゃあ俺が!
いやいや俺が俺が!
wiki編集する時間なくてスイマセン
イインダヨー
グリーンダヨ
やりたいけど、16日にならないと無理
今PC修理に出してっから
俺もやってみようとは思うけど、やった事ないからどうもなぁ
他のトコのウィキみるとちゃんと出来てるんで俺なんかがやっても変になりそうで恐い
説明を読めよwwww
T
なんだTって
斗羽じゃね?
とにかく俺が書くよ、未登場全員予約な
任しとけってスゲーの書いてお前ら全員驚かせてやっからよ
期待して待っててくれ
のTだと思う
610 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/07(水) 15:32:50 ID:ki/WZ8BZ
ねーよwww
いや、斗羽だろ
612 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/07(水) 16:25:20 ID:ki/WZ8BZ
じゃあ斗羽で
お前らWIKI編集って要はコピペだと覚えとけばいいぞ。
wiki編集できなくて、ゴメンなさい。
誰かできる方がいたらよろしくお願いします。
>>614 あまりに横幅狭すぎたり文字の色が見にくかったりするから
なんとかしてください。
なぜ本編SS目次がテーブルにならないのはどうして?
そういう風にしてないから
>>317 いや、マジな話そういう風になってないか?
wikiの説明も読んだし、例のABCのやつをまんまコピペしたけどダメだったんだぜ?
またおかしなとこにレスアンミスしやがったなw
なんだあのトップの 大見出し ってやつわw
それで後なんか必要な項目ってあるか?
仮管のとこのおまけとかか
本編の内容が最大40桁って狭すぎないか?
せめて50くらいは欲しいんだけど。
項目がどんどん増えていくのは嬉しいが、肝心のマップはどうするんだ?>ウィキ
マップだけはどうにもならんなあ
まとめさんにお願いするか、マップ男が現れるかの二択?
それとも、初期だけ貼って放置?
とりあえず初期マップだけ貼っとくか
でも画像の貼りかたはワカンネ
wiki、トップがどうも見栄えしないな
>>629 乙彼
上で見栄えしないとは言ったが、現状に不備があるわけではないので無理なら今のままでいいよ
そのうち慣れて来たり気が向いたら弄っていったっていい訳だし
マップも向こうに貼ってあるのが見れるからその点では問題は無いかと
それよか3月一杯でwikiの管理も出来なくなるの?
>>630 実は、3月に就職する予定だったのが、
若干早くなって今の段階でもうかなり厳しいです。
そんな状況ですのでwiki編集も……サイト管理も……
↑は自分です。
となるとどうなるんだ?
wiki編集は読み手だって出来るから問題は無いとして、管理人不在ってのはどうなん?>wiki
そういや809氏の後を引き継ぐって言ってた人いたけど、まだここ見てるだろうか?
>>633 管理人不在 → アク禁不可能 → 荒らし天国
管理人以外はバックアップ不能? → 削除改変思いのまま? → 荒らし天国
ダメじゃん、それ・・・
うん、ダメだね。
ということで、
>>636よろしくね!
>>631 wiki編集はいいとして、「管理」することも現実的に不可能?
>>635を防ぐ為の管理は
ってゆーか肝心の本編書いてる人がいないような気が・・・
禁句……
641 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/12(月) 10:32:29 ID:FW8wTWXd
そろそろどうすれば書き手が居着いてくれるか、書いてくれるか、離れていかないかを真剣に考えてみないか?
雰囲気造りだとか、出来る事があるなら片っ端から試してみても損は無いと思う
ガンガンやサンデーが死んだ今、ここだってこのままじゃ似たような運命が待ち受けてる言っても過言ではないぞ
とりあえず、このスレが1000いくまでに新作がこなかったら
ここもサンデー、ガンガンと同じように落とすべきかと。
現実問題、Sz氏一人だと書ききれるわけがないので
Sz氏以外の書き手が現れなければ、終了させる事も視野に入れておくべきかな?
644 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/12(月) 15:11:03 ID:FW8wTWXd
待て待て、そっちの方向に流れる前に、改善策を講じてみようぜ
落とさない為にはどうすべきか、まずはここから考えるべきだ
ネガティブな思考は一度捨ててポジティブに考えていこう
書くしかないだろう。
誰かキャラの現在位置を示せる地図作れない?
書きたくてもいつどこに誰がいるのか把握し辛くて書きにくい……
>>644 すまん、一度時期を見て仕切りなおした方がいいかもしれないとおもって
>>643を書いたんだ。もちろん、他に書き手がいるなら
>>643は破棄すべき案だ。
>>646 今日中に作ってUpするよ。
649 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/12(月) 15:38:31 ID:FW8wTWXd
良かった、まだ諦めてばかりいるわけではないようだな
それが分かっただけでも書き手のやる気が違ってくるだろう
>>647 貴方は神ですか?
ところで前から気になってたんだが冴羽だけ制限がかかってるのはどうなの?
明らかにおかしいと思うんだが
同じシティーハンターから出てる海坊主なんて2話も登場しておきながら制限されてる描写は見当たらないが
うーん何か理由があって制限されてるってことじゃダメかね。
その理由は後付で考えることにして。
っていうか、過去ログ読んでんの?
あ、あとここ盛り上げるためにもwiki充実させようぜ
今のままじゃなんか寂しい
>>652 いや理由ってのは「なんでリョウだけが制限されてるのか」という理由な。
本来は制限とかって設けない方が良かったんだよな、ここの場合
一般人の範疇に入るかどうかは別の問題として、曲がりなりにも一般人として選出されたんだし
まあ今になって言っても通しになった以上どうにもならんのだが
と言うか、冴羽だけが制限を受けてるってどこに書いてあった?
>>244-
の流れを見る限り、むしろ逆にしか思えないんだが
逆とは?
小出しにしないで
>>656の見解を言えばいい
冴羽だけが制限を受けてるんじゃなくて、海坊主も制限を受けてるんだろう。
その証拠に、書き手も冴羽とは書かないで、CH勢と複数形にしている。
さらに、当時の流れとしては
>>254,255,256で海坊主も制限を受けているとなって、
>>259で書き手が、CH勢に対する制限だと明言している。
当時から見ていた人間としては、普通に海坊主にも制限が効いているものだと思って
解釈していた。
だから
>>650は単なる勘違いだと思う。
というか、元々海坊主に対する制限ってのは確かになかったんだけど、
冴羽のSSで後から追加されたって感じだよ。
読み返してみて気付いた
H-07にいるのに
>彼らのいる所から、氷川村までは徒歩で三〜四時間ほどかかる。
ってところは変じゃない?そんなかかるもんかな?
ttp://www.geocities.jp/wjbr2nd/10.html 【G-08/平野/一日目・午前1時ごろ】
【男子13番 冴羽リョウ@CITY HUNTER】
[状態]:健康
[装備]:特に無し
[道具]:支給品一式
[思考]:1、あわよくば春香ともっこり
2、春香を守る
3、香、冴子、海坊主、ミックを探す
【女子15番 山ノ上春香 @BOY】
[状態]:健康
[装備]:特に無し
[道具]:支給品一式
[思考]:1、日々野や一条を探す
2、リョウについて行く
二人の支給品は次の作者に任せます
---
もう少し調べてください
話がずれてるぞ
それが矛盾かどうかを問う前に、先に出た制限についての方を解決させておこうや
でだ、リョウには描写があるのに海坊主にはその描写がなく、にも関わらず
>>658に在るような後付設定でCH勢と勝手な注釈だけで制限されているとしてしまっていると
こういうわけだ
ここがどうも問題なんじゃなかろうかと思うんだがどうなんだろう?
それまで元気に行動していた海坊主を急に制限で縛る事になるわけで、リレーの観点から見ると前後に無矛盾性が取れてないようだが
リョウにしても前のSSでは元気だったのが、後になっていきなり薬物投下に気付くってのも無理があるような
とは言え、一度通してしまったんだから今更NGだとかはしたくないし・・・
なんとか上手く打破できないか?
ぶっちゃけ、そのSSの書き手が破棄宣言したとしたら
今ならNGにできるかな?
三人ぐらいの人間の意見を聞いてみたい。
>>661まず、当時の話の流れからすれば間違いなく海坊主も制限対象に入っていた。
その事だけはハッキリ言っておく。ついでに、後付だから……っていう話は当時も出ていた。
その上で、通ってるという事を頭に入れておいて欲しい。
本音を言えば投下答辞から破棄して貰いたかった
でも良い流れで来てたし、その流れをぶち壊すんじゃないかと言えずにいた
今も空気悪くしたくないから破棄だのNGだのには建前上反対だが、もしそうなるのであれば反論するつもりはない
>>665が嫌いだろうが好きだろうが、これが本音だよ
一人目の意見として受け入れな
>>666何が嫌いかって別に今のお前の考えが嫌いって訳じゃない。
当時言わなくて、今さらになって言うその態度だよ。
まぁ、一番駄目なのは話を蒸し返したアホか……
うん、そうなんだ、別に何でもいいよ
今は態度がどうとかって問題を論じ合ってるわけではないから
ちなみに、なんで今になって言おうと思ったの?
昔は言うつもりなかったんだろ。
いや、言おうと思うも何も
>>662で呼びかけてるじゃんw
それに対して応えた事がそんなに引っ掛かるのか?
なんか本末転倒だぞ、お前…
あっそ、んじゃ。
>>662をもう少し詳しく書くか。
1.過去に一度通っている話だよ。
2.今さらになってNG? なんでこんなタイミングで言うの?
3.Sz氏が通している。
以上三点を踏まえてもNGにできるかな?
あのな、
>>662の前に話を蒸し返してる奴がいるだろ。
そういう人間に対する質問のつもりだったんだよ
>>670は。
>>650とかな。
なんで、話を蒸し返すの? って聞くのがおかしい事か?
>>672要するにだ、NGにするかどうかってところを質問したいのではなく、遠回しにNGにするなって言いたいんだろ?
>>674何故か知らんが逆ギレしてるみたいだが、それならきちんとその旨を書いとけよ
自分が文足らずだから相手に伝わらんのだろうが
双方もちつけ。どっちも煽り口調になってるぞ。
空気の悪さは書き手を遠ざける最大の要因だってのはわかるよな?
1udsy8Neは投下当時の空気を重視して今まで黙ってたんだし、
cT9sALV5は今の空気を悪くしたくなくて反論してるんだから。
両方ともスレの雰囲気を守ろうとしてるんだよな。どっちの気持ちもわかるよ。
ただcT9sALV5にちょっと言いたいんだが、
>>662-663を見た限りでは普通に議論するつもりで意見を募ってるように読めるのに
自分と違う意見が出たら「嫌いだ」と感情的なレスを返すのはどうかと思う。
数人の意見を聞きたいなら、1人のレスがあった時点で即反論するんじゃなく
意見が出揃うまで待ってからレスを付けた方がいいよ。
この空気じゃ、他の住人は意見言い難い。
>>675別に、NGにするなとは言ってない。
たださ、NG議論を今さらになって蒸し返すってこれがどれだけ大きな問題か分かってるかお前。
あと、
>>301も読んでおけよ。
OK、ちょっとスマンかった。
ただ、真面目な話。
NG議論を蒸し返す事(蒸し返した事)については、一言説明して欲しい。
どうして、今さらになって議論する気になったのか。 俺が聞いたから、なんていわないでね。
俺じゃなくて650が言ったんだから。
あと、Sz氏の意見についても一言。
その上で、SSの内容について。
以上三つの意見が欲しい。
>>6721.過去に一度通っている話だよ。
だからそれについては言ったでしょ
俺だって今更論じるのは心苦しい
2.今さらになってNG? なんでこんなタイミングで言うの?
見たら最初にNGだと言い出したのは
>>662だったんだが
誰もNGにしろとまでは明言してない
3.Sz氏が通している。
Szはここの唯一神だけど、彼が通したからどうだって事もないはず
大体彼に通すかどうかお伺い立てたのか?
他の書き手を巻き込むようなことはするなよな
んじゃ、リョウと海坊主の超人的能力についてはどう解決するべきかな?
とにかく、一度冷静になるか
問題は第39話の扱いをどうするかだろ?
今更だとか、そういうのは二の次にしようぜ
少なくとも疑問の声が上がる以上、うやむやにしても後に尾を引いてしまう
>>680俺はそこからおかしいと思うな
解決しなくてよくね?
無理に解決させようとするから話がこじれる
一般人ロワ+パロロワだということを忘れずに。
1. 一般人ロワなんだから、CH勢みたいな銃弾背中に食らっても平気だったり、
数メートル助走無しでジャンプしたりする連中がいるのはおかしい。
2.パロロワなんだから、出来る限り原作に忠実であるべき。
一般人+パロって考えると、どうしても何がしかの解決策は必要になるでしょ。
CH勢がパロで出てる以上、彼らの能力に期待する読者はいるわけだしね。
もし、彼らの能力を意味もなく制限したりしたら、なんで彼等出したの?って話になる。
結局そこに終始するんだな
別に何もしなくていいと思うけどな
一般人枠で登場してるんだから一般人なんだよ
変なこじつけで制限設けるより、その方がよっぽどやりやすい
>>684一般人ロワってだけなら、オリキャラでやればいいじゃん……
なんかどんどん論点が変わっていくなあ
制限については俺も
>>684とほぼ同じ意見かな
原作桐山だって図抜けてたし、CHが飛び抜けてても俺は構わない
…なんか変な流れだな
とにかくだ、もう一度言うが今一番の問題は第39話の扱いについて
それをどうするかが先決であって他の問題は別の機会にしようや
これじゃキリがない
>>686えーっと、とりあえず、今回の問題に関して一つの情報を。
ttp://www.geocities.jp/wjbr2nd/rure.html【シティハンター系及び、やや特殊技術を持っている人物について】
明確な能力制限はありませんが、あくまでこのロワは 一般人を動かすことを中心に成立しています。
銃で撃たれたら、まず通常の人間は命がヤバイですよね。
神業のような技能も確かに持っているかもしれませんが、短期間で乱発することが出来る人間はまず居ないでしょう。
通常の人間より、ちょっとだけ強い程度。そんな感じでお願いします
---
ここにこんな事が書いてある。
1.明確な能力制限はありません
とあるが、最後に
2.通常の人間より、ちょっとだけ強い程度。そんな感じでお願いします
ともある。
まず、今回問題となっているSSが投下された背景に、この1,2の矛盾があるって事はOK?
そこだけは確認しておきたいんだが。
明確な制限をしなくてもいいと
>>684や
>>686は言うかも知れないが、実際問題として
CHの力は2ですむものではない。
この点はどうするつもり?
>>687何が他の問題なの? 39番のSSが投下された背景について語ったつもりなのに
論点が変わって行くって……
本当に、なんであのSSが投下されたかの理由わかってるか?
それが分からないで、扱いを語るっておかしくない?
>>687もうここまで来たから遠慮無しで言うけど、確かにNGにするのも一つの手だよな
修正するにしても作者がいるかどうかも不明だし、何しろ手直しする場所が多すぎる
>>690作者を待つとかって時期は過ぎてるしな
しかし今すぐ破棄するってわけにも行くまい
一週間なり間を空けて様子を見るか
>>691それが妥当なところかな
出来れば他の書き手の意見を聞きたいところだけど、今までの流れからして無理だろうな
いや、お前らマジでなんであのSSが投下される事になったか分かってる?
違う問題って言うかも知れないが、元々CH勢については散々言われてた事が
今回になってこういう形になって現れてるんであって、問題の根源はどっちかっつーと
一般人ロワ、パロロワ、CH参加、の三つの組み合わせにあると思うんだけどな……
>>692一応書き手をしたことがあったりする
単文しか書けない駄目書き手だけどw
>>694おー書き手だったか
俺、花道の話とか好きだぜ
>>696thxxx!!
そう言われるとやっぱ嬉しいな
うーんと……なんか、無視されてるんだが。もう一度言う。
SSが投下された背景について。
以前から散々、一般人じゃないとか、銃弾受けて平気な描写があるとか、聴力がまともじゃないとか、
言われてきたCH連中なのよ。それに対する解決案として、出されたのが当該SSなわけ。
OK?
ごめん、もう寝るわ
おやすみ
>>687また書いてくれることを願うぜ
>>695なら核心突いちゃうけどさ、◆AAxoi1ysvgなんだろ?
そこまで必死に「あのSSが投下される〜」とか言うのって本人しかいなくね?
勉強臭いような気もしてきたな・・・
あのさ……
うっそ、809だったのかよ・・・!?
何かショックだわあ・・・
あのね。一つ、言わせてもらうけど。今回の問題に関する論点がズレてるって言葉だけどさ。
論点に関しては、人それぞれの考えがあって、その考えがずれる事があっても仕方ないわけ。
それに関して君が言った事は
>>686だろ。
論点に関する説明をしてないじゃない。 論点はコレコレが当たり前って思い込みがあるんじゃない?
でもさ、論点ってのは、基本的に人によって見方によって変わってくるものなんだよ。
そこぐらいはまずわかって欲しい。 これに限らず、議論するうえでの基本だよ。
んで、俺のほうとしての論点は今回のSSが投下されるに至った経緯を含めて見ることが論点だと思っている。
だから、
>>683みたいなことや、
>>688みたいな事も書いた。
ここを含めて考えないと、今回の問題については何もいえないと思ってるから。
んで、君はどこまでが論点だと思ってる?
まずはそこを説明してね。
んー809だと解った後だと非情にやりずらいんだぜ
まあいい、俺の論点はどこかって話だが、俺のは初めから変わらない
imも何度か言ってるが、問題のSSの処遇についてだな
背景云々ってのは良く解ったが、それでもそこは別問題と捕らえてる
背景を別問題と考えて、SSの破棄について論じるって俺はおかしいと思っている。
別問題と考えてSSの処遇を決めるって、SSを通すか通さないかは、当該SSだけの問題じゃなく
このロワ全体の問題だと考えても、それでも背景を別問題と捉えられるのか?
>>706あとさ、706みたいなこと言うのって凄く失礼だと思うんだけど
ちょっと待て、多分このまま論じ合っても言い合いになるのがオチだろう
俺も809も、見ている所が違いすぎる
こんな二人がいくら時間をかけて話し合っても、せいぜい平行線を辿るのが関の山だ
それよりも今日のところはお互い矛を収めて、他の住人の意見が集まるのを待たないか?
書き手だって何か言いたいことがあるかも知れん
結論を急ぎすぎても良いことは無さそうだぞ
じゃあまた今度な
とりあえず、wikiに現在地足しといた。
今までも、似た問題があったな。
銃弾撃たれても平気な人間はいないだろうな。
海坊主って自力で弾丸排出できるんだっけ?
明らかに人間じゃねーよw
一般人じゃないってのは前提に置いておく必要があるな。
その上で、制限するかしないかを決める。
って言っても、既に制限があるかのような話が投下されてるわけで、
作者本人が破棄宣言しない限り今さらNGにもできまい。
今回の問題はこのSSだけを見ればいい問題じゃないよな。
同様の事が原因で今までも何度かトラブってる。
原因の根幹は一般人ロワに明らかな非一般人や超常アイテムがまざってる事だろうな。
あのさ、何でこんな流れになってんの?
CH勢のことなんてまとめにも載ってるし、理由も過去ログを漁れば分かるだろ?
意味が分からないんだけど……
黒幕(のさらに黒幕?)がメタな存在であるという伏線に使えるかもよ
>CH補正
その黒幕(安西先生とかのでしょ?)も無しって話だったと記憶している。
>超常アイテムがまざってる事だろうな。
例えば?
デスノ−トじゃね?
ぶっちゃけ過去のSSを遡ってNGにすると後々尾を引くと思うんだが……
僕が言ってやる
でっかい声で言ってやる
神乙!って言ってやる
聞こえるかい
>>714 神乙!
話変わるけど、ウィキで索引ページとか作るのどうやんの?
あと名簿貼りたいんだけど、テーブルってどうやんの?
|テーブル|は|縦棒|で|区切ります|
え?そんなけなの?
上とか下の部分は?
|テーブル|は|縦棒|で|区切ります|
|上|も|下|も|同じように|
|縦棒|の|本数|は|一定で|
まず、昨日は色々とご迷惑をおかけして大変申し訳ありませんでした。
あれから、頭を冷やして考え直してみたのですが、今回の問題に関してはやはり、
SS以外の部分によるものが大きいと思います。
以前から、一般人ロワのコンセプトと超人キャラとの衝突が問題になった事は多々ありました。
記憶が定かではありませんが、リスタートも同じ事が原因だったと記憶しております。
私としては、今後この問題を残しておくと、必ず同じような問題を繰り返すと思っております。
事実、今までも事の大小はともかくとして、何度かそのような事がありました。
一つ、明確な意見としては今回の問題を一つのSSだけの問題として捉えることには反対と言うことです。
以上です。
重ねて、昨日は暴言を吐いたこと真に申し訳ありませんでした。
なお、念のために付け加えておきますが、この発言をリスタート要請と受け取らないようお願いします。
>>729 まあ、お疲れ。
俺は
>>723で言ったように一度通ったものをNGにする前例を作るのはいかんと思う。
海坊主についてはこれからの話で制限の影響を受けてる話書けばいいだけだし。
それに制限を受けてても今までの経験やらでなんだかんだいってこいつら一般人よりは強いだろ。
とりあえず、まとめ人としての報告です。
・ 参加者一覧を追加しました。
・ 地図を表示できるようにしました。
若干バグありです。画面を小さくすると見えなくなります。対応可能な方がいらっしゃいましたら、よろしくお願いします。
・ メニューを変更しました。
少しずつ、充実させていきます。
>>725 少なくとも、テーブルに関しては説明を読めば分かるよ
まとめwikiから行けるだろ?
単純にこのSSだけを見た場合でも整合性が取られてないわけだが…
そこはどうするんだ?
リョウを制限する→リョウ初登場SS、海坊主登場SS二作と矛盾
これから海坊主の制限を設けたとしても、それは前の三作を台無しにしてしまうんじゃないかと少なからず思う
制限されたままガードレールを壊すのなら制限効果が足りないし、制限によってガードレールを壊せるはず無いとするならそこに矛盾ができる
その解決をどうするのかまず聞いてみたいな
それから勘違いしてる人がいるようだけど、俺はNGに持っていこうとしてるわけではないから
きちんとした解決策があるならそれでいいし、説明付けられるのならそれでもいい
修正なりを飛び越えてNGはありえないと言われてるけど、そうじゃないって
そこは勘違いしないでくれ
なぁなぁ、なんでコイツはこんなに偉そうなんだ?
解決策を述べるわけでもなく、ただ文句を言うだけでさ。
偉そうとかじゃなくてさ、解決策が俺には見えないから聞いてるまでなんだが…
下手な勘繰りは勘弁してくれ
>>735 天才だ、あんた天才だよ……。
他に無いからそれに決定ですね。
>>737 勘ぐりって何だよ、文章からにじみ出てるんだよ。
自分の口調とか見てみろよ、なんで上からなんだ?
>>735 なんか微妙に説得力に欠けるような…
今のところそれしか無さそうな気はするけど
>>738 そう見えたなら謝るけど、それってお互い様じゃないか?
>>739 文句を言うだけで、上から目線の自称駄文しか書けない書き手様に敬語でも使えってか?
>>733 まず、議論の大前提です。
問題と言う言葉は、本来、ある目的があってそれに反する場合『問題』といわれます。
この場合、優先すべき目的がハッキリしていないために、問題意識のズレが起こっている事はご了承ください。
私の場合、優先すべき目的はロワ全体の整合性です。
そして、残念ながら、現在の2ndではロワ全体で整合性が取れてるとは言い難いです。
>>733で言われているSSの整合性も、こちらから見ればロワ全体の整合性がSSに出てきただけにしか見えません。
なので、もう一度言いますが、SS単体だけを見て××と言う意見には非常に答えにくいです。
ただ、それでも
>>733に答えるとすれば
>>733で言われている事柄は単なる後付設定であって、実際問題よくある話だから無視できる。
という答えになります。リョウ初登場のSSでは薬が無いと言う描写はありません。
単に、描写忘れと言うか、あとで付け足しただけだと思われます。
海坊主に関しても、ほぼ同様ですが、ガードレール破壊の描写に関しては
薬の効果の程度問題であり、薬の効能は0か1かではなく、アナログ的に効いてくるものですから、
海坊主には薬が効いていても、ガードレールを破壊できるだけの攻撃力があるだけ
と解釈したり、効いてくる時間が遅いだけと解釈する事も出来ると思います。
以上です。
定時になったら薬剤投与されるらしいから、
海坊主の場合それがリョウより後の時間帯だったとか。
あと
>>740も煽り口調はやめとき。
すまん、せっかく答えてもらっておきながらあれだが、粘着されそうなんで一旦落ちることにする
すいませんでした、以後気を付けます。
NGにするつもりが無いとかバレッバレの嘘+偉そうでもう……
一週間でどうこう言ってた奴がなにを言ってるんだか……
>>743 自分を優位に持っていく+答えから逃げると、見事だな、自称駄文書き手様。
答えについてどう思うかくらいは言えるでしょうに……
これまでの発言からして、NGにしたい、CHの制限を無くしたいだけにしか見えませんよ。
粘着されそうって……
んで結局どうすんだ?
焦る必要はないかと……
そだね。
書き手さん次第か、ごめん。
ってことは、続きを書く人が自由に決めるってことで良いのかな
>>735なり、
>>741なり、新ネタなりを
SZの判断に任せるのが一番じゃない?
周りがどれだけ騒いだってちゃんと書くのはあの人くらいなんだし、あの人が書きやすい環境にしてやればいいんだよ
と無責任な事を考えてみた
身辺落ち着いたら俺もちょっと書いてみるか…
Szに任せるってもなあ
たしか本人そういうの嫌がってなかったか?
彼の意見を聞いてみたくはあるが
制限の提議がきちんと為されてないのが不味いと思うんだが
細かなところは書き手に任せるてしても、大雑把に決めとく必要はありそうだな
この様子じゃまた似たようなことで荒れるのは分かりきったことだ
また荒れそうだな、それ決めるので
1. 制限なし、書き手が空気を読む。
問題点
一般人ロワのわりに、ノーマルスペックが一般人でないキャラが複数名いる。
パロロワとして原作を重視する書き手が現れた場合、問題作を呼ぶ恐れあり。
2.制限あり、制限の詳細は伏せる。もしくは超常現象を利用。
問題点
一般人ロワのコンセプト違反。
3.制限あり、制限の方法を現実的なものにする。
問題点
既に投下されたSSに反する場合が多い。
つまりどれを取っても何かしらは目を瞑らなければならないと、そういう事になりそうだな
それって、1.もコンセプト違反じゃない?
苦しいながらも3.なら説明できてるし、無難だと思う。
いっそ、薬剤SSをNGにして一般人ロワのコンセプトを外すという手段もありますが……
意味ねーw
いや、半分冗談で言ったんですが、
矛盾点をなくす事ができるというメリットがあります。
荒れなくて済むのは1.じゃないかな?
議論せず、書き手に任せるというのがスレ的には平和で好ましい(投下後に荒れる場合はあるが)
2.は少し厳しいし、3.はSSに反する以外に議論の段階で大荒れが予想される
たった数レスでも意見が割れてるwwww
空気読まずに新作投下しますね。
768 :
罪と罰:2007/02/15(木) 02:08:39 ID:kQkxaBv5
殿を捜し歩いていた俺が行き着いたのは、周囲に異様さを誇る建物だった。
そこは道路沿いにひっそりと佇んでいるといったような、暗い印象を受ける施設だ。
天に聳えるように高く突き立った煙突が、上空から俺を見下ろしている。
一体ここは何なんだろう?
普段ならきっとこんな薄気味悪いとこに近づきたいとも思わないんだろうけど、今の俺は殿を捜している。
もしかしたらこの中に殿がいるかもしれないと思うと、気味が悪いからという単純な理由だけで避けて通ることもできず、
俺は殿以外の誰かが潜んでいないことを願いつつ覚悟を決めて入り口に立つと、扉を押す手に力を籠めた。
「うわぁ、気持ち悪ぃ……」
中に入って最初に思ったのはやはりそれだった。
なんだか空気は湿っぽいし、妙にまとわりついてくるような気がする。おまけに真っ暗で、足元すら覚束ない。
殿を捜すためじゃなかったらこんなところに来ることもなかっただろうと、俺は改めて思うのだった。
『殿』ってのは俺の2コ上の先輩のことだ。
名前は前田太尊。
帝拳高校の3年で、東京じゃ『四天王』って呼ばれてる、ものすげぇ強いお人だ。
同じく先輩の勝嗣さん曰く、殿とは「関西出身のバカでバカでバカでど〜しよ〜〜〜もなく理不尽な寺の息子」らしい。
まあそれはそれで当たってなくもないんだろうけど、俺は殿がただのバカだとは思ってない。
もちろん頭はもの凄〜〜〜く悪いんだけど(本人が聞いてたら大変だな)、強くて優しくて頼りになって、殿はまさしく俺の英雄なのだ。
だからこそ俺は真っ先に殿に逢わなきゃならないと思った。こんなときに頼りになるのって、やっぱ殿しかいないからな。
殿はまた嫌がるかもしれないけど、俺はあの人に付いてくって決めてるんだから、何て言われようとそこは譲れねえ。
殿に逢って、殿と助け合い、そんでこんなところからとっととおさらばしてやるんだ。
俺はそんなことを考えながら暗い通路を歩いて行く。
カツ、カツ、と、俺の靴音だけが通路の先まで響いていて、ちょっとだけビビッた。
「殿ォ……居ますかぁ……」
俺は堪らず内心の恐怖を打ち消すように、わざと場違いなほど明るい声音をあげて奥に続く闇に向かって声を掛けた。
でも喉から出た声はビックリするぐらい震えていて、情けないやら可笑しいやら、我ながら悲しくなってしまう。
…………。
…………。
……少し待ってみるが、もちろん返事なんて戻って来やしない。
思ったよりも大きく反響したから誰かが聞いていたらヤバイと思ったが、どうやらそんなこともなさそうだった。
安心して先を急ぐ。
だがそこから何十歩と歩かないうちに、今度は広い部屋へと出た。
どれくらい広いかって言うと、暗くて正確にはわからないが、たぶん学校の教室ぐらいはあるのかもしれない。
もしかしたらもっと広いのかもしれないけど、やっぱりそれ以上正確なことはわからなかった。
人のいる気配は全然なかったが、それでも念には念を入れ、俺は手探りでその部屋をぐるりと回って行くことに決めると、
ゆっくり、足元に気を配りながら慎重に進んだ。
途中、電灯のスイッチらしきものに触れ、試しにONO,FFを繰り返してみたが、案の定灯りは点かず、辺りは真っ暗なままだった。
壊れてるとかじゃなく、もしかしたら電気自体が通ってないのかもしれない。外の街灯が一つも点いてなかったことを俺は思い出した。
けど徐々に眼が慣れてくると、暗いのはそれほど苦にならなかった。
769 :
罪と罰:2007/02/15(木) 02:09:49 ID:kQkxaBv5
半分ほど来ただろうか。
そんな俺の手に、何か硬くひやりとしたものが触れた。驚いて慌てて手を引っ込める。
……別に異常はない。
恐る恐るもう一度手を伸ばし、同じ箇所を触れてみる。
――――これは……扉だろうか?
ぶ厚い鉄の扉がそこにはあった。
ああ、なるほど、そういうことか。俺はふとあることに気付く。
この扉はただの扉ではないということだ。それどころか、この建物自体がただの建物じゃなかったってわけだ。
たぶん、ここは、地図でいうH-07の焼場なんだろう。いわゆる火葬場ってやつだな。
外で煙突を見たときからなんとなくおかしいなとは思ってたんだけど、火葬場ってことなら納得だ。
つまりこの扉は火葬炉の鉄扉ってとこだと思う。どうりでドアノブなんてものがないわけだ。
俺はつい、この中で、何十、何百の死体が焼かれてきたんだろうとつまらない想像をしてしまい、なんだか気分が悪くなるようだった。
不気味なところだっていう先入観がそんな想像をさせてしまうんだろうけど、実際、俺の肌は粟立っていた。
この島から無事に脱出できない限り、俺もこの中に放り込まれて白い骨になる運命なのかもしれない……。
そう考えるだけでゾッとした。
まだこの部屋の探索を半分ほど残していたが、とても続ける気にはなれず、俺は暗い気持ちになって早々とそこを出た。
告別室、収骨室、霊安室などと順に回ってみたが、特に人の居た形跡は見当たらず、意気消沈しながら親族待合室ってとこまで来ていた。
ここは建物の2階部分に当たる。
階段上がってすぐ脇に給湯室のようなものがあり、待合室はその並びに三部屋設けられていた。その内二部屋は畳を敷いた和室になっている。
誰に遠慮することもないのだけれど、なんとなく畳に土足で上がり込むのが悪いような気がして、
俺は少し迷った挙句、和室ではないもう一つの部屋に入ることにした。
こっちの部屋は他の和室と比べて倍ほども広く、ちゃんと大人数を収容できるようになっているみたいだ。
畳ではなく通路と同じリノリウムが床に貼ってあるため、それで若干寒さは感じたけれど、土足でいることに気を遣わなくていい分気楽でいい。
俺は隅の方に積まれていた簡易テーブルとパイプ椅子を引き摺り出し、腰を落ち着けた。
たかだか3,40分程度の探索だったが、緊張しっぱなしで多少気疲れしていた。
殿が居なかったということがその疲れに拍車を掛けているのだろうが、元々そんな簡単に見つかるとは考えていない。
俺はすぐに気を取り直すと、少しの間ゆっくり休める場所を確保したのだと、良い方向へ考えることにした。
デイパックから水と食料のパンを1食分取り出し、詰め込むようにして瞬く間に腹の中に収めてしまう。
はっきり言って味も素っ気もない不味いパンだった。カレーパンと7UPがこれほど懐かしいと思ったことはない。
それでも食えるだけマシだった。
不味かろうと何だろうと、この先どんなことが待ち受けているか知れないのだから、体力だけは落とすわけにいかなかった。
食えるときに食って、休めるときに休む。そう心掛けていなきゃ身体の方が保たないだろう。
俺はもう一口水を含んでからボトルをバッグに仕舞い込むと、さあこれからどうしたもんだと足をテーブルに投げ出した。
考えるべきことは山ほどある。
殿のこと。千秋さんのこと。小平次さんに中島さんのこと――。
名簿に載っていた名前が顔と一緒に浮かんでは消えてゆく。この人たちと殺し合うなんて絶対にできるわけねーじゃん……。
770 :
罪と罰:2007/02/15(木) 02:10:30 ID:kQkxaBv5
「そういや、川島のヤロウも居るんだよな」
嫌な奴のことを思い出してしまった。
川島清志郎――。
大阪で極東とモメたときには、勝嗣さんや用高さんが一方的にやられたのにも拘らず、俺は怖くて何もできなかったんだっけか。
それどころか、煙草を咥えて『火ィある?』と言ってきた川島に、ライターを差し出しちまった……。
屈辱だった。これ以上ないほど悔しかった。一発ブン殴ってやろうと思った。
でも、俺は動けなかった。動かなかったんじゃない、動けなかったんだ。それほど川島清志郎という男が恐ろしかった。
その川島が、名簿によれば俺達と同じこの島に居るという。
俺は借りを返す絶好のチャンスに打ち震えた。
俺なんかじゃ川島に勝てるとは到底思えないけど、それでもやっぱりやられっぱなしだなんて絶対納得いかねえ。
もうあのときのように、何もできなかった自分に後悔したくなかった。
殿は用高さんのために敢えて手を出さなかったみたいっスけど、俺自身の問題ってことなら構わないっスよね? 殿。
それから――――マサさんのこと……。
あのマサさんがなんでこんなことをしたんだろう? それがどうしても納得できなかった。
俺の知っているマサさんは、理解の深い、話のわかるオッサンだった。とてもこんなことを俺達にさせるような人じゃなかったはずだ。
なのにどうしてこんなことをさせるんだろう?
「借金でもあったのかな……。返済できなくなって、それで已むに已まれず、こんなアブネーことの片棒担がされてるとか」
あんまり考えられる話ではなかった。
だが、そうでも思わなきゃやってられなかった。マサさんは誰かにあんなことを脅かされてやっていると、そう信じたかった。
「浅野先生と結婚したばかりで、きっと色々と物入りだったんだろうな」
無理矢理そう結論付けてみる。
浅野先生の手前、あれもこれもと必要以上に家具やらなんやらを新調し、挙句借金苦に陥ってしまったマサさん――。
案外想像できないこともないかもしれない……。
じゃなかったら見栄を張って高い結婚指輪を買ってしまい、そのローンに苦しんでいたとかでもいい。こっちの方が少しは現実味があるだろうか?
とにかく俺はそうやって妄想の羽を広げることで必死にマサさんを庇い、無理にでもあの人殺し達と関連付けないように努力した。
そうすることで俺はマサさんは悪い人じゃないんだと、自分を納得させたかったのかもしれない。
……でも、結局そんな努力も無駄だった。
いくらそんなことを考えたところで所詮は想像に過ぎず、それを打ち消すように、実際に眼にしたマサさんのあの姿が頭に浮かんできてしまう。
マサさんを信じてやりたいと思う一方で、どうしてもそれを否定してしまう俺がいるのもまた事実だった。
「……やっぱり殿に逢わなくちゃ駄目だ。俺一人で考えてたって、何にもわかんねえよ……」
殿だってたぶん俺と同じように何もわからないだろう。けど、一人で考え込むよりかは二人で考えた方が良いに決まってる。
二人でわかんなきゃ、千秋さんや小平次さんも交えて三人、四人で考えればいい。
そうすりゃ何かしらわかるかもしれなかった。
「こうしちゃいられねェ!」
休憩など切り上げて、早く捜しに出ようと思った。殿や千秋さんたちのことが、ひどく懐かしく思えた。
だがその直後だ――――。
771 :
罪と罰:2007/02/15(木) 02:11:08 ID:kQkxaBv5
俺は誰かの視線を感じたような気がして、突如後ろを振り返った。
すると部屋の入り口前で一人の男が立ち尽くし、少し驚いたような表情で俺のことを見つめていた。
俺は『そいつ』と眼が合った。
「だ、誰だテメーは……と、おわ!?」
足をテーブルに投げ出すという酷く不安定な体勢のまま振り返った俺は、バランスを崩して椅子から滑り落ちてしまった。
背中を床にしたたかに強打する。
「ッてえ……」
打ちつけた背中を擦りつつも、俺は入り口に立ち尽くすそいつから眼を逸らさないように睨みつけ、素早く身を起こした。
いつからこいつはここに居たんだ? どうして俺を見ていたんだ? 何でここへ来たんだ? どうする? 逃げるのか、それとも――。
頭の中にたくさんの疑問符が回りだす。どうしていいのかまったくわからず、俺は身動きが取れなかった。
筋肉は硬く緊張し、全身に冷や汗が吹き上がった。心臓が痛いくらい暴走している。
――俺はここで殺される!?
その恐怖だけが俺の意思に反してどんどん膨れ上がり、完全に思考を塞ぎ止めてしまっていた。
「大丈夫か……?」
しかし、意外にもそいつは心配そうな顔をして、俺を労わるようなことを言いやがった。
いきなり襲われるんじゃないかと身構えていた俺は、なんだか肩透かしを食らったようで拍子抜けする。
殺されなくて済むのかもしれないと、一瞬気が緩くなった。
でもだからといって油断はならない。俺は頭を振って気を引き締めると、眼の前の男の次の行動を待った。
「悪い、脅かすつもりはなかったんだが、つい声を掛けそびれちゃってよ」
こんなときに黙って後ろに突っ立って居て、脅かす気はないなんてよく言えたもんだ。
俺はまだ暴れている心臓を宥めるために胸に手を置きたかったけど、カッコ悪いのでそれはやめた。
その代わりできる限り平静を装いながら、上から下まで眼の前の男を睨めるように観察して、警戒を怠らなかった。
「怪我は……ないよな?」
「…………」
返事はしない。俺は黙ってそいつの眼を見続ける。油断して殺されるなんてマヌケな真似だけはしたくない。
するとさすがに気分を悪くしたのか、男は弁解するように口を開いた。
「相手がどんな奴か知れないのに、迂闊に話し掛けられないだろ?」
「……まあ、そうだな」
確かに一理ある。
実際、たった今の俺にしたって、こいつを見た途端どうしていいかわからず、ただただ無様に混乱するしかなかった。
それが話し掛けるとなったら、余程気を遣わなければならないだろう。だからその意味でこいつの言っていることは正しいと思う。
しかし、しかしだ。それとこれとは話が別である。
そもそも俺に話し掛けてどうするというのか?
自分で言ったように、どんな奴かもわからない、得体の知れない俺に話し掛けた意味は何だというんだ?
俺はこいつの意図が全然読めなかった。猜疑の念は一層深くなる。
772 :
罪と罰:2007/02/15(木) 02:11:45 ID:kQkxaBv5
「で、俺になんか用でもあるのか? 悪ぃけど、俺は忙しいんだ。話し相手が欲しいんなら他を捜せよ」
できるだけ突っ慳貪に切って捨ててやる。もちろん言葉の裏には威嚇の意味をしっかりと籠めて。
これで何事もなく立ち去ってくれたら万々歳だった。
だがこいつは立ち去る様子もなく、暫く考える風をしていると、あろうことか室内に足を踏み入れ、俺と対話をしようとする素振りさえ見せた。
たぶん俺を『安全な奴』とでも判断したんだろう。
鬱陶しいことこの上ないが、何を考えているのかわからないうちは下手に追い払うこともできず、結局はさせるがままにさせるしかなかった。
「いや、用ってほどでもないんだけどな、ちょっと友達を捜してて、たまたまこの建物に立ち寄ってみたってわけよ。
そしたら急に人が居たもんで、ちょっと驚いちまったのサ。別に何もする気はない。そう構えるなって」
「……それを信用しろってのか? 無理があるだろ。……もしかしたら俺を殺そうとしてたのかもしれねえ」
睨みつけながら言った。
幸い、パイプ椅子が足元に倒れている。返事次第じゃ殴り掛かることも厭わなかった。
「人聞きの悪いこと言うな。そんなこと誰がするかっての。俺は殺し合う気なんてこれっぽっちもねえよ。
もしお前を殺そうと思ってたんなら、気付かれる前にやってる。そうだろ?」
「どうだかな、怪しいもんだ。大方やろうと思ったところを俺に気付かれたんじゃねーのか? 言い逃れするんならもっと上手くやれ」
「だからそんなんじゃねえって!」
男はちょっとムッとしたようだった。
「まあいいや、とにかく他へ行ってくれ。ここにはお前の友達なんていねーんだから」
俺は早く消えて欲しいと心から思った。
見た目は大したことなさそうだし、害もなさそうだったが、だからといって気は許せない。
無用ないざこざを生まないためには、なるべく知らない人との接触は避けるべきなのだ。
「……なあ、ちょっと聞くけどサ、お前、殺し合いなんてする気あるのか?」
しかし何を思ったか、こいつは俺の不安も余所に、出し抜けに切り出した。
「あるわけねーだろ、そんなモン」
さも面倒臭いといった風に答えてやる。
一体何を考えてるっていうんだか……俺にはさっぱりわからない。
「さっきも言ったけど、それはおれも同じだ」
「だから何だってんだよ。それが俺とどう関係あるんだ? やり合う気がないんなら、とっとと消えろ」
「いやな、だったらやる気のない奴はやる気のない奴同士、組むのがベストだとは思わないか?」
「……何言ってんだ?」
俺は自分の耳を疑った。「組むのがベスト」だと? とんでもない!
そりゃ気持ちはわからないでもないけど、そんなの無理に決まってる。
なんで見ず知らずの奴と組まなきゃなんないんだ。そんで寝首でも掻かれてぶっ殺されたら笑い話にもなんねーだろうが。
773 :
罪と罰:2007/02/15(木) 02:12:33 ID:kQkxaBv5
「だからよ、俺と一緒に行かないかってことだよ」
「ハァ? お前バカじゃねーの? 知りもしない奴と一緒に動けってのかよ? 勘弁しろよ」
これ以上話はないと言外に仄めかしながら、俺はさっきよりもずっと冷たい口調になって言い切った。
何の目的があってのことかは知らないが、いつまでもこんな奴に付き合ってる暇はない。
俺は荷物を抱え上げると、関わり合いを避けるように部屋を出ようとした。
「待て待て、話しは最後まで聞けって。俺はここに来る前、この近くで花火みたいな音がするのを聞いたんだ。あれはたぶん銃声だぜ。
ってことはもう、誰かが殺し合ってるんだよ。考えてみろよ、今一人で外に出れば、そいつらに撃ち殺されるかもしれねえぞ」
「…………」
ちょっと信じられなかった。銃声ってのを俺は聞いてなかったからだ。
たぶん、俺は心のどこかで、実は殺し合いってのが嘘なんじゃないかって思ってたんだろうな。
だからあんな死体を見せられても、あんなマサさんの姿を見ても、いまいちそれが信じられずにいた。
今までのことは全てドッキリかなんかで、本当は殺し合いなんて行われてるわけがなく、そのうち何事もなく終わるんじゃないかと願ってたんだ。
でも果たしてそれでいいんだろうか? 俺の心に暗雲が垂れこめはじめる。
例えばこいつの言うように、もう殺し合ってる奴らが居るんだとしたら、そんな生半可な考えでいる俺は確実に殺されちまうだろう。
そりゃそうだ、『殺されるわけがないと高を括ってる奴』と『殺さなきゃならないと思い込んでる奴』。
どっちが生き残るかなんて、言わなくったって明らかだ。
……けどだとしたら、さすがに考えを改める必要があるんじゃないだろうか?
殺すか殺されるかだってことを改めてしっかり頭に叩き込んでおく必要が、本当にあるんじゃないだろうか?
俺は背筋に冷たいものを感じながら、懸命にそのことを考えた。
「やる気、ないんだろ?」
また同じことを訊かれた。俺はそれに黙って頷く。
「なら一緒に居ようぜ。男二人ってのは少し寂しい気もするけどよ」
こいつは名前を寺谷靖雅と名乗った。鼻のデカイ、眼鏡を掛けた一見冴えない男だった。
歳は俺より二つ上。つまり殿とタメってことになる。
瀬戸一貴って人を捜してる最中らしく、ここに来たのもその捜索のためらしい。
他にも葦月伊織って人と、磯崎泉って人も捜し出したいと言っていた。殿達を捜している俺と、置かれている状況は大して違わないようだ。
どこまでが本当かは知らないが、話してみる限り、少なくとも悪い奴じゃなかった。
俺の方の事情も簡単に話し、何処かで心当たりある人を見なかったかと訊ねてみたが、寺谷の答えは残念ながら俺を喜ばせるものではなかった。
殿、一体何処に居られるんスか? 絶対無事でいてくださいね。
俺はそう願わずにはいられなかった。
774 :
罪と罰:2007/02/15(木) 02:13:06 ID:kQkxaBv5
「――それで、これからどうする? ここで暫く大人しくしてるってのもありっちゃありだが……」
「そんなわけいくか。俺には捜さなきゃなんない人がいる。お前だってそうなんだろ」
「ああ。イチタカや葦月、それに泉ちゃんを放ってはおくことはできん」
「だったら決まりだ。捜しに行くしかない」
「でも、外にはさっきの銃声の奴が居るってことを忘れるなよ。不用意に歩き回れば、いきなりズガンだ」
そう言って、寺谷は手で鉄砲の形を作り、俺の胸目掛けて「ズガーン」と弾いて見せた。
「そんなことは言われなくたってわかってんだよ。けど、だからってどうしようもねーだろ。
ここで待ってたって殿達が来るとも限らねーんだし、多少危なくったって外に出て捜し回るしか手はねーよ」
「まあ、そうだな」
歯切れの悪い返事。
危険とは知りつつも、それ以外方策がないことをこいつも痛感しているようだった。
「おい、武器は持ってんのかよ?」
俺はおもむろに訊ねてみた。
「武器?」
「ああ、襲われたときの用心ってやつだ。こっちにも武器があれば、条件は他の奴と変わらない」
「でもお前、さっきはやる気はないって……」
「言ったよ。俺からやり合うつもりは一切ない。それは誓ってもいい。でも仕掛けられたら話は別だ。
さっきお前から銃声のことを聞いて、俺は感じたよ、生半可な気持ちでいたらこっちが殺されちまうってな。
だからもし必要ならば、そんときは戦うしかねえ。自分の身を守るために」
いきなりそんなことを訊かれて面喰らっていた寺谷も、俺の説明を聞くと表情を改めた。
もしかしたらこいつも恐怖を抱いてる一方で事態を楽観視していた一人なのかもしれない。
それで俺の言葉を聞いて、はじめて本当に『殺し合い』ってのを意識したようだった。真剣な眼差しをして考え込んでいる。
「お前の言う通りだな……。確かにそうだ、身を守るために戦わなきゃなんねーこともあるかもしれない。
けど、生憎と俺は武器となりそうなもんは持ってないんだわ。何か支給すると言っておきながら、俺のデイパックには何も入ってなかったよ」
寺谷はあっけらかんとした口調で言う。
「そうか……。実はこっちも似たようなもんだ。一応入っちゃいたんだが、とても使い物になりそうもなかった」
俺はバッグを開け、薄っぺらいオレンジ色のプラスチックの板を取り出す。支給されたものはこれだと寺谷に見せてやった。
『Y字ブーメラン』
あのおもちゃ屋や駄菓子屋で売られている、投げると円を描いて戻ってくるあれだ。
おもちゃであるそれは当然殺傷能力なぞ持つわけもなく、こんなものじゃ眼くらましに使うことだってできやしなかった。
一体どういうつもりでこんな物を支給したのか、まったく理解に苦しむ。そのせいで俺は一つハンデを背負うことになるってのに……。
775 :
罪と罰:2007/02/15(木) 02:13:59 ID:kQkxaBv5
「外に出るんなら、どっかで角材かなんか拾ってかないと駄目だな」
俺がそう一人ごちると、言い終わるのを待ってたかのように寺谷が口を開いた。
「なあヒロト、捜しに行くアテなんかはあるのか?」
「……ない。テキトーに歩き回る」
「それじゃ効率悪いだろ。だったらまず、この氷川村ってのを目指してみないか」
寺谷は窓から射し込む月明かりを頼りに、自分の地図を広げ、氷川村を示した。
「今居るのがたぶんこれだと思う。となると、このすぐ隣のエリアが氷川村になるわけだ」
「氷川村か――」
焼場を出て、目の前の道路を跨げばすぐそこに民家が見えてくる。そこはもう氷川村村内になるのだろう。
そのことはここに入り込む前に確認してあった。
確かに無闇やたらに動き回るよりも、村のような建物の密集しているところを捜すのは悪い案ではないように思える。
「歩いて数分ってところだぞ。どうよ?」
「……じゃあ、そうするか」
俺は寺谷の申し出を受けることにした。それは二重の意味で申し出を受け入れたことになる。
こいつの提案に従うということは、こいつと行動することを承諾したことになるからだ。
まだ寺谷を完全に信用していなかったが、それでも正直なところ一人で居るのが怖くもあり、仕方なしにというのがその理由だった。
「それじゃ行くか」
寺谷が地図をポケットに仕舞うのを待ち、俺はそう促して部屋を出た。
だが、そこで寺谷が何かに躓いて派手に転んでしまった。
どうやら俺がさっき倒してしまったパイプ椅子に足を取られたようだった。暗くて足元がはっきりしないせいだろう。
まあそこまではよかった。けど倒れた拍子に寺谷の懐から転げ出たものが不味かった。
俺がそれを拾おうとすると、それより先に寺谷がブレザーの下に素早く隠してしまう。
「……何だ、今のは」
「……別に、大したもんじゃない」
「嘘つけよ」
「嘘じゃない」
「銃のように見えた」
「……まさか」
明らかに寺谷は動揺していた。
不味いものを見られたとでもいうように、俺から顔をそむけている。
俺は一瞬たじろぎ、寺谷を信用すべきかどうか迷ったが、そんなこともしてられず、弾かれたように寺谷に覆い被さった。
776 :
罪と罰:2007/02/15(木) 02:14:35 ID:kQkxaBv5
「見せろ」
「嫌だ」
「見せろつってんだろ!」
俺は頭にきて寺谷を羽交い絞めにし、力ずくでブレザーに隠された物を引きずり出そうとした。
「や、ヤメロ!」
寺谷が激しい抵抗を見せる。
しかし俺は容赦することなく、ブレザーの下からそれを取り上げると、寺谷を大きく突き飛ばした。
寺谷は俺が並べていた簡易テーブルに頭から突っ込んだ。俺はそんなことを気にも掛けず、寺谷から奪った物を暗闇に透かして改めた。
「……これは……」
それはやっぱり銃だった。
変わった形をしていたが、紛れもない銃だった。
こんなものを隠し持っていたなんて……。
一体どういうつもりだったんだろうか? まさかこれで俺を……。
迂闊だった。気を許すべきではなかったのだ。
「どういうことだよ。詳しく説明してもらおうか」
「…………」
寺谷は硬く口を閉ざしている。だがそんなことで許されるわけがなかった。
こいつは俺に「組もう」と言ったんだ。しかも武器は持っていないとも。
なのに言いだしっぺのこいつがあろうことか武器を隠してたなんて、絶対に許されるわけがない。
武器を持っていることを告げ、その上で協力を申し出るならまだしも、俺を騙してたってのが信じられない。
俺はじっと押し黙ったままの寺谷に、静かに銃口を向けた。
「言えよ、やっぱり俺を撃ち殺そうと思ってたんだろ? さっきはそのチャンスを窺ってたんだろ?
え、どうなんだよテメー……! なんとか言ってみろコラァ!」
「ちげえよ……そうじゃないんだ……」
この期に及んで何が違うってんだ? 調子のいいことばっかり言ってんじゃねえ。
俺はだんだんむかっ腹が立ってきた。
「ふざけんな! 何が違うってんだ! テメーはちゃっかりこんなモン隠してたじゃねーか!」
銃口をぐっと突き出す。
引鉄を引いてしまいたくなる衝動に駆られながら、それでも俺はまだ理性がはっきりしていて、
そんなことをしてしまっては取り返しが付かなくなると、冷静に考えることができた。でも、それがいつまで保つのかは怪しいものだった。
寺谷が少しでもおかしな挙動を見せれば、俺の人差し指はたちまち引鉄を弾くことになるはずだ。
「言えよ、俺を殺そうとしてたって……。早く言えよ!」
それを聞いてどうするというのか。
これは正当防衛なんだと、寺谷を撃ち殺す口実が欲しかったんだろうか。……自分でもよくわからない。
777 :
罪と罰:2007/02/15(木) 02:15:14 ID:kQkxaBv5
「だから違うんだって……」
「テメー!」
見苦しくも言い訳を続ける寺谷の鳩尾目掛け、俺は銃を構えたまま思い切り蹴り上げる。
寺谷はまたもテーブルの上に突っ伏し、苦しそうに顔を歪めた。
「こっちは殺されそうだったんだぞ! つまんねー言い訳なんかしてんじゃねえ!」
「話を……聞いてくれって……」
「いや聞く必要はない。お前は俺を殺そうとした。それだけで充分だ」
熱くなり過ぎていた。でも仕方がなかった。
殺されていたかもしれないと思うと、それだけで寺谷が憎くなった。
――それならいっそ殺しちまおうか?
そんな考えが頭に浮かぶ。
俺はどうするとも決心のつかぬまま、銃口を寺谷の後頭部に押し当てた。
あと数センチ指を動かすだけで人一人の命を奪いさらえる――。喉がひりつくように渇くのを感じた。
寺谷が動いたのはそのときだった。
俺の迷いの間隙を衝き、全身をバネにして飛び掛ってきたのだ。
俺は迷っていた分、数瞬反応が遅れ、寺谷の決死のタックルをもろに受けてしまった。
「ぐぅ……」
その勢いのまま後ろに押され、背中が窓ガラスを突き破っていた。
バリバリと音を立てて崩れていく破片の上を二人で転がりながら、俺達はお互いに優位な位置を取ろうと揉み合った。
「だから話を聞けって言ってんだろ!」
「誰が人殺しの話なんて聞くか!」
俺達以外に誰も居ない、無人の焼場に二人の怒声が響き渡る。
殴り、押し、引っ掻き、引っ張り、そして噛み付くといったなりふり構わない格闘の末、寺谷が上を取った。
俺は必死にもがき、馬乗りになった寺谷の下から這い出ようとしたが、どうあがこうと上手くいかない。
握っていた銃は既に掌から零れ落ち、何処へ消えたのかわからなくなっていた。
打つ手なし――。
恨みがましい憎しみの篭った眼で寺谷を見上げるのが、俺にできる精一杯だった。
殿だったらこんなとき、どうやって打開するんだろうか? 考えても急には思い浮かばない。
「話を……聞けって……」
「――――ッ!」
激しい格闘で息が切れた寺谷が、途切れ途切れ言った。
俺は「聴きたくない!」って叫ぼうとしたけど、俺の方も息が切れていて、何を言ったのかよくわからない発音になっていた。
「銃を隠していたことは……謝る。でも悪気が……あったんじゃないんだ……。お前をまだ……信用できなかったから……」
「……俺を信用できなかったからだと……?」
頭にきた。自分の方から誘っておいて、そんな言い草はあんまりだと思った。
俺は渾身の力を籠めて暴れ、もがき、寺谷に思い知らせてやろうと頑張ってみたが、結局押さえつけられてしまい、無駄だった。
778 :
罪と罰:2007/02/15(木) 02:15:52 ID:kQkxaBv5
「スマン、謝る。確かに誘った俺がお前を信用してなかったのは申し訳ないと思う。だがこれも身を守るためだ……。わかってくれ……」
寺谷は辛そうに、心底すまないといった風に頭を下げた。
正直ムカついていた。頭を下げてもらったくらいじゃ気がおさまらない。
……でも気持ちはわからないでもなかった。
こういう状況に置かれ、誰かに縋りたいと思う気持ち。でも反面、その誰かを信用できない暗い気持ち。
俺自身が全く同じだった。
俺もそういう複雑に絡み合った心境で寺谷に接していた。だから何も言い返せなくなってしまった。
俺は暴れていた身体の力を故意に抜いた。
決して許したわけではない。寺谷のしたことを許せるか許せないかで言えば、絶対に許せない行為だった。
もし途中、俺が寺谷に少しでも敵意を見せたならば、こいつは俺を撃ち殺していたかもしれない……。そう思うと我慢ならなかった。
けど――――……。
それでも俺は寺谷を責めることができなかった。
たぶん、きっと、俺が寺谷でも同じようなことをしていたと思うから。
「……早く降りろよ」
「わかってくれたのか……?」
「納得はしてねーよ! お前は許せねえ! でも……理解はしてやる……」
「そっか……」
そう呟いて、寺谷は静かに俺の上から降りた。
もうお互いやり合うつもりはなかった。
はぁ、と大きな溜息を吐き、俺も身を起こした。先に立っていた寺谷がそれを手伝ってくれる。
「酷いな」
寺谷の眼が部屋を一巡して戻ってくる。言うとおり、部屋の中は酷い有様だった。
割れて飛散した窓ガラス、足の曲がったパイプ椅子、寺谷が突っ込んだ拍子に半ばで折れた簡易テーブル……。
まるで嵐の去ったあとみたいだった。
そんな光景を二人で見ていると、なんだか凄く滑稽なことをしていたように思えてくる。
「……あーあ、なんか馬鹿くせぇ」
「だな」
俺は割れたガラス片を踏みしめながら自分の荷物を探した。
もうここに留まる理由はない。
「おいヒロト」
「言ったろ、俺はお前を許したわけじゃない。だから一緒には行かない」
「そっか……だよな……」
寺谷は残念そうだった。
「ま、俺のせいだし、仕方ないか」
そう言って、寺谷も嵐の去った部屋の中に、自分の荷物を探し求めた。
779 :
罪と罰:2007/02/15(木) 02:16:27 ID:kQkxaBv5
「一つ訊いていいか?」
俺はそんな寺谷の背中に訊ねる。
「ああ、いいよ」
「……あの銃、どうする気だった?」
「…………」
「もし俺がちょっとでもおかしなことをしてたら、お前、撃ってたか?」
「…………」
寺谷は黙っていた。というより、考えているのかもしれない。
程なくして、小さな聞き取りにくい声で「……必要なら」という乾いた返事が返ってきた。
俺はその返事に何も応えなかった。応えられなかった。
ちょうどそこで俺の荷物が見つかったのを幸いに、話はそこで打ち切られた形になる。
格闘していた弾みでか、荷物は部屋の端にまで飛ばされていた。俺はそれを拾い上げ、肩に負った。
そのとき何気なく寺谷の方に眼を転じると、その足元近くに例の銃が落ちているのが見えた。
寺谷も気付いたようで、腰を屈め、手を伸ばすところだった。
「やめろ、触るな!」
俺は声に出して叫んでいた。
「……心配すんな、撃ったりしねえよ」
そうかもしれない。
元々寺谷はその銃を使うつもりはなかったのだ。いざというときの用心ために、嘘をついてまで身に隠していただけだったのだろう。
だからその嘘が偶然にもバレ、俺と行動しないとなった今、寺谷が俺にその銃を使う危険性はほとんどなくなったと言っていい。
俺が奴に危害を加えない限り、奴も俺に手は出さない。それは確実だった。
しかしそれは冷静に、理性的に考えた場合の話だ。
感情論でいえば、寺谷が俺の前で銃を再び手にすることなど、絶対に見過ごせるわけがない。
少なくとも俺がここを出るまでは、あれを寺谷の手に渡してはならなかった。
俺は声を大にして怒鳴った。
「それでも駄目だ、触るな。俺がこの建物から出るまで、絶対にそいつに触れるんじゃねえ!」
また嫌な空気が張り詰める。
4,5メートルほどの距離を置いて、俺たちは再度睨み合った。お互い、相手の一挙手一投足に穴の開くほど注視し合う。
一瞬、寺谷が動いた。――いや、動いたように見えた。
それは銃を取ることを諦めた風にも見えたし、逆に銃を取ろうと動いたようにも見えた。
しかし俺はそんなことを確かめる間もなく、肩に掛けていたバッグを寺谷に投げつけると、大きく横に跳んで床を転がっていた。
そして一転して床に散らばったガラス片を拾い上げると、寺谷に向かって真っ直ぐ走った。
その頃には寺谷も体勢を立て直していて、俺の行動を見るやいなや、落ちている銃を拾い上げた。
考えている暇など微塵もない、刹那の勝負だった。
俺が早いか、寺谷が早いか――――。
780 :
罪と罰:2007/02/15(木) 02:17:02 ID:kQkxaBv5
勝負を決めたのは得物の差だった。やっぱりどうしても飛び道具には適わない。
俺の手にしたガラスの刃が寺谷の身体を襲うまさに直前、まるで呪文でも唱えたかのような白く眩しい火の玉が寺谷の手元に起こり、
次いで俺は強烈な力によって弾かれていた。
銃で撃たれたと認識するまでに数秒を要した。
左肩に燃えるような痛みを覚え、俺はだらしない奇声を上げていた。
「あああああああぁぁぁぁぁ…………!!!!」
血を吹く肩を抑える。
さっきの格闘で身体の節々を打っていたが、今度の痛みはそんなものの比ではなかった。
しかし俺は倒れはしなかった。痛みで萎えそうになる足腰を叱咤して踏ん張ると、
実銃で人を撃った衝撃に半ば呆然となっている寺谷に向け、まだ握っていたガラスの刃を薙ぎ払った。
しっかりと肉を切り裂く感触が手に伝わり、そのあとバケツでお湯を掛けられたような返り血が降ってきた。
俺のガラス片は、見事な切り口を見せ、寺谷の喉を掻き切っていた。
「――――――――――――――――――――――――――――――――…………………………………………ッッッッッ!!!!」
声にならない叫びを上げながら、寺谷はどうと音を立てて仰向けに崩れ落ちた。
俺は肩の痛みに歯を食いしばって耐え、すかさず寺谷の上に乗ると、ガラス片を振りかざした。
ガラスを一回一回振り下ろすたび、血しぶきが舞った。
跳ね上がった飛沫や肉片が、俺の顔や学ランを赤く汚していく。
いつしか俺は夢中になって寺谷の身体を傷つけていた。頭の中は真っ白だった。
ただ、ここでこいつを痛めつけておかなければ逆にやられてしまうという危険信号が、繰り返し繰り返し俺の中で慌しく明滅しており、
俺は振り下ろし続ける手を休めることができなかった。
どれくらいそうしていただろうか。
さすがに息が上がりはじめ、俺はようやく寺谷の上から降りた。
耳が痛いほどの静寂の中に、俺の荒い息遣いだけが聞こえている。
「はぁ、はぁ……。クソッタレが……これでわかったろ。俺を殺そうとするなんて……10年早ぇーんだよ……」
大の字になって伸びている寺谷に向かって、俺は勝ち誇ったように吐き捨てた。
これでも中学時代は名を売ってたくらいだから、こんな鼻デカ眼鏡の一人や二人、その気になればどうってことねーんだ。
「少しは思い知ったか、バカタレが」
座り込んだまま、まだ伸びてる寺谷に蹴りをくれてやる。
撃たれた肩がじりじりと痛んだ。
その頃になって、俺も冷静さを取り戻しつつあった。
手にしたままのヌルヌルしたガラス片に気付き、汚物でも放るようにそれを投げ捨てた。
781 :
罪と罰:2007/02/15(木) 02:17:38 ID:kQkxaBv5
「何だよ……これ……」
頭がクリアになっていくのがわかる。落ち着き、冷静さを取り戻していってる。
だがそれにつれ、だんだんと俺は自分の仕出かしたことの重大さを理解していく。
俺はさっきまでとは違った意味で心臓が大きく拍動するのを感じながら、仰臥する寺谷の顔を恐る恐る覗き込んだ。
「う、うわぁぁぁあああああ!!!」
覗き込んで見た寺谷の顔は、さっきまでと様相を一変させていた。
血走り、カッと見開かれた眼。苦しそうに歪められた口許。鼻口から噴出したどす黒い血。
そしてなにより、真一文字に切り開かれ、骨まで覗き見ることのできる首の傷。無数の刺し傷――。
一体何が起きたんだろう? 咄嗟には何がなんだか判断がつかなかった。
思考が停止してしまって、俺は変わり果てた寺谷の顔をじっと眺めることしかできなかった。
次第に脳がぶんぶんと唸りをあげて回転し始める。すると今までの経緯が脳内で映画を見ているように再生され、全てを悟った。
掌が痛い。
眼の高さにまで掲げてみる。広げると無数の切り傷が掌にも指にも、かなりの深さでついていた。
こんなになるまでガラスを握り、人を突き続けるなんて……。俺は俺が恐ろしくなった。
自分で言ってれば世話はないが、俺は普段からやり過ぎる性質ではあった。しかしこれは、やり過ぎとかいう度を遥かに越えていた。
俺はパニックになって駆け出していた。とにかくここから逃げなくちゃ……。
例え10mでも、1mでも、少しでもいい、遠くへ逃げたかった。
こんな場所には1秒と居たくなかった。この場の空気など少しも吸っていたくもなかった。
荷物なんて全部残したまま、俺は暗い廊下を走った。肩の痛みなんて忘れている。
階段を飛び降りた。もうすぐだ。すぐそこに出口がある。
あそこまで行けば、ひとまず外に出ることができる。外の空気を吸うことができる。
あと少し。あと少し――――。
俺は入り口まで来ると、勢いよく戸を押し開けた。
ザクッ…………
外に飛び出たはずの俺は、何か強烈な力によって押し戻されていた。
三、四歩後退して、それからその場に崩れ落ちてしまう。
782 :
罪と罰:2007/02/15(木) 02:18:16 ID:kQkxaBv5
「あれ?」
足腰に力が入らない。
素っ頓狂な声を上げながら自分の腹を見ると、そこには一本の斧が突き立っていた。
まったく意味がわからない。何で腹から斧が生えてるんだ……?
「私は神の意思を遂行する者……」
そう言って、俺が押し開けたドアから入ってきたのは、パリッとしたスーツを着た知的な感じがする男だった。
「私は悪を裁かなくてはならない」
男は冷たい氷のような視線で俺を見下ろした。
「お前の名を聞かせて欲しい」
なんだか役人みたいな雰囲気を持っていて、それがひどく癇に障った。
「誰だテメーわ。いきなり出てきて神だとか頭おかしいんじゃねーの」って怒鳴ろうとしたけど、
喉からはヒューヒューと細く荒い息が漏れるだけで、俺がいくら怒鳴ろうとしてもそれが言葉になることはなかった。
……腹が痛い。
斧がそれ自身の重みで傷口を広げているようで、真一文字に切り裂かれた腹からは血が止め処なく溢れていた。
男はそんな俺の姿を見ても眉一つ動かさず、じっと答えを待っている。
「私は神に裁いた悪人の名を告げねばならない。もう一度問う、お前の名は?」
答えられるはずがなかった。俺はもう喋ることができないのだから。
大きく口を開いてしまった腹からの出血は、俺の残された体力を着実に奪い取っていった。
さっき食べたパンがこぼれてしまうような気がして、俺は必死に腹を押さえた。もう俺にはそれくらいしかできない。
そのうち俺は座っていることもできなくなって、仰向けに倒れた。
意識が急速に遠のいていく。
無性に殿に逢いたくなった。
川島のことも、マサさんのことも、それから俺が殺してしまった寺谷のことも一切を忘れて、いつものように殿に逢いたかった。
……クソ、こんなはずじゃなかったのに。一体何処で間違えたんだろう?
何も答えが見つからないまま、俺の意識は糸を切ったようにそこで途切れた――――……。
783 :
罪と罰:2007/02/15(木) 02:18:56 ID:kQkxaBv5
* * *
「死んでしまったか……。名を訊きそびれたな」
照は死んだヒロトを見やると、少しだけ眉をしかめた。
しかしその程度のことであって、さほど残念そうな表情はしなかった。
名を聞きだすことはできなかったが、そこにはキラの法を正確に実行したのだという自負があった。
「次からはきちんと訊いてからでなければ、神のご意思に沿うことができなくなる」
そう一人小さく反省をしながら、ヒロトの胸に足を乗せると、腹に埋まった斧を一息に引き抜いた。
はみ出た臓腑から濃厚な血の臭いと、腸の内容物の臭いが交じり合い、酷い臭いとなって周囲に立ち昇った。
照はそれにも表情を変えようとはせず、斧を一振りして、刃にこびり付いた血や肉片を振り落とした。
もう頭は次の『悪』のことに切り替えられている。
照はその場で乱れたスーツを正すと、斧を提げ、それから何事もなかったように踵を返した。
「削除」
そう言い残し、照は外の闇に姿を溶かした。
784 :
罪と罰:2007/02/15(木) 02:21:12 ID:kQkxaBv5
【H-07/焼場/1日目・午前3時ごろ】
【男子35番 魅上照@DEATH NOTE】
状態:軽い興奮状態
装備:斧
道具:支給品一式
思考:1.キラを崇拝
2.全参加者への裁き(殺害)
3.主催者への裁き(殺害)
【男子07番 大場浩人@ろくでなしBLUES 死亡確認】
【男子23番 寺谷靖雅@I''s (アイズ) 死亡確認】
【残り53人】
※ヒロト・寺谷の荷物はその場に放置。
※寺谷の武器は『H&K MP5KA4(弾数37発/予備弾120発)』サプレッサー、レーザーサイト装備とする。
以上で投下を終わります。
大作だな
三上美味しいとこ取りw
GJ!
魅上怖いよ魅上
いいな、こういうのこそロワって感じがする
すげー面白かった
五人しかいないのか……
ヒロトと寺谷のパニクった一般人っぷり、
それと対照的な魅上の非情さがイイ!
GJでした。面白い物を読ませてもらった。
もうwikiにうpされてるけどいいの?
問題は無いと思うが修正要請とかあるかも知んないし一週間くらい置けばいいのに
修正の要請に応えるくらいwikiでやれるから良いんじゃね?
2/3【アイシールド21】●小早川瀬那 /◎蛭魔妖一 /◎滝鈴音
4/4【I''s (アイズ)】◎瀬戸一貴 /○葦月伊織 /◎磯崎泉 /●寺谷靖雅
4/4【いちご100%】◎真中淳平 /◎西野つかさ /○外村美鈴 /◎南戸唯
3/3【こちら葛飾区亀有公園前派出所】◎両津勘吉 /◎本田速人 /◎ボルボ西郷
4/4【CITY HUNTER】◎冴羽リョウ /◎槇村香 /◎伊集院隼人 /◎野上冴子
7/7【SLAM DUNK】◎桜木花道 /◎流川楓 /◎三井寿 /◎宮城リョータ /◎赤木晴子 /◎田岡茂一 /◎魚住純
3/3【DEATH NOTE】◎夜神月 /◎L /◎魅上照
4/4【テニスの王子様】◎越前リョーマ /◎竜崎桜乃 /◎手塚国光 /◎菊丸英二
2/3【ヒカルの碁】●進藤ヒカル /◎塔矢アキラ /◎藤崎あかり
4/4【ピューと吹く!ジャガー】◎ジャガージュン市 /◎酒留清彦 /◎浜渡浩満 /◎白川高菜
5/5【BOY】○日々野晴矢 /◎一条誠 /◎伊部麗子 /◎神崎狂 /◎山ノ上春香
3/4【Mr.FULLSWING】◎猿野天国 /◎虎鉄大河 /●清熊もみじ /○御柳芭唐
4/5【ルーキーズ】●安仁屋恵壹 /◎御子柴徹 /◎新庄慶 /◎平塚平 /◎八木塔子
6/6【ろくでなしBLUES】◎前田太尊 /◎七瀬千秋 /◎中田小平次 /◎中島淳一 /●大場浩人 /◎川島清志郎
55/59 (○生存/●死亡/◎登場済み)
死亡6 未登場4
一条&菊丸&唯:F-07/林/1日目・午前0時すぎ
晴子:E-05/神塚山山中/一日目・午前0時30分ごろ
越前:C-06/崖周辺/一日目・午前0時半頃
中島:J-07/浜辺/一日目・午前1時ごろ
冴子&一貴:E-02/菅原神社/一日目・午前1時ごろ
魅上:G-06/鷹野神社/1日目・午前1時頃
塔矢&平塚:H-03/平瀬村に向かう途中の車道/1日目・午前1時ごろ
御子柴:F-06/神塚山頂上付近/1日目・午前1時頃
あかり:C-06/崖下の砂浜/午前1時頃
小平次:D-7/海岸線の道路/1日目・午前1時00分
猿野:D-02/川のほとり/1日目・午前1時半ごろ
手塚:G-03/平瀬村分校跡/1日目・午前1時半ごろ
神崎:E-04/ホテル跡屋上/1日目・午前1時30分ごろ
三井:A-2/崖周辺/一日目・午前2時前後
イブ:H-06/源五郎池/1日目・午前2時ごろ
蛭魔 両津:H-04/車道/1日目・午前2時00分頃
ピヨ彦&鈴音:D-06/学校近く/1日目・午前2時ごろ
海坊主&桜乃:E-08/車道(東崎トンネルの手前)/1日目・午前2時ごろ
前田:C-03/鎌石村役場前/1日目・午前2時ごろ
リョウ&春香:H-7 平野/一日目・午前2時ごろ
リョータ:H-06/源五郎池/1日目・午前2時半ごろ
L:I-06/民家/1日目・午前2時30分ごろ
川島:D-04 高原池湖畔/1日目・午前2時半ごろ
新庄&塔子:F-07/森/1日目・午前2時半ごろ
桜木:D-1/海岸線の道路/1日目・午前2時30分
香&西野&虎鉄:D-05/森/1日目・午前2時半ごろ
ジャガー 魚住:C-03/鎌石村道路/1日目・午前2時半ごろ
月&本田:I-10/琴ヶ崎灯台/1日目・午前2時半ごろ
流川&泉:F-08/無学寺本堂内/1日目・午前3時ごろ
田岡:F-02/平瀬村の民家前/1日目・午前3時ごろ
ボルボ&真中:E-01/海岸線の道路/1日目・午前3時ごろ
高菜&ハマー:G-06/鷹野神社付近/1日目・午前4時ごろ
葦月伊織 外村美鈴 日々野晴矢 御柳芭唐
の四人がいまだ未登場
こいつらが出れば全員出揃うんだけど
晴矢って難しいのかな
登場はしたけど没ること2回…
まじめな話、一般人キャラじゃないしな……
またそれを持ち出すのか
伊織と美鈴はまだ良いとして、後者二人は書きにくいだろうな
なあ罪と罰の
「――――――――――――――――――――――――――――――――…………………………………………ッッッッッ!!!!」
もう少し短くなんない?長すぎて後編が変なことになってる。
801 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/17(土) 06:54:29 ID:ANL+wJaG
直ってるよ
wikiも充実してきたし、大作来たし、後に繋がれば言う事無しなのだが・・・・
何をもって直したというのか……
別に今のでも問題が無いと思ってる俺にとっては直しようが無い。
>>803 自分で直せ
805 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/17(土) 15:33:48 ID:ANL+wJaG
>>803 要するにwikiで読むと改行されてて見苦しいって意味なんだろ?
うちのでは昨日のと比べて短く直されてるけどなあ
まあ問題があるなら自分で直せってことだ
直した。
つーか勝手に第三者が直していいのかあれ?
807 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/17(土) 15:44:30 ID:ANL+wJaG
本編に大きく関わることじゃなきゃいいでしょ
それこそ読みやすくするために――や……を減らすくらい、いちいち本人に確認取るほどのことじゃないかと
当たり前だが、第三者が内容をいじったりするのはやっちゃいけないことだけど
でもそんな細かいところにも書き手側のこだわりとかがある可能性があるわけでさ。
だから修正要望があった場合あくまでそれを書いた本人にやらせるべきだと思うんだが。
ってまあ勝手にやっちまった自分が言えたもんじゃないけど。
やっぱ索引欲しいな
全選手入場とか貼ってあったはずだがトップからもメニューからも飛べねえや
さすがに作者意外の人間が勝手に弄っちゃ不味いだろ……
基準なんて人それぞれなんだから、絶対に問題が出てくるぞ
せめて、コメントなりを使って修正点を書くくらいしないと駄目だろう……
演出のためにやったことですけど、特に強いこだわりがあったわけでもないんで、
今回の修正については何も問題ないです。はい。
むしろ見易くしてくれて助かりました。
んじゃこれからは修正はあくまで本人の手で、
かつ修正した点はここで報告ってことで。