★X-planeについて語れ!★

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1NASAしさん
有人機としては世界で最初に音速を突破したX-1(チャック・イェーガー!)、
マッハ5以上で飛行する極超音速実験機X-15、
前進翼機といえばこれ、X-29、
JSF試作機X-32、X-35
VentureStarのたたき台X-33、
スクラム・ジェット推進の極超音速実験機X-43、
etc...

航空宇宙開発の花、X-planeについて語り合うスレです。
2−1:2001/08/03(金) 00:21
おお!! マニアックだぁ!
期待してます。
3NASAしさん:2001/08/03(金) 00:43
やはりまずはX-1でしょう。
あの無造作な形、翼なんて直線翼です。弾丸の形を参考にしたって
話もありますね。やはり手探りだったんでしょうか。
当時は音速の壁は突破不可能では?なんて言われてもいた訳で、それを
有人ではじめてやり遂げたこの機体を語らないわけにはいかんのでは?
4−1:2001/08/03(金) 01:06
X−1ってイエガ−の前に誰かの操縦で飛行して、失敗したのでしょうか?
それとも、誰か他のパイロットの操縦でMach1以下でテスト飛行知してたんでしょうか?
5NASAしさん:2001/08/03(金) 01:08
そういや音速突破の日にチャック・イェーガー肋骨だか骨折
してたんだっけ?マッハ2突破の時にはコントロール不能に
陥ったとか。
6−1:2001/08/03(金) 01:56
>5
それマジな話しだったの?
X1Aのときのアンコントロールはホントらしいけど。
7X-plane:2001/08/03(金) 12:51
って一瞬フライトシムのことかと思っちまったよ...
8NASAしさん:2001/08/03(金) 23:43
>>4
あの機体ってイェーガーの奥さんの名前ついてなかった?
多分イェーガーが最初じゃないの(適当)
9−1:2001/08/04(土) 00:39
>8
『グラマス・グレニス(もちろん英語書き)』でしょ?
『P51』時代から書いているらしい。
第2次大戦中は戦闘機には奥様の名前お書き込むのが結構はやってたみたいで、イェーガーがおりじなるだとは言いきれないと思います。
ちなみに爆撃機はご存知の『ノーズアート』。なぜかと言えば奥様の名前書くと大変でしょ?搭乗員いっぱいいるから。
10NASAしさん:2001/08/04(土) 00:39
>>4
イェーガーの前にはベル社の社員パイロットが飛んでいる。
しかし契約金でごねて音速突破には挑戦せず。
軍がイェーガーを派遣して挑戦させた。
>>5
X-1Aでイナーシャカプリング起こして操縦不能になったときには
確かマッハ2.4以上出ていたと思う。
>>8
グラマラス・グレニス。
11:2001/08/04(土) 00:58
適当言ったらやっぱり違った…申し訳ない。
>>10
イナーシャカップリングってどのような現象ですか?
検索かけても引っかからない。
12−1:2001/08/04(土) 01:04
>10ドノ
回答ありがとうございます。なんか良い参考文献あったら教えてください。
やっぱり『世界の傑作機』すかね〜?
私は立ち読み専門なので・・・これからも質問しますんでよろしく!
13−1:2001/08/04(土) 10:39
>11
イナーシャルカップリングって・・・

私も良く知りませんが、たぶんマックタックみたいな現象かな?
超音速域で空力中心が急激に移動する事でノーズスライスが起きて、スピン・・・ってな感じか?

誰か知ってる人、回答求む!
14−1:2001/08/04(土) 11:00
>10
しかし、Mach2.4でデパーチャーとは・・・恐ろしい。
冷静に考えてみると、よう死なんかったね。
う〜ん、イェーガーおそるべし!
15G_Tomo:2001/08/04(土) 11:11
 イナーシャカプル(ロールカプル):
超音速時代になって胴体が延び前端にFCS後端にエンジンと重量物を搭載したため
三軸周りのモーメントのバランスが崩れて起こった現象。
具体的にはロール中ラダーを蹴ったりした場合、
ロール軸と機軸がずれた時そのずれを拡大する偶力が働き、
ピッチアップやヨーの拡大となって発散する現象。
F−100の墜落で有名。
超音速域での垂直尾翼の効きの低下も原因の一つ。
(F−100は垂直尾翼の増積で対応)
16−1:2001/08/04(土) 11:40
>15様
どうもありがとうございます。これで良く寝れます。
次も宜しく?
17NASAしさん:2001/08/04(土) 15:26
>>13
マックタックって遷音速付近で挙動不審になるって
やつですか?急降下して引き起こそうとしても
突っ込んじゃったりとかって話を聞いたことがあります。

>>15
ご説明ありがとうございます
航空機のバランス取りってほんと大変ですね。
18NASAしさん:2001/08/04(土) 15:51
代理店のレッドクラウンがつぶれた関係で
これもマイナーな存在になったね。
19−1:2001/08/04(土) 16:20
>17様 正解です!

聞くところによると『F4』はマックタックが顕著に現れる飛行機だそうです。
原因はご承知の様に遷音速域から超音速域の空力中心の移動です。
つまり、音速を挟んで静安定が逆になる現象です。
20NASAしさん:2001/08/04(土) 17:47
>>17>>19
マックタックって、第二次大戦後期の遷音速域に近付き始めた戦闘機にも
それらしき現象が起き始めたので、設計者を悩ませたという話を聞いた
ことがありますが、実際はどうなのでしょうか。
21−1:2001/08/04(土) 20:00
>20ドノ
う〜ん、その真偽についてなんですが・・・・。
ジェットならまだしも、プロペラ機っだったとすると、
1番最初に音速近くに達するのはプロペラブレードだと思いますので、
当然、通常飛行中(戦闘中に)本当に(マックタックが)起きていたかは疑問です。
だから速度的には『P51』や『Ta152』が限界だったのでは?

でも何らかの形でダイブするような機動が必要であり、
技術的にVd近くまで行く機体強度があったなら・・・どうだったでしょうか?
少なくとも第2次大戦中のレシプロ機が直進翼だった事を考えれば、
起きた可能性はありますね。
22NASAしさん:2001/08/05(日) 01:08
X-37(再使用型宇宙機)全面キャンセルだそうだ。
この所キャンセル・失敗の話が多い気がする…
23G_Tomo:2001/08/05(日) 02:51
>>19
 いちゃもんを付けてる気はないのですが、趣味が似てるからか絡んでしまいますね。
 F−4は、初期の超音速戦闘機に比べると悪癖の少ない機体でしょう。(アドバースヨーは有名ですけどね)
センチュリーシリーズ初期の機体は音速を超えるのに精いっぱいで、その速度域で遭遇した多くの問題がその機動を制約しています。
F−101やF−104の様な、ピッチアップやロールカプルの気の有る機体でACMを行なうのは大変でしょう。
(その点空自はえらい、F−104でスプリットSやっちゃうんだもん)
ベトナムでも ACMで活躍しているのは、F−4とF−8が中心ですしね。

 話変わってXシリーズではX−3が癖が有りそうな形してますね。
本領発揮のエンベロープに到達出来なかったのが(パイロットにとっては)幸運だったかも。
24−1:2001/08/05(日) 11:34
>23
そうですね、F−4はセンチュリーシリーズに比べると癖は少ないでしょうね。
F−104やF−101はピッチアップのある機体だとは・・・そういう方面から考えてみた事はありませんでしたが、
なるほど、『Tテイル』ですね。
そんな機体で遷音速から超音速の速度域で機動するために、コントロールに気を使わなければならない、
パイロットはさぞ大変でしょう。
マックタックは音速領域を有する航空機ならではの現象で機体の差もあると思いますが、
現用のF−15などは超音速への加速もスムースだと聞いてます。これもこの頃からの翼型技術の発達と操縦系システムの
進化のお陰なのでしょうね。
F−4のアドバースヨーの話は有名ですが、あれはやはり上半角が原因でしょうか?

X−3・・・、かなり野心的な航空機で、当初は『Mach3』を狙っていた何かで読んだ記憶があります。
しかしエンジンに恵まれず、水平飛行でも音速を超えられなかったのでは?
しかしあの形・・・本来のフライトエンベロープではどんな悪癖を披露したんでしょう?
ああ、・・・恐ろしい!
25NASAしさん:2001/08/05(日) 11:40
素人質問で申し訳ないのですが・・・
X29の前進翼にはどんな意味があるんですか?
特殊な機動でもできるんでしょうか?
26−1:2001/08/05(日) 11:59
>25
特殊な機動が実機で可能かどうか証明する為に開発されたのではないでしょうか?
前進翼を採用した事により、翼端失速を遅らせ、高い迎え角でも機動出来ます。(今ではベクタードスラストなども有りますが)
その思想は古くから有りましたが、翼のねじれモーメントと強度の関係から深い(?)前進翼の開発は難しかったのはご存知だと思います。
具体的にどのくらいの迎え角で機動出来たかは、私も忘れました。
27NASAしさん:2001/08/05(日) 23:27
たしか前進翼には翼がバンザイしそうになるとねじり下げになるような
(複合?)材料使ってるんじゃなかったっけ?
28NASAしさん:2001/08/05(日) 23:32
>23

空自のマルヨンでイナーシャカップリングで墜ちたのあるよね。
29NASAしさん:2001/08/06(月) 01:29
>>24
X-3って確か脱出するとき下側に射出するんですよね。
低いとこ飛んでたらたまらん。
30−1:2001/08/06(月) 01:43
X−3ではやはり下に打ち出すのですか?どっから乗るのかな?やっぱり下からかな?
さすがにあのウインドウシールドじゃね。
着陸も大変そうですね。
31G_Tomo:2001/08/06(月) 01:49
>>29
 F-104の初期型も下方射出だったな、有名なテストパイロットのキンチャローもそのせいで死んだね。
>>27
 複合材は剛性や強度に方向性を持たせてる事が出来る為、空力に対し最適な変形するように設計出来る(テーラリング)。
前進翼はこの技術で実現した。
>>25
 翼端失速でなく翼根失速する事で、失速後の挙動に問題が少ない事の他、
誘導抵抗が減少するので、維持機動にメリットが有る。
32NASAしさん:2001/08/06(月) 02:04
椅子に座って機体下面から搭乗する機体といえば・・・
キャプテン・スカーレットのエンジェル・インターセプター(爆)
33NASAしさん:2001/08/06(月) 02:05
>25
おなみさんのページにX-29の前進翼について驚愕の事実が書いてありますよ。
検索してGO!!
34G_Tomo:2001/08/06(月) 02:26
>>24
 F−4のアドバース・ヨーは、やっぱエルロン設計が第一の原因じゃないでしょうか。
(内翼、低速で効くように大面積、ドループ)
外翼の上半角はそれを拡大する要因に思えます。
 やっぱり空母で運用すると言う制約が色んな処で効いているようで、
-1さんの書かれたマックタックなどの縦の安定の問題も、
エレバーターのサイズに制約され寸詰まりになったのが影響していると思います。
(縦のコントロールについては、水平尾翼にスラット付けたり色々改修してますね。)
35−1:2001/08/06(月) 11:10
>34
GMotoさん、F4のエルロンって内翼(上半角ついている翼より内側ってこと)についているってことですか?
なんで、外側についていないのかな?低速での利きが悪そうです。
内側についてるのはフラップだとばっかり思ってました。

>エレバーターのサイズ・・・『エレべーターのサイズ』でよろしいですか?
空母運用上の制約と言えば、『全長、全幅、全高』(他にもあるかもしれんが)の制限ですよね・・・折りたたみ翼の為ですか?
36−1:2001/08/06(月) 11:29
>35に追加します
折りたたみ翼がエルロンの位置を制限してるとすれば、空軍型はどうなのでしょうか?
F4EJは外翼は折りたためるのでしょうか?

フラップだったのがエルロンとすると(内翼内側がフラップ、外側がエルロン?)・・・エルロンの作動範囲にもよると思いますが、低速時にはかなりの抵抗になりそうな気がします。
それがアドバースヨーの直接原因でしょうか?
しかし・・・APCH中などはコントロールに気をつけなければならないでしょうね。
37−1:2001/08/06(月) 13:50
X−PLANEの板なのにF4の事ばっかり聞いて、スレ混乱させてすいません。
38NASAしさん:2001/08/06(月) 16:04
するとなに、F-4のはフラッペロンって奴ですか?
3944:2001/08/06(月) 16:18
暑いねー、フラッペ食べたいねー。
あ、僕イチゴね。
40−1:2001/08/06(月) 20:19
X29は迎え角70度プラスでも機動できたらしいです。
X31はベクタードスラスト使用で90度でしたっけ?
41−1:2001/08/06(月) 20:37
>38
フラップとエルロンは別になってると思いますけど。
42NASAしさん:2001/08/06(月) 23:27
>>36
自分が聞いた話ではエルロンが内翼についているため、通常の機体にくらべ同じ
だけローリングモーメントを発生させると左右の翼で余分に誘導抵抗の差が
発生して…
ってな感じでした。
43−1:2001/08/06(月) 23:48
>42
内翼に付いてるだけで、低速時には色んな障害を助長しそうです。
やはりどう見ても低速時にはドラッグにしかならないような?しかも上半角でしょ・・・垂直尾翼を高くしようにも基本は艦載機だし。
パイロットは着陸時にVref+10〜15ktしなければ怖くて降りられないんじゃ?
44NASAしさん:2001/08/07(火) 00:29
F-4はですな、ベースターン以降ロールモメントはラダーだけで発生させるのです。
アドバースヨーはスポイラーとARIがあるので、むしろ低速では効かない感じだそうで、
(つまりスティックを倒してもロールしない)それを無理して操作すると、
デパーチャーしてしまい、文字通りあの世に旅出ってしまうそうです。
普通の機体でもラダー踏めばロールモメントはいくらかでも出ますし、
スナップロールなんてまさにそうですが、空母着艦であのタイトな
パターンをラダーで回るなんてちと想像を絶しますね。
あんな狭く動いてるデッキにファイナル400ftぐらいから降りるんですからね。

もちろんこの稿すべてウケウリです。
45−1:2001/08/07(火) 00:39
へ〜そうなんですか、ベースターン以降はラダーでですか?
素人には操作軸の変化がピンときませんが、ロールインはともかくロールアウトもラダ−でやるって事でしょうか?
う〜ん、ファントムライダー恐るべし。
46−1:2001/08/07(火) 00:40
えー・・・。
だんだんF4ネタに傾倒してますな・・・私のせいか?
4744:2001/08/07(火) 00:46
はい、エルロン操作は厳禁です。
スティックは両足で挟んで左右に動かないようにします。
それと接地時のフレアーも厳禁です。フレアーすると滑走距離が伸びます。
主脚のアブソーバーで速度を吸収して、滑走距離を減らします。
ま、シュートも使いますが。

パイロット転換の場合、学生は頭では分かっていても、体が覚えているので、
どうしてもエルロン操作とフレアーを無意識にしそうになるそうです。
そのため教官は後席でスティックを両足で挟み、かつ後ろに動かないように
手で押さえ、口で罵声を浴びせるそうです。(笑
48−1:2001/08/07(火) 00:56
>47殿
おおっ!GMoto様についで、ついに本物(ぽい?)お方の登場だ!!
これからちょくちょくご教授願います。

しかしフレアーも禁止とは!? さすがもと艦載機ですね。
49−1:2001/08/07(火) 01:30
>49
すいません、『G Tomo』様でした・・・。
とほほ・・。
50−1:2001/08/07(火) 22:47
トム・ハンクス製作総指揮の宇宙開拓史のテレビ映画
『From The Earth To The Moon』が、NHKで今晩の0:10から放映される。
皆、見るべし!
51NASAしさん:2001/08/07(火) 23:24
X-35が不採用になったらロッキードマーチン潰れちゃうんじゃないの。
52G_Tomo:2001/08/08(水) 04:16
 GMotoって誰やねん?!
私ゃ単なるファンで専門家じゃないよ。
でF−4のエルロンだけど、あの位置はエルロンリバーサルを恐れてか
(あのデルタに近い翼平面形じゃ無いか?)
翼折り畳み機構に余計な配管を通さない為であろうと思う。
 しかし着陸(艦)でエルロン(スティック)使わないの?
スポイラーまで使って使えるようにしてる様に見えたのに。
53NASAしさん:2001/08/10(金) 00:26
またもやF-4ネタだけど…
何であんなに水平尾翼に下半角ついてんの?
わざわざジェット噴流の中につっこんじゃってる様な。
54G_Tomo:2001/08/10(金) 02:41
>>53
 尾翼が主翼の洗流に入る事によるピッチアップを避ける為だったと思う。
55NASAしさん:2001/08/10(金) 06:22
宇宙空母ギャラクティカの艦載機みたいで萌え
56−1:2001/08/10(金) 10:20
>55
あれ、ファントムベースよ多分?
57NASAしさん:2001/08/10(金) 10:32
ツタンカーメンみたいなヘルメット萌え
58G_Tomo:2001/08/11(土) 19:45
X-1に比べると、X-2やD588-IIがえらく洗練して見えるね。(X-1Aでさえもね)
59−1:2001/08/11(土) 21:02
D588ってやはりロケット推進でしたっけ?
多分、X−1AよりMach2破るのが早かったと思うのだが?
海軍がダグラス社を後押ししていたのは分かるけど、スッコット・クロスフィールド(だっけ?)って民間人じゃなかったっけ?
60G_Tomo:2001/08/12(日) 22:21
>>59
 D558だねゴメン。
D558スカイストリークはジェット。D558−IIスカイロケットは最初ジェット・ロケット混同、後期はロケットオンリーに改修された。
クロスフィールドは、後にノースアメリカンに入ってX−15の開発に従事したんだったと記憶する。
61NASAしさん:2001/08/13(月) 00:59

ISSからの脱出艇って予算キャンセルされてたっけ?
( あれも、X-Numbersだよね? )
62−1:2001/08/13(月) 02:34
>60
クロスフィールドはX−15に乗ってたんか・・・。
多分、同期には『ニール・アームストロング』、『ジョセフ・ウォーカー』、『ボブ・ホワイト』が居たと思う。
個人的にはX−15は航空機(?)の中では1番好きである。
宇宙飛行士資格を得られるのは地上から80km(だったけ?)以上に達したパイロットに与えられていたと思うのだが?
63NASAしさん:2001/08/13(月) 03:03
小学生の頃、子供向けの本で、
クロスフィールドの自伝?を読んだ事がある。
スカイロケットでM2を達成したとこまでだったけど。
もう全然覚えてないけど、誰も乗りたがらないから、
自分にお鉢が回ってきたみたいな事が書いてあった。
マニュアル渡されてこれ読んでおけとか。
しかし無動力のロケット機を滑空で着陸させるのは
ゾッとしませんな。
64NASAしさん:2001/08/13(月) 09:02
>>59
そのくだりは「ライトスタッフ」にも出てくるな
65G_Tomo:2001/08/13(月) 09:19
 宇宙飛行の定義は国や組織、時期によって異なるからなあ、
当時空軍は高度50マイルに達したら宇宙飛行と認めていた。(今はどうなんだろ?)
X−15だと、ホワイトとウォーカー(XB-70の事故で有名)だよな。
でもそれでも「フリーダム7」のアランシェパードの方が先なんだよね。
66G_Tomo:2001/08/13(月) 09:24
 クロスフィールドだけど、NA(ノースアメリカン)でX−15開発に従事してたんだけど
受領前の社内テストなんで記録飛行にはチャレンジしてないんだよね、ちょっと残念だったろうな。
67−1:2001/08/13(月) 10:50
>63
あー!それ俺も読んだことあるよ。確か『超音速パイロット』とか言う題名。
あまりにも素晴らしい本だったんで、小学校の図書室からパックってしまった。
68−1:2001/08/14(火) 03:54
気になってたんだけど、『X−3』の最高速度記録っていくつ?
あれって『ダグラス社』の作製でしたっけ?
超音速パイロットの最後にもクロスフィールドが『X−3』への搭乗を臭わせて終わる(?)んだったけど、本当に乗ったんかいな?
資料持ってる方よろしく。
6963:2001/08/14(火) 04:29
>68
Douglas X-3 Stilettoですね。
私も以前から気になってたので、この機会に。
水平飛行では音速を突破できずM0.95止まりで、
30度ダイブでM1.21(か1.12。資料に誤植あり。世傑"X-プレーンズ")が
最高です。初飛行はダグラスのビル・ブリッジマンで、社内で25回飛行ののち、
空軍に引き渡されたが、すでに空軍は関心を失っており、
エベレスト中佐とイエーガー少佐が3回づつ搭乗しただけでNACAへ移管。
NACAで20回飛行し、F-100とF-104の開発に有用なデータを提供した、となっています。
低性能の原因はエンジン出力の不足で、予定されていた改良型のエンジン
の開発に失敗(当初同サイズでいけるはずが、エンジンを大型化しなければならず、そうすると機体の設計変更が
必要なため換装を断念)したので出力アップができず、機体の軽量化も効果なかったようです。
要求はM2.0を30分持続でしたが、製造中から水平飛行での音速突破は無理と
判明していて、2号機はキャンセルされ予備部品になりました。
とりあえずこんなとこで。
70−1:2001/08/14(火) 04:42
>69
ありがとうございました。諸元要求はMach2の30分維持だったんですね。
てっきりあのカタチなんでMach3を狙ったのかと思ってました。
最高速は私の記憶でも、ダイブ時にMach1.12だったような気がします。(私は立ち読み専門なもんで・・)
当該機には『エリアルール』は採用されていたんでしょうか?初飛行は何時でしたか?
71NASAしさん:2001/08/14(火) 05:02
>70
ええと、公式な初飛行は1952.10.20ですが、
1952.10.15にエドワーズで高速滑走中に
浮揚してしまったのが非公式な初飛行です。
ダイブでM1.12を出したのは1953.07.28で、
パイロットは初飛行も音速突破もブリッジマンです。

写真を見る限りエリアルールの適用はないようです。
なにしろ申し訳程度の小さな主翼ですから。

それにつけてもX-15は萌えますね(笑
72NASAしさん:2001/08/14(火) 05:04
おとと、71=69です。もう寝ます。グゥ。
73NASAしさん:2001/08/14(火) 05:35

X-series関連で一番“偉く”なったのは、
C・イェーガーの空軍准将が最高でしょうか?
( X-1当時は陸軍航空隊だったんだと思うけど... )
74NASAしさん:2001/08/14(火) 12:42
X-1の記録飛行の頃は空軍だぞ。
それからX-15のパイロットのフォレスト・ピーターソンが海軍中将まで出世してる。
エンタープライズの艦長もやってたと思う。
75−1:2001/08/15(水) 02:54
>71どの
朝までご苦労さんです。
エリアルールを適応したF102は1954年デビューだと記憶してますので、『X−3』よりあとですね。
F102もそれを適用してから難なく音速突破したところを見ると『X−3』も水平飛行突破もできたのではないかと思います。
しかし仮にそうだとしても、エンジンがね・・・。やはり命短きXプレーンかな。
76G_Tomo:2001/08/17(金) 10:51
 パイロットの話が出ているのでひとつ。
私も同年代の御多分に漏れず、月着陸のアームストロング・オルドリン(コリンズ御免)でこの方面に興味を持ったのだけど。
本格的にはまったのが、70年代末のダリル・グリーネマイヤ。
彼の事は、その前からリノ・エアレースでRB−51レッドバロン(これで改造機の面白さを知る)のパイロットととして知っていたけど、
(コンクェスト1(ベアキャット改)による Me209のレシプロ機速度記録の更新は、その後知った。)
彼が個人の力でF−104をレストアし、MiG25の持つ絶対高度記録に挑むという「ハイ・フライト」プロジェクトには参った。
結局このプロジェクトは、テスト中に脚がロックされない事故により機体を放棄した時点で終わったが、
アメリカ人の空に対する憧れのナイーブさと 夢を実現する力に衝撃を受けたよ。
(彼はこのF−104で 低高度速度記録を打ち立てており、これは未だ破られていない)
(この経緯は当時航空ジャーナル誌に中村祐美が掲載しており、後に「ザ・チャレンジャー」として単行本に纏めた。機体を捨てる所なんか涙無しでは読めない)
 チャック・イエガーについては、やはりトム・ウルフの「ライトスタッフ」が大きい。
パイロット界のオリュンポスは地図の上で指し示す事が出来るとか、
ウエスト・ヴァージニア訛りが全米のパイロットの間に流れ出していくくだりなんか、カッコイイよね。
77NASAしさん:2001/08/17(金) 11:21
トム・ウルフ訳本読んだが、WV訛のくだりを忘れた。
9=ナイナー はこの辺が起源ですか?
中村浩美氏の名だけ訂正しときます。
ライトスタッフは映画の方が良いかな。
F102のエリアルールは、どうしても音速が出せずに仕方なく採用したのが50年代も後半。
X-3に採用しなかった理由はあるのでは?燃料容積とか翼の構造的な問題とか。
それに、あれって遷音速域でだけ効いてくるんだろ? 突破したあとは無駄なクビレになってしまうのじゃないかな?
78−1:2001/08/17(金) 14:03
>76
ダリル・グリーネマイヤ−って、元ロッキードのテストパイロットもやってたよね。
RB−104もRB−51の様な塗装でカッコ良かった。
79−1:2001/08/17(金) 14:10
>76
当時のMIG25の高度記録って『37、650m』だったよね。確か米空軍の『ストリーク・イーグル』が破ったのではなかったかな?
低高度速度記録ってナンボでたの?
80G_Tomo:2001/08/17(金) 14:28
>>79
 ストリーク・イーグルが破ったのは5万ftくらい(不確か)までの上昇時間記録。
(当然それ以上の高度の上昇時間記録はMiG-25が持っている)
(さらにその内幾つかはSu−27に奪い返された。)
絶対高度記録は未だMiG−25(正確にはYe-266Mか)のもの。
RB−104の低高度速度記録は、988ml/h(1590km/h)です。
81G_Tomo:2001/08/17(金) 14:39
>>78
 RB−104で高々度飛行を行なうにあたって
ロッキードを訪れると、彼の与圧服が取ってあったらしい。(良い話だ)
この個人のチャレンジは、アメリカの航空界の有形無形の援助を受けていた訳だが、
機体が失われた後、残念な事にその事(エンジンなんだが)が問題になってしまった。
82G_Tomo:2001/08/17(金) 14:57
>>77
 中村氏の名前に関しては、お恥ずかしい。(手元に本もあるのに)
エリアルールに関しては、圧力の伝播方向の機体形状変化を少なくするという事ですから、
超音速域では、単純な機軸に垂直な断面積でなく、マッハコーン角で機体を切った断面を軸周りで積分したものの変化を小さくすると言う形になります。(超音速エリアルール)
要は設定速度が有るわけですが、出来るだけ広い速度域で有効になるように計算を繰り返します。
超音速エリアルールでは、遷音速エリアルールほど機体に顕著なくびれが有りません、F−102とF−106が良い例でしょう。
センチュリーシリーズの頃は遷音速ピンチが問題だったわけで、その速度域に絞ったエリアルールも意味が有りました。
 ナイナーについては・・・知りません。
83NASAしさん:2001/08/17(金) 14:59
>77
>F102のエリアルールは、どうしても音速が出せずに仕方なく採用したのが50年代も後半。

YF-102Aの初飛行は1954年12月20日。
F-102Aの配備は1955年6月から。
84NASAしさん:2001/08/17(金) 23:04
>>61

ISSのCRV( X-38 )なら、さっき教育で放送ってた番組で
B-52からのドロップテスト映してたね。

ただ、2000年の米国の番組吹き替えただけみたいだから、
今年の予算分捕れてるかは、ちょっと不明。

でも、ブッシュJrは 宇宙軍創設にも意欲的な人だし、
( それが良いことかどうかはともかく )
必要な物とは思うから、何とかなるのでは?

...でも、アレに7人押し込むのか・・・
( ソユーズ使う時は、官制権限はどっちが持つのかね…? )
85NASAしさん:2001/08/18(土) 03:25
>>84
 この板の何処かのスレで、ぽしゃったって聞いたよ。
86−1:2001/08/18(土) 11:48
>RB−104の低高度速度記録は、988ml/h(1590km/h)です。

何でも高度10m(!)で出す記録らしいじゃないすか?
すごいって言うか・・・やばいですね。
87G_Tomo:2001/08/18(土) 12:06
最低高度30ft
「RB−104が虚空に生み出したショック・ウェーブは、ある車のウィンドウを破り、トランクルームの留め金を吹っ飛ばし、見守っていたある女性の女から、コンタクトレンズを弾き出したと言う。」
ゾクゾクするね。
88NASAしさん:2001/08/18(土) 12:14
30ftなら、上昇気流もなさそう、却って良いかも。何となく車輪は半分出しておきたいが。
89−1:2001/08/18(土) 15:26
>87 G_Tomo どの
30ftでMach1を超えられる機会にめぐり合えるパイロットってすごいですね。
自分の中でパイロットってこういう人間の事を指す気がしますよ。
90G_Tomo:2001/08/19(日) 11:21
空を「自由」に飛んでるだけで羨ましいです。
91NASAしさん:2001/08/22(水) 00:29
Xプレーンではないけどヘリオスが96,500ft達成して到達高度
世界記録を更新したらしいね。すごい高さだ。
92NASAしさん:2001/08/22(水) 04:28
>>90
米軍はいいよね。民間のへっぽこプロップはまるで地を這う虫だよ。
空飛ぶ意味ね―じゃん。

なんかずれたレスになったが、愚痴ってみたかった。

ホントにまるきり制限なしに飛べたら、どんなに気持ち良いだろう(゜дÅ)
(世界でもそんなとこの方が珍しいのは了解してるけど)
93NASAしさん:2001/08/24(金) 00:02
やっぱXplaneには夢があるよね。
94NASAしさん:2001/08/24(金) 00:10
ヘリオスは除外! 人間が乗らない航空機は、XPLANE賛歌とそぐわない。
ここはこだわるぞ
95NASAしさん:2001/08/24(金) 00:32
>>94
最近のXナンバーは無人機も多いんでないの?
これらも除外?
96NASAしさん:2001/08/24(金) 00:36
文脈からすると、そういう流れで話は進んでたのではないかな。
実は無人のXPLANEの存在を知らなかった。
97NASAしさん:2001/08/24(金) 00:44
ところでXナンバー=Xplaneなの?
Xナンバーじゃない実験機もあったと思うんだけど。
98NASAしさん:2001/08/24(金) 01:32
XplanesったらXナンバーの機体だけだろ。
99True/False:2001/08/24(金) 04:59
>>98
それはそのとおりですが、HiMATみたいな機体についても
語りたいとは思いますね。
100NASAしさん:2001/08/24(金) 06:15
>>99

結局、スケールアップ版は無しだったね...
101NASAしさん:2001/08/24(金) 09:03
語るのは問題なし。ヘリオス除外といったのは、あんなのは高度記録ではないという意味ですよ。
102NASAしさん:01/09/08 00:59
>>1
>前進翼機といえばこれ、X-29
って前進翼機といえばS-37だろがゴルァ
だいたいX-29なんて売れ残りのタイガーいじっただけだろ。
103NASAしさん:01/09/08 01:40
>102
非論理的。意味不明(W
104NASAしさん:01/09/08 01:44
>>102
ヲイ、ヲイ。S-37とて実験機ではないか。
目くそ鼻くそを笑うとはこの事か。
105NASAしさん:01/09/08 02:32
先行したX-29の意義は大きい。
106NASAしさん:01/09/08 02:46
Ju-287の立場はどーなる!
107ハンザジェット:01/09/08 02:47
こちとら実用機でい、文句あっか?
108NASAしさん:01/09/10 23:34
米空軍がX-33・X-37を見限ったってよ!
109NASAしさん:01/09/10 23:47
>108
マニアをやめて久しいので、
もうフォローしきれなくなっている。
33?37?どんな形だ?
110NASAしさん:01/09/11 00:16
111NASAしさん:01/09/11 05:52
空軍が引き継ぐと思ってたのに……。
SSTOって流行らないんだなあ。
デルタクリッパーも随分前にあぼーんだし。

残ってるSSTO計画……って、観光丸??

話変わって、Xシリーズで一番新しいのは、何番ぐらいですかね。
まだ40代にはなってなかったと思うんだけど。
112NASAしさん:01/09/11 08:29
>>1
>>102
これをジェネレーション・ギャップと言う・・・
113NASAしさん:01/09/13 10:59
>>106-107
 X−29の意義はエアロラステック・テーラリングの前進翼への適用に有るのだが。
114NASAしさん:01/09/13 11:08
>>113
おなみのページ見てこい。
前進翼はおまけだとよ。
115NASAしさん:01/09/14 09:27
他国の領空を通過することなく,アフガニスタンを爆撃できるようにするために,
空軍はX-33を緊急復活させるそうです。
116G_Tomo:01/09/14 23:43
>>111
 40番台で良く知られている(実機が公開されている)のは、
X-43:スクラムジェット研究機、ペガサスロケットの先端に取り付けて発射、1回目実験失敗
X-45:ボーイング製、阻止・SEAD目的UACVの実証研究
X-47:ノースロップグラマン製UACV、同上、通称ペガサス

>>114
 URL何処?

>>115
 ネタ?
117111:01/09/15 00:32
あ、ありがとーございます。

むぅ。 知らんうちにそこまで行ってたとは。

良く考えたら45とか47は時々航空ファンでも想像図が掲載されてましたね。
あまり覚えてないんだけど、あのニタっとしたいヤなインテークで
主翼の先端にかなり鋭角な下反角がついてるのはどちらなんでしょうか。
118G_Tomo:01/09/15 06:12
>>117
 X−45・47ともに下半角は付いてなかったと思うけど。
ちなみにX−40:空軍のTAV実験機 も実機公開されとった。
119NASAしさん:01/09/16 01:53
X29〜45は
http://www.fas.org/man/dod-101/sys/ac/index.html
にも説明が載ってる。
X-45に関しては>>111さんの言ってる下反角つきのイラストもあるけど
却下されちゃった?詳しくないんで誰かフォローよろしく。
この機体自体は無人機スレ向きかもね。
120NASAしさん:01/09/17 20:56
>114
そこってそんなに有名?
前進翼おまけは負け惜しみとか・・・
121NASAしさん:01/09/17 22:30
122NASAしさん:01/09/18 01:39
X31って人乗ってたっけ?
123NASAしさん:01/09/18 01:53
>>122
この写真見ると乗ってるっぽくない?

http://www.fas.org/man/dod-101/sys/ac/x-31-EC94-42478-15.jpg
124NASAしさん:01/09/18 02:46
テイルレスにヘリコプターループ
125NASAしさん:01/09/20 01:33
X-36カコイイ!
いかにも未来の戦闘機って感じだ。
しかし無尾翼機ってパイロット怖くないのかね。

http://www.fas.org/man/dod-101/sys/ac/x-36.htm
126NASAしさん:01/09/20 19:24
>124
ムービーみたい
127NASAしさん:01/09/20 21:02
プロップファンってどこいった
128X−ボンバー:01/09/21 22:05
Xシリーズでは無いけど、ノースロップM2−F2、X−24Bは、
インパクト強烈!あれが空を飛ぶとは。
129NASAしさん:01/09/22 02:12
X-planeって言葉に惹かれるよね。
他の国じゃこういう呼びかたしないし。日本も何かやらないかなあ。
130G_Tomo:01/09/22 08:43
>>119
 FASのサイトは詳しいけど更新が間に合ってないみたいね。
X−45はボーイング(旧マクダネルのファントムワークス)製のUACV
垂直面を持たず三種類の直線で構成された平面形は、ステルス性を強く意識した形態。
頭を伸ばしたB−2というか平らにしたACMみたいな形状だね。

>>129
 今技本で研究・開発中の高機動試験機に期待。
131NASAしさん:01/09/25 23:27
>>128
X-24BとかってXがつくのにXシリーズではないんですか?
132G_Tomo:01/09/25 23:52
>>131
 128の「Xシリーズでは無いけど、」は「ノースロップM2−F2」だけに掛かってんでしょう。
リフティングボディーというと、あとHL10が有名ですね。
しかし ホント飛ぶとは思えない形だよね。
133131:01/09/26 00:21
>>132
納得。しかしあんなもん良く作ったねえ。
どことなく安っぽいSF映画チックだ。
134NASAしさん:01/09/26 01:21
「宇宙からの脱出」にリフティングボディ登場。
135NASAしさん:01/09/26 15:03
136NASAしさん:01/10/03 02:00
あげ
137NASAしさん:01/10/12 02:14
XB-70はXシリーズに入るの?
138G_Tomo:01/10/12 03:24
>>137
 XB-70やXF-104の様な 試作用接頭語付きは、普通Xシリーズと言いませんね。
X-1やX-15の様な 研究機(主用途記号がX)の事を言います。
でもまあ たまにXプレーンと言われる事も有るし、面白い奴も有るのでこのスレではOKにしちゃいましょうよ。
139NASAしさん:01/10/12 13:01
X-32やX-35もOK?
140鈴カー:01/10/12 13:21
>>138
 賛成としたいな〜。
 X-8〜X-12より バルキリーやリフティングボディの方が萌える!
 空のスタンドマンとしてはエチルボロン燃料もポイント高し。
141NASAしさん:01/10/13 00:28
XB-35結構好きなんですけど。
プロペラ全翼機ってのが(・∀・)イイ!
でもあの時代の全翼機ってどうやって安定性確保してんだろ。
コンピューターには頼れないし。
142鈴カー:01/10/13 01:55
>>141
はい、腕で安定性確保してます。
 安定性は最悪だったみたいですよ、ノースロップも小さいの試作してから
 スケールアップしてXB-35作ってますからね。
 ちなみに B-35をジェット化したB-49で墜落死したパイロットにちなんで
 ミューロクからエドワーズ空軍基地に改名されたと記憶にありますが。
143NASAしさん:01/10/13 02:40
>>142
腕で!?すげえ。
それにしてもエドワーズにそんな由来があったとは。
144G_Tomo:01/10/13 04:46
 飛行に本質的に必要な主翼だけで構成された全翼機は、
ノースロップの様な理想主義航空設計者の夢ですから、
昔から色々なチャレンジがされてきました。(この板でも過去に触れられてますが)
 まず下向きの揚力を発生する(主翼の揚力を減らす)水平尾翼が狙われ、
主翼に後退角を付け 翼端にエレボンを付ける事で、
ピッチコントロール(とロールコントロール)を、
捻り下げを付ける事で、縦の靜安定を得ました。
 次に狙われたのは垂直尾翼で、
最初はノースロップなども外翼に下反角を付けて方向安定を得ていたのですが、
意外に後退翼の方向安定性が良かったのか後に廃止されて綺麗な主翼だけの姿になってます。
ヨーの操縦は、ノースロップは後にB−2にも使われているドラッグラダー
(翼端の分割式エアブレーキみたいな物)を使ってます。(ホルテンはどうしてたのかな?)
 こうして完成したノースロップやホルテンの全翼機ですが、
やっぱ操縦・安定性に問題が有るようで、YB-49なんか確かに操縦性最悪という評を聞きますね。
145鈴カー:01/10/13 23:07
XB-70の技術的な事を詳しく書いた日本語本ないですかね?
世界の傑作機で出してくれないでしょうか。
技術的には間違いなく傑作機だと思います、
スピード、高度、スタイル、そしてかかった金額、
究極の航空機と言いたい!(40年前の航空機とは思えない。)
146NASAしさん:01/10/26 21:45
XシリーズではないですがむかしB-29かB-36に原子力エンジンを積んだ
機体もありませんでしたか?
放射能をぶちまけながら飛んだとか。
147G_Tomo:01/10/27 03:11
>>146
 X−6が、B−36改造の原子力動力実験機の予定でしたが、
原子炉搭載実験機NB−36Hが飛んだ段階で中止されました。
 X−6は直接サイクル式(外気を核燃料で直接加熱して推進する)
なので、飛んでいれば環境への放射能の放出が問題になったでしょうね。
ちなみにNB−36Hの原子炉も、冷却に外気を利用してます。
148NASAしさん:01/10/28 12:12
なんともワイルドですねえ。
乗員はたまったものじゃない。
149NASAしさん:01/10/30 23:29
>>148
コクピットの放射能に対するシールドがえらい上手くいかず
大変じゃったそうじゃ。
150−1:01/10/31 01:47
NB36って原子炉運転して飛行したの?
151NASAしさん:01/10/31 02:09
>>150
やったらしいよ。47回も。
152NASAしさん:01/11/17 01:55
age
153NASAしさん:01/11/19 23:27
X-25は既出ですかね?
かなり怪しげな機体だと思うんですが。
実際の所どうだったったんでしょうね。
154NASAしさん:01/11/20 19:24
X-25  
タケコプター射出シートだーー。
個人的にはXシリーズミサイルともども、Xプレーンと呼びたくないな。
155NASAしさん:01/11/20 23:33
あれで敵地から脱出しようという発想がすごい。
実現されなかったということは凄過ぎたのか?

X-22なんてのもあるよね。
http://www.anser.org/vstol/VSTOLWheel/BellX-22A.htm
まるで安物の映画のようだ。
156ワンダバダ:01/11/21 05:56
X−22 MATジャイロのようで良い。
X−30以降、宇宙用テストが増えてきて期待したが、
失速してきて残念、
まあ 最近は、コンピューターシュミレーションやスケールダウン模型で、
大方分かってしまうからね・・・・
157NASAしさん:01/12/01 12:29
X-43Aですがこないだの失敗の調査は難航してるみたいですね。

http://www.space.com/missionlaunches/x43a_update_011126.html
158NASAしさん:01/12/01 16:13
日本のXプレーン、技本の高運動能試験機とNALの超音速試験機は順調なのかね?
技本からは全然形が漏れてこないし。
159NAL低音速試験機:01/12/01 20:33
160G_Tomo:01/12/02 08:40
>>159
 てめワラワカシてくれるじゃねーか。(笑)
161NASAしさん:01/12/10 09:02
X-37継続決定だそうで。
空軍から見放されたはずだけどどうするんだろ?
162NASAしさん:01/12/15 10:35
X-33がついにばらされることに…
やはり時期尚早だったのか。
163NASAしさん:01/12/22 21:26
X-38 Drop Test Scored a Success by NASA
だそうです。
164NASAしさん:02/01/20 02:54
保存ゾヌ
165NASAしさん:02/02/02 14:35
Aerojet社は3年間の開発期間を経て、X-38 Crew Return Vehicle用の軌道離脱用推進モジュール
(Deorbit Propulsion Stage)をNASAに引き渡した。この後、NASAで領収試験が実施され、2004年末か
2005年初頭に計画されているフライトに供される。
166NASAしさん:02/02/14 00:03
Wings for X-37 Spaceplane Shipped to Palmdale Final Assembly Facilityだってさ。
167NASAしさん:02/02/23 03:11
 X-37やX-40ってどれくらい本気でやってるのかね?
HOPEくらい?
168NASAしさん:02/03/02 22:50
age
169NASAしさん:02/03/14 01:15
>>167
HOPEなどと比べちゃ悪い。
こういったらHOPEに悪いか。HOPEどうなるんだろ。
170NASAしさん:02/03/14 01:35
>>169
NASAはCRVの作成を中止したんじゃなかった?

HOPEにそれの代替を期待しているという話をどこかで読んだが…。
171NASAしさん:02/03/14 01:59
あれ、X-38もCRVだったよね。>>165では計画は続いてたみたいだけど中止になったの?
172NASAしさん:02/03/21 20:29
あげとくよ。
173NASAしさん:02/03/24 13:39
日本でもX-planeつくってホスィ
174NASAしさん:02/03/24 13:46
NASA、X−38の代替案を検討

 NASAは、国際宇宙ステーション(ISS)の建設の遅延に伴い、7人乗りの
搭乗員帰還機(CRV)を最終的に製造するかどうかの決定を遅らせ、
2002年に決定を行うこととした。

 現在NASAは、CRVの実証機であるX−38の開発を進めており、このまま
計画が進めば4機のCRVを開発・製造することになる。

 しかしながら、政府やその他の機関からは、約10億ドルの予算をかけて
ISSからの帰還のみに使用するCRVを開発するより、地上からISSへの輸送
にも適用可能である搭乗員輸送機(CTV)などの別の輸送機を開発するほうが、
コスト面で有利であるという意見が出ている。NASAは今後、NASAの要求に
いちばん適した宇宙機の開発のために産業界からCRVの代替案を求め、
いくつかの研究に予算を投じることを計画している。

 2002年に万が一NASAが、CTVは現在および将来の必要とされる要求に
応える輸送機であると判断した場合、欧州宇宙機関(ESA)がX−38の
改良型をCTVとしてアリアン5で打ち上げる可能性はあるが、CRV計画は
中止されることになる。

 NASAは、2000年3月30日、2002年に軌道上で行われる予定の最終
テストへ向けて、高度約12,000kmから5回目となるX−38の落下テストを
行った。

http://www.nasda.go.jp/Home/News/News-j/223joho.htm
175NASAしさん:02/03/24 13:50
米国航空宇宙局(NASA)の
国際宇宙ステーション(ISS)に関する予算状況について(報告)

NASAの予算見直し状況

NASAの今後5年間のISS計画におけるコスト超過問題は要求内容の
拡大、運用の複雑化およびスケジュールの遅延が主な原因であるが、
予算内に収まるよう下記のとおり予算の見直しの検討を行っている。

(4) 搭乗員帰還機(CRV:Crew Rescue Vehicle)の開発は中断する。
この場合、緊急時の搭乗員帰還機能は現在ISSにドッキングしている
ロシア・ソユーズ機に依存することになる。
また、NASAはCRVの開発についてESAによる協力を検討している。

http://www.nasda.go.jp/Home/Press/j/2001/200104/nasa_iss_010425_j.html
176NASAしさん:02/03/24 13:53
日本もCRV開発に参画?

 NASAのD・ゴールディン長官は4月25日にアメリカ議会下院の科学
委員会の委員に対して、国際宇宙ステーション(ISS)の乗員帰還機
(Crew Return Vehicle)の開発に日本が参加する線で交渉が行われて
いることを認めた。
 NASA(米航空宇宙局)では先ごろISS計画コスト超過を理由に開発を
、CRVの開発を棚上げしていた。
同じく開発が中止された居住モジュール(ハブ・モジュール)は、イタリアが
肩代わりすることで計画が復活したが、CRVについても日本あるいは
ヨーロッパ宇宙機関(ESA)をパートナーとすることで計画の存続を図ろうと
しているものと見られる。
 日本にとっても、計画が休止しているHOPEの技術を生かし、有人宇宙機の
開発経験を得るチャンスと言える。

http://www.sacj.org/openbbs/bbs25.html
177NASAしさん:02/03/24 13:59
NASDA、HOPE-X計画を来年度に中止、RLVプロジェクトは3機関合併後 SpaceNews(2/18)

NASDAはSpaceNewsに、HOPE-X計画を来年度に中止すると語った。
同プロジェクトはH-2の2機連続失敗の後、2000年8月から凍結されてきたが、
これを正式に中止するもの。HOPE-XはH-2Aロケットの先端にミニシャトルを
付けて飛行させる計画だった。新たな再使用輸送機(RLV)開発は宇宙3機関
(NASDA / NAL / ISAS)合併(2003年4月)後に再開される予定とのこと。
なお、HOPE-Xスケールモデルによる高速実験機は将来のためのデータ取得と
して予定通り実施される。高速実験機は2機が計画されており、ジェットエンジンを
積む1機目は、今年後半にクリスマス島で航法・通信システムの試験が実施され、
もう1機はスウェーデンの観測ロケット打ち上げ基地であるEsrangeで気球からの
落下試験を実施する。
178Su−30MKI:02/03/30 17:39
>>125
X−36ってエースコンバット04のX−02にそっくりだね…
もっともX−02は可変翼だけど 

ソビエトXプレーンについて語っても良いですか?

179NASAしさん:02/03/30 21:34
>>178
ぜひ語ってくれい
180G_Tomo:02/03/31 02:52
>>174-177
 結局CRVを何処が何(の技術)を元に作るかは未定な訳ね・・大丈夫かISS?
しばらくはソユーズで何とか成るんだろうが。
 そら日本の技術が使われて欲しいけど、NASA・ISAと共同開発とかなると
またとんでもない予算が必要になるんだろうなあ。(今の状態では難しかろう)
181NASAしさん:02/04/03 22:25
F-16XLってXPlaneですか?(一応NASAだし)
182G_Tomo:02/04/04 03:15
 厳密に言えばXナンバーでないのは確かだが、
NASAで飛行試験にも使ってるし、このスレで語るのは問題無いでしょ。
183NASAしさん:02/04/21 13:37
あげ
184NASAしさん:02/04/28 14:12
こんな本出てます。

NASA-X機 天才たちの挑戦
http://www.bookclub.kodansha.co.jp/Scripts/bookclub/intro/intro.idc?id=29992
185NASAしさん:02/04/28 15:12
>>184
著者が中富だという時点でゴミじゃないかと疑う私は
ダメ人間でしょうか。
186NASAしさん:02/04/30 10:40
中富ってNASAマンセーの人?
187NASAしさん:02/05/04 04:10
DVDが出るらしいですけど
ご存じのかたおられます?
188NASAしさん:02/05/06 00:54
189NASAしさん:02/05/08 18:28
うわぉ。こりゃ見たいな。

カリフォルニア州の東に広がる広大なモハーベ砂漠のただ中に、見渡す
かぎり平坦なロジャース乾湖がある。この乾湖の中に所在する航空基地
こそが、米国の先端航空技術の開発拠点となったエドワーズ空軍基地である。
ここには空軍のフライト・テスト・センターとNASAのヒュー・ドライデン・フライト・
リサーチ・センターが置かれ、様々な新航空理論の研究や技術開発が繰り返されてきた。
 本作品は、エドワーズで実施された実に様々な研究開発の記録を、空軍や
NASAが保管している貴重な記録映像と写真によってテーマ別に全3巻に収録した
ものである。
 本編では、1947年10月14日のチャック・イエーガー大尉による音速突破の
記念すべき飛行をはじめ、その後のX-1シリーズ、X-2、X-3、海軍機D-558
シリーズによる超音速飛行への挑戦を紹介。更にその後に続くXシリーズを収録。
無尾翼機X-4、可変翼機X-5、原子力機X-6、長距離ミサイルX-10、テイルシッター
(垂直離着陸機)X-13、XFV-1、XFY-1等、様々な技術実験機の貴重な記録を
収録している。
本編には、F-104Aを改造し空気の希薄な大気圏外縁部での飛行が可能なように
ロケットブースターやリアクション・コントロール・システムを組み込んだNF-104Aに
よる飛行に始まり、マッハ6.7を記録し人類史上最速の航空機となったX-15(A-2)に
よる速度と高高度への挑戦、空軍とNASAによって研究された、翼の無いリフティング
ボディと呼ばれる様々な宇宙往還研究機等を収録。更にスペースシャトル「エンター
プライズ」による滑空試験等、様々な大気圏外飛行への挑戦を紹介。
エドワーズ空軍基地の歴史は、米空軍機の発達史でもある。本編では、米空軍初の
ジェット戦闘機XP-59Aから寄生戦闘機XP-85、全翼機XB-35/YB-49、実用最速の
偵察機SR-71A、前進翼機X-29A等の異色の航空機を始め、各種戦闘機・爆撃機の開発、
最新の航空技術研究機などを収録している。
190NASAしさん:02/05/09 19:28
↑あたしゃDVDでなしにLDが出たときに飛びついたが
珍機/実験機莫迦には堪えられない映像がてんこ盛りであります
これと同じノリで英国機やソ連/ロシア機版が出てくんねえかなあ
191NASAしさん:02/05/14 21:01
英国、X-45を英国無人戦闘機プログラムに転換?
192NASAしさん:02/05/24 14:17
193NASAしさん:02/05/27 06:24
しかしロボット機とは変な表現だな…
194NASAしさん:02/06/04 00:51
X-15タン (;´Д`)…ハァハァ
195NASAしさん:02/06/04 09:58
工場にあるロボットなんかを想像すればわからなくもないが、
ロボット言うよりはラジコンて言ったほうがわかりやすいな。
196NASAしさん:02/06/23 21:00
age
197NASAしさん
sage