1 :
愛と死の名無しさん :
2013/01/05(土) 03:04:19.48
2 :
愛と死の名無しさん :2013/01/05(土) 14:14:55.10
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ,__ | 緒マンコさん緒マンコさん、スレたて乙でございます / ./\ \____________________ ……ナムナム / ./( ・ ).\ o〇 ヾ!;;l;::lilii|//" /_____/ .(´ー`) ,\ ∧∧ |;;l;;::|liii|/゙  ̄|| || || ||. |っ¢..|| ̄ (,, ) ナモナモ |;;l;;::||iii| || || || ||./,,, |ゝ iii~ ⊂ ヾ.. |;;|;l;::i|ii| | ̄ ̄ ̄|~~凸( ̄)凸 .(゙ ,,,)〜 wjwjjrj从jwwjwjjrj从jr ゙゙""""゙゙"""""""""""""""""""""""""゙゙ ゙゙゙ ゙゙゙゙゙゙゙ ゙゙゙
しかしながら どー考えてもこのスレに需要があるとは思えませぬ〜
∩_,,∩ ( ・ x ・) はて、どうでございましょうかな存じません ( つ旦と ,.-、 と_)_) (,,■)
test
6 :
愛と死の名無しさん :2013/01/06(日) 10:24:43.50
ヨイトマケの唄 「土方は差別用語だから、この歌は放送禁止」ということだが、 放送禁止にさせたのは、富豪や政治家、新興宗教や暴力団の傘下にある人権団体だった むしろ「ヤクザな道は踏まずに済んだ」の部分こそ、彼らにとっての放送禁止な部分。 「ヤクザな道」を通って暴利を貪って来たのは、他でもない、彼ら自身だからだ。 その「ヤクザ」が「土方」にイチャモン付けて、「放送を通した歌の頒布を禁止」させた。
7 :
愛と死の名無しさん :2013/01/16(水) 17:18:33.63
前スレが50レスほど残っているが 「容量オーバーのため、書き込み不能デス」 というメッセージが出てきた よってこちらに移動する ただしこのスレを使うかどうかは、まだ決めていない。未定。
基本的にこの種の、 いわゆる「鼬害スレ」が維持されるかどうかは 識神の気分しだいなのでなんともいえないので
流鏑馬玉石混交
http://www.youtube.com/watch?v=GoClxyx8xAY 玉石混交という訳。
まず桜流鏑馬が入っていること。…まあ華やかだからいいけど。
あと1:25あたりからの映像がどこの流派のものか、わからない。
エンブレムというのは「我らはどこの家のものである」
ということを内外に示すためのものであり、
有名な紋章をずらずら幔幕に並べられても何がなんだかわからない
武田菱と三階菱がないので、
「武田と小笠原は来ていない」ということはわかるが
共同開催か何かだろうか? なんだかよくわからない
米の縛上げに引きずられて羊もなかなか落ちない ヘタするともう一段上に行くのか?少し異常かも
12 :
愛と死の名無しさん :2013/01/22(火) 13:34:12.88
チャートチェックしてるだけだが 急激に落ちてるということは何かあったな
情報はどうせ後追いになるから、 あまり見ないことにしている わかったらわかったでそれは仕方ないけど重要視はしない
為替迷走…
memo: 魔婿。血婿。仰せの通り魔。ヒトニョール。など
16 :
愛と死の名無しさん :2013/01/26(土) 13:44:13.07
まだ眠い
備忘録メモ: 黒のふたつに64ビット。32ビットは青にあり。 黒のゲータウェイキーボードのやつは モデル752で他の2機との互換性は低い
18 :
愛と死の名無しさん :2013/01/29(火) 16:08:32.44
とりあえず保守しとく
memo: stream-transportは real-playerよりはリスクが少ないような気がする …魔、そんな気がする。というだけのことだけど。
こういう言い方すると差し障りあるかもしれないけどさ 個人的には、 清掃会社の一番下の連中って前科ものが多い っていう印象があるんだよね。男も女も、ね 俺が契約していた清掃会社が、 労賃が安く済むという理由で そういう前科ものばかりを雇っていたのかもしれないけどさ、 まあとにかくどいつもこいつも「こいつ堅気じゃないな」みたいなやつばかりだった まあ偏見だよな。それはわかってるけどさ。 でも、うちの会社に掃除に来るやつ来るやつ尽く、 ちょっと会話しただけで、 「あ。こいつはチンピラ崩れだ」 「あ。この女は務所上がりだな」 ってわかっちゃうので、もういい加減にしてくれと思ったね、あのときはね。 (前半部投稿。後半未投稿)
アムステルダムの魔婿とロッテルダムの血婿
相変わらず、javaが重いというかなんと言うか セキュリティホールも埋まっていないようだし、 できれば遣いたくないのだが…
23 :
愛と死の名無しさん :2013/02/03(日) 11:58:44.71
一応調整で上げとく。ココが緒万戸本営だし
いまは全軍よそに出払っているけど いつかまたここに集結してくるときがあるやも知れず
memo: @注文したUSBメモリが来たら、 4Gと752に緊急避難させておいたデータを移管すること A青のトップにあるトランスポートをドキュメントに格納すること。 目障りになってきた Bラムウールはやはり目が粗い。手触りもいまいち。控えの控え。
備忘録 双頭の鷲と生死ババアはロウエイニあり 識神合戦・龍彫りの男・紅の騎士たちは栗と栗鼠の里にあり それ以外はアソコニ集約
memo: 4183-191*6 5411-1312*6
最近またよく断線が起きるのだが やはりトランスポートもリアルプレーヤーのように個人情報搾取のスパイウェアなのだろうか? 或いはトランスポートでダウンロードしたものを再生するときにリアルプレーヤーを起動させるわけだが、 そのときにこちらの個人データをどこかに送っているのか? またはそういうことではなく、 マンションが古いので配線が痛んでいるために断線しがちなのか? はたまたそういうじゃなくて マンションの同じ階の誰かが負荷のかかるゲームとかそんなことをしているのか? 結論。・・よくわからん
hoshu
30 :
愛と死の名無しさん :2013/02/14(木) 18:57:14.38
memo: 五台中、本家の黒と控えの青に支障あり。 本家の黒はモニタ接続不良?映ったり消えたり。解体して組みなおす要あり。 控えの青は電源入るもモニタ映らず。詳細不明。 現状は三代目に白を投入。白と黒はビット64。ビット32は青の中に在り。 p.s. ついでにage
相変わらず回線がよくぶち切れるんだが…どうなってんのだろうか?
32 :
愛と死の名無しさん :2013/02/19(火) 10:41:40.47
知らないうちに貴女のpcの中にウイルスが侵入しており、 ハードディスク内の個人情報をどこかに送信しているのでしょう その送信量が膨大なために負荷がかかり、断線する そうかんがえるのがふつうです
まあ可能性のひとつ。ではあるな
memo: 現在722と1410のモニター入れ替え中。要注意のこと。
確証は無いがおそらく 1410はケーブルの断線が原因 722はモニターそのものの不良と推定する 722には見切りをつけ、当面1410のみ復旧を目指すこととする
覚書 722に関しては今後買い足しはしないこと。 理由。とにかく内部構造が「悪い意味で」複雑すぎる メモリスロットもひとつしかないので増設が効かない というかスロットは二つあるのに、内ひとつはどこにもつながっていないのだ モニター系の配線も無駄に複雑化しており、 ここまでややこしくする必要があるとは思えない 総じてこのマシンは失敗作なのではないだろうか? 中古市場でこのマシンに人気がある理由が、私にはまったく理解できない
memo 本家黒1410の不良箇所は『基盤』。 モニター、ケーブル、キーボードは異常なし、転用可能。 白は異常なし。これが控え。 722は生死不明。1830は当初から死亡。戦力外。 asusは未確認だが恐らく大丈夫。これが控えの控え。
39 :
愛と死の名無しさん :2013/02/24(日) 16:30:47.88
∩_,,∩ ( ・ x ・) どうも。私、当地の長者で慈円と申します ( つ旦と ,.-、 アソコ緒マンコ村での物語も佳境に入りつつあり、 と_)_) (,,■) かつ残レスから見てその水没も間近と思われますので、 アソコ緒マンコ村水没に備え、 ココクリトリスの里を保守させていただきます…ageと。
現在当地は、 ワタクシ慈円とジャンク太郎殿の二名で保守させていただいております
お勤めご苦労様でございます
memo: 1830のCPUは生きている モニターは壊滅状態だが、ここさえ差し替えできれば再生する可能性あり
語部さんはこっちには来ないみたいだけど・・・どうなのかな?
memo 1830モニターケーブル端末部は、右が城、左が黒。
愚痴。 薄くて軽くて値段もお手ごろなので いまはこの機種周辺で揃えているのだが、しかし・・・ どう考えてもこのメーカーは故意に分解できないようにしているとしか思えない そんなに簡単に分解されてパーツ交換されたら俺たちメーカー側が儲からないから、 ということなんだろうが、あまり印象は良くない
memo 1410モニターケーブル端末部は、上が城、したが黒。 1830は復旧。あとはosを入れれば完成。
・・・ ココは見捨てられた地、栗と栗鼠の里。 その名のとおり栗の木が繁茂し秋になるとそれに実がなり、 その実を求めてリスたちが集まってくる。 そんな鄙の里である しかしそんな 糞田舎の、弩僻地の、誰も絶対に寄り付かないような、 栗とリスの里にも繁栄の時はあった。 ココクリトリスの里がまだ『クリトリス酸市煮』と呼ばれていた時代。 たまたまこの里にやってきた通りすがりの旅人、 馬蹄等の呪術師、歳の左近と 緒万戸村の茶人、緒万戸羊水が この里に居座ってやりたい放題、さんざん遊びまわったのである その物凄さは、スレッドのレスが950ぐらいまで進んだところで 「このスレッドは容量オーバーの為、もう書き込みできません」 というメッセージが出たことからも窺い知ることができよう つまり、誰とは言わないが 誰かさんが長文を書きまくったために スレッドが千に到達する前にパンクしてしまったのである。。。 そして今にして思えば、 あの時期がココクリトリスの里の唯一無二の繁栄期であったのかもしれない 『クリトリス酸壱酸』になってからは 左近と羊水も去り、誰も来ず、 もはやここにいるのは 里の長者である慈円を除けば、電脳管制官のジャンク太郎だけになってしまったのである こうしてスレが勃ってから ほぼ無為とも思える1ヶ月の歳月が流れた。そんな或る日のこと。
・・・ その夜。 里の長者、クリトリスの慈円さんは 深夜であるにもかかわらずサトウキビ畑の見回りに出かけた 最近、野生のタヌキが里のサトウキビを食い荒らし、 被害甚大だったからだ 「…このまんまじゃ、今年の収穫はろくなもんじゃねえづら。 今夜こそ、里の畑のサトウキビ食いまくっとるタヌキをば ひっ捕らえて踏ん縛って、タヌキ汁にして食ってやるずら。 覚悟せえよ、狸公…」 そんなことを一人呟きながら、 夜道を歩いていた慈円さんは 突如として上空から湧き上がった轟音に吃驚して腰を抜かした 「な、ななななんじゃ、この、いかずちのような音は・・・」 慈円さんが恐る恐る上空を見あげると そこにはこの世ならざる光景が広がっていた
かすかな星の瞬きしかないはずの夜空の一角が 切り裂かれたようにざっくりと割れ、 そこから眩しいくらいの光があふれ出ているではないか 「泡わわわわ・・・ゴソウ袈裟マゴ宗家様、 どうぞ私をお守りください・・・」 信心深い慈円さんは 思わず自らが信仰する馬蹄等の宗家、源朝臣鞠子を頭に思い浮かべながら 手を合わせた その慈円さんの頭上、切り裂かれた天空の一角から、 不意に爆音と共に航空機が一機、その姿を現わした その航空機こそ、 アソコおまんこの世界のコンカツ時間二月五日未明に、 バミューダの魔のトライアングルで消息を絶ったボーイング七八七型機、 愛称『スカイマンコ』に他ならなかった ・・・ スカイマンコの機内乗務員も混乱していた ペルーのクスコマンコを目指して洋上を航行していたはずが、 突然、眼下に陸地が広がっているのを確認したからだ とりあえず乗客が騒ぎ出す前に何らかのアナウンスをしなければ。 機長自らがマイクを手にした。 「世界一周まんこのたびにご搭乗の皆様にお知らせいたします 当機はペルークスコマンコを目指し大西洋上を航行中のはずでした。 しかし、既にお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、 現在眼下には陸地が広がっております とりあえずここがどこだかわかりません 当機は現在、なんだかわけのわからないところを飛行しております いったいここは何処なのか、 確認が取れますまで今しばらくお待ちくださいませ…」
52 :
愛と死の名無しさん :2013/03/03(日) 17:00:59.86
なるほど、これは容量オーバーにもなる罠ww
3/3日分献立 蟹鮨野菜漬物鶏揚物紅茶珈琲醍醐菓子第三帝國到達。 控え 蟹鮨鮭缶天蕎麦中華麺御新香三醍醐菓子果実菓子二。以上
お。なんだかわからないけど、第三帝国に到達しましたか…w
∩_,,∩ ( ・ x ・) ほほぅ・・・ ( つ旦と ,.-、 御前様方は旅の途路で道に迷われて当地に来られた、と。 と_)_) (,,■) ココはクリトリスの里と申す、鄙の里じゃ。 せっかく参ったのじゃ、マァのんびりしていきなされ
粗茶粗餐でござるが、まずは一服… 、 ζ , _ ノ ( ( (. ) . -‐ ) ‐- . .´,.::::;;:... . . _ `. i ヾ<:;_ _,.ン | l  ̄...:;:彡| } . . ...::::;:;;;;;彡{ i . . ...:::;;;;;彡| ,: ' " `丶 . } . .....:::;::;:;;;;彡{ , :´ . `、 !, . .:.::;:;;;彡j:::::::::::::::....... . . ' . ; .丶 ト , . ..,:;:;:=:彳:::::::::::::::::::::::::::.. . ,:´ . ' ' `、 ヽ、.. ....::::;;;ジ.:::::::::::::::::::::: ,' . 簍J鶸鑼 ; `.  ̄ ̄ ,, -'''" . . 駲刪櫑躪 . ' ';゛`'丶.、....... . '´ ! . 膚順棚斷. ' , ;::::::::::::...`.::::::::.... i ヽ、..._,.__魎鬱蹠撫.,,__,.,..ノ.::::::::: !::::::::::::... . ヽ、 ,: '.::::::::: `=ー--、....,,,,,______,,,,,... --‐=''´..:::::: ``" '' 'ー───‐―‐' ''' "´
道に迷われたときはな、焦らぬことじゃ へたにジタバタするとさらに訳がわからなくなって、 どんどん見当ハズレの方角に逝ってしまい、 挙句の果ては魑魅魍魎百鬼夜行の世界に引きずり込まれることにもなりかねん ココはひとつ、茶などのみ、飯を喰らい、 気を落ち着かせてゆっくりとしなさることじゃて。。。
1830回廊、開通
お勤めご苦労様でございます
3/4日分献立予定 蟹鮨御新香鶏揚物紅茶珈琲醍醐菓子。 控え 蟹鮨鮭缶(即席麺御新香醍醐菓子果実菓子)各二。以上
ガジェットがレート表示しないので消した もうサービス提供をやめたのかもしれない 数値自体はかなりいい加減だったし 無くても支障は無いといえば確かにそのとおりなのだが、 おおよその方向性はあのガジェットレートで一目確認していたので、 サービス提供をやめたのであればちょっと残念かなと思ったりする。 …そんな午後のひと時。
と思ったら、 既存のやつではちゃんとレート表示してるやんか… 新規取得はもう受け付けてませんよ、ってことかな?
,....:::¨/::´ ̄::::_`ヽ、 /,::::::::/::::::::⌒ヽ:::\:::.. /:::/::::::::{::::::::::|!:::::::ヽ::::ヽ::::. /:::/:::/:::∧:::::{:{∨::::::::',:::',:. /:::/:::/::::/ {:::::|:| ∨:::::::{:::::::i::::::. ,::::::|::::|从{__ マ::{:| __Y:从:::: |:::::::. /:|::::|::::i ,ィrォ、 i从{ ,ィtォ、 |:::::|:::::::::. おまえら、まだやってんのか・・ {:{|::::|:::{ム ヒり ヒり ,|:::::|:::::::::::. |:||::::|:::|_ハ , ム:::: |:::::::::::} i/|::::|:::|:::人 _ .イ::|:::::|:::::::::::| /: |::::|:::|::::::/ :: 、`` イ-、::|::::; ::::::::: | , ::/|::::|:::|:::// ̄l`¨´ { Y::/::::::::::: | . /:イ / ィ|:::|/ ,..イ| ∨ j/ー- 、:: | イ::{ /:::lニ|:::|\_ { lノ ,.ィ/ / \ニニハ:! . |::|/:::::|ニ{从ニ! |〉{ヽ o ´ / ̄/ニ´ニ,ニ', . W:::::::|ニ/ニ{ \| /_」 /ニ|ニ/ニニ:.
こんな糞板からは、いい加減適当なとこで足洗っとけよ、な?
とある将棋の強いオッサンの今年の決勝の相手はダレ?
>>43
>>66 魔太郎。
というか、
その前にブーハーは、まずアルパカを倒さなければならない
アルパカを倒さなければ、魔太郎と戦うことはできない
私がこの糞板にいる理由、それは… 日常から懸け離れた異質な世界を見てみたい、ということです 常識がぶっ飛んでるようなトンデモの世界。 私から見ればコンカツ世界というのはそんなところです いわば、お化け屋敷とかジュラシックパークみたいなものですね だってまずいきなり 「男の年収いくら以下は足きり!」とかやってるわけですよね? 「女は三十から」とか「40になってもまだ生める」とか 「俺は五十才過ぎだけど相手の女は25以下がいい」とか、 互いに訳わからんこと言ってるわけです しかも本人はそれが許される、というか むしろ当然だ、とか思っているわけです ・・ま、有り得んですね。普通は。 でも本人にとってはそれが「普通」なのですよ その落差が面白いんです w
「魔物」とか「妖かし」とか「狂い女」とか そういった御伽噺の世界にしかいないような連中が普通に存在している それがコンかつ世界の面白さです 「人間社会の中に在るガラパゴス」と言われるだけのことはあります
ツウか単なる落ちこぼれのセイフティネットのひとつだと思うけどね ニンゲンって何か期待持っていないと生きていけないでしょ、だからさ
・・・ こうして ペルーのインカのクスコのマンコを目指していたはずの 私たち世界一周マンコのたびの一行は、 バミューダの魔の三角域上空にあった異次元への入り口を通り、 どこともわからぬ異世界にやってきた もちろんこんなことは我々の意に反することではあったが、 不幸中の幸いというべきか、 不時着した先の栗とリスの里という土地の長者、 慈円というおかたはなかなかに良きお人であり、 道に迷い途方にくれる私たちを慰め、 握り飯と茶を振舞ってくれたのである 「腹も満ちたかえ?…それはよかった さてではこれからのことを話し合うといたそうか 御前様方いったいこれからどうなさるおつもりか? 無論、元いた世界に戻りたいのは山々であろうが、 何かそのための算段でもおありかな?」 「ハテ、まったく当てがありません どうすれば私たちが生活をしていた至ってごく普通の世界、 つまりコン活の世界に戻れるものなのか、 皆目手立てがつきません…」
そのときふと 私たちマンコたびの一行に声をかけてきたお方がおりました 「失礼ながら。 もしアテドガ無いといわれるのであれば、 試みに馬蹄等の里に行かれてみては如何か? 実はかく言う私もその馬蹄等の里の出身で、ジャンクタローと申すもの。 馬蹄等の里にまで行けば、あなた方を元の世界に戻すすべを 心得ているものも或いはおるやも知れません」 その、タローさんというお方の言うところを聞いて、 栗とリスの里の長者慈円さんもハタと手を打ちました 「おお、そうであった。タロー殿も馬蹄等のお一人であったわな …なるほど。馬蹄等の里にまで行けば、或いは…」 「スイマセン、話が見えないのですけど… その、馬蹄等の里とやらに行くことと、 私たちがもといた至って普通の世界であるコン活の世界に戻れること、 このふたつのことの間に、どういうつながりがあるのでしょう?」
【ジャンクタロー、かく語りぬ】 馬蹄等とは、ココハザマ世界の馬蹄等の里にあって 詩歌管弦歌舞音曲学術芸術トウ術馬術弓術呪術魔術幻術… などに通暁しているものたちの呼称です 残念ながら私は、 電脳空間管制業務にいそしんでいる一介の馬蹄等で、 呪術魔術幻術などの心得はありません しかしながら私どもの大本営とも言うべき馬蹄等の里にまで行けば、 その道を修め、極めたものも少なくありません そのような方たちにお願いすれば、 或いは 私たちのいるココハザマ世界と あなたたちのいたアソココン活の世界をつなぐ回廊が、 開かれるやも知れません 回廊さえ開けば、私も管制官の端くれですから、 あなた方が乗ってきたあの…『スカイマンコ』ですか、 あの航空機を誘導して回廊を突破させることもできるでしょう しかし回廊を開くこと、それ自体は私にはできません それはトランスサイエンスな領域、 すなわち魔術呪術といった類の力を必要とするからです そのためにもその道に長けたものがあまたいる馬蹄等の里に 行ってみるのがいいのではないかな?と、かように考えたしだいです ・・ご静聴、アリガトウございました
いまいち
まあこのスレは全レスウメ草みたいなもんだから。のんびり行こ。
3/4日分献立確定 蟹鮨御新香鶏揚物天そば紅茶珈琲醍醐菓子コールスローサラダ。 控え 蟹鮨鮭缶狐ウドン醍醐菓子御新香二果実菓子二。以上
memo: 1830は基本的には1410と胴レベルだが メモリの増設が二倍までは簡単に増やせる、 だから処理速度が上がるという利点がある 今は同じメモリ量にしているので既存と変わらないが いざとなったら増やすこともできる。そこが売り。
p.s. まあ元々は売り方が「動きません死んでます」というやつを 捨て値で拾ってちゃんと動けるようにまで仕上げたんだから 「生きてるだけで丸儲け」というのはまさにこのこと。
本当にどうでもいいことなんだけど ジャンクタローは ジャンク太郎ではなくて、 ジャン・倶タローとかにしたらどうなんだろう? いや、本当にどうでもいいことなんだけどね。なんとなくふと…
3/5日分献立予定 蟹鮨御新香鶏肉揚物鰯酢の物鱈子煮物中華春巻き、紅茶珈琲醍醐菓子。 控え 蟹鮨鮭缶天蕎麦豚骨面醍醐菓子御新香二果実菓子二。以上。
本当にどうでもいいことですが 私はこのままでいいと思います
お勤めご苦労様です、ジャン・クタロウさん
(
>>71-73 辺りから、適当に)
・・・
「魔術とか呪術とか…そんな子供だましの胡散臭い話には騙されんぞ
そんなものはなぁ、必ずなんかインチキが隠されている紋なんじゃ
ワシは反対じゃな」
そう言って、
ジャン・クタロウの意見に真っ向反対したのは、
この世界一蹴マンコのたびのツアー客の一人で
壮大名誉教授権物理学者の大槻義彦という方でございました
「クタロウさんとやら。あなた、
電脳空間管制官という堅気の仕事に就いていらっしゃるにもかかわらず、
魔術とか呪術とかトランスサイエンスとか、
そんな児戯にも等しいことを言って恥ずかしくないのか?
そんなものはすべてまやかしだ。科学で説明できないものは何も無い。
今回の件だってじっくりと時間をかけて調べれば、
すべてロジカルに、かつサイエンティフィックに説明できるはずだ
魔術呪術などというおためごかしなものに頼る必要など、無い」
(つづき) 「そうですか… 私は、皆さんがこれから先どうしたものか、 どうやったらもといたコンカツの世界に戻れるのか、 アテドガ無いと言われてお困りのようだったので、 こういう案もありますよと、一案をお示ししただけですから。 不採用なら不採用で一向にかまいません どうぞ皆様の間で納得できるまで議論なさってください」 大槻教授の刺々しい口調に、 内心いささかむっとしたようなクタロウさんでしたが、 無駄な口論はしないという考えのおかたなのでしょう、 穏やかに大人の対応をしてアッサリト引き下がります そのクタロウさんの控えめな態度に好感を抱いた私は、逆に意を決しました 「クタロウさん。 率直に言って私も大槻教授ほどではないにせよ、 魔術とか呪術とかいう類のものには懐疑的な考えを持っています しかしいま現に私たちは大西洋上空を航行していたにもかかわらず、 いつの間にやらこの異世界…いや失礼、 あなたや慈円さんにとっては異世界でもなんでもないですね、 ココハザマの世界にやってきてしまった このことは科学では説明がつかないことです また、あなたが嘘まやかしを言っているとも思えない ですから私は、あなたの提案に乗らせて頂きたいと思います」 「そうですか。ところで、そういうあなた様は何処のどなたで?」 「この『世界一蹴マンコたび』のツアーガイドを勤めております、 東尾万項と申します」
参考文献↓ 707 :愛と死の名無しさん:2013/02/15(金) 20:08:35.44 いや、おまんこの方様のお話も面白いとは思いますけど れ・マンコから飛び立った世界一周まんこのたびの一行が あの後どうなったのかな〜?と 708 :愛と死の名無しさん:2013/02/15(金) 20:27:34.90 ああ。あのマンコたびのご一行はデスね・・・只今消息不明です 709 :愛と死の名無しさん:2013/02/15(金) 20:44:25.37 消息不明になった時の記事がありますので、 貼っておきますね ・・・・ 婚活時間の2/5未明、 大西洋上空を航行中だったボーイング787型機(愛称スカイマンコ)が 突如として消息を絶った 当機には「世界一周まんこのたび」というツアーの乗客が乗っており、 レマン湖からクスコマンコを目指して大西洋を移動中であったが、 バミューダトライアングル、 いわゆる魔の三角域と呼ばれる海域の上空を航行中に 突如として通信が途絶した。 一応適当にそこらへんを捜索したが、残留物の欠片もなく、 現在のところ当機及び機内の乗客乗員がどうなってしまったのか、 まったくわかっていない ・・・・
(; ^▽^)東尾万項・・・
どうしてもそこから離れられないのですねw
東尾万項 西尾芽子
なるほど、西尾芽子か… 東尾万項より、そのほうがいいかもしれませんね
3/5日分献立確定 蟹鮨御新香鶏肉揚物2鰯酢の物鱈子煮物中華春巻き、紅茶珈琲。 控え 蟹鮨鮭缶天蕎麦豚骨面醍醐菓子御新香二果実菓子二。以上。
3/六日分献立予定 蟹鮨御新香鶏揚物紅茶醍醐菓子現状第二帝國迄。 控え 蟹鮨鮭缶醍醐菓子御新香二即席麺二果実菓子二。以上
_,,-―-、_ ,,_ ,, _,-''^¨⌒((''-く_ \⌒ ))''-、 (( ((⌒゚。・:゚))____,,,,,'i(゚∵。⌒)) __,,,≫ゝ__`ー-一'ノ-------―''_`''''ー≪,,,__ f!!!!!!!!!iiiiiiirrrrrー==-----rrrrrrrriiiiii!!!!!く `!、'' '''''!!ii((((リ ャー' 〈ャー'|!!!iii''''' '' ' ノ `-、 ''((〔9! _ ト、 _,-'¨ `'‐、_ _゚入 -‐ ,ji.|__,,-‐'¨´ 前々から思っていたけど… . __,¨イ ` ,-‐ ' _,,!、, _ 献立さんってバンドで言うとベースみたいな存在なのよね . f ! i f^¨ ! ヽ, i ! | .! ! /
一定のリズムで、 ずっと同じ旋律を奏でていて これは無くてもいいんじゃないかと(失礼w)思う人もいるかもしれないけど 実はそこがしっかりしてないと、主旋律・曲全体が崩れてしまう、みたいな そんな存在
仰せの通り魔でござる
(
>>84 書き直し)
「そうですか…
私は、皆さんがこれから先どうしたものか、
どうやったら元いたコンカツの世界に戻れるのか、
アテドガ無いと言われてお困りのようだったので、
こういう案もありますよと、一案をお示ししただけですから。
不採用なら不採用で一向にかまいませんので、
どうぞ皆さんで納得できるまで議論なさってください」
大槻教授の刺々しい口調に、
内心いささかむっとしたようなクタロウさんでしたが、
無駄な口論はしないという考えのおかたなのでしょう、
穏やかに大人の対応をして引き下がりました
そのクタロウさんの控えめな態度を見て、私は意を決しました
「クタロウさん。
…率直に言って私も大槻教授ほどではないにせよ、
魔術とか呪術とかいう類のものには懐疑的な考えを持っています
しかしいま現に私たちは大西洋上空を航行していたにもかかわらず、
いつの間にやらコンカツの世界ではない、
ココハザマの世界にやってきてしまった
このことは科学では説明がつかないことです
またあなたがうそやまやかしを言っているとも思えない
ですから・・・私は、あなたの提案に乗らせていただこうと思います」
「そうですか。…ところで、そういうあなたは?」
「この世界一蹴マンコのたびのツアーガイドを勤めております、二潮芽子と申します」
今日はかなり調子が悪い… 752のハードがチリチリと鳴いている 寿命が近いのだろうか? 1410は支障なし。1830はまだこれからの素材。
・・・ 結局馬蹄等の里まで行くことになったのは私とクタロウさん、 そしてもう一人は意外なことに 壮大名誉教授権物理学者の大槻義彦さんでした もっとも大槻教授は 「クタロウさんの言われる馬蹄等の里とやらにまで出向いて、 呪術とか魔術とかそういうもののまやかしを見破ってやる」 という、いささか不純な動機から参加したのに過ぎないので、 クタロウさんの提案に乗ったのは事実上私一人だけで、 残りの乗客乗員は全員ココクリトリスの里に残ることとなりました 「ニシオくん。君にはすまないが、 私も教授ほどではないにせよ、呪術魔術といったものはいささか信じ難い。 また今回のアクシデントの為に『スカイマンコ』の燃料もかなり消耗してしまい、 離陸・着陸があと一回できる程度しか残っていないのだ。 だから馬蹄等の里に行くためにこのスカイマンコを使うわけにはいかない。 申し訳ないが君とクタロウさん、 …あとついでに邪魔だろうが大槻教授も一緒に連れて、 三人だけで行ってくれないか? 私たちはスカイマンコと共に、 ココクリトリスの里で待機することにしたい」
「わかりました。 乗客乗員全員の安全を配慮する機長のお立場としては、 当然そのような判断をせざるを得ないでしょう 馬蹄等の里には私とクタロウさん、そして たぶんお邪魔虫にしかならないだろうけど大槻教授も引き連れて、 三人で行くことにします 駄目でもともと、うまくいったら儲けもの。 …そのぐらいの気持ちでお待ちになっていてください」 「君にそう言ってもらえると私も少し気が楽になる。 とりあえず携帯は必携だ、もって行きたまえ。連絡は密に。 その馬蹄等の里とやらはココクリトリスからはどのぐらいのところにあるのかね?」 「クタロウさんの話では徒歩で二泊三日ということなので、 いまから出発すれば、あさっての午後アタリには 馬蹄等の里に到着していることと思います」 「そうか。気をつけてな。 特に夜は、あんなことやこんなこと、 果てはそんな淫らふしだらなこともあるかも知れんから十分注意するように」 「・・・」
このお話に既に登場した主な人々、 および今後登場が想定される人々。(整理の為に) 【ジャン・クタロウ】 【クリトリスの慈円】 【二潮芽子】 【大槻義彦】 【山田洟子】 【歳の青海】 【ハニュウ・ゼンジ(羽生善治あるいは羽生禅師)】 詳細説明は省略
daily code: 0308/0323/0406
basic code:
>>27
ヽ|/
/ ̄ ̄ ̄`ヽ、
/ ヽ
/ \,, ,,/ |
| (●) (●)||| |
| / ̄⌒ ̄ヽ U.| 歳の青海
>>99 ・・・・・・・・ゴクリ。
| | .l~ ̄~ヽ | |
|U ヽ  ̄~ ̄ ノ |
|  ̄ ̄ ̄ |
うん。ビッグネームだよね。…ゲスト出演かな?w
3/六日分献立確定 蟹鮨御新香鶏揚物鮭刺身鰤刺身紅茶珈琲中華春巻き第V帝國到達。 控え 蟹鮨鮭缶天婦羅蕎麦豚骨麺醍醐菓子二御新香二果実菓子二。以上。
献立ちゃん 魚肉類を少し抑え気味にして・・・ あと甘いモンも一寸食べときなさい
105 :
愛と死の名無しさん :2013/03/06(水) 21:00:41.54
ふぁい、わっかりましたぁ、お方様
_,,-―-、_ ,,_ ,, _,-''^¨⌒((''-く_ \⌒ ))''-、 (( ((⌒゚。・:゚))____,,,,,'i(゚∵。⌒)) __,,,≫ゝ__`ー-一'ノ-------―''_`''''ー≪,,,__ f!!!!!!!!!iiiiiiirrrrrー==-----rrrrrrrriiiiii!!!!!く `!、'' '''''!!ii((((リ ャー' 〈ャー'|!!!iii''''' '' ' ノ `-、 ''((〔9! _ ト、 _,-'¨ `'‐、_ _゚入 -‐ ,ji.|__,,-‐'¨´ ・・・・・・・ . __,¨イ ` ,-‐ ' _,,!、, _ . f ! i f^¨ ! ヽ, i ! | .! ! /
・・・・・・・・・・・ ,、 ,ィ! , 、 , !\ヽ--‐- '" / |ヾ\-‐--,/ } V/::::::::::::::::::V:! !:V:::::::::::::::::::V/ |::::tェ:::::ィェァ:λ λ:::tェ::::ィェァ::| !:::::(,,o,,):::::/::ヽ . /::゙i:::::(,,o,,):::::::! >::::´`::イ:::::::::ヽ . /::::::丶:::´`:::::::< r-'",':::::::::::::::::::::::::::ハ ハ:::::::::::::::::::::::::::',:`ー, . /:::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::} {:::::::::::::::::::::::::::::::゙i::::::゙i .
(;゚д゚) ア… …ごめんなさい。お方様
www
3/7日分献立予定、されどほぼ確定 蟹鮨御新香鶏揚物鮪刺身紅茶珈琲醍醐菓子果実菓子。 控え 蟹鮨鮭缶卵南瓜御新香醍醐菓子果実菓子即席麺二個。以上。
1830ライセンス認証完了
お勤めご苦労様でございます
(
>>97-98 辺りからのつづき)
・・・
こうして私たち三人は、
慈円さんに見送られつつクリトリスの里をあとにし、
クタロウさんの道案内で彼の故郷馬蹄等の里を目指す旅に出ました
最初の一泊は野宿。
豪華客船の船旅から貧乏BP旅行にいたるまで、
ありとあらゆるレベルのツアー、旅行のガイドをしてきた私にとっては
野宿なんか屁でもありませんでしたが、
大槻教授は「何でこの歳で寝袋なんぞにはいらにゃならんのか…」
と、ぶつぶつ文句を言っております
ヘタに慰めると絡まれますので、軽くしかとしておりました私に
クタロウさんが話しかけてきました
「芽子さん。私自身が提案しておきながら、
いまさらこんなことを言うのもどうかと思いますが、
馬蹄等の里に行ったからといって
確実にあなたがたがもといたコンかつ世界に帰れる、という保障はありません。
確かに馬蹄等の里にまで行けば、その道に秀でた呪術師は少なくありませんが、
ココハザマ世界と異なるもうひとつの世界、
この二つの世界を結ぶための回廊を開くというのは大変な大業で、
生半な呪術師にはできかねることなんです
ですから馬蹄等の里に行っても或いはもしかしたら・・・」
「お気になさらないで、クタロウさん。 どんなことにおいても絶対確実とか安全保証とか、 そんなものは有り得ないことは私も知っています そんな言葉を軽々と口にするのは、 結婚詐欺師か証券会社の営業マンか新興宗教の勧誘者ぐらいなものですし、 またそんな言葉をやすやすと信じたり、相手に安直に求めたりするのは、 頭の緩いおっさんか、コンかつ婆ぐらいなものです 世の中に『絶対』はありません。 ましてや今回は異常事態中の異常事態ですから、 確実性なんか無いことは重々承知していますわ」 「アリガトウ。状況を的確に理解されているようで、助かります …芽子さん。貴女は聡明な女性ですね」 「あ、いえ、そんな。私はそれほどのものでは・・・(ポッ)」 「芽子さん…」 「クタロウさん…」 「おいおい、おふたりさん。 惚れた脹れたは今回のことが終わってからにしてくれ こんな星空の下で青姦なんぞやられたらタマランわな」 「・・・・」
(´・ω・`)語部三滴にはちょっと珍しい話かな
今までのお話でも あんまり色濃い物は語らないものね
そうっすね… あまり得意ではないですね でもまあ今回はお話の流れ上、ある程度は仕方ないかなと
・・・ 旅程二日目。 機長への定時連絡も終え、 さてそろそろ日も暮れる、今日も野宿だ、 また雨露をしのげそうな手頃な岩屋でもないか知らん、と 私たちがきょろきょろしておりますと、 突然大槻教授が歓喜の雄たけびを上げました 「おお!あれを見なさい。あれは灯火であろう。人家じゃ、人家がある。 今夜もまた狭苦しい寝袋の中で寝なくてはならんのかと思っとったが、 やれ助かった。今夜はあそこに泊めてもらうことにしよう。 クタロウさん芽子さん、勿論ご異存はあるまいな?」
「ハテ、おかしいな? クリトリスから馬蹄等の里に至るまでは無人の荒野、草っ原。 こんなところに人の棲家など、有るはずがないのですが・・」 と、クタロウさんが首をかしげるのも委細かまわず大槻教授は 「そりゃ、クタロウさん、あんたの見落としじゃろ。うん、見落としじゃ。 まったく道案内失格じゃな。まあいい。とりあえず今夜は寝袋じゃない、 暖かい布団の中で手足を伸ばして眠れるのじゃ。ほれ、参るぞ参るぞ」 と私とクタロウさんを引きずらんばかりに 率先その灯火目指して足早に進みますので、 私たち二人も仕方なく教授の後に続きます ・・・ 「申し。申し。お頼み申す。 われら旅のものにて決して怪しいものではございません 今夜一晩宿をお借りしたく、こうして参ったしだいでございます。 申し。申し・・・」と大槻教授が案内を請いますと、 「ど〜れ〜」と奥の間から 妙に老けた感じの顔に皺の寄った一人の女子が姿を現しました 「ああこれはこの家の女主のお方でござるか。 今も申しましたとおり、 われらクリトリスの里から馬蹄等の里を目指して旅をしております 決して怪しいものではありませんので、 どうか今宵一晩宿をお借りしたく…」 「ふむふむ、さようでございますか。 それは難儀なことでありましょう こんなあばら家でよろしければどうぞおとまりなさいませ」 と、 その女主はその奇妙な顔に似合わぬ、 尋常丁寧な応接をいたしましたので、 私たちも「でもお邪魔いたします…」と上がらせていただくことにいたしました
相変わらず、長椅子ねw
memo:
1830でも断線が起きるため、
とりあえず
>>28 のうちトランスポートリアルプレーヤー関係のソフトが
スパイウェアとして動いているのではないか?という疑惑は無くなった
なぜなら1830にはまだこれらのソフトを入れていないからだ
やはり壁をぶっ壊して配線を修復しないと
根本的な解決には至らないのだろうか?
そこまでしたくはないのだが・・・
時代劇になってるじゃないのw
>>123 つうかADSLでしょ?ADSLは切れるよ
どこかほかのすれでたぶんあなたが言ってたんだろうと思うけど
前の住人が改修工事か何かして光の配線が電話ソケットから取れないんで
仕方なくADSLにしてます、っていう話でしょ?
違うかな、違ってらゴメン。
でもこのとおりの話だとしたら、
それは壁壊して光の敗戦取り出して電話口まで持っていくしかないよ
そこまでしたくないなら多少切れても仕方ないと見切りつけて使うか
そのどちらかを選ぶしかない
×違ってらゴメン⇒○違ってたらゴメン
お方様、向こうのすれで暴れるのはおやめください。。。
アラ、わかりましたか?笑
普段はおっとりしてるけど 吼えると怖い お方様
>>124 その日の気分しだいで適当に騙ってますんで
時代劇になるときもありSFになるときもあり、デス
前の2曲が恋歌なのに・・やっぱっぱ(笑)だけ、浮いてない?
肉茎12000台乗り確認 冑為替だけは先のことはさっぱり読めない ヘタに欲張らずもう何もせず放置がいい鴨…
口は災いの元。しゃべり過ぎ。軽い自己嫌悪。
3/8日分献立(予定) 蟹鮨御新香鶏揚物鮭刺身秋刀魚焼物紅茶醍醐菓子 控え 蟹鮨鮭缶卵南瓜御新香醍醐菓子果実菓子即席麺等
(
>>120-121 辺りからのつづき)
・・・
秋と名乗ったその女主は
「粗餐でございますが」と言いつつ雑炊なども振舞ってくれまして
壮大名誉教授権物理学者の大槻義彦さんはすっかりご機嫌になって、
アレコレと身の上話などしながら雑炊を何杯もお代わりいたします
「ほほぅ…するとあなたたちはコンカツ世界という、
ココとは違うほかの世界からココハザマ世界に迷い込んでこられたと申すのか
それではこちらで頼りとなる身寄りもなく、さぞや心細いことでありましょう
ささ、遠慮されるな。もっと雑炊を召せ。
こんなものならナンボでもありますからのう…」
そんな感じで何くれとなく談笑した後、
その秋という女主は褥も私たち三人分を用意してくれ、
その上で「私は奥の間で寝ますので…」と申して
一人別室に下がっていきました
腹いっぱいになり暖かい布団にもぐりこんだ大槻義彦さんはあっという間に高いびき。
私とクタロウさんのふたりも、
終始なにやら腑に落ちぬものを感じつつも、
やはり布団の温もりには効し難く、
やがてうつらうつらと眠りに落ちていきました
・・・ 刻限は日の出間近の東雲時でありましたでしょうか、 コリコリ…という何やら耳障りな音で私は目を覚ましました ふと見ると傍らに寝ていたはずの大槻義彦さんがおりません 褥がもぬけの殻になっております (はておかしいな、あんな爆睡していた大槻さんが こんな早暁から目覚めることもあるまいに・・・) と、私が小首をかしげているうちにクタロウさんも目覚めます 話しかけようとした私の唇を軽く押さえ、 クタロウさんはアレを見よと指で指し示しました 見れば奥の間に到るふすまが微かに開いております。 コリコリ…という耳障りな音はそのふすまの向こう、 秋と名乗った女主が寝ているはずの部屋から漏れ聞こえていたのでした 私とクタロウさんは目配せをし、 二人してそっとふすまに近づき、奥の間を覗き込みました・・・
ふむ…これはもう、嫌な予感しかしませんねw
前スレで源死魔は皆も年増という暗号が隠されているという話だったが、 ここにはお方様以外にも女がいるのだろうか? 書いてる人たちは皆そんなに若くはないだろうな という気はするけど、性別まではわからないので
余計な詮索はされぬほうが御身のためかと存ずるが・・如何に ,、 ,ィ! , 、 , !\ヽ--‐- '" / |ヾ\-‐--,/ } V/::::::::::::::::::V:! !:V:::::::::::::::::::V/ |::::tェ:::::ィェァ:λ λ:::tェ::::ィェァ::| !:::::(,,o,,):::::/::ヽ . /::゙i:::::(,,o,,):::::::! >::::´`::イ:::::::::ヽ . /::::::丶:::´`:::::::< r-'",':::::::::::::::::::::::::::ハ ハ:::::::::::::::::::::::::::',:`ー, . /:::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::} {:::::::::::::::::::::::::::::::゙i::::::゙i .
ココは献立と物語を中心にした仮初の泡沫の世界。 それを楽しむ、というのが主眼なのでね 何処のどういう人がココにいるのかなどという、 そういう生臭い事柄にはあまり触れぬほうがいいかと思いますよ
注意事項です ┌─────────────────┐ | | | | | ∧_∧ | | ( ´∀`) | | ( ) | | | | | | | (__)_). | | | | ココから先、2レスほどグロ描写になりますので、 | | | お食事中の方、心臓の弱い方はお読みにならないよう、 | お願いいたします └─────────────────┘
・・・ 昨夜、秋と名乗ったこの家の女主が 私たちのほうに背を向けて、何かをいたしております 先ほどから聞こえておりました『コリコリ…』という音は、 その秋というおなごの手元口元の辺りから聞こえております こちらに背を向けておりますので、その手元口元は定かには見えねども、 しかしその秋の前に横たえられている物、それは・・・ 壮大名誉教授権物理学者大槻義彦さんの亡骸でございました!! 亡骸、と申しますのは 大槻義彦さんは瞳孔をカッと見開いて既に事切れており、 そればかりか胸が開かれ肋骨が何本も立ち上がっていて、 さらには畳一面、大槻さんの血が染みて どす黒く変容していたからでございます ・・・ (; ・`д・´)…ゴクリ…(`・д´・ ;)
…と、 思わず息を呑んでしまった私とクタロウさん。 その息を呑む微かな音に気づき、 私たちのほうに振り返った秋の口元は 血で真っ赤に染まっておりました そして、その手には大槻さんの千切れたおみ足が!! 先ほどから聞こえておりましたコリコリ…という音は、 その秋という女主が大槻さんの屍骸から千切り取った足の脛を齧っている音だったのございます これぞまさしく、究極のすねかじり!! 秋はもともと皺の多かったその顔にさらに皺を寄せて、 私たちに向かって呪うように呟くように、こう言いました
| | { ! _,, -ェェュ、 | ィ彡三ミヽ `ヽ ,ィハミミミミミミミミミヽ、| 彡'⌒ヾミヽ `ー /ililハilミilミliliミliliミliliミ| ヾ、 /iiiiイ!ヾヾミ、ミニ=ー-ミ| _ `ー―' i!ハ:.:.\\_::::::::::::::/:.| 彡三ミミヽ i! ヽ:.:.:.:冫': : :::/,,∠| 彡' ヾ、 _ノ i!::: ̄二ー:: : ::::ソ ・ ,| 見〜た〜な〜 `ー ' {ヘラ' ・_>シ;テツ"''''"| ,ィ彡三ニミヽ __ノ ヽヘ`" 彡' 〈 | 彡' ` ̄ `\ ー-=ェっ | _ __ ノ {ミ;ヽ、 ⌒ | ,ィ彡'  ̄ ヾミミミミト-- ' | ミ三彡' /⌒ / ̄ ̄ | : ::::::::::| ィニニ=- ' / i `ー-(二つ ,ィ彡' { ミi (二⊃ // / l ミii ト、二) 彡' __,ノ | ミソ :..`ト-' / | ミ{ :.:.:..:| ノ / ヾ\i、 :.:.:.:.:| ィニ=-- '" / ヾヾiiヽ、 :.:.:.:.::::| / / `/ ̄ ̄7ハヾヾ : .:.:.| ノ _/ / / |:. :.:.:.:.:.:.:|
「ひええええええええええええええ」 「ぎゃあああああああああああああ」 私とクタロウさんは取るものもとりあえず、 必死で家の外に逃げ出しました・・・
あいかわらず無茶してますねェw
この物語の中の秋という妖怪婆が 向こうで言う山田花子のことですか?
┌─────────────────┐
| |
| |
| ∧_∧ |
| ( ´∀`) |
| ( ) |
| | | | |
| (__)_). |
| |
|
>>148 この物語はフィクションであり、
| |
| 登場する人物名団体名などはすべて架空のものです
|
└─────────────────┘
www
羊クロス円98超え・・何処まで逝くんだろうか?
これ↓書いたの、お方様? 【超高齢出産に関する私見要約】 まず当人が本当に欲しいと思っているのか、 それとも建前でそういっているだけなのか、それがわからない しかしもし仮に本当に欲しいと思っていても、 それは 老後が寂しいからペットが欲しいみたいな感覚なのではないか 四十までぶらぶらと過ごしてきた女性がその年代で子を産んで 体力気力が衰えていく老齢期にきちんと子育てできるとは思えない もちろん何事にも例外はある たとえば私の知り合いにも 四十過ぎてから初産で子を産んだという女性は、いる しかしその女性はジョイさん、小児科医だった だんなも医者。 こちらはその分野では世界的に名の知られた精神科医で、 既にもう五十も超えたおじいちゃんだった そういう頭脳明晰な医者同士のカップルが リスクの高さ、可能性の低さ、すべてを考慮したうえで、 それでもあえて超高齢出産に挑戦してみるという選択をしたわけで、 そういうひとたちと そこらへんの能天気な糞ババアを一緒に並べて、 「四十過ぎても女性は子を生める」といわれても、 それこそクソミソ一緒というやつで、 何の説得力も無いと私は思う
なんかそんな気がするんだけど。違うかな?
_,,-―-、_ ,,_ ,, _,-''^¨⌒((''-く_ \⌒ ))''-、 (( ((⌒゚。・:゚))____,,,,,'i(゚∵。⌒)) __,,,≫ゝ__`ー-一'ノ-------―''_`''''ー≪,,,__ f!!!!!!!!!iiiiiiirrrrrー==-----rrrrrrrriiiiii!!!!!く `!、'' '''''!!ii((((リ ャー' 〈ャー'|!!!iii''''' '' ' ノ `-、 ''((〔9! _ ト、 _,-'¨ `'‐、_ _゚入 -‐ ,ji.|__,,-‐'¨´ さあ、どうでしょうかね(笑) 存じません . __,¨イ ` ,-‐ ' _,,!、, _ . f ! i f^¨ ! ヽ, i ! | .! ! /
... (o¬ω¬o)アヤシイ
蹴りの二連発で⊂⌒~⊃。Д。)⊃ タリー
3/9日分献立 蟹鮨鮭缶卵南瓜御新香醍醐菓子果実菓子天蕎麦豚骨麺等、予定
〜〜〜妄想の世界・ババアの夢〜〜〜 〜〜〜婚活サイト・結婚サイト〜〜〜 ■偽りのプロフィール ■偽りの写真 ■(犯罪の温床・殺人・詐欺・結婚詐欺・恋愛詐欺) ■(在日韓国人・在日中国人・ヤクザ・元ヤクザ) ↓ ■婚活クソババア・売れ残り・無職・障害者・生活保護受給者・母子家庭・在日韓国人 ■セレブや結婚への異常な憧れ(犯罪者予備軍) ■ババアにとって結婚=金持ちへの異常なる妄想・男=ATM ■(永遠に結婚などできない。) ↓ ■欲求不満(社会や男性への)いつまでも成長しない。 ↓ ■はきだめ(2ちゃんねる・冠婚葬祭)自作自演 ■新興宗教「ババアこそ価値がある」布教活動 自作自演 ■新興宗教「男は同世代で妥協して結婚せよ」布教活動 自作自演
memo: 羊クロス円100のところに20単元売り指ししておく手もあり。 もしそれが刺されば、反転して76まで落ちてきたときに、 79*40L+76*100Lでトータル70*200。帳尻ピッタリになる。 いずれにせよ遥か未来の出来事だろうけど、 帳尻をそういう形で合わせる手もあるよ、ということ。
(
>>143-146 辺りからの続き)
・・・
ひぃひぃ言いながら屋外に逃れ出た私たち二人の後を
その人食い婆も、老け顔に似合わぬ軽やかな足取りで、
追ってまいりました 「待〜て〜や〜〜〜☆」
「うわぁぁぁぁぁぁ!」
「きたぁぁぁぁぁぁ!」
私たちは慌てて走り出します
こうして夜明け間際のココハザマ世界で、
命を賭けた鬼ごっこが始まりました
最初のうちは
あんな皺の寄った老け顔の人食い婆なんかより私たちのほうが断然足が速いはず、
だから懸命に走れば振り払って逃げ切れるに決まっていると思っていたのですが、
人食い婆は私たちがどこまで逃げ続けても飄々と追いすがり、
私たちはどうしてもその婆を振り切ることができないのです
…いま思い起こしても、
あれはまるで悪夢の一場面のような状況でございました
ついに疲れて足が回らなくなった私は、 道端の小石に毛躓いて横転いたしました「ああっ!」「芽子さん!!」 クタロウさんはスッ転んだ私を見るや、 慌ててきびすを返し私の元に駆け寄り肩を抱きかかえます しかしそのためにとうとう婆に追いつかれてしまいました 「はぁはぁはぁ。。。手間取らせやがって。 やはり若い方から先に始末しとくべきだったわ。 まずは前菜代わりがいいな♪と思って、 ジジイのほうから〆て食べ始めたのは私の間違いじゃった。 しかしここまでくれば同じこと。観念しておとなしゅう食われろや」 クタロウさんは馬蹄等の一人とはいえ、 電脳管制官という事務のお仕事であり、いわゆる『武官』ではありません しかし事ここに至ればやむなしと腹を括ったのでございましょう、 腰に差しておりましたお飾りの護身の太刀を抜き放ちます 「婆、勝負だ」 太刀を抜き放ったクタロウさんを見て、 婆は血で朱に染まった唇をゆがませ、ニヤリと笑いました その唇の奥には何本もの鋭い牙が! 「潔し、それでこそ馬蹄等のおのこ。…いざ勝負じゃ」
―┼‐ ノ / | --ヒ_/ / \ヽヽ ー―''7 `」 ┼, 二Z二 レ / /´レ' \ ―7 ̄} | ー-、 / (__ (|フ) (__ノ _ノ ∨` ノ / / _ノ \_ ─┼- / | ‐┼- | ー|― ─┼─ | \ レ /  ̄Tー / ノ -─ (二フヽ \/ _ノ (二フ\ ヽ_ノ / 、__ i';i /__Y ||真|| /⌒彡 _ ||露|| /⌒\ /冫、 ) ・・・・・・。 \ || || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ `./⌒ i ` /ゝ _,,..,,,,_ ||\`~~´ (キムチ) \( > ('\\ ./ ,' 3 `ヽーっ ・・・・・・。 ||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄\`つ ⌒ _) l ⊃ ⌒_つ .|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| `'ー---‐ ( 'A) ・・・。 〃∩ ∧_∧ <⌒/ヽ___ /(ヘ)ヘ ⊂⌒( ・ω・) ・・・。 <_/____/ zzzz・・・ `ヽ_っ⌒/⌒c
>>152 どうでもいいことだけど
ベルキス(またはビルキス)ってエチオピア側の呼称だよね
イエメンの方にはまた別の呼び名があったと思うんだけど、
なんでエチオピア側の呼称のほうだけが定着してしまったんだろうね?
いや、マジでどうでもいいことなんだけどw
ふとなんとなく気になっちゃって
>>164 イエメン説の呼称がベルキスですよ
エチオピア川から呼ぶときは負けだ、デス
マケダ、ね
167 :
164 :2013/03/09(土) 16:59:27.31
あ、そうか 勘違いしてた 失礼しましたw
・・・ さて、 盛り上がってまいりましたところで申し訳ないのですが、 勝負はアッサリとつきました 牙を剥き出しにしてクタロウさんに飛び掛った人食い婆でしたが、 防御がまったくなっていなかったので、 クタロウさんの袈裟切りが婆の首根っこをモロに直撃、 哀れ婆は左首の根元から右の肋骨・乳房にかけて切り裂かれ、 血飛沫を上げて倒れます 「えっと・・・とりあえず凄いわ、クタロウさん」 「自分でも驚いてるよ、芽子さん。 最初からこんなに弱いやつだとわかっていれば、 逃げずにさっさと叩き切っておけばよかったね」 「いえいえそんなことはないわ。 相手が弱いのではなくてあなたが強いのよ、クタロウさん。 これなら、武官にだってなれるんじゃないの?」 「とんでもない。これはね、火事場の糞力というやつだよ 芽子さんを守らなくてはと思って必死になった、それだけのことさ」 「…クタロウさん」 「…芽子さん」 「おいおい、おふたりさん。 そういうことは私を倒してからにしてくれ こんな早朝から青姦なんぞやられたらタマランわな」 「えっ?」
と驚いて私たちが振り返りますと、 たったいまクタロウさんに切り裂かれて 絶命したはずの婆が平然と立っているではありませんか 「おまえ…たった今死んだはずでは…」 「今死んだのは『秋』。私は『町々』。別人だよ」 「別人も何も、その皺の寄った山田花子のような顔、 どう見ても同一人物であろうが」 「私が別人だといったら別人なんだよ さぁ、惚れた脹れたは私を倒してからにしな」 そう言って町々と名乗った人食い婆は、 またしても牙をむいてクタロウさんに襲い掛かります そこにまたしてもクタロウさんの袈裟切りが炸裂! ギャッといって町々は血飛沫を上げて倒れます 「何やらデジャヴを見ているような…今度こそ本当に死んだのかな?」 「さあ・・どうでしょうか?」 と、私たちが恐る恐る見守るまもなく、 あっという間にその人食い婆は復活します 「我が名は『綾』。イチャイチャするのは私を倒してからにしな」 「・・・・」
今回は妙に軽いっすね 「いわゆる武官」が出演してないせいかな?w
恋愛物だから、ね
えっ?1 (・∀・;ノ)ノ これ、恋愛物だったの…笑
実を言うといま少しイライラしている というのはこのお話、私的には既に結が見えてるから。 結が見えた話はそこから一気に収束にもっていきたい しかしこの話は展開上、まだそれができない そんな訳で、一寸だけイライラしている
全レス梅草だと思ってのんびりおやりなさいな… 、 ζ , _ ノ ( ( (. ) . -‐ ) ‐- . .´,.::::;;:... . . _ `. i ヾ<:;_ _,.ン | l  ̄...:;:彡| } . . ...::::;:;;;;;彡{ i . . ...:::;;;;;彡| ,: ' " `丶 . } . .....:::;::;:;;;;彡{ , :´ . `、 !, . .:.::;:;;;彡j:::::::::::::::....... . . ' . ; .丶 ト , . ..,:;:;:=:彳:::::::::::::::::::::::::::.. . ,:´ . ' ' `、 ヽ、.. ....::::;;;ジ.:::::::::::::::::::::: ,' . 簍J鶸鑼 ; `.  ̄ ̄ ,, -'''" . . 駲刪櫑躪 . ' ';゛`'丶.、....... . '´ ! . 膚順棚斷. ' , ;::::::::::::...`.::::::::.... i ヽ、..._,.__魎鬱蹠撫.,,__,.,..ノ.::::::::: !::::::::::::... . ヽ、 ,: '.::::::::: `=ー--、....,,,,,______,,,,,... --‐=''´..:::::: ``" '' 'ー───‐―‐' ''' "´
だってどうせ元々、 世界一蹴マンコのたび(笑)から飛び出した話でしょ? 元々がヒョウタンから駒みたいなことなんだから、 駄目元で適当に騙ればいいんですよ
仰せの通り魔でござる
3/9日分献立確定 蟹鮨御新香天蕎麦珈琲卵サラダ 控え 蟹鮨鮭缶南瓜御新香二醍醐菓子二果実菓子豚骨麺
献立さん今日はずいぶんと少なくないですか?
ええ。。。今日はちょっと体調不良でね、 一日うつらうつらしてましたんで食も細めです
アラそれはそれは…御大事にしてください
お大豆に
test
3/10日日分献立 蟹鮨鶏揚物御新香紅茶醍醐菓子等予定 鮭缶南瓜御新香醍醐菓子果実菓子天蕎麦豚骨麺予備
まだ眠い。。。
(
>>168-169 から)
・・・
人食い婆はクタロウさんがいくら太刀を振るって切り殺しても
「今度は『花』だ〜」
「つぎは『あづ』だ〜」
などと、
異なる名を名乗ってはゾンビのようにひたすら蘇生を繰り返し、
くたばる素振りも見せません。
ついにクタロウさんの太刀は金属疲労を起こして
根元からぽっきりと折れてしまいました
「ああっ!!」
「ひょ〜ほほほほ…折れちまったか、そうか。
さて武器が無いんじゃどうしようもない罠
覚悟しておとなしく食われろや〜」
人食い婆はそう言うと改めてパックリと口を開きました
「クタロウさん!」「芽子さん!」
万策尽き果てヒシと抱き合った私たち二人に
鋭い牙を剥いてババアが飛び掛らんとしてその刹那。
「ぐえ…」という異様な声とともに、婆の動きが止まりました 見れば婆の胸から一本の太刀の切っ先が突き出しているではありませんか 「これは…この太刀は」 その婆のつぶやきに応じるように背後から 「いかにも。この太刀こそ、そなたのような妖怪を退治するために 遠祖左近様の御時より脈々と当家で引き継がれておる伝家の宝刀、『オニギリ』よ」 と、野太い声が聞かれました 「鬼切の継承者…するとおまえの名は…」 「歳の青海!」 そう名乗るや、 その御太刀の持ち主は素早く太刀を婆の体から引き抜き、 その反動で婆がくるりと反転し向き直ったところを真向唐竹割りにいたしました 鬼きりの太刀で頭の天辺からマンコまで一直線に切り裂かれた人食い婆は 皮膚が剥がれ眼が落ち歯が抜け骨が溶けてデンデロリンな姿となって、 そのまま雲散霧消して逝ったのでした・・・
イイハナシダナー
・・・ 「大事無いか?旅のお方々」 「ああ青海様。助かりましたアリガトウございました」 「ん?…おお、そなたはジャンの家のクタロウ殿ではないか。 確かクリトリスの里の痔円殿のところで 電脳管制官をしていると聞いていたが、 このようなところで何をいたしておられる?」 「実はかくかくしかじかというようなしだいで、 馬蹄等の里にまで行けば、 或いは異世界に通じる回廊を開けるほどの呪術者がおられるやも知れぬと思い、 いまこうして里に向かっている途中でございました …こちらはその『コンカツ』という異世界から参られた一行のお一人で、 西尾芽こさんという女性でございます」 「はじめまして。西尾芽子と申します」 「はじめまして。 馬蹄等の右近衛の大将を勤めております歳の青海と申します」 「ウンコの屁の対象、ですか?」 「…違います。うこんへのたいしょう。 ご当主を守る近衛武官のリーダーの一人、というぐらいの意味です」 「それにしても青海様。 いかにご都合主義の物語りとはいえ、 こんな早朝にこんなところで青海様と遭遇できるとは 夢にも思っておりませんでした。 いったいなにゆえこんな刻限にこのようなところに?」 「何故と申されても。 御当主の御用の向きで、取り急ぎ蝦蛄村の長者と打ち合わせしたきことが出来、 そうとなれば早朝も深夜も無いので、供揃え、ウマに乗り、 こうしていま蝦蛄村に向う道の途次でござる」 「あらまあ。やっぱりエリートって大変なんですねえ…」「・・・」
「それにしても馬蹄等の武官というのは、 さすがに凄い太刀業の持ち主なのですね… クタロウさんが何度切っても蘇ってきた人食い婆を 一撃で消去してしまわれたのですから」 「それはまぁ(笑。 しかしあれは、私の業のみならず、 この太刀『鬼きり』の力でもあります 先ほどの婆は別名を『無制限再登録婆』とも言われている妖怪で、 そこらへんの野や山に何匹か生息しておる物の怪の一類。 一説によれば、 新規めーるばぶる地獄とやらに取り憑かれてしまったものが 無期限再登録婆になるといわれているが定かなことはわからぬ わかっていることは、 あの物の怪は普通の太刀では決して殺すことはできない、ということ 何度切り捨ててもまた別の名前で蘇り、再登録し、復活してくるので、 永遠に始末することができないのですよ それゆえ、鬼きり無くば 私といえどもああも簡単に婆を消去することはできなかったでしょう ですから決して貴女のツマ(註)のクタロウ殿の腕前が悪いとか、 そういうことではありません。クタロウ殿を責めてはいけませんぞ」 「あ。あ。青海様。私と芽子さんはまだそういう関係では…」 「ん?そうだったのか?ふむ・・クタロウ殿は奥手であるな。 私だったら一晩あれば速攻でやってしまうが」 「・・・」 (註) ツマ 古代においては男女とも、 自分の相手・配偶者のことを「ツマ」と言った その後、時代とともに夫と妻という言い方に分かれていったが、 馬蹄等の里ではまだ古の言い方が残っており、 いまでも配偶者のことを男女問わず「ツマ」と呼ぶ習慣がある
ホホゥ......_〆(゚▽゚*)
3/10日分献立 蟹鮨鶏揚物御新香豚骨麺紅茶珈琲醍醐菓子確定 蟹鮨鮭缶南瓜御新香醍醐菓子果実菓子二天蕎麦予備
お大豆に
メッチャ腰痛いわ…もう歳かな
歳の青海? 紀の静蛇。
∧..∧ . (´・ω・`) …なんちゃって cく_>ycく__) (___,,_,,___,,_) ∬ 彡※※※※ミ 旦  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \ どっ!! / \ ワハハ! / \ / \ ∞ l|||||||||||||| ∩,,∩ ∩,,∩ ∩,,∩ ミ∩ハ∩彡 (, )(,, ) ,,)( )( )
www
3/11献立(予定) 蟹鮨鶏揚物野菜漬物中華春巻珈琲醍醐菓子果実菓子 蟹鮨鮭缶南瓜野菜豆御新香果実菓子天麩羅蕎麦予備
まだ眠い。。。
独り言。
>>134 のつぶやきが
こんな早期に現実のものになりかかるとは思いもしなかった。恐ろしい事。
・・なにゆえ人はいまのささやかな安寧を自ら捨てて、
進んで破滅への道に足を踏み入れようとするのだろう?
それもほんのわずかな利益の為に。私にはわからない・・・
暗澹。かつ憮然。
(
>>189-190 辺りから)
・・・
人食い婆退治のため…といっても退治したのは歳の青海様でしたが…、
時間を大きくロスしたにも関わらず、
私とクタロウさんは当初の予定通り、
その日の昼過ぎに無事馬蹄等の里にたどり着くことができました
と申しますのも、あのあと青海様が、
ご自身は御当主の御用の向きがあるため、蝦蛄村に向われたのですが、
去り際に私たちの為に控えのウマを二頭、廻してくださったからです
「青海様。有り難いこととは思うのですが
私はウマに乗ったことがありませんので…」
と私が辞退するのも意に介さず、青海様は
「さようか。ではクタロウ殿に手綱を取ってもらえばよろしかろう
・・芽子殿。あなたがいらしたコンカツの世界ではいざ知らず、
ココハザマ世界においてはウマは陸上最速の乗り物、必需品です。
手綱さばきがままならぬと言われるのなら、
クタロウ殿に手綱を取ってもらえばよろしい
何事も習うより慣れろと申す。覚えておいて損はないですぞ」
と、私たちの為にウマを二頭置いていってくださったのです
クタロウさんが左手で自らのウマの手綱を、
右手で私のウマの手綱をそれぞれ握りしめ、
巧みに操作してくれましたので
乗馬の基本も知らぬ私もただウマに乗っているだけで
無事馬蹄等の里にまで到着することが出来たのでした
・・・ 里に戻ったクタロウさんは 私と共に実家に顔を出してから 知り合いの方たちと軽く会釈交歓を済ませ、 いよいよ御当主の許に挨拶にまかり出ます 「御当主、お久しぶりでございます」 「おお、これはジャンの家のクタロウ。 久方じゃな、元気そうで何より。…そちらのおなごはどなたかな?」 「こちらのかたはかくかくしかじかという経緯で、 アソココンカツの世界からココハザマ世界にやってまいりました、 西尾芽子さんという方でございます」 「婚活世界から参りました西尾芽子と申します」 「ほほぅ、異世界のお方であるか クタロウも長らくやもめであったが、ついに嫁を娶ることになったか これもまた何かの縁であろう、いずれにせよめでたきことよ」 「あ。あ。御当主。私と芽子さんはそういう間柄では…」 「ん?そうだったのか?ふむ…クタロウは奥手であるな。 私だったら一晩あれば速攻でやってしまうが」 「・・・」
物語上の人物紹介 【歳の青海】(としのせいかい) 馬蹄等の一人。歳の左近の末裔。 武官。当主近衛。右近衛大将格付。『鬼きり』継承者。 左近衛大将格付けの紀の静蛇(きのせいじゃ)、 先鋒大将格付けの緒万戸草稲(おまんこくさいね)と並び、 「死魔の三本の矢」と称される馬蹄等軍事系リーダーの一人である p.s. 主伝第六話では紅の護衛官として登場。
206 :
愛と死の名無しさん :2013/03/11(月) 17:16:57.13
見づらいんであげる
3/11献立(確定) 蟹鮨鶏揚物平貝刺身鯖煮物野菜漬物中華春巻 紅茶珈琲醍醐菓子果実菓子 控え 蟹鮨南瓜野菜豆御新香果実菓子鮭缶詰即席麺
お大豆に…って、 刺身食べてるからモー治ったかな?
まあまあってとこです
・・・ 「ふむ、なるほど。さような次第であったか さすれば、いまの馬蹄等の里において、 そのような大業をなしうる呪術者がいるとすれば、 それはハニュウ・ゼンジをおいて他にはあるまい」 クタロウさんの話をお聞きになって 馬蹄等のご当主、源死魔様は、直ちにそのように即答されました 歳の青海様もその名を仰っておりました、 「ハニュウゼンジの許に行かれるがよかろう」と。 ハニュウ=ゼンジ。 本名羽生善治。 禅師という呪術系最高の称号も併せ持っているため、 つなげると羽生善治禅師、すなわち「はにゅうぜんじぜんじ」となってしまうので、 一般には羽生禅師とのみ呼ばれているお方。 異世界への回廊を開ける呪術者があるとすれば、その者しかいない、と 青海様も御当主も口をそろえて言われたその呪術者の許に、 私とクタロウさんは赴きました…
∩(*⌒∇⌒*)∩ ハニュ〜ゼンジ〜♪
>>208 そうですか。
いずれにせよコンダテさんとカタリベさんは御宗家の識の双璧。
どちらが欠けても動かなくなるいわば車の両輪のようなものですから、
ご自愛くださいね
ところでカタリベさん
>>205 にある馬蹄等軍事系三人の名前に
当主源死魔の名も加えてそれを続けて読むと
源死魔で緒万戸草稲。歳の青海?紀の静蛇。
というような
シモネタ駄洒落の連鎖反応が起きるのですが
・・・これは意図的にやったものですか?
,、 ,ィ! !\ヽ--‐- '" / V/::::::::::::::::::V:! |::::tェ:::::ィェァ:λ ・・・・・・・・( ̄Д ̄;;タラ〜汗 !:::::(,,o,,):::::/::ヽ >::::´`::イ:::::::::ヽ r-'",':::::::::::::::::::::::::::ハ . /:::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::} /:::/::::::::::::::::::::::::::::l:::::::l {:/:::::::::::::::::::::::::::::::::,'::::::::l j/::::::::::::::::::::::::::::::::::,'::::::::::| {:::::::::::::::::::::::::::::::::::,':::::::::::j l:::::::::::::::::::::::::: イ:::::::::::/ j:l ::::::::::::::::::::::::'y'"::::::::/ .┌─┐ ,':::l :::::::::::::::::::::::,':::::::::/ | | ゝ- :::::::ィ::::::::::::'-ィ'" .├─┤ ', :::::::l:::::::::::::::::| | | ', :::::ハ::::::::::::::::', . ┌─┼─┼─┬─┐. ' ,, ::::::'',:::::::::::::::'., . │ | | | │ ',:::::::::::y、:::::::::::::, └─┴─┴─┴─┘ ',::::::::::l ',:::::::::::::', .,::::::::::l ',:::::::::::::, j::::::::::l }:::::::::::::, ,':::::::::イ ,:::::::::::::l ',;;;;;;;/. ',::::::::::::! ',:::::::::j
_,,-―-、_ ,,_ ,, _,-''^¨⌒((''-く_ \⌒ ))''-、 (( ((⌒゚。・:゚))____,,,,,'i(゚∵。⌒)) __,,,≫ゝ__`ー-一'ノ-------―''_`''''ー≪,,,__ f!!!!!!!!!iiiiiiirrrrrー==-----rrrrrrrriiiiii!!!!!く `!、'' '''''!!ii((((リ ャー' 〈ャー'|!!!iii''''' '' ' ノ `-、 ''((〔9! _ ト、 _,-'¨ `'‐、_ _゚入 -‐ ,ji.|__,,-‐'¨´ ・・・・・・・ . __,¨イ ` ,-‐ ' _,,!、, _ . f ! i f^¨ ! ヽ, i ! | .! ! /
. ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・偶然です .
…そうですか。 それならべつによろしゅうございます
www
なにげに怖い お方様
そりゃあなた、 なんたって馬蹄等御当主の奥方ですから。 そこらへんの糞婆とはそもそもモノが違います
>>214 そのaaは…足のところがちょっと残念だね
足の先まできっちり描けていれば完璧だったのに
まだ眠い。。。
3/12献立(ほぼ確定) 蟹鮨鶏揚物烏賊刺身鰯煮物御新香紅茶珈琲醍醐菓子 余り 蟹鮨鮭缶南瓜野菜豆御新香即席麺果実菓子醍醐菓子
【羽生禅師】(
>>210 のつづき)
・・・
「異世界への扉、回廊を開くことは、できる。
…しかし、それにはいくつかの制約がある」
私たち二人の話を聞いた後、羽生禅師はそうお答えになりました
「その制約とは、どのようなものでございますか?」
「異世界に至る回廊は私の呪力により開かれ、精神力により維持される
呪術師と言えど私もクタロウ殿や貴女と同様、一個の人間に過ぎない
おのずから人の精神力には限界というものがある
つまり回廊を長きにわたって開けておくことはできない、ということだ
私の精神力が切れたとき、回廊は再び閉ざされる。
異世界への回廊を開くには大変な精神力を必要とするため、
回廊が開き、再び閉じるまでの時間はごくわずかしかない」
「その時間は?」
「おそらくは10分程度。持ちこたえてもせいぜい15分が限度であろう」
「…なるほど。しかし10分あれば、スカイマンコを離陸させ、誘導し、
回廊に突入させることは可能です。・・・禅師。
ご足労とは思いますが、これから私たちと共に
クリトリスの里までご同行願いませんでしょうか?
あちらで禅師に呪術を施していただき、
異世界への回廊が開いたところで私がスカイマンコを誘導し、
回廊を突破させます」
「それはできぬ」
「?それは何故ですか?」
「異世界へ通じる回廊を開くほどの大技は、 特定の呪術仕様の空間の内で施さねば、成し難い そして、そのような呪術を施すための特殊空間は、 ココ馬蹄等の里にはあるが、アソコクリトリスの里には無い。 ゆえに回廊開闢の呪術を成功させるためには、 私はココ馬蹄等から離れることはできないのだ …これが第二の制約。」 「うぅぅむ・・では、禅師にはココにお残りいただき、 私と芽子さんのふたりだけでクリトリスの里に戻り、 携帯などで連絡を取り合い、時を合わせて 禅師にココ馬蹄等の里の呪術の間で回廊開闢の術を施して頂くと同時に、 アソコクリトリスのほうでスカイマンコを離陸させて、 回廊を突破するという案はいかがでしょう? これなら何とかなると思うのですが」 「それも無理なのじゃ」 「なんでですか?先ほどから、 あれはできないそれはできない無理無理無理って…」 「芽、芽子さん・・・」 「娘御。そなたのいらだつ気持ちもよくわかる。 しかし回廊開闢の術は、呪術の中でも大技中の大技。 あれこれと制約があるのも、やむなきことと理解せよ さらには第三の制約は、そなた自身の覚悟を必要とするものでもある」 「・・・覚悟?」
. う ん こ し た い の に う ん こ で な い .
それは痛ましいことでございますな…
・・・ 『第三の制約』を告げる前に、 羽生禅師は私たち二人を呪術の間にいざないました 髑髏やら蝋燭やら注連縄やら魔方陣やらの なにやら恐ろしげなものがあるかと思いきや、 その呪術空間にはそんなものは何もありません いたって清楚、というかむしろ閑散といってもいいくらいの空間でございます ただ少し風変わりな点といえば、 天井が鏡張りの円形状になっておりますことと、 床の一隅に『呪術』という言葉には不似合いな、 なにやら複雑な装置がドンと据えられてあることでございました 「まず初めにクタロウ殿に聞こう。 アソコに据えられているあれらの装置類、あれは私があつられたものではない 御当主のお指図により、物理学者の安佐奈良達がこの空間に設置したものじゃ 一種の制御盤のようなものである、と聞いているが、 クタロウ殿ならば、あの装置類を駆使し、そのスカイ万個なる乗り物を ココ呪術の間において居ながらにして誘導できるのかどうか。 マズそれを問いたい」
クタロウさんはその装置類に近づき、 仔細に点検した後に羽生禅師のほうを振り返って申しました 「確かにこれは制御盤です。 私がクリトリスの里に居る間に、 馬蹄等の里においてもこれほどの制御盤が作られていたのですね、驚きました・・ 確かにこれほど見事な制御盤なら電脳空間管制も思いのままです でも、この呪術の間にいてはスカイマンコと回廊の位置が目視できませんよ デジタル化された数値はこの制御盤上に表示されるものを見ればわかります しかしそれと同時に、 空間に穿たれた異世界に通じる回廊の穴と スカイマンコの位置を目視しなくて。 デジタル数値とアナログ目視の組み合わせによって、 自信を持ってスカイマンコに回廊侵入角度を指示することができるのです ココ呪術の間に居てはそれができない。 となれば、確実な誘導はいたしかねます」
物語上の人物紹介 【安佐奈良達】(あさ・ならたつ) 馬蹄等の一人。 主伝第二話にチョイ役で出てきた、物理学者安佐達三の子孫。 あの事件の後、安佐達三はそのまま馬蹄等の里に居座り、 電波系生命体の時空間転移のなぞを解明しようとしたが、 結局果たせぬまま没した しかしその子孫の奈良達は、 達三が残した膨大な実験データや論文を下敷きとして 不完全ながらも空間転移の謎の一部を解明するに至る ・・・ただしこのことの詳細については、 後日また別の物語でお話しすることといたしましょう
安佐奈良達さんは…夜はだめなんですね?
つうか、 主伝第二話に安佐達三なんてやつ、いたかな?
いましたよ ジャンヌ、ウコン、サラ、マモル、クリトリス姉妹、電波系生命体…ここらが主役ですが 脇役もイーズカマンコをはじめとして、 槍目チン太郎、木島加奈子、御者台に乗っていた男等々がおり、 それらに混じって物理学者の阿佐辰三という人物がおりました 字が違うので思い出せなかったのではないですか?
さすがはお方様。詳しいですねw
『愛読者』ですから (笑
(
>>231-232 のつづき)
クタロウさんのその答えを聞きた羽生禅師は、
我が意を得たりとばかり莞爾としてうなづきました
「そなたの意見、至極もっとも。さればこそ、
この呪術空間の天井はこのような造りになっているのじゃ」
と、全面鏡張りの円形状の天井を指し示します
「それはどういうことでございますか?」
「それを知るためには娘御。まず、そなたの手を私にゆだねよ」
「は?」
「勘違いするな。
これはそなたの滑々のお肌を撫で撫でしたいとか、そういうセクハラ的な意味ではない。
異世界との回廊を開くため、またこの天井の造りの意味を知るために必要なことなのだ」
「・・・」
そこまで言われては仕方ありません
私が半ば不承不承手を差し出しますと、
羽生禅師はニヤニヤしながら私の手を握り締めます
「よし。ではまず、
そなたがココハザマ世界に来た最初の場所、栗とリスの里の光景を思い浮かべてみよ。
そなたが乗ってきたスカイマンコなる乗り物は、その栗とリスの里のいずこにある?
それを己が脳裏に思い描いてみるのだ」
私がその羽生禅師のご指示通りに 栗とリスの里にあるスカイマンコのことを思い浮かべますと、アラ不思議。 その呪術の間の鏡張りの天井が ぼややや〜んとぼやけたかと思うと、 次の瞬間あっという間に栗とリスの里に置いてきたボーイング七八七型機、 通称スカイマンコの姿が天井に映し出されました 「おお、これは・・・」 と、傍らにいたクタロウさんも思わず感嘆の声を上げます 「クタロウ殿。これでどうじゃ?これなら目視による確認もできる。 このビジョンを見ながら同時にその制御盤を駆使すれば、 スカイマンコを確実に誘導できるのではないか?」 「はい確かに。これならばココ呪術の間にいながらにして、 確実にスカイマンコに回廊を突破させることができます」 「よし。では娘御。 つぎにそなたが元いた別の世界、 すなわちアソコ婚活の世界のことを思い浮かべてみよ。 そなたはその婚活世界の中のどこに戻りたい? その戻りたき場所の光景を脳裏に思い描いてみよ」
羽生禅師にそう促されて 私がペルーのインカのクスコのマンコのことを思い浮かべますと、 マァ不思議。 天井の半分がまたまたぼやややや〜んとぼやけたかと思うと、 次の瞬間ペルーのインカのクスコのマンコの情景が 現れでたではありませんか こうして呪術の間の天井は 半分が栗とリスの里とスカイマンコ、 残り半分がペルーの引火のクスコのマンコ、 この二つの情景により占められました 「この二つの世界を結べばよいのじゃな?」 「…はい」 私がそう答えますと、 羽生禅師はうなづき、それから私の手を離しました。 するとその瞬間、 天井に映し出されていた情景は一瞬で消え去り、 元の鏡張りの状態に戻りました
「禅師・・これは?」 「これが『第三の制約』じゃ。 ふたつの世界を結ぶためには、 そのふたつの世界の情景を知るものが私とともにこの呪術の間にとどまり、 私と接触を維持することで、そのふたつの世界の映像を私の脳に送り続けねばならない 私自身はそなたがいたアソコ婚活の世界のことを知らぬ。 ゆえにそなたが私と手をつなぎ、 私にアソコ婚活の世界のイメージを送り続けることで 回廊を維持せねばならないのだ ふたつの世界をつなぐ通路、回廊は、その時にだけ開かれる。 そなたが私の手を離せば、その時点で回廊は消えてしまうのだ」 「・・・ということは・・・」 「そう。娘御、そのとおりだ。 このやり方で回廊を開くことはできる。 しかしそなた自身は、 もといた婚活の世界に戻ることはできないのじゃ」
/ :/ ...:/:′::/ :.:.:.....:./.:/:!:.:.:.i:..!:.:.....:{:.:.:.:.:.:ハ / . /.〃/:...../:′'.::|:: i .::.:.:.:| :i:_{__|:.|:.:.:.i :|:.:.../  ̄`ヽ/ ふ '://:′::/斗:十 |::.::.::.:.:.:.: :}}ハ ::ハ:{:≧ト|:::/ な な な ぅ {//::{: /|i:八::{=从:{ i::::: :N孑弐{ミト∨:::|::′ る. る .る ( . i :从 ::::{イァ:う{ミト爪ト::::. ! ん):::::ハヽト、:{:| ほ ほ ほ ) . |.::| : \《 { ::::::: } ヽ\{ { ::::::::: リ | :::ヽ! ど ど ど む . | ::!::|ハト.乂__ノ ー ' | :::< | 八::| :|::::i /i, , , /i/ , }:::}i::人 __ ノ\ (__):::l:::::. i.:/::::::::厂「{:::::::{ ` ー― ´ / :{ | :V:入 { ̄`ソ }/}::::}/::::::l.|:::::::| { ::|人::∨::::>... ` . ィ升|:::/::::::::八::::::{
こんな時間に鶏肉揚げ物缶コーヒー・・・って、体に良くないよな
夜中に揚げ物と糖分を摂るなんて 自殺行為です
まだダルイ。。。
3/13献立(暫定) 蟹鮨二鶏揚物野菜漬物御新香紅茶珈琲 余り 鮭缶南瓜野菜豆御新香果実菓子醍醐菓子即席麺二
(
>>239-242 のつづき)
・・・
呪術の間を出てから羽生禅師は
「事はそなた自身の今後の行く末にも関わること。急ぐことはない。
お一人で或いはクタロウ殿と共に、ゆっくりと考えてお決めなされ」
と仰って私たちの許から去っていかれました
私たちはいったん館の外に出、
石段の処に腰を下ろしました
少し離れたところでは童たちが無邪気に遊んでいる姿が見えます
さらにその先の地平線のかなたには無心に草を食むウマたちの群れが。
(これが馬蹄等の里…)
ぼんやりとそれらの風景を眺めていた私に
傍らからクタロウさんが遠慮がちに声を掛けました
「…芽子さん。先ほど禅師も言われたように、
貴女自身の人生だから貴女が決めればよい。
私も羽生禅師と同様に貴女がいた婚活の世界と言うものを知らないし、
その世界にいれば、何かとてもすばらしいことがあるのかもしれない
でも…ココ馬蹄等の里もそんなに悪い処ではないですよ」
その言葉を聞いて
私は思わず傍らのクタロウさんを見つめました
そのときの私の表情、
それはクタロウが後に述べた言葉に拠れば
「あのときの芽子の顔は
嬉しいのか悲しいのか、今でもよくわからないよ」
…というような微妙な表情をしていたそうでございます
なるほど、確かにこれは『恋愛物』ですねw
正しくは「恋愛物としての要素もある」、って感じかな
3/13献立(確定) 蟹鮨二御新香紅茶珈琲烏賊刺鰯煮物鶏肉揚物 余り 鮭缶野菜漬物野菜豆御新香南瓜果実菓子醍醐菓子即席麺二
・・・ 私は携帯で機長に連絡を取り、 大槻義彦さんが旅の途中、不慮の事故でお亡くなりになったこと、 もといた婚活の世界に戻るための回廊がじきに開くであろうこと、 ただしその回廊が開いている時間はきわめて短いこと、などを告げて、 乗客乗員全員をスカイマンコに乗り込ませ、 離陸体制に入るようにと勧言しました 「了解した。しかし西尾君、君はどうするんだね? 回廊が開くというなら早くこちらに戻ってきたまえ」 「・・・・」 「…西尾君?」 「機長。私はそちらクリトリスの里には戻りません 私のことは気にせず、離陸体制に入ってください」 「西尾君、それはできんよ。 亡くなられた大槻教授は致し方ないとしても、 君はまだ無事に生きているじゃないか。 君が戻ってくるまでスカイマンコを離陸させることはできん」 「私がココ馬蹄等の里に残らないと、 婚活の世界に戻るための回廊も開かないのです それでは全員が帰れなくなる 機長、私にかまわずどうか離陸体制に入ってください」 「・・・西尾君」
機長に離陸体制に入るよう進言してから 私とクタロウさんは呪術の間に戻りました クタロウさんはヘッドセットを装着して制御盤の前に座ります 私も携帯とヘッドセットを接続させてから、 羽生禅師の前に進み出ました 「娘御。…よいのだな?」 「はい」 私はそう言って羽生禅師の前に手を差し出しました その手をしっかりと握る禅師。 先ほどと同様、呪術の間の天上に スカイマンコの映像とクスコマンコの風景が瞬時に浮かび上がります 「機長、聴こえますか?こちらはクタロウ。 これより貴機を誘導いたしますのでこちらの指示に従ってください」 「…クタロウさん。西尾君を戻すことはどうしてもできないのかね?」 「申し訳ありませんが、回廊を開くために芽子さんの存在が必要不可欠なのです 機長、どうかご心配なく。ココハザマ世界に残っても芽子さんは私が守ります」 「クタロウさん、君らは…もう一発やってしまったのか?」 「あ。あ。機長。私と芽子さんはまだそういう関係には…」 「そうか…クタロウさんは奥手だな。 私なら一晩あれば、速攻でやってしまうが」 「・・・・」
いよいよ大詰め…かな?
独り言。 羊クロス円、もう既に相当高い水準なので いつ逆流が起きてもおかしくはないのだが ここまで来たら一回100にタッチしてほしいようなキモ。 そこに設置してあるこちらの指値を引っ掛けてから 反転急降下してくれたほうが、後々都合がいい 魔、そんなにこちらの都合のいいように上下動するはずもない ・・ということも先刻承知なのだが。
・・・ 手を触れただけで、 私の頭の中にあるクリトリススカイマンコの映像と ペルーのインカのクスコのマンコの映像を読み取り、 それを瞬時に呪術の間の天井に映し出す… その業だけでも確かに驚くべき術ですが、 しかしそれだけではただの絵に描いた餅。 この、映し出された異なる二つの世界のビジョンをつなぐ通路、回廊を開くこと。 それこそが現在馬蹄等最高の呪術師と言われる羽生善治禅師の腕の見せ所。 いわゆる本気ヂカラでございます 羽生禅師は眉間に皺を寄せ、 暫し沈思黙考しておりましたが、 やがて厳かに呟きました「マズ、八六銀捨て…」 「え?銀から?」 私には何のことやらさっぱりでしたが、 禅師と同じ馬蹄等の一人であるクタロウさんは何かを感知したようです 「続いてQ六斤合い…」 「あ!そうか。そんな手が…」 「さらには八六歩ウチ☆」 「うぅぅぅむ…常識外の一着」 「とどめは・・ゴーニー銀!!」 「うぉぉぉおお!やったぁ……」 クタロウさんがそう叫ぶと同時に、 ゴゴゴゴ午後・・・という腹を下したときのような地鳴りのような音ともに クリトリスの里の上空に雷電が迸り、渦巻状の穴がぽっかりと穿たれました 「婚活世界につながる通路・・・回廊が開いた・・・」
・・・ 「スカイマンコ、離陸せよ」 「了解!」 クタロウさんの指示に機長も直ちに応答し、 スカイマンコのメインエンジンが点火します クタロウさんは制御盤の数値を素早く読み取りつつ、 同時に天井に映し出された回廊の穴を目視しながら、 的確にスカイマンコに指示を出していきます 「スカイマンコ、高度300まで上昇したところで水平飛行に移れ。 回廊への入射角度は15度。ただし±1度までは許容範囲なので、 落ち着いてやれば必ず成功する。 いったん回廊の脇を通過し、そこから反転せよ」 「了解」
私と羽生禅師が見守る中、 機長とクタロウさんは見事な連携を見せ、 スカイマンコは回廊に突入していきます 「いいぞ、それでいい・・・そのまま突入すれば、 あなたたちはもといたコンカツの世界に戻れる」 「了解。・・・クタロウさん、誘導有難う。 貴方のおかげで我々は元の世界に戻れる それから…西尾君、すまない。そして有難う…」 「機長。そして世界一蹴マンコのたびの皆さん。 向うに戻られても、どうぞお元気で…」 「西尾君?西尾君か?・・・君は素晴らしい女性だ。 君ならココハザマ世界でも十分やっていける。有難う、そしてサ」ツー・・・・・・・・ 通信が途切れると同時に、 天井の半面を占めていたペルーのインカのクスコのマンコの情景の中に スカイマンコがその姿を現しました 通信が途絶えたのは、 スカイマンコがココハザマ世界から消えたから。 そして無事にもとのコンカツ世界に戻れたから。 ・・・ 私がほっと安堵のため息を漏らすと、 羽生禅師は静かに私の手を離しました それとともに天井に映し出されていた光景は一瞬で消え去り、 再びもとの鏡張りの状態に戻っていったのでした…
イイハナシダナー …というか、 これって結構名作なんじゃないの?
名作かどうかは自分が決めることではないので…笑 ただ思っていたよりもいい感じにまとまりそうかな?ってとこですかね 最初はもっとグダグダの駄作になりそうな匂いがぷんぷんしていたので。
羽生善治禅師 はにゅ〜ぜんじぜんじw
,===,====、 _.||___|_____||_ .. ∧_∧ /||___|^ ∧_∧ .. (・ω・`)//|| |口| |ω・` ) . ./(^(^ .//||...|| |口| |c ) ..... ∧_∧ / // ||...|| |口| ||し ココは栗とリスの里です ....... (・ω・`) //.... ||...|| |口| || 楽しく使ってね /(^(^ // .... .||...|| |口| || 仲良く使ってね "" :::'' |/ |/ '' " ::: ⌒ :: ⌒⌒⌒ :: "" ` :: ,, ::::: ,, ; ̄ ̄ ̄ "、 :::: " ,, , ::: " :: " :::: "
栗とリスの里、ですか・・・可愛い名前ですね
(
>>256-258 のつづき)
・・・
ことが終わり、
やや放心状態で呪術の間にたたずむ私の傍らに
制御盤から離れ、クタロウさんがやってきました
「芽子さん・・・改めて馬蹄等の里にようこそ。
これからはココハザマ世界で一緒に生きていきましょう」
「…有難う、クタロウさん。
でも私、こちらのことは何にもわかりませんの。
コンカツの世界では豪華客船の船旅から貧乏BP旅行の案内に至るまで、
ありとあらゆるツアーのガイドをしてきましたけど、
ココハザマ世界のことは西も東もわからない…」
「私が何でも教えてあげますよ」
「そうね、有難う。
…それじゃまず最初は、
ウマの上手な乗り方から教えていただこうかしら?
いつまでも手綱を引っ張ってもらうわけにもいきませんものね」
そう言って
クスっと笑ったその私の笑顔を見て、
クタロウさんも穏やかに微笑みました
・・・
【エピローグ】 その夜。 ペルーの農民クスコ=ぺチャパイハ=モテンゾさんは 深夜にもかかわらずサトウキビ畑の見回りに出かけた 最近、野生の狸が自分の畑のサトウキビを食い荒らし、 被害甚大だったからだ 「…このまんまじゃ、今年の収穫はろくなもんじゃねえづら。 今夜こそ、おらの畑のサトウキビ食いまくっとるタヌキをば ひっ捕らえて踏ん縛って、タヌキ汁にして食ってやるづら。 覚悟せえよ、狸公…」 そんなことを一人呟きながら、 夜道を歩いていたクスコ=ぺチャパイハ=モテンゾさんは 突如として上空から湧き上がった轟音に吃驚して腰を抜かした 「な、ななななんじゃ、この、いかずちのような音は・・・」
クスコ=ぺチャパイハ=モテンゾさんが恐る恐る上空を見あげると そこにはこの世ならざる光景が広がっていた かすかな星の瞬きしかないはずの、その夜空の一角が いま切り裂かれたようにざっくりと割れ、 そこから眩しいくらいの光があふれ出ているではないか 「泡わわわわ・・・マンコ様マンコ様、 どうぞ私をお守りください・・・」 信心深いペルーの農民クスコ=ぺチャパイハ=モテンゾさんは 思わずペルー建国神話の現人神マンコかパックの名を口にしつつ、手を合わせた そのクスコ=ぺチャパイハ=モテンゾさんの頭上、切り裂かれた天空の一角から、 爆音と共に航空機が一機、その姿を見せた …その航空機こそ、コンカツ時間の去る二月五日未明、 バミューダの魔の三角域で消息を絶ったあのボーイング787型機、 愛称『スカイマンコ』に他ならなかった … .
(コンカツマンコ新聞より) ・・・・ 婚活時間の去る2/5未明、 大西洋上空を航行中に消息を絶ったボーイング787型機、 愛称スカイマンコが、 昨日コンカツクスコマンコ時間の3/13の深夜に 突如としてペルーのインカのクスコマンコ上空にその姿を現し、 管制官の制止を振り切ってマンコかパック空港に強制着陸した。 ペルー当局は関係者に事情聴取を行ったが、 機長をはじめとして乗員乗客全員が 「我々はハザマ世界という異世界にいた」とか 「栗とリスの里の痔円さんはとても親切だった」とか 「握り飯とお茶、大変おいしゅうございました」などと 意味不明な供述をしているため、 今後、全員の精神鑑定を実施する予定である なお当機には 「世界一周まんこのたび」というツアーの乗客が乗っていたが、 その乗客の一人で壮大名誉教授権物理学者の大槻義彦さん、 および 当ツアーのガイドである西尾芽子さん、 この両名の消息が依然として不明であるため、 当局は引き続き、 適当にそこらへんを捜索していく意向である ・・・・ 馬蹄等物語副伝 「電脳管制官の妻になった女性 ジャン・ニシオ・芽子の物語」(仮題) おしまい
このお話に登場した主な人々 【西尾芽子】 この物語の語り手である『私』にして、世界一蹴マンコの旅のツアーガイド。 この物語の後、ジャン・クタロウと正式に結婚し、 『ジャン・ニシオ・芽子』と名乗ることとなる 【ジャン・クタロウ】 馬蹄等の一人。 お仕事の正式名称は『電脳空間制御管制官』だが、 少し長ったらしいので、『電脳管制官』と略されることが多い 異世界から迷い込んできた世界一蹴マンコ旅の一行と栗とリスの里で遭遇し、 一行の中の西尾芽子と大槻義彦の二人を馬蹄等の里まで案内することとなる 【栗とリスの痔円】 栗とリスの里の長者。 異世界であるコンカツから迷い込んできたマンコ旅の一行に 握り飯とお茶を振舞ってあげた、とてもいい人。 【大槻義彦】 世界一蹴マンコ旅のツアー客の一人。 壮大名誉教授権物理学者で科学絶対主義の頑固ジジイ。 【山田洟子】 ・・というのも仮の名で、仮名はいくつあるのかわからない。 別名を『無制限再登録婆』とも言われる妖怪の一属。 【歳の青海】 馬蹄等の一人。歳の左近の末裔。『鬼きり』継承者。 旅の途中で妖怪山田洟子に襲われたクタロウと芽子を救う 【源死魔】 馬蹄等の一人。いわゆる『御当主さま』。 【羽生善治禅師】 馬蹄等の一人。呪術師。 異世界に通じる回廊を開くことができる、とってもえらい人。
∧∧ ミ _ ドスッ ( ,,)┌─┴┴─┐ / つ.当分休養 │ 〜′ /´ └─┬┬─┘ ∪ ∪ ││ _ε3 宗家式語部 ゛゛'゛'゛
スッゲー。。。。
うん。名作ですよ 謙遜しなくていい。これは名作です
確かにいい出来ですねえ… とくにSF好きにはタマランですw とりあえずお疲れ様
>>274 じゃ、
>>268 を映画のエンドロールのように読みながら
前半はシバの女王を、後半は主よ人の望みの喜びを聴く
ということで。 笑
まだ眠い。。。。
ぶっちゃけ、その通読アンカーは要らないと思うけどなぁ・・・ お話好きは既に読んでいるし、 興味がないやつは3行以上は絶対読まないからさw やるとしても、 最初と最後のレス番だけを示して、 「このお話はこの二つのレス番の間にある。見たければ勝手に見ろ」 と、それだけで十分だと思うよ
3/14献立 蟹鮨野菜漬物紅茶醍醐菓子鶏揚物鮪刺身鯖煮物、予定 鮭缶詰野菜豆南瓜御新香二果実菓子二即席麺二、予備
なんでおまけにプリプリがついてるの?笑
個人的に好きな曲なので
(入力テスト用文章) どうせこんなところに来るのは訳ありしかいないので それを理由にいちいち切ってたらどうしようもない 問題は、『訳ありだから駄目』なのではなく それを秘密にして清楚なふりしてどうにかしようという、 その腐った根性が駄目なのです 最初からわかってればべつにいいんです 言わないから困るのです そもそも欠陥商品を売る場合、 売り手として最も大切なこと。それは 隠 れ た 瑕 疵 を き ち ん と 事 前 に 明 記 す る ・・これに尽きます このことで、あるいは買値は落ちるかもしれない しかし後々のトラブルを事前に回避するためには このことは絶対に必要なことなのです これは決して倫理とか道徳の話をしているのではありません 瑕疵を明示した上で売買取引をするというのが、 売り手買い手いずれにとっても最終的には利益をもたらすという、 商いの基本を申し上げているのです しかしそうは言っても「これはどうしても言いたくない」 というようなことも世の中にはあるでしょう その場合は「死ぬまで隠し通す」 ・・・これしかありません 後ですぐばれるような嘘は言わないこと。 いったん嘘を言ったからには、 結婚後も絶対にばれないようにしてその秘密を墓場まで持っていく その覚悟のもとにやるべきです そうじゃないなら最初から言っておいたほうがいい それが結局はお互いのためになります (投稿済み。推敲結合の後、ココクリトリスに保管)
・・・クタロウさん?かな
ジャンク品の話だから、 クタロウさんかと思うんだけど
3/14献立(確定) 野菜漬物珈琲紅茶醍醐菓子鶏揚物鮪刺身鯖煮物迄。 鮭缶野菜豆南瓜(蟹鮨御新香果実菓子即席麺)各二、保存
【馬蹄等の二つの紋章(笹に示さば・反り菱十字)について】 古今東西、 名家名門と言われるほどの家柄の紋章・家紋というのは 必ずしもひとつとは限らない というか、複数あるのが普通である たとえば日本最大の名家である天皇家の紋章は何か? ほとんどの人は「それは菊の御紋だ」と答えるだろうが、 実は天皇家の本当の紋章は菊ではない 天皇家本来の家紋は日月紋と呼ばれているもので、 黒地に金の玉と銀の玉を並べた横長の紋章である 金玉が太陽を、銀玉が月をそれぞれ示し、 この二つの玉をワンセットとした「日月紋」という紋章が 天皇家の真紋なのである
289 :
愛と死の名無しさん :2013/03/14(木) 22:05:01.83
実はこれと同様のことが馬蹄等にも言える 馬蹄等宗家の真紋は古来より「笹に示さば」と決まっているが、 それと同時にもう一つ、裏家紋とでも呼ぶべものがある それが「反り微視十字」といわれるもので、 曲線状の菱形の中にクロスつまり十字が描かれている紋章である 至ってシンプルなデザインだが、 これと同一の紋章は古今東西にも稀…というか、ほぼ存在しない 紋様の形が非常に近しいものなら、いくらでもある たとえば有名な武田菱。あれは菱の紋様に斜め十字。 あるいは中に何も描かれていない反り微視もある。 さらには島津の丸に十字。或いは十津川の菱十字。 このように、近い紋様はいくらでもあるのだが、 「反り菱の中に十文字」という紋様は 馬蹄等のほかには、ほとんど見当たらない そしてこの反り菱十字紋章が天皇家の菊の紋章と同じように、 真紋ではないにもかかわらず「馬蹄等といえば反り微視十字」 といわれるほど著名なものとなっている 特にヨーロッパイスラム方面では、 王侯貴族やオカルト識者の間でも 馬蹄等の正式紋章は反り微視十字だと思っているものが 圧倒的多数なのである
欧州イスラム圏におけるこの認識は、 馬蹄等がイスラムの王族ハリーファや ヨーロッパの名門ハプスブルクと姻戚関係を結んで以降、 さらに顕著なものとなった ハリーファの家に馬蹄等一門の草流家の娘が嫁いだときも 源エル沙羅夫妻がウィーンの宮殿でワルツを踊ったときも 彼らは胸に反り微視十字の紋章をつけてその場に臨んだからである その後、巴里でも、オマーンこ臭い空港でも、 馬蹄等たちは反り微視十字を胸につけ、 あるいは己が旗として掲げてきたため、 「馬蹄等の紋章は反り微視十字」というのが、 オリエント・ヨーロッパ地域での常識となっていった 反り微視十字は、カービーダイヤモンドクロス(curvy diamond cross)と英訳される そのカービーダイヤモンドクロスの旗を見ると、 ヨーロッパ・オリエント地域の王族諸侯たちは 「馬蹄等たちが来ているのだな」と認識し、 その紋章に対し、 相応の敬意といくばくかの畏怖を感じるようになっていったのである ・・・
金玉とおまんこ臭い、だけ読んだ
ということは「ほぼ全部読んだ」ということですね 笑 だって、 金玉とオマンコ臭いのところだけを 拾い読みすることはできないものね
うんこした。腰が痛い。まだ眠い。以上
3/15献立(暫定) 蟹鮨二御新香醍醐菓子第三帝国まで確定 鮭缶野菜豆南瓜御新香果実菓子二即席麺二、予備
御役目御苦労様でございます
緒万の方様欧州怪異談 其の第三話【北の都の妖僧】 (冒頭部験し書き) ・・・ そのプライベートジェットのコックピット上部には 小旗が掲げられ、折からの風を受けたなびいていた 白地の中央に黒く縁取られた曲線。そして曲線の中には小さな十字の印。 「あれが噂に聞く『カービーダイヤモンドクロスの紋章』か?」 「は。さようでございます」「…ふむ」 傍らに控えていた侍者の恭しい応答に、軽くうなづくと その人物は再び窓の向こうに見えるプライベートジェットに目を戻した 愛称を『エアルージュ』というらしい、その小型の飛行機には 馬蹄等の当主奥方緒万戸香とその随行者たちが乗っているはず。 その香たち一行を出迎えるために、 その人物は平素住まいとしているペテロパブロフスク要塞を離れ、 ココ、サンクトペテルブルク国際空港にまで足を運んできていた 彼の名はイワン・イワンコッチャナイゼヴィっチ・ロマノフ。 広大なロシアの大地を統治するロマノフ家の当主である 広大…といえば確かにそのとおりなのだが ロシアの大地は寒冷な地が多く、穀物の実りも豊かとは言い難い また異民族の流入流出も頻繁で、端的に言って難治の土地である しかしながらロマノフの一族は そのような実り薄い、治めるに難しい国土を 長きに渡ってよく取りまとめ、 何とかひとつの国家として今まで維持してきたのであった・・
3/15献立(確定) 蟹鮨二御新香鮪刺身鯵酢物鶏肉揚物紅茶醍醐菓子第三帝国迄 余り 蟹鮨鮭缶詰野菜豆南瓜御新香二果実菓子二即席麺二醍醐菓子
清水さんか…その人も森高千里と同じで「別格」
つうか 石橋さんと甲斐さんが不細工すぎるだけ
3/16献立(暫定) 蟹鮨野菜漬物鶏肉揚物紅茶醍醐菓子、予定 蟹鮨鮭缶野菜豆南瓜御新香二果実菓子二即席麺二、予備
独り言。 羊クロス円は結局100にタッチしなかった 来週もう一伸びして突き抜けるのか それともじりじり下がっていくのか そんなことは神ならぬ身の私にはわかるはずもないこと どっちにしろ損をしたわけではない むしろ「儲け損なった嗚呼悔しい…」 こういう感情を抱くことこそが投資の世界においてはもっとも危険なこと 何が起きても淡々と「これもあれも想定内のこと」と対処することが大切 以上、自戒まで。
お勤めご苦労様でございます
memo: 753を入手して 不良箇所を差し替えて 使えそうな目処は立ったものの、 試しに入れてみる手頃ななハードがない 容量が小さいハードならあるが、 いまさら小容量の物にわざわざOS入れるのもどうかと思うので、 753は現状デットストック。 これで稼働中が四機、 ハード無し控えも既に二機…明らかに買い過ぎ。趣味だからまあいいけど。
エイスースも入れれば控え三機か・・・うん、完全に買い過ぎ。
お勤めご苦労様でございます クタロウさん
(
>>297-298 のつづき)
・・・
「馬蹄等だかバッテラだか存じませんが、
そんなユーラシアの東の端っこの小さな島国の、
さらにその中でも糞田舎の弩僻地の、
馬蹄等の里になど棲んでいるものの統領の内儀が来たからといって
大露西亜帝國の皇帝たる貴方がわざわざ空港まで行かれる必要など、
何処にあるというのですか?
先方が貴方にお会いしたいと言うのであれば、
このペトロパブロフスク要塞まで呼びつければよろしゅうございましょうに、
御自ら空港に足をお運びになるなど、皇帝として鼎の軽重が問われましょう。
おやめなさいまし」
イワン・イワンコッチャナイゼヴィっチ・ロマノフ
(…長ったらしいので以下イワンと略記する…)が、
サンクトペテルブルク国際空港にまで緒万の方様一行を迎えにいくという話を聞き、
イワンの妻、
ナスターシャ・金スキー・アナルコビッチ・ロマノフ
(…これも長ったらしいので以下ナスターシャと略記する…)は、
そう言って、夫の行動に異議を唱えた
「これだから、おなごというものは困る。 我等ロマノフ家、露西亜帝國が置かれている現状をよく鑑みてみよ こうして今ココフィンランド湾の入り口に都を構えて、 バルト海さらにはその外の北海、大西洋を望む足場を築いたとはいえ、 北のスオミ(フィンランドのこと)も、南の旧ドイツ騎士団領も、 ことごとくスウェーデンバルト帝國の掌中にあり、 我等は艦隊の運行すら思うに任せぬ状況にあるではないか このような現状をかんがみれば、 スウェーデンバルト帝國と過去の経緯から敵対関係にある馬蹄等と 友好関係を結んでおくことは、 ロマノフの家にとってきわめて重要なことだ 馬蹄等はウイーンのハプスブルク家や巴里のブルボンとも姻戚関係にあり、 粗略に扱うことはできぬ ましてやその当主奥方がわざわざ、 ココサンクトペテルブルクにまで表敬訪問に参られるというのであれば、 空港まで出迎えにいくくらいのことは、やっておいてしかるべきこと。 われらが馬蹄等当主の奥方をどのように接遇したかは、 当然スウェーデンバルト帝国のグスタフアドルフの耳にも入る 表敬訪問とはいえ、これは極めて重要な国際戦略の一環なのだ そなたも皇帝の妻であるというのならば、 このぐらいのことは速やかに理解納得して、 気持ちよく亭主を送り出そうという気になれないものか?どうじゃ?」 「貴方は能書きが長すぎます。三行以内に要約してください」 「・・・・」
確かに能書き長いねww わかるけど
3/16献立(確定) 蟹鮨野菜漬物鶏肉揚物鯵酢烏賊刺し紅茶醍醐菓子、確定 蟹鮨鮭缶野菜豆南瓜御新香二果実菓子二即席麺二、余り
,===,====、 _.||___|_____||_ .. ∧_∧ /||___|^ ∧_∧ .. (・ω・`)//|| |口| |ω・` ) . ./(^(^ .//||...|| |口| |c ) ..... ∧_∧ / // ||...|| |口| ||し ココは栗とリスの里です ....... (・ω・`) //.... ||...|| |口| || 楽しく使ってね /(^(^ // .... .||...|| |口| || 仲良く使ってね "" :::'' |/ |/ '' " ::: ⌒ :: ⌒⌒⌒ :: "" ` :: ,, ::::: ,, ; ̄ ̄ ̄ "、 :::: " ,, , ::: " :: " :::: "
314 :
愛と死の名無しさん :2013/03/16(土) 20:51:25.34
お勤めご苦労様でございます ハッピーメールさん
www
まだ眠い。。。
3/17献立(暫定) 蟹鮨野菜漬物鶏肉揚物珈琲醍醐菓子、予定 鮭缶野菜豆南瓜御新香二果実菓子二即席麺二珈琲、予備
(
>>309-310 のつづき)
・・・
サンクトペテルブルク国際空港で一行を出迎え、
馬車を並べて市内に向かう道中、皇帝イワンは
緒万の方様と何くれとなく会話を始めた
「欧州の名家、ハプスブルクやブルボンともゆかりある
馬蹄等御当主の奥方を我が都にお迎えできるのは光栄の至り。
しかしながら当地サンクトペテルブルクは欧州の内とはいえ、
文化的側面においては、まだまだ後進の都市。
巴里やウイーンのような円熟の域に達した先進の都市と比して、
何かとご不満なこともあるやもしれませんが、ご容赦のほどを」
「陛下、ご謙遜を。
貴国と私どもの馬蹄等の里がある秋津島日の本の国とは、
漂着民大黒屋光太夫をお救いいただいたことから始まり、
何かとご縁のある間柄。
先進後進など、お気になさることではございません
貴国と馬蹄等。この両者のゆかりこそ、尊きものでございます」
「恐縮です。
・・さて、とりあえずこの馬車は
平素私が住まいとしているペテロパブロフスク要塞に向かっておりますが、
馬蹄等のご当主奥方を要塞の内にてもてなすというのはあまりに野卑無骨。
いずれエカテリーナ宮殿あたりに歓待の場を移し、宴を催す意向なので、
それまでは暫時ご辛抱の程を」
このイワンの言葉に、
緒万の方様は口元に穏やかな微笑を浮かべながら
しかし明確な口調で以下のように応じられました
【緒万の方様の長〜〜い能書き】 ・・陛下。 さようなお気遣いはどうかご無用に願います 失礼ながら現在ロマノフの御家は、 ココサンクトペテルブルクを都とし、 バルト海への入り口はかろうじて死守しているとは申せ、 南の旧騎士団領も北のスーオーミも、 いずれもスウェーデンバルト帝国のグスタフアドルフに抑えられ、 一時も油断のならぬ状況のはず。 さればこそ陛下も、 平素のお住まいをペテロパブロフスク要塞と定めておられるわけでございましょう? …そのような折に表敬訪問とはいえ、 お邪魔するだけでもいささか心苦しく思っておりますのに、 故エカテリーナ陛下の名を冠した宮殿での歓迎会など… そのようなお気遣いはどうかどうか、ご無用に。 (つづく)
私はコンカツ婆ではございませんので、 初面接の場所に拘っていちいち駄目だしするような真似は 決していたしません 陛下の平素のお住まいとあれば、 それが要塞の中であろうが、 わらぶき小屋の中であろうが、 橋の下の立ち飲み屋であろうが、一向に構いません 私が陛下とお会いした、という事実。 そしてそのことがスウェーデンバルト帝国の主、グスタフアドルフの耳に達するということ。 このことのみが重要なことでございます そのために私が、 馬蹄等当主源死魔の代理として御当地に参っているのございます ですから私ごときのためにどうか余計なお気遣いはなさいますな 奢侈なことは極力抑え、 ごくごく内内の方たちと交歓できますれば、 それだけで十分でございますよ ・・ご静聴、アリガトウございました
オマンコ帝国の主スルメスメルという人物は
今のこのお話と何かかわりがあるのですか?
>>319
×何かかわりが⇒○何か関わりが
そういえばハニュウ禅師、負けちゃったね 連勝記録も24でストップか… まあしかし仕方ないね そもそもプロ同士なのに二十四回連続して勝つ、 というのが人間離れした偉業なんだから。 人間ならいつかは負ける。仕方ないこと。
暇つぶしに古いB級映画を二つみたのでその感想をココに書いておく みたのはウォンテッドとイーオンフラックス。 出来としてはウォンテッドのほうが格段に上。 主演女優の世論と序リーの違いというより、 脚本とか演出とか特殊効果とか、そういう諸々のもののレベルが違う 適当にネット上の任意の映画批評部ログを覗いてみたら、 ウォンテッドは75点でイーオンは50点、という評価がされていた 私もまあだいたいそんな門かな?という気がする ウォンテッドのほうが遥かに出来がいい、と思う
しいて言えば 今のお話の後に騙られるかも知れないお話、 それは或いは馬蹄等史上最大の軍事作戦のお話になるかもしれない…の中で、 ちょこっと出てくるかもしれないな、 というぐらいのところでしょうか どっちにしろ、今のお話とは関係ありません 名称が面白かったのでとりあえずキープしただけです
+ + ∩_∩ + (0゚・(ェ)・) 史上最大の軍事作戦、でつか…ドキドキ クマクマ (0゚つ旦O + と__)__) +
3/17献立(確定) 蟹鮨野菜漬物鶏肉揚物珈琲珈琲醍醐菓子メンチカツ、確定 蟹鮨鮭缶詰野菜豆南瓜御新香二果実菓子二即席麺二、余り
This is test OS install is done in "753".
(
>>320-322 のつづき)
終始笑みを絶やさぬまま語りきった緒万の方様のこの長〜い能書きに対し、
ロシアの皇帝イワンは微笑みつつ謝意をこめて軽く黙礼しただけだったが、
内心では舌を巻いていた
(このおなご、すごいやつだな…
ロマノフ家が現在おかれている環境、スウェーデンバルト帝国の動向、
秋津島の馬蹄等の状況、欧州諸家の立ち位置…すべて把握しておるわ
その上で自らの欧州歴訪の意義を踏まえ、己の役割をこなそうとしている…
さすがは馬蹄等の当主源死魔が
『我が代理』として欧州諸家に派遣してくるだけのことはある
このおなごの半分、いやせめて三分の一でもよい、
あいつにも当主の妻としてのそれなりの器量(註)があれば、
我がロマノフの家もいま少し余裕を持ってスウェーデンバルトと対峙できるものを…)
(註)器量
そもそも器量という言葉は
お顔がきれいとか、黄金比率にかなっているとか、そういうことでない
漢字を見ればわかるとおり「器がでかい」というのが本来の意味である
器がでかい。懐が広い。
こういうことは何も男にだけ求められている訳ではなく
女性に対しても、器量の大きさ、懐の深さ、
というのが求められるものなのである
特に上流階級においてはその傾向が顕著である。
以上のことをごく簡潔に言ってしまえば、
男だろうが女だろうが馬鹿は駄目、ということなのである
身も蓋もない締めくくり方、有難うございました
やっぱり羊水姉さんも若いときのほうがええのう…
まだダルイ。。。
3/18献立 蟹鮨野菜漬物鶏揚物鯛刺身鰹刺身紅茶果実菓子第二帝國迄、確定 蟹鮨鮭缶詰野菜豆南瓜御新香二即席麺二果実菓子醍醐菓子、余り
(
>>332 のつづき)
・・・
さて一方こちらは
イワンが心の中で『あいつ』呼ばわりしたイワンの妻、ナスターシャ。
ただいま鏡とにらめっこして顔面塗装工事の真っ最中でございます
「ふむ。こんなもんかな?
さてと。鏡よ加賀美よ各務さん。世界で一番美しい微魔女は、だ〜れ?」
「…それは、ナスターシャさまでございます」
鏡の代わりに、
ナスターシャの傍らにいた侍女が震え声でそう応じます
・・なぜなら、そう答えないと、ヌッ殺されちゃうから。
「ふむふむ。無論、そうであろう。
さて、では次は舞踏会用の衣装選びじゃ。
馬蹄等だかバッテラだか知らんが、
とりあえずうちの旦那はそこの統領の女房をもてなすために
エカテリーナ宮殿で歓迎舞踏会をすると申しておったからな
無粋な兵士どもに囲まれての要塞生活の日々にはうんざりしておるゆえ、
今夜は久方の憂さ晴らしじゃ。
ゴッテゴテのキンキラリンの衣装と宝石で身を包んで、
ユーラシアの東の端ッこの島国の、
さらにその中でも糞田舎の弩僻地からやってまいった、
馬蹄等当主の女房の度肝を抜いてやろうぞ
といっても所詮はもともとがアジアの黄色い猿女だろうから、
私の美貌に敵うはずもあるまいがな。ひょほ。ひょほ。ひょ〜ほほほほほ。ほ」
. 「そうとも限りませんぞ。皇后陛下」 その声で、 『皇后陛下』ことナスターシャの哄笑がとまりました 「・・ヒトニョールか」 その声の主こそ、ナスターシャのお気に入り、 ヒトニョールという名の祈祷僧でございます 「噂に聞くところでは秋津島日の本においても、 歳を経てもなかなか容色衰えぬおなごもおると聞いております 無論そういうのはあくまで例外でございまして、 たいていの女子は人三化け七みたいになってしまう訳ですがね」 「例外、というとたとえばどのようなものたちか?」 「さようですな。私も詳しくは存じませんが、 森高千里、清水一世、吉永小百合、大竹しのぶ、黒き瞳、 このあたりが『例外』としてよく上げられるようでございます」 「そのようなものたちは、あくまで『例外』であろう? 馬蹄等統領の妻がその例外の一人であると言うこともあるまい」 「さていかがでございましょうかな」 「…何が申したい?」 「いえ。べつに何も。 ただ、そのものが綺麗か不細工か原則の内か例外事項かというのは、 あくまで人による、と。 ただ、そう申し上げたかっただけでございます」 「…ヒトニョール」 「は」 「そなた、そのギャグを言いたいだけの為にこれだけの行数を使ったのか?」 「ご明察」 「・・・・」
野菜、米、鶏肉、魚、甘いもん、ですか
マアマアいいバランスですね
最後の『第二帝国』だけが依然として謎だけど 笑
>>337
∩(*⌒∇⌒*)∩ 人にょ〜る♪
ああそういうことかw どこがギャグなんだろう?と思ってたw
【道草話】(
>>328 のつづき)
馬蹄等史上最大規模の軍事作戦、
そのオペレーションコードネームは『マジック』。
今夕はその概要の一端を…
・・・
スウェーデンバルト帝国の王、グスタフアドルフ。
彼の野望を知った馬蹄等の当主、源死魔は総力を挙げての決戦を決意し、
ハプスブルク、ブルボン、ホーエンツォレルン、ロマノフ、ハリーファ
などの諸王家と軍事協定を結ぶ。
さらにそれらに加えて死魔は、
『死魔の三本の矢』と呼ばれる草稲、青海、静蛇の
軍事系トップ3とはべつに、馬蹄等の里の内に呪術系チームを編成した
その主要メンバーは下記のとおりである
@安佐楢達(あさ・ならたつ)
主伝第二話に登場した物理学者安佐達三の子孫。
今回の軍事オペレーション『マジック』を発動させるための
基本システムの設計及び開発を担当する。
A羽生善治禅師(はにゅうぜんじ・ぜんじ)
現在の馬蹄等における最高の呪術師。
システムの起動及び維持を担当。
Bジャン・クタロウ&芽子夫婦
夫婦いずれも電脳空間制御管制官という、名コンビ。
システムの制御及び管理を担当。
この呪術系チームが、馬蹄等の軍事作戦の成否を握る
一方、スウェーデンバルトの王グスタフアドルフも、
或る人物と恐るべき軍事上の密約を取り結んでいた・・・
果たして馬蹄等たちの命運やいかに? 遠 日 公 開 未 定 …
近日公開予定じゃなくて 遠日公開未定ですか…笑
まあでもそっちのほうがいいよ 壮大な物語になりそうだし、 プロじゃないんだからお気楽適当に。ね
クソだるい。。。
3/19献立(暫定) 蟹鮨御新香紅茶果実菓子醍醐菓子まで予定 蟹鮨鮭缶詰野菜豆南瓜御新香即席麺二果実菓子醍醐菓子、予備
(
>>339-340 のつづき)
・・・
奢侈なもてなしを受けることを緒万の方様が固辞したために
結局エカテリーナ宮殿での晩餐会兼舞踏会は取りやめとなり、
ロシア皇帝イワンと馬蹄等の当主奥方緒万の方様は、
平素イワンが住まいとしているペテロパブロフスク要塞内にある一室で
それぞれの内内のものたちとともに軽く会食をするだけにした
もちろんごく内内のものたちだけの会食といっても、
それはロシアの帝室ロマノフの家のすることなので、
そこらの一般ロシア人とは食うものが違う。
ふかしたジャガイモにバターを塗りたくって、さあどうぞ・・なんていう食い物は出てこない
オードブルとしてまずは黒海のキャビアから始まり、
合鴨のソテー、舌平目のムニエル、フォアグラにスライスしたトリュフ添え、
ハテは北京ダックに戻しアワビときて、上がりはツバメの巣のスープという、
一般人から見れば豪華絢爛、酒池肉林の夕食である
しかしそれでもロシア皇帝イワンの立場から見れば、
「とても安く済んだ」というレベルの歓迎会であった
これはあながちロマノフ家が大金持ちなので一般人とは金銭感覚が違う、ということではない 移し世のロシアとは違い、ココハザマ世界のロシアはビンボー、である とくにこの時点でのロマノフ家、ロシア帝国は 欧州最強と目されるスウェーデンバルト帝国と真正面から対峙しており、 首都サンクトペテルブルクの防衛のために多くの軍備費を割かねばならなかった そのような状況にあったロマノフの当主イワンにとっては、 「奢侈な歓待はできるだけお控えくださいますように」 と言ってくれた緒万の方様の言葉は何よりも有り難く、 そして安く済んだにもかかわらず、 確固とした馬蹄等との友好関係を確立できた今夜の会食会は、 イワンにとってもロマノフ家にとってもまたロシア帝国にとっても、 きわめて有意義なものとなったのである (死魔殿は良きおなごを妻にしたな…) イワンは心のうちで密かにそうつぶやいていた
イワンは緒万の方様の気配り心遣いに内心感心することしきりだったが イワンの妻ナスターシャの思惑は、それとはまったく異なるものだった 彼女の頭の中には ロマノフが現在置かれている政治上軍事上の危機的状況、 およびそれらに対する危惧・懸念などといったものは欠片もなかった 彼女の脳内を占めていた思いは、 今夜のエカテリーナ宮殿での舞踏会が取りやめになったため、 ゴッテゴテのキンキラリンの衣装と宝石を身にまとって ユーラシアの東の端ッこの島国からのこのこやってきた 馬蹄等の統領の女房とかいうやつの度肝を抜いてやろうと思っていたのに その思惑がはずされてしまった。 ああ悔しい口惜しい、と。 …ただそれだけのことだったのである さらにくわえて緒万の方様が、 事前に想像していたようなアジアのサル女ではなかったことが、 ナスターシャのの憤懣をさらに募らせた 緒万の方様は、 森高千里と清水一世と吉永小百合を足して 3で割ったような容姿の持ち主、 つまり『例外事項』だったのである
己の感情を矯めることができないナスターシャは、 会食中もブスっとした表情のままでろくに歓談もせず ただひたすら目の前におかれたメシをむさぼり喰らい、 デザートにでてきたツバメの巣のスープを飲み終えたところで 「今夜は少々体調が優れませぬのでこれにて失礼」と言って、 お気に入りの祈祷僧ヒトニョール一人を伴って、 さっさと退席してしまったのである ・・・ 「香殿。我が妻ナスターシャの無作法をどうかお許し願いたい あのものは実家がウクライナの富裕貴族の家なものですから、 なにかと高ピーで手前勝手な態度が多うございまして… 今後も失礼な振る舞いもあるやも知れませんが、 なにとぞ御寛恕のほどを」 「いえいえ。体調が優れぬと仰るのですから、 中座されるのも仕方ございませんでしょう 皇后陛下にはくれぐれもご自愛のほどを、とお伝えください」 イワンのとりなしに緒万の方様が如才なく応じたところで、 ロマノフと馬蹄等の初顔合わせであるその夜の会食会はお開きとなった
ふむふむ… やはりタイトルのとおり、 このお話は『ヒトにょーる』が鍵を握ってるようですね
3/19献立(確定) 蟹鮨御新香サーモン刺身鰤煮物紅茶果実菓子醍醐菓子、確定 蟹鮨鮭缶詰野菜豆南瓜御新香即席麺果実菓子醍醐菓子、余り
memo: 753に関して。 試しに入れたハードがやや小容量なので、 代償としてメモリを倍にしてみたところ、処理速度遜色なし。 無駄にハードを買い足さなくてよかった。後は認証するだけ。
電脳管制業務のお勤め、ご苦労様でございます
・・・ 会食会がお開きになった後、 緒万の方様たち一行はそれぞれの部屋に引き取られましたが、 ホーエンツォレルン城のときと同様、 暫しの時を経て三々五々、お方様の部屋に集まります ここからは馬蹄等たちだけの身内の会談でございます 「お方様。あのナスターシャ皇后陛下というお方ですが… あの方は本朝で申せば、雅子妃殿下みたいな方なんでしょうかね?」 会談が始まるや 開口一番、稗田の婆さんが言ったこの言葉に イヴ黒岩は思わずプッと吹いてしまいましたが、 緒万の方様はそんなふたりを穏やかにたしなめられます 「人様の家のことをあれこれと悪く申すものではありません ロマノフ家にはロマノフ家で何かと事情があるのでしょう それに、あのイワンというお方。 物腰は柔らかですが、なかなか気骨のあるお方です あの方が当主である限りは、ロマノフは頼りになるお家と見ました 決して軽んじてはなりませんよ」 「…と申しますと?」
「考えても御覧なさい。 ココサンクトペテルブルクは、 すぐ北のスオミも、南の騎士団領も、 いずれもスウェーデンバルトに抑えられている。 いわばロシアの最前線と申してもよいところです 本来であれば、内陸部のモスクワあたりに都を移したい心境のはず。 しかるに彼がココサンクトペテルブルクに踏みとどまっているのは、 いま内陸に首都を移せばグスタフアドルフに一気に押され、 ココサンクトペテルブルクまでもがスウェーデンバルトの手に落ちる、 と判断しているからです だからこそ 危険を承知でここを首都とし、 この地に踏みとどまり、要塞を平素の住まいとしてまで、 スウェーデンバルトの圧力と真っ向対峙しているのですよ そのような人物が当主でいる限りはロマノフの御家はそうやすやすとは崩れますまい 軽んじなさるな、というのはそういうことです」
なるほど。。。
エキサイト恋愛結婚の工作員を装ったステマ業者がパートナーエージェントのスレで悪評もみ消しを図っているぞ! スレ荒らしの責任をエキサイト恋愛結婚の社員に向ける工作かも!!!
なるほど。。。
/ :/ ...:/:′::/ :.:.:.....:./.:/:!:.:.:.i:..!:.:.....:{:.:.:.:.:.:ハ / . /.〃/:...../:′'.::|:: i .::.:.:.:| :i:_{__|:.|:.:.:.i :|:.:.../  ̄`ヽ/ ふ '://:′::/斗:十 |::.::.::.:.:.:.: :}}ハ ::ハ:{:≧ト|:::/ な な な ぅ {//::{: /|i:八::{=从:{ i::::: :N孑弐{ミト∨:::|::′ る. る .る ( . i :从 ::::{イァ:う{ミト爪ト::::. ! ん):::::ハヽト、:{:| ほ ほ ほ ) . |.::| : \《 { ::::::: } ヽ\{ { ::::::::: リ | :::ヽ! ど ど ど む . | ::!::|ハト.乂__ノ ー ' | :::< | 八::| :|::::i /i, , , /i/ , }:::}i::人 __ ノ\ (__):::l:::::. i.:/::::::::厂「{:::::::{ ` ー― ´ / :{ | :V:入 { ̄`ソ }/}::::}/::::::l.|:::::::| { ::|人::∨::::>... ` . ィ升|:::/::::::::八::::::{
さがってきたか・・・ いや、このすれが、ではなくて、為替が。 こういうときが心理的には一番危険なんだよな… 何もしないのが正解と思っていても何かしたくなる そして往々にして自ら墓穴を掘ることになる
お勤めご苦労様でございます、為替マニアさん
3/20献立(暫定) 蟹鮨野菜漬物鶏肉揚物二缶珈琲果実菓子醍醐菓子、予定 蟹鮨鮭缶野菜豆南瓜御新香三即席麺二果実菓子二、予備
(
>>360 から)
・・・
緒万の方様の鋭い観察眼、情勢分析に
一同感心して暫し沈黙しておりますところに、
「コンコン…」と、
遠慮がちに扉をノックするものがおりました
「どなた?」
「皇帝イワンの申し付けにより、
皆様に食後のロシアンティーをお持ちいたしました
…私、皇后ナスターシャ付きの侍女にて、ソフィアと申します」
と、扉の向こうから声がいたします
イヴ黒岩が扉を開きますと、そこには
>>339 で
「世界で一番美しい微魔女、それはナスターシャ様でございます」と、
糞婆…いや失礼、
皇后ナスターシャに無理やり言わされたあの侍女が、
秋葉の冥土コスプレのような格好をして、
露西亜紅茶を載せたワゴンととも控えておりました
「さようか。ではまあ、お入りください」 「失礼いたします」 日頃から更年期障害気味のナスターシャに 怒鳴られたり蹴られたりしているのでございましょうか、 その侍女は少しおどおどした様子でワゴンとともに室内に入ってまいります 一同黙って、その少女といってもよい年頃の侍女が 紅茶の支度をする様子を暫し見守っておりましたが、 そのとき不意に一行の中の一人、 言語学者のマイヨールが声を上げました 「ソフィア?先ほど貴女、自らの名をソフィアと名乗られましたね? もしかして貴女は・・・我がいとこのソフィア・マイヨールでは?」
>>367 献立ちゃん、缶珈琲は体によくないから極力控えなさいね
372 :
愛と死の名無しさん :2013/03/20(水) 16:46:19.75
ふぁい、わっかりましたぁ、お方様
_,,-―-、_ ,,_ ,, _,-''^¨⌒((''-く_ \⌒ ))''-、 (( ((⌒゚。・:゚))____,,,,,'i(゚∵。⌒)) __,,,≫ゝ__`ー-一'ノ-------―''_`''''ー≪,,,__ f!!!!!!!!!iiiiiiirrrrrー==-----rrrrrrrriiiiii!!!!!く `!、'' '''''!!ii((((リ ャー' 〈ャー'|!!!iii''''' '' ' ノ `-、 ''((〔9! _ ト、 _,-'¨ `'‐、_ _゚入 -‐ ,ji.|__,,-‐'¨´ ・・・・・・・ . __,¨イ ` ,-‐ ' _,,!、, _ . f ! i f^¨ ! ヽ, i ! | .! ! /
・・・・・・・・・・・ ,、 ,ィ! , 、 , !\ヽ--‐- '" / |ヾ\-‐--,/ } V/::::::::::::::::::V:! !:V:::::::::::::::::::V/ |::::tェ:::::ィェァ:λ λ:::tェ::::ィェァ::| !:::::(,,o,,):::::/::ヽ . /::゙i:::::(,,o,,):::::::! >::::´`::イ:::::::::ヽ . /::::::丶:::´`:::::::< r-'",':::::::::::::::::::::::::::ハ ハ:::::::::::::::::::::::::::',:`ー, . /:::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::} {:::::::::::::::::::::::::::::::゙i::::::゙i .
・・・・デンデロリン
(;゚д゚) ア… …ごめんなさい。お方様
真面目な質問 自分は有名大卒なんだけど、両親が中卒です。 そこそこの大学を出てる人って親も大卒が多いので、嫌かなと思うのですが、どうですか? ちなみに両親とも至って真面目で、父は大企業に定年まで勤めてました。 出世はしませんでしたが。 兄も2流か3流になるけど国立大を出ています。
>>377 何の問題もありません
もしあなたの御両親が中卒だから、という理由で
お断りするような女性がいたとしても気にすることはありません
そのような女性は学歴をただの飾りとしてみているだけ。
あなたの妻としてふさわしくありません
人生は短いようで長い。
病めるときも健やかなる時も、
順風満帆のときも不遇でどうしようもないときもあります
いついかなるときも夫の傍らにいて支えるのが妻というものです
あなたのご両親の学歴が中卒だから〜というようなことを
ぐちゃぐちゃぬかすような女は、
あなたのほうからサッサと振ってしまいなさい
・・・
あなたがいいご縁に恵まれますように
蔭ながらお祈りいたします 以上です
379 :
377 :2013/03/20(水) 18:50:38.11
>>378 ありがとうございます。
これ、私が女性だった場合も同じでしょうか?
おなじです というか、ご両親の学歴は関係ない。大切なのはお人柄デス
もっと単純にお考えなさい 中卒でも誠実に定年まで勤め上げてきた義父と 大卒だけどいちいち上から目線で相手を見るような義父。 あなたはどちらが好ましい義父、あるいは義理の両親だと思います? 相手さんだって同じことを思うはずです 気にすることではありません
・・うむ。さすがはお方様。 いいお言葉の数々でございます
(
>>369-370 から)
え?というような表情で
マイヨールを見やったその侍女の瞳が、
見る見るうちに涙で濡れていきます
「…ムスクルス兄ちゃん」
「ソフィア。やはりソフィアか。どうしてこんなところに」
「話せば長いことながら、
かくかくしかじか…というようなしだいで、
おとっつぁんが小豆相場に手を出し財産消滅、
リヨンの豪邸も抵当に押さえられて一家離散、
私は流れ流れてなんとか親戚の紹介で
ココサンクトペテルブルクにてロマノフの御家に拾っていただき、
こうしていまは皇后ナスターシャさま付きの侍女として働いております」
「ううむ、それは哀れな…」
緒万の方様はじめ、随行者一同も
この偶然のめぐり合わせには皆一様に驚きました
「確かマイヨール殿のご実家は、 南仏はリヨンの貴族であると伺っていましたが そうですか…貴女はマイヨール殿のいとこに当たられるお方か」 「奇遇というのはこういうことか。これも何かのご縁でござろう」 「マイヨール殿のお従妹であられるのであれば、給仕も何もない 皆で車座になってロシアンティーを頂くことにいたしましょう」 などと、口々に申します 「あ、暫しお待ちください。 皆様にお飲みいただく前に、 まず私がお毒見をさせていただきますので」 「毒見?」 「はい。実を申しますと先ほどの会食会で皆様が召し上がった 黒海のキャビア、合鴨のソテー、舌平目のムニエル、トリュフを添えたフォアグラ、 北京ダックに戻しアワビのオイスター風煮込みにツバメの巣のスープetc…なども、 皆様にお出しする前に私が厨房でつまみ食いしておりました そして異常が無いことを確認してから、 皆様の食卓にお出ししていたようなしだいでして 要するに皆様が召し上がっていたあれらのものは、 実は私が摘み食いした後の残り物だった訳でございます」 「・・・・」
www
3/20献立(確定) 蟹鮨野菜漬物鶏肉揚物二珈琲果実菓子醍醐菓子豚骨麺確定 蟹鮨鮭缶詰野菜豆南瓜天婦羅蕎麦御新香三果実菓子二余り
まだ眠い。。。
3/21献立(暫定) 蟹鮨鶏肉揚物烏賊刺身真鯛刺身御新香果実菓子第三帝國迄、確定 鮭缶詰野菜豆南瓜御新香御新香天麩羅蕎麦豚骨麺果実菓子、予備
(
>>383-384 から)
「しかしお毒見役とはまた物騒なお役目ですね
実際に何かそのようなご不幸がご当家では起きているのですか?」
「はい。本来ならばロマノフのお家の恥に関わることでございますから、
このようなこと外部の方に申し上げるのは差し控えるべきでしょうが、
ムスクルス兄さんにゆかりある方々であれば、
申し上げてもかまいませんでしょう
最近のことですが、
優秀な士官の方が二名ほど毒を盛られて殺される、
という事件がココペテロパブロフスク要塞内にて発生しております
解剖の結果、毒殺と判明したものの、
毒物が混入された経路は特定できず、犯人も見つけられませんでした
殺された二名の士官の方々は、
いずれも皇帝陛下が頼みとされる方でしたので、
事態を深く憂慮された皇帝イワン陛下は
私を公儀御毒見役に指定されて、
重要人物が召し上がる食い物飲み物はすべて事前に私がつまみ食いする、
ということとなったのでございます」
「しかし、それでは…」 従妹ソフィアの話を聞いたマイヨールはやや憤然として、 「もし万一また食い物や飲み物に毒物が混入されるようなことがあれば、 ソフィア、君が死ぬことになってしまうではないか。 あのイワンとかいう皇帝、 お方様は物腰柔らかと評されたが冷徹な人物ですな。 平然と君を毒見役に指定するとは・・・」 「ムスクルス兄さん。 どうかイワン陛下のことを悪く言わないでください これは戦争なのですよ まだ銃弾が飛び交い、刃が交錯していなくとも、これは既に戦争なのです スウェーデンバルトの王グスタフアドルフは、 虎視眈々とココサンクトペテルブルクを狙っている… そのためには毒殺でも何でもいたすでしょう 現にイワン陛下は戦わずして優秀な士官を二名失われた。これは大きな戦力ダウンです これ以上ココサンクトペテルブルクの防衛力を落とすわけにはいかない そのために私が毒見役選ばれたのです …むしろ私は皇帝イワン陛下のご配慮に感謝しております お毒見役になる前は、 ナスターシャ皇后陛下は私にろくに食べ物も与えてくださらなかったので、 私はひょろひょろのガリガリ痩せ型体型でした それが御毒見役になってからは 食い物はつまみ食いし放題、飲み物も飲み放題で、 ご覧のとおりの『ぽっちゃり体型』になりました これもみな皇帝イワン陛下のおかげでございます」 「ええっと失礼ながらその体型は…『ぽっちゃり』なのですか?」 「はい。ぽっちゃり、です (キッパリ)」 「・・・」
_, ._ ( ゚ Д゚) ・・・・
ソフィア・マイヨールという名前から推して 可憐なスレンダータイプの美少女を想像していたのに…
www
・・・ さて一方こちらは皇后陛下ことナスターシャのお部屋。 ディナーを一人むさぼり食ってさっさと退席したものの、 いまだにイライラが収まらないナスターシャは 「嗚呼、また怒りの発作が起こりそうじゃ。 ヒトニョール。またいつものアレをやってくりゃれ」 と、申します そもそもこのヒトニョールなる人物、 実は氏素性も定かではない者でございまして、 いつかは知らず、いつのまにやら ココサンクトペテルブルクの町にやってきて 街中にて病気治癒・加持祈祷・水子供養などのまじないを始めましたところ、 これが験があるとして、たいそうな評判になりまして、 その噂を聞きつけたナスターシャが ペテロパブロフスク要塞に呼びつけて 祈祷治癒をやらせてみましたところ、アラ不思議。 日頃からナスターシャを悩ませていた肩こり、腰痛、眼精疲労、生理不順、 焦燥感、怒りの発作といった更年期特有の諸症状がアッサリと快癒いたしました このため、ヒトニョールを大いに気にいったナスターシャが 夫である皇帝イワンの反対を押し切ってそのままココペテロパブロフスクの要塞に 住まわせるようになったのがそもそもの始まりでございます 以来ヒトニョールは ずっとこの要塞内で皇后ナスターシャの傍らに控え、 皇后陛下専属の祈祷僧として日々加持祈祷をしている…というのが、 ペテロパブロフスク要塞に住むものたちの共通認識でございました
「私はかまいませんが、しかし… 皇后陛下はアレを施しますとき、必ず大声をお上げになりますので、 侍女殿に聞こえはせぬかと、私はそれがいつも気になっております」 「ソフィアか。ソフィアには先ほど 馬蹄等とかいう連中にロシアンティーをもっていかせたゆえ、 当分戻っては来ぬ。さあヒトニョール。早う、アレを」 「さようでございますか。しからば…」 ヒトニョールがうなづくと、 ナスターシャは待ってましたとばかりうつ伏せになります うつ伏せになったそのナスターシャの背を 最初は軽く指圧することから始めたヒトニョールでしたが、 やがてその指先が次第にナスターシャの背中からうなじへ、 さらには脇腹へ、ついにはアソコにまで… 「お。おおおおお…いいぞ。いい。いい。 ヒトニョール。もっと。もっとじゃ…」 「もっと、でございますか?」 「そうじゃ、もっと、じゃ」 そう言って体を反転させて仰向けになったナスターシャは 前をはだけると同時にヒトニョールのアソコをつかみます 「手の指だけではなくこっちの指も使ってたもれ…」 そのナスターシャの言葉を聴いてニヤリと笑ったヒトニョールは、 自らのパンツをずり下ろすと
┌─────────────────┐ | | | | | ∧_∧ | | ( ´∀`) | | ( ) | | | | | | | (__)_). | | | | 突然ではございますが、これ以上の描写はR18指定となるため、 | | | 自主規制とさせていただきます | | └─────────────────┘ 愛読者の方には大変申し訳ありませんが、 ご理解のほど、宜しくお願いいたします
wwwww
3/21献立(確定) 蟹鮨鶏揚物二烏賊刺鯛刺身御新香紅茶果実菓子第四帝國到達。 蟹鮨鮭缶野菜豆南瓜御新香御新香天麩羅蕎麦豚骨麺果実菓子、余り。以上。
自由気ままな騙り口、楽しゅうございます (笑
memo: ASPIRE753-N32C/KF's certification is done.
深夜のお勤めご苦労様でございます、クタロウさん
まだダルイ。。。
3/22献立(暫定) 蟹鮨鶏揚物御新香南瓜珈琲紅茶醍醐菓子ビーフメンチ、予定 蟹鮨鮭缶詰野菜豆御新香三即席麺二醍醐菓子果実菓子、予備
(
>>396-398 のつづき)
場面戻って、ココは再び緒万の方様のお部屋。
「それにしても今夜の晩餐会の品書きは、
いささか奇妙でございましたな…あ、いや
勿論どれもみな大変美味しゅうございましたが」
となにげなく口を挟みましたのは、
馬蹄等のVIP専用機エアルージュのパイロットを務める、
アソコガの爺さんでございます
馬蹄等御当主やお方様ならさておき他家の貴人との会食は肩が凝ると称して、
ホーエンツォレルンの城を訪問した折りにはただ一人、
チュービンゲンの空港で待機しておりましたアソコガの爺さんですが、
今回は「粥磐殿(←アソコガの爺さんの名)もたまにはよそ様の家との会食会に出てみなされ」
と、緒万の方様に促され、しぶしぶココペテロパブロフスク要塞にまでやってきておりました
「おや?日頃マルちゃんのカップめんばかり食っているような御前様に
あのようなディナーのウマイのマズイのなんてことがわかるのかえ?」
「何を、この糞ババアが」
「まあまあまあまあ…」
早速口喧嘩を始めたアソコガの爺さんと稗田のばあさんの間に
緒万の方様が素早く割って入り、爺さんに話を続けるようにと、
目顔で促します
【アソコガの爺さんの能書き】 いや確かにいま稗田のくそババアが申したとおり、 私には高級な食い物の良し悪しなどはわかりませんワイ しかし今夜の、あのメニュー、 あれは露西亜のご帝室ロマノフのお家が催される会食会にしては、 ちょっと変わってるな、と思っただけですわな 黒海のキャビア、合鴨のソテー、舌平目のムニエル、 トリュフを添えたフォアグラ。…ここまではマァわかります でもそのあとにでてきた、 北京ダックに戻しアワビの煮込みにデザートのツバメの巣のスープ。 これは皆、シナ料理でございましょう? ロシアとシナは、 いずれもユーラシア大陸中央部に居を構える帝國で、 国境線も長くつながっているゆえ、 古来より何かと領土に関わる係争も多く、犬猿の間柄のはず。 そのロシアの皇帝が主催される晩餐会のメニューの約半分がシナ料理、 というのが私には少々奇異に感じられたということでございますわな .
(´・_ゝ・`)…ナルホド
馬蹄等万葉其の第四拾八首 臭いねと カユイワ禅師に護らるる 空の御霊の 蝉の羽衣 通称「空蝉」
>>410 いやそんな有名でもないと思うけど
古典音楽が続いてたので、ここらで一寸ジャズっぽいのもいいかな?と
(
>>408 から)
「ああ、そのことでございますか
それなら理由は簡単でございます
調理人の中に一人、シナ人がいるのでございますよ」
アソコガの爺さんのこの疑問に答えたのは、
お毒見と称して一人グビグビと露西亜紅茶を飲んでおりましたソフィアでした
「シナ人でなかなか腕の良い料理人が
ココサンクトペテルブルクにいるということで、
皇后陛下付きの祈祷僧ヒトニョール様がご推挙されまして。
実際に採用試験でチャーハンをつくらせてみましたところ、
マンガの『美味しんぼ』に出てきたように豪快に中華鍋を振るって
飯にジカに火を通しましたので、
『このものの調理の腕前なかなか良し』ということになりまして
ココペテロパブロフスク要塞の厨房に採用されたのでございます」
「ヒトニョールの推薦、ですと?」 それを聞いたイヴ黒岩が一寸眉間にしわを寄せます 「何か気になるのですか?イヴ。黒岩。」 イヴ黒岩のその様を見て、緒万の方様が尋ねます 「過日のホーエンツォレルンのお城のメイドのように、 あのヒトニョールなるものが『業モチ』であるとか?」 「それがよくわからないのでございますよ」 イヴ黒岩はやや小首をかしげてお方様の問いに答えます 「先ほどお方様もおっしゃいましたように、 ココはロシア帝國ロマノフ家の最前線と申してもよい要塞。 ですからいわゆる『業モチ』は幾人も見かけました。 しかし…あの僧侶だけはよくわからないのです」 「よくわからない、とは?」 「つまりですね、 業モチなら業モチ、或いは武技の心得がないのならそれはそれとして、 いずれにせよ相手がどの程度の技量の持ち主かということは、 闘わずともその者の挙措動作を見れば、私にはわかるのです そうでなければお方様の護衛も満足には勤まりません しかるに、あの坊主だけはわからない… 武技の心得も何も無い、ただの無防備な糞坊主かと思えば、 一瞬、底知れぬ奥山の沼の底を垣間のぞき見たときのような 背筋が凍る寒気も感じ取れたりもいたします …ま、少なくともココペテロパブロフスクの要塞の内で、 私が技量の瀬踏みができなかった人物は、あの祈祷僧だけでございます」 「・・・」
ふむふむなるほど…
ところで
>>411 の大和歌は
このお話と何か関わりがあるのですか?
3/22献立(確定) 蟹鮨鶏揚物御新香南瓜珈琲紅茶醍醐菓子豚骨麺ビーフメンチ。 蟹鮨鮭缶野菜豆御新香三天婦羅蕎麦醍醐菓子果実菓子、余り。以上。
>>415 その山と歌も
>>319 の『スルメスメル』と同じく、
>>345 のお話の中で使うかもしれないなと思って備忘録代わりに書いておいただけのものです
ですので今のお話とは関わりはありません
エメリヤエンコ・ヒトニョール。。。
あ、いいですねそれ。頂きますw
3/23献立(暫定) 蟹鮨御新香中華春巻き鰤刺身白子紅茶醍醐菓子、予定 五穀飯鮭缶野菜豆御新香二即席麺二果実菓子二、予備
この中華春巻きは、無駄に油が多すぎる…
(
>>414 から)
イヴ黒岩のこの話を聞いて、
緒万の方様は改めてソフィアにたずねました
「先ほどソフィア殿が言われたイワン陛下の士官二名が毒殺された件ですが…
或いはその時期は、祈祷僧ヒトニョール殿がこの要塞に
滞在するようになって以降の出来事ではありませんか?」
「はあ、それはまぁ、仰るとおりですが…
しかしヒトニョーるさまが来られてからすぐに
あの毒殺事件が起こったわけではございません
そうですね…しいて言えば、あのシナ人の調理人かな?
士官二名が立て続けに毒殺される事件が起きたのは、
あのシナ人がココペテロパブロフスク要塞の厨房で働き始めた直後のことでございましたね」
「はぁ?」
ソフィアマイヨールの、こののんびりした口調に
稗田の婆さんが些か呆れ顔で突っ込みを入れます
「それでは一番怪しいのは、そのシナ人のコックではありませんか?
ちゃんとボディチェックなり持ち物検査なりはいたしたのですか?」
「ええ、それはもちろん。
持ち物は言うに及ばず、そのシナ人の口の中から尻の穴まで、
尽く調べつくしましたが、毒物らしきものは何も見つかりませんでした
ついでに申しますと、ヒトニョールサマのほうもイワン陛下のご命令で
体の隅々まで調べられました。
ナスターシャ皇后陛下は、このことに酷く憤慨されまして
噂ではこの一件以後、
イワン皇帝陛下とナスターシャ皇后陛下の間はすっかり冷えてしまいまして、
以後は夜の営みも一切なくなったとか… あ。
これはつい口が滑ってはしたなきことを申しました
どうぞお聞き流しくださいませ」
「それで結局、 犯人の特定はおろか、毒物の混入経路も確認できず、 ということですか …ところでソフィア殿。 そんなにぐびぐび露西亜紅茶を飲んでよろしいのですか? たかが紅茶と申しても、そんなにぐびぐびと飲まれたら、 ただでさえ既にデ…いやポッチャリ体系なのに、 水ぶくれになってしまいますよ?」 「どうかお気になさらずに。これもお役目ですから」 「いえ、そういうことではなくて、 毒見なら一口だけ飲まれればよろしいのではないかと…」 「そういうわけには参りません。実を申すとこの露西亜紅茶も、 そのくだんのシナの調理人が淹れたものなのでございますよ ですからここは私が死ぬほどお毒見をさせていただきまして 皆さんご納得がいってからお飲み頂いたほうがよろしいかと」 「というか、ソフィア殿が飲みまくったせいで、 すでにお紅茶もほとんど残っておりませんが・・」
緒万の方様がやや呆れた口調でそう仰せられた、そのとき。 それまで豪快に紅茶を飲みまくっていたソフィアの手がふと止まりました 「?ソフィア殿?どうされました?」 と言った、アソコガの爺さんの声も聞こえましたかどうか。 ソフィア・マイヨールは硬直したまま暫したたずんでおりましたが、 次の瞬間、口からどっと鮮血を吹き上げたかと思うと、その場に倒れ付します 「まさか!・・・毒入り紅茶?」 「衛生兵!衛生兵おらぬか!!」 うろたえる一同を尻目に、 仕事柄血飛沫には慣れているイヴ・黒岩は 声を張って要塞内の衛生兵を呼ぶとともに、 素早くソフィアの体を仰向けに寝かせると うなじに枕を敷き、気道を確保いたしました イヴ黒岩の声を聞きつけ、 衛生兵はもちろんのこと、軍医、士官数名、 さらには皇帝イワン自らもその場に駆けつけます 「何事か」 「毒入り紅茶でござる。…イワン陛下。 貴殿は親交を深めるためにわざわざ表敬訪問に参られた 我等馬蹄等が当主奥方に一服盛るような真似をされるのか? 毒殺など、仮にも皇帝といわれるほどの御仁がすることか。見損のうたわ」
(−人−)デブ薄命…ナムナム
www最後の曲が『オチ』ってことですかね?笑
(
>>424 から)
「無礼な。痩せても枯れても私は露西亜の皇帝、ロマノフ家の当主だ
毒殺などという薄汚い真似をするものか」
「されど・・」「控えよ!アソコガ!」
緒万の方様のやや手荒な叱責に
イワン皇帝に食って掛からんばかりだったアソコガの爺さんも
呼吸を整えつつ、しぶしぶ引き下がります
「・・陛下。
我が供のものの無礼な言い様、どうかご寛恕のほどを。
されど、このものが申すことも一理あるのでございます。
>>369 をご覧ください
ソフィア殿はまず冒頭で『皇帝陛下の申し付けにより』と言われている
このことはすなわち、
この紅茶を我等の許に運ぶように指示されたのは陛下ご自身である、
というにはなりましょう。そしてその紅茶の中に毒物が入っていた。
となれば、我が供のものが激昂するのも致し方なきことと思し召せ。
この儀、如何に思われますのか?」
.
「? 私はソフィアに紅茶を持っていくよう、 指示などは致しておりませんよ?香殿。」 「また見苦しい言い逃れを・・」 「ア〜ソ〜コ〜ガ〜」 再び激昂して食って掛かろうとしたアソコガの爺さんの頬を ギュ〜っとつまんで押し戻しつつ、緒万の方様は 「もし陛下のご指示でないと仰せられるのならば、 ソフィア殿はいったいどなたの指示で 我等の許に紅茶を運ばれたと思われますか?」 と、お尋ねになります 「…?」 「この要塞の内にあって、ソフィア殿に 『陛下のお指図があったので、馬蹄等のところに紅茶を持っていけ。 なお紅茶は厨房にいるシナ人に淹れさせよ』 そういう指示が出せる人物はどなたか? と、お聞きしているのです」 「それは、我が妻ナ…」 と言い掛けたところで絶句した皇帝イワンに 緒万のお方様は黙ってうなづき返されました 「しかし…まさか…そんな」 「或いは皇后陛下ご自身は何もご存知ないのかもしれません しかし、今回の件で毒物の混入経路はおおむね確定したと見て宜しゅうございましょう 陛下ご自身すらもご存知ないとすれば、 この紅茶が我等馬蹄等の許に運ばれることを知っていたものは この要塞内にわずか三人しかおりません」 「・・・」
…大詰めですかね?左近様 ζ _,,.旦_ ∧,,.∧ / ・ω・ヽ /・ω・ ヽ l l ζl l `'ー---‐´ 旦`'ー---‐ そうかも知れんね、羊水どん
3/23献立(確定) 蟹鮨御新香中華春巻鶏肉揚物鰤刺身白子珈琲紅茶醍醐菓子、確定 五穀飯鮭缶詰野菜豆天麩羅蕎麦豚骨麺御新香二果実菓子二、余り
>>427 その最後の甲殻機動隊の曲は「婚姻の曲」なの?
>>433 "Ghost in the Shell" movie opening music
この曲の歌詞の内容は以下のとおり。
吾が舞えば(あがまえば) 麗し女(うるはしめ) 酔いにけり(よいにけり)
吾が舞えば(あがまえば) 照る月(てるつき) 響むなり(とよむなり)
結婚に(よわいに) 神降りて(かみあまくだりて)
夜は開け(よはあけ) 鵺鳥(ぬえどり) 鳴く(なく)
遠神恵賜(とおかみえみため)
よってこれは婚姻を寿ぐ歌、です
まだ眠い。。。
(
>>430 から)
・・・
加持祈祷治療と称して先ほどから
ナスターシャをアンアン言わせていた精力絶倫のヒトニョールが
不意に腰の動きを止めると、顔を上げ、辺りの気配を窺いました
「ん?どうした?いつものようにもっと
激しくズボズボと祈祷を続けておくれ」
「…どうやら仕損じたようでございます」
「そんなことはない。
そなたのアレは、ちゃんと私のジースポットに
グリグリ的中しておるぞ?」
「服を着なされ、皇后陛下」
ヒトニョールがそう言って
ナスターシャの体から離れ、素早く服を身にまとったところで、
叩きつけるような音と共に扉が開かれ、
兵士たちが雪崩を打って室内に乱入してまいりました
そしてそのあとから皇帝イワン、
さらには緒万の方様たち一行も。
「あ。あ。これは違う。違うぞ これは決して不義密通などではない これは加持祈祷治療のひとつで、 アロマエステマッサージ祈祷療法というものじゃ 決してヒトニョールのチ☆コと私のま☆こを擦り合わせて、 グリグリアンアンしていたなどということはないぞ。勘違いすな」 「…シナ人の身柄は既に拘束した」 狼狽して滅茶苦茶な言い訳をしているナスターシャには一視もくれず、 皇帝イワンの視線は鋭くかつ真っ直ぐヒトニョールに向っております 「やはりそなたが毒殺事件の黒幕だったのだな」 「ハテ、何のことでございましょう」 「私が頼みとする士官二名を殺害。 先ほど公儀お毒見役のソフィアもまた死んだ ・・エメリヤエンコ・ヒトニョール。 殺人及び内部撹乱の容疑でそなたを拘束する」
438 :
愛と死の名無しさん :2013/03/24(日) 12:56:35.39
(´・_ゝ・`)献立さんより早く語部さんがログインするのは、珍しいな…
日曜だから、かな? でもココの人たちはそういうことあんまり関係ないような気もすんだけどね
・・・
シナ帝国の影の支配者、コウセイ。
紅色女帝の異名を持つ彼女は物語の主伝第六話で、
馬蹄等の姫こと緒万戸の源朝臣紅の命を狙ったが、
紅の護衛を勤めていた歳の青海と紀の静蛇、
さらに紅がパートをしていたコンビニの店長奈須与一の捨て身の守護により、
紅の命を奪うことができなかったばかりか、
自らの切り札とも言うべき殺し屋『淋彪』を失ってしまう
切り札を失い、一時は大陸の支配権も危うくなったコウセイであったが、
速やかに態勢を立て直し、依然シナ帝国の黒幕として君臨し続けている
そのコウセイの参謀を務めているのが、
洞程君と言う名の切れ者の謀略家であった・・・
↓参照文献
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/sousai/1362672367/848
3/24献立(暫定) 五穀飯御新香中華春巻き紅茶醍醐菓子。現状第二帝國まで確定 五穀飯鮭缶野菜豆御新香三天婦羅蕎麦豚骨麺果実菓子二、予備
元々は『江青女史』からなんだけど… いまはまぁ、化粧品でもいいですよw
というか 当初のイメージの素材となった実在の人物から 物語上の人物が独立してどんどん乖離していく… というのが物語を騙る楽しみの一つでもあるわけでね
boogie dance
http://www.youtube.com/watch?v=m9RpxjI3AtM p.s.
よくわからないが、
この手のダンスの世界大会というのが欧米では毎年開催されているようで
その決勝なんかだとこれよりもアクロバットっぽい踊りが見られるらしい
しかしそれらと比べてどっちがウマイとかいうことではなく
この2人はとても楽しそうに踊っている。
なのでココに掲載する
なお伴奏のピアニストのほうが
その分野では著名な人らしいが、詳しくは知らない
(
>>437 から)
ロマノフ家の当主にしてロシアの皇帝イワンのこの言葉を聴いても
祈祷僧ヒトニョールはいささかも動ぜず、
「ほぅ…して、私が犯人であるという証拠はいかに?」
と、反駁します
「とぼけるな。今夕、馬蹄等の当主奥方たる緒万戸香殿の許に
食後のロシアンティーが届けられることを知っていたものは、
ソフィアにその旨を指図した我が妻ナスターシャを除けば、
シナの調理人とそなたヒトニョール。そなたら二名だけだ
さらには紅茶に直接毒を入れる機会があったのは、シナの調理人のみ。
…恐らくはあの調理人、そなたの使い魔であろう
そなたはまず最初、
自らが我が妻ナスターシャに取り入ることでこの要塞にもぐりこみ、
ついで己の手足となるシナの調理人を推挙してココの厨房に入れて、
ココペテロパブロフスク要塞を内部から崩壊させようと画策したのであろう」
「・・・」
「祈祷僧とはまた物の見事に偽ったものよ…
されどこの度はいささか逸ったようだな
そなた、香殿が当地を表敬訪問されることを耳にして、
馬蹄等の当主奥方を毒殺するとともに、
その罪を私になすりつける絶好の機会と思ったのであろう
ロマノフと馬蹄等が連携すれば、
いかに強国スウェーデンバルトといえどもうかつには動けぬ
そなたはグスタフアドルフの意を受け、
当地に潜入した間諜であろう。違うか」
「すべて状況証拠、推測の域を出ませんな 第一、その毒物なるものが何処にあるというのでございます? 過日、陛下の部下お二人が毒殺された折も、 私も、またシナの調理人も、 持ち物はおろか口の中から尻の穴まで調べられましたが、 結局毒のドの字も見つからなかったではございませんか 今回もまた尻の穴に指を突っ込んでお調べになりますか? なんでしたらこのたびは、 陛下おん自ら私のアナルに指を入れてご覧になればいかがか?笑」 「お、おのれ…皇帝たる余を愚弄いたすか」 ヒトニョールの嘲弄するような口調に 皇帝イワンが歯軋りをした、そのとき。 「畏れながら陛下。 このものも、またシナのものも、 身体を検査したとて恐らくは何も出ては参りますまい 毒物は当初より別のところに保管されているのでございます」 その声を聞き、 一堂の視線が集まった先にいた人物こそ、 緒万の方様そのひとでございました。。。
/rヽ三三三三三─‐-- 、;:;:;:;:;:;:;:|;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;l ',i ,-三三三三三、 _,.ニ、ー-、!;: -‐二 ̄彡′ ',、、ヾ三三'" ̄ ̄ `ー‐" ヾ-'" .〉′ ヽ ヽヾ三,' :::..,. -‐- 、 _,,..-‐、、,' `ー',ミミ ::.弋ラ''ー、 i'"ィ'之フ l /:l lミミ ::::.. 二フ´ l ヽ、.ノ ,' 複雑怪奇・・・でおじゃるな ,.-‐フ:::::| |,ミ l / /r‐'":::::::::| |ヾ /__. l / _,. -‐"i .|::::::::::::::::::',.',. \ ⌒ヽ、,ノ /ヽ,_ " l ヽ:::::::::::::::::ヽヽ. \ _,_,.、〃 /l | ___,. -、 ',\\:::::::::::::::ヽ\ \ 、. ̄⌒" ̄/:::::| | ( ヽ-ゝ _i,.>-t--、 \\\;::::::::::::\\ `、.__  ̄´ ̄/::::::::::l | `''''フく _,. -ゝ┴-r-、 ヽ \`ー-、::::::ヽ ヽ  ̄フフ::::::::::::::ノ ./ ,.-''"´ / ̄,./´ ゝ_'ヲ `ー-二'‐┴┴、__/‐'‐´二ー'".ノ / _,. く / ゝ_/ ̄|  ̄`ー─--─‐''" ̄ / にニ'/,.、-t‐┴―'''''ヽ / / .(_ヽ-'__,.⊥--t-⊥,,_ / / /  ̄ ) ノ__'-ノ / / ゝニ--‐、‐ | / /‐<_ ヽ |ヽ
3/24献立(確定) 五穀飯御新香中華春巻鶏揚物珈琲紅茶醍醐菓子第V帝國まで。 五穀飯鮭缶野菜豆御新香三豚骨麺天蕎麦果実菓子二醍醐菓子、余り。以上。
お世辞抜きで、お話の詰め方が上手いよね…さすがは宗家式語部w
>>449 その『醍醐菓子』というのがどうにも気になる (笑
馬蹄等用語だということはすでに承知しているんだけど、
具体的に何ナノかな〜?と
どこにでもあるごくふつうの『醍醐菓子』ですw 今日食べたのはクレープ。余りものはエクレア。
まだサムい。。。
3/25献立(暫定) 五穀飯御新香鮪刺身鯖煮物鶏揚物紅茶醍醐菓子、予定 昆布飯鮭缶野菜豆御新香二即席麺二果実菓子二、予備
(
>>447 から)
集中する一同の視線をものともせず、
緒万の方様は静かに語りだしました
「ただいまイワン皇帝陛下が仰せられましたように
今夕私どもの許に紅茶が運ばれることを知っていたものは
紅茶を運ぶよう指示された皇后陛下ナスターシャ殿と
実際に紅茶をお毒見してなくなられたソフィア殿。
このお二方を除けば、残るは
祈祷僧ヒトニョール殿とその推挙のもとに雇われたシナノチョウりにん。
この二名しかおりません
いまヒトニョール殿は『状況証拠と推測のみ』といわれるが、
これは言い換えれば『状況証拠的には完全に黒』ということ。
つまりあと必要なものは物証のみ、ということになりましょう」
「仮にそうだとして、ではその物証がどこにござる?
私とシナノチョウりにんを疑われるのはご勝手だが、
毒物の現物すらも見つけられぬというのに、犯人扱いされるのは迷惑至極」
反論するヒトニョールには一瞥もくれず、
緒万の方様は穏やかに言葉を続けられます
「その物証は…恐らくココにございます。この部屋の中のどこか。
それも皇后陛下ナスターシャ殿のお持ち物。
その内の何処かに隠されておりましょう」
「なななななななななんという無礼な言い草! たかがユーラシアの東の端ッこのちっぽけな島国の、 さらにその中でも糞田舎の弩僻地からやってまいった、 馬蹄等とかいう訳のわからぬ連中の当主の女房の分際で、 大露西亜帝國の皇后にして、ロマノフ毛の当主の妻たる余の持ち物に 毒物隠匿の疑いの目を向けるとは! この、アジアの黄色い猿女が!控えおろう!」 口から泡を吹いて怒りわめくナスターシャを尻目に、 緒万の方様の視線はここにきて初めて、 祈祷僧ヒトニョールに向けられました 緒万の方様の言葉を聴いても ヒトニョールの表情には狼狽や焦りの色は浮かんでおりません しかし先ほどまで見せていた余裕と嘲弄の色が 消え失せていることも誰の目にも明らかでした そのヒトニョールを見つめつつ、 緒万の方様は、さらに言葉を重ねられます
「皇后陛下とヒトニョール殿は アロマエステマッサージ祈祷治療と称して 互いのチ☆コとま☆こを擦り合わせするほどの割り無き仲。 ゆえにヒトニョール殿は毒物調査があっても決して調べられることがない、 皇后陛下のお持ち物中に毒物を隠しおくことが可能です たとえば、皇后陛下のフレアスカートの縫い目の間。 あるいは、皇后陛下の体型補正下着の中。 または、偽乳ブラの裏側。 そういったところに怪しいものを隠匿することができます ・・イワン陛下。 畏れながら過日の毒物調査に際して、 皇后陛下ナスターシャ殿お持ち物はお調べになりましたか?」 「い、いや。そこまではさすがに…」 「では今回はお調べください。 恐らく毒物はそういったものの内に、隠されておりましょう」
/ :/ ...:/:′::/ :.:.:.....:./.:/:!:.:.:.i:..!:.:.....:{:.:.:.:.:.:ハ / . /.〃/:...../:′'.::|:: i .::.:.:.:| :i:_{__|:.|:.:.:.i :|:.:.../  ̄`ヽ/ ふ '://:′::/斗:十 |::.::.::.:.:.:.: :}}ハ ::ハ:{:≧ト|:::/ な な な ぅ {//::{: /|i:八::{=从:{ i::::: :N孑弐{ミト∨:::|::′ る. る .る ( . i :从 ::::{イァ:う{ミト爪ト::::. ! ん):::::ハヽト、:{:| ほ ほ ほ ) . |.::| : \《 { ::::::: } ヽ\{ { ::::::::: リ | :::ヽ! ど ど ど む . | ::!::|ハト.乂__ノ ー ' | :::< | 八::| :|::::i /i, , , /i/ , }:::}i::人 __ ノ\ (__):::l:::::. i.:/::::::::厂「{:::::::{ ` ー― ´ / :{ | :V:入 { ̄`ソ }/}::::}/::::::l.|:::::::| { ::|人::∨::::>... ` . ィ升|:::/::::::::八::::::{
・・・さすがは馬蹄等当主の妻、緒万戸香る。 そこらへんの糞ババアとはモノが違いますなw
ざっと見て「佳境だな」ということはわかるのですが 実は私、昨日夜遅くまでマザーボードの交換作業をしていたものですから 今日はやや疲れておりまして、 長文を丹念に読むのは、ちょっと。。。
馬蹄等万葉其の第88首 (詠み人知らず) 読もうとも 読まざろうとも我関せず それはまったく 各人の自由 .
>>460 お勤めご苦労様でございます、クタロウさん
(
>>457 から)
この緒万の方様の言葉には、
その場に居合わせたロシア兵たちも皆固まりました
それはそうです。
なんたって糞ババアとはいえ、相手は仮にも大露西亜帝國の皇后陛下。
その人の持ち物どころか、
スカートの襞の奥から補正下着の内側、
果ては偽乳ブラの裏まで調べよ、というのですから、
そんなこと一般の兵卒にできることではありません。
そんな命令を下せるものがいるとすれば、この要塞内でもただ一人。
ロマノフ家の当主にして、かつナスターシャの夫でもある、
露西亜帝国皇帝イワンそのひとをおいて他にはおりません。
一同の視線は自ずと緒万の方様から皇帝イワンのほうへと移ります
「…あなた?
まさかこんな何処のウマの骨だかわからぬ女の世迷言を真に受けて、
私の身体検査をなさるおつもりではないでしょうね?
もしそんなことをなさったら、
私の実家の父であるウクライナの富豪貴族の
ボスニア・ヘルツェゴビナ・イリュリア卿が黙ってはおりませんよ?
よくよくお覚悟なさいませ」
皇后ナスターシャの半ば脅迫じみたこの言葉に、 苦々しい表情を浮かべつ、 皇帝イワン・ロマノフは傍らの兵士のほうに顔を向けました 「…兵卒」 「は」 「我が妻ナスターシャの持ち物を調べよ この室内の調度品類は言うに及ばず、スカートの襞の奥から 補正下着の内側、さらには偽乳ブラの裏まで総て調べるのだ」 皇帝イワンがその指示を出した瞬間、 それまで黙って事の成り行きを見守っておりましたヒトニョールが、 いきなりナスターシャの髪をぐいと掴んで己の前に引き寄せました 乱暴に髪をつかまれ、 「ギャッ!」とナスターシャが悲鳴を上げるのも意に介さず、 ヒトニョールはそのまま彼女の首根っこに手を掛け、 己の前に立たせると、自らの盾にいたしました
「ななななにをするか!ヒトニョール」 「やかましい糞ババア」 抗うナスターシャを『糞ババア』の一言で一喝黙らせてから、 ヒトニョールは改めて緒万の方様のほうに視線を戻しました 「…ふん。さすがは馬蹄等当主の奥方。噂に違わず聡いお方じゃな いかにも、毒物はこの糞ババアの補正下着の内側に隠してあるわいな が、しかし…さて、どうされる?露西亜の皇帝陛下殿。 そなたの妻ナスターシャは、いま我が腕の中にある。 私が一寸力を入れれば、 こんな女の首の骨など一秒でへし折ることができよう 私を拘束したければそれもよかろうが、ただしそれは、 そなたの妻ナスターシャの命と引き換えだということを、承知せよ」
(´・_ゝ・`)ちょっと微妙…かな?
まあでも確かに描写が難しいところではある
3/25献立(確定) 五穀飯御新香鮪刺身鯖煮物鶏揚物珈琲紅茶醍醐菓子、迄 昆布飯鮭缶詰野菜豆御新香二即席麺二果実菓子二、余り
memo: 売り手が「これは動きません」と言っているものに五千円は、さすがに払えない しかしそれでももしあれが1830モデルではなくて 1410モデルのブラックだったら、 或いは引き取ったかもしれない だが1830モデルでは… やはりあまり金を出す気には、なれない
まず最初にお断りしておきたいこと、それは 政治や戦争の世界には善も悪もない、ということである しいて言えば勝ったほうが善に為り、負けたほうが悪に為る いわゆる「勝てば官軍、負ければ賊軍」というやつである だから我々が今見ている歴史というのは、 ぶっちゃけ「アメリカ側の歴史」であり、 我々が認識している世界史とは「欧米人から見た世界史」である 政治や戦争に善もアクもない。 と同時に敵も味方もあくまで一時的なものでしかない 昨日の友は今日の敵というのが当たり前のことというのは、 ちょっと歴史を見てみれば日常茶飯事であるということは 読者諸賢も重々知るところであろう だからゾロアスター教とか水戸黄門とかアニメの世界とは異なり、 現実の政治戦争謀略の世界というものには絶対善も絶対悪もない、 勧善懲悪もへったくれもない世界なのだ、 ということを理解しておいて戴きたい ・・さて。 これだけ長々と能書きを垂れた上で、 主伝第七話で馬蹄等と敵対することになるであろう、 スウェーデンバルト帝国サイドの主要メンバーを紹介しよう 長々しい上述内容から既に了解いただけたことと思うが、 彼らが馬蹄等の敵対者であるのはあくまで 物語の或る時点において、という限定つきである その或る時点より過去のこと、 或いは未来に懸かる出来事は、誰にも知りえないことなのだ・・・
スウェーデンバルト帝國側主要メンバー一覧
BGM//
http://www.youtube.com/watch?v=dHBWGyRwD5w 【コウセイ】
シナ帝国の影の支配者。主伝第六話登場済み。異名は『紅色女帝』
【洞程君】
コウセイの参謀。鳥瞰的視野を持つ謀略家であり、
『世界三分密約』に関しては、シナ帝國代表としてその役割を果たす。
【スルメスメル】
オスマンコ帝国のスルタン、太守。
オスマンコ帝國はイスラム圏最大の帝國であり、
その勢力はアナトリア、バルカンの両半島から
メソポタミア、フェニキア、ナイル河畔にまで及び、
トラキア、ボスニア・ヘルツェゴビナの領有権及び
ハンガリーの王位などを巡ってオーストリア=ハプスブルク家と、
また黒海北岸の支配権を巡ってはロシアの皇室であるロマノフと、
それぞれ相対立している。
【エメリヤエンコ・ヒトニョール】
グスタフアドルフのモチ札のひとつ。
スウェーデンバルトの、というより西側世界でも指折りの間諜・殺し屋である
【エーヴァ・ロッタ・ブレムクヴィスト】
グスタフアドルフの参謀にして、その世界戦略を支える頭脳。
同時に凄腕の剣士でもあるが、性別その他詳細は一切不明である。
【グスタフアドルフ】
スウェーデンバルト帝国君主。異名は『北の獅子王』
ココだけ別世界だねw
そんなスレがひとつぐらいあったっていいじゃないか どうせ糞板だもの みつを
まだ眠い。。。
3/26献立(暫定) 昆布飯野菜漬物鶏揚物鯖煮物烏賊刺身珈琲紅茶メンチカツ、予定 梅御飯鮭缶詰野菜豆御新香二即席麺二果実菓子二醍醐菓子、予備
(
>>465 から)
馬鹿女とはいえ、妻は妻。
ヒトニょーるのこの恫喝に皇帝イワンが一瞬ひるんだその隙を突き、
彼は己の盾にしていた皇后陛下ナスターシャの体を軽々と抱え上げ、
兵士たちの群れに向かって投げ込んでまいりました
空中を飛んでこちらに向かってくる糞婆…いや失礼、
皇后陛下ナスターシャの姿に兵士たちが目を奪われ身構えたその瞬間、
ヒトニョールは、そのモッサリした体型からは想像もできないほどの俊敏さで
窓に向かって突進し、窓の木枠をガラスごと叩き割って室外に飛び出しました
ココペテロパブロフスク要塞は、
ロシアバルト艦隊の寄港地、集結地点であるとともに
万一スウェーデンバルト艦隊がサンクトペテルブルクにまで
攻め込んできた場合の最前線の防衛拠点でもあるので、
海に向かって突出した場所に築かれています
それゆえ、窓の外は断崖絶壁。その下は当然海です。
. 「馬鹿かあいつは。いかに下が海であるとはいえ、 これほどの高さから飛び降りて無事ですむはずもなかろうに」 「捕縛されて処刑されるよりはマシと思ったのであろう」 兵士たちはヒトニょールが叩き割って飛び出した窓から 身を乗り出して眼下の海を見下ろしつつ口々に叫びます 「直ちにに艦船を手配し、海を捜索せよ! 周辺の陸にも兵を配し、万一かのものが海から上がってくれば捕縛せよ! デッド、オア、アライぶ。かのものの生死は問わぬ 生きていようが死んでいようが、我が要塞に潜り込み、 士官二名侍女一名の命を奪い、内部霍乱を図ったグスタフアドルフの間諜、 ヒトニょーるの身柄を必ずや抑えるのだ!」 皇帝イワンの、怒りのこもったこの指示に従うべく、 ロシア軍兵士たちは脱兎のごとくその場から走り去っていきます 兵たちが駆け去った後も室内に残っているものは露西亜皇帝イワンと、 うつろな眼差しのままで床に大の字に転がっている皇后ナスターシャ、 そして緒万の方様とそのご一行だけでございました (ヒトニょール…いかに怪物並みの体躯であるとしても これほどの高さから飛び降りたとあれば、 先ほど兵たちが口々に言っていたように、 或いは死んでいるやも知れず) そうお思いになったお方様は傍らのイヴ黒岩に、 無言のまま問いかけるような視線を向けられました しかしイヴ黒岩は、そのお方様の無言の問いに対し、 黙って横に首を振ったのでした。。。
【エピローグ】 数日後。 緒万の方様たち一行は、 帰国の途に着くべくサンクトペテルブルク国際空港にいた 一行の傍らには到着の際に出迎えに来たときと同様、 露西亜皇帝イワンが見送りのためにやってきていた ・・・ 結局あの後、懸命の捜索にもかかわらず、 ヒトニょールの行方は杳として知れなかった 或いはヒトニょールはあのまま海中で溺死し、 その死体が海流に流されてフィンランド湾の外に流れていったのかもしれない そういう見方もロシア軍の一部でささやかれていたが、 緒万の方様の護衛官イヴ黒岩は、その噂を聞くや断固として否定した ヒトニょールは生きている いつの日か、どういう形でか、それはわからないが、 あの男は必ずや再び我々の前に姿を見せるに違いない それがイヴ・黒岩の確信であった
. 皇后ナスターシャは離縁された 本来であれば不義密通に加えて、 過失とはいえ間諜を要塞内に引き入れたため 内憂外患罪が適用されて死刑が相当なのだが、 さすがに自らの妻を死刑にするというわけにもいかず、 皇帝イワンは、ナスターシャの実父であるウクライナの富豪貴族の ボスニア・ヘルツェゴビナ・イリュリア卿に事の次第を説明する使者を送った後、 ナスターシャを離縁し、人数をつけてウクライナの実家に送り返した ・・・ 「香どの。ロマノフのイワンが感謝していたと、 死魔殿にくれぐれもよろしくお伝えください 香どのがココペテロパブロフスクの要塞に来てくださったおかげで、 我らは要塞内に巣食っていた獅子身中の虫を駆除することができた …ソフィアには気の毒なことをしたが、これも戦争。是非も無き事」 「ソフィア殿は、 私どもの随行者の一人であるマイヨールの従妹にあたるかたでした そうであればこそ、 彼女も私どもに気兼ねなくいろいろと話をしてくれ、 その結果、犯人が特定できたのです。 ゆえにこれはソフィア殿の手柄。 私はただほんの少しだけ手をお貸ししただけでございます」 緒万の方様のこの言葉に、イワンは感に堪えたように天を仰いだ 「死魔殿がうらやましい… やはり持つべきものはよき伴侶ですな」 「ほほほ。これはまたお口上手な」 .
緒万の方様たち一行が乗り込み、 エントランスドアが閉められると、 馬蹄等のプライベートジェット『エアルージュ』は緩やかに動き出した イワンは、改めてその機体の尾翼に描かれている紋章に目をやった (カービーダイヤモンドクロス。馬蹄等の紋章…) エアルージュは滑走路を滑らかに走り、やがて離陸した。 ロシアの皇帝イワンは、次第に小さくなっていくその機影をいつまでも見送っていた 緒万の方様欧州怪異談 その第三話「北の都の妖僧」 おしまい
このお話に登場した主な人々 【緒万戸香】 馬蹄等の一人。通称、緒万の方様。 馬蹄等当主源死魔の妻にして、第二十四代目緒万戸茶宗匠兼任。 【イヴ黒岩】 馬蹄等の一人。緒万の方様付き専任護衛官。 両性具有者にして二重人格者かつ半人半獣。 【稗田のばあさん】 緒万の方の身の回りの世話役。本来は馬蹄等御館のメイド長。 メイド一筋30年。冥土に逝ってもメイドをするぞと心に決めているメイドの鑑。 【アソコガの爺さん】 馬蹄等保有のプライベートジェット、エアルージュの操縦士。 緒万の方様欧州歴訪に際しての航路管理者兼運航担当責任者。 【ムスクルス・ツィゴマティクス・マイヨール】 馬蹄等お抱えの言語学者、多言語同時通訳者。 現存する欧州諸言語は言うまでもなく、 既に死語となっているヨーロッパ古語にも強い、いわゆる言語オタク。 【イワン・イワンコッチャないゼビッチ・ロマノフ】 露西亜帝国皇帝。ロマノフ家の当主。 【ナスターシャ・アナルスキコヴィッチ・ロマノフ】 イワンの妻。いわゆる皇后陛下。 【ソフィア・マイヨール】 皇后ナスターシャの侍女にして、ペテロパブロフスク要塞の公儀お毒見役。 緒万の方様の随行者の一人、ムスクルス・ツィゴマティクス・マイヨールの従妹。 【シナノチョウりにん】 …ワタシ何も悪い事してないアルヨ 【エメリヤエンコ・ヒトニョール】 スウェーデンバルト帝国君主グスタフアドルフの意を受けて、 ペテロパブロフスク要塞にもぐりこみ、内部からその崩壊を画策した間諜。 西の世界では五指に入る殺し屋でもある
∧∧ ミ _ ドスッ ( ,,)┌─┴┴─┐ / つ.当分休養 │ 〜′ /´ └─┬┬─┘ ∪ ∪ ││ _ε3 宗家式語部 ゛゛'゛'゛
お疲れ茶ま〜… 、 ζ , _ ノ ( ( (. ) . -‐ ) ‐- . .´,.::::;;:... . . _ `. i ヾ<:;_ _,.ン | l  ̄...:;:彡| } . . ...::::;:;;;;;彡{ i . . ...:::;;;;;彡| ,: ' " `丶 . } . .....:::;::;:;;;;彡{ , :´ . `、 !, . .:.::;:;;;彡j:::::::::::::::....... . . ' . ; .丶 ト , . ..,:;:;:=:彳:::::::::::::::::::::::::::.. . ,:´ . ' ' `、 ヽ、.. ....::::;;;ジ.:::::::::::::::::::::: ,' . 簍J鶸鑼 ; `.  ̄ ̄ ,, -'''" . . 駲刪櫑躪 . ' ';゛`'丶.、....... . '´ ! . 膚順棚斷. ' , ;::::::::::::...`.::::::::.... i ヽ、..._,.__魎鬱蹠撫.,,__,.,..ノ.::::::::: !::::::::::::... . ヽ、 ,: '.::::::::: `=ー--、....,,,,,______,,,,,... --‐=''´..:::::: ``" '' 'ー───‐―‐' ''' "´
まだ後がある、って感じの終わり方ですね まあでもそんなに先を急がずに とりあえずのんびりしてください
推理小説っぽくて面白かった。お疲れ様でした
備忘録: 接続エラーが出るハ32bitードは青に移した よって現状は黒の四機中、 DDR3モデルの二機に32bitハードが、 DDR2モデルの二機に64bitハードが、それぞれ入っている なお、DDR3モデルの753型は カーソルが勝手に踊るという症状があるので 重要事項の処理に際しては使用を避けるべし。以上。
西のエメリヤ 東のイヴ
>>489 そのキャッチコピー、ちょっとカッコイイねw
まだ眠だるい。。。
. う ん こ し た … が まだいまいち釈然としない
3/27献立(暫定) 梅御飯野菜豆御新香鶏肉揚物紅茶醍醐菓子、予定 蟹鮨鮭缶里芋御新香三即席麺二果実菓子二、予備
馬蹄等物語 主伝第七話【暗号名はMAGIC(仮題)】 (冒頭部験し書き) ・・・ その客間はベランダに面していた 今は黄昏時。 日中はベランダの向こうに広がっていたこの都市の壮麗な眺めも いまは次第に闇の中にその姿を隠しつつある。そんな宵の入り時。 そのときふと、まるであらかじめ申し合わせていたかのように、 街中のあちこちからいっせいに読経のような声が聞こえてきた その読経の声音は、聞く人によっては 或いは厳粛に、或いは物悲しく、或いはただ単に退屈に聞こえたかもしれない この声音。これは正しくは読経ではなく、読誦(どくじゅ)と言う いま、この都市のあちこちから一斉に聞こえてきたその声は、 クルアーんの読誦だ クルアーん。 一般にはコーランといわれる。 このイスラムの聖典の一節を朝と夕、決まった時刻に唱えるのがムスリムの戒律のひとつだ このことは一般人であれ、王侯貴族であれ、差別はない この時刻はすべてのムスリムがクルアーんを唱和し、 神に祈りをささげる時刻なのだ しかし、いま客間にたたずみ人待ちしている2名の人物は、 手も合わせず、膝も折らず、祈りもささげようとはしなかった 表情ひとつ変えることもなく、 ムスリムたちの読誦の時間が終わるのを ただひたすらじっと待っていた・・・
( ゚Д゚)⊃旦 < とりあえず茶、飲め
早すぎるような肝…もう一寸休んでからのほうが良くない?
まあ緩々行きますから(笑 駄目だったらマタ頭から改めてすべて書き直してもいいし
3/27献立(確定) 梅飯野菜豆御新香鶏肉揚物珈琲紅茶醍醐菓子中華春巻神聖羅馬帝國迄。 蟹鮨鮭缶里芋南瓜御新香御新香御新香即席麺即席麺果実菓子果実菓子、余り
>>499 羅馬をローマと読めるひとは、そうそういないよね
それが何の記号なのか、それは依然謎のままだけどw
>>498 それならべつにいいですけど。
ただ私は昔から語りべさんのお話を拝読してるんだけど、
主伝のほうを騙るときは、副伝のときよりも
語りべさん自身、結構苦労してるみたいな気がするから。
とにかくお気楽に。ね
/ ` 、 ,..-‐/ ...: ,ィ ,.i .∧ , ヽ. . ,:' .l .::;',. :::;/..://:: /,':/ ', l、 .i ヽ . ,' ..::| .::;',' :;:','フ'7フ''7/ ',.ト',_|, , ',.', ,' .::::::!'''l/!:;'/ /'゙ / '! ゙;:|:、.|、| 'l . ,'. .:::::::{ l'.l/ 、_ _,. 'l/',|.';| l :::::::::::';、ヾ  ̄ `‐-‐'/! ';. ' . ! :::::::::::/ `‐、 ゝ |'゙ | | ::::::::/ \ 、_, _.,.,_ ノ::: ! お心遣い、アリガトウ。 …お方様。 |::::/. _rl`': 、_ ///;ト,゙;:::::./ .. `´ /\\ `i;┬:////゙l゙l ヾ/ ,.:く::::::::`:、\ 〉l゙:l / !.| . /:.:.:.:\:.:.:.:.`:、ソ/:.:| | | /.:.:.:.:.:.:.:.:.:\:.:.:.:У:.:;l /./
宗家識神献立語部 鬼きり雲きり虎御前 オモテ源ウラマンコ 臭いね姫さまお方様 南無ぅ( ̄人 ̄)…
(
>>495 のつづき)
ココはイスタンブール。オスマンコ帝国の都だ
ここはかつてはコンスタンティノープルと呼ばれた
東ローマおよびビザンチン帝国の首都として
遥か古のときより繁栄してきた都市である
しかしアナトリア高原より勃起…いや失礼、
勃興したイスラムの一派オスマンコが当時『欧州最大の要塞都市』とまで
謳われたそのコンスタンティノープルを包囲、猛攻し、ついに陥落させた
その後、オスマンコはこの都市の名をイスタンブールと改め、
己が都として、ココを拠点に四隣に勢力を拡大してきている
・・・
クルアーんの読誦の時間が終わった。
それとともに宵闇が急速にココイスタンブールを覆いはじめ、
件の二人がいる客間もその暗闇の中に埋没しようかという頃。
ようやくひとりの案内のものと思しき人物が客間に姿を現した
「お客人。長らくお待たせいたした。
これより我らが太守、スルタン、
スルメスメル猊下の許にご案内いたす
…しかしその前にお腰のものを預からせていただく。
いかなる人物であれ、武具を身に着けたままでは、
猊下とお会いすることはできぬ。ご理解頂きたい」
案内のもののその言葉に、 二人の『客人』はおとなしく従った 客人の一人、モンゴロイド顔の人物は スーツの胸の裏に隠し持っていた短銃を抜き取り案内者に手渡す もう一人の客人、コーカソイド顔の長身で金髪眉目秀麗な人物は、 腰に下げていたサーベルを外して案内者に渡した。いずれも無言。 「…恐縮。では、こちらへ」 案内者の先導で二人は廊下を進み、 別室の前までいざなわれた。扉が開く。 「…猊下。お客人をお連れ致しました」 「ご苦労。そなたはもう下がってよい」 「は」 案内のものは深々と頭を垂れた後、その場を去っていった 「大変お待たせしたようじゃな、申し訳ない。されど、 クルアーんの読誦は我らムスリムにとっては必要不可欠な生活の一部。 異教徒のそなたらには奇異に感じられるかも知れぬが、了解願いたい」 「いえ、決して。 私も猊下も、そしてまたこちらにおられる程君殿も、 互いに文化の違いはあれど、それぞれの領域において 目指しているものは同じでございます。 …そのことのために、我らここに集まっておりますゆえ」 長身金髪碧眼眉目秀麗なそのコーカソイドの口から出てきた言葉は、 流れるように滑らかなトルコ語であった…
ヽ|/ / ̄ ̄ ̄`ヽ、 / ヽ / \,, ,,/ | | (●) (●)||| | | / ̄⌒ ̄ヽ U.| オスマンコ・・・・・・・・ゴクリ。 | | .l~ ̄~ヽ | | |U ヽ  ̄~ ̄ ノ | |  ̄ ̄ ̄ |
506 :
愛と死の名無しさん :2013/03/28(木) 11:25:24.05
見づらいんであげる
まだ糞ダルイ。。。
3/28献立(暫定) 蟹鮨鶏肉揚物御新香紅茶醍醐菓子、予定 蟹鮨鮭缶里芋南瓜御新香二即席麺二果実菓子二、予備
などとアホなことを落書きしている間に それ見たことかカブと為替がズルズルと…
/rヽ三三三三三─‐-- 、;:;:;:;:;:;:;:|;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;l ',i ,-三三三三三、 _,.ニ、ー-、!;: -‐二 ̄彡′ ',、、ヾ三三'" ̄ ̄ `ー‐" ヾ-'" .〉′ ヽ ヽヾ三,' :::..,. -‐- 、 _,,..-‐、、,' さようなこと、 `ー',ミミ ::.弋ラ''ー、 i'"ィ'之フ l /:l lミミ ::::.. 二フ´ l ヽ、.ノ ,' 諸行無常流離転変がこの世の習いであるがゆえ、 ,.-‐フ:::::| |,ミ l / /r‐'":::::::::| |ヾ /__. l / 今更あれこれ申しても詮方無かろうに・・・ _,. -‐"i .|::::::::::::::::::',.',. \ ⌒ヽ、,ノ /ヽ,_ " l ヽ:::::::::::::::::ヽヽ. \ _,_,.、〃 /l | ___,. -、 ',\\:::::::::::::::ヽ\ \ 、. ̄⌒" ̄/:::::| | ( ヽ-ゝ _i,.>-t--、 \\\;::::::::::::\\ `、.__  ̄´ ̄/::::::::::l | `''''フく _,. -ゝ┴-r-、 ヽ \`ー-、::::::ヽ ヽ  ̄フフ::::::::::::::ノ ./ ,.-''"´ / ̄,./´ ゝ_'ヲ `ー-二'‐┴┴、__/‐'‐´二ー'".ノ / _,. く / ゝ_/ ̄|  ̄`ー─--─‐''" ̄ / にニ'/,.、-t‐┴―'''''ヽ / / .(_ヽ-'__,.⊥--t-⊥,,_ / / /  ̄ ) ノ__'-ノ / / ゝニ--‐、‐ | / /‐<_ ヽ |ヽ
ここは仮初の場、戯れの世界じゃ 銭金ごときで無粋な嘆きをされるのはお控えなされ。。。
(
>>504 から)
・・・
後世『世界三分密約』と称されることとなるこの三人だけの会議。
三人だけとはいえ、その列席者は豪華絢爛たるものである
一人は言うまでもなくココイスタンブールの主であり、
オスマンコ帝国のスルタン、太守であるスルメスメル。
そして客人のうち、モンゴロイド顔のものは
北京紫禁城からやってきた洞程君なる人物で、
シナ帝国の影の支配者である紅色女帝コウセイの代理人である
そして最後のひとり、
ただいま流暢なトルコ語を駆使した金髪碧眼眉目秀麗な人物こそ、
その名をエーヴぁ・ロッタ・ブレムクヴィストという
スウェーデンバルト帝国君主グスタフアドルフの参謀。
この三人こそ、オスマンコ、シナ、スウェーデンバルトという
それぞれの帝国の国益を代表し、かつ代弁しうる人物であった
. 「確かに、貴殿の申すとおり。 されば早速協議に入るといたそう さて、事務方の事前調整によれば、 貴殿の主グスタフアドルフ殿は ドナウより南、およびウクライナの南半分は 我がオスマンコの意に任せると言われた由だが、このこと相違ないか?」 「概略相違ございません。 しかしドナウより南と申しても、 それはボスニア・ヘルツェゴビナまでといたし、 クロアチアは我らスウェーデンバルトに帰属するものの了解されたし」 「・・ふむ。 では、クロアチアはグスタフアドルフ殿に譲るとして その見返りにトゥラキュアをいただきたい。 トゥラキュアはドナウの北ではあるが、 われら長年に渡りたびたび軍を派遣してきた地。 我がオスマンコに帰属するが妥当と思われるがいかがか?」 「・・よろしいでしょう。 では、トゥラキュアは猊下の御手に、 クロアチアは我が主グスタフアドルフの掌中に、 ということで折り合いましょう」 スルメスメルのこの注文に エーヴぁ・ロッタ・ブレムクヴィストがあっさり首肯したことに、 オスマンコのスルメスメルの方が逆に驚いた 「よいのか? 貴殿の主、グスタフアドルフの意を確認せずとも?」 「かまいません。今回の件に関しましては、 私はグスタフアドルフより総て一任されております」
スルメスメルの念押しに、 顔色一つ変えず平然と応じたエーヴぁ・ロッタ・ブレムクヴィストには 傍らにいる洞程君も内心舌を巻いていた (こいつ・・・ さすがはグスタフアドルフの片腕。 『スウェーデンバルトの頭脳』と言われるだけのことはあるわ) 程君自身も並みの男ではない。 スルメスメルとのこのやりとりを見ただけで、 自らの横にいる長身金髪碧眼眉目秀麗の人物が 恐るべき器量の持ち主であることを見抜いたである
memo:
>>487 記載の
DDR3モデル753型のマウスカーソルが勝手に踊る、という症状の件。
まったく原因がわからないのだが、
とりあえずマウスポインターのオプションを
適当に二箇所ほど無効化してみたら、踊らなくなった
しかしもう少し様子を見ないとなんともいえないので、
引き続き重要事項の処理に際しては使用を避けるべし。 以上
3/28献立(確定) 蟹鮨鶏揚物鮪刺身烏賊刺御新香豚骨麺紅茶醍醐菓子、まで 蟹鮨鮭缶詰里芋南瓜天婦羅蕎麦御新香二果実菓子二、余り
>>511 お公家様。
次回は字数をもう少し減らしてください
字数が多いと、aaが割れて見づらいので・・・
519 :
517 :2013/03/28(木) 17:48:56.99
烏賊刺しは無駄な買い物だった やはり中華春巻きにすべきだったと、今は深く反省している
wwww
(
>>513-515 から)
・・・
スウェーデンバルトとシナの境界は、
ウラル山麓より西がスウェーデンバルトで東がシナ、
ということで事務方の段階で既に話はついていたが、
シナとオスマンコの境を何処に定めるかという点で
洞程君とスルメスメル、この2人の間でやや話がもつれた
インダス以西はオスマンコ、ガンジス以東はシナ。これは確定している。
問題はインダスとガンジスの間の土地、
すなわち印度をどちらの帰属とするかということにあった
洞程君が「古来より唐天竺という言い回しもある。
印度は当然我等シナに帰属すべき土地」と主張したのに対し、
スルメスメルはスルメスメルで
「インダスより興ったインドの文明は、古の時よりメソポタミアと深いゆかりあり、
かの地は当然オリエントを統治する我等オスマンコに帰属すべき地」と主張して、
双方譲らなかったのである
この両者の主張、駆け引きが膠着化した頃合を見計らって エーヴァ・ロッタ・ブレムクヴィストが折衷案を提示した 「されば、 インダスよりスリランカに至るインド西岸の地は総て猊下の統べる土地とし、 それ以外のヒマラヤからデカンまでの地はシナのコウセイ殿の差配に委ねる、 ということにされては如何? ただしその代償として、 猊下が既に統治されているナイル河畔はもとより、 アフリカの地は尽くオスマンコ帝国に帰属することとする。 …これでいかがでござろう? これならば、双方ご損のない取引と思いますが」 エーヴァ・ロッタが示したこの案に、スルメスメルも程君も暫し沈黙した 両者沈黙したその訳は2人とも『その取引なら損はない』と考えたからだ 「ふむ…アフリカ全土を頂戴できるというのならば、 印度の大半はシナに譲ってもよい。程君殿は如何?」 「さようですな。 私のほうも、印度のほぼ全域を頂けるのでしたら 特に不満はありません」 「ならばそういうことで。 では、シナ帝国がウラル山麓より以東のユーラシア全域を統治し、 スルメスメル猊下のオスマンコ帝国がオリエントとアフリカ全土、 及びヨーロッパと印度の一部を治められる。これで宜しいですな?」 「そしてエーヴァ・ロッタ殿。貴殿の主グスタフアドルフ殿が バルカンとウクライナ南部を除く欧州の大半を仕切りなさる、 ということか」 「欧州の大半…およびヘラクレスの柱より西にあるもの総てを頂きます」 「ヘラクレスの柱より西?と言ってもアトランティスの海しかないが?」 「その『アトランティス』を頂きます」 「・・・」
p.s. ヘラクレスの柱⇒ジブラルタル海峡のこと アトランティスの海⇒大西洋
カタリベさん、飛ばしすぎ…
また主伝第五話みたいにならなきゃいいんだけど・・ あのお話、飛ばし過ぎて一度全部ボツになったでしょ? そのあと改めて騙りなおして名作になったけどさ
まだ眠い。。。
3/29献立(ほぼ確定) 蟹鮨南瓜味噌汁鶏肉揚物飛魚煮物鰹刺身珈琲果実菓子、確定 蟹鮨鮭缶里芋天蕎麦豚骨麺御新香二果実菓子醍醐菓子、余剰
(
>>521-523 から)
この当時。
つまりこの物語のこの時点のココハザマ世界においては、
まだ『アメリカ』は無い
コロン・ブスモ、
またアメリカという名の由来ともなったアメりご・ブスビッチも
ココハザマ世界にはまだ現れていない
勿論、アフリカの存在は知られていた
しかしそれは
ナイル河畔からアスクムの王国があるエチオピア高原あたりまでで、
そこから先はまだ未知の未開発の大陸だった
そんな彼らにとって世界とはイコールユーラシア大陸、
すなわち馬蹄等がいる東の端っこの秋津蜻蛉の島から、
エリザベスの婆が君臨する西の大ブリテン島に至るまで。
この二つの島の間に広がっているユーラシア大陸こそが『世界』であり、
これを統べるものこそが世界の王となる。そういう認識を持っていた
この認識はそこらへんのビンボー人から豪華絢爛王侯貴族に至るまで、
ほぼ総てのハザマ世界に棲むものたちの共通認識であった
洞程君やスルメスメルと言えども、その例外ではない
しかし古ノルマンバイキングの末裔である、
エーヴぁ・ロッタ・ブレムクヴィストだけは知っていたのだ
ヘラクレスの柱の西、
アトランティスの海のかなたに
広大で肥沃な大陸が眠っているということを。
>>470 でも既述したように
我々が知る世界史とは「現代欧米人から見た世界観」である
我々はそのことを無意識のうちに受け入れてしまっている
だからアメリカ大陸を「発見」したのはコロンブスであり、
それが印度ではなく「新大陸だ」ということを確認したのは
アメり後ベスプッチであると、そう思っている
これは一種の洗脳ともいえるほど強固な固定観念である
しかし言うまでもないことだが、
まず最初にアメリカ大陸を「発見」したのはアメリカインディアンである
有史以前にバイカル湖畔に生まれた彼ら牙の民たち。
彼らはあるものはモンゴル高原に広がり、
またあるものは中央アジアからウクライナの草原地帯まで移動していった
中には樺太から蝦夷が島を経て秋津蜻蛉の島にまで来たものもいただろう
そうしたバイカルの畔に生まれた牙のものたちの一派が、
ベーリング海峡を渡り、アラスカを経て、新大陸に到達した。それがアメリカインディアンだ
ゆえにまず彼らこそがアメリカ大陸の最初の『発見者』である
その次の『発見者』が、
この物語に出てくるエーヴぁ・ロッタ・ブレムクヴィストや
グスタフアドルフといったスウェーデンバルトの王族たちのご先祖様、
すなわち古ノルマンバイキングである
彼らはノルマンのフィヨルドから船を出し、
厳寒の北の海を乗り越え、アイスランド、グリーンランドを経て、
その向こうに未知の土地があるということを遥か古のことから知っていた
これが第二の『発見者』である
そして彼らから遥かに遅れてようやくコロンブスとかべすプッちとか、
そういう連中が出てきたのであり、だから彼らは発見者どころか、
むしろ『一番遅れて最後に来た者』と言ってもいいくらいなのだ
しかし、我々は彼らが新大陸の発見者だと思っている
なぜならそれが欧米人の世界観だから、である…
日出ずる処。秋津蜻蛉の島。 そのユーラシアの東の端っこの島の内の、 さらにその糞田舎の弩僻地に棲み暮らす、 風雅にして、かつまた勇ましきものたち。 彼らの名は馬蹄等…
535 :
愛と死の名無しさん :2013/03/29(金) 17:52:49.60
仲良くなったら写真公開 風俗嬢だったぜw Reikoさん 年齢34歳相性65点居住地東京都 23区(神奈川県出身)血液型A型職業管理系 - 会社員(事務系)星座みずがめ座 (1月生)年収700万円台身長163cm最終学歴大学 卒業体型ふつう
本スレのほうならばいざ知らず ここにそういうカキコはするな どうしてもやりたいなら向こうのスレでやれ
だいたいその女が 風俗だろうがやくざの情婦だろうが愛人暦あり堕胎暦ありだろうが そんなことはある意味どうでもいいことなんで そもそも見た目そこそこで体系も悪くなくて年間七百も稼いでいる女が その歳になるまで毒だなんてことは普通無いわけだから何かあるだろう そんなこといちいち気にしたり振られたからといって晒しても意味無い
>>511-512 確かにお公家様のいわれるとおりなんですけどね
でも今週末から来週あたりがひとつの正念場のような気がするモンでね
どうしても気になっちゃうんですよ…俗物でゴメンネ。
まあ年度末だからさ 株も為替もオッパイも、年度末は揉みあいでしょ
_,,-―-、_ ,,_ ,, _,-''^¨⌒((''-く_ \⌒ ))''-、 (( ((⌒゚。・:゚))____,,,,,'i(゚∵。⌒)) __,,,≫ゝ__`ー-一'ノ-------―''_`''''ー≪,,,__ f!!!!!!!!!iiiiiiirrrrrー==-----rrrrrrrriiiiii!!!!!く `!、'' '''''!!ii((((リ ャー' 〈ャー'|!!!iii''''' '' ' ノ `-、 ''((〔9! _ ト、 _,-'¨ `'‐、_ _゚入 -‐ ,ji.|__,,-‐'¨´ ・・・・・・・ . __,¨イ ` ,-‐ ' _,,!、, _ . f ! i f^¨ ! ヽ, i ! | .! ! /
・・・・・・・・・・・ ,、 ,ィ! , 、 , !\ヽ--‐- '" / |ヾ\-‐--,/ } V/::::::::::::::::::V:! !:V:::::::::::::::::::V/ |::::tェ:::::ィェァ:λ λ:::tェ::::ィェァ::| !:::::(,,o,,):::::/::ヽ . /::゙i:::::(,,o,,):::::::! >::::´`::イ:::::::::ヽ . /::::::丶:::´`:::::::< r-'",':::::::::::::::::::::::::::ハ ハ:::::::::::::::::::::::::::',:`ー, . /:::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::} {:::::::::::::::::::::::::::::::゙i::::::゙i .
(;゚д゚) ア… …ごめんなさい。お方様
(
>>532-533 から)
言うまでもなくシナもオスマンコもユーラシア屈指の大帝国である
しかしこの二国は哀しいかないずれも陸軍国であり、
その視野の及ぶ範囲はやはりユーラシアから、
せいぜいアフリカ大陸までが限度であった
勿論、洞程君もスルメスメルもいずれも切れ者である
それゆえ、
『ヘラクレスの柱より西にあるものは総て我がスウェーデンバルトが頂く』
と言ったエーヴァ・ロッタの言葉に一抹の疑念は抱いたものの、
まさかアトランティスの海の向こうに
ユーラシアに匹敵するほどの大陸があるとは思わなかった
それは人間の想像を遥かに超えるものだったからだ
結局会議はエーヴァロッタの思惑通り、
ユーラシアの東半分をシナが、
オリエントとアフリカ及び印度欧州の一部をオスマンコが、
そして欧州のほぼ全域と『アトランティス』に懸る総てのものは
スウェーデンバルトが領有する、ということで三者合意に達した
・・・
. これが後の世において 『世界三分密約』と呼ばれることとなる会議の概要である 三分と言ってもそれはウルトラマンの持ち時間であるとか、 カップヌードルができるまでこのぐらいの時間は我慢しなさいとか、 そういうことではない 三分とは三分割。すなわち、 スウェーデンバルト・シナ・オスマンコの三国で 世界を仲良く三つに分割しちゃいましょうという、 そういう意味である 勿論、三国間で勝手に世界を分割したからと言って、 その分割された先にある諸国や諸王家がハイそうですかと言って すんなり納得して従属するはずもない。 なので、そこは脅しなり間接侵略なり、 あるいは直接軍事力を行使したりして それぞれが占領・支配をしていくわけである ただ、三国間であらかじめ境界線を決めておくことによって 三国間同士での無駄な対立衝突をあらかじめ回避すると共に、 必要に応じて軍事協力なり何なりもいたしましょうという、 そういう趣旨の取り決め。それが『世界三分密約』なのであった
・・・ 会議が終わり、 案内のものに誘導されて二人がトプカプ宮殿から出たところで、 それまで一切無駄口など言う素振りも見せなかったエーヴぁロッタが、 世間話でもするかのような、何気ない口調で洞程君に語りかけてきた 「ところで程君殿。『女帝』殿はお元気ですか?」 程君は一瞬こいつは何を言っているのかと思ったものの、 シカトするわけにもいかないので 「…お蔭様で息災であります」と、 無難な応答をした 「さようか。しかしコウセイ殿もさすがですな。 過日、秋津蜻蛉の島にて、切り札の淋彪(註)を失ったときには これでもうあのお方もお仕舞いかと思われましたが、 相変わらずお元気なヨウで何よりです 程君殿のような優れた参謀が控えておられるせいでもありましょうが、 やはり元々しぶといお方でいらっしゃいますから、なかなかどうして…」 「エーヴァロッタ殿。 何か言いたいことがあるのであれば、 単刀直入に言っていただけませんか? 私はこれから取り急ぎ北京紫禁城にたち帰り、 コウセイ陛下に会議の結果を報告せねばならぬ 用件があるならば、手短にお願いしたい」
淋彪(註) 主伝第六話登場済み。 シナの紅色女帝コウセイの切り札と言われるほど優れた殺し屋だったが、 秋津蜻蛉の島において馬蹄等の姫こと緒万戸紅の命を狙い、 紅の護衛を勤めていた歳の青海と紀の静蛇、 更には奈須野与一の必死の護りに妨げられ、 仕損じたばかりか逆に返り討ちにあい、落命した
547 :
愛と死の名無しさん :2013/03/29(金) 22:20:56.65
理科系女子はどうですか?の34歳女会ったら、すげぇババァ で、口臭が半端ない その場で、帰りたかったが、脅迫されそうで断れなかったぞ失笑の一日
( ゚Д゚)⊃旦 < …とりあえずお茶、置いとくから
まだ糞眠い。。。
3/30献立(暫定) 蟹鮨御新香紅茶珈琲醍醐菓子第二帝國迄、確定 鮭缶詰里芋天蕎麦豚骨麺御新香果実菓子、予備
確かウサこさんも四十過ぎだよね?
>>549 こういう40過ぎなら…まあいいけど
こういう女性はコンカツなんてものは絶対しない
(
>>543-546 から)
「これは失礼。
実は程君殿にお預けしたい人物がおりましてね
我がスウェーデンバルトの手の者の一人ですが、腕のほどは私が保証いたします
ついてはそのものを、程君殿ご帰国に際して一緒にお連れいただけないかと思い、
かようにお声をおかけした次第で」
程君のやや棘のある言い様も
蛙の面に小便とばかりに軽くいなして
エーヴァロッタブレムクヴィストは早速『用件』に入ってきた
「私に預ける、とは?」
「言葉通りの意味にて他意はありません
いや、より精確に言い直せば、
程君殿にというより貴国シナ帝国にお預けしたい、
ということなりましょうか
只今も申し上げた通り、
コウセイ殿は己の切り札とも言うべき殺し屋淋彪を失われた
程君殿のような優秀な部下がおられるおかげで
依然として帝国内で権勢を保っているとはいえ、
『殺し屋収集家』の異名もあるコウセイ殿にすれば、
いささかご不安な点もあろうかと思い、
淋彪に代わる切り札とも言うべき人物をお貸ししようかと。
…そういうことでございます」
「・・・」
. 程君の沈黙の意味をすばやく察して、 エーヴァロッタは言葉を足してきた 「勘違いなさるな、程君殿。 未来に懸かることならばいざ知らず、少なくとも現在において 私たちスウェーデンバルトとあなた方シナは同盟の関係にある 殺し屋を潜り込ませてあなたやコウセイ殿を始末しようなどということは、 露考えてはおらぬ。 私が恐れているのは馬蹄等の連中です」 「…馬蹄等」 「いかにも。日出ずる処、秋津蜻蛉の島。 ユーラシアの東の端っこにあるその島の内でも 更にその糞田舎の弩僻地に棲み暮らすものたち。 貴国シナが統治されるご予定の東ユーラシア領域において、 我がスウェーデンバルトが脅威と感じている存在は彼等だけ、デス ユーラシアの東と西。懸け離れているとは申せ、 彼らはイザとなったら『空間転移』もできる また、彼等馬蹄等は 我がスウェーデンバルトの統治予定領域である欧州内部にも 何かと縁故のものも多い。きわめて油断ならぬ存在なのです その馬蹄等の力をそぐために、有能な殺し屋を一人、貴君に、 というかシナにお預けしたい。…そういう趣旨でございます」
これはもう・・・話の流れ的に『アレ』が来ますね (笑
アレ、来ますかね?
私は間違いなく来ると思います だってお話がそういう流れだもの
3/30献立(確定) 蟹鮨御新香鮪刺身鰤煮物鶏揚物珈琲醍醐菓子第二帝國迄。 蟹鮨鮭缶詰里芋天蕎麦豚骨麺御新香三果実菓子二、余剰
561 :
526 :2013/03/30(土) 18:21:01.84
>>560 Oh, sorry.......and thx.
日本語でおk
www
(
>>555 から)
「ふむ…で、その『有能な殺し屋』なるもの、
いったい誰で、今は何処におられるのかな?」
「貴殿の直ぐ後ろにおります」
そのエーヴァロッタの言葉に、
程君は思わずぎょっとして後ろを振り返った
まさに至近距離。
こんな大男が、こんな直ぐ後ろにいたことに、
何故今まで自分は気づかなかったのだろうか?
「そのものは気配を消せるのですよ」
程君の心を読み取ったかのようなエーヴァロッタの言葉だった
「いまも貴殿を殺そうと思えば、殺せた。
これで私どもが貴殿に対し害意を持っておらぬこと、
ご了解いただけましたか? 程君殿」
「・・・」
「それでは改めて紹介いたす。このものこそ、
我が主グスタフアドルフのモチ札のひとつ。
エメリやエンコ・ヒトニョールと言う名の殺し屋でございます」
「エメリやエンコ・ヒトニョール…このものが…西のエメリヤ…」
「ハハ、その言葉、ご存知でしたか。
さよう。『東の淋彪、西のエメリヤ』と言われたこともありましたな
もっとも『東の淋彪』のほうは馬蹄等にやられてしまって既に亡いが」
「・・・」
「このものならば、貴殿の主コウセイ殿も
お気に召すことと思われますが…如何?」
やはり来ましたか・・・『西のエメリヤ』 (笑
エメリやエンコ・ヒトニョールが… キタ━━━━ヽ(¬_¬ )ノ━━━━!
内心期待はしていたけど、でもやっぱり ;;;;;;;;;;;;;::::::::::/ヽ /ヽ, ;;;;;;;;;;;;;;;;:::::/:::: 'ヽ /:::::ヽ ;;;;;;;;;;;:::::::/:::::::: ヽ / ::::::ヽ ;;;;;;;;::::::::/:::::::: ヽ───/ ::::::::ヽ ┌──┐ ;;;;;;:::::::/ ゝ. └─┐│┌───┐ __ ┌───┐ ;;;;;::::/ し ::::::::::::\ │││┌─┐│ _ _ノ / │┌─┐│ ;;;;;;/ ノ ノ :::::::::::::::::::::ヽ ││└┘ ││ |. / └┘ ││ __ ;;;::i: (:::) (:::) :::::::::::::::::::::::::i .┌─┘│ ┌┘│  ̄ | | ┌┘│ |_ | ○ ○ ○ ;;;;| し ::::::::::::::::::::::::::| └──┘ └─┘ |__| └─┘ ノ ノ┘ ;;;i ┌──┐ し ::::::::::::::::::::i  ̄ ;;;;l, | │ ::::::::::::::::::::::::l ;;;;:ゝ i───ヽ し ::::::::::::::::::::::/ ;;;;;;;:;\ ::::::::::::::/
(
>>565 から)
・・・
『世界三分密約』というくらいだから
当然この会議の内容は機密事項であり、
当事国すなわちスウェーデンバルト、シナ、オスマンコ三国の
意思決定権者以外は知りえないはずのものである
しかし秘密というものは、
最重要国家機密から愚にもつかないそこらへんの浮気に到るまで、
なぜか必ずばれてしまうものであり、
この最重要国家機密である『世界三分密約』も
三国以外の諸国、諸王家の知るところとなった
この機密情報の内容を最も最初に把握したのは、
ウイーンに本拠地を構えるオーストリアハプスブルク家であったが、
これはある意味きわめて妥当なこととも言える
なぜならオーストリアハプスブルク家はオスマンコ帝国と
バルカンの支配権を巡って真っ向から睨み合っている状況であり、
それぞれの本拠地であるウィーンとイスタンブールも、
極めて近い位置にあったからである
その敵国の首都イスタンブールに、 シナ帝国の大幹部である洞程君と スウェーデンバルトの頭脳とまで言われるエーヴぁロッタが来ている… となれば、 そりゃ観光とか自分磨きであるはずもなく、 当然何かあるに決まっているのである 既に主伝第四話でも騙られているように、 オーストリアハプスブルク家は戦争ではなく、 政略結婚や婚姻外交により欧州に確固たる地位を築いていた家。 そう言うと一見綺麗なお家柄のように聞こえるが、 逆に悪い言い方をすればこのハプスブルクという家は 直接的な軍事力の行使の代わりに謀略や駆け引き、 或いは機密情報の収集といった分野で、 他家よりも頭ひとつ抜きん出たものがある、ということである そのハプスブルクの誇る優れた諜報網に これほど重要な密約会議の内容が引っかからないはずもなく、 世界三分密約の概要は比較的早い段階で ウィーンにいるオーストリアハプスブルク家の当主、 フランツヨーゼフの耳に達することとなったのである・・・
今頃になってようやく気づいた… オスマンコ帝国って、アレでしょ、 むかし駅にいた千葉の牝マンコからの連想でしょ?
違います
違いますが・・デモその発想も面白いですねw
575 :
愛と死の名無しさん :2013/03/31(日) 12:08:50.29
仕事は人間力を磨くためのものと考えていて、真剣に取り組んでいますが 、性格的には家を守る事が合っていると思います。仕事での経験は、結婚した時にも必ず生かされるはずと信じてます!? 小雪さん 皆様からのメールで、元気と自信を頂きました!有難うございました! 年齢40歳相性50点居住地東京都 港区血液型A型職業管理 - 会社員(管理職)星座やぎ座 (12月生)年収800万円台身長153cm最終学歴大学 卒業体型スレンダー 小雪ってリアル不細工、子供欲しいから婚活してると言ったが、40で ダウン症か奇形産む気か、身の程知らず
576 :
愛と死の名無しさん :2013/03/31(日) 12:09:52.89
↑やりまんばばぁ危険だ
3/31献立(暫定) 蟹鮨御新香珈琲中華春巻き、予定 蟹鮨鮭缶里芋御新香三即席麺二果実菓子二醍醐菓子、予備
(
>>571 から)
初めて世界三分密約の概要を耳にしたそのとき、
フランツヨーゼフは思わず低く唸り声を発したが
それは怒りと共に、感嘆の感情をも含んでいた
フランツヨーゼフもただの人のいいジジイではない
ただのお人よしのジジイが大ハプスブルク家を維持できるはずもない
必要によっては自分の妻も息子も娘でさえも捨て殺しにしようという、
そういう覚悟と心構えを持った狡猾で老獪なクソジジイだ
しかしその老獪な糞爺であるフランスヨーゼフの視野は、
あくまで欧州の主導権争いと言う範疇にとどまっており、
ユーラシアはおろかアフリカも含めた世界を三国で分割してしまおうという、
『世界三分密約』のスケールのでかさには感嘆せざるを得なかった
敵ながら天晴れ、と言うわけだ
しかし感心してばかりもいられない
自分は分割されてしまう側。
いの目前にいる敵はイスタンブールのオスマンコだが、
この密約が機能すれば、背後からいずれスウェーデンバルトもやってくる
そうなればスウェーデンバルトとオスマンコの二国に食われてしまうのだ
フランツヨーゼフは取り急ぎ、
ハプスブルク帝國と友好関係を維持している世界の諸国・諸王家に
この世界三分密約の概要を通知するとともに軍事協力を呼びかけた
フランツヨーゼフが軍事協力を呼びかけた諸国、諸王家の当主とは
まずはサンクトペテルブルクに居を構えるロシアのイワンロマノフ、
次いで娘マリーの嫁ぎ先であるフランスは巴里にいるルイブルボン、
さらにはイギリスグレートブリテンに君臨しているエリザベスの婆、
オーストリアハプスブルクの分家であるスペインハプスブルク毛の当主フェリペ、
そして最後がユーラシアの東の端、
秋津蜻蛉の島に棲む馬蹄等の統領、源死魔であった
memo: 32bitとしては4つめ、 トータルでは6つめになるosを試し入れする器は752の白が妥当。 使うHDはまず容量の大きいジャンク。それが駄目なら小容量で。 使える目処が立てば黒に移してから認証するという選択もあり。
・・・ 「このこと、貴殿の主フラッヨーゼフ殿は 我等馬蹄等のほかに何処の御家に通知なされたか?」 ハプスブルク帝國から、この一報を受けた馬蹄等の当主源の死魔は、 ハプスブルク家の使者に対してまず最初にそれを確認しようとした 「まずはロシア皇帝にしてロマノフ家の当主であられるイワンロマノフ陛下。 ついでフランス王室の君主であられるルイブルボン陛下。 さらにブリテン島の主、エリザベスの婆…いや失礼、エリザベス女王陛下。 そして我等オーストリアハプスブルク毛の分家であり、イベリアの半島を 仕切っておられるスペインハプスブルク家の当主、フェリペ陛下。 以上の四家であります」 「ネーデルランドのオラニエナッサウの御家には通知されなんだか?」 「それは未だ・・」 「通知されよ。 オラニエナッサウの家がグレートブリテンの婆殿と 仲が宜しくないことは、むろん私も承知しているが、事は重大。 エリザベスの婆殿にだけ知らせて ネーデルランドには知らせないでおいては、 後々禍根となろうゆえに」 「畏まりました。さればウィーンにたち帰った後、 我が主フランツヨーゼフにその旨具申いたししましょう」 「それと…ホーエンツォレルン家には何故知らせぬのか?」 「ホーエンツォレルンでございますか…」
死魔のこの問いにハプスブルク家の使者はやや顔を顰めた それも無理はない。ハプスブルクとホーエンツォレルンは、 神聖ローマ帝国の皇帝の座を巡って長年争ってきており、 怨恨重畳といってもよい関係にあったからだ 「馬蹄等御当主のお言葉といえども、 ホーエンツォレルン家とだけは…」 「あいわかった。 されば、 ベルリンのフリードリヒ殿には私のほうからお知らせしておく …お使者殿。この件、プロイセンがどちらに付くかで、大きく秤が揺れる 長年の禍根があるとはいえ、ここはひとまず協力するのが宜しかろうと、 馬蹄等の死魔が申していたと、フランツヨーゼフ殿にはお伝え願いたい」 「恐れ入ります」 「最後の確認だが、いかに欧州に顔の広いハプスブルクのお家と言えど、 オスマンコの向背に当たるオリエントのイスラム諸家には縁故は無い、な?」 「さすがにそれまでは…」 「されば、そちらのほうも私から通知しておく。 イスラムも決して一枚岩ではない オスマンコの後塵を拝するを拒む者たちもいる 幸いなことに我が一門の内の草流という家の娘が デュルムンの王家ハリーファの御家に嫁いでいるゆえ、(註) 馬蹄等はイスラムにも顔が利く。 こちらのほうは我等にお任せいただこう」 「重ね重ねのお心配り、恐縮でございます」
(註) 主伝第二話「悪魔の棲む島」のなかで 草流家の明日香とハリーファ家の第六王子イーサラングレーデルハリーファが結婚している その縁故により、馬蹄等はイスラムの一部とも良好な友好関係を維持している
すごいなあ。。。過去の主伝副伝のネタも総動員してるジャマイカ これはスゴイ
「悪魔の棲む島」は第三話じゃなかったっけ? だって第二話は「虎御前を継ぐもの」でしょ?
>>584 あ、そうでした
第三話のほうです、失礼しました
…さすがはお方様。詳しいですねw
愛読者ですから (笑
3/31献立(確定) 蟹鮨御新香珈琲中華春巻天蕎麦醍醐菓子、確定 蟹鮨鮭缶里芋御新香三豚骨麺果実菓子二、余剰
memo:
>>579 の続き。
まず300Gハードは糞過ぎて使えない
既にOSが入っている100Gハードは、
モッサリしすぎてイライラするので使えない
よって結論としては
@余ってるもうひとつの100Gを使って入れ直すか、
A200G程度の中古をヤフオク辺りで買っておくか、
B或いは面倒なので何もしない
以上の三択となる
お勤めご苦労様でございマウス
(
>>580-581 から)
・・・
ハプスブルクからの使者を見送った後、
死魔は傍らにいる妻の香に声を掛けた
「そなたが欧州歴訪で撒いておいてくれた種が、
こんなに早くに役立つとは私も思わなかった
特に今まで馬蹄等とは馴染みが薄かったホーエンツォレルンとロマノフに
そなたが面通ししておいてくれたのは極めて重要なことだ。有り難く思う」
「何を仰いますやら。
私はだんな様のお指図のとおりに諸王家を巡ってまいっただけ。
ベルリンとサンクトペテルブルクに顔を通しておくのは大きい、
と言われたのはだんな様でございますよ」
「…そうだったかな?」
「ほほほ…」
香の笑いを微笑と共に受け流した死魔は、 傍らに控えていたもう一人の人物、腹心の鴨の葱間に声を掛けた 「葱間。そなた苦労であるが」 「ベルリンのホーエンツォレルンの御家と、 デュルムンのハリーファの御家への連絡、ですな。 承知いたしました」 「いや、その前にまず『モッサ』に連絡を取り、 ハプスブルクからもたらされたこの情報の裏を取ってくれ」 「…モッサ、でございますか」 「情報は常に複数から入手して突合せをしておかねばならぬ ハプスブルク家が通知してきた情報に不備があるかも知れぬし、 或いは勘ぐればフランツヨーゼフ殿が自らに都合の良いように 話を曲げておる可能性もある 幸いなことに我等馬蹄等は独立系諜報機関であるモッサとゆかりがある(註) モッサならばこれほどの重要情報、既にある程度は把握しておるであろう まずはモッサに連絡を取ってこの情報の真偽・整合性を確認し、 しかる後にホーエンツォレルンとハリーファに情報を伝えるのだ ハプスブルクからの情報だけを鵜呑みにして うかつに他の家に垂れ流しては為らぬ」 「なるほどご慧眼。委細、承りました」
(註) 主伝第四話「双頭の鷲たち」で騙られたとおり、 先々代当主源エルンストの妻である西の沙羅は 独身時代、独立系諜報機関『モッサ』の情報官を勤めていた この関わりに基づき、馬蹄等はモッサとも良好な関係にある
大作の悪寒・・・・ と言っても池田大作じゃないよ。大きな作品、ね
まだダルイ。。。
4/1献立 蟹鮨御新香鶏肉揚物かつお刺身珈琲紅茶中華春巻き、予定 蟹鮨つくね牛蒡鮭缶里芋御新香二豚骨麺果実菓子二、予備
今までに騙られた馬蹄等の物語一覧 (ご参考) 主伝 第一話 最後の宗家 第二話 虎御前を継ぐもの 第三話 悪魔の棲む島 第四話 双頭の鷲たち 第五話 竜彫りの男 第六話 紅の騎士たち 副伝 歳の左近妖怪退治秘話 第一話 退魔師、歳の左近 第二話 識神合戦 第三話 楢山撫す考 緒万の方様欧州怪異談 第一話 ロンドンの仰せの通り魔 第二話 ホーエンツォレルンの怪 第三話 北の都の妖僧 その他の副伝 紀の家の初代と言われる女性、紀の真宵と雲の小太郎の物語 電脳管制官の妻になった女性〜ジャン・ニシオ・芽子の物語
予想通り垂れてきた… といっても三十路女の乳のことではなく、為替のことだが。 しかし垂れたといっても、まだそんなに酷い状況ではない これが四十女の乳ぐらいまで垂れてくるようだと「危機的状況」となる もっとも…その時をこちらは狙っている なぜなら危機と好機とは同じコインの裏と表だから、デアル
memo:
>>588 の続き。
結局@の「余ってるもうひとつの100Gを使って入れ直す」を選択、
まず白いやつにインストールして、いま同じ機種のに移し替えた
起動時に多少チリチリ言うのが気になるが・・まあ使える
もう少し様子を見て、
行けると判断したら認証することにする
(
>>590-592 から)
鴨の葱間に指示を出した後、死魔はその足で『呪術の間』に向かった
室内に入るとそこには
呪術師の羽生善事禅師、
物理学者の安佐奈良達、
電脳制御官のジャン・クタロウと芽子の夫婦がおり、
それぞれが自らの持ち場であれこれと立ち働いていた
当主の姿を見て皆が辞儀をするのに軽くうなづきを返し、
死魔はまず物理学者の安佐に声をかけた
「奈良達。状況は如何?」
「空間転移そのものは問題ありません」
奈良達は学者らしい頑固さを持つ人ではあったが、
さすがに当主死魔に対しては礼儀正しく応答した
「一騎であろうが二騎であろうが、
或いは300騎、400騎であろうが、
転移は可能でございます。…と申しても、
そのときは禅師の呪力を必要とする訳ですが」
「ふむ。…禅師、そなたはどうじゃ?」
「支障ございません」
死魔の問いに羽生善事禅師は簡潔に答えた
その簡潔な答えの裏に、確固とした自信が感じ取れる
禅師のその答えに無言でうなづく死魔を見て、奈良達が言葉を足した
「問題はもうひとつの方、『空間置換転移』のほうでございますな」
(補記) ・・・ 安佐奈良達(あさ・ならたつ)とは馬蹄等の一人で、 主伝第二話にチョイ役で出てきた、物理学者安佐達三の子孫である あの事件の後、達三はそのまま馬蹄等の里に居座り、 電波系生命体の時空間転移のなぞを解明しようとしたが、 結局夢を果たせぬまま、馬蹄等の里の土となった しかしその子孫の奈良達は、 達三が残した膨大な実験データや論文を下敷きとして ついに不完全ながらも空間転移の謎の一部を解明するに至ったのである だが、そのシステムの発動には膨大な呪術のパワーが必要不可欠であり、 そのため当主死魔は、 奈良達をココ『呪術の間』に移し、 馬蹄等最高の呪術師である羽生善事禅師との共同開発を 指示していたのであった ・・・
安佐奈良達(あさ・ならたつ)さんは、夜は立たないんですか? …っていうギャグは、もう誰か言ったかな?
_,,-―-、_ ,,_ ,,
_,-''^¨⌒((''-く_ \⌒ ))''-、
(( ((⌒゚。・:゚))____,,,,,'i(゚∵。⌒))
__,,,≫ゝ__`ー-一'ノ-------―''_`''''ー≪,,,__
f!!!!!!!!!iiiiiiirrrrrー==-----rrrrrrrriiiiii!!!!!く
`!、'' '''''!!ii((((リ ャー' 〈ャー'|!!!iii''''' '' ' ノ
`-、 ''((〔9! _ ト、 _,-'¨
`'‐、_ _゚入 -‐ ,ji.|__,,-‐'¨´ そのギャグは・・・・・・・
. __,¨イ ` ,-‐ ' _,,!、, _
. f ! i f^¨ ! ヽ, 私が
>>234 で既に言っております
i ! | .! ! /
紀の真宵と雲の小太郎の物語…
って、どんなお話だったっけ?
>>596
鈴鹿峠の山賊にむちゃくちゃに輪姦された紀伊国屋の娘を 通りすがりのはぐれ馬蹄等の小太郎が助けだし、その後〜 というお話です
(
>>599-600 から)
「ふぅむ…そなたほどの識者でも、やはり置換転移は難しいか」
「いえ、決してできないというわけではございません
ただ空間置換転移は、
aの空間とbの空間をつなぐ回廊を開くだけの単なる空間転移とは違い、
aの空間とbの空間をごっそり置き換えるというものでございますので、
置き換える空間の詳細なデータが事前に必要となります
置換すべき空間の三次元的形状から容積まで、総てが必要です
そのデータが事前にわかり、
数値をあらかじめ入力しておくことができれば、
理論上は可能でございます。ただ…」
そう言って奈良達は、
ちらりと羽生善事禅師のほうに目をやった
奈良達のその顔にややためらいの色がある
その奈良達の仕草、顔色を見て、
死魔も『理論上ならば可能』と言った奈良達の言葉の真意を悟った
「なるほど…そういう次第か」
「御当主。奈良達殿。」 押し黙った死魔と奈良達の二人に対して 声をかけてきたのは羽生善事禅師だった 「理論上は可能、と言われるのであれば、おやりなさるが宜しかろう その『空間置換転移』なる術を維持できるかどうか、 それは私の精神力に懸かっている そういうことでございましょう?」 「それはそのとおりなのですが、しかし禅師」 「その術がなるかならぬかで馬蹄等の命運が決まる。違いますか?御当主」 「それは確かにそうじゃ。…しかし禅師。そなたは武官ではない」 「馬蹄等の命運が懸かっておるというのに、 武官も文官も呪術師もクソもござるまい 御当主をはじめとして草稲殿や青海殿や静蛇殿と言ったお歴々が 命を賭けて何事かをなさろうという時に、 私だけが安全無事なところに隠れておるつもりは毛頭ございません その術が我が身にとって危険であるとしても、 理論上は可能であると奈良達殿が言われるのであれば、 どうかその準備をお進めくださいますように」 「禅師・・・」
そういえば 禅師ー北京 っていう手品師が、昔いたな。。。
4/1献立(確定) 蟹鮨御新香かつお刺身紅茶中華春巻き缶珈琲二鶏肉揚物二。確定 蟹鮨鮭缶里芋牛蒡揚物豚骨麺御新香二果実菓子二醍醐菓子。余り
_, ._
( ゚ Д゚)
>>608 ふ、古い・・・
・・・余りにも古すぎる
613 :
愛と死の名無しさん :2013/04/01(月) 23:31:20.75
(屮゜Д゜)屮 レッドスネークカモーン!!
wwww 面白いw
古すぎてワカンネ
お若い方には無理かもしれませんね R40指定ギャグですから
(
>>606-607 から)
「その、なにやら言うコウセイの代理人、ヒトニょーるを受け取ったか」
「はい」「ふむ・・・」
ここはスカンジナビアはストックホルムの王宮。
スウェーデンバルト帝国の君主グスタフアドルフは、その王宮内の一室で、
イスタンブールから戻ってきたエーヴぁロッタブレムクヴィストの帰朝報告を受けていた
「シナはとりあえず馬蹄等を抑えてくれれば、それでよい
東ユーラシアで我等が脅威と感ずる存在は、馬蹄等のみ。
三分の計がわれらの思惑通り進み、馬蹄等が消滅すれば、
いずれはシナとも覇を争うことになろうゆえ、な」
「その前にまずシナはオスマンコと咬みあわせるのがよろしいかと」
「オスマンコと、か」
「はい。シナ・オスマンコの両者に、
印度をこのような形で分割提示したのもそのためですので。
いずれオスマンコとシナは印度か、
或いは中央アジアで闘うことになりましょう
我等は両者が疲弊したところで漁夫の利を得るのが一番効率的かと、思量いたします」
「そううまくことが運ぶものかな?
所詮は仮初の同盟じゃ。
オスマンコは印度、中央アジアのみではなく、
我が統治予定領域であるウクライナ北部、
或いはボスニアヘルツェゴビナを越えて侵攻してくる可能性もあるぞ」
「そのときは、お譲りなさるがよろしいでしょう」
「譲るのか?!」
「一時だけ。
オスマンコは欧州よりユーラシア中央の制覇に関心を持っております
それはシナも同様。彼らには『アトランティス』が見えておりません
さすれば必ずや両者はユーラシア中央部で大規模な衝突を起こすことでありましょう
我等はその後にゆるりとシナ・オスマンコを片付ければよろしゅうございます」
まだ眠い。。。
このエーヴぁロッタの鋭く深い読みには グスタフアドルフも低く唸り声を上げて、感嘆した 「うぅぅむ…さすがは我がスウェーデンバルトの頭脳。 そなたが敵手でなくてよかったわ、エーヴぁロッタ」 「恐れ入ります」 「ではついで我が統治予定領域である欧州に関してそなたの思惑を聞こう」 「は。やはり欧州では、 婚姻外交によりヨーロッパの主要王室のほぼすべてと 縁戚関係を持っているウイーンのフランツヨーゼフのジジイと、 我等以外にアトランティス海に関心を抱いているらしき様子の グレートブリテンのエリザベスの婆。 この老獪な二人の爺婆をどう捌くかが鍵となりましょう ホーエンツォレルンのフリードリヒはやや覇気に欠け、 ブルボンのルイは愚昧ではありませんが腰弱く、 いずれも恐れるには足りません。 …とはいえ無論油断は禁物でありますが」 「スペインのフェリペ。オランダのオラニエナッサウはどうか?」 「フェリペはまだ幼く、摂政が半島をまとめるのに精一杯の模様。 オラニエナッサウは神聖ローマ帝国内での主権をえさにすれば、 我がスウェーデンバルトに敵対することは、まずありますまい」 「ふむ。とするとやはり、 フランツヨーゼフの爺とエリザベスの婆か。 このふたりさえ、抑えこむことが出来れば…」 このグスタフアドルフの言葉に応じて、 エーヴぁロッタも深くうなづきを返した 「…はい。さすれば我等、念願のサンクトペテルブルクに対して スウェーデンバルト艦隊主力を振り向けることが出来ましょう」
4/2献立(暫定) 蟹鮨御新香牛蒡揚物珈琲醍醐菓子、予定 鮭缶里芋豚骨麺御新香果実菓子二、予備
(´・A・`) 少な…調子割る印?
はぁ。いささか。。。
そうなの…ともかくお大豆に。ね
お大豆に・・・
(
>>619 から)
・・・
さて既述したとおり、
スウェーデンバルト・品・オスマンコの三国間で交わされた世界三分密約は、
把握した時期の遅早はあれ、他の諸国諸王家もあまねく知るところとなった
しかしながらこの密約を知った他の諸国諸王家が、
一致団結したかといえば、そんなことはなかった
他の諸国・諸王家もそれぞれに思惑をもち、
その利害得失に基づき行動したからである。
・・・
グレートブリテンの主、エリザベスの婆は
アトランティスの海に深い関心をいだいており、そのために
スウェーデンバルト艦隊が外海に出てくるというのであれば、
それを叩くということをフランツヨーゼフに約束はしたものの、
それ以上の参与介入は遠まわしに断ってきた
エリザベスの婆が動かないというのだから、
他の西欧諸国は推して知るべし。
みな火中の栗を拾うのを避け、様子見を決め込んだ
当初より事の重大さを認識していたフランツヨーゼフの爺は
懸命に糞婆を説得しようとしたがエリザベスは動かなかった
彼女はスウェーデンバルトの恐ろしさを十分認識していなかったのである
オランダのオラニエナッサウ家は スウェーデンバルトとオーストリアハプスブルクの両者から勧誘を受け、 悩みに悩んだ 本来であればスウェーデンバルト帝国の誘いの方に乗って この機会にハプスブルクとホーエンツォレルンを出し抜き、 神聖ローマの主導権を握りたいという思惑も確かにあった。 しかし、このことの直前に オランダ王室に表敬訪問に来ていた秋津蜻蛉の馬蹄等当主の妻、 緒万戸香の印象の良さおよびその際の会談の内容から判断して、 うかつにスウェーデンバルトの話に乗ることも危険だと考えた あれこれと悩んだ末に 結局オランダの王室オラニエナッサウは、 中立を決め込むこととなった
プロイセン王室ホーエンツォレルン家の当主フリードリヒも、 源死魔からの連絡を受け、腕組みをして考え込んだ スウェーデンバルト帝国は確かに脅威だ。しかし、 今はハプスブルク家と協調されよという死魔の意見も受け容れ難い… ホーエンツォレルン家とハプスブルク家は、 神聖ローマ帝国皇帝の座を巡り、 長年争ってきた怨恨重畳の関係だったからだ 結局、フリードリヒは 「ハプスブルク家と積極的に協調することはできぬ。 しかしながら緒万の方殿の夫君であられる死魔殿の要請であれば、 我が領内にて何か必要となることがあれば、協力は惜しみませぬ」 と、 死魔からの使者に対して回答するにとどまった
一方、おなじく源死魔から この密約の概要を知らされたイスラムの王室ハリーふぁ家は 直ちにサウジのサウード家、オマーンのサイード家といった かねてより友好関係にあった王家のみならず、 長年敵対関係にあったエラムの武門の家、 アフマディーネジャード家とも軍事協力を結ぶことに成功した しかしそれらを集結させてもなお、 オスマンコの軍事力には遠く及ばなかった オスマンコ帝国は、 それほどに強力な軍事国家だったのである
諸国・諸王家の足並みが不揃いな中、 この情報の重大性を速やかに認識し、 かつ最も過敏に反応したのが、ロシアのロマノフ家であった それも無理はない。なぜならこの密約の内容の通りになれば、 ロマノフ家が領有している広大なロシア帝国は ウラル山麓の東はシナ、西はスウェーデンバルト、 さらには黒海沿岸はオスマンコというように綺麗に分割され、 消滅してしまうことになるからだ 現在でさえもスウェーデンバルトの圧力に苦しんでいるというのに、 このうえ更に東からシナが、南からオスマンコが攻めてくるのでは たまったものではない ロマノフ家の当主イワンロマノフは、 ハプスブルク家の当主フランツヨーゼフと直ちに軍事同盟を締結するとともに、 遥かユーラシアの東の端、秋津蜻蛉の島に住む馬蹄等の当主源死魔に対しても、 軍事協力をしたき旨、申し入れてきたのであった ・・・ こうしてハプスブルクとロマノフを軸にして、それに グレートブリテン・ペルシャ湾岸諸王家・秋津蜻蛉の馬蹄等を絡めた 『アンチスウェーデンバルト連合』とでも呼ぶべきものが出来上がった しかしその軍事力および団結力は確固たるものとまでは言えず、 とりあえず三国の勝手気ままな侵略・軍事行動をかろうじて封じている、 という程度の状態に過ぎなかった そしてそんな折、 ココハザマ世界を揺るがす大事件が起こった
ウ〜〜〜〜ン ●ヽ(´・ω・`)ノ● ●ヽ(・ω・`ノ● (ω・`● (・`●) (●ヽ ) ●ヽ )● ●ヽ( )ノ● ●ヽ( ´)ノ● ( ´・● ( ノ● ) ( ●´・) ●ヽ´・) ●ヽ´・ω) `●ヽ´・ω・) ●ヽ(´・ω・`)● ●ヽ(´・ω・`)ノ●
●ヽ(・ω・`ノ● (ω・`● (・`●) (●ヽ ) ●ヽ )● ●ヽ( )ノ● ●ヽ( ´)ノ● ( ´・● ( ノ● ) ( ●´・) ●ヽ´・) ●ヽ´・ω) `●ヽ´・ω・) ●ヽ(´・ω・`)● ●ヽ(´・ω・`)ノ● 〜〜コが、でた
それはよろしゅうございましたな
語部さん少しペース落としなさい 飛ばしすぎです。失速しますよ?
4/2献立(確定) 蟹鮨御新香牛蒡揚物珈琲醍醐菓子豚骨第三帝國迄。 鮭缶里芋御新香果実菓子二、余剰。
お大豆に…
雨突風を理由にして今日タバコ屋が店開けないようだと マズイ。。。
4/3献立(暫定) 蟹鮨御新香鶏揚物鰈煮物白子茹物珈琲紅茶醍醐菓子、予定。 蟹鮨鮭缶里芋御新香二即席麺二果実菓子二醍醐菓子、予備。
独り言。 やっぱり為替はわからんもので。 クロス円95ぐらいまでは軽く逝っちゃうかな? と思っていたが…あっさり持ち直しやがった ボリュームの多少はあれど ポジションは常にオーバーロングだから 上がればモチロンプラスだ しかし一方で 「今度こそ暴落過程でゴッソリ取ってやろう…」 などというスケベなことも内心考えているので (屮゜Д゜)屮 ガラ、カモーン!! …という気持ちもかなりある 難しいものだな。為替より人の心のほうが難しい
お勤めご苦労サマンサタバサでございます
(
>>629 から)
ココハザマ世界を揺るがす大事件。それは仏蘭西革命である
仏蘭西王室ブルボンの国家経営は不安定であるということは、
かねてより近隣諸国も知るところであり、
かつてスウェーデンバルト帝国もその点に目をつけ、
スウェーデン王族の一人であるハンスフェルゼンを
留学と言う名目で仏蘭西巴里に間諜として送り込み、
ブルボン王家を転覆させて、
仏蘭西をスウェーデンバルトの傀儡国家に仕立て上げようと企てことがあった。
だがその企ては、
緒万戸香・草稲姉弟の父である仁王、および
馬蹄等先代当主源ウマイヤによって阻止されている。(物語主伝第五話『竜彫りの男』より。)
しかし今回の革命は、
そうした外国勢力の示唆指唆によるものではなく、
仏蘭西の仮想貴族階級のものたちを主とした、
仏蘭西自身の手による革命であった
. 仏蘭西の国王ルイも あの事件以後それなりに用心深くなり、 外国からの移住者・留学生などをうかつに身近に寄せ付けないよう、 気遣うようにはなっていた しかしルイの妻であり、 かつフランツヨーゼフの孫娘でもある、 マリー・アントワネット・ブランダルネット・フォン・ハプスブルク、 および彼女を取り巻く仏蘭西上流階級のものたちは あの事件を経験してもなんら反省することも無く、 相変わらず奢侈で贅沢で自分磨きな女子力うp的な生活に明け暮れていた その彼ら上層階級の奢侈放蕩生活の継続に伴い、 仏蘭西の国家財政は急速に悪化、 ついに国民は食べるパンすらも無くなって、 仕方ないのでケーキを食べる、という悲惨な状態にまで陥っていた 前回と異なり今回の仏蘭西革命は、 そうした仏蘭西仮想階級ものたちの鬱積した感情の蓄積を起爆剤とした 天然自然の大爆発、下克上だったのである… .
・・・ 「…天佑、だな」 『仏蘭西で動乱勃発せり』の報を受けたとき、 グスタフアドルフはそうつぶやいた それはそうだ アンチスウェーデンバルト連合の一郭である仏蘭西のブルボンが 何もしないのに勝手に脱落してくれたのだから。 「仰せのとおり。仏蘭西のこの動乱で西欧は機能不全に陥りましょう。 エリザベスの婆もここ北欧や東欧にまで派兵する余裕はありません」 「さすれば…ついに機会到来か」 「オスマンコのスルメスメルとシナのコウセイに連絡を取り、 三者同時に打ちかかるがよろしゅうございましょう。 オスマンコにはバルカンと黒海沿岸に兵を出させ、 オーストリアハプスブルク家の動きを封じさせる 一方シナにもシベリア出兵を促し、ロシアの戦力を分散させる しかる後、われらが…」 エーヴぁロッタのこの言葉に、 無言でうなづくグスタフアドルフ。 『北の獅子王』の異名を持つ彼のその眼が、 まさに猛獣のそれのごとく鋭く煌いていた
・・・ 「仏蘭西にて動乱勃発」 「シナ陸軍がモンゴル高原を越え、バルカン湖畔を目指し進軍中」 「オスマンコ帝国陸軍がボスニアに侵攻。併せて海軍は黒海に展開中」… これらの情報はユーラシアの東の端、 秋津陽炎の島にいる源死魔の許にも次々と送られてきたが、 死魔はまだ動かなかった 彼は呪術系チームからの報告を待っていたのだ ロマノフ家当主イワンロマノフの全面的な協力を得て、 既に『データ』は入手されていた。 あとはその結果を待つばかりだ 軍事系チームの支度は既に整っていたが、 馬蹄等呪術『空間置換転移』がならぬというのであれば、 無駄に兵を動かすことはできない 当主であろうが誰であろうが、 人に無為に死を強いる権利など、ありはしないのだ
待ち続けた馬蹄当主源死魔のところに、 物理学者安佐奈良達がやってきたのは 「スウェーデンバルト帝国艦隊主力が、 ストックホルムの軍港から出航せり」 という緊急連絡が入ってきた直後のことだった 「御当主。お待たせいたしました」 「事は成ったか」 「はい。…されど過日も申し上げましたように、 この業はひとえに羽生善事禅師の呪力、 および精神力に懸かっておりますゆえに、 ごくわずかな時間しか効験はございません。 もし万が一、軍事行動の半ばで呪術が消えてしまった場合は…」 「それは致し方ない。 いま私が動かねばロマノフか滅びる。 ロマノフが滅びれば、それを滋養にして肥え太ったシナが、 必ずやココ秋津陽炎の島に大軍を振り向けてくるであろう。 そうなってからでは何もかも手遅れ。やるなら今しかない。 さらには…」 と言い掛けて、ふと死魔の口が止まった その続きを聞こうと耳を傾ける安佐に対して、 死魔は穏やかに笑ってみせた 「いや。なんでもない。 これ以上のことはそなたは気にかけずともよい …ではこれより『呪術の間』に参ろう そなたと禅師、ジャン夫婦の呪術系チームのみならず、 草稲、青海、静蛇の軍事系指揮官三人も呼んでおこう この作戦、軍事系と呪術系が呼吸を合わせる事が肝要。 どちらが欠けても作戦は失敗する 両者事前に総てのことを知り周知徹底しておくことが必要不可欠なことだ」
>>644 訂正一箇所
×バルカン湖畔⇒○バイカル湖畔
., -、,. -─- 、⌒〉 { } ヽ_ r'⌒) ヽ、 ,,-‐‐ ‐‐-、 iヽ、 J { 、_(o)_,: _(o)_ヽ/ ヽ/∪ ! >:: } / l /( [三] )ヽノ‐''> < うわぁぁぁああああ! i⊂}__ `二´‐'´__/__ ヽ ‐- 、二`ヽ/〉⊂ニニ⊃) | // ̄ ̄)j~U^∪ヽ ノ ` ‐-L!--‐''(´ ) `i''ー----‐ ''"´ ヽ、__/ ! } ` } !. , -‐- 、. ノ--─ ' ヽ、_{. `ヽi'⌒i `''‐- 、.. __,!
うゎぁぁ ''';;';';;'';;;,., うゎぁぁ ''';;';'';';''';;'';;;,., う ゎぁぁあああ う ゎぁぁあああ ;;''';;';'';';';;;'';;'';;; ;;'';';';;'';;';'';';';;;'';;'';;; ヽ vymyvwymyvymyvy う ゎぁぁあああ つ ゎぁぁ MVvvMvyvMVvvMvyvMVvv、 Λ_ヘ^−^Λ_ヘ^−^Λ_ヘ^Λ_ヘ う ゎぁぁあああ ヘ__Λ ヘ__Λ ヘ__Λ ヘ__Λ ヽ __,/ヽ_ /ヽ__,.ヘ /ヽ__,.ヘ _,.ヘ ,.ヘ つ ゎぁぁあああ /\___/ヽ /\___ /\___/ヽ _/ヽ /\___/ヽ / ::::::::::::::::\/ ::::::/ ::::::::::::::::\ / ::::::::::::::::\ . | ,,-‐‐ ‐‐-、 .:::| ,,-‐‐ | ,,-‐‐ ‐‐-、 .:::|、(| ,,-‐‐ ‐‐-、 .:::| | 、_(o)_,: _(o)_, ::: 、_(o)_,: | 、_(o)_,: _(o)_, :::|_, )| 、_(o)_,: _(o)_, :::|| . | ::< .::| ::< | ::< .::|ニ=| ::< .::|| \ /( [三] )ヽ ::/\ /( [三]\ /( [三] )ヽ ::/ニ´\ /( [三] )ヽ ::/ /`ー‐--‐‐―´\ /`ー‐- /`ー‐--‐‐―´\-‐‐ /`ー‐--‐‐―´\
こりゃ、えらいこっちゃ…
_,,-―-、_ ,,_ ,, _,-''^¨⌒((''-く_ \⌒ ))''-、 (( ((⌒゚。・:゚))____,,,,,'i(゚∵。⌒)) __,,,≫ゝ__`ー-一'ノ-------―''_`''''ー≪,,,__ f!!!!!!!!!iiiiiiirrrrrー==-----rrrrrrrriiiiii!!!!!く `!、'' '''''!!ii((((リ ャー' 〈ャー'|!!!iii''''' '' ' ノ `-、 ''((〔9! _ ト、 _,-'¨ `'‐、_ _゚入 -‐ ,ji.|__,,-‐'¨´ 昨日「ペース落とせ」って言ったのに・・・ . __,¨イ ` ,-‐ ' _,,!、, _ . f ! i f^¨ ! ヽ, i ! | .! ! /
聞きやしないんだから。このひとは。(苦笑)
4/3献立(確定) 蟹鮨御新香鶏肉揚物鰈煮付け珈琲珈琲紅茶醍醐菓子まで。 蟹鮨鮭缶里芋白子醍醐菓子御新香二即席麺二果実菓子二、余剰。
ようつべの強制広告はどうにかならないのかな? たった五秒だけとはいえ、 見たくもないものを無理やり見せられるというのは やっぱり少し腹立たしい
4/3献立(
>>652 補正)
蟹鮨御新香鶏肉揚物鰈煮物珈琲二紅茶醍醐菓子中華春巻、確定。
蟹鮨鮭缶里芋白子醍醐菓子御新香二即席麺二果実菓子二、余剰。
(
>>645 から)
・・・
その日の夕方。
馬蹄等御館の大広間に、
この里に住み暮らす主だったものたちが顔をそろえていた
当主源死魔が全員に招集をかけたのである
そのメンバーとは…
当主、源死魔。
その妻、緒万の方様こと緒万戸香。
その娘、馬蹄等の姫こと緒万戸紅。
その義弟、先鋒大将、緒万戸草稲。
馬蹄等右近衛の大将、歳の青海。
馬蹄等左近衛の大将、紀の静蛇。
馬蹄等最高の呪術者、羽生善事禅師。
電脳空間制御管制官、ジャン・クタロウ。
その妻で管制官補佐、ジャン・西尾芽子。
呪術系物理学者、安佐奈良達。
緒万の方様付き専任護衛官、イヴ・黒岩。
緒万戸紅の補佐官を勤める、奈須野与一。
当主源死魔の側近を勤める、鴨の葱間。
言語学者、ムスクルス・ティゴマティクス・マイヨール。
馬蹄等専用機エアルージュの操縦士、阿蘇古賀粥磐。
馬蹄等御館のメイド長、比延(稗田or日枝)の阿礼。
…等々の、錚々たるメンバーであった
・・・ 「明朝、東雲のときを期し、 私はバルト海沿岸に向け出陣する 移動手段は空間転移。 到着予定地点はサンクスとペテルブルクとタリンの中間、 海岸に程近き場となろう ついてはこのことにつき、 私と共に参るもの、ここに残り里を守るもの、 各自の役割を示すゆえ、皆心して聞くように。」 死魔のこの言葉に皆一同、押し静まった 実は先ほど呪術系チームの四名と軍事系指揮官三人を含め 安佐から馬蹄等呪術『空間置換転移』の説明を受けたあと、 死魔は妻の香とその護衛官イヴ黒岩、 及び娘の紅とその補佐官奈須野与一、 さらには側近の鴨の葱間、 言語学者のマイヨールも呼んで、今回の戦略の骨格を告知していた だからここにいるものたちの過半は、 既に今回の軍事作戦の概要は知っている しかしいま当主死魔から改めて公にその内容が示されるとあって、 既に熟知しているものも、そうでないものも、 皆心を引き締めて押し静まり、 当主死魔の言葉を待ったのである
ヽ|/ / ̄ ̄ ̄`ヽ、 / ヽ / \,, ,,/ | | (●) (●)||| | | / ̄⌒ ̄ヽ U.| ・・・・・・・・ゴクリ。 | | .l~ ̄~ヽ | | |U ヽ  ̄~ ̄ ノ | |  ̄ ̄ ̄ |
to be continued............
659 :
愛と死の名無しさん :2013/04/04(木) 00:16:20.69
java in "752" is error.......god damn it.....
Oh, that's too bad...... But, don't worry about it. I always appreciate and thank for your work. God be with you. Good night♪
日本語でお願いします
日本語… それはお気の毒さま でもお気になさいますな お勤めいつもご苦労様でございます感謝しております 神があなたと共にあらんことを。ではお休みなさい♪
まだ眠い。。。
4/4献立(暫定) 蟹鮨御新香鶏肉揚物白子鮪刺身鯛刺身紅茶醍醐菓子、予定。 蟹鮨鮭缶里芋御新香二即席麺二果実菓子二醍醐菓子、予備。
(
>>656 から)
「草稲。青海。静蛇。
そなた等三名は各100騎を率い、我と共に来よ」
「畏まりました」
三人の指揮官は既に当主死魔から内意を聞いており、声を揃えて応じた
しかしこのことを事前に聞いていなかったものは、心ひそかに驚愕した
当主死魔自らが外界に行くことすらめったにないことだというのに、
さらに草稲、青海、静蛇が全員出撃するというのも前代未聞である
娘の紅が外に行ったときですら、
青海と静蛇の二名を護衛につけただけの死魔が
三人の軍事指揮官全員を引き連れていく。しかも各100騎。
当主死魔の直属騎兵も加えればその数は騎兵三百超となり、
乗り換えのウマも加えればその総頭数は四百頭をゆうに超える
これだけの人数、頭数がココ馬蹄等の里を離れて、
外に行くというのは過去に一度もなかったことだ
この場で初めてこの事を耳にしたものは、密やかに慄き、心震わせた
「私自身は近衛100騎のうち、50騎を引き連れていく
残る半数は里に残す。そのもの等の指揮は・・紅」
と、死魔は我が娘の名を呼んだ。「そなたが指揮を執れ」
「…紅。 そなたはおなごとはいえ、虎御前を継ぐもの。 ゆえに、いずれは我が跡目も継がねば為らぬ。 馬蹄等の50騎でも百騎でも己が手足のように使ってみよ …とはいえ、そなたはいまだ年少。わからぬことも多々あろう その際は葱間に聞け。 葱間。そして与一。 そなたらは里に残り、我が娘紅を補佐せよ」 「はい」 「はい」 「承りました」
「ついで呪術系チーム。 奈良達。禅師。クタロウ。芽子。 そなたらは私の出陣と時を合わせ、呪術の間に入れ。 またマイヨール。そなたも彼等と共に呪術の間に入り、 我等軍事系の『空間転移』を補佐せよ」 「はい」 「畏まりました」 「里に残るものたちは全員でこの呪術系チームを守れ 今回の軍事作戦は呪術が機能しているときが勝負である 呪術系の業が崩れれば、我等軍事系もまた全滅する。 このこと、決して忘れてはならぬ」 ここまで述べてから、死魔は改めて声を張った 「私が不在の間のこの里の総大将は我が妻、香とする 周りの者たちは香をよく補佐し、必要と思えば意見も述べよ 香は周囲の者の意見に耳傾け、指示に誤り無きようにいたせ そして、イヴ。黒岩。 そなたらは我が妻にして里の総大将、香を護衛せよ」
当主死魔の指示に 緒万戸香とイヴ黒岩が頭を下げたところで、 彼は最後の言葉を述べた 「今回の軍事作戦の暗号名は『マジック』とする 決戦は明日。 されば今宵は、皆心身を和ませ、 愛しきものあれば時を共にして明日に備えよ ・・・ 以上である」 死魔が語り終えると共に、 大広間にいる一同がいっせいに頭を垂れた 死魔が立ち上がり、大広間から去っていくその後ろに妻の香が続いた 決戦の公示はこうして終わった
愛しきものがいないときは…
どうしたらいいんですかね?御当主様。
>>668
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●)
. | (__人__)____
| ` ⌒/ ─' 'ー\
. | /( ○) (○)\
>>669 そういうときは、尾奈・・・
. ヽ / ⌒(n_人__)⌒ \
ヽ |、 ( ヨ |
/ `ー─− 厂 /
| 、 _ __,,/ \
ココはアソコとは違うんだ それ以上言ったら、お方様に殺されるぞ。。。
_,,-―-、_ ,,_ ,, _,-''^¨⌒((''-く_ \⌒ ))''-、 (( ((⌒゚。・:゚))____,,,,,'i(゚∵。⌒)) __,,,≫ゝ__`ー-一'ノ-------―''_`''''ー≪,,,__ f!!!!!!!!!iiiiiiirrrrrー==-----rrrrrrrriiiiii!!!!!く `!、'' '''''!!ii((((リ ャー' 〈ャー'|!!!iii''''' '' ' ノ `-、 ''((〔9! _ ト、 _,-'¨ `'‐、_ _゚入 -‐ ,ji.|__,,-‐'¨´ ころ須田なんて・・・そんなことは . __,¨イ ` ,-‐ ' _,,!、, _ . f ! i f^¨ ! ヽ, i ! | .! ! /
決して有馬温泉二泊三日
(
>>668 から)
・・・
その夜、
決戦の告知を終えた後、
当主死魔は妻の香の他に
ひえだの婆とアソコガの爺を加え、四人で時を過ごしていた
娘の紅は奈須野与一と共に何処かに出かけ、ここにはいない
ひえだの婆は冥土一筋三十年の毒女、
アソコガの爺のほうは妻に先立たれ、
伊磐と言う名の一人息子がいるものの、
これがまた腰の据わらぬプー太郎で何処かにふらりと
出かけていってしまったため共に過ごす相手もおらず、ということで
両者なんとなく当主夫婦の傍らに控えていた
…と、こう述べると、この爺と婆、
当主夫婦にとってお邪魔虫としか思えないかもしれないが、
この爺婆は死魔ともまた香とも幼いころからの顔見知りで、
ガキのころは身分や立場の分け隔ても無く、
皆で泥だらけになって遊んでいた仲だったのだ。
長ずるに及び、
死魔が第五十三代目馬蹄等当主となり、
香が緒万戸茶の第二十四代宗匠となり、
アソコガの爺がエアルージュのパイロット、
ひえだの婆が馬蹄等御館のメイド長と、
それぞれ異なる道を進み、立場身分も分かれていったものの、
幼い時の遊び友達ということで、やはり四人いずれも互いに
気の置けない心許せる間柄であると感じているのである
その四人で静かに時を過ごすうち、ふと、
比延の婆が思い出したように口を開いた
「…そういえば御当主。 他の方々はそれなりにお役目を承りましたのに、 私とアソコガの爺には特段のお役も御座いませんでした これではいささか寂しゅうございます 私等でもなんぞ役に立つことがあれば、 使ってくださいませ」 「ハハ、有り難い言葉じゃな しかし今回はそなたらは何もせずともよい 香とともに里にとどまっておれ 先ほど、あの場では、 里に残るものたちの気をを引き締めるために、 あのような申し方をしたが、恐らく何事も無かろうと思う」 と言った後で、死魔は改めて言い直した 「いや…というか、何事も起きぬことを願う」
. 「御当主は…やはりシナのコウセイのことがお気懸りで?」 そう尋ねたのは、アソコガの爺だった 彼はさすがに古の頃より馬蹄等当主の『足』を担ってきた アソコガ家の現当主だけのことはあり、 冥土一筋三十年のひえだの婆に比べれば国際情勢にも詳しく、 当主の死魔が心中懸念している事柄をズバリと指摘してきた …そう。シナのコウセイ。 『紅色女帝』と言われるシナ大陸の影の支配者。 その彼女の動きこそが、今回の軍事作戦に際し、 死魔が内心気に懸けていることだったのである
難しいとこだね・・・微妙。
4/4献立(確定) 蟹鮨御新香鶏肉揚物白子鮪刺身鯛刺身珈琲紅茶醍醐菓子、確定。 蟹鮨鮭缶詰里芋御新香三即席麺二果実菓子二醍醐菓子二、余剰。
今夜の夜食は東京行乳プリンケーキ。&コーヒー。
まだ眠い。。。
うんこしてるあいだに、 冑為替がえらいことになっとるではないか…なんじゃこれは
もう離隔しちまってるから 儲け損なったと言えば儲けそこなった訳だが …まあしかたないかな。損したわけじゃなし。
山高ければ谷深しとも言うし何とも言えんね
4/5献立(暫定) 蟹鮨里芋御新香珈琲紅茶醍醐菓子現状第二帝国迄 鮭缶詰御新香二即席麺二果実菓子二醍醐菓子予備
(
>>676 から)
アソコガの爺の指摘に
死魔は暫しの沈黙の後、おもむろに口を開いた
「コウセイは用心深いおなごだ。
過日、移し世の世界で我が娘紅の命を淋彪に狙わせたときも
自らは遠方より眺めていたのみで、淋彪が仕損じたと見るや、
直ちにウマに飛び乗ってその場から逃げ去った由。
あのものは決して自らを危険な場に置こうとはせぬ、
そういう用心深さを持っている
そんな彼女からすれば、
まず露西亜を滅ぼしてユーラシア大陸の東半分を我が物とし、
その圧倒的な国土と人民数を背景として大軍を編成してから、
しかる後にその大軍をもってして
ここ秋津陽炎の馬蹄等の里を殲滅したい、と
そう思っているはず。
しかし今現在シナは、まずその露西亜を消滅させるべく、
軍団の大半を軍事指揮官共々シベリアに派遣しておるゆえ
コウセイの手の内にはたいした戦力は残っておるまい
その寡兵をもってしてもなお、
ここ馬蹄等の里にまで攻めてくるかどうか。
それはあのおなごの判断如何だが、
コウセイの用心深い性格から推すに、
攻めて来る確率はさほど高くはない、と私は見ている
…だが、人の心は見定め難きもの。
絶対に攻めてこないとも言い切れぬ
それゆえ近衛のうちの半数をこの里に残したものじゃ」
「はぁ、さようなものでございますか…しかしながら御当主。 コウセイなるものがそのような性格のおなごであるとすれば、 御当主様はじめ草稲様、青海様、静蛇様といったお歴々が 現在不在である、ということさえ隠し通すことができれば、 攻めては参らぬのではございませんか?」 「それは無理だ」 比延の婆のこの問いに当主死魔は笑って答えた 「相手も馬鹿ではない。それどころか知恵者だ。 おびただしい数の偵察、間諜を放ち敵手の動向を探っておる 現に我等もいま、オスマンコがバルカンと黒海に軍を展開しておること、 シナがバイカル湖からロマノフの領内に侵攻しておること、そしてまた スウェーデンバルトの主力艦隊がサンクトペテルブルクに向かっておることなどを ここ秋津陽炎の島に居ながらにして把握しておるではないか 数百騎の騎馬が馬蹄等の里からいずこかに向かった、 という報告も当然コウセイの耳にすぐに入ろう そしてコウセイは、 その騎馬数の規模と現在の国際情勢から推して、 それが何を意味するかということを当然理解するであろう …隠しおおせるものではない」
それまで静かに皆の会話を聞いていた香が、 ここで初めて口を開いた 「もし私がコウセイの立場であったとすれば、 ここ馬蹄等の里に攻め込むでありましょう」 その言葉に三人は思わず彼女の顔を見た 過激な内容とは裏腹に、 彼女の表情は穏やかなままで、 口許には微笑すら浮かんでいる 「だってそうでございましょう? だんな様をはじめ、我が弟の草稲、 さらには青海静蛇といったいわゆる『死魔の三本の矢』が 数百の騎兵とともに里を去り、いま里には一人もいない… 私がコウセイの立場にあってこのことを知ったとすれば、 こんな絶好の機会は逃しません シナの主力部隊がいまシベリアにあり、 自らの手元にある戦力がわずかであるとしても、 何とか工夫してココ馬蹄等の里に奇襲攻撃を仕掛けてまいることでしょう …ま、実際に私はコウセイではありませんので、なんとも申せませんが」
お方様じゃないけど 少しお休み入れたほうがよくないか? スケールがでかいということもわかる そして今が貯めだということもわかる しかしやはり少々飛ばしすぎだと思う
まぁここまで来たら、私も 「無理せずマイペースでおやりなさい、 いつ中断してもかまいませんからね」ぐらいのことしか言えませんけど。 あとひとつ。 宗家識語部さんが騙り捲くっているスレは 千レスに到達する前に容量オーバーで書き込みできなくなることがある、 ・・という話は前スレでもしたと思いますが、 その最短記録は私の知る限りでは600番台です そしてこのスレは、もう既にその時のレス数を超えています ですので一応ご注意ください。たぶん大丈夫だろうけど。笑 なお万が一、 スレッドが書き込み不能で停止してしまった場合、 そのときの避難所はとりあえず『ベッソン』とします 当面はベッソンさんのところにお世話になろうかな? と思ってますので、各位その旨ご了承くださいませ。 以上です
690 :
愛と死の名無しさん :2013/04/05(金) 18:37:33.15
., -、,. -─- 、⌒〉 { } ヽ_ r'⌒) ヽ、 ,,-‐‐ ‐‐-、 iヽ、 J { 、_(o)_,: _(o)_ヽ/ ヽ/∪ ! >:: } / l /( [三] )ヽノ‐''> ふぁい、わっかりましたぁ、お方様 i⊂}__ `二´‐'´__/__ ヽ ‐- 、二`ヽ/〉⊂ニニ⊃) | // ̄ ̄)j~U^∪ヽ ノ ` ‐-L!--‐''(´ ) `i''ー----‐ ''"´ ヽ、__/ ! } ` } !. , -‐- 、. ノ--─ ' ヽ、_{. `ヽi'⌒i `''‐- 、.. __,!
_,,-―-、_ ,,_ ,, _,-''^¨⌒((''-く_ \⌒ ))''-、 (( ((⌒゚。・:゚))____,,,,,'i(゚∵。⌒)) __,,,≫ゝ__`ー-一'ノ-------―''_`''''ー≪,,,__ f!!!!!!!!!iiiiiiirrrrrー==-----rrrrrrrriiiiii!!!!!く `!、'' '''''!!ii((((リ ャー' 〈ャー'|!!!iii''''' '' ' ノ `-、 ''((〔9! _ ト、 _,-'¨ `'‐、_ _゚入 -‐ ,ji.|__,,-‐'¨´ ・・・・・・・ . __,¨イ ` ,-‐ ' _,,!、, _ . f ! i f^¨ ! ヽ, i ! | .! ! /
・・・・・・・・・・・ ,、 ,ィ! , 、 , !\ヽ--‐- '" / |ヾ\-‐--,/ } V/::::::::::::::::::V:! !:V:::::::::::::::::::V/ |::::tェ:::::ィェァ:λ λ:::tェ::::ィェァ::| !:::::(,,o,,):::::/::ヽ . /::゙i:::::(,,o,,):::::::! >::::´`::イ:::::::::ヽ . /::::::丶:::´`:::::::< r-'",':::::::::::::::::::::::::::ハ ハ:::::::::::::::::::::::::::',:`ー, . /:::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::} {:::::::::::::::::::::::::::::::゙i::::::゙i .
(;゚д゚)ゴクリ…
・・・で、 うっかりageてしまった蜂蜜熊さんは、 この後どうなってしまったのですか?
>>694 ┌─────────────────┐
| |
| |
| ∧_∧ |
| ( ´∀`) |
| ( ) |
| | | | |
| (__)_). |
| |
| 申し訳ございませんが、蜂蜜熊さんのその後につきましては
| |
| 語るに忍びない悲惨な状況であるため、割愛させて頂きます
|
└─────────────────┘
4/5献立(確定) 蟹鮨鶏肉揚物御新香里芋紅茶醍醐菓子第三帝国迄、確定 蟹鮨鮭缶詰御新香二即席麺二果実菓子二醍醐菓子、余剰
(
>>687 から)
「そ、それはマズイではございませんか…
されば万が一シナのコウセイが攻めてきたときに備えて
御当主におかれましては近衛の兵たちをいま少し多めに、
ここ馬蹄等の里にお残しいただいて…」
おろおろ声で言う比延の婆のその提案を、
緒万の方様こと香は、一言で切り捨てた「そんなことはできません」
たった今まで穏やかだった香のその語気の強さに、
アソコガのジジイと比延の婆は思わずハッと息を呑んだ
「そんなことをしたら、スウェーデンバルトと戦うための戦力が
足りなくなってしまうではありませんか。それでは本末転倒。
この間隙を突いてコウセイが攻めてくるやも知れず、というのは
私が仮にコウセイだったらそうするかも知れぬというだけのことで、
あくまで仮定の話です
その仮定の為に近衛のものたちを多めにこの里に残した結果、
戦力不足でスウェーデンバルトとの決戦に負けました、では
お話になりません
…私は50騎ですら多い、勿体ないと思っております
しかし、戦力の配分はだんな様がお決めになること。
私はだんな様からお預かりする近衛のものたち、
娘の紅、イヴ黒岩、さらにはそなたたちと共に、
里の呪術系チームを守る。それだけのことです」
毅然とした香のこの言葉に、
アソコガの爺も比延の婆も押し黙った
しばらくの間を置いてから、アソコガの爺がぼそっと呟いた
「…御当主奥方というのも、大変なお役目でございますのう」
>>688-689 そんなにハイペースだとは思いませんが・・・
まあ疲れたら適当に休みますんで。お気遣いどうも、です
まだ眠い。。。
4/6献立(暫定) 蟹鮨御新香鯵刺身鱈子煮物鶏肉揚物珈琲醍醐菓子、予定 蟹鮨野菜豆鮭缶詰御新香即席麺果実菓子醍醐菓子、予備
(
>>697 から)
・・・
翌朝。
うっすらと朝靄懸かる東雲のとき。
馬蹄等の騎馬兵団は既に全員、里の入り口に前に集合していた
馬蹄等先鋒大将、緒万戸草稲とその麾下100騎。
馬蹄等右近衛大将、歳の青海とその麾下100騎。
馬蹄等左近衛大将、紀の静蛇とその麾下100騎。
そして当主死魔直属の近衛騎馬兵50騎。
さらには留守を預かる死魔の娘、緒万戸紅と
その指揮下に入る50騎もその場に控えている
周りには彼等の家族たちは言うまでもなく、
縁故の無い爺や婆、捨て子迷い子幼子にいたるまで、
里のものたちほぼ全員が彼等出撃部隊を見送りためにやってきていた
そこに当主源死魔が姿を見せた
その傍らには彼の妻である緒万の方様こと緒万戸香。
そして羽生善事禅師、ジャン・クタロウ、ジャン・西尾芽子、安佐奈良達、
ムスクルス・ティゴマティクス・マイヨールといった呪術系チームの面々。
さらにイヴ黒岩、奈須野与一、鴨の葱間、阿蘇古賀粥磐、比延の阿礼らの
留守居の者たちも帯同している
「御宗家様の御霊のご加護のあらんことを」
香のその言葉に軽くうなづきを返す死魔に、
「御当主。畏れながらこれをおモチください」
と、クタロウがヘッドセットを差し出した
「御当主があちらに行かれても、これをお付けいただければ、
私ども呪術系チームと随時連絡を取り合うことができますゆえ」
「あいわかった」
・・・ 天もお聴きあれ。 我ら馬蹄羅、伝来の御旗御刀に誓いて、卑しき真似は致さず。 平時には雅を愛で、戦時には武をたて、命惜しまず名こそ尊し。 宗家は武士(もののふ)無くしては立たず、武士も宗家無ければ亦無し。 君臣一如、あたかもひとつの船に乗りたるが如し。 我とそなたら、生きるも死ぬも諸共ぞ。 勇めつわもの。奮えもののふ。黄泉路の果てまでも、いざ共に参らん ・・・・ 千年前より続く『宗家誓言』の言葉。 遥か古のときより馬蹄羅の歴代当主は、 戦に入る前に必ずこの言葉を唱えてきた。 源ウマイヤも、源エルンストハプスブルクロートリンゲンも、 そして・・御宗家様こと源朝臣鞠子も。 死魔がこの誓言を唱え終わると同時に、 四百余騎の将兵総てが低い声で「応」と和した それはあたかも天魔の吐息のような深い響きであった
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・・・ 呪術系チーム一同は、 呪術の間に入るや直ちに全員がヘッドセットを装着した これで当主死魔が『あちら』に行った後も、 音声での通信会話が可能になるはずである 「こちらは電脳管制官、ジャン・クタロウ。御当主聞こえますか?」 (ああよく聞こえる。感度良好だ) 「それではただいまより空間転移のための回廊を開きます …マイヨール殿。羽生善事禅師の御手をお握りください」 「御当主。マイヨールでございます。 既に昨日申し上げましたとおり、転移先は 私がかつて一時期住んでおりましたソスノヴィボルという フィンランド湾に面した港町、その郊外を予定しております。 サンクトペテルブルクからタリンに向かう街道の途次にある町で、 ロマノフ陛下のおられる要塞は、そこから東に約十数里という処。 そこでよろしゅうございますか?」 (それで十分だ。禅師。マイヨール。頼む) 「畏まりました。…では禅師。 よろしくお願いいたします」 マイヨールがそう言って差し出した手を、 羽生善事禅師はゆっくりと握り締めた
その瞬間、 呪術の間の鏡張りの天井一面に、 マイヨールの脳内に在る港町ソスノヴィボルの映像が映し出された と同時に、 馬蹄等の里の入り口付近で轡を並べて待ち受けていた 騎馬兵団350余騎の前方の空間が電光とともに切り裂かれた そしてその、切り裂かれた空間の向こうには 呪術の間の天井に映し出されたものとおなじ、 バルト海はフィンランド湾に面した港町ソスノヴィボルの光景が広がっていた (禅師、マイヨール。見事。 ではこれより我等はこの回廊を経て、 イワンロマノフ殿のおられるサンクトペテルブルク、 ペテロパブロフスク要塞を目指す。 なお、我等騎馬兵団が通過した後はこの回廊は速やかに閉じよ。 決戦に備え、禅師に休養をとらせるべし。 以後はヘッドセットにてそなたらとの通信を維持する) 「了解いたしました」 クタロウがそう返答するや、 死魔は右手を掲げ、その手を緩やかに前方に向けて振った その死魔の動作を見た先鋒の草稲は目礼後、 麾下100騎に対して号令をかける「進発!」 ・・・ かくして馬蹄等の騎馬兵団三百五十余騎は、 切り裂かれた空間の向こうに渡っていった
・・・・デンデロリン
雨やまないね。。。
【北京紫禁城にて】 ・・・ ここは紫禁城内にある『紅色女帝』コウセイの執務室。 その机上の傍らに置かれているコウセイのプライベート携帯が、 いままさに鳴った この携帯はめったなことでは鳴らない 公の執務は総て、まず最初に洞程君を通すからだ 程君というワンクッションを置いて、 重要案件だけがコウセイの許に来る 程君を通さないまたは通せないような、 私的なこと後ろめたいこと或いは超やばいこと。 そういうことが発生したときのみ、この携帯は鳴るのだ コウセイは発信主番号を見たが、『不明』となっていた 舌打ちして電話をオンにする 「コウセイだ」 「…ヒトニょールでございます」 電話は秋津陽炎の島に向かった、 エメリヤエンコ・ヒトニョールからのものであった
「どうした? めったなことではこの電話は使うなと、 申しておいたであろうが」 「その『めったなこと』が起きましたものですから、 こうしてお電話しております次第で。たった今、 馬蹄等の当主源死魔がココ馬蹄等の里からいずこかへ転移いたしました 当主死魔だけではなく、 草稲・青海・静蛇といった軍事系指揮官たちも同行しております 騎馬数は恐らく四百騎近くはございましたでしょう 馬蹄等の主力部隊と見て間違いございません」 「転移先はわかったか?まさかシベリアでは…」 コウセイはまず、 死魔がシベリアにいるシナ本隊を奇襲するつもりなのでは?と疑った 「さて転移先まではわかりかねました…が、それよりも コウセイ陛下。今こそ好機だとは思われませんか?」 「何のことぞ?」 「死魔が『三本の矢』と共に主力を率いていずこかへ向かったのですぞ すなわちいま現在、ここ馬蹄の里は至って手薄…」 「さようか。さればそなた、 里に忍び込んで当主の妻なり娘なり仕留めてまいれ」 「お断りいたします」 「なに?」
「私の雇い主はもともと スウェーデンバルトのグスタフアドルフ殿でございますからな コウセイ陛下には一時的にレンタルということで、 この身をお預けしているだけのこと」 「レンタルであろうがなんであろうが、今は私の手のものではないか! 私の指示に従い、私の命を受け、私のために働くのが筋であろう!」 「それもこれも、スウェーデンバルトの国益に適うことならばということ。 そうでなくして何ゆえグスタフアドルフ殿が、 私をコウセイ陛下に貸し出したりいたしましょう。 勘違いあそばされるな」 「そなた…私に何をせよと言うのじゃ」 「陛下おん自ら兵を率いていまココ馬蹄等の里を奇襲なさいませ さすればそれに時を併せて私も里に侵入し、 馬蹄等当主の妻の首でも娘の首でも、 陛下の許にお持ちいたしましょう」 「無茶を申すな。 我がシナの主力部隊は現在シベリアにあり、 ロマノフの領地を侵していること、そなたも承知しておろう!」 「しかし手持ちを総て払っている、というわけでもございますまい? 慎重なコウセイ陛下のこと、必ずやお手許にいくばくかの兵は残しておりましょう 機動兵器もそれなりお持ちのはず。されば奇襲できぬということはございますまい」 「・・・・」 「まあ無理強いはいたしませんので。 あとは陛下のご判断次第。…では、これにて御免」 プチっ。ツーツーツー・・・・・ 回線を切った後、ヒトニョールは独り呟いた 「…さてと。これであとは、 あの糞婆が動くかどうか。それだけだな」
4/6献立(確定) 蟹鮨御新香鯵刺身鱈子煮物鶏肉揚物缶珈琲二醍醐菓子、確定 蟹鮨野菜豆鮭缶御新香二即席麺二果実菓子二醍醐菓子、余剰
>>698 どう見てもハイペースとしか思えませんが・・・笑
まあ無理せず気楽に楽しんで騙ってくださいね
/ ` 、 ,..-‐/ ...: ,ィ ,.i .∧ , ヽ. . ,:' .l .::;',. :::;/..://:: /,':/ ', l、 .i ヽ . ,' ..::| .::;',' :;:','フ'7フ''7/ ',.ト',_|, , ',.', ,' .::::::!'''l/!:;'/ /'゙ / '! ゙;:|:、.|、| 'l . ,'. .:::::::{ l'.l/ 、_ _,. 'l/',|.';| l :::::::::::';、ヾ  ̄ `‐-‐'/! ';. ' . ! :::::::::::/ `‐、 ゝ |'゙ | | ::::::::/ \ 、_, _.,.,_ ノ::: ! お心遣い、アリガトウ。 …お方様。 |::::/. _rl`': 、_ ///;ト,゙;:::::./ .. `´ /\\ `i;┬:////゙l゙l ヾ/ ,.:く::::::::`:、\ 〉l゙:l / !.| . /:.:.:.:\:.:.:.:.`:、ソ/:.:| | | /.:.:.:.:.:.:.:.:.:\:.:.:.:У:.:;l /./
まだ眠だるい。。。
4/7献立(暫定) 筋子醤油漬飯御新香中華春巻紅茶果実菓子醍醐菓子、予定 梅飯野菜豆鮭缶御新香即席麺二果実菓子二醍醐菓子、予備
memo: もともとはasusの中に在った300Gのhdだが、 どうも接続不良っぽい感じが否めないため、 青の1410からこれをはずし現状五機でまわすこととする 現状黒四青一。青の中のやつだけが未認証。 青一白一控え。ハード余り2。 控えの青1410は裏豚ひとつなし、 控えの白0752は顔が壊れているので、 これらを使うときは差し替えが必要。 他に0722とasusがあるがこれらは今後使う予定はない
【フィンランド湾】 ・・・ ストックホルムの軍港を出たスウェーデンバルト艦隊は、 このとき既にバルト海の東の端、 フィンランド湾と呼ばれる海域にまで進入していた スオミのヘルシンキと、 その対岸にある旧ドイツ騎士団領内にあるタリン。 このふたつの町を結んだ直線より東にある海域は、 バルト海の中でもとくにフィンランド湾と呼ばれている ここまで来ればもはや大海ではなく、 北のスオミと南の旧ドイツ騎士団領の陸地が接近して、 『海』ではなく『湾』になるからだ 帝国艦隊が目指す北の都、 ロシア帝国ロマノフ家の本拠地サンクトペテルブルクは、 このフィンランド湾の最深部にあった
スウェーデンバルト帝国の頭脳、 エーヴァ・ロッタ・ブレムクヴィストは 北の獅子王ことグスタフアドルフと共に 艦隊の旗艦オーディーンの甲板上にいた 諸事用意周到なエーヴぁロッタは、 目的地であるサンクトペテルブルクの周辺はいうに及ばず、 北のスオミ南の騎士団領にもおびただしい数の斥候を放ち、 逐次情報を収集しつつ、グスタフアドルフと共に帝国艦隊を進めていた そのエーヴぁ・ロッタの許に今まさに情報がひとつ、もたらされた 彼(註)はその情報をちらりと見ると「やはり来たか…」とつぶやき、 その情報を傍らにいる己の主、グスタフアドルフに告げた 「陛下。どうやら馬蹄等が来ているようでございます」 (註) エーヴぁロッタの性別は、あくまで『不明』である しかしお話の流れで三人称を使う必要があるときは、 暫定的措置として『彼』と称することとする。
. 「ユーラシアの東の端、秋津蜻蛉の島に住むものらじゃな ハプスブルク、ブルボンとも縁故ゆかりのある」 グスタフアドルフはかつて仏蘭西王室ブルボンの転覆を図り、 それを馬蹄等たちにさえぎられたということがあったために、 彼らのことは十分知っていた。 「そのこと、確かな情報か?」 「サンクトペテルブルクより西に約50`ほど離れたところに、 ソスノヴィボルという鄙びた港町があるのですが、 そこに突如として数百の騎馬兵が出現した、 という情報が入ってきております 旗幟は定かにはあらねど、 鞍上のものたちは皆モンゴロイド顔でありました由。 されば噂に聞く馬蹄等魔術『空間転移』の業を用い、 彼等馬蹄等が秋津蜻蛉の島よりこちらにやってきたものとみて、 間違いなかろうかと思われます」 「ふむ…」 グスタフアドルフの脳裏にかつて巴里で苦汁を飲まされた記憶が蘇った あのときは仏蘭西をスウェーデンバルトの傀儡国家を仕立て上げる直前まで行っていたのに、 それを馬蹄等の先代当主源ウマイやに遮られたばかりか、 股肱の臣である『竜彫りの男』ハンスフェルゼンまでも失っている 馬蹄等が油断のならぬ敵手であるということは重々承知している。 だが・・・
「騎馬兵だけか?船は無いのだな?」 「はい」 「イワンロマノフのやつ、 負けたと見せてサンクトペテルブルクを放棄し 我等を内陸部に引き込むつもりやも知れぬな…」 陸上戦となれば、 数百の騎馬兵というのは恐ろしい威力を持つ。 これにロマノフ家の兵力を加えれば、 戦力的にはスウェーデンバルトとほぼ互角。 あるいは地の利がある分だけ、 ロマノフのほうが有利にもなりかねない 「仰せのとおり。 うかつに上陸作戦を敢行すれば、 ロマノフと共同した彼等馬蹄等の機動力が威力を発揮しましょう ゆえにここはまず海上戦に徹し、 露西亜の艦船を尽く沈めた上で、 ペテロパブロスクの要塞を陥す。 しかる後、そこを足場として固めてから 内陸へ侵攻されるのが賢明かと思量いたします」 「あいわかった。 さればまずは露西亜の艦隻を尽く沈めてくれよう 海上戦ならば戦力の差は歴然。 イワンのほうに勝ち目は無いゆえな」
上げなくていいんですかね? あるいは…上げないほうがいいんですか?
見づらいのなら上げてもいいけど、 無理に上げる必要も無いと思いますけど。 ここはイタ違いすれ違いの上にさらにマニア専門向け、 みたいなスレだからw
知ってる人は既に知ってるだろうし 知らなかったやつがいまさら見ても 興味も関心も持たないだろうと思うので。
4/7献立(確定) 筋子醤油飯御新香中華春巻珈琲紅茶果実菓子醍醐菓子、確定 梅飯野菜豆鮭缶詰御新香即席麺二果実菓子二醍醐菓子、余剰
【ペテロパブロスク要塞】 カービーダイヤモンドクロスの旗を掲げた騎馬が一騎、 要塞に向ってくるのを見たロマノフ家当主イワンロマノフは、 狂喜乱舞してその騎兵を出迎えた 「おお、これは。 緒万の方殿の表敬訪問以来、久方に見る馬蹄等の紋章。 死魔殿がこちらに参っておるのか。そなたは伝令か?」 「私は馬蹄等当主源死魔の使いのもの。 馬蹄等の騎馬兵三百五十余騎、現在ご当地に向け進軍中。 あと小一時間ほどでこちらに到着いたしましょう その旨のご連絡、および 我等馬蹄等とイワンロマノフ陛下との合同軍事作戦の最後の擦り合わせをすべく、 我が主死魔が伝令として私を当要塞に向け、先駆させたものであります」 「さようか。 このたびの緒戦はまずは海戦となろうゆえ、 直ちに騎兵を使うというわけには参らぬであろうが、 万一スウェーデンバルトが上陸作戦を敢行するようならば、 数百の騎兵の援軍は本当に有り難きことじゃ。 死魔殿にはくれぐれもお礼を申してくれ。あ、いや。 おっつけこちらに参られるのであろう? されば私自らが死魔殿に礼を申し上げよう」 「畏れながら陛下。我が主死魔の意向はさように非ず。 『スウェーデンバルトの底力、侮りがたし。 長期戦となれば我等が不利。 されば、緒戦にて一気に勝敗を決すべし』 というのが、死魔の意向にてございます」 「緒戦で一気に?と申しても敵は海上ぞ。騎兵の使いようもあるまいに」 「されば事前に陛下より頂戴いたしておりました『データ』が、 役立つのでございます。ついては少々お耳を拝借致したく…」
726 :
愛と死の名無しさん :2013/04/07(日) 20:45:33.21
・・・・・ ζ _,,.旦_ ∧,,.∧ / ・ω・ヽ /・ω・ ヽ l l ζl l `'ー---‐´ 旦`'ー---‐
728 :
愛と死の名無しさん :2013/04/07(日) 21:10:54.11
エキサイトのスレは二つあるけど、どっちが荒れてない? 向こうはコピペ君がうるさ過ぎてROMる気にもならないんだよね こっちは平穏??
ここは物語と献立のすれなのであって そもそもコンカツスレではありません
【スウェーデンバルト帝国艦隊 その旗艦オーディーン甲板上】 スウェーデンバルト艦隊は既にフィンランド湾、 というよりもサンクトペテルブルク沖合い、 といってもいいほどの距離に接近していた 『大軍に兵法なし』の言葉通り、 グスタフアドルフは艦隊を前面一列に並べ、 平押しに露西亜艦隊を押しつぶす陣形を取った 旗艦であるオーディーンは当然その後方にある 露西亜艦隊がスウェーデンバルトの旗艦オーディーンに迫るためには その前面に並べられている護衛艦隊の群れを突破しなければならない しかし露西亜艦隊がそのような突貫攻撃に出てきた場合は、 いま横一列に並んでいるスウェーデンバルト艦隊が、 突入してくる露西亜艦隊を押し包むようにして包囲し、殲滅する。 兵力の数においても、戦隻の数の上でも、 スウェーデンバルトのほうが上回っているのだ グスタフアドルフは余裕と自信に満ちていた
・・・ そのときマストの頂点に居る哨兵が大声を発した 「陛下!前方六時の方向に露西亜艦隊見ゆ!総艦数5隻!」 「なに?」 その哨兵の声に、 グスタフアドルフは上甲板にあがり双眼鏡を手にした 彼に続いてエーヴぁロッタもおなじく前方を眺めやる 「…信じられん。イワン・ロマノフのやつ、 正面から我等帝国艦隊とやりあうつもりか」 「私も露西亜艦隊はペテロパブロスク要塞を背景にし、 徹底的な防御戦法を採るものと思っておりましたが、これは…」 「イワンの馬鹿とはまさにこのことか いずれにせよ願ってもないこと。 5隻ということはここバルトの海にある露西亜艦隊のすべてではないか それがのこのこと向こうから出てきてくれるとは勿怪の幸い。 ここで全隻沈めてしまえば、 ペテロパブロスク要塞を陥すのも容易なことだ エーヴぁロッタ。前方の護衛艦隊に迎撃命令を出せ。 速度を上げ、露西亜艦隊との距離を詰めるよう、 指示を出すのだ」
グスタフアドルフの逸りたつその言葉に、 エーヴぁロッタはなんとなく嫌な予感を嗅ぎ取った イワンロマノフは決して馬鹿ではない それがこんな、勇敢ともいえるが、 ある意味自殺行為、自暴自棄とも取れる戦法を採ってくる。 ・・これは何か、裏があるのではないか? エーヴぁロッタはそう感じたのだ もしこのとき 彼が参謀ではなくて自ら君主であったとしたら、 或いはただちに迎撃命令を下すことをせずに、 イワンロマノフの意図を探るべく、 暫し様子見をしていたかもしれい だが、『スウェーデンバルトの頭脳』と称えられようとも 彼自身はあくまでグスタフアドルフの参謀、補佐官に過ぎなかった 明確な根拠があるのならばともかく、 「なんとなく嫌な予感がしますので」などという曖昧な理由で こんな絶好の機会を見逃すことを 君主グスタフアドルフに進言することは出来かねた 結局彼はグスタフアドルフの言葉に従い、 『速度を上げ、露西亜艦隊を迎撃せよ』 という命令を前方の艦隊に向け、送信した
こんな時刻に語部さんが降りてくるとは・・・・・ ζ _,,.旦_ ∧,,.∧ / ・ω・ヽ /・ω・ ヽ l l ζl l `'ー---‐´ 旦`'ー---‐
・・これは何か嫌な予感がしますので、 暫し様子見をされては如何でしょうか?
wwwww
まだ眠い。。。
4/8献立(暫定) 梅飯御新香鶏肉揚物醍醐菓子現状第二帝国迄。 野菜豆鮭缶御新香二即席麺二果実菓子二予備。
【馬蹄等呪術奥義『空間置換転移』】 エーヴぁロッタからの指示送信を受け、 旗艦前方に配置されていたスウェーデンバルト艦隊は 速度を上げて、ロシア艦隊に向かって接近していった このため、旗艦オーディーンと艦隊群との距離がやや広がった ・・・ 遠く後方の小高き丘の上から そのさまを眺めていた源死魔はこの一瞬を逃さなかった 「奈良達。禅師。いまぞ!」 と、ヘッドセットを通して遥かユーラシアの東の端、 秋津蜻蛉の島は馬蹄等の里にいる呪術系チームに指示を出す 騎馬兵団が出発して以後、ずっと呪術の間に詰めて このときを待っていた安佐奈良達は直ちに応答した 「畏まる。システム、起動」 そう言って奈良達が起動スイッチを入れた瞬間、 源死魔率いる馬蹄等騎馬兵団がいる丘陵地の沿岸部から、 ロシア艦隊がいるサンクトペテルブルク沖合に至るまでの海域・空間が グニャッと歪曲した そしてその歪曲状態が収まったとき。 その空間内にあった海原は、すべて草原と化していた
スウェーデンバルトの艦隊群も、 イワンロマノフのロシア艦隊も、 その空間海域にあった全船舶が、そのときのその位置で停止している それはそうだ。船底部は既に海ではない 草原、土塊なのだから動かしようがない この瞬間に、船は船であって船にあらず、 それぞれが小さな砦のような状態となったのである これこそ、サンクトペテルブルク沖合いの一定海域を 一時的にロシアの草原地帯と置き換えてしまうという、 馬蹄等呪術の奥義『空間置換転移』の大業であった ・・・ 「奈良達でかした!禅師天晴れ! クタロウ。芽子。空間の制御はそなたらに任すぞ」 「御当主。既にご承知のとおり、この大業の維持は ひとえに羽生善事禅師の精神力に懸かっておりますゆえに 30分からどんなに持ち堪えても一時間が限度でございます そのこと決してお忘れなきよう」 「あいわかった」
死魔はヘッドセット越しにクタロウの念押しに応えるや、 視線を目の前にいる己の騎馬兵団たちのほうに向けた 「ものども。今こそ勝負のとき。 草稲は一直線に敵方旗艦を目指せ。 青海は右翼より、静蛇は左翼より、それぞれ回り込み、 前方艦隊から駆け戻ってくるであろう敵方援軍を旗艦に寄せ付けるな この勝負、時が総てぞ。小半時の内に総ての決着をつけよ 我が守りは無用。緒戦より全員総懸かり。あいわかったか!」 「応!」 死魔の言葉に一同が吼えるような声で応じた 「草稲、青海、静蛇、懸かれ!」 「畏まる!」 死魔の『三本の矢』はいっせいに応えるや、 それぞれの麾下100騎に向かって「我に続け!」と叫び、丘を駆け下り始めた その彼らの後を騎馬兵300騎が地鳴りのような音と共に馬蹄を響かせて続いた
+ + ∩_∩ + (0゚・(ェ)・) ドキドキ クマクマ (0゚つ旦O + と__)__) +
冑為替がえらいことになっとる・・
4/8献立(確定) 梅飯御新香鶏肉揚物白子鮪刺身珈琲醍醐菓子第三帝国到達。 筋子醤油漬飯野菜豆鮭缶御新香二即席麺二果実菓子二余剰。
なるほど、確かにどこかで 聴いたことがあるような曲ですねえ… しかし残念ながら私も曲名は存じません と言うか、普通ならどう考えても 音楽よりも熟女のほうに興味を持つはずだと思うのですが 笑
【スウェーデンバルト艦隊 旗艦オーディーン甲板上】 先ほどまでの海原がいきなり草原となり、 停船状態のまま操舵もできず、 戸惑うグスタフアドルフとエーヴぁロッタの頭上に、 追い討ちをかけるように哨兵の声が降ってきた 「左舷後方十時の方角より騎馬兵急速接近!総数数百!」 それが何ものかということを エーヴぁロッタは瞬時にして悟ったが、 しかしやはり哨兵に問わずにはいられなかった 「そのもの等の旗幟は如何に!」 「カービーダイヤモンドクロスに候!」 「馬蹄等の魔術か・・・」 周囲の草原を見回しながら、 グスタフアドルフがうっそりとつぶやいた うっそりとではあるが、決して狼狽まではしていない さすがは北の獅子王という異名を持つだけのことはあり、 この状況に直面しても彼の表情に怯えの色は無かった
. 「エーヴぁ・ロッタ」 「は」 「前方の艦隊群に『武具を取り船を捨てて本艦のもとに集結せよ』と指示を出せ」 「畏まりました」 「砲手は全砲門開き弾込め装填せよ! 射手は後方より来たる騎馬部隊を射ち落とせ! 残るもの共も全員、剣を抜け! 我等は栄えあるノルマンバイキングの末裔ぞ そなたらの武勇のほど、今こそ我が前に示せ!」 立て続けの異常事態に接して 狼狽しかかっていたスウェーデンバルトの帝国近衛部隊も、 この帝王グスタフアドルフの威厳と張りのある声音に触れて我を取り戻した 全員がその指示に従い、速やかに戦闘態勢に入る 「馬蹄等…なかなかやるな だが、勝負はこれからぞ」
+ + ∧_∧ + (0゚・∀・) ワクワクテカテカ +. (0゚∪ ∪ + /ヽと__)__)_/ヽ + (0゙ ・ ∀ ・ ) ワクワクテカテカ (0゙ ∪ ∪ + /ヽと____)___)_/ヽ + + ( 0゙ ・ ∀ ・ ) ワクワクデカデカ ( 0゙ ∪ ∪ + と_______)_____)
. 鼻 く そ ホ ジ ホ ジ .
一箇所ちょっと書き損じたっぽいけど… 読んでるやつも2〜3人だろうから、ま、いいか あとで微妙に矛盾する点があっても多めに見てね by宗家識語部
×多めに⇒○大目に
まだ眠だるい。。。
>>750-751 何を仰いますやら…
こんな超大作なんだから少々の矛盾も何も、すべて超大目に見ますよ 笑
デモ無理はしないように
慌てず急かずお気楽に、ね
4/9献立(暫定) 梅飯筋子醤油漬飯御新香珈琲鶏肉揚物中華春巻、予定 野菜豆里芋鮭缶御新香即席麺二果実菓子二豚汁、予備
755 :
愛と死の名無しさん :2013/04/09(火) 11:44:06.44
エキを婚活につこてるひとなんていないやろ
【秋津蜻蛉の島、上空】 北京紫禁城から発進したその三機の軍用ヘリは 黄海、日本海を横断し、既に秋津蜻蛉島の上空にまで到達していた 三機いずれも軍用ヘリではあるが、 その内の二機は兵士や物資の運搬輸送を主たる目的としたもので、 やや大型で寸胴の機体をもつ『空狸』という名の軍用輸送ヘリである 残る一機は空狸より小ぶりながら戦闘に特化したバトルヘリで、 その名を『空狼』といった シナの陰の支配者、紅色女帝コウセイはその『空狼』に乗っていた ・・・ 「あの糞坊主が糞坊主が糞坊主が… 女帝たる私をこんなところにまで引きずり出しおって、 戻ってきたらただでは済まさんからな…☆ω!!δ凵v 紫禁城を出て以来、後部座席に座り忌々しげな口調で 延々とひとり言をつぶやき続けているコウセイに対し、 操縦士が恐る恐る声をかける 「陛下。馬蹄等の里上空まで後10分ほどでございます」 「わかっとるわい、ボケ!まず空狸を先に行かせ、 馬蹄等の館の上空から雨アラレと兵を降らせよ われらはその後、逃げ出した来たものたちを機銃掃射でしとめればよい あの糞坊主のヒトニョールのためにココまで引っ張り出された以上は、 手ぶらで帰れるものか 当主死魔の妻子は言うに及ばず、 里に残っておるものたち尽く皆殺しにしてくれるわ」
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4/9献立(確定) 梅飯筋子醤油漬飯御新香珈琲鶏揚物中華春巻真鯛刺身、確定 野菜豆里芋鮭缶詰御新香即席麺二果実菓子二豚汁白子、余剰
(
>>757 から)
・・・
軍用ヘリ三機の接近に伴うプロペラの爆音と、
里の物見櫓から聞こえる警報を告げる激しい打鐘音。
里からやや離れた森の高木の梢の上に
サルのように器用に乗ってうつらうつら転寝していたヒトニョールは、
このけたたましい二つの音で眠りから覚め、ゆっくりと薄目を開いた
「あの糞婆、ようやっと重い腰を上げたか…」と独り呟く
ヒトニョールが、糞婆こと紅色女帝コウセイをして
馬蹄等の里に奇襲攻撃を仕掛けるよう指唆したのは、
先ほどの携帯での彼女との会話で言っていたような、
馬蹄等当主源死魔の妻、香や娘の紅の命を奪うためではなかった
彼自身の任務遂行のためにコウセイを動かしたほうが都合がいい、
と判断したからである
・・・ 「馬蹄等には魔術呪術と言う分野があるそうな」 「さようなもの、眼晦ましの一種ではございませんのか? 私も人を殺すときそういう騙しの手を使うこともございますよ。エーヴぁロッタ様」 「いや。眼晦ましや子供騙しではなく、 現にあるのだ…ま、東洋の神秘のひとつかな 馬蹄等の武技やその牙戦力もさることながら、 この魔術呪術といわれる類を持っているがゆえに私は彼らを恐れる 通常の叩き合いならば、我等も誇りあるノルマンバイキングの末裔、 決して引けをとるとは思っておらぬ また戦力兵力の差においては申すまでもない あちらは高々、ユーラシアの東の端っこの小さな島国の、 さらにその中の糞田舎の弩僻地の里でしかないのに対し、 我等はスカンジナビアユトレヒトの二つの半島を掌握し、 スオミ・旧ドイツ騎士団領も支配下におさめ、 さらにはアイスランド、グリーンランドと言う島々も統治している 大帝国であり、比較にならぬ だがそういった我等のアドバンテージを すべてひっくり返してしまう可能性があるのが、 馬蹄等の呪術・マジックと呼ばれるものなのだ」 「…で、エーヴぁ・ロッタ様。 それがしになにをせよ、と?」 「イスタンブールでの『世界三分密約』会議にそなたも同行してもらう いや、会議自体に同席の必要はない。トプカピ宮殿の外で待っておれ 会議を終えた後、私はそなたをシナから来る予定のコウセイの代理人、 確か…道程君とか申したかな…に引き渡す。 そなたはそのコウセイの代理人とともにシナに渡り、 さらにそこから馬蹄等たちの故郷である秋津蜻蛉は馬蹄等の里に侵入せよ そして、その里の内に秘められているであろう馬蹄等呪術の源を絶つ。 …これが今回のそなたの任務じゃ」
memo: 冑為替。 過去の数値から見る限り、 羊クロス縁はもう完全に異常水域にあるが 歌舞はまだ上値の余地があるかもしれない しかしいずれにせよもう怖すぎて買えない ここまでの上昇過程で既にかなり儲け損なっているが ここでそのことを引き摺って欲をかくと、 まあ大抵死ぬことになるので止めておく。 問題は、 今のこの浮かれ相場がいつまで続き、いつ終わるのか そして、その時の反動はどのくらいの規模になるのか そちらのほうに気を配っておくことが大切であると考える。以上。
お勤めご苦労様でございます
・・・ エアルージュという名のプライベートジェットをがあるとはいえ、 あれはあくまで当主とその関係者を乗せるためのVIP専用機であり、 戦闘機でもなんでもない あとは弓・太刀・剣、せいぜいあっても短銃程度、 ましてや地対空砲などあるはずもないと高を括って 馬蹄等館の近くまで無防備に接近してきたシナの軍用ヘリ『空狸』の一機が、 突如として爆音と共に火を噴いた 何事やあらんとコウセイが地上を見ると、 そこにはロケットランチャーを構えた馬蹄等が一人、 弾込め要員を後ろに従えて蹲踞しているではないか 「ゲッ、なんじゃあれは?! 馬蹄等があんなものを持っているとは聞いとらんぞ 反転だ反転。第二弾が飛んでくる前に、 ランチャーの射程距離から離脱するのだ!」
コウセイに言われるまでもなく、 パイロットも慌てて操縦桿を引く 戦闘ヘリ『空狼』は急速反転して ロケットランチャーの射程距離から逃れでた 「糞。今の一発で戦力半減ではないか。 おい。もう一機の空狸に急ぎ連絡を取り、 戦闘員を速やかに降下させるよう伝えよ 戦う前に二機とも撃ち落されてしまっては勝負にならぬわ」 「は」 コウセイの指示に従い、 残る一機の空狸から次々と空挺部隊が馬蹄等の里に降下していく 地上では緒万戸紅指揮下の馬蹄等五十騎がそれを待ち受けていた 「シナの奇襲部隊を御館に近づけるな!一人残らず討ち取るのだ!」 「応!」 紅の檄に馬蹄等たちも応え、 降下してきたシナの奇襲部隊との激しい戦いが、里のここかしこで始まった
・・・ 「葱間殿。第二弾装填完了いたしました」 「与一殿、ご苦労」 「それにしてもこのような現代的な武器が この里にあるとは、私存じませんでした」 「これはな、 先々代の御当主、源エルンストハプスブルクロートリンゲン様の ご内儀であられた西の沙羅様の置き土産よ 沙羅様は先々代御当主の妻になられる前は、 情報機関モッサの情報官であると同時に、 ロケットランチャーの遣い手、名手でもあられた その沙羅様が『この里は万一空からの攻撃を受けた場合、脆い』と仰せられて このロケットランチャーを一基、この里に置かれたのじゃ 以来幾星霜、一度も使われることはなかったが、 今活…じゃなかった、今回初めて日の目を見た 当座役に立たぬと思っても 何事も大切に保存しておくものよのう」 「なるほど。まこと葱間殿の仰せのとおり」 「しかしながら敵方ヘリは、 まだ二機残っておる。ご油断召されるな与一殿」 「畏まってござる」 ・・・
まだ糞眠だるい。。。
4/10献立(暫定) 鯵鮨御新香鶏肉揚物豚汁白子即席麺果実菓子、予定 蟹鮨野菜豆里芋鮭缶御新香二即席麺果実菓子、予備
4/10献立(確定) 鯵鮨御新香鶏肉揚物豚汁白子鯵酢物魚肉玉葱練物、確定 蟹鮨野菜豆里芋鮭缶御新香二即席麺二果実菓子二、余剰
(
>>766 から)
馬蹄等にロケットランチャーがあると知った空狸と空狼が
その射程圏内から逃れるべく距離をとったために、
地上での戦いはおおむね馬蹄等側が優位に立った
とは言ってももちろんこれは戦、殺し合いである
馬蹄等のほうにも負傷者も重傷者も戦死者も出る
しかし開戦前に鴨の葱間が放ったロケットランチャーの一発により
敵方の軍用輸送ヘリ空狸一機を戦わずして屠ったのはやはり大きく、
人数の上でも地の利においても、馬蹄等が優位のうち地上戦は推移していた
「糞。このままでは負けてしまうぞ
・・・よし。こうなったらやむをえん
残る一機の空狸と連携し、あのロケットランチャーをつぶすぞ」
『絶対に自らを危険な場におかぬ用心深いおなご』と、
死魔から評されたコウセイもここにきてついに腹を括った
「如何されるおつもりで?」
空狼のパイロットのこの問いにコウセイは答えた「空狸を囮に使う」
・・・ 岩場の陰に隠れて、 第二弾発射のチャンスをうかがっていた葱間と余市の目前に、 残る一機の空狸が姿を見せた この機に乗っていた戦闘員たちは既に全員降下しているはずだが、 今また一人、パラシュートを背負い空狸から離脱したものがいた 「あのものは?」 「わからぬ。が、とりあえず撃ち落すにしかず」 と、葱間はロケットランチャーを肩に背負い、 狙い済まして第二弾を放った 火を噴いて墜落していく空狸。 「やったぞ!」 …が、これはコウセイの罠だった 操縦士も離脱させ、 もぬけの殻になった空狸をあえて葱間たちに撃たせることで、 空狼の射手にロケットランチャーの射出位置を確認させたのだ 葱間と余市が気づいたときには二人が潜む岩場めがけて 空狼から放たれた空対地小型ミサイルが接近していた 二人が身を隠していた岩場はかなり大きなものではあったが 小型とはいえミサイルの直撃を食らってはひとたまりもない 岩は粉々に吹っ飛び、 その陰に隠れていた二人も爆風を受け、 吹き飛ばされ、動かなくなった
_, ._ ( ゚ Д゚)・・・・・戦争って嫌だね
4/10献立(確定
>>769 補正)
鯵鮨御新香鶏肉揚物豚汁白子鯵酢物珈琲中華春巻、確定
蟹鮨野菜豆里芋鮭缶御新香二即席麺二果実菓子二魚肉玉葱練物、余剰
・・・ この、シナ奇襲部隊との戦闘の最中においても 馬蹄等御館内には非戦闘員たちが待機し、 屋外での戦闘を見守るとともに、 深手を負ったものの回収、応急手当、治療なども併せて行っていたが、 そのものたちの中に、比延の婆やアソコガの爺もいた 彼らは昨夜、当主死魔から 『そなたらは今回何もせずともよい』と言われてはいたが、 そこは根っから忠義の者たち、 姫こと緒万戸紅を初めとする軍事系馬蹄等の面々が 屋外で獅子奮迅の働きをしているというのに 自分らが何もせずにはおられようかということで、 救護班に加わり、負傷者の回収・手当を担っていたのだ その二人が今まさに屋外で起きた爆音を耳にし、 何事やあらんとそちらのほうに目をやれば、 加茂のねぎまと那須与一がばらばらに砕け散った岩塊の中で 血まみれになって倒れているではないか 「葱まどの!与一殿!」 「これは大変。お助けせねば」 そう言って比延の婆が、 己の危険も省みず一目散に走り出す 慌ててその後を追うアソコガのジジイ。 さらには呪術の間から戻っていたマイヨールもその後に続いた
「葱まどの。与一殿。傷は深いがしっかりせよ」 「う〜ん・・・う〜ん・・・・」 「何とか意識はあるようでございます」 「とりあえずお二人を急ぎ御館の内に」 三人は口々に言いながら葱間と与一を担いで館内に引き返す その後に追い討ちをかけるようにシナの戦闘ヘリ空狼の機銃が襲った マイヨールが肩を、比延のババアが脚を撃ち抜かれたが、 それでも這うようにして館の中に立ちかえる 「うひゃひゃひゃひゃひゃ…ざまあみさらせ。 よし、これで制空権は確保したぞ。 射手。弾はあと、いかほどあるか?」 「空対地ミサイルはあと一発。されど機銃の弾は、まだ山ほどございます」 「よっしゃ。ではまずそのミサイル一発、馬蹄等の館にお見舞いしてやれ その後は機銃で屋外におる馬蹄等どもを皆殺しじゃ。 ひょ〜ほほほほほ・・・ひょほ。ひょほ。ほ」
>>726 そこ、移住先じゃなくて
すれが緊急停止したときの一時避難所じゃないの?
俺はやっぱりベッソンさんのとこより
本尊さんのとこの方がいいんだけどな
まだ糞だるい。。。
4/11献立(暫定) 蟹鮨御新香魚肉玉葱練物現状第二帝國迄 野菜豆里芋鮭缶即席麺二果実菓子二予備
【続・フィンランド湾】 (
>>747 辺りから)
馬蹄等の先鋒を勤める緒万戸草稲は、その勇猛果敢さから
『ウンコサンの再来』と言われるほどの馬蹄等であった
『ウンコサン』とは雲子太郎由家(くものこのたろうよしいえ)のこと。
『雲子』は本来は雲の子と読むのだが、
いつのまにか間の「の」の字が抜け、ウン子さんになってしまった
いずれにせよこの雲子太郎由家という人は、
馬蹄等呪術の創始者とも言うべき歳の左近、
さらには全馬蹄等の精神的支柱である御宗家様こと源朝臣鞠子と共に、
半ば神格化されている馬蹄等伝説上の人物のひとりであり、
その再来とまでいわれることは
馬蹄等の武官にとってこれに勝る賛辞はないといえよう。
そのような人物が大将を勤める馬蹄等先鋒部隊であるから、
勇将の下に弱卒なしという言葉の通り、
全員が一騎当千のつわものぞろいである
旗艦オーディーンの船尾に回ったスウェーデンバルトの弓手たちが
立て続けに矢の雨を降らせてきたが、
草稲をはじめとする馬蹄等先鋒部隊は返し矢もせず、
やや首を傾け、肩をすぼめ、鎧冑でその矢をはじき、
速度も緩めずオーディーンに迫り来る
左右の青海と静蛇の部隊も先鋒の草稲を支援し、 船尾のみならず、 左右の船端に詰め寄せてくる兵士達を狙い、 矢継ぎ早に矢を射掛ける さらには短弓を巧みに遣い、 砲門のわずかな隙間からも矢を射掛け、 オーディーンの砲手に射撃を許さない この凄まじい馬蹄等の弓矢の雨を受け、 スウェーデンバルトの兵士らが一瞬怯んだその間隙を突いて、 馬蹄等の先鋒部隊は次々とウマを捨て、 旗艦オーディーンの船端に飛び移ってきた 「我は馬蹄等先鋒大将、緒万戸草稲! スウェーデンバルトの君主、グスタフアドルフ、見参!」 スウェーデンバルトのほうも負けじとばかり、 帝國近衛部隊の面々が剣を抜いて殺到する 凄まじい白兵戦が旗艦オーディーンの甲板上で始まった ・・・
婚活とは金輪際何の関係も無いけど.....面白いw
ココは擦れ立ての初めから痔円さんが長者をされている里でして 駅とは単に名ばかりの、物語と献立を楽しむ処で御座いますので もともと婚活とはほとんど何の関わりもありません
4/11献立(確定) 蟹鮨御新香鮪刺身魚肉玉葱練物缶珈琲野菜豆類第三帝國到達 蟹鮨里芋鮭缶御新香二即席麺二果実菓子二魚肉玉葱練物余剰
┐(゚〜゚)┌ 羊クロス円105超…
まさかココまでいくとは思わなかった 過去十年間の最高値記録を更新するとは…
【馬蹄等の里】 (
>>775 辺りから)
・・・
葱間と与一が重傷を負い、
ロケットランチャーも破壊されて、形勢は逆転した
軍用輸送ヘリ「空狸」二機を失ったものの、
戦闘ヘリ「空狼」はいまだ健在であるシナに対し、
馬蹄等側には有効な地対空攻撃手段がもはや無い
いかに地上での戦いで優位に立とうとも、
空からの攻撃に対処するすべが無くては、いかんともしがたいのだ
シナの紅色女性コウセイが乗る空狼は、
残る一基の空対地ミサイルを容赦なく馬蹄等の館に撃ち込んだ
爆音とともに御館の外壁が吹っ飛び、
散乱した木切れやガラスが中にいる非戦闘員を襲う
「皆、退避せよ。奥へ。御館の奥へ…」
重傷者は担架に乗せ、 歩けるものは自らの足で、 それぞれが館の奥へと避難していく マイヨールも肩から流れる血を抑えつつ退避していった 比延の婆さんも撃たれた脚を引きずり引きずり後退しながら 「こら爺。おまえもボヤボヤせんと、サッサと…」 と言いかけたところで、その言葉を呑み込んだ アソコガの爺が、 悔しげに歯を食いしばり屋外を見つめていたからだ 「…ジジイ」 「婆、あれを見よ。 姫様と近衛の衆が、シナの戦闘ヘリの機銃に追われて逃げ惑っておられる あの御姿を目にしながら我等だけが館の奥に逃げ籠もっていてよいものか」 「だからといって我等に何ができる? ヘタに外に出てもかえって姫様のお邪魔になるだけぞ」 「・・・・・」 「…ジジイ?」 「婆。そなたは奥に退避しておれ。ワシはやるべきことがある」 「え?あ。ジジイ!こら、ジジイ!!」 比延の婆の叫び声を背にして アソコガの爺はただ一人、屋外に走り去っていった…
_,,-―-、_ ,,_ ,, _,-''^¨⌒((''-く_ \⌒ ))''-、 (( ((⌒゚。・:゚))____,,,,,'i(゚∵。⌒)) __,,,≫ゝ__`ー-一'ノ-------―''_`''''ー≪,,,__ f!!!!!!!!!iiiiiiirrrrrー==-----rrrrrrrriiiiii!!!!!く `!、'' '''''!!ii((((リ ャー' 〈ャー'|!!!iii''''' '' ' ノ `-、 ''((〔9! _ ト、 _,-'¨ `'‐、_ _゚入 -‐ ,ji.|__,,-‐'¨´ これは・・・・・ . __,¨イ ` ,-‐ ' _,,!、, _ . f ! i f^¨ ! ヽ, i ! | .! ! /
なんか嫌な予感がしますが。どうなんでしょう?
ううむ… お方様の読みは、やはり鋭いですね 布石が一寸甘いと即看破してしまう この種の読み物を相当読み慣れているものと、お見受けしましたw
まだ眠い。。。
4/12献立(暫定) 蟹鮨御新香鶏肉揚物鰤刺身鮪煮物紅茶果実菓子、予定 蟹鮨御新香野菜豆里芋鮭缶練物即席麺果実菓子、予備
【フィンランド湾】 (
>>79-780 から)
・・・
『船を捨て本旗艦と合流せよ』という指示をエーヴぁロッタから受け、
スウェーデンバルト艦隊群の各艦長は速やかにその指示に従おうとしたが、
そのときには既にイワンロマノフ率いるロシア艦隊の各兵士のほうが先に下船し、
草原と化したフィンランド湾を疾走して、
スウェーデンバルト艦隊の直前にまで迫ってきていた
死魔が開戦直前にイワンロマノフに向けて送った一騎の馬蹄等。
あのものは単なる伝令ではなかったのだ
彼はイワンロマノフに馬蹄等呪術奥義『空間置換転移』の概要を知らせ、
フィンランド湾上においてロシア艦隊と馬蹄等騎馬兵をもってして
前後からスウェーデンバルト艦隊を挟撃すべし、
という死魔の戦略をイワンに伝えるとともに、
ロシア軍がその挟撃のタイミングを外さぬようにと
そのままイワンロマノフの許にとどまっていたのだ
このため、空間置換転移の発動と共に、
ロシア軍はイワンロマノフの指示により全軍が速やかに下船、草原を疾駆し、
スウェーデンバルトの艦隊が下船準備に入ったときには、
もう既にその目前にまで接近していたのである
(つづき) この状態で全員下船してしまっては、 ロシア軍に船を易々と乗っ取られてしまうばかりか、 背後から攻撃を受けることにもなり全滅は免れない やむなくスウェーデンバルトの各艦長は 目前にまで迫ってきたロシア軍を迎え撃つと共に、 それでも相当数の兵士を下船させて旗艦の援軍として向かわせたが、 仮らは馬蹄等左右の近衛大将青海と静蛇指揮下の騎兵に妨げられ、、 君主グスタフアドルフのいる旗艦オーディーンに 容易に近づくことができなかった すでに遠方の小高き丘より戦場間近まで接近していた源死魔は、 これら戦況のすべてを把握した上で最後の50騎の投入を決断した 「ものども。我等も参るぞ。目指すは敵方旗艦。草稲の後押しをするのじゃ」 「畏まる!」 死魔の指示に近衛50騎が声を揃えて応え、 死魔を中央に全騎馬一丸となり、 スウェーデンバルトの旗艦オーディーンを目指した この最後の50騎の投入により力を得た馬蹄等先鋒部隊は、 スウェーデンバルトの帝国近衛部隊を押し、 オーディーンの甲板半ば以上が馬蹄等の占拠するところとなった
ここに至り、 それまでグスタフアドルフの傍らに控え、 戦況を見つめていたていたエーヴァロッタも終に剣を抜き放った 「陛下。私も前衛に参ります。 陛下はここ船首にて御待機を」 帝国の『頭脳』自らが最前線に行く この非常事態に際し、 さすが豪胆なグスタフアドルフもやや顔を青ざめたが、 それでもなお威厳を失うことなく軽くうなづきを返した 「頼む」 「御免」 グスタフアドルフに会釈をしたエーヴァロッタは、 猫のようにしなやかな足取りで、 抜き身の剣を手に修羅場に駆け向かっていった
4/12献立(確定) 蟹鮨御新香鶏肉揚物鰤刺身鮪煮物紅茶果実菓子、確定 蟹鮨御新香野菜豆里芋鮭缶練物即席麺二菓子三、余剰
(; ・`д・´) 場面の切り替えが頻繁になってきた、ということは…
…大詰めが近い、ということなのかな?
p.s. 著作権保護のため、音源抽出と動画のダウンロードは控えましょう
【馬蹄等御館内】 ・・・ 初めて足を踏み入れた処であるにもかかわらず、 その侵入者はさして迷う様子もなく、 馬蹄等御館内の薄暗い廊下をひたひたと歩んでいた 道が枝分かれしているところに来ても 少し小首をかしげる程度で、右か左か瞬時に決め、 ほとんど迷うそぶりも無い なにやらこのものには、 目標地点がどちらの方向にあるのか、 それを嗅ぎわけるための本能、動物的勘のようなものが 生まれ付き備わっているかのように思えた
幾度目のことか、 その侵入者が廊下の角を曲がったところで 不意にその先に光が見えた といっても御館の外に抜けたわけではない。中庭である。 だがその空間は、中庭と呼ぶには余りにも広すぎるかもしれない 天空に抜けた広い空間。 その真ん中にぽつんとひとつ、小さな庵があった そしてその庵の前にはヘッドセットを装着した一人の女性がたたずんでいた それなりに歳を経た女性で、 特に化粧をしているというわけでもなく、 服装も身動きが容易な、地味な色合いの、 パンツルックのスーツを身にまとっているだけだ しかし、彼女は美しかった それは外見の美しさというより、内面の意志の美しさである 心許さぬものはここより先一歩も通さぬという、毅然たる意志の力。 それが彼女を美しくさせていたのだ ・・・ 侵入者とその女性の目が合った 彼は口元に凄惨な微笑を浮かべつつ、 その女性に対し、言った 「ペテロパブロフスク要塞以来ですな。緒万の方殿」
ヽ|/ / ̄ ̄ ̄`ヽ、 / ヽ / \,, ,,/ | | (●) (●)||| | | / ̄⌒ ̄ヽ U.| ・・・・・・・・ゴクリ。 | | .l~ ̄~ヽ | | |U ヽ  ̄~ ̄ ノ | |  ̄ ̄ ̄ |
これはすごい・・・ 派手な格闘シーンでもなんでもない単なる情景の描写なのに、 思わず読み耽ってしまいました。もしかしたら名文なのでは?w
(⌒・⌒)ゞ イヤァ それほどのものでは…ポリポリ
まだ眠ダリい。。。
4/13献立(暫定) 蟹鮨御新香鮪刺身魚肉玉葱練物珈琲醍醐菓子、予定 蟹鮨御新香二野菜豆里芋鮭缶即席麺二菓子二、予備
(
>>805 から)
「エメリヤエンコ・ヒトニョール…通称、西のエメリヤ」
「ほぅ。緒万の方殿ほどの御仁が我が異名をご存知とは。光栄の至り。」
「そなたもこの里に参っておったか。何が狙いぞ?」
「緒万の方殿のお命…ではなくて、
馬蹄等呪術の大元を探り、その源を断つこと
それが、今回のそれがしの任務でございます」
「・・・」
「どうやらお方殿の後ろにある小さき庵が、
その呪術の『源』のようでございますな
…お方殿。確かにペテロパブロフスク要塞では、
貴女様が呑まれるはずだった紅茶に一服盛らせていただきました
が、あれもまた任務でござる。
あのときは、
『馬蹄等当主の妻を毒殺し、
それがイワンロマノフの仕業であるように見せかけよ』
というのが、
それがしに与えられた任務でございましたのでな
今回は貴女様のお命を奪えとは命じられておりません
それがしはプロでござるゆえ、無駄なことは極力やりたくない
お方殿がそこを素直に退いてくださるのならば、
貴女様のお命をとろうとまでは、いたしませぬ
しかし…
どうやらお退きなさるおつもりは微塵も無いようですな
ならば仕方ござらぬ」
【東のイヴ】 ヒトニョールがすっと一足進んだところで、 緒万の方様を護るべく一人の馬蹄等が彼の前に立ちはだかった その姿を見てヒトニョールは薄く嗤い、そして言った 「ふん…ま、緒万の方殿がおるところには、 当然そなたもおるであろうな。イヴ黒岩」 そのヒトニョールの言葉に、イヴ黒岩は一言も返さない 既に目を釣り上げ、戦闘モードに入っている そんなイヴ黒岩に対しヒトニョールは依然飄々として 「それにしても今まで何処におったのかな? それがしほどのものに気配を悟らせぬとは、いささか腕を上げたようだな もしいま少し長生きできたのであれば、そなたも淋彪に代わって 『東のイヴ』と言われるほどになれたかも知れぬが…惜しいこと」 と言いつつも、 ヒトニョールの視線は半ば緒万の方様のほうにも及んでいる その鋭い観察眼は、 お方様が装着しているヘッドセットの一点が 微かに赤く点滅しているのを見逃さなかった
「…なるほど。そういう次第か。 ユーラシアの東の端っこのちっぽけな島国の、 その中でも糞田舎の弩僻地にある里にしては、 なかなか近代的な装置をお持ちのようで」 「既にこの緊急シグナルは我が娘紅の許にも送られておるゆえ 屋外にいる軍事系馬蹄等のもの達もここに駆けつけてこよう そなたに勝ち目は無い。ヒトニョール。速やかに引くがよかろう」 「さてそれはどうでありましょうかな。 表のお歴々はいまコウセイの空からの攻撃をかわすので精一杯のご様子。 とてものこと、ここにまで応援に駆けつけてくる余裕はございますまい」 「・・お方様。離れなさい」 ヒトニョールから視線を外すことなく、 イヴ黒岩は静かに緒万の方様に言った その声音はあくまで静かではあったが、 恐ろしいくらいの凄みを秘めた声音であった…
4/13献立(確定) 蟹鮨御新香鮪刺身魚肉玉葱練物缶珈琲二醍醐菓子、確定 蟹鮨御新香二野菜豆里芋鮭缶即席麺二果実菓子二、余剰
【フィンランド湾】 (御当主。既に四半時、経過いたしております) 「あいわかった」 馬蹄等当主源死魔は近衛のものたちとともに 既にスウェーデンバルトの旗艦オーディーンに乗り込み、 船尾に身を置いて戦況を見つめていたが、 ヘッドセットを通して馬蹄等の里は呪術の間にいるクタロウからこの通知を受けると、 ただちに傍らにいるものたちに指示を出した 「安治。椎。 そなたら二名はこの船を巡り、各所に火を放て いまのこの草原が再び海に戻ったときに、 なお依然としてこの船を浮かばせておくわけにはいかぬ いまのうちに火を掛けて、沈めてしまうのだ」 「畏まって候」 「小野は引き鐘を、額田は鏑矢と煙矢を、其々用意いたせ イワン殿の許に送った草流にも引き時を悟らせねばならぬ」 「畏まりましてございます」 「草稲はいま本船のいずこにありや…」 近衛のものたちに指示を出した後、 死魔はやや眉間に皺を寄せて一人そう呟いた
まだ眠だるい。。。
・・・ このとき緒万戸草稲は、 既に旗艦オーディーンの船首付近にまで迫っていた 彼は常に最前線に身をおき、指揮下の先鋒部隊を督励しつつ、 自らもかなりの数のスウェーデンバルト兵士を薙ぎ倒し切り伏せてきたが、 それでもなおその猛威はいまだ衰えることはない。 当主より預かった猛者たちおよび自らの郎党等と共に スウェーデンバルト近衛部隊に圧力を掛け続けている 「敵方大将グスタフアドルフはおそらく船首におるぞ! かのものを草原と化したフィンランド湾に叩き落せ!」 「応!」 その草稲の檄に応え、 さらに一歩前進しようとした馬蹄等の一人が、 「うっ」という声を発し体を捻りつ血飛沫を上げてその場に倒れ付した その背後から鮮血滴る剣を片手に長身痩躯金髪碧眼の貴公子が一人、 馬蹄等たちの前に姿を現した 「…馬蹄等。ここより先は通すわけにはいかん」 そのものこそスウェーデンバルト帝国の頭脳、 エーヴァ・ロッタ・ブレムクヴィストそのひとであった…
4/14献立(暫定) 蟹鮨御新香野菜豆現状神聖羅馬帝國迄 鮭缶御新香里芋麺類二果実菓子二予備
(´・ω・`)…今日は書き込み少なめだね。皆お出掛けかな?
識神様も 風邪引いたり腹壊したり仕事が忙しかったり やる気がなくなったりデートが入ったりとか、 いろいろあるんでしょ
4/14献立(確定) 蟹鮨御新香野菜豆鶏肉揚物第二帝國到達迄確定 梅飯御新香里芋鮭缶麺類二果実菓子二醍醐余剰
(
>>818 から)
その時その場に居合わせた馬蹄等たちは
その長身痩躯金髪碧眼の貴公子がスウェーデンバルトにおいて
『帝國の頭脳』と称えられるほどの存在であることは知らない
ただその人物が、
恐ろしいほど剣技の持ち主であることは瞬時にして悟った
エーヴァロッタの剣の一振りは、それほどに鮮やかなものであった
「…退け」
草稲が静かに言った
その言葉はエーヴァロッタに対して、ではない
彼の前に立ちふさがろうとしていた指揮下の馬蹄等たちに対して、言ったのだ
「このものはそなた等の手には余る。…私がやる」
「しかし御大将…」
と言い掛ける部下の言葉に被せるように
「そなたらは御当主の合図があるまで、ひたすら前進せよ
これほどのものがこの場に立ち塞がるということは、
グスタフアドルフは間違いなくこの船の船首にいる」
「・・・」
「早う行け!」
「畏まった!」
指揮下の馬蹄等たちが船首目指して駆け去るのを見届け、
二人だけになった処で草稲は改めてエーヴァ・ロッタと向き合った
「私は馬蹄等の先鋒大将、緒万戸草稲。
ただいまの剣技、敵ながら天晴れ見事。
良き敵なれば、ご尊名を伺いたい」
「オマンコクサイネ… 過ぐる年ハンスフェルゼン殿を倒した男か」 エーヴァロッタは草稲の名を知っていた 「さればそなたは、我等スウェーデンバルトにとって 多年に渡る怨恨重畳の敵、ということになるわけか」 「ハンスフェルゼンは我が父緒万戸仁王を殺したもの。 あれはお役目であるが同時に父の敵討ちでもあった」 「さようか…ところでただいま草稲殿は指揮下の者たちに、 『御当主の合図があるまでは前進せよ』と言われたな ということは、 海を草原に変えたこの馬蹄等の魔術には タイムリミットがある、というだな? しかもその維持時間はさほど長くはない」 「・・・」 「どうやら当たりのようだな」 「その前に本船の船首にいる貴殿の主、 グスタフアドルフ殿を討ち取ってしまえばよいだけのこと。 引き時は御当主がお決めになる 我等が関与するところではない」
・・一寸臭いかな?
いいんじゃない? 主役の名も草稲だし 笑
4/15献立(暫定) 梅飯御新香鶏肉揚物豚骨麺醍醐菓子、予定 蟹鮨里芋鮭缶麺類福神漬二菓子類三、予備
やや忙しい。が、まだ眠だるい。。。
【東のイヴvs西のエメリヤ】 イヴ黒岩の顔は既に女性の『イヴ』から、 憤怒の形相を浮かべた男性の『黒岩』に切り替わっている それとともに体躯も人から人に非ざるものに変容していた 武具は持たない ロンドンでは、仰せの通り魔をその膂力をもって叩き殺した ホーエンツォレルン城ではワルキューレの一人ゲンドゥルを 渾身の右拳一撃で壁にめり込ませ、倒した イヴ黒岩にとっては 変容を遂げたこの人狼のボディそのものが最大の武具なのである 対するエメリヤエンコ・ヒトニョールも、 とくに何か武具を持っているという様子は無い いや或いは隠し持っているのかもしれないが、 それ以上にヒトニョールもまた自らのボディが最大の凶器である という自信を持っているように感じられた イヴ黒岩が防御を固めつつ間合いを詰めてきたが、 ヒトニョールは依然としてノーガードのままだ さらに間合いを詰めるイヴ。 そのイヴから視線を外すことはないが、 依然ノーガードのヒトニョール。 イヴ黒岩は獣の速さで残る間合いを一気に詰めると、 左のジャブをフェイントに右ストレートでヒトニョールの顔面をぶち抜いた ・・・ 普通ならこれで終わり、である 人狼と化したイヴ黒岩の拳をまともに喰らって生きていられる人間は、いない いや人間はおろか魔物であるワルキューレですら、 イヴ黒岩の右拳一発で、顔をぶち抜かれ即死したではないか しかしヒトニョールは違っていた
4/15献立(確定) 梅飯漬物鶏揚物鰹刺身飛魚刺身豚骨麺醍醐菓子、確定 蟹鮨里芋鮭缶即席麺漬物三果実菓子二醍醐菓子、余剰
(
>>830 から)
イヴ黒岩の拳がのめりこむと
ヒトニョールの顔はグニャと変形はしたが、
しかし頬骨が砕けることも頭蓋骨が割れることも無かった
まるでそこには最初から骨など無いかのような、
たとえて言えばタコやイカのような軟体動物を殴りつけた時のような、
そんな手ごたえの無い気持ち悪い感触がイヴの拳に残っただけだった
不審な表情を見せるイヴと余裕の嗤いを浮かべるヒトニョール。
イヴはさらに立て続けに左右のフックとボディにも一発打ち込んだが、
やはりヒトニョールの体躯はどこを殴っても「グニャ」という、
軟体動物や或いは緩衝材または蒟蒻などを殴ったときのような
手ごたえの無さを感じるばかりだった
「特異体質は自分だけの専売特許だと思っていたか?イヴ黒岩。
…私はね。自分の意思で自在に体を柔らかくしたり硬く戻したりできるのだよ
御前さんが男になったり女になったり狼になったり人に戻ったりできるように、ね
では今度は硬くしてみようか」
その言葉とともに、ヒトニョールは
ノーモーションかつ目にも留まらぬ速さで
アッパーカットをイヴの顎に炸裂させた
たまらず吹っ飛ぶイヴ黒岩。
「これでわかったろう。私には打撃系の技は一切通用しない
…さてと。では今度は、私が楽しませてもらうとしようか」
冑為替。 さげてきた 勿論永遠にあがり続けるということは無いのだから、いつかは下げる 問題はこの下げが一過性の調整なのかそれともこのまま奈落に行くのか 奈落に行くとしたらそれはどこまでなのか、そういうこと。 …私は奈落で待ち構えている
冑為替さんも語りべさんの影響か 語り口が時代調になってきてるね 笑
【粥磐と伊磐】(from
>>786-787 )
御館の奥に退避していく比延の婆等負傷者たちと離れ、
ただ一人屋外に飛び出していったアソコガの爺さんは、
里のはずれにある『馬蹄等空港』にやってきていた
もっとも空港といってもそれは名ばかり、
離着陸に必要な平坦な滑走路と最低限必要な器具設備が置いてあるだけの、
いたって簡素質素な処である
しかしその空港の一隅には『エアルージュ』があった
エアルージュ。空の紅。
馬蹄等の姫こと、緒万戸紅の名を冠したこのプライベートジェットは
緒万の方様の欧州諸王家表敬訪問の際には、その脚として大活躍した。
アソコガの爺さんもこのエアルージュ、空の紅のパイロットとして、
緒万の方様の欧州歴訪に同行し、その航路管理と運行を担当した
アソコガの爺さんにとってこの機はいわば、
体の一部とも言える愛機なのである
エントランスドアを開けてエアルージュの機内に入った爺さんは、
そこでだらしない格好で操縦席に腰掛けている一人の若者を見つけた
「…伊磐。おまえはなぜこんなところにおる?」
その若者はアソコガの爺さんの一人息子、
阿蘇古賀伊磐(あそこがいいわ)であった
「ああ…オヤジか」 「伊磐。そなたも御館に行け。 有事が起きたならば『呪術の間』を死守せよ、 と言われた御当主のお言葉、そなたにも伝えたであろう 今がそのときぞ。その身を挺してでも少しはお役に立て」 「オヤジのほうこそ、こんな処に来て一体どうしたんだい?」 「・・・」 「あ、わかった。 このプライベートジェットで里から逃げ出すつもりだろ? それならオヤジ、俺も連れて行ってくれよ 一人で逃げようなんて、それはズルイだろ」 そう言った伊磐の胸倉を掴み、立たせて、 アソコガの爺さんはその顔を思いっ切りグーパンチで殴った 「この、馬鹿息子がぁ!」 「クッ…糞ジジイ、何をしやがる」 「苦労して男手ひとつで育てた末に、 お前をそんな腑抜けに仕立ててしまったのは、我が一生の不覚。 黄泉の国に参ったら、先に逝っておる妻に詫びを入れねばなるまい」 「え?黄泉の国って…何言ってるんだ、オヤジ」 「いいからお前はとっとと降りろ!」 アソコガの爺さんは息子の伊磐を足蹴りにして外にたたき出すと、 さっとエントランスドアを閉めた 殴られたうえに足蹴りにされ、 滑走路の砂地に転落した伊磐が洟から血をだらだら流しつつ 砂埃にまみれた体を起き上がらせたときには 既にエアルージュは補助エンジンを点火し、 離陸態勢に移りつつあった
これはもう「嫌な予感」じゃなくて、確定ですね・・・・・
確定といえば 献立さんも今日はずいぶん早めに確定してるねw なんかあったのかな?
改めて考えてみれば 羊水さんも、モーお母さんなんだよなぁ…
841 :
愛と死の名無しさん :2013/04/16(火) 11:21:53.63
終わりのときが近づいており、 またこのスレはみだりに揚げたりするようなものではない、 ということも十分承知している。しかし・・・ 見づらいんで揚げる
4/16献立(暫定) 蟹鮨野菜漬物中華春巻珈琲醍醐菓子、予定 里芋鮭缶詰麺類二漬物二果実菓子二、予備
4/16献立(確定) 蟹鮨野菜漬物鮪煮物飛魚刺身中華春巻珈琲醍醐菓子、確定 蟹鮨野菜漬物三麺類二果実菓子二里芋鮭缶醍醐菓子、余剰
【フィンランド湾】 「御当主。45分経過」 「・・・」 「御当主?」 「あいわかった」 クタロウからの時間経過報告に対し、 死魔が即答せずに一瞬沈黙したのは、彼が迷ったからだ 彼の当初の目論見では、 この45分という時間の内で スウェーデンバルトの旗艦を完全制圧し、 勝利を確定させるという腹づもりだった モチロンそれはあくまで彼の脳裏にある予定であり、 実戦が当初の目論見どおりに運ぶはずもないことは、 百戦錬磨の彼は十分承知している 欧州最強とも言われるスウェーデンバルト兵団の強さが 死魔の予想を遥かに越えていたということもありえるし、 それ以外にも不測の事態というのはいつ何時でも起こりうることなのだ そのような際は、速やかに兵を引く そのことも決めていた 想定外のディスアドバンテージが生じているにも関わらず 意地になって戦い続けることは指揮官として最悪の選択だ だが現状は、そういうことではない 戦況はむしろ、死魔の当初の目論見に限りなく近い状況にあった 馬蹄等呪術『空間置換転移』が物の見事に決まり、 草稲・青海・静蛇の『死魔の三本の矢』の凄まじい攻撃の前に、 スウェーデンバルトの近衛部隊は押されている あと15分、いや10分あれば、 この艦の船首にいるであろうグスタフアドルフと その近衛部隊を殲滅できるかもしれない。しかし…
・・・ その時、クタロウとは違うもうひとつの声が ヘッドセットを通して死魔の耳に入っていた 「だんな様。 スウェーデンバルトの刺客、ヒトニョールが本里に侵入。 現在呪術空間前中庭にてイヴ黒岩が応戦中でございます」 声の主は死魔の妻、緒万の方様だった その言葉で死魔の一瞬の迷いは雲散霧消した 傍らを振り返り、言う 「小野、引き鐘を打て。 額田は煙矢を等間隔に三本放て。 撤収する」
冑為替。 やはり羊は怖い。一日でご縁以上簡単に触れてしまう。 もし仮に今この瞬間にリーマンショックみたいな出来事が起きれば、 七十台ぐらいまではあっさり落ちるだろうと思われる …もっとも私はそれを待ち構えているわけだが
(
>>845 から)
草原と化したフィンランド湾の一郭にけたたましい鐘の音が響いた
戦場の喧騒音にまぎれてその鐘の音を聞き漏らすものも多数いたが、
馬蹄等の左右の近衛大将である青海と静蛇は、その音を聞き逃さなかった
「撤収!」
「撤収せよ!」
青海と静蛇の二人の大将は
ここかしこで戦っている指揮下の者たちに撤収を告げ知らすべく
ウマを自在に操り、草原と化しているフィンランド湾を駆け巡った
打鐘音に続いて、
鮮やかな紫色の煙をたなびかせた矢が一矢、
北の天空に懸け放たれた。更に一矢。なお今一矢。
ロシア陣営にとどまり、
皇帝イワンの傍らに控えていた馬蹄等の伝令、
草流アシタカはこの空を駆ける紫煙を見逃さなかった
「ロマノフの陛下。撤収でござる」
「お使者殿。なんと言われる。
今一押しでスウェーデンバルトの前衛を崩すことができようものを」
「我等の呪術が解けるときが近づいております
この草原はじき再び海原に姿を戻しましょう
その際に船に戻っておらねば、主客逆転。」
「そ、そうか…ならば、やむをえん。撤収するといたそう」
マグロの煮物の脂がややくどい それにしてもさすが名文ですね… ひとつ気がかりなのはこのスレで最後まで騙り切れるのかな?ってこと。 1000レスまでもてば大丈夫だとは思うけど
_,,-―-、_ ,,_ ,, _,-''^¨⌒((''-く_ \⌒ ))''-、 (( ((⌒゚。・:゚))____,,,,,'i(゚∵。⌒)) __,,,≫ゝ__`ー-一'ノ-------―''_`''''ー≪,,,__ f!!!!!!!!!iiiiiiirrrrrー==-----rrrrrrrriiiiii!!!!!く `!、'' '''''!!ii((((リ ャー' 〈ャー'|!!!iii''''' '' ' ノ `-、 ''((〔9! _ ト、 _,-'¨ `'‐、_ _゚入 -‐ ,ji.|__,,-‐'¨´ そのときはそのときで仕方ありません . __,¨イ ` ,-‐ ' _,,!、, _ ベッソンさんのお世話になることに致しましょう . f ! i f^¨ ! ヽ, i ! | .! ! /
・・・ グスタフアドルフは近衛の兵たちに左右を守らせ 旗艦オーディーンの船首に踏みとどまっていたが、 それまで目前に迫ってきていた馬蹄羅たちが 鐘の音を聞いて突如として引き上げはじめたので、 安堵すると共に不審を感じた 見れば、左右の草原を疾駆していた馬蹄等の騎馬兵たちも引き上げにかかっている さらに彼方を遠望すると、イワンロマノフ率いる露西亜兵たちも撤退しているではないか (これはなんだ? いったい何が起きつつあるのか? いや。これから何が起きるのか?…) もし今ここにエーヴァロッタがいてくれたのならば、 帝國の頭脳たる彼なら或いはこのグスタフアドルフの疑問に対して 答えを示してくれたかもしれない。しかし今、彼はここにはいない 「…陛下。この機に、ご退艦を」 傍らにいた近衛のものの一人がグスタフアドルフに進言した 彼がそういうのも無理はなかった 既に馬蹄等当主源死魔の指示に従って二人の馬蹄等、 安治と椎がオーディーンの艦内を巡り火をつけており、 その火種がそこかしこで大火となって燃え盛り始めていた スウェーデンバルト艦隊が誇る大艦オーディーンも、 もはや持ちこたえることはできないということは 誰の目にも明らかになっていたからである
・・・ 「麾下のものたちを先に行かせよ 青海と静蛇は残り、 主無き空きウマを出来得る限り本船の周囲に駆け巡らせよ 船から離脱してくる先鋒のものたちをウマに乗せねばならぬ」 「畏まりました。されば御当主も、速やかにお引き上げ候え」 青海のこの言葉に死魔は首を振った 「草稲を待つ」 先鋒部隊が続々と旗艦オーディーンから離脱してくる 彼らは船の傍らを駆ける空きウマに次々と飛び乗って、 陸地目指して走り去っていく そのものたちに死魔は「草稲は如何に?」と声を掛けたが、 大半のものはこの乱戦の中で指揮官が何処にいたのか、 把握できてはいなかった ただ何人目かのものが、死魔の問いに 「御大将は敵方の凄腕の剣士と相対峙されておりました」 と応答した 「あいわかった。そなたは陸地を目指せ」 「畏まって候」 次第に火の手を広げていくスウェーデンバルトの旗艦、 オーディーンの船尾に死魔はなおも踏みとどまり、 草稲の帰還を待ち続けた
まだ硬い。。。
【馬蹄等の里】 緒万戸紅とその麾下のものたちは 緒万の方様こと香が発信した緊急信号を既に受信していたが、 呪術系チームを助けるべく御館内に戻ることができなかった コウセイが搭乗しているシナのバトルへり『空狼』の戦闘力は絶大であり、 陸上兵器の騎馬だけではいかんともしがたかったのだ 馬蹄等たちは標的にならぬようにと、 皆ウマを乗り捨て岩場や茂みに隠れたが、それ以上のことはできない 御館内に駆け戻ろうとしたものたちも数名いたが、 すかさず空狼の機銃に狙い撃ちされ血飛沫を上げ、倒れ付す 緒万戸紅は歯軋りしつつ空狼を睨みつけたが、 どうすることもできなかった
. 「ひょ〜ほほほほほ。ざまあみさらせ。何が『馬蹄等の姫』じゃ 蟇蛙のように地べたを這いずりおって。無様なことよのう ひょほ。ひょほ。ひょ〜ほほほほほ。ほ」 勝ち誇って哄笑するコウセイ。 しかしその高笑いは操縦士の一言で止まった 「陛下。二時の方向より敵機!」 「え?」 コウセイがそちらに顔を向けたときには、 米粒のように小さかったその『敵機』は、 あっという間に空狼の目前にまで迫ってきていた。恐るべき速度である 「回避だ!回避せよ!」 「困難!不能!不能避開!」 コウセイの叫び声と空狼操縦士のシナ語が飛び交う中、 二時の方角から突如飛来してきたその『敵機』は、 そのまま戦闘ヘリ空狼に体当たりした。 轟然とわきあがる爆音と巨大な火の塊。 シナの戦闘へり空狼とそれに体当たりした機は炎を吹き上げ、 もつれるようにして馬蹄等の里に墜落していった
4/17献立(暫定) 蟹鮨野菜漬物鶏揚物飛魚刺身魚菜練物珈琲醍醐菓子、予定 蟹鮨野菜漬物三里芋鮭缶詰豚骨麺狐饂飩果実菓子二、予備
【旗艦オーディーン艦内】 燃え盛る炎が周囲の壁を焼き始めたが、 それでも二人の剣士は抜き身の刀を構えたまま微動だにしない 互いに動けないのだ 真剣を構え間合いを詰め、向き合って 初めて知る相手の恐ろしいほどの凄さ。 どちらか先に動いたほうが不利になる。 そのことを両者ともわかっていた 草稲にも引き鐘の音は聞こえていた。しかし動けなかった うかつに動けば、その動きに伴い生じた隙をエーヴァロッタが襲ってくる それはエーヴァロッタもまた同様だった いわば両者とも千日手、 手詰まりの状況に陥っていたのである しかし永遠にそうしているわけにもいかない。周りは既に火の海だ 炎と共に煙が二人の喉を、眼を侵してくる。 その煙が両者の姿を覆い隠してしまうほど立ちこめた、そのとき。 煙の向こうで二つの刃の光が交錯し、 肉が断ち切られる鈍い音が聞かれた
【禅師異常】 「御当主。禅師が」 それまで努めて冷静に時間の経過のみを 死魔に報告してきたクタロウの声がそのときやや上ずっていた そのクタロウの声の向こうから、 「ぅぅぅ…」という羽生善治禅師のうめき声が ヘッドセットを通して源死魔の耳にも聞かれた 「クタロウ。時間は?」 「既に小半時に迫っております」 「楢達。システムの現況は如何に?」 「いまだ正常。されどいつ決壊のときが来てもおかしくはございませぬ」 馬蹄等の騎馬部隊は既に9割が 戦場から離脱して陸地を目指し疾駆している なおも戦場に残っているのは 旗艦オーディーンの船尾にとどまっている当主死魔と、 左右近衛大将の青海と静蛇。それ以外は20騎から30騎。 そんなところだ。 つまり彼らがアンカー、ということになる 「草稲…」 死魔は下唇を噛み締め低く呻いたが、 次の瞬間その思いを振り切り左右のものたちに言った「撤収!」
4/17献立(確定) 蟹鮨野菜漬物鶏揚物飛魚刺身珈琲醍醐菓子第二帝國迄、確定 蟹鮨里芋鮭缶魚菜練物野菜漬物三即席麺二果実菓子二、余剰
(
>>832 から)
・・・
既にイヴ黒岩は血まみれだった
ヒトニョールは変幻自在に自らの体を硬軟いずれにも変容させた
イヴの打撃を受けるときはその体を軟体動物のように柔らかくし、
一方イヴを攻撃するときはその体を鋼のように固めた
打撃系の技が一切通用しないと悟ったイヴ黒岩は
サブミッションに持ち込もうとしたが、
ヒトニョールはイヴ黒岩のその意図を察知し、
低く突っ込んでくるイヴに対して身をかわし、或いは足蹴りにして
徐々にイヴ黒岩を血達磨にしていった
もう何発目かわからないパンチを受けて、
イヴ黒岩がついに仰向けに倒れたところで、
ヒトニョールが倒れたイヴ黒岩の上に飛び乗り、
いわゆるマウントポジションを取った
「これで終わりだ。『東のイヴ』」
そう言ったヒトニョールは、 拳を固めず人差し指と中指を立てた その二本の指をイヴ黒岩の両目に刺し込み、 眼の穴から脳髄までを破壊しようというのである それを見た緒万の方様が背後からヒトニョールに突撃した 彼女の手には初代羊水より代々緒万戸の家で継承されてきた伝家の懐刀、 その名も『此花の咲くや満香』が握り締められていた しかし所詮、緒万の方様は戦闘に関してはずぶの素人。 ヒトニョールは背後から来る彼女の気配をすばやく察知し、 「邪魔だ、糞婆!」と言うや、緒万の方様を横殴りに払った ヒトニョールの丸太のような腕に払われた緒万の方様の体は、 その横殴り一発で数メートル吹っ飛んだ ヘッドセットも頭から飛び、骨も砕かれたようだ
だがその緒万の方様を薙ぎ払ったときに生じたヒトニョールの一瞬の隙、 それを半死半生で倒れていたイヴ黒岩は見逃さなかった 猛然とヒトニョールの体にしがみつくや、 その鋭い牙で彼の首筋に噛み付いたのだ 「ぎゃ!」と叫んだヒトニョールは必死でイヴ黒岩を振り払おうとしたが、 人狼と化しているイヴ黒岩は離れるどころか、 その牙をさらに深く、もっと深く、ヒトニョールの首筋に刺し込んでいく 牙だけではなくその両手の鋭い爪はヒトニョールの背中に深く刺し込まれ、 死んでも離すかと言わんばかりだ ヒトニョールも死に物狂いで イヴの髪を毟り、脇腹を殴り続けたが、 イヴは決して離れようとはしなかった 両者血まみれの状態で中庭を二転、三転する中、 次第にヒトニョールの抵抗が弱弱しくなっていった ・・・ 空狼の墜落により、 屋外のシナ奇襲部隊を一掃した緒万戸紅とその指揮下の軍事系馬蹄等が 呪術空間前中庭に駆けつけたときには、 既にヒトニョールもイヴ黒岩も動かなくなっていた 血だらけのまま抱き合うようにして両者ジッと中庭に倒れている それでもなおイヴ黒岩の牙は、ヒトニョールの首筋に深く突き刺さっていた
(( ;゚Д゚)) 怖ぇ…
確かにイヴ黒岩のバトルは怖いよね 武器を使わない肉弾戦だからかな?
>>861 初めて眼にする言葉ですが…
『此花の咲くや満香』
これはなんと読むのですか?
またその由来などは馬蹄等の物語のどこかで、
すでに騙られているものなのでしょうか?
>>866 正確には「木花咲耶満香」と書きまして
「このはなのさくやみつか」と読みます
ごく簡単に申せば
この方は緒万戸家の初代羊水公の奥さんに当たる方で、
その女性の名をそのまま懐刀の名とした、
ということです
・・・ というようなことを、 いま思いつきで適当に書いただけなので この懐刀の由来などに関しましては 今のところまだ騙られておりません
wwwww
まだ眠だるい。。。
4/18献立(暫定) 蟹鮨野菜漬物三鮪刺身中華春巻紅茶醍醐菓子鶏肉揚物、予定 蟹鮨野菜漬物二里芋鮭缶魚菜練物即席麺二果実菓子二、予備
4/18献立(確定) 蟹鮨野菜漬物二鮪刺身中華春巻珈琲紅茶醍醐菓子鶏肉揚物、確定 蟹鮨野菜漬物三里芋鮭缶詰魚肉野菜練物即席麺二菓子類三、余剰
【呪術が解ける時】 馬蹄等は既に全騎馬が戦場から離脱していた 青海・静蛇の撤収指示を受けて最初に離脱していったものたちは、 既にもう呪術発動以前から陸地であったところまで退避している しかしアンカーである死魔、青海、静蛇の三人は言うまでもなく、 8割がたの馬蹄等はいまだ呪術前は海であった部分を疾駆している もしいまこの瞬間に呪術が決壊してしまえば、 彼ら全騎はウマごと北の海に投げ出されるということになってしまうのだ クタロウは制御盤の経過時間表示に目をやった。00:56:xx:xx。 呪術発動から現在まで約56分が経過している 馬蹄等呪術奥義空間置換転移のシステム設計者である安佐楢達は、 どんなに頑張っても人間の精神力でこの呪術を維持できる時間は 45分から60分。それが限界だろう、と言っていた 呪術系物理学者とはいえ、 仮にも物理を修める徒の言葉にしては 随分と大雑把な物の言い様ではないかと思われるかもしれないが、 この呪術はあらかじめ実験して確かめるということが出来ないから ある程度大雑把になってしまうのもやむをえないことなのだ どのくらいの時間この呪法を維持したら 呪術者の精神が崩壊してしまうのかなどということを あらかじめ実験して確かめておくことなど、出来ない。 だからこの空間置換転移は、 楢達にとっても死魔にとっても 予行演習なしの本番一発勝負だったのである
先に陸地部分に上がっていたものは 陸と海の際に馬蹄等の紋章である反り微視十時の旗を何本か突き立てた この旗を目標にせよ、というわけである このため後に続くものたちは迷うことなく 一直線にその旗を目指してウマを走らせることが出来た 死魔、青海、静蛇の三人および、 彼らとともにアンカーを務める30余騎の馬蹄等にも 地平線のかなたにその旗がおぼろげに見えてきた 「あれが目標ぞ。ものども、あと一息ぞ」 「応」 死魔たち30余騎はウマに鞭をくれ疾走し続けた
死魔たちが疾駆している草原の空間が、 そのとき微妙に歪んだ その歪みは直ちに元に戻ったが、 羽生禅師の精神力がもはや限界を超えていることは死魔たちにもわかった 反り微視十時、カービーダイヤモンドクロスの旗が、目の前に見えてきた いまだその旗の前を駆け抜けてはいなかったが、 疾走するウマの鞍上で死魔は叫んだ 「楢達!システムを落とせ!」 「畏まる!システム終了!」 死魔の声に応じ、 安佐楢達が空間置換転移装置のスイッチをオフにした その瞬間、 フィンランド湾の一郭を覆っていた草原は一瞬で消え、 そこは再びもとの海原に戻った そしてそれとほぼ同時に、 死魔たち馬蹄等騎馬兵のアンカーは カービーダイヤモンドの旗の下を駆け抜けていた ・・・ 馬蹄等呪術奥義『空間置換転移』は、 かくして終わった
何という臨場感溢れる文章…素晴らしい… こんなところに落書きするには勿体無い 笑
・・・ 「お父上。こちらは紅。 聞こえますか?聞こえましたら応答願います」 呪術終了とほぼ同時に 紋章旗の下を駆け抜け陸地に戻った死魔の耳に、 ヘッドセットを通して娘紅の声が聞こえてきた。 「紅か?そなたも無事であったか。それはよかった… しかし…このヘッドセットは香とつながっていたはず。 香はどうした?」 「お母上は侵入者の攻撃を受け、鎖骨骨折。 ただいま治療中ですが、命に別状はありませんのでご安心を」 「そうか…」 「なお護衛官イヴ黒岩が満身創痍にて重傷。 先ほど意識は回復いたましたが、 全治するまでは相当の時間を要するものと思われます またココ呪術空間前中庭に侵入者一名あり、 そのものの死亡は確認いたしました」 「あいわかった。 そなた、すまぬが呪術の間に入り、 チームの様子を見てきてくれぬか。羽生禅師の様態が気になる」 「畏まりました」 父であり当主でもある死魔の指示に従い、 緒万戸紅が『呪術の間』に入ると 安佐楢達、ジャン・クタロウ、ジャン・西尾芽子の呪術系チーム三名が、 いすに腰掛けたままの羽生善事禅師を囲んでひっそりとたたずんでいた クタロウは禅師の前にひざまずきその手を握り締め、 楢達はその傍らで沈痛な表情のままたたずみ、 そして芽子は泣いていた 羽生禅師は目を瞑ったまま、既に息が絶えていた
(´;ω;`)ウゥゥ…
草原が海原に戻ったとき、 イワンは馬蹄等の伝令草流アシタカの助言に従って 指揮下の露西亜兵をすべて艦船に戻していたために 戦死者負傷者を除き、この呪術決壊により被害を受けることはなかった しかしスウェーデンバルトのほうが被害甚大であった それまで草原だったものがいきなり海原に戻ったため、 艦船に乗っていなかったものは全員、 北のフィンランド湾の冷たい海に放り出されてしまった 船の近くにいたものは何とか甲冑を脱ぎ捨て、 自力で船端まで泳ぎ着いたが、 船から離れたところにいたものは溺死者が相次いだ スウェーデンバルト艦隊群は彼らを救助回収しつつも、 前方から露西亜艦隊が改めて海戦を仕掛けてくるかと身構えたが、 露西亜艦隊はそのまま船首を巡らしペテロパブロフスク要塞に戻っていった 旗艦オーディーンを除いたスウェーデンバルトの前衛艦隊だけでも 艦船数、砲門数、いずれにおいても露西亜艦隊を上回っている 先ほどまで露西亜がスウェーデンバルトと互角に叩き合えたのは、 あくまで馬蹄等との挟撃体制の中においてである、ということを イワンロマノフも十分理解していたのである
馬蹄等の呪術が解けたとき、 グスタフアドルフは既に旗艦から退艦して 救命艇を経て護衛艦の一隻に乗り移っていた 彼の目前には海原に戻ったフィンランド湾と その中で炎と煙をあげて今にも沈まんとする旗艦オーディーンの姿がある (負けた…) いかに強気の彼といえどもその事実を認めないわけにはいかなかった わずか一時間たらずで、彼は旗艦オーディーンと多くの将兵を失った もちろん露西亜馬蹄等連合軍側にも死傷者は出ている しかしスウェーデンバルトがこの一戦で蒙った被害は それとは比べ物にならないほど大きかった (せめてエーヴぁロッタだけでも戻ってくれば…) 彼は淡い期待とともにそのことを願った 船はいい。沈んだとしてもまた造りなおすことも出来る。 しかし失った人は取り戻すことは出来ない ・・・ その思いは馬蹄等当主源死魔もまた、同様だった 全軍を陸地に戻し、呪術が解け、軍事作戦が終了したいまも、 彼は小高き丘の上から、噴煙を上げ燃え続ける敵方旗艦オーディーンの姿を遠望していた 草稲が戻ってきたのならば迷うことがないようにと、 死魔は海辺からこの丘の頂に到るまで 何本もの馬蹄等の紋章、カービーダイヤモンドクロスの旗を掲げさせた 事実、その旗印を目指して何人かの馬蹄等が遅れて生還してきた しかしその中に草稲はいなかった ・・・ やがて二人の当主の淡い期待を打ち砕くかのように 船倉の火薬庫にまで火が回った旗艦オーディーンは 爆発音とともに船体を二つに折り曲げ、 ゆっくりとフィンランド湾の海底に沈んでいった
語部さん、急ぐ必要はありません ゆっくりと詰めていってください 万一容量オーバーになってもベッソンさんのところで語り切ればいいのです ここまで読んできた人は別スレに移っても気にしないはずですから
仰せの通り魔でござる
/ ` 、 ,..-‐/ ...: ,ィ ,.i .∧ , ヽ. . ,:' .l .::;',. :::;/..://:: /,':/ ', l、 .i ヽ . ,' ..::| .::;',' :;:','フ'7フ''7/ ',.ト',_|, , ',.', ,' .::::::!'''l/!:;'/ /'゙ / '! ゙;:|:、.|、| 'l . ,'. .:::::::{ l'.l/ 、_ _,. 'l/',|.';| l :::::::::::';、ヾ  ̄ `‐-‐'/! ';. ' . ! :::::::::::/ `‐、 ゝ |'゙ | | ::::::::/ \ 、_, _.,.,_ ノ::: ! お心遣いアリガトウ。 お方様。通り魔様。 |::::/. _rl`': 、_ ///;ト,゙;:::::./ .. `´ /\\ `i;┬:////゙l゙l ヾ/ ,.:く::::::::`:、\ 〉l゙:l / !.| . /:.:.:.:\:.:.:.:.`:、ソ/:.:| | | /.:.:.:.:.:.:.:.:.:\:.:.:.:У:.:;l /./
(
>>880 から)
・・・
この戦いの日を境として
ユーラシア諸国諸王家の勢力分布は大きく変動した
まずグスタフアドルフは、
このフィンランド湾での敗戦により、
旗艦オーディーンと多くの将兵を失ったのみならず、
なによりも帝國の頭脳エーヴァロッタブレムクヴィストを失った事が大きく、
このためにスウェーデンバルトから離反独立する諸邦が相次ぎ、
帝國はユトレヒト半島・スオミ・旧ドイツ騎士団領を喪失し、
欧州最強国の地位から転落した。
以後バルト海の制海権は、イワンロマノフが率いるロシア帝国と
フリードリヒが統治するプロイセン王国との間で争われることとなる
また外海においてもグレートブリテンのエリザベスの婆が、
グスタフアドルフを抑えて優位に立ったが、それも一時のこと、
彼女はこのときより数年後、
今度は若きスペインの国王フェリペとアトランティスを巡り
対峙することとなる
一方、オスマンコのスルメスメルは、 スウェーデンバルトの敗戦を耳にするや、 速やかに黒海に展開させていた艦隊をイスタンブールに撤退させた いかにオスマンコが強大な軍事国家といえども ハプスブルクとロマノフという二つの王家を敵に回して 単独で戦うだけの軍事力は、無い スウェーデンバルトが後退し挟撃態勢が取れなくなった以上、 いたずらに艦隊を黒海に展開させても意味は無い さらにはオリエントでの反オスマンコ勢力の集結、 ナイル河畔での名門プトレマイオス家の独立の兆しなどにより これ以後オスマンコは欧州よりもむしろ中近東方面に精力を割くことになっていく
東ユーラシアでは、 長きに渡ってシナ帝国の影の支配者として君臨してきた 紅色女帝コウセイが秋津蜻蛉の島は馬蹄等の里において 戦闘ヘリ空狼と共に爆死した、という出来事が最重要事件であった シベリアに派遣されていたシナ帝国の主力部隊が 直ちに本国に帰還してきたのは言うまでもないが、 それよりもコウセイの後を継ぐシナ帝国の統治者が誰になるか、 それが最大の問題である コウセイの参謀であった洞程君は自らが権力の座に着こうと目論んだが、 程君の資質はあくまで参謀であって、首領ではなかった シナ帝国内部の激しい権力闘争の渦中で、 程君はあっさりと暗殺されてしまう 以後東ユーラシア最大のこの帝國は 長期にわたる内部抗争の中、低迷することとなる ・・・ これら諸国諸王家の動きの中、 ついにスペインのフェリペがコロン・ブスをして アトランティスの海の向こうに広大な土地をあることを確認、 さらにアメリゴ・ブス・ビッチがこの大陸を精査調査した上で 自らの名をつけて『アメリカ大陸』と命名、 以後西ユーラシアの諸王家はこの新大陸の利権を巡り、 新たな闘争の中に身を投じていくこととなるのである…
( ゚Д゚)ゴルァ ! カタリベえ !! あんた、 お心遣いありがとうと言っておきながら 実はぜんぜん人の話を聞いてないのと違うか? ええかげんにせえよ、こら 笑
まだ眠い。。。
4/19献立(暫定) 蟹鮨野菜漬物鯵刺身鰯煮物中華春巻紅茶醍醐菓子、予定 梅飯野菜漬物里芋鮭缶詰魚菜練物麺類二菓子類二、予備
【別れの儀式】 ・・・ 戦いの日から約半月後の或る日。 馬蹄等御館前の広場で、 死魔と共にフィンランド湾に赴いた馬蹄等の武官たち、 或いは香と共に里を守るべく戦った武官たち文官たち、 さらには無位無官のものたちも含め、 馬蹄等の里に棲むほぼすべてのものたちが一堂に会して このたびの戦いにより黄泉路に向け旅立ったものたちを悼み、 またその御霊を慰め、そして見送るための『別れの儀式』が行われた 馬蹄等たちにはひとつの信仰があり、それは 馬蹄等として生き、そして死んだものたちの御霊は、 御宗家源朝臣鞠子様が涅槃まで迎えに来てくださる、 それゆえ御霊は迷うこともなく、 無事に黄泉の国にたどり着く事ができる というものである 科学全盛の現代の移し世に生きる我々から見れば、 彼等のこの信仰は或いは幼稚で未熟なものと感じられるかもしれない しかし馬蹄等にとってこの考え方は、 抽象的比喩的な意味合いの信仰でもなんでもなく、 ひとつの確固たる事実なのである 戦いの前に死魔が唱えた『宗家誓言』の中にもでてきた 「黄泉路の果てまでもいざ共に参らん」という言の葉。 これは彼等にとってはレトリックでもなんでもない 真実なのだ そうであるがゆえに、 彼等馬蹄等は「命惜しまず名こそ尊し」と考え、 ここ一発という時には死力を尽くして戦うことができるのである
とはいえ、 やはり長く親しんできた人との別離は哀しく切ないものだ 比延の婆さんは儀式の最初から嗚咽し鼻を啜り泣いていた 未だ傷いえず治癒半ばでありながらもこの儀式に参列している、 イヴ黒岩、鴨の禰宜魔、奈須の余市といった面々も 涙こそ見せないが、哀しく切なげである 「源の朝臣鞠子様氏霊に畏み謹んで申しあげる。 我は馬蹄等の里にて第五十三代目当主を勤めております源死魔と申します 願わくば彼等の御霊を安んじて黄泉の国まで導きたまえ 阿蘇古賀粥磐。安治の鈴家。甘利モンデス。伊香クサイ。緒万戸草稲。羽生善事…」 当主源死魔がこのたびの戦いで戦死したものたち、 還らなかったものたちの名を一人ひとり読み上げていく 死魔の妻、緒万戸香はその傍らでじっと頭を垂れていた ヒトニョールに砕かれた鎖骨は未だつながっておらず、 彼女は三角巾で片腕を吊った状態でこの儀式に参加していた しかしその腕の痛みよりも 弟の草稲、幼馴染の粥磐、そしてその他多くの知り合いが 帰らぬ人となったことによる心の痛みのほうが 彼女の心を強く押し包んでいた
「香・・・すまぬ」 当主死魔が凱旋帰郷した際に、 真っ先に香に言った言葉は詫びの言葉だった 「いくさでございますもの。致し方ございません だんな様がお謝りになることはございません」 と香は健気に応えたが、しかしやはり 草稲が戻らぬ人となったことは彼女の心をひどく痛めていた (私は当主の妻だ。泣いてはならぬ。 私が声を上げて泣いたら全員がうろたえる) 香はそう思い、懸命に嗚咽をこらえた しかしうつむいている彼女の瞳からは、 とめどなく涙が流れ落ちていた
【後日談】 この別れの儀式が終わった後、 内内の席で馬蹄等当主死魔は クサイねと カユイワ禅師に護らるる 空の御霊の 蝉の羽衣 という歌を詠み、 還らぬ人となったものたちの中でもとりわけ 緒万戸草稲、阿蘇古賀粥磐、羽生善事禅師の三人の名を挙げて その働きを讃えると共に彼等の死を悼んだという話が 馬蹄等の里に広まった 里の者たちの中には この歌の意味がなんだかよくわからん、 という人も少なくなかったが、 その意味がわかったものもわからないものも、 とりあえず皆深く感銘を受け、 この歌の下の句「空の御霊の蝉の羽衣」という部分を採って この歌を「空蝉(うつせみ)」と名づけて、 草稲・粥磐・善事の三人を称えると共に 麾下のものたちを愛しむ当主死魔の心根の優しさを知り、改めて思い慕った
・・・ 数ヵ月後、 シナの戦闘ヘリ空狼に体当たりして墜落大破したエアルージュに替わる 二代目のプライベートジェットが馬蹄等の里に到着した 当然その名はエアルージュUとなるものと思われたが、 馬蹄等の姫こと緒万戸紅が 「当機に我が名、紅をつけるのはいささか疑義あり」と異を唱え、 そのとき既に馬蹄等の里にあまねく知られるようになっていた 前述の歌の名にちなみ「空蝉」と名づけてはいかがかと、 当主であり父でもある死魔に進言した 死魔もまた、 その娘の思いを誉めると共に彼女の提案を直ちに採用し、 その二代目馬蹄等専用機の名称を「空蝉」とすることとした
【エピローグ】 ・・・ 「それゆえ、当機の名は『空蝉』と申しますのじゃ」 そう言って、 私の目の前に座っている高齢の女性は軽く微笑んだ …どうやら物語は終わったようだ しかし私は感動のあまり、言葉も出なかった 草稲も粥磐も禅師も香も紅もそして源死魔も、 このお話の中に出てきたすべての馬蹄等一人ひとりが光り輝いている そんなものたちが棲み暮らす馬蹄等の里。 そこに今私は向かっているのだ。この馬蹄等専用機『空蝉』に乗って。 「どうも、年寄りの長話でご退屈でありましたかな? お客人を馬蹄等の里にお招きするまでの間、 この機内での無聊をお慰めしようかと思い、 ついつい長い話になってしまいました。 もしご退屈でしたのなら、どうぞお許しくださいませ」 「いいえ退屈などとは。とんでもありません 本当に素晴らしいお話を聞かせて頂きました。有難うございます」 「さようでございますか。ともあれ私の拙い語りで お客人のひと時のご無聊をお慰めできたのでしたら、 これに優る喜びはございません」 そう言いながらその高齢の女性は、 私の湯飲みに茶を継ぎ足そうと傍らの急須を持ち上げた 「おや。これは私としたことが。 湯茶が切れておりますな …暫しお待ちを」
彼女はそう言って、 やや離れたところにある小茶壷と湯入れを取るために立ち上がった その左脚が微かにびっこを引いている その姿を見た私は思わず問いかけた 「もしや貴女様は今のお話の中に出てきた…」 その私の問いに、彼女はにっこりと微笑みうなづいた 「はい。私の名は比延。比延の阿礼と申します。 空狼の機銃で撃ち抜かれた脚の傷が結局完治せず、 今でもこのように脚を引き摺っております されどな。お客人。 私はこの不自由な脚を決して厭わしいとは思うておりませぬ 不自由なこの脚。これはあの日、あの時、 姫様やお方様とともに戦った栄光のしるしだと、 そう思っております。 …もっとも私ごときが戦ったと申しても、 さしてお役にも立ってはおりませぬが」 「・・・」 「ほい、これはしまった。私は昔から口数が多くていかん いまの言葉、そなたに対する当てこすりではないゆえな 決して気にすまいぞ」 そう言って彼女は操縦席に座っているパイロットに声を掛けた 声を掛けられたそのパイロットは、若い。とても若い。 その彼は比延の婆様のその言葉を受け、 こちらに顔を半分向けて微笑んだ 「お気遣いはご無用ですよ。阿礼様」
「彼は伊磐。 粥磐殿の忘れ形見の伊磐でございます 伊磐もあの日を境に一念発起いたしましてな どうしても父粥磐殿の後を継ぎ、馬蹄等二号機の操縦士になりたいと申しまして 航空専門学校に入り、一から勉強しましてな 今ではもうこんな立派な操縦士になり申した」 「立派じゃありませんよ。まだまだ未熟です」 「そんなことは無かろう。 私はそなたが操縦しているときは 安心して居眠りしとるわな」 比延の婆様のその軽口に苦笑しながら、 その若きパイロットは私に軽く会釈した 「アソコガ伊磐と申します。どうぞよろしく」 「お客人。どうやら見えてまいりました 我等が故郷が…」 比延の婆様のその言葉に促されて、 私はコックピットから前方に目をやった 険しい山の嶺と清らかな谷川。そして深緑の森。 その向こうに小さな滑走路が微かに見えた ・・・ そのとき操縦席のほうから 伊磐とは違うもう一人の声が音声マイクを通して聞こえてきた 「こちらは電脳管制官、ジャン・クタロウ。 空蝉パイロット伊磐殿、聞こえますか? 聞こえましたら着陸態勢に入ってください。どうぞ」 馬蹄等の物語 主伝第七話「暗号名はマジック」 完
このお話に登場した主な人たちT 【コウセイ】 シナ帝国の影の支配者。主伝第六話登場済み。異名は『紅色女帝』 【洞程君】 コウセイの参謀。鳥瞰的視野を持つ謀略家であり、 『世界三分密約』に関しては、シナ帝國代表としてその役割を果たす 【スルメスメル】 オスマンコ帝国のスルタン、太守。 オスマンコ帝國はイスラム圏最大の帝國であり、 その勢力はアナトリア、バルカンの両半島から メソポタミア、フェニキア、ナイル河畔にまで及び、 ボスニア・ヘルツェゴビナの領有権を巡ってはハプスブルク家と、 また黒海北岸の支配権を巡ってはロシアの皇室であるロマノフと、 それぞれ相対立している。 【エメリヤエンコ・ヒトニョール】 グスタフアドルフのモチ札のひとつ。 スウェーデンバルトの、というより西側世界でも指折りの間諜・殺し屋である 【エーヴァ・ロッタ・ブレムクヴィスト】 グスタフアドルフの参謀にして、その世界戦略を支える『帝國の頭脳』。 同時に凄腕の剣士でもある 【グスタフアドルフ】 スウェーデンバルト帝国君主。異名は『北の獅子王』 【イワン・ロマノフ】 ロシア帝国の君主にしてロマノフ家の当主。 【フランツヨーゼフ・ハプスブルク】 オーストリアハプスブルク帝国の君主にしてハプスブルク家の当主。 【フリードリヒ・ホーエンツォレルンV】 プロイセン王国の君主にしてホーエンツォレルン家の当主。 【エリザベスの婆】 グレートブリテンおよびアイルランド連合王国を束ねる、あのお方のこと。
このお話に登場した主な人たちU 【緒万戸草稲】(おまんこ・くさいね) 緒万戸羊水の末裔。仁王の子。香の実弟。死魔の義弟。 馬蹄等の軍事系トップ3の一人。馬蹄等先鋒大将。 【歳の青海】(としの・せいかい) 歳の左近の末裔。鬼きりの太刀の継承者。 馬蹄等の軍事系トップ3の一人。馬蹄等右近衛大将。 【紀の静蛇】(きの・せいじゃ) 雲の太郎の末裔。雲きりの太刀の継承者。 馬蹄等の軍事系トップ3の一人。馬蹄等左近衛大将。 【ムスクルス・ティゴマティクス・マイヨール】 馬蹄等お抱えの言語学者、多言語同時通訳者。 【鴨の禰宜魔】(かもの・ねぎま) 馬蹄等当主源死魔の腹心の一人。 【奈須の余市】(なすの・よいち) 馬蹄等の姫こと緒万戸紅の補佐官。 【比延の阿礼】(ひえだの・あれ) 馬蹄等御館のメイド長。冥土一筋三十年。 【阿蘇古賀粥磐】(あそこが・かゆいわ) 馬蹄等専用機『エアルージュ』の操縦士。 【阿蘇古賀伊磐】(あそこが・いいわ) 馬蹄等専用二号機『空蝉』の操縦士。粥磐の息子。
このお話に登場した主な人たちV 【安佐楢達】(あさ・ならたつ) 主伝第二話に登場した物理学者安佐達三の子孫。 今回の軍事オペレーション『マジック』を発動させるための 基本システムの設計及び開発を担当した 【羽生善事禅師】(はにゅうぜんじ・ぜんじ) 馬蹄等における最高の呪術師。 システムの起動及び維持を担当 【ジャン・クタロウ&芽子夫婦】 夫婦いずれも電脳空間制御管制官という、名コンビ。 システムの制御及び管理を担当 【緒万戸紅】(おまんこ・くれない) 緒万戸羊水の末裔。源死魔と緒万戸香の娘。 通称、馬蹄等の姫。虎御前の太刀、継承者。 【緒万戸香】(おまんこ・かおる) 緒万戸羊水の末裔。仁王の子。草稲の姉。紅の母。 馬蹄等当主源死魔の内儀。 第二十四代目緒万戸茶宗匠兼務。通称、緒万の方様。 【源死魔】(みなもと・しま) 御宗家こと源朝臣鞠子の末裔。 第五十三代目馬蹄等当主。
∧∧ ミ _ ドスッ ( ,,)┌─┴┴─┐ / つ.当分休養 │ 〜′ /´ └─┬┬─┘ ∪ ∪ ││ _ε3 宗家式語部 ゛゛'゛'゛
_,,-―-、_ ,,_ ,, _,-''^¨⌒((''-く_ \⌒ ))''-、 (( ((⌒゚。・:゚))____,,,,,'i(゚∵。⌒)) __,,,≫ゝ__`ー-一'ノ-------―''_`''''ー≪,,,__ f!!!!!!!!!iiiiiiirrrrrー==-----rrrrrrrriiiiii!!!!!く `!、'' '''''!!ii((((リ ャー' 〈ャー'|!!!iii''''' '' ' ノ `-、 ''((〔9! _ ト、 _,-'¨ `'‐、_ _゚入 -‐ ,ji.|__,,-‐'¨´ ・・・・・・・凄い . __,¨イ ` ,-‐ ' _,,!、, _ . f ! i f^¨ ! ヽ, i ! | .! ! /
凄すぎる・・・ なにはともあれ、超お疲れ様でした 暫く十分たっぷり休んでくださいね
便所の落書きといわれる2chで、 こんな完成度の高い読み物を読めるとは思わなかった… 面白かったです。本当にお疲れさま。
書いた奴よりも読んだヤツの方が凄いわw
とりあえず言えることは このスレだけは別の世界にある、 ということ。
4/19献立(確定) 蟹鮨野菜漬物鯵刺身鰯煮物中華春巻珈琲紅茶醍醐菓子、確定 梅飯野菜漬物里芋鮭缶詰魚菜練物即席麺二果実菓子二、余剰 p.s.語りべさん乙
>>897 主伝第七話、ってことは
ほかに別伝とか外伝とかがあるってことですか?
いわしの煮物と珈琲は食べ合わせが悪い。。。
>>908 副伝と言うのがあります
詳しくは語りべさんが気が向いたら騙ってくれるでしょう
お疲れ様でした でも…登場した主な人たちの中に イヴ黒岩が抜けてるじゃないすか 俺、格闘技好きなのでイヴちゃんのファンなのに…
あ、ごめんなさい ではイヴ黒岩と・・あともう一人、追加
>>900 補記
【イヴ黒岩】(いぶ・くろいわ)
緒万の方様こと緒万戸香の専任護衛官。
両性具有者にして二面人格者かつ人狼。
イヴという女性人格と黒岩という男性人格が、
ひとつの体の中に同居している
【草流アシタカ】(そうりゅう・あしたか)
馬蹄等武官の一人。
源死魔の伝令としてロマノフ家の当主イワンロマノフの許に赴き、
露西亜・馬蹄等のスウェーデンバルト挟撃態勢の形成に寄与した
主伝第三話に登場した草流明日香とは姻戚関係にある
明日香とアシタカwww
ネーミングは滅茶苦茶なんだけど お話の骨格はしっかりしているという、 その落差がすごいよねw
なんたって主役級が 緒万戸臭いねにアソコガかゆいわだからな 端役ならともかく、主役レベルにそういう名前を使うという感覚は… まあスゴイと言えばスゴイ
まだ眠だるい。。。
>>908 今までに騙られた馬蹄等の物語一覧 (ご参考)
主伝
第一話 最後の宗家
第二話 虎御前を継ぐもの
第三話 悪魔の棲む島
第四話 双頭の鷲たち
第五話 竜彫りの男
第六話 紅の騎士たち
第七話 暗号名はマジック
副伝
歳の左近妖怪退治秘話
第一話 退魔師、歳の左近
第二話 識神合戦
第三話 楢山撫す考
緒万の方様欧州怪異談
第一話 ロンドンの仰せの通り魔
第二話 ホーエンツォレルンの怪
第三話 北の都の妖僧
その他の副伝
紀の家の初代と言われる女性、紀の真宵と雲の小太郎の物語
電脳管制官の妻になった女性、ジャン・ニシオ・芽子の物語
4/20献立(暫定) 梅飯野菜漬物魚菜練物醍醐菓子第二帝國迄、確定 里芋野菜漬物鮭缶豚骨麺狐饂飩果実菓子二、余剰
ひとりごと。 まずそもそも今時ADSLだというのが基本的に間違っている …ということは私も十分承知している しかし諸般の事情によりこの部屋は光が入れられないので、 それはしかたないのだ なので速度についてはとやかく言うつもりはないのだが、 とにかくやたらと断線する、ぶち切れる。これが困るのだ 頭にきたのでモデムをいれ替えてみた といっても新型のものではない エムエスの五。ポンコツである。 ところがこれが思ったより早い いままでのやつよりむしろ速いくらいだ しかしこいつは旧タイプなのでルーターが内蔵されていない これが最大の難点である いま一つ一つパソを設定しなおしている 結構めんどくさい 以上
なんだかよくわかりませんが とりあえずお勤めご苦労様で御座います
4/20献立(確定) 梅飯野菜漬物魚菜練物豚骨麺第三帝國到達 里芋野菜漬物鮭缶詰狐饂飩果実菓子二余剰
なんだかよくわかりませんが とりあえず第三帝國到達、オメデトウ御座います
ところで電脳戦最終曲、 三浦負けちゃったんだね すごいなあコンピュータ…
電脳戦災終局棋譜 先手:三浦弘行 後手:GPS将棋 ▲7六歩 △8四歩 ▲6八銀 △3四歩 ▲6六歩 △6二銀 ▲5六歩 △5四歩 ▲4八銀 △4二銀 ▲5八金右 △3二金 ▲6七金 △4一玉 ▲7八金 △5二金 ▲6九玉 △3三銀 ▲7七銀 △3一角 ▲3六歩 △7四歩 ▲7九角 △4四歩 ▲3七銀 △6四角 ▲4六角 △7三銀 ▲7九玉 △3一玉 ▲8八玉 △8五歩 ▲2六歩 △1四歩 ▲1六歩 △2二玉 ▲2五歩 △4三金右 ▲6八角 △7五歩 ▲同 歩 △8四銀 ▲7四歩 △7五銀 ▲7六銀 △同 銀 ▲同 金 △7五銀 ▲同 金 △同 角 ▲7七銀 △6四角 ▲7六銀打 △7二飛 ▲6七金 △8四金 ▲6五歩 △8二角 ▲6六金 △7四飛 ▲7五歩 △7二飛 ▲8六歩 △同 歩 ▲同 銀 △7四歩 ▲同 歩 △6四歩 ▲7五金 △7四金 ▲同 金 △同 飛 ▲7五歩 △7一飛 ▲8三金 △7三角 ▲8二歩 △6六金 ▲8七玉 △8八歩 ▲8一歩成 △同 飛 ▲7三金 △8九歩成 ▲7二金 △8八と ▲9六玉 △7六金 ▲8一金 △9四銀 ▲9五銀 △7三桂 ▲4一角 △8三歩 ▲9一金 △9五銀 ▲同 玉 △8四銀 ▲9六玉 △9九と ▲9五桂 △9四香 102手までで三浦投了
なんだかよくわかりませんが もしかしてこれ、完璧に人間側がボコボコにされてませんか?
はい。フルボッコデス。
ひとり言。 ヤフーはオークションと、 あとファイナンスを使うのでよく利用するのだけれど、 あのサイトの一面ヘッドラインの馬鹿馬鹿しさはどうにかならないものか? と以前から思っている というかむしろあれは、 日本人の、特に若年層の男を白痴化するために 孫なんとかいう朝鮮系の経営者の陰謀なのではないか と勘ぐりたくなってくる 「乃木坂、生駒二列目にどよめき起こる」 これは何だろうと思って見てみたら・・・以下省略するが、 こんなことは三流芸能雑誌の、 さらにその一番端っこのほうに載せるような、 ゴミみたいな記事なのであって、 こんな糞みたいなことをホームページの一面、 ヘッドラインに掲載するヤフージャパンというサイトは やはり基地外サイトである、と判断せざるを得ない べつにこういう追っかけみたいなこと、 それ自体を否定しているわけではない ただこういうことはあくまで、 マニアのマニアによるマニアのためだけの アンダーグラウンドな出来事なのであって こんな糞記事をトップに置くということは、 やはり頭がおかしいか、 日本人の白雉化を狙って陰謀であると、 そう思わざるを得ないのだ
訂正二箇所 上から七行目「白痴化するために」⇒「白痴化するための」 下から二行目「狙って陰謀である 」⇒「狙った陰謀である 」
/ ` 、 ,..-‐/ ...: ,ィ ,.i .∧ , ヽ. . ,:' .l .::;',. :::;/..://:: /,':/ ', l、 .i ヽ . ,' ..::| .::;',' :;:','フ'7フ''7/ ',.ト',_|, , ',.', ,' .::::::!'''l/!:;'/ /'゙ / '! ゙;:|:、.|、| 'l . ,'. .:::::::{ l'.l/ 、_ _,. 'l/',|.';| l :::::::::::';、ヾ  ̄ `‐-‐'/! ';. ' . ! :::::::::::/ `‐、 ゝ |'゙ | なんだかよくわかりませんが | ::::::::/ \ 、_, _.,.,_ ノ::: ! とりあえず怒りをお鎮めください。緒万戸様。 |::::/. _rl`': 、_ ///;ト,゙;:::::./ .. `´ /\\ `i;┬:////゙l゙l ヾ/ ,.:く::::::::`:、\ 〉l゙:l / !.| . /:.:.:.:\:.:.:.:.`:、ソ/:.:| | | /.:.:.:.:.:.:.:.:.:\:.:.:.:У:.:;l /./
>>924-925 電脳将棋の凄さは、
羽生より渡辺のほうが正確に把握しているような気がする
年齢的な問題もあるだろうし、
ボナンザと過去戦った渡辺の経験が
ものを言っているような感じもする
ハブは電脳将棋に対する認識が甘い、と個人的には思う
デモA級騎士に完勝しちゃうソフトってすごいね 要するにこれは、 情報がすべて織り込まれているならば必ず勝てるという、 必勝の戦略プログラムでしょ? 日本が再び世界のトップに立つときが 将来来るとすればこの分野からかもね
雨だし寒いし眠いシダ類。。。
4/21献立(暫定) 蟹鮨野菜漬物鶏肉揚物珈琲紅茶中華春巻、予定 梅飯野菜漬物鮭缶里芋即席麺二菓子類三、予備 p.s.1225時に差し替えあり
いま
>>925 の棋譜を並べてみましたが。
これはコンピューター側の圧勝ですね…
ま、現代の将棋の進化は
羽生さんから始まったようなものだから
最後は羽生さんと最強電脳将棋が戦ってそれで終わり、
ということにすればいいのではないですかね?
チェスは10年以上前にもう人間が勝てなくなっている
将棋だっていずれはそうなる運命だったんですよ。しかたないです。
渡辺竜王と戦ったBONANZAというソフトの開発者が、 その内部プログラムを秘密にしたり、売って金儲けしようとしたりせず オープンソースとして無料で公開した、ということが大きかったらしい 他のプログラマーたちがそれを取り入れた上、 さらに各自がそれぞれに工夫を凝らした結果、 コンピューターソフトの戦術能力が飛躍的に伸びたと、 そういうことらしい。よくわからんけど。
>>919 のつづき。
接続をすべて終え、約一日使いまわしてみて
いろいろ欠陥と言うか、煩わしい点も見えてきたわけだが。
このms系のモデムはレトロタイプと言うか、
本当に昔ながらのADSLモデムという代物なんだなと。
nv系とは違って自動接続が既定化されていない
後からインターネットオプションをいじって
自動接続に修正することもできるのだけれど、
そうすると、なんか知らないけど調子が悪い。不機嫌さんになる。
なので、いちいち電源を入れてからダイヤルアップ接続している
面倒といえば面倒だが、それでとくに不都合ということもない
繋いでしまえば同じことだから。
むしろいちいち接続することで
芋モバイルか何かを使っていた昔のことを思い出して、
何となく懐かしかったり郷愁を感じたりする。
おおむねそんなとこ。
以上。
4/21献立(確定) 蟹鮨野菜漬物鶏揚物二種春巻四個珈琲紅茶醍醐菓子、確定 梅飯野菜漬物三鮭缶詰里芋豚骨麺狐饂飩果実菓子二、余剰
>>937 引き続きましてのお勤め、ご苦労様でございます
>>938 揚物をいま少し控えられるようお勧めいたします
(落書)
元ねたは
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/sousai/1365609313/415-422 今を去ること15年以上の昔。
独身だったころ。
私はモテモテだった。。。。
彼女が今でも高望みを続けているその訳は、
その当時の記憶・思い出が今も彼女の心を支配しているから、デス
しかし或いは彼女のその記憶は、
間違いであるのかもしれません
これは彼女のことのみを言っているわけではなく
障害者だから云々などと言うことでもありません
「記憶の誤謬」というのは誰にでもあることなのです
事実とは異なる情報が脳内に刷り込まれてしまう
これは誰にでもあることです
詳しくはフィリップKディック原作の小説、
或いは寺沢武一の漫画「コブラ」の冒頭部、
ないしは映画「トータルリコール」などをご覧ください
このお話のオリジナルは
フィリップ・K・ディックが1966年に発表した短編小説『追憶売ります』
(原題は、We Can Remember It for You Wholesale)です
この短編は各分野のクリエーターに多大なインパクトを与え、
半世紀たった今日もなお漫画、映画、
その他いろいろな分野で影響を与え続けています
コブラもトータルリコールも、
そういった派生作品のひとつです
ちなみにこういった電脳記憶系のお話で 有名なのは映画「マトリックス」ですが、 この映画の元ネタが日本の漫画「攻殻機動隊」である、 ということはあまりにも有名なことですので ご存知の方も多いでしょう 攻殻機動隊は「ゴースト・イン・ザ・シェル」というタイトルで、 日本欧米と言わず世界中にその名を知られている有名な漫画です しかし有名であるにもかかわらず、 原作を読んでいるという人はあまりいません 実を言うと私も読んでいません なぜなら面倒くさいから。 士郎正宗の世界はややこしいんですよね、漫画のくせに。 だからいまいち入り込めないのです しかしチラッと見ればわかりますが、 映画マトリックスの映像イメージは、ほとんど士郎正宗の漫画のパクリです 彼らは士郎正宗にちゃんと原作著作権料相当のお金を払ったのでしょうか? 他人事ながらいささか気になります というのも、 士郎正宗さんはマトリックスからずいぶん時がたった現在も、 いまだにエロ漫画の表紙などを描いていらっしゃるからです …あんた、あれで大金持ちになったんとちがうんか? 何でいまだにこんなスケベ漫画雑誌のイラストなんか描いてるん? と、人ごとながらいささか気になる次第なのです 以上でキーボードの入力および ネット送信のテストを終了いたします ご静聴、アリガトウございました
士郎正宗と言うと 「ゴーストシェル」じゃなくて 「アップルシード」のほうを一冊だけ読んだことがあるけど なんだかよくわからなかった
>何でいまだにこんなスケベ漫画雑誌のイラストなんか描いてるん? 趣味です 士郎さんはハイレグTバック系美少女、 みたいな絵を描くのがすきなんですよ。…たぶん。
仰せの通り魔でござる
今夜の夜食はきつねうどん
まだややオモダルイ。。。
4/22献立(ほぼ確定) 梅飯野菜漬物鶏肉揚物勘八刺身鮪煮物即席麺紅茶果実菓子、予定 梅飯野菜漬物鮭缶詰里芋即席麺に果実菓子生ハム飛鳥の蘇、予備
(;・`д・́)...飛鳥の蘇…ゴクリ...(`・д́・;)
って、なに?
チーズのことです 飛鳥の蘇がさらに精製されて『醍醐』になる それを材料に作られたお菓子が醍醐菓子です
ですから醍醐天皇と後醍醐天皇というのは チーズ天皇と後チーズ天皇、という意味です
ほほぅ、なるほど…_〆(・_・。)^ カキカキ
独り言。 ヒンデンブルグ・オーメンって… また随分とご大層なネーミングだが そのシグナルが出たとか出ないとか。 株の暴落予兆シグナルのひとつらしいが、信憑性は余り無い、とのこと。 株のことはさっぱりわからない。上田か下だか。 べつに下げてもぜんぜんかまわないのだけれど。 為替のほうは…明らかに天井が近い、と。 というかもう既にいまのここが天井なんじゃないかと。 そんな感じがするんだけど。自信は無いが。
いま売ったら来年余計に税金払わなきゃならない それが面倒だし儲ける必要も無いので売りません 勿論絶対に下がるというのなら売りますが、 世の中に「絶対」というものは無いので。 もし大暴落でも起きたら、 少し買い足すかな?ぐらいのことですね ぶっちゃけ、株はどっちでもいいんです 私が少し気に掛けているのは為替のほう。
4/22献立(確定) 梅飯野菜漬物鶏肉揚物勘八刺身鮪煮物即席麺珈琲紅茶果実菓子、確定 梅飯野菜漬物鮭缶詰里芋豚骨天麩羅麺果実菓子生ハム飛鳥の蘇、余剰
まだ眠だるい。。。
memo: エラー名「appcrash」に関しては、 IEのリセットがもっとも有効活簡易な解決手段のようだが これですっきり治ったというもの、 ぜんぜん治っていないというもの、 二つの報告がネット上にあるので確実ではない しかし試してみるならこれしかないかと思われる 他の解決手段は面倒くさいのでやる気にならない IEリセットで治らないようなら諦めることとする
うんこしたい
4/23献立(暫定) 梅飯野菜漬物マグロ刺身ホタテ刺身飛鳥の蘇、予定 梅飯野菜漬物鮭缶里芋生ハム麺類二菓子類3、予備
牡蠣が食いたい。。。
緒万戸氏の系譜 @黎明期 羊水(緒万戸の初代)⇒腐羊水(羊水の子) 羊水は元々は緒万戸村の茶人であったが、 緒万戸村の過疎化水没により故郷を失い、 たまたまその水没時に村に居合わせた馬蹄等の呪術師、 歳の左近とともに婚活の世界を放浪することとになる さまざまな冒険を経て 左近の故郷である馬蹄等の里にまで同行した羊水は、 ここを終の住処と決めて、嫁を娶り小さな庵を編み、 その庵の傍らに旅の途中もずっと持参してきた茶の種子を植え、茶畑の経営を始めた 羊水の子の腐羊水も父のあとを継いで茶畑の育成に精進した結果、 馬蹄等の里の一郭に広大な緒万戸の茶畑が出来上がる これが後世、「お茶といったらそれは緒万戸」 とまで言われる高級ブランド「緒万戸茶」の礎となるのである
緒万戸氏の系譜 A中興期 緒万戸割徳斎(わりとくさい) 緒万戸南鶴斎(なんかくさい) 緒万戸八白菜(やっぱくさい) 羊水から数代を経て、緒万戸は三人の名匠を世に送り出す それが上記の緒万戸割徳斎、南鶴斎、八白菜の三名である 彼らは先達の工夫によって高品質の極みに達していた緒万戸茶を、 さらに美味しく頂くために、 美味しいお茶の入れかた飲みかたその他礼法一式を整備し確立する ここに緒万戸茶は単なる飲み物というだけではなく、 緒万戸流茶道とでもいうべき伝統文化にまで昇華されることとなった 緒万戸流茶道家元は「宗匠」と呼ばれ、 これ以降、緒万戸の当主は茶のみならず 馬蹄等の伝統文化全般の保護および育成に貢献していくこととなる 当時のわらべ歌にこういう歌がある 「馬蹄等に御宗家様はふたつあり、おもて源、裏が緒万戸」
緒万戸氏の系譜 B近現代 仁王(におう)⇒香(かおる)と草稲(くさいね) こうして長きに渡り馬蹄等の文化担当部門として、 その職責を実直に果たしてきた緒万戸の家からも、 ついに武官となるものが出てきた。それが緒万戸仁王である。 仁王は伝統文化である緒万戸茶の宗匠を勤める一方で 同時に武技にも傑出したものがあったために、 当時の馬蹄等当主であった源ウマイヤは 彼を武官に抜擢し、側近として重用した その仁王に一男一女あり、 娘の名を香といい、息子を草稲と言った その二人の子もいずれも優れた人物であったが、 いかなる運命のいたずらか、それぞれに数奇な人生を歩むこととなる
【緒万戸香】(おまんこ・かおる) 馬蹄等の一人。通称、緒万の方様。 緒万戸羊水の末裔。馬蹄等当代当主源死魔の妻。 仁王の娘にして草稲の姉にして紅の母であるとともに、 自らの専任護衛官であるイヴ黒岩の育ての親でもある。 緒万戸茶第二十四代目宗匠兼任。 年齢アラフォーにいたるも容色なお衰えず、さらに加えて 良妻賢母、頭脳明晰、品行方正、学業優秀、質実剛健、大胆不敵、 豪放磊落、馬耳東風、東西南北等々・・数々の美点を兼ね備えているため、 馬蹄等の里のものたちから敬慕されること斜めならず、 一門の者たちから尊敬を集めること、やぶさかでなし。 良き妻、良き母、良き補佐官として、 馬蹄等の裏方一切を束ねる扇の要のごとき存在である
【緒万戸草稲】(おまんこ・くさいね) 馬蹄等の一人。緒万戸羊水の末裔。 仁王の子。香の実弟。死魔の義弟。 「死魔の三本の矢」と称される軍事系トップ3の一人。先鋒大将格付。 若き日に仏蘭西国は巴里の凱旋門前において、 父緒万戸仁王の命を奪ったスウェーデンバルト王族の連枝、 ハンスフェルゼンを一騎打ちの末に討ち取ったのを皮切りとして、 以後数々の武勲の山を築いてきた、武官の鑑とも言うべき馬蹄等。 その最期は、 フィンランド沖会戦において敵旗艦オーディーンの艦内で 敵方の参謀で「スウェーデンバルト帝国の頭脳」と謳われた エーヴぁ・ロッタ・ブレムクヴィストと相打ちの末に果てた、とされている しかしその後も里の者たちの一部には草稲の死を受け入れず、 「クサイネ様はいまだ生きておわす」と信じるものが 少なくなかったという。 また、この戦いの後に 馬蹄等武官の間では相手の勇武をほめるときに 「そなたの勇武、あたかもクサイネ様の如し」という言い方が 生まれたともいわれる
【緒万戸紅】(おまんこ・くれない) 馬蹄等の一人。緒万戸羊水の末裔。虎御前の太刀、継承者。 馬蹄等当代当主源死魔とその妻である緒万の方様こと緒万戸香の娘。 正式名は緒万戸源朝臣紅。通称は馬蹄等の姫。 里においては単に「姫様」と言えば、この人のことを指す。 虎御前の太刀を継ぐものが次の当主となる。 この不文律が生まれたのは源ジャンヌ以降のことであり、 以後、虎御前はジャンヌからエルンストハプスブルクロートリンゲンへ、 さらにウマイヤを経て、当代当主である死魔まで引き継がれてきた その虎御前の現在の継承者が、紅である このことは現当主の死魔が娘である紅を 次期当主として指名した、ということを暗に示している もし将来においてこのことが確定し正式に当主に就任すれば、 馬蹄等千年の歴史の中で史上三人目の女性当主の誕生となる
4/23献立(確定) 梅飯野菜漬物マグロ刺身ホタテ刺身第三帝國到達 梅飯野菜漬物鮭缶里芋生ハム麺類各種醍醐類余剰
まだ。。。
まだ?もう終わりでいいのでは?
ですね
ところで まだ若干レスが余っておりますが この処理は如何いたしましょうや
/::::::::::::::::::::::::⌒`ヽ、::::`ヽ、 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::⌒ヾ'" ̄::`ヽ、 /:::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ /::::::::::::::::/::::::::/:::::::::::::::::::}::::::::::ト::::::::::::::::ヽ /::::::::::::::::/:::::::/::::::/:::::::::::/!::::::::::ト::::::::::::ヽ:::ヘ i::::::::::::::::;':::::::/:::::/:::::::::::::// }:::::::::j i:::::::::::::゙;::::ハ i:::::::::/::::i::::::::i:::::/::::::::::// j::::::::/ }i::::::::}:::}:::::}} l::::::::;'::::::i::::::::i:::/::::::/`メ、/::::/_,,..斗::::::j:::j!:::::リ i::l:::::i:::/゙l:::::::::itf'芹ミヾ// " ノノ:::ノ::/}:::/ j::i:::::l:::{ l:::::::::i 弋;沙 ` ィ巧ソ)シ::/:/ /j/ /::j:::::i::::ゝ代::::::ト、`゙" , ゞシ ,イ::::ヽ ノ /j::j::::::i::::::::l::::ゝ:::ゝ /i:::::::::} / i::i:::::::i::::::::l::::::::トミx、 `::.._.., _.ノ!ノ}::::::ノ / /::j::::::::i::::::::l:::::::j \_ .......:::''":::::::l ノ:/ / /::j!:::::::::i:::::l::lr‐ノ {-、_;;;;;_{::::::::::i / //j::::::::::::i::::l"l、 `ヽ、 \ \ ゙、::::::゙、 / 〃 /:::::;;ィ"i::::! l \ `ヽ、__ ヽ \ \:::゙、 よきにはからえ
畏まって候
愚痴。 たとえば心身がボロボロのときに限って 普通ならありえないようなトラブルと外で遭遇する その巡り合わせの悪さには我ながら吃驚するほどだ 本当に普通ならまず有り得ないということが、 そういうときに限ってなぜか起きるのだ たぶん前世から呪われているのだろう こういう人間は結婚しないほうがいい、と私は思う
仰せの通り魔でござる
電脳船は最終局の三浦さんより 第四曲の塚田さんの糞みたいな棋譜と局後に彼が流した涙。 これをどう評価するか、これが人によって意見が分かれるところだと思う 私自身の評価は・・・「彼は悪くない」 少し古いタイプの人だけど悪くはない むしろ一寸かっこいいかな?と思った
4/24献立(確定) 第四帝國に至る傷未だ癒えず、梅飯野菜漬物ニコ中華春巻きおよび水。 握り飯ニコ野菜漬物ニコ鮭缶里芋生ハム麺類二菓子三飛鳥の蘇、余り。
まだオモだるい。。。
4/25献立(暫定) 昆布飯野菜漬物生ハム醍醐菓子飛鳥の蘇、予定 蟹寿司野菜漬物鮭缶里芋麺類二菓子類二、予備
>>937 のつづき。
モデムをnv系からms系に交換してから
約五日経ったが、少なくともこの間に断線は一度もなかった。
そうなるとやはり以前頻繁に断線していた原因・元は
既存モデムにあった、ということになるかと思われる
いまのやつがすべてにおいて既存のやつより勝っているかといえば、
そんなことは全然ないのだが、しかし切れないということは、
少々のデメリットがあっても絶対的な強みなので
当面この差し替えたモデムでいくこととする
このモデムもまた頻繁に断線するようになるようであれば、
そのときはまた再考する。以上
984 :
愛と死の名無しさん :2013/04/25(木) 18:08:17.05
お勤めご苦労様でございました、クタロウさん そしてこれが最後のage、デス
あくまで私見ですが このスレの終了をもって馬蹄等もいったん解散、 ということでよろしいのではないかと思います と申しますのは、 やはり主伝第七話の完成度の高さ、ですね 主伝副伝含め過去14話でしたか、 それらの登場人物をほぼすべて動員して 豪華絢爛たる物語を宗家の識の語部さんが騙ってくれましたので、 これをもって物語りはほぼ完結したのではないかと思うからです 勿論これはあくまで私の個人的見解に過ぎませんので、 語部さんがなお騙りたいことがあるといわれるのであれば 騙り続けていただいて一向に構いません、むしろ歓迎いたしますが、 しかしやはりここがひとつの区切りかな、とも思うのです なのでこのスレをもって一応お開きとし、 名残惜しいのでなおこの板にとどまりたいという方がいれば、 それは本尊なりベッソンなりに向っていただくということで、 主力部隊はここで撤収というのが程よいのではないかと思います 勿論これらの事は強要でも何でもありません 馬蹄等は総てにおいて自由かつ自己責任。 各自個々の判断で動いた頂いて結構です。 これはあくまで私個人の考えに過ぎません。以上ご通知まで。 グレゴリウス暦2013/04/25日 旧暦平成弐拾五年弥生拾六日 緒万戸香 記
×動いた頂いて⇒○動いていただいて
_, ._ ( ゚ Д゚) ( つ旦O と_)_) _, ._ ( ゚ Д゚) ガシャ ( つ O. __ と_)_) (__()、;.o:。 ゚*・:.。
4/25献立(確定) 蟹寿司昆布飯野菜漬物鶏肉揚物珈琲醍醐菓子チーズ、確定 黄鶏飯野菜漬物鮭缶詰里芋即席麺二菓子類三生ハム、余剰
まだ眠だるい。。。
/::::::::::::::::::::::::⌒`ヽ、::::`ヽ、 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::⌒ヾ'" ̄::`ヽ、 /:::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ /::::::::::::::::/::::::::/:::::::::::::::::::}::::::::::ト::::::::::::::::ヽ /::::::::::::::::/:::::::/::::::/:::::::::::/!::::::::::ト::::::::::::ヽ:::ヘ i::::::::::::::::;':::::::/:::::/:::::::::::::// }:::::::::j i:::::::::::::゙;::::ハ i:::::::::/::::i::::::::i:::::/::::::::::// j::::::::/ }i::::::::}:::}:::::}} l::::::::;'::::::i::::::::i:::/::::::/`メ、/::::/_,,..斗::::::j:::j!:::::リ i::l:::::i:::/゙l:::::::::itf'芹ミヾ// " ノノ:::ノ::/}:::/ j::i:::::l:::{ l:::::::::i 弋;沙 ` ィ巧ソ)シ::/:/ /j/ /::j:::::i::::ゝ代::::::ト、`゙" , ゞシ ,イ::::ヽ ノ /j::j::::::i::::::::l::::ゝ:::ゝ /i:::::::::} / i::i:::::::i::::::::l::::::::トミx、 `::.._.., _.ノ!ノ}::::::ノ / /::j::::::::i::::::::l:::::::j \_ .......:::''":::::::l ノ:/ / /::j!:::::::::i:::::l::lr‐ノ {-、_;;;;;_{::::::::::i / //j::::::::::::i::::l"l、 `ヽ、 \ \ ゙、::::::゙、 / 〃 /:::::;;ィ"i::::! l \ `ヽ、__ ヽ \ \:::゙、 皆のもの大儀でありました。そろそろ参ると致しましょう
御宗家様が… r ニニ==─_- 、 , --ゝ -=ニミ `ヽ、 / l^ 、 `ヽ、\ / ̄` Y'  ̄ `ヽ、 / ハヽ\ 、 \ , ( ̄`Y^Y^Y´ ̄) ) V //__⌒ヾ 、ヽ\ 、ヽ _ / し-‐ゝ‐ イ‐-J `ヽ ,」 l 〃y'⌒゛ ^\、⌒ \ヽ、\`ヽ、{/ `、`ヽ ┏┓ ┏━━┓ {ヘl/l! ` f:'! '⌒ヽ_ >、\-ヾヽ、/ , ァ/ヽ 、ヘ }. ┏┓┏┓ ┏┛┗┓┃┏┓┃ (|'){. ´`´ , f:'! タh }`lヽ、 〃 ∠、〃 r=\、 V丿. ┃┃┃┃ ┗┓┏┛┃┗┛┃┏..彳, ヽ(⌒ ー‐-、` /)|ノ’・|ノ━━.|l { / ̄_' __ l\ヽ━━━━┓┃┃┃┃ ┏┛┗┓┃┏┓., -─┴ y'-く>----イ く{ ′━ '━━..|ハ{ y'⌒ '⌒ヽ, レ‐、ヽ) ━━━┛┗┛┗┛ ┗┓┏....r‐-<´______ノ{ ヽ__`! ノ)ハ }` (^ }` _{:! {:!_ ´_)^ノ ヽ. ┏┓┏┓ ┗┛_..し'ひ┐rヘ_几ノ^´/ ) Y´ ̄ソ′ _/ ハ ' nn ノ^うヽ \ ┗┛┗┛ \ヽ __, -‐く とニニフ-r'─っ{ ヽ , ´ , '´ r「hn、_rl^|‖h ´\ \ `ヽ、 }}´ ヽ ∠_ ノ ー{  ̄`Yー、|, '´ / ハ ト |j | | }Y⌒Y ハヽ\ \ ヽ - '^′ y'´, '´ ̄`ヽ⌒メ¬_ゝ / ノ/⌒|∧`X) 「`フく⊥'⌒ヽ `、ヽ \ } Y´ . Yへ \/ / | ( w! ト┤(_,J |丿 } } `、 )丿
・・・ 天もお聴きあれ。 我ら馬蹄羅、伝来の御旗御刀に誓いて、卑しき真似は致さず。 平時には雅を愛で、戦時には武をたて、命惜しまず名こそ尊し。 宗家は武士(もののふ)無くしては立たず、武士も宗家無ければ亦無し。 君臣一如、あたかもひとつの船に乗りたるが如し。 我とそなたら、生きるも死ぬも諸共ぞ。 勇めつわもの。奮えもののふ。黄泉路の果てまでも、いざ共に参らん ・・・・
応・・・・・・・・・・・ ,、 ,ィ! , 、 , !\ヽ--‐- '" / |ヾ\-‐--,/ } V/::::::::::::::::::V:! !:V:::::::::::::::::::V/ |::::tェ:::::ィェァ:λ λ:::tェ::::ィェァ::| !:::::(,,o,,):::::/::ヽ . /::゙i:::::(,,o,,):::::::! >::::´`::イ:::::::::ヽ . /::::::丶:::´`:::::::< r-'",':::::::::::::::::::::::::::ハ ハ:::::::::::::::::::::::::::',:`ー, . /:::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::} {:::::::::::::::::::::::::::::::゙i::::::゙i .
応・・・・ ζ _,,.旦_ ∧,,.∧ / ・ω・ヽ /・ω・ ヽ l l ζl l `'ー---‐´ 旦`'ー---‐
・・・・応 ''';;';';;'';;;,., ''';;';'';';''';;'';;;,., ;;''';;';'';';';;;'';;'';;; ;;'';';';;'';;';'';';';;;'';;'';;; vymyvwymyvymyvy vymyvwymyvymyvyyvyyvy . _ ._ ._ _ ._ _ ._ /〜ヽ /〜ヽ /〜ヽ /〜ヽ /〜ヽ /〜ヽ /〜ヽ (・-・。)(・-・。)(・-・。)(・-・。)(・-・。)(・-・。)(・-・。) ゚し-J゚ ゚し-J゚ .゚し-J゚ .゚し-J゚ ゚し-J゚ .゚し-J゚ .゚し-J゚
∩_,,∩ ( ・ x ・) ども。当地の長者で慈円と申します ( つ旦と ,.-、 皆様に御宗家様の御霊のご加護のあらんことを と_)_) (,,■)
深… ……
。 . .。 o .. 。 ゚ ゚ , 。. o 。* 。 . o. 。 . . 。 . 。 . .゚o 。 *. 。 .. ☆ . +. . . 。 . . . . . 。 ゚。, ☆ ゚. + 。 ゚ ,。 . 。 , .。 ゚ 。 ゚ . +。 ゚ * 。. , 。゚ +. 。*。 ゚. . . . . 。 . . 。 。゚. 。* 。, ´。. ☆。。. ゚。+ 。 .。 . 。 . . 。 ゚ ゚。 。, .。o ☆ + ,゚。 *。. 。 。 . 。 . ゚ .゚ ゚ 。゚ + 。. +。 * 。゚。゚., ,+ 。゚. 。 . . , , . ゚。゚+゚`, o。。.゚*。゚ 。.゚ 。 ☆+。。゚. ° 。 . , ゚ ゚ 。, .゚。 + ☆。,゚. o。 。+ 。゚., . ゚ , 。 。 . . ゚. o * 。゚。゚.。゚。+゚ 。 。 ゚。 ゚ 。 ゚ ゚` .゚ .゚. ゚. . ゚ . ゚ . , . . . 。 ゚ . . . . , 。 . . , . 。 ゚ . 。 , . . , . . 。 ∧∧ ∧∧ 。 ( :;;;;;:::) ( :;;;;: ) . . /:;;;;;: | | :;;;:ヽ 〜(::;;;;;;:/. |:;;;;;;: ) ‐''"´'''"""''"`''""`"""''''''"´'''"""''"`''""""'''"''''''"`"""''''``'‐ 「アレはいったい何?ものすごい数の流星群…」「あれはきっと馬蹄等の群れが移動しているんだよ」
宗家識神献立語部 鬼きり雲きり虎御前 オモテ源ウラマンコ 臭いね姫さまお方様・・・・( ̄人 ̄)
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