ウォルフレンの功績の一つは、口当たりのよいイデオロギーによって
糊塗された「現実」を暴露したことである。
「日本/権力構造の謎」では、日本は西側諸国の優等生として、アメリカ型
資本主義と民主主義を実現したというこれまで信じられてきた神話を打破し、
日本の権力システムは現実にはどう動いているかを示した。
もともとあの本は欧米の読者向けに書かれたものであり、あの本に書かれている
ようなことは日本で生活している人間にはわりと当たり前のことばかりであったはずだ。
それが日本国内で話題になって、うろたえたのは、これまで国内と国外で
ダブルスタンダードで接してきた「管理者」たちと、それまでまともな
分析ができていなかった日本国内の学者、評論家たちである。
とりあえず2Get
時期的に遅すぎでは。旬は杉田
まだまだ、これからが旬でしょ。
最近になって読んだので、このスレの行方が気になります。
意外とアメリカの日本学者の書物に参考文献として入ってたりしますよね。一応読んでた
ほうがいいかなあ
日本の現状は、この本が出版された時から大して変わっていないね。
昔文庫になった時に読んだけど、もう9年経つんだね。
その間に僕の政治・社会に対する認識度はどれぐらいあがったんだろう。。
国内の学者や評論家は、この本に触れたくないんだろうなぁ。
(・o・;
>>13 長い引用になりますが、『日本/権力構造の謎 上』文庫版のP.247には、
丸山真男のように今の政治体制をはっきりと批判する人も東大法学部卒だと
いうことだ。彼らを日本の管理者(アドミニストレータ−)のグループに入れ
ることはできないが、こういった現象の研究者が言うように、東大法学部出
という経歴のおかげで、彼らは安全地帯にいて大いに好きなことが言えるわ
けだ。
とあります。分析能力だけが問題ではないのではと思います。
>>14 核心を突く分析をする人間は、ウォルフレンのいう権力構造によって
はねられてしまうということかな?
>>16 マスコミ(出版・キー局・新聞社・etc)がはねるのでしょう。例えば、
彼の他の本のどこかに、彼の本(エニグマではないかも)が本屋に並んだら、
その本に同和問題について書いてあったことがわかった途端に、
全て回収された、というようなエピソードが書いてありました。
ただ、それだけでは、なぜ東大法だと許されるのかがわからないです。
東大法出身は、日本の権力構造に対して人的コネがあるからじゃない
かな?財務省を始め政府の高級官僚はたいてい東大法出身でしょ。
上げ足取りでは無いんだけど、
高級官僚とコネがあれば高級官僚を批判してもいいのだろうか。
ここ本当に社会学板?
>>14 丸山真男のように今の政治体制をはっきりと批判する人も東大法学部卒だと
いうことだ。彼らを日本の管理者(アドミニストレータ−)のグループに入れ
ることはできないが、こういった現象の研究者が言うように、東大法学部出
という経歴のおかげで、彼らは安全地帯にいて大いに好きなことが言えるわ
けだ。
こんな「ユダヤの陰謀説」とどっこいどっこいのトンデモ話を聞いて何の
疑問も浮かばないの? ここにはバカしかいないのか?
>>14 とりあえず俺についてはバカだから真実を教えて下さい。
>>20 とりあえず俺はバカだから真実を教えて下さい
ていうか丸山の日本ファシズム論を指してるの?何を指してるのかはっきりして
日本政治思想史は子安にトンデモだと指摘されたけど、弟子は無視してるけどね
age
age
(^^)
age
ウォルフレン氏は、ほとんどの日本人は近代国家の構成員である市民
(シチズン、フランス革命時のシトワイアン・シトワイエンヌ)としての役割をほ
ぼ完全に放棄しており、この状態が日本人の「素顔」であり、うちひしがれた状態
であるとみなしているようです。
「市民とは政治的な主体」であり、また「つねに、社会における自分たちに運命に
ついて理解を深めようと努める」、「ときに不正に対して憤り(いきどおり)、
自分でなんとかしたいと思い立って、社会問題にみずから深くかかわっていく」も
のであり、「消極性は市民の立場(シチズンシップ)の死を意味する」と同氏は指摘
しています。
ほとんどに日本人は、政治は政治家にまかせて、日々の生活の向上にエネルギーの大
半を注ぐのが当たり前で、この判断は自分自身によるもので、うちひしがれている
ためではないと思うでしょう。ウォルフレン氏は、このような状態は、日本国民が
自主的に選択したものではなく、日本社会の根本的なゆがみが原因になっていると
主張しています。
同氏が日本社会の根本的なゆがみと指摘しているのは、
(1)正確な情報が不足して、「うそ」(同氏は「偽りのリアリティー」と表現しています)がまかり通っていること、
(2)企業中心主義の横行、(3)官僚独裁体制、(4)国民のあきらめの心理などです。
この人、カタワなの?
右手か左手が存在してないように見えるんだけど。
33 :
没個性化されたレス↓:03/01/25 19:29
ちんちん見せたい
>>30 (1)は記者クラブ制度が大きな原因でしょうね。
(2)、(3)は官僚の持っている巨大な権力が原因でしょう。
(4)に関しては、江戸時代以来のお上頼みの日本人の政治意識でしょう
ね。
農民直訴などを考えると「お上頼み」ではなく「お上の抑圧」では?
>>30 はっきりいって、(1)は欧米諸国にもあてはまってる。
ウォフルレンの主張は真偽を確認できまい。
所詮我々は一般人なのだから。
最近、ウォルフレンはアメリカ批判、グローバリゼーション批判に乗り換えてる。
『論座』2月号では、
「アメリカが起こそうとしているのは、今までと違う、初のアメリカによる
侵略戦争だ」
「これは封建主義のようなもので、服従が必要であり、そして最後には支配側の
国であるアメリカが、ゲームのルールを決定できるというものなのである。
クリントン大統領の下でも、その兆候は出ていたが、それが加速化されたのが
ブッシュ政権下だった」
ウォルフレンはリベラル派の知識人なので、ブッシュ政権(共和党保守派)に
対しては当然批判的。
乗り換えてるかどうかは別として、
もう日本については言い尽くした感はある。
相変わらず日本の現状は、ウォルフレンが最初に指摘した時とあまり
変わらないね。
最近のアメリカでは、リビジョニストに代わって、「合理的選択論者」というのが
出てきている。
合理的選択論とは、日本の政治が特殊に見える形で展開するのも、結局は政治への
参加者達がそれなりの合理的な選択をする結果で、その選択過程自体は日本独特の
ユニークな現象ではなく、国際的な動きと変わらない、とする立場。
ウォルフレンは著書の中で、自身を丸山真男・吉野作造らの系譜においていることを表明している。
ウォルフレンと丸山を読み比べると、丸山は終戦時点で天皇制という無責任の体系の理論を(『現代政治の思想と行動』)、ウォルフレンは60年以降の日本の権力構造の、権力中枢の不在と、並列する権力団体を、実例で網羅を(『日本/権力構造の謎』)している。
つまりウォルフレンの仕事は、丸山の仕事の補完をしている。
ウォルフレンがやっていて、丸山にはできなかったことは、「無責任の体系」に対して、ふつうの「市民」はどう対抗できるか、という具体的提言だ。
丸山が仕事をしていた当時は、日本の「市民」はまだ未形成だった。50年経って、ようやく、「臣民」ではない「市民」が日本で形成されたから、ウォルフレンは彼ら「市民」(階層的には中産階級)にどう行動することができるのか、の、提言をすることができた。
それは日本政治史上大きな意味を持つと思う。
44 :
(。・_・。):03/02/09 18:57
毒者はまだいたのね、トンデモエコノミストを本気で信じるなんて。
政治が変なら「政治がおかしい」と言えば済むものを、
民主主義でないから資本主義ではなく、法治国家でもなく文化相対主義も当てはめられない
なんて考えるから、あらぬ誤解を生むのです。
平和ボケの日本に「戦争ができない日本に愛国心(民主主義の源泉)はない。」
デフレスパイラルの最中で「物価はオランダの2倍以上」と発言するあたり
無神経にもほどがあります。
リビジョニストとは、経済資本主義の革命だけで社会の変貌法則を語ったマルキストを揶揄した言葉でした。
政治しか語らずに日本の社会システムのすべてを語り尽くそうとするあたり、
奇妙な一致ですね。
リビジョニストたちの主張の一つに、
「○○は日本の文化と国民性からきている」
というのがあるけど、こういう考え方は一歩間違うと人種偏見につながって
しまうと思うが。
ウォルフレンそのものは文化の定義に慎重だし国民性という単語は
ほとんど使ってない。
>>48は読解力が足りない。
最強の大国アメリカの主張は単なるイデオロギーで、
冷戦のようなイデオロギーによる戦争や摩擦はよくあることだ。
ただ、今回のアメリカンイデオロギーの中身は
「市場崇拝」「人間性無視」という特徴があるために
限りなく有害だ、というのがウォルフレンの主張のような気がする。
常識的に考えれば正しいと思うが、それをイデオロギーの中から否定するのは
非常に難しいんだよな。
確かに難しい。
で、外部から否定して戦争になる、と。おめでてーな。
age
あぼーん
(^^)
人々をあえて無知に保つ伝統は、徳川幕府の公式の政策に起源を持つとウォルフレン氏は指摘しています。
「民(たみ)は知しらしむべからず、依(よ)らしむべし」(人民には情報を与えるな、ただお上の意向に従わせろ)ということばにその政策が要約されているようです。
明治政府は、近代国家建設のための教育を普及することが必要であると同時に、平民のなかの頭のいい人たちが真実を知ることになった場合に政権に対して不満を持つようになるのは困るという事情から、
人々を「普通の人」と「文化人」という二つのグループに分けるという「名案」を考え付いたようです。
専門家、知識人、研究者などから構成される「文化人」に好きなことを考え、仲間内でその考えを議論する比較的大きな自由が与えられたそうです。ただ、「文化人」も1925年の「治安維持法」の制定で、国を批判できなくなりました。
「人々を二つのグループに分ける伝統は続いている。一般の人々はあい変わらず無知のまま保たれ、幻想だけがばらまかれているが、それは日本では秘密主義が、いまなお権力行使の重要な技法だからである」と同氏は指摘しています。
日本の支配階級は、政治家、官僚、知識人、編集者などの高い地位にあるさまざまな人々から構成され、これらの人々が同盟関係にあるようです。
「この支配階級の人々は情報に精通している・・・彼らは、現実のタテマエ論的説明で満足するほかない他の大多数の日本人から、知識の量という点で分離されている。
こうして「知る者」と政治的に無知な者(イノセント)との古くからの分離が今なお続いている」と同氏は述べています。
「無知な人々」を無知な状態にあることで満足させるのに重要な役割を演じているのが、支配階級に含まれている新聞をはじめとする、報道機関のようです。
「日本のたいていの新聞は、新聞の第一の使命は市民に情報を提供することだなどとは思っていない。
だから新聞は「純朴」だが政治的には無知な日本人の層を存続させるのに手を貸している。メディアは、日本では政治・経済・生活上の「タテマエ」という表向きのリアリティを管理するための、つゆ払いの役目を果たしている」ようです
今の政治システムと、江戸時代の政治とはあまり関係が無いような気がするが。
江戸時代の愚民政策のテクニックが、今の政府にまで受け継がれて
いるということでしょ。
ぐうみん
また、「なにかやっかいな事件が起こり、日本の根本的問題について「国民的議論」が巻き起こったとき、そこから生まれた議論は、新聞によって、官僚を困らせないような形に濾過(ろか)される。
「イジメ」問題も、そうした多くの事例の一つだった。新聞「世論」のおかげで文部省は窮地を脱し、子育てのまずさをそれとなく非難されたのは、もっぱら親たちであった」ということになるようです
ウォルフレン氏はさらに次のような指摘をされています。「『日本経済新聞』は「バブル経済」を演出した高級官僚専属の広報誌の役割を担うことになった。
日本の経済評論家や大学の経済学者は、ほとんど日経というアンプに接続されたスピーカーといえるだろう(引用者注:演奏者はお役人ということになります)。
彼らの大半の者はおそらくそれ以上のことは知らないと思う。
なかには、偽りのリアリティ(引用者注:引用者が「うそ」と言い換えたことば)についてよく知っているものもいるが、もし彼らが私がこの本で公(おおやけ)にしている種類の分析を堂々と発表すれば、まっとうな機関で仕事を続けられなくなるだろう」
濾過されているからどうだというのかに?あるべき論点の8割方が消えてい
るとしても、世論なんて単なる地図以上のものではない。地図を正確なもの
にしさえすれば問題解決すると思ってエネルギーを使い果たす愚の方が目立
ってないか。一般世論があまりにもだめなので、相対的に2chの方が地図と
して使えているというだけ。
2chの情報なんて口コミレベルでしょ。
ソースってしってっか
インターネットで情報を全て手に入れられると思ってる香具師って阿呆だよ。
大手メディアよりも若干マシな程度だろ。それにメディアと比べ影響力が無さ過ぎる。
根本的に大手メディアと官僚の癒着がなくならない限り「知る者」と政治的に無知な者の分離は続く。
読売とサンケイが右で朝日と毎日が左とかいってる香具師は素人ですか?
>>68 産経は右寄りで朝日と毎日が左。読売はどちらとも言えない。
最近の日経は左っぽい。
ウォルフレンは日経と大蔵の癒着を指摘してたね。
日経は大蔵省のスピーカーである。
73 :
財務省ですYOw:03/04/02 11:01
むしろ大蔵省(??w)は日経のスピーカーである。
そうかもね。
日経−財団−政府
>>39それのせいで
いままでの功績に泥が付き
信頼性が下がった気がする。
内閣が変わる毎に、その間の内外情勢や
地方や産業界の動向をも踏まえた
総括本を出せば、功績も増え、商売もうまくいくのに。
>>67ベタ記事を丹念によむと
結構、重要な事書いてあるよ。
分かりやすい例だと、誰も見向きもしなくなった
アフガンや旧ユーゴ地域の惨状とかな。
パンドラの箱は開けないけど、ちっこい穴は開けるのが、
新聞共同NHK。民法はこの限りにあらず。
デスクがびびってるんだよ。
なるほど、微妙だね・・・。
だからこそ2chの存在意義がある、とか言ってみたり。
日本のマスコミは「倶楽部的」であるな。
日本には、単独でも行動し命をかけるほどのジャーナリストっていないような。
(^^)
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
欧米ではマトモな学者扱いなんだなあ
マトモじゃん
age
産経新聞 平成 15年 (2003年) 5月 29日 木曜日
日米貿易摩擦の時代に日本異質論を唱えて、日本への圧力をかけたクライド・
プレストウィッツ氏(現経済戦略研究所長)がこの五月、『無法国家』
(ベーシックブックス社)という新著を刊行した。副題に「アメリカの一国主義と
善意の失敗」とあるように、無法国家とは米国を指している。内容はブッシュ政権が
国益の追求や対テロ戦争の遂行のために国連に背を向け、「古い欧州」とも
たもとをわかち、断固としてイラクのフセイン政権を打倒した「一国主義」により、
全世界から反発をあびているという趣旨。「ブッシュ政権への残忍な攻撃」
(USニューズ&ワールド・リポート誌)という書評も出て、話題を呼び始めた。
同書にはおもしろいことに日本についての記述も多い。著者が日本専門家のためか、
日本が「普通の国」ではない原因は第二次大戦での侵略を十分に謝罪し、
賠償していないからだとして、これから公式の委員会を設置し、戦争責任などの
公式声明を出して、「従軍慰安婦その他への寛大な賠償や完全な謝罪をすべきだ」
と主張する。同書は日本国民が戦争の罪を意識しないのは東京裁判で米側が
昭和天皇を罰しなかったからだ、とも断言する。日本でも出版されるというから、
日本側の識者の反論が待たれるところだろう。
↑↑ウォルフレンとは直接関係ないけど、同じ日本異質論の論客の最近の動向
ということで。
ネオコン批判かな?ウォルフレンもここ何年かの最近のアメリカ政
府のやり方を著作で批判していたね。
プロ市民のバイブル
!
欧米のリベラル派知識人って、
最近、反米・反日の傾向が強くなってるような・・・
なぜ?
日本の社会学者で、ウォルフレンに言及する人があまりいないような。
なぜなのだろう。
だれかいたかな。しっている人いたら教えてください。
101
今更よむほどでもあるまいに
>>98 役人と正面から喧嘩できる社会学者がいないからじゃないの?ウォ
ルフレンの事に言及するとそういうあなたはどうなのよっ?てなっ
ちゃうし。
104 :
動画直リン:03/06/02 22:21
それは無理でしょ
>>97 欧と米のリベラル派を一色汰にしてはいけませんage
戦後の日本の経済発展は目覚ましく、日本企業が成長を支えたというのは、誰もが認める点ですが、いまだに企業中心主義が生きいて、これが「豊かな国の貧しい国民」を生み出す原因の一つとなっているようです。
「物やサービスを供給してお金をかせぐという機能は、日本の会社も外国の会社も同じである。
しかし、・・・・・・日本の大企業には、もしかするとそれより重要かもしれない、社会を統制するという機能がある。日本の大企業は、欧米の企業がしようと思っても決してできない方法で、人々の間の秩序を保っている」
とウォルフレン氏は指摘しています。
「思考、時間、情動――その多くを、サラリーマンは会社に捧げるように強いられる。それは当然多くの結果をもたらす。なかでも重大な結果の一つは、サラリーマンが会社以外のことに自分を強く一体化させる時間も気力もなくなってしまうことだ。
ときには、自分の家族にすら自分をしっかりと一体化できない。
だから、「サラリーマンは会社と結婚している」と言われてきたわけである」。
日本企業では、社員の政治活動は、それが基本的人権に基づくものであっても、歓迎されることはなく、出世のためには致命傷にもなりなねないということは、サラリーマンでは誰でも知っていると思われます。
日本にしっかりとした労働市場(転職を促進する制度と組織)がないことも、サラリーマンの選択の幅を狭めているようです。「大部分のサラリーマンがよりよい給料や労働条件を求めて転職できるようになれば、日本の雇用関係は根本的に変わるはずだ。
しかし現状では、日本のサラリーマンには、みずからを会社にしっかりと一体化させて生きるより道がない。ほかの国でなら家庭や親友のためにだけ捧げられる心の中身まで、会社に差しださざるをえないのだ」と同氏は指摘しています。
つまり、日本のサラリーマンの「会社への忠誠心」や「愛社精神」が強いと言われるのは、日本人の精神構造のためではなく、単にサラリーマンには、表向き会社に忠誠心がある「ふり」をする以外に選択の余地がないためであるということになります。
>>103 ウォルフレンは、
あまりにも的を射た発言をしているということでしょうか。
109 :
ほんの通りがかり:03/06/08 23:13
ウォルフレンか..高校のときに読んだな(^^;
ちゃんと覚えているかどうか心配だったが、このスレを読むと
重要な部分は心の奥底に残っていたなぁ...よかったよかった
さて、ウォルフレンの権力構造との闘争の話ですが、
これって、フランスのPostModernismに近いものがありませんか?
PostModernismを簡単に言うとハイデッカーやミシェル・フーコーがもたらした考え方で、
権力構造は誰かが作り上げている。そして、必ず得をする支配者がいる。
啓蒙活動は支配の道具である。教育を通した洗脳である。
そして、マスコミュニケーションも結果、権力維持に加担しているっていう考え方です。
ここまで書くと、ウォルフレンはPostModernismの思考を日本の構造にブレイクダウンしたものじゃないか?
ってあくまでも自論なんですけどね。
PostModernismは権力批判の反対運動に使われがちだけど
人の心を打って浸透させるというのは難しいんだよなぁ
それを考えると、何年かかってでもウォルフレンの考え方を日本に浸透させたいねぇ
本、実家においてきちまったし買いなおすかな(^^
マスコミの盗聴、盗撮は許されるのか?
http://natto.2ch.net/mass/kako/974/974478132.html 489 名前: 文責:名無しさん 投稿日: 2001/04/11(水) 17:25
一般人なのに盗聴される、じゃなくて、「一般人だから盗聴される」んじゃないのかな?
基本的にネタ集めのためにやってんなら、有名人のネタを盗むと、有名人は告発できるし、
そんなことされても当たり前だと思われるので告発しても信じてもらえる。
そうでない人は、ここの途中の書き込みにもあったように「電波」扱いされるだけ。
ただで、ネタを仕入れるんなら、一般人に限るでしょう。
マスコミは自分らの無能さを恥じてほしいです。
ちなみに私が盗聴されはじめたのは、芸能人にストーカーされ始めてからでした。
そこからマスコミに広がって行った。
だから余計「妄想」とか思われそう。
友人に話したら完全に病気扱いされた。ストーカーって言葉がない時代だったしね。
書いておいておいた小説のネタが、他人の原作でドラマ化されたときにはきれまくっ
たなあ。(一度や二度のことじゃないけど)
>>108 そんなとこでしょ。日本の学者って自分の足で立てる人はほとんど
いないでしょ。特に文系の人は。私立大学とか言いながら、国から
補助金もらっている学校が多いわけで、そんな中で権力の核心をつ
く発言が出来るのか?ほとんどの人が出来ないだろうねぇ・・・。
中央公論 2003年7月号
〈「西側」の崩壊は日本をどこに導くか〉
アメリカの覇権という傘はもはやあてにできない
K・v・ウォルフレン
>>112金銭的な事より
先輩学者を批判できないシステムだと思う。
師弟関係は、有能な院生を引揚げって学会デビューと
大学に就職する世話をするだけでなく、
自分の学説の後継者養成という色が濃い。
院生時代に、指導教授と違う見解を示したら
学者デビューは諦め、企業か役所で実務する。
有力教授も後継者リストから外す。
それももちろんあるだろうね。たいていの日本の学者は、事実を追
及するより芋づるにむらがるだけだからね。
>>109 一応簡単につっこんどくぞ。
ハイデガー→ポストモダンというとらえ方にまず飛躍を感じる。
そういう説もあるだろうが間違っても権力批判的な話はしていない。
なにしろナチのドルイド僧だからな。
それにフーコー理解にも難あり。
フーコーの権力論は権力サイドで利益を得る「誰か」を想定するのではなく
言葉や社会といったシステムの本質的な抑圧性を論じたものだから
具体的な社会改良の議論には繋がらない。
加えてポスト・モダン=フーコーの権力論という発想にも違和感を感じる。
それと、リヴィジョナリスト系の議論は(アメリカ人が言うところの)リベラリズムから来てる印象がある。
だとしたらマルクス敗残兵のポストモダンとは政治思想上の布置から言っても仇敵同士だよね。
したがってウォルフレンとポストモダンの共通性を見出すのは難しいと思うぞ。
マスコミの「盗聴、盗撮」は許されるのか?その8
http://natto.2ch.net/mass/kako/1011/10115/1011522150.html 583 名前: 文責:名無しさん 投稿日: 02/03/05 15:33 ID:A9o87Nml
フジテレビの10時からの番組は、この一つ前の
『どうなってるの』の時からして最悪。私の個人情報を使って、
丸一本「恐怖のサイテー女」とかいった特集を組みやがった。
素人投稿を騙っては、そのもの自体は必ずしも私とは
言いかねるようなものに、同じ名前、同じイニシャルを当てはめたり、
盗聴・盗撮をしているから分かるのであろう様子のほのめかしを
所どころに散りばめては、出演者総出で「サイテー、サイテー」を
連呼していた。
あざとさ極まったことをしながらも、司会者のY・Tと掛け合って、
私の個人情報をボロクソにこけ落としながら大笑いしていた
局アナのN・K(かな?)のけたたましい声が今でも耳から離れない。
仕事だから仕方がないのかも知れないけれど、
ここに出ている者はサイテー最悪の盗聴者。
でもここでの書き込みが筒抜けだからか、
最近は一頃の悪意に満ちたほのめかしが少なくなっている。
しかも明日の項目は「心の〜」だって。
この枠での私への盗聴ほのめかしは、とりあえずのところ
「許せない、とんだ賠償請求」みたいな感じの特集が最後となっている。
賠償を意識せざるを得ないほどに、本当はヤバい盗聴・盗撮と、
そこから得られる個人情報の悪用ですものね。
>>113 そこで紹介されている記事、実際に読んでみた。
「キッシンジャーに代表されるような『現実主義者』たちの地政学的な視点には
大きな弱点がある」
「彼らは現実主義的理論の抽出にあたって、その歴史的原材料のほとんどを、近代
ヨーロッパの国家間システムを確立した1648年のウェストファリア条約から、
20世紀の二つの世界大戦に至るまでの世界に求めている」
「そのような世界はもはや存在しないし、再び戻ってくると考える根拠も存在
しない」
自作自演が初々しくてよい!
121 :
((≡ ̄♀ ̄≡)):03/06/12 07:19
政治に関心を持つ全ての人々が山県有朋とその仕事について詳しく知るべきだと思う。
奴がいなかったら、日本の政治システムは、明治時代の知識人の多くが思い描いていた純然たる立憲君主制に進化できていたことだろう。東大は今のように日本のエリートに正当性を与える役割を担うようになってはいなかっただろう。
奴は政党政治家を忌み嫌い、持てる権力の全てを使って政党政治の発展を阻止しようとした。
実際、官僚が絶大な権力を持ち、政治家にはどうすることもできない日本の統治システムは「山県の遺産」と呼ぶこともできる。
●●●マスコミの 「盗聴/盗撮」 は許されるの?その9●●●
http://natto.2ch.net/mass/kako/1016/10165/1016527634.html 59 名前: かおる ◆31hpx6to 投稿日: 02/03/22 04:50 ID:SNZoz4gQ
>>56 僕が、一般人から大規模につけ回されるようになったのは、6年ほど前から
で、携帯やPHSが首都圏に普及し始めた頃と重なります。電話回線を通じて
の情報交換は、彼らの主要な連絡手段で、メールなんかは無言で送信できる
から、目の前で報告してても防ぎようがないんですよ。
61 名前: かおる ◆31hpx6to 投稿日: 02/03/22 05:06 ID:SNZoz4gQ
>>58 時代背景も、あると思う。
バブル崩壊で行き詰まっていた世間は、打開策を欲していたが、創造性に
乏しい日本社会は、IT化と称して通信設備に投資するくらいしかできな
かった。やがて情報がステータスに影響することに気が付いた一部の人間
は、不正手段を使ってでも情報で優位に走ろうとする。
盗聴情報が文化を創り、文化が経済を刺激し、バブル崩壊の傷を癒す。
盗聴機は、情報黄金時代を裏で支える安価なスコップなのだろう。
124 :
人生ぼろぼろにされた人が沢山います:03/06/13 01:44
●●●マスコミの 「盗聴/盗撮」 は許されるの?その8●●●
http://natto.2ch.net/mass/kako/1011/10115/1011522150.html 444 名前: 文責:名無しさん 投稿日: 02/02/25 12:59 ID:IMWP7PDy
かつて、この盗聴から逃れるためにそれまで賃貸をしていた物件を
夜逃げ同然で退去し、他には選び様もなく転がり込んだ部屋がある。
しかし転がり込んで数日もしないうちに、世帯主が仕事先から帰宅した
開口いちばんの発言からしておかしいのだ。『またか』と私は唖然と
させられた。それからはテレビも、その人が取っていたS教新聞の紙面も、
例のキーワードのほのめかしの再開だ。
堪りかねて、その借り主にどうしてそんなことを言うのか問い詰めた。
が、自分は何も知らないという限り。誰もお前のことを言いに来る者
なんていやしないとシラを切る。で、その上で、なおもほのめかしを
してみたりする。
疑いたくなる。でも嘘ではないようだ。盗聴集団は、自分らと同じ
キーワードを被盗聴者の周囲の誰にも彼にも言わせることで、
それを言う誰も彼もが共謀した盗聴・盗撮集団の一員だと被盗聴者に
思わせようとしている。被盗聴者の挙動は全て筒抜けなのだと本人に
思わせ、神経を衰弱させる為にそういう追い込みをかける。
ここで以前、思考盗聴ということが言われていたが、被盗聴者にそういう
錯覚を起させるために意外なほどに単純な方法が効果的に使われている。
125 :
人生ぼろぼろにされた人が沢山います:03/06/13 10:28
●●●マスコミの 「盗聴/盗撮」 は許されるの?その8●●●
http://natto.2ch.net/mass/kako/1011/10115/1011522150.html 285 名前: 文責:名無しさん 投稿日: 02/02/14 06:45 ID:Arvc0s8k
>>266 盗聴を反映した物造りをしなければ今度は自分が盗聴の危機に晒される人がいるという。
民意を騙った合意の捏造、殆ど恐怖体制とでもいうべきやり方をしている。では一体何の為にそこまでするのかを思う。
盗聴はあくまでも行為として”黒”ではあるがそれを正当化するための
何らかの大義名分としての”白”を盗聴者は共有している。
しかし実際はその合間で肥大化したグレーゾーンが余りにも大きくなりすぎて
話の本来とはおおよそかけ離れたことになってしまっている。
盗聴・盗撮情報を元にした物造りには被盗聴者への恫喝とともに
それらのものを造りつづけている者へも盗聴肯定気運の高揚を図り、
また決してこれらのことを表沙汰にはできないといった共犯意識を
共有させるといった盗聴者側への意識操作の役割も担っているのです。
トリッキーでメディア操作まがいの方法をして被盗聴者への恫喝・嫌がらせを
多くの公共の器というべき媒体を悪用して繰り返している盗聴者なのだが
盗聴行為をひたすら肥大化させ続け不特定多数に開放してしまうことで
盗聴者個々の責任を拡散しあくまでもこの盗聴が多数決に基づき
民意に沿った盗聴・盗撮行為であることにしようとしているのです。
もちろんその民意は何処までも「合意の捏造」にしか過ぎないことは言うまでもありません
もし被盗聴者に何らかの不備がある、あるいはあったことが原因で
盗聴・盗撮がなされているのだとしてもても、直接とがめだてを
することは無く、従って被盗聴者には何も言うことはできず、
説明の場もない。もし被盗聴者が一方的に盗聴者に納得のゆく行ないが
なされなかったからしている監視だというのなら、上記のことからしても、おおよそ常識的な理解を超えている。
マスコミの「盗聴、盗撮」は許されるのか?その7A
http://natto.2ch.net/mass/kako/1004/10049/1004950940.html 914 名前: その1 投稿日: 02/01/20 12:39 ID:FHCYQpiB
その1
私は、盗聴や盗撮やストーカー等の嫌がらせを行っている複数の犯罪者が
自分達の犯罪行為が被害者自身によりメディア媒体で暴露され多くの人に
知られることを非常に恐れているのだろうと思う。
彼らマスメディア等に影響力のある盗聴集団は、どんな個人でもマスメディアを
通さないで情報発信できるインターネットの存在を非常に疎ましく思っているだろう。
そこで彼ら犯罪集団は何を考えるだろうか?
(インターネットの利用者は頭がおかしい変質者である等のネガティブイメージを
新聞やテレビなどの既存のマスメディアを通じて全国民に植え付けインターネットの利用者を減らす)
(インターネット自体を法律的に使用禁止にする)
これだけインターネットが広まってしまった現在、上の2つ事実上不可能になってしまった。
(インターネット上の情報は嘘だらけで出鱈目であると新聞やテレビを通じて広める)
これは、マスコミが多用した手法である。
インターネットを信用できない情報媒体であると大衆に信じ込ませるために、
インターネットの匿名性を利用して、マスメディアの関係者自身が
故意にインターネット上で嘘やデマの情報を流しておいて、
それを新聞やテレビで取り上げるというような自作自演を行うことも考えられる。
それでも、盗聴や盗撮などの、なぜかマスメディア自身が取り上げない
犯罪がインターネット上で暴露さている情報は消すことは出来ない。
そこで、犯罪に関わっているマスメディア関係者はどうするだろうか?
128 :
マスコミの「盗聴、盗撮」は許されるの?:03/06/13 20:52
●●●マスコミの 「盗聴/盗撮」 は許されるの?その9●●●
http://natto.2ch.net/mass/kako/1016/10165/1016527634.html 378 名前: 文責:名無しさん 投稿日: 02/04/02 15:00 ID:TBJ6ZR3f
>>367 >田口ランディが「アンテナ」と「モザイク」で無断引用。
複数のネタもとからのコピー&ペーストで出来ているという意味では、
盗聴ネタを使ってもっと酷いことをしている同業者がたくさんいますよね。
盗聴者間で広まっている被盗聴者についての様々な個人情報やそこから
派生している風説から得たインスピレーションを、敢えて既存の作品の
イメージの型枠にはめ込んでしまうことで、中身が盗聴ネタであることを
ぼやかし偽装した制作が数多く行なわれている。
その意味では、この小説家の件の作品は盗聴ネタを使用した制作者と
パクリの手法が瓜二つなのですが、盗聴情報を無断使用した制作は
当人にしか知り得ない在宅中の行為、発言、更には悪辣な追い込みを
けしかけながら引き出している個人情報からのサイテー最悪な
盗用なので、一般にそういったものであると認知させることは難しい。
そのことを確信犯的に抜け道として、盗聴ネタを利用した制作は
肥大化の一途を辿ってきている。
自らの利得と引き換えに被盗聴者の時間と生命そのものの無断使用を
平然と続けているマスメディアこそが、もはや盗聴・盗撮をして
監視でもされるようにならなければ危険なくらいの現状なのです。
130 :
無料動画直リン:03/06/13 22:24
131 :
人間の商品化、全体主義への一歩:03/06/14 00:02
●●●マスコミの 「盗聴/盗撮」 は許されるの?その2●●●
http://natto.2ch.net/mass/kako/988/988402795.html 707 名前: 文責:名無しさん 投稿日: 2001/05/21(月) 17:21
>>703 いいかい、君達は市場資本主義の世界に生きている。
トップに上り詰めたクリエータ達も万能じゃない。
ネタには日々苦労しているんだ。
ネタはマンガ、小説、歌詞、映画、芸人等あらゆる
マスコミの活動に効果的に利用されている。
自身や芸能人周辺ネタでは限界がある。結局、
一般市民情報から供給しなければ、立ち行かなくなる。
君らが気がつかなければ、いいネタ元になっていた物
をこっちはあがったりだ。
君達は選ばれたんだ。それぞれに物語が設定してある。
君達に刺激を与え、物語を発展させ、そこからネタを貰う。
物語を発展させる想像力は意外と稀有な能力でね。
忘却のかなたに消える所を世に送り出してあげている訳だ。
君達も自分達のネタが商品化されていたら喜べよな。
これで市場が盛り上がり、景気が良くなり、皆ハッピーだ。
完全なシステムさ。君らが一翼を担うのは当然だろ。
気が付いていないが君達は自分でその道を選んだよ。
もっと大人にならなくちゃ駄目だよ。
だとさ
あげ
もうすぐ新刊が出るのか。
●●●マスコミの「盗聴、盗撮」は許されるのか?その2●●●
http://natto.2ch.net/mass/kako/988/988402795.html 949 名前: 文責:名無しさん 投稿日: 2001/05/28(月) 18:46
>>916 直接の実行犯はわからなかった。ただし、その盗聴機関がマスメディア産業の
各方面につながっていることは確認済み。団体名なんか書く必要ないでしょ?
フジ・テレビとか読売新聞社とか電通とか...みんなが知ってるあの会社って
感じ。講談社の週刊誌(現代とかフライデイとか)が政治家の過去を暴露する記
事や写真をよく掲載するでしょ。あの手の記事は、盗聴/盗撮で得た情報で商売
をしている人達がいるという証拠。あういう人達に、オレの個人情報をつかまれ
ているんで非常に心配ですが、現状では、対抗策がない。
139 :
人間の商品化、全体主義への一歩:03/06/23 00:03
新刊駄目。
危険なブッシュとアメリカ
というテーマなら
ほかに優秀に書ける人がいっぱいいる。
ウオフレンは自分が得意な日本の政治経済社会を極めてほしい。
田中以降の内閣総括本を毎年一内閣ずつ書いて行ってほしいよ。
あと、各地方経済圏の分析とか。
今度の新刊は当初、日米関係で書く予定だったと言うが、
そちらであったら俺は買ってた。タイトル目次本文と書店で見ていく時間経過とともに
がっかりしちゃった。
●●●マスコミの「盗聴、盗撮」は許されるのか?その8●●●
http://natto.2ch.net/mass/kako/1011/10115/1011522150.html 84 名前: ○○○ 投稿日: 02/01/31 01:15 ID:l3fSW81R
>>78 たぶん、君が書いている通りだよ。確信犯だ。テレ朝が、俺の電話を盗聴
したネタを使っているのは、ずいぶん前から確認している。俺だって、メディアに
ネタを提供するために生きて行くつもりはない。ついでに書くが、フジの「恋のちから」
をチラッと見たが、盗聴からヒントを得ている。盗聴は盗聴。いいかげんにしろ。
87 名前: 86 投稿日: 02/01/31 04:04 ID:7TpZZIy4
>>84 調べ直したが、「恋のチカラ」はデザイナーの話だね。
その番組には俺のネタも多数含まれているよ。
主役の「藤子」も読みは「ふじこ」ではなく「とうこ」で、
去年のHNK大河ドラマ「北条時宗」の水軍の娘と同じ発音だね。
>>55 >人によっては「脅迫」すら感じとるようだ。
デザイナーの話の「恋のチカラ」が始まったのは2002年1月10日だが、
その次の日の1月11日に「グラフィックデザイン第一人者 田中一光氏死去」というニュースがあった。
死因は急性心不全で、死亡は偶然だろうけど、その日(2002/01/11)夜のTV朝日「トリック2」は
「毎年1月11日になると誰かが死ぬ」という話だった。
>>142 同意。
個人的には小泉と財務省の極悪癒着同盟とその弊害を徹底的に暴露した様な本を期待する。
以前プレジテントで連載していたんだよね。あれまたやってくれな
いかなぁ。
ウォルフレンは北朝鮮問題について、
「東京の政府当局者たちも一般国民も、日本人拉致問題をめぐる感情的な
わだかまりにとらわれ、本道から外れている」
と書いてるけど、
日本人の人権を軽視した意見のように思えるけどなあ。
ネチネチと粘着した報道の仕方について行ってんだろ。どうみても北朝鮮報道は異常だよ。
149 :
N.maeda:03/07/01 21:32
219 名前:N.maeda :03/07/01 21:32
脳障害をうろつかせて何をさせたいんだ
外交について過剰に報道するのは、たいてい内政のミスをごまかし
てうやむやにするためだからなぁ。今回のもそうだろ。
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
おー。
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
やまざき揚げ
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日本語には時制がないから、「今ある姿」のみ陳述可能である。
感情表現は、日本人の得意芸。「今ある姿」の表現だからである。
現実批判は無理。「今ある姿」と「あるべき姿」の比較によるからである。
物作りは、「今ある姿」により可能である。
だが、「あるべき姿」を目指す政治指導者は無理。
You can read more at
http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
日常茶飯事になった、金権政治、官僚腐敗、金融政策の乱脈ぶり、薬害問題、動燃のウソ八百、証券業界の不祥事、結局は国民への付け回しとなる大借金・・・。
一体誰が、それら醜聞や醜態の責任者なのだろうか?マスコミは一瞬だけ騒々しく盛り上げるが、責任者を誰も明らかにしない。
まさに『人間を幸福にしない日本というシステム』(K.V.ウォルフレン)の中で、国民は息苦しい毎日を送っているのである。
その無責任システムは『官僚独裁主義』または『日本型共産主義』、もっと分かりやすくいえば『一億総オウム国家体制』というべきシステムである。
つまり日本は民主主義国家というには、あまりにも幼稚なのである。
この社会体制の維持のために「由らしむべし、知らしむべからず」という基本概念が根底にある。
つまり、行政府は「国民はそれが何故必要か説明する必要はない、黙って従わせればいい。」という不遜極まりない認識で国民を管理しているのである。
こういう国家体制の中でのきまりは、『情報隠匿』、『言論統制』の徹底であり、最終的な『国民への責任転嫁』なのである。
実際に現日本は、まさにそういうシステムで動いている。
あまりにも多くの国民が無知だな。こういう仕組みが存在する事を
知らずに小泉を盲信している。
162 :
no.walk:03/07/21 23:44
163 :
方法論的名無し仔猫:03/07/25 01:39
官僚政治叩きage
民主、自由の合流が成功した。今こそ改革を!
>>162 ウォルフおじさんは、所詮、東大の日共系学者のパペット。
同じウォルフ批判者でも、西部ススムのことはあげつらうク
セに、加藤尚武には、ノーレファレンス。どこに客観性があ
るの?
山県の遺産を壊せ!
今すぐ会いたいの。ひろみはあなたなしじゃもうだめみたい。
私、ここにいるから・・・・・・探しに来て、くれる?
7日間会費フリー、10分間無料になってるの、だから来て。
あなたに会えなくちゃ、寂しくて死んじゃいそうだから
待ってます。来てくださいね!
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http://www.gals-cafe.com ← ← ←
会社の帰りに日本橋の丸善にふらりと立ち寄りました。
NHKの英語講座のCDが欲しかったんだけど、そのへんの本屋にはなかったので
丸善ならあるかと思って。
そうしましたら、ウォルフレンという人の本が大きく宣伝されていて、即購入。
『世界を壊した権力の真実』というちょっと難しそうな本です。
そしたら偶然にも数分後にその場でサイン会をやるというではありませんか!!!
早速列に並んでサインと握手してもらってきました(^^)
以前『人間を幸福にしない日本というシステム』という本が話題になった、あの人です。
分厚い本なので持ち歩くのが大変ですが、興味深い内容なのでがんばって読みたいと
思います。
サインしながらウォルフレンさんになんか聞かれましたが、残念ながら聞き取れず。
「このサイン会をどこで知りましたか?」てたったそれだけのことだったのに。。。
やっぱりヒアリングがダメなのね(−−!
本当に街で見かける女子校生っぽいファッションの少女です。
スレンダーな体つきに黒い下着がセクシーです。
おもむろに男性のチンチンを咥えオマンコでも受け入れてしまう乱れ方は相当のもの!
コギャル好きにはストライクです。
無料ムービーを観てね。
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(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
アメリカは債券・株式市場の半分以上が国の年金資金が流入していて、国家が直接金融の資金源になっているといっても過言ではない例だと思います。
国が債権者・株主になるという事は企業にとってどんな影響があるのかという点は40年体制打倒が成功したあかつきの課題として興味があります。
この事でアメリカには日本と逆の流れがあるようで、経営陣の暴走や過剰な利益追求を監視するための「アメリカ企業改革法」が出来ました。
端的に言えばエンロンやワールドコムの破綻の反省から、株価に直結する利益を優先して、雇用や社会に対する企業責任といった、企業の公共性を無視する傾向に歯止めをかけようというのが内容です。
ところが、企業活動はリーダーシップが強い方が成功するケースが多く、例えばビジネスプランがしっかりした企業ほど利益が少ない(ウォルフレン)とか、
社外役員が多い企業ほど株価収益が低い(コロラド大学)といった調査が公共性と株式利益はある程度、背反するものである事を示しています。
日本のように企業の公共性が大きく強調されている状況を利益と言う観点から改善しようという動きと、アメリカのように利益が強調されて公共性を失っている状況を改善しようという動きが対照的に興味深いところです。
アメリカ企業としてはこの株主主権に対し、多くの大企業幹部が取締役会が形骸化するとして反対しているようですが、これは自由主義であるとか民主主義であるとかを仮定して、
どの程度、自由の濃度、どの程度、社会の濃度を企業に求めてゆくかという調節を政治が主導しなくてはいけない事を示しています。
40年体制の打倒は、日本の統制経済型の政党政治体制を妥当する事でもありますが、その後の姿として、企業・市場に全てを一任するのではなく、それらへの国家の介入度合いを調節するために国会が存在するという方向に改革をしてゆきたいところです。
「ほう〜、ウォルフレンを読んでいるのか」
最近の著書で小泉叩きを期待してたのに小泉信者みたいな事を書いてたのには幻滅した。
人を見る目はあまりないね。
178 :
かもしれない。:03/08/29 02:16
かも。
官僚どもが、民主党からの立候補が増えているって
新聞で読んだけど、奴らは何を狙ってるんだ。
なにも選挙に出る元官僚の連中が、みんなわるだくみをしているわ
けじゃないでしょ(w
ウォルフレンさん、今度の選挙で民主党の選挙応援に来て下さい
ウォは日本語喋れないんだっけ?
↑何十年も日本でジャーナリストやってるのが売りなのに?
ウォルフレンは10代のときオランダからヒッチハイクで日本に来たらしい。
>サインしながらウォルフレンさんになんか聞かれましたが、残念ながら聞き取れず。
彼が日本語をしゃべれないというのは本当なのか?
文は読めるのか?
私は日本語ができない外人日本解説屋など信用しないし、何年も日本に在住しながら
日本語を覚えない態度がコロニアルだな。
日本語できないわけないだろう・・・・。
でも、『日本/権力構造の謎』の着想の元ネタはアメリカ人の法社会学者が英語で書いてる日本研究の論文だし・・・・。
ひょっとしたらありえるのかも。
また連載はじめてくれないかな。
>>189 アメリカ人の法社会学者ってチャルマーズ・ジョンソンの事ですか ?
俺にとってウォルフレンの本は、前から何と無くおかしいなーと
感じていた、この国の政治や社会の矛盾について、的確に指摘されていて
あ、俺が可笑しいと思っていた事は間違いじゃなかったんだなって、気づかせて
くれた本なんだ
だいたい日本という国家は先進国でもないし、民主主義国家でも自由主義国家でもない
官僚独裁政治体制国家なんだよ
でもこんな重大な問題を殆んどの日本人は知らないし、また気づいてもいない
それが日本人にとっての悲劇なんだよ
> でもこんな重大な問題を殆んどの日本人は知らないし、また気づい
てもいない
> それが日本人にとっての悲劇なんだよ
>
これは記者クラブの存在が大きいよなぁ・・・。
>192
法社会学者ってのはフランク・アッパムて人。『日本/権力構造の謎』でよく引用されてるはず。
みすずから出てる『歴史としての戦後日本(下)』にも、アメリカの日本研究者の一人として、彼の短い論文が掲載されている。
何でこの国の政治記者やらオピニオンリーダーとか
名乗っている連中は、自民党や官僚と癒着して
ミイラ取りがミイラ状態に成ってしまっている人間が
多いんだ !!
特に三宅とか言う頭がはげた政治評論家のジジィ
自民党の政治家としょっちゅう、料亭なんかで
会食なんかしやがって
TVなんかに出て自民党びいきな発言ばっかしやがって
公正さも客観性もありやしないじゃないか
そもそも日本では主観と客観が未分化なんだから公私混同はあたりまえ。
マスゴミの小泉マンセー報道は狂気の沙汰ですな。
>>198 もう、何とかして欲しいよ
まったくよぉー
いまだにマスコミ対策で機密費をばらまいているのかな?
そういえば、日本にも機密費なんてものがあったね。
○ ←貝
. : ; .
.∵ ● ノ
':. | ̄
_| ̄| / >
ウォルフレンの存在で逆に日本の政治、社会学系アカデミズムが
ほとんど現状の日本を総体として捉える力がなかったことが
白日の下にさらされたな。
彼の個々の小さな誤謬を指摘するのは簡単だが、しかし、
これこそ西欧近代の本流的客観主義の力を見せてくれた。
やはり、西欧は違う!
日本はただの猿真似に過ぎん。
将来的に日本を変える政治的パワーとして、日本の女性に凄く
期待してるみたいだけど、なんでだろう?
男性はすでにシステムに取り込まれているから。
例えば、女性の場合、日本の終身雇用システムが崩壊しても
不利益どころか、公務員を除いて、むしろ就業の機会が増えることに
なるから利益でしょう。
そういう利益考量の観点からは女性に期待できそうだが、
それは、日本女性が西欧女性的思考、行動をすればの話。
悲しいかな日本女性は女性であると同時にまず日本人なんだな。
合理的に動くのは学者フェミの連中だけ。
日本の闇は深いぞ。
残念ながら女性はあまり政治に関心をもたないしね。
>>207 関心を持たないんじゃなくて、政治から疎外されている。
自分の人生とどう関わっているのか把握ができない状況におかれている。
女性と男性は階層的差異を設けられ、流通する情報の差異も作られている。
> 自分の人生とどう関わっているのか把握ができない状況におかれて
いる。
>
これは本当にそうだよね。女性に人気のある女性が、政治や経済に対
して積極的に発言するようになれば、少しは変わるんじゃないかと思
うんだけど。
宇多田ヒカルの反戦メッセージくらいかなあ。
あれ以上だと「勘違い」などと男からも女からも袋叩きに・・
山県の遺産を壊せ!
ウォルフレンは中国社会や韓国社会についての分析はしないのかな。
彼が日本以外のアジア諸国を分析した本をもし書いたら、読んでみたい。
213 :
ディアナ・キエル:03/10/14 01:26
/i / / ,! /i |i
. / i ___/!____i l_ l l !|
/ `<''"⌒`ヽ、 ````'' ┘ t.,_ ! !
/ l ' , -─ ''''' ー- .,_ー ,.」ノ
/ ! ,..ィ-、、,_ i `ヽ、 `,
/ ! ~~'' ー-ヽ、' ,.- 、,, /
'/ ,' / ''"`'ー`、 、 /
i' i ,..ノ ``ヽ /
{ i、 /
, ', 丶 /
.', ', 、ー- 、 /
..', ゙、 t,____,> /
i、゙、 ゙、 ー- / ,. '",
フフ・・あなた方の時代ではもう丸山真男ははやらないのですか?
214 :
ディアナ・キエル:03/10/14 01:34
. -―――- 、
/ , -‐‐― 、
/ / lヽ
/ λ___ ||
./ |_ゝ-‐‐-、`‐、 _.イ_/
/ ||||| T.Tヽ 斤 |||
/ ||||| ゝ- 〈┴ ‖|
'./. 「 ̄| ‐ノ /"| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ .| ト、 ー イ. |<すべての学問は究極的に
/ .| | \ /| | |生物には尽きない、争いの種を回収するため
/ /'| | ̄ ̄`l―| ̄| ||にあるのですね。学者様、期待していますよ・・
| ノ_.| |___  ̄. | | \_________________
| ___// | | \___/ ̄| |
|/コ ヽ.| |__ ◯_| |`ヽ
ノ| | >< | |
.., -ー-、.
〈=◎=-,___>
|(゚ー゚*|-| `i, では、よしなに
⊂llこ,円(){.,!、ノ
|== ∪、|^|
〈_,〈__),ノ y'
∪∪
<血液型O型のいかがわしい特徴> ( なんでも気を許していると調子に乗ってつけこんでくるぞ! )
■その道の達人をコケにして安心しようとする。多数派のときだけやたら強気。才能ある人間を歪んだ目でしか見れない。
■場所が変わると手のひらを返すように態度が豹変 ( あの連中の中じゃヘコヘコさせられてきたが、うちに来たら見ていろ! 礼儀を教えてやる。 )
■読みが浅い。粘着に睨まれる事を言っておいて関係ない人に振り向けバックレようとする姑息さ ( どうせ>>1さんはヒッキーでしょ? / 関西人だってジサクジエンしてるぜ )
■早とちりが多く、誤爆と気付いても釈明できない。イイ人を装って忘れる ( そういう土地柄だったのさ ) 他人の勘違いは許せない。
■話題と関係ない個人攻撃で場の空気を険悪にする。なぜか次第に自分から耐え切れなくなりあきれて話題をコロコロ変える。
■いつの間に恩を貸してるように振舞うが、自分のためであると見抜かれる。恥ずかしさをごまかすために大袈裟にキレるが相手がキレると今度はビビる。
■顔が見えない相手と喋っているのに毒舌かつ強気。面と向かった相手には他人が言ったことに ( 俺が言ったんじゃないけど、Kさんがあなたをアホかとバカかと… ヒヒ) ネット弁慶。
■無理な人の真似をしケチをつけ、批判される所には現れない。観察される側になると極度に焦る( 直接対決が苦手。言い返されにくい状況を計算する )
■自分が企んでいるのに相手を悪人に仕立て上げて餌食にする。わざと攻撃を誘って自分の憎悪に酔いしれる。人の裏切りを許せないわりに自分の裏切りは覚えていない鈍感さ。
■世間に通用しないような事ばかりしつこく繰り返して自分に課した目標から逃げる。あげくのはてに相手にわからない方法でキレる。
■半端な体験から集団的にばかり相手を気にする ( 君のような人はウチでは… / ○さんによく似てるから駄目だろうね / 背が高い奴はどいつも… )
新刊本屋に無かった。読んだ香具師いる?
新刊どうよ?
>>208んな事ないでしょう。
無党派っていう連中は皆、疎外されてる。
週末に動員されたり、上司から投票命令されたり、
する連中以外疎外されてる。
そういう連中は逆にコンタクトも可能だからだ。
コンタクトした場合、怖いのは、中間者例えば上司だけどな。
率直な事が言えない場合もある。
記者クラブや電通の存在のせいで、国民の多くの人が情報から疎外さ
れていると常々思うよ。
新刊出てる?
今日、ウォルフレンと宮台が対談してるみたいだな。
<血液型O型のいかがわしい特徴> ( なんでも気を許していると調子に乗ってつけこんでくるぞ! )
■その道の達人をコケにして安心しようとする。多数派のときだけやたら強気。才能ある人間を歪んだ目でしか見れない。
■場所が変わると手のひらを返すように態度が豹変 ( あの連中の中じゃヘコヘコさせられてきたが、うちに来たら見ていろ! 礼儀を教えてやる。 )
■読みが浅い。粘着に睨まれる事を言っておいて関係ない人に振り向けバックレようとする姑息さ ( どうせ>>1さんはヒッキーでしょ? / 関西人だってジサクジエンしてるぜ )
■早とちりが多く、誤爆と気付いても釈明できない。イイ人を装って忘れる ( そういう土地柄だったのさ ) 他人の勘違いは許せない。
■話題と関係ない個人攻撃で場の空気を険悪にする。次第に自分から耐え切れなくなりあきれて話題をコロコロ変える。
■いつの間に恩を貸してるように振舞うが、自分のためであると見抜かれる。恥ずかしさをごまかすために大袈裟にキレるが相手がキレると今度はビビる。
■顔が見えない相手と喋っているのに毒舌かつ強気。面と向かったら人が言ったことにする ( 俺が言ったんじゃないけど、Kさんがあなたをアホかとバカかと… ヒヒ) ネット弁慶。
■無理な人の真似をしケチをつけ、批判される所には現れない。観察される側になると極度に焦る( 直接対決が苦手。言い返されにくい状況を計算する )
■自分が企んでいるのに相手を悪人に仕立て上げて餌食にする。わざと攻撃を誘って自分の憎悪に酔いしれる。人の裏切りを許せないわりに自分の裏切りは覚えていない鈍感さ。
■世間に通用せん事ばかり繰り返して自分に課した目標から逃げる。あげくのはてに相手にわからない方法でキレる。
■半端な体験から集団的にばかり相手を気にする ( 君のような人はウチでは… / ○さんによく似てるから駄目だろうね / 背が高い奴はどいつも… )
もう出るのかね。
230 :
アカウンタびる:03/12/07 02:40
大沼保昭氏に「日本に20年居ながら日本語を喋れないなら気分が悪くなって当然です」
と切り捨てられていたな。
ウォさんはやはり第三者ではないとおもいます。
しかし、鋭いツッコミが的を射ているのがウケていて、欧米流のほうが〜が
反感をかっているんじゃないでしょうか?
でも完璧な客観性というのがありえるんでしょうか、
”お釈迦さんとか”アニメ創ってる”Tさん”とかみたいなのは実用性が・・・
本当は、日本人でこれぐらいのものを書ける人がでてきて欲しいんだ
けどなぁ・・・。そういえば新刊出てました。
新刊はまたアメリカ叩きだった。
そうか、出たか。
スレのレスを読んでちょっと意外に思った。
もっと非難轟々煽りいっぱいかと思ったけど
そんなことなく落ち着いたレスが多かった。
2ちゃんもすてたもんじゃないね。
単にスルーされてるだけかと
読む人も固定してるんだろう
>>236 3年くらい前の政治思想板ではものすごい勢いでアンチが
ウォを読みもしないで、ウォの悪口を書き込んでいたけどね。
政治思想板はねぇ・・・。キ○ガイの集まりみたいなところだか
ら・・・。
先生!ヴァンアレン帯とかヴァンヘイレンと関係あるんですかこの人?
官僚と政治家の癒着って、どこの大蔵省が赤字国債を歓迎したんだよお。
株主主権って、ブルジョアの権力言ってんのに君は喜んでいいんかよお。
マスコミ操作って、朝日毎日が政府にとってうれしいメディアであるのかよお。
権力への服従って、自民党の政治家はどうやって支持を得てるんだよお。
もうなんつうか、
最近、ブッシュ叩きばかりで内政を語らなくなったな。
日本に20年以上いながら日本語を使えない人間のいうことなど信用できない。
宗主国の白人のように振舞ってきた人間だが、こういう昔から日本にいる外人は本国では社会的落伍者である
ことが多い。
こいつもそう。
ノイローゼと放浪で日本に流れてきた男。
その通りですな。
245 :
お手をするネコ:04/01/04 00:30
>>243-244
マイナス思考が強すぎるにゃあ。なんだかいじめっぽくて悪印象にゃったにょ。
246 :
(´ー`)y-~ :04/01/05 18:53
>>243 つまらんレスじゃのお
日本文献はちゃんとウォは読んでいるみたいじゃがの
オランダの大学教授で、欧米での日本学に決定的影響を与えたわけじゃがの
中曾根康弘とか山本七平とか渡部昇一とか舛添要一とか榊原英資といった
恥知らずたちが合作して粉飾していた日本イデオロギーの虚構性を暴いた
ことが、悔しいのかのお
>中曾根康弘とか山本七平とか渡部昇一とか舛添要一とか榊原英資といった
このなかのどの組み合わせにも共通性を感じないのだが。。
それに「日本イデオロギーの虚構性」って言葉に掛かりそうなのは
「文化の違い」発言の榊原くらいの気が。。
中曾根康弘に対する「期待感とその後の失望」が強烈に感じられるのはオレだけ?
翻訳書だから妄想かもしれんが
ウォルフレン=腐った丸山 粗雑な丸山
日本人である丸山は西洋あこがれ
西洋人であるウォルフレンは自己陶酔
250 :
(´ー`)y-~ :04/01/10 04:27
>>249 オランダ人と、自己陶酔って、結びつかないと思うが…
「英雄」やら「将軍」の再来はまっぴらだが
護民官の機能が不足しているのは、まあ胴衣
官や政に利権と引き換えに負わせはいるが・・・
1は隊長(プゲラ
序列形成のこと
英語のように,未来構文があれば,個人の意思 (will) の内容も明らかになる.
日本語には,未来構文がないので,日本人の意思に関する発言には意味もなければ誤りもない.
かくなる理由で,日本人には意思がなくて恣意 (self-will) がある.
だから,個人主義 (individualism) と利己主義 (egotism) の区別がつきにくく,個人の主張は利己の主張と区別されにくい.
個人は,その心を明らかにすることが難しく,人々は他人の心を勝手に読む.
だから,個人に信頼はなく,序列組織が頼りとなる.
それで,序列作りは廃れない.
220文字
You can read more at
http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
日本語はむずかしいなあ・・風土(気候)がそうさせるのだろうか
独り言スマン
256 :
日章丸之助:04/01/16 21:17
民主党の管直人代表が自公連立の是非や公明党の正当性を批判した
のは、政権交代を目指す上で理にかなった戦略であって、これを
「感情論」と断定する公明党側こそが感情的に反発しているのは誰
の目にも明らかだ。また、衆院本会議場では議長から見て右から所
属議員の多い会派順に並ぶ慣例があるにもかかわらず、公明党は民
主党と共産党の間に挟まれた座席を嫌い、自民党の隣に移して欲し
いという幼稚な提案をしている。こうした、反対意見・反対勢力に
対する公明党の幼児的な非寛容は嘲笑されて当然だが、実は民主主
義にとって本質的な脅威であり、笑ってばかりもいられない。
民主政治を実現するには多数決原理を採用しさえすればよいという
訳ではない。単に選挙や議決を行うだけなら、金正日政権下の北朝
鮮でもやっている。では、民主主義の特徴は何かというと、多数派
である政府・与党に対して少数派が反対意見を表明する機会が制度
的に十分に保障される点にある。これによって、反対勢力が多数派
に対するチェック機能や代替的な選択肢の提示といった役割を果た
し、政権交代も現実的に可能になる。つまり、政府・与党に対する
反対意見・反対勢力の存在が健全な民主政治にとって不可欠なのだ。
ちなみに、近代憲法では、表現の自由など基本的人権の保障がその
目的であり、民主主義は統治権力を抑制し人権を保障するための手
段として位置付けられている。
257 :
日章丸之助:04/01/16 21:18
宗教は教義等によって唯一かつ絶対の価値観を提供する。そのため、
世界の様々な不条理に直面する人々にとって精神的な支えとなり得
る。だが、宗教における唯一かつ絶対の価値観は民主主義にとって
は極めて危険だ。民主主義において異なる意見の存在は、現状認識・
予測・価値観などの相対的な違いに過ぎず、健全な民主政治を行う
ためには必要とされなくてはならない。だが、宗教では自らの価値
観が唯一かつ絶対であるため、異なる意見は邪悪であり排除すべき
ものとされてしまう。層化学会も例外ではなく、対立する日蓮正宗
を「天魔」「悪鬼」と呼んで中傷し、執拗に係争を起こしている。
もし統治権力が自らの行為を宗教的権威によって正当化し、善を脅
かす悪として反対勢力を弾圧・排除するようになれば、民主政治は
形骸化する。もちろん、宗教団体が統治権力を操作できるようになっ
た場合も同様の事態に陥る。このように、宗教と民主主義の間には
大きな矛盾があり、宗教の絶対性から民主主義を擁護する必要性が
一つの理由となって、近代憲法では政教分離の原則が取り入れられ
ている。日本の民主主義を守るためには、「いかなる宗教団体も、
国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない」とい
う憲法第20条1項後段の規定に従って公明党を非合法化しなくては
ならないことは明白だろう。
258 :
日章丸之助:04/01/16 21:22
○カレル・ヴァン・ウォルフレン著/藤井克彦訳『ブッシュ/世界を壊した権力の真実』(PHP研究所, 2004年), pp.293-294
近代民主主義の重要な条件の一つは、宗教組織と政治プロセスが、
どちらも相手を支配できないよう別々の領域に確実に分離されてい
ることだ。政教分離として知られるこの取り決めは、どんな宗教を
信仰していようといまいと、すべての市民が宗教的狂信から護られ
るようにするためのものだ。
真の民主的慣行に対する攻撃は、宗教が国民生活で中心的立場を
占めるようになると生まれてくる。そして、9・11後の国民のムー
ドは、キリスト教団体の活動家に教会と国家の間の壁を取り払う絶
好のチャンスを与えたのだ。意見の違いを認める余地をほとんど残
さない信仰は、人々を反対勢力に対して非寛容にする。これは共産
主義のような非宗教的な信念についても言えることだ。
しかし、民主主義というものは、反対勢力が存在し、しかもそう
した反対勢力が政府に反対しても忠誠心を持つことは可能だという
信頼があるからこそ機能する。忠誠心のある反対勢力であることで、
政権与党の政策に対する不賛成が与党議員との政治戦争につながら
ないようになっているのである。
259 :
日章丸之助:04/01/16 21:23
○カレル・ヴァン・ウォルフレン著/藤井克彦訳『ブッシュ/世界を壊した権力の真実』(PHP研究所, 2004年), pp.293-294
政策には反対であっても、それでもその政策を掲げる政府に忠誠
を尽くすことはできる。そのためには、自分のものとはずいぶん異
なる考えや政策案を掲げている政治家や政治運動家について、彼ら
は彼らなりに自分の考えを誠実に主張しているのであって邪悪な意
図で動いているのではないと信じる姿勢が必要だ。論議の分かれる
政治問題について自分がいかに揺るぎない意見を持っていようとも、
それが結局、間違いである可能性もあることを受け入れる姿勢が必
要だ。
健全な政治論議に欠かせないこうした姿勢は、「何でもオーケー」
という姿勢とはもちろん別物だ。後者は、誰もが自分の意見を主張
する権利を持っているのだから、どの意見も等しく有効だという間
違った前提−−まともな政治論議の破壊につながる愚かな考え−−
に立っている。
忠誠心のある反対勢力がどんなときに崩壊するのかというと、そ
れは一方の側が「相手側は悪と手を組んだ」と思うようになったと
きだ。あるいは、その手前の、人間が「自分たちは絶対的な真実を
手にしている」と思うようになったときかもしれない。
>>254 小泉政権が「イメージのみの改革派」というのは上手いね。
◆ ウォルフレンさんはこんな人でした
なんと3時間半(2時前から5時過ぎまで)お話しできました。通訳の時間を挟むというムダがありませんでしたので、正味です。喋り尽くしたという感じです。
共同通信社の仕切りで、正月元旦の全国の地方紙に、見開き2面にわたって掲載されます。イラク攻撃の話題に始まり、最後は総選挙にみる若い世代の政治意識の話で終わりました。
知らなかったけど、彼は大学に行ってないんですね。周囲といろんな軋轢があって、20歳にならずしてアジア方面を放浪。
たまたま通信社の人と知り合って現地情報について書く仕事を得たのが今につながってるとの話。すべて偶然だよと笑ってました。
日本にきたのは1962年でオリンピックの二年前。昭和30年代的なものが心地よかったんで、こりゃいいなと日本に居続けることにしたと言います。
そういう雰囲気、いまでも感じますかって言ったら、いやあ、変わっちゃったねということでした。
すごく謙虚な方で、アメリカのアカデミシャンと話すときにしばしば感じるような「ヤな感じ」は一切感じませんでした。
日本人を見下してるんかな、なんて本を読んで思ってましたが、そんな雰囲気は微塵も感じませんでした。でも日本語、ほとんどできないんですね。なぜなのかな。ちょっと訊けなかった。
いま考えると、写真を撮影して、ここにアップすりゃよかったですね。でも話がパンパンだったんで、彼も僕も、あとの用事がつかえてしまい、失念してしまいました。
そういえば、マル激で大物ゲストを招いたときも、そうするべきなのに、いつも忘れています。今度から気を付けますね。もちろん、肖像権もあるので、相手の方の了解をとりつけてからですけれどもね。
http://www.miyadai.com/index.php?itemid=29
カプチャンてかわいい名前ね
>でも日本語、ほとんどできないんですね。なぜなのかな。ちょっと訊けなかった。
これだけで十分傲慢ですよ。日本に何十年といながら日本語がしゃべれず(英語ができるのは当たり前。オランダ語と英語は標準語と東北弁ぐらいの違い)
にもかかわらず日本社会を批判し続けてきたのだから。日本語文献も読めないやつの日本批判?
批判じゃなくて分析だろ。
エニグマの最後に膨大な量の日本文献が参考文献として載っていたので、読みはできるのだろう。
まあ、日本の院生とかでも、「外国語の文献は読めるけど、書くとなると」というのは多いと思う。
ウォルフレン最高。
269 :
さまよわない:04/03/24 03:45
翻訳エニグマしかよんでないけど、愛想のないのは
先のサッカーの監督とおなじ原因?と、疑ってみるが
「厳密な観測者たらん」というのもちょっと?
でも、店頭で拒絶反応のでる「こうすればいいですよ的」タイトルは
故意と確信。勉強になりました。
270 :
名無しさん@社会人:04/05/23 01:40
ウォルフレン様、わたしの回避性人格障害を治してください
271 :
名無しさん@社会人:04/06/24 02:56
日本の<システム>を正確に評価するうえで重大な妨げになるのは、太平洋
戦争敗戦の天地がひっくり返るほどの大ショックと連合国軍総司令部の管理と指導に
助けられて、日本敗戦の直前までの過去とはっきり決別した新しい日本が誕生した
という、今もなおひじょうに一般化している見方である。この見解によれば、一九四五年
の数年後に出現した社会は、以前と異なる統治の原理に委ねられ、またその原理に
みずからを委ねた人びとによって指導されるようになった。日本の伝統的な政治文化は、
もちろん影響力を残していると考えるべきであるが、大変身を遂げたと見られたのである。
272 :
名無しさん@社会人:04/06/24 21:37
273 :
名無しさん@社会人:04/06/24 22:09
電信教ってホントにあったの?
274 :
名無しさん@社会人:04/06/29 23:00
non sense
full attack
276 :
名無しさん@社会人:04/07/01 13:42
ウォルフレンさんは境界例でしょうか?
「人間を幸福にしない〜」を読んだけど
なんだこりゃ??ってレベルだった
ほんとにこんな本が一時期ブームになったんか
漏れが見たところ、本の半分くらいは毎日新聞記者の
アジ演説が混じってるな・・・
( ´,_ゝ`)プッ
279 :
名無しさん@社会人:04/08/22 03:33
新刊でないかな。内政についての本はもう3年もご無沙汰だ。
そういえばそうだね。ひょっとして、本人もあきらめムードなのか
な?
281 :
名無しさん@社会人:04/08/25 02:16
age
282 :
名無しさん@社会人:04/08/25 02:18
やけっぱちになって呑んだくれているウォルフレン。
283 :
名無しさん@社会人:04/09/25 13:16:41
284 :
名無しさん@社会人:04/10/05 12:43:37
ウォルフレンの分析は、かなり鋭く日本の暗部をえぐるものが多いけど、
まったく的外れなものも少なくない。
彼が参照している資料には日本の学者や評論家のものが多いけど、
たとえば「なぜ日本人は日本を愛せないのか(1998/3/25)」の95頁には
もう一人、最近注目を浴びるようになり、こうした問題をよく論じて
いる評論家に佐伯啓思がいる。市民という立場(シチズンシップ)そ
のものが、彼には問題に思えるらしい。それは、彼が明らかに、市民
というのはいつも何かしら権威に反逆ばかりしている連中だと、信じ
込んでいるせいである。
というものがある。
おそらく、佐伯啓思の「「市民」とは誰か――戦後民主主義を問いなおす」
あたりを読み、そう思ったのだろうが、佐伯の本来の論説は
「人間は進歩してきたのか」「成長経済の終焉」といった日本も含めた
歴史構造分析的なトーンが本来であり、ウォルフレンの佐伯に対する印象
は表層的であることはなはだしい。
作品に年代の前後があるとはいえ、佐伯の著作は前編ほぼ同じトーンで
貫かれているから、彼の一部の印象で自著に都合の良い批判としている
としか思えない。
ここで批判されている丸山に対する的外れな分析も同様だ。
いい論客なんだけど、注意して読まないと足元をすくわれる。
285 :
名無しさん@社会人:04/10/09 00:27:25
なんか自己に都合のいい資料だけ集めて分析と称している気はするね。
それ以前にヨーロッパが完全に近代化された世界と信じている時点で痛いわけだが。
∧_∧
( ´∀`)
( )
| | |
(__)_)
287 :
名無しさん@社会人:04/10/22 07:02:26
ウォルフレンをまだ一冊も読んでいないのですが、書評等で興味をもちました。
日本の権力構造についての本で、これを最初に読んどけ!ってのはありますか?
一応、目をつけているのが、「日本/権力構造の謎」
「人間を幸福にしない日本というシステム」なんですけど
どっちでもいいと思うけど、どちらかといえば「人間を幸福にしない
日本というシステム」の方がお手軽かな。権力構造の方は量が多いか
ら。
>>288 サンクス、じゃあまず、それ読んでみます。
良かったら違うのも読んでみようか
ウォルフレンは片手が不自由な身体障害者で
学歴は高卒レベルのオランダ人である。
祖国のオランダでは、完全な負け組で底辺の人間だ。
ヒッチハイクで世界を放浪しているうちに日本にたどりついた。
白人というだけで日本人から敬意を持たれ
学歴がなくても英語教師などで食べていける日本は
彼にとって、居心地のよい国であった。
オランダの新聞から日本特派員の仕事をまかされ
一時は外国人記者クラブの代表を務めた事もあった。
日本に滞在する欧米人のコミュニティにひたることで
彼個人の身体や学歴などの劣等感は癒された。
日本人を見下しながら、何十年も日本に住み着き
日本語もいっさい話さず、覚える気すらない。
西欧人は日本人に比べて、すべてが近代的で先進的なのである。
アメリカの新聞に掲載されたウォルフレンの
「日本権力構造の謎」についての書評がおもしろい。
「これだけ徹底的に批判している嫌いな国に
なぜ何十年も住んでいるのか不思議だ」と。
たしかに批判というか、内容はすべて日本の悪口だらけ
逆に西欧社会の批判はいっさいしないね。
それをやると自分のアイデンティティが崩れるからね。
ブッシュ批判は日本叩きが下火になったからやってるんだろ。
テニス好きからサッカー好きに豹変した村上龍と同じで、商売のため。
292 :
名無しさん@社会人:04/10/26 15:45:33
>>283 新刊を読んだ感想だけど、ウォルフレンは台湾独立反対派みたいだな……
ウォルフレンは台湾は中国に統一されるべきだと、ほのめかしている
親中国の反台湾主義者なんだな……ってのが本を読んだ感想だ。
そんなに中国が好きならウォルフレンは、日本から中国にどうして移住
しないのか俺には理解できないね。
293 :
名無しさん@社会人:04/10/26 17:47:01
これからはベンジャミン・フルフォードの時代ですよ
彼はウォルフレンと違って日本語ペラペラだし日本のことも第二の故郷と考えているそうだ。
お前らは当然チェックしているよな?
>>292 そんな着に桑名奴いる日本から飛び出そうとしないお前も
理解しがたいね。
>>290 ウォルフレンは、日本が嫌いなんじゃなくて、
日本が好きだから日本のいびつな権力構造を批判しているんだよ…。
全く。
297 :
名無しさん@社会人:04/11/04 07:17:32
age
298 :
名無しさん@社会人:04/11/30 17:59:07
しかし大半の日本人が官僚支配を把握していないで
総理大臣が国の舵を取っているみたいな単純な認識しかもってないのは哀しいな。
小泉信者とか石原信者に限っては日本が大統領制みたいな認識をしている。
新聞やテレビで、そういうかんじんな事をちゃんと報道しないからね。
記者クラブのおかげでいまだに官僚支配が続いているよ。
300 :
名無しさん@社会人:04/12/01 07:30:44
中国の官僚支配も記者クラブのせいなお
301 :
名無しさん@社会人:04/12/01 15:23:53
でも、日本のシステムがいびつでも、
世界の多くの国に比べれば、よっぽどうまく回ってるじゃないですか。
と、のんきに構えていた時代もありました。
303 :
名無しさん@社会人:04/12/01 18:35:43
http://news5.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1074944983/ 84 名無しさん@4周年 sage New! 04/01/25 01:08 ID:2HnE0ypX
愚痴ばかりを書くのはいいが 納付率低下の最大の理由は
「自治体が金の為の違法行為をしなくなった」 だぞ。
86 名無しさん@4周年 New! 04/01/25 01:10 ID:HXfKCq1Z
>悪名高き免除制度の改正
違うよ、それ。
2001年までの免除の申請書類なんて、仮病とありもしない負債を書いた捏造書類じゃないか。
嘘つきが、得する制度なんて絶対に許したらダメだぞ。 今の免除制度の方が公平だよ。
93 名無しさん@4周年 sage New! 04/01/25 01:14 ID:2HnE0ypX
よくご存知ですね。
申請書自体地方自治体職員の作成
理由書の理由は病気、学費、仕送りなど何でもあり。
家のローンや運転資金は考慮されないのですがまれにそれでも通った。
こんな馬鹿な制度なのも自治体の予算の都合でもあった。
95 名無しさん@4周年 New! 04/01/25 01:17 ID:HXfKCq1Z
自治体が1990年代にやった不正行為。
納付拒否者のために免除申請を捏造。国から交付金をだまし取る。
これによって、納付率が80%を越えていた。
毎日新聞はこのことをちゃんと取材汁!
97 名無しさん@4周年 sage New! 04/01/25 01:26 ID:2HnE0ypX
マスコミは正しいとお思いか? マスコミなどいつでも政治家や役人の道具に過ぎない。
一連の年金バッシングは財務省と生命保険会社のコラボレーションだと皮肉る声も上がるほど。
互いの利権が絡み合えば真実は間単に隠蔽されるもの。 今の報道が何を意味しているか?
よく考えて行動されよ。 崩壊するのであればギリギリまで情報統制はしけます。
真実はいつも闇の中
304 :
名無しさん@社会人:04/12/01 18:36:42
>>303 【年金】社会保険庁、国民年金保険料の地域団体徴収を復活へ
http://news13.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1087692898/ 176 名無しさん@5周年 真偽 New! 04/06/20 20:05 ID:V2sOkg1v
払えない人を含んだ数字だからね。 支払能力のある人間で未払い者の%を出さないとその数字には何の意味も持たない。
ちなみに市町村がやってた時はよかったと評するが 実は・・・
免○申請書偽×
加入対象者の適用除○
など数々の隠ぺい工作が自治体の手によって行われた。
それも社会保険庁から交付される事務費とは別(市町村年金職員の給料や事務費も実は・・・)の
資金交付を増やすためである。 あなたの街に年金還元だとか書かれた建物ないですか?
216 名無しさん@5周年 New! 04/06/21 09:25 ID:HjuV4oCW
実はかつては偽造申請(でいいのかな?)の免除者にまで「徴収業務への協力」金が社会保険庁から報奨金として支給されていた。
てな訳で、町内会の活用が可能だった(らしい?)。 まぁ、今は免除を希望しても大半は所得超過で却下。もうだめぽ・・・。
>>1が実現したら、自治会で殺しあいが始まるよ。昔は国民年金を払いたくな い人はみんな自治体が免除にしてやった。
納付ゼロ円の免除者でも協力金が もらえた(らしい?)。 それもこれも社会保険庁が裏で自治体に強制的に指示していたこと(らしい?)。
とりあえず、01年から02年にかけて納付率が大幅に低下した○森県あたりを 徹底的に調査すれば、ダーティーな社会保険庁の闇が
もっと明るみに出るよ。
305 :
名無しさん@社会人:04/12/02 18:58:12
日本のメディアでまともなことを書いているのは、週刊ポストのみ。
大新聞社は政府び自民党の御用新聞である。
本来信じるに足りる週刊ポストを馬鹿にして、
大新聞を有難がるアホな国民が多いから、
政治の腐敗が隠され、温存されてしまうのだ。
306 :
名無しさん@社会人:04/12/03 02:40:01
ウヲルフレンにはアメリカ権力構造のなぞを書いてもらわないと
一回なんで書かないのか聞いてみようかな?って接点ないけど
あとあの人日本語しゃべれないの?
307 :
名無しさん@社会人:04/12/04 17:00:51
プレジデントでブッシュはお飾り大統領でvsゴアの選挙で共和党がインチキしたってのは読んだ事がある。
308 :
名無しさん@社会人:04/12/04 22:31:38
ウォルフレンさんアメリカ批判してないかなあ
309 :
名無しさん@社会人:04/12/05 18:54:20
今や中学生の公民の教科書でも「行政の肥大」「官僚主義」「天下り」
なんて言葉が踊るようになっているが、これはウォルフレンの影響大だな。
311 :
名無しさん@社会人:04/12/07 19:31:24
一番初めの魚の著作で説明責任と訳させたことが始まりであって、
その訳は官僚の仕業ではないぞ
313 :
名無しさん@社会人:04/12/18 11:20:45
マスコミは汚職などの問題を「政官業癒着」ではなく「政治とカネ」とすることで
システムの批判を個人モラルの問題に摩り替えている。
たしかに相変らず日本のマスコミは、構造的な汚職構造を個人的な汚
職と混同して報道しているよね。
315 :
名無しさん@社会人:04/12/19 16:08:36
>>314 ほんとそう思うね
個々の事象の奥にある本質に切込む知性を感じさせないんだよね
チェック&バランス思考というか監査における内部統制とか、
オープンな社会を設計するっていう考えが日本人はまだ咀嚼できてない
316 :
名無しさん@社会人:04/12/22 05:00:05
ウォルフレン最高。
317 :
名無しさん@社会人:04/12/22 13:47:24
ウォルフレンは著書の中で、自身を丸山真男・吉野作造らの系譜においていることを表明している。
ウォルフレンと丸山を読み比べると、丸山は終戦時点で天皇制という無責任の体系の理論を(『現代政治の思想と行動』)、
ウォルフレンは60年以降の日本の権力構造の、権力中枢の不在と、並列する権力団体を、実例で網羅を(『日本/権力構造の謎』)している。
つまりウォルフレンの仕事は、丸山の仕事の補完をしている。
ウォルフレンがやっていて、丸山にはできなかったことは、「無責任の体系」に対して、ふつうの「市民」はどう対抗できるか、という具体的提言だ。
丸山が仕事をしていた当時は、日本の「市民」はまだ未形成だった。50年経って、ようやく、「臣民」ではない「市民」が日本で形成されたから、
ウォルフレンは彼ら「市民」(階層的には中産階級)にどう行動することができるのか、の、提言をすることができた。それは日本政治史上大きな意味を持つ。
最近の日本の分析をした新刊が出ないのがさびしい・・・・。
319 :
名無しさん@社会人:04/12/22 22:19:08
ネタが尽きちゃったのかな。
320 :
名無しさん@社会人:04/12/22 22:38:41
日本の状況は質的に変化してないからな。
321 :
名無しさん@社会人:04/12/23 07:26:43
「日本の権力構造の謎」を読んでることが面接でばれたら
一流企業(特に財閥系)から内定もらえなくなりますよね?
322 :
名無しさん@社会人:04/12/25 08:08:17
このひと日本語できないんでしょ?
323 :
名無しさん@社会人:04/12/25 08:31:22
「これだけ徹底的に批判している嫌いな国に
なぜ何十年も住んでいるのか不思議だ」と。
でも、これってあるよね。結局、彼は日本人は好きなのだが、日本人に
重圧を与えているシステムを嫌悪しているってこと。
中国人文化ガ好き、中国人が好きでも中国共産党の施策が嫌いという
日本人がいるのと同じだと。
324 :
名無しさん@社会人:04/12/25 08:35:04
日本の大マスコミが管理者グループの広報担当として、安閑といられるのは
日本語が日本でしか通用しない孤立語で、かつ大半の日本人が日本語しか
実用できないから。
そこで、日本の場合には、英語を習得し、衛星放送や英字紙・雑誌から
グローバルな情報を日本のマスコミのフィルタにかからず、ダイレクトに
入手できることが決定的に重要と感じる。
325 :
名無しさん@社会人:04/12/25 21:09:38
「日本の権力構造の謎」を読んでることが面接でばれたら
一流企業(特に財閥系)から内定もらえなくなりますよね?
326 :
名無しさん@社会人:04/12/26 01:35:55
>>325 おそらくもらえないでしょう。日本という社会は、リベラルな生き方を望む個人にとっては最悪の社会です。
それは社会状況がそうだというのではなく、日本人それぞれの個人自体の意識が反リベラル的に洗脳されていて、
彼らが集団生活を営む場においては徹頭徹尾リベラルなものを排除しようとする行動傾向を示すからです。
327 :
名無しさん@社会人:04/12/26 13:20:13
そうそう、日本って欧米とその点が全然違う。
ブッシュが吹き荒れるアメリカでも25パーセント自己を
はっきりとリベラルと認識。欧州は社民とあわせて半数以上でしょう。
その差が対イラク政策の差となって表れてきている一因でしょう。
まあ、せいぜい、日本では数パーセントかな。
むかし、さきがけっていうミニ政党があったけど、あれがリベラル系かな。
でも消滅しちまったし。活動家では弁護士グループのオンブズマンか。
で、実際には、なんと日本の場合、日本共産党が本来、リベラル層が
担うはずの役割も兼ねてるんだな。
日本共産党の表の主張や活動はリベラルなものが中心でしょ。
328 :
名無しさん@社会人:04/12/26 13:29:28
よって、結論的には
日本は西欧と違って、リベラル市民層がいないから
危機煽りをうまく操るだけで、この慢性不況と相まって比較的簡単に
管理先行強権体制を作ることができるでしょう。
そのリトマス紙が実は例の自衛隊宿舎チラシ配布事件。
とりあえず、1審では、まともな判決がでたけど、控訴だからね。
一昨日には共産党の活動家もチラシ配布で逮捕されてる。
でも、実はオウムに対する微罪逮捕(今回と同じ住居不法侵入)が続出した時に、
リベラルな刑法、刑訴法学者はきちんと批判したけど、殆ど無視された。
そのツケが今回、来たわけよ。
329 :
名無しさん@社会人:04/12/26 14:38:12
反リベラル的な洗脳なんてないでしょ。
むしろ洗脳がたりないんだよ。頭の中江戸庶民のままだもの。
というのはリベラル、いやより敷衍すればそもそもイデオロギー
こそむしろ「洗脳」的なのであってさ。
だってそうだろう。イデオロギー的に「正しい」ことを貫徹しようとすると
往々にして俗情に反する場面がある。
このとき、感情を否定して正しさの貫徹を選択するのは人間の自然状態じゃ
ないわけで、なんらかの「装置」が必要だろう。その装置は多くの場合宗教的情熱。
もちろん宗教的情熱なんてなくても十分賢ければ必要十分だが、
多くの人はそんなに賢くないからね。
日本は事実上リベラルな社会だし、リベラルを享受してない奴なんていないよ。
ただ、「リベラル」が欧米みたいに宗教性を帯びたイデオロギーになってないだけ。
そしてその有り難味とそれが成立する必要条件が理解されてないだけ。
日本には自分の感情を否定する、俗情に抗う契機がないんだよ。
感情的にすっきりすることと「正しい」ことを取り違える、後先考えない奴ばっかり。
330 :
名無しさん@社会人:04/12/29 00:55:13
何十年も日本に住んでて
日本語がまったく話せない、読めない高卒のアホ外人がウォルフレン。
こいつの本をありがたがってるのは
キチガイの筑紫ぐらいだよw
331 :
名無しさん@社会人:04/12/29 01:28:35
日本は庶民のリベラル層は壊滅状態だがインテリ層は逆にリベラルが多い。
吉野作造、福沢諭吉、長谷川如是閑、丸山真男。ウォルフレンはこれらの系譜を受け継いだといえる。
政治学とか、憲法学とかの学者は皆リベラルなのに対して、まともな右翼・保守の学者は皆無。
社会統治のための学問である政治学や憲法学の学者がリベラルでしめられているということは、
リベラルこそが、日本社会の指導理念ということではないでしょうか。
332 :
名無しさん@社会人:04/12/29 01:47:29
ウォルフレンは、「反ユダヤ主義者」の
レッテルを貼られたからもうダメポ
???
334 :
名無しさん@社会人:04/12/29 22:49:12
つうか、政治学や憲法学事態が元々西欧からの輸入だし、
今もその輸入が日本の学者の仕事の大半でしょ。
そういう意味で西欧本流=リベラルの影響下にあるだけでしょ。
庶民は西欧型で社民・労組がリベラル勢力の代行をしてたわけ。
ただ、社会党・社民党が実質、崩壊して日本の社民勢力は消滅の
危機ですが、それは同時に、代行していた日本のリベラル勢力の
消滅も意味してます。
残りはも共産党系勢力によるリベラル代行だけでしょ。
だけど、力が小さすぎ。
335 :
名無しさん@社会人:04/12/30 01:42:38
ウォルフレンにぜひ、
現在のオランダにおける、キリスト教徒とイスラム教徒の
報復合戦について、述べてもらいたい。
日本やアメリカの悪口は、言えても
ヨーロッパの悪口はいえないんだろーな。
336 :
名無しさん@社会人:04/12/30 01:43:06
ウォルフレンにぜひ、
現在のオランダにおける、キリスト教徒とイスラム教徒の
報復合戦について、述べてもらいたい。
日本やアメリカの悪口は、言えても
ヨーロッパの悪口はいえないんだろーな。
337 :
名無しさん@社会人:04/12/30 01:44:12
ウォルフレンにぜひ、
現在のオランダにおける、キリスト教徒とイスラム教徒の
報復合戦について、述べてもらいたい。
日本やアメリカの悪口は、言えても
ヨーロッパの悪口はいえないんだろーな。
338 :
名無しさん@社会人:05/01/01 23:07:34
日本の「おれおれ詐欺」の背景には、市民生活に「アングラマネー」が介在すると
いう問題があると思います。交通事故の処理、個人破産など、小規模な民事係争をリー
ガル・システムが解決してくれないために、脅迫まがいの「示談」や「取り立て」が
横行し、そこに犯罪集団がからんで「現金」が動くのです。こうした文化が「急いで
キャッシュが必要だ」という「孫の切迫感」を信じてしまうことにつながっているよ
うに思います。
339 :
名無しさん@社会人:05/01/02 01:05:28
<<338
題名との関係は少ししかないけど、日本社会を市民の観点
から分析しているという点ではこのスレ最良の意見を読ん
だような気がする(苦笑)。打つべき手を提示していると
がイイ。打つべき手まで述べる人ってレアなんだよね。
340 :
名無しさん@社会人:05/01/04 21:16:05
>290
ウォルフ連に対する根底的な批判だね。
右のルサンチマン 西洋コンプ男が西尾幹二なら左の代表がこいつだな。
『人間を幸福にしない日本というシステム』、再読完了。
なんというか、彼が指摘している「政治化された社会」の実相は
おそらくほとんどまったく変わっていないな、と感じた。
一番古い訳のもので1994年に出たんでしょ、これ?
他にも論点はたくさんあるわけだけど、私の立場的には
○市民の政治的無能力 ← (企業の統制などによる)構造的抑圧
○極端な会社主義 ← 就職活動とか、毎日の仕事を通して実感
○見捨てられた家庭 ← 日常目にする多くの報道などが実証
が特に興味深かったし、また当を得ていると思った。
当を得ているだけじゃなくて、その程度は多分もっとひどくなってるだろう…。
…つくづく救いがなくて疲れるね、この本。
若い人ほど、こういう本を読むのはつらいだろうね。希望が無くなる
し・・・。
この人の本の中で、個人的には、記者クラブの問題が非常に重要だと
思った。テレビや大手新聞では、記者クラブの問題はまず取り上げら
れないからね。
343 :
名無しさん@社会人:05/01/12 17:46:46
>>342 いや、絶望あってこその希望。とすれば、人生の早いうちに経験しておいたほうがいい。
十代半ば(14〜16歳くらい)に読むのがベター。その後、絶望を経て真に強い希望に至ればOK。
(芯の弱いタイプには向かないだろうけれどね。)
344 :
名無しさん@社会人:05/01/18 20:46:49
鮎川義介age
「ウォルフレンを読む」なんて本もあったね。
347 :
名無しさん@社会人:05/02/05 19:45:38
ウォルフレンの新刊でたー
「世界が日本を認める日―もうアメリカの「属国」でいる必要はない」PHP研究所
今回は久々に日本をテーマにかと思ったら中身は意外と国際的な話だった。
日本の内政に関してはあまり触れていない。ここまできたら政権交代とか大きな動きが
あるまであまり書かないつもりかな。政権交代も現実味を帯びてきたし
もっとも日本のことはもう書きすぎるくらいたくさん書いてるけどやっぱりウォルフレン
には日本のことをたくさん書いてほしい。
348 :
名無しさん@社会人:05/02/05 21:25:55
349 :
名無しさん@社会人:05/02/09 00:44:43
ウォルフレンは日本を変えるために私たちができることとして、まず日本という国がどういう権力のメカニズムで作動しているか、それを知ることからはじめましょうと言っている(『システム』、秩序、タテマエ、官僚独裁国家、世界にあって世界に属さず、・・・)。
それには、とりあえずウォルフレンの著作を読んでみるのが近道だ。ウォルフレンを読むという孤独に耐え忍び、ウォルフレンという眼鏡をかけて世間をシニカルな視線で眺める平日がたまらなく楽しい今日この頃である。
350 :
名無しさん@社会人:05/02/21 12:35:14
「政治化」概念
ウォルフレン氏は数々の概念(システム、アドミニストレーター、説明責任など)で
日本社会を説明したがその中の一つとして重要な「政治化」概念が挙げられる。
ウォルフレン自身の言葉で言うと「政治」とは結局「社会の統治に影響を与えるもの
全てを指す」。「政治」のやり方に口を挟む事や変えさせる事、止めさせる事も「政治」。
従って「政治」は既存の権力構造を規定すると同時に既存の権力構造が規定する
「政治」の在り様をかき乱す危険性を常に孕んでいるという。これは「政治」が本質的・宿命的に持つパラドクスであり、ジレンマだと思う。彼の主張でいくと日本の権力者は歴史的に
社会組織全体を既存の権力構造の防護手段若しくは従属物に作り変える(つまりは支配
する)事で既存の「政治」の在り様を永く防御してきた事になる。そうした社会のいわば
“権力の道具化”を彼は簡潔に社会の「政治化」と表現している。
またこれと正反対の社会現象も彼は指摘している。
それが「政治の非政治化」だ。私は狭義にこれを「国会の非政治化」と解釈している。
彼の主著「日本・権力構造の謎」12章の最後に印象深い一節があるので引用すると----
政治体系を非政治化できるという考えは、いうまでもなく幻想である。本来、権力
が何らかの役割を果たして成立している仕組みや社会的過程には政治的な意味がないと
いうふりをする事は、問題の本質をぼかしてしまう事である。そのため、普通、政治的
な領域の外におかれているはずの生活の多くの分野が、逆に大いに政治化されてしまう
のだ。<システム>はあまりに非政治化されていくので、西洋なら政治と見なされる
ものがしだいに減っていくと言ってもよい。しかし、まさしくこれゆえに、全てを含む
<システム>は著しく政治的なのである
16年前の主著発表時この日本分析は正しかったし、今でもなお正しいと思う。
新刊が出てますね。
353 :
名無しさん@社会人:05/03/01 23:37:49
ウォルの論文を批判するのに低学歴とか外国人とか理論以外の部分に文句をつける奴は最悪
論理に対しては論理を以て反論してください
354 :
名無しさん@社会人:05/03/02 08:33:41
最悪じゃないよ
身体障害者で本国でドロップアウトした白人で
日本に30年以上いながら日本語ができない
にもかかわらず日本社会批判をえんえんとつづける
これはオリエンタリズムやポスコロの問題でもある
ヨーロッパ留学から泣いて返ってきて国粋主義者になった西尾感じと間逆の構造なのさ
355 :
名無しさん@社会人:05/03/02 08:36:07
ふたりともコンプが原動力なわけ
356 :
名無しさん@社会人:05/03/02 08:55:07
だから人格批判やめなよ
彼の主張のどのへんが誤って居るのか具体的に指摘して見たら?
357 :
名無しさん@社会人:05/03/02 09:17:45
アインシュタイン、マルクス、フロイドはユダヤ人で「こいつらコンプが原動力だから」とは言えるかもしれんし、仮にそれが事実だったとしても、それと理論の妥当性とは別の問題だろ
正しい指摘なら誰が言っても正しい
ウォルは西洋社会との比較を通して日本社会の《システム》の異質さを指摘したわけで、しかもその《システム》の完成は戦中の総動員体制に起源を持つと言って居るわけだ。
いやそうではないと言うなら根拠を示して反論すれば良いだけだろ?
そこで人格攻撃するのはウォルの指摘が事実だからじゃないの?
358 :
名無しさん@社会人:05/03/02 10:55:58
ウォルフレンは片手が不自由な身体障害者で
学歴は高卒レベルのオランダ人である。
祖国のオランダでは、完全な負け組で底辺の人間だ。
ヒッチハイクで世界を放浪しているうちに日本にたどりついた。
白人というだけで日本人から敬意を持たれ
学歴がなくても英語教師などで食べていける日本は
彼にとって、居心地のよい国であった。
オランダの新聞から日本特派員の仕事をまかされ
一時は外国人記者クラブの代表を務めた事もあった。
日本に滞在する欧米人のコミュニティにひたることで
彼個人の身体や学歴などの劣等感は癒された。
日本人を見下しながら、何十年も日本に住み着き
日本語もいっさい話さず、覚える気すらない。
西欧人は日本人に比べて、すべてが近代的で先進的なのである。
アメリカの新聞に掲載されたウォルフレンの
「日本権力構造の謎」についての書評がおもしろい。
「これだけ徹底的に批判している嫌いな国に
なぜ何十年も住んでいるのか不思議だ」と。
359 :
名無しさん@社会人:05/03/02 11:33:00
白人コンプは日本人の問題だろ
また日本的な枠組みパラダイムをもって「外人」であるウォルを高卒=負け組扱いする事自体まさにウォルの批判するシステムと同一化し、それ以外の視点を持てない人間特有の物の見方であり
360 :
名無しさん@社会人:05/03/02 11:46:49
そもそもウォルは総動員体制それ自体を完全否定して居るわけではなく、日本の戦後復興に多大な貢献をした事を積極的に認めて居る訳だ。
もはや戦後では無くどの国とも戦争して居る訳でも無いのにも関わらず戦時体制だけ残っちゃっており、にも拘らず市民の側からこのシステムを変革するような動きが生まれ得ないのも「伝統的」な日本の統治システムに淵源があると指摘して居る
361 :
名無しさん@社会人:05/03/02 14:45:02
ウォルのような批判は一種の植民地主義にすぎない
この点に自覚的な日本社会批判者はダクラス・ラミスのみ
ラミス>>>>>>>>>>。>>ウォル
腹立たしいのは高卒障害者のウォルが手前を吉野作ぞうや丸山の後継者であるかのように
ふるまっている点
362 :
名無しさん@社会人:05/03/02 20:59:18
著者の身体的特徴を引き合いに出した個人攻撃で
心理的優越感に耽るのは下種の卑しい自己満足。断固無視すべき。
そもそもウォルフレンの身辺を探ってこれに類した誹謗中傷を
バラ撒いたのはもちろん日本政府、日米メディア、ジャパンロビースト。
最初のきっかけとなったのは1988年フォーリン・アフェアーズに
掲載された『ジャパン・プロブレム』という政治問題化した論文だ。
この論文のせいで彼は日本政府から長期間監視される事となった。
彼自身が幾つかの雑誌で告白していたのを読んだことがある。
一般には全く知られなかった深刻な筆禍事件といえる。
それとは別に公的には日本とオランダの両政府機関からも
彼に対する抗議が起こされたという話だ。
両国関係に悪影響をもたらす有害な論文との悪評だったらしい。
そしてこの時巻き起こった激しいウォルフレン批判に答えるべく
満を持して発表されたのが“ENIGMA OF JAPANESE POWER”。
彼は日本批判のつもりでこの著作を発表したのではなく
日本の(不当な)権力行使のされ方を分析したのだと言っていた。
だからその意味を思想そのものから充分くみ取ろうとしない
悪意ある批評家には何を言っても無駄というもの。
363 :
名無しさん@社会人:05/03/02 21:49:55
>著者の身体的特徴を引き合いに出した個人攻撃で
心理的優越感に耽るのは下種の卑しい自己満足。
身体的「特徴」に由来する劣等感を補償するために「遅れた東洋社会」を研究対象に選び
心理的優越感に浸るフォルの卑しい自己満足(30年日本に暮らしながら日本語の読み書き
がまったくできずに「日本社会の構造」を論ずる傲慢さ)こそが問題とされないといけない
ウォルは落伍者であるがゆえにそのオリエンタリズムは揺るぎがたく強固なものになっているl
日本社会はウォルの傷ついた自我修復の材料として使われている。この点で西尾幹二
のような国粋主義者と同じ構図が見られる。ウォルがリベラリズムを掲げているから
多くの人がそれに幻惑されているが、その本質は卑屈で小心で無学な白人で事実上の人種主義者である
364 :
名無しさん@社会人:05/03/02 22:42:25
↑卑屈で無学で小心なのはお前だろ
高卒で身体に不自由がある人物でも大学教授として迎えるオランダは日本と大違いだね。
>>365 実に。
日本だと…障害者でも場合によっては大丈夫だろうが
高卒でアカポスとなるとかなり厳しいものがあるだろう。
よほどの実務家じゃないと
それ抜かしても、社会的な意識の違いも大きいよな。
367 :
名無しさん@社会人:05/03/03 09:34:53
>365
出たね、西洋に比べて日本は・・・論者
バカ
368 :
名無しさん@社会人:05/03/03 11:35:23
↑何故馬鹿なのか根拠を示せない大馬鹿
369 :
名無しさん@社会人:05/03/03 11:54:51
「身障者」だから「外国人だから」と言う理由で研究が無視されるような国で学術研究が発展する訳がない
まさにナチスばりの偏狭さである
立派な業績を残しても外国人だから身障者だからという事で言論が闇に葬られるならホーキングもアインシュタインも生まれる訳が無く
実際利根川先生のように偉大な研究者であればあるほど日本から逃げ出して業績を認められた場合が多い。
よく学術の世界は欧米中心主義だとか英語で論文を発表せねばならない分非英語圏は不利だという声があるがその原因は日本の学術界の閉鎖性にあるのである
やべ、就職できね。
ウォに影響されすぎて保守的な価値観やノンポリ特有のロマンティシズムみたいなものが
全く受け入れられなくなってしまった・・・
日本の企業では(企業に限った事では無いが)そういうのを好んで
リベラリズムや体制批判に直結するようなリアリズムは徹頭徹尾排除して爪弾きにするんだよね。
371 :
名無しさん@社会人:05/03/04 00:20:01
>「身障者」だから「外国人だから」と言う理由で研究が無視されるような国で学術研究が発展する訳がない
それはどこの国?北朝鮮?まさかわが国だというんじゃないだろうね(藁)
君は頭に「障害」でもあるみたいだね。
372 :
名無しさん@社会人:05/03/04 00:22:45
北朝鮮と日本の違いは経済力だけ。
373 :
なぜフォルは偽物か:05/03/04 01:12:59
「私の国はあなたの国より優れている」というのは馬鹿げた論法である。
日本にいる外国人が決まって書く種類の文章がある。
私はここ30年ほど日本の英文出版物を呼んでいるが、そのお決まりの形はほとんど変わっていない。その論調は次のようなものである。
「日本にはXという制度や習慣がある、日本人はみなそれはいいものだと思っている。しかし
私の国には(ヨーロッパにはあるいはアメリカには)そのような制度や習慣はない。私の国の人間はそのような制度や習慣はひどくいやなものと感じる。実際にそうだ。だから日本人もそれを悟り、そのような制度や習慣を捨てるべきである」
374 :
なぜフォルは偽物か:05/03/04 01:13:35
この文章の目的はもちろん、社会批判ではなく自己賛美である。極端な場合は、日本は大
嫌いだが、日本に住むのは大好きだという外国人まで出てくる。つまり、そういう外国人は、
自己賛美の機会がたっぷりあるのがうれしいから、自分たちの嫌っているところに住むのが
好きなのである。悪くするとこの種の考え方は単なる人種主義になりさがる。そしてこのよう
な愚かな人種主義に陥る人物は、これはきわめて言及しずらいことだが、本国での落伍者
であることが多い。本国において満たされなかった傷ついた自我の補償が、白人あるいは西
洋人としてこの極東の地に住み続けることによって得られるのである。なぜ30年間も住みな
がら日本語を覚えようともせず、執拗に日本社会批判を続けているのか、その隠された動機
が醜悪なものであるかぎり、いかに科学的な様相を纏っていようとも、腐ったものである。
375 :
名無しさん@社会人:05/03/04 04:46:18
学問上の議論に置いて問題となるのは論者の分析の正確性であり、分析者の性格(人格)は問題ではない。
理論を反駁出来ないからと言って土俵の外で見当違いの批判をするのは止めなさい
376 :
名無しさん@社会人:05/03/04 09:22:05
>>375 そう。
>学問上の議論
と前置きしているにもかかわらず、なぜか現実社会や日常など
学問と無関係な世界までその土俵を適用できると思い込んでしまった御仁
までいらっしゃるしな
∧_∧ ┌───────
◯( ´∀` )◯ < まったり革命!
\ / └───────
_/ __ \_
(_/ \_)
lll
しかしただけなせばいいってもんでもないだろ
379 :
名無しさん@社会人:05/03/05 09:21:59
カレル・ヴァン・ウォルフレン氏の“受難”というのは
偉大な政治的真理の探求者には避けられないだったのかも。
それにしても日本の反応は“政治的迫害”と言えるほどだね。
380 :
名無しさん@社会人:05/03/05 09:22:39
分析者の性格は関係あるんじゃないか?
だから学問と関係ない土俵であれこれ言う素人と
学問を深く追求する玄人の見分けがつきにくい時代なんだと思う。
「論者の性質を無視した理論」=「学問」というのは
ちょっと固すぎると思われ。
382 :
名無しさん@社会人:05/03/06 18:30:41
校内暴力、いじめ、登校拒否、学級崩壊。
日本の教育現場が抱えるこうした憂慮すべき事態は、
近年大きな議論の的になっており当然ながら問題は複雑である。
しかし私に言わせて見れば主な原因は明らかだ。
大きく分けて二つある。学校での現実と、卒業後に待っている先の見えた未来である。
カリキュラムの中身がまず問題だ。退屈で柔軟性が無い。
考える力を養うという教育本来の目的を、教育関係者は久しく忘れている。
その結果日本の子供たちは知識を詰め込まれているだけで殆ど教育されていない。
1950年代以降、日本の学校は「システム」の道具そのものと化した。
自分の頭を最大限に使える若者を育てる場ではなく実社会のヒエラルキーのどこかに
組み込まれていく人材をあらかじめ作っておく工場のごときものとなった。
日本の学校では何も教えない。選別するのみである。
そもそも文部省自体が産業の生産システムを支える社会管理体制の維持を何よりも願っている官僚機構の一部なのだ。
文部省の教育の何たるかを知らない、と責めてみても始まらない。彼らも政治権力の奴隷だ。
どの自治体でも建前上は教育委員会に自治権がある事になっている。
しかし、現実には財務省と自民党のいいなりにされているに等しい。
就職の際に出身校のレベルは確かにものをいう。しかし、諸外国では重視されるのは何を学んだかであり
学んだ事をどれだけ仕事に活かせるかという点である。
ところが日本では出身校がどこかだけが重視される。何よりも問題なのは、子供たちの才能や特別な知識は殆ど評価されない事である。
独学で何かを身につけたとしてもまず就職の際には役に立たない。
>>382 :名無しさん@社会人:05/03/06 18:30:41
>考える力を養うという教育本来の目的を、教育関係者は久しく忘れている。
日本人と英米人の違いは、日本語と英語の違いにより説明できる。
現実構文 (現在構文) による個人的な内容の違いは、事実誤認と考えられる。
個人的な考えの違いを表現するには、未来構文が必要である。が、日本語には未来構文はない。
だから、日本人は考える力を養うことが難しい。
>その結果日本の子供たちは知識を詰め込まれているだけで殆ど教育されていない。
知識は、現実構文の内容であるので、日本語による詰め込みが可能である。
>日本の学校では何も教えない。選別するのみである。
「上と見るか、下と見るか」は、日本人の判断の常である。
日本語には、階称 (言葉遣い) があるからである。
人びとは、格差の検出に忙しい。序列が確定すれば、それで事足れりとする。
これが現実構文オンリーの言語による知的活動の限界である。
You can read more at
http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
384 :
名無しさん@社会人:05/03/07 20:42:37
>日本語には、階称 (言葉遣い) があるからである。
人びとは、格差の検出に忙しい。序列が確定すれば、それで事足れりとする。
まったく馬鹿だな。英語は階級ごとに言語空間が違う。だから労働者は
タブロイドを読みタイムズは読まない。日本語では誰もが朝日を読売を読む
日本語は階級格差が存在しない世界でもめずらしい語なのだ
385 :
名無しさん@社会人:05/03/08 11:27:42
糞ウヨってカルトだから体制批判されると
正面から反論しないで脊髄レスで必死に論点逸らすんだよね。
政府与党はもはや糞ウヨの所属するカルト教団だな。
386 :
名無しさん@社会人:05/03/08 13:38:54
「人間を幸福にしない日本というシステム」
買って読んでみたいのですが、その価値はありますか?
サヨク全体主義を破壊せよ。
>>386 少しでも興味があるなら、価値あると思うけど。確か文庫本でもあっ
たでしょ。
389 :
名無しさん@社会人:05/03/10 06:32:24
390 :
名無しさん@社会人:2005/03/25(金) 00:19:59
最近はこの人日本ガンバレのナショナリストなんでしょ?
近著(読んでないけど)のタイトル見たらそんな感じだけど。
391 :
名無しさん@社会人:2005/04/03(日) 11:39:00
新日反米リベラル
392 :
名無しさん@社会人:2005/04/04(月) 21:58:11
今日の朝日新聞に原稿よせてた。たぶん連載?内容は最初から最後までブッシュ氏ねの連呼。
見苦しい。
本当に「ブッシュ死ねブッシュ死ねブッシュ・・・」と連呼していたなら読みたい。
394 :
名無しさん@社会人:2005/04/10(日) 10:42:49
この人、10年ほど前に
部落解放同盟に糾弾された事があるらしいですが、
どの本の内容が問題になったの?
それはいえない・でもとさつ
396 :
名無しさん@社会人:2005/04/19(火) 18:09:45
「日本/権力構造の謎」は篠原勝っていう訳者がよかったよな
簡潔でアカデミックに訳が出来ていた
篠原勝って有名な訳者なんですか
「人間を幸福にしない日本というシステム」は訳があまりよくないな
397 :
名無しさん@社会人:2005/04/23(土) 10:36:38
とさつ
の言葉を使っただけで糾弾かよ
398 :
名無しさん@社会人:2005/05/05(木) 11:29:40
悪の枢軸:サラ金・パチンコ・警察・銀行・マスコミ相関図
1)融資の流れ:
中小企業 預金者
↓ ↓ リーマソ・若者
貸し渋り・貸し剥がし 0.002% ...│─→利息28.8% → パチプー・フリーター
│ │ ..│ 主婦・中高年・老人
│───── │
↓↓ │
日本銀行 ─ゼロ金利─→銀行 ────── サラ金 → 闇金融 ─利息トイチ・トサン・トロク→ 不良債務者
↓ ( 在日韓国人 )
パチンコ店・メーカー
( 在日韓国人 )
2)資金の流れ:
( 在日韓国人 )
893 メーカー( 例:大手パチスロ機メーカーアルゼ顧問 前警視総監の前田健治 )
↑ ↑ │
債務者 → サラ金・闇金融・パチンコ店 (在日韓国人) → 北朝鮮(核開発) つながり
│ ↓ │
│ 天下り警察官僚─────────────────
膨大なCM
↓
テレビ局 ─サラ金不祥事報道規制 → 芸能人 ( 在日韓国人 )
399 :
名無しさん@社会人:2005/05/30(月) 16:50:17
『日本権力構造の謎』より
無責任の制度化
マッカーサー元帥が新憲法を日本国民に与えるまでの何十年もの間、誰が本質的な問題を
決定する権利を持つのか、不明確なままできた。天皇の周辺にいた長老政治家集団が体制
を機能させていた。しかし彼らは憲法や法的に定められた公的地位を有したわけではなく、
責任を負いもしなかった。
誰が実権を持っていたのだろうか?陸軍だろうか?枢密院?国会?内務省?外務省?だれ
の正統性が審判されなければならないのだろう?丸山真男は有名な一文でこう要約してい
る--------「だれか一人が決定の究極的な責任を負うとされないよう、不明確な責任の分担
が好まれた。明らかに天皇制国家の機構は、巨大な無責任体制を発達させる危険を本来的
に持っていた」。
明治時代やそれ以後の日本の権力者は、悪事や極端な悪政の責任を問われえなかった。こ
の伝統が日本にとって(他の国々にとっても)重大な危険をはらむことは、二〇世紀前半
に十分に示された。日本のアジア征服を許したうわべの公的権限は、日本の行動に実質的
な発言権のない天皇に在った。この時期の責任者をはっきりさせない決定が、アジアの
政治地図を変え、世界最大の工業国との戦争を開始させ、およそ三百万人の日本人と一千
万人から二千万人の外国人を死に追いやった。さらに、共産主義者の中国支配を実現し、
ヨーロッパ諸国のアジア植民地からの撤退が早まった。しかも、ここにあげたのは主要な
結果だけである。
400 :
名無しさん@社会人:2005/05/30(月) 16:51:26
最近、日中関係、日韓関係の悪化を見ていて日本国総理の靖国参拝の是非ばかりが
注目される。けれども靖国問題に目を向けるとA級戦犯合祀の問題に突き当たる。
さらにA級戦犯問題とは何かを考えると東京裁判において「侵略戦争の共同謀議」
を行った日本の中心的共犯者たちであるとして絞首刑、終身禁固刑の判決を受けた
日本の指導者たちである。中国・韓国はA級戦犯は“永久戦犯”と考えている
らしいが、日本では東京裁判の判決をサンフランシスコ講和条約で受け入れ、戦犯
免責要件を満たし、靖国合祀となった。従って日本では彼らは罪人でないと発言
した森岡政務官は正しいのだが、それでは国としての対外的な戦争責任まで自ら
免責した形となり、日本の戦争責任の所在をうやむやにしたことになってしまう。
東京裁判認定の、日本の「侵略戦争の共同謀議」の特に「共同謀議」というのは
事実誤認なのだが、そうすると東京裁判が否定されてパール的日本無罪論が戦争
正当化に持ち出される。日本の戦争責任は恒久的な無限責任と無責任の狭間にある。
当時ウォルフレンほどの政治的洞察力をもった指導者が連合国にいれば東京裁判の
判決は国内外でもっと公平なもっと納得のいくものになったかもしれない。
401 :
名無しさん@社会人:2005/06/09(木) 17:44:02
ウォルフレンと森永卓郎の対談本が出版されたよ。
なかなかおもしろい対談だったが読んだ?
402 :
名無しさん@社会人:2005/06/11(土) 09:05:56
403 :
名無しさん@社会人:2005/06/11(土) 19:38:31
>>401 読んだが最後の方の森永のアニメの話は理解できないって感じだったな。
ウォルフレンはゲームやアニメなどは産業の根底から支えるようにならない
ようなことを言っていたが、それを言うなら他の産業だって中国などに
同じ品質で安く作られたら同じなわけで基本的には同じ産業だ。
ただ森永のもののけ姫はビジネスでなく道だというのはわけがわからん。
404 :
名無しさん@社会人:2005/06/12(日) 09:37:19
森永って社会主義丸出しのデムパだろ。
森永さんは社会主義者なんて大層なもんじゃなくて
ただのご都合主義者。
なんとなく弱者の味方面したいだけなんでしょ。
金子勝みたいなサヨク電波は出てない。
406 :
名無しさん@社会人:2005/06/12(日) 12:25:21
>>403 森永との対談本を読んだときにウォルフレンって頭が固い奴だなって思った。
新しい事象について全く理解できていない。
407 :
名無しさん@社会人:2005/06/29(水) 17:10:46
o
408 :
名無しさん@社会人:2005/06/30(木) 00:43:05
金子勝は経済学やってても意味ねーから社会学に逝けよ。
社会学なら左巻きバリバリでも迷惑にならねーんだろ?
…で、ウォルフレンって誰?
409 :
考える名無しさん:2005/07/04(月) 14:39:49
ウォルフレン氏を知らない人がいたか。ブームは去ったし無理もないな。
とりあえず紹介文だけ載せておくか
●カレル・ヴァン・ウォルフレン Wolferen,Karel van
一九四一年オランダ生れ。十八歳より世界各国を巡り、八二〜八九年、オランダの「N
RCハンデルスブラッド」のアジア特派員。現在アムステルダム大学教授。 89年に『日
本/権力構造の謎』を出版し、国際的ベストセラーになる。
その他の著書に、人間を幸福にしない日本というシステム、なぜ日本人は日本を愛せな
いのか―この不幸な国の行方 、ウォルフレン教授のやさしい日本経済 、日本という国を
あなたのものにするために、ブッシュ/世界を壊した権力の真実 、支配者を支配せよ―選
挙/選挙後 、アメリカを幸福にし世界を不幸にする不条理な仕組み、怒れ!日本の中流階
級、アメリカからの“独立”が日本人を幸福にする、民は愚かに保て―日本/官僚、大新
聞の本音、快傑ウォルフレンの「日本ワイド劇場」、日本の知識人へ など多数。
http://society3.2ch.net/test/read.cgi/soc/1085141939/l100 ウォルフレンと市民革命
http://homepage3.nifty.com/katote/Wolfren.html
410 :
名無しさん@社会人:2005/07/04(月) 14:50:26
民間人も竹槍で武装wしてたし、戦争終わらせるために仕方なかったと
原爆を肯定してるのは如何かと思ったね。
411 :
名無しさん@社会人:2005/09/01(木) 19:05:50
官僚が意図していたかどうかは別として、この“財政硬直化打開”運動とそれに
続くやや控え目のキャンペーンは、大蔵省(現財務省)主計局を日本一強力な
政治的機関として確立すべくなされた努力であった。自民党の有力政治家(とく
に田中角栄)が主計局の特権をしだいに侵害しはじめていると感じたので、局
はこのような対策に出たのである。もしこのもくろみが成功していれば、財務
官僚が国の政策に新しい優先事項を自由に導入するようになっていたであろう。
現状では、日本の国家予算に新しく設定されたり意識して再確認された国家的
優先事項が反映されることはない。つまり、既存の優先事項を大幅に変えられ
る、中心的な政治的機関がないのである。『日本権力構造の謎(上)p.265』
この夏は突然の総選挙で予算をめぐっての政治折衝がなくなった。だから
従来の利益誘導型政治介入がないことになる。一部報道によると主計局で
厄介者扱いだった人物を小泉首相が選挙戦に担ぎ出したことで、なおさら
主計局は今仕事がやりやすい環境が整ったのではないのか、とも思う。
小泉首相が元大蔵族だったから財務省にこんな一石二鳥の事態を用意した
のだろうか?財務省の自由裁量で来年度予算をスリム化できるのだろうか?
今、ウォルフレン氏が日本を分析したら彼の言う責任中枢なき日本システム
で小泉首相や財務省主計局の権限はどのレベルに達しているのだろうか?
412 :
名無しさん@社会人:2005/09/01(木) 19:19:22
413 :
名無しさん@社会人:2005/09/01(木) 19:20:54
★★★ また韓国、意図的な、でっち上げ反日報道 ★★★
韓国大手テレビ局の8月15日の番組「旧日本軍731部隊による生体実験」が、実は真っ赤なウソ、中国映画の盗用でっち上げだった。
韓国のマスコミは反日番組で、この種のでっち上げ「歴史歪曲(わいきょく)」をよく行うが、今回の事件で 「日本糾弾ならウソも平気」 という腐敗体質が改めて確認された。
番組では実験の様子を「白黒の記録フィルム風」に紹介したが、視聴者から「映画の場面と同じだ」と抗議の声が上がり、悪質なでっち上げが露呈した。
この中国映画はカラー作品だが、テレビでは本物に見せかけて「白黒」に変えられており、意図的なでっち上げであることは明白。
日本の民主党(岡田党首)は、日本国内に数十万人もいる反日的な在日韓国・朝鮮人に、日本の選挙権を与え、民主党に投票させようと画策している。
在日韓国・朝鮮人の大部分は、戦後のドサクサで勝手に密入国した不法滞在者とその子孫だが、「強制連行された」とウソをつき、被害者のフリをして日本国内に居座っている
収入があっても税金は一切払わず、さらに毎月二十数万円の生活保護をもらい、日本人の悪口を言いながら遊び暮らしている。
414 :
名無しさん@社会人:2005/09/04(日) 16:04:50
今朝の新聞によると、自民が単独過半数を制する勢いとの分析がなされている・・・もう過去何度あったか知れない選挙風景・・・
それは風景であって、候補者が叫ぶ公約の実質的な中身についても、これまで真剣に考えられたこともなかった・・・その意味でいつもの風景にしか見えない・・・
言いたいことは、何にしろ、この国の政治構造は全て官僚が仕切っている、そこに焦点を合わせた真摯な国民サイズでの議論があったのかということ・・・
一昔前、小沢一郎氏であったとの記憶がありますが、国会での官僚に任せる答弁を禁止した・・・確かにその風潮はなくなった。だが、実質は政策の仕切りは全て官僚におんぶに抱っこではないのか。
国民側も、官僚構造を論じるのではなく、数を減らせとの角度からしか批判が出てこない感じがしてならない。この構造を打破するのは内閣総理大臣の専権事項であるはず。
ウオルフレンが言うように、この権限が首相にあるのかないのか、彼の言葉では「権力の中枢」が日本にはないということになる。
よしんば首相の判断であるとの政策が出てきても、それは官僚の判断であり、しかも他の官僚との利害調整後の判断でしかない。年金問題を論じるとき、一体積立金残高196兆円ははどうなっているのか(60兆円は年金資金運用基金が運用中)、
一カ月前に厚労省に聞いてみたが2003年度以降は、数値が固まっていないとの回答のまま・・・
いつになったらこの国の政治構造=官僚政策構造に対する真摯な議論が巻き起こるのか・・・
415 :
名無しさん@社会人:2005/09/04(日) 19:10:30
「・・・」が多い
416 :
名無しさん@社会人:2005/09/07(水) 02:37:36
ttp://c-faculty.chuo-u.ac.jp/~miyajima/_tAjH3-a.html 丸山真男や川島武宜は、欧米と日本の違いを強調する(7)。しかし欧米をモデルに
した彼ら考え方には「何が違うのか」という発想はあっても、「なぜ違うのか」という発
想はない。また日本の欧米化が目標になっているので、日本の欧米化が「可能であるはず
だ」という前提は崩せない。「違いをなくすべきだ」という発想はあっても、「違いをな
くすのは不可能ではないのか」といった発想はありえない。
しかし、それでも山本七平は丸山真男らに似て、日本を測る尺度を欧米に求める傾向が
あった。キリスト教徒になれない日本人の「宿命(?)」を指摘してみせながら、どこか
で日本の欧米化を期待していたような節がある。日本人の行動原理や組織原理を日本の過
去に求め、みごとに説明してみせる手腕には感心させられるが(10)、それでもキ
リスト教世界の欧米を目指すべき目標にしているような節が感じられる(11)。し
かし彼が提起した問題は、何がどう違うのかということのはずであった。
最近、説明責任って言葉をよく聞くけど、これってウォルフレンの造語じゃ?
418 :
名無しさん@社会人:2005/09/20(火) 21:40:03
情報の罠
民主主義の実現のためには、一般の人びとに情報が公開されていなければならない。公開されていない場合は、戦っても手に入れなくてはならないだろう。
民主主義と説明責任(アカウンタビリティ)と情報は、分かちがたく結びついていることを忘れてはならない。
ところが情報の入手については、日本の市民は欧米の民主主義国の市民よりはるかに不利な立場にある。
日本の市民は、人びとを無知に保とうとする「管理者たち」の根強い伝統と闘わなければならない。
多くの情報が、すでにみなさんに向けて発信されている。だが、第一部で述べたように、政治に関する情報はその多くが偽りの現実の維持に寄与するものだ。
だから、日本の市民は偽りの情報にとりわけ敏感でなくてはならない。それらは、みなさんが疑いをもたないような情報源から発信されているのだ。
私が知っている多くの欧米諸国やアジア諸国とくらべて、偽りの情報が組織的かつ狡猾な手口で流されている点で、日本は最悪だ。
私が本書で論じてきた日本の社会・政治構造は、主としてこうした欺瞞によって成り立っている。みなさんは、偽りの情報を流す大きな媒体について知る必要がある。
それは制度と思想である。制度のなかには、大半の日本人が決して疑いを抱かないものもある。また、思想のなかには、日本人がいつも当然のように受け入れているものもある。
日本人は、偽りの情報を流すこれらの媒体と対決しなければならない。日本が価値のある国、信頼できる国として生き残れるかどうかは、この媒体の力を弱められるかどうかにかかっているのだ。
419 :
名無しさん@社会人:2005/09/20(火) 23:48:53
>>399 >ヨーロッパ諸国のアジア植民地からの撤退が早まった
ヨーロッパのリベラルは今でも植民地主義者なのか?
19世紀のヨーロッパで帝国主義を擁護したのはリベラル派が多かったが。
420 :
名無しさん@社会人:2005/10/01(土) 18:49:54
保守アゲ
421 :
名無しさん@社会人:2005/10/08(土) 12:15:49
「はじけないバブル
…欧米で、日本の企業のような投機活動がおこなわれていれば、破滅を予言する者が
大勢出てきたであろう。日本にも、近い将来“バブルがはじける”とか“底が抜ける”と
予言する者が少数ながら現われた。だが、短期、中期の悲観的予言者は、重要な要素
を見過ごしていた。つまり、日本には官民の間にはっきりした仕切りがないし、日本の
管理者たちの間に協力(普通なら、共謀というべきだが)があり、そして、いたって簡単
に経済的プロセスを政治的に制御できるという状況があることだ。これらすべてを合わせ
た日本の状況は、“バブルははじける”という理論をうんだ他の資本主義諸国と、根本的
に違うのだ。」 『日本権力構造の謎(下)』p.307
この指摘は著者の鋭い先見の明だと思った。今も検証を要する重要な指摘のはず。原著
が出版された89年初頭はまだ日本で「バブル崩壊」は起こっていなかったし、日本語版が
出た90年秋はいわゆる「バブル崩壊」から半年しか経っていない時分で、本格的な不況
を実感するまでには至っていなかったように記憶してる。その後、日本異質論への反感
からだと思うが、マスコミは諸外国の例にもれず日本も「バブル崩壊」が起きたと主張した。
俺は当時の日本メディアの主張は婉曲的なウォルフレン批判だと感じた。その後の日本
は「失われた10年」と自称する時代に突入した。あとで思ったがマスコミは「バブル崩壊」
を騒ぎすぎたのではないか。経済的現実とは別に「メディアがスポンサーする現実」として
「バブル崩壊」が自作自演されたという気がする。「失われた10年」の間も国民の資産は
ずっと増加したし、メディアが国内経済を萎縮させた面があったと思う。不況打開策は今も
輸出産業の外需頼みだし、小泉政権になってから公共事業は景気刺激策とは見なされなく
なった。大企業・富裕層への税制優遇策も功を奏し、そして今や空前の株取引に沸いている。
マスコミは「バブル崩壊」を主張し続けたのだから、現在の準バブル的状況もその延長線上
できちんと世論に説明するべきだろう。ついこないだまで主張した「現実」と「経済的現状」と
の乖離があまりに開きすぎている。結局はウォルフレンの正しさを認めるべきではないか。
422 :
名無しさん@社会人:2005/10/16(日) 09:37:22
>>421 日本のバブルははじけたんじゃなくて一時的に萎んだだけだと思う。
前回といくつかの相違点はあるけど、また株価と不動産(都市部だけ)が
上向いてきたのは確か。地域経済は不況であっても、政府が望んでいた
方向でとにかく景気を浮揚させる事には成功しつつあるようだ。
日本経済が恒常的バブル体質を保持するなら、官民あげてこのバブル体質と
うまく付き合うしかない。政府はバブル経済の適正管理をやってほしい。
423 :
名無しさん@社会人:2005/10/24(月) 23:11:47
保守あげ
424 :
名無しさん@社会人:2005/11/12(土) 21:56:11
425 :
名無しさん@社会人:2005/11/13(日) 12:23:33
政治家だけが
日本社会を閉じ込めている
檻のカギを見つけ
その扉を開けることが出来る
K・V・ウォルフレン
郵政後の小泉政権の大掛かりな動きを見ていて自分でもようやく
ウォルフレンの真意や先見が理解できるようになった希ガス。
彼が15年前から「日本の政治家はもっと権力を持つべきだ」と
主張していた事が選挙の小泉圧勝で実現の緒についたのかも知れない。
まだ日本社会の閉塞感はかなりあるけど楽観的なムードも出てきた。
政治家主導で日本はどこへ向かうのか。注視してゆきたい。
427 :
名無しさん@社会人:2005/12/02(金) 13:31:13
>>425 (゚д゚)ハァ? 今更いうまでも無いが小泉は官僚の犬だよ。
高卒の反日オランダ人の書いた電波本を読むより
サヨではあるが丸山眞男の著作をじっくり読んだほうが
よっぽどタメになるぞ
ウォルフレンの理論は、丸山眞男のパクリ、劣化コピーだからね
429 :
名無しさん@社会人:2005/12/18(日) 13:43:19
丸山は戦前の体制を「日本ファシズム」と決め付けてしまった。
昭和初期の政治イデオロギーの雑居・ごった煮状態だった日本の
現実を見えなくさせる思想のベールを意図的に丸山は創り上げた。
昭和初期が「ファシズム」なら独裁権力の中心がなければいけない
のだが丸山はまったく正反対の「無責任の体系」論で日本の戦時体制を
説明した。知日派ハーバート・ノーマンの日本論にヒントを得て
「無責任体系論」をあみ出したのは丸山の功績だが、戦時日本を
「ファシズム」呼ばわりしたせいであたかも日本が独裁国家だったかの
ような間違った幻想を生み出してしまった。ウォルフレンはこの辺の
理論上の大混乱を驚くほど手際よく論点整理をしてくれた。
『日本権力構造の謎』「支配する権利」での見事な説明が大変参考になる。
430 :
名無しさん@社会人:2005/12/20(火) 08:37:44
ウォルフレンは25年も日本に住んでいて
まったく日本語が理解できない高卒のダメ白人なんだが
日本の一部の人の評価では
優れたジャーナリストということになってるらしいねw
シーッ。ヒロノおじちゃんの前でそんなこといっちゃダメよ。
利用価値がなくなってしまうでしょ(w
>高卒のダメ白人
そのウォルフレンが今じゃ立派にオランダで大学教授やってるという現実
勝ち組だね。
434 :
名無しさん@社会人:2005/12/21(水) 04:09:33
>432 まさに日本の事情を知らないオランダ人を騙したわけだよ。極東の誰も知らない土地に目をつけてこそこそやって、本国に帰っていっぱしの権威ズらするっていうね。
そういう言い方をするなら、それはウォルフレン氏に限ったことにはならんだろ。
日本の学者も似たようなことをみんなやっている。それに日本人学者が日本を
論じたからってそこがそのとおりだとはかぎらんしな。w
日本の知的伝統の貧しさは例の情熱を欠く機関ー大学にも反映されている。
高校と同様、知力を育て拡げるという意味での教育はほとんど存在しない。
学生のうち、比較的才能に恵まれている者の多くは極端な虚無を経験することになる。
437 :
名無しさん@社会人:2005/12/24(土) 11:00:40
>>429 ウォルフレンの考え方には面白いものが多い。
自民党を革新官僚の古い夢を実現した政党と見た点も深いものがある。
もっともこの考えを最初に表明したのは彼の指摘では自民党の
イデオローグだという。「一国一党」で日本統一を図った大政翼賛会は
ソ連、ナチスドイツ、ファシズムイタリアをお手本にした実験だった。
失敗はしたが、戦後の自民党が「一国一党」の古い夢の完成形だとすると
戦後日本こそ「日本ファシズム」ではないかとツッコミ入れたくなるよ。
自民党は結党50年のうち、実に49年4ヶ月も政権党の座にあるわけだからね。
438 :
名無しさん@社会人:2005/12/24(土) 11:39:38
ウォルフレンは、この国の指導者が改革に向けて、まともに権力を行使したら独裁者呼ばわりされるだろうと書いている。
予言当たってるね。
439 :
名無しさん@社会人:2005/12/24(土) 12:06:29
また糞ウヨ小泉信者の公開オナニーが始まったよ・・・
ヲルフレンは小泉支持なの?
441 :
名無しさん@社会人:2005/12/25(日) 00:48:36
アンチに決まってるだろ
ウォルフレンは新自由主義に否定的です。
ということは、もちろんブッシュ政権にも鋭く批判的?
444 :
名無しさん@社会人:2005/12/25(日) 14:20:25
>>442 そういうイデオロギー云々以前に、官僚のプロパガンダが嫌いなんだよ。
奴の本質は、国会では官僚の作文を読んで、閣議では事務次官会議で決定した案件のサインを黙々とし、
テレビの前でだけパフォーマンスするピエロだからな。
>>443 最近はブッシュたたきの本ばっか出してるよ。
クルーグマンみたいなバカか
446 :
名無しさん@社会人:2005/12/25(日) 23:34:04
ウォルフ連は知障
447 :
名無しさん@社会人:2005/12/26(月) 02:29:07
>>428 ウォルフレンは著書の中で、自身を丸山真男・吉野作造らの系譜においていることを表明している。
ウォルフレンと丸山を読み比べると、丸山は終戦時点で天皇制という無責任の体系の理論を(『現代政治の思想と行動』)、
ウォルフレンは60年以降の日本の権力構造の、権力中枢の不在と、並列する権力団体を、実例で網羅を(『日本/権力構造の謎』)している。
つまりウォルフレンの仕事は、丸山の仕事の補完をしている。
ウォルフレンがやっていて、丸山にはできなかったことは、「無責任の体系」に対して、ふつうの「市民」はどう対抗できるか、という具体的提言だ。
丸山が仕事をしていた当時は、日本の「市民」はまだ未形成だった。50年経って、ようやく、「臣民」ではない「市民」が日本で形成されたから、
ウォルフレンは彼ら「市民」(階層的には中産階級)にどう行動することができるのか、の、提言をすることができた。それは日本政治史上大きな意味を持つ。
>>447 > 50年経って、ようやく、「臣民」ではない「市民」が日本で形成されたから、
それがもし事実認識だとするなら、その事実認識も怪しいけどね。
449 :
名無しさん@社会人:2005/12/29(木) 16:59:12
ttp://www.j.u-tokyo.ac.jp/~shiokawa/ongoing/books/maruyama.htm 彼〔丸山〕の、日本社会や日本思想の分析は、……その解釈や批判に際しては、
彼は、日本の外に、すなわち西欧市民社会の側に身をおくのである。そして、
日本の外部に身をおいた上で、彼は、その高みから日本の現実に向かって
語りかけてくるのだ。この外部に立つことによって、彼の分析は「科学的」と
され、彼の批判は「啓蒙的」と呼ばれた。このからくりによって、彼(あるいは、
彼ら進歩的文化人たち)だけが、前近代的で無責任な日本という制約を免れ、
より進んだ目で日本を分析できるということになる。いわば、自己特権化を
巧みに遂行するわけである。
>前近代的で無責任な日本
だってそれがまぎれもない事実なのだから
451 :
名無しさん@社会人:2006/01/01(日) 21:54:40
日本の政治の姿を外国人が検討する際に、
肝に銘じておくべきことは、
外見と中身が一致することは稀である、ということだ
『日本権力構造のなぞ』より
この指摘は正しいと思うけど、なぜ日本はこうなったのかについて
俺は天皇・朝廷の存在抜きには考えられないし、君臣の間隙を衝いた
権力簒奪や実権保持の政治問題が永らく日本ではタブーだったことが
大きな要因だと思われる。建前・本音の使い分けも本来は政治問題に起因
するはずだし。日本は伝統的に政治革命を理論化しえなかったために権力
問題を忌避する方法として建前・本音の政治文化を開発したのではないか。
網野善彦氏は日本が唐から律令制を取り入れる際に「天命思想・易姓革命
の思想」を注意深く排除したのが注目されると『日本の歴史をよみなおす』
に書いている。これはウォルフレンの見方と共通するし、俺が思うにこの
頃、日本は政治の在り方を「表と裏」の二分化として定着させたと思う。
452 :
名無しさん@社会人:2006/01/04(水) 19:02:36
織田信長の「天下思想」は一種の革命思想かもしれない
453 :
名無しさん@社会人:2006/01/06(金) 11:40:59
>>451 外見と中身が完全に一致している国なんてあるのか?
フランスは“共和国の理念”を掲げている一方で階級社会。
最近ではグランゼコール出身者が世襲の支配階級となりつつある。
中国では昔から、広すぎる帝国を中央集権的なやり方で統治する一方で、
人のつながりが重要視され、地方的事情が考慮されてきた。そしてこれは
裁量が多すぎるので、コネが重要になり、腐敗を生んできた。
ウォルフレンは、一致することのほうが稀だと書いている。
つまり、まったく一致しないに等しいと。w
裏と表、建前と本音、言葉と意味との間の乖離・分裂が
これほどはっきりしている社会もそうないと
しかもそれが確信犯的に。
それは、どこと比較してよ?
せいぜい印象論に過ぎんだろ。
所詮サヨク向けの“日本論”。
458 :
名無しさん@社会人:2006/01/11(水) 04:46:08
>>457 糞ウヨにとって日本は「人間を幸福にするシステム」だとでも?
駄目だよ、全部「サヨク」のせいにして現実逃避しちゃ。
ちゃんとした“比較論”の形式すらとられてな
いシロモノからなにを学べと?
加藤尚武が批判した、丸山真男の比較の手法
(肯定的なものには抽象的に、否定的なものに
は具体的に)と変わらないんですが。
そもそも「幸福」ってのが、主観的・多義的で
比較の対象として相応しくないんだけど。
まあ、インフォーマーがいなくなると、“日本
は礼節の国”なんて、オリエンタリズム丸出し
の発言をするような御仁だもんな。
460 :
名無しさん@社会人:2006/01/11(水) 18:22:17
ウォルフレンはちょうどモンテスキューが『ローマ人盛衰原因論』で
試みたような感じで日本を素材に歴史法則を探求してるとこが面白い。
たとえば「『謎』12章 支配する権利」の「古代からの問題」には
「武家の台頭と内乱の時代については、多言を要しないだろう。
未解決のままの正統性が新たに問題になる時には、武力が前面に
出る傾向がある」
原注はスタニフラフ・アンジェイエフスキーの『軍事組織と社会』を
参照していて、アンジェイエフスキーはこう記している。
第4章 服従と階統構造 6
軍隊が権威の中心的支柱である場合には、政治の仲裁者となる傾向が
ある。その場合、政府は人民の忠誠心に頼るのではなく、主として
裸の暴力を頼りにすることになる・・・軍隊は、権力の正統性に関して
成文化され一般的に受け容れられた信仰が存在しない社会においては、
政治の決定的要因になりがちである。そのような社会では、誰が命令を
発する権利があるかに関して、疑問と意見の不一致とが見られる」
ウォルフレンはS・アンジェイエフスキーの社会学を応用して
日本の武家支配と戦国時代に歴史の法則性を見ている。アンジェイ
エフスキーは世界史における軍事組織と社会構造の普遍的な
因果関係や政治的影響を学問的に追究している。戦争論や戦略論が
主流の軍事問題で見過ごされてきた視座からの議論が興味を引く。
こうした大局的な捉え方は日本の研究者も見習ってほしいと思う。
461 :
名無しさん@社会人:2006/01/12(木) 17:10:33
age
462 :
名無しさん@社会人:2006/01/12(木) 18:30:27
>>458 日本の欠点を掘り出す香具師は全員反日サヨク売国奴に決まってるダローが!!!!!!!!
463 :
名無しさん@社会人:2006/01/13(金) 17:39:01
アイヴァン・ホール著『知の鎖国』より
○日本人は日本に対する批判を個人的に受け取る傾向があるので、
書き手の側にも個人的な感情があるのではないかと思ってしまうのだ。
○(日本人は)メッセージが無視できない場合は、メッセンジャーをけなす。
○日本の国際的な評判と国内の世論を配慮する日本政府の役人は、
的を射た日本批判を許さない。それを阻止するためにはできることは
なんでもやろうとする。
○あなたが外国人である場合、日本についてあまりに批判的だと、
情報源、資金源、友人を失ってしまう。
○重要なことは、外国人の発言者−そして力のある組織の後ろ盾や
国際的な評判といった個人的な力をもたない者−で、日本の体制側の
不興を買った者は、たちまち輪の外に追い出されるということだ。
ちなみにこの本が出た頃(97年)は日本は米国側に「日本パッシング
(日本無視)」だと言って盛んに米国批判を展開していた時期でもある。
しかし、米国の研究者は日本の上記のような対応にうんざりしていた訳で
同意見の外国人研究者は多い。パッシングの原因を日本は自分で作って
おきながら、その非は日本ではなく米国にあると日本人は主張していた。
同じ日本人としてこうした日本人の性格は非常に悲しいものがある。
464 :
名無しさん@社会人:2006/01/15(日) 21:45:25
まさに馬鹿の壁ですな。
465 :
古森義久:2006/01/15(日) 22:43:31
日本駐在特派員の経験のある米国の新聞記者からは「日本の新聞はどれも同じ
ような内容なので、面白くない。日本のメディアの基本的価値観は調和であり、
米国のメディアのように対決を基調としない。日本の新聞記者は政治家や官僚
に密着し、取りこまれているようだ」という指摘があった。
しかし、これに対して日本の新聞記者からは「米国こそ大手報道機関の記者が
時の政権にそのまま登用される慣行が続いている。クリントン政権だけでも
タイム誌のストロブ・タルボット記者が国務副長官に、ABCのキャサリン・
デラスキー記者が国防総省の広報担当高官に、NBCのカール・スターン記者
が司法省の報道官に、それぞれ就任した。日本でも記者が政界に転進する例は
あるが、一度、転進すればまず絶対にメディアにはもどってこない。その点、
米国では『回転ドア』であり、癒着とさえいえる」という反論が出た。
466 :
古森義久:2006/01/15(日) 22:46:31
また、ジャーナリストと政治の関係について、日本側の新聞記者から
「マスコミ研究機関の『フリーダム・フォーラム』の最近の調査では、
ワシントンの国政の報道にあたる米国大手メディアの記者、編集者は
民主党支持者が圧倒的に多いという結果が出た。それでなくても大手
新聞の『民主党リベラル偏向』への非難は広範で、今の大統領選挙にも
それが反映され、ホワイトウオーター事件の調査報道はほとんどないと
いう共和党側からの批判には根拠があるようにみえる」という考察が
発表された。
これに対し、米側の新聞記者は、リベラル偏向を否定、「私たちは保守
でもリベラルでも批判するときは公正に批判する」と反論した。
だが、別の米側新聞記者は、民主党寄りの傾向を認め、「その傾向に
対する一般の批判や不信が今高まっているのは、一つにはニューヨーク・
タイムズ、ワシントン・ポストなど四大新聞がいずれも家族所有で
続いてきたことによると思う。四家族が米国のマスコミの基準を決める
という時代があったわけで、多様化が強まる今の社会ではそれに対する
反発が高まるのは当然だろう」と述べた。
467 :
名無しさん@社会人:2006/01/15(日) 23:17:28
ちなみに、この『知の鎖国』の初出は、ウォルフレンの論敵である『諸君!』
468 :
名無しさん@社会人:2006/01/16(月) 11:44:43
>>463 つーか、これってそっくりそのままアメリカにも当てはまると思うんだが。
そりゃアメリカのメディアって日本みたく在京在阪のメディアばっかりというわけじゃないからねえ。
つまり大手メディアの影響力のありかたが日本とは異なる。
たとえばユダヤ系などは大手メディアには接さずユダヤ系新聞だけを読んでいたりする。
470 :
名無しさん@社会人:2006/01/17(火) 05:48:49
ttp://www.ywad.com/books/21.html ウォルフレンの本を初めて読んだとき、あまりに当たり前のことばかり
書いてあるので驚いた。こんなことは、日本人なら誰でも知っていることでは
ないのかと思った。ウォルフレンの主張に反論する人もいるけれども、
そういう人たちはたぶん心の底で、「それは正しいけど、外国人に指摘される
のは腹立たしい」と思っているに違いない。
この本も、細かいところで同意できない部分はあるけれども、大筋では
当たり前のことを書いている。ひとつ疑問が生じた。ウォルフレンは、
日本の官僚とかジャーナリストばかりと、つまり日本人の中でも知性が
劣っている部類の人たちと接触しているので、自分の言っていることが
珍しい、新しい主張だと思い込んでいるのではないか? というのはまあ
ひねくれすぎた言い方か。
官僚とかジャーナリストが「日本人の中でも知性が劣っている部類」か。
官僚やジャーナリストになるのは超一流ではないと思う。
村上世彰とか本当に頭のいいやつは海外に出るなり民間に行く。
473 :
名無しさん@社会人:2006/01/24(火) 20:59:21
このスレの住人はウォルフレンの国際情勢の分析をどう評価してる?
『ブッシュ/世界を壊した権力の真実』や『世界が日本を認める日―
もうアメリカの「属国」でいる必要はない』でやってるけど。
そもそもコイツは日本をどう評価してるわけ?
「人間を幸福にしない日本というシステム」が
世界から認められる(世界が日本を認める日)はずがないじゃないか。
475 :
名無しさん@社会人:2006/01/24(火) 23:04:17
それは誤解だね。ウォルフレンの日本論は固定化された政治思考の産物じゃない。
「政治は変化するもの、変化し得るものである」という大前提で日本を捉えてる。
官僚主義や権威主義を批判したのは日本政治が麻痺してる主要原因だと見たから。
ウォルフレンが一種の「政治家主義」を唱えたのも政治家と選挙民が日本政治を
変えられると訴えたかったから。官僚体制では究極的に政治は変えられないと。
自分の解釈では「日本システム」を「国家」に変えられるのは政治家しかいない。
そうした文脈で小泉政権を見ると日本は今、重要な過渡期にあると思える。
476 :
名無しさん@社会人:2006/01/24(火) 23:14:25
なら、なおさらウォルフレンの評価はおかしい。
ウォルフレンは、アンチ小泉なんだから。
477 :
名無しさん@社会人:2006/01/24(火) 23:43:30
ウォルフレンがアンチ小泉だというのは知ってるけど、
日本は実際に小泉政権と官僚の間で権力の競合が起こってる。
自分なりのウォルフレン解釈を利用して俺は日本政治を見てる。
ウォルフレンの小泉評価は枝葉末節部分としてあまり気にしない。
本質的な部分となる中心思想だけ真剣に受け取ることにしてる。
478 :
名無しさん@社会人:2006/01/25(水) 00:16:51
ウォルフレンの「中心思想」とやらは、あくまで欧州的な社民主義。
ネオリベ的な小泉とは根本的に相容れない。「枝葉末節」の問題ではない。
では、かつて徹底的な日本(システム)バッシャーだったウォルフレンは、
今の日本の「何」を評価しているのか?
479 :
名無しさん@社会人:2006/01/25(水) 00:26:27
君、本当にウォルフレンの本読んでる?話にならないよ。
480 :
名無しさん@社会人:2006/01/25(水) 00:36:32
ウォルフレンが「中国は平和的な国だ」「もはや19世紀のような時代に
もどることはない」と主張していたのを読んでガカーリした。
482 :
名無しさん@社会人:2006/01/25(水) 21:53:01
少なくとも、19世紀のような領土の取り合いにはならないよ。
近代国民国家文明というのは必然的に帝国主義的ないし軍国主義的段階を経験するものだよ。
484 :
名無しさん@社会人:2006/01/26(木) 14:56:18
ウォルフレンいわく、中国は過去に一度も他国を侵略したことがないから、
今後もそうする可能性は無いのだとか。
(元寇はモンゴル人がやったことだから関係ない、と主張)
日本はアメリカから離れて中国やEUの側につくべきだといっている。
そうすれば世界が日本を認めるようになると。
485 :
名無しさん@社会人:2006/01/26(木) 16:28:52
>>478 ウォルフレンは伝統的リベラルだよ。
でも日本の基準でいうリベラルとは違う。
たぶん中道右派といったところか。
486 :
名無しさん@社会人:2006/01/26(木) 19:13:27
>>485 ウォルフレンはレーガンやサッチャーの経済政策に批判的なんだが。
487 :
名無しさん@社会人:2006/01/26(木) 21:20:03
488 :
名無しさん@社会人:2006/01/26(木) 23:50:32
彼自身が自分は広義の意味での伝統的なリベラルであることを述べているんだが。
もちろん社会が個人に対して行使する権力を制限したいと考えるリベラルであると。
彼と日本人読者による問答集『日本をどうする!?』を読めばはっきり分かるはず。
また、そこには読売新聞よりも3年も前に憲法改正の必要性まで提言されている。
もう15年前も前の問答集だが、彼の思想的立場や政治観が率直に語られている。
489 :
名無しさん@社会人:2006/01/27(金) 00:31:42
ウォルフレンは社民主義者なんだよ。だから、新自由主義的なブッシュや小泉に
噛み付くんだよ。クリントンのころまでは、アメリカを「頼り」にしていたんだから。
>>486 レーガンやサッチャーはネオリベ。リベラルではない。
491 :
名無しさん@社会人:2006/01/27(金) 11:23:37
経済的リベラルと社会的リベラルとを分けろ
492 :
名無しさん@社会人:2006/01/28(土) 14:34:59
ウォルフレンの国際政治に対する見方はユートピアニズム?
キッシンジャーなどの「リアリズム」を批判しているけど。
493 :
名無しさん@社会人:2006/01/28(土) 17:51:15
リベラルは、多かれ少なかれユートピア志向を持っている。
494 :
名無しさん@社会人:2006/01/28(土) 20:16:35
個人的自由そのものが内なるユートピアだもんね。
495 :
名無しさん@社会人:2006/01/29(日) 11:10:33
ウォルフレンの本は党派性が強すぎ。
日本やブッシュ政権のことはボロクソ、
ヨーロッパや中国のことはマンセー。
だから2ちゃんやネットウヨに不人気なわけか。よくわかった。
497 :
名無しさん@社会人:2006/01/29(日) 22:18:54
> ヨーロッパや中国のことはマンセー。
>
そうじゃないでしょ。どこの国についても、権力の無責任性や独裁性
について批判しているだけだよ。
498 :
名無しさん@社会人:2006/01/29(日) 23:20:49
ウォルフレンに言わせると、中国はもはや共産党独裁国家とは
いえないそうですw)
中国は環境問題や人口爆発、男女の人口差なども必ず克服する
のだとか。
さらに、中国は歴史上一度も他国を侵略したことがないと。
499 :
名無しさん@社会人:2006/01/30(月) 01:35:56
その中国観には幻滅するな。日本に対する厳しい見方とは雲泥の差だ。
500 :
名無しさん@社会人:2006/01/30(月) 11:44:19
500get
ttp://blog.drecom.jp/1008910/archive/502 『大国の明日 シュミットが読む勝者と敗者』ヘルムート・シュミット著
中国について確実に言える。
二一世紀の進行につれ、中華人民共和国はアメリカ合衆国に匹敵する
重要性を手に入れるであろう。
この巨大な開発途上国が今後二、三十年間に獲得する世界政治ならびに
世界経済における重要性を過小評価するのは賢明ではない。
中国に対する尊重、協力、交流が望ましい。ヨーロッパの大部分の国は、
このことについては日本やアメリカ合衆国よりも早く、十分に理解して
きた。ヨーロッパ各国は、仮に中国・アメリカ間でいがみ合いや紛争が
起きた場合でも、中国に対する積極的態度を保持すべきであろう。
その場合、中国人は今は先進工業国としての地位を受け取りつつある側で、
そのうちそれを与える側に回るだろう、と想定するのは的外れである。
なぜならば、中国人の知性、学習能力および独創性は、ヨーロッパ人と
同等で、勤労意欲はそれを上回る。ヨーロッパはやがて、中国から
いくつかのことを学ばねばならなくなるだろう。このことは、濃淡の差
はあれ、他の東南アジアの国々やインドについても言える。
↑ヨーロッパにはこういう中国マンセー派が多いね。
昔は日本もこんな評価だったな。
>>501 まあ、前世紀から、支那に武器を売り込んできた経緯からしても、こんなおべ
っかがでてくるのは、別段めずらしくもないが。将来にシナがどうなろうと、
この御仁が責任をとるワケではなんらないからね。むかし、イギリスが、ロシ
アに最新鋭のジェットエンジンの技術を供与したために、朝鮮戦争でミグが大
活躍し、朝鮮半島分断の一因となったことを思い出すよ。
504 :
名無しさん@社会人:2006/01/31(火) 00:12:37
>>477 >日本は実際に小泉政権と官僚の間で権力の競合が起こってる。
ウォルフレンを語りながら御用学者のプロパガンダオナニーに加勢する。
ウォルフレン信者でお前のような馬鹿は始めて見たよ。
ネット右翼とか御用学者に洗脳されちゃったんだね。可哀想に。
つーかネットウヨだろお前。
ウォルフレンも、
>>504みたいなチンピラフォロワーは願い下げだろうな。
506 :
名無しさん@社会人:2006/01/31(火) 02:26:17
>>505 チンピラはお前の教祖だろ。
小泉様は893の家系で、地元の893と癒着してるぞ。イカサマ銀行族。
507 :
名無しさん@社会人:2006/01/31(火) 02:33:42
ウォルフレンを読めば、ウォルフレンを教祖よろしく崇
めることなんてあり得ないし。つか、キチンとした市民
的責任感のない、党派的ルサンチマンに凝り固まったヤ
シだからこそ、ウォルフレンが戒めたスキャンダリズム
に乗っかって平然としていられるってワケか。
509 :
名無しさん@社会人:2006/01/31(火) 23:25:15
なんだかウォルフレンの著書は、だんだん質が落ちていっているなぁ。
「日本人とアメリカ人はちっとも似ておらず、互いの間に自然な親近感は
あまり見られない。アメリカ人の側についていうと、彼らは日本人に関心を
持つよりも中国人に関心を持つことのほうがはるかに多い」
「それぞれの行動を全般的にとらえれば、中国人のほうが日本人よりも
アメリカ人に近いように思われる」
「いずれにしても日本とアメリカの共通点はじつに少ないので、もしも
火星人が、つまり地球のことを何も知らない生命体が地球にやってきたと
したら、日本とアメリカがきわめて特殊な関係―特殊な緊密さと相互依存の
関係―にあるなどとは思いもしないだろう」
↑国家間の関係は利害が一致するかどうかで決まるのであって、その国民が
好かれているとか、相性がいいかなどで決まるのではない。
アメリカ人とイギリス人、ドイツ人とフランス人だって性格はぜんぜん違うぞ。
この程度の認識で国際政治を語るなんて…
こういう局所的な重箱の隅をつつくようなのは批判とは言わない。
511 :
名無しさん@社会人:2006/02/03(金) 20:28:49
ヒュー・バイアス『敵国日本』(1942年)より
日本は、さまざまな集団間に生まれる均衡によって統治されている国家である。
その均衡関係は、集団のそれぞれが自分の役割を演じるだけの不安定な状態にある。
また、その役割にしても変化する。時の課題が戦争となれば、陸海軍が舞台の主役と
なり、他の集団はみな脇役にまわる。ここで確立しているただ一つの原則−原則と
呼べるのであれば−は、名義人による統治が行われているということである。
この原則は何世紀にもわたる日本の歴史に見てとることができ、今日でもこの原則が
支配的である。国家権力には固定した中心は存在しない。日本人はつねに民族の
統一性について語るけれども、権力中枢について意見が一致することはなかった。
彼らの唯一の中心は天皇である。しかし、天皇は神聖にして権力のない名義人である。
K・G・V・ウォルフレン『日本問題』(1986年)より
日本における政治術は、ほかのアジア諸国や欧米のそれとは全く違う。日本は過去
数世紀もの間、互いに権力を分かち合う半自立的な諸集団間のバランスを注意深く
保つ姿勢を、ずっと維持してきた。私はこれを日本システムと呼ぶが、今日における
その最も強力な構成要素は一定の官僚グループ、一部の政治派閥、そして実業家たち
の集団である。ほかに、これらにつぐ有力構成要素として、農協、警察、報道機関、
やくざなどの集団がある。こうした半自立的な構成要素は、それぞれに強大な自由
裁量の権能を保持しており、決して一つの中央統治機構に代表されてはいない・・・
日本で私たちが直面しているのは、・・・各種の政治的定説では説明しきれない構造
的現象である。・・・ほかのあらゆるものの上に立って、最終的支配権を行使する
最高統治機関というものが全く欠如している。
明らかにウォルフレンはバイアスの日本論を意識していたと思う。丸山真男の
「無責任の体系」がウォルフレンの理論的根拠にあるため、彼は丸山思想の継承者だ
とよく指摘されるが、その丸山も戦後にバイアスの上記の本を読んでいたことは
あまり知られていない。丸山の『自己内対話』にバイアスの日本論を要約した記述が
ある。当然、丸山もバイアスから思想的影響を受けていたと思われる。
ウォルフレンはワイマール共和国の民主主義は認めるけど、
大正デモクラシーは認めないよね。なんで?
513 :
名無しさん@社会人:2006/02/07(火) 19:38:25
>>512 大正デモクラシーについては日本の歴史家も厳しい見方を示している。
・・・加藤高明護憲三派内閣の成立は政党政治の時代の到来を告げた。世論はこぞって
これを歓迎し、美濃部達吉は「・・・かすかながらも日光を望むを得たのと、同じやうな
快い感じがする」と祝意を表した。しかしその美濃部が三年もたたぬうちに「暗黒政治
の時代」と嘆かねばならぬほど、日本の政党政治体制は内容において民本主義者のかけた
期待から遠かった。普選はようやく制度化されたが、国民代表機関としての衆議院を拘束
する絶対主義的な国家諸機関、すなわち枢密院・貴族院・軍部機構などの法的地位には
まったく変化はなかった。国民の言論・集会・結社の自由をしばる治安警察法は、懸案の
第十七条とそれに対応する第三十条だけは廃止されたが、その他の部分には手はつけら
れず、その上、治安維持法による新しい束縛が加えられた。明治憲法が自由民権の勝利
の表現でないと同様に、政党政治体制も大正デモクラシーの勝利の産物とはいえない。
そのことが政党政治体制そのものをわずか八年で終わらせた根本的要因であった。
松尾 尊兌『大正デモクラシー』(p301)
514 :
名無しさん@社会人:2006/02/08(水) 13:40:10
>>513 大正デモクラシーは底が浅かったのは確かだけど、ワイマールの民主主義は
ホンモノだったのか?
あと、ウォルフレンで不可解なのは韓国のことを日本より立派な民主主義に
なると礼賛していること。
515 :
名無しさん@社会人:2006/02/08(水) 18:21:21
で、ウォルフレンは、日本の何を評価してるの?
>>512 そりゃ綜合芸術様式ナチスを生んだからにきまってるでしょ。
517 :
名無しさん@社会人:2006/02/10(金) 21:40:08
518 :
名無しさん@社会人:2006/03/20(月) 04:42:37
大学も出てないインチキ日本評論家なんて無視しろよ
日本たたきの功績が認められて、いまは大学教授様だけどなw
519 :
名無しさん@社会人:2006/03/28(火) 02:45:15
民は愚かに保て―日本/官僚、大新聞の本音
520 :
名無しさん@社会人:2006/03/28(火) 22:13:20
官僚もそうだが大新聞、テレビはホントに性質が悪い。
521 :
名無しさん@社会人:2006/03/29(水) 23:18:14
なんか友達がこの人の本よんで激しく読と勧めるんですが
…何から読んだら良いですか?。
読まなくていいです。
523 :
名無しさん@社会人:2006/03/30(木) 22:00:04
『人間を幸福にしない日本というシステム』が読みやすいと思う。
524 :
名無しさん@社会人:2006/04/02(日) 03:15:09
>>523 有難うございました。今読み終わりました。一日半ぶっと牛でした。
この本は、読み易くて日本の逝かれた所々抉り出してますね。
読んで無かったのくやしいです。ただ社会復興ビジョンは漠然かなと。
525 :
名無しさん@社会人:2006/04/02(日) 22:08:10
大雑把に要約すると、官僚制度と記者クラブでしょうね。この問題は
彼が問題提起してから未だに変わっていない。官僚は小泉政権になっ
て、かえって強力になってしまっているし。
まず、ウォルフレンとかさ、
外国人の名前が出てきたら、もうそれだけで「権威」になりやすい。
だから、となりのアパートに住んでいる「ウォルフレンさん」というように
考えるといいよ。
いっそ、「ウ」をとって「上船さん」という名前の「年下の後輩の言説」と考えると、
「権威性」にとらわれなくなる。
そうすると、主張の穴がいっぱい見えてくるんだよ。
「ラカン君」とか「フーコーちゃん」とか、考えると良いんだよ。
佐伯啓思が批判しつくしたから
528 :
名無しさん@社会人:2006/04/03(月) 20:32:28
世界の中に居場所がないウォルフレン。
ウォルフレンの新作キター!
幸せを奪われた「働き蟻」国家日本―JAPANシステムの偽装と崩壊
今回はベンジャミンとの共著みたいな感じだから内容的にも深いとこまで
突っ込んで分析してるだろうから楽しみ。
小泉政権の間の日本の新自由主義への変化や国民の意識の変化や民主党の
野党としての成熟度、官僚の相変わらずの権力の強さなどいろいろ分析する
材料はあるからかつてのような鋭い切り口で切り込んでほしい。
ベンジャミン・・・・w
532 :
名無しさん@社会人:2006/04/07(金) 14:46:37
日本語の文献はちゃんと読んでいるようだという憶測がありますがこれは参照に使っているだけで読んでいないと断言できます。
もし日本語が読めてその上で20年も日本に住んでいるのなら日本語が話せないということは不可能です。
日本語が全く読めないのに日本語の文献が引用されている。ちゃんとした日本語が読める欧米の学者の文献を使ってそこに参照してある日本語の文献を引用として丸写しにしたとしか考えられません。
つまり読んでもいない参照文献を他の文献を利用してさも読んだごとく記述するのは学問的には盗作(plagiarism)にあたると思います。
彼は日本の権力構造の謎で日本通ということで大学の教授になったようですね。
欧米の無知にはうんざりさせられますけど日本語の読み書きができるものがほとんどいないことを考えれば「仕方が無い」と考えることができます。
理解に苦しむのは彼の日本での評価です。日本の制度(記者クラブ・官僚制・自民党)に対する「愚痴」なら週刊誌を読めば同じ内容のものを読むことができます。最近はゴー宣もありますし。
なぜ欧米人が同じ内容の事を言うと「新鮮」なのでしょうか。
533 :
名無しさん@社会人:2006/04/07(金) 17:19:52
>>532 上5行の指摘は俺もなんとなく前から気にはなっていた。
でも彼は日本語を読めるけどただ話せないだけなんじゃないかと
思ってた。それに欧米の学界は日本とは比較にならないほど
新説や権威を徹底吟味した上でなければその真理性を承認しない
伝統がある。欧米の諸大学でエニグマ本が日本学のテキストに採用
されたことは学界の洗礼をパスした証拠だろう。ボロがあれば
とっくに暴露されたはずだし、学界も恥をかく。
西洋人だってバカじゃないよ。その辺は十分承知してる。
それにもう出版されてから17年も経ってるんだし。
もしその指摘が正しければ彼は世界の言論界から永久追放の憂き目にあう。
534 :
名無しさん@社会人:2006/04/07(金) 22:13:37
> 理解に苦しむのは彼の日本での評価です。日本の制度(記者クラ
ブ・官僚制・自民党)に対する「愚痴」なら週刊誌を読めば同じ内容
のものを読むことができます。最近はゴー宣もありますし。
> なぜ欧米人が同じ内容の事を言うと「新鮮」なのでしょうか
週刊誌とか愚痴レベルしかないからだろ。ウォレベルまで分析してな
いし。ゴー宣って(w
たしかに書いてること自体はありきたりだが、ウォルフレンの文章は論理構成が明瞭で
日本人が読んでいて説得力を感じるよね。
これはウォルフレンが優れているというよりも西洋人全般が論理的な思考と言語能力を
もっていることによるというのが大きいけど。
ただ日本を研究対象にする西洋人は数多くても、日本のリアリティを踏まえたうえで日本人
に向かって西洋人の立場で発言できるというのがウォルフレンの強みではあると思う。
536 :
名無しさん@社会人:2006/04/08(土) 01:45:05
ウォルフレンほどDevil's Advocate(悪魔の代弁者)たちの
徹底攻撃に晒された日本論者はおそらく他にいないのではないか。
やはり権力分析を通しての日本理解はかなり危険だと知らされる。
確かに権力の危険性は世界共通だが、悲しいのは何年経っても巷の
誤解が解消されない点だろう。いまだに彼は日本叩き屋だと信じ
込んでいる日本人が多すぎる。実際は欧米やアジアの日本批判に
独立した立場で答えた本物のバッファー(緩衝者)だったんだが…。
537 :
名無しさん@社会人:2006/04/08(土) 08:09:11
マスコミなどを含む言論界と学会を同一に扱うのは問題だと思います。
彼の本は大学出版社で査定をうけたり博士論文として提出されていません。
エニグマが日本学のテキストに採用されたとありますがそれはMBAなどの話なのではないでしょうか。
日本語の一切使えない彼の本はちゃんと日本語を理解きる欧米の学者達が書いた論文をまとめただけなのですから
「日本研究」の学部で参考文献として参照されるメリットはあるのでしょうか。
アイリス・チャンの「レイプオブ南京」も文化学(Cultural Studies)で参考文献として採用されることはあっても
まともな歴史学部で採用されることは無いと思います。
基本的にエニグマ本はゴー宣の政治学・アイリスチャンの歴史学、立花隆の科学などまさに言論出版産業の王道を行くものだとおもいます。
ウ氏の凄いところは欧米の「言論界」では日本通、日本の「言論界」では欧米の日本学の代弁者と両売りに成功したことです。
当然、日本語は一切使えないし欧米の学会誌で日本研究に関する論文を発表したことはないわけでもないのですから
日本での評価はエニグマの欧米での評価、欧米での評価は「幸福にしない」の日本での評価と
彼の成功はまさに日本と欧米のお互いの無知を象徴していると思います。
日本批判を「欧米はこうだ」と展開するのは日本の言論界の伝統ですからこれを欧米人がやれば「本家本流」「鬼に金棒」ですね。
ついでに欧米の日本研究は日本の文献をもとに記述される場合がほとんどですから
ウ氏は文献リサイクリングの天才ということになりなすね。
538 :
名無しさん@社会人:2006/04/08(土) 08:38:08
>537 もともと彼はジャーナリストとしての経歴も怪しい人物です。バックパッカーとして日本
に来てオランダ人であるにも関わらず英会話教師をして生計を立てていた人なのですが、い
つのまにかジャーナリストとしての地位を日本で確立してしまいました。これも「外人記者」の
参入障壁が異常に低かった(簡単に日本を扱うジャーナリストになれてしまう)時代の話です
。
539 :
名無しさん@社会人:2006/04/08(土) 08:44:30
本国オランダは彼が認めるように魅力のない小国です。しかし、その小国でも彼は大学にも
進学できず社会の底辺にいた人です。しかし、日本にくれば白人というだけで日本人は尊重
してくれる。いいにくいことですが身体に障害を持ちコンプレックスの塊だった彼は日本に住
むことで劣等感から解放されたのでしょうね。日本に20年以上も住みながら日本語ができ
ない人物が日本について発言することは許されないし、そのような言説は信用できません。
本の中身を議論するのではなく、書いた人に怪しいというレッテルを貼るというおなじみの方法
これだから日本人は議論も論理的思考も出来ないんだっていわれる。
>>538 >もともと彼はジャーナリストとしての経歴も怪しい人物です。
>バックパッカーとして日本に来てオランダ人であるにも関わらず
>英会話教師をして生計を立てていた人なのですが
ウォルフレン君って、そうだったんだ(笑)。
どおりで詭弁が上手だと思ったよ。
口八丁なんだね。
ウォルフレン君も、
「海の水をバケツで汲んで、
『海の水はバケツ型なんです』って言うタイプ」だよね(爆)。
543 :
名無しさん@社会人:2006/04/08(土) 11:51:27
ちゃんとした日本研究家による日本批判を一般大衆用に書き写した本ですから
特に中身が間違っているなんてことはないでしょう。
問題は彼が欧米でも日本でも「学者」の扱いを受けていることでしょう。
本国ではほんとの大学教授にしたのだからさすがさすがラリってるオランダ。
日本で著名人が大学で講座を持つことはありますが学術論文を一度も発表してない者を
教授職に就けるなんてことしますかね。ベテランの中国専門の新聞記者が記者活動数十年の後
地方大の教授ということもありますが中国語の読み書きどころか話すこともできないとなれば
マスコミ界からブーイングが起こるのが良識というものではないでしょうか。
日本語能力がゼロなのですから「日本研究」の学者としてもジャーナリストとしても失格と断言できます。
それでベストセラーですから彼が作家としてそれだけ優れているのか大衆が馬鹿なのか。
自分は両方だと思います。
544 :
名無しさん@社会人:2006/04/08(土) 14:28:28
私はアホでんねん、まで読んだ。
>日本語能力がゼロなのですから
「居酒屋で日本語で店員にいろいろ尋ねて見ると」って書いてあったぞ
546 :
名無しさん@社会人:2006/04/08(土) 23:08:54
つまみのいくつかを、発話しただけ。
547 :
名無しさん@社会人:2006/04/09(日) 00:34:47
やはり買いかぶりすぎですね。日本人の知識人も彼のいうことを真に受けてる人が一時期
たくさんでましたが、最近の通俗的な反米論説やベンジャミンなんとかというイロモノジャーナリストとつるんでるのを見ると底が割れたというべきでしょう
548 :
名無しさん@社会人:2006/04/09(日) 02:08:24
>「居酒屋で日本語で店員にいろいろ尋ねて見ると」って書いてあったぞ
このスレッドのずっと前の始まりにウ氏の公演に参加して直接話した人が「ほんとに日本語が全然話せないんですね。」
日本に数十年住んで簡単な注文もできないなんてことはないでしょう。
もしそうならフォレスト・ガンプの知能レベルになちゃいますね。
549 :
名無しさん@社会人:2006/04/09(日) 02:19:03
「ほとんど話せないんですね」でした。訂正します。
と、英語と日本語の二ヶ国語も話せない連中が英語とオランダ語の二ヶ国語を
話せるウォルフレン氏に言ってる。
>>539 ウォルフレン氏が大学に進学しなかったのは、経済的な事情じゃないから
社会の底辺にいた人ではないだろ。それにオランダみたいな福祉が進んだ
国ではもし貧乏な人がいても経済的な事情で進学できないってことはないだろ。
あとコンプレックスというがウォルフレン氏がコンプレックス持ってたかどうか
わからないし、白人だからってそれは逆に日本人が白人コンプレックス持ってる
話だろwww
それに本での内容読むかぎりではとてもコンプレックスで悩むほど弱い人には
思えないな。
552 :
名無しさん@社会人:2006/04/09(日) 08:57:26
>日本人が白人コンプレックス持ってる 話だろwww
そうだよ。だからウォルが持ち上げられるわけだ。なにwwwwつけてんだろこのバカwww
553 :
名無しさん@社会人:2006/04/09(日) 09:26:36
>英語と日本語の二ヶ国語も話せない連中が英語とオランダ語の二ヶ国語を
話せるウォルフレン氏に言ってる。
日本語と英語を両方話せる日本人がウ氏の批判をしたらそれでよいのですかね。
そういう日本人ほど日本語も話せないのに日本論を展開する欧米人にうんざるするんもんじゃないですかね。
先ほどは彼の本の内容の批判がないと反論があったのに日本語の話せない者が他の著作を
借用して書いた本は学問としてもジャーナリズムとしても失格の内容と批判されたら
批判するものの語学力の批判ですか。お見事ですな。
554 :
名無しさん@社会人:2006/04/09(日) 11:19:54
>>553 自分がされてイヤなことは人にもするな
人の批判をするなら自分への批判も覚悟せよ。
555 :
名無しさん@社会人:2006/04/09(日) 12:05:05
日本語が話せないのに「日本通」では詐欺でしょう。
ジャイアンの父ちゃんはドラえもんの道具を使って100点をとったジャイアンを逆にぶん殴って
「いつも落第点のお前がいきなりこんないい点とれるはずがない。」
「できの悪いのはしかたがないとして、不正だけはするなと教えてきたはずだぞ!」
たとえ日本語以外の言葉が100話せたとしてもウ氏の「失格」は変わりませんね。
ジャイアンの父ちゃん英語なんて話せないでしょうけどウ氏より良識があるんじゃないですかね。
だれが何ヶ国語を話せるかは無関係ですね。
彼はいろんな日本人を取材してるけど、英語でやったんかいな。
免田栄とか。
ウェーバーだって本質的な意味で東洋に精通して無くても中国やイスラムについての論考は
してるんだけどね。
558 :
名無しさん@社会人:2006/04/09(日) 20:10:54
>ウェーバーだって本質的な意味で東洋に精通して無くても中国やイスラムについての論考は
してるんだけどね。
浅はかな知識での記述ですからその内容も浅はかなんではないでしょうかね。
ニュートンはオカルトに関するたくさんの著作を残しています。最も偉大な科学者が書いたからといって
ニュートンのオカルト本が正しいというわけではないでしょう。
ついでにウェーバーは東洋学の研究者として自らを売るようなことはしていないでしょう。
このスレおもろいねw
560 :
名無しさん@社会人:2006/04/09(日) 23:11:53
「ウォルフレン君」、でいいんだよ。持ち上げるな。
君の後輩だと思え>ALL
>>553 >>555 ようはお前らは自分が英語話せないのを認めたわけだwwwwww
一ヶ国語しか話せない奴が英語で論文書いたりまで出来る人のことを
三ヶ国語話せないと批難してるわけか。
なんかカッコ悪いwwwいろいろ言っても
全然説得力ないよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
563 :
名無しさん@社会人:2006/04/10(月) 03:50:02
>562 日本語が読めない日本研究者っていうのは非難されて当然だと思う。それは詐欺だからね。「お前ら」が何カ国語使えるかはまったく別問題だと思うが。まったく論理的思考力の欠如したやつだな。
564 :
名無しさん@社会人:2006/04/10(月) 04:28:28
これで553・555が英語堪能だったら「笑」ですね。
もちろん2ちゃんでは確認不可能ですけど。
「ほとんど話せない」と「読めない」を混同してる奴がいるな
566 :
名無しさん@社会人:2006/04/10(月) 07:49:00
日本語を読める人間が日本に30年住んで「ほとんど話せない」なんて
不可能。
ドナルド・リチーみたく日本に長くいても文章は翻訳者を使ってる在日外国人も多いけどね。
569 :
名無しさん@社会人:2006/04/10(月) 10:37:52
日本在住が長くて話すことはできるが読み書きはできないのはよくあります。
日本在住が長いのに話すことはできないが読み書きはできないのはありえないと思います。
570 :
名無しさん@社会人:2006/04/10(月) 13:46:27
訂正「日本在住が長いのに話すことはできないが日本語を読むことができるなんてありえないと思います。」
571 :
名無しさん@社会人:2006/04/10(月) 15:17:27
ttp://www.geocities.co.jp/HeartLand-Gaien/2207/shuchou124.html ウォルフレンさんは、オランダの王室に並々ならぬ誇りを持っている。
「何も我々は、女王様だから偉いと思ってるわけじゃない。人間的にも非常に
優秀な方だし、オランダにはなくてはならない方です。一人で街に出て買物も
される。又、国民がそれを暖かく見守っています」と手放しで絶賛する。
「どうだ、日本とは違うだろう」と言わんばかりだ。
「日本でも皇室の方々は一人で散歩に出、買物に行きたいと思ってるでしょう。
でも、警備がゾロゾロつくし、又、天皇制をめぐる左右の争いがまだあって、
危ないと思われている。この点だけはオランダの方が進んでますね」と言った。
「そんなにオランダでは女王さまを尊敬してるのなら、次も女王さまなんですね」
と訊いた。「いえ違います。オランダは民主的です。男女にかかわらず第一子
が王位を継ぎます」と言う。「今、第一子は男の子です。だから次は国王です」。
そうなのか。「第一子が王位を継ぐ」と決めているのは、オランダの他、
スウェーデン、ノルウェー、ベルギーだ。日本の女性天皇論者は、この方式を
支持している人が多い。
「じゃ、 オランダの王室も安泰ですね」と訊いたら、チラッと軽蔑的な目で
睨まれた。「我々は王位を尊敬してるわけじゃありません。王位についた人が
立派だから、尊敬し、支持してるんです。能力のない人ならば、やめさせます。
それが民主主義です」と凄いことを言う。じゃ、次の国王はどうなんだろう。
「余り優秀じゃないですね。だからオランダはこれで王室も終わりかもしれません」
と悲観的なことを言う。
っていうかウォルフレン氏が実際どの程度日本語話せるのかわからないから
ここでいくら騒いでも意味なくね。
案外日常会話くらいは不自由なく話せるのかもしれないが、仕事では政治・経済・
社会問題全般だから専門用語がばんばん出るから微妙な表現で誤解を招かぬように
英語一本で通しているのかもしれない。アカウンタビリティーのこと一つ取ったって
日本語では本来の意味にはうまい具合に訳せなくていろいろ問題があると言ってるし
だから英語でやってるのかもよ。
普段の生活に必要な日常会話を覚えるのと、通訳レベルのためにきっちり正しい文法を
覚えてやるのとでは全然違うからな。
政治経済・社会問題の通訳やれる人は、その道の専門用語を習得しなくてはいけないから
かなり限られるし努力だけでなく語学センスが関係してくる。
573 :
名無しさん@社会人:2006/04/10(月) 17:07:10
◆論理よりも感情が優先
論理を容易に無視するこの相対的価値観は、現実の日本人の人と人との関係、やり
取りに如実に発揮されている。そして、特に知的な活動において致命的欠陥を暴露する
のである。その最もよい例の一つは、日本人による「批評」の確立の困難さであろう。
ある時、中村光夫氏が、日本における評論家という立場、評論の受け取られ方を嘆いて
いたが、著者もまったく同感である。
作品自体について論じているのに、ちょっとほめると、「あいつはオレに好感をもってい
る」ととられ、ちょっとけなすと、「あいつはけしからん奴だ」とくる。作品を飛び越え
て人対人(パーソンパーソン)の直接の感情的出来事になってしまう。
また、ごく少数の(これ雨夜の星ぐらいの割合だが)ものを除いて、評論家・書評家の
方でも、往々にして感情的文句を弄しているのが常である。「これは気に入った」だの、
「著者の問題意識を疑う」だの「著者はまだ努力が足りない」とか、「著者の周囲の人々
はどうだ」などと、作品外の著者の態度とか人(パーソナリティ)にまで及ぶと同時に、
自分の感情投入を盛んに行なう。書評というもののスタイル・内容が、著者との人間
関係で決まってしまうことが多い。
はっきり言うと、知らない人のもの、自分の反対に立つ人のものに対しては、悪評を
するが、知人や仲間、特に先輩のものに対しては、必ずといっていいくらい褒めている。
・・・結局、損をするのは第三者である読者であり、これは大きな社会的マイナスである。
(つまり、日本人による)書評の信頼度は非常に低いということである。
中根千枝『タテ社会の人間関係』(p.174、175)
40年前の本からの引用だが、このスレを読む限り、未だに有効だと痛感する。
574 :
名無しさん@社会人:2006/04/10(月) 18:30:04
だから、ほんとに平等を重んじるなら、王室も皇室も否定しなくちゃいけないの。
王室という「不平等」を黙認しながら、「男女平等」を受け入れる。
この間抜けなダブル・スタンダードが、アホ欧州人クオリティー
さすがユダヤの神にすがる脳みそ空っぽの猿は違うねwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
そしてそれに感化されるアホ倭猿に至ってはもう言葉も無いwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
>だから、ほんとに平等を重んじるなら、王室も皇室も否定しなくちゃいけないの。
>王室という「不平等」を黙認しながら、「男女平等」を受け入れる。
>この間抜けなダブル・スタンダードが、アホ欧州人クオリティー
そうだよね。
「スウェーデン王国」なんて、そのアホの最たる国。
女性が働かなくては暮らせない「低手取り国家」。
しかも徴兵制のスウェーデン王国。
576 :
名無しさん@社会人:2006/04/10(月) 19:27:47
旧い欧州
577 :
名無しさん@社会人:2006/04/10(月) 22:27:46
>>574 >>575 みたいな人は、なにか強烈なコンプレックスでもあるんですかね?は
たからみてて非常に痛いんですけど・・・
>>577 おまえの読解力の無さがはたからみてて非常に痛いんですけど・・・
そりゃお前のしょーもない屁理屈なんて理解不能だわ。
気が病んでる奴は単なる馬鹿。
無心の一刀両断よりキチガイのメッタ刺しのほうが殺傷率が高いという良い例。
586 :
名無しさん@社会人:2006/04/12(水) 21:06:14
>中根千枝『タテ社会の人間関係』
「甘えの構造」と同様、幻想の日本を扱った典型的ジャパノロジーの書物だね。学問的価値はない
587 :
名無しさん@社会人:2006/04/12(水) 21:19:47
学問的価値はあるよ、バカ丸出しw
588 :
名無しさん@社会人:2006/04/12(水) 21:21:05
>>586 お前自身の学問的価値、存在価値はないけどな。
さっさと自殺しろや、チンカス!
>>588 第三者から見てても、あなたのような人たち非常に苦しそうに見えるのですが
何か強烈なトラウマでもあるのだろうか。
責めないから話してごらんなさい。
590 :
名無しさん@社会人:2006/04/15(土) 06:55:26
屑日本論の古典
「甘えの構造」
「タテ社会の人間関係」
「菊と刀」
591 :
名無しさん@社会人:2006/04/21(金) 20:48:44
今頃グレーゾーン金利が問題視されてるけど問題理解が相変わらず日本は遅い。
・・・<システム>の下では、消費者の利益への配慮が後回しにされる・・・
省庁間の縄張り争いや、“政治資金”と引き換えにサラ金業者を保護しようとする
自民党の動きによって、五つの関係法案の承認が延期になり、成立が六年も遅らさ
れたのである。やっとできた法律も、サラ金を合法化して最高利息を七割三分まで
とし、サラ金の“経済状態”に合わせて実行可能になった日からは、四割に引き下
げると定めるものであった。一方に既に、利息は年二割を限度とすると明文化され
た相反する法律があったにもかかわらずだ!この新法により、一番得をしたのは、
最大規模のサラ金と大蔵省だった。大蔵省は、金融界を完全に制御していたところ
へ新種の金融業者の参入のため統制が乱れて、頭を悩ませていたのだ。新法によって
サラ金業者が登録制になり、それによって大蔵省は、強制的に情報を把握すると共に
行政指導も出来るようになった。
日本には、一般国民を護るための法律が整備されていないので、様々なボロ儲けを
はびこらせてしまう。サラ金はその一例にすぎない『日本権力構造の謎』(1989年)
最近の貸金業の繁盛ぶりといい、アイフルの業務停止といい、バブル期を超えると
までいわれる景気拡大の虚栄といい、現状は80年代の経験と恐ろしく重なる点が多い。
マスコミが騒がないと政府が動かないのでマスコミは社会的制裁役を引き受けざるを
ないというウォルフレンの分析は全然古くなっていない。上記のように彼は20年前の
グレーゾーン金利についても批判的に触れたが、日本社会は長く忘れてしまっていた。
ということはおそらく過去の再現(但し、違う状況で類似の現象を目撃するという
意味で)としての政治経済の不気味な現実を日本人は目下体験中なのかもしれない。
いわゆるデジャヴという奴だが、とすれば当然、景気拡大も永遠には続かない。
今度は果たしてどういう形で日本に「一つの時代の終局」が到来するのだろう。
592 :
名無しさん@社会人:2006/04/21(金) 21:50:09
アイフルは他のサラ金と比べて、都市銀行、財務省、金融庁とのパイ
プがないから、みせしめにされただけだろうね。ほんと何十年も問題
の本質は何も変わらないこの国はいったいなんなんだろう?
ライブドアといい、アイフルといい、特定の企業だけを見せしめにするアンフェアな
やり方は、確かに問題だ。
ウォルフレンの言う、恐怖による支配なのだろう。
ライブドアの時は、東京地検には苦情の電話ばかり
だったらしいが、当然だな。
594 :
名無しさん@社会人:2006/04/29(土) 21:41:46
結局、官庁のコネがあるところはおとがめなしで、そうじゃないとこ
ろはきつくされると。だから天下りもなくならないと。
595 :
名無しさん@社会人:2006/04/30(日) 18:45:04
今回の耐震偽装も国交省の役人が天下っていない、そして大手住宅系列でもない独立系のイーホームズが「一味」扱いで別件逮捕されました。イーホームズは第一通報者であったにもかかわらずです。
596 :
名無しさん@社会人:2006/05/03(水) 23:28:12
ウォルフレンが白人だから評価されてるみたいなこと書きこんでる人がいるけど、そんなことはない。
90年代中ばまでは的を得たことを言っていて、評価されていた。
最近はずれたことを言っているので、評価されていない。
すべての白人の著者が日本で話題になり評価されているわけではない。
ウォルフレンの日本での評価を白人であることにもとめるのは田嶋陽子の男が悪いと同じレベル。
597 :
名無しさん@社会人:2006/05/04(木) 00:04:47
(X)的を得た
(O)的を射た
(><)的を得た
(^o^) 的を射た
599 :
名無しさん@社会人:2006/05/04(木) 17:19:57
age
600
601 :
名無しさん@社会人:2006/05/06(土) 02:02:56
まぁ日本は、まだまだヨーロッパの四流文化人をありがたがる程度の国だってことだ。
蘭学事始だな。
日本人の盲目的な欧米崇拝が日本をアジア随一の近代国家にしてきたわけだから、
これからも当分白人にペコペコしててもいいと思うよ。いやマジで。
602 :
名無しさん@社会人:2006/05/07(日) 13:29:45
あの人にオランダ・ベルギー・ドイツ・フランス・北欧旅行のガイドしてもらう
のは結構なことだと思う。
603 :
名無しさん@社会人:2006/05/07(日) 14:06:34
日本の田舎にも詳しそう。
604 :
名無しさん@社会人:2006/05/14(日) 07:11:55
296 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/19(水) 14:32:02 ID:Q7clNCYx
80年代に欧米で「日本異質論」が席巻したが、結局あれは何だったんだ?
アングロサクソン諸国はともかく、ヨーロッパ大陸と日本の経済に
それほど大きな違いがあったようにはおもえないんだが。
大陸諸国の場合、天下り、政官財の癒着、終身雇用、株式の持ちあい、
敵対的買収に対する拒否、保護主義といった日本と共通する要素が
多いじゃん。
299 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/19(水) 15:36:07 ID:+weVp+2Y
>>296 > 80年代に欧米で「日本異質論」
それはアメリカ人の妄想。ヨーロッパの学会では、
アメリカ異質論の方が主流だったよ。
605 :
名無しさん@社会人:2006/05/17(水) 14:51:59
>>601 アメリカ議会は1991年にウォルフレンの日本解説を
聴取するためにわざわざ特別講演会まで開いたんだが。
講演会には政治家やマスコミ関係者がどっと押し寄せて
入りきらなかったというエピソードもあるくらいだけど。
当時、ウォルフレンは対日占領政策の歴史的誤りを指摘して
アメリカでも猛烈に批判されていたにもかかわらず。
>>605 アメリカ議会の講演会に招かれれば、それで一流の知識人ということに
なるのか?
少なくとも四流文化人は呼ばれないだろうな
608 :
名無しさん@社会人:2006/05/22(月) 16:25:11
35 :番組の途中ですが名無しです :2006/05/21(日) 00:14:12 ID:N/iPKTDl0
1985年と2005年の恐ろしいまでの共通点
@阪神優勝⇒阪神優勝
A甲子園・大阪桑田&清原旋風⇒甲子園・大阪辻内&平田旋風
B筑波万博開催⇒愛知万博開催
C国鉄民営化問題⇒郵政民営化問題
D中曽根首相靖国参拝⇒小泉靖国参拝
E中曽根(自民)&レーガン(共和)友好関係⇒小泉(自民)&ブッシュ(共和)友好関係
F小兵横綱・千代の富士独走⇒小兵横綱・朝青龍独走
G日航ジャンボ墜落⇒尼崎列車事故
Hタコ八郎飲酒後死去⇒ポール牧飲酒後死去
I直立エリマキトカゲブーム⇒直立レッサーパンダブーム
J日本電信電話公社、日本専売公社が民営化 ⇒ 日本道路公団が民営化
K株価1万3千円台 ⇒ 株価1万3千円台
L夏目雅子、白血病死去⇒本田美奈子、白血病死去
609 :
名無しさん@社会人:2006/05/28(日) 12:27:56
「ヨーロッパ的概念は中国のような国では全く使いものになりません……
中国人を民主主義の概念によって救うことは、あまり期待できないと思われます。
彼らは何百年も上から下される儒教的伝統の中で育ってきています。これは
周恩来やケ小平において支配的な観念になっており、天安門事件での大量虐殺
の歴史的背景になっています。……日本も民主主義ではありません。外見上は
民主主義に見えていますし、日本人自身は民主主義だと信じています。彼らの
信心深いこの信仰を壊すべきではないかも知れませんが、日本は民主国家には
なりません」
by ヘルムート・シュミット
610 :
名無しさん@社会人:2006/05/28(日) 13:49:49
稲葉にコメント消されてやんのw
http://d.hatena.ne.jp/shinichiroinaba/20060527 445 :名無しさん@社会人:2006/05/28(日) 02:41:39
「今の学生には信じられないだろうが、今の小泉・竹中改革は政治思想的には90年代初めのサヨクが生み出したシミン主義のなれの果てなんだ。」
そーなんだよな。どこのアホがアメリカのイデオロギーだとか
小泉支持層はノータリンとか、ぬけぬけとぬかせるんだろ
446 :名無しさん@社会人:2006/05/28(日) 08:07:11
[コメントを書く] # 比ヤング
>多くは結構なご託並べてた「リベラル」に
>裏切られてウヨク化してきた
騙された(あるいは、勝手に期待して)裏切ら
れて一つ賢くなった結果ということなんだから。
結構なことじゃないんでしょうかね
前と変わらず騙し続けようという方も一部には
いらっしゃるんでしょうが
611 :
名無しさん@社会人:2006/05/30(火) 01:14:22
高卒のユダヤ系オランダ人のトンデモ本をありがたがって読んでいるのは
日本の池沼左翼ぐらいですよ
もっと一流の人物の著作を読んで、お利口さんになりなさいねw
612 :
名無しさん@社会人:2006/05/30(火) 03:40:28
613 :
名無しさん@社会人:2006/06/18(日) 01:50:20
ttp://www.ritsumei.ac.jp/acd/cg/law/lex/95-3/fukui.htm 政治機構や社会組織における抑圧的性格に着目し、そうした政治的・社会的抑圧や
それを合理化するイデオロギーこそが近代的な自立した市民の成長を阻んでいると
考えて、こうした障害を取り除くことこそが焦眉の課題であるとみなす点で、
ウォルフレンの議論は、近代主義や市民社会論(そして、ある程度までは講座派
マルクス主義)と共通しているといえるわけである。
もっとも、このことはウォルフレンの議論と近代主義・マルクス主義の主張との
同質性を意味するものではない。いうまでもないことであるが、ウォルフレンの
議論はあくまで〈日本異質論〉の系譜に属するものであって、日本社会の抑圧的
性格を---洋の東西を問わぬところの---前近代性に由来するものと見る後者の
主張とは明らかに視点を異にする。そして、この両者を隔てるものこそ、階級的
視点や発展的思考の有無なのである * 。
614 :
名無しさん@社会人:2006/06/18(日) 01:51:32
ウォルフレンはもちろん、日本の〈システム〉の独特な権力構造が歴史的に
形成されたものであることを否定しはしない。けれども、インフォーマルな
社会的統制を---程度の差はあれ---前近代社会に広く共通するものであるとは
見ずに特殊日本的なものであることを強調するウォルフレンの場合には、
日本文化ユニーク論を退けて日本文化自体の政治的起源を主張する論旨とは
裏腹に、抑圧的な政治・社会構造や氏の指摘するところの文化に対する政治の
優位自体が---明示はされていないものの論理的には---結局は広義の文化以外に
帰着させることができない。そこにウォルフレンの論理のアポリアがあるのであり、
それは変革主体と不可分の現状規定に論が及ぶとき、さらなる困難に突きあたる
ことになるのである。
615 :
名無しさん@社会人:2006/06/18(日) 01:52:27
歴史の弁証法を理解しないウォルフレンにあっては、日本を---かつては
西欧にもあったはずの---封建的な関係や慣習が根強く生き残った社会
(別の表現を用いるなら、近代化の途上にあって文化的・社会的な封建遺制を
有する社会)として捉え、そこに何世代か前のヨーロッパの人々の呻吟を
重ね合わせて見る、という思考は間違っても現れてこないであろうから、
彼が結局のところ日本文化政治起源論に活路を見出すことになってしまった
のも理解できないことではない。
616 :
名無しさん@社会人:2006/07/07(金) 13:26:31
難しい
617 :
名無しさん@社会人:2006/07/10(月) 00:51:20
新刊「幸せを奪われた「働き蟻」国家日本―JAPANシステムの偽装と崩壊 」
を立ち読みしたが、最後の部分で「日本が立ち直るには女性が社会進出すべきだ!」
みたいなフェミ見たいな事を言っていたのには幻滅した。
菅もそうだがウォルフレンもフェミイデオロギーに洗脳されているね。
フルフォードは「自殺者の殆どが男性だ」といっていたが、女性専用車両、マスコミの「女性」「男」表記、
内閣府男女共同参画局、女性センターの乱立などかなりやばい方向に向かっていると思うのだが全部スルーかよ。
小泉マンセーのメディアに対しても少し触れていたが、何故マンセーしたか、裏で誰がどのように糸を引いたかなど
もう少し詳しく分析して欲しかった。
これがやばいって、日本は先進国では女性の社会進出の度合いがかなり低い国だろう。
今の搾り取り型の緊縮過剰な方向性で社会が萎縮するに比べたらマシだろう。
619 :
名無しさん@社会人:2006/07/12(水) 11:20:34
>>618 糞フェミハケーン。
社会進出といってもその目論んでいる内容がきつい3Kの仕事は全部男性にやらせて、
楽な仕事はおろか企業の幹部、高官や政治家など支配層も女ばっかにするという
キチガイ丸出しの糞フェミ。
フェミなんてリベラルでもなんでもない。左翼ですらない。
620 :
↑:2006/07/14(金) 10:39:28
2ちゃん漬けでルサンチマンまみれになった奴のキモさの典型
ウォルフレンは『アメリカを幸福にし世界を不幸にする不条理な仕組み』を
書いたあたりからおかしくなってきたような。
アメリカ主導のグローバリゼーション批判は、それまでの日本独自の
システムに対する批判と矛盾している。
622 :
名無しさん@社会人:2006/08/23(水) 00:17:10
山県有朋は政党政治家が競いあってよりよく日本を運営するようになることをとても嫌っていたために、軍部の権限を文民から独立させました。
つまり参謀本部を設置して天皇の統帥権を内閣から切り離し、陸軍及び海軍大臣の現役大中将制を確立したのです。
この法律が、後に日本がろくな戦略も持たずに一部の軍人の勝手な行動により第二次大戦まで突入することを可能にさせたのです。
先ごろ亡くなられた歴史作家の司馬遼太郎さんも「統帥権の独立こそが日本を戦争に追いつめた原因ではないか」と推察していますが、
山県こそがこれを作った人です。現在の日本では戦争を起こすなんてとても考えられませんから、過去に起こった不幸な出来事として済ますこともできましょう。
けれどもそれでは済まされないことが今もあるのです。
山県がもう一つ行なった重大なことが、さまざまな法律を作ることにより、官僚に、いちいち政治家にお伺いをたてなくても行政を遂行できる権限を与えたことです。
政治家不在、官僚主導の政治体制が今も残って官僚たちが自身のせまい視野のみで日本を運営するという悪弊は、山県が作っていたのです。
623 :
名無しさん@社会人:2006/08/23(水) 17:02:55
>>621 というより彼は『エニグマ』以後、自分のアイデアを安売りする
単なるエッセイストに成り下がってしまった。体系思想家から
思想普及者に商売代えしたことが独創思想の劣化を招いた気がする・・・
確かに『支配者を支配せよ』『人間を幸福にしない』などの初期の日本
エッセイは、ウォルフレン入門書として息の永い価値を持ち続けると思う。
ただ、日本の欠陥を外国との冷静な比較検討から徐々に政治的優劣に比重を
移したりと微妙なニュアンスの変化に失望を覚えた人は多いのでないか。
相対的に中国・韓国の体制を賞賛したのもまずかった。特に小泉在任中は。。
624 :
名無しさん@社会人:2006/08/23(水) 18:38:38
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625 :
名無しさん@社会人:2006/08/23(水) 23:53:04
626 :
名無しさん@社会人:2006/08/24(木) 19:30:58
…エネルギーを費やしても行動的市民になる価値がある、とあなたが
考えるかどうかで、たぶん、あなたの愛国心が試される。私が言って
いるのは、極端に国家主義的な感情や、非現実的な権力幻想、または、
政治的英知の代用品である神話などを生み出す、にせの愛国心のこと
ではない。私の言う真の愛国心とは、最終的には隣人たちへの思いやり
の心から生まれる。近くにも、遠くにもいる、あらゆる隣人たちへの
人間的な共感から生まれるのだ。
『人間を幸福にしない日本というシステム』
627 :
名無しさん@社会人:2006/09/06(水) 00:03:31
今日の日本で最も重要な政治上の事実とは、1868年に始まった明治維新が未完のままだ
ということである。この革命は封建制を破壊した。しかし、それに代わる強力な中央政府
を樹立しなかった。王政を復古したが、天皇は何世紀にもわたって政治の実権者であった
ことはなかったし、政庁所在地に居住することすらなかった。当時、わずか16歳であった
天皇の復位は、それを勝ち取った勢力にとって、統治することに意欲をもち、またその能力
ももっていた専制君主や[ピューリタン革命後に英国の王政復古を果たした]チャールズ二世
のような国王による王権の回復ということではなかった。彼らは、先の幕府が占めていた
場所に自分たちが座り、そこで以前と同様の統治法を用い続けた。それまでよりも広い基盤
の体制を設立し、近代化した社会の中で勃興してきた新しい集団を承認し、三百余りの藩の
代わりに、一つの強力な中央政権を樹立した。しかしその新体制の中央に、全ての集団を
統括することのできる強力な権威は当時存在しなかったし、いまもって形成されていない。
日本の政府は過去も現在も、集団間のバランスの推移で動く重心にたとえられる。かつてある
政治家は、この体制を説明しようとして自分の机から鉛筆をたくさん出してきたことがあった。
彼は鉛筆を手で支えてピラミッドのような形を作った。それから自分の指の圧力をいろいろと
変え、それでピラミッドの頂点が指す方向がどう変化するかを見せてくれた。「これが日本の
政治なんです」と彼は話した。「時に政府の方針はこちらの方向を目指し、また、時には
あちらの方向を目指すのです。全てはピラミッドの土台に加わる圧力次第なのです」
NYタイムス、英タイムス両特派員 ヒュー・バイアス著 『敵国日本(1942年)』p.60
628 :
名無しさん@社会人:2006/09/07(木) 20:36:04
現在、日本の省庁が、占領直後のような国全体への生殺与奪の権力を有していないの
は確かである。それでも通産省(現・経産省)のアメリカ版を想定するなら、それは
商務省とエネルギー省、アメリカ通商代表部、輸出入銀行、中小企業庁、全国科学基金、
海外私的投資公社、環境保護庁、それに国防総省と司法省の一部を含むものとなる。
このように描き出しても、通産省のもつ権限の全容を伝えることにはならない。例えば、
通産省はアメリカのエネルギー省と対等の組織を含むばかりか、電気料金をはじめとする、
各種のエネルギー料金にも権限をもっている。原子力発電施設の許認可を行うほか、通産
省の認可を得なければ、日本国中、工場、スーパーマーケット、デパート一つ建設でき
はしない。工業標準の設定も通産省の権限であり、日本開発銀行も通産省の指示に従って
投資する。通産省にはまた景気後退中の業界の支援ないしは特定目標業界の発展を目的に、
独占禁止法を一時停止し、不況カルテルを宣言する権限がある・・・日本では(立法の)
手続きが・・・議案は、業界、学識経験者、労働団体、消費者団体、報道関係者などで
構成される産業構造審議会のアドバイスを受け、通産省で作成される。審議会は通産省の
議案を検討するか、または審議会独自の案を作り、非公開の会議で討議される。つまり
法令は通産省内部で立案され、閣議に提出される。閣議了解となれば国会へ上程される。
国会では内容のある討議を充分行うこともなく承認されることになる。だから日本では
新聞紙上で通産省の案を読めば、それが法律になると考えて間違いない。
クライド・プレストウィッツ Jr.『日米逆転』(1988年)より
629 :
名無しさん@社会人:2006/09/09(土) 00:58:30
「この人生はどこかおかしい」と多くの日本人は感じている。なぜだろうか?
驚くほど多くの日本人が、自分の人生はおかしいと感じている。こうした思いは世代を問わずほぼ全ての階層の日本人に共通している。
不満の原因は人生につき物の個人的な問題や家族のいざこざだけではない。
周囲の社会の現実のせいで日本人は漠然とした不満を抱いているのだ。
なぜ、日本にはサラリーマンを揶揄する漫画があり中流階級の男性の苦々しい思いを映し出しているのか?
なぜ日本には学校嫌いの子供がこれほど多いのか?
なぜ日本の大学には憂鬱で退屈そうでうつろな表情を浮かべた学生がこれほど多いのか?
こうした現実を抱える国は世界でも珍しい。日本人の作り笑いや、わざとらしい陽気な態度に隠された素顔を垣間見た外国人には日本が実は打ちひしがれた人々の国であることがわかる。
日本の社会はゆがんでいる。死や事故や貧困といった運命による原因からでなく、日本の社会がどうしようもなく歪んでいるために大きな不幸に見舞われた人の例をあなたもご存知だと思う。
人間は個々人ではか弱い生き物
しかし、今の世の中一人で戦うこと多すぎる
631 :
名無しさん@社会人:2006/09/10(日) 16:02:39
(予算要求を査定する主計官に対し)正直であることと同様に、省の役人は信用のおける人と
みなされなければならない・・・ある省の局長は、ある事業を三年間で完成するという約束を
一度したなら、忠実な役人は第四年度には予算を要求しないであろうと述べた。(省の)会計
課長は、自民党に対しても意見を述べることができなければならない。
「党が20億円を要求し、我々の省が実際には15億円程度を望んでいて、大蔵省が10億円でどうか
と言っている項目があるとしましょう。我々は、大蔵省が15億円を出すならまとまるということ
を大蔵省に確信させねばなりません。こうすることで信用が創り出されます・・・もし、この
判断を誤ると、大蔵省との間で問題が起こります。我々が15億円を要求し、それを獲得したあと
に自民党が再び介入し、さらにもう10億円を要求し、大蔵省がついに認めさせられることになっ
たとします。それでは、最初に15億円と言った人に対する大蔵省の信用はなくなってしまいます。
省の役人が予算過程を二、三度経験した後で、大蔵省は彼は安心だということが分かるのです」
・・・以前に役人として勤務したことがあったり、政務次官や大臣であったというような省と
の特別の関係をもつ国会議員は、その省の管轄内で特別の便宜を図ってもらえるものと、地元の
住民は期待している。このような期待があるために、国会議員は対立している圧力のバランスを
とることを余儀なくされることがある・・・
村山達雄が運輸政務次官であったとき、自分の選挙区の国鉄の駅改築資金を要求するグループ
に対して、国鉄の困難な財政状態を説明してはねつけたことがあった。
陳情団には不評を買ったが、大蔵省の某局長はあとで、村山氏は「選挙区での利害を超えて筋を
通す人」(後に予算要求をする際に役立ちうる信頼を示す表現)であると論評した。なお、予算
過程で省の要求のために大蔵省と闘って成功した場合には、個々の事業配分が決定される時点で
その省と交渉するとき、たぶんその成果は十分に考慮されるであろう。
ジョン・キャンベル『予算ぶんどり 日本型予算政治の研究』(1977年)
632 :
名無しさん@社会人:2006/09/11(月) 11:28:01
ウォルフレンって読む前は巷の評判でなんか偉い人のような気がしてたが、
読んで見たら、単なるドキュソじゃん。
こんなもんをありがたがる日本人の卑屈さの方が興味深い。
634 :
名無しさん@社会人:2006/09/11(月) 14:49:53
635 :
名無しさん@社会人:2006/09/11(月) 16:01:24
ウォルフレンは最新刊の『もう一つの鎖国―日本は世界で孤立する』で、
日本の首相が靖国参拝をやめなければ、中国で新幹線の受注ができなくなると
脅すようなことを書いていたが、何十年も日本にいながら結局日本人のことが
理解できなかったと見える。
日本人で、「中国で新幹線を受注したい」と考えているものはほとんどいない
と思う。むしろ一般の日本人は中国とはできるだけ関わりあいになりたくないと
思っているのに。
636 :
名無しさん@社会人:2006/09/11(月) 16:04:42
637 :
名無しさん@社会人:2006/09/22(金) 08:30:29
タイでクーデター起きて憲法停止したけど ウォルフレンはこういうのどう考えてるんだろ
日本以外のアジアの国では程度の差こそあれ民主主義が正常に発達しつつあるようなこといってたとおもうけど
>>637 まあ、一般的にその国家が経済的に豊かになればなるほど「民主的」になっ
ていくよ。逆に言えば諸々の手続きがそれなりにクリアーにならないと社会の諸活動が
滞るので経済的に豊かにもなれない。このあたりは鶏と卵か。
ただ、この点で政治学者や社会学者の国民性・社会性分析ってしばしばただのスローガンに
終わるので(宮台の「日本人は民度が低い」→だから駄目なんだみたいなw)
実利にはあんまし役に立たないことが多い。
タイの政治事情は不明だけど、ただ個人的にはシビリアン・コントロールが
成立していない国がこれ以上に「民主的」に豊かになるのは難しそうだ。
東アジアの奇跡といっても現実のタイはまだまだ貧しい層が多いしそれこそ”民度”も低い。
せっかく教育や経済に力を入れてきたのにまた停滞するんでないかい?
639 :
名無しさん@社会人:2006/09/23(土) 23:39:41
タイなどの発展途上国が経済的に豊かになるのは難しいと思う。
企業の技術力が違いすぎるし、開発にかけられる予算が違いすぎる。
中国やインドなど国土や人口などの労働力の面で他の国を圧倒している国は別だが
それ以外の国はこれから豊かになるのは無理だろ、先進国の下請けをやって
ずっといくしかない。
もっともこれらの国が皆先進国並みになったら化石燃料などを全て使い切って
しまって天然エネルギーがなくなって他の先進国も経済がボロボロになるから
先進国も発展途上国が経済発展するのを本当は望んでいない。
中国の10億人以上いる国民が全て中流階級になっただけで化石燃料はなくなって
しまうので、よく中国の貧富の差を非難する先進諸国がいるが本当に中国に貧富の差が
なくなったら困るのは今の先進国だな。
640 :
名無しさん@社会人:2006/09/24(日) 07:00:24
>>637 ウォルフレンは日本よりも韓国の民主主義のほうがホンモノだと書いていたが、
「日帝強占下反民族行為真相糾明特別法」なんぞは「法律は遡及せず」の
原則に違反している。
金大中なんぞは「われわれは戦って拷問を受けながら民主主義をつかんだが、
日本は戦争に敗れた後、米国から民主主義を持ってきた」と言っているが、
これは勘違いというものである。
642 :
名無しさん@社会人:2006/09/24(日) 11:36:09
>>641 成熟の度合いが高いってこと言いたいんじゃない。民主化が進んだ経緯よりも
今現在の成熟してるかどうか。
もちろん韓国もまだ完全なものとはウォルフレンも認めてない、日本と比較
すればってことだと思う。韓国人は自己中ではあるが、自国をよくするために
命がけで戦う気持ちがあるが日本では、そんなことやる気がある人は少数だろ。
こないだの総選挙では、与党の中枢にいる政治家が大真面目で紙芝居で郵政民営化
を国民に説明するとか言ってた、こんな国は他にないぞ。少なくとも市民の意識が
成熟してるとは言えない、そして政治家のレベルも国民レベルを反映している。
他の国で与党中枢の政治家が紙芝居で説明するなんてやったら馬鹿にしてるのかってことで
叩かれると思うが、日本では叩かれるどころか真剣に聞いてた人多かったしな。
首相が格差は悪くないと言っても反発も起きない、新自由主義の米大統領ですら
ここまで露骨に格差は悪くないなんて言えないが日本では容認される、こういう国民性
は大きく関係していると思う。
>>642 >韓国人は自己中ではあるが、自国をよくするために
>命がけで戦う気持ちがあるが日本では、そんなことやる気がある人は少数だろ。
これはいったい…まぁありがちな煽りは嫌韓諸君にまかせるが、
あの韓国人の愚民的民族主義を見習えとでも言うのか?
韓国人のネチズン民主主義がノムヒョンを大統領に押し上げたが、
韓国は良くなりましたか?
確かに「命がけで国を良くする」と口ではよく言う韓国人ですが、
実際は個人の成功を優先して優秀な人や金持ちの国外脱出が止まりませんが。
>新自由主義の米大統領ですら ここまで露骨に格差は悪くないなんて言えない
アメリカの場合、人種問題もからんで格差は洒落にならないレベルだから
そりゃ言えないだろう。
ただしアメリカは建国以来の理念として
機会の平等を確保した上で公正な競争の結果での格差は仕方ないという
国民のコンセンサスができているから、改めて結果の格差が問題になること自体が少ない。
だから改めて大統領が「格差は悪くない」などと言う必要もない。
機会の平等について問題になることは常にあるだろうが。
システムの問題を論じるならまだしも
国民性を持ち出して国民が馬鹿だからなどと論じるのは
形を変えたレイシズムだろう。
日本人は外人からバカと言われるのが好きだからいいんじゃないの?
西洋コンプレックスが倒錯したレイシズムを助長してるのだろう。
西洋人目線で自らを罵倒して見せるような。
>>641 そもそも韓国の封建政治とその権力者を破壊したのは日本なんだけどな。
ただに日本は韓国と比べて革新勢力が弱体化しすぎているというのはあるだろうね。
>>643 韓国を日本に、ノムヒョンを小泉に置き換えてもその文言は成立するよな・・・。
>>641 そもそも韓国の封建政治とその権力者を破壊したのは日本なんだけどな。
ただに日本は韓国と比べて革新勢力が弱体化しすぎているというのはあるだろうね。
>>643 韓国を日本に、ノムヒョンを小泉に置き換えてもその文言は成立するよな・・・。
649 :
名無しさん@社会人:2006/09/25(月) 22:39:09
>>637 最新刊の『もう一つの鎖国』では中国に民主主義を押し付けるべきではないと
書いていたよ。
普遍的な制度や理念という概念を捨てたみたい。
で、ウォルさんは日本語できるようになったのかね。
よくもあ、こんなペテン師に熱心に入れ込めるねえ
たいしたもんだよ
652 :
名無しさん@社会人:2006/09/28(木) 19:30:22
653 :
名無しさん@社会人:2006/09/28(木) 19:31:54
654 :
名無しさん@社会人:2006/10/13(金) 20:20:02
ウォルフレンは北朝鮮に対するエンゲージメント政策をとるよう主張してきたが、
とうとう北朝鮮は核実験をやってしまったな。
次に出す本ではこのことについてどう言い訳するつもりなんだろう。
655 :
名無しさん@社会人:2006/10/14(土) 21:42:10
(日本の)官僚は、彼らに極めて現実的な自己保存の目的と手段を提供する巨大な
軍事的国家企業を物質的基礎とし、日本の政界における緩衝帯の役目をもっている。
・・・官僚は軍部・金融界・産業界の摩擦を緩和する仲介者であり、ある時は軍閥
の完全な支配を妨げ、またある時は大企業の政治壟断を阻止するために、一方から
他方へと勢力の重点を移行させる役割をつとめている。
軍部から財界へ、あるいは宮廷勢力から政党へと転々する間に、この匿名の、だが
練達の官僚群はしだいに真正の民主主義的行動の兆候をすっかり失ってしまったが、
その半面では徹底的なファシスト勢力の勝利も妨げている。
その結果、外国の時事解説者は日本政治の実況報道に匙を投げてしまった形である。
現代日本にはファシズムの兆候も多少はあるが、ファシスト独裁のはっきりと成熟
した状態は存在しない。今はこの魅力ある、しかし捉えにくい問題を充分に論議する
場合でないが、“日本政治を理解する鍵は官僚の歴史的役割とその現実の地位とを
充分に評価する者に与えられる”といっても誇張ではあるまい。
ハーバート・ノーマン 『日本における近代国家の成立』 (1940年)
656 :
名無しさん@社会人:2006/10/14(土) 21:56:40
ウォルフレンさんは、居場所のない流浪の民じゃないんですか?
657 :
名無しさん@社会人:2006/10/14(土) 22:15:30
658 :
名無しさん@社会人:2006/10/31(火) 14:31:17
「顔に貼り付いたような笑顔や不自然なはしゃぎ方の下に、その素顔を垣間見てしまった外国人には、この国は「うちひしがれた人々の国」だとわかる」
「顔に貼り付いたような笑顔」というのは、東洋人に特有のオリエンタル・スマイルに近いと思いますが、日本人の場合、東南アジア、中国、大韓民国の人々よりも、
必要以上に笑顔を作ろうとしているような気がします。この感じは、例えばタイ料理店のタイ人店員、中華料理店の中国人店員、
韓国料理店の韓国人店員と純粋な日本料理店の日本人店員を比較してみても分かります。個人的な感じとしては、日本人の笑顔は、オリエンタル・スマイルよりも、
かなり「堅い」笑顔で、「営業的笑顔」が顔に固着したという感じの人が多いような気がします。「不自然なはしゃぎ方」の方は、一杯飲み屋に行けば、そこらじゅうで見ることができます。
「うちひしがれる」とは、新明解国語辞典によると、「相次ぐ生活の苦しみや予期せぬ不幸な出来事によって、これから先、生きて行く意欲を全く失ってしまうほど深い悲しみや絶望感に襲われる」ことだそうです。
で、ひらがなぐらいは書けるようになったのかねウォルさん?
660 :
名無しさん@社会人:2006/12/26(火) 00:59:39
age
661 :
名無しさん@社会人:2007/01/13(土) 16:17:12
農耕民族ってA型のこと
O型は狩猟民族、B型は遊牧民族
農耕民族A型は群れを作る。規則正しい横並びの群れを作るためには
無理やり敵を作り差別する・・・・これが、いじめ・・・・遺伝子レベル
AB型は約1700年前にできた。B型は2万年から1万5千年前。
A型は3万から2万5千年前。それ以前の数百万年は全員O型だった。
約2000年前にA型が日本にやって来たとき、日本の先住民(O型)を
大量殺戮したとおもう。アフリカの狩猟民族(O型)の99%は、
農耕民族(A型)に滅ぼされた。北米のインディアン(インディアンの99%は
O型)も大量殺戮され滅んだ。ヒットラーもブッシュもA型。
ドイツもアメリカも農耕社会。
農耕民族社会はいじめ、女性差別、虐待、大量殺戮、売春、ホームレス、
横並び結婚、を作りだした。
虐待されると自傷してしまう。今、日本の自傷者は百万人ともいわれている。
虐待されると、感情でも理性でも考えられなくなる。
農耕社会は虐待連鎖社会。
狩猟民族と農耕民族は歴史、感覚、認識の仕方がぜんぜん違う。
狩猟民族は農耕社会で生活すると傷つく。
教育は血液か遺伝子でクラス分け、しないとダメ。
662 :
名無しさん@社会人:2007/01/14(日) 19:11:58
こいつ社会学者だっけか?
チャーマーズ・ジョンソンと同じ臭いがするな、このおっさん
世の中を支配者と被支配者の二元論に短絡化し、分断工作を煽る。
油田屋共産主義の使い古された手。
666 :
名無しさん@社会人:2007/02/21(水) 16:21:02
156 :世界@名無史さん :2006/10/04(水) 21:40:31 0
カレル・ヴァン・ウォルフレン『人間を幸福にしない日本というシステム』
(毎日新聞社)
日本の社会・政治的現象をじっくり見、欧米の先進工業国のそれと比べたとき、
はたと気づかされる異常な事実がある―日本には政治勢力としての中間階級が
ほぼ完全に欠落しているのである。
(中略)
歴史を少し振り返ってみればわかる。貴族階級の一員ではないが、無力なほど
貧しいというわけではもない人たち(すなわち、経済階層上の中間の人たち)が、
先進国に民主主義が実現する過程で、大きな役割を果たした。日本以外のアジアの
国々でも、中間階級の出現が、政治の姿をすっかり変えるほどの影響を与えた。
たとえば韓国だ。朴正熙・全斗煥・盧泰愚各大統領のかなり強権的な政治を
通じてもたらされた経済成長は、都市部に、そして農村部にさえ、不穏な中間
階級を生み出した。その結果、国の政治的変化を多少なりとも促した活発な
政治行動が起こったのだ。
繰り返しになるが―歴史上、中間階級の生成は、近代民主主義を生んだ政治的
姿勢の発達のために不可欠の要因だった。しかし、日本はこの発達を経てこなかった。
667 :
名無しさん@社会人:2007/02/21(水) 16:22:28
157 :世界@名無史さん :2006/10/04(水) 21:50:38 0
>>156 これが上にレスにある「386世代革命の旗手マンセー論」の原型ですな。
まぁ、その「韓国の『偉大なる386近代民主主義』」のなれの果てこそ
今の「事後法の禁止」も「言論の自由」も全く理解できないノムヒョン政権なんだけどね。
まあ要するにウォルフレンは戦前日本史を知らないだけなんだよ。
日本における中産階級勃興は20世紀初頭であって、
これが帝国議会発展から政党政治、大正デモクラシーを経て
1925年の男子普通選挙実現を支える有力な政治支持層となっている。
ウォルフレンのバカな無知珍説は放っておいて、
日本人が考えるべきは、その後1930年代〜45年にかけて
なぜ日本の民主政が「退行してしまった」のかの研究だろうね。
これは未だに深く議論されていない希ガス。
668 :
名無しさん@社会人:2007/02/21(水) 21:46:57
あの当時でもジャーナリズムは、政治家の腐敗とかはよく取り上げて
たけど、官僚の権力に関しては、ほとんど検証してなかったからじゃ
ない?国民も政府のことは信用してたみたいだし。
そのせいで官僚達が権力を伸ばしていって、その分国民の権利がしぼ
んでいった気がする。特に陸軍と内務省はひどいよね。
669 :
名無しさん@社会人:2007/04/06(金) 01:25:36
軍部大臣現役武官制。
山縣は最悪だな。
こいつの小心で陰険な俗物根性が、
議会製民主主義を破壊し、
日本を破滅に導くことになる。
670 :
名無しさん@社会人:2007/04/06(金) 22:07:58
山県は明治維新の果実を食いつぶしたよね。幕末前後に死んだ連中が
浮かばれないわ・・・
20年日本にいて日本語が全然できないという伝説は本当なの?
672 :
名無しさん@社会人:2007/05/27(日) 23:28:06
こいつが靖国に言及した箇所は酷かったな
673 :
名無しさん@社会人:2007/07/31(火) 03:33:24
>>667 当時の人が民主主義をそれほど大切に考えてなかった。
そういう教科書の記述は後世の人が民主主義は大切で発展するものという信じ込んだ人が抜粋しだだけ。
今でも日本の民主主義は893が政治家殺しても誰も何も言わなかったらすぐに終わらせられると思う。
役人をはじめ社会の基幹を構成する人たちがサボればニヒルな国民を大量に生み出すようだし。
民主主義なんてどこも欧米からの借り物なんだからもし欧米が滅んだら
その後も民主主義続ける国なんて多くはないだろう。
>>673 理論的にはわからない話ではないが、いくらなんでも仮定が無茶苦茶すぎるだろ
さしあたり、欧米が滅ぶ可能性ってどんなのがあるんだ?
欧米が滅ぶより欧米が世界を覆い尽くして民主主義が形骸化するシナリオの方が
よっぽど可能性がありそうだ
675 :
名無しさん@社会人:2007/08/07(火) 04:06:42
ウォルフレンは不平等を受け入れろと言っている。反共産主義なのはいうまでもない。
彼は米や日本によく見られる左傾した似非リベラルではない。バランス感覚のある現実的なブルジョア自由主義者である。
ちょっとフェミなのが玉に瑕だが。
なに言ってんだ、馬鹿。
677 :
名無しさん@社会人:2007/10/21(日) 12:28:00
ttp://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2007/08/post_db4d.html [書評]日本人だけが知らないアメリカ「世界支配」の終わり (カレル・ヴァン・ウォルフレン )
今回の著作で私が一番気になったのは、過去の日本の保護主義への視線だ。
「極東ブログ: [書評]もう一つの鎖国―日本は世界で孤立する (カレル・
ヴァン ウォルフレン)」(参照)でもそうだった、中国擁護論については、
ああまたか、というふうに読み過ごすのだが、中国の現状は過去の日本の
保護主義と同じで正しいのだという主張が出てきたときには驚いた。
「え?ウォルフレンさん、あなたはその日本の保護主義を批判していたのでは
ないですか?」と問い掛けたくなる。
グローバリズムは間違いであるという主張は、WTO反対派などのありきたりの
意見の典型としてはどうということでもないのだが、ウォルフレンの今回の
主張をなぞっていくと一国の経済では産業形成を国家が統制すべきだという
議論になってくる。それって、かつてウォルフレンが批判してきた統制的な
ナショナリズムなのではないか。そのあたりにウォルフレンの変節を感じる。
678 :
名無しさん@社会人:2007/10/24(水) 19:43:28
アメルカの世界支配って、本当に終わったの?ウォルフレンの言ってることって信用できるの?
679 :
名無しさん@社会人:2007/10/24(水) 22:30:46
終わるわけが無い。 はぐれ者のウォルフレンを信用する奴は池沼。
680 :
名無しさん@社会人:2007/10/29(月) 14:03:16
よっぽど支配層に都合が悪いようだ
ウォルフレンの思想はなぜあんなに現実離れしているの?
19世紀のドイツ教養市民層みたい。
>>683 別に現実離れしてないよ
まぁ、ある程度の年齢にならんと、ウォルフレン氏がいかに社会理論を冷静に効果的に
抑制しながら分析したかなんて判らんだろうからな。というか、そういう面
から評価するということも気づかないだろう。
年齢というか、教養のない奴、自分で調べようとしない奴は、いくつ
になってもわからんだろう。
ウォルフレンは中国批判は絶対にやらないよな。
日本に対する厳しい態度とは対照的だ。
>>686 出たな工作員
「日本制度批判」と書くんじゃなく「日本批判」と書いて
第一印象を誤解させようとする
688 :
名無しさん@社会人:2007/11/04(日) 16:38:37
ウォルフレンはなぜ中国の制度に対する批判をやらないんだろうか。
ヲルフレ「あの国は手遅れだ」
690 :
名無しさん@社会人:2007/11/15(木) 15:51:21
ウォルフレンの「ヨーロッパこそ日本の自然な同盟相手」という主張に
ついてはどうよ?
ふとしたきっかけでカレルを知りました
100円で買った「人間を幸福に〜」をこれから読んでみますわ
「日本/権力構造の謎」を読むまで、電通の存在と力を知らなかった。
693 :
名無しさん@社会人:2008/01/30(水) 10:30:18
これから日本が没落することを考えれば、ウォルフレンのいってたことが
いかに正しかったかわかるだろうな。まさに、人間を幸福にしない社会システム
しかつくれない国民だったということになってしまうぞww
「人間を幸福に〜」の頃から、基本的に権力構造がいまだに変わって
ないのに驚くよ。なんだろうこの国は・・・
695 :
名無しさん@社会人:2008/02/09(土) 23:01:57
ウォルフレンはとうとうマルクス主義者になってしまった、、、
696 :
名無しさん@社会人:2008/02/10(日) 02:53:16
>>690 トッドや後藤新平の考えにも通じるところがあるね。
697 :
名無しさん@社会人:2008/02/15(金) 01:12:30
池沼のウォルフレンさんは、今何しているの?
698 :
名無しさん@社会人:2008/05/27(火) 00:13:56
>>489 ウォルフレンは絶対社民主義じゃない。彼の根底に平等理想など無いのは一目瞭然だろ。
社会党の欺瞞に関しても分析しているし、土井孝子を似非改革者だとこき下ろしてる。
「怒れ日本の中流階級」の「不平等を直視しよう」の項を読んでみ。同書はブルジョアを育てろというのが主旨。
「幸福にしないシステム」では官僚支配の甚だしい「システム」により国民の消極的自由が甚だしく侵害されているというのが主旨だろ。
小泉に関しては似非改革者だから評価していないの。
自民党の改革なんて所詮は官僚支配を延命させる為のガス抜きに過ぎない。
ウォルフレン
30年だか日本に住んで、ほとんど日本語の読み書きが出来ないガイジンって不気味じゃないか?
ジーコ元監督よりはマシなんじゃないか?
ジーコは実はまあまあ日本語しゃべれるそうだ。それにくらべ・・・
『権力構造の謎』の記述で、部落解放同盟に批判された時、シンポジウムを提案したのは見事だった。
差別主義者にされた時の筒井康隆の態度とは大違いだ。
シンポジウムの模様は早川文庫版に付録で挿まれているはず。
的を射ている。
>>654 >
>655 名前: 名無しさん@社会人 Mail: 投稿日: 2006/10/14(土) 21:42:10
>(日本の)官僚は、彼らに極めて現実的な自己保存の目的と手段を提供する巨大な
>軍事的国家企業を物質的基礎とし、日本の政界における緩衝帯の役目をもっている。
>
>・・・官僚は軍部・金融界・産業界の摩擦を緩和する仲介者であり、ある時は軍閥
>の完全な支配を妨げ、またある時は大企業の政治壟断を阻止するために、一方から
>他方へと勢力の重点を移行させる役割をつとめている。
>
>軍部から財界へ、あるいは宮廷勢力から政党へと転々する間に、この匿名の、だが
>練達の官僚群はしだいに真正の民主主義的行動の兆候をすっかり失ってしまったが、
>その半面では徹底的なファシスト勢力の勝利も妨げている。
>
>その結果、外国の時事解説者は日本政治の実況報道に匙を投げてしまった形である。
>
>現代日本にはファシズムの兆候も多少はあるが、ファシスト独裁のはっきりと成熟
>した状態は存在しない。今はこの魅力ある、しかし捉えにくい問題を充分に論議する
>場合でないが、“日本政治を理解する鍵は官僚の歴史的役割とその現実の地位とを
>充分に評価する者に与えられる”といっても誇張ではあるまい。
>
>
>ハーバート・ノーマン 『日本における近代国家の成立』 (1940年)
>>705 >
>>ハーバート・ノーマン 『日本における近代国家の成立』 (1940年)
岩波文庫p313-4より
ただし、軍部と官僚が結託した統制派もやはりファシズムだからこの分析は途中まで正しい。
ウォルフレンの新刊出ないね。
もうどこの出版社にも相手にされなくなったのか?
709 :
名無しさん@社会人:2008/12/18(木) 14:04:19
>>707 いや、その前に魚流布連が日本を見切ったから
710 :
名無しさん@社会人:2008/12/20(土) 14:56:55
リビジョニスト・ゴッドファーザーのチャーマーズ・ジョンソンが現在「元CIA」を堂々と名乗ってる
ことをウォルフレンはどう考えているんだろ?彼の「日本見直し論」はジョンソンの研究から
手掛けてる。当時ジョンソンはカリフォルニア大バークレー校政治学教授だったわけで、CIAの身分
は伏せられていた。ジョンソンが通産省研究を行った本当の動機は何だったんだろう。
やはり戦後日本の"経済参謀本部"をCIAの極秘指令で実態調査したのだろうか…。
>>709 一瞬魚流布連って何なんだかわからなかった
新自由主義批判はいいけど、
国際関係論批判はイマイチ
今回の選挙に関してぜひ論評を頼みたい。
そろそろ出番が来るんじゃない
717 :
名無しさん@社会人:2009/11/13(金) 23:53:04
オバマが鳩山との共同記者会見で何とウォルフレン
の表現をさりげなく使っていて俺は驚いた。広島・
長崎訪問の件に関連して、日本人は原爆に「ユニー
ク」な思いを抱いていると発言した。日本の原爆
被害を「ユニーク」とする表現を最初に使ったのは
ウォルフレンだった。彼はまた「民族的受難」とも
書いていた。恐らく、オバマは自分もウォルフレン
の読者である事実をそれとなく日本人に知らせよう
として、意識的にこの表現を使ったのだろう。俺は
そんな隠されたメッセージをオバマの発言から受け
取ったよ。
718 :
名無しさん@社会人:2010/01/28(木) 23:01:54
誰ですか?
ウォルフレンは賞味期限切れ。
この人は、国民の批判を官僚でせき止め、朝鮮人やCIAに及ばないように
するのが仕事なのかもしれないね。凶暴な白人には及び腰だし。
まず市民がマスゴミを監視しろというけど、今やマスゴミは狂ったイスラム
過激派だ。武装した傭兵でないと無理だろ。
マスゴミへの国際的な圧力も思いついたが、それらは実質ユダヤ人で日本叩きを
する側で、マスゴミの味方だ。
日本人は先進国民、特別な民族と思いこんでるが、本当はよくある中流以下の国の
奴隷と一緒だ。アメリカですら、ほとんどが奴隷だから仕方がないのかもしれないが。
日本の民主党も、欧米の見地からすると応援するのが、政治的に正しいのかも
しれないが、実物の民主党は危ない化石左翼団体の集まりだろ。彼らは欧米的な
左派は断罪するのが本能だ。小沢や鳩山も自民で権力闘争に敗れた奴らで国民に
人気がない。改革派もマスコミの書いた筋書き通りに踊っていた芸人にすぎず、
その役割を終え、旧左翼に合流しつつある。
721 :
名無しさん@社会人:2010/03/26(金) 20:02:26
>>1 今となってはウォルフレン氏の意見そのものが政治的であり西洋的価値観という
イデオロギーを代表しています。今日の知識人ならば彼の意見を批判的に検証するでしょう。
それにしても2chで「賞味期限キレ」というコメントがなされるというのは頼もしい。
723 :
名無しさん@社会人:2010/03/28(日) 13:36:31
ウォルフレンは政治が役割を担っていないことを嘆いており
日本は「超法規的なもの」、エリートを通じて管理されている社会で
ほんらい民主主義の制度を通じて市民が中心にあるところを
市民が政治から遠ざけられているといった仮説を立てました。
彼は必ずしも民主党に期待しているわけではありませんが今回の論文では民主党への期待を
表明していますね。民主党を支える日教組、組合、あるいは小沢氏が取り込もうとしている
業界団体もそこへ分散されているエリートを通じて社会を支配しているわけであり
民主党が改革を怠ればまた苦言を呈するでしょう。一方かれは改革に時間的な余裕を与える
ことを国民へ提議することも忘れていない。
そんな言説、何の役にも立たないね、
少なくとも現状においてはむしろ有害だ。
まあ日本国民はウォルフレンの言うことなんて聞いちゃいない。
地方選では民主党候補たちをちゃくちゃくと敗北させているけどね。
日本国民は「政治活動」「国防軍備」「宗教活動」、
これらを自分たちの仕事だとは考えていない。
そんなくだらないことはそれぞれの専門家が変態的な情熱をもって勝手にやればいいと思っている。
そして日本は世界の最先端なんだ。
726 :
名無しさん@社会人:2010/03/30(火) 16:23:18
たしかにウォルフレンは少しピントがズレているかもしれませんね。
現状を捕まえるのに目が粗いところがある。仮説としては面白いが実際の日本の政治分析と
なると見当違いかもしれませんね。西洋的な「民主主義」を信じ過ぎかもしれません。
いま発展している国はむしろ独自の社会システムを有しており西洋的な価値観が揺らいでいる
ところがありますよね。
727 :
名無しさん@社会人:2010/03/30(火) 16:25:55
ウォルフレンも団塊モンスター(革命好きな世代)の類いに類型される世代なのかもしれません。
鳩山小沢がピンチの時は外国に逃げていたくせに。
日本の政権交代が歴史的な出来事なら、政権交代直後に日本に乗り込んできて、
自派の知識人を動員するくらいはして欲しかったな。
あの頃の空白に、やきもきしてた人も多かったんじゃないの。
729 :
名無しさん@社会人:2010/04/08(木) 14:28:53
ウォルフレンの論文は政治的な論文だね。民主党への肩入れするにはタイミングが悪すぎた。
もっと客観的な論考にしたかったのだろうが。
730 :
名無しさん@社会人:2010/04/08(木) 15:11:30
>>728 所詮一介の外国人じゃないですか。
ウォルフレンが、そこまで期待されるほどの存在かね?
731 :
名無しさん@社会人:2010/04/09(金) 15:57:10
>>730 学術的な論文としては根拠薄弱だがプロパギャンダとしては有効です。
732 :
名無しさん@社会人:2010/04/12(月) 17:21:48
>>1 >ウォルフレンの功績の一つは、口当たりのよいイデオロギーによって
糊塗された「現実」を暴露したことである。
これは間違い。ウォルフレンは新たなイデオロギーで新たな「幻想」を振りまいているに過ぎない。
733 :
名無しさん@社会人:2010/04/12(月) 17:24:42
どこの世界でも「建前」と「本音」がある。日本人はそれを理解していたがウォルフレンは
それが理解できなかった。また西洋にある「建前」と「本音」は自らが西洋のイデオロギーに
浸り過ぎているために相対化が出来ていないがウォルフレンは日本社会を通じて日本へ自らの
西洋社会の姿を見ているのかもしれません。
まあ評論ってそんなものだよね。
結局、自分の話をしているという。
ところで彼は、今は中国を褒めているんだよね?
ウォルフレンって曲がり屋?
735 :
名無しさん@社会人:2010/04/14(水) 11:15:32
中国が「真の民主主義」の鑑だと考えているのは小沢一郎さんくらいなものでしょう。
倒錯している。
民主主義=資本主義=経済の発展、だと思っているとしたら、
オランダ人らしいような気もする。
マジメにそれを本にしていたらキチガイ沙汰だけど。
なんでこんな人文主義者を担ぎ上げているのか日本は。
ひさびさに読売にコメントを載せてたな。
つまらなかったので内容はうろ覚えだが
「政権交代時はすこし期待があったが、欧州論壇はもう日本に飽きている」
「日本はとにかく官僚を追放しなくてはならない」
そんな感じ。
「飽きてる」って。知らんがな。そんな日記はチラシの裏にでも書け。
(もう、日本ではオザワって言っちゃいけない)とは学習したらしい。
739 :
名無しさん@社会人:2010/06/10(木) 07:48:32
>>738 小沢さんに幻想を抱いていた人たちと同じ心境に陥っているみたいだね。
たぶん、日本の名だたるサヨクとはだいたい友達。だろう。
ヨーロッパではどう思われてるんだろうな、ウォルフレンって。
単に「日本通」かな?
741 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/11(日) 01:27:46
GHQリベラル派が日本社会に遺した政治的宿題を、
ウォルフレンが改めて日本国民に思い起こさせた
歴史的・思想的意義は非常に大きい。
その意味で言うと、ウォルフレンはGHQの一部の
リベラルな精神を再度日本人に教えようとした
政治的教師、あるいは宗教的伝道師とも考えられる。
ただし、その善意の試みが日本で成功したかどうか、
今しばらくは問わないことにしよう。
その評価を下すにはまだまだ早すぎると思えるからね。
ウォルフレンはもう日本に興味を失ってるようだけどね。