952 :
名無しさんの主張 :2007/03/20(火) 15:03:16 ID:PgVVxXvt
今の日本は、「時代の変わり目」のような気がする。
以前あった「幕末」のように
現在は 明治維新からの時代の「明治末」といったところか
明治から続いている、現在の「学校教育制度」も解消の方向にすすむだろう
「道州制政府」が導入されれば、団塊ジュニアの社会的立場も変わってくるだろう。
ていうか 国自体が変わる可能性がある。
954 :
名無しさんの主張:2007/03/20(火) 21:35:30 ID:tWGgu1PR
>>952 >「道州制政府」が導入されれば、団塊ジュニアの社会的立場も変わってくるだろう。
道州制政府というのと、団塊ジュニア世代と
どういう関係があるのか、まったく不明。
ただの変化を求めるだけの希望的観測では?
より、具体的に展開をお願いしたい。
955 :
名無しさんの主張:2007/03/20(火) 21:58:16 ID:lJomRCko
計画や構造の理解ではなく、単に変化を求めよう。
956 :
名無しさんの主張:2007/03/20(火) 22:00:56 ID:lJomRCko
@単に変化を求める
Aその流れの中で、変化の本質を感じ取ってみる(理解してみる)
繰り返し
957 :
名無しさんの主張 :2007/03/21(水) 09:59:41 ID:LW7S6KAi
希望的観測というよりは、そこへ至る道のりは厳しいかも
最近ちらほら出てくる「道州制政府」といっても、そこへ至る道のりはかなり不透明だし、
どう変化していくのか それは分からない。
団塊ジュニア世代としては 1日1日を堅実に生きていくしかない といったところだ。
ただ、そういう「ゴール」は、様々な情報を勘案してみて、ありうることだとは思う。
それと、このスレを始めから一通り読んでみたけど
団塊ジュニアはバフラー等と比較して、過去のことをうじうじ掘り返してみても仕方がないと思う。
バブル世代は、学卒時にバブル景気にぶち当たったけれど、
団塊ジュニアは1990年代のいわゆる「失われた10年」を変に引きずっている面がある。
過去のことを回顧するのか、それとも未来に賭けるのか 今問われているようにも思う。
未来に賭けるのなら、裏方でしばらくおとなしくしている他ない とも思う orz
幸か不幸か この世代は忍耐強い面を持ち合わせているといわれるから
時代の変化には図太いかもしれない。
「道州制政府」へ至る道のり、それは「変化の時代」への突入でもある。
それと4月からは、「2007年問題」といわれる「団塊世代の大量退職」が本格的に始まるが
今までは団塊世代が社会の中でつかえていたから、団塊ジュニアが社会的に冷遇されてきたようにも思う。
日本は将来 労働力不足により 外国からの移民が必要だとも言われているぐらいだし
団塊ジュニアは、これからどう評価されるていくか だ。
うむ
959 :
名無しさんの主張:2007/03/21(水) 15:48:05 ID:wkkSnULE
>>952 否、大正ロマンの頃の、関東大震災直前の頃の様な感じだと思うね。
幕末とも同じ様な状態だろうが…。
960 :
名無しさんの主張:2007/03/22(木) 17:36:17 ID:oaYjZs6D
能力
ジュニア > バブラー > ゆとり
運
ゆとり > バブラー > ジュニア
これでいいのか?
961 :
名無しさんの主張:2007/03/22(木) 17:41:04 ID:Si720RwP
ゆとりって何年生まれ?
>>961 昭和60年以降に生まれた人たちじゃないのかな。
それとも平成生まれかな。
963 :
名無しさんの主張:2007/03/23(金) 22:11:29 ID:lnTTTQE1
能力
ゆとり> 団塊 > ジュニア > バブラー
運
ゆとり > 団塊 > バブラー > ジュニア
964 :
名無しさんの主張:2007/03/23(金) 23:56:10 ID:Syie6Yv/
過激派セクトとなって新卒採用試験会場に爆弾を仕掛けまくればいいんだよ
新卒採用試験が出来ないとなれば俺らの世代にチャンスが回ってくる
一昨日うちの人事に聞いたが、ゆとりと言えど採用基準は下げないようにしてるらしい。
だから格差が激しくて、二十くらい内定持ってるやつと全然ないのに分かれてるらしい。
966 :
名無しさんの主張:2007/03/25(日) 00:06:18 ID:7EnMa9YE
アプレゲール → 団塊 → ロストジェネレーション
967 :
名無しさんの主張:2007/03/27(火) 21:34:01 ID:jNsZK68I
968 :
名無しさんの主張:2007/03/29(木) 07:21:00 ID:rKElatAp
正規雇用なら結婚2.4倍=夫の育児参加で子供増−厚労省調査
正規雇用で仕事をしている男性の結婚率は、アルバイトなど非正規雇用の男性に比べ2.4倍に上り、雇用形態で差が生じていることが、厚生労働省が7日公表した「21世紀成年者縦断調査」で分かった。
夫の育児参加や、職場に育児休業制度がある夫婦ほど、子供が生まれていることも判明した。
少子化対策の基礎資料を得るため、2002年10月末に20−34歳だった人を毎年追跡。4回目の今回は05年11月に実施し、約1万9000人の回答を分析した。
調査によると、02年に独身だった男性は、正規雇用者の15.2%が05年までの3年間に結婚した。一方、非正規雇用者は6.3%、無職は4.4%だった。
女性は、正規雇用者の16.8%が3年間に結婚。非正規雇用者は14.9%、無職は15.6%で、男性ほど差は見られなかった。
一方、既に子供が1人いる夫婦は、夫の休日の家事・育児時間が8時間以上の場合、過去3年間で56.0%に第2子が誕生。一方、家事・育児時間が「なし」の場合は21.1%だった。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2007030700890 06年出生率、1.3台回復へ 前年より3.2万出生増
http://www.asahi.com/life/update/0221/011.html >厚労省が挙げる要因は雇用の回復。05年6月以降、男性の雇用者数は
>一貫して増え、正社員数も06年1月から増えている。20代の女性の結婚す
>る割合も増えており、「若い世代の生活が安定しつつあることが、結婚や出産
>の増加に影響を与えている」としている。
少子化対策として予算じゃぶじゃぶつぎ込んだ中に、雇用の回復と若い世代の
生活の安定とかに関わることって何ありましたっけ?
969 :
名無しさんの主張:2007/03/29(木) 20:12:18 ID:osn48J7G
梅上げ
970 :
名無しさんの主張:2007/03/31(土) 13:29:37 ID:w6ghdfDE
今の少子化対策のままだと子持ちバブラーがますます得するだけになってしまう。
>>838 それは「努力・友情・勝利」の某漫画雑誌全盛の世代でもあるからじゃないか?w
972 :
名無しさんの主張:2007/04/01(日) 14:35:32 ID:Mj0qABC9
そうか
973 :
名無しさんの主張:2007/04/10(火) 16:46:12 ID:iX6pvDZ0
SPA
http://spa.fusosha.co.jp/spa0002/index.php 偽装国家 日本を覆う利権談合共産主義
勝谷誠彦/著
目次
第1章 建前が綻び始めた「偽装国家ニッポン」(「偽装繁栄」―その陰には労働実態偽装とサラ金破産者が
「偽装改革」―選挙が終われば郵政造反組復党の茶番 ほか)
第2章 相次ぐ「偽装事件」の発覚(「耐震強度偽装」―姉歯&ヒューザーは氷山の一角
「履修単位偽装」―学校も教育委員会も大学もみんなグル ほか)
第3章 「利権談合共産主義」の末期的症状(「偽装公務員」―給料もらって長期休職、メスが入った同和利権のタブー
「偽装組合」―権利より利権を守りたい自治労 ほか)
第4章 隠蔽とごまかしで危機的状態にある安全保障(「偽装観光客」―対馬を侵食する韓国人プロ釣り師の実態
「竹島問題」―漁船トラブルの訴えを外務省「位置関係を確認してから」 ほか)
第5章 「偽装国家」から「実質国家」へ(施策者責任―役人にも「トレーサビリティ」をつけよ
国民の消費行動を"善導"する税金の「二重基準」構想 ほか)
974 :
名無しさんの主張:2007/04/10(火) 16:58:55 ID:ttfM3WJ1
立て万国の貧困者 ワーキングプアの大逆襲
(AERA:2007年04月02日号)
@
ワーキングプアが立ち上がった。一人で、数人で、会社も仕事の枠も超えて。
働いても豊かにならない、一度落ちたら抜け出せない。この貧困はなんだ?
義憤に動かされた貧困者たちの闘い、他人事ではあり得ない。
(AERA編集部・後藤絵里)
975 :
名無しさんの主張:2007/04/10(火) 17:01:25 ID:ttfM3WJ1
A 半年で20キロ痩せた。
2006年1月から人材派遣のフルキャストのグループ会社で正社員として働く星野雄一さん(26)は、
「スポット(日雇い)派遣」の「人繰り」が仕事だった。企業の依頼を受け、携帯電話やメールでそのつどの人手を確保し、
解体作業などの現場に送る。午後3時まで注文を受け、登録スタッフのマッチングを始める。
「明日働けるかな?」
人数がそろうまで、深夜1時でも電話をかけ続ける。
翌朝6時。今度はスタッフから電話で出発連絡を受ける。9時頃まで100本近い電話を1人でさばく。会社に3、4連泊はざら。昼も夜もコンビニ飯。給湯室で頭を洗う。最初の半年を時給換算したら500円を切った。
でも、スタッフの生活はもっと悲惨だった。
スポット派遣の日当は6000〜7000円。月20日働いても十数万円。アスベストの粉塵が舞う現場で風邪用マスクだけで働かされた人、危険な現場で安全靴を持たず、釘が足を貫通した人……。
星野さんが珍しく家に帰れた日の翌朝。出勤途中の横浜駅の地下で、ゴミ箱をあさる若い男性を見た。胸が詰まった。時々仕事をまわすスタッフだった。
「これじゃホームレス製造工場じゃないか」
976 :
名無しさんの主張:2007/04/10(火) 17:03:42 ID:ttfM3WJ1
B ●ひと味違う新ユニオン
当初は同僚と、会社側に自分たちの労働環境の改善を訴えた。社長との協議は平行線で、同僚は一方的に解雇された。
星野さんたち社員は、未払い残業代を求めて横浜地裁に提訴。
その後、スタッフも誘って労働組合を結成した。
「無法地帯のスタッフの労働状況がずっと気になっていたんです」
会社と団体交渉を重ね、グループで働く全スタッフの労働条件を改善する労使協定の締結にこぎつけた。日雇い派遣では初めてのことだ。
有給休暇の保証や日雇い労働者向け保険の適用を約束させた。今年の春闘でも社員の賃上げは据え置き。スタッフやアルバイトの時給アップが最大の要求だ。
バブル崩壊後の不況期、企業は人件費を減らすため派遣や契約、請負といった非正社員への切り替えを進めた。後押ししたのが規制緩和。
1986年施行の労働者派遣法は99年、対象業務を原則自由化し、03年には禁じられていた製造業への派遣も認めた。
今や全雇用労働者の3分の1が非正社員だ。
そうした非正社員は、労働運動とは遠い存在だった。労働組合は正社員中心だし、組合活動を理由に契約を切られかねない。
そんな丸腰の労働者がいま、労働組合の結成に動き出している。彼らの新しいクミアイは、既存の労組とはひと味もふた味も違う。
オルタナティブな連帯、“新ユニオン(労組)”なのだ。
まず第一に、中心のない、ネットワーク状に広がる紐帯であることがあげられる。
977 :
名無しさんの主張:2007/04/10(火) 17:06:09 ID:ttfM3WJ1
C●使いやすいコマの反逆
「フリーター連帯はどうだ」 「なんだか締まりがないな」 「3K職場がおれたちの職場。『ガテン系』でいこう」
06年9月。新宿西口の居酒屋で盛り上がる一団がいた。製造現場で働く非正社員の労働団体ガテン系連帯の誕生だ。
会社も職種も、働き方も違う全国の労働者をつなぐネットワーク。会員は職場ごとに労組を作って個別に交渉をする。
一方、ガテン系連帯ではそれぞれの職場情報を共有する。労働法を学んで知識武装する。国や業界団体に訴えかける。従来型の組合のように「支援→被支援」の上下関係では、
組合員に依存心が生じるし、執行部もなれ合う。だから、中央組織は置かない。
業務請負大手の日研総業から派遣され、日野自動車で働く和田義光さん(42)と池田一慶さん(27)は創立メンバー。労組結成のきっかけは職場有志の花見の席だった。
池田さんは隣に座った若い正社員から声をかけられた。
「いくつになった?」 「26歳です」 「その年でハケンか。人生終わってるな」 池田さんより先に、向かいに座っていた和田さんがキレた。
「何を言ってるんだよ!」 よっしゃ、この人なら一緒に声を上げてくれるかもしれない。池田さんはそう思った。
製造現場への派遣期間は最長1年(07年3月に3年に延長)。細切れの雇用契約、低い賃金など、企業にとっては使いやすい「コマ」であり、著しい身分格差がある。
日野の場合、直接雇用の期間工は社が準備した寮で寮費は無料。派遣は派遣会社の借り上げ寮。和田さんたちは3人1部屋で一人3万8000円と光熱費を月給から引かれる。期間工は一定期間働くと慰労金が出る。派遣はどんなに働いても時給1150円前後のまま。
少ない月は手取り15万円を切る。契約は1カ月更新だ。
「夏は40度の暑さで油まみれになりながら、社員も期間工も派遣も、協力してノルマ達成に向かう。働く仲間じゃないですか。そこに身分格差が埋め込まれてる。僕らは最下層。そんな怒りや悔しさを抱える非正社員が全国にたくさんいるんです」(池田さん)
978 :
名無しさんの主張:2007/04/10(火) 17:08:14 ID:ttfM3WJ1
D ●胸の底にあるのは義憤
既存の労組は多くが企業内組合で、組合の役員経験が出世の一段階となっているところもある。しかし“新ユニオン”は成り立ちから違う。義憤――胸の底にあるのは、そんな感情だ。
2人がガテン系連帯の結成準備にかかりはじめたころ、後藤英樹さん(48)は三重県の半導体工場で働いていた。10年勤めた百貨店が倒産。求人誌で見つけた派遣に応募したのだ。
年収は200万円を切る。
ある夜、夜勤に行くため派遣会社のバスを待ちながら、空を見上げた。満天の星。高校生の時、キャンプ場で見た星空と同じだ。当時は美しさに心が震えた。今は少しもきれいだと思えなかった。
「同じ星なのに、置かれた境遇でこんなにも見え方が違うのか」
「美しいものを美しいと思えない世の中って何だろう?
翌月、派遣会社を変え、東京都青梅市の半導体工場で働き始めた。その間インターネットでガテン系連帯のサイトにたどり着き、池田さんに会った。
「皆さんが正社員になったら会は解散するんですか」
後藤さんの問いに池田さんはそうじゃない、と首を振った。 「ならば、一緒にやりたい」
2月には同じ職場で働く仲間と労組をつくった。後藤さんの組合運動は、自分の生活を良くするなんてけちな考えじゃない。
「派遣には若い子も多いんです。あいさつしてもまともに返事もしない。死んだ魚の目をしている。未来のある人たちが、星がきれいだと思うこともなく一生を終えるなんてあんまりだ」
979 :
名無しさんの主張:2007/04/10(火) 17:11:03 ID:ttfM3WJ1
E●携帯とネットを駆使
70年代にトヨタ自動車の工場で季節工として働き、『自動車絶望工場』を著した鎌田慧さんは言う。
「大企業の組合員と違い、守るべき権益も会社への忠誠心もない彼らが労働運動に立ち上がるのは、もはや人間の尊厳を保てないレベルまで追いつめられているから」
昭和女子大の木下武男教授(労働社会学)も、19世紀の産業革命期を見るようだという。
「資本主義の黎明期、飢えて死ぬほどの貧困と無権利の労働者が大量に生まれた。彼らが生存権を求め闘ったのが労働運動の始まりでした。
非正社員の労組結成は、運動の原点を思わせる」
携帯電話やネットを駆使するのも、新時代ユニオンの特徴だ。
東京・渋谷、午後6時。若者でごった返す「109」の前に怪しい円陣が組まれた。
首都圏青年ユニオンの団交前の打ち合わせ光景だ。
同ユニオンではメーリングリストが組合員同士をつなぐ。
「『すき家』に対して未払い残業代と解雇撤回を求める団交を行います。集合は○日×時、渋谷の109前。応援お願いします」
当日、関心がある組合員がわらわらと集まってくる。書記長の河添誠さんが立ったまま、10分程度でポイントを説明。これは喫茶店に入るお金を節約するため。団交後に再び円陣を組み、感想を言い合う。
非正社員の職場はバラバラで、個人加盟のメンバーが多い。「よその団交」に出ることでいろんなケースを知り、連帯も生まれる。
同ユニオンには「すき家」のアルバイト労組に続き、3月にはライブドアの労組もできた。
980 :
名無しさんの主張:2007/04/10(火) 17:27:40 ID:JOMvIj8x
F●会社と闘うの怖かった
ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)という手もある。国際電話のオペレーターをする谷岡典子さん(31)は昨年11月、ミクシィの日記につづった。
「1人でも入れる労働組合に入って運動してます。組合を作ると、会社と対等な立場で話し合えるんです」
谷岡さんはKDDI子会社の契約社員。会社は昨夏、契約社員の労働条件の変更を一方的に通知してきた。(1)交通費の支給を廃止(2)1年契約は3カ月・6カ月の短期更新に(3)深夜勤手当2000円を400円に減額、などだ。谷岡さんは月収6万円のダウンになる。
「契約途中で一方的に条件を変えるのはおかしい」
上司との面談で訴えたが取り合ってもらえない。条件を応諾するかどうか返事を迫られた2回目の面談を控え、ネットで見つけた派遣ユニオンに電話した。書記長の関根秀一郎さんは穏やかに言った。
「全部ノーって言いなさい」
続く
981 :
名無しさんの主張:2007/04/10(火) 17:30:13 ID:JOMvIj8x
980 続き
会社と闘うのは怖かった。クビになるかもしれない。
「でも、転職してもまた非正社員。ここで逃げても、同じ問題が繰り返されるだろう」
夫も姉も友人も、有期雇用の社員。将来子どもも欲しい。そのころには、非正社員もまともな働き方ができる社会になっていてほしい。腹をくくった。
ユニオンに加盟し、関根さんと2人で数回の団交に臨んだ。約2カ月、同僚にも言わず、たった一人の闘い。数回の交渉の後、会社が譲歩する姿勢を見せ始め、
10月からの各種手当の減額が保留になった。
すると、職場の同僚が谷岡さんに「労基署が踏み込んだらしい」とささやいた。がっかりした。
「団交の成果だって知らないのか……。この仕組みを知らないとまた同じことされちゃうよ」
そこでミクシィで「告白」し、同じ内容を職場の友だちの携帯に「転送歓迎」でメールした。
数日後。昼勤務の40代の先輩が、夜勤で入る谷岡さんとすれ違いざまに声をかけてきた。
「メール見ました。協力します」
別の同僚は小さくたたんだ紙切れをくれた。「すき家のアルバイトが労組結成」を報じた新聞記事のコピー。
背中を押され、谷岡さんは動き出した。
982 :
名無しさんの主張:2007/04/10(火) 17:32:54 ID:JOMvIj8x
G●もっとも弱き者の連帯
「労働組合を立ち上げたい。協力してください」
はっきりそう伝えるメールを同僚に送った。そうして組合員は30人に増えた。映画『七人の侍』で、侍に野武士との戦い方を教わった農民みたいだった。
会社側に気づかれずに組合を作るのに、SNSと携帯のチェーンメールは大いに役立った。
非正規の若者たちのメーデーのデモをきっかけに生まれたのはフリーター全般労組だ。
「ちょっと遅刻しただけでバイト先をクビになった」
デモに参加した若者が話すのを聞き、執行委員長の大平正巳さんは、個別相談に応じる場が必要だと感じた。
「労働基準法ではアルバイトでも正当な理由なく解雇できない。権利を知らずに泣き寝入りしている人がどんなに多いか」
私は正社員、新しい労働運動なんて関係ない――。そう思っている読者がいたら、グローバル化の時代認識を誤っている。
共産主義の恐怖がなくなった今、資本主義は「強者必勝」の本来の姿に回帰している。立命館大の高橋伸彰教授(日本経済論)が言う。
「グローバル化で、企業は世界中から安い労働力を調達できるようになった。先進国の労働者は途上国の安価な労働者とポストを競うことになる」
実際、台頭する中国やインドでは技能労働者が育っている。
「日本の正社員も、いずれ彼らと競争することになり、待遇はじりじり下がるだろう。国内で正規/非正規と言っている場合ではない。
大資本に対抗するには労働者も力を持たないと。国際的な連帯、生活者との連帯が必要です」
自己増殖する巨大資本=怪物リバイアサンに対抗する手だてがなければ、働く者すべてがじきにのみ込まれる。
徒手空拳で立ち上がる「もっとも弱き者」の連帯。新しい闘いの可能性は、そこにこそあるのかもしれない。
983 :
名無しさんの主張:2007/04/10(火) 17:35:53 ID:JOMvIj8x
続・失われた世代研究L〜若年層雇用政策のあり方を考える
若年層をめぐる問題を考察していくと、その「根っこ」の部分は若年層雇用の問題に行き着きます。
最近でこそパートやアルバイトを正社員に転換するという好ましい動きが見られますが、若年層雇用政策はお寒いのが現状です。
そこで今日は、若年層に対する雇用政策のあり方を考察してみようと思います。
1)不安定雇用は諸悪の根源
若年層にまつわる社会問題の根源を辿っていくと、「就職氷河期」に端を発する若年層雇用の問題に辿り着いてしまいます。
低賃金で不安定な雇用環境下では、経済力も先の見通しもつきません。カネも先の見通しもなければ、ゆくゆくは生涯所得に大きな格差が出ますし、
結婚や出産の見通しも立たず少子化の要因にもつながります。
こうした問題は将来にも大きなツケとなって表れます。
具体的には、不安定・低賃金労働では従業員のモチベーションは上がる訳もなく、遅かれ早かれ社会全体の生産性低下や「メイド・イン・ジャパン」ブランドの崩壊となって表れるでしょう。
また、少子化問題は年金や医療など社会保障制度の崩壊をもたらします。加えて、格差は社会不安の大きなタネになります。
こうして考えていくと、若年層の雇用不安という問題は、「諸悪の根源」というべき存在なのです。
984 :
名無しさんの主張:2007/04/10(火) 17:37:31 ID:JOMvIj8x
2)一部には好ましい動きもあるが…
雇用をめぐる環境が良くなりつつある今こそ、「失われた世代」の雇用に目を向けるチャンスと言えます。
すでに一部の企業では、アルバイトや請負など非正規雇用で働く若者を正社員化する動きが散見されます。国もようやく重い腰を上げ、
今年から30歳以上の国家公務員の採用試験を実施する予定になっています。それらの動きはまだ部分的なもので、「失われた世代」の雇用問題を解決するには程遠いほど狭いのが現状ですが、
こうした動きが出始めてきたのは好ましいことです。不安定な非正規雇用より、正規雇用者の方が会社に対する貢献の度合いや生産性が高いということに、ようやく気がつき始めた企業も出てきたということだと思います。
新卒採用ばかりに目を向けていると、必ずしも会社とマッチしない人間を掴むリスクが高まるということでもあります。
そうしたリスクを避けるためにも、多くの企業に「失われた世代」の雇用に目を向けるよう、仕向けていかなければなりません。
985 :
名無しさんの主張:2007/04/10(火) 17:50:08 ID:61Tw6Gy/
4)若年層本人の立場に立った施策が必要
では何をすべきなのでしょうか?
まず第一に、学校を「就業を支援する機関」として位置づける必要があるでしょう。
高校では学校への不適応(退学や不登校など)、大学ではキャリア教育の体制不足が、個人のキャリア形成への大きな阻害要因となっています。
さらに、学校卒業後に帰属先がなくなると、就業支援のチャンネルが事実上途絶えてしまうという問題もあります。
そうした要因を取り除くことができれば、就職と言う「入り口」の部分で躓く若者を少なくすることが出来るはずです。
現に、一部の私立大学ではキャリア教育を充実させたり、卒業生に対するフォローを拡充するなどの施策を行っています。
第二に、従前はバラバラな雇用政策を調和のとれたものにしないといけません。具体的には、就業支援を求めたくても、
国のハローワーク、都道府県のジョブカフェなど、どの窓口に行けばよいのかが分からないのが現実です。
現状ではひとつの組織で対応するのは難しいでしょうが、「縦割り行政」に陥っていては支援を求めるニーズに合いません。
それぞれの組織や地域が連携して問題に取り組んでいくことが大切になるでしょう。
いずれにしても、若年層雇用政策を雇用のセフティネットとして、若年層の立場に立って行うということが求められるのではないでしょうか。
若年層を非正規へ固定することを意図した「労働ビッグバン」なるものは、若年層の雇用問題を解決しえないということを、
最後に強調しておきたいと思います。
986 :
名無しさんの主張:2007/04/10(火) 20:49:04 ID:pC57zRcX
>>971 なまじ小学生時代にその思想に洗脳されたが故のジュニアの悲劇だろうな。
80年代前半当時っていや日本の戦後システムがまだまだ磐石だった頃だったしね。
987 :
名無しさんの主張:2007/04/11(水) 03:23:43 ID:Qgzy7ABW
988 :
名無しさんの主張:2007/04/11(水) 03:28:58 ID:Qgzy7ABW
989 :
名無しさんの主張:2007/04/11(水) 03:37:29 ID:Qgzy7ABW
990 :
名無しさんの主張:2007/04/11(水) 03:41:56 ID:Qgzy7ABW
991 :
名無しさんの主張:2007/04/11(水) 04:05:10 ID:Qgzy7ABW
992 :
名無しさんの主張:2007/04/11(水) 04:49:36 ID:Qgzy7ABW
993 :
名無しさんの主張:2007/04/11(水) 19:53:47 ID:3EqaPRKj
age
994 :
名無しさんの主張:2007/04/11(水) 22:47:49 ID:OpeG9F7P
奴隷階層の出現。奴隷居住区が登場。
995 :
名無しさんの主張:2007/04/11(水) 23:26:06 ID:bWujpQ9X
団塊世代への復讐組織結成
996 :
名無しさんの主張:2007/04/12(木) 00:13:23 ID:yRhvzuej
997 :
名無しさんの主張:2007/04/12(木) 00:21:40 ID:yRhvzuej
998 :
名無しさんの主張:2007/04/12(木) 00:38:00 ID:yRhvzuej
999 :
名無しさんの主張:2007/04/12(木) 03:46:33 ID:FytMwIZs
999
1000 :
名無しさんの主張:2007/04/12(木) 06:34:57 ID:uy+HNvPs
1000!
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