2 :
( ´∀`)ノ7777さん:02/12/29 23:59
(・∀・)チンポー!!
3 :
( ´∀`)ノ7777さん:02/12/29 23:59
その事を1の両親に話しました
4 :
( ´∀`)ノ7777さん:02/12/30 00:00
3
とりあえず前スレの昨日書いた分、一応貼り付けとく。
ひどく気分が悪い。
目を開けると見覚えのない無機質な天井。懐かしい匂い。
私はベッドに仰向けに寝ていた。どうやら病院のようだ。
何故・・・・・?
記憶を手繰ろうとした。はっきりと思い出せない。
あの復讐屋の男の仕事に一枚噛む事になった。
ヤクザがきた。
最初はみかじめ料のようなかたちでヤクザに少し包む事になった。
私もそれに異存はなかった。
しばらくしてまたヤクザが。
今度は仕事ごと奪われそうになった。
復讐屋の男、折れなかった。殴られ、蹴られても首を縦に振らなかった。
それを見ていて、私は股間が潤うのを感じた。
私は特にこの仕事に執着するつもりはなかった。
ヤクザに奪われるなら、それはそれでよかった。
結局、どうでもよかったのだろう。
なにもかもがどうでもよかったのだろう。
なるようになるさ。そんな感覚だったのだろう。
私は、どうするべきだと思うか、という男の問いに、貴方に委ねるといって
復讐屋の男がおかれている状況を愉しんでいた。
それは突然だった。
帰宅途中、体のすぐ側をフルスモークのメルセデスが通り過ぎて10mほど先で止まった。
勢い良く開いたドア。
いかにもな男が二人飛び出してきて私を両脇から挟みこんだ。
私は叫ぶまもなくメルセデスに押し込まれた。
匕首を突きつけられ、目隠しをされた。
男達は無言だった。一言も言葉を発していない。
その無言がとてつもない恐怖心をかきたてた。
今にも叫びだしてしまいそうだった。
不意に耳元に吐息を感じた。
「いい子だ。大人しくしてろよ。」
ガラガラのだみ声が耳に飛び込んできた。
どれくらい車に揺られただろう。
30分か、一時間か・・・いや、ほんの10分だったかもしれない。
ただ、私にはひどく長い時間だった。
背中を押されるままに歩く。
体にGがかかる。エレベータにのったようだ。
手首に金属の感覚。後ろ手に手錠のようなものをかけられた。
目隠しが取られ、突き飛ばされた。
ただっ広い部屋。シーツもかかっていないむきだしのベッドマット。
使われなくなったオフィスのようだ。
嗚呼・・・。私はこれから我が身に降りかかるであろう悲劇を思うと鬱になった。
私の人生。いっつもこうだよいっつもこうだよ。
男が部屋に入ってきた。4人。
しまりのない顔で私の全身を舐めるように見る。
一番年嵩の男の手が伸びてくる。
覚悟していたとはいえ、やはり身をよじる。
左の頬を張られた。
乳房を掴まれた。後ろ手に手錠をかけられている。抗えない。
無駄な抵抗だとは分かっていても、口から言葉が出る。
「やめて・・・。」
また殴られた。あいかわらず男達は無言。
ブラウス。ブラジャーごと前を引きちぎられた。
露わになった小ぶりの乳房。恥ずかしさで乳首がかたくなっていくのがわかった。
男の唇がそれを吸った。
私は渾身のちからで膝をふり上げた。足をバタつかせた。叫びまくった。
あまりにも無意味な抵抗、虚無感に襲われながらも、抵抗しないではいられなかった。
すぐにガムテープで口を塞がれ、殴られた。したたかに拳で殴られた。
不意に意識がとぎれた・・・。
意識が戻った時、私は全裸だった。男が私に覆いかぶさり、腰を振っている。
何故か体が気だるかった。抗おうとする意識。しかし動かないからだ。
何か変だった。次第にどうでもよくなってきた。
ベッドマットの古いスプリングが軋む音を聞きながら、ふと床をみやった。
そこには注射器とおぼしきものが転がっていた。
それが何を意味するのかを考えようとしたが、頭が回らない。
だんだんと、男の腰のリズムに気持ちよくなってきた。
不意に男の動きが止まった。体を抱かえられ、騎乗位の姿勢へ。
私は自分から腰を振っていた。もう一人の男、目の前に仁王立ちになった。
私はその男の肉棒を口に含んだ。
気持ちよかった。ずっとこの快感を得ていたい・・・そう性の奴隷に・・・。
病院の天井を眺めながら、ぼんやりとそのあたりまでは思い出せた。
しかしその後が思い出せない。
何故今病院にいるのだろう?
あのヤクザ達が連れてきてくれたとは思えない。
・・・復讐屋の男。
それしか思い浮かばなかった。
でも一体どうやって?
考えられることはひとつ。
復讐屋の仕事をヤクザに譲ったのだろう。
もしくは彼自身がヤクザに身を委ねたか・・・。
とたんに私はひどくみじめな気分に陥った。
結局そうなの・・・?
女は男に勝てないの?
男の力がないとなにもできないの?
女だからって・・・嗚呼。
看護婦が病室に入ってきた。
「あら、お気づきになられましたね。どうですか、具合は?」
「・・・・・・。」
「とりあえず、脈をとりますね。」
「ねぇ・・・。」
「はい?」
「女って・・・罪よね。」
「( ゚Д゚)ハァ?」
「ううん、なんでもない。
そうね、少し気分が悪いわ。それから、ココへは誰が私を?
退院はいつできるかしら?」
「ちょっとまってくださいね。あとで担当の先生がお話にみえますから。」
「そう。わかったわ。ありがとう。」
担当医と話した。
マスターの知り合いらしい。
詳しくはマスターに聞けとのことだった。
とにかく、私をここへ運んだのはあの復讐屋の男だと。
私は覚せい剤を打たれて、暴行された痕があったと。
すぐに退院できるが、しばらくは様子見に通院すること。
それだけを事務的に告げると、担当医はお大事にと言って立ち去った。
退院した。通院などするつもりはない。
私の口座に3000万もの大金が振り込まれていた。振込み人は不明。
あの男しかいなかった。北方貴志。
変態のクセに気障な事を・・・。
私はマスターを訪ねた。
あの男、出て行ったらしい。ヤクザに仕事は譲って、さらに溜め込んだ金を吐きださされて。
私は事務所だったあの男の部屋へ上がった。
綺麗に整えられた部屋。
テーブルに一枚の紙切れがあった。
『 正直、すまんかった。
俺は西へ行く。達者でな。 』
こんなところまで気障なのね。
私の人生。平凡な人生。うんざりだった。
何故かわたしも西へ行こうと思った。
この男を追いかけようと・・・。
俺は再び大阪の地に立った。
昔、俺と離れてから、優美はなんとか古びたアパートを借りていた。
行くアテの無い我が人生。俺はそのまま優美のアパートへ転がり込んだ。
手元にはマスターの厚意のお陰で1000万。しばらくは金に困る事はなさそうだった。
俺は再び優美とパチンカス生活を始めた。
正直、もうスロット業界の流れにはついていけないと思っていた。うんざりだと。
しかし、優美に諭された。
俺の財布。昔の契りの証、千円札の半券、入っていた。
優美の財布。その千円札のかたわれ、入っていた。
たったそれだけのことだが、俺はもう一度パチンカスになることを決めた。
青臭い青春ドラマみたいな己の感情。構わない。
心にもない言葉を吐きながら、下げたくもない頭をさげるよりはマシだ。
もっとも、俺を雇う企業などないだろうが・・・。
再びの大阪。初夜。
優美は囁いた。
「貴方のせいで私のアソコには蜘蛛の巣が張ってるわ。
貴方にめちゃめちゃに抱かれてから、人の温もりを感じてないの。」
抱いた。ただ黙って抱いた。
それから俺たちは夫婦のような生活をはじめた。
頼れるのはお互いにお互いだけだった。
俺にはココに愛が介在しているのかどうかはわからない。
ただ、気持ちよかった。時間が、空間が、快適だった。
クリスマス。
俺は大阪ではじめて知り合いができた。
親父ほども歳の離れた男だった。袋叩きにされていたところを助けたのだ。
こうやって次第に知り合いが増えていき、俺の人生も、平凡になるのだろうか・・・。
そんなことを思いながら、聖夜を過ごした。
おい久々にブラウザでスロ板DLしたらいきなり「Love.LetterA」(・∀・)ゥィルスー!!
どうなってんだ?
(-_-)ウツダシノウ
14 :
( ´∀`)ノ7777さん:02/12/30 00:27
15 :
( ´∀`)ノ7777さん:02/12/30 00:27
ども (。・_・。)ノ 1のケイタイでーす。みんなヨロシク\(^○^)/ あ、アイモードからだよ!
あのヒトったら...今日もこんなスレ立てちゃったんだ(゚◇゚)
ホントに、ホントウにゴメンナサイm(_ _)m ペコリ
でもね、彼にだっていいとこあるんだよ(゚ー゚)
それは、忘れもしないあたしの発売日...(*^^*)
彼、開店と同時にやってきたの。。。タタタッ。ヘ(;・・)ノ ←1
彼『こ、これ(あたしね)まだありますか!?』(´ヘ`;)
店員『え、ええ』(・_・;タラ
それから、彼はアタシを肌身離さず持っててくれたの。
トイレに行く時も。ゲーム屋さんに行く時も。寝る時もネ>^_^<
モチロン、電波も、電池もいつも最高で。アタシも幸せだった。
それにアタシって、着メロだってオーケストラみたいなんだよL("。^)/
でもね、ある日思い出しちゃったの...アタシは電話だってコト(;_;)
その日から、いくら大事にされてもなんか全てが虚しかった。(・_・)
だってこの半年あたしはただの一度も、着信したためしがないんだもん。
いくらあゆちゃんの曲全部集めてもイミないよ...(T-T)
そこで、最近彼はアタシの新しい使い道を見つけたの。アタシをヘンなトコに当てて
バイブ機能を使うんだ。それで(´ヘ`;)ハァ…あゆ とか言ってんの!
アタシも最初は(゚O゚;ギョエ ってカンジだったけど、もう慣れちゃった。
それで彼が喜んでくれるし、いいかなって思うようになったの。
だから、みなさんあんまり彼をいぢめないでね(^人^)オ・ネ・ガ・イ
あたしもこうして彼のカキコした後に、謝って回るし。
でもコレ書いて、みんなの怒りが治まったコトないんだよね。(^。^
>>14 わらってないで対処策おしえれ。
>>15 おまえは黙って俺のまんこ舐めろヴォケ!
17 :
ひみつの検疫さん:2025/01/24(金) 11:40:40 ID:MarkedRes
汚染を除去しました。
おい誰かノートン黙らせてくれ!
おしえてください、おながいします。
19 :
( ´∀`)ノ7777さん:02/12/30 00:36
>>17 さんくす!ってかおかしい。開けん。
ノートンマジうぜぇ!
ノートンの除外欄いじったら開けるようになった。さんくす。
いきなり新スレおめ?
ウイルスってヤバイ?うちのまっくんな〜んもけど・・・?
23 :
( ´∀`)ノ7777さん:02/12/30 13:05
を!新作スレハケーン(・∀・)
ほしゅ!ほっしゅ!あげ
>>22 うぃ。なんかモーニング娘のスレの乱立で消えてたから。
潮時かな・・・なんて思ったけど、気付けば建てたw。
(・∀・)ゥィルスー!!はウイルスじゃなくて、なんでもなかったっす。大丈夫。
打ち納め、お疲れ♪
25 :
( ´∀`)ノ7777さん:02/12/30 21:44
2日間みれなかったらいつのまにか
おちてたの??
続きが気になる。
保全ageっす。
年明けまで読めないが(実家にはPC無し)
続編おねがいしまつ。
年の瀬。
俺は数日前に購入したデジタルカメラをぶらさげて街へ出た。
特に何か撮りたい物があって買ったわけではない。なんとなく・・・気まぐれってやつだ。
心斎橋駅。地下にある改札から地上へ上がる。
俺はそのまま戎橋筋を難波駅にむかって南下した。通りは人で溢れかえっている。
何を撮るでもなくフラフラと足を進める。それにしても人が多い。
戎橋まできたところで、俺はうんざりして道をそれた。
もう一度電車に乗る気にもなれず、タクシーに乗り込んだ。
「新世界」
俺はそれだけ言うと腕を組んで目を閉じた。
通天閣。
距離のあるところから何枚かシャッターを切ってみる。
足を進めて通天閣の下まで行く。空を仰ぎながらそこでも撮る。
俺はこの街が好きだ。欧米かぶれの日本人には毛嫌いされているこの街。
まるで時間が止まったまんまのような景観。
何をするでもなく、なんとなくこの街へきてしまうのだ。
一体この街の何が俺を惹きつけるのか・・・よくわからない。不思議だ。
適当にシャッターを切りながら通りを歩く。
ふと、違和感を覚えた。
意識しないと気付かないような些細な感じだ。
なんだったんだろう・・・と思いながらも、俺は気にしない事にして、喫茶店へ入った。
珈琲をのみながら、今撮ったばかりの画像を見てみる。
撮ったらすぐにみれる。デジタルカメラのいいところだ。
特に感じるものはなかった。ただ、そこに通天閣の画像が収まっている。それだけだった。
別にアートのつもりはない。ただの暇つぶしだ。これはこれでいい。
ボタンを操作して、順番に画像を見ていった。
――。
まただ。一枚の画像に、さっきと同じ違和感を感じた。
俺は目を凝らしてみた。
そこに写っているのは新世界の街並み。雑踏。路地の入り口・・・。
気付いた。女だ。
路地の入り口。あまりにもこの街に似つかわしくない女が写っていた。
通りを眺めている。
一体何をしているんだろう?
その画像に写った女は、俺の好奇心をくすぐるのに充分だった。
俺は珈琲を飲み干すと、もと来た道を引き返した。
さっきの路地。
女はまだそこにいた。行きかう人々をせわしなく目で追っている。
「何やってんだ?」
「あ・・・いえ・・・別に」
「この寒いなか・・・ずっとここにいるのか?」
「ええ、まぁ。ちょっと人を探してるの。」
耳慣れないアクセント。
「東の人間か?」
「そうよ。東京にすんでたわ」
「東京のお嬢ちゃんが何だってこんな寂れた街に?」
「だから人を探してるの。でも・・・もうどうでもよくなってきっちゃたわ」
「なんだ、アテがないのか?」
「そうね。西へ行ったってことしかわからないわ」
「なんだそりゃ」
「バカみたいでしょ?自分でもそう思うわ。貴方は大阪に住んでいるの?」
「まぁな。いつこっちへきたんだ?」
「昨日の朝。昨日からずっとココで探してる。夜はあそこで寝た」
そう言ってスパワールドを指差す。
「そうか。何かあったかいもんでも食いにいくか?」
「口説いてるの?」
「年寄りを苛めるなよ」
「フフ・・・いいわよ。ちょうどお腹すいてたし」
「よし、じゃぁいこう」
俺たちはジャンジャン横丁へ行き、たらふく串カツを食った。
娘ほども歳の離れた女。その女はマリと名乗った。
聞くと、事業に失敗して何もかもがどうでもよくなったらしい。
一緒に仕事をしていた男が西へ行くとだけ残して消えた。
なにもかんがえずにマリも東京を飛び出してきたらしい。
俺は色恋沙汰に必死な哀れな女だと思ったが、そうではないらしかった。
その男とは肉体関係はあったが、心まで通ってはいなかった、と。
「ぶっちゃけて言うと、どうでもいいの。なにもかもがどうでもいい」
「おいおい、まだまだこれから、ってな若い女の吐く台詞じゃねぇぞ」
「いいの。人生なんて、死ぬまでの暇つぶしでしょ♪」
「虚しい事いうじゃねぇか」
「じゃぁ貴方、大沢さんは何の為に生きているの?」
「・・・何の為に・・・か」
「ほら、ぱっとでてこないじゃん」
「まぁ・・・強いて言えば、俺は俺たるために生きてる・・・かな。
まだ、死ねない。何をどう、って言えないが、漠然と、まだ死ねない。」
「気障ね」
「男ってのはカッコつけたがる生き物なのさ」
「あの男もそうだったわ。憎たらしいくらい気障だった」
「そうか。・・・どうするんだ、これから。毎晩スパワールドってわけにもいかないだろう?」
「そうね・・・大沢さん、家族は?」
「独身だ。」
「じゃぁしばらく泊めてくれないかしら?」
「おいおい、一人暮らしの老いぼれの部屋に若い女が泊めてくれだ?
怖くないのか?俺だってまだまだ男だぜ」
「いったでしょ。どうでもいいのよ。抱きたきゃ股開いてあげる」
「手に負えねぇな。ま・・・これも何かの縁かな。いいだろう。泊めてやるよ。
ただし、風呂もないとんでもなくボロイアパートだぞ。覚悟しておけ」
「ありがとう。」
そんなこんなでしばらくマリと住むことになった。
俺たちは最寄り駅まで電車に乗った。
商店街で新しいふとんを一組、洗面器とシャンプー、歯ブラシなどを買った。
「私、銭湯っていったことないのよね。わくわくするわ。」
俺はふっと、娘のことを思い出した。
娘・・・・・か。
孤児院にあずけて、それっきりだ。
生きていればこのマリと同じくらいになっているだろう。
俺はひどく虚しい気持ちになった。
何が俺が俺たるために生きている、だ。
ガキの一人もまともに育てられずに・・・まったくおめでてぇ野郎だな。
人間だ。失敗はあるさ。
そう、自虐と自慰を繰り返して、頭の中から振り切った。
31 :
( ´∀`)ノ7777さん:02/12/30 23:47
おもろい
読んでくれてありがとう。
>>1には勢い良く
「駄文で自慰くらいさせろやヴォケ!」
とか書いてしまいましたが・・・汗。
暇な時に読んでいただければ嬉しいです。
33 :
( ´∀`)ノ7777さん:02/12/31 02:30
>>1つまらんから氏ね
34 :
( ´∀`)ノ7777さん:02/12/31 02:45
35 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/01 00:58
やっぱ、年末年始は人が少ないね。
みんな実家に帰省してるのかにゃ?
とりあえず、保守あげ
36 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/01 01:05
┏━━━ / |━━━━━┓
┗┳┳━ |_| ━━━┳┳┛
┃┃ / ヽ ┃┃
┏┻┻ |======| ━━┻┻┓
┗┳┳ ヽ__ ¶_ ノ ━━┳┳┛
┃┃ (/) ┃┃
┃┃ (/) ┃┃
凸┃┃ (/) ┃┃凸
Ш┃┃ (/) ┃┃Ш
.|| ┃┃ (/) ┃┃.||
∧_∧ (/) ∧_∧ ∧ ∧
( ・∀・) (/)(´∀` ) (゚Д゚ ) >>いい一年を過ごせますように
(つ つミ (/)(⊃⊂ ) ⊂ ⊃
|_|_|_I(/)_|_|_|__| |
/////ノ,,,,,,ヽ ////|| |〜
//////////// |∪∪
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| 奉 納 |
37 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/01 02:01
あ け お め !
38 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/02 00:27
おもしろかったYO!
39 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/02 14:12
不二子で新年早々負
正月にやっちゃいけないのはわかってるんだが
あけおめことよろ。
明日初打ちできるかな・・・。
41 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/03 02:46
42 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/03 10:47
43 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/03 15:28
44 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/03 21:18
. .┏━━━━━━━━━━━━━┓
..┗━┳┳━━┫神┣━━┳┳━┛
┃┃ ┃ ┃ . . ┃┃
┏┻┻━━┫社┣━━┻┻┓
┗┳┳━━━━━━━┳┳┛
┃┃ ┃┃
┃┃ ┃┃
┃┃ 今年こそ・…
┃┃ ┃┃
┃┃ ∧_∧ ┃┃
( ´∀`)
// つ ミ
|\\\\\\I\\\\\
| \\\\\\\\\\\\
| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| . |
45 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/04 00:09
本年初カキコ!!
遅くなりましたがあけおめです。
また続編を楽しみにしておりまつ。
みなさんがんがって下さい。
なんかすごいハードボイルド肉棒倶楽部みたい。w
47 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/04 05:58
>ハードボイルド肉棒倶楽部
なんかしらんがエロそうなクラブだな(w
あけまして おめでとうございます。
放置プレイになってしまって申し訳ありません。
正月だってのに、ちょっと私生活がゴタゴタしております。
たった今5日ぶりにネットへ繋がりました。
またdat逝きを危惧していましたが・・・・・保守、ありがとうです。
ミラーサイトまで・・・・・感無量です。
なるべく続きを少しでも書きたいのですが、時間が・・・嗚呼。
ごめんね、ほんま。
あいさつだけさせていただきます。
それでは皆さん、今年もよろしくおながいします。
49 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/04 12:17
土ね
ブラウン管の向こう側。司会者がカウントダウンを叫んでいる。
盛大な花火。歓喜する若者達。
「あけまして、おめでとう」
「ああ、おめでとう」
「今年も・・・ん、今年は・・・かな・・・どっちでもええか。
とにかく、よろしくお願いします」
恭しく頭を垂れる優美。
「こちらこそ。よろしく頼む」
「うん♪」
「なんか・・・照れくさいな、こういうの」
「そやね、フフ」
「あ、そうや、あれはどうなったん?
ほら、クリスマスに知り合ったおじさんとメールしてたんでしょ?」
「ああ、3日に飲みましょうか、って話になったよ
折角だし、お前にもこないかって。何か向こうも連れがいるらしいんだ。」
「いいの?」
「ああ、俺はかまわんさ」
「んじゃ行く!」
「よし。じゃぁ返事しておくよ」
「あ〜連れの人ってどんな人だろうね。やっぱおばさんなのかな?」
「さぁな。気の合う人だといいな」
「うん。」
孤独な人間が二人。寄り添って生きていくことになった俺達。
他人と触れ合おうとしている。
ついこの間まで、他人と関わる事を意識して避けてきた過去が嘘のようだ。
これが平和というやつなのだろうか。
そのせいかどうかはわからないが、俺のサディスティックな性格も今は息を潜めている。
荒み、歪んだ心。
優美という存在が、その心を丸く、円く、させる。
不思議なものだ。
そう思うと同時に、これが人間ってやつなのかな、とも思う。
一人で突っ張って生きている限り、永遠にわからないもの。
人と触れ合う事でしか変化しないもの。
・・・ぼんやりとそんなことを考えた元旦だった。
TVが2003年の到来を告げる。
マリの眼。据わっていた。
「それくらいにしておけよ」
「何言ってんの、ほら、年も変わったことだし、これからじゃん!
あはぁっぴぃぃぃぃぃぃ!!にゅぅ〜いやぁ〜〜〜ん♪」
そう言うと、マリはまたグラスに琥珀色の液体を注ぎ足した。
「ねぇ〜〜〜、これほんとガツンとくるよね〜あはぁ〜〜」
「あたりまえだ。何度あると思ってんだ」
「ね〜〜なんで七面鳥の絵なの?全然ワイルドって感じじゃないんだけどぉ〜〜」
「しるか。もうほんとにそれくらいにしとけ」
ワイルドターキー。ケンタッキーバーボンだ。
ボトルのラベルに七面鳥が描かれている。
「んもぉぉぉぉ、ケぇぇぇチ!」
マリが部屋へ転がり込んできてから3日目だった。
年の変わり目だし、酒でも飲みながら過ごそうと、乾杯した。
まさか酔っ払いの相手をしながら年を越すことになるとは思っていなかった。
「別嬪が台無しだな」
「またまたぁぁ〜〜。心にもないことを〜〜」
「ふぅ」
「ね〜〜〜、もう3日だよね。あたしって、そんなに魅力ないかしらぁ」
「どういうことだ?」
「だってぇ〜〜〜抱いてくれないじゃん!あたしに女としての魅力がないってことじゃん」
「そんなことはないさ」
実際、マリはいい女だった。誰もが抱きたくなるようないい女だった。
「スカしやっがって。ウワァァァァァァヽ(`Д´)ノァァァァァァン!」
結局マリはワイルドターキーも空けてしまった。
そのまま潰れて寝息をたてている。
3日に、この間知り合った青年と飲む事になっている。
マリも連れて行くことになっていた。
先が思いやられそうだ・・・嗚呼。
マリの体に毛布をかけてやり、俺も自分の布団へ潜り込んだ。
54 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/04 22:18
あげとく
55 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/05 14:30
ドキドキしながら
期待age
56 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/05 22:27
新スレになってから32がこないな・・・
帰省中か??
とりあえず保全age
57 :
凄腕スロッター ◆Ps65p77hwk :03/01/05 22:40
眼を疑った。
待ち合わせ場所に現れた二人。
クリスマスに知り合った大沢という初老のオヤジ。
東京で振り回されたマリ。
どこかぎこちない不倫カップルという感じで二人は現れた。
「あけましておめでとう。
北方君、新年早々こんな老いぼれを誘ってくれてありがとうね」
「おめでとうございます。
老いぼれだなんて。そんないいひと連れてるじゃないすか」
状況が飲み込めない。何故マリがここにいる?俺は探りを入れる感じでそう言ってみた。
「はじめまして。マリです。よろしく」
さらりと言いのけるマリ。
――はじめましてだと?何考えてやがる?
――こんなところでなにやってんだ?
喉まで出かかった言葉、飲み下した。
「優美。大沢優美です。よろしくおねがいします」
「へ〜、あなたも大沢っていうんだ。このおじさんと一緒だね」
大沢勇二。驚いている。
同じ苗字だという事に驚いているにしては大袈裟だった。
不思議に思いながらも俺は3人を促した。
「とりあえずどっか入りましょう」
俺たちは居酒屋へ入った。
他愛ない話。
進む酒。
優美だけはウーロン茶やジンジャエールを飲んでいる。
皆に酔いが回ってきた適当なところで俺は切り出した。
「大沢さんとマリさんはどうやって知り合ったんですか?」
「いや〜そんな、恥ずかしいよ。
新世界でね、突っ立ってたのよ。人探ししてるってね。
変わった娘っ子だなって思ってね。
はじめてあったときに『人生なんて死ぬまでの暇つぶしでしょ』なんて言うんでね」
きっかけってヤツは、いつだって些細な事だ。
隣のテーブルで携帯電話が鳴った。
まるでそれが合図かのように、俺は今まで飲み下していた言葉を吐き出した。
「なぁマリよ。おまえ、何やってんだ?
何で大阪にいる?
なんだってはじめましてなんて言うんだ?
体は大丈夫なのか?」
キョトンとする大沢と優美。
「・・・わからないわ。自分でもよくわからない。」
「え・・・この人もしかして東京で言ってた、あのマリさん?」
優美がハッとして言う。
「そうだ。あのマリだ」
「ちょっと待ってくれ。俺だけ状況が飲み込めないんだが・・・」
「大沢さん、俺とマリは東京でビジネスパートナーだったんだ」
「・・・ってことは、マリよ、探してた人ってのは北方君のことだったのか?」
「そうよ。
今日待ち合わせ場所についたとたん、笑い出しそうになったわ。
こんなに簡単にみつかるなんて、まるでテレビドラマみたいじゃない。
誰に頼んだわけでもなく、自分で探したわけでもなく
あたかも当たり前のように再会しちゃったんだもん。
『運命』なんていうロマンティックな言葉すら頭に浮かんだわ。
そしたらまたあなたを困らせてあげたくなった。
自然と言葉が出たわ。はじめまして、って。
性悪なのかもね、あたし。」
「・・・よかったよ。元気そうで、よかった」
「はぁ?カッコつけないでよ!
あたしのせいであなたの人生めちゃめちゃになったのよ?
あたしがいなけりゃヤクザにつけこまれることもなかった。
黙って消えればよかったのに。あたしなんか放っておいてさ。
なのに助けにきた。なにもかもヤクザに投げ出して。
そして目覚めればあなたはいない。
それに何、あの3千万。
まるで映画のヒーローね。なけてきちゃうわ。」
「別におまえのせいじゃないよ。
それに俺の人生はおまえに会う前から滅茶苦茶さ。
どうしようもないくらい滅茶苦茶さ」
「なんで罵ってくれないのよ!恨み言の一つでも言ってよ!
じゃないと・・・じゃないと・・・あたし・・・
ごめんなさいって言えないじゃない。
ありがとうって・・・言えないじゃない・・・」
言葉と涙を溢れさせるマリ。
「俺が俺のためにやったことだ。気にするな。
むしろ俺のほうが謝りたいくらいだよ。巻き込んですまなかったな」
「・・・バカ。」
マリは席を立つと店を飛び出していった。
「北方君、すまないね。放っておくわけにはいかないんで。
今日はこれくらいで。また連絡するよ。」
大沢が慌てて席を立つ。
「すいません。正月、ブチ壊しちゃいました」
「何言ってんの。いい話が聞けたよ。
・・・優美ちゃん・・・いい人に出会えて良かったね。
じゃぁまた連絡するよ」
そう言い、一万円札をテーブルに置くと大沢も店を出て行った。
「すまん・・・」
「ううん・・・でもびっくりした。
あ、貴志さんが一番びっくりしてるか」
「ああ。まさかあいつとまた会うとは思ってもいなかった」
「マリさん・・・貴志さんを追いかけてきたんだよね。
凄い美人やったな。・・・やっぱり寝たの?」
「・・・ああ。寝たよ。何回も寝たよ」
「そっかぁ・・・」
「帰るか」
「うん・・・」
「一回だけ言っとく。忘れるなよ。
俺が今、貪りたいのはおまえの心だ。
他の誰でもない、優美、おまえだ。」
「わかった。行こっ♪」
人生ってのは何があるかわからない。
改めてそう思った正月だった。
63 :
◆Hb/S.IItwo :03/01/06 00:48
保全サンクスコ。といいつつ自ら保全age。
期待に激励にお褒めのお言葉ありがとうございます。
駄文で自慰くらいしてもバチあたらんですよね。
また暇な時に読んでくださいです。
ほらほら32氏!みんな気にしてるYO!
再降臨だぞ!ゴルァ
32戻ってきたよ。いやぁ、おみくじがね、凶だったよ。
もうね、頭きたから賽銭箱に突っ込んできたよ。
隣で拝んでたじいさんが何か言ってたけど、
「拝んでも無駄ですよ」って吐き捨ててきた。
そりゃおみくじも凶が出るわ!と自分に言い聞かせた2003年のお正月だよ。
>>32キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
年始から凶とは、薄いトコ引きましたな。
66 :
◆Hb/S.IItwo :03/01/06 20:36
32キタ━━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)━━━!!!!
新年早々のやんちゃっぷりに(・∀・)モエッ
そういや俺もう何年も初詣いってないな・・・。
そうそう。俺パチンカスやめることになりました。
田舎へひっこんで、ちょっとした事務職に就くことに。
今までさんざん好き勝手やって生きてきた分、苦労するだろうと思います。
んまぁでもぼちぼち頑張ろうかと。
これから引越しやらなんやらでバタバタしそうです。
でも暇見つけて書きます。
顔のアザも消えたところで・・・とりあえずご報告。
頭を動かさず、手首だけを返してショットグラスの中身を口に放り込んだ。
喉が焼ける。ワイルドターキー。
マルガリータ。スノースタイル。
マリはグラスのふちの塩を舐める。
「塩辛いわ・・・まるで人生みたいに塩辛い」
「惚れてんだな、あの男に」
「こんなはずじゃなかったんだけどね・・・」
「無理もないさ。今時めずらしい男だ」
あれからマリを追いかけて、なんとか落ち着かせた。
今夜はとことん付き合うつもりでバーに入った。
俺はマリと北方がまったく面識がないと思っていただけに、
北方がいきなりぶっちゃけた時には、正直わけがわからなかった。
状況が飲み込めた時には、マリは悲しいくらいに女だった。
北方を求めていた。欲していた。
しかし俺にはどうすることもできない。
色恋沙汰。
当人同士で収まるべきところに収まる。
ぼんやりとグラスのふちの塩を舐め続けるマリを横目に
俺は別のことを考えた。
偶然の一致。
そういったものがあるのだろうか・・・。
そんなことを考えていた。
大沢優美。
北方の連れの女。確かにそう名乗った。
俺はあのとき、まるで後頭部をブン殴られたような衝撃を受けた。
彼女を見た瞬間に、淡い、懐かしいような、そんな感情が湧いた。
そこへ大沢優美と名乗られたのだ。
一瞬にして俺の脳は理解した。
俺の娘だと認識した。
孤児院に預けてそれっきりの娘。
彼女を見たときに感じた感情は、おそらく彼女の母親の面影だったのだろう。
そこまで認識しておいて、ほぼ確信しておいて、
それでも俺は、おまえは俺の娘だとは言い出せなかった。
言い出せるわけがなかった。
今更どの面下げて父親だなんて言えるだろうか。
俺はただ、他愛ない話をし、ただ見ている事しかできなかった。
『いい人に出会えてよかったね』
そんな陳腐な台詞をなげかけて、彼女の幸せを祈る事しかできなかった。
虚しさ。
誰にもいえない虚しさ。
とてつもない虚しさ。
我が子を前に何もしてやれない、何もできない虚しさ。
俺はその虚しさを飲み下すように、グラスに残った液体を飲み干した。
69 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/07 08:51
>>禁断症状
就職おめでとう!!始めはかったるいと思うが
じきに慣れるよ。長続きするようがんがってくれ!!
これからも良作期待しておりまつ。
とりあえず保全。
>>32
おかえり!!今年もまとめ&わけわからん話期待してるYO!!
70 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/08 08:44
DAT落ち寸前!!!
とりあえず保全age
71 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/08 09:14
怖い〜!楳図かずおの次に怖い〜!
何がって?そりゃアンタ、うちの上司その2ですよ!
もうひとり上司がいるんだけど、ものすごい口臭なんだよ!
死んでから3日過ぎたザリガニみたいな臭いでさぁ
そんで、その上司の電話の受話器なんだけど
臭いが染み付いてんの。ギャアアアア〜!
もうね、クララが立っちゃうんだよ。ホントだよ。
P.S
32キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
ありがとうなレスだね。
32イク━━━━━(>∀ <)━━━━━!!!!
でおかえしってどう?だめ?
73 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/08 12:11
>>32 素晴らしいYO!!
>クララが立っちゃうんだよ。ワラタ
(・∀・)イイ!!上司に恵まれてるな〜
これからも心温まる話おながいします
74 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/08 13:09
>>1 就職おめ!
いろいろあるだろうケドがんがれっ!
まあ、つらいつらいって言ってもスロで1000ハマリ喰らったのと比べれば
どってことないっしょ。
何事も天井目指して辛抱あるのみ。
けど、昨日は猛獣1197Gでペケポコ演出、ビジでヽ(`Д´)ノ ウワァァン
スロはやめんの?
>>32 イク━━━━━(>∀ <)━━━━━!!!!
イイネ-(・∀・)コレ。初めて見たけどオリジナル?
>>317 乙!イク―は、オリジナルですよ。
金額は、たいした事ないけど
3日連続で勝っているので、32は、とっても機嫌が良いのでございます。
でも、ザリガニ上司の息は頂けないのでございます。
さらに、フジテレビのお天気お姉さんの「ちかちゃん」が
とってもお気に入りなのでございます。
77 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/09 21:13
保全ageしときまつ。
41さんが作ってくれたミラーを「ヒキモッコリ」に紹介したい
衝動にかられる今日この頃・・・
すいません。それ作っていただいたのは、ルクダルさんでつ〜。
本スレの前スレに書いたので、省略してしまって申し訳ありません。
作った のではなく
作ってもらってきた のでつ。
紹介するのは、別に構わないと思いますよん。
ちょっと聞いてよ!
今日の朝、通勤途中なんだけどね
前から自転車に乗ったおっさんが来たのよ。そんで
そのおっさんの顔を見たらね、金将軍様にソクーリだったのよ!
アレ、絶対に次に拉致する日本人を品定めしてたね。
ヤバイなァ。目が合っちゃったよ漏れ。
海岸沿を歩けないよぉ〜。袋被らされちまうよぉ〜。
ハングル語の先生になっちゃうよぉ〜。
80 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/10 15:12
81 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/10 23:45
>>1氏は忙しいのかな?
早く続きが読みたいでつ。
>>32 ハングル語の先生になった暁には
ぜひきのこって下さい。
317氏の新作キボンです。
文才が無い俺は保全ageするので精一杯です・・・
もうね、
>>79が気になってね、
家の前でチャリンコの「キィーッ」(ブレーキ音)って音が鳴ると
びびるびびる。2・3回鳴った所で漏れも堪忍して
「こんな漏れでもよければ、持って行って下さい。」とばかりに
自ら玄関開けたよ。そしたら、その先にいた人物こそ正に
Y新聞の小汚いジジイの勧誘だったよ。
ホッとしたノリで、あわよくば三ヶ月分頼みそうになっちゃったよ。
とりあえずジジイ追い返して、アルゼ王国4のDHでもひとしきりプレイして
シコタマつまんなかったので速攻タロットマスターにチェンジしますた。
83 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/11 14:01
保全age
84 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/11 19:55
>>1 ひきもっこりで新妄想人を探してるよ。
エントリーしてみてはどうでつか??
>>81 (・∀・)ドモ!
漏れのバヤイはスロで大勝した時に脳汁が出て話が沸いて出るんだけど、
年末からじぇんじぇん勝てないヽ(`Д´)ノ ウワァァン
で、新作書けない(´・ω・`)ゴメンネ
月末か来月にはポイントでセテイ5が打てる予定だからそれに期待してまつ。
86 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/12 23:46
保全ageでつ
>>317 セテーイ5で何打つの?
漏れ高セテーイ(5or6)の爆釣でアボンした事あるから
最近の機種、特にAT&STって、イマイチ怖くて打てません。
とか言いつつ、そればっか打ってますが。
トリアーエズガムバツテ下さい。
俺は誰も信じない。女も、仲間も、そして家族さえも・・・。
そんな固まった信念、生き様、大袈裟に言えば自我とも言えるそんな考え。
頼れるのは自分だけ。己が為に生きる。
そもそも、仲間などというものは作らなかった。
それが間違っているとは一度も思わなかった。
一人でいること、つまり孤独。それを寂しく思うこともなかった。
媚び、へつらい、すりよってくるもの。蹴散らした。
安っぽい友情などという響き、糞くらえだった。
世の中は戦場だ。
東京で世話になったマスターにある言葉を教えられた。
向こう知らずで、突っ走るだけの俺に彼はブレーキをかけてくれようとしていた。
『実るほど、頭を垂れる稲穂かな』
当時の俺には馬鹿馬鹿しかった。弱きものは強きものに頭を垂れる。それだけだ。
それ以上でもない、勿論それ以下でもない。
そう返した俺に、彼はおまえにも分かる日がくるさ、と、どこか悲しげな目で俺を見た。
30に手が届きそうな歳になり、突然そんな俺の信念は崩れ去った。
成人すらしていない小娘に、変えられた。
人を信じるということ。
その女は俺を信じていた。
陳腐な言葉ではなく、行動で俺に認識させた。
俺の頭の中の辞書に『信じる』という言葉が書き足された。
同時に『守る』という言葉も・・・。
俺は変わった。
愛想笑いというものを覚え、人付き合いというものを覚え、忍耐というものを覚えた。
東京でマスターに聞かされた言葉が頭の中で形を成してきた。
『実るほど、頭を垂れる稲穂かな』
いつか俺にもわかると言ったマスター。
まったくいまいましいくらいに何もかもお見通しの老いぼれだ。
俺は、行きつけのパチ屋の常連どもに愛想笑いを浮かべるたびに
見えるはずのないマスターの喫茶店の方角、つまり東へ向かって苦笑した。
マリとの再会。面食らった。
あのときのマリの言動から察すると、マリは俺に気があるのかもしれない。
しかし俺にはどうする事もできない。
俺は心底優美を必要としているし、優美も俺を必要としている。
相変わらず『愛』というものが介在するのかどうかはわからない。
俺たちの絆の証――千円札の半券。
ただの紙切れだ。もしかするとそんな薄っぺらな絆なのかもしれない。
構わなかった。
俺の頭の中に『信じる』という言葉と『守る』という言葉が刻まれた瞬間に
俺の優美に対する感情は、他の何人にも揺るがす事のできない特別なものになったのだ。
マリとの再会から一月近く経つ。俺たちは変わらぬ毎日を過ごしている。
大沢とはたまにメールでパチ屋の情報をやり取りしたりしている。
マリのことに触れたことはない。大沢の口からマリの話が出た事もない。
お互い、パチスロというものに限界を感じながらも、しがみついている。
しかしやはりそろそろ動くべきかもしれない。何か金になる事を見つけなければ・・・。
そんな焦燥感に駆られる、一月の終わりだった。
夕暮れ。木枯らしが頬を撫でた。
俺はブルゾンのポケットに両手を突っ込んで中之島公園を土佐堀川沿いに歩いている。
難波橋へぶつかると、左へ向きを変え、そのままキタへ向かって歩いた。
ついさっき孤児院へ行ってきた。
院長は生まれたばかりの子供を預けてそれっきりのろくでなしを憶えていなかった。
しかし名を告げると孤児の事を記録してあるらしい分厚いファイルを出してきて
優美の事を教えてくれた。
中学を卒業するまでココの世話になったらしい。
それから小さな精密機械工場へ住み込みで就職した、と。
しかしすぐに退職したらしい。
就職してすぐにケツを割った事で孤児院の名に傷をつけたことを謝りにきたらしい。
そしてそれっきりだ、と。
精密機械工場――北方貴志。
繋がらない。どう考えても繋がらない。
あの男の体からは、アウトローな匂いがプンプンする。
育てる事のできなかった娘。
今更――。
しかしやはり気になる。
そんなことを考えていると扇町交差点にぶつかった。
左へ折れ、太融寺へ向かう。
路地へ入ると、娼婦達が視線をあわせてくる。
俺はタイから来たという娼婦を連れて近くのホテルへ入った。
手のひらを差し出してくる。
そこへ俺は一万円札を2枚乗せるとその娼婦はバッグを持ったままバスルームへ入った。
入れ替わり、俺がバスルームから出てくると、すぐに咥えようとした。
それを俺は拒んで、口でスキンをつけさせた。
タイ人のHIV感染率を考えると、これくらいの自衛はあたりまえだった。
性病でくたばるなど、ごめんだ。
感情の介在しない、ただの性行為で俺は射精した。
タイ人の娼婦は、そそくさと出て行った。
昔、よく女に言われた。まるでものを扱うみたいに抱くのね、と。
実際、俺にとって、ものだった。抱きたいという感情を抱く事は少ない。
それよりも壊したい、滅茶苦茶にしたい、そんなサディスティックな欲望を覚えるほうが多いのだ。
そんなときは、きまってはやく射精する。
変態。そう罵った女もいる。
俺はその女の顔を殴りながら、腰を振り続けた。
涙を流しながら、やめてくれと懇願する女をそれでも殴り続け腰を振り続けた。
その女の顔が試合後のボクサーのように腫れてきた頃には、俺はその女の中で5度、射精していた。
すすり泣く女の股の間から流れ出る俺の精液を見ると、また勃起した。
そんな自分が嫌になったこともある。
しかし、性癖。タダの癖だ。他人とちょっとばかり嗜好が違うだけだ。
そう己を慰めてきた。
インターホンが鳴った。
俺はすぐに出るとこたえて服を着た。
北新地。
数十もの店名を示す看板のあるビルへ入った。
『Bloody life』
まだ宵の口だ。開店しているかどうか不安はあったが、構わずそう書かれた扉を押して入った。
「いらっしゃいませ」
慇懃とも思える物腰で黒服を着た男が迎え出た。左手に白い手袋をはめている。
右手には手袋はない。俺は少し不気味な感じを受けた。
俺はカウンターを希望し、導かれるままにスツールに腰かけた。
俺が口切りの客かと思っていたが、カウンターには男が一人腰掛けていた。
まだ若いバーテンダーが注文を聞きにくる。
「何にいたしましょうか?」
「水割りを」
「かしこまりました」
鮮やかな手際で水割りが作られた。
俺は一口だけ口に含む。うまかった。
ウイスキーと水の調合が絶妙だった。
一見、誰にでも作れそうな水割りが、実は一番難しい。
俺は残りを手首を返して一息であけた。
氷が溶けてくると、うまい水割りも台無しだ。
「うまい。うまいね」
「ありがとうございます。おかわりのほう、おつくりしましょうか?」
「いや、君の水割りだとすぐに酔っ払っちまう。バーボンをくれ」
「銘柄のほうはどういたしましょう?」
「七面鳥あるかい?」
「ワイルドターキーですね?ございます」
「ロックでくれ」
「かしこまりました」
カウンターに腰掛けていたもう一人の客が口を開いた。
「おい平井、俺にももう一杯よこせ」
「しかし社長」
バーテンが答える。
「お前は俺の言う事を聞いていればいいんだ」
バーテンがワイルドターキーを持ってきた。
「うちの社長です。開店前にシェイクしたドライ・マティニィを飲るのが日課でして」
「いい趣味をお持ちだ」
客ではなくこの店のオーナーということか。
自分の店で開店前に邪道とも言えるシェイクしたドライ・マティニィ。
口とは裏腹に、気障な野郎だ、と心で悪態をついた。
そんな俺を見透かしたようにカウンターの男が言った。
「今、俺のこと、気障だって思ったでしょう?
しかしそんなあんただってかなり気障だ。
頭を動かさず手首だけで、まるで放り込むように飲んだり
七面鳥と言ってみたり。
水割りの飲み方を知ってるあたり、虚勢ってわけでもなさそうだがね」
そう言うと、バーテンが差し出したグラス――シェイクしたドライ・マティニィを一息であおった。
そしてバーテンに、頼んだぞ、と一言言うと、でかい背中を揺らせて出て行った。
俺は不思議と嫌な気はしなかった。
「申し訳ありません」
バーテンが頭をさげる。
「いいさ。楽しい社長じゃないか」
奥の部屋から3人ホステスが出てきた。俺の目当ての顔はない。
「女の子、おつけしましょうか?」
バーテンの問いに、いやまた来る、と言い立ち上がった。
キャッシャーでスーツを着た会社員らしき4人の客とすれ違った。
「夜はこれからってか」
そう一人ごちて、俺はパチ屋の下見へと梅田へ足を向けた。
おひさぁ━━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)━━━!!!!
ご無沙汰してます。
なんとかちょっと続きかけましたので書き込みしました。
32氏復活ですな!毎度毎度、素敵な笑いをありがとう!
金将軍似の諜報員((;゚Д゚)ガクガクブルブル
タロマスに氏ね氏ね(デースdeath)言われる32氏・・・妄想して藁。
317氏、スロやめるかどうか・・・う〜〜ん、たぶん趣味としてはたまに打つと思う。
給料突っ込んでしまわないように気をつけねばwww
とりあえず、狂ってしまってる金銭感覚を取り戻そうと思います。
また設定5ですか!頑張ってください。新年早々天井前であぼーんされたリベンジをば!
41氏、ほんまオツカレ、サンクス。
支持してくれる人がいて、嬉しいです。ありがたいです。
>>77 いや〜そんなお恥ずかしい。しかし嬉しかったりする。
ありがとう♪
>>81 スマソ、バタバタと・・・ね。
久々に書いたんで、また読んでください。
>>83 ほんまおおきに!
>>84 ん〜と、こっち書くだけでも手一杯なんで。
しかもあっち、構想とかシッカリ練って、ホンモノっぽい雰囲気あるしねぇ。
いきあたりばったりの俺のような文章では・・・。んでも教えてくれてありがと!
>>86 脳内1氏、ほんまおおきに!
あっち、どんどん進んでますね!ドキドキハラハラな展開に愉しませてもらいました。
また期待してます。
あっと、付け加えておきます。
『Bloody Dool』
ってのは北方謙三氏のブラディ・ドールシリーズっていう小説のパクリみたいなもんです。
北方謙三さん、ごめんなさい。
北方謙三ファンさん、ごめんなさい。
>>69 ありがとうございます。
ほんま、慣れるまではアレでしょうが、ぼちぼち頑張ります。
>>70 dat寸前だったんですね!ほんまありがとうです!!
>>71 さんくす!また読んでみます。
98 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/14 02:37
age
99 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/14 15:12
保全ageしときまつ。
続き楽しみにしてます。
100 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/14 17:40
100GETついでにage
>>1 (,,゚Д゚) ガンガレ!!!
102 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/15 00:10
最近このスレ人が減ったような・・・
様子見でageてみる。
盛age
一通りパチ屋のデータを取り終えて、本屋へ寄り、帰宅した。
俺は活字が好きだった。夜のしじまに、ページをめくる音と、己の息遣い。
煙草のちりちりと焼ける音。俺だけの時間。俺のための時間。そんな時間が好きだ。
年柄もなく、小説に出てくる主人公に、あるときは脇役に、自分を重ねて愉しむ。
読破したあとは、登場人物と友達になっていたりする。
ごくたまに、その友達になった彼や彼女が、本当に存在しているような気分にもなる。
妄想――虚しくはなかった。
今ではもう数え切れないくらい心の中に友達がいる。
たまに、夢の中で、死んだはずの友達が片手を挙げて、よう、などと語りかけてくる。
そんなときは、決まって押入れを引っ掻き回してそいつが出てきた本を読み返したりする。
しかし一人だけ、本を読み返すことができないヤツがいる。
学生時代、一緒にリンチされ、血の小便を垂れ流しながら死んでいった友達。
この世に実在する友達だったソイツだけは、本を読み返して懐かしさに浸ることができない。
ソイツを思い出すと、いつも頭を駆け巡る事がある。死ぬということ。身の破滅。
破滅とは何なのだろう?
大抵の場合、人は何かを失えばその失った物の大きさに驚愕し、
いっそこのまま何もかも捨ててしまおうという考えがちらつく。
つまり絶望するのだ。そして堕ちていく。
そこには果て、つまり終点はなく、ただひたすら堕ちていくのだ。
ここで踏ん張れなかった奴は失う必要のないモノまで捨ててしまおうとする。
自棄糞ってやつだ。
生き様。死に様。
果たして滅びとは美学なのだろうか。否。ただの世間知らずなアマちゃんの証拠だ。
人の生き死にさえも銭に変えるこの国。
目に見えない強大な何かによって造られたこの国の有様。
いわば人間のエゴの集合体。
エゴとエゴがぶつかり合い、ときに形を変え、ときに合体し、あらゆるものを飲み込もうとする。
絶望し、堕ちていこうとする、そんな時だからこそ、
ありったけの命を注いで叫ばなければならないのだ。
破れかぶれの心と体に鞭打って、吠えなければならないのだ。
俺も挫折し、全てを捨てようと思ったことがある。
しかし、周りを見れば最初から何も持っていない弱きもの達のまなざしに気付く。
また、時間がたてばその傷は徐々にだが塞がっていくということにも気付く。
気付かせられる。
学生時代に、血の小便を垂れ流しながら死んでいったアイツが夢に出てきて気付かせてくれる。
「ただいまぁ〜」
そんな事を考えていると、玄関の扉が開き、マリが帰宅した。午前2時。
「おかえり」
香水と酒の入り混じった匂いが漂ってきた。
「ふぅぅ。いっつも御免ね。先に寝ててくれていいのに」
「朝が早い仕事をしているわけじゃないんだ。かまわんさ」
「今日も来てくれなかったね」
「いや、行ったよ。バーテンにうまい水割りを飲ませてもらった」
「ええ〜〜きてたの?何時ごろ?なんで指名してくれないのよ?」
「まだ開店したばかりだった。なんとなく場違いな感じがしてな。2・3杯ひっかけて退散した。いい感じの店じゃないか」
「気障な店でしょ?血まみれの人生だなんて」
俺が今日行った酒場で、マリはホステスをはじめていた。
しつこく飲みにこいというので行ってみたわけだ。
実際、俺のような無職の老いぼれには圧倒されるような上品な雰囲気だった。
「まぁそのうちまた行くさ」
「今度は指名してね」
「ああ。しかし何だって水商売なんてはじめる気になったんだ?金に困ってるわけでもなかろう?」
「う〜ん。なんでかな。特にやりたいこともないし。手っ取り早いからかな」
「そうか。まぁやりたいようにやるさ」
「うん」
読みかけの小説にしおりを挟んで俺は布団に潜り込んだ。
107 :
◆Hb/S.IItwo :03/01/15 21:50
何かこう、うおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!
ってなオチが出てこないんでなかなか完結できませんwww
>>87 遅レスすまそ乙!
最近まったくスロ勝てん!
てなわけで、イパーツ逆転狙ってサラ金か猛獣で勝負しまつ。
セテイ5イク━━━━━(>∀ <)━━━━━!!!!
ガンガリマス!
>>1 乙。漏れも最近全然思いつかない・・・。
また脳汁出たら思いつくと思うからスレ維持して(・∀・)マッテテネ
>>108 設定5ガン( ゚д゚)ガレ
また妄想話のほうも期待してまっせ♪
変な顔のおっさんが隣に座って、
あまりにも面白すぎてビタ押し出来ませんでした。
絶対、店or将軍様の仕向けた刺客に違いない。
蛍の光りが紫煙をかいくぐって耳に流れ込む。22時50分。
俺は煙草をポケットに突っ込むと、頭上のドル箱を抱えてジェットカウンターへ向かった。
2000枚。時代遅れのA-400じゃ、こんなもんか。
そうひとりごちて、黒ずんだ指先を温かいおしぼりでしごいた。
背中では、2万枚はあろうかという大量のドル箱タワーを店員が必死の形相でジェットカウンターに流している。
ポケットに両手を突っ込んで、咥え煙草でその作業を見守る若者――その大量のコインの主。
まるでファッション雑誌から抜け出してきたかのような、いかにも今時な若者。
「なにもかも、最先端ってか」
そんな皮肉とも自嘲ともつかない独り言をつぶやき、
俺は今しがたまで稼動していたサンダーVに向かって心の中で、お疲れさん、
と労いの言葉をかけて景品交換をしにカウンターへ向かった。
再びパチンカス生活を始めたとはいえ、やはり俺はATなどの機能がついた機種には馴染めなかった。
クランキーコンドルの青テンに魅せられてスロットを始めた俺には、どうしても受け入れる事ができなかった。
コインを投入し、レバーを叩く。ストップボタンを押し、リールを停止させる。
一連の動作に変わりはないのだが、しかしやはりなにかが違うのだ。
――脳汁。興奮。溢れ出るコイン。
そして最終的に『金』というものへ行き着く。
脳汁は脳汁だし、コインはコインだ。勿論金は金である。
ただ漠然とその事実を受け入れられない自分がいるのだ。
おそらく俺の中で、スロットとはかくあるべき、というそういった個人的な基準のようなものが、
現状を受け入れる事のできない原因なのだろう。
世の中、金だ。メーカーもホールも、金がいる。わかる。
しかしそれでも俺はやりたい放題のメーカーに『温故知新って言葉、知ってるか?』
そんな投書をしたくなる。
もっとも、そんなことをしても何も変わらないのはわかっているが……。
そんなわけで、俺のメイン機種は未だにA-400だ。
サンダー、花火、そういった古い機種のある店でなんとか、
そう、『シコシコ』という言葉がぴったりな、姑息ともいえる手段でやっている。
しかしやはり限界を感じる。というよりは、モチベーションの維持が苦痛である。
俺にとっての明るい未来の見えないパチスロ業界。
モチベーションを維持しろというほうが無理な話なのかもしれない。
一度、お上から規制の通達があった。
しかしそれもおなざりな形だけのお役所業務。現場はなにも変わっていない。
東京で復讐屋をしていたときに、片手間で株をやっていた。
利益はほとんどなかった。
しかしこのままスロットにしがみついていても生活レベルの現状維持が精一杯だ。
ここらで一度、株の勉強をしてみようか……そんな事を考えながら、
俺は今日の日当の2万円を換金して帰路に就いた。
「ただいま」
「おかえり。どっちにする?」
「飯」
「了解♪」
いい匂いがする。俺は冷蔵庫から缶ビールを出して一息であおった。
すきっぱらにアルコールが沁みる。優美が食事を運んできた。
「おお、うまそうだな」
「どうぞ召し上がれ♪」
シチューだった。おそらく何時間も煮込んだのだろう。旨かった。
ふっと昔を思い出した。結婚した女。子供とともに捨ててきた女。
あの女は料理が上手かった。やけに凝ったものを作るのが好きだった。
オックステイルを買ってきて、何日もかけてそれを煮込み、シチューを作ってくれたことがある。
それは外で出せるほど抜群に旨かった。
しかし俺はそのシチューが嫌いだった。余分なものを煮込みすぎるのだ。
そう、彼女の心まで煮込んでしまうのだ。
そういうのを重たいと感じるのが俺の感性だった。
俺の為だけに何日もかけて煮込まれたシチュー。あまりにも重たすぎた。
そういうことの積み重なりが、目に見えない山のようになって、あの時俺を逃げ出させたのかもしれない。
「どう?」
「ああ、うまい」
「そっか、よかった。はじめてやったからちょと心配やった」
「最初から上手いヤツなんていないさ」
「あら、じゃぁやっぱ不味いん?」
「い、いや、うまいよ」
「ほんまかなぁぁぁ?」
「虐めるなよ」
「あはは。ん、でもありがと」
「今日はどうだった? 売れたか?」
「ん〜〜あかんかった。なかなかねぇ」
今、優美には朝、キンパルのリセット刈りだけをさせ、
その後はヤフーオークションをやらせているのだ。なかなか上手くいかないらしい。
「そうか。まぁぼちぼちやるさ」
「うん」
俺は飯を平らげると、風呂へ入った。
湯船に浸かり目を閉じていると、音楽が聞こえてきた。
優美がCDをかけたのだろう。テレサ・テン。心が洗われるような声色。
俺はこの歌手のことを知らなかった。
俺よりも10も若い優美が何故こんな歌手を知っているのか、一度聞いたことがある。
昔世話になった孤児院の院長がこの歌手を好きで、よく聞いていたらしい。
しばらくその歌声に耳を傾けてから、風呂を上がった。
うっとりしたような表情で、優美が唄に聞き入っている。
『時の流れに身をまかせ』がかかっていた。
服を着て、優美の側へ腰を下ろすと、おどけたように優美が歌を口ずさんだ。
「時の流れに身を任せぇ〜♪貴方の色に染められぇ〜♪
一度のぉ人生それさえぇ捨てることも構わないぃぃぃぃぃ♪
だからお願いぃ側に置いてねぇ今は貴方しか愛せないぃぃ♪」
俺は微笑んで、優美の唇にむしゃぶりついた。
115 :
◆Hb/S.IItwo :03/01/17 05:37
>>110>32
wwwんでも以前のようなキレがないね。最近疲れてるのかな?
うんこのキレも悪くなって、ぢにならないように気をつけてw
んでもめっきり人も減った今日この頃。
変わらず笑いを届けてくれる32に萌え〜。ありがと。
116 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/17 22:48
>>1 (・∀・)イイ!!!続き期待age
このスレでも集計してみる??
勝手にサンセイ集計イク━━━━━(>∀ <)━━━━━!!!!
【2】ゲト
118 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/18 06:08
【3】ゲト
【4】だよ
【4】ゲト
あァ!!!もう、ホントに何なんだよウザガキ!
マジでドカチンのウザガキむかつく!何でかって?あのね、
おとつい近所の新装で「巨人の星」が入ったのよ。そんで、
初日から行ってもストック期待出来ねえから昨日行ってきたのね。
そんで適当に溜まってそうな台に座って打ってたら、隣の台にウザ房来てさァ、
横っちょのリール動くと、こっちを覗く覗く。田代マーシーの如く。
頭キタから千円札2枚使って両サイドのリール隠したね。そしたらさァ
全然面白くないの。演出すべてが。声ばかりで。逆に色んな意味で笑えたけどね。
そのうちウザ房も小冊子とにらめっこ始めたから千円札はがしたら、
待ってましたとばかりに覗く覗く。田代マーシーの如く。頭キタから
覗き返したら、「あんまりこっち見んなよ」だって。ふぬおおおおおお!(激怒)
「ストック無いのに頑張るね?」って言ったら、それを信じて一目散に逃げてったよ。
そんでおっさんにハイエナで12連かまされてた。いやァ、爽快。
↑長文書いてたら、先越されちった。
て事で、
【5】ゲト
【6】!!
123 :
脳内1 ◆SHzlU2rkKA :03/01/18 16:07
【7】枚交換ゲット
124 :
◆Hb/S.IItwo :03/01/18 23:54
うおぉぉっぉぉぉぉぉぉ!!
感激!(TдT) アリガトウ
駄文で自慰に付き合ってくれる人々がいて本当に嬉しいです!!
俺もまた頑張って続けます!
近況報告。
今までが嘘のように、めまぐるしい生活になりました。
ほんまアホみたいに忙しいです。
働き始めたところが建設会社なんですが、
昼間は現場でヒィヒィ言いながら地球に穴あけてます(脳内1氏風表現パクリw)
んで現場終わったら晩飯詰め込んで今度はカシャカシャキーボード叩いて事務屋に変身です。
さぁ仕事も終わったしスロでも・・・と思っても、既に閉店したあとな罠w。
まぁ疲れちゃってスロ行こうなんて意欲もわきませんが・・・。
そのうち事務オンリーになる予定ですが、とりあえずしばらくはこのスタイルが続きそう。
(この御時世にもかかわらず、ありがたいことに会社が忙しいみたいなんです。)
ネットする暇もなく、風呂入ってバタンキューですわ。朝が6時半起きなんで。
『冬はつとめて』なんて故人は言うけど、寒いだけやっちゅーねん!
昼起床がデフォルトだった俺には殺人的な生活スタイルです・・・嗚呼。
んでも慣れるまでの辛抱と信じて頑張ります。
こういう気の持ち方ができるようになったのも皆さんのお陰です。
明日は休み。このスレで駄文で自慰するぞぉぉ♪
と、楽しみにしながら・・・おやすみなさい。
32>
ワロタ。
俺、現場で知り合ったスロ好きニカポカ君にスロで、ん年間生活してたって言ったら
ソイツ本気で驚いてましたわ。師匠にされそうになったので適当にかわして逃げましたw。
前スレの最初のほうに書いたのみたいに、『わかってるよな?』なんつって囲まれたらどうしよう・・・www。
125 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/19 01:00
【8】マソ
126 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/19 01:09
[9]マンコ
127 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/19 05:12
変な なんとかチャンスっていうスレたちが
大量発生してるので
保守ageしときます。
128 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/19 13:15
age
――雨が降っていた。
額にへばりついた髪が鬱陶しかった。
目の前には娘が立っている。
その澄み切った瞳の中に、くたびれた俺が写っていた。
彼女がゆっくりと瞬きをした。再び開かれたその瞳は、憎悪に煮えたぎっているかのように厳しいまなざしだった。
――ろくでなし。
彼女の口から一言だけ言葉がこぼれた。
そして彼女は俺にぶつかってきた。手元には白い光り。
頭の中で思考が巡る。
――娘に刺された。
恐怖、苦しみ、悲しみ……そういったものより、まず情けないという感情が俺を、俺の存在を押し潰してきた。
――そこで目が覚めた。
俺は肩で息をしていた。
プールにでもとびこんだかのように、ぐっしょり汗をかいていた。
喉がカラカラだ。
流しまで行き、蛇口に直接口をつけて水を流し込んだ。
びしょ濡れの服を脱ぎ散らして体をぬぐう。不意に恐怖がこみ上げてきた。
夢の中とはいえ、娘に刺された。娘に刺された。――娘に刺された。娘に刺された!
怖い怖い怖い。
苦しい苦しい苦しい。
悲しい悲しい悲しい。
誰か助けてくれ! 俺を許してくれ!
思考が滅茶苦茶に駆け巡る。
俺はマリの布団に潜り込んだ。背中から抱きつくようにマリに密着した。
マリは少し身じろぎをしたが、また寝息を立て始めた。
手のひらに柔らかい感触――乳房。
俺はマリの体の温かさを感じながらそれを弄んだ。
目をつぶってしばらくそうしていると、だんだんと落ち着いてきた。やがてそのまま眠りへと落ちていった。
目が覚めると、腕の中にはマリはいなかった。
電気ストーブの側で俺のショートホープをくゆらせながら俺を見ていた。
体を起こそうとした。額からなにかが落ちた。
「じっとしてて」
マリが言う。そして額から落ちたものを手にして流しへ向かった。
戻ってくると、俺の額に冷たいモノが乗せられた。どうやら濡れタオルらしい。
「凄い熱よ。病院へいかなきゃ」
「いい。寝てりゃ治る。それより……すまん」
「何が?」
「布団、潜り込んじまった」
「そんなの構わないわよ。むしろ嬉しかったわ。
起きたら貴方が素っ裸で抱きついてたんだもの。やっと私に欲情したか、ってね。
でも何か貴方濡れてるような感じがした。それでよく見たら凄い汗で、凄い熱。風邪でも引いたのかしら?」
「かもな。しばらく大人しくしておくよ」
「うなされてたわよ。優美、許してくれ、許してくれ、って。昔の女でも夢にでてきたの?」
「……ああ、まぁそんな所だ。悪い夢を見ちまった」
「そう。でもやっぱり病院へ行ったほうがいいんじゃないの?」
「いや、いい。それに保険証なんてもんは持ってない」
「そう。じゃぁ薬局で風邪薬でも買ってくるわ。何か食べたいものは?」
「いらない」
「わかった。じゃぁ行ってくるから、大人しくしてなさいよ」
マリは幼子に言い聞かせるような口調で俺にそう言うと、ハンドバッグをぶらさげて出て行った。
熱を出したのなど久しぶりだった。もう何十年も風邪ひとつ引いていなかったのだ。
「歳……か」
そうつぶやいて、俺は全身の力を抜いて目を閉じた。
132 :
◆Hb/S.IItwo :03/01/19 18:21
保守ありがとう!感謝!
その日も順調だった。
俺は狙い台を確保し、淡々と左リール上段に暖簾の絵柄を狙い続けた。
3時ごろに食事休憩を取り、牛丼をかきこんだ。
それから本屋へより、PC関係の雑誌コーナーへ行った。
本当ならば、パチ屋の閉店後にゆっくりと見たいところなのだが、
パチ屋の閉店後には、もう本屋は営業していないのだ。
目的の場所で、俺は会いたくない人間に会った。
「あら、北方さん」
「よう」
「お久しぶり、ね」
「だな。こんなところで何やってんだ?」
「ちょっと買い物のついでにね。あの人、風邪引いちゃって」
そう言って、その人間――マリは、ぶらさげた袋をちょっと持ち上げた。
薬局のものらしい紙袋と、ショートホープのカートン、食料などが入っているようだ。
「そうそう、暇つぶしになるパソコン雑誌ってどれがいいの?
何か買って帰ってあげようと思ったんだけど、私全然わかんないから……
北方さん、パソコンできるでしょ。
よかったらあの人が楽しめそうなもの、選んでくれないかしら?」
「そうか、風邪か」
そういいながら、俺は書棚に目を走らせた。そして一冊を選んでマリに差し出した。
「これなんか、いいんじゃねぇか」
「『2ちゃんねる中毒』NHK中毒ってこと?なんだかおどろおどろしい名前ね」
マリがそう言ったとたん、周囲から複数の視線が突き刺さった。
俺が睨み返すとすぐに視線を戻す。
しかしやつらの耳がダンボになっているのは火を見るより明らかだ。
『2ちゃんねる』という単語に過剰反応する2ちゃんねらーども。
マリの美貌が彼等の覗き見根性をさらにくすぐっている。
彼等の叫びが聞こえる。俺に対する叫びが。
――逝ってヨシ!
……わかってるさ。ただ、俺にも一つだけ言わせろ。オマエモナー……と。
そんなことを思いながら俺は目当ての本を手に取った。
『2ちゃんねん大辞典』俺はそれを恥じることなく、手に取った。
表紙のモナーを指差し、マリが口を開く。
「何それ、かわいい」
「これな、モナーっつってな、インターネットの掲示板のキャラだ」
「へー。それ買うの?」
「ああ」
「じゃ、私も」
そう言って、マリも『2ちゃんねる大辞典』を手に取った。
俺たちは並んでキャッシャーへ向かった。
背中に複数の視線が突き刺さっているのを感じる。おめでてぇやつらだ。
しかし実際、街中で2ちゃんねるだのモナーだのという単語を耳にすれば、
俺だって気になるだろう。
烏合の衆……か。そう思うと不意に愉快な気持ちになった。
「ありがとう。助かったわ」
「お安い御用さ」
「これから、暇?」
「いや、今スロットの途中だ。今食事休憩取って出てきてる。もういかないと」
「……そう。また今度、ゆっくり話しない?」
「ん……ああ……」
「何もとって喰おうってんじゃないから。よかったら来てくれる。今ココで働いてるの」
そう言って、マリは小さな名詞を取り出した。
『Bloody life』と書かれた下に『まり子』とある。源氏名というやつなのだろう。
「気取った店だけど、そんなに高くはないわ」
「そうか。また暇ができれば行くよ」
「ありがとう。それじゃ、スロット頑張ってね」
「ああ。大沢さんによろしくな」
「うん。じゃぁ」
「ああ」
マリの後姿が遠ざかる。
会った瞬間はなんとなく居心地の悪い感じを抱いた俺だが、
そんな感情も今は消えていた。
コートの裾から覗いたマリの細い足首を、きれいだ、漠然とそう思った。
136 :
◆Hb/S.IItwo :03/01/19 20:14
今日は以上です。読んでくれてありがとう。
ほなまた!
137 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/19 20:33
>>1(・∀・)イイ!!!
がんがって下さい!!
しかし、俺の予想より読んでる人って少ないんだな・・・
ちょいショック。
>>137 そんなことないんじゃない?
一般的にROMってる人間は書き込んでる人間の数倍〜10倍くらい
いるだろうって話だから。
点呼に反応した人間の何倍かの人間が見てるだろうってこと。
案外多くの人が見てると思うよ。( ´∀`)
139 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/19 23:25
>>317 その通りっす!見てるだけでカキコしない人けっこういてると思いますよ。俺もいままで見てるだけ〜ですた。そして【10】げと
じゃあ俺が【11】なわけだが、まだ脳内スレにはエントリしてない…。
>>1の文章はどぎつくて心臓弱い俺にはやや苦手な感もあるけど、
ハードボイルドな言い回しとか雰囲気はさいこーだ!!
3行目は気にせず続きがんばってくださいな
141 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/20 03:18
【12】
142 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/20 03:50
【13】だよ
あぶねぇっ!!保全しなくちゃ。
こっち最近見てなかった…
言わしてください。
【14】って。
145 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/21 00:17
とりあえず保全age
続き期待待ちしとります。
146 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/21 13:33
【15】&保全
147 :
( ´∀`)ノ7777さん:03/01/22 01:05
寝る前に保全しときまつ。
ホゼ━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━ン!!!!
149 :
( ´∀`)ノ7777さん:
1レス消費するのが、もったいなくて点呼に参加しなかったけど
【16】
>>137さんが、ガカリしてるそうだから、あえてしてみまつた。
そういう人けっこういると思うな。